642 :
男の子の冒険:
【追体験システム】
妖精の城に行くと、
そのキャラに馴染み深いアイテムを使うと、そのキャラの思い出を追体験することができる。
主人公はそのキャラになりきって、仮想世界で冒険をすることができる。
なお、そのキャラになっている間は、そのキャラの人格や能力をそのまま受け継ぎ、主人公としての自覚も記憶もない。
@使用アイテム:天空の剣 追体験キャラ:男の子
ストーリー:グランバニアにて、大切に王子として育てられてきた男の子。城の中で大切に守られた彼だが、まだ彼は「お父さん、お母さん」というものを知らない。
彼の両親は、行方不明になっているグランバニア王とその王妃であった。彼は年少の頃より、サンチョやオジロンから、父や母のことを聞いていた。
だが、彼の記憶の中に父や母はなく、ただ城に残された1枚の肖像画だけが、彼の知る父と母である。
驚くべきことに、彼はかつて父王が城に残した、伝説の武器「天空の剣」を装備できた。自分は選ばれし伝説の勇者なのだろうか。
もし自分が勇者ならば、きっとまだ見ぬ父と母を探し出すことができるのではないだろうか。葛藤の中、彼は双子の妹、サンチョ、そしてオジロンに率直な気持ちを打ち明ける。
「私もお父さんやお母さんに会いたい!」と自分の気持ちを兄に述べる妹。彼女もまた、幼い頃より、城下の子どもを見るたびに、自分にはなぜ親がおないのだろうと、
人知れず傷ついていたのであった。自分に優しくしてくれる城の人々を悲しませないように、自分の気持ちを隠し続けてきた妹。
兄の言葉に、初めて自分の本当の気持ちを吐露したのであった。
この成長した双子の姿に涙する男がいた。かつて先々代の王、パパスの召使いだったサンチョである。彼もまた、ともに旅に出て命をかけて双子を守りたいとオジロンに願い出る。
かくして、双子とサンチョの親捜しの旅がはじまった!
クリア条件:ストロスの杖を入手し、石像となった主人公の前で使用する。
643 :
パパスの冒険:2008/01/12(土) 15:37:51 ID:O8d4wxwD0
A使用アイテム:パパスの剣 追体験キャラ:パパス
グランバニア王子であるパパスは、今まで王子として生をうけて、これほどまでに嬉しい日はなかった。エルヘブンのマーサを王太子妃として、迎えることができたのである。
エルヘブンの民には申し訳ないことをしたかもしれない。だが、王妃との幸せな生活に胸を躍らせるのであった。華やかに行われる結婚式。惜しみない祝福を送る国民たち。
これほどまでに幸せなカップルが他にいようか――。
やがてそれから3年の幸せな歳月が流れ、待望の王子が誕生する日が来た。先代が亡くなり、パパスは王となっていた。第一子の誕生に多くの父親がそうであるように、
グランバニア王パパスもその例外ではなかった。じっと王座に座っていることができず、うろうろと落ち着きなく歩き回るパパス。その時、「生まれました、男の子です!」という声が
王の間に響き渡った。「おお、生まれたか!」 いちもくさんに愛する妻・マーサ、そして初めて会う我が息子のところへむかうパパス。「よくやった、よくやってくれたな。マーサ!」
喜ぶパパスに優しい笑顔をうかべるマーサ。だが、この誰が見ても理想の家族と思えた幸せが、わずか一日で消されてようとは、誰が思ったであろう。
それはあまりに突然のことだった。男児出産の翌日、マーサは突然魔物にさらわれたのだ。怒りにふるえるパパス。魔物がマーサをねらった理由は、彼女の不思議な力にあった。
パパスは後事を弟のオジロンに託し、まだ乳児のわが子を抱かかえ、召使のサンチョとともに旅立った。世界中を旅するパパスとサンチョ。しかし、マーサの情報は一行につかめない。
ただ、伝説の武具と呼ばれる「天空の剣」を手に入れることはできた。しかし、パパスには装備することができなかった。やがてパパスとサンチョと3歳となっていた子どもは、
サンタローズという町にたどり着く。
サンタローズに入るなり、町を魔物がおそう。それを一刀両断に退治してみせた、パパス。一躍彼は町の英雄となった。だが、夜の酒場でパパスを称える町の人々に、
パパスは幼い我が子を連れて、世界中を旅していること、そして目的である妻を未だに見つけられないことを告げる。町の人々はパパスをなぐさめ、この町に定住することを進める。
また、この町には大きな洞窟があり、魔物が出るが、その奥に伝説の剣があり、それを手に入れれば妻捜しの手助けになるのではないかと助言する。
パパスは温かい町の人々の提案を感謝して受け入れ、彼は我が子とサンチョとともに、ここサンタローズに居を構えることとなった。
さっそく町の洞窟に入っていくパパス。しかし、何日洞窟に潜入しても、伝説の武具はみつけられない。やがて町の老人が、舟を使うと今までは行けなかったところに行けると
教えてくれ、舟を貸してくれる。そこでパパスが見つけたのは、明らかに人工的に造られた小部屋と剣であった。装備していた鋼の剣とさほど変わらない剣であったが、
なぜかその剣が気に入り、それをパパスは使うこととした。その後、パパスはこの部屋を書斎とし、妻の行方や伝説の武具について調べるようになった。
それから一年が経った。パパスは町の人々から尊敬され、すっかりここサンタローズの住人となっていた。しかし、パパスはこのままこの町にいて、
旅の目的であるマーサを助け出すことができるのかと深く悩むようになっていた。ここに住み着いてから、酒場でよく喧嘩した親友の男に相談するパパス。
しかし、パパスは自らの身分などは最後まであかさなかった。そんなパパスに対しても、男は温かくパパスのさらなる旅を応援してくれると言ってくれたのだ。
また、旅の目的を果たしたら、必ずこの町に帰ってくることを約束させたのであった。
サンチョを町に残し、再び世界中を旅するようになったパパスとその息子。だが、一向に妻の情報はつかめなかった。パパスは6歳になった息子とともに、
サンタローズの町に戻ることとした。この町でやらなければならないことが、パパスにはあったのである。ビスタ港に着くと、息子とともにサンタローズへとむかうパパス。
彼の帰還に町の人々を大いに歓迎する。とりわけ、召使いのサンチョは大粒の涙を流して喜んでいた。パパスはここで、大きく成長した息子への手紙を書き、天空の剣とともに、
洞窟の中の書斎に置いた。そうこうするうちに、洞窟で石につぶされて動けない男を息子が助けたことを知る。パパスは息子の成長を感じつつ、
旧友ダンカンのいるアルカパへと向かった。そこで風邪をひいてしまったパパスは、しばらく寝込んでしまう。その後、すっかり風邪の治ったパパスは、
息子がダンカンの娘のビアンカとともにレヌール城のおばけ退治をしたことを知り、「あまり無理はするな」と言いつつも、息子の成長ぶりに驚く。
また、子どもとは言え、獰猛なキラーパンサーを我が子が仲間にしていることに、我が子の不思議な力を感じる。そんな息子を頼もしく思いつつ、
サンタローズに息子と共に戻るパパスであった。
サンタローズに戻ったパパスのもとに、しばらくするとラインハット王からの手紙が届く。すると、パパスの前に不思議な青年が現れる。サンタローズに行くことをやめるように言う、
その青年。だが、パパスは笑って相手にしない。そうこうするうちに、外で遊んでいた息子が戻ってくる。一路、パパスは息子と共にラインハットへと向かう。
すると、ラインハット王子ヘンリーがさらわれる。古代の遺跡へと急ぐ、パパス。そこにはゲマと名乗る魔物がいた――!
クリア条件:ジャミとゴンズと戦い、息子とヘンリー王子をかばって敗れる。
646 :
マーサの挑戦:2008/01/12(土) 15:41:38 ID:O8d4wxwD0
B使用アイテム:命のリング 追体験キャラ:マーサ
魔物にさらされてしまった、グランバニア王妃のマーサ。彼女は魔界へと連れ去られ、魔物に利用されてしまう。しかし、マーサは逃げ出すことに成功し、この魔界でも希望をもらたすことを決意する。
この魔界に聖なる水に守られた町を築き、モンスターたちを人間にしてあげていった。マーサはこの町に古エルヘブン語で「希望」を表す、「ジャハンナ」という名前をつけた。
そんなマーサの挑戦は、着実に成果をあげ、ジャハンナは発展して、店ができるまでになった。
しかし、彼女に再び魔の手が襲い掛かる――!
クリア条件:シナリオを進行するだけ(戦闘なし)
他にこのキャラの追体験をしたいっていうのあります?