FINAL FANTASY Versus XIII-ヴェルサス-No.52

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803名前が無い@ただの名無しのようだ
なるべく、固有名詞を使わずに書いてみた

母神より神が生まれましたが、神は自らの母親を世界の外に追い出して自分が世界を統治しました
彼は世界に寿命というものがあるのは世界の外に追い出した母親が呪いをかけているにちがいないと勘違いしました
呪いをとくために彼は母親を殺そうと思いましたが、世界の出口の場所がわかりませんでした

神は自分が働くのが面倒になったので、天使を作りました
最初の天使はパルスという名前でした。パルスは世界の出口を見つけるように言いつけられました
2番目の天使はエトロといい、かつて自分が追い出した母親に瓜二つだったので力を与えず放置しました
3番目の天使はリンゼといい、神にとって面倒なことを押し付けられました
神はリンゼに「時が着たら起こして」言い放ち、眠ってしまいました
パルスは、世界を広げるために使徒とその使いを生みました
リンゼは、世界を守るために使徒とその使いを生みました
エトロは孤独を感じて自傷行為に走り、家出しました
エトロの血から人間が生まれましたが、ただ死ぬだけの存在でした

寿命の存在は呪いではなく、世界の中と外の調和を守るためのものでした
もちろん母神には寿命をなくす力もなく、世界の外に広がる混沌に飲み込まれそうになっていました
母神の所に家出したエトロがやってきたので、死に際に母神は調和を乱さないように言いましたが、エトロは
馬鹿なので理解できませんでした
エトロは自分の子でもある人間に親しみを覚え混沌を与えました
人間は混沌を心と呼びました。混沌には力がありますが、人はまだそれを知りません

時が経ち、人はパルスを神の長、リンゼを守護神、エトロを死神とみなしました
人が混沌を抱えていることで、図らずも世界の調和は保たれています
神は世界の終わるときまで眠り続けるでしょう