>895
マスドラ及び天空人がエスタークを封じた理由は、
劇中の記録を見る限り「神の力を超えたから」であって、
「世界を滅ぼそうとしたから」なんて描写はどこにも無い訳だが……
歴史は勝者によって作られる、記録は改竄される物である、
なんてのは現実では良くある話しだし、DQにおいてもレブレサックという例がある。
「世界を滅ぼそうとした地獄の帝王を天空の神が封印した」なんて話を天空側が流布させる事も
(それが事実であれ虚飾であれ)十分可能だったろう。
にも拘らず、DQ4時代の天空・人類・魔族のどの記録を当たっても
「エスタークが世界を滅ぼそうとした」という描写は見受けられないのだが、
では何故君は「エスタークは世界を滅ぼすだろう」と信じられるのかね。
「滅ぼうそうとする意志が無かった証拠が無い」ってのはほぼ魔女狩りの発想だが……
噂になってるから?
>896
まず、ピサロはエスタークの復活を図ってはいないんじゃないだろうか。
「我等魔族が復活を待ち望んだ」という台詞は確かにあるのだけれど、
劇中のピサロの行動を見ると「予言の勇者」と「進化の秘法・黄金の腕輪」を捜し求めてる描写はあるが、
エスタークの復活を目指して何かをしてるようにはあまり見えない。
実際、ピサロは自分で秘法を使って進化し人類を滅ぼすつもりだったし、
エスターク発見のタイミングで秘法もほぼ完成している。
「勇者に殺されるのは困るし、復活したなら歓迎し敬意を持って迎えるが、
可及的速やかに復活を求めるほどに必要としてはいない」
ってのが、ピサロのエスタークに対する意識なんじゃなかろうか。
それはそれとして、「他の作品のラスボスと同じ」って、例えばどの作品のどのボスを指しているのかね。
DQに限っても各ラスボスの思考や行為は割と色々だし、
十把一絡げにするのはやや危険ではないか。
と言うか、「人類根絶を明言している」って観点から見れば、
ピサロはDQのラスボスの中では割と珍しい存在な様にも思えるのだが。
そしてここはピサロについて考察するスレであって、
ピサロが他のラスボスに似てようが似てまいが別にどうでも良いんじゃないかね。
「多数のラスボスを分類・体系化するスレ」なんて所ならまた別だけど。
わざわざ進化の秘法なんてものを作って、自分を究極生物にした時点で言い訳できねえよ。
敵がいて、それを超える必要があって使ったって事に他ならないからな。
>898
言い訳って、誰が誰に対してする言い訳の話なんだ?
どっちかと言うと、今求められてるのは「天空がエスタークを封じた言い訳」のように思うのだが。
まあエスタークが何を思って秘法を開発・使用したのかは不明だが
敵国(実際に戦端が開いていたのか仮想敵国だったのかは判らんが、友好国でもあるまい、多分)
の武力を超えようとするのは別に自然な話じゃないかね。
で、世界を滅ぼすという話は何処へ。
>>899 ああそうですね、自然な話ですね。
超えた相手が世界の枠組みを定める神って時点で、その仮想敵が決まってるようなもんだがな。
>900
「超越的支配者・管理者に対する反逆」なんてネタはフィクションや神話で幾らでもある、むしろ定番だが、
その反逆者達が必ずしも世界の征服だの滅亡だのを志してる訳じゃないと思うぞ。
そもそもマスドラって「世界の枠組みを定める神」なのか?
人類が思うほど絶対の者ではない、とか自分でも言ってるが。
まあ仮に「マスドラのルールが4・5世界の全生物が従うべきルール」なんだとしよう。
その権威が何処から湧いてきたのかは良く判らんが、
それでもエスタークがしたのは「マスドラの力を超えた」「マスドラの意に反した」って事だろう。
それがルールに反するから封印されるというのは良いにしても、
やっぱり「世界を滅ぼす」はどこにも出てこないと思うのだが。
「マスドラを滅ぼし世界の支配権を奪う為」ならまだ判るけど。
それとこの場合、4勇者が「マスドラが禁じた掟によって生まれた」と言う出生の都合上、
アイデンティティにすごく悩む可能性があるのだが、
それはマスドラが許してるからオッケーなの?
天空シリーズの世界は、
天界、地上、魔界の3世界に分断統治されている世界であり、
その枠組みを破壊することは、被害を被る側にしてみれば世界を破壊されるのと変わらないだろ。
エスタークの攻撃対象になる天界はもちろん、天界によって魔界と分断されている地上だって世界終わるわ。
エスターク擁護は結構だが、エスターク視点からでしか物を考えないんじゃ擁護にもなりゃしねえよ。
あと天空人の掟についてだが、詳細がわからないので、正直考察のしようがない。
事実として、地上に降りてきてる天空人も存在してるからな。
ついでに言うと勇者の父を殺したのが誰なのかも不明。
>902
明確に三分割されてたのは5時代だけのように思うが……
エスタークはおそらくアッテムト地下を拠点としていたものと思われ、
あそこやデスキャッスルは地獄とか地下帝国とか呼ばれる事はあっても、
所謂異世界的な「魔界」とは違うんじゃないかね。
まあ「魔族は須らく地下に生息すべし」とか言うならまた別だが。
で、進化してマスドラの力を超える事がどうして「世界の枠組みを破壊」する事になるのか。
それをしようとしてたのはどっちかと言うとミルドラじゃないのか。
攻撃対象になるも何も、記録上先に手を出したのは天界側であって、
エスタークには攻撃の意志があったのかすら不明だろう。
誰の視点とかじゃなくて、「エスタークが世界を滅ぼす」とされる根拠となる事実は何か、
って話をしてるんですよ。
そして君は「天空の掟の詳細は不明だが、天空の定めた枠組みに反する事は世界の破壊だ」
と言うのか。何か矛盾してると言うか、どうしてあの竜をそうも盲信できるのか。
>>903 思う思われじゃないかねって…全部憶測じゃねーか。何ボケたこと抜かしてんだよ。
大体が話、お前のエスターク平和論者説ってのは5での反応が根拠だろ。
何、自分は5をソースに使いますけど、お前は駄目ね?何だこのダブスタ。
つーか神様と敵対する気が無いなら、何で神様の力超えようなんて思ったんですかね、エスタークさんは?
良識あるお方なら、自分の肉体を歪めて化け物にする技術なんぞとっとと放棄してますよねー?
何でそれしなかったんですか、善良なエスタークさんは?
あまつさえ、自分を戦闘生物化なんて、なんて良識のあるお方なんでしょうね、エスタークさん。
>904
だって5時代のミルドラの立ち位置と4以前の時代のエスタークの立ち位置、
ついでに6時代のムーアの立ち位置も、各時代における天空と魔族の関係も全部異なるんだから、
それを「天空シリーズ」と一括りにするのは乱暴じゃないかね。
「ジャハンナの伝承と6時代の矛盾」ってのも良く言われる話だよね。
三分割制がいつ出来たのかは不明、エスターク封印期にあったのかも不明、
それが「天空人類魔族の三者会談によって平和的に定められた尊重すべき領土線」
であるような描写は全く無し、だ。
そもそも進化前のエスタークが何を考えてたのかは判らん、と言ってるだろうに。
天空に攻め込むつもりだったのか、人類を攻撃するつもりだったのか、
天空と対等な発言権を担保する武力を求めたのか、
単に強くなりたかっただけなのか、
魔族の未来についてどのようなビジョンを持っていたのか、
良識的なのか悪辣なのか、名君なのか暴君なのか、
何もかも不明だ。でもガスの壷は欲しかったらしい。
と言うか別に「エスターク平和論者説」なるものを唱えたつもりは無いんだが……
世界を滅ぼすとする根拠を聞いてるんであって、
「良識的な平和論者」か「世界を滅ぼす破壊神」かの二択ってのはちと両極端すぎやせんかね。
で、結局君の主張としては
「エスタークはマスドラの力を超えた。これはマスドラに対する反逆であり、
マスドラの定めた世界の枠組みを破壊しようとする意図は明白であり、
それは即ち世界を滅ぼす行為に等しい。
故に実際の行動・思考を考察するまでも無くエスタークは『世界を滅ぼす存在』である」
って事で良いのかな?