237 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2013/10/19(土) 16:46:17.44 ID:Rcu+n2Bo0
age
ほ
乙です
ほ
某ネタスレで話題に上がってたフリオとシヴァの恋話上げてもいいかな、保守代わりに
242 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2013/11/27(水) 01:04:10.42 ID:h8Iidv7C0
おk
ついでにage
では少々お待ちをー&あげ
ok
報告です
エロあり小説になったので、FFシリーズ総合エロパロスレ8に
「フリオニール×シヴァ」としてアップしました
ご了承ください
ほしゅ
ほ
し
ゅ
※FF6のエドガーとリルムです。恋愛要素をふくみます。苦手な方はご注意下さい。
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朝ごはんはふわふわのパンケーキだ。
生地には卵をたっぷり使った。
それを前の晩から一晩置いてしっかりと寝かせておいた。
そうすると、焼き上がりがよりいっそうふわふわになるのだ。
リルムがこんなにも張り切っていたのはアイテムを調達してきてくれた金髪の王様がメイプルシロップを手に入れてきたからだ。
「リルム、好物だって聞いたよ。」
チャーミングな笑顔でそれを渡された時になんと返事してそれを受け取ったか覚えていない。
うれしいような、くすぐったいような、それがなんだか悔しいような。
彼がまたパーティの女性陣にも花や果物を贈っているのを見てよりいっそう腹が立って。
キッチンにはバニラエッセンスの甘い香りがただよって、フライパンの中のパンケーキは焦げることなく綺麗なきつね色になった。
リルムは大満足でそれを皿に移す。
空っぽになったフライパンをちょっと冷まして新たに生地を流し込む。
パンケーキをどんどん焼いて、それらは一枚の皿の上にどんどんと重ねられていく。
10枚目を積み上げたところで生地がなくなった。
リルムはそれをテーブルに運ぶと、予め用意してあったホイップクリームをたっぷりとのせ、その上から皿にいちごを煮込んで作った甘い甘いソースもかける。
ミルクと砂糖をふんだんに入れたお茶も用意した。
「完璧!」
リルムはナイフとフォークを持つと、パンケーキの山に挑みかかる。
まずは10枚まとめて一気に半分にカットする。
手に少しクリームがついてしまったけど、気にしないで更にそれを半分に切る。
四等分されたパンケーキの一片にえいや!とフォークを突き刺し、刺さった分だけ口元に運ぶ。
そのとき、キッチンの扉が開いた。
「おはよう、リルム。」
よく通る甘い声。
みめよい長髪のエドガーと、筋骨隆々なマッシュの兄弟が入って来た。
リルムはエドガーの挨拶に応えずにパンケーキにかぶりつく。
「お!うまそうだな!」
マッシュがリルムの皿を目ざとく見つける。
「やらないよ、キンニク男。」
リルムの口の悪さはいつものことなので、マッシュは気にせず豪快に笑う。
「なんだよ、一口くらいいいだろ?」
リルムはパンケーキでいっぱいの口をもごもごさせながらマッシュにしかめ面をしてみせる。
それを微笑ましく見ていたエドガーは、おや?と首を傾げる。
「リルム、メイプルシロップは使わないのかい?」
エドガーの言葉に、リルムはパンケーキを噛みつぶしながらそっぽを向いてしまう。
がっかりした様子にリルムは内心ほくそ笑む。
この台詞を言わせたいがために頑張ってパンケーキを焼いたのだ。
「こら、リルム!いっぺんに口に入れすぎだろ?」
マッシュがあきれてリルムの大きな帽子の上に大きな手を乗せる。と、帽子がぱふん、と音を立ててへこんだのがおかしくてエドガーは思わず吹き出してしまう。
「なにがおかしいんだよ!」
口の中のパンケーキは全てその小さな胃袋におさまってしまったのに、未だぷう、と頬をふくらませているのが愛らしい。
「これは失礼。ただ、マッシュの言うとおり、一度に口の中のいっぱいにパンケーキを頬張るのはお行儀が悪いな。」
エドガーはリルムに歩み寄ると、その顔を覗き込み、
「ほら、ほっぺにクリームがついてるよ。」
と、リルムの頬に唇を寄せ、クリームをついばんだ。
「なななな、何すんだよ!」
リルムは驚いて跳ねるようにして立ち上がり、椅子が派手な音を立ててひっくり返った。
「別に。おいしそうなパンケーキがあったから、一口いただいただけさ。」
目をすっと細め、口角を品よく上げた完璧な微笑みでもって言われ、リルムは咄嗟に言い返すことが出来ず、ナイフとフォークを握りしめ、エドガーをキッと睨みつけた。
リルム本人は睨みつけてるつもりなのだが、顔を真赤に染め、いきなりキスされた動揺のためかほんの少し涙ぐんで、さらにその身長差でリルムは自然とエドガーを見上げることになり、結果的に「瞳をうるうるさせた上目遣い」になっていることに本人は気付いていない。
「なんだぁ?リルム、おまえがパンケーキみたいにパンパンになってるぞ?」
耳どころか肩まで真っ赤になっているリルムの帽子を、またぱふぱふと叩いてマッシュがからかう。
「うううう、うるさぁい、クマ男!」
リルムはパンケーキの皿を抱えるようにして”クマ男”に大ウケしてがっはっはと笑っているマッシュの横をすり抜け、キッチンから出て行ってしまった。もちろん、ドアは乱暴にばたん!と閉めてた。
「しまった、怒らせちまったかな?」
呆気にとられてその後姿を見送ったマッシュだったが、テーブルの上にフォークとナイフが転がっているのを見つけ、
「リルムのやつ、手で食べるつもりか?」
「私が持って行くさ。」
「いいのか?兄貴からうまく謝っといてくれよ。」
「ああ、二人でちょっとからかい過ぎたかな。」
エドガーは新しいナイフとフォークを持って、リルムの部屋に向かう。
まったく、なんて可愛らしいんだろう、とエドガーは一人笑みを浮かべる。
リルムの反応はエドガーにとって上々だった。
メイプルシロップがうれしかったアピールを、ちょっとばかりひねくれた方法で表現する意地っぱりな少女がエドガーにはとても好ましい。
彼女のそんな振る舞いが見られるのなら、
(次はどんな贈り物をしようかな、リルム。)
彼女が大人になるまで、何度でも贈り物をしよう。
そうして、時間をかけて自分以外は見えなくさせてしまおう。
そんな野望を抱いて、自信たっぷりにリルムの部屋の扉をノックするエドガーだったが、ドアが開いた途端にパンケーキが宙を飛んできて、端正なその顔に見事にヒットするなどとは思いもしなかったのだった。
おわり。
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読みにくくてごめんなさい。文字数制限のため、細切れになってしまいました。
職人さんキテターーーーーー!!!(・∀・)
GJ!
爽やか王子はストライクゾーンどんだけ広いんだwwwwww
乙
261 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2014/01/04(土) 14:14:40.55 ID:DtW6LlqY0
乙です
乙
乙
ほ
し
右目が―ズキン―と疼いた。
光を失って10年になるが、今までそんなことはなかった。
彼女の姿を見るまでは―
薄暗い中でも、その艶やかな長い銀髪は輝きを放っている。
整った美貌は息を飲むほどに美しい。
妖艶な肢体を惜しげもなくさらすその美女を見たときに
アーロンの右目の疼きははじまり、それは強くなっていった。
「ユウナレスカ様!」
アーロンの盟友であるブラスカの忘れ形見、ユウナは彼女を見て
驚きながらもそう声を出した。
彼女はそのユウナの声に反応を示さない。
ベッドに腰を下ろし、手を太もものところに据えたまま
少しさびしげな様子でいる。
これは過去の人間の思念が幻光虫と結びつき作られた映像スフィアだからだ。
中央の豪奢な天蓋のあるベッドに座り、ユウナレスカは佇んでいる。
部屋はゆったりとした間取りになっていて、豪華な調度品の数々は
彼女の高貴な地位を如実に示している。
しばらく思い出すこともなかった10年前のあの時の記憶が脳裏によぎる。
苦い記憶、思い出したくない記憶…
―ふざけるな!ただの気休めではないか!―
激昂するアーロンに、ユウナレスカは表情一つ変えずアーロンを見つめている。
かつて絶世の美貌をうたわれたユウナレスカの美しさは1000年の時を経ても全く衰えるところはなかった。
1000年前の彼女は「召喚妃」として幾多の兵士たちをその豊満な肢体とあふれ出る色気で誘惑し、
暗殺者として仕立てあげ、他の召喚士たちを抹殺してきた。
しかし、その生々しいまでの色香を前にしても、アーロンはひるむことも惑うこともなく
握りしめる大刀に力を込めた。
―ブラスカは教えを信じて命を捨てた!
「史上初めて『シン』を倒し、世界を救ったお方です。」
シーモアの声がアーロンの過去への思念を現実へと引き戻した。
シーモアが怪しげな微笑をユウナに向けているのも気づかず、
アーロンは再びユウナレスカを見つめた。
エボンの教えでは彼女は『シン』を倒したスピラの英雄としてまつられ、
寺院では大召喚士たちよりひときわ大きな聖像が安置されている。
その圧倒的な美しさと、そして究極召喚をあやつり『シン』を打倒したという偉大な功績から
ユウナレスカはスピラ中から尊敬と崇拝を受けている。
いわばスピラの女神ともいうべき存在にアーロンは牙をむいたのだった。
―ジェクトはブラスカを信じて犠牲になった!
アーロンの刀を持つ手に力がこもった。
ブラスカの暖かい笑顔も…ジェクトの粗暴なだみ声も…
もうスピラには存在しない。
彼らが命を差し出して得た代償とは何か。
それはまさにまやかしの希望…
―信じていたから…自ら死んでゆけたのですよ。
忘れもしない満天の星空の下。
その残酷な女神は表情一つ変えずにアーロンに諭すように言うのだった。
「そして、あなたはその名を受け継いでいる。」
シーモアの声で再びアーロンは現実に引き戻された。
「父が…つけてくれたそうです。」
ユウナの父親はブラスカだ。
ナギ説をもたらした大召喚士として、スピラ中にその名前は知れ渡っている。
(…ブラスカ…)
アーロンの光を失った右目がさらに一層疼く。
―うおおおおおおおっ!!!!
アーロンは雄たけびをあげ、ユウナレスカへととびかかっていった。
そしてアーロンが大刀を振り下ろそうとしたその刹那、
ユウナレスカは手に闘気をこめてかかげた。
…一閃…
ユウナレスカの闘気は衝撃の瞬間に刃へと姿を変え、
アーロンの額から右目を通り、ほほのあたりまで斬撃した。
―ぐああああああ!!
衝撃で弾き飛ばされ、手の力を失って大刀も取り落とした。
ユウナレスカは弾き飛ばされうずくまるアーロンに冷たい視線を送った。
「ブラスカ様は、あなたに願いを託したのでしょう。
ユウナレスカ様のごとく、シンに立ち向かえ、と。」
シーモアの声が三たびアーロンの思念を中断させた。
スピラを救った英雄の名を冠した少女。
盟友の残した子。
今のアーロンにできることは、彼女をザナルカンドまで導くことだ。
聖地と称されるザナルカンドに、ユウナレスカは今もなおも存在する。
彼女に会いまみえ、そしてユウナはどんな決断を下すのだろうか。
―まだだっ!
アーロンは激痛をこらえ、必死でおきあがった。
その場を立ち去ろうとしたユウナレスカははじめて表情を少しだけ歪ませて、
再びアーロンに向き直る。
―まだ、終わってはいないっ…
なんとか体を起こしたものの、彼の体は悲鳴をあげていた。
―くっ…致命傷か…
切り裂かれたところからは絶え間なく血があふれ出ていて、止まらないのだ。
―くっ…うっ…
アーロンは激しい痛みに膝をつき、床に手をつき体を支えるのが精いっぱいだった。
―やられる…
ユウナレスカの白くて長い脚が一歩一歩こちらに近づくように歩んでくるのが
視界に入る。
―ぐっ…
彼女の歩みに合わせて、足元のアンクレットが無機質な金属音を立てる。
―ジェクト…ブラスカ…俺はっ…!
ジェクトの不敵な笑みが脳裏をよぎる。
ブラスカの温和な笑顔が脳裏をよぎる。
―二人とも…俺に力を貸してくれ…!
「しかし…ユウナレスカ様はおひとりで世界を救ったのではありません。
無敵のシンを倒したのは…二つの心を固く結んだ、永遠に変わらぬ愛の絆…」
シーモアの涼しげな声がアーロンはたまらなく耳障りだった。
この男は何を考えているのか、とアーロンはシーモアに目を向けた。
シーモアはユウナに近づき見つめあっているので、
アーロンの視線には気づいていない。
ユウナレスカの映像を見せることによって何を主張するつもりなのだろうか。
再びアーロンはユウナレスカに視線をうつす。
長く鮮やかな銀髪が薄暗い室内でも目を引くほど綺麗だ。
―そう…
―あの時と同じだ…
―やられるっ…
アーロンはエボンドームの苔むした石畳に視線を落としていた。
ユウナレスカの足音が止まった。
もうすぐそこまでいるのだろう。
アーロンに抵抗するすべはなかった。
―くっ…
アーロンの視線に豊かな銀髪が飛び込んできた。
はっとして顔をあげると、そこにはユウナレスカがアーロンの目の前で腰を下ろし
正座するような姿勢で相対している。
目の前で間近に対峙するユウナレスカは驚くほどに美しい。
―なぜ…殺さん…殺せ―
ユウナレスカはわずかにほほ笑むとアーロンに向けて手を伸ばしてきた―
続きますが今日はここまでです。
アーロン×ユウナレスカがどうしても書きたかったので…w
続きはエロパロに移動して投下する予定です。
乙
乙です
乙
おつ
乙
278 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2014/02/18(火) 04:36:42.48 ID:OQAEdrfDI
ほしゅー
チームで一言にしゃべらない新人に『自動狩り研究所』というクルクル巻き舌のようなサイトを教えてもらって、空き時間を活用できる様になった。
乙
もう2011年スレ3つしか残ってねぇよ
このスレもいつ落ちるか分からない
ほしゅっ
乙です
乙
このスレが最古スレになった