>>932 いや、アルスも終盤でキーファがちょくちょく思い出してくれていたから
リュカよりは活躍してるんじゃね?
信念貫いたって意味ではカンダタだろ!!
登場から短かったけど何回見ても見せ場が凝縮されてる
新作来てたー
毎度毎度面白いなあ
ハラハラドキドキしましたよw
乙でした!
保守!!
お久しぶりです。
私用が忙しくて修正ができませんで、すいません。
近いうち皆様の指摘してくださった点を修正しに参ります
乙
今回は細かい誤字脱字しか指摘されてないし、wiki載ってから直接でもいいと思うよ
とはいえ、推敲いっぱいしたって割には今回も結構誤字あったなぁ…
首輪が外れ自由の身となったマリアは俺が頂いていきますね
まだ外れてない件
じゃあ俺は眠っているアリスを貰いますね
残念それはカンダタだ
心も身体も、僅かに満たされた勇者の生家の中。
その中で、やがてフォズがこくりこくりと船を漕ぎ出した。
皆、ここまでの疲労と腹が膨れたことも相成って、睡魔が舞い降りてきたようだ。
放送まであと四半刻と言ったところで、アレンが申し出る。
「放送は任せて、お主らも眠って構わん」
「え、でも……」
「人でないというのは、こういう時に役に立つものだな。遠慮はいらん」
皆、決戦目前として確かに休息は必要だと考える。
アレンの心遣いを有難く受け、ひとり、またひとりと眠りにつき始める。
エイトとアレフで眠ってしまったアリスとフォズを二階の寝台まで運び、寝かせる。
階下に降りたアレフは机に突っ伏した。
エイトは壁を背に、それぞれ寝息を立て始める。
起きているのは、アレン、ピサロ。
そしてマリア。
「眠らないのか?」
「ええ、気になっていて……」
マリアは傍らに積み上げた
呪文書をじっくりと読み解く。
ピサロとフォズを待つ最中にも読み進めていたものだった。
ペガサス覚醒の呪文のように、これらにもなんらかの手がかりがあるかもしれないとマリアは考えている。
もっとも、あの場合はファルシオンとの呼応により気づいただけだ。
暗号などの可能性もある、とマリアはアリスが持っていた眼鏡を借り、慎重に読み進める。
これを身に着けていると、冷静な思考が出来るような気分になるのだ。
アレンはそれを止めるでもなく、角灯を傍らに置き椅子に座り込む。
ありがとう、とマリアは笑顔で応えた。
「さて……放送までは……」
「四半刻弱だ」
今まで殆ど口を開かなかったピサロが応える。
死者の名を告げる鐘、出来れば耳を塞ぎたかった。
全ての死者をほぼ把握した今、忌々しいだけであったからだ。
だが、放送の直前の今、やらねばならないことがあった。
「─竜王、少し」
「?」
「水をくれないか」
ピサロが手で『こちらに来い』と示す。
手には、聊か量の増えたメモ。
一枚にさらさらと何か書き、翻す。
(首輪を本格的に外しにかかる)
アレンは紙とピサロの顔とを見、そして頷く。
放送が近い、いよいよ時が来た。
組み立ててきた理論が実証される時だ。
続けて書き記したのは、決断の可否を問う言葉。
(誰か一人の命を、この賭けの代価に支払う)
(百も承知よ。この首、賭ける気でいた)
アレンはピサロを見据え、お見通しだとばかりに鼻を鳴らす。
どうも彼から見れば、ピサロは若造の部類に入るようだ。
莫迦にしている訳ではない、似た性質の者としてどこか張り合っているのかもしれない。
15分と少しで、二人は戻ってきた。
マリアは存外早い帰還に疑問を抱きつつも、おかえりなさいと言う。
二人はそれに軽く応じると、本を広げる彼女の元へ歩み寄った。
僅かな時間しか経っていないためか、まだ一冊目の途中のようだ。
ピサロが指で戸口を示し、アレンが手招きをする。
自分を呼びに来たのか、とマリアは本に栞を挟んで傍らに置いた。
眠った二人を起こさぬようそっと立ち上がり、服の埃を払って二人の後に付き添う。
玄関から外に出ると、ファルシオンも静かに眠っていた。
そのまま静かに傍を通り過ぎ、宿屋跡の方角へ三人は向かう。
「……?」
意図が掴めていないマリアが怪訝そうな顔で二人を見やった。
口を開こうとするが、アレンの右掌が向けられ制される。
続けて左手で、自分の首を示した。
冷たく輝く首枷は、そこにある。
続けてピサロが手元で筆を走らせた。
(【アバカム】【シャナク】若しくはそれに類する呪文の心得は?)
「……」
マリアは、開錠呪文アバカムの方を指で示す。
魔力を鍵穴に通すことで錠を無力化する呪文だ。
それを確認したアレンがサックから何やら取り出し、足元にそれを置く。
その鈍い光は、先程アレンの首に見たそれとまるで同じだった。
「……」
「あ、ああっ、あ、アバカムッ!!!」
握り締めたままだった杖から、魔力が形を成した鍵が一直線に首輪へと走る。
アレンの首輪に切れ目が走り、草がとさり、と優しく受け止めた。
「……」
「クク……」
堪えきれない笑いを、魔王は零した。
アレンも込み上げた笑いをかみ殺しつつ、口角が持ち上がる。
一生分の笑いを使い果たさんばかりだな、とまでアレンは思った。
この舞台で、本当に自分達は変わった。
心から、彼はそう思う。
マリアは覚めやらぬ混乱と自分が笑われていることに眼を白黒させていた。
笑う二人の顔をかわるがわる見やり、きょときょとと視線が落ち着かない。
「いや、よくやった」
「……うう……す、すみません」
ピサロの苦笑(とても珍しかった)を前にして、マリアはなんともばつが悪かった。
自分が気絶したことで隣のアレンの首は飛んでいたのかもしれないのだから。
アバカムが遅れても尚それが繋がっているのは運が良かったに過ぎない─そう、遅れても。
「少々面白いことも解った……よしとするか」
「え?」
「一度、戻るぞ」
ピサロがアレンの首輪を拾い、踵を返す。。
それを見て、マリアも慌てて鏡をザックにしまいこんだ。
アレンは音を極力立てないように、ついて来ている。
再びアリスの生家へ戻ると、皆が寝静まったままの室内は出て行ったときと変わらず静かなままである。
アレフは姿勢をすっかり崩し、鞘に収まった先祖の剣を枕にしている。
アリスは怒るだろうか、とマリアは思った。
彼女が起きてくる前に起こしてあげよう、と考えながら席に着く。
全員エイトの突っ伏す卓につき、やっと息をついた。
今だ整理できない状況を、マリアは問いただそうと口を開く。
「!」
「……?」
しかし、ピサロはトルネコがやるように咄嗟に口を塞いだ。
少々驚いて眼をやると筆を滑らせている、まだ警戒は続くようだ。
マリアも筆記用具を渡され、しばし机の上での筆談が続く。
(これで『首輪の呪詛が爆破設備に相当する』はほぼ確定された。『現在、盗聴・監視はされてない』も色濃い)
(なぜ?)
(アバカムの発動までかかった時間およそ2分40秒)
いきなり見せられた自分の落ち度の具体的な時間を示されて、マリアはきょとんとする。
そして先程の自分の情けなさを見せ付けられているようで、少々むくれた。
意にも介さず、ピサロが続ける。
(首輪に介入して2分以上首輪をそのままにしても竜王の首輪が爆発しないということは
爆破が手動、自動にせよ『爆発に必要な呪詛が消えていた』からと予想できる。お前の気絶が証明を確定的にしたな)
褒められたのかからかわれているのか、マリアはなにやら複雑な気分になる。
ピサロの筆は止まらない。
知将としての本領発揮だ。
「─時間だ」
ピサロの言葉を待っていたかのように『鐘』が鳴る。
真実は、すぐそこだ。
久方ぶりに響く絡みつくような声は、何を伝えるのだろう。
【E-4/勇者アリスの家/夕方(放送直前)】
【マリア@DQ2ムーンブルク王女】
[状態]:健康 MP2/5
[装備]:いかずちの杖 布の服 風のマント インテリ眼鏡 鉄の杖
[道具]:小さなメダル アリアハン城の呪文書×5(何か書いてある)天馬覚醒の呪文書
[思考]:儀式の阻止 アリスを支えたい 最後の決戦の前に、アレンの最期のことを竜王本人に問う
【ピサロ@DQ4】
[状態]:HP1/2 MP3/5 右腕粉砕骨折(固定、治療済み)
[装備]:鎖鎌 闇の衣 アサシンダガー
[道具]:支給品一式 首輪×5[首輪二個 首輪(分解) 首輪×2] ピサロメモ 宿帳(トルネコの考察がまとめられている)
[思考]:ハーゴンへの復讐 盗聴の可能性を振り払えたら、今度は世界からの脱出方法を模索
※ピサロの右腕は通常の治療では完治できません。
また定期的な回復治療が必要であり、治療しないと半日後くらいからじわじわと痛みだし、悪化します。
完治にはメガザル、超万能薬、世界樹の雫級の方法が必要です。
【竜王@DQ1】
[状態]:健康 MP1/3 人間形態 首輪なし
[装備]:竜神王の剣
[道具]:外れた首輪(竜王)
[思考]:この儀式を阻止する 死者たちへの贖罪 脱出方法の模索
※ファルシオンは家の前にいます
皆様ご指摘ありがとうございます。
当面の修正、コレでできているでしょうか。
>>941 申し訳ありません、私の注意力が不足しているばかりに。
連続投稿してしまったことですし、何作か投下は控えるつもりです。
>>946-952 修正きてたー
乙です
ピサロはどのロワでもいい仕事するよな さすがはまぞくのおうだ
>>942 じゃあ、フォズは自分がいただいていきますね
俺はモシャスを唱えて誰に変身するか
おいおい
誤字なんて気にしないでくれよ
書いてれば分かるけど推敲繰り返せば内容の殆どを記憶して
脳内で無意識に正しく再生をするという読んでるけど読んでない状態になる
誤変換とか指摘してくれるツールで書いてるならともかくその点は仕方ない
一気に読んだけど乙です
さて、うめるか
959 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/12/20(土) 20:50:28 ID:gsxA7Fk+0
埋め
梅
次スレは?
立てるよ
でもあまり焦る必要もなかろうて
980越えたらちょっと急ぐ必要もでてくるけど
だれが生き残るかトトカルチョしながら埋めないか?
俺は全財産チップにして全員生還に賭けるぜ!!
もう誰が死んでも後悔はしないけど…皆死ぬなよ!元気で帰って来てくれ…!
964 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/12/21(日) 20:21:15 ID:tiCv20lB0
ピサロ、フォズ、アレン、マリア、アリスで
勝利エンドに一票
とりあえず、来年中には完結して欲しい。
966 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/12/21(日) 23:06:03 ID:N7AitkdqO
うめ
シドーに一票かな
マリアハァハァ
梅
マリアとセックルしたい
マリアの人気に嫉妬しつつアリスは俺の嫁と叫ぶ
おまえらメリークリスマスイブ。今年はロワを読み返しつつ年を越そう
メリー
ぼくらの崇める主はシドーさま?
今年中に投下ないかな保守
無理
なかなか筆が進まなくてごめんね
代わりにwiki更新しといたからそれで勘弁してね
ゆっくりでいいよ、ゆっくりで。師走だし。
ゆっくりいこうぜ
もーいーくつ 寝ると
お正月
お正月にはロワ読んで
嫁のー最期を読み返そー