【DQ9】ドラクエ9 中部(東海・北陸)すれちがい通信36

このエントリーをはてなブックマークに追加
68名前が無い@ただの名無しのようだ
★ 終身雇用が奪う10の自由 

* 補足5 自殺 ・ 犯罪が多発する

日本人の自殺率が異常に高い原因が、「年齢差別の存在」 によるものであるということは
検証されてはいないものの、有力な仮説であると思われます。また、大阪教育大学附属
池田小学校で児童を殺傷した人物などは、高等教育を受ける機会の与えられなかった
自分の人生を恨めしく思い自暴自棄になって犯行に及んだ典型的な例です。
  日本社会がこのまま 「年齢差別」 を放置しておけば自殺や上記のような犯罪が今後
増える可能性が高いと言えます。その理由は、日本には50万人以上(2003年現在)も
「ニート」 と呼ばれる人々が存在していることです。学校にも行かず、就職もせず、職業訓練を
受けることもしないこの人々は、大半が生活費を親に頼っていると思われます。当然のことながら
親はいつかはいなくなり、それ以後は働かない限り生活費は得られません。現在二十代の
人が多いと思われる 「ニート」 は、四十歳を過ぎて親を亡くし働かざるを得なくなったとき
「年齢差別」 の壁にぶち当たることになります。親にも頼れない、就職もできないという
状況で絶望するなというのは無理というものです。
また、「ニート」 ではないものの、“フリーター” と呼ばれる人々も増加しています。学校を
卒業しても定職につかずアルバイトで生活しているこの人々は、学生と主婦を除く15−34歳の
若年層人口の5人に1人となっています( 国民生活白書 2001年 )。これは10年前に
比べると倍増しています。特に25−34歳の “フリーター” の増加が著しくなっています。
この人々も親に頼れない年齢となって定職に就こうとしても 「年齢差別」 の壁に阻まれる
ことになります。
  このまま 「年齢差別」 が放置されると、「ニート」 や 「フリーター」 は定職に就いている
人々に比べ、将来的には絶望し自殺者または犯罪者になる可能性が高いのです。結果として、
すでに 「自殺大国」 の日本の自殺率はますます上昇し、凶悪犯罪の発生件数も今後さらに
増加し、「犯罪大国」 への道を歩むことになるでしょう。