DQ3の女勇者に萌えちゃう

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174名前が無い@ただの名無しのようだ
ルイーダの酒場1

女武道「オルテガは戦死、サイモンは行方不明、カンダタは世の中の出来事には興味が無い」
男僧侶「ポルトガの勇者がバラモスに挑んだと聞いたが」
女武道「あのパーティは伝説の剣を使う女だけが馬に乗って帰ってきたんだが、それ以来
     夜に怯え、夜になると姿を隠すようになってしまったとか。名の有る奴は全滅だな」
女魔導「おまたせ!出番だよ!」
女武道「ああ、そろそろ行くよ。邪魔したな。」
男僧侶「回復役はいいのか?」
女武道「ナジミの塔の宿屋に酒と食料品を運ぶ仕事だ。薬草だけで十分さ。じゃあな」

女勇者「あの」
男僧侶「ん、なんだボウズ」
女勇者「あ……。ボク、男に見えますか?」
男僧侶「……男だと思ったが、違うのか?」
女勇者「い、いえっ! 男です、男! 正真正銘の!」
男僧侶「んん?? ……まあいいか」

男僧侶「なんか冒険にでも行こうかという風体だな」
女勇者「そうなんです。長旅になりそうなので、僧侶の力が必要だと思って」
男僧侶「セオリーどおりだな。次は魔法使いをスカウトするのか?」
女勇者「いえ、商人を仲間にしたいです。ボクはちからとHPが低いので、早めに武器防具を更新する必要がありますから」
男僧侶「あー、戦闘もできる冒険商人を含め、商人は不足がちだぞ。
     街を作るにもモノを運ぶにも彼らが必要だ。真剣に必要だという事をアピールしないとな」
女勇者「……やってみます」
175名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/08/17(日) 17:33:34 ID:NhSZflcM0
ルイーダの酒場2

女商人「はあ……どうしよこの不良在庫……でも処分したら私は蓄えもなくして一文無し。商人に向いてないのかな。」
女勇者「あの」
女商人「あ、可愛い男の子。はいはい、何がご入用でしょうか」
女勇者「ボクが欲しいのは、貴女です」
女商人「ちょ!? いきなり!?」
女勇者「貴女の全てがボクにとって必要なんです」
女商人「ええええっ!」
女勇者「おねがいです。ボクをちゃんと見て。そして全てをボクに・・・・・・」
女商人「そ、そんなに切なげに語られても」

男僧侶「こらお前、そんな言い方では勘違いするぞ。ちょっと交替。いいか、お嬢さん。彼はオルテガの息子だ」
女勇者「……。」
女商人「(何よこのオッサン?)は、はあ」
男僧侶「詳しくは言えないが、親父さんの遺志を継いで旅に出たい。だからルイーダの酒場で、仲間を探しているんだ」
女商人「いえ、でも私は冒険商人ではなく、ルイーダの酒場に登録してない・・・」
女勇者「ダメなんですか……ウルウル」
女商人「(うわ表情切なすぎ!!!!ダメこの子!!!!) いや、あのね」
男僧侶「脈がない奴に構っても時間の無駄だ。次に行こうぜ」
女商人「いっ、いえ、これから登録しようと思ってたんです!」
男僧侶「よし、決まったな」
176名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/08/17(日) 17:38:55 ID:NhSZflcM0
ルイーダの酒場3

女商人 「全ての財産を在庫処分と借金の穴埋めに使った私は一文無し。
     人生の落伍者よ、浮浪者、風来坊、遊び人なのよ……ブツブツ」
男僧侶 「なにを言ってるんだ?」
女商人 「崩壊した人生計画を嘆いているのよ。ところであんたたち、歳はいくつなのよ」
男僧侶 「俺は27歳だな。お前は?」
女勇者 「16歳に昨日なったばかりです」
女商人 「あ、私より一つ下なのね」
男僧侶 「17? 胸が無いから14,5とばかり」
女商人 「うるさいわね!これから大きくなるの!」
女勇者 「ボク、胸の大きさと人間の価値は無関係だと思ってます(ボクもサッパリだし)」
女商人 「び、微妙な慰めかただわね」

男戦士 「俺が要る? 俺は少年と幼女に興味はねえぞ。ホモでもねえ」
女商人 「誰が幼女よ!」
女勇者 「……。(なんか複雑な気分)」
男僧侶 「まあまあ・・・前衛に戦士が必要なんだ」
男戦士 「俺は名を上げたいんだ。有名人のパーティに参加してな」
男僧侶 「よし、決まりだ。彼はオルテガの息子だよ。」
男戦士 「それを先に言え! よろしくな、偉大な勇者の息子と、その幼き妹よ」
女勇者 「ありがとう!」
女商人 「妹じゃない!」