※続きです。
顔に深いしわが刻まれた白髪混じりの男性(56)は、新宿区歌舞伎町のクラブでバーテンダーを
していた。40代で昼の仕事に転職しようと、引っ越し作業員や配送の仕事を転々とした。
しかし、今年1月、業績不振に陥った会社から「もうこなくていい」と言われた。ハローワークに
通って職を探したが、どの会社からも断られた。年齢が理由だったという。独身で身よりはない。
「しっかりとした職に就いてこなかったから。自業自得です」。男性は自虐的に話す。
派遣村を担当する都の職員は「利用者には50歳以上の男性の姿が目立つ。景気悪化で居場所が
なくなり、リストラにあう人が増えている。再就職の困難度も増しているように感じる」。都によると、
29日夜の利用者は469人。既に当初の定員の500人に迫る勢いで、定員を800人に増やして
対応するという。
産経msnニュース 2009.12.29 19:33
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/091229/tky0912291934005-n1.htm