ざけんなハゲ!
2 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/10/19(水) 02:14:26.46 ID:8DTnLkVSO
2ゲット
バ シ ル ー ラ
4 :
井戸魔神F ◆Tny1JrNujM :2011/10/19(水) 06:01:21.69 ID:gIans10S0
左手「ザオリク」
極楽鳥「ベホマラーしたら帰らせていただきます」
ビュアール「寝かせた隙にベホマズン」
メイジキメラのラリホーのほうが怖い
グ レ ー ト ラ イ ド ン 「 は げ し い ほ の お 」
なんでドラクエ1の敵のラリホー成功率100パーセントなの?
1主は寝不足なの?
ダースドラゴンはラリホーをとなえた
最高レベルでも死亡する・・・
13 :
井戸魔神F ◆Tny1JrNujM :2011/10/21(金) 06:50:54.36 ID:cWkOlzG60
画面いっぱいのデススタッフに先手を取られて「こごえるふぶき」
カセットバグらせて遊んでたらスライムベスはほのおをはいた
>>13 それを言うならドラゴンフライの群れに炎を吐かれたり
あと普通にマンドリルが出現するだけでもひく。
かいしんのいちげき!
かげのきしはすばやくみをかわした!
17 :
井戸魔神F ◆Tny1JrNujM :2011/10/21(金) 20:37:20.49 ID:cWkOlzG60
FC DQ2 ドラゴン 4匹
19 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/10/22(土) 16:18:20.47 ID:kZSXyWJ40
>>15 丁度今FC2でムーン1人にして経験値揃えてたんだけど
リザードフライ1とマンドリル3が出ると
毎回ラリホーで凌ぐかバギで押し切るか悩んだ挙句転がってたw
FC版1ほどマホトーンにありがたみを感じるDQもないな
デビルロードは メガンテの じゅもんを となえた!
>>20は くだけちった!
ベホマスライムはベホマを唱えた!
アクバーの傷が回復した!
あくましんかんはザオリクをとなえた!
はぐれメタルはいきかえった!
>>23 ななしはしっぷうのごとくきりかかった!
はぐれメタルに35のダメージ!
はぐれメタルをたおした!
25 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/10/23(日) 09:04:26.98 ID:0OWd2m590
ドラゴンフライはほのおをはいた!
マドハンドはたすけをよんだ!
スモークはマホトーンのじゅもんをとなえた!
レベル上げの邪魔です
26 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/10/23(日) 20:17:37.87 ID:wiRIIs0y0
スターキメラのべホイミは完全回復ではないようだ
ま、ベギラマで一撃なんですけどね
敵のベホイミ回復量は85〜100
最大HP65のスターキメラは全回復する
リメイク版は知らんがな
知らねえさ
昔、兄貴が攻撃→ベホイミ→攻撃→ベホイミが延々続いて笑ったら怒られたの思い出したw
こらっ
>>1 別にふざけちゃいないと思う
百歩譲ってふざけているとして君相手ならふざけたくなるのも分かる
しゃくねつのほのお!
ラストテンツク「ニヤリ」
33 :
井戸魔神F ◆Yyby928XKw :2011/12/12(月) 23:16:24.17 ID:IsrCnqaI0
なんとデススタッフたちはこちらがみがまえるまえにおそってきた
34 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/02/11(土) 11:48:31.29 ID:IlUbZls/0
キメイラ
35 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/02/11(土) 11:56:28.63 ID:rn/6Rj2AO
シドーのイオナズン→ベホマのループに比べりゃまだマシですゎ。
シドーはどの機種でもイオナズン使わないと思ったが
5メタルキング「パルプンテ」
今日これで2回隕石きた
39 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/03/16(金) 20:26:01.18 ID:Guh2qjFI0
ブリザードはザラキをとなえた!
もょもとはしんでしまった!
ローレシアに効く時、となえる前にウインドウが赤くなるから怖い。
まどうし、メイジキメラ、ダースドラゴン
メタルキング「ベギラマ!」→逃げる
逃げる前にミラーシールドが倒してくれるだろ
デーモンスピリットは仲間を呼んだ!
>>42 俺のはDS版だから無理っぽい
つまんねー
魔王はこごえる吹雪を吐いた!
魔王ははげしい炎を吐いた!
魔王はイオナズンを唱えた!
魔王の攻撃!痛恨の一撃!
勇者「ぐあああっ!!」
魔王「フン、やけに威勢のいい小僧だと思ったが」
魔王「これで終わりか?弱すぎてまるで相手にならんな」
勇者「ぐふッ……」ドサッ
姫様「勇者さま!お気を確かにッ!」
魔王「わしの味方になれば世界の半分をやろうと言ったのにのう……」
勇者「……ふざけるなッ!伝説の勇者の子孫である俺にそんな真似が出来るかぁッ!」
魔王「笑わせてくれるわ!己の置かれている状況を見て物を言うがいい!」
魔王「わざわざ姫をわしの所まで連れてくるとは、なんと浅はかな思考であろうかのう」
勇者「ッ……」ガクッ
姫様「勇者さまッ!勇者さまぁッ……!」
魔王「虫ケラめ、もはや戦う気力すらも失せ果てたと見えるな」
魔王「勇者の子孫であることに胡坐をかいて、己の身の程をわきまえずに戦いを挑んで……」
魔王「無謀にも程があろうッ!愚か者め、貴様にッ……、勇者を名乗る資格など無いわぁッ!!」
魔王の攻撃!勇者はダメージを受けた!
魔王の攻撃!勇者はダメージを受けた!
魔王の攻撃!勇者はダメージを受けた!
勇者「があああっ!ぐわあああっ……!」
魔王「余は魔族の頂点に君臨し、世界の総てを闇と統べるに相応しい偉大なる魔王なり!」
魔王「然るに、貴様のその非力さは何ぞッ!下郎め!あまり余を見縊るでないわッ!」
勇者「何とでも……、言えぃッ……!俺が、正義であるのに、変わりは、ないッ……ぐふッ!」
姫様「勇者さまぁッ!これ以上お口を開いてはなりませんわ!」
魔王「フン……結果として姫君にまで迷惑をかけてしまっておるではないか!」
魔王「一目見た時はな、多少の退屈しのぎになる男かと思ったが。とんだ見込み違いだったようだな」
魔王「すでに勝敗は決した!もはやこれ以上の戦いは無用ッ!」
魔王の瞳が怪しく光った!
勇者「な、何をするつもりだッ……!?」
魔王「案ずるでない、貴様の命なぞ取ろうとは思わん」
魔王「余は王の中の王にして、この世界の支配者!偉大なる魔王とはわしの事よ!」
魔王「愚かなる勇者よッ!その余の恐ろしさ、骨の髄まで思い知るがよいッ!」
魔王は全魔力を解き放った!姫様を漆黒の闇が襲う!▽
姫様「きゃああああッ!」ボワン!
姫様「……ヒヒーン!?ヒヒヒーンッ!!!ヒヒーンッ!!」
勇者「……う、馬ッ!?姫様ッ!!おのれ、よくもッ……!!」ハアハア
魔王「姫君は呪われた!この呪いを解くには余に打ち勝たねばならぬ!」
魔王「その上で貴様たちは未来に封じてくれようぞ!真の勇者ならば戻ってくることは容易かろう?」
魔王「似非勇者よ。見事この世界に戻ってきて余を討ち果たしてみせよ!」
魔王はニフラーマを唱えた!勇者たちを青白い光の渦が包んでゆく!▽
姫様「ヒヒーン!?ヒヒヒーンッ!!!ヒヒーンッ!!」
勇者「か、体が消えていくッ!?おのれ妙な呪文をッ!!」
魔王「言ったではないか、未来へ飛ばすだけだと!」
魔王「運ではない、『己自身の力』を以ってこの試練を打ち破るがよい!」
勇者「ぐああああ!!止めろ!止めろおおおッ!!」
魔王「貴様の成長をせいぜい愉しみに待っておるぞ!フハハハハ!!」
――ジューン!バチバチッ!!グワーン!!!
ぬるぽ
50 :
ガッ:2012/07/27(金) 20:41:12.55 ID:3eTBYem90
勇者「う、うーん……」パチリ
姫様「お気が付かれましたか、勇者さま」
勇者「あッ!!姫様、そのお姿はッ!!あの呪いは解けたのですか!?」
姫様「いえ、どうやら日が昇っている間だけはこの姿で居られるようですの」
勇者「中途半端な嫌がらせとしか思えませんな……」
姫様「勇者さま、見てください。あなたの目の前に広がっているこの大平原を」
勇者「ここは、一体……?それじゃあ俺は本当に未来に飛ばされたのか?」
姫様「私達の地図にはこんな大きな平原なんて、記載されていませんでしたもの」
勇者「では、やはり元の時代に戻る方法を見つけなくてはいけないのか……」ブツブツ
姫様「考えても仕方ありませんわ。とにかく歩きましょうよ、勇者さま」
勇者「うるさいッ!俺はこれでも伝説の勇者の子孫だ!女の指図など受けんぞッ!」
勇者「たとえあなたが一国の姫君であろうともだッ!……今後の事は私が決めさせてもらう!」
勇者「フン。……まずは辺りを探索するとします。異存はないですね?」
姫様「……はい、ありませんわ。勇者さまにすべて従います」
勇者「よし、では行くとしましょう」
勇者「こりゃあ凄いぞ。立派な建物だなぁ。一体どうやって作ったんだろう?」
姫様「入口に女神像が……。どうやら古代の神殿のようですわ、勇者さま」
勇者「こんな森の中にあるとは、中には何かありそうな気がするぞ」
姫様「それでは入ってみま……、お入りになられますか?勇者さま」
勇者「よし、入ってみましょうか」
勇者は神殿に足を踏み入れた!
……どこからともなく声が聞こえる▽
――誰ですか、我が眠りを妨げる者は?
――ここは聖なる大神殿、神の力を宿す場所です……▽
姫様「きゃっ!!勇者さまぁっ……!!」ガクガクブルブル
勇者「……俺は伝説の勇者の子孫であるッ!」
勇者「そう言うお前は一体何者だ!?名を名乗れッ!」
――私はこの世界の創造主、精霊ビルスと申します
――どうやら伝説の勇者との約束を果たす時が来たようですね……▽
勇者「ご先祖様との、約束だと……?一体何のことだッ!?」
――さあ中へお入りなさい、勇者の子孫よ……▽
のばら
――話を聞いてみると、どうやら子孫違いのようですね……。
――残念ですが、あなたはこの時代の人間ではありませんから……▽
勇者「用があるのは俺ではないと言うのかッ!?」
――それより勇者よ、あなたには話さなければならない事があります……。
――あなたの心は、だいぶ荒んでいるようですね。私には分かります……▽
勇者「何だとッ!!!」
――魔王に対峙できるのは『勇者』としての正しい心を持つ者のみです。いいですか?
――勇敢なだけが『勇者』の資質では無いのです。最も大事なのは人間性なのですよ?
勇者「フン……」
――あなたは世界に平和を齎すために戦うのです。先祖の後ろ姿を気にする必要は無いのです。
――先祖が勇者であるだけで勇者になれる、というものでは無いのですからね?
勇者「……」
――あなたの心に必要なのは、正しい意味での『勇者の自覚』なのですよ。
――つまり、魔を打ち破るにはあなたは、勇者としてあまりにも未熟なのです……▽
勇者「はい……」
――私の話は分かったようですね。ならばもうお行きなさい。勇者の心を手に入れる為に……▽
勇者「なんとなく分かったような気がして『はい』と答えたものの……」
勇者「俺はこれからどうしたらいいのやら、まるで見当も付かないや」
勇者「姫様はどうすればいいと思いますか……?」
姫様「そうですわね……」ボワン!
馬姫「ヒヒーン!ブルルルル……!」
勇者「おや、もう日没の時刻か……。今日はまるで進展なしだったな」
馬姫(勇者さまっ!?私を時計代わりにしてらっしゃるのっ!?)
馬姫(勇者さま……。そんな、ひどい……)
勇者「まあ、とにかく心を入れ替えて励むしかないって事だよな……」
勇者「……」
勇者は人々の話をふかく思い返した!▽
――最も大事なのは人間性なのですよ?
勇者「人間性、か……。勇敢なだけが『勇者』の資質では無い、か」
勇者「こればっかりは性格の話だもんな……。やっぱり変えようがねえんじゃねえかな」
馬姫(……勇者さま!諦めたらそこで終わりですわ!気をしっかりお持ちになって!!)
馬姫「ヒヒーン!ヒヒヒーン!!」勇者「姫様、うるさいです」馬姫「ヒヒーン…」
勇者「ようやく町に到着だ!しばらくはここを拠点にするぞ!」
馬姫「ヒヒーンッ!ブルルルル…!」
勇者「どうしたんです。早く中へ入りましょうよ!」グイグイ
馬姫(冗談ではありませんわっ!もう間もなく日の出の時刻なのですよっ!)
馬姫(今町に入るなんて、そんなの私は嫌ですっ!察してくださいましっ!)
馬姫(もしあんな街中で元の姿に戻るところを見られたら……)
勇者「何を躊躇してるんですッ!ささ!早くなされませッ!」グググ
馬姫(お慈悲でございます……!やめてください……!)
勇者「えーい!我がままも程ほどにしてくださいッ!……おりゃッ!」
馬姫(やあああ……ぁ……ぁ……っ……)ズルズル
姫様「ぐすん、ぐすん……」
勇者「そんなに泣かないで下さいよ」
姫様「だって、よりによってあんなに大勢の人たちの前で……しくしく」
姫様「人々の好奇の目に晒されて恥ずかしい思いをしたんですのよ……」
勇者「だから悪かったと言ってるじゃありませんか」
姫様「全然心がこもってませんわよっ!ちゃんと謝って下さいませっ!」
勇者「本当にごめんなさい、どうもすいませんでした。どうか許して下さい」
姫様「……もういいですわ、許して差し上げます」
勇者「これでもういいんですか?あれほど見世物扱いされたのに?」
姫様「……だって、しつこく言って勇者さまに嫌われたら困りますもの……」
勇者「え?」
姫様「あっ……いえ、二人きりの状況で勇者さまに嫌われちゃったら私……」
姫様(勇者さま……本当は私、あなたの事をお慕いして……ぽっ)
町人「この町から東南に行くと、『悟りの塔』とやらがあるとか聞きましたよ」
勇者「『悟りの塔』?なんだそれは」
町人「『賢者』になるために必要なものがあるとか。『悟りの書』とか言ったかな……」
勇者「ふむ、『賢者』か。どうやら行ってみる価値はありそうだな」
姫様「勇者としての悟りを開くのに役立つといいですわねっ!勇者さまっ!」
勇者「『悟りの書』というくらいだから、相当に難解な書物なんだろうな」
町人「そりゃあもう。伝説の勇者のお供の方も学ばれたとされる立派な書物ですから」
勇者「ほほう、ご先祖様ゆかりの地か。こりゃますます行かねばならんぞ」
姫様「では、いつここを出立なさいますか、勇者さま?」
勇者「出発するのは明日の早朝にします。姫様も今のうちに準備しておいて下さいね」
姫様「はいっ!女の身ながら、私も精一杯頑張りますっ!」
勇者「精一杯……?何をですか?」
姫様「私だって戦闘のお役に立ってみせます!」
勇者「……ひのきのぼうで?いえ、それよりも薬草とか道具の方の準備を……」
勇者「もうじき、塔の頂上に着く……はずだ」ハアハア
姫様「この階段が最後のようですわ、勇者さま」
勇者「よいしょっ、と。ここで最上階だ」
姫様「階の中央に宝箱がありますわよ」
パカッ
勇者は悟りの書を手に入れた!
勇者「これが『悟りの書』か!何とか手に入れたぞ!」
姫様「では、さっそく読んでみてください!」
勇者「世界の万事は、遙か天空に奉る神々の、大いなる意志により……」
勇者「いと悪しき魂の根源たる魔の衆に、心に宿した光を以って……??」
勇者「さっぱり分からん」
姫様「とにかく、この続きは町に帰ってからお読みになられては?」
勇者「そうするか……。しかし残念だが、効き目は無いかもしれないな……」
勇者「そもそも心を変えるのに道具なんて無意味なのではないだろうか……」
姫様「勇者さまっ!諦めないで下さい!もっとお心をしっかり持ってください!」
姫様「『勇者』に必要なのは、何事にも挫けない心ですわ!だから頑張ってくださいませ!」
しばらく凍結
どうしてここでSS書こうと思ったのか、問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
勇者「いざ、魔王ッ!俺が来たからには貴様の命もこれまでだッ!」
魔王「よくきた勇者よ。わしが王の中の王、魔王だ」
魔王「ほほう、姫を連れてきてくれたのか。ご苦労であったな」
魔王「もしわしの味方になるなら、世界の半分をお前にやろう」
魔王「……どうじゃ?わしの味方にならんか?」
勇者「黙れッ!俺はお前に勝てば、半分どころか世界が丸々貰えるんだ!」
魔王「……???すまん、お前の言っとることがよく分からん」
魔王「……あっ!?お前!その姫様のお腹がやたら大きいのは……まさか!?」
勇者「そう、そのまさかだ!」
姫様「妊娠8か月ですわ……ぽっ」
魔王「身重の女連れでわしの所に……勇者よ、貴様はわしを舐めとるのか?」
勇者「黙れ!これには事情があったんだ!」
魔王「事情?」
勇者「あの日……あの洞窟で俺と姫様は出会ったんだ」
――8か月前
ドラゴンをやっつけた!▽
勇者「姫様〜っ!ご無事ですかっ!?」
姫様「まあ!こんな所に助けに来て下さる方がいらっしゃるなん、て……!」
姫様「……あら、嫌だわ私ったら、名前も聞かずボーっとして……ぽっ」
勇者「……これは、まるで天使のような姫様ではないか……!」
――
姫様「まるで稲妻が走ったかのようで、一瞬で恋に落ちてしまいました……」
勇者「同じく、一目見て惚れてしまったんだ」
魔王「……だから何だッ?やはりわしを馬鹿にしておるのか!?」
勇者「まあ待て!話はまだ終わりじゃないんだ」
魔王「おお!?まだそんなのろけ話につき合わそうと言うのか!?」
――宿屋
勇者「僕は父無し子として、今までずっと淋しい思いをしてきたんです」
姫様「まあ、それではお父様はもうこの世には……」
勇者「はい。魔王討伐の途中で火山の火口に落ちて帰らぬ人に……」
勇者「そのうえ父の志を継いで勇者になったら、母からも祖父からも離れてしまって……」
姫様「それは、さぞかし辛い思いをしたんでしょうね」
勇者「……でもこうして姫様に出会った今はもう、淋しい事なんてありませんよ!」
姫様「まあっ、勇者さまったら!……ぽっ」
勇者「姫様っ!僕は、あなたを心から愛していますっ!」
姫様「勇者さまっ……!私も、あなたを心からお慕いしています!」
勇者「はぁ、はぁ、姫様っ、姫様ぁっ!!姫様ぁ〜〜っ!!!」ガバッ
姫様「きゃっ……!!ん、んぁっ……!ゆ、勇者さ、まぁ……っ!あぁんっ……!!」ギシギシ
――
宿屋「ゆうべはお楽しみでしたね」ニタニタ
――城
王様「おお勇者!よくぞ姫を助け出してくれた!心から礼を言うぞ!」
王様「さあ姫。わしの隣へ来るのだ!」
姫様「待ってくださいませ。私は勇者さまのお供をしとうございます」
王様「な、何じゃと!?!?突然何を言い出すのだ!?!?血迷うたのか姫!?!?」
姫様「勇者さまを愛する私の心……!どうか分かって下さい、お父様っ!」キラキラ
王様「まさか本気で勇者に惚れてしまったのか!?……ええい、その輝く目をやめんかっ!!」
王様「……仕方がないな。勇者よ、姫をよろしく頼むぞ!不束な娘で申し訳ないがのう」
王様「今日という日をわしは一生忘れないであろう。本当に心から礼を言うぞ!」
王様「そして全てが片付いた暁には、娘の婿としてこの国を……ゴホン!」
――
勇者「こういう事情だ!これで分かっただろ!」
魔王「お前たちの馴れ初めが大半ではないか!長々と赤裸々話なんか聞かせおって!!」
魔王「やはりわしを馬鹿にしておるようだな!?ええい、何処からでもかかってこい!」
勇者「待たせたな。それじゃ始めようか」
姫様「勇者さまーっ!頑張って下さいねーっ!」キャピキャピ
魔王「フン、人間ごときがわしに敵う筈がないわ」
魔王があらわれた!▽
魔王はこごえる吹雪を吐いた!
魔王ははげしい炎を吐いた!
合わせて勇者に85ポイントのダメージ!▽
勇者「くっ!!流石は魔王だな……!」
勇者の攻撃!魔王に18ポイントのダメージ!▽
勇者「……なっ、何だとぉ……ッ!?」
魔王「フン、貴様の力はその程度か」
魔王はイオナズンを唱えた!
魔王の攻撃!痛恨の一撃!
合わせて勇者に186のダメージ!▽
勇者「ぐあああっ!!」
姫様「ゆ、勇者さまぁーーっ!!!」
魔王はドルマドンを唱えた!
魔王の攻撃!合わせて勇者は98ポイントのダメージを受けた! ▽
勇者「があああっ!ぐわあああっ……!」
姫様「勇者さまっ!お腹の子供の為にも頑張って下さいっ!」
勇者「ハア、ハア……うおぉぉぉ!!」
勇者の攻撃!魔王に42ポイントのダメージ!
勇者「まだだッ!俺は子供の為にも、勝たねばならんのだァ……ッ!」
勇者の攻撃!会心の一撃!魔王に145ポイントのダメージ!▽
魔王「くっ……!だがこれしきのキズなど!!」
魔王「勇者ッ!これで終わりだァッ!」
魔王はバギクロスを唱えた!
魔王はメラゾーマを唱えた!
合わせて勇者は332ポイントのダメージを受けた!▽
勇者「ぐふッ……」ドサッ
姫様「嫌ァーーッ!!勇者さまァ……ッ!!」
勇者「ッ……」ガクッ
魔王「フフフ……フハハハハ!愚かなり勇者よ!!」
魔王「『闇の衣』をまとったわしに敵うものなぞ無いわ!」
魔王「この衣を剥ぐことの出来るものは『光の玉』しか無いのだ!」
魔王「しかしその『光の玉』は我が手で粉々に砕け散った!」
魔王「つまり貴様のような人間どもには勝ち目は無い!初めから勝負は決まっておったのだ!」
姫様「おのれ卑怯者っ!!次は私が相手になりますっ!!」
勇者「……い、いけませ……ん、姫様……ッ」
姫様「ゆ、勇者さま……!!」
魔王「ほう、まだ口が利けたのか。勇者の称号を持つだけの事はあるな」
魔王「お前に良い事を教えてやろう。世界の半分とは即ち『闇の世界』だ!」
魔王「落ちたら最期、二度とこの上の世界へは上がって来れぬ!フハハハハ!」
勇者「それが……どうし、た……ッ」
魔王「判らぬのか?『闇の世界』は、わしに逆らう愚か者の流刑地なのだよ」
魔王「姫様を連れてきて良かったな!愛する姫君と死に場を共に出来るのだ!」
魔王は不敵にわらっている。▽
勇者「……ごめんな……さい、姫様……ッ、俺のせいで姫様ま、で……ッ」
姫様「よろしいのですわ、死ぬまで私は勇者さまと一緒に参ります」
魔王「さらばだ!もう二度と貴様らの顔を見る事もあるまい!」
魔王「さあ、身を引き裂くような激しい悲しみを我に捧げるがいい!!」
なんと魔王の間の床が鈍い音を立てながら開いていく!▽
勇者「うわあぁぁぁぁ……ぁぁぁぁ……ぁ……ぁ……ぁ……」
姫様「きゃぁ……ぁ……ぁ……ぁ……ぁ……ぁ……ぁ……」
魔王「フフフ……滅びこそ我が悦び。死にゆく者こそ美しい!」
魔王「冥途の地で二人仲良く揃って息絶えるが良いわ!」
勇者「うーん……。ここは……どこだ……?」
姫様「お気が付かれましたわね、勇者さま」
老人「おお、目が覚めたのか!」
勇者「このご老体は一体どちら様ですか、姫様……?」
姫様「この方が私達を助けてくださったんですのよ」
老人「うむ。ここは『闇の世界』。お前さん方も上から落ちてきたようじゃな?」
老人「わずか二人で魔王に挑みなさるとは無茶が過ぎますぞ」
姫様「……私はまったく何にもしませんでした」
老人「何!?では、たった一人で挑んだと言うのか!?この大馬鹿者め!」
勇者「えっ?」
老人「これまでに魔王に挑んだ者は皆、最低でも4人パーティじゃったわ!」
姫様「まあっ」
老人「つまりな、お前さんは命知らずもいいとこじゃわい」
勇者「……」
老人「だから、まずは仲間を見つけることじゃ!……気を付けて行くのじゃぞ!」
勇者はルーラを唱えた!しかし呪文はかき消された!▽
勇者はキメラの翼を放り投げた!しかし何も起こらなかった!▽
勇者「魔王の言った通り、上の世界にはどうやっても戻れないのか」
姫様「とにかく地道に冒険をしてみる他に無いようですわね」
魔物の群れが現れた!▽
スライムAの攻撃!ミス!勇者にダメージを与えられない!
スライムBは様子を見ている。
勇者はベギラマを唱えた!キメラたちに平均67ポイントのダメージ!
キメラたちを倒した!▽
スライムBの攻撃!姫様に2ポイントのダメージ!
姫様「きゃあっ!!」
勇者「姫様っ!」
勇者は薙ぎ払った!スライムたちに平均86ポイントのダメージ!
魔物の群れをやっつけた!▽
勇者「魔物が一斉に襲ってくるとは……。流石は闇の世界だな」
姫様「うう……スライムが顔にプニョっと……気持ち悪いですわ……」
勇者「いえ、それくらい我慢して下さい」
ガタガタガタガタ……
勇者「おっ!馬車だっ!おーーいっ、止まってくれーーっ!!」
魔法「ん?誰か呼んだかの」ピタッ
魔法「何か用ですかな、お若いの」
姫様「実は、ちょっと尋ねたい事があるのですが……」
勇者「すいません、この辺りに町か村かありませんか?」
商人「あー。私達もね、ちょうど今から町へ戻るところなのよ」ニュッ
魔法「これこれ商人や、馬車から顔を出すでない。危ないでの」
僧侶「お二人さん、宜しければご一緒にどうです?」ニュッ
魔法「これっ!危ないと言うのが分からんか!」
僧侶「……ご老体、止まってる時くらい良いじゃないですか」
魔法「良ければ町まで送って進ぜよう。早う馬車の中にお上がんなさい」
商人「どうぞどうぞ、狭い所ですがご遠慮なく」
勇者&姫様「お世話になります」
武闘「……狭いわ暑いわ、まるでサウナだぜ」
魔法「このボロ馬車では無理があったな」
魔法「流石にこの中に6人も入るのは無理じゃったわい」
武闘「まず魔法だろ、んで商人、僧侶、そして俺、さらに勇者、姫様……」ブツブツ
武闘「てめえら、俺を蒸し饅頭にするつもりか?」ギロッ
勇者「ひっ!ご、ごめんなさい」
魔法「これ武闘、そんなに怒ることもあるまいて」
武闘「チッ、……誰だこいつらを中に入れようと言い出した奴は」
僧侶「……ゴホン」
魔法「ところで勇者どの、良ければわしらと共に冒険しませんかな?」
勇者「それは願ってもないお話です!ぜひ……」
武闘「断固反対だ!どうしてもと言うのなら、この俺を斃してからにしろ!」
勇者「……」
武闘「フン……。だがな、もっと大きい馬車を見つけてきたら考えてやってもいいぜ」
勇者「……は?」
武闘「聞こえなかったのか?……要するに魚心に水心ってやつよ」
勇者「はあ」
武闘「何だその生返事は」
――町
勇者「闇の世界にある町とは思えない活気ですね」
僧侶「この世界の町々は精霊の加護に護られているんですよ」
勇者「精霊?」
僧侶「さよう。遙か昔にこの世界を創ったと伝えられる精霊でしてな」
魔法「その加護が残っておるお蔭で、魔王もそう簡単には手が出せんのじゃ」
姫様「だから人々も枕を高くして寝られるというわけですね」
僧侶「そういう事なんです」
勇者「……で、あなた方はこれからどうなされるつもりですか?」
商人「私達はね、当分この町に滞在するつもりでいるのよ」
魔法「何かあったら気軽に宿屋まで訪ねてくるがよいぞ」
勇者「ありがとうございます」
武闘「……」
――翌日
姫様「本当に親切な人たちで良かったですわね(武闘家以外)」
勇者「でもそれほど大した情報は得られませんでしたがね」テクテク
門番「……あなた方、町の外へ行くんですか?」
勇者「町に居てもする事無いんでね。 ちょいと探索に……」
門番「とんでもない!地図無しで外へ出るなんて危険です!」
門番「まして二人きりでなんて、それこそ命の保証はありませんよ!」
勇者「でも、地図なんてどこに行けば手に入るんですか」
門番「宿屋さんが道具屋を兼ねてますから、地図はそこに行けば売ってくれますよ」
勇者「子供のお使いレベルじゃないか……。 今までで一番面倒なイベントだな」
道具屋「はいどうぞ、4000ゴールドになります」
――勇者は闇の世界地図を手に入れた!▽
勇者「そういえば、この町は大陸の何処にあるんだろう?」
勇者は闇の世界地図を広げた!▽
勇者「……あった!現在地はこの世界の西南端か」
姫様「不自然に大きな島が一つありますけど……。この島は何ですか?」
道具屋「地図の中央にある島ですか?魔王の支城があるらしいですよ」
勇者「魔王の支城?」
道具屋「魔王がこの世界を支配するための拠点として築いた城だそうです」
勇者「そこを陥とせば上の世界に戻れるかもしれないな」
姫様「良い事を聞きましたわね、勇者さま!」
道具屋「今回の情報料として2000ゴールド頂きます」ニヤニヤ
勇者&姫様「!?!?」
勇者「『悪魔の塔』?何ですかそれは?」
門番「魔王が支配強化のために建てた展望台です」
門番「この町の東の海岸沿いにあるのですが、そこに出没する魔物は非常に強いとか」
門番「町の外に出る事は許可しますが、そこだけは決して近づかれぬように……」
勇者「どうしても駄目ですか?」
門番「二人パーティじゃ絶対に駄目です」
門番「でもまあ、関所が厳重統制していてほとんど近づけませんけどね」
勇者「じゃあ今の情報はまるで意味ないじゃないか」
門番「……私が掴んでいる情報は以上でお終いです!」
勇者「この役立たずめ、せめてもうちょっと何か情報はないのか」
門番「何事も自分の力で切り開く、それが勇者というものでしょう」
勇者「もういい!あんたにはもう何も頼まん!」
――とある洞窟内部
勇者「こんな奥深くに石碑らしき物が……。誰が何の為に……」
姫様「魔物が襲ってこないとは、珍しい洞窟ですわね」
――勇者は目の前の石碑を調べた!
しかし書いてある文字が読めない!▽
勇者「古代文字かな……。見たこともない文字だ」
姫様「勇者さま、この鳥のような紋章は何でしょうね?」
勇者「ふむ……。創造主の精霊を表したものか、あるいは別の何かか……」
勇者「ともかく意味ありげな洞窟だ。また今度改めて調べることにしましょう」
勇者はリレミトを唱えた!▽
姫様「……これから町に戻るのですか?」
勇者「いや、ここまで来たんだから、もう少し北の方へ足を延ばしてみましょうよ」
スレの活用法を考えようぜみんな
79 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2012/08/13(月) 13:20:10.66 ID:qQ5yJIJP0
この話(
>>77まで)もったいないので上げますね。
スターキメラが街を救ったり、翼を人間に与えたり、勇者との友情を描くものもありなんじゃない?
>>29 ゴーレム戦がそんな感じだったわ。
妖精の笛がなぜか
全く効かないから結局素で倒した。
81 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:
結局このスレは何をするためのスレなのかさっぱり分からないんですが