fdsfさfdふぁs
しゃぶれよ↓
このスレッドは天才チンパンジー「アイちゃん」が
言語訓練のために立てたものです。
アイと研究員とのやり取りに利用するスレッドなので、
関係者以外は書きこまないで下さい。
霊長類研究所
4 :
バニラビーンズ ◆BRsbobrq/Y :2007/08/09(木) 16:12:11 ID:aduQX8Sg0
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勇者「おかしくね? これ」
クリ「なにがです?」
ブラ「・・・どうかなされましたかな、勇者殿」
勇者「だってさ、出会う順番からいったらおまえら3番だろ?」
アリ「はぁ?」
勇者「まあ聞けよ、俺の夢はさぁ双子の姉妹を仲間にして
話を永遠に進めないようにするのよ」
クリ「姉妹・・・?」
勇者「まぁ聞けって若者」
クリ「は、はぁ」
ブラ「クリフト座るのじゃ、さぁ姫もこちらへ、
ここは勇者殿の言うことに耳をかたむけましょうぞ」
アリ「だるいな・・・なんなの」
勇者「だから、順番違うだろっつってんのさ、わかるコレ?」
アリ「だからなんの順番かって聞いてんの」
勇者「おまえら第3章じゃん。まあ聞けよ、わかるように説明するから。
いいか、1章から4章まで適当にやったら
今度は4章の奴から順番に俺と出会うわけ」
ブラ「ふむ」
勇者「そーすっと姉妹だろ?」
クリ「・・・。
あの、おっしゃる意味が・・・」
勇者「まだわかんない? だからなんでお前らが一番最初に仲間になっちゃうわけ?」
ブラ「・・・勇者殿は機嫌がよろしくないようですな、姫」
アリ「アタマおかしいんじゃない?」
クリ「いや、違います姫、
・・・おそらく勇者殿は予言をされているのです・・・」
ブラ「なんと・・・!」
アリ「・・・そうか?」
勇者「そうかじゃねーよ、そうなの!」
ブラ「それでは姉妹というのは我等の仲間ということですかな?」
勇者「そうそう、わかる? わかっちゃった?」
ブラ「ええ、ええ、わかりますとも」
勇者「そっか、それなら説明した甲斐があったよ。
・・・じゃあなんでお前らが一番なんだー!」
クリ「うわっ・・・よ、予言と違うのですか!?」
勇者「うん、まぁね。予言じゃないけど」
クリ「すると魔王を退治するのは絶望的なのですか・・・」
勇者「・・・いや、ぶっちゃけ俺ら4人でもいける」
アリ「なんなのコイツ、本当に勇者?」
ブラ「ひっ姫、言葉が過ぎますぞっ」
アリ「だってまだ会って1時間もたたないのに
なれなれしすぎるでしょ」
ブラ「おお、そうであった。
勇者殿、われわれは・・・」
勇者「知ってる。もういい」
クリ「おお・・・! やはり勇者様は予言を・・・!」
ブラ「うむ。勇者殿と見て間違いなさそうだな、クリフト」
クリ「はいっ!」
アリ「・・・。
じゃあさ、私の名前は?」
勇者「おてんば姫のアリーナ。
俺チッコしてくる」
ブラ「おお・・・まさしく・・・」
クリ「姫、聞きましたか!? やはり本物の・・・!」
アリ「うー。
どーもなんかなー」
クリ「もしや魔王の居所までご存知かもしれませんね!」
ブラ「おお、そうじゃなクリフト!
きゃっつめを見つけ出し、わしの魔法で
消えた王や国民の居所を吐かせてくれるわ!」
クリ「あ、勇者様が戻られましたよ」
勇者「おかえりっ!」
アリ「・・・それを言うならただいまでしょ」
勇者「お、いい突っ込みだなアリーナ」
アリ「呼び捨てするな!」
勇者「まぁ計画は狂っちゃったけど楽しく行こうぜ。な、爺や」
ブラ「ほっほっほ。
旅は道連れ世は情けと言いますからの」
勇者「そうそう、
・・・それで、どうする?」
クリ「どうするって・・・なにがです?」
勇者「なにがって何が?」
ブラ「これはこれは勇者殿も人が悪い・・・。
魔王の元へ向かうのでしょう」
勇者「うん。行くよ」
クリ「ならばさっそく参りましょう!」
勇者「爺や、よくお聞き。
僕ら船とか気球とか無いんだよ?
どーやって行くつもりなの?」
ブラ「それもそうですな」
勇者「だろ? それに装備とかも見てよ
これじゃ無理だろーどう考えてもー」
クリ「あはは」
アリ「クリフト!」
クリ「・・・申し訳ございません、つい」
アリ「じゃー勇者さま、どうすればいいのか教えてよ」
勇者「うーん、まずは・・・
変化の杖だな!!」
ブラ「変化の・・杖?」
勇者「いいよアレ、すげー楽しいから
使うとみんな変身するんだコレが!」
アリ「・・・どこにあるの、それ」
勇者「どこだっけなー、誰かから貰うんだっけ?」
クリ「いや、私に聞かれましても・・・」
アリ「もういい、わかった。
じゃあそれを探せばいいんでしょ、
さっさと行こう」
ブラ「そうですな姫、さっそく探しましょう」
クリ「これも予言の一部なのですね、勇者様」
勇者「まぁね。
ところで、ここどこ?」
アリ「はぁ?」
勇者「はぁ? って・・・
冷たいなアリーナ」
アリ「・・・もうやだ、こいつ」
ブラ「おそらく・・・、
ここはブランカの南あたりかと思われますが」
勇者「あ、そう。ブランカね、ブランカ。
聞いたことあるなー、なんだっけ?」
クリ「勇者様、ちょうどエンドールの東になります!」
勇者「東かー。
東って右だよね」
ブラ「右・・・?」
勇者「あっ・・・!
若者っ、今エンドールって言った?」
クリ「はっ、エンドールと申し上げましたが」
勇者「・・・お手柄お手柄。
それだよ君ぃ、いい仕事するねぇ
・・・アリーナのこと、俺も応援するから」
クリ「!? なな何を突然!」
勇者「いいのいいの、
そうだわ、姉妹はエンドールだったよ
・・・爺や、たしか向こうの洞窟の先だよな」
ブラ「その通りですが」
勇者「よーし、ゴーだ。ゴー」
***
勇者「お、これ洞窟? 洞窟じゃないコレ?」
クリ「そうです。この洞窟を抜けるとエンドールにたどり着きます」
勇者「初の洞窟だよ。
ちょっとドキドキしちゃうね」
クリ「・・・はい」
勇者「クリちゃんって呼んでもいい?」
クリ「はっ、はい?」
勇者「クリフトでしょ?
ほら、呼び捨てはちょっと悪いかなって、思ってさ」
クリ「いや・・・クリちゃんはちょっと・・・」
勇者「そっかー、じゃークリフだな
呼びやすいしカッコいいぞ」
アリ「たいして変わんないじゃん・・・」
勇者「クリフ! いいね。なんかさ、バーベル持ち上げてそうじゃない?」
クリ「・・・そ、そうでしょうか」
ブラ「そういえば勇者殿は今までどちらにいらしたのですか?」
勇者「ん?」
ブラ「勇者は魔物たちに忌み嫌われましょう。
よほど身を隠すのに苦労されたじゃろうと思いまして」
勇者「ああ、そうね。苦労ね。
ま、俺の村とか全滅だな」
クリ「全滅・・!?」
勇者「あ、全滅じゃねーか、俺が生き残ってるもんな。
ま、俺以外皆殺しだったよ、
・・・ついてねーよな」
ブラ「それは・・・申し訳ない」
アリ「・・・」
勇者「好きな娘がいてさー・・・、ま、俺にベタ惚れだったけどねそいつ。
そいつも俺の身代わりに死んだよ by魔王。みたいな」
クリ「魔王め・・・どこまで非道なのだ・・・!」
勇者「いやぁ、ピサロもあれで可哀想な奴なんだよ・・・
おほっ。もしかして、そろそろ出口じゃない?」
ブラ「・・・ピサロとな?」
クリ「ピサロ・・・聞いたことが・・・」
勇者「お、あんたが洞窟掘った男?」
※「ああ、そうだ。お前らもエンドールか?」
勇者「そうそう、ごくろーさんね」
※「ありがとよ、お前らも魔物に気をつけてな!」
勇者「まかせとけ、この辺の生態系ブチ壊すくらい
根絶やしにしておくからよ!」
アリ「・・・ね、ねぇ、勇者」
勇者「なに?」
アリ「どうしていろいろ知ってるの?」
勇者「いろいろ? あー。この先の展開のことか。
まぁ言ってもわかんねーだろーな」
***エンドール***
勇者「お、結構賑わってんなオイ。
さっそくカジノ行っちゃうかー、カジノ」
クリ「いや、やめておきます・・・これでも神に仕える身ですから」
勇者「えー、ちょっとだけだからイイじゃん。
ほんのちょっと、いいべ?」
ブラ「勇者殿、姉妹がどうとやらは良いのですかな?」
勇者「あ、そっか!」
ブラ「その姉妹の特徴などを教えていただければ、
我々で手分けして探すこともできるかと・・・」
勇者「あー、確かにそうだな。
じゃあこうしよう、見つけたらそこの宿屋に集合な。
姉妹は黒いからすぐわかる。あと露出が激しい」
ブラ「ふむ。聞きましたな、姫」
アリ「聞いてるよ、黒くて露出した女でしょ」
ブラ「あぁ、そうそう、これを忘れてはいかん。
その姉妹の名前はなんと言うのですかな」
勇者「そうだな、確かに忘れたら大変だったわ
姉ちゃんがミネア占い師をしてる。
あと妹がマーニャ。こいつの露出は半端じゃない」
ブラ「なるほど。では行きましょうか、姫」
アリ「ちょっと待って。
勇者は一人で行動するの?」
ブラ「ええ、そうなりますな」
アリ「無理。コイツ一人にするとカジノに行っちゃう」
勇者「えー、なんで?
いかないよ僕、絶対」
クリ「確かに。申し上げづらいですが・・・姫の言うとおりかと・・」
勇者「じゃあクリフ行こうぜ。ガンガンいこうぜ」
アリ「待った待った! クリフトじゃ止められないでしょ」
ブラ「・・・ふむ。では姫はどうされるおつもりか?」
アリ「私がコイツと行く」
勇者「うわっ、俺って信用ないね、まるで皆無だねっ」
クリ「なるほど。そうしましょうか」
ブラ「・・・う、うむぅ」
勇者「大丈夫だよママ、僕一人でおつかいできるよ」
アリ「ふざけんなっ!」
ブラ「クリフト・・・ここはひとつ、
おてんば姫は勇者殿にお任せしようかの」
クリ「はぁ、まぁ、そうですね・・・」
勇者「なんでもオッケー。なでしこジャパニーズ」
ブラ「勇者殿もああいわれていることじゃし、いこうかのクリフト」
クリ「はっ。では姫、しばしのお別れです」
アリ「うん、しっかりよろしくね」
勇者「でもなー、俺の好みはちょっと違うんだけどなー」
アリ「はいはい、少しでも無駄な行動したら顔の形変わっちゃうからね
いくわよ、勇者サマ」
アリ「アンタ、本当になれなれしいね」
勇者「あ、そうだ!」
アリ「・・・なに?」
勇者「歌いながら歩いていい?」
アリ「ダメ」
勇者「えー、じゃあさ、じゃあさ、
俺が男パート歌うからミスチル歌いながら行こうよ」
アリ「なに? ミスチルって・・・」
勇者「あ~るがま~ま~の♪」
アリ「ちょっと、恥ずかしいから! みんな見てるって!」
勇者「んふ~んふ~~♪」
アリ「歌詞覚えてないんじゃん! いいからやめて!」
※「あの、あなた・・・勇者様ではないですか・・・?」
勇者「ほいきた、そうですが、何か?」
※「・・・あの、あの、ライアン様がどこに行ったか知りませんか?」
勇者「・・・ライアン? おい、おまえ」
勇者「・・・もしかして、人間になれたホイミンか?」
ホイ「え、なぜそれを・・・?」
勇者「なんだこれ・・・どうなってんだこりゃ・・・」
アリ「え? もう姉妹の片割れ見つかったの?」
ホイ「あの・・・、勇者様ですよね・・・遠くからでもすぐわかりました。
他の人たちと魔力がぜんぜん違うから・・・」
アリ「ね、この人黒くなくない? どうゆうこと勇者?」
勇者「ちょい待てアリーナ。
・・・なぁホイミン、キングレオの城には行かなかったのか?」
ホイ「・・・あの、ライアン様はある日突然いなくなってしまって・・・
キングレオの城という場所にライアン様がいるのですか・・・?」
アリ「ねぇ、ちょっと、この人が仲間なの? ねぇ」
勇者「これドラクエ4だよな?」
アリ「はぁ?」
ホイ「あの、ライアン様は・・・」
勇者「・・・うーん」
勇者「オッケー! すべて万事オッケーとする!」
アリ「え? なにが? ねぇ、なにがオッケーなの?」
ホイ「・・・?」
勇者「回復役は多いに越したこたーない!
ですよね、アリーナさん!」
アリ「いや、意味わかんない」
勇者「ですよね!? ホイミンさん!」
ホイ「え・・・あの、・・・はい、そうです」
勇者「よーし、じゃーいこーか皆の者!
まだ馬車ないけど5人パーティー結成だっ!
宿屋に帰るぞぅ」
アリ「・・・黒い姉妹は?」
勇者「うーん・・・たぶん、どっか行った」
アリ「はぁ?」
勇者「空気よめよアリーナ。
この町で仲間になるのはホイミンなの。な。」
ホイ「・・・あのっ、はじめまして・・・ホイミンです」
ブラ「ほっほっほ、これは可愛い娘さんじゃのう。
ブライじゃ、よろしくのう」
クリ「クリフトです。よろしく」
アリ「・・・どーゆーこと?」
勇者「ん? なにが?」
アリ「姉妹はどこにいったの?」
勇者「んー・・・。どこかなぁ、正直わかんねーな。・・・あはっ☆」
ホイ「あはっ・・・」
アリ「ふざけないで! 変化の杖とかも本当にあるんでしょうね!?」
勇者「あー、どーかなぁ、あると思うけどな。
まぁ牛乳飲めって。いいぞカルシウム」
ホイ「あの・・・私のせいで・・・」
勇者「あー違う違う、ホイミンのせいじゃないよ。
強いて言うならクリフが悪い」
クリ「わ、私が?」
勇者「それはそうと、ちょっとエマージェンシーなんだ。これが」
ホイ「あ、アリーナ様・・・牛乳おかわりですか?」
クリ「宿の店主から、もう一瓶もらってきましょう」
アリ「うん、ありがと」
勇者「聞いて、みんな」
アリ「今日はもう、叫びすぎてノドがらがら」
ホイ「・・・あ、クリフト様、私が・・・」
クリ「いいから、私はこういうの慣れてるんだ」
勇者「聞いてくんないと困るなー俺」
アリ「なに?」
勇者「爺や起こしてもいい?」
アリ「私が聞く。なに?」
ブラ「・・・はっ! すみません少しうたた寝を・・・」
ホイ「・・・お疲れなんですね・・・あの、少し休まれたほうが・・・」
勇者「うーんとね、たぶんこれ変だわ」
アリ「そうね、アンタ変だと思う。かなり」
勇者「普通の流れだと、俺、姉妹と仲間になるの」
アリ「そうね、それは聞いた」
勇者「その後、商人のおっさんと船を仲間にして、
海を渡ると病気のクリフを看病する君たちと出会うんだ」
クリ「お待たせしました、姫」
アリ「ありがとうクリフト。・・・それで?」
勇者「で、なんやかんやするうちにライアンと出会って・・・」
ホイ「ライアン様・・・」
アリ「ライアンって誰?」
ホイ「偉大なる王宮の戦士様です。すごく強いんです」
勇者「うん。でね、変化の杖でデスパレス行ったり・・・、
ヤマタノオロチ倒したり・・・気球で俺の天空装備集めたりね・・・
いろいろあるんだ、これが。スペクタクル? とかそんな感じで」
アリ「そんな感じなのね。
ホイミン、あなたもそろそろ寝たら?
辛そうだよ?」
ホイ「すみません・・・それでは部屋に戻ります・・・。
・・・あの、おやすみなさい・・・」
勇者「いい夢見ろよー。
・・・あ、ヤマタノオロチは別だわ。あれ3だわ」
アリ「うん、どうでもいいから。・・・それで?」
勇者「それでデスピサロ倒して、エンディングって感じだ」
アリ「そうなのね、そういう感じなのね」
勇者「そうゆう感じだ」
アリ「うん、わかった。それで?」
勇者「でも違うんだ。俺の知ってるストーリーじゃない」
アリ「出会う順番ね?」
勇者「それもそうだけど他にもある。
たとえばホイミンは仲間にならない。
あと、本来男だし」
アリ「へぇ・・・。あのさ、アンタが妄想癖のあるバカでないとすると、
なんでそんな未来のことがわかるの?」
勇者「まぁ、いいじゃんそれは」
アリ「よくないわね」
勇者「まぁまぁ、それは勇者パワーつーのかな?
一度通った道っていえばいいのかな?」
アリ「まじめにやってちょうだい」
勇者「いや、あんまりまじめにやっちゃうとSFになるからさ、これ。
説明とか全部ぬき。勇者だから! つーことで」
アリ「その、ところどころに訳のわからない言葉挟まないでくれる?」
勇者「SFでもいいんだよ。俺、好きだし。
でもさ、あの理論ってゆーか、理屈? 難しいんだよね
とてもじゃないけど、無理って感じ」
アリ「あ、そう。わかった。それで?」
勇者「それでって・・・なにが?」
アリ「これで話は終わり?」
勇者「まあね。言いたいこと伝わった?」
アリ「・・・つまりアンタが予知した内容と違うって事でしょ?」
勇者「まぁ、それでもいいや
・・・ダハハ。
アリ「・・・」
クリ「あの・・・」
勇者「はい、クリフくん、どうぞ」
クリ「何が問題なのかわからないのですが。
・・・別に予知が外れるなんて、良くあることですし」
勇者「あー、そうきたか」
クリ「最終的に魔王を倒せれば平和がやってきますから」
勇者「まー、二元論的勧善懲悪な世界だしねー」
アリ「そうね、クリフトはいいことを言ったわ
アンタは困ってるかもしれないけど、私たちにとっては同じこと」
勇者「そうね、そうなるのかな」
アリ「はい、この話はもうおしまい。いいわね?」
勇者「オッケーです。サー!」
アリ「じゃあおやすみ。もう私も寝る」
勇者「僕も寝ます。サー!」
勇者「ちょっと待った!」
アリ「なによ、もう」
勇者「俺の村の話はしたよな・・・?」
クリ「え、ええ。残念なことでした・・・きっと村の方々もさぞ無念でしたでしょう・・」
勇者「おれはいきなりあの場所にいた。
つまりスタート開始位置がずれてるんじゃないのか・・・?」
クリ「あの場所・・・といいますと」
アリ「アンタと会ったあの場所のこと?」
勇者「待てよ、お前らは俺より先に海を渡るのだから・・・つーことは・・・」
アリ「悪いけどもう寝るわよ。アンタのバカ話は明日聞いてあげるから」
勇者「もしかして間に合うのか・・・?
・・・おい、手伝ってくれ!」
クリ「はっ、何をお手伝いすればよろしいですか」
勇者「俺は自慢じゃないがLV1だ。
だがお前たちはLV10は越えてるだろ
今すぐ行けば、俺の村が襲われる前に助けられるかもしれないんだ」
アリ「アンタの村って・・・全滅したんじゃないの?」
勇者「それはこれから起こる未来かもしれないんだよ」
クリ「・・・どういうことです?」
勇者「おきろ爺や!」
ブラ「な、なんじゃ地震か!?」
勇者「たのむ、すぐに行かないと困るんだ。
あとでアイス奢るから!」
アリ「・・・わかった。着替えてくる」
クリ「私もホイミンさんを起こしてきます」
勇者「くそっ、どうしてこれに気がつかなかったんだ。
今いけば仮に戦わずに逃げたって村が救えるじゃねーか・・・
俺が逃げたとわかれば・・・俺を標的にして・・・
魔物が俺たちのパーティーを標的に・・・?」
ブラ「なんじゃ、なにがおこったのですじゃ?」
勇者「つまり俺たちは常に魔物に狙われ続け、
半端じゃない強さの魔物が待ち伏せする可能性がある・・・?」
勇者「・・・そりゃそうだよな。
だって俺が死んだと思ったから、あいつら気を緩めるんだもんな・・・
いくらなんでも、こいつら即死するよな・・・」
ブラ「どうかしたのですか? 勇者殿」
アリ「おまたせ! 用意はいいよ」
勇者「あーー、ごめん
予知ミスだわ!」
アリ「はぁ?」
勇者「ごめんごめーん。
ちょっと失敗。てへっ☆」
アリ「はぁ? 村がどうとかなんなの、いったい・・・」
勇者「おほっ、いやだなアリーナちゃん。
その鉄の爪サイコーに似合ってるよ」
アリ「もうやだ、コイツ。
寝る!」
クリ「勇者様! ホイミンさんを連れてきました!」
勇者「あ、連れてきてくれた?」
ホイ「あ、あの・・・なにか重大なことが・・・?」
勇者「そうそう。ホイミンが寝るとき何を着て寝るのかなーと思ってさ。
ほら、聞いておかないと気持ち悪いじゃん? 性格がまじめだから?」
ホイ「あの・・・え?」
アリ「この男、ほんとに勇者なの!?」
ホイ「あ、・・・はい、た、たぶん」
勇者「ダハハ」
アリ「身代わりになってくれたとか言う娘の代わりに、
アンタが死んでればよかったのにね! おやすみ!」
クリ「・・・ひ、姫っ! 言いすぎですよっ! お待ちください、姫っ!」
ホイ「あ、あの・・・勇者様・・・なにが・・・?」
ブラ「・・・ぐぅぅー」
勇者「おやすみ、ホイミン」
ホイ「・・・あ、はい。おやすみ・・・なさい・・・」
勇者「・・・」
なんじゃこりゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!1
33 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/16(木) 22:40:23 ID:hfWD5t6jO
勇者「ふふふ、ホイミン? 飯持ってきた?
その膨らんだ袋には・・・なに? なに入ってんのっ!?」
ホイ「きゃっ! あの・・・、やっやめてくださ・・・あっ!」
アリ「ちょっ! あんたなにやってんの!」
勇者「・・・そろそろ昼飯にしようぜ?」
アリ「最初からそう言え! 死ね!」
勇者「まあ、そう怒るなよ。飯食いながら重要な話するから・・」
ブラ「ほっほっほ、勇者殿は元気じゃのう」
クリ「ええ、なんだか私たちも元気が出てきますね・・・」
ホイ「・・わ、私・・サンドイッチ作ります。
ゆ、勇者様は・・・な、なにがお好きですか?」
ブラ「ほっほっほ、ならばわしはスープでもつくろうかの・・」
クリ「では私は枯れ木を集めてまいりましょう」
勇者「ホイミン! おれはマスタードサンドだぞ。
つぶつぶをいっぱいだぞ!」
ホイ「は・・・はい!」
アリ「・・・」
***
勇者「で、重要な話が2つある」
アリ「・・・」
ブラ「なんですかな? 勇者殿」
勇者「まず俺たちは馬車を手に入れなければならない」
ホイ「・・は、はい勇者様・・・お、おかわりです」
クリ「馬車などどうするのです?」
勇者「移動が楽だろ」
クリ「ええ、それはそうですが」
勇者「そのあと船だ」
アリ「また予言?」
勇者「まあな。それもあるが、船がないとこの先どこにもいけないし」
アリ「ふぅん・・・」
クリ「その後はどうなるのでしょうか?」
勇者「・・・そういや、クリフ。
お前体はなんともないのか?」
クリ「・・・?
いいえ、別になんともありませんが・・・?」
アリ「ところでもうひとつの大切な話ってなんなの?」
勇者「さっきさ、魔物の大群があの山奥に消えていったの・・・見た?」
アリ「・・・?」
ホイ「いいえ、・・み、見ませんでしたけど・・・」
勇者「ほんと?
じゃあ、もう少し見ててみ?」
アリ「・・・」
クリ「・・・」
ブラ「・・・」
ホイ「・・・あっ」
アリ「・・・なに・・・? あの大群・・・」
クリ「あ、あの魔物たちはどこへいくのですか?」
勇者「さーなぁー。おうちにでも帰るんじゃねぇのか?」
ブラ「・・・あやつらはあの山で何をしておったのじゃ・・・?」
クリ「・・・ゆ、勇者様」
勇者「第五章がはじまりまーす」
勇者「と、いうわけでですね」
クリ「はい」
勇者「この状況を的確に説明できる方、います?」
クリ「と、いいますと?」
勇者「ここにいるマネマネ、死んでますね?」
クリ「・・・。
はい。死んでますが」
ホイ「・・・どうしたんでしょう」
クリ「・・これはマネマネではなくベロベロでは・・・」
勇者「シャーラップ!」
アリ「おまえがだまれ」
勇者「どうして僕たちが来る前にマネマネが死んでいるのですか?
それに信じる心はどこですか?」
クリ「信じる心・・?」
勇者「これじゃ馬車もらえねぇじゃん」
ブラ「・・・その信じる心と馬車は、何の関係があるのでしょうか・・・?」
勇者「なんで? とか、どうして? とか言ったらイベントにならんだろ」
ブラ「はぁ・・・イベント」
アリ「信じる心とかいう物がここにあったの?」
勇者「うん」
アリ「それがないと馬車が手に入らないの?」
勇者「うん」
クリ「それなら買えばいいのではないのでしょうか」
勇者「うん?」
クリ「馬車を買えばいいのでは・・・?」
勇者「・・・」
ブラ「路銀に多少のゆとりもあります、購入されてはいかがなものか」
アリ「どこでも買えるじゃない、馬車なんて。
わざわざ苦労して洞窟内を探索する意味がわかんない」
勇者「・・・それもそうだね」
アリ「そもそも、なぜ馬車が必要なのかわからないけど。
あんたの説明わけわかんないし。退屈だし」
勇者「おい、みんな帰ろうぜ」
クリ「はい」
勇者「まったく誰だよ、こんな薄気味悪い洞窟に入るとか言った奴は・・・」
アリ「帰るってさ、ホイミン」
ホイ「・・・あ、もういいんですか?」
勇者「爺や、リレミトよろしく」
ブラ「リレミトですな。少々お待ちくだされ」
勇者「うん」
アリ「ねえ、勇者サマ」
勇者「なんだよ」
アリ「今度から何か行動するとき、まず私たちに相談して。
私は振り回されるの好きじゃないから」
勇者「うん、できるだけそうしよう」
ブラ「勇者殿、準備が整いましたが」
勇者「じゃあ、ゴーで」
ブラ「・・・せぃやっ!」
***
ホフ「そうです。私がホフマンです。
みなさん長旅でお疲れでしょう、ゆっくりしていってください」
勇者「うん」
クリ「ひとつお聞きしてよろしいですか」
ホフ「はい、なんなりとどうぞ」
クリ「ここにある馬車をゆずってはもらえませんか?
あっ、お金ならいくらかあります・・・」
ホフ「馬車? それなら先日、他の方に譲ってしまいました」
勇者「・・な、なに?」
ホフ「私ごときの為にいろいろ迷惑をかけてしまいまして・・・。
私の宝といったら、この宿屋か馬車くらいのもの。
その方々にタダで譲ってしまいました」
勇者「その方々って・・・誰?」
ホフ「なんでもこの世界を救うという勇者様なのです。
私のような者でも、勇者様のお役に立てたという事が嬉しく・・・」
勇者「勇者って・・・あの勇者のことか?」
ホフ「ええ、あの偉大なる勇者様です。とても凛々しく、高貴な方でした」
ブラ「ほっほっほ、これは可笑しなことを。
勇者様とは、ほれ、この方がそうじゃ」
ホフ「・・・は、はぁ」
ブラ「おおかたお前さんは騙されたんじゃろうて、のぅクリフト」
クリ「ええ、そうです。
勇者様の名を語るとは言語道断。
・・・それでその者たちはどのような人相をしているのですか?」
ホフ「と、とにかく今夜はもう遅いことですし、
いちどお休みされては如何でしょうか」
クリ「そうですか・・・では明日また馬車についてお聞きしますので」
ブラ「ほっほっほ。ここの店主も困ったものじゃ。
こんなバカ正直な男では商売などやっていけんじゃろうに」
アリ「・・・」
勇者「ホイミン」
ホイ「・・・は、はい」
勇者「高い高い、してやろうか?」
ホイ「え・・・あの、それって・・・なんですか?」
アリ「いいから。
それよりあんた、勇者のことだけど」
勇者「うん、俺も気になってる」
アリ「勇者って・・・二人いるの?」
クリ「・・・えっ! 本当ですか!?」
勇者「いるわけねーだろ、考えろよそんくらい」
アリ「そうよね、私もそう思う」
クリ「すみません、つい興奮してしまいました」
勇者「ほい」
アリ「なら、どっちかが偽者って事よね」
勇者「そうなるな」
アリ「・・・」
43 :
バニラビーンズ ◆BRsbobrq/Y :2007/09/03(月) 10:56:06 ID:I9vcm4R40
//  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ、ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.\
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47 :
バニラビーンズ ◆BRsbobrq/Y :
956 名前:陽気な名無しさん[sage] 投稿日:2007/10/03(水) 23:12:08 ID:CEhDuMLH0
ついにアタシやったわ!
ココだったかしら?
前にアタシが話したんだけど
「携帯いじりながら信号待ちしてる女の横に立って
赤信号なのに、渡るそぶりをするの。
そうすると釣られて渡り始めた「携帯女」は
まんまと引かれそうになる」
という楽しみ方があるのね。
時々実践してたんだけど、今日ついに
接触事故にまで持っていくことが出来ました~♪
残念ながら生きてたけど、救急車呼ぶぐらいの
事故には持っていけたわ♪
もう少しで殺せたのに・・・。
自分の手を汚さずマンコを粛清する方法よ。
みなさんも真似してやってみてね!