嘔吐シーンを見てみたいFF・DQキャラ

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27【女僧侶はがんばりや】1/2
【女僧侶@ドラクエ3の訓練にて】

真夏の午後の炎天下の中、パーティの仲間である女戦士は、いまいち攻撃力に劣る女僧侶の特訓を行っていた。
女僧侶:ハァハァ、私もう動けないです。
女戦士:このくらいで音を上げるんじゃないよ!
    ろくな攻撃呪文も持たないあんたがこの先生きのこるためには、打撃力だけでも鍛えておく必要があるんだよ!
男勇者:女戦士よ、そのくらいにしといたらどうだ?
女戦士:男のくせにあたしより打撃力の弱い勇者はすっこんでな!
    じゃあ続けるぞ。次は「剣の素振り100回!」

女僧侶が装備している魔法の鎧は、真夏の太陽により熱を持ち、彼女の体を火照らせていく。
軽いミスリル製とはいえ、彼女の体力ではかなりの重荷だ。しかし、性格ががんばりやの彼女は、
彼女なりにがんばってゾンビキラーを振り回していた。

女戦士:このへっぴり腰が、そんな剣の軌跡で敵が倒せるとでも思ってるのか!
女僧侶:ハァハァ、、、はい、ごめんなさい、、、
女戦士:それが終わったら、「50m突撃ダッシュ10往復」だ!
女僧侶:はっ、はい、、、
28【女僧侶はがんばりや】2/2:2008/04/04(金) 09:15:54 ID:vqqBIVHz0
何とか剣の素振り100回を終えた女僧侶の体からは、噴水のように汗が吹き出し、
鎧の中に着込んでいるシャツからもしみ出していた。
女戦士の指揮により、突撃ダッシュを始めるものの、暑さと疲労により、とてもダッシュとは言えない状態だった。
「もっと早く走れ!」女戦士の怒号が響くが、女僧侶の体力はすでに底をついていた。
それでも何とか前進を続けたが、1往復が終わったところでついに膝を立てて座り込んでしまった。
女僧侶は、ハァハァゼェゼェと荒い息を吐きながら下を向いていたが、ついに、その口から液体が漏れた。
その液体は、訓練前に食べた昼食の消化物だった。
男勇者の鼻を、女僧侶の汗と嘔吐物の酸っぱい匂いが突いた。

女戦士:このへんで限界のようだな。ようし、今日はここまで!
    女魔法使い、彼女の介護をしてやってくれ!」
女魔法使い:分かりました。勇者も手伝ってくださいな。

男勇者は、女魔法使いの指示により、ぐったりしている女僧侶を洗面所に運び、彼女の口を水ですすいだ。
男勇者が彼女を宿のベッドに寝かせると、女魔法使いがヒャドで作った氷嚢と冷水を用意して待っていた。
女魔法使い:勇者、手伝ってくれてありがとう。彼女の手当てが済んだ後でそっちに行くから・・・」

(終わり)