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名前が無い@ただの名無しのようだ:
そして、ボクは社長と呼ばれていた…
『RPGメーカー ブランドの守り人』ついに発売!!
キミはゲーム会社社長を勤める、元エリート証券マン。
このゲーム会社の「財産」である看板RPGシリーズの最新作を開発して業績を伸ばすのが目的だ。
開発にあたっては「ターゲット機」「販売対象」「発売日」をはじめ、決める要素がたくさんある。
まずターゲット機。開発スタート時点で売れている機種が、長いRPGの開発期間中ずっと売れているとは限らない。
なので、これを安易に決めてしまうと後々泣きを見るぞ。
そして「販売対象」。新規客層獲得、オールドユーザー、女性、マニアなどから売りたい対象を絞っていく。
ここをうやむやにして幅広く売ろうなどと欲を出すと「虻蜂取らず」で中途半端なゲームになりかねないぞ。
キミのゲーム内での成績は「ユーザー評価」「株主評価」という2つの要素から判定される。
ユーザーはゲームソフトを買ってくれる人たちでエンディングに大きく影響する。株主は開発資金を提供してくれる。
評価を上げるためには記者会見を開いて意見を述べることが重要だ。
時には「1,000万本売る」などといった強気の発言もいいだろう。
だが、うっかり「できるだけ高値で売りたい」などと言ってしまうと、
株主評価は上がるかもしれないがユーザー評価が下がってしまうぞ。発言の際はきちんと言葉を選ぶように。
ゲームの「発売日」を決定すれば両方の評価を上げられるが、もし延期でもしようものなら、
一気に両方の評価が下がり取り返しのつかない事態に発展するかも。発売日の決定には特に慎重を期そう。
他に「ネット閲覧」でファンサイト、個人ブログ、大型掲示板などを読むことができる。
ユーザーの生の意見を得られるので貴重なのだが、あまりこれに振り回されすぎて
ゲームの仕様を二転三転してしまうのは逆効果だということを覚えておこう。
結末はマルチエンディングで「会社が経団連入りを果たす」から「隣国のネトゲ会社に買収される」まで多種多様。
さあ、敏腕社長であるキミはRPGのブランドを守り抜くことができるのか?