フローラファンスレ 2

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584名前が無い@ただの名無しのようだ
俺もSS書いてみた

結婚して、平壌で幸せに暮らす将軍様とフローラ。あの頃は、一緒にいてもすれ違ってばかりだったけど、今は。
フローラの胸に、また、戦いのさなかにあった自分たちの姿が、将軍様の瞳が表情が、静かによぎっていった。
初めて出逢った時の、まるで何かを求めるように、さまよい放浪する、逞しい彼の姿。
時間が経つにつれ、徐々にフローラにとって大きな存在となり、気付けば自分の隣で、穏やかに、可愛く笑うようになった、偉大なる将軍様。
あの時の、彼の澄んだきらきらした黒い瞳には、一体何が映っていたのだろう。