61−71の続き。アレクサンドリア城
いつのまにか眠ってしまったか…。近衛兵は目を覚ます…
外は空がうっすらと白く染まる。
隣では「ガーネット」が静かに寝息をたてる。
「ん…」
「…ジ…タン…」
ガーネットの寝言…。
今ガーネットの体に触れたら彼女はどんな夢の続きを見るんだろう?
やわらかく膨らんだ乳房、その頂点を口に含んだ。
解きほぐし、先端の突起を堅くする。
「…ん…なに…?」
夢うつつのガーネット。
目がしっかり醒める前に、脚をひろげた。
昨夜さんざん愛した場所だ…それでも触れたくて仕方ない。
体に余熱が残っている。その場所を指先でひろげ、顔をうずめた
包皮を剥いて瑞々しいピンクの部分を露出させる、
舌先で舐めあげ、揺らしそのたびにふるえた。
この小さな部分が男の陰茎と同じかそれ以上の快楽をえるのかと思うと
不思議な感じがした。
薄いふとももの皮膚の下で筋肉がはりつめ両脚がぎりぎりと頭を挟み
絶頂の近さを伝えてくる。
「ぅ…ク…」
口元から洩れる小さな喘ぎ声…そのとき、急に行為を中断する。
ガーネットは目をさまし、
少女が大好きなおもちゃを取り上げられたような表情を浮かべた、
欲しがるような瞳で男の唇を見つめる、
しかし、その唇は期待に答えずにガーネットの首筋に押し当てられる。
寸前で刺激をとめられた下腿は男の象徴をもとめ男の下腿に絡み付く。
「どうした?ガーネット…」
目が合うとガーネットは半分困ったような表情を浮かべた。
上気しあかく染まった唇からその言葉がもれるのを静かに待った。
「…入れて…欲しい…の…」
「よく聞こえない。」
頬に手をあて目を見つめる。羞恥心を煽った。
「入れて欲しい…」
「どこに、なにを?」
「あなたの……お…ちんちんを私の…中に…」
「……。」
よくできました、と子供をほめるかのように頭をなでて、
まぶたに口付けをする。長くきれいにそろったまつげが唇に触れた。
普段は気丈で気高い女性、
しかし、それも体のほてりとともに従順な一面を見せる。
ほんの一時でも彼女を征服したかのような錯覚を覚えた。
先端を奥へと挿入する、
「あ…ん…」
ガーネットの表情筋が細やかに動き豊かな反応を見せた。
充血したカリの部分にガーネットの上部のひだを擦る、が…
わずかな刺激で、絶頂をむかえそうになり腰が引ける。
「あ…やめないで…お願い」
「……」
「んっ…」
快感を求めて、ガーネットは付近の筋肉に意識を集中し膣壁をしめる、
男根に絡みつき気持ちいい、いや、気持ちいいのはいいんだが…
…あまりに刺激が強すぎる、やばい出そうかも、
どっかで、1回抜いておけば良かった…。
一端、体位を変えて男根を休ませる。
ガーネットをうつぶせにし、下腹部に腕をまわし、
持ち上げる。
そして、人差し指と中指2本の指を挿入した。
「いや…この姿勢恥ずかしい…」
「こことかも見えるから?」
親指の腹がもう一つの入り口の粘膜をそっとなぞった。