【社会】 派遣村の19歳少年「今の状況は社会のせいじゃない。自己責任」「僕らは駄目な人間だと思う?」→毎日記者「思わない」
・2010年元旦は凍えるような寒さだった。国と東京都が国立オリンピック記念青少年総合センターに
設置した公設派遣村を訪ねた。どんな理由でここにたどりついたのか。それぞれの話に耳を傾けた。
オープン初日の28日には292人だった利用者は最終日の4日には833人にふくらんだ。
中庭にある喫煙所に入居者が集まる。20代、30代も多い。「こんなところに来る予定じゃなかった。
正月は故郷に帰ろうと思っていた」
北海道釧路市出身。27歳。とびだった。一昨年秋以降、仕事が激減。週3日しか仕事がない日々が
続いた。日給も1万5000円から9000円以下に落ちた。仕方なく半年前から新宿の歌舞伎町で
ホストになった。客引きしていくらの夜の世界。金がある女性を1日1人は見つけることがノルマだった。
すぐに向いていないと分かった。12月中旬、ホストを辞め、仲間の家や客の家を転々とした。とび職に
戻ろうとハローワークに通ったが、求人は見つからなかった。
実家に妻と1歳の娘を残す。月7万〜8万円の仕送りも、今はできない。家族には派遣村にいることを
知らせていない。元旦にも電話がかかってきた。帰ってきてほしがっていた。「帰っても仕事はない。
また出稼ぎに来ることになる。家族を呼び寄せても路頭に迷わせるだけだ」
風邪気味というので、市販の解熱剤をあげると、うれしそうにした。「仕事と家さえあればなんとか
なるのに」とつぶやく男性。掛ける言葉は見つからなかった。
■
元日に鳩山首相、菅副総理ら政権幹部が次々と派遣村を訪れた。
「アピールだけですね。首相がお母さんからもらったお小遣いの1割でもいいから僕らに分けてほしい」
そう言う男性は34歳。北海道出身。横浜で派遣社員として働いていたが6月に失業。建設現場を
転々とし、12月20日に仕事も寮もなくなった。「自分がホームレスと思うのがいやで、夜は新宿や
池袋の雑踏を歩き続けた。人込みに紛れるとほっとした。(
>>2-10につづく)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100105dde012040004000c.html ※前:
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1262683199/