現在、プレイヤーを募集中。
パーティは3人編成。エントリーが4人以上になったら、
3人ずつのグループ編成で、2CHワールドのクエストに
出てもらいます。なるべく、ひとつのパーティに
かたよらないようストーリー進行させていきます。
そんなわけで、進行に支障をきたすようであれば、
現在進行中のパーティ数を制限させていただきます。
P.S.カッコいい名前でエントリーしてくれ・・
ゲームオーバー 終了。
3 :
名無しさん:2001/01/09(火) 00:21
再開
4 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 00:32
業務連絡
名前:なまえネ
性別:ちなみに、動物でもいいぞ
年令:まあ、いくつでもかまわない
職業(ジョブ):FFの最近の傾向として、なくてもいいけど
補足&コメント:これが一番重要だったりする。
俺はこんなアビリティをもっているぞ!
と、叫んでもらっても構わない。序盤から
こんなアビリティはな・・というのでなければ採用。
他に、こんな風にしてくれ、などという案も随時募集
基本的に僕((C)SQU@RE 2001)が進めていくが、クエスト中の
アクシデントやイベントなど、他者の書き込みも面白ければ採用。
ゲームオーバー 終了。
6 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 00:36
再開
ゲームオーバー 終了。
このスレを執拗に終わらせたがってるやつがいるようだ。
はやく宿題やれよ。
NAME:クラウド
SEX:MALE
OLD:21
JOB:元ソルジャー
ABILITY&EXTRA:初期GF シヴァ(ブリザドを修得済み)
WEAPON:ガンブレード-X
(ちなみに防具とか書いても、いいゾ。盾とかなら扱いやすいしな)
10 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 00:53
NAME:オメガ
SEX:済
OLD:26
JOB:ボイラー技師
ABILITY&EXTRA:初期GF バモイドオキ神(ポアを修得済み)
WEAPON:手刀
11 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 00:56
12 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 00:56
>>10 プレイヤー登録を確認
(書き方は、わかればいいゾ)
13 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 00:59
業務連絡
>>11 立派な世界観(システムまわりのことネ)ですなあ〜
うちのスレッドはこんな、大層なモンじゃないです。
僕こと(C)SQU@RE 2001が、あくまでもテキト〜にお話を進めます。
14 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 01:04
NAME:リノア
SEX:オンナノコ
OLD:17
JOB:魔女&おハロー教教祖
ABILITY&EXTRA:魔女だけど、攻撃はアンジェロまかせなの☆
WEAPON:もちろん愛犬のアンジェロ☆防具だってもちろんアンジェロ☆
15 :
:2001/01/09(火) 01:05
NAME:モナー
SEX:?
OLD:?
JOB:モナー
ABILITY&EXTRA:初期GF オマエモナー(相打ち)コピぺ習得済み
WEAPON:ギコの右手
16 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 01:10
>>14-15
了解。とりあえず、3人揃ったからクエストに出す。
PLAYERS
1.オメガ(今回のクエストのリーダー兼みんなの世話役)
2.リノア(ヒロイン)
3.モナー(動物キャラ)
あとは・・テキトーに眺めててくれ。(要所要所でちゃち、いれてもいいゾ。
僕のレスに間に合うようであれば、取り入れる)
今夜中に1クエスト終了するよう、がんばるわ。基本的にノベライズな。
眠きゃ、今晩はもう寝てくれ。明日、また、覗いてくれよ。
17 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 01:12
NAME:ダサイファー
SEX:両刀
OLD:17
JOB:やるっきゃ騎士
ABILITY&EXTRA:処女散らし
WEAPON:ビックマグナム
18 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 01:15
>>17 了解。他にもエントリーが現れたらパーティ組ませるわ。
そうでなきゃ、NPC(あくまでも想定)として、出すわ。
19 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 01:18
具体的にどういうゲームになるの?
20 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 01:18
始めたからにはやめるなよ
21 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 01:19
NAME:ミグナリト=クェンシー
sex:女
OID:約5万
JOB:女神
ABILITY&EXTRA:全知全能
WEAPON:全知全能
備考 ミグナリト=クェンシーは本当の名ではない。
余りにも偉大な存在なので本当の名を口にするのは禁じられている。
22 :
(C)SQU@RE 2001 :2001/01/09(火) 01:24
業務連絡
>>19 基本はノベライズ。文責(C)SQU@RE 2001。
その他アイディアは随時、募集中。難しいのはキャッカ。
(
>>11のようなのは僕にはまず、できません)
>>20 やめないヨ。朝が来るまでは・・
>>21 プレイヤー登録を確認
23 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 01:24
NAME:ミクロス(偽名)
SEX:男
OLD:22
JOB:アサシン
ABILITY&EXTRA:影縛り、暗殺
WEAPON:ソードブレイカー、暗黒銃
24 :
>1:2001/01/09(火) 01:26
何十人も集まったら処理できなくなるよ
25 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 01:29
>>23 プレイヤー登録を確認。
PLAYERS 2ND
1.ダサイファー(ノリでリーダーに選ばれた)
2.ミグナリト=クェンシー(以下、クェンシー)
3.ミクロス(ナゾに包まれたアサシン)
おまえらも、クエストにいってこ〜い。
(お話のなかで、絡ませるわ)
業務連絡
あと、1クエストに投入できるパーティは3つが限度ね。
(3つも現れるかしらねーけど)
プレイヤーのエントリーはまあ、随時募集ということで。
クエストが終了した段階で、僕が把握していれば次回投入。
26 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 01:30
NAME:シコール
SEX:童貞
OLD:17
JOB:伝説のSeeD
ABILITY&EXTRA:微妙に電波・黒くなれる
WEAPON:ガンブレード
27 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 01:31
>>23 プレイヤー登録を確認。
PLAYERS 2ND
1.ダサイファー(ノリでリーダーに選ばれた)
2.ミグナリト=クェンシー(以下、クェンシー)
3.ミクロス(ナゾに包まれたアサシン)
おまえらも、クエストにいってこ〜い。
(お話のなかで、絡ませるわ)
業務連絡
あと、1クエストに投入できるパーティは3つが限度ね。
(3つも現れるかしらねーけど)
プレイヤーのエントリーはまあ、随時募集ということで。
クエストが終了した段階で、僕が把握していれば次回投入。
>>24 まあ、こんなカンジっすよ。
28 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 01:32
すみませーん。
先ほど登録しましたリノア(ヒロイン)ですが、
何すればいいんじゃい?!
29 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 01:33
NAME:相馬
SEX:山田
OLD:マジで難しい
JOB:ドカベン
ABILITY&EXTRA:SEX
WEAPON:マリーアントワネット
30 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 01:33
業務連絡
一部、二重書き込み。
>>26 プレイヤー登録を確認
31 :
参加してみようかな:2001/01/09(火) 01:37
NAME:本気ギルガメッシュ
sex:漢
OID:30
JOB:★ウェポンマスター
ABILITY&EXTRA:全ての武器を使用可能/真剣白刃どり/居合い/無刀取り/心眼/音無の太刀
WEAPON:基本はエクスカリバー2
備考:個人用の魔法(シェル・プロテスなど)使用可能。
侍・竜騎士など戦士系のすべてのアビリティを拾得した真の武人。
32 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 01:37
業務連絡
>>28 寝ててください。
・・嘘です。基本的に何もしなくていいです。
僕の方でこういったフォローの合間にちゃちい小説書くので、
それが書き込まれたら、「くだらねえ文章、書いてんじゃねえよ!」とか、
「お前、サイノー無さ過ぎ」とか、突っ込んでください。
まあ、こちらとしても試行錯誤の連続なんでカンベンしてください。
>>29 了解。
33 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 01:48
NAME:エアリス
sex:処女?
OID:22
JOB:花売り
ABILITY&EXTRA:春売り
WEAPON:処女
34 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 01:48
>>31プレイヤー登録を確認
PLAYERS 3RD
1.シコール(ダサイファーとの絡みに期待。パーティのリーダー)
2.相馬(使いどころが難しいキャラ。まあ、がんばるわ)
3.本気ギルガメッシュ(初期装備はエクスカリパー。真の武人としては認めよう)
クエストが終了するまでは、パーティーの投入は出来ません。
以降のエントリーは次回まで待機とさせていただきます。
(しばらくの間、参戦表明へのレスは控えます)
35 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 01:52
板飛んだけどちゃんと読んでるからがんばれよ>1
36 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 02:03
業務連絡
>>35 がんばるゾ、と。
そろそろ作業に取りかかります。テキストは少しずつ、のっけるかんね。
僕が使い慣れたエディタで書くから、改行とか字送りに関するツッコミは、
今回のところはカンベンしてくれ。
37 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 02:27
うう〜む、まだか。
待ち遠しい。
38 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 02:47
ワクワクワクワクワクワク
39 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 02:48
FINAL FANTASY ONLINE
第1期クエスト(β版)
「眠りにおちた青年・クラウド」
クエストまでのあらすじ
ボイラー技士の朝は早い・・。何度目の朝だろうか。オメガはいつしか目覚ましなしでも起きられるようになった。キャンプに使用したたき火の炎がちりちりとくすぶっている。隣を見やると、リノアとモナーが寝息を立てている。
ボイラー技士としての腕を確かめるため、旅に出たオメガ。道中、スコールという名のSeeDを探しているというリノアと出会い、そしてふたこと目には「オマエモナー」を連呼するモナーと出会った。そんなパーティが行動をともにするようになって、1週間が過ぎた。
業務連絡
やべえ、あらすじだけでまだまだ続く。このへん、反省会な。
他のパーティのあらすじから、ちゃんとした本文まで責任もって書くから、
待っててくれ。今回のクエストだけでも、必ず終了させるから。
あと、文章がだらだらしていくことを最初に断っておくぞ!
40 :
(C)SQU@RE 2001 :2001/01/09(火) 02:49
オメガの手に握りしめられたひとつの黒マテリア。
目を閉じれば、あの情景がよみがえる。全身を黒いコートに包み込んだ長身の男が彼等の前に現れたのは、昨日のことだ。否応なく奴は襲ってきた。そして、はじめて味わう完全な敗北・・。
ボイラー技士として今まで生きてきたオメガにとって、それは苦痛以外の何ものでも無かった。これまで己の手刀ひとつで修羅場をくぐり抜けてきたオメガは、奴の手にした長刀の前に、死の恐怖すら覚えた。
死ぬ・・。そう予感した時、男は彼等の前にひとつのマテリアを投げ出した。「黒いマテリア・・?」リノアは、この世に黒いマテリアが存在する話など聞いたことが無かった。「オ、オマエモナー」モナーはそれでもこぴぺという名の召喚を続けていた。
続く
41 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 02:50
凄いなおい。
頑張れよ
42 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 02:51
収集つかなくならないか
43 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 02:52
それを持って、オレを追ってこい・・。男は、そういって去っていった。
超一流のボイラー技士として、世界に名を馳せたい。しかし、その前にあの男に自分と同じ、屈辱を味あわせたい・・。
リノアはついてきてくれるだろうか? モナーは・・少なくとも、こいつはついてくるだろう。
顔をあげると、リノアが起きてオメガをうかがっていた。
「おハロー!」
「なんだ。起きたのか・・なあ。リノア、俺は・・」
「いくんでしょ?」
「・・・・」
「一緒にいってあげるよ」
「いいのか?」
「うん」
ワンと、リノアが連れてきたアンジェロも起きたらしい。その鳴き声はまるで、アンジェロさえもオメガを応援しているようだった。
「・・それに、スコールに会えるような気がするし」
「そうか」
「オノレモナー(俺もついていく、とオメガは判断した)」
「モナー、お前まで」
こうして、オメガたちは黒いマテリアを手にし、あの男を追うことになった。
以上、オメガ編あらすじ
本当ならこのへんで、長期のクエスト期間をもらって、
メンバーからのレスを待つんだろうけど、今回はベータ版
ということで、割愛ネ。
44 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 03:03
NAME:レオン
SEX:MALE
OLD:22
JOB:ハッカー
ABILITY&EXTRA:「送りこむ」コンピュータウィルスをメカ系の敵に。
WEAPON:電子ビーム砲
45 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 03:11
クエストまでのあらすじ〜ダサイファー編
「万年、SeeB候補生のダサイファーくん・・」
狭い部屋に突然呼び出されたダサイファー。人材派遣会社SeeBのエリート候補生としてもてはやされながらも、未だこの男、ダサイファーは本格的なクライアントによるミッションを請け負ったことがなかった。
「オレに何のようだ?」
「今日、ここにあなたを呼んだのは他でもありません。あなたに、特別なミッションを遂行してもらいたいのです」
ダサイファーは武者震いするのを、必死で堪えた。オレが、特命だと?・・。このミッションを成功させれば、SeeBとして実力が認められるかもしれない。
「もちろん、このミッションが成功した暁には、あなたをSeeBとして採用することも考えています」
「ふん。当然だな」
「早速ですが、ミッションの内容をあなたにお伝えします。ですが、はじめにいっておきますが、今回のミッションは極めて危険性の高いものと思ってください。」
「笑止」
ダサイファーは特注のガンブレード・ビッグマグナムを肩に担いだ。
「オレが今まで、SeeBの実地テストでミッションを完遂しなかったことがあるか?」
「ですが、未だにSeeBとしての採用は見送り・・」
「・・チッ」
「まあ、いいでしょう。先ほども申した通り、今回のミッションは非常に危険なものです。あなたを優秀な人材として認めた上で、あなたに依頼しているのです」
「で、そのミッションとやらは?」
「黒マテリアを御存じですか?」
続く
業務連絡
本文はもっと、短絡的にしまス・・
はじめのあらすじで気合いをいれ過ぎたために、
他のあらすじも一応、ダラダラと書きます。
だいたい、小説が書きたくてはじめたんじゃねえし。
気軽に、ネットでコミュニケーションがだなあ・・(以下略)
46 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 03:23
「聞いたことねえな」
「当然です。」
「で? その黒マテリアとやらがどうした」
「黒マテリアとは、本来この世に存在してはならないものなのです。
その秘めた力は世界を破滅に導く・・」
「おいおい、そんなことはどうでもいいから、もっと短絡的にいえよ」
「(コソコソ)説明を最後まで聞かない・・マイナス2点と」
「あん?」
「わかりました。短絡的にいいます。
その黒マテリアを見つけだし、回収していただきたいのです」
「わかった? で、その在り処は目星がついてるんだろうな」
「クライアントからおおよそのデータは届いています」
「んじゃ、いってくるぜ・・」
「ああ、待ってください!」
「なんだよ、データなら・・」
「違います。今回のミッションでは現地において
複数のメンバーと合流する手はずになっています」
「オレの他にもいくのか?」
「ええ、そうです・・それと」
「?」
「実は今回のミッションは、あなたの他にも別の方が動いています」
「なんだと・・それはどういう!」
「あなたの実力を疑っている訳ではありません。
これもクライアント側からの要請です。」
「フン。そんなもの俺一人で十分なものを・・
メンバーだって・・」
「いいですか、ダサイファー。チームワークも重要なポイントですよ」
「わかったよ。もう、いいだろ」
「ええ。いきなさい、ダサイファー」
「(チッ、やれやれだぜ・・)」
以上、ダサイファー編あらすじ
まだ、ひとつあらすじが残ってるから横着する
本文はもっと、気軽なゲーム感覚にするからな〜(涙)
47 :
(C)SQU@RE 2001 :2001/01/09(火) 03:30
シコール編あらすじ
ダサイファーが特命を受けて旅立つのと時同じくして、
別の場所では、シコールが彼と同じミッションを告げられていた
「黒マテリア・・」
「そうです。クライアントからのデータによると、
北部に位置するある山岳にあると、記されています」
「了解・・いってくる」
「ああ、待って、待って!」
「いいですか、シコール。現地において、2人の協力者と合流してください」
「了解・・いってくる」
「いってらっしゃ〜い」
以上、シコール編あらすじ
48 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 03:38
オメガ「ぎゃ〜、なんで連中、俺たちのことを追ってくるんだ!?」
ダサイファー「オラオラー、必殺処女散らし!」
(が、リノアには効かなかった)
リノア「いけっ、アンジェロ!」
ダサイファー「ぐえっ、足をかまれた! こらっ、クェンシー、ミクロス!
ぼやぼやしてねえで、やつらを追え!」
ミクロス「フッ・・(暗黒銃、バキューン)」
モナー「うっ!」
リノア「モナー!」
モナー「俺に構うなモナ。いいから、頂上(IN 北の山)へ逃げるモナ・・」
リノア「でも・・」
オメガ「いくぞ!」
クェンシー「馬鹿め。上は逃げ場などない!」
49 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 03:50
モナー「ひとりだけでも、道連れにしてやるモナ・・」
(こぴぺ召喚。)
___ :; ∵
/ _/_ | | \ / \((从⌒从*)) /
|/ / ――― / * #(( :: ) ( ⌒ ζ * / ・
/ / / | / \曝ク ∵ ━(( : ∂ )) /
( )) \ (( § ) ⌒; lll ;从 *(・)/
(( ⌒ ))__∧_∧___// * 煤@; ) (( ‡ * ζ ∵―
(( (≡三(_( ´Д`)__( 三三三三三三三三(( ;´∀`从 ´∀`;) ¢) )―
(( ⌒ )) ( ニつノ \` : *煤i( 从 (( )) *ヽ\ ヽ・
(( ) −(_ ̄l : / / ・(( ; : )) ( ζ\*
し―(_) / (_)_)W(__)_)W\ ・
/|
 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
これでモナーも大往生だモナ・・
_____________________
ミクロス「うおおおお!!」
(相打ち発動)
ダサイファー「チッ、この犬! いつまで噛み付いてやがる!」
クェンシー「ミクロスがやられた!」
ダサイファー「ああ、ほっとけほっとけ! どうせ、死にゃしねーよ!
おらおらっ、とっとと頂上へいくぞ!」
50 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 04:04
やっとミグナリト=クェンシーが出たか
51 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 04:08
オメガ「ぜえぜえ・・」
(息も絶え絶えに頂上へやってくる)
シコール「ごくろうさま」
オメガ「ん? 誰だ・・」
リノア「ス、スコール?」
シコール「違う。俺はシコールだ」
リノア「シコール?」
オメガ「知り合い・・じゃないのか?」
リノア「違うみたい・・」
本気ギルガメッシュ「さあ、渡してもらおうか」
オメガ「おまえたちもか? 一体、なんなんだ!
やつらといい、おまえたちといい・・何が目的だ!」
相馬「お前のその黒マテリアだ!」
オメガ「なんだと?」
シコール「うっ・・うおおおお!!」
本気ギルガメ「どうした!?」
(リノアの魔女の力と、黒マテリアが共鳴し、シコールを獣へと変える)
シコール改めライオンハート「グオオオ!」
本気ギルガメ「ぐああ〜、シコールが!」
オメガ「ちっ、なんなんだ? 真っ黒になりやがった!」
相馬「マリーアントワネットin処刑台!」
ライオンハート「グオオオ!!」
本気ギルガメ「そんな攻撃、きくかよ・・これでも食らえ!」
(エクスカリバー・・らしい)
ダメージ1
本気ギルガメ「あれれ、最強の剣じゃないのか〜!」
相馬「だめ、お前。失格!」
(デジョン)
本気ギルガメ「あ〜れ〜」
オメガ「ちっ、どうしたら・・」
リノア「あの小屋へ逃げよう!」
52 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 04:17
ダサイファー「ぎゅわああー、なんだテメェはー!!」
ライオンハート「グオオオ・・ダサイファー・・」
クェンシー「ダサイファー、知人?」
ダサイファー「ばっきゃろう! あんなバケモン知るかよ!」
クェンシー「ダサイファー、敵、倒!」
ダサイファー「やめとけ、風・・じゃない! クェンシー!」
ライオンハート「グオオオ!!」
ダサイファー「ちっ、こうなったら、やるっきゃナイト!
おらおら! 必殺処女散らし!」
クェンシー「きゃあ〜〜〜〜」
(クェンシーは天高く飛んでいった・・)
ダサイファー「ぐお・・使いどころを間違えた!!」
ライオンハート「グゴゴゴ・・」
ダサイファー「ちっ・・あん? あの小屋は!」
53 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 04:28
ダサイファー「おらおらー! 開けろ、開けやがれ!」
相馬「誰だ、テメェは!」
ダサイファー「うっせえ、とっととここを開けろ!」
アンジェロ「ワンワン!」
リノア「あっ、アンジェロ!」
相馬「ばかっ、開けるなって・・!」
ダサイファー「ふうぅ・・助かったぜ」
リノア「アンジェロ〜、はぐはぐ〜」
アンジェロ「ワン!」
オメガ「ん・・ここは、ボイラー室か?」
金髪ツンツン頭「・・ロス! 出てこい!」
オメガ「お前は誰だ!」
金髪ツンツン頭「俺は・・ソルジャー、クラス1stのクラウドだ
名前ぐらい覚えろ」
相馬「てめえ、初対面の人に向かってなんだその態度は!」
クラウド「やつが、ボイラー室に引きこもったまま出てこない・・」
オメガ「やつとは誰だ・・まさか」
ダサイファー「J・E・N・O・V・A・・ジェノバ?」
クラウド「バルブの閉め方がわからない」
オメガ「ふっ、素人はひっこんでな・・」
相馬「ちょっと待て、きさまはバルブも閉められんのか?」
クラウド「学校(ソルジャーの)じゃ、習わなかったな・・」
オメガ「開いたぞ」
クラウド「どけっ!」
54 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 04:40
周りのバルブを閉めることによって、
ジェノバと書かれた中央のボイラー室への扉が開く
セフィロス「母さん・・僕たちから全てを奪ったやつらが来たよ」
クラウド「セフィロス! お前のいってることは意味不明なんだよ!」
オメガ「お前は、あのときの!」
セフィロス「フ、失敗作だと思ったお前がまさか、ここまでたどりつくとはな」
クラウド「俺は人形じゃねえ!」
セフィロス「さあ、あやつり人形のクラウドくん。
黒マテリアをこっちに持ってくるんだ」
クラウド「ウッ・・」
相馬「なんだ、どうした?」
オメガ「?」
クラウド「黒マテリア・・」
オメガ「あっ」
クラウド「やりました、セフィロスさん。ほら、黒マテリア」
オメガ「てめえ、なんの真似だ?」
クラウド「すいません。ぼく、本当はクラウドじゃないんです。とくにリノアさん。
あなたにはなんていって、お詫びしたらいいかわかりません」
リノア「ハァ?(゚Д゚)」
セフィロス「クックック、黒マテリア・・これでライオンハートを召喚できる」
55 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 04:52
ギュウウウウン!
屋根を突き破り、ライオンハートが小屋に入ってくる
セフィロス「ククク・・これがライオンハート!
ライオンハートと同化することで完全なカミになれる!」
クラウド「ハッ、俺は!」
ダサイファー「ちっ、やるっきゃナイト!?」
セフィロス「もう、襲い!」
BGM:ナントカカントカ、セフィロス!
セファーセフィロス「・・・・」
リノア「いけっ、アンジェロラッシュ!」
アンジェロ「ワンワン!」
(アンジェロは地面を掘り、ポーションを見つけた!)
リノア「ハァ?(゚Д゚)」
オメガ「ち、なにがなにやら・・」
相馬「マリーアントワネットは金遣いが荒い・・」
56 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 05:01
クラウド「ひ・・か・り・・?」
モナー「モナー、ここはどこモナ?
痛いモナ・・しっぽがちぎれそうモナ」
ミクロス「闇路からついに、黄泉へとたどりついたか?」
ダサイファー「てめえら・・生きてたのか」
クェンシー「ダサイファー、子供、責任」
ダサイファー「・・・・」
本気ギルガメ「ん・・お前は、バ・・」
オメガ「なに、勘違いしてやがるボケ」
相馬「ビスケットはマリー・・」
リノア「見て、誰かくる!」
シコール「やあ。僕、シコールだよ。」
オメガ「気をつけろ、やつは・・!」
シコール「大丈夫。やつはもう、倒した。僕の必殺技・エンドオブハートでね」
クラウド「うっ・・」
オメガ「またか!?」
クラウド「やつは、やつはまだ・・笑ってる!」
57 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 05:07
クラウド「超究武神覇斬!!」
セフィロス「ぎこはにゃ〜ん!!」
クラウド「やつを・・倒した」
クラウド「帰れない・・俺、またひとりぼっちなのか?」
クラウド「ん・・これは、ライフストリーム」
オメガ「クラウド! 早くつかまれ!」
クラウド「なんで、てめえなんだよお、ゴルァ(゚Д゚)」
58 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 05:17
エピローグBGM:プレリュード
オメガ:風が呼んでいる、というナゾの遺言を残した
父親の真意を確かめるため、今も旅を続けている
リノア:犬(アンジェロ)の散歩に出たまま帰ってこない。
風の噂によれば、スコールという人物を探しているらしい
モナー:某インターネット掲示板にて目撃情報を確認
ダサイファー:人材派遣会社SeeBの会社規則、社内恋愛はタブーに
ふれたため首きり。現在は常に漢字だけでしゃべる
ミステリアスな女性と愛の逃避行
クェンシー:今持って、行方しれず
ミクロス:暗殺稼業から足を洗い、絵描きを目指す少女の後見人となる
シコール:人材派遣会社SeeBの生徒会長として手腕を発揮
相馬:中世フランスのお菓子を再現するパティシェとして
森@製菓に勤務
本気ギルガメッシュ:武器コレクターとして、なんでも鑑定団に
目利きとして出演。けっこうなギャラ
59 :
(C)SQU@RE 2001:2001/01/09(火) 05:21
業務連絡&反省会
はあ、まじ疲れました。明日はもう、ないです。
というか、自分の未熟さを思い知らされました。
冬休みのいい、思い出として僕の心の中にしまっておきます。
by冬房な1こと、
(C)SQU@RE 2001
60 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 05:36
終了か。
また出なおしてきたまえ。
61 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 13:23
一つ提案。
どうせならキャラの行動を登録した奴に決めてもらえば良いんじゃないか?
例えば、AとBとCが道を歩いていくと道が二つに分かれています。
さて、どうする?
という具合に。で登録者は、
回答例:
A 右に行く
B お家に帰る
C 山田を殺害する
と言う具合に次の行動を書く。書く奴はその行動の結果を書き、それの繰り返しでゲームを進める。
とんでもない行動でもちゃんと結果を書く事(ただし失敗もある)
これなら登録した奴も参加できるような感じがすると思う。
ま、戯言だと思って聞いてくれると嬉しい。
62 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 16:21
しゃあねえ、俺が続けてやる。
舞台:ミッドガル
依頼主:アバランチのティファって娘(胸でかい)
ミッション:神羅カンパニーに対してのテロ活動を手伝って欲しい、との事。
手段は問わないとの事だが成るべく人は殺さないで欲しいとの事。
そこで貴方のとるべき行動は?
(ある程度参加者が増えたら結果を書く。参加者いなかったらそのままあぼ〜ん!)
63 :
名無しさん@LV2001:2001/01/09(火) 22:58
参加方法は前の奴と同じでいいのかい?
64 :
ミクロス:2001/01/09(火) 23:11
再び参加表明
65 :
シコール:2001/01/09(火) 23:47
じゃあ俺も。
FINAL FANTASY ONLINE
ジョブ
・ すっぴんHP50 MP20
基本能力値 ちから3 すばやさ3 たいりょく3 せいしん3 こううん3
・ ナイトHP60 MP25
基本能力値 ちから4 すばやさ3 たいりょく3 せいしん3 こううん3
・ シーフHP45 MP20
基本能力値 ちから3 すばやさ4 たいりょく3 せいしん2 こううん4
・ モンクHP70 MP0
基本能力値 ちから5 すばやさ3 たいりょく4 せいしん2 こううん2
・ しろまどうしHP30 MP45
基本能力値 ちから3 すばやさ3 たいりょく2 せいしん4 こううん4
・ くろまどうしHP30 MP50
基本能力値 ちから2 すばやさ3 たいりょく3 せいしん5 こううん3
その他に、サイコロを振って出た目の数をプラス
攻撃力(初期装備)
・ すっぴん
男 ブロードソード9 女 ナイフ7
・ ナイト
男&女 ブロードソード11
・ シーフ
男&女 ダガー8
・ モンク
男&女 すで10
・ しろまどうし
男&女 まどうしのつえ5
・ くろまどうし
男&女 ロッド4
防御力(初期装備)
・すっぴん
男&女 かわのふく5
・ ナイト
男&女 ブロンズメイル6
・ シーフ
男&女 かわのふく5
・ モンク
男&女 ちからだすき2
・ しろまどうし
男&女 しろのローブ3
・ くろまどうし
男&女 くろのローブ3
固有アビリティ(初期修得済み)
・ すっぴん(なんでもそうび)
アビリティ×2装備(他のジョブで修得したアビリティを装備可能)
・ ナイト(けんそうび)
かばう(任意で仲間のダメージをかばうことが可能)
・ シーフ(ダガーそうび)
ぬすむ(モンスターからアイテムを盗む)
・ モンク(かくとう)
かくとう(すでによるダメージアップ)
・ しろまどうし(つえそうび)
しろまほうレベル1(ケアル5・ポイゾナ4・ブライン4)
・ くろまどうし(ロッドそうび)
くろまほうレベル1(ファイア5・ブリザド5・サンダー5)
魔法の数字は消費MP
修得できるアビリティ
・ ナイト
かばう>けんそうび>きしけんそうび
・ シーフ
とんずら>ぬすむ>ぶんどる
・ モンク
HPアップ(小)>HPアップ(中)かくとう
・ しろまどうし
しろまほうレベル1>レベル2>レベル3
・ くろまどうし
くろまほうレベル1>レベル2>レベル3
ナイト
ちから6 すばやさ7 たいりょく4 せいしん4 こううん8
ブロードソード 攻撃力9
ブロンズメイル 防御力6
装備アビリティ なし
72 :
こんなんどうよ?:2001/01/10(水) 01:30
テーブルトーク形式のRPGで、GMは俺がやってもいい。
処理のためにプレイヤーの応募は少数で打ち切る。
で、GMがいま、どんな状況なのかをさいしょに教えるから、
そこからは各プレイヤーに取りたい行動を書き込んでもらう。
フィールドにはあらかじめ距離がきめられており、歩くごとに一定の確率で
戦闘が発生する。ターン形式でどのような行動を取るか書き込みをし、
プレイヤー全員が書き込んだら、公平をきすためにGMがサイコロを振る。
(通常行動以外の成功判定は、能力値が絡む)
例:岩をどかす>力や体力の能力値にサイの出た目を足し、
あらかじめ決められた数値に達せば成功となる。
(ジョブの違いによる成功判定いかんなども取り入れたい)
予告なく終了することもアリ。
GMの命令は絶対です、守りましょう。
ゲームの性質上、GMによる更新は気長に待ちましょう。
73 :
72:2001/01/10(水) 01:35
一度プレイヤーが決まったら、みんなで参加できるように
登場するキャラクターの名前でいくつか行動を書き込んでもらい、
GMの判断でどれを採用するか決める。
74 :
Selphie=Tilmitt :2001/01/10(水) 02:06
γ SEED 〜ヽ \
/ ヽ \
ノ λi_λ_(_ノ!_ノ__火 \
ノ i'ta:、 イtヲフ' | \
// | .フ ″ | |γ
< ノ ゝヾ___ |i.レ'
ヾ ノ i ヾ!ヽ _ |i.| ノ それならわたしを参加させろ
`'-、ノ `- ┐ ノノ/ 立てたスレッドが消えたのでヒマなのだ
'-ノ,_/. | ヽ ノ/
75 :
名無しさん@LV2001:2001/01/10(水) 14:36
じゃあ俺も参加するよ。細かい設定とかは任せるよ。
あと、既存のキャラ(バッツとかセシルとか)は出すとしたらNPCにしよう。
76 :
名無しさん@LV2001:2001/01/10(水) 23:36
とりあえず72の次の書き込みに期待age
77 :
THANKYOU :2001/01/11(木) 00:37
1よ。わらわせてもらったぞ。
ハマーソ激萌え
79 :
:2001/01/11(木) 17:32
Age
80 :
ミクロス:2001/01/11(木) 21:31
つづきはないのかぁ?
81 :
名無しさん@LV2001:2001/01/11(木) 22:00
個人的には7のストーリーできぼーん。
プレイヤーがクラウドの立場でアバランチに参加(あくまでも傭兵、ソルジャーじゃない)。
神羅側についても良し。
ちなみにクラウドは神羅兵士として登場。
ストーリーの展開次第ではエアリスもプレジデント神羅(笑)も死なずに済むぞ。
でも、俺にはGMなんてできっこないから誰かやっとくれ(氏
82 :
名無しさん@LV2001:2001/01/11(木) 22:08
プレイヤーがビッグスの立場でアバランチに参加っていうのはどうよ?
ハット助役の立場で神羅についても良し。
83 :
名無しさん@LV2001:2001/01/11(木) 22:22
とにかくやるとすれば最初はアバランチ側か神羅側のいずれかだな。
アバランチに潜入した神羅のスパイと言うのもいけそうだ。
84 :
Selphie=Tilmitt:2001/01/11(木) 22:25
γ SEED 〜ヽ \
/ ヽ \
ノ λi_λ_(_ノ!_ノ__火 \
ノ i'ta:、 イtヲフ' | \
// | .フ ″ | |γ
< ノ ゝヾ___ |i.レ'
ヾ ノ i ヾ!ヽ _ |i.| ノ わたしはルーファウスを影で操る
`'-、ノ `- ┐ ノノ/ 女秘書役で登場させろ
'-ノ,_/. | ヽ ノ/ リーブの妹役でな
あんたは会社の清掃員(トイレ掃除)に決定↑
86 :
名無しさん@LV2001:2001/01/11(木) 22:29
>84
やる気まんまんだな(w
じゃあ7の世界観でやろう。
やりたい奴はキャラ登録と下の内容見て行動を書いてくれ。
62のパクリだけどな(死)。
〜ファースト・ミッション〜
舞台:ミッドガル
依頼主:アバランチのティファって娘(胸でかい)
ミッション:神羅カンパニーに対してのテロ活動を手伝って欲しい、との依頼を受けた。
手段は問わないとの事だが成るべく人は殺さないで欲しいとの事。
依頼を受ける、もしくは神羅に通報する、事前に知ったからそれを阻止しようとする、もしくは関わらない、それは自分次第。
神羅側の奴はそれを阻止するような行動でいいと思う。
ていうかあまりに無茶な事以外(町の人間全員惨殺とか実現不可能な事など)、何でもあり。
あくまで妄想みたいなものだからあんまり制約しても面白くないし。
キャラ登録は下のような感じで。ちなみに最初はあまりでたらめな強さのキャラじゃないのであしからず。
名前:(自分の好きな名前)
立場:神羅(最初だからアバランチ、神羅、無所属のいずれか)
職業:神羅社員(アバランチ側は管理職とかは無し、神羅側の戦闘キャラは最初は神羅兵から)
得意武器:なし(剣とか槍とか。基本的にFFの物を使う事にする。銃とかは良く分からんからヴィンセント陽の銃とかで勘弁してくれ)
使用マテリア:(基本的に4個までにする。でないとややこしくなるから。ちなみに今回使用できるマテリアは7番街で売っている程度の物)
キャラの特徴:面倒臭がりや(なんでも好きな事書いていいよ。でも詳しく書かないと一人称とかは適当に決めるよ)
行動:何かアバランチとかいうテロリストが暴れ回ってるらしいが知ったっちゃねえ。
ミーは仕事が忙しいんだ。だからさっさと仕事を終えて家に帰ろう。
(やりたい事を好きに書いてくれ。ただし、実現不可能な事は確実に失敗するから良く考えてくれ)
動機:早く家に帰りたいから(何でこの行動をとったのか。これが一番重要)
ある程度人数(10人前後)が集まったらそこで募集を打ち切る。
結果はしばらくしてからここに書く。
ちなみにクラウドとかはNPCで出す予定。「こんなの俺の●●じゃねえ!!」というのは勘弁。
最初に言っておくけど俺は文章書くのヘタだし更新も不定期になると思う。
それでもいいんなら参加してくれ。
88 :
ミクロス:2001/01/12(金) 00:16
名前:ミクロス=オーブ
立場:無所属
職業:アサシン
得意武器:銃、短剣
使用マテリア:こおり ぜんたいか
キャラの特徴:気分屋
行動:仕事のターゲットがたまたまテロの場所だったので巻き込まれる。
なんとなくアバランチ側につくことになる。
動機:最終目的はプレジデントの暗殺なので。
89 :
アリス:2001/01/12(金) 00:27
名前:アリス=ブラウニー
年齢:24歳
性別:女
武器:フライパン
使用マテリア:青マテリア(最強の青魔法エッグチョップを発動)
動機:金目当てにアバランチに入隊
90 :
ミクロス:2001/01/12(金) 00:51
後できればけいかいもマテリアも欲しいです。
91 :
セルフィ:2001/01/12(金) 01:02
γ SEED 〜ヽ \ 名前:Selphie=Tilmitt
/ ヽ \ 立場:神羅
ノ λi_λ_(_ノ!_ノ__火 \ 職業:社長秘書若しくは摂政
ノ i'ta:、 イtヲフ' | \ 武器:ヌンチャク
// | .フ ″ | |γ マテリア:アレクサンダー
< ノ ゝヾ___ |i.レ' 性格:冷酷、キれるとろれつが
ヾ ノ i ヾ!ヽ _ |i.| ノ まわらなくなり最終的には関西弁
`'-、ノ `- ┐ ノノ/ 行動:神羅の再興
'-ノ,_/. | ヽ ノ/ 動機:兄リーブに対する対抗意識
ごめん、遅くなったけど付け足す。
行動考える時に具体的に何をするか書いて欲しい。
例えばこんな感じに。
「とりあえず自分が囮になってクラウド達を先に行かせる。
ただ敵の人数が多いので無茶は禁物。ピンチになったら逃げる。
とりあえず剣で応戦して、敵が固まったらファイアで一気に倒す。
クラウド達が戻ってきたら一緒に逃げる。」
という感じで。あと、立場的に実現不可能な行動はとっても無駄。
(一般市民なのに神羅ビルの屋上に行くとか)
今の所はそういうのはないけど。
ていうか俺がちゃんと説明しなかったから悪いんだけど(^^;)。
あと、動機はちゃんと書いて欲しい。
簡単な例を出すと、2人の人間が同じ敵を殺すという行動をとった場合、
「ただ殺したいから」というのと、「奴に女房を殺された。これは復讐だ!」
では、俺は後者を優先します。
あと、もう職業は自由にするよ。ソルジャーでも課長でも何でもOK。
今までの登録した人も訂正してくれてもいいよ。
>ミクロス
設定はそれで良いと思う。
ただ、何でプレジデントの暗殺を目論んでいるのか詳しく書いて欲しい。
また、
>後できればけいかいもマテリアも欲しいです
とあるけど、
これは警戒のマテリアを使いたいと言う事?
>アリス
エッグチョップ・・・(^^;)。
まぁ、リミット技みたいな感じで考えて、それは使用可能にするよ。
今回はプロローグみたいなだからいいけど次回からはちゃんと行動も書いてね。
>セルフィ
社長秘書・・・いいや、もう(笑)。
マテリアが強力なのは社長秘書のポストから考えて良し。
ただ、リーヴが兄という設定は勘弁してくれ(^^;)。
対抗意識があるのは良いけど。同郷とかならいいけど。
93 :
名無しさん@LV2001:2001/01/12(金) 13:15
>91
ハマーン様=セルフィ
94 :
ミクロス:2001/01/12(金) 13:57
けいかいのマテリアもほしいと書いたつもりだった。
警戒マテリア使いたいと言う意味です。
>動機
双子の兄が新羅にとっつかまって行方不明なので殺されたと思い、
その復讐のため。ってことで。双子の兄の名前や処遇はお任せします。
95 :
新規登録希望:2001/01/12(金) 15:34
名前:バルバリシア・ミストラル
(名前長いんで、通称『シア』)
年齢:19
性別:女
使用武器:鞭 防具:レザースーツ
立場:神羅、ソルジャー候補生
使用マテリア:風、回復
特徴:外見的には4の中ボスだったお姉ちゃん。
名前が同じだけの別人と思っていただきたい。
オリジナルの「風」マテリアはエアロ系を修得可。
認められないなら「稲妻」に差し替えて下さい。
動機:神羅ソルジャーとして出世したい。
いずれは自分の飛空挺を手に入れたいと思っている。
(先は遠い…)
行動:基本は鞭で、手強い相手には魔法攻撃。
持ち場について(仲間がいるなら彼らとともに)
テロリストを排除しようとする。
アバランチがテロ目標内部に入り込んだらそれを追う。
96 :
サウザー:2001/01/12(金) 17:45
名前:サウザー
職業:英雄
年齢:33歳
属性:無し
弱点:無し
性格:冷静沈着
LV:50
HP:3572
MP:468
武器:正宗
防具:金の腕輪
アクセサリー:タフネスリング
愛用マテリア:大地+全体化、冷気+全体化、炎+全体化、雷+全体化、蘇生、回復+全体化
必殺技:???
立場:かつては神羅のソルジャー部隊の一員として英雄とまで言われた男だが、神羅の汚いやり方に嫌気がさしソルジャー部隊から退く。
行動:ソルジャー部隊を引退した時に貰った退職金が底を付いた為、生活費を稼ぐためにアバランチに入る。
97 :
サウザー:2001/01/12(金) 17:55
とりあえず、私は神羅本社に乗り込む。
ソルジャー2ndぐらいなら例え1000人以上でかかってきても私の相手じゃない。
さすがにソルジャー1stの連中が大勢で責めてくると少し苦戦しそうだがな。
報酬は10万ドルでいいだろう。
ドルじゃない・・・ギルだ。
99 :
名無しさん@LV2001:2001/01/12(金) 18:02
結局、このスレは何がしたいんだ?(藁
100 :
:2001/01/12(金) 18:56
ひまつぶしです。
101 :
87(コテハン考え中):2001/01/12(金) 19:54
ごめん(死)。<99
とりあえず初回という事でキャラ登録はここで締め切る。
ていうか不評だったら初回で終わりだけどね。
これから執筆に入るよ。
結果は明日か明後日に書き込む予定。
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/12(金) 19:57
103 :
泣きながらシャワー:2001/01/12(金) 20:16
www.thegia.com/psx2/ff10/ff10media2.html
FF10の情報
104 :
名無しさん@LV2001:2001/01/13(土) 14:40
age
何とか書き上げたから書き込むよ。
っていうか、かなり書くの手間取ったよ、本当に。
ただ、参加者はFF7した事がある人ばかり(だと思う)からヘタに伏線とか貼る必要が無いのが唯一の救いです。
ま、とりあえず続けるとしたらこんな感じになると思う。
ちなみに、俺はインターナショナル版やった事ないからティファとクラウドの再開のシーンとが全然分からないからああなった(死)。
これからもうる覚えで書いていく場面もあるから勘弁して下さい。
ていうかしつこいようだけど不評だったらもうやらない。俺自身は皆が飽きるまでやってもいいけど。
ただこの調子で行くと、ディスク3枚目まで行くのに1年以上かかりそうな気がする(死)。
FF7オンライン・プロローグ
『アバランチ』
神羅カンパニー。
軍事産業に始まり、今では生活に不可欠なエネルギー、魔晄”を提供する企業体へと成長した巨大カンパニー。
だがその実態は魔晄”による莫大な利益を背景に、国家の枠を超えた軍事力を誇る暴帝の如き権威機構だ。
そんな大企業に立ち向かうテロリスト集団(?)があった。
反神羅組織『アバランチ』である。
1、セブンスヘブン
魔晄都市ミッドガル。
その七番街スラムのセブンスヘブンにアバランチのアジトはあった。
「メンバーを募集した〜!?何で俺に相談も無しにそんな勝手な事したんだ!!」
アバランチのリーダー、バレット・ウォーレスは怒鳴り声を上げた。
「・・・ごめん」
バレットの言葉に、ティファ・ロックハートは申し訳なさそうに謝った。
「謝って済む問題か!ティファ、自分が何したか分かってんのか!?ヘタすりゃ神羅の奴等に俺達のアジトがばれちまうんだぞ!」
「だから謝ってるじゃない!!」
「2人共もう止めろって。これじゃあ何時まで経っても平行線だぜ。」
二人のやり取りを見ていたビックスはすかさずバレットを止めに入る。
「ティファばかりを責めないでバレット。メンバー募集をネットで流したのは私のせいだから・・・」
そんなやり取りを見て、同じくメンバーの一人であるジェシーはバツの悪そうな表情をしながら言葉を発した。
「それに募集したと言っても」
「2ちゃんねるだぁ!?それならそうと早く言えよ!!全く怒鳴り損だぜ全くよぉ・・・」
ティファの言葉を聞き、バレットは安堵の溜め息を吐く。
ティファとジェシーは、二番街に出た時たまたま寄った喫茶店がネットカフェになっていたのである。
ジェシーがネットをやっている最中にティファがふと、この事を思いついたのである。
そしてジェシーは2ちゃんねるに駄目元でメンバー募集の書き込みをしたのであった。
だが、書き込んだ後に「・・・うかつっ」と後悔したのである。
それから先は、冒頭で述べた通りだ。
「我ながら少しうかつだったわ」
ジェシーは苦笑しながら言った。
ネットの2ちゃんねる。簡単に言えば、一般社会で言うスラム街みたいなものだ。
神羅のネットワーク部門も毎日ネットのチェックはしているだろうが、2ちゃんねるは通常のサイトではない。
毎日毎日チェックできる量ではない。それに、2ちゃんねるに書き込まれるのは大概アンチ神羅カンパニーの愚痴や暴言、それに大袈裟なデマなどだ。時折反神羅を掲げる書き込みがあったが、「ハァ?」「逝って良し」など馬鹿にされるのがオチで誰も相手にしていない。
「んで、何て書き込んだんだ?」
「ええっと・・・『神羅に立ち向かいたい者は午後六時に黄色いハンカチを腰に巻きつけて八番街のハチ公の銅像の前に来て下さい。報酬有り』」
「ハァ?何だそりゃ。そんなの誰も来る訳ねえじゃねえか」
それを聞いたバレットは大笑いし始めた。ま、確かにそうだろう。
「もう、笑わないでよ。これでも真面目に考えたんだから」
と、今度はティファが頬をぷうっと膨らませた。
「でもよ、万が一って事もあるから一応ウェッジに見に行って貰ったわ」
「ああ、さっきから見かけないと思ったらそういう訳か」
「・・・でも本当にもう少しメンバーがいればなあ楽なんだけどな」
とビックス。
「それは言わねえ約束だぜ」
とバレットが言う。もうすっかり機嫌が直ったようだ。
だがそんなバレットも内心ではビックスと同じ気持ちなのだろう。
それはティファやジェシーも同じであろう。だからこそ、メンバー募集を
確かに、アバランチのメンバーはティファを含め、5人しかいない。
一昔前、ミッドガルではテロ活動は頻繁に起こっていた。
だがそのいずれもが神羅の最強の兵士、『ソルジャー』によってことごとく潰されていった。
捕まったテロリスト達の末路は様々である。だがそれについては敢えて語らないでおこう。
そうした事が繰り返される度に、誰もが神羅の力を恐れ、次第にテロ活動も起こらなくなっていった。
それどころか、一般市民の生活を脅かすテロリスト達を一掃した神羅は一躍英雄扱いだ。
そういう情景の中、現在テロ活動をしているのはこのアバランチぐらいな物である。
「でもそれにしちゃあウェッジの奴、遅くないか?」
「そろそろ帰って来るんじゃない?」
と会話していると・・・
「こんばんわぁ〜!」
と場違いな挨拶が入り口から聞こえてくる。
バレット達が振り返るとそこには20代と思われる女性と少し渋めの男が立っていた。
2人共、腰に黄色いハンカチをつけている。
『・・・・・・』
店内にいたアバランチのメンバーは沈黙を保っている。
そんな沈黙を破ったのは・・・
「只今っす!いやぁティファさん、この二人がアバランチに参加してくれるそうっす」
満面な笑顔で店内に入ってきたのはメンバー最後の一人、ウェッジであった。
「・・・馬鹿野朗!!見ず知らずの人間をアジトに連れて来る馬鹿が何処にいる!!」
「ここにいるぜ、一人」
再び怒鳴り声を上げるバレット、そしてウェッジを指差しながら冷静な突っ込みを返すビックス。
「まぁまぁ落ち着いて。・・・にしても本当に来るとは思ってもみなかったわ」
とジェシーは苦笑した。
「それよりも、貴方達本当にアバランチに入ってくれるの?」
ティファはウェッジが連れて来た2人に尋ねる。
「だって報酬くれるんでしょ?」
と女性の方が答える。
「・・・ま、まあ・・・多少ならあげるけど・・・」
「だったらいいじゃん。最近お金に困ってたから超大助かりよ!あ、私はアリス・ブラウニー。ヨロシクね。」
と、気安くティファに握手するアリス。
「よ、宜しく・・・」
アリスの雰囲気に圧倒されるティファ。
「それで貴方は?」
ジェシーはもう一人の男に問い掛ける。
「私の名はサウザー。元ソルジャーだ」
『!?』
サウザーの言葉に騒然とする一同。
「ソ、ソルジャーってあの?」
「す、凄いっす」
「へん、元神羅の人間かよ」
それを聞いた皆の反応は様々だ。
だがティファの反応は少しばかり違った。
「・・・ねえ、貴方、クラスはいくつ?」
ティファはサウザーに問い掛ける。
「クラス?階級なら1stだったがそれがどうした?」
「貴方の知ってるソルジャーの中にクラウド・ストライフって人いなかった?」
「クラウド?・・・悪いが聞いた事ないな」
「そう・・・」
サウザーの言葉にティファは残念そうに呟く。
「知り合い?あ、ひょっとして片思いの彼?」
「ち、違うわよ。ただ知り合いだっただけ」
ジェシーのからかいを慌てて否定するティファ。
(知り合い・・・か・・・)
自分の言葉に苦笑するティファ。
「で、元ソルジャーさんが何だって俺達アバランチに手を貸そうとするんだ?」
皮肉っぽく言い放つバレット。
「勘違いするな。貴様等の手を貸す訳じゃない。私は神羅のやり方が気に食わないだけだ」
「じゃあ何だってここに来たんすか?」
とウェッジ。
「・・・退職金が底をついてな。生活金が欲しかったんだ」
『・・・・・・』
サウザーの答えに再び沈黙する一同。
「・・・だあああああああああああああああっ!!!どいつもこいつも金か!?金が全てか!?お前等本気で星の命を救おうって気持ちあるのかよ!?」
また怒り出すバレット。
「・・・報酬は10万ギルで考えてやってもいいぞ?」
バレットの怒声を無視するかの如く、サウザーは話を続ける。
「じゅ・・・十万も払えるかああああああああああああああああああああああ!!(;´Д`)」
サウザーの無茶苦茶な要求に遂にブチ切れるバレット。
「バレット!落ち着いてったらぁ!!」
ティファ達は慌ててバレットを止めに入る。
もう店内は大騒ぎだ。
と奥から可愛らしいパジャマを着た女の子が目をこすりながら眠たそうに出てくる。
「・・・父ちゃん、うるさい」
「・・・すまねえマリン」
もう夜中の10時半である。良い子は寝る時間だ。
愛娘に文句を言われたバレットは素直にマリンに謝った。
他のメンバーも同様であった。
2、神羅ビル
「社長、そろそろ会食のお時間です」
「分かった」
神羅カンパニーの本社、神羅ビル。
その最上階、社長室で神羅カンパニー社長、プレジデント神羅は秘書のセルフィ・ティミットの言葉に席を立った。
「今日は誰との会食だったかな?」
「アナハイム社のマクベイン副社長様です」
「ああ、あのバーコード頭の髭親父か」
セルフィの言葉に、プレジデントはバーコード頭を思い出しながら笑った。
(人の事を言えるような人間か?貴様は)
そんなプレジデントを見て、セルフィはプレジデントに対し嫌悪感を抱いた。
彼女の仕事振りはプレシデントですら認める程だ。それ故、専属の秘書として側に置いている。
だがセルフィには野望があった。
腐った神羅を再興する、という大きな野望が。
神羅に入る前、セルフィは夢と希望にあふれるいかにも世間知らずという感じの女性だった。
だが入社して、現実はそう甘い物ではないといおう事を理解するまでにさほど時間はかからなかった。
特に『ガハハ』こと治安維持部門統括のハイデッカーと『キャハハ』こと兵器開発部門統括のスカーレットは見ているだけに吐き気がした。
宇宙開発部門統括のパルマーや科学部門統括の宝条に至っては論外である。
そういう現実に流されながら、何時の間にかセルフィ自身、野心を抱く人間の一人になってしまっていた。
(今に見ておれ・・・この腐りきった神羅を私が立て直してくれよう・・・)
と、セルフィが思いふけっていると、
「どうかしたのかね?セルフィ君」
「!?・・・い、いえ、何でもないです」
我に返ったセルフィは慌てて返事をする。
あくまでも、人前では忠実な才女を演じなければならない。
と、向こうから一人の男性が歩いてくる。
(!?・・・リーブ!)
それは都市開発部門統括であるリーブであった。
神羅カンパニーの重役の中でただ一人、人格がまともであるがそれ故に、他の四人に比べてどうも迫力に欠ける悲しい男でもある。
セルフィは彼と同じ出身地であり、同期でもあるリーブに激しいライバル意識を持っていた。
一方、リーブの方はと言うと、彼女の事など全然意識していない。精々、同期であったという認識だけだ。
「おやリーブ君、やつれた顔をしているがどうかしたのかね?」
「社長・・・ちょっと問題が起こった物で。今夜は残業になりそうです」
と、リーブは苦笑しながら言った。
「そうか頑張ってくれたまえ」
と、リーブが2人をすれ違う寸前、
「・・・うわっとっ」
リーブは突如バランスを崩して倒れこんだ。
セルフィがさりげなく、自分の足でリーブ足を引っ掛けたのだ。
「まぁ危ない。残業だからと言って無理しないで下さいね」
と、セルフィは笑顔でリーブにそう言った。
(じ、自分でやっておきながら・・・)
リーブは口に出しかけたが、直ぐに立って社長に頭を下げてその場を立ち去って行った。
「彼は無理し過ぎなんだよ。近いうちに休暇でも取らせてやろう」
セルフィの思惑など知らず、プレジデントはのん気にそう言ったのだった。
「あ〜疲れた・・・」
神羅兵宿舎。
バルバリシア・ミストラルは今日の仕事を終え、ベットの上でぐったりとしていた
彼女は名前が長すぎる事から周りからシアと呼ばれていた(ここから彼女の事はシアと呼ばせて頂く)。
彼女は女性では例を見ない程スピード出世していた。今ではソルジャー候補生にまで上り詰めた。
彼女を含め、女性のソルジャー候補生は極少数だ。
そんな彼女を妬み、嫌がらせをする輩もいたが、そんな事で動じる程彼女は愚かではなかった。
「そろそろ寝よう・・・」
と、シアが寝ようとしたその時、部屋の隅にあるモニターから呼び出し音が鳴り響いた。
「何よも〜こんな時間に・・・」
眠たそうな顔で
「ふぁい・・・シアですけどぉ・・・」
『何を寝ぼけてるシア。呼び出しが入ったら直ぐに出ろ』
シアの睡眠タイムを邪魔してくれたのは、シアの属する班の班長であるアグリアス・オークスだ。
士官学校の教官並に厳しいアグリアスは、シアが最も苦手とする人間の内の一人だ。
ちなみに女性のソルジャー候補生じは人数が少ない為、一つの班として行動していた。
とはいっても、あくまでもソルジャーになれる可能性のある人間というだけで、実際やっている事は他の神羅兵と何ら変わりはしない。
「すいません・・・」
しかし、ここで言い争っても何も得する事はない。シアは直ぐに返事を返した。
「で、何か用ですか?」
『何か用ですかじゃない!!たった今、本社ビルにテロリストが進入した』
「え!?マジですか?」
『ああ。しかもソルジャーらしい』
「!?」
アグリアスの言葉に、シアは絶句した。
3、襲撃
ミクロス・オーブは0番街にある時計塔から神羅ビルを眺めていた。
(兄さん・・・)
彼は懐から銀で出来たロケットを取り出し、蓋を開けた。
そこに映っていたのはまだあどけなさの残った2人の少年であった。
一人は幼き頃のミクロス、もう一人は彼の兄である。
彼は幼い頃に両親を亡くし、兄と二人で施設で育った。
そんな時、彼の兄はふとした事から反神羅デモに参加してしまい、そのまま神羅に連れて行かれてしまった。
以来兄は二度と戻って来ず、ミクロスは神羅に対し深い憎悪を抱く事となった。
自業自得だと言えばそれまでだが、それほど彼等兄弟の絆は深い物であったのだ。
ましてや早くに両親を亡くしたミクロスにとっては唯一の肉親である兄を奪われた事は神羅に憎しみを抱く事となっても仕方のない事だったのかもしれない。
そして神羅の元締めであるプレジデント神羅をこの手で殺す為、彼は闇の世界へと身を沈め、暗殺者(アサシン)となったのである。
と、その時正面玄関で何か異変が起きた事に気付いた。
「・・・あれは!?」
「ファイア!!」
サウザーの唱えた魔法が警備兵の身体を炎で身を焦がす。
「くっ・・・増援はまだか!?」
警備兵の一人が叫ぶ。
「そ、それが現在大半の者がストライキを起こしてまして・・・」
「何がストライキだ!!そんな馬鹿共は全員クビにしろ!!」
怒声を上げる警備隊長に、サウザーは容赦なく魔法を放つ。
「サンダー!!」
魔法をまともに食らった警備隊長はその場に崩れた。
「話にならんな・・・」
サウザーは警備隊長に捨て台詞を吐く。
あの後、何を考えたかサウザーは本社ビルに乗り込む事を提案した。
要は敵は全て叩き潰せばいい、それが彼の言い分であった。
無論他のメンバーは猛反対した。そんな事しても失敗するのが目に見えてるし、第一只でさえ動きにくい状況になっているのにこれ以上勝手な事をして状況を悪化させたくないのだ。
が、サウザーは自分なら出来ると確信していた。
それで彼はバレット達に黙って一人で殴り込みをかけたのである
と、その時シア達ソルジャー候補生が現場に駆けつけた。
「奴と正面からぶつかるな!左右に展開して一気にケリをつける!!」
班長のアグリアスの掛け声と同時にシア達は左右に散らばる。
サウザーは彼女達の制服に見覚えがあった。
ソルジャー候補生・・・かつて彼も通った事のある道だ。忘れる筈がない。
「候補生共が・・・貴様等見習いの力など、私には通用せん!!」
サウザーは愛刀の虎鉄を握り締め、候補生の一人に一閃する。
そのあまりの速さにその候補生はついていけず、その一撃をまともに受けてしまった。
「ぎゃっ」
アグリアスは斬られた候補生に駆け寄り、斬られた個所を見る。
かなり深い傷だが、幸い致命傷には至っていない。
「早くケアルを掛けてあげて!」
「こんのおぉぉっ!!」
別の候補生がロングソードでサウザーに斬りかかる。
だが仲間を斬られ、逆上した為か彼女は真正面から
サウザーは魔法を放った。
「ブリザド!!」
サウザーの放った冷気の魔法によって、その候補生の足が凍り付いてしまう。
「しまった!」
足が動かなくなり焦り出す。
「女とて容赦はせんぞっ!」
そんな彼女を、サウザーは容赦なく斬り裂く。
だがそこに一瞬の隙が出来た。
シアはそれを見逃さずすかさずサウザー目掛けて魔法を叩き込む。
「エアロ!!」
シアの唱えた疾風の刃がサウザーの身体を切り刻む。
「くっ・・・油断したか」
動けない程ではないが、それでも多少は動きが鈍くなってしまう。
そこも見逃さず、シアはサウザーの虎鉄にチェインウィップを絡ませた。
「大人しくしなさい!もう逃げられないわよ!!」
シアが叫んだ。だが次の瞬間、
「超必殺!!エッグチョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ップ!!」
ぽよよんっ。
「な・・・」
情けない効果音とともに、何処からともなく現れた巨大な手にチョップをかまされ、シアはその場に倒れ込んだ。
サウザーはすぐさま虎鉄チェインウィップを外す。
「サウザーさん!助けに来ました」
その声の主は先程エッグチョップでシアをノックアウトした人物・・・アリスであった。
「助けるって・・・お前一人でか!?」
「他の皆さんは向こうで脱出路を確保してます」
「ちっ、敵の増援か」
アグリアスは舌打ちする。
と、アリスの後ろから別の候補生が電磁ロッドでアリスに仕掛けようとしている。
「え〜い!!」
アリスは振り向き様に、フライパンで思いっきりその候補生の顔面をぶん殴った。
「ぶべっ」
彼女は鼻血を流し、その場に倒れた。女性は顔が命なのに・・・。
「さあ早く逃げましょう」
傷ついたサウザーに直ぐざまポーションを投げ渡す。
「・・・まだだ、まだ私は戦える!!」
「でもこのままじゃどんどん敵の応援が来ちゃいますよ!!いくら元ソルジャーだからってそんな大人数と戦うなんて無茶です!!」
「くっ・・・」
確かにアリスの言う事は正論だ。それに、今の傷だらけの自分にアリスの言葉を否定できる筈もない。
「・・・こっちだ!ぼやぼやするな」
「はい!」
サウザー達はこれ以上、敵の増援が増える前に逃亡しなければならなかった。
「ま、待てっ!!」
アグリアスは追撃しようとするが突如けむり玉が投げつけられ、視界が遮られてしまう。
「くっ・・・まだ仲間がいたのか!?」
司会が回復した時、アリスとサウザーは既にその場から立ち去った後だった。
そんな状況を遠目で眺めるミクロス。けむり玉を投げつけたのも彼である。
「・・・・・・」
何故あの2人を助けたのかは分からない。
だがこれ以上、神羅の人間に好き勝手やらせたくなかった。それは事実だ。
彼は神羅ビルの最上階を眺めた。
「あんたは俺の手で殺す・・・待っていろ、プレジデント神羅」
ミクロスは拳を握り締めた。
「下の階で何かあったようだな」
「ええ。ですが社長が気にするほどの事でもないでしょう」
「そうだな」
セルフィの言葉に、プレジデント神羅は再びパターを手に取った。
「バレットさん達カンカンでしたよ」
「そうか・・・」
逃亡の最中、アリスの言葉にサウザーは自分の冒した無謀な行動を恥じた。
だがそれ以上に屈辱を感じていた。
(元ソルジャーの俺とした事が・・・しかも候補生如きに・・・何たる屈辱だ)
4、再会
サウザーの本社ビル襲撃から数日後、ティファは溜め息を吐きながら駅の近くを散歩していた。
サウザーとアリスが帰ってきてからはもう大変だった。
バレットのキレっぷりは思い出すだけで胸焼けを起こしそうになるくらいだ。
(はぁ・・・私がメンバー募集なんかするからいけなかったのかな?)
と、彼女はステーションの近くに人が倒れているのを発見した。
「・・・クラウド?」
まさかそんな。彼女はそんな思いを抱きつつ、その男性に近づいて行った・・・
「全く、何を考えてんだこのソルジャーさんはよぉ!?」
セブンスヘブンは相変わらずバレットの怒声が響いている。
「私が招いた失態だ。謝罪しよう」
サウザーは謝罪しつつも、それでいて自分の行動に間違いはないという素振りを崩さなかった。
「謝って済む問題じゃねえだろうが!!」
「バレットもう落ち着いて!!」
ジェシーとビックスが2人がかりでバレットを止めに入る。
今回のバレットの怒りは今までに見せた中でも一、二を争う物かもしれない。
「この失態は戦いで返す。しばらくは金もいらん」
「当たり前だ!!あんな事しでかす馬鹿に給料なんかやれるか!!」
(私のお給料は・・・?)
そんなやり取りを見て、アリスは不謹慎な事を考えていた。
「もうバレット、いい加減にしなさいよ」
と入り口からティファの声がした。
「お前だって怒ってたじゃねえかティ・・・」
とバレットが振り返った時、ティファの後ろに一人の男性が立っていた。
まるでチョコボみたいなツンツン頭の金髪で、巨大な大剣を背中に背負っている。
「ティファさん、その人誰っすか?」
とウェッジが問い掛ける。
「彼はクラウド。私の幼馴染みで」
「元ソルジャーだ」
ティファの言葉を遮るように彼・・・クラウド・ストライフはそう答えた。
(また元ソルジャーかよ・・・)
クラウドの言葉に、バレットは頭を抱え込んだ。
■NPC紹介(名前だけ出た奴も含めて)■
バレット・ウォーレス(アバランチのリーダー。右腕がギミックアームの短気な親父)
ティファ・ロックハート(セブンスヘヴンの看板娘兼アバランチのメンバー。巨乳の格闘娘)
ビックス(アバランチのメンバー。突っ込み&押さえ役)
ウェッジ(アバランチのメンバー。デブ)
ジェシー(アバランチのメンバー。う・か・つ)
マリン(バレットの愛娘。クマさんパンツがお気に入り?)
クラウド・ストライフ(元ソルジャー。ティファの幼馴染みらしい)
プレジデント神羅(神羅カンパニー社長。)
ハイデッカー(神羅カンパニー治安維持部門統括。ガハハ)
スカーレット(神羅カンパニー兵器開発部門統括。キャハハ)
パルマー(神羅カンパニー宇宙開発部門統括。無能)
宝条(神羅カンパニー科学部門統括。狂気の科学者)
リーブ(神羅カンパニー都市開発部門統括。苦労人)
アグリアス・オークス(ソルジャー候補生女性班の班長。この役回りの為起用してみた(FANの人御免なさい))
■次回の行動について■
サウザーの本社ビル特攻(?)により、神羅のテロリストに対する警戒が一層強まりました。
また、アバランチのリーダーであるバレットは壱番魔晄炉爆破を計画します。
また、今回の最後に登場したクラウドもこの作戦に参加します。
ちなみにティファはマリンと一緒にお留守番です。
1、壱番魔晄炉爆破に協力する(アバランチ、無所属)
2、テロリスト共を八つ裂きにしてやる!!(神羅)
3、NPCに関わる(どれでも可)
4、その他(どれでも可)
のうち、自分がしたいと思う事に一番近い物を選択して行動を書いて下さい。
上の中に当てはまる物がなければその他を選んで下さい。
・・・ていうか、FF7の冒頭と全く同じですが、今回の行動ではあまり話に影響を及ぼせなかったのが原因です。
■PCの皆さんへ■
何とか書き上げましたが皆さんが望んでいた物と違っていたら御免なさい。
あと、俺のFF7の設定はうる覚えです(死)。
ちなみに、今回参加した人にはキャラクター番号という者を付けます。
次回以降は、名前の横にキャラクター番号をつけていただければプロフィールなどは書いて貰わなくても結構です。
それと戦闘での死亡は基本的に無しです。戦闘で死んだとしてもフェニックスの尾やレイズなどで蘇生できるものと考えて下さって結構です。
ただ、肉体が消滅した場合や突発的な事故等では死亡する場合があるのでご容赦下さい。
今回は初回で、しかも少人数だったので次回以降はこれよりも文章が短かったり変だったりする可能性が高いですのでご容赦下さい。
自分で書いた行動と違ってる人もいるけど、全く同じ様に描写するのは不可能に近いから勘弁してくれ。
動機を元に台詞を考えたりもするのでちゃんと書いてくれると嬉しいです。
話もまだ本編の冒頭なので途中参加でも大丈夫だと思います。
あと、次回はかなり遅くなると思うのでご容赦下さい。
ご容赦下さいばっかだ(死)。
(キャラクター番号/名前/職業/立場)
●01/ミクロス・オーブ/暗殺者/無所属
今の所、貴方が一番動きやすい立場にいます。
最も、無茶な行動を取ればたちまち指名手配されるので注意して下さい。
あと今回は警戒のマテリアは使う機会がありませんでしたが、効果はどんな物か書いて頂けると嬉しいです。
●02/アリス・ブラウニー/傭兵/アバランチ
何かギャグキャラになってますがああいう感じの方がやり易かったんです。御免なさい(死)。
エッグチョップの描写は敵の真上に巨大な手刀が現れるという感じにしました。
しばらくは、貴方のリミット技です(笑)。
ちなみに職業は傭兵にしましたが、訂正したいのであれば言って下さい。
●03/セルフィ・ティミット/社長秘書/神羅
リーブとの絡みはあんな感じで宜しいでしょうか?
何か勝手に過去語っちゃってますが許してください(死)。
あと、社長秘書という立場上、できる事が限られてくるので気をつけて下さい。
●04/バルバリシア・ミストラル/ソルジャー候補生/神羅
展開次第ではソルジャーになれる可能性もあります。
ちなみに行動次第ではアグリアスや班のメンバーと連携プレイをする事が出来ます。
ちなみに風のマテリアは使用可能にしました。
●05/サウザー/元ソルジャー/アバランチ
ちょっと設定が無茶し過ぎだったので、武器は日本刀、LVも皆さんと同等の物と考えて下さい。
職業も元ソルジャーです。とは言っても、クラウドとはタメを張れるのでご安心を(^^;)。
ちなみに、この世界で正宗はセフィロス専用の刀ですのでご容赦下さい。
123 :
名無しさん@LV2001:2001/01/13(土) 17:44
いいねぇ、なかなか面白いじゃん!
124 :
クラリス:2001/01/13(土) 17:58
名前:クラリス
年齢:22歳
職業:謎
レベル:10
HP:572
MP:79
性別:男
使用武器:ミスリルロッド
キャラの性格:クールで無邪気
使用マテリア:バリア+全体化、ものまね
リミット技:邪気封印
行動:神羅ビルの68階に幽閉されている。助けを待つ。神羅には良い印象を持っていない。
こんな感じでよろしく。気に入らない場合は訂正してもよろしいです。
sage
名前:カイザー
年齢:25歳
職業:タークスの一員
LV:18
HP:1200
MP:136
性別:男
特徴:チンピラのような格好をした、だらけた感じの男だけど確実に仕事をこなして行く。
愛用の武器:電磁ロッド
マテリア:無し
必殺技:ピラミッド
行動:神羅の秘密組織タークスの一員として、テロ集団アバランチを潰す為に暗躍する。
127 :
名無しさん@LV2001:2001/01/13(土) 21:15
>>87 あんたが弱気だったからあんまし期待していなかったが(スマソ)
読んでみるとかなりおもろいぞ。
びっくりした。
128 :
Selphie=Tilmitt:2001/01/13(土) 21:30
γ SEED 〜ヽ \
/ ヽ \
ノ λi_λ_(_ノ!_ノ__火 \
ノ i'ta:、 イtヲフ' | \
// | .フ ″ | |γ
< ノ ゝヾ___ |i.レ'
ヾ ノ i ヾ!ヽ _ |i.| ノ なかなかおもしろいな
`'-、ノ `- ┐ ノノ/ 次のわたしの行動は3だな
'-ノ,_/. | ヽ ノ/ 期待している
129 :
神龍:2001/01/13(土) 22:26
名前→神龍
LV→117
HP→55550
MP→99999
技→全ての技・魔法
職業→神龍
行動→星の危機に現れ、全てを無にするといわれる伝説の龍。長き眠りに尽いているが、、、
130 :
87=GM@LV2:2001/01/13(土) 23:58
この書き込み以降、このコテハンで頑張る事にします。
評判もそこそこ良さそうなのでとりあえず続行確定・・・?(微妙)
でもまだ参加者が少ないからあと2,3日程待ってみるよ。
>129
いくら何でも設定無茶し過ぎ(w
でも別にいいよ、何とかしてみせる・・・多分(死)。
131 :
名無しさん@LV2001:2001/01/14(日) 03:16
age
132 :
名無しさん@LV2001:2001/01/14(日) 03:31
名前:セリア=ルーディン
年齢:24
職業:黒魔道士
LV:28
HP:790
MP:790
性別:女
生まれつきものすごく高い魔力をもつ。が、そのことによって神羅に狙われ、
ずっと身を隠しながら生きてきた。ちなみに両親は神羅によって殺されている。
ものすごい美人。
こんなのどうでしょう??
133 :
:2001/01/14(日) 03:37
名前:ギコ BIRTH (FF7で何回も出てくる中ボスみたいなやつにあたるもの)
LV:???
HP:4444
MP:999
技:モナーバー開店(亜空間にその場にいるものを誘い出し、モナー店長がいるバー「オマエモナー」にて高い酒を呑ませて全員の持っているお金をぼったくり所持金を0にする。睡眠や混乱のステータス異常がランダムで追加。)
ギコの左手(クリティカルヒット時には確実に死。)
コピぺ3(待機技。発動中に受けた相手の攻撃をコピーし、3回連続ペーストしてやりかえす。)
しなやかなしっぽ(全体攻撃。同時にしっぽ回してうれしくなってHPも少量回復。)
名前:リリィ=カルテッシア
LV:12
HP:626
MP:78
性別:女
魔法:ケアル、ケアルラ(やっと覚えた!)、ポイゾナほか(ほかって言うほどないけど)
135 :
名無しさん@LV2001:2001/01/14(日) 03:55
リリィ、
ふっかぁぁぁぁぁぁぁつぅっっっ!!!!!!!
死〜〜ん・・・
137 :
:2001/01/14(日) 04:22
名前:モナー (クリア後のおまけキャラ)
LV:???
HP:∞(消滅することはある。だが消滅してもくだらない煽りがでるかぎり、つまりオマエモナーと言う機会がこの世にある限りいつでも現れることができる。モナー自身はドキュソが消滅して自分が永遠に現れないことを望んでいるすばらしいやつ。)
MP:∞
技:ギコの右手(クリティカルヒット時には全員確実に死。リレイズなどは有効。)
モナーバースペシャル(ギコが常連客のバー「オマエモナー」のスペシャルドリンク。すべてのステータス異常を全員に与える。)
シェイク(モナー店長兼マスターのスーパーシェイクドリンク。相手の敵2体を中に入れてシェイクする。そして一気にのみほし、相手の特技を手にいれる。シェイクされた人は二度と復活できない。)
仲間復活(HP全快で自分の仲間をすべて復活させる。)
リミットコピぺ(開いてのリミット技をコピーしてかえす。)
自作自演(一定時間相手も操作し、自分のいいようにその場をのりきる。)
大いなるひろゆき(モナーの遊び場を提供する主を召喚する。なにがおきるかはその時のひろゆきの気分次第。)
オマエモナー(自分のクローンを作って魔法オマエモナーを唱えさせ、敵一人と相打ちにさせる。)
オマエガナー(相手の技をそのままかえす。100%命中。)
ブラクラ(相手の動きを封じる。ブラクラチェッカーを入手してないと全滅。)
dj(すべてを無に返す。戦闘開始直後に逆戻り。)
モナー板しだい(モナーのリミット技。モナー板でネタスレをつくり(そのスレはリンクをここに貼ること)、第一レスが反抗的でなかったら戦闘終了。真のエンディングへ。)
138 :
名無しさん@LV2001:2001/01/14(日) 05:36
けっこう続いてるなぁ。ココ。
しかもなかなかおもしろい。
age
87=GM@LV2さん、おもろいよコレ〜。
文も読ませてくれていいカンジです。
というわけで参戦しまーす。
名前:シェスタ
性別:女
年齢:24歳
職業:傭兵
立場:無所属
LV:そこそこ
HP:高め
MP:あんまり
武器:銃(色はシルバー&2丁拳銃希望)
防具:そこそこ露出のある格好
技等:魔法(マテリア)はあまり使わない。
シティーハンターばりの早撃ちと正確な射撃。ウデに自信アリ。
性格:荒っぽく酒好きな健康美人。お金を貯めたいのでよく依頼主から
ぼったくるが、自分を認めてくれる人からはあまり取らない義侠派。
ミクロスさんと同じ施設で育ち、彼が兄の敵を討とうと施設を出ていった
直後に運良く引き取り手が見つかって施設を出た。その里親が銃の名手。
お金は、施設の子供たちの足しにしたいので貯めている。
行動:ミクロスを見かけ、まさかとは思いつつもあとを追う。
ああ、勝手に既出プレイヤーとの関係をうち立ててしまった。
まあこのくらいなら差し支えないかなぁと思ったんですがどうですか?
あと、両手拳銃はゼヒとも許可していただきたく。
いろいろ書いちゃいましたが、不都合な点は修正していただいて構いませんので。
あ、スイマセン。
これ
>>139はミクロスさんにも許可をいただいたかないとダメですね。
というわけでミクロスさん、どうですか?
141 :
名無しさん@LV2001:2001/01/14(日) 14:12
名前:シコール
性別:男
年齢:38歳
職業:ベジタリアン
立場:神羅農地開発部門統括
LV:8
HP:810
MP:592
マテリア:大地+属性、カウンター
武器:クワ
防具:シルクハット
リミット技:耕しアタック
性格:農地を作るためなら人の命をも犠牲にする狂気の男。
行動:アバランチの面々を農地の肥料にするため独自の行動を開始する。
みんなもどんどん参加しようぜ!!!
144 :
名無しさん@LV2001:2001/01/14(日) 15:29
名前:カーロス
性別:男
年齢:22歳
職業:ハッカー
性格;力は非力だが頭が非常に良く切れる
行動:ハッカーとして神羅の極秘情報を盗み出すが、神羅のネットワーク管理者に
バレてしまい、現在追われる身となっている
LV:4
HP:193
MP:32
愛用マテリア:あやつる
武器:マイナスドライバー
防具:ミスリルの腕輪
必殺技:コンピュータウィルス(機械系の敵に効く)
ちょっと他の奴とは違うタイプのキャラにしました。
145 :
:2001/01/14(日) 16:20
イベントに関わる主人公で無いキャラがもっと必要か。
主人公たちはあまり参加するとおおすぎになる。(途中で死んでしまうキャラがでてくる。)
146 :
名無しさん@LV2001:2001/01/14(日) 16:37
147 :
名無しさん@LV2001:2001/01/14(日) 17:53
かなり参加者が増えましたね。発案者としても嬉しいっス。
ただ、ほとんどの人に言える事なんですが、最低限どういう行動を取るかだけでも書いて貰わないと描写の使用がないです。
基本的に、次のイベントに対してプレイヤーがどう動くかを俺がそれの成功か失敗か判断、それを描写するという感じなので、設定だけ書かれてもちょっと困ります。
プロローグの場合は、参加者が5人しかいなかった為、ある程度は俺の想像などで補う事が出来ましたが、今回から参加者が増えるでしょうからそれも出来なくなりそうっぽいです。
今回参加してくださった5人のうち、サウザーとシアは行動を書いてくれていた為、戦闘シーンも描く事が出来ました。
ミクロスやアリスは具体的な行動がなかった為、あのような描写になってしまいました。
セルフィは・・・完全に俺の妄想入ってます(藁
これまで登録してくださった方々の設定はほとんど手直し無しでいけると思いますが、何をしたいか、またそれの為に何をするのかをちゃんと描いていただければ助かります。
148 :
名無しさん@LV2001:2001/01/14(日) 17:53
>神竜、ギコ BIRTH、モナー
色々と考えましたが、今の段階ではどう考えても描写不可能という結論に達しました。
これらはイベント中で出せればNPCか敵キャラとして扱っても宜しいですか?
>クラリス
68回に幽閉されてる・・・この設定でも構いませんが、その場合独房から脱出するまで何も出来ませんが宜しいですか?
もちろん、描写はできる限りしますけど。
>カイザー
設定は大体それでOKです。
行動ももう少し詳しく書いて頂けたら助かりますが、何とかやってみます。
>セルフィ
・・・つまり全て俺に任せると?(笑)
>セリア、リリィ
OKです。でも具体的に何をしたいか書いて頂けると助かります。
>シェスタ
OKです。ミクロスとの絡みも本人が承認すれば可能です。
ただ、ミクロス本人が参加していなければ意味ないですけど(^^;)。
>シコール
個人的に、こういうキャラの参加を待ってました(笑)。
>カーロス
いい感じなキャラですね。ただ、追われる身な今、何をするのか具体的な行動を書いて頂けると嬉しいです。
>>145 ん〜と・・・別にプレイヤーキャラが多くなるのは構わないです(あまりに多すぎると描写が大変だけど)。
例えばアバランチのメンバーが増えるとそれだけアバランチの行動の幅が増え、逆ならば動きづらくなる、といった感じです。
基本的にNPCもPCもFF7オンラインの世界に生きる人間の一人として描写しています(例外もあるけど)。
基本的に、あまりに無茶な行動を取る以外は死亡する事はないと思って下さっても構いません。
逆に言えば、行動次第で本編では死んだキャラを守りきる事も出来ます。
>146
俺もそう思う(笑)。
>プロローグに参加した方々
行動を書かなければ次回は不参加扱いになりますのでご注意下さい。
149 :
GM@LV2:2001/01/14(日) 17:56
147と148は俺です(死)。
あと、締め切りは今週末までにします。
分からない事があったら質問してくださっても構わないです。
150 :
ミクロス:2001/01/14(日) 19:53
>GMさん
どうもお疲れ様、正直ここまで頑張ってくれるとは思ってなかったです(笑)
なるべく具体的な描写を心がけましょう。
>シェスタさん
その設定でOKです。
>次回の行動
とりあえずアバランチの壱番魔晄炉爆破の計画を盗み聞きし、それに
ついて行く事にしてみる。アバランチに興味を持ちつつも自分の姿をさらさせたく
ないというのが今の彼のスタンスです。
ただアバランチ側がピンチに陥った場合は助けに行ってしまうかもしれません。
あと警戒のマテリアの効果は自分に対して敵意を感じると知らせてくれる、
見たいな能力がいいのですがだいじょうぶですかね?
151 :
GM@LV2:2001/01/14(日) 20:58
>ミクロス
こちらこそ。次回は脱字などをなくすよう努力します。
警戒のマテリアはそれでOKです。
FFXってキャラボイスがあるらしいけど声優って誰か知ってる人
います?
153 :
セリア:2001/01/15(月) 00:09
がんばってください!期待してます。
>>148 具体的に・・・考えて見ました。
両親が殺されたことについて、特に神羅をうらんだりはしていません。
ただ、祖母に世の中から隠して育てられた為に、
表へ出る事を極端にきらいます。
でも、世界のことも考えていて・・・
って、こんな感じでどうでしょう??
あ、ダメならぜんぜんちがっててもいいです。
よろしくお願いします。
154 :
シェスタ:2001/01/15(月) 01:23
>ミクロスさん
ありがとう!
>GM@LV2
許可も取れたということで、よろしくお願いします。
ついでに行動も少し具体的にしておきます。
儲け話を探して世界中を旅していた彼女ですが、ミッドガルでかつての施設仲間?、
ミクロスを見かけます。シェスタは彼が施設を出てからどうしていたか知らないので、
懐かしさのあまり彼を追います。義侠心が強いので、ミクロスがアバランチ側に
つくなら助けてしまうかも。でも、基本的に金で動くので、神羅側からオイシイ話が
舞い込めばわかりません。最終的な判断基準は、自分が必要とされているか否かですが…。
口癖は「(お代は)高いわよ?」でひとつ。
155 :
GM@LV2 :2001/01/15(月) 01:33
>セリア
いや、その設定はそれでいいんですが、俺が言いたかったのは今回の行動についてなんですが・・・(^^;)。
行動を書いてないとただいるだけのキャラになっちゃうのでご注意下さい。
>シェスタ
はい、分かりました。
156 :
セリア:2001/01/15(月) 01:44
すみません・・・。
では、セルフィが自分の野望の為に、
セリアを仲間にしようとするのは?
しかも、表に出なくてよいと言われて、
セリアも乗り気に。とにかく魔力がすごいので、
セルフィも利用するというよりは
仲間にしたい?!みたいなかんじで・・・・
どうでしょう?
157 :
Selphie=Tilmitt:2001/01/15(月) 01:55
γ SEED 〜ヽ \
/ ヽ \
ノ λi_λ_(_ノ!_ノ__火 \
ノ i'ta:、 イtヲフ' | \
// | .フ ″ | |γ
< ノ ゝヾ___ |i.レ' わたしもそれでよい
ヾ ノ i ヾ!ヽ _ |i.| ノ またわたしがアレクサンダーを選んだのには
`'-、ノ `- ┐ ノノ/ ちゃんと意味があることも忘れないでもらおう
'-ノ,_/. | ヽ ノ/
158 :
セリア:2001/01/15(月) 02:15
>>157 ありがとうございます。
すみません。許可もらってないのに、
勝手に話しつくっちゃって・・・
これからもよろしくお願いします。
159 :
●04/シア:2001/01/15(月) 11:56
GMさん、お疲れ様です!
面白かったのでこれからも期待しております。
で、
>>120の行動ですが…
2、テロリスト共を八つ裂きにしてやる!!(神羅)
でしょうなぁ。お給料ください(笑)
サウザーさんは強敵と見てマークします。
基本的にはアグリアス班長に従って行動。
160 :
:2001/01/15(月) 17:46
ギコとモナーは適当に使ってやってください。>作者
結構参加者も増えてきたみたいですね(前回の参加人数も含め、ざっと12人程)。
以外に神羅側が多いようです。アバランチピンチか?(笑)
また、基本的に俺一人では参加人数は15〜20までが限界だと思いますので、限界人数に達したらキャラ登録は締め切ろうと思います(登録した方は行動は書けます)。
ちなみに、2回連続で不参加の方は自動的にキャラを削除しますのでご注意を。
>セリア
了解です。
という事は立場は神羅でいいんでしょうか?
>シア
分かったです。
頑張れば頑張るほど会社からボーナスが出るかもしれません(笑)。
>>160 分かりました。何とか出番を与えられる様努力いたします。
162 :
名無しさん@LV2001:2001/01/15(月) 19:59
>1 あとどんなポスト(配役)があまっているのか
書いてくれませんか?
酸化したいけどどんな役があるのかわからないので
163 :
GM@LV2:2001/01/15(月) 20:31
>>162 自分が演じたい役柄でどうぞ。基本的に、どんな役柄でも結構です。
そういう事であんまり強制はしたくないので。
ソルジャーでもエンジニアでも近所のおばさんでも、何でもありです。
もっとも、近所のおばさんでストーリーをひっくり返せるかどうかは分かりませんが(^^;)。
余った配役をするというより、行動によって物語中での自分の役割を築き上げていくという感じで考えてもらえれば良いと思います。
ただし、最初から1人だけ突発したような強さには出来ませんのでご注意下さい。
164 :
GM@LV2:2001/01/15(月) 20:33
ちなみに、俺は1じゃないです(w
165 :
セリア:2001/01/16(火) 00:05
>>161 神羅側でOKです。
その後に寝返るとかもOKですので、
後はおまかせです。
よろしくお願い致します。
166 :
●04/シア:2001/01/16(火) 17:56
サウザーさんは今回出ないのかな…?
でないなら普通にお仕事します。
明日のために(謎)
次の私の行動は、1でいいな。
爆破に協力しよう。
168 :
GM@LV2:2001/01/16(火) 22:09
ちなみに締め切りは21日0:00です。
参加したい方はそれまでに書いて下さい。
>セリア、シア、サウザー
了解です。
169 :
ウンコマン:2001/01/16(火) 22:17
次は俺から
\..\./../
 ̄ ̄\|/ ̄ ̄
| / ̄ ̄\ / ̄ ̄\ |
. | \__/ \__/ .|
.|_____/\_____.|
| | ゝ | .|
|. | _____ | |
|... 人 ⌒ ノ |
こんなところで何をやっているハマーン
171 :
名無しさん@LV2001:2001/01/17(水) 21:54
定期age
172 :
リリィ:2001/01/18(木) 00:36
134リリィは役立たずなので実家に帰りました・・。
173 :
●04/シア:2001/01/18(木) 12:24
>>172 あらら、残念…いいキャラだと思ったんだけど。
174 :
オメガ・バスター:2001/01/18(木) 13:23
名前:↑の通り
職業:隠しボス
HP:200万
MP:無限
攻撃力:LV99のキャラが最強の防具を装備している状態でも8000ぐらいダメージを与えられるぐらい高い。
防御力:LV99のキャラが最強武器を装備している状態でも1000ちょっとしか与えられないぐらい固い。
すばやさ:わずか3秒でATBゲージが満タンになってしまう。
属性:聖属性以外全て吸収
弱点:聖属性
使用する技:コメテオ、ホーミングレーザー、コロナ、ヘルサザンクロス
ショックウェーブ、ブラスター、冷凍ビーム、レベル3フレア
タイダルウェイブ、ブラックホール、臭い息、ケアルガ、アレイズ
アルテマ、マイティガード、仲間を呼ぶ(アルテマウェポンを一匹呼び寄せる)
メガフレア、ギガフレア、シールド、デスペル、レジスト
特徴:こいつの他に取り巻きとして、サファイアウェポンとエメラルドウェポンの2体を引き連れている。
行動:おまかせします。モナー同様そちらの考えでお使い下さい。
175 :
↑:2001/01/18(木) 16:06
いらね。
176 :
名無しさん@LV2001:2001/01/18(木) 17:10
177 :
GM@LV2:2001/01/18(木) 22:12
178 :
174じゃないけど:2001/01/18(木) 22:34
了解かよ、おい!
179 :
GM@LV2:2001/01/18(木) 22:55
>>178 了解はしましたが、出すとは限りません。
180 :
名無しさん@LV2001:2001/01/19(金) 17:35
age
181 :
GM@LV2:2001/01/20(土) 21:33
とりあえず、今日の12時の時点で参加登録は締め切ります。
もっとも、執筆を始められるのは明日の夕方頃からなのでそれまでに書き込んだ書き込みはちゃんと読みます。
ここに書き込むのは月曜以降です。それでは。
このすれなんかやってるな
てのは知ってたけど
名に屋ってんあだろ
呼んでみよ
183 :
爆:2001/01/20(土) 21:41
oヾ 〇
〇 -,`(;:ヽλ,( o 試しに俺も出演して。
。 `;~ ` `7 役柄は爆弾魔でもいい。
o。 ,-` ヾ,
T`i: (_ , ソゝ
`√i ゝ(ヾ ' riフ/'"
\ .,~~,. ,., ,/`
`"ー--'"`
184 :
きたい:2001/01/21(日) 00:40
Age
185 :
GM@LV2:2001/01/21(日) 20:56
とりあえず登録はここまでという事で。
執筆が終わり次第また書き込みます。
散々待たせた分、気合入れて書くつもりです。
>>183 分かりました。今回出します(w
>>GM@LV2
頑張れよ、俺は期待してるぜ。
定期age
188 :
期待:2001/01/22(月) 19:27
age
189 :
名無しさん@LV2001:2001/01/23(火) 03:00
age
190 :
●04/シア:2001/01/23(火) 16:46
マスターさん、期待してます!ageっ☆
FF7オンライン・第一話
『星の命』
生ある物はいつか滅びる。
それは星の命とて同様である。
だからこそ、人は必死に生きているのではないだろうか?
そしてそれは、アバランチのメンバーにしろ、神羅カンパニーの人間にしろ、同様の事である。
ま、だからどうした?って言われても俺には関係ないけどね(死)。
1、神羅に生きる人々
神羅カンパニー総務部調査課、通称タークス。
それだけなら聞こえはいいが、実際はあらゆる裏の仕事をこなす、いわゆる汚れ役に近い物だ。
そんな彼等も、仕事が無い時はグータラとしているのである。
「ツォン主任、何見てるんスか?」
タークスの主任であるツォンにそう尋ねたのは、同じくタークスの一員であるカイザー。
ツォンは自分の席で一枚の写真をじっと見つめていた。
「・・・・・・」
ツォンは何も答えない。
ちょっとムカッと来たカイザーは彼の後ろに周り込み、後ろからその写真を見る。
その写真に写っているのは一人の女性だ。
年は20代前半といった所か?少し変わった髪形をしている。
その女性は小さな籠に花を入れて街頭に立っていた。
(・・・春売り?)
などと不届きな疑念を抱くカイザー。と、慌てて自分の考えを否定する。
こんな可愛い娘が売春なんかするものか。きっとお花を売ってるんだ、うんうん。
と、無理矢理結論を出して、また新たな疑念が浮かんで来る。
「・・・結構可愛い娘っスね?主任のコレっスか?」
ニヤニヤしながら右手の小指を立てるカイザー。
「・・・お前、仕事はどうした?」
ようやく口を開いたツォン。声からして、少し怒らせてしまったようだ。
「じょ、冗談っスよ冗談」
タークスの一員とはいえ、カイザーはまだ新人である。主任であるツォンの御機嫌を取る事も仕事のうちの一つだ。
「その娘、例の『古代種』でしょ?」
汚名を晴らすぞ、とばかりに再び言葉を発すカイザー。
「・・・そうだ」
ツォンはそう答えると再び写真を見つめて黙り込んだ。
(ちぇ・・・)
相手にされていない事に心の中で舌打ちするカイザーだが、これ以上ツォンに責められるのは勘弁して欲しいので口を閉じた。
一応自分の上司だが、無愛想な性格っぽいのでカイザーはツォンの事がいまいち好きになれなかった。
もっとも、それはカイザーに対してだけなのかもしれないが。
「ちょっとカイザー、ちゃんと仕事しなさいよ仕事」
カイザーの背後でちょっとムスッとした表情で言葉を発したのは今月配属されたばかりのイリーナである。
配属されたとは言っても、新人であるイリーナにはまだ任務に参加させて貰えない。
精々、先輩方にお茶を入れるのが彼女の現状だ。
「別にいいじゃん。ちょっと会話してただけだろ?それよりちゃんとお茶汲みしろよな」
そんな彼女に、やれやれだぜという感じにカイザーは言った。
「な、何よ偉そうにっ!!」
カイザーの言葉に、イリーナはぷつんっときた。
「・・・イリーナ、お茶が温いぞっと」
「・・・俺のもだ」
そんなイリーナに、先輩のレノとルードは容赦なくイリーナをこき使っている。
「は、はいっ!入れ直します!!」
イリーナは慌ててお茶を入れ直し始めた。
お茶を入れつつも、イリーナは覚えてろと言わんばかりの表情でカイザーを睨んでいた。
そんなイリーナを見て鼻で笑うカイザー。
見習いと新人、少しばかり差はあるものの2人はライバルに近い関係だった。
と、その時コンコンとドアがノックされた。
「新聞なら間に合ってるぞっと」
と冗談を言うレノを無視して、ドアが開かれた。
「失礼します」
礼儀良い挨拶で部屋に入ってきたのは長い金髪を後ろで括っている一人の女性だった。
「その制服・・・君はソルジャー候補生か?」
「はい。ソルジャー候補生女性班班長、アグリアス・オークスです」
ツォンの言葉に、アグリアスは短く自己紹介をした。
「で、その班長さんが俺達に何の用だ?っと」
レノがアグリアスに問い掛ける。
「はい。実は・・・」
アグリアスの話はこうだった。
先日、本社ビルがテロリストに襲撃された事件で彼女達候補生は犯人と交戦した数少ない目撃者であった。
無論他にも結構いたのだが、降格、もしくはクビ、さらには病院送りのものが大半だ。
だがネットワーク部門がそのテロリストらしき組織の情報をキャッチしたとの報告を受けた。
どうやら奴等は壱番魔晄炉の爆破を目的としているらしい。
そこでそのテロリスト達と交戦した事のあるアグリアス達ソルジャー候補生達が現場に派遣される事となったのである。
「何故私達にそのような話を持ち込む?」
大体予想はつくが、念の為に彼女に問い掛けるツォン。
「タークスはどんな仕事でも成し遂げる一流のプロだと聞いております。テロリスト撲滅の為に是非そのお力をお借りしたいと思いまして」
そんなアグリアスの言い分にタークスの面々は・・・
「悪いがお断りする」
と即答するツォン。
「そういう仕事は専門外だっと」
「・・・俺達は警備兵じゃない」
とレノとルード。
カイザーとイリーナも「何でタークスがそんな仕事しなくちゃいけない?」と言わんばかりの表情でアグリアスを見つめている。
そんな彼等を見てもアグリアスが動じる様子は無い。
「しかしながら貴方達も神羅カンパニーに属する身・・・仕事に私情を挟むのはいかがなものだと思いますが?」
「姉ちゃん、何か話それてるぞっと」
と、レノ。そんな彼の言葉を無視するかの如く話を続けるアグリアス。
「それに貴方方には私達に協力してもらう義務がありますので」
と、アグリアスは一枚の書類をツォンに突き出す。
それは治安維持部門統括、ハイデッカー直筆の命令書であった。
「成る程・・・」
苦笑しながら言葉を漏らすツォン。
ソルジャーと同様に、タークスもハイデッカー直属の指揮下にある。
だが実際はツォンの指示の元的確に任務を遂行しているのであまり実感が湧かないのも事実である。
かと言って、上司の指示に従わない訳にもいかない。
会社勤めの悲しいサガである。
「・・・カイザー。彼女を手伝ってやれ」
「ええっ!俺っスか!?」
ツォンの素っ気無い言葉に不満たらたらのカイザー。
「嫌なら別にいい。上にはそう報告しておく」
「あ、いえ、やらさせて頂きますデス」
カイザーは慌てて承諾した。
給料日前だっていうのにマイナスイメージをつけたくなかったからだ。
「一人だけ・・・ですか?」
とアグリアス。
「・・・我々を舐めてもらっては困るな。例え一人であろうと与えられた仕事はキチンとこなす、それが我々タークスだ」
ツォンの迫力に圧されるアグリアス。
「・・・とりあえず宜しくな、アグリアスさん」
諦めたかの如く、彼女に挨拶するカイザー。
と、カイザーの側をイリーナが通りかかる。
「精々失敗しないようにね」
嫌味ったらしく、彼にしか聞こえないぐらいの声で呟くとイリーナは鼻歌交じりで書類の整理を始めた。
(あのアマ・・・いつか犯す)
そんなイリーナに対し、カイザーは心でそう誓った。
「社長に会わせろ!でなければ必殺耕しアタックをかますぞボケェ!!」
神羅ビル66Fで警備兵に押さえつけられてギャアギャア喚いているのは『自称』神羅農地開発部門統括のシコールである。
だが農地開発部門なんてものは存在していない。現在、申請中の段階である。
「ほら、さっさと仕事に戻れ」
警備兵に押し倒されてますますいきり立つシコール。
「何故だ!?何故ワシの話を聞いてくれんのじゃあ!!ワシはただ、このミッドガルを畑で埋め尽くしたいだけなんじゃあ〜!!緑あふれる豊かな自然・・・それの何処がいけないんじゃぁ〜〜!?」
まるでおもちゃを買って欲しいかの如くバタバタ暴れるシコール。
シルクハットとクワ、何ともミスマッチなく見合わせだが、このシコールには何故だか妙に似合っていた。
そんな彼の前に立つ女性が一人。
「・・・そこ、通れませんからどいていただけますか?」
その女性は冷たくシコ−ルに言った。
「おおっ!お主は社長秘書のセルフィ・ティミットではないか!頼む、社長に会わせてくれ!警備の奴等では話にならんのじゃ!!」
セルフィーのスカートにしがみ付き、必死に説得しようとするシコール。
「(こ、こら!何をする!?放せこのカスが!)あの・・・放して下さいませんか?」
「社長に農地開発部門を作って貰わにゃ困るんじゃ!緑溢れるミッドガルがワシの夢なんじゃ〜!!」
だがセルフィの言葉もシコールの耳には届いていないようだ。
「(さっさと放せこの虫けらが!!スカートが汚れるではないか!!)や、止めてください!私、困ります!!」
傍から見ればシコールがセルフィにセクハラをしているようにしかに見えない。
ま、実際そうなのだが。
「(は、放せこの俗物がっ!屑は屑らしく大人しくしていろ!!)私、今急いでるんですっ!!」
「畑を耕す事で人は人であり続ける事が出来る、そして人としての心を育むことが出来る。だからワシは絶対に諦める訳にはいかないんじゃあっ!!」
もはやシコールを止められる者は誰もいない。セルフィも本性を表わす訳にもいかず、どうしようもない状況であった。
止むを得なく、セルフィがアレクサンダーのマテリアに手を掛けたその時、2人の耳に周りの人間の会話が聞こえてきた。
「おい聞いたか。この前ここを襲撃したテロリスト、どうやら次は壱番魔晄炉を狙ってるらしいぞ」
「ああ、俺も聞いたよ。全く懲りない奴等だよな?」
この言葉を聞いたセルフィはとあるアイデアを思い付いた。
「そ、そうだわ!彼等が言ってたテロリストをコテンパンにやっつけちゃえば社長も喜んで」
無論、そんな事しただけで部門を一つ増やして貰う事など容認される筈がない。
だが、今のシコールにはそんな事が判断できる筈が無かった。
「・・・よっしゃあ!ワシがそのテロリスト共をぶちのめしちゃるけんのぅ」
びりっ。
言うなりシコールはその場を走り去っていった。
セルフィのスカートを破り去って。
「・・・・・・俗物がぁっ!!」
セルフィの叫びに周りの人間はぞくっとした。
我に返り、慌ててポーカーフェイスに戻るセルフィだったが、それでも彼女の怒りは収まらない。
これから会議だというのにスカートを履き直しに戻らねばならない。
そう思っただけでセルフィはシコールに憎悪の念を抱くのであった。
同時刻。同じく神羅ビルの68F。
「・・・ううっ・・・・・・」
『彼女』は質素で狭い部屋の中で目覚めた。恐らくは独房として使われているのだろう。
「・・・ここは何処だ?私は・・・私は・・・私は・・・」
『彼女』は自分が誰であるのか必死に思い出そうとした。だがいくら思い出そうとしても何も思い出せない。
覚えているのは、自分がクラリスという名前である事。
そして年が22歳であるという事だけだ。
クラリスが自分の身体を見回すと、手の甲に英数字の『27』が刻み込まれていた・・・
何も思い出せない・・・何時何処で生まれたか、家族はいるのかどうか、そして自分自身が何者であるのか。
「神羅・・・憎い・・・でも何故?何故私は神羅を憎むの・・・?」
クラリスは扉をドンドンと叩き、助けを求めた。
「ねえ、誰か・・・私をここから出して・・・お願いだから・・・」
いくら助けを求めようが、助けが来る筈が無い。
だが次の瞬間、何故か扉は開かれた。
「!?」
だが、扉の向こうに立っていた人物の顔を見て、彼女の希望は早くも打ち砕かれた。
2人の警備兵を引き連れたその男・・・宝条はいかにも科学者だと言わんばかりに白衣を着ていた。
宝条は狂気の笑みを称えてクラリスに話し掛けた。
「実験の時間だ」
2、それぞれの思惑
「ぐはっ」
壱番街駅ホーム。警備兵がウェッジの攻撃によって叩き伏せられる。
反神羅グループであるアバランチは壱番魔晄炉の爆破を目的
列車を次々に飛び出すアバランチのメンバー。
そして最後の飛び足したのは巨大な剣を持つ金髪の若者であった。
「いくぞ新入り!グズグズすんな」
リーダーのバレット・ウォーレスの言葉にその若者・・・クラウド・ストライフは彼の後に続いた。
メンバーの一人であるティファ・ロックハートがクラウドを連れて来た日、彼女はクラウドを幼馴染みで元ソルジャーだとアバランチの面々に紹介した。
だが、先日サ単独行動に出たサウザーが大失態を演じた為、元ソルジャーという肩書きはあまり好まれた物ではなかった。
無論バレットは猛反発したが、ティファの懸命な説得により、クラウドも今回の作戦に参加する事となったのである。
だが、クラウド本人はアバランチの事等どうでも良さげに思っているようだ。
ティファに頼まれたから・・・ただそんな感じで今回の作戦の手助けをしているようにしか思えない。
ちなみにそのティファ自身は今回の作戦には参加せず、バレットの愛娘のマリンと共にセブンスヘブンでお留守番だ。
また、アリス・ブラウニーも前金を貰うだけ貰っといて何時の間にか姿を消してしまった。
アリスの行動にまたもやバレットは憤慨したが、他のメンバーによって何とか押さえられた。
アリスがアバランチの事を漏らさないかどうか不安ではあったが、もはやどうにもならない事なのでその事に関しては保留という事でケリがついた。
「サンダー!」
サウザーは電撃の魔法で警備兵を除去した。
「なかなかやるじゃん」
メンバーの一人であるビックスがサウザーに言った。
「この前の失態は戦いで返す。前にそう言わなかったか?」
そんなビックスを、サウザーは冷たく言い返す。
「ちぇっ、生かすかねえ奴だぜ。にしてもまさか元ソルジャーが2人も俺達の手助けをしてくれるとはねえ」
そう言ってビックスは同じく警備兵をバスターソードで斬り捨てるもう一人の元ソルジャー、クラウドをチラッと見た。
「あんたティファちゃんの幼馴染みなんだってな?俺は・・・」
「アンタ達の事なんか興味ないね。この仕事が終わったらそれっきりだ」
まるで興味がなさそうに言い放つクラウド。
「・・・何だよ一体」
クラウドの言動にちょっとカチンと来たビックス。
何故クラウドがあのような人に反感を買うような言動を行うのか、ビックスには分からなかった。
クラウドの事について、詳しく知るものはこの中には誰もいない。
ティファは詳しくは話してくれなかったし、クラウド自身も面倒臭そうにして話すらしてくれないからだ。
だがこの2人目の元ソルジャーも付き合い辛い性格だ、ビックスはそう確信した。
それよりも今は作戦を成功させて星の命を救う、それが先決だ。
「よしビックス、ウェッジ、敵さんの陽動は任せたぞ」
バレット、クラウド、サウザー、ジェシーの四人は囮役の二人を残し、魔晄炉内に進入した。
(早速動き出したか・・・)
ミクロス・オーブは壱番魔晄炉に向けて走り出すアバランチを遠目にジッと眺めていた。
以前、神羅ビルを襲撃したテロリストがアバランチという組織である事を突き止め、彼等のアジトを探し出し、今回の計画を盗み聞きしたのである。
何故そんな事をしたのか自分でも良く分からない。だが同じく神羅に抵抗する者として共感できる物があるのだろうか?
どちらにせよ、ミクロスは彼等を遠目に観察する事にした。
と、その時彼の肩がポンッと叩かれた。
彼が慌てて後ろに振り向き様にダガーを構えると、そこには一人の女が立っていた。
その女の格好はそこそこ露出のある格好だ。その格好がより彼女の魅力を引き出している。
(くっ、何故マテリアが発動しなかった!?)
ミクロスは戦闘態勢に入るが、その女の言葉はミクロスの緊張を一瞬にして打ち崩した。
「ヤッホ〜、お久しぶり」
その女性はミクロスに気安く声を掛けた。
「貴様・・・誰だ?」
ミクロスには見覚えの無い女であった。
「やだなぁ、忘れちゃったの?ほら、アタシよアタシ、シェスタよ」
「シェスタ?・・・あのシェスタか!?」
シェスタという名前を聞き、ミクロスは瞬時に彼女が何者であるかを悟った。
ミクロスとシェスタは同じ施設で育った仲である。。
彼女は街で偶然ミクロスを見かけ、そのまま彼をつけて来たという訳である。
ミクロスは何故警戒のマテリアが発動しなかったのかようやく理解した。
警戒のマテリアは自分に対して害のあるものが近づくと瞬時にそれを感じ取る事が出来る。
だが逆に自分に対して害の無いものに対しては発動しない。
シェスタは自分にとってはトラブルメーカーだというのに・・・ミクロスはこのマテリアは欠陥品じゃないかと疑わざるを得なかった。
「お前、こんな所で何をしている?」
「それはこっちの台詞よ。アンタこそ何してるのよ」
「お前には関係ない」
ミクロスはシェスタを相手にしようとはせず、ジッとアバランチの動向を探る為に再び
だが何時の間にかアバランチはその場から姿を消していた。
「見ろ、お前を相手にしているうちに奴等が・・・」
そこまで言って、ミクロスが慌てて口を塞ぐ。
だが既にシェスタは大体の事情を悟ってしまったようだ。
「成る程ねぇ、あのテロリスト達に興味津々って訳か」
「・・・・・・」
シェスタの言葉に何も言い返さないミクロス。
「それじゃあ行きましょ」
「は?」
またもやシェスタの言葉が理解できないミクロス。
「早くしなないとカンペキに見失っちゃうよ?」
「・・・まさかついて来るつもりか?」
ようやくシェスタの考えが理解できたミクロス。
「いけないの?」
「当たり前だ!!足手まといになるだけだ」
「失礼しちゃうな〜。アタシ、こう見えても傭兵やってるんだよ?」
と、懐から銀色の銃を取り出し、バァンと構えてみせるシェスタ。
「だからそれがどうした!?」
「お前達、何をしている!?」
そんなやり取りをしているうちに、二人は警備兵に見つかってしまった。
「怪しい奴等だ。大人しくしろ」
「くそっ、だから言わんこっちゃない」
ミクロスは即座に戦闘態勢に入るが、それよりも早くシェスタはもう一つの銃を取り出し、両手拳銃で警備兵の腕と足を打ち抜いた。
「ぐあっ」
その場に崩れ落ちる警備兵。
「さ、今のうち」
とミクロスの手を引いてさっさとその場から立ち去ろうとするシェスタ。
「お、おいっちょっと待て!」
「もう見つかっちゃったんだから引き返す事なんか出来ないわ。それに、この御礼は高いわよ?」
「何でそうなるんだ!?」
シェスタの成すがままにされるミクロスではあったが、内心では昔とほとんど変わらない彼女を見て何処か複雑な気持ちであった。
「テロリスト共が侵入して来たそうだ」
通信を聞いたアグリアスは皆にそう伝えた。
壱番魔晄炉内部。アグリアス達ソルジャー候補生、そしてタークスのメンバーの一人であるカイザーはテロリスト達の襲撃に備え、内部で待機していた。
「まさか本当に来るなんて・・・」
バルバリシア・ミルトラル(以下、シア)は先日神羅ビルを襲撃してきた元ソルジャー(サウザー)の事を思い出していた。
奴のせいで同じ班のメンバーの何人かは病院送りにされてしまった。
今この場にいるのはシアを含め、12名しかいない。
いくら候補生とはいえ、あんな大人数をたった1人で圧倒してしまうとは夢にも思わなかった。
前回は敵の隙を突いてダメージを与えたものの、強敵である事には違いない。油断は禁物だ。
と、タークスのカイザーはあくびをしながらその場から離れようとする。
「何処へ行く?」
アグリアスが彼に問い掛ける。
「勘違いすんな。どんなに気に食わない事だろうと、与えられた仕事はキッチリこなす、それがタークスだ。だからと言って俺はあんた等と協力するつもりはないんでな。悪いが好き勝手にやらせてもらうぜ」
言うなりカイザーはエレベーターで奥へと消えていった。
「何なのあいつはっ!?」
カイザーの悪びれた言動にシアは憤慨する。
「放っておけ」
そんなシアを宥めつつもそう言い切るアグリアス。
「でも・・・」
「我々の任務はテロリスト共を殲滅し、この壱番魔晄炉を死守する事だ。それはあの男とて同じ事・・・我々が出来なくともあの男がやってくれるだろう」
「それじゃああいつに手柄を取られちゃいますよ?」
「私達は手柄をと取る為にここにいるんじゃない、この魔晄炉を守り、市民を守る事だ。個人的な私情を持ち込むな」
アグリアスの言葉に、ちょっとムッと来たシアではあったが、彼女の言い分は正しかったので反論はしなかった。
神羅ビル66階。そこにある会議室で神羅カンパニーの重役達は会議中だ。
「そういえば先日、このビルを襲撃したテロリストの中にソルジャーらしき男がいたとの報告があったが?」
神羅カンパニー社長、プレジデント神羅は治安維持部門統括であるハイデッカーに目線を向け、そう尋ねた。
「ガハハッ!我が優秀な部下にその様な不埒な真似をするような輩はおりません」
「ではこの報告は嘘だというのかね?」
「ガハ・・・いや、まぁ、それは・・・」
プレジデントの詰め寄りに言葉を無くすハイデッカー。
現場にいたソルジャー候補生の報告ではこのビルを襲撃したテロリストは尋常な強さではなかった、そして目に魔晄の輝きを帯びていた為、ソルジャーに八階は無いとの事であった。
「で、ですがご心配なく。今回、テロリスト撲滅の為にタークスも動員致しましたので」
「キャハハッ!そのタークスならリフレッシュルーム辺りでゴロゴロしてたわよ。あれで本当にテロリスト共をやっつけられるのかしら?」
と、武器開発部門統括のスカーレットは陽気に笑う。
「な、何だと!?俺はちゃんと直筆のサインまでしたんだぞ!?それなのに・・・」
「もういい、2人とも少し静かにしたまえ」
ガハハ、キャハハ、両名を嗜めるプレジデント。
社長の言葉に黙り込む2人。
「ところで宝条君、例のプロジェクトの方は進んでいるかね?」
プレジデントが次に話し掛けたのは科学統括部門の宝条である。
「ジェノバ・プロジェクトの事ですかな?まぁ順調に進んでおりますよ。クックック・・・」
と、無気味に笑う宝条。
「社長、先日のビル襲撃の際の被害についてですが・・・」
と、都市開発部門統括であるリーブが発言する。
「その件については君に任せる。何かあったらセルフィ君を通して私に伝えてくれたまえ」
「し、しかし・・・」
そんなリーブに対し、他の重役達は嘲笑うかの如く次々に発言する。
「おいリーブ、お前最近頑張りすぎだぜ、ガハハ」
「そうよ、たまには生き抜きでもしなさいよ、キャハハ」
と、ガハハ、キャハハの両名。
「うひょっ、なんならワシがいい旅行代理店でも紹介しようか?」
と、宇宙開発部門統括のパルマー。
「・・・くだらん」
宝条はそんなやりとりを興味なさそうに呟く。
(・・・どいつもこいつも俗物ばかりだ)
ポーカーフェイスを保ちつつ、プレジデントの傍らに付き添っているセルフィはそう思った。
重役達はリーブの事を馬鹿にしてはいるが、恐らくプレジデントがこの5人の中で一番頼りにしているのはリーブであるとセルフィは考えている。
こう見えてもプレジデントは以外に人を見る目はある。
この人格が破綻しまくりの重役達の中でただ一人誠実な人格であり、そして優秀なエンジニアだるリーブには何の非もないと考え、敢えてリーブの好きなようにさせてやろうと考えている、とセルフィは考えている。
もっとも、プレジデント本人がそう思っているかは微妙だが。
だが他の重役の言う通り、リーブは少し力み過ぎな所がある。
それが彼の唯一の欠点でもあるだろう。
セルフィでさえ、彼のエンジニアとしての実力を認めているのである。
それなのに会議では他の重役に馬鹿にされている。セルフィはそこが気に食わなかった。
(貴様の実力ならば周りの馬鹿共を駆逐出来るだろうに・・・このカスがっ)
そうしている内に会議も終わり、仕事を終えたセルフィは自宅へと戻った。
彼女はマンション住まいだ。そのマンションも高級といっても過言ではない。
だが彼女はこんな現状にすら満足してはいなかった。
(見ていろ・・・今にきっと・・・)
「セルフィさぁ〜ん!おかえりなさいですぅ〜」
セルフィの自宅のベランダから思いっきり場違いな声がした。
その声を聞いたセルフィは、ダッシュで自室に戻った。
「おかえりなさブベッ」
彼女は玄関で出迎えてくれた同居人のセリア・ルーディンの頭に脳天チョップをかます。
「・・・でしゃばった真似はするなと言っておいた筈だが?」
「ふえ〜ん!すみまぜ〜ん」
セルフィの言葉に泣き真似をしながら答えるセリア。
セリアは物凄く美人なのだが、何だがちょっと違うような気がする(何が?)。
彼女とセルフィが出会ったのは偶然と言っても過言ではないだろう。
セリアは黒魔道士であり、生まれつき高い魔力を持っていた。
だがそれ故に神羅に狙われ、その事が原因で両親も失ってしまった。
辛くも難を逃れた彼女は祖母と共に若くして世捨て人な生活を送っていたが、祖母が病気で他界した後、思い切って上京して来たのである。
そして上京したての彼女はたまたまチンピラに絡まれて、たまたま側を通りかかったセルフィに助けられた、という訳だ。
行く当てが無かったセリアをセルフィは自分の家に迎え入れた。
何故そうしたのかは自分でも良く分からない。ひょっとしたら昔の自分と重ねた部分があったのかもしれないし、いかにも世間知らずという感じの彼女を放って置けなかったのかも知れない。単なる気まぐれかもしれない。
だが彼女に優れた魔力があると分かった時、自分の野望の役に立つと考え、彼女に自分に協力しろと持ちかけたのである。
セリアは以外にもあっさりその誘いを受けた。
両親を神羅に殺されたセリアにとって、セルフィは親の仇、ましてや社長秘書のポストにすく者である筈なのに。
だが彼女は神羅に対し憎しみを抱いてはおらず、セルフィ自身がそんなに悪人には見えなかったからだ。
・・・もっとも、性格に問題ありと認識しているが。
さらにセルフィは表立った事はしなくても良いと言ってくれたので快く承諾できた。
神羅に追われる身となってから、人目につく事を恐れるようになっていたからだ。
そして現在2人は奇妙な同居生活をしている、という訳だ。
ちなみにセルフィがどんな方法で彼女を助けたかは敢えて言うまい。
「ところで、計画はまだ実行しないんですかぁ?」
「計画?・・・何の事だ?」
セリアの言っている事がイマイチ理解出来ないセルフィ。
「ほらぁ、何時の日か私が神羅を立て直してやるっていつも言ってるじゃないですかぁ」
「ああ・・・その事か。今はまだやらん」
「ええ〜!?どうしてですか〜?早くやりましょうよ〜!何なら今直ぐにでもプレシデントにこう、魔法を一発ドカァ〜ぐふっ」
セリアは最後まで言葉を続ける事ができなかった。
セルフィの拳が、鳩尾にモロに決まったからだ。
痛そうに鳩尾の辺りを抑えながら倒れこむセリア。
「・・・状況を考えろ、状況を。今プレジデントを殺した所でどうにもならん。奴の息子のルーファウスが社長に就任するだけだ。そうなってみろ、ますます神羅は腐っていくぞ」
ルーファウス神羅。プレジデント神羅の一人息子であり、神羅カンパニーの副社長でもある。
だが副社長という肩書きの割には会社にはほとんど出勤せず、いつもブラブラと遊んでいるとか。
今頃はコスタ・デル・ソル辺りで水着のお姉ちゃんとにゃんにゃんしているのであろう。
「あんな俗物が副社長・・・ふざけんのもいい加減にしいやぁっ!!」
ルーファウスの爽やかな笑顔(笑)を思い出したセルフィは怒りを堪えなくなって発狂した。
彼女はキレると関西弁になる。
「ああ!!キレちゃ駄目ですぅ!」
セリアはそんなセルフィを何とか宥めようとするが、彼女の生傷が増えるだけに終わる。
こうしてセルフィはお隣さんの苦情が来るまでずっと騒ぎつづけるのであった。
3、死闘
クラウド達が魔晄炉内に入ると、そこにはシア達ソルジャー候補生が待ち構えていた。
「そこまでだテロリスト共!大人しく捕まれ!!」
アグリアスはバレット達に剣を向けて言い放った。
「くそっ!何処で情報が漏れたんだ!?」
敵の待ち伏せを食らい、バレットは憤慨する。
「どれだけ敵がいようと関係ない。邪魔する者は斬る、それだけだ」
サウザーは虎鉄を手に取り、構える。
「同感だな・・・」
同じくクラウドもバスターソードを構えようとするが、サウザーに制される。
「ここは私に任せろ。お前達は先に進め」
「・・・ならそうさせて貰おう」
クラウドは素っ気無くそう言い、敵の隙を突いて奥へと進んだ。
バレット達もそれを追う。
「貴様の顔には見覚えがある。この前襲撃してきた元ソルジャーだな?」
アグリアスは剣を構えた。
「・・・この前は油断したが、今回はそうは行かんぞ」
サウザーはそう言い放つ。
「それはこっちの台詞よ!!」
言うなりシアはチェインウィップをサウザー目掛けて放つ。
だがサウザーはその攻撃を見透かしていたかの如く、それを交わす。
「ファイア!」
サウザーは即座に魔法を放つ。
シアはそれを避けきれずに炎の直撃を食らう。
「くっ・・・まだまだこれからよっ!ケアル!」
シアは即座に魔法を唱え、傷を回復させた。
サウザーは再びシアに斬り掛かって行った。
一方ジェシーは皆とは別行動を取っていた。
逃走用の脱出炉を確保する為である。
と、ふとした事で彼女は足のバランスを崩した。
「あっ」
鉄骨に倒れ込んでしまったジェシーだが、身体に痛みは感じない。怪我はしなかったようである。
だが・・・
「!?・・・抜けない!!」
彼女の足は鉄骨に挟まって抜け出せなくなってしまった。
「うかつっ!こんな時に・・・」
ジェシーは必死になって足を引っ張り出そうとしたが駄目だった。
「おや、どうかしたのかい?お嬢さん」
そんなジェシーに声を掛けたのは黒いスーツ姿の陽気な感じの男だった。
「あんた・・・誰!?」
その男を見てジェシーは嫌な予感を感じた。
「おや、足が挟まっちまったのか。そりゃ大変だ。ちょっと待ってろ」
男は手っ取り早くジェシーの足を鉄骨から外してやった。
「助かったわ。ありがとう」
「いえいえ、どう致しまして」
「ところでアンタ何者?」
ジェシーがそう言うと、男は懐から何かを取り出した。
それが何であるか気付く前に、ジェシーの意識はブラックアウトした。
「これでここには用はなくなったな・・・」
その男・・・カイザーは電磁ロッドをしまうと、気を失ったジェシーを担いでその場から立ち去って行った。
話は変わり、ミッドガルのとある廃墟ビルの一室。
ハッカーであるカーロスは愛用のノートパソコンを使ってハッキング作業の真っ最中であった。
彼は力は人並み以上に弱かったが、その頭脳は非常に優れ、頭のキレは非常に凄かった。
そんな彼は、独自に神羅のネットワークにハッキングを仕掛け、そこから盗み出した情報をテロリストに売ってはまたハッキングして・・・そんなやり取りで生計を立てていた。
だが運悪く、ハッキングに失敗してしまった事により神羅のネットワーク管理者に見つかってしまい、以来逃亡生活を繰り広げている。
それでも彼は自分のハッカーとしての実力を信じ、今日も神羅のネットワークにハッキングを仕掛ける。
「ふう、今日も順調っと・・・」
カーロスはさっさと終わらせようと手っ取り早くキーボードを打ち込んで行く。
だが、それがいけなかったのかもしれない。
Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< 召還獣モナーだモナー
( ) │
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「くそっ!モナーとギコ BIRTHに捕まっちまった!!」
ディスプレイ上で「オマエモナー」やら「逝って良し」などの単語を連発する物体(?)にカーロスは舌打ちする。
モナーとギコ BIRTH、神羅のネットワーク部門が開発した最上級機密用に作られた対ハッカー用の防衛システムの一部だ。
カーロス自身、こいつ等には何度もやられっぱなしだ。
「だがいつもやられっぱなしの俺様じゃないぜ。これでも食らえ!!」
カーロスは素早くキーボードを打ち込む。
この日の為に苦労して作り上げたコンピューターウィルスをこいつらに叩き込んでやる為だ。
実行キーを押し、カーロスは勝利を確信した。
だが再びディスプレイを見てみると、そんな彼の喜びは辛くも崩れ去った。
だがモナーとギコ BIRTHはウィルスに苦しむ所か、喜んで食べている(?)ではないか。
「ば、馬鹿な!?俺のウィルスが・・・」
ガクッと落ち込んだカーロスだったが、次の瞬間、彼の部屋のドアがぶち破られた。
「そこまでだ、カーロス!!大人しくしろ!」
神羅兵が彼の部屋に乗り込んで来たのである。
「くそがぁっ!!」
言うなりカーロスは持ち運び可能な愛用のノートパソコンだけを持って窓をぶち破って外に脱出、そのまま逃走した。
「逃がすな!追えぇっ!!」
神羅兵達は慌てて彼の後を追う。
「まだこの前逃げてから一週間も経ってねえのに・・・チクショ〜〜!!」
カーロスは逃げながら次の隠れ場所を何処にするか考えていた。
話は再び壱番魔晄炉に戻る。
サウザーとソルジャー候補生達の戦いは終局を迎えつつあった。
今その場に足を地につけているのはサウザーとシア、そしてアグリアスの三名だけである。
サウザーは手傷を負いながらもまだまだ余裕の様子。
一方アグリアスとシアは息絶え絶えで、防戦一方で手も足も出ない。
「(ひそひそ)・・・私が食い止めます。その隙に班長がトドメを」
「(ひそひそ)・・・分かった。気をつけろよ」
サウザーには聞こえない程度の声で会話した二人は最後の賭けに出た。
(来るかっ!?)
二人が勝負に出た事を悟ったサウザーはまず向かって来たシアと激突する。
「エアロ!!」
シアは風の魔法がサウザーに襲い掛かる。
「ちっ」
サウザーは直撃は免れたものの、身体中が切り刻まれる。
シアはすかさずチェインウィップで攻撃する。
チェインウィップはサウザーの右腕に絡み付く。
「小賢しいっ!!」
サウザーはそのままチェインウィップをたぐい寄せる。
そしてそのまま反対の腕で拳を放った。
「あぐっ」
不意を突かれたシアはそのまま引き寄せられ、サウザーの拳をまともに食らってしまった。
その場に崩れ落ちたシアはそのまま意識を失った。
だがその隙を突き、アグリアスはリミット技をサウザーに目掛けて放つ。
「不動明王剣!」
アグリアスの放った閃光がサウザーを直撃した。
「ぐああぁっ」
流石のサウザーもこれには耐え切れず、その場に崩れ落ちてしまった。
「ハァ・・・ハァ・・・やったか・・・・・・?」
「動かないで」
その声と同時に、アグリアスの頭に銃らしきものが突きつけられる。
「・・・貴様もテロリストの一味か?」
アグリアスは後ろにいる、自分に銃を突きつけている女に問い掛ける。
「ん〜・・・そうでないわよ?」
「ふざけ・・・」
その女・・・シェスタはアグリアスの首筋に手刀をかまし、アグリアスを気絶させた。
「ミクロス、そっちはどう?」
彼女の連れであるミクロスは、サウザーの傷の具合を見ている。
「・・・かなりの傷を負ってはいるが命に別状は無い。ハイポーションでも与えておけば大丈夫だろう」
「そう」
ミクロスはサウザーに見覚えがあった。
以前サウザーが神羅ビルを襲撃した際、彼の逃走を影ながら手助けしたのもミクロスだ。
「・・・行くぞ」
ミクロスは立ち上がり、シェスタに撤退を促す。
「え?そいつ放っておくの?」
「どうせしばらくしたらそいつの仲間が来るだろう。そこまで面倒は見てられないからな」
「・・・それもそうね」
言うと二人はすぐさまその場から立ち去って行った。
そして二人と入れ違いにビックスとウェッジがサウザーの元に駆け寄って来た。
「サウザーさん!大丈夫っすか!?」
ウェッジの呼び掛けに、サウザーは直に目覚めた。
「・・・ウェッジか?お前達が介抱してくれたのか?」
「へ?俺達は今来たばっかりだぜ」
とビックス。
「でも凄いっすよ。これ全部サウザーさんがやっつけたんすよね?」
ウェッジは周りに倒れているソルジャー候補生達を見て感嘆の声を上げる。
だが、そんなウェッジの言葉も、今のサウザーには聞こえていなかった。
(あの時私はあの女の攻撃をまともに受けて・・・なら一体誰が私を・・・・・・)
と、その時クラウドとバレットが三人の元に戻って来た。
「おう、お前等無事か?」
「ああ、何とかな。爆弾の方はどうだ?」
「大丈夫、ちゃんと仕掛けて来たぜ。十分後にはこの魔晄炉もドカ〜ンだ!」
バレットは手を大きく広げて爆発を表現してみせる。
「おふざけはそれ位にしておいて早く脱出しないか?」
クラウドがバレットにそう言った。
「分かってる。ったく何で元ソルジャーっていう奴はこう・・・」
「そう言えばジェシーはどうした?」
サウザーはこの中にジェシーがいない事に気付き、周りのメンバーに尋ねる。
「まさかまだ来てないのか!?」
ビックスの問いに頷くサウザー。
「・・・捕まったのか!?」
クラウドが呟く。
「マズイっすよ!ここの出口のパスコードはジェシーさんしか知らないっていうのに・・・」
「くそっ!このままじゃ俺達までお陀仏だぜ」
なら予めパスコード聞いとけよ、ウェッジとバレットの言葉を聞いてサウザーはそう思った。
「どうする?あと6分しかないぞ。探しに行くならとっとと行くぞ」
クラウドが皆を促す。
「当たり前だ!仲間を見殺しに出来る訳ねえだろうが!!」
バレット達が再び内部に戻ろうとしたその時、
ずがががががががががががががが・・・どっか〜ん!
「わわっ」
「何だ一体!?」
激しい爆音と共に、衝撃で吹き飛ばされるアバランチの面々。
何とか立ち上がると、彼等の前に、シルクハットとクワ、なんとも奇妙なエッセンスな男が立っていた。
「はっはっはぁっ!神羅農地開発部門統括、シコール只今参上!!」
入り口ゲートを耕しアタックでぶっ飛ばして豪快に登場したのは恐怖のベジタリアン、シコールであった。
「テロリスト共め、ワシの農地の肥料にしてくれるわっ!」
「くっ・・・こんな時に・・・・・・」
「ビックス、ウェッジ、アンタ達はジェシーを探してくれ!こいつは俺たちが何とかする」
「分かった!気をつけろよ」
クラウドの言葉に、ビックスとウェッジは
クラウドは戦闘態勢に入ったのを見て、クラウドとサウザーもそれぞれバスターソードと虎鉄を手に構える。
「クエイク!!」
先手必勝とばかりに、シコールはクラウドに向けて魔法を放つ。
「くっ!」
クラウドは何とかそれを耐え凌ぐ。
「おらぁつ!!」
バレットはガトリンクガンでシコールを攻撃する。
「うぐはっ」
バレットの攻撃に、シコールは
「よくも・・・よくもやりおったな!?許さんぞぉっ!!」
プチッ。シコールはリミットブレイクした。
「必殺、耕しアタァァァァァァァァァァァァァァァァァァックっ!!」
シコールはリミット技を発動した。
『説明しよう。耕しアタックとはクワで敵を10回攻撃する技である(基本攻撃力3)』
「ちっ、やるじゃねえか」
バレットはシコールのリミット技を食らったが、致命傷には至らなかった。
「今度はこっちの番だぜ!!」
バレットは続け様にシコールに対し攻撃を続ける。
サウザーも攻撃魔法を放ち続ける。
「ヤ、ヤバイっちゅーねん!!」
最初は優勢だったが、次第にシコールは追い詰められて行った。
いや、そもそも優勢とかそういった問題ではなかったのかもしれない。
最初の攻撃も、不意打ちをかましただけであり、実質一対三の戦いで、しかも敵三人のうち、二人は目に魔晄を帯びた者、即ちソルジャーだ、勝てる筈も無い。
(こ、来なければ良かったかもしれん)
シコールは自分の短絡的行動を悔いたが、もうどうしようもない。
「ブレイバー!」
そしてクラウドのリミット技によって、遂にシコールは敗れ去った。
「お、覚えておれ!!いつか・・・お前達をワシの畑の肥料にしてやるかんね!!」
思いっきり負け惜しみを言って、シコールはそのまま逃げて行った。
「ちっ、あんな奴に手間取っちまった」
バレットは爆弾を仕掛けた時に合わせたタイマーを見る。
「やべえっ!あと3分しかねえぞ!!」
「ビックス達は!?」
クラウドは内部への入り口の方を見る。
すると、ちょうどビックスとウェッジが戻って来た。
「駄目だ、ジェシーが見つからねえ!!」
「このままじゃ本当にここでお陀仏っすよ」
「その心配は無い」
とサウザーが冷静に言う。
「何だってそんなに落ち着いていられるんだよ!?」
ビックスがヒステリックに問い返す。
「先程の変人が入り口をぶち破って入って来ただろう?そいつが入って来た所から脱出すればいい」
「そんな!?ジェシーさんはどうするんすか!?」
「ジェシーの事は諦めろ。それよりも早く脱出しないと俺たちまで巻き込まれるぞ」
ジェシーの事を気に掛けるウェッジに対し、サウザーは冷たくそう言った。
「そんなの冷た過ぎっすよ!!」
「確かに冷たいかもしれん。だがテロ活動を行った時点で、我々はこうなる事を覚悟の上で活動していた筈だ。個人的な干渉で命を落とすような真似をするのは滑稽だな」
「何だとこの野朗!?」
バレットがサウザーに掴み掛かろうとしたが、クラウドがそれを制す。
「もうよせバレット。サウザーの言う事も正しいし、アンタ達の気持ちも分かる。だがいつまでもここにいる訳にはいかない」
「ぐっ・・・」
クラウドの言葉を聞いてもバレットの気持ちは収まらないが、彼は出口の方に向けて走り出す。
「急げ!脱出するぞ」
バレットの掛け声に、クラウドも後に続いた。
「・・・・・・」
「ウェッジ!行くぞ」
ビックスの呼び掛けに、ウェッジはようやく出口に向かって走り始めた。
サウザーは倒れているシアに手早く治療を施し、彼女を起こす。
「起きろ」
サウザーはシアの身体を揺さ振り、シアを叩き起こす。
「ん・・・」
「目が覚めたようだな」
サウザーは続けてアグリアスにっも同様の処置を施す。
「おい、起きろ」
「うっ・・・お前は!?」
目が覚めたアグリアスは慌てて飛び起き、剣を構えるが、ダメージを追っているせいか、力が入らない。
「無理をしない方がいい。それよりも、もうじきここは爆発する。仲間を叩き起こしてさっさと逃げた方がいいぞ」
そう言って、サウザーもこの場から逃げ出そうとすると、アグリアスがサウザーに問い掛ける。
「・・・何故トドメを刺さない?」
アグリアスの問いにサウザーは何も答えずにバレット達の後を追う。
「情けなど掛けるな!!私にトドメを刺していけ」
アグリアスの絶叫に対し、サウザーは何も示さなかった。
「班長!早く皆を起こして私達も脱出しましょう」
シアの言葉に、アグリアスはようやく我に返った。
「・・・ああ分かった。シア、急いで皆を起こして脱出だ」
「はいっ!」
そしてしばらくして、壱番魔晄炉は大爆発を起こした。
「あっ!セルフィさん、あれ!!」
セリアはベランダから見えた大きな爆発を見て、慌ててセルフィを呼んだ。
「どうした!?」
「あれです!あれ」
セリアが指差した方向にはここからでもはっきりと見える大きな火の手が上がっていた。
「壱番魔晄炉がやられたか・・・」
だがセルフィは騒ぎ立てるセリアに膝蹴りを噛ますなど、妙に落ち着いていた。
彼女にとって、この出来事は喜ばしい事なのだから。
シア達ソルジャー候補生達は、辛くもギリギリの所で脱出に成功していた。
「魔晄炉が・・・」
魔晄炉が爆発する様を遠目に眺め続けるシア。
あの規模の爆発ならば周りの住民にもかなりの被害が出ている筈だ。
(何もやってない人達まで巻き添えにするなんて・・・絶対に許せない!!)
アバランチに対し、激しく憎悪を抱くシア。
だが、シアはふと自分達を助けたサウザーの事を思い出す。
(何故私達を助けたの?何故テロリストなんかに手を貸すの?ソルジャーなのに・・・どうして?)
とそんな時、陽気な声を上げる者がいた。
「おやまぁ、盛大に爆発したもんだねぇ」
壱番魔晄炉をとっくに脱出していたカイザーは、ジェシーを担ぎ上げながら陽気にシア達に向かって歩いて来る。
「貴様!何処に行っていた!?何故与えられた任務を遂行しなかった?」
アグリアスが激高する。
「ま、確かに奴等は逃がしちまったがあくまで俺の任務はテロリストの殲滅・・・魔晄炉を守りきれなかったのはあんた等の責任だから俺知〜らないっと」
と、呑気に言ってのけるカイザー。
「貴様ぁっ!」
「班長!落ち着いて!!」
激怒しているアグリアスを宥めるシアだが、彼女自身も怒りの目をカイザーに向けている。
「おお怖い怖い・・・にしてもあのガードスコーピオンをやるとはな。元ソルジャーとかいう奴もなかなかやるじゃねえか」
カイザーは敵の強さを素直に評価した。
「それじゃあ俺はこれで失礼させてもらうぜ。早くこのテロリストさんを連れて行かなきゃいけねえんでな」
と、彼は担ぎ上げているジェシーを見せびらかすようにアグリアス達に見せつける。
「こいつを尋問して、奴等のアジトを見つけ出したら後は楽なもんだ」
「尋問だと!?はんっ、笑わせるな!テロリストが尋問ぐらいでアジトを吐くとわ思えないな」
カイザーの発言にアグリアスは失笑するが、それでもカイザーの余裕の笑みは消えない。
「それを可能にするのが俺達タークスだ。知らなかったのか?」
「・・・・・・」
そしてカイザーはアグリアス達に背を向け、その場から立ち去って行く。
「待てっ!貴様・・・貴様ぁぁっ!!」
アグリアスはカイザーに激しく怒りを感じたが、彼の言い分に間違いは無い。それが一層彼女の心に怒りを覚えさせるのであった。
「班長・・・」
そんなアグリアスを見て。シアは何かとてつもなく不安を感じるのであった。
4、逃走
リリィ・カルテッシアはこの前ケアルラを覚えたばかりの改造人間・・・ではなく、これから実家に帰る所であった。
「ふう・・・やっぱり私には都会生活は無理だったのかしら?」
とリリィは両親の反対を押し切り、実家のある田舎からミッドガルに上京して来たのであった。
だが上京してから一ヶ月もしないうちに早くも挫折して実家に帰ろうとしていた。
「さてと・・・そろそろ電車が出発しちゃうわ」
リリィが自分の荷物を持って、ステーションに入ろうとしたその時、
「ど、どいてくれぇ〜!!」
ドンッ。
突然向こうから走ってきた男がリリィにぶつかって来た。
「キャッ」
リリィは尻餅をつき、バッグの荷物がそこ等中に散らばってしまった。
歯磨き、モーグリのぬいぐるみ、お気に入りのショーツ、無理して買ったブラジャー(パッド付き)など、たくさん。
「あ”あ”あ”あ”あ”〜〜〜〜〜!!!!!」
リリィは顔を赤くして荷物をかき集め始めた。
「痛てて・・・」
と、リリィにぶつかって来た男は、ノートパソコンを取って再び走り去ろうとした。
「ちょっと!あんたも拾いなさいよ!!」
「悪い!今忙しいんだ」
言うなり男は再び走り始めた。
「ちょ、ちょっとぉっ!?」
「どけどけぇぇっ!!」
ドカドカドカ・・・
次の瞬間、リリィの散らばった荷物の上を数人の神羅兵達が踏んづけて行った。
恐らく、先程の男を追って行ったものと思われる。
「・・・何なのよもおぉぉ〜!!」
あとに残されたのは、何が何だか分からずに泣きべそをかいているリリィ、そしてグチャグチャになった彼女の荷物だけであった。
魔晄炉を脱出し、八番街まで逃げ延びて来たクラウド達は散り散りになり、予め決めておいた集合地点に向かう事となった。
そしてクラウドが一人八番街をさ迷っていると、花を売っている一人の女に声を掛けられた。
その女は少し変わった髪形をしている。
「ねぇ・・・何があったの?」
街の様子を見て、女は心配そうにクラウドに尋ねてくる。
そんな女の気持ちを察してか、クラウドは
「気にするな・・・・・・それより」
ふと、クラウドは女の持つ籠の中に花がはいっている事に気付いた。
(花を売っていたのか・・・)
「・・・・・・」
「花なんて、めずらしいな」
「あっ、これね。気に入ってくれた?1ギルなんだけど、どう?」
「もらおう」
「わあ、ありがとう!」
クラウドが答えると花売り娘は嬉しそうに喜ぶ。
「はい!」
花売り娘から花を受け取ったクラウドは、ふと横を向いた瞬間に自分達を探していると思われる神羅兵を見つけた。
「・・・やはり逃げたほうがいい」
「え?」
言うなり花売り娘に金を渡し、その場から走り去ろうとするクラウド。
「ちょ、ちょっと多過ぎるよ!?」
「取っといてくれ」
そしてクラウドはそのまま行ってしまった。
「いいのかなぁ?・・・500ギルも。まっいいか」
花売り娘はクラウドから手渡された500ギルを財布の中に入れた。
とその時、彼女の身体に衝撃が走る。
「キャッ」
突然向こうから走ってきた男にぶつかられ、花売り娘は尻餅を就いた。
「御免よ!!」
男は花売り娘に謝りつつも、そのまま走り去って行った。
「何なの一体!?」
いきなり突き飛ばしておいて御免の一言だけで済ますとは失礼な男だなぁ、と思いつつも、花売り娘はゆっくりと立ち上がった。
「追え!逃がすなぁっ!!」
続け様に男の後を神羅兵が次々に追いかけて行く。
「・・・さっきの人の言った通りかな?今夜は早く帰ろっと」
パンパンッと服についたほこりを払い、花売り娘はその場を後にした。
クラウドはようやく仲間との合流地点に辿り付いた。
既にバレット、サウザー、ビックス、それにウェッジの姿が見える。
「遅いぞ」
バレットがそう言ったが、クラウドは人数が一人足りない事に気付く。
「・・・ジェシーは?」
「ここには来ていない」
クラウドの問いに答えたのはサウザーであった。
「やはり捕まったのか、それとも・・・」
「縁起でもねえ事言うな!!ジェシーは無事だ!絶対に無事だ!!」
サウザーの言葉を打ち消すかの如く、バレットが叫ぶ。
「ならどうする?今から探しに行くか?」
サウザーがバレットに問うが、バレットは一瞬戸惑った。
今、壱番街は自分達を捜索している神羅兵で一杯だろう。
そんな所に戻るのは自殺行為である。
「・・・・・・一旦、アジトに戻るぞ」
「バレット!」
「ジェシーさんを見捨てるんすか!?」
ビックスとウェッジが非難の声を上げる。
「・・・ああああああああああああああっ!!うるせえうるセえ!!助けに行くと言ったら無謀と言い、アジトに戻るって言えば無責任だと言いやがる、なら一体俺は何て言やあいいんだ?ああん!?」
遂にバレットはキレた。
「怒ってるだけじゃ何にも解決しないぞ」
サウザーが冷静に言う。
「何だとこの野朗!!」
バレットはサウザーの襟元を掴もうとする。
だが、そんなバレットをクラウドが制した。
「・・・とりあえず、今アジトに戻ろう。ジェシーの事を含め、今後の事を考えるのはそれからだ」
クラウドの言葉に、ようやく落ち着きを取り戻したバレット。
「・・・分かったよ」
「あんた達もそれでいいな?」
クラウドの言葉に、ビックスとウェッジは渋々頷いた。
ふと、サウザーはクラウドが手に持っている花を見た。
「その花はどうした?」
「アンタには関係ないだろ?」
サウザーの問いに、クラウドは素っ気無く答えた。
そんなクラウドを見て、サウザーは思った。
(私が知る中でソルジャー1stにはクラウドという人間はいなかった・・・)
サウザーは自分の記憶力には自信があった。勿論、全てのソルジャーの名前を覚えている訳ではないが。
(この男は本当にソルジャーなのだろうか?)
そんな疑問の抱きつつも、今はここから逃げ切る事が先決だとサウザーは思考を切り替えた。
■NPC紹介(一応出た者順)■
ツォン(神羅カンパニー総務部調査課、タークスの主任。額のほくろはおかしいと思う)
イリーナ(タークスの見習い。少しドジ)
レノ(タークスの一員。語尾が少し変)
ルード(タークスの一員。ハゲ)
アグリアス・オークス(ソルジャー候補生女性班の班長。厳格な女性)
ハイデッカー(神羅カンパニー治安維持部門統括。ガハハ)
宝条(神羅カンパニー科学部門統括。狂気の科学者)
バレット・ウォーレス(アバランチのリーダー。右腕がギミックアームの短気な親父)
クラウド・ストライフ(元ソルジャー。素っ気無い)
ティファ・ロックハート(セブンスヘヴンの看板娘兼アバランチのメンバー。今回出番無し)
マリン(バレットの愛娘。今回出番無し)
ビックス(アバランチのメンバー。突っ込み&押さえ役)
ウェッジ(アバランチのメンバー。メンバーに少しばかり不満を持つ?)
ジェシー(アバランチのメンバー。新羅に連れ去られる)
プレジデント神羅(神羅カンパニー社長。)
スカーレット(神羅カンパニー兵器開発部門統括。キャハハ)
リーブ(神羅カンパニー都市開発部門統括。苦労人)
パルマー(神羅カンパニー宇宙開発部門統括。無能)
モナー(対ハッカー用の防衛システム。『オマエモナー』)
ギコ BIRTH(対ハッカー用の防衛システム。『逝って良し』)
花売り娘(クラウドが出会った謎の女性。正体バレバレ)
■次回の行動について■
今回、アバランチの作戦は成功しましたが、その代償にメンバーの一人であるジェシーが連れ去られてしまいました。
ジェシーが何処に囚われているのか突き止め救出に向かう、もしくはジェシーの事を諦めテロ活動を再開するかは自由です。
ただしジェシーがいない為、本編の通り五番魔晄炉を爆破使用する事は不可能です。
そして現段階ではジェシーが何処に捕まっているかは不明ですのであしからず。
テロ活動をする方は行動を書くに当たり、どのようなテロ活動を行うか書いて下さい。実現性が無いとバレットは行動を承認してくれないと思います。
ちなみに今回の結果により、ミッドガルの市民達はアバランチに対し不安を抱きつつある事をお忘れなく。
また、ジェシーの審問などについてはタークスが行います。PCで行えるのはカイザーだけですのでご注意下さい。
ジェシーに関わる事自体は誰でも可能です。
1、連れ去られたジェシーの救出に向かう
2、テロ活動を再開する
3、捕らえたテロリストの尋問を行う(タークス専用)
4、捕らえたテロリストに関わる
5、独自にテロリスト共を八つ裂きにしてやる!!
6、一番街の復興作業に関わる
7、NPCに関わる。
8、その他(上記以外の行動をしたい場合)
なお、次回の締め切りは2月3日です。
それまでの書き込みはちゃんと見てますのでゆっくり考えて下さい。
■PCの皆さんへ■
早くも破綻生じる(爆死)。
何とか書き上がりましたが・・・ハァ、何か前回と比べると不調気味です。
本編とは大分内容が違ってますがこれは俺の覚えている事が売る覚え気味なのと、全く同じでは面白くないと思ったのでこうなってしまったとご了承下さい。ていうか全然覚えてないや、どうしよう(死)。
ちなみにクラウド達のシーンは省略しました。あくまでもPCメインという事で。
それに、参加している人達はFF7やった事がある人達だと思うので大丈夫だと判断しました(死)。
でもエアリスとの出会いのシーンはちゃんと描く馬鹿がここに一人います(死)。
あと使用したい武器、マテリアがあれば行動の欄にでも書き込んで頂ければ描写致します。ただレアアイテムなどは使用不可です(レアアイテムはFFの世界観で皆さんが考える範囲の物です)。
それと余談ですが、話が進む度に俺のコテハンもLVアップします。
まぁ、だからと言って特別何か変わるという訳でもないですが(死)。
(キャラクター番号/名前/職業/立場)
●01/ミクロス・オーブ/暗殺者/無所属
警戒のマテリアはあんな感じで宜しいでしょうか?
あまり射程距離を大きくしてしまうと無敵になってしまいますので半径10m程度とお考え下さい。
●02/アリス・ブラウニー/傭兵/アバランチ(今回不参加)
今回は行動を書かれておられませんでしたので不参加扱いとなりました。
次回、再び不参加だとキャラを削除せざるを得なくなるのでご注意下さい。
●03/セルフィ・ティミット/社長秘書/神羅
何だかセリアとの絡みが漫才のようになってしまいました。御免なさい(死)。
それとなるべく行動は詳しく書いて下さると助かります。
●04/バルバリシア・ミストラル/ソルジャー候補生/神羅
今回の責任は全てアグリアスが被りました(貴方に全く処罰が無いという訳ではありませんが)。
アグリアスはかなり窮地に追い込まれています。しっかりサポートしてあげて下さい。
●05/サウザー/元ソルジャー/アバランチ
前回の失態は今回でチャラになったと考えて貰っても構いません。
次回、どう行動するかは貴方次第です。
●06/クラリス/?/無所属
勝手に記憶喪失、そしてナンバリング保持者(?)にしてしまいました、御免なさい。
しばらくは宝条の実験を受け続けるか、もしくは逃げ出すかのいずれかしか出来ませんのでご注意を。
●07/カイザー/タークス/神羅
ジェシーを捕まえましたが、ボーナスは無しです(魔晄炉爆破されたから)。
ジェシーの拷問などに関しては貴方が行ってもらっても構いません。
尋問する場合、方法についてはお任せします。
●08/セリア・ルーディン/黒魔道士/神羅
性格がお間抜けな感じになってしまいましたが、嫌だとおっしゃるならば次回以降は訂正致します。
ていうか御免なさい(死)。
●09/リリィ・カルテッシア/?/無所属
実家に帰ったとの事なんで今回はああいう描写になりました。ご了承下さい。
次回以降の行動については自由です。
●10/シェスタ/傭兵/無所属
両手拳銃、今回はあんまり描写できませんでしたがあんなもんで宜しいでしょうか?
次回、ミクロスと共に行動するか、それとも一人で行動するかは自由です。
●11/シコール/ベジタリアン/神羅
農地開発部門は認めたかったんですが、それを認めてしまうと何でもありということになってしまいますのでああいう感じになりました。ご了承下さい。
ですが、まだ認められていないだけでチャンスはいくらでもある・・・かもしれません(^^;)。
要は貴方の行動次第です。
●12/カーロス/ハッカー/無所属
モナーとギコ BIRTHと勝手にライバル関係(?)にしてしまいました(^^;)。すみません。
今回神羅兵に追われていましたが、次回はその追撃から逃げ切った後と考えてもらって構いません。
今回も謝ってばっかりだ・・・(死)。
あああああ・・・間違えた・・・憂鬱だ・・・( ´Д`)
>>213の正しくは↓
Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ´∀`)< 侵入者発見!
( ) │ 侵入者発見!
| | | \__________
(__)_)
====================================================== |
======================== ∧ ======== ∧=============== \\ ///
====================== / λ====== / λ=========== \ /
==================== / λ==== / λ======== \ 逝 /
================== \======== \ ッ /
================ <◎> (_人_)<◎>λ \ .テ
================ |∨ ∨| | ヨ \
================ | | | / シ \
================ /⌒⌒ .| | // !! \
================== . ――┤ / / \
================== / |
================  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ>  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〇> +
============== |> 〇>
============ _______ ノ> _______〇>
========== /=============
======== /=============
====== /================
==== /===========
結局ずれてるし(死)。
236 :
01/ミクロス:2001/01/24(水) 13:22
>GM@LV3さん
長文お疲れ様です。
とりあえず質問なんですけどミクロスはジェシーがいなくなったことや
アバランチの次回のテロ計画について知っているのでしょうか?
237 :
GM@LV3:2001/01/24(水) 13:37
>>236 今回の計画を事前に知る事が出来ましたし、ジェシーがいなくなったという事を知っているという設定で構いません。
アバランチは基本的にジェシー救出に全力を注ぐと思います。
無論、この事を知っているとしても構いません。
238 :
:2001/01/24(水) 18:40
一回分があまりにながいんで読むのにまとまった時間を割かなくてはいけないし、疲れる。
ちょっとずつ小出しにしていって欲しい。
239 :
名無しさん@LV2001:2001/01/24(水) 19:11
すげえ面白い。
このレベルの話を二日で仕上げるとはな。
恐らくこの板では1,2を争う書き手だな。
ま、238氏の意見も参考にしておくんなはれ。
240 :
爆:2001/01/24(水) 20:38
〇 -,`(;:ヽλ,( o
。 `;~ ` `7 俺がまだ出演てないってところは
o。 ,-` ヾ, かなり重要なポスト(配役)だと考えて
T`i: (_ , ソゝ いいんだな?
`√i ゝ(ヾ ' riフ/'" 敵キャラにしてくれよ。できれば主役側を殺したりする役
\ .,~~,. ,., ,/`
`"ー--'"`
241 :
GM@LV3:2001/01/24(水) 22:49
>>238 御免なさい。今回のは自分でも長過ぎたと痛感しております。
何せ前回のが22KBなのに対し、今回のは189KBでしたしね(死)。
以後はもう少し短くできるよう努力します。
>>239 有難う御座います。
>>240 いや、ただ出すのが難しかったから出せなかっただけです(死)。
ひょっとしたら出せないかもしれないけどその時は勘弁して下さい。
242 :
名無しさん@LV2001:2001/01/24(水) 23:33
Agえ
243 :
セリア:2001/01/25(木) 00:06
>GM@LV3さん
おつかれさまでしたっ!!
すっごいおもしろかったです。
オバカキャラもオッケーです。
で、次回の行動ですが、とりあえず、セルフィさんに一任
させていただきます。
できれば、1回「ホントに魔力が高いのね、このコ。」と
思えるようなイベントがあれば、うれしいです。
マテリアはHPとMPが逆になるやつ(名前忘れた・・・)所持ということで。
よろしくお願いしまース!!
244 :
名無しさん@LV2001:2001/01/25(木) 00:07
245 :
名無しさん@LV2001:2001/01/25(木) 01:08
age
246 :
名無しさん@LV2001:2001/01/25(木) 21:01
気合はいってるなあ。
247 :
名無しさん@LV2001:2001/01/26(金) 04:56
コノスレノ趣旨ガ解リマセン・・。
わしもわからん・・・。
249 :
名無しさん@LV2001:2001/01/28(日) 12:49
次回参加者は受け付けておるのかい?
250 :
名無しさん@LV2001:2001/01/28(日) 13:06
残念ながら知らん
251 :
GM@LV3:2001/01/28(日) 18:34
>>243 了解です。
>>249 一応受け付けてます。
もっとも、参加者少なかったらもう書かないけど。
252 :
名無しさん@LV2001:2001/01/28(日) 18:49
TRPG方式おもろいあげ
シュウリョウデイインダヨナー?
254 :
01/ミクロス:2001/01/28(日) 19:01
次回の行動は新羅側にテロの偽情報を流し、その上で本社ビルに
潜入します。
もっとも偽情報で本社ビルが手薄になるとは思ってませんが
アバランチ側のて助けもかねての行動です。
潜入の目的は本社内部の把握なので無理に戦闘をしたりはせず、
ヤバイと思ったらすぐ撤退します。
武器はとりあえず銃とソードブレイカーであとはけむりだまを
所持ということでよろしくお願いします。
255 :
10/シェスタ:2001/01/28(日) 23:53
>GMサマ
わ〜い2丁拳銃〜。ありがとうございます!
これからもガンガン撃ち込めますように。
お話とってもグーです。クリアーの頃にGMさんのレベルが
いくつになってるのかが気になる…。
次回の行動
どうやらミクロスが神羅側の混乱を望んでいることを察知し、彼にジェシーの
居所の情報があればアバランチ側にそれを売って、なおかつ自分も混乱の手助け
をすることを持ちかけます。まあだいたいの場所でいいし。私についていかれるのと
どっちがいい? とか言えば断れまい…。ふふ。
アバランチ側にはミクロスが見当をつけた場所か、宝条の実験室(68階あたり〜?)のどちらかに
ジェシーがいると伝え、自分も今回のテロに関しては参加すると申し出ます。
(もちろん金取ります。)2つの場所を伝えたのは、それによってアバランチ側が
人手を2班に分け、結果として神羅側の混乱を助長できる可能性が高いとの考えです。
そんなカンジでよろしくです。
マスターさん長文お疲れさまです〜
しっかり保存しました(笑)
お聞きしたい事があるんですが
アグアリス班長と私が受けた処罰は具体的には
どんな感じでしょうか(減給とか謹慎とか?)
それによって次回の行動を決めようと思ってます。
>>229は気持ち的には
5、独自にテロリスト共を八つ裂きにしてやる!!
を選びたいんですが、神羅の命令と関係なく行動すると
出世の道が断たれる気がするので(−▽−;)
257 :
シア:2001/01/29(月) 13:08
ああ、班長の名前間違えた!(汗)(正:アグリアス)
逝ってきます。私の記憶を空に預けにいくよ…
258 :
GM@LV3:2001/01/29(月) 16:53
>>254、
>>255 了解です。
>>256 基本的にシアもアグリアスも、そして他の候補生達も減給と謹慎処分程度です。
本当ならもっと厳しい処分なのかもしれませんが、俺はこういう事は良く分からないのでこの程度という事で(いい加減だ・・・)。
しかしながら、アグリアスは精神的にかなり参っている状態です。
出世街道を進んでいたエリートが突然挫折し始めた、という感じに考えて下されば良いでしょう。
また、謹慎処分と言っても自宅謹慎ではないのでシアの行動に制限はつかないと考えてもらって構いません。
お好きな行動を取って下さい。
>>258 わかりました。行動は
5、「独自にテロリストをギャフンと言わせちゃる!」で行きます。
同時に7、「NPC(アグリアス)に関わ」ります。
班長のリミット技の威力を見て「この人ならやれる!」と確信したんで
テロ狩りに誘います。もし班長がフ抜けていたら顔面張ってでも
気合を入れてあげます。(鬼)
「貴女は私達のリーダーなのよ?こんな所で呆けてる場合じゃないでしょう!?」
って感じで。本来なら優しく慰めてあげるべきなんでしょうが、
元々アグリアスはシアにとって苦手な人なんで強行手段を(笑)
うむ、まぁ俺はあんな感じのキャラでいいでござるな。
拷問については・・・さて、どうすっかな・・・。
あれだなあれ。テロ集団(アバ)のアジトを喋らないと
電気イスで高圧電流(死なない程度の)を流すってことにしよう!
っつーわけで、あとはおまかせします。(ぉぃ
せっかくだからオレも参加しちゃおうかな〜
名前:レーゼ
職業:ソルジャー1st
性格:質実剛健
年齢:16
LV:15
HP:1043
MP:122
武器:ライトセイバー
防具:ドラゴンの腕輪
アクセサリー:タフネスリング
マテリア:連続斬り、投げる、必殺、カウンター、先制攻撃、遠距離攻撃、HPアップ、チョコボ寄せ
シチュエーション:ミッドガル周辺でモンスター駆除の任務を遂行している所に
知らせが届く。壱番魔コウ炉が爆破された。これ以上テロリスト達を
調子に乗らせない為にソルジャーを魔コウ炉の警備に当てるらしい。
この知らせを見たレーゼはちょうど今行っている任務にも不満があることだし
魔コウ炉の警備に立候補することに…。 とまぁ、出来ればこんな感じがいいです。(^_^;
262 :
GM@LV3:2001/01/30(火) 16:03
>>259、
>>260 了解です。
>>261 了解しましたが、ライトセイバーってあのライトセイバーですか?
う〜ん・・・ちょっと使い所が難しい武器ですね、でも何とかしてみます。
ちなみに女で宜しいんですよね?(死)
>>262 いや、オレは男なので、男でお願いします。(w
ライトセイバーは使いづらければ変更してもいいッスよ〜。
ちなみに、男のくせに何故レーゼというコテハンを使うのか?
それについては触れないで下さいまし…(謎)
265 :
GM@LV3:2001/01/31(水) 13:31
266 :
名無しさん@LV2001:2001/02/01(木) 01:40
age
267 :
クリス=タル:2001/02/02(金) 14:09
参加してもいいか?
268 :
GM@LV3:2001/02/02(金) 15:02
いいですよ。でも締め切りは一応明日までです。
269 :
クリス=タル:2001/02/02(金) 22:57
では、
名前 クリス=タル
性別 女
職業 ソルジャー2nd
年齢 26
武器 サーベル レイピア
マテリア 狙う 連続切り かばう ほのお 必殺
男言葉で話す金髪の美女。性格も男である。
ソルジャー1stになれる実力はあるのだが問題行動が多いので2ndどまり。
武器は細身の剣で華麗な剣さばきで相手に幻覚を見せることもできる。
問題行動のため本社に呼び出され、行くことに。
270 :
08/セリア:2001/02/03(土) 00:35
こんばんは。
締め切りが近づいてきましたが、
一任したセルフィさんからの書きこみがないので・・・
もし締め切りまでにセルフィさんが次の行動をしてこなかったら・・・
私の行動は
6と7でお願いします。
NPCはティファとか花売り娘さん(ワラで・・・
少しオウチの外に出てみます!
よろしくお願いします。
271 :
08/セリア:2001/02/03(土) 00:36
↑セルフィさんが次の行動を指定しなかったら。の間違いです。
ごめんなさいー。鬱だ氏の〜☆
272 :
GM@LV3:2001/02/03(土) 00:50
273 :
GM@LV3:2001/02/04(日) 00:21
とりあえず、ここで締め切ります。
しかしながら結果を書き込むのがかなり遅くなるかもしれませんのでご了承下さい。
274 :
名無しさん@LV2001:2001/02/04(日) 00:24
がんばって続けてくれよ〜
275 :
名無しさん@LV2001:2001/02/04(日) 02:59
期待age
γ SEED 〜ヽ \
/ ヽ \
ノ λi_λ_(_ノ!_ノ__火 \
ノ i'ta:、 イtヲフ' | \
// | .フ ″ | |γ
< ノ ゝヾ___ |i.レ' わたしの期待通りにやってくれているな
ヾ ノ i ヾ!ヽ _ |i.| ノ わたしは次ぐらいにアレキサンダー改で
`'-、ノ `- ┐ ノノ/ 出撃しようと思っている。
'-ノ,_/. | ヽ ノ/ セリアは自由にさせてやろう
_ _
〃┏━━ 、
| ノノソハ))) / ̄ ̄ ̄ ̄
Λ_リリ;´∀`)リ < うぐぅあげ♪
( ⊂#~ ∞~~#⊃ \____
( つ/_∞__|~
|(__)_)
(__)_)
そういえば、リミット技を書き忘れてました…。
レーゼのリミット技は「レーザーブレード」でお願いします。
遅かったら次回からお願いしますね。
280 :
GM@LV3:2001/02/06(火) 20:46
今執筆中なんですが、今回はほとんど話が進まないと思います。
展開がオリジナルだからなぁ・・・(死)。
とりあえず今週中には何とか仕上げたいです。
>>278 了解です。でも今回使えないかも(^^;)。
281 :
名無しさん@LV2001:2001/02/06(火) 22:50
意外と面白いのでびっくり。参加したいけどそろそろ人数的に限界かな?
次の話しの後、よかったら参加させてほしい。
282 :
GM@LV3:2001/02/07(水) 12:23
>>281 いいですよ。回が進むにつれてどんどん抜ける人が増えてきてますし(笑えない)。
283 :
281:2001/02/07(水) 18:47
ぬは、抜けた人はストーリー上で上手に抹殺されるのですか?
何とか今週中には公開出来そうな感じです。
>>283sage
抹殺するというより、ストーリーから離れるという感じです。
上手とは言えないと思いますが(^^;)。
それに、一応キャラ削除は2回連続不参加の場合のみです。
FF7オンライン・第二話
『敗北』
1、ソルジャー達の思惑
魔晄都市ミッドガル。
その周辺でモンスターの駆除を行う者達が居た。
神羅カンパニーのソルジャーである。
その一人であるレーゼは、愛刀であるライトセイバーをモンスターに向かって一閃した。
「ぐおおぉぉぉ・・・」
レーゼの一撃を受けたモンスターは断末魔と共にその場に崩れ落ちた。
「ここいらの奴は全部片付いたな・・・」
レーゼは汗を拭うと、ライトセイバーの光の刃を消す。
ライトセイバーは神羅カンパニーの兵器開発部門が開発した兵器だ。
自らのHPとMPを消費し、光の刃を作り出す特殊な柄という仕組みである。
威力は文句無しだが、使用者の消耗が激しすぎる為にまだ量産化の目処は立っていない。
レーゼはこの武器の試作品のテスト運用を兼ねて使用しているのである。
(少し使い過ぎたか?)
いつもより若干疲労が感じられる自分に、レーゼはそう思った。
しかし、任務を終えた彼の心は達成感に満たされ得るどころか、逆に会社に対し不満を抱く事になるのであった。
(何時までこんな仕事をしなければいけないんだ・・・?)
つい最近1stに昇格したばかりのレーゼは、こんな地味な仕事ばかりやらされる事に不満を感じていた。
自分はモンスターの駆除をする為にソルジャーになった訳ではない。
ましてや最近街中で反神羅グループのテロ活動が活発化して来たというのに自分はこんな所で別に街を襲うとは思えないモンスターの駆除ばかりさせられている・・・
そう思うと、レーゼは無性に腹が立つのであった。
「レーゼ、あそこの木陰で一息つこうぜ」
彼の同僚が休憩しようと促して来た。
「ああ、分かった」
レーゼは素っ気無く返事して、木陰向かおうとした。
と、ちょうどその時本社からの通信が入った。
「おい、今すぐ本社に帰還せよだってよ!」
通信係の男が同僚達に聞き渡る様に大声で伝える。
「はぁ!?マジかよ」
「俺達ゃヘトヘトなんだぜ〜?」
ソルジャー達の口から愚痴がこぼれる。
「何故今すぐ帰還なんだ?モンスターはまだ全て始末していないぞ」
そんな同僚達を尻目に、レーゼは通信係の男に問い掛ける。
「何でもテロリスト達に壱番魔晄ロが爆破されたらしくて・・・」
「爆破されただと!?」
通信係の言葉に、思わず叫んでしまうレーゼ。
だが彼だけでなく、周りの同僚達も動揺を隠せない。
「それでガハハの奴、ソルジャーを総動員してそのテロリストの奴等を始末するつもりらしい」
周りに言葉を遮られた通信係は言葉を続けた。
「はぁ〜!?」
「面倒臭いぜ全くよぉ」
そんな通信係の言葉に、ソルジャー達は面倒臭そうに
だがレーゼはその場で立ち尽くし、口元に笑みを浮かべた。
(ようやく俺にもチャンスが巡ってきたという事か)
同時刻、神羅ビル。
(今回はどんな怒り方すんのかな?あのハゲ)
クリス・タルはいつも通り、上司に呼び出されて憂鬱ながらも上司の部屋に向かっていた。
ソルジャーになって早4年、彼女は万年2stクラスであり、未だに1stクラスに昇格出来ていなかった。
それというのも、任務中にいつも問題行動を起こし、常に任務にトラブルを発生させているからである。
しかも女性だというのに、彼女の男勝りっぷりはハンパな物ではなかった。
実力は1stと呼ばれても申し分ないのに、それ以外の面ではかなり問題があった為昇格出来ないのである。
コンコン。
上司の部屋の前に着きドアをノックするクリス。
「クリス・タルですけどぉ」
「入れ」
上司の声と共に、ドアを開けるクリス。
部屋の中にいたのは、何時もと変わらず怒りに満ちた表情の上司である。
上のライトの光が、彼の頭で反射してテカリッと光っているのがクリスにとって何とも言えない程おかしかった。
「いやぁ、今日も頭のテカリ具合が最高ですねぇ」
「私の頭の事はどうでもいい」
クリスのジョークを、上司は表情を変える事無く受け流した。
「それよりもお前に特別任務を与える」
「特別任務?」
てっきりまた怒られるかと思っていたクリスにとって、それは予想外の言葉だった。
「その特別任務って何ですか?」
「・・・先日、アバランチとかいうテロリストグループに壱番魔晄炉が爆破された事はお前でも知っているだろう?」
でも?その言葉に響きにカチンと来るクリスであったが、敢えて反論はしなかった。
「いや、まぁ、知ってますけど」
「そこでハイデッカー総括はソルジャーを総動員してテロリストを駆逐する命令を出された」
「ほぅ」
「だがお前は参加しなくていい」
「・・・は?」
上司の言葉を理解するのに、クリスはしばらく時間を要した。
そしてようやく理解できたクリスは問い返す。
「な、何でアタシは参加させてくんないんですかっ!?」
「唾を飛ばすな唾を!いいか、お前は今まで任務中に起こして来た問題を忘れたのか?」
「え?・・・・・・忘れちゃいませんがそれがどうかしました?」
「どうかしましたかじゃない!!お前のせいで今までそれだけ苦労してきたと思っておるんだ!?ワシだけじゃない、お前の同僚達も迷惑を被っているぞ」
上司の怒声が部屋に、クリスの耳に響き渡る。
「そんなに大声で言わなくたってちゃんと聞こえてますよ」
「とにかく、お前はしばらくの間自宅謹慎だ!!それが、お前の特別任務だ」
「そ、そんなの横暴過ぎますよ!!」
「うるさいうるさいうるさぁーーーーーーーい!!これは命令だ!!もし破ったとしたらすぐに警備兵に降格だ!!」
「はぁ!?・・・ふ、ふざけんなこのハゲェェェェェェェェェ!!」
「上司に向かってハゲとは何だぁハゲとはぁっ!!」
その後もクリスは上司と激しい口論となったが、処分が更に酷くなっただけで、結局部屋を追い出される始末であった。
「くそっ、何が謹慎だ!ふざけやがって」
自室に帰ったクリスは、足元に転がっていたモーグリのぬいぐるみを思いっきり蹴飛ばした。
「そっちがその気ならこっちだって考えがあるぜ。クフフフフ・・・」
謹慎を食らいながらも、クリスはやる気満々であった。
2、協力者
ミッドガルの七番街スラム。
そこにあるセブンスヘブンではアバランチの面々が
だがメンバー全員が口を閉ざし、全く動こうともしない。
「・・・で、これからどうするんだ?」
沈黙を破り、最初に言葉を発したのは元ソルジャーであるクラウド・ストライフであった。
「それを今考えてるんじゃねえか!!」
クラウドの言葉に、バレット・ウォーレスは怒声を上げる。
「ちょっとバレット、落ち着いてったら」
いきり立つバレットを宥めようとするのはこのセブンスヘブンのバーテンダーであり、看板娘のティファ・ロックハートである。
先程からクラウドが沈黙を破り、バレットが怒声を上げ、ティファはそれを宥め、そして再び沈黙・・・これの繰り返しだ。
壱番魔晄炉の爆破には成功したものの、アバランチの頭脳とも言えるジェシーが捕まってしまった為、こうして作戦会議を開いているのである。
だが意見はまとまらず、何時まで経っても結論は出ないままであった。
そして、そんなアバランチの面々に失望したもう一人の元ソルジャーは、何時の間にか彼等の前から姿を消していた。
だが、今はジェシーを助けに行くのか、それともこのまま見捨てるべきかを決断しなければならなかった。
クラウドを除いた全員がジェシーの救出に賛成したが、クラウドはリスクが大き過ぎる上に、ジェシーが何処にいるのかすら分からない、下手をすれば自分達までジェシーの二の舞となってしまう、そういった事を述べた上で決断はバレットに任せた。
すぐに反対と言わない所が彼なりの思いやりなのだろう。
そんなクラウドの気持ちを察してか、バレット達はどちらにすべきか未だに決断できないでいた。
「すみませぇ〜ん。アバランチのアジトってここですか?」
『!?』
突然入り口から聞こえた聞き覚え女の無い声に、一同は瞬時に身構える。流石にテロリストというだけはある。
「すみませぇ・・・」
女は店に入ってくるなり、クラウドに床に叩き伏せられた。
「痛た・・・ちょっと何するのよ!?」
「てめえは何モンだ!?神羅の回しモンか!?」
バレットが右手のガトリンクガンを女に向ける。
「ちょ・・・ちょ・・・違うって!私はただ・・・」
「バレット止めて!クラウドも彼女を放してあげて」
ティファが2人を宥めようとする。
「ティファさん!その人敵かも知れないんスよ」
メンバーの一人であるウェッジがティファに言う。
「そうだぜ。ただでさえジェシーがさらわれたっていう時に」
「ビックスっ!!」
バレットの言葉に、メンバーの一人であるビックスは慌てて口を塞ぐ。
「・・・そのジェシーの居場所を知っているって言ったらどうする?」
『!?』
女の言葉に、アバランチの面々は女に注目する。
「・・・デ、デタラメ言ってるんじゃねえ!!」
「嘘かどうか、一度私の話を聞いてみてよ。それから私をどうするか決めてくれればいいわ」
クラウドに押さえつけられつつも、女は言葉を続ける。
「バレット・・・」
何か物を言いたげな表情でバレットを見つめるティファ。
しばらく間を置いた後、バレットは口を開いた。
「クラウド、放してやれ」
「・・・放した瞬間、あんたを殺しにかかるかもしれないんだぞ?」
バレットの言葉に、クラウドは反論する。
「クラウド、放してあげて」
そんなクラウドに、ティファは言った。
「・・・分かったよ」
ティファの顔を見て、クラウドは渋々女を放した。
「あぁ・・・苦しかった」
ようやく開放された女は、ティファと同じくらいの肌が露出した格好をしていた。
女はシェスタと名乗った。
シェスタの話によれば、ジェシーが囚われているのはどうやら神羅ビルの68F辺りにある科学部門統括、宝条の実験室だという。
「でもよ、何処でそんな情報仕入れたんだ?」
ビックスがシェスタに問い掛ける。
「それは企業秘密という事で」
と笑顔で答えるシェスタ。
「・・・胡散臭いな。第一何で68Fに実験室があるなんて知ってるんだ?」
とクラウド。
「だから〜それは企業秘密だって」
「・・・信じられないわ」
先程シェスタの擁護に回っていたティファですら、シェスタの言葉を信用しようとしない。
そもそも、シェスタの言っている事はデタラメなのだから仕方が無い。
彼女は昔の知人であるミクロス・オーブが神羅に混乱をもたらそうとしているのを察したシェスタは、彼の手助けをするべくアバランチのアジトにやって来たのである。
本来ならばミクロスが見当をつけた場所も言って、アバランチを2つに分けて行動した方が混乱を助長できると考えていたのだが、ミクロスは見当がつかないとの事なので、断念せざるを得なかった。
「大丈夫。本当だって。信じてよぉ〜」
「とても信じられないっス」
ウェッジもシェスタを信用しようとはしていない。
隣にいるビックスも同じ気持ちのようだ。
「・・・んもぉー!!それじゃあどうすれば信じてくれるのよ!?」
そんなアバランチの面々を見て、シェスタは遂にブチ切れた。
「逆ギレしたって信じられねえモンは信じられねえ」
それでもバレットの返事は変わらない。
「何よりあんたの言う事は信憑性が無い。あんたが何の目的で俺達に情報を流したのかは知らないが、だからといって俺達はそれを鵜呑みにして動く訳にはいかない」
とクラウド。
「・・・確かに貴方達の言う通りね。でも考えてみて、神羅が捕まえたテロリストを無傷のままにしていると思う?こうしている間にもえげつない拷問とかしてジェシーさんを苦しめているかもしれないし、もしかしたらジェシーさんがアジトの場所を喋ってしまっているかもしれないわよ?」
「ジェシーはそんな事は絶対しねえ!!」
シェスタの言葉に怒るバレット。
「もしかしたらと言ったでしょ。でも、その可能性が無いと貴方は言い切れるの?」
シェスタの反論に、バレットは言葉を失う。
「確かに正論だな」
「クラウド!?」
思いがけない幼馴染みの言葉に驚くティファ。
「このまま出るかも分からない結論が出るまでここでじっとしているより、数少ない情報を元に動く方が効率的だと俺は思う」
「でも、敵の罠だったらどうするんスか?」
とウェッジ。
「このまま時間が過ぎれば、いずれはジェシーが口を割らされると思って間違いないだろう。そうなれば、間違いなく神羅は俺たちを潰しにかかって来る。そうなればここだって安全とはいえなくなって来るぞ」
「そんな・・・」
クラウドの言葉に絶句するアバランチ一同。
「ちなみに私も手伝わせて貰うわ。それから私の知人が独自に神羅ビルに侵入する予定だからそのつもりで」
「おいおい、そんな勝手な事して本当に大丈夫なのかよ!?」
ビックスは不安そうに尋ねる。
「心配しないで。彼とはちゃんと打ち合わせしてあるし、何より彼の行動が貴方達が不利になるような事はしないと思うから」
「思うから?イマイチしっくりしないな」
ビックスの言葉にシェスタはむっとして言い返す。
「だったらどうする?このまま出る事の無い結論が出るまでここで話し合ってる?それでいいんなら私は構わないけど?」
シェスタの言葉にビックスは言葉が詰まらせる。
「バレット、あんたがリーダーだ。あんたが決めろ」
クラウドがバレットに促す。
「バレット・・・」
そんなバレットを不安そうに見つめるティファ。
その場に沈黙が流れる。
「・・・何ボヤッとしてやがる!さっさと準備しねえか!」
沈黙を破ったのはバレットの怒鳴り声であった。
バレットの言葉に、一同は自分のすべき事をし始めるのであった。
「あ、手助けする料金はまけとくからね」
と、シェスタが何かを思い出したかの如く、バレットに言う。
「金が欲しかったら行動で示しな」
バレットはそう答え、愛娘のマリンの法に向かって行く。
「・・・言われなくても分かってるわよ」
シェスタは自分の得物である二丁の拳銃に手をやるのであった。
そして、神羅がアバランチが五番魔晄炉の爆破予告をしてきた事を表明したのはそれから数日後の事であった。
3、神羅の実力
神羅ビルの地下。
神羅カンパニー総務部調査課、通称タークスの一員であるカイザーは先日捕らえたテロリストの尋問を行っていた。
「いい加減吐いちまったらどうだ?その方が楽になれると思うけどな」
「・・・・・・」
カイザーの言葉にそのテロリスト・・・ジェシーは一言も口を開こうとしない。
手足を拘束されている為、逃げ出す事のままなならない状態である。
「じゃあもう一段階アァァップッ!」
カイザーはジェシーの掛けている椅子のダイヤルを回し、スイッチを押した。
次の瞬間、ジェシーの身体に高圧電流が走った。
「うああああああああああああっ!!」
あまりの激痛に絶叫するジェシー。
「辛いのか?そりゃ辛いだろうな。俺だってこんな事はしたくはねえさ。だからさっさとアバランチとやらのアジトの場所を教えろ」
そう言って、カイザーは電気椅子のスイッチを切る。
激しい激痛から解放されたジェシーはぐったりと身体が前に倒れる。
ジェシーの前髪を掴み、彼女の顔を持ち上げるカイザー。
「さあ言って貰おうか?お前等のアジトは何処にある?」
カイザーは自分の顔をジェシーの顔と同じくらいの高さになるようかがんだ。
そんなカイザーの顔に、ジェシーはペッと唾を拭き掛けた。
「・・・このアマァッ!!」
ばしぃっ!
カイザーはジェシーの顔を殴りつける。
ジェシーはそのまま意識を失った。
がちゃっ。
と、カイザーの耳にドアが開いた音が聞こえた。
「ゲロったか?」
ドアの方から聞き覚えのある声がした。
カイザーが後ろを振り向くと、そこには彼の先輩であるレノが立っていた。
「いえ、まだですけど・・・」
カイザーがそう言うとレノは彼に近付き、拳で顔面を殴りつけた。
殴られた勢いで壁に激突するカイザー。
「お前、尋問なんかに時間掛け過ぎだ、と」
「で、でもこいつ意外としぶとくて・・・がぁっ」
慌てて反論しようとするカイザーは、レノに強烈な蹴りを入られアヒルのようなうめき声を上げた。
「どんな仕事も手早く完璧にこなす、それがタークス。お前もタークスなら覚えておけ、と。」
そう言うとレノはジェシーの方に向かって行き、電気椅子のパワーを最大にまで上げ、スイッチを入れた。
「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
ジェシーは今までカイザーに聞かせていた以上に絶叫した。
「レ、レノ先輩!?それじゃあ死んじゃいますよ!!」
カイザーはレノを止めようとするが、次の瞬間レノに睨まれ、何も言えなくなる。
「・・・こいつの尋問は俺がする、お前はルードと合流して奴を手伝え、と」
「て、手伝うって何を・・・?」
「ネズミ退治だ、と」
そして再び電気椅子のスイッチを入れるレノ。
「があああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
ジェシーの絶叫は既に人の物とは思えない程の物であった。
「さっさと行け、と」
「は、はい」
レノに促されカイザーは部屋を出た。
彼の耳には、ドアを閉めても聞こえてくるジェシーの絶叫が入り込んで来るのであった。
神羅ビル60F。
幾人もの警備兵が倒れている中、ミクロス・オーブはタークスの一人であるルードと死闘を演じていた。
(くっ・・・偽の情報が聞いてなかったというのか!?)
ミクロスは五番魔晄炉の爆発予告を出し、神羅の目が魔晄炉に向いている隙に神羅ビルに侵入した。
独自の調査網でアバランチのメンバーであるジェシーが囚われた事を知ったミクロスは、自分の目的を果たすと共にアバランチの手助けをしようと考え、シェスタをアバランチのアジトに送ったのである。
先日の一番魔晄炉の爆破によって神羅はテロリストに対して過敏になっている筈だ。ましてやテロ内容が前回と同じ魔晄炉爆破・・・必ず乗ってくるとミクロスは踏んだのである。
もっともシェスタに、
「私について行かれるのとどっちがいい?」
と尋ねられ、彼女に着いてきて欲しくなかった事が一番の要因とも言える。
そして神羅ビルの構造を調べている最中、運悪くルードに発見されてしまったのである。
と、ミクロスの頬をルードの拳がかすめた。
彼の頬から血が流れ落ちる。凄まじい威力である。
ミクロスはルードに回し蹴りをかまし、すぐさま後ろに飛んだ。
だが、ルードはまともに蹴りを受けたにも関わらず動じている様子は無い。
(こいつ・・・化け物か!?)
ミクロスはルードのタフさに驚きを隠せない。
「・・・何のつもりで進入したのかは知らないが、あのような情報に惑わされる神羅じゃない」
「タークス・・・」
見クロスは今目の前にいる男がタークスだと知って舌打ちした。
タークスの噂は聞いた事があった。任務遂行の為にはいかなる手段も問わないプロフェッショナル達だ。
(道理で強い訳だ)
警戒のマテリアは自分よりも強い力を持つ相手には通用しない。
ミクロスもかなりの実力者だがマテリアが発動しなかったのはルードがミクロスよりも優れた力の持ち主であるという事である。
(仕方ない・・・ここはひとまず逃げるか)
ミクロスは不名誉だが撤退する事を決断した。
ルードが自分に拳を繰り出した時、ミクロスはソードブレイカーでルードの腕に突き立てた。
そしてルードが怯んだ隙を突いてけむり玉を放つ。
「くっ・・・」
ルードは視界を遮られる。
ミクロスはすぐさま階段の方へと向かうが、彼の横から突進してくる者があった。
「!?しまっ・・・」
ミクロスが気づいた時には彼の意識はブラックアウトした。
「大丈夫っスか?先輩」
ミクロスを倒した男・・・カイザーは先輩であるルードに問い掛ける。
「ああ・・・尋問はどうした?」
「レノ先輩が俺に任せろって言ったんで任せてきました」
そう言うものの、カイザーは不満そうな表情である。
「・・・そうか」
彼に何があったかおおよその見当がついたルードはそれ以上深く詮索せず、ひっそりと呟く。
「それよりも玄関先のネズミはどうするんスか?」
カイザーの問いにルードは無表情のまま答える。
「・・・他の部署にも仕事を与えるのもいいだろう」
「・・・そうっスね」
そしてルードは気絶しているミクロスを担ぎ上げ、その場を後にした。
ルード達がミクロスとの死闘を終えた頃、ジェシー救出の為に神羅ビルにやって来たアバランチの面々達は玄関先でソルジャー達の待ち伏せに会っていた。
「てめえっ!やっぱり俺達をハメやがったな!?」
バレットはシェスタの襟元を掴んで怒鳴る。
「ち、ちが・・・」
「よせバレット。今はそんな状況じゃないだろ?」
クラウドがバレットを静止する。彼の言う通り、今はそんな状況ではない。
「・・・もう話は済んだか?」
アバランチの面々を取り囲むソルジャーの一人、レーゼがクラウド達に問い掛ける。
「大人しく武器を捨てて貰おうか?」
レーゼはライトセイバーの光の刃をクラウド達に向ける。
「うるせえ!まだまだ勝負はこれからだっ!!」
「止めてバレット!無茶よ」
今にも敵に突撃しそうな勢いのバレットをティファが収める。
バレットはいきり立つが、既に勝負は決していると言っても過言ではない。
アバランチの面々はシェスタを含め6人。
対して敵の数はざっと見ただけでクラウド達の5倍以上はいるだろう。
まして敵の大半は瞳に魔晄を帯びた者・・・即ちソルジャーが大半である。
これ以上闘っても被害が増えるだけである。
「さあ・・・返事を聞かせて貰おうか?」
冷淡な声で話すレーゼの問いにアバランチの面々が出した結論は・・・
4、古代種と英雄
壱番街は先の魔晄炉の爆発事故により壊滅的な被害を受けていた。
神羅カンパニーの懸命な救助活動のお陰で市民の殆どが無事に救助されたものの、犠牲者が全くいなかったという訳ではなく、住むべき家を失った人々は一時的に避難所で生活していた。
「はい、お爺ちゃん。温かいスープが出来ましたよぉ」
セリア・ルーディンは苦心の末作り上げたパンプキンスープを、側にいた老人に手渡した。
「おお、すみませんのう」
その老人は感謝を込めた笑顔でセリアに礼を言った。
向こうに歩いていく老人を見送った後、
彼女は神羅カンパニーの社長、プレジデント神羅の専属秘書の家に居候しているのだが、壱番街の惨状に見るに耐え兼ね、被災者に対してボランティア活動を行っているのであった。
居候先の女性は成るべく目立たない事を条件にそれを承諾した。
特製パンプキンスープを入れた鍋も空になり、ひとまず休憩をとる事にしたセリアはそこら辺をブラブラと歩く事にした。
ふと、セリアは人通りの少ない通りの崩れた建物の側に、何やら祈りを捧げている一人の女性を見つけた。
側には沢山の花が添えられているのを見つけた。
この頃、今回の事故の犠牲者の為に瓦礫に花を供える市民達が後を立たかった。
恐らくその女性も亡くなった人の為に花を添えてあげているのであろう。
「ここの花もあなたが供えたんですかぁ?」
セリアはその女性に声をかけた。
その女性はセリアの声に気付き、セリアの方を振り向く。
「・・・うん。ここにあったお店によく来てたんだ。お店の人がね、いつも親切にしてくれたの」
その女性はちゅっと塞ぎ込んでセリアの問いに答えた。
彼女の言葉から察するに、彼女の言っている人間は爆発によって亡くなったのであろう。
「ご、ごめんなさい・・・」
「いいの。気にしないで」
女性は笑顔でそう言った。
「そういうあなたは何をしてるの?」
「私ですかぁ?ここの近くの避難所の人達がお腹を空かせてると思って特製パンプキンスープを配りに来たんですぅ」
「ふぅん・・・偉いんだね」
「そんな事ないですぅ。困っている人を助ける事は当たり前の事ですからぁ」
そうは言いつつも、エッヘンと胸を張るセリア。
そんな彼女を見て、その女性はクスッと笑った。
と、そんな二人の背後から足音がこちらに向かって聞こえて来る。
「こんな所にいたのかエアリス」
エアリスと呼ばれた女性はその声に、ハッと
彼女が振り向いた先には黒いスーツ姿の男女が立っていた。
「今日こそは私達に協力してくれる事を約束して貰うよ」
男の方がエアリスに向かって言う。
その男は無表情ながらも、セリアは男から発せられている物凄い威圧を感じられた。
「またその話、これで何回目になるのかな?」
「大人しく言う事を聞きなさい!!」
「止めろイリーナ」
男が止めた事により、イリーナと呼ばれた女は男のほうを振り返る。
「でもツォン先輩・・・」
「彼女は今では貴重な古代種の生き残りだ。傷つけるなとの上からの報告を忘れたのか?」
ツォンにそう言われ、イリーナはエアリスに手をかけようするのを止めた。
「昔から言ってるけど、私は古代種なんかじゃないよ。それに、人を実験動物のように言わないで欲しいな?」
「それは失礼したな」
エアリスの言葉に、ツォンと呼ばれた男は素直に詫びた。
「だがいくら君が言い逃れしようと、君が古代種の生き残りであるという事実からは逃れられない。」
「古代種って何ですかぁ〜?」
エアリスとツォンのやり取りについていけないセリアは2人の会話に入り込んだ。
ツォンはエアリスの隣にいるセリアに目を向ける。
「・・・どうやらまた仕事が増えたようだな」
と、ツォンは懐から拳銃を取り出す。
「止めて!彼女は私とは全く関係ないわ!!さっきここで知り合ったばかりだもの」
「そうは行かない。我々に関わった以上、秘密保持をしなければならない」
そしてツォンが引き金を引こうとした瞬間、エアリスがツォンの身体に掴みかかる。
次の瞬間、拳銃は火を吹くが、弾丸はその場の誰にもあたる事も無かった。
「逃げてっ!!」
エアリスはセリアに向かって叫ぶ。
「放すんだエアリス!!」
「ツォン先輩に何するのよ!?」
イリーナはツォンの身体にへばり付いたエアリスを引き離そうとする。
「駄目ですぅっ!あなたを置いて逃げる訳にはいきません!!」
セリアは戦闘態勢に入り、魔法を唱えようと構える。
「馬鹿っ!この人達は神羅のタークスよ!!相手にしたら厄介な事になるわ!!」
イリーナに髪を引っ張られながらも、エアリスはセリアに逃げる様促す。
と、その隙を突いてツォンはエアリスの後頭部に手刀を叩き込む。
エアリスはそのまま気を失った。
「エアリスさんっ!?・・・よくもぉっ!!!」
セリアはツォン達に向かってファイラを唱えようとした。
が、エアリスがツォンの側にいる為、彼女を巻き込む恐れがある為に一瞬躊躇してしまう。
その隙を突いて、イリーナがセリアにタックルを仕掛けた。
「タークスを舐めるなぁっ!!」
セリアはそれに反応できず、タックルをまともに食らってしまい、後ろの壁に叩きつけられる。
そして、彼女の額に銃が押し付けられる。
「この場で殺されるか、それとも大人しく我々に捕まるか、すぐに決めてもらおう」
冷淡にそう言うツォンの問いに対し、セリアの出せる回答は一つしかなかった。
ほぼ同時刻。ミッドガルの地下部分に当たるスラム街で、ソルジャー候補生のバルバリシア・ミストラル(以下シア)は自分の所属する班の班長であるアグリアス・オークスと共に、先日壱番魔晄炉を爆破したアバランチのアジトを探していた。
本来なら謹慎処分を受けていた筈の二人だが、他の同僚に適当に誤魔化しといてくれと託し、二人は私服に着替えて街に繰り出したのであった。
これはテロリスト先日の戦闘で自信を喪失してしまったアグリアスを励ます事も兼ねての事だった。
当然の如くアグリアスは渋ったが、余りの腑抜けっぷりにブチ切れたシアは彼女に強烈な平手打ちを噛ました。
「貴女は私達のリーダーなのよ?こんな所で呆けてる場合じゃないでしょう!?」
シアのその言葉に、アグリアスは渋々彼女の誘いを承諾したのである。
「・・・あれは痛かったぞ」
シアを睨みながらそう言うアグリアスから逃れる為、シアは適当に誤魔化す。
「何処だ〜!?何処にいるテロリスト〜!?」
「・・・そんなに叫んだ所で奴等が出て来る訳じゃあるまい?」
アグリアスの言葉に、シアは笑いながら答える。
「やだなぁ、冗談に決まってるじゃないですか」
「私はお前の冗談に付き合う為にここまで来たのではないぞ」
シアを突き放すかの如く呟くアグリアス。
「・・・ったく、何時までそうふて腐れてるつもりかな〜?」
「私がふて腐れていようがいまいがお前には関係ないだろう?」
シアを放って先に先々進むアグリアス。
(・・・やっぱりムカツクわ、この女)
そんなアグリアスを見て、シアは心の中でそう思った。
だがそんな彼女も、アグリアスの実力を認めない訳にはいかなかった。
先日のテロリストとの戦闘でのアグリアスのリミット技の威力は計り知れなかった。
アグリアスは自分よりもソルジャーになれる素質がある。なのに彼女は一度の失敗で簡単に凹んでしまった。
常に出世街道を歩んできたエリートに多い挫折なのだろう。
だがシアはそこが気に食わなかった。
(あんたの実力ならいくらだって挽回のチャンスはあるんだから・・・一人で凹んでないでよ)
シアがそう深け込んでいると、突然近くで爆発音が聞こえた。
音が聞こえた瞬間、アグリアスは身体をビクッと振るわせる。
「な、何だっ!?」
「あ、あそこ!!」
シアが指差した方向には煙が上がっていた。
「班長、行きましょう」
「あ、ああ・・・」
シアに促され、戸惑いながら返事をするアグリアス。
シアはアグリアスの肩を掴み、叫ぶ。
「しっかりしてよ!!このままじゃアンタ本当に負け犬になっちゃうよ!?それでもいいの?」
だが、シアの叫びも今のアグリアスには届かないようだ。
「バカッ!もう知らない!!」
アグリアスの肩から手を離し、シアは一人で爆発のあった場所に向かって行った。
一人取り残されたアグリアスは、それを呆然と見送るだけだった。
「わ・・・私は・・・・・・」
爆発があった地点では、死闘を演じている男女がいた。
そして、女の方は上司から自宅謹慎を受けた筈のクリスであった。
クリスはシア達と同じ様に、独自にテロリストを撲滅しようとアバランチのアジトを探している最中であった。
その最中、彼女は突然黒い服を着た銀髪の男と遭遇した。
男は自分の頭身よりも長いであろう刀を所持していた。
クリスはこの男もテロリストの一味なのだろうか?と思った矢先に、突然男の方から仕掛けて来たのである。
「畜生っ!これでも食らいやがれ!!」
クリスは男に向かってファイアを放った。
だが男はクリスの放った炎の魔法を手にしていた長刀の剣圧で難無く斬り裂いた。
「くっ・・・どうなってやがる!?」
いくら2ndとはいえ、ソルジャーである自分がここまで押される事になるとは夢にも思わなかったクリスは、男の余りの強さにただ驚く事しか出来なかった。
とそんな時、運悪くその場に到着してしまったシアが2人の前に現れた。
「な、何なの!?この状況は・・・?」
「馬鹿野朗っ!早く逃げろ!!!」
クリスはシアに向かって叫ぶが、男はそれよりも早くシアに向かって突撃する。
「なっ!?」
シアはすぐさまチェインウィップを構えるが、男は長刀でシアの身体を斬り裂いた。
「かはっ・・・」
シアは斬り口から大量の血を拭き出し、その場に倒れた。
「て、手前!!」
クリスはレイピアを構え、男に再び向かおうとしたその時、
「無双稲妻突き!!」
突然男に向けて閃光が走る。
その閃光は、男に直撃すると大爆発を起こした。
「シアっ!!」
閃光を放ったのはアグリアスであった。
アグリアスは血塗れで倒れているシアに駆け寄る。
「シアっ!!しっかりしろ!!」
「・・・は・・・班・・・長・・・やっぱり・・・来てく・・・・・・」
「今は喋るな。すぐに治療を・・・」
アグリアスがシアに治療を施そうとしたその時、瓦礫の中から全く無傷の男が姿を現した。
「あの攻撃に耐え切ったのかよ!?」
クリスは悲鳴に近い叫び声を上げる。
と、アグリアスははっきりと男の顔を見た瞬間、とある名前が脳裏に浮かんだ。
「・・・セフィロス」
「えっ!?」
アグリアスの呟きにクリスは聞き返す。
「セフィロス・・・あのセフィロスか!?」
「間違いない。私は一度彼の顔を見た事がある」
「そんな馬鹿な!?だってセフィロスはとっくの昔に死んだ筈だ!!」
クリスが叫ぶ。
英雄セフィロス。
神羅カンパニーが誇る最強の戦士、ソルジャーの中でも群を抜いて超人的な強さを誇るソルジャー、セフィロス。
彼に憧れてソルジャーを目指す若者も後を絶たない。
だが公式記録によれば彼はニブルヘイムでの任務中に死亡したとされている筈だが・・・
「ぐぅっ」
「シアっ!?」
アグリアスはシアの呻きを聞き、シアがかなり危ない状態である事を
「貴方に頼みがある。シアを・・・私の友人を連れてこの場から逃げてくれ」
「逃げてくれったって・・・あいつから逃げられるとでも思ってんのか?」
「私が・・・私が奴を食い止める」
そう言ってアグリアスは剣を構える。
「無茶言うな!あんた一人であの化け物じみた奴に勝てる訳ねえだろ!?」
「分かってる!だがここではまともな治療が行えない。それに早くしなければシアの命が・・・」
と、彼女の言葉を遮るかの如く、『セフィロス』は彼女たち目掛けて斬り掛かって来た。
アグリアスは懇親の力で『セフィロス』の太刀を剣で受け止めた。
「ぐっ・・・」
受けとめたは良いものの、あまりの一撃の重さに崩れ落ちそうになるアグリアス。
「早く行ってくれ」
「で、でもよぉ・・・」
「早くっ!!」
アグリアスの叫びにクリスは意を決し、シアを担ぎその場から走り去って行く。
「絶対死ぬんじゃねえぞ!!」
去り際のクリスの言葉にアグリアスは口元に笑みを浮かべて応えた。
だが、実態にはあまり余裕は無かった。
アグリアスは何とか剣を弾き返し、後ろに飛びのいた。
「・・・お前は邪魔だ。消えろ」
初めて口を開いた『セフィロス』は魔法を放とうとする。
「それはこちらの台詞だ!!」
アグリアスは懇親の力を振り絞ってリミット技を放つ。
「フレア!!」
「聖光爆裂破ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
お互いの放った攻撃がぶつかり合う。
だがアグリアスが放った魔法は『セフィロス』の放った魔法によって打ち消され、それでも勢いが劣らない魔法がアグリアスに襲い掛かる。
(ここまでか・・・)
敗れはしたものの、アグリアスの心は何故か落ち着いていた。
どおおぉぉぉぉぉぉぉん・・・・・・
背後で爆発が起こり、クリスは後ろを振り返った。
「畜生・・・畜生・・・」
クリスは自分の力の無さを呪った。
だが今は一刻も早くシアを連れて出来るだけ遠くに逃げる事が先決である。
クリスはシアを担ぎ、再び走り始めた。
また、アバランチのメンバーが全員捕らえられたというニュースが街中に流れたのはその日の夜であった。
■NPC紹介(名前だけ出た奴も含めて)■
クラウド・ストライフ(元ソルジャー。存在意義がなくなりかけて来ている)
バレット・ウォーレス(アバランチのリーダー。マリンとの絡みが無いな・・・)
ティファ・ロックハート(セブンスヘヴンの看板娘兼アバランチのメンバー。乳描写全く無し!!)
ジェシー(アバランチのメンバー。かなりえげつない目にあっている)
ウェッジ(アバランチのメンバー。単なるデブと化す)
ビックス(アバランチのメンバー。いるだけのキャラ)
レノ(タークスの一員。以外に残忍?)
ルード(タークスの一員。ハゲの割には寡黙な男)
エアリス・ゲインズブール(スラム街に住む花売り。古代種と呼ばれる存在らしい)
ツォン(神羅カンパニー総務部調査課、タークスの主任。目的の為には手段を選ばない)
イリーナ(タークスの見習い。そういえば彼女の武器は何だっけ?)
アグリアス・オークス(ソルジャー候補生女性班の班長。死亡?)
『セフィロス』(クリス達を襲った謎の男。本物のセフィロスであるのかは不明)
■次回の行動について■
大きく分けるとこんな感じです。
1、『強制イベント』(今回囚われた人用)
2、セフィロスらしき人物を追う
3、一番街の復興作業に関わる
4、神羅に対しテロ活動を行う
5、その他
また、以下はキャラ個別の次回についての補足です。
●ミクロス、シェスタ
次回は殆ど強制イベントに近いと思いますので、独房の中で話したい事、脱出してからの行動、言いたい台詞などをお書き下さい。
●セリア
今回エアリスと共に捕らえられましたが、セリアはクラウド達が囚われている独房と同じ場所に囚われました(違う部屋ですが)。
行動についてはミクロスとシェスタと殆ど同じです。
ちなみにエアリスは別の部屋に囚われています。
●シア、カイザー、レーゼ、クリス、新規に参加する人(いるのか?)、今回不参加だった人
特に制限は無いです。自分がしたい事をお書き下さい。
ただし、新規に参加した人と今回不参加だった人は屋上でのイベントに立ち会う事は出来ません。
次回は幾人かの人の行動に制限が出ています。
ネタバレをしちゃうと、余程の事が無い限り本編中で言うミッドガル脱出まで話が進むかと思います。
要するに、女装イベントはなくなる可能性大です。さらばドン・コルネオ(笑)。
だから本編での独房に入れられた後からの展開に近いものになると踏まえ、行動を考えて頂くと良いかも知れません。
■PCの皆さんへ■(●キャラクター番号/名前/職業/立場)
●01/ミクロス・オーブ/暗殺者/無所属
警戒のマテリアがほとんど役に立ちませんでしたが、序盤という事でマテリアのLVが低い事、そして中ボスクラスであるルードの力が強いという事で納得して頂けると助かります。
次回の行動はかなり制限付きですが着いて来て下さると嬉しいです
●04/バルバリシア・ミストラル/ソルジャー候補生/神羅
今回ああいう感じになってしまいました。御免なさい(死)。
次回、怪我の方は完治しているという事でOKです(怪我したままの方が良いならそれでも良いです)。
ちなみにアグリアスは死亡が確定した訳ではなく、
●07/カイザー/タークス/神羅
今回失敗した理由・・・手温かったからかもしれません。
ジェシーをどのように責めれば口を割らせる事が出来たかを書いて頂ければ成功した可能性もありました。
いや、勿論肉体的だけでなく精神的にもですが(^^;)。
●08/セリア・ルーディン/黒魔道士/神羅
特製パンプキンスープ・・・御免なさい、もうしません(死死死)。
次回は制限付きですが頑張って下さい。
●10/シェスタ/傭兵/無所属(アバランチ?)
今回の作戦自体は良かったと思いますが、少し具体性に欠けていた感じだったのでああいう結果となりました。
ミクロス同様、行動が制限されますが頑張って下さい。
●13/レーゼ/ソルジャー1st/神羅
今回戦闘描写が少なくて御免なさい。
ライトセイバーの設定はあんな感じにさせて頂きました。
使い過ぎに注意です(w
●14/クリス・タル/ソルジャー2nd/神羅
キャラ描写はあんな感じで良かったでしょうか?(ちょっと不安)
ちなみにセフィロスからは逃げ切れたという事でOKです。
(以下は今回不参加だった方々です)
●03/セルフィ・ティミット/社長秘書/神羅
●05/サウザー/元ソルジャー/アバランチ
●06/クラリス/?/無所属
●09/リリィ・カルテッシア/?/無所属
●11/シコール/ベジタリアン/神羅
●12/カーロス/ハッカー/無所属
今回は行動を書かれておられなかった為、不参加扱いとなりました。
次回、不参加になりますと強制的にキャラを削除しますのでご注意下さい。
●02/アリス・ブラウニー/傭兵/アバランチ
申し訳ありませんが、2回連続不参加となりましたのでキャラを削除させて頂きます。
これは新規に参加される方もいらっしゃるようなので、参加しない方をこのままにしておく訳にはいかない為です。ご了承下さい。
(次回以降、キャラクター番号02は欠番となります)
■今回の愚痴■
クラウドとかツォンとか馬鹿過ぎ。
いくらなんでもこりゃマズイだろって感じになってしまいました。申し訳ないです(死)。
前回はあまりに長過ぎたんで、何とか短くしようと努力しましたが、それでも長めになってしまいました。
それにちょっと展開が強引過ぎましたね。セフィロスの登場の仕方もかなり駄目過ぎるし(泣)。
これは俺の実力の無さが招いた結果ですのでご容赦下さい。
>>GM@LV4
今回も面白かった。
ぶっちゃげた話俺も参加してるんだけどこれからも楽しくやらせてもらうよ。
次回の行動はそのうち書く。
できたら2つ首のある龍も登場させてくれ。
319 :
281:2001/02/08(木) 11:31
参加希望〜
名前:カイリ
年齢:29
ジョブ:モンク(ティファと同門)
性格:妙に陽気
武器:無し
防具:白衣
マテリア:ケアル、千里眼
設定:盲目のモンク。宝条に実験台として額に千里眼のマテリアを埋め込まれる。
その際に洗脳され助手として使われる。洗脳時は無口な紳士。
行動:宝条がクラリスに実験を施そうとした際に、不意に洗脳が解け記憶の一部が
戻る。クラリスを救出し逃走。逃走中ついでとばかりに破壊活動を行う。混乱を拡
大させるためアバランチを解放。千里眼のマテリアでジェシーの居場所を教える。
備考:千里眼のマテリアは遠くのモノをビジョンとして見れる能力。
あう〜、目頭押さえてます。班長〜〜(;;)
とりあえずアグリアスは死んだと思い込んでいます。
で、セフィロス(?)が相手となると…戦力が欲しいですね…
次の行動は5、その他で、トレーニングします。
知り合ったソルジャーさん(クリスさん)に許可を貰えれば鍛えて欲しい所です。
許可が貰えなかったり時間が許さない場合は一人でトレーニングを黙々と。
クリスさんの行動の妨げにならないのを第一条件でお願いします。
あとマテリアの追加、アリですか?
良く見直したら誤字脱字、しかも書き忘れまである・・鬱だ。
あと言い忘れましたが、今回の締め切りは少し長めで2月18日の0時とさせて頂きます。
>>318 有難う御座います。そう言って貰えると嬉しいです。
あと、2つ首のある龍って絶壁内部のツインヘッドの事でしょうか?
もしそうなら、絶壁内部まで話が進んだら出したいと思います(そこまで行けるかな・・・?)
>>319 クラリスって
>>124のクラリスさんですか?
了承しますが一応クラリスさん本人にを貰っておいて下さい。
それと設定についてですが、ティファと同門というのは何とかなると思います。
ただ、記憶を失う前の設定をもう少し語っていただけると助かります。
>>320 トレーニングは本人に了承を頂ければOKです。
マテリアの追加も、自分の立場的に入手可能であると思える程度の物であればアリです。
322 :
●04/シア:2001/02/09(金) 12:37
>>321 了解です〜。
希望は召喚マテリア:シルフ(風精)
敵のHPを吸収して味方に還元というアレです。
イメージ的には「風のバルバリシア」を目指したいので。
口調はなんか、ほえほえしてますけどね(笑)
323 :
●08/セリア:2001/02/09(金) 12:46
>GM@LV4
お疲れ様でした!
今回も楽しく読ませていただきました!
次回も期待してますねっ。
ところで・・・パンプキンスープ・・・
飲んだ人が腹痛起こさなかったか心配です・・・(ワラ
次の行動はもうちょっと考えさせてくださいね♪
追加設定〜
師匠の元を離れて、のほほん武者修業の旅をしていた。某所で女の子(エアリス)
が、怪しい黒服(ツォン)と何かトラブって困っていたので、無駄な正義感を発揮
して助けに入る。ツォンと互角に戦うが、後からきたレノに不意打ち食らって、あ
っさり昏倒する。
戦闘力の高さとタフさをかわれて、宝条の所に実験体として連れられる。ツォンと
の戦闘で視力を失っていたので千里眼のマテリアの実験に使われる。ついでに洗脳
されて、宝条の助手兼ボディガード兼実験体となる。
ってな感じでどうすか?記憶を取り戻すきっかけは間抜けなものが良いです。研究
室に入るときに入り口の上に頭ぶつけて〜〜〜とか。
クラリスさん、勝手に絡ませてしまいました。申し訳無いです。この設定に了承も
らえると嬉しいです。では、失礼。
>>316 マスター、セルフィの行動って
>>276に書いてあるぜ?
締め切りには間に合わなかったみたいだけどさ(w
326 :
名無しさん@LV2001:2001/02/09(金) 17:38
あげ
>>322、
>>323、
>>324 了解です。
>>325 知ってます。でも締め切りを過ぎてたので今回の参加は見送らせて頂きました。
というより、行動を書くのならばせめて何をしたいのかぐらいは書いて欲しいです。
>>GMさん
お疲れ様です。捕まっちまいましたか。
次回の行動としては、とりあえず今回のことで自分の力不足を痛感し
強大な力を手に入れたいという気持ちが強くなってます。
とりあえず強力なマテリア、ソルジャーの強さの秘密なんかを探っていくような
感じです。あとルードとカイザーには必ず復讐します。
329 :
10/シェスタ:2001/02/11(日) 06:09
>GMサマ
いやん捕まっちゃった〜。てへ。
現実はキビシイわぁ。もっとよく考えて行動しないとダメですね。
で、質問なんですが、捕まった人間は牢にバラバラに入れられて
るんですよね。アバランチのメンバーたちと、ミクロス&セリアさん
の捕まっている場所は同じなんでしょうか。とりあえず騒いで、
周りに誰がいるか確認してから行動すると思うので…。
>>328 了解です。
>>329 今回拘束された人間は、本編でクラウド達が入れられた独房と同じ場所に閉じ込められました。
エアリスを除いたメンバーは、全員そこに閉じ込められていると考えて貰って構いません。
331 :
10/シェスタ:2001/02/12(月) 17:08
>>330 なるほど。じゃあ1〜2人ずつ拘束、という形ですね。
それでは次回の行動。
まず、まわりにいる人間を確認。ミクロスがいるのがわかって、
「なによう、アタシを助けに来てくれるんじゃなかったの?」
とか言ってみたり。アバランチのメンバーには、
「虎穴に入らずんば虎子を得ずって言うじゃない」とか、
「まあ、入りすぎたかもしんないけど」とか何とかのたまいつつ。
いっしょに捕まってるので、彼らには神羅じゃないとわかって
もらえた……はず。悪かった、というような顔はしませんが、
以後、アバランチの誰かがピンチになったら全力で助けます。
オトリとかも買って出ます。やるときゃやるし、借りは返す!
(で、カイリさんが来てくれるのかな? そのときは以下の行動を)
カイリの額にマテリアが埋め込まれているのを見て宝条の実験
の産物だと確信し、どうして助けてくれるのかを疑います。
ちょい長くなりそうなので今回は書きませんが、宝条がらみの
因縁があるということで(GMサマが書きづらいということ
なら、その追加設定は18日までに書かせていただきます)。
牢を出たあとは、68階へ直行したいのをこらえつつ、
アバランチと共に行動します(ジェシー救出?)。
それから、"じかん"のマテリアの追加を希望します。
よろしくお願いします。
333 :
名無しさん@LV2001:2001/02/14(水) 10:24
随分下がってるのでage
334 :
●08/セリア:2001/02/14(水) 17:15
次回の行動を考えたのですが・・・
具体的な会話は思いつかないので・・・・GMさんにおまかせ☆
(すみません・・・)
ただ、ここでセリアとクラウドになんらかの繋がりを
持たせたいです。
セリアは心のどこかで、武力をきらっています。
そのことについて、武力によって戦うクラウドと
何らかの話ができたらいいな、思います。
マテリアは魔力アップできるものを追加でお願いします。
あと、防具で金の髪飾りをお願いします。
では、お願いばっかりですみません。
次回も期待してます!!!
お疲れ様ッス。キャラはあんな感じでバッチシです。
次回の行動は、とりあえず訓練には付き合ってあげます。その後
セフィロス?の正体を突き止めるため独自に行動をします。
よって神羅から離れます、反逆罪や追っては覚悟の上です。
脱走するときにいろいろ盗んできたり上司をしばいたりしたいと思うので
その辺よろしくお願いします。
336 :
カイリ:2001/02/14(水) 19:46
なにやら今回は行動書きこみが妙に少ない気が・・・。ちょっと心配。
シェスタさんに合わせて追加行動〜
宝条の実験室から逃げる際に、使えそうなマテリアを幾つかパクってきます。
それを、アバランチに渡して「派手に暴れちゃってくれよ〜」ってな感じです。
その中に「じかん」のマテリアも在ったということで。
また、性格が妙に陽気なので、シェスタさんに怪しまれてても全然気にしません。
外見はエヴァの加持さん、性格はルパン三世、といようなイメージです。
1は忍者
338 :
名無しさん@LV2001:2001/02/16(金) 05:04
下がりすぎ。
age
339 :
名無しさん@LV2001:2001/02/17(土) 03:40
次回も期待あげ。
340 :
GM@LV4:2001/02/18(日) 00:20
とりあえず締め切ります。
でもかなり人数が減ったな(汗)。
参加人数6人・・・そろそろ限界か。
341 :
名無しさん@LV2001:2001/02/18(日) 05:46
6人ですか・・・。
HP立ち上げて、似たようなことやってる所ないかな?
342 :
名無しさん@LV2001:2001/02/18(日) 12:50
まったり参加者募集中〜
343 :
名無しさん@LV2001:2001/02/20(火) 08:37
定期age
344 :
名無しさん@LV2001:2001/02/20(火) 13:18
age
345 :
名無しさん@LV2001:2001/02/21(水) 08:30
おはようage
******** 終了 ***********
347 :
名無しさん@LV2001:2001/02/22(木) 08:22
おっはーage
348 :
●04/シア:2001/02/22(木) 12:19
>>335クリスさん
ありがとうございます。
良いお答えが貰えて嬉しいです(^^)
GMさん頑張ってくださいね。あげまーす。
349 :
10/シェスタ:2001/02/24(土) 12:43
GMさんファイトあげ。
>>336 カイリさん
それではエンリョなく疑わせてもらいますー。
もちろん、もらえるもの(マテリア)はもらうケド。ふふ。
加持さん似というあたり、GMさんがどう描写してくる
かが楽しみかも。
ごめんなさい、まだ殆ど手をつけてません(泣)。
最近忙しいんじゃよぉ〜・・・(死)。
>>350 あああ、せかしはしないから大丈夫〜。
気長に待ってるんで、ムリしないでくださいね。
352 :
カイリ:2001/02/25(日) 17:45
初参戦につきナンバリング無し(藁
書きあがるのを気長に待つ。
どきどきして待つ。
353 :
名無しさん@LV2001:2001/03/01(木) 11:29
age
354 :
名無しさん@LV2001:2001/03/02(金) 03:59
励ましage
355 :
名無しさん@LV2001:2001/03/03(土) 23:07
age
356 :
名無しさん@LV2001:2001/03/04(日) 19:01
あげぇ
357 :
名無しさん@LV2001:2001/03/06(火) 03:14
諦めた方がいいかも。
GMすでに忘れてるかも・・・。
でもあげ。
358 :
●04/シア:2001/03/07(水) 13:25
まだ見てますよ〜
定期あげっ☆
359 :
名無しさん@LV2001:2001/03/07(水) 23:23
前回からちょうど1ヶ月あげ。
もうこのスレはおしまい。
フゥ
362 :
名無しさん@LV2001:2001/03/10(土) 06:14
age
363 :
名無しさん@LV2001:2001/03/14(水) 14:07
結局ダメなのか。
364 :
名無しさん@LV2001:2001/03/19(月) 08:25
とりあえず、ageとく。
でも、もう終了?
365 :
名無しさん@LV2001:2001/03/20(火) 17:06
きっといま書いてる…と信じよう。
366 :
名無しさん@LV2001:2001/03/20(火) 17:07
GMに期待、だな
367 :
名無しさん@LV2001:2001/03/22(木) 08:23
定期age。
dat落ち防止sage
ふり目があればTRPGはできる。
けれどどうFFにするかが問題。
371 :
名無しさん@LV2001:2001/03/28(水) 15:17
じゃあ、age
372 :
名無しさん@LV2001:2001/03/28(水) 21:50
GMはどこにいったんだ?
373 :
名無しさん@LV2001:2001/03/29(木) 03:49
どこいったんだろね・・・。
参加したとたんに打ち切りすか?
悲しいス。
374 :
名無しさん@LV2001:2001/03/29(木) 08:35
いつまでも待つから帰ってきて!!GMさん!!
375 :
名無しさん@LV2001:2001/03/29(木) 22:49
待ちage
376 :
名無しさん@LV2001:2001/03/29(木) 22:50
どうせもう戻ってこないって。
377 :
名無しさん@LV2001:2001/03/29(木) 23:01
何か言えー。
378 :
名無しさん@LV2001:2001/03/30(金) 17:25
>>GMさん
なんか一言お願いしますー!
続けるにしても、やめるにしても。
379 :
GM:2001/03/30(金) 17:27
お久しぶりです、そしてごめんなさい。
今までネットができる状況でなくなってしまっていたので1ヶ月以上ここを放置してしまいました(泣)。
そしてこれからそれが続いてしまいそうなので、残念ながらここを続ける事が不可能になってしまいました。
このスレを放置するなり、誰かが続きを引き継いでくれるなりして俺の存在は忘れて貰って結構です。
話の続きを楽しみにして下さった方々、ならびに深くお詫び申し上げます。
それでは、さようなら・・・
>ならびに深くお詫び申し上げます。
ならびには余計でした。
最後まで駄目駄目な俺を嘲笑ってやって下さい・・・(死)
382 :
名無しさん@LV2001:2001/03/30(金) 23:57
そんな……
383 :
名無しさん@LV2001:2001/03/31(土) 00:13
いや、なかなか楽しかったぞ。
今までありがとう。
384 :
●8/セリア:2001/03/31(土) 02:21
続きが読めないのはザンネンですけど、
今まで楽しかったです。
(結構むちゃなお願いばっかしてました〜。)
オツカレサマでした!!!
385 :
10/シェスタ:2001/04/02(月) 23:07
これから、ってとこで終わってしまうのは
本当に残念だけど、仕方ないんだよね。
うやむやなまま消えてしまわないで、最後に出てきてくれてよかった。
短い間だったけど、楽しかった。ありがと。
残念。GMさんお疲れ様です。
舞台を変えて新シリーズとかやる人いるかなぁ…(ボソッ
新シリーズやってほしいなぁ…
388 :
名無しさん@LV2001:2001/04/08(日) 16:48
age
389 :
名無しさん@LV2001:2001/04/08(日) 20:42
お疲れっす。
新作きぼん。
390 :
名無しさん@LV2001:2001/04/09(月) 00:59
むうぅ。誰か新作やってくれ!
392 :
名無しさん@LV2001:2001/04/11(水) 21:22
FFTでやって欲しい・・・
393 :
名無しさん@LV2001:2001/04/11(水) 22:37
Final Fantasy Onlineっていうサイトとの関係は?
394 :
名無しさん@LV2001:2001/04/12(木) 22:31
ナシ。
と思われるが、はて?
1は途中で消えたしなぁ。
395 :
名無しさん@LV2001:2001/04/12(木) 22:44
FFTは良いなぁ・・・・
名前のないユニットをPCキャラにすりゃいいんだからね
396 :
名無しさん@LV2001:2001/04/13(金) 23:42
ラムザ部隊、ディリータに組みし者、北天騎士団、南天騎士団、神殿騎士団、盗賊、冒険者、魔界に身を落とした者・・・何でもありです。
397 :
名無しさん@LV2001:2001/04/13(金) 23:43
じゃあ俺はアグリアスの恋人ってことで登録よろしく
398 :
名無しさん@LV2001:2001/04/17(火) 20:32
誰か新作やってくれ!
399 :
名無しさん@LV2001:2001/04/20(金) 10:09
あげ
アグリアスの恋人いいな。
401 :
名無しさん@LV2001:2001/04/27(金) 21:37
あげぇ
402 :
偽りのあ:2001/04/27(金) 23:23
うーん。。。
人に読まれる文章は得意じゃないですけども。
私が、続き、というか新作書いてもよろしいですか?w
403 :
名無しさん@LV2001:2001/04/27(金) 23:26
頼む!!
404 :
偽りのあ:2001/04/27(金) 23:29
ええと、では、所々
展開をぱくりながら書いてみたいと思います。。。
FF8ですがw
405 :
偽りのあ:2001/04/27(金) 23:53
FINAL FANTASY8 ONLINE
welcome to the FF8 would!
User Name:guest
Login Key:*****
.................system check
.
.
.
.
.
.................Loading. Please wait
.
.
.
1.ドール(SeeD実地試験)
「夕方のSeed試験さぁ、何人が合格するんだろうね」
「でも、あの筆記試験難しかったなぁ……」
「あぁ、そういえばアナタ、筆記まではいったのよね? 私なんか、まだ単位取り終え
てないから」
「ワタシも、まだまだ沢山残ってるよー」
「次は一緒に、受けたいよね」
「うん、じゃあ、次は、三人そろっての合格を目指しましょ!」
廊下では、本日行われる試験について、様々な会話が飛び交っていた。
だが、それを気にも留めない、様子で通りすぎるスコール。
彼は、本日のSeeD試験を受ける候補生であった。
「スコール! ねぇ、スコール!」
行き着く先で待っていた、女性教官のキスティスがスコールの名を呼ぶ。
駆け足で来なさい、という意味も含めた喋り方である。
「今から試験の班を、発表するから……アナタと組むのは、ええと……。ゼル・ディン
。あの賑やかな彼ね」
「……うるさいだけだ。メンバーは変えられないのか?」
腰に手をあてて、スコールは不満そうに言った。
「それは駄目」
そう言ってから、キスティスは、遠くに見えるぜルに声を掛けた。
「ゼル! ゼル・ディン!」
それに気づいたぜルが、駆け寄ってくる。
「それと……班長の……サイファー・アルマシ―!」
奥のベンチに座っていたサイファーも、歩み寄る。
「あなたが班長よ。頑張りなさいね」
406 :
名無しさん@LV2001:2001/04/27(金) 23:54
期待しているッ
407 :
偽りのあ:2001/04/27(金) 23:55
「正式なSeeDは9名参加します。君達が全滅しても、彼らが確実に任務を果たしてくれ
るでしょう。まあ、その点だけは心配しなくてもいいです。我らバラム・ガーデンが誇
る精鋭傭兵部隊SeeD。彼らを見習い、指示に従って試験を乗り切ってください。我こそ
はSeeDにふさわしいと存分にアピールするのです」
高速上陸艇に乗りこんだスコール達B班は、目的地へと出発していた。
その中でスコールは、バラム・ガーデンのシド校長の言葉を頭の中で反芻していた。
(……俺は、負けない。困難から、逃げることなく完璧に終わらせる)
「状況、および任務の説明を始める。本件のクライアントはドール公国議会。SeeD派遣
の要請があったのは18時間前だ。ドール公国は72時間ほど前からガルバディア軍の
攻撃を受けている。開戦から49時間後、ドール公国は市街区域を放棄。現在は周辺の
山間部に退避し、部隊の再編を急いでいる。以上が現在の状況だ。次に具体的な任務と
、作戦の説明に入る。報告によると、ガルバディア軍は周辺山間部のドール軍掃討作戦
を展開中である。我々は、南方ルプタン・ビーチから上陸。市街地に残るガルバディア
軍を掃討しつつ、速やかに市街地を解放する。その後、我々SeeDは、山間部から戻るで
あろうガルバディア軍を市街地周辺部にて、迎撃の為に待機する」
408 :
偽りのあ:2001/04/27(金) 23:55
さて、ここで参加者募集です。
早い者順に、SeeD五名、ガルバディア軍人一名募集します。
なお、私は、応用力がない上に、文章力も無いので
話を逸脱し過ぎるキャラは、表現ができませんので
なるべく真面目っぽくお願いしていただけると嬉しいです。
他のFFシリーズのキャラでも参加OKです。
■今回の行動について■
さて、ドール公国を中心に戦争が始まりました。
片やドールを攻めるガルバディア軍。
片やその隙を突こうとするSeeD。
1ガルバディア軍に参加する!(SeeD候補生のみ)
2SeeD達を、倒したる!(ガルバディア軍人のみ)
基本フォーマット
名前:
年齢:(SeeDは若目、ガルバディアは17以上からで)
性別:(男か女かでw)
使用武器: 防具: (記述しなくてもOKです)
立場: (SeeDかガルバディアか)
使用GF: (強力ですと、その分出しにくく設定しますwSeeD専用項目です)
得意魔法:(魔法が使えない場合は、特技でもOKです。魔法はSeeD専用です)
特徴:(性格・身体・精神面の特徴)
動機:(何故、所属したのか)
裏設定:(出切る限り、記述された特徴の人物にします。どんなタイプのSeeDかとか、
どんなタイプの軍人かとか。設定にしておきたいことを書きこんでください。)
ところどころは、前作の進め方を継承していこうと思います。
409 :
ヒロ:2001/04/28(土) 00:20
名前:ヒロ
年齢: SeeD
使用武器:バスターソード
立場:SeeD
使用GF:シヴァ
特技:「スコールもどき ガンブレード:一式」
特徴:性格・・・天然ボケ。
身体・・・・女みたいにに華奢
精神面:独り言をよく言う。思いだし笑いをする。
動機:スコールを尊敬しているから。
裏設定・・・・・勝手に決めて・・・・・・
410 :
名無しさん@LV2001:2001/04/28(土) 00:23
411 :
偽りのあ:2001/04/28(土) 00:26
>>409 了解しましたー。
ええと、男性キャラでのエントリーですよね。。。
特技の部分がよく想像できないので、、、解説お願いします。。。w
412 :
偽りのあ@GM:2001/04/28(土) 01:04
なんか、人が集まらないようですけども。ちょっと不安w
そんな感じで、今日は寝ますので
続きのレスは明日からということになりますのでw
413 :
ダワネーダワネー:2001/04/28(土) 03:22
年齢:ダワネー
性別:男
使用武器:ダワネーの???
立場: Seed
使用GF:魔王様
得意魔法:ダワネーの!!!
特徴:心は女。外見も遠目では女。語尾に特徴がある。美しいものがスキ。
動機:強くなりたくて。強い者は美しい。
裏設定:ミネバーという傀儡君主の少女と
ソースソースというhtml似の剣士が仲間なので探している。
三人が組むと一人で戦うより少しだけ強い。
414 :
名無しさん@LV2001:2001/04/28(土) 03:32
名前: 神
年齢:500億
性別:両性具有
使用武器: 全知全能
防具: 全知全能
立場: ガルバディア
使用GF: エデン
得意魔法:全知全能
特徴:美形
動機: なんとなく
裏設定:とくになし
415 :
偽りのあ@GM:2001/04/28(土) 09:59
>>413 了解しましたー。
GFは、ディアボロスみたいなものと考えてよろしいですよねえ?
>>414 ええと、GFと魔法はSeeD専用にしていますので、
格闘が滅茶苦茶強い軍人でよろしいですか?w
416 :
偽りのあ:2001/04/28(土) 11:19
まあ、とりあえず
人が集まらなそうなのでNPC入れて無理やり進めますね。w
と言うわけで、初回は参加打ち切りにしますw
417 :
もう締め切ってるけど・・・:2001/04/28(土) 20:39
名前:モウマン=ハウゼン
年齢:20(留年しまくり)
性別:男(男か女かでw)
使用武器:ウォーハンマー 防具:制服 (記述しなくてもOKです)
立場: SeeD
使用GF: エッグマン
特技:筋肉をピクピクさせる事、制服をビリッと破る事
特徴:能天気・筋肉質・結構強い
動機:自分の筋肉を世に知らしめる為
裏設定:とにかくマッチョマン。「ガハハ」「ワハハ」などの言葉を良く使う。
女に興味はなく、自分の肉体にのみ愛を示す。
頭は悪いが体力はガーデン内でもトップクラス。
キスティス萌えだがファンクラブには入っていない。彼にとって、ファンクラブは邪道らしい。
418 :
もう締め切ってるけど・・・:2001/04/28(土) 20:41
↑、一人称は『ワシ』で。
419 :
偽りのあ:2001/04/28(土) 21:24
>>417 ええと、ぎりぎりでなんとかOKですw
了解しましたー
420 :
前作参加者:2001/04/28(土) 21:48
あらら! 久しぶりに見てみたら楽しそうなことが始まってますねー。
1回目は締め切ってるということで、次回あたりエントリー
させてもらおうかな。
立場は候補生か軍人のどっちかのみ?
期待してますんで頑張ってくださいね。
421 :
偽りのあ:2001/04/28(土) 21:53
>>420 一応、最初は一本道ですので立場が二つしか選べなくしてますw
次回……があったら(不評だったら打ち切りw)どうぞ参加してくださいw
422 :
前回参加者:2001/04/28(土) 22:16
>>421 了解です。
とりあえず今回分を楽しみにしてますね。
更新されてれば、そのうち私以外にも前回参加してた
みんなが来そうだし。っちゅーかもういるのかな?
当然来ている
>>423 あ、なんとなく誰だかわかっちゃったぞ。またね。
425 :
偽りのあ:2001/04/28(土) 23:21
あ、ちなみに1時〜2時あたりまでに完成できそうですw
426 :
名無しさん@LV2001:2001/04/28(土) 23:22
期待している
427 :
前回参加者:2001/04/28(土) 23:30
ありゃ、早いねぇ。
そしたらエントリーしようかな〜。頑張って!
428 :
偽りのあ:2001/04/29(日) 01:51
完成は2時半以内になりそうです。。。
長引いて申し訳ありません(;´Д`)
429 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 01:55
待ってるw
430 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 01:56
偽りのあが書いたんなら面白そうだ。
文系っぽいし。
嫉妬sage
>>430 文章書くの、何気に苦手なんです。w
勢い派ですからw(;´Д`)
うわ……余裕を持って三時まで掛かるかも(;´Д`)
九割形完成できているんですが。。。
434 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 02:49
どうせ明日は休みだし起きてるよ
435 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 02:50
>>偽りのあ
sageで告知するんぢゃないっ
436 :
偽りのあ:2001/04/29(日) 03:05
■登場したNPC紹介■
スコール=レオンハート(SeeD候補生。2枚目キャラ
実力はSeeD以上とまで噂されている。常に他人と距離をおく姿勢と、無口で無愛想な非社交的性格から、ガーデンでは問題児とされている。他人への徹底した無関心は対人恐怖とまで考えられている。ガンブレードを使いこなす人。
キスティス=トゥリープ
SeeDにして候補生達の若教官。鞭を自在に操ったりする。スコールには密かに恋心を抱いている。
ゼル=ディン(SeeD候補生。スポーツ系、トサカ男。サイファーとは仲が悪いというか、いびられ役みたいな。
サイファー=アルマシ―(SeeD候補生。トレンチコートマフィアチック。魔女好き。ゼルが嫌い
シド=クレイマー(バラムガーデン校長。優しいですが、キレる時もあるかも。
ジタン=トライバル(SeeD候補生。身長が低い。半獣人
「誰か助けるのに理由がいるかい?」
男として守るべきものを守る善悪の判断ではなく、ハートで判断して行動する。例え周囲が反対したとしてもである
■登場したPC紹介■
番号/名前/所属/GMの想像している姿
●01/ヒロ/SeeD候補生(カトル=ラバーバ=ウィナー(Wガンダム
●02/ダワネ―/SeeD候補生(マヨネー(クロノトリガー
●03/神/ガルバディア軍生体兵器(金髪男性草薙素子(甲殻機動隊
●04/モウマン=ハウゼン/SeeD候補生(コング(フロントミッション
437 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:06
海上を走るE班高速上陸艇内部にて。
「今、分かりました……は彼だったんですね。フフ……フフフ……」
何やら、椅子の上で独り言を口にしているSeeD候補生の青年は、ヒロである。
スコール青年を街で見かけて以来、彼はプチストーカーとなっていた。
そんなこんなで入学したバラムガーデン。
今日、遂に憧れのスコールへと近づけるチャンスである!
(あうぅ。スコールさん、ボクもSeeDになりますからね〜)
そうして、手にした馬鹿でかいバスターソードの柄を、ぐっと握り締めた。
何やら、船内で、ヒロの気まずいオーラに戸惑っている二人は、ジタン=トライバルと、班長のダワネーである。
二人、互いに見合っては、苦笑いを繰り返す。今度、人事を担当した奴をネットで晒し上げてやると、心に決めながら。
「そうだ、あたし外を見てくるワ」
高速上陸艇のデッキに上がると、ダワネーは、今も戦火を繰り広げられているドールを見やった。
時折、吹きぬける塩の香りが、女性のような体を、柔らかな長髪を、ぐしゃぐしゃにする。
(嫌な風ネ……)
持っている資料で、ドールの細部を確認する。
(かつての大国、神聖ドール帝国の名を残す国家。だけどそれは名ばかりで、極めて小さな領土。軍隊は、歩兵中心の小規模なモノ。国として、今まで存続できていたのが不思議な位だワ……)
ドールへ近づくに連れて、高速上陸艇はその速度を増していく。
(私達は、西海岸から街へと行けばいいのネ……。目的は中央広場の確保。……どこかの班との合同みたいだけれど……)
そう頭に思い浮かべながら、ダワネーは船内へと戻った。
438 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:06
ガルバディア軍電波塔始動部隊・神
ガルバディア軍ニルバーナ機関所属、人型生体兵器5Thプロトタイプ。通称「神(ゴッド)」。
今回のドール侵攻に合わせて、彼はガルバディアの特殊機関から配属されていた。
ごきんっ!
ドール兵の首は、ゴッドの右手によって無造作にへし折られた。
体の九割以上が機械化されている為、ゴッドの握力は、1000kgをゆうに越えている。
現在、ゴッドは山間部に退避しているドール軍を相手に、掃討作戦を展開していた。
パーティーは、少佐のビッグスと二等兵のウェッジである。
「ゴッドそこだー! 行けー! やってしまえっ!」
「ビッグス少佐、僕らにばっかり命令しないで、少佐も戦ってくださいよー」
「ウェッジ、今月の休暇無しな」
「そんなー!」
そうこうしている間にも、ゴッドの動きは止まる事はない。
敵の銃撃をいとも容易く掻い潜ると、相手の首を握り締めては握りつぶす。
ごきんっ!
「見よ、ウェッジ。ゴッドはあんなに働いておるではないか、貴様もあいつと同じ位働かんか」と、ビックスのマジ発言に、ウェッジは溜息をつく。
数分も経たずにドール兵達の姿が見えなくなったところで、ガルバディア軍の通信兵がビックスのもとへと駆けつけてきた。
どうやら、ガルバディア軍の後方からSeeDが侵攻してきたらしいとの事である。
こうなると、いつまでも落ちついてはいられない。
ビックス達の作戦は、あくまでも電波塔の始動が目的である。
「そういう訳なので、ビックス少佐は電波塔の始動を直ちに取り掛かってください」
「うむ……幸い、ここらのドール兵達はゴッドが片付けてしまったからな。後は、作業に取り掛かるだけだ」
「分かりました。直ちに作業を完了してください。私達は撤退の準備を始めます」
そういうと、通信兵は足早にこの場を後にしていった。
「ウェッジ!ゴッドのメンテナンスを急げ!!SeeDが来るかもしれんからな!」
439 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:07
その頃、ルプタン・ビーチに到着したスコール達B班では。
「アナタ達の持ち場は、中央広場よ。かならず、戦闘前にG.F.の装備を確認してから行くように!」
キスティスの高い声が響く。
「行くぞ……」
サイファーが言った。
「いたぞー!」
スコール達へと吐きかけられる、ガルバディア兵の言葉。
敵を殺せる事が嬉しいらしい、サイファーは笑みをこぼした。
ガルバディア兵の数は二人。多くもなく、少なくも無い。
「こいつらがドールの援軍だというのか?」
咄嗟に呟かれたガルバディア兵の戸惑いを前にして、スコールは一気に駆け出す。
「邪魔だ!」
走りよったスコールは、右手に上段で構えたガンブレードに、左手を添えて大きく振り下ろした。
一刀のもとに切り伏せられたガルバディア兵は、たちまち肩から血を噴き出し、どうと倒れた。
残ったもう一人の方を見ると、既にサイファーがその命を奪っていた。
「スコォール、トドメを刺しておきナ!」
「……分かっている」
――ざくっ!
遅くにビーチへ到着していたダワネー達E班は、スコール達の後を追っていた。
流石に、B班の行動は素早い。
E班が到着してから、B班は既に見えないところまで進攻している様だった。
「ジタン、遅れを取らないでネ」
「了解!」
二人は、先走るヒロを追い掛けながら走り出した。
440 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:07
「SeeDとかいう特殊部隊か?」
「まだガキってかんじだぜ」
建物の屋上で見張りをしていたガルバディア兵達は、ダワネー達を発見すると、さっと地面へ降り立った。その数は二人。手に持っているのは長剣である。
「皆、散開して、一気に片を付けるワヨ!」
ダワネーの呼びかけに、ヒロ、ジタンは、右と左に分かれた。
ヒロは、背負っていたバスターソードを右手に持つと、重そうに、下段に構えた。人間の背丈ほどもある長くて厚い剣が、太陽の光をキラリとはねかえす。
ダワネーは相手と距離を取りながら、愛銃「トリプルクエスチョン」を構える。その銃口は、防具で守られていない頭部を狙っている。
「このジタン=トライバル様をなめんなよっ!」
ジタンは、口火を切って、左側のガルバディア兵へと飛びかかった。その両手に持ったナイフが、軽快に空気を泳ぐ。
「こいつら、やるっ!」
ジタンを相手にしているガルバディア兵は、両手で必死に剣を動かし、その攻撃を防いでいる。
「あうぅ。お前の相手は、ボクがするよ!」
情けない声のヒロだが、その雰囲気だけは戦闘体勢バッチリである。
デカイ大剣を簡単に振りまわされて、ガルバディア兵の一人は、たじろいでいる。
ぱんっ!
ダワネーは銃のトリガーを引いて、銃弾を放った。だが狙いがそれて、後の壁にぶちあたった。
「上手く止まってくれないと当らないワ……」
身のこなしの軽いジタンは、ナイフを巧みに操っていた。右手のナイフで相手の剣を牽制しながら、左手のナイフで空いている体に一撃を繰り出す。そうして、ガルバディア兵は、断続的に軽傷を受けていく。
(や、やられるッ!)
ガルバディア兵の弱気を、ジタンは見逃さなかった。左手に持ったナイフを、腰の鞘に仕舞うと、右手のナイフを両手で――全体重をかける様に走りこみながら――ガルバディア兵の脇腹に突き出した。
断末魔の声が上がった。そして、物言わぬ死体として、ガルバディア兵はどうと倒れた。
数秒経ってから、もう一つの断末魔の声が上がる。
ヒロのバスターソードが、ガルバディア兵を叩き潰していた。
「フフ……フフフフ……」
どうやらヒロは、いけない妄想の方に走っている様だ。
441 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:08
その頃、中央広場にいるスコール達B班は、待機を余儀なくしていた。中央広場に戻って来るはずであったガルバディア軍の気配は、ほぼ感じられない。戦況は一体どうなっているのだろうか、彼らに予想も付くはずが無い。
「もう限界だ! 耐えられねえ! これは犬の訓練か!?」
敵を殺戮しまくる事を楽しみにしていたサイファーは、遂にキレてしまった。こめかみに浮かぶ血管が、ぴくぴくと震えている。
「おい敵だ」
そこに、敵の気配を感じたスコールがサイファーを制して黙らせる。そして三人とも、敵の数を確かめる為に物陰へと隠れた。
そして、ガルバディア兵の数人が、西の山頂の道を急いで走っていった。
「どこへ行くんだ、あいつら?」
押し黙った声で、ゼルがスコールに尋ねた。
「あの山頂の施設みたいだな」と、スコール。
「あそこへ行くぞ」
嬉しそうにサイファーが言った。
「そりゃ命令違反だぜ!」
「さっきまで暇だって言ってたんじゃないのか?」
「スコール!」
ゼルがその判断を求めた。
「班長の判断には従うさ」
「何が班長の判断だ。お前だって暴れたいんだろうが」
「あんたとの訓練の成果を試すチャンスだからな。おかげで、どんな卑怯な相手にも負ける気がしない」
「その時は、俺に感謝するんだな」
「……なんだよ。仲がいいんじゃねえか。同類だぜ、あんたたち。――あのなあ、これ、ただの戦闘じゃないんだぞ。大事な試験なんだ。勝手な行動はマイナスでかいぜ」
「おまえ、ここに残れ。やる気の無いやつはいらない」
「なんだと!」
「本気にするなよ、ゼル。それより、サイファー。行くなら、急ごう」
「よし、敵目標は山頂の施設と判明。我々B班は山頂を確保すべく移動する。直ちに出発だ!」
「了解!」
「チッ……了解」
442 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:09
スコール達B班は、山頂の施設の前に来ていた。岩陰から、ガルバディア兵達の動向を探っている。
「発電装置動作確認完了!」
「ブースター異常なし!」
「ケーブル断線箇所確認! 交換作業入ります!」
「了解!」
そういうと、ガルバディア兵達は、慌しく施設の中へと入っていく。
「何やってるんだ? あいつら」と、サイファー。
「修理……か?」
状況がまだ掴めていないという雰囲気のスコール。
「ま、俺達には関係ネエか。おまえ、本物の戦場は初めてだろ? 怖いか?」
「……わからない。だが……考えると怖くなりそうだ」
「俺ァ戦闘が大好きだ。怖いことなんて何も無い。戦闘が終わっても生きてるって事は確実に、夢の実現に近づいてるって事だ」
「……夢?」
「おまえにだってあるだろ?」
そう言うと、サイファーは、施設へ一人で走り出した。一刻も早く敵を殺したいらしい。
「……悪いな。そういう話なら、パスだ」
「いつか聞かせてやるさ、俺のロマンティックな夢をな」
サイファーが施設の入り口を開けて、中へ入って行くと、ふと、岩陰から足音が聞こえてきた。
443 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:09
カタカタ……どてっ!
そして、その足音の主は――どうも女子候補生らしい――こけた。
だが、それを気にもせずにスコールへと向かってくる。
「キミたち……B班? あたし……伝令。A班のセルフィ。班長はサイファー、だよね? どこ?」
「サイファーは、あそこへ入っていったぜ」と、ゼル。
「伝令ってつらいね〜。はんちょ〜まてぇ〜……」
セルフィは、そう言って、施設の中へと走っていった。
「なんなんだ一体」
ゼルは溜息をついた。俺の周りの奴らはまともじゃないぜ。
カタカタ……
再び、聞こえてくる足音。
「すこぉ〜るさぁ〜ん」
間の抜けた声もする。
「……誰だ?」
スコールのもとに掛けつけてきたのは三人。その内の一人は、スコールに軽く会釈をした。
「どうも、はじめましてE班班長のダワネーです」
「男……だよな?」と、ゼルが聞く。
「体はネ」
ふふふ、と笑いながらダワネーは答えた。
「ところで、お前らは何故ここに? E班の担当区域は中央広場のはずだったが……」
「ええ。伝令班のセルフィさんの護衛をさせていただいていますワ」
「ボランティアだけどな。人を助けるのに、理由はいるかい?」と、ジタンは口を挟む。「スコ〜ルさん。ボクもついていきますぅ」
「――とりあえず。俺はB班の班員として、この施設へ行く。後は好きにしてくれ」
「ボクもボクも〜」
ヒロは、ぴょんぴょん飛び跳ねて言った。どうやら、E班も施設へ行くらしい。
(先に行ったサイファーが心配だな。アイツなら問題無いとは思うが……)
444 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:10
電波塔最上部にて、ビックスとウェッジ
「ビッグス少佐!」
「うるさいな! 私は今忙しいのだ! ……これを、こうして……はぁ……だいたい、なんで今頃こんなボロっち物を……。この……この私が修理せにゃならんのだ〜」
「……修理にお時間掛かりそうなので少し見回りに行ってきます」
「んー……あー……あれを……そうして……これを……そうして……。勝手に行け!」
ウィィイイーン
電波塔最上部へと上がるリフトが稼動する音が響く。その音に、二人は気づいていない。
リフトから上がってきたのは――肩にガンブレードを担いで、激しく微笑している――、サイファーであった。
……ニヤニヤ
「――そこで何をしている」
サイファーは、高圧的な口調で言った。
軽軽しく言葉を吐きかけられて、どたまにきたのか、ビックスは、勢いよく振りかえる。
「なんだぁ〜? きさまこそ、こんなところまで来て何をしている! あ、おい! 下にいる兵はどうなっとるんだ!? ウェッジ!コンなガキどもはさっさと片付けろ!」
――シーン
「ウ……ウェッジ?」
左右を見渡すビックスであるが、ウェッジの気配はどこにも感じられない。
445 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:11
「ええと、わ、私は修理が終わったし、もうこの電波塔には用が無いから……」
「残念だったな。お前の命もこれまでだ!」
サイファーは、不敵な笑みを浮かべて、ガンブレードをビックスに突き付けた。
(しまった……ゴ、ゴッドは待機モードにしてあるし……リモコンは向こうに置いて来ちゃったし!)
「あ、ビックス少佐どうしたのですか?」
丁度、見まわり終わったウェッジは、ビックスのもとへと戻ってきた。だが、ビックスが、ガンブレードを突きつけられている時点で、ちょっとイヤーな予感はしていた。
「こ、こんな遅くに来おって、どこほっつき歩いていたんだ! 今月の給料も無し決定!」
「でぇ〜! こ、来なければよかった」
「貴様ら問答無用! いきなり目くらましファイア!」
サイファーは、いきなり火系魔法を二人へ向けて展開した。
突如として、目の前に炎が現れたものであるから、ウェッジとビックスは驚き戸惑った。
「そして、必殺の雑魚散らしだ!」
右手に持ったガンブレードに、なにやらエネルギーが集まり始める。そして、サイファーは、そのガンブレードをアッパースイングの要領で振り上げた。するとどうだろう、凄まじい衝撃波が発生して、直線上にいる二人に激しくぶちあたった。その勢いで、ウェッジとビックスは吹き飛んでしまった。
「ぎにゃー!」×2
「……パーフェクトだ」
446 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:11
……ヴーン
勝利の余韻に浸る間も無く、突然、サイファーが乗ってきたものと同じリフトが、再び作動し始めた。
そこから出てきたのは、スコール、ゼル、セルフィとE班ご一行であった。
セルフィは、サイファーを見つけると、口を大きく開いて喋り始めた。
「B班班長? B班班長、でんれーです! SeeDおよびSeeD候補生は1900時に撤収。海岸に集合せよ! でーす」
「撤収!? まだ敵はいるんだろ?」
納得がいかないと、サイファーは肩を吊り上げる。
「あたしはただの伝令だから、そ〜んなこと言われたって」
「撤収は最重要命令だ。俺は船に乗り遅れたくない」
スコールは、毅然とした態度でサイファーに言った。ゼルもそれに従って頷く。
「何時集合だって?」と、サイファー。
「だぁからぁ……! SeeDおよびSeeD候補生は1900時に撤収。海岸に集合せよ!」
「1900時……あと30分しかないな……」
サイファーは時計を見ながら言った。
「よし、お前ら。30分で海岸まで走れ! じゃあな!」
サイファーの行動は早かった。彼の姿は、もうどこにも見えない。
447 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:12
電波塔最上階の片隅では、負傷したビッグスがうずくまっていた。その右手には、人型生体兵器ゴッドに命令を下せるリモコンが握られている。
ビッグスは、それに迷わず命令言語を打ちこんだ。
ピピー……ピピー……
微かな機械音がすると、ゴッドの待機モードは、戦闘モードへと切り替わった。
「あのガキどもが標的だ。行け行け! 行ってしまえー! 逝かせてよし!」
「任務了解。任務遂行します……」
「あぅ……サイファーさん、もうみあたりませんよぉ」
ヒロは、走るのが苦手だった。むしろ、馬鹿でかいバスターソードを持っているので、走るのが嫌だったといった方が正しいのかもしれない。
電波塔の入り口で見渡しても、サイファーの姿は無かった。
「私達も、早く行かないといけませんヨ」
時計を見ながら、ダワネーはスコールに言った。
「ああ、行……」
スコールの言葉は、刹那キリキリと響き始めた金属音で掻き消された。
(何だ、上かッ!)
スコールの視線には――電波塔最上部から、今にも飛び降り様としている人間のような物が――しっかりと何らかの物体の姿が映った。
(まさか、飛び降りる気なのか!?)
ギガガガガ……ダスッ
そのまさかであった。
その物体は、ゆるゆると空へ身を投げ出して、激しい地鳴りを起こしながら、着地をして見せた。
「な、なんだ、コイツ」小心者のゼルは、一人、驚いた声をあげる。
屈んだ状態で着地していたゴッドは、直ぐに姿勢を正すと、周りにいる人間を確認し始めた。
そして「任務遂……」、とゴッドが下された命令を、音声で再認識しようとした瞬間である。
ドカッ!
無防備であったゴッドに、スコールはケンカキック見舞った。
「何をしている! 皆海岸へ走るんだ!」
(こいつが、敵以外の何者でも無い事は自明の理だろうが!)
スコールの絶叫に、皆それぞれ突き動かされる様に走り始めた。
(この子、折角可愛いのにネ……)と、少し残念そうだと、ダワネーは口元を引き締めた。彼女は、美しいものが好きなのである。
448 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:12
「破損部サーチ……異常無し……状態良好……任務再遂行します……」
スコール達全員が走り去った後で、ゴッドは、再び機能を回復した。
どうやら、頭部に激しい衝撃が加わった為、システムが強制停止してしまったようであった。
その場で、立ち上がったゴッドは、スコール達を追う為に、驚くほど速いスピードで駆け出し始めた。
「もう追ってこないみたいだし、大丈夫なんじゃないの?」と、パーティーの最後尾で、余裕を持って歩いているジタンは言った。
「お、俺は遅れるのは嫌だし……さ、先に行くからな!」
一番前で走っているゼルは、更にスピードを上げて、その場から去っていった。
「へ、意気地の無い奴っ」
ゼルの慌てふためき様に、ジタンは軽くハナで笑った。
「ジタ〜ンさ〜ん」
「へ?」
ヒロは、ジタンの後を指差した。
「あぅ……あれ〜って、もしかしてぇ」
「でぇ〜!!!」
先ほど、スコールが蹴り倒した奴が――尋常ではないスピードで走っている――ジタンとその他大勢の視界に入る。
「皆! 死ぬなよ!」ジタンは言った。そして逃げ去る様に走っていった。
ジタンの走力は、ゼルよりも速かった。ジタンは瞬く間に、スコール達を追い越して先へと進んでいってしまった。
しかし、呆気に取られている間に、どんどんスコール達と、ゴッドの距離は縮まっていく。
「皆、先に行っててくれ」
見かねたスコールは、後を振り向いて立ち止まった。
「私も、手伝いますヨ」
「私も私もぉ〜」
ダワネーと、セルフィも立ち止まって言った。
「済まないが、大勢いると邪魔なんだ。先に行っててくれ」と、スコール。
「スコールさんだけ、水臭いですよぅ」と、今にも泣きそうな目で、ヒロは言った。
「安心してくれ、俺も死ぬつもりはない」
(こんな所で、死ぬつもりはない! こんな所でッ!)
「E班班長ダワネー! 君に頼みたい。皆を無事に船まで届けてやってくれ」
スコールの、半ば命令のような形で言われた言葉に、ダワネーは従わなければいけないような気持ちになった。
「でも……うん。分かったワ……じゃ、後はよろしくネ……」
449 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:13
「目標確認攻撃開始!」
ゴッドは機械的に、音声にて自分の行動を口走った。
目の前にいる敵――スコールに目掛けて。
敵は百数メートルと迫っている。
スコールは、G.F.を呼び出す構成を編んだ。そして展開し、発現させた。
「大地を統べる無限の躍動を以て圧殺せん! 出でよタイタン!」
その召喚に現れたG.F.は、重力を司る精霊タイタンである。
精霊タイタンは、重力の魔法を唱えて、目の前にいる敵へ向けて放った。そして、エネルギーを使い果たしたのか、スッと空気へと消えていった。
ゴッドは不意に、自分の体に強い重力が掛かっている事を認識した。
実際、ゴッドの足は、沼にでもはまったのかのように地面へと埋まり始めている。
しかし、ゴッドの走るスピードは、遅くなる事はなかった。
そして遂には、スコールと対峙する位置にまで着いた。
ゴッドは、瞬間的に右手をスコールの首まで持っていった。
「クッ!」
なんとか、それをガンブレードを使ってかわすスコール。
(タイタンが効かないのかッ!)
左の回し蹴りがスコールの顔へと飛んできた。
スコールは、咄嗟に身体を屈めてそれをかわすと、背後を向けたゴッドに向けて、大きく前に踏み込んでガンブレードを横に払った。だがゴッドは、右足だけで地面を蹴ると、数メートル先へ飛んで、その剣撃をかわした。
450 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:13
ゴッドの素早い攻撃に、スコールはなんとかついていく事ができていた。だが、所詮はサイボーグと人間である。スコールのスタミナが、底をつくのも時間の問題であった。
がしっ!
いきなり突き出されたゴッドの右手は、スコールの首を捉えた。
「ぐぐぐ……」
がっちりと右手に握られたスコールの首に、徐々に力が込められる。
ごきんっ!
スコールの首もとで、硬いものが折られた音が響く。
瞬間、スコールは、大きく眼を見開いた。スコールの視界に入ったのは、大きな腕である。
(何だ……?)
いまいち状況が掴めていないスコールは、ぼんやりとした表情を顔に出した。
たった今、自分の首はへし折られていたはずである。
しかし――
「よぉ、スコール!」
その腕の持ち主は、あっというまにゴッドの右手首を、へし折っていた。
「ワシだよ、モウマン。モウマン=ハウゼンじゃい」
モウマンと名乗った男は、その怪力でゴッドを持ち上げると、地面に激しく叩きつけた。その衝撃で、ゴッドのシステムは停止してしまったようだ。
「ガハハ! 覚えとらんか? まあいい。積もる話は後だ。船が出発しちまうぞ。急いで海岸へ行こう!」
「……ああ。ありがとう」
451 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:13
「破損部サーチ……右手首異常……全身軽度損傷……状態不良……任務遂行可能……システム再起動……」
ゴッドは、再び立ち上がった。ガルバディア・ニルバーナ機関の技術力よ、恐るべし、である。
「任意自爆装置起動開始……任務遂行……接敵開始!」
どうやら、ゴッドは敵を巻きこんで自爆するらしい。自爆装置を起動している。
ルプタン・ビーチついたスコールは、疲労で重くなった足を引きずりながら、自分の乗る船へと急いだ。
ギギギ……ギギ……
だが、スコールの直ぐ後には、ゴッドの姿があった。先ほどの素早いスピードは、出すことができないようではあるが、スコールとの差は、確実に無くなってきているようであった。
(奴かッ!)
振り向いたスコールにも、ゴッドの動向は確認する事ができた。
「こっちだスコール!!!」
手を振って合図するのはゼル。
スコールは、がむしゃらに地面を蹴って、前へと走り出した。船までの距離は、あと10メートル。
それに反応して、ゴッドも走るスピードを上げた。
10……8……6……5……3……1……0……!!!
刹那、船に装備されていた機関砲が火を吹いて弾丸を打ち出した。弾丸は、一発ごとに大地を震わせる咆哮を上げる。
それら弾丸は全て、ゴッドへと向けられていた。
砲手を務めているのは、キスティス=トゥリープである。
ギギギ……ギギ……
「全身大破……状態不良……機密保護の為、自爆します」
そうして、砲撃を受けたゴッドは、大きな爆発を起こして、その機能を停止させた。
452 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:14
「おい、スコール先に行くぜ」
バラム港へと到着したのであるが、スコールは、まだ座席に座っていた。
サイファーは、とっくの昔にバラムガーデンへと向かっている。
「ああ……」
スコールは、身体をゆっくりと持ち上げて、船の外へと出た。
「お疲れ様。日が暮れるまでにガーデンに戻る事。それまでは自由行動よ」
キスティスの優しそうな言葉が、スコールに囁かれる。
「早く帰って休みなさいね」
「……そうします」
スコールは疲れた表情で言った。
■今回の行動について■
スコール達B班は、サイファーを抜かして全員がSeeDへと成る事が出来ました。
その他、PCの候補生達も一緒です。
残念ながら、サイファーは、今回の独断行動の全責任を取る事になって
懲罰房へと入れられてしまいました。
さて、そんなところで、SeeDとなったスコールには
仕事の依頼が舞い込んでくる事になります。なんとそれはガルバディアの大統領を人質にとる手助けをして欲しいという依頼。
適当に10名を越えたら参加者打ち切りさせていただきますw
1スコール達についていく(SeeDまたは一般人)
2ガルバディアの大統領の護衛をする(ガルバディア軍人のみ)
3サイファーについていく(SeeD)
4その他(SeeDまたはガルバディア軍人または一般人)
453 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:15
基本フォーマット
名前:
年齢:(SeeDは若目、ガルバディアは17以上からで)
性別:(男か女かでw)
使用武器: 防具: (記述しなくてもOKです)
立場: (SeeDかガルバディアか一般人か)
職業:(一般人のみの項目です)
使用GF: (強力ですと、その分出しにくく設定しますwSeeD専用項目です)
得意魔法:(魔法が使えない場合は、特技でもOKです。どちらか一つ。魔法はSeeD専用です)
特徴:(性格・身体・精神面の特徴)
動機:(何故、所属したのか)
裏設定:(出切る限り、記述された特徴の人物にします。どんなタイプのSeeDかとか、
どんなタイプの軍人かとか。設定にしておきたいことを書きこんでください。)
454 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:16
くはっw
最後あたりで力尽きましたw
うーん、長すぎですよねえ。。。
原作に忠実な進行にしてみましたので。。。。。。。。。(;´Д`)
455 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 03:17
面白かった!!
勢いで書いているって言ってたけど、やっぱそれが大事だよ。
でもよく原作の内容を事細かに覚えていたね。
456 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 03:20
原作のイベントが微妙にアレンジされてるの、スパロボっぽいと思った。
結構面白かったよ。
457 :
ダワネー:2001/04/29(日) 03:22
良かった。
うまくまとまっていて全然長く感じられなかったヨ。
次はスコールについて行かせていただく形で参加するのダワネー
458 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 03:24
お疲れ! ジタンとか出てきてびっくりしたー。
あとでエントリーしに来ますわー。
459 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:25
あ、ちなみに「神」さんは、メカということで死んでませんw
次回も参加申請していただければ、ゴッド2として出て来ますw
今回は試作メカ的役割でしたので、人間的な行動ができませんでしたが
次からはバッチリOKですのでw
460 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 03:29
>>459 じゃあ
名前: 神
年齢:500億
性別:両性具有
使用武器: 格闘
防具: 格闘
立場: ガルバディア
使用GF: なし
得意魔法:なし
特徴:美形
動機: 復讐
裏設定:とくになし
461 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 03:41
462 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 03:51
>>461 再プレイ・・・・マジか?
あんたに敬服だ。
俺もかまいたちの夜は再プレイしたけどw
463 :
偽りのあ:2001/04/29(日) 04:03
>>462 ええ。アルティマニアと、その他いろいろな本をみながら
再プレーですw
かまいたちの夜は面白いですよねえw
主人公が殺されると、かなりショックですが(;´Д`)
464 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 04:06
再プレイぐらい驚く事じゃないと思うが・・・
465 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 04:07
いや・・・・・これを書くために再プレイだろ?
それは驚くべき事だ。
敬意に値することだ。エライッテコトサ
466 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 04:09
467 :
シェスタ:2001/04/29(日) 05:30
エントリーしに来ましたー。
都合悪いとこは変更OKなのでよろしくです。
名前:シェスタ=ヴァレンタイン
年齢:21
性別:女
武器:2丁拳銃+体術。スピード重視の戦闘スタイルで。
防具:つねに軽装。防御力は気合いという名のオーラでカバー。
立場:現役SeeD(キスティスの先輩)
使用GF:カーバンクル
特技:銃乱射
特徴:短めの銀髪に赤眼。わりとナイスバディ。勝ち気で姉御肌。
遠〜中距離では銃で戦闘、近距離で銃+体術にスイッチ。
動機:普通のOLはイヤだったのよ!
裏設定:いくつもの任務をこなしている腕利きSeeDで、世界中を飛び回っている。
ドール公国の作戦でスコールたちを見かけ、個性爆発な彼らに興味津々。
キスティスに手配してもらい、彼らには黙ってついていく(見物しにいく)ことに。
遠距離から射撃するより近距離から弾をブチ込むタイプ。趣味は飲酒と踵落とし。
468 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 12:16
469 :
04/モウマン:2001/04/29(日) 14:43
良かったです。とりあえず、次回の行動は『4その他(SeeDまたはガルバディア軍人または一般人)』でお願いします。
具体的に行動とか書いた方が良いのでしょうか?
書いた方が良いならばレスを頂いた後、すぐ書きますので。
名前:モウマン=ハウゼン
年齢:20(留年しまくり)
性別:男
使用武器:ウォーハンマー 防具:制服 (記述しなくてもOKです)
立場: SeeD
使用GF: エッグマン
特技:筋肉をピクピクさせる事、制服をビリッと破る事
特徴:能天気・筋肉質・結構強い
動機:自分の筋肉を世に知らしめる為
裏設定:とにかくマッチョマン。「ガハハ」「ワハハ」などの言葉を良く使う。
自分の肉体に酔っている節がある。
頭は悪いが体力はガーデン内でもトップクラス。
キスティス萌えだがファンクラブには入っていない。彼にとって、ファンクラブは邪道らしい。
設定に矛盾が発生していたので、少し修正しました(^^;)。
あと、外見イメージは超兄貴のスキンヘッドな方々を想像して頂ければ幸いです(謎)。
470 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 16:02
>>469 了解ですー(o^-')b
ちょっと、出番が少なくて申し訳なかったですw
次回は、きちんと書きたいと思いますーw
ええと、行動は、具体的な方向でお願いしますw
471 :
04/モウマン:2001/04/29(日) 17:28
いえいえ、締め切っていたのを強引に参加したのは自分ですからお気になさらずに(^^;)。
とりあえず今回はキスティスに絡んで、電波塔の一件についてでも話そうかと思います。
行動:
まず、キスティスに「機関砲の射撃、お見事でしたなァ」と話し掛ける。
そして筋肉で制服の上を破り、「ムンッ」と、ポージングをとる。
筋肉をピクピクさせながら(ワシがアナタを守ってみせますぜ)的な事をアピールしつつ、「今晩、お食事どうですか?」と誘ってみる。
食事に誘えた場合はドールでの一件について話してみます。
恐らく、生徒である自分には教えて貰えないと思いますが、ただ軽い気持ちで食事に誘ったとは思われたくないですし、馬鹿は馬鹿なりに考えて行動していると理解して貰う為に話してみます。
(モウマン自身は電波塔には言ってませんが、仲間から聞いたという事で良いでしょうか?)
「まぁ、ワシは馬鹿ですけんど・・・馬鹿は馬鹿なりに頑張ろうと思ってます。もし困った事があって、ワシに出来る事があれば何でも言ってやって下さい」
(断られた場合はその場で話すという事でいいでしょうか?)
あ、周りにファンクラブの人間がいると思いますが、無視するか筋肉をピクピクさせて追い払います(w
動機:
カルバディア軍が電波塔を修理していたのか、馬鹿は馬鹿なりに気になったから。
あと、キスティスに自分の気持ちが本気だと伝えたかったから(w
言葉が変になってますが、変更して下さって構いませんので宜しくお願いします。
472 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 17:35
>>471 了解です〜(o^-')b
できる限り尊重しまくりますw
473 :
名無しさん@LV2001:2001/04/29(日) 22:32
age
474 :
ヒロ:2001/04/29(日) 22:47
名前:ヒロ
年齢: SeeD
使用武器:バスターソード
立場:SeeD
使用GF:シヴァ 、イフリート
特技:ものまね!(どんな技でもコピーして自分のモノニしてしまう
特徴:性格・体・・・天然ボケ。 すとーかー。顔はバウンサーのシオンに近い。ヘアカラーはライムブラウン。金髪ッポイ。
瞳は真っ黒。キレルト赤目に変わる。
女みたいにに華奢 。服装はパーカー(素肌の上(笑)、下、半ズボン。ウォレットチェーンとクロムハー○風のクロスチョーカー。
精神面:独り言をよく言う。思いだし笑いをする。 神経質。
動機:スコールを尊敬しているから。
裏設定・・・・憧れのスコールといちゃいちゃしている
リノア、セルフィ、ゼル、サイファー・・・・っつーか、
彼と仲良くしている人間全員をいつか始末してやろうと
考えている。
475 :
偽りのあ@GM:2001/04/29(日) 22:59
>>474 キャラ登録了解ですー。
ええと、今回の行動"
>>452"とその動機をお願いしますーw
キャラ描写はアレで良かったですか?w
476 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 00:22
まあ、とりあえず、
そろそろ製作に入りますので〜
参加者を打ち切りにしますねw
次回からでいいので、参加をお願いします!
前回参加組です〜。
名前: セリア・ルーディン
年齢:17
性別:女
使用武器: 防具:金の髪飾り(母の形見)
立場: ガルバディア
得意魔法:攻撃魔法
特徴:真っ黒で真っ直ぐな長い髪に真っ青な瞳。
無口だが、かなり高い魔力を持つ。
ガルバディアに両親を殺されたらしい。
動機:あまりの魔力の強さに両親を殺されて連れてこられた。
裏設定:前回のお話しでは、かなりのオバカ役だったので、今回は物静かな感じで、
お願いします。
かなりリノアとかぶるので、「実は血が繋がっていた!」なんていうのは
どうでしょう?!
478 :
名無しさん@LV2001:2001/04/30(月) 01:59
age
479 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 02:08
>>477 あ、まだ前半書いてる途中なので了解ですw
ええと、
1スコール達についていく(SeeDまたは一般人)
2ガルバディアの大統領の護衛をする(ガルバディア軍人のみ)
3サイファーについていく(SeeD)
4その他(SeeDまたはガルバディア軍人または一般人)
この中で、選ぶ行動を選択していただけるとありがたいですw
480 :
シェスタ:2001/04/30(月) 02:25
なかなかハイペースですねぇ。
そのほうが楽しくていいけど(w
で、間に合えば行動補足お願いします。
とりあえずスコール達をプチストーキングしますが、その前に
サイファーとお話したかったりします。
なぜなら、ドールでの任務でイチバンおもろかったのは彼だから(w
とりあえず挨拶して、彼がどんな人間なのか知るために適当な話でもします。
なぜSeeDになりたいのか、趣味は、はいてる下着の色は(ウソ)とか…。
最後は「また会いましょ」ってカンジで。
で、スコール達についてった後は、見守りつつ出番をうかがいます。
シェスタ的にはカッコよく、彼らが困ってるところでバーン! とかいう
場面を期待してますが、楽しいことには参加せずにいられない&ツッコミ型
人間なので我慢しきれないかも…? そのへんは偽りのあ@GMサマにオ・マ・カ・セ!
そんなカンジです。間に合わなかったらいいですヨ。
481 :
ミクロス:2001/04/30(月) 02:26
いつのまにか新作が始まってる・・・
482 :
シェスタ:2001/04/30(月) 02:29
あ、ミクロスさん見っけ!
セリアさんとかも来てくれたし、いっちょどうです?
483 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 02:35
>>480 了解しましたー。
詳しく記述されてるので、助かります(爆
>>481 まだ、スコール&リノアの描写段階ですので
参加受けつけはOKですよーw
484 :
ミクロス:2001/04/30(月) 02:41
名前:ミクロス・オーブ
年齢:18
性別:男
使用武器:ソードブレイカー 防具:マント
立場: SeeD
使用GF:黒龍
得意魔法:(魔法が使えない場合は、特技でもOKです。どちらか一つ。魔法はSeeD専用です)
特徴:クールに見えるが回りに振り回されるタイプ。しかし信念は貫く。
動機:兄の敵である「黒衣の男(正体不明)」を探して倒すための力を得るため
裏設定:ガルバディアガーデン出身でアーヴァインやセルフィとは
少なからず面識があるという設定で。興奮するとガルバディア弁が出てしまう(w
485 :
ミクロス:2001/04/30(月) 02:47
行動はバラムに用事で訪れていたのを運悪くセルフィに見つかり
「このひと役に立つから連れていこーよ」見たいな感じで半ば強引についていく
ことになるっていう感じでお願いします。
あと特技(魔法)は「警戒」「サイレス」でお願いします。>GMさん
486 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 02:48
>>484 了解ですー。
できれば今回、どういった行動をするか記述してくださいーw(;Д;)
ソードブレイカーって、刃が二つに分かれていて、ぎざぎざなやつで
剣を叩き折る事ができる剣ですよねえ?
487 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 02:49
488 :
セリア:2001/04/30(月) 02:50
>>偽りのあ@GMさん
受け付けありがとうございます。
行動は2番の大統領の護衛でお願いします。
楽しみ!!
489 :
セリア:2001/04/30(月) 02:52
>>シェスタさん
どもどもー。
私は今日見つけたんですよ!
びっくりしました!
これからもよろしくお願いしますネ。
ミクロスさんも、どうぞよろしく!
>>486 急でスミマセンです。ありがとうございます。
ソードブレイカーはそうです、剣と言うよりは短剣ですかね?
相手の武器を破壊するまではいかなくてもある程度受け流せるという
感じがいいですね。
491 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 02:53
>>488 了解しましたーw
出したいNPCもいるので、話が膨れて完成は2,3日かかるかもですw
492 :
シェスタ:2001/04/30(月) 03:01
なんか盛り上がってきたね〜。ふふ。
偽りのあサン、期待してます。
>>セリアさん
こちらこそよろしくです。
また面白い日々が過ごせそうですね!
493 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 03:02
>>490 ある程度受け流せるソードブレイカーですか。。。
了解ですw
494 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 03:03
>>492 うまーく収集をつけようとすると
膨大に膨れ上がるテキストみたいな感じですw
文のセンスは期待しないでくださいw
495 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 03:09
あ、ちなみに、GMが想像しているPCの姿を公開しますので
該当する方で、変更を希望する方は、またはここはこうだっっていう
方は、知らせてくださいw
じゃないと、こういう既存のキャラの考え方で
ストーリーを進めていきますので(爆
●01/ヒロ/(シオン=バルザード(バウンサー
●02/ダワネ―/(マヨネー(クロノトリガー
●03/神/草薙素子(甲殻機動隊
●04/モウマン=ハウゼン/(グレゴリオ(フロントミッション
●05/シェスタ=ヴァレンタイン/葛城ミサト(エヴァ
●06/セリア=ルーディン/志穂(ヴァルキリープロファイル
●07/ミクロス=オーブ/坂田竜二(フロントミッション
FF6のソードブレイカーは盾みたいに攻撃回避するじゃないですか?
アレをイメージしてです。武器をバンバン破壊しても別にかまわないですよ(w
サカタ、いいですね〜。武器に結構詳しいって言う裏設定もいいですかね?
497 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 03:19
>>496 ソードブレイカーとかは、中世ファンタジー小説系統に出てくるもので
そっちの方を想像してました(爆
まあ、とりあえず壊し屋みたいなw
裏設定はOKですーw
いや、理想はそっちなんですけどね(w、強力になってしまうので。
ま、武器談義はほどほどにと言うことで期待してます。
>>495 ごくろうさまです〜!
うーん・・・ヴァルキリーわからない・・・・
DQ4のミネアみたいの想像してるんですけど、
そんな感じですかね??
ホント言うと、リノアのミラータイプ(見た目は同じ(目の色違うけど。)
性格が逆。)のつもりです。
よろしくお願いします。
>>シェスタさん
ホント!!また毎日が楽しくなります☆
500 :
05/シェスタ:2001/04/30(月) 03:31
A-Ha! ミサト、全然OK!
自分でも思いつかなかったけど性格的にはピッタリ!?
プラス加持さんみたいな"のらりくらり"としたカンジも欲しいかな。
外見的にはディノクライシスのレジーナみたいなワイルド系
でお願いします。ワガママでゴメンなさい。えへ。
501 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 03:37
502 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 03:43
>>500 ミサト+のらりくらり+レジーナですね
なんとなく想像できましたので了解ですw
503 :
ヒロ:2001/04/30(月) 07:53
動機ですか?では・・・・
動機:ははらはらドキドキする今回の任務に魅力を感じたから。
大統領誘拐なんて考えるだけでヒロはワクワクしてしまう・・・。
GM様へ>スッゲー楽しかったデス!
ヒロを私ガ作った設定通りに書いてくれてアリガトウデス。
また、宜しく頼みますです。
504 :
04/モウマン:2001/04/30(月) 10:27
モウマンのイメージ画像にピッタリなものを見つけてきました(w
www.ymo.net/~nozomi/diary/1996/images/chouaniki.gif
505 :
05/シェスタ:2001/04/30(月) 10:41
506 :
偽りのあ@GM:2001/04/30(月) 11:09
GWは、小説を書いて終わりそうな予感(爆死
>>503 なるほどー了解ですーw(o^-')b
>>504 くはっw
超兄貴ですかw
前回よりも文量が増えそうな兆しw(;´Д`)
ふぁいとー。
乱立防止
511 :
名無しさん@LV2001:2001/05/01(火) 18:55
age
512 :
名無しさん@LV2001:2001/05/01(火) 22:22
age
513 :
偽りのあ@GM :2001/05/02(水) 23:05
やっぱりやめます
↑止めないって。。。w(;´Д`)
少々時間が掛かるだけですw
只今の完成率50%ですw
うーん、あと、一日二日はかかりますねえ。。。(;´Д`)
516 :
名無しさん@LV2001:2001/05/03(木) 20:29
頑張れage
案外、早く出来るかもですw
完成率70%みたいなw
ええと、深夜2時以内にはできる見通しがたちましたので、
頑張りますw
無理しないでね。でも頑張って(w
520 :
ヒロ:2001/05/05(土) 00:25
楽しみに待ってます!
がんばって下さい!
とかいいつつ、2時30分完成予定ですw
文が伸びる伸びるw
大変申し訳ないです。。。
微調整で2時40分までかかりまして。。。w
三時以内に絶対に絶対に絶対に絶対に必ず。。。(爆死
524 :
偽りのあ@GameMaster:2001/05/05(土) 03:01
では、そろそろアプしますw
推敲が不十分とか、気にしたらだめです(爆死
■登場したNPC紹介■
●スコール=レオンハート(SeeD。2枚目キャラ
実力はSeeD以上とまで噂されている。常に他人と距離をおく姿勢と、無口で無愛想な
非社交的性格から、ガーデンでは問題児とされている。他人への徹底した無関心は対人
恐怖とまで考えられている。使いこなすのが困難とされるガンブレードを使いこなす。
G.F.は「タイタン」
●リノア=ハーティリー(レジスタンス"森のフクロウ"所属
明るく快活な少女。初対面の人間にも全く物怖じしない性格。
ティンバー独立運動を推進するレジスタンス組織"森のフクロウ"のメンバー。
サイファーとは仲が良い。ダンスはまあまあ得意。
●キスティス=トゥリープ(SeeD
SeeDにして候補生達の若教官。鞭を自在に操ったりする。
スコールには密かに恋心を抱いている。傷つきやすい。
G.F.は「ケツァクウァトル」
●ゼル=ディン(SeeD。スポーツ系、トサカ男。
サイファーとは仲が悪いというか、いびられ役みたいな。
●サイファー=アルマシ―(SeeD候補生。トレンチコートマフィアチック。ゼルが嫌い
エゴイストで子供っぽい性格。
戦闘能力や判断力は優秀であるものの、
目先の敵に飛びつく好戦的な性格な為に、毎回認定試験に失敗している
昔見た映画に影響されて、魔女の騎士になることを夢見ている。
●シド=クレイマー(バラムガーデン学園長
優しいですが、キレる時もあるかも。
●ビックス(ガルバディア軍少尉
自己中心的な性格。ウェッジの上司
●ウェッジ(ガルバディア軍三等兵
ビッグスに同行している不幸なガルバディア兵
●ビンザー=デリング(ガルバディア大統領
ガルバディア終身大統領として、独裁政治を強行している。
表向きは、世界平和を目指す事をうたっている。
●セフィロス(ガルバディア政府治安維持部・ソルジャー・1st。
宝条の息子。(だが、親子の関係は無い
ガルバディアの最強ソルジャー。
その能力、功績から「英雄セフィロス」と呼ばれている。
背丈を大きく上回る長さの倭刀正宗を自在に操る。
クラウドの保護者。
ザックスとクラウドとで、チームを組んでいる(セフィロスの独断で
●ザックス(ガルバディア政府治安維持部・ソルジャー・2nd
気さくな性格で、誰とでも仲良くなれる。
少々礼儀を履き違えているところもあり、敬語の使い方をしらない。
バスターソードを使いこなす。
●クラウド・ストライフ(ガルバディア政府治安維持部・ソルジャー候補生
淡いブルーの瞳が特徴的。15歳
気弱な性格で、セフィロスを実の兄だと思って慕っている。
短銃を使う。
●宝条(ガルバディア政府化学部門統括
狂人。
研究を人生とし、そのほかのことに関しては一切の感情をもっていないと言われる。
その事から、数多くの人体実験や、研究と称し、殺人を犯したりしている。
数十年前から、極秘コード『ジェノバ』に関する研究を行っている。
妻のルクレツィアは実験中に事故死。
今回PC
●番号/名前/性別/職業・立場/PC像
●01/ヒロ/男/SeeD/シオン=バルザード(バウンサー
●02/ダワネ―/男/SeeD/マヨネー(クロノトリガー
●03/神/両性/ガルバディア軍生体兵器/草薙素子(甲殻機動隊
●04/モウマン=ハウゼン/男/SeeD/超兄貴(o^-')b
●05/シェスタ=ヴァレンタイン/女/SeeD/葛城ミサト+レジーナ(エヴァ・ディノクライシス
●06/セリア=ルーディン/女/ガルバディア軍・少尉/リノア=ハーティリー(FF8
●07/ミクロス=オーブ/男/ガルバディアSeeD/坂田竜二(フロントミッション
FINAL FANTASY8 ONLINE
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2「踏み出した一歩〜Stiles-Crawford effect〜」
学園長室
「今回のSeeD認定試験合格者はこの9名です」
重苦しい雰囲気の中で、司会役のガーデン教師が、シド学園長に伝える。
しばらくして、シド学園長は口を開いた。
「まずは、おめでとう。しかしながら……これから君達はSeeDとして、世界中に派遣さ
れる事になります。……SeeDは、バラム・ガーデンが世界に誇る傭兵のコード・ネーム
! ……SeeDは戦闘のスペシャリスト! でも、それはSeeDの一面をあらわしているだ
けです。そう……いずれ、時が来れば……」
「学園長……会議の時間が迫っています。手短に行きましょう。」
シド学園長が何かを言い掛けたところで、ガーデン教師は、その言葉を制した。そし
て、続けて言った。
「……SeeDはガーデンの重要な商品だ。その価値を高めるのも、貶めるのも、君達一人
一人に掛かっている。心して任務に取り組んでもらいたい――これが学園長のおっしゃ
りたかったことですね? では、認定証及びSeeDランク通知書授与!」
「おい、スコール。午後から就任式パーティーがあるからな。全員出席だぞ! 欠席な
んて事は間違ってもするなよ!」
ガーデン教師の声が、退室しようとしたスコールに向けられる。
(……了解)
陽が暮れ、暗くなった時刻の就任式パーティー会場にて。
就任式開会宣言が為された後で、スコールは、会場の出口の前に立って、ゆっくりと
時間を過ごしていた。
誰と話すわけでもなく、ただ、じっと他人のダンスを見つめている。
揃いも揃って、必修訓練で修得したワルツを踊っているようだ。
(……閉会までは、あと2時間か)
時折、右手に持っているワインの入ったグラスを、ゆらゆらと動かす。
「おっ! よぉ、スコール」
騒がしい声がした。駆け寄ってきたのは、SeeD試験で同じ班であったゼル・ディンで
ある。
「へへっ、これからはお互いSeeDだな。ま、これからもよろしく頼むわ」
「……」
スコールは、無言でワインを口に運ぶ。
「まあ、そんなとこはお前らしいわ。そんじゃな!」
会話も満足に成立しないまま、ゼルは走ってどこかへ行ってしまった。
「……」
「スコール!」
再び、スコールの名が呼ばれた。しかも、力強い声で。
遠くからは、およそSeeDの制服が似つかわない大きな体の男が、歩いてきた。
「モウマン……ハウゼンだったな」
「おお、覚えとったか!」
「ああ……昨日は世話になった」
「ガハハ!!! 丁度あそこがワシの持ち場だったでのう!」
昨日のSeeD試験において、スコールは危ないところを、すんでのところでモウマンに
助けられた節があるのだ。
「まあ、いろいろ積もる話もあるんじゃが、ワシは用があるからこれで失礼させてもら
うで」
「……ああ」
床を踏み鳴らしながら、モウマンは人影へと消えていった。
軽快なワルツの音楽が鳴り続けている。
スコールは、ワインを持つ右手に痺れを感じて、左手に持ちかえると、ふっと、天井
を見上げた。
ガラス張りの天井は、夜空を自然に透かしている。
――流れ星!
暗い闇に一筋の流星が見えた。
それは、なんとも神秘的であった。
視線を下ろすと、いつのまにか目の前に少女が一人立っていた。年齢はスコールと同
じ程であろうか。漆黒の長髪に、茶色のメッシュが入っている特徴的な姿。目がぱっち
りとしていて、いかにも明るそうな雰囲気である。
どうやら少女は、スコールと同じく流れ星を見ていたらしい。
少女は、スコールの視線に気づいて、それとなく流れ去った後の夜空を指差した。顔
には柔らかな笑顔を浮かべている。
「……」
スコールは、自然にその女性から目をそらした。彼はそういった馴れ合いが嫌いなの
だ。
だが、その行為が少女の心に火をつけたのだった。
「君が一番カッコいいね」
女性は物怖じすることなくスコールに近づいて、顔を覗きこんだ。
(なんだ……?)
「ね、踊ってくれない?」
しかしその言葉に動じないスコール。無視を決め込んで、ワインを口に運ぶ。
「……もしかして、好きな子としか踊らないってやつ? ふーん……。そうだ!」
少女は、胸の前で軽く手を叩いた。
「私のことが……好きにな〜る、好きにな〜る」
そして少女は、おまじないごっこを――彼の目の前で、指で円を描く様にして――や
って見せた。
「ダメ?」
上目遣いでスコールの瞳を探る。
しかしスコールは、肩を吊り上げて言った。
「……踊れないんだ」
「だいじょうぶ、だいじょうぶ! 私、知り合いを探しているの。一人じゃダンスの輪
に入れないからね!」
スコールは、少女に引っ張られる形でダンスの輪の中へと連れられていってしまった。
「いい? まずは右手と……はい、こっちは左手持って……」
(勘弁してくれ……)
「いくよ? いちにーさん、いちにーさん。いちにーさん、いちにーさん……」
少女は、スコールを必死にリードしている。しかし彼のステップは重く、思い通りに
ダンスを踊る事ができない。
「それっ! あっ!」
体を引き離し、一気に引寄せ様とした所で、スコールはつまずいてしまった。
(うんざりだ……)
「……もう満足したろう? 俺はもう結構だ」
「待って待って、もうちょっと! これからがいいところでしょ! ……はい、いくよ
? いちにーさん、いちにーさん。いちにーさん、いちにー……!」
ドンッ!
今度は、他の踊っている人に体がぶつかる。
「なんだよアンタ等。ぶつかってくるなよなっ」
「なによっ、いーっだ!」
しかめっ面の少女。
「ふふふ、ごめんなさーい。さて、気を取りなおして……」
「仕方ない……」
「え?」
「一回だけだからな」
スコールは言った。――これ以上、おどおどしたダンスで恥をかくのは嫌だった。
スコールは、少女の手を取って、テキパキと位置を組み合わせた。
「まず、右足を前へ出して。ワン・ツー・スリー……。体を離さないで、力を抜いて。
ワン・ツー・スリー……。俺のリードに合わせるだけでいい。ワン・ツー・スリー……
。一緒に感じて。自然にステップを踏んで。ワン・ツー・スリー……」
スコールの軽やかな、しかも完璧なリードによって、ダンスは見事なワルツを辿る。
そこからはもう、誰から見ても素晴らしいものであった。
「すごいすごーい。何だ、きちんと踊れるじゃない〜」
ヒュー……ズドンッ!
――ふいに、花火が昇った。
弾ける音色がワルツの曲と重なると、自然に二人はダンスを止めた。ガラス張りの天
井から注がれる花火の光が、二人を照らして幻想的な空間を作る。
「あれっ?」
「……なんだ?」
「ごめん、また今度ねっ」
そういうと少女は、人込みの中へすぅっと消えていった。
「……」
そのダンスを遠くから見ていた、スコールファンのヒロ少年は、かなり悔しがってい
た。
「ボクもぉ、踊りたいぃ」
やはり傍目から、怪しげなオーラを放っているのだった。
◆◆◆
ダンス会場の奥のテラスで、スコールは一人、外を見つめていた。
あと30分か、そこらで閉会される事になっている。
それまで、ここで時間を潰すつもりらしい。
そんな所へ、彼の指導教官であったキスティスが現れた。
「ほんと成績優秀よね、あなた。さっきのダンスも満点よ」
「……おかげさまで」
ダンス訓練の時の教官は、キスティスであった。
「それで、何か用か?」
「知らない女の子とは踊るのに、私とは一緒にいるのもイヤなの?」
「……悪かったな。でも、あんたはここの先生で、俺はあんたの生徒だろ? 先生が自
分の傍で黙っているのは嫌な気分だ」
「ふふふ。そうかしら? ほんとに?」
「……べつに他意は無い」
「そうそう、すっかり忘れてた。私、命令を伝えに来たの。――消灯時間を過ぎてから
、あなたは私の部屋に来なさい」
「……そこで何をするんだ? くだらない話は嫌だからな」
「ふふふ。私服に着替えたら集合して。いい? これは私の最後の命令よ」
(私服で先生の部屋? いったいなんの任務だ……)
夜の闇は静けさに包まれていた。
たまに聞こえる鈴虫の音が、その度に静寂を破る。
コンコン
「どうぞ」
「失礼します」
そう言って、スコールはキスティスの部屋に入った。
候補生だった自分の部屋と比べて、ここはきわめて広い。それに共同使用ではなく、
個人用である。
部屋の中に入ったスコールは、とりあえず近くの椅子に座った。
キスティスは奥の椅子で机に向かい、何かの資料をまとめているようだった。
「……」
「今、何時かな?」
「……真夜中過ぎだ」
その言動を受けとめてから、キスティスはがっくりと肩を落した。そこには、少し寂
しさを混じらせている。
「あ〜あ! ……私、キスティス=トゥリープは、ただ今をもって教官じゃなくなりま
した! これで、あなたと同じSeeDよ。一緒に仕事することもあるかもね」
「……そうか」
「それだけ?」
「……そう決まったんだろ? だったら、従うしかない」
キスティスは、真っ白な天井を見つめながら口を開いた。
「……私、教官失格なんだって。指導力不足だって言われた。――15歳の時SeeDにな
って、17歳で教官の資格とったの。それからまだ1年しか経ってないのに……。何が
悪かったのかな……。いろいろがんばってきたんだけどね……。ね、聞いてる?」
それにスコールは、うんざりした顔で溜息をついた。
「話は……まだ続くのか? ――そういう話は嫌いなんだ。他人の不満や不安……そん
なこと聞かされても、俺には何も言えないだろ?」
「何か言ってもらおうなんて、思ってないわ……話を聞いてくれるだけでいいのよ」
「……だったら壁にでも話してろよ」
「あなたには、誰かに自分の気持ちを聞いて欲しい時ってないの?」
「自分の事は、自分でどうにかするしかないだろ? ――俺は他人の荷物は持ちたくな
い」
(だから、人に頼らず一人で生きてく力を身につけたくて……俺はSeeDを志したんだ)
そう言ってスコールは、気分悪そうに扉を開けて外へと出ていった。
「……指導力不足……教官失格。なるほど、納得かな」
まだ陽が昇って間もない時刻である。
召集を掛けられたスコールは、カードリーダー前、つまりガーデンの出入り口の前に
立っていた。
そこには、シド学園長及び、ダワネー、ヒロ、ガーデン教師もいる。
「さて、初任務ですねえ」
シド学園長が長い沈黙から、ようやく口を開いた。
「君達にはこれからティンバーへ行ってもらいます。そこで、ある組織のサポートをす
る事が君達の任務です。……ティンバーの駅で組織のメンバーが、君達に接触する手は
ずになっています」
「その者は君達に話しかけてくる。『ティンバーの森も変わりましたね』と。その時、
君達はこう答えるのだ。『まだフクロウはいますよ』……これが合言葉になっている」
と、ガーデン教師が、補足説明を入れた
「そしてですねえ……まあ、あとは組織の指示に従いなさい」
「あの……私達3人だけですか?」
いつも以上に丁寧な敬語で、ダワネーは尋ねた。
「そうだ。この任務は、きわめて低料金で引き受けている。本来なら相手にしないよう
な依頼だが……」
「まあ、そういう話はいいでしょう」
金銭の問題をとやかく言いたくなさそうなシド学園長は、ガーデン教師の話を制して
、本筋へと戻した。
「さて、スコール。君が班長です。状況に応じて的確な判断を下すように。……そして
、ダワネー、ヒロ、君達は、スコールをサポートし、組織の計画を成功に導く様に頑張
りなさい。期待してますよ」
「……了解」
◆◆◆
(「……だったら壁にでも話してろよ」「あなたには、誰かに自分の気持ちを聞いて欲
しい時ってないの?」「自分の事は、自分でどうにかするしかないだろ? ――俺は他
人の荷物は持ちたくない」)
「……ほんっと、アイツは女心を分かろうともしないんだから」
キスティスは、ガーデンの外にある駐車場の前に来ていた。
そのまま真紅のスポーツカーの運転席に乗り込むと、キーを差し込んだ。すると、エ
ンジンが一瞬弾けたような音を立てた。次々と鳴る爆発音が続き、車体が地面を震わせ
ている。
やがて排気音が一定のリズムと旋律に変わると、キスティスはアクセルを勢い良く踏
みこんだ。
ガーデンを数キロメートル行ったところには、なだらかな海岸線がどこまでも続く美
しい地形が広がっている。
キスティスは風を煽りながら、そこに並ぶ道路を駆け抜けていた。
(「話は……まだ続くのか? ――そういう話は嫌いなんだ。他人の不満や不安……そ
んなこと聞かされても、俺には何も言えないだろ?」)
時間をおいて思い出されるスコールの言葉に、悔しさが込み上げてくる。
「もうっ! なんなのよ……」
いくら抑圧しても、スコールの存在が頭の中から離れない。
スコールを意識し出したのは、いつからだったろうか。1年前に教師として出会った
時からその性格、言動、雰囲気が、何かしら、キスティスの心を突き動かしていた。
(もしかしても……これは、恋……よね?)
そう思うと、途端に否定する気持ちが沸き起こってくる。
――ふと、視線を落したその時
ドゴッ!
「キャッ!」
金属がメキメキと砕ける音が走って、キスティスは車の外へと吹き飛んだ。
危うく受け身を取って、さっと体勢を整える。
(私とした事が……)
乗っていた真紅のスポーツカーは黒い塊によって、グシャグシャに潰れているようで
ある。
「って……!」
車が大破した事よりも、キスティスには別の問題が浮かび上がっていた。
彼女の車に激突したモノ。それはどこからみても、獰猛で狡猾な恐竜のアルケオダイ
ノスであった。
キスティスは、まさか、こんな地域にまで恐竜が生息していたなんて思いもしなかっ
た。
その凶悪なモンスターは、圧倒的な攻撃力と、生命力で、他のモンスターとは一線を
画する。並のSeeDであれば数人掛かりで倒すのがやっとであろう。
しかもそれが3匹いた。
(どうしよう……)
逃げ様にも、車は大破している。ここから付近の街までは、五キロ以上離れている。
戦おうにも、武器は、車の中だ。
状況は、圧倒的に不利であった。
加えてアルケオダイノスは、先ほどからキスティスの事を睨みつけていた。明らかに
、彼女を敵と認識しているようである。
その内、アルケオダイノスの一匹がキスティスの方へ動き出した。剥き出しの犬歯か
らは、唾液が滴っている。
(考えてる暇は無さそうね!)
キスティスは、慣れ親しんだ言語を口にし、両手を開いた。
G.F.の召喚である。
「ケツァクウァトル!」
彼女が呼んだのは、雷を司る精霊である。――まばゆい閃光の中に『それ』は現れる
と、アルケオダイノス達の間に、凄まじい雷が落ちた。
――しかし、アルケオダイノス達には、対してダメージを負っている様子は見られな
かった。
――突然、雷で蹲っていたはずの一匹が、キスティスへ向けて走り出した。
「くぅっ!」
姿勢を低くしたまま突進してきた攻撃に、キスティスは避けることができずに正面か
らぶつかってしまった。
吹き飛ばされて、それでも立ち上がったキスティスは、痛みを感じて胸を押さえた。
(こんなことになるなんて……)
アルケオダイノスは、再び地面を蹴ってキスティスへと向かった。
彼女に抗う術はもうない。
537 :
偽りのあ@GameMaster:2001/05/05(土) 03:07
(……スコール!!!)
キスティスは瞳を瞑り、強く祈った。
シュッ!
あわやその時、キスティスの前に飛びこんでくる黒い影!
両手に持っているのは金属の武器! というかウォーハンマー!
風に靡く黒い服! というか、タキシード!
「助けに参りました!」
力強い声! 服の上でも分かる筋骨隆々の肉体!
そして、最後にポージング!
「え、あ、う……あなたは?」
ちょっと苦笑い気味のキスティスである。
「晴れて昨日、SeeDに成ったばかりのモウマン=ハウゼンでさァ!」
「あ……そうなの?」
この男は、何気にキスティスのドライブを、後から追いまわしていたりしていたので
ある。キスティスは彼にとって、かなり好みのタイプであった。
「イヤァ、先日の機関砲の射撃、お見事でしたなァ! ワシはE班だったんですよ!」
「は、はぁ……」
「それで今晩、お食事でもどうですかァ?」
「え……いやぁ……えっとそれはちょっと……」
「積もる話もありますしッ、ガーデンのカフェテリアで食事でもッ!」
「ええと……その……それよりも、アルケオダイ……」
「じゃあOKですなッ! 今晩カフェテリアで待ってますッ!」
「いや、そんな……」
「そこにワシが乗ってきた、ライトバンがありますんで、とりあえずそれで逃げててく
ださい!」
「あなたはどうするの?」
「コイツを片付けて、歩いて帰りますッ」
そういうとモウマンは、筋肉で制服の上を破り「ムンッ」と、ポージングをとった。
「じゃ、お言葉に甘えて……」
しかし、容赦ないキスティスの決断であった。
オレンジ色の照明が、ガーデンのカフェテリアを明るく照らしている。
傷が比較的浅かったキスティスは、治癒魔法によって、ほとんど完治していた。
そんな感じの午後の日暮れ刻である。
血も滴るレアステーキをがっつく男が、キスティスの前にいる。
モウマン=ハウゼンである。
あの後、モウマンは無傷で帰ってきたようだった。今も普通に、食料を胃の中に運ん
でいる。
「ところで、あのドールの一件はどうなったですかのう!」
モウマンは、顔を俯かせているキスティスに言った。
「そうね……」
候補生達には、ドールとガルバディアの最終的な戦局は、伝えられていなかった。こ
れには、軍事的な機密が多いからである。
「ガルバディア軍の侵攻は、ドールが山頂に構えている電波関連施設の復旧が目的だっ
たみたいね」
「ふむ……」
「17年前からいきなり始まった、原因不明の世界的規模の電波障害で、電波通信は完
全にその機能を失った訳よね? ガルバディアは、世界的に数の少ない、ドールの所有
する超大型電波塔と、それに準ずる施設を復旧させる事によって、電波通信を可能にさ
せようとしたのよ。ただ、ドール議会がガルバディアの思惑に乗ることを拒否した為に
、今回のような強い手段に訴えられたみたいだけどね。問題は、電波障害のブロッキン
グと電波通信の意図なんだけど……。って聞いてる?」
「ガハハ!!! ……難しい事は良く分からんですのう!」
「あらら……」
「まぁ、ワシは馬鹿ですけんど……馬鹿は馬鹿なりに頑張ろうと思ってますんで、もし
困った事があって、ワシに出来る事があれば、何でも言ってやって下さい! 必ず役に
立ちますんで!」
そう言った後で、モウマンは大きな声で笑うのだった。
バラムガーデンのSeeD契約リストを見ると、高額の任務を数多くこなしているSeeDが
幾人か存在している。彼らの能力は、きわめて高く優秀である。
その内の一人、シェスタ=ヴァレンタイン。
彼女は、只今、プチストーキングの最中であった。
スコール達が任務を受ける数時間前の事である。
先日行われたガルバディア攻略作戦には、十数名のSeeDが参加していた。
シェスタ=ヴァレンタインも、参加SeeDの一人である。彼女は、ガルバディアの動き
を探るという情報収集活動が主な任務であった。
緊急に、ガルバディアの工作兵が山頂の電波関連施設にて、なんらかの活動をしてい
るという情報が入り、彼女は直ちに現地へと向かった。
彼女はそこで、『サイファーとスコール』という楽しそうな存在を知ってしまったの
である。彼らの――SeeD候補生にしては個性的な雰囲気は、彼女の好奇心をくすぐるの
に十分であった。
「この子達、イイッ!」
話は本筋へ戻り、バラムガーデンの懲罰房にて。
SeeD試験において、班長の責任を放棄し、任務を独断的に変更させ、班員を想定外の
危険に巻き込んだとして、サイファーは懲罰房に入れられていた。
「サイファー・アルマシー!」
白塗りの懲罰房の壁に、サイファーの名を呼ぶガーデン教師の声がこだまする。
「お前と面接をしたい奴がいるそうだ。どうする?」
「誰だソイツは?」
「SeeDのシェスタ=ヴァレンタインという奴だ」
「……聞いたことがないな」
「どうするんだ。断るのか?」
「いや……暇つぶしには丁度いい」
懲罰房にある面接室に、サイファーとシェスタは相対していた。
「やあ、サイファークン」
先に口を開いたのは、シェスタの方である。
「まず、先に用件を言え」
「あら〜ん。サイファークンは、以外と冷たいのねえ」
「……ァ?」
「怒っちゃやーよ」と言って、シェスタはクスクス笑う。
気分を悪くしたのか、机をドンッと叩くサイファー。
「……で、結局お前は何の用があってここに来たんだ?」
「勿論、人間観察よ」
「おい……ナメてんのか?」
「あら、私はただ純粋に、青年心理学観点から、心身の加速的発達による様々な変化、
即ち、身体面、知的面、情緒面、人格面、人間関係や社会的な面においての変化を見つ
める事によって、青年期が児童の単なる延長線上にあるのではなく、人生の新しい局面
に踏みこむ時期である事を確かめてみたいだけなのよ。更に詳しく説明するなら、知的
面における自意識をより強くする自己理解は……」
「もう結構だ……帰れ」
「冗談よ。そう真面目に受け止める事はないじゃない〜」
ぺろっと舌を出してみせるシェスタ。
しばらくしてから、サイファーは声のトーンを落として口を開いた。
「昨日、SeeDになった奴等、いるよな?」
この『いるよな?』は、『知っているよな?』の意味合いである。
「そいつら新米のSeeDでも、任務はそうそうやってくるものなのか?」
「新米ねえ……今はホラ、っでも、ドールから、防備の為に定期的な派遣依頼があるで
しょ。それに、北部トラビア地域じゃ、急激に増殖したモンスター達を駆除する依頼で
、数十単位のSeeDが駆り出されてるし……。どっちみち、SeeDに依頼される任務なら数
日中に決まっちゃうわよねえ」
それを聞いているサイファーの表情が、こころなしか険しくなる。
ライバルだったスコールが、自分よりもどんどん先に進んでいって、取り残されてし
まった自分に腹が立っているのだろうか。シェスタは心の奥底で、そう一抹の仮説を思
い浮かべた。
「じゃあ、今度は私の質問に答えてっ」
重々しい雰囲気を払拭する様に、シェスタは明るい声で言った。
「……いいだろう」
「ええとね〜、まず一つ。あなたの御趣味はなんでゴザイマショウか?」
「……カラオケだ。ロック系をよく歌っている」
「それじゃ〜、好きなものは?」
「……勝利だ。戦闘で得られる勝利が一番好きだ」
「うーんと、それなら、好きな食べ物は何?」
「……グラタンだな。バラムフィッシュを使って作ったのが一番美味い」
「じゃあさ、小さい頃……」
そういった話が、これから延々と続けられていくのであった。
(これならスコールクンも楽しそうねっ。後で彼の事も調べてみよっと)
「ティンバー行きの列車が来ております。列車をご利用になる方は、切符を購入してく
ださい」
ガタン……ガタン……ガタン……
レールの上で、規則的に振動する列車。これには、ティンバーまで行く為に、スコー
ル達が乗っている。
「この列車、すごいね〜」
そう、ヒロが呟いた。ジェルで立たせている髪が、ゆらゆらと揺れる。
「流石、大陸横断鉄道だワネ。ティンバーへ行くのだって、海底トンネルで海を越えて
、すぐだし……」
ヒロの言葉を受けて、ダワネーがそう言った。
(ティンバー……。バラムガーデンから、海を挟んで西にあるガルバディア大陸の東南
部に位置する街。天然資源が豊富に産出されるかどで、ガルバディアに武力制圧された
歴史を持っている。そこの住民の多くは、レジスタンスに所属しているが、反政府主義
者の取り締まりが激しく、大半の組織が休止状態。――その閉鎖的状況を打開する為に
は、SeeDの力が必要……という訳ネ)
「そういえば、スコールさん。チケットを使わないと、SeeD専用のキャビンには入られ
ませんよ?」
と、言ったのはマントを羽織った青年のミクロス=オーブだった。彼はガルバディア
のSeeDで、休暇を取ってバラムに来ていたが、顔見知りであったヒロによって「このひ
と役に立つから連れていこーよ」見たいな感覚で、半ば強引に任務へと連れていかれる
ことになったのだった。
ミクロスに言われて、スコールは、操作盤の前に立って、乗車カードをセキュリティ
ーチェッカーに差しこんだ。
ピピー……ピピー……
認証を知らせる機械音。
「これで、大丈夫だ」
列車内部・SeeD専用キャビンにて
「雑誌まで置いてあるんですね」
ミクロスは、そういって旅行誌を手に取って開いた。
「すっごいよねぇ〜この客室ぅ」
ヒロは、ソファーの上ではしゃいでいる。
ダワネーはキャビン内に置いてあった冷蔵庫の缶ジュースを口に含みながら、任務の
事を考えていた。サポートをするレジスタンスは、小規模な組織だという。具体的な任
務は、まだ知らされていない。もしも陳腐な作戦に参加させられて、あわや命を落とし
てしまうのではないだろうか、と不安だった。SeeD試験の時は、具体的な作戦が決まっ
ており、実地場所の詳細な資料も、膨大にあった。この任務は、如何せん、試験の時と
は全く違う様である。
――……!?
「なんか……へんなの」と、突然ヒロは呟いた。
目をうつらうつらと細めて、唇はあまり動かない。
「疲れているなら、少し休むといいですよ」
雑誌をめくりながら、ミクロスは答えた。
「すっごく眠いよぉ……」
「大丈夫ですか?」
「あら……ナニ? 駄目……私も眠い」
ミクロスを前にして、ダワネーもおかしな様子をみせた。
「……どうしたんですか? 皆さん」
ヒロやダワネーだけではない、スコールまでも、様子がおかしい。
「……なんだ、これは?」
――ぐらっ!
「ダワネーさんっ」
倒れかけた、ダワネーをミクロスがすっくと抱きとめた。同時に、ダワネーの手から
は、飲みかけの缶がこぼれおちる。
既に、他の者達の意識は遠くにいっていた。
544 :
偽りのあ@GameMaster:2001/05/05(土) 03:14
「まさか缶ジュースに、混入物が……?」
ミクロスは、ダワネーが床に落とした缶を見てそう思った。
「だが、それにしてはスコールさん達にも同じ症状が現れている。俺が起きている時点
で、毒ガスの線もありえないだろう……いったい何が?」
カタ……
「誰だッ!?」
ドアの方から聞こえてきた音に、ミクロスは叫んだ。そして、背中に隠してあった短
剣『ソードブレイカー』を取り出すと、突き出す様に両手で構えた。
「ちょっとー。危ないじゃない。レディに刃物を突き付けるの?」
ドアを開けて入ってきたのは、バラムSeeDのシェスタ=ヴァレンタインである。
「久し振りね、ミクロスっ」
「……シェスタさん! どうしてここに?」
「そりゃあね、いろいろとあるのよ。だからさ、休暇を潰してまで、スコールクンを観
察しよーと思ったりしてね」
「……また、大変な任務ですね」
「んーん、個人的な趣味だから。あはは」
「そうですか……」
また、いつもの悪い癖だな。と、ミクロスは思った。
ミクロスがシェスタを知ったのは、2年前である。二人は、かつて行われたモンスタ
ー討伐作戦で、バラムガーデンとガルバディアガーデンの合同作戦を組んだ時のメンバ
ーであった。
ところで、とシェスタは言葉を挟んだ。
「この子達は……どうしたの?」
キャビンの中の様子を黙々と探っていたシェスタが、そこへ入らざるを得なくなった
要因を、ミクロスに聞いた。
「それが分からないんです。いきなり、意識を失っちゃって……」
どれどれ、とシェスタは意識のないスコールに近づいた。
「ふむ……そうねえ……」
そして、スコールの顔を覗きこみ、右手でぺちぺちと叩きながらこう言った。
「うーん、これは……スリプルの類じゃあないわね。ほら、呼吸数が規則的だもの。薬
か何かで、根本的なものが麻痺している症状だわ」
「薬か何かですか……ですが、原因が車内ではないですね。私は、大丈夫ですから」
「私も、外からずっとストーキングしてたけど、おかしい状況は無かったと思うわ」
――っ!
「シィッ! シェスタさん。そっちの壁に隠れて!」
「ほえっ?」
「いいから早くッ」
ミクロスに捲し立てられて、シェスタは壁の方へと隠れた。
「どうしたのよ?」
「ガルバディア兵の気配が、こっちの車両に向かってくるんです。数は……1、いや2
人です」
シェスタの見事な気配消しに、ミクロスはすぐに気づく事ができなかったが、そのガ
ルバディア兵の方は、まったく気配が読めるようであった。
ミクロスは、その向かってくるガルバディア兵に向けて意識を集中させた。研ぎ澄ま
された『警戒』アビリティが、そのガルバディア兵達を嘗める様に探り始める。
ガタン……ガタン……ガタン……
揺れる列車の中を黙々と進むガルバディア兵が二人いる。
一人は、高官である茶色の制服。もう一人は、一般兵である青色の制服。
先を歩く高官に、一般兵は尋ねた。
「あの……ビックス少佐。じゃなかったビックス少尉」
「ウ、ウ、ウ、ウェッジ!貴様、それは、大幅降格された可哀想な私へのあてつけかッ?」
「そ、そんなんじゃありませんよ。私はただ……」
「ウェッジ、上官侮辱罪で再来月の休暇、無しだ」
「ぐはっ……」
「それよりウェッジ! 収集したデータは、キチンと持っているんだろうな」
「はあ、ここにありますが……」
「どうやら大丈夫のようですね」
ミクロスは、壁の方で隠れているシェスタに言った。
ガルバディア政府超高層ビル・78階・化学研究部にて
広い研究室の中には、様々な薬品や、資料、ファイルが金属の棚にいくつも並べられ
ていた。
幾人もの科学者が働く研究室で、責任者の男の名は『宝条』と言った。
痩せ細った身体、黒縁の眼鏡の奥にある蛇のような細い瞳。この男は、研究の為であ
れば、あらゆる非人道的行為を正当化する狂気の科学者、と人から呼ばれている。
宝条は、コンピュータに打ち込みをしている男に、いくつか指示を与えると、その前
に置いてある金属の物体を見入った。
その金属の物体は、人を模した形になっている。頭部には、型式番号とコードネーム
が記述されているようだ。
――2029人型生体兵器6Thプロトタイプ『ゴッド』
「……完成しました」
科学者は、宝条にそう伝えた。
「そうか……それでは早速、脳、脊髄に取りつける作業を開始しろ」
そうして外面に『JENOVA-DEVICE』と書き込まれている数種類のチップが、科学者達
によって運ばれていく。
(もう、金属の塊じゃないんだよ……ルクレツィア……)
列車内部・SeeD専用キャビンにて
(俺は、夢……? を見ているようだった。ガルバディアの兵士らしい男として、俺は
ティンバーの森を歩いていた。いや、俺の意識だけが、ガルバディアの兵士に入りこん
でいた……というのが正しいのかもしれない。その兵士の名は、ラグナと言った。――
俺はウンザリだった。夢なのに、一向に冷め遣らないところが憂鬱だった。なんだろう
、この男は。そう、この男は俺とまったく違う人間のタイプなのだ。口が軽く妙に明る
い態度、無知で頭の悪そうな言葉の使い方、失敗を気にしない後先を考えない性格。―
―俺はこいつの意識の中で、終始、苦笑しているしかなかった。――そういえば、この
夢の中で出てくる人物、仲間のキロスと、ウォード、ピアニストのジュリア。こいつら
の顔、名前、雰囲気に、何か不思議なものを感じた。――俺は、一体どうしたというん
だ……?)
車内アナウンスが流れる。
「次の停車駅は〜ティンバー、ティンバーです」
「あ、そろそろ私、行くからね。ミクロス、あとはよろしく〜」
「シェスタさん、一体どこへ?」
「まあ、いろいろとある訳よ。そうそう、私の事は、スコールクン達には内緒にしとい
てね〜。そいじゃ!」
そう言って、シェスタは走る様にキャビンから出ていった。
数分して、スコール達の目が冷め始める。
「俺も……眠っていたのか?」
「どうやらそのようです」と、ミクロスは言った。
「そうか……」
「私は眠る事はありませんでしたけれど……一体、どうしてこんなことに?」
「誰かの妨害工作……の線はありえますかネ」
ソファーに寝かされていたダワネーが、その身体を起こしながら言う。
「それにしては、何ら被害は無いようだ」
「さっきから何も変化はありませんでしたよ」
スコールを見て、ミクロスも言った。
「ふむ……」
「ボク、眠いからもう一度寝ますぅ」
「ああ、寝ておけ」
深刻な問題を話し合う中で、また、ヒロは眠りに入るのであった。
ガルバディア政府超高層ビル・92階・VIP専用ルームにて
ガルバディア治安維持部、ソルジャー1stのセフィロスは、そこにいた。その他にも
、2ndのザックス、候補生のクラウド=ストライフもいる。
ソルジャーのトップに立つ英雄セフィロス専用のVIPルームでは、重い空気が流れて
いた。
「治安維持部門統括のハイデッカーサァマから、直々の命令が下ったぞ」
肘掛椅子に座り、足を机の上に乗せているセフィロスは、さも不快そうに言うと、持
っていた書類を床に投げ飛ばした。そして続けて「デリング大統領を護衛しなければい
けないらしい」、と言った。
「なあなあ、それで休暇申請はどうなったんだよ」
ザックスは、ソファーにもたれかかりながら言った。
「勿論、不受理扱いだそうだ」
「ナンッってことだァ!」
「そう喚くな、クラウドに馬鹿がうつる」
「ひ、人を病原菌みたいに……」
「まあまあ、二人とも……」
クラウドが、にこやかに止めに入る。
「それと、陸軍の方から人材を派遣してくるらしい」
それも気に食わない一つだと言わんばかりに、セフィロスはいらつきをみせた。
「どんな奴なんだ?」と、ザックスは尋ねた。
「良く分からん。が、予定ではもうすぐそいつがここに現れるらしいな」
「優しい人だといいですね」
やんわりとスコールが言った。
呼び出し音がVIPルームに鳴り響いた。
セフィロスは、机の上にあるコンピュータで、訪問者を確認すると、パスワードを打
ちこんで、ドアのロックを解除した。
するとドアが開かれる。
それから入ってきたのは、少し大きい制服を着た、黒髪の少女であった。
「今日付けで、こちらと合同作戦をさせていただくことになった、ガルバディア陸軍少
尉セリア=ルーディンです。よろしくお願いします」
小さい声をできるだけ大きくしようとしながら、セリアは言った。
「おっ、んなの子っ!!!」
そう言って、ザックスはきっちりと姿勢を正した。
「俺が責任者のセフィロスだ。そして、この黒髪の馬鹿がザックス。ソルジャー2ndだ。そこに礼儀正しく座ってるのはクラウド。まだソルジャー候補生だ。」
セフィロスに紹介されて、クラウドは小さい声を出して「よろしくお願いします」、と言った。
「これが今回の詳細な指令通知書です」
セリアは、持ってきた封筒の中の書類を、セフィロスに手渡した。
セフィロスは、その書類に大まかに目を通すと、それを机の上に乱雑に放った。
「ティンバーまで大統領の護衛? テロリスト対策? どうして俺達がそんな事をしな
ければいけないんだ」
セフィロスには、そんな些細な事で休暇を潰されるのが気に食わないらしい。
「こんなくだらないもの、俺達が参加する程度のものではないだろう!」
「私に言われても困ります……。ただこれは、今後のガルバディアの行方を決める大事
なモノであると、上官から聞かされています!」
「たかがTV演説がか?」
どうやらデリング大統領は、ティンバーのTV施設において演説をするようであった。
「詳しい事は、分かりませんが……」
「まもなく〜ティンバーに到着です。お降りの方は、お忘れ物のなさらないよう御注意下さい」
車内アナウンスが流れる。それと同時に、停車をする為に列車のスピードが落ち始めた。
「でも、ラグナさん、カッコ良かったよぉ〜」
ヒロは、独り言のように呟いた。どうやら夢の話をしているらしかった。
「私の夢にもラグナって出て来たワ……ガルバディアの兵士だワネ?」とダワネー。
それに反応する様に、スコールは言った。
「ラグナとキロスとウォード……」
「え……それだワ」
「どういうことでしょう……?」
ミクロスは、どうして寝ていた全員が同じ夢をみたのだろう、とそれについて疑問を洩らした。
外は、風一つ無いなだらかな天候であった。淡い陽射しが、地面を弱く照りつけている。
ガタン……ガタン……ガタン……
列車が、定時通りティンバー駅に到着する。
そしてスコール達が外へ出ると、茶色のダウンを着こみ、青い帽子を被った青年が近づいてきた。
「いや〜。ティンバーの森も変わったッスよね」
陽気な声で話しかけられる。
するとダワネーは、任務を受ける時に教えられた言葉を言った。
「まだフクロウはいますよ……だワネ」
合言葉が正しい事を確認した青年は、スコール達を一瞥してから、反対側のプラットホームへと歩き出した。
「ようこそティンバーへ……ッス。ついて来てくださいッス。本部兼移動手段の列車が来るッス」
走るレジスタンス本部列車・内部にて
「あんたたちがSeeDか」
リーダー格の男が、スコールに言った。
「俺が班長のスコール。右がダワネー、左がヒロと、ミクロスだ」と、スコール。
「よろしくな。俺が森のフクロウのリーダーってわけだ」
そう言って男は、握手をする手を差し出した。
だが、スコールは握手せずに『頷き』で返した。彼にとって、これも嫌いな馴れ合いの一つなのだろう。
「俺達は何をすればいいんだ?」
「まあ焦るなって。俺達もメンバー紹介だ。ええと、ワッツにはもう会ったんだよな。……それじゃ、あとはウチの姫さまか」
「お姫さまはお昼寝タイムッス」とワッツ。
「しょうがねえなあ」
リーダーが情けないとばかりに首を振った。
「悪いんだけど、スコールさあ、ウチの姫さま、呼びに行ってくれ。そこの階段を上がって一番奥の部屋だ」
「……俺達は雑用のために雇われたのか? ん?」
「お、お、お、怒ったんですか!?」
激しく驚いた口調でリーダー格の男が言った。
(ったく、俺達は使いっパシリじゃない。SeeD……特殊部隊だ)
「こんな指示は、これで最後にしてくれ」
(スコールさん、カッコイイです!SeeDはナメられたら終りですもんねっ)
小声で、ヒロがスコールに言う。
(それじゃ……行ってくるか)
走るレジスタンス本部列車・通路・部屋前
コンコン……
一応のノックをしてから、スコールは部屋へと入った。
中では、うつらうつらとベッドで寝入っている少女がいる。
――はぁ……
スコールは、腰に手をあてて溜息をついた。
(何故、俺はこんなことをしなくちゃいけないんだ……)
――誰?
人の気配に気づいたのか、少女はゆっくりと身体を起こした。
(誰だろう?)
そして以前、見た事のあった顔に気づく。
――あ!
「あなた……あの時の! ほら、パーティ会場で踊った……」
そして、スコールの姿をじろじろと見つめて、続けた。
「じゃぁ……もしかして、あなたが、SeeDなの!?」
こくり、と頷くスコール。
「俺が班長のスコールだ。あと二人来ている……」
「やぁっとSeeDが来てくれたぁっ〜」
少女は、スコールの話を遮って飛びついた。
555 :
偽りのあ@GameMaster:2001/05/05(土) 03:20
(……ぐはっ!)
すぐさま、体を引き剥がして少女を向こう側へと寄せる。
「大げさだな」
不快な感情を押し殺して、スコールは言った。
「だって、うれしいんだもん。ず〜っとガーデンに依頼してたけど、全然来てくれなかったんだから。――やっぱ直接シドさんに話して良かった〜!」
(……そうか。パーティーで探していたのは、学園長だったのか……)
「ねぇ、サイファー、知ってる?」
少女は、嬉しそうに尋ねた。
「……ああ」
「わたし、アイツと知り合いなのね。で、シドさんを紹介してもらったの。シドさん、いい人だよね〜。――ウチらみたいな貧乏グループのとこに、SeeDは来てくれないって思ってたんだ。でも、シドさんに事情話したら、す〜ぐOKだったよ。SeeDが来てくれたんだから、今まで出来なかった、あんな作戦こんな作戦、よりどりミドリだよ〜」
「……そうか」
「ね、スコール。ところでアイツは来てないの?」
(……アイツ?)
「サイファーだよ」
「ああ。ヤツはSeeDじゃない」
「……そっかぁ」
少女の顔に、残念そうな表情が浮かぶ。だが、ふっと明るくなった。
「あ、私の名前はリノアっていうの。よろしくね、スコール」
「……ああ」
「ね、SeeDはダンスも上手なんだねっ」
「ダンスパーティーにまぎれこんで、ターゲットに近づく……そんな任務もあるかもしれない。任務に役立つ技術なら、なんでも身につけるのがSeeDだ」
「な〜んだ。お仕事用ですかぁ〜。かなりいい感じだったのにな〜」
(……いい感じ?)
列車内・作戦室らしき場所
「ま、適当な場所に立っててくれ」
リーダー格の男は続けて言った。
「はっきり言って、今回の俺達の計画はかなり本格派だ。俺達『森のフクロウ』の名は、ティンバーの独立闘争の最終ページに記される事になる。……ワクワクすんだろ?」
(……勝手にしてくれ)
スコールは腕を組んで、首を振った。
「まあ、事の発端は、ガルバディアの極秘情報を手に入れたのが始まりだった」
「俺が手に入れたッス!」
青い帽子を被った青年が口を挟む。
「それはな、ガルバディアの超VIPが、このティンバーにやってくるって情報だ。――そいつの名は、ガルバディア大統領にして、希代の極悪人ビンザー・デリング!」
(ガルバディア国民にも評判が良くない、っていう大統領なんて名ばかりの独裁者ネ)
ダワネーが心の中で口走る。
「そのデリング大統領が、ガルバディア首都から特別列車に乗って、ティンバーに来るらしいんだ。だから、俺達は、その列車を……」
「ロケットランチャーで粉々に爆破するんでしょぉ〜? それとも、巡航ミサイルで地形ごと消し炭に変えるとかっ」
「そこまではちょっと……」
ヒロのアイディアに、リーダー格の男はすぐさま否定した。
「もう少し、具体的に話していただけませんか?」
ミクロスは、ホワイトボードに書かれている作戦情報の羅列を見ながら言った。
「じゃ、私が説明をするねっ」
リーダーの不甲斐なさをみかねて、リノアは口を開いた。
「大統領は、4両編成の電車に乗ってくる事が分かったの。前の方からそれぞれ、先頭
車両、護衛車両1、大統領車両、護衛車両2になっているみたい。――そこで私達は、
大統領の車両を奪い、ダミーの車両を掴ませる作戦を考えました。じゃないと、すぐに
取り囲まれて、交渉どころじゃなくなっちゃうからね。その作戦がこれ」
リノアは、作戦に関する書類を、スコール達に見せた。
――大統領拉致作戦内容――
敵車両『先頭車両・護衛車両1・大統領車両・護衛車両2』
味方車両『ダミー車両・アジト車両』
1)『護衛車両2』に追いつき、乗りこむ
2)『護衛車両2』の上を慎重に移動
3)『大統領車両』の上を普通に移動
4)『護衛車両1』の連結部で、車両間を切り放す
5)切り放し成功後、線路の交差地点で『ダミー車両』『アジト車両』割り込ませる
6)『護衛車両2』の連結部で、車両間2回目の切り放し
7)『アジト車両』と『大統領車両』が、メイン路線から脱出
図
敵『先頭・護衛:■』『大統領:★』
味方『ダミー:☆』『アジト:○』
1)メイン路線:■■★■ サブ路線:☆○
5)メイン路線:■■☆○★■
7)メイン路線:■■☆■ サブ路線:○★
「以上の1〜7の手順を、約5分で実行してもらうことになるわ。細かい指示は、この
書類に書いてあるから」
といって、リノアはミクロスに書類を手渡した。
「全ての作業が時間内に終わらなければ、アジト列車もろとも、切り替えポイントで衝
突してしまいますね……」
ミクロスが、額にしわを寄せて言った。
「五分……案外手早くやらないといけないみたいネ」とダワネー。
「楽勝、楽勝〜」
ヒロは、あの憧れのスコールと一緒ならば、大丈夫だと考えていた。
「じゃあ、実行部隊はSeeDの皆さんでよろしいですか?」
と、リーダー格の男が言う。
「異存は無い……」
「では、頑張りましょう!」
(俺は、困難に負けない……!)
ガタン……ガタン……ガタン……
大統領車両の後に連結されている護衛車両には、セフィロス達がいた。
セフィロスは、壁にもたれかかったまま、目の前に立てかけてある倭刀、正宗を見つ
めている。
「本当に、この任務が終わったら、休暇は貰えるんだろうな……」
「……良く分かりませんけど、他に重要な事項は伝えられていませんよ」
と、不満気なセフィロスに、セリアは言う。
「ところで、セリアちゃん」
暇を持て余していたザックスが、そうだ、と思いついたように言った。
「なんでしょう?」
「その金色の髪飾りって可愛いね。どこで買ったの?」
「ああ、これは死んでしまった母の形見なんです」
少し悲しげに、セリアは言った。
「……そして、その髪飾りも、俺のこの刀も、倭国で作られたものだ」
と、セフィロスが言葉を挟む。
「倭国……?」
クラウドは、聞いた事のない地名に疑問の声をあげた。
「400年の昔に、南方の大陸に存在していたセントラ文明の発祥の国です」
「セントラ文明なら学校で習った事があるだろ? クラウド」
セフィロスは、セリアの言葉を受ける様にして、クラウドに言った。
「う、うん。月の涙っていう現象によって、滅んでしまった文明、っていうのなら知っ
てるけど」
「そこを、後世の学者達が倭国……と呼んだ訳だ。何せ倭国は、文明というレベルを証
明できるものは一つも無い程、ぼろぼろの状態だったんだからな」
「そんな中で、発掘され、見つけ出されたりしたのが、金の髪飾りであったり、セフィ
ロスさんの刀、正宗であったりするんです」
「ほう? ……この刀を知っているのか?」
以外だとばかりに、セフィロスはセリアを見た。
「一部では、有名ですから……」
「ふ……そうか」
セフィロスは少し、苛立ちが抜けてきたようであった。
「ザックス!」
「はいはい、なんでございましょうか? セフィロスさま〜ん」
「あとティンバーまでの距離は……何ミリだ!」
「はいはい、あと30キロメート……って、ミリかいっ!」
ティンバーへ向かう大統領車両にて
豪華な内装の部屋にデリング大統領はいた。椅子にゆったりと座り、目を瞑りながら、何か考え事をしている。
そこへ、前方のドアが開き、ガルバディア兵が一人入ってきた。その場で敬礼すると「異状無しであります!」と、強い口調で報告した。
それに対してデリング大統領は、そのガルバディア兵を強く睨んだ。
「君……今ので27回目だ。ティンバーに到着するまで……あと何回、私の機嫌をそこねれば、その無駄な報告をやめるつもりかね?」
ガルバディア兵は、ビクつきながらも毅然とした態度で言った。
「しかし……! それが我々の任務であります……」
「……。これでは、あのお方も気苦労が絶えんな。――まぁ、今の私には……直接関係の無い事かもしれんがな……」
「……! 失礼致します!!」
ガルバディア兵は、敬礼をするとドアの向こうへと歩いていった。
(今ので絶対、来月の給料無しだ……! やばい……どうしよう……彼女へのプロポーズ……がぁ……)
その頃、スコール達はティンバーへと急ぐガルバディアの列車――後続の護衛車両2――の上に着いていた。
「スコールさん、こっちだ!」
先に、『護衛車両1と大統領車両』の連結部に着いていたミクロスが、手招きして叫ぶ。
下の護衛車両2では、
「なんだ? ザックス! 何か聞こえたか?」
何か違和感を感じたらしいセフィロスが言った。
「いんや、なんも。セフィロス、お前ボケたんじゃねえの?」
「お前と一緒にするな。サル」
「うぐぐぐぐ……」
再び上の『護衛車両1と大統領車両』の連結部にて
「ここが1回目の切り放しをする最初の連結部ネ。これを切り放して、ダミー車両と、
アジト車両を割り込ませる……」
連結部を見ながら、ダワネーは言った。ばさばさと、長い髪が風にかき乱される。
「ダワネーさん、ヒロさん。見回りに来る護衛がいるかもしれません。見張りをお願い
します!」
リノアに渡された書類を見ながら、ミクロスは言った。
「了解だワ」「了解ですぅ」と言って二人は前の方へと配置についた。
「スコールさん、連結部を切り放すには、下に降りてパスコードを入力しなければいけ
ないみたいです。コードは、『4241・2414・2444』です」
「了解した……」
そして、スコールはワイヤーフックをベルトと足場の突起に引っ掛けると、一気に下
へと降りた。
(4241、2414、2444……OKだ)
その頃、護衛車両2では、
――!
(また、だ。列車の揺れが2,3度不規則に変化している……。だが、線路の不具合と
いう事も考えられるな……俺の考え過ぎか……)
セフィロスは、神妙な面持ちで、ドアのガラス越しに大統領車両を見つめた。
「なー、セフィロスー。俺眠いんだけどよー」
ザックスは重そうな眼を、ぐしぐしと擦る。
そんなザックスに、セフィロスはやれやれといった目を向けた。
「冷蔵庫に入ってるだろう。缶コーヒーが」
「いやー俺、コーヒー飲むと、腹下すんだわ」
「構わん、俺が下す訳ではないからな。ぐいっといけ」
「うぐぐぐぐ……」
同時刻、『大統領車両と護衛車両2』の上にて
上手く、ダミー・アジト両車両が割り込む事に成功し、スコール達は次の連結部の場
所へと来ていた。
「ここが、最後の連結部です! これを切り放して、『アジト車両と大統領車両』を切
り替えポイントから、サブ路線へと運びます!」
作戦書類に書いてあることを、ミクロスはスコールに詳細に伝えた。
「……了解」
「ダワネーさんとヒロさんは、アジト車両の切り放しを手伝いにいってますから……今
回は私が見回りの確認役をします! ……パスコードは、『2141・1233・24
44・3133・4213』です!」
「……了解ッ」
スコールは、ワイヤーフックを引っ掻けると、先ほどと同じようにして、車両側面に
ある連結部の入力パネルへと一気に降りた。
(2141、1233、2444、3133、4213。問題無い……!)
同じ頃、護衛車両2にて
――!
(……何だ、この微細な揺れは?)
セフィロスは、再びドアのガラス越しから大統領車両を見つめた。
すると、その視界には連結部が開放され、『大統領車両と自分達の乗っている護衛車
両』が放されていく映像が映った。
(なんて事だッ!)
「クラウド、セリア、ザックス! 武器を持て! 急いで大統領車両に乗り移るぞ!!!」
セフィロスの焦りに、セリアはただならぬものを感じた。
「どうしたんですか? ……まさか!」
「この車両と、大統領車両の連結部が開放されてしまったらしいッ。先に行くぞ!」
(これはテロリストの仕業なのかッ!?)
列車兼森のフクロウアジト内部
「やったなッ!」
リーダー格の男が、戻ってきたスコールに歓喜の声をあげる。
作戦は忠実に実行され、ガルバディアの列車はダミーを掴まされながらティンバーへと走っていった。そして肝心の大統領を乗せた車両は、見事にこの列車が牽引してきている。
「いよいよ……待ちに待った、ビンザーとのご対面だな」
「すごいッス! お手柄ッス! ヤルって感じッス!」
リーダー格の男に続けて、青い帽子を被った男も言った。
「じゃぁ……準備が出来次第、大統領と『話し合い』を始めます!」
そう言って、リノアは大統領の車両へ移るドアの前に立った。
「勿論、準備はできている」
スコールは、ガンブレードの柄を強く握り締めた。
「行くわよ、せぇーのぉっ!」
ドカッ!
リノアは、大統領車両のドアを勢い良く蹴り飛ばした。
そして、後に続くスコール達が車両内へと流れ込んだ。
「……デリング大統領! 無駄な抵抗をしなければ、危害は加えないわッ!」
リノアは大声で叫ぶと、右手に装着したボウガン状の円月輪を構えた。
――!
「抵抗したら……どうなるというのかね……お嬢さん」
強気の発言をしているデリング大統領の周りには、護衛チームがきっちりと武器を構
えて立っていた。
「こいつらは……!」
「どうしたの? スコール」
たかだか護衛チームの一人や二人……じゃないの? 不思議そうにリノアが尋ねる。
「ガルバディアの……ソルジャー・セフィロス!」
「知り合いか?」と、ザックスが呟いたのを「な訳あるかバカ」と、セフィロスがツッ
コミを入れた。
「どうしてこんな所に……っ」
ミクロスも戸惑いの色を隠せない。
「しかも、残念だったな……」
大統領は、立ちあがるとスコール達を見下して言った。
「私は大統領ではない。世間で言うところの影武者という奴だ。ティンバーにはレジス
タンスが多いと、もっぱらの噂だったが……。軽く偽の情報を流しただけで、あっさり
と引っ掛かるとは……程度の低いレジスタンスしかいないようだな……クックック」
「影武者ァ? おい、知ってたか?」と、今、始めて知ったザックスは、セフィロスに
尋ねた。
「俺も始めてきいた。……しかし、俺をダシに使うとは上層部の奴ら、いい度胸だ!」
「さあ、何をぶつくさ言っておる! 早くこいつらを始末せんか!」
偽大統領が大きな声をあげていった。
「コイツは俺達にとって危険過ぎる……!」
スコールは、後にいる皆にそう吐き捨てた。
「ガルバディアの英雄……ソルジャー・セフィロス。戦の存在するところに現れては、
数え切れない程の戦功を上げた男……」
ミクロスは、リノアにもその意味が分かるように呟いた。
セフィロスは強い……それが、セフィロスを良く知るSeeD達の考えであった。数々の
戦争によって、失われたSeeDの命の多くは、このセフィロスが奪っている。それゆえ、S
eeD達がセフィロスを危険視するのも、当たり前の事なのであった。
「お前らは下がっていろよ……さぁ、死にたい奴は誰からだ?」
セフィロスは、鞘から正宗を引きぬくと、すっとスコール達へと向けた。
(しっかし、セリアと向こうのレジスタンスの女ってよぉっく似てるよなァ)と、ザッ
クスはセリアを見て思ったりしていた。
(ク……どうする? こうなったら依頼主を守るのが先決だが……)
569 :
偽りのあ@頑張り:2001/05/05(土) 03:34
「フフフ……こんな奴、ボクの敵じゃありませんね」
「ヒロ!?」
「スコールさん、こいつはボクに任せてください」
ヒロは、一番前にいるスコールを制して、一歩前に進み出た。
「しかし……」
「大丈夫です。ボクは勝ちます。フフフ……人に強者などいません。人類すべてが弱者
なんです」
(大口も良いのだが……実力は伴っているのか?)と、心配スコールではあるが、ふと
、考え付いて、リノアに小声で話し掛けた。
(急いで、この車両との連結を解除するんだ! 俺達がまともに戦って、勝てる相手じ
ゃない! 連結解除と同時に、俺達は急いでアジト車両へ飛び移る!)
(う、うん……分かった!)
それに答えたリノアが、静かに車両から出ていく。
「フフフ……誰であろうと、ボクに逆らうものは、このボクが粛清する!」
ヒロは、じりじりとセフィロスに近づくと、巨大なバスターソードを構え、ぐっと攻
撃のタイミングを探り始めた。
セフィロスは、正宗を両手に持ち、正眼に構えた。
「行くぞ!」
セフィロスは叫ぶと、正宗を持ち上げ、左から袈裟斬りを放った。
キィン
金属と金属がぶつかり合う音がした。
その素早い一撃を、ヒロは、どうやら受け止める事ができたようだった。そして、力
を込めて正宗を弾き返した。それとともに、そのままバスターソードという鉄塊をセフ
ィロスに振った。
ブンッ
だが、それをセフィロスは難無く避けた。
「そんな木偶の棒で俺を斬るつもりか? ふ……無駄だな」
そうして、セフィロスは幾重もの鋭い斬撃をヒロへ放った。
「木偶の棒って、あの剣、俺と同じ種類じゃん……」
ザックスは、自分の巨大なバスターソードを見ながら凹んでいた。
セフィロスと、ヒロが何度もぶつかりあっている時だった。
――ガコン!
金属と金属が、解け放れる音が聞こえたのである。
「ヒロさん! アジトへ戻りましょう!」
ミクロスが状況を察して、戦っているヒロへと呼びかけた。
「だけど、ボクは……」
「ヒロ! 急げ!」
「はぁい! スコールさぁんっ!」
ヒロはそう言って、出口のドアから外へと走った。
「ふ……逃げるのか。まあ、いい」
それを見たセフィロスが、正宗を鞘にしまう。
「いいだと? セフィロス! あいつらレジスタンスは生かしても仕方がない奴らだ。
早く殺してしまえ!」
偽大統領は、いきり立ってセフィロスに言った。
「誰に命令をしている……」
「ナんだと?」
「俺は誰だと思っている?」
「言ってる意味が……」
「セフィロスッ!」
セリアは、セフィロスの行動を止めようと叫んだが、もう既に遅かった。
偽大統領の胸には、2メートルは長い正宗が、深々と突き刺さっていた。
「どうせ、偽物だ。問題は無い……」
その頃、シェスタ=ヴァレンタインはというと、ガルバディアの列車に乗っていた。
正確に言うと『ガルバディア首都、デリングから2番目に発車された列車』に、である。
「ふう……縁の下の力持ちっていうのは、疲れるものなのよねえ〜」
シェスタは溜息をつきながら、2丁の拳銃に弾丸を込めていた。既に、幾発かは銃口
から弾丸が飛び出されているらしく、銃身には熱が篭っている。
「き、きさま……この列車に大統領が乗っている事を知ってて……」
ぱん!
シェスタの銃が、ガルバディア兵に火を吹いた。
「グッド〜! あなたの考えている事は多分正解よっ」
目の前の車両は、一際豪華な作りのようである。
カチャッ
シェスタは、ドアを開くと、すぐさま銃を構えて入りこんだ。
「動かないで!」
――!
だが、シェスタの方が動く事ができなかった。その目の前にいる『奴』を、目にして
……
キュィーン……ドウッ!!!
「キャアアア!!!」
『奴』が撃ったのは、強力な威力を誇る波動弾であった。
激しい衝撃は、シェスタを包み込んで、彼女を列車外へと吹き飛ばした。
「レジスタンスは一人だったようね」
両手に持っていたライフルを『奴』は、壁に立てかけた。
その『奴』とは、『ガルバディア軍ニルバーナ機関所属、人型生体兵器6Thプロトタ
イプゴッド』であった。
ゴッドは、シリーズを一つ上げて、より女性的なフォルムになっていた。それに特筆
すべき点は、考え方、行動が、より人間らしくなった事である。
「ご苦労様でした!」
ガルバディア兵の一人が、まるで上官に挨拶するかのように、ゴッドへ敬礼した。
バラムガーデン・懲罰房にて
「キスティス先生……それは、本当なんですか?」
サイファー=アルマシーは、元指導教官であったキスティス=トゥリープを前にして、苛立ちの声をあげた。
(何故だ。どうして、よりにもよって、スコール達新米SeeDをリノアに送ったりなんかしたんだ……!)
「ええ……シド学園長が決めた事だから……」
ドンッ!
サイファーは、その治まらぬ怒りを机へとぶつけた。
その夜、サイファー=アルマシーはバラムガーデンの懲罰房から、脱走をした。
彼の愛用のガンブレードは、保管室から忽然と消えていた。
第二章・完
■今回の行動について■
デリング大統領のティンバー行きは、阻止する事ができませんでした。
彼はこれから、TV演説をするようです。
それと、サイファーがバラムガーデンから脱走してしまいました。
新しく参加する方は、どうぞこちらから〜。新規参加登録は4名あたりまでw
1)スコール達についていく(SeeDか一般人)
2)セフィロス達についていく(ガルバディア軍人か一般人)
3)サイファーを追う(SeeDのみ)
4)大統領を護衛する(ガルバディア軍人のみ)
5)その他(可能な限りの事で。何をするのか書いてください)
基本フォーマット
名前:
年齢:(SeeDは若目、ガルバディアは17以上からで)
性別:(男か女かでw)
使用武器: 防具: (記述しなくてもOKです)
立場: (SeeDかガルバディアか一般人か)
職業:(一般人のみの項目です)
使用GF: (強力ですと、その分出しにくく設定しますwSeeD専用項目です)
得意魔法:(魔法が使えない場合は、特技でもOKです。どちらか一つ。魔法はSeeD専用です)
特徴:(性格・身体・精神面の特徴)
動機:(何故、所属したのか)
裏設定:(出切る限り、記述された特徴の人物にします。どんなタイプのSeeDかとか、
どんなタイプの軍人かとか。設定にしておきたいことを書きこんでください。)
◆PC報告◆
●01/ヒロ/男/SeeD/シオン=バルザード(バウンサー
まだちょっと、個性を活かしきれないところがありました。。。w
方向性としては、こんな感じでよろしいですか?
次回の行動は
1)スコールについていき、森のフクロウの作戦を受ける
2)サイファー捜索の任務につく
3)その他(可能な限りの事で。何をするのか書いてください)
●02/ダワネ―/男/SeeD/マヨネー(クロノトリガー
次回は、各人個人行動をするので、もうちょっと個性がでるかな。。。
という感じですのでw
ほんのり女性的。。。みたいな描写はOKですよね?w
次回の行動は
1)スコールについていき、森のフクロウの作戦を受ける
2)サイファー捜索の任務につく
3)その他(可能な限りの事で。何をするのか書いてください)
●03/神/両性/ガルバディア軍生体兵器/草薙素子(甲殻機動隊
出番が少なくて、申し訳ありませんw
でも、実際かなりの重要人物ですw
次回の行動は
1)大統領の護衛をする
2)レジスタンス狩りをする
3)セフィロスに関する仕事を優先する
4)その他(可能な限りの事で。何をするのか書いてください)
●04/モウマン=ハウゼン/男/SeeD/超兄貴(o^-')b
キスティスとの絡みはこれでOKですか?w
完全パワーキャラです。w
もうちょっとしたら、ピー(検閲)ばりの活躍を描写しようと思っていますw
次回の行動は
1)スコールに助っ人しに行く
2)サイファー捜索の任務につく
3)その他(可能な限りの事で。何をするのか書いてください)
●05/シェスタ=ヴァレンタイン/女/SeeD/葛城ミサト+レジーナ(エヴァ・ディノクライシス
キャラ像が間違っていたら指摘をw
一応、シェスタさんはスコールの役に立とうかなあたりを狙っているところに
行動を失敗してしまった形になります
次回の行動は
1)スコールに陰ながらついていく
2)サイファー捜索の任務につく
3)ガルバディア政府超高層ビルを調査する
4)その他(可能な限りの事で。何をするのか書いてください)
●06/セリア=ルーディン/女/ガルバディア軍・少尉/リノア=ハーティリー(FF8
あう、ちょっと、あの3人集の中で活発に動き回らせるのは
ちょっときつかったかな。。。という感じになっちゃいましたw
こんな感じでOKですか?w
次回の行動は
1)セフィロスと行動を共にする
2)ガルバディア陸軍に戻り、次の任務を受ける
3)その他(可能な限りの事で。何をするのか書いてください)
●07/ミクロス=オーブ/男/ガルバディアSeeD/坂田竜二(フロントミッション
特殊能力の使い方はあれでよかったでしょうか?w
参謀的な役まわりで描写していこうかなと思ってますw
次回の行動は
1)スコールについていき、森のフクロウの作戦を受ける
2)ガルバディアガーデンに戻り、任務を受ける
3)その他(可能な限りの事で。何をするのか書いてください)
おつかれさまでしたw(ぼそ
ちなみに、これからストーリーはだんだん
忠実じゃなくなっていくかもですw
まあ、セフィロスが出てくるあたりからw
>>575 シェスタさんに補足ですw
ええと「シェスタさんはスコールの役に立とうかなあたりを狙っているところ
に行動を失敗してしまった形になります」じゃなくって過去形の
「今回、シェスタさんはスコールの役に立とうかなあたりを狙っているところで
行動を失敗してしまった形になってしまいました」
でした。もうしわけないです(;´Д`)
>>528 welcome to the FF8 would! = welcome to the FF8 world!
スペルミス、氏にます。。。w(;´Д`)
581 :
ヒロ:2001/05/05(土) 17:32
GM様ヘ>これでジュウブンOKです!面白かったっす。
ヒロのキャラはこの方向で引き続きお願いします。
次回の行動はスコール君にくっついて行きたいです。
後、武器はセフィロスに対抗するため
バスターソードから改造した「バスターソード2nd」に変更お願い
します。改造してくれたのは有る場所デこっそり有った
クラウドとザックスデス。
セフィロスと決着を付けられなかったセイデいらだっている。
ヒロとセフィロスハライバルッテ事にシトイテ下さい。
次回、セフィと激突する時は
ヒロの渾身の一撃がセフィロスに決まる様にしてくれたら嬉しい
デス。
スコールを巡ってリノアと喧嘩しちゃう。
以上、こんな感じデ次回お願いシマース。
582 :
10/シェスタ:2001/05/05(土) 17:52
ほんッとーにお疲れさまです! 長いっすね〜。読み応え十分。
冒頭とか、超忠実にセリフ起こしてるからびっくりしました。
スコールが急に踊れるようになった理由もこれで納得。なるほどなるほど。
物語は8に7をうまく絡めてますね。この先タイヘンそうですが(W
個人的に、モウマンさんの乗ってた車がライトバンというとこがツボでした。
>>579は
"スコールの手助けをしようとしている途中で(ゴッドにより)行動を失敗
させられました"っちゅーことですかね。言い方変えると。
それより走ってる列車から落ちて平気だったのかしらアタシ。
まあとっさに地面に向けて魔法放ってワンクッションおいたってことで(W
最近ぽちぽち「8」をリプレイしてるんですが、SeeDの任期って20歳
までなんですね。アタシ21歳とか書いちゃいました。
電波塔での任務がSeeDとしては最後の任務で、それ以後はシドの私設
傭兵として動いてる(表向きは任期満了後の休暇)ってことでひとつ。
で、次回の行動はもう少し考えまーす。締め切りとかありますか?
↑10/じゃないっつーの。05でした。
>>581ヒロさん
了解しましたー。(o^-')b
できるところは、なんとか頑張りますw
セフィロス関係は。。。うーん。。。w
>>582シェスタさん
了解しましたー(^▽^)
>冒頭とか、超忠実にセリフ起こしてるからびっくりしました。
そうなんです、お陰様で現在のFF8総プレイ時間は98時間を越えていますw
>"スコールの手助けをしようとしている途中で(ゴッドにより)行動を失敗
させられました"っちゅーことですかね。言い方変えると。
それより走ってる列車から落ちて平気だったのかしらアタシ。
まあとっさに地面に向けて魔法放ってワンクッションおいたってことで(W
あの場面は、大いなる伏線って事にしておいてくださいw(謎
ええと、行動とか参加者の締め切りは、3〜5日あたりくらいまでにしておきます。
ちょっとそろそろ休みたいのでw
お疲れ様です。とても面白かったです。
キスティスとの絡み、最高です(w。モウマンの描写もこちらの考えた通りでした。
あまり無理をなさらないで下さいね。
次回の行動については・・・今考え中なので、締め切りまでには書かせて頂きます(^^;)。
締め切りは正確にはいつなのか提示して頂けると助かります(我侭ですみません)。
あと一つ質問なんですが、次回、キスティスは史実通りの行動を取ると考えても宜しいのでしょうか?
586 :
偽りのあ@ゲームマスター:2001/05/06(日) 00:47
>>585モウマンさん
いえいえ、ありがとうございますw
>キスティスの行動
とりあえず、ガーデンの命令みたいなもので
脱走したサイファーを追う事になります。
細かい描写は、「各PCキャラの行動とGMのひらめき」によって
変わったりするかもしれませんがw
ええと、締め切り日ですか。。。
5月9日の23時59分までにしましょうw
>GM様☆
本当におつかれさまでした!!!
ありがとうございます!!おもしろかったですよ〜。
セリアも3人と上手にからんでくれてよかったです!
あんな感じでお願いします!!
私的には、セフィロスとザックスのからみが・・・ツボでしたっ!!
金の髪飾りのお話もイイカンジでした!本当にすごいっ!!
次の行動についてですが、
1番でお願いします。
3人集のうちの誰かのピンチを魔法で救えたら幸せです。
それと、セリアは、すこしずつですが、
この3人集と打ち解け、ひかれていくようになります。
どうでしょう??
よろしくお願いします!!!
次回も期待してます!!!!!!
ところで、セリアってガルバディアの中では
どういう位置付けなのでしょう???
陸軍より来たんですよね?
ソルジャー???
589 :
偽りのあ@ゲームマスター:2001/05/06(日) 02:49
>>587セリアさん
了解しましたーw(o^-')b
可能な限りの努力をしますw
>立場
一応ガルバディア陸軍少尉ということで、軍人ということになりますw
ソルジャーは、治安維持部隊ということで。。。w
ちなみに治安部隊の定義は、「主に内戦処理がお仕事の方々」ということでw
590 :
新規参入:2001/05/06(日) 14:57
5)その他(単独でTV局に侵入し、大統領の極秘情報をスクープしてやる)
名前:ジョージ=ゲルゲニック
年齢:35歳
性別:男
使用武器:デジタルカメラ 防具:虫除けスプレー
立場:一般人
職業:ジャーナリスト
使用GF:なし(戦闘力は皆無という事で)
特技:匍匐前進(ほふくぜんしん。狭路に進入する時や、他人に気付かれにくく前進する為のアビリティ)
特徴:真面目で熱血漢・普通(やや痩せ気味)・やや気弱だが根性はある
動機:情報操作で惑わされている視聴者達に、真実を提供したかったから。
裏設定:
ティンバー・マニアックス社に勤務するジャーナリスト。
真実を視聴者に提供する事をモットーにしている。が、実際はただの雑用係である。
そんな自分の嫌気が刺して、演説を行う大統領のスキャンダルでもモノにしようと通風孔からTV局に侵入しようと試みる。
台詞例:「頑張りますッ!」「任せて下さいッ!」「やってみせますッ!」「か、勘弁して下さいッ!」
「事件はここで起こってるんじゃない、現場で起こっているんだッ!」
591 :
ダワネー:2001/05/06(日) 15:52
おもしろかったよ
これはまた盛り上がりそうですねえ
592 :
05/シェスタ:2001/05/06(日) 21:13
おお、新規参入さん大歓迎〜。盛り上がるぜぃ。
>>584 きゅ、98時間って…偉すぎです。ちょっとは休んでくださいよ〜?
今回の行動。の前に、裏設定を追加します。
十数年前、JENOVA PROJECTの研究員だった両親が、その研究資料を持ち
出して逃走。しかしガルバディア政府軍に逮捕・処刑されたため、身寄りの
ないシェスタは一時の潜伏先としてバラムガーデンに入園(入庭?)。
ガルバディアの動きを警戒していたシドの援助もあり、そのままSeeDに。
で、以下が今回の行動です。
過去にSeeDとして行なった対ガルバディアの諜報活動と、おぼろげながら記憶
している両親の研究から、ゴッドがJENOVA PROJECTと呼ばれる研究の産物
だと確信。両親が葬ったはずの研究がここまで形になっていることに驚きます。
このことをまずシドに報告。さらに、大統領に関わるならまたゴッドが現れる
であろうことを、ミクロスを通じてスコール班にお知らせ。その際、スコール君
にはよくわかるよう、「ドールで首折られそうになったやつの強化女型」と明記。
自身はサイファー追い組。でも装備は対ゴッド用に破壊弾やら徹甲弾やら所持で、
今度会ったらぶっ壊しちゃるぞ〜! とばかりに。ブーツや袖にも銃仕込みます。
性格は基本あんなカンジでOKです。思わずサイファーも答えるトーク(W
それでですね、リプレイしてて気づいたんですが、容姿的には風神に近いような。
レジーナの銀髪版って想像しにくいけど、雷神なら元から銀髪だし。
見かけは赤い瞳の風神、中身ミサトで。すいませんコロコロと。
>GMさん
お疲れ様です。力作ですね。
ミクロスの描写もあんな感じで結構です。
追加注文なんですけど普段は物腰や言動が柔らからけどキレるとヤバくなると言う
性格にしてもらえませんかね?(wあと危険を感じると目の色が変わります(w
次回の行動としてはスコールたちに注意と助言を与えておいてから一旦、帰ることにします。
ミクロスとしては最近ガルバディアガーデンがきな臭いのを察知してるので様子見がてら
と言うことでお願いします。次回もがんばってくださいね
594 :
名無しさん@LV2001:2001/05/06(日) 22:37
おっつかれさま!
流麗な文章でさすがって感じですね。
個人的にはもうちっとオリジナルストーリーっぽくても良いかな?なんて
思ったりします。だからキスティスの話とか面白かったです。
でもでもうまいことアレンジされているから良いのだけど。
ぐはっ、もおもろかったw
595 :
新規参入:2001/05/06(日) 22:43
4)その他(バスジャックをする。丁度その時TV局に向かう為にバスにのっていたジョージを刺し殺す)
名前:ネオむぎ茶
年齢:17歳
性別:男
使用武器:30_の包丁
防具:野良猫シールド
立場:一般人
職業:学生
使用GF:なし
特技:キャットキラー(猫系に大ダメージ)
特徴:優等生タイプなのだが・・・
動機:2ちゃんねるで煽られたから
596 :
新規参入:2001/05/06(日) 22:45
4)その他(バスジャックをする。丁度その時TV局に向かう為にバスにのっていたジョージを刺し殺す)
名前:ネオむぎ茶
年齢:17歳
性別:男
使用武器:30_の包丁
防具:野良猫シールド
立場:一般人
職業:学生
使用GF:なし
特技:キャットキラー(猫系に大ダメージ)
特徴:優等生タイプなのだが・・・
動機:2ちゃんねるで煽られたから
597 :
新規参入:2001/05/06(日) 22:45
二重投稿すいません。
598 :
名無しさん@LV2001:2001/05/06(日) 22:47
殺しちゃマズかろう。
595とか相手にすんなよ。
大反響ですね。
とりあえず、次回は2と3の複合で『キスティスと共にサイファーの捜索に当たる』事にします。
行動:キスティスがサイファーの捜索の任に就くとの事なので、自分も志願して彼女のサポートの為に付いて行く事にする。
途中、敵に襲われた場合はキスティスを庇っては殴り、庇っては殴ります(勝利ポーズは爽やかな笑顔でポージングで)。
「ワシと姐さんの愛の力を思い知らんかいッ!」
で、サイファーを発見したらウォーハンマーを捨て、素手で奴を押さえつけに行きます(サイファーの性格からして、奴が大人しく捕縛されるとは思えないので)。
「ガタガタ抜かすなこの魔女マニアがぁ!全身オイルで塗りたくってヌルヌルされたいんかぁ!」
ですが、サイファーも中々の腕前なので、無傷では済まないと思うのである程度のダメージは覚悟の上で突っ込む。
サイファーの攻撃をわざと食らい、その隙を突いて懇親の力で奴の顔面を殴って押さえつけます。
「風紀委員厳し過ぎるんじぁゃ!もっと規律を緩くせい!」
と、ドサクサにまぎれて日頃のうっぷんも晴らします(w。
とりあえず今回はサイファー捕縛に専念して、他の事はスコール達に任せます。
動機:
任務を成功させる事が姐さん(キスティス)の為になると思ったから。
補足:
キスティスが教官でなくなったので、『姐さん』と呼ぶ事にします(藁
史実の通り、TV局に進入する場合は覆面を被って、『プロレスラーとそのマネージャー』として進入しようと試みる、というのもアリでしょうか?
また、放送スタジオでカメラがまだ回っていたら全世界に向けて『笑顔&ポージング』でお願いします(死)。
・・・何かとてつもなく嫌な行動になってますがご容赦下さい(^^;)。
601 :
カイリ:2001/05/06(日) 23:45
久しぶりに来たらスレがあがってる上に楽しそうなことしてる・・・。
ふふふ、参加するっす。今度こそ!
名前:カイリ
年齢:26
性別:男
使用武器:素手
防具:白衣
立場:ガルバディア
職業:宝条助手(スパイ)
使用GF:なし
特技:俺式ファイナルへブン
特徴:見た目はエヴァの加持さん。つーかスターオーシャン2NDのボーマン
性格も同じ感じだがもう少し間抜けな感じ。ルパン三世っぽく。
動機:シドの命令で宝条の研究を調査している。
シェスタさんと絡ませたいんですが許可頂けますか?シェスタさん。
602 :
名無しさん@LV2001:2001/05/06(日) 23:50
603 :
05/シェスタ:2001/05/07(月) 00:07
あ! カイリさん!
前回いきなり終わっちゃったから心配してました!
そのご意見嬉しい限り。ぜひぜひ。
604 :
カイリ:2001/05/07(月) 00:30
わーい、んじゃ昔の恋人で。何故ってミサトさんと加持さんだから。
両親同士が研究者仲間だったため、よく一緒に遊んだ仲。カイリの両親もシェスタさんの両親
の逃亡を手伝っていたため処刑。同じくガーデンで生活するが、シドに情報収集能力をかわ
れてスパイの任務につく。その際に一方的に別れる。
現在はゴッドのメンテナンスの為に同行している。天然系とウマが合う。(ザックス、ゼル等)
シェスタさんに、昔の事や宝条の所に居ることを責められるが、表面的には軽く流して任務
に徹する。
>>602 ついに嵐が!と思ってチと興奮。スマム。
というわけで
>>595は撤退してください。
多分見ちゃいないだろうが。
606 :
05/シェスタ:2001/05/07(月) 01:01
>>604 昔のオトコってやつですな。ホホホ、OKですよん。
アタシ的には宝条→「I kill you!」ってカンジなので、任務とは言え
宝条とつるんでるカイリが気にくわない、と。
GMさん、こんなカンジでお願いします。
で、行動追加です。
今回はサイファーを追う(ガルバディアの高層ビルを調査したいのはヤマヤマ
だけど、カイリに会いそうで行けない)のでキスティス&モウマン氏に同行。
途中の戦闘などは、モウマンが片づけてくれそうなのでほぼ見学。
キスティスとモウマンのからみをニヤニヤしながら見てることにします。
サイファーが史実通りに魔女と行動するのなら、「すべてを捨てて夢に
賭ける覚悟はあるの? もう少年には戻れないわよ!」と問います。
よろしくお願いします。
607 :
名無しさん@LV2001:2001/05/07(月) 22:57
期待age
608 :
名無しさん@LV2001:2001/05/08(火) 08:27
age
609 :
カイリ:2001/05/08(火) 17:25
レス少ないっすな・・・。
あっしの参加は受理されたのでしょうか。
610 :
偽りのあ@ゲームマスター:2001/05/08(火) 18:40
ええとつい先日から、とある資格試験に向けて勉強してましたw
シナリオは、九日からきちんと作り始めるのでご安心をw
>>590ジョージさん
了解です(o^-')b
>>591ダワネーさん
ありがとうございます(^▽^)
>>592シェスタさん
了解ですー(゚∇、゚
>>593ミクロスさん
りょうかいです〜w(o^-')b
>>594 オリジナルストーリーですか。。。
次回は、ちょっと路線を踏み外そうかなとか思ってタリしますw
>>595 出せるかどうかは分かりませんが、一応了解です。
ただし、PCキャラを死に至らしめることは無いですw(゚∇、゚
>>599 (^▽^)
>>600モウマンさん
了解です(o^-')b
>>601カイリさん
了解ですー(*゚ー゚)
>>602 (o^-')b
蛇足、レスしきれていなかったらごめんなさいw
レス返されて無いぞーっていう方がいたらどうぞご指摘をw
あ、それと、PCさんで行動を書かれてなかった方は
私が勝手に行動させます。。。けど、NPC扱いですので
死ぬかも分かりませんw
(できれば、行動提示をお願いします。。。w
611 :
名無しさん@LV2001:2001/05/08(火) 21:27
>>595に対してもちゃんとレスを返すとは・・・あんた良い人だ。
612 :
新規参加希望:2001/05/09(水) 14:20
名前:レッド・ゼロ
年齢:1ヶ月
性別:オス…?
使用武器:牙(強化金属) 防具:毛皮(強化金属繊維)
特殊攻撃:フォトンブレス(エネルギー波の息)
特徴:外見はレッドXIII.自我は希薄でロボット的口調。
(オマエハ、オレノ、テキダ!みたいな感じ)
動機:「『魔女』を守護せよ」というプログラムを遂行しようとする。
裏設定:魔女を守護するために作り出されたバイオビーストの初期型。
管理者の不手際のために脱走。魔女の『匂い』を頼りにそこに向かい
これを守護しようとする。これから自我に目覚めるかは不明。
NPC扱いor死亡上等です。魔女を守るためには無茶もします。
613 :
カイリ:2001/05/09(水) 17:00
レスつかないとふ・あ・ん。
失敬。カチューシャ調子悪くて608以降表示されてなかったっす。
レスついてた・・・。
連続カキコですいません。
行動提示させてください。
セフィロスの監視も兼ねていたカイリは、見た目に反してセフィロスと互角に
戦うヒロ君に、なにか秘密があるのではないかと勘繰ります。
ヒロ君の戦いをもう一度観察する必要があると感じ、ヒロ君に接触してセフィロス
と戦うようにけしかけます。
「君がセフィロスを倒すほど強いとわかれば、スコール君も君を対等の存在として
認めてくれるんじゃあないかなぁ」とか言って言いくるめます。
616 :
偽りのあ@ゲームマスター:2001/05/09(水) 20:16
>>611 (o^-')b
>>612レッドさん
了解です(^▽^)
死亡OKですか。。。ふむふむw
新しい方向性ですねえw
>>615カイリさん
とりあえず了解ですが。。。
行動の過程はなんとか展開させることができますけど。。。
行動の結果が。。。どうなるかは、ピー(検閲)ですのでw
なんというか、全行動を正確に描写をするのは
私の力では、難しくて、話の整合性を保ちにくいんです(爆死
617 :
カイリ:2001/05/09(水) 20:33
自分が提示した行動が物語に影響を与えてるってのが楽しいので、提示後は
GMさんがどうまとめて(結果にして)くれるかをドキドキして待つっす。
なので如何様にもしてくだされい!
むしろピーな展開は望むところですな。どきどきっすよ。
618 :
名無しさん@LV2001:2001/05/09(水) 22:38
参加じゃないけどNPC発案。
名前:エアリス=ゲインズブール
年齢:17(リノアと同い年という事で)
性別:女
立場:一般人
職業:春売り
使用GF:アレクサンダー
得技:客の呼び込み
特徴:7のエアリスとほぼ同じ
動機:母の病気の治療費を稼ぐ為
裏設定:かつてはデリングシティでも有数の大企業家の一人娘であったが、企業に失敗して自殺した父の借金の為、全てを失う。
その事により病気となった母と2人で暮らしているが、薬を買うために止むを得なく身体を売って生活費と治療費を稼いでいる。
リノアと子供の頃、社交界のパーティーなどで見かけた程度の面識がある。
でも使い所ないね・・・(w
619 :
ヒロ:2001/05/09(水) 22:52
カイリさんヘ>ヒロの強さの秘密はマダ明かせません。いずれ明かしマス。
ゴメンです。
620 :
偽りのあ@ゲームマスター:2001/05/10(木) 00:54
>>617 カイリさん
資格勉強で挫折しかけていますが(笑)
なんとか頑張りますw
>>618 春売りは、可哀想w>エアリス
出せる様でしたら、それらしいキャラを出しますw
まだ、大まかな構想も浮かんでないんですw
それで、完成時期ですが
6日〜10日後あたり……を期待しておいてくださいw
621 :
名無しさん@LV2001:2001/05/12(土) 22:27
あげ
622 :
名無しさん@LV2001:2001/05/13(日) 16:34
わくわく
623 :
名無しさん@LV2001:2001/05/14(月) 21:29
あんた試験の方は大丈夫なのか?こんな所で油売ってて平気なのか?
そっちの方が気になるよ・・・
624 :
油売り:2001/05/14(月) 21:32
お嬢さん、油などいかがかな?
あとバニラエッセンスなんかも・・・・・・・
確かに。
626 :
ヒロ:2001/05/14(月) 23:42
GMさん、早くしてよ〜。
627 :
ヒロ:2001/05/14(月) 23:44
GMさんが次に
upするまでなんとかこのすれを持たせなければですね!
628 :
名無しさん@LV2001:2001/05/15(火) 02:14
頑張れage
629 :
名無しさん@LV2001:2001/05/15(火) 02:19
>>626 あまり急かすのはよろしくないかと思われ。
630 :
名無しさん@LV2001:2001/05/15(火) 02:31
前述の10日後を過ぎるまでは黙って待つべきかと思われ。
631 :
名無しさん@LV2001:2001/05/15(火) 08:55
それよりも
>>623の件は本当に大丈夫なのか?>GM
632 :
名無しさん@LV2001:2001/05/15(火) 23:35
試験勉強頑張ってるから2ちゃん見てないのでは?
次回ではそろそろhtml似の剣士ソースソースの登場を............w
634 :
名無しさん@LV2001:2001/05/18(金) 09:40
あげ
635 :
名無しさん@LV2001:2001/05/19(土) 13:16
マターリあげ
636 :
偽りのあ@ゲームマスター:2001/05/20(日) 00:13
まだ出来てません。。。w
637 :
カイリ:2001/05/20(日) 03:15
待つさ・・・。
待つのは慣れっこっすよ。
638 :
10/シェスタ:2001/05/20(日) 07:34
なんか哀愁にじみ出てるなぁ。>カイリ
でもホント、試験とかで忙しそうだし、
マターリお茶でも飲みながら待ってますよん(w
時々状況報告してくれればみんな安心。
ユクーリと待ちますとも。ええ
とりあえず、仕事が忙しくてネットに繋げるのが難しくなってる状況です。(;´Д`)
試験勉強もありますし、小説もちょこちょこと書いているんですが
到底、完成までは遠いです。
かなり申し訳ない気分に包まれているのですが
頑張って書いてます。
。。。でも、書き切れなくて、力尽きてしまったら、
申し訳ないので、人知れず、消えていこうかと思います。。。
というわけで、済みませんが期待しないで待っていてください。。。(;´Д`)
あ、どうでもいいですが
FF]のユウナって、セシールのモデルさんの人に激似ですねえ。。。w
642 :
カイリ:2001/05/23(水) 05:07
オッケ〜〜♪
でも「駄目だこりゃあ、書き切れるわけねえよ」と思ったら、人知れず消える
んじゃ無くて顔出しにき・て・ね♪
一応今後も定期的に見に来るからさ♪
643 :
名無しさん@LV2001:2001/05/23(水) 17:36
前の奴と同じく、途中で投げ出すに1票。
644 :
名無しさん@LV2001:2001/05/24(木) 02:59
誰か間繋ぎ小説きぼ〜ん。
645 :
名無しさん@LV2001:2001/05/25(金) 22:41
FF1行リレー小説。『おばあちゃんのおはぎ』
第一話「バロン公国」
646 :
名無しさん@LV2001:2001/05/26(土) 05:52
リレーはこの板の趣旨とちゃうやろ
647 :
名無しさん@LV2001:2001/05/31(木) 23:54
ううっ。沈む!
648 :
名無しさん@LV2001:2001/06/01(金) 00:01
そのうちここでギャルゲーやります。
649 :
名無しさん@LV2001:2001/06/01(金) 00:04
仲間にいれて
NAME:西島雄介
SEX:MALE
OLD:19
JOB:大学2年生
ABILITY&EXTRA:高卒程度の教養、野球
WEAPON:半田ごて
650 :
名無しさん@LV2001:2001/06/03(日) 02:49
もうダメなのか?age
651 :
名無しさん@LV2001:2001/06/03(日) 12:00
待ちage
652 :
名無しさん@LV2001:2001/06/03(日) 23:13
普通の生活している奴に短期間で書いてもらえると思っては駄目。
最低1ヶ月は待たないと。
もしくはプータローに書いて貰え。
653 :
名無しさん@LV2001:2001/06/03(日) 23:48
プータロー書いて書いて
654 :
名無しさん@LV2001:2001/06/03(日) 23:52
書くぞ書くぞ!
FFTオンライン
立場:北天騎士団、南天騎士団、骸旅団、教会、神殿騎士団、冒険者
初期ジョブ:
冒険者:見習い戦士orアイテム士
教会:白魔道士
それ以外:ナイト
舞台:イヴァリース、獅子戦争初期から
詳しい事はメール欄にて。
よけーなことすんなよー>655
657 :
名無しさん@LV2001:2001/06/06(水) 22:40
age
658 :
名無しさん@LV2001:2001/06/07(木) 23:23
アホあげ
つーかおもろいじゃん
660 :
名無しさん@LV2001:2001/06/07(木) 23:40
GMは生きてるのか?
このすれ荒らす@@
662 :
名無しさん@LV2001:2001/06/09(土) 00:46
こんにちは。懲り廃るないつです
663 :
名無しさん@LV2001:2001/06/09(土) 01:05
NAME:松本人志
SEX:MALE
OLD:37
JOB:漫才師(ボケ)
ABILITY&EXTRA:ボケマスター
WEAPON:マシンガントーク
664 :
名無しさん@LV2001:2001/06/09(土) 01:11
NAME:ヒッキー
SEX:MALE
OLD:??
JOB:無職
ABILITY&EXTRA:引きこもり
WEAPON:荒らし
ヘップショイ!
666ゲッチュ!!
667 :
ヒロ:2001/06/09(土) 23:31
GMさーん、まだデスかァ〜?
アグリアスに聞け(ボソ
669 :
名無しさん@LV2001:
あげ