1 :
名無しさん@LV2001 :
2001/05/14(月) 00:32
今までのあらすじ…
抜けたクエス党から追われていたヤスミたんは、偶然出会った
>>576 に匿われる。
二人は瞬く間に恋に落ちたが
>>576 はオウガギルドの精鋭であり、ヤスミたんを
ヤスミたんとは知らないまでも、ある程度仕組まれたことだった。
ヤスミたんはその後、同じく抜けてきた皆たんとアッキーに連れられ、◇国へ。
>>576 はオウガギルドを抜け、ヤスミたんを救出に向かう。
刺客を退けながら◇国アルコタワーへ侵入、ヒゲ大将軍の手に落ちていたヤスミたんを救出。
ヤスミたんと
>>576 の逃避行が始まった。
しかし、ギルドの刺客もしつこかった。あっというまに囲まれるヤスミたんと
>>576 。
ヤスミたんは
>>576 をかばって川へ落ちてしまう。
>>576 は何とかかつての同朋を手にかける。
虚しさの中にもヤスミたんの生を願っていた
>>576 はヤスミたんのかつての恋人、
吟遊詩人のサッキーと出会う。風変わりなパーティがここに結成された。
一方、川を落ちたヤスミたんは
>>620 と裕之たんの争奪戦の隙を縫って逃げ出す。
しかし怪我を負った身、疲れ果て山中で倒れこんでしまう。
それを見つけたのはライバル、サザナミ国(今命名)のコジーマであった。
ヤスミたんにおいてけぼりを食らったアッキーと皆たんは◇国にいた。
ヤスミたんへの想いと
>>576 の復讐から絵を描き続けるアッキー。
次第に彼は右顔リノアしか描けないという恐ろしい呪いに侵されていった。
サッキーと
>>576 の風変わりコンビが軍資金調達に精を出している頃、
コジーマに拾われたヤスミたんはファミ痛尋問官の要求で対談をすることになった。
この前後に各ギルドが一斉蜂起。勢力分布が激動する。各ギルドはヤスミたんを手にするため
コジーマの隠れ家へ。アッキー画伯至上主義者達は各ギルドを取り込む作戦に出た。
裕之たんはというと、ヤスミたんを探していたが方向オンチなのか魔峰ニチャンに
足を踏み入れてしまっていた。襲いくる吹雪、倒れてしまった裕之たんを助けたのは
毛むくじゃらの伝説の魔物「NIKA」こと
>>629 だった。
サッキーと
>>576 もヤスミたんの情報を紫のバラの踊り娘アミーゴから手に入れる。
はやった
>>576 はサッキーが止めるのも聞かずコジーマの隠れ家へ。
サッキーは石板もんじゃ「みっちゃん」へ向かい、イワタんに連絡をとった。
◇国ではのむたんは正室の座を狙い、あれこれと画策していた。
ノジたんはナンバー1の座を守るため、ヤスミたん抹殺へと闇に消えた。
そして、右顔リノアしか描けなくなってしまったアッキーは河津伯爵からラブコールを送られる。
アッキーは迷った挙句河津伯爵のもとへ下った。
皆たんは失意の日々を送っていたがイワタんからの連絡で「みっちゃん」へと向かう。
コジーマと対談を終えたヤスミたんは
>>576 を想い切ない夜を過ごす。
思わず慰めてしまったその時、
>>576 が現れる。喜ぶ二人。
しかし逃避行する間もなくオウガギルドがふたりを囲み、
>>576 の正体が明らかになる。
逆上するヤスミたんは
>>576 を刺し、ひとり山中へ。
アミーゴとトモーミが見守る中、皆たんが◇国から「みっちゃん」に駆けつける。
アッキーは河津伯爵とカードゲームをしながらまだ揺れ動く自分の心に戸惑っていた。
ボートから降りた後「みっちゃん」を横切る二人。皆たんがアッキーに声をかけるが
アッキーはこれに応えなかった。
一方、傷を負った
>>576 はレジスタンスの諜報員
>>678 に助けられる。
ヤスミたんの笑顔を守るためレジスタンスに協力しろという
>>678 の要請を断り、
>>576 は一人で探しつづけることを決意。
裕之たんはNIKA
>>629 に抱きかかえられ、魔峰ニチャンを降りていた。
途中、灰色の獅子過激派に囲まれ、裕之たんをかばった
>>629 が倒れる。
絶体絶命のピンチに姿を表したのは、傷ついたヤスミたんを乗せたノジたんだった。
◇国内ではヤスミたんの動向について噂が飛び交っていた。
アッキー至上主義者
>>807 は、アッキーとヤスミたんのコンビ復活を夢見て◇国に潜入、
中枢部でアッキー変貌に関する重要な情報を手に入れた。
ヤスミたんに関する手がかりを得られないまま、
>>576 は「みっちゃん」へ辿り着いた。
>>576 を見つけるなり詰め寄る皆たんを止め、サッキーはみっちゃんに合図を送る。
FFには欠かせない飛空挺が登場する時がいよいよ来た…
6 :
登場人物 :2001/05/14(月) 00:36
ヤスミたん…本作ヒロイン。多数の人物・団体に狙われていたが、ノジたんの手中に。
アッキー…ヤスミたんの失踪後、
>>576 を恨み一時ヒゲの手先に。
右顔リノアしか描けないという呪いにかかっている。現在河津伯爵配下だが…
ノムたん…◇国の絵師でありヒゲの側室。正室の座を射止めんとヤスミたん入内阻止を画策
ヒゲ大将軍…◇国の実質的支配者。最近出番がないが故に不気味
ノジたん…ヒゲ派実力者。ヤスミたん暗殺に奔走していたが、傷ついたヤスミたんを保護。
ついでとばかりに魔峰ニチャンでピンチを迎えていた裕之たんも保護
河津伯爵…◇国有数の貴族。「ン」口調の持ち主。かなり強引だが、その強引さ加減で
アッキーの疲れた心を射止めた(?)。ユーザーフレンドリーには程遠いらしい
小林トモーミ…◇国絵師。河津伯爵の養女でもある。カースト出身で根拠のない妄想を展開
裕之たん…あるプロジェクトのためにヤスミたんを必要としていたが、どんどん違う方向へ
皆たん…ヤスミたん、アッキーを失い、傷心だったが「みっちゃん」でサッキー、イワタんらと合流。
その矢先、アッキーを発見。今後の展開は? 唯一の良識派であり常識派
サッキー…どこまでもマイペースな吟遊詩人。ヤスミたんの昔の恋人。曲のタイトルはヘンなのが多い
イワタん…サッキーから連絡をもらうことのできる唯一の人物。昔は一緒に仕事をしたらしい
みっちゃん…石板もんじゃ「みっちゃん」店主。かつて◇国民だったが現在はのんびりともんじゃを焼いている
柴田アミーゴ…天性の踊り娘。紫のバラを口にくわえて登場。泥沼関係が好き
コジーマ…ヤスミたんのライバル。映画オタク。出番はもうないのか?
ファミ痛尋問官…ヤスミたんとコジーマの対談をセッティング。レジスタンスとは因縁の仲である
デンゲキキング…「灰色の獅子」と長年小競り合いをしている。名前だけ登場
>>576 …ヤスミたん以外アウトオブ眼中(古)の一青年。オウガギルドの精鋭であったが、突然出奔。
状況をうまく説明できず、ヤスミたんにキレられ大ケガを追った。
>>678 …失意の
>>576 を拾ったレジスタンス諜報員。どこでもハイヒールを履いている?
>>629 …NIKA。けむくじゃら。倒れていた裕之たんを救出。裕之たんの盾となって死亡
>>601 …600のキリバンを取り損ねた。「灰色の獅子」でも穏健派。上層部を動かす力あり
>>718 …伝説系旧派代表。無名の頃からヤスミたんを支持してきた自負がある
>>702 …穏健派代表。数こそ多いものの抗争に疲れ離脱する者多数の自派勢力を憂慮している
>>666 …戦略系新派過激派代表。持久力結束力が武器だが時に盲信が暴走を招くことも
>>726 …ギルド分裂によりヤスミたんへの愛に目覚めた一青年
>>736 …「灰色の獅子」上層部
ギルドの内情
オウガ信者ギルド…最大派閥だが三大会派の均衡が崩壊、非常に不安定な状態となっている。
会派には伝説系旧派、戦略系新派、穏健派がある。
>>722 -723
灰色の獅子(FFTマニア)…三大ギルドでも割とヤスミたんへの愛着は弱い?
過激派がプロジェクト頓挫と戦術第2巻執筆をヤスミたんに要求するため暗躍中
>>707 ベイグラディエーター(レジスタンス)…少数派。ヤスミたん至上主義。
ヤスミたんと
>>576 の双方を手に入れるため行動を始めるが、
ファミ痛尋問官との確執により微妙に方向が違ってきている。
>>677 アッキー画伯至上主義…アッキーの画集を夢見つつ支援を続けてきたギルド。
アッキーが河津に連れ去られてしまったことにショックを受けている。そのため、
各ギルドのアッキー派と連携を開始。アッキーとヤスミたんの保護を目指す
853 名前:名無しさん@LV2001 投稿日:2001/05/13(日) 22:21
第5章 「混沌の果て」
バラバラという豪快な音をたて、飛空挺「??」(名称不明)は空を飛んでいた。
窓から外を覗くと、見えるのは空や雲。
数日降り続いた雨は上がり、眩しいくらいの陽の光が下界を照らし出している。
遥か彼方には魔峰ニチャンが見えた。
「これが飛空挺からの眺めか・・・」
腫れた頬を氷で冷やし、
>>576 はつぶやいた。乗り込む時に皆たんに殴られたのだ。
皆たんは
>>576 とは対角線上に操舵室の隅にいた。
「ちょっと感動しただろう。みっちゃんに感謝しろよ。
>>576 」
サッキーが言うと、みっちゃんははにかんだ笑みを見せる。
「まあ、少しはお役に立てればと思って…サッキーさんにはお世話になりましたから?」
「一体何したんですか、サッキーさん…」
「いいじゃないか、イワタん。さて、
>>576 。選択の時間だ。皆たんもな」
またイワタんを適当にかわしながらサッキーは
>>576 に向かいあった。
もうすっかりこの話のガイド役となってしまっているサッキーである。
「この飛空挺”名無し”号(名前ないんだよな、募集中だ)で探せばヤスミたんを
見つけるのは少しは早くなる…。手持ちのカードを全部見せればもっと簡単に見つけることが
できるだろう。だが」
ごくり、と
>>576 は唾を飲み込んだ。サッキーの眼光が鋭く光ったような気がした。
「だが今一度決めてくれ…本当におまえがこの旅を続けたいと思っているか、どうか」
静まり返った操舵室。バラバラというエンジンの音ばかりが響いていた……。
失敗した・・・登場人物とあらすじは
>>2 -8と付け足すのを忘れた・・・
逝ってきます
おおっ!
>>1 -10たんご苦労様〜
でも今日は人いなそうだけど、きっと君の遺志を継いでくれる強者が現れるはず。
おお!お引越しお疲れ様! いいサブタイトルもありがとう!
13 :
1 :2001/05/14(月) 01:03
>>11 、
>>12 ありがとう。スレ引越し初めてなので間違ってないか心配だけど・・・
皆でマターリと続けていってください
1たん、どうもありがとう。
君の屍を越えてゆくよ!それでは…
サッキーの強いまなざしに思わず
>>576 はたじろいだが、意思は既に固まっていた。
『必ずヤスミたんを救い出す。たとえ許してくれなくても、謝らなければ……』
>>576 は強く頷き返した。
サッキーは少しだけ顔をほころばせ…
「…じゃあ行くよ。◆国本拠地、アルコタワーに!」
サッキーの言葉にええっ!?と飛空挺内に動揺が走る。
「アルコタワーって…ヤスミたんの行方も判らないのに!?」
イワタんが声をあげる。
「どういう事なんだ、サッキー!?いきなり本拠地へだなんて、危険だ!」
>>576 も理解出来ないといった面持ちでサッキーに詰め寄った。
皆たんは顔を上げてじっと様子を窺っている。
「まあまあ、落ち着いて。…そもそもヤスミたんの行方が全く掴めないのは
妙だと思わないかい?ヤスミたんをとりまくギルドが、あれだけ東西奔走して
何一つ掴めていない様子だ。一方、おかしな事に◆国本拠地アルコタワー
ではヤスミたんの行方が解らないというのに、呑気に舞踏会を催している。
……あのヒゲ大将軍があのまま放っておく訳が無い。…だとすればおそらく、
ヤスミたんの行方について何か知っているんじゃないかと思ってね。」
なるほど……イワタんと
>>576 はサッキーの説に思わず感心したが、
皆たんは『それはちょっと強引じゃないかサッキー…』と心の中でツッコミを
入れていた。みっちゃんは何故か後ろで笑っていた。
そんな皆たんの心中を見透かしたかのように、サッキーは向き直り、
「まあ、いつまでも話し込んでいても仕方ないしね。行動あるのみだよ。」
と軽い調子で嘯き、遠くを見つめた。
「…御覧。アルコタワーだ。」
そのはるか前方に、少しづつ壮大なアルコタワーの姿が見え始めていた。
その姿をみっちゃんは懐かしくも少し複雑そうな顔で見つめていた。
長くてエラーに…。
ああ、ごめん。◇国だったね。思わず黒い方を入力してしまったよ。 鬱だ…。
これ、アルコタワーじゃなくて、東京都庁じゃないかッ! と、ヤスミたんを探して一人別行動を取るラムザは、 ガセネタつかんで新宿に逝ってしまっていた。 アビリティ「さけぶ」でBrave+10、物理AT+1、魔法AT+1。
魔女の力を継承したノムたんは暗闇の中で呟く。 「鏡よ鏡、世界でいちばんラブリーなクリエイターはだ〜れ♪」 「はい、それはヤスミたんで御座います」 ガシャン。正直者のラーの鏡たんは砕け散った。 「おのれェェーあやつまだ生きておったか!?さてはノジの奴、ヤスミたんの 愛らしさに心奪われトドメをさせなかったのか!?ムキー!!」 砕け散った鏡になおもエンドオブハートを叩きつけるノムたん。 「折角ボクちゃんの呪いで、アッキーをリノアしか描けないようにしたのに! これじゃあFF総ラブストーリー化計画が失敗してしまうではないか!!」 もう他の者にまかせてはおれん。ノムたんは黒いマントを脱ぎ捨て戦闘服に着替えた。 ちなみにノムたんの戦闘服は、ブルーのロングカーディガンから 女子大卒業式風、背中がセクシー大和撫子服に新調したばかりである。 これを着こなせるとは・・・・・さすがセクシーダイナマイツなノムたんである。 胸に詰め込んだ水風船が割れないように固定すると、ノムたんは身をひるがえした。 「さあ、戦いの刻はきた!どちらが真にヒゲ将軍正室の座に相応しいか 決着をつけようではないかッ!!」 ディスク1最大の見せ場がここに訪れようとしていた・・・・・。
20 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/14(月) 20:01
22 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/14(月) 20:24
ま、まだDISK1なのか… DVD版ですか?CD-ROM版ですか?(笑)
21さんの鋭さに悶絶する僕。Brave-5。
のむたんは着物の裾を翻し、ノジたんの開発室へ向かった。 ノジたんの開発室はアルコタワーの東、蔦の絡まる塔最上階だった。 「のォーじィーまァーたーん」 ハートマークを飛ばしながら、ノックもしないで部屋に入る。 「…………」 愛らしいのむたんを、ノジたんは冷たい瞳で見下した。 ノジたんとのむたんは、表向きは同じ派閥に属しているように見えたが、 その実、FF8で確執を残し、内心憎みあっていたのだ。 ノジたんは自分の手がけたFF8が破綻したのは、のむたんのリノア脚本集のせいだと思っているし、 のむたんはせっかくリノアというすンばらしーヒロインを用意しながら、使いこなせなかったのはノジたんのせいだと思っていた、 部屋の隅の仮眠ベッドに、ヤスミたんは目を閉じて横になっていた。そのベッドの横にノジたんが黒甲冑で立ち尽くしている。 「やほー★ヤスミたん。おヤスミたん(爆笑)かな?」 返事がない。軽い寝息を立てて、どうやら眠っているようだ。 「ノジたん、おとなしくヤスミたんを渡してもらおうか」 途端に殺意を剥き出し、のむたんは牙を向いた。ご自慢の茶髪が逆立つ。 「………断る」 「キィィィィ―――ッ!一介のシナリオ書きがキャラクターデザイナー様のぼくに逆らうつもり!?」 職種差別を剥き出しにするのむたん。 その時、横たわるヤスミたんのただならぬ状態に気づいた。 額に天野喜孝デザインのFFロゴの紋章がへばりついている。何らかの魔法の力を使われようとしていたのだ。 「………術の邪魔だ。帰れ」 「ま……まさかノジたん、封印したあの技をまた使うつもり!?」
ノジたんの唯一にして最大の必殺技、それは『記憶喪失』だった。 ◇国に亡命するきっかけとなった出世作『ヘラクレスの栄光III』 そして『FF7』『FF8』。 その全ての主人公らが、何らかの形で記憶を失っているのだ。シナリオライターとしてはかなりの荒業と言えよう。 「や…やめろノジたんッ!!その技を使えば今度こそユーザーが、そして坂口様が黙っていないぞッ!!」 『FF8』の記憶喪失に至っては『実は全員知り合いだった』という脳味噌沸騰ビックバン級のオチになってしまい、 さすがにユーザーが秒速300メートルの勢いで背後に引いてしまったのだ。 ノジたんはリノアの痛手と共にその技を封印した……はずだった。 「………ヤスミたんが……シナリオさえ書けなくなれば……私はそれでいい。 ……………命まで奪うつもりは……」 「やめるんだノジたんッ!色香に迷うたか!? そんなことをすれば…必ず禍根になるぞッ!!」 興奮したのむたんの、右胸の水風船がパシャンと弾けた。 「この技を……使うのは……これで最後だ…………………………………多分ね」 のむたんの制止が間に合わず、ヤスミたんの額のFFロゴ(天野喜孝デザイン)が青く光り始める。 そして、ヤスミたんの体が宙に浮いた。 (ここから五分間のCGムービーをお楽しみください)
26 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/14(月) 22:45
同時刻。「デート、1回」の言葉と共にエアリスが復活した。
27 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/14(月) 22:49
前スレの1ですが、このスレほど、『思い通りにならないのが世の中だなんて』実感したことはないです。 『あきらめました。』
>>27 時代も人も不変なものは何ひとつなく・・・・・
29 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/14(月) 23:08
御愁傷様です。>前スレ
>>1 =
>>27 様
でもこれはこれで楽しいのではないかと。
>>27 (1)
とても楽しいスレに育ちました。
ありがとう。
33 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/14(月) 23:14
あ、タクティ久しぶりー! 元気だった? なんだよ、なんだかんだ言ってFF12楽しみなんじゃないかよ。
前スレ
>>812 の続き
アルコタワーに走った震動に、
>>807 は顔を上げた。
アルコタワーは通常、静寂に包まれていると前情報にはあった。
たまに無意味な宴会・・・晩餐会が開かれることはあるらしいが。
ドーンという音。そして、バサバサという何かが吹き荒れる音。
>>807 は天井を見上げた。
「…何だろう…でも、時間は無駄にできないッ」
一刻も早くこの情報を仲間達に報せる必要があった。
動揺する◇国民をいいことに、
>>807 はアルコタワーを脱出する。
彼は知らなかった。
ヤスミたんがノジたんに捕われていたことを。
そして、今この時がヤスミたんにとって最大の危機だったことを。
ムービーはまだ続いていた……
36 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/14(月) 23:27
「バカなッ!」
>>666 (前スレの)は叫んだ。
オウガ信者ギルド辺境の地、魔山『ニチャン』に戦慄が走った。
彼らは見た。
その山を切り崩し『奴』が復活するのを……。
「あいつは……封印されたのでは無かったのか!?」
封印は不完全だったのかもしれない。
走り出した物語はかの者を召還してしまった。
いや、すべては予め仕組まれたことだった。『奴』の誤算と共に。
伝説の狂信者『屍術師タクティ』は、重い地響きと共に復活した。
37 :
で、 :2001/05/14(月) 23:45
最終章『すくいきれないもの』
もう最終章だなんてヤダーン。
その頃になって、ようやくギルドメンバーたちも気付き始めていた。
「おかしい……これほど情報を集めてもヤスミたんの痕跡一つ見つからないとは…。」
もしや、ヤスミたんは既にこの世の人では……ギルドメンバー達は嫌な想像に不安を感じていた。
ちょうどその頃、東の空…すなわちアルコタワーの方角から青白い光が流れてきていたのだが、
地下に潜伏している
>>666 や
>>718 は気付く由も無かった。
同時刻、
>>807 はギルド本部に向かってひた走っていた。
自分が見たものがなんなのか、知る由も無かったが、重大な何かが起きていることだけは
確かだった。アルコタワーにすべての鍵があると、
>>807 の本能が告げていた。
ムービーはまだ続いていた。5分間では全然足りなかった。
――場面転換。 アルコタワー空中庭園、一面の花が咲き誇っている。(BGMアイズオンミー) その中心、花に負けない可憐さのヤスミたんが、一輪の花の香を楽しんでいた。 割と忘れかけられていた裕之たんが、その美しい光景に思わず近づく。 「……ヤスミたん?」 ヤスミたんの雰囲気がおかしい。嫌な感じではない。 普段の神経質なクリエイターっぽさが抜け、とても柔らかい微笑を浮かべているのだ。 ヤスミたんは小首を傾げ、裕之たんに向かい、言った。 「あなたは誰?」
そういやアッキーはあのままなのかな。 誰かカムバックさせてあげて。
「な…なんだったんだ、さっきの地震は!?」 アルコタワー内部は騒然としていた。だが、それがただの地震では 無かった事に気付く者は少数だった。しかし… 「……今のはまさか!……封印したはずのあの技を使ったというのか!?ノジよ。 ヤスミたんを秘密裏に捕獲したという情報は入ってきていたが……これ以上の 勝手は許さん!!!」 将軍坂口は怒りに吠えた。 「ノジを呼べ!!今すぐにだ!」 一方、河津伯爵の元に下っていたアッキーも、先ほどの激震にただならぬものを 感じていた。何か嫌な予感がする……何か…。 「……ヤスミたん?ヤスミたんに何かが起こった……?」 それは確信だった。この瞬間、ヤスミたんから受けたショックの為に霞がかって いた脳が一度にクリアされた。愛がノムたんの呪いを撃ち破ったのだった。 「こうしている場合じゃ無い。早くヤスミたんの元へ行かなければ!!」 部屋の中に散乱している右顔りノア絵を踏みつぶし、アッキーはヤスミたんの元へと 向かった。
でもまだヒゲ将軍との契約による呪いは解けず、
右顔・オタク向けの絵しかかけないアッキー。
>>807 、がんばれー
「Disc2をセットしてください」 1枚絵は何だ?
46 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/15(火) 13:40
のむたんの満面の笑顔。
すみっこにラムザ。
愛の力で、アッキーはヤスミたんの元へとたどり着いた。
ヤスミたんはまだ花畑で、裕之たんとマイムマイムを踊っていた。
「マーイムマーイムマーイムマーイムマーイムマーイムレセッセー」
アッキーは懐かしさに涙をこぼした。
河津伯爵の元に下ろうとも、一日も忘れたことの無い、ヤスミたんの笑顔がそこにあった。
憎い
>>576 もいない。孤高で誇り高いヤスミたん……いや、違う。
「ヤスミたん!」
アッキーが大声で呼んだ。呼びながら走り近づいた。
ヤスミたんはひどく緩慢に振り向く。まるでそれが自分の名前だと気づいていないように。
「ヤスミ……たん?」
「吉田さん、ヤスミたんの様子がおかしいんです。まるで記憶を失ったみたいで」
「伊藤さんもいつまで手を繋いでるんですか!しっしっ!」
記憶――、やはりノジたんは封印したあの技を使ったのだ。
「あなたは誰?」
ヤスミたんは笑顔でアッキーに尋ねた。
「俺は――」
俺ですよ松野さん。いつもあなたのゲームの絵を描いている俺なんです。あなたに誘われてここまで着いてきた俺ですよ。わからないんですか?
そう叫ぶ代わりに、アッキーは、嘘をついた。
「俺はアッキー。あなたの恋人です。俺たちは結婚するんです」
悲しい嘘をついてしまった。
>>46 &
>>47 どういう組み合わせだよ、そりゃ(爆笑)
それにしてもこの小説おもしろい。
FF12のマニアックなチョイ役と、 このスレッドのマスコット(おもちゃ)目指して頑張ってます! 東京都庁からアルコタワーに向かおうとして、 またガセネタつかんで、 武蔵浦和駅前のラムザタワーに来てしまったラムザより。
ラムたんがんばれー★ 次は横浜ランドマークタワーが待ってるメテオ★★ (東京ですらない)
武蔵浦和は既に東京じゃないから大丈夫!(何が) つーか、ここ住みたい。。。 ここに住めたら、ヤスミたんと離ればなれでもいい。。。 ラムザタワー。。。
微妙にFFT組が侵食してきたな。 ベイグラ派もガンバレ。
が、がんばるぞー
「なんだったんだ!?今の光は……?」
飛空挺(イカした名前が思い浮かばん…)でも一騒動が起こっていた。
なにか良く無い事が起こっている…
>>576 は胸騒ぎがした。
サッキーは眉根を寄せてするどく振り返る。
「……みっちゃん。あの光はまさか…!」
「間違いない、あれはノジたんの十八番だ…。」
みっちゃんが重々しい口調で頷き返す。元◇国住民であったみっちゃんとサッキーは
その恐ろしさをよく知っていた。そのあまりの力に◇国が傾きかけた程の威力を。
イワタんもハッとしてアルコタワーを見た。
「どうしたんだ、サッキー!?ノジたんの十八番って……?」
>>576 にはさっぱり解らなかったが、他の3人の顔色から大変な事態になっているの
は想像に難く無かった。
「……もう、遅いかも知れない。だがこのままにはしておけない。
>>576 、覚悟を
しておいてくれ。……君には辛い事になるかも知れない。」
サッキーはいつになく神妙な面持ちで
>>576 を見つめていた。
>>576 は戦慄していた。
その頃、アルコタワーを脱出した
>>807 は、無事ギルド本部に辿り着いていた。
「アルコタワーに何かが起こっている。おそらくはヤスミたんに関する何か、
◇国を揺るがす程の何かが…。」
>>807 の言葉にギルドメンバー達は一路アルコタワーを目指した。
だが、アルコタワーで起こっている恐ろしい事態を彼等は知る術も無い。
◇国本拠地、アルコタワーに各勢力が集結しようとしていた。
だがラムザはさいたま市武蔵浦和のラムザタワー付近をうろうろしていた がんばれ迷子の灰色の獅子
「いけない…このままじゃ私達の計画がッ!!」
ベイグラディエイター
>>678 は焦っていた。その特殊な情報網でいち早くアルコタワーの
異常を察知していた彼らだったが、予期せぬ展開に為す術も無かった。
「私達はヤスミたん至上主義…。だけどッ…!ヤスミたんが記憶を失っては元も子も
無いわッ!ヤスミたんの記憶があってこそ、すばらしい作品が生み出されるというのに。」
ヤスミたんがクエス党に戻ろうとも、◇国に居ようとも構わない。放浪者の物語の続編を
作る必要も無い。ただ、その才能を今後も活かし続けていってくれるのであればそれで構わない。
「ヤスミたんの記憶を取り戻して、
>>576 ……。貴方の役目はまだ終わっていないわ。」
飛空挺が今、アルコタワーの上空に姿を現した。
「……?」 小首をかしげるヤスミたんをアッキーはじっと見つめた。 一面に揺れる花々。 「……」 「なに、聞こえない……」 小さく口を開きかけたヤスミたんの言葉をアッキーは待った。 その時空中庭園に震動が走り、CGで描かれていた花々は姿を消した。 あまりのまぶしさにヤスミたんとアッキー、横で見ていた裕之たんは目をつむった…
気のせいではない。書き手のレベルもどんどんアプしている。
ヤスミたんかーいい。
61 :
576 :2001/05/15(火) 20:42
どうなっちまうんだ。俺とヤスミたんは。
「見えたぞッ!アルコタワーだ!!」
舵を取っていたみっちゃんが叫んだ。
「焦るなみっちゃん。――注意深く近づくんです」いわたんがいなす。
見た目は優美だが、難攻不落の要塞と呼ばれたアルコタワー。
空中からの侵略について何の軍備もしていないとは考えられなかった。
「ヤスミたんッ!」
>>576 は甲板から身を乗り出し、眼下のアルコタワーにヤスミたんの姿を探した。
「危ないぞ
>>576 ッ!落ち着けッ!!」
落ちそうな
>>576 をサッキーが押さえた。
「間違いないッ!ヤスミたんは……この下にッ!」
ああ――遥か視界の下。豆粒ほどの大きさのヤスミたんの姿を、
>>576 は見つけた。
腕で抱くように庇う、アッキーの姿も。
舞い上がる花びらが遠く風に乗り、飛空挺の甲板まで届いた。
「ヤスミた―――んッッ!!!!」
飛空挺の轟音にかき消され、その声は届くはずもない。
だが、ヤスミたんは空を見上げた。見えるはずもない
>>576 を見た。
「もっと近づいてくれ!」
「だめだッ!これ以上は危険だッ!!――危ないッ!」
サッキーが
>>576 を突き飛ばした。
二人がいた場所に、高い音を立ててオレンジ色のクーピーが突き刺さった。
「まだだッ!立ち止まるなッ!!」
甲板を転げるように逃げる二人、その軌跡に次々とクーピーが刺さってゆく。
>>576 は、クーピーを投げた主を見ようとして空を見た。
その眉間に、水色のクーピーが真っ直ぐに放たれる。
「ッ!!!」
間一髪、みっちゃんの投げたもんじゃへらがそのクーピーを弾いた。
「――ふ、まだ腕は鈍っていないようだね」
「お前は!?」
バサッ、バサッ。
ユウナコスプレの妖艶な魔女のむたんが、黒チョコボに跨りクーピーを構えていた。
「そんなおんぼろ飛空挺で、偉大なるアルコタワーに侵入しようとは笑止。
坂口様のご命令だ。我がクーピーに串刺しにされ、空の藻屑と消えるがいい」
ユウナ姿に呆然とするメンバーを尻目に、
>>576 がのむたんに向かって叫ぶ。
「待ってくれ!俺はヤスミたんさえ戻ってくれればいいんだッ!!」
「もう遅いわッ!!」
乱れ飛ぶクーピー。
「迂回しろみっちゃんッ!!」
「了解!北北西に進路変更ッ!!」
アルコタワーから離れようと、飛空挺が進路を変える。
続きは?
あ、書かれちゃったか。
>>66 予みたいー。
被ってもいいからアプしてー。
68 :
66 :2001/05/15(火) 23:12
>>67 分岐すると収拾つかなくなるからおまけで読んでなー。リクエストありがとう
◇国の対空ミサイル「クーピー」が一斉に火を吹く。
アルコタワーを目指していたギルドメンバー達はその威力の凄まじさに足を止めた。
立ち竦む者。がっくりと膝をつく者。誰もが恐怖を感じずにはいられなかった。
「サッキー! サッキー!?」
サッキーに突き飛ばされ九死に一生を得た
>>576 は顔面蒼白になりながら
周囲を見回した。甲板は揺れに揺れ、立ってなどいられない。
また、自分の不注意で誰かを傷つけるのか……!?
>>576 は必死になってサッキーを探した。飛空挺(名前…)から落ちてしまったのだろうか。
「おーい…
>>576 」
>>576 がそう思った矢先、足元で声がした。甲板に穴がわずかに開き、サッキーはそこに落ちたのだ。
「サッキー、死ぬな!」
「人を勝手に殺すな…まだ物語は始まったばかりだぞ。おい
>>576 、引き上げてくれ」
こんな時にもひょうひょうとしているサッキーに
>>576 は手を貸した。
貸した手に全体重をかけられ、逆に転げ落ちたのは数秒後だった。
「このままじゃ…打ち落とされるのが関の山だ…」
操舵室に駆け込み、スクリーンを凝視する。クーピーの集中砲火に飛空挺はおされていた。
だが、ヤスミたんは助けたい。助けなければならない。
「方法はあるぞ」
操舵室の隅から声がした。皆たんだった。
69 :
66 :2001/05/15(火) 23:14
本筋は
>>64 だよー。
しかし、このスレが576までこのままいったら
名前はどうなってしまうんだろうか?
ソボクなギモン。
70 :
64 :2001/05/15(火) 23:17
>>68 面白いー!
方法が気になるハァハァ
皆たんが某ドラマの脇役みたいでイイ!(・∀・)
じゃ、
>>64 が本筋ってことで続きを。
それにしても□って会社はホント妙な愛され方してんなー。
エニクス題材にここまでやろうと思わんし。
72 :
64 :2001/05/15(火) 23:18
ああ、上げてしまった。失敬。
>>71 変に社員が露出狂だから、突っ込みを入れたくなるんだね。
エニクス題材だと、ヒロインはやはりほりいたんなのかな・・・。
>>64 ありがとう。
方法は次の人に考えてもらうつもりだった(w
北北西には何があるワクワク
「嫌だッ!ヤスミたんを目の前にして帰るなんて嫌だ――ッ!!」
甲板から飛び降りようとする
>>576 。その襟をつかむ皆たん。
「馬鹿野郎ッ!!ドラクエじゃないんだ!こんな高さから飛び降りたら死ぬぞッ!?」
「案ずるな……ヤスミたんもすぐに後を追わせてやる……」
一方、アルコタワー周辺にも続々とギルドメンバーが集まっていた。
その列は目黒駅から、権田坂方面を埋め尽くす勢いだった。
「ヤスミたん」「ヤスミたん」「ヤスミたん」
呪文のように皆が呟いている。
坂口大将軍は、屋上から飛空挺を、そして地上を見下ろしていた。
いい迷惑なのは、アルコタワーに籍を置いている◇以外の会社であった。
76 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/15(火) 23:29
>>73 ヒロインが堀井たんだと妙に違和感があるような?
じゃあヤスミたんやノムたんが、いいんかと言われると………
(・∀・)イイ
「こ、この騒ぎはなんなんだーーーー!!!!!」 「きゃあああーーー!!!」 逃げ惑うのは 『アルコ・クリニック』の医院長と看護婦達であった。
>>75 の少し前。アルコタワー最上階・特別ルームにて。
「……ノジ。何故お前がここに呼ばれたか、その理由は判っているだろうな?」
限り無く冷たい眼差しで坂口将軍はノジたんを見下ろしていた。
「……わかって……います。」
背筋が凍り付くような恐怖に駆られながらも、ノジたんはなんとか答えた。
「大方自らの地位を脅かすヤスミたんの存在を畏怖しての所業だろうが、この私に
一言の断りも無く勝手な真似は許さん……。」
口調こそ穏やかだったが、その内に秘めた強い怒りはノジたんにひしひしと
伝わって来ていた。黒甲冑の中で幾筋もの汗がつたう。
……もはや俺もここまでか……?
このままこの部屋で消されるかも知れない…そんな事を考えた。
「……だが、お前にはこれまでの素晴らしい功績が有る。ここでお前のような
優秀な部下を失うのは◇国にとっても大きな痛手だ。……チャンスをやろう。」
思わぬ坂口将軍(ヒゲ)の申し出にホッと一息つくノジたん。
しかし、後にノジたんはその条件を呑んだことを後悔することになる…。
内容については誰か考えて。
『そろそろ……か』
黒チョコボで宙を待っていたのむたんは、段々と高いところが怖くなってきた。
「ふえーん。怖いよー」
元より、のむたん自身がこんな雑魚相手にまで出てきたのは、時間稼ぎのためだった。
「今ですッ!坂口様ッ!!」
ドコモの携帯でヒゲ将軍に連絡を取る。
ヒゲ将軍は頷き、そのボタンを押した。
ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
アルコタワーの最上階が割れ、最大の対空地砲がその全貌を現した。
「あ・・・あれを見ろ!」
サッキーが先に(シャレじゃないよ)気付いて、それを指差す。
「な・・・・!」絶句する皆たん。
「げえ!あれはッ!!」
それは、全長300メートルにも及ぶ、巨大なコカコーラであった。
その巨大さ故に充填まで時間が掛かる。のむたんはその時間稼ぎをしていたに過ぎなかった。
「あれは伝説のコカコーラ砲・・・!!
あんなもんをまともに食らったら、骨まで溶けちまうぞ!!」
ヤスミたんを餌に、オウガ信者たちと
>>576 らを一気に片付けてしまうのがヒゲ将軍の目論見であった。
「全出力で逃げるんだッ!!」
コカ・コーラ砲が炭酸を吹いた。
茶色の本流が飛空挺を直撃する。
そして、アルコタワーに群がる信者たちを、溶かしながら流し去ってゆく・・・。
81 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/16(水) 00:47
第二部「争いの爪痕」
………………………
………………………
………………頭が痛い。
>>576 は物音で目を覚ました。………ここは、何処なんだろう?
まだぼんやりと霞む視界の中で、人影を見い出す。
「……ああ、気が付いたのか。良かった…。一週間も目を覚まさないから
このまま死ぬんじゃないかと思ったよ。」
サッキーが穏やかに微笑みながら
>>576 に薬湯を渡した。
「ああ、まだ自分の置かれた状況が解っていないみたいだね。…一週間前、
僕たちはアルコタワー上空で、コカ・コーラ砲の直撃を受けたんだよ。
幸い死者は出なかったけど、君は重傷を負ったんだ。他の3人…みっちゃん
や皆たん、イワタんも無事だよ。皆たんは腕を骨折して安静にしている。
………飛空挺はダメになったけどね。九死に一生を得たってところかな。」
>>576 はぼんやりとサッキーの話に耳を傾けながら、なにか大事なことを
忘れてしまっているような気になり、記憶を順番に辿っていた。
「……ヤスミたん。ヤスミたんははどうなったんだろう?」
ふと、思い出して
>>576 はサッキーに尋ねた。
「……ヤスミたんなら、多分無事だ。良くも悪くも……アルコタワーなら
命を奪われることは無いだろう。坂口大将軍の目が行き届いているからね。
さて、まだ病み上がりなんだ。あとでゆっくり話をするとして、君は
もう少し眠っていた方がいい…。」
この時、
>>576 は自らの周囲の事にのみ気を取られていて知る由も無かったが、
コカ・コーラ砲による打撃はギルドをほぼ壊滅状態にさせるほどの物であった。
第一勢力を誇っていたオウガギルドは、その精鋭の殆どをコカ・コーラ砲に
より失い、残った者も坂口大将軍の手の者により、次々と消されていったのである……。
灰色の獅子、ベイグラディエイターなどの第二、第三勢力はその場に居合わせなかった為
痛手を被ることは無かったが、◇国の凄まじい弾圧により、その活動を完全に地下へと移していた。
ここに来て、勢力図は原形を留めぬ程に大きく様変わりしていたのである。
ageてしまった、スマン。
FF流松野…っていうより、オウガ流松野のような気も? 登場人物のややこしさとか。
一人だけ浮いてる僕とか♪
>>79 の続きから
バスタードソードを握る手にじっとりと汗が滲む。
命令を受けてから一週間が経とうとしている。
ヒゲ将軍からは「期限は問わない」と言われたものの、放置するわけにもいかなかった。
『なあノジ・・・。私はヤスミたんを正室に迎えようと思っている』
『…………』
『わかるな。“アレ”は邪魔だ。
ユーザーの反発も既に頂点を迎えている。あいつは、用済みなのだよ』
のむたんを消せ。
あまりに残酷な、ヒゲ将軍の命令であった。
――私にできるだろうか。
ここ一週間、のむたんを見張っているが、その隙の無さは見事というしかない。
いや、刃を振り下ろせない原因は、ノジたんの自制心かもしれない。
そして今また、深夜のアルコタワーにて、ノジたんはのむたんが通りがかるのを待っていた。
のむたんは予定通りに現れた。
「♪ぼっくらの仲間だ元気よく〜」
高らかなミッキーマウスマーチの歌声。今日も元気なのむたんであった。
奴を殺さなければ消されるのはこちらだ。
ノジたんは一歩前に踏み出した。
>>81 の続き
コカ・コーラ砲の悪夢から10日…。
>>576 の傷も大分癒え、ようやく歩けるようになっていた。
そして自分達が置かれた状況をようやく把握したのだった。
「じゃあ、今は◇国の天下って事か…。」
>>576 は顔を顰めた。
「そうだね。今じゃギルドもほぼ壊滅状態。◇国の殲滅部隊が残った
者達を次々と始末しているらしいよ。僕たちはなんとか飛空挺で
逃げ延びたけど、やっぱり着地が上手くいかなくてね。
……で、こんな山の中に潜伏してるって訳さ。」
サッキーは状況に相応しく無いのんびりとした口調で答えた。
テーブルの向かい側にイワタんとみっちゃん、そして腕を吊っている
皆たんがいる。皆、どこかしら怪我をしているようだったが、何故だか
サッキーだけは無傷のようだ。
「大変だったよ、全く。まさかあんなものを隠しているなんて、聞いた事も
なかったしね。こちらの準備不足も有るだろうけど、さすがは坂口大将軍
としか言いようがないよ。敵を欺くにはまず味方からってね。」
『……アルコタワーに行こうと言い出したのはサッキーじゃ無かったっけ?』
皆たんは少し避難めいた目をしてサッキーを見たが、サッキーは気付かない。
単に気付かないフリをしているだけかも知れないが。
「まあこれで振り出しに戻ったって事かな。」
みっちゃんは少し溜め息をついた。
「……お取り込みの最中済まないが…」
ふと室内に響いた声に
>>576 はびくっとして立ち上がった。
見た事のない男がこちらを伺っている。…いや、どこかで見た事が有るような…何者だ?
「……あなたは?」
「ああ、
>>576 は初めて会うんだったね。ずっと寝てたから。……紹介しよう。
この人は植松さんだよ。君も写真くらいは見た事が有るだろう?」
『植松!?……何故◇国の重要人物がここに!?』
驚く
>>576 。その顔をサッキーは楽しげに眺めていた。
ここに忘れかけられていたに違いない◇国重要人物、植松が登場した。
うえまつたん・・・そういえば・・・
ウエマツたんまんせ〜
「…ヤスミたん……ヤスミたーん!………あ、見つけたっ!」 「あーん、アッキーが鬼だとすぐに見つかっちゃうね。」 ヤスミたんが花のように微笑む。 ここはアルコタワー内遊戯室。コカ・コーラの惨劇は未だアルコタワーにも爪痕を 残していたが、そんな事にはお構いなく、ヤスミたんとアッキーは平和に隠れんぼをしていた。 記憶を失くしたヤスミたんは、以前のような張りつめた神経質的な雰囲気が 鳴りを潜め、無邪気に微笑むばかりだった。 ああ、僕のヤスミたん……このまま記憶が戻らなければ良い…ずっと守ってあげるから…。 アッキーは束の間の幸せに酔い痴れていた。 ……だが、そんなささやかな幸せも長くは続かない。アルコタワー内部では秘密裏に ヤスミたん入内の準備が整えられていたのである。 「…呑気なもンだ。数週間後にはヤスミたんが正式に入内するとも知らず。 まあその方が都合が良いか。手に入れたと思ったヤスミたんが、突然 横取りされて、失意のどん底に落とされた時……その時こそアッキー懐柔 のチャンスなンだからな。」 ずっと出番の無かった河津伯爵が、遠くから二人の様子を見つめ、くくっ… と低く笑いながら去っていった。そのまた背後から一人の女が姿を現す。 「お養父様…。」 これまた出番の無かった小林トモーミが姿を現す。 「…………嵐の予感ね。早速アミーゴに連絡しなくっちゃ!!」 何やらどす黒いハートマークを飛ばしながら、彼女もまたその場を去った。
あ、書かれてしまったか。じゃ違うのを・・・
「元気よく〜〜♪ のむたんは今日も元気でウツクシイ〜」 自分で歌ってて恥ずかしくないのかというメロディを口ずさみノムたんはスキップをしていた。 …奴を殺さなければ消されるのはこちらだ。 ノジたんがそう思い、足を踏み出したその時、陽気な歌もまた途切れた。 「誰かな〜? そこにィ、隠れているの。まっさかノジたんじゃないよねェ?」 「……そのまさかだ」 脱力しそうになるのを我慢してノジたんは姿を現した。 「ノジたん、ずいぶん怖いカオしてるね。ヤスミたんアッキーにとられたの、悔しい?悔しい?」 ノムたんはどこまでもゴキゲンだった。ヤスミたんは使い物にならない。 だとすると、自分の後宮内における地位も安泰だと思ったからだ。 「……………………………………………ヒゲ大将軍の御命令だ。ノムたん、覚悟…」 会話を諦め、ノジたんは長剣をノムたんに向ける。 ノムたんの喉からヒッという細い悲鳴が漏れた。
「…どういうつもりさ! ヒゲ様の御命令ってナニさ!?」 「……おまえはもう用済みとのことだ、ノムたん………」 「ぼくは信じないぞッ! あのヒゲ様がぼくを…ぼくを消そうとするなんてッ! しかもその命令をただのシナリオ書きに命令するなんてッ!」 ノムたんの呪詛が夜のアルコタワーに響き渡った。 金髪が逆立っていき、着ていた服は例の戦闘服にとってかわる。 「そう…ぼくを消すっていうの、ノジ…消してみなよ!」 ノムたんの殺気にノジたんは圧倒されるばかりだったが、気を取り直し長剣を構え直す。 この任務に失敗すれば、塵となるのは目に見えている。 「来ないの…? じゃ、こっちから行くよッ!」 ノジたんとノムたんの熾烈な戦いが今、幕を開けた。
――一方その頃……。 「やはり純白のウェディングかな〜〜。 でもぉ〜日本人だし、和服もいいなぁ〜〜。 いっそウクレレ鳴らしてハワイアンウェディングも素敵かも〜。 あ、アヤにちゃんと『新しいママだよ』って紹介するのが先かぁ〜えへへぇ」 アルコタワーに隣接する某有名結婚式場目黒雅叙園。 そこのドレスルームで、ヒゲ将軍は鼻の下を60センチほど伸ばし、ドレスカタログを見ていた。 汚い仕事をノジたんに任せ、すっかり安心しきっている。 「こちらの森英恵の新作などいかがでしょう?裾に散らしたパールがとても優雅ですのよ」 そんなヒゲに嫌な顔一つせず、マヌカンは次から次へとカタログを持ってくる。 「うーん、もちょっとゴージャスな方がいいかなぁ〜。 でも、まっつーはかわいいからなんでも似合うんだよなぁ〜でれでれ」 バサッ! マヌカンがカタログを取り落とす。 「し、失礼しました。あまりお幸せそうなので当てられてしまいましたわ」 「そうだろそうだろアッハッハー」 冷酷非道で知られるヒゲたんが、こんな笑みを浮かべるのは、いつもは愛娘アヤたんの前だけであった。 しかしヒゲも人の子、ヤスミたん入内を目前にして、社員以外の誰かに惚気ずにはいられなかったのだ。 「わたくし、他のカタログを探して参りますわね。オホ、オホホホホ」 マヌカンはまだブツブツ言っているヒゲをその場に残し、トイレに隠れた。 鏡を見ると、冷や汗をかいたせいか白粉がまばらになっている。その下から青々とした髭剃り後が覗いていた。
――危ない危ない。
しかし、少しでも◇の情報を手に入れようと、女装してまでここに潜り込んでいた甲斐があったぜ。
まさかこんなに早く、向こうから飛び込んできてくれるとはな。
ヤスミたんとハッピーウェディングだと?させるものか。どんな手を使ってでも阻止してやる。
しかし、
>>576 は何をやってるんだ?不甲斐ない男だなまったく。
やはりヤスミたんを幸せにできるのは
>>576 ではない・・・この俺だ。
鏡に向かい、ブツブツと独り言を言っているのは、
既に皆から忘れられていた前スレの
>>726 であった。
ギルド信者たちがコーラに溶かされている間も、今日の日のために彼はこの地に潜んでいた。
「ねー!次はブーケのカタログ見せてよ!!」
「はい!ただいまー!!」
>>726 は、ずれたヅラを直しながら呑気なヒゲの元に駆け寄った。
これはまた・・・・・式場で大波乱の予感・・・・楽しみだ〜ハァハァ
さて、アルコタワーのある一室での会話。 灯りが僅かに灯った部屋で二人の男が密談をしていた。 「……聞きましたか、北瀬公爵?」 「……聞きましたとも田中公爵。」 「……ヤスミたんがついに将軍の正室になるとか。こちらが考えていたより はるかに時期が早くて驚きましたな。」 「まあ、将軍は一応ノムたんという側室をかかえていらっしゃるからな。 しかし、あのじゃじゃ馬(死語)がだまってはおるまい…。」 「あの者が知れば、ヤスミたんの身が危うくなりはしまいかと思いますが。 ……それにしても将軍も酷な事を為さいますな。」 「将軍はすでにノムたんに愛想をつかしているという話もある。いい厄介 払いになるのでは無いかな?」 「どちらにしても我々が、取るべき道は一つ。」 「………臨機応変に対応ですかな?」 「勝ち組に乗じるとも言いますな…。」 「ふっふふふふ…。」 「ほっほっほっ…。」 だが、彼らは気付いていなかった。部屋の隅にこっそりと佇む人影を。 影が薄すぎて判らなかったのだ。 ……そう、それはこの小説には登場しないと思われていた直良たんだった。
>>98 直良たん登場ワラタ
ヤスミたんの花嫁姿に期待(藁
そろそろ登場人物まとめたほうがいいかな?
ナオたん出てきたか・・・登場するとは思わなかった、そういえば(w
『酷い、酷いよ坂口様!!ノジの奴、僕に嘘ついているんだ!坂口様が僕を 捨てるなんて何かの間違いだ!『スクウェアが世界に誇る絵師として、 お前を出世させてやろう』と僕を暗いボイラー室に引っ張り込んだじゃないか!? だから僕は坂口様に処女を捧げたんだ! 酔っ払って『俺は不幸な男なんだ。火は恐ろしいよ。お〜か〜ちゃ〜〜ん』と 泣き出した時は、僕も一緒に泣いてあげたじゃないか! 『哲、お前は優しい奴だな。映画の主人公はお前に決まりだ』と言って、 怪しげな8mmビデオで恥ずかしい姿まで撮らしてあげたのに!! おっとこれは極秘ビデオだよ?どんな内容かはナ・イ・ショ♪ とにかく!坂口様が僕以外の男を入内させるなんてありえないんだ!! 僕は・・・僕は・・・坂口様の後ろ盾を失ったら、魔界ことコミックマーケット 送りにされてしまう。なんで世界を相手どる絵師が、スペースの隅でスケッチブック を描いてなきゃいけないんだ!嫌だ、そんなの絶対嫌だ!! 負けられない。絶対にノジに負けられない。そして坂口様に真相を問わなくては!』 ノジたんと対峙したのむたんは、わずか0.5秒で上記のことを考えていた。
登場人物表出していいかい?
>>103 (628)
待ってたよ〜(w
大変だろうが、いっちょ頼みます先生!!
105 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/16(水) 23:23
第一部第五章「混沌の果て」〜第二部第一章「争いの傷痕」
ヤスミたん…本作ヒロイン。ノジたんの術で記憶を喪失、穏やかな性格に。数週間後に入内の予定
アッキー…ノムたんの術を破り、再びヤスミたんのもとへ。少しずつ絵が元に戻ってきている
ノムたん…◇国の絵師でありヒゲの側室。ヒゲから邪魔者扱いされ抹殺命令が下っているが…
ヒゲ大将軍…◇国の実質的支配者。冷酷非道だがヤスミたんの入内に浮かれている
ノジたん…ヒゲ派実力者。記憶喪失という禁じ手を使うことができる。現在ノムたん抹殺の刺客
ついでに魔峰ニチャンでピンチを迎えていた裕之たんも保護
河津伯爵…◇国有数の貴族。「ン」口調。入内に絶望するだろうアッキーを今から狙っている
小林トモーミ…◇国絵師。河津伯爵の養女でもある。カースト出身で根拠のない妄想を展開
裕之たん…最近影が薄い。ヤスミたんとプロジェクトを成功させることを夢見ていたが…
北瀬公爵、田中公爵…◇国貴族。出された料理をタッパにつめないと気がすまない
直良たん(ナオたん)…??? 今後の活躍が期待される
ウエマツ…◇国宮廷楽師。ウクレレが得意。サッキーや
>>576 に接触した
皆たん…熱血的良識派。
>>576 と対立していたが、アルコタワーの一件で関係が改善されたかも
サッキー…どこまでもマイペースな吟遊詩人。ヤスミたんの昔の恋人。ムテキング
イワタん…サッキーから連絡をもらうことのできる唯一の人物。昔は一緒に仕事をしたらしい
みっちゃん…石板もんじゃ「みっちゃん」店主。飛空挺「結局名無し」号を持っていたが墜落
柴田アミーゴ…天性の踊り娘。紫のバラを口にくわえて登場。泥沼関係が好き
コジーマ…ヤスミたんのライバル。映画オタク。出番はもうないのか?
(番号はすべて前スレッド)
>>576 …ヤスミたん以外アウトオブ眼中(古)の一青年。オウガギルドの精鋭だったが、出奔。
ヤスミたんに会い、謝るために動いている。刺されたり爆撃されたりとケガだらけである
>>726 …ギルド分裂によりヤスミたんへの愛に目覚めた一青年。結婚式場でマヌカンに扮している
>>678 …失意の
>>576 を拾ったレジスタンス諜報員(ベイグラディエーター)。どこでもハイヒール
>>629 …NIKA。けむくじゃら。倒れていた裕之たんを救出。裕之たんの盾となって死亡
>>601 …600のキリバンを取り損ねた。「灰色の獅子」でも穏健派。上層部を動かす力あり
>>718 …伝説系旧派代表。無名の頃からヤスミたんを支持してきた自負がある
>>702 …穏健派代表。数こそ多いものの抗争に疲れ離脱する者多数の自派勢力を憂慮している
>>666 …戦略系新派過激派代表。持久力結束力が武器だが時に盲信が暴走を招くことも
>>736 …「灰色の獅子」上層部
タクティ…伝説の屍術師。魔峰ニチャンに封印されていたが走り出した物語が召喚してしまった
ギルドの内情(勢力を大幅に縮小している)
オウガ信者ギルド…コカコーラ砲で大打撃を受け、壊滅状態に陥ってしまった。
会派には伝説系旧派、戦略系新派、穏健派があった
灰色の獅子(FFTマニア)…三大ギルドでも割とヤスミたんへの愛着は弱い?
過激派がプロジェクト頓挫とFFT2制作をヤスミたんに要求するため暗躍していた
ベイグラディエーター(レジスタンス)…少数派。ヤスミたん至上主義。
>>678 他精鋭が走り回っていたが例のコカコーラで地下に潜っている
アッキー画伯至上主義…アッキーの画集を夢見つつ支援を続けてきたギルド。
各ギルドの連携を取るため、
>>807 が奔走していたがその成果は?
参加者諸氏の熱筆を期待しています。
では…。
おおー!早いしよくまとまっている!!
いつもありがとな
>>628 !!
お疲れ様!!
む…ムテキング〜!! サッキーいいなぁ。萌え〜!!
皆たんも萌えだなぁ。 おいしいよね。
役に立ててよかった。 ノジたんの項、二行目消し忘れてしまった。訂正します。
628・・・マメな人だ(感涙 お疲れ様でした。
628さんまんせー
115 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/17(木) 00:11
>>628 さん、
>>726 …ギルド分裂によりヤスミたんへの愛に目覚めた一青年
が抜けてます。
あと、故人ですが
>>597 ・・・
>>576 が所属していたギルドの刺客。執念深い
EDに載らないのも不憫だ。
あ…
>>726 はあったよ……。しかもあげてしまった……。
回線切って絶叫します。
「何故ここに貴方がッ…!?」
>>576 は思わず叫んでいた。ウエマツといえば、◇国の宮廷楽師であり、
現在の◇国の繁栄を築いてきた功労者である。事実上◇国と対立関係に
有ると言っていい自分達に何の用が有るのか…!?
「実はね、今、御厄介になっているこの山荘はウエマツさんの別荘なんだよ。
上手い具合に飛空挺がこの近辺に落ちてくれてね。で、まあ、安直ながら
ここを一時借りたんだよ。…僕とみっちゃんは以前◇国に在籍していたからね。
植松さんとも面識があるのさ。」
それでも
>>576 は半信半疑だった。
「俺たちを匿って…貴方に何かメリットでも有るんですか?この事が将軍に
知られれば、いくら貴方といえども…。」
そこで少しウエマツは悲しげな顔をした。
「……私は確かに◇国の宮廷楽師で、これまで◇国の為に働いてきた。だが、
近頃の◇国は以前のような活気が無くなってしまった。悲しいかな…◇国が
まだ小国に過ぎなかった頃、あれほど皆が一丸となって◇国を盛りたてようと
していたものが、必要以上の繁栄を獲得した今となっては…。将軍も以前は
あのような方では無かったのに…。」
「ま、そういう事でウエマツさんは僕たちに協力…ってワケでも無いけど、
とりあえず理解を示してくれたのさ。まあ、いつまでも入り浸っているわけにも
いかないから、
>>576 の傷が治り次第出て行くって事でね。」
口を閉ざしたウエマツに代わり、サッキーが補足した。
数日後――。
サッキーと愉快な仲間たちは、ウエマツ邸を辞した。
実のところ、
>>576 の傷は完治しているわけでは無かったが、◇国の追っ手がウエマツ邸に
目を付けているいう情報がもたらされ、一刻も早く離れなければならない状態にあったのだった。
「なんだかここのところせわしないねぇ…。」
傷の為に自力で下山出来ない
>>576 に手を貸しながら、なにやらのんびりとボケた事を呟くサッキー。
「サッキーさん、ほんとに自分の立場判ってるんですか…?」とイワタん。
「飛空挺があれば山越えもあっという間なんだけどね。」と、これはみっちゃん。
「………………。」
皆たんはそんな仲間達のやりとりに加わらず、ただ黙々と山を下りている。
その心は、昨晩のウエマツの言葉に絡め取られていた。
「…皆たん。君は本当にこのままで良いのかい?」
不意にウエマツがそんな事を尋ねた。
「君は本来◇国陣営のものだ。だが、彼らと行動を共にしていては、反逆者と看做されてしまう。
……今ならまだ僕が口添えをすれば◇国に戻る事ができる。そもそもヤスミたんとアッキーを
取り戻すために、君は彼らと行動を共にすることになったんだろう?…今はヤスミたんもアッキーも
共に◇国に居る。だとすれば、既に君は彼らと行動を共にする必要は無いはずだ……。」
それは至極もっともな意見だった。◇国に戻ればヤスミたんとアッキーが居る。
また3人でクエス党にいた頃のようにやればいい…。
…………だが、このまま◇国に戻るのはなにかが間違っているような気がした。
皆たんはどうして良いのか解らず、一人苦悩していた。
「・・・・やめた方がいい。あの国はもう駄目だ」 そこに現れたのは―― 「の、野島さん!」 血まみれの野島であった。のむたんとの戦いに敗れたノジたんは、全身にクーピーを突き刺したまま、アルコタワーを逃げ出したのだ。 ノジたんはのむたんを甘く見ていた。絵は下手でも、のむたんもまさしく◇の精鋭であったのだ。 ◇に居てもヒゲに殺されるだけだと悟ったノジたんは、のむたんとの戦いに敗れたその足で出奔した。 「・・・・・野村が、そしてヒゲがいる限り、あそこには未来がないぞ。 ・・・・もうみんなわかっている筈だ・・・・」 そこまで言って力尽きたのか、ノジたんは地面に倒れた。 「野島さん!しっかりしてください!! 何があったんですか!」 揺さぶる皆たんの声だけが空しく響いていた。
ノジたんかっこええー・・・死ぬなよ。 でもノムたんもいい・・・
123 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/17(木) 01:40
「ノジたん……。」
居合わせた全員がその姿に驚いた。
皆たんは腕を骨折している事も忘れたかのように、ノジたんを揺さぶり続ける。
「皆たん、ちょっとどいて!」
サッキーが我にかえって駆けつける。
「これは…酷い。すぐに病院につれて行かないと…。」
だが、ここは山中だ。救急車など呼んでも来るはずが無い。そもそも道無き道
を歩んでいるのだ。
サッキーはイワタんのリュックから救急箱を取り出し、ノジたんに応急処置を施す。
だが、既に失血し過ぎており、応急処置程度ではどうにもなりそうもなかった。
サッキーの顔に苦渋の色が浮かぶ。
「……止めておけ、無駄だ。仮に助かったとしてもすぐに◇国の刺客がやってくる…。
それよりも……急げ。3週間後にヤスミたんが正式に将軍の元へ入内する…。そうなれば
もう…ヤスミたんを取り戻す事は…出来まい…。」
「なんだって!?……ヤスミたんが?」
>>576 に衝撃が走った。ノジたんの元に駆け付けようとするが、足場が悪い上、傷を負った
身では上手く動けない。
「……ふ。そんな調子では…せっかく与えた情報も無駄になるかな…?まあ、せいぜい…
足掻くがいいさ…。………………………………。」
「野島さん…?!野島さんしっかり!!」
皆たんが声を限りに叫ぶ。
「落ち着いて皆たん。意識を失っただけだ!まだ生きている。……だが、どうすれば…。」
「方法はある。」 一瞬間を置いてみっちゃんが口を開いた。皆がみっちゃんに注目する。 「…幸いここからウエマツ邸まではまだそれほど離れていない。僕がノジたんを連れて ウエマツ邸まで引き返せば、なんとかなるかも知れない。」 「みっちゃん!?そんな事をすれば君は◇国に捕まってしまう!!」イワタんが即座に反対した。 「判っているだろう、反逆者の末路を。◇国に捕まったらおしまいだ。しかも君は元◇国住民 という事で余計に立場が悪い。いわば、元・身内の裏切りに当たるんだから…!」 皆たんも強い調子で否定する。 みっちゃんは少しの間唇を噛み締めていたが、きっぱりと向き直って言った。 「ここでノジたんを見捨てるわけにはいかない。例え対立する側の人間だとしても……。 男にはやらばければならない時っていうものがあるんだ。…そうだろう、サッキー?」 「みっちゃん……。」 みっちゃんの申し出にサッキーはしばらく声も出ない様子だった。しかし…。 「……じゃあ、ノジたんの事は任せるよ。ノジたんを預けたらすぐに戻ってきてくれ。」 「ああ、言われなくてもそうさせてもらうよ。」 「サッキー!!」 皆たんが悲鳴にも似た声をあげる。サッキーは穏やかな目をしてみっちゃんに告げた。 「……また会おう。いつかの場所で待ってるよ。」 「…はは…いつかの場所、だね。……じゃあ。」 「……………みっちゃん。」
みっちゃんはノジたんを背に抱えると、早足でウエマツ邸へと戻って行った。
呆然としている面々に対し、サッキーはそそくさと救急箱を仕舞い、
「ぼうっとしているヒマは無いよ。いつ追ってが来るか解ったものじゃないんだ。」
と声をかけ、
>>576 を拾い上げて再び下山し始めたのだった。
思わずシリアスにしてしまーたよ。
127 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/17(木) 11:24
まだ誰か忘れているような気がする…。気のせいかな?
その頃、裕之たんは自らの出番の少なさを嘆きつつ、アルコタワーに留まっていた。 ヤスミたん確保の為、独断で行動していたのを坂口将軍に咎められ、現在軟禁状態に あったのだ。もはや、当初の目的はどこかへ行ってしまっていた。 (坂口ヒゲ将軍を怒らせてしまったなぁ…はぁ、これからどうなるんだろう…?) これからの自分の処分にいささか不安を抱いていた裕之たんだったが、それよりも 彼の心を大きく占めるものが別に存在していた。 (それにしても…ヤスミたん…。記憶を失くしたヤスミたん…可愛かったなぁ…。) 裕之たんはアルコタワー屋上でヤスミたんとマイムマイムを踊って以来、 忘れられなくなってしまったのだった。 (今頃ヤスミたんはどうしているんだろう…?やっぱりアッキーと一緒なんだろうか?) 何故だか心がちりちりと痛む…。
ガシャン…! 不意に物音がして、裕之たんは窓の外に目をやった。 「…ずいぶんと暇そうにしているじゃないか、裕之たん。」 「……君は!」 そこにいるのは紛れも無く、同僚のナオたんだった。窓にスパイダーマンのような 格好でへばりついている。 「な……ナオたん!ど、どうしてこんなところに!?」 裕之たんが軟禁されているのは11階。外からどうやってここまで来たのかイマイチ謎 だったが、驚く裕之たんにはそんな事はどうでも良かった。 「部屋の外の監視が厳しくてな。外から来る以外に無かったのさ。俺がここに来た のにはもちろん理由が有る。だが、とりあえず説明は後だ。 …裕之たん、力を貸してくれ。このままでは◇国が崩壊してしまう。」 「なんだって!?どういうことなんだナオたん!?」 「……説明しているヒマは無い。とりあえずここから出よう。見つかったら大事だ。」 そういってナオたんは裕之たんにスパイダーマンセット一式を差し出した。 「………。」 裕之たんはそれを無言で受け取る。 (…どうしよう。高所恐怖症なのに……。) もたつく裕之たんの背を押すナオたん。 ……この後数時間、裕之たんは人生最大の恐怖を味わう事になる。
「か、金ぇ〜」 一万枚まで数え終わった一万円札を、武市王は天蓋付ベッドの上に撒き散らした。 「いちま〜い、にま〜い、さんま〜い」 さすが元銀行マン。金を数える手つきは道に入っている。 忘れられた傀儡王・武市たん。 国王待遇で◇国に迎えられたものの、それはヒゲ将軍の巻き起こした赤字を処理するためでしかなかった。 実権を握れないもどかしさと権力への欲求が、この金縁眼鏡を金の亡者と貶めていた。 「ハァハァ・・・金はいいなぁ・・・。 赤字の山を一時忘れられるよ・・・・」 万札を食べんばかりの愛おしさで眺めていた武市王は、一枚を丸めて本当にむしゃむしゃと食べてしまった。 「そういえば・・・・、あのヒゲがヤスミたんを迎え入れると言ってたな。 ヤスミたんの愛らしさには朕も目をつけていたと言うのに・・・。 先に将軍ごときが手をつけるというのだから、この国は間違っているというのだ。 ふむぅ。もったいないが、二枚ほど包むか・・・・」 武市王はものすごく名残惜しそうに、ポケットから出したくしゃくしゃの千円札二枚を、 キティちゃんのポチ袋に詰め込むのだった。 この時、やがて王の座を追われることになろうとは、まだ予感すら覚えていなかった。
まあ、まだヒゲ将軍が将軍だった頃のお話みたいなので。
だれかログとってないの? 個人的にはいわたんのバロックネタをきぼんぬ。
前スレッドから一気読みして、勢いで登場人物の想像図とか描いて遊んでます。 ここでは、ヤスミたんとのむたんって女性扱いでいいんですよね? あと、飛空挺の名前、「天宮シャングリラ」というのはどうでしょう?
一応前スレ
>>576 から読むと流れが分かると思われ。
>>133 氏
失礼。かなり分かってる人じゃないとわかんないネタだった。
いわたんは2〜3年前、サターンとプレステで出た「バロック」ってソフトの
音楽をやってんのね。その音楽が「こ、これがいわたんの音楽なのかぁぁぁ」
っていうくらい逝っちゃってるの。
そのゲームの世界観もかなり逝っちゃってるんで、このネタを何とか入れられない
か、と思って。(でも◇じゃないし…)
>>136 サントラ持ってるし、出来そうだったら絡めてみるよ。
>>136 いや、岩田氏が音楽やってるのも知ってるけど、
唐突なのでわからなかったよ。
そういうのは実際自分でネタに絡めながら書くといいよ。
あと君は女性だね。
ここはなるたけ同人女性を引き込みたくなかったんだけど・・・仕方ないか。
あ、138=133ね。
ま、誰が書いてもマターリ精神があればいいじゃないか。 すべては茶目っ気でね。 入れたいと思う素材題材は自分で入れるのがいいと思う。 その他は脳内補完がいいんじゃないか? これだと決め付けるとこういうのって面白味ないと思うよー。
「・・・なかなかやるじゃないのォ、ノジたん。でもノムたんの華麗なる必殺技・クーピー乱れ打ちを まともにくらって生きていたものなどいないのよぅ?」 ノジたんとの激しい戦闘を終えたノムたんの姿はボロボロで、細い肩が露になり、中から水風船入り ブラが覗いていた。なまじ元が看護婦姿だっただけに、どこか犯罪的な匂いがする。 「・・・ヒゲ様。ノムたんの事が邪魔になったって本当?・・・ノムたんだけを愛しているといったのは 嘘だったのッ!?あれはノジたんの嘘よねェ・・・?」 低く呟きながらアルコタワーを目指すノムたん。形の良い唇を吊り上げ、笑っているかのように見えたが、 目は嫉妬と憎しみの炎で燃えていた。 「・・・ヤスミたん、もはや生かしてなどおかないわよォ・・・?」
>>807 は各ギルドの攻略派を「アッキーのため」と、
何とかなだめすかして協力させ、あの謎の文書を解読してもらった。
まだすべてではないが、「ヒゲ」「選択」「アルテマ」「のばら」「ゆうき」
「裏切り」といった言葉が書かれているということだけがわかっている。
全部解読するまでには時間がかかりすぎる。
ヤスミたんとアッキーがアルコタワーで一緒だという情報を手に入れた
>>807 は文書のコピーを解読班にわたし、
元の文書を手元に持って、また◇国に潜入していた。新しいことがわかったら
携帯(feelエッジ)に連絡してもらうようになっている。
「ヤスミたんとアッキーのコンビが復活したのか?
しかし、それにしては変だ」
今はもうすたれた懐かしいBダッシュをしながらそう考えた。
ちなみに普段魔峰ニチャンに入り浸っていた
>>807 には、
このギルドと◇国を行き来する体力勝負の仕事がとてもつらい。
なぜ自分だけ……と少し他の仲間をうらみ、イタメールを送った。
それにしても
>>134 は空気読めなさすぎ。
出してくれるネタが面白ければ同人女でもなんでもいいんだけど、
君は同人板でも行きたまえ。
「今日は何しようか、ヤスミたん」 応急修理の終わった空中庭園にヤスミたんとアッキーは遊び場を移していた。 「今日もアッキーの絵が見たい、かな?」 すっかり以前の面影もないヤスミたんがにこっと笑う。 つられてアッキーもにこっと笑い、いそいそとスケッチブックを取り出した。 ここ数日、ヤスミたんはアッキーに絵を描いて、とせがんでいる。 それは昔のヤスミたんと自分の関係そのままのような気がしてアッキーは嬉しかった。 「何がいい?」 「うーん…白魔たん」 OKOKとアッキーはペンを走らせる。ニセモノの幸せの中で、彼は自分の絵を取り戻していた。 30分後。 「できたよー、ヤスミたん」 摘んだ花で首飾りを編んでいるヤスミたんにアッキーは声をかけた。 「わ、アッキーは絵が本当に上手だねえ。好きだな」 「そう? これはね、ヤスミたんだよ」 スケッチブックに描かれていたのは、もう右顔リノアなどではなかった。 白魔スタイルで微笑んでいるヤスミたんである。 ヤスミたんは照れながら笑った。アッキーも笑った。
「ほほう、なかなかかわいいじゃないか」 突如、黒い影が伸びた。 「ヒゲ大将軍……。何の御用でしょう?」 「ヤスミたん、もう大分元気そうだな」 気配を感じさせなかったヒゲ大将軍は、アッキーを無視しヤスミたんに声をかけた。 訳もわからず、ヤスミたんはアッキーとヒゲ大将軍を交互に見る。 「まあ、同じ白でもヤスミたんにはドレスが似合うかな。ローブデコルテとかいう」 「……何のことですか、ヒゲ大将軍」 アッキーが体をわずかにヤスミたんの前に出す。胸騒ぎが止まらない。 ……また、とんでもない無理難題をふっかけるんじゃないだろうな……? ヒゲ大将軍はそんなアッキーを一瞥すると、手にしていたスケッチブックを投げやった。 そして、言った。 「ヤスミたん、そなたの入内が決まった。そなたはこのヒゲ大将軍の正室となるのだ」 花びらが空調に揺れて、散った。
おお…連続ドラマでいえばまさにここで「次回へ続く」ってなるとこだ(;´Д`)
147 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/18(金) 00:04
>>143 まあまあ、落ち着いて。マターリといきましょ。
「なんだと貴様ーッ!」 アッキーがヒゲ将軍に掴みかかる。 「貴様ッ!ヤスミたんを輪姦しただけでは飽きたらず…ッ!!」 「ふん……一介の絵師ごときが逆らうでない…」 ヒゲ将軍はアッキーを払いのけ、ヤスミたんの腕を掴んだ。 ヤスミたんは何が起こったのかわからず、きょとんとしている。 噛み締めた唇から血が滲む。 「させる……か…!」 隠し持っていたHBの鉛筆をヒゲ将軍の向うずねに突き刺す。 「いたいよーおがーちゃーん」 思わず泣き出すヒゲ。 現れた兵士(時給千円のアルバイト社員)たちがアッキーを取り押さえる。 「クソッ!汚いぞ……!」 「お前も二児のパパならもう少し落ち着くのだな……。 ヤスミたんにうつつを抜かしている場合ではないだろう……」 ちょっと我に返ったヒゲに、一番痛いところを突かれ、アッキーは言葉が出ない。 もがこうにも、クビが怖いアルバイト社員たちが強い力で押さえつけるのだ。 「アッキー…!アッキ――ッ!!このヒゲ!アッキーにひどいことするな!!」 ヤスミたんの悲痛な叫び。ポカポカとヒゲを殴るが、ヒゲはなぜか嬉しそうだ。 ヒゲがヤスミたんを抱え、アッキーの絵を踏みにじり立ち去る。 アッキーは泣いた。残された花束を握り締め、声も出さずに男泣きに泣いた。
>>126 の続き
みっちゃんと離れた元・飛空挺御一行様は、◇国の追っ手を逃れ、
現在吟遊詩人サッキーの隠れ家の一つに居た。
「・・・ここまで逃げてきたのは良いけどこれからどうするつもりなんだ?サッキー。」
>>576 は落ち着かないといった様子だ。
飛空挺という強力なアイテムを失った今、再びアルコタワーに乗り込むには
それ相応の力が必要だ。だが、今の彼らは何の力も無かった。
「そうだなぁ・・・ま、とりあえずもう少し情報を集めて様子をみようか?
どっちにしても今のところこちらには何の手立ても無いしね。
>>576 も皆たんも
怪我を完治させるのが先だよ。」
イワタんと洋ゲーに興じつつ、サッキーは適当そうに答える。
「こんな事をしている間にもヤスミたんの入内が刻一刻と迫っているんだぞ!!
ヤスミたんがヒゲにいいようにされるのを黙って見ていられるか!」
>>576 はサッキーからコントローラを取り上げる。
「ああーっ!なんて事するんだ・・・。」
取り上げられた一瞬の内にGAME OVERの表示が出ていた。
「ヤスミたんの元恋人のくせに少しも心配じゃ無いのか!?」詰め寄る
>>576 。
「・・・いやあ、それは昔の話だし。まあ、
>>576 の気持ちも解らなくは無いけどね。
とりあえずコントローラーを返してくれないか?」
「サッキー!!」さすがの皆たんも額に青筋を立てていた。
「まあ二人とも落ち着いて。全く何も考えて無いわけじゃないんだからさ。
果報は寝て待てっていうだろう?」
ここでサッキーは意味ありげににやりと笑った。と、その時・・・
「サッキーさん、
>>807 です。窓を開けてもらえますか?」隠れ家の外から声がした。
(
>>807 ・・・!?何故ここに…?)
>>576 が目を見張る。
「・・・どうやら来たようだ。」サッキーはクスリと笑って皆を見回した。
窓の外にいたのは、怒りのあまり巨大化したアッキーだった。
しかし、ヤスミたんとサッキー、 つきあってた頃どんなドラマがあったんだろうな。
どうなるどうなる〜
アッキーの子供達のママはだれ?
「よし、ここまで来れば大丈夫だろう」
あざやかに着地して見せ、ナオたんは振り返った。
後ろからおっかなびっくり飛んでくる裕之たんが見える。
手招きしてみせると、裕之たんはあまり美しいとはいえない姿で着地…
というより落っこちた。どべしゃ、という音がした。
「なんだ、裕之たん。こんなの、アレクサンドリアの空中散歩より
よっぽどマシだろう? 空中ブランコdeオニゴッコよか」
「……」
裕之たんは何も答えなかった。ただ口をぱくぱくとさせてナオたんに
何か訴えるだけだ。その訴えるところが何なのかは想像するまでもないが。
たっぷり数十分はこんな風景が続いた。
ナオたんは裕之たんを誘ってのスパイダーマンごっこはもうやめようと思った。
「では…本題だ。このままでは◇国は崩壊してしまう。もう黙って見ている
わけにはいかない。それは裕之たん、君も同じ想いだろう?」
夜の森をてくてくと迷わずに進みながらナオたんは言った。
「ああ。それはそう思ってる。だけど……だけどナオたん、どこに行くんだ?
まさか、あの
>>576 とかいう妙ちくりんなヤツのところへ行くんじゃ」
迷わずに進めるナオたんの背を尊敬のまなざしで見つめ、裕之たんは言葉を返した。
「いや、それも違う。俺が行くのは…隠れギルドのアジトさ。アッキー至上主義者のな」
ぽかんとする裕之たんになぜか今度はくるくると踊ってみせるナオたんだった。
>>156 いいってことさ。あんまり気にするなよ。
スレごとに空気違うしそこらへんは難しいからな。
ナオたん、ちょっと嫌なイメージだったけど、
>>157 読んだら
好感を持ってしまいました。
>>148 の続き
悲しい夢を見た。
「サッキー!……本当に行ってしまうのか?」
泣きそうな声で知らない誰かを引き止める……あれは自分だ。
「……契約は終わりだ。流しの吟遊詩人がいつまでも留まるわけにはいかない。」
サッキーと呼ばれた男が振り返って冷たく答える。どうしようもなく悲しい気持ちになった。
「…他に誰か…好きな相手でも出来た…?」そう言うと、彼は少し意外そうな顔をした。
「そういう訳じゃない。頼まれた仕事を終えたから行くだけだ。…吟遊詩人とは本来そういう
ものなのさ。……こんなに長くいるべきじゃなかった。」
仕事だから…?それが終わったから…?では、自分の事も…あれは仕事だったからなのか?
絶望的な気分になる。今すぐにでも死んでしまいたい。
「そんな顔をしなくてもまたすぐに会う事になるさ、嫌でもね。」
…そんなものなのだろうか?彼と自分はそれだけの関係だったのか?
例え、再び会う事があったとしても…その時の彼は、自分だけのものではないのだ。
……重い沈黙が流れた。
彼が背を向ける。
「…それじゃあ、また。…元気で。」
それだけの言葉を残して行ってしまう。……嫌だ。
「サッキ―――!!」
自分が叫んでも振り返らない。振り返ってくれない。…視界が歪んで霞む。
気付けばとめどもなく涙が溢れだしていた…。
「!!」 自らが発した声でヤスミたんは目を覚ました。頬に涙が伝っている…。 …嫌な夢だった。知らない誰かとの別れの夢…。あれは、一体誰だったのだろう? 「……やあ、ヤスミたん。お目覚めかい?」 自らを呼ぶ声にはっとして目を上げると、そこにはニヤニヤと笑っているヒゲがいた。 …そうだ。アッキーと離ればなれにされて、ここに連れてこられたんだっけ? それで暴れてうるさいからって甘い匂いのする布を押し当てられて……。 ヤスミたんが物思いに耽っているのに構わず、ヒゲが近付いてきた。 「おやおや、頬が涙で濡れているねぇ。何か悪い夢でも見たのかなぁ…?」 ……気持ち悪い。ヤスミたんは思わず後ずさった。ふと自分が半裸で寝ていた事に気付く。 「…アッキーはどうしたんだッ!ヒドイ目にあわせたら許さないからな!」 それはヤスミたんの精一杯の強がりだったが、ヒゲには見抜かれてしまっていた。 「心配せずともアッキーには何もしていない。元気にしている……それよりも…… ヤスミたん、私と一緒に遊ばないかぁい……?」 嫌な笑いを浮かべながらヒゲが近寄る。背筋におぞけが走った。 ヤスミたんは即座に逃げようとしたが、腕を掴まれてしまって動く事が出来なかった。 助けて……誰か…!……アッキー!! 心の中で叫んだが、もちろん誰も来るはずはない。ヤスミたんは絶望していた。 バタン!! 突如勢い良くドアが蹴破られた。 「……………坂口様。何をなさっているのォ……?」 「……………哲。」 そこにはおそろしい形相をした、ズタボロ看護服姿のノムたんが立っていた。
163 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/19(土) 02:08
>>156 くじけずガンバレ。ついでに楽しいネタ提供してくれるとうれしい。
アルコタワーから数キロ離れた場末の酒場で、一人の女が紫のバラを銜えて踊りを披露していた。 女の名前は柴田アミーゴ。ついぞ出番のなかった彼女が再登場する・・・。 「アミーゴ、新情報よ!」 「トモーミじゃないか。どうしたんだい、こんなところまで来て。何か進展があったかい?」 冴えない顔つきをしていたアミーゴが途端に目を輝かせた。それを見たトモーミが勿体ぶって話を続ける。 「フフフ・・・そうねぇ、まずはヤスミたんの事からね。二週間後、ヤスミたんがついに ヒゲ将軍の正室になることが決定したのよ。驚きよね。」 「おやまあ。以前からうわさはあったけど、ヒゲ将軍が本気だったとはねぇ・・・。」 「アッキーはショックの余り◇国を出奔したわ。・・・ヤスミたんを巡って流血沙汰の 泥沼三角関係になるかと思ったのにふがいないわね。」 「・・・なんだい、面白くない展開だねぇ。まあ、でもまだ諦めたわけじゃないんだろう? 今後の活躍を期待するとしようか。・・・他には?」 いよいよ目を輝かせて尋ねるアミーゴ。勿論周囲に聞こえない程度の大きさで話しているのだが、 異様なオーラは隠そうにも隠しきれない。次第に周囲の人間が二人の周りから離れはじめていた。 「そうねぇ・・・あとは正室の座を巡ってのノムたんの行動が気になるところね。これから こっちが楽しくなりそうよ!それから・・・これは女の勘だけど、どうもナオたんが裕之 たんを狙ってるような気がするのよ。この二人はどうかしら・・・?」 それこそ全く見当違いも甚だしいのだが、同人女にはなんでもホモにしなければ気が済まない 性癖があった。この時もやはり、無理矢理ホモに結び付ける脳内機能がオートで働いていた。 「新キャラ登場ってわけかい?ヤスミたんを巡って四角五角の泥沼・・・楽しくなってきたねえ!!」 その後、二人は業界の専門用語を繰り出し、激しくヒートアップしながらひそひそ話を 続けていたが、そのあまりのあやしさ爆発具合に、半径10mは誰も近付く事は出来なかったという・・・。
振ったのはサッキーだったのだ…… ヤスミたんが振ったのかと思ってた。
なにげにアミーゴ復活してるな…。 灰色の獅子やベイグラディエイターはどうなった?
たまには休まんと。
先は楽しみだが、急いで書くだけだとへたるだろう。 と思ったということ。
『あーあ、やっぱり来るんじゃなかったなー』 ヤスミたんは、テーブルの端っこで一人酒を煽っていた。 合コンの頭数合わせに誘われたのだが、あんまり気乗りはしない。 ヤスミたんは、生まれて初めて受け持つ、ゲームの企画で頭がいっぱいだったのだ。 『……こっそり、帰ろうかな…………』 「退屈?」 その時、やたら馴れ馴れしい男がヤスミたんの横に座った。断りもなく、ヤスミたんのジョッキに口をつける。 「別に……」 『何…こいつ……馴れ馴れしい』 「俺退屈なんだよ。二人でこっそり抜け出さない?」 よくある手口だ。だが、もう酒席に飽き飽きしていたヤスミたんは、一も二もなく頷いてしまった。 「でも、別にあなたと飲むつもりないですから」 「OK。俺はサッキー、吟遊詩人さ」 ヤスミたんは別に名前なんて尋ねてなかった。
『何やってんだろ……俺』 翌朝、ヤスミたんはサッキーの布団で目を覚ました。 こんなつもりじゃなかった。 昨日、ほんの一杯だけというサッキーの言葉に丸め込まれてしまったのだ。 サッキーと二人の酒は思いのほか楽しかった。 気がつけば酔いつぶれてしまったヤスミたん。目が覚めればこの様だ。 「おはよう」 サッキーが寝ぼけ眼でヤスミたんの唇をふにゅ、とつねる。 ヤスミたんはちょっと怒って頭を振った。 「………俺、帰ります」 「えー?なんでー?」 「俺、そんな軽いクリエイターじゃない。夕べのことは酒の失礼と思って忘れてください。 失礼します」 ヤスミたんは布団から出て、脱いだ服を掻き集めた。 「待てよヤスミたん。 まだ、うちに来た目的は果たされてないだろ?」 「……? 目的?」 「ギターが聴きたい、って言ってたじゃないか。 俺のギターが聴きたいってね」 ヤスミたんは全然覚えてなかった。サッキーの詭弁だと思った。
そしてサッキーは、ふるちんのまま、壁に立てかけてあったギターを手に取った。 そして、滑らかな指使いで聞いたこともない曲を爪弾き始めた。 ヤスミたんの大好きなクィーンの曲でもない、不思議なメロディー。 その陽気さからは比べようもないくらい暗い曲だった。 ヤスミたんは、ズボンに片足を突っ込んだまま、動きを止めてしまった。 「………誰の曲?」 「俺のオリジナルさ。 「……これだ……これだよッ! 何か書くものッ!!」 ヤスミたんはズボン半履きのまま辺りを探り出した。 そして、近くにあった新聞広告の裏に、ボールペンで何やら細かい字を記しだしてゆく。 「何書いてるの?」 思わずサッキーがギターの手を止めると、ヤスミたんは怒ったように 「続けて!」と怒鳴る。 「アイデアがどんどん沸いてくる……。伝説……鬼…… 君の曲をずっと探してたんだ!」 ヤスミたんはチラシの裏に、やたら精密な設定をずらずらと書き上げていた。 ヤスミたんの伝説の始まりであった。 昼過ぎまで企画をチラシの上にまとめ、サッキーはその間中ずっとギターをかき鳴らしていた。 二人のお腹の音で我に返り、ヤスミたんとサッキーは顔を見合わせて笑った。 それから、料理の得意な(アミーゴの漫画参照)ヤスミたんが、二人のために遅い昼食を作り始めた。 裸エプロンして?と言ったサッキーはフライパンでぼこぼこに殴られたのだが。
174 :
ギルド報告書 :2001/05/21(月) 16:25
ヤスミたんが作ったのは、ポリゴン汁であった。 どのようにして作るのかは、いまだ判明していない… ゆでるだけ、という噂もある。 さがりすぎage
ポ…ポリゴン汁!?
すごそうな汁だ…(w
ヤスミたんのポリゴン汁飲みて〜
178 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/21(月) 23:50
書きたいけどネタが浮かばない(ネタくれ〜) どうやらスランプに陥ってしまったらしい書き手がここにいる。 哀しみのage
>>178 同じくスランプらしい書き手その2−。
ともに頑張ろうなー。
ポリゴン汁もアミーゴの漫画参照な。
>>178 >>179 大丈夫、まだ2年間も書き続けないと
いけないんですから(w
あせらずマターリと書いてくださいよ。
続き楽しみにしてます。
>>157 の続き
「うーん…確か情報屋によるとこの辺りにあるはずなんだが……。」
ナオたんが雑踏の中を軽くスキップしながら進んで行く。遅れて続く裕之たん。
裕之たんは人混みを掻き分けるのも精一杯だった。全く苦もなくするりするりと
移動するナオたんの体がどうなっているのか不思議に思ったが、口には出さなかった。
「……ほ、本当に行くのか?…や、止めた方がいいんじゃないかな…。」
二人はアッキー画伯至上主義が集うアジトへ向かっていた。迷わず進む
ナオたんだったが、裕之たんは心配そうだ。
アッキー画伯至上主義……どちらかと言うと彼らから敵視される側で
あろうと思われるこの二人が乗り込んで行って、無事に済むのか……?
裕之たんはそれを危惧していた。
と、そのとき不意に空気が変わった。気が付くと周りを大勢の人間に囲まれたのだ。
「貴様達…◇国の者だなッ!?何しに来たんだ!!」
ふと見渡すとそれまでなにげなく歩いていた全員がこちらに注目している。
まずい……ここの人間は全員がアッキー画伯至上主義のメンバーだったのだ!
裕之たんは心配げにナオたんの顔色を伺う。
「……ここの統括をしているという
>>807 に会いたい。会わせてくれないか?」
だが、ますます空気は重く、いつ爆発してもおかしくない状態になっていた…。
きりきりとした緊張状態が続いていた。 「哲………お前まだ生きて……いや、その…これは……」 「復讐してやる………ハワイの奥さんに電話かけてやる―――!」 まるでベタな不倫ドラマのような展開に、ヤスミたんは心の中で苦笑した。 さっきまで冷や汗をかいて、ヒゲ将軍に追い詰められていたのも、どこ吹く風。 やれやれとばかりに煙草に火をつけ、のほほ〜んと2人を眺める。 「あ〜あ、だから妻子持ちの男に手を出すとロクなことにならないんだよな〜ほんとに……」 自分のことは棚に上げてる、やっぱりキュートなヤスミたんである。 「そんでそんで、あなたの旦那さんの背中のホクロがいくつあるか知ってますよ、とか あなたの旦那さんは、なぜあまり家に帰らないのか、理由をご存知ですか?とか 言ってやるんだ――――――――!」 必死なノムたんを尻目に 紫煙を吐き出しながら、ロン毛をけだるそうにかきあげるヤスミたん。 情事後のようなそのしぐさも、やっぱり不倫ドラマのワンシーンにありそうだ。 「おいおい……慰安旅行に一緒に行けば、それぐらい分かるだろうが。 家に帰らないのは、仕事が忙しいからに決まっているからだろ?まったく……」
ノムたんの脅しは続く 「そんでそんで、手料理をいつも誉めてくれるんですよ、とか………」 「えっ!?お前料理作れるの?ああ、独身だっけ?コンビニばっかじゃ体に悪いもんな」 「そんでそんで、今、お腹の中には3ヶ月になる子がいるんです。とか言ってやる―――!」 「んな訳ね―――だろッ!」 ヤスミたん(爆笑)はおヤスミたんしそうになった。 「あはは、野村って面白いヤツ〜〜いよっ、さすが◇国の人気者!!」 ヒゲ大将軍はポツリと呟いた。 「ヤスミたん………君さっきから、『 ではなく、「 になってるよ……」 さらに気まずい雰囲気になり、緊張状態は続行していた……。
「ええい!めんどくせ―――!分かった、こうなりゃ哲もヤスミたんも全部 俺のものだ―――――!!なんたって俺は大将軍、あっはっは」 腰に手を当て天下の豪笑をするヒゲ将軍。 その声にヤスミたんは身構え、ノムたんは後ずさった。 「ま、まさか…まさか…」 「そ、それはいくらなんでも……」 「FF12はお前達2人でコンビ組め!これで問題あるまい。あっはっは――」 大問題です!! 2人同時に叫んだが、将軍は聞いちゃいなかった。 「そうと決まれば、挙式だ挙式。盛大にやるぞ――!ヤスミたんとは教会な? 哲は神前とでもいこうじゃないか。それともめんどくさいから3人同時でやるか?」 あまりの衝撃に、2人はついに気を失った。 これを書いてる本人も、これが事実になれば気を失うであろう。 のちにこのレスが、冗談で笑い飛ばせることを切に願う。 この挙式をぶち壊すべく、他の出演者達にがんばってもらいたい。 お願いします。お願いします。なむなむ・・・・・・
意地でもぶち壊してやる…ッ! 書き手達はキーボードとマウスを両手に燃え上がった!
>>181 の続き
裕之たんとナオたんを包む空気はよりいっそう険悪なものとなっていた。
『まずい!!ナオたん、なんとかして逃げよう!』
裕之たんが小声で耳打ちするが、ナオたんは聞く耳を持たない。
ああ……こんなところで死にたくない……9の汚名返上もされてないのに……
裕之たんは天をあおいだ。
「た・・・たた・・・大変だッ!!」
不意に人垣の向こうから悲鳴のような叫び声が聞こえてきた。
ざわざわとどよめいて注意が二人から逸れる。今のうちに……!!と裕之
たんは逃げようとした。その時…
「皆!落ち着いて聞いてくれ!FF12はヤスミたんとノムたんのコンビで作られるらしいぞッ!」
怒号が沸き起こる。
「なんだってッ!!FF12がノムたんだとー!何かの間違いだッ!」
「ヤスミたんと言えばアッキー画伯以外の誰が考えられると言うんだッ!そんなバカな!」
「FF12まで右向きりノアに汚染されるのか!?そんなのは嫌だー!!」
中には悲鳴を上げて倒れるものまで続出した。次々と担架で運び出されていく。
呆然としていたのはアッキー画伯至上主義のメンバーだけではない。
裕之たんの顔が引きつり、ナオたんの額から薄く汗が滲み出している。
『◇国は終わりだ……もう何もかもおしまいだ……。』
あ、ちょっと失敗。失敬。
サッキーがわざわざ海外から取り寄せたとっときの洋ゲーが
「GAME OVER」の曲をエンドレスで流しているという鬱になりそうな
状況で
>>807 は説明に入った。
と、その前に睨むように
>>576 を見る。
「こいつが
>>576 ですか……こいつのせいで、画伯は…」
「よかったな、
>>576 。順調に四方八方から恨まれ始めているぞ」
「茶々を入れている場合じゃない、サッキー。
>>807 、説明してくれ」
いつでもどこでもマイペースなサッキーにツッコミwithハリセンを入れたのは
意外なことだがイワタんではなく皆たんだ。
>>576 は何も言えず、ただ
>>807 が持ってきた紙を眺めていた。
>>807 の話は大体こうだった。
◇国内で政変が起ころうとしている。裕之たんとナオたんが動き始めた。
しかし、ヤスミたんの入内はスケジュールどおりに行われる運びであること。
そしてヤスミたんのお色直しは7回であること(何を着るかは当日までナイショの模様)。
逆ギレ状態のノムたんがヤスミたんを排除する動きを活発化させていること。
敬愛するアッキー画伯が行方不明。灰色の獅子の動向は不明で、
ベイグラディエーターは対タクティ作戦に半分人員を裂き、1/4を画伯至上主義へ送り込んでいる。
ノジたんとみっちゃんの所在は不明。河津伯爵も動いているらしい。
「……もう、我々に余力はありません。今は悔しいが
>>576 とサッキーの行動力に頼るしかない…」
>>807 はそう結び、がっくりとうなだれた時、隠れ家の窓に一羽の伝書鳩が止まった。
ナオたんと裕之たんが画伯至上主義本部で拘束された旨、
そして、FF12がノムたんとあのヤスミたんで作られるというまさに凶報だった…。
あ、かぶらなかったかな? ギリギリセーフ。 (リロードしないで書き込みした)
マジでそれだけは勘弁してほしい、FF12・・・。
193 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/23(水) 00:02
続き読みたいage。
仲良く揃って気絶状態から先に目覚めたのはヤスミたんだった。 事態を把握すると急いで扉に向かう。鍵がかけられていた。 「開けろッ! 開けてくれッ!」 ドンドンと扉を叩く。蹴っ飛ばしてみる。 しかし、さすがはアルコタワーの壁、びくともしなかった。 さっきはヒゲ大将軍とノムたんの痴話ゲンカに思わず笑い転げてしまったが 本当の本当は今も状況なんて分からないのだ。 FF12を作るってどういうことだ。アッキーはどこへ行ったんだ…。 あの夢の中の男は誰だった・・・大体何か大事なことを忘れちゃいないだろうか。 「ねェ…そんなに叩いたって開くわけないじゃん」 叩きすぎて手が痛くなり、はふはふと息をふきかけたヤスミたんに、不機嫌そうな ノムたんが気だるそうに声をかけた…。
急いで書くと何か変だな。スマン
いや、全然いいよ。俺はいつも勢いだけで、書いてるし(w
「お前はなんなんだよ!」ヤスミたんは怖くなって叫んだ。
「ぼく?ぼくは魔法のクリエィターマジカル☆のむたん。
魔法のくーぴーでどんなデザインもお茶の子さいさい。
世界の絵師でもあるんだよ。チャハ!」
(クリエイターと思ってるのは本人だけなのだが)
「とてもそうには見えないな」
ヤスミたんは疑わしげだ。
(というか、ユーザー全員が疑わしげなのだが)
「そんな言うなら、最近やった仕事見せてよ」
記憶を失っていてもさすがディレクターヤスミたん。
とりあえず、のむたんの実力を測ろうという魂胆だった。
「ふふーん、聞いて驚くなー。
なんとこのぼくは、世界のデズニーとお仕事したんだぞ!じゃーん」
そう言ってのむたんは、プリントアウトした一枚のCG
http://ps2media.ign.com/media/e32001/image/square/kingdomhearts_16.jpg を見せた。
ヤスミたんはその絵を見た恐怖で、おしっこをちびりそうになったが大人なのでこらえた。
『ホラーゲームなんだ』
何の疑問も持たずそう思った。
その時、牢の戸の5a×10aの小窓が開き、鼻ヒゲだけがそこから顔を出した。。 「仲良くしているようだな」 「その声とヒゲは坂口とか言う人!」 「ふぇ〜ん、さかぐちしゃ〜ん。早くだしてよぉ〜」 睨むヤスミたんと泣きの入るのむたん。 「だめだ。式の日まで出すわけにはいかん」 「冗談じゃないぞ!」 「一つ、チャンスをやろう」 将軍の表情は見えないが。ヒゲが喋るたびにもごもごと動く。 「お前たちはそこで、FF12の企画とキャラデザをするのだ。 もし上手にできたら、ヤスミたんは開放して、のむとは結婚してやる。 アッキーの無事も保障してやる」 「よし!その言葉忘れるなよッ!!」 「やたー。てんさいのぼくに任せてね〜」 よもや口先だけの約束とは思わず、藁にもすがる思いで二人はそれぞれの仕事を始め出した。 ヤスミたんは企画書を書き、のむたんはカレンダーの裏にクーピーで絵を書いている。 万人が(悪い)夢にまで見た、夢のタッグマッチが牢獄の中で実現しようとしていた。
「ふふふ……やる気になっているようだな。……完成した暁には晴れて婚礼の儀を 執り行なう予定だとも知らず…。この私がそうやすやすと手駒を手放す訳が 無かろう…………あーもしもし、こちら坂口と申しますが…」 低く笑って携帯で式場の予約を入れるヒゲ。しかし彼は重大な事を忘れていた。 ……ヤスミたんが記憶喪失になっている事を。 クリエイターの本能で仕様書を書き始めたヤスミたんだったが、その内容は以前 とは全く毛色の違う、明るくポエミーなものだった。そう、神経質的な性が 失われていたヤスミたんは、クリエイターとしても変質していたのだ。 この仕様書を皆たん辺りが見れば失神するに違い無かった…。 更に物語は迷走を続ける…。
あ…200番じゃん。
企画書を書くヤスミたん、キャラデザを続けるノムたん。 無言でもくもくと作業を続ける2人、しかしひっそりと互いの視線を気にしていた。 『この人……◇の絵師?アッキー以外に絵を描ける人がいたんだ…ホラーだけど』 『はあ〜お腹空いたな〜おわっ、怖い顔してる。僕と同じでお腹空いてんのかな?』 『そもそもなんでこんな事になったんだ…?何か大事なことを…うう、頭痛い…』 『あっ、頭ぼりぼり掻いてる。そんなにお腹空いてんのかな?』 『アッキー、俺はこの隣に居るヤツに、もの凄く嫌な予感がするよ…ああ、助けて…』 『僕のドナルドクランチちょこっと分けてあげちゃおうかな?僕って親切〜うふ』 『FF12のストーリー?そもそも坂口って人を…俺は昔から尊敬していたような…尊敬?ええっ!?』 『今度はビクーリしてる!お腹が鳴ったのかな?』 『アッキー…もう何がなんだか…◇国…FF?坂口?うう…ダメだ思い出せない』 『あっ、今度は爪噛んでる…よっぽどお腹空いてんだね?ごそごそごそ…』 「はい!!」 「なっ!!…なんですか!?いきなり…」 「美味しいよ。疲れた時には甘い物ってね〜♪はい、ミニーちゃんのクッキーもあげるね〜」 「ど…どうも…」 「ああっ!?!?」 「な、なな、なんですか!今度は!」 「松野さんて………………」 「はい?」 「黒髪ロングヘヤーだ!!!」 「はっ??」 急に目つきが変わったノムたんに、ヤスミたんはゾクリとして一歩後退した。
「そういえば松野さんて……」 ノムたんに見つめられてるヤスミたんは、滝のように流れる冷や汗を拭うことも出来ず静止した。 「えへっ」 「はっ?はい???」 「仲良くしてね?チュッ♥♥」 「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ――――!!!」 「その黒髪、触ってもいいかな?うふ♥♥」 「やだ、やだ、アッキー!アッキー!助けてくれよう。こんなのやだよう!!」 「僕もね、映画観るの趣味なんだ〜」 「だ、だからなんだよ。そんなの知らないよ!!」 「なんなら僕が主人公になってあげてもいいよ?」 「い、いらないいらない。全然間に合ってます!!お引取り願います!!」 「ビール券に洗剤もつけるから〜。6ヶ月でいいんですよ。ね?」 10年先まで産経一筋です!と、逃げ回るヤスミたんを、ハートマークを飛ばしながら 追いかけるノムたん。 王侯貴族の貴婦人が纏うような、艶やかなドレス姿のヤスミたんは、しかしその長い裾が 災いして転んでしまった。その反動で足が縺れてしまい、一緒に倒れこむノムたん。 「お、重い〜重いですよぉ〜〜野村さん!」 「ごめんね、ごめんね、十二単って20kgもあるの、ふえーん僕も起き上がれないよ〜」 手足をばたつかせて、もがくヤスミたんとノムたん。 微笑ましく、おぞましく、そして優美な光景であった・・・・・・・・・(?)
遅れたけど
>>200 ゲットおめでとう。
これからもガンガン書いてちょ。
いつか、このスレを愛するみんなでOFF会やりたいね。
2003年、発売を祝して同時にOFF会開催!なんて…スレと関係ない話でゴメソ。
笑い転げて起き上がれない・・・
むちゃむちゃおもろい
>>204 やりたいね(w
みんなは2ちゃん2周年オフ来ないの?
「生きているの…?
>>576 」
薄暗いレジスタンスのアジトでお久しぶりの
>>678 は呟いた。
神話時代から続いていたというウワサもあるギルド闘争は
なし崩しに終焉を迎え、どの勢力にも残っているのは疲労と
絶望だけという「♪やだねったらやだね」的な状況だ。
状況をなんとかしようとしても、魔峰ニチャンに出現した『タクティ』
を抑えるので精いっぱいでヤスミたんにまで手を回せない。
「…入内まであと2週間をきっちまった。アッキー至上主義者達も
色めきたってるしな。
>>678 、本当にその
>>576 ってヤツは信用できるのか?
元はたかがオウガギルドの一刺客だろう? 無理なんじゃないのか!?」
「私を疑うのッ!?
>>576 は信用できるわ。必ず…多分…おそらく」
本スレ
>>53 のぼやきを
>>678 ははね返したが不安ばかりが残る。
何もできない苛立ちがベイグラディエーターだけではなく、各ギルドの
残党にも沸々と沸き起こっていた。
209 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/24(木) 23:42
>>207 行くよーいえ〜い!てなことでテレホage
210 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/24(木) 23:57
>>207 行きたいけど地方は辛いぜ〜い!お見送りage。
211 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/25(金) 03:20
やっぱりレベル(?)高いな〜age。
>>190 の続き
ヤスミたんとノムたんがFF12製作……その知らせはかつてない程の衝撃をもたらした。
いつもマイペースなサッキーでさえ思わず言葉を失う。
>>807 はそのまま石化したかの
ようにピクリとも動かない。背後にはGAME OVERの曲が流れ続けていた。
バタン!……ふと隣を見ると皆たんが倒れている。
「み…皆たん!しっかりするんだ!!」
我に返ったイワタんが皆たんを助け起こした。「う〜ん……あ、アッキー……。」
皆たんは当分起きあがれそうもなかった。
「ヤスミたん……きっとあのヒゲに脅されて無理矢理作らされているに違いないッ…!」
>>576 はヒゲにあれやこれやされているヤスミたんを想像し、いてもたってもいられなくなった。
「……もうこれ以上はじっとしていられない!俺一人でも助けに行くッ…!」
今にも飛び出していきそうな
>>576 をサッキーが引き止める。
「まあ、待て。
>>576 が一人で乗り込んだところでまた同じ目に合うだけさ。
>>801 達の
力を借りて、こちらから攻め込む機会を作らなきゃならない。
>>801 達の本部に
ナオたんと裕之たんがいるって言ったね?もしかすると彼らも力になってくれるかもしれない。」
サッキーはそう言ってからようやく洋ゲーの画面を消した。
>>204 遅ればせながら有難う。OFF会かぁ……FF12のキャラデザがノムたん
じゃなかったら「祝発売」だけどなぁ…。どうなることやら。
>>212 807と801と入力間違えてるや。すまん。
>>197 おかえりー。
さて週末考えるかな・・・
今日発売のファミ痛、のむたんの写真見た瞬間無意味に爆笑。 インタビューも微妙に外してて良し。 しかしウェディング姿のユウナ、のむたんそっくりでビクーリしたよ。
>>217 情報ありがとう。立ち読みしたら爆笑しそうだから買うか…。
>>216 その格好は寒いっス、アニキ・・・
その頃、ヤスミたんをヒゲ大将軍に奪われたアッキーは放浪の旅に出ていた。
「ヤスミたん、いじめられないだろうか」
良くも悪くも殺されはしないだろうとアッキーは思った。ノムたんがどう出るか
が心配だが…ヒゲ大将軍はそんなことを見逃すくらい甘くはない。
最後まで記憶喪失のままだったのが少し悲しかったが。
「……今まで楽しかった。さよならヤスミたん…」
駅のプラットフォームに立ち、時計を気にしてみる。
故郷に帰ることをアッキーは決めていた。
『まもなく電車が参ります。黄色い線まで下がってお待ちください…』
ざわざわと騒がしく人々が並び始める。と、アッキーの横にいた若者が
何かにぶつかって持っていた雑誌を落とした。
「っと……。……ちょちょちょっとそれ見せて!」
「な、なんだァ!?」
驚く若者
>>217 の雑誌をひったくりアッキーは貪るように読み、投げ捨てる。
アッキーは走り出した。どこに行けばいいのか分からなかったが。
『FF12は松野&野村で! ポエミーワールドが展開?!』
アッキーが投げ捨てた雑誌のちょうどそのページには、ウェディング姿の
ノムたんがにっこり微笑んでいた。
>>217 同じく情報ありがと。早速見てみるよ。
にしても、ユウナはのむたんにほんとよく似てるよ。
なんつーか、非常に複雑な気分だ(半べそ
俺、X買ったらユウナにはヤスミたんって名前つけて萌えようかと思ってたのに……。
―――きっかけは? のむたん「坂口さんの部屋に、夜伽として参上したら橋本さんがいて「一緒に 犯らないか?」みたいになりまして。こんなに開発されるとは思ってなかった んですけどね」 のむたん髪伸びたね。
223 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/26(土) 14:03
わーいファミ通買ったよー 見た瞬間『あっ、のむたん可愛い〜』と思ったぼくは回線切って首吊りまーす
ageちゃったよゴメン
何も迷わず買えばいいのに、つい中身を確認しちゃったよ。 コンビニで爆笑してしまい、恥ずかしかった><; どうでもいいけど、ノムたん達これからご飯を食べるところだったのかな?
227 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/27(日) 06:55
こんな時間に上げても無駄?
のむたん、「SARU」ってTシャツ何だありゃ(w 本人も微妙にセンス痛いな。萌え〜
>>229 井上三太かよ!あいたたたたたー。
情報サンキュー。ヒャッホ―、これで俺ものむたんとペアルックできるぜ!
新しい時代の(痛)ファッションリーダーだな。
231 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/27(日) 11:10
井上三太好きなのむたんに激萌えー! つか痛い痛い痛過ぎる。痛ってェーーーーーー!(爆笑) のむたんは死ぬまで電波で性奴なキャラに決定!! もう一生あんたについて行くよ(滝涙)
サッキーの公式ページってもうできてんだっけ?
235 :
余談 :2001/05/28(月) 19:53
237 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/28(月) 22:05
>>235 いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………ッ!!
………面白すぎる。
あ、まずい。ageてしまった、ごめんよ。
239 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/28(月) 22:46
>>235 はあはあ…酸欠状態…
やっぱこのスレレベル高過ぎ!!(爆笑)
>>235 ぶははははははははははははははは!
はひぃ〜はひぃ〜もう、最高や〜。
保存しとくわ。
>>235 それにしてもこういうのって普通は「ゲ〜…きもちわる〜」て
感じなのでしょうが、あんまり違和感ありませんな。。。
っぎゃっ(爆笑)
243 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/30(水) 14:51
あげあげ
ズンチャカチャカチャカズンチャカチャカ〜♪ ブースデスクに立ち、手を振り振りながら華麗なダンスを踊るノムたん。 今日のレッスンは『ディズニー・エレクトリカルパレード・ドリームライツ』 (※2001/6/1より東京ディズニーランドにて開催) ノムたんは本番直前のため稽古に余念がない。 異界送りの舞いから、フラダンスまで。実はノムたん、アミーゴ以上の踊りの名手であった。 「さあて、ワルツとコサックダンスはマスターしたから今度はこれね。成田たんミュージックスタート!」 なんで俺がこんなこと〜とほほ…。と、嘆いている成田たんであったが、 ノムたんに逆らうとハグハグされるので黙っていた。 「どお?どお?これ新しいステップなんだYO」 「はあ…まあ〜いいんじゃないでしょうか……」 そんなノムたん、今度は井上三太に影響されてか、HipHopできめまくりである。 「あのーそれより…こんな事で時間潰していていいんですか、野村さん?」 まだやるべき仕事が沢山あるでしょ?と心配して声を掛けた成田たんであったが、 ノムたんはちっとも聞いていなかった。見上げると、ぴちぴちのレオタード姿がとても眩しい。 そんなノムたんに恐れをなした他の開発スタッフは、別室に避難中である。 『ややや、やっぱり俺も逃げよう!!』 ちょ、ちょっとトイレ!と言い放ち、一目散に逃げ出した成田たん。 「HEY〜YO〜HEY〜YO〜僕は高知生まれの土佐人だYO〜カツオが美味いじゃけんYO〜」 誰もいない開発室には、ノムたんのノリノリなラップが響き渡っていた。
ノムたんの華麗なHipHopはそのうちYOSAKOIソーラン風味となっていった。 誰もいない開発室にノムたんのフレッシュな汗が飛び散る。 誰が何と言おうと燦然と輝くノムたんだった。 「ふむ…やはり舞姫だな……さすがだ、ノムたんよ……」 アルコタワーの最上階でヒゲ大将軍はモニターを見つめ、ワイングラスを傾けた。 キザなセリフを言っているようだが、よく見ると鼻の下が10センチほど伸びている。 「そうさな、披露宴はダンスパーティーにするか」 ひとり笑うヒゲ。ノムたんが極上の舞手ということは知っていたが、さてヤスミたんは 一体どんな踊りを披露してくれるのだろうと妄想にふけるのだった。
一方その頃―― ヒゲ将軍の姦計にものの見事に嵌り、ヤスミたんは絶望の淵にいた。 アッキーに会わせてもらえるどころか、常に◇国の衛兵(アルバイト)達がいて 外に出ることもままならなかった。いわゆる軟禁状態である。 怨みつらみの呪詛を吐き、毎日ベッドで泣き叫んでいる。そして今日も食事をロクに取ろうとしない。 段々心配になってきたヒゲ将軍は、仕方なしに外に出ることを許可した。 ようやく外の空気を吸えることに、ヤスミたんはホっと胸を撫で下ろした。 そして外に出たヤスミたんが真っ先に目指した所は…… 「ぷっは〜美味いッ!!やっぱりビールはジョッキがいいねッ!」 実は◇国の財政難ゆえ、酒が与えて貰えなかったことに立腹し、 拒食と言う抗議行動をとっていたのであった。 「160億で映画作ることに比べたら、ビールくらいケチケチするなってーのッ!!」 と言いつつ、ここでの飲食費をちゃっかり経費で落とすことを企んでいるヤスミたん。 さすが開発部部長である。 「も、もちろんアッキーのことでも怒っているんだよ?」 そして誰に向かって言っているのかわからないが、とりあえず弁明している。 「あっ、お姉さん。ビールもう一杯ねー!」 実は遠巻きで監視している衛兵達が、密かに電卓を叩いていることを ご機嫌なヤスミたんは知る由もなかった。
ビールジョッキ…わははw
誰も見てないと思って書いちゃったYO! …続けてもいい?
そしてその頃―――
あまりの混乱振りに、どこをどう走っているのか分からなかったアッキー。
ただひたすらヤスミたんの笑顔だけが目に浮かぶ。
目指すはやはりアルコタワーか!?なんとしてでもヤスミたんに会いたい……。
「すみません!!目黒区ってどっちですかね?」
「…………?……………多分あっち……」
「ありがとう!!」
「あ、ちょちょちょっとー!」
そこにいた人物の制止する声も聞かず、再び走り始めたアッキー。
ま、いっかと再びうっとりと目の前にあるタワーを見つめて、パシャパシャと写真を撮りまくっている。
「あの人ここから走って行く気なのかな?はあ、それにしてもここに住みたい……」
そう呟いた人物は、かのFFTマニアで有名な
>>52 たんであった。
彼はこのままここに永住するかもしれない……。
「ゼェハァゼェハァ……流石にさいたま市武蔵浦和から走ってきたのはしんどい」
何十時間後振りにようやく目黒駅に到着したアッキー。愛しの姫君が捕らえられてる敵の
本拠地はすぐそこだ。しかし舞い戻ってきたのはいいが、どうやってヤスミたんを拉致ろう?
「まあとりあえず一杯飲んでから考えよう。大切のことはその次さ」
それはサッキー的思考だよ!とツッコミたくなるが、アッキーは気にしちゃいなかった。
「いらっしゃいませ。お一人様ですか?カウンターでよろしいですか?」
「あ、後で連れが来るかもしれないんで、テーブルで」
誰も来やしないのに、ちょっと見栄をはってしまったアッキーである。
『また悲しいウソをついてしまった……』
「クリエイターに要求されるのは、やはりリズム感であろうか?いや、違う!
野村は間違っているッ!真のクリエイターに要求されるのは歌唱力だッ!
アニソンばかり歌っていそうな奴と一緒にされたくないッ!」
なにやら枝豆に向かってぶつくさ言っているヤスミたん。大分酔っているようだ。
「ちょっと、トイレ…」
席を立ったヤスミたんがその時目にしたものは………
「ア…アッキー?」
その声に瞬時に反応するアッキー。愛しい人の声を聞き間違える訳がない。
そしてアッキーが振り向いたその瞬間。
「ヤ、ヤスミたん!?」
「アッキー!?アッキーなんだね!!」
「ヤスミたん!?ヤスミたん!!」
「アッキー!!会いたかった!!」
「ヤスミたん!!俺もだー!!」
「アッキ――――――――!!」
「ヤスミた――――――ん!!」
※この場面はスローモーションです。FF8のスコールとリノアの例のシーンでお送りしております。
♪Darling, so there you are With that look on your face―――♪
店員として働いていた
>>249 は慌てて有線ラジオ局にフェイ・ウォンをリクエストした。
しかし、抱き合って互いのぬくもりを確かめあったのもつかの間。店内に怒号が飛ぶ。
「あの2人を引き離せ!!」
一斉に立ち上がったのは、説明すまでもなくヤスミたんの見張り係り達であった。
「は、離せッ!!くそッ!!ヤスミたん!!ヤスミたん!!」 「やめろー!!アッキーアッキー!!嫌―――!!」 店内は乱闘騒ぎの様子を呈していた。 無理矢理引き離されたヤスミたんとアッキーは互いの名を叫び合う。 「こいつを外に叩き出せ!将軍様の寵姫に手を出す不届き者め!」 なぜか衛兵達の指揮を執っていた塚本こと、塚たんが叫ぶ。 「やめろー!アッキーに乱暴するなー!!」 「さあ松野様、もう帰る時間です。誰か馬車を用意しろ!」 「ヤスミたん!必ず、必ず助けるからッ!!ちくしょー!!」 「アッキー!!待ってるから、待ってるからね。アッキー!!」 外に連れ出されてボコられるアッキー、アルコ城に戻されたヤスミたん。 2人の偶然の逢瀬は、こうしてあっけなく幕を閉じた。 しかしこの一部始終を店の隅で観察していた人物がいた。それは成田たん同様重要な 地位にいながらも、ほとんど日の目をみることのない人物、村田たんであった。 「プログラマーは淋しい稼業ときたもんだ〜♪」 とりあえずボコられたアッキーを保護する為に外に出た村田たん。 「この先成田たん同様、あと1〜2回出番があればいいほうかな?」 書き手も、さして情報のない人物を物語に絡める気はなかった。(すまん) とりあえず、意識を失っているアッキーを担ぎ、目指したその先は…… かつての同胞直良たん、そして裕之たんがが拘束されているという、 そう『画伯至上主義』の隠れアジトだったのだ。 物語はさらに迷走する・・・・・・・・・。
調子に乗って沢山書き過ぎた。すまん。 他の書き手さん達に続き期待。 関係ないけど腹痛くなってきた…うう、ゲ○ピーの予感。
254 :
名無しさん@LV2001 :2001/05/30(水) 23:26
新キャラまた増えたな…。 全員名前と職種が一致した自分。逝ってきます。
>>254 いや、俺なんか名前・職種はおろか顔まで思い浮かんでしまったよ…。
ヤバい〜〜!!
ヤスミたん…本作ヒロイン。ノジたんの術により現在記憶喪失。特異料理はポリゴン汁。
数週間後に入内の予定でノムたんと組んでFF12を作ることになってしまった
アッキー…放浪していたが雑誌記事がもとで再びヤスミたんと一瞬の逢瀬を果たす。
しかし、見張りの者にボコられたところを村田たんに連れられ意識不明のまま画伯至上主義アジトへ
ノムたん…◇国の絵師でありヒゲの側室。最近とってもハジケている。必殺技はクーピー
ヒゲ大将軍…◇国の実質的支配者。冷酷非道だがヤスミたんの入内に浮かれている
武市王…◇国の傀儡。元銀行マンなので金勘定が得意だがそれしかできないという噂も
河津伯爵…◇国有数の貴族。「ン」口調。最近出番がない
小林トモーミ…◇国絵師。河津伯爵の養女でもある。カースト出身で根拠のない妄想を展開
塚たん…ヤスミたんを見張る衛兵達の指揮をなぜかとっていた
成田たん…ひとり逃げ遅れたためにノムたんにつかまり苦労するはめに。逃げ切れるか?
村田たん…アッキーとヤスミたんの逢瀬現場に居合わせる。アッキーを連れ画伯至上主義アジトヘ移動中
裕之たん…◇国へ戻っていたが、ナオたんと共に出奔。画伯至上主義者により拘束されている
北瀬公爵、田中公爵…◇国貴族。出された料理をタッパにつめないと気がすまない
直良たん(ナオたん)…スパイダーマンごっこが好き。現状を憂え出奔したが…
ウエマツ…◇国宮廷楽師。ウクレレが得意。サッキーや
>>576 に接触した
みっちゃん…飛空挺の持ち主。元◇国民でノジたんを助けるためにウエマツ邸へ戻ったが?
ノジたん…ヒゲ派実力者。記憶喪失という禁じ手を使うことができる。重傷を負い◇国を逃れたが…
皆たん…熱血的良識派かつ常識派。
>>576 と対立していたが、アルコタワーの一件で関係が改善された?
サッキー…どこまでもマイペースな吟遊詩人。ヤスミたんの昔の恋人。ムテキング
イワタん…サッキーから連絡をもらうことのできる唯一の人物。昔は一緒に仕事をしたらしい
柴田アミーゴ…天性の踊り娘。紫のバラを口にくわえて登場。泥沼関係が好き
コジーマ…ヤスミたんのライバル。映画オタクで一人寂しく映画祭に参加中
ギルドの内情
オウガ信者ギルド…コカコーラ砲で大打撃を受け、壊滅状態に陥ってしまった。
会派には伝説系旧派、戦略系新派、穏健派があった
灰色の獅子(FFTマニア)…三大ギルドでも割とヤスミたんへの愛着は弱い?
過激派がプロジェクト頓挫とFFT2制作をヤスミたんに要求するため暗躍していた
ベイグラディエーター(レジスタンス)…少数派。ヤスミたん至上主義。
現在タクティ討伐とアッキー画伯至上主義との連携が主な活動内容
アッキー画伯至上主義…アッキーの画集を夢見つつ支援を続けてきたギルド。
各ギルドの連携を取るため、
>>807 が奔走していたがその成果は?
>>576 …ヤスミたん以外アウトオブ眼中(古)の一青年。オウガギルドの精鋭だったが、出奔。
ヤスミたんに会い、謝るために動いている。刺されたり爆撃されたりとケガだらけである
>>726 …ギルド分裂によりヤスミたんへの愛に目覚めた一青年。結婚式場でマヌカンに扮している
>>807 …アッキー画伯至上主義の中でも重要人物であると同時にパシリでもある
>>678 …失意の
>>576 を拾ったレジスタンス諜報員(ベイグラディエーター)。どこでもハイヒール
>>217 …(本スレ)武蔵浦和のホームでアッキーに雑誌をひったくられた若者
>>52 …(本スレ)某タワーに永住希望のFFTマニア。
>>601 とは同一人物か?
>>249 …(本スレ)ヤスミたんが飲んでいた酒場の店員。有線にフェイ・ウォンをリクエスト
>>597 …
>>576 が所属していたギルドの刺客。
>>576 との戦いに敗れ死亡?
>>620 …川に流されたヤスミたんを拾い上げモノにしようとした。裕之たんとのリターンマッチは?
>>633 …靴マニア。ヤスミたんを発見後、ノジたんにちくるが口封じのため処分される
>>629 …NIKA。けむくじゃら。倒れていた裕之たんを救出。裕之たんの盾となって死亡
>>601 …600のキリバンを取り損ねた。「灰色の獅子」でも穏健派。上層部を動かす力あり
>>718 …伝説系旧派代表。無名の頃からヤスミたんを支持してきた自負がある
>>702 …穏健派代表。数こそ多いものの離脱する者多数の自派勢力を憂慮している
>>666 …戦略系新派過激派代表。持久力結束力が武器だが盲信が暴走を招くことも
>>747 、
>>777 …「灰色の獅子」過激派。裕之たんを狙ったがノジたんに倒された
タクティ…伝説の屍術師。魔峰ニチャンに封印されていたが走り出した物語が召喚してしまった
参加者諸氏の熱筆を期待しています。長くなってすまんです。
誤字発見… 特異料理=得意料理 特異かもしれないが確かに。
「はぁふぅ……お、重い〜〜!!」 気絶したアッキーを担ぎながらヨロヨロと画伯至上主義本部へと向かう村田たん。 一昼夜かけて画伯至上主義本部まで辿り着いたのだった。 プログラマーという職業柄、常人よりも足腰が弱っていたのだが、この場合それだけが 原因では無かった。書き手としてもあんまりはっきり言うのはアレなのでそれとなく 察して下さい。(済みません、冗談です) ようやく辿り着いた画伯至上主義本部は、無気味なほどに静まり返っていた。 『……?誰もいないんだろうか…?』 それとも場所を間違えたかな…?急に不安になる村田たん。しかし… 「……何者だッ!?」 突然、背後から誰何の声が上がった。 振り返ると至上主義メンバーとおぼしき者達が数人こちらを伺っている。彼らはしばらく 村田たんを睨み付けていたが、その手に抱えれられている人物に気付いて驚きの様子を見せた。 「あ……そ、その方は…!!」 「アッキー画伯じゃないですかッ…!?どうしたんですかこんなところで!」 「と、とにかく早くこちらへ…。」 かくして村田たんは重荷から解放されたのだった…。
「あ、あれ…?村田さん…じゃないかな?」
軟禁状態の裕之たんは、遠目に見知った人物の姿を見つけて直良たんを揺すり起こす。
びくびくして夜もおちおち眠れない裕之たんとは対称的に、余裕ぶちかまして昼でも半寝状態
だった直良たん。起こされて軽く裕之たんを睨み付けたが、ふと見上げた先の人物に目を瞠った。
「村田たん……なんでこんなところに?」
村田たんもまた◇国を出奔した一人なのか、それともヒゲ将軍の手先として捕まったのか…?
「あ…れ…?直良さんと伊藤さんじゃないですか。どうしてここに…?」
直良たんが気付くのとほぼ同時に、村田たんも相手の視線に気が付き呆然とする。
結局、仲良く座敷牢入りした村田たんと直良&裕之たんは、お互いにこれまでの経緯をかいつまんで
説明しあう事になった…。
「◇国から姿を消したのは知っていたけど、まさか至上主義本部にいたとはね…。」
「そうなんですよ。でまあ、画伯至上主義を懐柔しに来たんですが、そこにFF12の情報が入って
きて大混乱。説明する間もなく捕まったって訳です…。
>>807 さえ帰ってきてくれれば話をつけ
られるんじゃないかとは思うんですが……。」
暫くの間、和やかに雑談モードに入る3人。やがて何故か修学旅行の夜なんかにつきものの、暴露話に
発展し、謎の盛り上がりを見せていた。無論、外の見張りは訝しんでいたが。
どれくらい経過した頃だろうか。ふと階上がざわめき、直良たん以下3名は耳をすまして様子を伺う。
ざわめきの中から聞き取れた内容は
>>807 が帰還したこと、そして
>>567 たちがやってきたという
知らせだった。
サッキーとイワタんはGBA新作の作曲で忙しいらしいな…
>>267 そうらしいね。すげー楽しみ。
もちろん曲が。
>>268 ヤスミたんのいないオウガなんて…ねぇ
GBAはスーファミより音がいいので期待大。
ところで今回もイワタんの(違)オルゴールプレゼントはあるのかな?(笑)
最近書き手の喜びを知ったよ(今は書いてないんだが) 自分が一生懸命(or適当に)考え出したものや人物が 他の人の手によってさらに発展するっつーのは、何ともいえない嬉しさよ
>628 いつもご苦労さんです。 貴殿の紹介文、拙者いたく気に入っておりまする。 拙者は誰がなんとおっしゃろうが、2003年まで書き続けるでござる なんてそれは冗談だが、ここまで来たら…。せめて12のキャラデザ がはっきりするまでは時事ネタで繋いでいきたいでござるッ!!(w それはそうとサッキーはよー公式ページオープンしろやー!! (みっちゃんのお友達紹介ように、ヤスミたんインタビュー期待してたり…)
>>269 あの曲聴くと鬱になる…
拾ったものは俺のもの。ってタイトルだっけ。
「キサマと一緒にいたヤツらは何者だッ!!何処へ行った?!答えろッ!!」「◇国の裏切り者めッ!!」 「………」 ウエマツ邸に戻ったみっちゃんと重傷のノジたんを待ち受けていたものは、 案の定待ち構えていた◇国兵士達(ヒラ社員)による厳しい尋問であった。 別室に連れていかれたノジたんを気遣いつつも、みっちゃんは懸命にこらえた。 ……何時間が経過しただろうか。 「しぶといヤツめ……ラチがあかん」 「……いっそのこと、こいつを将軍様に献上してはどうだろうか?!」「なんだとッ?!」 「一度は将軍様の寵を受けて大抜擢されたこいつのことだ。裏切り者とはいえ、まだ価値はあるやもしれん」 「そうか!うまくいけばオレらも栄えあるFFスタッフの仲間入り…なーんて可能性も!!」 あまりにも唐突な展開にみっちゃんは思わずたじろいだ。 「ポエミー松野シナリオにノムたん絵、光田音楽の競演のFF…なんて素晴らしいんだッ!!」 「うう、FFよ永遠なれ…!!◇国マンセー!!」 兵士達の勝手な妄想にめまいを覚えるみっちゃんであった。『それだけは…勘弁してくれ…』 その時、ウエマツ邸の暗い地下室に一条の光がきらめいた。 次々と兵士をなぎ倒していく一組の男女とおぼしき人影がうかぶ。どうやら武器はムチとオートボウガン、回転ドリルのようだ。 「FF,FFってどいつもこいつもうるさいのよッ!!◇国ってばッ!!」 みっちゃんはその声に聞き覚えがあった。 「あなた方は…!!」 そう、彼らこそ今旬の(明日売りのファミ痛参照)サーガを奏でる◇国反逆者、T・タカハシとその妻、カオーリ=タナカ(通称「母」、別名クリオ)であった。
つ、ついに出たかー!
275 :
254 :2001/06/01(金) 00:32
わ、実は出ないかなと思っていたらほんとに登場した>夫婦
時事ネタとばしてるね(w
>>255 -256
ありがとう♪
>>273 ギャ−−−−ッ!!いつか出ると思ってたけどッ!
でも実はあんまりよく知らんのだけど。
「タカハシ監督、あぶないところをありがとうございました」 丁重に礼を言うみっちゃんにタカハシはかすかに微笑んだ。 「礼には及ばないさ……我々の奏でるサーガは、君の音色を必要としているからね。礼なら僕らを案内してくれた彼らに言ってくれないか」 振り返ると、この館の主であるウエマツと、◇国の実力者・カトウ伯爵が安堵した表情でみっちゃんを見つめていた。 「カトウさん!!お久しぶりです!!」 タカハシ夫婦とカトウ、みっちゃんは共に◇国で仕事をした仲であり、この緊迫した事態のなかでも再会を喜びあった。 「今の◇国の状況は国民としても見過ごしておけない」 苦渋に満ちた表情でカトウは語り始めた。ウエマツも意を得たりとうなずいている。 「◇国内部にいる我々には出来ない事が、キミ達には出来る筈だ。力になれなくてすまないが…◇国を、そしてヤスミたんを救って欲しい」 みっちゃんは強くうなずき、言った。 「野島さんを…お願いできますか?僕にはまだやらなくてはいけないことがあるんです」
280 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/01(金) 01:48
あ、ナムコの子会社副社長になった人か!? だとすると杉浦まで出てきたりして(藁
>>273 を読むまで「みっちゃん」がミツダさんだって気付かなかったよ。
氏の音楽かなり好きなのに・・・
逝って来ます。
>>279 みんな!ラヴリーヤスミたんに大量投票だ!俺はとりあえず一票入れた!!
アッキーと一瞬の逢瀬を遂げたあの日からヤスミたんはますます元気をなくしていた。 与えられた開発室の机の上にあるノートPCにはエディタが表示されていたが 一言も書かれておらず、真っ白だった。 「なんだよ…なんだってこんなことに……アッキー…」 読者も書き手もうっかり忘れそうになっていがヤスミたんはまだ記憶喪失のままだ。 優しかったアッキー。彼だけが大切だった。 ヒゲもノムたんもコワイ人としかヤスミたんは認識していないのである。その通りだが。 ぼんやりとしながらエディタに人差し指で何か打ち込んでみる。あいうえお。 魂が抜かれたようなヤスミたん。その痛々しい姿を心配する一人の◇国民がいた。 「……松…ヤスミたん……」 そっとドアを開け、星明子状態で涙するのはアキヤだった。 「誰、誰かいる?」 ヤスミたんの声を聞きアキヤは部屋に入った。うさぎの目をしたヤスミたんが振り返った。 「元気を出してください。…みんな心配していま……ななななにするんですか?!」 「……頼みがある。アッキーの部屋へ連れていってくれない?」 アキヤの姿を見るなりヤスミたんはアキヤの口を手でおさえ囁いた。
こうなるとアキヤはもう何もできない。ヤスミたんには逆らえないのだ。
「わ、分かりました。ちょっとだけですよ? ヤスミたんを外に出すのは難しいんです」
アキヤは戸口に誰もいないことを確かめると、ヤスミたんをアッキーの
部屋(というよりスペース)に連れ出した。
アッキーの部屋はたくさんの絵で埋め尽くされていた。
ヤスミたんが知っている絵もあれば知らない絵もある。知らない方が多い。
それを素直に口に出すと、アキヤは複雑そうな顔で下を向いてしまった。
正面のコルクボードにはヒゲ大将軍がクシャクシャにしたヤスミたん@白魔があった。
「アッキー……」
ヤスミたんは呟きながらそれらの絵を見る。ごみ箱を漁るとたくさんの右顔リノアが現れた。
「そろそろ時間です。もう誰か来てしまう」
「分かってる。ちょっと待って……あれ?」
懐かしさに浸っていたヤスミたんがある一点で止まった。アッキーの机の引き出しに
何かが貼ってある。写真だ。
「これは誰? 知っているような……」
それは、アッキーがアキヤに頼み盗み撮りしてもらった(のでカメラアングルがきわどい)
ヤスミたんと
>>576 の密会写真だった……
アキヤって誰だっけ…?
秋山氏だよー
>>286 秋山さんか。姓名の名の方を思い浮かべてたよ。
サンキュ。
288 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/01(金) 23:09
秋山さん、キングダムハーツ組だよね。...はッ、もしかして伏線?!(w 12に合流してくれるといいなあ。
だんだん知らない人出てきたよぅ フルネームと代表作品(あと役職)の表作ってくれると うれしいんだけどなぁ (おれもみっちゃんとアキヤが最初誰かわからなかった)
それもいいかもな。<実在人物対応表 でもこれはあの人か?と推測するのも楽しかったりするしな…
空に舞い踊る花びら。一面に広がる花畑。薄霧の中、視界の中心に佇むのは……
『……アッキー。』お花度∞の笑顔で振り返るヤスミたん。
ヤスミたん……ヤスミたん……あれは悪い夢だったのだ。ヤスミたんはここにいる。
『ヤスミた――――ん』嬉しくて涙が出そうだった。
「…はっ!……や、ヤスミたん!?」
アッキーは自分の上げた声で目を覚ました。見なれない天井が目に映る。
「あ…アッキー画伯!?お目覚めですかッ…」
>>807 が安堵の声をもらす、が
「ヤスミたん…。」…心ここに有らずといった面持ちだった。
と、その時大変な勢いで部屋に飛び込んできた者がいた。
「…!!アッキー!良かったッ……!」それは長らく離れていた皆たんだった。
「……み、皆たん……??」ようやく事態に気が付くアッキー。
駆け込んで来た皆たんの後ろで
>>807 が吹っ飛ばされていたのだが、お構いなく
アッキーとの再会を喜んでいる。皆たんは感極まって半泣きににさえなっていた。
「……いかなくていいのか、サッキー?」イワタんが目配せをする。
アッキーの滞在する部屋の2部屋隣で、サッキー一行がわらび餅をつつきながらくつろいでいた。
「ん?…まあ、皆たんもアッキーに言いたい事がたくさん有るだろうし、今は放っといて
あげた方がいいんじゃないかな…?」興味なさそうな顔でサッキーが答える。
実のところはヤスミたんを巡る一連の出来事で、ちょっぴりアッキーから敵視されていた
のであんまり会いたくないだけだったのだが。
>>576 はやっぱり皆から非好意的視線を一身に浴びて、居心地の悪い思いをしていた…。
292 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/03(日) 00:20
前スレから一気読みで大爆笑しました。 すごく面白いスレです。 まだFFS?って売っているのかな?
293 :
292 :2001/06/03(日) 00:22
間違えた(汗) ニュータイプ増刊号の対談のやつです。
>>293 ニュータイプ増刊、発売して一ヶ月以上たってるが、もう売ってないみたい。
買おうか迷ってたら店頭からなくなってた。
もちろんバックナンバーで注文しといたけど(笑)
ヤスミたんの茶髪ロンゲ姿が拝めるYO!(個人的には萎え〜)
げっ俺もそれ読んでなかったから、ヤスミたん黒髪のロンゲだと 思って書いちゃったよ。鬱だ・・・・バックナンバー取り寄せよう・・・・
黒髪ロンゲって・・・クエス党時代か(Vジャン版攻略本の写真) 今見返すとなんか初々しいな。
>>296 ロンゲっつーか短い頃だな。
ちらほら見える白髪が愛らしい。
今の茶髪萎え〜
いっそのことどんどん伸ばして ポニーテールにするとか 三つ編みにするとか 若い未亡人風、留袖にかんざし一つで結い上げるとか 細い首筋に掛かる、後れ毛が悩ましい……
ベイグラアルティマニアのヤスミたん萌え〜。 FSS別冊のヤスミたん萎え〜。 Vジャン攻略本のヤスミたんは見た事ないな。
>>203 の後の話。
「こ、こわかった……」
黒髪ロングヘアーのせいで(?)ノムたんにニジニジされたヤスミたんは、危うく難を逃れ、安堵の表情を浮かべていた。
長い逃亡生活あんど軟禁生活のため、伸びてしまっている黒髪に目をやるヤスミたん。
『僕は黒髪より金髪の方が好きだな〜』
一緒にお花畑でお絵かきをしていた時、アッキーが語っていた言葉がふと脳裏に浮かんだ。
例のごとく、影で見守っていたアキヤにヘアカラーの差し入れを要求した。
「ちょっと、そのお願いはどうかと……」
などといいつつヤスミたんには逆らえないアキヤであった。彼がヘアカラーを手に入れるまでは、(ノムたんの妨害もあり)聞くも涙、語るも涙の困難が待ち受けていたのは言うまでもない。
かくして、ヤスミたんの茶髪(金髪?)ロングヘアーは誕生したのである。
>>300 そのつなげ方上手い!ワラタ
くそーVジャン攻略だけ持ってないや。残念無念。
>>301 楽しみ〜!!気長に待ってるYO!。
今、真女神転生1(PS版)プレイ中だが
ヒーロー→アッキー、ヒロイン→ヤスミたん、ロウヒーロー→ミナたん、カオスヒーロー→サッキーで
プレイしてるのは日本広しといえども自分だけだろう(w
FF10もコレで決マリ〜。
実在人物対応表、誰か作ってくれー それじゃなかったら顔写真一覧表でもいいから(w
>>303 昼間対応表作成してじぶんちにデータ送信したら白紙になってた…。
死に体。
以下の文章はこのスレには直接なんの関係もありません。念のため。 株式会社スクウェアの役員、その他社員のお名前一覧です(参照:四季報など)。 名前(敬称略)、肩書き、代表作その他。 武市 智行・・・会長(前社長)。元銀行員。 鈴木 尚・・・・社長。デジキューブ会長。 坂口 博信・・・元副社長。FFシリーズ産みの親にして開発トップ 先頃副社長を退き専属プロデューサーという立場に 河津 秋敏・・・ディレクター、プロデューサー(FF2、サガシリーズ、ワイルドカード) 最古参の一人 田中 弘道・・・ディレクター、プロデューサー(聖剣伝説、ゼノギアス、クロノクロス) 最古参の一人 現在FF11制作中 北瀬 佳範・・・ディレクター、プロデューサー(FF6、7、8、10) 石井 浩一・・・ディレクター、プランナー(聖剣伝説シリーズ、サガフロ1) 現在FF11制作中 松野 泰己・・・ディレクター、プロデューサー(FFT、ベイグラ) スクウェア以前の代表作は伝説のオウガバトル、タクティクスオウガ 現在FF12制作中
◆FFT・ベイグラ関係 吉田 明彦・・・キャラデザイナー (伝説のオウガバトル、タクティクスオウガ、FFT、ベイグラ) 皆川 裕史・・・アートディレクター (伝説のオウガバトル、タクティクスオウガ、FFT、ベイグラ) 崎元 仁・・・・作曲(伝説のオウガバトル、タクティクスオウガ、FFT、ベイグラ) 岩田 匡治・・・作曲(伝説のオウガバトル、タクティクスオウガ、FFT) 村田 琢・・・・メインプログラマー(FFT、ベイグラ) 秋山 淳・・・・企画・演出(FF7、FFT、ベイグラ) ◆FF関係 野村 哲也・・・キャラデザイナー(FF7、8、10、パラサイトイヴ、バウンサー) 現在キングダムハーツ制作中 直良 有祐・・・アートディレクター(FF7、8、10) 植松 伸夫・・・作曲(FF1〜10) 成田 賢・・・・メインプログラマー(FF7、8、10) 塚本 聡・・・・CGムービー関係の一番偉い人 伊藤 裕之・・・デザイナー(FFT、FF8)、ディレクター(FF9) 現在FF12制作中
◆元社員関係 光田 康典・・・作曲(クロノトリガー、ゼノギアス、クロノクロス) ゼノギアス後退社、現在フリー、ゼノサーガ作曲中 高橋 哲哉・・・アートディレクター(FF6)、ディレクター(ゼノギアス) ゼノギアス後退社、現在モノリスソフト副社長、現在ゼノサーガ制作中 田中 香・・・・高橋氏の奥様 ◆その他 小林 智美・・・キャラデザイナー(サガシリーズ) フリーのイラストレーター 柴田 亜美・・・漫画家 小島 秀夫・・・コナミのディレクター、プロデューサー(メタルギアシリーズ) 多分もれはないと思うが、突っ込みあったらよろしく。
>>308 奥様の田中香って、同人作家のナントカクリオさんだよね。
エドガー王子とかのキャラデザもして、なおかつ自分でカップリングとか決めて盛り上がってた人。
女性陣みんな同人カーストか……。
>>310 Vジャンプ(?)に載ってたフィガロ兄弟の裏設定がキビしかった。
マッシュの初恋はエドガーかもって……グフッ!
スタッフの一人が嬉々として語ってた。
そうか、あの人だったのか。
道理でゼノギアスがあんなに……。
>>299 俺の中ではVジャンのヤスミたんが初々しくて一番萌え〜
ホモじゃないけど抜きたくなっちった。やべえ。
>>311 あいたたたたたたた。
そんな香ばしいことまでやってたんだ……
情報サンクス。
>>312 Vジャンのヤスミたんがいいっていうから、古本屋へ行ったのに
なくなってた。5日前に行った時にはあったぞ!?半年くらい前に
行った時も有ったのにッ…!!誰だ!?
近所にここ見てるやついるだろ!!Vジャンのヤスミたん……ハァハァ
アッキー画伯至上主義のアジトはアッキーが帰還したことと
多数の◇国民が野に下ったことで久しぶりににぎやかだった。
座敷牢に放り込まれていた裕之たんらも既に解放されている。
あとはヤスミたんを奪回するだけだ・・・絶望が希望に変わる時が来たのだ。
しかし……。
「何だって?」
皆たんは自分の耳を疑った。
>>576 がアジトを離れると言い出したのだ。
同じ部屋で対策を練っていた他の面々も手を止め、口をつぐみ、
>>576 を見た。
「……ヤスミたんは、もう諦めるのか?」
ジャベリンに似せた竹竿を杖がわりにして現れた
>>576 を糾弾するように皆たんは言った。
「ここまで来て、あと一週間で結…婚式だっていう時に!」
「諦めちゃなんかいないッ!!」
怒鳴った皆たんに怒鳴り返し、
>>576 は分かってくれ、と付け足した。
色々な人と出会い、ここまでやってきた。それは確かだが組織的な場所に
自分がいてもいいのか、
>>576 は分からなくなっていた。
「ここで俺は異端分子・・・アキレス腱だ。結束力を壊したい敵にとっては
狙いどころだろう」
属していたオウガギルドでの派閥闘争を思い出しながら
>>576 は言った。
戦略系新派は通常結束力も戦闘力も高かったが、隙も多く血で血を洗う事態もあったのだ。
「だから……」
>>576 の申し出に異を唱える者はもういなかった。
この物語が始まってから何度目かの
>>576 の離脱がこの時決まった。
「世話になったな……」
釈然としない顔の皆たんやイワたんに頭を下げ、少ない荷物をまとめると
>>576 は
小雨の降る中アジトを出た。
まず戦略を練ろう。ヤスミたんに接触する方法を……。
傘もささずに街道筋をおぼつかない足取りで歩く。1kmも進んだところで声をかけられた。
「傘はいらないかい?」
バター飴ととうきびを手に、のんびり声をかけたのはやっぱりサッキーだった。
おおおー。 俺がんばれー(W
お、居たのか
>>576 。頑張ってくれ!
道のりは険しそうだが。
>>318 -319
応援(?)サンキュー。
最初は俺とヤスミたんがひたすらラブラブだったのに、
ヤスミたんは俺のこと忘れちまうし、アッキーといいムードだし、
俺はどこに行っても歓迎されないし(w
おおおー。愛は道のりが遠いほど燃え盛るのかー?
ヤスミたん待っていてくれ。お前は俺が幸せにしてみせるーぜー。
待つ、次号。
『誰だ……誰なんだ?』 アッキーのスペースで偶然見かけた写真が気になって眠れない…。 アッキーの事、目前に控えている入内の事、考えなくてはならない事は 山ほどあったが、ヤスミたんの心は写真の事で一杯だった。 写真はカメラアングルとぶれのためにはっきりとした物ではなかった。ただ、 写っているのが自分だという事は見て取れた。だが、もうひとり写っているのが 誰なのか解らない。こっそり写真だけは持ち帰って来てしまったのだが、何度 見返してもさっぱり覚えがなかった。 写真の男について何か知らないかとアキヤに問いつめたが、知らないという答え しか返ってこなかった。もちろん、写真を撮ったのはアキヤ自身なので全くの嘘だが。 『前に夢の中に出てきた人とは違うような…でもどこかであったような気も…? 誰なんだ?……ああ、思い出せないッ…!』 ヤスミたんは自分が記憶喪失だという事実にまだ気付いていなかった…。 そんなヤスミたんをアキヤは部屋の外からそっと見つめていた。 「それは…それだけは思いだしちゃいけないんだ。………ヤスミたん。」
追加。
加藤 正人・・・企画・演出(クロノトリガー、ゼノギアス)、ディレクター(クロノクロス)
通称『せいぎのみかた』または『あくのてさき』。
>>310 嵯峨栗生 という名前だったかと。
FF6のフィガロ兄弟の設定者ということで通称(フィガロの)母、というのは
知っていたけれど、FF6ですでにカップリングしていたのか。
ゼノギアスも兄弟でカップル作って同人誌売っていたそうだが...制作者が
やるなよって、もにょった覚えあり。
ノーマルカップリング同人誌好きにとって、同人誌=ホモ漫画といわれるのは
辛いでやす。
ま、マターリといこうマターリと・・・
>>322 ごめんな。非同人から見れば、ホモもノーマルもどっちも痛いんだ……
いちいちつっかかるなよ。
>>322 こういう人って、「私はホモじゃないから同人やってても蔑まれることはないわ」
って思って、ホモ同人?とかやってる人を返って蔑んでいるのかな?
>>322 全く先入観無しに考えれば、同人って可能性の場だと思うんだが
現状があれじゃあなぁ。でも村田蓮爾とかがやってるのはあんまり
なんとも思わんが。なぜだ?
スレとは全然関係ない話でスマン。
続きでも書くかな…。
現在のおおざっぱな流れ…
ヤスミたん、ノムたん、ヒゲ、アキヤ他(◇国)…披露宴一週間前、FF12準備中
アッキー、皆たん、イワたん、裕之たん、ナオたん、村田たん、
>>807 他
…画伯至上主義アジトでヤスミたん奪回作戦検討中
ノジたん…ウエマツ邸で静養中
河津伯爵…?
みっちゃん、タカハシ監督、カオーリ、(カトウ伯爵)…ウエマツ邸にて合流
>>576 、サッキー…アジトから1km地点で合流?
>>678 他名もなきベイグラディエーター…タクティ討伐中
「止めてくれるな、サッキー。」
>>576 はサッキーの脇を通り抜けようとした。
「どこかあてはあるのかい?」とうきびを齧りながら訊ねるサッキー。
「うぐっ…」と
>>576 が返答に詰まる。
組織的な場所に居られない…それはよく判っていた。だが、組織の力を頼らずして
ヤスミたんを助け出す方法などあるのか…?
>>576 はジレンマに陥っていた。
「餞別だ。これを持っていけ。」サッキーは脇に抱えていた三味線と傘を差し出した。
なぜ三味線…?
>>576 は訝しんだが、押し付けられたので受け取らざるをえなかった。
「まあ何かの役にたつ事もあるさ。元気でな。」
そう言って
>>576 のポケットにバター飴を押し込み、すたすたと去っていくサッキー。
が、10mくらいのところで振り返り、
「ああ……そうだ。◇国には気を付けるんだよ。親切顔をして利用しようとするものも
大勢いる。敵と味方の区別をつける事だ。」と忠告をして今度はもう振り返らなかった。
>>576 はしばし呆然としていたが、気をとり直して歩み始めた。ふとポケットに手を
やるとバター飴の他にクッピーラムネも入っていた。
「本当にいいのか…?このまま行かせてしまって…。」
遠くから二人のやり取りを見守っていたイワタんと皆たんは、憮然とした顔でサッキーを
見やる。止めてくれると思ったのに…という表情がありありと見えたが、
サッキーは遠い目をして、
「まあ、近いうちにまた会う事になるさ。目指すところは同じだからね。」
と嘯いた。とうきびはもうなくなっていた。
スレ違いの話題をひきずってすまない。これを限りに沈むのでお許しを。
>>324 なるほど、そういう視点は見落としていた。ありがとう。
>>325 そういう気持ちもあるのかもしれない。十把ひとからげに最下層カーストとか
いわれると、どうしても熱くなってしまってね。ちょい反省。
>>326 実は現状はよく知らない(w ので理念の話になってしまった。
村田画伯の絵は、、、リビドーの発露としてむしろ清々しさを感じるから。とか。
それでは書き手のみなさん、続きよろしく。
>>328 (628)
あんたマメすぎ!えらいよ!
>>330 こっちも痛いとか言って悪かったよ。同人がんばれ(よく知らないんだが)
332 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/07(木) 23:06
FSS別冊バックナンバー取り寄せ失敗あげ〜 もう売り切れだってYO! 茶髪ロンゲヤスミたんは自分が見た幻だったということにしておこう…
>>332 ガーン。
そして333ゲット。
ショックだ。
334 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/07(木) 23:15
>>332 目に焼きつけてあるからへっちゃらさ〜。
ショックとともに。
>>334 みんなロンゲヤスミたん萎え萎えかよ。
俺もだ。
>>335 FSSのロンゲヤスミたんは見なかった事にしておくよ。
Vジャンのヤスミたんに萌えよう…。
何年か前の「ゲーム業界就職読本」の ロンゲどころか、後ろ縛りムスタディオヘアのヤスミたんは?
>>337 そんなんあったのか……ムスタディオヘアのヤスミたん。
ちょっと見てみたいような。
>>339 ヤバい、ハマり過ぎ(笑)!!って言うかスゲえ!
341 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/08(金) 23:11
>>339 スゲー……可愛い(笑)!!!………ヤベえ!!!
342 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/08(金) 23:15
(ぼそっ)今週発売のファミ痛見たか?アミーゴのとこ・・・
343 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/08(金) 23:21
>>339 スゲー、やっぱイイ!(笑)!!あんた漢だよ!
>>342 見た…やっぱりロンゲのままだったねヤスミたん…
くそう、FF12が売れるように願掛けか?!
こーなったら自分、続きでFF9のようにヤスミたん断髪イベントでも書いてやる〜
>>339 爆笑!!&萌え〜〜〜〜!!ヤスミたん…ハァハァ
あんた最高!アイコラマスターの称号捧げるよ!
>>342 見た見た。ヤスミたん…また太……いやなんでもない。
ヤスミたん、仮眠している間にスターフの誰かがこっそり髪切ってくれないかな。
アキヤ(適当)、頼むよ。
>>344 断髪イベントぜひ四露死苦。
さて、今日はもう寝るとして明日続き書くぜ〜。
>>345 そうか……また太……まぁいいや…。
347 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/09(土) 02:43
夜中上げ。 これから
そういえば今週号のファミ通にヤスミたん載ってたね。
う、ガイシュツ。スマソ。逝ってくる。
>>339 わははははーー!!爆笑!!上手過ぎる!!
>>345 ヤスミたんの切った髪くれ〜!!(w
どうせならFF9の断髪シーン風に劇的に切らせるのキボーン(w
>>350 お前靴だけじゃなかったのか!髪もいけるのか?!
>>351 俺は靴マニアと言うより、匂いマニアなんだ(w
フローラル(希望)の香りがするヤスミたんの髪・・・ハァハァ(´Д`;)
>>352 ふ、深いぞ靴マニア!
再登場キボーン。松野作品らしく、ゾンビでいいから。
354 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/09(土) 08:23
ヤスミたんあげ
355 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/09(土) 08:41
フローラル(希望)の香りがするヤスミたんのオナラではダメか。
>>355 本当に一瞬なんだが、本気で悩んでしまった俺は駄目か。
(非靴マニア)
おお、靴マニアだ! 書き手だったが頭がうまくまわらずしばらくおヤスミたん…。 皆の衆マターリがんばってくれ。
セーラー服やナース姿、ミニスカポリスのヤスミたん&ノムたんも制作中。 しかしあまりのハマリぶりにパソ前で絶句……ひぃ〜〜!!なぜだぁ〜〜?? 試しにヒゲ将軍やアッキーでやってみたが、やっぱり似合わん。 どお見ても、ただのコスプレおやじだった……(これはこれで笑えたけど) それにしてもヤスミたん、飯野化やばッ! ロンゲはまだしも、太られるのはツライ。 レイヤー修正めんどくさいよ。頼むから痩せてくれー!!(笑)
ファミ痛見た。
……ヤスミたん…
>>339 のお顔と全然違うぞッ……!!
ベイグラアルティマニアからそんなに無茶苦茶年月経って
無いよなッ!?……なぜなんだ……なぜ…(絶句)
作品批判されたら次作に反映させるという話だが、
ルックスに関しても同じ事が……起きないか……?
ヤスミたんは悩んでいた。入内しない為にはどうしたらいいか? 『ロンゲデブになればいいんだ!! そうすればヒゲ将軍はノムたん一筋になるかもしれない!!』 なんてアホな発想でビールを飲みまくってしまったのである。 ストレスゆえの過食症もあるかもしれない。 いや、幸せ太りかもしれない。 いや、神経質になることをやめたのかもしれない。 いや、ノムたんに呪いをかけられたのかもしれない。 いや、 「ヤスミたんはもう少し太った方が、抱き心地がいいよ」 と言われたのかもしれない。 こうなりゃこじつけでも何でも、ヤスミたんの全てをネタにしてやる・・・・・・。
>>358 アイコラマスター
レイヤー修正に爆笑。
やはり人知れずそんな苦労があるのですね。
新作楽しみにしています!ミニスカポリス萌え〜
アッキーやヒゲたんもぜひ観たいです。
>>359 水差したくはないが、アルティマニアの映り具合は相当カメラマンの手腕が入ってるとみた。
お見合い写真を本気にするなってことかな。
とりあえず髪は急いで切りそうだけど、年取ると体重戻すの大変なんだよな……同情。
>>360 ワラタ。魔女の呪い説いいなぁ。
>>362 業界一二を争う美形……(w
業界の不毛(不作?)さを表す一文……。
カプコン岡元氏との対談でも、「ビジュアル系」とか言われてたな。
『どこがや!』とか突っ込んだけど。(俺ヤスミたん萌えなんだけど)
いや、Vジャンの頃のヤスミたんはかわいかったからなぁ。
ヒゲ将軍は衝撃を受け、思わず叫んでしまった。 「なにー!?ヤスミたんがハンバーガーばかり食っているだとー!?」 塚たんからの報告によると、ある日ノムたんの部屋から怪しげな呪文が聞こえてきたそうだ。 『平日半額〜♪カルビマック好きにな〜れ♪僕のスマイルは0円〜♪』 その日以来、ヤスミたんはひたすらコーラを飲み、ハンバーガーばかり食べているのだという。 「仮縫いまで終わったドレスのサイズが合わなくなるではないかー!!!」 手に持っていた、旅行パンフで叩かれる塚たん。 自分のせいじゃないですよ〜うえ〜ん、と泣いてもヒゲ将軍の怒りは収まらない。 「ヤスミたんを減量させろ!!今すぐにだ!!」 「将軍!!し、しかしどうやって!?」 「ノムはダンスが上手い。ヤスミたんのエアロビ指導させるのだ!!」 ええ〜!?なんで僕が〜、と嘆くノムたん。 『ヤスミたんがドレス着られなくなれば、披露宴が中止になると思ってたのに〜』 今回ばかりは呪いが裏目に出てしまったノムたん。しかし将軍の命令だけは逆らえない。 そしてノムたんは美肌パックを剥がし、成田たんを呼びつける。 「わかったよぅ〜。じゃあヤスミたん用にチュチュとトゥーシューズ準備しといてよ」 こうしてまた誰もいない開発室に、白鳥の湖が流れる。 「アンドゥトゥア〜ヤスミたん!!はいそこでアラベスク!!」 「こ、こんなのムリですッ!!血豆が痛いですッ!!」 「弱音は厳禁!!プリマドンナになりたくないの!?」 物語はさらに迷走する・・・・・・。
不毛も不毛、ぺんぺん草さえ生えてないと思う(藁) 見渡す限りの荒野に咲く可憐な白い(色白だからね)花一輪、 それがヤスミたんだったのさ ……過去形になってしまうのかッ!
>>361 苦労…ははは。
いや、確かにベイグラのアルティマは、ヤスミたんの顔無修正なんだけど
(コントラストや画像サイズ変えたけど)
FSSIや今回のファミ痛のヤスミたんは、激しく修正が必要だよ。
(別にこだわる必要もないんだけどさ。どうせなら可愛く見せたいかなー?と)
他のスタッフ達もマターリ作っていくので、気長に待っていてくれ。
(たまには小説のほうでも参加したいから)
>>363 そうか……そんなにVジャンのヤスミたん愛らしいのか(激しく見たい)
丸一日ヤスミたんが取れたら、古本屋巡りでもしてこよう。
それにしても、FF12発売近くなったら取材多くなるだろうね。
ヤスミたんそれまでにダイエットしようぜ〜。
このままじゃ本当にノムたんにヒロインの座を奪われちまうぞ?(笑)
『サッキー達……無事でいるだろうか』 みっちゃんはウエマツ邸を辞し、サッキー一行のもとに急いでいた。 その一方、ウエマツ邸に残ったカトウ伯爵、ウエマツたんは依然予断を許さない状況のノジたんを見舞っていた。 「……俺の無様な姿を見物しに来たのか……?俺は……もう◇国に戻る気は、無い……」 歴戦の勇者として称えられたノジたんのその痛々しい姿に、絶句する二人。 『あの魔女め、なぜここまでする必要があるッ?!』 『ひどすぎる……将軍様はこれほどの暴挙をお許しになるのかッ?!』 怒りが込み上げてくるのを抑えることは出来なかった。カトウ伯爵は、我知らず叫んでいた。 「◇国を……救えるのはヤスミたんだけだ。頼む…ヤスミたんの記憶を取り戻す方法を教えてくれ!!」 しばらくの沈黙の後、ノジたんはけだるそうに言った。 「天野デザインのロゴマークは強力だ……。術者が死ぬか、術をかけられた者が死ぬかのどちらかしか道は無い……」 再び深い沈黙が、一行をとりまいた。 「ただし、たったひとつだけ……禁断の方法が……ある…」
サッキーってインタビューに出るたび顔が違うような気がするのだが(w
>>366 FSSや今回のファミ痛のヤスミたんに修正入れなかったら
それこそコスプレおやじにッ……!
やっぱりかわいいヤスミたんが見たいんで
修正入れまくってくれ!
>>368 ベイグラアルティマのサッキーは最初誰だか判らんかった位だ。
まさに放浪の吟遊詩人(謎<サッキー イワタんはあんまり顔変わってないね。 個人的にゲーム音楽コンポーザーで顔を初めて(もち本とかで)見た時の ギャップが大きかった人は 1.イトケン 2.イワタん だったんだが。(w
やっとファミ痛見た そして激しく鵜津った なんなんだよあのE野の着ぐるみ着たようなヤスミたんは・・・ 20kgくらい一気にデヴったのか?、それとも何か持病でも持ったんか?
皆、萎えちゃダメだッ! とりあえずこのスレのヤスミたんに萌えるんだッ!ガンバレ!!
>>372 E野の着ぐるみ(w
藁ってしまったよ。
結婚してから一気に太った気がするね…
ヤスミたんE野化(w の理由として考えられるのは 結婚して食生活向上、幸せ太りとか ベイグラ後の隠居生活で気が緩んだり暴飲暴食したとか 単なる中●太りとか……!?
このスレのタイトル、「E野化松野を妄想だけでクリアーする」になりつつあるね(w まあFF12まで長いんだしヤスミたんもダイエットがんばれ〜
「ヤスミたん!痩せなきゃFF12買ってやらんッ!」 と脅してみる?
ちょっと話題反れるけど、アッキーってもちっと痩せたら(スマソ)
相当いい男じゃないか?痩せてた頃の写真無いのカナ……
>>374 -375
奥さん、もうちょっと作るメシに気を使って欲しい気が……
油物ばかり食べさせてるのか?
ヤスミたんがノムたん指導のもと減量に励んでいる頃、一方の画伯至上主義本部では……。
「ダメだッ……そんな浅薄な方法では以前と同じ方法でやられてしまうッ!」
「じゃあ他にどんな方法があるって言うんだッ!俺たちに残された時間は5日と
半日足らずだ…多少強硬な手段を使っても……」
「力押しをすればいいってもんじゃない。またコカ・コーラ砲の餌食になりたいのかッ!」
会議場がしん…と静まり返った。元々が寄せ集めと言っていい集団なだけに統制がとれず、
各々好き勝手な事を言い合っている。
◇国亡命者的な立場の直良たん組は、◇国に甚大なダメージを与えられる事を危惧していたし、
一方アッキー&皆たんはヤスミたんさえ取り戻せればそれで構わないという主張を続け、
ギルドメンバーはそれぞれ別の思惑を持って行動していた……。
『これでは纏まるはずがない……』
>>807 は頭を痛めていた。
「これじゃ埒があかないね……。」笛ガムで器用に昏睡寸前を奏でていたサッキーが おもむろに腰を上げた。 「……?!サッキーどこへ行くんだ…?」イワタんが驚いて声を上げる。視線が集中した。 「どこって……情報収集さ。戦略の基本だろう?」飄々とした調子でサッキーが答える。 「…この後に及んで逃げるつもりなのか!?」アッキーは不信を露にしていた。他の面々 もどうして…?という顔をしてサッキーを見つめた。 「ま、決行前には戻るつもりさ。……みっちゃんの事も気にかかるしね。上手く行けば 面白い物が手にはいるかも知れないよ?」そう言うと口笛をひゅうっと鳴らす。 するとしばらくしてどこからともなく蹄の音が聞こえ、サッキーの前に一頭の馬が 現れた。どよめく一同を尻目にサッキーはすらりと鞍の上に跨がり、 「走れシルバー!」と叫んでそのまま何処へともなく去って行ってしまったのだった。 「さ、サッキー…」呆然とする一同。 「…これから一体どうなるんだ……?」それはイワタんの呟きだったが、 誰しも同じ心境だったにちがいなかった…。
男はだまってウェスタン。 笑った。笑いました・・・
>>380 むしろ笛ガムで"妹の靴下"とか奏でて欲しいんですが(w
共に修羅場をくぐり抜けて来た仲間達と離れた
>>576 は、思い出の場所に来ていた。
ヤスミたんと初めて邂逅した場所……あれからそれほど長くは経っていないはず…
なのにやけに遠くの出来事のように感じられた。
どうやってヤスミたんを救い出そうか…ぼんやりと考えていると、背後からカツカツと
いうハイヒールの音が聞こえて来た。
「元気そうね……安心したわ。」それは案の定
>>678 だった。
「画伯至上主義から離れたっていう噂は本当だったのね。でも……ヤスミたんのことを
諦めた訳ではないんでしょう…?」当然だ、と
>>576 は強く頷き返した。
「このままで…ヤスミたんに誤解されたままで…良いはずが無いッ!ヤスミたんをヒゲ
から救い出して謝りたいんだ…。例え…嫌われていたとしても。」
ふっと顔をあげると、何故か
>>678 が不思議そうにこちらを見つめていた。
「……まさか、
>>576 は知らないの?……ヤスミたんはノジたんの秘術によって今は
記憶喪失になっているのよ。貴方の事もきっと憶えていないわ…。」
……そうなのだ。誰も彼も「暗黙の了解」でヤスミたんの身に起きた事を理解していたが、
>>576 に説明する者も説明するヒマもなく、そのまま忘れられていたのだった。
あまりにも今更だが、
>>576 は告げられた真実に打ちのめされていた……。
385 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/13(水) 23:45
続き希望age。
>>378 そうかもね。アッキーはでも昔からああいう体型っぽいな…。
なんとなく。
おお、登場させてくれてありがとう。
>>576 の幸せを草葉の陰から見守ってるよ。
今は不幸まっしぐらーだけど。
(参照:
http://www.mainichi.co.jp/life/hobby/game/interview/2000/02-5.html )
結婚式の招待状は、他の国の要人たちにも届けられていた。ここ、カプコム国ゾンビ城にも……。
「なんじゃこりゃー!!」
松田優作ばりに叫ぶのは、カプコム国の宰相オカモトたんであった。
カタカナで書くとコンドームのようなのでそれでいく。
「あのヴォケヒゲめ!ヤスミたんを奪い去っただけではもの足りないのか!?
くそぅ、なぜあの時、わが国に亡命してくれなかったんだ…。
ああ………ヤスミたーん!」
ヤスミたんは数回しか会ったことは無かったが、ヤスミたんの美貌と才能にすっかり虜になっていたのだった。
「ビジュアル系ですね」と臆面もなく口説き、
電撃キングの対談で、そっと握った手のぬくもりを思い出す。
思わず勃起してしまうオカモトたん。
『あの時……無理にでも拉致っておけば……
今ごろはバイオタクティクス……いやオウガ武者を発売できたかも』
ちょっと犯罪的な思考すら脳裏を掠めるのだった。
「でも……ウェディング姿のヤスミたんに会えるのか……
『オカモトさん!俺をここから連れ出して!』
なーんて言われるかも……うへへ」
自信家のオカモトたんは、なぜかヤスミたんとは両思いだと勝手に信じこんでいた。
顔は涙ぐみ下半身は勃起したまま、オカモトたんは着てゆく一張羅をあさった。
鬼武者風の甲冑も捨てがたかったが、やはりここはチュンリーのコスプレで決まりだろう。
「待っててくれーヤスミたーん」
スト2の勝ちポーズを決めるオカモトたん。コスプレ衣装の腹の部分が少しきつかった。
>>387 時事ネタですね。<松田優作
YAHOO!のトピックスにまで出ててワラタ。
う〜む12終わったら移籍ありうるかもしれん カプコム拉致ありうる・・・(笑)
>>376 いっそのこと「松野の半生を妄想だけでクリアーする」なんてどうだ?
書き手の条件:このスレに登場するクリエイターよりも長生きすること(笑)
>>391 いつもながら芸が細かいッ!!皆の妄想を忠実に再現するワザ、ごくろーさんです。
ネタの参考になるかと(笑)カリ城見てたよ〜
クラリスがヤスミたんとすればふ〜じこちゃ〜んはノムたんか?!
393 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/15(金) 23:49
>>392 俺も見てたよ!何度見ても飽きないね〜。
>>391 いつ見ても凄い技だッ!マジ脱帽・・・・・・
394 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/15(金) 23:56
>>391 あんさん、最高や!
いくつかできたらまとめて紹介してや〜!
>>391 毎度おつかれさん。期待してるよ!
そろそろ新章か。眠いんでまた明日書こう。
>>391 このヤスミたんとのむたんを
今夜おかずにしてもいいですか?(´Д`;)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
第二部 第二章〜風の辿り着く場所〜 ヤスミたんの入内は刻一刻と迫っていた。4日間後、各国の代表がアルコタワーに 招待され、盛大な披露宴が催される。そうなってしまえば、ヤスミたんは一生◇国 から逃れる事は出来なくなってしまう。 アッキー画伯至上主義本部(長いな…)では日夜作戦会議を繰り広げていたが、 決め手となる策を立てられず、迫る挙式日に焦っていた…。 焦っているの画伯至上主義本部だけではなかった。既に披露宴の通達は各国の要人の 手に渡っている。それなのに披露宴の主役たるヤスミたんがヤケ食い(?)で、 ドレスを着られない体型になってしまっていたのだ。 「なんとしてでも披露宴に間に合わせろ!間に合わなければ貴様ら全員クビだ、クビ!」 「そ、そんなのむちゃくちゃです〜!」 塚たん以下その他スタッフは八つ当たりの格好の的となっていた。 日夜激しいレッスンを強要されるヤスミたん。足は血豆だらけでひどい有り様だ。 「まだまだ!そんな下手なステップじゃ恥ずかしくてパーティに出せないわよ!」 「そ、そんなぁ〜…。」涙目のヤスミたん。 『なんで俺がこんな目に…。えーん、助けてアッキー!!』 ヤスミたんの心の叫びはもちろん届かなかった…。
誰も突っ込んでくれないから、自分で突っ込んでおこう。
>>391 スペル間違ってるよ。
『FAILAL』じゃなく『FINAL』の誤りね。直すのめんどくさいから勘弁な?(笑)
>>396 ご飯3杯食うもよし!ティッシュ3箱使うもよし!
官能的なアイコラ作る努力は惜しまぬぞッ!(笑)
FAILALじゃなくFINALだっつーのにッ!だめだ、やっぱり疲れてる…。 しばらくおヤスミたんだ〜さいなら〜。 他の書き手さん達よろしく頼むッ!
「FAINAL」だね。やっぱり疲れてるんだね、仕事? まあ、急かさないんでまたやって下さい。
「こんな招待状を今更送りつけて何様のつもりだ!ぶぶ漬けたべて帰んなはれ!」 招待状は花札国の国王、山内の元にも送られてきた。 「我が国には、わしが愛してやまない宮本姫がおるんじゃい!」 古き雅の都に散る沙羅双樹の華。招待状はビリビリと破かれ、その華と共に風に散った。 「お方様・・・でもGBAでFFとの声も寄せられておりますが・・・ それに松野姫の遺作が我が国で・・・」 「おお、宮本姫そこにおったのか!よしよし、そちは何も案ずる事ないぞ? あんなCG馬鹿のヒゲ将軍と、亡命した姫なんか相手にすることはない!」 「でも・・・(もじもじ)同じクリエイターとして、無視することはできませぬ」 「宮元姫、そちはなんて奥ゆかしく優しい姫じゃ。うほほ〜ほれ近こう寄れ」 宮本姫は寝物語に国王へゲームキューブの話を聞かせた。 その話を聞いた国王は更に満足して、その後も宮本姫を溺愛なさったそうだ。
一箇所、誤字あった。宮元じゃなく宮本ね。 アイコラマスターさん疲れてるのかい? ゆっくりおヤスミたんして復活してくれ!新作楽しみに待ってるよ!
「はぁはぁ……あ、アッキー画伯至上主義本部ってどこなんだ…?」
ウエマツ邸からサッキー達と合流すべく至上主義本部へ向かっていたみっちゃんは
道に迷っていた。…というか、画伯至上主義本部がどこにあるのか、漠然とした
ウワサ位しか聞いた事がないので知らなかったのだった。
「このままじゃ迷ってる間に婚礼が執り行なわれてしまう…。」どうしたものか
と思案していたその時、遠くから馬の嘶きが聞こえてきた。
ふと見ると、砂埃を上げながら前方から一頭の馬がこちらに向かってくる。
その上に跨がっているのは……
「あああッ……!サッキー!!」
馬上のサッキーもみっちゃんの姿に気付き、速度をゆるめてやってきた。
「無事だったかい、みっちゃん!……良かった、心配していたんだ。」
再会を喜びあう二人。
「ところでなんでこんなところに…?」ふと、みっちゃんが疑問を投げかけた。
「まあ、いろいろあってね…。」サッキーはこれまでの経緯をかいつまんで説明した。
「……ああ、それから
>>576 だけど、一人でヤスミたんを助けだすって離脱したよ。
でもまあ、またそのうち合流する事になると思う。」「……。」
みっちゃんは自分の知らないところで随分事態が変わっている事を痛感していた。
「ところで…みっちゃんに頼みがあるんだ。もう一台、試作品の飛空挺があったろう?
あれを貸してほしいんだ。」
不意にサッキーが(少しだけ)真剣な目をした。
「え…?あれを…??でもまだ作りかけで一度も飛ばした事ないですよ?」 突然の申し出に驚くみっちゃんだったが、『確かにあれを完成させればイケるかも?』 と思い直した。半分冗談で作っていたようなシロモノなので、実際に飛ばす気はなかったのだ。 「だけどあと4日しか有りませんよッ!間に合いますか!?」 「急げばなんとかなるさ。……多分ね。」 怖がるみっちゃんを馬の背に乗せ、サッキーはもんじゃ屋みっちゃんの地下工房へと向かった。 それにしても…とみっちゃんは思う。 『……あんなに派閥や組織を敬遠して、流しの吟遊詩人となったサッキーさんがこんなに加担 するなんて…単なる興味だけとは思えない。もしかして…まだヤスミたんの事を……?』 聞いてみようかと思ったが、軽くかわされそうなので諦めるみっちゃんだった。 かくしてFF6さながらにもう一台の飛空挺が登場する事になった。次こそは誰かナイスな名前を 考えてやってくれる事を期待する…。
さて、画伯至上主義本部では相変わらず喧々囂々の議論が繰り広げられていた。
もう3日目だ。議論する前になにかする事が有るんじゃないか?とイワタんは
思っていたが、なにか良いアイデアが思い浮かんだ訳ではないので黙っていた。
「それじゃ披露宴当日、偽の招待状で先行部隊が侵入。コカ・コーラ砲を
封じて本隊が突入、ヤスミたんを救出するって事で決まりだな!」
『ようやくなんとか意見がまとまった……』
>>807 がホッと一息ついたその時、
「……そんな単純な作戦に乗ってくれるワケないと思うなぁ…。」とイワタん。
ポソリと呟いたはずだったが、一段落ついて静まった場内に冷たく響きわたった…。
しまった……イワタんの額から冷や汗が滴り落ちる。
「じゃあイワタんには何か良い案でもあるのか?」案の定アッキーがギッと睨み付ける。
「え…?あ……だって僕はサウンド担当だし…。」思わず職種を盾にするイワタん。
「何言ってるんだ。俺なんか美術担当だ!」
「僕はアートディレクションだよ。」皆たんも抗議する。
「僕はプログラマー……。」誰も聞いちゃいなかったが村田たんがぼそっと付け加える。
「じゃ…じゃあ伊藤さんはディレクターじゃないですか。皆をまとめて下さいよ。」
逃げるイワタん。
「ええ〜っ!?そんなムチャな…。」裕之たんが悲鳴をあげた。
おおー!やっと話が進んできたね。 第二章の見せ場だ。披露宴のシーンに緊張だよハァハァ。
>>405 ヲイ、イワタんはこっそりオウガ64とかで
サウンドプログラムも担当してたはずだぞ?
>>407 意外と花札国に流れてる人多いよな?サッキーもそうだろ?
クエス党が加盟したからしょうがないのか。
昨日の友は今日の敵。まさに戦国時代のゲーム業界(笑)
物語はますます迷走する・・・・・・。
>>408 サッキーとイワタんは基本的にフリーだから花札国に流れてるとは
言わないんじゃないかな?呼ばれて行くだけの話だし。
>>407 それ初耳。だからイワタんの新曲が少なかったのか?オウガ64。
混乱しちまうのが、クリエイターにも2種類タイプがいるところ。 自社でひたすらゲーム作りするタイプと (ノムたん、宮本たん、植松たん、直良たん etc…) 移籍するタイプ (サッキー、イワたん、高橋たん、ヤスミたん、ノジたん etc…) 会社と経営方針が合わない、自分のやりたいことが出来ない 金で繋ぎとめられてる、愛社精神がある、キャリアUPしたい 尊敬する人の下で働きたい さて、各クリエイター達にどんな思惑が絡んでいるのか? うひょひょひょー物語は混沌としていく。
>>409 サッキーは吟遊詩人だからそうとも言う(フリーの件)
2種類のタイプは「フリーでも引く手数多」か「自社でしかあかん」
に分けるべきか?(笑)
所変わってウエマツ邸。カトウ伯爵、ノジたんらの深刻な会談には加わらず、撤収準備を進めている例の夫婦がいた。 「君達、ウチの会社に移る気無いかな〜?今、とっても人材不足なんだよ。元◇国の国民も多いし、努力次第では◇国以上の出世も望めるよ」 自分達が倒した◇国兵士達にちゃっかり転職をすすめる、タカハシ監督であった。 そんなタカハシには目をくれず、カオーリはなにやら携帯で会話していた。 「ダンナんとこが修羅場だし、今回の式はやはり無理だわ…。アミーゴによろしく言っといて。じゃあ」 「……!!? ハニー、まさかその式って…!」 「そう、そのまさかよ。ヤスミたん(&ノムたん)の披露宴の招待状なら、ノムたんからじきじきに私達二人へ届けられているわ」 「ノムめ、どういうつもりだ……我々を愚弄するにも程があるッ!!」 「だから、こーいうモノはね……有効に使ってもらわないと、ね。」 意味深に微笑むと、カオーリは紫のバラの文様の封筒に招待状を入れ、伝書鳩に託した。 「さあ、お行き……裕之たんのもとへッ!」
>>411 「流しの」吟遊詩人だったね、サッキーは。
宮本さんとかはフリーだとあかんわけじゃなくて、あの環境が
ベストなんでしょうなあ、単に。
逆にサッキーとかはやっぱずっとフリーでいてもらいたいという気がする。
この間まで■にいたけど。
ああすまん。言葉が足りなかったな。 宮本たんはもしフリーになったとしたら引く手数多組だろ? 逆にノムたんなんかは『えー?移籍先あるのかー?』組(笑) ディズニーが成功すればクリエイターとして評価されるかもしれないが さてどうなるやら? 2種類分けは現に自社一筋でやってるかどうかじゃなく 仮にフリーになった場合、ラヴコールがあるかどうか?ってことさ。
>>414 一応あるんじゃないか?ノムたんも。「引く手数多」かどうかは知らんけどさ。
FFみたいに使いどころを間違えなきゃノムたんも結構イケるんじゃないの?
衝撃の事実を告げられてから2日……。
>>576 は未だ衝撃から立ち直る事が出なかった。
『ヤスミたんは貴方の事を憶えていないわ……内偵の報告によると、ヤスミたんは
毎晩アッキーの名前を呼んでうなされているそうよ…。」
(ヤスミたん……ヤスミたんの中にはもう俺はいない……。初めて会った時の事も
初めて結ばれた時の事も…もう俺だけの思い出なのか…。)
>>576 を虚脱感が襲っていた。
とぼとぼと力無く街を歩いていると、どんっ!と人にぶつかった。
「!!何ぼさっとしてるんだい。ちゃんと前見て歩き……あれ?あんた
>>576 じゃないの。」
怒鳴られてはっと前を見る
>>576 。そこには懐かしの柴田アミーゴの姿があった。
その頃…。ノジたんから恐るべき秘密を明かされたカトウ伯爵は、◇国に向かっていた。
瀕死の重傷を負ったノジたんから聞いた、ヤスミたんの記憶を取り戻す恐るべき外法……
果たしてそれを使うべきか否か、カトウ伯爵は迷っていた。
だが、これが◇国を救う最後の手なのだ。…そう信じる他に選択肢はなかった。
作戦が決定し、にわかに活気づいたアッキー画伯至上主義本部。 なりゆきで裕之たんが総まとめ役となり、結婚式当日に向けて 着々と準備が進められていた。 『あ〜あ……なんでこんな事に。これで失敗したらヒゲ将軍に どんな目に遭わされるか。最初はFF12の為にヤスミたんが 必要なだけだったのに…。』後悔先立たずの裕之たん。 裕之たんは事実上◇国反逆者の頭目となってしまったのだった。 しかし任されてしまった物は仕方がない。あまり乗り気では なかったが、てきぱきと細かい指示を出し、「さすがディレクター」 と他のメンバーを唸らせる働きを見せていた。 ◇国アルコタワーの図面を真剣に見ていた裕之たん。 その時、こつこつと窓を叩く音がした。 身構えて窓の外を見るとそこには… 「……鳩?」
ちょうど同じ頃、イワタんの元にも使者が来ていた。こちらは馬だったが。 馬の背にくくりつけられている手紙を外し中を開ける。するとそこには 『イワタんへ 石板もんじゃ屋、みっちゃんで待つ。 サッキー』 とだけ書かれていた。 『オイオイ、だったら最初から僕も連れていってくれればいいのに…』 とイワタんは思ったが、サッキーには借りがあるので行かない訳には いかなかった。 ヤスミたんの入内まであと3日―――。
やぼなコト聞くけど 6月21日ってなんかあんの?それとも適当に?
>>419 かつてヤスミたんが手がけたシリーズの続編が
某携帯ゲーム機で発売される日。
音楽はサッキーとイワタん。
音楽目当てに俺は買う。あとはどうでもいい。
>>422 ベイ倉アルテマのサッキーと比較するとなお笑える。
>>422 ちょっと引用:イワタんとの出会い
HS: As I told previously, when I was making games in the community,
..^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
We happened to meet in a game plaza, maybe 14 years ago. We were just nuts at that time.
の下線部の訳し方に思わずニカッとしたのは漏れだけか?
やっぱり「同人」って言葉にしっくりくる英語はないのかな。
実在人物対応表は
>>305 -308、
>>322 ヤスミたん…本作ヒロイン。ノジたんの術により現在記憶喪失。やけぐいによりちょっと危険状態。
ノムたんによるダイエット作戦は功を奏するか。ロンゲとあわせて危惧する者多し
アキヤ…◇国に残りこっそりヤスミたんを応援し時にはパシる。カメラアングルはきわどい
ノムたん…◇国の絵師でありヒゲの側室。常にハジケている。必殺技はクーピー
ヒゲ大将軍…◇国の実質的支配者。ヤスミたんダイエット作戦をノムに命令
武市王…◇国の傀儡。元銀行マンなので金勘定が得意だがそれしかできないという噂も
河津伯爵…◇国有数の貴族。「ン」口調。最近出番がない
小林トモーミ…◇国絵師。河津伯爵の養女でもある。根拠のない妄想を展開
塚たん…ヤスミたんを見張る衛兵達の指揮をなぜかとっていた
成田たん…ひとり逃げ遅れたためにノムたんにつかまり苦労するはめに。逃げ切れるか?
北瀬公爵、田中公爵…◇国貴族。出された料理をタッパにつめないと気がすまない
ウエマツ…◇国宮廷楽師。ウクレレが得意。サッキーや
>>576 に接触した
ノジたん…ヒゲ派実力者。記憶喪失という禁じ手を使うことができる。重傷を負い◇国を逃れたが…
タカハシ監督…旬のサーガを奏でる◇国反逆者。みっちゃんを助けた。メガネッコは誰の趣味
カオーリ・タナカ…タカハシ監督の妻。通称「母」。実は披露宴の招待状をもらっていた。
招待状は紫のバラと共にハトでもって裕之たんのところへ。修羅場で披露宴は欠席か
カトウ伯爵…◇国の実力者。みっちゃん救出を影でバックアップ。ノジから聞いた最終手段は何?
みっちゃん…飛空挺の持ち主。ウエマツ邸で尋問を受けていたところをかつての仲間に助けられる。
現在サッキーらと合流するために移動中…だったがサッキーと合流。試作品飛空挺とは?
サッキー…どこまでもマイペースな吟遊詩人。ヤスミたんの昔の恋人。ムテキング。
常に何か考えているがその思考は凡人の及ぶところではない。馬の名前はシルバー
アッキー…紆余曲折の末、画伯至上主義へ。最愛のヤスミたん奪取はなるか
皆たん…熱血的良識派かつ常識派。アッキーと同じくヤスミたん奪取に燃えている。
>>576 を見送るときにはさすがに複雑だったか
裕之たん…ヤスミたんと一緒にFF12を作りたかっただけなのに、いつのまにか◇国反逆者の頭目に
直良たん(ナオたん)…スパイダーマンごっこが好き。◇国亡命者となり画伯至上主義へ
イワタん…サッキーから連絡をもらうことのできる唯一の人物。サッキーから連絡をもらう
村田たん…アッキーを連れ画伯至上主義へ移動。ちょっと体力がないらしい
柴田アミーゴ…紫のバラの踊り娘。泥沼関係が好き。
>>576 と偶然再会は吉か凶か
コジーマ…ヤスミたんのライバル。映画オタクで一人寂しく映画祭に参加中
山内…花札国国王。披露宴招待状に激怒するくらい◇国を嫌う。宮本姫を溺愛
宮本姫…花札国国王山内最愛の姫君。クリエイター同士ヤスミたんには惹かれるものがあるらしい
>>576 …画伯至上主義(および◇国脱出組)を離脱。どこに行っても歓迎されない孤独の戦士。
ヤスミたんが記憶喪失だということを
>>678 に教えられ、茫然自失中にアミーゴと再会
>>726 …ギルド分裂によりヤスミたんへの愛に目覚めた一青年。結婚式場でマヌカンに扮している
>>807 …アッキー画伯至上主義の中でも重要人物であると同時にパシリでもある
>>678 …どこでもハイヒールなベイグラディエーター。重要な情報を随時提供
>>217 …(本スレ)武蔵浦和のホームでアッキーに雑誌をひったくられた若者
>>52 …(本スレ)某タワーに永住希望のFFTマニア。
>>601 とは同一人物か?
>>249 …(本スレ)ヤスミたんが飲んでいた酒場の店員。有線にフェイ・ウォンをリクエスト
>>601 …600のキリバンを取り損ねた。「灰色の獅子」上層部を動かす力あり
>>718 …伝説系旧派代表。無名の頃からヤスミたんを支持してきた自負がある
>>702 …穏健派代表。数こそ多いものの離脱する者多数の自派勢力を憂慮していた
>>666 …戦略系新派過激派代表。持久力結束力はあるが盲信が暴走を招くことも
>>736 …「灰色の獅子」上層部
タクティ…伝説の屍術師。魔峰ニチャンに封印されていたが走り出した物語が召喚してしまった
>>597 …
>>576 が所属していたギルドの刺客。
>>576 との戦いに敗れ死亡
>>620 …ヤスミたんをめぐっての裕之たんとのリターンマッチは?
>>747 、
>>777 …「灰色の獅子」過激派。裕之たんを狙ったがノジたんに倒された
>>629 …NIKA。けむくじゃら。倒れていた裕之たんを救出。裕之たんの盾となって死亡
ギルドの内情…
オウガ信者ギルド…コカコーラ砲で大打撃を受け、壊滅状態に陥ってしまった。
会派には伝説系旧派、戦略系新派、穏健派があった
灰色の獅子(FFTマニア)…三大ギルドでも割とヤスミたんへの愛着は弱い?
過激派がプロジェクト頓挫とFFT2制作をヤスミたんに要求するため暗躍していた
ベイグラディエーター(レジスタンス)…少数派。ヤスミたん至上主義。
現在タクティ討伐とアッキー画伯至上主義との連携が主な活動内容
アッキー画伯至上主義…アッキーの画集を夢見つつ支援を続けてきたギルド。
崩壊後は◇国出奔者やアッキー達も加わり、寄せ集め度が急上昇。頭目は裕之たんになった
>>624 …靴マニア。実は匂いマニアだった。ゾンビで復活はあるか?
>>235 …(本スレ)アイコラマスター。文字のみで展開する本作に彩りを添える業師
一般兵…◇国のアルバイターがこの任につく。時給1000円らしい
参加者諸氏の熱筆、良絵を期待しています。 久しぶりにこのスレを見て笑いました。やっぱいいなあ…。 ではでは…
オカモトたん…カプコム国宰相。電撃キングでの対談がきっかけでヤスミたんにフォーリンラブ。 一張羅であるチュンリーのコスチュームで披露宴会場へ。オウガ武者がちょっと夢だった。 対談で50万本行かなかったら残りを買うと言っていたが、公約は守られるのか
さて、ヤスミたんの入内まで後1日となりました…
「……ふーん、あんたもいろいろ大変なんだねぇ。」
思わぬところでアミーゴに出会った
>>576 は、そのまま酒場へと
引っ張りこまれて話を聞き出されていた。もっとも、アミーゴは
トモーミから◇国の内状をある程度聞き出していたので、話の半分
ほどは既知であったのだが。
「で、これからどうするつもりだい?ヤスミたんがあんたの事を
忘れてるんなら会いに行ったって仕方ない。でも、ヤスミたんが
このままヒゲ将軍のものにされるのを黙って見ているつもりなの
かい?……あたいにはヒゲ将軍と一緒になったって、ヤスミたんが
幸せになんてなれるとは到底思えないけどねぇ…。」
>>576 は唇を噛みしめていた。そうだ、ヤスミたんをこのままには
しておけない。自分の事を忘れてしまったのだとしても、ヤスミたんが
大切な人である事には変わりはないのだから。
ヤスミたんを助けなければ!!……
>>576 はアミーゴの言葉に自分を
取り戻した。アミーゴがその姿をみて満足そうににんまりと笑った。
さて、金勘定を
>>576 に押し付けたアミーゴは上機嫌だった。
これで彼女の望む泥沼ハードな展開は約束されたようなものだ。
「ふっふふ〜ん。さぁて何を着て行こうかね?…いえ、着て行こうかしら?」
さっきはあんなことを行ったが、実は招待状を2枚持っていたのだ。
「念のためにってトモーミにもう一枚貰っといてよかったわぁ〜ん。うっふふふ…。
あたいがそんな面白いものを見逃すはずないじゃないの〜。」
アミーゴの狭い衣装部屋に邪悪な空気が充満していた………。
上の一つ前(本来436)に入れるはずだったもの。順番間違えた……死亡。
「じゃ、これ、あんたに渡しとくよ。あたしが持ってても仕方ないもんだからね。」
そういうとアミーゴは
>>576 に一枚のチケットを渡した。
「これ!!……招待状じゃないか!!どうしてこんなものを?」
「昔の知り合いがあたいにくれたのさ。今じゃすっかりお貴族様の仲間入りを
しちゃってさ。くれたんだけど、あたいにはお上品な場所って似合わないんだよね。」
じゃ、しっかりやるんだよ……そういってアミーゴは踊りながら酒場を出て行った。
「ありがとう……アミーゴ…。」
こうなれば一刻も早くアルコタワーへ向かわなくては!!
だが、
>>576 が席を立った時、引き止めるものがいた。見ると酒場のオヤジが肩に手を
置いている。
「お客さん、金、払っとくんな。」
アミーゴは勘定を
>>576 に任せて出て行ってしまったのだ。もちろん、自分は飲むだけ飲んで。
>>576 の額に汗がにじんだ。
>>628 毎度どうもありがとう。人物紹介が微妙に変わっててオモロイ。
さぁて、いよいよ明日は結婚式。書き手衆、よろしく!
オウガ外伝も買わないとな…。
その日――――アルコタワーはいつになく活気を帯びていた。 ヒゲ将軍とヤスミたん&ノムたんの結婚式が執り行われるのである。 色とりどりの花々がアルコタワー内に飾られ、美しい色の絨毯が敷き つめられて、城内は大層華麗な様であった。 上機嫌のヒゲ将軍といつでもナチュラルハイなノムたんとは裏腹に、 ヤスミたんは昨晩から泣き通しで、目は兎のようだった。 「アッキー……来てくれるって…待ってるって言ったのに……。」 こうなればもう自分から逃げるしかない。ヤスミたんのロンゲを結い 上げていたアキヤは嫌な予感に襲われた。 「アキヤ…!!ここから逃げ出したいんだ。お願い!!」 「………いくらヤスミたんの頼みでもそれだけは……。」 懇願されて困り果てながらもアキヤにはそうとしか答えようがなかった。 しかも今日はいつにも増して城内に警備員が張り込んでいる。ヤスミたんが 逃げ出そうとしてもすぐに見つかってしまう事は明白だった。 第一、上手く逃げられたとしてもアキヤがその責任を問われてクビにされて しまう。ヤスミたんの事は確かに大事だが、自分の生活も大切だった。 『ごめんヤスミたん……。』 心の中で謝りながらヤスミたんを飾り付けるアキヤだった…。
うーむ、昨日、今日と人がいない…。 皆、オウガ外伝プレイしてるのかッ?!いいなあゲボバンス持ってる人は(涙) 自分は外伝横目で見つつFF12のために◇国へお布施(FF10予約)してきたよ…。
>>440 持ってないよー。単なるスランプで続きかけないだけだよー。
他の人は持ってるのか?GBA。うらやますぃ〜
>>440 まま、マッタリとね。書きたいんだけど頭が動かなくてなあ。
盛大なファンファーレの音が響き渡る。 各国の主だった者たちがアルコタワーに集っていた。その中にはめっきり出番のない サザナミ国の代表、コジーマの姿もあった。 ヒゲは盛装したヤスミたんを見て、鼻の下をのばしっぱなしにしている。 ついでにオカモトたんもヤスミたんの麗しさに釘付けになっていた。春麗のコスプレで。 ノムたん指導のダイエットは一応功を奏したらしく、ドレスがややキツめではある ものの、なんとか体に収まっていた。ラブリーノムたんは左手にブーケを持って、 居並ぶ人々に手を振っている。ちなみにドレスの下には数百本のクーピーが 仕込まれており、結婚式といえども油断してはいない。さすがノムたんといったところか。 ヤスミたんは朝から「気分が悪いから…」「お腹痛いから…」と子供のような言い訳を して、なんとか式を延ばそうとしていたが無駄な事だった。 (アッキーのばかばかばかッ!……もう俺のことなんてどうだっていいの?) 心の中でアッキーを詰るヤスミたん。思わず空を見上げて力なく嘆息した。
その時だった。 「!!」 ヤスミたんの近くにいた警備兵の一人が、突然ヤスミたんをひょいと抱え上げた。 「!!…な、なに!?ええーッ!?」何が起こったのか解らず、目を白黒させるヤスミたん。 城内は騒然とした。 「ヤスミたん、俺だよ。迎えに来たんだ。」 「…あ、ああ−−−ッ!!来てくれたんだねアッキー。」 ガシャコンガシャコン……。アッキーは脇にヤスミたんを抱え、スタイナーの衣装で逃げ去る。 「な、何をしているッ!!早く追え!取り逃がすな!ヤスミたんを取り戻せーッ!!」怒鳴るヒゲ。 すかさず他の警備兵(時給1000円バイト)たちが後を追う。 アッキーは懸命に走った。だが、甲冑と脇にヤスミたんを抱えている為、そんなに速く走れない。 すぐに部屋の扉の前で取り囲まれてしまった。「ヤスミたんを離せ、◇国の裏切り者め!」 ぜぇはぁとアッキーが荒い息をつく。 「……ヤスミたん…ちょっと太った?」 多勢に無勢、危うし、アッキー!! 待て次号(?)
一方その頃、
>>576 はアミーゴからもらった招待券でこっそりアルコタワー近くの
披露宴会場に侵入していた。
財布がすっからかんなのでタキシードもろくなのがなく、
ひじとひざが妙にてかっている間に合わせのものだ。
慎重に廊下を進む。走り出しだかったが数々の失敗が胸を過ぎり、
>>576 を慎重にさせていた。もっとも、披露宴会場に敷き詰められた
絨毯はふかふかでたいして気にする必要もなかったのだが。
「そんなっ、困りますよ! お色直しのドレスは夜なべして作ったのに〜!
俺の苦労をかえせー! せっかくの計画がー!!」
あともう少しで受け付けというところで悲痛な声が響き渡った。
振り向いた
>>576 の目に飛び込んだのは妙な格好で受話器に叫んでいるかつての
後輩、
>>726 の姿だった。かなりイロモノめいている。
状況をつかめぬ
>>576 の横をアッキー@スタイナールックと白いかたまりが
通り抜けていったのはその時だった。
ヤスミたんと
>>576 の視線が一瞬、絡まった。
BGM:「金箔」 / FFT
結婚式が執り行なわれるはずだった大広間は大変な騒ぎになっていた。 招待状で忍び込んでいた画伯至上主義メンバー達と1000円バイターズの激しい 攻防が繰り広げられていたのである。 「アッキー画伯が後続部隊と合流するまでの時間を稼げ」と、少数ながらも 手練が集められていたので、1000円バイターズは苦戦していたのだ。 思い通りに行かないのが世の中だなんて割り切りたくないヒゲ将軍は青スジ立てて 怒り狂っている。クビ!クビ!と連呼しながら警備兵を次々と送り込む。 多勢にじりじりとすこしづつ追い詰められながらも、至上主義メンバーたちは なかなか良く戦っていた。 だが、彼らは◇国兵士に集中するあまり、一つの可能性を忘れていた。 気付くと広間からはカプコム国御一行様の姿が消えていたのだ。 宰相オカモトはこの機会に乗じ、人知れずヤスミたんを保護すべく(拉致ともいう) 既にアッキーに追っ手を向けていたのである。 「うわははははー!これで画伯ごとヤスミたんを我が物にできれば、ますます カプコム国は安泰。行け!アッキーとヤスミたんを捕らえるのだ!!」 ヤスミたんを巡る物語はますます複雑奇怪になっていった……。
アッキーと出くわした
>>576 。その脇に抱えられているのは……
「や、ヤスミたんッ!!」すると、名前を呼ばれた本人が
「え?なに…?誰か俺のこと呼んだ?」とくぐもった声で応答した。
アッキーに抱えられている上、飾りがじゃまで相手がよく見えない。
「バカッ!今はそれどころじゃない!!追っ手が来ているんだ。
早く後続部隊と合流しなけりゃ警備兵に捕まるぞ!!」
なにがなんだかよく解らなかったが、とりあえずアッキーがヤスミたん
を保護して逃げようとしているのは
>>576 にも解った。
ひとまずアッキーは(いまのところ)敵ではない。そうなれば、迫り
くる追っ手からヤスミたんを守るのが先決だ。
>>576 がそう判断した時だった。
「悪いがこのまま逃がす訳にはいかない。」
アッキーと
>>576 の前にカプコム国の精鋭が立ちはだかった。
「な…なぜカプコム国の者が!?招待されたからといって◇国の
お家騒動に加担する義理などないだろうッ!」
「アッキー画伯とヤスミたんを保護しろと上からの命令だ。
大人しく来てもらおうか!」
両者の間に火花が散った。
一方、アッキー画伯至上主義の後続部隊は、入り口付近で上級警備兵
(平社員)と激しいせめぎ合いをしており、なかなか突入する事が
出来ないでいた。千円バイトとは訳が違う。後続部隊は苦戦を強いられていた。
腐ってもヒゲ、後続部隊が来る事はお見通しで、侵入経路をことごとく
封鎖していたのだ。とりあえず、アッキーが場内を出られなければ
ヤスミたんを奪われる事はないだろうという魂胆だった。
「まだ…捕まってないよな……。待っててくれ、アッキー。」
皆たんは直良たん、
>>807 と共にいち早くアッキーの元へと向かっていたが、
なにかしら漠然とした不安がよぎっていた。
「すごい……本当にこんなモノが飛ぶなんて……。」イワタんは感激していた。
「ま、4日で完成させたものにしては上出来じゃないかな?これなら
コカ・コーラ砲が来たって1発じゃ落ちないさ。」
サッキーが満足そうに機体を見る。そんなサッキーに
「だけどもう始まってますよ!?急がないと!」とみっちゃんが急かした。
「その辺は画伯至上主義のメンバー達に期待するとして……さあ、行こうか。」
みっちゃんの隠し玉、試作品飛空挺2号(名無し)が発進した。
あと2年か‥‥。
FF10みたいに延期とか言われたらキレそう。<FF12 松野だから充分有りうる。
>>451 ノムたんがキャラデザだったら延期より恐ろしい‥‥。
いつものアッキー、皆たんらメンバーだったらいくら延期しても‥‥。
イヤか(笑)
タクティクスオウガは発売1年延期だったんだっけ…確か。
>>448 の続き
てかてかのタキシードに身を包んだ
>>576 、ウェディングドレスのヤスミたん、
そしてスタイナールックのアッキーの3人は絶体絶命のピンチを迎えていた。
◇国に捕まればアッキーとヤスミたんに未来はない。
だが、カプコム国にさらわれても一生意に添わないものを作らせられるだけだ。
>>576 にはどちらにせよさらに未来がなかった。それくらいはすぐにわかることだ。
「アッキー、ヤスミたんをしっかり守ってくれ」
「
>>576 …?」「……何?どうしたの?」
>>576 は一歩前に踏み出した。胸ポケットから隠し持っていた短剣を取り出し、
カプコム国の精鋭たちに突きつける。
「そんな短剣で何ができるんだ? おとなしくするんだな!」
笑いながらにじり寄る精鋭連中を無視し、
>>576 は不敵に微笑んだ。
「俺も元はギルドの精鋭…おまえ達を相手にするには俺ひとりで十分だ」
そして振り返り、アッキーにささやく。
「すきを見計らって、逃げてくれ。助けが来るんだろう?」
アッキーとヤスミたんを見つめる
>>576 に迷いの表情はなかった。
アッキーと状況がよく分かっていないヤスミたんはそれでもごくりと息を呑んだ…。
「間に合ってくれ…!」
その頃、カトウ伯爵は目黒駅にいた。
ヤスミたんの記憶を取り戻す方法を実行するため戻ってきたが、そんな彼を無常にも
阻んでいるのはなぜか自動改札機だった。
>>454 の続き。
>>576 はかっこいいナイフでかっこよくカプコム国の精鋭を倒していた。
タキシードだけがかっこよくなかった。
自分の盛り場なのであまり書くのは気が引けた。
伊達にホモポルノを書いてはいないのだ。バイオのナイフクリアーは得意技だった。
「へっ、お前らの動きなんてゾンビ並に遅く見えるぜ」
かっこよく決めた台詞はもちろんヤスミたんを意識したものだったが、二人は遥か廊下の向こうにいて、聞いちゃいなかった。
『アッキー……ヤスミたんを頼むぜ……』
ニヒルに笑った
>>576 の頭に、カプコム国の精鋭が噛み付いた。
その隙にどんどんカプコム国の精鋭たちが
>>576 の体を埋め尽くしてゆく。体力ゲージが赤くなる
>>576 。
「ここだ!」
スタイナールックのアッキーは、自信を持って廊下の突き当たりの扉を開けた。
慣れないドレスとハイヒールで、ヤスミたんの逃走は限界に達していた。
「アッキー…そこは!」
『新婦の入場です!皆さん拍手でお迎えください!』
既に用意されていた披露宴会場、『ペガサスの間』だった。
ドライアイスの煙とFFXの主題歌、そして万雷の拍手が二人を包む。
「アッキーのばかっ!」
「ごめ〜ん」
アッキーはちょっとだけ道を間違えていた。
一方その頃。新婦控え室では…… 「んもう、僕のことはどうだっていいわけっ?! ヤスミたんが何さー!!」 ノムたんのリミットゲージもまもなくフルになろうとしていた……。
TO外伝やってみて、わかったよ! サッキーとイワタんにはヤスミたんが必要ってことが。
>>457 違う。TOにヤスミたんが必要なんだ。
まあ、今さらそんな事言ったって仕方ないが。
これでオウガからサッキーとイワタんが消えたら
ほんとにおしまいだけどサ。
ヤスミたんがいれば、もっといい曲を書けてたんだ。 そしてミュージックモードは、もっと面白くなってたはずなんだ。
ガガガガガガ…………カプコム国精鋭達に取り囲まれ、集中攻撃を受けていた
>>576 の
体力ゲージは3分の一ほどに減っていた。視界が歪み、意識が朦朧としてくる。
ここで倒れたら最後、コンティニューなど勿論効かない。
『くッ…もう、これまでなのか……?…ヤスミたん……俺が死んでも泣いてくれないだろうな…』
その時だった。
>>576 に群がっていたカプコム国精鋭が次々と弾き飛ばされていく。
「おい、大丈夫かッ!?」聞き覚えのある声が近付いてきた。
「……?!
>>576 じゃないか!どうしたんだ一体。」
目の前にいるのは、数日前に別れたばかりの皆たん以下3名だった。
その頃、ヤスミたんとアッキーは愛の逃避行よろしく手を繋いで逃げていた。
「ねえねえ、アッキー。どうもこっちじゃないような気がするんだけど…。」
「え?ホント?……いや確かあっちから入って来たような憶えが……あれこっちだったか…?」
「もうぅ〜。アッキーってば!」
当分場内からは出られそうになかった……。
>>459 そういうことか。
今回ミュージックモードつまらんよな。曲タイトルとか普通すぎる。
発酵してたりしないもんな。……………すげぇ期待してたのに。鬱。
クエストは何もわかってねー。
こうなりゃFF12に期待するしかないのか!?FF12の曲担当はイワタん&
サッキーで頼むッ!!
あと、外伝のサウンドトラックは是非とも出してくれクエスト(未定らしい)。
>>455 (=576)
ホモポルノってなんの話だ?
ゲーハー板でのガイシュツネタだけど カプコム国宰相オカモトたん 引退するってほんま?
披露宴に書き手として乗り遅れたよ…(涙) 理由:過労で休養中にGBA購入。TO外伝プレイ。がッ!あまり面白く… ごほごほ、いや感動が薄れてきて…思わず自棄酒。 二日酔いのまま仕事をこなし、ますます体調不良。なのにやたら付き合い酒が多い。 まだ…まだ死ぬわけにはいかぬッ!FF12をプレイするまでは… という訳で頭が回りましぇーん。 他の書き手さん達が面白いから、しばらくロムってるよ。
>>464 怖ッ!そして爆笑!
アッキーが……アッキーが怖いよ!
福福しくて光栄のゲームの顔グラフィックみたいだよ!
>>461 そのままだと思われ<ホモポルノ
ラムザ犯スレでホモポルノ書いていたらしい。
>>465 とりあえず仏英翻訳機→英日翻訳機にかけて、大筋は分かる。
でも単語の固まりになっちゃうけど(苦
>アイコラマスター おおッ!スゲーよカッコいいッ! 雰囲気違うのもナイス(・∀・) >576 あのスレ見てたよ 大爆笑
>>463 お疲れさま。また書けるようになったら書いてくれ。
ヤスミたん=サッキー=BGMモードと考えてしまうから
ベイグラントでもあれこれやったなあ。変な名前期待してたのに。
>>469 ベイグラントの曲名がふざけてないのは解る。
主人公の名前を変更する箇所がないから、恒例のミュージックモードを
出さなかったんじゃないか?
あれは主人公=プレイヤーのゲームじゃなかったからな。
アシュレイという人物が辿った軌跡をプレイヤーがなぞる形式だった。
まあ、よくも悪くも演出ゲーというか雰囲気ゲーだったから、ミュージック
モードでぶち壊されたくなかったのかも知れない。
しかし、それならそれで曲名にもっと凝って欲しかった気も。部屋名のように。
FFTやTOにはまだそうした冗談を許す隙があったが、ベイグラントには
なかったように思う。
FF12ではそうした風潮を復活させて欲しいものだが。個人的に。
まあ、曲タイトルに変なのばかりつけるのは何もオウガ等の松野作品に
限らず、単純に崎元氏の癖(というのか?)みたいだが。
マジカルチェイスから既にラー族がいたし、「高額所得隊」なんて曲名もあったな…。
>アイコラマスター
アッキーが心霊写真かなにかのようだ……ワラタ。
気が向いたらまたよろしく。
>576
……幅が広いな。ホモポルノ…。
>>470 FF10は植松に加えて、浜渦と仲野が作曲したらしいから、
岩田&崎元にも期待できるかも…
「はぁはぁ……アッキー、もうダメ。足が痛くて歩けない…。」 着慣れないドレスとヒール靴にヤスミたんはすっかりへとへとに なっていた。あまりに痛いので靴を脱いでみると、血が滲んでいる。 仕方ないのでアッキーはヤスミたんをだっこして逃げた。 ……ちょっと重たかったが。 不謹慎ながらもこの時アッキーは喜びを感じていた。ヤスミたんと 二人で逃避行だ。かつてないシチュエーションに酔いしれていた。 しかしやはりそんな幸せは長くは続かない。特にこの場合当然だが。 ヤスミたんをお姫さまだっこし、運命の王子様気取りのアッキーの前に 立ち塞がる者がいた。 「……ここまで来て残念だったな。」 なんとそれはヒゲ将軍だった。護衛を複数人引き連れている。 ぐるぐるしているうちに大広間の方へ戻って来ていたのだ。 「お前たちの計画は失敗だ。大広間にいた者も全員捕らえた。 あとはヤスミたんだけだ……。」 じりじりと後ずさるアッキーとヤスミたん。 ビシュッ! 「……ぐうッ…!」護衛の一人が矢を放ち、アッキーの肩に突き刺さった。 「アッキ―――ッ!!!」ヤスミたんの悲鳴が場内に響きわたった。
>>472 いいね。ここで一発でかい戦闘シーン入れて欲しいなあ。
ヒゲの武器とか、アッキーの武器とか
ヤスミたんの技とか設定出来ないだろうか?
同時期、◇国とナム公国の国境の砦でのこと。 本国・アルコタワーでの宴に浮かれ、砦の警備も手薄になっていた矢先のことであった。 「あ〜、オレもヤスミたんの晴れ姿、拝見したかったなぁ……。」 「お色直し7回だっていうウワサだしなー ……。」 「オレは白魔たんのコスチュームきぼーんハァハァ 」 「なんだとッ!!男なら食い込み天使アルテマたんに決まってるだろッ!!」 警備兵が心和む会話を弾ませている中、一組の男女が国境ゲートを通過しようとしていた。なにやら女性は体調がすぐれないらしく、警備兵の方に近づいてきた。 「お水を……。綺麗なお水を下さい……。」 「奥さん、大丈夫ですか?!……!!妊婦さんですか……。」 「夫が…。夫が、悪い魔女の姦計にはまり国を出る羽目になってしまいまして……。」 女性はふくらんだ下腹部をおさえつつ、夫らしい男性の方を振り返りながら、泣く泣く叫んだ。 「私、身重の身でありながら、こうして都落ちし、ヨコハマへ行くことになってしまいました……。」 悲嘆に暮れた夫婦の様子に、警備兵らもおもわずもらい泣きしていた。 「だから、私……。ゲホゲホッ」 「……。奥さん、どうしましたッ?!大丈夫ですかッ?!」 「あなた方も、同じ目にあってもらうわッ!!」 油断していた警備兵らのみぞおちに、女性の鋭い突きがもろに直撃した。たまらずのびる警備兵達。 「さ、はやく今のうちにナム公国領内に入るのよッ!!」 女性…カオーリ・タナカは腹の詰め物を捨てると、夫・タカハシ監督とノジたんをかかえている元◇国兵士(スカウト済み)を誘導した。かくして、ノジたんは一旦身の安全のため、ナム公国に身をよせることになったのである
>>473 勝利条件:ヤスミたんをヒゲ将軍の手から守りその場を脱出
超難度。
FF12発売時期は2003年3月目安?とか。 株主総会で説明があったらしい。 ……ヤパーリ2年(弱)もあるのね……
「―――――――!!」
ヤスミたんの悲鳴が広く響きわたり、
>>576 や皆たんの元へも届いていた。
「……今のは!」
「ヤスミたんの声だッ!!急げ!」
「アッキー!アッキー!!だいじょうぶ?しっかりして!」
怪我を負ったアッキーに取りすがるヤスミたん。
「くうぅ……」痛みに呻くアッキーだったが、近付いてくるヒゲ将軍から
ヤスミたんを庇うべく、抱きかかえながら後ずさる。
「その傷で逃げられると思うのか?愚か者め。せっかく才能が有りながら
◇国に逆らって犬死にとは……。」
ヒゲは薄ら笑いを浮かべ、懐から鈍色に光る銃を取り出した。カチリ、と
音をたて、アッキーに銃口が向けられる。
「止めろッ!!アッキーにこれ以上ひどい事をするなッ…!」
ヤスミたんがアッキーを助けようと前に出た。ギッとヒゲを睨み付ける。
「……ヤスミたんが邪魔だ。二人を引き離せ!!」
ヒゲ将軍の護衛たちがアッキーを襲った。
Fight it out!
ヤスミたんが愛らしいという噂のVジャン攻略本、 今ヤフオクで(中古の割には)値段上がってきてるね〜 くそう、皆ラブリーヤスミたん目当てだなッ?!
>>479 それって雑誌じゃないから普通に売ってるみたいだが?
ああ、みんなできれば安く買いたいってやつか。。。
>>480 え?まだ売ってんのソレ。ひたすら古本屋で探し回ってたよ。
でもないんだなこれが。普通に買えるんだったらヤスミたんの為に
定価で買ってもいいかな。そういや図書券あったし。
ageちゃだめ?
>>482 この時間にあげても食い付きはイマイチ悪いと思う。
今は…250番台か、このスレ。
下がり過ぎたらまた上げてみようか。
ところでVジャン攻略本上下あるみたいだが、どっちにヤスミたんが
載ってるんだろう?だれか情報をッ……HELP。
>>483 (上)の方ナリ。
今見返してみて、この写真の5、6年後にはああなってしまうのか…鬱だ。
>>482 むやみにageても書き込みはないと思うぞ。
このスレの内容からして、くだらないネタや
荒しまがいの暴言吐けないんだよ。
俺はさがっていても、このスレチェックしてるよ。
書き込み人数の番号が増えていると、うれしいんだよな〜。
手負いのアッキーにヒゲ将軍の護衛が容赦なく襲いかかる。 「やめて―――ッ!!」ヤスミたんが泣き叫ぶ。 為す術もなくそのまま引き離されるかと思われた……が、 「ぐわッ!!」次々と兵士たちが薙ぎ倒されていく。 「……こっちだって…なんの準備もせず乗り込んで来ているわけじゃ …ないんだ…。」肩の痛みに顔を歪めながらも筆で反撃するアッキー。 兵士(平社員)たちがその気迫に圧倒されて後ずさった。 「……役にたたん者どもめ。」ヒゲが呟いたのと同時に、逃げ腰になって いた兵士たちがその場にくずおれた。 「しょ、将軍……何を……。」 「……役に立たぬ者など◇国に……この私に必要ないのだ。 自らの非力さを呪うがいい…。」泡を吹きながら絶命する兵士。 そして思わぬ展開にごくりと唾を飲み込む二人。 「……さて……よくぞここまで私に逆らってきた。だが所詮、絵師は絵師… 総合プロデューサーにかなうはずもない事を思い知るがいい…。」 ここにDisc2の最大の山場を迎える……。
ヒゲ将軍が己の勝利を確信したその時、 BGMが全日本プロレスのオープニングに変わった。 アルコタワーに高らかに鳴り響くファイティングな音楽。 「何事だ!?」 「そこまでになさい、将軍」 シュタっと現れた人影。獣神サンダーライガーのマスクを身につけた その騎士の名は…… 「英雄トッキー!!! 戻って来ていたのか!?」 「あなたとこの国を発展させてゆくのが、私の生き甲斐でしたよ、将軍」 半熟英雄ライガー・トッキーはうつむきがちに呟いた。
スマン、ライガーが新日か全日か他の団体かもよーわかっとらんので フォローたのんます
ユウリョウスレダネ。
>>487 ちょっと奥田民夫っぽいね。萌え〜
しかしこのヒゲは……
ヤスミたん、突如下着姿に!! 純白の六尺越中フンドシで視聴者を魅了!! 尚、ヤスミたんが今回、セミヌードを披露した裏にはアッキーの存在が…? 次回「謎の王国崩壊!ヒゲの魔手が迫る!!」 乞う、ご期待!!
ヤスミたんが死んだぁ??との知らせを受けたサッキーと皆たん そのヤスミたんの死んだ顔を思い出しプッと噴出すサッキーと皆たん サッキーと皆たんはどうゆう奴なのか次回悲しいお知らせが・・・
7:30 火曜ワイドスペシャル
ドキッ!!ヤスミたんだらけの水泳大会!
今世紀もやります!ヒゲ将軍のポロリ連発!!
水上騎馬戦 他 司会 ノムたん、おりも政夫
8:54 NEWS
>>493 ここ面白過ぎッ!大爆笑
おばあさんにワインを届けるため森へとやってきた赤頭巾ヤスミたん しかし、けものと化したヒゲ将軍が待ち受ける!! それを横目で見ていた小粋なマタギノムたんは何を想う・・・ 次回「オレのブルーライト・ヨコハマ」 乞うご期待!!! リロードしたら次はこれが出た。やっぱり爆笑。
ヤスミたんはヒゲ将軍の胸の中でひたすらに泣いた。 突然の運命の流転の中、ヤスミたんが得た初めての安らぎ……。 「もう、離さないで……」 しかしそれは全てヒゲ将軍が仕組んだ罠だったのだ! サッキーの魂の叫びが空しく響く! 次回、刮目して待て! 意外にシリアス。
今日はヤスミたんとヒゲ将軍の結婚式。 ところがヒゲ将軍がいない!! なんとサッキーがヒゲ将軍を連れ去ってしまったのだ!! ヒゲ将軍を愛してしまったサッキー。 結婚式はどうなる!? すごいのが出ました(w
500 :
名無しさん@LV2001 :2001/06/30(土) 13:35
旅の剣士ヤスミたんは夢をみていた。 「ノムたん・・・・僕は君をみつけられない・・・」 悲しい過去、終末の世界。ノムたんにそっくりな少女ヒゲ将軍・・・ 出会いと分かれの物語「ヤスミたんサーガ」乞うご期待!! どうしようか、これ(W
あ、すまん。あげちまったよー。 逝ってくる……
「隣の部屋の物音で夜も眠れぬノムたん。 文句を言うべく乱暴にドアをあけたノムたんの前には、 お医者さんごっこで戯れるヤスミたんとアッキーの姿が!」 お題は「そんなときとっさの一言」。 次回の講義で発表してもらうよ、ノムたん。
全てを掛けた戦い!まさに死闘、激闘、核弾頭! 超決戦!アッキーVSヒゲ将軍!!ヤスミたん姫を巡る愛と栄光の戦い どちらがヤスミたんの愛を掴むのか!? このスレの展開にピターリはまってる・・。
>>489 の続き
突如現れた半熟英雄トッキー。
「あの人が……。」
噂には聞いていたが、こうして対面するのは初めてだった。
ヤスミたんは訳もわからずアッキーにしがみついている。
◇国本国より離れた直轄領を預かるというトッキー。
直轄領の守りの為、今回の結婚式には参加していないはずだった。
「何故ここにいる、トッキー…。お前には領内の見張りを任せてあるはずだが?」
「…将軍、もうお止め下さい。今の◇国はすっかり人心を失っています。
これ以上の人材流出は◇国の為になりません…。」
ヒゲを諌めるトッキー。その顔には苦渋の色が浮かんでいた。
「………トッキーよ。貴様も◇国反逆者となるつもりか?」
「!……将軍。」
トッキーの諫言にも耳を貸すことのないヒゲ将軍。だがこの時、トッキーは
(*シャレではない)妙な違和感を感じていた。
(……将軍はこのようなお方だったろうか?……いや、違う。これは長年
お仕えしてきた方ではない…!?)
しかし、思考は途中で遮られた。ヒゲ将軍が全身を殺気で漲らせている。
「ヤスミたん!アッキー!無事か!?」
皆たん、
>>807 、直良たん、そして既にボロボロの
>>576 が到着した。
ヒゲ将軍の顔に酷薄な笑みが浮かんだ。
>>489 俺もよく知らんから適当に流してしまったよ。
トッキーってプロレスファンなんだな……。
古びたキネマハウスに捨てられていた自動人形ヤスミたん。 アッキーは心血を注いで修復するが、「心」を宿すことに失敗する。 しかし、美しいヤスミたんにアッキーは心惹かれていくのであった 婚約者ヒゲ将軍が密やかに宿す、嫉妬の炎に気付かずに…。 −大正浪漫シリーズ1弾−「銀色の自動人形」こうご期待! やべえ、はまりそう。
>>493 君は素晴らしい情報を提供してくれた。
ありがとう。
ネタ切れの際はそこを使わせてもらうよ(笑)
>>507 結構ピターリの内容出てきておもろいよね。
どれが出ても使えそう(笑)
迫り来るヒゲ将軍ーズ。 逃げるやすみたん。 そこへ現るアッキー。 わらをもすがる思いでアッキーに助けを求めるやすみたんだが、 よくみるとそれもヒゲ将軍だった?! 次回は「ヒゲ将軍ーズに囲まれて」です。 ヒゲ、影武者沢山!?
>>508 どう致しまして…と言いたいところだが、
ネタが切れた時は俺とヤスミたんをなんとか結ばせてくれ〜
ハァハァ
>>505 何かFF4を彷佛とさせてナイス!
ゴルベーザ・ヒゲ!
親の介護をしてくれる女性を捜すため諸国漫遊の旅に出るヤスミたん!
うんちくと屁理屈の多いヤスミたんに、お供の皆たんさん達も視聴者もいい加減うんざりだ!
しかしそれを補って余りあるサービスは
>>576 の入浴シーン!
なんと20分に拡大! もちろん無修正!
戦闘シーンでは着物を破かれポロリ、なんてことも…!?
うんちくと屁理屈……確かに(w
ついに、二人の間に子供が…幸せ絶頂のはずだったヤスミたんとアッキーだが・・ 生まれて来た赤ちゃんはヤスミたんの昔の恋人サッキーとそっくりな髪型!? 次回「赤ちゃんは天然パーマ!?」お見逃しなく! 微妙にこのスレの内容とかぶってるところがなんとも言えん……。 ああ、ネタ切れ。
ある日突然、ヤスミたんがアッキーに言った。 「俺・・二年前までお前がすきだったんだ!! 今はサッキーが好きなんだけどね!!」 過去形な告白!!アッキーはどう答えるのか!! 番外編みたいな…。
「く……う…ううっ…。」
あちらこちらで上がっている呻き声を聞きながら
>>576 は戦慄していた。
『ま…まさかここまでとは……。』
ヒゲの力に圧倒され、倒れ込んでいる皆たんとアッキー。わずかにかすっただけの
>>807 でさえ一言も言葉を発する事が出来ない状態だった。
『やはり……この力は違う!いったい何があったというのですか……将軍。』
◇国の反逆者となる事を拒み、その場をからくも脱したトッキーが遠くから呆然として
その惨状を見つめていた。
「くく……例え貴様らが束になったとしても私には勝てん。いかに実力があろうともな…。」
唇を噛み締める
>>576 。ヒゲ将軍にあって自分達には無いもの……それは絶対的な『知名度』
だった。そんな攻撃をまともに喰らえば
>>576 などあっという間に塵になってしまう。
「さあ……ヤスミたんをおとなしく渡せば命ばかりは助けてやろうじゃないか…。」
攻撃の体勢を整えながら近付いてくるヒゲ。
「アッキー、しっかりしてッ!目を開けてーッ!!」
倒れたアッキーの名を泣きながら呼ぶヤスミたん。
「ダメだ、
>>576 !!この計画は失敗だ。ヤスミたんを置いてでも逃げる他にない!!」
共に戦っていた直良たんが小声で
>>576 に囁く。
だが、
>>576 は拒んだ。ヤスミたんを置いて行くわけにはいかない。―――ここで
ヤスミたんを置いて逃げれば、俺はまたヤスミたんを裏切った事になってしまう…。
「死ぬ気か
>>576 !?ヤスミたんを救う為にもここは一旦引くんだッ!」
直良たんは万が一の時の為にちゃっかり逃げる方法を用意していたのだ。いつでも
それを使う準備は出来ていた。
『仕方ない……全滅よりはマシだッ。置いていくぞ、576!」
ズド――――――――ン!!!!
凄まじい轟音と共に式場が激しく揺れる。突然の出来事に
>>576 &直良たんはもとより、
ヒゲ将軍すら即座に対応する事が出来なかった。
「な、何が起こったというのだ!!」
天井からくずれ落ちてくる瓦礫。もうもうとたちこめる砂煙に目が痛くて開けられない。
ようやく砂埃が少し収まってきたその時、
>>576 は何かとてつもなく大きな塊が落ちてきて
いることの気付いた。そして―――
「やあ、待たせたね。」
頭上からこの上なく陽気なサッキーの声が降ってきたのだった。
うおーサッキーおいしすぎる!
516の続き。
「遅いよ! サッキー!!」
ガバッとサッキーの胸に飛び込むヤスミたん。
灰になる
>>576 。凍りつくアッキー。笑う直良たん。
言葉を失う一同。
「守ってくれるって…約束してたのに!!」
瞳を涙でうるませ、サッキーを見上げる。
どうやら喪失していた記憶が一部復旧したらしい。
しかしそれは、昔の記憶。
だがヤスミたんにとっては、それが「現在」なのだ。
>>519 の続き
「……遅くなって済まなかったね、ヤスミたん。」
突然の展開に目を丸くしたサッキーだったが、すぐに事の次第を
理解し、ヤスミたんを安心させようとした。
「サッキー、もう置いてかないでッ!!ずっと一緒にいて!!」
サッキーに抱きつくヤスミたん。その下には灰になってそのまま散って
いきそうな
>>576 と三日天下のアッキー、そしてもはや大爆笑の直良たんと
目が点の皆たん、気絶したままの
>>807 がいた。それから…
「……貴様は…見たことがある。確か、以前我が国に在籍していた者だな?
貴様もまた、反逆者共の一味となっていたか。」
我に返ったヒゲ将軍がひどく不快そうにサッキーを見る。
サッキーはひょいと肩を竦め、「憶えて頂けていて光栄です、将軍」と、
とぼけた返事をした。
「さて、取りあえずヤスミたんは確保したんだ。みんな、帰るぞ。」
「サッキー。さっきから君、おいしいとこ取りだよ。」サッキーの後ろから
出てきたイワタんが、気絶した
>>807 を回収しにかかる。
「とりあえず間に合ったみたいで良かった良かった。」みっちゃんが操縦席から
ひょいと顔を出す。
「さあ、兵士達は混乱していてまだ正常な判断が出来ていない。目的を果たした
んだし、長居する必要はないだろう?」
イワタんが茫然自失中のアッキーと
>>576 の背中を押した。
サッキーが主役になってきてる(藁
ヤスミたんVジャン攻略本手に入ったYO! ホンマ、初々しいのお。若ヤスミたん萌え〜
523 :
一旦あげ :2001/07/04(水) 23:46
若ヤスミたんゲットおめでとう。あの細っこい体萌え(w 今は…。
>>522 どーやって手に入れたんだよ!
俺まだ買えないっす(泣
初々しいよなー…<Vジャンヤスミたん 俺にとっちゃ、まさに姫だよ。 今は女王様かな……太目の
ノノ ノノ ゜⊃゚| 人 ∀ノ 最近ゲーハー板で流行ってるAA アヒャヒャ ⊂ つ かわいいよね アヒャヒャ キーン 人 Y し (_) <松野氏
>>524 ヤフオクっす。持つべきものはヤフオク。
オウガ・ベイグラモノでもいろいろお世話になりました。
都内なら(半年くらい前だけど)中野のまんだら●に在庫があったよーな・・・。
どーでもいいことだがFF12、PS2っぽいね〜。偶然松野チームの人のサイト発見したら
それらしいこと書いてあったよ。
>>527 松野チーム、仲が良いみたいでリンク辿ればウォチし放題だよね。
他のタイトルのこととかも垣間見える。
以前「今日のクエ◇ト3兄弟」ってサイトコーナーがあって萌えた。
クエ○ト3兄弟の詳細きぼーん。名前だけですでに萌えてるよ…。
>>526 ヒゲとノムたん(ゲーハーでは画伯の呼称)と鈴木社長のAAもできてたよ。
あそこはあそこで盛り上がりまくり!(笑
ネタが重厚な分
こっちのがおもしろいけどね。
>>520 の続き
数時間後―――無事ヤスミたんを助け出し、式場からの脱出を果たした
>>576 たち
だったが、一つの大きな問題を抱えていた。
「ヤスミたん……本当に忘れてしまったのか!?俺だよ、
>>576 だよ、ヤスミたんッ!!
思い出してくれ、初めて会った時の事を!」
「……………。」
ヤスミたんは困った顔をしてサッキーと>576の顔を交互に見つめた。
「サッキー……誰、この人?」
ノジたんによる秘術の為、記憶喪失となったヤスミたん。部分的な記憶を取り戻しはしたが、
それは過去の記憶であり、現在のものではなかった。サッキーの事を思い出せても
>>576 を
忘れてしまったままだった。
「なんで……俺の事を忘れちまったんだッ……。畜生ッ……ヤスミたん……。」
>>576 の悲痛な声が船内にこだまする。ヤスミたんが記憶喪失となり、自分の事を忘れて
しまったという事実は聞いていた。覚悟は出来ているつもりだった。。
「思い出せないのは
>>576 の事だけじゃないさ。以前の仕事の事や皆たん、アッキーの
との思い出だって取り戻せていないんだ。部分的に記憶が戻ってきただけ……」
失意の
>>576 をなぐさめようと声をかけたサッキーだったが、途中で遮られた。
「あんたに俺の気持ちが解ってたまるかッ…!!部分的にでもヤスミたんに思い出せて
もらってるあんたなんかにッ……!!」
八つ当たりでしかないと判りきっていたが、
>>576 には他にどうしようもできなかった。
「………
>>576 。」
サッキーはそれ以上言うのを諦め、そのまま
>>576 のいる船室を出ていった。
サッキーの後をとてとてと着いていく者がいる。 言うまでもなく、ヤスミたんである。 一定の距離をおいて、サッキーの後を着けて歩き、 サッキーが振り返るとそこら辺にさっと隠れてしまう。 はみ出た体がご愛嬌である。 「どした?」 サッキーはヤスミたんのほっぺをふにゃとつねる。 ヤスミたんは涙目である。 「……目を離すと、どっか行っちゃうんだもん。 もう離れないって、自分に誓ったの」 ヤスミたんは、サッキーのシャツの裾をしっかりと握って離れない。 サッキーは困った顔で肩をすくめた。 「あのね、ヤスミたん」 そこまでで言葉をさえぎる。ヤスミたんをさらに着けている、アッキーの光る目がこちらを睨んでいるからだ。 「う〜〜〜」 ヤスミたんはヤスミたんで今にも泣きそうだ。 サッキー、かつてないピンチであった。
頑張れサッキー。
子犬のようなヤスミたんがたまらん(´Д`;) 家に連れて帰りたいよ。
やっとゲボバンスと外伝買えた。 で、音楽聴いてみたけど、サッキーはいつも通りだね。 イワたんの毒々しさがかなり抜けていたのには驚いた。
ムテキング・サッキーが珍しく窮地に立たされていた頃、かのアルコ城でも同じくピンチに晒されていた者がいた。 とことん間の悪い男・成田たんである。 「キーっ!!ヤスミたんが何さッ!!」 披露宴を台無しにされてご機嫌ナナメ度MAXのノムたんのクーピー技が、またもや逃げ送れた成田たんに襲い掛かる。 「いくわよぉ〜!!ないつおぶらうんどクーピーみだれうち〜!!」 「!!うぎゃーッ!!止めて下さいッ野村さん・・!!」 成田たんが死を覚悟した時、現れたヒゲ将軍が二人の間に割って入った。 「はっはっはっ・・。哲はいつも元気がイイなぁ。ほら、哲のお気に入りのシルバーだ」 「さかぐちしゃ〜ん・・・いまさらごきげんうかがったっておそいんだからぁ〜(はぁと)」 むくれつつもシルバーアクセサリだけはちゃっかりしまい込むキュートなノムたんであった。 「哲。反逆者共に関しては案ずるな。既に手は打ってある。伊達に160億はかけちゃいないさ・・・」 ヒゲ将軍の眼光が鋭く光る。 ・・・天下の悪政と国内外に名高いFF映画。それこそが、秘密兵器そのものだったのだ。 1/60間隔で「◇国最高」とか「ヒゲ将軍マンセー」「FF10買え」などと入っているげに恐ろしき映像。それを見たものは知らず知らずのうちに◇国の言いなりになってしまうという・・・。 「これで世界は◇国、いや私のモノだ・・・クックックッ・・・・」 そしてここ、みっちゃん飛空挺(やっぱりまだ名無し)のアッキーにも異変が訪れていた。 「・・・アルコタワー、バンザイ・・・」
「アルコタワー バンザイ」のアッキーの言葉は、実際数年前の◇国会社案内にあったんだよ〜 各クリエイターが色紙に言葉を書いているんだけど。 アッキー、気ィ使いすぎ!!と思ったのは俺だけか?!(ちなみにヤスミたんは登場してないっす) 我らがノムたんは「俺<様>流」・・やっぱノムたんだねぇ・・・(笑)
泣きそうなヤスミたんの頭を撫で続けるサッキー。
それを噛み付きそうな眼差しで眺めるアッキー。
堪えきれず、ヤスミたんの頬を、透明な涙が一筋流れた。途端に、
「ふぇ、ふぇぇぇぇん〜〜〜!怖かった………!!
みんな勝手な人ばっかり……(特にヒゲとかヒゲとか)」
今まで我慢していたものが、一斉に関を切ったように流れ出した。
サッキーの胸にすがりついて、そのシャツを濡らすヤスミたん。
終わった恋だと諭すこともできないサッキーが、黙ったまま立ち尽くしていると、
「キスしなさい!」
出し抜けにウエマツたんが『素敵だね』をBGMに流しながら現れた。
「こんちは」
音楽家の先輩として、サッキーがぺこりと頭を下げる。
「いいからヤスミたんにキスをするんだ!それがヤスミたんの記憶を取り戻す、唯一の方法だ!」
「なんだって!?」
アッキーのさらに後ろで様子を伺っていた
>>576 が素っ頓狂な声を上げた。
重篤のノジ将軍がウエマツたんに語った話では、
ヤスミたんの記憶を取り戻す唯一の方法、それが
『真に愛し合う者とのくちづけ』
だったのだ。
ヤスミたんに思いを寄せるノジ将軍が、話したがらない訳である。
「ふーん」
サッキーがどうでもよさげに生返事をする横で、
>>576 とアッキーは気が気でなかった。
特に
>>576 の思いは複雑であった。
ヤスミたんの記憶を取り戻したいが、サッキーのキスで記憶を取り戻したのならば、
ヤスミたんと真に結ばれるべきはサッキーということになる。
そして、記憶が戻ったところで、
>>576 にぶつけられる言葉は、ヤスミたんの罵倒かもしれない。
ヤスミたんの記憶は、
>>576 に裏切られたところで止まっているのだから。
『いや――
それでも、忘れられているよりはよっぽど……』
気分はほとんどFF9のフライヤであった。
「みんなの見ている前でなんて……恥ずかしくて嫌だ……」
真っ赤になったヤスミたんは、恥じらいながらもサッキーのくちづけを待ち望むように目を閉じた。
悔しさで歯を噛み締めすぎ、アッキーの歯茎からは血が垂れ流しであった。
続く
「………ウエマツさん、ちょっといいですか?」
キスを待つヤスミたんをとりあえず離して、ウエマツを別室へ引っ張るサッキー。
胸を撫でおろすアッキーと複雑な心境の
>>576 だった。
「……そんな事でヤスミたんの記憶が取り戻せるなんて思えませんね。
あの秘術についてよく知っているわけじゃない。でもそんな簡単なことで記憶を
取り戻せるんだったら秘術でもなんでもないんじゃあ?……本当はなにかウラが
あるんじゃないですか?」
「……………………。」
ウエマツたんは黙りこくる。
「……やっぱり。それで何が起こると言うんですか?」
サッキーが丁寧ながらも有無をいわさない強い口調でウエマツたんに迫る。しばらく
口ごもるウエマツたんだったが、諦めたように話しだした。
「真に愛し合う者とくちづけをすれば記憶は戻る……。ただ………副作用がある…。
代わりにくちづけをした相手の事を忘れてしまうのだよ……永久にね。」
やはり、ノジたんの秘術を完全に解く方法は無かったのだ。サッキーはため息をつく。
「……まあどちらにしても今のところ、ヤスミたんの記憶を取り戻す方法は無いって
事ですか。真に『愛し合う』者とのくちづけでしょう?別に今はヤスミたんとそういう
関係なわけじゃないし、キスしたところでヤスミたんの記憶は戻りませんよ。」
「なんだとサッキ――ッ!!」
部屋に押し入った
>>576 がサッキーの襟首を掴んだ。
「ヤスミたんの……お前を信頼しきった眼差しを見たか!?
ヤスミたんは………悔しいけど……間違いなくお前を愛している。
俺にはわかるんだ、
もし、お前がヤスミたんに忘れられたくないのなら、別にくちづけしなくたっていい。
俺は忘れられたままでもいいよ。
だけど、ヤスミたんを見捨てるような物言いだけはしないでくれ。
ヤスミたんには……今はお前しかいないんだよ……」
そこまで言い、
>>576 はがっくりと膝をついた。
サッキーでなくとも、誰が忘れられることを覚悟でヤスミたんにくちづけできようか。
>>576 との愛と憎しみの過去を、ヤスミたんが取り戻すことは絶望と思われた。
――いや、それでも……いい。ヤスミたんさえ守ることができたら――
>>576 はそう思い、サッキーにヤスミたんを託す覚悟でいたのだ。
「いやー。そんなこと言われてもねぇ……」
サッキーはのほほんと頭を掻いている。
「おーもーいー」
そこに、まだ
>>807 を抱えたままのイワタんが通りかかった。
「イワタんイワタん」
ふと、サッキーがイワタんを手招きする。
「なんだい、サッキー」
サッキーはイワタんを抱き寄せてキスをした。どさっ、と
>>807 が床に落ちて再び昏倒する。
「ばっ!サッキーこら!みんなの見ている前でっ!」
照れるイワタん。
「………こういうわけなんだよね。
だから、ぼくがキスしたところで、ヤスミたんは元に戻らないよ。残念だけど」
みんなのアイドルヤスミたんより、イワタんを選ぶサッキー。
やはり独特の価値観を持っていたようだ。
安堵と、一抹の期待さえ失ってしまう
>>576 。だが、彼はサッキーに頭を下げた。
「……だけど、今ヤスミたんが君を失ったら、心の支えさえ無くしてしまう。
ヤスミたんは、とても傷ついているんだ。
今だけでも、ヤスミたんの恋人を演じてくれないか?俺からのお願いだ……」
「別にいいけどさ」
やはりマイペースなサッキー。
「それよりも、ものは試しに、
>>576 がこっそりチュウしてみたら?
ひょっとしたら記憶戻るかもしれないし、どうせ忘れられても今と変わらないしさ。あはは」
人事のように笑うサッキー。
「俺が……ヤスミたんとチュウ……」
だが、
>>576 にはその勇気は無かった。
これでヤスミたんの記憶が戻らなかったら、それこそ
>>576 は再起不能だった。
「俺はチュウじゃない!ナカだ!!」
そこに現れたのは、最近ゲーハ―板で叩かれまくりの亡国の騎士中たんであった。
自分の名を呼ばれたと勘違いしたのだろう。
ゲーハ―板で叩かれる前は、パワートダイでバイセクシャル疑惑で叩かれていた。
話題に事欠かない音速の騎士であった。
>>543 やべえ、ゲーハー板と、掛け持ち住人多いのがバレバレだよ(笑
それと、801板住人もいるだろ?
それでイイ、どこ板の住人であろうが、ヤスミたんを愛する心さえあれば。
スレをかき乱すことさえしなければ、みんなが主人公なんだッ!!
2003年絶対OFF会するぞッ!! 以上
>>544 書き手Cは家庭用ゲーム板とレトロゲー住人掛け持ち。(ゲームカテゴリ内では)
801板住人いるのか…?居ても登場人物理解出来てるんか…?
801板の住人はあんまり業界に興味無さそうだ。偏見か?
……イワタんのファンたる俺は
>>543 を見て精神的ダメージを…。
……フィクションとは言え…………………………まあ、いいか。
なんでもアリか……今さらか……。
>>544 漏れはネタ仕入れにたまに覗くくらいだよ。<ゲーハー板
801板住人はいるのか?叩かれるから黙ってるだけかな?
>>545 ゴメン。(w
>>528 そのサイト、2-3年前に印不ぉ飼育で「松野泰己&FFT」で検索すると
出て来てたところ?
結構松野ファン友達の間で話題になっていた。
誰かログ持ってんじゃねえのかな。
>>547 し、知りたい〜〜!
誰かログ持ってないのか!!
FFTのサントラの写真見たら、爆笑問題のAA改造するだけで サッキーとイワたんのAAが出来そうな気がする(w
>>549 イワタんはともかくサッキーは写真に映る度に顔が違うから無理。
…というか、どれが本当の顔なんだ?サッキーは。
801板住人はともかく、同人板住人はいると思われ。
801板で書いているという レスを見たんだ。 でもこのレス見て、書いてくれなくなると 困るから、もう詮索しないよ、ゴメンな。
>>528 「今日のクエスト三人衆」じゃなかった?
中たんがでてきたらセガ共和国も出てくるのだろうか…
>>554 既に滅亡気味だけどね……
鈴Qは、いい悪役になってくれそうだ。
思うに、FF12発売までに、◇国で大波乱が2〜3はありそうだ。 嵐の前の静かさ。
>>554 「共和国」……なるほど。セガネタは楽しそうだ。
>>543 まあいいさ。……ああ、念のために断っとくが、
『俺のイワタんに手ぇ付けやがってコノヤロー、サッキーめ!』
……って意味じゃ無いぞ?一応な。
俺も
>>543 で精神的ダメージを…(笑)
いや、前に、ちらっと考えたネタではあったが、自主規制したんだ。
まぁヒロインがヤスミたんだから、今更だけどさ、いいんだけどさ。
宮本が姫役で登場するくらいだから(笑)なんでもアリか。
ところで大事なこと、思い出したッ!!
もうすぐこのスレも
>>576 に近付いているよな。
主人公である
>>576 のために
このスレの
>>576 番目を、空けときたいんだけど、みんなどお?
>>576 番目に是非、
>>576 よ、挨拶でもネタでもいいから書いてくれ。
えにくす国が出てきてないよなぁ…
>>548 古マシンからサルベージ中
刮目して待て!
>>561 うわぁぁぁぁっ!!
ありがとう正座して待ってるぜ!
突如現れた亡国の騎士・中たんはそれだけを告げるとそのまま風…いや、音のように 去っていった。目が点の一同。サッキーだけが 「…まあ、気にしないでおこうか。」とよく解らないフォローをした。 その日の夜――― サッキーの部屋までついていくと言ったヤスミたんをアッキーが死にもの狂いで押しとどめ、 なんとか引き離すことに成功した。ヤスミたんはアッキーをうらめしそうな目で睨んだが、 サッキーにも諌められたので仕方なく割り当てられた部屋へ戻った。
>>544 -545
面白いネタを提供してくれるなら、
801板住人でもゲーハ―板でも厨房板住人でもなんでもいいよ(w
ある意味、実力主義だからな…このスレは。
一日にして色んな事が起こり過ぎ、なかなか寝つけない
>>576 。眠れないのならば、いっそ
眠る努力を止めようと部屋を出る。階段を降りたところでイワタんの姿を目にした。
「……すまない、イワタん。」
イワタんと目が合った
>>576 は思わず謝った。
「何が?」イワタんはきょとんとして
>>576 に尋ねる。
「ヤスミたんの事……サッキーに恋人のふりをしてくれって頼んで…。サッキーはああ言ったけど
イワタんが嫌なんじゃないかと……それで眠れないのかと思ってさ…。」
ヤスミたんの事を思うあまり、他人の気持ちをすっかり無視していた
>>576 。少し落ち着いたところ
で自らの無理な頼みに気付いたのだった。
「…え?ああ、別に。付き合い長いしさ。気にするなよ。」
あっけらかんと答えるイワタん。別に無理をしているわけでもなく、本当にどうでも良さそうだ。
予想外の反応に少々当惑する
>>576 。
伊達に長年サッキーと仕事をしてきた仲ではないのだった…。
ああ…自分の傷口を広げているよ俺(=545)……(笑
困惑した
>>576 が去ってゆくのと入れ違いに、通りかかったのはサッキーだった。
「さっき(シャレじゃないよ)は悪いね、イワタん」
イワタんと目が合ったサッキーは思わず謝った。
「何が?」イワタんはきょとんとしてサッキーに尋ねる。
「キスした事……イワタんに恋人のふりをしてくれって頼んで…。
>>576 を景気つけるためとは言え、
イワタんが嫌なんじゃないかと……それで眠れないのかと思ってさ…。」
サッキーは、ヤスミたんにふさわしいのは自分じゃないと
>>576 に伝えるために、
敢えてイワタんと恋人同士であるという芝居をしたのだ。
イワタんもサッキーの内心を汲み取ったのか、とっさに合わせてくれた。
だが、いくらなんでもいきなりキスしたのはやり過ぎだったかと、
サッキーは世にも珍しく反省したのだった。
「…え?ああ、別に。付き合い長いしさ。気にするなよ。」
あっけらかんと答えるイワタん。別に無理をしているわけでもなく、本当にどうでも良さそうだ。
予想外の反応に少々当惑するサッキー。
イワタん、サッキー以上のマイペースさであった。
>>559 おう、早いもんだな。
気を使ってくれてありがとう。
言われないでもなんとか自分のキリ番はゲットするつもりだったぜ。
もうすぐだからマメにチェックしないと……(汗
その頃の◇国…… ようやく◇国に辿り着いた加藤伯爵だったが、既にヤスミたんを奪われた後だった。 おのれ改札口……と歯噛みする加藤伯爵。 『ヤスミたん無くして◇国の再興は有り得ない。彼らには悪いが、ヤスミたんを◇国へ 取り戻さなければ……。』 かくして加藤伯爵はヤスミたん奪還へと動き出す。 一方、長らく出番のない河津伯爵は思い描いていたシナリオ通りに事が進まず、 苛立ちを募らせていた。更に◇国内での自らの立場も微妙なものとなっており、 迂闊に手を出す事ができない状態に有った。 『……やはりこの窮地を脱するにはアッキーの力が必要だ…。いち早く居場所をつきとめ、 懐柔できなければ無理矢理にでも…。』 こうして河津伯爵も動きだした。 ヒゲ将軍の最終兵器、FF映画の上映がメリケン国で始まっていた。 それが◇国及び近隣諸国で上映される日も近い。1/60間隔で収められている恐るべき 洗脳文には「ヤスミたんを◇国の手に」「ヤスミたんを取り戻せ」などという内容も含まれていたのだ。 遠くない将来、再びヤスミたんは騒動に巻き込まれる事になる……。
一方、こちらでももう一つの歴史が動こうとしていた――。 「ナオたん」 騒ぎから離れ、一人スパイダースーツを繕っていたナオたんの元に来客がいた。 「あ、もう怪我はいいの?」 ノジたんが、松葉杖を携えて覚束なく立っていた。なんとか歩けるようになるまでは回復したのだ。 「お陰さまで……心配をお掛けしました」 ノジたんが仮敬礼の形を取る。◇国においては先輩のナオたんに敬意を払ってのことだった。 「そりゃよかったねー」 ナオたんが言葉少なく破顔し、再びスパイダースーツに意識を戻す。 ナオたんも、ヤスミたん奪回作戦に参加したのであったが、一人外壁からの侵入にこだわっていたため、まるで見せ場がなかったのだ。 だが、思う存分壁に貼り付けて、ナオたんは大満足だった。 「ナオたん……。一度◇国に戻りませんか?」 ノジたんは意外な提案を持ちかけた。 「ええー?やだよ。君もボクもアルコを飛び出た人間だし、 何が悲しくてヒゲ&哲が闊歩するあそこに戻らなくちゃいけないんだよ。 あの二人がいる限り、あそこに未来は無い。って言ったのは君じゃないか」 「だからこそ、戻るのです。 逆に言えば、あの二人さえいなくなれば、あの国はかつての繁栄を取り戻せるかもしれない」
ようやく、ノジたんがとんでもないことを言い出していることに、ナオたんは感づき始めていた。
「赤字続きで、国民の不満が高まっている今が好機!
傀儡王武市、魔女のむたん、そしてヒゲ将軍……。
あの三人さえいなくなれば……あるいは」
クーデター。
その言葉がナオたんの脳裏を過ぎった。
「………声が大きいよ、ノジ将軍」
「はっ」
「成功すると思うかい?」
「赤字確実のFF映画という、ヒゲ将軍の揺ぎ無い失態があります。
後は、内部反勢力の力を借りれば、あるいは」
「国王の後釜には」
「王位継承権第4位、スズキ大公が適役かと」
名前がナオなので、ややこしかった。
その時、スパイダースーツの最後の一針をナオたんは縫い上げた。
「披露宴の混乱を引いている、今を置いてはない。
病み上がりの体に悪いが、急ぐぞノジ将軍」
「ははっ」
>>576 らがラブコメでもんどりうっている頃、野望持ちし男たちが立ち上がろうとしていた――。
なんだかやけにかっこいいじゃないか、ナオたん。 どうなるどうなる〜?
久しぶりに来たので読み直そう…どうなってるかなどうなってるかな
うし、足跡。 今からゆっくり読もう。
オッス、オラ576。ただの名無しとも言うな。 だけど、あの雨の夜を境に、オラの人生は大きく変わっちまったんだ。 そう、みんなも大好きなヤスミたんに一目ぼれしちまったんだな。 出遭った当初はラブラブだった二人も、今ではヤスミたんに存在すら忘れられてしまってこの様さ。 神様(書き手)は、そう簡単にはオラたちを幸せにはしてくれないみたいだ。 うっひゃー、どうなっちまうんだオラたち。 みんな、オラたちの活躍、見てくれよな!
>>576 これはこれは主人公殿。
素晴らしいタイミングですな?(笑)
今一気に読んでいて、大変笑かしていただいた。
これからも、がんばっていただきたい。ではさらば。
>>577 アイコラマスターたんもお久しぶり。
みんな新作も楽しみにしてるぜ。マターリ待ってるよ。
暑いが体に気をつけてな。
99年のキャッシュ。 圧縮して保存していたので厳しいサルベージであった。 このスタッフまだ■にいるのかね? ヤスミたんの悪口多いのだが。 03月05日(金) ■…げっ 自分の担当の仕事の内容の全貌がやっと明らかになった。で「…げっ」 いや。どんななのかは、ゲームが発表になったら言うよ…。 きょうやっと「FF[」はDisc.2突入。 サイファー班長に拷問もしてもらったし♪ これで、身も心もサイファー班長にノックアウトスコール。(やめろ) ■今日のクエスト三人衆■ 皆川先生は私が質問しまくったので仕事にならず。大反省。 松野さんは埼元さん探して三千里。 03月04日(木) ■会社で休む 会社のブースで1時間も寝こけた。 会社でしか「FF[」をプレイしていない。 忙しくなったら死ぬから許して。 ■今日のクエスト三人衆■ 皆川先生と吉田画伯は「サイレントヒル」に大喜び。
>>579 おおおおお〜〜〜!!
サルベージサンクス!!!
サッキー探して三千里のヤスミたんが(藁
ヤスミたんへの悪口部分も残ってたのか?
ヤスミたん、会社で嫌われてるのか?
他にもあればアプキボーン。
>>579 ・・・なんかちょっとイタタな感じだな。文章見る限りでは。
やすみたんの悪口ってなんだ?
ところでなんで皆川「先生」なんだ?
「画伯」とか言うのは解るが会社員に「先生」とか言うのが
よく解らん。そういう世界なのか?ゲーム業界って。
いや、別に皆たん嫌いじゃないけどさ。
>>579 のおかげでオレも昔のファイルを探しやすくなったよ(w
99年な。
>>583 うははははー! うけたうけたうけたよーマスター!!
ルールー使うつもりなかったけれど、これ見たらなんだかすごく
使いたくなったよ(w
>>579 ここだけの話、ヤスミたんは社内では結構嫌われてる??らしいな。
>>581 キャラデザやってる吉田画伯の方が目立ってはいるけど、
実際にグラフィッカーとして、実力があるのは皆たんの方らしい。
だから先生でもおかしくないと思われ。
>>583 マスター最高!!
FFX、やるつもり全く無かったのに、欲しくなってきたよ……。
罪作りだぜマスター。
>>579 ベイグラの美術に心底惚れた自分としてはなんとも羨ましい立場にいるのにと
思うんだがね。人それぞれだな。
いくら最高技術の結集であろうとも、10のあの痛い服デザインをこと細かく
作り上げるのを仕事にしなければならないとしたら、俺だったら萎えるのと同じか。
>>585 外様だしいきなり監督だし役員なるし女にモテるしヒゲの寵愛受けてるし(w。
男の嫉妬はすごいぞ。下手すると女より執念深い。会社で働いてみるとわかる。
>>586 ああ……。
結局ヒゲに囲われているのか、俺のヤスミたんは……。
>>583 マ…マスター…爆笑ッス!一気に洗脳されただよ。
「今はまだわからないだろうけど
FF12のがおもしろいに決まっているでしょ?」
セリフまで咄嗟にあてはめちまった。
]やる楽しみがまた増えたよ。
>>581 絵が上手い、センスがいいのが吉田画伯で
ゲーム機用の絵の知識とかに強いのが皆たんと想像。
マジカルチェイス見ると絵のセンスは中の上くらいだけど
PCエンジンの中身を知らなきゃできない絵作りしてる。(皆たんのみ参加)
どちらが欠けても松野組の絵はできないと思われ。
多分皆たんはマスコミ苦手なのでは?
ベイグラのアルティマニアでもキャラ担当者撮影のはじっこに…。
>>628 だが一身上の都合によりしばし休ませていただく。
長い間人物設定を読んでくれてありがとう。
参加者諸氏の熱筆をこれからも期待しています。
おお、残念だけどお疲れ様だ。
>>628 たんの解説楽しみにしてたので、またいつの日か復活を待っているよ〜。
FF12製作中スレが倉庫にいっちゃった・・・。 FF10バブルだし、このスレ大丈夫かなあ、すごく心配。
>>590 (628)
あー先に休止宣言出されちゃったよ。
今までありがとう&お疲れ様でした。まとめ上手の貴兄に乾杯!
さて、当方も都合により、当スレから引退させていただきます。
つたないコラ&駄文でお目汚し申し訳ない。
でも、少しでも笑っていただけたのならこれ幸い。
参加させてもらったことに感謝しています。
またいつの日かお目にかかれることを、願いつつ。さよ〜なら〜。
(鯖も閉鎖します。御了承のほどを)
>>591 、
>>594 (アイコラマスター氏)
暖かい言葉ありがとう。これからも時々覗かせてもらいます。
いつかまた復活するかもしれないんで、その時はよろしく(笑)
そしてアイコラマスター氏、今までお疲れさま。楽しませてもらいました。
ああ、
>>628 に続いてマスターまで引退かー。
お疲れ様でした。またいつの日か、気が向いたら戻ってきてくれー。
ぐすん。
今雑談で愚痴りあってたのだが、 お二方の引退(休止?)は残念という他ならない。 いつの日か戻ってきてくれることを祈りつつ、 俺は地味ーに待ち続けている。
月の無い夜のこと。飛空挺は漆黒の闇の中を進んでいた。
ヤスミたんが気がかりで眠れないアッキーが甲板に出たところ、先客がいることに気づいた。
>>576 であった。
「アッキー・・・ヤスミたんのことで聞きたいことがあるんだが・・・」
「・・・・」
「アッキーはヤスミたんの記憶、戻った方がいいと思うか?」
「・・当然だろう。よりによってなんでサッキーの記憶だけッ!!」
思わず本音を漏らすアッキー。
「俺は・・ヤスミたんの記憶、戻らないほうがいいと思うんだ」
「・・・・!?何故だッ!!」
「アッキーはヤスミたんの現状を見ただろう?記憶を戻すってことは―辛い過去を思い出させることになってしまう。今、深く傷ついているヤスミたんには酷じゃないだろうか」
クエス党からの離脱、オウガ信者ギルドからの中傷、ギルドVS灰色の獅子の小競り合い、ファミ痛尋問官の陰謀、ベイグラの不遇、ヒゲ将軍の寵愛に◇国臣民の嫉妬。
まさしくそれらはヤスミたんを苦しめるだろう「辛い過去」の数々であった。
「だから、全て忘れて別天地で暮らす方がヤスミたんも幸せかも・・・」
アッキーの脳裏にアルコタワーの空中庭園で無邪気に笑うヤスミたんの姿がよぎったが、それを振り払うように、アッキーは叫んだ。
「それは、違うッ!!」
「ヤスミたんは、ゲームが・・・自分の仕事が本当に好きなんだ。俺たちはそんなヤスミたんが好きだからこそ、ここまで一緒にやってきたんだ。なのにそれを全て忘れて隠居生活をしても、ヤスミたんは幸せだと言えるかッ?!『過去を見つめぬ者に“成長”はない』ンじゃないかッ?!」
知らず、アッキーの頬に大粒の涙がこぼれ始めた。
>>576 の目にも涙があふれ出している。
「アッキー・・・すまない・・そんなつもりじゃ・・・」
「
>>576 ・・。俺の方こそお前を誤解していた。スマンッ!!」
振られ組の二人の間に、友情が芽生えた瞬間であった。
なんか書いててあまりのクササに自分でも恥ずかしくなったよ・・。
遅くなりましたが
>>628 さん、マスターさん、お疲れ様でした。
復活祈ってます。
でもX発売するし、人減りそうだナー。(自分もプレイするが)ま、気長にマターリと、ね。
「…いい話だわ…」
ヘッドホンを外し、
>>678 はそっと目頭をおさえた。
飛空挺にこっそり盗聴器をつけており、彼女は
>>598 の話を偶然傍受していたのである。
「帰ってきて、
>>576 …あなたの物語はまだ終わっていないわ」
地道に動くベイグラディエーターは呟くと、何処かへ去っていった。
601 :
名無しさん@LV2001 :2001/07/17(火) 23:41
トッキーは半熟英雄(リメイク?)を作っているみたいだね。
Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 画伯→ ∬・∀・∬ < 半熟英雄のキャラクターデザインは当然ボクだよね、時田君。 _φ___⊂)__ \_________________________ /旦/三/ /| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | |愛媛みかん|/ ∧_∧ 煤iT∀T )マジスカ !? ( ⊂ ) | | | (_(__)時田
夜のアルコタワーに鐘が鳴り響く。明日の朝7時まで鳴り響くようにセットされているのだ。 しかし鳴り響く鐘の音とは裏腹に、アルコタワーは無気味なほどに静寂に包まれていた。 そのアルコタワーを見上げる二人の黒装束の男がいた。 「……今日は様子見だけ…。次来る時は、手に入れるときです」 「そうだな……。行こう、ナオたん」 男達はしばらくアルコタワーを見上げていたが、踵を返すと夜の薮蚊に紛れ消えた。 ヤスミたんはどうなるのか。◇国の運命は。そして、ヒゲ将軍の正体は−−。 物語は地道にまだ続く。
604 :
名無しさん@LV2001 :2001/07/19(木) 19:44
消えそうなのであげ
subback700到達なので念のためsage保全。
FFXについてきたDVDにFF12はないのかと探しちまったぜ。 …さすがにまだないよなあ
>>606 キングダム・ハーツについてきたりして
?
それは禁句だった!!
560 名前:代打名無し 投稿日:2001/07/20(金) 11:41 ID:??? しかし雰囲気的に 坂口=豊臣秀吉(晩年=映画製作w) 鈴木氏(□社長)=石田三成 セガ=毛利家 任天堂=徳川家康 いうように今思えてきた・・・。 でもFF11にも期待しているよ。日本産最強のオンラインRPGになることは間違い無いから。 562 名前:便乗 投稿日:2001/07/20(金) 12:43 ID:??? エニックス=前田利家 松野=真田幸村 カプコン=伊達政宗 …ヤスミたんイイ!
キャハ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . ___∬・∀・∬_ < キングダムハーツよろしくね! ⊂L/ ( )ヽ l⊃ \_____________ ( . | つ| .) . ,)_./ ∧ ヽ( (___)(__) . ノノ アヒャ ノノ ゜⊃゚| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _ 人 ∀ノ_ < FF12期待しててくださいね! ⊂L/ ( )ヽl⊃\_____________ ( . | つ| .) . ,)_./ ∧ ヽ( (___)(__)
皆、FF10プレイしてるかい? 今のとこナオたんとノジたんの仕事ぶりはイイのだが かんじんのノムたんのセンスは・・・ヤパーリヤヴァイ・・・ ・・FF12、楽しみだなぁ。アッキー&皆たんがPS2をどう料理してくれるんだろう。
ヤスミたんとのむたんがティムポを丸出して
『キングダムハーツよろしくね!』
『FF12期待しててくださいね!』
などと勝手なことを逝っている。
「ええっ!?」
驚いて飛び起きたのは、最近陰の薄かった皆たんだった。
「なんだ……夢か……でもどうしてあんな夢を」
ふと横を見れば、肩を組んだまま倒れている
>>576 とアッキーの姿が目に飛び込んできた。
「ええっ!?」
一瞬、差し違えたのかと思い、皆たんは慌てた。よく見れば二人は眠っていただけだったのだが。
『和解したのか……よかった……。のかな?』
夢見の悪さを嘆きながら階下に降りると、いい匂いが漂ってくる。
「おはようございます」
見れば、ヤスミたんはパジャマの上にエプロンを身に付け、ポリゴン汁を作っているところだった。
食卓では、サッキーが味噌汁をすすりながら新聞を読んでいる。
「ああ……おはようございます」
まるで新婚さんのような光景に、皆たんは違和感を覚えずにいられなかった。
呆然と立つ皆たんの足元で、
ずるっ ずるっ
と何かを引き摺るような音がする。
アッキーだった。
蛇のようにのたくりまわりながら、ポリゴン汁の匂いに釣られて台所にやってきたのだ。
その後ろからは頭を掻きながら
>>576 が現れる。
新聞を読むサッキーを見て、複雑そうな表情を浮かべる。
「くーん。くーん」
ヤスミたんの足元に絡みつきながら、鼻を鳴らすアッキー。
異様な感触に、ヤスミたんはアッキーに気付いて頭を撫でる。
「食べたいの?ごめんね。サッキーのぶんしかないんだ」
途端にアッキーは鎌首をもたげ、作りかけの鍋を素手で掴んで走り出す。
プリッツボールさながらだ。
「あー待ってよアッキー!だめだよ!」
慌ててヤスミたんがそれを追いかけてゆく。
「おはよう、ハニー」
「うん」
サッキーといわたんがのどかな会話を交わす。
『…………大丈夫なのかな。このパーティー』
>>576 と皆たんはそんな気持ちでいっぱいになっていた。。
朝食後、庭に水をやろうと皆たんが外に出ると、 屋根の上でアッキーがまだ鍋を舐めていた。 自分が見た夢のことを話すと、「なんて羨ましい夢なんだ!」 と地団駄を踏んで悔しがっていた。 この夢が正夢になろうとは、この時はまだ、誰もが予想だにしなかったのだ。
正夢になるな。
『うわ〜殺される〜!!助けてー!!』
悲鳴をあげながら転がる
>>807 。ガツンとベッドのはじに頭をぶつけて
ようやく目を覚ました。
「アイタッ……!……?え?あ、あれ…?こ、ここはどこ……。」
ヒゲ将軍との戦闘でいち早く気絶し、そのままだった
>>807 は、その後の珍騒動など知る由も無かった。
「……あれ?気付いたのかい
>>807 。」
飛空挺の点検をしつつ、
>>807 の介護までしていた影薄いみっちゃんが、
>>807 の目覚めに居合わせた。
「あれ……ここは…確か式場で…みんな…。」事態を飲み込めない
>>807 。
「はいはい。じゃあ順を追って説明するよ。」
みっちゃんが
>>807 に薬を渡しながら、長くはないが奇妙な物語を話し出した…。
「ところでこの後どうする気だい?サッキー。」
イワタんが味噌汁を啜るサッキーの隣でパンを齧りながら尋ねる。
「ん?……この後って?」
「ヤスミたんが本来の記憶を取り戻すまでこのまま新婚ごっこを続ける気はないんだろう?」
「そうだねえ………どうしようかね。」
何も考えてなさそうにのんびり答えるサッキー。新聞の方に集中しているらしくイワタんの問いも
話半分に聞いているだけのようだ。
まあ、サッキーの事だから言われなくともなんとかするだろう、とイワタんがそれ以上突っ込む
のを諦めた時、ふとサッキーの顔色がわずかに曇った
「FF10初回出荷分で200万達成」の記事。記事そのものは淡々と事実を記載しているだけで
あったが、サッキーは妙な違和感をおぼえていた。
616 :
名無しさん@LV2001 :2001/07/22(日) 04:53
念のため、倉庫行き防止age
飛空挺は正しくは飛空艇なのでよろしく
619 :
名無しさん@LV2001 :2001/07/23(月) 04:38
書き込みできなくなる前の保全age。 飛空艇だったんだね、やっぱり…飛空挺だと一時期思っていた。
>>603 の続き
「怪我はもうよくなったんですか?」
「……おかげさまで」
北瀬公爵は、ノジたんに呼ばれて深夜の応接室に来ていた。
クーデターの下準備として◇国に戻ったノジたんとナオたん。
二人が最初にしなければいけないのは、隠れた同士を探すことであった。
しかも、ヒゲ将軍に知られたら即打ち首は免れない。ひっそりと、今の政権に不信を持つ者たちを探し出さなければならなかったのだ。
「どうぞ……おかけください」
そのためにノジ&ナオが取ったのは、実に単純な計略だった。
なぜか和室の応接室、通された北瀬公爵の前には三枚の座布団がある。
それぞれの表面には、テレビ出演したときのヒゲ公爵の肖像、ディスクが切り替わったときののむたんの満面の笑顔、そして懐かしい天野氏のFF1パッケージがプリントされていた。
呼び寄せる少し前に、プリンターとアイロンプリントを駆使し、二人で作ったものだった。
そう、これは踏絵だ。
どの座布団に座ったかで、反乱分子かそうでないか見分けることができる。
ヒゲを恐れる者ならば、畏れ多くてヒゲの顔に尻をつけることなどできないからだ。
――どう出る、北瀬公爵よ。
ノジたんと、隠れて見ているナオたんの背中にじっとりと汗が滲む。
北瀬公爵は、始めにヒゲ、次にのむたんの座布団を見た。最後に天野の座布団を見た。
そのどれにも座らなかった。
畳に直に座り、土足の靴をヒゲ・のむの座布団の上に投げたのだ。投げ出す前、ぐりぐりと踏むことも忘れない。 「さて、お話というのはなんでしょうか」 ノジは黙って右手を差し出した。北瀬公爵もその手を握った。 田中公爵にも同じことをした。 彼は黙って、二枚の座布団を窓から投げ捨てた。 こうして、ノジたんとナオたんは確実に仲間を増やしつつあった。
倉庫落ち防止の保全は、ageなくても、sageで一筆書けばOKですよ。
ちなみに倉庫落ちの順番は、subbackの順番ではなくて、 最終書き込みの日付の順番です。勘違いしやすいですが。
ノジたんと接見後の二人――― 「……あれで本当に宜しかったのですかな?」 やや不安げな面持ちの田中公爵。反乱分子と判れば直ちにヒゲ将軍に 除かれてしまうのは明白だった。 「…◇国内でもヒゲ将軍の所行を疑問視する声が上がっている。今はまだ 時期ではないが、このまま時が経れば必ずやクーデターが起こるのは 間違いない……。今のうちに反乱分子との接触をはかっておいた方が 後々の為になる事は確実…。」 腕組みをしながら北瀬公爵が答える。 「……確かに。ですが…万が一事が起こる前に将軍に見つかれば…… どのような事になるか……それが不安でなりませんよ…。」 額に汗を浮かべる田中公爵。すると北瀬公爵がくくく…と低く笑い、 「…その時はその時。もしも将軍に見つかるような事が有れば、反乱分子 どもの動きを知るべく手を貸したフリをした、という事にしておけば 良いのですよ…。他のメンバーがどの程度関わっているのかそれとなく調べ、 データを用意しておけば、将軍に言い訳もたつ……。」 「なるほど……。」 さすがは◇国重鎮、その老獪さにかけては他の追随を許さない北瀬公爵だった。
あかーん、こんなにさがっとる〜。 FF10クリアーしたら書きます・・・。
626 :
名無しさん@LV2001 :2001/07/26(木) 23:29
このスレ、ブックマークつけて見てたんだけどさ、今見たら倉庫いってて びっくりしたよ。。。 piza.2ch.netからpiza2.2ch.netに移動しているんだね。 下がりすぎなのでage。
>>626 お、俺もブックマークに入れてて開けたら倉庫に入ってたから
呆然としたよ……。良かった……まだあって……。
「……いつまで僕はここにいれば良いんだい?◇国に帰りたいよ〜。」 携帯電話でナオたんにコンタクトを取る裕之たん。しばらく出番が無かったが、 裏でナオたんと連絡を取り合っていたのだった。 「まあまあ、クーデターが成功するまでの辛抱だ。ヤスミたんとFF12を作りたいんだろう? もうちょっと潜伏しててくれないと、見つかったら真っ先に縛り首にされるのは確実だよ?」 縛り首……その一言に裕之たんは黙りこくった。 「なるべく早いうちに決行するからもう少し待っててくれ。ギルドの方の目眩ましを頼んだよ。」 そう言ってポチリと終話のボタンを押した。 一応、未だ頭目となっている裕之たんは、ヤスミたんの記憶回復の手段とヒゲ将軍の動向を ギルドメンバーに探らせていた。もっともギルドメンバーの多くはヤスミたんによるオウガの続編、 またクエス党への復帰を望んでおり、裕之たん・ナオたんらの思惑とは大きく異なる。 利害の一致で一時的に手を取り合ったものの、目指すところの食い違いは如何ともし難い。勿論、 ギルドの精鋭達にはクーデターの事を秘密にしてある。 『こういうの、苦手だなあ……。』裕之たんはため息をつきながらもいそいそと仕事に戻った。 さて、渦中の人物であるヤスミたんだが、やっぱり飛空艇でラブコメの続きをしていた。 「だめッ……だめってば、アッキー!!もうッ、邪魔しないで!」 ……今度は夕飯をアッキーに持っていかれていた。艇内にバタバタと足音が響く。 「のどかだねえ。」 「そうだね。」 喧騒の中、マイペース2人組がテーブルの端でそんな様子を見ていたのだった。 だが、そんなパーティーに暗雲が立ちこめる……。
629 :
名無しさん@LV2001 :2001/07/27(金) 18:27
あの、ログとってどっかにまとめてUPして、 この壮大なるお話を残したいんですけど。 勝手にやっちゃってもいいですか?
ていうかもう収集をはじめてますが(w
しまった、628に足跡残すの忘れた…
>>629 頑張ってくれ。UPするの和塩は駄目だと思われる。
ボーダーではあろうが、他の無料HPが良いのでは。
(実はログ同じようにとってたよ…ははは)
あー。やっとみつけた(汗
>>629 頑張ってください。話だけまとめて読みたいとき、すごい助かりますな。
とりあえず米鳥の垢でも取ってみたいと思います。
yasumitan.tripod.comの取得に成功しました(藁
…と思ったけど、上手く転送が出来てない…
>>637 今ちょっと見たけどすげー。
おめでとう、覗かせてもらいます。
業務連絡。
>アイコラマスター様
「これまでのアイコラを集めたページきぼーん」とのリクエストがあって、
公開の許可を頂きたいと思うのですが、よろしいでしょうか?
メールください
[email protected]
すげー今更だけどVジャン攻略本ゲット!!
ヤスミたんはどこだーーーっと探してたら、一番後ろにあったのな。
ああ可愛いよヤスミたん……細いし……ってマジで首が細えぇぇぇ!!
こんな時代もあったんだなヤスミたん。
今もやっぱりデブったままなのか?内外(?)の批判の声に少しは痩せたのか!?
>>629 おおっ!?ついにヤスミたんページ発足!?
スゲーよ、アンタ。このまま2003年まで頑張ろうぜ〜。
皆さんご来訪どうもありがとうございます。 マターリとしつつ更新がんばっていきたいと思いますので(笑)
>>640 おお、ゲットおめでとー。自分はムスタディオヤスミたんまだ未見。
目指せ、ヤスミたんマスター(笑)。
>>629 このスレにまた、新たな職人さんがご降臨ですな。がんばって下され。
松野 泰巳(まつの・やすみ) PlayOnlineプロジェクト 開発プロデューサー 御存知「伝説のオウガバトル」「タクティクスオウガ」「FFタクティクス」「ベイグラントストーリー」 のゲームデザインを手がけた方です。(確か彼のチームはFF12の制作にも携わると聞きましたが・・・) PlayOnlineビュアーから、ミニゲーム・情報コンテンツ全般まで、様々なコーディネートを担当します。
>>643 あの……今更誰に対しての説明なのかな?
ヤスミたんが誰であるか、スレを読めば十分わかると思われ。
ついでに言うと漢字違うよ。正しくは『松野泰己』です。
コピペなのレス。 突っ込み待ってた〜よ。
漢字を間違ってる人が多いのはわかるが あえてコピペを貼る意図がわからない。 ごめんな君のノリが理解できなくて。 荒し・・・じゃないよな?
漢字といえば、海外版タクティクスオウガのサウンドテストは 「Music by Hitoshi Sakimoto & Tokuji Iwata」ってなってて萎え。 確かにそう読めんこともないがな。
あらしじゃないよ。 気を悪くしたなら謝ります。
そういや「岩田匡治」を「Kyouji Iwata」って綴ってるサイトが 有って萎え。……確かにそう読めんこともないが……。 最初見た時「……そんな人いたか??」と真剣に考え込んでしまった。 さて、続き書くかな…。
サッキーよりイワタんのほうが4つ年上であることを知らない人が多くて萎え。 ついでにサッキーが妻帯者であることを知らない人が多くて萎え。
>>650 イワタんの方が年上なのもサッキーが妻帯者なのも知ってるよ。
……だからどうしたと言われそうだが。
イワタんが結婚しているかどうかは知らない。
でもイワタんが4つ年上って初めて聞いた時には驚いたな…。
絶対サッキーの方が年上だと思ってたから。
今日のファミ痛のアミーゴの漫画読んだ人いる? 久々に自分的には大ヒット。 一瞬、ホンモノのヒゲたん&ノムたんかとおもたヨ。 つーか、アレってスクウェアから苦情こないのか〜(笑)
>>652 見た見た。そうめん噴出しちゃったよ
アミーゴってまさか………(爆笑)
sage
655 :
名無しさん@LV2001 :2001/08/05(日) 19:00
登場人物の生年月日表を作りたいんですけど 協力していただけないでしょうか? 坂口博信:1962年11月25日 B型 北瀬佳範:1966年9月23日 B型 野村哲也:1970年10月8日 AB型 植松伸夫:1959年3月21日 O型 崎元仁:1969年2月26日 B型 光田康典:1972年1月21日 AorO型 武市智行:1955年11月6日 岡本吉起:1961年6月10日 O型 宮本茂:1952年11月16日 山内溥:1927年11月7日 生年しか知らない人 天野義孝:1952年 松野泰己:1965年 A型 吉田明彦:1967年 皆川裕史:1970年 イワタん(4つ上ってことは1965年?)やノジたん、 田中公爵&伯爵など全然わからないっす。 知ってる人がいれば、情報提供お願いします。
すいませんすいません age書きしてしまいました(汗)
>>655 ゲーハー板が喜びそうな情報だね。
残念ながら提供できる程知らないや。
生年月日知ってどうすんだ? 占いにでも使うのか?(w
経歴としてサイト用に作りたかっただけですが? なるほど、相性診断にも使えそうです(w
ヤスミたん妄想スレなのにここのところ妄想してないじゃないか!!
で、続きな。
ヒゲ将軍会心のFFムービー……だが、メリケン国では初登場以来、動員数が
ずるずると下がり、現在ではランク外にまで成り下がっていた。
やっぱり…とヒゲ将軍以外の誰もが思っていたが、勿論口には出せない。
◇国内外でのヒゲ将軍の評判は地に落ちるばかりであった。
『今こそ好機!!』と遂にノジたん、ナオたんらが表立って立ち上がる時が来たのだった。
ヤスミたん保護から数週間が経過していた。
それまでとはうって変わり、飛空艇ではヤスミたん&サッキー&
>>576 &アッキー
(&イワタん?)の多角関係がダラダラと穏やかに続いていた。
◇国やヒゲ将軍の存在、ギルドの確執、そしてFF12の事などすっかり忘れ去られたかの
ようなそんなある日……………見せかけの平和は打ち破られた。
「……どこへ行くつもりなんだ、サッキー!」 こっそり旅支度の用意をし、飛空艇を去ろうとしていたサッキーを皆たんがするどく咎めた。 「またヤスミたんを捨てる気なのかッ!?」皆たんがサッキーの胸ぐらを掴む。 「いや、だからさ…。ここのところ平和で皆忘れてるみたいだけど、◇国から追われる 身なんだよ?」しまったなぁ…という顔をして弁明するサッキー。 「……それとこれとなんの関係があるって言うんだッ!?」怒る皆たん。 「前にサッキーが去っていった時……ヤスミたんがどうなっていたのか知ってるのかッ!? ……もう、あんなヤスミたんを見たくはないんだ。頼むよ……もう少しヤスミたんの側に 居てあげてくれないか。」 「〜〜〜〜〜〜」困り果てるサッキー。実は奥さんがいて帰りを待ってる、などとはとても 言えそうになかった。
サッキーとみっちゃんが夢の競演をすると風のうわさに聞いた…
>>662 それ、デマと違うか?ロケットベイベー。
サッキーとみっちゃんじゃ傾向が全然違うし、混ざったら
エライ事になりそうだ。二人とも個性強いから。
トレジャーハンターGは総勢5名で作ったらしいが、サッキーの
曲は部分的に浮いてたぞ(笑)一聴してすぐに判るしな。
サッキーのファンじゃない友人までもがすぐに解った位だ。
2003年までまてん!!
>>662 そもそもみっちゃんは某サーガで忙しいんじゃないの…?
それともそっちはもう終わったとか??
みっちゃんといえばクロノシリーズの続編開発始動の噂が 家ゲー板で出てましたが… 何でも海外誌のインタビューだか何かでそんな話があったとか。
>>663 サッキーの曲、確かに浮いてるかも(笑)
イワタんの曲はオウガそのままだし…
>>667 なんだっけ?中ボス戦だっけな?崎元節全開ィィィ!!!って
調子で曲そのものはすごくイイんだが、「これは『トレジャー
ハンターG』の曲ではないわな…」と思った記憶が。
ま、データロード画面は合ってるか。
イワタんの曲は元気なのが多くて、割と合ってると思ったよ。
通常戦とかオープニングとか。子供が主人公のゲームだからさ。
まあ、ボス戦は確かにオウガそのままだな(笑)
>>666 そんな話はない。デマ……の筈。
>>670 加藤伯爵(現実の方)は今なにしてるんだ?
>>671 あれ・・・・FFXIってそう・・・・じゃ・・・・なかったっけ??
田中公爵が関わってるからそう感じただけか?
>>670 (=672)
加藤伯爵まで関わっているという話は聞いた事ないなぁ。とりあえず。
まあトップの人間しか発表してないから、その下でなにかしてるのかも知れない。
>>672 11は田中公爵のゼノ→クロノチーム(モノリス移籍組を除く)らしいので
加藤伯爵がモノリスに移ってなければ関与してるのでは。
FFTでも久しぶりにやるよ。 アグリアスたん(;´Д`)ハァハァ
ベイグラ2がやりたい。
FF映画コケてもFF12はなんとか完成してくれよ・・・。 頼むよ◇国、ヤスミたん〜(涙)
FF12でイワタん&サッキー&ウエマツたんの競演きぼんぬー
>>678 ミーハーだと言われそうだが、浜渦たんもきぼんぬー。
イヤ、マジで今回のFF10の音楽、良かったから。
FF12(;´Д`)ハァハァ
>>679 FF10の音楽、植松曲と浜渦曲ははっきり違いが際だっていたからなー。
岩田&崎元asフルオケ調重厚長大豪華曲(と仮定して)と植松asメロディライン
はっきり曲だともはや一貫性がなくなって最悪空中分解しそう。
植松作曲浜渦編曲は両者のいいところがうまくでていたから、そういう形で
やってほしいなー。でもやっぱし松野ワールドと植松曲ってあわなさそう。
>>681 イワタんはオウガサントラ(だったか)のライナーで「作曲の基本姿勢は映画音楽でした」って
言ってるからな。それが結局オケという形に集約されたんだろう。その点で植松たんは
あくまでゲーム音楽という姿勢に終始一貫してる。やっぱ起用はないのかな。でもして欲しい。
683 :
名無しさん@LV2001 :2001/08/12(日) 00:27
12は野村&松野でぜひ
野村では(;´Д`)ハァハァ できないYo!
>>684 野村さんはキングダムハーツ(だっけ?)の監督だから、発売日の年末いっぱいは、
また海外移植もするだろーから来年少し先まではそっちの方にかかりきりで、
12に手をだす暇はない...と思う、思いたい、誰かそうだと言ってくれ!!
>>686 現在ヤスミたんはアッキーと仕事してるという話を聞いた。
……ということは期待してもいいのかッ?
689 :
名無しさん@LV2001 :2001/08/14(火) 07:09
夏コミも終わったから続きキボーン。
サッキーのページはいつまでComing Soonなんだー!? 全然「Coming Soon」じゃねーよ!! 待ちきれない(;´Д`)ハァハァ…
倉庫行き防止 書き手の皆さんどうしたんだー?
僕も一応、倉庫逝き防止に協力。
FF12がでるまでは・・・・・・
あまり書き込んでないし、読んでも分からないところが多いんだけど、 「FF12が出るまでは」の心意気を応援してたりします(w
ヤスミたんに敬礼!!<(`Д´)
敬礼!<(`Д´)
700 :
:2001/08/20(月) 14:13
敬礼!<(`Д´) 700!!
警戒保全
スレ保全仕事報告・2年程前の話 古代の都市ウエノにおいて、◇国に絵師として招かれる事の多い 天野画伯を囲む会が開かれたという。 この会のトークコーナーではカプコム国の宰相も参加、 画伯をおいてけぼりにしそうな勢いで DCの短編シリーズ形式RPGの話をかっとばしていた事が記録されている。 また、オカモトたんも同席しての画伯への質問コーナーでは、 画伯挿し絵の小説ファンのお姉様方のオーラのため、 ゲーム色など全くなかったことも記されて然るべきであろう。 ……書き手さんガンバレ。
703 :
名無しさん@LV2001 :2001/08/22(水) 10:01
坂口博信:1962年11月25日 B型 北瀬佳範:1966年9月23日 B型 野村哲也:1970年10月8日 AB型 植松伸夫:1959年3月21日 O型 崎元仁:1969年2月26日 B型 光田康典:1972年1月21日 AorO型 武市智行:1955年11月6日 岡本吉起:1961年6月10日 O型 宮本茂:1952年11月16日 山内溥:1927年11月7日 生年しか知らない人 天野義孝:1952年 松野泰己:1965年 A型 吉田明彦:1967年 皆川裕史:1970年
お久しぶりです。まだ残っていた…よかった…
保全。 なんとなくイワタんにバロックみたいな音楽を書いて欲しいと思う今日この頃。 ノリ的にはミュージック・コンクレート(現代音楽の作成手法の一種)に近いものがあるね。
つーかこのスレッドブラウザで見えるの?
>>705 「また」書いて欲しい、の間違い。スマソ
久しぶりのFFTはおもしろかった。 つぎはベイグラをリプレイ。
ID導入?
ゲーハー板うえ〜んスレでは サッキーが毒の強いキャラで、イワタんが異常に腰の低いキャラで 描かれてて笑える。
「もはや…これまでか? これまでなのか!?」 曖昧な笑みを浮かべ、何も語ろうとしないサッキーを眺め、>576は思った。 サッキーがどこへ行くのか分からない。だが、サッキーがいなくなれば今ここにいるメンバーの 思いが崩壊するのもまた事実だった。 色々なものが夢のまま終わろうとしている。夢が今こそ終わろうとしている。 強くそう感じた。 「サッキーが、いなくなる? どうして…?」 か細い声に>576は振り返った。柱の影にはヤスミたんが潤んだ目でサッキーを見ていた。 「ヤスミたん…」 泣きそうなヤスミたんを励まそうと>576が手を差し伸べたちょうどその時。 −−−ドゴォォォン! 耳をつんざく轟音が飛空艇を揺らした。何ごとかと全員がスクリーンを凝視する。 「魔峰ニチャンが…!」 そこに映し出されていたのは、噴煙をあげ今まさに崩壊せんと地を鳴らしつづける魔峰ニチャンの姿だった。
これから軟禁生活に入るので保全をお願いします。
ああ……潰れないでくれ2ch。
>>711 見ようかと思ったら板消滅。どんなことがかかれてたのか知りたいよ。
このスレがまだ続くことを願って。保存はしておきました。 登場人物紹介また書きたいと思っていたのだが・・・。
>>716 おお!紹介人さんご苦労様です。復活待っていましたよ!!
でもあんまり進んでいない・・・。
マスターや
>>576 は一体どこへッ?!(涙)
719 :
名無しさん@LV2001 :01/08/27 22:21 ID:wW5p.rjY
保全あげ
720 :
名無しさん@LV2001 :01/08/27 22:24 ID:6nkxy0GQ
a
>>711 似たようなスレがたくさんあったので直リンきぼーん。
つか■って2chで愛されているんね(w。
『魔峰ニチャンが……!』
皆がスクリーンに釘付けとなった。かつて伝説の屍術師タクティが封印され、
そして復活を遂げた魔峰。それが今まさに崩壊しようとしている。
「バカなッ……!?」
魔峰ニチャン、それはただの山ではなかった。魔峰ニチャンを境として、
各国が綺麗に分断されており、丁度境界線のような役割を果たしていた。
また、魔峰とは呼ばれているもののその恩恵は数知れず、その存在なくしては
生活さえ成り立たない者も多く存在しているのだ。
『この世の終わり』そんな言葉まで思い浮かべたものもあった。
「いっちゃうの…?また俺を置いてくの……?」
ヤスミたんの力無い、か細い声がサッキーを呼ぶ。
あの時もそうだった。いつだってついていきたかったのだ。
だが、サッキーの背中がそれを拒んでいた。はっきりとそれを感じる。
「そうじゃない。ヤスミたんに何かあればすぐ行くから、今は
>>576 たちと一緒に
いるんだ。いいね?」
それがヤスミたんの為だから………そう付け加えて、サッキーはそのまま以前と
同じに去っていった。……悲しみのあまり膝をつくヤスミたんを残して。
時事ネタになってきている(笑)
725 :
名無しさん@LV2001 :01/08/28 16:05 ID:mHLZoNSk
>>725 その4見ようと思ったら2ちゃんねるのサーバたちってページが出てきた。
もう見れないのか??うおー!!気になるぞー!!
ついでに今までの流れをまとめてあげときました。
728 :
:01/08/30 01:59 ID:lXbL8/CQ
>>727 (=628)
お疲れさん。相変わらずまとめ上手だね。
(続き)
魔峰ニチャンの崩壊は一時的に治まっていた。
だが、完全倒壊は免れたものの一部が崩落し、今も未だ予断を許さない状態にあった。
噂によれば、魔峰ニチャンの恩恵を受ける者たちが崩壊を食い止めたという話だったが
>>576 たちにはその真偽を突き止める余裕などなかった。
なぜならば……
「ヤスミたーーーん!!」
>>576 の懸命な声が山々に響きわたる。だが、いくら叫んでも帰ってくるのは自らの
こだまだけだった。虚しさにだんだん声が悲痛になってくる……
『サッキーを探しにいきます。ごめんなさい。』
ふと気がつけばそれだけの文面を残してヤスミたんは消えていた。
魔峰ニチャンの騒ぎで皆が混乱している隙を突いた、突然の失踪。
「なんて…事だ……こんな時にッ…!!」
>>576 &アッキーは勿論、皆たんも激しく自らの迂闊さを呪った。
ただでさえ完全な記憶がなく、不安定なヤスミたんが、サッキーという心の拠り所を失って
そうした行動に出るのは予め想定出来なくはなかったのだ。
「畜生ッ!!サッキーのやつ……全部あいつのせいなんだッ!!」
やり場のない怒りを不在のサッキーに向けるアッキー。
「とにかくヤスミたんを探そう。ヒゲ将軍の手の者なんかに見つかったら大変だ!
◇国の追っ手はそこらじゅうにいるんだ。今ならまだその辺りをウロウロしているに
違いない!」
皆たんの言葉に顔をあげ頷く一同。ヤスミたん捜索が始まった。
729 :
:01/08/30 03:16 ID:nqS0fd6w
ヤスミたん痩せたって本当か?(家ゲ板より) 本当なら吉報なんだが。
誰もが思った。魔峰ニチャンが崩壊した時が終わりの時だと。 失踪したヤスミたんを探し続けてもう何時間になるだろうか。>576は棒のようになった 足をひきずりながらも喉を嗄らしヤスミたんの名前を呼びつづけた。 魔峰ニチャン周辺は夏でも雪が降る。冷たすぎる風が汗をかいた>576の体を冷やした。 「ヤスミたんどこだッ! 返事をしてくれ!」 忘れかけていた熱いものが胸にこみ上げる。こんなふうにヤスミたんを探したあの日のことを >576は思い出していた。 一方、ヤスミたんも山の中をさまよっていた。既に道はない。がむしゃらに進むうちに 迷ってしまったのだ。 「サッキー…置いていかないでって言ったのに!」 涙が乾いた頬を雪ではなく、どしゃぶりの雨が濡らした。みじめな気持ちになって呟いた言葉に ヤスミたんの心はますます沈んでいった。 「裏切られるのは、もうたくさんだ…」 岩につまづき、泥に足をとられてもヤスミたんは歩き続けた。疲れきっていたが、それでも歩いた。 (風邪引いたかな…頭が…) 気が付かないようにしていたが先ほどから頭が痛い。割れるように痛み出している頭をおさえ、 ヤスミたんは立ち尽くした。 (裏切り…雨…) 「ヤスミたーーーーーーーーーん!!」 考えに沈むヤスミたんに>576の声が届いたのはその時だった。
>729 そうなのか? それは吉報だ… 祝いじゃ祝いじゃ 続き書かせてもらいました。
(!!いけない……早く隠れないと!!見つかったら連れ戻されちゃう。)
近付いてくる声にビクッとしてこそこそと木陰に隠れる。
本当を言うと悲しくてみじめで戻りたい気分だったのだが、もう二度とサッキーに
会えないかも知れないという不安が挫けそうな気持ちを押さえ込んでいた。
「ヤスミたーーーーーーん!!」
>>576 の悲痛な声が耳に届く。相手は本気で自分の事を心配しているのだろう。
(………早く行って!)ちくりと心の痛みを憶えつつも我慢するヤスミたん。
「ヤスミたーーーーーーん!!」
繰り返される声。その声と今の状況と。なんだか以前にもそうしたことがあったような
なかったような、不思議な感覚に襲われていた。
雨はますます強く降り注いでいる。自分を呼ぶ声も雨の音に霞みはじめてきていた。
もうかすかに声らしきものが聞こえる程度だ。あと少しで雨音以外何も聞こえなくなるのだろう。
(……………………………待って!!行かないでお願い!!)
心細さに心の制御が切れ、たまらず駆け出しそうになったその時…
「……ヤスミたん?」
不意に背後から声がした。
「だ……誰ッ!?」驚いて振り返ると見知らぬ誰かがこちらを凝視している。
突然の出来事に逃げることも叫ぶことも出来ずただ立ちすくむヤスミたん。
相手に掴み掛かられてようやく助けを求めなければならないことに気付いた。
「嫌ッ!!離して…ッ!助けてーーーーーッ!! ……う。」
だが、儚い抵抗は鳩尾を打たれたことにより終わった。
「……まさかこんなところで出会うとは……運がいいンだか悪いンだか。」
よっこらせ、と抱きかかえて足早に立ち去るその姿は久方ぶりの河津伯爵だった。
733 :
730 :01/08/30 04:30 ID:D8iXiw0s
eyes on meを目指して書いたのだが運命とはかくも残酷…(苦笑) またエンジンかかってきたね、嬉しい。
734 :
725 :01/08/30 15:41 ID:KHOJMU/g
735 :
732 :01/08/30 20:18 ID:k2D6cw2k
>>730 いや、狙っているだろうというのは解ってたんだが、2003年まで
まだまだ先だからそう簡単に幸せになんてしてやらんよ(笑)
>>734 サンキュー。
結局、一昼夜に渡るヤスミたん捜索も功を成さなかった。
ヤスミたんはどこへいってしまったのか?果たして無事でいるのか…?
>>576 やアッキー、
そして他のメンバー達はすっかり憔悴していた。
「……ヤスミたんを最後に見かけたのは置き手紙を見つける1時間ちょっと前だ。
この大雨の中そんなに遠くへは行っていないはず。ギルドのメンバーにも
報せてこの辺りを捜索してもらった方が良いんじゃないか?この大雨だ、
もしかすると途中で力尽きて動けなくなってしまったのかもしれない。」
焦りと苛立ちでまともに考えることのできない
>>576 らに代わり、皆たんが持前の
冷静さでもって状況判断を行っていた。
……だが、もちろんこの時彼らはヤスミたんが河津伯爵に連れ去られたことなど知るはず
もなく、より一層複雑な事態になっていたことを想像だにしていなかったのだった。
ところ変わって◇国では… 「……貴様達…一体どういうつもりだ!」 ヒゲ将軍の怒りが城内にこだまする。 「どうもこうも……将軍、今◇国は内外の批判の嵐にさらされているのです。 事実◇国の財政は赤字……国王**陛下もその事に責任を感じ、すでに鈴木大公に その地位を譲られております。将軍も一旦その地位を返上され、内外の批判・ 元老院からの追及を躱された方がよろしいのではないかと申し上げたまで……」 北瀬・田中両公爵が深々と頭を下げながら慇懃な物言いでヒゲ将軍に退位を迫っていた。 「…………裏切り者めがッ…!」 溢れ出る怒りに全身を震わせるヒゲ大将軍だったが、自らの劣勢は明らかだった。 両公爵だけでなく、背後には◇国の主だった者たちが控えている。その中にはノジ・ ナオたんの姿もあった。ここで否を唱えてみても無理矢理排除されるのは間違い なかった。 「ぐぐぐぐ………。」歯を食いしばりながらも負けを認めざるをえなかった。 言われるがままに位を退く旨を記した書類に捺印するヒゲ将軍。 そんな将軍に北瀬将軍がこっそりと耳打ちをする。 「……御安心ください。位を退かれても大将軍のお力は健在。名目が変わるだけの話です。 今はこのような時勢なれども、いずれ再び元の地位に返り咲かれるよう私めが取り計らい ます故、今しばらく御辛抱下さいませ………」 ちゃっかり自己アピールをしておく北瀬公爵。 「………その言葉、忘れるでないぞ。」 公爵の言葉に落ち着きを取り戻したヒゲ将軍。無論、怒りを忘れた訳ではなかったが その胸には屈辱とさらなる野望が刻み付けられる事となる。 ◇国はいまだ動乱の只中にあった…。 (続く)
あれ?なんか名前の所がおかしいぞ?「武市陛下」ね。 続きよろしく。
「河津伯爵様・・・その方はッ!!」 「おお浜たン、お前も手伝っておくれ。とりあえず我がニチャン別荘にて天候の回復を待とうではないか」 河津伯爵はお供をしていた浜たんこと浜渦たんに声をかけ、気を失っているヤスミたんの身をあずけた。 「最近暇だから別荘でバカンスとしゃれこんでみれば・・。怪我の功名とはまさにこのことッ〜!!」 WSCの不振のツケを吹き飛ばす勢いで河津伯爵は意気込んで歩き出した。 嬉しそうな伯爵とは裏腹に、浜たんは深刻な表情でヤスミたんを抱えて伯爵のあとに続いた。 (FF12の音楽を担当したいとは思っていたが・・。まさかその本人が本当に現れるなんて・・) イトケン=サガシリーズ、植松たん=FFの音楽という常識を奪った経歴の持ち主である浜たん。彼の次なる野望はサッキー(&イワたん)=ヤスミたん作品という常識を打ち破ることであった。 温厚そうな外見と反して、今、浜たんの中に新たな野望が渦巻き出していた。
740 :
739 :01/08/30 22:28 ID:9hkJmq2.
>731 家ゲ板でのヤスミたん痩せ(?)情報のソースはGAMEWAVEDVDらしい。 誰か目撃情報きぼーん。(でもまだロンゲらしい・・・。やっぱり萎え〜) でも、とりあえず祝!ヤスミたん痩せ&他の書き手の皆さん復活。
>>740 今日発売の号(ユウナのCG絵表紙)にはなかったと思う。
先月号だったのか? 更なる情報きぼーん!
「うっ…うーん……。」
ヤスミたんは息苦しさを感じて目が覚ました。もう少し眠っていたいような気もするが、
なんとなく落ち着かずそろりそろりと目を開ける。見慣れない天井が映った。
「…………!」
体を起こそうとして、鳩尾の辺りに鈍痛を感じた。何かが変だ……じわじわと不安が
忍び寄りはじめたその時、部屋の扉が開かれた。
「!!」ハッと身を硬くして見上げると、そこには河津伯爵の姿があった。
「ようやくお姫様のお目覚めかな?」部屋に入るなり軽口を叩く伯爵。
「……あなたは誰ですか?」つぶらな瞳に不安と強がりを宿してヤスミたんが尋ねた。
「記憶喪失だって噂は聞いていたンだが……こうもすっかり忘れられているとはな。
俺は◇国の河津伯爵ってもンさ。」
◇国……その言葉を聞いた瞬間、ヤスミたんは慌てて逃げ出そうとしたが、即座に
ぽてんと倒れこんだ。見ると足にしっかり枷が嵌められている。外そうともがいたが
どうにもならなかった。
「◇国……とは言っても別にヤスミたんをヒゲ将軍に突き出すつもりなンてないさ。
その辺は安心するンだな。ただちょっとアッキー画伯の事で協力してもらいたいンだが…。」
ニヤニヤ笑いを浮かべ上機嫌の河津伯爵。ヤスミたんは嫌な予感がしていた。
>>739 話が平和になると書く事ないんだよナ(藁
またいい感じになってきたかな。
◇国から逃れられ、ようやく安心できる場所に辿り着いたと思えば裏切られ、
そしてまた◇国ゆかりの人間に捕まっている。
ヤスミたんは泣きそうだった。
ただ、この状況の中で一つだけ希望があった。
『ヤスミたんになにかあればすぐ行くから』というサッキーの約束だ。
「・・・サッキー、はやくきて・・・。」
ヤスミたんの呟きが風に乗って溶けた。どうやらアッキーや
>>576 の存在を
すっかり忘れているらしかった。
そのころ飛空艇ではハチの巣をつついたような大騒動が巻き起こっていた。
『ヤスミたんを預かっている。返して欲しくばアッキー一人で来る事。』
という内容の文書がヤスミたんの写真と共に投げ込まれたのだ。
「や、ヤスミたんがッ!・・・なんてことだ。」
青ざめるアッキー。赤くなる
>>576 。皆たんが険しい顔で文書を見つめている。
「最近平和だと思っていたら急にせわしくなってきたね。」
イワタんがボケた感想を述べる。
「サッキーさんが動くと状況が変わるんです。」とみっちゃん。
「そ、そんな事を言ってる場合じゃ・・・。」
以前にギルドのリーダーシップを取っていた
>>807 が半眼で二人を見遣る。
音系人間はどこかずれているらしかった。
「署名がない・・・一体誰だ?これはヒゲ将軍のやり方じゃない。
だけどわざわざアッキーを指名してきているって事は・・・?」
深く考え込む皆たん。
その時だった。ギルドのメンバーから重大な知らせを受けたのは。
『◇国にてクーデター有り。武市王・ヒゲ将軍の地位剥奪。
裕之たんと村田たんが◇国へ帰還。突然の頭目の裏切りでギルド内部崩壊』
まさに急展開だ…先が読めん(笑)
746 :
内部崩壊 :01/08/31 03:38 ID:WEErGOq6
「だから信じるなといったのだッ!」 数少ないオウガギルド戦略系新派過激派(長い)の生き残り、>741は 額に青筋をたて怒鳴った。 「…我々の理念を◇国民が理解するはずもなかった。あのようにヤスミたんを 翻弄し嬲り者にした◇国になど理解されたくもなかったわッ!」 椅子を蹴飛ばす勢いで立ち上がり、そのまま去っていった>741に続いてオウガ ギルドの生き残り達は部屋を出て行った。 それを横目で見ながら「灰色の獅子」の生き残り、>708が口を開く。 「血の気の多い輩とはやっておれん。こちらから願い下げだ…短い間だったが 戻らせてもらうよ。元々FF12には興味がなかったのだ。我ら「灰色の獅子」悲願の FFT2でなければ意味はない」 >708達もまた去った。部屋に残されたのは画伯至上主義のメンバーとベイグラディ エーターのメンバーのみ。彼らは元々人数が少なかったので広い部屋はますます 広く見えた。 超党派である画伯至上主義のメンバーは溜息をついた。未来がなく実質ヤスミたん 至上主義であるベイグラディエーターはへたりこんだ。 書類の散乱した机ががたがたと動く。魔峰ニチャンのもたらす地震に驚く者はもう 誰もいなかった。 「……そして誰もいなくなった、か」 >807からの諸報告を手にし、疲れきった声で>678はひとり呟いた。名無しさんの限界を これほど身にしみて感じたことはなかった。
終わりだなんて言うなッ!!名無しにはまだ希望がのこってるんだッ(泣
748 :
名無しさん@LV2001 :01/08/31 19:39 ID:M4VFJGdQ
下がりすぎage。物語はまだまだつづーく
∧_∧ __∬・∀・∬_ ⊂L/(ニ■■■)\l⊃ <コートの中は宇宙だ!! ( ■■■ ) )_■■■_( (_)(_)
事態は急転していた。
ヤスミたんの突然の失踪、そしてギルドの崩壊が
>>576 たちには痛かった。
寄せ集めの集団と云えども一大勢力を誇っていたギルドを後ろ盾にヤスミたんを保護する事が
叶わなくなったのだ。現在ギルドの力は以前の10分の一以下に落ち込んでいた。
ヒゲ将軍の失脚は
>>576 たちにとって願ってもない事だったが、だからといってヤスミたんの件を
そのままにしておくはずがない事は誰の目にも明らかだった。
むしろ、こちらの状況を知り尽くしている者が◇国に帰還した事により不利になったとしか言い様がない。
「くそッ…!どうしたらいいんだッ…。こうしている間にもヤスミたんが…。」
>>576 が机をガツッと叩いた。
「俺が行くッ!ヤスミたんを助けだせるのは俺だけだッ!!」
アッキーが立ち上がり男らしく言い放つ。
「…ダメだ!相手がヤスミたんを大人しく渡すなんて保証はどこにもないんだ。
相手の狙いがなんなのか……とりあえずギルドの残ったメンバーに連絡して、誰の差し金かを
特定した方が確実だ!」皆たんがアッキーを牽制した。
期日は3日後―――夜空を見上げながら
>>576 はヤスミたんの身を案じていた。
「明日はないかもしれない」 不気味に揺れる夜の魔峰を見つめ、>576は呟いた。 ただの長い夢だったのかもしれない。床につき目が覚めたら4月28日を 時計がさしていて、またもとのとおりギルドの精鋭として活躍する日々が 戻ってくるのかもしれない。 ありもしない空想に>576は頭を振った。これが夢だとしても覚めてほしいとは 思わない。ヤスミたんと出会い、戦った日々はけして無駄だとは思っていなかった。 もう一度夜空を見上げ、>576は気合を入れなおした。同じように眠れない夜を 過ごしているアッキーのところへ行き、作戦を詰めるつもりだった。 去っていった>576を物陰で見送っていた男達はそっと顔を見合わせた。 「つくづく報われないねぇ」 「本当ですね」 イワタんとみっちゃんであった。
753 :
:01/09/01 03:34 ID:0vmW2lTk
ヒゲ将軍を失脚させ、新たなる王を擁立した◇国。
だが、まだまだヒゲ将軍の力は強い。今ではすっかり落ちぶれたとは言え、小国であった◇国をここまで盛り立てた最たる功臣。
その将軍を蔑ろにする訳にもいかず、微妙な立場にあった。
また、財政問題に対する決定的な策もなく、現状維持がやっとの状態であった。
「クーデターは一応の成功をみた。……だが、今の状態では◇国はやがて滅びてしまう。
このままではいずれカプコム国や花札国の餌食となるだろう。
ここからが正念場だ…◇国に再び栄光を取り戻すための…。」
重臣達が集まりこれからの◇国についての会合をしていた。皆、険しい面持ちで
現状報告を聞いている。どれを取っても明るい材料はなかった。中身の無い論争が繰り広げられる。
そして空虚な論争にも膿み疲れ、やがて誰をも声を発しなくなっていた。その時…
「……ヤスミたん。」誰かがポツリと呟いた。
ナオたん、ノジたんがハッとして声の主を見つめる。そこには裕之たんの姿があった。
「……やっぱり…ヤスミたんを◇国に取り戻すべきじゃないかな。ヤスミたん無くしてはこれからの◇国は
あり得ない。…………
>>576 やギルドの人たちには悪いけど…………それ以外に方法は…。」
それはナオたんも考えていた事だった。だが、短い間ながらも一時は共闘した仲。それが彼らにとって
どんなに残酷な事なのかを解っていたからこそ言い出す事ができなかった。しかし……
「他に有効な方法がない、というのならそれ以外にない。ヤスミたんを再び◇国へ連れ戻そう。
そしてFF12を…◇国の再興を…。」
ヤスミたんを再び◇国に。この時、ヤスミたんは再び追われる立場となったのだった。
久々に見たら進んでいて嬉しい。 面白いよ!書き手さんがんばって!
最初から現在のところまで読み直して思った。 この小説のヤスミたんってすげー現金で結構ひどいよな(笑
それは言わないお・約・束♪ (前スレ578から参加している加担者)
>>740 確認とった。
GameWaveDVD vol.11(7/30発売)のアーミンのお部屋だ。
アーミンのバースデイパーティに集まったクリエイター諸氏の中に登場している。
ただ全部の登場場面あわせても数秒程度のもんだった。
雑誌の写真よりはましに見えたが、黒のVネック着て(首が細く見える)ても
やっぱしそこはかとなくふくよかなような。。。
なお、INTERNETmagazine 9月号の写真を見ると髪は切ったらしい。
ベイグラのアルティマニアはカメラマンと照明も良かったんだろうな。。。
関係ないけど、アーミンは一番好きなゲームをサガフロと言っていた。
思わずこのスレのアミーゴ・トモーミ・河津伯爵を連想した自分は逝ってよしだ。
758 :
:01/09/02 01:47 ID:XbzSUB9U
◇国で起こったクーデターの噂はたちまちのうちに諸国へと伝わり波紋を広げていた。
ある者は衝撃を受け、またある者はヒゲ将軍の境遇を嘲笑い、またある者は一つの時代が
終わりを告げたのだと感慨に耽った……。
「なンだってッ……ヒゲ将軍が…?」
バカンスを楽しんでいた河津伯爵の元にもその知らせは届いていた。
クーデターが起こったのは奇しくも河津伯爵がヤスミたんを捕捉した1日後。
現◇国首脳部からの使者は河津伯爵に子細を述べ、一刻も早く◇国に戻り、
会議に参加するよう求めた。思わず心の中で舌打ちをする伯爵。
『……これからがイイとこだってのに……なンて間の悪い……。』
アッキー達との取り引きは明日。
河津伯爵もヒゲ将軍が失脚すること事態は歓迎だったが、ヤスミたんを手に入れ、さらに
アッキーをも手に入れようとしている今、◇国からの召還は邪魔でしかなかった。
さらに今、ヤスミたんを捕らえている事が他の重臣に発覚すれば益々厄介になる。
とりあえず使者に適当な言い訳をして返すと浜たんを呼んだ。
河津伯爵にとって、ヤスミたんの存在自体は自らの益にならないが、付随するアッキーの
力は魅力的な物だった。浜たんにヤスミたんの存在を他の重臣に知られぬよう
念を押し、明日の準備にとりかかる。
だが、河津伯爵の利益と浜たんの野望は必ずしも一致する訳ではない。
むしろこの場合、ヤスミたんを◇国に戻らせ、FF12を作らせた方が浜たんの野望に
近付くのだ。
……話はどんどんややこしくなっていた。
>>757 ヤスミたん痩せはイマイチ信憑性ないみたいだな……。
まあでもヤスミたん神経質らしいから、結構ネットのあちこちでデブったって言われて
気にしてるとは思う。前よりマシになってるならいいや。
759 :
:01/09/02 21:01 ID:VI7pngOw
河津伯爵の所持する広い別荘の屋根裏部屋。 ヤスミたんは椅子の上にちょこんと体育すわりをして暇を持て余していた。 はじめのうちはなんとか枷を取ろうとひっかいたり叩いたりしてみたが、結局はムダだった。 足が届く範囲内で部屋を物色してみたが、これといって使えそうな物は何もない。 部屋の端に置いてある本棚から2,3冊なんとかひっぱって持ってきた本ももう読んでしまった。 寝る事と想像することくらいしかヤスミたんにはする事がなかった。 今まであった事を回想するのももう飽きた。これからの事はあまり考えたくない。 どうしよう……と思って、ふとFF12の事を思い出した。 (そういえばあれってまだ書きかけだったっけ…。どこまで書いたっけな…?) 目を閉じ、FF12の続きを考えるヤスミたん。頭の中でどんどんアイディアが練られていった。 恐るべきクリエイター精神だった。 浜たんには一つ心配があった。 (仮にアッキーを手に入れたとして、その後ヤスミたんをどうするつもりなのだろう?) 河津伯爵はアッキーを手に入れる為いろいろと画策しているが、伯爵にとってヤスミたんは 特に必要な人物ではない。まさかとは思うが、アッキーを手に入れた後、ヤスミたんを消してしまう事も 考えられなくはなかった。 もっともそれは浜たんの杞憂に過ぎなかったのだが。 「ヤスミたんをどうするかだって…?いずれは◇国に戻すつもりさ。ヤスミたんが◇国にいなけりゃ アッキーも◇国のためには動かンだろう。ただ、FF12のキャラクターデザインはノムたんにでも してもらうさ。もちろンアッキーは俺のプロジェクト下で働いてもらう予定だ。」 養女であるトモーミの反応が気掛かりだったが、河津伯爵はそう決めていた。 とりあえず安心した浜たんは、ヤスミたんを懐柔しに別荘の屋根裏へ向かおうとした。 と、その時、玄関のチャイムが鳴り響く。 宅配か何かだろうと思ったがなにやら玄関先が慌ただしい。どうやら来客のようだった。 なにげなく玄関へ向かった浜たん。そこには意外な人物が待ち受けていた。 人は彼を「せいぎのみかた」または「あくのてさき」と呼ぶ。 加藤伯爵だった。
>>757 INTERNETmagazine 9月号ってもう店頭に置いてなかった・・。
ヤスミたんなんの記事に載ってたのだ?(POL関係?)
まぁロンゲじゃなくなっただけでもいいか。
でぶロンゲは、魔の手から身を守る為の防御手段だと思っていたが… そうか戻ったのか。いやあめでたしめでたし。
「スカートの中は宇宙」 そう呟き、魔女・のむたんは重臣たちとの会合からそっと抜け出した。意味は不明である。 昨日、ヒゲ将軍に捕まれた手首がまだ痛む。 『流れが悪いだけだ』 雷鳴轟くアルコ塔の台(うてな)で、ヒゲ将軍はそっとのむたんを抱き寄せた。 明日にはこの国を離れなければいけない。慌しい交代劇のさなか、一時の癒しをヒゲは求めていた。 そこは二人の密会所であった。まあ、密会と思っているのは当人たちだけで、彼らを知る者たちはプレイ所として認識しているだけなのだが。 『哲、二人で逃げるんだ。今は身を隠そう。癒しの島ハワイで二人でジャグジーに浸かろう』 ヒゲ将軍はいつになく打ちのめされ、のむたんを抱きしめた腕を緩めようとはしなかった。 『哲、やはり私にはお前だけなんだ。お前さえいれば、国なぞいつでも興せる。お前の才と私の才さえあれば……』 『お断りします』 のむたんは、初めてヒゲ将軍に逆らった。
『男娼だったぼくを見出してくれたあなたには感謝していますよ。 だが、今やこの国はぼくを照らし、あなたには幕を用意している。 あなたが言うとおりです。“流れ”があるんですよ。時代にはね』 何を言っているのか、と、ヒゲは抱きしめる腕を緩め、のむたんの顔をまじまじと見据えた。 のむたんの表情は冷たく映え、唇には微笑すら浮かんでいた。 『もっとはっきり言ってほしいんですか? 将軍、あなたは“負け犬”なのですよ』 ヒゲが手を高く上げた。打ち下ろそうとして、できない。 冷笑を浮かべていても、魔女・のむたんは美しかった。 自らを陥落せしめた美貌を、傷つけることがヒゲにはどうしてもできなかった。 のむたんは笑った。微笑はやがて哄笑に変じ、塔の中に響き渡った。 『さあ、ぼくはもう行きます。ラルクが待っている』 『哲………!』 ヒゲはのむたんの腕をきつく掴んだ。そして――離した。 取り残され、ヒゲは空を見た。雷が鳴っていた。 ヒゲはただ母を思っていた。
回想ムービーが終わり、のむたんは立ち尽くしていた。 一時でもヤスミたんの色香に迷った、ヒゲ将軍をのむたんは許せなかった。 愛しているから、許せなかった。 『ヒゲ将軍――今はおヤスミなさい。ハワイのコンドーム(コンドミニアム、とごっちゃになっているらしい)で今までの疲れを癒せばいい。 すべてが済んだら、ぼくが迎えに行ってあげるから。それまではゆっくりヤスめばいい』 壇上では、得意満面の鈴木大公がまだ喋っている。古株なだけの、ただの小物とのむたんの目には映った。 『だが、それは君臨するためじゃない。あなたが次に戻るときは、ぼくに仕えるためだ』 もはや魔女・のむたんを押さえるものはいない。◇国をその手に掴むことすら、難しくないと魔女は思う。 ――ヤスミたんが、12のキャラデザにぼくを起用すればよし。 だが、もし首を横に振ったら――。 のむたんは歩き出した。 行わねばならないことはたくさんあった。
ノムたんがいよいよ本性をッ……!
クリエイターの業というべきだろうか。 ヤスミたんは何かに憑かれたかのようにFF12のシナリオを構想中であった。 そのような状況にも関わらず、ヤスミたんの脳裏に浮かぶものは 以前夢にまで見たサッキーとの懐かしい思い出であった。 「ヤスミたん、そんなにクィーンの曲が気に入ったのかい?」 「うん、なんだか色んなイメージが浮かんできて・・。 そうだッ!!俺が製作するゲームには全て何らかの形でクイーンの曲名を入れよう」 「・・・だったらゲーム内の曲は俺が作曲してやるよ、いいだろう?」 「本当?!」 「ああ、約束するよ」 それはあまりにも美しすぎる思い出であったが、 今のヤスミたんにはその言葉だけが心の支えであった。 (俺がまた作品を制作したら、 サッキーはまた自分のもとに戻ってきてくれる筈・・・。) それだけを信じてヤスミたんは一心にFF12のプロットを練った。 (サッキー、信じてる・・・。) 自分の手掛けてきた作品の作曲者(サッキー)は思い出せても、 もう1人の音楽担当者の岩たん、キャラデザのアッキー、美術の皆たんに関する 詳細な記憶は何故か思い出せないままの、どこまでも現金なヤスミたんであった。
水を差すようで悪いが… 「伝説〜」の音楽はもともとイワタん一人でやる予定だったらしい。 そこにイワタんが同人時代からいっしょにやってるサッキーと 松尾たんを連れてきたんだって。 もしそこで運命の歯車が違えばこういう事態が起こるかはまた微妙。
>>767 仮に伝説〜をイワタんが一人でやり遂げたとしてもTOでやっぱりサッキーを
呼んだと思うよ、曲数あるから。多分ね。
イワタんはたくさんの仕事をこなすタイプのコンポーザーじゃないからさ。
>>768 確かに。オウガ64でも新曲の大部分松尾たんに任せてたしね。
イワタんははサウンドプログラムもやってたし。
「……こんなところにおいでなさるとは珍しい。何の用かな?加藤伯爵。 ◇国では今頃、全体会議の真っ最中ではないかな?」 別荘でももっとも広い接客用の部屋に通された加藤伯爵。突然の来訪に内心 訝しがりながらも河津伯爵は笑顔で迎え入れた。 「それは貴方も同じでしょう、河津伯爵。……偶然近くまで来たので少し寄ってみようと 思ったんですよ。先のクーデターの事も有りますからね…。」 曖昧な笑みを浮かべ応答する加藤伯爵。 なんだ、クーデターの事か…とやや拍子抜けしたが安心する河津伯爵。もしやヤスミたんの 事を嗅ぎ付けて来たのではないのかと心配していたのだが、そうではなさそうだった。 しばらく◇国の現体制とヒゲ将軍のその後について語った二人。互いの見解がほぼ一致 している事を確認した頃、思い出したように加藤伯爵が口を開いた。 「……そうそう。そういえば河津伯爵、どうも魔峰ニチャン付近に例の飛空艇が 停泊しているとの噂を聞いたのですが…。」 思わずお茶を吹き出しかける河津伯爵。それに気付かず加藤伯爵が続ける。 「……もしかするとこの辺りにその飛空艇が降り立っているかも知れませんねぇ……。 まあ、魔峰ニチャンは広い。おまけに地震騒動でそれどころではないでしょうが… 彼らを捕捉すれば国内での株も上がるでしょうねぇ…。」 その後一時間程滞在したのち、加藤伯爵は河津伯爵の別荘を去った。 (フ……どうやら気付いてはいないらしいな。飛空艇の話が出た時は焦ったが…。 とにかく最低限、明日アッキーを確保するまでは誰にも知られちゃならンからな…。) 河津伯爵は自室に戻り、明日に備えた。
一方、加藤伯爵は…。 (……あの話は本当だったのか。飛空艇の話を持ち出した時の河津伯爵の反応… ではヤスミたんを捕らえたのはやはり河津伯爵…。) 加藤伯爵はあらかじめ全てを知っていたのだった。昨日彼のもとに届いた一通の手紙。 それはみっちゃんからだった。手紙には飛空艇からヤスミたんが消え、代わりに脅迫状が 届いたこと。そして犯人は判らず、取り引きの相手としてアッキーを指名している事が 書かれていた。 みっちゃんは加藤伯爵を信頼しており、よもや自分達に不利な事はするまいと思い、 知恵を借りようとしたのだ。だが、やはり加藤伯爵も◇国国民。 みっちゃんが寄せてくれる信頼を嬉しく思いながらもそれに応える事はできなかった。
久しぶりに来たけどなんだかいい感じ。
773 :
さがりすぎなので :01/09/05 02:40 ID:XUmE4rn2
夜の帳に紛れ、スレッドは束の間の浮上を味わっていた…。
魔峰ニチャンに雪が降り注いでいた。まるで何もかもを覆い尽くすように。
結局、勢力が減退したギルドの力では何も判らなかった。
確実な作戦を立てる事ができないまま、約束の期日が来た。
取り引き場所は◇国と魔峰ニチャンの境だった。
(ヤスミたん……待っててくれ。今すぐ行くから…)逸る気持ちを押さえ、アッキーは目的地へ向かった。
アッキーより数十メートル離れて皆たんとみっちゃん、イワタんがこっそりと続く。
飛空艇の留守は
>>807 が預かっている。本当は飛空艇の主であるみっちゃんも留守番役のはずだったが、
『たった二人じゃ危ない』と強硬についてきてしまったのだった。
実のところは野次馬根性だったが。
「待っていたぞ」 聞き覚えの有る声がして、アッキーは振り返った。 みるとそこには河津伯爵と、両腕を後ろ手に縛られぐったりとして首をうなだれているヤスミたんがいた。 何故かヤスミたんはメイドコスをしている。河津伯爵の趣味だろうか? 「……河津…伯爵…。」アッキーが呟く。一度はその手を貸すと約束したものの、結局はヤスミたんの為に ◇国を出奔してしまった。今さら何故…と河津伯爵を見上げる。 「こうして二人で話をしたかったンだ……。」河津伯爵はアッキーを真直ぐに見つめた。 「何故◇国を出た?何のためにクエス党から離れたンだ?◇国こそが理想を実現できる場所なンじゃないのか? 今の放浪生活で何を手に入れられると言う?◇国でのヒゲ将軍の脅威は去った……もはや恐れるものはない。 もう一度言う。俺の元に来い。そうすれば今まで以上の名誉と栄光を手にする事ができるンだ!!」 熱く語りかける河津伯爵。確かに言われている事はもっともだった。だが… 「お断りします、と言ったら…?」アッキーは河津伯爵に向けて慎重に口を開く。 「……どうやら本気らしいな。非常に残念だが、仕方あるまい。」嘆息する河津伯爵。 意外な事に河津伯爵はあっさりとヤスミたんを解放した。まっさらな雪の上によろめいて倒れ込むヤスミたん。 「や…ヤスミたんッ!!」倒れたヤスミたんはピクリとも動かない。気を失っているのだろうか? 駆け寄り抱き起こそうとしたその時、倒れていたヤスミたんがアッキーに向けてスプレーを噴射した。 「うッ………!」アッキーは何が起きたのかも解らないうちに昏倒した。 「……こんな単純な手に引っ掛かるなんて……噂の絵師もたいした事ないのね。」 メイドコスをした人物が倒れたアッキーに一瞥を暮れる。それは河津伯爵の養女・小林トモーミだった。 「でかしたぞ、トモーミ!!」嬉々とする河津伯爵。伯爵は最初からヤスミたんを連れてきてはいなかったのだ。 用意してあったスノーモービルにアッキーを乗せ、連れ去ろうとしたその時… 「待てッ、河津伯爵!!」 茂みから皆たん、イワタん、みっちゃんの3人が姿を現した。
早くFF12やりたいなぁ〜。
>776 ヤスミたん、FF12ではやっぱりディレクター&シナリオなんだろうか。 ベイグラのようにプロデュース・ディレクション・シナリオ・バトルデザイン等々 掛け持ちってのはやっぱFFだから(?)物理的に無理そう・・。 個人的にはシナリオ・バトルデザインは手がけてもらいたいところだが。
プロデュースはやるでしょう、ヤスミたん。 ヒゲは”総合”プロデュースでしょう。 後はキャラデザか・・・
>>777 FFTみたいにシナリオだけでもいいよ。バトルデザイン裕之たんに任せて。
とりあえず漏れはシナリオがヤスミたんじゃなきゃ買わねー。
俺もシナリオがヤスミたんならなんでもいいや。
のむ○でも?>キャラデザ
日本海は河津伯爵の趣味れすか?
>>783 おお!お疲れ様!
いつもながらいい仕事してますな。
「ここは任せたぞ、トモーミ!!」
皆たんらの登場に慌ててその場を去ろうとする河津伯爵。
「待てッ!」と皆たんが退路を塞ごうとしたが、すかさずトモーミに阻まれた。
一体どこから取り出したのか、いつの間にか特大絵筆(二刀流)を手にしている。
その隙に逃げ去る河津伯爵。
「しまったッ……!」みっちゃんが舌打ちする。後を追おうとしたがやはりトモーミに
立ち塞がれてしまった。哀れみを込めた目でトモーミが3人を見る。
「……ごめんなさいね。でもそれもこれも全てはサガフロ3のためッ…!
それに……飛空艇内に籠られたんじゃこっちはウオッチングしようがないしねッ…!」
後半、何の話をしているのか3人にはサッパリだったが、とにかく河津伯爵を逃がして
しまった事だけは確かだ。だが、皆たんは一つ対策を打っていた。
>>576 には反対側の方角から回って挟みうちにするよう指示していたのだ。
『あとは任せたぞ……
>>576 。』
>>576 に久々の見せ場が訪れようとしていた。
レビテト〜
ああsage入れちゃった。。。