野村哲也って誰が望んでるの? 169

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5名前が無い@ただの名無しのようだ
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◆(海外雑誌EGMより)
野村:振り返ってみれば、こんなにこのプロジェクトがすごいものになるというのは
    想像もつかなかったことを覚えています。
    もちろん、僕は『FF7』の前にも『FF』には携わっていました。
    『FF5』ではモンスターデザインをしていましたし。
    覚えているのは『FF7』をやろうとする前に
    『FF5や『FF6』がすでにその頃発売されているのにも関わらず
    『FF4』がいまだ人気があったんですね。僕はそれに落胆していました。
    どうしてあのキャラクターのことが今だに話題になっているんだろう、と。
    それで、僕はFFのファンにずっと覚えていてもらい愛されるような
    自分のキャラクターたちを作ってやろう、という目標を決めました。
    さらに、『FF7』をやり始めたときはストーリーとキャラクターにより深く関わるようにし
    ものすごくそのプロジェクトをやることに興奮を覚えていましたね。

◆(ファミ通 2010.7/8号 P.37より)
――アヤをどのようなイメージで描いていますか?
野村:"ふつうの女性"です。強くてクールな印象があるかもしれませんが、それは表面的なものです。
    アヤは戦士ではなく、"自分の運命を受け入れるために"がんばっています。
    今回、初めてアヤに声が付くことで、よりそういう印象になるかもしれません。
    これまで描かれなかったアヤの内面の葛藤が描かれますので、そういう部分を見れば
    彼女も生身の女性であるということを感じていただけると思います。

――服が破れる仕様は野村さんのアイデアだと伺いましたが?
野村:本作の企画は何年も前に書いたもので、海外で多く出ていたTPSとは
    違う個性を出すためのシステムが必要だと思い、オーバーダイブを考えたのですが
    いまではさまざまなTPSが出てきています。
    そこで、より本作ならではの個性が必要だと考えて、最近、組み込みを決めました。
    いかつい主人公ではできない、アヤならではのシステムです(笑)。

――では、最後にメッセージを。
野村:いまだに『パラサイト・イヴ3』と言われる方も多いですが
    『パラサイト・イヴ』シリーズの続編ではなく、『ザ・サード バースデイ』という
    新たなコンテンツになります。ホラーアクション的な緊張感のあるバトルと
    PSPの最高峰を目指しているイベントシーン、外国映画を意識した演出などで
    少し大人の世界を楽しんでいただけると思います。ぜひ、ご期待ください。

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――『FFアギト13(現:FF零式)』の開発状況はいかがでしょうか?
野村:順調に進んでいます、まだお見せできないのが残念ですが
    ナンバリングの『FF』と同じ志で制作しています。
    PSPでよくここまでやったと思っていただけるものになればと思います。
    これまでの『FF』にはなかった世界を描いてはいますが、ワールドマップでチョコボが走ったり
    飛空艇で飛んだりと、従来の『FF』らしさもある作品です。
    数多くの個性的な登場キャラクターもお楽しみに。


※なお2014年9月に、FF15(旧タイトル:FF13ヴェルサス)のディレクターは、野村から田端氏に変更された。
6名前が無い@ただの名無しのようだ:2014/10/15(水) 23:49:37.32 ID:7P30+WAI0
◆(「FF7アルティマニアΩ」P567より)
――野村さんは『FF7』のキャラクターデザインで一気に有名になりましたよね。
野村:あまり信じてもらえないんですが、僕が最初にキャラクターデザインを担当したのは『FF6』なんですよ。
    『FF6』では横向きのチビキャラのイラストが発表になってますけど
    あれのもとになるものを僕が描いているんです。
      (中略)

――野村さんはキャラクターのデザインだけでなく、設定にもかなり関わってらっしゃるんですよね。
野村:そうですね。『FF6』のときに、セッツァーとシャドウという二人のキャラクターの
    設定を考えたので、『FF7』ではその延長という感じでやらせてもらってます。
北瀬:野村は『FF7』のときから、キャラクターを糸口として「こんなネタがあるんだけど、どうでしょう」
    って、ストーリーのネタを持ってきていたんですよ。『FF7』はそれがエスカレートした感じですね。
野村:(北瀬氏に向かって)今日はぶっちゃけていい?
北瀬:えーと、どのへんの話?
野村:もともと、『FF5』のエンディングの……。
北瀬:ああ、話しはじめちゃった(笑)
野村:『FF5』のエンディングのプロットがいったん完成していたんですけど
    僕はその終わりかたがすごくイヤで、思わず北瀬のところに行って
    「ちょっと変えてほしい」という話をしたんです。
    かなりおちゃらけた感じだったのが納得いかず、代案を考えまして。
北瀬:ああ、あったあった、覚えてる。
野村:そうやって変えてもらったのが、製品版の『FF5』のエンディングなんです。
    そのころから、結構いろいろなアイデアを持っていくようになりましたね。

・『FF6』のキャラデザについて
 『FF6』のキャラクターデザイナーは天野喜孝。
 ただしチビキャラに関しては野村が原画に参加していたらしく、
 当時出回ってる物は野村の絵だった事がアルティマニアでの原画公表で判明。
 セッツァーとシャドウの設定については野村得意の口出しで採用された部分があるらしい。

・「(C)SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA」
 ゲーム紹介記事などでよく見かける著作権表記。
 他にもデザイナーが関わっているのに、なぜ野村哲也の名前が?というレスをよく見かけますが
 これはそのゲームおける主なキャラデザを記載しており、その人に著作権があるという
 わけではないようです。

例)
『チョコボと魔法の絵本』
 (C)SQUARE ENIX CO.,LTD.All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN / Toshiyuki Itahana

『DSFF3』
 (C)1990,2006 SQUARE ENIX CO.,LTD, ALL Rights Reserved
 TITLE DESIGN; YOSHITAKA AMANO ILLUSTRATION;AKIHIRO YOSHIDA

   あくまで該当商品のコピーライト部分のお話であり
   彼のでしゃばり病の理由にはなり得ませんのであしからず。
7名前が無い@ただの名無しのようだ:2014/10/15(水) 23:50:23.10 ID:7P30+WAI0
◆(ファミ通 2010.7/8号 P.39より)
――本格的な情報公開が待ち遠しいです。
野村:『FFヴェルサス13』の本格的な情報公開はまだ先になりますが
    皆さんのご期待に沿えるように着々と制作は進んでおりますので、安心してお待ちください。
    また、大きな発表をする準備もしておりますので……。
    まずは今回情報解禁を始めた2作品にご注目していただければありがたいです。

――まずは『ザ・サード バースデイ』と、『Re:コーデット』の2本ですね。
野村:はい。この半年、あまり表面的には情報をお出ししていませんでしたが
    その2本はもう今月から発売までコンスタントに詳しい情報をどんどん出していきます。
    また、発表していない作品がほかにもあり、今秋(2010年秋)の東京ゲームショウでも
    新しいアナウンスがありますので、楽しみにしていてください。

◆(ファミ通 2011.2/10・17合併号より)
――従来のシリーズ作にないようなアクションが多く盛り込まれているようですね。
野村:『キングダム ハーツ』(以下、『KH』)シリーズをベースに
    『FF』らしさをさらに進化させたものが『FFヴェルサス13』で
    『KH』らしさをさらに進化させたものが『KH3D』になります。
    『FFヴェルサス13』は"『FF13』の対を成す存在"ではありますが
    システムとして対になるのは『KH3D』を始めとする今後の『KH』シリーズです。
    どちらも根幹のシステムは似ていますが、『FFヴェルサス13』では
    『KH3D』の宙を舞うような大ジャンプや、ボールで回転するようなアクションが
    『KH』らしい気持ちよさ、楽しさを含んだ進化の方向性を示すもので
    『KH3』を見据えた未来像が垣間見えるものになっています。

◆『FF13』のキャラ、ホープ・エストハイムについて(電撃PSより)
野村:年齢は初めから決まっていましたが
    発注当初はあまりにもお坊ちゃま的なキャラ設定だったので悩みました。
    その時のイメージとしては、オカッパ頭で短パンのメガネ君だったので
    これはどう考えてもおかしいだろうと(笑)。
    しかも、不思議なバックから様々な道具を取り出して戦うという
    明らかに1人だけ世界観の違うキャラ設定だったんです。
    結局はデザインする時に大幅な修正をかけて、現在の姿になりました。
    襟元や袖のリブのデザインがポイントです。

http://ime.nu/www.famitsu.com/news/201112/10006866.html

――声優さんの配役はどのように決めているのですか?

田畑 『FF零式』の場合は野村(※『FF零式』ではクリエイティブプロデューサー&
キャラクターデザイナーを務めた野村哲也氏)に一任しました。
野村とキャラクターの個性を共有したうえで、選んでもらいました。
私が知っている限りでの野村の声優の決めかたというのは、とにかくサンプルボイスを聞きまくっています。
イメージに合う人が見つかるまで延々と探していますね。
それでようやく見つかると連絡がくる、という感じです。

北瀬 有名な人だからといった先入観はなく、キャラクターのイメージに合った人を選んでいるんです。