って、前スレ999よ! お前が書き込んでる間に立てちまったよスマン。
3 :
前スレ999 :2010/07/19(月) 00:07:41 ID:FfpTFUZl0
>>1-2 いやいや乙です。
スレ住人側で次スレ立てできれば、それに越したことはないしな。
スレ立て代行依頼のほうは取り下げてきたから問題ないよ。
>1 乙!!! 50を越えたアグスレに栄光あれ!!!
ただ前スレで無駄にスレ潰してた阿呆連中にはちょっと腹立ったので、再度コピペさせてもらうか。 >テンプレにもある「1000に近くなったら、次スレが立つまで書き込みは自粛しましょう」の意味分かってる? >スレ立てしようと試みても、「そのホストでは立てられません」と不定期に2ch側から弾かれて失敗することがあるんだよ。 >だから「スレ立てしてみます→失敗したので別の方お願いします」という流れができてしまうために、 >スレをある程度開けておいてくれ、てことなんだよ。 最近スレの流れも緩やかになってきたので、 「1000に近くなったら〜」を削除してもいいんじゃね?と提案しようかな?とも思ってたけど、やっぱりまだ必要だなw
いちもつ
どこにいる!!どこへ逃げても無駄だぞーッ!!
こんなところにいたのか!さあ、観念するんだな!
>>1 乙
通常は950で次スレ。 流れが遅い場合でも970になったら次スレを立てる。 980になったら危機感を持って次スレの話題以外は自重する。 990を越えたら重複を避けるためのスレ立て宣言のみでスレ立て失敗しても報告しない。 というのが理想かな? この季節、アグリアスさんの髪は陽光を浴びてキラキラと輝いているだろう。 この季節、アグリアスさんの流す健康的な汗もまたキラキラと輝いているだろう。 この季節、アグリアスさんのゲルミナスブーツの中は(ry
>スレ立て宣言のみでスレ立て失敗しても報告しない そこ難しいってか微妙なとこだよな。 失敗した側も、これから引き継ごうか考えてる人も、果たしてどうするべきか迷ってしまうだろうし。
初めてのシリーズ物 長くなるかもしれませんがご指摘等々お願いします 本編にはオリキャラが複数登場しますので目を通してくださる方はあらかじめご了承願います
春のうららかな風と海から吹き寄せるひんやりとした風のどちらをも肌で感じながら、一路はフォボハム平原を進んでいる。 彼等はこの平原を超えた先にある、ある台地を目指していた。 何故、その地へ向かっているのか。 その理由に答えるには、まずラムザの過去を語らねばならない。 おおよそ一年前、骸旅団と呼ばれる義勇団がラムザ、ディリータを中心とする士官候補生の前に立ちふさがった。 貴族に対して要人誘拐や暗殺などのテロ活動を各地で行っていた骸旅団の行いは、もはや北天騎士団には看過しえぬ状況になっていた。 そして、士官候補生とミルウーダ率いる骸旅団の残党は盗賊の砦で初めて相まみえた。
貴族などの支配者階級の圧政に苦しむ民を解放する。 そのような桃源郷とも言える世界の理想を掲げる頭目ウィ―グラフの実妹、ミルウーダからすれば禍根である畏国軍の、 それも貴族ばかりが集められた分隊に対して必要以上の牙を向く事は当然の事だった。 だが、飢えと貧窮から既に盗賊の集まりと化していた骸旅団の結束力は著しいほどに乏しく、 戦略、戦術ともに骸旅団はラムザたちの前に辛酸を舐めることとなった。 農民あがりの彼等には戦術、戦略という言葉は円程遠いものであったことは想像に難くない。 彼女は最期までラムザの助けを断りつづけた。そして騎士時代から募る貴族への深い憎悪を抱えながら、 坂道を駆け上がるように進んでいた革命の志半ばで、ミルウーダはレナリアの地で生涯を閉じた。
ラムザはそのレナリア台地に向かっているのだ。 彼はかの女剣士と改めて対峙しようとしている。剣を置いた言葉なき会話を。 彼はただ悔しかった。助けたかった。彼女の人生はまさに発展途中だった田畑を焼き払われたようなものだ。 まだ生き続けることができた人間を、砂が無残にも自分の手からこぼれおちるように、自分の手で彼女の命を無残にも落としてしまった。 ラムザは後悔の念からか、手に携える手綱を強く握った。 だから彼は走る。ティータも感じているだろう無念さ、悔しさそして恨み、それらを全て受け止めるのだ。自らの代償を示す行為のあらわれだ。 彼は異端者の刻印を押されていた事もあってか、教会が布教活動の一環として行う、神聖なる存在の“神”など毛根の先端まで信じてなどいなかった。 ラムザは今一度手綱を強く握った。 しかし、彼女たちが無事安らかな地へ旅立つ事を、ラムザはどこにいるのかもわからない“神”に祈った。 話がうますぎるか。 ラムザは傲慢ともいえる自らの考えに苦笑した。代償からか、ラムザの両手には暫く綱の跡がくっきりと残った。
隊の一行は突き詰めてラムザにとくに目的を問うたりはせず、外で先導する数人の見張りを除き、 残りの隊員を乗せた馬車は実の無い話と共にゆらゆらと進んでいく。 隊の数人が馬車の中で四方山話に明け暮れていた。 話を聞くにどうやら最近の流行はラム酒に油虫を入れることだそうで、飲むと身体が芯から温まるという旨を一人が一生懸命語っている。 その端で一人、副隊長の、騎士アグリアスは板に付いたような気難しい顔で武器の手入れを丹念に行っていた。 彼女が馬車で移動する光景は極めて珍しい。 というのも、先日彼女が程なく愛でていたチョコボが夜のうちに何処へとぞ走りに行ったきり姿を見せなくなってしまったのだ。 時間に暇があればチョコボの食事や毛繕いを率先して、夜にはチョコボの羽毛を借りて星空の元で安らかな眠りにつくこともあった。 それだけにアグリアスには衝撃が強く、尚気丈に振る舞おうとする彼女は、しかし何人も寄せ付けない言い難い悲壮感を暫くの間纏っていた。 心底心配したラムザが無断で軍資金の一部を使いチョコボを新たに見つくろうとしたものの、 財布の紐を握るアグリアス自身にその事実が知られることとなり話は難解を極めることとなる。 結局、彼女は新たなチョコボを望まずに他の隊員と同様に馬車での移動を希望し今に至るのである。
程なくして武器を磨き終えたアグリアスは目の前に愛剣をかざした。 失踪事件からいくらか立ち直ったのか、剣の光沢によって映し出された彼女の顔はいつもと同じ気難しいものだ。 ただ、普段は自らの武器の煌びやかさに一人満足げな表情をする彼女だけに、今日はその変化の片鱗を見せているのもまた事実だった。 そんな微細の変化を感じ取ったラヴィアンは、数人の中での話を適当に切り上げアグリアスの元へ近づいて行った。 「どうかいたしたのですか、アグリアス様」 ラヴィアンが近づいてきたことに気づいていなかったのかじっと剣を見つめていた彼女は、横から飛んできた言葉に驚いたように顔を上に向けた。 一言断り、ラヴィアンがアグリアスの隣に腰掛ける。 「いつものご調子ではないようなので。まだ、チョコボのことを…」 アグリアスは静かに首をふった。 「違うんだラヴィアン。あれはもう過ぎた事だ。それに奴は今頃違う地で自由に楽しんでいるに違いない。うん、そうに決まっている…」 自分の言葉に反し、未練を隠しきれない表情でアグリアスは語った。 チョコボ失踪時、捜索隊は今まさにアグリアスたちが行軍を進めるこの地帯まで探索網を広げたのだが見つけるには至らなかった。 「違うんだ…」 アグリアスは、捻り出すように言葉を紡いだ。そんな様子を見せる彼女に、ラヴィアンは思い当たる節があった。 「ラムザ隊長のことですね?」 う、と声を上げてアグリアスは気難しそうな顔を解き、隣に座っているラヴィアンの顔を見た。罰の悪そうな顔で。 ラヴィアンは言葉を続ける。 「隊長の過去は前に私やアリシアもラッドから聞きました」 かの事件はアグリアス達が加入する前に起こった事件である。
支援した方がいいかな、支援だっ!
彼の傭兵時代の身の上話は詳しく語られる前に、ラヴィアンたちを含む一行は欲望と狂気の渦巻く一連の事件に片足を入れてしまった。 そのため、一連の事件後暫くして隊の古株からその話を聞いた時、ラヴィアンは肌に粟を生じたものだ。 王女オヴェリアの護衛として当時護衛隊長を任されたアグリアスの下、上司と等しく騎士としての誇りを鎧として彼女は常に身にまとっていた。 騎士として本懐である本戦に参加する機会が全くといっていいほど巡ってこなくても、その観念は変わる事が無かった。 彼女はおおよそ人の死とはかけ離れた位置にいた。 ラヴィアンはただただ恐ろしかった。人の命とはこんなにも儚く、人の死というものはこんなにも悲愴であるのか。 ラムザが獅子戦争の裏で活路を開きそれに同行するようになって以来、彼女は人の死と精通するようになった。 初めて人を殺害した時は、まさしく風の音にでも怯えてしまう風声鶴唳の心持だった。すぐにでも忘れてしまいたい。彼女はそう願った。 しかし時間は経てど、そのような感情を一瞬忘れることはできても、その後に頭の中には得も知れぬ罪悪感がとぐろを巻いて押し寄せてくる。 人の命を軽々しく扱っているようで、そして自分が死とは無縁であると発している。 自責にさいなまれた彼女の悲痛な叫びは未だ彼女の身体のどこかに留まりつづけている。 アグリアス様とて同じはず。 ラヴィアンは一度床に伏せていた視線を今一度アグリアスの方へ向け、言葉を仰いだ。 「…この件に関して、私がとやかく言う資格はないが。…本当にこのまま行っていいのだろうか?」 アグリアスは自らの心中から言葉を抜き出すように語った。 「どういうことでしょうか?」 首を傾げて、ラヴィアンが訊く。 「…怨念とは死んでも尚、禍根を残すと聞く。ツィゴリス湿原がいい例だ。 話を聞く限り、そのミルウーダという女性は最期までラムザたち貴族を憎んでいた。嫌な予感が…」
馬が吠えた。 アグリアスが最後の句点をつける前に、それまで程良く隊員を揺らしていた安楽の馬車は突然、その動きを停止した。 アグリアスを始めとする馬車内にいた兵士たちは物理学上における慣性を、身をもって体験することとなってしまった。 アグリアスはその手に持っていた愛剣を咄嗟に障害物の代わりとし、態勢を持ちこたえた。ラヴィアンは、殆どの戦士は額と地面を対面させた。 二頭の馬の荒い鼻息によって、それまで時が静止していた小宇宙たる馬車内から緊張感がとめどなく解き放たれた。 起き上ったラヴィアンは鋭い眼を保ったまま、少し赤くなった額をさする。 ったく、アリシアったら、昨日の飲みすぎで気でも失ったか。 彼女を泥酔させた超本人であるラヴィアンは心の中で同僚アリシアを友人範内で毒づいた。 気持ちを高め、すぐに左の懐にささっている鞘に手を伸ばす。 外で何か起こったのか。敵の来襲か。 一同は皆一様に身構えた。アグリアスとラヴィアンとて例外ではない。
「どうした!」 膠着状態の中アグリアスが、外で馬車を引いているアリシアに叫ぶ。すぐに返答がきた。 「た、大変です!それが…それが」 どうやら命に別条はないようだ。 アグリアスは部下の無事に一旦は心の中で安堵したが、すぐに要領を得ないアリシアの返答に、上司としての気質ゆえか怒鳴り返した。 「どうしたと聞いているんだ!!物事を明確に述べんか!!」 馬車の外にいるアリシアがアグリアスの言葉に体を震わせたのが馬車内から見て取れた。 アグリアスの横で身構えているラヴィアンも、すぐ上から降ってきた怒号に一瞬体を震えあげる。 戦士たちは緊張感を解かないまでも、厳格な上司を持ったアリシアとラヴィアンに、心の隅で僅かな憐憫の情を抱いた。 「はい!た、竜巻が!前方に巨大な竜巻が発生しています!!」 アグリアスはその言葉を聞くとすぐに後方の天幕から外に舞い降りた。ラヴィアンも続く。 アグリアスの視線の先には、アリシアの言うとおり巨大な竜巻が発生していた。 その大きさはまるで天に届きそうな程である。細長く不格好ではあるが勢力は強大なようで、 竜巻の近くでは根元で半分に折れてしまった木々が砂埃とともに辿り着くはずもない天までの遍路を始めていた。 竜巻はまるで表現しようの無い自らの怒りをぶつけるかのように、左右に頭を振りながら、 見えない手でむんずと木を掴んでは自らの腹の中に放り込んでいる。
「皆さん危険です!すぐにこの場を離れましょう!」 殿としてボコの鞍上にいたラムザは手綱を引きすぐに馬車の前に走り出ると、隊の皆にそう激励した。 前方の巨大な竜巻に対して明確な対処案を見いだせないでいたアリシアは、横から飛んでくるラムザの指令に驚きながらもしっかりと頷き、 馬車を反転させるべく鞭を手に取った。 馬車から見て先程は後方に位置する、今は前方へと位置している剣聖オルランドゥが騎乗するチョコボに引かれながら、 鞭で刺激された馬は今来た道を蹄で噛みしめるように戻っていく。ラムザはその間、ただひたすら竜巻の流れを見ていた。 瞬間、竜巻がこちらを見た、 そのようにラムザは感じた。 何故そう感じたのかはわからない。しかしラムザは、竜巻から目を離すことができなかった。 離せば自らの信条を破る、そのような感覚にさいなまれたからだ。 「ラムザ!何をやっている!貴公もすぐに来い、巻き込まれるぞ!!」 ラムザの異常にいち早く気付いたアグリアスが皆の制止を踏み切り、再び馬車から下りた。 そして硬直しているラムザの元へ走っていく。 「隊長!!危険です!!」 天幕からのラヴィアンの悲鳴がラムザの意識を引きもどさせた。 顔を上げる。 先程まで指の関節で全長を表現できた竜巻が、今は首を上にもたげてもその終わりは確認できない。 もしかしたら本当に天まで続いているのかもしれない。
「ラムザ!!死にたいのか!!」 轟音ともとれる風音の中で、本気で怒号を飛ばしているアグリアスのよく澄んだ声がラムザの右耳の鼓膜を突き破った。 ラムザは一瞬苦笑いを浮かべた後、すぐに彼女の怒りに触れないよう、驚きよりもむしろだらしなくたるんでいた顔を程良く引き締め、反転した。 手綱を手に取り手前に引く。 うずうずしていたボコが、待ってましたといわんばかりに呼吸も忘れる程に来た道を全速力で引き返し始めた。 猪突猛進するボコが、ラムザへ向かって走っていたアグリアスにどんどんと近付いていく。 「アグリアスさん!しっかりと掴まってください!」 アグリアスの返答が聞こえる前に、ラムザは右手に手綱をしっかり握りしめながら半身を左斜め地面すれすれに傾け、 向かってくるアグリアスに向かって腕を突き出す。 加速度十分、刹那、アグリアスはすっぽりとラムザの腕に抱きかかえられるような格好でボコに騎乗した。 そのままアグリアスを自らの前に乗せ、ラムザは彼女に手綱を握らせた。 「すまない!!」 アグリアスの通った声が迫りくる爆音にも似た風音にも負けず辺りに響く。ラムザは一度頷くと、すぐに前方を確認した。 もう馬車が目と鼻の先の距離だ。 やはり馬は遅い。次に用意する時は馬じゃなくてチョコボにしよう。ああ、アグリアスさんの髪はいいにおいだ。 危機の真っただ中でラムザは大よそ浮足立っていた。
次に後ろを振り返った。 風音からある程度の予想はついていたが、こちらももはや目と鼻の先だ。 凄い、まるで自ら意志を持っているかのように行動している… 「ラムザ!!来るぞ!!」 同じく後ろを振り返ったアグリアスが、今や襲いかからんとばかりの竜巻を目のあたりにし、悲鳴めいた声をあげた。 アグリアスさんらしくないな、とラムザは至極冷静に思った。 人間、死の淵に近づくと冷静になるって言うけど本当だったんだ。 まだ死にたくないけれど、こればっかりはしょうがない。一か罰かで… ――――― 逃…さない。 … 族… の … ――――― ラムザは驚きのあまり、あれ程きつく握っていた手綱をこぼしそうになった。 仲間が発した声ではない。もう後ろから雪崩のようにせまる怪物によって仲間の声など遮られるに違いないのだ。 頭の中で声が響いた。 誰だ?しかし聞き覚えのある声だ。 まさか…―――― ラムザが、先程までの冷静で穏やかな顔とはうってかわった、後悔、焦燥感にまみれた表情で後ろを振り返ろうとした。 その時にはまさに、眼前に大きな口を開けた巨大な怪物がラムザに最後の一瞥した視線を投げかけていた。 瞬時、世界が灰色となる。
支援します
― …ムザ … ラムザ!! ―― ラムザの耳に届いてきたのは朗らかな笑顔の天使が鳴らすラッパ音でも天衣を纏った可憐な女神によるハープの演奏音でもなく、 よく聞きなれた、耳がこそばゆくなるフルートのような声色だった。 ああ、もう少しこのままでいようか。 「ラムザ、起きてくれ!!」 極地の揺れがラムザを襲った。たちまちのうちにラムザは意識を戻し、目を覚ました。 視界一杯にはアグリアスの心配そうな顔が広がっている。 ああ、冥土明利につきるなあ。 ラムザはまたも浮足立っていた。 「目が覚めたか、よかった」 安心したのか、珍しくアグリアスはその顔にほほ笑みを浮かべるとラムザの眼前からその姿を消した。 ラムザはアグリアスを追うかのように、その半身を起した。そして周りが新緑で覆われる限りない平原であることに、ラムザは初めて気付いた。 どこまでも一面に続く緑、雲ひとつない快晴の空、 聞こえてくるは時折その目的を思い出したかのように花や草を揺らす、轟音とは程遠い風の草笛だけである。 ラムザは周りの穏やかな風景に戸惑いを覚えると同時に、ここが天界ではないのかと半ば本気で考えた。
「ここはどこなんでしょう?」 「私にもわからない。目が覚めたら隣にお前しかいなかったんだ」 ラムザは起き上った。周りを再度見渡す。 ここが、かのレナリア台地ではない事は明白だった。竜巻が近くを通り過ぎた形跡はどこにも見当たらない。 そもそも、台地という点でラムザ達が今いる地とレナリアは相似していたが、 高地から先を見れば遠く遥かにイグーロス城が小指程の大きさながらも確認できたレナリアと違い、 この地は見渡せど見渡せど、地平線が続くばかり。 小さいながらも辺りは見渡せば見渡すほどのどかで広大で、しかしどこか閉鎖的なのだ。まるで世俗から離れているように。 「竜巻に飛ばされてこのような所に?」 「そうかもしれない。だとすると随分と遠くまで飛ばされてしまったのかもしれない。 しかし貴公も私も怪我ひとつないのが幸いだな」 アグリアスはその髪を払いながらラムザに振り向くと本当に不思議そうな表情でそう告げた。 ラムザが彼女の旨に同意する物言いをした。 「とりあえず辺りを散策してみましょう。仲間がどこかにいるかもしれません」 ボコもいるといいんだけど、と心の中で望みながらラムザとアグリアスは緑の草原を歩きだした。
歩けど歩けど、緑が続く。鳥一羽鳴かず、虫一匹飛び跳ねない。 辺りに響くは二人が草を噛みしめる音、そよ風が陽気に吹く口笛音だけである。 そんな非現実な周りに、しかし二人は不思議と溶け込んでいた。 ゾディアックストーン、ルカヴィ、そして人間の醜い憎悪と果てなき欲求。 旅の途中で再三接触したこれらの存在は、ラムザ一行を非現実的な世界へと引きいれるには十分な要素だった。 彼等は近づきすぎたのかもしれない。 現に発狂者が出てもおかしくないこの状況下で、この二人はただ仲間の安否を気遣っている。 周りで起きている不可思議な現状の事など、ムスタディオが隠れて飼っているポーキーの晩飯ほどにどうでもいいことなのだ。 どれくらい歩いたのだろうか。 一向に陽が沈む気配を見せない草原の先に、今までは見えなかった黒い点のような物が二人の眼前に飛び込んできた。 「あれは…町でしょうか」 「ここからだとよく見えないが、何かあることだけは確かだ。先を急ごう」 二人は大急ぎで高地から降り、その黒い点がある方向へと歩みを進めた。
果たしてそこには村があった。 ただ、どうやら村の周りは城壁のようなもので囲まれているらしく二人が村の中を遠目から直接確認する事はできなかった。 ただ、囲っている城壁からちょこんと、村の中心部に位置するのだろうか、教会と思われる屋根の先端がラムザとアグリアスを窮屈そうに見つめている。 その村は異様な存在感を放っていた。 円村というものは元来、村の周囲に耕地を耕し発展、繁栄を続けるものだが、 二人の辺りは土地を掘り返した形跡ばかりか踏み荒らされた痕跡すら無い。この場から村だけを取り除いても、誰も不思議に思わないに違いない。 それほどまでに、優雅でぼんやりとした周りの光景と、無機質で禍々しいくっきりとした印象を与える城壁との違和感は酷く鮮明であった。 アグリアスたちの前に開いている門はまるで大きな口を開けた化け物のようで、 ラムザたちが門をくぐるのを今か今かと待ちわびているようだった。 その口たる、門の中に広がる町の風景をまたもラムザ達は垣間見ることができなかった。門の辺りに不自然な靄がかかっているのだ。
「行ってみましょうか、アグリアスさん?」 「何を今更。行くしかないだろうに」 二人はお互いの顔を見やり神妙に頷いた。 不思議な草原、不自然な町、不可思議な靄、二人の周りには怪奇が多すぎた。 これ程の条件が揃っても、彼等は臆することなく怪奇の一端へと向かっていく。 一片の怖ろしさ、それにも勝る仲間の安否を心の中で気遣いながら。 二人は門をくぐる。木でできた門の橋がキイキイと悲鳴をあげるがすぐにその音は止んだ。 待ちわびたかのように靄は急いで二人を包み込む。村の中に入ったのだ。二人は一層緊張感を強くした。 その時、後方に位置する門があるはずのない顔が、ぐにゃりと狂喜のために歪んだ。 まるで、これから起こる展開に喜びを隠せないかのように。 ラムザはすぐに振り返る。 当然、靄で門の存在はおろか隣のアグリアスの姿も見えない。 ラムザはこれ幸いにと、隣にいるアグリアスに悟られないよう、静かに一人、震えた。
一応全四章構成です 稚拙な文章ですが、機会を見つけてまた投稿させてもらいます ではでは
乙です。サイレントヒルみたいですね。 続きを楽しみにしています。
乙です。次回も楽しみにしてますよ
乙!!!
本格的な物のあとで恐縮ですが 新スレ記念に投下します 例によって空気なんか読まない
「なぜだッ!なぜ除名なのだ!なぜ私を連れて行かないんだッ!」 ラムザの天幕の中から、アグリアスの大声が響いた。 「落ち着いて下さいアグリアスさん。理由は先ほど……」 ラムザはアグリアスを何とかなだめようとするが、 「納得できん!」 アグリアスは怒りに震えてラムザに食って掛かる。 「今さらオヴェリア様の元へ帰れなど、よく言えるものだッ! 私が、私がッ……なぜお前に付き従ってきたか分からんのかッ!!」 ラムザは、オーボンヌ修道院への最後の出撃の前に、部隊の主だった者を集めた。 そして、こう言ったのである。 「最後の戦いに出撃する者以外を除名する。帰る場所のある者は、帰って欲しい」 恐らく、最後の戦いからの生還は難しい。そんな戦いに、全員を巻き込むわけにはいかない。 そう考えた上での処分だった。 金で雇われていた傭兵はともかく、以前よりラムザと共に戦ってきた者には、この処分に納得の出来ない者が多かった。 ムスタディオからは殴られた。 「お前はオレの友達なんだぞ!オレはお前のために戦いたいんだ!」 だけど、君にはゴーグに父上がいる。帰る場所がある。君は帰るべきなんだ。 いつか、飛空挺を完成させると言っていた、君の夢を叶えて欲しいんだ。 ベイオウーフさんとレーゼさんも反対だった。 「俺たちは君がいたから、こうして今、一緒にいられるんだ。どうか、最後まで手伝わせてもらえないか」 ありがとう。その思いはとても嬉しいです。 でも、あなた達には、幸せになって欲しい。そして次の世代へ、思いを繋いで欲しいんです。 マラークとラファも。 君たちはこの世にたったふたりの兄妹だ。君たちを見てると、僕とアルマを見ているようだよ。 どうか、兄妹仲良く、生きていって欲しい。僕もアルマを必ず救い出すよ。 アグリアスさん。 あなたには、オヴェリア様がいます。どうか、オヴェリア様のところへ帰って下さい。 オヴェリア様も、あなたを待っているはずです。 アリシアとラヴィアンも一緒です。これまで、僕のわがままに付き合ってくれて、本当にありがとう。 シド様、メリアドール、労働八号。帰れない戦いです。僕に、その命を下さい。 この3人には、戦う理由がある。 シドは公式にはすでに死んでいる。帰る場所はこの世にないのだ。 メリアドールは、弟を殺し、ルカヴィとなった父を追い、戦わなくてはならない。 労働八号は、主人であるラムザの命令に忠実に従うのみ、である。
反対した者の中で、最も激しく抵抗したのが、アグリアスであった。 「オヴェリア様のことは、片時たりとも忘れたことはない!私の主は、オヴェリア様をおいて他にない! だが私はッ!……お前の剣となって、お前と共に、この戦いを戦いぬくことを誓った! この世界を救おうとする、お前の力となることを誓ったのだ!それが、オヴェリア様の御心にもかなう事だと信じて!!」 アグリアスは血を吐くように声を絞り出す。 「それを……それをッ!お前は……」 崩れ落ちるように膝を突き、うずくまった。 「……口惜しい……口惜しいッ!」 アグリアスの瞳からぼろぼろと涙が落ちる。 「お前にとって……私は……何だったのだッ……!」 体を震わせて、アグリアスが嗚咽する。 「……アグリアスさん」 ラムザが、激高するアグリアスをなだめようと、手を伸ばした。 「触るなァッ!!」 抜き打ちに斬られかねないアグリアスの怒気に、ラムザは思わずびくっと飛び下がった。 「アグリアスさん……僕は……」 「言うなッ……もう何も言うなァッ!!」 アグリアスは叫び声を残し、ラムザの天幕から飛び出していった。 ラムザは、後を追おうとしたが、その足は止まってしまった。 (このまま、アグリアスさんがいなくなってくれたほうがいいのかもしれない……) ラムザも、アグリアスの思いは痛いほど分かっていた。 自分のために、オヴェリアのために、彼女は剣を振るい続けた。 ラムザの戦いの意義を誰よりも理解しようとし、誰よりもラムザのそばで戦い続けた。 その先にある平和な世界。それこそが、オヴェリアの求めるものだと信じて。 そして今、その剣の主が、最後の、帰らぬ戦いに身を投じようとしているのだ。 彼女は自分の命を朝露ほどにも思わずに、ラムザに付き従い、戦うだろう。 それを、ラムザは拒否した。彼女にとって、それは自分の存在意義を否定されたに等しい。 自分がこれまで信じてきたもの、護ろうとしたものに、彼女は裏切られたのだ。 なぜ、ラムザはアグリアスを拒否したのか。それは―― 「追わないの?」 天幕の入り口に、メリアドールが腕組みして立っていた。 「追っても、拒絶されるだけだよ。それに彼女のためには、これでいいのかもしれない」 「そうかもしれないわね。でも、あなたはそれでいいの?」 「……」 「彼女に、想いを伝えなくていいの?」 「……いいんだ。もう……」 「そう。あなたはそれで後悔しないのね?彼女は、それでいいのかしら?」 「……」 「追いなさい。追って、彼女に気持ちを伝えて来なさい。あなたが、彼女にできる、最後のことよ。 ……あなたが帰ってくるまで、私達は待っていてあげるわ」 メリアドールはそう言うと、くるりと踵を返した。 (アグリアスさんのために、そう思ったんだ。僕は嫌われても、彼女には生きていて欲しいから) (僕の想い。それは……) (僕は、僕の気持ちに、嘘をついていないか?) さっきまで、アグリアスのいた場所に、ラムザは立った。 アグリアスの流した涙が、まだ乾かずに残っている。涙なんか見せたことのない彼女が、初めて見せた涙だ。 (アグリアスさん……僕は……!) そして、ラムザは意を決したように、アグリアスを追って走り出した。
雨が降り出した。雨粒はだんだん大きくなり、土砂降りの雨となった。 アグリアスは森の中を歩いていた。ここがどこかも分からない。どこへ行くあてもない。 晩秋の冷たい雨に打たれながら、重たい足を動かしているだけだった。 容赦なく雨はアグリアスの体に打ちつけ、その体温を奪う。 獣道は流れる雨でぬかるみ、一歩ごとに体力を奪ってゆく。 重い。 体が重い。 雨だけのせいではない。 (私は……どこへ行こうというのだ。行くあてなど、どこにもないのに) 心が重い。 鉛のようだ。 足を一歩踏み出すたびに、腰で鳴っている剣。 オヴェリアの護衛に任じられた時に、特別に拝領した剣。 その後も、幾多の戦いにおいてアグリアスと共にあり、アグリアスの体の一部のようになった剣。 その剣の名は「セイブ・ザ・クイーン」。 (剣の主に捨てられ、主君と仰いだ人を護ることさえ出来ない者の剣、か……滑稽なものだ) アグリアスは剣を抜いた。 ずしりと重い。あんなに、羽のように軽かったはずなのに―― (重い……!剣が……これほど重いなんて……) 思わず涙が出た。涙は顔を打つ雨に流されてゆく。 (剣に生きてきたつもりであった。それは間違いだったのだろうか) (剣を振るえない騎士など、騎士ではない……私は、騎士ですらなくなるのか……) (……捨ててしまおう。もう私には必要ない。剣を捨て、ただの女として……) 涙は冷たい雨と共に流れ、止まらない。アグリアスの手から、セイブ・ザ・クイーンが音を立てて落ちる。 そのまま、振り向くことなく、アグリアスは歩いていった。 もうどれだけ歩いただろうか。 疲れた。もう、歩きたくない―― 木の根元に、アグリアスは腰を下ろした。雨は変わらず激しく降り続く。 冷え切った体は、もう動くことを拒否しているようだった。 心の拠り所を失い、自分の存在の意味を失った。たまらなく寂しかった。 会いたい……。皆に会いたい。皆の笑顔があった、あの頃に帰りたい。 ラムザ……。 私のほうこそ、わがままだったな。困らせてしまったな。許してくれ……。 だが、私は……お前と共に行きたい。たとえ行く先が地獄であろうとも……。 私は……お前の剣となりたい。共に倒れられるのなら、本望だ……。 ラムザ……私は……お前と……。 ああ……眠い。 このまま……眠ってしまおう。 これがみんな……夢なら……どんなに……いいだろう……。
「……ん!」 声……? 「アグリアスさん!!」 ラムザ……か? 「しっかり!しっかりして下さい!アグリアスさん!!」 ああ……なんだラムザ……ずぶ濡れじゃないか……風邪を引くぞ……。 どうして……お前が私の剣を持っている……それは私の……大事なものだぞ……。 「アグリアスさんっ!しっかりっ!」 アグリアスの顔は血の気が引いて土気色となってしまっていた。体は人形のように力がない。 アグリアスの顔に触れて、 (冷たい!) ラムザは愕然とした。どれだけの間、この状態だったのだ。 (死なせない!絶対に死なせない!まだ、伝えてないことがあるんだ!) ラムザはアグリアスを抱え、山道を歩き始めた。 片手には、アグリアスの捨てたセイブ・ザ・クイーンが握られていた。 遠くで雨音が聞こえる……。私は……。 はっと目覚める。起き上がろうとして、頭が朦朧とした。 ここは……どこだ? 徐々に意識がはっきりしてくる。 どこかの宿だ。暖炉に火が入れられており、部屋は暖かい。窓の外はまだ雨だった。 暖炉の前に安楽椅子があり、そこでラムザが眠っていた。 「ラム……」 名前を呼ぼうとして、アグリアスは自分の姿に気付いた。 ローブを着せられていたのだが、アグリアスには小さすぎて、合わせから胸がほとんど出てしまっている。 慌ててシーツで体を隠した。 (わ、私は、いったいどうしたのだ……) 服はどこか、と目で探すと、暖炉の前で乾かしてあるようだった。 (そうだ。あの森だ。ラムザ……) 雨に濡れて、彷徨っていた。ラムザの声が聞こえたところまでは、おぼろげながら覚えている。そこから、記憶がない。 (私を追ってきたのか……。よく、私の居場所が分かったものだ) その後、ラムザは私を連れてこの宿に辿り着いて、私を介抱したのだろう。 (ま、まさか……ラムザが私の服を……?) そう考えて、アグリアスは赤面した。 部屋を見渡すと、ラムザの眠る安楽椅子のそばに、見慣れた剣が置いてあった。 (あれは……!) セイブ・ザ・クイーン――あの森で捨てた、私の剣だ。 (ラムザが拾ったのか……) 剣を見ると、少し安心する。おかしなものだ。私は剣を捨てたはずなのに――
ラムザが寝息をするたびに、安楽椅子がほんの少しだけ揺れる。 そのたびにラムザのくせっ毛も揺れる。 それが暖炉の火に照らされて、キラキラと輝いて見えていた。 アグリアスはそれを飽きもしないで眺めていた。 あんなに激高して、顔も見たくないと思って飛び出して来たのに、 ラムザの顔を見た途端に安心して、今は穏やかな感情しかない。不思議なものだ。 「ん……んーっ……」 ラムザが目を覚ました。そしてアグリアスと目が合う。 「気が付いたんですね!ああ、よかった……よかった、アグリアスさん」 ラムザはほうっと安堵の息を吐いて、アグリアスのそばへ歩み寄った。 「どこか痛いところはありませんか?気分が悪いとかは?」 「な、ないっ。ないから、心配するな」 アグリアスは胸を見られないようにシーツに包まって小さくなってしまう。 「よかった……本当に……」 ラムザの目が少しだけキラリと光った。しかしすぐにごしごしと手で拭いてしまう。 「死んでしまうかと思ったんですよ。もう……」 「……すまなかった」 「いいんです。本当に無事でよかった」 「ここはどこなんだ」 「ドーター近くの村です。村までそれほど離れてなかったのが幸いでした」 「私はどのくらい寝ていたのだ」 「半日です。もうすぐ夜ですよ」 「しかし、よく私の居場所が分かったな」 「運がよかったんです。森の猟師が、森へ入っていくアグリアスさんを見かけていたんです。 そうでなかったら、見つけられなかった」 「そ、それで、その、私をここまで連れてきたのか」 「はい。とにかく、早く雨の当たらない所へ連れて行こうと思って」 「そ、それで、わ、私を介抱したのは、お前か」 「いえ。宿のおかみさんにお願いしました。僕がするわけにはいかないでしょう」 「あ、当たり前だ」 アグリアスの服が乾いていたので、着替えのためラムザは一旦部屋から出た。 服を着た。いつもの騎士服だ。 しかし、騎士であることを捨てた自分の着る服ではないな、とアグリアスは思った。 振るう剣、騎士であること、それらはあの森で捨てたのだ。 もう、剣を下げることもないだろう。今度は、レーゼが着ていたような、ひらひらのスカートでも着てみようか。 ――自分のその姿を想像して、アグリアスはおかしくなって少し笑った。
「もういいですか」 ドアの向こうからラムザの声がする。 「ああ、もういいぞ」 ドアが開いて、ラムザが入ってくる。 「……すまなかったな」 「え?」 「陣では激高してしまって、恥ずかしいところを見せてしまった」 「いえ……」 「やはり、連れてはいけぬか」 アグリアスは微笑んで聞いた。その声に諦めの響きがある。 「はい……。すみません」 「謝ることはない。しかしなぜだ。私の剣では不足か」 「そんなことはないです!そんな理由じゃないんです」 「ではなぜだ。理由を聞かせてくれ。正直なところを聞かせて欲しい」 ラムザは、少し黙っていたが、意を決して言った。 「僕は……あなたに、生きていて欲しいんです。どんな形でも構わない。この世で生きていて欲しいんです」 伝えなくては。僕の想いを。 「今度の戦いは……生きては帰れないかもしれない。もう二度と、この世に帰ってこれないかもしれない。 ……そう考えると、怖い。怖いんです……!」 ラムザが声を上げる。声が震えていた。人外の者とも互角に、勇敢に戦う男が恐怖に震えている。 「できるなら、逃げ出したい。でも、それはできない。逃げたって、何も変わらないから。 奴らを止められるのは僕しかいない。アルマを救えるのも僕しかいないから」 アグリアスは、恐怖に震えるラムザを初めて見た。 「そんな時に、僕のそばに、あなたがいてくれたら……!どんなに心強いか、どんなに心安らぐか……! でも、あなたを連れて行けば、あなたも帰ってこれないかもしれない。それだけじゃない。 僕はあなたの死ぬ姿なんて見たくない。あなたがいなくなるなんて、考えたくない」 アグリアスが自分の目の前で死ぬなんて、考えるのもおぞましかった。 「だから……だから、あなたに生きていて欲しいんです。あなたがこの世に生きている。 そう思えたら、もしかしたら、帰ってこれるかもしれない。そんな気がするんです」 ラムザはうつむいて震えていた。 「ふふ……可笑しいですよね。考えると、怖くて、震えが止まらないんです。 これから、その戦いに向かうっていうのに……情けないですよね」 「ラムザ……」 「できたら、あなたとずっと一緒にいたかった。あなたと一緒に過ごした日々は、とても楽しかった。 僕も別れたくないんです。でも、そうしなきゃ……いけないんです。 僕は……あなたが好きだから。大好きな人を、失いたくないから……!」 アグリアスは、ラムザがなぜ自分を除名しようとしたか、やっと理解した。 アグリアスを生かすため。好きになった人に、生きていて欲しいと願ったため。 オヴェリアのことなどは二の次だったのだ。 ああ――ラムザ、お前は私と同じことを思っていたのだな。
アグリアスは、ラムザの震える肩に手を置いた。 「分かった。お前の想いはよく分かった。私は……残る。この世で、私は生きよう」 「ごめんなさい……僕の、最後のわがままです」 「謝るな。最後だなんて言うな」 肩に置いた手に、ぐっと力がこもる。 「帰ってくるんだ、必ず。帰ってきたら、もっとわがままを聞いてやる」 ラムザが顔を上げた。アグリアスが微笑む。 「私は、お前の剣となって、いつまでも共にありたいと、そう願った。お前に、捨てられたくなかったのだ。 ……剣も捨てようと思った。オヴェリア様も、お前も護れぬ剣などは捨てようと。 だが、これからは、生きるために剣を振るおう。私が、お前の帰る場所となろう」 「ありがとう……アグリアスさん、ありがとう……!」 ラムザは、肩に置かれたアグリアスの手に、自分の手を重ね、その手を強く握った。声が震えていた。 「なぜ、本当のことを言ってくれなかった。なぜ、そうだと言ってくれなかったんだ。 ……でも、やっと、本当のことを言ってくれた。嬉しい……」 アグリアスが、ラムザの手を握り返す。 「私も……好きだよ。ラムザ」 「アグリアスさん……!」 ラムザは、アグリアスを力強く抱きしめた。 「帰ってきます。約束はできないけれど……帰ってきます。あなたのところへ」 「ああ、待っている。……いつまでも」 これで、想いはすべて伝えた。もう、心残りはない。ラムザの表情は、とても安らかなものだった。 人は、今日が最後の日だとしても、、明日を信じ、希望を求めるもの。 私が、ラムザの希望となるならば、その希望を頼りに、ラムザが帰ってくるならば、 私は、ラムザのために生きよう。そうアグリアスは思った。 もう外は日が沈み、暗くなっていた。 このまま、ふたりはこの宿に泊まることにした。 暖炉の前の長椅子に、ふたりは寄り添って腰掛けていた。 ラムザはアグリアスの肩を抱いて、アグリアスはラムザの肩に甘えるようにして。 もう、こんな時間は、二度とないかもしれない。だから、お互いがそこにいることをもっと感じていたい。 誰にも遠慮はいらない。ふたりだけの大事な時間なのだ。 どちらから言うともなく、ふたりは同じベッドに入った。 素肌を合わせて、互いのぬくもりを確かめ合った。口づけを交わし、互いを求め合った。 ラムザ――お前が、この世に生きていた証を、私に刻み込んで欲しい。 ああ、ラムザ……愛してる……アイシテル……。 アグリアスの瞳から、涙がひとすじ、流れて落ちた。
はっとアグリアスが目を覚ますと、窓から朝の光が差し込んできていた。 ベッドにも、部屋にも、ラムザの姿はもうなかった。 (ラムザ……!) 部屋のテーブルの上に、手紙と、セイブ・ザ・クイーンが置かれていた。 「行って来ます。愛するアグリアスへ。ラムザ」 手紙にはこう書かれているだけだった。 いつか、ラムザが言っていたのを、アグリアスは思い出していた。 (別れは……苦手なんです) 「馬鹿……馬鹿っ……」 (ラムザの馬鹿……私の馬鹿っ……!) もう泣くまいと決めていた。けれども、涙が溢れて止まらない。 私は、ラムザの帰る場所となる。そう決めた。だから、もう泣かないと決めたのだ。必ず、また会えるから―― それでも、溢れる涙を抑えることはできない。落ちた涙で、手紙のインクが滲んだ。 ひとしきり泣いて、それからアグリアスは宿を出た。腰にはいつものように、セイブ・ザ・クイーンがあった。 空は昨日の雨が嘘のように、晴れ晴れとした青空だった。 これから、どこへ行こう。 オヴェリアのいるルザリアへ行くことも考えた。 (しかし、異端者の烙印を押された自分が、果たしてオヴェリア様にお会いすることができるのだろうか) そう思い、少し考えて、ゴーグへ行くことに決めた。 ゴーグにはムスタディオがいるはずだ。何らかの情報を持っているだろう。 そこで、私がどこへ向かえば良いか、考えてみよう―― アグリアスは、街道を南へ、ゴーグへ向かって歩き出した。 陣はすでに引き払われ、雨上がりの草原の岩の上に、メリアドール達は座っていた。 草原を、ゆっくりと風が渡ってゆく。 「……ちゃんと伝えて来たの?」 そこに現れたラムザに、メリアドールは聞いた。 「ああ。もう、何も思い残すことはない」 「そう。よかったわ」 シドが立ち上がる。労働八号が起動を開始する。 「……行こう!」 ラムザはマントを翻して、決戦の地、オーボンヌ修道院へ向かって歩き出した。 その後、オーボンヌ修道院は、謎の大爆発を起こし、跡形もなく吹き飛んでしまった。 そこからは神殿騎士の遺体が数体発見されたが、他には何も見つからなかったという。 ラムザは、帰ってきたのだろうか。ふたりは再会できたのだろうか。 答えは、草原を渡る風だけが知っている。 END
GJ!!SSの連投は幸先いいですな!!
GJ!!乙です! ただ、どこかで見た気が…気のせいか
>>45 それアンタの気のせいじゃないよ。
まあこの人、他にも前スレで昼寝士御大とシチュエーション(新婚初夜モノ)丸かぶりやらかしちまったしなw
GJ!! 連投とは嬉しい限り!!
第二章はじまりはじまり オリキャラ複数登場、ご注意を
先程までの草木が折れるこそばゆい音ではない、力強い大地を噛みしめる音が響き渡る。 アグリアスとラムザは靄のかかった町に入ったのだ。お互いはお互いの足音で存在を確認し合いながら片手を鞘に、 もう片手を柄にかけ態勢を低く保ちながら慎重に一歩ずつ歩く。 町の中だというのに人の声、生の声がこだましない。そして二人の前に広がる靄。警戒をしない理由はなかった。 「…ラムザ。目の前に何かないか?…」 アグリアスの声に、靄に塞がれている辺りを見回していたラムザが前方に目を凝らす。 暗がりで徐々に目が冴えてくるのと同じ要領で、白い靄にラムザの目は、少しずつではあるが回復へ向かっていた。 立ち止まる。 ラムザは目の前にある、不安定な一本脚で直立不動を心がける看板を見上げた。 「なんと書いてあるんでしょうか」 「…畏国語ではなさそうだな。貴公は読めんのか?」 「鴎国の言語は少し齧った程度ですけど、これはそれでもないようです。えーと、これは…」 看板の文字が靄で見え隠れする。見慣れない文字だ。
「ようこそ。『ハミサイダル・ガッド』へ」 ラムザでもアグリアスでもない、凛とした声が辺りに響いた。 二人は突然聞こえた第三者の声に驚きながらも、 解きかけていた緊張感をすぐに張り巡らせた。 「ラムザ…靄が晴れていくぞ」 あれほど周りを覆い隠していた靄が、先程の声を皮切りに波を引いたように一様に消えていく。 建物、田畑、そして城壁が、次々と二人の周りに姿を現した。 人の気配だ。ラムザは身構えた。 すると、看板の右横、つまりラムザ達から見て左横に、微笑を浮かべた少年が二人を見つめていた。 少年はラムザと同じ栗毛の短髪で、前髪をおかっぱのように揃えている。背丈はアグリアスの肩幅にやや届かない辺り。 年頃の男子の背丈を考えれば、十分に長身と成りえる資格を備えていると言える。 「ようこそ。『ハミサイダル・ガッド』へ」 先程の張り上げたような口調ではなく、優しげな口調で少年は再びそう告げた。 「ハミサイダル・ガッド。それが、この村の名か?…」 異国の言葉を口にするように、ラムザは怪訝な面持で呟いた。 「うん。僕たちの言葉で“目に見えぬ幸せ”という意味さ」 実に嬉しそうに少年は答えた。 「皆が待ッてるよ。僕に付いてきて!」 二人の返事を聞く前に、少年は踵を返し村の中心部へと走っていく。 「あ!待て!」 ラムザはそう声をあげると、半ば呆然としているアグリアスの手を掴み少年の後を追いかけた。
「僕の名はラムザ。隣がアグリアスさんだ」 先程から歩くほどの速度に戻った少年へ、ラムザはそう伝えた。 「僕はマズラ。この村唯一の宿屋の一人息子さ」 ラムザの肩越しに嬉しそうなマズラの声が響く。彼はとても嬉しそうにステップを踏みながら村を練り歩いている。 「貴君に訊ねたい。この村に、私たちより前に数人の旅の者が訪れなかっただろうか?」 マズラは横から投げかけられた彼女の言葉に目を丸くした。 そして物珍しそうな目でアグリアスを見つめ、瞬間、マズラは悪戯っ子のようにニッと笑って次のように答えた。 「お姉さん、お堅いなあ。そんなに生真面目だとせっかくの美貌を生かしきれないよ?」 思いもしなかった返答にアグリアスは一瞬歩みをとめたが、次の瞬間、 耳まで真っ赤にしながらラムザ越しにいるマズラに向かって怒号を浴びせた。 「き、貴様!大きなお世話だ!!自分の身ぐらい自分で心配する!!それに、私だって、私だって…!!」 怒りに身を任せ彼女は柄に手をかけした。大慌てでラムザがアグリアスの前に両手を広げ、その動きを制する。 「落ち着いてくださいアグリアスさん!相手はまだほんの子供です」 猫のように口から一定のリズムで息を洩らし、アグリアスは少年に威嚇をした。困ったような笑みを浮かべていたラムザは、 しかし後方のマズラを横目で睨んだ。彼からの攻撃を同じく横目で流したマズラは、二人の前に一歩出て振り返った。 その顔は喜びに満ちている。
「素直になりなよお姉さん。なに、簡単なことだよ。心を開け渡せばいいのさ」 「心を、開け渡す…?」 聞きなれないマズラの言葉に、抵抗を止めたアグリアスが眉を潜めた。 「そう、開け渡す。欲望を曝け出す。うーん、言い方が悪いや。 つまり、他人に心を渡して有りのままの自分を見てもらうのさ。 ここにいる皆はそれができるよ。ああ、でも花屋のシュガリーはまだだけど」 マズラは跳ねるように二人の前に出た。 「さあ、着いたよ。“お連れさん”がお待ちさ」 マズラの指さす方向には、赤い屋根に白いレンガという平凡陳腐な造りの群落の中で黒い屋根にクリーム色のレンガ造りという、 周りとは一線を画した建物がちょこんと建っていた。 ただ、クリーム色で塗られた壁のペンキは年月の所為かところどころはがれかけており、建物全体の印象は薄暗い。 「“お連れさん”…まさか!」 マズラの言葉に真っ先に反応したアグリアスが宿に向かって走りだした。今度は慌ててラムザがその後を追った。 宿までは数秒もかからなかった。 扉の前に到達すると無礼も承知で、アグリアスは宿の扉を強引に勢いよく開けた。 宿屋の一階は大広間となっていて、宿の入り口と居間が併設した造りとなっていた。 そんな居間に、神妙な面持ちで議論を行っていた騎士の姿が二人。 扉の音に驚き目を丸くしているオルランドゥ伯とベイオウーフ、二人が隊で最も信頼を置く人物たちであった。
「伯!それにベイオウーフ殿も!」 自分でも驚くほどの声量で叫んだアグリアスの声を聞きつけ、階上から続々と見知った顔が姿を現した。 「アグリアスさん!それにラムザも!!」 一人が歓喜を含んだ大声でそう言ったのが二人の運のツキか。続々と仲間が階下に押し寄せる中で、 二人はまるで雪崩のように押し寄せる仲間たちから祝福を受けた。握手、抱擁、終いには胴上げまで。 激しい揺れに気分の悪化を訴えた二人がテーブルを支えに体を崩していると、二人の後ろから、 頭の中で残響しそうな程のマズラの笑い声が二人に届いた。 「それで…私たち以外の者たちは皆無事なのか?」 口を開けることすらできないラムザに変わり、幾分か具合を戻したアグリアスがオルランドゥに訊ねた。 彼女の片腕の中にはやんちゃなマズラ坊がもがいている。
「うむ。皆無事だ。君たちが揃えば隊は全員揃った事になる。行幸、行幸。」 オルランドゥが満足そうに頷いた。 「怪我は無さそうだな」 「はい。不幸中の幸いでした」 アグリアスの言葉に思うところがあったのか、オルランドゥが深く頷いた。 「不思議な事に、我々の中にも怪我ひとつ負った者はいないのだよ。最初は皆、草原に投げ出されていてな。 君たちだけがいないことに気付いたのだよ」 「どうやら馬車とボコも行方不明になったみたいで」 ポーキーもいなくなったことを言外に匂わせながら、ムスタディオは悲痛な面持ちでそう割り込んだ。 「ラムザもアグリアスさんもいなくなるし。一時はどうなることかと」 「この人たちもあんた達と同じようなものさ。ふらふらとこの村にやってきたんだ。 まあ、そんなことよりこの態勢をどうにかしておくれよ」 足をぶらつかせながら、マズラはそう訴えた。アグリアスはそうか、とマズラの言葉に頷いた。 無論、訴えは却下された。 「…皆さんは何時頃ここに到着したんですか?」 アグリアスの横で、ようやく立ち上がったラムザが周りに尋ねる。顔色は心なしか青い。 「…二日前、いや昨日の今頃だった気がするな」 ベイオウーフが思案するように答えた。 会話はそこで一旦途切れ、駘蕩とした村の様子に感化されたのか居間は暫しの休息を求めた。
「只今、戻りましたー」 二人にとって、聞きなれた声が扉から響いた。 村の探索から戻ったラヴィアンは、入口前で集まっている仲間に驚いたぎょっとした。入口付近にいたラムザとアグリアスを 囲むようにして仲間が扉の前に溢れていたのだ。 「一体なんの集まりで……アグリアス様」 仲間をかき分けてラヴィアンはテーブル前に辿り着いた。 ラヴィアンとアグリアスの視線が合う。 よく人の酒癖を注意し、夕食に出る人参を残そうとすると怒鳴り、そのくせ本人は出されたゴブリンのしっぽをこっそりと残そうとし、 更には朝には弱く、他人を叱りつけるくせに自分には一切無頓着で、何事にも不器用で、そのくせ努力は人一倍で、 戦場では驚くほど冷静で、首尾一貫で正々堂々としていて、とどのつまり、心底から尊敬する上司が、そこにはいた。 手に抱えていたバスケットが落ちる。 後ろで人垣をかき分けていたアリシアもアグリアスの姿を見てはっと息を呑んだ。 「アグリアス様!!…とラムザ隊長!」 横でラムザが苦笑した。 知ってか知らずか、二人はアグリアスの元へ駆けていった。
「いやー。隊長、もとい、アグリアス様と再会できて本当によかったですよー!」 「ラヴィアン、飲みすぎだぞ。お前は昔から酒癖が悪い」 「気難しい顔しちゃってー。このこのー、嬉しいくせに」 「こら、アリシア!絡むな、酒くさい!」 満月が夜空に浮かぶ中、ハミサイダル・ガッドで唯一の宿屋の居間では盛大な祝宴が開かれていた。 静まりかえった村の中で、まるで村の活気を根こそぎ奪っているかのようだ。酒の席で隊の吟遊詩人がそう呟いた。 豪勢に振る舞われる酒と食事を思う存分満喫しながら、ラムザ隊は馬鹿騒ぎを続けていた。
「いやー、あのときは駄目かと思いましたよねー」 「へー。そんなに危険だったの」 「そうよそうよー。昨日飲み過ぎたからあんたがおかしくなったかと思ったわよ」 「何言ってるのよラヴィアン!あたしは飲兵衛よ!」 「へー。そうなの。確かに酒豪という感じはするわね」 「…アリシア。この女の子は誰だ?」 「あー、それはーですねー、…誰でしたっけ?えへへー」 「飲兵衛さんはダメダメのようね。今日の昼間に挨拶をしたばかりだというのに。 いいわ、自己紹介させてもらうから。私の名はシュガリーよ」 居間に取り付けられているカウンターでいつの間にか横で当然のように飲んでいる少女は、 アグリアスに手を伸ばした。 少女は丁度、少年マズラと齢同じ程の容姿であった。腰にまで届きそうなクリーム色の髪、背は年相応といったところであろうか。 少年マズラよろしく、彼女もあまり着飾ることはせず、白を基調とした木綿服を着用している。 少女の手を拒む理由もなく、アグリアスは差し出された手を握った。ガラスのように透き通った手。 マメが幾重にも連なっている自分の手とは大違いだ。アグリアスは内心でそう独りごちた。 「アグリアスだ。その隣の、テーブルに突っ伏しているのがアリシア、酒樽をまるごと担いで来そうな眼をしているのがラヴィアンだ」 「よろしく。私もこの宿に泊まらせてもらっているの。知り合って早速で悪いけれど、貴方今日は私と相部屋みたい。宿屋の主人がそう話していたわ」 見かけに反しこれまた少年マズラよろしく、相手を小馬鹿にしたような笑みを浮かべながらシュガリーはそう告げた。 「そうか。…ん?シュガリー。貴公はもしかして花屋を営んでいる家系か?」 花屋に家系も何もないだろうに。シュガリーはそう思いはしたが否定しなかった。 真面目な物言いは寧ろシュガリーには好意に値した。手にある杯の中身をあおる。中身はワインに似て非なる葡萄ジュースだ。 「貴方とは気が合いそう。予感…いえ、願望でしかないけれど」 レーゼみたいな喋り方をするような少女だ。アグリアスは第一にそう思った。小馬鹿にするような喋り方はまさにそれだ。 しかし、年下だからといってそのような態度にアグリアスは別段思うところはなかった。 アグリアスは彼女の言葉に肯定的な意味を込めた返答をした。 「ええ。そうだといいわね」
時を同じくして、居間に置かれた大テーブルを囲むように、村の住人を交えて行われた ムスタディオ主催の田舎っぺトークショーも終盤にさしかかり、それまで笑顔を介していた 隊の兵たちは段々と落ち着いた雰囲気を持ち会話を始めた。 「よく無事だったなラムザ」 「ご心配をおかけしました。伯もご無事で何よりです」 周りの馬鹿騒ぎの中で、テーブルの端に構えるオルランドゥとラムザは静かに語らっていた。 普段は余り自ら進んで酒を口にしないラムザも、この時ばかりは喜びの味とやらを体感してみたくなったのか、 常人の飲むペースの1.5倍の勢いで飲んでいる。今また、ラムザは手に持っている杯の中身を空にしたところであった。 「いい飲みっぷりぞ。流石はバルバネスの末子といったところ」 「得意な方ではないんですが…すみません。頂きます」 すぐにオルランドゥの手によって空いた杯が満たされていく。 「しかし、ここは一体どこなんでしょうか」 「ふむ。言葉は通じるようなのだが、文字はちんぷんかんぷん。畏国でも欧国のそれでもない。 村人にその事を訊ねても要領を得ない答えが返ってくる」 そこで言葉を切り、オルランドゥは手にしていた杯を口に含む程度に飲んだ。 酒瓶を用意して今か今かと注ぐ機会を待っていたラムザは、彼の杯がまだ酒で満ち足りている事に気づき少々落胆した。
「畏国の外れでしょうか」 気持ちを入れ替え、ラムザは目の前にある杯を飲み干した。 そして流れ作業のようにオルランドゥがラムザの杯をすぐに満たらせる。 この間、およそ数秒。剣聖としての鋭い感性が、宴という戦場でもどうやら発揮されている。 「私たちも昨日到着したばかりで碌に情報収集はできていない。村の外に捜索隊を何人か出す予定だったのだが、 村人に止められてしまってな。 『外は地獄です。恐ろしい怪物がうようよと蠢いております。外に出るのはおやめください。』とな。 鳥の囀りさえ聞こえないというのに。ハッハッハッ…」 よほど可笑しかったのか、珍しくオルランドゥは声を上げて笑った。 「明日から村人に話を聞いてみます。その間に、もしかしたらボコ達がふらふらとここに来るかもしれないし」 居間に再びあの靄が発生したと勘違いをする程に、その時のラムザの視界は酔いによるものからか、薄ぼんやりとしていた。 しかし目の前のオルランドゥの杯が確かに空になったのを目をこらし確認したラムザは、 オルランドゥにほんのばかりの意趣を試みようと目の前の酒瓶に手を伸ばした。やった、勝ったぞ。 ラムザの手が届くほんの僅かの間に、ひょいとオルランドゥが酒瓶を取り上げた。 「おやおや、ラムザ。杯が空じゃないか」 呆然としながら本来酒瓶があった場所に手を突き出しているままのラムザに、満面の笑みを浮かべた彼はそう告げた。 剣聖はどの場にあっても剣聖のままでいた。
時刻はそろそろ日付を跨ぐ。 少女シュガリーとともに一足早く階上へ向かったアグリアスは、部屋の窓から外の村の風景を垣間見ていた。 辺りに同じ高さほどの建物が無い事もあり、窓からは家屋の屋根だけがちょこんと出ている。 一直線上には村の象徴ともいえる教会がそびえ立っている。 月の光だけがこの村の唯一の街灯なのだろうか、それほどまでに村の電灯といえる電灯はその機能を果たしていなかった。 そもそも電灯など無いのかもしれない。ただ、月光に照らされるこの村はとても幻想的だ。 アグリアスはしみじみとそう実感した。 「静かでしょう、この村は」 寝巻に着替え終わり、自慢の髪を櫛で梳かしながら、ベッドの上のシュガリーはアグリアスにそう告げた。 「ええ、それにとても美しいわ」 アグリアスの言葉に自慢げにシュガリーは頷く。 「この村は素晴らしい所だと村の人たちは口を揃えて言うわ。勿論私もね」 「そうね」 アグリアスはシュガリーに微笑を向けながら言った。 すると、体に蓄積された疲労と睡魔が突如として彼女に押し寄せた。 鎧はとうに着外していたが、体が鉛のように重い。 「今日はもう寝るよ」 「あらそう。まあ積もる話は明日に持ち越しということでいいのかしら」 シュガリーの言葉に反応する気力も起こらず、三つ編みも解かずにアグリアスはベッドに倒れこんだ。 「あらあら」 階下にいるレーゼ嬢の口癖がシュガリーにもうつったようだ。立ち上がり、毛布を手に取りアグリアスにかける。 彼女は窓の外を何の気なしに見つめる。 満月が同じように彼女を見つめていた。
明朝、シュガリーに叩き起こされたアグリアスは不貞腐れた顔で朝の食卓に着いた。 彼女曰く“朝食は一日の元気の源よ!欠かすなんて私が許さないわ!”だそうで、 毛布をひっぺがされた彼女は渋々と起き上がり、自身の三つ編みを結い始めた。 酒気と疲労とが複雑に絡み合ったアグリアスがやっとのことで居間に辿り着くと、そこには既に席に着いているシュガリー、 そしてアグリアスと同じ状況なのだろうか、朝食を心待ちにしているマズラと、今にも倒れそうなラムザがいた。 軽い挨拶を終え、対面に座るラムザにアグリアスは小声で話しかけた。 「貴公も、連れてこられたのか」 言葉なくしてラムザは渋い顔をつくり懸命に頷いた。 「他の者たちはどうした?」 「多分起きてこられないんでしょう。私たちが寝た後もまだ相当飲んでいたみたいだから」 目の前に出されたミルクをがぶがぶと飲みながらシュガリーがそう答えた。 ラヴィアンとアリシアもこの苦行に付き合わせたいと思ったが、気づくとアグリアスの眼前には朝食の盆が広がっていた。 「いただきます」 食事は派手すぎず淡泊ではない、丁度いい分量だった。たいそう食欲の無かったラムザとアグリアスも朝食の味に舌鼓をうちながら ぺろりとたいらげ食後のコーヒーまで飲みほした。 「とても美味しかったです。夫人にお礼を」 立ち上がろうとしたラムザを慌ててマズラが制した。 「いいよいいよ、そんなの。水臭いじゃないか」 「しかし、せめて礼だけでも…」 「いいじゃないの、マズラがそう言っているんですもの。それより」 アグリアスの言葉を今度はシュガリーが制した。そしてパンくずを膝から払いながら立ち上がった。 「市場へ行くの。よかったら付いてこない?」
市場は宿屋から数分歩いた場所で行われていた。 開けた広場に集まった商人は早速店構えを始めている。見上げればすぐ近くには教会がこちらを見かえしている状況だ。 「広場自体はこの村にたくさんあるわ。だけどここはこの村で一番人の流通量が多い場所なの」 広場に到着して早々、シュガリーは二人に説明するような口調でそう言った。 広場の一角に畳んであった日傘とシートをシュガリーは慣れた手つきで用意し始める。 「貴公自身が商売をしているのか?」 アグリアスが驚いたようにシュガリーに訊ねた。シュガリーは、お堅い口調ねえ、と軽口をたたきながらも アグリアスの質問にはしっかりと答えた。 「ええ、そうよ。私の花屋よ。経営は私の手腕、収入はがっぽり私の下よ」 子供っぽい笑顔で、おおよそ子供には似つかわしくない事をシュガリーは平然と述べた。 ビーチに置かれるような巨大な傘を組み終える。どこから用意したのか手にしたエプロンに袖を通し、 長い髪をヘアピンで一つに束ねた。 脇に積み上げられた古びた樽が椅子代わりとなっているのか、一仕事を終えたシュガリーはどかりと身を下ろした。 「あれ?花は?」 店頭に何も置かずに悠然と構えている店主、シュガリーにラムザが訊ねた。 「来るわよ。もうすぐね。…ほら、来たわ」 シュガリーが先程来た通りとは真逆の道を指で示す。ラムザ達が振り返ると、細い路地から荷台を引きずりながら こちらに手をふる若い二人の女性の姿が見えた。
「紹介するわ。おさげの髪がナヴァリ、クルクルした髪がカイリアよ。」 ゆっくりとした速さで荷台は彼等の前に停車した。 二人はどちらも灰色の作業服を着用しており、泥だらけだ。 ナヴァリは泥まみれの服の袖をまくってタンクトップのように着崩している。男勝りな性格であることが伺える。 対してカイリアは同じように泥だらけでありながらも自らの顔には泥の一粒だってついてはいない。 ナヴァリには無い気品さが前面に表れていた。かくに、こうまでも差が出るものなのか。 遠目ながらラムザはそう観察し、次に二人の後ろにある荷台の中身を確認した。汚らしい荷台に似合わず、 中は色とりどりのちょっとした庭園ができあがっている。橙、赤、白という目が眩みそうな程の元気な色の花が 束ねられたブーケ、陽光に似た色を放つ蕾をつけた花壇など。 芽吹きの季節ということもあってか、荷台の中の花畑は普段以上に厚い化粧を施しているようだった。 「あんたねえ、もうちょっとちゃんとした紹介の仕方が…ん?」 ナヴァリがそこで言葉を切り、アグリアスの顔をじっと見つめた。 「なにか」 アグリアスは若干困惑した。 「あんた…アグリアスさんかい?」 「そうだが…どうして私の名を」
そこでナヴァリは驚いた表情で隣にいたカイリアに顔を向けた。カイリアも驚いた表情をナヴァリに向けている。 勢いよくナヴァリはアグリアスの手をとった。 「いやー!あんたがアグリアスさんかい!!皆と再会できてよかったねー!!」 ぶんぶん、と効果音がつきそうな程に手を振られるアグリアスに、カイリアが口に手を当て、笑みを浮かべている。 「あの。どうしてアグリアスさんのことを…」 ラムザが遠慮がちにナヴァリに問いかけた。その言葉でナヴァリは初めてラムザがアグリアスの横にいることに気付いたのか、 同じように彼にもアグレシッブな握手をした。 「あんたが隊長さんだね。噂はかねがね。お二方、本当に無事でよかったね!」 呆れた顔でシュガリーがため息をついた。横に控えていたカイリアが助け船を出す。 「実はアグリアスさん。あなたのお部下さん方と昨日お会いする機会がありまして」 そういえば昨日ラヴィアンとアリシアは村の探索に出たと話していたな。 アグリアスは酒で浸食されていた脳を洗い出しそのような話を思い出した。 「そこであまりにもお二方が浮かない顔をしていらしたので、ナヴァリが訊いたんですよ」 カイリアの説明を引き継ぐように、ナヴァリが話し始めた。 「そうさ。そしたらポツリポツリと話を聞く事が出来てさ。不慮の事故で最愛の上司と、隊長がいなくなってしまったていうじゃないか。 その日は家の農園で採れた果物をあげて返したんだけどさ」 そう言ってナヴァリはカラカラと笑う。 何と親切な方か。部下二人も見習うべきだ。 アグリアスは勢いよく頭を下げた。 「品物まで頂いて、私の部下が大変世話になった。礼を言います!」 「やりすぎだって姉ちゃん…」 商人全員が注目する中でマズラの呆れた言葉に、市場は普段以上の和やかさを取り戻したようだった。
「こんにちは。花を一本くださいな」 市場が多少の賑わいを見せる中で、まるで冬が到来したかのように通行人の気配が無かったシュガリーの花屋にも 遂に春が訪れた。 「あら。マウリドじゃない」 読んでいた本から目を離したシュガリーはその客人を見つけると喜んだように手をうった。 「早いじゃない。今日は何にするのかしら?」 「青いバラを一輪くださいな」 笑顔でマウリドはそう告げた。袖口のないワンピースからは健康的な素肌が露わになっている。 優しげな笑顔は清楚な雰囲気を与えた。 「青いバラ…花言葉は“神の祝福”、か」 後方で樽に座っていたアグリアスがそう呟いた。 「へぇ。詳しいんですね、アグリアスさん」 「うむ。オヴェリア様の影響だが」 シュガリーは刺を切り、そのままマウリドに手渡した。青いバラは太陽の光に反射することなく独特の色合いを維持していた。 「ありがとう」 嬉しそうにマウリドは花の匂いをかんでいる。 そしてバラを手にしたマウリドはアグリアスにそのバラを差し出した。 「差し上げます」 アグリアスは目を丸くした。 「私にか?」 「アグリアスさん。祝福ですよ」 横にいるラムザがそう茶化した。 アグリアスは少し唸ったが、差し出された花を静かに摘み取った。 「ありがとう、マウリド」 少女は嬉しそうに微笑んだ。
「ちょっと待ちなさいな。マウリド」 帰る素振りを見せる少女にそう言を発したシュガリーは、次いで後ろを振り返った。 「マズラ。あなた、確か家の手伝いがあるんじゃなかったっけ?」 シュガリーの突然の言葉に、マズラは面食らった。 「何を言っているんだいシュガ…」 「あるんでしょう?」 マズラの言葉を遮ったシュガリーは悪戯小僧のような笑みを浮かべていた。それに刺激される形で、 マズラも同じような笑みを浮かべた。 「ああ、そうだった。じゃあ僕は一旦戻るよ」 壁に積み上がった樽から降り、マズラは食べ終わった林檎の骨を辺りに投げ捨てた。ちなみに、林檎は 隣の商店で先程、カイリアが人数分購入した物である。 「あらそう。残念だわ」 シュガリーがそう述べた。言葉と顔が合致していない。 「では僕も。この村を探索してこようと思います」 横で同じく林檎を齧っていたラムザも、マズラの後に続く。 「それでは私も…」 なし崩し的に進む展開に待ったをかけたのはやはり若店主、シュガリーその人だった。 「駄目よアグリアス、貴方はここに残るの」 ポカンとするアグリアスを尻目に、シュガリーは目の前のマズラとラムザにも視線を向けた。 「マズラ、優先順位が変わったわ。ラムザにこの村を紹介してあげて。頼んだわよ」 「ああ。仰せの通りに」 仰々しい態度をとり、マズラとラムザは路地に姿を消した。
「ふぅ。やっとお邪魔虫がいなくなったわね」 二人が路地へ入るのを確認してから、先程から立ちすくんでいたアグリアスとマウリドにシュガリーはそう話しかけた。 「なぜ、私をここに残した?」 「その理由を語るには、まず貴方のその堅い口調が解けなければね」 身長も齢もまるで違う相手にここまで翻弄されてしまうものかと、どこか客観的な思いでアグリアスは事態を眺めていた。 普段なら子供相手に説教の一つでもかましているアグリアスだが、どうしてか彼女にはそうする気にはなれなかった。 彼女は分かっているのかもしれない。自分が子供っぽく、生意気で口が悪く、やる気がないように見えている事を。 全てを知っているうえで彼女はそれを続けているのかもしれない。アグリアスが小さき店主シュガリーに若干の好感を抱いているのは、 初志貫徹とした彼女のその行動が起因になっているからかもしれない。 「わかったわ。これでいい?さあ、教えて」 額の汗でへばりついた前髪を払いながらアグリアスはそう告げた。 「昨日言ったでしょう。積もる話がある、と。まあ焦ってはいけないわ。とりあえず水汲みをお願い」 本日二度目の笑顔を浮かべ、シュガリーはアグリアスに向かって如雨露を突き出した。 その横ではマウリドが困ったような笑顔を浮かべている。 やはり叱っておくべきなのかもしれない。 日差しを一重にうけながら、アグリアスはそう熟慮した。
陽炎が蝋燭のように何度も立ち揺らめく中、一戸建て集落の中で、この村の象徴ともいえる教会は異様な存在感を放っていた。 ところどころペンキがはがれた箇所は、ススのようなもので薄汚れている。 およそ厳かで聖なる印象とはかけ離れた教会は、それでも開かれた戸口から村人を何人も招き入れている。 「大きいなあ」 ラムザの言うとおり、教会の高さは畏国の平均以上だ。 「大きいだけさ。中は以外と狭いよ」 マズラとラムザは開け放たれていた扉をくぐった。 中は外面以上に簡素な造りであった。信者が崇拝する偶像、神や祈り子が描かれている ネオステンドグラスは一切描かれていない。そもそも窓が一切取り付けられていないのだ。 ラムザは上を見た。塔の最上まで続くだろう天井はほの暗く、より一層不気味さを煽っていた。 「村人全員はここに来たらあの壺に蝋燭を立てる。毎日、それだけのためにここを訪れる」 広い広間の中心には、大人の顔を十人あわせたような巨大な壺が無造作に置かれている。 そこから、白く細長い蝋燭が突き出ている。 壺の横に無造作に積まれている蝋燭の中から一本を取り出して、マズラは火をつけた。 横では村人が同じように蝋燭を灯している。 マズラは既に半分近く埋まっている壺の端に、遠慮がちに蝋燭を立てた。 「行こう。ここで話はしづらい」 ラムザは無言で彼の言葉に頷いた。
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「あれが崇拝?」 不思議な光景を見たかのように、ラムザは開口一番、マズラにそう尋ねた。 「ああ、そうさ。田畑を耕しているように見えたかい?」 マズラは言った。 「蝋燭を立てる事が崇拝なのか?」 「村人は必ず一日一本蝋燭を立てる。それに、偶像崇拝なんてこの村の風習にはない。 何千年も前にいた神の姿をした石像に拝んだところで何になるというのさ」 「君たちの神はファーラムじゃないのか」 「ファー…なんだって?神に名前なんてないよ。神は神さ」 マズラの言葉にラムザは唸るばかりであった。この村の宗教は大よそイヴァリース全土に広がるグレバドス教とは 全く異なるものだった。やはり、別大陸に来てしまったのか。ラムザは考えを煮詰めることができずにいた。 「ああ。知りたいのならもう一つ。僕だけじゃなくて、村人全員がだけど。僕たちの名前は皆、洗礼名なんだよ」 「洗礼名?」 「そうさ。子の名前を実の親ではなくて、神様が名付けるんだ。僕のこのマズラという名前もシュガリーもナヴァリも、 ほかのみんなも全て教会から授かったものさ」 その言葉の真意をラムザは汲み取ることができなかった。 「帰ろう。このままだと母さんに薪割りでも頼まれそうだ」
その夜、ハミサイダル・ガッドの一角では再度宴による盛り上がりを見せた。噂を聞きつけたお調子者たちがこぞって現れたのだ。 初対面といえど、ラムザ隊も村人も物おじせず誰彼かまわず酌を勧めるものだから、ただでさえ近隣住民に迷惑をかける程の騒音を 発生させる宴にはますます拍車がかかった。 あれから本当に薪割りを手伝わされ、更に食事の支度まで手伝わされ、頃あいを見てマズラ一家から逃げ出したラムザは その身体を先刻ぶりに休息の地へと運んだ。 昨夜、杯をともにあわせたオルランドゥは、村で腕の立つ老剣士ルナードなる者と会話を弾ませていた。 親友ムスタディオは村で機械工具をいじっているマドーシャスという若者と一緒に馬鹿騒ぎをおこしている。 どうやら個人個人は村人と相手を見つけて飲みあっているみたいだ。 ラムザはカウンターの一角の席に座る、一人で杯を注ぐアグリアスの姿を見つけた。久方ぶりだ。 何時も飲んでいるラヴィアンとアリシアは同年代と思われるナヴァリ、カイリアと意気投合している。 「隣、よろしいですか」 「む。ラムザか」 ラムザの姿を見て、アグリアスは若干取り乱したようにラムザは見えたが、 気にかけずに彼は、自分の席を用意した。 「村の探索はできたか?」 そう切り出しながらアグリアスはラムザの分の杯を用意し、並々と注ぐ。 「見物なんてほんの僅かな時間ですよ。ここに帰ってからは薪割りに釜戸に火をつけ、配膳まで。 ここの夫人は意外と人使いが荒いです」 斧は他の隊の仲間が使っているため使う機会がないと考えていただけに、掌にできた代償をラムザは真摯にうけとめた。 杯を傾ける。 疲れた体に染みわたる酒の成分はラムザの体の至るところに瞬時に行き渡った。
「アグリアスさんは何をなさっていたんですか?」 途端にアグリアスは狼狽した。 「う…最近の若い者は、その、色々と知りすぎている」 ラムザの質問には答えずに、赤裸々にそう語ったアグリアスは手に持った杯を一気に飲み干した。 昨日の剣聖よろしくいい飲みっぷりだ。 口をついて出そうになったその言葉を何とか呑みこんだ。。彼女の行動の理由が非常に気になるラムザではあったが、 如何せん彼女の今の状態を見る限り、箸に当たり棒に当たりそうである。 名残惜しいながらもラムザはそこで話を転換させることにした。 「マズラと村の教会に行ってきました」 アグリアスの顔が一瞬で緊迫した表情へと変わる。 目で続きを促され、ラムザは話を続けた。 「教会と言ってもそれは名ばかりのものです。中は普通の家屋を広くしたばかりで、中央に壺が置いてあっただけでした」 「壺とは?」 「蝋燭を、村人一人一人が毎日、蝋燭を立てるためのものです。彼等にとっての崇拝はそれが全てです」 「聞いた事の無い崇拝の仕方だな。教団名を聞いたのか?」 「それが…教団名も神の名も、彼等にとっては無意味な行いらしいんです」 ムスタディオのトークが終わったのか、テーブル席からどっと笑い声があがった。 アグリアスは思案するような面持ちで、空になった杯を見つめた。 「グレバドス教の影響をこの地は全くと言っていいほど受けていません。やはりここは別なのか、それとも…」 「アグリアス。部屋に行きましょう」 ラムザの言葉はそこで遮られた。二人が振り返ると、先程のムスタディオのトークショーを眺めていたのだろうか、 笑いによるものか目じりに涙を浮かべたシュガリーが立っていた。 アグリアスは沈思黙考していたが、やがて遠慮がちにラムザを見つめた。 「すまないラムザ。この話はまた今度にでも」 「いえ、レディーファーストです」 彼女の元来の生真面目さをよく理解しているラムザは拙者扼腕することなく笑顔でそう返した。 アグリアスは申し訳なさそうにラムザに振り返りながらシュガリーとともに階上に上がっていった。 ラムザは彼女の姿が見えなくなるとカウンターの上に重たい頭を乗せた。 ひんやりとしていて気持ちいい。 彼は次の朝食時まで同じ態勢を取りつづけることとなる。
「お熱いところを申し訳なかったわね」 部屋に着き、開口一番、シュガリーは昨日と同じように窓の外を見つめるアグリアスにそう告げた。 「構わない。シュガリーはまだ幼いから貴公は何も悪くはない」 「…口調、戻っているわよ」 シュガリーの言葉を聞き流し、アグリアスは窓の外の景色を眺めつづけた。その顔は美しくも儚く、 月光が彼女の顔を照らし続けていなければそのまま闇に溶けてしまいそうなものだ。 暫くの静寂が部屋を包み込んだ後、耐えきれなくなったのかシュガリーが喚きだした。 「あーはいはい。私が悪かったわよ。今日の昼ね?昼の事で怒っているんでしょう! 確かに私やマウリドはからかいすぎたかもしれないわ!あの子ったら可愛い顔して私以上に 突っ込んでくるから…でも事実でしょうに!貴方がラムザのことを異性の対象として見つめているなんて初対面でわかったことよ!」 恐らく昼から抱え込んでいた罪悪感に蝕まれた胸中の内を罵声とともに放出したシュガリーは、 免罪符を発行して安心したのか、ベッドに倒れこんだ。 「あら。私は怒ってなんかいないわ。それにお相子よ。あなたもマズラのことが好きなんでしょう?」 「なっ!!」 心底驚いたのか、反射的にシュガリーは羽毛枕から起き上がりアグリアスを見つめた。 アグリアスは先刻とは真逆の、好奇心、そして悪戯心に満ち溢れていた表情をしている。
「どうしてそんな…」 「あら。私も初対面でわかったわよ」 悪びれもなくアグリアスはさらりとそう告げた。シュガリーは咄嗟に言葉を詰まらせる。否定をしないことが 肯定の意味合いを醸し出していた。窓から身を離したアグリアスは三つ編みを自ら解きながらこう言った。 「積もる話があると言っていたわね。実は私もなの。今日は色々と話し合いましょう。 マズラの事について、ね」 「な、な、…」 口をパクパクと開き、シュガリーはベッドに近寄るアグリアスから逃げることもできずにその場にすくんだ。 普段は強気で斜に構えている彼女は今、生真面目で純粋な彼女に見事に料理されようとしていた。 アグリアスは思った。 彼女はやはり私に似ている。どんなに生意気でも、純粋な部分は見事に私と合致しているのだ。 その後、夜通しかけて行われた彼女たちの会合を見聞していたのは、空にぽっかりと 穴が空いたように浮かぶ満月だけだった。 彼はいつもそこに居続けた。 そこが彼の特等席なのだ。そこから村を見下ろせる。 村の全てを。 だから彼は席を構えその夜も、明くる夜も、その明くる夜も…
第二章終了 gdgd長々と失礼しました
乙です!! ムッハー
乙カレー 後で感想などまとめて言うとしよう 今は完走を祈るのみ
ミッドガルハダサイ
スレ開始早々からSS豊作とはwwww 前スレの最後の方でちょいと話題になったアグリアスの髪。 その話題で頭に浮かんだ駄SS投下する。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 髪を切ろう。 そう思ったのは今朝の事だった。 いつものように早朝の日課である鍛錬を終た後、水浴びに行く途中で暑い風が吹いてきたのだ。 じわっと汗が噴き出る。 雨季から乾季に変わる時の季節風だ。 たまに夏と思わせるような風が吹いてくる。 頭が暑い。 風で噴き出た汗に加え、鍛錬で掻いた汗で首周りがべとつく。 いっその事切ってしまおうか。 うん。そうだ。そうしよう。 髪は女にとって特別だと言うが、私はそうは思わない。 別段綺麗な髪でもないし、今さら乙女のように容姿に気を掛ける必要もない。 この道を選んだ時から女としての道は捨てて来たのだから。 そう。だから別に髪を長くしている理由もないのだ。 「実はラムザ。髪を切ろうと思うんだが――」 「えっ!!」 驚愕の表情と共に椅子を蹴って立ち上がるラムザ。 「ぼぼぼぼ、僕何か悪い事しましたか!?それともFaith95!??」 「Faith? 何を言ってるんだ??」 「ま、ままま、待ってて下さい。今、信疑仰祷を――って算術も陰陽術も付けてない!??」 信疑仰祷?算術?? なぜプライベートな話から戦術論へ??? 「そ、そうだ。解法すれば」 「…良く判らんが、落ち付けラムザ」 「いい、いいですかアグリアスさん。い、居ない居ない居ないんです。家畜にかm―――」 「熱き正義の燃えたぎる! 赤き血潮の拳がうなる! 連続拳!」 「グワバッ!!」
――――――。 「落ち着いたか?」 「は、はぃ…。 お手数お掛け致しました」 「何をそんなに慌ててたんだ?」 「僕たちと旅をするのが嫌になって修道院にはいるのかと…」 「早合点したわけだな?」 「はい…すみません。 でも、何で髪を?」 「長くなって来たからな。そろそろ切ろうと思ったんだ」 「…切っちゃうんですか?」 「うむ。戦いに髪の長さは関係ないからな。寧ろ動きやすくなるやもしれん」 「…」 会心のギャグを決めた積りだが、ラムザは無言か…。 ラヴィアンの言うスキンシップは難しいな。 「コホン。 そ、それに、直に乾季がやってくる。そうなれば涼しさを求めるのは当然だろ?」 「…」 「でだ。ラムザはどんな髪型が良いのかと………どうしたラムザ?」 「いえ、アグリアスさんがそれで良いのなら良いんですけど…」 「ふむ?」 「僕は髪が長いアグリアスさんの方が好きだなぁって」 「!」 「それに、髪解いた時、月明かりに照らされて…髪がキラキラ光ってて。 まるで教会の女神画のようでした!」 ラムザは子供のような満面の笑みでサラッと言ってのける。 め、女神?私を???女としての自分は捨てて来たのと言うのにそんなな私を女神と言うのかか? せ、せせせ世辞だ。そうだ世辞に決ってるラムザは優しい人間だからなこんな女にも気を使ってくれているのだろうというか落ち付け!無駄に心拍数をあげるんじゃない!!!! ま、まま、落ち付け落ち付けどんな時も冷静に対処すれば百戦危うからずさぁ落ち付け落ちち付け落ち付けけけ――― 「っと、すいません。勝手なこと言って。アグリアスさんの思うようにしてください。髪が短くなったら短くなったで、違うアグリアスさんが見れて僕は嬉しいですし」 「そ、そそそ、そうか。―――ん?」 「おい、ラムザ」 「はい?」 「さっき髪を解いた時って言ったな?」 「えぇ。今でも思い出せます。綺麗な満月の晩、女神さまになったような――」 「あのな、ラムザ」 「はい」 「私は普段三つ編みを解かない。解くのは寝る時と沐浴中だ」 「あ―――」 「さて…覚悟は良いな?」
サァっと風が髪を薙いでいく。 髪を短く切るのは止める事にした。 まだこんな私を女と見てくれる人のために暫くはこの髪型でいようと思う。 長くなった分をラヴィアンに短くしてもらっただけ。 予定では髪バッサリ短くする予定だったから逆に暇になってしまった。 さて、今日は何を――― 「お、今日もアグ姐ぇはエビフライだね。うははははっ」 ――よし。今日の仕事はムスタディオの墓造りだな。 今日は日射しも暑い。 夏の到来を知らせる風が悲鳴と酸鼻をさらっていった。 おしまい
乙です やはりアグリアス様には長い髪がにあいます
83 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/07/21(水) 19:40:57 ID:Q8Cn2jN0O
御二方乙! シュガリーとアグリアスかあいいよ
いやはや、今回はSSのオンパレードでたまりませんなぁ 職人様全てに改めてGJ!!!!
゙" "''" "゙" ゙"/::ヽ_______ ヾ" ゙" ゙" " ゙"'' ゙" |ヽ/:: . ヾ''" ゙" ゙'" "゙" ゙" .|:: |:: . | ゙ " ゙" ゙ ゙" ゙"'' |:: l:: . | ゙" ゙" "゙" ゙"|: :|:: む . | ''゙" ゙" ゙" ゙""'"Wv,_|:: l_: . . |、wW"゙" ゙" ゙"''" ".wWWlヽ::'ヽ|:::::_::______ _:.|::\W/ ゙"゙''" "'' ゙"''"゙" V/Wヽ`――――――――――――lV/W "' ゙""' ゙"''" "゙"WW''――――――――――wwww' ゙"゙''" 『流行らなかったAA ここに眠る』
88 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/07/22(木) 17:43:59 ID:LTWECzFt0
やったことないど、フトモモがエロイ良いゲームそうだな
出張してると思ったのは俺だけ?
誰がさ?
ついつい手を出し損ねてきた身にとっては、いまさらオウガ出されてもね…っていうかw
イイ太ももと腰じゃねぇか 誰チャン?
違うよ、アグリアスさん! 僕はアグリアスさんを愛している! 愛している人にいなくなって欲しいわけないッ!!
アグ「ようし、このアホ毛は私にくれてやるッ、私が好きにしていいぞッ」 ラム「ちょ、アグリアスさん、話が無茶苦茶!?」
96 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/07/23(金) 11:05:26 ID:LzcsBl6+0
アリ「最終的にはラムザ隊長に好きにされてるんですけどね」
アグ「ぬぬう…住民虐殺などできるか!このレオナールという男、騎士の風上にも置けんッ」 〜翌日〜 ラム「はまってますね〜クマができてますよ」 アグ「おおラムザ、早速第一章の終わりで盛り上がる展開があってなー」 ラム「ははあなるほど。あそこ、僕は虐殺しましたねえ」 アグ「なっ!?お、おおおまえ見損なったぞ…グスッ、ヒック、うえ〜ん」ドスドスドス(走り去る音 ラム「え、ちょっ、これゲーム…アグリアスさーん!戻ってー!」
ラム「そうじゃないと…」 ムス「例のシーンが見れないもんな」 ラム(ニヤリ)
大丈夫 アグリアスさんは虐殺は無理でも悩殺ができる!
悩みぬいた末に殺しちゃうのかw
短めのSSを投下します。タイトルはドラえもんをリスペクトしています。
〜ラムザさんのエッチ!〜 1/3 「ラ、ラムザ、まだ昼のさなかだぞ」 「時間なんて関係ありません。僕はアグリアスさんが欲しいんです」 「し、しかし野外でこのようなことを」 「僕が嫌いなんですか?」 「そんなことは無い!断じて無い。しかし、皆も見ているというのに…」 「それがどうしたっていうんですか?」 ある日を境に、ラムザは変わってしまった。女の身体を知ってから。 正確に言うと、初めてアグリアスと結ばれた、その日にだ。
〜ラムザさんのエッチ!〜 2/3 ラムザ・ベオルブとアグリアス・オークスは、神ならぬ人の前で婚姻の誓いを交わした。 異端者の身では大々的に式を挙げる事など出来るはずも無い。 おままごとのような結婚式だが、隊の皆は祝福してくれた。 そしてその夜、宿屋の2階で二人は契りを交わすのだが…。 それからというもの、ラムザは事あるごとにアグリアスを求めるようになった。 最初はたしなめていたアグリアスだが、惚れた弱みと言うやつか。 熱に浮かされたように自分を慕うラムザを突き放せず、皆の目を盗んで逢瀬を重ねた。 幾度と無く肌をあわせてもラムザの熱は治まらず、やがてはその熱がアグリアスにも飛び火した。 その結果が今の惨状である。除名という最終手段までちらつかせて我を通すラムザに 意見できるものは誰もいない。オルランドゥ伯ですら、だ。 オルランドゥ伯はため息を付き、ムスタディオはうらやましそうに眺め、 ラッドは前かがみになり、クラウドは興味が無いといった風情だ。 アリシアは頬を染め、ラヴィアンは興味津々。メリアドールは嫌悪を表し、 ラファは嫌なことを思い出したような顔をする。そんな妹を守るよう肩に手を回すマラーク。 反応は様々だが、次に取る動作は一致している。皆無言のままその場を離れるのだ。 二人の痴態を覗き見するものは誰もいない。紳士淑女の集まりである。 ベイオウーフとレーゼの姿が見えないが、きっと遠くで見張りをしているのだろう。 ボコと鉄巨人、正体不明の生物であるビブロスだけがその場に残っている。
〜ラムザさんのエッチ!〜 3/3 色魔に侵されたラムザだが、それ以外はいつもの通りである。 仲間への気遣いと優しさを忘れず、戦闘時はリーダーとして的確な指示を取る。 だから誰も離反できない。ラムザへの信頼が根底にあり、それが見えない鎖となって 心を縛っているのである。 そんなある日、事件は起きた。 マインドブラストにより、ラムザの脳みそが変色してしまったのである。 これ以上おかしくなっては一大事と心配する皆を他所に、ラムザは冷静に敵を屠って戦闘を完了させた。 しかし、マインドブラストの毒は、確実にラムザの脳を蝕んでいたのである。 その日を境に、ラムザは変わってしまった。 今までどおりアグリアスを求めるものの、その回数はめっきり減った。 町について宿に止まった時、しかも夜だけである。アグリアスと同じベッドにいながら 指一本触れずに寝付いてしまうことも珍しくない。 こうなるとたまらないのはアグリアスである。持ち前の精神力で不純な考えを振り払うも、 身体の芯にやどる火は消えてくれない。いきおい、アグリアスの方から誘いをかけることになる。 「大事な話ってこういうことだったんですか」 「し、仕方ないだろう。このところ野営が続いて、同衾することも無いのだから」 「テントは男性用と女性用しかありませんからね。町まで我慢できないんですか?」 「それが出来れば呼び出したりするものか……これ以上恥をかかせるな」 そんな中、他のメンバーは会議を開いていた。軍議ではなく、会議。 議題は、どうしたらアグリアスをもとのお堅い騎士に戻せるか、である。 ラムザと同じ方法を用いるのが最良策だが、必ずしもマインドフレアに出会えるとは限らない。 仮に出くわしたとして、そうそう都合よくマインドブラストを放ってくれるかどうか。 ピスコディーモンを仲間に加えて養殖するという案が出たが、問題が一つ。 パーティーメンバーに空きがない。 「いっそ誰か除名するか」 誰とも無くつぶやいた一言。小さな石がパーティー内に大きな波紋を起こすことになるのだが、 それはまた別のお話。
〜ラムザさんのエッチ!〜 〜 FIN 〜 (↑書き忘れた…) なーんか熱くてだるいと思ったら、熱が38度もありました。 こういうときに限って妄想が浮かぶのは何故だろう。 別のお話については、また熱が出たときにやるかもです。
乙です! アグリアスさん…そんなあなたが大好きです
>>105 乙です!
では、こちらも。第三章はじまり
「今日は特に暑いわね」 時刻は昼時を過ぎた頃、市場が開かれている広場は今日一番の賑わいを見せていた。 そんな中で文字通り日蔭者となっているシュガリーとアグリアスは市場を退屈そうに見つめている。 いつの間にか一つ増えた日傘にすっぽりと収まっているアグリアスが額の汗を拭った。 「今はもう春か?それとも夏?」 「そんなの私が知った事じゃないわよ。そもそもこの村にそんな概念は無いしね」 手で生温かい風をおくりながらうんざりとした顔でシュガリーはそう告げた。蒸し風呂状態となっているアグリアスの身体からは 遠目越しに見ても湯気が沸いているのが確認できた。 「鎧ぬがないの?死ぬわよ」 「…」 どこか遠い眼でアグリアスは、向こうの世界たる市場の中心を見つめている。返答がないアグリアスを見かねたのか、 シュガリーは手にした如雨露でアグリアス目がけて水を投げかけた。打ち水がわりだ。 「あぐぅ!騎士たるもの不埒な…」 「あー、はいはい」 シュガリーは説法めいたアグリアスの言葉を受け流した。このやりとりももはや指では数え切れないほど行われたのだ。 ラムザ達がこの村を訪れてから何日、いや何カ月が経過したのか。もはや本人たちも村人も知りようはない。 だが宿屋では相も変わらず毎晩のように宴が催されていた。最近の隊のメンバーは村の中で気の合う者同士で飲みあうようになり、 誰彼かまわず騒いでいた当初の宴の姿勢は、時を経るにつれて微細な変化を見せていた。ある朝、既に日課となりつつある朝食を 摂りに階下へ降りたら、居間でまだ語らいを続けていた者がいたほどだ。アグリアスは隊の者どもをひっ捕らえると、すぐに拳骨をお見舞いした。 隊長、痛いですよー、 と酒臭い飲兵衛が泣きついてきたが、アグリアスは素知らぬ顔をして二人を部屋に帰したのだった。
「ラムザとはあれからうまくいっているの?」 シュガリーの言う、あれからとは、いつかシュガリーとマウリドがアグリアスに対し恋の指南を行った時のことである。 アグリアスは急いで首を横に振った。顔に付着していた水が飛沫となりシュガリーに容赦なく襲いかかった。 「それは駄目よ。そうね、今晩デートにでもお誘いなさいな」 「で、デート!」 聞きなれぬ言葉を耳にしたせいか、勢いよくアグリアスが立ちあがった。 アグリアスもシュガリーに対してマズラというアドバンテージを有しており、シュガリーの言葉に応酬することは十分に可能なのだが、 目の前の言葉に翻弄され上手くそのカードを切る事が出来ない。 「教会のてっぺんに登って夜景をプレゼントするの。入口の裏手に確か錆びた階段があったはずよ。私は怖くて上ってないけど」 笑顔でシュガリーは告げた。 「だ、だが…」 「…今のままでいいのかしらね。ラムザの周りには魅力的な女性が多いわよねえ」 アグリアスの脳裏に、小憎たらしい笑顔を浮かべる神殿騎士と、女から見ても可愛げのある天動士の微笑む姿が浮かんでは消えた。 「…その代わり、あなたが誘ったんなら、私も誘うわよ…」 呟かれた言葉に、アグリアスは驚いてシュガリーを見た。 シュガリーは顔を熟れトマトのように赤くして俯いている。暑さのせいではないだろう。
そんなシュガリーの姿を見て、アグリアスが思わず頷いてしまおうかと思案する前に、 いつもの通り気前の良い客が訪れた。 「こんにちは」 「あ、あら。いらっしゃいマウリド。さあさあ」 照れ隠しからか、シュガリーは急いで横から椅子を引っ張り出して彼女に勧めた。 マウリドはそんな彼女の様子に気づいているのかいないのか、ニコニコと太陽にも負けない輝かしい笑顔をふりまいている。 そんなシュガリーの横で、アグリアスは静かに微笑んだ。 その時、 ふと傘の切れ間から見えた“何か”に、彼女は思わず日傘の中から飛び出した。 「どうしたのよ。ムスタディオが裸踊りでも始めたの?」 シュガリーは目を合わせることなく、目の前の庭園を慈雨で潤わせながら大した期待を込めずに尋ねた。 「雲が…」 「え?」 「雲が、出ている」 アグリアスの眼前には、果てが見えない程の真っ青な大海原が広がっていた。その中心には、 煌びやかな光を放った巨大なクラーケンが居座り、灼熱を振りまいている。そんな状況下で、まるで命知らずともとれる、 小振りの白いボートがふらふらと、しかし確実に怪物に近づいていくではないか。 「雲ぐらいどうもしないわよ」 期待して損をした、そう言外にこめながらシュガリーは頭を後ろの樽の山に乗せた。 アグリアスは未だに空を眺めつづけている。 「そういえば、最近は雲ひとつない快晴ばかりの天気でしたよね?」 マウリドの言葉に、アグリアスは神妙に頷いた。アグリアスの記憶が正しければ、この村に来てからまだ一度も 快晴以外の天候になっていない。 昼夜ともに雲一つ出ず、昼は太陽が、夜は満月が支配する世界。 そんな光景に慣れかかっていただけに、形は小さいながらも確かに存在する雲に、アグリアスは静かに体を震わせた。 まるで酒の酔いが体全体に回るかのように、アグリアスの体を急速に“現実”という何かが駆け巡って行った。
「今日はこの村に伝わる文字を教えてしんぜよう!」 宿屋から比較的近い、開けた農地の上にラムザ、マズラ、ムスタディオ、ラッドそしてマドーシャスは立っていた。 「どうでもいいが、どうして俺がいるんだ」 ポリポリと頬をかきながらムスタディオはラムザに訊ねた。 「ムスタ、暇じゃないか」 「お前な…そうだけどさ。」 その言葉にムスタディオはがっくりと肩を下ろした。二日酔いの抜けきらない体は本人の思っている以上によく弾んだ。 「まあまあいいじゃねえか。二人よりは三人、三人よりは四人さ」 ムスタディオの隣にいたマドーシャスという青年が両手を叩きながら明朗快活にそう述べた。 このマドーシャスという男、機構に精通しているという点でムスタディオと気があった。容姿はまるでムスタディオの兄貴分と言った具合で、 精悍そうな顔つきのマドーシャスと、紙風船のような顔とよく評されているムスタディオとの間には決定的な差がある。 「話がわかるね、流石はマドーだ」 笑顔でマズラはそう感想を述べた。親から無理やり着させられた白の木綿服を窮屈そうに身にまとっている。 「どうでもいいが日蔭とかないのか?この陽じゃ、土と心中しそうだ」 額の汗をぬぐいながら、ラッドはそう告げた。 するとラッドの言葉に呼応したかのように、ラムザ達の視界が瞬間、薄暗くなった。
「おー、日陰になったねえ」 頭上を通る分厚い雲の層は一過性に過ぎなかったが、横を見上げると次々と雲の艦隊が陽に押しよせている。 地上の気温もいくらか落ち着きを取り戻すに違いなかった。 ラムザは暫くの間雲を見上げたままでいた。何故か、酷く懐かしい感を覚えたのだ。 「おほん。それでは、これよりマズラ講師による言語講座を始める。こら、そこ。ラムザ君。先生の顔は空にはないぞ」 手に持った木の棒を振り上げながらマズラは熱弁をふるい始めた。 ハミサイダル・ガッドで用いられている文字は、違いはあれど、畏国文字とは根本的な部分で合致していたため、 ラムザたちは比較的簡単に文字を描写し始めることができた。 「このように…そう。僕の名前はこうなる」 書き方は違えど、文字としての全体像は相似している。頭の中でミミズが這うような文字を思い浮かべながら、覚えたてのラムザは、 見よう見まねで自分の名前を地面に刻んだ。書き終えて周りを見ると、他の二人はマドーの指導の元、地面と激しい睨みあいをしていた。 「そろそろ上がろう。このままだと日射病でどうにかなってしまいそうだ」 不意にマドーシャスがそう提案した。田んぼの地面に一心不乱に文字を書き連ねている光景は傍から見たらとても奇妙だ。 全員は久方ぶりにお互いの顔を見やり、初めて相手と自分が汗だくであることに気付いた。 「確かにそうだ。ああ、近くに大木があるんだ。そこで日陰ぼっこをしようや。ああ、宿からキンキンに冷えたミルクを持ってこよう」 発起人であるマズラが夢見心地の表情でそう述べ、本日の講義は終了した。
市場にはアグリアスとマウリドがぽつんと取り残されていた。 店主たるシュガリーは現在、教会への礼拝及び自由時間のため外出中だ。他の者に店を任せることなど普通ならば考えもつかないが、 “どうせ誰も来ないし”という言葉一つで三者は三様に納得した。 事実、アグリアスはシュガリーと出会ってからずっと重きをこの店に置いているが、マウリド以外の訪客を見かけた事が無かった。 店主がこのような有りさまなのだ。本人と顔見知りでなければ、よほどこの店に足を運ぶ事はないだろう。 そして、今も珍客は訪れない。 「暇ですね」 マウリドの言葉にアグリアスは苦笑しながらも頷いた。すぐに沈黙が店を包み込む。 アグリアスはこのマウリドという少女があまり得意ではなかった。笑顔を絶やさずにいるが、その実、 何を考えているのかてんで知れないのである。 「アグリアスさんのいた所は、ここと同じ平穏な場所なんですか?」 アグリアスは首を横にふった。 そして、畏国内には領地を統べる貴族の王が存在し、市民とは絶対的な差が存在している状況を説明した。 「へえ。そうなんですか。住みにくい世界なんですねえ」 大よそ他人事のようにマウリドは大げさに驚嘆した。仕方がない、とアグリアスは思った。 マウリドの笑顔はそこでほんの少し、狂気に歪んだ。 「アグリアスさんはそんな世界を変えようとは思わないんですか?」 アグリアスはその質問の内容に少々面食らった。 「暴虐の限りを尽くす貴族の大部分は既に戦争によって死に絶えてしまったんだ。 そんな貴族を扇動し切り捨てた、戦争を蜂起させた奴等がどこかに存在する。私たちはそんな敵を追っている。 詳しくは言えないが、世界を恐怖と混沌に変革しようとする奴等だ」 アグリアスはこれまでの旅路を振り返った。 ドラクロワ枢機卿に始まり、バリンテン大公、ゴルターナ公そしてラーグ公までもが自らの私利私欲のために聖石、争いを欲し、結果死を遂げた。 今、畏国は荒廃している。その機に乗じて教会が畏国全土を、いや全世界を支配しようと画策している。 打ち砕かなければいけない。奴等の思い通りにしてはいけないのだ。 しかし、私たちはこのようなところで一体…
「違いますよアグリアスさん」 マウリドの言葉に、アグリアスは深い渦の只中にあった意識を戻した。 「あなた方がどれだけ苦労されたのかは多少なりともわかりました。けど、私が訊きたいのは別のことです」 マウリドはそこで一旦言葉を切り、いつも通りの清楚な笑顔を振りまいた。 「貴族と平民は同じ人間ですよ。貴族の家畜では決してない平民が、どうして貴族から無残にも物品を搾取され、 ただひたすら奪い続ける事が許されるのでしょう。 そんな支配階級が浸透する世界を、あなたは野放にし続けるんですか?」 アグリアスは冷汗三斗の思いをした。それもそのはず、少女はそのような事を笑顔のままで話しているのだ。 無邪気とは何か違う。 「努力はしているんだ。そのような者たちの気持ちは痛いほど…」 アグリアスの言葉を遮り、マウリドは、ぴょん、と椅子から跳んだ。 「アグリアスさん。あなたは“神の奇跡”を信じますか?」 アグリアスは戸惑いを隠せない。 「何を、何を言っているんだお前は」 「“神の奇跡”を信じるのは弱い人間だけ。誰かがそう言っていたわ」
突如、鈍い音が広場にこだました。 広場の中心を歩いていた老婆が突然うつ伏せで倒れたのだ。 手にしていたバスケットから、果物があちらこちらに四散していく。 「!!大丈夫ですか!!」 椅子から立ち上がり、アグリアスはすぐに老婆の元へ駆け寄った。日射病ではなさそうだ。 腹部を抑えたままピクリとも動かない。 「おいマウリド!!宿に走って私の仲間に状況を説明してくれ!!隊の中に治癒士がいる!!」
はて、マウリドはきょとんとした表情でアグリアスを上から見つめた。 「どうして?どうしてそのお婆さんを助けるんですか?」 アグリアスは驚嘆よりも寧ろ激高した。 「ふざけるな!!御老体が苦しんでおられるんだ!!」 「人の命がかかっているんだぞ!!」 畳みかけるアグリアスの言葉を、しかしマウリドは丁寧に首を横に振った。 「私たちは皆“神の子”です。もちろん、そのお婆さんもです。 つまり私たちは神と近い立場にいることになるのです」 朗々とマウリドは語り始める。何事かと事態を静観していた周りの人々も、 マウリドの言葉にじっと耳を傾けている。 「神は苦しんでいる人を助けてくれますか?神は貧困にあえぐ家庭にパンを恵みますか? 神はお互いが抱く憎悪を等しく取り払ってくれますか? 神は、私たちは、干渉しないんです。そのお婆さんを助けることはできません。 そうして私たちの意義が、神の定義が保たれるのです」 マウリドの演説が終わった途端、静まり返っていた市場はそれを合図にしたかのようにいつもの活気を取り戻した。 中心にいるアグリアスと老婆を抜いて。 通行人は彼女等を避けて通る。見えていないわけではない。姿をその視界に捉えながらも、まるで道端に咲く名もない花を見る要領で、 大した感情を抱かずに通り過ぎていく。
「何を言っている!同じ人間だと言ったのはお前自身じゃないか!!」 商人の甲高い売り声が響く中、アグリアスは声を張り上げてそう叫んだ。 市場は一向に静まることを知らない。 「勘違いしてはいけません。そのお婆さんと私たちは同じなのです。勿論、この村にいる時点であなたも同じですが。 第一、いつの日だったか、付き添っていた子供が階段から転落したことがありました。 その時、私たちと同じ立場にいたのはそのお婆さんです。今度は自分の番が来たときっと思っていますよ」 信じられない面持ちでアグリアスは周りを見渡した。商人が、通りすがりの村人が、一度こちらを見て、 そして何事も無かったかのように日常へ戻っていく。 アグリアスは唇を噛んだ。そして、無言で老婆を肩に背負った。 今一度、市場を見渡す。 穏やかな空気がそこには流れていた。 「“神の奇跡”など、おこるはずないんですよ!」 後ろからそう叫ぶ声に続いて笑い声が聞こえたが、 アグリアスはその声を頭の中で振り払うと、一心不乱に来た道を駆けだした。
アグリアスが宿屋に着いたのは数刻の後だった。居間に辿り着き、起きぬけの治癒士に老婆を見せたとき、 既に老婆は猫のように丸まったままで、その瞳を決して開けはしなかった。 遺体は宿屋の夫妻が荷台で教会まで運んでいった。 まるでジャガイモを荷台に積む要領で、荷台で運ばれていく死体を、 マズラはやりきれない表情で見つめていた。 そんな彼の表情にアグリアスは気付く余裕は既にかけらも残っていなかった。 彼女の中でのマズラ達は冷酷で狂気にまみれたものへと変貌を遂げていた。 「アグリアス姉ちゃん…」 マズラの言葉に、アグリアスは目を閉じて首を横に振る。そして無言で宿へ戻っていった。 マズラは蜃気楼があがる道に一人残された。 手にしていたミルクから、杯についた雫が途切れることなく地面にしみ込んでいく。 天気は下り坂へ向かう気配を見せていた。
「あら、アグリアスは?」 シュガリーが市場に戻った時には既にアグリアスの姿はなく、 そこには朗らかな笑顔を浮かべたマウリドが待ちかまえていた。 「隊の皆と話があるんだって言って、戻って行ったよ」 「あらそう」 暗い表情でシュガリーはアグリアスのすわっていた位置に、どかりと身を下ろした。 「蝋燭が、一本消えていたわ」 ポツリとシュガリーは告げた。 「そうなの」 笑顔でマウリドはそう告げた。シュガリーは言葉を発することなく、目の前の庭園をじっと見つめている。
「まだ慣れないのね。人の死に」 マウリドがシュガリーを牽制した。 それに対してシュガリーは反論する。 「だって、おかしいじゃない。人間なのに、同じ人間なのに。マズラもそう言っていた」 「何度も言っているでしょう。この村では、私たちは皆“神の子”なんだよ」 マウリドはその言葉を繰り返し使った。 沈黙が二人の周りを覆う。 マウリドはにわかに立ちあがり、目の前に広がる庭園に足を踏み入れた。 その中、花壇の中ですくすくと育つ一片の花を、マウリドは静かに摘んだ。 「今日はこの花を。押し花にでもしようかな」 「それは…エンドウの花?」 シュガリーが尋ねる。 嬉しそうにマウリドが頷いた。 「うん。 花言葉は、そうね。 “永遠に続く楽しみ”」
次でラスト バイビー
「ねぇ、ラヴィアン。最近、私達って……ちょっとヤバいわよね」 「そうね……しかも、ちょっと、って感じじゃないわよね、アリシア……」 ふたりは顔を見合わせて、大きくため息をついた。 この前立ち寄った街でのことである。 長い行軍から解放され、皆がそれぞれに羽を広げられる。 とりわけ、女性陣の楽しみのひとつが、入浴である。 行軍中はなかなかそんな機会はないので、街の宿屋での入浴は大きな楽しみなのである。 宿の浴室はそれなりに広いので、たいてい数人で一緒に入ることになる。 その日は、アグリアス、アリシア、ラヴィアンの3人で入浴することになっていた。 「では、先に入っているぞ」 そう言って、アグリアスは浴室へ入る。 普段は厚い騎士服に隠れてあまり目立たないが、アグリアスは素晴らしいスタイルをしているのである。 女性らしい豊かな胸と、日々の厳しい鍛錬できりりと引き締められた体は、女性から見てもため息が出るほど美しい。 もっとも、本人にその自覚が全くないので、ある意味宝の持ち腐れでもある。 その後姿を見てから、アリシアとラヴィアンは自分の体を見た。 胸の大きさは敵うべくもないが、問題はそのたるんでしまった体であった。 お腹回りはたるんでぷよぷよ。足も太くなってしまった。 それと言うのも、最近アリシアもラヴィアンも、戦闘へ出撃する機会がめっきり少なくなってしまったのだ。 そのせいか鍛錬も最近はさぼり気味である。 決してこの2人の力が劣っているわけではないのだが、アグリアス、メリアドールの女騎士コンビ、銃使いのムスタディオ、 ドラゴン使いのレーゼに元聖騎士ベイオウーフ、さらには剣聖オルランドゥの参戦と、 実力十分の人材が揃っているこの隊にあっては、どうしても見劣りしてしまう。 そのため後方支援や偵察、儲け話への派遣といった任務が主となっていたのだが、やはり前線で戦うのとは訳が違う。 隊の人材が十分でないうちは、アグリアスと共に戦場を駆け回っていたものだ。 あの頃は、やはりそれなりに締まった体だったのであるが、今やこの有様である。 「ハァ……」 2人はため息をついて、アグリアスの後に付いて浴室へ入っていった。 「私、この隊に参加した頃の軽装衣が着れなくなってたわ」 「私も……。足も太くなったから、ブーツが最近キツイのよね」 「……ラヴィアン、このままじゃまずいわ!痩せるのよ!」 「そうね!やりましょ!アリシア!」 「目標は、アグリアス様よ!強くて綺麗な女になるのよ!」 「え〜。ちょっと目標が高くない?」 「何言ってるの!目標は高いほどいいってアグリアス様もおっしゃってたわ」 「でも、どうやって痩せようか?」 「うーん、そうね。……アグリアス様の鍛錬に付き合う、っていうのはどうかしら」 「え〜……あれに付き合うの〜」 「あのくらいやらないとダメよ!頑張りましょ!」 「……そうね。頑張らないと!」
翌朝。 日が昇らないうちから、アグリアスは起き出して、朝稽古の準備をしていた。 これが彼女の毎朝の日課である。 昔はアリシアとラヴィアンも叩き起こして連れて行ったものだが、 別働隊として行動することも多くなってしまった今は、アグリアスひとりであった。 支度を済ませて、アグリアスが宿から出ると、アリシアとラヴィアンが宿の前で待っていた。 「おはようございますアグリアス様!」 にこやかに挨拶する2人を見て、アグリアスは訝しげに聞いた。 「何だ。アリシアにラヴィアンか。どうしたこんなに朝早くに」 「朝稽古にお付き合いさせて頂けないでしょうか!」 「どういった風の吹き回しだ。前はあんなに嫌がっていたじゃないか」 「最近鍛錬が足りないと思いまして……。ここはひとつ、アグリアス様に付いて鍛えて頂こうと」 「うむ。心意気はよし。最近は稽古も付けてやれなかったからな。よし、付いて来い。ただし、容赦はせんぞ」 アグリアスは笑顔になって言った。久々に部下が付いて来るのが嬉しいのだろう。 アグリアスの朝稽古は相当のものである。 街外れまで駆け足。準備運動の後、鎧を付けて剣の素振りを200回。盾の取り回しを200回。 刃のない模造剣で乱取り。そしてまた街まで駆け足、また戻ってきて素振り―― 「ほらどうしたアリシア!もう腕が上がっていないではないか!」 昇り始めた朝日の中、アグリアスの大声が響く。 「うひ〜。もう無理です〜」 アリシアが剣を放り出してへたり込む。 剣、といってもアグリアスの訓練用模造騎士剣で、普通の剣の倍ほどの重量があるものだ。 アグリアスはこれを軽々と振り回す。今のアリシアには素振り100回が限界であった。 「ラヴィアン!もう1往復だ!」 アグリアスが街から走って帰ってきたラヴィアンの方へ向かって叫ぶ。 もうすでに、歩いて半刻の道程を全力疾走で5往復はしたはずだ。 「ひぃ〜。もう勘弁して下さい〜」 ぜいぜいと息を切らしてラヴィアンが倒れ込む。 「全く……。普段怠けているからだ。だらしないぞ2人とも」 あきれた顔でアグリアスは言う。 そういう彼女はもう素振りを1000回はこなし、街まで10往復を走ってきたのである。 ふらふらになって宿に戻ると、2人はそのままベッドへ直行である。 「ね、ねぇ……アリシア……。これを……毎日……やるの……?」 息も絶え絶えに、ラヴィアンが聞く。 「が、頑張るのよ……頑張れ……私……」 アリシアはうわごとの様につぶやくのだった。
「あれ、今日は飲みに行かないのか?」 宿の廊下でムスタディオがラヴィアンに聞いた。 ムスタディオにしろラヴィアンにしろ、酒量はなかなかのものであり、 街へ着くと酒場へ繰り出すのが毎度のことになっていたのだが―― 「う、うん。今日はやめとく」 「珍しいな。ラヴィアンが行かないなんて」 「うん、ちょっと、ね。ほらほら、私はいいから、さっさと行きなさいよ」 ラヴィアンはムスタディオを追い払うと、部屋に入ってドアを閉めた。 (もう!私だってっ……飲みに行きたいわよっ!) 部屋の壁には、ラヴィアンの字で大きく「禁酒」と書かれた紙が貼ってあった。 その横には、アリシアの字で「甘いもの禁止」と書かれた紙も貼ってある。 「え〜。アリシアは行かないの?」 宿の食堂で、ラファがアリシアに聞いた。 「うん、ごめんねラファ。ちょっと用事があるのよ」 「用事は後にできないのか?この前砂海亭のケーキが食べたいと言っていたじゃないか」 ラファを連れたメリアドールが聞く。 「そうだよ〜。美味しいって評判なのに」 「う、うん。ごめん。今日はちょっと、ね。2人で行って来て」 「そうか。では行こうかラファ」 「は〜い!」 2人は食堂を出て行く。この2人は相当の甘いもの好きで、よく連れ立ってケーキや菓子を食べに行くのである。 普段はアリシアも一緒なのだが―― (う〜!私だって、食べに行きたいわよっ!砂海亭のケーキ……) 宿での夕食は、だいたいどの街の宿屋でも、食堂で好きなものを注文して食べる仕組みとなっている。 外で済ませてくる者もいるため、食事の時間はまちまちである。 アリシアとラヴィアンが早めの夕食を食べていると、アグリアスが食堂にやってきた。 「……なんだ2人とも。それだけしか食べないのか?」 アリシアの夕食を見たアグリアスが聞く。アリシアの夕食は、パン2切れに小皿のサラダにスープ。 隣で食べているラヴィアンの食事も同じものだ。 かたやアグリアスの食事は、パン4切れにチーズ2個、スープ、焼いた鶏肉に付け合せの馬鈴薯、サラダ1皿。 「あ、ええ……。最近ちょっと食べ過ぎてますから」 ラヴィアンが答えた。 「そうか。食べすぎは良くないが、食べないのも良くないぞ。いざという時に力が出ないのでは困るからな」 そう言って、アグリアスはテーブルに着いて食べ始めた。 (アグリアス様って、ホントによく食べるわよね) (でも、太ったりしないのよね) 2人は顔を見合わせた。
翌日も、2人はアグリアスと共に朝稽古である。 今日は街を発つ日である。へとへとになって宿に帰ると、休む間もなく出立の支度に追われる。 食料や水を荷車に載せたり、各人の荷物や武具をチョコボ車に積んだりと、結構な重労働なのだ。 「それはそっちの車に乗せるんだ。……そっちはまだ乗るのか?」 食料の入った重い木箱を抱えたまま、アグリアスはてきぱきと指示を出して荷をまとめる。 (あの稽古を軽々とこなして、まだ余裕があるなんて……アグリアス様ってやっぱりすごいわよね) 重たい木箱や樽に悪戦苦闘しながら、改めてアグリアスの力に驚くラヴィアンであった。 「あ、レーゼさん。重いものは俺持ちますよ」 鉄鎧を運んでいたレーゼにムスタディオが言うが、 「大丈夫よこのくらい。あまり楽するとアグリアスに怒られちゃうわ」 涼しい顔でそう言って、レーゼは荷車に鎧を積み上げていく。 横で剣を車に積んでいたアリシアは驚いていた。 アリシアもナイトであるから、鉄鎧の重さは身にしみて知っている。それをレーゼは、いくつも軽々と運ぶのである。 (美人でスタイルいいだけじゃダメよね。レーゼみたいに、強くて綺麗な女になりたいわ) アリシアは改めて心に誓うのであった。 行軍中でも、アグリアスの稽古は変わらない。さすがに戦闘があった日は休んでいるが、それ以外は毎日だ。 「鍛錬できるときにやれるだけやれ。実戦で鍛錬不足を後悔しても遅い」 それが、彼女の座右の銘である。 厳しい稽古に音を上げながら、アリシアとラヴィアンの鍛錬は続く。 だが、毎日少しずつではあるが、2人はアグリアスの稽古についていけるようになっていた。 そして数日後。 「よし、今日はここまでにしよう!」 アグリアスの声で、今日の稽古は終了となった。 「うへ〜。もう動けない〜!」 「やっと終わった〜!」 2人は倒れこんで大の字になる。その2人を覗き込んで、 「最近やっと私に付いて来れるようになったな。上出来だ」 アグリアスは笑顔でそう言って褒めた。 「えへへ……ありがとうございますアグリアス様〜」 「頑張ります〜」 この2人にとっても、稽古についていけるようになったのは成長している証だ。 もともとはアグリアスに付いて戦っていた2人である。最近はさぼり気味、とはいえ、 きちんとやれば、まだまだ十分に付いて行けるのである。 何より、普段あまり褒めたりしないアグリアスに褒められたのは、素直に嬉しかった。 「だが、まだまだ、だ。これからはもっと厳しく行くぞ」 「え〜!勘弁して下さい〜!」 「これ以上やるの〜?」 「ははは。この程度ではつまらんだろうからな」 そんな3人の笑い声はいつまでもやまなかった。
「ラムザ、頼みがある」 部隊の作戦本部でもあるラムザの天幕で、アグリアスはラムザに言った。 ラムザの横ではオルランドゥとベイオウーフが、進行先について議論をしていた。 「何ですか?」 手に持った書類から顔を上げてラムザが聞く。 「アリシアとラヴィアンを、前線での戦闘に参加させて欲しい」 「え?」 ラムザが驚いた顔をする。 たった今、オルランドゥとベイオウーフが検討していたのも、次の進行先の前線へ誰を参加させるか、ということであった。 前線は、敵へ真正面に対峙する、最も危険な戦場である。それなりに実力のある者でないと務まらない。 これまでベイオウーフ、アグリアス、メリアドール、オルランドゥ、そしてラムザが前線での主力として戦ってきた。 皆、一騎当千の強者ばかりだ。 アリシアとラヴィアンは、果たしてこの面々と対等の実力があるのだろうか。 ラムザは総隊長である。部隊を預かる身として、感情に流されることなく、それらを冷静に判断する必要がある。 「毎回、とは言わない。1回だけでもいい。責任はすべて私が持つ。頼む」 そう言って、アグリアスは頭を下げた。 「ちょ、ちょっと……頭を上げてください」 ラムザが慌ててアグリアスを制する。彼女にとって、この行動は決して安いものではない。 それでもアグリアスは、部下のために頭を下げたのだった。 「大丈夫なのかい?彼女らはずいぶん実戦からは遠ざかっていたようだけど」 ベイオウーフが聞く。 「うむ。前線の崩壊は部隊の死活を決めかねん。人選は慎重に行う必要がある」 オルランドゥも意見を述べる。 「あの2人は、以前は私と共に戦場で戦っていたのだ。今でこそ出撃の機会は減ってしまったが、 十分に戦えるだけの実力はまだまだあるはず。 それに、ここ数週間の鍛錬で、彼女らは見違えるように逞しくなった。私はその努力を買いたい。 しかし客観的に見れば、他の面々に劣るのは致し方ないところ。 だが私が出来うる限り2人の補佐をしよう。万が一2人が参加したことで前線が崩壊したならば、 その責任を私がすべて引き受けよう。……あの2人の力なら、やれると私は確信している」 アグリアスには自信があった。アリシアとラヴィアンを1番よく知るのは私だ。必ずやれる。 「……分かりました。希望に添えるかどうかは分かりませんが、明日の出撃から、検討してみます」 ラムザが答えた。 「よろしく頼む。では失礼する」 「確かに、アリシアもラヴィアンも最近鍛錬はよくやっているね。アグリアスに付いて鍛えているようだ」 ベイオウーフが言う。飄々としているが、実は部隊一の事情通である。 「少々不安はあるけれど、大きな戦いでなければ、十分通用するだろう。実戦の勘を取り戻せれば、だけどね」 「鍛錬で培った実力を量るには実戦が一番であろう。もっとも、過信は禁物であるが。 2人がアグリアス嬢と共に戦うならば、さして大きな問題にはなるまい」 これはオルランドゥ伯の意見。どちらの意見もだいたい好印象のようだった。 「……次の出撃先は?」 ラムザが聞いた。 「えーと……スウィージの森あたりか。進軍先に敵の小部隊がいたっていう報告がある。 偵察隊からの報告では10部隊ほど、だそうだ」 地図を見ながらベイオウーフが答えた。 「まずまず、戦えそうだね。ここならば、実力を見るにはうってつけじゃないだろうか」 「よし、ではそこでの戦闘要員を決めよう。まずは……」
我ながら、らしくないな。 だが、またお前達と戦場へ行くことができるなら、安いものだ。 アリシア、ラヴィアン。また、共に戦おう。 そう思いながら、アグリアスは自分の天幕へ戻って行った。 強く美しく。そんな2人の思いは、予期しない方向へ進み始めたようであった。 翌日。 「では、今日の出撃要員を発表する。呼ばれた者は速やかに出撃準備にかかるように」 ラムザは主だった者を天幕に集めて、その日の出撃要員や作戦の発表をする。 行軍中の朝の定例行事だ。 「今日の出撃要員は、ベイオウーフ、メリアドール、アグリアス、アリシア、ラヴィアン。以上だ。奮闘を期待する」 名前を呼ばれたアリシアとラヴィアンはぽかんとしていた。 (え?え?私が?出撃要員?) (出撃って……前線への出撃って……ことよね?) 命令を受けて、天幕から全員が出ていく中、まだ状況が飲み込めず、 呆然と立っていた2人に、アグリアスが声をかけた。 「遠慮はいらん。思い切り戦えばいい」 「え、いえ……アグリアス様……その」 「さっさと支度をしろ。半刻後には出撃だ。集合場所は軍門前だぞ。場所は確認しておけ」 そう言い残して、アグリアスは天幕を出て行った。 2人は顔を見合わせた。 「ど、どうしよう……」 「ど、どうしよう、って……どうしよう」 戦闘なんて久々だ。しかも最前線での戦いとなる。 そもそも、なぜ自分達が選ばれたのかが分からない。もっと強い人なんてたくさんいる。 普段は偵察とかが精々なのに……。 「やあ君たち。準備は早めに済ませてくれよ」 そう言いながら天幕に入ってきたのはベイオウーフであった。 「あ、ベイオウーフさん……」 「どうしたんだい?」 「いえ……どうして私達が戦闘要員に選ばれたのかな、って……」 「アグリアスから聞いてないのかい?君たちを推薦したんだよ。戦闘に参加させて欲しい、ってね」 「あ……」 2人はここで自分達の置かれた状況を理解した。 自分達の力を試すため、周囲の人にその実力を示すため、アグリアスは自分達を指名したのだ。 「今回は敵の数も多くはないし、そう激しい戦闘にはならないはずだ。 2人とも本格的な戦闘は久々だろうし、感覚を取り戻すつもりでやればいい。大丈夫だよ」 「はい。頑張ります!」 「及ばずながら、精一杯やります!」 2人は答えた。 「うん、お互いに頑張ろう。それじゃ、集合は軍門前だよ。遅れないように」 そう言ってベイオウーフも天幕を出て行った。 最前線での戦闘など最近では滅多にないことである。 予想していないことではあったものの、アリシアもラヴィアンも、 戦闘、という実感が湧いてくると身が引き締まる思いがした。 この感触、緊張感も久々であった。ともかく、やるしかない。 「……行きましょ、ラヴィアン」 普段は温和なアリシアの表情が、険しいものになる。 「ええ。やりましょ、アリシア」 ラヴィアンの眼光が鋭くなる。 2人は拳を打ちつけあってから、戦闘準備をするため、天幕を出て行った。
戦闘は前線部隊が敵と接触して始まった。敵の数は偵察隊の報告どおり10部隊。 しかしこの中の1部隊が曲者で、モンスターを引き連れた部隊が参加していたのだ。 偵察部隊の報告にはなかった部隊である。 モンスターには凶悪なミノタウロスやクアール、ジュラエイビスなどがおり、侮れない戦力であった。 ラムザ隊は本隊を中心とし、右翼にメリアドール、左翼にベイオウーフが布陣した。 アグリアスは先鋒、敵部隊の突破を目標とした。 「ラヴィアン!アリシア!私に続け、遅れるなッ!!」 「はいッ!」 「了解ッ!」 アグリアスが剣を構えて突撃する、その後ろをアリシアとラヴィアンが追走する。 3人が揃って戦うのも久々であった。 オヴェリアの護衛をしていた騎士団時代や、ラムザと出会った頃は、まだこうして戦っていたのだ。 始めこそ3人の呼吸が合わず、苦戦する場面もあったのだが、徐々に息が合い、連携も取れるようになってきた。 (こんな風に戦うのは久々ね。思いっきりやるわよ!) (この感じよね!アグリアス様!) 2人は先頭を走るアグリアスの後ろを護り、お互いに背中を預けあって戦う。 (やはり頼もしい。私の判断は正しかった。私の背中を真に護れるのは、お前達のほかにいない!) アグリアスも後方へ気を配ることなく、全力で正面の敵に当たることが出来るのである。 「素晴らしい」 戦況を見つめているオルランドゥが呟いた。 日の光を受けて白く輝く鎧を身に着けた3人が、美しい三角形を描いて敵陣に突撃していく―― (ひとりひとりは小さく弱くとも、信じあい、心を通わすことで、人は強くなれる――か) 他の方面の部隊も敵陣を次々と突破してゆく。もともとが小部隊の敵は各個撃破され敗走した。 だが、厄介なのは、敵が連れているモンスターである。 野生種を戦闘用に調教したモンスターだ。戦闘力は野生種をはるかに上回る。 敵陣を突破するアグリアス達3人の前に、最後に立ちはだかったのは、怒りに狂う猛獣ミノタウロスだった。 見上げるほどの巨大な体を怒りに震わせ、人間ほどの大きさもある巨大な石斧を振り回してくる。 受け止めよう、などと考えようものなら、一瞬で叩き潰されてしまう。 さすがの3人もかわすのが精一杯だ。 「これでは埒が明かん!アリシアは左へ!ラヴィアンは右へ!」 足元に炸裂する大斧をかわし、アグリアスが叫ぶ。 「正面は私が引き受ける!左右後方から挟撃しろ!」 「はいッ!」 「ご無事で!」 瞬時にアリシアとラヴィアンは左右へ走る。 瞬間、ミノタウロスの振り抜いた大斧をぎりぎりでアグリアスはかわした。 大斧の風圧で、顔の皮膚がわずかに切れた。さっと血が流れるのが分かる。 「さぁ来い!お前の相手はこの私だッ!!」 流れる血を指で拭い、体勢を立て直して剣を構え、アグリアスはミノタウロスに対峙した。 アリシアとラヴィアンは木立の間をすり抜けるようにして走ってゆく。 後方へ回り込むには、ミノタウロスの視界と大斧の有効範囲から離れ、森の中を大きく迂回しなければならない。 途中、行く手を遮る蔦や枝を剣で切り払い、倒木を盾で払いながら進む。 (ふん、こんなの何よ!) (ふん、こんなの何さ!) 2人は藪に足を取られ、立ち木の枝で傷つきながらも走った。 ((普段の稽古のほうが、よっぽどキツイわよっ!!))
「大気満たす力震え、我が腕をして、閃光とならん! 無双稲妻突き!」 アグリアスの放つ光り輝く気の柱がミノタウロスを貫く。 だが怯むことなく、ミノタウロスは突進しつつ斧を振り回してくる。 「くっ!」 斧が兜をかすめてガチリと鳴る。後ろへ飛び退いてかわしたが、このままではいずれ追い詰められてしまう。 (あと一歩、あと一歩踏み込めればッ!) あと一歩踏み込めれば、致命傷を与えることもできる。 しかしミノタウロスの突進と大斧の圧力は凄まじく、その隙はなかなか生まれない。 (まだかッ、アリシア、ラヴィアン!) そしてほぼ同時に、アリシアとラヴィアンは森を抜け、ミノタウロスの側面やや後方へ出ることに成功した。 「行くわよアリシア!」 「ええ!ラヴィアン!」 2人は同時に、雄たけびを上げてミノタウロスへ突撃する。ミノタウロスが後ろへ気を取られ、大きな隙が生まれた。 (今だッ!!) 「せやぁぁぁーーーッ!!」 アグリアスはミノタウロスの懐に飛び込み、その喉笛に剣を突き立てる。 同時に左右からアリシアとラヴィアンの剣がミノタウロスの体に突き立てられた。 「グワオォォォ!!!!」 壮絶な断末魔の声を上げて、ミノタウロスは倒れた。 「やった……!」 へなへなと座り込むアリシアとラヴィアン。疲労がどっと押し寄せて、立ち上がることすらできない。 「よくやった……!よくやったぞ!2人とも」 息を弾ませて、アグリアスが2人の元へ歩み寄り、手を差し伸べる。 手を握ると、ぐい、と引っ張り上げられた。 「さあ、しっかり立て。戦果の報告をしに行こう」 「え、ええ……でも……腰が抜けて……」 「わ、私も……」 「仕方のない奴らだ。私につかまれ」 アリシアとラヴィアンを両肩で支えて、アグリアスは陣へと戻ってゆく。 「私だけでは、あれに勝つことは難しかっただろう。お前達がいたからこそ勝てた。 この勝利は、たゆまず努力を続けた、お前達の勝利だ」 アグリアスはそう言って、2人を祝福した。 (そんなことないと思う、けど嬉しい!頑張ったかいがあったわ!) (そう言って貰えると凄く嬉しい!また一緒に戦いましょう、アグリアス様!) 2人は改めて、アグリアスの部下であることを誇りに思ったのだった。 本陣へ帰ると、3人を待っていたのは皆の祝福だった。 「おめでとう!すごいわ!」 「やったな!おめでとう!」 その賞賛と祝福の向こうに、ラムザとオルランドゥが待っていた。 「アグリアス、只今帰陣いたしました」 アグリアスは2人を肩から下ろし、普段どおりに膝を付いて帰陣の報告をする。息すら切れていない。 「アリシア……き、帰陣いたしました」 「ラ……ラヴィアン……帰陣いたしました」 アリシアとラヴィアンは、まだ息を切らしてへとへとの状態だった。 「3人とも、本当によくやってくれました。特にアリシアとラヴィアン。 久々の実戦にも関わらず、ぴったりと息の合った連携は見事でした」 ラムザが褒める。 「素晴らしい戦いぶりであった。これも日々の鍛錬の賜物であろう。以後も精進せよ」 オルランドゥからもお褒めの言葉を頂いた。 「あ、ありがとう……ございます……」 2人はそれだけ言うのがやっとである。 (早く横になりたいっ!) (水が飲みたいよ〜っ!)
「今、帰還した」 男の声が、アグリアスの天幕の外から聞こえてきた。 「ああ、ご苦労」 外の人影に向かって、天幕の中のアグリアスが声をかけた。 「あまりにも見事な戦いぶりだったんで退屈だったぜ」 「ははは、すまんな。これで、あの2人もまた成長するだろう。前線での活躍も期待できる」 「……万が一の時に備えて伏兵まで用意しておくとはね」 「責任を取るとは言ったが、それは私が斬り死にすれば済むということではないからな。 ともかく、伏兵を使うような事態にならなくて良かった。お前には退屈させてしまったようだがな」 「ふん、たまにはこんな仕事もいいさ」 アグリアスは天幕の入り口まで行き、そこにうずくまる影に言った。 「急な任務だったが、よくやってくれた。感謝するぞ、マラーク」 「お安い御用さ」 「日々の鍛錬、か……。確かに強い女にはなれたわよね」 「綺麗な女にはなったのかな?」 「どうだろうね」 「でも……確かに痩せたわよね、私達!」 「よし、今日はここまで!」 アグリアスの号令で、今日の朝稽古は終了である。 「んーっ!いい汗かいた〜」 「あ〜お腹すいた〜!」 すっかり朝稽古が板に付いたアリシアとラヴィアンがいた。 アグリアスとほぼ同じだけの稽古をこなして、まだ余裕がある。2人は鍛錬を楽しむほどにまで成長したのだった。 2人の出撃の機会はやはり少ないものの、欠員が出たときの補充要員として重要な戦力となっていた。 いざ戦闘となれば、アグリアスとの3人での連携攻撃は凄まじく、敵から恐れられた。 朝稽古が終わって宿に戻り、汗を流しに3人で入浴した。 「では先に入っているぞ」 アグリアスは先に浴室へ入る。アリシアとラヴィアンは、自分の体を姿見に映してみた。 たるんでいたお腹回りや足はキュッと引き締まり、適度に筋肉のついた均整の取れた体がそこにある。 減量は見事に成功した。と言うより、日々の鍛錬が身に付いたおかげで、余計なものが体から取れてしまった、 というのが正しいだろう。 「うーん、我ながら、よくここまでやったと思うわ」 ラヴィアンが姿見の前でポーズをとる。アグリアスほどではないが、なかなかのスタイルである。 「もう少し、胸が大きいといいんだけどなぁ……」 アグリアスやレーゼの大きな胸を思い浮かべて、アリシアはちょっと残念そうに自分の胸を見た。 ちなみに、胸のサイズはラヴィアンのほうがちょっとだけ上だったりするとか。 稽古の後のもうひとつの楽しみが食事だ。朝稽古の後の朝食の味は格別である。 痩せるために食事量を抑えていた2人だが、今や普通の男性並みの食事量となっていた。 それだけ食べないと体の維持ができない。アグリアスがよく食べる理由が分かった2人だった。 (アグリアス様が太らないのって、食べた分運動してるからよね) (あれだけ稽古してれば、お腹減るの当たり前よね) (もちろん私達だって同じよね!)
「ごちそうさま〜!」 今日も朝食をぺろりと食べてしまった2人。 「ねーねーアリシア。今日はリジェールのケーキ食べに行くんでしょ?」 ラファがアリシアのところへやってくる。この街で美味しいと評判のケーキ屋へ行く約束をしているのだ。 「うん!どんなお店か楽しみよね〜」 「レーゼとメリアドールも行きたいって言ってたから、あとで誘ってみるね」 「そうね。みんなで行きましょ。ラヴィアンも行くでしょ〜?」 「うん、行く行く!」 「あれだけ食ってまだ食うのかよ、アリシア」 食堂で朝食を取っていたムスタディオがあきれたように言った。 「甘いものは別腹なのよん」 アリシアは涼しい顔をして食堂を出て行った。 「凄いな……」 隣にいるラッドもあきれ顔である。 「でも、アリシアって最近綺麗になったよな」 ラッドがそんなことを言い出す。 「うん、確かに。ラヴィアンも痩せたし、美人になったよな〜」 ムスタディオも同意する。そして、ニヤリと笑ってラッドの方を向いた。 「ラッド〜。お前、もしかしてアリシアを〜?」 「い、いや違うよ、そういう意味じゃなくて!」 ラッドが真っ赤になって否定する。 「照れるなよ。今度、飲みに誘っといてやるからさ」 「……頼むよ」 その日の夕方。 「ムスタディオ!今日は飲みに行くわよ!」 ラヴィアンが、宿で暇そうに本を読んでいたムスタディオの背中をばしっと叩いて言った。 「おお、ラヴィアンか。いいぜ。どこに行くんだ?」 「ベヒーモスのステーキが食べられるお店があるんだって!今日はそこへ行きましょ!」 「そいつはいいな。行こう行こう!」 「アグリアス様も誘っておいたから、楽しみにしててね〜」 「な!……ば、馬鹿!アグ姐は関係ねぇだろ!」 赤面して慌てるムスタディオを見て、ラヴィアンは笑った。 こうして、アリシアとラヴィアンは「強くて綺麗な女」になることができたのであった。 後日。 その日は、レーゼ、アグリアス、アリシア、ラヴィアンの4人で入浴する日だった。 「それじゃ、お先に」 レーゼは、むっちりした体をタオルで覆って浴室へ入ってゆく。 アグリアスのすらりとした体とは対照的な、女性らしい魅力に溢れている。 「……うむむ」 見ると、アグリアスが難しい顔をして、自分の体を姿見に映していた。 「どうかしましたか?」 アリシアが尋ねた。 「いや……。私の体は、どうにも筋肉が目立ってしまっていかん。 ……どうやったら、レーゼのように女らしい体つきになれるのだろう、と思ってな」 (……人の悩みって) (……それぞれなのよね) 2人は顔を見合わせて笑ったのだった。 END
御三方、SS投下乙でありますwww
少女向けの読み物の主人公という感じのアリシアとラヴィアンが良いね。 奇をてらわない、素直な面白さがあった。
SS乙! 月光はがぜん面白くなってきた!次回が楽しみだ
月光これにて完結 すさまじく長いですがご容赦のほどを ゆっくりと投下
ラムザたちが宿屋に戻ってきたのは夕飯時だった。そのまま顔を洗い食事となる。 居間ではやはり、どこかしこから村人が集まり宴が催されていた。 暫くマズラと、市場から帰ってきたシュガリーの三人で食事を取っていたラムザだが、 その場にアグリアスの姿が無いことに気付くのにそう時間はかからなかった。 「そんなに気になるんなら行けばいいのに」 ソーセージを頬張りながらマズラは至極当然のことを述べた。マズラの隣では、 気落ちした表情でシュガリーがミルクをすすっている。 「ラムザ、行ってあげて。…ごめんなさい。今は、私も彼女をいたわる余裕は…」 シュガリーの意を酌んだラムザは階上へ行く決心を固めた。
「アグリアスさん。もう食事はできていますよ」 扉越しに聞こえてきたその声に、アグリアスは瞼を開けた。 電灯を付けずにそのままベッドに倒れこんだせいか、部屋は薄暗い。窓に映える夕焼けの光が長く部屋の端まで伸びている。 夕焼けを浴びるアグリアスは茫然自失としていた。 「アグリアスさん?入りますよ?」 再び聞こえてきたラムザの声に意識を覚醒させる。 髪はくしゃくしゃ、部屋は若干汚い、まずい。 このままラムザを部屋に通してしまうわけにはいかない。 騎士の、女の意地だ。 「待て、ラムザ!少し待ってくれ」 物がお互いに擦れる音、衣の擦れる音が扉越しに響いたが、暫くしてアグリアスの許可が下りた。 気が気でなかったラムザは扉を開け、中に入った。
「珍しい。寝ていたんですか」 無礼とも言えるラムザの言葉に、急いで身なりを整えたのか、 ベッドの上で不自然な格好で腰を下ろしているアグリアスは顔を憮然とさせ、反論した。 「うるさい。少し考え事をしていただけだ。 …そんなことより、ラムザ。今日の昼間の話は聞いたか?」 「…マズラから聞きました」 「…そうか」 「彼は、貴方がとてもこの出来事に落胆している、と」 「…ラムザ。私はもう、誰を信じてよいのか…」 アグリアスはそうぽつりと呟き、窓の外を眺めた。 先程現れたばかりの満月と目があう。心なしかアグリアスに向かって笑いかけている。好意的なそれではない。 彼の周りには昼間の名残だろうか、雲の小型艦隊が彼を包囲するようにゆったりと飛行を続けている。 『今晩デートにでもお誘いなさいな』 昼間のシュガリーの言葉がアグリアスの頭の中で反復された。正直、今は誰とも話していたい気分ではないが仕方ない。 「なあラムザ。行きたい場所があるんだ。一緒に付いてきてくれないか?」 この言い方では逢引のそれとは若干異なるが、と心の中で苦笑しながらも 懸命にアグリアスは言葉を絞り出した。 「はい。お好きにどうぞ」 目を丸くしたラムザの表情が可笑しく、アグリアスはほんの少し口元を緩めた。
「こんなところに階段があったなんて…」 教会の、閉じられた入口の裏手に二人が回ると、そこにはシュガリーが言っていた通り、 古びた階段が教会のてっぺんまで繋がっていた。 この頃にはアグリアスの気分も幾分か晴れ、ラムザとの会話を楽しむ余裕ができてきていた。 ラムザは断片的ではありながらも、大よそアグリアスが今日体験した出来事を理解した。 アグリアスは、マズラとシュガリーがこの出来事にマズラとシュガリーが心を砕いていること、 そしてアグリアスをまるで家族のように心配していることを聞いた。 アグリアスの心をいつの間にか、温かい感情が占めていた。 階段が終わりを迎える。二人は展望室に到達した。塔の最上部は小さな吹き抜けになっていて、村を容易に一望できた。 「うわあ。意外とこの村は広いんですねえ」 アグリアスの隣で、ラムザは子供のようにはしゃいでいる。 来てよかった、心底アグリアスは安堵した。 そして何の気なしに、村の城壁の外を見た。 見てしまった。
アグリアスの顔が瞬時に、驚きそして恐怖に塗り替えられる。 「!!ラムザ!!見てくれ!!村の外を見るんだ!!」 アグリアスの張りつめたような声に足元の景色を楽しんでいたラムザは、アグリアスの怒声に 一瞬よろめいたがすぐに態勢を立て直した。そしてアグリアスの視線を辿り、城壁の外の景色を眺めた。 「…そんな馬鹿な…!!」 地平線が見える程に果てなく続いていた草原は一切合財姿を消していた。 そこにはただ闇が延々と続いていた。暗闇による視覚の影響も二人は念に入れた。満月の光が 暗闇を多少なりとも取り払っているから草原の片鱗が姿を現していてもおかしくないのだ。 しかし、そこはただ無とも、黒ともいえる、底なしの怖ろしい世界が広がっていた。 「…目の錯覚じゃないのか」 「どういうことだ。ここは冥界か、それともルカヴィの住む…」 そこでアグリアスははっとした。 同じく呆然としているラムザに急いで顔を向ける。 「ラムザ、私たちはどうしてこんなところで毎晩宴会に勤しんでいるんだ。 ルカヴィを倒すという使命は一体どうなったんだ」 アグリアスは半ば自らに問いかけるかのように、ラムザに迫った。 「そういえば…誰も疑問に…」 「どうなっているんだ、一体…」
沈黙とも、沈痛ともいえる時間が過ぎる。ラムザは暫く思案していたが意を決したのか、アグリアスの肩を掴んだ。 「この村を出ましょう。今すぐにです」 「しかし、外は何もない闇が…」 「それでもこの村にいるよりはマシです。薄々感じていた事ですが、この村は何かおかしい。そして今日のアグリアスさんの お話を聞いて確信しました。このままここに留まっても恐らく事態は好転しません」 ラムザの力強い言葉を聞き、アグリアスはすぐに同意した。宿屋に向かうべく、二人は急いで階段を駆け下る。 すると。 「ラムザ…雨だ」 アグリアスが空を見上げた。雲の艦隊はついに上空全土を掌握し、歓喜によるものからか、雨を降らせ始めていた。 「急ぎましょう」 二人は同時に走り出した。事態は確実に動いている。 迫る雲を払い満月が、そんな二人を照らし続ける。
二人が宿屋に到着したときには、初めは小雨ほどだった空模様は既に豪雨へと悪天していた。 「アグリアスさんは皆を集めてください!僕は先に門へ向かいます!」 雨だれのうつ音にかき消されないような大声で、ラムザはアグリアスに叫んだ。 「わかった。門の前で合流しよう!」 二人は同時に頷き、それぞれの役割を遂行するべく行き別れた。 アグリアスは扉を開けた。居間ではいつものように大勢の人数が二人一組で飲みあい語らい、案の定 アグリアスに気付いたのはシュガリーとマズラだけだった。 「アグリアス!どうしたの、そんなずぶ濡れで。風邪ひくわよ」 シュガリーが驚いた表情でそう述べ、マズラにタオルを持ってこさせようとした。対したアグリアスは時間も惜しいのか、 濡れた髪も拭かずにシュガリーとマズラを引きよせると、小声で自身の計画を打ち明けた。村人の中で、唯一この二人が 変人で且つ、自分の考えを理解してくれる者だと、アグリアスはそう信じたのだ。 「話はわかった。けど、どうしてそれを僕等に?僕等も彼等と同じかも知れないよ」 マズラは悪戯小僧の顔を消して、真面目な表情でそう言った。 「シュガリーは傍にいてわかった。 お前は…お前は、まるで私の想い人とそっくりなんだ。人の痛みを分かち合える。 それに、シュガリーが惚れるくらいだ。間違いはないだろう」 アグリアスの言葉に、マズラはポカンとした表情で、対してシュガリーは顔を破裂させるほどに真っ赤にした。 シュガリーがアグリアスをポカポカと殴りつける。 アグリアスは大人の笑顔で対応した。
かいつまんだ話を聞いた二人はそれぞれ顔を見合わせ、すぐに頷いた。共闘してくれるようだ。 アグリアスは早速手ごろな紙に急いで何かを書き記した。 そして、近くで機械の行く末について熱く熱弁を奮っていたムスタディオの前に何気なくその紙を置いた。 自身の展望する未来を語り終え、一息ついたムスタディオは、懐かしき畏国語で書かれた所在なき紙の存在にいち早く気付いた。 内容はこのようなものだった。 『すぐにここから出立をする。その準備にとりかかるが、周りの村人に気付かれてはいけない もし、この手紙の内容について言及されたら “実は、皆の感謝のお礼に秘密の宴を催す準備をしている くれぐれも周りには秘密にしておいてくれ” と答えろ。 読んだら下に自分の名前を記し、近くにいる仲間に渡せ 合図が出るまで待機 アグリアス・オークス』 内容を一読したムスタディオは別段顔色を変えるわけでもなく自分の名前を記し、横で同じように語り合っているラッドに紙をスライドした。 「どうしたんだいムスタディオ?あの紙は…」 そこでムスタディオは少々思案顔になり、マドーシャスに交頭接耳をした。 「実は、ここだけの話にしてほしいんだが…」
このようにして、数分も経たないうちにラムザ隊の副隊長の命は各員の知るところとなった。 「全員の名前を確認した。次の段階に移るぞ」 シュガリーとマズラは同時に頷いた。マズラが大きく息を吸う。そして居間に響くような声でこう告げた。 「皆さーん!時間ですよー。お二階へどうぞ!」 その言葉が合図だった。ラムザ隊の各員は、それぞれの相手に用事ができた、と話しかけると、 シュガリー先導の元、平然とした面持ちで続々と階上へ向かっていった。事態を呑みこめない者、したり顔で 事態を静観する者そして“実は秘密なんだが…”と切り出し先程得た話を周りにひけらかす者。 これこそがアグリアスの望んでいた事態だ。階下にいるマズラと目配せをし、アグリアスも階上へ上がった。
「全員、準備ができたら私の部屋に集まれ。シュガリーが下にロープを引く。それでここから脱出する」 「あのよあ、アグリアスさん…」 「質問は後だ。今は急いでくれ、頼む」 隊員の困惑した質問に申し訳なさそうにアグリアスが答えた。それで十分だった。 三分も経たないうちに、十数名いる戦士の全員が出立の準備を終えていた。狭い部屋に戦士がひしめきあう。 窓に駆け寄ったアグリアスは、先にロープを伝って下りた地上のシュガリーに合図を送る。 「一人ずつ、大きな荷物は下に落として。なに、どうせこの雨だ。ちょっと音を立てても気づきはしない」 慣れたものだ。慌てふためかず、次々と隊員は宿の外へ降りていく。最後にアグリアスがロープを伝って準備完了となった。
「すまない、シュガリー…突然、このような事に巻き込んでしまって。恩をかえすことはできないが…」 シュガリーは口元を緩ませ、首を横にふった。 そして渾身の笑顔をつくる。 「あんたが来てから素直に楽しかった。まるで姉ができたようで、とても退屈しなかったわ」 偏屈な奴だ、とアグリアスは思った。 その笑顔は彼のためにとっておけ。そんな小言の一つでも飛ばしてやりたかったが生憎時間が無い。 「マズラにも同じように伝えておいてくれ。本当にありがとう」 シュガリーの返事を聞く前に、アグリアスは指示を飛ばした。 「全員、走るぞ!ラムザが門の前で待ち構えている!」 大雨が降り注ぐ中、熟練した戦士たちは音もなく走り始めた。
隊員より早く行動していたラムザは一足早く看板の前に辿り着いた。記憶が正しければ看板の すぐ近くに門がそびえ立っていたはずだ。ラムザは急いで門の在りかを探した。 「無い…門が無い…」 いくら城壁の周りを探しても、門の存在など初めからなかったかのように城壁は冷たくラムザをあしらった。 確かにこの辺りにあったはずなのだ、ラムザはもう一度辺りを散策した。しかし、やはり門の姿は確認できなかった。 困り果てたラムザは手掛かりを求め、看板の文字を確認した。初めは正体が知れなかった文字もマズラの指導あってか、 今では完璧とはいえないまでも、ラムザの語学力はある程度の域まで達していた。 ラムザは看板の中央よりやや下に書かれている文字を発見した。最初に発見した文字だ。 「…えーと、この文字があれで、この文字が…」 たどたどしく文字を畏国文字に変換し読み終えた時、ラムザの顔は正しく戦々兢々としていた。 看板には、筆記体でこう書かれていた。 『Welcome to Homicidal Gad』 Homicidal gad 意味は、“殺人者の独り歩き”。
ラムザは混乱した面持ちで二歩、三歩と後退した。後退した先には田畑が広がっていた。 その田畑は正しく今日、ラムザ達がマズラ達から異国文字を指導してもらった場所だった。下を見ると、雨で 消えかかっているが地面にラムザ達の歴戦の跡が刻まれている。 『mazra』 これはマズラ自身が書いたのだろうか、右肩上がりな筆跡がいかにも自分とそっくりだ。 その隣には自分の名前が見よう見まねで書いた跡がある。 「…ん?」 ラムザはそこである異変に気付いた。近くにあった木の棒を拾い上げ、急いで文字を書く。 『ramza』 自身の名を畏国語で書きおこした。 そして自らのスペルをあれこれ並び替え書いた末、その文字は完成した。 『 ra m z a ⇒ mazra 』
そんな馬鹿な。 ラムザはそう叫びたかった。偶然に違いない、そうだ、きっとそうだ。ラムザは自己暗示をかけるように 心の中で何度もその言葉を復唱した。 マズラの文字の横には、雨によって消えかかっているが、確かにシュガリーのスペルも書きしるされていた。 『sugari』 信じたくなどなかった、だが全てを疑心暗鬼せずにはいられない今、ラムザが取るべき行動は一つだった。 木の棒を再び手に取る。泥が顔に何度も飛び跳ねた。それでも彼は完成させた。 『 s u g a ri ⇒ agrius 』 大雨がラムザを何度も何度も、繰り返しうちつけた。
「気付いたのね」 後方から声が聞こえた。ラムザは緊張感を張り巡らせた。 その声にラムザは聞き覚えがあったのだ。 「やはり、あなたか」 ラムザは振り返らずに、後ろにいる女剣士にそう答えた。 「久しぶり、と言いたいところだけど、既に私とあなたは何度か巡り会っているわ。何時とは言わないけれど」 「どうして僕たちをこんな世界に?」 彼女は少し首を傾けて考えていたが、気兼ねなく答えた。 「醜い理由よ。あなたが、あなたがまだ生きているって知ったから」 彼女は自嘲した。 「いつか言ったわよね。 あなたが悪いわけじゃない。でも、現状が変わらない限り、私はあなたを憎む。 あなたがベオルブの名を継ぐ者である限り、あなたの存在そのものが私の敵だと」 忘れるはずもない。ラムザは静かに頷いた。 「別にもう世界に未練なんてない。私という存在が世界から消えたから。ただ、私をうち滅ぼした相手が未だ ノウノウと生きはぐっている事は、興味が沸いたし同時に憎しみを抱いた」 「弁解をするわけではない。だが聞いてほしい。あなたが憎しみを抱く、醜態をさらし圧政をしいた貴族はことごとく斃れた。 貴方が憎んでいたラーグ公も、そして僕の兄たちも…」 「聞いたわ。その貴族の操り人形師を倒すために旅を続けているんでしょう。傲慢な貴族も死に絶えたと聞く」 「では何故!」 その時だった。
「ラムザ!!」 通りから雨にも負けずアグリアスの声が響く。アグリアスはラムザの姿を捉えると、すぐに近寄ろうとした。 「止まりなさい」 静かな声で、流れるような動作で腰から剣を抜いた女剣士は、地面に膝をついたままでいる ラムザの首元に押し当てた。 「これ以上近づくと斬るわ」 女剣士はアグリアスとは対照的に、冷静にそう述べた。 「貴様…!!」 「分かって頂戴アグリアス。私は話がしたいだけなの」 女剣士はうってかわり、悲痛そうな声でそう訴えた。 「何故、私の名を…」 アグリアスは狼狽した。 瞬間。 「アグリアスさん!!後ろから追手が!!」 隊の後方にいた剣士がそう言を発した。見ると、先程の酒場にいた仲間の友人である村人が アグリアス達を追ってラムザ隊の後方に迫っていた。 「アグリアス!ごめんなさい!」 追手が彼等の後ろで立ちふさがるや否や、更に後ろから追いかけてきたシュガリーとマズラが 息を荒くしながら涙声でそう伝えた。
「彼等は…一体何者なんだ?」 対峙を続ける追手と隊の仲間を見つめながら、ラムザは静かにそう訊ねた。 「それを説明するには、まずこの世界のならわしを知る必要がある」 女剣士は静かに語り始めた。 「私はあの時、レナリア台地で命を落とした。 知ってる?死ぬ瞬間は、電灯が弾けたように目の前がチカチカする。 “死”はとても恐ろしい。少なくとも私はそうだった。そして、死んでから間もなく私は、何もない暗闇の空間に放り出された。 いつか童話で聞いた、“死んだ人は空から私たちを見守っていてくれる”なんて嘘っぱちよ。 地上の状況はおろか、目の前すら見えなくなった。 それでも必死に歩き続けた。私は諦めたくなかった。 そしてある時、どうやら自分が草原の上に辿り着いた事に気付いた」 そこで一旦言葉を切る。雨は依然として強さを保っている。 「私は涙を流して何度も神を恨んだ。さわやかな風を肌で感じることはできても、目の前に広がる雄大な草原も 晴れ晴れとした空も、何も見えやしない。 神は残酷だ。いつだって人を見捨て、人が窮地の事態に追い込まれても素知らぬふりを繰り返す。 神は創造主であると同時に最悪の殺人鬼だ。 おおよそこのように、毎日毒づいていたわ。それが功を奏したのかはわからないけれど、ある時気づいたら、この 村の中にいた。 視力が戻っていた。村の中に限ってだけど」
女剣士は目をつむった。 「村に住むようになってから何時か、少年が階段から転落する事件が起こった。少年が負った傷は深かった。 私は気が動転して、すぐに家という家を回って塗り薬やら何やらを調達しようとした。けれど、どの家の住人も 薬という概念も、治療という概念もなかった。 薬がないわけじゃない。村人自身が薬だった。ただ、どんな症状にも効かない薬。 そこで私は初めて気がついた。 ああ、これが“神”なのか、と。 私利私欲のために兵士の手柄を自らの物のようにする横柄な世界より、 なんて明快で簡潔な世界なんだ、と」 「…」 「貴方たちを見つけた時、意地でもこの世界に放り込んでやろうと思った。だけど、ただ放り込んで 苦しむ様を見ても何も楽しくない。 そうか。どうせなら、自分と意気契合する者を登場させて、何も気がつかせないままに、この村に閉じ込めてしまえばいいんだ」 「それが、マズラでありシュガリーなのか」 「彼等は、貴方達の心の底に潜む欲望を具現化した体現者。だから貴方たちは彼等にどこか惹かれ、そして気が合う」 女剣士はマズラとシュガリーを見てせせら笑った。 「ただ、あなたとアグリアスの有形、あの二人の存在は正直予想外だった。まるで自我が存在しているかのように 振る舞うものだから。それとも、よほど貴方達の信念が強かったのか。 事実、彼等のせいでこのような状況になっていると言ってもいい」
「どうするアグリアス」 激しい雨の中、オルランドゥがアグリアスに訊ねた。緊迫したこの状況ではいつ斬り合いが始まっても おかしくない。アグリアスは大木の近くにいるラムザに向かって訊いた。 「ラムザ!!門はあったのか!」 ラムザは静かに首を横に振った。その代わりにラムザは大声で指示を飛ばす。 「シュガリー!!」 ラムザの突然の呼び声に、追手の後方で身を縮こまらせていたシュガリーは飛び跳ねた。 「君の所の花を全てもらおう!!代金は後払いだ、荷台でここに運んできてくれ!! アグリアスさんを始めとする数人はシュガリーたちに同行してください!急いで!!」
「何をしようというの」 怪訝な声色を覗かせながら女剣士はラムザに訊ねた。 「忘れ物があったから取りに行ってもらっただけだ」 ラムザは静かに眼を閉じた。 「…時として、最良の方法が最善の結果を生むとは限らない」 ラムザはぽつりと呟いた。 「知己がいつか、僕に忠告した。その時の言葉だ」 「それは、つまり私の行ってきた事は全て無駄だと言いたいの?」 彼女の言葉に、ラムザははっきりと否定の意をこめた。 「違う。あなたの行いを否定することなど、僕にはできない。 ただ、あなたは神ではない。これは貴方が目指すべき最善ではない」 「何を言うか。奴等は私たちを人間扱いなどしていなかった。 ならばいっそ奴等の家畜として生まれていた方がマシだったと何度思ったか!! 計画は全て水泡に帰した!これも、そして支配階級が生まれたのも、全ては神の意思よ! 神は私を、兄を見捨…」 「もうやめてくれ!!」 ラムザの悲鳴とも言える怒声に、彼女の剣先が微かに上下した。
「聞いてくれ。それは、神のせいではない。 君たちを苦しめたのは僕を含む全貴族の責任だ。言い逃れはしない。 この戦争によって大部分の貴族は死に絶えた。この僕も、ベオルブの姓を捨てることで貴族としての僕は死んだ。 畏国を巻き込んだ戦争はいずれ終焉を迎える。耕土は荒れに荒れ、政治も上手く機能しないかもしれない。 市民の暮らしは今以上にきびしくつらいものになる。 だが、支配階級は今以上に氾濫することはない。このラムザ・ルグリアの名のもとに誓う。貴族制度は後世まで 潰えぬかもしれない。だが、近い将来この国を背負う王たる者が市民の手によって勝ち取られることもあるだろう。 それほどまでに畏国は疾風怒濤の人生を歩んでいる」 「確かに、奪った物は全て戻ってはこないかもしれない。ただ、むやみやたらに物を強奪する輩は消えうせた。 人々にはある程度の暮らしが築ける未来が生まれるだろう」
「その夢を語るにはまず、ルカヴィという邪悪な存在をうち滅ぼさなくてはならない。 …それが、僕にとっての“正義”であり、“大義”だ。 ここでのうのうと過ごしていた自分が本当に恥ずかしい! 僕等は、常に最善の結果を目指しているんだ。 …わかってくれ」 ラムザは背後に立つ女剣士のために頭を地面につけた。雨はいつの間にか止んでいた。 ラムザの声は全員の耳に届いていた。誰しもが彼の声を聞き毒素を抜かれたかのように 剣を突き立てたまま、彼女とラムザを見つめている。 「…つまり、あなたは私の、…兄の夢を叶えようとしているの?」 「そんな大層なものじゃない。でも、僕も一端の人間だ。 …努力なくして夢は語れないじゃないか」 ラムザの首元に突き付けられた剣が静かに下ろされた。追手の者たちも続々と剣を下ろす。 「…兄さんにも聞かせてあげたかった」 瞬時、彼女の身体から眩い光があふれだした。ラムザはそこで初めて後ろを振り返った。 彼女はまるで天女の羽衣を着たかのように、身体から煌びやかな光を放っている。
「すまない、ラムザ!!遅れた!」 荷台を引きずりながら、アグリアスたちはラムザたちの前に姿を現した。 「これは、いったい…」 驚嘆するアグリアスの横で、マズラとシュガリーはポカンと口を開けている。 大勢の前で、彼女は地面からふわり、と宙に舞い上がった。 同時に、彼女の袖口から一輪の花がこぼれおちた。アグリアスがそれを拾った。 「これは、エンドウの花…」 「“永遠に続く楽しみ”…」 シュガリーは呟く。アグリアスはかぶりを振った。 「いや、花言葉はもう一つある。 …“いつまでも続く悲しみ” …我々を恨んでここに放ったと言ったな。だが、本当は救ってほしかったんじゃないのか、あの闇から、お前は…」 女剣士は答えずに、静かにアグリアスの言葉に微笑んだ。 「もうその花は必要ないわ。ラムザをよろしくね、アグリアス」 アグリアスはしっかりと頷いた。
「ラムザ!!」 ラムザの元にマズラが走り寄る。 「花を取りいく途中で話し合ったんだ。 行かせてくれ!僕とシュガリーを、外の世界へ!」 「君がそう望むなら拒むことなどできやしない。 …僕は“君”なんだから」 ラムザはそう微笑んだ。 「…シュガリー!」 ラムザがシュガリーに向かって巾着袋を投げた。 「代金だ!釣りはいらない!二人への祝いの分もこめてある!」 マズラは困ったような顔を浮かべ、シュガリーは再び顔を染め、 怒ったかのように唇を尖らせた。
彼女を包む光が一段と輝きを増す。風にたなびく金髪はまるで煌びやかな河川のようだ。 満月が一段と、彼女を照らす。 「うわあ、すごい。天使みたい…」 シュガリーが感嘆の声をあげる。 彼女は優しげに首を横にふった。 「私は人間よ…あなたと同じ」 ラムザ達を光が覆う。 瞬時、世界が白色となる。
「…ん」 ラムザは身をおこした。鳥の囀る音。辺りに、見慣れた畏国の草原が広がっている。 「…わかったからボコ、僕を突くのは程々にしてくれ」 主を心配しているのか、近くでボコが懸命にラムザの顔を優しく突いていた。 ラムザの周りには同じように仲間が仰向けに、さわやかな風を一心にうけている。 近くには呑気に草を食んでいる馬と他のチョコボがいて、その後ろには馬車が置かれている。 辺りには竜巻が通った跡など微塵も感じさせない。 「ボコ。皆を起こしてやってくれ」 ボコの顔を一撫ですると、ボコは嬉しそうに頷き、仲間の元へ駆けていく。 「…おはよう、ラムザ」 「…おはようございます、アグリアスさん」 ラムザは優しげにアグリアスに微笑んだ。 その笑顔が見たかった。 アグリアスは思った。 今度からもう少し素直になってみようか。 草原が微かに揺れる。
「たいちょーう!この花はいかがいたしましょうか」 ラムザは振り返った。 地面には、まるで綺麗に並べられたように、鮮やかな花畑ができあがっている。 「…そのままでいいよ」 ラムザは空を見上げた。 空は、ここを通った時と同じ晴れ模様だ。今夜あたりは綺麗な満月が見られるかもしれない。 「すぐに出発の準備をしよう」 ラムザの言葉に、隣にいたアグリアスが頷いた。 さわやかな風が辺りに吹き渡る。 地面に並べられた花のいくつかが風に乗った。そのまま風に揺られてラムザたちの元を離れていく。 「…綺麗だ」 ラムザはそう呟いた。
「…ズラ、起きな…い。 マズラ!」 マズラは目を覚ました。視界には少々機嫌が悪いシュガリーの顔が一杯に広がっている。 マズラは変わらない彼女が可笑しく、顔をほころばせた。 「む。何がおかしいのよ」 シュガリーが眉をひそめる。 「いや、何でもないさ。 …ただいま、シュガリー」 「…おかえりなさい、マズラ」 辺りは草原と低木が生い茂っている。釈然としないながらも、シュガリーは起き上った。 すると近くに控えていたのか、名も知れぬチョコボが駆け寄ってきた。 「好かれているじゃないか、シュガリー」 頬ずりまでされているシュガリーも満更ではなさそうな面持ちだ。 「これも贈り物よ。 …“私”からの、ね」 さわやかな風が吹き渡る。
「シュガリー!見てごらん!」 マズラとシュガリー、それにチョコボは並んで草原を眺めた。 どこから来たのだろうか、風に乗った色とりどりの花びらが二人の前を通り過ぎていく。 「…なんだ」 シュガリーはため息を吐いた。 「私はあの村が一番美しいと思っていたけれど。そんなことはなかった。 …思っていたよりも綺麗じゃないの、ここは」 マズラは頷いた。 「ああ。…とても綺麗だ」 二人はいつまでも晴れ渡る空を眺めていた。 fin.
余計な賛辞などいらない、ただGJをさせてくれ!!
遅れましたが、
>>132 乙です!
終わりました。一応、参考程度に設定をば。
・作品名は、鬼束ちひろ作詞作曲の『月光』を参考にしています。作品もできる限り、歌詞に沿って進めました
・村に登場する主要人物は、全員がラムザ達のアナグラムを使用しています
・それに伴って、村の名前『homicidal gad』もアナグラムです アナグラムの元は『I am a God child』 歌詞と違いますが設定ミスです すいません
重ねがさね、稚拙な文章力と構成力に反省すべき点も数多ありますが、初めての長編を書き終える事が出来て満足しています
一読してくださった方、本当にありがとうございました
>稚拙な文章力と構成力に反省すべき点も数多ありますが 全くだ
○ ο ,. -ー冖'⌒'ー-、 ,ノ \ / ,r‐へへく⌒'¬、 ヽ {ノ へ.._、 ,,/~` 〉 } /プ-=・=-¨.-=・=- }j=く ノ /レ' . . 〈_ュ` リ,イ} | / _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ ,/ └' ノ \ こ¨` ノ 人__/ー┬ 个-、__,,.. ‐'´ 〃`ァーァー\ . / |/ |::::::|、 〃 /:::::/ ヽ / | |::::::|\、_________/' /:::::/〃 |
GJ!!!イイハナシダナー
はいはいGJGJ
国へ帰りな \__ __/ \/ .,r‐--,,,_、 .゙l゙'i、 `゙''-,,,,,,,,,,,,,,,,,_ : ゙l `'i、.,r‐-、,,`'-,、 `''ー、_ ゙l ,/゛ `゙''''ミッ、 ゙゙'''-,、 У `!ヽ、 ._,,i、 ,,,,,、 / ゙r゙l, / ‘i、 { ゙i、 | ゙'i゙l ./ |, ゙l、 ゙l | _,,,,_ .゙'},. | ,/ ゚i、 ゙l ゙l、 ゙l ,r'"` `゙゙''',゙',lri、,,/ .゙l ゙l ヽ │ .| .彳 ゚|″ | .| │ │ .ヽ_ _,,-° `i、 .| .,,゙l, .゙ケ'=ッ、 ゙l, ,,,,,,、  ̄ ̄ .゙l,-'シ'',!.゙l ,/゜ ゙'i、 .}i、`.゙'i、 `'| `'i、 ,,,rン・'゙,,,-'i| .| .l、,,」 ゙= | .゙ヽ, .゙!, i″ ゙''i, .l │ /" .゚┓ .| ‘'''l" ゙'-,,、゙l、 .,,「 | ゙l、 ゜ .| ゙l'-,、 `゙''゙‐'" ./ .ヽ .| | ゙'ヽ,、 / '゙l .,ノ ′ .~'―--―ー?''" ヽ-, |、 " .l゙
>>167 GJ!
確か鬼束ちひろの月光は、TRICKの主題歌になってたよな。
それで双方ともヒットした感じだよな
スレにSS投稿されただけで反射的にGJ書き込む趣味の無い俺にしたら、 ここ数日は長雨で一般道が水浸しになって歩きにくいあの感覚だったな。 ともあれ皆さんお疲れ様した。
175 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/07/25(日) 22:18:45 ID:x8tqdCW7O
なんか賛否両論?あるみたいだけど、 よく練られてて面白かったと思うよ
>>167 お疲れ様
よいSSでした
構成はよくあるパターンだが、良いものだから黄金パターンと言われるのであってそれは問題ではない
文章力は確かにあるが、がんばり過ぎだと思う。この長さでは味が濃すぎる
しかし今後何よりも求めたいのは国語力
それは誤字ではなくて、今まで聞いた事の無い変な言い回しが多いということだ
自分では中々分からないものだから国語力で信頼できる人に校正してもらおう
以上、ラノベ品質管理員より
また聞くだけでキモそうな管理局があったものだなw でも「聞いた事の無い変な言い回し」なんて、 それこそラノベ書きたがってるオタク兄ちゃん達が好んで使いたがるもんなんじゃないかな。 でもだからこそそういうの削るのって大変かつ大事よね。
SS豊富で幸先いいなぁ〜
この流れは皆も気軽にSS放り込もうぜ、ってことか?
もともとそうじゃないの?
気軽に放り込め しかし必ずしもGJをもらえるわけではない
GJ貰えるSSを投下しようとすると難しいよね
何も考えず好き勝手書いて何も言わずに消えていく人こそ至高
面接官「特技は聖光爆裂破とありますが?」 アグ 「はい。聖光爆裂破です。」 面接官「聖光爆裂破とは何のことですか?」 アグ 「聖剣技です。」 面接官「え、聖剣技?」 アグ 「はい。聖剣技です。直線上の敵に大ダメージを与えます。」 面接官「・・・で、その聖光爆裂破は当バード商会において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」 アグ 「はい。ルカヴィが襲って来ても守れます。」 面接官「いや、当社には襲ってくるような輩はいま・・・せん。それに人に危害を加えるのは犯罪ですよね。」 アグ 「でも、異端審問官にも勝てますよ。」 面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」 アグ 「相手に100以上与えるんですよ。」 面接官「ふざけないでください。それに100って何ですか。だいたい・・・」 アグ 「100ヒットポイントです。HPとも書きます。ヒットポイントというのは・・・」 面接官「聞いてません。帰って下さい。」 アグ 「あれあれ?怒らせていいんですか?刻みますよ。天の願い。」 面接官「いいですよ。使って下さい。聖光爆裂破とやらを。それで満足したら帰って下さい。」 アグ 「運がよかったな。ハイトが違うみたいだ。」 面接官「帰れよ。」
185 :
再就職組 :2010/07/27(火) 07:38:28 ID:4IAnvDHl0
面接官「特技は闇の剣とありますが?」
>>184 このスレで前に見たネタだよね。
これに元ネタってあるの?
面接官「特技は闇の剣とありますが?」 ガフ 「ああ、ばっちり吸えるンだよ。」 面接官「闇の剣とは何のことですか?」 ガフ 「暗黒剣だ。知ってンだろ?ごちゃごちゃぬかすな」 面接官「え、暗黒剣?」 ガフ 「…体験してみるか?」 アグ 「追い返されるだけでいいッ!」 ガフ 「そんな器用なマネができるもンかッ!」
面接官「特技は闇の剣とありますが?」 シド 「ああ。闇の剣だ。」 面接官「闇の剣とは何のことですか?」 シド 「全剣技だ。」 面接官「え、全剣技?」 シド 「そうだ。全剣技だ。射程内にいる敵に大ダメージを与える。」 面接官「・・・で、その闇の剣はオーボンヌ修道院において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」 シド 「ああ。敵が襲って来たら守ってやろう。」 面接官「いや、当院には襲ってくるような輩はいません。それに人に危害を加えるのは罪ですよね。」 シド 「でも、神殿騎士にも勝てるのだぞ。」 面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」 シド 「相手から100以上奪うのだぞ。」 面接官「ふざけないでください。それに100って何ですか。だいたい・・・」 シド 「100ヒットポイントだ。HPとも書く。ヒットポイントというのは・・・」 面接官「聞いてません。帰って下さい。」 シド 「あれあれ?怒らせていいのか?襲うぞ。背後から。」 面接官「いいですよ。使って下さい。闇の剣とやらを。それで満足したら帰って下さい。」 シド 「運がよかったな。いまアイテム士みたいだ。」 面接官「帰れよ。」 アグ 「さすがは伯だ・・・」 ラム 「何やってるんですか皆して・・・」
おはようアグリアス
いや、むしろおはグリアス
一文字多くないか?語呂が悪い気がする。 ここはハグリアスでどうだろう
さに略して アグ「ラムザ、ハグ!」 ラム「朝っぱらから抱き締めろってんですか…」
NPCアグリアスさんは装備をブレイクされる率が高いような気がする
>>193 ラムザ「毒蛇の?」
アグリアス「それはハブだ」
ラムザ「燻製肉ですか」
アグリアス「それはハムだろう」
ラムザ「桜が綺麗」
アグリアス「それは春!」
ラムザ「水に浮く花」
アグリアス「それはハス!」
ラムザ「発と中と」
アグリアス「白!いいかげんにしろこのバカラムザ!」
ラムザ「じゃあこれは?」ぎゅ
アグリアス「は…!? …は、ハグだ。 全く、するんなら素直に最初からすれば好いものを」
アグさんは免疫ないだろうし、 狙った通りに真っ赤になってくれるのもいいけど 真っ直ぐとか、譲らない信念ゆえの、 定型句じゃない意外な台詞とか見たい 誰を彼をも弾き飛ばして輝くような、一途な叫びを見たいな そらーラム公も、 そろそろ陽の落ちる忍び寄る闇の中で なお光を失わないアグさんの瞳から視線を離せないでしょうよ
アグリアス「わ、私だって恋人の一人や二人いたさ!処女かけたって構わない!」 ラムザ「……」
恋人=非処女じゃないだろう?
そういうネタでござる
200なら仲夏のアグたんの脱ぎたてゲルミナスパンティくんかくんか (*`Д´)ムッハァーーッ!!これがアグたんの香りかーーっ!!
「チョコボは靴だ」 「ええ、まあ確かにmoveを補う方法としては下手なアビリティより優秀ですね。 けど出撃人数にも限りがあるので……」 「そんな理屈は聞きたくない! 理想に燃える貴公はどこへ行ったというのだッ!」 「お気持ちは察するに余りありますけど世の中できることと出来ない事があります。 今はテレポで我慢してください。運が良ければ+3くらいの効果はありますから」 「でも今週の巨蟹宮は運勢が最悪だと……」 「そういう変な所で乙女なんですね……」
おぉ…ラムザよ。お前はパンティーはいてるんかwwww
シド「レース付きの物は痒くなるからな。綿か毛糸のパンティにしておくのだぞラムザ」
アグさんとお揃いのゲルパンですか
アグ「ラムザの使用済みゲルミナスブリーフくんかくんか」
ゲルパンww その略称は新しいなw
そもそもゲルミナスパンティーだかショーツだかの効果ってなんぞや
ナニのMoveとJumpが向上
アグ「はじめてゲルミナスブーツとゲルミナスパンティとゲルミナスブラを合わせて着用したときの感動を私は絶対に忘れない」
ニア ブレイク
どのブレイクしますか? ・ブラブレイク ・パンティブレイク ・ブーツブレイク ・ゲルナミスブレイク
ヴァージンブレイクで
>213 む… ラム(ヴァージンブレイク…ってそんな選択しあったのか。 …素敵だ。素敵過ぎる。なんで今まで気が付かなかったのだろう。 風呂を覗いてニヨニヨしたり、ブーツをクンカクンカしたって結局は良い時の夢。 儚い…そう。何も履かないで行こう。アグリアスさんはこの扉の向こう…) カチャ カチャ ヌギ ヌギ ラム (さぁ、行こう。僕の全てを持って貫通するんだ!) バッ!! バタンッ! ラム「さぁ、覚悟して下さい!もう我慢の限界です」 キリ! アグ「!?」 ラヴィ「あ…」 アリ「ZZZ…」 ラファ「―――」 メリ「あら…」 ラム「あれー?」 GAME OVER
非常に低確率だが「パンティを盗む」でアグリアスさんからゲルミナスパンティをGETしたい
0.1%の確率だって書かれてたな
ならば0.1%にかけるしかないな。 黒本を紐解いてみれば、源氏シリーズ0.0%すら盗めると云う。それに比べればまだ希望がwww
俺はゲルパンの紐を解くよ
ムスタディオ「念願のアグタンパンティー(オリモノのシミ付)を手に入れたぞッ!!!」 でも…実は、それは…、 ガフガリオンにオケツ穴掘られてキレぢになってたラッドのケツ穴出血付パンティーなのだった。 同じガフ傭兵部隊のラムザが捨てようとしたのを、 ラッドが見かねてオフルパンティーとして愛用していた事実は、ムスタは、知る由もなかった…。 股布部分を丹念にベロデナメールしていたムスタは毒状態になり、 ドンドンHPが消耗していくことに気づいていない訳ではなかったけども、 「アグタンのパンティーならばよしッ!!!!」 とばかりに、その暴挙をやめようとせず、ひたすら必死で吸い尽くさんと一心不乱なのだった…。 毒消しとポーションを飲んではまたアグタン(実はラッドの)パンティーにムシャブリつく…、 ムスタディオはそうやって時間が経つのも忘れ、ビンビンに独り悦に入っていた…。 ラムザ「あ、ムスタディ…ん?、そッ!そのパンティーはぁッ!??!」 ムスタ「しーーーーーッ!!!大声出すな!ラムザぁ…お前にも匂いを愉しませてやっから♪ムッハー♪」 ラムザ「ラッドがパンティーないないって騒いで探しまわってたけども…、 君がそっち方面のアッー!でラッドのパンティー泥棒だったのかァーーーーーー!?」 ムスタ「なッ!なんだとおおオオォォーーーーッ!!!ブーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!! ゲホッゲフォッツおえーーーーッ!!!げろげろーーッ!! げぇえぇぇーーーーッッ!!!!ゲヴォーーーーッ!!('A`)モホだめぽorz」 …ラッドのいる部屋…。 傷心のラッド「あ!!オイラのパンティー見つけ出してくれたんか!ムスタァーーッ!!」 ムスタ「や…やめろー!!抱きついて喜ぶんじゃねぇーッ!(コノヤロー!頃してぇー)」 ラムザ「ムスタがアグリアスさんの愛用パンティーと思い込んでぬす…ングング」 ムスタ「な!なんでもないぞッ!!見つかってよかったな!ラッド!!」 この一件以来ムスタディオは機工士でなく奇行士のジョブになってしまい、 ラッドと怪しい友情が芽生えることを忌避しつつも、アグタンへの思いを募らせたのだった…。
…一方、ラムザ隊には…、実は…、闇の部分=暗部(陰部ではない)があった…。 その名もッ!!〔女子限定乙女塾!!〕 そして、いつも…、あの日のイラダチやオリモノ匂いや処理について…、 ラムザから戦略的ジョブチェンジを迫られた際のきわどい衣装におけるムダ毛わっさぁーの手入れ…など、 とても大事でマジメで高度な闇の話題に議論を熱く燃やしていた…。 そして今宵も…、例の会合が開かれていた…。 アグリアス「正直…、私はオリモノくっさいかどうか、心配になってしまって物悲しいワ! 自ら処女幕ブレイクしてまで大切な蜜壷弄るだなんて…怖くて躊躇してしまうものだワ…」 アリシア「上からも下からも愛撫されちゃったら腰が抜けちゃうから注意してねー♪」 ラヴィアン「イケメンシーフにハート盗まれちゃったらマジバカグッチョリに注意してね♪」 マルガリタ「うちの親父のムスコ、デカいのよね。あれじゃあ皆寝ちゃう(性的な意味で)ワ♪」 「疑うものかッ!!信じることこそ愛だワ!!」 「接近戦には避妊具=今度産むを忘れンことヨ♪」 「雷神てウデは立つけどナニ勃つのかなー?暑い日はローブの下すっぽんぽんなんだってー」」 「あーわかるー♪だよねー♪みたーいなー♪えー!ホントにー?…てゆーかー…、そぉなのー!」 ザワザワ…、ワイワイ…、ガヤガヤ…。 コンコン!コンコン! 扉越しのラムザの声「たのまれてたセーリ用品を町でまとめ買いしときましたよー!」 女子一同「サイドギャザーで多い夜も安心だワ(はぁと)」 fin ベタなやっつけSS正直スマンカッタ
乙
これはひどいwww ひどいが個人的には好き
謝るぐらいなら、書き込まない勇気が欲しかった
自分が書きたいと思えば書けばいいのさ。プロじゃないんだし。
何がウケて何がウケないかなんて分からん。
少なくとも、
>>223 のような馬鹿に気を使って書き手が萎縮するのは嫌だね。俺は。
まぁここは歴代の職人さんのレヴェルが高かったから 目が肥えてしまっているところもあるからね でも、一読み手としてはSSが来たら楽しいから臆せず投下して欲しい
>>224 さすが末尾Pは言うことが違うねw
カッコいい!
一桁〜10代の頃とか凄かったな なんであんな職人が大勢集まったんだろ
228 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/04(水) 10:04:53 ID:HxN+vFFz0
最近、ペンを持つ手が重いのだ…。 なぜだろう…?
妄想力の暗黒面を鍛えるのじゃ
暗黒…エロ?
231 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/04(水) 23:24:58 ID:OBakkcjH0
ぬるぽ
ガッ
結局夏コミはまた杏仁だけか
ぬるぽ
235 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/05(木) 09:03:42 ID:kHWQXTBJ0
杏仁…だと!?
236 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/05(木) 09:05:49 ID:kHWQXTBJ0
保守
>>236 なんかショップに並ぶレベルの商品からゼニ出して欲しいモノを買う「客」という立場に慣れきった身としては、
もうその手のジャンルオンリーには物足りなさしか感じなくなってしまった。
我ながら本末転倒ぎみだなあとは承知してはいるけど。
今やとらのあなやメロン、メッセ等の店が全国にポコポコできるご時勢だもんな
末オソロシイ
タクティクスオウガがpspでリメイクされるんだって FFTも正統な続編作ってくんねーかなぁ あとそれに出てくるラヴィニスってのが世慣れしたアグさんぽくてなんかいい もうすぐ盆休みだし獅子戦争でも探してくるかな
この連日の猛暑だが、 アグさんもおっぱいの谷間や下乳に汗をたっぷりかきながらも頑張ってるのかと思うと、胸が熱くなるな。 胸が熱くなる。
アグ姐さんが鎧脱いだときにムワァって漂う素の体臭くんかくんかムッハァー
244 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/07(土) 19:27:55 ID:8dz86qXD0
俺は胸というより銃が熱くなるぜ。ヒャッハー!
豆鉄砲乙。 俺はロマンダ銃だけどな。
246 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/07(土) 19:36:18 ID:8dz86qXD0
残念だがブラストガンだ。 チョコボキャノンくらいの見た時はショックだよね
俺・・・アイテム士のアグタンにぶっ放してもらうのが夢なんだ・・・
ラム太「うわーん、アグえもん〜、またウィーグラフに負けちゃったよ〜、なにか道具出して〜」 アグえもん「道具に頼るな」
ラヴィ「セッティエムソンやエクスカリバーに頼ってる隊長の言葉とは思えませんねぇ」 アリ「アカデミー時代から『アイテム貯蓄』なさってましたしねぇ」
アグタンと流れるプールに行きたい・・・ フロートに乗ってるアグタンにちょっかい出したい・・・
>>250 じゃあ俺こっそり近づいてフロートひっくり返してみる
侍になって水面移動を習得することにした。
俺はテレポ頑張るわ
水中移動だろ常考
ここの人って本当にアグリアスがラムザに惚れてるとか妄想しちゃってんの? マジレスすると「今さら疑うものか」の部分は仲間としての信頼度についていってるじゃん 俺はラムザもアグリアスも好きなゲームキャラだけど この2人はくっつかねえよ 戦友だろ
何言ってんだお前? アグタンはみんなの嫁だぞ。
俺たちの脳みそ変色妄想トレインが爆走し続けなければ50スレも続かなかったであろう
>>256 恋愛関係あって欲しいとは思うが
アグ様に萌えることが出来れば、実際のところ関係にこだわりはない
何でもウェルカムな懐の深さが50スレも続いた要因さね
260 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/09(月) 11:18:49 ID:ezdKkRmY0
>>241 なんかも書いてるがいい加減オウガしつけえよ
しかも上げてまで
続編なんか無い方がいい
アグタンのおズボン脱がせたい。 スカート捲りよりズボン下ろしに魅力を感じる今日この頃。
264 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/09(月) 13:28:57 ID:Ma3tkteN0
洗濯は7日に1回のアグリアスさんのズボン
FFTにもルート選択があってロウルート行ったらアグリアスさんと敵対してたんだろうか
267 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/09(月) 18:20:02 ID:Ma3tkteN0
なぜLowでアグリアスと敵対せねばならんのか。 Chaosならわかるが
ミルウーダ側につく→Cルート→アグ敵対ルート ガフの説得に応じダイス兄と和解→Lルート→アグ仲間ルート
269 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/09(月) 18:46:18 ID:Ma3tkteN0
つまりNルート意外選択の余地はないと言う事だな ガフ「今からでも遅くはない! オレと一緒にイグーロスへ戻ろう! おまえの兄キ・ダイスダーグはすべてを許すと言っていたぞ! さあ、いい加減に目を覚ませ!! 」 ラム「断るッ! 僕にアグリアスさんを裏切ると言うルートはないッ!! アグリアスさんと結ばれないなら僕はこの場で果てる!!」
少なくともLowルートはディリータか兄キに謀殺されるな
アグ「よさないかラムザ!大の男が公衆の面前で果てるなどとっ!」 レーゼ「昨日あれだけ抜いてあげてたのにね」 アグ「な、なぜそれを!?」 アリ「うわぁ・・・」 ラヴィ「隊長、風紀が乱れてます!」
ふむ
アグタンにお尻ぺんぺんしたいです。 家庭教師にぺんぺんされてるアグタン・・・ ハァハァ…ウッ!
>>256 年上で男勝りな女騎士と、女性的な顔立ちの美少年のラブストーリーとか
最高じゃないか。
俺算術士になるわ。 少女アグタン待ってろよ。
算術士は足が遅いから忍者にタコ殴りにされるんだろ
こんな簡単な問題も解けないのですか?と詰って… 少女アグタン忍者にタコ殴り…ゴクリ… 少女アグタン忍者をタコ殴り…ゴクリ… 俺算術士になるわ。
その為にモヒカンになると言うか。あっぱれ
ヒャッハーッ! セカンドアビには「なげる」を付けて、かとんのたまだけを投げまくるぜーッ! 汚物は消毒だーッ!! って調子に乗ってたら、アグさんに 「お前の言うとおりだ、汚物は消毒すべきだな」 と北斗骨砕打でブチ殺されたいテーレッテー
>>278 アグタンが望むなら下の毛だってハート型にしてやるさ…
誰も望んじゃいないだろうけどな…
ハートのQ 『さあ、この私を楽しませてくれ。 おまえの悲鳴を、苦痛を、断末魔を 私に聞かせてくれ…!!』 汎用モンク 「熱き正義の燃えたぎる! 赤き血潮の拳がうなる! 連続拳! な、なにぃ!俺の拳が!!!」 ハートのQ 『バカめ!この体が拳法殺しと呼ばれているのを忘れたか!』 アグ 「死兆の星の七つの影の 経路を断つ! 北斗骨砕打!」 ハートのQ 『ひ・・・ひでぶ〜!!』
今のPixivって小説も投稿できるんだな。
ラヴィニスはジャベリン装備のアグさんと脳内補完
1、ボタンを掛け違えて、襟が凸凹のアグタン… 2、ハンチング帽裸サスペンダーアグタン… 3、オーバーオールアグタン… 4、靴下アグタン…
ボタンを掛け違えているのに気付いていないアグ姐さん。
↓
あ、ボタンずれてますよ
↓
あわててボタンを直し始める
↓
ピタッ
↓
何を見ているか破廉恥な!
↓
理不尽な暴力を身に受けつつもちょっと幸せでした
>>284 見て脳が勝手にここまで動いた
>>285 を見て
↓
ひどいですよアグリアスさん
このアザみんなにどう言い訳しましょうか?
まさかアグリアスさんが自分で胸元を開き始めたのに殴りつけた
なんて言ったら皆に示しがつきませんしねぇ
↓
済まんちょっとやりすぎた
↓
いいですようまく誤魔化してあげますから
その代り・・・ゴニョゴニョ
↓
そ、そんなっ
ここまで反射的に連想したんだがオチが思いつかん・・・これが歳か
自分の脳内妄想を明確に視覚として体験出来るような、それこそ攻殻機動隊とかのような技術が進んだ世の中ならば、 ブラジルビキニ マイクロビキニ チューブトップビキニ ワンピースビキニ それこそ色々アグさんに着てもらうのに…ッ! アグ「しかしお前が見立ててくれる水着はどれも表面積が少ないな…」 ラム「ならこの競泳水着をば」
>>288 ピチピチ競泳水着のアグさんとな!?
あ〜俺の為にわざわざ着てくれたんですかアグさん、嬉しいッス
せっかくだからこんないやらしい奴らばっかいる所じゃなくて
静かな向こうの方行きましょうか
名無しの携帯厨はお呼びではないそうです
何故スク水がない
292 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/12(木) 11:06:08 ID:BRlkOIxO0
スク水は着れんだろう。誰かにプレゼントでもされない限りな。 不自然すぎる
アリ「!」 ラヴィ「え」 アグ「ん?なんだお前たち、人の事をジロジロと」 アリ「隊長まさかその紺色の水着は、あのダサ過ぎて誰も着たがらなかった…」 ラヴィ「士官学校時代のスクール水着では…」 アグ「何か問題あるか?」 アリ「(マ、マジすか!!)」 ラヴィ「(隊長ぱねぇっす!!!)」
1、クロールアグタン、横から 2、平泳ぎアグタン、後ろから 3、バタフライアグタン、水飛沫 4、背泳ぎアグタン、俯瞰 5、犬掻きアグタン、一緒に泳ぐ 6、ビート板アグタン、最高です
アグリアスさんは男らしくないとなぁ 儚い発言はどうみてもバグだよなぁ
アグリアス「よおし、このラムザはお前達にくれてやる。好きにしろッ!」 こうか
どっちかというと アグ「よぉし、この男共はお前たちにくれてやる。好きにしろッ!」 ラヴィ「さっすがアグリアス様〜」 アリ「話がわかる〜♪」 あれ…デジャヴが・・・・・・・あれ?
アグタンお股のデルタゾーン。俺は勿論、闇の鬼神ダークも虜になるね。
アグたんに授乳手コキしてもらいたいお
アグたんに(女装の)玩具にされるラムザ アリラヴィに(女装の)玩具にされるクラウド
共通点は…男か?
うわぁー、アグさん目が真っ赤だよ〜
このクソ暑い中でアグたんにアルテマのコスプレしてもらいたい
しーしーする時は股布をずらすんだろうね… アグタンの人差し指と中指が股布と股間の間に滑り込む… 軽く力を入れ、引っ張り、横へとずらす… 我慢の力がゆるむ…腹に力が入る…拡がる尿道口、広がる解放感、眼下に広がる水溜まり… 微かに聞こえる仲間の声…近くに聞こえるせせらぎ… 足に伝わる振動…足に跳ね返る泥… 迫る終焉…
その身の全てを出しきらんと二度力を込める。 穿れる二連穴。 孔の位置が悪いのか、尻に感ずる熱き滴り…アグタンの悩みの一つである…
うむ、まぁまぁの変態だな
お褒めに預かり光栄です…
イヴァリースにアグタンの脱ぎたてより価値あるモノなんて存在するのだろうか
つアグ様そのもの
なるほど、納得。
なんだこの流れwww
皆暑さで脳が変色してるのではないか?
アグタンを板の間に呼びたい。 アグタンの蒸れ蒸れ足の足跡をペロリンチョ♪ 座布団に正座したアグタンの足の裏を穴が開くほど見つめたい。 足の痺れのビンビンタイムにちょっかい出したい。ビーンビーン…
あぁ・・・確かに変色してるようだな
アグたんに不変不動とドンムブをかけて目の前でちんちんをシコりたい
316 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/18(水) 11:38:11 ID:S3pURAef0
そして蔑まれた目で見られて笑われるんですね。 アグ「…フッ。短小、早漏、見苦しいな」
>>316 君と僕のアグ観には大きな隔たりがあるようだね。
TOリメイクは色んなキャラの台詞が追加されまくってるみたいだけど FFTもリメイクされたら後半アグリアスが空気にならなくて済むんだろうか
アグリアス「家畜に神はいないッ!」
ミルウーダ「努力はしている!」
新マップ 「炭坑都市オルランドゥ」
そんな地名探しても おらんどぅ
王都ルグリア
よく考え付くなお前ら
満員電車でアグタンの髪から滴り落ちる汗をストローで啜りたい。
アグタン…振り向かないで♪ うなじの脇に煌めく汗は♪ アグタン…私の生まれた故郷だ♪ 覚えているかい?少年の日の誓いを、青春を懸け守りぬけその幸せを、 アグタン、振り向くなアグタン♪
クソ真面目なアグたんも爆笑したりするのかな
ドンアクドンムブで身動きできなくしてからくすぐりたい 「やめろっ、何のつもりだっ」「いい加減にしないかっ」とか 始めの内は言われるんだけど、 無視してくすぐり続けたその先にあるものを見たい
正統派(?)に恥じらう乙女なアグリアスさんをゆっくり優しく攻略していくラムザ そんな夏の午後でござった
アグ「アリシア、今日の洗濯当番は誰なのか教えてくれないか?」 アリ「今日はムスタディオとラヴィアンですが、それがどうかしましたか?隊長」 アグ「いやなんでもない、ラヴィアンに用事があって探していたのだ。ありがとう」 スタスタスタ… アリ「いえいえ。お力になれたようで〜」 ムス「お〜い!ラヴィア〜ン!!」 ラヴ「うるさいわね。聞こえてるから、小さな声で」ムス「悪いね。ちょっと聞きたいんだけどいいかい?」 …… アグ(洗濯籠を間違えるとは…不覚。しかもムスタディオとはツイてないな) 今日自分の革靴の中敷を洗濯したんだけど、人様には洗わせられないなって思ったんだ。 アグタンのなら大歓迎だけどね。
アグたんのバトルブーツのかほり
ほのかどころじゃないな
ラムザ「でも汚れ物がでるのは生きている証ですし、まして生き死にをかけて戦っているのだし、素敵な匂いですよね?」 アグリアス「ぬ、あ」 ラヴィアン・アリシア「でたー! 天然口説き王ー!」
なんてことだ・・・スレ開始はSSが飛び交う豊作だったのに 今やアグリアス様に噎せるスレになってしまった
「噎せる」 なんと読むのだろう?どれどれヤフーでググると・・・ 「むせる」 ああ!なるほど! 芳醇にあふれかえるアグリアス臭をクンカクンカし過ぎて・・・ 今はまさにそういうスレだなぁ・・・orz
まあSS「飛び交った」だけで「豊か」とは、無条件で持ち上げすぎだろとは思う
明日の戦闘にはどちらを付けていこうかと、 ブレイサー(ナイスな癖のあるスメル)とゲルミナスブーツ(グッドな噎せ返るスメル)を並べて小一時間ウンウン悩んでるアグリアスさん。 そんなアグさんにプシュッとシャンタージュを吹きかけて、 「この安らぐ香り、とてもアグリアスさんに似合ってると思いますよ」 「ば、馬鹿者、からかうな…」 と赤面するアグさんを微笑ましく見つめながらも、 明日は馬車馬のように働いてもらおうと心も新たにするラムザきゅんであった。
SSが「豊か」というとやっぱ獅子戦争発表前くらいまでかな?
>>337 そして夜はラムザを馬車馬のように働かせて騎乗するアグさん、と
また荒れそうなネタを アグリアスさんの声 1 甲斐田裕子 2 大原さやか 3 園崎未恵 このへんじゃないとたくましさと女性らしさを併せ持つアグさんを演じきれないと思う
声オタうぜぇ
10数年アニメ見なくなっただけで、今の女声優なんて見事に誰も知らなくなったわw ほんと使い捨て業界って感じね。
アグたんの三里のツボを押して長旅の疲れを取って差しあげたい
ラム「アグリアスさん。長旅でお疲れでしょう。
>>344 の足ツボマッサージで疲れを取ってください」
アグ「む、そうか」
344「では」
ギュ!!
アグ「!!」
344「痛くないですか?」
アグ「あ…くっ…あぁ、も、もんだひ!!…ひゃ!!・・・ない・・・あ!!」
ラム「・・・・・・くすぐったいんですか?」
アグ「!そ、そんな事はないぞ!! 日々鍛錬を怠ってない私に足の裏が弱点など――」
ギュ ギュ !!
アグ「あっ…うぷ…くtk」
ラム(今度は僕が押してあげよう。・・・とりあえず344は後で始末しておくか)
住人A「おい、
>>344 。俺と握手しないか!?」
344「嫌だ!俺は一ヵ月は手を洗わない!!」
住人B「フザケンナ! アグたんのスメルを独り占めにする気か!!」
344「スメルだけじゃないぜ。…味もだ」
住人B「貴様!!!」
住人A「そう言えばラムザが呼んでたぞ
>>344 」
いきなり宿の隊長部屋入ったら、ラムザがアグさんの足指ペロペロしてる現場なんかに遭遇したらヤだな。 事前の聞き耳とノックは大事だ。
347 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/30(月) 11:04:56 ID:N0/hYZ/K0
米男「聞き耳を立てるとはマナーがなってないね。 ノックをして、部屋の中で慌ただしく取り乱してる音を聞くのが紳士だよ」
アグNES
349 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/08/31(火) 14:21:07 ID:RUFKlj/O0
はぁ?
ゲルミナスブーツ・パンティ装備のアグたんと50m走勝負したい
その直後にくんかくんかしたい
丸太を組んで作った大きなキャンプファイアー。 燃え盛る炎の柱に、俺はギってきたアグさんのゲルミナスパンティを投げ入れた。 燃えるパンティの香ばしい匂いが俺の鼻にツンと刺さる。 夏の思い出よ、さようなら…
「心頭滅却すれば火もまた涼し!」 とか言いつつ大やけどするタイプだな、アグさんは
そして頭かくして尻隠さずなタイプでもあるな アグ「うむ。この下着たちにも世話になったし、きちんと燃やして供養しないとな。」 アリ「…あれで誤魔化せてるつもりなのかなあ。」 ラヴィ「お酒飲みすぎたから失敗した、って素直に言ったほうがはるかにマシなんだけどねえ。」
パンティを酷使しすぎて穴を開けるも気にせず使い続けるアグリアスさん
全身鎧着せてアーマーブレイクすれば……
個人的にアグリアスさんは生真面目にちょっと困った表情が特に萌える アホ毛にジョブチェンジのコスチューム的なお願いとか オヴェリア様に珍しく我侭言われるとか
358 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/06(月) 16:02:46 ID:sajga3HU0
そろそろSSが投下されそうな・・・予感がするな?
>>358 たんにお前がスレ上げて要求してるだけにしか見えん
もうアグたんなんかの時代じゃないお これからはラヴィニスたんの時代だお
361 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/07(火) 17:45:31 ID:0C5/gvl30
じゃあラヴィニススレ立ててそっち行けよ
362 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/07(火) 18:11:37 ID:d2YymcCsO
アグリアスさんの秘部を俺の冥界恐怖打で突き上げたい
あぐたんを柱に縛って顔にちんこを押しつけながらシコりたい(^ω^)
364 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/07(火) 22:10:00 ID:0nj99MB2O
>>362 >>363 お前らの相手はムスタディオで充分。
シスコンだけど、やっぱラムザとアグリアスの組み合わせが良い。
365 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/07(火) 23:43:32 ID:gITduh8EO
ぬるぽ
366 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/08(水) 10:33:32 ID:YptbeaYt0
また最近変なのが来てるな
ならお前も態々付き合ってスレ上げるなよ
了
369 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/08(水) 18:15:53 ID:sC9f+IA60
FFT漫画化しないかな?
ガンガン辺りでやったらライオネル城あたりで終わっちまうだろうに・・・ このスレ的にはそのほうがいいのかも知れないけど
371 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/08(水) 19:26:54 ID:AhPLC+c/0
アグリアスさんのエロ画像って探してるんだがなかなかないな
犯しがたい存在だからな
裏世界2とかdahootchとかアグリアスさんにヒドイことしたよね
>>371 は2chはもちろん、ネットからして始めたばかりのようだな。
あぐたんに叱られたい
そんな貴方はムスタディオ
377 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/10(金) 09:06:03 ID:nTZKmbjk0
デシディア2が出るらしいが FFTから参戦できるならアグリアスさんとラムザくんでよろしいかな?
満を持してバランスブレイカー雷帝シド参戦
マラーク&労働(ビブロスも可)が参戦
ガフガリオンあたりが参戦
敵側はウィーグラフかヴォルマルフかアルテマが妥当なところだろうルカヴィだし
383 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/11(土) 09:43:23 ID:qVl705LY0
アグリアスとオルランドゥの敵対も見てみたい
ラムザって格ゲー向きではないよね
オニオンナイトやバッツみたいに他ジョブの技・魔法も使うか スマブラのネスの如くなぜか自分が覚えない仲間の技を使うかになりそうだな ラムザ「強敵(とも)との戦いで僕は剣技を習得した! ガフガリオンの暗黒剣! 神殿騎士団の剛剣! そして最大の強敵ウィーグラフ譲りの聖剣技だー!!」 アグリアス「そこは私直伝じゃないのか!?」 メリアドール「その神殿騎士って私よね!?」 オルランドゥ「実は全部私が教えた」
やはりミュロンドから帰還中にはぐれたラムザを探してって展開で、 アグリアスさんに登場してほしいもんだ。
まあ実際はラムザとアルマ以外みんながはぐれて 帰って来なかったんですけどねー
ムスタディオなら故郷に帰って全自動1/1アグリアス人形を製作してたぞ
"処理"する
"粉砕"される
欲しい
100年後、空気嫁づくりでシェアを圧倒するブナンザ玩具
アグ「だいたい『私はお前は信じる!』を一秒間で10回言うなんて機能自体がナンセンスだろう。 しっかりと『ラムザ、私はお前を信じる』と言うなら、まず3秒はかかる(キリッ」 ラヴィ・アリ「あーハイハイ」
___ ., ガ ガ , =ニ二三ミ '三`ヽ ¨ タ タ / /, -─一ー‐、 ヾ : / /// ヽi l : / /// .羅 | | . | l l| u| | : え… | | _ァ≒=、、 ir≒ァ|! | : 本物のアグリアスさんなら、 | l l| ´ ̄´,/| ト ̄´ |! | . 1秒間に10回「私はお前は信じる」言えるんじゃなかったんですか… | | | | |||: | ト u { _ _〉 ,ノ|||: | ∧ r─‐ァ /川! . | | }、 } | || | : | |\ `二´ || | : | |\`ー──‐ァ‐'|八 : /う┐ _| | \___/ 乂. }:.. / r个勺_  ̄ |j 川| | _/|_ _}\_ | |`ー-/ 〈/ 八| ノ ̄| jノ 匸つ /
395 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/13(月) 14:04:35 ID:ACl4Lnid0
直に秋だなぁ・・・ 食欲のアグ
漏れとしては読書のアグだなぁ 眼鏡をかけていたりしたら最高だ
無理をしてロシア文学や哲学に手を出して居眠りするアグリアスさん
仮にも王族近衛騎士だし、ここで弄られてるほど アグさん士官学校時代の成績は悪くなかったんじゃないか むしろ優秀だったはず
優秀だけど主席ではなく なおかつ女であったから修道院に飛ばされた?ってトコだろうな
401 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/14(火) 04:51:50 ID:Qqw7FvSMO
ただし下半身的な意味で
攻撃は聖剣でおkだし女性ユニットだから魔法もいけるってのはいいよなぁ
聖剣技+白魔法が俺のジャスティス
まあ潔癖症のボクちゃんには2chは向いてないんじゃないかw ましてや脳みそ変色した猛者の集うこのスレでは。
アグタンの靴下くさい アグタンのブラしっとり アグタンのぱんちゅすっぱい アグタンのTシャツ腋汗染 アグタンのズロース至高
なんか、アプリでFFT配信されるらしいな。 延期したみたいだが…
おぼこのアグリアスさん 初夜に「さ、さあ来るがいい!」とか「い、いざ!」とか意気込んで欲しい
捕虜になった時に兵士に回されてんよ
>「い、いざ!」 そのうち慣れてくると、得意の技を繰り出すときに「必殺!」とか叫んだり、 精神集中するときに「臨・兵・闘・者〜」と九字を結びだしたりするのか。
大丈夫だ、俺達のアグ姉はお前らが思うよりずっとキレ者だ そんなに簡単に捕まったりはしない
>>417 架空のゲームキャラを崇拝したがる携帯の坊ちゃんには悪いけど、
ゲーム中でのアグリアスは頭脳面ではさほどキレ者じゃなかっただろ。
簡単に捕まった上に、泳がされたし。
アグ「ナ〜イフみたいにとがっては〜触るもの皆傷つけた〜♪」
ラム「ちょ、アグリアスさん、突付かないでくださいよう」
アグ「大丈夫だ。私はこれでもキレ者だ」 ラム「確かにすぐキレますけどね」
それどころか有能な部分なんて殆どなかった 一生懸命なのかヤケクソなのかもあやふやだった でもかわいい
有能な近衛騎士なんて害悪だよね。
任務に忠実なんだろう。
若い近衛騎士キャラなんてだいたいは、エリート面した嫌味ヤロウか、生真面目で一生懸命だけど空回りしちゃうタイプかがよく出てくるよな。 アグさんが後者のほうでよかったじゃないか。 しかもパツキンで主人公より年上だし、言うことないね。
とりあえずアグリアス様出してくれればデュオシズムは神ゲー
近衛兵が有能だと守るべき対象が攫われたり殺されたりしない ストーリー的に無しだよね
ディリータ「近衛兵が優秀だったので誘拐に失敗してしまった」 枢機卿「近衛兵が優秀だったので確保するのに失敗してしまった」
近衛って自分で考えて動くとか駄目なんだろ?
ラムザみたいなブレインがいれば実行力は優れてるんだろうから
>>427 みたいな評価になるだろ。
シドだってシナリオ上は捕まったりしてるんだ 捕まることは悪いことじゃないさ ははは
>>425 エクスデス先生に続いてアグリアス教官になるかもしれんぞ?それでもいいのか?
アグアグ教官とかひゃっほーい
>>430 アグリアスはディシディア出ても強いと思う。聖剣技、あとホーリーなどの魔法とかで。
でも弱くても良いけどね。
エクスデスも使いこなせれば強い訳だし
アグリアスを完璧に使いこなしてみせる。
ポテンシャル的に強くても、頭が固くて負けるのがアグリアスさんではあるまいか?
聖剣技は当然としてMove3は絶対に再現すべきだな 鈍臭くないアグリアスさんなどネタの乗ってない寿司みたいなもんよ
>>434 お前、鈍臭い言うなよw
移動距離が短いだけで、アグさん(ホーリーナイト)の回避値は高えじゃねえか。
下半身は慎重にドッシリ歩んで、上半身は軽やかに敵の攻撃を避けつつ必殺の聖剣技を叩き込むのだ。
ディシディアってリミット技なかったっけ? アグさんの速度は遅めにしておいて(火力重視)、リミット技でチョコボ騎乗させればいいじゃん。 かっこいいし速度大幅アップで無敵キャラ ライトニングさんにも負けへんで〜
アグリアス……上から目線の嫌な女
どうせそのうち二軍に落としてやればいいじゃないか。 DQでいうなれば馬車組ってやつか。 ガタゴトガタゴト ラヴィ「いや〜、アグリアス様とご一緒に裁縫仕事担当できるようになって嬉しいなあ」 アグ「うむ…」 アリ「アグリアス様、次の宿営地に着いたら、私と洗い物を」 アグ「うむ…」 ドナドナド〜ナド〜ナ〜♪
自尊心の強いアグリアスさんのことだから二軍落ちという挫折を どう克服するか…… 見ものですな
メリアドール「アグリアス……上から目線の嫌な女」
ラムザ「年上だからね」 アルマ「年増だからね」
こんな反応する輩がいる一族にアグリアスさんは嫁がせられないので 俺がもらっていきます
アグリアスさんには俺の自宅を警備するという重要な任務があるのでダメです
俺が警備してアグさんが稼ぐ
アグリアスの召喚魔法 アグリアス「クポーー! くるくるぴゅ〜… モーグリ!」 に萌える。
くそうかわいいなアグアグめ
ラムザがモーグリやチョコボ達をモフモフなでなでしているのを見て、少々ご機嫌斜めなアグリアスさん アグ「私は自分も撫でてみたいなと思っただけで、けしてラムザに撫でられたいと思っているわけではないのだからなッ」 ラヴィ「どこの女性雑誌に影響受けたのか知りませんが、ツンデレって相手の殿方に向けないとツンデレになりませんよ?」 アリ「今のアグリアス様は私達相手に愚痴っていらっしゃるだけですものね…」
>>435 足は致命的に遅いけど上体だけの俊敏なスウェーで
相手の剣をヒョイヒョイ避けるアグリアスさんとかシュールすぎるだろ・・・w
アリ「足が遅いだなんてそんなの誤解ですよ!」 ラヴィ「隊長は相手の一手を見切って最小の移動距離で避けてるんです!」 アグ「……(なぜか引っかかるものがある気が)」
まぁディシディアは出てもラムザとアルテマ様(妹Ver)なんだろうが ……アグリアスさんもハイレグになれば
ラムザ出たとしても、お人よし女たらし枠はセシルとか他にたくさんいるやん アグさんは6のセリスがいないから余裕で枠が空いてる ティナと仲良くなるんだよきっと まあお呼びじゃないんだけどねorz
>>449 「当たらなければどうということはない」
「見える、私にも敵が見える」
そのうち素人相手に「ヘルメットがなければ即死だった」状態になったり 敵に「貴様のような聖騎士(もしくはルカヴィ)のなりそこないは粛清される運命なのだよ」 と罵倒されるわけか
アグ「天使の指輪がなければ即死だった」
まあ正直出てもらっても困る… 吉田絵でも無くなるし
今さら出演を疑うものか!私はDDFFを信じる!!
そんななんでもかんでも信じるようだと フィッシングとかオレオレ詐欺に簡単に騙されそうだね、アグリアスさん
お嬢ちゃん、飴上げるからオヂサンに付いておいで
>>460 アグ「無礼な!騎士たる者、理由もなく見知らぬ相手からの施しは受けぬ!」
アリラヴィ「お嬢ちゃんに反応したわ…」( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )
力持ちで鈍臭いけど毅然としてて でもちょっぴり頭の悪いのがアグリアスさんの良い所
アグ「ほ〜ら、アホ毛のお坊ちゃん、飴玉上げるからお姉さんに付いてきたまえ」 ラム「昼飯なら割り勘ですよ」 アグ「チッ」
アグリアス vs ベアトリクス
JOB:嫁 E:はたき E:雑巾 E:三角巾 E:エプロン E:スリッパ
>>465 夜になると装備がフンドシとサラシだけになるのか。
胸が熱くなるな…
結婚初夜 E:フンドシ E:サラシ ラムザ:あ、あれ?すでに外れてるぞ
せめて初夜ぐらいは洋風にネグリジェ&ゲルミナスパンテーにしてやれよ… フンドシ&サラシは二日目からでも遅くはあるまい。
俺のアグは冬場は毛糸パンティーにズロースの重ね穿きだぜ。 …ゲルミナスパンティーのヘルプが読みたいな。
ゲルミナスパンティってお前らが思ってる以上に優しい肌触りなんだぜ 女性のデリケートな部分もバッチリケアー
ラムザ E: E:ゲルミナスパンティ E:アホ毛 E:マッシブボデー E:ラバーコンシャス
ゲルミナスク水
>>471 「OH、ホットガイ!」
ゴルランド炭鉱のガチムチ炭鉱夫アニキ達もラムザきゅんに釘付けです。
>>463 あぐたんはできる子!たぶん。
自分的には頭の回転が遅いって感じ。んで焦って行動、あとで後悔するというか。
なんでも人より遅いが、時間があれば確実にこなす粘り腰タイプ。
指揮官には向かない。
ラヴィ「我々でなきゃたいちょーの部下はやってられないですよ」
アリ「心が通じ合ってるからですね」
アグ「命令しても勝手に動くくせにそれを言うか?」
下半身的な意味で
478 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/21(火) 23:58:55 ID:HiRP7AY2O
下半身で
アグタンの秘かな自慢。 幼少の頃、ひとりでできるもんに出演。 騎士団見習い伝統のおにぎりを披露。好評を得る。
幼アグ…だと…!?
幼い頃、教会でゾディアックブレイブの伝説を聞くのが好きだったアグたん
でも大人になるとお伽噺と割切っちゃうんだ
現在はエナビア記に夢中です。 アグ「またもバッドエンド!おのれアリシアーッ!!」 アリ「ひい!?申し訳ありません!?」 ラヴィ(いや〜、『火吹山の魔法使い』は名作よね〜)
今、姉のタンスの埋れたアイテムを探しているのですが、白黒の紐縞パンで黒のレースの付いている物を見つけました。 これが、アグリアス様も身につけているゲルミナスパンティなのでしょうか? 当方ブレイブ70なのですが、レアアイテム発見したと判断してもよろしいでしょうか?
むしろなんで姉のタンスなんぞを漁っているのか
きっとバルダーダガーを探してたのさ。 ディリータも見習わなくちゃな。
天の願い胸に刻んで 心頭滅却!聖光爆裂破! これをアグリアスが言うとカッコいいけど、オルランドゥやディリータが言うと違和感ありまくり
そんな
>>488 のレスを見て即興でSS作ってみた!
誤字脱字があってもキニシナイ
下らん!ツマラン!はスルーして ToT
―――聖光爆裂破選手権 ――――
ディ「聖剣技と言えばこの俺。畏国王ディリータの聖光爆裂破を見せてやる」
ラム「自分から畏国王って」
ディ「まぁ、見とけラムザ。 天の願いを胸に刻んで ―グハッ!」 ゴバッ
ラム「どうしたんだディリータ!」
オル「その男には天の願いは酷なようだ。」
ラム「オルランドゥ伯!」
オル「やってる事がやってる事だからのぅ」
ディ「…ッ!」
ラム「ディリータ…」
オル「仕方ない。儂が手本を見せてやろう。天の願いを胸に刻んで心頭滅却!聖光爆r――」 ブル ブル
ラム「伯? どうしました?」
オル「ガハァ!!」 ゴフゥ
ラム「伯!?」
オル「はぁはぁ……。す、すまんラムザ…。息継ぎに失敗した」
ラム「―――」
ディ「やれやれ…これだから老人は」 ハ
ディ「やれやれ…これだから老人は」 ハ アグ「お前ら何をしてるんだ」 ラム「アグリアスさん! 実は――(事情説明)―――」 アグ「聖光爆裂破? デなんとかとか言う男ならいざ知らず伯まで」 オル「無念」 アグ「では私がお見せしよう」 ラム「お願いします!」 アグ「天の願いを胸に刻んで心頭滅却!聖光爆裂破!」タユン タユン オル「む!」 ディ「おふっ!」 ラム「!…ふぅ」 アグ「…なんだその反応は」 ラム「え…ま、まぁ、アグリアスさんの聖光爆裂破が一番と言う事で――」 『ちょっと待て!!』
491 :
3/3 @残月 ◆7J/IbzSWxU :2010/09/23(木) 10:23:35 ID:v8GAIWJP0
『ちょっと待て!!』 アグ「む?」 ダイ「貴様等!」 ウィ「俺達の事忘れてないか?」 アグ「お前たちなど知らん。ルカヴィよ消え去れ! 聖光爆裂破!」 ダイ「覚えてるじゃないか―――ウヴァー」 シュバー ウィ「扱いが酷s―――ウヴァー」シュバー アグ「フッ…勝った」 ――こうして聖光爆裂破選手権は幕を閉じた。 ラム「お疲れ様です」 アグ「ラムザ。 ありがとう」 ラム「優勝のお祝いに、今夜は僕の性交爆裂波を」 アグ「ッッッ!!! こんな場所で卑猥な発言をするな!!!」 天の願いを刻めるアグタンの胸はタユン タユン おわれ ―――――――――――――――――――――――――――――― すいません。一個目の酉、久々だったので間違えましたorz
まあ正直、他の皆も普通に書いてる台詞のみのネタレスを 態々コテまで付けて「SSです」言っちゃうのも…て気はした。
とりあえず俺の性剣でアグたんに性交爆裂波してこよう
494 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/23(木) 17:25:15 ID:v8GAIWJP0
もしもしの上部の広告が アグ嬢・姫ギャル〜に見えた俺。
渋るアグリアスさんの鎧を剥いたらMove5、Jump5になった
ピッコロ並の重装備だったのか。
今、姉のクローゼットの埋れたアイテムを探しているのですが、JKの時に着ていた制服を見つけました。 これが、アグリアス様もJKの時に身につけていたゲルミナス制服なのでしょうか? 当方ブレイブ70なのですが、レアアイテム発見したと判断してもよろしいでしょうか? 前回、レアアイテム発見し損ねたのが、悔やまれます。
ラムザ「ミルク一杯。アグリアスさんの。」
501 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/24(金) 12:05:22 ID:kVcHtAGr0
アグ「最近寝苦しいと思ったらお前かラムザ」
ラムザが健全な夜這いをかけてるとな
ラムザ「ミルク一杯。アグリアスさんの。」 酒場の親父「あるよ!ほい!搾りたてだ!さっき、裏で揉んだばかりだ。」
504 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/24(金) 19:29:01 ID:kVcHtAGr0
脳内修正 ---とある酒場 ワイワイ ガヤガヤ マスター「いらっしゃい。何飲む?」 ラムザ「ミルク一杯。アグリアスさんの。」 アグ「ちょ、ラムザ!!」 マスター「あるよ!ほい!搾りたてだ!さっき、裏で揉んだばかりだ。」 ラムザ「これアグリアスさんの?」 マスター「あ?アグリアス?そんな牛いたか??」
まあラムザに「アグリアスさんのミルクください」言われたら、 「な、私のミ、ミルク!?ぼぼぼボニュウ!?貴様はなんと破廉恥なことを!」とか、 自分がミルクピッチャー抱えてることも棚に置いて勝手に狼狽しちゃうんだろ、アグさんは。
|┃三 / |┃ l ∧ 、 、.:.:.:| i l |┃ | l l l ト、 ヽ.:.::.、:: . .\| | | ガラッ. |┃ | | | ヽヽ \ \.:.ヽ:...:.::| | | |┃ ノ// | | L ___ \\_> -‐メ‐:| レ'.| |┃三 | l |rテテミ 〒テ=ァl:! i lいl |┃ | リヽいソ ヒzリノ ! | l ノl. |┃ | ! o゚/// , //// ol | l |.:..| |┃三 | !oト、. o.| l レイ
ラムザ「整いました!芸の無い芸人と掛けまして、メンテナンスを付けている相手に対しての剛剣と解きます。その心は…。」 アグリアス「…。」
>>507 アグリアスが無言なのはラムザのうしろにメリアドールが立っているからだろうな
>>507 アグ「くっ、…そ、その心は、…ジョブ変えて出直して来い、とかか?」
ラヴィ「普通ね、普通過ぎる」
アリ「隊長もっと捻って!」
アグ「え、えっと、じゃあその…相手のメンテナンスを無効にする!」 ラヴィ「そんな方法ありませんよ」 アリ「ここまで石頭だとは…」
ラムザ「整いました。僕のち○ぽとかけまして、算術と解きます。その心は…。」 アグリアス「!!」 ベイオウーフ「俺の得意なやつだな。」 レーゼ「…。」
ラムザ壊れたか。 メンテナンスつけないと
ムス「ラムザ元気出せよ。銃のチャージは無意味だぜ!」 ラム「まだ僕は君と違って、手足を狙うほど達観してないさ…」
>>512 オベリア「まずは加えて(+)その後掛けて(×)引いたら(−)その後割りぃ割りぃ(÷)」
>>516 アグリアス「オヴェリア様、いつからそのような事をご存じでありますか?」
518 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/27(月) 09:25:32 ID:OEcM56030
生まれた時からです
>>517 オヴェリア「そういう歌を聞いたのよ」
アグリアス「お忘れ下さい。あれはオヴェリア様には相応しくない下劣な漫談です」
オヴェリア「アグリアス、私は漫談だとは一言も言ってないわ?」
アグリアス「あっ……」
オヴェリア「……見ていたのね?」
アグリアス「…………ハイ」
オヴェリア「……好きなのね?」
アグリアス「………………………ハイ」
ラヴィアン「あ、隊長がオヴェリア様になでなでされているわ」
アリシア「何か顔真っ赤にしてる……弱みを握れそうね!」
ラヴィアン「わざわざ握らなくても、沢山握っているじゃない」
アリシア、握ってくれ!
牛鬼「ギュッ♪」
牛だけにってやかましいわ!
アグリアスさんにきったない播州弁を話してほしい 「インキのラムザよぉ どないしよんのど! イチびっとtったらドンコ入れて しゃっそお あ?」
今日もテントの中でアグさんがラムザの尻をスパンキングするのか… ただ二人が楽しいという、それだけでそんな酷いことをするなんて。
アグタンオムツプレイ
アグたんのオムレツ
不動無名剣が1番お気に入り 使うのはだいたい雷神稲妻斬か聖光爆裂破だな
>雷神稲妻斬 オルランドゥ伯の新技か?
529 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/28(火) 11:21:20 ID:NaUum/D10
じゃあ俺はアグたんの性交爆裂波だな
無双稲妻突きだった。アグ同盟行って気付いた。
アグリアスさんはエッチな歌を聴いても理解できずにラムザに訊いて瞬間湯沸し器になるお嬢さん ラムザがなんで知っているのかは……なんでだろう?
532 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/28(火) 14:16:40 ID:NaUum/D10
ガフ「それは俺が女の世話してやったからだよ 。感謝してほししいもンだな」
>>519 ラファ「私も知ってます…。毎夜あいつが…。」
とある、男を指差した。
ガフ「それは俺が女の真似してやったからだよ 。感謝してほししいもンだな」
ヒゲオヤジは時期的にラファたんと接点無えだろw
アグリアス「くっ…。整わない…。」
ラムザ「アグリアスさん、そのネタ今年いっぱいで終わるでしょうから、無理しなくていいです」
538 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/29(水) 09:34:18 ID:agO6RAIx0
アグリアスも成長したなぁ
ラムザ「アグリアス人形が欲しいお。手に入れたら、あんな事やこんな事するんだ。」
540 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/29(水) 15:19:30 ID:agO6RAIx0
ラムザは退化したな
アグタンの尻毛
ラムザ「1/1アグリアス人形が欲しいお。手に入れたら、ムスタとあんな事やこんな事するんだ。」
仲間のことも考えてやる そんなところにラムザの人徳が窺えるわ
>>542 前後の文章が繋がっていないように見えて、濃厚なホモスレに迷い込んだのかと錯覚した
ムスタって誰だ?もしかしてこの前クリスタルになった(ワザと)工具を持ってる奴か
546 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/30(木) 10:29:53 ID:+Xfws/C90
慎みたまえ!君は機械王の前に居るのだ
フェイトのセイバーのスレか・・・
おうさ。すっかり忘れてた
>>546 それムスカwww
人間をやめて吸血鬼になったり、時を止めるスタンド持つ人だろう
鉄のなんとかかんとか ムスタがやらねば誰がやる
552 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/09/30(木) 19:56:11 ID:+Xfws/C90
何と言う事だ。一時期は名前をあげる事すらためらったムスタが今や話題にwww ベロスディオもビックリだ
すまん
>>542 アグリアス「生身の私という者がいながら、人形とは。その人形に何をする気だ?」
>>554 ラム「もちろん本物が一番大切に決まってますよ!でも男の欲望ってなかなか複雑なんです」
アグ(く! オトコは人形のように大人しい娘がいいというのかッ!) 翌日から性格改善に精を出すアグリアスさんであった もちろん失敗しますが
ラムザ「アグリアスさんの巨乳とかけまして、僕にとってのバルバネスと説きます、その心は…。」 アグリアス「!!」
メインがラヴィアリのSS書こうと思うんだけど、ここだとスレ違かなぁ?
まとめWikiにもそういうのあったし、ありだと思います。
書きたいなら書けばいいじゃない
>>557 ベイオ「なるほど、偉大なるちち…か、含蓄がある」
レーゼ「あらあらアグリアスったら、茹でた蟹みたいな色になってるわよ」
563 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/10/01(金) 16:01:54 ID:9EsfPu8u0
海老じゃなくて蟹。 甲殻類ですね。判ります
ラムザ人形にファーストチッスの練習をするアグさん
レディ「熱いベーゼで殺してあげるから逃げちゃイヤよ」 ラムザ「って言われました」 アグリアス「べ、ベーゼか……」 ラムザ「キスの事ですね。彼女はアルテマデーモンでした」 アグリアス「あぁ……伯から聞いた。正体の方が弱かったそうだな…」 ラムザ「ですが、魔力は凄いものがありました。恐らく、キスで体内に魔力を送り込み… 内部から爆破させるつもりだったのではないかと思います」 アグリアス「……くくっ」 ラムザ「……何ですか?」 アグリアス「いや何。貴公は常は凜とし、戦場では勇者の如く頼もしい。 だが、時として今のようにくだらない事を一生懸命に考えたり、お茶目な一面を見せる」 ムスタ「俺を殺した時とかな(ボソッ」 アグリアス「そのギャップが、な。酷く、かわいらしい」 ラムザ「なっ……そ、そういう事は言わないでください」 アグリアス「フフ」 アリ「珍しい。たいちょーが攻めてる」 ラヴ「そのうちボロ出すわよ、きっと」 アグリアスさん、余り歳は離れてないのに大人のお姉さんって感じがするよね。
アグリアス「ならば貴様を熱いレーゼで返り討ちにしてくれる!」 レーゼ「ぎゃああああああああああ」 r'ニニ7 fトロ,ロ!___ ハ´ ̄ヘこ/ ハ / 〉 |少 / | \ \ /| | ┌―)))――)))‐―┐ ヽ ̄工二二丁 ̄ 〉 ヽ工工/ ;′∬ lヽ三三三∫三三\;' h.ヽ三∬三三';.三三\';∫ └ヽ ヽ三,;'三三∬三;'三\'" ヽ |__|烝烝烝烝烝烝|__| lj_」ー――――‐U_」
>>565 >余り歳は離れてないのに大人のお姉さんって感じ
そりゃああいった中世世界観で20越えちゃったら、もう嫁き遅れ扱いだったろうしな。
アリ「宿に泊まるときはたいがい我々3人部屋なのですが、 アグリアス様がラムザさん人形をチラ見しだすと、私達二人暗の内に退出することにしております」 ラヴィ「頬擦りするときだけならまだいいけどさあ、 昼間ラムザさんが私達にちょっと優しくしたときの焼きもちや愚痴をぬいぐるみに当たるのってどうかと思うのよ」
>>568 そして人形のアレを使って、あんな事や、こんな事をしてしまう訳ですね。
アグリアス「……ラムザの奴ッ!」ボグッ ラムザ「うっ!?」 ムスタ「もういっちょ…どうした?」 ラムザ「いや……何か腹に違和感がね…勝負!」 アグリアス「アリシアに色目など使いおって!(本当はアグリアスに向けたもの」ボグッ ラムザ「ぐふっ!?」 ムスタ「スリーカード……大丈夫かよ?」 ラムザ「だ、だいじょうぶ…変な物でも食べたかな…?」 レーゼ「フルハウス。エスナでも掛けてあげようか?」 ラムザ「もうおさまりました……フォーカード、僕の勝ちですね」 アグリアス「ラムザの身体、傷が増えていた…たまには……私に頼ってくれてもいいではないか……ギュッ」 ラムザ「あれ?今度は何か気持ちいいな」 ムスタ「おいおい!?バッカス酒でもキメてんじゃないだろうな!?」 レーゼ「やっぱりエスナかける?」 ラムザ「いや、いいです。しばらくこの感覚を……ポワポワ」
呪いの人形wwww
アグリアスさん、巫蠱は重罪ですよ
ラ「アグリアスさん。そんな装備で大丈夫ですか」
>>573 アグリアス「ナグラロクとガイウスカリグさえ装備していれば、このように裸であっても大丈夫だ。」
575 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/10/04(月) 17:24:47 ID:9hehrBVS0
タユン タユン
タュン タュン アグゥ
ゲルミナスセット位は…
>>568 を参考に書きました。が、全然別のお話になってしまいました。
よろしかったらどうぞ。
「隊長、これ、落し物みたいですよ」
そう言って白魔が持ってきたのは、だいぶくたびれた人形だった。
布と革、毛糸で作られた、素朴で可愛らしい人形。黄色の毛糸で作られた長い髪は三つ編みになって、
革で作られた服はどうやら騎士服を模しているようだった。
(これって……アグリアスさん?)
「ああ、分かった。これってどこに落ちてたんだい?」
「昨日泊まった宿の部屋です。宿の主人が見つけて届けてくれたんですよ」
「誰の部屋だったか分かるかな」
「アグリアスさんの部屋だったと思います。多分アグリアスさんの物だと思いますけど……」
そこまで言って、白魔はくすっと笑った。
「アグリアスさんにも、可愛いところがあるんですね。こんな可愛い人形を持ってるなんて」
その日の夜、野営のテント。
「アグリアスさん、よろしいですか」
「ん?ああ、ラムザか。構わない。入ってくれ」
「失礼します」
テントに入ってきたラムザが手にしている人形を見て、アグリアスはあっと声を上げた。
「そ、それは!」
「アグリアスさんの物でしょう。昨日泊まった宿に落ちていたそうです」
ラムザは両手で大事そうに人形を持って、アグリアスの前に差し出した。
「ああ、確かに私の物だ……大事な物なんだ。すまない、ありがとう」
アグリアスは壊れ物でも扱うように、そっと人形をラムザから受け取ると、そのままじっと人形を見つめた。
その瞳はキラキラと輝いていた。
「……本当に大事なものなんですね」
「ああ。そうだ。何かのはずみで、荷物の中から落ちてしまったのだろう。
気をつけてはいたのだが、申し訳ないことをした」
アグリアスは、人形についてしまった埃や汚れを丁寧に手で払っていた。
「……この人形は、オヴェリア様のお手製なのだ。私を模して、作って下さった」
オーボンヌ修道院。
「アグリアス、これが何か分かる?」
オヴェリアはにこにこと笑って、手に持った人形をアグリアスに見せた。
「これは……私、ですか」
「ええ、そうよ。アグリアスを作ってみたのよ。今回のは特別に可愛くできたわ」
「……恐れ多いです」
アグリアスは微笑んで、オヴェリアの差し出した人形を見つめていた。
辺境の修道院暮らしの退屈しのぎにと、オヴェリアが始めたのが手芸だった。 編み物、パッチワーク、人形作り。特に熱中したのが人形作りだった。 猫や犬、鳥などの動物、シモン先生やシスター、護衛のナイトたち、そしてアグリアス。 決して上手ではない。けれど、暖かなぬくもりの感じられる作り。 作っているオヴェリアも、作品を貰ったその人も、自然と笑顔になれた。 「……思えば、あの頃はオヴェリア様もよくお笑いになっていた。オヴェリア様にとって、 もっとも安らいでいたのが、あの頃だったのかもしれない」 人形を見つめながら、アグリアスは言った。 「この人形は、そんな思い出のある人形なのだ」 「そうだったんですか……」 「ああ……もう、二度とは返らぬ日々の思い出だ」 ふと、アグリアスの目が遠くを見る目になる。 「……人が、幸せに暮らすことが、何と難しい時代になったことか。 出来得るならば、その闇を払う剣となりたいものだな」 誰に言うともなく、アグリアスは呟いた。 それは権力闘争の渦中にある主、オヴェリアの境遇を嘆いたものだろうか。 「……少し喋りすぎた。感傷的になってしまったな。ともかく、すまなかった。 届けてくれた者に、感謝すると伝えておいてくれないか」 ふっと息を吐いて、アグリアスは微笑んだ。 「分かりました。もう落としたりしないようにしましょう」 ラムザはいたずらっぽく茶化した。 「ふふっ、分かっている」 アグリアスの微笑が苦笑に変わった。 その夜、天幕の中で眠るアグリアスの横には、あの人形があった。 アグリアスの寝顔は、安らかに微笑んでいた。 オヴェリアと過ごしたあの頃の夢でも見ているのだろうか。 おしまい
アグリアス「人形と少女小説をだな」 ラムザ「はあ」 アグリアス「最近のはははハレンチな小説では、な、ないぞ。もっとこう当然に清く正しく」 ラムザ「はあ」 アリシア(墓穴掘るのがうまいなあ) ラヴィアン(ラムザさんも曖昧な返事しかできないから)
なるほど、グレイブディガー・アグリアスと。 アグ「せめてトゥームレイダー・アグリアスとかの方向で…」
オーラ「墓荒らし…主人公一行が一度は通る道です。造るのはちょっと聞いたことありませんね…」 アグ「…トゥームレイダーだもん」
>>574 ラムザ「そんな姿でいると、吸い付かれますよ。僕に。」
オルトロス「ちゅーちゅータコかいな ……え? お呼びでない?」
ラムザ「悪知恵を働かせて英雄になった者とかけまして、巧みな話術で引き込むと解きます。その心は…」 アグリアス「……。ようやく下ネタではなくなったか。」
ちょっと重めのアグタン。
アグさんのお尻ドッシリ
ところがそれは寝ぼけた伯だったのだ…
アグたんが全裸でフラフープ
591 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/10/08(金) 11:54:01 ID:5lF/iDqL0
ラヴィ「た、隊長…何してるんですか?」
アグリアス「ら、ラムザがダイエットには誰にも見つからずにこれを続けるのが良いと」
ムスタ「全裸フラフープなら尻尾バイブもつけなきゃダメだぜぇ!! どれがいい?」
>>593 アグリアス「えーと、そのぉ…。///その硬くて太くて、ゴツゴツしてるモノだ。」
ムスタ「…ダウトぉー!!お前誰だ!? アグ姐はそんなこと言わない!言えるならもっとラムザに積極的になってるからな。 それに本物なら俺は既に聖剣技によって地面にひれ伏しているはず!! 正体を現せ淫乱偽物め!!」
>>595 ベスロディオ「ふはは。こやつめ。よくぞ見破ったな。」
糞オヤジ
ブナンザ親子揃って駄目人間すぎだろ
\ / \ 丶 i. | / ./ / \ ヽ i. .| / / / \ ヽ i | / / / \ -‐ ー __ -- 二 / ̄\ = 二  ̄ | ^o^ |  ̄ -‐ \_/ ‐- / / ヽ \ / 丶 \ / / / | i, 丶 \ / / / | i, 丶 \
さすがベロスディオ…www
バルフレア「ブナンザと申したか」
現代まで至る大人のおもちゃの老舗、ブナンザ商会である
あのオヤジ逞しいからな。そういうのもしれっと売ってそうだ
脇役の鈍足デブのスレが51も続くとか東洋の神秘だな FFTのヒロインってラムザだろ?
>>604 そうだな、そんなスレはどんな板にだってあるさ
俺にだってそういうキャラスレがあるしね
でも今はそんなことはどうでもいいんだ
重要なことじゃない
ここはアグスレ ブナンザ商会の社員によって紡がれている
夏はあれほど糞暑かったのに、 もう肌寒くなってきた今日この頃。 結局勇気が出なくてラム(ry、人前で穿けなかったホットパンツを、 馬車の中でアグリアスさんはソッと箱の中にしまうのであった。
アリ「さすがにホットパンツは諦めましたか」 アグ「うむ。これからの季節はニーソだからな」 ラヴィ「懲りてねーわこの人」
アグアグのムッチムチニーソ!ムッチムチニーソ!
そしてまた2〜3ヵ月後には 「秋は丁度よく涼しかったが、もう相当寒くなってきた今日この頃、 結局勇気が出なくてラム(ry、人前で穿けなかったニーソを、 馬車の中でアグリアスさんはソッと箱の中にしまうのであった。」 となるであろう…
アリ「さすがにニーソは諦めましたか」 アグ「うむ。これからの季節はブーツだからな」 ラヴィ「懲りてねーわこの人」
アグさんのムチムチ太腿ええのう
そしてまた2〜3ヵ月後には 「秋は丁度よく涼しかったが、もう相当寒くなってきた今日この頃、 結局勇気が出なくてラム(ry、人前で穿けなかったブーツを、 馬車の中でアグリアスさんはソッと箱の中にしまうのであった。」 となるであろう…
アリ「さすがにブーツは諦めましたか」 アグ「うむ。これからの季節は毛のモモヒキからな」 ラヴィ「悪化してるわこの人」
>>593-596 アグリアス「全ては貴様らの仕組んだことだったのか。」
ブナンザ親子「悪気があった訳ではないんですよ。この性石とラムザが‥。」
アグリアス「いずれにせよ、許さん!死兆の星の七つの影の経絡を断つ!北斗骨砕打!」
ブナンザ親子「………。(即死)」
アグリアス「性石の力で不浄の者となるとはな。けしからん。」
性石 タロウスが光った。
アグリアス「…みなぎってきた!!」
おい、年がら年中ブーツのアグさんには、ブーツは普通に履けるだろ
様式美だよ気にスンナ
アグ「ゲルミナスブーツは手放せない」
ゲルミナス中敷きで高さと長さを稼ぐ小足ラッド
ブナンザ1「変身セットの開発に取り掛かる」 ブナンザ2「了解(ラジャー)」 アグ「…(ちょっと嬉しい)」 米男「…(やれやれ…)」 レーゼ「…(複雑)」 ボコ「クエェ…(害鳥?乗用?)」 八号「オタスケロボ!オタスケロボ!」 ラム「…(どうせヒロイン的ポジなんだろうなぁ)」 メリ「…(悪の首魁…悪くないわ)」 ラッド「はぁ…(戦闘員だろうな)」 ワイルドポー「プー(お互い頑張ろうな。ラッド)」 アリラヴ「眼鏡白衣ポジ♪」 ラファ 「照明…」 マラ「大道具…」
あぐ☆おも
アグ「ラヴィちゃん、わたし、そんなに重くないのよ?」
ラヴィ「隊長、突然女言葉で話しても…キモイです」
あぐのむらくも
むらくも=叢雲 叢…… つまり下の毛ですか
わしが剃った
オヴェ様!
>>629 オヴェリア「そういう話を聞いたのよ」
アグリアス「お忘れ下さい。あれはオヴェリア様には相応しくない下劣なパイパン話です」
オヴェリア「アグリアス、私はパイパンだとは一言も言ってないわ?」
アグリアス「あっ……」
オヴェリア「……パイパンなのね?」
アグリアス「…………ハイ」
オヴェリア「……剃ったの?いや、ブラジリアンワックスなのね?よく見えるようにして気を引こうとしているのね?」
アグリアス「………………………ハイ」
ラヴィアン「あ、隊長がオヴェリア様にブラジリアンワックスされているわ」
アリシア「何か顔真っ赤にしてる……全てを剥かれそうね!」
ラヴィアン「わざわざ剥かなくても、いつも指で剥いているじゃない」
おいいつの間にレベルが高くなったんだこのスレ アホ毛の影響か
いや前からこのくらいじゃね?
オヴェ様は魔女
リボン、カチューシャ、バレッタ どれも似合うのう
犬耳、ウサ耳、猫耳…
犬耳ならむしろラムザの方が似合いそうだ
ラフ「わうぅ…」 アグ「こんにちわん♪」 ガフ「わふわふ」 バリ「おたくのお犬様もなかなかですなぁ…」 ドラ「いえいえ、まだまだ元気すぎる所がありまして恥かしい限り」 ダイ「私の愛犬はいかがですかな?」 バリ、ドラ「…」
アグ「今から播州弁ごっこします」 「お前ら、インキが何イキっとんど!ああ?ダラズな理屈ばあ捏ねて、どないしよんのど!おらアホ毛!」 「インキャが調子のっとったら、ドンコ入れてから口に手突っ込んで歯ガチいわっそキショいんじゃダボが!」 「シャバ憎死ね 南口で待っとたるさかい死ぬ覚悟でこい。ワシは赤白の30後期乗ってるさかい、兵隊連れて待っとおからのぉダボハゼ覚悟しときや」
ラムザ「整いました!ブレイブストーリーとかけまして、土壇場と解きます。その心は…。」 アグリアス「…。」
チョコボーイラムザ「アグリアスさん、これ何だかわかりますか?」 アグリアス「これはゴムヘラではないか。ケーキでも作るのか?」 チョコボーイラムザ「あああぁぁ……今なんて、今なんて言いました?」 アグリアス「だからゴムヘラだ」 チョコボーイラムザ「ああああっっっ!アグリアスさんはゴムフェラなんですね!洗いましたか!?洗いましたか!!!?ああっっっ!!!!」 アグリアス「?…どうした?料理に使うなら洗ってるハズだろう」 チョコボーイラムザ「洗ってるのにゴムフェラなんですね!!あああああぁ!!!!」 アグリアス「(変なものでも食べたのか?)…マラークっ!ちょうどいいところにいた!ラムザがゴムへラがどうとか言って変なんだ」 チョコボーイラムザ「あああああぁぁぁっっっっ!!!!アグリアスさん!!アグリアスさんがマラ、洗ってゴムフェラああああぁぁぁぁっっっっ!!!!」 アグリアス「あー!もぅ!!何なんだ!いったい!」 チョコボーイラムザ「アグリアスさん!いったの!?イっちゃったの!?ああああぁぁぁっっっ!!スゥゥゥ!!」 ムスタ「www」
変なのがすみついちゃったな
ラムザ「家庭的な人っていいですよね」 アグリアス「薮から棒にどうした?」 ラムザ「僕は今まで各地を転戦して、一所に落ち着いた事がないんです」 ムスタ「城塞都市ヤードーでは一年程滞在したけどな」 ラムザ「留まったのはあれくらいかな。あの時は楽しかったな……」 アグリアス「それで、それがどうした?」 ラムザ「だから、帰ってくる家を守ってくれる人が欲しいなと思いまして…(チラ」 ベイオ「(ほー、中々積極的じゃないか」 レーゼ「(アグリアスは分かっているのかしら?」 アグリアス「そうか。確かに帰る場所があるというのはいいものだ。人は誰しもそういう場所を求める… 鳥が長距離飛行途中に宿り木を求めるように。貴公ならばきっとそういう人が見つかるよ」 ラムザ「……………はいorz」 ベイオ「(はい、撃沈」 レーゼ「(全く鈍いわねー」 アグリアス「家庭的、か……」 ラヴィ「隊長は料理はされないんですか?」 アグリアス「ン……家庭的な料理はちょっとな」 ラヴィ「料理に家庭的とかあるんですか?」 アグリアス「私は材料を直接調達して料理するからな(チラッ」 ボコ 「クェッ!?」 うり坊「ぶーっ!?」 アグリアス「そんな野蛮な女を男は好かないだろう?」 アリ 「遊牧民の中では割と普通の事ですよ」 アグリアス「私は騎士だよ、アリシア。そしてラムザも名門の出だ」 アリ 「でも今まで各地を転戦してるから名門的な意思やプライドというものはもう消え去っているんじゃないですか?」 アグリアス「だといいわね。……さ、調達してくるか」 ラヴィ「ボコとうり坊狩っちゃダメですよ」 アグリアス「わかっているさ」 本日のアグリアス小隊夕食メニュー ・クァール焼き ・ピスコディーモンの塩辛 ・赤チョコボの手羽先 アグリアス「特に手間取ったのは赤チョコボだ。活きがいいぞ」 ラヴィ「いただきます」
>>642 あ…あの女の目……養鶏場のチョコボでもみるかのように冷たい目だ
残酷な目だ…『かわいそうだけど明日の朝には毛皮骨肉店にならぶ運命なのね』ってかんじの
>>639 歴史学者アラズラム「今こそ聴き(危機)に行って(一手)ほしい」
まぁVIPのやり方をこのスレでされてもなとは思う
>>643 俺もたまに出先で携帯で2ch見るときもあるけど、本当にROM専だな。
自分の文章がスレの中でどういう存在になるのか、あの小さな画面情報量ではなかなか客観的に判断しにくいので、
長文なんて書けるもんじゃないなと思うよ。
>>630 は面白かったけどなあ
SSなんて書き捨てるもんで、賞賛とか共感とかを求めても仕方がないし、
好き勝手書いていいんじゃないのとも思う。
>好き勝手書いていいんじゃないの
俺もそう思うな。
でもそれに加えて、ガキやヲタ女の馴れ合い所じゃないんで、
「書くな」と言うのも違うと思うが、「つまんねえ」と気軽に叩かれるぐらいのリスクもまあ負っとけとも思う。
まあ俺も
>>630 は下品すぎて(こいつこれで面白いつもりなのかなあ)とも思った。
まあ正直面白いSSがあったのって5〜7年前くらいまでだからな
初期のほうは名作あったけど今は全体的にレベル下がってるから
>>630 みたいなのが沸いてもしょうがない気はする
まぁ俺を含めて、評論家のクズっぷりは安定してるね。
辛くてヒーハー言ってるアグたんはかわいかった
ふむ…
ティンカーリップ騒動でスレが荒れたためSS書きが離れていった印象
>>649 >「書くな」と言うのも違うと思うが、「つまんねえ」と気軽に叩かれるぐらいのリスクもまあ負っとけとも思う。
同意。それと長く続いているスレの宿命かなとも思う
>>654 あれはこのスレの八割くらいの住人にとっては良い意味というか助かったというかでズコーだったろう
獅子戦争の追加イベントで揉めたのか。その時はここ来てなかったからなー
658 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/10/15(金) 19:43:52 ID:CEINW9iP0
そしたらみんなで播州弁ごっこしてスツレス発散な? 死ねダボが沈めるどインキイモリがっ!!!!!!!!!!!!!!
追加イベントは質的にもここのSSと似たようなものでしかなかったってか……色んな意味でがっかりだったね キャラの掘り下げってああいうことじゃないと思うんだ
最近はショートコントになっているんだよ。 だから、どんどん書き込めばいい。いいも悪いも関係ない。
一方で、小説っぽいの書きたいって人には居づらい場所になりつつあるね。 そう言うの書く人って、書き捨てってのが出来ない人多いし。
>>661 が「居づらい場所になりつつあるね」と言ってしまうことが意味不明。
まあ過去のSS書きが名無しの意見として書き込んでるなら、余計なこと言ってスマンねwというところだが。
過去ログ読み返せば分かるが、
>>660 の言うとおり誰もが気軽にガンガン書きこんでる場だよ。
書く人は勝手に書くのに 書かない人がぐだぐだ言うんだよ
だからそのグダグダも覚悟しとけ、て皆も言ってるじゃん。 会員制の仲良しクラブじゃないんだから。
書き捨てが出来ないって可笑しくないか?
同じスレにあるんだから、どんな名作も駄作も一言も書けば同じ。書いたら終い。
後は、読み手が思い思いに読みとる。
>>630 よ。
もう一発どぎついのを頼むわ。現実の女同士の会話の方がもっとえぐいぞ。
>>665 前半は同意するけど、今さら
>>630 を励ますのも最早彼自身にはバツゲームだなw
小学校時代に女子が「○○クンがカワイソウでしょー」とかやってるあの感じ
>>666 いや、俺は好きだよ。ああいうの。純粋に。
おまえらを喜ばせる気がしないね
ブラジリアンワックスって何だろうとググッてみた それであんなにつるっつるなのか!!
ゲルミナンワックス
ラムザにサンオイル塗ってもらいたいが言いだせないアグリアスさん
逆にラムザからサンオイル塗ってくれって頼まれて塗ってる間に鼻血がボタボタ出てしまい 至福状態なので気づかずラムザの肌にオイルと鼻血を塗り込むアグリアスさん
ラムザ「子供になりたい」 あぐ「子供になって現実逃避か?貴公に課せられた運命から目をそらしたくなる気持ちはわからないでもない。だが貴公には…ブツブツ」 ラムザ「いや、そういうのじゃなくてですね、あの…」 あぐ「?」 ラムザ「子供になってアグリアスさんのおっぱいを吸いたいんですよ」 あぐ「はぁ?」 ラムザ「ラムたんお腹ちゅいた〜!あぐたんのおっぱいちゅっちゅっしたいの〜!いい子いい子して〜!」 あぐ「…という夢を見たんだ」 レーゼ「吸わせてあげればいいじゃない」 あぐ「はぁ…相談する相手を間違えた…」
ベイオウーフはレーゼとばぶちゃんプレイをしているとでも
おいたをしたらバッグで折檻ブレスで仮死状態というハードなプレイ
そもそもそんな夢見たら他人に相談しねーよw
相談せずにおっぱいを吸わせてあげるんですね。わかります。
背景のコメントが痛くてそれどころじゃなかった
分別のないガキがいるね。 エロやるにしても直球でなく、★シールとかそういう心遣いが欲しいな。
アグ「貴公がそのような要求をするとは。見損なったぞ!」 ラムザ「突然何の話です?」 アグ「このような辱め、仕官学校時代にも味わったことが無い…」 ヌギヌギ ラムザ「何で服を脱ぐんですか!!?」 アグ「さあ、吸え。私の乳を。思う存分!」 ラムザ「アグリアスさーーーん!!!」 ラムザ「という夢を見たんです」 ベイオ「吸わせてもらえばいいじゃないか」
どこでもそうだが、携帯の新参の馬鹿はどうしようもないね。 過去ログを1から全部読み返せば普通にエロぐらいうpされてきてるが、まあどうせスレが落ちれば過去ログ読み返すこともしてないんだろ。 それに画像スレと違って頻繁に画像貼られるとこでもないし、さして問題にされないので諦めろ。
なにかお前らの箍が外れてしまったようだな。 歓迎する。
>>685 いやだから、外れるもなにも昔からこうだから。
2年半ぶり 米男 性解放
古参アピールかっこいいですね
ここは隔離スレみたいなもんだし
取り敢えず画像を無断転載、直張りは単純にいろいろと迷惑だから 携帯だろうがPCだろうが関係なく
うむ、悪い奴が居るもんだ
というか、全年齢板じゃないのかねここは
その台詞よく聞くな
「アグリアスさん、セックスしましょう!」 恥も外聞もなく、明るく朗らかにラムザが誘うと、 アグリアスが困ったような嬉しいような顔をして、 それでも周囲をはばかることなく下着を脱いで女陰をさらす。 やがて始まる二人の情事を、あるものは悔し涙を流しながら眺め、 またあるものは邪魔をせぬよう退散し、 またあるものは触発されて自分たちもセックスを始める。 それがここ最近のラムザ一行である。 なにしろラムザときたら、アグリアスと結ばれてからというもの、 すっかり彼女の肉体に溺れてしまい、ところ構わずセックスを要求するのである。 初めは本当に嫌がりながら応じていたアグリアスも、 秋田!!
しかしこないだのSSのときもそうだったが、一人喚きだせば「俺も俺もモノ申す」とよく続くな。 それでもちょっと時間経てばいつもの脳内変色しだすのがここのキモくて凄いとこ。
そしたら溜まった不満を播州弁ごっこで発散しようぜ ダボがっ!
>>694 俺が書いたやつのパクリじゃないか。
恥ずかしくないのか!?人の文章を盗用している自分が!人間としての誇りはないのかッ!?
>>697 もちつけ、トリとか無いと確認しようがない
単に言っても荒れるだけだ。つーか騒ぐほどのネタでもないだろ
>>698 いや、漏れとしては
「そんな役に立たないもンはとっくの昔に捨てたよ!」
と返して欲しかったンだがな。FFT的に。
さすが今どき「漏れ」とか使ってるP様IDはつまんねえな。 自分のレスをコピペされた程度でカチンときた厨房が、 なんとか我慢してFFT台詞でオブラートに包んだようにしか見えんかったw
インキが何イキっとんど!
おまえらは誰と戦っている(ry
俺だよ!
「お前ら、インキが何イキっとんど!ああ?ダラズな理屈ばあ捏ねて、どないしよんのど!おらアホ毛!」 「インキャが調子のっとったら、ドンコ入れてから口に手突っ込んで歯ガチいわっそキショいんじゃダボが!」 「シャバ憎死ね 南口で待っとたるさかい死ぬ覚悟でこい。ワシは赤白の30後期乗ってるさかい、兵隊連れて待っとおからのぉダボハゼ覚悟しときや」
ごめん、そろそろその播州訛り?しつこくてつまんない
なんとなくだがアグタンの子供時代は前髪パッツンのおかっぱのような気がする。 今でも前髪切る度に失敗してパッツンにしてそう。
オヴェリア姫のある一日 ゼイレキレの滝で無事オヴェリア姫奪還に成功したラムザ一行はザランダに向かっていた…。 アグリアス「オヴェリア様、あれがザランダでございますよ!」 ボコ騎乗のオヴェリア姫「やっと町で休めるのですね。早くお風呂でキレイサッパリしたいワ!」 ラッド「お姫さまー!オイラがベロでナメナメキレイにしてさしあげますよーン♪」 姫「まぁ!おねがいしようかしら!オッホッホッ♪」 アグ「ゴルァッ!!姫様に向かってなんたるふしだら無礼な下卑た言動をッ!!ゆるさーぬ!!」 アリラヴィ「まぁまぁ…、落ち着いてくださいアグリアスさまーー(キーン←剣の音)」 姫「いいのですょアグリアス。さぁ先を急ぎましょう」 ラムザ「姫様の おっまむっこ おっまむっこ なーめたーいなー♪」 一同「ペッロペッロ ペッロペッロ アッジワッテー♪」 オッマムッコ オッマムッコ ナーメターイナー♪ ピッチャピッチャ ジュッルジュッル オトタッテッテー♪ アグ「おっまむっこ♪ おっまむっこ・・。。。・・・ん?!!」 一同アグリアスをジーっと注視・・・。 アグ「いや…、その…、オヴェリア様奪還成功に浮かれ…、つい…、カァーーーッ(*´・ω・*)」 姫「もぉー!!アグリアスったら…顔真っ赤ですよ。ウフッ」 一同「ワッハッハッハッハッハッハッハッハ…」 そうこうしてる間にザランダ到着…。ムスタディオがバート商会に襲撃されかけていた…。 アグ「控えーい!!ここにおられる御方をどなたと心得るかーーッ!?頭がたかーーーいッ!!」 アリシア「天下のイヴァリース王女オヴェリア様であらせられるぞーーー!!!!!」 ラヴィアン「この菊門どころが目にはいらぬかーーー!!」 オヴェリア姫「ワタクシのこの菊門を視てーー!!お願い・・・視て肛門ッ!! スカートめくってパンティーずらして御尻穴パックリ人目に丸見え恥ずかしいですワ!」 ラムザ「オヴェリア姫様がッ!自ら御尻の穴の菊門で水戸黄門状態になられているぅゥーー!!!! ハハァーーーーーッツ!」 ムスタディオ「ハハァーーーーーッツ!!!」 バート商会の刺客たち「ハハァーーーーーッツ!!!」 ムスタディオが銃を使うまでも泣く、バート商会の刺客たちは一目散に逃げ出したのだった・・・。 姫「アグリアス。私、草笛の吹き方アルマに教えてもらったのよ…」 アグ「オヴェリア様・・・、おいたわし・・・いや、物悲しいワ・・・」 ・・・おわり
幾つかの意味で物悲しい
なんだ品のないのも含めて荒らしだったのか
ムスタディオがアップをはじめたようです
おかしらスレとかもそうだが、もうネタ元の発売からこれだけ時間が経つと 燃料不足どうこうじゃなくて職人が居ついて細々と自給自足しながら続いていくもんだけどな 一時はセミプロの絵描きもいたしSSも面白いのが多かったんだがね TOリメイクにちょっとそれっぽいキャラがいるから こういうタイプの女騎士は松野のタイプなのかなぁと思ってみたり
タイプっていうか、極めてありがちなキャラではあるよね
そのはずなんだがなぁ、何か不思議な魅力があるというか・・・ 正直あんま目立つポジションのキャラじゃないのに こんな長くスレが続くほど好きな人がいるのが不思議 私はお前を信じるネタは結構いろんなとこで通用すんだよなぁ 気のせいかもしらんが
リースやファリスと似たような人気の広まり方をしてるよね アグたんが人気だったのはもちろんだが、それだけラムザが感情移入しやすい主人公だったってのもあるのかな
まあ51スレ中に何度か書いたような覚えをもう一度書かせてもらうが、 FFTというゲームが、プレイヤーに取って意外に妄想する隙間や余地が多いてのがデカイ。 戦闘一つ取っても、公式が提供した演出を軸にした上で、そのプレイヤー一人一人がそれぞれのドラマを観ることが出来ちゃうんだよね。 移動にしたって、主人公が何年も何年もwダダっぴろい畏国を引きずり回してるんだから、 ゲーム上には現れないドラマを勝手に脳内で見たってそれは俺達の自由だろ、みたいな。
あと
>>713 が挙げたセミプロの人が誰を指してるかは正確には知る由もないが、
某氏なら今現在、プロのエロ漫画家として結構頑張ってるほうじゃね?
>>718 うん、まぁ当時ね。
俺が知らんだけで当時も商業書いてたのかも知れんけど。
アグはエロ同人でもぽつぽつ見るよなぁ、最近も一冊あったし・・・
ところで昼寝士さんの最新作は現在のところ辛い〜かな?
おぉ、昼寝士さんと言えば また美味しそうな食べ物と可愛いアグたん書いて欲しいな
古参ならお絵描き板のみに出没していたB.たろう氏は去年もアグエロ描いてたが まぁ今年はラムザ受けで行ってるみたいだけど
>>717 >戦闘一つ取っても〜それぞれのドラマ
千葉ちゃんのDVDを見まくって柳生新陰流の心眼を会得した俺さまに取って、
ラムザとアグリアス二人きりを装備無しの素っ裸でフィナス川に出撃させ、
「二人で仲良く水浴びしてたらアラ大変!チョコボの群れに出くわしちゃった!」なんてシーンを作り出すのも容易なことでゴザル。
>>722 時期には気を付けろ。冬なら確実に風邪ひくぞ
ディシディア見たいのでもいいからアグリアスでないかな〜
ラムザはバッツみたいにどうとでも育つタイプだからなー そういう意味でもある程度の個性があるアグが適任だとは思う もし出るならばの話だけどな
WoLとセシルがいるからホーリーナイトが出られる目は……
どうとでも育てられるタイプのFF1&3主人公、5のバッツが採用されてる作品において、
彼らと同タイプのラムザが不適任で、
アグリアスのほうが適任だという
>>728 の理屈は意味不明てか、アグスレ住人ゆえの贔屓目だろ。
まあなんにせよ作品主人公無視して脇キャラ採用される事態もありえるわけないし。
アグリアス参戦の夢はまずラムザ参戦を果たしてからだな(カオス側はアルテマかヴォルマルフ) そして次作のコスモス側でついに参戦! ムスタディオ!もしくはディリータ!
もし出るならばの話つったろ そーいや1と3もそうだったなー まあ1は作中のプレイヤーキャラというよりパッケ絵の人だけどな 3はガキ・たまねぎっつーキャラ付けがあったからああなったんだろうが・・・ つーか聖剣技枠も埋まってんだなー まぁミスティッククエストから参戦!みたいなレベルのキャラが引っ張り出されない限り アグつーかFFTキャラはお呼びかからんだろうねぇ
前作のゲスト枠は主人公であるかどうか関わらず呼ばれた 今回のキャラ選出もそこらへんは拘ってない アグリアスが呼ばれる可能性はかなり低いと思うけど
何こいつ
ネタ入り混じるキャラスレにまで出張してきた空気を読めない人です
ディシディア前作のときもこのスレで、自分の脳内仮定を振り回したあげくにだんだんキレ出したおかしな奴がいたからなあ
それだけ期待が大きいということですよ
だな
まずラムザがどうなるかだろ ラムザの後にアグリアスさん あとはアグリアスさんがアグリアスさんらしい言動かどうかだけど それは万が一に参戦が決まってからでいい ディシディア4くらいになったら登場するんじゃね?
>>738 の期待とやらがディシディアそのものに対する期待なら、そっちのスレ行けとなるし、
アグやらFFTキャラ参戦とかの期待という意味なら、
はなからディシディアなんぞに興味ない俺みたいな人間には、無理してFFTキャラを絡めてほしくない。
あんなゴチャ混ぜに出されるくらいなら外伝の方がマシだわ
野村が描いたアグリアスも見てみたいもんだが
744 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/10/21(木) 19:40:29 ID:yU1XRRGc0
インキャ陰太郎がきっしょい文字バア並べてシコるとかキモッ! 何がええんどあんなもん アニメ見てシコるならヤればええやろ 我等キモすぎて女もできんのんか笑
期待する奴もいればしない奴もいるだけのこと そんなに喧嘩腰で構えることもなかろう
今の■に何を期待しろっていうんだ
アグさんの裸イラストのビーチク部分に■二つ貼り付けると、 なんだか昔の読売新聞の大人向け雑誌(よくてポストとかプレイボーイとか) のモノクロ広告にドキドキしていたあのときの気分を味わえるかも味わえないかも。
もう内情ボロボロでクリエイターと呼べる人間はあらかた流出して 新しい人間も育たずに看板シリーズは外部に丸投げでひどい有様らしいなー まぁ関係ないが・・・ディシディアや来月のオウガもそうだが 過去の資産で食いつなぐ方向なのかね FFTも一度拾われてるからなー
ラムザ「アグリアスさん、これを着て下さい」 アグリアス「これは…ラバーコンシャスか、青色とは珍しい」 ラムザ「アグリアスさんは青が一番似合いますから」 アグリアス「…それはわざわざすまない」 ラムザ「あと、その訳の分からない組み方のお下げをポニテにしませんか」 アグリアス「……」 ラムザ「嫌ですか?」 アグリアス「いや…その方が…好きなのか…」ボソボソ ラムザ「え、何ですか聴こえないですよアグリアスさん」 アグリアス「……、これでいいのか?」 ラムザ「はい、それじゃあ皆さん、せーの」 一同「中身超きめぇ!!」 アグリアス「……」 ラヴィアン「こ、これはメトロイドというゲームのネタでして!」 アリシア「そんな泣かなくても…」
アグのムチムチボデーじゃぴちぴちのぱっつんぱっつんになるんだろうなぁ
アグさんはむちむちもいいけど 鍛えられているけど女性らしい体型も
>鍛えられているけど女性らしい体型 俺、それをむちむちと言ふ。 ただベヨネッタあたりだとファンタジー過ぎるので、 鉄拳やヴァーチャあたりのモデリングなんかだと参考イメージにしてもいいんじゃないかなあ。
おおっと旦那久しぶり
いいぞもっとやれ
おい!尻をこっちに向けろ!
相変わらず旦那のアグさんは生真面目さんなのにやらしい体付きでゲスなあ
そんなピッチリスーツで一戦闘こなした後には、またフキフキタユンと…
アグ「(くっ、胸が邪魔だっ…、こんなにいらないのに…)」
そうですね、胸の邪魔になるからそんなに布地なんていりませんもんね
俺の脳内のアグさんは適度な筋肉、並乳、脂肪少なめアスリート
アグたんの脱ぎたてラバーコンシャスくんかくんか
>>759 まああれですよ、
理想と現実の狭間で葛藤し、国中を敵に回し、
妹は浚われ、父も兄も家も失い、親友とは道を違え、人外の化け物と日夜戦い続けるアホ毛頭を
ギュっと抱きしめて頭ナデナデしてやれば、その胸もまんざらではないのだなと自覚できますよ。
ラムザの脱ぎたてラバーコンシャスペロペロ…
アグさんのあの野暮ったい胸鎧の下の乳周りの布地がいつも汗でムレムレだと思うと、胸が熱くなるな。
ふと思った。 鎧着た事ないから分からないんだけど、やっぱ鎧の下は何か身につけてるのか? 今で言うシャツみたいな物を下に着てるかな? もしも素肌に鎧だとしたら、アーマーブレイクを食らったら……ゴクリ
薔薇戦争関連の本では道着のようなのを下に着ていた図があった
>>766 そんなの昔のアメコミとDQ3の女戦士だけだろがw
第一アグリアスも女騎士も服をビッチリ着込んでるだろうに。
例えば
>>767 の言ってるようなことも「騎士 鎧」とかでググると色々分かりやすく出てくるね。
そしてムレムレだ。
アグ(言えない! 厚着だけど下着はつけてないなんて!)
さらし派のアグたんハァハァ
しゃがんだ拍子にお尻が破けてしまったアグタン
ていうかアグたんって鎧だけで言えば軽装だよな、イラスト的に
帝国軽装歩兵だな
まともに鎧着てるのはサムライ男ぐらいじゃないか
メリさんもフルバルダーだよ
×フルバルダー ○フルアーマー 予測ミス
セツ子、こもり絵ならせめてアグのほう貼れ
涼しさを通り越して何時の間にやらメッキリ寒くなり始めた今日この頃、 アグさんも毛糸のパンツを履きだすようになるか。 で、パンツに金色のお毛々がチョロっと付いてるのをラムザが、 「アグリアスさん、ちょっと毛が付いてますね」と取ってあげようとしたら、 「痛い!」 「え?」 「え?」 とかなったらどうしようと他人事ながら心配です。
俺、遺伝子工学がもっと発達したら チョコボ作ってアグさんのコスして乗るんだ…
>>782 二兎を追う者は一兎をも得ず。
まずはチョコボを作ることのみに注力して、コスプレのことは一旦忘れたがいい。
アグさんのコスプレをするには、まずはフンドシ選びから
チョコボになってアグリアスさんのお尻の感触と重みを感じたい
我輩さんオッスオッス
ディープダンジョンにはアグ様のお召し物がいっぱいでウキウキしてくる
>>787 の言ってることって、
ダンジョン内にアグさんの使い古しのパンツが捨てられてるとか、
ラムザと逢引き中に服を脱ぎ散らかした現場にたまたま通りがかったとか、
そういう話じゃないんだよね?
発掘した鎧やローブをアグさんに進呈しようという、そういう健全なお話なんだよね?
僕はフェニックスの尾でサンバの羽飾りをプレゼントするよ。 ゲルミナスビキニと組み合わせれば最強だね。
>>790 ラムザ「そんなんじゃ全然気持ち伝わってこないよ!」
ラッド「もう許してやれよ…」
>>793 アグリアス「(今日の晩御飯は何だろうか……」
ムスタ「あ、アグ姐が何か物思いに耽ってるぜ」
アグリアス「(昨日は山菜だった。ならば今日はチョコボ辺りか……」
ラムザ「きっとオヴェリア様の身を案じてるんじゃないかな……」
ムスタ「そっか…そうだよな。放っておいてやるか」
絵もコメントも嫌いじゃない むしろ好き
ホーリーナイトという高い身分でありながら、クリスタルパンティやダイアパンティといった高貴なパンティだけでなく、 バトルパンティやゲルミナスパンティといった庶民派のパンティも愛用するアグリアスさんは本当に懐が深い
アグ「スパイクパンティは金具の感触が余計というか、合わなかった」
>>796 ホーリーナイトとか言ってるけどただの騎士だから
クリスタルパンティに足を通した時の感動はひとしおだったと思うんだよ
アグ「一番しっくりくるのはアイアンパンティなんだがな」 ラヴィ「なぜストレートに貞操帯っておっしゃらないんですか」
オヴェ「(ヤバい・・・カギ失くした・・・)」
アグ「(て、貞操帯だと…!?馬鹿な!誰がこの身、生涯の伴侶と決めた相手以外に捧げようものか!)」 と思うけど言えない
ラム「昨夜、アグリアスさんに呼ばれて彼女の部屋に行ったらアグリアスさんの姿は見えず、 ベッドの上に中途半端な高さでフワフワ浮いてるパンツだけが!怖かった…」 アグ(言えない…うっかり「消えるパンツ」を履いてしまっていたなんて…ッ)
パンツは消えないのか… 男性が穿いたら恐怖の物体が宙を舞うことになるな… 業の深いパンツだ。
アグたんのお気に入りは塵地螺鈿飾パンティと源氏のパンティ
くんかくんか
いまだにアグアグを超える騎士様がいないあたりアグアグハァハァ
アグ「私を超えそうな奴は事前に始末しているからな……くくく」 ラヴィ「隊長も黒くなりましたなぁ」
まあぶっちゃけ言っちゃなんだが、
>>806 は自分の好み言ってるだけだし、アグさんはそれでは井の中のトードと言いますか…
まあ無印PSだしね!w
スレ的にトードなのはアンタだがな
>>809 なにわけ分からん馬鹿なこと言ってんだお前
アグスレで
>>806 を自分の好み扱いのお前に馬鹿とは言われたくないわ
ピクでアグリアスで探すと結構出てくるし 台詞もそんなにないポジションの割には愛されてるキャラだよね そのうちのわずかにでも長く続くこのスレが貢献してると思いたい
>>811 別に俺は
>>806 を悪いとは思ってないし。
でもそれとは関係なくお前は馬鹿だろう。
何度でも言う。いやあ、お前ID:jEGrqBXo0は馬鹿だわあ。
ごめんw やっぱ馬鹿は俺だったねw
>>813-814 恥ずかしい蛙ヤロウだな。
もう今夜はフリチンになってさっさと寝てしまえ。
とはいえ俺もこのアグスレも見てるけど、新しい女騎士キャラ出るたびに古いゲームのキャラは印象薄くなる。
今はまだライトニングさんだなw
>>812 ここは逆に嫌われている
なぜかは分かるよな?
>>796 汎用の雑兵より強いというか固有技あるだけで
騎士の中ではどん臭い三流田舎騎士だろw
まあ伯やダイスダーグとか偉い人ばっか登場してるから余計ショボく見えるけど
アグより格下の騎士ってアルガスくらいじゃね?
つーか高貴なる騎士より貧乏騎士の方が親近感持てるジャマイカw
何こいつら
>>816 お前が以前ここで叩かれて逆恨み忘れてない、てだけのオチなんじゃねえのw
携帯厨だし可能性高そうだな
わざわざこのスレで貶めるようなレスをしたりこのスレは孤立しているニダ的なことを書いたりする時点でお察しください
たまに言いたくなるよね 命脈は無常にして惜しむるべからず・・・葬る!
いつか言われてみたいよね 今さら疑うものか!私はお前を信じる!!
アグ「ラムザ、お前は童貞だよな!?私は信じてるからッ!」 ラム「ちょッ」 Oh、アイビリーブインユー!
昼寝士さんかな?ラムザはガフガリオンに女抱かされてる、ってネタあったな。 その他、少年兵に度胸つけさす為に女を経験させるってどっかで見た気がする。
そもそも庶子とはいえ貴族の息子だしそこら辺の経験とか学ぶんじゃね
あの兄貴ならその辺抜かりはなさそうだしな
ラムザ15歳、悩みに悩みぬいた末に手に取った、 性の伝道師タカ・カトーの書籍。 とりあえずは「秘技伝授」「LOVE SEX」「カリスマ男優の好きな相手をどうにも離れなくさせる心理戦術」の三冊から買ってみた。
高貴な元騎士の家が没落して 生計たてるためにそこの娘が体売るってのはそそるもんがあるなぁ
アグリアス「どうすればいいのだ?」 ラムザ「どうしましょう?」 アグリアス「そういったことも母や学校に教えてもらってはいるのだが実践したことがない…」 ラムザ「それは僕もです…」 そんな初夜
ラヴィ「大丈夫! 動物だって教わらなくたって出来ますから!」 アリ「さあ隊長、勇気を出して本能に身を任せて!」 ラム「僕ら動物ですか…」 アグ「というか貴様らそこで何してる…」
レーゼ「人間だって動物よ。違いは理性があるかないかだけ」 ベイオ「見本を見せてあげてもいいが、どうする?」 ラムザ「よ、よろしくお願いします!」 アグリアス「ラムザ、コンフュに掛かってるのか?しっかりしろ!」
TO発売に備えてPSPを確保 ついでにPSアーカイブスのFFTを入れてみた 獅子戦争?なにそれ
アグリアス好きな人ってファリスも好きな場合が多いよね
「やっ、やっぱり駄目だラムザっ!!」 どげしっ!! 「うわっ!!」 「駄目だ駄目だ駄目だっ!!」 「……やっぱり、無理かな。アグリアス・・・」 「……無理だっ。私にはできん。い、いくらラムザでも・・・駄目だ」 「でも、僕たちはもう夫婦なんだよ。子供だって欲しいし、何より……アグリアスが欲しいよ」 「そ、それはそうだが……」 「何がそんなに駄目なんだい?」 「……ふ、触れられるのが……怖いんだ」 「怖い?」 「そ、その……恥ずかしいと言うか……怖いと言うか……」 (ふぅ。しょうがないなぁ、もう) 「……アグリアス。これならどう?」 ちゅっ 「あ……」 「キスなら平気?」 「あ……う、うん。平気……」 「じゃあ、これは……?」 ちゅー 「んぅ……」 ちゅっちゅ ちゅくちゅく 「んっ、んーっ……」 ぷはっ 「はぁっ、はぁっ……」 「どう?アグリアス……」 「うん……だいじょうぶ……」 さわっ 「ひゃぁっ!」 「……くすぐったい?」 「ううん……だいじょうぶ……嫌じゃない……」 「ね、平気でしょ?……僕に任せて」 「うん……ラ、ラムザ……」 「なに?」 「優しくして……」 「うん……分かった」 ちゅっちゅ ちゅー 「……っていうのはどうかな、ラヴィアン」 「隊長とアグリアス様が夫婦って無理だと思うわ」 「そうかなぁ」 「貴様ら……何をしている」
ラヴィアンとアリシアが音読しながらラムアグエロ小説の推敲してると思うと胸が熱くなるな。
ファリス好きだが 好きなFFキャラの方が多いわ
ハロウィンの仮装はしないのかな あの世界にハロウィンがあるかないかだけど
Bたろう氏のHPでラムアグハロウィンバカップルネタ(原文まま)来てたで
黒魔と暗黒騎士のハロウィンパーティ〜
FFTAとかならありそうだけどな
黒魔や暗黒騎士にジョブチェンジするため顔を黒く塗るあぐたんハアハア。 「なるなら一緒に…」ってラムザと仲良く顔の塗りあいっこ。 無邪気に笑うあぐたん。 知らぬ間にリードされてしまうアホ毛。 「そんなとこまで塗るのか?ん…あふう」 「ちょ、冷たいですってば!ひゃっ!それ、卑怯、で、すッ」 影響されて皆が黒く塗り始め、そのうち見分けがつかなくなり黒顔制限が設けられることに
ちょっと遅れましたが、ハロウィンネタです。 よろしかったらどうぞ。 今日は収穫感謝祭の日だ。 今年の収穫を神に感謝し、来年の豊作を祈る日である。 この時期に収穫されたカボチャを料理して、神に捧げた後で食べるのが一般的だ。 また、そのカボチャを使ってランタンを作り、火を灯して各家につるしておく。 この灯は「ウィル・オー・ウイスプ」と呼ばれ、先祖の霊を呼び寄せる役目を持つが、 同時に悪魔や妖精を呼び寄せるとも言われている。 このため、この日は悪魔や妖精が現れやすい日とされる。 「お菓子くれよ〜!」 「くれないとイタズラするぞ!」 家々を、子供たちが悪魔や妖精のいでたちで訪ねて回る。 ウィル・オー・ウィスプが、悪魔や妖精を呼び寄せるという言い伝えから、 収穫感謝祭の日には、子供たちがそのいでたちで家々を回り、お菓子やおもちゃをせしめていく、 というのが恒例となっているのだ。 「おい、アリシアにラヴィアン。お前たちは黒魔導師の格好なんかして何をしているんだ?」 「あ、アグリアス様。かわいいでしょうこれ?」 「仮装して感謝祭に参加するんですよ。アグリアス様は行かないんですか?」 「私はいい。あまり羽目を外すんじゃないぞ」 「は〜い」 「おいラッド行くぞ!」 「ちょっと待てよムスタ!ラムザも早く来いよ!」 (こっちは空賊にたまねぎ剣士の格好か・・・) 「きゃ〜!クラウドちゃんカワイイ〜!」 「・・・」 「ここにリボンを結んで・・・や〜ん、すっごく似合うわ〜」 (・・・毎度祭りになると女装させられるクラウドは災難だな) 「あ、アグリアスさん!」 「ラムザ・・・お前までそんな格好なのか」 「へへ、いいでしょう?暗黒騎士ですよ」 「まぁ、今日は祭りだからな。たまには息抜きも必要だろう」 「そうですよ。アグリアスさんは参加しないんですか?」 「私?・・・人ごみが苦手なのでな・・・。本でも読んでようかと思う」 「せっかくのお祭りなんですから参加しましょうよ。ほら、これをつけて」 「これは・・・悪魔の角か?」 「そうですよ。それを頭に付ければ大丈夫です!」 「ううむ・・・考えておく」 「参加すれば楽しいと思いますよ。それじゃ、ムスタ達が待ってますから」
(・・・これをつけるのか?私が?) (・・・・・・) (・・・私らしくない気がするが・・・) 「あ!隊長!」 「やあ、アリシアにラヴィアン。黒魔導師、似合うね」 「へへ〜。ありがとうございます!」 「もう祭りが始まっちまうぜ!」 「今回も女装かクラウド・・・」 「慣れている、問題ない」 「あ!アグリアス様!」 「アグリアス様〜!!こっちこっち!!」 「お!アグ姉も仮装してるぜ!」 「アグリアスさんカワイイ〜!」 「アグリアスさん、来てくれたんですね!」 「べ、別にラムザに言われたからじゃない。ちょっと様子を見に来ただけだ」 「・・・悪魔の角、似合ってますよ」 「う、うるさい!祭りに参加するなら、仮装しないと駄目なんだろう!」 「やっぱり参加するんじゃないですか」 「・・・ええい!帰るぞもう!」 「冗談ですよ!さあ、みんな待ってますよ。行きましょう!!」 おしまい
シンプルでいいね。面白いというより、ちょっといいねって感じ
創造主の命でヴァレリア島出張しててワロタw
イーノックまでいるのか 今、ヴァレリア島が熱い
むっちむちでボンレスハムかよ
デブというかキレンジャー的イメージなヒロイン、アグリアス
性の箍が外れたアグタン
>>852 スレが平常の流れではないのでいいがかり的なアレは気にせずに
キリッとした姿とか
Lv47のラムザの素のATが10、Lv43のアグリアスさんの素のATが7 こっからラムザ並にATをあげるとなればモンク一筋?
>>852 そのロダ使用するならFFT描くスレにも貼るんだ
>>852 ムチムチアグさんといっしょにとれーにんぐ。
ラムザが腹筋の手伝いで足首押さえてたら目の前でタユンタユンとかな!
まあVIPロダ使うなとか噛み付いてるような奴対策には、
あっちのロダで投下する際のコメ欄に「規制中なので」的に注意書き入れるとか、
昼寝士氏が上で使ってたロダ使うとか、
今までだってやってきたんだしそもそも気にしない、とか色々でしょw
描くスレ住人はそんなことでは怒らんよ
うんこ臭いスレだな
まあ描くスレロダなら、基本的にFFTの絵が投下してあってスレには貼られてない状態なら、 (ああ絵師の人は規制かかってVIP板に書き込めないんだな)と誰かが気きかせて代貼りしてくれるわな
デカ尻アグに顔騎させて肛門舐め回してやりたい
アグリアスさんはしなやかな筋肉 でもムチムチ?
自分のなかにいるアグリアスを信じるんだ 細身でも筋肉質でもムチムチでも良し
アグリアス・アドバンストですね
アグ(DOKIDOKI♪恋の抑止力〜♪)フンフンフフーン ラム「は?アグリアスさん、何か言いました?」 アグ「い、いや何も?」
我輩も近場の駅前の通りでギター片手に「アグリアスさんのオッパイの歌」を弾き語ってみるナリよ
875 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/11/10(水) 09:55:24 ID:1JJc7exy0
歌詞を載せろ 私が許す
ゲームも終盤になって部隊ユニット全体が強くなれば、 ラムザ:吟遊詩人、アグリアス:踊り子で出撃させられるくらいに余裕も出てくる。 ラム「アグリアスさんのオッパイの歌を歌ってもいいんですけど、敵味方から『リア充死ね』と見られるんで止めときますね♪」 アグ「周囲の目関係なくそんなのやらんでいい!」
TO運命の輪の新キャラのラヴィニスがアグリアスさんポジションぽい
Lv13から99までナイトで育てたけどホーリーナイト時にATがMATを超えなかった… せめてATの補正が1.1だったら…
アグリアスさんポジションとは果たして!?
>>878 ルーンブレード二刀流+算術で夢の魔法騎士化
後は白魔法とヘイストやその他諸々を覚えれば雷神級の戦力になれる
アグリアスさんは剣技系の固有キャラでは一番ATが低い(多分)から
ブレイブをドーピングして騎士剣を持たせるか、HP削って装備品で嵩上げしないと厳しい
何にしてもTOリメイクが凄くいい感じな件
獅子戦争という黒歴史があるからな
アグさんの大人の勝負黒パンテー、 籠から取り出し眺めてみてはソッとため息、 ほんとに履くのはいつの日のことやら…
くんかくんか
・毛糸のパンツ ・純白のパンツ ・黒パンツ ・チョコボの羽で作ったパンツ ・侍の時に使っていた褌 ・くまさんぱんちー
寒くなるし毛糸のパンツでお願いします
6年の歳月をかけ、洗濯籠を漁り続け独自に調査したアグたんのパンティコレクション一覧 レザーパンティ アイアンパンティ チェインパンティ ブロンズパンティ アダマンパンティ ラウンドパンティ プレイトパンティ ミスリルパンティ ゴールドパンティ クロスパンティ アイスパンティ フレイムパンティ イージスのパンティ ダイアパンティ プラチナパンティ クリスタルパンティ 源氏のパンティ グランドパンティ リフレクトパンティ カエサルパンティ ベネチアパンティ 革のパンティ 羽根つきパンティ 三角パンティ グリーンパンティ 閃光魔パンティ 魔力のパンティ 司祭のパンティ シーフのパンティ 金のパンティ飾り 麻のパンティ シルクのパンティ 魔術師のパンティ カメレオンパンティ 白のパンティ 黒のパンティ 光のパンティ パンティオブロード パンティずきん パンティだすき パンティ装束 柔術パンティ 大地のパンティ 忍びのパンティ ラバーパンティ パワーパンティ バトルパンティ スパイクパンティ ゲルミナスパンティ フェザーパンティ エルメスのパンティ 赤いパンティ まもりのパンティ 魔法のパンティ 呪いのパンティ 天使のパンティ ヒスイのパンティ 百八のパンティ ン・カイのパンティ スモールパンティ 魔道士のパンティ エルフのパンティ ドラキュラパンティ 消えるパンティ ねじりパンティ巻き ブロードパンティ ロングパンティ ブラッドパンティ さんごのパンティ 古代のパンティ 眠りのパンティ ルーンパンティ マテリアパンティ セイブザパンティ カオスパンティ 銀のパンティ 氷のパンティ ライトニングパンティ 風斬りのパンティ アルテミスのパンティ 与一のパンティ ペルセウスのパンティ ナイトパンティ ポイズンパンティ ハンティングパンティ ブラインパンティ メイジパンティ アサシンパンティ エアパンティ サイブレスパンティ じゃこうパンティ 鉄パンティ ゴクウのパンティ 象牙のパンティ 八角パンティ 鯨のパンティ モーニングパンティ さそりのパンティ 巨人のパンティ 天のパンティ 塵地螺鈿飾パンティ 呪縛パンティ 佐助のパンティ 甲賀パンティ 伊賀パンティ ロマンダパンティ 石化パンティ ブレイズパンティ グレイシャルパンティ ブラストパンティ ホーリーパンティ 竜のパンティ オークパンティ ホワイトパンティ いやしのパンティ 蛇のパンティ パンティオブゼウス 賢者のパンティ サンダーパンティ ウィザードパンティ ドラゴンパンティ フェイスパンティ 怪物パンティ ラミアのパンティ 血のパンティ 妖精のパンティ Cのパンティ FSのパンティ Pのパンティ Hのパンティ 風魔のパンティ 柳生のパンティ
.∧__,,∧ (´・ω・`) 黒のパンティあげるよ? (つ▼と) `u―u´
アグ「というわけで、下着に拘っておる」 ラム「なんだってまたそんな……」 アグ「ルザリアで開かれた『東洋の心意気展』なるものを見てきた。 うわべよりも中身を飾る『江戸っ子の心意気』というものだ」 ラム「曲解してるようにしか……」
>>887 ちょっとパンティだすきとパンティずきんが気になってしょうがないな。
なにかこう、装着すると人知を超えたパワーを得られそうな…
TO買ったぜ 早速創造主に習いアグリアスをヴァレリア島に召喚 ラムザもセットで使ってます というか初期の汎用が5人なんで ラムザ、アグリアス、アルマ、ディリータ、ティータにしてみたり こっちじゃ仲良くやってくれよ等と妄想してたりします
アグたんのグレイシャルパンティくんかくんか
血のパンティは破瓜の血でしょうか生理の血でしょうか
いえ、くんかくんかしにきたムスタを殺ったときの返り血です
そんなの履けねぇよ
普通に考えて経血の染みだろう… 俺だってガキの頃、かーちゃんに洗濯機終わったから干しといてと頼まれたその中に、 かーちゃんの染み付きパンツも入ってて、息子としてはなるべく見たくないもんだけど、家族だからしょうがない。 でも部隊の仲間って程度じゃ、野郎に自分の染み付きパンツは見られたくなかろう。
TOのそっくりさんは不遇な扱いだな
まだ攻略が固まってないせいもあるが 王道的なルートじゃあっさり死んで、そうじゃないルートだと敵対した挙句に 一筋縄じゃ仲間にできないみたいだなぁ・・・うーん ホ・・・ワイトナイトにもなれるし、使いたいのは山々なんだけども どうすっかなー
おいTOの話題もうそろそろいいだろ っと思ったけど、あのシステムでFFTもリメイクも1回してくれよぉ 気合入りすぎだろ 獅子戦争?何それ
>>899 今やってんだ。そこまで行ってねぇんだ。ネタバレなかす
しねかすぼけかすくたばれかすくそかすぼけばかあほまぬけくずが
>>900 クエストからタイトルを買い取ったのが2008年らしいから
実質新作並の時間はかけてるのかもね
獅子戦争は追加要素がそれなりでもエフェクトのラグが致命的すぎた
更に中古価格の半額程度でPSのデータが流用可能なアーカイブス版が出るとか
>>900 止めるなら冗談抜きで黙れよ。
じゃあ俺もオウガの書〜こう♪と何人も続いちまったじゃねえか。
FFTはFFTだよ 当時もかなり似ているっていわれたけれど 他のゲームとは違うよ
あぐにゃ〜ん
アグリアス「やってるやるです」 ラムザ「ちょっとゴツいですね。ムスタングは似合うかもしれませんが」 アグリアス「そんな」
アグたんをハメどる
たしかにアグがムスタングのごついオープンカーを飛ばしてたらかっこいいな
ダーティー・アグ ノーブラTシャツに皮ジャンスタイルで大型チョコボを乗り回し、悪党どもには容赦しない女騎士。 己の職務を遂行するには超法規的手段を取ることも躊躇わない。 アグ「領収書の宛名はラムザ様、と…」 ラム「アグさん、僕の立場も考えてくださいよ…」
そろそろ次スレの準備が必要か? 950くらいでいいかな
そういや松野主導でスクエニからのリメイク もしかしたら数年後にFFTの松野によるリメイクが描かれるかも… 最悪松野監修で小説かガンガンでマンガとかやってくれないもんかなー
そんなガンガンとかラノベとか、オタクのガキンチョやヲタ女御用達みたいなところで勘弁してくれよ。 今さらそういう層に流入されても困るしな。
もともとそういう層もやってただろ当時
だからもう新しくはいいよ、て話
(キリッ
ラララ〜♪ ※1 アグリアスさんのおっぱい、アグパイパイ(ぱい!) アグリアスさんのおっぱい、アグパイパ〜イ(ぱいぱい!) あ〜、アグリアスさんのおっぱい、大好きだよ〜♪ 触ればフンワリ柔らかい 谷間に顔埋めるといい匂い ボクはうっとりいい気持ち そんなに恥ずかしがっちゃダメ〜♪ ※1繰り返し 大好き〜だ〜よ〜♪ オーレイ! ラム「―ていう歌を」 アグ「却下だ」
>>917 吟遊詩人に歌わせてみた。
ラムザ「
>>917 〜〜♪」
ムスタ「おっぱいおっぱい!」(以下AA略
ベイオ「おっぱいおっぱい!」
ラッド「おっぱいおっぱい!」
敵黒魔「おっぱいおっぱい!」
敵弓使「おっぱいおっぱい!」
敵騎士「おっぱいおっぱい!」
敵忍者「おっぱいおっぱい!」
ラムザ「皆ー。おっぱいが!」
一同「い〜〜〜〜っぱい!!」
一同の心が一つになった瞬間であった。
アグリアス「…………(チャキ」
レーゼ「あらあら、ウフフ。ベーオったら……(ギラッ」
ラファ「バカばっか……」
お尻の歌も頼む
乳派と尻派 どっち? アグリアスさんならなんでもー は不可
ラッド「口先だけで女体パーツの派閥気取ったところで、その嬢が自分に合うかどうかはヤッてみるまで分からんもんだぜ…」 ムス「さすがラッドさん!行く先々で娼館通い詰めは伊達じゃあねえぜ!」
PSP版の販促イラストでもそうだったけど、どうしてアグリアスさんのふくらはぎはあんなパツンパツンでムチムチなん? どうしてアグリアスさんのふくらはぎはあんなパツンパツンでムチムチなん!? ラム「それはなセツコ、聖剣技を打つのには下半身が肝なんやとオルランドゥ伯も言うとったで」 アグ「私に向かってセツコ言うな」
獅子戦争のフィギュアが全部セットで4000円だった 買うべきか悩んだ挙句買わなかった やっぱり買うべきだっただろうか
>>923 買いだね。アグ様だけで1000円だった、俺は。
ラムザ「どっしりとしたおっぱいがいいと思います」
ムスタ「青いなラムザ。デカイと垂れるのが早いぞ?長く楽しむなら慎ましいのにしろ」
アグ、メリ、ラヴィ、アリ、ミル ナイトだらけのちちくらべ大会
Oh!ナイトフィーバー!
アグリアス「ファックミー ベイベー♪ おーどろよサンデイ♪」 ラヴィ「ステップを ふーみましょう♪」 アグリアス「タッチミー ベイベー♪ ぷーるぷるおっぱい♪」 アリ「リフレッシュ しーようー♪」 ラムザ「なつかしいですね」 メリ「なんの歌だかわかんないぴょ」
爆 アルテマ>レーゼ>アグ>アルマ>オヴェ≧ラヴィ=アリ>メリ≧ティータ>ミル 板
「私が何よりも愛しているラムザは、何よりも優先して私を愛さなければならない」 アグリアス・オークス
シドの加入に焦ったアグ様が眷属になって再登場したザルバッグを見て 「私も生まれ変わりたい」とヴォルマルフに直訴する という電波を受信した
>>929 アホ毛の隊長さんは、
アグさんが「ファックミー」「タッチミー」歌ってるときに、一生懸命ド下手なウインクをバチコンさせてることに、
も少し気付いてあげてもいい。
>>930 誰が決めたッ!?
そんな理不尽なこと、誰が決めたッ!
それは天の意志だ!
>>930 いつも思うんだがアルテマってアルマの肉体で顕現したんだよな
・・・つまりアルマのポテンシャルは・・・
>>936 おおっと、それが言いたいんだったらアルマスレにいきな
938 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/11/17(水) 14:12:41 ID:2SoSTHWX0
良い意味で体格がひとまわり大きいのがアグリアスさんだと思います
そんなアグにハグされたい
アグ「わ、私も大天使になればポテンシャルが爆発するのかッ!?」 ラム「お願いですからもめごと増やさないでください」
ドラクロワ「・・・負け組みか・・・」
>>940 身長4〜5mほどになりますが、それでよろしければ
アグリアス「あなたと〜会った〜♪あの〜日から〜♪」 ラムザ「おいくつですか」
誰か次スレ頼む
早えよ、早漏。 過去ログ読み返して、このアグスレの平均ペースを勉強してこい。
前スレはギリギリだったじゃないか。 早漏でもいいだろう?
取り敢えず960〜970くらいでいいと思うよ
このスレの古参って恐い人が多いねw
949 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/11/18(木) 14:43:34 ID:G3rtygde0
古参は怖くないよw
>920 股派
ふとましい腕派
>>946 前スレは990過ぎてもスレ立て告知されてないのに無駄に埋める馬鹿が頻発したからな。
普通なら>947の言うとおりで問題ないと思う。
954 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/11/19(金) 10:15:01 ID:0KAbOTxQ0
955 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/11/20(土) 11:29:30 ID:VgRkJgGEO
ラムザ「アグさんのちんぽ汁飲みたい」 アグリアス「出るわけないだろう」
ふたなりきらぁい
俺は好きだがアグリアスさんにはいらんかなぁ
958 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2010/11/20(土) 15:44:42 ID:VgRkJgGEO
ラムザ「アグさんおっぱいください」 アグリアス「ならまずはらませろ」 ラムザ「アルマのでいいです」 アグリアス「そんな」
メリア「(チラッ」 アグ「帰れ」 ラム「メリアドールでもいいかな」 アグ「しょんな」
アグリアスさんはすぐめげるのだ
>>アグリアス「ならまずはらませろ」 日本茶吹いた 男前すなあ チンチン生えてても違和感なし
そういやアグリアスに似ていると言われていた騎士がまさかのティータ枠だった件 流石アグリアスさんはボウガンの矢如きでは倒れない格が違った
>>964 あれはきっと療養中に姉さんが毒を盛ったんだよ
>>966 >963の件は無視というか削除したいのかね?
今思えば、俺好きな子できたの高学年だったから アグリアスが初恋だった件について。
初恋の人は生死不明の行方不明か
イイハナシダナー
アグ「私を通り過ぎて行った男がたくさんいたということさ」 ラム「通行人ですか?」
初恋誰だった?って聞かれたら アグリアスって答えれる勇気がほしい。 ああ…アグリアスの無双稲妻突きやられたい そう、できれば下の穴に。
ちゃんとフルネームで答えれば 外人さん?って勘違いしてくれるからケツを向けろよ
カンチョーで壊れる友人関係だってある… アグ「適うることなら、幼年学校時代の友だった彼女に謝りたい…」 ラム「されたんですか…カン(ryゲホゴホ」
無責任浣腸
次スレはどういう形にすんの? 963&966をどういう形にまとめるか決めとかんと 立てる人間居なくなって前スレの二の舞になるぞ
>>962 でいいと思う。
ちゃんと「FFT萌燃絵うp板」から「FFT&FFTA自作絵板」に変わってるし
あとは立ててくれる人が「○○△△××で〜云々かんぬん」を考えてくれればOKじゃないか?
取り敢えず980で立ててくれる人の裁量だわ
そろそろアグリアス隊長を次回作辺りにゲストとかで出そうよ セイバー厨多いし絶対受けると思うんだ。 どちらにしても露出目当ての軽装ヒロインはもういいわ! ですよね!隊長!もっとこう男っぽ………隊長…?ひ、ひぃ!
お、俺か!?
すまん!俺スレ建てれんのだ…;
>>985 じゃだめかな?
アグリアスはセイバーのパクり セイバーはカチュアのパクり FFT市ね
アグアグがハイレグぶっこして後にラムザと別れて英雄になった姿がセイバーさんだっけ?
埒明かなくなる前にスレ立て代行依頼スレに依頼してくる。 しばしお待ちを。
おつ
セイバーって誰?
このスレを荒らしに来る連中が垂らす釣り餌 触らないほうが吉
FFT:97年6月20日 Fate:04年1月30日
>>987 釣り餌撒いて、「かまって」と言ってる寂しがり屋か、喧嘩がしたい池沼かどっちかだ。
放っておけばいい
そんなこんなで@10
スレ立て乙 よかったよかった
○○はFateのパクリってのがだいぶ前に流行ってたから…だっけ? 言うほど似てないと思うけどね
アグアグかわいいからそれでいいよ
オルランドゥの方が武器的にセイバー
そらまるパクリしたら怒られるからな。 でもカラーリングといいデザインといい どう考えてもスタッフがアグの二次創作したかったんだろうなと思わざるおえない。
アグアグの手袋くんかして悶死したい
アグアグの癒し杖でケツ殴られて回復死したい
ア
俺はアグリアス様にエクスカリバー持たせてるからセイバーは余計アグリアス様のパクリに見える。
俺はアグリアスさんとラムザとオルランドゥ伯とベイオウーフにエクスカリバー持たせてるから(ry ムスタは魔法銃で狙撃+戦技
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ スレッドのレス数が 1000に達した! ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ,,ノィ クエックエッ <・ 彡v .┌────┐ ( フノ三 | ←次スレ |ε ε ε ε ε ε ε ε ε ε ε ε ε ソ ヽ, └─┬┬─┘ 人 *「ぷるぷる。 ´ ´ .|│ (゚∀゚) このスレッドは もう 終わり ゙゙'゙'゙ 新しい スレッドをたててね!