3 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/19(木) 23:03:30.72 ID:kt6Xnc45O
∩_
〈〈〈 ヽ
〈⊃ }
∩___∩ | |
| ノ ヽ ! !
/ ● ● | /
| ( _●_) ミ/ <こいつ最高にアホ
彡、 |∪| /
/ __ ヽノ /
(___) /
∩___∩
| ノ ヽ !
/ ● ● | こいつも最高にアホ
| ( _●_) ミ
彡、 |∪| / .\
/ __ ヽノ / \ ...\
(___) / .│ ..│
│ │
/ ヽ
l..lUUU
.U
5 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/19(木) 23:08:11.73 ID:yH/E6CGq0
職人が画像消したんだって?
ざまぁ
二度と現れるなゴミが
>>4 貴殿が一番荒らしに構ってる荒らしに見えますが
どうなんでしょう?
>>1乙
>>3-5を見ても分かるように同一人物のビアンカアンチによる自演荒らしなので
職人さんは気にせずこれからもどんどん投稿してくれ
8 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/19(木) 23:12:46.23 ID:yH/E6CGq0
職人はもう来ないだろうな
かなりメンタルが弱そうな奴だったし
お産の時の「愛してるわ、あなた。ハァハァ」がたまらんな
>>1 乙
でも荒らしが沸いてる時は次スレの宣伝しない方がいいと思うぞ
さっそく新スレも荒らされちゃってるし
キャラ叩き凸じゃビアスレ潰れなかったから
今度は職人さん叩きでスレ潰し狙ってるんだろうね
12 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/19(木) 23:30:45.06 ID:yH/E6CGq0
勝手にアンチビアンカにすんなよ
職人がいなきゃ何も文句はない
言い訳の仕方もありがちアンチそのものだねw
15 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/19(木) 23:39:36.55 ID:yH/E6CGq0
>>14 おまえがそうやって俺に反応すればスレは荒れる
バカだね
消しちゃった画像zipとかで配布してほしい…
17 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/19(木) 23:45:40.04 ID:yH/E6CGq0
>>14 おいクズ
なんとか言ってみろよオラオラw
>>1乙です
職人さん、これからも作品よろしく
こんなあからさまなアンチ荒らしに負けちゃ駄目だ
>>16 配布してほしいね
保存し逃がしたのもあるし
またうpしてくれないかな…
作品の続きと一緒に
昨日の夜の画像まだ見てなかった…
再うpと続きをどうかお願いしますorz
もういいよ職人は
来ると間違いなく荒れる
という荒らしをすかさずNG設定で問題解決
NGにしたって自演でも何でもできるからどうしようもない
後はスルーして酷いようだったら荒らし相談所にまとめたログを持って行く
28 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/20(金) 01:19:42.09 ID:hVjA3GN1O
糞職人は来ないでね〜
来たら遠慮なく叩くからね〜
>>27 ビアンカ可愛いなぁ
乙が炎ってのもいいねw
麦酒さんの作品も心待ちにしている
荒らしはスルーで行こう
>>27 いいね〜
コラ画&SS職人さんのこと俺も応援してる
>>27 このメラは食らってみたいw
あ、メラじゃなくて乙か
>>32 それでいいよ
これはいい乙wビアンカの数…27人か?w
34 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/20(金) 10:45:29.41 ID:hVjA3GN1O
私たち 純真無垢のDQお転婆ヒロインクインテット
笑顔で明るく元気にこのスレを見守り続けまーす! +
+  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
sage
__△__ ,'^y'⌒⌒ヾヽ /〃^rヘヽ +
ヽ___/ ))! .八~゙リ))( 川K⌒ヾl ., ' ,.⌒;ヽ. + .;.'ニニヽ
+ / ,ノノハ)) (.(ヾ(!^ヮ゚ノ! )) !川 ソ'⌒'リl ! ノノ"ヾ) ハ( )从ハ +
(9ノノ(,゚.ヮ゚ノi ゙ と^ヽ、)ノ)づ 川i.l.*^ヮ^ノil ゞ ,リ^.ー゚ノ (’ヮ’*;リノ、 sage
@〃とヾ二)つ + `i曰ニ〈 /と)ニニ)つ (yとil--fiつ ⊂)'i:l"《つ)) +
sage.ん'vく/___iゝ // ,!@ . んvく/__jゞ (y)/ノ_i_」〉 / |;|_ ヾ''
+ じ'i_ノ ん、_!__!,ゝ じJ + ’ じ'J ~じヽ.)~´
sage +
>>1さん乙
>>27さん
>>32さん乙
>>32 乙gj
これからもビアンカ愛に溢れる作品をよろしく!
おつおつ〜
>>32 おつです。
またアップしてくれてホッとしました。
後は今まで通りまったりいこう
まったりのったりマイペースにのほほんと嫁を愛でるのが俺の流儀
だけど時には情熱的に
>>44 整理乙
タイトルつけしてくれてあるから見やすいw
ありがとう
>>44 タイトル付け分かりやすくていいねw
gj
良かった職人さんがまたうpってくれて
これからも作品楽しみにしている
ビアンカ愛
それが一番大事
そうだな
愛があるに越したことはない
糞職人麦酒 ◆dImV05BSSw しね糞職人麦酒 ◆dImV05BSSw しね
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良いAA転載
ス j!_li V///.> 三三≧ヲ三リ __ ____
>、 ̄ ̄二 ̄二三三三≧=-三/´ ヽ;!リ>=ー 、
ヽ、≧=-=ニ二三三三三三7.厶イ __、リヘヽヾ ゚':、
ト≧=-=ニ二二三三三;イ/ //'´ ´ヘ i :.
ゝ=ニ二二≧=-i::|r==::i!.′/イ 、ー==ー 、 :|ゞ:、ヾ:、 ゚':!
i:i:::k==:.、ト、!:i,. -ミリ/斗 z==ー. : :リ ゞYヽ\ |
^::N` ´⌒ヽ У'.:jシ "´ ! :|!l :i:!
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/.:イ二二イ二二ト、:: :: / i!: :i゚:. . . :゚./. : !ヲニ:!三ニ:、
rz:/ 二!二二il!!二二ヽ、_∧ ゚:、_Ni:. __...: : : : /. : : リ二リ〃二、
リ::i!. 二|!、 二ヽ、_二二≧、_≧= =ニ ̄フ-───:。ーiュ三三三二
.′.二二!、丶二二У.孑 ./-―=⌒ У ̄>ー 二 ̄エハ三三三二
N二二二\i:ニ二/_j' 人 / 、_.. 。 ⌒ / ̄ ̄ ̄ .. ⌒ヽ三三二ニ
ノ二二二二Y.ニ/i / У / / ̄> イ ⌒ヽ三三二ニ
Y二二二、≧ヽi_入.:'´ ..ノ ,.:::___j!=<´ 入三二二ニ
_j! 二ヽ、ニ二rイ Ni´ :i´ ̄≧=- 入ソ ノ≧=-___ /三二二ニ
/二二二二≧:| :ゝ. `) ..ノ'´ ̄ ./ゝ__/1! i/ ヽリ三二二ニ
厶イニ二二二! VY⌒Y.::' / /!: : :V.' //!イ二≧=
孑=二≧=-<7∧ ル1⌒j!:::i' .:´ . . :、:/ /厶イ二≧=-
>二二二≧ イ /.イ / ハ::| .′ . . . : :/ ....イ / 二三 三
/ 二ヲ ̄ V// ::.、:! !! i!::.、 ! . . : :./ ...::/.:リ..′二 三三三
イ -- ⌒ー=ミz=<____z\ 乂::::::.、i ::..:.:/ ,..:i::|/.::/´ ー=ミ、三 三
ノ〃.' // //  ̄ ̄ ̄ ̄ ´ /.:::::!/.:./ 二三三三三
!/ / / i :| :i | /_/ .:::/.::/二三三三三三
ヘ/ / _..>、_、_、_ヽ、__ / ̄ ̄\ 二三三三三三三
ム人 {二、l{ rヘ, ≧=- ..。: \ 二 三三三三
二二ニ、_)二>、 \ \! ! ヽ、_ ≧=--―: :´: : : \ 二二三三
二、二二二! .j \ \__j__j: /三三三三≧=- : : . . \ 二三三
二二、二7∧/ /! ̄ / >三三、 ≧=―-- ___ __ ___、二三
二二二イ/ ト、 ヘ| /´i: /____///iヘ. Y⌒ヽ___/三/三!三:、三i三
二二二./ |!:|ヽ.| .イ:.:.:|:./ .: : / :! i | i:ス二二三三|三三三
二二二′ |!:| ト. j:.:i´/ / :| |l: ::! : :! : i二二二三!三三三
主ビアラブラブAAキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
これはたまらんww
ほら荒れてんじゃねえか
職人が素直に消えればいいのに
職人のせいじゃなくて荒らしのせいだよね
ここまでやったらやっぱり職人にかこつけてスレ荒らしたいだけの人だと思うよ
荒らしと
>>60が同一人物っぽいけど
>52-57
コピペするなら、スレ埋めるまで頑張れよw
せめて100レスぐらいしないと効果無いぞ
>>58 素晴らしいAAをありがとう!
主ビア最高
主ビアの大型AAって始めて見た
感動
67 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/21(土) 18:58:20.23 ID:35JlV5nz0
職人がいると荒らしが来るから消えてくれよ
みんな迷惑してる
荒らしに迷惑、職人歓迎が大多数の意見だな
職人はもうここには来ないと思うよ
手間暇かけて作品作って
叩かれるんじゃな
おい、荒らしてる馬鹿
お前がネタ投下しろや
全く腹が立つ
荒らしはするっとスルーでいきましょう
相手にする必要のない存在
71 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/21(土) 21:09:58.82 ID:35JlV5nz0
職人うぜえ
ただ嵐を呼ぶだけの存在
ID:35JlV5nz0=ID:9DV8XfJD0=ID:WihYVK3F0
荒らしNG推奨
するっと気にせずビアンカ萌えの世界へ〜
ビアンカが愛しすぎるよ夏
愛が溢れているよ夏
もちろんビアンカへの!
もはやビアンカなしの人生などありえないからな
同感である
ビアンカの支えがあったから前に進めた
俺も、主人公も
ドラクエ5が自分が生まれるよりも前の作品だという事が信じらんない
5ってもう20年前の作品なのね
もうそんなになるんだなぁ…
PS2で初めて5やったけど、それにしてももう大分年月経ってるよね
DSからも数年経っているしね
感覚的にはついこの間出たような感じがいつまでもあるけどw
いつまで経っても昔の作品って感じがしないのが凄い
リメイクのおかげもあるけど
どれだけ月日が経っても古くならない作品ってのは
いつの時代もどの世代も楽しめる感じでいいね
【四十八章】〜ビアンカのリボン〜
http://dl3.getuploader.com/g/109874/243/065-001.jpg 「寂しい村ね・・・」
主とビアンカはポートセルミでルドマンの船を借りにいく途中
ならずものにからまれていた村人の願いを聞き、カボチの村へ向かっていた
「きゃっ・・・何これ・・・こわ〜い」
主の腕に抱きつくビアンカ
カボチ名物こわもてかかしの歓迎も受け
二人は村長に畑を荒らす魔物の退治を依頼される
「魔物かぁ・・・人を襲っている訳じゃないのね」
「・・・お腹減ってるのかな?」
「さぁ、どうだろう・・・まずこの目で確かめてみよう」
「・・・うん」
お互いの顔を見合わせる二人
「リュカ・・・落ちないように気をつけて下さいね」
「待ってよ〜マスター」
「狭い道が続くわね・・・ピエールとスラリンも気をつけて」
一向は慎重に洞窟の奥へと向かっていく
「・・・ルルル」
唸り声が聞こえる
「ここね・・・きっと、みんな気をつけて」
「あぁ」
「はい。ビアンカも」
「大丈夫。ボクがいるから大丈夫だよ」
入口を潜ったその先には・・・キラーパンサーが待ち構えていた
「地獄の殺し屋・・・ですか」
「うわぁ〜強そう」
その後ろに剣が突き刺さっているのが見える
まるでその魔物は剣を守っているかのように・・・
「ビアンカ・・・ぼくはあの剣に見覚えがある・・・ビアンカ?!」
ドサッ、吹き飛ばされ勢いよく地面に叩きつけられるビアンカ
「・・・一目で分かった・・・あなたはゲレゲレちゃん・・・そうよね?」
ズシャッ・・・キラーパンサーの鋭い爪がビアンカを切り裂く
ビアンカの腕から滴り落ちる血
「私が分からないの?ゲレゲレちゃん・・・」
悲しそうな顔でキラーパンサーを見るビアンカ
「危険ですビアンカ」
「ダメっ!!・・・ビアンカさん死んじゃうよ」
主の手がスライムナイトとスライムを遮る
「大丈夫・・・ビアンカはぼくが守る、そしてビアンカを信じるんだ」
「ゲレゲレちゃん!・・・私よ・・・思い出して」
瞳を潤ませキラーパンサーを見るビアンカ
ハラリ・・・ビアンカの持ち物からリボンが地面に落ちる
「あ・・・リボン・・・ね?覚えてる?・・・あなたにつけてあげたっけ・・・ふふ」
「もう一度・・・つけてあげるね?」
キラーパンサーに近づいていくビアンカ
「ビアンカさん危ない!」
スラリンの悲痛な声が響く
「ル・・・ルルル・・・ふにゃあぁ〜」
「ふふ・・・やっと思い出してくれたんだね?」
ペロペロとビアンカの傷口を舐めるキラーパンサー
「さぁ・・・つけてあげる」
ゴロゴロと喉を鳴らし体をすり寄せるその巨体にビアンカはリボンを結ぶ
「ゲレゲレちゃん・・・良かった・・・無事で」
ゲレゲレを抱きしめるビアンカ
「リュカ?ゲレゲレちゃんだよ?」
「あぁ・・・無事で良かった」
ビアンカを見つめる主の目
それは彼女の全てを信じ委ねた優しい目
「ゲレゲレは・・・父さんの剣を守っていてくれてたんだな」
「うん・・・ずっと待ってたんだよ」
キラーパンサーを囲み再会を喜ぶ主とビアンカ
「ピエール?ボク、ビアンカさんの事もっと好きになっちゃった」
「ふふ・・・私もですよスラリン」
遠くからは優しく見守る仲間達の姿があった
え〜
仲良し三人組再会編です
キラパンは・・・絶対に主とビアンカで迎えに行くと決めていました
これからも気にしないでうpしていきますのでどうぞヨロシク
そっか・・・ドラクエX発表から20年も経つんですね・・・
名作は色あせない・・・
>>86 GJ
再会シーンいいね!
幼少期verの時のようなリボンのコラナイスw
>>87 gj!
キラパンとの再会シーンを丁寧にやってくれてありがと!
>>86-87 新作待ってた!!GJです!
やっぱりゲレゲレとの再会シーンはビアンカも一緒じゃないとねw
でもビアンカに抱きしめられるゲレゲレが羨ましい…
一緒じゃないとね!w
ゲレゲレとの再会は絶対ビアンカが一緒じゃないと嫌だから
いつもビアンカと結婚した後にゲレゲレに会いに行ってるw
ビアンカがいない時に再会して、
ビアンカのりぼんをふと取り出して見て
ゲレゲレが思い出してくれた時に
ビアンカを想い浮かべながらじんわりするような展開も好きだけどねw
>>86 待ってました続き!
キラパンに寄り添う二人の絵が好きだ〜!
94 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/22(日) 22:42:01.81 ID:c52TwlS80
糞職人麦酒 ◆dImV05BSSw しね糞職人麦酒 ◆dImV05BSSw しね
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95 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/22(日) 22:42:33.77 ID:c52TwlS80
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名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/22(日) 22:43:05.07 ID:c52TwlS80
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名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/22(日) 22:43:44.86 ID:c52TwlS80
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名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/22(日) 22:44:25.22 ID:c52TwlS80
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>>87 相変わらずビアンカと作品愛に溢れてますやw
本当にGJ
ビアンカと作品を愛する気持ちがスレ住人の心を結ぶ
>>86-87 待ってましたよ!
SSに画像といつも乙!
ビアンカとゲレゲレ可愛いなぁ…
職人さんはキラパンの名前ゲレゲレ派なのねw
このスレの多くの人がゲレゲレ派な気がするw
なんとなく
俺はボロンゴ派だ
チロル派だけどゲレゲレが一応主流だと思っている
ボロンゴと言ったら刑事しか思い浮かばない
ここまでプックルなし
ばりばりゲレゲレ派でっせ!!
可愛いビアンカがゲレゲレは?って言う場面が大好きなんじゃい
【四十九章】〜サンタローズ〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/244/065-001.jpg 「・・・ひどい・・・ここがマスターの想い出の場所なの?」
「ええ・・・あの三人の大切な想い出の地」
「リュカ?我々は馬車で待っていますので」
「・・・うん、ピエールごめん」
主とビアンカ、ゲレゲレを見送るピエールとスラリン
無事ゲレゲレと再会を果たした主とビアンカは
サンタローズからアルカパ、そしてレヌール城に行く計画を立てていた
「よくゲレゲレとかけっこしたっけ・・・一度も勝てなかったけど」
かすかな笑みを浮かべ橋の上から遠くを見る主
「リュカ・・・」
悲しそうな主の横顔をじっと見つめるビアンカ
無言で歩く三人・・・そして主の足が止まる
「あの頃は全てが輝いていた・・・毎日が希望と幸せの日々だった」
上を見上げ、またうつむつ主
「リュカに読んであげようとした、ご本も燃えちゃったね・・」
主の背中に語りかけるビアンカ
そこには、見るも無残なリュカの家があった
「いっぱい・・・いっぱい探したんだよ?リュカの事」
振り返る主の目には
顔をくしゃくしゃにし・・・瞳に雫をためたビアンカの顔があった
「ビアンカ・・・ごめん」
優しくビアンカを胸に抱き寄せる主
「うっ・・・うっ・・・ぜったい・・・絶対リュカは・・・生きているって信じてたんだからぁ・・・」
主の胸で泣きじゃくるビアンカ
そっと主はビアンカの髪を撫でる
「ふにゃぁ・・・」
心配そうにビアンカを見るゲレゲレ
「ビアンカ・・・ぼくはもう逃げない」
「・・・リュカ?」
「ぼくは正直、もうここに来たくなかった・・・」
「君と出会い・・・別れ、奴隷という絶望の日々から生きてここに帰ってきた」
「・・・辛かった・・・これがぼくに対する運命の仕打ちかとも思った」
「・・・リュカ」
主を見つめるビアンカ
「ぼくは弱い・・・いつもみんなから助けてもらってきた」
「父さん、サンチョ・・・ヘンリー、マリアさん、ヨシュアさん・・・ゲレゲレ、ピエールやスラリン達、ルドマンさん、フローラさん・・・」
「そして・・・ビアンカ」
ビアンカを見つめ微笑む主
「リュカ・・・リュカは弱くない、強いよ!・・・それに人は一人で生きられない・・・いえ・・・一人では生きてはいけないのよ!」
「だから・・・だから・・・大丈夫だよ」
リュカの手を握り締め優しく微笑むビアンカ
「・・・ありがとうビアンカ」
「うん・・・もう・・・絶対離さないから」
「ちょっ・・・ビアンカ?痛い、痛い・・・」
「えへへ〜」
「ふにゃ〜?がうがう!」
「ふふ・・・大丈夫よゲレゲレちゃん」
【五十章】〜アルカパの一夜〜
http://dl10.getuploader.com/g/109874/245/066-001.jpg 「わ〜変わってないね〜」
夜のアルカパの街にビアンカの声が響く
「リュカとゲレゲレちゃんと歩いてると・・・おばけ退治の事思い出しちゃう」
「うん。眠かったなぁ・・・怖かったけど楽しかった。ビアンカは?」
「ううん・・・眠くなかった。なんか、どきどきしてて・・・私も本当はとっても怖かったんだ・・・」
くすっと笑いながら顔を見合わせる二人
「がうがう!ふにゃあ・・・」
「ふふ・・・ゲレゲレちゃん」
ぎゅっとゲレゲレを抱きしめるビアンカ
「ここでゲレゲレちゃんがいじめられてたのよね・・・懐かしいな」
池のほとりを眺める三人
「今夜はここに泊まりましょう?いいでしょリュカ?」
「うん、そうしよう」
「リュカ?スラリンとスミスとマーリン、私は別の部屋に泊まりますので・・・」
「新婚さんの邪魔しちゃダメだもんね〜」
「こら・・・スラリン」
「ほーい」
顔を見合わせ赤らめる二人を見つつ、気遣いをみせるピエール
「うれしい・・・どこも・・・ピカピカ、いつもきれいにしてくれてるのね・・・」
嬉しそうなビアンカの顔
「気持ちのいい風・・・」
「そういえばリュカにはぶどう食べさせてあげられなかったわね・・・ゴメンね」
「大丈夫だよビアンカ・・・ありがとう」
「ふにゃあぁ〜・・・」
「眠くなっちゃったの?ゲレゲレちゃん?」
気を使っているのかそうでないのか、がうがうと挨拶をし、ピエール達のもとへ向かうゲレゲレ
「先にお風呂に入ったら?ビアンカ」
「うん・・・ふふ、ねぇリュカ?小さい頃かくれんぼしたの覚えてる?」
「覚えてるよ」
「リュカったらいつもここに隠れるだもん、とても見つけやすかったわ」
「・・・あぁ・・・そうだったね」
お互いの顔を見て笑う二人
「・・・ねぇ?リュカ?一緒に入ろっか?」
くったくの無いビアンカの笑顔
「いや・・・ぼくは後で入るから・・・ごゆっくり」
後ろを向き、真っ赤な顔を隠す主
入浴を終えた二人は部屋へ戻り眠りにつく
「明日も早い・・・今日は寝よう、おやすみビアンカ」
「うん・・・おやすみリュカ」
「・・・明日はレヌール城か・・・楽しみだな」
ガタ・・・ゴトン
「・・・んっ?」
夜中に物音で目を覚ます主
「あら、リュカ・・・ゴメンね、起こしちゃった?」
「どうしたの?ビアンカ?」
「ねぇリュカ・・・そっちに行ってもいい?」
「うん・・・おいで」
ベッドから起きる主
「ちょっとね、色々昔の事を思い出しちゃって・・・」
「・・・ビアンカ」
「・・・ううん。別に悲しいわけじゃないのよ。昔は昔、今は今だもの」
言葉とは裏腹な悲しそうなビアンカの横顔
「・・・ビアンカ」
「ゴメン・・・じゃ、おやすみ・・・リュカ・・・あっ」
ビアンカを優しく抱きよせる主
「愛してる・・・ビアンカ」
「リュカ・・・」
頬を赤らめ主を見つめるビアンカ
「ずっと前から・・・今も・・・これからも」
「うん・・・私も」
見つめ合う二人
「またこうして君と巡り会えた事・・・結ばれた事・・・今・・・ぼくは本当に幸せだ」
「リュカ・・・うん、私も今とっても幸せ」
「大切なのは今・・・そしてこれから・・・そのためには君がいなくちゃダメなんだ」
「リュカ・・・私も・・・私もあなたがいなくちゃ・・・もう」
溢れる涙も気にせずに主を見つめ、微笑むビアンカ
「これからもずっと一緒だよ・・・ビアンカ」
「・・・うん・・・ずっと一緒・・・愛してるリュカ」
甘い口づけ・・・互いの温もりを感じあう二人
それは、決して切れる事の無い二人の愛の絆
そしてアルカパの夜は更けて行く・・・
一気にここまできますたw
廃墟と化したサンタローズを訪れる二人
そして
伝説のアルカパの一夜です
SSはさじ加減難しいです
ちょっと、しつこいような、そうでないような・・・
画像ももうちょっとできたかなぁと思ったりしたりw
レス頂きましたみなさんありがとうございます
本当に感謝しております
私は主「リュカ」キラパン「プックル」王子「ティミー」王女「ポピー」でずっとやってまいりました
小説の影響ですね
今回ゲレゲレですが・・・イイ!!いいです!
え〜これで一区切りつきました・・・後はラヴラヴ新婚旅行で脱線するかもしれませんw
アルパカの一夜までwww
GJすぎる!!
漲った…!
>>109-111 gj
サンタローズはちょっと切なくなったけど
その後のアルパカ一夜で救われたw
アルカパでのいちゃいちゃっぷりはたまらんですねw
乙
>>111 乙GJ
ラブラブな二人にニヤニヤ
ラブラブ新婚旅行ももちろん楽しみにしているw
脱線(寄り道)はドラクエの醍醐味!
新婚時は寄り道せずにはいられんよな
ビアンカとの冒険中は寄り道しまくってナンボですよw
>>111 GJ〜
イチャイチャ主ビアごちそーさんですw
やはり主ビアはいちゃいちゃしとらんとねw
>>109-111 画像にSS大量にgj!
結婚式と並ぶくらいに楽しみだったアルカパイベント見れて嬉しいですw
アルカパイベントは新妻ビアンカを1番実感できるシーンだと思う
アルカパイベントはビアンカだけってところもいい
ビアンカの可愛さに結婚っていいもんだな〜とニヤニヤしてまうシーン
ビアンカが傍にいるだけで常にニヤニヤしているけど
結婚式やアルカパイベント辺りはそのニヤニヤが増すw
いつもは気丈で引っ張ってくれるお姉さんなビアンカが
これぞ新妻って感じに甘えてくる瞬間の破壊力ときたら
萌え死ぬかと思いましたとも
もう何度も萌え死にしかけているよw
何度でも何度でもw
ビアンカとアルカパに泊る度に違ったイベントがあるといいのに
そうしたら毎日のようにアルカパに泊りに行っちゃうよ!
わろたw
SFCドットのビアンカは三つ編みがこんな感じだったよね
これ片方の三つ編みの房を取ればさらにビアンカっぽくなるな
>>130 前にもこれとは別のみつあみ猫の画像が貼られていたなw
ドラクエキャラを動物に例えるとビアンカは猫ってイメージ
「着いたよ〜」
ニコニコと顔をほころばし振り返るビアンカ
「がうがう」
「こんなに・・・美しいお城だったんだね」
顔を見合わせ笑う三人
懐かしきアルカパに別れを告げ、一向はレヌール城に来ていた
「リュカ、ビアンカ?私達はここで待ってますよ」
「ゲレゲレも連れてってあげてね?マスター?」
「そうじゃのう、色々とつもる話もあるじゃろうだて」
「び・・・アンカ、キ気をつけて・・・」
「ありがとう・・・みんな。じゃ、行きましょうリュカ、ゲレゲレちゃん」
見送るみんなに手を振るビアンカ
「あれから10年か・・・なんか感慨深いな」
「そうね・・・色々あったもんね、お互いに」
「がうがう!」
「あぁ、ゲレゲレありがとう・・・父さんの剣を守っていてくれて」
自分の腰を見る主
腰には天空の剣、そして父パパスの愛剣が連なっていた
「・・・どうしてかな?入口開いてるのに」
「い〜の、あのぐるぐる階段がいいのよ」
「ぐるぐる・・・ね、ぐるぐる」
ビアンカがどうしてもと、城の裏にある螺旋階段を登ろうと言う
時は夕暮れ、空は茜色に染まり、古城には美しい夕日がさしかかっていた
「・・・わぁ、綺麗」
階段を登った、三人の目の前に広がる景色
「・・・エリック王とソフィア王妃も二人でこの夕日を見ていたんだろうな・・・」
「・・・幸せだったのね・・・でも二人は・・・」
少し寂しげな顔で空を見上げるビアンカ
「人は必ず死ぬ・・・だから懸命に今を生きる・・・愛する者が・・・支え合い・・・互いを信じて」
「あの二人は・・・幸せだったと思う」
ビアンカの横で空を見上げ、静かに語りかける主
「リュカ・・・いい事言うね・・・私達もあの二人に負けないように頑張ろう?ね?」
主の腕をギュっと抱きしめるビアンカ
「・・・うん」
そっとビアンカの髪を撫でる主
「ふにゃ・・・ゴロゴロ」
そんな二人をじっと見る、嬉しそうなゲレゲレ
ここは玉座と二人の肖像画の部屋
「王様、王妃様・・・お久しぶりです」
肖像画を見、にっこり微笑むビアンカ
「・・・ってあなた達は?」
若い男女が外へ走り逃げていく
「リュカ?行ってみよ?」
扉を開けた外の通路には若い恋人同士のような二人がいた
「僕たちは・・・身分違いの恋をしてしまったんです」
「だから・・・私たちはここへ逃げてきたんです」
「でもここに来た時・・・なんかあたたかい感じで僕たちを迎え入れてくれたんです・・・不思議です」
そんな二人を見て、微笑むビアンカと主
すみません・・・うっかりカキコしちゃいましたw
も、ちょっと待って下さい
SSあがったらうpします
【五十一章】〜永遠の愛〜
http://dl6.getuploader.com/g/109874/246/067-001.jpg 「着いたよ〜」
ニコニコと顔をほころばし振り返るビアンカ
「がうがう」
「こんなに・・・美しいお城だったんだね」
顔を見合わせ笑う三人
懐かしきアルカパに別れを告げ、一向はレヌール城に来ていた
「リュカ、ビアンカ?私達はここで待ってますよ」
「ゲレゲレも連れてってあげてね?マスター?」
「そうじゃのう、色々とつもる話もあるじゃろうだて」
「び・・・アンカ、キ気をつけて・・・」
「ありがとう・・・みんな。じゃ、行きましょうリュカ、ゲレゲレちゃん」
見送るみんなに手を振るビアンカ
「あれから10年か・・・なんか感慨深いな」
「そうね・・・色々あったもんね、お互いに」
「がうがう!」
「あぁ、ゲレゲレありがとう・・・父さんの剣を守っていてくれて」
自分の腰を見る主
腰には天空の剣、そして父パパスの愛剣が連なっていた
「・・・どうしてかな?入口開いてるのに」
「い〜の、あのぐるぐる階段がいいのよ」
「ぐるぐる・・・ね、ぐるぐる」
ビアンカがどうしてもと、城の裏にある螺旋階段を登ろうと言う
時は夕暮れ、空は茜色に染まり、古城には美しい夕日がさしかかっていた
「・・・わぁ、綺麗」
階段を登った、三人の目の前に広がる景色
「・・・エリック王とソフィア王妃も二人でこの夕日を見ていたんだろうな・・・」
「・・・幸せだったのね・・・でも二人は・・・」
少し寂しげな顔で空を見上げるビアンカ
「人は必ず死ぬ・・・だから懸命に今を生きる・・・愛する者が・・・支え合い・・・互いを信じて」
「あの二人は・・・幸せだったと思う」
ビアンカの横で空を見上げ、静かに語りかける主
「リュカ・・・いい事言うね・・・私達もあの二人に負けないように頑張ろう?ね?」
主の腕をギュっと抱きしめるビアンカ
「・・・うん」
そっとビアンカの髪を撫でる主
「ふにゃ・・・ゴロゴロ」
そんな二人をじっと見る、嬉しそうなゲレゲレ
ここは玉座と二人の肖像画の部屋
「王様、王妃様・・・お久しぶりです」
肖像画を見、にっこり微笑むビアンカ
「・・・ってあなた達は?」
若い男女が外へ走り逃げていく
「リュカ?行ってみよ?」
扉を開けた外の通路には若い恋人同士のような二人がいた
「僕たちは・・・身分違いの恋をしてしまったんです」
「だから・・・私たちはここへ逃げてきたんです」
「でもここに来た時・・・なんかあたたかい感じで僕たちを迎え入れてくれたんです・・・不思議です」
そんな二人を見て、微笑むビアンカと主
「大丈夫・・・きっとこのお城はあなた達を守ってくれる」
「それに・・・一人じゃないから・・・あなた達は・・・きっと大丈夫だよ」
かけおちかぁ・・・ちょっと憧れちゃうかも」
「・・・ビアンカ」
「あっ・・・ゴメンゴメン」
舌を出し主を見るビアンカの笑顔
「・・・宿屋・・・宿屋よリュカ」
うっすらと見える宿屋の主人
「ようこそ旅の宿へ・・・」
「大丈夫です・・・じゃ」
そそくさと宿屋を後にする二人
「ねぇ・・・リュカあの人、ゆうれいだよね?」
「うん、そうみたいだね」
「宿屋に未練があって、成仏できないのかしら・・・なんか分かる気がする」
「ビアンカ・・・本当に、面白いな君は」
「リュカぁ、それってどういう意味よ?」
ちょっとむくれるビアンカ
「・・・可愛いって事」
ビアンカの頬に自分の頬を重ねる主
「・・・もぉ知らない」
顔を真っ赤にして下を見るビアンカ
「エリック王・・・ソフィア王妃・・・お久しぶりです」
「私たち結婚したんです。あの時は小さかったから良く分からなかったけど・・・」
「今は分かる気がします・・・好きな人、愛する人と一緒にいるという事」
「それが・・・どんなに尊い事か・・・」
二人の墓を見つめ静かに話しかけるビアンカ
「どうか、いつまでもお幸せに・・・」
「あ・・・」
ふわっと風がふく・・・優しい香りとあたたかい想いをのせて
それは二人を優しく包む
「リュカ・・・私たちもあの二人のように幸せになろうね・・・」
ミスった・・・ゴメンナサイ
〜レヌール城・凱旋編〜
萌えとギャグとシリアスのミックスverです
もうちょっと、あかぬけてても良かったかなぁw
画像はシンプルにレイアウトしました
レヌール城の美しさと幸せそうな二人をイメージしました
さぁ・・・次はカジノ船か?ラインハットで夫婦自慢合戦か?w
はたまた・・・
gj!
これはもはや普通の新婚旅行だよな?w
萌えギャグシリアスミックスいいww
GJです!
エリック王とソフィア王妃への挨拶イイ!!(・∀・)
細かい部分までこだわりを感じる!gj
>>137 いちゃいちゃありがとう
ちょっと恥ずかしくなるくらいのラブラブっぷりだけど
そんなバカップルぶりもまた新婚の空気が出てて良かったw
甘酸っぱいw
萌えは世界を救う
ビアンカへの愛が俺を浮上させる
ビアンカの愛が俺を強くさせる
ビアたん
ビアたん
可愛い
どうしたんだ、落ち着け
大好き
バカップルだけどバカではない、真剣に物事を考えている感じが良いねw
そうそう
ラブラブなんだけどしっかりしている所はしっかりしている
そんな二人だから良いw
主人公はビアンカが一緒にいてくれる時が一番素直な自分でいられる
そんな感じがする
うん…
ずっと使命を背負って張り詰めた思いで頑張ってきた主人公が
ビアンカと共にいる時だけは肩の力を抜いてありのままの自分でいられる
ずっと倒れた父に代わり家庭を支え頑張ってきたビアンカが
主人公と共にいる時だけはちょっと甘えてみせたり気の抜けた一面も見せられる
こんな関係性だと思う
>>123も似たような事言っているけど、
主ビア見ていると結婚っていいもんだなあって思うよほんとw
結婚すれば必ず得られる幸せではなくて主ビアだからこその…ってのはあるだろうね
お互いに辛い状況で頑張り抜いてきた同士、
でもそれぞれにいた環境が違うからこそ
補い支え合う事もできて強く想い合えるんだと思うw
ビアンカが別々に育ったからこそ補い合えるって言ってくれたしな
ビアンカと色んな事を補い合いながら愛し愛される幸せ家庭!
うううううたまらぬ!
ビアンカ可愛すぎる…
163 :
リュカ:2012/07/26(木) 11:51:12.24 ID:faOBX54s0
俺の嫁だからな
主人公乙
むしろここのスレ住人がみな主人公
皆自分の人生の物語の主人公なのさ
上手い事言いやがってw
ビアンカとの愛物語
俺とビアンカのな
【五十二章】〜それぞれの道〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/247/068-001.jpg 「本当にもう、ヘンリー様と奥様は仲が良くて・・・ひとり者には目の毒だな」
高笑いする兵士長らしき男
「む・・・私たちも、もっと仲良くしましょ」
「・・・どうやって?」
「ん〜こうやって・・・」
ぎゅっと主の手を握る
「二人は仲良し」
ニコニコと御機嫌なビアンカ
「相変わらず面白いな・・・ビアンカは」
「ありがと・・・リュカ」
顔を見合わせ笑う二人
主とビアンカは結婚式に来てくれたヘンリーとマリアに
お礼と挨拶を兼ねてラインハットへと来ていた
「おお・・・リュカさん、ようこそいらっしゃいました」
「今のラインハットがあるのも、幸せな兄夫婦の顔を見れるのも全てあなたのおかげです」
「デール王・・・頭をお上げ下さい。ぼくは、あなたの兄ヘンリーを助けたかった・・・それだけです」
「ヘンリーがいたから今のぼくがある・・・彼がいなければ今のぼくは無かった」
デールは主の目を見る・・・兄と同じ目・・・
「リュカさん・・・兄は上におります、つもる話もありましょう・・・どうぞごゆっくり」
「ええ、ありがとう・・・では失礼します」
「・・・友か」
独りつぶやくデール
「リュカじゃないか!よく来たな!」
「リュカさん、ビアンカさんお久しぶりです」
思いもせぬ来客に喜ぶヘンリーとマリア
「で・・・結婚生活はどうだい?」
「ああ、とっても幸せだよ」
「そうか!なんったって可愛いビアンカさんといつも一緒だもんな・・・俺のマリアもだけどさ」
振り返り愛妻を見るヘンリー
「うんうん。人生の伴侶も見つかった事だし・・・とすると、いよいよ伝説の勇者を探す旅か」
「うん。だけど進むべき道が見えない・・・どうすれば」
「そうか・・・まぁとりあえず今はビアンカさんと色々な所に行ってみるといいさ」
「なんてったって、新婚さんだしな」
あははと笑うヘンリー
「そして・・・決してあきらめない事だ・・・お前と俺がそうだったように」
主の目を貫くような、真剣なヘンリーの眼差し
「・・・ヘンリー」
「大丈夫。お前なら絶対に伝説の勇者を・・・親父さんの夢を見つけられるとも」
「お前の親父さんには悪い事をした・・・一日たりとも忘れた事は無い」
悲しそうにうつむくヘンリー
「ヘンリーは悪くない・・・それが父さんの運命・・・だからぼくはその意志を継ぐ」
「そしてヘンリーはこれからもラインハットのために頑張って欲しい」
「いつまでもみんなが笑って暮らせる国になるように」
「・・・ありがとうリュカ」
固く手を握る二人
「ビアンカさん・・・ありがとう・・・本当にリュカさんは素敵な方ですね」
「マリアさん・・・ヘンリーさんもとっても素敵な方です」
「お互いに頑張りましょう・・・愛する人がそれぞれの夢をつかむまで」
「・・・ええ」
顔を見合わせ微笑むマリアとビアンカ
「頑張れよ・・・リュカ」
「ああ・・・ヘンリーもな」
二人はラインハットを後にする
「・・・どうしたのビアンカ?」
じっと主を見つめるビアンカ
「・・・なんでもないよ、なんでもない・・・ねっ?」
目をつむり、ぎゅっと主の腕を抱きしめるビアンカ
「ちょっ・・・ビアンカ・・・恥ずかしいから」
「や〜だ・・・離さない」
逃げた奴隷再会編wです
ラインハットへ結婚式のお礼に向かった二人
心の内をさらけだし語り合う主とヘンリー
そんな二人を見、心打たれるビアンカとマリア
最初と最後のビアンカのぎゅっにも心情の変化アリです
レヌール城編でレス頂いた方ありがとうございました〜
嗚呼、テルパドールへ行きたくなってきた・・・w
カジノ船・・・メダル王・・・
ついにいちゃいちゃ夫婦vsいちゃいちゃ夫婦対決かw
ビアンカとマリアの金髪って並んでみると色合い違うのね
ビアンカの方が色素の薄い感じなんだな
荒廃したサンタローズを傍目にラインハットは平和そうで結構なことだ
>>171 gj
お互いに相手の方を見てバカップルめって思ってそうだなw
>>170 ヘンマリ夫婦とは未来永劫仲良く交流を続けてほしいw
画像とSS乙〜
フローラスレ酷すぎワロタw
>>170 乙gj
それぞれに夫婦仲が良くて何よりw
可愛いは正義
ビアンカ美人だけどドット絵は2、3頭身でちまちましているのが可愛いw
ドットもリアル投身もそれぞれに可愛い
バトルロードのグラでは美人可愛い
ドット絵グラではちまちま可愛い
ファミ通調べドラクエキャラ人気ランキング
1位 ビアンカ
2位 アリーナ
3位 ロト
4位 アベル
5位 ゼシカ
6位 トルネコ
6位 ピサロ
8位 キーファ
9位 クッキー
10位 テリー
アベルは5主の事だよ
夫婦揃って仲良くランクインw
クッキーって誰だっけ
サマルトリア王子の事だよ
サマルさんってクッキーって名前だったのか…
女キャラより男キャラの方がランクイン者多いのがちょっと意外
ドラクエって女キャラに人気が集中しているイメージがあった
ドラクエは男キャラ人気がむしろ高めのゲームって印象だがなあ
ネタ的な意味でもを含むがw
女キャラも人気あるとあるけどな
トルネコやテリーはそういえば外伝的なゲームでの主人公か
ピサロとキーファがランクインするとは…
ピサロは女性人気が圧倒的に高いと思う
キーファは7発売当時のキャラアンケでどこでも1位だったと聞いた
個人的には7ではマリベルが好きだが
マリベルよりキーファの方が人気あったのか?
それは意外だな
キーファも女性人気じゃないの?
>>195 歴代ビアンカ大集合かw
どれも全部可愛い…!
>>195 全部いい!
これにSFCドットとイタストのWiiやポータブルが加われば完璧だなw
>>199 ランキング元が何であれ普通に人気高いキャラがランクインしてるよね
>>195 いたストDSのとろけるような顔が何気にツボだw
幸せモード全開って感じで何か微笑ましい
天使の微笑みですな
天使の羽根がビアンカ似合いすぎw
天空の花嫁だから実際に翼が生えててもおかしくない
と思う
色素の薄い金の髪と青い瞳に純白の翼がよく似合う
バトルロードみたいなリアル頭身で翼を生やしたビアンカもいつか見てみたいね
3回目のリメイクの時にでも…
リメイク何回やるんだよw
なんかリメイクの度に嫁キャラ増えそうだな…
新嫁追加は心底勘弁して欲しいが、ストーリー補完or仲間やセリフ追加とかなら大歓迎
若い世代や未プレイの人を取り込む為にもね
主人公とビアンカの子供時代の話をもっと補完してほしいね…
結婚イベントの流れを色々改良してほしい
ビアンカと結婚したい場合は盾のために婿イベントに参加しなくてもいいようにしてほしい
いつも山奥で再会した瞬間にビアンカにプロポーズしたくなる
その気持ちよく分かりますw
下の空白が気になるw
ビアンカへのプロポーズのタイミングを自分で選べるストーリーだったら良かった
運命の選択なら他のタイミングでも出来るだろうしね
嫁選びとかビアンカにもフローラにも失礼…
山奥の村でプロポーズして、海辺の修道院でささやかな結婚式とかが良いな
盾はアンディ(またはブオーン討伐後にルドマン)から、船はヘンリーさんお願いします
盾はブオーン退治すると貰える感じだと良かった
【五十三章】〜砂漠に咲く花〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/249/070-001.jpg 「いにしえの昔、天空より一人の女舞い降りき・・・その子供、勇者となり世界を救う」
「この地に伝え継がれる言葉です」
教会のシスターは二人に語る
「伝説の勇者って天空人の子供だったのね」
「天空人か・・・夢物語のようだ」
「ふふ・・・そうね」
主ビアンカ一向は海を越え
はるか南にある砂漠の城テルパドールに来ていた
・・・世界が再び危機になったとき勇者さまが現れる・・・
・・・ずっと大昔のことだけどね。私らテルパドールの祖先は勇者様のお供をしたんだよ・・・
語りかける人々は皆、勇者の事を語る
「すごい・・・この国の人達って伝説の勇者の事に詳しいのね」
「うん。ここなら何か手がかりがつかめるはずだ」
「そうだといいね」
二人は女王に挨拶をしに地下に降りていく
「うわぁ・・・綺麗」
二人の目の前に広がるのは溢れる清らかな水
そして一面の花畑
「わっはっは驚いたであろう、砂漠の城にこのような庭園」
「これも女王様のお力のたまもの」
「女王様にはまばゆいばかりの美しさ、それに未来を知る能力もおありになるのだからな」
兵士らしき男が二人に語りかける
「あら美人さんだねぇ・・・女王様もお美しいけど、あんたも本当綺麗だよ」
途中花の手入れをしている女性に褒められるビアンカ
「そんな事言われると・・・照れちゃうな」
恥ずかしそうにつぶやくビアンカ
「ううん・・・私はリュカにだけ綺麗と思われていれば・・・それでいいの」
ビアンカは振り返り主を見つめる
「綺麗だ・・・世界中の誰よりも」
ビアンカの耳元で囁く主
「にゃん・・・ゴロゴロ」
「えへへ〜ゲレゲレちゃんの真似」
「ようこそいらっしゃいました。私は砂漠の城の女王アイシスです」
「初めまして。私はリュカ、こちらは妻のビアンカです」
丁寧に挨拶をする二人
「おや?・・・あなた達にはなにかしら感じるものがあります」
「どうか・・・私についてきて下さい」
主とビアンカに何かを感じたアイシスは二人を更なる地下へ導く
最奥にはまばゆいばかりの兜が祭られていた
「勇者さまはその昔、世界を救われました」
「しかしその後、どこにゆかれたか誰も知らないのです」
「それ以来我が国では代々天空の兜を守ってまいりました」
「いつか勇者さまが現れるその日まで・・・」
「さぁ・・・その兜をかぶってみて下さい」
兜をかぶろうとする主とビアンカ
・・・しかし鉛のように重く二人にはかぶれない
「残念だけど・・・無理みたい」
「・・・あぁ」
「・・・そうですか。あなた方には何か感じ得るものがあったのですが・・・分かりました」
再び庭園へと戻る三人
アイシスは椅子に座り二人に語りかける
「私は少しですが人の心を読むこともできます」
「たぶんあなた達の勇者様を強く求める心が私を感じさせたのでしょう」
「よろしければ、何故それほどまでに勇者様を求めるのか事情を聞かせては頂けませんか?」
二人はこれまでの事をアイシスに話す
「無き父に代わって母を魔界から・・・もしやその父とは、パパス王の事では?!」
アイシスは主に問う
「・・・パパス!・・・父と同じ名前です」
アイシスを見、答える主
アイシスは一呼吸し、ゆっくりと二人に話しかける
「この地より海をこえたはるか東の国グランバニア」
「聞いた事があります・・・その国のパパス王がさらわれた王妃を助けるため幼子を連れ旅に出たと」
「もし、その幼子があなたならグランバニアに行ってみるとよいでしょう」
「あなた方のさがしものが・・・みつかるはず」
二人はアイシスにお礼を言い、仲間達のもとへ向かう
「グランバニア・・・パパス王・・・さらわれた王妃・・・幼子」
主の脳裏に様々な記憶が巡る
「ねぇリュカ・・・行ってみましょう?グランバニアに」
輝くビアンカの瞳
「うん・・・行こうグランバニアへ」
ついにテルパドール到達です
二人の運命の大きな道しるべとなる女王アイシス。神々しいお方です
ミネアの子孫なのかなぁ・・・
タイトルの砂漠に咲く花は・・・ビアンカとアイシスのイメージで
次はネッドの宿屋・・・ビアンカの宿屋うんちくが出るかもw
チゾットでは少し立ち止まり、ゆっくりとして行こうかとも考えています
みなさん言ってるようにXは・・・ストーリーの展開と描写に難と雑さが多々あります
でもそれを補って余りあるぐらいの良いところもあるんですよね
自分的にはビアンカの存在が一番大きいですがw
>>218 次回はいよいよグランバニアか!
楽しみにしてます!GJ
二人の脳内わろたwww
ですよねーw新婚ですもん…
ぷんてぷーんてぱるぷんてw
225 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/07/29(日) 18:45:55.93 ID:ZZIJzG+b0
スレが異常に下がってるのであげておきます。
職人さん相変わらず素晴らしいですね。
この板はスレが下がってても書き込みがあれば落ちないから大丈夫だけどねw
職人さんGJ!
本編ネタの方もいいけどコラの花畑の主ビアたまらんですw
>>222 アイシス様が読んだ心の中がほぼ自分と一緒だった件w
今日は作品が一杯ですね!
実写まとめまも美しいw
SFCの儚げな感じが1番好み
でもPS2の幸せそうに子供を抱く主ビアの雰囲気も好きだった
そしてDS版はさすが美人だよなあ
CMのまでありがとう!
>>228 実写版もいいねえ
特にSFCの主人公がヴェールを被せるシーンは何度見ても最高
アイシス女王様好き…!
GJ
>>228 素材をそれだけ集めて自分で加工したりしているだけでも充分凄いと思いますw
素材を活かして新たなものを生み出すのも神
職人さんそれぞれに違った良さと凄さがある
その通り!
良い話だ…
これからネッドの宿屋、チゾット、グランバニアか
ビアンカちゃんそろそろ体調の変化に気づく頃かな
気をつけてね
倒れるまで無理してついてきてくれたビアンカ思うとほろりと来るね
毎度の事だけど具合悪いの気付かなくてごめんねビアンカぁぁぁとなるねw
そしてまたビアンカへの愛しさが増す
どの色も似合うな
何色でもその格好の主人公はワイルドw
>>242 カラフルでかわいい!
ビアンカってほんとにどんな色も似合っちゃうね
美人は何を着ても似合うの法則
【五十四章】〜想いをつなぐもの〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/253/072-001.jpg 「うわぁ〜素敵・・・大きな木と宿屋が一体化してる」
目をキラキラさせてビアンカは、そびえ立つ樹木そして宿屋を見る
主とビアンカ達はグランバニアを向かうため
チゾットの山越えに備えてネッドの宿屋で休息をとっていた
「ねぇリュカ?大きな木よね・・・」
「うん・・・この木はどれぐらいの長い時を見てきたんだろう」
「そうね・・・気が遠くなるような長い時間・・・」
二人の何倍もある樹木は、やわらかな風にその葉を揺らしている
「そうだな・・・ぼくたちの悩みなんてちっぽけに思えてくる」
「あら・・・でも、リュカの追い求める夢はちっぽけなんかじゃないわ」
「リュカの夢は・・・私の夢・・・二人の夢だよ」
ビアンカの幸せと優しさに満ちた笑み
「ありがとう・・・ビアンカ」
重なりあう二人の唇
風に揺れる樹木の葉の音だけが周りに響いていた
「素敵な宿屋ね・・・アルカパの宿も大好きだったけど」
どこか切なげなビアンカ
「さぁ・・・宿屋に戻りましょう」
宿屋に入る二人
「床から伸びている木がいい味だしてるわね・・・父さんが見たら喜んだかも」
「ダンカンさんが?」
「あら、父さんはああ見えて宿屋にはうるさいのよ」
「山奥の村に行く途中に、ある宿屋に泊まった時なんか、こんな宿屋に泊まれるか・・・ですって」
クスっと笑うビアンカ
「・・・へぇ。あのダンカンさんがね」
「愛してたのよ・・・アルカパの宿を。宿屋に・・・お客様をもてなす事に誇りにもってたんだわ」
ダンカンの意外な一面を聞き少し驚く主
「・・・父さん・・・元気かな」
寂しそうにつぶやくビアンカ
「・・・ビアンカ・・・ビアンカ?少し顔色悪いよ?横になったほうがいい・・・」
「・・・ゴメン、リュカ。ちょっと休むね」
ビアンカはベッドに横になる
「と・・・言う訳で、みんなの意見を聞かせてもらいたい」
宿屋の入口には主と頼れる仲間達が集まっていた
「大賛成〜マスターとビアンカさんのためだも〜ん」
「リュカとビアンカの愛する人のためです。喜んで」
「がうがう!ふにぁ・・・ゴロゴロ」
「いかんいかん・・・年をとると涙もろくなってしもうて・・・賛成じゃ」
「びアンカと・・・リュカ・・・よ、よろこぶ。すスミス、ううれしい」
スミスの隣ではおどる宝石がいつにもまして勢いよく宝石をふきだしている
「リュカ?みんな賛成のようです」
ピエールがみんなの意見をまとめ主に報告する
「ありがとう・・・みんな」
宿に戻っていく仲間達を見送る主は・・・夜風を受け物思いにふける
バタン
ドアの開く音
「ふぅ・・・少し眠ったらだいぶ楽になったわ」
「・・・父さんの事は心配だけど、私はリュカの妻だもの」
「リュカの夢が早く叶うように頑張らなくっちゃ・・・」
どこか儚げな表情で独り笑うビアンカ
物陰から現れる人影
「・・・ビアンカ?具合はどうだい?」
「あらリュカ・・・ゴメンね心配かけて。ほらっ、もう大丈夫だよ」
どこか影のある笑い顔
「ねぇビアンカ・・・明日僕達は山奥の村へ行こうと思う」
「・・・えっ?」
驚いて振り返るビアンカ
「だってグランバニアに行くんでしょ?どうして・・・」
「みんなで決めた・・・グランバニアへの道は長く険しいと聞く」
「その前にお父さんにビアンカの顔を見せてあげてほしい」
「・・・リュカ」
「・・・嫌かい?ビアンカ?」
「嫌なわけ・・・無いでしょ」
ぽろぽろとビアンカ瞳から雫が落ちる
・・・ありがとうリュカ・・・
「君の夢は二人の夢・・・君の父さんは二人の父さんだ」
「・・・うん」
ネッドの宿屋での小さな出来事です・・・
主とビアンカはグランバニアに行き
消息不明になります・・・その間およそ八年
ダンカンはとても心配したでしょう
そしてその病弱なダンカンのもとへ
グランバニアより色々贈物があったのかもしれません
そのいきさつを知り絆となるのが主の頼れる仲間達です
後日、残された王子と王女の
剣の師となるピエール
魔法の師となるマーリン
マスコット的なスラリンとゲレゲレ
主とビアンカにもらった愛情を二人に伝えるスミス
何を考えているのか分からないけども強く頼りになるジュエル
彼らは主とビアンカにもらった愛で王子と王女を支え守り続けます
いつか主とビアンカが戻るその日まで
・・・というわけで次回は、山奥の村でビアンカの親孝行編
ビアンカのグランバニアでの出産の時間合わせという伏線もはらんでおりますw
地上人は十月十日・・・天空人は?
みなさんレスありがとうございます
感謝・・・です!
>>246-247 山奥の村の景色もこうやってみるとファンタジックな感じで可愛いね
PS2版実はやっていないから、こんな風なんだってちょっと感動したw
いつも素敵な話しとコラをありがとう!
この画は山奥の村じゃないぞ〜w
山奥の村も自然がたっぷりで
部屋の中はビアンカがいっぱい花を飾り付けてて素敵だと思うけどねw
職人さんgj
>>246 いいね…!
毎度のことながら美しい… GJ
>>246 昼は太陽のように明るく照らしてくれるビアンカが
夜は月の光のように優しく包み込んでくれる感じがする…
二人の穏やかな空気感いいねえ
gj
感動した
うおお次回楽しみ!
ダンカン
>>247 ネッドの宿屋話gj
次回も楽しみですw
>>255 そういえばダンカンさんは義父だったな…
これからはダンカンさんじゃなくてお義父さんと呼ぶべきか
俺はとっくに義父さんって呼んでるぜ
パパスもダンカンさんもそれぞれに大切なお父さんだからな
ダンカンの息子って甲子園なんだぜ
そうなんだー
ダンカンの息子は俺だよ
義理のだけど…
【五十五章】〜父の言葉〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/254/073-001.jpg 「ただいま母さん。うん・・・幸せだよ・・・私達」
お墓に花を添える美しい女性と
その隣で優しく見守る凛々しい青年
ここは山奥の村・・・緑あふれる美しい地
「えへへ〜父さんびっくりするだろうね」
「うん。お義父さん元気だといいな」
ギィー
「・・・ただいま」
「ビアンカ?それにリュカ・・・おお、いらっしゃい」
「良かった・・・父さん元気そうで」
安堵の表情を見せるビアンカ
「ああ・・・二人が一緒になってくれて、わたしゃ元気がでたよ」
「二人とも幸せ・・・おっと、野暮だったかね」
二人を見るダンカン
「はっはっは。二人とも幸せですって顔をしとる」
「もう・・・父さんたら」
頬を膨らませるビアンカ
「父さん、実はね・・・」
ビアンカはこれまでの事とこれから成そうとすべき事をダンカンに話す
「・・・そうか。グランバニアか。昔パパスに聞いた事がある・・・多くは語らなかったがな」
懐かしそうな目をするダンカン
「パパスお義父さまが?」
「うむ。グランバニア・・・ここ山奥の村のように、緑に囲まれた美しく平和な国」
「そうか・・・パパスはグランバニアの王だったと」
感慨深げなダンカン
「もしそうだとすると、リュカは王子様・・・ビアンカはお姫様と言うことか」
ダンカンは二人を見る
「父さん・・・まだ決まったわけじゃないでしょ?それを確かめに行くの・・・この目で」
「そうか・・・大丈夫、二人ならきっとやりとげられるとも」
ダンカンのいつもの優しい顔
「父さんお腹減った?久しぶりに食事作るからね」
「ああ・・・ありがとうビアンカ」
ビアンカは台所に立ち料理を作る
「さぁさ、リュカも座っててね」
「リュカ・・・ありがとう。ビアンカの幸せそうな顔を見るとわたしゃ嬉しいよ」
「ありがとうございますお義父さん・・・僕もビアンカがいるだけで幸せです」
「出来たわよ〜ビアンカスペシャル」
ビアンカの料理を食べながら会話をはずませる三人
「美味しかったよビアンカ。ありがとう」
「うん。とっても美味しかった」
「うふふ。いいえ、お粗末様でした」
ニコニコと嬉しそうなビアンカの横顔
「あらっ?・・・」
扉の隙間から差し込む光
どうやらスラリン達が覗いているようだ
「おや・・・リュカの友達さんかい?」
「はいっ!ビアンカさんのお父さん」
「スラリン・・・家族水入らずに邪魔しては駄目ですよ」
ピエールがそう言うか言わないかのうちに
どやどやと扉を開けて入ってる仲間達
「魔物さん達が友達とは・・・リュカらしい」
笑うダンカン
「ビアンカ?みなさんにも食事を出して差し上げなさい」
「はい・・・父さん」
嬉しそうにビアンカはダンカンを見る
「そうか・・・いよいよ出発するかね」
明朝、主とビアンカはダンカンに挨拶をする
「頑張るんだよ二人とも・・・なぁに心配はしとらん。二人なら大丈夫さ」
「それに・・・あの心優しい魔物さん達にも宜しくな」
「・・・父さん」
じっとダンカンを見つめるビアンカ
振り返り主を見るダンカン
「リュカ」
「・・・はい」
「リュカ・・・パパスの・・・パパスの夢を叶えてやっておくれ」
「・・・お義父さん」
「我が友パパスは・・・勇敢で・・優しい男だった」
「パパスは妻を・・・きっとリュカがビアンカを想う気持ちと一緒だったのだろうな」
「リュカよ・・・君の目は不思議な目をしとる。見るものを包み込むような優しい目」
「それはきっと・・・パパスが命を燃やし追い求めた、君の母の目だ」
「僕の母・・・」
「そうだ。わたしの事は大丈夫・・・今、二人が成すべき事をやりなさい」
「うん・・・ありがとう・・・父さん」
「お義父さん・・・どうか体には気をつけて」
二人の目は輝く・・・希望という光を受けて
ダンカンという人物はきっとこうなんだろう・・・という想像でSS作成してみました
一見とぼけている様でw芯の通った男だと思います。パパスが心を許した友です
さて後顧の憂いも無くなりました・・・チゾットへ行きましょうw
皆さん、いつもいつもレス本当にありがとうございます
>>263 鮮やかですね〜gj!
266 :
【大吉】 :2012/08/01(水) 00:28:57.49 ID:41JLM1wR0
>>263 どんな色でも完璧に着こなしてしまうビアンカはさすがだ…
服の形は変わってないのに色だけで印象が凄く変わるのが面白いw
>>264 山奥の村の景色もやっぱ綺麗だ…
大自然に囲まれた温泉地に暮らすって考えてみたら贅沢だなW
ダンカンさんと主人公の関係性も好きだな
パパスの親友だった人が義父って嬉しい
職人さんどっちもgj!
カラフルビアンカに萌えて、久々の親子団らん姿に和んだw
主人公に優しく語りかけるダンカンさんにじんときた
>>263 金髪碧眼ってほんとにどんな色とも相性いいな
服の色できりっとして見えたりふわ〜として見えたりするね
>>264 ダンカンさんとビアンカ主人公の語らいに泣いた
ダンカンさんマジ5主の第2の父親
271 :
【ぴょん吉】 :2012/08/01(水) 09:23:03.66 ID:VjIe2EFt0
今日はクジ解禁日か!
あれ?
なんでできん
みくじって朝のうちまでじゃなかった?
ビアンカみくじは毎日大吉!
であってほしい
ビアンカがいてくれれば俺の人生はいつでも大吉だけどな
なるほど
ビアンカと結婚できた事が1番の大吉だな
つまり占うまでもなく俺は大吉だったということですね
279 :
【小吉】 :2012/08/01(水) 20:34:22.17 ID:MK6FQLwN0
さて… ドキドキ
280 :
【ぴょん吉】 :2012/08/01(水) 21:11:04.92 ID:/JYQraPF0
ぴょん吉ってなんだよw
ド根性ガエルのことだろJK
ビアンカの服にぴっとり貼りつきたいね
今日はドラクエ10の発売日か
ドラクエ10には歴代ドラクエキャラゲスト配信とかないんだよな〜
ビアンカのワンダーランドの発売はまだか…
>>287 もしそんなのが出たらゲレゲレとスライムナイトは絶対仲間にしたいw
幼少ビアンカと幼少主人公が二人で大冒険するお話をここは1つ
スクエニに要望出してみるかあw
アリーナの大冒険が実現されなかった事を考えると難しそうだが
何故おっさんキャラの外伝しか出さないのだろう
ドラクエのおっさんキャラの好待遇はすごいよな
他のRPGでおっさんを外伝の主人公にしているのってあるかい?
ルドマンとダンカンの冒険記とか出したら案外売れたりしてなw
アリーナが主人公になるはずだった外伝が、企画の段階でトルネコの冒険に代わってしまうような会社だからw
【五十六章】〜グランバニアへ〜
http://dl6.getuploader.com/g/109874/256/074-001.jpg 「この山の向こうにリュカの故郷があるのね」
主とビアンカ、その仲間達はグランバニアを目指し
険しいチゾットの山道を登っていた
「グランバニア・・・パパス王・・・そうだ・・・きっとそうだ」
「そうよリュカ・・・きっとグランバニアはあなたの故郷」
「だから・・・頑張りましょう」
「・・・うん」
容赦の無い急勾配の道なき道を進む一行
「・・・結構きついな・・・大丈夫かみんな?」
「がうがう!」
「大丈夫ですよリュカ」
「うん・・・大丈夫」
「ビアンカ・・・少し顔色悪いよ・・・馬車で休んだほうが」
「ありがとう」
「でもグランバニアはきっとリュカの生まれ故郷だもの」
「この足でリュカと一緒に行きたいの」
「ビアンカ・・・ありがとう。無理はするなよ」
「うん・・・リュカ頑張ろう」
「うわぁ・・・いい景色・・・あれ、ネッドの宿屋だよね」
「そうだね、あの樹木はそうだ」
「風が気持ちいい・・・」
山の中腹で休憩をとる一行
「リュカ・・・ここの敵は手強いです。油断しない様」
「・・・ああピエール。大丈夫さ」
「ビアンカとゲレゲレ。こっちを向いて」
ビアンカとゲレゲレにベホイミを唱える主
「ありがとリュカ」
「がうがう!」
「・・・よし。一気に行こう」
一行は山頂を目指す
「・・・ん?!」
・・・あれ?・・・私・・・変・・・もしかして・・・
・・・ううんダメよビアンカ・・・リュカには心配をかけてはダメ・・・
ビアンカは自身の体の変化を悟られないよう必死に山を登る
「ついた〜ここが山頂ね」
「・・・ああ、この洞窟を抜けるとチゾットの村だ」
「ええ、気を抜かないで行きましょう」
迫り来る敵を倒しつつ一行は洞窟を進んでいく
そして見えてくる一筋の光
「あら?お客様・・・ようこそ。チゾットの村へ」
若い娘に歓迎の挨拶を受ける主一行
「大変でしたでしょう?山道は」
「ええ。でもなんとか」
「ビアンカ少し休も・・・ビアンカ?!」
「・・・えっ?・・・だいじょうぶ・・・だ・・・いじょう・・・」
ドサッ
地面に倒れるビアンカ
「ビアンカ!!」
「がうがう!!」
「リュカ?とりあえずビアンカを宿屋に運びましょう」
「ビアンカさん!」
「ビアンカ大丈夫か?」
「び・・・びアンカ」
心配した仲間達が馬車から飛び出してくる
「顔色が良くないな・・・早くその娘さんを宿屋に」
心配して駆けつけた村人達
みんなに見守られつつビアンカはベッドで深い眠りにつく・・・
は〜るばる〜き〜たぜチゾット〜♪
いやこのチゾットってルーラ登録されないんで
ここ来ると嬉しいんですw
そして・・・ビアンカに宿る新しい命・・・
え〜次回はチゾットでごゆるりとw
RPGツクールでビアンカの大冒険を・・・いやなんでもな(ry
乙乙
ビアンカも妊娠に気づいたんならちゃんとすぐに主人公に報告してほしかったなあ
>>294 gj
倒れそうなビアンカを、倒れちゃう前に抱きとめたかった…
>>296 まーでも1番辛い時程誰にも頼れず無理してしまうところがなんともビアンカらしい
チゾットのごゆるり楽しみw
>>294-295 GJ
辛くても頑張ってくれるビアンカが健気で泣いた
そしてやっぱps2のグラ可愛い
>>294 いつも元気に頑張ってくれているビアンカだからこそ
こういう弱弱しい姿を見ると胸が痛くなるぜ…
>>294 つい最近またやり直してるんだが今さっきこのイベント終わったわw
随分昔にやったきりでストーリー所々覚えてないけどやっぱり子供だったのか
山奥の村でのイベントはこなしたかね?
倒れるまで無理しちゃうビアンカが愛しい
倒れるのはどの嫁でも一緒だけどビアンカの場合山奥で暮らしてて
山歩きには慣れているだろうし体力もあるだろうに…だから、
余計に相当辛いのを無理してくれてたんだろうなって感じる
>>295 ビアンカぁぁぁぁぁぁぁ
あまり無理するなあぁぁぁぁぁぁ
うわぁぁぁぁぁぁん
>>303 うわぁぁぁぁぁぁん
同意
>>294-295 ゲームではビアンカが辛いのを気付かずに倒れるまで普通にしちゃっていたから
こうやってビアンカを労わるシーン挟まれてちょっと嬉しいw
やっぱ夫として妻の具合が悪いのを気付けんとな
SS&画像GJ
ゲーム内じゃビアンカに何も言葉をかけられないからな
夫としてビアンカをもっと労りたいよ…
ドラクエはそろそろ主人公にも台詞つけちゃっていいと思うんだ
同じくそう思う
主人公とビアンカの掛け合いが見たい
この際CDシアターの音源をそのままゲームに入れたリメイクでもいい
リメイクはもういいです
主人公に台詞なんていらん
5はストーリー的にあった方が分かりやすいとも思う
いらねえよ
台詞はあってもなくてもいいけどリメイクはもういい
まだまだやった事無い人達も沢山いるんだから別にいいじゃない
台詞なんてあったら主人公=自分じゃ無くなるからなぁ…
台詞ありとなしを自由に選べるかんじなら
どっちのニーズにもこたえられる
台詞昨日on.offでもいいしいっそ台詞ありverとなしverの別売でもいい
台詞昨日じゃなくて台詞機能だった
変換ミスw
分かるから大丈夫w
台詞ついでにボイスつきドラクエ5やってみたいw
台詞つきもボイスつきもつまりはCDシアターだよね
たとえオンオフできるにしても、主人公セリフが付くと、それが公式性格扱いになるから嫌だな
CDシアターや小説といった派生の方でべらべら喋っているけどね
ドラクエ5の主人公の性格ってプレイヤーはどういう風に捉えている人が多いんだろ
自分の中では小説の主人公が基準
お人好しそうに見えてやる時はやる男
穏やかな野性児という新人類
ビアンカってメラガイアーですら使えない雑魚だろwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>327に加え天然たらしで
ビアンカの事になると目の色が変わる
一見穏やかで人当たり、魔物当たりのよい好青年だが
内に秘めた激情と時折見せる孤独な瞳がシスター達のハートを鷲掴み。
ホイミンスレの5主はこんな感じ。
穏やかそうだけどビアンカの事になると熱くなるって感じでもあるねw
しっかり者な感じでたまにぬけていたり無邪気な面のあるビアンカと
一見お人好しでぽわんとしてそうでいざって時は熱い男の主人公
なかなか良い組み合わせ
いつもはビアンカの方が引っ張るお姉さんって感じなのに、
たまに主人公がビアンカより上手で、主人公の思わぬ行動に
わたわた大慌てになるビアンカとか大好物です。
>>330 何となく気になってたんだけどホイミンスレってどんな内容のスレ?
ホイミンを愛でながら和むスレ?
ホイミンスレの職人さんが度々ビアンカが絡んだ可愛いネタを投下してくれているよねw
ホイミンスレで『ホイミンとゆかいななかまたち』っていう
5の仲間モンスター達のSS書いててそこの5主の嫁はビアンカ。
テンプレからまとめサイトにとべるからお暇でしたら御覧ください。
ホイミンスレのホイミンAA可愛いですよ〜癒やされます
まとめサイトのSSもgj!
すみません・・・流れの空気読まずに投下w
【五十七章】〜チゾット〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/257/075-001.jpg 「ん・・・みんな?・・・私?」
ベッドで目を覚ますビアンカ
「良かった気がついたみたいですね」
安堵の表情で主の顔を見る村娘
「ビアンカ無事で何よりです」
「ビアンカさん・・・良かった」
「びアンカ・・・元気・・・すスミスう嬉しい」
「か弱き女子で山越えは辛かったじゃろうにの」
「ふにゃあ・・・」
ビアンカの目に映る愛する仲間達
「そっか・・・私・・・チゾットの村に来て・・・」
「ごめんね・・・みんな」
うつむきつぶやくビアンカ
「ビアンカさん?謝らないで」
「がうがう!!」
「びあンカ・・・げ・・・元気、だ出して」
「そうです。我々は元気なビアンカの笑顔を見れるのが嬉しいのです」
「そうじゃとも。笑顔のビアンカは美しいぞい・・・ほんに」
「・・・ありがとうみんな・・・ありがとう」
思わず泣きそうになるビアンカ
そんなビアンカと仲間達を優しく見つめる主
主とビアンカはお世話になった村人にお礼を言いに来ていた
「良かったわね。いいのよ困った時はお互い様だから」
「ありがとうございます」
その途中、とある村娘から話しかけられる
「あら・・・良かった。元気になったみたいで」
「ありがとうございました」
「ふふ、いいのよ・・・それよりあなたたち夫婦でしょ?お似合いだもん一目で分かったわ」
「・・・お似合い」
ビアンカを見る主
「で、奥さんは好きな人のためならどこまでもついていくタイプでしょ?」
「・・・はい」
頬を赤らめ答えるビアンカ
「ステキな奥さんを大切にしてあげてね」
「ええ」
ビアンカの顔を見ながら答える主
「あんな事言われると照れちゃうな・・・うふふ」
教会で二人は初老の男に話しかけられる
「ん・・・?おぉ・・・そなた名はなんと申す」
「はい、リュカです」
「リュカどの、そなたの目を良く見せてはくれまいか?」
「えっ?・・・はい」
「うーむ・・・そうじゃ。実に良く似ている」
「・・・似ている?」
「うむ。かなり昔の事だが・・・グランバニアのパパス王とマーサ王妃がこのチゾットに立ち寄った事があってな」
「マーサ様は本当に不思議な目をしておられた」
「あの瞳に見つめられると心が和むと言うか・・・」
「そなたの目・・・マーサ様の目に似ている・・・実に」
「僕の目とマーサ王妃の目が・・・似ている」
「ねぇ・・・リュカ?リュカのお母様もマーサ様だったよね?」
「ここまでくると偶然だとは思えないよね」
主の顔を見て微笑むビアンカ
ギィーギィー
「んー。ちょっと・・・怖いかも」
「大丈夫だよビアンカ」
吊橋を渡る二人
「リュカ?・・・ねぇ見てリュカ」
「あれが・・・グランバニア」
「うん・・・リュカの故郷」
吊橋からは森に囲まれた国グランバニアが一望できた
「リュカ。一緒に行こうね・・・グランバニアへ」
「うん・・・行こう。グランバニアへ」
ビアンカさん無事復活・・・致しましたw
新婚で一緒に冒険できるのも後わずか・・・と思うとちょっと切ないかな
ついにグランバニアですね
ビアンカのシンデレラストーリー・・・そして待ち受ける過酷な運命
嗚呼・・・待っててねサンチョwドリスとオジロン王、ピピンもね
新婚編Gj!!
寒色の景色にビアンカの鮮やかな色合いが映えていいな
>>338 しおらしいビアンカも可愛いのぅ
萌えSSgj!
>>338-339 奥さんになって素直さが増したビアンカの可愛さは異常
それまでのちょっと意地っ張りな感じもそれはそれで萌えるけどw
改めてビアンカたまらんというのを再認識
画像とSS乙乙
>>338GJ!全体的に温かい空気感があっていいな
でも
>>343みてビアンカとのしばしの別れを思い出しまた涙が…
>338
チゾットでの素敵夫婦っぷりごちそうさまですw
>>343 基本的にホイミンなスレだけど、主人公とビアンカ夫婦のパーティにいるホイミンネタが結構多い
和み系な感じの良スレですねw
ホイミンもビアンカも可愛い
>>339 ビアンカとの新婚編も残り少しか
噛みしめておこう
新婚の幸せも束の間、すぐ石化イベントがあるのが辛いな
今更だけど
その分グランバニアに着く前と石化解除後は毎度寄り道しまくり
ビアンカと最初から最後までずっと一緒にいれたらな
いっときの別れがあるからこそ再会の深い感動が生まれ愛が深まる
な、なるほど
会えない時間に募った想いに反応示す人だろう
もて王サーガとかいう漫画のキャラだと思うw
会えない時間も
一緒にいる時も
ビアンカへの想いはどんどん募っていく
募り過ぎて溢れだした
【五十八章】〜故郷〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/258/076-001.jpg 「あら・・・鳥のような紋章」
「うん・・・きっとこれがグランバニアの紋章さ」
「もうすぐね・・・グランバニアは。頑張りましょうリュカ」
主ビアンカ一行はチゾットでの休息を終え
グランバニアへと続く洞窟を進んでいた
「行き止まりか・・・飛び降りるぞ」
「了解」
「がうがう!」
「おいで・・・ビアンカ」
「・・・あっ」
ビアンカを両手で抱きかかえ崖から飛び降りる主
「ふふ・・・ビアンカは軽いな。鳥みたいだ」
「ありがと・・・リュカ」
体調が優れないビアンカを気づかいながら一行は更に先に進む
「・・・何だ?この嫌な気配は」
主は全身に負のオーラを感じる
・・・苦しみもがき生きる愚かなる人間よ・・・
・・・今その苦しみから解き放って進ぜよう・・・
主とビアンカの頭上に降り注ぐ稲妻
「・・・リュカ」
「ビアンカ!・・・ぐっ」
直撃を受け、傷ついた互いを支えあう二人
・・・何故それほどまでに生きようとする・・・
・・・さぁこれで終わりだ・・・
「そうはいかないよ」
「我々はここで倒れるわけにはいかないのです」
「未練があるんじゃろうのぉ・・・哀れな」
「ガルルルゥゥ!!」
「ビアんか・・・いじめる・・・すスミス・・・許さない」
傷ついた主とビアンカを庇い守る仲間達
「・・・みんな」
「リュカ、ビアンカそのままですよ。そのまま」
ピエールはニッコリと笑うとデッドエンペラーへ突き進む
「・・・せいっ!」
両断されるデッドエンペラー
なおも動こうとする肉片を爪で切り裂くゲレゲレとスミスの一撃
スラリンの牙が炸裂する
「・・・土に還りなされ」
マーリンのベギラマで灰と化す肉片
「リュカ、ビアンカこっちを向いて下さい」
ピエールはベホマを二人に唱える
「ありがとうピエール・・・ありがとうみんな」
主とビアンカは仲間達を見る
優しい顔で頷く仲間達
「出口が見えませんね」
呟くピエール
「うん。でも、きっともうすぐだと思うんだけどな」
ピエールの隣で答える主
洞窟に入ってからかなりの時が過ぎていた
「・・・あっ見てみんな」
ビアンカは目の前にかすかに見える光を指さす
その光の向こうには獅子の彫刻の間を這い外へと続く道があった
「やったぞ出口だ」
お互いの顔を見、喜び合う仲間達
久しぶりの外の空気を吸い込み北へ進む一行
目の前に見えてくる巨大な城塞都市
城内に入る一行
「この紋章・・・ここがグランバニア」
「うん・・・リュカの故郷」
「やっと・・・やっと」
万感の思いで見つめ合う二人
遠くにはそっと見守る仲間達の姿があった
やっと・・・やっと、グランバニア到着です
これからは色々なイベント発生します
サンチョはもちろん、ドリス、オジロンの絡みも作っていきたいと思います
もちろん・・・愛する魔物達も
・・・伝説の民エルヘブンの血と天空の勇者の血を引き継ぐ二人を待ち受ける過酷な運命
そして、その二人の血を引き継ぐ者により、二人は呪いの鎖から救われる・・・
やっぱXイイです
チゾット編でレス頂いた方、本当にありがとうございます
ついにグランバニア到着!
gjgj!!
>>362 gjです
個人的にドリスとの絡みが楽しみw
>>361 仲間達たのもしいw
身重のビアンカが稲妻の直撃受けたのは心配だ…
続きも待ってます”
>>361-362 GJ
いよいよグランバニア編か
ビアンカとの別れが近いのが寂しいけど
子供達との出会いもあるし楽しみにしてる!
ついにグランバニアか…
長い長い道のりだった
石化イベントが近いのは悲しいけど、
子供が出来て幸せそうな二人の姿も早く見たい
ジレンマ
【五十九章】〜股肱の臣〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/259/077-001.jpg 「すごい・・・お城の中に町がすっぽり入ってる」
主とビアンカはグランバニアの城内を歩いていた
「ははは、驚いたろう?」
「先代のパパス王は良く出来たお方でね。国民が魔物に襲われない様、城の中に街を作られたんだ」
ビアンカの声を聞いた街人が二人に話しかける
「そのパパス王は行方知れず・・・でも国民はずっと待っている。王の帰りを」
主とビアンカは背中に翼の生えた女性に話しかけられる
「旅の方ですか?私も長い旅のすえにこの城にたどりつきました」
「そして先代のパパス王には本当にお世話になったものです」
「マーサ様があんなことにならなければ・・・」
どこか悲しげに、懐かしそうに語る女性
「ねぇリュカ?あの人、背中に翼がはえていたよね」
「うん。天空人・・・かもしれないな」
「天空人・・・か」
「あれ?スラリン?・・・いや違う」
ある小部屋で二人はスライムと出くわす
「やぁこんにちは」
「ぼくは昔、この城の王妃様だったマーサ様に飼われてたんだよ」
「マーサ様はとっても優しい方だったんだ・・・そして・・・あの安らかな瞳」
「おや?・・・似てる。君の目はマーサ様にそっくりだ」
城内の道を進む主とビアンカ
「パパス王とマーサ王妃は皆々に愛を注がられたお方だったのね」
「うん・・・でもどうして、こんなことになったんだろう」
「そうね・・・マーサ様はどうしてさらわれてしまったのかしら」
二人は奥にある教会で二人の女性の会話を耳にする
「どうしたのかしら?今日はサンチョさん来ないわね」
「まぁ、サンチョさんも歳だからねぇ」
「・・・サンチョ。今、サンチョと言いましたよね?」
主は女性達に話しかける
「あら・・・サンチョさんのお知り合い?サンチョさんなら、お城と城壁の間の小さな家におりますわ」
「何故・・・そんなところに」
「ええ、もしグランバニアになにかあった時にいち早く動けるようにと」
「先代パパス王不在のグランバニアを守ると言って聞かないのです」
「・・・サンチョ」
「リュカ・・・行ってみましょう。サンチョさんの所へ」
「こんにちわ」
「あら?お客様がいらしたみたいね。それでは私はこれで・・・」
「お気をつけてシスター」
「開いていますよ。どうぞ」
ギィー
「はて?どちらさまでしたかな」
「ただいま。サンチョ」
「・・・」
「あれ・・・忘れちゃったかな」
「いいえ・・・」
「忘れるものですか・・・その目その顔立ち・・・まさにパパス様とマーサ様に生き写し」
「・・・坊ちゃん?リュカ坊ちゃん?」
「そうだよ・・・サンチョ」
優しく微笑む主
「ああ・・・よくぞ御無事で」
「リュカ坊ちゃんの事、このサンチョ一日たりとて忘れた事などございませぬ」
「お顔を・・・お顔をもっと近くで見せて下さいまし」
「ああ・・・坊ちゃん・・・このサンチョ、必ず坊ちゃんは生きていらっしゃると信じておりました」
溢れる涙も気にせず、主の手を握り話すサンチョ
「坊ちゃん?旦那様・・・パパス様は・・・」
「父さんは・・・」
主は父パパスの最期を語る
「なんと・・・そうでしたか。パパス様はもう・・・」
うつむくサンチョ
「でも・・・坊ちゃんはこんなに御立派になられお戻りになられた」
「このサンチョ・・・こんな嬉しい事はありませぬ」
じっと主の目を見つめ話すサンチョ
「ところで坊ちゃん?そちらの美しい女性の方は?」
「あらサンチョさん・・・私よビアンカよ」
微笑むビアンカ
「どひゃあ・・・あのビアンカちゃん・・・なんとまぁ綺麗になって」
「ありがとうございます・・・私達、結婚したんですよ」
「け、結婚・・・ああ・・・すみません。このサンチョなにやら胸が一杯で・・・」
サンチョは手で溢れる涙を拭き、二人を見る
「おかえりなさいませ・・・坊ちゃん・・・ビアンカちゃん」
グランバニア三代に仕える股肱の臣サンチョとの再会です
ビアンカが主の無事を祈り信じていたように、サンチョもまた主の帰りをずっと待っていました
逞しく美しく成長した二人を見た、サンチョの心の内はいかばかりのものだったでしょうか・・・
次回でビアンカはパーティーから離脱します・・・が
即位式までの間のショートサイドストーリー的なものを作っていきたいと思います
>>363 やっとというか・・・ついにここまで来ちゃいましたねw
>>364 はい。私もとても楽しみです
主ビア行方不明の間、王子と王女の心の拠り所であり良き相談相手となるドリス
そのドリスに主とビアンカが残し伝えたもの・・・ですね
>>365 大丈夫、ピエールのベホマで元気ですw
エルヘブンの血を受け、気高き天空の血を引きしビアンカの中で育つ命です・・・大丈夫です
>>366>>367 主ビアの石化と過ぎゆく無常な時は切ないですね
でも・・・まだ見ぬ父母を追い求め健気に頑張る王子と王女の活躍にも御期待です
サンチョとの再会で気持ち和んだw
CDシアターだと泣きだしたサンチョにビアンカがハンカチを差し出すんだよな
GJ!
サンチョとの再会は外せないイベントの1つですねw
どひゃあって喜ぶサンチョさんナイスw
素敵なSSと画像いつもありがとう
作品2連発乙gj〜
ショートサイドストーリーも期待してますw
これはいい…
感動した(ノw;)
サンチョとの再会で不覚にも涙…
ドラクエ5って先の展開が分かってても泣けてくるな
>>369 サンチョとの再会ぃぃぃぃぃ
泣いた…
gj
【六十章】〜愛の証〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/260/078-001.jpg 「すでにご存知でしょうが・・・パパス様はこの国の王だったのです」
「今はパパス様の弟君オジロン様が国王になられていますが」
「さぁ、お二人とも私めについて来て下さい」
二人はサンチョの後についていく
城の奥、恐らく王の間であろう入口に兵士が二人立っている
「これはサンチョどの。どうなされました?」
「重大な報告があり至急王に会いたい。どうか通されたい!」
「はっ!」
道をあける兵士
「さぁ・・・お二人とも」
三人は赤絨毯を進み、玉座の前で足を止める
「オジロン王には御機嫌うるわしゅう・・・」
「おおサンチョか。嬉しそうな顔じゃな・・・なにか良い事でもあったのかな?」
玉座に座る温厚そうな男が話しかける
「実は・・・オジロン王」
サンチョは前に進み、オジロンにこれまでの事を説明する
「なんと!パパスの・・・兄上の息子リュカが生きていたと申すか!」
主のもとに歩み寄るオジロン
「おお・・・その目はまさしく、マーサ殿に生き写し」
「おおリュカよ・・・あの時の赤ん坊がこれほど立派に成長して帰ってくるとは・・・」
「申し遅れたが・・・わしはそなたの父、パパスの弟オジロンじゃ」
「して、隣にいるこの美しい女性は・・・?」
「はい王様。私はリュカの妻・・・ビ、ビアンカ・・・と・・・」
バタッ
倒れるビアンカ
「ビアンカ!!」
「ビアンカちゃん!!」
「こ、これは一体どうした事だ?!」
「良かった。ビアンカちゃん気がついたようですよ」
安堵の表情を見せるサンチョ
「まったく・・・そんな身体で旅をしてくるなんて・・・」
「聞けばチゾットの村でも一度倒れたと言うし・・・」
少し呆れた顔で話すシスター
「もしもの事があったらどうなさるおつもりだったかしら・・・」
「そ、そんなにひどいのですか?シスター?」
心配そうにビアンカとシスターの顔を見るサンチョ
「ひどいも何も・・・おめでたです」
「へっ?」
驚くサンチョ
「おめでとうございます。リュカ様はもうすぐお父様になられますよ」
優しい顔で主を見るシスター
「僕が・・・父親に」
「そう・・・ビアンカさんのお腹の中に赤ちゃんがいるのです」
「あまりお腹が目立ちませんが、聞けばかなり育っているようですね」
「これはめでたい!」
「坊ちゃんとビアンカちゃんの子供です。きっと玉の様に可愛い赤ちゃんが産まれますよ」
「では私はこれで・・・とうぞお大事に」
挨拶をして去っていくシスター
「坊ちゃん・・・では私めもこれにて」
二人に気を使い部屋から出て行くサンチョ
「リュカ・・・リュカ?」
「ビアンカ・・・」
「ごめんね、今まで隠してて」
「そうかなって思ってたけど、本当の事を言ったらリュカが旅をやめてしまいそうな気がして・・・」
「でも、もう一緒に旅をしたいなんてわがままは言わない」
「身体に気をつけて丈夫な赤ちゃんを産むわ私」
「私とリュカの・・・赤ちゃんだよ」
主の顔を見て微笑むビアンカ
「うん・・・僕とビアンカの」
愛おしい人の顔を見る主
「好きよ・・・リュカ」
「・・・ビアンカ」
静かに口づけを交わす二人
ついに故郷グランバニアへの帰還を果たした主
そして愛する人との新しい命を宿したビアンカ
苦難の末、愛する仲間達と共に掴んだ幸せ
そんな二人を横目に・・・残酷な運命の歯車は静かにまた動き出す・・・
ビアンカさんお疲れ様です・・・ゆっくり休んで下さいな
身体を少し動かしながら来たる日に備えて・・・
え〜とりあえずこれで一区切り、後は即位式まで色々やろうかと思ってます
今日はハイペースでしたが・・・またゆっくりとうpしていきます
>>370 ハンカチ・・・
そうなんですよね〜じ〜んときます
CDシアターのビアンカの破壊力はパネェっすw
>>371 サンチョも芯の通った熱い男です
ゲーム本編では「ひゃー」でしたので「どひゃー」とww
ありがとうございます
>>372 3連発になっちゃいますたw
御期待にそえるよう頑張りマス。感謝!
>>373>>374>>375 ありがとうございます
いや・・・あ〜すみません・・・そうだ・・・これを!
つ【ビアンカのハンカチ】
>>374 ストーリーの流れとかキャラのセリフとか
分かってても、何度やっても・・・じ〜んときますね
Xは・・・いいです
何回話しかけても同じ事しか言わないからつまんなくなってしまった
ひとつしか会話のパターンがないってのは残念すぎる
>>376 ついに妊娠発覚w
出産編も期待してます!
>>376-377 ついにここまで…!妊娠しながらもここまで頑張ってくれたビアンカに感謝w
あとはゆっくり体を休めてくれ愛しい妻よ…
素敵な作品ありがとう
3連発GJ!
いっきに妊娠発覚見れて得した気分w
>>376-377 幸せそうな二人にこっちまで幸せ〜な感じにw
ああでもそろそろお別れの時…
ニヤニヤしながら寂しさも感じる複雑な気分w
>>377 どひゃーにもこだわりがw
さすがです!
グランバニアにくると新しい命の誕生の喜びと
幸せの絶頂の中訪れる悲劇の悲しみを
いっぺんに味わうことになるんだなあ
子供ができたと大喜びしていた次の日に石化イベントだからなぁ…
主人公とビアンカの壮絶な人生はまだまだ続く
神は乗り越えられる人にしか試練を与えないというよね
それにしてもちょっと神は主人公一家に試練与えすぎじゃねえか?w
嫁と子供達がいたおかげで乗り越えていけるが…
愛があれば乗り越えている!
つまりそれは愛の試練!
>>386 それは試練を乗り越えられた勝者が言う台詞だぜ。
その裏には試練を乗り越えられなかった大量の屍が。
>>387 その代わり最高の妻に子供達、地位と名誉、世界中の有力な人物達(神様込み)との人脈まで手に入れちゃったけどw
誰よりも大きな試練を乗り越えてきたからこそ最終的には大きなものを得るわけか
終わりよければすべて善し理論
途中経過もビアンカと結婚や子宝に恵まれるという幸せがあるからな
わが人生薔薇色
つまんない人生過ごすよりもよっぽどいいよな
・・と思ったけど十数年も奴隷になったり石化してたら希望を見出すことなんてできないな
そこでビアンカという希望の光ですよ
ビアンカは5主=俺にとっての道しるべ
思えば奴隷時代もビアンカの存在があったから乗り越えて来れたもんだな
逆に言うとビアンカなしでは乗り越えられなかった
シベリア抑留された人で同じく抑留されたロシア人女性と現地結婚し、
50年ぶりに日本に帰ってきたなんて話をテレビで見たことがある。
壮絶さではDQ5の主人公にも負けてはいないな。
マリアと結婚したverみたいな話だねw
ロシア人女性ならビアンカのような綺麗な金髪碧眼の美人だったのかな…
事実は小説より奇なりとはよく言ったもので
八年も石になったり魔王と戦ったりしてる時点で現実離れしてるがw
さすがに現実勝てねえw
現実にビアンカとの結婚以上の幸せなんてあるのだろうか
【六十一章】ドリスSideStory〜自分らしく〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/261/079-001.jpg 「あーやだ・・・お城の暮らしなんか窮屈でつまんない」
「ドリス様・・・どうかもう少しおしとかやかになさって下さいまし」
ここはグランバニア国の城内
その二階の中庭で侍女を困らせている少女がいた
「私は・・・私はさ、王女になんかなりたくなかったんだ・・・」
・・・ドリスよお前はこのグランバニアの王女となったのだ・・・
・・・これ、もっと女の子らしく、王女らしくなさい・・・
「・・・あのぉ、馬鹿親父」
「ドリス様・・・オジロン王に向かって馬鹿とはなんです・・・はぁ」
ため息をつく侍女
「いいのよ。私は私だもの」
鼻息を荒げるドリス
「・・・初めましてドリス王女」
「・・・えっ」
声の方へ振り返るドリス
そこには長身の凛々しい顔立ちの青年が立っていた
紫色のターバンとマントを身にまとって
「あんた・・・誰?」
ドリスは青年の目を見る
・・・なんだろう・・・なんだろう・・・この感じ・・・
ドリスは青年の目に吸い込まれそうになる
「ぼくはリュカ。君のいとこだよ」
「・・・いとこ?・・・パパスおじさんの?」
「うん・・・そうだよ」
「私は・・・王女になんかなりたくなかった」
「あんたも私に女らしくしろって言うの?・・・おしとやかにしろって言うの?」
リュカに問うドリス
「・・・どうして?」
「君は君だ・・・自分らしく生きればいい・・・自分の・・・思うように」
リュカの優しい笑い顔と声
「・・・自分らしく?」
リュカを見つめるドリス
「リュカ?・・・ここにいたのね・・・あら・・・あなたは」
「ドリス王女ね?初めまして。ビアンカです」
「リュカから話は聞いているわ」
「よろしくね・・・ドリス」
にっこりと微笑むビアンカ
「・・・」
「あら、どうしたの?」
「う・・・うん。ビアンカよろしく」
・・・心臓が止まるかと思った・・・なんて美しい人なんだろう・・・
「大丈夫なのかい・・・ビアンカ?」
「あら?少し身体を動かしていたほうがいいのよ・・・赤ちゃんのためにもね」
「ふふ・・・ありがとリュカ」
微笑み見つめ合うリュカとビアンカ
「赤ちゃん?」
目を丸くして二人を見るドリス
「ええ・・・そうよ。ほら・・・」
ビアンカはドリスを優しく自分のお腹に抱き寄せる
「・・・わぁ・・・本当だ。動いてる」
ビアンカを見つめ微笑むドリス
・・・なんて優しそうな人なんだろう・・・なんて素敵な人なんだろう・・・
「ありがとう・・・ねぇ・・・ビアンカってとっても綺麗で女らしいね」
少し恥ずかしそうにビアンカに話しかけるドリス
「ふふ・・・でもないのよ?・・・ねぇリュカ?」
「・・・まぁね」
「・・・こらっ」
・・・ふふ・・・なんて幸せそうな二人なんだろう・・・
「・・・ドリス?私はね・・・自分らしく生きているの」
「・・・自分らしく」
「ええ。特に女らしくしようとも思わないし変に飾ろうとも思わない」
「私はビアンカだもの・・・自分らしく、ビアンカらしく・・・ね?」
優しくドリスに微笑むビアンカ
「自分らしく・・・か」
つぶやくドリス
「ねぇ?・・・ビアンカ?今度また、元気な赤ちゃんの音聞かせてね」
「うん・・・今度はもっと、おっきくなってるかもよ?」
主とビアンカとドリスの小さな物語です
王女という窮屈で退屈な毎日を送るドリス
そんなある日ドリスは二人に出会います
主とビアンカの飾らない言葉と優しさ・・・そんな二人を大好きになるドリスです
そしてビアンカのお腹の赤ちゃんの成長も一緒に見守り続けます
ドリス・・・やっぱり幸宮チノ先生の「天空物語」の影響が大きいです
SSは出だしを少し拝借して後は自分なりにアレンジしています
この頃のドリスの年齢は10歳前後ぐらいなんでしょうけども・・・ゲーム中のキャラではそうは見えませんw
>>416 タイムリーですね
綺麗なビアンカありがとうございます
ドリスいいよね
ドリスとビアンカの出会いまで丁寧に描いてくれてありがとう!
>>406 かわえええええええええええええええっ
浴衣美人たまらん!一緒に夏祭りいきたい
>>407-408 悩むドリスに主人公とビアンカらしいアドバイス
そしてそれは主人公とビアンカだからこそ言える事!
良いねえ…
双方GJ!
自分らしく生きていて輝いている主人公とビアンカが言うと説得力あるよね
浴衣姿の美人王妃様とドリスと打ち解ける話しと二本立ての萌えw
絵師さんも画像&ss師さんもGJ
可愛いビアンカを沢山見れて幸せ…
ビアンカスレの職人さん方に感謝感激だなw
ドリスは天空物語読んで好きになった
天空物語はいいね
俺もドリスや色んなキャラを好きになった
アンディも天空物語見ていい奴だなってなったな
石化イベントがどんどん近づいてくる…
やっと手に入れた幸せの再び魔の手が…
だがそこを乗り越え再び幸せが
>>409 ゲームのドリスは主人公より2、3歳年下ってくらいだと思う
ゲームと天空物語で微妙に設定違うのか
結構というか大分違ったりするかも
両親が石化中に双子がアンディとフローラ夫妻と結構深く関わったりするしね
天空物語作者はSFC版5を一回しかクリアしてないそうだしね
つーよりあえてオリジナル要素入れてやってるんじゃない?
原作の完全補完というよりも、原作にない要素を取り入れつつ
空白の期間の穴埋めを妄想して楽しむ…みたいな感じの話だと思う
原作要素とオリジナル要素が混じりあった話好きだよ
多くの派生作品や二次創作がそんな感じだしねw
原作にない部分を穴埋めする外伝においてオリジナル設定だけ描くってのは無理があると思うw
ゲームとは大分違う点があるけど
天空物語は天空物語で好きだ
ただビアンカの出番が少ないことが残念
締め切り昨日だったんかいw
入浴剤なくてもいいからとらで買おうかと思ったら
入浴剤の絵可愛かったYO
うわあああ締め切りまじだっ
しかも明日明後日も大阪もどう考えてもいけない!
入浴剤手に入るの無理かああ
主ビアのアンソロ欲しいなぁ…
手に入れるだけなら委託通販でできそうだけどな
入浴剤つかないし値段ちょっと高くなるけど
このスレの職人さん方の作品まとめた主ビアアンソロなんてのもいつか見てみたい…
と、今なんとなく思ったw
>>437 同意
結構色んな職人さんがいるしねw
お菓子作ってくれる職人さんもいるし、そういうのも作品として写真掲載してほしい
>>432 これ楽しみだったw
もう発売なんだ…時の流れを感じでしみじみ
色んな主ビアを早く堪能したい
サンプル画像見て頂けでも萌えてくるw
主ビアはやはり良い
明日と明後日か…
日曜なら行けたのにな
ビアンカファンによるビアンカファンのためのビアンカ尽くしなビアンカ萌えイベント開きたい
>>442 是非!
是非とも開催してくれ!
絶対参加する!
ビアンカフェスティバル28(ビア)
最後の28(ビア)は苦しいかw
いけると思うw
語呂合わせで8をアと読ませているのは結構ある
うぉぉ〜アンソロ〜チノせんせ〜
---自己規制---
・・・投下w
【六十八章】〜王の条件〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/262/080-001.jpg 「・・・なるほどね。オジロン王はリュカに王位を譲りたいと」
「うん」
オジロン王は主にグランバニア王の座を譲ろうと話を持ちかけていた
「確かに道理よね・・・リュカはパパスお義父さまの息子ですもの」
「で・・・リュカはお受けしたの?」
「いや・・・考えさせてくれと答えたよ」
「どうして?」
「正直、僕が王にふさわしいかどうか分からない」
「それに・・・」
「・・・それに?」
主を見るビアンカ
「僕には大切な仲間達がいる・・・彼らをグランバニアが受け入れてくれるかどうか」
「大丈夫よ・・・リュカ」
「ありのままをオジロン王に見せてごらんなさい・・・きっと大丈夫だよ」
優しく微笑むビアンカ
「・・・分かった。ありがとうビアンカ」
「それとね・・・リュカなら立派な王様になれると思う」
「パパスお義父さまの勇敢さ・・・マーサお義母さまの優しさ」
「・・・それをリュカは持ってるもの」
「オジロン王」
「おお・・・リュカ。どうじゃ・・・王になる決心はついたかの」
「ええ・・・その前にオジロン王にお見せしたい仲間がいるのです」
「仲間とな?・・・よしよし、是非これへ」
ギィー
王の間に入ってくる者・・・それは
「失礼致します、オジロン王。私ピエールと申します。以後お見知りおきを」
「オジロン様初めまして。ぼくスラリンです。マスタ・・・リュカさんにはお世話になってます」
「お・・・お、王様。わ私、す・・・スミス・・・よ・・・よろしく」
「がうがう・・・ふにゃあ」
「初めましてオジロン王。マーリンと申しますじゃ。リュカ殿はわしに光をくれたお方ですわい」
ジュエルは恥ずかしいのか背中を向けて宝石を噴出している
「・・・なんじゃ!!魔物ではないか!!・・・リュカ殿?!魔物が仲間とな?!」
「この王の間に魔物を入れるなど・・・なんという」
血相を変え怒り出す大臣
「・・・まぁ待て大臣」
「・・・しかしオジロン王」
オジロンはピエール達を見渡す
「ようこそグランバニアへ。わしが王のオジロンじゃ」
優しい顔で挨拶するオジロン
「・・・なるほどの。流石はマーサ姉上の血を引く者」
主を見るオジロン
「オジロン王!!・・・危険です。このような魔物どもを・・・」
大臣はオジロンを見る
「・・・大臣。このオジロンはともかく・・・マーサ姉上を・・・その血を引き継ぐリュカを愚弄する事許さぬ・・・」
「・・・は、はっ!」
大臣は今まで見た事の無い形相のオジロンにたじろぐ
「そうじゃ・・・姉上もそうであったわ・・・リュカ?そなたの目を見ると思い出す」
「私の・・・母を」
「うむ。マーサ殿は不思議なお方であった。邪悪な心を持つ魔物もマーサ殿の前では心優しき魔物になった」
「そうじゃの・・・慈愛に満ちた女神のような」
「リュカよ・・・その血はお主に脈々と流れておる。勇敢なる兄パパスの血と共にな」
「・・・オジロン王」
「そなたは王に相応しい男ぞ・・・自身に誇りを持て」
しばらくうつむき、オジロンの目を見る主
「分かりましたオジロン王。このリュカ、グランバニアの王になる事をお受けいたします」
「おお・・・ついに決心してくれたか・・・ありがとうリュカ」
主の手を握るオジロン
「つきましては試練の洞窟へ行き、証を持ち帰って参ります」
「・・・頼むぞ」
目を細くし微笑むオジロン
そしてオジロンはピエール達を見る
「・・・おお、すまなんだ。頼もしきリュカの仲間達よ・・・色々とわしに旅の話など聞かせてはくれないかの?」
オジロン王を囲み今までの旅の話をする仲間達
「坊ちゃん・・・坊ちゃんてば」
オジロンとの話を終えた主はドリスに呼び止められる
「ドリス・・・坊ちゃんはよしてくれ」
少し困ったような顔をして笑う主
「だってサンチョがそう呼ぶから・・・ダメ?」
「・・・いいよ。ドリスの好きなように呼んでくれて」
「じゃ・・・リュカ・・・後ろにいる魔物は何?」
「あぁ・・・紹介するよドリス。僕の大切な仲間達だ」
ピエール達はドリスに自己紹介をする
「へぇ〜魔物って悪いやつばかりじゃないんだね」
「あぁ・・・彼らはとても優しい心を持っている」
「ふ〜ん、なるほど・・・そうだね。だってリュカの友達だもん」
主を見て微笑むドリス
「ドリスです。よろしくね、みんな」
主は少しお腹の大きくなったビアンカと共に城内を歩いていた
「そう・・・王になる事をお受けしたのね」
「そうだ。ビアンカも色々と大変になるだろうけど・・・僕についてきて欲しい」
「もちろんよ・・・リュカ・・・あら、でもその前に元気な赤ちゃんを産まなくちゃ」
「もうすぐなのかい?」
「う〜ん・・・どうだろ?・・・でもほら」
自分のお腹を優しく撫でるビアンカ
「うふふ。この前ドリスがね・・・おっきくなったね〜って」
グランバニア王になる主です
主とその仲間達
その愛する仲間達のオジロンとドリスへの紹介へも兼ねて・・・
ビアンカもベルト外してあげました・・・つーか無理、もう無理w
それにしてもビアンカアンソロ楽しみですね〜
前回レス頂いた方ありがとうごさいます!!
>>442 良いですね。是非参加したいわ〜w
優しく諭してくれるビアンカに感動…
主ビアの関係っていいよね〜とニヨニヨw
gjgj
何気に部屋着コラ????
マント取ったのかw
部屋の中って感じでいいね、かわゆい
>>449>>450 Yes
サクっとマタニティw
ベルトは・・・無理です
レースかシルクのビスチェでも良かったかなぁ・・・
ありがとうございま〜す
ビスチェは周りに人がいない二人きりの時でないとw
コラも素敵w
マントがないだけなのに随分雰囲気変わるよね
SSもいい
>>448 作品ありがとうw
リラックスモードのビアンカもいいねえ
マントなしも可愛いわ
リラックスしたビアンカとまったりのほほんしたいねぇ
ビアンカの隣で心も体もリフレッシュ
でも時にはドキドキして落ち着かない
ドキドキしたり萌え萌えしたりハァハァしたりうっとりしたり…
その時その時で違った感動と喜びがあるわけですね
>>448 SSGJ!
二人で分割して謝っている画像もナイスww
ビアンカの衣装はマントなしだと
ベアトップのワンピースって感じでリアルでも着れそう
オシャレ女子って感じだよね
ベルトの上が少しだぼっとしててスカートがひらっとしているのが可愛い
可愛いw
ビアンカも可愛いし服装も可愛い
シンプルにまとめてさりげない小物使いがアクセントになっててオシャレな感じ
>>469 か…かわ…!
こんなビアンカと部屋で二人きりになったら…ムフフ
>>469
ちょっと照れた感じのビアンカたまらん
>>469 ナイスコラw
清楚なワンピースもせくしな―ネグリジェ?もどっちもよく似合うな!
グランバニア自慢の美人王妃様!
リュカは果報者
リュカになりたい
俺はアベルに
つまり5主になれば良いと言う事ですね
追う既に5主なのですが…
このスレの人達はある意味みんな5主だろw
ビアンカを愛する人々が集う場所=5主の溜まり場
つまり楽園
…それはビアンカが集う場所か
>>432のとらのあな、委託分完売か…
自家通販狙っていたけど、イベント中に売り切れてしまいそうな気がしてきた…
心配だ
注文開始してから1日立たないうちに売れちゃったの?
自家通販用の残るかな…
売りきれ早すぎるだろ
オイオイ
とらでの通販という道は完全に断たれたわけか
思えばアンソロジーということと、主ビア人気と参加メンバーを考えるとあり得る結果だった
自家通販再開まじで頼んます…まじで…
信じればきっと想いは開く
イベントって今日で終わりだっけ
まだ大阪でのイベントがある
関西の方は19日か
結構先だな
主ビア本だけを揃えたイベントやお店があればいいのに
過去に販売された主ビア本やグッズを全て取り揃えた夢のショップ
そしてそこに5主が毎日通いつめます
むしろ5主が開いたお店
リュカが自分達のラブラブぷりを自慢するために作った店か…
ビアンカや子供達との家族写真が壁一面にずらりと飾ってあります
このスレ見てたらまたやりたくなってDQ5買っちまったじゃねーかw
何度でもプレイするといいさ
ドラクエ5を…!
何度プレイしても気がつくとビアンカと結婚している
俺も俺も
5主の隣でビアンカがほほ笑んでいてくれる事が1番の慶び
主人公と一番歩調を合わせて歩いてくれそうなイメージ
デボラが先を歩き、フローラが後ろからついてくるキャラだとしたら
ビアンカは隣を歩いてくれる感じだと思う
子供時代のビアンカはデボラ同様前を歩く感じだと思うけどw
時に前から引っ張ってくれ
時に横に並んで同じ景色を見て
時に後ろからそっと押し上げてくれ
そして支えあっていってくれる
ビアンカはそんな感じ
ああいいな、そういう感じ
【六十三章】〜天より授かりしもの〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/266/082-001.jpg 「おぉリュカ、証を持ち帰ったと申すか!?」
「うむ・・・これで王位を譲れるというもの」
主とその仲間達はオジロン王に謁見し
試練の洞窟で見つけた証を献上していた
「大臣よ、これで依存はあるまい?」
大臣の顔を見るオジロン
「そ・・・そのような・・・い、いやめでたい!」
「それでは早速、即位式の準備をせねばなりませぬな」
「こうしてはおれぬ・・・それでは失礼」
皆に背を向け立ち去る大臣
「ふむ・・・大臣め、反対しておったわりには・・・」
「・・・失礼致します」
皆の前にビアンカ付の侍女が現れる
「ん?・・・もしや、ビアンカ殿が?」
「はい・・・まもなくでございます。リュカ様?どうぞビアンカ様のお側へ・・・」
「さぁリュカ、わしにかまわずビアンカ殿の側へ行ってあげるがよいぞ」
主の顔を見て優しく話すオジロン
「おぉ・・・そなたらもリュカと共に行くがよい」
ピエール達を見るオジロン
「リュカ・・・来てくれたのね・・・それにみんな達も」
額に汗をためながらも懸命に微笑むビアンカ
「ビアンカ・・・頑張って」
ビアンカの手を握る主
そして後ろからそっと見守る仲間達
「うん・・・私、頑張るね」
主と仲間達を見わたし、ビアンカは再び天井を見る
「坊ちゃん・・・お気持ちは分かりますが、もう少し落ちつきなさりませ」
「あ・・・あぁ・・うんサンチョ」
王の間でビアンカの出産を待つ主
「ですが・・・坊ちゃんを見ていると・・・パパス様を思い出します」
サンチョは遠くを見つめ呟く
「坊ちゃんがお生まれになられた時・・・パパス様はどれほどお喜びになられた事か」
「そして今、坊ちゃんの・・・パパス様とマーサ様のお孫様の御誕生に・・・」
「あぁ・・・この場にいられるサンチョは果報者めにございます」
上を見上げ、涙がこぼれるのをこらえているサンチョ
・・・おぎゃあ・・・おぎゃあ・・・
「お生まれに・・・お生まれになられました!」
息をきらしつつ主に報告する侍女
「うむ・・・さぁリュカよビアンカ殿のもとへ」
主を見るオジロン
「・・・マスター」
「・・・がうがう」
「さぁリュカ・・・」
主を見つめ優しく諭す仲間達
「おめでとうございます・・・坊ちゃん」
優しく主に微笑むサンチョ
「リュカさま、おめでとうございます・・・玉のように元気な男の子と女の子ですよ」
主に一礼し、優しく微笑む産婆
「二人・・・男の子と女の子」
「・・・はい。リュカ様とビアンカ様のお子です」
「ぼくとビアンカの・・・」
徐々に込み上げてくる実感
「・・・ビアンカ」
「・・・リュカ」
ベッドの上には愛する妻・・・そして可愛らしい二人の赤ん坊がいた
「ねぇリュカ?・・・私、頑張ったよ・・・頑張ったって褒めてくれる?」
少しやつれた表情の中、微笑むビアンカ
「ビアンカ・・・よく頑張ったねビアンカ・・・ありがとう」
ビアンカを見つめ優しく微笑む主
「ふふ・・・ありがとリュカ・・・でも二人も入ってたんだ・・・どうりで重かったはずね」
ビアンカは優しい瞳で両脇の赤ん坊を見る
「ねぇ・・・リュカ?私達二人の赤ちゃんよ・・・二人に名前をつけてあげましょ」
「名前か・・・そうだな男の子は僕が、女の子はビアンカが決めよう?」
「うん・・・そうしよう」
しばらくの沈黙を破り主はビアンカに話す
「男の子は・・・ティムアル・エル・ケル・グランバニア・・・愛称はティミー」
「ティミーか・・・素敵な名前ね」
その名前を聞いてビアンカは、何か考える素振りを見せる
「じゃあ・・・女の子ね」
「ポピレア・エル・シ・グランバニア・・・愛称はポピーよ」
「ポピー・・・うん。可愛らしいな」
ビアンカを見る主
「ねぇリュカ?・・・ティミーの名前って、もしかして?」
何か言いたそうな素振りで主を見るビアンカ
「・・・あぁ。お義父さんの・・・ダンカンさんのティムズ・ダンカンからね」
・・・ああ、やっぱり・・・
嬉しそうな顔をするビアンカ
「うん・・・ポピーもそう。パパスお義父様から頂いたの」
「デュムパポス・エル・ケル・グランバニア」
「デュムパポス・・・パポス」
パパスの名前を呟き、主を見つめるビアンカ
・・・ビアンカ・・・ありがとう・・・
「ティミー・・・ポピー・・・宜しくね」
赤ん坊を見つめ微笑むビアンカ
「・・・ゴメン、リュカ。なんだか私眠くなってきちゃった・・・」
目をこするビアンカ
「ゆっくりおやすみ・・・ビアンカ」
ビアンカの髪を優しく撫でる主
「おはよーリュカ」
「おはようビアンカ」
明くる朝、元気な姿をみせるビアンカ
「・・・ねぇリュカ?」
「私ね・・・小さい頃から、ずっとお父さんはお父さん、お母さんはお母さんだと思ってた」
「でも・・・みんなこうして、お父さんやお母さんになっていったのね・・・」
「・・・ビアンカ」
見つめ合う主とビアンカ
そして二人は愛する子供達を見る
「ねぇリュカ?・・・私達もステキなお父さんとお母さんになろうね」
ビアンカさん無事出産おめでとうございます
王子と王女の名前は昔っからこれでした・・・まんま小説からの引用ですw少〜しアレンジしましたが
つか、由来が好きなんですよね・・・お互いの父からもらうという
そして伝説の勇者誕生・・・ゲーム中では後半の強力な仲間モンスターの影に隠れがちです
が・・・この本編中ではミルドラースに天空の剣以外で致命的ダメージを与えられない設定となっておりますのでwww
もちろん娘もLoveですw・・・可愛いビアンカの可愛い娘ですもん・・・
さて・・・明日をも知れない命の奴隷からグランバニア王に上り詰めた主とその王妃となるビアンカ
幸せ絶頂の二人を・・・天より授かりし二人の子供達を・・・待ち受ける残酷で過酷な運命
まぁこれがXの醍醐味なんですけどね
>>504 うん。そんな感じですね
・・・良き妻です
出産編キター!!
可愛い子供達をありがとうビアンカ…
ありがとう麦酒さん…!
ついに双子が!よっしゃー!
>>508 GJ
作中で実際にある台詞の取り入れ方が自然でいいね!
画像とSSが合わさって何ともいえない感動が味わえました
職人さんいつもGj!!!!!!!
主ビア夫婦の愛と絆は永遠
最初は友情的なものが恋になり、夫婦愛となりやがて家族愛になっていく
5はこの流れがとても秀逸
広がっていく愛の物語!
仲間モンスターもかわいいし愛あふれるゲームだ。
最初は孤独だった5主が最後にはたくさんの仲間に囲まれるエンディング。
素晴らしい。朝ドラで一年かけてやってもいいと思う。
【六十四章】〜即位〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/267/083-001.jpg 「今日は即位式ね・・・頑張ってリュカ」
子供達の顔を見、ビアンカと口づけを交わす主
先代パパス王の子が戻ってきた・・・その名はリュケイロム・エル・ケル・グランバニア
そのパパス王の息子リュカはオジロン王に代わって即位するという
グランバニア国民は、新しい王とその妻ビアンカ
そしてその間に産まれた二人の子・・・すなわち王子と王女の誕生に心から喜びあった
「よくぞ来たリュカよ・・・さぁこれへ」
玉座の前でオジロンにひざまずく主
その後ろには兵士達が毅然と整列している
「グランバニアの子にして偉大なるパパスの息子リュカよ!」
「余は神の御名において本日この時より、そなたに王位を譲るものなり」
オジロンは兄パパスより受け継いだ真紅のマントを主にかぶせる
「さぁリュカ・・・その玉座に座るがよい」
静かに椅子に座る主
「皆の者!グランバニアの新しい国王の誕生じゃ!」
高々と宣言するオジロン
「リュカ王、万歳!」
「リュカ様、御即位万歳!」
「グランバニアに栄光を!リュカ様万歳!」
新王の凛々しい姿を見、歓喜に沸く兵士達
「さぁリュカ王!次は国民の皆々にもそのお姿を!」
兄パパスの面影を重ね、万感の思いで主を見るオジロン
「リュカ王!国民の皆々がリュカ王の御出ましを待っております!」
階を守る兵士は主に告げる
「御即位おめでとうございますリュカ王」
煌びやかなドレスをまとった少女がスカートのすそを持ち一礼する
「やぁ・・・ドリス、あ・・・ありがとう」
王女らしい気品ある振る舞いをするドリスに呆然とする主
「ドリスよ・・・父は嬉しいぞ」
ドリスの振る舞いに感激するオジロン
「リュカ王に恥をかかせるわけにはいきません事よ?・・・お父上」
皮肉っぽく微笑むドリス
そしてドリスは主の耳元で囁く
「赤ちゃんとっても可愛かったよ・・・ビアンカを大切にしてあげてね」
優しく微笑むドリス
「ありがとう・・・ドリス」
「皆の者待たせたな!こちらにおわす方が新しいグランバニアの国王」
「先王パパスの血を継ぐ・・・リュカ王じゃ!」
歓喜に沸く国民
「リュカ王万歳!」
「ほら、ごらんなさいあの目・・・あのお優しいマーサ様に生き写し・・・リュカ様」
「いや、あの凛々しい顔立ちこそパパス様にそっくりだよ・・・リュカ王!」
「あぁ・・・これでグランバニアも安心だよ」
そして歩み出る一人の男
「坊ちゃん・・・このサンチョこれほど嬉しい日はございませぬ・・・あぁ坊ちゃん」
感涙にむせ主の手を取るサンチョ
「ありがとう・・・サンチョ」
サンチョの手を強く握り微笑む主
「ありがとう・・・ありがとうみんな。どうか僕を・・・グランバニアを支えて欲しい」
主はみんなに挨拶をする
「ピエールよ・・・わしゃ嬉しいぞい・・・まるで自分の事のようにな」
「私もですよ・・・マーリン。これからもリュカのためビアンカのため・・・この身を捧げていく覚悟です」
「終わったよビアンカ」
「御苦労様・・・リュカはとうとう王様なのね」
感慨深げに主を見るビアンカ
「・・・そういう君も王妃様だけど?」
ビアンカの顔を見て笑う主
「あっ・・・そうだった」
チロっと舌を出し主を見るビアンカ
顔を見合わせ笑う二人
「ねぇリュカ?今から即位の宴でしょ?」
「うん」
「大変だけど頑張ってね・・・私も頑張るから」
すやすやと眠る子供達を見るビアンカ
「あぁ・・・君のため、子供達のため、そしてグランバニアのために僕は頑張る」
「父パパスの名を汚さぬよう・・・」
流浪の身から奴隷を経てついに一国の主となった主です
傍らには最愛の妻ビアンカと愛する息子と娘達・・・幸せを極めます
が・・・巡り来る運命とは残酷なもの
一寸先は・・・
>>509 ありがとうございます
上手くできたかどうかは自分では良く分かりませんが・・・喜んで頂いて本当嬉しいです
>>510 あ〜長くなり過ぎたかもwでも書きたかった・・・描きたったのです
ありがとうございます
>>511 そう双子です・・・とっても愛らしい双子です
これからの二人を考えると胸が痛みます
>>512 ありがとうございます
結構アバウトにゲーム中のセリフ使わせてもらってますw
登場キャラのセリフはおおよそ頭に入っちゃってるので・・・直感的にw
>>513 ありがとうございます
Xは大好きですけど、納得いかない所も多々あるんです・・・
それをSSとコラで補完しているつもりです
>>514 こちらこそ〜いつもありがとうございます
ええ・・・主ビアの愛と絆は永遠ですとも
>>515 >最初は友情的なものが恋になり、夫婦愛となりやがて家族愛になっていく
そうなんですよね。客観的に見れば、ごく自然な恋であり愛なんでしょうけどね・・・
でもXの主とビアンカが二人で描いていく物語・・・それはすごくナチュラルでとてもドラマチックだと思います・・・
何回プレイしても飽きない・・・というか染まっていきますw
>>516 魔物さえも仲間にする優しい心を持つ主とその妻ビアンカ
その二人にかかればw
>>517 いいですね連ドラ〜
Xの99%は愛と絆でできていますw
ドラクエは朝ドラより大河向きだと思うw
職人さん子供出産から主人公の試練まで長編を2連続で乙です!
主ビアと双子達が愛しい…
2連続で見れて幸せだww
職人さんは神!!
職人さんはいつもスレに潤いをくれるね
双子出産から即位式までもをいっぺんに見れて得した気分w
>>519 ビアンカかわいい〜
良いものをありがとう、ありがとう
>>519 ばっちりですよ!
感動しました
乙です!
DQ10の街では「ビアンカ好きだー」って叫んでるよ。
皆も叫ぶんだ!!
>>519 GJ!
双子達を見つめる主ビアいい
>>526 ドラクエ10買うか買うまいか未だ迷い中だったが
買うとビアンカへの愛を大きく主張できるわけか…
ビアンカ愛してるうううううううううううううううううううううううう
DQ10の街の中心で愛を叫ぶ
世界の中心で叫ぼうぜw
>>508>>519 GJ!!
父母になった主人公とビアンカも良いものだ
>>520 大河いいね
でも役者の事を考えるとハリウッド映画だと最強だと思うw
ビアンカは白人美女でないと
大河ドラマ化したらパラレルで時代劇風な感じに直されるドラクエ5
主人公の幼少の頃から始まり成長していき結婚して子供ができて…だから、
朝ドラや大河に近いノリは確かにあるw
そしてそれらの場合はさらに歳をとって死ぬ所までやるのが多いよね
よく漫画やゲームの原作を実写化する事に反対する声を聞くけど、今までは別物として割り切れば良いじゃない…とか思ってた
だけどDQ5が実写化する事を考えたら、思い入れが強過ぎて受け入れられる自信が無いw
でもゲマやミルドラースの実写化は観たいから、FF並みのクオリティーのフルCGだったら良いかも
ドラクエ5じゃなくてドラクエ5風の実写ドラマなら…
と思ったところでヨシヒコ思い出しちゃったw
面白かったけど、ドラクエ5としては駄目だw
ヨシヒコはドラクエ風ギャグコメディドラマだから、シリアスでやればまた違うんだろうけど
アニメや漫画原作のものが実写化した時って大抵がっかりさせられるよねw
実写化よりもアニメ化の方が良いな
実写だと戦闘シーンとか絶対残念な事になる
【六十五章】〜消えた王妃〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/268/084-001.jpg グランバニアでは即位式を終えた主の下で盛大な宴が催されていた
先王パパスとマーサを懐かしみつつ新しいグランバニア王を讃え
人々は共に歌いあるいは踊りこの日の喜びをかみしめわかちあった
皆の目は輝いていた。新王の下、必ずやってくるであろう平和と幸せという希望を信じて・・・
・・・しかし・・・
「ん・・・うーん。こんな所で寝ちゃったのか」
真夜中に目を覚ます主
「頭が痛いな・・・飲みすぎたかな」
皆が祝ってくれた昨夜の宴・・・楽しい出来事が頭の中で蘇る
「・・・変だ」
主は周りの異様なまでの静けさに胸騒ぎを覚える
「オジロン様・・・オジロン様」
いくら声をかけてもオジロンは起きてこない
「サンチョ・・・サンチョ」
サンチョもしかり
「リュカ!!」
「マスター!!」
「がうがう!!」
主はピエール達に会う
「リュカ・・・胸騒ぎがしてここへ来てみたのです」
「マスター?ボク達感じたんだ・・・邪悪な気配を」
「がうがう!」
「ビアンカは無事でしょうか?・・・リュカ」
主を見るピエール
「・・・ビアンカ・・・ティミー・・・ポピー」
脳裏に浮かぶ愛する者の姿
心に過ぎる不安と背中に寒いものを感じる主
気がつくと主はビアンカの達の元へ懸命に走っていた
「はぁはぁ・・・いない・・・ビアンカ!・・・ティミー!・・・ポピー!」
周りを見渡しビアンカ達を懸命に探す主
「あ、あぁ王様・・・ビアンカ様が・・・ビアンカ様が」
ベッドの下から侍女が姿を見せる
その手にはティミーとポピーが抱かれていた
「魔物たちにさらわれました・・・」
「・・・!!」
呆然とする主
「ビアンカ様は・・・魔物たちの注意をひきつけているうちに、お子様達と隠れろと」
「王様・・・申し訳ありません」
涙を流し謝る侍女
「ありがとう・・・ティミーとポピーを守ってくれて」
侍女の手を握り優しく微笑む主
「ぼ・・・坊ちゃん・・・いえリュカ王!」
慌しく部屋に入ってくるサンチョ
「城の中が妙に静まり返っておかしな気がしたので・・・ここへ」
サンチョは息を切らし主を・・・そして周りを見る
「・・・!もしや・・・まさか王妃様が・・・ビアンカ様が・・・!?」
ゆっくりとサンチョの目を見、頷く主
「なんということだ・・・これではまるで二十年前のあの日と・・・」
呆然とするサンチョ
「・・・いえ、同じにさせてなるものですか・・・決して」
心に残る深い傷跡と強い決意を秘めたサンチョの瞳
「・・・ビアンカ・・・運命なんて僕は信じない」
「君と出会い・・・愛し結ばれた事・・・そして・・・この日今起きた事」
「これが・・これが僕たちに課せられた運命だとしたら・・・」
夜空を見上げる主
「でもね、ビアンカ・・・分かったんだ。父さんの気持ちが」
「母さんを愛し・・・命を燃やし追い続けた父パパスの気持ちが」
「僕には・・・その血が流れている」
そっと腰の父の愛剣にふれる
「運命とは・・・自分で切り開くもの」
愛するビアンカをさらわれた主の気持ち・・・考えると心苦しくなります
でも主は前向きに進んでいきます・・・父パパスの様に
そして我が身を犠牲にして、愛息子愛娘を守ったビアンカ
その二人に自身は救われるのです・・・泣けてきますXは良いです
続きまして六十六章・・・
【六十六章】〜愛しき人よ〜
http://dl6.getuploader.com/g/109874/269/085-001.jpg 「すると・・・城の者達が眠りこけた頃、魔物たちがやってきたと申すのだな?」
「・・・はい。でもビアンカ様はいち早く邪悪な気配を感じられ・・・私に赤ちゃんと共に隠れるようにと」
侍女と話すオジロン
ここグランバニアの会議室では、さらわれたビアンカ王妃を取り戻すための作戦会議が開かれていた
「妙です・・・これほどの騒ぎに誰も気づかなかったとは」
ピエールは不可解そうに語る
「うむ・・・いくら酒に酔ったとはいえ・・・変じゃ」
ピエールを見て頷くオジロン
「もしや・・・祝賀の酒の中に何者かが・・・」
呟く兵士
「ありえない話では無いの・・・考えたくは無いがな」
マーリンはオジロンと主を見る
「そういえば大臣の姿が見えん・・・大臣を見たものおるか?」
周りを見渡すオジロン。皆は首を横に振る
「まぁ、いない者は仕方が無い」
「とにかく一刻も早く王妃様を探しだのじゃ!それからどんな情報でも良い、集めてまいれ!」
「では・・・行け!」
部屋を後にする兵士達
「リュカよ・・・すまぬ。せっかくリュカが新しい国王になってくれたというに、こんな事になってしもうて」
「坊ちゃん大丈夫です・・・ビアンカ様はきっと見つかります・・・必ずに見つかりますとも」
うつむき独りじっと考えていた主は部屋を後にしようとする
「・・・坊ちゃん」
サンチョに呼び止められる主
「もしや坊ちゃんは、ビアンカ様を探しに行かれるおつもりでは?」
「・・・そうだ」
サンチョを見る主
「それはなりませぬ・・・お気持ちは分かります・・・がここは兵士達に任せるのです」
「生まれたばかりのお子達もいるのです。どうか・・・どうか」
懸命に嘆願するサンチョ
・・・キィーン・・・
主とサンチョの前に降り注ぐ光・・・それは一振りの剣に姿を変えていく
「こ、これは・・・天空の剣!」
天空の剣は眩いはかりの光を放ち、サンチョの前に立ちはだかる
「この剣が・・・いや、この剣は城を・・・グランバニアを守るとでもいうのでしょうか?」
「・・・パパス様がお命を燃やし求めたこの剣が・・・」
サンチョに答えるかのように天空の剣は燦然と輝く
そしてそれに共鳴するかのように天空の盾も・・・
「分かりました・・・この剣と盾は私めが大切にお預かりしておきます」
「坊ちゃん・・・どうかご無理をなされぬよう」
どこか悲しげな瞳で主を見送るサンチョ
「待つのじゃリュカ王!・・・グランバニアは・・・この国はどうなるのじゃ?」
オジロンは主に問う
「・・・」
口をつぐむ主
リアルタイム投下キタ━━━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━━━!!
初めて投下時に立ちあえたww感動…!
gjgjgjgj
「御無礼を承知で申し上げます。もしドリス様がビアンカ様・・・オジロン様がリュカ王の立場だったらどうなされます?」
主の代わりにオジロンに答えるサンチョ
「・・・!」
「オジロン様・・・あるじのいない国を守るのも我ら臣の務め・・・それを全うする事こそ我ら臣の生きる道と思います」
迷い無きサンチョの言葉
しばらくうつむき考えていたオジロンは主を見る
「あい分かり申した・・・リュカ王。無事を祈っておりますぞ」
「このグランバニア・・・どうぞ臣オジロンにお任せあれ」
主を見て微笑むオジロン
「・・・オジロン様」
オジロンに一礼する主
「リュカ・・・リュカ王?私とスラリンはお供致します」
「マーリンとスミス、ゲレゲレとジュエルはグランバニアに残りこの国を・・・皆々を守って下さい」
「・・・うむ頼んだぞよピエール、スラリン」
「・・・がうがう」
「り・・・リュか・・・ぶ無事でか、帰って」
ジュエルは相変わらずヘラヘラと笑っている
「リュカ・・・気をつけて・・・そしてビアンカと一緒に帰ってきてね?必ずよ」
「ドリス・・・ティミーとポピーの事頼むよ」
「うん・・・まかしといて」
「リュカ王!只今入った情報によりますとビアンカ様をさらった魔物たちは北の方へ逃げたとのことです」
主に報告にくる兵士
「それと・・・大臣の部屋からこのようなものが」
「これは・・・靴・・・ただの靴では無いな・・・魔法が封じ込められている」
兵士から受け取った靴を見る主
「リュカ?我々が進むべき道は・・・きっとこの靴が導いてくれると思いますよ」
何かを確信したピエールは主を見る
「マスター・・・必ずビアンカさんを助けようね」
「あぁ・・・スラリン」
「さぁ行きますよ・・・お二方」
いよいよビアンカ王妃奪還作戦開始です・・・ミイラとりが・・・ゴニョゴニョw
えっ?主とスラリンとピエールでジャミ倒せるのかって?ヒント:パパスソード&ビアンカ
タイトルは・・・人とは書いていますが、ビアンカだけではなく主に携わる魔物達を含む全てのキャラを指しています
お互いが支えあい信じあう・・・Xの魅力です
レス頂いた方、本当にありがとうございます
なかなか返事返せなくてゴメンなさい・・・
全レスする必要なんてないんだから気にせんでw
素敵なSSgjです
自国の王妃を二度も攫われるとはグランバニア兵も情けない
ジュエルは相変わらずヘラヘラと笑っているが何故かツボったw
画像まとめながら丁寧に話追ってくれているおかげで
本当に自分がプレイしているみたいで楽しいw超乙!
おおおおGJ
ビアンカが…ビアンカがとうとう…うわあああああああああん
今後はビアンカと再会するまでの日々が長く感じるんだろうなw
>>541 素敵作品投下してくれるだけで充分です!!
いつも本当に本当にありがとう!
石化イベントがいよいよすぐそこに… ううう…
逃れられない…
ビアンカ逃げてぇぇぇぇぇぇと全力で叫びたい気分なのだが
せっかく幸せになったばかりだったのが今度は石化イベントかよ!という憤りが
そこを乗り越えてさらに絆が深まっていくんだろうけど
改めてビアンカとの離れ離れの日々に直面するのは辛いな
双子達とビアンカを探す日々の哀愁とか結構好きだけど悲しいね
ビアンカ似の子供達が愛しい
>>543 魔物がそれだけ強いってことなんだな
主人公は特別
主人公って事実上人類最強の男だよな??
最強の家族
デボラが嫁だったらある意味人類最強は嫁になっていた気がする
ミルドース撃ち破った時点で
主人公一家が世界最強と人々の心に記録されるだろうねw
ミルドラースだったw
ミルドースっていうと一気に間抜けな響きにw
ミルドラースってフランス料理にありそうな名前
ミートソースとデミグラスソースを混ぜてバージョンアップさせたような名前だと思ったw
主ビア一家はそんな奴になど負けんぞ!
■グランバニア一家
王様…世界最強の戦士
王子…世界No.2の勇者
(だが勇者補正でいずれ世界一に)
王女…世界最高の魔法使い
ビアンカ…王女に次ぐ実力の魔法使い
(但し一家最強)
■王様直属魔物軍団
(ピエール・プックルを筆頭に野生の魔物を圧倒する実力を持つ)
■グランバニア軍
サンチョ…グランバニア一家の旅に同行した重臣
ピピン…同じくグランバニア一家の旅に同行した兵士
その他一般兵…武芸に馴染み深く強者揃い
余裕で世界征服出来そうww
世界征服できる力を持ちながらそれをせず
むしろ世界を守ってくれるわけだから
グランバニアの王族は民衆に愛されてそうだなw
【六十七章】〜悪魔の塔〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/270/086-001.jpg 主とピエール、スラリンはビアンカ救出のため、グランバニアの北にある塔を探索していた
その途中・・・力尽きた大臣に一行は会う
・・・リュカ王・・・すまぬ・・・わしが間違っていた・・・すまぬ・・・
「ほほぉ・・・ここまで来るとはたいしたヤツだ」
主達を見渡し薄ら笑いをうかべる魔物
それは、鍛えに鍛え抜かれた強靭な身体と力を持つオーク
「・・・リュカ?気を抜かないように。この魔物は何か違うオーラを感じます」
「マスター・・・行くよ?」
「つべこべ言わんとかかってこい!こわっぱ共めが!」
両者の間に戦闘が開始される
・・・リュカ?恐らくビアンカはこの塔にいます・・・ここの魔物は何かを・・・守っている
主の脳裏にうかぶピエールの言葉
「・・・ビアンカ」
父パパスの愛剣を強く握りしめる主
「ほら・・・どうした!」
ドスッ!!
オークの一撃をくいとめる主
「・・・ぐっ」
「マスター?!・・・えい!スクルト!」
スラリンの詠唱する呪文は不思議なオーラとなり三人を優しく包む
「すまない・・・スラリン」
オークの攻撃は寸での所で宙を舞う
「油断は禁物ですよ?リュカ?・・・はぁ!せぃやぁ!!!」
電光石火のピエールの一撃がオークを切り裂く
「ぐ・・・ぐわぁ!」
その巨体を揺らすオーク
「さぁ・・・リュカ」
「でやぁ!!!」
パパスの剣がオークを貫く
・・・ドスッ
安らかな死に顔を浮かべるオーク
その顔を見、十字を切る主
「・・・死したものに敵味方など無い」
「さぁて、どいつから食ってやろうか・・・美味そうだわい」
主らの前に立ちふさがる巨大なキメラ
「マスター?こいつはメイジキメラ・・・それにとても強力な魔力を感じる」
主の隣で呟くスラリン
「あの女も美味そうだったが、ジャミ様に取られてしまったからな」
ベロリと舌を出すキメラ
「ジャミ!?・・・女・・・?」
主の心の中に蘇る・・・悲しみと怒り
「リュカ・・・間違いありません。ビアンカです・・・そして・・・」
ピエールは剣を構える
「・・・死ね!」
キメラの吐いた凍てつく冷気が三人を襲う
「マ・・・マスター」
倒れるスラリン
「うっ・・・」
よろめくピエール
「う・・・ううぅ・・・スラリン!・・・ピエール・・・」
遠のいていく主の意識
「寒いか・・・?では暖めてやろう・・・」
ベギラマの紅蓮の炎が主らを焼く
「・・・ったく見てらんないわね」
「ビアンカねぇさんの旦那を・・・その仲間をみすみす死なせるわけにはいかない・・・いくわよ?ルシファー」
「オーケー!・・・ミニモン」
力尽きた主の前に立つ二人のミニデーモン
「・・・メラミ!」
ミニモンは呪文を詠唱する
「よしきた!・・・もういっちょ!」
二つの炎は融合し巨大な火の玉へと変わっていく
「こ・・・これはメラゾーマ?!何故下等な貴様等などが・・・?!」
メイジキメラを包む灼熱の炎
「ぐ・・・ぐわぁぁぁぁ!!!!」
炎は・・・メイジキメラの羽を・・・肉を焼いていく
「まだだ・・・まだ死なぬ・・・わしは」
メイジキメラの断末魔
ザシュ!!
その首を切り落とす一太刀
「すまない・・・僕は・・・僕はまだここで倒れるわけにはいかないんだ」
足元に転がるキメラの首を見る主
「お見事!」
「流石ね・・・ビアンカねぇさんの旦那だけあるわ」
パチパチと手を叩き主を見る二人のミニデーモン
「君たちは・・・」
「あら・・・忘れたの?私はグランバニアの洞窟で助けてもらったミニモンよ」
「そして俺は双子の兄ルシファー」
「ねぇ旦那さん?ビアンカねぇさんは・・・この上にいる・・・覚悟していきなさい」
「ありがとう・・・ミニモン・・・ルシファー」
丁寧に頭を下げる主
「よしてよ・・・私達は借りを返しただけ」
照れた素振りを見せるミニモン
「そう・・・あの洞窟で俺達はお前等を殺そうとした・・・人間なんざ俺達の食い物としか考えていなかったさ」
「殺戮を楽しみ・・・その恐怖を喜ぶ毎日だった」
「でもビアンカは・・・戦いに負け、虫の息だった俺達を手厚く」
「情けはいらない・・・殺せと叫ぶ俺にビアンカは怒った・・・そして言ったさ」
・・・私達生き物は弱いもの。時には相手の命を奪わなくてはいけない事ある・・・
でも・・・命は・・・生きとし生ける命の重さは皆同じ・・・人も魔物も・・・
「あぁ・・・人間も捨てたもんじゃないなと思ったよ」
「そして、スライムさんとナイトさんよ・・・あんたらの気持ちが今では分かる気がする」
回復の呪文の詠唱を終えたピエールとスラリンを見るルシファー
「かたじけない・・・ルシファー、ミニモン」
「・・・ありがとう」
頭を下げるピエールとスラリン
「よせやい・・・ミニモンが言った通りさ。俺達は借りを返しただけ・・・じゃあな」
「ったく・・・素直じゃないのよね、ルシファーってば・・・じゃ」
何処と無く消える二人
「あの二人に・・・そしてビアンカさんに助けてもらったんだねボクたち」
二人を見るスラリン
「ええ」
スラリンをそして主を見るピエール
頷く主
「ビアンカ・・・今行くよ」
デモンズタワー突入です
オークはともかく・・・メイジキメラの吹雪連発でくらったら涙目w
レベル上げるか、耐性の防具つけるか、特技耐性のモンスターで挑めばいいんですけどね
主とピエールにはドラゴンメイル、スラリンには水の羽衣・・・後、ファイトいっぱぁ〜つ!!w
スクルト重ねがけ&バイキルトで楽勝
今回は双子のミニデーモンが準主役です・・・ツインメラミ連射砲は強いですww
さて次は・・・【六十八章】〜天空の血〜いよいよ青年時代前半もクライマックスです
先の展開が分かっていてもハラハラするw
GJ!
この流れでこのままビアンカを颯爽と助けたかったぜ!
>>565 愛するビアンカに向けて、頑張れ主人公!
ああついに次は石化か…
職人さんgj
>>565 ほぼ毎日素敵な作品をありがとうございます!
とうとうここまで来たか…という感じですね
ミニモン可愛いです。…ビアンカ…
石化編みたら辛くて俺きっと泣いちまうんだ…(´;ω;`)ウッ
オークもキメーラも瞬殺できるほどレベルを上げても石化される悲劇…
逃れられない運命……(´;ω;`)ウウッ
>>566 ここまでくると続きを見たいような見たくないような複雑な気持ちにw
石化してしまう夫婦を見るのは胸が苦しい
涙が止まらなくなりそうな予感夏
夏…
そういえばドラクエ5の世界観って季節感あるのかな
5はなんとなく春か夏っぽい
【六十八章】〜天空の血〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/271/087-001.jpg 「ピエール・・・スラリン。君達はグランバニアに戻ってくれ」
「何故です!?」
「これは僕自身の問題だ・・・決着は自分でつける」
「マスター・・・無理だよ・・・一人で戦うなんて」
「ピエール・・・スラリン・・・グランバニアをみんなを・・・ティミーとポピーを守ってくれ」
「・・・しかし!」
「勘違いしないで欲しい二人とも・・・僕は死にに行くのでは無い・・・必ずビアンカと共に戻る」
優しい瞳でピエールとスラリンを見る主
「・・・分かりました。必ず生きて帰るのですよリュカ」
「いやだ・・・いやだボク・・・マスターと一緒に戦う」
「ありがとう・・・スラリンは優しいな・・・その優しい心で・・・グランバニアを頼むよ」
主はしゃがみこみスラリンの頭を優しく撫でる
「・・・うう・・・約束だよ?マスター・・・ビアンカさんと帰ってきて・・・待ってるから」
顔をくしゃくしゃにするスラリン
「御武運を・・・リュカ」
「マスター!・・・待ってるからね!」
「ありがとう・・・二人とも」
遠くなっていく二人を見届ける主
「いよいよだな・・・お前の想い人がやってくるのは」
横目でビアンカを見る巨大な馬魔
「リュカ・・・ダメよ・・・これは罠・・・来ちゃダメ」
「ふはは・・・全てはゲマ様・・・イブール様のお考え通りに事が進んでおるわ」
「ビアンカ!!」
「・・・来おったな愚か者めが」
主の目には愛しき人・・・そして、あの日以来決して忘れる事の無い魔物の姿が映っていた
「・・・リュカ」
ビアンカの嬉しさに満ちた顔・・・そして悲しみに満ちた瞳
「・・・ジャミ・・・貴様・・・何故ビアンカを?」
「分からんか?・・・お前の妻子供をさらえば、お前は必ずここに来るからだ」
「守るべき国を・・・民を捨ててな」
「・・・」
唇をかむ主
「王たる者、国を第一に考えなければならぬはず・・・なのにお前はここへ来た」
「それだけで万死に値するぞ」
高笑いするジャミ
「大臣を利用して私をさらったのはあなたを・・・リュカを亡き者にするため」
「そして王になりすまし・・・きゃあ!」
ビアンカの頭上に落ちる電撃
「ビアンカ!!」
「話が過ぎたようだ・・・では望み通り死ぬが良い!」
ジャミの全身から湧き出る邪悪なオーラ
「・・・父さん・・・僕に力を」
パパスの形見の剣を強く握る主
「ジャミよ・・・父の痛み・・・パパスの苦しみを知るがいい!」
猛然とジャミへ切りかかる主
その剣はジャミの身体を切り裂く・・・いや、切り裂いたはずだった
「・・・何故だ?手ごたえはあったはず」
ズバッ・・・ザシュ・・・ドスッ
主の攻撃はジャミの邪悪なオーラに吸収されていく
「・・・おのれ!!」
「愚か者め・・・俺は無敵だ!・・・さて今度はこっちの番だな」
身もよだつ笑声をあげ、呪文の詠唱を始めるジャミ
主の前に現れる巨大な真空波の竜巻
それはもの凄い速度で確実に主をとらえ切り刻んでいく
・・・飛び散る鮮血
「・・・ぐはぁ」
「どうした・・・今度はこれだ」
大きく息を吸い込んだジャミの口から吐かれる氷の結晶
それは猛吹雪と化し主に襲いかかる
「・・・ぐっ!!」
赤紫色に爛れる手・・・失われていく体温と意識
「・・・どうすれば・・・どうすれば?」
片膝をつく主
「苦しいか?・・・そうか苦しいか?わははは・・・何もできず死んでいったお前の父とどっちが我慢強いかな?」
傷つくもがく主を足で踏みつけ、あざ笑うジャミ
「・・・死ぬが良い」
どす黒いオーラをまとった蹄の様なジャミの腕が振り上げられる
「やめてぇぇ!!」
ビアンカの悲痛な叫び
ジャミと主の前に躍り出るビアンカ
「・・・やめなさい・・・ジャミ!」
キィーン
ビアンカの身体は燦然と輝く黄金の光に包まれている
「こ・・・この光は・・・」
光はジャミの闇の衣を消し去っていく・・・
そして傷ついた主の身体をも・・・
「さぁリュカ!今よ!」
ビアンカは主を見る
「・・・ビアンカ」
ビアンカのその姿に見入っていた主は父の愛剣を握る手に力を込める
その不思議な光を受けパパスの剣は燦然と輝いていた
「・・・父さん・・・行くよ!」
ジャミに突進する主
詠唱の途中のジャミの肩をパパスの剣が切り裂く
「・・・ぐわぁ!!」
悲鳴をあげるジャミ
ザクッ
ジャミの脇腹にパパスの剣が突き刺さる
「・・・・ぎゃあぁぁぁ!!ぐふっ」
ジャミの口から赤黒い血が吹き出る
そしてパパスの剣はジャミの胸を貫く・・・
ドスッ
「・・・う・・・うぐ」
よろめくジャミ
「こ・・・こんな・・・はずでは」
口から血の泡を吹きながら声を絞り出すジャミ
「な・・・何故だ・・・何故お前にそんな力が・・・」
「それに、さ・・・さっきの光・・・もしや、その女・・・天空人か?」
「ま、まさか・・・天空の・・・伝説の勇者の血を・・・」
「ゲマ・・・様・・・ぐふっ」
息絶えるジャミ・・・そして・・・天に昇っていく光
その光が消え・・・人影が残る
「き・・・貴様は!ゲマ!!」
我を失いそうになる主
「ほほほ・・・まぁ待ちなさい」
「まさかあなたが伝説の勇者の子孫だったとは」
ビアンカを見るゲマ
「私が・・・勇者の子孫?」
「ミルドラース様の予言では、勇者の子孫は高貴な身分にあるとの事でした」
「その予言に従いかねてより、めぼしい子供をさらっていたのですが・・・」
「どうやらその伝説の勇者は・・・あなた達の血筋によりこれから生まれてくるのでしょう」
主とビアンカを見るゲマ
「ですが・・・そうはさせません」
振り上げられるゲマの手より二人に降りかかる光・・・
「・・・リ・・・リュカぁぁ!」
「ビ・・・ビアンカっ!!」
光が消えた後・・・二人の姿は無かった
・・・二人にとても良く似た石像を残して・・・
「ほっほっほ・・・伝説の勇者などと言うくだらないものは・・・ここで断ち切られるのです」
「二人で仲良く・・・永遠の時を刻みなさい・・・」
・・・リュカ?・・・リュカ・・・
・・・ビアンカ?・・・あぁ・・・ビアンカ・・・
・・・ずっと・・・ずっと一緒だよ・・・
・・・うん・・・ずっと一緒さ・・・
・・・出来ますた。これにて一旦、青年時代前半終了
見事、父パパスの仇ジャミを討ち取った主
しかし・・・黒幕ゲマの手により二人は石へと変えられます
健やかなる時も・・・病める時も・・・共に生きる事を誓った二人
そんな二人の時は・・・今、止まります
再び時が動き出すその時まで、二人は何を見、何を思うのでしょうか・・・
PS2版ではゲマが二人を石化するシチュですが
個人的にはSFC版のジャミの死に際の呪いによる石化が好きだったりします
えー石化直後後から、青年時代後半開始までの八年ですがサイドストーリーで補完したいと思います
・・・長々とはやりません簡潔に
うわあああああ
ついに、この時が!!
泣いた
泣いた…
石化………イヤン
ビアンカあああああああああああああああああああああ
>>582 ビアンカの石化解除の日を…心待ちにしています!
職人さんいつも超乙
早く家族再会できるといいな
家族再会時にまた主人公の時が動き出す
そんな気分
やはり嫁と子供が傍にいないとな
サイドストーリーで少しこの昂った気持ちを静めよう…
|∧
|д゚) ダレモイナイ・・・ イマノウチ
|⊂
| , ' ⌒ ヽ.
'´/ノ⌒'~)
(((*゚ ー゚ノ
(Y) つつ
__(Y) /_|〉__
/ し'ノ ) /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
(2)
┌─┐
|石..|
|像..|
│も.│
│ら.│ , ' ⌒ ヽ.
│.っ..| '´/ノ⌒'~)
│た. | (((*゚ ー゚ノ ビアンカタン ゲトー
│ !!.│ (Y) つつ ∧ ∧
└─┤ (Y) /_|〉 ( ゚∀)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|───□( ヽ┐U
〜 〜 ◎ ̄ ̄ ̄◎ ◎−>┘◎
(3)
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______
/ I /|
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(1)
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| :ヽヽ,
(:≦::三::)
〃(* ゚ ー゚ノ .。。ooO(´Д⊂ウッ、ウッ、ビアンカ・・・)
(≦三三)(6)
/:::::::つ (つ
_/::::::::/÷ | §_
/ |::::::/__)___)§/|
| ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄|
(2)
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______
/ D /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
(3)
┌─┐
|ケ..| (・∀・)Oo。
|コ. | /'´ ⌒ ヽ. :ヽヽ,
│││ /'´/ノ⌒'~) (:≦::三::)
│ン. | / (((*゚ ー゚ノ 〃(* ゚ ー゚ノ .。。oO(・∀・)
│完 | く / (y)8つ~8つ (≦三三) (6)
│了..| / (y)^/^^\ /:::::::つ (つ セワガヤケルゼ
│ !!.│ く /~~~ノ~~~~ ヾ /::::::::/÷ | § ∧ ∧
└─┤ `ー/~/~~ノ~~~i~~~ヽ|::::::/__)___)§ ( ゚∀)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|───□( ヽ┐U
〜 〜  ̄◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎ ̄ ◎−>┘◎
石像持ってったら、双子達が見つけられなくなっちゃうかららめええええええええええw
そういう問題か?w
グランバニア国では世界を救った主人公達御一行の石像が普通に造られたりしそう
それを見て主人公達は少々複雑な気持ちになるw
主人公ビアンカは、いやそういうのはいいですからって断りそうだけど
オジロンだったりサンチョ辺りがはりきって
親子4人+ゲレゲレの石像をグランバニア国内に造らせそうなイメージw
オジロンやサンチョは好きそうだなw
サンチョ辺りが特にねw
主ビアアンソロ明日注文できますように…
明日関西か
うm
もう今日
でもイベントいけない…主ビアアンソロ〜
行く人いたら俺の分も楽しんできてくれ
うわ、PCの調子悪くておかしなことになってしまった
すまん
大事なことだから3回(ry ですね
分かります。
AAの懐かしさを後世に伝えていくのも大切なことですよね
そして伝説へ
イイヒナシダナー
ビアンカAAは何度見てもええ〜もんや
なんつて
ええ加減にしんしゃい!
お後がよらしいよーでー
綺麗にまとまったな!
?
無理やりw
【六十九章】〜別離〜
http://dl8.getuploader.com/g/109874/272/088-001.jpg ・・・リュカ・・・聞こえる?リュカ・・・
・・・ビアンカ・・・あぁ聞こえるよ・・・ビアンカ・・・
・・・私たち・・・これから・・・どうなるんだろう・・・
「くっそー・・・お宝なんてどこにもねーじゃないか」
「だから言ったろ?・・・帰ろうよ兄貴」
たった今、死闘が繰り広げられていた場所に・・・主とビアンカが命を懸け戦ったこの場所に
二人の男が近づいてくる
「兄貴?こ・・・これは?」
「ひょー、色っペー石像じゃねーか」
「こっちの石像は男だね・・・凄く強そうだよ」
・・・なに?この人たち・・・
「おい?きっとこれがお宝だ・・・しかし見れば見るほど立派な石像だぜ」
「そうだね兄貴」
「俺は男の方を持つ・・・お前は女を運べ」
「分かったよ兄貴」
・・・ちょっとぉ・・・変なところ触らないでよ・・・
・・・僕らをどうするつもりだ?・・・
主とビアンカが連れて行かれた先・・・そこには大勢の人が集まっていた
「はい、おめでとうございます・・・3000Gです」
「では次の方・・・」
・・・なに?・・・なによこれ・・・ねぇ・・・リュカ?・・・
・・・ここは・・・
「さぁ・・・どうだい?この立派な石像は10000Gから始めるよ」
「12000・・・15000・・・さぁもういないかい?」
「・・・20000」
「良し!売った!」
・・・え・・・
「じゃ代金を・・・確かに。ありがとう」
主の目に恰幅の良い富豪らしき男の姿が映る
「ふむ・・・なんとも立派な石像じゃ」
満足気に頷く男
「よし・・・その石像を運べ・・・壊さないように・・・そっとな」
召使いらしき男らによって運ばれていく主
・・・いや・・・いやあぁぁぁ・・・リュカ・・・リュカ・・・
・・・ビアンカ・・・僕は君を・・・必ず君を迎えに行く・・・だから・・・
・・・え・・・でも・・・どうやって・・・
・・・信じて・・・ビアンカ・・・
・・・リュカ・・・リュ・・・カぁ・・・
ビアンカの前から遠ざかっていく主
「兄貴ぃ、女の方はいいのかい?
「あぁ・・・こっちはちょっとしたアテがあるんでな」
・・・リュカ・・・
【ビアンカ・・・また逢えて嬉しい】
・・・うん・・・嬉しかった・・・私も・・・
【きっと水のリングはここにあると思う】
・・・綺麗だったね・・・滝の流れる洞窟・・・
【とっても綺麗だよ・・・ビアンカ】
・・・ありがとう・・・初めてのお化粧・・・褒めてくれて・・・
【この大きな木が見てきた時にくらべれば・・・僕の悩みなんてちっぽけに思えてくる】
・・・あなたの追い求める夢は・・・ちっぽけなんかじゃない・・・
【ビアンカ・・・男の子はティミー・・・女の子はポピーだよ】
・・・ティミー・・・ポピー・・・私とあなたの・・・赤ちゃん・・・
・・・きっとまた逢えるよね?・・・リュカ・・・ティミー・・・ポピー・・・
「えぇい・・・リュカ王はまだ戻らんのか!?」
「はい・・・グランバニアに戻ったピエール殿とスラリン殿からの情報によれば・・・ビアンカ王妃を助けるべく最後の決戦に挑んだとの事です」
「たった一人でか・・・」
「で、ですがオジロンさま?ピエール殿とスラリン殿は何故に王を残し戻ったのでしょう?」
「・・・血じゃ・・・リュカ王には・・・兄パパスの血が流れておるという事よ」
「・・・は?それは・・・至極当然かと・・・」
「ええぃ・・・つべこべ言わずピエール殿とスラリン殿の怪我の手当てをせい・・・手厚くじゃ!」
オジロンに叱咤され小走りに部屋を出る兵
「オジロン殿?・・・どうか、ピエールとスラリンをお責めになられませぬよう・・・」
マーリンはオジロンを見る
「分かっておるマーリン殿・・・兄とそっくりじゃリュカ王は」
「・・・そっくりと?」
「うむ。その昔・・・兄パパスが姉マーサを探す旅に出た時も、多くの兵士がついていこうとした」
「じゃが・・・兄はの、あての無い危険な旅に皆を巻き込むわけにはいかないと、サンチョと幼いリュカ王だけを連れ・・・」
じっと遠くを見つめ、語るオジロン
「・・・さようでございます」
目を閉じ頷くサンチョ
「・・・ほぎゃあ!・・・ほぎゃあ!」
「これは・・・どうなされました?ティミーさま・・・ポピーさま」
二人の赤ん坊を見るサンチョ
「このように激しくお泣きになるのは・・・お産まれてなってから初めてでございます」
「もしや・・・王様、王妃様の身に何か・・・」
不安そうな顔を見せる侍女
「これ・・・めったな事を申す出ない。大丈夫・・・大丈夫じゃ」
「申し訳ございません」
かしこまり、オジロンに頭を下げる侍女
「・・・そうですとも。お二人は必ずや御無事で帰ってこられます」
ティミーとポピーを抱きかかえ、あやすサンチョ
二人はキャッキャッと笑い出す
「ティミーさま・・・ポピーさま・・・」
ビアンカの苦しみ・・・心の叫びを感じて頂けましたでしょうか
〜あとがき〜
ジャミとの決戦〜石化後ですが・・・
ここに仲間モンスターがいると、つじつまが合わなくなるんですよね・・・ゲマさまに消される可能性すらあるw
それと石化した状態
二人には意識があるのか?無いのか?・・・これが一つの疑問でありテーマでした
考えた結果・・・あえて意識はそのままで身体は動かない
石化した者同士では近距離なら会話のような意志の疎通が出来る・・・という設定にしました
地獄ですね・・・意識が無いほうがある意味幸せです
さて後は・・・ビアンカさんと主の設置w
設置後・・・少しずつ時を進めていきます
涙が止まらないぜ…
職人さんよう…
gj
職人さんGJ!
続きも期待しまくってるぜ!
>>621 少しずつ進んでいく時も見守っています
gj
早く石化解除の日が訪れますように
早く一家が笑顔で再会できますように
主ビア一家の笑顔は俺の喜び
それこそがこの世で最も価値のある宝
何にも変えられない
ビアンカは癒し
もう1つのビアンカスレに神絵師さんが
799名無したんはエロカワイイsage2012/08/19(日) 10:28:29.72 ID:tDHXJSZ9O
夏コミ発行の主ビアのアンソロ、
一次受付も書店委託も申込間に合わなかったので二次受付に賭けてるんだが
あ、今日のイベントで在庫終了しちゃったら通販ないのかな…と
さっき起きた瞬間に気づいていてもたってもいられなくなった
http://cdn.uploda.cc/img/img5030400a6cddc.jpg SFC版を発売日に買った年齢ひとケタの頃からビアンカ一筋だけど初めて主ビア(?)描いた
絵描くのも何年かぶりな上にアップロードうまくできてるか分からないんですが
上で小説についてのレス読んでてすごい納得した 皆さんすごい
読んだときは「え、そのノリで結婚しちゃうの!?」の驚き、というかひっかかりがあったんだけど
幼馴染/友達/恋愛/恋人未満/結婚/夫婦、の微妙な境界線だったのかと思うと堪らなくなってきた
そして小説2巻が発売日当日に駅のキオスクで平積みで売ってたことは今でも忘れられない感動
長文になってごめんなさい
【七十章】〜天空の勇者〜
http://dl6.getuploader.com/g/109874/273/089-001.jpg 主は、とある富豪が住む孤島へと運ばれていた
「あら、あなたこれは・・・」
「どうじゃ、立派な石像だろう」
「ジージョも生まれた事だし、我が家の守り神にと思ってな」
「本当にご立派な石像・・・きっとジージョも喜びますわ」
「・・・うむ」
男は満足気に頷く
主は見る・・・はいはいをする男の子を・・・歳は愛息子と同じくらいであろうか
・・・ティミー・・・
「遅い・・・まだ出来ぬのか」
「申し訳ございせぬ・・・更に奴隷共の数を増やし完成を急がせますゆえ」
「イブール様?・・・その石像は」
巨大な鬼の形相をした化け物が神官の服を着た男に聞く
「ラマダ・・・これは御神体」
「これがここにある限り・・・ミルドラース様を脅かすものは・・・世に蘇らぬ」
・・・ミルドラース・・・
「さぁお前達!この大神殿の完成ももうすぐだ」
「完成の暁にはお前達は自由の身に、そして我が光の教団の一員となれるのだ!」
「・・・う・・・うぅ」
生気の無い声が建物に響く
ビアンカの目の前にはボロボロの服を身にまとった人々の姿が見えた
ふらふらと立っているもの、肩膝をついているもの、うつろな目で遠くを見るもの・・・
・・・光の教団・・・いえ・・・闇・・・これは闇・・・あんな小さな女の子まで・・・
・・・ポピー・・・
>>635 絵上手すぎワロタ
ヤンデレごっこ…混ぜてほしい
ここはグランバニア
「・・・オジロンさま、どうかリュカ王の探索をお命じ下さいませ」
「・・・お願いします」
スライムナイトとスライムはオジロンに嘆願していた
「まぁ・・・お二人とも、気持ちは分かるが落ち着くのじゃ」
「今は多くの兵が、くまなく探しまわっておるからの」
「そうです・・・お二人を、ティミーさま・・・ポピーさまをお守りするのも大切な役目」
サンチョが二人を連れ王の間へ現れる
「おお・・・ティミー王子、ポピー王女・・・お二人とも健やかで何よりじゃ。少し大きくなられたかの?」
二人を見て微笑むオジロン
「はい・・・日増しに重くなられて・・・このサンチョめも嬉しい限りにございます」
「おや・・・これは天空の剣・・・オジロンさま?」
サンチョは玉座の隣にある宝剣を目にする
「うむ・・・この剣ならばリュカ王の行方を導いてくれるやもしれんかと思うてな・・・」
「・・・リュカ王」
「きゃっきゃっ・・・」
「ティミーさま?」
キィーン・・・
まばゆいばかりの光を放つ天空の剣
その剣は浮遊し、ゆっくりとティミーの頭上で止まる
「こ・・・これは?」
一同は息を呑む
「きゃっきゃっ・・・ばぶぅ」
今まで誰にも扱えなかった伝説の剣が軽やかに宙を舞う
「・・・なんと・・・も、もしや?!」
皆々はティミーを見る
「・・・御生まれになられたのです・・・伝説の勇者様が」
ピエールは静かにゆっくりと語りだす
「ビアンカ王妃は天空の血をひかれていたお方」
「そして、お優しくも神々しい・・・魔物にも魔界にも通じるマーサさまの血をひかれるリュカ王」
「その二人の御子・・・ティミー王子は伝説の勇者として降臨なされたのです」
「この世をお救いになるために」
「ごらん下さい・・・天空の剣の嬉しそうな姿を・・・剣は、ようやく仕えるべきあるじを見つけたのです」
天空の剣は一段と輝きを増し、ティミーをポピーを守るかのように、その頭上にたたずんでいる
「・・・坊ちゃ・・・リュカ王の御子が伝説の勇者だったとは・・・このサンチョ」
「パパスさま・・・パパスさま?あなたさまの捜し求めたお方は・・・リュカ王の御子であらせられました」
「このような・・・このような嬉しい事があって・・・」
一目もはばからず泣き出すサンチョ
「・・・これサンチョ・・・皆の前で」
貰い泣きするオジロン
マーリンとスラリンは幼い二人を見る
「このお二人を・・・立派にお育てせねばならぬの」
「うん・・・マスターとビアンカさんが戻ってくるその日まで」
主ビア設置完了です
主とビアンカ、愛する仲間達が歩むそれぞれの道
そして・・・ついに誕生する伝説の勇者
これからは成長してゆく二人の苦悩と希望を描いていきたいと思います
双子だから・・・二人だから頑張れたんだと思うんです
>>635 上手いですね・・・あやかりたい
リアルタイムで本編SSの続きもww
おお…
主人公×ビアンカアンソロジー?@hxb_info
【主ビアアンソロ】手持ち分在庫完売のため、自家通販第二次受付は申し訳ありませんが行いません。
なお、とらのあな様現在品切れ状態ですが、明日以降在庫復活予定です。よろしくお願いいたします。
マジかよ…
>>635 かわいいな!
絵めちゃ上手くてうらやま!
>>638 泣いたぜ…
早く、親子に再会してほしいぜ
職人さんいつもありがとう
アンソロがイベントで完売って主ビアすげぇぇぇぇ
凄いけど嬉しいようで悲しい
思いっきり買い逃した
人気あるキャラの人気あるカップルだからな
思い立ったら吉日とな
第一段の気がついたら終了してた
第二弾の方ももしかして売りきれ?
いつ注文再開したの?
知らないうちに売り切れた?
無理してでもイベント行くんだった…
アンソロ、虎で近日中に通販再開するみたいな事がツイッターで知らされてたから、まだ望みはあるかも
>>656 ほんまに?
暫く毎日虎チェックしてみる事にする
>>655 どんな服着ても可愛くて萌えるw
こんな嫁さん欲しい
金髪碧眼美女って似合わない色がないのが凄い
ビアンカだからこそさ!
何着ても着こなして格好良い系にも可愛い系にもなれて
清楚系にもギャル系にも対応できちゃうビアンカ凄い
ビアンカのファッションガイドブックとかないのかのう
ビアンカに可能な装備を全部ビアンカが着ているイラスト集みたいなもん
いいな
全ページビアンカで埋め尽くされたビアンカビジュアルブックが欲しい
鳥山明やいのまたつぐみ、その他色んなスクエニ作家によるビアンカ絵の描き下ろし本を是非!
いのまた新規ビアンカ見たい
いのまた絵って不思議な魅力があるよね
ドラクエのCDシアターでの絵しかあまり見た事ないけど
綺麗で繊細な絵に惹きこまれた
鳥山絵とはまた違った可愛さと美しさがある
今まで出たビアンカが描かれた公式版権全部纏めた本でもいいから出してほしい
ドラクエ5版権本でもいいから出てほしいな
ビアンカの描かれたページを中心にガン見する
鳥山明の原画展なんてやらんのかな
ドラクエ絵中心で
ビアンカ特集の本欲しい!
絶対家宝にしますw
永久保存間違いなし
今までの版権全部+描き下ろしイラスト数点入りの夢の豪華本でお願いします
限定版にはCDシアターのワンシーンに映像つけたDVDつき
ビアンカ色白いな〜
大人になった後の主人公との身長差が最高w
>>676 これらの絵自分も大きな画像で見たい!
ビアンカ美人可愛い
ビアンカとその子供達めちゃ可愛くてたまらんね
GTOのドラマをなんとなく見てたら
ビアンカみたいな髪型の女の子がちらりと出てきてちょっと気になった
G グランバニア
T ティーチャー
O オジロン
とな
オジロンは双子達の家庭教師みたいな感じになってそうだねw
>>676 子供ビアンカは元気で可愛くて
大人ビアンカは儚げで美しい…
ドラ/クエ ですたい
なるほどw
素敵…
ビアンカが好きすぎて胸が苦しい
ときめきすぎて死ぬ
いたストのフリープレイで、下品極まりないワリオとビアンカを同じ場にいさせると
興奮する
そうか
主人公ビアンカアリーナゼシカorムーンがいつも大体の基本メンバー
【七十一章】〜過ぎ行く想い〜
http://dl6.getuploader.com/g/109874/274/090-001.jpg 「わーい、わーい。守り神さまだぁい」
「うふふ・・・ジージョちゃん」
新芽と若葉が命の息吹を見せる春
この家の守り神とされる石像の周りをはしゃぎまわる男の子
そしてそれを優しく見守る母
どこにでもある・・・ごく普通の幸せな家族の光景
剣を持ち近づいてくる、悪しき魔物を除いては・・・
「・・・こいつか?」
「さぁな・・・まぁ違ったら、奴隷として使えばいいだけの事よ」
男の子の前でうすら笑いを浮かべる二体の魔物
「・・・誰?おじちゃん達?」
その悪しき魔物達は無言で男の子の手をつかみ、空へ飛び去ろうとする
「・・・ジージョちゃん!・・・やめて・・・私の可愛いジージョちゃんを・・・きゃっ!!」
魔物達に突き飛ばされる母
愛する息子の姿は・・・見る見るうちに遠くなっていく
「・・・どうした?!おい・・・お前」
「あなた・・・ジージョが・・・ジージョが」
泣き崩れる母
・・・ジージョ・・・すまない・・・
守り神さま・・・守り神さま・・・今日も一緒に遊ぼうね・・・
・・・ぼくは・・・なにもしてやれなかった・・・
「・・・ジージョの行方は分からんのか」
この屋敷の主人は召使いの男から報告を受ける
「へい・・・旦那様。いたる所をくまなく探させましたが・・・」
「・・・ジージョ・・・私の可愛いジージョ・・・」
男の目に入る一体の石像
「何が・・・何が守り神だ・・・この!・・・このっ!!」
ドカッ・・・ドスッ、ドカッ・・・ドカッ
なおも足で石像を蹴り、踏みつける男
「・・・旦那様!・・・おやめになって下さいまし」
男を石像から引き離す召使い
「はぁ・・・はぁ・・・」
「お疲れの様ですよ旦那様は・・・部屋で横になられた方がいい」
召使いと共に屋敷へ入っていく男
・・・ぼくは・・・ぼくは・・・ここで・・・朽ち果てていくのか・・・
主は心の中で泣く・・・どうする事もできない己の無力さを感じながら・・・
・・・リュカ・・・リュカよ・・・希望を捨てるな・・・母を頼むぞ・・・
横たわる主の目に浮かぶ懐かしき父
・・・父さん!・・・父さん・・・
ミーンミンミンミー・・・新緑の季節を過ぎ、命が最も輝きを見せる夏がきていた
・・・リュカ・・・決してあきらめない事だ・・・お前と俺がそうだったように・・・
・・・ヘンリー・・・
主の脳裏に友の姿が浮かぶ
死と隣り合わせの毎日の中、共に支え共に生きた無二の友・・・
物悲しくも美しい彩りを見せる秋
風に揺られゆっくりと落ちゆく葉が、主を色取り取りに飾っていく
・・・なかなかに似合いの夫婦じゃの・・・二人で力を合わせ頑張るのじゃぞ・・・
・・・リュカさんとビアンカさんならきっと、どんな事でも乗り越えられますわ・・・お幸せに・・・
・・・ルドマンさん・・・フローラさん・・・サラボナ・・・遥か遠い昔の事のようだ・・・
・・・リュカ王・・・そのお姿、兄パパスが見たらどんなに喜んだ事か・・・
・・・リュカ・・・すっごくお似合いだよあなた達・・・ビアンカを大事にしてあげてね・・・
・・・坊ちゃん・・・ティミーさまとポピーさまは・・・このサンチョ命に代えても・・・
・・・オジロンさま・・・ドリス・・・サンチョ・・・みんな・・・元気かな・・・
天より舞い降りる白きもの・・・美しくも厳しい冬の到来
・・・マスター・・・リュカ・・・リュカ殿・・・りゅカ・・・ふにゃぁ・・・
ゆっくりと白いものに包まれていく主に
優しく微笑む仲間達の姿が浮かぶ
・・・みんな・・・みんな・・・
・・・リュカ・・・ビアンカを頼むよ・・・なぁにリュカなら大丈夫。何の心配もしとらんよ・・・
・・・お義父さん・・・
消えていく・・・ダンカンの優しい顔
・・・ティミー・・・ポピー・・・お父さんよ・・・
・・・ビアンカ・・・
・・・大丈夫・・・お父さんはきっとお母さんを助けに来てくれる・・・
・・・大丈夫だよ・・・
規制に引っかかって携帯からのうpです
難儀ですw
後であとがき書きます
おまけなんかと一緒に
規制で大変な中gj!!
石化…きつい…うう
697 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/08/22(水) 20:22:07.97 ID:hzgPn95c0
切ない…
699 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/08/22(水) 20:40:31.39 ID:vuXQLJaDO
現実はフローラになるよな
ビアンカはたまの帰省であってやっちゃう不倫相手
ゲームでも現実でもビアンカだな
心許しあえる相手と恋愛結婚が一番
>>695 GJ
早く子供達&ビアンカと再会したいものだ
>>700 同意
現実でこそビアンカの愛がほしいものだ
フローラが悪いわけではないんだけどな
ビアンカのことがあまりに愛しくて
他の相手が考えられない
・・・アク禁くらったかと思ったw
【七十一章】〜過ぎ行く想い〜
---あとがき---
主の過ごした八年はもっと過酷だと思います
何も出来ない歯がゆさの中、果てしない時・・・気の遠くなるような時間が過ぎていく・・・
そして・・・色々な想いや思い出が交錯したのでしょうね
次は・・・成長した双子ちゃんの旅立ちです
ComingSoon!・・・期待してる人だけお待ち下さいw
おまけ
イメージコラ【待っててね・・・お父さん・・・お母さん】
http://dl7.getuploader.com/g/109874/275/091-001.jpg ・・・双子可愛過ぎ
皆さんレスありがとうございます
>>706 構図が良い…!
子供達が年齢以上にしっかりしてる理由を考えると切なくなる
>>706 さすが主ビアの子供達
可愛すぎる!
素敵な画像GJ
>>706 かわいいなぁ
両親のように二人で力を合わせる双子ちゃん…ええこ
双子って娘はビアンカ似、息子は主人公似だよね
娘が髪を伸ばして三つ編みにしたらビアンカそっくりになりそう
息子はデボラ嫁verだとまんま幼い頃の主人公だよね
PS2版では王子が
顔→王様似
性格→ビアンカ似
王女が
顔→ビアンカ似
性格→王様似
って感じだね
でもたまに王女もビアンカ似を思わせる発言をしたりするのがまた可愛い
可愛い嫁さんに子供達…薔薇色人生
自分達によく似た子供に囲まれ暮らす幸せ夫婦!
ビアンカが嫁の時が1番親子って感じでしっくりバランス取れる感じがする
主ビア一家を見ていると気持ちが和むw
俺も幸せ〜になるw
>>720 色合い綺麗だね
爽やかでビアンカによく似合いそう
実際にビアンカがこの靴履いて颯爽と歩く姿を見てみたいw
グランバニアではビアンカの着た服や靴よ同じものが市場で大人気となってそう
世界を救った麗しき美人王妃様だし国ではちょっとしたファッションリーダー扱いになっててもおかしくない
公共の場でビアンカのした髪型や服装はあっという間に広まり、
グランバニア国の女性陣が次々に真似し出すわけですねw
アクセサリーの店などであの王妃様がなさっていた髪飾り!と大々的に売り出されたりしてね
主人公ターバンファッションも流行ったりしてw
あのターバンはなんでしてるのか、
ほんと不思議w
兜の代わりなんだよ
あのターバンがあるかないかで安心感が全然違うね!
夜の外人が出てくる通販番組で「このターバンがあるだけで全然違うんだ!」って
DS版の実写CMの主人公役の人が商品紹介している姿が浮かんだ
>>732 ばっちり注文しましたw
子供達可愛いなぁ
暑さに負けるな職人さん!wいつもありがとう
735 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/08/24(金) 21:42:43.05 ID:hHmJUeAJ0
>>734 石になったら元々よりも体重は重くなっていると思うんだがw
絶対領域は大事ですよねw
絶対領域の神秘には誰も抗えない…
ガーターベルトって不思議な引力があるよね
ビアンカ自身が神秘であり不思議な魅力で我々を惹きつけてならない女性だからね
>>734 新山の描く主人公はノリが俺に少し似ているw
思春期の少年みたいな主人公だなw
それだw
今まで恋愛らしい恋愛してなかったのがいきなり可愛い嫁さん貰っちゃったらそうなるわなw
ビアンカと出会った時から人生の時計が動き出した
新山主人公の思春期っぷりは遠い日の自分を思い出す
人はそうやって大人になっていくわけですよ
ビアンカと夫婦になれた喜びと、
初恋のようなドキドキやときめきが
いつまでも同居し続ける感じ
妻としても母としても王妃としてもビアンカは申し分ない
やはりビアンカは良い
良妻賢母とはビアンカのためのある言葉
ビアンカと出会い結婚するために
俺はずっと旅をしていたんだ
>>755 何これ最高w
動画もコラも両方いいね!GJ
ぺったんぺったんつるぺったんに吹いたw
>>755 うおおお一億と五千年前からビアンカ愛してるぅぅぅぅぅぅ
>>755 思わずリピートして聴き入ってしまったw
コラもGJ
アクエリオンだけかと思ったら色んな曲の詰め合わせw
センスあるなw
つるぺったんのコラはやばそうだから禁止ねw
ぺったんぺったんつるぺったんw
結構シリアスな動画かと思っていたらいきなりそれが流れて茶吹いたw
曲の繋ぎから歌詞から何からと秀逸ww
【七十二章】〜継ぐ者達〜
http://dl7.getuploader.com/g/109874/278/094-001.jpg 「ここにいたのね・・・ティミー」
「うん・・・天にお祈りしてたんだ」
「お父さんとお母さんが見つかりますように・・・って?」
「・・・うん」
ここはグランバニア・・・新王と王妃が行方知れずとなり八年
二人の残した赤子達は健やかにたくましく成長していた
「がうがう!!」
「ふふ、ゲレゲレちゃん・・・あらこれは?」
ゲレゲレが口にくわえてきたもの・・・
「それはね・・・ビアンカさんが昔、ゲレゲレにあげたリボンだよ」
二人の前に現れるスラリン
「・・・お母さん・・・お母さんの?」
うなづくスラリン
「ああ・・・お母さん」
リボンを優しくにぎりしめるポピー
「・・・ふにゃあ」
「ゲレゲレはね・・・ポピーに持っていて欲しいって言ってる」
優しくポピーを見つめるスラリン
「ありがとう・・・ゲレゲレちゃん」
ゲレゲレの頬に自分の頬を寄せるポピー
「二人とも気をつけて行くんだよ・・・ホントはボクも一緒に行きたいんだけどね」
悲しそうな目で二人を見つめるスラリン
その二人に懐かしき主とビアンカの面影を見る
「スラリンありがとう・・・でもこれは僕達で決めた事だから」
スラリンに答えるティミー
「うん・・・分かってる・・・マス・・・リュカ王とビアンカ王妃の事・・・頼んだよ」
「それと・・・スミスが気をつけていってらっしゃいって」
「・・・スミスが?」
「うん・・・泣いた顔で二人を見送りたくないから・・・ってね」
「・・・ありがとうスミス」
「オジロンおじいさま・・・行って参ります」
「行ってきます!大丈夫・・・絶対にお父さんとお母さんを見つけてくるから・・・ね?ポピー」
「うむ・・・お二人とも、よくぞ今まで厳しい修練に耐えられた・・・サンチョ・・・後は頼むぞ」
「はいオジロンさま。このサンチョ命に代えましてもお二人をお守りする所存でございます」
「お二人とも・・・父君と母君が見つかるようこのオジロン祈っておりますぞ」
「ありがとうございます・・・オジロンおじいさま」
「うん!僕達がんばるよ・・・ドリスに挨拶してこよう?ポピー?」
オジロンに一礼し足早に王の間を後にする二人
「・・・サンチョよ・・・このような幼子達に旅立たせるのは正直辛い」
サンチョを見るオジロン
「はい・・・ですが、これはティミーさま達の御意志」
「ティミーさまとポピーさまは・・・パパスさまマーサさま、リュカ王とビアンカ王妃の血を引かれるお方」
「そしてティミーさまは天空の剣と天空の盾に選ばれし・・・伝説の勇者さまにございます」
「うむ・・・そうじゃの是非も無し・・・これも宿命」
「ド〜リス!」
「ごきげんようドリス」
「あら二人とも・・・いよいよ出発?」
「うん」
「・・・あら、ポピー可愛いリボンね・・・どうしたの?」
ドリスはポピーが身に着けているリボンを見る
「ゲレゲレちゃんにもらったの・・・お母さんのリボンだよ」
「ピアンカの・・・そう」
リボンを見ながら話すドリス
「ビアンカは・・・とっても美しくてステキな女性だったわ」
「リュカも・・・勇敢で、優しくて・・・とってもあったかい人だった」
「あなたたちを見ていると思い出す・・・そっくりよ二人とも」
「・・・ドリス」
「二人をお願い・・・ティミー・・・ポピー」
二人の手をとるドリス
「私はね・・・あなたたちがビアンカのおなかにいる時からずっと見守ってきたつもり」
「・・・なんにもできなかったかもしれないけど」
視線をそらし、悲しげに微笑むドリス
「そんなことないよドリス」
「そうよ・・・ドリスがいたから頑張れたのよ私たち」
「ティミー・・・ポピー・・・ありがとう」
ぎゅっと二人を抱きしめるドリス
「昔ね・・・私もビアンカにこうしてもらったの・・・ビアンカのお腹の中の元気なあなたたちを心で感じながら・・・」
「いよいよ旅立つのですね・・・ティミー」
「はい・・・今までありがとうございましたピエール先生」
ティミーはピエールに深く頭を下げる
「ティミー、あなたは本当に強くなられた・・・ですが自惚れは身を滅ぼします・・・油断無きよう」
「そして・・・あなたはまだまだ強くなる・・・底知れぬ力を秘めた伝説の勇者」
「私が教える事はもうありません・・・どうか、リュカ王をビアンカ王妃を見つけ出して下さい」
「お願い致します勇者殿」
ティミーに一礼するピエール
「え・・・そんな・・・ピエール先生」
頭を下げる師に慌てるティミー
「ふふ・・・ティミーったら」
「ポピー殿・・・兄上を勇者殿を支えておあげ下され」
ポピーの隣でマーリンが囁く
「はい・・・マーリン先生」
「うむ・・・ビアンカ殿も魔法の才をお持ちだったが、ポピー殿はそれ以上やもしれぬの・・・」
「そんな・・・私なんか・・・先生の」
「いや・・・謙遜しなさるな・・・流石は勇者殿の妹君じゃ・・・わしなどはとうの昔に相手になりませんでしたぞ」
かっかっかと笑うマーリン
「今まで本当にありがとうございました。マーリン先生」
「行ってしまわれたの」
「ええ・・・ティミーとポピーの背負った運命を考えると心が痛みます」
「また・・・自分を責めるでない、ピエール」
「・・・私があの時リュカ王の側から離れなければ・・・」
「ピエール・・・我々はリュカ殿ビアンカ殿の御意志を継ぎ、二人をお育てしてまいった」
「そしてお二人は今まさに、父君母君をお救いに旅立たれたのじゃ」
「これはお二人の御意志であり宿命・・・そして天空の血を引きし者の天命」
「・・・」
「信じるのじゃピエール・・・お二人を」
「さぁさ、お二人とも。困った時はいつでもこのサンチョめに言って下さいね」
「うん」
「ありがとう。サンチョさん」
「では・・・行きましょうか」
ティミーとホピーに不安は無かった
澄みきった青空のように二人の心は晴れ渡り、溢れんばかりの希望に満ちていた
まだ見ぬ父母の顔を思い浮かべながら
・・・待ってて・・・お父さん・・・お母さん
久々の本編です
色々アレンジして好き勝手やってますw
久しぶりでちょっち疲れました・・・いや疲れるのは暑いからだなw
苦情w感想、お待ちしてます
双子たちが愛しい…!
早く両親と再会できることを祈っているよ…
職人さんGJ
グランバニアのみんながいたから双子はあんなに健やかに成長できたんだな
双子達が良いこに育ってくれて良かった
職人さんGJ
双子たちとグランバニアや仲間モンスター達との繋がりいいな
ゲームじゃその辺あまり描写されてないしな
ゲームは基本的に主人公視点をメインとしているしね
>>771 GJ
双子達よ大志を抱け
職人さんありがとう
子供達の事を思うと泣けてくるぜ
子供達の話だけで目頭が熱くなっているくらいだから
ビアンカ石化解除の話を見た瞬間マジ泣きしそうだ
泣くがいいさ
人は涙の数だけ強くなれるの!
人は悲しみが大きいほど人には優しくできるのだから〜
家族が再会した時は感動の涙をみんなで流そうぜ
もう既に泣いている
ヽ、,,メy ;;; r";;;;;;´ヽ`;;;;;ヽ`i;;;;;;;;;|;/;;;;;;ii;;;;;|;;,,トt、t;
`''フ, ii ;;;Y/;;、;;;;;;(;;;;; ;; ;;;;;i|;;;i;;;;;;;;、t;;;;;;ii;;从、;;;;、、 泣 す き
ノノij、、;;;; ;;;t ;;;;t;t;;ノノ;;;;ノtt;;;、升込ヘ、从`;;;;;ii
,,、、、 iyi)从;;;;i r'"iiii||||iiiヽ;;t'''"iiiiiii||||i體逡;; <;;;;;` い で さ
r" '' 、 /フ-i;;;;;i:ン、zモテテ、;;t≦;;ー;rモテチゝz'" 〉;;;;;;
't ` ' 、 从;;;;;;t:::`:::"";;;;;リΞ :::::::"",,,",ノ" i;;;;;リ, て に ま
ヽ, 、 刈ii、t::::::::::::::;;; i:: :::::::::::::::'" i;;;;/ノ
' 、 ,,、、::''' ヽ, i;;ヽ, ;、::::::::::::;; i、__,,,_ :::: ::::: i;r"/;; い は
~' 、""" :::;;; ヽ, t; ;;;`it ::::::::ヽ、;;;~'' ::: /~r;;;;;;;;;;
,,、--、,,,,、'ヽ, '' 、, ノi; ;;;| t :: ,,ii,,,,, / |;;i;;;;;;;;;;;; る
ー'";; ;;''''';;;; ''"ヽ;;;;;;'''"",, ヽ, ヽ;;;i ;t ''";;",`' - /;;:::ヽリ;;;;;;;;;;;;,,,
;; ;; ;;" ;;; `t''''"" ~'' ,, ヽ,,rr"iiitt、r"t;;;i ヽ '' ;;~;; ''ー ,, ';;:::: "i|;;;;;;;;;ヽ"" !
,,r" / :::ヽ;;tヽ、,,,,,、、-'",, ヽ,ー-;;、iiii"ヽii;;ヽ;;ヽ r';;;; ,,r";;::::::: i|レ"|;;;;ノ
" / ::::: i;`''-、;;;;;;;;;;;;'":::、, t ~'' 、;;;;ii"ii:::ヽヽ,ヽ-ー ,、 ';;; :::: ::: |'"ヽ''';;-、、,,,,,,,,,,,,,,
/ ::: ノ''ー、;;;;;;、,,,,,,,::::::::::;; t ''"""'ヽ;;;; ""ii::;;;~~~~~~";;;;; ::::::::''" ::: |;;;;""''ヽ;;;~'- 、==~、''''' ー 、
ソ "r '"ヽ/ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;、 '/: t '"ヽ;;;; 彡;;;;;;;::~'-、;;;;;; ;;::::'" ;;;; |、;;;;"''";;;ヽ;;;;、~''ー 、,>~' 、
ヽ,;;;"" ''""' ,ソ;;;;;;;;;;;;;;;、'" r'" ヽ yii;; t;;;; 彡、;;y;;;; ::~' 、 ;;::::''" ;;;;; tヽ,、;;;; "ヽ;;;;;;;; ;;;;~ '"'z
ヽ、;;;;;;~,二フ"~~~;;;;;;;;;;;;;;;r'" ,,r" リ リi;;;; 彡tヽ;;y;;;; :;;ヽ;;;;;;''" |i ヽtヽ;;;; ミヽ;;;; ;; ;;;iii/;/
-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、 -ーー - 、、-ーー'" ,,,,,,,;;;;;; /;;; i;;;; 彡;t、ヽ;y;;;; ;;;ヽr''ー、、、、,,,,、、 ー''" リ t;;;; ミ''ヽ ;;;;;;;;/;/
ケンシロウ様がなぜww
色んな意味で涙が止まらなくなるわw
ノリでやってしまいました
反省しています
もう何が何だかw
【七十三章】〜父母が歩みし道〜
http://dl6.getuploader.com/g/109874/279/095-001.jpg 満を持して旅立ったティミー、ポピーとサンチョは
グランバニアより一路、北へと向かっていた
「兵らは幾度と無くこの地を捜索して参りました。が・・・手がかりは未だ」
「ここは、ピエール殿とスラリン殿がリュカ王と共に戦われた北の塔へ行ってみましょう」
二人を見るサンチョ
「そうだね。この目で確かめるのが一番だよ」
ティミーが答える
「教会だわ・・・目的の成就と旅の無事をお祈りしていきましょう」
祈りを終えた二人は教会でシスターに話しかけられる
「あら・・・あなた方・・・失礼ですが、お顔をよく見せては頂けませんか?」
ティミーとポピーの顔を見つめるシスター
「八年前にもなるでしょうか・・・この北の教会を魔物の大群が通っていったのです」
「そして、しばらくして二対の魔物を引き連れた男性がやってまいりました」
「・・・穏やかなお方でした。そのお優しい目でみつめられると・・・」
「不思議ですね・・・あなた達の目は・・・まるで生き写し」
「お父さんの事だね・・・ポピー」
「うん・・・それとピエール先生とスラリン」
教会を後にし北の塔へ一行は向かう
ギャオォォーー
三人目がけて突進してくるドラゴンマッド
「むっ・・・魔物です・・・お二人ともここはサンチョめに」
二人を庇おうとするサンチョ
「大丈夫よ・・・サンチョさん」
そこには、いつも笑顔を絶やさないポピーの姿はなかった
少女の呪文の詠唱が終わる
「・・・マヌーサ!」
ギャオー・・・ドサッ
ドラゴンマッドの攻撃は宙を舞い勢い余って尻餅をつく
「・・・いくよ・・・ラミアス」
ティミーの手に握られた剣が眩い光を放つ
「・・・やっ!!・・・はぁぁーー!!」
ザクッ、ドシュッ
天空の剣が魔物を切り裂く
ドカッ・・・大きな音を立て、仰向けに倒れる巨体
「・・・お見事です・・・ティミーさま、ポピーさま」
目を丸くし驚くサンチョ
「・・・ごめんね。可哀想な魔物さん」
ティミーとポピーは亡骸に両手を合わせ祈る
・・・ピエール殿とマーリン殿は、お二人をここまで・・・
サンチョは小さくも大きな二人の背中を見る
「変です・・・この塔には魔物の気配がしません・・・これほどにまがまがしい空気が漂っているというのに」
サンチョらはデモンズタワーを探索していた
そして一行は、ある部屋へとたどり着く
「ここは・・・ポ、ポピーさま?」
「・・・お母さん・・・お父さん・・・」
「ポピー?!」
ティミーとサンチョはポピーを見る
「ティミー・・・サンチョさん・・・お父さんとお母さんはここで敵と戦ったの・・・そして何かが起きた・・・」
「でも・・・それは何かは分からない」
「すごいやポピー・・・ボクには分からないよ」
「ティミーさま?ポピーさまは・・・きっと、マーサさまの血を強くお引きになられているのです」
「マーサおばあさんの?」
「ええ・・・マーサさまは神しいお力をお持ちになっておられた」
「ふぅ・・・いつになったら出られるんだろう」
「そうね・・・登ったり降りたりですものね」
「お二人とも大丈夫ですよ・・・サンチョめにおまかせ下さい」
三人はチゾットを目指しグランバニアの洞窟へ入っていた
「・・・ほら、明かりが見えてきたでょう?もうすぐです」
「すごいやサンチョ」
「ええ・・・この洞窟は何度も何度も通って参りましたから・・・」
サンチョの脳裏に若きパパスの共をした己の姿が浮かぶ
「うわぁ!真っ白・・・雪だ!」
「綺麗ね・・・ちょっと寒いけど」
子供らしくはしゃぐ二人を安堵に満ちた表情で見守るサンチョ
ここはチゾット。山頂の村
「今日はここで宿をとりましょう。野宿続きで、さぞやお疲れでしょうお二人とも」
「やった〜」
「お風呂・・・入りたい」
入浴と食事を終えた二人は宿屋の主人夫婦に話しかけられる
「チゾットはどうだい?いいところだろ?」
「はい。ちょっと寒いですけど・・・みなさん親切で・・・ありがとうございます」
ポピーは二人に頭を下げる
「いやいや・・・そんな。ところで前にもここに来たことはなかったかね?」
「いえ・・・初めてですよボクたち」
「そうか・・・思い違いか・・・」
「かなり昔の話になるんだが・・・金色の髪の美しい女性とその旦那さんがここへ立ち寄ってね」
「その二人に・・・なんか似ているんだよ。君達は」
「ふふ・・・きっとその人、私のお母さんです」
笑顔で答えるポピー
「・・・えっ?すると・・・君達はあの二人の子供さんかい?」
「・・・そう・・・お二人の御子です」
サンチョが答える
「その奥方はお二人を宿しながら・・・このチゾットを越え、グランバニアへと来られたのです」
「・・・そうか・・・なるほど。あの時、倒れたのは今でも覚えている・・・身重の身体でこのチゾットを・・・なんと強い意志をもった女性だ」
感慨深けに話す主人
「ポピー!グランバニアが見えるよ!・・・ほらっ」
「ほんと・・・すごぉい・・・あん、でもちょっと怖い」
「ポピー?ボク嬉しいよ・・・少しずつ、お父さんとお母さんに近づいている気がして」
「そうね・・・お父さんとお母さんが歩いてきた道を私たちも歩いているんですものね」
「うん・・・早く会いたいな」
「ふふ・・・私も」
チゾット到達です
かなり強引に詰め込みまとめましたww
双子らは子供らしく大人びた感じでキャラづけ
王女はマーサの不思議な力を引き継ぐ設定で
王子の忠実なしもべw天空の剣の名前「ラミアス」はYから頂きました
ただの剣ではありません生き物です・・・この剣w
今後もじっくりと話を進めていきます
みなさんレスありがとうございます
ようやく子供達チゾット到着!
はらはらしながら見守ってまうねw
gj
子供たちのイメージが自分と近いw
毎度GJ
全俺が泣いた…!!
最近知ったんだけど全俺が泣いたって、全米が泣いた!のパロだったんだね
子供たちの成長がいい!
俺はドラクエ5DSクリアしちまったw
今後はこのスレで楽しませてもらうぜ!!!
ようこそビアンカスレへ!
DS版は気軽に持ち運びしながらプレイできるのがいいねw
ようこそ〜!
このスレを第四の冒険の書とでも思ってくれいw
さあ
ビアンカと愛の旅に
いざ行かん
>>800 俺もつい最近DSクリアしたばかりだw
だいぶ前にPS2のをプレイしたこともあるが…
新たな仲間が加わった!
ではみんなでパーティー組んで冒険の旅に出るかw
ドラクエ10でチームビアンカってパーティ組んでみたいw
ビアンカを愛するチームねw
そんなチームがあったら是非参加したい!
10持ってないけどw
810 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/08/29(水) 03:07:45.55 ID:X9k9pAohO
10より5!そしてビアンカ!
10にもしビアンカがゲストキャラで出てくるとかだったら間違いなく10買ってた
最初は買う予定なかった9やリメイク6もそれで買っちゃったしw
6はまさかの子供達と一緒に登場だからねw
いっそ5主も出てきてビアンカと子供たちと戯れていれば良かったのにw
話題になっていたアンソロ本届いていたけど、予想外にクオリティ高かった!
天空物語の作者さんのも良かったけど全ページ最高だったと言って過言じゃないと思うw
もしかして全員プロの作家さん?って思ったw
ノベルティほしかったぜ…
主人公×ビアンカの本が月刊化したらいいのに
毎月さまざまな作家さんによる主ビア作品が多数掲載
主ビア好きの読者の投稿によって成り立つ読者コーナーも
毎月欠かさず買いますともw
前にこのスレで話題になってたけど、ビアンカってタイトルの少女漫画誌は実際に発行されたよねw
あれがドラクエ5のビアンカの雑誌だったらどんなに良かったか…
いろんなゲームやって、沢山の魅力的なキャラクターに出会っても、やっぱりビアンカちゃん以上に愛しい子はいないw
同姓だけどわりと本気で結婚したいと思うw
あれ?
私いつの間に書き込んだっけ…
ビアンカのことが好きすぎてマジでやばい
もうこの先一生、ビアンカ以上に好きになれる存在が出てきそうにない
いつの間に自分書き込んだんだ?な書き込みが沢山w
主ビアアンソロ読んでからますますビアンカ愛が加速している
ACTAって法案が通ったら主ビアの二次創作も二度と見れなくなるんだな…
それがもう間近に迫ってるなんて
>>823 どうだろう
知らぬ間に変な娯楽規制の法案通っていたけど
別に今までと変わった様子なしってのが結構あるしw
そんな法案が挙がっていることすら知らなかったw
>>824 それ別の法案じゃないのかな?
「ACTA」って言うんだが多分明日?可決されるかもしれない
>>825 ニュース、新聞、雑誌でもほぼ全く取り上げられてないはず…
さっきのニュースでもやらなかった。
マジで笑い事じゃないよ
相変わらず政府はひっそりとわけわからん法案成立させちゃってるなぁ
グランバニアなら絶対国民の声をちゃんと聞いてくれる
ビアンカちゃんは王妃という身分を忘れてしまうくらい気さくにお話してくれそう
グランバニアは権力を屈指して国民を押さえつけたり虐げたり
国民は飢えているのに自分たちは贅沢したり…なんて事一切しなさそうだよね
ビアンカ王妃は国民に交じって一緒にパン作りしたり、城に庭を公園のような形で国民に開放したりしてそう
本当に国民の良い暮らしを1番に考えた政治を行ってくれるだろうね
グランバニアの国民になりたかったぜ!
封建時代のように国民に密着してる統治者は国民生活に配慮した政治をしてくれる
主人公とフローラ家族がピンチの時に俺とビアンカちゃんカップルが「待たせたなっ!」とさっそうと駆けつける夢を見たい
幸せな夢見たなw
でもビアンカは主人公の嫁だから諦めろw
主人公とラブラブなビアンカに密かに想いを寄せる青年が見た夢か
ビアンカ萌えの心はけして砕かれることはない!
二次創作全面的に禁止なの?
アニメ・漫画文化が大分栄えた日本でだとそれってかえって経済的に打撃だと思うけど
ACTAについて出回っている情報についてガセと本当の部分をまとめてあるのがあった
ガセ
*ネットのジャニーズ、2次元のHP、ブログの削除
*上記のサイトをみると処罰
→見るとインターネット切除
*インターネット上では常に政府は監視
*ニコ動、YouTube、うごめも、占いツクール、こみゅ〜等のサイト閉鎖
*ジャニーズ、2次元の話を家族、友達とする、電話等禁止
ホント
・ジャニーズ、2次元のCDを買い、友達に貸すこと
・ネットに歌詞をUPする、それを見る事
・歌ってみた、カバー曲、弾いてみたは二次創作なので禁止
↓
これらは著作権侵害になりアフタ制御
逮捕の可能性もあります。
ガセよりはマシとはいえ、友達とのCDの貸し借りまでダメってちょっとひどいな…
二次創作活動は中国で栄えそうだな。
中国は劣化コピーばかりのイメージだが、
クリエイティブな中国人だって少しはいるだろうし、
彼らがアニメや漫画文化に花咲かしてくれるだろう。
表向きは海賊版や違法ダウンロードの取り締まりかな?
だが実体はそんな生易しい物では無い…
ネットを完全に監視して、少しでも著作権侵害の恐れがあるサイトやブログを問答無用で閉鎖し、管理人を逮捕出来る。(漫画の台詞も駄目)
↓
ニュース引用も駄目(つまり情報の拡散が出来ない)なので、お偉いさんに都合の悪い情報が書かれたサイトに著作権侵害のいちゃもんを付けて閉鎖出来る。
ガセなら良いけどな…
それだけならマスコミで全く報道されないは幾らなんでもおかしく無いか
海外じゃ250万人のデモが起きたらしいし、反対署名サイトが急に見れなくなったのはゾッとした。
一応中国の海賊版やら違法商品を取り締まるため〜と言われているよね
【七十四章】〜運命〜
http://dl6.getuploader.com/g/109874/281/096-001.jpg 「すごく急な山道・・・お母さんはここを通ってグランバニアに来たのね」
「そうです・・・ビアンカさまは・・・お腹におられたティミーさま、ポピーさまと共にこのチゾットを登ってこられたのですよ」
「ありがとう・・・お母さん・・・大変だったね」
ポピーはまだ見ぬ母を思い浮かべる
「ねぇサンチョ?・・・お母さんってとっても心の強い人だったんだね」
ティミーはサンチョを見る
「はい・・・ビアンカさまは御幼少の頃から勇敢でお優しいお方でした」
「リュカ王とも大変お仲がよろしくて・・・お二人が結ばれ、ティミーさまポピーさまが御生まれになったのも、
全ては定められた運命だったのでしょうな・・・」
「運命か・・・お父さんとお母さんがいなくなったのも、やっぱり運命なのかな・・・」
空を見上げるティミー
「ティミー?・・・お父さんとお母さんを探しだすのも私達に与えられた運命よ・・・きっとね」
ティミーを見て微笑むポピー
「うん・・・待ってて・・・お父さん、お母さん」
「おはようサンチョさん」
「サンチョおはよ〜」
「おはようございます。ティミーさま、ポピーさま」
一行はネッドの宿屋で朝を迎えていた
「さぁ、ここからは船旅でございますよ。海岸にグランバニアの船が待機しております」
「船かぁ・・・なんかドキドキするなぁ」
「そうね・・・船に乗るの初めて」
ゆっくりとゆっくりと三人を乗せた船は北上する
「お二人とも、気分は悪くございませんか?」
「大丈夫よサンチョさん」
「大丈夫!・・・それよりも見てポピー。すっごく高い山が見えるよ」
船の左手にそびえる高山
「セントベレスと言うのですよこの山は。人の足では到底辿りつくことはできないであろう・・・神々の山と呼ばれております」
・・・リュカ・・・ティミー・・・ポピー・・・みんな・・・
「・・・!」
「ポピーさま?・・・大丈夫ですかポピーさま?顔色が悪うございますよ」
「聞こえたの・・・助けを求めるお母さんの声が・・・お母さん」
目に涙を溜め二人を見るポピー
「ビアンカさまのお声が?・・・もしや・・・セントベレスにビアンカさまが・・・いやまさか」
「あっ・・・教会が見えるよ」
「ここは修道院ですな・・・立ち寄ってみましょう」
三人は海辺に立つ修道院へと向かう
「わぁ・・・きれいなお花がいっぱい・・・あれは鐘つき台ね」
「ようこそ海辺の修道院へ。シスターは中にいらっしゃいますよ」
挨拶をする老婆
「ありがとうございます」
「ようこそ我等が修道院へ。迷える子羊たちよ・・・本日はどうなされました?」
長老と見えるシスターは三人に挨拶をする
「はい・・・私達は人を探しております。青いターバンをかぶった青年をご存知ではないでしょうか?歳は・・・20半ばのはず・・・」
シスターに話すサンチョ
「青いターバン・・・ええかなり昔の事 ですが、この修道院にいらっしゃった方がおりました・・・確かリュカさんと申したでしょうか」
「・・・お父さんだ!」
「・・・うん。お父さん」
互いの顔を見合わせるティミーとポピー
「・・・えっ・・・あなた方はあのリュカさんのお子さんたち?」
「ええ・・・そうです。お願い致します、どんなささいな事でもよい。そのリュカさんの事を教えて頂け無いでしょうか」
「はい。今から八年も昔になるでしょうか・・・リュカさんはヘンリーさんという男性、マリアさんという女性と共にこの修道院に流れ着きました」
「三人とも多くは語られませんでしたが、かなりの御苦労をなされてこられたようでした」
「そしてそのヘンリーさまはライン ハット国の王子さまだったのです」
「ヘンリーさまとマリアさまはめでたく御結婚なされ、ラインハットでお暮らしなされております」
「・・・ラインハット」
サンチョの顔が曇る
「その後のリュカさんの行方は・・・」
シスターを見るサンチョ
「分かりません・・・ごめんなさいね。でも、風の噂で御結婚なされたとか」
三人はシスターに礼を言い修道院を後にする
「サンチョ?ラインハットに行けば何か手がかりが・・・」
「・・・なりませぬ」
「えっ?」
「たとえティミーさまのお言葉であっても・・・ラインハットだけはなりませぬ」
「・・・サンチョさん」
ポピーの目にサンチョの悲しげな瞳が映る
「ティミー・・・」
ティミーを見つめ首を横に振るポピー
「うわぁ〜すっごい。ここがオラクルベリーかぁ」
「人がいっぱいで賑やかな街ね」
三人は人が多く集まるオラクルベリーでリュカとビアンカの情報を集めていた
「・・・うーん。手掛かりらしい手掛かりは見つかりませんでしたな・・・残念です」
「うん・・・ここなら何か分かるかと思ったんだけどな」
「サンチョさん・・・元気出して」
サンチョを見て微笑むポピー
時は夕暮れ、夜のとばりが訪れようとしていた
「・・・そこのお嬢さん達」
後ろからポピー達を呼ぶ声がする
「えっ・・・?はい」
振り返るポピー
「おお・・・可愛らしいお嬢ちゃんじゃの・・・そなたからは何か感じるものがある・・ ・探し人かの?」
ポピーに話しかける老婆
「はい・・・そうです。私達、人を探してるんです」
老婆に答えるポピー
「わしは占いババじゃ。よろしい・・・そなたに免じて特別に占ってしんぜよう」
「本当ですか・・・ありがとうございます」
不思議な言葉と仕草を繰り返す老婆・・・どれくらいの時が経ったであろう・・・
「・・・ふむ・・・分かったぞよ」
「・・・そなたの探し人は、そなたにとても親しき人・・・二人ほど見える・・・家族かの」
「・・・はい!」
目を輝かせ老婆を見るポピー
「安心せい・・・その二人は生きておる・・・だが、もはや人では無い」
「なんと!・・・人では無いと?」
驚きの 声を上げるサンチョ
「これ・・・黙らっしゃい・・・呪いじゃな・・・これは呪い・・・」
「えっ?!・・・お父さんとお母さんは呪われちゃったの?・・・そんな」
悲しそうな顔をするティミー
「大きな塔・・・屋敷、そして教会が見える・・・西に行かれよ・・・さすれば道は開けるであろう」
「西ですね?・・・ありがとうございます」
老婆に深く頭を下げるポピー
「お嬢ちゃん・・・そして隣のお坊ちゃん・・・いずれお前さん達は世界を救う事になる・・・運命を呪うな・・・受け入れるのじゃ」
「世界を救う?・・・ボク達が?」
ポピーとサンチョを見るティミー
「さぁ・・・行くのじゃ」
「西かぁ・・・」
「サンチョさん・・・」
「大丈夫ですよお二人とも。とりあえずはポートセルミに行きましょう」
「ポートセルミ?」
「美しい港町でございますよ」
「へぇ〜」
「ステキな街みたいね」
「はい。潮風の漂う美しい街」
・・・いくら伝説の勇者さまとはいえ無慈悲・・・天は何故ティミーさまとポピーさまにこのようなお辛い試練を与えられるのか・・・
「・・・サンチョさん?」
「どうしたの?サンチョ」
「・・・あっ、はい。お二人ともご安心下さいませ。お二人には、このサンチョめにがついておりますからね」
「うん・・・ありがとサンチョさん」
「サンチョありがとう」
困った時の占いババww
・・・長くなっちゃいましたね〜ゴメンなさい
Xの疑問の一つ・・・行方不明になった主ビアですが
サンチョ達はどこを探したのか?
テルパドールやエルヘブンには行ってない、サンタローズとラインハットには行きたくない、アルカパに行ったかは微妙
後はオラクルベリー、ポートセルミとかルラフェン、カボチそしてサラボナぐらいしか無いんです・・・そして競売場w
「天空物語」を執筆されたチノ先生の御苦労がしのばれます
そうそう、チノ先生と言えば・・・アンソロ届きました・・・ステキ過ぎます
自分のSSとイメージがかぶる作家さんもいらっしゃって、ちょっと嬉しかったw
で、困ったね・・・ACTAって・・・
長い分読み応えあったよ!gj
双子達のめんどう一生懸命見てくれたサンチョには感謝さざるを得ないw
ACTAは海外の海賊版売りさばいている外人だけ規制してくれればいいのにね
双子達可愛いよ双子達
GJ!!!!!
gj! SSとかぶるのってどれですか 気になる!
>>847 GJ
職人さんによる子供達編、第二の天空物語を読んでいるような気分で楽しんでますw
GJです!
明日国会議事堂前で反ACTAの抗議やるらしいけど、どうなる事やら…
危惧されてる事が現実になれば、日本は終わるね
>>853 その辺り自分の主ビアイメージにもすっごく近かったw
アンソロ本どれも良かったし、自分のイメージとは違うものもそれはそれで楽しめたけど
イメージにぴったり当てはまる作品があると感動するよね
訂正版乙です
ティミー・ポピー編イイ!
早く主人公を見つけてあげて!!
それにしても言論・表現の自由は民主主義の基本なのに
中・韓との仲は悪くなる一方だし…日本が悪い方向にいかなければいいんだけど
さっきまで鯖落ちしてた?
移転だね
朝とID変わっちゃってる
今ニコニコ動画でDQ5見てる。
今さっき石像になった主人公を息子たちが助けたところ
なんか規制法案が決定するのか?
そすると動画も見られんようになるのか??
絶対いやだなー
実際どの程度厳しく規制するか分からないからなぁ
一応今までも法律的には黒な娯楽沢山あるけど
よっぽどの事をして目立たない限りは取り締まられていないし
蓋を開けてみてひどい状況だったら抗議する!
何がどうなってもビアンカ萌え心は貫く覚悟でいるぜ
負けない
何があっても負けない
不屈の精神でビアンカを愛で続ける
>>862 今日可決したみたい
そしてこの法案が発効したら抗議もデモも起こせなくなると言われてる。
危惧されてる事が起こらなければ良いけどね…
こうなったら、違憲判決を期待するしかないな。
過去に10件もないぐらい滅多にないことだが。
しかしビアンカスレではどうにもしようがないな…
日本大丈夫か?
なんかやばくね…。
政府専制の時代になりつつあるのか……
ビアンカスレでこれ以上心配しててもどうにもならんと思うし
そういうのを語っているスレで話した方が情報も対策法もいろいろ入ってくるんでない?
一応ツイッターとかで情報を得ておいた方が良いかもね。
こんな事なら無理してでもアンソロ本買っとけば良かった…
二次創作全般いきなり禁止!みたいなことはやらないと思うけどね
とりあえずみんなで歌って気分を落ちつけようぜ
夏がくーれば思い出す〜遥かな尾瀬〜♪
>>873 結果的にって事じゃないのかな
一番危惧されてる面はそこじゃないし
しかしビアンカスレではどうにもできんのじゃよ…
だね
ビアンカスレではただビアンカにひたすら萌えるのみ
それでいいじゃまいか
ここはひたすらビアンカに萌えるのみ
ビアンカへの萌えが我々を救う
それが全て
とりあえず今のところ平和だ
2chでひっそり萌え語りしている分には別に厳しく取り締まられる事はないだろうし
変な法律のせいで職人さん逹が萎縮しちゃって
今までのように作品投下できなくなったりとかしなきゃいいけど
ああいう作品まで取り締まるような法律なの?
ツイッターとかで出回ってる情報は誤解だと説明があったらしいが、実際に発効されてからじゃないと分からんね
マスコミでほぼ全く報道されなかった事、ヨーロッパで250万人のデモが起きた事、反対署名サイトが急にアクセス出来なくなった事、殆ど審議されず強行採決された事が気になる
そうか
まぁ職人さんの活動に害が生じるようだったら
なんだかしらの反対活動に参加するが
今はまあ様子見にしとく
どうなんすかね〜ACTAって
著作権物の営利目的利用が引っかかるんですよね?
各自が個人で楽しむ分には問題ないようですが
今や国民的イベントのコミックマーケットとかも無くなるってことですかね?
思想とか表現の自由を無視した政府の一方的な法案
これから一波乱も二波乱もありそうですが
私はビアンカとXが好きだから作品作ってるだけ
で、ビアンカ禁断症状wが出たので投下
http://dl7.getuploader.com/g/109874/284/097-001.jpg ただ、ビア画像貼っただけですけどw
本編とネタコラは今まで通り続けていきますので・・・
Lovery Bianca!!!!!
ではそろそろ通常のビアンカスレの流れに戻していきましょうか
途中送信してしまったw
>>887 職人さんGJ!!
ビアンカがいっぱい、幸せ…!
最悪の場合も想定して情報チェックして置いた方が良いね
知らなかったでは遅い
>>887 双子の活躍楽しみにしてます!
>>887 ビアンカ可愛いよビアンカ
強気な感じにも見えれば儚げな感じにも見える
不思議な魅力でいっぱいな女性
>>887 GJ!!
これからも職人さんの作品楽しみにし続けている!
ウエディングビアンカ抱きしめたい
>>893 名前の通りの純白のドレスがビアンカにはよく似合う…
美しいビアンカをありがとう
花嫁ビアンカの姿を見て元気出た
ウエディングドレスは天空の花嫁のビアンカのためにある衣装
名前がまず白で花嫁を示しているしね
何着ても似合うビアンカだけど花嫁の象徴であるウエディングドレスがやはり1番似合う
純白の美しき花嫁…ビアンカ
ウエディングドレスのビアンカにヴェールをかぶせる瞬間が大好きだw
主人公自らがヴェール被せることができるのってビアンカだけだよね?
ビアンカだけだねぇ
ビアンカのためにヴェールを取ってきて、
その間にウエディングドレスに着替えたビアンカに
そっとヴェールを被せる二人の時間が幸せすぎるw
だよね
最愛の人に自分でヴェール被せられるって素晴らしい!
ビアンカとの結婚は何度味わっても感動するなぁ
私を幸せにしてね、私を支えてね、って感じじゃなくて
私幸せよ、私にも支えさせてね、って感じがいい
一緒に幸せになろうぜビアンカ!って気分になれる
ビアンカとなら同じ目線で同じものを追える希望が持てます
ビアンカは言わば生きる希望、希望の光
ビアンカなしではマジで生きていけん
ビアンカだけは一生好きでい続ける自信があるw
俺も
何があってもビアンカへの愛だけは冷めない
またビアンカと結婚するためにプレイしたくなってきた…
何度だって結婚すればいいさ
ビアンカと再会するところか、本当に懐かしい、嬉しい気持ちになる
ほのぼのとした村といい、あの音楽といい
あー、こんなこと書いてたらまたやりたくなってきた
美しいではないか…!
>>916 似合う!
なんとなく王妃になり世界が救われたあとの
ビアンカ冒険スタイルって感じがするw
色合いも花嫁&ビアンカの名前である白を基調に、
ビアンカの元の服に近いのが散りばめられている感じで合ってるしねw
普段のビアンカの格好が春夏服、
>>916が秋冬服って感じもw
季節に合わせてってのもいいねw
実際にそういう装備があってもいいな
【七十五章】〜面影〜
http://dl7.getuploader.com/g/109874/286/098-001.jpg 「・・・大きな教会ですなぁ」
「ようこそ旅の方・・・ここではよく結婚式を挙げられる方がいらっしゃいますのよ」
「結婚式かぁ・・・ステキね」
一行はポートセルミを経てサラボナの街へ来ていた
「情報によると、ここサラボナには大富豪ルドマン卿がいらっしゃるそうです」
二人を見るサンチョ
「大富豪かぁ・・・」
「顔も広く人脈もおありになるルドマンさんなら、きっと有力な情報をお持ちのはず」
わんわんわん!
大きな屋敷の前で三人は白い犬に歓迎される
「まぁ・・・可愛いワンちゃん」
リリアンの頭を撫でるポピー
「お待たせ致しました。どうぞお入り下さいませ」
「ありがとうございます」
侍女に一礼をする三人
「ようこそ我が屋敷へ。私がルドマンです」
「初めまして。私は旅の者でサンチョと申します」
「ティミーです。こんにちは」
「初めましてルドマンさん。ポピーと申します」
「・・・はて、どこかでお会いした事がありましたかな?」
ルドマンはティミーとポピーを見る
「いいえ・・・初めてです」
ポピーが答える
「うむ・・・それで話というのはどのような事ですかな?」
「はい・・・我々は人を探しているのです・・・男性と女性・・・名前はリュカとビアンカと申します」
「リュカ?・・・ビアンカ・・・?・・・あなた方はリュカさんとビアンカさんのお知り合いなのか?」
三人を見るルドマン
「なんと・・・ルドマンさんはお二人をご存知なのですか?」
サンチョは驚き、ルドマンに問う
「さよう・・・リュカ殿とビアンカ殿はここサラボナにて結婚式を挙げられたのじゃ」
「ほんにお似合いの二人でな・・・その後リュカ殿の父君の夢を捜し求めるため旅立たれた・・・八年も昔の話になるかのう」
懐かしそうに語るルドマン
「・・・お父さんとお母さんはここで結婚したのね」
ポピーが呟く
「もしや・・・その御子達は」
「はい・・・お二人の御子にございますよ」
微笑むサンチョ
「おぉ・・・そうかそうか・・・ティミーとポピーと申したな?さぁこれへ」
ルドマンの側へ行く二人
「なるほど・・・ビアンカ殿のように美しくリュカ殿のように凛々しい」
「サンチョ殿・・・事の次第を詳しく聞かせては頂けませんかな?」
サンチョはルドマンに行方知れずになった二人の事を話す
「・・・なんと。リュカ殿はグランバニア国の王子であったと・・・そして即位後に王妃共々に神隠しにあわれたとな?」
「するとサンチョ殿・・・この御子らは二人の顔を知らずして・・・」
「・・・はい」
ティミーとポピーを見るルドマン
「ティミーとポピーよ・・・リュカ殿とビアンカ殿の捜索は、このルドマン持てる力の限り協力させてもらうぞよ」
「・・・ありかとうございます」
ルドマンにお礼を言う二人
「ティミーさんポピーさん。フローラです初めまして」
三人は別邸のアンディ、フローラ夫妻の所へ挨拶に来ていた
「お父さまとお母さまは必ず見つかりますわ・・・大丈夫」
フローラは二人を優しく抱きしめる
「だから頑張るのよ・・・決してくじけてはダメ」
「うん・・・フローラさんありがとう」
「なんかお母さんみたいだ・・・フローラさんって」
フローラの腕の中で二人はまだ見ぬ母の面影を感じていた
「うふふ・・・ビアンカさんは私なんかより素敵な方よ」
「とても美しく輝いていて・・・本当の優しさというものを知っている人」
「さぁ着きましたぞ、お二人とも」
三人はサラボナを後にし山奥の村へと来ていた
「ここにお母さんのお父さまがいらっしゃるのね」
「うん。ボク達のおじいさんだね」
「はい・・・ダンカンさまは・・・パパスさまの御親友でもあらせられました」
「ビアンカとリュカは元気でやっとるかの・・・」
・・・コンコン・・・
「はいどうぞ・・・空いとるよ」
「お邪魔します」
「こんにちは」
ダンカンの目に映ったもの・・・それは
「・・・ビアンカ?」
ダンカンはポピーに幼き日の娘の面影を見る
「お久しぶりでございますダンカンさま」
「こちらはティミーさまとポピーさまにいらっしゃいます」
サンチョはダンカンに深く頭を下げる
「・・・サンチョさん?・・・おぉサンチョさんではないか・・・何年ぶりかの?」
「はい・・・かれこれ二十年近くにもなりましょうか」
サンチョはこれまでに起きた事と今から成そうとしている事をダンカンに話す
「・・・なんと。そのような事があったとは」
「ティミーとポピー・・・こちらにおいで」
ダンカンは二人をそっと抱きしめる
「辛かったであろうの・・・ティミー、ポピー」
「・・・おじいさま」
「うん・・・でもポピーがいたから・・・みんながいたから頑張れたんだ」
「ティミー・・・そうです、おじいさま。私達は多くの人たちに支えてもらってきました」
「時には叱られたり・・・色々な事を教えてもらったり・・・励まされたり」
「そうか・・・そうか」
ダンカンは二人の頭を撫でる
「二人とも今日はここに泊まっていきなさい・・・なんにもないところじゃがな」
「ビアンカの・・・・二人のお母さんの話しをしてあげよう」
「やった〜」
「ありがとう・・・おじいさま」
ゲーム本編に影響が無い程度に結構好き勝手にやってますw
架空の人物を使わずに既存のキャラを生かして
こういう展開もありかな・・・って感じで見て頂ければ幸いです
あぁ規制解除ならないかな…携帯からは辛いw
携帯からなんという大作を!
天空物語でも双子達はアンディフローラ達夫婦と仲良くなる場面があるよねw
GJです!
>>923 GJ!
絆の輪が広がっていく様子に胸がじんわり熱くなりましたw
>>923-925 ゲーム本編とは少し違うストーリーも楽しいですw
子供たちの懸命さとサラボナの皆さんの優しさに癒されるw
いつもありがとう!
>>925 GJ
家族の集結も楽しみだけど
双子逹の活躍見たいから大いに好きにやっちゃって下さいw
気持ち的にはもう1つの天空物語を読んでいる感じ
それだ
まさしくそんな感じ
天空物語実は読んだことないけど、きっとこんな風に
双子達が頑張ってくれていたんだろうなと思ってほっこりしているw
天空物語はいいよw
読むと双子を始めとする色んなキャラがさらに好きになると思う
天空物語で新たに好きになったのは
主人公のいとこのドリスだったりするw
>>925 携帯から本当にお疲れ様!!
ビアンカ達の話をダンカンさんがどう話すのか自分も楽しみw
>>925 ゲームとはちょっと違う展開ですがこれはこれで良いですね
【七十六章】〜母と娘〜
http://dl6.getuploader.com/g/109874/287/099-001.jpg 「あら・・・素敵なポプリ」
「おぉ、それはな・・・ビアンカが作ってくれたんじゃよ」
「お母さんが?」
ダンカンを見るポピー
「うむ。ビアンカが花を摘んで編んでくれたんじゃ」
「ビアンカがポピーぐらいの歳のころじゃったろうかの・・・」
「アルカパという街からわたしと亡くなった母さんそしてビアンカはここにきたんじゃ」
「病気がちで寝たきりだったわたしを二人は懸命に看病してくれた・・・文句の一つも言わず・・・いつも笑顔での」
「亡くなった母さんには本当に感謝している・・・ビアンカを心優しき娘に育ててくれて」
「立派な方 だったのね・・・おばあさま」
呟くポピー
「ねぇおじいさん?お母さんの子供の頃ってどんなだったの?」
興味深くダンカンに聞くティミー
「そうじゃのぉ・・・それはそれは、おてんばでのぉ・・・」
クスっと顔を見合わせるティミーとポピー
「じゃが・・・誰にも負けん強さと優しさを持っておった」
「強さと・・・優しさ」
ダンカンを見るティミー
「うむ・・・ちょうどお前さん達の歳のころじゃ、リュカとビアンカはお化け退治をしたのじゃ」
「・・・お化け退治?」
「ふふ、そうじゃ。年端も無い子供達が二人で力を合わせ呪われし古城を救った」
「お父さんとお母さんが?・・・すごいや」
ポピーを見る ティミー
「そしてそなたらの父は行方不明となった・・・ビアンカは毎日天に祈っとったよ・・・」
「リュカの無事を・・・二人でまた冒険しようと誓った約束をな」
「・・・そんな事があったなんて・・・お父さん、お母さん」
悲しみに満ちた表情を見せるポピー
「それから十年の後・・・たくましく成長したリュカはビアンカを迎えに来てくれた」
「その時のビアンカの喜びようといったら・・・」
「素敵ね・・・私達のお父さんとお母さんって」
目頭を熱くするポピー
「うん・・・早く会いたい」
「そうね・・・ティミー」
「わ〜ボク、温泉入るの初めて!・・・あれ?ポピーどうしたのそんなはじっこで」
「ティミーさま・・・お察しくださいませ」
「・・・もう・・・知らない」
「わぁ・・・綺麗なお花」
「はい・・・ここは自然に満ち溢れていてとても美しい所にございますな」
「うん。お母さんはここで育ったんだね・・・お母さん」
「おばあさま・・・お母さんとお父さんは私達が必ず見つけます」
「うん・・・だから心配しないでね」
ダンカンの妻でありビアンカの母マグダレーナの墓前で三人は祈る
「ねぇサンチョ?次はどこへ行こう?」
「はい・・・とりあえずはサラボナに戻りましょう」
「ルドマンさまから何か情報が入っているやもしれませぬ」
「サンチョさん・・・またおじいさまに会いに来てもいいかな?」
「もちろんですとも・・・ポピーさま」
動け動け・・・動いてよ!!!はい・・・暴走中ですw
自身アナザーストーリー的に楽しんでます
あっ・・・サンチョ・・・もとい王女の入浴シーンはサービスですw
次はいよいよ物語が動きます
ComingSoon!
>>938 ダンカンさんの家が何故か花だらけで
状況的にビアンカが飾ったりしているんであろう感じを
うまい具合に生かされてて感動したw
GJ
>>938 一度も一緒に風呂に入れず、知らない内に娘が思春期に入ってて王様が不憫で仕方ないw
>>939 ようやく双子がおじいちゃんと巡り合えてうるっときたw
あるがとう職人さん!
子供達はダンカンにすごく懐いている感じだったから、
ゲーム内ではカットされただけで、両親が石化している間も
ダンカンの世話になったりとか実際にしてそうだよね
ダンカンさんと子供達、いいねぇ
両親の話をおじいちゃんから聞いた双子達の反応も気になるねw
一度も会った事が無い(覚えてない)上にこの年頃だから純粋に憧れるたろうなぁ
色んな場所の色んな人が知ってて評判も良い、ラインハットじゃ国を救った英雄だしもうパーフェクト過ぎるw
娘が石化解除の時のビアンカを見て
こんなに綺麗な人だったなんてと感動していたよねw
アンソロのあべあつしって作家さん、前にこのスレでブログのDQ5連載漫画が話題になっていた人か
この人のまったりシュールな雰囲気の作風好きだw
>>948 例の人かw
どことなくアンニュイな雰囲気がいいよねw
>>943 ゲーム中では子供たちは主人公が復活するまでダンカンに会ってなかったみたいだよ
サンチョも坊ちゃんから聞くまで山奥の村のことはちっとも知らなかったとか
同人とかあまり買ったりしないから詳しくないけど
サイトやピクシブなどを見ててなんとなく知っている作家さん結構いたw
アンソロ本はとりあえず家宝として大事に保管する
>>950 そうなんだ
せっかく良い祖父がいるんだから、両親がいない間に
子供たちの拠り所として出逢わせてあげても良いのにね
サンチョ、主人公とビアンカ探すのに必死でダンカンのこと失念していたのかな
まあ山奥の村には行けるんだけどねw
ダンカンが子供たちの祖父である事をその時に教えてあげて欲しい
グランバニアに着いてから出産まで実際は結構時間あるだろうし、その間にダンカンの話を聞いたり、手紙のやり取りとかしててもおかしくないと思うけどね
ゲーム本編はそこら辺の配慮が甘いのがもどかしい…
会話システムない頃の方が自由に補完ができた気がする
会話システムあるがゆえの萌えも沢山あるけどな
リメイクは好きだけど欲をいえばせっかくその前に出ていたCDシアターをもっと生かして欲しかった
今度やるならCDシアターのリメイクを
ゲームやってビアンカに惚れて
小説読んでさらに好きになって
天空物語で子供達への愛情も増して
CDシアターでビアンカ&dq5への愛が完全体になり
ファンによる二次創作で萌えを補給する
完璧
ビアンカファンのマニュアルですなw
まだ小説と天空物語をクリアしてない!
…精進せねば
いたストやバトルロード映像で惚れ惚れするのもいいなw
当時出たグッズにも可愛いビアンカ絵が沢山あったみたいだけど
あまり画像残ってないんだよねぇ
主ビア一家の絵が描かれたトランプが欲しい
何か出てたっけ
ドラクエ5の20年記念で何か公式やらないからな
おもに主ビア、おもに主ビア、おもに主ビアの何かを
主ビアのウエディング人形を
ビアンカって名前のウエディング人形なら実際にあるよねw
大分前にスレに貼られてたけど
花婿の方に紫のターバン被せればそれでおkな気がするw
花嫁金髪だし
確かに紫ターバン1つでそれっぽくはなりそうだけどwwwいやいやww
結婚式で主人公がタキシードじゃないのがやっぱり悔やまれる
タキシードの方が確かに絵なるよねw
でもあの紫衣装は主人公のアイデンティティなんだろうと最近は思うよ
紫の被り物がなくなったら誰この人ってなっちゃいそうだし
バトルロードのカードで紫ターバンしていない絵があったような…
二次創作ではターバン無しの絵も時々見かけるし、個人的には紫マントの方が重要w
どっちかしらはないとダメなんですねw
奴隷時代はマントだけ何故かはぎ取られていたね
ターバンはしているのにw
髪型だけでどのキャラかわかりやすいキャラが多い中、
主人公は髪型だけだと他キャラと区別つけづらくなるためか
良い親子の画だ
やっぱ主ビアは神だと思うw
同意
主ビア夫婦ってバランスとれている感じが好き
ファッションの系統も親子揃って近いところがいい
ビアンカや子供達の格好はシンプルだけど個性的でバランスがいいね
王者のマントを使うと一家の連携プレイが見れるとかならさらに最高だった
確かに親子みんなで力を合わせた戦闘モーションがあれば感動したかもw
一家で戦っている最中な版権なら見たことあるけど一枚絵じゃなくて映像でも見てみたいな
>>988 個人的には主ビア一家はミナデインが一番似合うと思ってる
そういえば2のムーンブルク達が勇者3人で連携ミナデインしてたねw
皆で同じ技もいいけど、違う技で総攻撃も有だと思います
どんな連携攻撃でもいいけど最終的にはビアンカのメラゾーマでしめくくりたい
個人的に跳ねw
>>993 ここ、実質DQ10板になってるのに新スレ立てて大丈夫か?
スレ立て乙!
埋めるぜ
ビアンカ
ビアンカ
1001 :
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,,ノィ クエックエッ
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