【ハニー】ククール×ゼシカ12【バニー】

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1名前が無い@ただの名無しのようだ
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃カップル萌えスレでこれだけは守れ!
┃1.常時sage進行を原則としろ。この板は最下層でも落ちないから安心だ。
┃2.煽り荒らしは当然放置な。特に他カプ萌え派を装い抗争を誘う連中には完全無視を貫け。
┃3.他スレで萌えキャラが貶されていても一切構うなよ。相手にしたら負けだ。
┃4.SS投稿してくれるときはなるたけトリップをつけろ。トリップくらい知っとけ。
┃5.エロいSSや画像のうpは……俺的には大歓迎だが注意書きくらいつけてくれな。
┃     なんだったら>>2にある隠れ屋の方をどんどん利用してくれ。
┃       21禁以上の大人なエロ、それにグロ汚物系は相応の板へ投下しろ。
┃   ,'^y'⌒⌒ヾヽ.〃彡ミヽ. 
┃   ))!#八~゙リ(,〈(((/(~ヾ).  / 守らねー奴にはSHTバイキルトミラクルムーン&双竜打ちだ。
┗  (.(ヾ(! ゚ヮ゚ノ!) ヾ巛.゚ー゚ノ" /  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     '゙ /ヽ、)ノ)σ/~'i':=:!゙)つ     ゼシカ センセイト ククッル...  フタリノ
    |~ ̄) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|       ∧ ∧    ∧ ∧    カンケイワ?
     | ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|       (゚   )   (゚   )
     |  |                |   =====⊂   ヽ==⊂    ヽ======
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ||──(   ノ〜─(   ノ〜─||
                           || ┏━━━━━━━━┓ ||

前スレ
【不良騎士】ククール×ゼシカ11【強気お嬢】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/ff/1275725593/
2名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/14(金) 20:20:11 ID:7oK7pukj0
  ,'^y'⌒⌒ヾヽ.〃彡ミヽ. 
  ))!#八~゙リ(,〈(((/(~ヾ》
 (.(ヾ(!゚ n゚ノ!) ヾ巛^ヮ゚ノ"
  '゙ /ヽ、)ノ)づく"'i':=:゙i!}つ
   U曰ニ〈  〈._,」"Yヾl.
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   ん、_!__!,ゝ.  |ー |-|.

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鳥山イラスト
ククール
ttp://www.dqshrine.com/dq/dq8/dq8-a07.jpg
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ゼシカ
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ttp://www.dqshrine.com/dq/dq8/dq8-a06.jpg
3名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/14(金) 20:21:33 ID:7oK7pukj0
[過去スレ]
DQ8 ククール×ゼシカでカプばな〜
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1101739628/
【カリスマ】ククール×ゼシカ2【お色気】
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1110809484/
【ハニー】ククール×ゼシカ 3【……バカ!】
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1115903844/
【君を守るよ】ククール×ゼシカ 4【はいはい】
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1124707443/
【みわくの眼差し】ククール×ゼシカ 5【愛のムチ】 
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1137087783/
【復活】ククール×ゼシカを推すスレ (実質6)
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/ff/1170726769/
ククール×ゼシカを推すスレPart6 (実質7)
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ff/1208614535/
【水風船】ククール×ゼシカ8【うぬぼれ屋さん】
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ff/1224590198/
【落ち込むなよ】ククール×ゼシカ9【うん…】
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ff/1240289126/
【ブラコン】ククール×ゼシカ10【カップル】
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/ff/1254749122/

関連スレ
【DQ8】ゼシカ総合スレ PART18.5
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/ff/1294615202/
4名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/14(金) 23:38:53 ID:8PtEao9b0
         *、 *、      。*゚    *-+。・+。-*。+。*☆
   〃彡ミヽ.  / ゚+、 ゚+、   *゚ ・゚   \ , ^⌒⌒v^;  。*゚
  〈(((/(~ヾ》∩    *。  *。  +゚      ∩゙((~゙リ゙(,〈*
   ン巛^ヮ゚ノ"ソ      +。  +。  ゚*       ヾ!、ヮ゚*ノ! ))
  彡と   ノ       *゚  *゚    ・       。 ( (  つ ゙
    と、ノ      ・゚  ・゚     *゚       * ヽ、 ⊃
     ∪     *゚  *゚       *     +゚    ∪   ☆
          .+′ +′       +゚    ゚+。*。・+。-*。+。*゚
5名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/15(土) 08:43:47 ID:hGHiEg1y0
>4 GJ! 妖精カワイイww

スレ立ててくれた人ありがとう
嬉しすぎて何も言えねぇ
6名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/15(土) 20:56:42 ID:cL55J/4u0
7名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/15(土) 23:28:22 ID:4vctD52T0
>>1おつ…

!?!?!?

>>6!!!!!
8名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/16(日) 01:37:38 ID:pFXaT22x0
>>1
乙です。
>>6さんからすごいものいただきましたねw

>>6
すごい!!!!!
GJ!!!
9名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/16(日) 17:58:43 ID:pJYz75Cv0
>>6
!!!

スレ立てして良かった…
ありがとうございます…!!
10名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/18(火) 23:57:03 ID:MyGccgqU0
スレ立て乙です!!
そして妖精にあんなすごいものまで!!

こりゃ良スレの予感・・・!

前スレにSS落としてきました よかったらドーゾです。。
11名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/19(水) 20:58:29 ID:ysu8xugB0
いろんなところで「ククゼシ結婚」とか言ってるけど、
それってリアルに、なんですか?
だったら嬉しいけど…誰か事実を教えてくださいっ!
12名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/19(水) 21:49:39 ID:U2Y08tiqO
道端ゼシカ
13名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/19(水) 23:00:24 ID:r09ZHZFV0
↑うまいw
14名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/19(水) 23:48:40 ID:0VZU9AyQ0
>>6
ゼシカのツインテールの動きが細かくてたまらなく可愛いですわ〜
これ、逆verも想像するとたまらん

>>11
ゲームはしましたか?あと色んなところってどこでしょうか
そんな素晴らしい噂、私も聞けるものなら聞いてみたいよw
15煉獄島にて:2011/01/20(木) 21:25:59 ID:CKEEEXEI0
隠れ屋からの転載です


××××

マルチェロによって煉獄島にいれられてから1週間。
案の定、ククールはものすご〜く不機嫌になっている。

そりゃあ実の兄からいくらなんでもこんなことされるとは思っていなかっただろうし、辛いのもわかる。
カッコつけてるけど、傷つきやすいから…。
でも仲間の誰とも会話せず、渡された食料さえほとんど口をつけないのはさすがに体が心配だ。
…。
……。よしっ。

ゼシカは意を決してククールに声をかけた。
「ククール、辛いのはわかるけど、ちゃんと食べないと脱出する前にへばっちゃうわよ??」
とたんに睨まれた。
…イラッ。
ムカつくけど、ちゃんと言わなきゃ!!!
「エイトたちや、あげくのはてにはニノ司教まで心配してるのよ?!周りのためにもちゃんと食べて、英気を養わな…」
最後まで言えなかった。
「お前らはまだ煉獄島の怖さを知らないから、そんな能天気なことを言えるんだよ!!」
ククールが怒鳴ったのだ。
「ここはな、今まで誰1人として出れたことがないんだぞ!!
たとえ出れたとしても、まず島から出る前に見つかる。
武器以外取り上げられなかったのは、絶対出れないからなんだよ!!」
あまりの言い様に、さすがのゼシカもムッとする。
「誰1人出てないからこそ、仲間で団結して方法を考えるべきでしょ!?あなた1人の問題じゃないのよ!いつまでもイヤミ男のことを引きずってイライラクヨクヨ…!
あなたらしくないわよ!!」
「うるせーな!別に引きずってないし、仲間になった覚えはもねーよ!!迷惑なんだよ!!!」

その一言を聞いて、ゼシカはふいに悲しくなった。
最初はただのキザな奴で、大嫌いだったけど
だんだんと本質がわかるにつれて仲間として、いやそれ以上に大事になっていた。
まさか、仲間だという意識さえもたれていないとは思わなかったのだ。
いや、本質さえもわかっていなかったんだろう。
私はただ1人で勘違いして、大切に思って…。

気がついた時には涙が流れていた。
「ごめんねククール、勝手に勘違いして。仲間だとか、励ましてあげたいとか、迷惑だったんだよね…。」
言葉にすると、さらに悲しさが込み上げてくる。
「もう、迷惑かけないようにするから。……ひっく。ごめんね…。」
ゼシカはそれ以上なにも言わず、うつむいたまま自分の寝床に立ち去っていった。
後ろから自分を呼ぶククールの声が聞こえた気がしたが、気のせいだろう。
結局振り返ることはなかった。 

16煉獄島にて2:2011/01/20(木) 21:26:32 ID:CKEEEXEI0
煉獄島に来て、1週間。
いくら嫌われているとはいえ、煉獄島にいれられるとは思いもしなかったため
衝撃、怒り、なにより悲しさで食事も喉を通らなかった。
はっきりいって、混乱状態だったのだ。

そんな時、ゼシカが食事を持ってやってきた。
「ククール、辛いのはわかるけど、ちゃんと食べないと脱出する前にへばっちゃうわよ??」
無視しているとゼシカはイラッとした顔をしながらもさらに話かけてきた。
「エイトたちや、あげくのはてにはニノ司教まで心配してるのよ?!周りのためにもちゃんと食べて、英気を養わな…」
この発言で、怒りが込み上げた。
ゼシカは、エイトが心配だからやってきたのか?
気がついたら
「お前らはまだ煉獄島の怖さを知らないから、そんな能天気なことを言えるんだよ!!」
と言っていた。
そのあとは怒りに任せて言ったため、よく覚えていない。
少し落ち着いてきて、ゼシカの反応を待っていると…。
なかなかしゃべらない。

よく見てみると、泣いていた。
そしてゼシカは一気に喋りだした。
「ごめんねククール、勝手に勘違いして。仲間だとか、守ってあげたいだとか、迷惑だったんだよね…。」
(???)
よくわからない。あまりにも衝撃的な内容で、ククールはとっさに思考が動かなかった。
「もう、迷惑かけないようにするから。……ひっく。ごめんね…。」
………!
ようやくククールがゼシカの言っている意味と
自分の発言を思い出し、意味を理解した時には既に遅かった。
「っっゼシカ!!」
名を読んだが、ゼシカはけっして振り返ることなくさってしまった。

気が立っていて、ムシャクシャする気分のままに適当なことを言っていた。
しかもかなり酷いタイプの発言を。
自覚はある。今なら。
しかし、ゼシカのことだ。
謝る以前に話そうとしても、避けられるだろう。
もう二度と、あの笑顔もみれないのかも知れないのだ。
ククールはマルチェロのことなどすっかり忘れ
目の前が真っ暗になった。
そして必死にカリスマスキルを使って策を練りながら
ゼシカが置いてくれたチーズをつまんだ。


××××

17煉獄島にて3:2011/01/20(木) 21:27:51 ID:CKEEEXEI0
ゼシカは悲しくて、悔しくて、泣き続けていた。
あんな奴の本質を勘違いして、びっくりしたり心配したり怒ったり…。
一挙一動に振り回された自分が悔しい。
そして、裏切られたと思い悲しむ自分も悔しかった。
…。
そして泣き疲れて寝てしまったらしい。
目が覚めると、横にはミルクと木の実がおいてあった。
どのくらい時間がたったのだろうか?
エイトたちが心配しているだろう。
ゼシカは泣いてたことがバレないよう
アモールの水で目元を洗ってからエイトの元に向かった。

「エイト!ごめんね、疲れて寝ちゃったみたい…。食事置いといてくれてありがとう!!」
エイトは一瞬びっくりしたような顔になった。
「どうしたのエイト?私、変なこと言った?」
「いや、なんでもないよ。」
エイトはすぐにいつも通りの顔に戻ると
「あんなことがあったあとだからね。ゼシカは女性だし、もっと休んでいいんだよ?」
「みんなここを出るために頑張ってるのよ?それに、今も法王様は危険にさらされているわけだし…。
私だけ休むなんてできないわ!
むしろもっと働くわよ〜!!!」
まぁ、今やることといっても見張り人を観察して隙を探すってだけだけどね…。
ゼシカあまりのテンションに驚きつつ、エイトは心のなかでぼやいた。
「じゃあゼシカしばらくよろしくね。僕、少し休んでくるから…。」
「わかったわ。おやすみ、エイト。」
そう言ったきり、ゼシカは観察に集中しているので
エイトはもうなにも言わずに立ち去った。 


18煉獄島にて4:2011/01/20(木) 21:29:30 ID:CKEEEXEI0

エイトは寝床でくつろぎながら、思い出していた。

実は、ゼシカに食事を運んだのはククールなのだ。
数時間前、ククールがやってきて
「今まで迷惑かけてすまなかった。これからは仲間としての仕事、ちゃんとするよ。」
「ってあれ?ゼシカは??」
「ゼシカなら、寝床で休んでると思うよ。」
「……ハァ。ゼシカいないなら、意味ないんだよ…。」
真面目な顔と、謎の謝罪の原因はゼシカにあるらしい。
ゼシカがいないと知ると、がっくりと肩を落としてしまった。
「どうしたの、ククール。もしかしてゼシカとケンカしたせいで、復活したの?」
エイトが聞くと、とたんにククールはギクッとした顔になった。
「い、いや〜…。その…。
ゼシカの機嫌を大幅に損なったんだよ…。はぁ。」
「それは大変だね。じゃあククール、ゼシカに食事を運んだら?
2人きりなら、謝罪もしやすいでしょ??」
「そうでガス。怒らした時は、優しくするのが一番でガスよ。
あっしもゲルダの時は……」
「ヤンガス、それは後で聞くから。」
ノロケ話をすんでのところでとめた。
「じゃあククール、頑張ってね。」
「ありがとな。」

というやり取りがあった。
帰ってこないからうまくいったと思ってたのだが…。
多分ゼシカが寝てたのだろう。
なんというすれ違い!
面白いから、ゼシカには言わないで放置しよ〜っと☆
それにあの二人なら、1週間もすれば元通り以上になるだろう。
そう、甘く考えていた。

実際に仲直りしたのはそれから2週間後のことである。 
19煉獄島にて5:2011/01/20(木) 21:30:26 ID:CKEEEXEI0
エイトの言う通り、2人きりの時に謝罪するのはとても効果的だ。
誠意をこめて謝れば、どうにかなる
というのが考えた結論だったし、ちょうどいい。
内心わくわくしながらゼシカに食事を届けにいくと…。

なんとゼシカはまだ泣いていた。
(ちょっとまて、さっきのやり取りから1時間はたってるぞ!?)
ムッとして座ってるかと思ったから、かなり驚いた。
しかも
「ぐすっ……。バカ…。何であんな奴に騙されて!私、バカみたい…。」
とか呟いているのだ。
近寄れない。下手な言葉をかけた時点で、殺されるか絶交される空気になっている。
呟きを聞かれたと知ったら、最初から危険だろう。
どうする、これ?
嫌われてもどうでもいい奴での経験しか無いのでかなり戸惑ったが
しょうがない、泣き疲れて寝るまで待ってよう。
ゼシカが自分のせいで泣いてるのは、心が痛む反面嬉しいし…。

そしてゼシカが寝てから食事を置き、キス一つせず立ち去ったのだった。
この紳士的な行動のせいで仲直りがかなり遠くなることを
ククールはまだ知らない。 

20煉獄島にて6:2011/01/20(木) 21:31:29 ID:CKEEEXEI0
ケンカしてから2週間。
今日もゼシカは会話してくれない。
「ゼシカ、食事置いとくな。結界破り狙って頑張るのはいいが
根つめ過ぎて倒れないよう、適度に休憩を取るんだぞ。」
「……。」
もちろん返事はなかった。
エイトたちとは、普通に喋っているのに、俺が声かけると完全無視をきめる。
さすがに一人でしゃべるのも疲れてきたのだが…。

ちなみにヤンガスは柵を壊しにかかっている。
最初のうちはよく見張りに押さえつけられていたが
エイトと俺とゼシカの泣き落としにより、最近の作業は順調だ。…ヒビひとつ入らないが。
ニノは、初めての本当の祈りとやらをしている。…邪魔。
エイトと俺は、見張りを利用して扉を開けさせる方法を考えている。
よって、食事を運んだり体調管理をするのは俺たちの役目になった。
なのに、ゼシカはありがとうも言ってくれない。
笑ってもくれない。
…さみしい。
沈んだ気持ちのまま、寝床に入った時だった。
法王が死んだという会話が聞こえたのは。

××××

ケンカしてから2週間。
今日もククールはあやまらない。
許す気はなかった。
許せるようなことでは無い。
ただ、一応今のところ仲間として協力してくれるのだ。
あやまってくれれば、今まで通りにはなれそうにないが
ある程度のコミュニケーションはとる気だった。
しかし、あやまらない。
会話する気も無くなり、また反省して欲しいのもあって放置している。
…でも。話ぐらいはしたいな…。
とか思ってしまう。
しかも、イライラしているせいか目眩と頭痛がする。
おかげであまり集中できなくて、さらにイライラしている時だった。
法王が死んだという、見張り人の会話が聞こえたのは。

死んだ?
ショック過ぎたためかすぐに理解出来なかったが、悲しみとともに自分の無力さを痛感した。
私のせいで…。チェルスのことを思い出す。
あのとき、何もできなかった。見てるだけ。
そんな後悔したことばかり思い出した。
そして、強い目眩と共に視界が暗転した。
21煉獄島にて8:2011/01/20(木) 21:33:09 ID:CKEEEXEI0
法王が死んだと聞いて、ショックだった。
また間に合わなかった、生きれたかも知れない人を死なせたことが。
しかし、あの杖に殺されたとは決まっていないのだ。
寿命、あとあまり考えたくないがマルチェロが殺した可能性もある。
暗黒神が復活したような現象はおこっていないようだし…。
ただ、今まで以上に急いで出る必要がある。
ククールはエイトに考えた案を伝えにいった。

エイトは、珍しく険しい表情だった。
「エイト、見張りの話聞いたよな?出るためのいい案がいくつかある。」
そして採用された案をみんなを集めて伝えることになった。


「ゼシカ〜。出るための作戦決まったから、エイトのところに集まってくれ。」
…返事がない。
嫌がられると思ったが、近づいてみた。
「ゼシカ?寝てるのか?ゼシカ?」
一向に布団から動かないので、心配になりさらに近づいてみると…。
真っ赤な顔で、苦しそうに倒れていた。
明らかに発熱している!
作戦どころの話ではない。
急いで水とタオルを取りに、エイトのところに戻った。
戻るともうみんな集まっていたが無視した。
「エイト!作戦の前に、ゼシカが倒れてる!急いで水と濡れタオルを!!」
「わかった!」
みんなすぐに動いてくれた。

「ふぅ。薬できたぞ。エイト、ゼシカの状態はどうなってる?」
倒れているゼシカ発見から約3時間。
火は使えないので、薬草など丁寧にすりつぶした薬をやっと作り終えた。
「うん、熱は38℃ぐらいかな?高熱だね。うなされてるし、全然起きないから薬もまだいれられないと思うよ。」
「そうか…。なら俺が見てるから、エイトたちは少し休んでくれ。」
「そういうわけにはいかないよ。ククールが二人っきりになりたくても、心配なのはみんな同じなんだから。」

22煉獄島にて8−2:2011/01/20(木) 21:33:56 ID:CKEEEXEI0
そんな会話をしていたら
「う……」
ゼシカの目が覚めたようだ。
「ゼシカ大丈夫か?」
「ククール…?みんなも…。なにかあったの?」
「気がついたら、ゼシカが熱出して倒れてたんだよ。
とりあえず苦いかもしれないが、薬を飲んで。な?」
「いや!それより早くここを出ないと…。」
ゼシカが無理矢理起きようとした所を、エイトがすかさずとめる。
「あのなゼシカ。その体じゃなにも出来ないだろ?薬飲んで、寝てろ。話はそれからだ。」
「そうだよ。風邪を治してから、動こう。」
「そうでガス。姉ちゃんはすぐ無理するから、たまには休むでゲスよ。」
「でも…。」
こんだけ言われても納得しないようだ。
…しょうがない。奥の手を使うか。
「エイト、ヤンガス。ちょと離れて目を背けてくれるかな?」
無言の圧力が通じたのか、すぐに実行してくれた。
「ゼシカ。言うこときいてくれ。」
「ヤ……!」
熱に浮かされた体で、まだ起きようとした。
これは、やはりやるしかない。
ゼシカが黙る、薬も飲んでくれる。
だけどファーストを奪い、完全に嫌われる奥の手を。
「言うこときかないお仕置きだよ、ゼシカ。」
「何する気な……ン!」
俺は一気に薬をあおり、ゼシカに口づけた。
そして、無理矢理流し込んで飲ませた。

ゼシカを解放してよく見てみると、さらに赤くなって今にも泣きそうだ。
「ゼシカ…。ごめんな。」
「あんたなんか、大っ嫌い!!」
力強い一言のあと、気絶したように寝てしまった。

××××
23煉獄島にて9:2011/01/20(木) 21:36:18 ID:CKEEEXEI0
ん…。ここは?私寝ていたの?
まだ目が開かない。意識が朦朧としている。
「ふぅ。薬できたぞ。エイト、ゼシカの状態はどうなってる?」
これは、ククールの声だ。
優しいククール、自分が好きで安心できるククールの声だ。
「うん、熱は38℃ぐらいかな?高熱だね。うなされてるし、全然起きないから薬もまだいれられないと思うよ。」
これは、エイト。
「そうか…。なら俺が見てるから、エイトたちは少し休んでくれ。」
え?私倒れたの?
というか直前まで何してたっけ?
まだ頭が回らない。
おでこにのったひんやりした何かが、妙に心地よい。
「そういうわけにはいかないよ。ククールが二人っきりになりたくても、心配なのはみんな同じなんだから。」
ククールが私と二人っきりになりたい??
そうか、これは私の夢。私の望みがうみだした、仮想の世界。
だって、私が大好きだったククールは私の勘違い。
性格を勘違いして出来た、空想の存在だったのだから。
そこで、急に頭が回った。

そうだ、法王が死んだと聞いて、色々思い出しちゃって…。
その後の目眩とともに記憶がない。
そうか、私倒れたんだ。ということは、夢じゃない?

「ん……。」
そこまで考えて、やっと目が開いた。
「ゼシカ大丈夫か?」
そう言って覗きこんでくるククールの瞳は優しくて。
ちょっと嬉しかった。そしてまた夢かと思った。
「ククール…?みんなも…。なにかあったの?」
話かけてしまった。嬉しかったから。
心配してほしいから、わざと何かあったのかと聞いた。
「気がついたら、ゼシカが熱出して倒れてたんだよ。
とりあえず苦いかもしれないが、薬を飲んで。な?」
優しい。このままなら、大事なことを忘れそうだった。
だから
「いや!それより早くここを出ないと…。」
起きようとしたのだ。凄くダルいけど。
しかし、エイトにすかさずとめられた。
そして
「あのなゼシカ。その体じゃなにも出来ないだろ?薬飲んで、寝てろ。話はそれからだ。」
「そうだよ。風邪を治してから、動こう。」
「そうでガス。姉ちゃんはすぐ無理するから、たまには休むでゲスよ。」
ククール、エイト、ヤンガスとみんな心配してくれてた。
でもだからこそ、早く動きたい。
「でも…。」
渋っていると、おもむろにククールが
「エイト、ヤンガス。ちょと離れて目を背けてくれるかな?」
と言ったのだ。
何故か2人とも従って、すぐに実行している。
よくわからなくて戸惑っていると
「ゼシカ。言うこときいてくれ。」
また言われた。
今はそんな場合じゃない。
24煉獄島にて9−2&10:2011/01/20(木) 21:37:31 ID:CKEEEXEI0
「ヤ……!」
気持ちのままに言葉を発した。
そしてもう一度起きようとした。
ゆっくりだけど、起き上がっていく。
しかし、おもむろに
「言うこときかないお仕置きだよ、ゼシカ。」
あの時のような突き放した冷たい声音で。ククールが言ったのだ。
怖かった。
「何する気な……ン!」
しかし、抗議する間もなく、逃げる間もなくククールに口をふさがれた。
…ファーストキス、とられた!!
ビックリしていると
無理矢理唇を開こうとしてきた。
必死の抵抗をしたが、開けられていつの間にか含んでいたらしい薬を飲まされた。
そして、やっと解放してくれた。
しばらく呆然としていると、
「ゼシカ…。ごめんな。」
と謝られた。
嬉しかった。ファーストキスの相手になってくれて。
悲しかった。ただの作業、しかも罰としてでしかなく、愛情がないことが。
悔しかった。やはり私の勘違いだったから。
「あんたなんか、大っ嫌い!!」
全力で叫ぶと、私は力尽きて倒れた。 

××××

ククールは、かなり疲れていた。体も心も。
エイトたちは状況がすぐに解ったようで、一人にしてくれたが
祈り疲れてあの場では寝ていたニノがかなりしつこかった。
やっと一人になれた。
もっと早く一人になれれば、ゼシカの看病と、ゼシカ専用に少しでもうまい食事が作れたのに。
そう考えながら、ゼシカが大好きな栗と蜂蜜のお菓子を作っている。
そして、せめて意志疎通はできる状況に戻すための手段を考えているうちに
ある程度の形まで整え終わってしまった。
まだ何も思い付いていない。

随分昔にゼシカから
「キスなんて、まだしてないわよ!一緒にしないで!!」
と言われてたのだ。
もしもゼシカがこの発言を覚えていたのなら、かなりヤバイ。
ただでさえ、ファーストキス取ったのだから、この時点で問題過ぎる。
…まぁ、俺がキスしたかったのだが。
多分、ゼシカは勘違いして俺の気持ちなんて気づいていないだろうな。
どうしようか?

しばらくして、手紙を書くことにした。
これならゼシカがいつ起きても読めるし、俺も真面目なことを言える。
かなり悩みながらになったが、数時間で書き終わった。
そしてすぐにゼシカの元に向かった。

着くと、ゼシカは寝ていた。
心なしか寝顔が穏やかになっている。
薬が効いてくれたようだ。
幸せそうだが、少し苦しそうなゼシカの寝顔を見ながら、慎重に手紙を置く。
…やっぱり、可愛いなぁ、ゼシカは。
キスしたり、抱き締めたい衝動に襲われたがどうにかこらえた。
食事はあとでもってこよう。
ククールは濡れタオルを新しくすると、そそくさと立ち去った。 
25煉獄島にて11&ククールの手紙:2011/01/20(木) 21:39:29 ID:CKEEEXEI0
次にゼシカが目を開けたときには、周りに誰もいなかった。
そして、体がだいぶ楽になっていた。
ククールが調合した薬を飲んだからだろう。
ククールの薬、私には特に良く効くから。
ここまで考えて、キスを思い出し真っ赤になった。
ゼシカへの罰でしかない、何の想いもこもっていない行為を。
思い出してしまったのだ。
とても悲しいキスだった。でもそれより…恥ずかしい!
しかもククールは覚えていないかもしれないが、キスしたことないと言ってあったのだ。
それなのに…。
私の気持ちに気づいていないから、あんなことが出来るのだろう。
私が誰かとキス、それ以上をもう終えているとでも思ってるにちまいない。
そう考えたら逆に腹が立ってきて、今度は怒りで真っ赤になってしまった。
イライラしていたらまた眠くなってきて
いつの間にか眠りに落ちた。

ゼシカは気づかなかった。
横にある、小さな手紙の存在に。 

××××

ククールの手紙


かわいいゼシカへ

捨ててくれ。手紙も内容も、嫌だったら。
3週前のこと、まだ謝ってなかったな。
あの時は、イライラしていて適当なことを言ってしまった。
ゼシカを傷つけたことに、あとから気づいた。
とにかく、あの言葉は本心ではないことを、理解してくれると嬉しい。

そして昨日は許可もなく、いきなりキスしてすまない。
ゼシカ、お前が思っているよりゼシカの体調は悪かったんだ。
いそいで、薬を飲ませたかった。
だから、口移しという強引な手段に出てしまった。
あやまって済むことでは無いって?
ゼシカのファーストを奪ったんだもんな。
嫌って当然だよな。
だけど、あの時はお仕置きと言ったが、お仕置きではない。
とにかく心配だったんだよ。

はやく元気になって、思いっきり嫌ってくれ。
ククールより
26煉獄島にて12:2011/01/20(木) 21:42:24 ID:CKEEEXEI0
××××


次にゼシカが目覚めると、隣にはククールが居た。
そのままククールの顔をなんとなく見つめていたら、目があった。
……ボッ!
顔が異常にあつい。
きっと私は真っ赤になっているのだろう。
恥ずかしくて恥ずかしくて、とっさに顔を背けた。
だって、ククールにファーストキス盗られたんだもの!!
しかも、キスしたことあるか伝えちゃう(当時は無意識だったが、今考えるとあのときすでに?)ような相手に。
たとえククールに他意は無く、罰ゲームのノリだとしても…
私には大きな意味があったのだ。
そんな私の思考に気付いていないのか、ククールは話しかけてきた。
「ゼシカ、体調はどうだ?薬飲ませて7時間ぐらい経ったから、そろそろ何か口に入れた方がいいかなって…。起こしに来た所だったんだよ。」
返事をしたい。
だけど恥ずかしい。
私は、寝ている間何度もククールの夢を見ていたのだ。
しょっちゅう目覚めて、悲しくなったけど。だから、怒りや悲しみも増している。
ゼシカは顔を背けていた。

「ゼシカ?もしかして、食欲無いのか?それともまだ具合悪い?」
体が少しダルいくらいで、あとは問題ない。
心配してくれる。嬉しい。だけど違う。
私が聞きたいのは、謝罪。ファーストキスを奪ったことへの謝罪。
今のククールの声は、優しい声だった。
大好きで、安心する声。
ふと思った。
もしかしたら、あのときがイレギュラーなのかも…。
信じたい。だからこそ、謝って。
…それが確信になれるから。
そう思ったとき、横にある紙に気づいた。
「ん、何これ。…手紙?」
ゼシカは思わず呟いた。
後ろでククールが動揺したことはわからなかった。
27煉獄島にて13:2011/01/20(木) 21:44:17 ID:CKEEEXEI0
××××
ゼシカが手紙を広げてみると…。

かわいいゼシカへ

捨ててくれ。手紙も内容も、嫌だったら。
3週前のこと、まだ謝ってなかったな。
あの時は、イライラしていて適当なことを言ってしまった。
ゼシカを傷つけたことに、あとから気づいた。
とにかく、あの言葉は本心ではないことを、理解してくれると嬉しい。

そして昨日は許可もなく、いきなりキスしてすまない。
ゼシカ、お前が思っているよりゼシカの体調は悪かったんだ。
いそいで、薬を飲ませたかった。
だから、口移しという強引な手段に出てしまった。
あやまって済むことでは無いって?
ゼシカのファーストを奪ったんだもんな。
嫌って当然だよな。
だけど、あの時はお仕置きと言ったが、お仕置きではない。
とにかく心配だったんだよ。

はやく元気になって、思いっきり嫌ってくれ。
ククールより

とあった。
嬉しい。謝ってくれた。
嬉しい。罰じゃなくて、本気で心配してくれたんだ!
しかも私の一言を覚えていて、今でも変わらなかったとわかってくれた。
嬉しすぎて、気がついたら泣いていた。
「ゼ、ゼシカ!?どうしたんだよ?」
「ククール!ありがとう、覚えていてくれて。看病してくれて。」
あれ?ククールが驚いた顔に…。しかも何か少し落ち込んでいるような?
今度は私が聞く番だった。
「ククール?何か私変なこと言ったかな?」
ククールはすぐいつもの表情に戻ると
「いやなんでもない。ごめんな、あんなことばかりして。
お詫びではないけど、ゼシカの好きな栗のお菓子作ったから食欲あるなら食べてくれ。」
私の好きなお菓子、用意してくれたの?
「うん、食べたい!」
ああ幸せ…。
でも、もう少しおねだりしたい。
「あのねククール、えっと…。じ実はまだ体がダルいの。だ、だだから、食べさせて欲しいな。」
ククールがまた驚いた顔になった。
「ククールが嫌なら、無理には…。ごめんなさい…。」
うぅ、やっぱりイヤだよね…。
上目遣いで見てみると、心底嬉しそうな顔で笑うククールがいた。
「そっか〜。ダルいならしょうがないよな〜〜。
いいよ、俺が食べさせてあげる。
水も飲ませてやるから、ゼシカは何もしなくていいぞ。」
この口調は、私の状態バレてるのね!
もうヤケになって
早速、栗のお菓子を頂いた。
火が使えないから、いつもと違う味になっている。
だけど、甘くて、安心する味だった。
「美味しい…。」
「よかった。火が無いから、口に合うか不安だったんだよ。」
そして2人は、話さなかった3週間を埋めるかのように会話し続けた。
28煉獄島にて14:2011/01/20(木) 21:45:50 ID:CKEEEXEI0
ゼシカが一通り食べ終わって、半分寝ていると
「ゼシカ。聞こえているか分からないけどな。あの手紙についてだ。」
ククールがおもむろに話し出した。
ここで手紙について話されるとは思わなかったから、かなりびっくりした。
見上げると、ククールは真っ赤になっている。
「あの、ククール真っ赤よ?私の風邪移しちゃったかな??ごめんね、大丈夫!?」
ゼシカの言葉はククールの耳に入らなかったようだ。
そしておもむろに
「行の始めで、さらに文の始めになっている漢字をひらがなにして並べてくれ。」
と言った。
ククールはそれだけ言うと、ダッシュで去ってしまった。
???
どういうこと?
言ってることがすごく分かりにくいけど。
聞こうにもいなくなっちゃったし…。
目が冴えたので、もう一度手紙を見てみる。
そして手紙の裏にまとめてみた。

「えっと、[捨ててくれ]、で(す)になって…。」
「次は[嫌って当然だよな]嫌いになるわけないじゃない!!」
「…コホン。(き)になって。」
「次は、次はないわね。」
つまり、(すき)と。
…!!!!
「ええええぇぇぇ〜〜〜〜〜〜!?」
え、あの女好きの軽薄男が、私のこと好き!?
あ、ありえない!きっとまた遊び感覚で…。
いやでも、それだったらこんな回りくどい手は使わないだろうし!
ううぅ〜〜…。ぷしゅー!!
そのまま気絶してしまった。


その日、ゼシカの絶叫が煉獄島に響き渡ったことと、ククールがニマニマして仲間に気持ち悪いと言われたことは別のお話。


××××

以上、規制中で本スレに書き込めない作者様の作品を
代わりにこちらに投下させて頂きました。
29名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/21(金) 00:22:05 ID:NVkzZeSf0
GJ〜作者様と転載してくれた人!!

「すき」だと思ってましたww

SS続いてうれしいな〜〜
30名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/21(金) 00:31:37 ID:gdPP+Y300
gjです!
長編のSS投下乙です
前スレの恋桜の作者さん共々、ククゼシが可愛くて萌える話をありがとうございましたw
31名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/21(金) 21:39:11 ID:bRBIeHKL0
煉獄島イベントはククゼシ二人をいちゃつかせるために存在している
32名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/21(金) 23:35:51 ID:XmAW+ehD0
イチャつかせる、というか
2人の仲を「決定的なものにする」ためのイベントだと思ってるわw

呪ゼシでククがゼシカへの想いに気付くor想いを認める
ククの変化を感じ取ったゼシカもククをさらに強く意識し始める
→そこへ兄の裏切り、煉獄島。一ヶ月間の極限生活
男女として芽生えたばかりの思春期連中がどうにかならなかったわけがないと思ったプレイ時
33名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/22(土) 19:43:06 ID:d0Ga3TzQ0
ボロボロな精神状態のククを立ち直せる事ができるのはゼシカだと思う
逆にゼシカが弱っている時に元気づけられるのもククって感じ
34名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/22(土) 23:36:52 ID:EAeXVjzY0
ククさんが「そりゃないぜ〜」とか情けないこと言ってすがりつけるのもゼシカだけ
しかもそんな自分を嫌がるでもなくむしろ楽しんでるようなククさん
本音さらせるような相手って少なかっただろうから、気の置けない仲間ができて本当によかったねと思ってしまう
その上自分の全てを無条件でなんとか理解しようと必死になってくれる彼女までできて
ドラクエ[はメンバーの心の成長の旅でもある
35名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/22(土) 23:53:23 ID:6093B+G/0
そりゃないぜゼシカさんよー

あの一言に詰まった萌はすごいw
36名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/23(日) 20:16:57 ID:y5ZhrwyU0
ククはドS体質とドM体質の両方を持ち合わせている気がしてならない
37名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/23(日) 21:56:09 ID:GE2F+NGe0
ゼシカにわざと冷たくしたり突き放したりきつい物言いをして
ゼシカを傷つける事で自分自身はさらに気づいたり…
とそんな不器用な生き方をククさんはしてそうなイメージがある
38名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/23(日) 23:19:32 ID:qBk59OxY0
>>35
ぎゅうぎゅう詰めだよねw
あと「…バカ!」が核爆弾並みの破壊力

>>36
昼間と夜とで完全にオンオフ切り替わってる
ゼシカは一生懸命SのフリしてるMっ娘
39名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/24(月) 14:45:10 ID:Vmo3o5qvO
>>37
「仲が良いから多少きっついツッコミでもおk」なんてノリで話してたら触れられたくないところに触れちゃった、みたいな感じか
40名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/24(月) 20:29:08 ID:CrkZL7zD0
○兄関係でイライラして、自分のことを心配し構ってくるゼシカに
「うるせえな!お前には関係ねーだろ!ほっといてくれ!!」
みたいな感じに怒鳴りつけてしまうとか…
41名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/25(火) 18:32:03 ID:NZBCMHbY0
やっぱりここは一つ仲良し以上恋人未満で
「彼女でもないのにしつこい」と言ってだな
42名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/25(火) 22:26:44 ID:2y4T7Ddo0
それで傷ついたゼシカの顔を見てはっとするけど
今更引き返さないというどんどんどつぼに嵌っていくクク氏
43名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/25(火) 22:50:44 ID:Ori9Qr500
ククに「彼女」とか言わせると途端に現代のチャラ男っぽくなる気がするのはなぜだろう

「しつけーな…!これ以上でしゃばんな!お前はオレの彼女かよ…っ」
「……ッ!!」
(ハッと気付くものの)「………事実だろ……」顔を逸らすククさん
 
      〜ものすごく気まずい沈黙〜

「…………アンタの彼女なら、……アンタのこと心配しても、うざがられないの?」
「………………ウザイとか……」(別にそんなんじゃない、と言いたいが言葉に詰まるククさん)
「……」
「……」
「………よくわかった。ごめん。もう言わない」
そして部屋を飛び出していくゼシカ。追いかけられないククさん

こんな感じか…萌えるな
44名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/25(火) 23:03:22 ID:DSAJTdhU0
SSで読みたい…w
やっぱククゼシはすれ違ってなんぼだなw
45名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/25(火) 23:06:01 ID:NZBCMHbY0
バカップルもいいが、やっぱりこういう擦れ違いがいい
あとゼシカさんが傷付きそうなのって「お嬢様にはわからないだろうけどな」みたいな
出自関係かな?
46名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/25(火) 23:21:38 ID:DSAJTdhU0
ゼシカはヤンガスにヤマザルと言われても気にしなさそうだけど
そういう事を、特にククに言われると
その距離を置かれるような言葉や態度にめちゃくちゃ傷つきそうw
47名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/26(水) 19:04:46 ID:nQEZepVJ0
ゼシカは好きな人に対し「ただ守られるだけの存在になるのは嫌だ
対等な立場で一緒に戦いたい」って思いそうなタイプだから
ククに一線置かれてゼシカと俺は違うんだってやられるのと辛いだろうな
48名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/26(水) 23:51:37 ID:qu9Xdhok0
ゼシカは一見勝ち気で我が道を行くタイプって感じだけど実は相当健気な感じだよね
最初ゼシカとは付き合いにくいと思っていたククがゼシカの内面に触れるたびに知らずのうちに惹かれていくって展開好き
反対にゼシカの方も、最初キザでケーハクな男だと思っていたククが
一緒にいるうちに心の傷とか真面目で優しい部分とかを知ってかけがえのない相手へとなっていく
49名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/27(木) 23:10:06 ID:pUfTV9sG0
主人公と姫、ヤンガスとゲルダ、ククールとゼシカ…
ドラクエ8は正直この3組のカップルを作るために性格やデザインが設定されているように思う
それぞれに相手と並んだ時が1番お似合いで、お互いの性格にもしっくりくる感じがなんとも上手い
ククゼシだけは公式とは言えないようでいて、
だけど公式的なものをちらほら匂わす演出が憎い
それのせいですっかり嵌り込んでしまったではないですか
50名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/27(木) 23:56:21 ID:j9NMTMN10
性格も見かけも確かに「図って」やってるように思えるのはフィルターなのか
ククゼシなんて最後に上手くまとまる典型なのに結局ハッキリ描かれないとことか逆にあやしすぎるわ

ヤンゲルって可愛いよね〜
ゼシカのツンデレっぷりとはまた一味違うゲルダのツンツンぷりがw
主ミーのお似合いさは群を抜いてるしw

>>45
あと「苦労知らず、世間知らずで考えが甘い」って言われるとぐうの音も出なそうゼシカたん
兄には甘やかされてきたお嬢様の一面は確かにあるだろうし
だからこそその兄がいない今そういうこと言われると逃げ場がなくて傷つくし落ち込みそう
51ひとりじめしたい:2011/01/28(金) 02:14:47 ID:X1xrU+8d0
お前の、怒ってる顔とか 悔しがる顔とか 強がる顔とか 得意げな顔とか
つらそうな顔も 悲しそうな顔も 涙も 笑顔も 全部
オレだけが見られるものだったらいいのに …なんてさ

バレるわけにはいかない。
オレがこんなにお前に惚れていることを。

             ***

最近、オレ達 旅の仲間の間で、とあるシリーズものの小説の回し読みが流行っていた。
エイト、オレ、ゼシカ、ヤンガスの順で全5巻を読み進めている。
空いた時間に、せっかくの1人部屋ということもあって、ゆっくりとその本を読んでいた時だった。

タッタッタッと走ってくる足音。もしかして、と思えば案の定オレの部屋の前で止まる。
一応のノックのあと、返事も待たずにバタン!と扉が開かれた。
「ククール、続きは?」
「今読んでる」
「えぇー!」
オレは本から目も上げずに素っ気なく答えた。
ゼシカは思いっきり不満の声をあげると部屋主の許可も得ず部屋に入り込み、
オレが座っている2人掛けのソファの隣に勢いよく飛び乗って、オレの手許を覗きこんできた。
「まだ半分も残ってるじゃない!」
「そーだな」
憤慨して見せてもアッサリ流されてしまう状況に、納得いかないと口唇を尖らせ。
「早く読んでよぉ!続きが気になってしょうがないのに!!」
「お前が邪魔しなきゃその分早く読み終わる」
即座に反論しようとしたらしいがいい文句が思い浮かばず、うぅと唸ったきり静かになった。

ったく、………………かわいいな。

なんて、おくびにも出さずクールに本のページをめくる。
オレに黙りこまれると途端にソワソワしてしまう彼女を知っているから、あえて無言のまま。
さてどーする、と思ってたらゼシカはそのままオレの隣に座り込み、不満顔のまま睨みあげてきた。
「…じゃ、いいわよ。ここで大人しく待ってるから」
へぇ、プレッシャー作戦ですか。
オレはおもむろにかけていた眼鏡を外し、にっこりと笑い返した。
「退屈に耐えられるなら、お好きにどうぞ」
5分ももたないだろうけどな。
「………」
一瞬何いってんのコイツ、という顔をして、よく考えてから意味がわかったのか、
途端に悔しげにクッションをぎゅうと掴んで、また小さくう〜と唸り始めた。
まるで子供なその様子に、オレは思わず吹き出してしまう。
「なんなら無理やり奪い取ってもかまわないぜ?その方が手っ取り早いだろ」
「こんな場所でアンタとバトルできるわけないでしょ」
ここじゃなきゃ、やる気満々かよ。
「何も魔法や武器を使わなくても、お前には穏便に男を懐柔させる方法があるだろう?」
「?なにそれ」
思わずため息が漏れる。お色気スキルマスターの名が泣くぜ?
かといって、教える気もないけどな。使いこなされたらそれこそたまったもんじゃないし。
「とりあえず読み終わったらすぐ持ってくから、大人しくしてろよ」
「…なるべく早く読んでよね」
「それは知らない」
「なによ、ククールの意地悪!!」
お前のその、プンプンと眉を吊り上げてこちらを責める表情が可愛いから
敢えていじめちまうんだけどな、わかってないんだろうな。わかられても困る。
52ひとりじめしたい2:2011/01/28(金) 02:16:09 ID:X1xrU+8d0
別にどうしても今すぐ読みたいわけじゃないし、先に譲ってやったって全然かまわない。
だが今ここで「じゃあお先にどうぞ」と渡してしまえば
「ホント?ありがとうククール!じゃあね!」でおしまいなわけだ。
それでは困るんだ、とても。だから…
「それ以上騒ぐと1行1行めちゃくちゃ時間かけて読むぞ」
「何よそれ。バカじゃないの?」
「そう。オレはバカだからじっくり読みこまないと理解できない。こりゃいつ読み終わるかわかんねぇな」
「やっぱり意地悪じゃないのよー!!」
…こんな風に無駄にからかってしまうわけだ。
意味のない会話の応酬。子供のようなじゃれあい。この時間を得たいがための嫌われ役。
知らないだろ、ゼシカ。
オレはお前を独り占めするためなら、どんな意地悪にでもバカにでも、喜んでなれるんだぜ。
「ほんっと、子供みたいなんだから!バカみたい!」
細い肩を精一杯いからせて、ゼシカは部屋を出て行ってしまった。
まぁ我慢できずそのうちまた様子を見に来るだろう。なるべくゆっくり読もう。
…と思ってたら、またすぐにバタン!と扉が開かれた。
そしてさっきと同じようにオレの隣に陣取り、持ってきた本を開く。
「じっくり読み直しながら待ってるから、早く読み終わって」
「……ここで?」
「そうよ。悪い?」
悪い。
オレの返事も聞かず、宣言通りゼシカは最初のページを開いて読み始めてしまう。
半ば呆れ顔で、オレも再び活字に目を戻した。

…そんなに近くにいられるとなぁ。
オレ達しかいない部屋の、ソファの上で隣合い、しかもお互い沈黙。
シャンプーの香りさえ嗅げそうな距離。それどころかやろうと思えばなんだって。
そんな状況で、お前はなんにも考えず、無警戒丸出しで読書に耽るか。クソ。
本なんか読んでられないだろ。どうしても視線が彼女に行く。
それとわかるとマズイので、さりげなく肘かけに肘をかけて身体を出来る限り斜めにして、
足をゼシカ側に伸ばして組む形で、ゆったりとソファにもたれかかった。
これなら頭の向きは手許の本に向けたまま、目線だけはゼシカに当てられる。
…オレ必死だな。まぁ、こいつにバレさえしなければいいんだ、うん。

彼女はソファに深く腰かけ適度にもたれながらも、背筋を穏やかに伸ばして美しく座っていた。
時折パラリとページをめくる指先の繊細さ。顎に手をやってなにげなく小首をかしげる仕草。
意識しない所作の一つ一つに、彼女そのものの清廉さや、育ちの良さが表れている。
…そう思うのは欲目だろうか。でも実際に、見惚れてしまうのは事実で。
何かに集中した時のゼシカはすごい。一心不乱とはこのことだと思う。
オレはどちらかと言えば散漫でもその分手広く、「適当に」上手くやってのけるタチだから、
彼女の一つのことに対する情熱の注ぎ方は、紛れもない才能だと内心で称賛している。
物語に深く入り込んでいるのだろう、少し笑ったり、眉をひそめたり、涙ぐんだり。
クルクル変わる表情、その一つ一つが愛らしく、いつまで眺めていても飽きない。
自分の欺瞞まみれの顔をよくよく知っているから、余計に素直な彼女が愛しいと思う。
53ひとりじめしたい3:2011/01/28(金) 02:17:01 ID:X1xrU+8d0
……最後に本心を表情に表わしたのは、一体どれくらい前だろう。
本音など押し隠すことにすっかり慣れてしまった。それが処世術だとわかっていても、
そんなものを覚えないままに真っ直ぐ生きてきた彼女が羨ましく、妬ましく、そして愛しい。
笑ったり泣いたり怒ったり。そんな当たり前のことが、人は意外に簡単にできない。
オレ達 旅の仲間の男連中は、多かれ少なかれそんな葛藤を背負うだけの過去を抱えている。
だから、ゼシカの凛とした、毅然とした存在そのものに、救われる時がある。

こんなにじっくりと、間近に彼女を観察できる機会もそうない。
少し動くたびにフワンと揺れるツインテールは、今日も絶好調にカワイイ。
ツルツルの卵みたいなおでこに垂れる前髪もカワイイ。
うなじと耳元に残るおくれ毛がまたセクシーで、いい。
瞬きすると、長いまつげがゆるやかに上下し、大きな瞳をより華やかに演出する。
あー、そんなに熱心に見つめられて。幸せな本だねぇ。いや、さすがに本に嫉妬はしねぇけどょ…
口角が少し上向きの、幼いようでどこかエロティックな口唇は、小さな赤い果実のようだ。
ほんのり染まった頬に、軽く引いた顎からのど、首筋のなだらかなライン。
いつも鞭や短剣を躊躇なく振り回しているとはとても思えない、華奢としかいいようのない
細い肩は白く滑らかで、どこかのイケメン僧侶のおかげで傷一つない。
くっきりと浮いた美しい鎖骨に、その下は…男を奈落につき堕とす、深い深―い谷間だ。

……ため息が漏れ出る。
まったく、やめてくれ。なんの罠だ。
日頃から堂々とこんなもん晒しといて、二言目には「どこ見てんのよ変態!」はないだろ?
なんだってそう無防備なわけ?いや、本人に無防備だって自覚のないのが問題か。
いやらしい男なんかまとめて魔法で追い払ってやるわ!とか思ってるしな、コイツ。
そうかい。じゃあ今ここで押し倒してやろうか?口塞いじまえば、呪文詠唱もできないよな?
……そこまで追求するといつも燃やされるから、結局本当に言いたいことは伝わらない。
だからオレは常に陰で露払いに徹しなければならない。
それでこそ騎士。報われない騎士。姫に忠義を誓って命を賭けることこそ騎士の誇り。

―――でもその騎士が、騎士の皮をかぶったオオカミだった場合はどうなるんだろう。

自分を守るのだと信じていた騎士がオオカミになって襲ってきた、姫の運命は?
オレは考える。
キライだキライだと言いながら、なぜこんなにオレの傍にいられるのか。
無条件でオレを「騎士」だと、なぜ信じられるのか。
ついでに言えば、騎士の性別は「男」だぞ。わかってないだろう、絶対。

こんなに傍にいられるほどの関係になったことに、喜ぶべきなのか。
こんなに傍にいられるほどの警戒心のなさに、煩悶すべきなのか。
54ひとりじめしたい4:2011/01/28(金) 02:18:35 ID:X1xrU+8d0

…コラ、気持ち良さそうに伸びをするな。揺れてるから。
無意識に胸の谷間に指を入れて、少しずれた服を引っ張り上げると、またポインと揺れる。
そのうち、身体を小さくして両足を三角座りのようにしてソファに乗せ、
膝の上にひじを乗せるような格好で、また読書に没頭する。
その姿自体はなかなかカワイイんだが…
スカートが…大きく捲れて、太ももの中ほどまでを露わにしている。
今日はタイツではなくよりによって黒ニーソで、チラリと垣間見える絶対領域が。
エロイ。カワイイ。えろかわいい。
あ〜〜〜〜…………。…………勘弁してくれ。

―――隙だらけじゃねぇか。

苦々しいため息を無理やり飲み込む。
このククール様がこれだけやられてるんだ。
こんなもん見せられた日にゃ、そこらへんの冴えない野郎なんかひとたまりもないだろう。

『頼むからオレ以外の男の前で、そんな無防備をさらさないでくれ』…って。
その一言が言えたらどんなにラクだろう。
でも言えない。言わない。
だからオレは憎まれ役に徹する。ゼシカがオレを無視できないように。オレを放っておけないように。
オレから視線を外させないように、いつでも気を引いて、オレの手の届く所にいてくれるように。
……本当にお前を放っておけないのはオレだということがバレないように。
ゼシカは、糸の切れた風船のようなオレにリードをつけているつもりでいる。
でも本当は、オレがお前を捕まえてるんだ。
見えない鎖でお前を捕まえてるのは、―――オレの方なんだ。





ふとゼシカが身動ぎしたので、さりげなく視線を本に戻し、いつも通りのクールな表情を繕った。

――本当に、仮面かぶるのだけは上手いよな、オレ。バカみてぇ。
そんな小細工ばかり達者で、それでどうだっていうんだ。
結局コイツに嫌われたままで、それでも鎖は手放せない臆病者で。
手を伸ばせば届くこの距離から、一歩も動けない。…いや、動かないために仮面を付けるんだ。

ゼシカがこちらを向いたのを視界の端で感じ取り、本を顔の前に上げて表情を隠した。
不自然な動きではないはずだ。だが今、ゼシカの顔をまともに見つめ返せる自信はあまりない。

――「軽薄でいい加減な男」の仮面と「ゼシカを守る騎士」の仮面のバランスはあまりに絶妙で、
オレは彼女の場合相反するであろう、ゼシカの「視線」と「信頼」を、同時に勝ち得た。
それで満足だったはずなのに。
…なのにオレは今、こんなにももどかしい。
55ひとりじめしたい5:2011/01/28(金) 02:19:32 ID:X1xrU+8d0

ゼシカがそろりと動いて、オレの方に身を乗り出してきた。
?一体どうしたんだ。…あぁでも、ゼシカの甘い匂いが鼻孔をくすぐる。
本に隠れてよくはわからないが、どうやらオレの目の前にいるらしい。

――知られるわけにはいかないと思ったから、この距離を保つことに必死になった。
ついでに言えばこれ以上本気にならないための、自分への抑制として。
そして本当の本音は、結果が出るのを恐れただけだ。
だけど。
最近よく、この鎖を手放してそれでもオレのそばにいてくれるのか、試してみたい衝動に駆られる。
軽薄でいい加減な男でもなく、誠実で無欲な騎士でもない。鎖なんか手放して。
―――ただの、「お前に惚れた男であるククール」をさらして見せたら、お前はどんな顔をするのか。

言ってやりたい。

――――…………すき  だと





「……すき」
顔を隠していた本がふいに奪われる。そしていきなり目の前に現れたゼシカの
口唇から紡がれたその言葉に、思考回路が一瞬にして凍結した。

……ココロ、読まれた?それともまさか、声に出てた?いやそんなはずは。でも、え、…え?

血の気がザアッと引くのがわかり、固まったまま動けずにいると。
「だらけ、よ」
「…………………………へ?」
非常にまぬけな音が出た。
ゼシカが嬉しそうにニコニコ笑いながらソファの定位置へと戻り、手に持ったそれを掲げて見せる。
「奪い取ってみろって言ったわよね?」
あぁ。
………………本。
「ちっとも読んでなかったでしょ。全然ページもめくらないし、ずっと上の空。隙だらけ」
隙だらけ。あぁそうか。……すきだらけ、な。
その通り。
一気に脱力した。なんだこの虚脱感。一瞬で寿命が半分くらいに縮まった心地がした。
背もたれに両ひじを上げ首を反らせて、漫然と呟く。
「……お前もな」
「は?どうしてよ」
「すきだらけ」
ゼシカが怪訝な表情でジロジロとオレを眺めるが、それ以上何も言う気力はなかった。
今口を開いたら、いつもの淡々とした、スマートな、涼しげなオレを保つことは不可能だ。
だから細く長いため息を肺の底から天井に向かって吐き出し、表面だけでも冷静さを取り戻そうと試みる。

56ひとりじめしたい6:2011/01/28(金) 02:22:02 ID:X1xrU+8d0

死ぬかと思った…。
オレの気持ちに気付かれたのかと。それに、アイツの口唇からそんな単語を聞かされるとか。
1人で勘違いして誤解してうろたえて、何やってんだオレ。みっともない。恥ずかしい。カッコ悪い。
やっぱダメだ。言えるわけない。知られたくない。もういいよ、このままでいい。
死ぬまでお前にだけは手の出せない、ヘタレなナンパ騎士でいいよ、…あークソ!

「よくわかんないけど、奪い取ったんだから読んじゃうわよ」
すっかりふて腐れているオレなど気にせず、ゼシカはソファに座りなおし、ウキウキと
最初のページを開いた。さっきと同じ、ソファの上に三角座りの足を乗せる座り方だ。
オレは反らせた頭を元に戻して、その様子をしばらく凝視してしまった。
「……ここで?」
「そうよ。悪い?」
「………………悪くない」
「そう」
そう言って、あとは黙々と本に集中し始める。
オレは半ば呆気にとられてその姿を見つめた。

…部屋に戻ればいいじゃん。こんな危険なケーハク男と2人きりでこの部屋にいる理由はもうないだろ?

やがて、変な笑いがこみあげてきた。
顔を覆ってクックックッとのどの奥で笑いをこらえていると、さすがにバレた。
「…きもちわるい」
本から目も上げず不機嫌に呟かれる。
なんとか笑いをおさめて、ふーっと息を吐く。
なんだかどうでもよくなってきた。
とりあえず今からしばらくは、またゼシカを自由に観察することができるというわけだ。
手を伸ばせば届く距離で、オレに許されているのはただそれだけの行為。
―――なんて贅沢な権利だ。
その巻は、今までにない怒涛の展開を迎えるから。
それを読む彼女の表情を独り占めできるだけで、オレは充分報われている。


            **

クク氏の憂鬱とささやかな幸せでした。ゼシカはまだまだお子様です。
苦労も幸せのうち。
57名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/28(金) 09:33:23 ID:1UG6YYLS0
なんという萌え爆弾…
GJ!!
58名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/28(金) 18:03:29 ID:oEFf9cZi0
何この萌えSS(*´Д`)ハァハァ GJ!!!!!!!!!!!!!
無防備なゼシカと表面上はクールなククさんって最強や…
何ですかまったく神職人ありがとう!!
59名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/29(土) 00:00:15 ID:p+UGcLfC0
>>56
あなたが神か…
60名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/29(土) 18:01:28 ID:gMko3kA40
無防備なゼシカさん、可愛すぎ(*´Д`)ハァハァ 
でも、実はゼシカはわざとやってて、ククさんを誘惑するつもりでも面白いかも
「あそこまでしてもダメって、やっぱり私って魅力ないのかな…」的なw
61名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/29(土) 18:26:32 ID:ywoQn2R20
それいいなw
そんな感じのゼシカ視点からSS読んでみたいw
62名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/29(土) 23:13:25 ID:Syts9Qcr0
ククさんのスカした演技が上手すぎて完全にだまされてるわけですねw
内心あんななのに…
なんて初々しいカップル

やっぱ百戦錬磨なカリスマがゼシカにだけは手出せないっての、公式な気がするw
63名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/29(土) 23:20:44 ID:p+UGcLfC0
お色気とカリスマなのに初心っているギャップがたまらんですなw
64名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/30(日) 22:05:07 ID:r3JPTU140
最初セクシーな格好してて勝気なゼシカに、
まさか初恋もまだなブラコン純情娘とは思わずに
ククが遊び感覚でキスしたらそれがゼシカのファーストキスで…

みたいな展開とか
65名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/30(日) 23:26:19 ID:vq5GMEeY0
キスしたらゼシカの目に涙が滲んでてちょっと焦るククさん
適当に慰めようとしたら突然メラを食らわされ
場を取り繕う間もなく走り去っていくゼシカさん
66名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/31(月) 09:42:05 ID:U5MrvepxO
>>65の少し後
ククール「はぁ……オレにどうしろってんだよ、まったく」
エイト「ここは、ひたすら平身低頭して謝るのが一番じゃないの?」
ククール「オレが? なんでオレが先に折れなきゃダメなんだよ」
ヤンガス「わかってないでげすねぇ、やれやれだ」
ククール「アンタが言うかね。それこそやれやれだ」
エイト「それがダメなら、腹を決めるか首を吊るか、だね」
ククール「おいおい過激だな。特に二つ目」
ヤンガス「腹をくくるか首くくるかでげすか、ククールだけに。げーすげすげすげす!」
エイト「誰が上手い事言えと」
ククール「……もういい。明らかに相談する相手を間違えたオレがバカだった」
 
ヤンガス「ほっといていいんでげすかね、しかし」
エイト「僕らが口を挟んでも、かえって話がややこしくなるだけだと思うよ」
トロデ「やれやれ。でっかい子供の世話は疲れるのう」
ヤンガス「おっさんいつの間に!」
エイト「(あなたがそれを言いますか……やれやれ)」
 
ククゼシには物わかりの良いエイトが好相性、とふと思った。
67名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/31(月) 14:07:14 ID:0QVKXXOt0
>>66
仲良さそうでいいねw
男連中の中に世間知らずのお嬢様1人じゃ、男たちも扱いに困ることあっただろうな

初期のククゼシは絶対的に相性最悪なところが逆にたまらない
それが中盤〜後半につれてどんどん息ピッタリになっていくんだから
絶対それなりにケンカして衝突してモジモジして和解して理解し合って
結果けっこう意気投合、みたいなことがあったんだろうとしか思えない
68名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/01/31(月) 23:06:22 ID:ycic4O5g0
うーん、ここの住人は、
第一印象最悪同士→実は運命の恋人(?)の法則が好きな人が多そうだけど、
ククールってゼシカのこと最初どう思ってたんだろうね

>>67さんを否定するわけじゃないよ
ただ、ゼシカは目に見えて&セリフでもククに対して気持ちの変化があるのは
わかるんだけど、
ククは「気の強ぇぇお嬢ちゃんだなー乳デカイし」くらいしか思ってなかったんじゃ?

まぁ紆余曲折を経て、こんな12スレも伸びるカプ(しかも非公式)に
なったんだけどねw
69キス:2011/01/31(月) 23:45:53 ID:I8noEKFW0
>>64以降のキスの流れをもらってSS書いてみました。
誤字脱字があったら報告してくれると嬉しいです。





※          ※           ※



「なんでキスなんかしたのよ?!」
「なんでって、そりゃ…」
そういやなんでだろ。
俺の言動や行動、1つ1つにいちいちムキになって返すお嬢さんが何だかおかしくて…。
くるくるよく動く大きな瞳とか、よく変わる表情とか、そういうのを見ているうちに、
気が付いたら唇を重ねていた。
それもエイトやヤンガスとかいる所でだ。
その時はゼシカが怒って姿を消して、暫くして戻ってきたと思ったら俺だけを呼び出して、
仲間達がいない所にまで来ると俺の突然の無礼の理由を問いただし始めた。
そして今もこうやって、顔を真赤にして恨めしそうに見上げてくる様子がおかしくてたまらない。
眉毛なんて相当釣り上げているのに、目尻には涙が溜まっているせいで普段の勝気さが薄らいで見える。
口をきゅっと結んで何かに耐えている感じが、意地悪された子供みてえ。
それがまた笑えるっつーか…あー…、なんだ…?またキスしたくなってきた。
「急に無言にならないでよ。ちゃんと答えて!」
おっと。
思考の迷宮に迷いかけていたところを、苛立った声に引き戻される。
うっかりまたゼシカに顔を寄せてしまう所だった。危ない危ない。
「えーとだな」
やべえ、まだ答え考えてなかった。
「もう、はっきり言いなさいよ!」
俺の返答のもたつきぶりに、いよいよゼシカがこめかみをピクつかせだしたもんだから…、
「なんとなく?」
取り繕うような言葉を用意する暇もなく、正直に答えていた。
だってなんでゼシカの唇を奪ってしまったのか、俺自身が1番聞きたいくらいだ。
しかも相手が初めてかどうかも確認せずに、だ。
俺唇へのキスは合意の上でしかしない主義だったんだけどな…。
ふと視線をゼシカの方に戻すと、細い肩が細かく震えていた。
「ゼシカ?」
「…ククールの…」
まずい。そう思った時には俺の視界はどんどん強烈な紅に明るくなっていく。
「ゼシカ、お、おい…」
構えられたゼシカの手の上で、炎が渦を巻くようにして見る見るうちに大きくなり…。
熱風がゼシカと俺の髪を揺らす。
70キス:2011/01/31(月) 23:51:22 ID:I8noEKFW0
「ゼシカ、やめ…」
咄嗟に目を瞑り、意味が無いと分かっていながらも両腕で顔の前をガードする。
次の瞬間、轟音と共に凄まじい熱気と衝撃…が来ると思ったんだが…。
いったん発動し大きく膨れ上がった魔法の玉が、そのまま動く気配がない。
そして何事も無くふっと消える気配に、恐る恐る目を開けた。
目の前にはすっかり破棄をなくしたゼシカが項垂れていて、
さっきまで炎を作っていた手も弱々しく体の横に垂れ下がっている。
「………ゼシカ?」
「………バカ………」
必死に搾り出したような小さな声。
伏せられた顔はよく見えないが、大粒の雫が地面に向かって落ちて行くのが見えた。
それに、今更ながら胸がキリリ…と締まるような妙な感覚に苛まれる。
これが罪悪感…ってやつか?
「ゼシカ、ごめん俺───」
「謝るくらいなら初めからしないでよ!!!」
無意識のうちに口から飛びてた謝罪の言葉を、遮る怒声と──ビンタ。
頬に強烈な一発を食らわされながら、何故かそれよりも胸の方がいてえと思った。
なんとなくだけど、ゼシカの方はもっと痛そうに感じた。
泣きながらもけして怯まず、真っ直ぐ見据えてくる紅い瞳が燃え盛る炎のようだった。
思いっきり抱きしめたいという衝動に駆られながらも、理性が俺にはその資格がないと留まらせる。
何も言えずに立ちすくんでいると、ゼシカのそのまま何も言わず身を翻した。
走り去っていくその後ろ姿を、スローモーションのように見ていた。


※         ※             ※



夜、宿屋で息をついている時も思い浮かぶのは昼間のゼシカとの事ばかりだった。
まだ仲直りはできていない。
金欠の旅路で仲間4人で同じ部屋に泊まるという事も多いが、
今回は女性であるゼシカだけは何とか1人部屋を取る事ができた。
ヤローだけの部屋はむさ苦しく華がなさすぎだが、正直今は助かる。
エイトやヤンガスも気を使っているのか、俺とゼシカの事を勘ぐってこないのがありがたい。
最も、ヤンガスの奴は部屋に入ってすぐベットに突っ伏し
イビキかいたりしている訳だから、それ以前の問題かもしれないが。
にしても、まさかレディのファーストキスをうっかり奪ってそれで泣かれて喧嘩してなんて、
自他共に認めるカリスマ騎士の俺がやる事じゃねえよなあ…。
つーか俺があんな事したなんて、未だに信じられない。
ゼシカの柔らかな感触が確かに残っているが。重ねた瞬間の感覚も、はっきり覚えてはいるが。
…でもなあ。
ねーよ、俺…。
71キス3:2011/01/31(月) 23:56:57 ID:I8noEKFW0
何でしちまったんだろ…ゼシカに、キスなんて…。
半ば投げやりな気持ちでベットに背中を沈め、頭の下で手を組む。
横のベットではエイトが武器の手入れをしているのが目の端に映る。
心なしか最初よりも音量が上がっているヤンガスのイビキも煩い。
他の奴がいるところで考える事じゃねえよな…。
今の俺がどんだけ無様なのか。考えたくもない。
でも考えなきゃな。ゼシカとこのままでいられるはずがない。
初めてのキスって俺にとってはそこまで大したもんじゃないが、
そういうのを特別に思い大事に大事にしている女性は結構見てきた。
あのお硬い性格からするにゼシカも、まあ例外じゃないだろう。
大体なあ、ゼシカの奴。
あんな色気ムンムンな格好しといて、キス1つで泣いちまう純情っぷりはねーだろ。
そもそもキス1つでここまで俺を悩ませた女、お前が初めてだぞ、コラ。
…違う。
ゼシカと仲直りする方法考えなきゃなんねーのに…。
頭がまともに働かねえー。
はあ…。
………ゼシカの唇に俺のそれで触れた時、今まで感じた事のない感情の込み上げがあったのは事実だ。
よく分からないけど、背中に戦慄みたいなものが走って、頭が一瞬白くなりかけた。
そのあと唖然としたゼシカの顔を見た時、悪いと思うよりも何か嬉しくなったんだよな。
多分俺、あの時に(あ、コイツキス初めてだ)って気づいた………んだよな?
それでゼシカが怒っていても俺の気分はやたらとよくて。
…震えた声と、涙を見て始めて胸が痛んで。
だけど──…ゼシカが俺を叩いて顔をあげた瞬間、そんなのも吹っ飛んだ。
言うならば脳髄に電流が走るような、そんな感じだったか。
涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら、まっすぐ俺を睨みつけてくるその勝気な瞳が、
俺が今まで見てきた、美しく着飾ったどの貴婦人よりも綺麗に思えた。
見惚れて、何も言葉がでなかった。
「俺ってマゾの気があるのだろうか」
「あるんじゃない?」
思わず溜息と一緒にぼそっと漏れた言葉に、予想外のリアクションが返ってきて、思わずそっちに目をやった。
いつの間にか武器の手入れを終えたエイトが、俺の方に体を向けて意味深な笑を浮かべている。
ニヤニヤとか、ニタニタとか、そんな擬音つけてやりたくなる嫌な顔。
「あんだよ」
72名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/01(火) 00:00:05 ID:ycic4O5g0
GJ−!いーねー「ねーよ、俺・・・」。
アリアリ、ありなんだよ、とカリスマの肩をたたいてやりたいよ

職人さんGJ!
73キス4:2011/02/01(火) 00:04:12 ID:I8noEKFW0
「いやー、ククールって自分で自分の首締めるタイプだよなあって」
「あ?どういう意味だ?」
「一見、俺が苛めてやってるんだぜって、自分優位なようにみせておいてさ、
 本当はどうしようもないくらい自分不利な状況に自ら身を置いてるよね」
「てめえ、馬鹿にしているのか」
さっきまで黙っていたエイトが、今度はやけに喋る。
「まさか。たださ、本当は不器用なのに、器用に生きているフリをしなきゃならない人って損だよねーって」
口調は普通だが、表情が人をおちょくる気全開のように見えて…ムカつく。
俺よりずっとひょろっこいエイトに、面と向かって言いたい放題されているなんてカリスマの名が泣くぜ。
だけど散々もんもん悩んだ後の俺はそれに腹がたつよりも情けない気分になってきた。
エイトの言葉は実は結構痛いところにぶっささっている気がする。
「意味分かんねえよ。お前の話、脈略なさすぎ」
だけどそれを悟られたくなくてわざと無愛想な態度を取る。
「ゼシカはさ、正直な気持ちを言えばククールの事許すと思うよ」
「はあ?んな訳ねーだろ…」
「どうしてそう思うの?」
「どうしてって…ファーストキスを大事にとっといた真面目なお嬢さんが、
 俺みたいな遊び人に、有無をいわさずそれを奪われたんだぞ?」
「でも、ゼシカ君にキスされた時嫌そうじゃなかった」
「は…?」
こいつは何言ってるんだ、と思った。
それと同時に、それまでなかった考えが頭の中を瞬間的に駆け巡る。
…そうだ。
嫌に決まってるよなあ…。ファーストキスを、あんな形で、しかも相手が俺で…。
あの時は考えている余裕がなかったけど。
俺はもしかしたら、マジでゼシカに酷い事をしちまったのかもしれない…。
「ほーら、またそうやってぐるぐる考えない!」
「な、なんだよ」
思考をめぐらそうとしていた俺の頬をパンッとエイトの両手が挟んだ。
「ククールの悪い癖。どうでもいい事をクヨクヨ悩んで、
 そうやって自分で自分を追い詰めていこうとするとこ。…ゼシカが言ったとおりだ」
「ゼシカが?」
「ククールはそうやって考えすぎるから、その時はこうやって叩いて目覚まさせてやれって」
叩いて、目を覚まさせろって。
つうかゼシカの中の俺って、クヨクヨ悩む男なのか…。
俺がどれだけ世の女性を虜にし、男からは羨望の眼差し浴びてきたのか知ってるのか、おい。
ゼシカさんよー…。
「目覚めた?」
「エイトとりあえず気持ち悪いから手どけろ」
俺の不機嫌な声に、エイトは楽しげに笑いながら手を離した。
それから、昼間ゼシカに叩かれた側の頬だけまた痛み出した気がした。
…そういえばゼシカには叩かれた事は今日が始めてではないな。
「もう一度言うけどね、ククール。君にキスされた時ゼシカは嫌そうじゃなかったよ」
「…なんで分かるんだよ」
「見てたからね」
「そういう事じゃなくて、なんでゼシカが嫌がってないって分かるんだよ」
俺を慰めようとしているのか?
悪いけど、そういうのはやめて欲しい。
かえって己が惨めに思えてくる。
74キス5:2011/02/01(火) 00:06:31 ID:VQ1a3BTd0
「ゼシカ、驚いていたし怒ってはいたけど、不快な様子は全く出してなかったじゃん。
 あの嫌な事は嫌!って態度と言葉で示す、きっぱりはっきりした、ゼシカがだよ」
…そういやゼシカの婚約者とかいう男が、寝言でゼシカの名前を呟いた時、
ゼシカは心底気持ち悪がっていたな。
確かに、俺のキスに対してそういう様子は見せなかったけど…。
「キスされた事自体をなかった事にしたい感じじゃなかった」
黙っている俺を余所にエイトは言葉を続けた。
「ゼシカが本当に嫌だったのはキスされた事ではないと思うな」
…ゼシカはキスした理由を俺にずっと聞いてきたが、その行為自体を責なかった。
むしろ、俺を責める言葉は…。
         『謝るくらいなら初めからしないでよ!!!』
…………。
もしかして、ゼシカを泣かせたのは、キスそのものではなくて…。
「僕には、ゼシカは少しだけ期待しているようにも見えたよ。ククールの誠意ある言葉を」
「………………俺は」
「ん?」
「分かんねーよ、ゼシカに何て言えばいいのか…」
悪気があった訳ではないのは本当。
だけど俺自身よく分からない感情をどうやって口で説明すればいいのか分からない。
それをそのまま言って、それがゼシカへの誠意となるのだろうか。
「正直にそのまんま言えばいいんじゃない」
「だから、それが───!」
「“ゼシカがあまりにも可愛かったから、思わず体が動いてました”って」
分かんねえんだよ!と叫びそうになった俺の声に被さったエイトの言葉に、俺は絶句するしかなかった。
「さあもう寝るよ」と言って部屋の灯りを消して、もののわずか三秒で寝息をたてるエイト。
相変わらず煩いヤンガスのイビキ。
さっきとはまた別の次元でぐるぐる回る俺の頭。
明日ゼシカにどういう顔で会おう、なんて言おう。
まだ全然纏まってないのに、布団の中に潜る。
もはや俺にはなるようになれ!と目を閉じ翌朝目覚める時を待つ以外選択肢がなかった。
納得するわけにはいかない答えだけ付きつけて、呑気に寝てるエイトを憎々しく思いながら。



※            ※               ※


以上です。
最後の方ほとんどエイトとのやり取りでククゼシ度が少なくてすみませんw
75名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/01(火) 00:36:21 ID:q7njpHpG0
GJ!ウライングしてすいませんっしたー!ククゼシ度高かったですよ!
エイトやヤンガス同様良い夢見れそうですw
76名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/01(火) 00:48:08 ID:VQ1a3BTd0
書き込みのおかげで連投規制を免れる事ができましたw
ありがとうございます
77名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/01(火) 23:00:49 ID:ti8MT9Jb0
>>68
あらゆる妄想のしがいのあるカプだから解釈はそれこそ無限にあると思うし
「私はこういうのもアリだと思う」でいいんじゃないかな

>>74
GJ!
2人とも可愛い。ゼシカの乙女っぷりがたまりません。純愛初体験に気付いてないクク氏も乙女w
やっぱりエイトがいいキャラになるねぇ
これ、続きは…期待してもいいですか…?
78名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/01(火) 23:36:08 ID:9b2B4fjJ0
うん、ククゼシは最初は印象最悪同士でも萌えるし
ゼシカ一人が最悪!ってキレてても萌えるw
色んなククゼシ像があった方が色んな種類の妄想できて楽しいしねw
色んな萌の形は最低でも9904通りはあってもいいと思う

>>74
GJです!
カリスマとお色気の無自覚純情カップル萌えw
ククゼシ仲直り編も読んでみたいw
79名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/01(火) 23:59:54 ID:9CHdhagt0
>>51-56のゼシカ視点と、>>69-74の続きが気になって仕方がない今日この頃w
小ネタでもいいからちらっと見たいなー…
80名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/02(水) 23:33:57 ID:8/G1U9nK0
クク「ゼシカ、異国で2月3日は節分っていうイベントがあるらしーぜ」
ゼシ「せつぶん…?」
クク「豆をばらまいたり、歳の数だけ豆を食べたりするらしい」
ゼシ「へえー…何だか、地味なイベントね」
クク「そうでもないんだよ。鬼相手に豆をぶつけて撃退するっつー結構ハードなイベントだ」
ゼシ「豆なんかでどうやって撃退するのよ?!」
クク「さあー何か魔力の籠められた豆なんじゃね?」
ゼシ「ふうーん」
クク「あ、それと恵方巻きとかいうのを食べるらしい」
ゼシ「恵方巻き?何よそれ」
クク「これだ!」 ジャンッ
ゼシ「…何だか食べづらそうね」
クク「でもそれを食べると縁起がいいと聞いた。正しい食べ方をすれば願いが叶うって話だ」
ゼシ「願いが?!」
クク「ああ。異国の文化だが、最近じゃこの辺りでも旅の武運を祈って食べる奴も多いらしいぜ」
ゼシカ「そうなんだ」   
クク「しかも、えらく効果があるらしい。多くの旅人が保証済みだそうだ」
ゼシ「そうなんだ!ねえ、私も食べていい?」
クク「勿論。でもただ食べても駄目らしい。正しい食べ方をしないと」
ゼシ「どういう風に食べるの?」
クク「恵方巻きゲームというのがあるらしい」
ゼシ「ゲーム?」
クク「2人ペアで恵方巻きを、両端からそれぞれ口に加えてそのまま食べ進めるそうだ」
ゼシ「え?!」
クク「こう、2人同時に、いっきに口にがぶりと」
ゼシ「え、ええ?!」
クク「同じことを祈りながら食べ進めるといいらしい」
ゼシ「え、な、何それ」
クク「俺はドルマゲスを倒し、無事敵討ちを達成できるようにと願うつもりだ。ゼシカは?」
ゼシ「わ、…私もそうよ…」
クク「同じ願いを持つ者同士がここに2人。…決まりだな」
ゼシ「はあ?!ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
クク「ゼシカはやめるのか?それならそれでいいが。願いは願いだ。強制するものではないからな」
ゼシカ「だって…」
クク「一人で食べても意味が無い。俺は恵方巻きを食べるのを諦める」
ゼシ「エ、エイトやヤンガスだっているじゃない!」
クク「あいつらは敵討ちが目的じゃないからな…」遠い目
ゼシ「………………………分かったわよ」
クク「分かったって…一緒に食べてくれるのか、ゼシカ?」
ゼシ「…目的成就祈願のためですもの。仕方がないわ」
クク「ゼシカ…ありがとう…。一緒に、絶対に願いを現実のものとしような」
ゼシ「ええ…ククール…」



〜とある商人のお店〜

ネネ「あら、あなた随分ご機嫌ね。何か良いことがあったの?」
トル「ああ、ジパングで仕入れた恵方巻きがやっと1つ売れたんだよ」
ネネ「まあ。あの、とある方角を向いてまるかじりすると良いという…」
トル「違う違う、こう2人組で両端からいっきに食べるってやつだよ」
ネネ「え?それは以前別の国で聞いた、ポッキーゲームとかいうやつじゃない?」
トル「( ゚д゚ )
        
          ………間違えた」
ネネ「あら、うふふ。うっかり屋さんね、あなた」
トル「…まあいいか。はっはっはっ」
ネネ「うふふ」
トル「はっはっはっ」
81名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/03(木) 00:02:22 ID:zmi0WWAk0
gj!
ククほんとはどこまで知ってんだ??w
なんだかんだでやっちゃうゼシカがかわいい。定番だねww

>>77>>78
そうだね。ごめんね文章下手でうまく伝わらなかったかな・・
自分ももちろんククゼシ大好きなんだけど、ふと思っちゃってね。。

それだけクク→ゼシカな画をみたいんだよね。だから>>80は萌え笑えたなぁ
82名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/03(木) 00:41:43 ID:f/4gRrug0
恵方巻きを両端から丸かじりし進める二人の間抜けな表情を想像したら
吹き出してしまいましたww
つまりどちらか一人は恵方にお尻を向けた状態で食べるわけですね。

大丈夫、このスレはいつでも笑かしてくれるので
コーヒーもお茶も飲まない状態で読んでます
83名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/03(木) 01:45:47 ID:YRc2MHif0
84名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/03(木) 01:57:50 ID:11B1q9EOO
!?
85名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/03(木) 09:46:31 ID:Z7uwd6TI0
吹いたwww
GJ!
ビジュアル的にはやっぱポッキーの方がいいね。
恵方巻きはなんか怪しいw
86名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/03(木) 17:37:31 ID:cDxuNRPG0
エイト「今年は南南東が恵方なんだって」
ヤンガス「うまそうでがす〜」
エイト「あそこに変な二人組がいるみたいだけれど…」
ヤンガス「ほっとくでがすよ。恵方巻きを食う時はしゃべっちゃいけないでがす。」
87名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/03(木) 19:00:07 ID:VBcxlXOhO
ククール「ちょっ、ゼシカ! 真ん中にナイフ当てて切るな!! つか頼むから切らないで!!!」
ゼシカ「? だって、切らなきゃ二人で分けられないじゃない」

策士、策に溺れるの巻(ちょっと違うかw
88名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/03(木) 21:13:29 ID:YRc2MHif0
まさか口に咥えたままナイフで切ろうとしているのですか…?!w
でも恵方巻きゲームでゼシカのファーストキス消失となったら
いくら相手がククといえどちょっと悲しすぎるw
89名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/03(木) 23:28:25 ID:s5VQLmvm0
>>83
ポッキーのククさんが嬉しそうに余裕なのに対しゼシカが大焦りなのがカワイイ
恵方巻きはさすがのククさんも苦しそうwwGJ!!

ゼシカ「鬼は〜外!!」
クク「あ痛っっ!!!!全力で豆投げんなよ!!」
ゼシカ「バカリスマは〜外!!」
クク「だから痛ぇって!!」
ゼシカ「スケベ変態は〜外!!」
クク「いい加減にしろッッ!!」

クク「お前、追い出してばっかりで何も内に入れてないじゃねぇか」
ゼシカ「ん〜………………。………私だけの騎士は〜…………うち?」←上目遣い
ククールに9904ダメージ
90名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/04(金) 10:52:38 ID:7/aMi8wX0
絵師様、>>89も4コマ漫画かイラストで見たいですw
よろしくお願いします!
91名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/04(金) 18:24:25 ID:kd5hC21z0
>>89さんのネタもらって微妙に改造しつつのやっつけ漫画です
またひっそり投下させて頂きます
ttp://download4.getuploader.com/g/12%7Ckj/98/%E9%AC%BC%E3%81%AF%E5%A4%96%EF%BC%81.jpg
92名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/04(金) 18:25:55 ID:/sqIr/RE0
何故「縁を切る」に繋がるから恵方巻きを切ってはいけないという事を
教えなかったんだ!
93名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/04(金) 19:06:01 ID:PFONWcAN0
ツンデレの良さが実は今までいまいちわかんなかった
ありがとう!絵師様のおかげで理解が。GJGJ〜!!
94名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/04(金) 22:07:49 ID:VEmhe+H30
ククール、よく耐えた!
あんな可愛い生き物が目の前にいたら、女の私でも抱きしめそうだ
理性決壊しても誰も責めないよ、きっと
9590:2011/02/04(金) 23:55:10 ID:7/aMi8wX0
絵師様、早速キタワァ.*:.。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。.:*☆
うわ〜、速攻でリクエストに応えていただき感謝です!!
上目遣いに萌え萌えですw
豆ぶつけられる理由ができる改造部分もGJ!
より、いい感じになったと思います。
96名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/05(土) 00:08:44 ID:HBdhPVvU0
すみません、実はリクエストにお答えしたのではなくて
>>89さんのネタを見た瞬間に萌えて昨夜のうちに描き始めてましたw
ククゼシスレの皆さんいつも萌えを下さりありがとうございます
97名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/05(土) 04:42:38 ID:uPbLyMtz0
.      ,.,.,..._
.     (ツy≠`zッ、
.    <,イミ,.'´,ミ ̄ミヽ
.      /iミ{_ツ‐`ヾ、シ
     (ソ,lミ(l ┃ ┃ |!
     (_クヾj、 ヮ ,ノ)  当店におきましては、
       {_,伐芥ヌi}、  バカップルは15分以内でお願いします
.        U!ハ~i¨ハJ
.        くノ_|ttt|_ゝ
98名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/05(土) 15:08:27 ID:s8gBstml0
>>91
ゼシカあああああああああああああああああぁぁぁぁぁああ
ククさん…こんな生き物に上目遣いされるならナンパもやめられないはずだよねw妬いてくれるんだからw
すごく失礼な言い方かもしれないけど、この絵師さんのゼシカがどんどん可愛くなっていく気がする…
ククさんは問答無用でカッコイイし。カッコかわいいかもしれないw大好きです!GJ!!

このあと豆をアーンして食べさせあったに違いない…アーンの定義シリーズのようにごく自然に…!
99名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/05(土) 19:41:42 ID:EVAIZfGF0
もはや節分も豆撒きも関係ないwwwwwww
これだからバカップルはwww


>>97
15分ってwww
15分以内で何をしろというんだw
100名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/05(土) 20:34:28 ID:COrsHv870
>>99
このAA、なんとなく喫茶店のウェイトレスさんに見えるから…

ふつうにお茶やお菓子を頼んで飲食してください
ただし入店から店を出るまで15分間でお願いします

ってことだろう
でなきゃほかのお客やお店の人たちの目と心の毒になるばかりだ
ベルガラックのレストランにククールとゼシカが入ったら
はたから見ているほうが痒くてたまらない状況になるんだろうな
101名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/06(日) 00:11:11 ID:ZvdZ3ChN0
>>97のAAは9に出てくるロクサーヌさん(宿屋のお姉さん)だと思われw
つまり、バカップルは宿の宿泊タイムが15分…?

ククさんは本来なら15分あればその間女性に色々できるスキル持ってそうだけど、
ゼシカ相手だと逆にどうやっていい雰囲気に持ち込むかとか
キスしていいかどうかもんもんと考えているうちにあっという間にタイムオーバーになりそう
102名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/06(日) 18:24:15 ID:CBnLAmHE0
ゼシカ「ほら、バカップルは15分制限ですってよ
     こんなところに長居はできないわね、さっさと帰りましょう」
ククール「分かってないな、ゼシカは
      あれはバカップルのための制限時間だ」
ゼシカ「な、なによその目つきは…」
ククール「バカップルじゃなくて本気の恋人同士なら時間制限も何も関係なくなるだろう?」
103名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/06(日) 21:17:32 ID:FBsO99Ej0
ゼシカ、バカップルな自覚があったのかwwww

「バ、バカップルって何の話?!私が何でククールとカップルなのよ?!!」って
無自覚にツンデレるのかと思ってたw
104名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/06(日) 23:22:40 ID:twusUddK0
クク「ゼシカ、たった15分だってオレ達が愛し合うには十分な時間だよな…?」
ゼシ「な、何言ってるのよバカ…///」
クク「あ、そこのポニーテールが可愛いキミ、グラスワインとホットココアを頼むぜ(←ウィンク☆」
ゼシ「……………………………………。」
クク「…な。そういうわけで15分でできることの全てを…ってうわっっ!?」←メニューを投げられた
ゼシ「………ッッ、ばかっっ!!ククの女たらし!!スケベ!!変態バカリスマ!!」
クク「えぇぇええ!?ど、どうしたんだよいきなり!?オレなんかしたか!?」
ゼシ「なんでそーいうとこばっかりわかんないのよっ!!最低っもうホントむかつくっ!!」
クク「うわ、だから物投げんなって…っ、ぎゃああ」

      〜時間経過〜

クク「ちょ…、待て待てゼシカ、わかったから落ち着け」
ゼシ「ウソばっかり!!何もわかってないくせに!!ククのバカ!!だいきらい!!」
クク「だからいい加減にしろって!店に迷惑がかかるだろ!」
ゼシ「…っなによぉ!!そんなことばっかり…!ただのいいカッコしいのくせにぃ…!!!!」
クク「なっ…!!!!!!!!!!!!!!
   なな、な、泣くな、泣くなってゼシカ!!ごめんホントマジオレが悪かったから!!マジで!!
    …な?ほら、泣くなよ。ごめんな、ちゃんと話きいてやるから、部屋戻ろう。な?」ぎゅう〜

ウェイトレス>>97「……きっかり15分で帰ってったわ…さすが伝説のカリスマ」
105名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/06(日) 23:25:12 ID:1Jjd7QgW0
15分かけて痴話喧嘩www
106名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/07(月) 21:08:34 ID:jRLzDp+L0
喧嘩している時間もククールさんは幸せそうに見えるのは気のせいですか
107名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/07(月) 21:55:40 ID:KDfAcoK50
恋人同士で喧嘩、それも嫉妬となると
となるとツンツンしながらもその状態が既にデレデレと同じという事か
108名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/07(月) 23:40:26 ID:UM0VGDlF0
とりあえず連れて帰ってなんで怒ったのか聞いて
「私を口説いてる時にどうして他の女の子に色目使うのよ…!バカぁ」
とかって泣かれたらククさんもたまらんだろうな

そしてまた同じことを繰り返すと。
109名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/08(火) 00:34:12 ID:Mrb9Lh6E0
なんちゅーいいカモ。ロクさん大繁盛
110名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/08(火) 20:58:44 ID:Z/u4U3J90
前に学校ネタあったけど、段階あげて、会社の同僚関係とかもよさげな気がする。
同僚の女性にモテモテなイケメン社員のククさん
111名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/08(火) 21:15:28 ID:awy3q66k0
そしてツンデレOLなゼシカか…
いつ見ても同僚の女性社員にアピールされまくっているククール
お局様もククールの事が大のお気に入りで猫可愛がり
一方ゼシカは美人でナイスバディだけどその頑固な気の強さ故に
近寄り難いオーラが出ていて業務関係以外の用事では男性社員に声かけられない
仲の良い男性社員のエイトとヤンガスは既にラブラブな恋人や妻がいる。
自分は女性社員に熱烈アピールを受けながらも
周りに男っ気のないゼシカを見て何故だか安心するククールさん
112名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/08(火) 22:37:48 ID:+qPuOOps0
ククが余裕かましてたらお約束的にライバルエリート上司(サーベルト的な)が現れるわけですよ
113名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/08(火) 23:44:16 ID:o5bv+5Bi0
ふと廊下で見たことない上司の男とゼシカが
「じゃ、頑張って。何かあったらいつでも僕を頼ってくれてかまわないから」
「い、いいえ。○○さんにそんな…申し訳ないです」
「ハハ。いいんだよ。君がいつも人一倍頑張っているのは知ってるから」
「○○さん…」
「それに君になら、いくら頼られても苦じゃないよ」
「え…?」
「いや…こっちの話さ。…じゃあ、また。今度ランチでも」
「あ、はい!…ぜひ!」
ポ〜ッとして上司の背中を見つめ立ち尽くすゼシカ
隠れながら「なん…だと」状態のクク氏

こんな感じか。しかし相変わらず嫌になるほどテンプレがハマる連中だなw
114名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/09(水) 18:08:10 ID:nwxyLpDB0
サーベルト的な上司ククより女の扱い上手そうなんだがw

ゼシカ「サーベルトさんって大人で紳士で真面目で優しくて素敵!
    …………どこかのナンパでケーハクな女好きのキザ男とは大間違いね!」
なんて思ってしまう時点で実は誰よりもククの事を気にしている自分に気づかないゼシカってのもお約束
115名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/09(水) 23:55:29 ID:pTIy5TwF0
モテモテなのに本命には不器用で初心なククさんと
ククが気になって仕方ないのに素直になれないゼシカさんというパターンは
舞台が変わってもそのままなんですねw
116名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/09(水) 23:59:52 ID:K9mPL2HC0
この2人はどの世界に行ってもこういうことしてそうw
117名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/10(木) 10:52:41 ID:9lnsZ1Na0
前スレでは学園ドラマだったけど
今回はオフィスラブですかww
これはこれで、また住人が妄想が炸裂しそうだな〜w

トロデ王・・・社長
ミーティア・・・閨閥結婚予定の社長令嬢
エイト・・・一社員だったけど某財閥の後継者騒動に巻き込まれるw

こんな感じ?
閨閥結婚というと華麗なる一族というキムタコドラマを思い出したw
118名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/10(木) 19:26:14 ID:un/WIP3/0
ククとゼシカの距離が縮まってきた頃、エイトの婚約者のミーティアと初対面したククゼシ2人
ミーティアのあまりの綺麗さにククがデレデレしているように見えて
でも今までの女性社員達に対するのよりも紳士的な態度に本気で傷つくゼシカ
ククとしては社長令嬢&エイトの婚約者だからという事で他の子と違う態度になってしまっただけだったりする
119名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/10(木) 22:15:49 ID:RDhpIzIH0
ククールはかっこいい!
120名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/10(木) 23:51:59 ID:un/WIP3/0
常にかっこいいククさんがゼシカの事になるとたまに情けなくなったりするというシチュも萌える
121名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/11(金) 01:01:40 ID:Vj1yzSr6O
昔のMDを聴いてたんだが、オレンジレンジの「花」って
スッゴいクク→ゼシじゃないかと気付いてしまった。
歌詞がぴったり過ぎてびびったよ…。
122名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/11(金) 22:13:51 ID:JjHUZyEu0
花ってどんな歌詞だっけ?とググってみたけど、
確かにククからゼシカに向けた独白みたいな内容だねw
123名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/11(金) 23:59:00 ID:eKztYfGT0
「義理チョコくらい…」と思ったものの女の子に囲まれてるククを陰で見て
「あんな奴にチョコなんてあげるもんですかッ!」と内心で傷つきながら踵を返しちゃうゼシカ

実は囲まれているだけでチョコは一つも受け取っておらずゼシカがこっちを見てることも知っている
妬いてくれるのが嬉しいものの本当はゼシカからのチョコしか欲しくねぇやと思っているククさん

素直になれよ
124名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/12(土) 00:04:42 ID:aEoZFRUF0
チョコ大量に貰いまくってから宿屋に戻ってゼシカの前にドサー
「甘いの好きだろ?好きに食っていいぜ」
ゼシカ涙目

そういうゼシカの好意に気付かない好意に鈍感ククさんもいいと思う
125名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/12(土) 22:53:57 ID:TXgyU48u0
「い、いらないわよ!バカ!!!」とだけ行って立ち去るゼシカに
なんだ?ときょとんとするククさん
クク用に一生懸命作ったチョコを渡すタイミングを逃してしまうゼシカ
ククがもらってきたチョコを「色男じゃのう」とか言いながらバリボリ食べてるトロデ
126名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/12(土) 23:54:57 ID:GIbb/ANP0
こういう恋愛イベントが来るたびに、
DQ8のメンバーはやっぱりこの3カップルになるよなぁと思ってしまう
主ミーとヤンゲル、そして
決して出来上がったわけじゃないのに、どう考えてもククゼシはひとくくりになってると思う
不自然なまでにお似合いで
不自然なまでにその手の会話やイベントがあるのに
不自然なまでに最終的にくっつかなかったククゼシ
127名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/13(日) 00:59:13 ID:a1/pSAYm0
2月14日は「煮干しの日」なんだって

ゼシカとククールなら
チョコレートじゃなくて
煮干しを巡ってでも
バカップルケンカップルっぷりを存分に発揮してくれそう
128名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/13(日) 14:44:18 ID:x7xSxgW/0
「ゼシカ、14日もちろん俺にチョコくれるよな♪」
「え、何で?」
「そりゃないぜハニー、ちょっとつれなくないか?」
「だから何で?」
「何でって…俺達、その、一応ー…そりゃーまーうん、まだだけど、
 ここ最近それなりにいい感じっつーか…、あと一押しとしうか、
 ほら、なんだその、いわゆる友達以上〜って感じの」
「何1人でぶつぶつ言ってるのよ。だから14日チョコがどうしたっていうのよ」
「どうしたって…………。…まさかゼシカ、バレンタイン知らないとか…?」
「ばれたい…ん?何それ」
「…マジかよ〜。2月14日つったら、世の男女が共に浮き立って
 誰にチョコあげようとか、チョコもらえるかなとか、皆でそわそわワクワクやってる日だろ!
 無論俺は毎年どっさり食いきれない程のチョコに囲まれるから、そんな風に気にしたことないが…。
 ──まあそんなのはともかくとして、ゼシカ乙女がそんなんでいいのか!」
「だってリーザス村にそんな風習なかったもの。それに…」
「それに?」
「ばれなんとかだか何だか知らないけど、2月14日は煮干の日でしょ」
「はあ?」
「リーザス村ではね、毎年2月14日にはいつも美味しい出汁をありがとうございますって、
 全品煮干を使って作った料理を食べながら皆で祝うって感じの、煮干感謝際を開いているの」
「…何だ、それ…」
「なんだって、煮干の日よ」
「いや世間一般的に2月14日はバレンタイ…」
「煮干の日よ」
「…俺にチョコは?」
「煮干の日は煮干を使った料理しか食べられないから、チョコは無理ね」
「何て無茶苦茶な」
「あ、でも…そのばれなんとかって何だかよく分からないけど、
 ククールがどうしてもチョコを欲しいのなら煮干をチョコでコーティングして…って、
 どうしてククールそんな泣きそうな顔してるのよ」
「ゼシカの村に対して、始めて強烈な疑念が湧いた」
129名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/13(日) 15:10:48 ID:rReUzMJz0
そういや港近いんだっけなw
130名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/13(日) 21:40:38 ID:DaddSQoX0
パターンA
エイ「ゼシカ、リーザス村では煮干の日感謝際とかやってるってほんと?」
ゼシ「ええ。毎年2月の14日の煮干の日にね」
エイ「…その習わしって、村中でやってるの?」
ゼシ「当然でしょ。その日はポルトリンクから仕入れた美味しい煮干を使って家族でパーティーよ!」
エイ「家族で?村の人達皆で、1つの場所で食卓を囲むんじゃなくて?」
ゼシ「どうして?村の人達は村の人達で、それぞれの家庭で煮干に感謝しているはずよ」
エイ「…………煮干感謝祭の話って、誰から教わったの?」
ゼシ「教わったも何も、小さな頃からずっとそうだったもの」
エイ「君の家では2月14日にお父さんやお兄さんとかが、チョコを貰ったりとかしていなかった?」
ゼシ「?してないと思うけど…。あ、でもお父さんも兄さんも、 煮干の日は私はなるべく外に出なくていいって言ってたわ。
   どうしてだか知らないけど」
エイ「(─なんという娘溺愛パパにシスコン男)
   ククールはさ、ゼシカからチョコもらいたいんだって。
   ゼシカからのチョコが欲しくて欲しくてしょーがないみたいだよ」
ゼシ「そういえばそんな事言ってたわね。何でかしら」
エイ「バレンタインデーって、女性が愛する男性にチョコを贈る日って知ってた?」
ゼシ「え?!なにそれっ?」
エイ「14日、ククールにチョコあげたら?」
ゼシ「てゆーか、あ、愛する男性って…」
エイ「今年は家にいないんだし、煮干感謝祭は中断してバレンタインデーにしてもいいと思うよ?」にっこり
ゼシ「…………ッ」


パターンB
エイ「ゼシカ、リーザス村では煮干の日感謝際とかやってるってほんと?」
ゼシ「あるわけないじゃない」きっぱり
エイ「え、でもククールが…」
ゼシ「だってあいつ、私にチョコをねだるのよ」
エイ「ククールにチョコあげないの?」
ゼシ「エイトにはあげるわねvvあとヤンガスと、トロデ王にも」
エイ「えっ、それでククールの分だけないの?」
ゼシ「…ククールなら、私があげなくても他の子がいくらでもあげるでしょ」
エイ「…でも、ククールはゼシカからのチョコが欲しいと思うよ?」
ゼシ「どーだか。…朝から知らない女の子に声かけてデレデレしてるような男だもの。
   女だったら誰でもいいんじゃないの」
エイ「なるほど。それでゼシカはヤキモチ妬いちゃった訳か」
ゼシ「ヤキ…ッ?!ち、違うわよッ!!!なんで私が…ククに…ヤキモチなんて…っ」
エイ「煮干感謝祭もいいけど、バレンタインくらい素直になった方がいいと思うな」にっこり
ゼシ「だから違うってば…ッ」
131名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/13(日) 22:29:15 ID:0uErpF1s0
ククールって、バトルロード見ていると、他のDQ女キャラとかとすぐ口説いてそうw
リッカの宿屋でバーバラやアリーナ・リッカとかにバレイタインの話して、後ろから焼きもち妬くゼシカさん。
132名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/13(日) 23:54:12 ID:K/5HjAu30
>>128
全然イチャついてないのになぜかすごい仲良さそうな2人wかわいいな

>>130
Aの場合、父と兄がガッチガチにガードしてきた娘の最初のチョコを受け取るのが
ククさんなんだと考えると萌えるな〜
133名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/14(月) 00:57:27 ID:kHrJguKd0
バレンタインって事でククゼシプレイアーツで遊んでみた
※フィギュアネタ苦手な人はスルーお願いします

とりあえずバレンタインっぽく周りをごてごてと、2人の愛の巣みたいな感じでw
ttp://download1.getuploader.com/g/12%7Ckj/103/%EF%BC%92%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%84%9B%E3%81%AE%E5%B7%A3.jpg
ttp://download2.getuploader.com/g/12%7Ckj/102/%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%96.jpg

漫画的な感じに
意味なくgif
ttp://download2.getuploader.com/g/12%7Ckj/101/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%B3.gif
4コマ
ttp://download2.getuploader.com/g/12%7Ckj/99/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%A0%E3%81%8B%E3%82%89.jpg
ただ2人をいちゃつかせたかっただけです
ttp://download2.getuploader.com/g/12%7Ckj/100/%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%84%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%91.jpg

とにかく撮りまくった画像を適当に組み合わせたので
背景がその時で変わっているのは気にしないでくれると有難いです
みんな似たようなオチなのも(ry
134名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/14(月) 17:52:14 ID:JcrIoGal0
愛の巣w
バレンタインはククゼシ2人がいちゃつくために存在している日に思えてきた…w
135名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/14(月) 21:58:09 ID:8HRK6hS60
>>133
ここぞとばかりにゼシカといちゃつこうとするククさんに萌え笑いましたw
GJです


バレンタインデーにぴったりなテンプレが某所にあったので
それをお借りしてククゼシバレンタイン?絵を描きました
ttp://download1.getuploader.com/g/12%7Ckj/105/%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%B9.jpg
136名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/14(月) 22:09:05 ID:Bz1icXwu0
ククール「おまえら、いいやつだな。」
137まるで恋人@:2011/02/14(月) 23:54:24 ID:HG0eX3sT0

「ククール、マイエラ修道院にルーラしてくれない?」
内心でぎょっとしながら、平静を装って答えた。
「何の用だよ」
ゼシカは手に小さな袋を持って、あっけらかんと言い放つ。
「マルチェロにバレンタインのチョコ渡そうと思って」
「…ッッ!?!?!?」
ククールは目玉が飛び出そうなほどに驚いた。
「本当は気が進まないけど、一応世界地図もらったりしてお世話になったし、ね」
「いやいやいやいやいやいやいやいやいや、待て待て待て待てまてまてまて」
「何ようるさいわね」
「別に世話になったからってチョコやんなきゃならねぇわけじゃないだろ!?」
「そんなことないわよ。やっぱりそこらへんはキチンとしないと」
そもそもバレンタインのチョコと言うのは愛の告白が大前提であって…とか、
そういう蘊蓄を主張しても意味はなさそうだ。
本命ならともかく、確かに義理チョコとはそういうものである。
(確かにゼシカの母ちゃん、そういうとこしっかりしてそうだな…)
お世話になった相手にはどんな形であれお礼を。アルバート家の教育はキッチリしている。
「いやでも、だからってさすがにマルチェロは除外してもいいだろ!」
「そりゃあの人に感謝の意なんて、ククールはいい思いじゃないだろうけど…」
「じゃなくて!それにアイツがチョコなんて、大人しく受け取ると思うか!?  
こんなもんいるかって叩き捨てられるのがオチだって!」
「それならそれでいいわよ。机の上にでも置いて帰るから」
ラチが明かない。ククールは焦りと苛立ちで地団駄を踏みそうだった。
「〜〜〜〜ッッ、やめとけって!」
「もう用意しちゃったんだから、行くだけ行くわよ。いいからルーラして」
「断る」
「もう!なんでよ!」
「なんででも!」
「………」
「………」
お互いふくれっ面で睨みあい、そのうちゼシカがプイ、と顔を逸らした。
「……じゃ、いい。エイトにルーラしてもらう」
「ダメだっつってんだろ!!」
即座に捕まえられるゼシカの腕。ゼシカはあーもう!とキレた。
「だ・か・ら・なんでよッッ!!!!!!!!」
むっつりと黙りこむククール。
ゼシカもちゃんと答えるまでは逃がさないと、視線を逸らさずに対峙する。
やがて、ククールが、子供のように口唇を尖らせて、ボソリと呟いた。
「…………アイツにチョコって……」
「なに」
「……………………………………………………オレだってまだ貰ってないのに」
138まるで恋人A:2011/02/14(月) 23:57:17 ID:HG0eX3sT0
一瞬固まったのち、なぜか赤面してしまう自分に慌てるゼシカ。
「……な、何言ってんのよ…」
「どうしてもアイツに渡すって言うなら先にオレに寄こせよ。じゃないと許さねぇ」
「ば、バカじゃないの!?」
「どうせバカだよ。バカでいいからゼシカのチョコが欲しい」
開き直って、有無を言わせない雰囲気で詰め寄るククールに、ゼシカは困った顔で俯いてしまう。
「…………ダメよ」
「なんで」
「………………あげられない」
「マルチェロに用意して、オレには用意してないのかよ?」
不機嫌が爆発しそうなククールに、ゼシカは無言でぶんぶんと頭を横に振った。
そして、消えそうに小さな声で、呟く。
「……今日作るの。………………その、予定だったの」
ククールが見下ろすゼシカのつむじ。かわいい耳が真っ赤に染まっている。
しばらくポカンとしたのち、ククールの表情がたちまち上機嫌に変わっていった。
「……そっか。ふーん」
「あ、アンタが作れるもんなら作ってみろっていうから!だから…、それで…」
「それ、マルチェロの?」
「あ」
ゼシカが持っている袋を奪って、勝手に中身を取り出す。小さな正方形の、上品なチョコの包み。
ククールはもう溢れ出る笑いをおさめることができなかった。
「アイツには“売ってる”やつなんだ」
ニヤニヤニヤニヤ。
その様に呆気に取られてから、頬を染めて、目をつぶり、あぁもう、とゼシカは悪態をつく。
――どこが世界一の色男よ。
その気になればチョコなんて食べきれないほど貰うことのできる男が、そんなことでそんな顔して。
「…そうよ。悪い?」
「全然悪くない。じゃ、いいぜ。行こうかアイツんとこ」
「…行きたくないんじゃなかったの?」
「たまにはオレも、アイツにお礼の一つも言ったっていいだろ」
アンタがマルチェロに?と怪訝な顔をするゼシカに、ククールは晴れやかに笑う。
「オレを追い出してくれたおかげで愛するゼシカと旅ができて感謝してる、ってさ」
「………………バカ」
悔しいくらいに頬が熱い。
それを隠すために、ゼシカはおずおずと、ククールの胸にピッタリくっついた。
ルーラを使う時はいつもこうしているんだから、不自然なことじゃない、と言い訳して。
そんなゼシカの胸中を知ってか知らずか、ククールは必要以上の強さで、ぎゅっとゼシカを抱きしめる。
「兄貴に自慢してやろーっと。オレだけのゼシカの手作りチョコ」
「や、やめてよ…っ!それじゃまるで…」
慌てたゼシカの声は、移動魔法の途中でかき消えた。

その後。修道院の鬼団長が愚弟のノロ気に切れて放ったグランドクロスで
団長部屋に亀裂が入ったという噂の真偽は、定かではない。


ちなみにエイトやヤンガス、ポルクマルクと父兄にも手作りチョコをあげる予定だったが、
ククールの絶対不許可令により断念したゼシカだった。断念するあたり…
139名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/15(火) 01:11:46 ID:sxwNNLF30
イラストにSS!!
なんという萌え(*´Д`)
職人さん方GJ!!!!!
140名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/15(火) 21:48:52 ID:GgvYyrwj0
ゼシカって何歳?
141名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/15(火) 22:16:20 ID:YvDLO2G90
>>133
ククゼシがセットで並んでいるだけで幸せな気持ちになれるw
イチャイチャ最高!www

>>135
投げパクッが地味に好きだwwww
どのコマもククさんが嬉しそうでいいww

>>137
ゼシカ相手だとカリスマっぷりがなくなるククいいww
マルチェロ可哀想にwww

素敵なバレンタインをありがとう!!
142名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/15(火) 23:52:01 ID:zs7tx6b/0
>>133
ククさんのやりたい放題ぶりが尋常じゃないwwゼシカへのタッチも自然すぎるw
なんか本当にリアルなカップルに見えてくるから困るわ〜GJ!

>>135
ゼシカかわいいいGJ!!あ〜んのククの幸せそうなこと!!
投げパク私も大好きですw非常にククゼシらしいwゼシカのフォームが良すぎるw
ところで「見せられない」が見えてる件

あ〜いいククゼシバレンタインでした!
143名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/16(水) 07:41:39 ID:p/HMRSxp0
144名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/16(水) 08:51:53 ID:P0mgR9280
>>140
公式でははっきりされていない
主人公とミーティアが18歳だから
多分その辺りの年代
145名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/16(水) 22:40:04 ID:uWhGajUF0
>ところで「見せられない」が見えてる件
わざと見せつけている可能性もw

>>140>>144
ミーティアとゼシカは同い年かゼシカが1つ上って脳内補完してる
146名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/16(水) 23:28:20 ID:ZbA5xarA0
ククのホワイトデー大作戦。いいなーゼシカ。愛されてて羨ましい・・
147名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/17(木) 17:32:54 ID:rKk5RTed0
クク「ゼシカ、ホワイトデーはたっぷりお返ししてやるからな♪楽しみにしてろよ〜」
ゼシ「いい!いらない」きっぱり
クク「遠慮するなって♪」
ゼシ「遠慮なんてしてないわよ。いらないったらいらないの」
クク「何でだよ〜。ゼシカから貰ったに愛に、俺の愛を返させてよ?」
ゼシ「あんたが言うといやらしいのよっ」
クク「…………いやらしいって、何想像してんだよゼシカ」ニヤニヤ
ゼシ「…!」かぁぁ
クク「俺やらしい事なんて何1つ言ってないぜ?言ってみな、どんな想像したんだ?」
ゼシ「う、うるさいわね」
クク「変な事考えて、顔真っ赤にしちゃって。いやらしいなゼシカはー♪」
ゼシ「〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!」
クク「まあゼシカのお望みとあらば、体張ってお返ししないとな」
ゼシ「望んでないわよ!バカッッッッッッッッッッッ」
148名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/17(木) 23:15:59 ID:cr2hYr2t0
ゼシカが自分を好きだと自覚して調子に乗っているのか、
あるいはからかってわざとゼシカを怒らせているのかどっちだw

ふと思い出したんだけど、
アニメ・時かけの挿入歌である「変わらないもの」が凄くククゼシっぽい感じがした
「訳も無く君を怒らせた 色んな君の顔を見たかったんだ
大きな瞳が 泣きそうな声が 今も僕の胸を締め付ける」とか…
呪われイベントでゼシカ離脱時か、あるいはED後でゼシカと離れた後に
ククがゼシカを想っている様子みたいな感じが…
149名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/17(木) 23:23:44 ID:hTl4Q1Ti0
>>146
そんな私はそりゃあもうククが羨ましくて仕方ない。クソクソクソ…

つきあい初期のククゼシならククさんテンプレみたいなホワイトデープラン立てそう
けっこう時間がたった頃はゼシカが想像もしてなかったサプライズプレゼント攻撃
最終的にはいちにちまったりデートで最後は普段より3割増しで甘い一夜…が定番に
150名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/18(金) 21:49:19 ID:sdur1FYg0
>>148
その曲好きw

>>149
付き合い初期は甘い一夜などなくまず2人で仲良くデートした後お別れのキスだけして、
1日よく耐えた俺!と思いながらそのまま家に帰るククさん、
結構時間が立った頃ククも想像してなかったサプライズプレゼントがゼシカ自身で、
最終的には〜…なんてのを想像してしまったw
151名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/18(金) 23:48:37 ID:F5Ln9q/G0
毎年キスしかしてくれないククさんを「いくじなし…」と思ってたんですねゼシカさん!
確かにククはゼシカみたいなウブな子になんかして嫌われるのが怖くて限界まで我慢しそうだ
爆発したククがホワイトデーに「オレを喰え!!」とか叫びながら襲いかかってメラ
152名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/19(土) 21:56:38.70 ID:X2YtXvKd0
ホワイトデーに俺を食えwwwww

メラでククをほんのり焦がした後、
「この変態騎士!!!バカ!!!!アホーーーーーーーーー!」
と叫びながら走り去っていくゼシカと
「ゼシカにアホって言われたの始めてだな。(バカはよく言われるけど)」
と感慨深く呟くククさんの姿が浮かんだ

153名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/19(土) 23:32:21.54 ID:If6THZz70
アホはどちらかと言えば関西寄りですからね

ゼシカにこんがりされても自分でホイミ使えるから便利だなこのカップル
焼き加減を間違えてHP0にしちゃってもゼシカがザオリク持ってるし
ホワイトデーにククが穏便にゼシカと結ばれる方法を考えてみたが
どうやってもクク氏が変態になるので無理っぽい
154名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/20(日) 15:05:52.14 ID:U/dfQPsn0
ゼ「きゃー!ククールごめんなさい、ちょっと焼き過ぎちゃった!」
ク「だ、大丈夫だぜ…ハニー…まだギリギリ生きて…る…」
ゼ「大丈夫?大丈夫?ええとMP残ってる?」
ク「残……って………な……俺は…も…」
ゼ「きゃあ大変!待っててククール、今回復するからね! 
  …よいしょっと。
  すぅ〜………あっそ〜れ!ハッスルハッスル〜〜〜〜〜!!!」
ピーッ♪
ク「………はっ。…おお、体が楽になった」
ゼ「良かった、ククール!」
ク「ハニーのハッスルダンスのおかげさ…ありがとう」
ゼ「ううん。私が加減を間違えちゃって、レアじゃなくてウェルダンに燃やしちゃったのがいけないのよ」
ク「そんな事ないさ、ハニー。俺が調子乗りすぎたのがいけないんだ」
ゼ「いいえ、悪いのは私よ。今度からはもっと気をつけてメラをするわ」
ク「気にする事ない。身も心もゼシカに焦がされるってのは悪い気分じゃないぜv」
ゼ「も、もう…バカ…。………でも、良かったわ。ハッスルダンス、覚えておいて」
ク「ああ、助かった。俺もちょうどMPが切れててホイミ使えなかったしな」
ゼ「うん。私ルーラ使えないからククールを宿屋に連れていくのも無理だし、薬草も今持ってなかったし、
  ハッスルダンス覚える前だったら一旦ククールにトドメを刺してからザオリクするしか手段がなかったもの…」
ク「さらりと恐ろしい事を言う君も素敵だよ、ハニー」
ゼ「さて。ハッスルダンスじゃ全回復は無理だし、このまま宿屋まで行って今日は休みましょう」
ク「そうだな。…宿屋で、ゼシカが俺と一晩かけてハッスルダンスしてくれたら、回復早いと思うんだけどな」
ゼ「??MPが勿体無いしかえって疲れちゃうでしょ。ちゃんと寝てよ」
ク「燃やされ覚悟の親父発言だったが、全く意味の分かってない様子がまた可愛いな、ハニーv」
ゼ「???よく分からないけど、もう1回燃やしておいた方がいいのかしら?」ボッ
ク「き、気のせいだよ、ハニー。気のせい。メラしまって、しまって」
155名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/20(日) 17:33:48.67 ID:6AYAoHlU0
何だろう、ウェルダンに焼いたって時点で既にホラー風味なんだがwwww
髪は無事なのかククさん
156名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/20(日) 21:19:23.37 ID:pMrTyh420
そこら辺は二次元的効果であまりグロくなっていない…はずw
こんな感じかな?と個人的な妄想w
※萌え要素皆無です
ttp://download1.getuploader.com/g/12%7Ckj/106/%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%82%BC%E3%82%B7%EF%BC%9F.jpg
157名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/20(日) 23:43:56.88 ID:pw47MK8E0
>>154
ぶw何この天然漫才カプルwwww最高wwwwwwww
さすが痴話ケンカも命がけですね!
この2人って両方がボケもツッコミも器用にこなせるところが公式だからいいよね

>>156
キ…ッッッラキラしてまんなーw
こんなアホな(本人たちはこれ以上ないくらい真剣)やりとりを毎日そばでやられてたら
そりゃエイト達もスルースキルマスターするわなwいちいち突っ込んでられるかってw
158名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/20(日) 23:56:19.73 ID:6AYAoHlU0
>>156
何だろう、この画力の無駄遣い感はwwwww
159名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/21(月) 19:47:19.75 ID:ddK+nKi60
ゼシカのメラは愛の証と受け取っているククさん
敵と戦っている最中以外でゼシカが自分以外の相手にメラをしようもんなら
ものすごい勢いで嫉妬して止めます
160名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/21(月) 21:49:53.91 ID:TmMXVYpA0
クク「ハニーのメラを受けられるのはこのオレだけだ!!!HAHAHAHA」
ゼシ「やだッククールったら、恥ずかしいじゃないのッ」
ヤン「ohこいつはまいたっZE☆見せつけてくれるでGASU」
主「ヒューヒュー♪いろんな意味でお熱いね!お・二・人・さん♪」
ミー「ヒヒーン」(翻訳不可能)
トロ「若いっていいのう」
クク「ありがとうギャラリー、ありがとう。ハニーのメラで俺達の愛もめらめらと燃え上がるぜ!」
ゼシ「だから恥ずかしいって言ってるでしょ///メラッ!」
クク「あちちちちっ、ああなんて情熱的なデンジャラスラブ!」
トロ「若さって恐いのう」






……………駄目だ………………
orz
161名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/21(月) 22:47:43.83 ID:UbRKv0yb0
なんやこのラテンノリww
162名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/22(火) 00:30:48.72 ID:1Hy0JqYS0
>>160
駄目だって
何が駄目なのか
何を目指したかったのか言ってごらん?w

個人的にトロデ以外はメダパニ説
163名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/22(火) 21:47:26.04 ID:lQBBHM770
メダパニ恐ろしいw

ゼシカだけメダパニで混乱してククに迫りまくったりしたら
ククはどういう反応するのか気になるw
164名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/22(火) 23:36:03.61 ID:lQBBHM770
自分からはガンガン口説いて迫りまくるククさんだけど
ゼシカから迫られると純情少年化するというのはきっと公式
165名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/23(水) 15:07:00.37 ID:0gSBA0VC0
@「ちょっ、まっ、ゼシカ、ままま待てっっ!!落ち着け!!!!」←真っ赤になってひたすらうろたえる
A「ちょっ、まっゼシ―――……クソ!!我慢できるかオリャアアア!!!」←エイトに鉄拳入れられて我に帰る
B「なっ…どうしたんだゼシカ、大丈夫か?とりあえず落ち着けよ。な?」←動揺は顔に出さない紳士
C「ようやく素直になったか、困った子猫ちゃんだな。さぁおいでハニー、お望み通り今すぐ2人きりであんなことやそんなことを」
   ↑仲間の総攻撃にあい袋詰めにされて部屋に閉じ込められる

なんだろう、ククールというキャラのこのなんでもイケル感は
ちなみにどの展開になろうとゼシカは自分が何をしたのか覚えていなかったり
166名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/23(水) 17:22:33.91 ID:ALeI238G0
167名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/23(水) 19:17:22.68 ID:giHamBTQO
>>166
ドラクエ8にパルプンテが存在しない理由がやっと判った気がするよ。
唱える度にプレイヤーが萌死する呪文とか洒落にならんw
168名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/23(水) 20:45:57.86 ID:TJ23hGRO0
そうか
パルプンテでゼシカがククールにすがり着いたり
ククールがゼシカを抱きしめたりするわけだな

ん?だったらククールがヤンガスを抱くこともシステム上はあるはずだ
これは絵にならんだろう
169名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/24(木) 00:03:05.49 ID:xVzGofCp0
170名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/24(木) 12:19:03.14 ID:lzMyudU8O
wwwwww
171名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/24(木) 17:36:43.40 ID:W7GxRKa10
絵になってやがるwww絵師さんGJ


ヤンガスの胴回りはゼシカのバストくらいはありそうだね
172名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/24(木) 17:39:13.16 ID:gL8MgphK0
なんというwwwwww
173名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/24(木) 23:25:59.66 ID:QPMsKYFv0
>>166
け、け、けけけけっけけけけけけけしからん!!!!嫁入り前の娘がはぁはぁぐぐぐGJ!!
画面の前ではプレイヤーが悶死
画面の中では僧侶がもれなく行動不能
そら禁断の魔法といわれるゆえんだわな…

>>169
これエイト爆笑してるだろwwwww
174名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/25(金) 21:57:02.53 ID:ScQR4Cs40
当分はそれをネタにからかわれるんだろうな、ククはw
混乱したククが「ゼシカのおっぱあああああああああいい」とか叫んでたりしたら
ゼシカとも当分口を聞いてもらえない事まちがいなしw
175名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/26(土) 00:51:24.71 ID:SoN7TBRU0
でもこの魔法だと、ヤンガスがゼシカに抱きついたりエイトがゼシカに抱きついたり
また逆に、ゼシカがヤンガスやエイトに抱きついてスリスリしちゃうことだってあるんだよな

エイトが「ゼシカぁ…」とか言ってなんだかふにゃふにゃな感じでぎゅうぅとかしてきたら
どこかの僧侶と違って邪気がないだけにゼシカも「や、やだエイト、離してよ…!///」
みたいなちょっと怒りきれない感じになっちゃうかもしれない
そしてエイトVSクク、ヤンガスVSゼシカの果てしなき死闘が始まる。
その後ヤキモチでぐずる馬姫様のフォローに大忙しの主人公、ククから必死で逃げることになるゼシカ
176名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/26(土) 21:20:29.71 ID:AfxW75XT0
めだぱにでエイトがゼシカに抱きついたりゼシカがエイトに抱きついたり…
めだぱに1
ttp://download4.getuploader.com/g/12%7Ckj/109/%E3%82%81%E3%81%A0%E3%81%B1%E3%81%AB%E3%80%80%E2%91%A0.jpg
めだぱに2
ttp://download4.getuploader.com/g/12%7Ckj/110/%E3%82%81%E3%81%A0%E3%81%B1%E3%81%AB%EF%BC%92.jpg
177名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/26(土) 22:04:21.96 ID:glJY3j5v0
これはじつによいものだ!
178名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/26(土) 22:48:34.19 ID:SoN7TBRU0
>>176
ぎゃあああ
ニヤニヤがおさまらないwwwwwwwwwありがとう〜〜GJ!!最高!!

最初の1コマで盛大に吹いたwエイトの爆笑っぷりがひどすぎるwww
そんで、ゼシカが可愛すぎる!!!!!!!!!!!!!死ぬ
どんだけククのこと好きやねん!そんで普段どんだけ隠してんねん!!
ここぞとばかりに「クク大好き」「ヤンガスじゃなくて私を抱きしめて」ってゼシカさん…w
ククさんも思わぬ収穫でしたなぁ。そりゃいくらカリスマでも照れるわw
ああ可愛いあぁ可愛い!この後ククさんは真っ赤なまま無言でゼシカを引き取ったのでしょうな…

そしてヤンガスは偉いと思うの
179名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/27(日) 01:43:56.08 ID:I3XEC8Sw0
>>176のその後みたいな感じなものを描いてみましたw
ttp://download4.getuploader.com/g/12%7Ckj/111/%E6%B3%89%E3%81%AB%E3%81%A6.jpg
180名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/27(日) 02:08:34.73 ID:I3XEC8Sw0
すみません、貼る画像を間違えたので貼り直しをさせて頂きます
正しくはこちら
ttp://download4.getuploader.com/g/12%7Ckj/112/%E6%B3%89%E3%81%AB%E3%81%A6.jpg
181名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/27(日) 19:50:10.08 ID:A1IEUD2F0
ヤンガスwwwwwwwwwwwwwww

うん、良いものをありがとう!w
182名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/27(日) 20:54:41.41 ID:t+De7Pwo0
>>180
ワロタwwwwGJwwww
いかん、ククゼシスレなのに主ミーに爆萌えしてしまったw
ククには鬼畜全開のエイトが姫様には絶対的に頭上がらないのがたまらん!
ヤンガスは兄貴のこととかゲルダのこととか、色々と複雑なんだろうなw
ゼシカはもう言い訳できないよね〜ククさん大勝利ですね
ヤンガスにまでヤキモチ妬いてくれたツンデレ彼女ですよ、メロメロじゃないですか
はぁ、身長差がたまらんな…
183180:2011/02/28(月) 00:57:33.45 ID:ZvcSNNFq0
>>180の画像に、下書き線のなぞりミスでとんでもない事になっている箇所があったので修正版を貼っておきます。
同じものを何度もすみません。
ttp://download4.getuploader.com/g/12%7Ckj/113/%E6%B3%89%E3%81%AB%E3%81%A6%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E7%89%88.jpg


それから唐突に描きたくなったアホ4コマを失礼しますw
しつこくメダパニネタですが>>176>>180とは関連していないククゼシです。
ttp://download4.getuploader.com/g/12%7Ckj/114/%E3%81%93%E3%82%93%E3%82%89%E3%82%93%E3%83%90%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%AB.jpg
184名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/28(月) 02:47:09.71 ID:6g/pDXCeO
>>183
おみゃーさんはアッシらを萌え殺す気でげすかwww
185名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/28(月) 20:27:55.60 ID:pNEaPUXE0
メダパニという呪文絡みでこんなに萌える日が来るとはwwww
186名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/02/28(月) 23:08:48.29 ID:dAuEzHXg0
>>183
はぁはぁ…萌え死ぬ
メダパニのたびにイチャイチャちゅっちゅしてるんかこいつら!素直になれよおぉ
ありがとう!GJです!!たまらん



wikiの管理人の方、いつもありがとうございます。
私信をこんな場所で申し訳ないのですが、
以前このスレに投下しました「ひとりじめしたい」というSSをwikiに収納の際、
お手数ではありますが題名を「ひとりじめ」にして頂きますようお願いしたいのです。
書いた者のつまらないこだわりで恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
187名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/01(火) 21:22:50.88 ID:nOFCgggw0
ゼシカの事が気になるのについ女性にキザな台詞を言って
口説くようなポーズを取ってしまうククと
そんなククの様子に素直になれずますますツンデレ化していくゼシカさん
188名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/01(火) 22:03:53.64 ID:9/aorqRq0
そしてそれをニヤニヤ見守る主人公という名のプレイヤー
189名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/01(火) 22:42:18.12 ID:BS0Tk8JH0
素直になれないクク→他の女を口説いて気を引こうとしてしまう
素直になれないゼシ→無視したいのにできずすぐブチ切れてしまう

ククさんはまだ楽しそうだけど、ゼシカはなんだか本当に振り回されてる気がしてしんどそうだな
しかも恋の経験なんてしたことないし、「もうこんな思いばっかりヤダ!!」ってなりそう
リアル乙女
190名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/01(火) 23:23:05.51 ID:2Lf12Fht0
たとえ何十年後でもいいが、
この二人が素直になって歩み寄って
(もちろんメダパニになどかかっていない正常の状態で)
「好きだよ、ゼシカ」
「ククール…好きよ」
なんて互いに口にすることがあったりするのだろうか……
191名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/02(水) 18:35:47.74 ID:bqCTJFo/0
なんだろうなぁ
銀髪じゃなくて白髪になったクク爺さんが「好きじゃよじぇしか」とかふがふが言ってて
ゼシ婆さんが「はいはい聞き飽きましたよ」って言ってる光景が
192名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/02(水) 23:29:01.44 ID:klnyPSUr0
いきなりそこまで行くのかw
でも一旦完全に想いが通じ合った後なは
ククなら本当にいくつになっても、老後も
ゼシカへの愛を唱え続けそうだねw
193名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/02(水) 23:43:15.38 ID:rMNzZ8xq0
>>191
でも「聞き飽きましたよ」ってなにげに萌える
何十年経っても全くおんなじやりとりしてるんだw
「好きだぜゼシカ」
「ハイハイ聞き飽きたわよ!」

ククはただの遊びでからかってた時はいくらでも好き好きデレデレ言ってたくせに、
「やばい惚れたかも」と自覚してからはいきなり何も言えなくなりツンツン
ようやく両思いになったあとはまた際限なく好き好き攻撃デレデレ
んでゼシカはククがデレ期はツン、ククがツン期はデレ…というかククが気になってしょうがない
なんかそんな感じが本編そのままなのかな、と思ったり
194名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/02(水) 23:49:10.25 ID:HrzfS646P
ゴスペラーズの「ひとり」はククゼシまんまだと思う
195名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/03(木) 17:57:40.70 ID:nys56Uhd0
196名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/03(木) 21:11:51.02 ID:u+hTWbrT0
191だけど絵師さんありがとう!
凄い可愛いwwww
197名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/03(木) 22:14:19.38 ID:3fFB1d7m0
これはいいイラストw
この流れでなんとなく思い浮かんだ夫婦(?)の会話
━━━━小ネタ━━━━━━


「好きだぜゼシカ」
「聞き飽きたわよ」
「何度言っても言いたりないからな」
「はいはい」
「ゼシカは?」
「え?」
「ゼシカは俺のこと、どう思ってんの?」
「そんなの、分かってるでしょ」
「ちゃんと言ってくれよ」
「…私もあんたと同じ気持ちよ」
「駄目。ちゃんと言葉で聞かせて」
「前に言ったじゃない」
「今俺が聞きたいんだよ。ゼシカの口から」
「………分かったわ。
 ククール…、





愛してる」


「………そうきたか…。やられた」
「ククール、顔赤わよ」
「しょうがねえだろ、こういう不意打ちには弱いんだよ」
「知ってる。それから、ククールは言わなくてもいいわよ。
 私ちゃんと愛されてるって分かってるもの」
「──ゼシカには敵わねえな、ほんと」
「ふふ、それも聞き飽きたわ」
198名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/03(木) 23:12:33.95 ID:oVxJc6od0
>>195
なんだろう謎の感動wwじじばばククゼシがかわいすぎる。GJ!!
あの不幸体質だったククが結婚して幸せな家庭を築いて
じいちゃんになってもゼシカのそばでほのぼの口説いてるとか思うと泣けてくるわ

>>197
萌えた。めったに言わないからこそ価値があるのですね
「待て誤解するなこれは浮気じゃない!!」「聞き飽きたわよ!!!!」
こういうのもありだなw
199名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/04(金) 20:31:02.68 ID:z4mnP6bq0
いいか、みんな
        ,〃彡ミヽ
       .〈(゙(~)ヾl l l
       ヽ゚д゚ 川ノゞ
        /i':=:゙i'iヽ


エッチとエロでは単なるスケベ野郎だが

.       ,〃彡ミヽ
      〈(((/(~ヾ》
.    H ヾ巛゚.д゚ノ"  ERO
     \/~':=:゙iヽ/
      ん、」"Yヾlノ



    二つ合わさればヒーローとなる
.       ,〃彡ミヽ
      〈(((/(~ヾ》
.      ヾ巛゚.д゚ノ" HERO
       /~'i'/\/
200名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/04(金) 21:33:04.33 ID:hmTf664g0
な、なんだっt
201名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/04(金) 23:52:12.90 ID:/YVX6wq6O
つまりゼシカにスケベを働くククはヒーローと
202名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/04(金) 23:54:06.32 ID:nEm6tKiY0
ゼシカさーんメラミ1つお願いしまーす
203名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/05(土) 07:21:49.40 ID:sZw83kkWO
モンスターや人に胸の大きさで負けてくやしがってるゼシカの絵書いてください><
204名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/05(土) 07:47:53.01 ID:n7HF4gSg0
>>203
スレ違い
こちらへドゾー
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/ff/1295765488/l50
205名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/05(土) 20:32:48.73 ID:+0q78m2E0
>>119
エイト「君の言い分はよく分かったよ、ククール。
   でも、それはゼシカを思わず強引に押し倒して泣かせてしまった事への言い訳にはできないよ?」ニッコリ
206名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/05(土) 20:34:00.33 ID:+0q78m2E0
>>199だったw
207名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/05(土) 23:28:35.66 ID:cd/6o8nO0
ククール一体何をしようとしたんだww
208名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/05(土) 23:36:20.19 ID:+Q399N4s0
「ま、待てエイト、話せばわかる。
オレは、どんな男でもみんな心にヒーローを抱いてるって言いたかったんだ。
Hとエロ。そうだろエイトお前にだってあるはずだ。っていうか『主人公』って英訳したらヒーr」
「お前と一緒にすんな^^」ライディン!!!!
209名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/05(土) 23:39:46.53 ID:cd/6o8nO0
wwww
210名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/06(日) 20:18:30.68 ID:uXnHAcBh0
勘違いでなぜか、エイトにゼシカを賭けて勝負を挑むククール

レディーファイト!
211名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/06(日) 22:42:53.42 ID:T3HwMecB0
※キャラのイメージが著しく侵害されていますのでご注意下さい。




クク「エイト、俺とゼシカを賭けて決闘だ!!」
エイ「はあ????」
クク「いっつもいつもゼシカの事で俺の邪魔をしやがって!」
エイ「何言ってるんだよ、僕は人として当然の事を」
ヤン「兄貴がしているのはどう見ても邪魔じゃなくて人助けでげす」ウンウン
トロ「なんじゃ、エイトとゼシカはそういう関係じゃったのか」
ミー「…(´・ω・`)」
エイ「え?ちが…っ、誤解です!ひ、姫!」
クク「とぼけたて無駄だ!どうせお前の事だ。
   ゼシカのあの立派な乳にころっとやられちゃったんだろ!」
エイ「だから何言ってるんだ!そんなんじゃないって!」
トロ「なんじゃ、乳で落とされるなんて情けないのう」
ミー「…(´;ω;`)」
エイ「だから違いますって…!王様、姫!」
クク「どうせお前は、あの豊かに実ったおっぱいが俺のものになるのがくやしいんだろ!」
ヤン「さっきから乳の事ばかりでがすな」
トロ「わしは乳より脚フェチじゃからのう」
ミー「…((´;ω;`))」プルプル
エイ「だから、ちがqwzせdrftgyb」
クク「俺とゼシカのおっぱいを賭けて決闘しろ!」
ヤン「ついに目的がおっぱいのみになっているでがす」
エイ「お・こ・と・わ・り・だ!」
クク「逃げる気か!エイト、男らしくな…」
ゼシ「あら、じゃあ私がククールの決闘相手になろうかしら?」
クク「うわっ、ゼシカ」
ヤン「ゼシカいつの間にっっ?!!」
ミー「Σ(´;ω;`)」
トロ「笑顔なのが余計に恐いのう」
クク「どこから話を聞いて…?」
ゼシ「ほぼ最初からよ」
トロ「最悪じゃのう」
ヤン「ククールご愁傷様でげす」
クク「ゼシカと俺が決闘って、な、何で…」
ゼシ「私が勝ったら、私の胸を狙うのやめてくれるかしら?」
クク「なんなんだそれは。…第一、俺がゼシカに攻撃できるはずがないだろ!」
ゼシ「受けるの?受けないの?受けないのなら強制的に私の胸は諦めてもらうわ」
クク「…それでも…俺はゼシカと決闘なんてできない…」
ゼシ「あらそっ。じゃあ話は終りね。二度と私の胸を自分の物にしようとか考えないでちょうだい」
クク「分かった。おっぱいの事は諦める」
ゼシ「…随分とあっさりしているのね。…もう私に構わないでよね!」
クク「それは断わる。ゼシカ自身の事は交渉に入っていなかったからな」
ゼシ「はい?」
クク「元々おっぱいはおまけで、俺が欲しいのはゼシカ自身だから、おっぱいの事はもう考えない」
ゼシ「な、何よそれっ///」
クク「おっぱいがなくなってもお前はお前だ。俺の気持ちは揺るがない」
ゼシ「ククール…」
エイ「なんかもう全てがアホらしくなってきたよ…」
ヤン「元からアホらしかったでげす」
トロ「全くじゃのう」
ミー「(*;ω;)(ククールさん、ゼシカさん、お幸せに…)
212名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/06(日) 23:18:58.39 ID:rO5to6GL0
>>211
普通に禿げ萌えした
クク、いい男じゃないか。ゼシカのことになるとちょっと欲望に正直すぎるだけで

『ククールとゼシカ戦う』
この一文だけで妄想が際限なく広がる広がる
213名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/07(月) 20:35:36.06 ID:5l087f7s0
めちゃくちゃ真摯でキザな雰囲気で「おっぱい」つってるククさんを想像するとwww
214名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/07(月) 23:17:03.06 ID:TsaVcI3W0
215名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/07(月) 23:20:48.80 ID:to1O7a9U0
昼間は「おっぱい!」と真顔で言われるとマジギレするゼシカさんだが
夜ベッドの中で「おっぱい…」と言われたら顔を赤らめて「…バカ」とか言っちゃうゼシカさん
たいがいである。
216名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/07(月) 23:22:18.30 ID:JNl05Iip0
ダメだ
おっぱいおっぱい聞いてたらマチャミの「おっぱい飲みたいの?」ネタを
連想したらそれしか出てこなくなったorz
217名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/07(月) 23:59:18.78 ID:to1O7a9U0
>>214
曇りのない目wwwwwww
かわいいなカリスマ
218名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/08(火) 20:17:31.63 ID:iPSAJKH/0
今まで女性に不自由のなかったククはおっぱいとかそこまで興味なかったと思う
触りたい時に触れるし望まなくても向こうから寄ってくるしw
でもゼシカに惚れた後は目の前で肌色が顕になって揺れているのに触れないおっぱいという事で
相当気になったに違いない…という個人的なアホ妄想
219名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/08(火) 20:23:54.41 ID:5ol9FpHV0
個人的なお貴族イメージだが、ククール母ってM母と違って貴族の出だろうから
抱き締めるとかそういうのやってないと思うんだ
下手したら乳母に育てるの任せたりしてたりとかさ
つまりククールは潜在的に母性に飢えておりおっぱいは母性の象徴であり
おっぱいおっぱい
220名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/08(火) 23:01:54.63 ID:DvBctVNc0
.       ,〃彡ミヽ
      〈(((/(~ヾ》
.      ヾ巛 ゚∀゚ノo彡°おっぱい!おっぱい!

221名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/08(火) 23:23:55.96 ID:b1iXI6C20
>>218
「クソッ、このオレが女の乳や尻やくびれごときに悶々させられるなんて…でも可愛いぜゼシカ!」
と悔しがりながらコブシ握ってそうだなと思ったり

>>219
そんな幼児体験からくるおっぱいへのこだわりと男の単純なエロ魂を
区別して受け入れろと言われても少なくとも初期のゼシカにはフザケンナって話だなw
後期のゼシカならそれこそ姉か母のような寛大さでククにおっぱいという名の癒しを…
222名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/08(火) 23:38:36.42 ID:8kQp8YRL0
ククさんがおっぱい星人にwww
いや、執着するのはゼシカのおっぱいだからこそだと信じてるww
223名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/09(水) 20:45:12.53 ID:mXyq3FmA0
ククゼシってククがゼシカのお兄さん的な雰囲気になる事もあれば、ゼシカがお姉さんっぽくなったり、
時にはヘビーな人生を歩んできたククに対して愛を知るゼシカが母性的な感じに包み込んだりと
無限の可能性が広がっていて凄いなw
224名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/09(水) 23:03:07.37 ID:4s/xmhRt0
勘違いでマルチェロがゼシカを好きだと思っている、ククールさん
225名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/09(水) 23:13:14.46 ID:1AkCYad60
ゼシカも兄キャラのマルチェロを想っていると思い込み始めるククールさん
226名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/10(木) 00:22:22.54 ID:ZtMdWezL0
マルチェロを兄属性と言い切るのはどうも抵抗があるのはなぜだろう…w

ククールはマルチェロとゼシカは両思いなんじゃないかと思っている
そしてゼシカはククールの心はマルチェロしか見てないと思っている
マルチェロは私を巻き込むなと思っている
227名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/10(木) 16:19:09.09 ID:m+3337+20
マルチェロwwww
だが確かにその通りw

シリアスパターン
ゼ「ククール、マルチェロはきっと大丈夫よ。最後にはあなたに指輪を託したんだし、
 きっともう悪さなんてしないわ。それに…どこかできっと、平穏な日々を送っているわよ
 (だから、そんなにマルチェロの事で思い悩んでつらそうな顔しないで…)」
ク「ゼシカ………………そうだな……
 (こんなに兄貴の事を気にかけて…ゼシカはそれほどまでに兄貴の事が…)」

アホパターン
ゼ「もーあの嫌味男っ!何なのよー!嫌味男の事なんて考えたくないのに
  イヤでも考えちゃってますますムカつくーーーー!
  (どんだけククールの頭の中をあんたでいっぱいにするつもりなのよ!Mデコーー!)」
ク「ゼシカも、アニキの事を…」
  (そんなに四六時中アニキの事で頭いっぱいなのか、ゼシカのやつ…!)」

○「勘弁してくれ」
228名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/10(木) 23:23:03.29 ID:ZtMdWezL0
>>227
どっちもギャグに思えてしまうんだがw
そのうちククが
「オレは兄貴にもゼシカにも幸せになってもらいたいんだ…だから…オレのことは気にしないでくれ」
とか言い出して「はあぁ?????」となった兄とゼシカにフルボッコにされればいいと思う
でもそれはククにとって幸せなフルボッコであろう
229名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/10(木) 23:38:53.69 ID:sdhPfUBc0
すれ違う二人ってすごい切ない展開なのに
このすれ違いは完全にギャグですねw
230名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/11(金) 02:38:31.48 ID:Oe1SVk+f0
もうすぐホワイトデー
ククさんはどんなお返しをゼシカにするのだろうか
231名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/11(金) 18:04:46.17 ID:pmsmk8uxP
一応ほしゅ
232名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/12(土) 07:26:03.63 ID:pBzRIciz0
東北・関東のククゼシラーのみんな大丈夫??
233名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/12(土) 22:32:53.58 ID:b2ml3yDQ0
>>232
東京ですが信じられないくらい揺れました。原発と余震がまだ死ぬほど怖い
ご心配ありがとうございます

しかしそんな中でもククゼシ萌えは忘れない
今年のバレンのククはウッハウハだったから、さぞかしゼシカの喜ぶお返しを画策していることでしょう
でもゼシカってククの思いつく女の子の喜ぶようなプレゼントじゃ今いち反応薄そう
「あれ?そんな喜ばねぇな」と思ったり「こんなもんで喜ぶのかよ!読めねぇー!!」とか
でもゼシカには「お前からしか貰ってねぇしお前にしか返してない」って言葉が一番嬉しかったり
234名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/12(土) 23:31:25.02 ID:TY/mTv1L0
揺れの激しさに驚きましたが建物の倒壊とかはなく無事です。停電のために昨日は書き込めませんでしたが…。
ククゼシファンの皆様の無事と、少しでも多くの方達が救済される事と、これ以上被害は拡大しない事を祈ります。

>>233
>「あれ?そんな喜ばねぇな」と思ったり「こんなもんで喜ぶのかよ!読めねぇー!!」とか
>でもゼシカには「お前からしか貰ってねぇしお前にしか返してない」って言葉が一番嬉しかったり
これぞククゼシ!
恐らくククさんがホワイトデーの事で悩むなんて経験は人生初だろう…

こんな時だからこそククゼシ萌えでなんとか乗り切りたい
235名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/13(日) 22:43:25.37 ID:V3Rh5vuY0
こんな時だけどここで萌え語りがあると落ち着ける…
あちこち大変な状況になっているけどやっぱこういう息抜きの場は必要だな…


ククがホワイトデーに女の子に囲まれているのを見てテンションダウンのゼシカとか、
寄ってくる女の子に実は困っていたククさんとか、
ククからのお返しがないのにゼシカが(どうせ私はあいつにとってただの仲間だしね…)とちょっと落ち込んだり
実はちょっと手の込んだサプライズなお返しを考えているククさんとか
そんな展開を一人妄想していました
236名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/13(日) 23:22:03.23 ID:qss6QeUs0
貰ってばっかりでお返ししたことなんてなかったろうなククさん…
催促されたらほっぺにチューでもして済ませてたんじゃなかろうか?

でもゼシカにそんなことしようもんならぶっ飛ばされるしそもそもお返しを望まれているのかもわからない
それなりに考えて買ったものをいらないとか言われたら結構ショックかもなーオレとか
悶々と考えちゃってハッと我に返りこんな自分信じらんねぇ…と愕然としつつもなんとなく楽しいククさん
237名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/13(日) 23:32:14.73 ID:B/6gxoAg0
ホワイトデーに別の女の子にお返しのほっぺちゅーをしているククを見て
ショックを受けるゼシカさんを受信しました
ククとしてはほっぺへのキスは挨拶と同じくらい軽いものという
238名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/14(月) 21:08:03.57 ID:EvwVOmWj0
ゼシカは多分ククが買ったものならそれが何であれ、物ではなく
それに籠められた気持ちに対して喜ぶと思うから、
ククがその前によっぽどの事をしない限りいらないって流れにはならないと思うw
ゼシカと両想いになる前(クク自身も自分の気持ちを気づく前)で
催促してきた女の子にほっぺチュウのお返しを普通にしてしまうククさんにショックを受けるゼシカとか、
他の女の子にしてきたようなノリでゼシカにほっぺチュウして波紋を呼ぶククさんとかも有りかな?


よくここに作品投下してくれる絵師さんの無事を隠れ屋で確認できた
他にもSSとかキャプ画等の作品を投下してくれる職人さん達や、ククゼシスレのみんなは無事だろうか…
239名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/14(月) 22:22:49.44 ID:4zaDnifh0
>>238
ホッペチューなんて一番心のこもってない行動だから、怒るより傷つくだろうなぁ
それより「お前が喜ぶかわかんねぇけどオレなりに考えて選んだんだ。いらなかったら捨ててくれ」
って頭かきながらぶっきらぼうにククが渡してくれれば、
それがどんなにワケわからん変なもんでもゼシカは頬を赤らめると思う
で、「…捨てるわけないじゃない…バカなんだから、もう」とか呟いちゃってきゃあ
240名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/14(月) 22:56:56.42 ID:EvwVOmWj0
>>239
ワケの分からん変なモノをプレゼントするククを想像してちょっとワロタw
大真面目に渡したのか、受けを狙ったのか…
でもゼシカが頬染めて喜んでいる姿を見た時のククの
嬉しそうな顔を想像してまたちょっと和んだw


このスレと隠れ屋でククゼシファンの方の無事を何人か確認できてちょっと安心しました
241名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/14(月) 23:52:35.58 ID:Fv3bDDx50
ゼシカに強く惹かれていく一方で、これ以上本気になるのが怖くて
わざと他の子にするようなほっぺにキスをするククと、
その他大勢扱いされたような気分で傷つくゼシカ→シリアスホワイトデー

ゼシカに何をあげたらいいか分からず迷いに迷って、
変なものをあげてしまったのに予想外に喜び花の咲いたような笑顔になるゼシカにドキッなクク→ラブホワイトデー

お返しは俺自身でいい?wってフザケてメラを食らうクク→ギャグホワイトデー
242名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/15(火) 21:59:59.89 ID:Mxdk1U7m0
>>241
あのククさんが女の子にあげるものを悩みに悩んで選んだという「変なもの」が
一体どんな変なものだったのか知りたいw
しかもゼシカもなんだか喜んじゃうという…

……キングスライム1/1モデルとか…?本物のような柔らかさの
243名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/15(火) 23:40:54.85 ID:LUo53HeU0
キングスライムモデルw

ゼシカ「あら、なんかどこかで味わったような感触…何かしら?」ムニムニ
ククール(目隠してしてくるぱふぱふ屋のと同じ…ってのは言わないでおこう)
244名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/16(水) 21:10:01.97 ID:oui1C6EY0
冷静に振り返ってみると明らかに変なもので
(レディへのプレゼントにこれはねーよ、俺…)とか思っていたのに
ゼシカが予想外に喜ぶものだから何だか照れくさくなってしまうククさん
245名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/16(水) 23:14:47.96 ID:plAOeAqa0
クク「ゼシカへのお返しは俺の愛でいいか?♪」
ゼシ「えっ………、そ、そんなの、…いらない…わよっ…/////」かぁぁ
クク「…!そ、そうだよな〜…ハハ…//(マジで照れられたせいでこっちも釣られた///)」
246名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/17(木) 21:06:41.27 ID:hGpTnt9R0
主ヤン放っとこうスキル発動中
247名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/18(金) 21:41:06.80 ID:lCCcD+uy0
カリスマとお色気コンビなのにお互いに対しては初心初心になるってのもいいなw
248名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/19(土) 20:02:26.06 ID:W5n8GXDj0
また地震が…
関東の方々大丈夫でしょうか??
萌えスレで聞くような事じゃないのかもしれませんが…
249名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/19(土) 20:06:39.83 ID:qDaH50x00
大丈夫じゃない人は、そもそも書き込めない
被災者だもの
                          みつを
250名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/19(土) 20:14:01.44 ID:W5n8GXDj0
確かにw
でも書き込める方がいてちょっとほっとしました

ククゼシパワーでみんな無事である事を願うしかない…
251名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/20(日) 04:54:42.79 ID:kw0t78Nh0
唐突に思いついた短めの文を

※※※




長い長い睫毛に、通った鼻筋。薄い形の良い唇。
滑らかな頬の横を流れる銀の髪は、朝日に照らされ柔らかく輝いている。
まるで計算し尽くして生み出されたような、完璧な造形。
(こういうのを、芸術というのかしら…)
ふと、ゼシカは思った。
あまりにも風貌が整いすぎていて、それ故にどこか無機質で、冷たいようにも見えてしまう。
普段対話している時はまるで好みではない男。
かと言って、こうして大人しく目を閉じ何も言葉を発しない時も好みとは言い難い。
ゼシカは赤い髪を耳の後ろで掻き上げながら、隣で眠る男…ククールの顔をじっと見つめ続けた。
(好みじゃ…ないのになあ…)
まるで彫刻作品のような『美』よりも、もっと親しみも感じる風貌の方が良い。
(穏やかだけど男性的で、逞しさもあって、黙っていても優しが滲み出てくるような…)
そこまで考えて、ゼシカの頭の中に浮かんできたのは、敬愛する兄…ではなく、
兄によく似た雰囲気を持つエイトだった。
最初、ゼシカはエイトに惹かれていた。
出会った瞬間から、エイトの事を気に入り、もっと一緒にいたいと感じた。
けれど、それは恋ではないという事を、今は痛い程に自覚している。
(ミーティア姫の事があったからじゃないわ…)
魔力を持つ不思議な泉で、エイトとミーティアの様子を見て、
二人が想い合っているという事はすぐに分かった。
その時は、一瞬だけ複雑な感情が湧き上がるのを感じた。
エイトとミーティアが微笑み合う姿を見ているのが何となく面白くなくて、
ちょっかいをかけてきたククールに八つ当たるように睨みつけたりもした。
それが兄を取られた妹のようなものだったというのに気づく頃には、
ゼシカはミーティアとすっかり打ち解け仲の良い友人となっていたが。
(理想のタイプは、兄さんみたいな人…だと思っていたのに…)
理想の相手と思っていた存在は、ただ亡き兄を投影して慕っていただけだった。
(こんなケーハク男、好みじゃないのに)
今も尚、複数の女性に気障な言葉を投げかける憎々しい男。
その高い鼻をゼシカがぎゅっと摘むと、身じろいで、薄目が開いた。
252名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/20(日) 04:56:33.40 ID:kw0t78Nh0
「…ん…ゼシカ…?」
「おはよう、ククール。朝よ」
「…あー…」
「ちょっと、起きないつもり?」
「…あと少しだけ寝かせて」
「駄目よ。今日はギリギリまで起こさずにいたんだから」
「頼む…今ムリ…」
「もう、子供みたい」
駄々を捏ねる恋人に、ゼシカは殊更に頬を膨らませた。
顔を擦りつけるように枕をぎゅっと抱え込む、甘えるような仕草。
寝ぼけているのか、わざとなのかゼシカには分からない。
本当、タイプじゃないわ───なのに。ゼシカはフッと顔を緩ませる。
(どうしてこんなにも、愛しいのかな…)
いつも格好付けているのに時に幼い少年のよう。
時々とても頼りになるのに、時々とても脆く見える。
好みではないと思っていた顔も、気がつくとずっと眺めていたいと思っている。
(人生って分からないものね)
彼と二人きりのこの空間で、まだ微睡んでいたいと思いつつもゼシカは体を起こした。
「じゃあ私、先に起き──」
「だめ」
「え?きゃっ」
ベットから降りようとした瞬間、ゼシカは毛布の中から手が伸び捉えられた。
赤い髪が宙を舞い、あっという間にククールの腕の中に。
枕とポジションを交代させられて、相手には見えていないと分かっていながらも、不服そうな表情を作る。
「ククール、離して」
「もーちょっと、一緒に寝てよ」
「二人して寝坊するわけにはいかないでしょ」
「大丈夫だから」
「何が大丈夫なのよ…」
こういう風にされたらゼシカは抵抗出来ないというのをククールは知っている。
絶対に逃がすまいとがっちりとした拘束とは裏腹に、どこまでも優しい温もりにゼシカは身を委ねる。
せいぜい小鳥のように尖らせた唇で、気持ちと正反対の言葉を唱えるしかないゼシカに、力強く抱く腕は満足そうだった。


※※※

以上です。
253名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/20(日) 17:41:22.73 ID:yGE5S3Qn0
おつおつ!
254名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/20(日) 23:49:49.17 ID:gJ01yacP0
空気感がいいですねw
GJ!
255名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/21(月) 19:46:41.22 ID:YvCJ70XY0
新婚?なククゼシはククがゼシカにやたらと甘えそうなイメージがあるw
256名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/21(月) 22:35:17.72 ID:q6Ba+x1i0
257名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/22(火) 17:57:42.32 ID:vFc05o2l0
これは和むw
GJです
258名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/23(水) 19:32:31.54 ID:fdXkop0B0
ゼシカがククールの腕から布団を外して、自分がククールの腕の中に
潜り込むために頑張ってる姿を想像したら、鼻血噴出しそうになった
思わず赤面してるククールも激カワ!
259名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/23(水) 22:40:12.40 ID:+OSq4Heo0
ゼシカが一生懸命「んしょっ、んしょっ」と布団を引っ張って外したり、
頑張って腕の中にもぞもぞ潜り込んだりしているのに
朝まで全く気づかなかったククール氏w
260名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/23(水) 23:59:25.45 ID:LOlTlXKH0
朝起きたら赤面しているくらいだから気づいていなかったんだろうけど
ククの場合もし気づいても寝たふりをしたまま
ゼシカが入りやすいように自分でもちょっと腕上げたりとか協力してそう

あ、でもククが途中で気づいたらそのまま隠れ屋ネタになるかもしれない…
261名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/24(木) 17:36:20.62 ID:Vqls4+Yx0
ゼシカ=ククの専用抱き枕

なんてネタを昔このスレで見かけた気がする
262名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/25(金) 20:21:47.45 ID:CJ5fzbZ+0
それでククの腕はゼシカ専用の枕ですね分かります
263名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/26(土) 17:30:12.94 ID:uu3pVH3l0
>>251
カッコつけが完全に崩壊して元来の甘えたになってるククがかわいいなぁもう!
でもククのことだからこれも全部計算のうちかもwこういう姿を見せておいて
一方でカリスマを発揮してそのギャップにゼシカが弱いことを知っている確信犯

>>256
二人とも可愛すぎるだろ!!クク、自分がふとん抱きしめてたせいでゼシカが風邪引いたらどうすんだ
必死でククの腕からふとんを引きずり出した途端に寝ぼけたククさんに捕まったのかもなぁ
そんで真っ赤になって赤面するうちにあったかくてウトウトしちゃってそのまま朝に

ククの腕はゼシカ専用の枕ということですが
「……ククール、もうちょっと太ってくれない?」
「いきなりなんでだよ」
「だって…ククの腕が硬くって…その」
「俺の腕?」
「…………気持ちいいんだけど、朝起きると…」
「マテ。話がわからない」
「だからっ、その!………………ククのうでまくら、もうちょっと柔らかい方がいいなぁって…//」
だめ?と上目遣いに言われたククさんなんとか腕の筋肉だけ落とそうと頑張るがうまくいかないバカップル


節電のためにしばらくPCつけてなかったけどもうダメだハァハァ久々に見るククゼシの威力は尋常じゃないぜ
職人さんありがとう!頑張れるよーマジで
264名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/26(土) 18:55:34.34 ID:tQQQUTR30
弓やってると片方の腕だけムキムキになると聞く
つまり剣スキルを捨てて弓だけにスキルを振り分ければいいんだよ!!
265名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/26(土) 21:02:17.70 ID:EFUZld7K0
ぜひともそれお願いしたい
266名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/26(土) 23:29:27.97 ID:d6dCUtBM0
「ゼシカ最近おやつとか食べようとしないな」
「うん、ダイエット中なの」
「えッッッ?!!!なんで…ッ?!」
「…そんなに驚くような事?………ちょっとね」
「ちょっとねじゃねーよ、理由を言え、理由を」
「…うぅ、あのね…、…最近ちょっと、太ってきた気がして…」
「太ってねーだろ!どこが!むしろ今がベストだろ!」
「えー?どこがよ」
「どこって、何もかもが、だ。とにかく全然太ってねえよ」
「ククールから見たら分からなくても、私には分かるのっ」
「いーや分かってないのはゼシカだ。ゼシカお前が分かってない」
「訳分かんないわ。何がよ」
「俺はこれまでゼシカの抱き心地はすげー良いもんだと思っていたが、ここ最近の抱き心地は
 はっきり言ってこれ以上ないくらいにいい。最こ…いや、至高の感触だ!」
「な、何言ってるのよ」
「見た目にはそれほど反映されていないが、抱き心地の違いははっきり分かる」
「はあ?」
「いいかゼシカ。悪いことは言わない。ダイエットなんてよせ」
「もう何が言いたいのかさっぱり分からないわよ」
「確かにゼシカは2、3週間前と比べて少しだけ肉ついた」
「んなっ!」
「でもそれは太ったとかではえなくて、むしろ…」
「やっぱり私太ったんだ…!ククールにも分かっちゃうくらい…!」
「え?ゼシ…」
「うわああああん、絶対痩せてやるんだからあああああああ」
「ま、待てゼシカ!どこへ行くんだ、こら!ゼシカー!」



>>263のゼシカ専用腕枕に萌えたから、
クク専用抱き枕ver.書いてみようとしたらどうしてこんな事に…
267名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/26(土) 23:54:33.91 ID:uu3pVH3l0
>>264
ククゼシ的においしい豆知識をありがとう
多分今後の人生で役に立たない気がするがwww
>>266
これは女としてゼシカに同情するがククの気持ちもわかるなぁw
でも実際彼氏に「お前最近太ったけどその方が抱き心地いいから痩せるなよ」って言われたら複雑だよな…
ここは必殺おいろけスキルで
「ククールは今より2キロ痩せた私じゃ、もう抱きしめてくれないの…?」
などと上目遣い攻撃するしかあるまい
268名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/27(日) 22:40:35.88 ID:yDGy6Byo0
ククールは上目遣い攻撃にやられてその場ではダイエット許可するけど
いざゼシカが痩せ始めると心配になってハラハラしてそうだなw
269名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/27(日) 23:57:23.00 ID:hzKXzZN40
「ちょっと最近痩せすぎじゃね?」
「そうかしら?体重はあまり減ってないのよねえ」
「だってよー、前はもっとこう二の腕の感触がふわふわと…」
「え?二の腕のおにく落ちてる?」
「ああ。最近何か触りごこちが細すぎて心配…」
「嬉しい!やっぱり地道な努力って実を結ぶのね!ダイエットもっと頑張りましょ♪」
「な…っ、お、オイ!」
270名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/28(月) 19:05:39.82 ID:7I+m2hJ/0
>>263
自分も節電しなきゃ!と思いながらもククゼシスレは覗かずにはいられないw
そして覗くたびに萌え死にそうになる…
職人さんも妄想人さんもありがとう…!

>>269
いちいち発言が裏目にでるククさんワロスw
271名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/28(月) 23:14:08.78 ID:ECsbEFm10
>「ククールは今より2キロ痩せた私じゃ、もう抱きしめてくれないの…?」
>などと上目遣い攻撃するしかあるまい


カリスマスキルをフル発動して
「どんな君でも好きだけど、俺は今のままのゼシカでいて欲しいんだ」と
熱い眼差しで訴えかけるククさんで対抗した場合、
どちらが勝ちますか?
272名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/29(火) 21:16:48.37 ID:4u/QvF170
こういう対決になったらククに勝ち目ない気がするw
でもゼシカがあまりにも痩せちゃって、ククが抱き心地云々とかではなく
真剣にゼシカの身体の心配し出したらゼシカもやめそうな気が…
273名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/29(火) 23:27:20.41 ID:971yTSHx0
一方ゼシカはククの腕の筋肉がちょっと落ちて
ちょっとだけ良くなった寝心地を喜ぶのであった
274名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/30(水) 01:54:07.57 ID:zpod3eR70
「どんな君でも好きだけど、俺は今のままのゼシカでいて欲しいんだ」
「でも私は今よりもっと綺麗になって、もっとククールに喜んでもらいたいの」
「……。……気持ちはすごく嬉しいけど、本当にゼシカは今のままで十分…」
「ククールがよくても私は不安なのよ…だってククールはモテるから」
「は?」
「ククールを他の女の子に取られちゃわないように、もっともっと綺麗になりたいの…」
「………(それ以上綺麗になられたらさらに男が寄ってきてむしろコッチが困るんですけど…)」
とは言えないククさんだった。

>>273
こころなしか柔らかくなったククの腕をふにふにしてえへへと笑うゼシカを想像したら鼻血吹いた
275名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/30(水) 09:48:52.39 ID:H8lJDke40
騎士のコカンじゃなくてコケンに関わるから剣とかの訓練したいけど
柔らかい腕をふにふにえへへのゼシカが可愛くて葛藤するんですねわかります
276名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/30(水) 22:42:17.88 ID:t6AWhD3S0
>>274
お互いにやきもきしているのが可愛いw

流れを貰って落描き投下します
ふにふに1
ttp://download1.getuploader.com/g/12%7Ckj/125/%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%82%BC%E3%82%B7%EF%BC%92.jpg
ふにふに2
※微エロ(?と呼べるのかは謎ですが)注意して
ttp://download1.getuploader.com/g/12%7Ckj/124/%E3%81%8F%E3%81%8F%E3%81%9C%E3%81%97%EF%BC%91.jpg
277名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/30(水) 22:56:34.92 ID:t6AWhD3S0
ふにふに2、「注意してください」って打ったつもりが途中送信してしまい中途半端なレスに…

ふにふにらくがき・おまけ
tp://download1.getuploader.com/g/12%7Ckj/126/%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%8C%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%8C%E3%81%8D.jpg

連投失礼ました
278名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/31(木) 00:25:59.12 ID:G6NlzUTv0
>>275
うわぁ…なんちゅー幸せな葛藤…
久々にエイトと勝負したら負けちゃってクッソオォ悔しい!!
ゼシカにいいとこ見せたいしでもふにふにされるしでうわあぁ

>>276
ククの腕がというか全体的にふにふにしてる二人の絵がめちゃくちゃ可愛いです!!
お互いふにふにしあってイチャイチャ「これくらいでいい」「やだ」って言い合ってるバカップルですねたまらん!
279名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/31(木) 17:16:30.98 ID:mnTkBEZQ0
>>276
待ってました!!
髪ほどいてる所がツボ!

さて、明日はアレな日だし、ククゼシ的4月馬鹿なネタ。
・・・誰か投下してくださいvv
280名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/31(木) 21:50:19.39 ID:LMKD40vj0
>>276
ふにふにカップルいいwwwGJです!

◆突発小ネタ◆
クク「ゼシカ、俺は今までずっとお前を騙していた…」
ゼシ「え?い、いきなり何…?どういうこと?」
クク「俺…実は、女なんだ」
ゼシ「へ?…って、何それ〜」
クク「幸い俺は女にしては長身だし、顔立ちも中性的だから男として何とかやってこれたんだ…」
ゼシ「何言ってるのよ、ククールったら」
クク「嘘じゃない。本当だ。試しに俺の胸を触ってみてくれ」ぐい
ゼシ「きゃっ…わっ、や、柔らかい…」
クク「…分かってくれたか?俺はとある事情で男として育てられてきたが、生物学上は本当は女なんだよ」
ゼシ「うそ…そんな…まさか…でも…」
クク「信じてくれ、ゼシカ。俺、ちゃんと胸膨らんでたろ?普段はサラシで押さえつけてるんだ」
ゼシ(…確かに、ククールは女の人顔負けって感じの綺麗な顔してるけど…)
クク「ゼシカ…信じて…」
ゼシ「………………分かったわ。ククールの事、私信じる」
クク「ゼシカ…!」
ゼシ「これからは、女同士…よろしくね、ククール」
クク「ゼシカ、…ありがとう…!!!」ガバッ
ゼシ「きゃっ」
クク「信じてもらえて嬉しい、ずっと、ずっと誰かに話したかったんだ…!」ぎゅうぅ
ゼシ「クク…離し…」
ゼシ(──…まあ……、…女同士…だものね…)
クク「ゼシカ、それからもう1つ言わなければならない事があるんだ…」
ゼシ「なあに?」
クク「ちょっと言いにくい事なんだ…」
ゼシ「…もう、何聞いたって驚かないわ」
クク「どんな事でも…?ゼシカ、ちゃんと聞いてくれる?」
ゼシ「うん。何でも聞くから。話して…」
クク「俺…………俺の胸、実はスライムなんだ…」
ゼシ「???はい???」
クク「よしっと。お前ら、もう出てもいいぞ」もぞもぞ
ゼシ「っ?!胸が動いて…っ」
スラ「ピキィー」ポトッ
スラ「ピー」ポトッ
ゼシ「ククールの服から、スライムが…!…!!あ、ククール、胸がなくなってる」ペタペタ
クク「こら、あんま触るなゼシカ、くすぐったいだろ」
スラ「ピキー」
クク「あ、お前らはもう行っていいよ。協力してくれてサンキュな」
ゼシ「……ククール、どういう事かしら…?」
クク「俺、実は女じゃないんだ♪」
ゼシ「…………へえ〜…」
クク「ゼシカ、今日は何の日か知ってるか?」
ゼシ「なんだったかしら…」
クク「エイプリルフールだぜ、エ・イ・プ・リ・ル・フ・ゥ・ル」
ゼシ「そう…」
クク「なかなか迫真の演技だったろ?まじで女かと思ったか?」ニマニマ
ゼシ「…テンテン知らないわよ!!…こんの…大バカ男ォォォォォォォl!!!!」ダッ
クク「あっゼシカ!!」
クク(…?今ゼシカ、ちょっと目に涙滲んでたような…?気のせいだよな…?


ゼシ「…………まんまと4月バカにやられちゃったわ………。ククールのやつ…」
ゼシ(こっちは本当に…ククールが女の子だったんだと思って……)
ゼシ「ククールの…バカ…!…………………でも…嘘で良かった…」

ゼシ(こんなに好きにさせといて───今更女の子だったからって、簡単には諦めてやれないんだからね!)
281名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/31(木) 23:17:09.91 ID:6uvbjdEJ0
4月バカ・・・ップルw
282名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/31(木) 23:44:39.37 ID:8KHs8X2zO
「ゼシカ、オレ今までゼシカにしつこくし過ぎたよな。
 ごめん…もうゼシカを口説くのやめるよ」
「あーはいはい(知ってるわよ今日が何の日かくらい。まったくもう!)」
とか思ってたら本当にぷっつりとククールが構ってこなくなって
あれ?あれ?ってなって何故か落ち着かないゼシカ。
自分そっちのけでククールが他の女の子を構ってるのを見るたびにイライラしたり
泣きたくなったりして自分でも自分がよく分からなくなっちゃうゼシカ。
そんなのが一週間くらい続いてとうとう
「ね、ねえククール、私のこと口説くのやめるって言ってたけど…」
「ああ、言ったな」
「あれ…ウソよね?だって、あの日って…エイプリルフール…だったし」
「ゼシカ、エイプリルフールってのは『ウソついてもいい日』であって
 『ウソ言わなきゃいけない日』じゃあないんだぞ?」
「…え。…じゃあ、あれは…本気、なの?」
「……………」
「…ククール…」

「…ゼシカが嫌だって言うなら、ウソにしてもいいけど?」


そんなエイプリルフールを受信したけどSSにする時間がなかった。
もちろん全てククールの計画通りですとも。
283名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/03/31(木) 23:47:39.75 ID:6uvbjdEJ0
え、SSで読みたい…!(*´Д`)
284名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/01(金) 00:35:52.67 ID:AIq62cej0
>>280
スライムたちと仲いいククールにほっこり萌えw

>>281
>「…ゼシカが嫌だって言うなら、ウソにしてもいいけど?」
って言ってニヤニヤしてたらゼシカの目がどんどん潤んでボロボロ泣きだしてうわぁんってなって
思いがけぬ展開に内心嬉しかったり大慌てだったりあわあわあわするククさん
勢いでガバッと抱きしめて
「う、ウソだって!お前にそう思ってほしくて、
オレだってこの一週間お前に話しかけるのすっげー我慢してたんだからな…!」
とか言っちゃって

はいはい4月バカ4月バカ。
…ップル
285名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/01(金) 21:55:33.59 ID:AFbONV8X0
それでククの腕の中で「バカ!ククールのバカバカ…!」って泣き続けるゼシカさんですね

一週間ククールとゼシカの様子がいつもと違うことに気づいて
心配してた主人公ヤンガスがその後の二人を見て
「まあ…薄々こんな事だろうと思ってたけどね…」と脱力する姿が目に浮かびます
286名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/02(土) 19:20:48.31 ID:C2QDltxw0
>>284
なんか修道院時代の友達はスライムくらいだったとか想像してしまった
287名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/02(土) 20:41:33.60 ID:2Qo8kCzH0
スライム相手に話しかける子クク…は可愛いなw
青年ククだとその姿を想像すると泣けるw
288名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/02(土) 22:48:40.14 ID:B6fSdLks0
ゼシカもスライムのことは可愛いって言ってたから気は合うだろう
戦闘のたびに2人とも殺せなくて渋ってたら笑えるw

エイト「気持ちはわかるけど全体魔法かけてくれないとめんどくさいんだって!!早く!!」
クク「わ、わかってるけどよ……だぁーっやっぱり無理だ!オレには無理!!」
ゼシ「わ、私も…だってククールの親友だったっていうし…可愛いし…」たじっ…
ヤン「とか言ってる間に合体しやがったでげす」
エイト「わー!!ククールがキングスライムに押しつぶされたー!!」
クク「ぎゃー」
ゼシ「ククールー!!」

雑魚相手におおわらわ
289名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/02(土) 23:46:26.39 ID:2Qo8kCzH0
だけどその親友がゼシカの胸に潜り込んで嬉しそうにしいてるのを見た日には
さすがのククもピキッと固まるに違いないw
290名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/03(日) 07:58:11.19 ID:m7T4OcJT0
>>288
ぎゃーが棒読みに見えるw
喜んでるだろお前w
291名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/03(日) 21:59:36.60 ID:TGU6KE+b0
292名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/03(日) 23:15:29.20 ID:m7T4OcJT0
ネ申 降 臨
もうやだニヤニヤが止まらないじゃないの
293名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/03(日) 23:50:26.77 ID:VdEogTq40
>>291
甘んじてつぶされてるカリスマに盛大に吹いたww
でもスライムとラブラブのカリスマに萌えた〜
さすがドラクエ、こんな色男キャラとからませても万能とは恐るべしスライム

そして泣いちゃってるゼシカは全部私の嫁ってことでいいですかそうですか
1週間後、ククに話しかけるまでにゼシカがどれだけモヤモヤして悩んで傷ついてプライドも捨てて
勇気を振り絞って声をかけたのかとか想像すると、もうこの子が愛しくて死にそうです
「ウソだよ」って言ってくれると信じて頑張って声かけたのにアッサリ冷たくされて…
でも2人とも形の違う甘えんぼの変化球だよね。さすが末っ子カップルw可愛すぎる
あなたは神です。GJ!!
294名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/04(月) 01:28:09.64 ID:MAb7OjVN0
あなたが神か!
速攻で保存しました…!
295名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/04(月) 20:02:17.15 ID:55d9tqWT0
そっちがウソだったとは、うまいねぇ
スカート握り締めてるせいで、いつもよりちょっとだけ余分に見える足に萌えた



そしてククールが、ぱふぱふ屋で胸じゃなくて
親友のスライムの感触を思い出してニヤけてるのかと想像してしまったw
296名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/04(月) 23:18:19.16 ID:4ZadwRPj0
ククさんも、泣かせたことに動揺しながらも頭の片隅で
(あっ滅多に見れないゼシカの足っしかも今日はタイツなしラッキーすぎる!しかし泣き顔も可愛いなコンチクショー!)
とかぐるぐる考えてたんじゃなかろうか…

>>295
ぱふぱふ屋のお姉さん涙目www
大切な親友すらりん(仮)の感触を思い出すからあんなに熱心に行きたがってたのか
カリスマの威厳も何もないが、多分ゼシカ的にはそんなとこが好きなんだろうな
バカップルめ
297名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/04(月) 23:34:50.20 ID:nxLW5DyN0
あれ?クク、あのぱふぱふがスライムだって気づいていない?とプレイ時思ったけど、
あのクク師がスライムとおっぱいの感触の違いが分からないはずないですよねw
ぱふぱふ屋に懐かしい親友の感触に和みにいくカリスマ可愛いなw
298名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/05(火) 22:51:59.18 ID:m6BrBh2P0
親友の感触でゼシカの感触を…いえ、何でもないです
299名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/05(火) 23:32:58.68 ID:7enK6YnV0
そうか、ククがゼシカのおっぱい大好きなのは、親友を思い出すからか
だからあんなに執拗に揉みまく…なんでもないです。

「ゼシカの胸って、なんか懐かしいんだよな〜」もみもみスリスリ
「………………そう(…それは母性的な意味で?それともスライム的な意味で?)」
色々な意味で複雑なゼシカさん
300名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/06(水) 00:58:16.11 ID:GlzLgEX+0
もはや触るぐらいじゃ動じないのかw
301名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/06(水) 19:44:14.93 ID:eI64+u1t0
そのうちゼシカが「私は親友のスライムの代わりなの?」とかキレそうだね
そしてククールは親友すらりん(仮)がゼシカの胸を仲間と思って飛びつくのにキレて
スライム相手に本気で嫉妬するバカップルw
302名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/06(水) 21:43:10.88 ID:xYaWeMGu0
※アホアホ注意


「どーせ私(の胸)はククールにとって親友の代わりなんでしょっ」
「ちげーよ!確かに感触はちょっと似てるが…」
「やっぱり!もうククールは私の胸、触るの禁止だからねっ」
「なんだよそれ…!…それで、俺には禁止して、スライムには思いっきりくっつかせてやるんだ?」
「別にあれはそういうのじゃ…。ただ私の胸を仲間と勘違いしているだけだもの」
「俺には親友扱いしてると言って怒るくせに」
「当たり前でしょ。スライムにはあんたみたいな下心なんてないもの」
「あーそうだよ。下心ねえよな、奴らには。確かに。俺は下心ありありだよ。存分にな」
「開き直るつもり?」
「下心ありまくる俺のどこが、ゼシカの胸を親友代わりにしてるっつーんだよ」
「へ…」
「親友相手に下心なんて抱かないだろ。ましてや相手はモンスターだし」
「あ…」
「俺はゼシカの胸だから興奮すんの。触りたくなるんだっての」
「な、なんかいやらしいわよ、ククール」
「そうだよ、やらしーこと望んでんだよ。他の誰でもなく、ただ一人の“ゼシカ”にな」
「んな…っ、…へ…変態ッ!」
「変態で結構。こんなにお前の胸に夢中なのに、他の代わりにしてるとか言うなよな…」
「………………」
「まだ不満?」
「…………………胸だけ?夢中なのは…」
「…あー…。───全部に、決まってるだろ」
「……………………………………じゃあ、触ってもいい」
「アリガトウゴザイマス。…あ、もう1つ俺の望み聞いて」
「何?」
「スライム…っつうか、俺以外にこの胸触らせるの禁止」
「…下心なくても?」
「なくても」
「もう戦闘時にぱふぱふ使えないじゃない」
「当たり前だろ。この胸は俺のなんだから」
「い、いつククールのになったのよ…」
「ゼシカが俺に惚れた時から」
「な…すっごい、勝手…」
「まあとにかくゼシカの胸は未来永劫俺だけのものって事で」
「未来永劫って…、ずっと私と居るつもりなの?」
「当然。一生放す気ありません」
「…口説き方下手になったわね。それってプロポーズかしら?この流れじゃ全然格好つかないわよ」
「そっか。未来永劫って事はそういう事か…。て事はやっぱ、ゼシカの胸を一生俺だけのものにってのは無理だな」
「あら。心変わりしない自信がないのに一生とか言ったの?」
「じゃなくて、子供できたら、そいつらにも分けてやらないと」
「………………………ククールって本当…」
「いい男だろう?」
「ばかっっっ」
303名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/07(木) 22:34:55.99 ID:VMOfoZEl0
スライムからそこまで話が膨らむとかw
ククゼシが結婚する時はその仲人としてスライムが…
304名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/07(木) 23:20:38.26 ID:wn+XHT850
>>302
ちょ、待て、これSSで書いてくれよぅ…
「じゃあ触ってもいい」とか…ゼシカさん可愛すぎますよハァハァ
ていうか本当にこいつら、自覚のないバカップルそのものだなぁスルッと婚約まで達してるし…
これで言質を取られたゼシカさん、今後ククにどれだけ胸をいじられても文句言えなくなったな

これからゲームしててククがキングスライムにつぶされたら吹き出してしまいそうだw
305名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/08(金) 06:32:32.87 ID:M4gJe0Gd0
>>303
ククール側の友人席はスライムだらけになるのか
親・親族席は埋まらないし
306名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/08(金) 19:38:55.03 ID:OVpCvKCZ0
キングスライムの被り物をした団長さんがこっそり挙式の様子を覗きに来てくれたりするかもしれない…
307名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/09(土) 02:35:14.63 ID:XvfqQsFHO
>>301
これに、少し前に盛り上がったメダパニネタを絡めたら凄い事になりそうだなwと、ふと思った
308名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/09(土) 02:37:15.02 ID:WXCwRbqZO
マル兄は無記名で花送りつけてくるイメージだ、なんとなく。

なんだかんだでドニの人達が来てくれるだろうし
主ヤンもククール側にしちゃえば立派に席埋まるよ!
309名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/09(土) 19:03:12.70 ID:U6SXeyug0
>>305
ククール側の親族席がスライムで埋め尽くされている様子ってシュールすぎるw

>>308
何か逆に泣けてきたな…w
オディロ院長が生きていれば…
310名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/09(土) 20:42:01.26 ID:tG2h40TZ0
親きょうだい席:空席
友人席:スライム、お水系の女性達
祝電:マイエラからの定型文


これはアローザさんに結婚の話は無かったことにと言われてもしょうがない
311名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/09(土) 22:49:21.32 ID:AEfb2MN80
やめてwもうククールの唯一の友人=スライムってのが真実に思えてきたw

でも式の招待客って考えたらこの2人世界中にお世話になった人orお世話した人がいるわけで
けっこう大人数のうえ客層も豪華になるんじゃないか
少なくともトロデーン・アスカンタ・サザンビーク・メダル王女の4王家からは
客なり祝電なりが届くだろうし、モリーさんもいるだけで派手だし
下手すりゃ人外の竜神族が総出で下界観光とばかりにゾロゾロ出てくるかもしんない

大丈夫だ、クク気にすんな
312名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/10(日) 01:55:38.46 ID:/SX/BAakO
そもそもこの2人の式ってどこでやるんだろう?
リーザス村なら本当に親しい人だけを招いた小さな式になりそうだし
ニノ法王ともお知り合いだからサヴェッラで大々的に、旅先で知り合った人を招いて
ってのもありだし、ED後の2人旅の最中にどこかの街の教会で
2人きりで愛を誓い合って終了、みんなには事後報告とかもないとは言い切れない。
313名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/10(日) 23:13:49.36 ID:r82a4In00
大々的な式を挙げるよりも静かに愛を誓い合うって結構合うかも
ttp://waterchapel.bridesroom.jp/gimg/h300/a005.jpg
ttp://waterchapel.brides-express.jp/gimg/h300/090520114604_1.jpg
こんな感じの景色の中で誰にも邪魔されずに二人きりで式を挙げて、
後々アローザさんに結婚の許しをもらうとかもいいかもw
314名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/10(日) 23:30:15.96 ID:IIBTJpZo0
綺麗だね〜

2人旅説前提なら、
どこかの小さな教会でゼシカに出会えた奇跡に改めて神に帰依したククールが
神父に頼んでゼシカとの誓いを立てさせてもらう。静かな幸せに浸る2人
→のちに一生懸命アローザさんを説得、懐柔。婿養子決定。リーザス村で内輪だけのパーティを…
→と思ってたら「一生に一度の結婚式なのにそんなのダメです!」とかミー姫や周囲に反対され
「わしの人徳に感謝せい」とか言ってトロデが勝手に世界中から客招待しちゃって
「それならいっそサヴェッラを貸し切りに。あ、費用はお気になさらず」とかニノも言い出して
結局大々的に式を挙げることになる

これなら全てのコースを踏んでるけどもw
本人たちは必死で別にいいって言ってるのに周りが勝手に盛り上がっちゃいそうだなーとも思う
「ようやくかよ」という2人なだけに…
315名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/11(月) 00:47:36.01 ID:Zy4j2JdPO
>>314
言いそうだなミーティア姫w

「一生に一度のことなんですよ?きちんとお祝いいたしましょう!」
「アッシもそう思うでがすよ、なんせ女の晴れ舞台でがすからねえ、
 祝い事はパーッと派手にやるのが一番でがす」
「姫様にヤンガスまで…恥ずかしいからあんまり大事にはしたくないのよ。
 本当に親しい人が来てくれればそれでいいわけだし」
「でもねゼシカ、僕が言うのもなんだけど、やっぱりウエディングドレスくらいは
 着たほうがいいんじゃない?アローザさんだって喜ぶと思うよ?」
「そ、そうかな?」
「ミーティア、ゼシカさんのドレス姿を見たいですわ!」
「ククールだって見たいよね?」
「何だよ何なんだよその笑顔は…あー分かったよ!
 見てえよ、見てえに決まってんだろ!」
「ち、ちょっとククール!」
「やれやれ、お暑いのう」
「おっさんいつの間に!?」
316名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/11(月) 13:44:04.02 ID:Srk7uINp0
聖堂騎士団辞めてる上に、兄貴の件があるからな〜。
古代船使って、クルーズ結婚式とかどう?
仕切りはニノでもトロデでも、イシュマウリでもおk
317名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/11(月) 20:13:07.97 ID:obXht1Dr0
ウエディングドレス姿のゼシカを見て1番感動するのは間違いなくククw
318名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/11(月) 23:20:09.29 ID:lyzziyI/0
>>315
婚約しても相変わらず素直じゃないカリスマ萌えw

ドレス選び中のバカップル
「ねぇクク、どれがいいかなぁ。これ?それともこっちかな」
「ゼシカは可愛いからなんだって似合うよ^^」
「んもう、そんなことばっかり…// …あっ、これがいい!私こういうの大好き!」
「ストオオオォォップ!!!!!それはダメだあああぁ!!!!!!!!」
「ひゃあびっくりした!何よいきなり!」
「お前はなんだってそう胸の開いたヤツを好むんだ!!ダメダメ!!絶対ダメ!!」
「な、なんでよぉ…そんなに似合わない…?」
「めちゃめちゃ似合うけどな!超かわいいけどな!でも禁止だ!!」
「だから、なんでよ!」
「あのな、結婚式ってことはだな、『ゼシカはククールのモノになります』って、
みんなの前で公言するってことなんだぜ?オレだけのものであるお前の体を、
やたらと人目にさらすなんて、今さら許せるわけねぇだろ!」
「ええぇええ…何その理由」
「あーやっぱ式なんかやんなくていいよなーオレ達2人だけにしといてほしい…
ゼシカはもう一生、このままオレの腕の中に閉じ込めておきたい…><」ギュ〜スリスリ
「またそーいうことバカなこと言う…// 私のウェディングドレス姿、見たくないの?」
「そりゃ見たいけどさ…。…そうだわざわざ式なんかしなくても、オレの前だけで着て見せてくれればいいんじゃん!」
「そんな無駄なことするわけないでしょ!」
「それなら胸ががっつり開いてようがスリット全開でふともも出そうが背中丸あきでお尻見えてようが、
どんなドレスだってかまわねぇぜ!むしろカモン!!!!!☆」←マリッジハイ
「……やっぱり結婚考えようかしらー…はぁ…」←マリッジブルー
319名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/12(火) 13:50:31.75 ID:4FsdITO60
胸がっつり開いてスリット前回で背中丸あきって、うみねこのガァプか
320名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/12(火) 15:17:44.97 ID:K2snCkuNO
船上の結婚式なら魔法のビキニでおkとか言い出しかねん勢いだなw
321名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/12(火) 22:58:10.62 ID:+iOjzRAz0
>>318
マリッジハイとマリッジブルーで吹いたw
幸せ全開でぶっ壊れ気味のククも好きだなーそれまでがあまりに不憫な事が多いせいもあってw
なんだかんだ言ってゼシカもそんなククに母性本能擽られたりしてそうだ
322名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/12(火) 23:16:53.25 ID:0LTVWpsn0
お色直しはしんぴのビスチェの後ろ部分をドレス調に長くしたヤツがいいなぁ天使の羽根で…かわいい

>>321
そんで幸せハイでテンション高いくせにふいに2人きりになると途端にブルーになってやたらと甘えてきて
「なぁ、本当にオレがこんな幸せになっていいのかな…」とか言い出して
そんな彼の頭を撫でながらゼシカも(あぁやっぱりこの人には私がついてなくちゃ…)と妙に幸せになったりして
323名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/12(火) 23:36:49.87 ID:+iOjzRAz0
それでゼシカによしよしされて
「ククールが幸せにならないと、私も幸せになれないんだから。二人で幸せになろうね。大好きよ」とか言われて
またマリッジハイになるククール…
324名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/13(水) 02:33:00.41 ID:6UfnFM2M0
結婚式まで延々そのループかwククール躁鬱みたいじゃないかwwww

サーベルトの分まで普段はククがめいっぱいゼシカを甘えさせてて、
ククが弱くなった時にはゼシカがそりゃもうベタベタに甘やかすんだろう
さすが兄・姉・弟・妹属性を兼ね備えたバカップル…
325名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/13(水) 12:23:30.79 ID:rT4izDmxO
テンションのおかしいククールかわいいなw
アローザさんはゼシカの花嫁姿を見て、人知れず嬉し涙を流すんだろうな

>>315
いいなあ、すごいほのぼのした

>>316
古代船で結婚式いいね
サヴェッラは若干嫌な思い出があるし…

トロデのおっさんには花嫁ゼシカの父親代わりとして、バージンロードをエスコートしてもらいたい
おっさんの事だから、嬉々として自分からそれを申し出るかもしれんw

326 ◆F5CMivbcwo :2011/04/13(水) 20:12:50.98 ID:gutjC0/D0
流れぶったぎって申し訳ない。
過去スレとか某動画北米版とか観てたら、テンションブーストしたので、
初SSを投下させていただきたく。
以下諸注意です。

・北米版真ED前提。
・北米版ボイス効果で、馬姫様の株価上昇中。
・糖分オフ。
・でも一人称。
・初書きのくせにかなり長編。数日に分けて投下します。

すみませんが、ダメそうな方はスルーお願いします。
327最強の女(1):2011/04/13(水) 20:17:45.60 ID:gutjC0/D0
「私、絶対仲良くできそうにないわ!」
サヴェッラ大聖堂まで彼についていくという、ふたりの女性。
きっと、外見や甘いコトバに惑わされてるだけ。いかにもアタマ軽そうだし。
でもそうじゃなかった。
私は知らなかったんだ。

トロデーン城から、サヴェッラ大聖堂まで。
ミーティア姫の婚礼のために、私とヤンガス、そしてククールは請われて護衛につくことになった。
一行の代表はミーティア姫と大臣だけど、実際の指揮は近衛隊長に出世したエイトがやっている。
西の教会で1泊、船上で2泊、合わせて4日の旅程。
姫様には当然侍女と女性文官とが付いていてお世話をしているけど、護衛の女性は私しかいない。
なので、夜は姫様の寝室前にある小部屋に詰めることになった。
328最強の女(2):2011/04/13(水) 20:19:51.80 ID:gutjC0/D0
「ゼシカさん」
高く澄んだソプラノで呼ばれて、私は立ち上がった。
ミーティア姫は夜着の上にガウンを羽織り、穏やかに寝室から出てきた。
「どうぞ、おかけになって。喉が渇いてしまって。ミーティアが蜂蜜水を淹れますから、一緒に飲みましょう」
姫様が淹れるなんて、とんでもない!
「私がやります!あ、メイドの方を呼びましょうか?」
「良いのです。やらせてくださいな。休む前に、少しお話してもかまいませんか?」
それから、姫様とふたりで旅の思い出話をした。
ふしぎな泉の水が美味しかったとか。レティシアの暑さとか。三角谷の珍しい果物とか。
これからの婚儀が不安なのか、サザンビークの話は全く口になさらなかった。
「エイトは、大の寄り道好きだったけど、さすがに今回はできませんよね」
我らがリーダーの名を聞いて、姫様の瞳が淋しげに伏せられた。
「エイトは・・・。彼を、お父様もわたくしも、城の皆も認めて、近衛隊長に推したのですけれど、かえって忙しくお休みも取れなくさせてしまいました。
あんなに頑張ってきたのに、さらに疲れさせているようで、ミーティアは間違っていたかもしれないと、ときどき思うのです」
確かに、エイトは忙しく指揮をとっていて、2日目の今日までほとんど姫と会話もしていない。
でもその立場を選んだのは彼だ。朴念仁め。
「うーん、忙しいのがキライじゃなさそうだし、いいんじゃないですか?
でも、近衛隊長じゃなくって、『褒美に姫様を下さい』って言えばよかったのに、って思いますけど」
うっかり出た私の本音に、姫様はますます悲しげになって、涙がこぼれそうだった。
ミーティア姫がエイトを好きって知ってたのに、言ってはいけないセリフだった。
「すみません、ミーティア姫!私、バカなこと言って・・・!」
「ゼシカさん、気になさらないで。ミーティアは、恋をしたけれど、王族の務めを大切に思っています。
・・・きっと、貴女なら、わかってくださるのではないかと思いましたの」
自分の顔が歪んで、姫様みたいに泣きそうになるのがわかった。
私も同じ。アルバート家に最後に残った娘として、兄の遺志を継ぎ、母を安心させたい。
恋をしたけれど、故郷を大切に思ってる。それが実ることはないだろう。
だから、姫様に、何もかも捨ててエイトと一緒に逃げて、なんて絶対言わない。
姿は馬だったけど、私たちのかけがいのない旅の仲間だった姫様。幸せになってほしい。
私たちは手をとりあって、静かに二人で涙をこらえた。
329最強の女(3):2011/04/13(水) 20:55:09.57 ID:gutjC0/D0

あの旅で、何度も死線をくぐり抜けてきた。
そして、いつでも彼は、私だけを守る騎士だった。
そつの無いエスコートから始まって、回復から装備から、常に私は優先された。
エイトもヤンガスも、私が女性だから、ククールのそういうやり方には賛成していたし。
でも、リブルアーチで彼らと対峙したあと、もっと大切にされるようになった。
酷寒の吹雪の前でも、レティスを前に全滅しかかった時も、彼は私を背後にかばった。
煉獄島で、身も心もぼろぼろになった時でさえ、スマートに私に手を伸べて見せた。
言動は相変わらずケーハクだったけど、本物の、特別な優しさが向けられていたんだ。
私は彼に惹かれた。でも、素直に好意を伝えることは、とうとうできなかった。
彼は淋しがり屋だ。でも一人きままな人生に憧れている。
女の子が大好きだから、私だけをずっと見ていてくれるわけがない。
生死を共にする仲間だから、とりわけ感情が向いているだけかもしれない。
それに、あんな伊達男がリーザスみたいな田舎に一生いられるワケがない。
想いあっていたはずだけど、旅を終えて私たちは別々の道を選んで別れていった。
何もかも自信がなくて、確かめられたのは不変の友情だった。
私は恋心だけを持って、母の待つ故郷へ帰ったんだ。
330名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/13(水) 23:08:03.27 ID:xhKUpbPd0
長編SSキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!

続き楽しみにしていますw
331最強の女(4):2011/04/14(木) 10:39:39.78 ID:74fxf28E0

ゼシカは強い女だ。
鞭も強い、魔法も強い、何より心が強かった。
杖に支配されても、煉獄島に入れられても、死と血と禍々しさばかりの旅路においても、まっすぐな意思は失われることがなかった。
高潔なる賢者の末裔。令嬢どころか、女王のごとく背筋を伸ばし、全てに立ち向かう勇姿。
オレは本気で、彼女だけの騎士になろうと思った。
オレだけが、彼女を守れる騎士であればいいと思った。
でも、素直に好意を伝えることは、結局できなかった。
彼女はリーザス村の次期領主だ。お袋さんと亡き兄貴のために、必ず故郷へ帰るだろう。
元孤児のはぐれ騎士がそこに入る余地なんてない。
彼女の態度は分かりやすかった。特別な感情が透けて見えていた。
茶化したり、冗談で口説いたりしながら、その日々がじきに終わることが苦しかった。
想いあっていたはずだけど、旅を終えてオレたちは別々の道を選んで別れていった。
彼女の新たな日々が、どうか喜びと幸せに満ちたものであるように。
オレは熱情を仕舞い込んで、ひとまずドニへ飛んだんだ。
332最強の女(5):2011/04/14(木) 10:46:18.85 ID:74fxf28E0

ドニは相当荒れていた。あのパルミドといい勝負かもしれない。
頼みのマイエラ修道院が堕ちるどこまで堕ちてたからだ。
酒場は終末半額セールを中止してたが、まだガラの悪い連中が山盛りだった。
教会には、マイエラから逃げた修道士や見習いが押し寄せてきていた。
何より最悪だったのが、宿屋に隣接の馬小屋だ。
馬がいないその場所には、魔物に親をやられたガキが身を寄せ合っていた。
合わせて4人。皆、オレが修道院に入った時と同じぐらいの歳だろう。
気の毒に思った宿の女将が、唯一雨露をしのげる場所を使わせたようだった。
満室を詫びる女将に、持ってたチーズとアモールの水をありったけ渡して宿屋を出た。
馴染みのバニーちゃんの部屋に転がり込んで、でもオレは手出しも一睡もできなかった。
もうオディロ院長はいない。マルチェロの奴も消えた。比較的まともな修道士は、ほぼ全てマイエラを見捨てて出ちまった。
・・・クソッ。この町で、面倒見きれるのかよ。んなわきゃねー。野垂れ死にかよ。
オレは考えて、考えて、色んな顔が浮かんで、そして決めた。
ゼシカが、兄や両親の仕事を継ぐように。
オレも親代わりだったオディロ院長の仕事を継ごう。
消えた兄貴が果たせなかった責任を、最初の一瞬に受けた優しさを、オレが受け継ごう。
ドニの町や修道院ではやっていけなくても、オレにはルーラがある。
世界を巡り、すみずみまで町や村に寄り、多くの人々と出会った意味はここにある。
夜明けを見ながら十字を切り、これからやることに加護のあるよう、祈りを捧げた。
翌朝、バニーちゃんに感謝のキスを残し、呪文であちこちを回った。
一日で資金も場所も確保したオレは、ついでにあちこちの孤児も拾って、ドニに戻った。
バニーちゃんや女将に挨拶し、全部説明して、旅の仲間からドニに連絡があった場合は預かってほしいと頼んだ。物資の調達ついでに、マメに寄るからって。
そしてかつてのマルチェロのように、馬小屋のガキの前で膝を折り笑顔で話しかけた。
それぞれの名前を聞いて、しっかり抱き寄せてから、何度目かのルーラを唱える。
三角谷へと。
333最強の女(6):2011/04/14(木) 10:53:03.31 ID:74fxf28E0

数ヵ月後、エイトからドニ経由で知らせを受けて、すぐにオレはトロデーンに飛んできた。
美しい姫君の心配は当たりめーだ。でも、実を言えば、大聖堂までの護衛はついでだ。
本当に用があるのは、そこに集まったお偉いサンたちだ。
まずモリー氏。実は慈善家らしいあの熱いオッサン、巨額の寄付金を約束してくれた。
次にハワード。チェルスの故郷だってことで、後ろ盾に名乗りをあげた。・・・変わったな。
ギャリング兄妹。自身が養子になった孤児だ。
かつて二人がオーナーを務めるカジノで獲り、錬金で改良したオレの剣を、破格の大金で買い取ってくれる話がついている。
そしてニノ。新法王聖下は本当に悔い改めたらしく、オレの話をどこからか聞きつけて援助を申し入れてきた。
オマケに修道院長又は大司教の地位も付けてやると!だがこれは断ると決めている。正直面倒だが、丁重に詫びに行かなければならない。
ひととおり式を見届けたら(あるいは見事ぶっ壊したら)、順番に話をする予定だ。

三角谷なら、教会の影響はとどかない。
アイツらに堅苦しい戒律漬けの生活をさせずに済む。
オレは修道院で育ったから、修道士か神父か聖堂騎士団しか選択の余地はなかったけれど、向いてないことを無理矢理やらせるもんじゃない。
でないと、オレみたいな問題児ができちまう。
それに、モンスターや異種族の中には、オレたちよりよっぽど善良で優れたヤツもいる。
ガキの相手もしてくれるし、オレひとりじゃ厳しい力仕事だって手伝ってくれるしな。
そんでもって偏見を持たない人間が増えれば、トロデのおっさんやエイトも喜ぶだろう。
・・・変わったのはオレだよな。ホント、筋金入りのお人好しになっちまったよ。
334最強の女(7):2011/04/14(木) 14:23:05.26 ID:74fxf28E0

トロデーンから出発する直前、婚礼に同行する大臣と孤児院の話ができた。
トロデのおっさんは、復興途中だから寄付はできぬといいつつ、戸籍やら手形やら面倒な手続き全部を引き受けてくれた。
王室の公認を掲げることで、人さらいの誤解を受ける心配も無く、いずれの機関にも税を免除される。
護衛の報酬を兼ねているとしても、これはマジでありがたい。
・・・ま、それでもエイトがミーティア姫と駆け落ちするのは止めねぇけどな。
大臣とひととおり事務的な会話が終わったとき、ゼシカが前庭にやってきた。
初対面の時と同じように、彼女の全身をよく眺めた。
素晴らしいプロポーションは相変わらず。髪は旅の頃よりよく手入れされて、ほんの少しだけ伸びた。
リブルアーチや煉獄島の時に痩せた頬もほとんど変わらない。・・・苦労してるんだろうか。
上等の化粧を控えめに施し、瞳は微かに潤んでオレを見つめかえす。
息が止まりそうだった。それでも。
オレは今、自分のやってることに必死で、彼女を大切にする余裕なんてない。
ゼシカだけの騎士として、ゼシカのために生きていくことはできない。
「お久しぶり、ククール。相変わらず失礼ね。ジロジロ見ないでちょうだい。
二人も女の子を連れて、まだ足りないってワケ?!」
やっぱり彼女は怒って、挨拶もそこそこにヤンガスとばかり話しはじめた。
これでいい。さっきエイトに会った時みたいに、バニーちゃんが事情をペラペラ話し出すと面倒なことになりそうだしな。
天候は良く、ゼシカはろくにオレや連れの女の子達と口をきかず、旅は順調に進んだ。
335名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/14(木) 14:28:13.04 ID:Hzje/epW0
素直に萌えました
静かに萌えると言うか…
初投稿?すごい

スレで語るみたいな旅中でアホなバカップルもたまらなく好きだけどw
想い合ってても結局伝えきれず別れるっての、私も実は史実じゃないかと思うよ
続き楽しみにしてます
336最強の女(8):2011/04/14(木) 16:53:51.36 ID:74fxf28E0

旅の3日目。エイトのトヘロスにもかかわらず、ついに大物が出た。
とはいえ、クラーゴンやヘルダイバーも、今の私たちにとってはザコ。
エイトが非戦闘員を非難させ、ヤンガスはスクルトで船体を強化する。
ククールは弓を携え、ゆっくり舷側に寄った。面倒くさそうにザラキーマで魔物をなぎ倒す。
残りを丸腰の私がメラゾーマで片付け、あっというまに海は穏やかになった。
じきにサヴェッラの島が見えてきたら、錨を下ろして早めに休むことになっている。
夜番に備え、今のうちに仮眠でも取ろうと女部屋に入ったときだった。
「ねーねー、お嬢サマぁ、紅茶あるんだけど一緒に飲まない?」

ククールが連れてきた二人は、意外とよく働いた。
食事の給仕に片付け。船内の掃除。愛想よくてきぱき手伝っている。
安っぽい化粧と香水の匂いが気になるけど、私も皆も印象を改めた。
でも、彼女達が私に何の用?
・・・やっぱりククールのことかしら。あんた何様?とか。
私は、彼の仲間でしかないのに。以前も今も!
彼の近況なら、エイトに教えてもらったのに。
私にはどうすることも、三角谷へついていくことなんてできないのに。
「何を話すっていうの・・・?」

踊り子さんは私を座らせ、バニーさんが手際よく紅茶を注いだ。
「ごめんね〜。あたしたちが無理矢理ついてきたから、ヤな気分にしちゃって」
「あたいは、ククールにどこまでもついてくともりだったけど、さっきの魔物と戦ってるの見ちゃったからさぁ。
負けたよ。アンタみたいな強い女なら、ククールにお似合いだよねぇ」
・・・だからそんなんじゃないんだってば。
「ほーんと、キレイで強くてホンモノのお嬢サマじゃん。あたい達とは大違い」
「ねーねーねー、イイ口紅使ってるよねー。ちょっと見せてもらっちゃだめ?」
黙って私は口紅を取り出した。彼の話をするよりは、ずっと気楽だもの。
「どうぞ。つけてみたら?」
確かに、彼女たちの化粧もアクセサリーも、いかにも安物だ。そんなにいい生活してるワケじゃないんだ。
・・・ククールは、彼女達に口紅や身につけるものを贈らなかったの?
「私には、あなたたちだって魅力的で、十分ククールにお似合いに見えるわ。
その・・・彼と、一緒に暮らしてるの?愛してるなら、結婚とか考えない?」
口紅をいじっていた手をとめて、二人は肩をすくめて首を横にふった。
337最強の女(9):2011/04/14(木) 16:57:42.28 ID:74fxf28E0
「ククール、たくさんの子供の面倒を見てるけど、どこにいるかは詳しく知らないんだ。
何でも、呪文が使えるか空を飛べないと行けない、すっごく変わった村だからって」
「でも、ククールのこと・・・好き、なのよね?そばにいたくないの?それとも、やっぱり、本気じゃないとか・・・?」
誰かがククールを幸せにしてくれるなら、私は諦められる。頭はその思いでいっぱいだった。
「大好きよ。あんなに優しくて、強くて、イイ男なんて他にいないよ!
・・・でもさぁ、愛してるーとか、結婚して、って言ったら、ククール困っちゃうよね〜。
一人ぼっちはイヤそうだけどー、女の子はみんな『オンナノコ』としか見れナイみたいだからぁ」
「あたいは、ククールにとってたくさんの女のひとりでもかまわないよ。
二人きりの時にはお姫様みたいに大事にしてくれるし、あたいもアイツを慰めてやりたいんだ。」
・・・そっか。このひと達も私と同じだ。
きっとククールの優しさを知って、彼の淋しさを知って、本当に好きになったんだ。
嫉妬の炎は小さくなって、共感が唇を動かした。
「・・・使いかけで良かったら、この口紅はもらってちょうだい。
私より、あなた達のほうが似合ってるし、大切に使ってくれそうだわ」
バニーさん達は顔を見合わせてから、なぜか笑顔でため息をついた。
「やっぱり、イイ女よねぇ。そのナイスバディかなーって思ったけどー、顔も中身もホントいい感じじゃなーい?」
「あたい達がククールと寝てるってわかってて、余裕だもんねぇ。
でもククールはキスもしてないって言うしぃ、どんだけ大事にされてんだって、羨ましいよ」
・・・え?
338最強の女(10):2011/04/14(木) 16:58:33.73 ID:74fxf28E0
「ククール、アンタのこと、好きだよ。いつも必ず、一緒に旅をした女の名前を口にするんだ。
それでもいいってコしか、今のククールは相手しない」
「昔はさー、オンナノコ口説いたり口説かれたりする時に、他のコの話なんて絶対しなかったのにねぇ」
そうだったの!でも、あいつが今でも何人かの女性と楽しくやってるというのは、事実なわけで。
怒ればいいのか、喜べばいいのか、泣けばいいのか、わかんなくなってきた。
「ククール、あたし達の誰にも『好きだ』って言わないの。
本気で口説きたかったオンナノコが鉄壁のお嬢様で、キスもできなかった、て言ってた」
「アンタが『私以外の女とキスしないで』って言ったら、女口説いたりすんのやめんじゃない?
まぁ、ちやほやされるのは大好きだろうけどねぇ」
ククールに告げて、彼の恋人になることを考えなかった日は無い。
素直になりたかった。彼を素直にさせたかった。でも。
三角谷で、彼と共に永く暮らすことは、私にはできないから。
「・・・私ね、今は兄さんも父さんもいなくなって、母さんと二人で暮らしてるの。
故郷のリーザス村が本当に大切なの。
だから、ククールにはついて行けないし、彼にリーザスに来てほしいとも思っていないの」
また、バニーさん達が苦笑してため息をついた。
よく考えたら、彼女達は見かけは同年代だけど、苦労してる分大人で、色んな不条理を見てきたはずの人間だと思う。
「まぁ、とりあえず口紅はもらっておくよ。ありがと」
「ククールのことは大好きだけど、アナタのことも結構好きかも。ドニに遊びに来てね。
サービスするから、オンナノコ同士のお話しましょー♪」
それから、私と彼女達とで温くなった紅茶を飲みながら、秘密の約束をした。
いつかドニで3人で飲んで、ククールがもし現れたりしたら完璧にシカトしてやろうって。
世紀の女たらしの、焦った顔が思い浮かんで、ひどく可笑しかった。
339 ◆F5CMivbcwo :2011/04/14(木) 17:09:51.59 ID:74fxf28E0
>>330
>>335
星ふる腕輪+ピオリム+しっぷう土下座!!
ありがとうございます!
よーやく折り返しました。
多分明日完結なので、それまで色々とご容赦くださいませ。
340名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/14(木) 18:24:37.86 ID:MYEupfyB0
完結が楽しみすぎるw
今すでに萌えまくってますw
GJ
341最強の女(11):2011/04/14(木) 20:57:35.84 ID:74fxf28E0

エイトの冒険には、最高の結末が待っていた。
・・・いや、オレが焚きつけてやったおかげで、万事上手くいったんだ。感謝しろよてめー。
ミーティア姫と手を繋いで出てきたエイトは、オレたちの前で熱いキスシーンを披露して、大聖堂を後にした。
めでたしめでたしだ。・・・ヤンガス空気読め。後で祝いに行けばいーだろ。
トロデ王の馬車が見えなくなるまで手を振って、自称舎弟が口を開いた。
「さて、姉ちゃんはどうするでがす?すぐ村に帰るでがすか?」
「ヤンガスこそ、どうするの?待ってるひとがいるんでしょ」
ゼシカはからかいの口調だったが、ヤンガスの野郎は余裕の表情だ。
「ゲルダの奴には、大聖堂で何か仕入れて来い、って言われてるでげす。
明後日船が拾いに来るから、それまでは買出しでげすよ」
「じゃあ、私も乗せてもらって良いかしら?例の件について、ゲルダさんとも話したいし」
「かまわないでがすよ」
大方商談だろうな。ヤンガスとゲルダの奴、旅で作ったコネを使いまくって貿易をはじめたっつうんだから、
当然ポルトリンクやリーザス村とも取引したいんだろ。
今が頃合ってやつだ。苦しくなる前に、オレはさっさと新しい人生に向かうことにしよう。
「オレはすぐに発つから、ここまでだな。
ヤンガスまたな、三角谷に来る時は土産持ってこいよ。上等のワインがいい」
「はいよ」
「ククール、もう帰るの?」
ゼシカ。そんな顔で見るなよ。連れていきたくなる。
「あいにく、オレの帰りを待ってるお嬢さんが何人もいるんでね」
オレの歳の半分ってガキだけどな。お嬢さんじゃないのもいるし。
気をきかせてか、ヤンガスが近くの露店に入っていった。・・・やれやれ。
「あのバニーさんたちのことじゃないわよね?二人はどうするの?」
「なんか、一昨日の晩にふられてまってさ。キメラの翼を渡してあるから、ドニに帰るだろ」
「・・・私は?騎士の誓いはどうなったの?」
342最強の女(12):2011/04/14(木) 20:58:57.20 ID:74fxf28E0

とうとう聞かれたか。でも責める言い方じゃない。多分、誰かから三角谷のことを聞いたんだな。
「お前は強いよ。オレなんかよりずっとな。守るまでもないさ」
唇を引き結び、瞳に強い光が宿る。なにか強い決心したときの表情だ。
次にゼシカが何を告げるのか、オレには予想できた。
「私、・・・わたしね、ククールのこと」
「ゼシカ。好きだよ」
卑怯な黙らせ方をした。息をのみ、見開いた目に涙を浮かべ、彼女は次のセリフを待ってる。
言葉にならない感情が、オレの目にもこみあげそうになって、深く息を吐いた。
「・・・お前が好きだ。でも、連れていけない。オレは今いっぱいいっぱいで、ゼシカを幸せにはできないんだ。
頼むから、リーザス村に戻ってくれ。オレたちの中で、片親でも生きてるのはお前だけなんだ。お袋さんの所にいてやってくれよ」
用意していたセリフだった。彼女も覚悟していたのか、涙をこぼしたり、肩を震わせたりすることはなかった。
少しうつむいて、かすれた声で。
「・・・そうね。私も、あなたを、リーザスに連れていかないわ。故郷を捨てて三角谷へ行くことなんてできない。
・・・わかってる。それでも、ククール、・・・好きよ」
顔をあげた彼女は、泣き顔ではなかった。
やっぱりつえーよ。こんな強い女、どこにもいないよな。
343最強の女(13):2011/04/14(木) 20:59:46.13 ID:74fxf28E0

やっと言うことができた。やっと聞くことができた。
ずっと望んでいた言葉は、同時に別れを告げる合図だった。
一生会えなくなる別れじゃない。でも、そばにいつづけることは決してない。
曖昧だった私たちの関係に打たれた、残酷なピリオドだ。
どうか女神様。
背後の大聖堂に心の中で祈る。この恋の行く末ではなく。
せめて、少しでも彼を助けたいの。泣かないで話す勇気をどうか。
次期領主として立派に振舞えば、彼は安心するかもしれないから。
黙ってしまったククール。
私は姿勢を正し、あごを引き、呼吸を整えた。
「アルバート家として、孤児院長としてのあなたに、相談があるの」
魔物の脅威が減り、ポルトリンクは活気を取り戻し、船の往来は一気に増えた。
おまけにヤンガスとの貿易もはじめるから、港や市街地自体を拡大しなければならない。
色々なものが足りなかった。とくに人手。
水夫見習いや船大工見習い、港や宿の下働きとして、10歳くらいの子が何人か欲しいという要望が来てる。
無理にとは言わないけれど、もし希望を出してくれる子がいるなら、アルバート家の名にかけて預かろう。
衣食住、少ないながらも賃金、読み書き計算も習えるように取り計らおう。
全て説明すると、ククールは静かにうなずいた。
支度などに数日かかるが、手を挙げた子供がいれば自分が送り届けると言ってくれた。
「私は迎えに行けないけど、港のみんなにはきちんと言っておくから。ククール、助かるわ。ありがとう」
なるべく自然に見えるように、右手を差し伸べて彼を待った。
「オレのほうこそ。サンキュ、ゼシカ」
彼は手袋を外し、両手で私の手を取り、その手を少し見つめたあと、握手の形に握りなおした。
その手に触れるのも、もしかしたらこれで最後なのかもしれない。
私も彼の手を見て、一瞬だけ目を閉じ、顔をあげる。
微笑むことができた。
344最強の女(14):2011/04/14(木) 21:00:25.19 ID:74fxf28E0

オレの手を握り返しながら、まっすぐに目を合わせ、彼女は笑顔だった。
(なんて強い、佳い女だろう)
だからこそ、この手を離さなくちゃいけない。
アルバート家の当主と、三角谷の孤児院長。今はビジネスパートナー。
お互い自分で決めた道だ。決して後悔はしない。
どんなに大切に想っていても、ずっと離れずに守れる、彼女だけの騎士ではなくなったんだ。
体ごと引き寄せて、キスしたい衝動をこらえた。これ以上は引き返せなくなる。
そっと手を解き、一歩下がって最高に優しい笑顔を作りながら、ルーラを唱えた。
「じゃあな、ゼシカ」
いつかは、新しい幸せを見つけてくれよ。
きっと祝福できるだろうから。
345 ◆F5CMivbcwo :2011/04/14(木) 21:09:33.59 ID:74fxf28E0
>>340
うわーい!雷光一閃土下座!!
ありがとうございます!

一応本編はここまでです。蛇足のよーなエピローグを後ほど投下予定。

北米版、英語少しでもOKのかたはようつべにGO!
エンディング見て、マジでAngelo(北米版ククール)が聖人に見えた。
ホントにワンダフル!っていうかちょっとバニーちゃん今すぐそこ代わって!!
ああもう最高だよ!外身も中身も!!
こんなsweetestな人には、メダル王女もエルフも竜神族も役不足だよ!
最強のナイスバディと性格と実力のゼシカ嬢しかありえないよ!!

・・・とゆーのを、かなり歪んだ形で表現したみたかっただけ、という。
orz
346名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/14(木) 23:01:46.77 ID:GyVnNHDx0
GJ!!!
北米版のネタってありそうでなかったからまた新鮮な萌えを味わえました!
後のエピローグのために全裸待機!w
347名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/15(金) 07:21:34.82 ID:7v02POP30
北米版プレイしたいなー
セリフもこっちベースじゃなくて北米版を忠実に翻訳して
348 ◆F5CMivbcwo :2011/04/15(金) 09:33:46.54 ID:YLrvleOh0
>>346
ありがとうございます!
しかし、読み返したら超矛盾が・・・
>>>333 はどーしたククール・・・
ホントすみません。メガンテ土下座。

>>347
個人的にはインターナショナル版希望です。
インターフェースやオケ版BGM、声は北米版を使って、セリフの窓表示を日本語訳で。
349最強の女(終):2011/04/15(金) 09:35:38.98 ID:YLrvleOh0
私はリーザス村に帰ってきた。
いつもの通り、ポルクやマルク、村の皆に手を振り、墓前の兄に、屋敷の母に挨拶する。
返ってくる挨拶や視線の中に、ほんの少しだけ畏怖の念が入っていることに私は気付いてた。
和解した母でさえ、時折私の視線に耐え切れず目をそらす。
自室に戻り一人になって、私はため息をついた。
・・・当たり前よね。戦って戦って、世界中の秘境を歩いた私は、強くなりすぎた。
ちょっと気を張っただけで、殺気と間違われそうな鋭さを感じるのかもしれない。
それでも、変わらず皆が私に良くしてくれた。
私が頑張っていれば、アルバート家の、リーザスやポルトリンクの未来は明るい。
・・・そういえば、あれから1週間以上たった。
彼は、ポルトリンクに子供たちを連れてきただろうか?
落ち着かなくなって、私は部屋の隅の宝箱に歩み寄り、膝をついた。
万が一に備え後の代に受け継がせようと、最後の戦いで身に着けていた物はそれぞれが持ち帰り、大切に保管することにしていた。
たまに、私はそれを仕舞った宝箱を開けて、思い出の品を眺めている。
神秘のビスチェ。黄金のティアラ。女神の盾。星ふる腕輪。
ひときわ存在感のあるグリンガムのムチ。彼がルーレットで稼ぎ、獲ってくれたんだった。
久々に手に取ると、すんなりなじんで、すぐにでも双竜打ちが放てそうだった。
懐かしいという感情はまだない。自然と闘志が湧き上がってくる感覚に、体が熱く震えた。
自分が何者かを思い出す。
そうよ。
私は世界最強の女。
果てしない空と海と大地を駆け抜け、暗黒神を打ち倒した、偉大なる賢者の末裔。
あの頃の悲しみ、苦しみ、恐ろしさに比べたら、これは何て小さな試練なの?
強くなった私と、強くなったククール。大丈夫、必ず何とかなる。
彼を手に入れよう。私からキスして、私だけにキスしてって言おう。
アルバート家を継いで、故郷をもっと良くしていこう。
彼の願いも叶えて、三角谷で多くの子供たちを助けよう。
今、私の中で、何一つ矛盾は無かった。すべて思い通りにしてみせる。
「まずはトロデーンに行って、風の帽子を借りなきゃね」
テンションが上がる。体が勝手に支度をはじめる。
私はもう勝利の笑みさえ浮かべて、未来へのドアを開けた。

Fin.
350名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/15(金) 12:35:10.31 ID:8NmiOc7c0
乙!
351名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/15(金) 19:14:48.75 ID:5g/ebjts0
SSGJ!!!
こういう切ないしっとりした感じもククゼシには似合いますねw
アホアホやイチャイチャなのも好きだけどこういうのも萌えます!
最後にハッピーエンドフラグが見えて良かったですw
352名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/15(金) 22:40:56.26 ID:FIgde0MO0
GJ!
二人の歯痒い距離感に萌えました(*´Д`)

ゼシカがククを手に入れる時のやりとりとかも見てみたい…w
353名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/15(金) 23:01:53.60 ID:3RMDuLrP0
素晴らしい!GJです!はじめて!?もっと書いてほしい

こんな強いゼシカはじめて見た…w強すぎて周囲に畏怖されるとかかわいそう…うう
だからこそククにはゼシカ、ゼシカにはククしかもう絶対的にダメな気がしますw
好き同士なのをお互いわかってるのに一緒になれないなんて切なすぎる
自身の幸福からいつもどこか逃げ気味なククもすごく「らしい」
なにげにバニーちゃん達がすごくいい
じんわり萌えました〜
354名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/16(土) 23:10:57.71 ID:PU8DL3Hn0
好きだけどこのまま別れるのじゃなくて、
やっぱドラクエはハッピーエンドじゃなきゃ
主人公とミー姫があそこまで王道突っ走ってくれたんだからw
ククさんも幸せになるべき
355名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/16(土) 23:14:48.60 ID:vXTrQEky0
強すぎるゼシカを守れるのは自分しかいないとククが気づいて
改めて騎士の誓いをたてる場面を想像した
でも今度はゼシカだけを守る騎士ではないよなあ…
ククは一体ゼシカの何になるんだろw
356名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/17(日) 23:07:50.81 ID:phPFJv2B0
「あのね、私は別に、私だけの騎士なんていらないの」
「ああ…」
「それに、沢山のものを抱えて、こぼれ落ちそうになっているあなたじゃ力不足だわ。自分の事は自分で、いくらでも守れるもの」
「ああ…そうだな。ゼシカは強いもんな」
「ええ、そうよ。私は強いの。ククール、あなたよりよっぽどね」
「それは知ってる。…本当に、ゼシカは俺がいなくても大丈夫だよな」
「何言ってるの。私がいらないのは私だけの騎士よ。…ククールはいなくちゃ駄目」
「え、」
「私みたいな強い女を相手にしてくれる男性、あなた以外にいるかしら?」
「それは…。……………いると思うよ」
「もう、人の身体じろじろ見ないでよ」
「いやぁ、つい」
「私ね、はっきり言って自分のプロポーションには自身があるわ。でも、それに寄ってくる男なんて私の方がお断りよ」
「俺はいいの?」
「ククールが惚れてくれたのは、私の身体じゃないでしょ」
「…まあ、ね」
「私が弱かったら、ククールがいなくても大丈夫だったわ」
「うーん。それって、俺は頼りにはされていなかったって事かな」
「頼りにしているわ。…誰よりも。でもね、騎士としてじゃない。私が頼りにしているのは、ククールという存在そのものなの」
「…なんか、それってすげえな…なんつーか、果てしない…」
「私は強いけど、でも弱い時は弱いのよ」
「…………そうだな」
「私は私の弱さをあなたにだけは見せられる。だから、ククールもククールの弱さを私に見せてほしい」
「はは…。俺はゼシカに、弱い部分見せっぱなしだった気がするけど」
「うん。だからこれからも…もっと、今まで以上に見せて…」
「…」
「四六時中傍にいて、私の盾になったり、私の事を甘やかしてくれたりする必要ないの。居る場所は別々でもいい」
「…」
「でも、時々一緒にいる時間があって、…抱きしめあったり…、キスしたりして…、また会う約束をしてって…それでいいの」
「………俺がそれだけじゃ満足できねえよ」
「どうすれば、ククールは満足するの?」
「一度手に入れたらお前を…ゼシカを離せなくなっちまう…」
「離さいないでよ」
「無理だよ」
「無理じゃない。私たち、なんだって乗り越えられる力があるわ。…二人でなら」
「状況が違う」
「違わないわ。言っとくけど、私は失うつもりはさらさらないからね。アルバート家も、あなたも」
「俺は、修道院を捨てられない」
「捨てなきゃいいじゃない。何で私か修道院の、どちらを取るかという風になってしまうのよ」
「…俺にはアルバート家を継げない」
「私たちの子供が継ぐわ」
「…っ」
「…今すぐには無理な話でもね。それまでは私が主としてちゃんとやっていける。
ククールはククール、私は私でそれぞれの道を歩くとして、それが交わることがないなんて、私達以外に誰が決めるの?」
「ゼシカ…」
「………ククールにも、私がいなくちゃ駄目でしょ?」
「──負けた。……ゼシカ、やっぱお前は最強の女だよ。…本気で、一生離してやらねーからな」
「うん…」
「弱くなるのは俺の腕の中だけにしろな」
「ククールも、もうキスするのは私だけにしてよね」
「ああ」





◆F5CMivbcwoさんのSSを読んで萌えて、思い浮かんだ後日的な会話小ネタを…
勝手にすみません
357名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/18(月) 00:37:46.07 ID:5dB2CiKb0
最強の女・ゼシカに続いて最強な人があちこちに・・・

お二方ともGJです!!

ククール・ゼシカ、お幸せにっ(涙)


358 ◆F5CMivbcwo :2011/04/18(月) 01:32:24.17 ID:wBDKJk680
み、みなさま・・・!
ありがとうございます!!
とゆーか、>>356 !?
萌え転がりました。
ああ、SS書いてみてホント良かったああぁ!
北米版8主専用技ドラゴンソウル土下座です!!!

自分でぶったぎっておいてアレですが、
>>305 から >>325 までの流れにカッとなって、描いてしまいました。
実は >>316 は自分の発言だったりしますが。
ttp://download2.getuploader.com/g/12%7Ckj/132/dq8wedding1.jpg
神絵師様には遠く及びませんが(汗)
コレのSSも書いてみたいかも・・・
とりあえず、しばらくテンションためますー
359名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/18(月) 17:33:25.08 ID:ZNmaH/yb0
>>358
可愛い!
ククールの雰囲気がすごく優しそうでいいなあw
ゼシカも美少女オーラ出まくってるw
並ぶだけで絵になる二人が、タキシードとウエディングでとなると最高すぎる(*´Д`)
GJ
360名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/18(月) 21:47:31.27 ID:vTndwRe30
>>358
SSだけじゃなくてイラストまで…!GJです
SS共々萌えさせて頂きましたw
361名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/18(月) 22:24:42.38 ID:MWXAk/Ol0
>>356
なんかハッピーエンドなのに切なくて泣けた
世界を救った代償というかなんというか…
何があっても生きていかなくちゃならないという現実と向き合う強いククゼシ素敵。GJ

>>358
すごい上手!ドレスがかわいい
ホントビジュアル的にもお似合いな2人だなぁ
式を挙げるまでと挙げた時の顛末をSSでぜひ読みたいです
幸せになれ
362名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/19(火) 22:29:57.02 ID:6zjYhfhr0
>>358
こりゃお互いに対面した時に見惚れ合ったなw
ククールとかゼシカのあまりの綺麗さに立ちくらみとかしたりしてw
ゼシカはククールの格好良さにぽーっと立ち尽くしたりw
それで(ああ、この人と本当に結婚するんだなあ)とお互いにうっとりしみじみ
363名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/19(火) 23:24:24.99 ID:DMeNTUiJ0
普段「あんな女」とか「あんな男」とか言ってるだけに
本音が周囲にダダ漏れてる時の2人って想像するだけでニヤけるわw

まぁククさんの「あんな女」発言は公式ではないですが…
絶対悔し紛れに言ってると思うなぁ
364名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/19(火) 23:54:25.65 ID:xVEeM9O70
悔し紛れにあんな女とか、可愛くねえーとか絶対言ったりしてるよねw
>ま、妙にするどいところがちょっとカンにさわるけどな。
ってガイドブックで言ってるしねw

レディには平等に優しく気障なククだからこそ、
ゼシカに対してのみのその悪態は「ツン」という名の究極の「デレ」だと思います
365名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/20(水) 22:12:04.91 ID:Qq+9KS120
>>363>>364
「あんな女」かぁ。半公式ですよねw

「しょーがねぇ奴」って暴走気味なゼシカの後を
ブツブツ言いながらついてくククが目に浮かんだ

それは強い敵でも、カジノでも、バーゲン会場でも、スイーツ屋でも
どこでも(妄想)当てはまってしまう自分が怖いです
366名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/20(水) 22:46:25.98 ID:hNWL/s+x0
ク「ゼシカ、君に似合いそうなジュエリーを見つけたんだ♪良かったらこれから一緒に店に行って…」
ゼ「ダメよ。私たち貧乏旅なのよ。お金が勿体無いじゃないの」
ク「カジノで大当たりしたんだよ。ジュエリーの1つくらい買っても…」
ゼ「いらない。それに、どーせ買ってくれるのなら戦闘に使える装備の方が嬉しいわ」キッパリ
ク「あっそう…」
ク(可愛くねえ…)

☆   ★   ☆

ク「ったく、また人助けかよ。エイトの奴お人好しにも程があるぜ。相手は男だし、たりーな…」
ゼ「くすくす」
ク「あ?なんだよゼシカ…」
ゼ「もー、ククールってば、あんた本当素直じゃないわね」
ク「はぁ?」
ゼ「そうやって格好付けてるけど、助ける気満々って顔に描いてあるもの」
ク「なっ…!」
ク(可愛くねえ…!)
 
☆   ★   ☆

ク「ゼシカ…何その格好」
ゼ「さっきエイトが錬金してくれたのよ♪」
ク「俺がこの間買ってきた服は一度も着てないのに?」
ゼ「だって、あの服戦闘向きじゃないし、守備力が下がっちゃうんですもの」
ク「お前、戦闘と守備力しか基準にしないのか?」
ゼ「当然でしょ。何のために旅していると思ってるのよ」
ク「はあ…なんつーか…」
ゼ「何よ」
ク「なんでもねーよ。フン」
ゼ「なあに?ククールの服着ないからって拗ねてるの?子供みたい」
ク「ああ?誰が子供だって?」
ゼ「そういうとこよ。何むくれてるのよ、カリスマが形無しよ。くすくす」
ク「…ほんと、かわいくねえ…!」
ゼ「どーせ可愛くないですよーだ。ごめんなさいねえ〜」
ク(可愛くねえ…!!)
ゼ「………エイトは戦闘のために防具としてこの服を用意してくれたの」
ク「へーへー俺と違って、気が利くリーダーですねー」ツーン
ゼ「そうね。でもククールは違うでしょ?」
ク「違いますねー」ツーン
ク(お前に似合いそうだから買ったんだよ…)
ゼ「だから、ククールが買ってくれた服は、ククールと二人きりの時に着るわ」ニッコリ
ク「え…」
ゼ「昼間に着て、戦闘で汚したくないもの…」モジ
ク「!!!!!!」


ク(か……………………可愛い…すぎる………………ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
367名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/20(水) 22:49:55.85 ID:Gn/dAad90
>>365
「しょーがねぇヤツ…」とため息つきながら(でも、まぁ、あーいうところが…)
とか思いかけてハッとして「だ、誰があんな女…」とひとり赤面してるんですねー

ていうか「しょうがないヤツ」→「でもそういうところが好き」→「…って誰があんなヤツ!」
て3コンボ、この人たちお互いにおんなじこと思ってそう
368名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/20(水) 23:02:32.82 ID:a7jGY4dv0
>>366
GJです!
そして重要なことを訊きますが、ゼシカに服を買うってことは、
そーゆー意味ですよね?!(←隠れ部屋的展開w)
どんな服買ったんだククw
ハァハァ
369名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/20(水) 23:15:28.63 ID:Qq+9KS120
な、なんちゅうラブ・スパイラル・・・!

ウブかエロかどっちかにしろーw
370名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/21(木) 14:38:42.82 ID:51uiMqiD0
ゼシカがいつものツインテールじゃなくて、お嬢さんらしいフローラみたいな
髪型と服装にしたらククさんはどんな反応するんだろ
371名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/21(木) 15:08:22.21 ID:Caqb5dYR0
あまり他のキャラ例に出さないで欲しい…
372名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/21(木) 15:12:05.53 ID:51uiMqiD0
え、何で?
お嬢さんらしい格好の例にフローラを出しただけなんだけど
まさか他キャラの名前を出す=他キャラsageてマンセーとか思ってるの?
373名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/21(木) 15:45:03.10 ID:yx2nKok90
フローラはともかく、そのうちツインテール以外の髪型には変えるでしょう。
ゲーム時は明らかにハイティーンだけど、20歳越えたら微妙だし。
ポニテだと、なんかYのバーバラとかVの商人っぽくなって変だな。
いきなりママみたいな貴婦人スタイルはないとして、
あの普段着に似合うヘアスタイルならやっぱりハーフアップかな?
374名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/21(木) 19:16:25.63 ID:Kwj7lIxz0
ミーティアとゼシカが衣装交換するみたいなネタ思い出した
誰みたいな髪型〜とかじゃなくて、普通にゼシカが髪下ろして
普段着ないような格好したらククはドキッとするだろうねw
初期だったらとりあえずベタ褒め、
中期だったら微妙にツンデレて素直に褒められない、
後期だったら…
375 ◆F5CMivbcwo :2011/04/21(木) 19:56:03.69 ID:yx2nKok90
またもや、微妙に流れをぶった切りで申し訳ないです。
>>325 あたりのコメントからネタをいただき、SSを投下させていただきます。
>>327 からの「最強の女」と、>>356さんの後日談をふまえています。
あと、>>362 さんのネタを後ほど使わせていただきたく・・・
よろしくお願いします。4身がったい土下座。
376二人の一番長い日/衣装編1:2011/04/21(木) 19:58:27.13 ID:yx2nKok90

「ね、ククール、どう?リボンがすっごく可愛いし、船の上でも動きやすそうなの!」
「却下。お前、『谷間と肩が見えるのは禁止』ってお袋さんから言われたの忘れたか!?」
むー。一生に一度のドレスぐらい、自分で気に入ったのが着たいのに〜!
ここはサザンビークのブティック。ミーティア姫のウエディングドレスも仕立てた名店だ。
最初は、母さんの着たドレスを仕立て直そうかと思ったんだけど、
姫様が紹介状を書いてくださって、最新流行の豪華な衣装を特別にレンタルすることになったの。
真っ先に試着したこのドレス。即答で却下されちゃったぁ。
ククールのバカッ。母さんじゃなくて私の味方してよ!
「じゃあ次。・・・。これならどう?フリルの袖になってるし、胸元だって」
「却下却下!ありえねぇ!なんだよそのスリット!生足出すな!オレの前だけにしろッ」
「バカー!」
店員さんがクスクス笑ってる。ちょっと恥ずかしくなって、私は次の衣装を手に取った。
「・・・これは?シックすぎるくらいだけど。私のスタイルはばっちり強調できるわよね」
「まぁ、そうだけど、試着して鏡見てみろよ。お前の身長だと合わないって」
実際着てみたら、悔しいけど彼の言うとおりだった。膝で絞って裾が広がるスカートが素敵だったけど、
もう少し背が高いか、かなりヒールのある靴を履かないとキレイに見えない。残念!
次々と試着して、結局店頭にあった20着ぜんぶに袖を通した頃には疲れ果ててしまった。
あーあ、ドレス選びって、一番楽しみにしてたはずだったんだけどなぁー。
一応、無難なドレスはあったんだけど。まぁボレロも可愛くてレースもいっぱいだけど。
ククールも、「おー合格」とは言ってくれたけど、一番似合うってわけじゃない。うーん。
私がまだ首をかしげてると、彼は腕組みしたまま歩いていって、最初のドレスを持った。
「ちょっと良いかな、そこの巻き毛がキレイなお姉さん?」
必殺・女たらしスマイル(みわくの眼差し?)を浮かべて店員さんを呼びつける。
二、三言ククールがささやくと、その女性は顔を赤くしながらドレスを持って奥へ行った。
「・・・何してるのよククール。こんなトコで、こんな時に、何考えてるのっっ」
「やきもちかよゼシカさーん。ちょっと待ってなって」
片目をつぶってみせた。いたずらっぽいふざけたカオも、いっぱい見てきたけど、
今日は本当に飾らなくて楽しそうで幸せそうで、旅の間にはあり得なかった、くつろいだ雰囲気。
もー、こんなニコニコ笑顔を見てたら、怒れないじゃない!
377二人の一番長い日/衣装編2:2011/04/21(木) 19:59:36.28 ID:yx2nKok90

しばらくして、お針子さんと一緒に店員さんが戻ってきた。私は促されて、彼女達と試着室に入る。
「ピンで仮留めしてるだけですから、なるべく動かないでくださいね」
慎重に着せてもらって鏡を見ると、自分でもびっくりした。
一番着たかった最初のドレス。シフォンの生地をピンで留めて、胸元にはフリルを、
肩から背中にかけてにはショールをつけたような感じにアレンジされてる。
・・・前よりさらに可愛くなったかもしれない。
試着室から出たら、彼が口笛を吹いてみせた。
「いいんじゃねえか?オレのセンスって最高だろ?」
素直に笑ってうなずいたら、ますます彼もニコニコした。嬉しすぎて言い返せそうにないわ!
「じゃ、決まりだな。合わせるヴェールと手袋はコレとコレな」
「お直しの手数料と合わせて、追加1500ゴールドいただきますが・・・」
「ふっ。楽勝だぜ。ちょっとスロット回して、はやてのリング獲って換えればすぐ」
爽やかな表情で断言して、彼は手付けのGを店員さんに渡した。
「ところでククールのは?私ばっかり着て、あなたのタキシードってまだじゃない?」
「お前がとっかえひっかえ試着してる間に決まったよ。当日楽しみにしとけ。完璧だからさ」
そんな自信満々なら、かえって見たかった気もするけど、おとなしく私は従った。
もう日も暮れかかってるし、重いドレスをたくさん着たせいか、お腹も空いてきたし。
契約の書類に二人でサインを済ませる。こういう瞬間にも、結婚するんだなーって、すごく幸せを感じるのよ!
彼も嬉しそうにサインを見て、それから私の手をとった。指を組み合わせてしっかりつなぐ。
「ちゃんと決まって良かったよ。本当は、オレもあれがイイと思ったんだ。すげー似合うしカワイイし」
なんか顔が近づいてくる。ちょっと、ここで何する気!?
「脱がせやすそうだしな♪」
みんな固まった。おかまいなしに、額に唇が下りてきた。

〜当日編につづく(多分)〜
378名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/21(木) 21:45:23.80 ID:fxlhsZoQ0
身悶えたwwww
ウエディングドレスとタキシードの試着をし合う結婚前の二人ってシチュいいよいいよー
当日編も楽しみにしてます!GJ!!
379名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/21(木) 21:47:25.36 ID:51uiMqiD0
なんだろう
スロットで大失敗してうわぁあああああああになってるククさんを受信した

まああの二人だからご祝儀ということで裏で操作して大当たり出させてくれそうだがw
380名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/21(木) 23:51:50.50 ID:MmRToIYZ0
かわいいよククゼシかわいいよおおお!!GJ!最高だよ!!ありがとー!
あああ幸せいっぱいなククさんがもうね…泣ける
店員になりたいと心底思ってしまったw

>>379
「ま、これくらいの当たりなら相当なんじゃない?お兄ちゃん」
「そうだな、これ以上は自力で頑張ってもらうとするか」
とか言って「おめでとさーん」と裏で投げやりに言ってる兄妹が容易に想像ついたw
381 ◆F5CMivbcwo :2011/04/22(金) 19:42:26.47 ID:Ix1+2khe0
コメントありがとうございます!
調子に乗って続編を投下させていただきます。
今回、語り手の都合上、主姫要素がほんの少しありますので、ダメなかたはスルーお願いします。
グランドクロス土下座!

>>379 >>380
コーヒー吹きましたww
382二人の一番長い日/当日編1:2011/04/22(金) 19:44:52.02 ID:Ix1+2khe0

あたたかい春風。
白い砂浜も、みどりの木々も、青々とした空も海も、お陽さまに照らされて柔らかくかがやいています。
風もごく穏やかで、わずかに潮のにおいが届いてきました。
なんて素敵な朝でしょう。
今日はミーティアとエイト、そしてお父さまの、大切なお友達の結婚式です。
最近のお父さまは、「早く孫の顔がみたい!」とおっしゃいますけど、
まだ赤ちゃんが授かっていなくて良かったと、ミーティアは思います。
だって、今日のお式はあの古代船で、海の上で行うそうですから。
ずっと楽しみにしていましたのに、おなかに赤ちゃんがいたら、トロデーンでわたくしだけお留守番になってしまいますものね?

古代船は、あの旅が終わってからはトロデーン王家の所有となりました。
特別なお船ですので、普通に使ったりすることはなく、ドッグでお手入れをされている状態でしたから、
アルバート家から貸出のお申し込みが来たときにもすぐに対応することができました。
でも、お父さまったら、ゼシカさんに対して「ワシが父親代わりになって、バージンロードを一緒に歩くんじゃっ!」
という条件を出して、ムリヤリ話を進めてしまいましたの。
お父さまが代父をなさるということなので、ミーティアやエイトにとっては、
ゼシカさんやその旦那様が親戚になるような気分で。本当はとっても嬉しいのですよ!

わたくしたちの他にも、ヤンガスさんにゲルダさん、リーザス村やポルトリンクの主だった方々、
三角谷の方々がいらしてますから、朝からここポルトリンクもとても賑わっています。
世界中でお知り合いになった、何人かの方もぜひ参列されたいとおっしゃったそうですが、
古代船の大きさにも限界があります。なので、特に親しい人々でのお祝いとなるそうです。
「さあエイト、お父さまも、皆さんにご挨拶に参りましょう!」
まずは定期船案内所のロビー。お式を執り行うため、お忍びでお越しの新法王様がいらっしゃいました。
近くには三角谷のエルフ女性に連れられて、大勢の子供たちがはしゃいでいます。
一応、彼ら孤児たちは、書類上トロデーン預かりの難民となっています。元気そうで何よりですわ。
法皇様や三角谷の方々と、お式の段取りについてお話をして、次は上の階の酒場に向かいます。
ヤンガスさんとゲルダさんがそこにいらして、一足早く祝杯をあげていました。
何でも、このポルトリンクでの取引がうまくいっているそうで、お二人ともとても上機嫌。
でも、今からそんなにお酒を召し上がったら、あとで船酔いしないんでしょうか?
わたくしたちが建物を出ると、新婦のお母さまでいらっしゃるアローザ・アルバート伯夫人が、
広場でご来客の対応に当たっておられます。今日一日、一番お忙しい方でしょうね。
わたくし達の姿を見るや、上品に歩みよって最敬礼の姿勢をおとりになりました。
こういった態度に慣れていないエイトが、あわてて頭を下げ返します。
さすがにお父さまは、国王にして代父らしい堂々とした態度のままでしたけれど。
ご挨拶のあと、今日の主役の居場所をお聞きすると、新婦は教会の一室で支度中、新郎は宿屋にいらっしゃるとのこと。
383二人の一番長い日/当日編2:2011/04/22(金) 19:47:16.04 ID:Ix1+2khe0

まずは宿屋に入ろうとしましたら、もう支度が終わったのか、ご本人が出ていらっしゃいました。
・・・ミーティア、みっともないことに、お口をポカーンと開けて立ちつくしてしまいました。
結婚式で一番綺麗なのは花嫁さんと言いますが、・・・もしかしたら今日は例外かもしれません。
黒一色の正装は、長身が引き立つ細身のシルエットに丈が長めのコート。深紅の薔薇のブートニア。同じ色のアスコットタイ。
旅のころよりさらに丁寧に整え結わえられた、月の光のような銀糸の髪。
長い睫毛に縁取られたサファイアの瞳には落ち着きと優しさが増して、まさに魅惑のまなざし。
最初にお仲間になられた時から、大変お美しい容姿だと思いましたけれど、ここまでとは!
どんな物語や絵本の王子様より、麗しい貴公子がそこに現れたのです。
ぼうっとしていましたら、お父さまに優雅に挨拶された後、ミーティアの手をとって恭順の口付けをしようとなさいます。
「・・・!こらッ!ククール!みんな呆然としてたからって、こんな日まで何してんのさ!!」
エイトの怒ったような声で、ミーティアもやっと自分を取り戻しました。きっと顔は真っ赤です。
ククールさんはいたずらっぽく笑って、エイトがわたくしから引きはがした手を握りなおしました。
エイトも笑って、「あとで覚悟しなよ」と言いながら握手をかえしました。
彼らとヤンガスさん、ゼシカさんとは、最高の仲間であり親友です。
そして、ミーティアとエイトの背中を押してくれた、恩のある仲人でもあります。
今まで大変なことばかりでしたが、この日を迎えることができて本当に良かった!
お祝いの言葉を述べたあと、ミーティア一人でゼシカさんに会いにいきたいと言いました。
もちろん、エイトやお父さま、当然ククールさんも花嫁姿を見に行きたいとおっしゃいますが。
「・・・多分今ごろは、着替えと髪結いが終わってお化粧の最中ではないかしら。
花嫁のお支度は、花婿の3倍はかかりますもの。
ミーティアが様子を見てからお呼びしますから、教会の入り口でお待ちくださいな」
384二人の一番長い日/当日編3:2011/04/22(金) 19:51:50.57 ID:Ix1+2khe0

控え室にはいったミーティアは、お化粧が終わりかけのゼシカさんを見た瞬間、
またもやお口をポカーンと開けて見惚れてしまいました。
お衣装は肩や胸元がシフォンでおおわれ、後ろのトレーンも短くて控えめなデザイン。
胸下のリボンがかわいらしくも、わたくしにとって羨ましい部分を強調しています。
健康的なおいろけと、妖精のような愛らしさを十分に両立させた、同性が見てもときめくようなその姿。
ああ、なんて絵になるお二人なのかしら。
もちろん、世界で最高のカップルはわたくしとエイトだと思いますけど、
ゼシカさんとククールさんは、お似合いの美男美女という意味では一番かもしれませんわ!
慌てたようすで、花嫁さんと付き添いのシスターが立ち上がりました。
「お邪魔してしまってごめんなさい。ゼシカさん、このたびは本当におめでとうございます。どうぞお支度を続けていらして」
「ミーティア姫!ありがとうございます!もうすぐ支度できますから」
シスターもにっこり笑って、「アローザ様をお呼びします」と外に出ていかれました。
この大陸では、最後の仕上げに母親が紅を塗り、父親がヴェールを下ろすのが一般的ですから、きっとそのためでしょう。
「お天気が良くて、何よりですね。ミーティアは古代船でのお式が本当に楽しみでしたの」
「ポルトリンクでは、船上結婚式はそんなに珍しくないの。当日天候が荒れた時は、
定期船乗り場のロビーを代わりの会場にすることが多いんですけどね」
心から幸せそうなゼシカさん。ブーケの薔薇のような、艶やかで華やかな笑顔です。
お話していたら、扉がノックされてアローザ夫人が入ってこられました。
「では、わたくし、エイトやお父さま、花婿さんを呼んで参りますね」
お二人に会釈をして、出口に向かいながら、ミーティアは予想します。
きっと、ククールさんもゼシカさんも、お互いを見るなり見惚れあってしまうに違いないですわ。お口をぽかーんと開けて!
その瞬間を見るのも、そこから先のことも、何もかもが楽しみで仕方ありません。
素晴らしい一日は、これからはじまるのですから!


〜挙式編につづく〜

385名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/22(金) 21:27:21.22 ID:vejFRqjI0
連日萌えるSSを投下して下さりありがとうございます(*´Д`)

挙式編もあるのかw
楽しみすぎるw
GJです!!
386名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/22(金) 23:18:22.73 ID:wZgX4mY70
GJGJ!!
ミーティア視点から見た二人ってのも面白いなw
挙式編も全裸待機してます
387名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/22(金) 23:23:06.95 ID:qb6FthlA0
ミー姫が語るんでより癒されます〜
もうお互い周りが恥ずかしくなるくらい見惚れ合っちゃばいいよ!
挙式編っていうか対面編が楽しみです!

幸せになれよ!
388名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/22(金) 23:39:18.49 ID:JPbIrJl60
GJ!

しかしククールがサファイアならゼシカはルビーだよなぁなんて思ったり
そんな所でも対になるのかよこのバカッポーなんて思ったり
389名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/23(土) 09:13:32.01 ID:raH8pfL70
萌えますた・・・
ピンクタイフーンGJ!w
390 ◆F5CMivbcwo :2011/04/23(土) 22:23:34.00 ID:FyXaI9OM0
>>385 >>386 >>388 >>389
ありがとうございます!
萌え尽きるまでやらせていただいて良いでしょうか・・・?
他の職人様がたをジャマしてないか、心配になってきました。
>>387
えーと、すみません、対面編をぶっとばして挙式編ができつつあります(汗)

おわびにネタ絵を落書きしましたので、よろしければお納めくださいませ。
ttp://download1.getuploader.com/g/12%7Ckj/133/dq8wedding2.jpg
ジェットキラーアタック土下座!!
391名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/23(土) 22:49:50.47 ID:6jCWVDmL0
>>390
可愛いなwwGJ!!
お互いに見惚れて固まるカップルいい!!
392名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/23(土) 23:15:54.59 ID:2FQhabu30
カワイイw
多分このまま数十秒かたまったままで、周りからオイオイとツッコミが入るんだろうなw
絵もお上手でククゼシ萌えが充電されっぱなしです!
はぁ萌える
393名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/24(日) 14:01:30.64 ID:wfnd7ptt0
>>390
可愛すぎる…!
頬を染めハートを飛ばしながらも表情は落ち着いた感じのククールと、
反対に口を開けて驚き全開のゼシカの対比がツボするw
SSとイラストと、両方共それぞれに萌えるのにセットで味わえるなんて幸せですwGJ

こちらもSSを書いたので投下させたもらいます。
上の方のククールはゼシカに可愛くねえとか言ってそうという話から膨らんだものなのですが、
スレでのネタでの雰囲気とは180°違うものとなってしまいました。
◆F5CMivbcwoさんの挙式編が残っているのに間に入ってしまう形になってすみません。
結構うだうだ暗い話なので、これの後にハッピーエンドな挙式編を読ませて頂きたいと思っておりますw
394Distanc1:2011/04/24(日) 14:06:46.96 ID:wfnd7ptt0
「はぁ…」
今ので何度目の溜息となるのだろう。
“溜息の数だけ幸せが逃げていく”なんて話を昔どこかで聞いたような気がする。
だったら、それによって私の元から逃げて入った幸せはどのくらいの質量になるのかしら。
思えば、あいつとぶつかり合った後はいつも、暫くこんな感じだ。
今まで母さん以外に私と本気で口喧嘩する人なんていなかった。
故人となってしまった兄は、いつも私に甘くて、怒鳴りつけられた事なんて記憶にない。
対してあいつときたら…。

今日は出発できそうにないから、1日自由時間にしようとエイトが提案したのは朝の事だった。
街の外に出かけて行ったエイトとヤンガスを見送り、私は暫く宿の周辺の店屋をふらついていた。
だけど1人だと何を見ても味気なくて、結局今はこうして宿屋で大人しくしている。
椅子の上でぼんやりしていると、嫌でも考えてしまうのはあいつの事。
隣の部屋で、今もまだ寝ているであろう銀髪の騎士。

『うるせえな!』
『おせっかい』
『もーいいから俺の事は放っとてくれ!』

昨日酒場で言われた台詞。1つ1つが頭の中で反芻される。
「ククールのバカ…」
虚しい呟きの言葉がまた溜息に変わる。
散々気障な言葉で、出会い頭から私を口説いていたくせに。

ちょっとした言い合いで、「可愛くねえ女だな」って言われた事は何度とある。
他の女の子に対しては絶対に言わないのにね。
それはククールが私を、仲間として、一応対等な存在という風に扱っている証なのかもしれない。
そう思うと嬉しさもある反面…、彼にとって自分は女の子ではないという事を痛感する。
仲間としての距離が近づけば近づく程、彼の中からレディである私が遠ざかっていく。

そして、仲間としての距離ですら時々こうやって脅かされる。
衝突するといとも簡単に突き放されて、彼に向けて伸ばした手は跳ね除けられて宙を彷徨う。
片時も離れずに傍にいる──なんて、気障な口説き文句を信じた訳ではなかった。
だけど気づけばいつも傍にいたから。
だからこそ。
この縮まらない距離が苦い。

…あの状態のククールに説教してしまった私が悪いのだろうか。
でも………。

お酒を浴びるように飲み、誰から見ても立派な泥酔状態となっていた彼は、
寄ってくる女の子達全員をその場で相手にし、まるで握手をするかのようにキスを交わしていった。
甲高い声できゃあきゃあ喜びながら、「次は私の番よ」と代わる代わるククールの首に腕を絡ませていくバニー達。
ただでさえアルコール漬けになっていたその身体に、
さらに度数の高いお酒を入れようとするのを見て、思わずそこに割って入っていった。
それから複数の女の子と一悶着があって、私の方を見ようとしないククールの顔を、強引にこちらに向けた。

腹違いの兄に否定された直後の彼は、氷のように冷たい瞳をしていて…。
まるでそこに映すもの全てを、敵視しているようだった。

私と目があうと心底鬱陶しそうに潜められた眉。
始めは刺のある言葉で私を拒絶するだけだったものはすぐに怒鳴り声に変わった。
その後すぐに酔い潰れた彼を半ば引きずるようにして、なんとか宿屋まで連れて帰った。
エイト達にはただ飲み過ぎてしまっただけと伝えた。
395Distanc2:2011/04/24(日) 14:08:42.28 ID:wfnd7ptt0

心配される事さえも、ああなったククールからしてみれば疎ましかったのかもしれない。
だけどマルチェロの事で苦しみ、自暴自棄になっているククールをあれ以上見ていたくなかった。
これは私の我侭なのかな…。
どうすれば、闇の中に沈んでいく彼を浮上させられるのだろうか。
椅子から立って彼が居る方角に身体を向けると、自然に言葉が溢れる。

「本当は繊細で、弱虫のくせに……一人で抱え込まないでよ…」

大体、どうしていつも、傷を癒す手段がさらに自分を傷つけるものなのよ!
直接には云えられなかった想いが痛みに変わり、じくじくと滲み出す。

夕べ寝る前に覗いたククールの顔は、お酒による熱が抜けて少し青白かった。

いつもそれこそ盾になって私を守ってくれるククール。
私だけの…ではないけれど、約束通り、十二分に騎士の役目を果たしてくれている。
守ってくれるのに、肝心な時には強大な壁を築きあげ、絶対に私を傍に置いてくれない。

ククールの中で私は今、ただの仲間?
前みたいに口説きたいという気持ちはもう全くないの…?
私を女性として扱おうとするククールを最初に拒否したのは私の方だった。
でももし今──女性としての私を、ククールに求められたら…。
こんな事…考えても仕方がない。

彼が女の人が大好きなのは知っている。
それはけしてただいやらしい事だけが目的ではなくて、紛らわせたいものが多くあるという事も分かっている。
嫉妬していないといえば嘘だ。
本当は、不特定多数の女の人に対してああいう事はしてほしくない。
けど、こんなのはただの彼を縛りつける独占欲でしかない。

ククールの負担になりたい訳じゃない。
ただ、ククールの力になりたい。
白い壁にそっと手を置く。
これの向こうに、ククールが寝ている。
…こんなに近くにいるのにこんなにも遠い。
この壁はまるで、私と彼の心を隔てる壁のよう。

ねえ、私が杖の呪縛から開放された時に、ククールだけ私から離れた位置にいたよね。
エイトやヤンガス達が心配そうに私を覗き込む中、ククールは険しい顔で壁に寄りかかっていた。
私はククールの気持ちが見えなくて、不安で…本当はあの場で泣き出したい気持ちに駆られてたんだよ。
でもその後のククールの言葉に、今度は別の種類の感情で泣きたくなった。

『そう落ち込むなよ。結果はあくまで結果だからな。
 あえて悪く解釈する必要はないぜ。
 その暗黒神とかってのをちょっとずつ追い込んでるんだって
 今はそう思っておきゃあいいさ。』

さらりと放たれた言葉が、どれだけ私の心を救ってくれたか、ククールは知ってる?

396Distanc3:2011/04/24(日) 14:09:37.23 ID:wfnd7ptt0
皆目覚めた私にすごく気を使ってくれたけど、墜ちていく私に気づいたのはあなただけだった。
他の誰でもないククールが気ついてくれた事。
表面的な私ではなく、私の中身のことを心配してくれた事。
それがどれだけ嬉しかったか。

私が杖に心を支配されてしまったのは私が弱かったから。
そして…私の中にも闇があったから。
私のせいで傷ついた人がいて、助けられなかった命があって…。
どんどん悪い方へ悪いほうへと墜落していこうとしていた私を掴まえて、引き上げてくれたのはククール。

結果は結果。
少しずつ前に進んでいる。
だから堕ちていくな。

ここにいろ。
一緒に闘え。傍にいるから。
私を見据える蒼い瞳がそう諭していた。

また守ってくれた。そう思った。
肉体だけではなく、心までもを。

「ククール………好きよ…」

壁越しの告白は、目の前の無機質な白に吸い込まれてただ空虚なだけだった。

今は彼の重荷にしかならないであろう一方通行な気持ち。
もしかしたら永遠に本人に告げる時は訪れないのかもしれない。
ククールが望むことを私は何もしてあげられない。
そもそもククールは、私に何も望んでいないのではないだろうか。
それでもククールに返したい。

私にも守らせて。
あなたの心を守らせて。
この想いだけが壁を貫いて彼にまで届けばいいのに。

…そろそろ目覚めたかな…?
夕べあんな風に悪酔いしていたククールが、起きたら相当具合悪くなっているに違いない。
そうしたら看病しなくちゃ。

あと少し、あと少しだけ…。
もう少し悶々と考えたら、気持ちに整理をつけて、彼の様子を見に行こう。
隣の部屋に。


------


ゼシカ視点.終
397Husk1 (Distancの続き):2011/04/24(日) 14:12:01.74 ID:wfnd7ptt0
目が覚めたら、既に一泊している宿屋のベットの上にいた。
割れるように痛む頭と全身を襲う気だるさに、起き上がる事もできない。
酒場にいた事は覚えている。
…が、いつの間に宿に戻ってきたのだろう。

気持ち悪ィ。
今は朝か?昼か?
暗くねーから夜ではないのは確かだ。
酒場でどんくらい飲んだっけ?
ほとんど思い出せねえ。

腕に寄りかかってきた熱や、自分の首や頭を抱え込む腕の感触、誰かの唇が俺のそれと何度も合わさった事。
それは何となく記憶している。

その後酔いつぶれた俺を、誰かがここまで…?それとも自分で歩いて…?
あー…駄目だ、考えるのも疲れる…。

1つだけ確かなのは、こんな状態の俺を連れて出発というのは無理な話で、
エイト達はまた今日もこの街に滞在せざるを得ないだろう、って事だけだ。
やっちまった。
…皆にどう謝罪するかな…。

『ああそうだった。規律違反のあまりの多さに修道院を追い出されたククール。
 たしか……そう。そんな名前だったかな?』

一瞬の罪悪感の後、冷たい笑みを浮かべた奴の顔が頭に過ぎった。

ああ…、あいつに存在を否定される事は慣れてるよ…。
今に始まった事じゃない。
何で今更…。

感傷に浸りかけると頭痛が激しさを増し耳鳴りがして、意識がそこから離れていく。
まるで頭の中で地割れが起こっているようだった。
少しでも動いたら吐き気までしてきそうだ。
酒飲んどいて良かった…。こんだけ調子がやばいと、余計な事考えないで済む…。
そんな風に思う事でエイト達への詫言も一緒に消えていった。
握りしめたシーツが手の汗で湿っている事だけ、強く意識に張り付いた。


---------------------------------------------------------------------------------
398Husk2:2011/04/24(日) 14:17:09.23 ID:wfnd7ptt0
扉を軽く叩く音に再び目を開ける。
あれからまた眠りに落ちたためか、頭の痛みは幾分か和らいでいた。
ただ相変わらず全身を包む怠さに、ノックに返事をする気分にもなれなかった。
黙っていると、暫く間を置いてから静かにドアが開いた。

「ククール…?」

声を聞いた瞬間、心臓がぎくりと跳ね上がった。
そして浮かび上がるのはさっきはまるで思い出さなかった酒場での光景。
眉根を寄せて必死に訴えかけてくる顔。

「寝てるの…?」

見ての通りだ。分かるだろ。俺は寝てるんだ。だから帰ってくれ。
途端に頭の中を駆け巡る悪態の言葉。
それのどれも口にする事はなく、寝息を立てる演技を続けた。
ゆっくり近づいてくる気配に否が応なしに全身の神経が集中してしまう。

来るなよ。
俺が酒場で言った事、覚えていないのか?

『うるせえな!』
『おせっかい』
『もーいいから俺の事は放っとてくれ!』

こう怒鳴りつけた時、唇をきゅっと噛んだあの表情が蘇る。
くやしそうな顔をしているとしか、その時は思わなかった。
だが、今思えば──。

「良かった…。顔色、少しよくなってる…」

すぐ傍で止まった足音と同時に降ってきた言葉に、今度は頭ではなく胸がちくっと痛みが走る。

…なんでだよ…。
俺の事なんか、心配する必要ないのに。

甘い香りが鼻をよぎった。
それから額にふわりと触れた感触が、掌である事に気づくのに、どうしてだか時間がかかった。
女の手の感触なんて、今更新鮮に思うようなものでもない。
なのに何故。
俺の心臓はこう、煩くなろうとしているんだ。
様子からして熱を測っていたようで、頭上でほうっと息をついたのが分かった。
手が離れていく。

そうだ。
もういいだろう。
俺は寝ているし、顔色も良くなったようだし、熱もない。
確認が済んだんだから、早く部屋から出て行けよ。
そう念じた時だった。

────!!

予想だにしない手の動きに肩が跳ねそうになる。
…我ながらよく持ちこたえた思う。
399Husk3:2011/04/24(日) 14:26:42.71 ID:wfnd7ptt0
髪を、こんな風に撫でられたのはいつ以来だろうか。
修道院に来るよりもずっと前の事だったかもしれない。
夜を共にした女がこの髪に触れる事は何度かあったが、それとは明らかに違う。
優しく髪を流れていくそれは、まるで子を慈しむ母のようだった。

「ククール…早く、元気になってね…」

なんでお前はいつもそうやって…。
ナチュラルに与えてくれるんだ。
誰も──あいつが…、俺にくれなかったものを。

俺は、あいつの事でやさぐれて、酒に逃げて、女に逃げて、近づいてくるお前を鬱陶しがって邪険にして…。
この部屋に訪れるまで別の事で頭がいっぱいで、傷つけたお前の事なんか考えちゃいなかった。
こんなものを与えてもらえる価値なんてないのに…。

「いつも守ってくれてありがとう…。今度は、私にも守らせて…」

囁くような声の後に、遠ざかる足音。
そしてドアが閉まり、部屋に静寂が戻ってくる。
頭の中はさっきよりもずっとぐちゃぐちゃだった。

どうして、酷い事を言った俺なんかを。
どうして、メリットもない俺なんかを。
どうして、無条件に俺なんかを。
お前に悲しい顔をさせた、俺を。
渦巻く疑問は全部彼女に対してのもの。

俺はこれからも何かある度に酒と女に逃げるだろう。
でなければ───…お前は知らないだろ?
俺の中にある本当の狂気を。
何度もその細い腰を抱き寄せ、豊満な胸元に吸いつき、強引に俺の中に取り込む瞬間を思い描いた。
ぎりぎりで押しとどめ破られずにいた殻の中身は…獣だ。
多くの女をこの腕に抱きながら、頭の中では幾度とその無垢な白い身体を汚してきた。
笑っちゃうだろ?
騎士になるとか言っといて。

どんなに傷つけても、疑いもせずにまた近づいてきて、俺に送られる太陽のような笑顔。
それを曇らせてしまう術しか俺は知らない。
守られていたのは俺の方だ。いつも、いつも…。

彼女が俺に向けてくるものはどこまでも純粋で、俺のように穢れてはいない。
だから俺は、彼女をこれ以上俺の内に踏み込ませる訳にはいかない。

「ゼシカ…ごめん…」

熱くなりかけた目頭を抑えて堪えるのに精一杯で、まだ当分起きられそうになかった。


------

ククール視点.終



とりあえずこれで終わりです。
救いのない展開&割り込み投下失礼しました。
これでも一応その後月日を経て>>390のイラストのような感じになるであろうというのが前提です。
400名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/24(日) 20:08:08.87 ID:BebQfLm80
>>390
SSも絵もどっちもいけるなんて凄い!
ククゼシどちらの表情も萌えるw

>>393
ラブラブイチャイチャな話も好きだけど
こうハッピーエンド前提のダークな話も萌えますw

職人さん方GJ!!
401名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/24(日) 23:22:24.59 ID:eyFT0fma0
>>390>>393
萌えた(;´Д`)!!!
甘甘ククゼシと切ないククゼシどっちもたまらんw
gjです!
402名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/25(月) 15:06:22.51 ID:iRCOmpjp0
ダブルでよいものを見せていただきました〜GJGJ!!
ホントこの2人はどんな話もしっくりいくなぁw

>>393
ククさん獣になっちゃえばいいのにwそんで延々と悶々としてるククさんをずっと見てたいです
ゼシカはひたすら乙女
403名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/25(月) 23:28:53.68 ID:W9nww1IH0
ククゼシ可愛いよククゼシ
404名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/26(火) 23:24:16.25 ID:6IL0zHyF0
ククールが不意打ちでゼシカにキスとかかましたらどうなるのだろうか
405名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/26(火) 23:28:03.19 ID:iS8VoRBh0
成層圏を突き破るかなー
406名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/27(水) 00:06:02.68 ID:NMg0FAle0
>>404
ムービー撮って保存する
407名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/27(水) 01:10:39.99 ID:a/gzEAVPO
メラゾーマかなあ。

真面目に、結構ククへの好感度上がってる終盤でも
照れ隠しだったり恥ずかしさのあまりのパニクりで
考えるより先に燃やしそうだ。
408二人の一番長い日/挙式編1:2011/04/27(水) 11:14:22.38 ID:rBpjx9pq0

日が高くなってきた。古代船に向かって歩くと、水面にあたる陽光が眩しく照り返す。
今日の海は穏やかだ。この晴天も、オレの日ごろの行いの賜物ってやつだよな。
とはいえ念のため、挙式が終わるまで古代船は港に停泊させたままだ。
出航後に、同じ甲板で立食パーティをやることになっていた。

参列者が全員乗って甲板に並んだところで、オレも乗船する。
小さめの拍手で迎えられ、アローザさんが深く頭を下げる。オレも最上級の礼を返した。
舳先近くまで歩いて祭司の前に立つ。ニノの後ろには、儀仗兵よろしく2名の騎士団員。
かつては、オレも職業柄数々の儀式をこなしてきた。でもさすがに、今日は特別。
少々緊張してきて、姿勢を正そうと肩に力を入れたら、後方から「げーすげすげす」と笑い声が耳に入った。
ヤンガス、もう飲んでるな。しかもそのカッコはなんだ。
ギガントアーマーに猛牛ヘルムに大親分の盾!普段着以下じゃねえか。エイトも兄貴分なんだからツッコめよっ。
一気に全身の力が抜けた。
・・・まーいいか。お偉いさんといえばニノとトロデ王ぐらいだ。格式ばったガチガチの教会式じゃねえし。
万が一魔物が出たら、アイツにおどかしてもらえばいい。

遠く教会から、正午を告げる鐘の音が響く。式がはじまる合図だ。
タラップのほうを向くと、ゼシカのお袋さんのほうが先に目に入ってきた。
ハンカチを口元に、紅い目をさらに腫らして、嗚咽をこらえて気丈に立つ姿が。
・・・どんな小言よりも、オレにとってはプレッシャーだ。
そりゃ泣くよな。当然だよ。夫と息子に先立たれ、ゼシカがただひとりの肉親なのだから。

花嫁は拍手に包まれながら、ゆっくり甲板に上がってくる。ヴェールでよく顔が見えない。
(ほんとうに、ゼシカが、オレといっしょに、なるんだろうか)
あまりに実感が沸かなくて、彼女が美しすぎて、一気に頭の中は真っ白になった。
この後オレは、どうするんだったっけ・・・?
トロデ王と共に、花嫁はオレの元へと近づいてくる。
代父役のおっさんが、ゼシカの手を離して、アローザさんの隣に立った。
やっと思い直して、彼女の手を取り、オレの腕を抱えるよう導いた。ニノと向き合うような形に動く。
ゼシカの横顔をそっと見る。緊張のためか唇は硬く結ばれていたけれど、目は笑っていた。
オレも同じ表情(カオ)をしているのかもしれないな。
409二人の一番長い日/挙式編2:2011/04/27(水) 11:15:21.58 ID:rBpjx9pq0

ささやかな式典は、短い祝祷からはじまった。皆が十字を切り、頭を垂れて祈りを捧げる。
略式だから、次はもう誓約の儀だ。彼女と向かい合って、薄いヴェール越しに見つめあう。
「汝ククール、かつて神に仕えし者よ。例え女神の慈悲を失い煉獄に繋がれたとしても、
汝が伴侶を愛し、忠誠を貫き、これを守らんことを。汝が幼子らに誓えるか否か」
聞いたことがない誓言。そういえば、エイトの時もアドリブだらけだって聞いた気がする。
「・・・誓います」
「汝ゼシカ、志強き賢者の末裔よ。例え悪しき力に囚われ光を失ったとしても、
汝が伴侶を愛し、誠実を貫き、これを救わんことを。失われし魂に誓えるか否か」
故郷に眠る彼女の兄。オディロ院長。目の前で助けられなかった人々。
答えを返した彼女の声は真っ直ぐだった。

一番年長の孤児が、リングピローを掲げて持ってくる。
揃いのスーパーリング。旅の間に使っていた物を、そのまま結婚指輪にすることに決めていた。
小さい方を彼女の指に嵌めようとして・・・順番間違えた。自分の手がビミョーに震えてるのに気付く。
他の人間には聞こえない大きさで、花嫁が「大丈夫よ」とか囁いてきた。
やべー。オレめちゃくちゃ緊張してるじゃん。カッコわりぃ。
少々焦りながら互いの手袋を外す。初対面の時は断然スマートに渡せたのにな。
あの時は、こんな日が来るなんて、サッパリ思いもしなかったよ。
何とか薬指の付け根まで通すと、彼女はゆっくりとオレの手を取り直した。
ふと、聖堂騎士団の指輪を与えられた時の儀式を思い出す。
今日からは、彼女に授けられるこの指輪こそが、命ある限りオレを縛りつづけるだろう。
410二人の一番長い日/挙式編3:2011/04/27(水) 11:16:39.45 ID:rBpjx9pq0

ニノの合図を受け、彼女のヴェールを丁寧に上げる。
純白の衣装と繊細なヴェールに包まれた、愛しい顔が目の前にある。
ゼシカ。
最強の女。かけがえのない仲間。自分にとっての救い。守りたい相手。・・・最愛の女性。
オレの妻となるひと。

永遠の愛を、今この瞬間に誓える喜びを。
潤んだ瞳を閉じて、オレを待つその表情を。
触れるぬくもりを。降り注ぐ陽の光を。この潮騒を。
彼女の頬を流れてオレの頬に伝わる、あたたかい涙も。何もかも。
人生で一度きりの、最高のキス。一生、忘れたりなんかしない。
411二人の一番長い日/挙式編4:2011/04/27(水) 11:17:28.85 ID:rBpjx9pq0

優しく、長く、感動を確かめるように、唇を重ねつづけていると、
あの月影のハープを思い起こす、柔らかくも瑞々しい旋律が耳に入ってきた。
――― いつくしみふかき ははなるめがみよ ―――
ミーティア姫の玲瓏な声で謡われているそれは、誰もが知る賛美歌。
人が生まれた時、結ばれる時、召された時、新たな年を、実りを迎える時に。
いつでも耳にし、唇に乗せる、元聖堂騎士のオレには飽き飽きするほど慣れ親しんだ曲だ。
・・・修道院では、兄貴やオディロ院長とも、何度となく歌った曲だ。
2フレーズ目で、すぐそばの、新郎の家族席から幼い声の輪が加わった。
さすがにゼシカの唇を開放して振り返ると、得意げに声を張り上げるガキ共と目が合った。
しばらく前に、お手本に歌わされたことがあったが・・・おめーらいつ練習してたんだ。
次のフレーズに入ると、背後から大声量のバリトンが飛んできた。ニノに騎士団員!
1番が終わる頃には、エイトやヤンガスほか、参列者ほぼ全員が加わっていた。
ゼシカはもう顔を真っ赤にしてボロボロに泣いてる。オレも・・・コレにはやられた。
目頭が熱くなってくる。でも新郎の義務として、彼女の頬にハンカチを当てるのは忘れない。
2番。自分の頬にも一筋だけ流れたモノを、今だけ気にしないことに決めた。
旅の間でこそ披露しなかったが、オレ様のテノールは吟遊詩人並みにスバラシイ。
下腹に力を入れて声を出す。聞かせてやろうじゃねえか。
彼女に向かって歌う。これまでの人生で一番、感謝を祈りを込めて。
ラストの3番になって、大泣きしたままのゼシカが、震えた声で歌いはじめた。
彼女の指がのびて、オレの目尻をそっと拭う。
波の音だけを伴奏に、どんなミサでの聖歌よりも美しい音楽が響き渡っていく。
412二人の一番長い日/挙式編5:2011/04/27(水) 11:20:06.78 ID:rBpjx9pq0

教会の鐘のかわりに拍手と指笛、たくさんの祝福の言葉で式が締めくくられた。
オレとゼシカは、出航からパーティの準備の間は船室で一旦待つことになった。
自分はともかく、泣きっぱなしだったゼシカは化粧を直さねえとな。
二人で通路を歩く。控え室の前で、ふと彼女が腕を抱く手に力をこめた。
役割を終えたヴェールを外してやりながら、花嫁の額に口付けを落とす。
「私たち、すごく幸せね」
「うん」
「ククール、・・・私、世界を守れて良かった」
「うん」
「あなたに出会えて、本当に良かった」
「・・・うん」
オレもだよ。ゼシカに、皆に出会えて良かった。
これまでの不運や試練や回り道も、全てはこの幸福のために。
「オレはさ、ゼシカ。きっと、今日という日のために、生まれてきたんだ」


〜パーティ編(蛇足的エピローグ)につづく〜


※賛美歌は、有名な312番(童謡・星の世界と同じ旋律)のイメージです。
413 ◆F5CMivbcwo :2011/04/27(水) 11:41:30.14 ID:rBpjx9pq0
連休前に間に合った〜。
たくさんのGJをいただき、本当にありがとうございます!
おかげさまでずっとSHTです。北米版ならスーパー○イヤ人状態。
マダンテ土下座!!

パーティ編はGW明けに投下させていただきたいと思います。
あと、次に書きたいSS、プロットだけ思いついたのが2つあるんですが・・・
どちらを書くべきか迷い中です。宜しければリクエストくださいませ。

>>366 >>404 からアイデアをいただき、
「可愛くない」逆Ver.と不意打ちキスを詰め込んだモノ
仮題「カリスマの仮面」

>>370 からアイデアをいただき、
こちらも髪型ネタ逆Ver. かつ戦闘シーンあり。
仮題「髪と祝福の杖」
414名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/27(水) 18:52:44.92 ID:rdAiB2oz0
GJ!!
エピローグもあるのかwそれも楽しみに待ってます!
式の合間もラブラブなククゼシたまらんw

>>413のリクエストは迷うけど
「可愛くない」逆Ver.と不意打ちキス に一票ですw
415名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/27(水) 20:53:17.65 ID:Aapw09NC0
>>408
ククールが不幸体質な分この二人が心から幸せそうな話を見ると萌えながらも何かほっとしますw
素敵なSSありがとう!パーティ編楽しみにしてます
リクエストは自分も不意打ちキスでw
416名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/27(水) 23:06:16.51 ID:J67bMMsI0
感動しました><
思えば、この2人には指輪というアイテムが運命のようにつきまとってきたな
その最後の終着点が結婚指輪なのかと思うと本当に感慨深い。泣けるほどに
フィルター無しでもククとゼシカはくっつくしかないと思う。それくらいお似合い

どっちでも読みたいっていうかどっちも書いてほしいなんて言わないです。
417名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/27(水) 23:51:57.79 ID:FN2/PAtt0
>>413
ラブラブだし萌えるのにどこか切げな感じがしてぐっときました!GJです


SS投下してもらえるだけで萌えてありがたいので自分もリクエストはしません
書いてくれる人が自由に好きなものを書いてくれればそれだけで最高ですw
418名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/28(木) 18:20:38.46 ID:JmJ1YZ650
you両方書いちゃいなyo!!
419名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/28(木) 20:53:29.01 ID:Y21iXWuk0
420 ◆F5CMivbcwo :2011/04/28(木) 21:41:19.73 ID:AeGoGtEX0
憧れの神絵師さまktkr―!!
しんぴのビスチェかわいいぃぃぃ
ククの最初のキレっぷりもサイコーです
悶絶させていただきました・・・!

一週間でこの超絶クオリティって、ぜんぜん亀じゃないと思います・・・!
ぶらぼー!!
421名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/28(木) 23:08:44.81 ID:BDTQ0k8S0
>>419
うはっははああwwwwwwwww
ツンデレの女神ここに降臨だあああああーーーー!!!!
もーどうしよう!ククになりたいよもうwwwこれこそククゼシの醍醐味だーGJ!ありがとうございます!!

ククさんがどんなカワイイ服を贈ったのか気になる
これくらいククに気を許してるゼシカなら、ツンデレっつーか…なんだろー「仲間デレ」?みたいな
422名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/28(木) 23:22:38.85 ID:DeMbFZuq0
>>419
GJ!!
絶妙なツンデレ具合が(*´Д`)ハァハァ
神秘のビスチェ姿はけしからんなあと改めて思いましたw
ククさんが「俺以外の男の前で着るな!!(#゚Д゚)」ってそのうちキレそうなレベルw

最近SSやイラストとか職人さんの投下がまた増えてきて嬉しいです
423名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/29(金) 22:41:44.39 ID:djaIrggZ0
いざ自分が贈った可愛い服をゼシカが着たら
「こんな可愛い姿他の男に見せたくねえ!」ってククさんはなる
絶対なる
424名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/29(金) 23:35:18.15 ID:U60/GNeI0
「あーでも自慢してぇーーー!!!!!!!!!!!
これオレが贈った服なんだぜって喜んで着てくれてるんだぜってそんでオレにしか見せたくねぇって言ってんだぜ!
そんでこの女オレの彼女(違います)なんだぜーって道行くモテねぇ男共にオレの可愛いゼシカを見せつけてえええええ!!!」
とも思って葛藤の狭間で悶絶してる
425名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/29(金) 23:56:42.84 ID:djaIrggZ0
>この女オレの彼女(違います)なんだぜー

で吹いたw
付き合う前からもう気分はすっかりゼシカは俺の嫁状態なククさんw
426名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/30(土) 13:43:41.48 ID:1i9GVGKj0
もうやだこの神絵師さん
薄い本はどこに行けば買えますか
427名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/30(土) 23:12:53.55 ID:fwTTwE9g0
君の心の中で思い出を紡いでそっと綴じるがよい
そしたら君だけの一冊が出来上がるさ
428名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/04/30(土) 23:15:22.37 ID:pJzDHslQ0
ク「ゼシカ、ゼシカ。街でいい感じの服見つけたらゼシカに買ってきたぜ」
ゼ「え?また買ってきたの?この前も買ってきたばかりじゃない」
ク「この前はこの前、今は今♪」
ゼ「あのねえ…そんなしょっちゅう買ってくる事ないのよ?旅の資金が減っちゃうじゃない」
ク「平気平気。俺カジノで大当てしたから♪」
ゼ「だからって、私の服ばかり買ってこないでよ…」
ク「大丈夫。普通に防具とか武器とかも買ってるから」
ゼ「そういう問題じゃなくて…」
ク「まあいいから。ささっ、部屋行こうぜ。そんで着てみてくれよ」
ゼ「分かったわよ…」

◆ ◇ ◆

ゼ「な、何これ!」
ク「ゼシカ着れたかー?」
ゼ「着れたけど…あ、部屋に入ってこないで…ッ」 ガチャッ
ク「おー!すげえ!思った以上に似合ってる!!!」
ゼ「もぉ…っ、入ってこないでって言ったのに…!」
ク「うんうん。さすが俺。もう1つの服と迷ったけどこれにして良かったぜ」
ゼ「ブツブツ言ってないで、早く部屋から出てってよ…!」
ク「何で?」
ゼ「何でって…こんな…下着みたいな服………」
ク「下着だからな」
ゼ「え?!嘘!!やあ…っ何が服よ、馬鹿!」
ク「何だよ。ゼシカが普段着ている魔法のビキニとか踊り子の服とかに比べたらよっぽど露出少ないだろ」
ゼ「だってあれは装備の一種だし…」
ク「あぶないビスチェとかはっきり言って下着だろ」
ゼ「だ、だって、あれも装備のうちだし…」
ク「だったらこれも、ただの下着と思わずに装備として着れば恥ずかしくないだろ」
ゼ「守備力が上がらない装備なんてないわよ!」
ク「守備力が上がりさえすればどんな格好でも着るのか?ゼシカって露出狂?」
ゼ「んな…っ?!」
ク「まーでも、これは外では着させないから、大丈夫だろ」
ゼ「当たり前でしょ…っ。…もうククール早く出てってよ。私服着るから…」
ク「だーめ。まだじっくり見てない」
ゼ「はあ?何言ってるの」
ク「俺が、それを着たゼシカを見たくて買ったのに、俺が見れない所で着られても意味ないし」
ゼ「知らないわよ、そんなの…。だいたい下着は服の下に着るものでしょ?じっくり見たいならもっと別の服を…」
ク「分かってないな、ゼシカは。下着は2つの用途があるんだぜ。1つは服の下に…」ぐいっ
ゼ「ちょっと…、手放して──」
ク「もう1つは男と女が二人きりで過ごす甘い一時を、より官能的に演出するアイテムとして、ね」
ゼ「………っ…こんの変態騎士放せバカーーーーーーーーーー!」
429名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/01(日) 21:01:57.37 ID:BiQ99bqv0
>428
萌えたwww
ゼシカをハメちゃうククールが悪戯っ子で可愛かったです♥
GJ!!
430名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/01(日) 21:25:34.33 ID:w5b4UW2R0
そのうちゼシカが身につける下着は全部ククが買ってきたものになりそうだw
431名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/01(日) 23:13:04.58 ID:esBwwir20
>>430
それどんだけセクハラwそんな彼氏いやだww

死ぬほどエロい下着一式を贈られて「絶対着ない!」「ちぇー」という会話があった次のデートで
ククさんがゼシカの服を脱がせてみると着ないと言ったはずのそれをしっかり身につけているゼシカさん
「だ、だって、もったいないでしょ!一度くらいは着ないとせっかくだし…っべ、別に変な意味じゃ」
「ゼシカああああああああああああああああ」
「きゃああああああああああ」
という展開に
432ひとりじめ(して):2011/05/02(月) 18:02:52.03 ID:+AxSDGIW0
当スレ>>51「ひとりじめしたい」のゼシカたんverです。
なんか今さらすぎてすみません(ホワイトデーに書きあげるつもりが震災でバッタバタに)。
片方でも読めますが、ククさんのも読んで頂ければちょっとニヤニヤできるかもしれません。


            ☆

私はご機嫌なはずだった。
みんなで回し読みしている小説はすこぶる面白くて、しかもつい最近完結編の発売が決まったばかり。
今持っている巻を無我夢中で読み終えて、ワクワクして、ドキドキして、
高ぶる胸に満足して、あー面白かった!と声に出し、それからすぐに立ち上がった。
行く先は決まっている。この巻の続きを持っている相手のところだ。
『アイツ』が持っている。だから絶対にすぐ読めるはず。
私はなんの疑いもなくそう思っていたのだ。

             **

「ククール、続きは!?」
「今読んでる」
「えぇー!」
飛び込んだ部屋の中、ククールはソファに長い足を伸ばし、
確かにその本を手にしていて、私の方を見もせずにそっけなく言った。
…あ、メガネしてる。
「まだ半分も残ってるじゃない!」
「そーだな」
私はソファに飛び乗って、間近から大きな声で彼を責めるにことにした。
信じられない、私は半日で読んだのに!そういう理不尽な非難をこめて。
「早く読んでよぉ!続きが気になってしょうがないのに!!」
「お前が邪魔しなきゃその分早く読み終わる」
「ん…………」
えーと…。
うーん…確かにそれはその通り…。……あっ、しまった。
とにかく彼が悪いことにして文句を言い続けようと思っていたのに、失敗した。
本当にこの男、顔と口だけは達者。勢いだけでコイツを丸めこめたことは一度もない。
私だって自分なりの意見を通したい時はそれなりに口も回るけれど、今回はそうでもない。
だから出鼻をくじかれてしまった今、もう一度反撃するためのセリフがなかなか出てこない。
そんな私の劣勢を知っているのか、ククールは涼しげな顔をしたまま
何事もないように本のページをめくっている。
伏せられた切れ長の瞳は、私が今隣にいることなんか気付いてもいないようだ。
………………むぅ。
なによ、ムッッカつくわね。
「じゃ、いいわよ。ここで大人しく待ってるから」
私はあごをツンと反らせて、 中途半端に浮かせていた腰をどっしりとソファに降ろした。
この至近距離でずーっとプレッシャーかけ続けてやるんだから!無視なんてできっこないでしょ。
するとククールはカチリと小さな音を立ててメガネを外し、振り向いた私に笑みを返した。
「退屈に耐えられるなら、お好きにどうぞ」
退屈?何いってんのコイツ。
怪訝な顔で彼を睨みあげても、腹の立つような笑顔のまま。
そしてすぐに、ククールが本を読んでいる間彼にプレッシャーをかけ続けるという単純な作業が
私にとってどれだけ体力だけを消耗し、且つツマラナイ行為かということに思い至る。
433ひとりじめ(して):2011/05/02(月) 18:05:23.05 ID:+AxSDGIW0
「〜〜〜……うぅ〜〜〜〜〜!」
あぁ、また反論できない、悔しい!確かに思いつきの作戦だったけどッ。
クッションを力任せに抱きしめて、怒りのほこさきを指先にこめるしかない。
ぎゅうぎゅうと柔らかい布を握りながら彼を睨み上げると、いきなりプッと吹き出されてしまった。
なによ、どーせバカですよ!悪かったわね!
ククールは笑いながら、持っている本を掲げて私の前で猫じゃらしのように振って見せる。
「なんなら無理やり奪い取ってもかまわないぜ?その方が手っ取り早いだろ」
「こんな場所でアンタとバトルできるわけないでしょ」
「何も魔法や武器を使わなくても、お前には穏便に男を懐柔させる方法があるだろう?」
「?なにそれ」
眉をひそめて首をかしげると、ククールは一瞬動きが止まったように見えたあと、
片手で顔を覆ってわざとらしいため息をついた。
ククールはけっこうよくこういう仕草をしてくる。あえて私に見せつけるようにだ。
何か言いたいことがあるんだろうけど私にはサッパリわからないし、
無知をバカにされてるようで好きじゃない。そんな風に非難すると必ず言葉を濁して逃げられる。
……なんなのよもう、感じ悪い!
「とりあえず読み終わったらすぐ持ってくから、大人しくしてろよ」
不満を口にしようとした私を遮るように、どこか呆れた口調を残して彼は言った。
やっぱり、その話題をこれ以上話す気はないのね。別にいいわよ、気になんかならないし!
……ん?
読み終わったら持っていく、って言った?
持っていくって、私の部屋までってこと?
それって…私は、部屋で1人で待っていろってこと……?
「……なるべく早く読んでよね」
「それは知らない」
「――ッなによ、ククールの意地悪!!」
上手く声が出てこないのを隠していつもと同じ口調でなんとか絞り出してみたのに、
すぐににべもなく言い返されてカアッと頭に血が昇った。
クッションを投げつけて、それを難なく受け止めたククールをクッションごと拳で叩く。
何度叩いたってダメージなんか0なのはわかってるけど、叩かずにはいられない。
そのうちクッションの向こうからクックッと押し殺したような笑いが聞こえてきて、
その声に動きを止めた私の様子をうかがうかのようにククールが顔をのぞかせた。
いかにも楽しそうに、顔を歪ませて笑いをこらえてるのが超腹立つ!!!!
もう一度手を振り上げたら、ふいうちでその手を掴まれて、一瞬息が詰まった。
「それ以上騒ぐと1行1行めちゃくちゃ時間かけて読むぞ」
「何よそれ。バカじゃないの?」
掴まれた手を思いっきり振りほどくと同時に、顔を背ける。
「そう。オレはバカだからじっくり読みこまないと理解できない。こりゃいつ読み終わるかわかんねぇな」
「やっぱり意地悪じゃないのよー!!」
今度こそもう一度、クッションをコイツの顔に投げつけてやった。
こんな冒険物のファンタジーを、アンタみたいな性悪頭が理解できないはずないでしょ!
「ほんっと、子供みたいなんだから!バカみたい!」
もう、アッタマきた!人をバカにして!そんなに私に渡したくないのね、あぁそう!
そっちがその気ならこっちにだって考えがあるんだから!!
私はすぐさま自分の部屋に引き返すと、ついさっき読み終わったばかりの本を手にして
もう一度ククールの部屋の扉を力任せに開いた。
薄碧の瞳が意外そうにこっちを見るのを無視して、さっきと同じ位置に座りこむ。
434ひとりじめ(して)3:2011/05/02(月) 18:06:20.15 ID:+AxSDGIW0
「じっくり読み直しながら待ってるから、早く読み終わって」
これなら退屈じゃないもん。
すると呆れたのか、またバカにしてるのか、よくわからない声音が帰ってきた。
「……ここで?」
「そうよ。悪い?」
悪いって言っても、どかない。
その意思を見せつけるつもりで本を開いた。
ククールはしばらく動かなかったけど、そのうち諦めたように息を吐いた。
……その息に、本を持つ指先にきゅっと力を込めた。
こうなったら、ホラな退屈だっただろ?なんて絶対言わせないように、本気で読んでやるわ。
もう一度読みたいシーンもたくさんあるし、むしろゆっくり読み直せるのは嬉しい。
よし、じゃあ初めのページ。1行目からもう一度…

              **

ふ、と。
かなりのページを読み進めていたことに気が付いた。
うわ、恥ずかしい。ホントに私って一度没入するとなんにも見えなくなる。
身体が固まっていたので、思いっきり腕と背中を反らして伸びをした。
隣に座るククールは、相変わらずこちらに足を伸ばしてひじ掛けにもたれきった、
だらしない恰好のままのようだ。直接振り返って見たわけじゃないけど、視界の端でわかる。
じわじわと、さっき抱いた苛立ちが蘇ってきた。
……腹立つ。
私がどうしてここにいるのか、その元凶のくせに、なんにも考えてなさそうなのが腹立つ。



…………なによ。
……………………いじわる。

そうよ。あんたがいじわるだから。だから私も意地を張っちゃったんじゃないの。
別に最初から居座るつもりで来たんじゃない。
…なにも追い出そうとしなくたっていいじゃない。
そんなに迷惑?
悔しい。私ばかりムキになって。
いじわる。
ククールのバカ。ねぇ、ククールなんてきらいよ。
あぁもう、思考がぐちゃぐちゃで本の内容がちっとも頭に入ってこない!



…だって
…………だって、他の女の人になら、
あげたでしょ?本。まだ読んでなくたって。
「お先にどうぞ、レディ」って。貸してあげたでしょ?ぜったい。

…別に、甘やかしてほしいわけじゃない。
435ひとりじめ(して)4:2011/05/02(月) 18:07:25.65 ID:+AxSDGIW0

ククールは、いつも冷めた態度で、クールに振る舞って、私よりもきっとずいぶん大人で。
私にはいつも興味がなさそうで、そっけなくて。
定型文のような口説き文句を言われたのも、ほんの最初だけ。
今では他の女の人に対する態度とは、明らかに温度が違くて。

別に、いいの。だって仲間なんだし。
別に、甘やかしてほしいわけじゃない。

……でも。
でも。

なんだか背筋を伸ばしているのがつらくなって、背を丸めてソファの上に足を乗せた。
ひざを抱えて、ぎゅっと一回り小さくなる。目の前の文字の羅列をただ眺める。

でも、私だって女の子で。…女、で。
たまには、考えたりもするのよ。不安になったりするの。
ねぇ、私ってそんなに魅力ない?
いつもいつもバカにして、子供扱いして、ねぇ、そんなにお子様かな。
確かに私、お色気スキルなんてものを会得しているけど、扱い方なんて本当はよくわかってない。
ククールは私の身体ばっかり変な目で見るくせに、ちょっと責めると即座にきびすを返す。
しょっちゅう放り出される。好きにすればって言われる。冷たくされると、何も言えなくなってしまう。
嫌われてるのかなとか、感じることすらあるほど、ドライで。
こんな風に考える自分が嫌いだし、なんだかすごく悔しくて、だから絶対に言わないけど。

――君だけを 守る 騎士になる

うそつき。
ちっとも騎士なんかじゃない。全然大事にしてくれない。他の女の人にばかり気をやって。
ちょっと目を離すと、まるで糸の切れた風船のように、すぐフラフラとどこかに行ってしまう。
団体行動に迷惑だからって名目で、そんな彼をいつも捕まえるのはパーティ内での私の役目で、
面倒なふりをしてるけど本当はそこまで嫌じゃない。
私がそうやって目を光らせている間は、ククールは文句を言いながらも、私の傍にいるから。
私は望んで、彼の横にいるのかな。
こんなに冷たくてツマンなくて優しくない、サーベルト兄さんとは間逆のような人、
絶対に好きじゃないのに。一緒にいても、今みたいにいつもイヤな思いをして、落ち込むのに。
自分で自分が、よくわからない。
でも、いつも私から見える所にいてほしいとは思う。もう少しくらい、優しくしてほしいとも。
甘やかしてほしいわけじゃない。ただ…



チラ、と視線だけを彼の方にやってみる。ずっと気になってたんだけど、さっきから
身動ぎ一つしないのはなんでかしら。ページすらめくってないように思えるんだけど、
本当に読んでるの?もしかして寝てる?
しばらく息を殺して様子をうかがったけど、どれだけ待っても、ククールは一向に
本のページをめくろうとしない。…要するに、ボーッとしてるのね?
んもう!アンタが読み終わってくれないと私に回らないって散々言ったのに!
そこまでして私に意地悪したいのか、それとも内容が面白くないのかは知らないけど、
そうとなったらやることは一つ。
436ひとりじめ(して)5:2011/05/02(月) 18:08:41.36 ID:+AxSDGIW0
そっと、さりげなさを装って、ククールの方に身体を向けた。ククールの顔は本に隠されて
表情はわからないけど、かえって好都合だわ。ソファが音を立てないように、ゆっくりと
彼の方に身を起こす。ソファの上をひざで少しずつ前進して、間合いを詰めて…
本で遮られた顔の目前に迫っても、ちっとも気付いてないみたい。ククールがこんなに無防備なんて
珍しい。一体なに考えてるのかしら。どうせどこぞの女の人のことで頭がいっぱいなんでしょ…
瞬間的にイラッとして、素早く目の前の本を奪い去った。
思った以上に近かった距離に心臓が跳ねる。でも、そこにあったきょとんと目をまん丸にした表情は
どこか締まらなくて色男とはとても言えず、私はそれだけで胸がすくような気持ちになった。
「隙だらけ、よ」
「……へ?」
それに加えてまぬけな声がポロリと漏れ出るのに、もうおかしくて笑いがこらえきれなかった。
「奪い取ってみろって言ったわよね?」
得意げに本を振って見せると、固まったまま私を凝視していた顔が徐々に弛緩して、
ひどく情けない表情になり、そのままガクリと首を下に向けた。
やだ、ショック受けてる!やったぁ!うれしい!
「ちっとも読んでなかったでしょ。全然ページもめくらないし、ずっと上の空。隙だらけ」
ニヤニヤするのを抑えきれずに言ってやると、ククールは身体を仰向けて、
今度はソファの背もたれに両ひじを乗せ、大きくのどを反らせて天井を見上げた。
私がちょっと好きな、普段着の時だけ見える男の人ののどのラインと首筋。
「………………お前もな」
「は?どうしてよ」
「隙だらけ」
はぁ?意味がわかんない。負け惜しみ?うふふかっこわるーい。

こんなククールははじめてかもしれない。
いつもしてやられるのは私の方で、冷静なククールがここまで迂闊な態度を取るなんて滅多にない。
やった、すごくうれしい!聞こえてくる大きな長いため息も、今はすごく耳に心地いい。
人を貶めて喜んでる私って性格悪いかな…でも、たまにはいいよね。
悔しいけど私、基本的にククールには勝てないんだもん。
「よくわかんないけど、奪い取ったんだから読んじゃうわよ♪」
上機嫌を隠すこともなくそう言って、さっきと同じようにソファに足を乗せて三角座りした。
続きを読めるのも嬉しいけど、さっきのククールの呆気にとられたような顔が忘れられない。
あんな「へたれ」っぽい顔もするのね、もしかして私の前じゃ隠してるのかな?
クスクスと笑っていると、また放心したような声がボソリと帰ってきた。
「…ここで?」
「そうよ。悪い?」
だってここで読みたいんだもん。
…でも、また追い出されるかなってちょっと思った。そしたらヤだなって。でもいつもの彼なら言うかな。
すると引き続きなんだか上の空というか、ポカンと開いた口そのままみたいな声で、
「…………悪くない」
と言ってくれたから、私もなんでもないような顔で「そう」と短く返事をした。

私が出て行かなくても、彼が出て行くっていう可能性だってあることに気付いたのはそのすぐあと。
なんといっても彼の本を奪ったのは私で、今度「退屈」になるのは彼の方だ。
ククールがこの部屋に、私と2人きりでいる理由はもうないんだから…
437ひとりじめ(して)6:2011/05/02(月) 18:11:24.31 ID:+AxSDGIW0


ククールはさっきと同じように、ソファに斜めに腰かけて私の方に足を伸ばした。
行かないの?そこにいてくれるの?
しばらく本を見つめながら息を詰めてじっとしていたら――
いきなりぶっ、と小さく吹き出されて思わずビクッとした。
な、なに?なに?私がオドオドしてるの気付いた?ここにいてほしいって、そんなに顔に出てた?
不安と羞恥が駆け巡るけれど、彼の顔を見ることもできなくてじっと固まっていると、
続けて低い声でくつくつと笑い出し、それがいつまでたっても納まらない。
そのうち、薄気味悪い笑い声にイライラしてきた。私ばかり神経質に怯えているのがなんだか
ものすごくバカみたいだ。羞恥とかなんとか、もうどうでもよくなってしまった。
「きもちわるい」
活字を睨みつけながらキッパリハッキリと最高に不機嫌な声で跳ね返す。
するとすぐに笑い声はおさまって、ふーっと長い息が吐き出された。

それでもなんだか機嫌がいいのは気のせい?
ねぇククール、この部屋に残ってくれたのはほんの気まぐれ?
彼の気持ちなんて私にはちっともわからない。ポーカーフェイスの達人である彼は、
いつも涼やかに私のそばをスル―してしまう。確かな一定の距離が、私とククールの間には
常にしっかりと存在している。目に見えないボーダーラインは強固で、私から乗り越えることは
まだできない。それは私がまだ子供で、彼が大人だから?

手を伸ばせば届く距離なのに。
私とククールの身体はどこにも触れ合わない。
それでいいのかな。少し寂しい。
でも、今日は少しだけ嬉しい。

甘やかしてほしいわけじゃない。ただ…ただ、たまにはこんな風にそばにいて、かまって。



              ☆

ちょっとウザい女の子かもしれない。ウザいけどどうしても放っとけない的なアレです。
ありがとうございました。

結婚式ストーリーの間に投下してしまって申し訳ないです。続き超超楽しみにしてます!!

438名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/02(月) 21:21:17.31 ID:hivOwK9/0
GJ!!!
ひとりじめしたい大好きでしたw
まさかそれのゼシカ視点が読めるなんてw
職人様ありがとうございます!
439名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/02(月) 22:49:53.59 ID:rYkj6xZ20
>>437
萌えた(*´Д`)
クク視点だとゼシカへの気持ちを自覚していて、
ゼシカ視点だと自分の気持ちに無自覚な感じが、それぞれにおいしいですwwww
何故かククゼシが描い主とそれにじゃれる子猫みたいな感じがしましたw
GJです!
440名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/02(月) 23:37:09.59 ID:PxrCRie/0
ゼシカ可愛い…!
ひとりじめしたいとセットで萌えさせて頂きましたwGJ
441名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/03(火) 20:29:32.20 ID:PZ64YEMJ0
もしゼシカが高校野球のマネージャーなら  もしゼシ
ククールはエースピッチャー 
442名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/03(火) 20:30:32.46 ID:BvOBRS420
応援はエロい方が燃えるんですねわかります
443名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/03(火) 21:54:51.26 ID:AzZXMd580
マネージャーのセーラー服も捨てがたいけど、チアガール超似合いそう
但し応援団長はMハゲw
444名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/03(火) 22:05:13.88 ID:HhnhhdS80
>>432
震災の後投下がなくて密かに心配してました!
萌えるSSありがとうございます!こういう感じのすれちがい?大好物ですw

>>442
他の連中はみんな燃えるけど、ククールだけは
チアガールに鼻の下を伸ばす連中を見て、
ゼシカをそんな目で見るんじゃねええええとイライラしたりしそうw
445名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/04(水) 00:24:56.54 ID:VLAWq9JT0
エイトが4番バッターでファースト、ヤンガス捕手、ミーティア女子マネ。
うん、ぴったりw
監督はトロデ一択
446名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/04(水) 01:02:22.95 ID:X0DNs++g0
>>444
ID、H多いな
ククールがスケベだからか?
447名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/04(水) 15:20:15.05 ID:gc9tVS6SO
>>445
ウグイス嬢はレティスかw
448名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/04(水) 20:25:08.90 ID:8oWh/BwI0
おっぱいが足りない
449名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/04(水) 20:32:34.25 ID:8oWh/BwI0
誤爆
450名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/04(水) 22:24:37.38 ID:EDUf/o9y0
わかってる、何も言うな
451名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/04(水) 22:54:17.62 ID:4A9FK6zS0
ある意味ちっとも誤爆らしくない>>448
452名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/05(木) 11:15:31.73 ID:zmTWqbg30
ゼシカ好き
453名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/05(木) 11:16:20.64 ID:zmTWqbg30
ごめん 誤爆
454名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/05(木) 21:18:44.84 ID:/os7nWvx0
これもあまり誤爆っぽくないなw
それにしてもこのスレ、ククールさんが最近よく誤爆していくみたいだねw
455名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/05(木) 23:21:13.36 ID:sDLuvIqo0
クク「今日子供の日だってよ、ゼシカ」
ゼシ「そうみたいね」
クク「だから、ほら」
ゼシ「何これ」
クク「ミニ鯉のぼりvゼシカに」
ゼシ「なんでまた」
クク「子供の日だから、子供を祝ってやらないと」
ゼシ「子供って、ひょっとして私の事?」ムッ
クク「他に誰が?」
ゼシ「ちょっと、私のどこが子供だっていうのよー!」ボンッ キュッ ボーン
クク「そうだなー子供っつーか、お子ちゃまって言った方が良かったかなw(確かに、スタイルは凄いけど)」
ゼシ「お、お子ちゃま〜?!私のどこがお子ちゃまなのよーーーー」
クク「そうやってすぐムキになるとことか?」
ゼシ「それは…っ、ククールがからかうから…」
クク「大人の女性なら軽くあしらえるんじゃない?」
ゼシ「ムムム…」
クク「自分のお色気だってつい最近まで自覚してなかったしなーw」
ゼシ「だって、だってそれは…」
クク「そのくせ胸は大きいければ大きいほどいいって思い込んで、自慢してくるしwww」
ゼシ「なによっ」
クク「お・子・ちゃ・ま」
ゼシ「キーッ」ぽかぽか
クク「あははははは。子供子供」
ゼシ「なによなによー!あんただって充分子供じゃないのー」ぽかぽか
クク「あはは…は?俺のどこが子供なんだよ」
ゼシ「いつも格好つけてばかりで、図星言い当てられると焦りまくるくせにー」ぽかぽか
クク「な、別に焦ってねーよ」
ゼシ「このミニ鯉のぼりはあんたにこそお似合いよっ」グイ
クク「いらねーよ、それはお子ちゃまゼシカに…!」
ゼシ「何よククールぼうや!」
クク「ぼうや〜?」
ゼシ「そーよ。ククールなんてぼうやよ、ぼうや。ククールぼ・う・や!」


ヤン「兄貴、あのガキ二人随分と楽しそうでげすな」
エイ「そうだねー(-∀-)」
456名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/05(木) 23:36:03.05 ID:oqlhluoC0
オコチャマ2人が可愛すぎて吐きそうです。

あ〜いいなぁ…プンプン怒ってるゼシカにポカポカされたい…
っていうかククさんは明らかに確信犯だな…ずりぃぇ…
457名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/06(金) 22:28:18.83 ID:k8qCtriN0
>>455のゼシカを子供扱いするククとそれにむくれるゼシカ
って感じのイラストを描いてみました
ttp://download1.getuploader.com/g/12%7Ckj/137/%E5%AD%90%E4%BE%9B%E6%89%B1%E3%81%84.jpg
458名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/06(金) 23:55:29.54 ID:lWOw+O8P0
むくれゼシカ可愛いな(*´Д`)ハァハァ
459名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/06(金) 23:57:07.29 ID:Yco3kH+H0
>>457
本当にククさんが悪ガキに見えるwかわいいなぁかわいいなぁ

なんだか一応恋人なんだけどなんだかなぁみたいな関係をズルズルと怠惰に続けてきたククゼシが
GWでなんとなくブラブラと街に出てきたものの人混みにうんざりして
そこらへんを走り回る子供たちをぼーっと眺めながら(…そろそろかなぁ)とかお互い思ってる
そんなダラダラしたハッキリしない関係の2人も大好きですと妄想してました
460名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/07(土) 20:17:58.92 ID:TWG+gP9vO
ククの笑顔がなんとも言えないw楽しそうだw

最終決戦前にモグラのアジトへ行ったらククに
「あのさ…もしかしてお前、高いところダメなのか?」
と心配されたんだが、その後ゼシカが
「そっか、高いのか……………ん?何でもないわよ?」
と言っていたわけで。

つまりゼシカは実は高所恐怖症で例のゼシカがククに
しがみついてるように見えるシーンは実際に
高さに怯えたゼシカががっちりとククにしがみついてて
「…お前、そんなんでこれから戦えるのか?(苦笑)」
「う、うるさい!バカっ!あんまり動かないでよっ!」
とか言ってるわけですねヒャッホー!!
461名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/07(土) 21:47:15.95 ID:voto5QXK0
高いところが駄目なゼシカに
内心可愛いなあ〜と思いながらからかってしまうククさんかw
462名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/07(土) 22:18:17.72 ID:BKcwq34t0
>>460
うわぁ面白い。そのゼシカの台詞、私全然ちがう解釈してた
そこモグラ一味がこのアジト貸し出しますみたいな看板立ててて、おおめだまが「いいな〜でも高いな〜」
とか呟いてたからそれに対する「私たちの隠れアジトにいいなと思ったけどそっか高いのか…」
っていう呟きだと思ってた
そんでひそかに秘密基地にワクワクするゼシカはオコチャマ可愛いと萌えてたw

まぁどっちでもいいやwゼシカが高所恐怖症なら例のラプ戦前にレティスに乗ってる時のムービーで
ゼシカがククにしがみついてるようにしか見えないのも完全にクロだしな!
463名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/07(土) 23:12:40.99 ID:eNBhQf1u0
ぎゅうううううと自分からククに思いっきりしがみついておいて、
後でその状況に気づいて真っ赤になるぜシカと
そんなゼシカにデレデレ状態になるクク…良いと思います。
464名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/08(日) 00:41:44.18 ID:ZH1636a/O
・ルーラするたびにしがみついてくるゼシカ
・神鳥の巣の外周でしがみついてくるゼシカ
・暗黒魔城都市でしがみついてくる(ry
・願いの丘でしがみ(ry
・法皇の屋敷の巨大岩で(ry
・神鳥の魂(ry

どう見てもイチャつき放題です本当にありがとうございました
465名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/08(日) 02:39:04.28 ID:UJGH495A0
こんばんは。
最近ククゼシにはまった者です。
ククールがゼシカに下着を買うというエピをこちらのスレで
見まして、ちょっとしたSSを閃いたのでまた投下させていただきます。
つたない文賞ですが読んでやってくださいm(__)m
466その眼差しの先1:2011/05/08(日) 03:07:20.60 ID:UJGH495A0
エイト達はある街で旅の休息を取っていた。
エイトとヤンガスは武器と装備を見に行くと言い2人で足早に宿から出て行く。
「いってらっしゃ〜い!」
エイト達の背中をゼシカが見送っていた。
「…ぅう〜ん!ここの街並みって素敵ねぇ。天気もすごく良いし
わたしも街の探索ついでに、お買い物でもしちゃおっかな!」
そう言いながらゼシカは思い切り背伸びをし、頭をくいっと空へ向けた。
すると背後から背伸びするゼシカを大きな影が覗き込む。

「おはようハニー。今日も可愛いねぇ。
肌が太陽に反射していつもよりもずっと輝いてるよ。」
相変わらず歯の浮くような台詞をなんの躊躇いもなく浴びせてくる男、ククールだ。
「…はいはい。毎日飽きもせず褒めてくれてありがとね。と〜っても嬉しいわ」
ゼシカはまたかと言わんばかりの真顔で答える。
「そりゃねぇだろハニー。オレは思った事をそのまま伝えてるだけだぜ?つれねえの。」

「アンタの言ってる事なんて本気にする訳ないでしょ!?
全くっ…今までその口車に乗せられた女の子達が可哀想だわ。こんなケーハク男に…。」
「うわ、そこまで言うか!ゼシカ様は相変わらずシビアだねえ。」
そう言いながらククールはニッコリと笑ってみせる。
467その眼差しの先2:2011/05/08(日) 03:22:06.88 ID:UJGH495A0
(…ほんっと、どこまで本気なんだか。)

ゼシカはククールの言葉に興味なさそうに返すも
心の内ではそんな彼の言動の意味を探っていた。

「ところでゼシカは…今日何か予定でもあるの?」
ククールがゼシカの顔をまじまじと見ながら聞いてきた。
「別に。ちょっと街を散歩して、お買い物でもしようかなあって。」
ゼシカは横を向きながら少しツンとした物言いで答える。
「ならオレも一緒に行くよ。レディが1人でフラフラしてたら何かと危ねぇし。
 オレはゼシカを守る騎士でもある訳だしさ?いいだろゼシカ?」
「…好きにすれば?」
「はは、そうこなくっちゃ!じゃあ早速デートの準備でもしてこようかね。」
「調子に乗らない!」
満面の笑みを浮かべ宿に戻っていくククールに、ゼシカは声を荒げて言った。
顔は真っ赤に染まっている。

久しぶりの休息。そして海の見えるキレイな街並み。
ククールと二人で行動するのはゼシカにとって久しぶりの事だった。
ククールを待っている間のゼシカは自然に口角が上がり、
明らかに恋をしている乙女の顔になっていた。

(デート…か…。何だかんだで、ククールと一緒にいるのが嬉しいのかな。わたし…)
468その眼差しの先3:2011/05/08(日) 03:35:02.79 ID:UJGH495A0
「お待たせハニー!」
上着を取りに戻っていたククールの声にゼシカはハッと我に返る。
「…ぁ、さっ…!さっさと行くわよ!」
ゼシカは気持ちを悟られたくない一心で、とっさにキツめな言い方をしてしまう。
「まあまあ、そう慌てずに。せっかくのデートなんだし、ツンツンしてたって楽しくないぜ?
もっと笑顔でねゼシカちゃん♪」
ゼシカの気持ちを知ってか知らずか、ククールは気にする様子も無く陽気に答えた。
「バッ…バカ…!」
うつむきながら小さくつぶやいたゼシカを見て、ククールはにやけが止まらない。
(ほんと、かーわい。)
しばらく2人で街を歩いていると、それまで静かだったゼシカがあっ!と声を上げ
ある店のショーウィンドウまで駆けていった。
「なんだよゼシカ、急に声を上げたかと思えば…一体なに見…」
そう良いながらククールはゼシカの方に向かい、ショーウィンドウの方に目を向けた。
ククールは一瞬目を丸くした。ゼシカが見ていたのはランジェリーショップだったからだ。
「ここの下着!すっごーく可愛いの!まさかこの街にもこのお店があったなんて…!」
ゼシカは目をキラキラと輝かせ、ショーウィンドウにディスプレイされているレースが
ふんだんに使われた柔らかい色の下着に目を奪われていた。
469その眼差しの先4:2011/05/08(日) 03:50:25.31 ID:UJGH495A0
「へぇ〜…ゼシカはこういう感じの下着を着てるのか…」
その声に、しまった!とゼシカは後ろを振り返る。
そこには唇に手を当てながらニヤッと意地悪そうに微笑むククールの姿があった。
「あ…っ別にそういう訳じゃ…!可愛いとは思ってるけどこのお店、近くに無くてなかなか
手に入らないし…」ゼシカは顔を赤くしながら必死で言い訳をする。
「でも、こういうのを着たいって思ってるんだろ?」
「…!」
ゼシカは実際にここの下着をよく愛用していた。
それをよりによってククールに知られる事になるなんて。
顔から火が出そうなほど、恥ずかしくなった。
するとククールもショーウィンドウの前に立ち、下着をじっくりと眺めながらこう言う。
「オレ女の子の下着の事はよくわかんねぇけど…なんつーかここの下着は上品な感じで奇麗だな。」
「…え?」
真面目に下着を見ながら感想を述べたククールに、ゼシカはきょとんとする。
ククールはさらに続けた。
「うん。エロいけど、上品なエロさっていうの?作りも凝ってるし…
女の子を優しく包んでくれそうっていうかさ。ゼシカが好きなのもわかる気がするぜ。」
そう言うとククールはニコっと笑った。

470その眼差しの先5:2011/05/08(日) 04:17:29.22 ID:UJGH495A0
「…な、なに言ってんのよ…。」
ククールの意外な感想とその屈託の無い笑顔に、ゼシカは一瞬クラっとした。
自分の好きなものをストレートに、真面目に良いと答えてくれたククールの言葉が素直に嬉しかった。
「そんなに欲しいなら、オレが買ってやろうか?」
「いっ、いらないわよ!どうせ買ったって着てみせろとか言うんでしょ!?」
「そんなの当ったり前じゃん。見たいな〜ゼシカがこの下着姿になって
オレにキスをせがむところとかさ。」
「燃やされたいの?あんた…!」
ククールの余計な一言によってゼシカとククールはショーウィンドウの真ん前で騒ぎ始めた。
通行人からしてみれば、カップルがただ戯れ合っている様にしか見えない。
そんな2人の様子を、ランジェリーショップの店内からじっと見つめている女性がいた。
この女性が後に2人の距離を更に近づける役割を果たす事になるのだが、2人はそんなこととは
露知らず、ぎゃあぎゃあと騒ぎ合っていた。
_____________________________________________________

だらだらと書いてしまいましたがまだ続きます…。
何度かエラーが起きたので細々と分割して書きましたが。。
読みづらかったら本当にすみませんorz
471名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/08(日) 13:47:29.38 ID:uZHRnbm00
GJ!!
今既に萌えますw
続き楽しみにしてます!
472その眼差しの先6:2011/05/08(日) 17:48:34.19 ID:UJGH495A0
ポカポカとククールの胸を叩くゼシカを相手にしているククールは
少し離れたところに何かを見つけ、目を細めながらその一点を見つめた。
「ぉお!あれは…!」
そう言うとククールはゼシカの手をグイっと引っぱりその方向へ歩き出した。
「ちょっと、なによククール!」
「いいから!ちょっとおいでゼシカ。さっきの店も良いけど、こっちもなかなか
良いと思うんだよね。」ククールはグイグイとゼシカの手をひっぱる。
「急になんなのよもう!まださっきのお店にも入ってなかったのに!」
そう言いながらもククールに引っ張られ、ついて行くゼシカ。
「んふふ。ここにもゼシカに似合いそうなの、売ってると思わねぇ?」
そう言ってククールが立ち止まった店を見て、ゼシカは絶句した。
先程の真っ白でキレイな清潔感のあるランジェリーショップとは打って変わり
目の前にあるのはいかにも怪しげな毒々しい紫色の、デカデカと「大人装備」という
看板が掲げてある店だった。
「…なんなの?ここ?」ゼシカは眉間にしわを寄せ、ククールの方を睨みつけた。
「ここも結構有名なんだぜ。あ〜んな所が丸見えな装備やこ〜んな所が露になる装備を
売ってる店なんだけどな。前から目ぇつけてたんだよ…。ゼシカに着せたらきっとすごくイヤら」
「最ッッ低っっっ!!!バカッッ!!」
473その眼差しの先7:2011/05/08(日) 17:58:42.19 ID:UJGH495A0
ゼシカはククールを思い切り突き飛ばし、全速力で走って行ってしまった。
「…おいゼシカ!待てって!」ククールが慌ててゼシカの後を追う。
(バカバカバカバカッ!ククールのバカッッ!せっかくさっき似合いそうな下着だって
言ってくれてたのに…結局アンタはああいういかにも卑猥な感じの下着にしか興味ないんでしょ!)
ゼシカは目に涙を溜めながらひたすら走り続けた。
(…あいつ…あんなに体力あったっけ?…クソ!追いつけねぇ…!!)
ククールもそんなゼシカを必死で追いかけていたが、なかなか距離は縮まらない。
結局この日、2人はデートどころか街中を鬼ごっこの様に走り回る羽目になったのだった。
そして日は沈み辺りがすっかり暗くなった頃、酒場にいたエイトとヤンガスは
2人のげんなりとした表情を見て目をぱちくりさせていた。
「…どうしたの?2人とも…顔色悪いよ?」
「しかも息もすごく荒くなってるでがすよ。何があったんでげすか?」
「…別に…なんでも…ねえよ…ハア…」
「ハァ…そうよ…元はと言えばッ…ククールが…ハァ」
「まさか2人で破廉恥な事してたんじゃ…」
「!!こんな奴とそんな事するわけないでしょっ…!」
「こんなタフで可愛気のねぇ女…オレの手に負えねぇよ…」
「…なんですってぇ…!?」
474その眼差しの先8:2011/05/08(日) 18:29:13.84 ID:UJGH495A0
「まっまぁまぁ…とりあえずこっち来て座ってよ2人とも。お腹も空いてるでしょ?
美味しい物でも食べてさ、元気出そうよ。ね?」エイトはそう言うと2人を向かい合わせに
座らせた。食事の間も、2人の間に一切会話は無かった。
「兄貴。これは…?」
「う〜ん…。こればっかりはちょっと見当もつかないな…」
ヒソヒソとエイトとヤンガスは耳打ちしあう。
コツコツコツ…。
そんな4人の前に、1人の女性が近づいて来た。
「はぁ。やっと見つけたわ。」
一同が一斉に声の方向を向いた。
(わっ…。)
男性陣が一同に心の中で声を上げた。
サラサラの肩まである金髪に身体のラインが強調されている服。
形の整った美しい胸。胸元は深く空いており谷間が覗く。
スカートからチラリと覗くガーターベルト、それに切れ長の大きな目。
すれ違い様に思わず振り返ってしまうような美しい容姿の女性が4人の前に立っていた。
「もしかして2人のケンカの原因って…。」
そう言って、ヤンガスとエイトはじっとククールを見つめる。
475その眼差しの先9:2011/05/08(日) 19:03:59.71 ID:UJGH495A0
「…へ?」ククールは突然現れた謎の美女と、エイトとヤンガスからの視線に困惑した。

(この街にも女を作ってたなんて…!)
ゼシカもククールの方をギッと睨んでいる。
するとその美女は一息ついた後、「もう。ず〜っと探してたんだから!
途中で走っていっちゃうもんだから慌てて私も追いかけちゃった。
フフ…。まさかあんなに走らされるとは思いもしなかったけど。」と笑いながら言った。
すると何か吹っ切れた様に、ククールは立ち上がりおもむろにその女性の前に行き、
「これは失礼致しました。レディがずっと追いかけていたにも関わらず気付いてあげられ
なかったなんて…。さあ、お話はゆっくり聞きますから2人きりになれる場所に行きませんか?」
と美女の手を取りながら即した。
ゼシカはその台詞を聞いてますますククールを見る目が厳しくなっていく。

ククールの言葉を聞いて、美女は突然吹き出した。
「ぷっ…あはははは!いやねぇ!私が探していたのは、そこのお嬢さんよ。」
「……へ?」
ゼシカは突然美女に指名された。
「あ…あの…どういう事ですか…?」
エイトとヤンガスは全く状況が飲み込めない。もちろんゼシカとククールも同じだった。
476その眼差しの先10:2011/05/08(日) 19:17:32.56 ID:UJGH495A0
4人のそんな表情を見て、美女はニコっと笑いかけ「あなた…名前は?」とゼシカに問いかけた。
「…ゼシカ・アルバート…。」
「ゼシカ…とっても素敵な名前ね。私の名前はルコ。このお店のオーナーをしている者よ。」
そう言うと、ルコはゼシカに1枚のショップカードを渡した。
ゼシカがそのカードを見た瞬間「ああっ!!!」と大声を上げた。
「あの…わたしの大好きなランジェリーショップの…!?」
「そう。今日、わたしのお店のショーウィンドウをずっと見てくれていたでしょう?」
「嘘…!信じられない…!」
大好きなランジェリーショップのオーナーがゼシカの目の前にいる。
ゼシカは目を輝かせながらルコを尊敬の眼差しで見つめていた。

(はあ…そりゃオレもこの美女の事を知らないワケだ…)
ククールは席に戻り、ワインを飲み直す。
「でも…ランジェリーショップのオーナーさんが、一体ゼシカに何の用で?」
エイトはすかさずルコに聞いた。
「うふふ。スカウトしに来たのよ。ゼシカ、あなたに是非うちのランジェリーの
イメージガールをやってほしいと思ってね。」

「………え。」
「えええええええ!?」4人は一斉に声を上げた。
477名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/08(日) 19:19:48.62 ID:T4KnQALe0
す、すげー 職人さんラッシュ\(^o^)/
478その眼差しの先11:2011/05/08(日) 21:04:18.07 ID:UJGH495A0
「お店の外にいたあなたを見て、ピーンと来たのよ。次のコレクションで出すランジェリーラインの
イメージが正にゼシカにピッタリなの!今度コレクションのイメージブックを出すんだけど、その中
のモデルになってくれないかしら?」

「それって…下着姿で…すよね?」
「もちろん。」
ゼシカが口をパクパクさせて呆然としている。

「あ、ちなみに着用する下着はこんな感じかな♪」そう言ってルコはテーブルの上にポフっと
下着を置いた。ゼシカが小さくまとめられた下着を広げた瞬間、残りの3人は息を飲んだ
その下着はどこを見ても透けている。もはや隠すための下着では無かった。

「………!!」ゼシカはそれを見てかぁっと赤くなり
「ル…ルコさん…いくら何でもこれはわたしッ…」とうつむいてしまった。
(ここの下着は大好きだし、この話自体は嬉しいけどっ…でもこれはさすがに…刺激が強すぎるわ!
どうしてあんなに素敵な下着を作ってるのにこんなものまで…)

そう思っていると、ルコはハアッとため息をついた。
479その眼差しの先12:2011/05/08(日) 21:19:58.37 ID:UJGH495A0
「やっぱりそういう反応になっちゃうわよね。女の子はこういう下着を露骨に嫌がるのよ。
隠れていないと意味が無いってね。でも、下着は女の子の身体を綺麗に見せたり、その場の雰囲気を
演出する為の物でもあるの。私は男の人が女の子にこういう下着を勧める気持ちがわかるわ。
好きな人の色んな姿を見たいって気持ちは普通に湧いて来るものだと思わない?」
ルコの話に、ゼシカとククールが反応した。

まるで朝のあの出来事の事を匂わせている様だった。
「わたしはこういうセクシーな下着の魅力をもっと沢山の女の子に知ってほしいの。
紫色した見るからに怪しい建物の様な所でしか売ってないから…ますます卑猥なイメージがついて
女の子も敬遠しちゃうのよね」
ククールは飲んでいたワインを危うく吹き出しそうになった。
「だから、沢山の顧客の女の子がついてくれてる私の店で、このセクシーな下着を作ってみようと思ったの。
そうすれば、従来のイメージも奪還できるかもしれないし、逆に興味を持ってくれるかもしれないでしょ?
この下着がきっかけで、女の子がもっと大胆になってくれれば良いなって思ってるのよ。」

ゼシカはルコの下着に対する熱意にただただ圧倒されていた。
480その眼差しの先13:2011/05/08(日) 22:24:51.91 ID:UJGH495A0
(ククールも…わたしの事好きで…それであんなにしつこく勧めてきたのかな…?でも…どうせ
他の女の子に対しても同じような事してたりして…。)

そう思った瞬間、ゼシカはククールと目が合った。ククールは目を逸らさずじっとゼシカの目を見つめ返す。
その真剣な表情にゼシカは思わず目を逸らしてしまった。

ルコは話を続ける。
「だからお願いゼシカ。力を貸してくれない?魅力的なアナタがこの下着を着てくれれば、女の子の
セクシーな下着に対しての印象も変えられると思うのよ。どうかモデルを引き受けてくれないかしら?」

しばらくの沈黙が続いたあと、エイトがゆっくりと口を開いた。
「ゼシカ。僕は君の好きな様にしたらいいと思ってるよ。ゼシカの決めた事なら、僕はとことん応援
する。」「あっしもでがすよ。世の娘っこ達に勇気が与えられるんなら一肌脱いでやってもいいんじゃ
ないでげすかね。」ヤンガスもそう続けた。

「ククールは…どうなの?」エイトがククールに意見を求める。
「…………。」
ククールは一点を見つめたままなかなか動こうとしない。

ゼシカは自分がどうしたいのかわからないままでいた。大好きなランジェリーのモデル。
でもそれはククールが勧めてきたような身につけた事の無い未知の下着。卑猥で嫌悪感を抱いていた下着…。
481名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/08(日) 23:01:26.26 ID:djPewEUH0
新規のククゼシファン&職人さんが増えてくれて嬉しいですw
SSありがとう!
楽しく読ませてもらっています!
482名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/09(月) 00:44:01.90 ID:DmNkRD2q0
「その眼差しの先」を書いてる者ですm(__)m
レスくださった皆様ありがとうございます。
気付いたらもう13もいっておりました@@;
まだまだ終わる訳にはいかないのですが…;;
スレ占拠してる状態になってしまって非常に申し訳ないです;;
同じククゼシファンの方々に楽しんでいただけたら幸いです。

引き続き宜しくお願いしますm(__)m
483その眼差しの先14:2011/05/09(月) 00:53:35.09 ID:DmNkRD2q0
「…今更カッコつけても…仕方ねぇよな。」
ククールがボソっと呟き、こう続けた。

「ルコさんの言う通りだよ。好きだから余計見たいと思う。その子の全てが見たいと思うんだ。」
ゼシカはゆっくりとククールの方を見つめた。
「願わくば、オレもこの下着のヘンなイメージは取り去って欲しいさ。でなきゃいつまで
たってもその偏見のせいで肝心な好きな女の見たい表情が限られてくるかもしれないし。
オレはそんなのゴメンだね。好きになった女の全ての表情を見ないとオレは気がすまねぇからさ。
でも…得体の知れない奴らにも見られるってんなら話は別だ。ゼシカは見せ物じゃない。
ただ単にエロい雰囲気を追求するためだけにモデルをさせるんなら、他を当たってくれないかな?」
ククールはルコを鋭い眼差しで見つめながら言った。

あまりに攻撃的なククールの態度にゼシカは驚きを隠せない。
女性には必ずと言って良いほど優しいククールが…。今は別人のようだ。
484名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/09(月) 13:15:50.37 ID:q8YZeWfx0
投下するならまとめて投下した方がいいかも待機
485その眼差しの先15:2011/05/09(月) 15:43:11.43 ID:DmNkRD2q0
そんなククールを見て、ルコは優しく微笑みながら言った。
「このイメージブックは女性の為に作るものよ。まあ完全に男性の目に触れないって
保証もないけど、出来上がったものはお客さんの手に渡るようにするわ。
…それと下着の透けてる部分に関してだけど、着用しても全てが丸見えという風には
ならないから大丈夫。下着の中にカバーを付けて透けても肝心な部分は見えないようにしっかり
ガードするから。あと撮影の時は全て女だけで行うわよ。
さっきも言ったけど、これは今まで女の子が敬遠してたイメージを軽減させるのが目的だから…。
ただいやらしい雰囲気だけのものを作ったって意味が無いの。
女の子から見て、可愛いとか綺麗とか思ってもらえるものが作りたいからね。
大切なモデルさんですもの。引き受けてもらえるとなれば、ゼシカは大切に預からせてもらうわよ。」

ルコはそう良い終えるとゼシカに視線を移した。

「…だってよ。ゼシカ。あとは自分でどうするか決めな。」
そう言ったククールはいつもの表情に戻っていた。

ルコの熱意はゼシカにしっかりと伝わっていた。憧れのランジェリーショップのオーナーが
こんなにも自分を必要としてくれて、エイトもヤンガスも自分の意見を尊重しようとしている。
ククールは…ルコの真意を確かめるためにあえてキツい言い方を選んだ。
486その眼差しの先16:2011/05/09(月) 15:50:29.03 ID:DmNkRD2q0
ゼシカはククールの言葉を思い返していた。

「好きだから余計見たいと思う。その子の全てが見たいと思う。」

(ククールの前で否定したあの姿になる事が出来れば…わたしはもっとククールの
希望を叶えられる様になるのかもしれない。これがきっかけでもっと素直にククールを
受け入れられる様になれるかもしれない。恥ずかしいけど、好きな人が本気で見たいと
思うのなら…わたしは…。)

「…やります。やらせてもらえませんか?」
ゼシカは真っ直ぐな瞳でルコを見つめながら言った。
「え…ホント!?ホントに引き受けてくれるの!?」
ルコはぴょんと跳ね上がり、勢い付いてゼシカの手を強く握る。
「これはすぐにでも制作の手配をしなくっちゃ!ありがとうゼシカ!必ずこのランジェリーラインを
成功させる様に私たちも頑張るからね!」「は…はい!」

そんな2人のやりとりを、3人の男達はじっと見守っていた。
487その眼差しの先17:2011/05/09(月) 16:02:58.82 ID:DmNkRD2q0
ククールはゼシカを見ながらふと思う。
(ちょっとでも自分のイヤだと思ったり、認めないと思ったものに対して断固たる態度を
崩さないあいつが…。ああやって自分から進んで歩み寄ろうとしている。一体何がそうさせてるんだ?
その原動力の中に、オレは入っているのか…)

ククールはゼシカの気持ちを薄々勘付いてはいた。
自分のからかいにゼシカはあからさまに顔を赤くして反応してくる。
それが嬉しくて、可愛くて、ククールはいつもゼシカにそんな態度を取ってしまう。
今日もそうだった。普段のゼシカの姿を見られた事が嬉しくて、つい自分の着て欲しいと思った
装備屋の前まで連れていってしまった。無論それは拒絶された訳だが。

(まぁ…当然っちゃ当然だよな。いくら本気で着て欲しいと思ったとはいえ、お互い好きって言える
間柄でもねぇのにあんなとこにいきなり連れ出したら…ドン引きするよな。普通に考えて。)

ククールがゼシカになかなか気持ちを伝えられないのはそういう理由だった。
ちょっとした事でもゼシカに拒絶されると、それ以降自分を出すのを躊躇ってしまう。
いくら本音を出しても、それを受け入れてくれなければ意味が無いのだ。ゼシカに無理強いは出来ない。
したくもない。それでもわかってほしい。自分の事を…。わかってほしいと行動すればする程
ゼシカが遠くに行ってしまうような気がして…。
そんな気持ちにククールは翻弄されっぱなしだった。
488その眼差しの先18:2011/05/09(月) 16:23:32.61 ID:DmNkRD2q0
(それでもなんとなくだが…何かが…変わりそうな気がする。)
ルコと楽しげに話すゼシカをぼんやりと見ながら、ククールはそう思っていた。

「それじゃあねゼシカ、皆さん。準備が出来次第、すぐに連絡するわ。」
そう言ってルコは軽く手を振りながら酒場を後にしていった。

「わっもうこんな時間かぁ。」
「兄貴…あっしちょっと飲み過ぎたでがすよ…。」
「ちょっとヤンガス!!宿まで肩を貸す身にもなってよ!…ったくダラしないんだから。
ククール!ゼシカ!ちょっとヤンガス連れて先帰ってるからね。」

「おう…。」
「え、ええ…。」

その場に残された2人の間に、妙な空気が流れた。
するとククールが片手で顔を覆いながら「オレも結構酔ってるのかねぇ。」
とため息混じりに言った。

「もう…。やめてよね、ヤンガスがあんな状況なのに…アンタまで倒れたら…」
「…今日のオレ、最高に格好悪かったよな。」
「…え?」
「あんな美人つかまえてさ…結構キツめに言っちまったりして……それに皆の前で
好きな女の全てが見たい…なんて、何言ってんだオレは。今日…ちょっとヘンかもな。」
「ククール…。」
489その眼差しの先19:2011/05/09(月) 16:43:40.54 ID:DmNkRD2q0
ククールはルコにとった態度、言った内容を思い出して項垂れていた。
「あれは…ククールなりにルコさんがしようとしてる事の真意を探ろうとしてくれてたんでしょ?」
ククールのあまりの落ち込みぶりにゼシカはとっさにフォローをする。
「んな事言って…内心お前だって格好悪いって思ってんだろ?」
そう言ってククールはテーブルに顔をうずめた。その姿は母親に叱られた後の子供の様だった。

ゼシカはそんなククールを見て唐突に笑いが込み上げる。
「何笑ってんだよ?」
「そんな事で落ち込んじゃうなんて…。結構カワイイとこもあるんだな〜ってね。
そんなんじゃカリスマの名が泣いちゃうわよ。」
「かわいいだぁ?へっ!どこをどう見てそう言ってんだか。見る目がねぇお嬢さんだな本当に。」
徐々に暖まった空気が流れ始めると同時に、2人の口数は段々と減っていった。

「…良いのが出来るといいな。」
「……うん。」

不器用な2人はそれ以上は何も話さなかった。
この雰囲気を、ただじっと静かに共有し合いながら、夜は更けていくのだった…。

---------------------------------------------------------
前置きでこんなに長くなるとは…。皆さまスレ汚しスミマセンm(__)m
アドバイスくださった方、ありがとうございます!
490その眼差しの先20:2011/05/09(月) 18:24:10.19 ID:DmNkRD2q0
それからしばらくして、ルコはゼシカ達の泊まっている宿を訪れていた。

「それじゃあゼシカをちょっとだけお借りするわね。」
「はい。ゼシカをどうぞ宜しくお願いします。」
今日がイメージブックの撮影日だった。

「ゼシカ、ちゃんとルコさんの言う事を聞いて頑張るんだよ。リラックスしてね!」
「んもうエイトったら!わたしだってもう子供じゃないんだから…。」
「ゼシカの姉ちゃんはいざって時に頼りになるでがすからね。大丈夫でがすよきっと。」
「………。」
ククールは何も言わずゼシカをずっと見つめていた。

「それじゃあ、行って来ます!」
ゼシカは元気にそう言うとルコに肩を抱かれながら歩いていく。

その時だった。ルコがちらっとククールの方を見てニッと笑いかけてきた。
「ぅ。」
ククールは小さなうめき声を上げた。
(あのヒトの前じゃオレも子供同然って感じみたいだな。)

ゼシカを迎えに来たルコは、事前にククールにだけこう話していた。
「ゼシカの撮影、良かったら見に来ない?彼女にあなたがいるって知られると
撮影に集中出来なくなりそうだから、こっそり見学してもらう事になるけど。」

「そういう事でしたら…喜んで拝見しますよ。もし、ゼシカに無理をさせようとした時は
構わず止めに入らせてもらいますが…。」
491その眼差しの先21:2011/05/09(月) 18:34:40.67 ID:DmNkRD2q0
「ふふ。もちろんそのつもりよ。私たちがゼシカにいたずら出来ない様に、あなたにはずっと
彼女の事を見ていてもらわないとね。それじゃあ、待ってるわよ。素敵な騎士さん。」

(一体どこまで本気で言ってるんだ…?)

さすがのククールもルコの微動だにしない言動には感服していた。
魅惑的な身体を演出し、男を惑わせ、虜にする事の出来る下着を作っているオーナーだ。
男と女の事情には誰よりも詳しいのかもしれない。
そう思うと、ルコの立ち振る舞いが自然とそうなるのも納得出来る。

「オレとゼシカの事も…当然お見通しってわけか」
ククールは苦笑しながら言った。

しばらく宿で過ごした後、エイトとヤンガスにカジノに行くと告げ、ククールはゼシカの
いる場所へと向かった。

「うわぁ!すごくいい眺め!綺麗…!!」
撮影が行われる場所を目の前にし、ゼシカは目を大きく開けてはしゃいでいた。
どこまでも終わりの見えない真っ青に広がる海を背景に、白くて教会にも似た大きな建物が佇む。
「気に入ってもらえたようで良かったわ。さ、中に入りましょ。皆アナタの事待ってる。」
ルコはゼシカに優しく微笑みかけ、建物の中まで案内した。
492名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/09(月) 18:55:22.29 ID:tjoumxgj0
連投回避、支援いたします〜
GJ!がんばって!
493その眼差しの先22:2011/05/09(月) 19:14:47.62 ID:DmNkRD2q0
中はとても広く、いくつも部屋があり、白を基調としたインテリアはまるでリゾートホテルの様だ。
部屋のあちこちにピンクや赤、白い花のブーケや撮影で使うと思われる小道具が置いてある。
すると奥の部屋から若い女性が数人、ゼシカとルコを出迎えた。

「オーナー!お待ちしてましたよ!…もしかして、その子がゼシカさん?」
「キャー!オーナーが言ってた通り!本当に素敵…。お人形さんみたい。」
「胸の形といい大きさといい…正に理想的だわ。どうやったらこんな体になれるのかしら…?」
ゼシカはあっという間に女性達に囲まれてしまった。
「あ…あの、わたし…!」
「ほらほら皆!そんなにジロジロ見たらゼシカが困っちゃうでしょう。主役もそろった事だし準備を
始めるわよ。」「は〜い!」ルコの言葉に女性達はそれぞれの持ち場に戻っていった。

(あんな事言うけど、ここにいる人達皆キレイでスタイルいいわ…ドキドキしちゃう。)
ゼシカは常に男3人と旅をしていた為、女だけの空間がとても新鮮に思えた。

「さぁゼシカ!アナタには早速着替えてもらうわよ?向こうの部屋を更衣室として使って良いからね。
じゃあまずは…これを着てもらおうかしらね♪」
そう言ってルコは大きなクローゼットの中から下着を取り出し、ゼシカに渡した。

「……あぁ。」
ゼシカは下着を見て顔が強張った。
494その眼差しの先23:2011/05/09(月) 19:57:12.35 ID:DmNkRD2q0
それは薄いピンクと紫の細い糸で丁寧に織り込まれたレースで作られたテディだった。
後ろから見ればブラジャーとパンティが別々になっている様に見え、
前から見るとそれらが繋がっていて、水着のような形になっている。
とは言っても両胸の下に2つの細いレースがパンティを繋いでいるだけのセクシーな下着だ。もちろん全て透けている。

(ククールが勧めてたのより色もキレイだし、レースもカワイイけど…でも…!
かしら…?やっぱりすごく卑猥な感じに…)

「大丈夫よ。」
ルコはゼシカの気持ちを汲み取り、優しく声をかけた。
「あのショーウィンドウで見た時からこの子だ!って思ったの。顔に幼さなが残ってるのに、
その見事なプロポーション。そのギャップがたまらなく素敵だって思ったわ。
この子なら、可愛らしさと色気を同時に兼ね備えた着こなしが出来るんじゃないかって。」

「…ルコさん…。」
「着てみればわかるわ、ゼシカ。私の目に狂いは無かったって事にね。さ!とにかく着てみて。
話はそれから。…あ!そうそう、下着を着る前にはちゃんとこのカバーも付けるのよ?
じゃないと、あなたの騎士さんに怒られちゃうからね。」
「えっ?」
「こっちの話よ。さあ行った行った!」
そう言ってルコはゼシカをぐいぐいと別の部屋に押し込んでしまった。
495その眼差しの先23:2011/05/09(月) 20:03:16.47 ID:DmNkRD2q0
台詞がちょっと抜けたので投稿しなおします。スミマセン><
___________________________________________________________________________________

それは薄いピンクと紫の細い糸で丁寧に織り込まれたレースで作られたテディだった。
後ろから見ればブラジャーとパンティが別々になっている様に見え、
前から見るとそれらが繋がっていて、水着のような形になっている。
とは言っても両胸の下に2つの細いレースがパンティを繋いでいるだけのセクシーな下着だ。もちろん全て透けている。

(ククールが勧めてたのより色もキレイだし、レースもカワイイけど…でも…!
わたしに着こなせるのかしら…?やっぱりすごく卑猥な感じに…)

「大丈夫よ。」
ルコはゼシカの気持ちを汲み取り、優しく声をかけた。
「あのショーウィンドウで見た時からこの子だ!って思ったの。顔に幼さなが残ってるのに、
その見事なプロポーション。そのギャップがたまらなく素敵だって思ったわ。
この子なら、可愛らしさと色気を同時に兼ね備えた着こなしが出来るんじゃないかって。」

「…ルコさん…。」
「着てみればわかるわ、ゼシカ。私の目に狂いは無かったって事にね。さ!とにかく着てみて。
話はそれから。…あ!そうそう、下着を着る前にはちゃんとこのカバーも付けるのよ?
じゃないと、あなたの騎士さんに怒られちゃうからね。」
「えっ?」
「こっちの話よ。さあ行った行った!」
そう言ってルコはゼシカをぐいぐいと別の部屋に押し込んでしまった。
496その眼差しの先24:2011/05/09(月) 20:44:31.52 ID:DmNkRD2q0
「そうよ。もうやるって決めたんじゃない。ルコさんもああ言ってくれてるし、それにククールだって…。」

そう言いながらゼシカは深呼吸をしてから次々と服を脱いでいき、ルコの言われた通りに胸と下腹部にカバーを付けた。
大きな姿見の前に立ち、ゼシカはゆっくりとその下着に足を通し、大きな胸をレースで出来たカップに
しまい込む。全体の形を整えて鏡を見たゼシカは目を大きく見開いた。

「………すごい…。」
しばらく自分の姿に見入った後、そう呟く。

優しい色合いをしたピンクと紫で出来たレースは、外からの光を浴びてキラキラと繊細に輝き
手にとっただけではわからなかったレースの細かな花の模様がゼシカの胸に美しく咲き乱れていた。
まさにゼシカに着られるのを待っていたかの様に、その美しい下着はゼシカの体を優しく、そして
素肌のようにピッタリと包み込んでいる。

体のラインが凄くキレイに見えて…それにこんなにエッチな形をしてるのにすごくカワイイわ。
あんなに抵抗感があったはずなのに、嘘みたい…)

「どう?ゼシカ上手く着れたかしら?」
ルコはドアの向こうからコンコン、とノックをする。
「ルコさんっ!これ…スゴイわ。こんな下着、初めて!」
ドアを開けたルカはゼシカの姿を見るなりわあっと歓声を上げた。
497その眼差しの先25:2011/05/09(月) 21:24:14.44 ID:DmNkRD2q0
「やっぱり!私の思い描いていた通り!これなら女の子もきっと可愛いって言ってくれるわ。」
そう言ってルコはゼシカの全身を隈無くチェックしていく。

「ちゃんと大事なところも上手く隠れてるし…胸の膨らみも潰さずちゃんと支えてるわね。」
ルコはぶつぶつ独り言をいいながら嬉しそうにゼシカを眺めた。
「さあ!ちゃんと下着も着れた事だし、次はメイクよメイク!」
「えっ?…これで終わりじゃ…」
「何言ってるの。まだまだよ!普段のゼシカとはちょ〜っと違う雰囲気にしたいの。
次はあっちの部屋に移動しましょ。」
ポカンとするゼシカの背中をルコは構わずグイグイと押して部屋へと引っ張り込んだ。

丁度その頃、ククールはルコに言われた通り、ゼシカがいる建物の前で待っていた。
「いらっしゃい。お待ちしてたわよ騎士さん。」
ガチャっと扉が空き、中からルコがニコニコと笑みを絶やさずククールを迎えた。

「ゼシカの様子は…どうです?」
「やっと緊張もほぐれ始めてきた頃かしらね…ふふふっ早くあなたに見せてあげたいわ」
「オレはゼシカの下着姿なんて見た事もないし…撮影中に興奮してゼシカを襲っちゃうかも
しれないんだけど…そうなっても許してくれますかねぇ?」
「そうなった時は、私達も空気を読まなくっちゃね。
美男美女が絡み合う姿を見るのも嫌いじゃないわよ?」

(下着屋やってる女って、皆こんな感じなのか…?オレの想像の遥か上を行ってるな…)
ククールはルコの後ろ姿を目で追いながら思った。
498名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/09(月) 22:24:53.11 ID:H8lALC680
SSGJ!!
続きドキドキしながら待機していますw
499名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/09(月) 22:26:36.58 ID:i2+26Ala0
ククさん襲えばいいと思うよ!

楽しませてもらってます〜!本当に長くて大変そうだな
一気に書いて一気に(規制を避けるため少し時間を開けて)投稿すればどうだろう
500その眼差しの先26:2011/05/09(月) 22:33:27.70 ID:DmNkRD2q0
「ゼシカも他の女の子も、同じ部屋に集めてるわ。アナタの姿は誰にも見られない様にしないと。」
ルコはキョロキョロとまわりを伺いながら奥の部屋まで進んで行く。

「さぁ。ここが撮影場所よ。」
そう言って通された場所はとても大きな窓の開いた開放感溢れる部屋だった。
窓からは太陽の光が降り注ぎ、広くて真っ青な海も見える。その窓の横に真っ白なシーツのベッド、
そしてベッドの真横に大きなクローゼットがあった。

ルコはそのクローゼットに近づき、ガチャン、とその中を開けた。
「…はい♪」
「…はっ?」
「入って?」
「…この中に…ですか。」
そのクローゼットの中には少しの服が入っているだけで、大人の男が1人隠れるには
申し分の無い広さを保っていた。

「良い?くれぐれもここで撮影している間は、絶対に物音を立てちゃダメよ?」
「…ええ。もちろん。」
ククールはそう言うとクローゼットの中にスッと入っていく。
「もう少しで、ゼシカも準備出来ると思うわ。でも、何枚もの下着を着用しなくちゃいけないから
今日はきっと長い1日になるわよ。それでも…大丈夫?」
心配そうに話すルコに、ククールはこう返した。
「…オレはゼシカを守る騎士ですから。あなた方がゼシカに何か変な事をしない様に見張るのが
オレの役目…でしょ?」
501その眼差しの先27:2011/05/10(火) 02:39:42.44 ID:nbgMg3xz0
ルコはその言葉を聞いて微笑みながら頷いた。
「…あの子は幸せ者ね。こんなにも思ってくれる相手がいるなんて。この前スカウトしに行った時に
言われた、あなたの言葉の1つ1つからもそれがよく伝わってきたわ。」
ククールはルコに言った言葉を思い出し、一瞬だけ目を左へ流した。
「それじゃあ、ゼシカを見守ってあげてね。ゼシカだけの騎士さん。」
クローゼットにククールを残して、ルコはガチャン、と扉を閉めた。

閉め切っているにも関わらず、クローゼットの細かい格子から太陽の光がチラチラと入り込み
ククールの綺麗な銀髪が光に反射して輝いた。
(意外にここからでもよく見えるんだな。)
ククールは格子越しに部屋を眺めていた。「…オレ覗き魔みてぇ…。」
自分の置かれている状況を改めて考えると、ククールは複雑な心境になる。

(それでも…オレは見届けたいんだ。ゼシカの姿を。
ゼシカが決心してこれからしようとしている事を。)

「ゼシカ…。」
ククールは無意識に呟いていた。

するとドア付近から数人の女の話し声がした。来るか?とククールは息を潜める。
入って来たのはルコの下着屋の従業員である若い女性達だった。
手には美しい花がまとめられたブーケが握られており、女性達はおもむろに
花びらを摘み取り、それを真っ白なベッドのシーツに敷き詰め始めた。

(…何が始まるんだ?それにしても…皆揃いも揃って美人だな。)
ククールがその様子を見つめていると
「それじゃあゼシカに入って来てもらうわよ〜!」とルコの声が聞こえた。

ドクン。
ククールの心臓が大きく音を立てた。

ゼシカがその部屋に入ってくるまで、時間はそう長くはなかったはずだが
ククールにとっては、その間の時間は長い、長い止まった時の様に感じられた。

キィ…。

ゆっくりとドアを開く音が聞こえ、一歩一歩ゆっくりと入って来る影が見えた。

ーーーゼシカだ。

502名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/10(火) 13:34:27.65 ID:2HniRrTE0
>>499
自分もクク襲っちゃえばいいのにwって思ったww

>>501
SS毎日お疲れ様!楽しく読ませて貰っています
感想は完結した後に書かせてもらいます!
503その眼差しの先28:2011/05/10(火) 19:02:41.92 ID:nbgMg3xz0
ゼシカは首から足にかけて、長くて白いローブにくるまっていた。
ローブの先をひらひらと揺らしながら、ゼシカはルコの前で立ち止まる。
「準備は出来たわね。ゼシカ。」
「…はい。」
そう言うとルコはゼシカの肩に手をかけ、ローブを優しく脱がせてやる。

「…………………………………」
ローブを取ったゼシカにククールは釘付けとなった。
目の前にいたのは、ククールが普段から見ているゼシカの姿では無かった。

結んでいたツインテールはとかれ、髪を全て下ろし、その表情もいつもとは違っていた。
濡れた質感のまつ毛に、ぽっと蒸気したような桃色の頬、そして赤みを帯びているはずの唇は
水の様な艶を揺らめかせる薄いピンク色の、何とも言えない魅惑的な唇をしていた。

そんなゼシカの体に、絶えず光をまとった優しい色合いの下着がしっとりとまとわりついている。

その姿はこの世のものとは思えない程可憐で、手を触れるとどこかへ消えてしまいそうな儚さと
強烈な女の甘い色気を合わせ持った芸術作品そのものだった。

ゼシカを見て、ククールの胸の鼓動がますます早くなる。
それに合わせ、身体も熱を帯びて行く。
ククールは心の中でも無言になり、夢中でゼシカの姿を目で追っていた。

他の女性達もまた、ため息を漏らしていた。
「本当に…素敵だわ。あなたみたいな子に私たちが作った下着を着てもらえるなんて…」
ルコも女性達もゼシカの姿に感無量の様子だった。
「そ、そんな…。」色んな方向からの視線に、ゼシカはまだ慣れず下を向いた。

「ふふ!恥ずかしがってる場合じゃないわよゼシカ。早速撮影していくとしましょ。」
ルコがそう言うと周りの女性達もテキパキと準備を進めていった。
504その眼差しの先29:2011/05/10(火) 20:19:56.04 ID:nbgMg3xz0
「それじゃあ、まずはそのベッドに横になってもらえない?」
「はっはい!」

ゼシカは赤、白、ピンクの花びらが敷き詰められたベッドに近づいて来た。
(…うっ………近!)
ククールが潜むクローゼットの側にベッドはある。
ゼシカがそのベッドにもたれ、前かがみになった瞬間、ふるん、と揺れる胸がククールの前に
あらわになった。

ククールは手の甲で唇を抑え、息を殺しながらゼシカがベッドに横たわる様子を
ただ見ているしかなかった。

燃え上がりそうな程、身体が熱い。出来る事なら今すぐ飛び出してゼシカに抱きつきたい。
ククールはそう思っていたが、ゼシカの放つ幻の様な美しさが、ククールの衝動を抑え込んでいた。

「よし。撮影を始めるわよ。ゼシカ、どうか気をラクにしてね。」
ルコの声に、ククールは我に返り、(何考えてんだオレは…。)と周りに悟られない様に
ため息をついた。
ルコは自ら重そうなカメラを構え、ゼシカを撮影していく。
「次はちょっと顎を引いてこっちを向いてみて…。」少しずつ注文を変えながらゼシカに
ポーズを取らせる。シャッター音の合間に、女性がゼシカのそばに寄って髪の毛を直したり
下着の位置を調整したりと奮闘していた。

(実際のこういう撮影って…結構淡々と進んで行くものなのね…。
わたし…今どんな顔をしているのかしら。ちゃんと良い顔が出来てるのかな…。)
ゼシカはボーッとそんな事を考えていた。
ククールもまた、
ちゃんと普通に撮影はしている様だな。もっと過激な事を要求されるのかと思ったが。)
ククールは現場の雰囲気を見てようやく安心した表情を覗かせた。

それでも自分の目前で起こっているこの事態に関しては、夢でも見ているかの様な錯覚を覚えていた。
惚れた女、それも付き合う仲にすらなっていないその女が、目の前で無防備な格好でベッドにいる。
一度熱くなった身体はそう簡単に静まるはずも無く、ゼシカがポーズを変える度に
ククールの目は忙しく動いた。
505名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/10(火) 23:28:40.08 ID:ANCjS8Fm0
職人さんが投下してくれている最中のSSから、
>>503-504付近の展開のイメージイラストを描かせて頂きました
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/138/%E6%96%B0%E8%A6%8F%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%B9.jpg
下着絵なのでパス「kj」を設定してあります
506名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/10(火) 23:33:44.15 ID:nDjrP1QP0
>>505
ぶはwwwwwwwww
もうダメだ何この色っぽさwwwwwwww
もう笑うしかないwwwひゃあああああ
ククさんヤバいよねククさん!
507名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/10(火) 23:43:34.41 ID:TDXa7Yuj0
>>505
くぉくぉくぉくおくぉ、くおるぇうゎぁぁぁぁぁぁぁぁ
セクシーやんかい!
ゼシカのちょっと濡れたような目がじぃつにはかなげな乙女乙女していて色っぽいです!
コミカルなククールの顔つきとの対比でなおさら……!!
508名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/11(水) 01:20:01.55 ID:drdpyedaO
>>505
仕事早ッ!
まさに神速w
509名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/11(水) 01:28:57.98 ID:vcnSscMN0
510名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/11(水) 08:48:38.06 ID:BUrE6RWL0
「その眼差しの先」を投稿してるものです。
待機してくださってる方、支援してくださってる方…いつもありがとうございます。
初のssなので、アドバイスも参考にさせていただいております。

それにまさかイラスト描いてくれる方までいらっしゃるとは!!
感激しました!ゼシカエロかわいい…!ククールも純情青年みたいな表情も最高です。
引き続きもう少し長くなりそうなのですがどうぞ宜しくお願いします。
511その眼差しの先30:2011/05/11(水) 16:59:13.57 ID:BUrE6RWL0
「う〜ん…。まだちょっと表情が固いわねぇ。」
ルコがゼシカの顔を覗き込みながら言ってきた。
「もう少し肩の力を抜いてごらんなさい?良い顔を作らないとって気張る必要なんて無いから。」
「は、はい…。」
その後もルコはシャッターを切るが、どうも何かが違うらしい。
「まだまだ…惜しいわね…。」
「うぅ。」
ゼシカはこれ以上どんな顔をしたら良いのかわからず困った表情を見せた。
「ん〜。何か良い方法は…、…あ!そうだわ。」
ルコの顔がパッと明るくなる。

「ゼシカ。あなた好きな人はいるの?」
それは唐突な質問だった。

「……えっ…!?」
(…………!!?)
ゼシカとククールの動きがピッタリと止まった。

(…な、なんて事聞きやがるんだアンタは…!?)

ククールの全身からイヤな汗が一気に吹き出して来た。
その質問は今のククールにとって一番恐れていたものだったからだ。
からかったゼシカの反応を見る度、もしや?とは思っていたが、確証などどこにもない。
ゼシカが仮に自分の事を気になっていたとしても、本人がその事を自覚しているかどうかも
疑問だ。実は自分より優しいエイトの方に、惹かれている可能性だって…捨てきれない。
なかなか進展しない2人の距離が、ククールの不安をかき立てる一番の原因になっていた。

ゼシカの方に目を向けると、ゼシカもまたその質問に動揺しているような態度を取っている
その姿に、ますますククールは険しい目つきになった。
そんな2人の様子に構う素振りなど全く見せず、ルコは続けて言った。

「もし好きな人がいるなら、今から私をその人だと思って見てくれないかしら?
その姿を見られているとしたら…ゼシカはどういう顔をする?」

「……。」
ゼシカはベッドに仰向けになり、目を閉じた。
「……。」
ククールはその様子を固唾を飲んで見守る。
512その眼差しの先31:2011/05/11(水) 17:27:54.24 ID:BUrE6RWL0
「じゃあ、撮影を始めるわね。」
ルコがそう言った次の瞬間、ゼシカはゆっくりと目を開けルコの方に目線を向けながら唇を動かした。



「…………ククール。」



声にならない声だった。かすれた様な、息だけで作られた様な声。
それでもククールの耳にはその名前がしっかりと聞こえた。

ククールの名前を呼んだ直後のゼシカの表情は、顔を斜めに傾けたままルコに視線を合わせ
その目は涙を含んでいるかのように潤んでいた。両腕を上げ、手を頭の上でクロスし
腰をくねらせながら見せるその切なげな表情を、ベッドに飾られた花びらがさらに妖艶な姿へと
引き立てる。

(ッ…ゼシカ…!お前…。)
ククールの顔はカァっと赤くなり、ゼシカの自分を呼ぶ小さな声に、すぐにでも答えてあげたいと
いう気持ちが止めどなく溢れ出てくる。
さっきまでの不安の固まりは跡形も無くどこかへ消え失せていた。

「そうよ!その表情が欲しかったの。凄く色っぽいわ。さ、続けて…?」
ゼシカは人が変わった様に色々な表情を見せ始めた。
上目遣いで何かを気に掛けている様な表情や、一変して無邪気な子供の様に笑ってみせる表情…。
猫の目の様にクルクルと華麗に変化する表情に、ククールも思わず見入っていた。
ましてやそれが自分の事を考えながらの表情であるのだから、
ククールはそれを片時も見逃す事は出来ない。

撮影は順調に進んで行く。
ゼシカは様々な下着に身を包み、次々とククールの前に姿を現した。
挑発的な黒く透けたボディスーツにガーターベルト、ストッキングを身につけ
小道具の黒い羽で出来た怪しげな仮面を持ちながら流し目を披露してみたり
頭に花冠を付けカラフルなフリルで出来た下着を着てイタズラする少女のように舌を出し
真っ白なレースで出来たベビードールの裾をつまみ、わざとパンティの紐の結び目を見せながら
こちらを伺うような表情を見せ…。どの下着を着用しても表情が同じになる事は無かった。
513名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/11(水) 17:58:58.41 ID:vcnSscMN0
歴代ドラクエキャラの身長・体重を予想するスレPart2
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/ff/1305032638/
514その眼差しの先32:2011/05/11(水) 18:15:30.84 ID:BUrE6RWL0
ククールはそんなゼシカの表情の変化を見る度に関心し
その見た事もない顔や格好、ポーズに終始ドキドキさせられていた。
(この表情の全ては、オレに向けられたものなんだよな…。本当に、オレのものにしちまっても…
良いんだよな?ゼシカ。)
撮影が終わりに近づくに連れて、そんな思いが強くなる。

早く触れたい。彼女に。


全ての撮影が終わった頃には、外は真っ暗になっていて、
太陽の代わりに大きな銀色の月が昇っていた。

「ゼシカ!本当〜にお疲れさま!休憩もほとんどしないで、よく頑張ってくれたわね。」
ルコと若い女性達は大きな拍手でゼシカを讃えた。
「いえ…わたしも…すごく楽しかったです。ありがとうルコさん、皆!」
ゼシカは皆からの拍手に心から感謝をし、笑顔でお礼を言った。

「…とは言っても、まだ撮り残しがあったら困るからちょっと向こうのクローゼットの
下着を確認し直してくるわね。だいぶ部屋も散らかしちゃったし、ついでに片付けも!
だからゼシカはちょっと休憩していて。」
どうぞ、とルコの側にいた女性がゼシカに暖かい飲み物を差し出すと、ゼシカを1人残して
皆部屋から出て行ってしまった。

ゼシカは喉が渇いていたのか、息を吹きかけながらその飲み物を一気に飲み干す。
「あ〜〜ぁ。」
ゼシカは両手を伸ばし、ベッドに思いきり倒れ込んだ。
「…なんて素敵な日だったのかしら…。」
そう言うとゼシカは笑みをこぼし、はあっと息をついた。
ククールは余韻に浸るゼシカを見て、釣られて笑顔になっていた。

(誰もいねぇし、今ここから出て行って、オレの想いを伝えてぇ所ではあるが…。
こんなに幸せそうに余韻にひたってるんじゃ、かえって出ない方が良いかもな。)
出て行けば間違いなくゼシカは混乱する。
ゼシカが1人でかみしめている幸せな時間を壊す事になる。
心苦しいが今日、ここであった事、見た事、聞いた事は自分の胸の内に閉まっておこうと
ククールは思っていた。

するとゼシカはすくっと立ち上がり、着用している下着を触りながらじっくりと見始めた。
「これも…すごく可愛いなぁ。」ゼシカが着ていたのは白の透けた素材で出来ていた
三角ブラとパンティだった。その立ち姿はククールに背を向けた状態になっている。

(…!尻が!)
透けている素材からうっすらとゼシカの桃の様なお尻が見えていた。
(これ以上は…!勘弁してくれよ…。)
そう思いながらも、目はしっかりとゼシカのお尻をとらえて離さなかった。
515その眼差しの先33:2011/05/11(水) 19:32:38.60 ID:BUrE6RWL0
「ここって鏡なかったっけ…全身見たいんだけど…。」
そう言って辺りを見渡し始めたと思いきや、くるり、とゼシカはククールの方を向いた。
「あ!クローゼットの内側に付いてたりして…」
事態は一変した。ゼシカはクローゼットに向かって歩いて来る。

(は?おいおいおいおい嘘だろ…!)

そうククールが思ったのもつかの間、ガチャン!と大きな音を立て
クローゼットは開かれてしまった。

「………………よぉ。」
ククールはゼシカを見るなり、左手をあげて挨拶をした。

「…………………………。」
クローゼットには鏡など付いてなどおらず、代わりにあるのは
あぐらをかいて座っているククールの姿だけだった。

ゼシカは焦点が定まっておらず、ただ呆然と立ち尽くしているだけだった。
「ゼ、ゼシカ?」
ククールが再び声をかけると、ゼシカの体が震え始めた。
体中が一斉に赤くなっていく。
「クっ……クッ…クク…クク…ク」
「おい。ゼシカ、落ち着け、な?」
「…ククールが…っ…なんでこんな所に…?…まさか…ずっとここ…で…!?」

ー最悪だ。ゼシカの魅惑的な姿に悶え苦しんだ挙げ句、こうしてひっそり退散しようと
思っていた矢先にこれとは。これが紳士的に耐えたオレへのご褒美ってか?ふざけんな!
だとしたら、とんだ腐りきった神にオレは目をつけられたもんだ。

ククールの心の声も虚しく、まさにこれから予め予想していた事態に発展する事となる。
516その眼差しの先34:2011/05/11(水) 20:00:55.63 ID:BUrE6RWL0
「ほんっっっっっとアンタって人はどうして!!!こんな…こんな…!」
「ゼシカ!!ちょっと待っ!」
「バカ!!バカバカバカバカバカ!!ククールのバカッ!最低よ!アンタ本当に最低!!」
ゼシカは撮影に用意されていたストック用の花束をククールに思い切りぶつけた。
「わたしの事からかってるの!?卑猥な格好が見られると思って、ずっと…!」
「そんなんじゃねーよ!!」
ゼシカは花束をククールにぶつける事をやめない。
「じゃあ何だっていうのよ!?わたしは真剣にやってたの!それを…こんなところでコソコソと!!」
「それについては謝る!でも、オレはお前をからかってるつもりなんかねぇって!!」
床に散乱した花びらをかき集め、ゼシカはククールにひたすら投げつけた。
自分が下着姿である事も忘れ、ゼシカは一心不乱に取り乱していた。
「もうヤダ最悪っ…!!ずっといたのなら…アレも聞いてたんでしょ!?
撮影してる時にわたしがつぶやいた…」

「ククー」

ゼシカがそう言いかけた時、それだけは言わせない、と瞬時に思ったククールは
右腕をゼシカに伸ばし自分の胸にゼシカの顔を押し付け、しっかりと両腕に抱き込んだ。
少し遅れて、ゼシカが投げた花びらがパラパラと2人の間に落ちて来る。

「…好きな女の全てが見たくなるって…オレ言ったろ?」
「…………。」
「見たいんだよゼシカ。そろそろ見せてくれよ、もっと。オレは、お前がたまらなく好きなんだから。
「…ククール…。」
「自分の気持ち、とっくにわかってたはずのにな。言うのが遅くなっちまって、ゴメンな…。」
「う…。」
ゼシカの目から大粒の涙がこぼれた。
ククールが、ずっと言って欲しかった言葉を言ってくれた。

自分を気にかけてくれるこの人に、素直になれず、冷たい態度や心ない態度を山ほどとってしまった。
そんな自分を変えたくて、ククールに自分らしく振る舞えるようにするためのちょっとした
「練習」も見られてしまったけれど…。それでもこの人はわたしを本気で好きといってくれている。
これからはもう、どれが本音か、嘘かなんて、考える必要なんてない。

「わたしも…ククールが大好き。どうしようも無いくらい、好き…。」
ゼシカはククールの背中に両腕を回し、ギュッと力を入れて抱きついた。
517名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/11(水) 20:22:25.26 ID:FFn+j16f0
リアルタイム!連投回避!
・・・ってまさか続きは隠れ屋行きでは(汗)
518その眼差しの先35:2011/05/11(水) 20:41:15.04 ID:BUrE6RWL0
ククールは自分の胸に顔をうずめているゼシカにそっと手を添え、くいっと自分の方に向かせる。
ゼシカの目は真っ赤に潤み、頬も林檎の様に赤く染まっていた。
透き通るような薄青の瞳でゼシカに優しく微笑みかけ、そっとゼシカのおでこにキスをした。
ふわっと風が当たる様に、ククールの唇が触れるのを感じたゼシカは、スウッと全身の力が
抜けてしまった。そんなゼシカをククールはゆっくりとベッドに座らせながらも
ゼシカへのキスをやめなかった。
おでこへのキスから、そのまま唇を目尻まで滑らせていくと、溢れていた涙をぺろっと舐めとる。
「…!ククール…そんな…汚い…わ」
「汚くなんてないさ。ゼシカの涙の味だってオレは知りたいぜ?」
「………。」
ククールはゼシカの涙を舐めた後、さらにそのまま唇を滑らせ柔らかいゼシカの頬に
唇を押し当てながらキスをする。ククールの唇はゆっくりとゼシカの唇までの
距離をつめていく。ゼシカの唇まで、あと数センチというところまで来ていた。

(…つぎは…唇にキスが…?)

ゼシカがそう思った時、ククールはちょん、と一差し指をゼシカの唇に乗せた。
(……?)
ククールはドアの方を向いて
「…すみません、ルコさん、お嬢さん方。これ以上やると、ハニーがきっと恥ずかしがると
思うんでこれくらいに…。」
とにっこり笑いながら言った。

「へっ!?」
そう言ってゼシカがドアの方を見ると、ルコと従業員の女性達が2人の様子をじっと見ていた。
「やっ…!!ルコさん……!!?」
「あーん、見つかっちゃった。もうちょっとでいいところだったのに…。」
ルコ達はニヤニヤと笑い合っていた。
「んもうっ!!ルコさんまで…!!」
ゼシカはさらに赤い顔をしてむくれてしまった。
そんなゼシカをククールは子供をあやす様に、ゼシカの頭を優しくなでた。
519その眼差しの先36:2011/05/11(水) 21:05:56.13 ID:BUrE6RWL0
真っ青な海は深い紺色に色を落とし、満月をゆらゆらと映している。
ルコはゼシカとククールを外まで送り出していた。
「ゼシカ、今日は本当にありがとう。アナタのお陰でイメージブックも良いものが
出来上がりそうよ。下着もとても美しく着こなしてくれて…私アナタには頭が上がらないわ。」
ルコはそう言ってふふっと笑ってみせた。
「それから…騎士さん。ゼシカをずっと見ていてくれてありがとう。
おかげで私たちゼシカに変なイタズラしちゃおうって気持ちを抑える事が出来たみたい♪」
「ル ルコさん何言って…!?」
「ショーウィンドウで騒ぎ合ってる時から、ずっとアナタ達の事見てたのよ?ゼシカ、騎士さん。
これからもどうか仲良くね。旅が落ち着いたら、またここに遊びにいらっしゃいな。
2人が今より深い仲になっていた時には…この別荘も好きに使ってくれていいわよ?」

「な…!」
「ええ、喜んで。そうさせてもらいますよ。」
「ちょっとククール!勝手な事言わないでよ。」
ルコは2人のやりとりにクスクスと笑う。

「ママーーーーーァ。」
突然子供の声が聞こえ、男の子がルコに抱きついてきた。
「あら、甘えん坊さん。ママを迎えに来てくれたの?」
「パパと待ちくたびれちゃったよ…。早く帰ろ?」
男の子の後ろには、とても優しそうなふくよかな体つきの男性が立っていた。
「そうね、急いでお夕飯の支度をしなくちゃ。ゼシカ、騎士さん。
アナタ達の旅の無事をこれからも祈っているわ。…また会いましょ。それじゃあね…!」
ルコはそう告げると、夫と子供と共に歩き出した。
夫はルコの肩を抱きながら、軽くルコにキスをした。
520その眼差しの先37:2011/05/11(水) 21:19:04.14 ID:BUrE6RWL0
ルコ達の背中を見送りながら、ゼシカが言った。
「…素敵な夫婦ね。」
「…不思議なもんだな。仕事とは別の母親の顔、か…。ゼシカもあんな顔する時が来るのかね?」
「どうかしら……?でも、羨ましいな。家に帰ったら子供がいて、大好きな旦那さまがいて…。」
「旦那探しは、もうする必要ないだろ。子供もお望みなら…いつでも協力するぜ?」
「…もう、そんな事ばっかり……本当にバカなんだから。」
ゼシカの言う「バカ」はいつもと少し違っていた。恥ずかしくも嬉しい。
そんなニュアンスを含んでいた。
「…しっかし、すっかり暗くなっちまったな。エイトとヤンガス、宿でゼシカの事
ずっと待ってるんじゃないか?」
「帰ったら話聞かせて〜ってエイトも言ってたからね。」
「あんまり具体的に話すなよ?あいつら鼻血吹き出しちまうかもしれねぇし。」
「ふふっ…。わかったわ。」

「…それじゃあ、帰るとしますか。…お手をどうぞ、姫。」
ククールはゼシカにそっと手を差し伸べる。
「…ありがと。」
ゼシカはためらう事なく、ククールの手をとった。


その日を堺に、2人は元の旅へと身を置いていった。
日々身の削られる様な過酷な旅の続きが待っていた。
それでも2人の距離は少しずつ、確実に近づいていくのだった。

ゼシカも素直にククールを受け入れられる様になり
ククールもゼシカを前以上に気遣う様になった。

あのキスの続きはお預けにしてある。
次の休息時の2人きりのデートの時に、と。2人はそう決めていた。

それからしばらく経ったある日、4人が泊まっている宿にゼシカ宛の荷物が届けられた。
ランジェリーショップのオーナー、ルコからのものだった。
521その眼差しの先38:2011/05/11(水) 21:37:51.95 ID:BUrE6RWL0
中には1枚の便箋と、キレイな包み紙の袋、出来上がったイメージブックが入っていた。
手紙には、新しく作ったランジェリーラインが大反響を呼んだことが書かれてあった。
イメージブックの中のゼシカを見て、それまでセクシーな下着に興味を持たなかった女性からの
注文が殺到したのだという。ゼシカはその内容を見て、満面の笑みを浮かべた。
ルコの手紙には、最後にこう書いてあった。

「これは私からのささやかなプレゼントです。
あなたの素敵な騎士さんの為に、使ってあげてね。」

この袋のことかな?とゼシカは中身がずっしりと詰まったその大きな袋の中を開けてみた。
「…こんなにたくさん…!良いのかしら!?」
中にはルコの作った下着や寝間着がどっさりと入っていた。

(ククールの為に、か…。改めて見られるとなると、やっぱり恥ずかしいな…。)
ゼシカは中に入っていたセクシーな下着を眺めながら顔を赤くした。
そして…このイメージブックは…。
そう思ったゼシカは、中身を見る事なく、あの男の元へと走った。

「これ、届いたわよ。」
ゼシカはククールにイメージブックを渡す。
「おおっ!もう出来てたのかこれ!…で、どうだった?自分で見た感想は?」
「…まだ見てないの。」
「…え?」
「まずはククールに…見てほしいのよ。だってこれは…あなたに向けて撮ったものだから…。」
ククールはゼシカのあの小さなつぶやきを思い出した。
「だから、ククール…見てくれる…よね?」
「…あたりまえだろ。ゆっくり見させてもらうよ。ありがとうな、ゼシカ。」
ククールはゼシカににっこりと笑いかけた。
522その眼差しの先39:2011/05/11(水) 21:50:39.96 ID:BUrE6RWL0
そんな2人の良いムードを、ぶち壊す様な声が…。
「ククール。ちょっとアイテムの整理をしてたんだけどさ……ん?
…その本……あっ!もしかしてゼシカの!?」
エイトが妙に鋭い勘を働かせ、覗き込んできた。
「前にゼシカの姉ちゃんがモデルをしたやつでがすね!あっしもみたいでがすよ!」
エイトの声にヤンガスも興味を示してくる。

「…なんだよ、お前ら。見ていいわけねぇだろ!ガキには刺激が強すぎるっての。」
ククールはイメージブックを持って階段を駆け上って行った。

「えぇ〜っなんだよぉ僕だって楽しみにしてたのにさ〜」
「ガキには刺激が強すぎるって…あっしはククールより年上でがすのに…。」
「あはは…まあ2人とも…今はもう少し我慢してくれない?ね?」
ゼシカは膨れっ面の2人をなだめた。

パタンと部屋の扉を閉めたククールは一息ついたあと、
ゼシカから受け取ったイメージブックに目をやった。
真っ白な表紙にはランジェリーショップのロゴと繊細な花の模様が箔押しされている。

ククールはゆっくりと椅子に腰掛け、表紙をぱらりとめくった。
523その眼差しの先40:2011/05/11(水) 21:58:25.82 ID:BUrE6RWL0
そこには、たくさんの花びらに囲まれた美しいゼシカの姿があった。
その目は本越しにククールの目を見つめている。
少し開いた唇からは自分の名前を呼ぶ声が聞こえてきそうだ。
ククールは1ページずつ時間をかけてじっくりと本を眺めていた。

(どのゼシカも…この眼差しの先には…オレがいるんだよな。)
そう思うと、ククールは言いようのない幸せな気持ちに包まれた。
そして、目を閉じてキスをせがむ表情をしているゼシカのページにそっと口づけた。

次に2人きりになった際は、ククールはそれと同じ事をゼシカにするだろう。
ククールの眼差しの先には、ゼシカしか映っていないのだから…。

---------------------------------------------------------------

…以上です!めちゃくちゃ長くなってついに40までとか…orz
お付き合いいただきまして、どうもありがとうございました!
最初の方分割しすぎてご迷惑おかけしたと思います。本当にすみませんでした。
これからもククゼシの1ファンとしてスレ楽しみにしております!
524名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/11(水) 23:13:34.62 ID:oCyXcpqY0
GJ!!
クローゼットの中に潜んでいる所をゼシカに思いっきり見つかってしまう場面がツボでしたww
下着ネタがきっかけに両想いになる二人ってのもいいですねw
萌え長編SS乙でした!
525名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/11(水) 23:21:57.68 ID:TNoHP+Zu0
すばらしい長編、ありがとうございました!乙です!読み応えありました!GJ!!

見つかったククさんに吹いたw
しっかし紳士だなぁカリスマ。紳士すぎる。ゼシカは可愛色っぽすぎる…ぐはぁ
ククさん、その本まともな気持ちで見れるのでしょうか。健全な男子なら無理だと思うw
そして世にその本が出回るということは自分以外の男もゼシカのその姿を見るわけで、ククさん悶々としそう
526名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/12(木) 01:12:44.88 ID:3JQopBSe0
GJGJ!!!
色気たっぷりな雰囲気なのにやってることはプラトニックなストイックな感じがなんとも歯がゆくて…萌えw
ククさんはいずれゼシカの下着姿をいくらでも直接見れるようになりそうだけど
そのイメージブックはククさんにとって永久保存版の宝物決定ですねwww
また機会があったらぜひ投下してください!
527名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/12(木) 14:49:29.30 ID:eGEMUpuq0
書かせていただいたSS「その眼差しの先」の風景をらくがきしてみました。
走馬灯の様なランダム仕立てになっております。
汚くて見にくいと思いますがお時間あったらまた見てみてください!

らくがきその1
http://u12.getuploader.com/kj/download/139/%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%82%BC%E3%82%B7%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%8C%E3%81%8D1.jpg

らくがきその2
http://u12.getuploader.com/kj/download/140/%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%82%BC%E3%82%B7%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%8C%E3%81%8D2.jpg

あと、>>525さんが気にされている裏事情をちょっと考えて描いてみました。
らくがきその3(おまけ)
http://u12.getuploader.com/kj/download/141/%E3%82%89%E3%81%8F%E3%81%8C%E3%81%8D%E3%81%8A%E3%81%BE%E3%81%91.jpg

やはり下着などの表現を含むので、一応パスもかけさせていただきました。
以前絵師様が描いてくださった時と同じパスの「kj」に設定しております。

絵師様、その節は本当に有り難うございました!
あの絵は大切に保管させていただいております。
528名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/12(木) 14:55:35.62 ID:eGEMUpuq0
あー!リンクにh取るの忘れた!!!><ゴメンナサイ;;
>>524
>>525
>>526
皆さま感想ありがとうございました!
クローゼットのくだり…気にいっていただけたようで何よりです。
もうククゼシ熱が一行にさめそうにありません。どうしたことでしょうか。
また何か思いついたときは宜しくお願いしますm(__)m
あと色々ミスしまくったりして…ほんと申し訳ないです…;;
529名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/12(木) 18:23:54.66 ID:VSt8b1oi0
>>>527
GJすぎます・・・!けしからん!もっとやって!!
おまけがヤバイです。まぢ吹きましたw
意味がわかってしまう自分はいけない大人ww
530名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/12(木) 19:27:39.96 ID:kuMBhWXy0
>>527
SSだけじゃなくてイラストまでwwwGJすぎるwww
そしておまけの意味を分かってしまう自分もやはり…wwww

隠れ屋の方も是非利用して下さいww
萌え作品の連続投下ありがとうございます!!
531名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/12(木) 23:12:37.19 ID:ZJfdRt+T0
>>527
マジ吹いたwww
ククさん落ち着いてククさん!でも本人が目の前にいるんだから仕方ないか…w

てか、文章もだけど絵もうまっ!
熱が冷めるまで萌え続けてください!作品投下してください!
532名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/12(木) 23:35:29.60 ID:+P6zCclb0
職人様方いつも本当にGJです!
また新たなククゼシファン&職人さんが増えて下さり嬉しい限りです


更新が大分滞ってしまっているwiki管理人です
少しずつまた更新を再会していけたらと思っています
4月いっぱいで前の絵板のサービスが終了してしまい、新たな絵板をレンタルしたのでURLを貼っておきます
さっそく職人さんのイラスト投下などもあるのでみなさんよければご利用下さい
ttp://fox.oekakist.com/kkjs/
533名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/13(金) 01:04:49.12 ID:zA4XaOOj0
>>527
SSもイラストも両方GJすぎる(*´Д`)ハァハァまさに神!
潜んでいた所をゼシカに見られた時の、バツの悪そうな「よぉ…」が最高w
イバラドラゴンに絞めつけられているゼシカにムラっとしているククにもワロタw
セクシーとコミカルのバランスがいいなぁ…
とりあえずイメージブックは守られる事を祈ってますw

>>532
wiki管理人さんいつも乙です!
534 ◆F5CMivbcwo :2011/05/13(金) 10:30:43.89 ID:X9PnfZhE0
>>527
大作SSもイラストも超GJです!私もおまけでふきましたw
下手なグラビアよりエロカワいいから、ククも大変だよ(遠い目)

>>532
管理人さま乙です!
自分、まとめwikiからこの本スレにたどり着きました。大感謝です!
535二人の一番長い日/パーティ編:2011/05/13(金) 10:32:37.94 ID:X9PnfZhE0

ゆったりと景色が流れて、メダル王女の島が見えてきた。
宴も半ば。気取らない立食パーティを、皆が思い思いに楽しんでくれてる。
メイン料理、ポルトリンク名物ブイヤベースは完売御礼。
港の薬草売りが差し入れてくれた、野菜と鴨の香草焼もなくなりかけ。
向こうの舷側では、トロデ王とニノ法王が、エイト持参のチーズとヤンガスが仕入れたワイン片手に盛り上がってて。
そのエイトとミーティア姫、ヤンガスとゲルダさんは、何故か持ち込んだ錬金釜に食材を入れて、何やら面白そうな顔。

私とククールといえば、デザート台でおもてなしの準備をしてるところだった。
大きめのシフォンケーキは母さんが焼いたもので、付けあわせの苺ジャムは私・・・とメイドの子達とで作ったもの。
二人で切り分けていたら、ポルクとマルクを先頭に子供たちが一斉に集まってきた。
「みんなの分あるから、小さい子から並んでねー」
誰もがお行儀よくて、楽しそうで、心の底から私はほっとした。
この子達が彼の新しい家族。今のククールにとっては救いでもある。
私も彼らの家族に加わるんだ。できるかぎりの優しさを注ぎたいと思う。

頑張ってひととおり配ると、私は何気ないフリをして隣の台を見た。
そこにはお土産用のクッキーの山。なんとククールのお手製!
修道院仕込みで得意というだけあって、形もキレイ。ムラのないキツネ色ですごく美味しそう。
パーティ中は私たち二人ともあまり食べられないし、あれが余ったら持ち帰れないかなぁ。
そんなことを考えてたら、ひょいっと手を伸ばして彼が一個を指につまんだ。
ニヤっと笑いながら、こっちを振り返る。
(『あーん』して、とかよねー。結婚式のお約束だしね・・・)
甘かった。この意地悪セクハラ色男の性格を忘れてたとしか思えない。
ククールは自分の口にクッキーの端をくわえて近づいてきた!
私は思わず逃げ出そうとした、でも二本の腕に回りこまれてしまった!
アーモンドの香りと、ちょっとイヤラシイ目つきの顔とが迫ってくる。
子供たちやミーティア姫のキャーキャー喜ぶ声。しょうがない、私は覚悟を決めた。

はじめは小麦とバターの味。ククールの唇。吐息。甘すぎるくらいの彼の愛情。
めまいがする。羞恥と幸福のあまり、酔っ払いみたいに倒れるんじゃないかと思った。
唇がやっと離れる。クッキーをほお張ったままだから、視線で抗議した。
(今日だけよ。みんなの前でこんなことして、燃やさないであげるのは!)
伝わったのか伝わらないのか、私を腕に抱いたままウインクしてみせた。
536二人の一番長い日/パーティ編(終):2011/05/13(金) 10:33:35.71 ID:X9PnfZhE0

船は徐々にポルントリンクに戻りつつある。楽しい時間って、ホントにあっという間だわ。
今度はヤンガスとゲルダがやってきた。ククールにとびきりのプレゼントだって。
すごく珍しい、朝焼けみたいなピンクの色をしたワイン。
「けっこー甘口だな。ゼシカは好きなんじゃねえか、こーゆー味?飲んでみろよ」
グラスを渡されて、一口含む。軽い口当たりで美味しい。何の料理でも合いそう。
かわりに差し出されたおつまみを食べたとたん、ククールの顔色が変わった。
猛毒を受けた時みたいに青くなって、あまり見ない汗までかいてる。あ、自分にキアリーかけた。
もしかして、それって、錬金釜にさっき色々入れてた成れの果てじゃあ・・・。
私が眉を吊り上げながら振り返ると、ヤンガスたちは早足で皿ごと逃げだしてた。
ゲルダはもちろん、ヤンガスもこういう時だけ素早いんだから!
ちょっと遠くから銅鑼の音が聞こえてきた。次は何よっ。
「せーのっ、おめでとー!お幸せにー!!」
いつの間にか近づいてた定期船とすれ違う。
乗客の人たちが、声を合わせて祝福を送ってくれたんだ!
隣のバカリスマはまだちょっと気分悪そうだし、私が彼の分も応えなきゃね。
両手を大きく振って感謝を伝えると、また歓声と指笛が返ってきた。

とうとう、古代船は港に帰ってきた。
皆に先に下りてもらって、私とククールは舷側に寄った。
「風も止んだな。ほとんど揺れもねえし。外すなよ、ゼシカ」
彼の言いたいことはわかってる。花束を構えて、桟橋を見る。集まった女性陣の期待の目。
生花のバラがぎっしり束ねられたブーケは結構重い。
けど、武器をさんざん振り回してきた私なら、こんなの全然へっちゃらだわ。
慎重に狙いをつけて、手加減なしの全力で投げた。
ばっちり命中して、予想通りゲルダがひっくり返った。隣のヤンガスもぽかーんとしてる。
さっきの仇討ち成功よ!

私たち二人が桟橋へ下りると、エイトやリーザス村・ポルトリンクの男性たちが、ククールを取り囲んだ。
あっという間に持ち上げて、上空へ放り出すように胴上げをはじめた。ま、あれは本人も楽しそうだからいっか。
人垣は彼を持ち上げながら、何故か移動しはじめた。え?そっち側って、まさか!
「ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい、ばんざーーーーーい!」
「うわーっ!!」
きらめく銀糸の髪ごと、海に投げ込まれる。上がる水柱。沸き起こる爆笑の渦。
って、ちょっとちょっとー!?
「キャーッ!ククールーッ!!!」

☆ HAPPY END ☆
537 ◆F5CMivbcwo :2011/05/13(金) 10:39:09.66 ID:X9PnfZhE0
※ 以下、どーでもいい余談(チラシの裏)でございます。

・○兄院長時代のマイエラクッキーは、100Gの超ぼったくり土産。
・食材錬金の結果は「まほうのやみなべ」。効果ランダム。
・DQ9だと、ブーケの攻撃力って奇跡の剣以上。つええぇ
・すれちがう船から「おめでとー」と、ラストシーンは自分のリアル目撃談。
・胴上げはともかく、ドラクエ世界に万歳はないだろー。orz
・いたストで、クク「泳ぎが得意じゃない」って言ってる・・・ザオリクザオリクww
・なんで「一番長い日」かって、とーぜん全部終わって夜になってからが本ry

・・・いやいやいや。隠れ部屋的SSとかはムリーッ!
イラストだって、基礎がナイからカラダとか難しいポーズとかムリムリーッ!
マンガなんて、絶対ムリーッ!
超さみだれ土下座!

ホント、神々光臨の後だと気がひけますが、おまけ的和装ver.です。
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/142/dq8wedding3.jpg
538名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/13(金) 18:39:39.38 ID:skCsKnOJ0
続き待ってましたー!
SSも絵もどちらも素敵です!!GJ
最後の最後に海に放り投げられるククさんがなんだかとてもククさんらしいw

ここ最近の職人様ラッシュ幸せwwww
539名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/13(金) 20:58:21.54 ID:TdJ54P+F0
>>532
管理人様お疲れさまです!
wikiも楽しく拝見させております。
これからもどうぞ宜しくお願いします!

>>535
SSとイラストGJです!幸せそうな雰囲気が伝わってきます…!
イラストかわええし和装も違和感ないですねw

あと、なんか皆様にあのおまけが好評だったようなので…w
おまけ後に豹変したクク−ルさんを描いてみました。とはいってもまた
汚いラフなのですが…orz

ttp://u12.getuploader.com/kj/download/143/%E9%AD%94%E7%8E%8B%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB.jpg
540名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/13(金) 22:45:20.04 ID:zA4XaOOj0
>>535-537
パーティ編キタ!!ククールのさりげないセクハラいいwwwオチがww
和装も似合いすぎるなこのカップルはwww(*´Д`)GJ!
絵も文も両方充分神だと思うw notムリーッ!
自分にはどっちも全く描けない…

>>539
萌えワロタwwwwwww
ククールwwwwwwゼシカぱふぱふは逆効果だよそりゃwww
サーベルト相手にびくついている姿いいww
二人の行く末が気になるwGJ!
541名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/13(金) 23:29:50.41 ID:6W246lql0
>>537
テンポ早いギャグなノリで楽しかったですwGJ!可愛い2人だなぁ
こんなに幸せな式を挙げたのにその後は離れて暮らすのか…と思ったら超切なくなった
和装めっさカッコイイ!そして可愛い!この身長差!たまらん!

>>539
すっかりデビルになっちゃって…我慢しすぎた反動か…ww
こんなウブすぎるゼシカに勢いで何かしちゃったら絶対あとでククさん猛烈に後悔すると思うw
サーベルト召喚って、実質最強のスキルなのでは
542名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/14(土) 00:00:42.43 ID:S9Z3E4c80
>>539
ククールwww
壊れっぷりが最高wwGJですwww
543名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/14(土) 00:03:06.27 ID:S9Z3E4c80
つーかククさんの角wwwwwww
544名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/14(土) 22:49:49.70 ID:nWaKTMVC0
デビル化したククと天使ククが日常的に通常ククの中で格闘してそうだなw
545名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/14(土) 23:40:55.60 ID:y8Vg54/D0
(ったくあんな派手な風貌とけしからんおっぱいしといて
 中身は超純情とかありえーねよ、ゼシカの奴。…まあそんな所も可愛いんだけど…ぶつぶつ)

って感じに悶々してるクク氏
546名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/14(土) 23:57:47.48 ID:EK19M9410
悪魔ククが暴走したあと天使ククに戻った時、自殺しそうな勢いで己を責めるんだろうなw
「オレは、オレはケダモノだー!」とか言って
そんで悪魔ククが「何言ってんだやらなきゃこっちがやられてたっつーの!」とか言って
脳内で懊悩するククさん
そんなことは知らないゼシカさんはいつも通り切れている。
547名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/15(日) 00:08:42.18 ID:10ccUeyP0
そういやククールとゼシカって過去に接触したときってあったのかなぁ
ゼシカがお母様とマイエラにお参りに行った時にクックルと会ったとか
お互いその事忘れてるとかそんな事考えたり
548名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/15(日) 21:35:39.14 ID:T78okOwp0
実は過去に何度か会って一緒に遊んだりしていて初恋同志
でもククは親が死に修道院に送られてから音信不通
やがてお互いの事は大事な思い出として心の片隅に残したまま忘れ、
再会した事にも気づかずに一緒に旅しすれ違い合いながらも絆を深めていきやがて結ばれる…みたいなw
お互いに以前合った事を途中で思い出しても思い出さなくても良し
549名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/15(日) 22:32:38.84 ID:rfvNYooj0
アローザさんだけ気付くとかね
550名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/16(月) 21:22:17.21 ID:tsEBYvsD0
それで最初は結婚を反対していたアローザさんが途中から柔らかい感じになったりして
551名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/16(月) 22:50:29.23 ID:1EnHMRP40
ゼシカはかつて会ったククールの事を全く覚えていないというか、
あまりにも変わってしまったククールに昔会って遊んだ子だと気づかない。
ククールは旅していくうちにうすうす気づいていくが、
その頃と違いすれてしまった自分に対し、昔と変わらず素直で無邪気なままのゼシカが眩しく
ゼシカにそのことを打ち明けられない。
それどころかゼシカは俺なんかには相応しくないと離れていこうとしたり…。
やっぱククはそういう面ではちょっとうだうだ考えそうな人のように思うw
552名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/16(月) 23:57:20.49 ID:nZSUVqfS0
そんなことを考えながらゲームを再プレイすると萌える萌える
553名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/17(火) 21:57:02.58 ID:JbrhZavA0
うそつきリリィという少女漫画の4巻読んでいたら、
ヒーローの父親とその妻のやり取りで何となくククゼシを思ってしまったw
かなりの女好きで女の扱いにいかにも慣れてそうなイケメン父親と
父親の女好きが原因で家を出て海外赴任をしていたという美人母。そして母が久々に家に帰ってきたという展開。
設定はククゼシと大分違うけど、夫の浮気を疑って自分がいなくても平気そうな夫に傷つく妻を
「君がいなくて寂しかったに決まってるじゃないか。他の女性が代わりになる訳はないだろう」
とやんわりなだめ、ツンデレ気味な妻に可愛いなあ〜ってなっていていちゃいちゃ痴話喧嘩しながら仲直りする感じ。
何となく夫婦化したククゼシが将来似たような感じになっていてもおかしくないなと思ったw
ただククが単身赴任みたいな事はあってもゼシカが家を離れる事はなさそうだけど。
554名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/17(火) 23:19:00.68 ID:JLlHNfkG0
実際ククはゼシカと結婚した後も女性を口説くような台詞を言ったりするのかな
例えば口説いているつもりはなく長年にわたり染み付いた習慣でつい口から出てしまったりとかで…
555名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/17(火) 23:22:17.46 ID:58X2s44f0
社交ダンスなんかでは、例え女がドルマゲスみたいな奴だとしても男は
「私と踊っていただけませんか?」しなきゃいけないルールがあるそうなんで
社交辞令とか挨拶とかそんな感じで口説くようなセリフ言ったりしそうだ
嘘かホントかわからんがイタリアだかどこぞの国では
女を口説かない=その女を不細工だと思ってるってなるから
挨拶代わりに口説くとか
556名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/17(火) 23:32:04.45 ID:JLlHNfkG0
じゃあククが他の女性を口説く姿を見ながら必死に耐えるゼシカとか
ゼシカが他の男に口説かれている姿に内心ぶち切れながら平静を装うククとか
そういうのが普通にあったりする可能性があるわけですねw
557名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/17(火) 23:42:12.35 ID:ySCncKw20
>>556
多分2行目は無理w
笑顔のまま即効で妻をひきずってその場から立ち去りそう

ちなみに社交辞令で女を口説いてるククに内心涙目のゼシカを実はわかってて
そのたびに不機嫌になられたりするのが可愛くて癖になってる旦那
558名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/17(火) 23:58:26.19 ID:JLlHNfkG0
気にしてないって顔をしながら不機嫌になるゼシカと
気を良くして口説きがエスカレートしていくククール
そんで最終的には強がるのも限界になったゼシカがしゅんと落ち込んで内心ではなくガチで涙目に
そうなってやっとうわわと慌てるククールさんとな
559名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/18(水) 20:15:04.38 ID:J7aSZ9jn0
流れぶった切りすみません。
以前描いた魔王ククールのその後も考えてみました。
天使ククールと魔王ククールのやりとり…楽しそうwと思ったもので

ttp://u12.getuploader.com/kj/download/145/%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%8F%E3%82%93%E3%81%AE%E8%8B%A6%E6%82%A9.jpg
560名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/18(水) 21:21:05.26 ID:XWLojxyE0
GJwwwwwwwwwwwww
悪魔ゼシカもっとやれww全面的に支持をするwwwwwww

魔王ククールの悪全開顔が何度見ても笑えるwww
561名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/18(水) 22:23:31.67 ID:oqqo+i7R0
声出して笑ったわwwwwいいぞもっとやれどんどんやれwww
サーベルト兄さんに正座してるククが情けないやら愛しいやらw
あー楽しい

個人的に魔王クク×小悪魔ゼシカが気になりますw
そして昔の少女漫画みたいな関係であろう天使クク×天使ゼシカたんもw
562名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/18(水) 23:37:46.17 ID:rBR9kac50
>>559
悪魔ゼシカかわええええええええw
もう魔王クク、悪魔ゼシカの事襲っちゃえばいいじゃんww
でも悪魔ゼシカにそそのかされたククがその後どうなるのか気になるw
gjです!
563名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/19(木) 22:58:47.47 ID:HuyOZAMW0
サーベルトに注意されて正座しながら言う事聞いているククが笑えるw

天使ククと天使ゼシカの組み合わせとかあったら
どっちもモジモジしてるだけで全く進展しなさそうだなw
564名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/19(木) 23:38:47.51 ID:2AfUJH5I0
魔王ククのあまりにも極端なキャラ的に、ククの欲という欲や
女慣れした部分とかを全部引き受けちゃってるんだろうなw
天使ククと天使ゼシカだと一緒に川原に座ってのどかだねえって感じにのほほんとしてそうw
で、ちょっと手が触れただけでお互いに焦って真っ赤になる純情っぷりを発揮
それで魔王ククを余計イライラさせて爆発させたりして…
でも魔王ククは悪魔ゼシカには意外と頭が上がらない感じがするw
565名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/20(金) 21:31:15.13 ID:Grk01qrU0
悪魔ゼシカにそそのかされたククがゼシカにどういう行動に出るかが気になって夜も眠れない
566名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/20(金) 22:04:34.73 ID:hg/qBV8Y0
>>564読んでたぎった
魔王ククと小悪魔ゼシカの日常。あの連中なだけに下ネタ注意



「ねぇねぇクク、今度あのコ(ゼシカ)にセクシービームって技修得させようと思うの」
「おっ!いいなぁそれ!モーションは腰とケツをエロいラインでくねらせてくれよ頼むぜ」
「任せといて。並みの男ならバーニングせざるを得ないモノになるはずよ、あのコのことだし」
「まったくあんなエロエロ娘と四六時中一緒にいてまだヤッてねぇなんて、あの男(クク)○○なんじゃねーのか」
「えーでもけっこう立派なもんだったわよぉ?私もいたずらされてみた〜い」
「ぶっ、ちょ…っ!!!おま、見たのかよ!?」
「だってぇ。あの人にゼシカのエッチな夢見せたの私だしー見ちゃったっていうかー」
「ふざけんなよおめぇ!オレのマグナムだけじゃまだ喰い足りねぇっていうのかよ!?」
「えーそりゃアンタのも好きだけど。アレもククールだしーっていうか、
そういえばあの天使ククも気になるのよねぇ」
「あんなヘナチョコより俺だろおぉ!?」
「あんなまさに童○ですって顔してる人に私の魔力全開で迫ったら、
どんな反応してくれるのか考えるだけでたまんないかも〜」
「アイツこそ○○だろーがよ絶対!!っていうかマジ手ぇ出すなよ!?アレには天使ゼシカがいるんだから!」
「……へーぇ、魔王さんは天使ゼシカちゃんが傷付く所を見たくないんだぁ。やっさしーぃ」
「は、え?…いや、何言ってんだよ!バッカじゃねぇのかおめぇ!可愛くねぇなマジで!!」
「…………。……なんか魔王こわい。つまんなーい。今度はゼシカにエッチな夢でも見せてこよーっと。じゃねー」
「ああぁあっっ!!!!待てこらゼシカーーー!!!!!!!!!」
567名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/20(金) 22:36:36.92 ID:Grk01qrU0
さすが小悪魔www
既に魔王とはそういう関係になってるのかww
魔王ククと悪魔ゼシカがいちゃいちゃやっている間は
本家のククとゼシカは安全ですねw
568名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/20(金) 23:20:17.62 ID:ukSXdOX90
真の最強キャラは悪魔ゼシカのような気がしてきたw
569名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/21(土) 22:30:43.90 ID:mGMo3iov0
天使ククと天使ゼシカは一体どんなキャラしているのか想像もつかないw
570名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/21(土) 22:59:08.78 ID:i2tyqFXi0
カリスマとお色気を全部魔王悪魔に取られているから恐ろしいくらいに純情真面目なゼシカと
根はむっつりだけど理性で必死に抑えこんで我慢する真摯なククさんという感じではないかと…
571名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/21(土) 23:55:14.70 ID:imuRvkdM0
天使ゼシカにちょっかいかける魔王ククとそれを見てぶち切れる天使ククと
むくれてヤキモチを妬く悪魔ゼシカと…

って、こいつら元を辿れば悪魔も天使も同一人物同士じゃないかw
572名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/21(土) 23:59:17.50 ID:PagWmRiE0
草原の木の下で肩を寄せ合う天使コンビの日常

「あの…」
「ん、どうした天使ゼシカ?」
「あ、あの2人(本家ククゼシ)…うまくいくといいわね」
「そうだな。大丈夫、きっとうまくいくよ。あのゼシカは本当に可愛いからさ」
「……ぅ……。…そ、…そうよね…」
「ゼシカ?」
「……あ、あのククールだって、…とっても、か、カッコイイもの…」

「……………………」
「……………………」

「…でもオレは、このゼシカじゃないと困る…けど///」
そっと手を握る天使クク
「あっ…」
「…君は?」
「わ、わたし、私も…その…///」
「私も…?」
「あ…あなたじゃないと…イヤ…///」
「ゼシカ…」
「ククール…」




天使なので決してこれ以上は進まない
573名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/22(日) 17:44:19.07 ID:P/3Vu0rD0
天使クックルが弓で本家の心臓狙って撃つ光景を受信した
キューピッド的な
574559:2011/05/22(日) 19:19:45.01 ID:h+78CUPK0
魔王クク達の妄想楽しく見させていただいております!
しばらくこのネタでご飯何杯もいけそうです。
夢魔ゼシカにそそのかされたククと、天使ゼシカ達の
ネタもまた思いついたので、また近々投下させていただきます〜。
575名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/22(日) 21:35:15.75 ID:I2P8TtiJ0
>>572
これは魔王ククとがじれったくなっても仕方がないw

>>574
投下楽しみに待ってます!
576名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/22(日) 23:59:30.99 ID:xh2e8o5V0
魔王ククと天使ククがいざこざを起こすたびに
「頭の中で喧嘩するのやめろ!どっちも元は俺のくせに!」ってクク本体が涙目になってそうな
577名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/23(月) 12:29:03.40 ID:96N5DjJo0
578名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/23(月) 19:43:53.24 ID:mz5JUzLB0
…以外と早く出来たので早速アップします。
ゼシカは元々いいとこのお嬢様なのでそういう部分も匂わせた感じにしてみました。

続・ククールくんの苦悩
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/146/%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%8F%E3%82%93%E3%81%AE%E8%8B%A6%E6%82%A92.jpg
579名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/23(月) 20:35:22.87 ID:2a6kKrPQ0
GJwww
ククール可哀想にwwww
つうか魔王くくより天使くくのが強いのかwそれとも愛の力か?ww
天使ゼシカにちょっかい出そうとして天使ククに撃退された悪魔ククが、
その後ヤキモチ妬いた小悪魔ゼシカにも冷たくされる光景が目に浮かぶww

でもできれば天使ゼシカの口調も本編とあんまり変わらない感じのがいいな〜
あまりにこってこてのお嬢様喋りだとミーティアっぽいというかなんかゼシカに見えなくなってしまうw
580名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/23(月) 22:32:25.34 ID:mMpcD3fG0
>>578
やっべぇめっちゃ笑ったwwwGJすぎるwwwもっと見たいッス!
それぞれキャラが突き抜けてて上手いなぁ。特に魔王ククの突き抜けっぷりw最高だ

なんで天ククと魔ククがケガだらけなのかと一瞬思ったが、エロい夢のせいで戦ってたからなのねw
マジ一番悪いのは小悪魔ゼシw天使ちゃんと小悪魔ちゃんが仲良しなのがすごくいい!
天使ちゃんのツインテールが羽根になってるのが芸細で良いですわ〜

しかし脳内で勝手にドタバタラブコメを繰り広げられひたすら苦しんでる本家のククールがもう不憫すぎてw
分身のくせに本家の苦悩を差し置いて勝手にくっついたりイチャイチャしてたりするしw
581名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/23(月) 23:49:32.48 ID:Zmg0ySHT0
>>578
可愛いwwwGJ!!
天使ゼシカがミーティアちっくだw
天使ククは微妙にサーベルトっぽい…?
個人的に悪魔ゼシカちゃんが好きすぎる。誘惑されたい…ww

>>579
育ちは良いけどリーザスは田舎の小さな村だしアローザさんもはっきりきっぱりした性格だし
ポルトリングのガチムチなあんちゃん達と渡り合いながら(?)育ってきたゼシカだから
性格は結構体育会系というか男前なところがあるよねw
ゼシカが仲間になる時のすいませんしたーっが好き
582578:2011/05/24(火) 03:08:09.05 ID:H26bf35Y0
>>579
>>580
>>581
レスありがとうございます!
そ、そうかミーティアの存在をすっかり忘れ(ry
作ってる時は何も考えずに書いてましたがこりゃミーティアですねw
…というわけで取り急ぎではありますが台詞修正バージョンも作ってみました↓
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/147/%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%8F%E3%82%93%E3%81%AE%E8%8B%A6%E6%82%A92%E4%BF%AE%E6%AD%A3%E7%89%88.jpg

皆さんのククゼシ考察が素晴らしいです><
自分はまだまだだ…!
583名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/24(火) 20:16:07.80 ID:MLyt/hwz0
>>582
ご丁寧に修正バージョンをwすみません!
何度見ても本当に上手くて可愛い…www
萌え萌えなククゼシ漫画をありがとう(*´Д`)
584名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/24(火) 23:07:54.19 ID:mhIucdjr0
>>582
修正バージョンまで乙です!
SSやらイラストやら沢山投下してくれてありがとうございますw
おかげでいつもククゼシ萌えで心が潤っていますw
585名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/24(火) 23:47:02.58 ID:PKwL3Fzo0
「ゼシカ…オレ、もう我慢できない。お前が好きだ。本気で」
「えっ…ククール…!?なっ、何をい、いきなり…!!」
「もう限界なんだ」
「えっ!?ちょ、ちょちょちょちょっと!?」
「ゼシカ…愛してる…」
「ちょっ、まっ……、…んぅ!!」
「…オレがどれだけお前を好きか…今までどれだけ我慢してきたのか、全部教えてやるよ」
「なっ、く、くく、待って待って、ちょっと落ち着いて…!」
「お前は今日からオレだけのものだよ…ゼシカ…」
「あっ…ダメ……!!!」





「―――――――っっっわぁぁああ!!!!!!!!!!!!!」

(わ、わわwたわどぁあwでゃhんhくあszんああwせdrftgyふじこlp;@
わわわわ私、な、なななななんてやらしい夢を…!!!!!!!!!!!)

「ゼシカ、もう朝めしできてるぜ。どうしたんだ今日は遅…」
「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああ」
「いきなりメラゾーマってちょおまwwwwwwwwwwwww」

(どどどどどうしたらいいの!!あ、アイツの顔がまともに見られないぃ…!!!///)




小悪魔ゼシカ「あー面白かった★さーてこれで多少は面白くなるかしらねぇ。
あのククールったら意外と鉄壁理性なんだもの。まぁあの大天使クンが相当ガンバッテタようだけど。
魔王のバカったら見かけ倒しのヘタレでホーントやんなっちゃう!」
天使ゼシカ「…あっ、ゼシちゃん…!昨日の夢、あなたでしょう…!?
な、なんてひどいことするの…おかげで私、ずっと頭がクラクラでフラフラなのよ…///」
小悪魔「ゼ、ゼっちゃん。えーっと、ご、ごめーん…(汗」


一向にこの連中の妄想がおさまらない1人です。
586名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/24(火) 23:53:06.60 ID:+h5zS2+q0
可愛すぎるwwwwwwwwww
>>582>>585
GJwwww
587名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/25(水) 00:31:46.51 ID:UAGYJqe20
>>585
笑ったwwwGJですw
小悪魔ゼシカは本当に奔放だなぁw
逆にゼシカがククールとのエッチな夢を見ちゃうのも萌えるw
588名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/25(水) 21:25:41.12 ID:prUiNuf30
いやゼシカがククとのえっちな夢を見て慌てている姿だと思うがw

ゼシカとかを苦悩させるつもりで夢見せて
天使ゼシカに注意?されて謝ってしまう小悪魔ゼシカにもワロタw
ひょっとして天使ゼシカが最強だったりしてw

ククールとの夢のせいで思わずメラゾーマぶっぱなすゼシカが笑えるけど萌えるww
589名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/25(水) 23:08:59.04 ID:skU1v4de0
えっちな夢を見せられたゼシカ→あまりの恥ずかしさから次の日ククに対してツンデレのツン部分全開になる
えっちな夢を見せられたクク→あまりの興奮状態から次の日ゼシカをすかさず襲う
(初期ククなら気まずさからゼシカを避けそうだけどw)
590名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/25(水) 23:53:49.31 ID:psfiu1bh0
>>589
それまでククを「オス」としてではなく「ただのスケベ」というカテゴリでしか認識してなかったゼシカが
結果的にククを男として急激に意識しはじめたので、小悪魔たんの狙い通り間違いなく前進してるw

下界の欲望と一切無縁の天使ちゃんはそういうものを目の当たりにさせられると
嫌悪とかじゃなく何が何だかよくわからずとにかく熱に浮かされたようになり体調を崩すんだなw
そんな天使ちゃんの様子に、大天使様がまた怒り心頭になる、と…
591ククールくんの苦悩:2011/05/26(木) 20:04:27.95 ID:neZI97GC0
続編出来ましたのでアップします。
そしてこの続きはまた後日で!
本家ククールの運命はどうなるのやら…。
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/148/%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%8F%E3%82%93%E3%81%AE%E8%8B%A6%E6%82%A93.jpg
592名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/26(木) 21:33:33.69 ID:Y7w+FFTb0
>>591
GJ萌えながら爆笑したw
ククが気の毒すぎるwww
そこまで追い詰められてもゼシカを襲わないククは偉いw
593名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/26(木) 23:02:18.07 ID:ngXzxpgn0
>>591
吐血wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
この先暫くそっち方面に結び付けられそうな単語を聞いただけで
血はいたり倒れたりするわけかwww頑張れククさん
594名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/26(木) 23:36:02.42 ID:/PtZzFhH0
ちょwwwwwwwなんという鉄壁理性wwwwwwwwクソワロタww
だけど原因がゼシカ自身というより自分の最低な夢のせいだから襲うこともできないw
しっかしなんつー淫夢見せるかなー小悪魔ちゃんww

そしてククがこうして悶絶している頭の中で例の連中がドタバタやってるのかと思うと二倍楽しめるわw
魔王「…………お前よー……あそこまで行くとちょい…やりすぎじゃね?」
小悪魔「えーそっかなぁ。でもあとちょっとで理性ゲージ振り切れそうよ?」
魔王「いや、その前にあんだけやつれてたら男として勃つもんも勃たねーだろ」
小悪魔「あれだけ勝手に妄想できてたら大丈夫じゃない?」ホラ↓

【本家クク氏、舐められたものねアタックで吐血中】

魔王「………………今夜あたり、大天使に勝てそうな気がする…」
小悪魔「えっホント?勝てたらお礼にククールに見せた夢と同じことしてあげる!」
魔王「キタアアァァァァ――――――ー――!!!!!!!」
595名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/27(金) 21:01:56.72 ID:LJns3Mn10
たまには本家ククさんがもっと報われてもいいと思いますwwww
596名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/27(金) 22:05:05.00 ID:HUo1QXlL0
一度悪魔ゼシカの人格が強く出た本家ゼシカに
本家ククが迫られたらどうなってしまうんだろう…なんて考えが頭を過った
597名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/27(金) 23:43:57.53 ID:j2g0MoDh0
隠れ屋といい、悪魔や天使ククさんが役得すぎて本家涙目w
本来、本家のためにいる連中なのに本人そっちのけで恋愛してやがるww

>>596
そうなったら多分ククの悪魔が引っ込んで100%天使ククが表面化する気がする
どうあってもすんなりコトの運ばない人達なのでw
598名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/28(土) 23:23:26.00 ID:ZhaEKfmS0
ククゼシはいい感じになっている時ほど邪魔が入る性質になっている気がする
599名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/28(土) 23:39:13.75 ID:4REj8OgV0
「エイト…オレ、マジで悩んでるんだけど…聞いてくれるか…」
「ククールどうしたんだよそんなにやつれて!悩み事ならいくらでも聞くから言ってよ!!」
「…サンキュ……あのさ…ゼシカが…ゼシカが…毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩毎晩…………
夢に出てきて…すっげぇ色んなことしてくるんだよ………………」
「い、色んなことって?メラゾーマとかイオナズンとか?」
「いや……○○とか…××とか…しまいには■■まで…ッッ!!!」
「……………………」
「もうオレどうしたらいいんだよ!?マジ心労で死ぬってコレ!!寝るのがこえーんだけど!!タスケテ!!(泣)」

「………。………真面目に聞いたぼくがバカだった……」

「ちょっ!待ってくれ!本気で困ってるんだって!この調子だと今晩あたりついに★★までしてきそうなんだってー!!」
「知るかッッ!!!妄想と現実の区別くらいしろこの色ボケ!!!!!」
600名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/29(日) 22:03:37.30 ID:ovlkKHza0
これククも気の毒だけど相談されるエイトもたまったもんじゃないよねw
ククだけではなく間接的にエイトの事まで悩ませる、悪魔ゼシカおそるべしw
601名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/29(日) 23:11:35.03 ID:lFL6G2BM0
一方エッチな夢を見せられても誰にも相談できずに一人悶々として
しまいには私どっかおかしいのかもと一人しゅんと項垂れているゼシカさんであった
602名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/30(月) 01:23:08.96 ID:VYnar8XrO
全員個室泊まりだった日に、小悪魔ゼシカの悪さで夜中に寝ぼけながら
ククのベットにもぐり込んでしまうゼシカ。
ククもゼシカもすっかり夢だと思い込み…
朝収拾がつかずに大騒ぎ。
やはりエイトは大迷惑を被るのであった。
603名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/30(月) 19:19:04.52 ID:MIr26h2b0
8前に売っちゃったんだけどこのスレ見て無性に欲しくなって買ってきた
いやーおもしろいなー
604ククールくんの苦悩:2011/05/30(月) 19:22:46.17 ID:GHoxZixe0
引き続き続編投下します。
長々とアップして申し訳ないです…。
ククールくんの苦悩はとりあえず完結になります*!
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/150/%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%8F%E3%82%93%E3%81%AE%E8%8B%A6%E6%82%A94.jpg
605名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/30(月) 22:24:53.79 ID:NJ9IJNU50
萌えワロタwwwwwwww
悪魔ゼシカやりたい放題だなwww

GJ
606名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/30(月) 23:40:02.53 ID:r/44gUxv0
待ってましたGJ!!www
ククールの脳内変換っぷりが中二男子みたいになってるがなwwwwwww
ゼシカが心配してくれて役得なのにそれどころじゃない可哀想なククさんwwww
まぁいきなりチューとかそれでヤル気全快とか、今度はゼシカが危ないww

なるほど精気吸い取られてた=襲う気力がなかったんだな!
てか小悪魔ちゃんゼシカのお色気を強引に上げていきなりチューとか何やってんすかw
しかし大天使さんは強いな。さすが鉄の理性を持つ男ククール
607???の苦悩:2011/05/31(火) 17:24:23.06 ID:Am+a1CG+0
完結編を作った時にこっちの方も作ってみましたので投下してみます!
ちまたで噂のあの可愛い娘も悩んでいるようです。
そろそろ長いよ…と思ってらっしゃる方…すみません!
華麗にスルーしていただければと思います!

???の苦悩
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/151/%E3%82%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E8%8B%A6%E6%82%A9.jpg

>>603
8再プレイされてるんですね!自分もククゼシスレで8熱が再発した一人です。
8は良い…。じつによいものです。
608名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/31(火) 20:27:36.18 ID:18spS0Eo0
>>603
いらっしゃいwククゼシ仲間が増えてくれるのはすっごく嬉しいです!

>>604>>607
GJwww
夢見せられるのはククにしろゼシカにしろどっちにしろククは大変な目に遭うんですねwwwww
609名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/31(火) 23:23:35.80 ID:8hLRH32E0
>>607
あまりのショックで泣き出しちゃうゼシカ可愛いw
ククがゼシカの態度の原因しっちゃったらやばいだろうなww
GJです!
610名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/05/31(火) 23:39:21.02 ID:y7LwoVmO0
かわいいかわいいかわいいいぃぃいwwwwwwwwwGJ!!!!!!
ちゃんと剣持って助けに来てくれたククの騎士っぷりに感動した
なのにこの仕打ち…wゼシカかわいいよゼシカ
もうこのあとの食事中の(ゼシカの一方的な)気まずさとか意識のし過ぎとか考えるだけで萌えまくるわw

たくさん投下してくださって、私はものすごく楽しんでます!ありがとう!
611名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/01(水) 22:02:09.87 ID:132r65d60
ゼシカを守る騎士であるはずのククが
結局1番ゼシカにとって危険な存在でもあるというw
612名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/01(水) 23:19:44.24 ID:Cx44geNo0
クク「ゼシカ、俺はこれから片時も離れずに君の傍にいて…」
ゼシ「はいはい私だけの騎士なんちゃら〜でしょ。前にも聞いたわよ」
クク「君だけを襲う狼になるよ」
ゼシ「…はいっ?!」
613名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/01(水) 23:41:06.70 ID:gMpsMr2t0
>>612
ものっすごく真剣な顔で真摯に告げるクク氏が思い浮かんだ

死ぬまで女好きが直らないかわりに無理やり襲われたりはしない
死ぬまで浮気されないかわりに死ぬまで襲われ続ける
どっちがいいのか…
614名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/02(木) 18:06:47.11 ID:0zNLz5Px0
>>612
その前置きでククに襲われる夢を見たゼシカたん(*´Д`)
615名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/02(木) 20:50:53.93 ID:Pssw7mB/0
気がつくと戦闘中でもないのにゼシカがメラゾーマを連発する日常にすっかり慣れてしまった主人公とヤンガス
616名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/02(木) 23:28:21.23 ID:M+uVK2Y10
ゼシカの見たククに襲われる夢の内容、SSか絵で見れたら鼻血吹く自信あるです
617名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/02(木) 23:31:42.78 ID:SGKEi6lJ0
自分はそのまま失神して成仏できる自信がありんす
618名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/03(金) 22:39:48.79 ID:5uuL4i8t0
どう考えても隠れ屋ネタになってしまうw
619名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/03(金) 23:34:15.61 ID:LMzNRS8H0
夢の中で報われまくる代わりに現実世界では散々なククさん…(´・ω・`)
620名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/03(金) 23:49:07.86 ID:xkKQFGPt0
しかもゼシカの夢なのでククさんにはなんの罪もない上おいしい思いもしてないというのに…w

しかしその手の知識に乏しいゼシカがエロエロな夢とか見たら相当ショックなんだろうなー
と考えるだけで萌えるw
そんで「いつもは飄々としたフリしてるけどアイツはやっぱりそういうことたくさんしてる奴なのよね…」
と改めて認識させられてククさんにちょっと触れられるのすらビクッとかなっちゃうんだ
621ゼシカちゃんの苦悩:2011/06/04(土) 00:47:49.62 ID:H8TlDz330
エッチな夢を見させられた後のあの連中の反応です。
相変わらず好き勝手に行動しております。
ゼシカちゃんの苦悩2↓
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/152/%E3%82%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E8%8B%A6%E6%82%A92.jpg
622621:2011/06/04(土) 14:41:47.25 ID:H8TlDz330
スミマセン!ファイル消しちゃってたので上げなおします。
こちらからどうぞ!
ゼシカちゃんの苦悩2↓
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/153/%E3%82%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E8%8B%A6%E6%82%A92.jpg
623名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/04(土) 15:01:46.26 ID:GyYG+xyF0
通常ククのナンパスキルは悪魔じゃなくて天使の方によるものだった事実に衝撃を受けたwwww
天使ゼシカと悪魔ゼシカの友情?に萌えたwGJ!!

しかし本体は自分の中でこんなやり取りがなされているとは夢にも思わんだろうな…w
624名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/04(土) 22:47:20.47 ID:O+ce8R9U0
ゼっちゃん&ゼシちゃん呼び可愛すぎるw
ゼシカは純情な感じだけど、天使ククはかなり手慣れているというか
実は相当な女たらしな気がするのは気のせいだろうかw
625名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/04(土) 23:06:52.14 ID:Vjckx5Tl0
待ってましたーGJです!!!wwwすごいニヤニヤしてしまったww
このシリーズ面白いよ最高だ

ゼシカ同士仲いいのが可愛いよーゼシカの中では聖と魔がバランス取れてるってことだよね
大天使さんはそこまで口説いておきながら手は出さないなんて、確かに紳士の化身だわw
てかあの会話を言葉責めと思うあたり、さすがエロ魔王wwwwww
魔王と小悪魔も可愛いなぁ
626名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/05(日) 19:39:36.23 ID:A/HZORIr0
ゼシ「ク、ククール…お、おはよ」
クク「!おはよ…」フイ…
ゼシ「…?ククール…?」
クク「…じゃあ…俺は身支度整えたいから…」
ゼシ「…」
ゼシ(最近…ククールに避けられている気がする…
   なんかよそよそしいし、目があったら逸らされるし…)

〜夕食後〜
ヤン「ぷは〜食った食ったあ」
エイ「おいしかったね」
クク「俺ちょっと練習したい呪文があるから外出てくる」
エイ「うん、分かったよ」
ゼシ「あ、私もちょうど、もう少しで覚えられそうな呪文があったのよね」
クク「え…、ゼシカも来るのか…?」
ゼシ「………、悪い?」
クク「いや…、その…」
ゼシ「…ククールの邪魔はしないわよ!私は私で、別の場所でやるもん」
クク「別のって…一人でか?」
ゼシ「そうよ。文句ある?」
クク「だってもう結構遅いし、夕方にゼシカ1人じゃ危ないだろ?」
ゼシ「ククール、私と一緒にやるの、嫌なんでしょ?」
クク「………一緒でいいから、一人でやるのはやめろ」
ゼシ「…………分かったわ」


クク「…」
ゼシ「…ねえ、ククール」
クク「何?」
ゼシ「最近、どうして私の事避けてるの…?」
クク「避けてなんか…」
ゼシ「嘘!思いっきり避けてるじゃない…!どうして?目だってまともに合わせようとしない…」
クク「…それは……」
ゼシ「………私が…変だから…?」
クク「変?」
ゼシ「…いっつも、いっつも…やらしい夢ばかり見ちゃって…グスッ」
クク「?!」
ゼシ「クク……と…、えっちな…事しちゃって…」
クク「ゼシ…カ…?!」
ゼシ「私が変なの、ククール気づいてるんだ…!だからククール、私の事避けてるんだ〜ウワァァァン」
クク「ゼシカ、お前…っ」
ゼシ「昨夜だって、夢の中で…私…私…っ」ボロボロボロ
クク「…………その夢、詳しく聞かせてくれないか?」


627名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/05(日) 23:53:16.19 ID:Zgr5DESE0
>>626
おっと進展キター!?

…と思ったが、そんなもん「詳しく話せるかーーー!!!!!」
とぶっ飛ばされ1人取り残されるククさんが見えました
この場合頑張るのは大天使と小悪魔ちゃんだな
頑張れマジ頑張れ
628名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/05(日) 23:57:54.31 ID:OqvPbZpt0
ククもゼシカも魔王だの悪魔だのにえろい夢を見せられている同士だからなあ…w
629名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/06(月) 11:40:57.75 ID:F3EDkHSUO
ラプソーンを倒し、ククールの猛烈なアタックに負け二人は同棲を始めた。

幸せな日々が続いたが最近ゼシカはククールにある疑いをかけていた。

――浮気。


前はあんなにもしつこく「たのむ!ぱふぱふしてくれ!」だの頼み

仕方なくしてあげると「ゼシカのおっぱいは最高だ!神からの贈り物だ!」

などと子供のようにはしゃいでいたククールだったが最近は胸すら触らないどころか、たまに冷めた目つきで私を見るようになった。

そんなある日休みだったはずが
「急に仕事が入った。出かけるよ」

ゼシカは胸騒ぎがしてククールの後を付ける事に。
630名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/06(月) 12:11:00.04 ID:F3EDkHSUO
しばらくするとククールはマルチエロと合流し、ベルガラックへ馬車を進めた。

キラーパンサーを呼び出し追いかけるゼシカ。

ベルガラックに到着し、とある店の前に。

―ぱふぱふ屋本社ビル―

旅の途中で寄ったぱふぱふ屋の本店である。

ゼシカ「ぱふぱふ屋…?あいつそんなに頻繁に通ってたの?」
店に入り、事情を説明しククールの入った部屋に案内されるゼシカ。

ガチャ…

ゼ、ク「!!」

ククール「ゼ、ゼシカ!!ち、ちがうん…」

ゼシカ「なにが違うのよ!こそこそ隠れてこんな店に…信じらんない!サイテー!」

店員「ウフフ…お姉さんもぱふぱふするぅ?」

カチンと来たゼシカはグイッと胸を張り、店員と胸を押し付け合う。

ククール「おっおい!」
店員「あら、いいぱふぱふが出来そうな子ね」

ゼシカ(う…私より大きいかも…)「ふ…ふん!私に勝るとも劣らない人は初めてみるわ!でもククールは私の…」

店員「でもいつもクっくんが指名する人は私より大きいわよ?当店ナンバーワンの…」

ゼシカ「受けてたつわ!ククールは私のぱふぱふが一番なの!早くつれてきなさい!」

ククール「俺ほったらかしかよ…」
631名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/06(月) 12:35:50.74 ID:F3EDkHSUO
店員「どうもーご指名ありがとうございまーす。メロンでーす。」

ゼシカ「なっ…!!ほ、本当にメロンみたいじゃない…ククールはこんな女に…」

そして店員が後ろから、ゼシカが前からぱふぱふをする形に…
ククール「まじかよ…なんだこの状況」

興奮を隠せないククール


そしてぱふぱふが始まる…

店員「ぱふぱふ…ぱふぱふ…」
ゼシカ「……」
店員「ほら…こうやって頭を包み込むように、やさしく…」
ゼシカ「…(出来るわけないじゃない!どんだけでかいのよこの子)」

店員「クっくんは私の方が気持ちいいみたいよ〜?私の勝ちかしら?」

ゼシカ「いや…負けたら…ククールが…」
小さくゼシカが呟く

ろぼろと涙を流しながら一生懸命ぱふぱふするゼシカに気付いたククールは店員を退出させる。

ゼシカ「うっ…うぅ〜…」

ククール「ゼシカ…すまない。仕事の付き合いで」

ゼシカ「バカ!二階からイヤミ男と一緒なんだからそんなのわかってる!」

ゼシカ「でも…ククールはぱふぱふ大好きだし、ぱふぱふ屋の人は私より胸も大きいしテクニックもある…ククールが取られるんじゃないかって…」

ククール「ばっかお前…そんな事あるわけ…ぱふぱふ屋に来すぎて疲れてただけで…」

ゼシカ「でも大きなおっぱいの方が…」
ククール「ばかだなぁ、俺はゼシカが好きになったんじゃない!おっぱいなんてのはいわばオプションだな。うん。ゼシカと言う素晴らしい女の子に巨乳というオプションが付いただけで…」

ククール「胸がどうこうじゃない。ゼシカが俺は…」
ゼシカ「…うん。わかった。ククールを信じる。そりゃあ私より胸の大きな人とイチャイチャするのはムカつくしなんか悔しい。でも心だけは常に私のそばにいるなら…許してあげる」

ククール「おう…じゃあ、帰るか。ゼシカのおっぱいは世界一だ!」

ゼシカ「もう…結局おっぱいおっぱい…」

ガチャン!
ドアが開く

ゼ、ク「!?」
632名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/06(月) 12:44:05.13 ID:F3EDkHSUO
マルチエロ「おやあ?いつぞやのおっぱい女がなぜここに?」
ゼシカ「…なにこいつ」
ククール「酔っ払ってるな」

マルチエロ「まぁよい!気分がよいからな!プレゼントだ!今日入った新人のブラだ!つけたまえよ!」

ククール「すまん、つけてやってくれ」
ゼシカ「なんで私が…って…あ、あれ?」

ククールが覗き込む

ブラはかなりビックサイズで、ゼシカが着けてもブカブカで乳首が丸見えだった。

マルチエロ「フハハ!新人くをは歴代最巨乳!!おっぱい女程度ではそのブラは大きすぎるだろうな!ではさらばだ」」

ククール「最…巨乳…ゴクリ…ハッ!?」

ゼシカ「…バカ。もうしらないっ」



〜fin〜
633名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/06(月) 12:46:01.15 ID:F3EDkHSUO
長々とつまらない読み物をすみませんでした。

ゼシカが自分より胸の大きな相手に対抗心を燃やすシチュエーションが好きで…

どなたか絵にでもしていただけたら嬉しいです。

では、失礼いたします
634名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/06(月) 18:16:54.18 ID:ujLlyW550
マルチエロ何があったw
635名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/06(月) 21:57:41.54 ID:+u7B16rU0
ごめん、個人的に全くつまらなくなかったwwww
GJ
636名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/06(月) 22:00:36.16 ID:K9JRY4vD0
ゼシカより乳がでかかったら巨人女だろうそりゃ…
637名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/06(月) 22:42:45.15 ID:+u7B16rU0
ややこしくてごめん
つまらなくて良かった→面白かった ですw
638名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/06(月) 22:42:53.69 ID:fyRTY+ri0
マルチェロのキャラ崩壊に気を取られて萌える暇がなかったぞオイwwなんだこのバカ兄弟ww
文体的に男の人かな〜?
実際にゼシカより大きい人はいくらでもいるでしょう
でも「ゼシカのおっぱいだから意味がある」は、王道ですな!
639名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/06(月) 22:44:33.77 ID:+u7B16rU0
入力ミスorz

つまらなくなかった
だった

何度もアホな訂正すみません
640名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/07(火) 17:25:08.02 ID:IPTl0xo0O
ククール「なぁゼシカ」

ゼシカ「なに?」

ククール「最近よく普段着ばかりだよな。それはそれでありなんだが…もっと谷間を…」

ゼシカ「ばか!別にいいじゃない!そんなにおっぱいが好きなら浮気でもすれば?もう知らない!」

ククール「おっおい…いっちまった…?なんかなにかがいつもと違ったような…」


―宿―

ククール「はいるぞー」ガチャ

ゼシカ「ちょっ…まっ」

ククール「!!…着替え中か!すまん…あれ?ゼシカ…」

ゼシカ「なっ…なによ…」

ククール「お前、胸―」
バチン!

ゼシカ「見ないで!!」
ククール「…あの…なんでパットなんか」
ゼシカ「だって…胸がちっちゃくなった事ばれたくなくて…」
641名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/07(火) 17:42:24.96 ID:IPTl0xo0O
ククール「だから露出の少ない格好だったのか…でもわざわざパットでごまかさなくても」

ゼシカ「だって…あんたに…嫌われちゃうんじゃないかと思って…」

ククール「ばっ、なにいってんだよ!」

ゼシカ「だってククールおっぱい大好きじゃない。好きな芸能人だってmatsumoto rangikuとかTsunadeHIMEとかすごい胸の人ばっかり」

ゼシカ「ククール…私、胸ちっちゃくなっちゃったけど…好き?」

思わず涙するゼシカ

ククール「当たり前だろ?今までの女とは違う。ゼシカへの愛は本物だぜ?」

ゼシカ「ククール…」

ククール「らしくないぜゼシカ!おらっ!」

ポロンッ

ゼシカ「キャッ、いきなり何するの…あっ…」

モミモミ

ククール「ゼシカのおっぱいが俺は好きなんだよっ!」

ゼシカ「もう…そんなに強く…」
ククール「うーむ…Dカップぐらいか?自称世界一だったけどヤンガスに負けたんじゃないか?w」
ゼシカ「なんですって?今夜はたっぷり付き合ってもらうわよ!私のぱふぱふでお仕置きしてやる!」

ククール「望むところだw絶倫バイキルトだぜw」

ゼシカとククールは今夜もお楽しみのようです。

―fin―
642名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/07(火) 20:54:23.85 ID:FsuytwLZ0
wwww
643名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/07(火) 23:24:15.51 ID:3ZSSE8r70
ほあああぁ
久しぶりに煉獄島エスコート見たら禿上がるほど興奮した
なんなのアレなんなのアレーー!!!!!
644名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/07(火) 23:31:06.22 ID:ywgpb/Nl0
あれは出来ていると考えるのが妥当ですよね?!
645ゼシカちゃんの苦悩:2011/06/08(水) 01:13:54.08 ID:QMAlf2Om0
またの投下お許しください!
ククールはゼシカとの距離を元に戻せるのでしょうか。
あの連中たちは相変わらずです。
ゼシカちゃんの苦悩3↓
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/154/%E3%82%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E8%8B%A6%E6%82%A93.jpg
646名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/08(水) 20:30:18.11 ID:Yp63kICa0
GJwwww
本を呼んで貰ってすぴーと眠るゼシカ可愛いw
良心の塊であるはずなのに煩悩が垣間見える天使ククワロタwww
647名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/08(水) 22:49:32.47 ID:xZoNtoTo0
>>645
何度でも投下してくださいw
むしろ自分は職人さん達の投下が見たくてこのスレに居座っているのでw

天使ククが1番素のククに近い気がするww
紳士であろうとしているけどキザでゼシカの事になると理性がゆらゆらする感じが…
魔王&悪魔コンビがあとひと押しふた押しすればどうにかなりそうですねwGJ
648名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/08(水) 23:31:57.38 ID:rVOuUtGT0
>>645
やっべぇ天使ゼシカかわいすぎて死ぬるハァハァ
相変わらず悪コンビに萌えるわ〜たまりません!GJ!!
この4人素晴らしいバランスですねwこれだけで物語作れそうw

しかしゼシカにあんまりククが襲ってくる夢ばっか見せてたら、
男として意識するを通り越して恐怖が勝っちゃうんじゃなかろうか…
……と思ったけどそれはそれでなんてオイシイ展開なんだ…
649名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/09(木) 22:45:44.00 ID:R1g9sx2u0
直接ゼシカに何かしたわけでもないのに怯えられるクク可哀相にw
でも魔王クク辺りはビクビクしているゼシカが小動物みたいで可愛いとか思いそうw
650名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/09(木) 23:53:00.60 ID:r71g5tQe0
>>649
「オレの顔見ただけであんなに怯えて…もう近付かない方がいいのかもな…」
と気持ちをグッとこらえて自嘲の笑みを浮かべるククさんと
「ウヒョー小動物ゼシカプルプルしてて可愛いなたまんねぇなチクショー!!」
と大興奮しちゃうのも、どちらもククさんの本音なのですねw

>>644
できてるっつーか、初期のアレから比べたら、ゼシカはもう完全に心許してるよな、て思った
なにあの自然なエスコートする側とされる側。あーいうこと普段からやってなきゃあんな自然な動作にはならないぜ
651名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/09(木) 23:56:06.57 ID:ITTNocGO0
ククか見たら自分に怯えるゼシカ、
ゼシカからしたら恥ずかしすぎてククとまともに顔を合わせられない

みたいなすれ違いがあってもいいと思うw
ククは相当ショックを受けそうだけどw
652名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/10(金) 22:03:45.74 ID:sfelpDbt0
今までゼシカに男として意識されていないと思っていたククが
ゼシカが自分を男として意識しまくるようになった事に気づき
内心ニヤニヤな展開とかがあってもいい
653名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/10(金) 23:20:52.46 ID:wdUQwIVf0
小悪魔がゼシカを操ってキスさせたみたいに魔王もククの思考行動を操れるはず
もうじれったすぎるからとりあえず夢で見たシチュエーション通りに襲わせればいい
んで押し倒した後に我に帰らせて事の成り行きを見守らせて頂きたい
どっちも引いちゃったらなんにも展開しないじゃないか!
こいつらはともかく何かしら大事件がないと、絶対友達以上恋人未満が延々と続くタイプだ
654名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/10(金) 23:37:46.45 ID:eIp4D7P80
友達以上恋人未満の関係が長いカップルって個人的に大好物だw
何かいい雰囲気なのにはっきりくっつかないというじれじれ期間をたっぷり味わった後に、
最後にどかんと来る感じがこう…たまらんですw
655名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/11(土) 22:14:24.81 ID:v63TvsKz0
じれじれヤキモキ純情な感じなのにお色気とカリスマというギャップもいいw
656名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/11(土) 23:31:34.34 ID:Cq9XJYUF0
自分のカリスマスキルがゼシカ相手には全く通じないと落ち込むククール

実はククールのカリスマスキルにドキドキしているけどそれを表向きは絶対に隠そうとするゼシカ
657名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/11(土) 23:46:19.87 ID:bzrBxNxg0
>>655
狙ったのかと疑いたくなるくらい絶妙な性格とスキルだよな

初期はククさんが経験豊富な女たらしという設定を前面に押し出し、
実はオコチャマだったりカッコつけてたりクールぶってたり苦労性wだったりのギャップ
見たまんまお色気満々で完全にエロ担当ふじこちゃんポジなのかと思いきや
初恋はお兄ちゃんというウブっ娘でよもや自分の色気に無自覚という驚異のギャップ

時に弟も妹も兄も姉もこなせる素直になれない男女コンビですよ。完璧じゃないですか!
658ゼシカちゃんの苦悩:2011/06/12(日) 14:57:29.62 ID:99AyXTZs0
続編投下致します!
本家ククールの反応は…
ゼシカちゃんの苦悩4↓
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/155/%E3%82%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E8%8B%A6%E6%82%A94.jpg
659名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/12(日) 20:53:47.10 ID:TT7U1vvu0
いちいち可愛い二人だwwwGJ
同じ夢思い浮かべて赤くなる二人に萌えたw
小悪魔もGJw
660名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/12(日) 22:24:26.61 ID:e3xy1p4P0
>>658
ククがゼシカも自分と同じ夢を見ていたと知る日が訪れてほしい…w

毎度萌え萌えな漫画をありがとう…!
661名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/12(日) 22:28:57.48 ID:CpPRccSj0
やっべぇニヤニヤしてしまうwwwwwwGJwwwwww

ゼシカにじりじり近寄るククさんが可愛いww
お前ら夢の中でふしぎな泉で何したの!?何したの!?詳しく聞かせろ!!!
てかふしぎな泉でナニしちゃうSSが隠れ屋にあったなw
あ〜お互い意識しまくりな2人がたまらんのお
662名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/13(月) 19:31:15.11 ID:uvrFIGNJ0
これククールがいるって事は当然ゼシカとかも出るよね?
1作品に1キャラとかじゃないよね?
ttp://wizard03.blog.ocn.ne.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/06/13/p6130022.jpg
663名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/13(月) 23:19:02.93 ID:jBNiUqy70
ククゼシな絡みとかあってほしい
664名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/13(月) 23:27:52.25 ID:Cqtngm9B0
>>662
アリーナとクリフトがいるから1作品1キャラではないよね
↑なぜかこの2人は基本的に常にセットだよなーw
ククゼシヤンのトリオもわりと鉄板扱いだとは思うけど
人気だけじゃなくて個性のバランスとかも考えるだろうから、なんとも言えんな…
まぁアリクリ決定によってドラクエのお色気担当であるマーニャの可能性が薄れたので、
ゼシカはかなり濃厚だと思う。総勢何人だろう
しかしいたストのドラクエキャラは相変わらず偏ってるなぁw仕方ないけど
個人的にはエイト(プレイヤー専門)も出して4人揃えて欲しいなー
665名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/14(火) 21:32:56.65 ID:/Nkhe9hB0
ククールの事だから色んな女キャラを口説きまくる台詞があるんだろうけど、
ゼシカに関しては特別な絆というものを感じさせる台詞とかがあるといいなw
666名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/14(火) 23:19:11.86 ID:99zY72SJ0
前のいたストでも他の女キャラにはひたすらキザなだけって感じだったククが
ゼシカに対してはちょっとやんちゃな感じというか
子供っぽい部分も見せたりして萌えた記憶がある
ちょっと活躍したらゼシカの方をちらちら見て褒めてもらおうとしたりw
667名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/14(火) 23:48:54.17 ID:6WFNFDEK0
>>666
あのセリフは未だに萌え破壊力抜群
キザ男がゼシカにだけは子供みたいに甘えてゼシカもそれを仕方ないわねって甘やかしてるなんて…
なんて可愛い関係なんだ…他のキャラはそれ見て唖然としてるんじゃと考えるだけで悶えるw
「ゼシカ待て待てまだゴールすんなって!」とか素出まくりだしw

個人的にいちばん心臓止まるかと思ったのは
「私だから安くしたっていうの?  …バカ!」
キターーーーーーーーーーーーーーー
668名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/15(水) 21:54:29.48 ID:EVb9ldNb0
>「私だから安くしたっていうの?  …バカ!」

ちょっと拗ねたような寂しそうな感じでゼシカに言われたら…
その瞬間ククの思考はフリーズしてもおかしくないw

あとWiiのいたストやっぱりゼシカも参戦するみたいだね
ククゼシ出演おめ!
669名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/15(水) 23:30:56.09 ID:HhUhAJxF0
他の女の子をキザに口説きまくっといて、
自分に対してはどうでもよさげに気の抜いた扱いをされたと思ったら
それはゼシカショックだろうなあw


ああ萌える…
670名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/15(水) 23:56:00.72 ID:MgqAazZG0
ちょっと訂正
「私だから安くしたっていうの?…バカ!」は、
ククの非常に安い店にゼシカが泊まった時の台詞です。
ですので意味合いとしては「私だから特別扱いしたっていうの?…バカ!///」だと思いますw
「…バカ!」は[本編でのバリバリのククゼシ台詞の引用で、よくぞこれ持ってきたなと思ったよw

でも傷付いてしゅんとしてる意味の「…バカ!」もたまらんのぅと思った
ククさん抱きしめちゃうよねw
671名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/16(木) 00:01:34.19 ID:caqhYUaI0
どっちの意味合いにしても良いな(;´Д`)l \ァ l \ァ
672名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/16(木) 16:45:07.67 ID:clG/DZh+0
>>670
何その萌え台詞
いたストやりたくなったw

ククゼシが並んで立っているだけで嬉しいw
ttp://www.square-enix.co.jp/itastwii/games/img/games_18.jpg
673名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/16(木) 17:38:34.02 ID:p+hRsLeb0
これはさすがに一部だよな?
なんで6からハッサン出したし
674名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/16(木) 21:48:13.92 ID:oeUMhy+H0
>>673
これは前作のいたストDSに出てるキャラ全員だよ
ももんじゃもハッサンも続投するとは思わなかったw
今回はこれに+シークレットで新規キャラが出るらしい
675名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/16(木) 22:06:03.22 ID:p+hRsLeb0
なん…だと…?

この人選でククゼシが入ったのはある意味奇跡だな
676名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/16(木) 22:49:54.28 ID:H+8sRycP0
奇跡とも思うしすでに鉄板なんだなとも思う。しかし8から3枠もって確かに奇跡かもw
単純に個性ハッキリしてるしボードゲームで使いやすい性格だからなぁ
8組は会話させても面白いし。だけど皆勤賞って…w
とりあえずククゼシは普通にしゃべってるだけでイチャイチャしてるようにしか見えないので楽しみです
…wii持ってないけど。うわあああ


「またアンタと出場なの!?も〜…」
「まぁオレ達2人並べといたら絵になるから、とりあえず出しとけって感じなんだろ」
「何よそれ。私別にこんなゲーム興味ないんだから!ククールだけ出とけばいいじゃない!」
「オレだって興味ねぇよ。ゼシカと一緒じゃないなら出演依頼来ても受けてなかったし」
「…他の世界の可愛い女の子達にヘラヘラしまくってたくせに今さらそんなこと言ったって遅いわよ」
「それはそれ。…ってーかお前だって他の世界の男見てカッコイイとかなんとか言ってただろ」
「だ、だって本当に美形ばっかりだったんだもん!」
「お前普段からこのオレの傍に居ながらまだ美形を見足りないのかよ!?」
「毎日毎日一緒にいたらそりゃどれだけ美形だろうが飽きるわよ!!」
「…あーもー腹立った。やっぱヤメヤメ。今回の出演キャンセルってことにしてさっさと帰るぞ」
ゼシカを小脇に抱えるクク氏
「きゃあ!?ちょ、ちょっと、キャンセルって今さらそんな無責任なことできるわけないでしょ!
そんなに嫌ならアンタだけ出なけりゃいいじゃないの!!離しなさいよ!!コラー!!!」

のちに今回の共演者がヒゲやキノコや亀だと知ったククさんは無言でキャンセルを取りやめたという。
(FFキャラには言わずもがな、実は同じDQのX主やクリフトにすらヤキモキしてたククさんとか萌え)
677名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/17(金) 22:04:10.63 ID:/W3PgwsC0
>>676
ヒゲやキノコ相手に勝った!とほくそ笑むククとそれを見てあ〜ハイハイ、って感にやっているのゼシカの姿が目に浮かんだw
678名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/17(金) 23:34:59.17 ID:rcLyq3R80
>>677
これは恋人未満なのか既に出来上がっているのかどっちだろうかw
どっちにしろ萌えるw
679名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/18(土) 18:21:49.82 ID:3n2+3yCN0
ヒゲやキノコばかりだからといたストへの出場を決めたクク
でも色んな美人や美少女が参加している事に気づき
つい癖で反射的にいろんな女性に気障な接し方をしたり口説いたりしてしまう
それを見ながらほっぺを膨らませ涙目でぷるぷる震えているゼシカ
680名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/18(土) 21:44:11.80 ID:0TJkegPn0
他の子を口説いてばかりいるククに対してすっかり拗ねモードのゼシカ
それに気付かないでいたククがふとした瞬間ゼシカの方を振り返ると
絶対問題ないと思っていたヒゲと仲良く話している
(おいおい落ち着け俺、あんなひげ面オヤジにまで嫉妬してるんじゃねえよ)と自分に言い聞かせる
681名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/18(土) 22:29:31.35 ID:Cj6X5SgY0
「すっごーいマリオさん立派なおひげですね!触ってもいいですか?」
「マンマミーア」
「きゃあーモコモコしてるぅ!おもしろーい!!」
「HAHAHA!」
(オヤジのヒゲ触って何が楽しいんだよ!だったら今度オレのヒゲを存分に触らせてやるよ!!
色男にだってヒゲくらい生えるんだぜ!?つーか近づきすぎだろ離れろよヒゲオヤジ!!)

「きゃー!!キノコさんかわいいー!!!頭、あたま触っていい?」
「あ、キノコじゃなくてキノピオです」
「あっ、ごめんねピノキオさん!きゃー頭ふかふか!ドット柄もかわいー!!><」ギュウゥー
「ピノキオじゃなくてキノピオです…うわわ、苦しいですー」
(うぉい!?何やってんだ何やってんだそんな得体の知れねぇ生物抱きしめてんじゃねぇよ!!
お前が抱きしめるともれなくおっぱいが押しつけられるんだよいい加減自覚しろよ!!
っつーか何、そんなにキノコか!?キノコがいいのか!?だったらオレの世界一の茸を今夜たっぷりとry)

「…ククールったら、何はじまる前から憔悴してるの?」
「………思わぬ伏兵が多すぎた…」
「?」
682名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/19(日) 00:01:38.71 ID:uJMpj0of0
>だったらオレの世界一の茸を今夜たっぷりとry
ククールおいwwwwwwwwwwwwww
その後こんな事やってそうだなと妄想

ゼシ「ククール、何むっつりしてるのよ」
クク「別に」むすっ
ゼシ「ボロ負けした訳じゃないし、結構結果残してるじゃない」
クク「そんなの、どうでもいいし」
ゼシ「はあ?勝負中は結構ムキになってたくせに」
クク「関係ねーだろ」
ゼシ「関係ないって…。もー、何1人で怒ってるのよ!」
クク「さあね。まーお前は色々と楽しめたみたいで、良かったんじゃない」
ゼシ「訳わかんない!言いたい事があるならはっきり言って!」
クク「じゃあ言わせてもらうけどよ、ずいぶん仲良さそうだったな、マリオとか向こうの連中と」
ゼシ「へ?」
クク「ベタベタ触ったり抱きついたり、俺といる時とは大分違ったご様子で」
ゼシ「な、何言ってるのよ」
クク「ゼシカが男相手にあんなに行動的とは思わなかったよ」
ゼシ「男って、だって、相手は…」
クク「俺にはちょっと肩抱いただけでキレることもあるのよ」
ゼシ「…言いたい事はそれだけ?」
クク「な、なんだよ」
ゼシ「そういうククールは何よ、ずっと女の人達口説きまわっていたじゃない!」
クク「それは」
ゼシ「綺麗な金髪だねとか、巻き毛が愛らしいなとか、思わず口づけたくなる綺麗な手だよとか!」
クク「よ、よく覚えているな…(言った俺ですら覚えていないのに)」
ゼシ「ずっとずっと女の人の間を言ったりきたりで、私の事なんてたまに思い出したように声かけるくらいだったじゃない!」
クク「えーと、それは…その〜」
ゼシ「ククールの女好き!ケーハクナンパ男!色欲大魔神!!」
クク「ちょ、ゼシカ落ち着け…」
ゼシ「元々怒ってきたのはそっちじゃない!」
クク「そーだけど…」
ゼシ「私は…ククールが他の子のとこ行っちゃったから、近くにいた人とお話してただけだもん…」
クク「えっと」
ゼシ「ククールのバカ…ひくっ…」
クク「わ、泣くなゼシカ。悪かった、俺が悪かった」
683名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/19(日) 22:14:16.19 ID:o2ozR4ht0
自分は他の女を口説くくせにゼシカが他の男と仲良くしているのはモヤモヤしてしまうって
身勝手といえば身勝手だけどそのゼシカ側からしたらかなり理不尽な状況に自分は萌えを感じてしまうw
684名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/19(日) 23:04:54.00 ID:gXX9fNoO0
ていうかなに?ゼシカはククが自分にかまってくれないからヒゲやキノコにしゃべりに行ったの?
そんで他の女の子に興味津津と思ってたククさんが実はゼシカの行動横目でチェックしてたってか?

ごちそうさまですなぁ
685名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/19(日) 23:39:51.87 ID:vA3cetRv0
最初から素直にいちゃついとけよって話ですねwww
686名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/20(月) 12:49:50.96 ID:7azL4icjO
女を知らずに初々しいエイトと、女を感じさせるツボを心得ているククールにサンドイッチにされて喜悦の声を漏らすゼシカ
687名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/20(月) 22:10:53.15 ID:wtyroY/90
ククゼシはそのまんまツンデレでも変化球のツンデレでもなんでもいけるねw
お互い素直じゃないけど傍からみたらいちゃいちゃみたいなのが…うんw
688名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/20(月) 22:33:19.97 ID:G9+6r7oEP
憎みきれないろくでなしっていうジュリーの歌があるんだが(古くてすまんw
久しぶりに聞いたら、なんかククゼシを感じた
689名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/20(月) 23:23:20.81 ID:wtyroY/90
>>688
歌詞確認してみたw
確かにククゼシっぽいww

ふらふらしまくった後最後は結局ゼシカのところにいくククがリアルに想像できるw
690名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/20(月) 23:28:45.19 ID:PrZGQNyE0
「あんな奴だいっきらい!!」「マジあいつムカつく!!」
とプンスカしながら延々と相手のことを話し続けて周りをゲンナリさせるのですね

>>688
その題名がすでにゼシカ視点のククさんを語ってるとしか思えない
691名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/20(月) 23:34:07.84 ID:G9+6r7oEP
メロディも結構いいんでよかったらどぞ
tp://www.youtube.com/watch?v=K2-wvPGW0qA
んじゃ退散します
692名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/21(火) 21:43:36.73 ID:sQXGEL750
>>691
脳内でちょっとコミカルにでもすれ違ったりラブったりする
ククゼシ劇場を思い浮かべながら聞いてしまったw
693名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/21(火) 23:00:57.00 ID:1M8osWG90
ゼシカはククがいろんな女の間を渡り歩く姿に傷ついたり
ヤキモチ妬いたりしながら
最終的には自分のところにくるククを許してしまいそうな感じ
気が強そうな感じでいて実は相当健気っぽい
694名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/21(火) 23:33:34.37 ID:aP263/ho0
だがしかし実際のククさんは本当の意味での遊び人ではないよなぁ、と
本編を見返すたびに思ってしまうw
決して鈍感ではないしむしろゼシカより繊細で
悪い人ぶってるけど故意に相手を傷つけたりできないタイプだよなぁ
だからこそゼシカも好きになったんだろうし
でもゼシカ相手だからこそ油断してグッサリ傷つけちゃって大後悔とかありそうw
695名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/21(火) 23:57:43.89 ID:/7C2dWnZ0
値が真面目だからこそ本命相手には逆に気軽に手を出せずにやたらすれ違ってしまうんだろうねw
ククって自己否定が強いというか自分には幸せになる資格はないくらいに思ってそう
696名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/22(水) 22:19:52.45 ID:Ux6dblpP0
俺なんかじゃゼシカを幸せにできない、とか思ったりね
シリアルモードのククには大いにありえることだ
697名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/22(水) 23:20:45.33 ID:zxsPJ9ic0
そら十何年も生まれなければ良かったって言われ続けりゃ基本的にネガティブになるわな…
なまじ顔がいいから本当の好意や愛情も素直に受け止められないだろうし
だからこそ最初っからククの顔なんか全く興味ナシだったゼシカが
想いや優しさを向けてくれた時、それはもしかして本物なのかと思えたんだろうな

私のククゼシの萌えポイントの1つはここらへんだ。偶然というには色々と相性が良すぎる
698名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/22(水) 23:53:07.10 ID:NFhea65n0
最初はククをケーハク男と評してたゼシカだからこそだよねw
露出の高い格好とは裏腹に生真面で純情っぽくて気が強いけど愛情を知ってて世話焼きで優しいゼシカと
気障で自信家なポーズとは裏腹に深い傷を内に秘めてて肉親からの愛に飢えていて人と距離を置きがちなクク
やっぱり最初からカップルになるべくして作られたキャラ造形に思えてしまうw
699名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/23(木) 19:28:48.06 ID:VPjELFXG0
http://brunhild.sakura.ne.jp/up/src/up503694.jpg
いたストWii公式サイトが更新されたと思ったら、唐突にククゼシで吹いた
700名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/23(木) 19:40:44.90 ID:iJdKQf4Y0
手、繋いでる…?!
701名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/23(木) 23:19:52.02 ID:AS/qpZ/N0
ばっか、上に子ヤンもいるじゃないか![くくりだろ!お、驚かせやがって…!!ハァハァ
まさか手は繋いでないと思うけどそう見えるのは意図的なのかどうなのかw

wiiでマリオとドラクエってことはターゲットはファミリーからお子様層だろうけど
敢えて素人目や子供から見てもパッと見明らかにお似合いなこの2人の関係は
そろそろ公式にしてくれないだろうか…
しかし相変わらずククの頭がデカくゼシカのおっぱいが小さいな
702名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/24(金) 00:05:00.05 ID:wrwVP+r80
>>669
本当だ、手繋いで見えるw
2人の距離のこの近さはわざとやっているようにしか思えないw

上の流れとは全く関係ない突発的なSSS投下します↓



※※※
大きくて温かな手に頭を撫でられるのが好きだった。
それは遠い昔の記憶で、父の手だったり、まだついこの間の事のように思い出せる兄の手だったりした。
それを両方とも失ってしまい、もう二度と私をそんな風に撫でてくれる手は存在しないのだと思った。



髪に触れる気配に目を覚ますと、優しげに細められたアイスブールと目が合いぎょっとする。
思考停止状態で目を見開いた私に、目の前の男はその表情をさらに和らげた。
「あ、起しちまった?ごめんごめん」
「べ…別に」
すっかり見慣れた顔ではあるが、この状況は全く慣れそうにない。
戸惑い、布団に半分だけ顔を埋めると、少しだけ苦笑された。
「今更照れる事ねえのに」
「だって…」
そして反芻する。
昨夜の出来事を。
私は、昨夜彼…ククールと何度目かになる一緒の夜を過ごした。
ぼんやりしていた頭が働きだし、徐々に強烈な記憶がよみがえってくる。
普段だったらけして他人が触れる事のない場所を彼の手が、唇が、舌が往復した。
甘ったるい息遣いや、ただでさえ色気のある男が、昨夜はさらに艶めかしかった事…。
「色っぽかったな…」
一瞬自分の頭の中が読まれたのかと思ってその顔を凝視する。
「昨夜のゼシカ」
全く無駄のない動作で、髪を撫でていた手が降りてきて、頬を撫でられた。
おまけに気障なウインクつき。
何となくばつが悪くて顔を完全に布団に潜らせた。
「別人みてえ。昨夜はあんなに乱れてたのに、な」
笑いながら言うククールを、布越しに睨みつけてみる。
703名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/24(金) 00:13:15.95 ID:wrwVP+r80
向こうに今私の顔は見えていないのだから意味のない事だとは分かっているけれど。
「…忘れた。昨夜なんて知らない」
そして重ねる無意味な抵抗。
「いいよ、ゼシカが忘れても。俺がちゃんと全部覚えているから」
「やだ…!ククールこそ忘れてよ…」
「それは無理。あんなゼシカ忘れられそうにない」
「ヘンタイ」
「ゼシカだって、忘れられないからそうやって隠れるんだろ?」
痛いところをつかれて、布団の中で固まってしまう。
忘れられる訳ない。
昨夜だけじゃない。
いつもククールの仕草に、声に、言葉に、される1つ1つの事に、存在に翻弄されている。
その1つ1つが私の脳に、身体に刻みこまれ記憶として定着してしまっている。
「…知らない」
無駄な悪態も、彼には通じない。
布団ごと抱き寄せられて「可愛い」と囁かれる。
甘いテノールが心地よくて、少しくすぐったい。
ふいに湧きあがってくる“顔が見たい”という欲求。
彼は今、どんな顔で私を見ているのだろうか…。
想像はつくけど、でもやっぱり直接この目で見たい。
けれど私は顔を出すタイミングをなくしてしまっていた。
こういう時、私ばかり焦って、ククールばっかり余裕ある感じなのが毎回くやしい。
意地っ張りな私は、布団の中でそのまま小さく蹲った。
すると、布団からはみ出ていた頭にふわりと、大きくて温かな感触。
優しく撫でられた瞬間に、思い浮かんできた遠い昔の記憶。
もう私はけして手にする事のできないものだと思っていた。
でも父でもなければ兄でもない。
そこには懐かしい思い出とはまた違う別の何かが宿っている。
慈しみの感情も、撫でてくれる相手によって全く色が変わる事を知り、同時に何故か切なさが込み上がってくる。
気がつくと涙が頬を伝っていた。
ククールは知ってか知らずか、私の頭にずっと優しい温もりを与え続けてくれていた。


704名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/24(金) 00:20:57.95 ID:wrwVP+r80
微裏注意と書くのを忘れていた
隠れ屋に持っていく程ではないけどちょっと…な表現ありですって
投下しちゃった後に注意を促しても手遅れですがorz
705名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/24(金) 20:23:31.41 ID:FYFX5RF20
乙です〜!
すっかり出来上がったククゼシですなぁ
微笑ましくて幸せになる…
ゼシカ視点だけど、何よりも誰よりもククさんが幸せそうで何よりです。
お前ら結婚しろ
706名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/24(金) 21:55:25.10 ID:g9UJi9co0
出来上がった後もククゼシは可愛いなw
ベットの上でゼシカを見ながら幸せをかみしめるククの姿が目に浮かぶw
GJ!
707名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/24(金) 23:47:59.22 ID:e4SRNF220
>>704
このくらいの仄かなやつなら充分このスレでの範囲だから安心してくれw
SS萌えましたwwwGJ
708名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/25(土) 22:32:01.23 ID:Ce6C/JH20
そろそろククゼシは結婚してもいい頃だと思う
今結婚すればジューン・ブライドだしw
709名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/25(土) 22:59:06.08 ID:qte+gdW00
この人たちは仲間期間が長く絆が深すぎて、いつまでたっても恋愛関係との境目が曖昧なままで
何年たってもダラダラ仲間以上恋人未満をやってそうとしか思えない
恋人とは口が裂けても言えないのに、身体の関係はなんとなくありそうな気がして仕方がない

早く結婚するか公式になってくれ
710名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/25(土) 23:28:29.89 ID:qUMIBhIj0
なんとなく、告白よりも先にだらだらと身体の関係になった場合
ゼシカはククが自分の事をどう思っているのか、
ただの都合の良い女としか思われていないのではと不安になり悩みそう。
ククはゼシカが自分の事を好きだという気持ちは分かっていて、
(ゼシカの様子だったり、好きでもない男と寝れる女じゃないと充分理解していたりで)
その上で自分ではゼシカを幸せにできないとか釣り合わないとか
そんな事をうだうだ考えてちゃんと言葉にして気持ちを伝える事もできないままだらだら…

みたいなイメージw
711名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/26(日) 22:19:11.67 ID:qtRroX7v0
両思いなのに片想いだと思い込むみたいな展開はククゼシ的に王道パターンだと思うんだけどどうだろう?
712名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/26(日) 23:25:27.37 ID:SVAryIX20
>>710
それなのに2人きりになると欲望に抗えず何度もそういうこと繰り返してしまう自分に自己嫌悪なククさんとか
そうこうしてるうちにゼシカの縁談が急速展開して…とか。妄想が止まりませんな

>>711
そりゃまぁ片方は女と見れば誰かれ構わずのナンパ男と、
そんな男を毛嫌いしてるお堅いお嬢様、で出会った2人ですからねぇ
そういう関係性を保たないと仲間以上に意識しちゃうから途中からはなかなか崩せなかったんじゃないかと
713名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/26(日) 23:44:24.90 ID:IWVpdRRN0
>>712
>それなのに2人きりになると欲望に抗えず何度もそういうこと繰り返してしまう自分に自己嫌悪なククさん

ぜひSSで読みたい展開だw
714名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/27(月) 20:58:24.90 ID:yV/WODfT0
ゼシカは潔癖で身持ちが堅い方が好きなので…
しっかり恋人同士なのに、手を繋いだりキスだけで満足して
結婚まではプラトニックが当たり前だと思い込んでて
ククールを生殺し状態にしてるのに気付きもしないで
幸せ一杯なゼシカがいいなと言ってみるtest
715名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/27(月) 22:54:40.80 ID:ampW0Wby0
なんとなく関係を持ってしまって強烈に想い合っているのに
気持ちはすれ違いっぱなしのエロ切ないククゼシも好きだけど
>>714が言うようなプラトニックすぎるくらいプラトニックで
ゼシカは満足、ククは幸せだけどある意地獄な純情展開も大好きですw
716名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/27(月) 23:00:26.87 ID:jvHMqJ/u0
>>714
そんなゼシカだからこそ、ククールもなかなか手を出せない方に萌えるw

いや、本音は手を出したくてたまらんのだが
本気の相手であるゼシカを傷つけたくないやら自分が幸せになっていいのかやら
あれこれ悩んで手を出せないククール派だなw

久々にゲームをやってるんだけど会話を見てるだけでも萌えて楽しいね
たまたまかもしれないけど、ドルマゲス戦の前にゼシカが主人公を誉めたら
ククールがそっぽ向いたのがやきもち焼いたようにしか見えなくて萌えまくったww
717名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/27(月) 23:27:50.72 ID:dpkeQLhm0
なんせ旅に出るまで自分のお色気に気付いてなかった純粋無垢なゼシカとやりたい放題の色男ですからw
女好きが本命にだけは手ぇ出したくても出せなくて身悶えてるのがククゼシの醍醐味w

でも旅中はお子様だったゼシカも旅の後少しずつ大人になって、ククとうっかりそんな仲になっちゃって
「私何やってるんだろう…」と自己嫌悪に陥ってるようなちょっぴり大人の関係も好きだ

>>716
暗黒魔城都市の「イチャついてねーでさっさと行くぞ」「なによわかってますよーだ!」
ってやつじゃなくて?しかし改めて見ると↑これも相当な破壊力だなぁ…
718名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/28(火) 01:19:40.23 ID:0g0kdBCq0
>>717
仲間との会話を選んだ時に話してない相手が色々動いたりするよね?
ドルマゲス戦前でゼシカがここまで来れたのは主人公のお陰、とエイトを褒めた時に
正面向いてたククールが顔を横にそむけたんだよ
そのタイミングが絶妙でやきもち焼いてんのか!?と思ってしまったんだw
暗黒魔城都市の会話も萌えたよ
最初はキザなククールがどんどんゼシカに対してもぞんざいな言葉遣いになっていくのがたまらんw
719ゼシカちゃんの苦悩:2011/06/28(火) 18:40:03.55 ID:OTHVuU/F0
最近また8をじっくりとプレイして2人の観察をしております。
自分のHPがだいぶ少ないにも関わらずゼシカを優先して回復するククール氏を見てニヤつきました。
仲間の会話も1つ1つじっくり見るのが楽しくて仕方ない…!!

そしてダラダラ漫画の続編も性懲りも無く作ってみました。
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/156/%E3%82%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E8%8B%A6%E6%82%A95.jpg
720名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/28(火) 21:39:21.52 ID:MkNqFb+d0
萌えながらワロタwwwwwwwwwww
えげつない事をゼシカの口から赤裸々に語られるのも
ククとしてはいろいろ複雑だろうなあwww
GJ!!
721名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/28(火) 23:21:43.70 ID:G1H4I3fn0
>>719
相変わらず上手すぎるGJwwww
「私病気かも」って本気で不安になって泣いちゃうゼシカが愛しすぎる
そんなゼシカに(夢の中の)ククは一体どんな悪行を…

てかククさん、今夜は自主的にゼシカとのエロい夢見ちゃうに10000G賭けるww
722名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/29(水) 00:50:48.67 ID:MAs7X9sT0
>>719
ゼシカ可愛いなwwwwククは地獄から一転して天国ですかな?ww

をゼシスレに誤爆してしまったorz
職人さんGJ
723名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/29(水) 22:34:18.09 ID:3HeDq2V40
ドンマイw

ゼシカとククが相手の気持ちをお互いに自覚するきっかけがえっちな夢でしたとか
そんなラブロマンスがあってもいいですよねw
724名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/29(水) 23:35:52.05 ID:oeBmA8oj0
なんというエロイきっかけwwwさすがエロスキル持ちのカップルは違いますなぁ

その後エイトに「そういえば2人が意識し始めたきっかけはなんだったの?
(まぁある意味最初から意識しまくりだったけど)」と聞かれて
「いやそれがさ不思議なんだよ。ある日突然オレ達、お互いでやりまくってるエロイ夢同時に見始めてさー」
「やだもうクク、そんなハッキリ言わないでよ…っ///」
「未だにあれは不思議だけど、あの激エロの夢のおかげでお互い正直になれたっていうかさ」
「もうっ、恥ずかしいったら…!///」ぽかぽか
「あの夢の中のゼシカに、オレは二度惚れ直したんだよなー」
「わ、私だって夢の中のククールにすっごくドキドキして、だから…ッ///」
とか妙な方向でイチャイチャしだして仲間たちにドン引きされてそうだな
725名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/30(木) 17:59:01.62 ID:QqCa3wEn0
726名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/30(木) 22:48:25.24 ID:4xuvPnCE0
>>724
もうお前ら二人っきりで旅しろよってなりそうだなw


>>725
実際この格好でゼシカを先頭にした事あるけど
ククからしてみればこんな格好で手出せない女に
目の前をうろつかれたらたまったもんじゃないよねw
727名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/30(木) 23:25:24.86 ID:PpPOO3G+0
>>724
問題はその夢での内容をその2人が実際に実行したかどうかだ
728名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/06/30(木) 23:26:53.63 ID:S56fHhxe0
>>726
こ、この装備は実在しないぞwwあぶないビスチェのことかな

うちのククなんかビスチェだの水の羽衣だのバニーちゃんだのの格好したゼシカと
しょっちゅう一緒にキラパンに乗せられてたぞ。しかもククが後ろで
ぎゅってしないと危ないしでもぎゅってしたら別の意味で危ないし
ククさん拷問サーセン
729名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/01(金) 16:04:26.12 ID:/ed/916D0
>>728
もしゼシたんが後ろでも、ぎゅっとされたら豊満な乳がククさんのお背なに当たってやばいというねw
どちらにしろあの世界一を自負している乳が悪いんですw
730名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/01(金) 22:59:35.65 ID:oK+ju40T0
ゼシカはククの前の方がいい
後ろだとあんなエロい格好のゼシカが注目浴びてしまうからなw
他の男になんか見せてたまるか!とククが後ろから抱きつき…いや腕を回して隠してあげるんだよ
でもそうしたらいい匂いやら柔らかい感触がダイレクトに伝わってククの忍耐力が限界に…
731名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/01(金) 23:21:40.66 ID:5mVa9W1b0
なんか前にそれで、ククの男の武器がゼシカに当たっているみたいなネタがあった気がするw
732名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/01(金) 23:38:29.52 ID:p+NCvmc90
あったなぁwククさんの男の武器はいつでも臨戦態勢ですなぁ…

ククはゼシカの後ろから背中や肩にいきなりキスとかしてしょっちゅう燃やされてればいい
ゼシカはククの背中が大好きでしょっちゅう見惚れて突然止まった彼の背中によくぶつかってるといい
733名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/02(土) 10:56:39.28 ID:39eWBorE0
ゼシカがククの背中に見惚れるのもいいね
他にも銀髪がサラサラとして綺麗だわ、と何の気なしに
髪の毛や背中を触ったりすればいいよ
734名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/02(土) 22:04:40.70 ID:EQTDuwai0
ククがゼシカの身体に触れるのはほぼ確信的だけど
ゼシカがククに触れるのは無意識だからククにとってはタチが悪そうw
ククの広い背中を見てたら兄を思い出して、
何も考えずにその背中にもたれて腕をぎゅーっと回して、
(温かくて落ち着く…。でも兄さんとは違う香りがする…)なんてぼんやり考えてたりする
ククの方はゼシカの突然の行動に心臓バクバク、
ゼシカの意図が分からずに必死に理性と雄の本能の間で戦うはめに
735名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/02(土) 22:38:32.45 ID:39eWBorE0
ゼシカが無邪気に「ククールの背中って大きくて安心する」と微笑む
照れ隠しに「ち、違うのよ!兄さんのことを思い出して…!」と誤魔化す

どちらでもククさんの苦悩は増すばかりです
736名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/02(土) 23:46:25.90 ID:DnEKOOjv0
生き地獄という名の天国でもだえ苦しみククさんの姿が容易に浮かぶwwww
737名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/02(土) 23:57:42.74 ID:ivKOuruO0
「ククの背中にくっついているとなんか安心する…」ピト…
「そ、そうか?」゙
「うん。…ねえ、もうちょっと、こうしてていい…?」
「いや、その…」
「駄目…?」しゅん…
「………………いいよ」
「ありがとう、ククール!」ピト〜
「あ、ああ… (涙)」
738名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/03(日) 00:22:37.29 ID:ppFPvIkc0
>>737
かわいいのぅかわいいのぅ。ククもゼシカもどっちもかわいいのぅ

「ぜ、ゼシカ…」
「…ご、ごめ…やっぱり変だよね…」離れようとするゼシカ
「いやちょっ待っ!!…いやその、か、完全に離れなくていいからさ…その…」
「…?かんぜんに?」
「…………いや、あの、…そんなにピッタリくっつくと、…ほら」
「…あ、暑苦しいよね、ごめ」
「じゃなくて!くっつくから!―――む、胸が!!」
「……!!!!!!///」

お互い真っ赤でもじもじするお二人さん

「…だから、その…くっついてもいい…っていうか、オレ的にはすげー嬉しい、から」
「…」
「…………胸がくっつかないように抱き付いてくれれば助かるっつーか…///」
「……ククのバカ。むずかしいこと言わないでよ…///」
「…だよな」
クスクスと笑い合うお二人さん

勝手にやってろ!
739名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/03(日) 19:13:15.92 ID:zAdKKfCc0
結局ゼシカを前にするという事で話が進むわけだが
今度はククが下の物がゼシカにくっつかないようにするのに必死に(ry

って下品でごめんなさいorz
740名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/03(日) 20:28:40.41 ID:+NW/IvSX0
>>739
さあ、その続きは隠れ屋でとっくりと語ってもらおうか?w
741名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/03(日) 22:19:38.96 ID:qHDCf5liO
ククールとの間に娘が生まれ、娘を溺愛するククールと小学生ながらにゼシカよりおっぱいの大きくなった娘に嫉妬するゼシカ
742名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/03(日) 23:36:42.79 ID:ppFPvIkc0
>>739
バカ!みんな思っててもあえて誰も口にしなかったことを!

でもククさんも若いので…一緒に旅なんかしてたら生々しい悩みも絶対あるよね
相手が色々世慣れた子ならまだしも「私は子供じゃないわ!胸大きいし!」と
どや顔でで宣言しちゃうような子相手だものねぇ…
ある程度ククに心許した頃のゼシカは、ククを本当は見かけほど軟派じゃない、
騎士か王子様みたいにどこかで思ってたかもしれないし
「ククールは口で言うほどやらしい人じゃないものね」とか信頼に満ちた目で言われちゃって
涙目で頷くしかないククさん…
743名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/04(月) 00:05:17.17 ID:p2zovCXF0
ククールが本気になって口説こうとしても
「私の緊張を解そうとしてくれてるんだよね。ありがとうククール」とにっこりされたりなw
744名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/04(月) 23:21:23.47 ID:ugCkoiHJ0
ここまで信用されるのは仲間としては喜ばしいことだけど、
男としてはにっちもさっちも行かなくて生き地獄だな…w

ゼシカはゼシカで、「そうよね、ククールが私をやらしい目で見るなんてこと、あるわけないよね
だって私はただの旅の仲間なんだから。…女の子としてなんて、見るわけないじゃない…」
となぜか胸が痛くなってキューンとかしてると思う
745名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/04(月) 23:34:09.43 ID:iMI1ZrjR0
そうこうしているうちになんかの都合で同じ部屋に泊らないといけなくなってしまうククゼシ2人。
ククは「いやそれはまずいだろ、無理だって。ゼシカも嫌だよな?なあ」と必死にその状況を回避しようとする。
一方ククに女として見られていないと思っているゼシカはあっさり「私は別にいいわよ」と答える。
唖然としているククに、「気を使ってくれるのは嬉しいけど、しょうがない状況だもの。
こんな時に我ままなんて言ってられないわ」とにっこり微笑むゼシカ。
一晩好きな女と同じ部屋で二人きりで過ごさないといけなくなってしまって頭が混乱しているククと、
一晩好きな男と同じ部屋で二人きりだけど、自分は女扱いだれていないと思い込みちょっと胸が痛むゼシカ。
746名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/05(火) 00:06:20.96 ID:ppP3Btzb0
>自分は女扱いだれていないと思い込みちょっと胸が痛むゼシカ。

ククールはちゃんと自分を仲間と認めてくれてるのにどうして悲しいんだろうと
ベッドの中で涙が出てくるゼシカ
ククールはゼシカが泣いてるのに気づいてますます混乱してしまったり
747名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/05(火) 23:07:13.02 ID:7ruz3jHZ0
泣いているゼシカにどうする事もできずに寝たふりをするククと、
そんなククに暫くして「ククール、寝ちゃったの…?」と顔を覗き込むゼシカ
何となく返事ができずにいるククに、熟睡していると受け取ったゼシカが
「どうしたら…私の事を女として見てくれるの…?私はククールの事、こんなに好きなのに…」と
呟くように言ってそのままククの頬にキスをする
そこで頭が真っ白になり何も考えられなくなったククは思わずゼシカの腕を掴み自分の方に引きよせてしまう
そして…
748名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/05(火) 23:42:34.05 ID:LdvSgEcS0
百戦錬磨なククさんの方が色々考え過ぎて徹底して何もできず、
なんの経験もないゼシカの方が想いが余って告っちゃうってのはアリそうだと思います
しかし例えゼシカの方から告らせてしまっても、それでもどーしても手が出せない気がする

っていうか誰か描くんだ。書くんだ
749名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/05(火) 23:49:46.84 ID:MKhh6GDE0
むしろ百戦錬磨だと思ってたら、ククさん経験無しとかどうよ
バニーちゃんとか相手にしたり口説いたりしてるけど
向こうも仕事だしお互いそうやってキャッキャウフフしてるだけだとか
貴族相手に〜ってのも勝手な噂で、それを否定するのもアホらしくなって
この顔生かしてそっちのお仕事してますが何か?な事言っちゃったとか
実際は童貞死守してたとか
昔は童貞も処女と同じで神聖なものだったと聞いて
750名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/06(水) 13:06:51.07 ID:sKpMlB6CP
ぱふぱふの館で偽乳と分かってて落ち着いてるヤンガスと比べて
やたら興奮してはしゃぎまくってるククール見て
お前、まさか童貞なのか?と思ったことあるな
童貞が神聖ってか、やってしまったら絶対子供できないなんてありえないし
相手の女性に子供連れて修道院に押しかけられたら
団長に拷問されて済む話じゃないし、行く所ないっていうククールにとって
してくてもせいぜいB止まりとかかなあなんてね
女性をレディー扱いするくせに妊娠させても平気なククールもなんかヤだしさ
751名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/06(水) 14:24:38.09 ID:uUaLbkNW0
>>750
自分もあのイベントを見て童貞疑惑持ったわ
それに親父の女遊びのせいで、ククールもマルチェロも子供の頃から
辛い思いしてるんだし、家族を作るのも躊躇あるだろうから
妊娠の恐れがある以上未経験の可能性もありうるよね

もし子供が出来たら…やらゼシカを傷つけたくないやら、で
ククールは手を出したくてもますます混乱しそうだな
逆にゼシカが「わ、私…ククール以外の人じゃ嫌だよ…」と勇気を振り絞って
抱きついてくるのも美味しいw
752名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/06(水) 20:03:11.01 ID:b0jRn5PR0
前にあったサイトでククは実は童貞だけど
主人公&ヤンガスは経験済みで雰囲気的に童貞と告白もできず
主人公やヤンガスの手前見栄張ってありもしない戦歴を思わず語ってしまったら、
純情なゼシカと付き合う事になった時にその事で色々誤解を招き
苦労しまくるククールとゼシカ…な話があったなw
753名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/06(水) 23:28:29.38 ID:vZYcpt/B0
立ち寄ったどっかの街の教会の懺悔室で
「嘘つきました。女性経験無いのにあるとかオオボラ吹きました」
なんて酒の勢いでブツブツ言って、担当の神官に「知らんがな」な気分にさせるといい
754名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/06(水) 23:50:18.27 ID:IfrgY7jU0
しかしなんだかんだ言ってククさんは床上手な気が
755名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/07(木) 01:52:41.01 ID:RrFWrDvf0
. ゜゜゜゜・。゜.゜:: .
 . .  . .゜゜。・゜ 。゜.:::
. ゜゜゜゜・。゜.゜:: .
. ゜゜゜゜・。゜.゜:: .,        
..゜._____            『よーハニー、
..ゞ ̄ ̄ ̄ ̄ 〃. .゜゜。・゜ 。゜.:::    今年も会いにきたぜ〜』
.(,'^y'⌒⌒ヾヽ .゜。・。゜゜ ゜ ゜.:: :
..||))! .八~゙リ))(|  ・゜゜゜゜.:: 〃 ̄ミヾ    :.
.〃((ヾ(!゚ヮ゚ノ! )) ・。゜゜: . . 巛(~ヽ))川
..゜.ヽ(ソ⊃v∩〃゜゜。・゜。゜Ψ、゚ヮ ゚ノノノ
..゜..Jヽン_ヽ.゜゜ ゜ ゜.:: : :, . |⊂Y⊂)λ
..゜.. . 、ヽ、ヽ ヽヽ.゜ 。゜.:: | .|||T|||
..゜...゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜.:: :   . |. ∪∪
..゜.. .  . .゜゜。・゜ 。゜.:::
..゜...゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜.:: :
. .  . .゜゜。・゜ 。゜.:::
..゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜.:: :
. .  . .゜゜。・゜ 。゜.:::
..゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜.:: :
『毎年毎年ぴったり同じ日に…
 クク星、あんたも本当にマメな男ね〜』





. ゜゜゜゜・。゜.゜:: .
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. ゜゜゜゜・。゜.゜:: .
. ゜゜゜゜・。゜.゜:: .,        
..゜._____        
..ゞ ̄ ̄ ̄ ̄ 〃. .゜゜。・゜ 。゜.:::    『とか言いつつ毎年ちゃんと天の川で待ってる
.(,'^y'⌒⌒ヾヽ .゜。・。゜゜ ゜ ゜.:: :       素直じゃないゼシ姫が好きだぜ♪』
..||))! .八~゙リ))(|  ・゜゜゜゜.:: 〃 ̄ミヾ    :.
〃((ヾ(//o/ノ! )) ・。゜゜: . . 巛(~ヽ))川
..゜.ヽ(ソ⊃v∩〃゜゜。・゜。゜Ψ、゚ヮ ^ノノノ
..゜..Jヽン_ヽ.゜゜ ゜ ゜.:: : :, . |⊂Y⊂)λ
..゜.. . 、ヽ、ヽ ヽヽ.゜ 。゜.:: | .|||T|||
..゜...゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜.:: :   . |. ∪∪
..゜.. .  . .゜゜。・゜ 。゜.:::
..゜...゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜.:: :
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 『何よ、どうせこの1年の間に
  他の女の子口説いたりしてたんでしょっ』
756名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/07(木) 02:06:31.72 ID:RrFWrDvf0
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 . .  . .゜゜。・゜ 。゜.:::
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. ゜゜゜゜・。゜.゜:: .,        
..゜._____  。゜.:::         
..ゞ ̄ ̄ ̄ ̄ 〃. ゜ ゜.:: :     
.(,'^y'⌒⌒ヾヽ〃 ̄ミヾ   
..||))! .八~゙リ)((~ヽ))) 川 『まさか。
〃((ヾ(//-/ノ!)、ヮ ゚ノノノ   俺がこの1年どんだけお前を想って我慢してたのか  
..゜.ヽ(ソ⊃v⊃⊂Y⊂)λ  今からじっくり教えてやるよ』
..゜..Jヽン_ヽ.゜゜ |||T|||
..゜.. . 、ヽ、ヽヽ∪∪
..゜...゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜ ゜
..゜.. .  . .゜゜。・゜ 。
..゜...゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜.:
. .  . .゜゜。・゜ 。゜.:::
..゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜.:: :
. .  . .゜゜。・゜ 。゜.:::
..゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜.:: :
『…なんか嫌な予感しかしないんですけど』





. ゜゜゜゜・。゜.゜:: .
 . .  . .゜゜。・゜ 。゜.:::
. ゜゜゜゜・。゜.゜:: .
. ゜゜゜゜・。゜.゜:: .,        
..゜._____  。゜.:::         
..ゞ ̄ ̄ ̄ ̄ 〃. ゜ ゜.:: :     
.(,'^y'⌒⌒ヾ.〃 ̄ミヾ   
..||))! .八~゙リ)(ヽ))) 川 『大丈夫。
〃((ヾ!////ノ、 ^ ノノノ  ゼシ姫が喜ぶ事しかしないから♪』 
..゜.ヽ(ソ⊃v⊂[   ∫
..゜..Jヽン_ヽ.゜゜ |||T|||
..゜.. . 、ヽ、ヽヽ∪∪
..゜...゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜ ゜
..゜.. .  . .゜゜。・゜ 。
..゜...゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜.:
. .  . .゜゜。・゜ 。゜.:::
..゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜.:: :
. .  . .゜゜。・゜ 。゜.:::
..゜.゜。・。゜゜ ゜ ゜.:: :
 『…あんたが喜ぶ事の間違いデショ』                
757名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/07(木) 09:51:36.67 ID:DeWjGM3H0
スレ住民も喜んでるぞー!!
天の川かキラキラきれい
758名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/07(木) 18:27:40.32 ID:WxrOrMbn0
AA可愛いw
確かにスレ住人こそ大歓喜wクク星さんありがとうございます


やっつけ七夕漫画投下させて頂きます
ttp://download4.getuploader.com/g/12%7Ckj/157/%E4%B8%83%E5%A4%95%E3%82%AF%E3%82%AF%E3%82%BC%E3%82%B7.jpg
759名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/07(木) 18:40:18.10 ID:bHK/6Gmn0
ここはサヴェッラ萌聖堂ですか…

七夕AA職人さんも七夕漫画>>758さんもGJ!!!!!!
ゼシちゃんかわいすぎてどうしてくれるのかとw
760名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/07(木) 20:20:11.30 ID:1OZFQwDV0
神じゃ…神がおる…
761名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/07(木) 22:45:06.32 ID:HkUMwfOY0
可愛い可愛いなんなのこいつら…

>>756
クク星と織ゼシ、なんてカワイイAAなんだ…微笑ましい
1年間会えないとなるとそりゃあもうイッチャイチャイチャイチャするんだろうなぁ

>>758
2コマ目のゼシカの顔がwww心底アホかっていう顔がいいww
良きパートナーであり仲間でありコンビであり夫婦であり恋人であり親友でありって
素敵な関係が凝縮された漫画ですなぁ。

職人様ありがとうございます!萌え補給!
どっちにおいても素直じゃないクク大好きゼシカが可愛すぎる
762名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/08(金) 20:45:12.63 ID:pLNBAtC+0
ゼシカのククに対するツンはとっても良いツンだと思います
デレゼシカも可愛いけど、ツンツンしちゃっている時のゼシカにも
ククは既に萌え〜となってそうw
763名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/08(金) 22:51:51.19 ID:pCL3DU6o0
魔女の宅急便見てたらそこはかとなくククゼシっぽい気がしてしまった
ヒロインに興味津津でしょっぱなからヒロインを興味本位で口説きまくる少年と
そんな少年にやたらツンケンしてしまう魔女ヒロイン
ツンケンしつつも少年の事が途中から気になって仕方なくなり、
ひょんな事から自分が少年の事を誤解していたと気づき仲良くなるも
ちゃらっとした感じの女の子達と親しげにしているのにムッとしてまたつんけん…
みたいな感じが…
764名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/08(金) 23:13:21.52 ID:sJn1H+pZ0
>>763
まぁテンプレ、王道ってことだ
>>762

ゼシカは精一杯ツンツンしてるつもりなのに「可愛いなぁもう!!><」とかって抱きしめられて
「人の話を聞けー!!!!」ってなってるのが日常茶飯事な旅終盤
765名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/09(土) 12:56:37.71 ID:NyqZOpp+0
なんとなくゼシカとククがくっつく前で、でも大分仲良くなってきた辺りに、
ムキになってぷんぷん怒っているゼシカを
ククがお兄さん的雰囲気で「可愛い、可愛い」と笑いながら頭をくしゃくしゃ撫でて
ゼシカがそれに対し「子供扱いしないでよー!!バカーー!」って怒るような場面が浮かんだw
766名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/09(土) 23:12:57.87 ID:47joaErv0
ククールの優しさが判ってきた時には「サーベルト兄さんみたい」とちょっと安心してたのが
後半は子ども扱いされるとムキになって怒るんだなw
「ちゃんと一人の女性として扱ってよ…馬鹿…」と涙目で訴えたらいいよ
767名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/09(土) 23:13:44.65 ID:8NUTCmXo0
ゼシカが可愛くて可愛くて仕方がないクク
でも初めての本気の恋とゼシカのキャラ的に今までのような妖艶な男女のムードにならず
つい小さな子をからかうような雰囲気でゼシカに接してしまうクク。
それを受けて自分は女として見られていないと本気で悩むゼシカ。
768名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/09(土) 23:38:59.17 ID:YJDF9JjK0
ククに本気になってもらいたくて彼のベッドに忍び込みよくわからないながら誘惑してみるゼシカ
しかしなぜかククは無言で怖い顔になり、強引にお姫様抱っこで部屋に連れ戻され寝かし付けられて
「なに血迷ってんだこのバカ!大人しく寝てろ!」とか怒られて
部屋を出ていく時に「ったく…これだからお子様は…!」っていう呟きが聞こえちゃって
やっぱりククにしたら私なんてホントにただの子供なんだ…って傷付いて泣きじゃくるゼシカ

ホントは「これだからお子様は困るんだよ!男の事情を深く考えもしねぇで!
オレが今まで何のために死ぬ気で我慢してきたと思ってるんだよ…ったく…!」
という意味であったがまぁ色々すれ違っている
悪いのはどっちもどっちだと思う。あ〜なんてじれったいカプなんだクソ
769名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/10(日) 20:28:19.45 ID:I4T6Yl+J0
ククはククで自分はゼシカに男として意識されていないと思っている感じですねw
もしお互い相手に想われていると知ったらどっちも喜ぶよりも先に驚いて焦りそうw
770名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/10(日) 23:28:24.71 ID:xVadAbUA0
>>769
ククとゼシカで「な、なんだってーーー」のAAが思い浮かんでしまった
771名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/10(日) 23:32:55.53 ID:5FEfE6VW0
そのままラブラブになる二人もいいけど
今まで勘違いですれ違いまくっていたニブ純情カップルなだけ
次の日分りやすいくらいに皆の前でぎくしゃくして
ちょっと手が触れ合っただけで同時に一瞬で顔真っ赤にしたり
今度は別の意味でじれじれカップルになってもいいんじゃないかとふと思った
772名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/11(月) 20:38:23.60 ID:G49B3B0a0
逆にめっちゃアダルトな二人になってもいい
だけどそれは隠れ屋の二人になってしまうなw
773名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/11(月) 23:28:45.72 ID:V1Q8mnXP0
エロエロな二人なのにうぶで
うぶなのにエロイ時はエロイ二人なんですよ
774名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/11(月) 23:42:37.46 ID:SoGh1Ji+0
ククさんはお日様が出てる間はゼシカには絶対勝てなくて頭あがらなくて
お月様が夜空に高くのぼる時間になったら途端に形勢逆転
ゼシカさんはお月様が出てる間はククさんには色んな意味で絶対かなわないのですよ
775名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/12(火) 21:12:33.39 ID:ITmtlpQ50
間違いないですね
夜のククは色気が3割ほど増していると思います
昼間だとククの口説き文句も軽く跳ねのける事ができるゼシカが
夜は抵抗をするにはするけど完全に拒否する事ができなくなってしまうのですよ



逆に昼間は昼間ククにからかわれたりして劣勢になっているゼシカとかもそれはそれで萌えるけどw
776名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/12(火) 21:17:49.67 ID:xOaLD5T60
ククが月でゼシカが太陽って感じだよなぁ
見事に正反対で対になる感じで良い二人だと思ってる
777名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/12(火) 22:55:53.80 ID:YTTrw/Wb0
対象的なんだけどゼシカがまるっきり明るく元気なだけの子じゃなくて
父親が幼くして死んでしまっていたり、兄を殺されたりしてそれのための復讐だったりと
親を失う体験だったり、ベクトルは違うけど兄への執着とかククと被る部分もあったりするのがさらに良いと思う
眩しい太陽のような子だけどただククを照りつけるだけじゃなくて
クク自身もゼシカの傷を癒してあげたりしてそんな感じでお互いに支え合えそうな感じ
778名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/12(火) 23:30:06.85 ID:Z1cGHWwf0
>>777
そういう2人の絶妙な設定がモロに生かされるのが呪われイベだと思うのですよ
復讐心に囚われてあんなことになってしまったゼシカを
自己嫌悪のどん底から引っ張りあげられるのはすごく似た立場のククしかいないと思う
それまではカッコつけたり意地張ってたりしたけど、あのイベントのあとはククさんも余裕皆無だったろうから
本音のぶつかり合いで怒鳴り合ったりしてたらいいなーと
そんで最後には無言で抱きしめ合うような心の距離の縮まり方だったらいいなー
779名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/13(水) 21:54:34.23 ID:7M2e+w760
光と影な感じのゼシカとククールだけど、
どっちも影の部分があったり、相手の光になる事ができたりと
その時々で関係性の変化を楽しめるのもククゼシの醍醐味だと思うw
780名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/13(水) 23:34:22.70 ID:x0LIixcI0
ゼシカは光分が強い存在な分だけククにとっては
眩しい存在でもあり、だからこそ強く惹かれるのもあり、
でもその光が影ってしまう事がまるっきりないわけでもないから
放っとけなくもなり…みたいな感じだと思います
781名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/13(水) 23:37:55.56 ID:mA8p6Bm60
いつも元気なお色気娘っていうポジションのゼシカが
落ち込んだりダークに片寄ったりするの、たまらんです
そらほっとけんわ、とククさんにシンクロする
782名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/14(木) 17:44:26.83 ID:ohmKREwb0
783名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/14(木) 22:09:43.43 ID:ABn+cHJ30
GJwww
なんつーじれじれカップルwwww
ククもゼシカも同じ感じに可哀相なのに、
ククの方がより可哀相に思えてしまうのは何故だろう…?w
784名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/14(木) 23:14:41.63 ID:F3YMgvoV0
>>782
GJ!!貴方が神か!
まさかネタを使ってもらえるとは思わなかったので嬉しいw
ククゼシ2人とも可愛いよ
翌朝の反応も美味しすぎるwww

こんな2人がお互いの気持ちに気づいた時大変だろうな
何故か自分の方がずっと好きだったと張り合い、言い合ってたりしてw
785名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/14(木) 23:17:35.65 ID:9jdW3QGv0
うわぁー…神キタコレ
もうどうしようこの萌え。どこに吐き出したらいいの
とりあえずゼシカが可愛くて可愛くて可愛くてもうあああ
ククさんの男前っぷりが半端じゃねぇわ
これ以上ないくらい異性として意識しまくってんのにお互いカケラも気付いてないなんて…
そしておまけのククの必死っぷりがwwこれでなんで気付かないんだゼシカww
もうこの萌えだけでしばらく生きていけそうです。ありがたやGJ!

しかしこれ、今度は逆にククさんが「オレを男として見させてやる」と本気出したらどんなことになるのか
786名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/14(木) 23:50:11.91 ID:Rd3wNnyP0
ゼシカ可愛い…ククかっこいい…!
萌えをありがとう!gj

ククが男として自覚させてやる〜てなったら
99%隠れ屋ネタになると思いますw
787名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/15(金) 13:37:07.34 ID:kllq4PEa0
そういや
携帯のいたストでも ククゼシ出演してるだっけか
788名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/15(金) 22:31:26.86 ID:92svcKLv0
もしかしてククゼシはイタスト皆勤賞?
毎回カップルでいそいそと出演する姿が何か微笑ましいねw
789名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/15(金) 23:23:52.99 ID:EaX8bQSP0
>>787
携帯アプリのいたストモバイルには、まだククールが実装されてない
まあ公式サイトにいるから、いつか配信されるのは確実だろうけど
790名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/16(土) 20:59:37.88 ID:lwCccSA10
(ククールったら遅いわね。何してるのかしら…。
 …もしかして、また可愛い女の子に声かけてヘラヘラしているんじゃないでしょうね?!)
とククールの配信の遅さにやきもきしているゼシカが浮かんだ
791名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/16(土) 23:35:40.84 ID:i41k0YY50
いたストは結構ククゼシ萌えできる掛け合いが多いよねw
792名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/17(日) 19:02:39.12 ID:5OHDAfKl0
ククはゼシカをオトせる自信があるんだけど、
正直自分がオチるのは想定外だった・・・も好き
それは仲間意識レベルの人のぬくもりでも可

あーでもあの乳は仲間レヴェル超えるわな
793名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/17(日) 21:49:09.54 ID:o5TwBxeT0
ククは仲間意識レベルでゼシカの方がどんどんククを好きになっていって
せつない片想い→でも最終的に両想いみたいな展開も結構好きw
794名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/17(日) 23:42:28.55 ID:FmyYpRnL0
一回ゼシカをやんわり振ったククさんが、
傷心のゼシカがエイトの胸を借りて泣いてるのを目撃したり
その後も2人で仲良く笑いながらしゃべってるのとかを頻繁に見て
「ふーん、良かったじゃねぇか…」とか言いながら内心ものすごいザワついてたり
何かの折に思い余って「さっそくエイトに鞍替えかよ。お前も案外節操ねーんだな」
とか言っちゃって思いっきり引っぱたかれた上に泣かれたり

そういう展開ですねわかります
795名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/18(月) 20:47:21.68 ID:3m9auJ7U0
>>749
「お前も案外節操ねーんだな」で終わっとけばまだしも、
「ま、いいけどな。お前とエイト結構お似合いだと思うぜ?頑張れば」みたいな事を言って
ゼシカは同じ人に再び振られてしまう感じになってさらに苦しんだり…
796名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/18(月) 21:10:54.57 ID:mRsgNuM30
流石にそこまで言ったらククールが単に嫌な奴だよ
797名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/18(月) 22:57:03.70 ID:yNmXD/Q/0
確かにその展開だとゼシカが報われる気がしないw

でもあまりにイライラして思わずベラベラ思ってもないこと言っちゃうってのは、まぁあるかな…?
しかしそんなことになったらその後のククさんの苦悩を考えるだけで頭痛いw
もう立ち直れないくらい自己嫌悪に陥るんじゃなかろうかw
そこまで言われたらゼシカの方からはもう絶対歩み寄れないだろうし
798名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/18(月) 23:24:52.36 ID:zd8gDRD/0
「自分ではゼシカを幸せに出来ない」と考えてるククならわざとそう言うかもね

結構他キャラを気遣うククがいくらイライラしてても
自分を慕ってる相手に追い討ちかけるとは思えない
でも実は相手の幸せを願って…ならありえそうだ
しかしゼシカの幸せを願いながらも、ものすごい自己嫌悪に陥りそうだなw
エイトに本気で説教されて考え直し、ゼシカに謝罪と本当の気持ちを伝えに行く…かなあ
799名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/19(火) 20:46:59.98 ID:MnARZam50
ククは結構自分からゼシカを突き放そうとしそうではあるよね
ゼシカを大事に想えば思うほど、自分はゼシカに相応しくないと
自己否定の気持ちが強く表れそう
800名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/19(火) 21:31:25.39 ID:PKAQD0/k0
そんな自己否定のククさんはゼシカに
「私はアンタと一緒に幸せになりたいのよ!」と抱きしめてもらえばいいよ
801名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/19(火) 22:36:26.88 ID:WAiflkDAO
「あたしはアルバート家の唯一の跡取りで、しかもたった一人の賢者の血筋なんだから!
結婚しないわけにはいかないのよっ。でも誰でも良いわけじゃないわよ!
アンタじゃなきゃ嫌なんだから仕方ないでしょッ!」

みたいな強気なプロポーズがあるといい。
802名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/19(火) 22:52:44.58 ID:milZUPqj0
あーいいね、そういうゼシカも
それを言葉とは裏腹に顔を真っ赤にして言ってると可愛い
そんで同じく顔をカーッと染めながらも「いやでもオレは」とかまだグダグダ言うククに
パーでもグーでもメラでも一発カツ入れて、
「女にここまで言わせてまだ逃げるの!?それともホントに私が嫌ならそう言ってよ!!
そうじゃないならいい加減に男らしく腹括りなさいよ!!」
と半切れのうえ半泣きのゼシカに胸倉掴まれてようやく「…負けた」と認めるがいい。

そしてここからがククさんの本領発揮である
803名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/19(火) 23:34:03.77 ID:WAiflkDAO
うん、いいね
そうとなったら、アルバート家もポルトリンクもしっかり回してアローザさんにも認められ、
かつ愛情たっぷりの旦那になりそうだ。

「俺は子作りに必要なんだろ?そう言ってたよな〜ゼシカ?」
「もう十分でしょッ!」
と産む方が追い付かなそうだがw
804名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/20(水) 21:40:23.56 ID:7WCdiJct0
「じゃあゼシカの希望にこたえて、しっかりと子作りしてやらないとな〜w」
「も、もうそれはいいでしょっ!ククのばか///」
805名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/20(水) 23:14:13.61 ID:zWwPRObp0
そういうことを人前で嬉しげに言ってしまう幸せ絶頂のククさんはなぜか愛らしい

実際最低3人は産みそうなイメージのある人たち
806名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/20(水) 23:27:32.91 ID:fzPgOA+S0
クク「ゼーシカ。なー、ゼシカさんよー」
ゼシ「…」
クク「無視すんなよ、ゼシカー」
ゼシ「…」
クク「おーい、ゼシカちゃーん」
ゼシ「…」
クク「いつまでむくれてるんだよー」
ゼシ「………」
クク「なあゼシカってばー、黙ってるならキスするけど」
ゼシ「…」
クク「マジでするよー?」
ゼシ「…」
クク「あー、これもうキスOKって事な?」
ゼシ「…」
クク「んじゃ、遠慮なく」 グイッ 
ゼシ「………ッ……ん!…ッ〜〜〜んん…っ……〜!!!…ぷはっ〜にすんのよ!!!!」
クク「おっと。黙ってたらするって言ったじゃん」
ゼシ「…こ、こんな深いのを、するとは思わないでしょ!!!」
クク「へえ?じゃあキス自体はやっぱ良かったんだ」
ゼシ「そ、そういう訳じゃないけど。てゆーか、何なのよ、もう!」
クク「ゼシカがシカトするからだろー」
ゼシ「当たり前でしょ…っ!誰のせいだと思ってるんだよ」
クク「んーゼシカのせい?」
ゼシ「はぁ?!何で私のせいなのよ!どう考えてもククールのせいでしょ!ククールの!」
クク「どうかねえ」
ゼシ「どうかねえじゃないわよ!ククールのせいで私、今日朝起きられなかったんだから…っ」
クク「それこそ俺のせいにされてもなー。ゼシカだって昨夜凄かったじゃん」
ゼシ「そ…れは…!あんたが、あんな…あんな事するから…!」
クク「俺はゼシカのおねだりに答えただけだし?」
ゼシ「私は最初今夜は駄目って言ったもの!それに、そうなるように仕向けたのはククールでしょっ」
クク「ゼシカが可愛くてえろいのが悪い」
ゼシ「なっ…、何言ってるのよッ」
クク「俺の理性ぶっ飛ばしちゃうからなー」
ゼシ「知らないわよ…、そんなの…私じゃなくてククールの問題でしょ」
クク「俺、実際にゼシカ以外で理性飛んだ事ねーもん」
ゼシ「うそ…っ」
クク「嘘じゃねーよ」
ゼシ「…信じられない、だってククール…」
クク「つーかぶっちゃけ今こうして二人でいるだけでも既にまた理性飛びそうだし」
ゼシ「へ…?」
クク「ほら、今の表情とか。そうやってまた無自覚に人の事煽るのやめろよな」
ゼシ「そんな言いがかり…」
クク「俺の理性がお前相手だとどんだけ脆いのか、今から思い知ってみる?」
ゼシ「だ、だめ…こんな…、もうすぐお昼…」

〜 ※  〜  ※   〜  ※  〜

メイド「奥様、あの、今、お二人を昼食にお呼びしようと、部屋の前まで行ったのですが、その…」
アロ「放っときなさい」









807名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/20(水) 23:32:11.79 ID:wL/pnHfc0
なんとなくだが、女の子だったら次の子作りに励みそうだけど
男の子が産まれたら手を出さなくなりそうだ
跡継ぎの事とか考えて
808名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/21(木) 07:03:36.41 ID:W1CaTNGMO
流れ読まずカキコ。

ゼシカ「私の胸は最強なんだから!!」
ククール「そうだ!ゼシカのおっぱいは、どんな女モンスター、俺の知り合った女の子達の中で一番最高だったぜ!冒険中、ずっと俺は観て、比較して、観察して、分析して、独自研究してきたんだからな!俺にとって最高のおっぱい……あ、ただし某店は……ッ…!!」
ゼシカ「どさくさ紛れて何言ってるのよッ!バカぁ!」

この後、ククールはゼシカから、双竜打ちをもらっていました。
ククールは幸せなのでしょうか?僕にはよくわかりません。なのでスルーする事にします。 エイト
809名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/21(木) 19:58:37.75 ID:zJMdWMob0
周囲がみんなもうお前ら勝手にやってろってなるレベルですねw
810名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/21(木) 23:16:06.98 ID:YJAME6+s0
うちの色ボケ二人が毎日いちゃついていて鬱陶しい(23)



クク「あ、エイトのやつまた2chにスレ立てしてやがる」
ゼシ「えーうそー。って、何よこれ〜!色ボケ二人って、ひょっとして私も含まれてるの?!」
811名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/21(木) 23:57:49.84 ID:7PgMkbDu0
>>806
萌えたww
確かにククさんて、たらしのわりにそういうことに対してはどっか冷めてそう
理屈抜きで頭がパーンしちゃうのはゼシカだけとか萌えるわー
しかも最初の頃はそんな自分にクク自身が驚いてたりしてねw
「し、信じられねぇ、このオレが暴走するなんて…!」
「いいから押し倒すなぁ!どいてぇえっ!!」
812名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/22(金) 22:32:52.17 ID:GSq5mome0
「よーゼシカ、今日も朝から最高に可愛いね」 ガバッ
「あ、挨拶代りに人の事を押し倒すのやめてくれない?!///」

みたいな日常…

813名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/22(金) 23:45:35.91 ID:EpmFshut0
まあくっつくまでの日々は相当すれ違いまくっただろうし
くっついた後は見ている方が恥ずかしくなるくらいのバカップル(本人らは無自覚)になってくれちゃっていいよねw
814名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/22(金) 23:50:22.49 ID:yBSHJbkA0
「おはよゼシカ」ガバッ
「挨拶代わりに抱きつくのやめて」←押し返すゼシカ
「ちょっとくらいいいじゃん。充電してんの」
「充電?」
「ゼシカ充電。一晩もゼシカに会えなかったからもうアンテナあと1本」
「なんの話かさっぱりわからないんだけど」
「はーこの感触…この香り…満たされるぜ〜」
「どうでもいいけど一晩で充電切れって早過ぎない?アンタ、私が呪われた時どうしてたのよ」
「あの頃はまだお前のこと好きだってあんまり自覚してなかったからなぁ。なんとか己をごまかせた」
「…………」
「あれ、ゼシカ抵抗しなくなった?」
(…ナチュラルに告白しないでよ…バカッ…///)

もちろん朝一番、仲間が皆いる前での2人である。
815名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/23(土) 09:58:39.69 ID:JKz4RqGu0
そんなゼシカも2人の時は「私だって充電…したいんだからっ」と
顔真っ赤にしてククールに抱きつくんだなw
816名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/23(土) 23:12:43.79 ID:9JG8DYGC0
ククールとゼシカが充電し合っている横で逆にげっそりとエネルギーを失っていくヤンガスと主人公の姿が…
817名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/23(土) 23:55:12.49 ID:utb+2PAG0
仲間のエネルギー吸い取るなよバカップルwww

「もうそろそろ満タンになったか?」
「…ん…もうちょっと…」
「ゼシカの好きなだけこうしてていいぜ。溢れるくらいお前をオレで満たしてやるからな」
超カリスマ発動中

ゼシ充→まんまゼシカを充電っぽい
クク充→うな重的な何かに聞こえる。ククールの重箱。クク重
818名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/24(日) 00:00:50.51 ID:lCOQq8yy0
リア充的な何かに聞こえたw
確かにリア充だな、やってることw
819名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/24(日) 04:26:11.27 ID:VR+4JexF0
>>817
ククのそのセリフ、ナチュラルにエロい…隠れ屋妄想してしまうw
820名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/24(日) 21:38:51.75 ID:wNpqdmcN0
抱きしめられるだけでも充電出来て幸せそうなゼシカだが
ククールは充電しつつも我慢を強いられてるんだろうなw

でもたまにはククが甘えてゼシカに膝枕されたりすればいいよ
821名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/24(日) 22:11:45.71 ID:NAkvw4Yu0
クク「…」
ゼシ「…」
クク(ゼシカと抱き合って、かれこれ10分くらいになるし…そろそろ、次の段階に行くとするか)
ゼシ「………ねえ、ククール…」
クク「んー?」
ゼシ「私…今すごく幸せ…」
クク「俺もだよ」
ゼシ「ククールとこうしていると凄く落ち着くの…」
クク「え?あ、ああ(俺はちょっとウズウズしているが)」
ゼシ「他に何もしないでただこうして抱き合っているだけって、なんかいいね」
クク「え」
ゼシ「ね、ククール」
クク「あ………ああ、そうだなゼシカ」
ゼシ「えへへ…」
クク「ははは」
ゼシ「…」
クク(…えーと、これってひょっとして、抱き合う以上の事はしちゃ駄目って感じな状況?)
ゼシ「……」
クク「………」
ゼシ「よしっ、充電完了!」
クク「え?」
ゼシ「元気出た!…なんか、ちょっと照れるけど…、ククールありがとう!」
クク「あ、ああ…」
ゼシ「じゃ、じゃー私、荷物整えなきゃいけないからっ」
クク「ああ………」
822名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/24(日) 23:40:56.81 ID:Fk5vCFwG0
>>821
ゼシカかっわいいなwwwククさんもカワイイがwww
この段階から次に行けるのはいつになるんだかw

「ゼシカ、充電頼む」
「え、あ…う、うん…///」
ぎゅーーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「…ゼシカ、オレ最近、充電満タンになるのに時間がかかってさ」
「え、どうして?」
「多分バッテリーが古く…じゃなくて、足りなくなってきてるんだ。ぎゅーだけじゃ」
「じゃあ…どうすればククール元気になるの?」
「………………ぎゅーだけじゃなくて、ちゅーもないとダメみてぇ」
「……えっ!?」
「ゼシカのちゅーで、オレの充電完了するから…それまでは出発できない」
「そっ、そんなこと言われても!?」
「早くしないとまたエイトが怒るから…頼む、ゼシ充させてくれよ…」
「やっ、ちょっ、ま――――っ!!!」

ククさんちょっと頭を使ってみました
823名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/25(月) 20:08:26.15 ID:R6O7gf+t0
そのうち隠れ屋に行かなきゃならなくなるような事を要求するようになりそうだw
824名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/25(月) 22:57:31.19 ID:+n3HbKcq0
そうなるとゼシカは充電どころかぐったり疲れる結果になっちまうw
825名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/25(月) 23:27:22.06 ID:d6mjeC9P0
ベッドの上で疲れ切ったゼシカ
「……………………もいっかい呪われてきてやろうかしら(ボソッ)」
「ちょ、おま、今なんつった!?」

ククさんが満足する充電方法はゼシカには刺激が強すぎてぐったり疲れる
逆にゼシカの充電方法はプラトニック過ぎてククさんは生殺しでぐったり疲れるというw
くだんないことで上手くいかないバカップルw
826名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/25(月) 23:34:06.07 ID:pu+HWurg0
>>821-822>>825
可愛いなこいつらw

どっちにしろ仲間たちはバカップルのせいでげっそりしているという…w
827名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/26(火) 02:01:44.00 ID:eBaBrchFO
ミーティア姫「可愛いですわね、あのお二人、ふふふ。」
主人公「僕たちは手を握ったり、見つめあうだけで充電できるよね。」

ミーティア姫「でも、たまにはエイトもあんな風に、ね…♪」
エイト「姫様…あの二人はいわゆる、ばかっぷる、というものですが…」

ククール「バカップルで何が悪いッ!!!俺はな、ずっとずーっと悩んで悩みまくって、行き着いた答えを出せて、とても幸せなんだ!!むしろまだまだ、足りない位なんだぜ〜♪」
ゼシカ「…朝からずーっとこれなの…エイト…もー何とかして〜」

ヤンガス・ゲルダ「………」ポカーン状態。
そして目が合い、お互い照れ…
ゲルダ「さあ仕事を始めるよ///!」
ヤンガス「お、おう///」
お互いの幸せの形、でした。
828名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/26(火) 07:36:04.44 ID:CglNiEwy0
>>827
他の2組も可愛いすぎるwww
その中でも幸せかみ締め有頂天になってるククさんが最高w
それまで悩んでた分思いっきり充電してくれ
829名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/26(火) 21:23:04.99 ID:Rey4KW+D0
トロデだけ一人さびしそうな感じになってそうだなw
830名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/26(火) 23:09:43.94 ID:gxa+wnkQ0
>>827
かわいいよククールとヤンガスw
常に後ろから羽交い締めのように抱きつかれて、
照れながらとかじゃなく本気でぐったりしてるゼシカが想像付いたww

エイト「もういっそ常に二人羽織りとかしてたら?(投げやり)」
クク「いいな二人羽織り!触りたい放題じゃねぇか!」
ゼシカ「いーかげんにしろ」

まぁでもこれまでの不幸な人生の分を充電してるんだと考えれば、
ゼシカ充電=幸せ充電ってことでそりゃどれだけイチャイチャしても足りないよね…とほろりと来た
あぁどんどん触ればいいさ
831名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/27(水) 18:52:24.53 ID:OejQkR+50
充電中です。
暫く間ご使用はお控えください。
ttp://download2.getuploader.com/g/12%7Ckj/164/%E5%85%85%E9%9B%BB.jpg
832名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/27(水) 23:04:01.54 ID:pV+obXT+0
これはまた…w
ククール人どんどん満タンになっていきそうなw
833名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/27(水) 23:38:55.54 ID:xrAvRozC0
>>831
かわいいかわいいwwwククさん幸せになれ
ククのゼシカゲージは底なし。どれだけイチャイチャしてもなかなか満タンになりません。

「も〜〜っ、抱きつくの禁止!」
「え〜」
「えーじゃないッ!!なんにもできないじゃない!!」
「じゃあ、目で充電」
「は?」
「ただひたすらゼシカを見つめるだけでも充電可能なまでにオレは進化した!
これなら指一本さわってないしいつでもどこでもオレの好きな時に充電できるんだから文句ないだろ?」
「えっ、ちょ、まさか…」

じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……っっ<●><●>

「……や、やだもうっっ!!!!!こっち見るなーー!!!!!!!///」
「あっコラ待てゼシカ!!どーすりゃいいんだよ!!」

エイト「なんという視姦プレイ」
ヤン「兄貴自重」
エイト「ごめん」
834名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/28(木) 02:29:25.98 ID:aXMjlqan0
>>833
エイトwwwwwww
めっちゃ吹いてしまったww
でもククールの事だから、きっとそうなんだと思うw
835名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/28(木) 22:30:24.47 ID:q2y0U4Cy0
「ゼシカ…俺はもう駄目だ…」
「どうしたのククール、そんなにやつれちゃって…!」
「電池切れ寸前だ…」
「え、うそっ、毎日充電しているのに?」
「俺の電池が古くなっちまったみてえだ…、あれだけじゃ充分に充電されない…」
「どうすればいいの…?!」
「ぱふぱふ」
「え?」
「ぱふぱふ」
「は?」
「だから、ぱふぱふじゃねえと俺の電池が満たされないんだよ!」
「はぁぁぁ?!」
「頼む、ゼシカ俺に充電させてくれ!」
「ちょ、な、いきなり、ム!ムリ!」
「俺が戦闘中倒れちまってもいいのか?!」
「いいのかって…」
「ゼシカがぱふぱふしてくれねーと、俺もー駄目なんだってマジで><」
「ぱ、ぱふぱふ屋にでもいけば!」
「ぱふぱふなら何でもいいんじゃねえんだよ!ゼシカじゃねえと意味ねえんだ!」
「…!」
「………頼むよ、ゼシカ…」
「わ………分かったわよ…」
「ゼシカ……ありがとう…」
「…うん…」
ぱふぱふ


エイト「せめて、二人っきりの時にやってくれないかな?!(^ω^#)」
836名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/28(木) 23:48:14.65 ID:O2GaEgSb0
>>833
じ〜〜〜〜〜ワロタwww
ククの眼力すごすぎるwwww

>>835
エイトの言う通りだよw
何やってんだお前らwwww
837名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/29(金) 23:24:15.29 ID:2HDVcU/X0
ゼシカをじっと見つめるたけで充電できるようになったククール!
一方、ククールに見つめられたりぱふぱふしたりと恥ずかしい思いをすると
口では嫌がりつつそれで何故か充電できるようになってしまったゼシカ!
838名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/29(金) 23:38:01.71 ID:8PxHP5jb0
>>837
ワロタwwwwwww
ゼシカがどんどん開発されてしまっているwwwwwwww

ラプに突っ込む前の夜とか、最後の充電だからずーっと一緒にいたんだろうなー
と考えるとやっぱこの2人はデキてるよなーとなぜか思った
恋人かどうかっていうより唯一無二のパートナーだよなーと
839名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/29(金) 23:56:34.26 ID:Awfxonqh0
4のパーティーはみんな仲良い感じで掛け合いも面白いけど、
中でもククゼシ2人は恋愛抜きにした背中合わせに戦えるパートナーとしても、
夫婦漫才繰り広げそうな友達以上恋人未満な二人としても、
あるいは完全に出来上がっていてその上で共闘しているにしても、
どんな立ち位置であれとにかくセットである事が似合う二人だよねw
840名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/30(土) 00:47:07.96 ID:/5wZfF+AO
主人公「姫様!」
ミーティア姫「なぁに?エイト。」

ククール「ゼシカ!」
ゼシカ「何っ!?」

ヤンガス「ゲルダ!」
ゲルダ「何だい!ヤンガス!」

トロデ王「同じような事を言っておるのに、各々によって、印象が変わるものだのう…。」
841名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/30(土) 21:03:20.75 ID:T7i0nCtP0
ミー「エイト」
エイ「なんですか、姫様」

ゲル「ヤンガス!」
ヤン「ゲルダじゃねえか。なんの用だ?」

ゼシ「ククール」
クク「なんだ?」

ゼシ「ククールッ」
クク「なんだいハニー♪」

ゼシ「ククール…」
クク「ん?」

ゼシ「ククール!!」
クク「な、なんだよ」

トロデ「あのカップルはその時によって感じがだいぶ違うのう…」
842名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/30(土) 23:11:02.99 ID:dBms3WnG0
なんだいハニーの時だけゼシカの目つき鋭くなりそうw
843名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/30(土) 23:22:41.98 ID:CLd93pLB0
>>839
むしろ、別に男女としてできてるわけじゃないのに
なぜかこれだけセットなのがしっくりいくってことに萌えるw

>>841
ゼシ「くくーるー」
クク「よしよしどうした?」

甘えたver追加希望
844名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/31(日) 21:35:19.03 ID:dQdiPI320
ゼシカに甘えられて普通によしよしとできるククはどのくらいの時期のククだろうか?w
ゼシカと両思い出もなくでも好きだと自覚し意識しまくっている頃とかだったら
もしゼシカに甘えてこられたら「な、ななな…ゼシカ、お、お前…っ」みたいな感じにキョドりそうw
845名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/31(日) 21:50:05.22 ID:3g++mZ/h0
逆にゼシカもそこまえククに無邪気に甘えられるのは相当気を許した時だよね
それまでは甘えたくても素直になれない感じ
ゼシ「…ちょっとそこに座って」
クク「何だよ?」
判らないまま座ったククの隣に自分も座って肩に頭を載せるので精一杯かな
それか背中合わせに座るのでも萌えるw
846名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/07/31(日) 23:32:42.10 ID:kSHftksp0
背中合わせに一票ー!!

読書中のククさんにふくれっつらで甘えに来るゼシカさん可愛すぎる
んでククが振り返ろうとしたら「振り返ったらメラ」とか言われてハイハイと前を向く
でもさりげなく手を握ったら顔真っ赤にして何も言わないゼシカさん
そのうちゼシカが自分にすごくもたれかかってきて、気付いたら寝ちゃってる
ずり落ちそうになるゼシカを慌てて抱きとめて「振り返るなとか言っといてこれだもんな」とため息
あとで燃やされるの覚悟で膝まくらして上着をかけてあげて、また読書再開

これでお互い「ただの仲間」としか思ってないとか萌え死ねる
847名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/01(月) 23:00:48.61 ID:VYezetXT0
暫くして目を覚ましたゼシカが自分の置かれ状況に「…?!…な…、」と驚き
それに気づいたククが自分の膝の上に頭乗っけたままのゼシカを見降ろし
「おー、起きたかゼシカ」と淡々と答える
「これは一体何なの?」と聞いてきたゼシカに状況を普通に説明し、
ゼシカも「そう…」と普通に答えそのままむくりと起き上がる
空気は淡々としているんだけど何とも言えない甘酸っぱい感じが二人の間を漂っているようなそんな感じ
848名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/01(月) 23:34:02.16 ID:aqw7N8NH0
別にゼシカを責めるわけでもなく「あー膝しびれた」と呟くククに
「…私重かった?」と少し心配そうに、でも表面は仏頂面で聞くゼシカ
ニヤリと笑い「全然重くねぇよ。なんなら抱っこしてベッドまで連れてってやろうか?」
とからかうククに「けっこうです!」と頬をふくらませてプイと顔を背けるゼシカ
いつも通りの空気に戻りつつ、またどちらからともなく背中を合わせる2人
しばらくしてゼシカが
「…すごく気持ち良く眠れたから、お返しに今度アンタが眠くなったら、膝貸してあげるわ」
「おーマジで?サンキュー」と、やっぱり淡々
しかしすぐにククさんが「じゃ、今お願いしていいか?」と振り向く
ゼシカさんも驚きながら、全く仕方ない奴ねと笑って膝まくらしてあげる

淡々とイチャつくってのは究極のノロケだと思うの
849名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/01(月) 23:56:19.10 ID:Q2m0cwvr0
でも本人達はいちゃついている自覚全くなしw
850名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/02(火) 22:50:26.10 ID:O7OB8xbN0
ククによるゼシカへの膝枕よりもゼシカによるククへの膝枕の方が色々と大変そう
普通にやるとククの顔の上にゼシカの胸がどうしても触っちゃいそうだしw
851名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/02(火) 23:03:13.53 ID:blpmzZx20
限界ギリギリで、疲れ果てて知らない間に眠ってしまった彼(彼女)
そんな彼(彼女)の綺麗な寝顔にかかる美しく繊細な銀髪(栗毛)を
思わずそっと撫でる

慈しむように、愛おしむように。

「今は、ゆっくりおやすみ・・・」心の中でそうつぶやく。


おおーこのカプはどっちでもイケるね。
彼が膝枕する側なら、呪イベ後かな
彼女が膝枕する側なら、・・・・・うん、煉獄島がいい。
852名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/02(火) 23:13:14.13 ID:n7jojMQu0
煉獄島の話はするな


萌え死ぬ
853名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/02(火) 23:20:54.50 ID:blpmzZx20
コロしちゃった?
854名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/02(火) 23:50:50.02 ID:m+6/6sTW0
煉獄島は別名ククゼシイベントw

上の流れの、主に>>846さんのネタをもらったやっつけ漫画を投下します
ttp://download1.getuploader.com/g/12%7Ckj/165/%E8%83%8C%E4%B8%AD%E3%81%82%E3%82%8F%E3%81%9B.jpg
ttp://download1.getuploader.com/g/12%7Ckj/166/%E5%AF%9D%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%A3%E3%81%9F.jpg
855名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/03(水) 00:02:41.98 ID:0lptd3YS0
きゃ〜、絵師様降臨ですか!萌え萌えです。
856名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/03(水) 00:11:02.75 ID:7mOFxtru0
あーククはこうだなーうんこんなイメージですgj
857名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/03(水) 23:32:52.82 ID:cGumXrxa0
>>854
丸っこい2人がたまらなくカワイイ
てかツンゼシ可愛いよーーあーもう可愛いよ可愛いよーGJ!

丸っこいのにやたらとククさんがカッコイイ!インテリメガネのおかげか…?
甘えたモードのゼシカにお兄たんモードのククの組み合わせは危険なくらい萌えますなぁ
握ってくれた手のあったかさに和んでるうちにいつの間にか寝ちゃったと予想
ゼシカさんはツンツンしながらも、ククさんに手ぎゅってされるの本当は好きに違いない
858名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/03(水) 23:50:20.21 ID:+d0OF/mK0
すみません
>>854の1枚目修正個所があったのでまとめサイト用にうpり直しします
内容も絵も99.9999%変わっていません
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/168/%E8%83%8C%E4%B8%AD%E3%81%82%E3%82%8F%E3%81%9B.jpg

あとククが「ハイハイ」と答えているところを描く時になんとなく思い浮かんだ事を暑さにやられてやってしまいました
絵は使い回しです。かなりどうでもいいアホなネタです
ttp://download1.getuploader.com/g/12%7Ckj/169/%E8%83%8C%E4%B8%AD%E3%81%82%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%80%80%E3%82%A2%E3%83%9B.jpg
859名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/04(木) 10:56:18.97 ID:kM4T80LG0
ぷにぷに感がたまらんなぁ…
860名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/04(木) 15:13:22.43 ID:JZq11rFk0
心から安心しきってるゼシカの寝顔が可愛すぎ

なのに>>858 ククール、一体何の本読んでるんだ!
それでこそバカリスマ!(褒め言葉)
861名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/04(木) 23:10:24.95 ID:wbstX7m30
バカリスマwwwww
ゼシカに秘蔵のメイド服とか着せて影でこっそり楽しんだりしそうなカリスマだなw
862名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/04(木) 23:16:44.94 ID:LHoM/HR30
「ツンデレ萌えーハァハァ」お前はオレか!!!!!!!ww

ゼシカに対してはクールキャラでいかにも年上っぽさを演出しててイケメン風味なんだけど
内心は完全なゼシカバカで「オレの嫁ハァハァ」なククさんとか最高じゃないか!
ゼシカが甘えてくるたびに内心うおおぉたまらん萌ええぇゴロゴロゴロゴロ!!
とかしてるくせに表面はすかして「ハイハイ」とか…ゼシカオタクの変態バカリスマ最高
863マルチェロ:2011/08/05(金) 13:55:57.93 ID:TytM1mkNO
1〜862よ。
お前達は最高に輝いているな…、偽りの衣など纏ったところで、何が本物の幸せか…。
掴んだものに乗っ取られぬよう、精々用心することだな…
864名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/05(金) 14:51:25.03 ID:ENFeVysM0
マ…マルチェロ先輩…!
865名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/05(金) 21:59:15.51 ID:sIWqK1fF0
マルチェロ先輩…いつもククゼシ2人でフルボッコしてごめんなさい…
866名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/05(金) 23:36:52.55 ID:PFqOUWM40
あの演説、弟さんが悶絶してましたよ…
867名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/06(土) 00:09:24.10 ID:1svhKvFk0
ククール「よー兄貴、度々こうやって俺達のラブラブっぷりを見せつけちゃって悪いなw」
ゼシカ「もう、何言ってるのよククール!そんな恥ずかしい事言わないでちょうだい!」
ククール「ゼシカ、何で恥ずかしくなるのか分かるか?」
ゼシカ「なんでって、そんなバカみたいな事言われたら、誰だって恥ずかしいわよ」
ククール「違うね。人は本当の事を言われるのが1番恥ずかしいんだ」
ゼシカ「な…何言って…」
ククール「俺とゼシカがラブラブなのは揺るぎない事実。そしてそれを目の前の無愛想な青い男に見られてしまっているのも、な」
ゼシカ「べ、別にそんな…!み、見せつけてなんかないわよ!人前でいちゃいちゃなんて、私絶対いやだからね!」プイ
ククール「あはは。すねて横を向く姿も可愛いよ、ハニー」
ゼシカ「もー、だからそういうのやめっててばっ。恥ずかしいって言ってるでしょ」
ククール「ほら。本当の事が1番恥ずかしいだろ?」
ゼシカ「う〜、何よー、ククールのバカ…ッ」

マルチェロ「失せろ貴様ら」
868名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/06(土) 01:06:38.81 ID:7zZR/Ujn0
>>867
最後wwwwww
………マルチェロ先輩、本当にお疲れっスww!

…それにしても、ククールの脳内ゼシオタ計画をどうにか
実行したいもんですなぁ…かなり面白そう!
869名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/06(土) 21:50:02.85 ID:f0RhIcob0
マルチェロに1番大きなダメージを与える方法が確定したなw
ゴルドでのマルチェロ戦でもククゼシ二人がマルチェロの前でいちゃついてりゃ良かったんだよ!
870名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/06(土) 23:03:01.09 ID:zo2U+w+B0
>>869
ダメだ、あの時の絶好調のマル兄の前でそれやったらむしろ戦闘力10倍くらいになる
でもラブラブアタックくらいはアリかもしれない…即グランドクロスで跳ね返されそうだが…

「くっ…さすがに手強いなアイツ…!オレ達のラブラブアタックが効かねぇなんて…!」
「だからダメだって言ったじゃない!…あっ、痛…」
「!?大丈夫かゼシカ!手にケガしたのか…よし、すぐにベホマで治してやるからな!」
「だ、ダメよ魔力は温存しないと!これくらい大したことないわ!」
「くっ…マルチェロめ…どこまでも卑怯な…!わかった、じゃあオレが舐めてやるよ…」ぺろぺろ
「あっ…!な、何すんのよククール…!や、やだ…」
「これはオレのゼシカ専用の回復魔法だからな…」ぺろぺろ
「もう…恥ずかしいじゃない…バカッ…」
「オレのケガもさ…舐めて治してくれよ、ゼシカ…」ぺろぺろ
「やだ、もう、クク…何言ってんのよ…///」

ククールとゼシカのラブラブパワー笑が10倍上がった!
マルチェロの戦闘力が10倍上がった!
エイトとヤンガスがマルチェロの仲間になった!
871名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/07(日) 06:47:23.56 ID:j350y+lz0
>>870
ダメだwwww最高すぎます…!!!
ククールは変態な姿もよく似合いますねw

>>858さんのおまけに絡んで、変態ククール繋がりでちょっと漫画を描いてみました。
>>860さん
>>861さん
>>862さん
のレスにちなんだバカリスマネタです。
なんか線とか色々汚いんですが…見てやってください…。
もう一度言います。このククールさんは変態です。

ゼシカ調査員バカリスマ1
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/170/%E3%82%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1%E3%83%90%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E1.jpg
ゼシカ調査員バカリスマ2
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/171/%E3%82%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1%E3%83%90%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E2.jpg
872名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/07(日) 10:05:06.27 ID:1Av/+DAB0
>>871
何故か画像が見れない…orz
クリックしても×印が…
873871:2011/08/07(日) 22:24:30.76 ID:j350y+lz0
わーー遅くなってスミマセン!
保存方法のミスでした。
上げなおしたので貼っておきます!

ゼシカ調査員バカリスマ1 再アップ
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/172/%E3%82%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1%E3%83%90%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E1%E5%86%8D%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97.jpg
ゼシカ調査員バカリスマ2再アップ
ttp://u12.getuploader.com/kj/download/173/%E3%82%BC%E3%82%B7%E3%82%AB%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E5%93%A1%E3%83%90%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E2%E5%86%8D%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97.jpg

最初にアップした1の画像の編集パスがわからなくなってしまったので、それはそのまま放置してます。
いろいろとすみません…。
874名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/07(日) 22:33:38.94 ID:j8knTRpg0
萌えワロタwwwwwwwwww
クオリティ高えwwwwwwwwww
でもククの気持ち分かるwww
GJ
875名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/07(日) 22:55:36.60 ID:mYCibCYl0
吹き出したwwwwwwwwアホすぎるwwwww(褒め言葉)
ククさんあんなにすました顔してバッカじゃないのかwwwwwwww
この絵師さんの脳内ククールがまた一人追加されたww魔王・天使・オタク、次はなんだw

ただ朝起きてきただけでこんななのに、ゼシカがちょっとでもデレの片鱗を見せたらどーなんのコレwww
言いたいことが顔に出てるエイトも好きですwっていうかエイトになりたい…
876名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/07(日) 23:50:04.70 ID:zOQAD6R+0
GJGJGJ!!
表面はあんなすました顔してるのに内面暴走しすぎwww
オタクク可愛いすぎだろwwww
877名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/08(月) 22:24:33.02 ID:jwxzina+0
>>873
ククールwwww
ぷりっぷりのゼシカ可愛いwククもアホすぎて可愛いw
バカリスマ最高!!!
878名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/08(月) 23:18:01.00 ID:kbPlsspD0
逆にゼシカが影でひそかにククオタだったらどうなるんだろう…

とふと思ったw
879名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/08(月) 23:33:46.04 ID:Cs2r23TA0
いや…恋愛スキル低いコだから、相手に夢中になってもハァハァとかまではしないと思うがw
ククのことじーっと見ててもオタクっていうより極度の乙女化しそうw
もしくは「ど、どうしようククのこと見てるだけで心臓がめちゃくちゃ早くなる…!何コレ病気!?」
とかリアル orz して胸抑えて心臓バクバクさせてそうな

そんなこととはつゆ知らずいつも通りゼシカにちょっかいかけて「可愛いな〜」とニヤニヤしてるククさん
880名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/09(火) 16:18:49.51 ID:tlzM/Row0
ハァハァはしなくても、ククールを見てドキドキしたり
他の女の子といるのを見てイライラする理由が恋とはわからずに
「ククールの側に原因があるのかも」と観察日記つけたりするのはアリかも

「えっと、身長と体重がこうで……細身に見えて結構重いのね
で、肩幅がこれだけあるから……やっぱり結構ある。
あっ、だから近くに来られると威圧感を感じて緊張するのかも
今度は足の長さも計ってみよう。時々置いていかれそうな気がして
寂しく感じるのは、歩幅の違いを無意識に感じてるせいかもしれないし」
なんて真剣にボケてくれると可愛い
881名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/09(火) 22:09:01.19 ID:2ePQKvUT0
ククールが寝ている間にこっそりククールの身体を測るゼシカを想像してしまった…w
882名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/09(火) 22:51:23.91 ID:vsxpMZFr0
実は起きててゼシカが自分に対し何かしている事に気づいているククール
でも後々使えそうなネタだから寝たふりを続ける
883名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/09(火) 23:16:34.25 ID:7bKfus3S0
>>880
死ぬほど可愛い

胸板を図ろうといきなり両手回して抱きついたり
「ククールの胸ってちょうど私の顔をうずめられる位置なんだ…」
と気付いてなんとなくゴキゲンになったり
寝ようとしてたらいきなりふとんの中にごそごそ潜ってこられて
「な、何してんだよ!?」
「あ、ごめん。足のサイズ図ろうと思って。気にしないで」
「気にするわ!!」

一点集中型のゼシカさんに振り回されるククさん
884名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/10(水) 23:09:39.08 ID:e4ZBeBYX0
ゼシカさんwwww
そんでゼシカの生殺しな行動の数々に紳士でいようとするククさんは次第にげっそりしていく訳ですね…
885名前が無い@ただの名無しのようだ:2011/08/10(水) 23:36:21.76 ID:7QZe1MGm0
急に正面から抱きしめられて
「……で、何やってんのお前は」
「男の人の胸回りってどれくらいなのかなって思って」
「…………………フーン…ソウ…」
「ふんふん…見てる以上に厚みがあるのね…しかも固いんだ…」
クク(これ、こっちから抱きしめたらぶっ殺されるんだろうな…)
行き場のない両腕をわきわきさせて賢者モードのククさん

「って、お前まさかこんなことエイトとかにもしてんじゃねーだろうな!?」
「はぁ!?するわけないでしょ、バカッ!!」
ぷんぷん怒って行ってしまうゼシカを見ながらそれならいいけど
エイトにはするわけないってそれってどういうことなんだろーあーおっぱいの感触がまだ
とかボーッと考えるが結論は曖昧なままのへたれククさん
886ゼシカのククール観察日記・1/2:2011/08/11(木) 09:24:05.62 ID:B1RoaGpk0
最近の流行にのってみました。いろんなところからネタを拝借してすいません。

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○月×日
たまたまククールが手袋を外して武器の手入れをしていたので
手を見せて、とお願いしたらすごく変な顔をされた。結局見せてくれたけど。
やっぱり男の人、私の手よりずっと大きくて、しっかりしている。
指とかも一見長くて綺麗なんだけど、でもよく見るとあちこちに剣や弓を使う時に
できるたこがあって、触らせてもらうと凄く硬くて。
何だか兄さんの手を思い出しちゃって、そう話したらちょっと不機嫌になっちゃったみたい。
…気のせいかしら? 時々よく分からないことで不機嫌になるのよね、ククールって。


○月◇日
宿屋でくつろいでいる時にククールの髪を触らせてもらった。
…前々から思っていたことではあるんだけど、ククールの髪は本当に綺麗。
ほっそりとしていて、さらさらしていて、癖とかも全然ついていないし、あんなに長いのに
ちっとも傷んでいないし、色もお月様みたいな優しい銀色だし。
私の髪は少し癖があるから、ククールみたいなさらさらの真っ直ぐな髪が羨ましい。
いじりながらお手入れについて聞いてみたら「特に何も」って言われた! 信じられない!
特に何もしないであんなに綺麗な髪が保てるもの? その辺の女の人よりよっぽど綺麗なのに!
話しながら三つ編みにしてみたら思ったより可愛くて笑ってしまった。
その後「お返し」とか言われて私の髪もいじられたけど、綺麗な形のお団子にされて
やっぱり器用なのねって感心してしまった。
エイトが何か言いたげにこちらを見ていたけど、結局何も言われなかった。
何かしら? 後で聞いてみよう。


○月▼日
戦闘でククールが怪我をしてしまった。怪我自体は大したことなくて
ホイミですぐに治ったんだけど、上着が破れてしまったから私が繕ってあげることにした。
聖堂騎士団の制服だけあってしっかりした生地で、針を通すのもすいすいとはいかなくて
ちょっと時間がかかってしまったけど、我ながら綺麗に直せたと思う。
…一番最初に見たときは、教会の騎士なのに赤い服? って思ったけど
見慣れてしまえばそんなに違和感は感じない。むしろ、他の騎士の人たちが着てるような
青い制服よりもずっとククールに似合ってる。
ククールのところに届けてあげる前にこっそり羽織ってみたけど
袖も肩も裾もブカブカ。まるで子供が大人の服を着せてもらったみたい。
手なんかかろうじて指先が覗くほどで、とてもじゃないけど武器なんか手に取れない。
でも、上質な生地だからか、何だかすごく温かくてきゅんとしてしまった。
887ゼシカのククール観察日記・2/2
○月☆日
格闘スキルを伸ばすことにした、と言ったらククールに猛反対された。
「お前の細腕でモンスターを殴れるわけない」って、失礼しちゃうわ。
でもちょうどいい機会だから、ククールの腕を見せてってお願いしたらまた変な顔をされた。
…細身に見えて、意外に筋肉あるのね、ククールって。
素直にそう言ったら「弓も引くし剣も振るうんだ、当たり前だろ」って呆れられた。
触ってるだけじゃ物足りなくなって、腕を絡めてぎゅってしがみついてみたけど
本当にびくともしない。確かにこの腕に比べたら私の腕なんてほっそりしていて
頼りにならないって思う気持ちも分からなくもないかも…。
私だって、旅をしてるうちに少しは力がついたと思ったんだけど、やっぱりそんなの
ククールから見たら全然大したことなくて、もしかしたら、対等な仲間じゃなくて
非力な女の子って思われてるのかもしれない…。
複雑な気持ちで見上げたら、なぜかククールがびっくりしたような顔で固まってしまっていた。
変なの。でも珍しい表情見ちゃった。


○月●日
この間上着を繕ってるときに思ったんだけど、ククールってぱっと見た目が
『綺麗』っていう印象だから気付きにくいだけで結構体格いいのかも。
思い切って正面からぎゅって抱きついてみたら、思ったとおり。胸板もしっかりしていて
固くて、背中に回した手で触ってみたけど背筋もがっちりしてる。
「…何やってんの、お前」って聞かれたから、正直に男の人の胸ってどんな感じなのかなって
思ってって答えたら、物凄い勢いで引き剥がされた。
それで「まさかお前、エイトやヤンガスにもこうやって抱きついてんじゃねぇだろーな!?」とか
聞いてくるから、そんなわけないじゃない、バカじゃないの? って言ってしまった。
…我ながらちょっと言い方がきつかったかも。
納得がいってないような複雑そうな顔してたけど、もう一回抱きついてみていい? って聞いたら
すっごく深いため息の後で「………ドウゾ」って言われたから、怒ってるわけじゃないと思う。
…ククールの胸って、ちょうど私の顔の高さにあるんだ。それに、凄く温かい。制服のせい?
でもそれだけじゃなくて、凄く落ち着けて安心できて…なのに、何だか胸の奥が苦しくなって
ドキドキして、苦しいなら離れればいいのに、でも離れたくないって思ってしまう。
…一体どういうことなんだろう、もっとククールを観察すれば分かるのかしら…。