FF官能小説スレッド PART2

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33前スレ708の続き
エーコ「う、ウソでしょ・・・ビビ、お願い!返事をしてぇっ!」
ジタン「ククク・・・なに言ってやがる。これはおまえ自身が望んだ結果
    なんだぜ?」
エーコ「え・・・?わ、わたしが・・・?」
ジタン「そうさ、おまえはクイナの家にあったク族に大昔から伝わるという
    秘薬を持ち出し、それを料理に混ぜて俺に飲ませようとした・・・」
エーコ「!?あ・・・・」
ジタン「フフッ、どうして知ってるの?って顔だな。言ったろ?おっさんが
    隙を見せたところを殺るつもりだった、って。おっさんが隙を見せる
    とき・・・それはおまえを見つけたときだ。そこで俺はおまえ達を
    おっさんよりも早く探し出し・・・監視することにした。そうすりゃ
    むこうから寄ってくるだろうと思ってな。ま、俺がおっさんよりも
    早くおまえ達を見つけられる、っていう保証もなかったが・・・
    俺だってタンタラスの一員だ。暗闇での探索はお手の物さ」
エーコ「・・・・・・・・・」
ジタン「そして・・・おれは狙い通りおまえ達を探し当てることができた。
    おまえ達がおっさんに見つかるよりも前にな・・・」
エーコ「そ、それじゃあ・・・ひょっとして・・・・」
ジタン「ああ、話は全て聞かせてもらったよ。さっき俺が言った事も・・・
    おまえ達が俺を正気に戻すためにクイナを捜していることも・・・
    そして・・・俺やおっさんをおかしくなったのは・・・おまえが
    原因だという事もな」
エーコ「そ、それは・・・ちがうの・・・」
ジタン「ほう・・・俺の言ったことになにか誤りでも?」
エーコ「わたし・・・・そんなつもりじゃなかったの・・・ただ・・・
    いつもジタンとダガーが仲良くしてるから・・・・わたし・・・
    ダガーがうらやましくて・・・それで・・・」
ジタン「なんだと?こいつは驚きだ!俺やクイナをこんなところにまで来さ
    せて・・・ビビやおっさんにあんな大怪我を負わせた原因が・・・
    単なるガキの嫉妬だったとはな!ハハハハハ!」

34名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/08/31(木) 19:56
ビリィッ!
エーコ「ひ!?あ・・・・あうう・・・」
ジタン「そんな言い訳が通用するとでも思っているのか」
エーコ「ご、ごめんなさい・・・」
ジタン「謝ったって遅いんだぜ。おまえが許される方法はたった一つしか
    無いんだからな・・・・」
エーコ「な、なにをするの・・・?」
ジタン「ククククク・・・・決まってるだろ。俺を満足させるのさ。
    まずは・・・ん?」
エーコ「え?」
ジタン「なんだ?やけに・・・体の動きが・・・にぶい・・・ぞ・・?
   こ、これは?」

ビビ「ようやくスロウが効いてきたみたいだね・・・」

ジタン「なに!?」
エーコ「ビビ!?無事だったのね!」
ビビ「うん、なんとかね」
ジタン「スロウだと・・・?馬鹿な・・・いくら油断していたとはいえ
   俺が魔法を唱える気配に気付かないはずが・・・・ま、まさか?」
ビビ「そう、そのまさかだよ。僕は魔法なんか唱えちゃいない。この杖を
   つかったのさ」
エーコ「?杖を使ったって・・・どういうこと?」
ジタン「くっ・・・あの時俺に攻撃してきたのは・・・俺にダメージを与える
   ためではなかったのか・・・!」
エーコ「あ・・・そうか、追加効果ね!」
ビビ「あの時・・・ロゼッタの指輪を奪い完全に自分の勝利を確信したジタンは
   わざと僕の攻撃を避けなかった。黒魔道士である僕の攻撃など避けるまで
   も無い、ってね。けど、それが僕の狙いだったんだ。うかつだったね、
   ジタン」
ジタン「ち、調子に乗るなよ・・・スロウなんぞでこの俺が・・・ぐっ!?」
ビビ「無駄だよ、ジタン。スロウは毒や石化と違ってアイテムじゃ治せない。
   魔法しか効かないんだ。つまり・・・魔法が使えないジタンには
   その状態から脱け出す手段が無いってことさ!」
ジタン「フ・・・フフフ・・・・なるほどな。こいつは一本獲られたぜ・・・」
ビビ「ジタン・・・悪いけど僕たちがクイナを見つけるまで動けないように
   させてもらうよ」