ここはアンフロ好きのためにあるスレ
他の組み合わせ推しはスレチ
アンフロ可愛い
大好き
106 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/08/09(木) 00:11:22.59 ID:J4A+Nt2O0
age
これから書くSSは、世界観はドラクエ5ですが、大きく歴史が変わったオリジナルストーリーです。
(フ)<…って、説明はいりませんわね
(ア)<一応、ビアンカメインで、ここには出張って形だからね
(;デ)<てゆーか、ここに来るのがそもそも違うんじゃないの?
(フ)<まあまあ。で、どんな話なの?
(ア)<うん。次に続く
(ア)<まあまあ。あれは、けっこん
(ス)<お前が、こんなに悩んでるとゆー事は、フローラさんはもっと悩んでるはずだ
(ク)<父を安心させる為に、リュカみたいな強い男と結婚しとけば良かったんじゃないか?とかな
(ア)<た、確かにそうかも…
(ス)<でも、結局はお前を選んだんだろ?なら、お前の方が強い男だって事だ
(ア)<あ…!
(ス)<強さと孤独は表裏一体だ。だが、優しさは…人を呼ぶ!
(ク)<おまえは、誰のために戦っている?お前の優しさは何よりも強い!もっと自信を持て!
(’ア)<そうか…!フローラ、ごめんよ!僕は…!
(ク)<人生に必要な強さが分かったよーだな
(ス)<もっと自分らしく生きろ。それが、フローラさんをもっと幸せに出来る
(`ア)<はい!ありがとうございます!でも、どうすれば…?
(ク)<何も考えず、素直になれるか?
(ア)<はい!フローラの為なら!
(ス)<一歩でもいい、踏み出して来い!鍛え直してやる!
(ア)<よろしくお願いします!
(*リュ)ス)ク)<よーこそ、プリキュア愛好会へ♥
(ア)<こーして僕は精神を鍛えられ、自分らしく生きる人間に
(;フ)<間違ってますわ、絶対間違ってますわ!
おちまい
〜青髪の結婚式1〜
「あれから6年か…。早いものだ。」
アンディはフローラの隣のソファーに座った。
死んだと思われ、記憶喪失になり、異母兄妹と思わされる。
散々な人生を歩んできたが、報われる時が来たと安堵している。
フローラも同様だ。親友であるリュカと姉のビアンカが石化されて、グランバニアは軍事帝国となった。帝国からの侵略からの解放を目指し、今日まで戦ってきた。
その間にアンディと再開し、彼の記憶も戻った。
「そうね、失った時間は戻らないけど、これからはゆっくり歩んで行きましょう。」
フローラはアンディの手を取り、微笑む。
「これでもう安心だ。」
「良かったですわね、お兄様。」
更に、その様子を2人の子供達であるレスターとアイナの兄妹が温かい目で見ていた。
「ああ。しばらく、2人だけにしてあげよう。」
「そうですわね。」
兄妹はそっと部屋を出ようとした。
だが、扉は吹き飛ばされ、兄妹も壁に激突した。
「何が起こった!?」
アンディは子供達を心配しながらも、愛用の弓を構えた。
「大丈夫!?」
フローラも子供達に回復魔法を掛ける。
「久しぶりね、アンディ。」
扉の向こうから、派手な衣装に身を包んだ踊り子がゆっくりと近付いてきた。
「お前は…スーザン!?」
「あなたは…死んだはずでは…!?」
アンディとフローラはすかさず、身構える。
「そう。あたしは死んだはずだった。でも、フローラ!あんたを殺す為に蘇ったのよ!」
スーザンの身体から黒いオーラが出て、周囲を包む。
「うっ!」
フローラは床に跪いた。いや、フローラだけではない。アンディと子供達も次々に倒れていった。
フローラとアンディは何とか立ち上がれるが、子供達は苦しみながら、床に伏せている。
「今までのスーザンとは違う!一体、どういう事だ!?」
アンディはふらつきながらも、必死で弓を構えた。
「ふふふ、瀕死のあたしを帝国軍が強くしてくれたのよ。」
「何ですって!?」
フローラも何とか立ち上がる。
「フローラを殺したいって言ったら、あたしにも魔王達の肉体の一部を融合させてくれたわ。」
一同は青ざめ、驚愕した。
グランバニア皇帝はミルドラース、エスターク、ダークドレアムといった最強を誇る魔物を倒し、自身の肉体に融合させている。
その強化された肉体は、究極の強さを持つに至るとさえ言われる。
「な、なんて事を…!!」
フローラはスーザンを睨んだ。
「ふん、あたしのアンディを奪った泥棒猫が!」
スーザンの平手打ちが、フローラの頬に炸裂し、部屋中に高らかに響きわたった。
〜青髪の結婚式〜
「ああっ!!」
フローラは再び、床に崩れ落ちた。
更に、スーザンは容赦なく、フローラの頭を踏み付ける。
「やめろ!!」
「嫌ー!お母様!!」
レスターとアイナの悲痛な叫びも、スーザンには心地よさを感じさせているだけだ。
「貴様!」
アンディはスーザンにしがみついた。
「あらあ、あんた、やっぱりあたしの事を忘れられないのね!でも、相手をするのは後よ。」
スーザンは軽々とアンディを振り払った。
「あたしは記憶喪失だったアンディを6年間も世話したのよ。あんたなんかに奪われてたまるか!」
スーザンは短剣を取り出し、黒いオーラを集中させた。
「父上が端正な容姿だから助けたくせに!」
「私、知ってるわ!あなたには大勢のファンから、お付き合いの申し込みをされていた事を!」
子供達は苦しみながらも、スーザンに立ち向かおうとしていた。しかし、彼女の怒りを増すだけであった。
「むかつくわ。さすが、フローラの子ね!」
スーザンは闇魔法を子供達に向けて放った。
「危ない!」
フローラが身を挺して受ける。フローラの身体が吹き飛び、顔を床に強打した。
「あらあら、綺麗な顔が台無しね〜。」
スーザンは床に伏せているフローラの顔に足を乗せ、力一杯踏みつける。
「く、どうすればいい?何か打つ手は無いのか…?」
アンディは必死で起き上がりながら、スーザンを見る。
「ん…?」
スーザンの身体から出るオーラが、場所によっては出ていない空白の部分が見えた。
「まさか、完全に融合していない部分があるのか?やってみる価値はあるな。」
「そろそろ、死んでもらうわ。」
スーザンはフローラの髪を掴んで、無理やり起こすと、黒いオーラに包まれた短剣を振り下ろした。
「そうはさせるか!」
アンディが身を呈して、スーザンの前に出た。
スーザンは驚いたものの、咄嗟に短剣を止める。
「そこをどけ、アンディ!」
スーザンは短剣をアンディに向けて恫喝した。しかし、アンディは動じるどころか、スーザンにしがみつく。
「何するのよ!」
スーザンはまたも振り解こうとしたが、必死でしがみつくアンディの気迫に押され気味である。
〜青髪の結婚式3〜
「メラミ!」
アンディの火炎呪文が、スーザンの黒いオーラが出ていない左肩に炸裂した!
「ぎゃああああ!」
スーザンは悲鳴を上げ、床に跪く。
「今だ、フローラ!スーザンの左肩を狙うんだ!」
アンディはスーザンを抑え込む。
「あたしを殺すのか!?記憶喪失のあんたを拾い、6年間まともな人間に育てたあたしを!?」
スーザンは短剣を振り回し、アンディを振り解いた。
「全部、この女が悪いんだ!この女さえいなければ!!」
スーザンの短剣が再びフローラ目掛けて降り下ろされる。
「フローラ、早く!セレルの魔法を!」
アンディは、フローラの前に立った。
「え、ええ、でも今、スーザンさんに放ったら、今度こそ確実に死んでしまう!何とか話し合って…」
フローラは躊躇した。いくら自分を殺そうとしている相手とは言え、
記憶喪失のアンディを保護してくれて、再び引き合わせるきっかけを作ってくれたのだ。
「何を言ってる!この女は、君だけでなく、子供達まで殺そうとした。もはや何を言っても無理だ!」
「それでも、私は…」
構わずに、短剣がフローラに向かう。
「そこをどけ、アンディ!」
「…っ!!」
だが、短剣はアンディの腕に刺さった。血が滴り落ち、徐々に床を赤く染めていく。
「アンディ!!」
フローラは震え出した。
「お前のせいだフローラ!お前がいるから、アンディは苦しむんだ!」
スーザンは短剣を抜き、再びフローラに向ける。
「違う!僕は、フローラを愛している!だから、フローラのせいで苦しなんて思った事は一度も無い!!」
アンディは苦しさのあまり、呼吸が荒くなる。だが、フローラを庇って立つ姿勢は変わらない。
「よくも、あたしの前でぬけぬけと、そんな事が言えたもんね!6年間あんなに愛し合った仲じゃないの!!」
記憶喪失の間、アンディとスーザンは愛し合った。一時は結婚まで考えもした。結婚前に記憶を戻し、アンディの全てを愛そうとしたが、この様な結果になるとはスーザンは考えていなかった。
「6年間、お前の世話になった事は感謝してる。でも、僕はフローラと一緒にならなければならないんだ!
君を倒そうと考えたが、フローラに免じて見逃そう。今度こそ、まともな人生を歩んで幸せになってくれ。」
〜青髪の結婚式4〜
だが、アンディの願いはスーザンの怒りの炎を増大させるだけだった。
「よくも、よくもアンディをたぶらかせたな!この女狐がー!!」
一層黒いオーラを纏った短剣がフローラ目掛けて突き進む。フローラは避ける暇も無く、立ち尽くしていた。
「うおおおお!」
アンディはフローラの前に力を込めて立つ。
「ああ、アンディー!!」
フローラの顔が蒼白した。
「ち、父上ー!!」
「お父様ー!!あああ!!」
レスターとアイナの叫びも続く。
短剣はアンディの心臓に刺さった。
「な、なんで、あんな女を庇うのよ、こ、こんな…」
スーザンは短剣を抜き、震え出した。
「い、今だ!」
アンディは意識が遠のきそうになりながらも、スーザンを押さえ込む。
「フローラ!光魔法を!!」
フローラは光魔法の詠唱を始めた。
「光の精霊達よ!大いなる福音の光を示せ!セレル!!」
光魔法がフローラの手から放たれ、スーザンの左肩に命中した。
「ああああー!!」
スーザンはもがき苦しみ、その衝撃でアンディは吹き飛ばされた。
そして、スーザンの身体から吹き出ていた黒いオーラが消え、フローラ達の身体は完全に自由になった。
「よくも、父上と母上を!!疾風斬!!」
「あなたなんか!!セレ!!」
怒りを込めたレスターの剣技とアイナの光魔法がスーザンに炸裂する。先程のフローラの一撃で勝負はほぼ決していた。もはやスーザンには抵抗する力もなく、苦痛の表情を浮かべながら、子供達の怒りを受けるしか無かった。
「もう、大丈夫…だ…」
アンディも床に崩れ落ちた。床は心臓からの出血で赤く染められていく。
「アンディー!」
フローラはアンディを抱きかかえた。だが、アンディの呼吸はか細くなり、やがて、ゆっくりと息絶えた。
「お、お前が殺したんだ…おまえはやっぱり偽善者だ…。でもこれで、あの世でアンディと一緒になれ…る、あは、はは、は…」
スーザンも笑いながら、ゆっくりと息絶えた。
「ち、父上ー!!」
「お父様ー!お父様ー!!」
レスターとアイナも側に駆け寄った。
「こ、こんな事って…!何が世界を救う聖女よ!解放軍の頭首よ!私にはそんな資格は無いわ!」
フローラは既に事切れたアンディの身体を懸命に揺する。だが、アンディは抱き返す事も出来ず、満足そうな微笑みを浮かべたまま、揺すられるままでいた。
「生きて、生きてアンディ!家族が揃ったのよ!これから時間をかけて幸せになっていくのよ!だから、お願い!!」
フローラはアンディの身体を抱きしめた。
「!」
フローラの左胸が突然、熱くなった。
「これは…!?」
〜青髪の結婚式5〜
フローラは自分の左胸の部分を見る。左胸には聖光魔法の継承者の証である聖痕が浮かんでいる。その聖痕が光り、服の上からでもはっきりと分かる輝きを放っている。
そして、その光はフローラの身体全体を包んだ。
「…もしかして、今なら!」
フローラは再びアンディを抱きしめた。フローラから出る光が溢れ、アンディも包み込む。
「う…」
アンディの心臓が再び動き始め、彼はゆっくりと目を開いた。
「…アンディ…!」
フローラの目に涙が溢れる。
「フローラ、有難う。」
アンディはゆっくりと、フローラを抱き返した。
「そうか、聖痕にそんな力が…」
アンディは解放軍の宿舎のベッドに横たえられていた。
「私も偶然、初めて知ったわ…。」
傍らにはフローラと子供達が見守っていた。
「スーザンは…?」
アンディはか細い声でフローラに尋ねた。
「今度こそ倒されたわ。彼女に融合していた魔物の肉体も、光魔法で消滅したの。」
フローラはずっとアンディの手を握っていた。ほとんど寝ていなかったのであろう。目が充血している。
「そうか、スーザンは死んだか…。良かった。」
アンディは、ホッとした。だが、フローラは悲しそうな顔をして首を振った。
「いいえ、こんなの悲し過ぎます!こうなる前に何とか出来なかったのでしょうか…!?」
フローラの涙が、頬を伝わり、アンディの腕に落ちた。
「…スーザンは力に溺れた…。正義無き力に、その結果がこれだ。」
アンディは、部屋の天井をぼんやりと眺めた。
「どういう事なの?」
「ずっと、後で聞いた話だけど…。スーザンは僕と合う前から付き合っていた男性がいた。でも、僕を好きになってから、その男性を捨てた。」
アンディはゆっくりと昔を思い出しながら語った。
「彼女は僕の事を優しいからとか、真面目そうだから好きになったと言ってたけど、それは嘘だった。
なぜなら、彼女と付き合っていた男性こそ、優しくて真面目な人だそうだ。」
「あれほど、あなたの事を愛してたから…、あなたの心の部分に惹かれていたと思ってたわ。」
アンディは首を振った。
〜青髪の結婚式6〜
「あの女は、僕の容姿や劇団の警備兵としての腕前の良い噂が出る度に、僕と付き合って良かったと言っていた。
周りから羨望の眼差しで見られたり、自分の実力でかっこいい恋人を手に入れたのを自慢したいだけだったのさ。」
「でも、人はみな、その様な欲望はあるわ。ただ、子供達まで殺そうとしたのは許せないけど…」
「だから、倒された。人は自分に合った物を手にするべきだ。だから、こんな悲劇が起きる。」
「自分に合った物…」
「スーザンは自分に見合っていない恋愛をしようとした。僕はスーザンを愛しても、結婚には踏み切れなかった。彼女の真意を知ったし、何より、記憶の片隅に、何か引っかかっていたからさ。」
「私の事?」
「うん。その時ははっきりとは思い出せなかった。」
「もっと早く思い出せていれば、こんな事には…」
「でも、僕と君が初めからちゃんと結婚していれば、こんな悲劇は起きていなかった。
お義父様もスーザンも、自分には無い力を手に入れようとした。
お義父様は強大な魔物を倒せる力を備えたリュカさんを。スーザンはちょっと容姿と器量が良い僕を。
自分に扱いきれない物を手に入れようとするから結局、自分や周りに悲劇が起きる。手に入れるどころか、スーザン自身が滅んでしまった。
皆、どうしてこんな…」
アンディは下を向き瞳を潤ませた。ベッドの上には次々と彼の涙が落ちていく。
「人は己に無い強さを手に入れようとする。それが生きる力であり、人を幸せにする事も出来る。
ですが、過ぎた強さは自身を滅ぼす。悲しい事ね…。」
フローラはアンディを優しく包んだ。
だが、その様子を見ていた子供達はついに、不満を吐き出した。
「父上!あの女の為に泣いてるのですか!?あいつは、母上や僕達を殺そうとしたのですよ!?」
「そうですわ!あんな女、死んで当然ですわ!それに、そもそもサラボナのお爺様がお母様とリュカさんを結婚させようとするから、こんな事になったのに。私、お爺様も許せませんわ!」
「そう言うな。お爺様もスーザンも本当は心の優しい人だったんだ。
ただ、ちょっと欲張りだったり、周りが見えていなかっただけだ。」
アンディは子供達の頭を撫でる。
「アンディ…」
フローラは呆気に取られた。直情的で無鉄砲な所もあったアンディが昔より、思慮深くなっている。
「それに、僕にも責任がある。もっと早く母さんと駆け落ちしたり、記憶喪失の時にはもっと早く思い出そうと努力すべきだったんだ。
そうすれば、誰も傷付く事は無かった。」
アンディは窓の外を見つめ、過去を思い出していた。
「ではアンディ、スーザンさんの事を許すの…」
「家族にまで手を出したのは決して許される事では無い。でも…、彼女にも幸せになって欲しかった…。」
〜青髪の結婚式7〜
「今でも、そう思うの?」
「ああ。死んでしまったから、これ以上は償えないけどね。もし生きてたら、然るべき罰を受けて更生してもらう。そして、付き合っていた男性とやり直して欲しかった。」
フローラはフッと微笑む。
「私も…そう思ってたの。実はね…」
一年後
ミルドラース、エスターク、デスタムーアといった邪神や大魔王と融合し、世界を支配したグランバニア皇帝はアルスター解放軍によって倒された。
世界に平和が戻り、解放軍に所属していた者達はそれぞれの故郷に帰り、復興に尽力していった。
フローラも家族と共にアルスター公国に戻り、正式な領主としての地位についた。
「大丈夫です。呪い等の類は無い様ですね。」
マリアは笑顔ではフローラに手紙を渡した。
「当然ですわ。」
フローラも笑顔で手紙を受け取り、じっと読む。
「ねえ、何て書かれているの?」
アンディが手紙を覗き込んだ。
「スーザンさん、子供が出来たそうよ…。」
フローラの顔から笑顔が溢れた。
「そうか、夫婦仲良くやっていて良かったね。」
アンディも笑顔が溢れた。
「有難う、アンディ。あなたのお陰よ。」
フローラはアンディにそっと抱きついた。
「いや、きっかけを作ったのは君だ。僕は後押ししただけだよ。」
アンディもそっと、抱き返す。辺りには2人から出る、幸せな雰囲気に包まれた。
「まさか、もう1人分生き返らせる力が残っていたとはね。」
デボラは窓の外を見て、当時の様子を思い出した。
「ええ、偶然でしたけど、上手く行って良かったですわ。まさか、光の聖痕にこの様な力があったなんて…」
フローラは左胸に手を当てる。聖痕は微かに反応し、淡い光をそっと放った。
「でも、生き返らせてもらったくせに、[何度でも殺しに来る!]とか言ってたわね。
しかも、1年の服役で釈放して…。あんた、よく平気だったわね。あたしが代わりに、もう一度地獄に落とそうかと考えたわよ。」
フローラはクスっと微笑む。
「でもね姉様、私達は信じてました。彼女が、ちゃんとやり直すのを。」
「まーったく、リュカよりも甘ちゃんだな。でも、そういうの、嫌いじゃないぜ。」
ヘンリーは高笑いし、リュカの肩をポンと叩いた。
「おいおい、失礼だな。でも…、ちゃんと更生して良かったよ。まさか、グランバニアまで追いかけて味方になってくれたとはね。」
リュカはヘンリーの手を軽く払う。そして、妻のビアンカにそっと触れた。
「そんな優しいフローラだから、色んな人が味方になってくれる。アルスター公国の小さな国軍が、大きな解放軍となって、グランバニアを元の平和な国に戻せたのよ。」
ビアンカはリュカの手を優しく握る。
「それに、もしフローラ様が来なかったら、石化されたリュカ王の発見が、もう1年遅れたかも知れません。いえ、それどころか、王妃様に至っては、更にもう2年掛かる所でした。
本当に、本当に有難うございました。」
サンチョは深々と頭を下げた。
「いえ、サンチョさん。それでも7年は掛かってしまいました。私にもっと力があれば、もっと早くお救い出来ましたのに…。
私の力量が足りず、申し訳ございませんでした。」
フローラはサンチョと同じ位、深々と頭を下げた。
「フローラちゃん、式場の準備が出来たそうよ。」
フローラの友人である、ジュリアが部屋に入ってきた。
「行こうか。」
アンディはフローラの手をそっと握る。
「ええ。」
フローラはゆっくりと席を立った。
今日はフローラとアンディの結婚式である。
元々、解放軍内部で次々とカップルが誕生していた中で、フローラもアンディとの結婚式を挙げる様に勧められていた。
しかし、フローラは全てが終わるまで断り続けていたし、アンディもまた、彼女の意見を尊重していたのである。
「やっと、本当に1つになれるね。」
アンディは水色のタキシードを着ている。
「いいえ、これからよ。これから少しずつ1つになっていくのよ。」
フローラは修道女の様な、ほぼ全身を覆うピンクのドレスを着ている。頭を覆うウィンプルや長袖等の清楚な格好は、彼女の神聖な雰囲気をより一層、醸し出している。
〜青髪の結婚式8〜
「いつまでも一緒だよ、フローラ。」
「ええ、アンディ。」
まだ、式が始まる前ではあるが、参列者達の暖かい祝福を受けながら、フローラとアンディは式場へと向かって行った。
〜青髪の結婚式〜完
フローラはジャミのもの
アンディなんかには渡さない
.
>>124 フローラはアンディのものなので
アンディと愛しあっているフローラはジャミとも出会う機会ありませんから
.
アンフロ
131 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/11/11(日) 20:03:35.71 ID:rRSfTnRq0
フローラ以外とケコーンしてから青年期後半サラボナのアンディとフローラが
住むルドマン別荘に夜行くと中に入れてもらえないよね
どうして入れてくれないの? 中でなにやってんの?
アンフロ
アンディごときにフローラはやれない
ゴンズくらいの太さがないと入ってるかどうかも分からないよな
136 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/12/12(水) 10:47:42.84 ID:4naapZ+a0
フローラ「アンディの粗チンには興味ありませんの。ジャミ様一筋ですわ」
ジャミフロがナンバー1
フロ
SFC版では幼馴染み一択だったが
DS版ではビアンカとデボラで悩んだ挙句小魚になった
フローラだけはどうも選べる気がしないな、アンディに勝てる気がしない
アッー!ンディ
アンフロ
フロアン
アンフロ
age
保守
age
アンフロ
アンフロは馬×フローラには永遠に敵わない
別方向すぎて敵うとか敵わないとかでなくまず比較対象としてありえねえよw
馬www
151 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2013/03/28(木) 17:57:43.39 ID:7CdFTpNv0
フローラ派の俺がやってきた
アンディと幸せになったフローラというのも
いいかもしれないな…
アンディ
153 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:
アンディ「5主人公は僕が消しておいた
さぁ フローラ、僕のほうを見て…」