1 :
あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :
魔王バラモス様に代わって、あやしい影がスレを建てさせていただきます。
・前スレ『スレ復活!魔王バラモスです・27』
「
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1163131143/」
・過去スレ&ミラー・キャラ紹介・関連小説などを保管。
『バラモス軍駐屯地』(新しくなりました)
「
http://hamq.jp/i.cfm?i=5drago&s=6122」
・長い設定を書く時や、中の人同士の打ち合わせ、
アク禁時の避難場所、その他…
『バラモス城大広間」』
「
http://jbbs.livedoor.jp/game/14662/ 」
【これまでのあらすじ】
ここはバラモス城。魔王バラモスが治める魔物達の本拠地。
鳥も寄せ付けぬ岩山に囲まれた難攻不落のこの城で、
魔王バラモスとその配下は、日夜地上征服作戦、魔法や武術の鍛錬、
新たな魔法・武器・魔物の開発、お菓子作り、宴会、散歩等に余念がない。
オロチの乱、ノヴァ大戦というふたつの大戦をくぐりぬけたバラモス軍将兵に、
こんどは軍内のキラーマシンU・クラックス率いる機械兵軍団が反逆し、襲い掛かってきた!
異世界まで巻き込んだこの『機械大戦』だが、世界滅亡寸前でからくもバラモス軍が勝利を収めた。
世界はまだ各地に戦争の爪痕を残しながらも、一時の平穏を取り戻した。
だが、多くの将兵を失い、肝心のバラモスも行方知れずのままのバラモス軍。
そんな中、世界各地で魔物と人間の友好を求める声が…
その流れに乗って、初めての魔物・人間の合同イベントが始まった!!
【ルール】
・すでに長期にわたってバラモス様が不在です。5代目バラモス様をハゲしく募集中!
・新規参入者は随時募集中。
・強制はしませんができればsage進行
・ゲーム内の元ネタに固執する必要はありません。妄想上等。
と言うか、もう殆どオリジナルの世界と化していますw
・新規さんは最初に自己紹介してくれるとうれしいです。
応援でもホシュだけでも、罵詈雑言でもそれなりにレスがつく不思議なスレですので、
遠慮なくどうぞ。魔物を名乗ってくれると、住人は親近感を感じるようです。
【戦争・戦闘時のルール】
@戦争は特殊長期イベントとして考える。戦争中もそれだけに終始せず他の話題も入れる。
A開催前には、また開催中も他のスレ住人と意見を交換しあい、暴走しないように。
B開催されても重要キャラ(勇者・ゾーマなど)の殺害・使用は避ける。
C一撃のダメージの最大値は999とする。連続攻撃は可。
Dコテハンは勝手に殺さない。戦闘不能はOK。
E他のコテハンを動かす時は失礼のないように。なるべく事前に許可を得る。
※ルールは全面的に見直し中。あくまで目安という事で。
【前スレのあらすじ】
機械大戦の荒廃から復興しつつあるバラモス軍、野良魔物軍、人間社会…
いまだ魔王バラモスを見つけられないバラモス軍は、マジン陸軍総長を中心に、
ゴールドマン等が先頭に立って着々と復興を果たしていく。
しかし戦争で失った人材不足はなかなか埋められず、地上侵攻作戦は停滞中。
そんな中、世界樹北部野良魔物軍の爆弾岩・ロンと、ロマリアの人間の情報屋が
世界各地を巡り、人間と魔物の友好を訴える…
あまりにも凄惨だった機械大戦の反動から人間・魔物双方に厭戦気分が
生まれているのだろうか、彼らの旅は各地で好意的に受け止められる。
一方、いく場も無くガダ、001号と彷徨っていたあやしい影は、「ロマリアの情報屋」の噂を聞く。
ヘルコンドル隊長を探す旅をしているものの、手がかりも無く困り果てていた影たちは、
とりあえず落ち着ける先を求めてロマリアへ。そこで情報屋の情報を得るため闘技場の支配人と交渉。
情報との交換条件に、001号を格闘場チャンプとして人間・魔物含めた闘技大会を開くことになった。
旅の途中でその話を聞いた情報屋は慌ててロマリアへ。影たちと邂逅を果す。
001号の桁外れの強さに支配人が注目して始まった大会だが、蓋を開けてみれば、
マジン・バラモス軍陸軍総長、大賢者・セッテ、呪いの戦士・すたろん、
北部野良魔物軍軍団長・マンダーなどなど・・・
さらに大魔王ミルドラースまで人間の姿となって参加するというとんでもない事に!
イレギュラーズ、バラモス軍の面々、勇者の元仲間、エルフなどもあつまって、
トーナメント大会、いよいよ2回戦の試合が始まります!!!
【歴代魔王バラモス】
・初代バラモス(真バラモス)
バラモススレの生みの親であり、スレ住人にとって最高神とも言うべき存在。
勇者が強すぎる、人間の王国も手強いなどの理由で地上攻略が上手く行かず、
どうしたらいいでしょう?と下々の意見を求めたのがスレの始まり。
2代目によると極秘の任務についている為スレに来れなくなったそうだが、詳細は不明。
・2代目バラモス
初代が抜けた後の地上攻略の指揮を取る為、マネマネの中から優秀なものが選ばれ2代目として君臨。
平和路線を進めた心優しき魔王。その人徳を慕って、多くの人材が集まった。
2代目統治時に、人間を完全に敵視しなくてもいいのではないかと言う考えが軍内に出てきはじめ、
それを受けてバラモス軍所属の魔物が無闇に人を襲うことはなくなった。
上司ゾーマと勇者の重圧に加えて反乱まで勃発し、心労の為休業(?)
・3代目バラモス
2代目バラモスの代理として現れ、のちに正式に魔王就任。その正体はジェリーマソ。
打ち続くスレの混乱を収める為、戦闘能力は大きく削って、内政能力や儀式能力等に
能力を振り分けている。香具師四の改革始めスレ自治に大きな功績を上げた。
ノヴァ大戦勃発・野良魔物退治とモンスターサイドの内紛の連続で、地上攻略どころではなくなった。
この時代には、人間とは協調して行こうと言う雰囲気がますます進んだ。
11スレ目にて引退。だが、いまでも時々顔を出す。
・4代目バラモス
3代目バラモスの後を継いで現れた。
初代のモシャスタイプではなく、完全なる力を持った魔王。
その為か1〜3代目までと打って変わってやや偉い人の雰囲気が漂う。
淡々と仕事をこなしていく姿に、魔物達は段々と忠誠を誓いはじめたが、
その矢先に突然失踪する。一体どこへいってしまったのか…
一応貼っておきます新規さん用テンプレ。
【入隊願書】
種族名もしくは名前 【】
レベル 【】
出身地 【】
得意魔法(技) 【】
好きな食べ物 【】
希望する軍隊 【陸軍・海軍・空軍】
戦闘タイプ【接近・遠距離・回復・補助・その他】
このスレをいつ知りましたか? 【】
その他、ご意見ご要望、意気込みなどあればどうぞ【】
状況整理
あやしい影・情報屋・アリア・ジョン・スレイン・・・大会運営本部
ガダ・001号・・・001号の選手控え室
セッテ…2回戦第1試合の順備の為、控え室へ向って移動中
ジミー・・・セッテと分かれ、通路を移動中。影・ガダに遭遇済み。
ビルマー・スフラン・ホイミン…ジミーの知り合いと言うことで闘技場内に。
大会運営に影が絡んでいるのでは?と疑っている。
マジン・・・控え室
すたろん…控え室(???)
ミルツ…控え室(?)一応、影を見かけているハズ。(前スレ886)
マンダー・・・控え室(?)
コイン(ヘリス)・・・セッテの控え室を出て通路を移動中。
ゴールドマン…バラモス城
魔法おばばC他、北部軍・・・観客席
動いているキャラはこんな所でしょうか?
前スレ
>>888 情報屋「ええ、確かに聞いてはいましたが…驚きです。
あれほど周りを寄せつけなかったエルフが心を開くとは。
あなた方や影さんがやってのけたのですね。素晴らしい。」
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前スレ
>>890-893 観客席に戻ってきた4人。(マンダーは控え室近くで待機)
ゾンビマスター「やぁ、マンダーさんは見事でしたね。
もう次の試合は始まってます。ほら、あの武闘家結構頑張ってますよ。」
デスJ「ふむ…しかし、ちっとも効いてないように見えますが。」
ゾンビマスター「………?」
攻撃を受けてはいるが、足はまったく動いていない。
あっさり腕を捻られ、医務室に運ばれる武闘家A。
ノール「早い……」
おばばC「象とアリみたいな戦いでしたね。」
-------------------------------------
〜海上〜
ロン「今どこ?」
キャンドル「えーと…この辺か。ネクロゴンドのある大陸を東に見ながら北上してる。
ロマリアまではまだ遠いか…」
まあ、ゴールドマンさんはまだ規制中のようですし、
ノンビリ行きますか。
次の試合は、ミルツvsセッテですね…
さて、どうやって対抗させるか…
〜闘技場内通路〜
ジミー「…(ミルツって奴気になるなぁ…)」
考え事をしながら歩くジミー。
スフラン 「あ!いたいた!」
ジミー 「ああ、みんな。」
ビルマー「やれやれ、思ったより広いのう…」
ジミー 「警備員がピリピリしているから、あまりバタバタしないほうがいいぜw」
ホイミン 「警備員?買 収 済 み ヨ!」
ジミー 「おいおいww」
ビルマー「…コホン。あーそれより、どうじゃ?影は絡んでそうか?」
ジミー 「えーとね・・・」
スフラン 「あれ?あそこにいるの、コイン君じゃない??」
通路の向こうを曲がって現れたのは、セッテと行き違いになったコインことヘリス。
ジミー 「お、なんだ、新入りも一緒に来てたの?」
ビルマー「いや…全くどいつもこいつも勝手な行動をしおって…おーい!」
コインを呼ぶビルマー。
スフラン 「ま、勝手に来たのはみんな一緒だけどねw」
〜運営本部〜
影 「え〜うん、まあ、そうかな?」
ジョン「影さんは特に…まあいいか…」
アリア「私達っていうより、やっぱり魔王軍のおかげよね。」
スレイン「皆さんにも、もちろん感謝していますw
でも、あの世界樹との交信や、ラナを治療してくれたほうおう様、
デビルウィザード様によるところも大きいですね。」
影 「ラナ…ああ、あの…元気になられたのですか?」
スレイン「ええ。ほうおう様とデビルウィザード様が秘術を使ってくださって…
なんでも心に入る術とか。」
影 「なるほど…」
スレイン「しかし、統合軍に捕まっていたころの記憶はすっかり消えてしまいました。
…それはそれで良かったのではないかと思っていますが。」
影 「…そうですね…」
アリア「それに、世界樹では、野良魔物の皆さんも協力してくれたしね。」
ジョン「そうですね。北部軍のマンダーさんともお会いしました。
彼はわたしたちの考えを理解してくれたようです。
情報屋さんは彼をご存知ですか?まだでしたらご紹介したいですね。」
こっちでも、新スレ乙です!
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ヘリス『ビルマー様!?それに、皆さん…』
ぺこり、あわあわ。胸の前で手を組み合わせて気まずげなヘリス。
そんな細かいことが出来る体じゃないが、気分だ。
スフラン 「ま、勝手に来たのはみんな一緒だけどねw」
ヘリス『はぁ…でも、すいません…(ん?ジミーさんだ)』
おずおずと頭を上げた目線の先に、探していた人を見つけるヘリス。
>>1 ::|
::| ____
::|. ./|=| ヽ. ≡三< ̄ ̄ ̄> ┌┐ ┌──┐
::|. / |=| o |=ヽ .≡ ̄>/ ││ │ □ │
::|__〈 く三) (三シ l ≡三/ / ││ │┌─┘
::|、ヽ|. <でiン ,ィでi> | ≡/ <___/| ││ ││
::|.|''''| .` -'7' l、ー :| ≡三|______/ └┘ └┘
::|.ヾ |.::. . l,、 ,、〉 /
::| ';::::: ,ィ=t、. /
::| _〉ヾ `='"./ こ、これは乙じゃなくて「Z」なんだから
::||ロ|ロ| `---´:|____ 変な勘違いするなでおじゃるぞ!
::|:|ロ|ロ|_____/ロ|ロ|ロ,|`ヽ
::| |ロ|旦旦旦旦旦/ロ/ロ|旦,ヽ
::|ロヽ 旦旦旦旦旦./ロ,/|::旦旦)
::|ヾ旦旦旦旦旦旦,,,/::::|、 旦旦|
隊長に召喚されたとあれば現れないわけには行きませんね…
>隊長
大広間ベホマありがとうございます!
>ミルドラース様
Z確かに受け取りました。お心遣い痛み入ります。
>>10 情報屋「もちろん知っています。
北部軍は彼や前軍団長ロットの考えから、
人間と友好的な関係を作ろうと日々努力しています。
確かまだ直接お会いしたことはありませんが…
今ここには彼がいる。なんとも運がいいですね。」
----------------------------------------------------
〜控え室前〜
医務室に運ばれていく武闘家Aを見かけたマンダー。
マンダー(あの001号という魔物は一体なんだ?
危険な感じがするな。対策を練らなければ…)
むう、そろそろ落ちなければ…
>>11 ビルマー「ふむ…まあ来てしまったものは仕方がないのう…」
スフラン 「コイン君1人出来たの?危ないよ!」
ホイミン 「秘書室ひょっとして誰も残ってないとか…」
ビルマー「そうじゃ!コインや、お主と同期入隊の変わった連中…
あれは…ええと…なんと言ったかの?」
スフラン 「ラス君、ミカワ君、アクロス君、リュエン君ね。」
ビルマー「そうそう。オホン。みな希望通りの部署に配属と決まったぞ。」
ホイミン 「アナタが伝えておくのヨ!」
ビルマー「それと…戦勝記念祭で問題を起こしたええと…誰じゃったか…」
スフラン 「ラス君。」
ビルマー「ラスの処分の件じゃな。秘書室で内々に処理することにしておったが、
どうするか決まったので、伝えておくぞ。」
ホイミン 「本人いないけどいいのかしら?」
ジミー 「ああー、なんか仕事の話なら、俺どこか行ってようか?
セッテの旦那が控え室にそろそろ戻ってるだろうから様子見たいし…」
書けるかな
やっと規制が解けた!
-----------------------
〜海上〜
ロンを踏み台にして舵をとるおばけキャンドル。
他には誰も乗っていない。
キャンドル「そろそろポルトガが近いな?」
ロン「えーと…そうだね。着いたらこの船をまず返そう。」
キャンドル「これは確か情報屋が『もらった』ものじゃなかったか?
だったらロマリアまで直接向かっても構わないはずだ。
着いた後は情報屋に任せればいい。」
キャンドル「ん!?」
突然、船が激しく揺れた。
だいおうイカが船を見つけて襲ってきたらしい。
急な揺れでロンから振り落とされるおばけキャンドル。
ロン「大丈夫!?」
キャンドル「一体なんなんだ!」
海中からだいおうイカが顔を出し、伸びてきた腕が船の左側を捕まえた。
容赦なく船が揺さぶられる。
キャンドル「うおおお!こんな時に情報屋さえいれば!」
キャンドル(いや、私が人間などに頼るものか。
思い出せ。私は物質系の王だった。
魔力で天地を駆け、4つの刃で敵を切り裂くダークマターであったはずだ。
腐っても私は王だ。こんなところでやられる魔物ではない!)
船が大きく傾いたが、おばけキャンドルは怯まずに聖なるナイフを投げつけた!
ナイフはだいおうイカの額(?)に一直線に飛んでいき、突き刺さった!
同時に腕は船から離れ、だいおうイカは暴れながら去っていった!
ロン「……スゲェ!やっぱりキャンドルは物質系の王だ!」
おばけキャンドルはだいおうイカの方を見て動かない。
ロン「どうしたの?」
キャンドル「聖なるナイフを投げつけてしまったっ!!!!!
手持ちの武器がなくなったんだぞ!私はこれからどうすればいいんだ!」
ロン「情報屋に鋼のハリセンをもらえばいいじゃん。」
キャンドル「鋼のハリセン?あんなものを私に使えというのか。
くそっ…帰ったら今度は武器探しの旅だな…
今はとりあえずロマリアに向かうのが先だ!」
ロンを再び踏み台にし、おばけキャンドルは舵をとった。
展開は考えてあるのに、時間がない!
ま、ホシュ代わりで。
>ゴールドマンさん
規制解除オメデトウですw
そうか、ロンさんと元ダークマターさんももうすぐ到着でしたね…
〜世界樹〜
フロスト「………私も見に行きたかったな………」
グランツ「あのー。」
フロスト「ん!?ああ、グランツか…すまん。
どうした?」
グランツ「俺はいつ軍に入れるようになるんですか?
爆弾岩ですから、たぶん爆弾岩隊に入るんでしょうけど…」
フロスト「軍に?生まれたばかりなのに、もう軍の事を考えているのか。
マンダーはそれほど詳しく話していなかったと思うが、誰に聞いた?」
ミミック「ワシです。」
フロスト「そうか…(新入りが新入りに教えてあげるとは、なかなかやるな…)
爆弾岩とはいえ、呪文が使えた方がいいだろう。
バギでもマヌーサでもなんでもいい。
何か1つや2つは呪文を習得してからがいいんではないか?」
>>14から
ジョン「そうですか!では是非マンダーさんを紹介させてください!」
アリア「是非!素晴らしいことです!」
ジョン「とは言え、マンダーさんは勝ち残っていますから…
試合の前後は遠慮したほうがいいでしょうね…」
アリア「そうね。大会が終わってからでもいいんじゃない?」
ジョン「ですね。大会が終わったら少し残ってもらうよう伝えてもらえますか?」
影 「ああ、いいですよ。確か…(ゴソゴソ)ああ、北部軍の魔物が数匹、
一緒に来ていますね。その魔物達に伝言しておきましょう。」
スレイン「北部軍といえば、あの時エジンベアであった爆弾岩さんも
世界樹の森の北部軍と言ってませんでしたっけ?」
アリア「北部軍に所属しているって仰ったかしら?
出身は北部軍の領内で、北部軍に友人は沢山いるそうですけれど、
軍に所属しているのかしら?」
ジョン「そうですよね。気ままに旅をしていますし、軍人と言う感じではないですよね。」
影 「誰のことです?エジンベアで爆弾岩??」
アリア「影さんは知らない魔物さんよ。」
スレイン「別にエジンベアに住んでいるのではないですよw
あちらも旅の途中で出あったのです。」
影 「ほう…」
ジョン「影さんは…牢獄に入れられて出てこないから紹介も出来ませんでした。」
影 orz
アリア「ロンさんっていう爆弾岩さんなんだけど…」
すみませんが、隊長動かさせていただきますです!
>>15から
ゴクリとつばを飲み、頷くコインことヘリス。
ビルマー「まずは…担当の売店…くじ引きか?を無断で離れた件じゃな。
スフラン 「任務放棄ね。」
ビルマー「我々はこれでも軍組織じゃからの。軍法に照らして判断することになるのう。」
ホイミン 「持ち場を勝手に離れるのは…いちばん重い刑だと、 死 刑 ヨ !」
コイン (;゜Д゜)
ビルマー「次に、警備隊長殿と、ダースリカント様の制止を無視した件じゃな。」
スフラン 「上官からの命令不服従ね。」
ホイミン 「まあ、死刑が妥当なところヨ!!」
コイン (((( ;゜Д゜)))
ビルマー「最後に…警備隊長殿とダースリカント様に反抗的な態度を取った件じゃの。
反抗的、というか、もう少しで戦闘になるところだったと、報告にあるの。」
スフラン 「反逆罪ね。まあ、未遂と言うことで情状酌量したとしても…」
ホイミン 「これもう、完全に死刑ヨ!!!」
バラモス軍陸軍兵卒・ラスへの判決
――――――――死刑――――――――
〜マンダー控え室近く〜
ロマリア兵「失礼、世界樹の森北部軍の方々ですね?」
たむろしていた魔法おばばC達に近づき、姿勢をただして敬礼するロマリア兵。
ロマリア兵「怪我人の手当てにご協力頂き、まずはお礼を申し上げます!
大会本部から伝言をお伝えします。
マンダー選手には、大会終了後少し残っていただきたいとのことです。
用件は、なんでも是非紹介したい人間がいる、とのことです。
マンダー選手には試合に集中していただくため、皆さんにご伝言する次第です。
よろしくお伝え願えますでしょうか。
なお、ロマリア守備兵としても、皆様にお手伝いいただいた何らかのお礼をしたく、
大会終了後の宴席にもご出席願えればと思っております。」
若い兵士は一気にそう言うと、再び気をつけの姿勢を取り、返事を待つ。
暫く待機。夕方まではいる予定ですので。
むう、そう簡単にエンカウントはしないか…
前スレ、容量オーバーいたしました。
落ち次第、ミラー作製依頼をしたいと思います。
>ゴールドマンさん
無断で大広間の北部軍構成を前スレ埋めに使ってしまいました…
自分で書くことが思いつかなかったもので…
すみませんです。
今日はこれにて…
>影さん
いえいえ、問題ありません。
あれは埋めるにはちょうどいい量ですね。
------------------------------------------
>>25 おばばC「紹介したい人間がいる…軍団長なら喜んで会いに行くことでしょう。
わかりました、確かに伝えておきます。」
------------------------------------------
>>23 情報屋「ロン?ロンと会ったことがあるんですか!
先ほどまで私はロンと旅をしていたんです。
私は一大イベントの話を聞いて、船をほったらかしてロマリアに飛びましたが
彼はもう一人の魔物と協力して、魔物の力だけで船を動かしていますよ。
ロマリアに向かうよう伝えておきましたから、そのうち到着するでしょう。」
〜マンダーの控え室前〜
ロマリア兵「は!では、よろしくお願いします!」
敬礼をしてくるりと後ろを向く兵士。
だが、なかなか立ち去らない。
と、思うとまたくるりと向き直ってきた。
そして、意を決したように口を開いた。
ロマリア兵「私は、今回の大会で魔物に対する認識を改めました。
いえ、もちろん全面的に信頼するとまでは言えませんが…
城下町でも、むしろたちの悪い人間のほうが態度が悪いですし、
なにより選手の皆さんの戦い振りに心を打たれました!
積極的な応援は出来ませんが、魔物と人間の友好が進むことを願っています。」
そして、声を低める。
ロマリア兵「立場上、色々難しいので、いまのは私個人の考えとして、
他言はしないよう願います。
ただ、ロマリア兵にもこういう意見の者もいるということを覚えておいて下さい。」
若い兵士は、そう言ってにっこり笑うと、再度敬礼した。
、 ∩
( ゚∀゚)彡 リアタイ!? リアタイ!?
⊂彡
お!!
2回戦第1試合やりますか!?
よし、来い
〜大会本部〜
ジョン「ええ!?」
アリア「そうですか!何て奇遇なんでしょう!」
スレイン「ロンさんのご友人でしたか!
その上、ロンさんもこちらへ向かっているとは!」
影 「(ポケー)」
ジョン「なるほど。彼も旅を続けていると言っていましたね。」
アリア「では、ロンさんの到着を待って、一緒にマンダーさんに会いに行きましょう!」
影 「ふむ…では、それらしい爆弾岩がついたら、知らせるよう手配しましょう…
爆弾岩と、もう1人の魔物というのはなんて種族ですか?」
メモに爆弾岩のロン、と書きながら影が聞く。
スレイン「あ…始まるようですよ、2回戦の第一試合目が。」
アナウンサーが闘技場に登る。
アナウンサー「レディースアンドジェントルメン!
お待たせいたしました!
見事1回戦を勝ち抜いた強豪が相まみえます!
まずは、右コーナーから、予選会をトップ通過、
1回戦を最短時間…なんと1分02秒で突破した、
ミルツ選手入場です!」
「よう、大賢者。あんたなら俺の猛りを鎮めてくれるのかい?
こっちはもうあんたをぶちのめしたくてうずうずしてんだぜ」
(ちょっと都合により、少し前から書きます…)
精神集中を終え、控え室を出るセッテ。
セッテ(誰かの残存魔力を部屋で感じたけど…
誰が来たんだろう?ジミー君かな?ちょっと違うようだけど…)
通路を進む。闘技場の入り口が見えてきた。
アナウンサー「続いて、左コーナーからは!
大勇者オルテガの友人、アープの塔に住まう大賢者、
ご存知セッテ選手入場です!」
深呼吸をして、ゆっくりと進む。
雑念は1歩ごとに消えていき、全身の神経が先に闘技場に登っている
対戦相手に向う。
セッテ(何者だろう…)
>>38 「…フフフ。元気がいいね。この僕にそんな口を利くのはジミー君ぐらいだよ。
そう出てくれると、こちらも手加減しないですむよ。
特に、相手が 人 間 じ ゃ な い となればね!
(確信はないけどこんな強い人間をいままで僕が知らないなんてヘンだもんね。
カマかけてやれwww)
レフェリー「始め!!」
(素早さで行ったら、そちら先手でしょうかね…)
ミルツ、無言で突進。
足元の砂を蹴り上げる。
砂煙に覆われ、ミルツの姿が消える。
「くっ……」
何とかそれを振り払うセッテ。
だが。
「っしゃあっ!!」
砂煙を裂いて飛び出したのは、ミルツの右手。
その人差し指と中指が、確実にセッテの双眸を狙っていた。
────────────────────────
ここで前行ってた新しい仕掛け。
このレスの投稿時間、秒コンマ以下2桁の部分(
>>39だと17:59:07の07)が……
奇数の場合:セッテはわずかに身を引き、寸前で交わした。
偶数の場合:ミルツの指は、セッテに届く直前で静止していた。
00の場合:湿った音を立てて、ミルツの指が突き刺さった。
お、偶数やね。2番目です。
文意の解釈、どう続けるかは自由。
無視してもらってもかまいません。
なるほど。
では、とりあえずそれでやってみましょう。
――――――――――――――――――――-
セッテ「ほほう…よくぞ…」
目深に被ったフードの奥で、セッテが驚いた顔をする。
ふわりと浮き上がるセッテ。
セッテ「アストロンを改良したんだ。
ヒントは、前の魔物の戦争の時の何とか言う戦艦の装備なんだけどねw
目だけにピンポイントアストロン。
そのまま突いてたら、指が折れてたよww」
動きを無理矢理止めたミルツの硬直が解けるより先に、セッテの両手に魔力が集まる!
セッテ「小手調べだ!メラゾーマ×2!」
奇数で回避
偶数で反射
00で直撃
(幾つかこの試合用に新呪文等も考えてあります。
なるべく不意打ちで回避不可にはしないようにしますが…)
(あと30分くらいで落ちるです…)
浮き上がるのは無しでお願いします。
トベルーラ使うか迷った部分で消し忘れましたw
横っ飛びに避けるミルツ。
更に爆風をあえて受け、加速をつけたダッシュで懐に入り込む。
「アストロンだと……?
ふん、ならばこれでっ……!!」
ミルツ、胴タックル。
奇数:テイクダウン成功
偶数:テイクダウン失敗
13:タックルに見せかけたハイキック直撃(漫画餓狼伝参照)
>(漫画餓狼伝参照)
ちょww、試合中に言われてもどうしろとwww
――――――――――――――――――――――-
「うわ!!」
あらかじめスピオキルトを試合前にかけてあるセッテだが、
所詮は魔法使い系、接近戦の身体能力では勝ち目がない。
溜まらず倒れこむ…
「ド、ドラゴラム!!!」
とっさに唱えた呪文は…セッテの得意呪文のひとつ。
通常のドラゴラムより3周りは大きな竜に変身していく!
偶数で、ミルツ膨れ上がるセッテの体から転がりおちる。
奇数で、ミルツ、ドラゴンの体を駆け上る
00で、変身が始まるより先にミルツのパンチがセッテを捕らえる。
>テイクダウン
ちょっとあやふやでしたが、想像どおりでした。
続きドゾ。
変身始まるより先に、床に叩きつけられる…のほうが正しい感じですね…
まあ、お任せしますw
「なかなか面白い真似をするな。
貴様のことだ、どうせその状態でも呪文が使えるというのだろう?見せてみやがれ!!」
一声吼えて、セッテの胴体に飛びつくミルツ。
鱗や棘に手をかけて、器用によじ登る。
そうはさせじと、身をよじりミルツを振り落とそうとするセッテ。
やがて、セッテの前足まで辿り着いた。
竜の肉体…・・・すなわち、肉体に不釣合いなほどか細いその前肢。
「これでっ……!!」
棘に両足をかけて自分の体を固定し、アームロックを狙う。
「人間だろうが魔物だろうが、関節さえあれば全て折ってみせよう!!」
奇数:耐えるセッテ。
偶数:しかし、技をかけようとした瞬間を狙い、セッテがミルツを振り落とした。
00か99:極まるやいなや、ばりりと鈍い音を立てて、セッテの右腕がへし曲がった。
――――――――――――――――――――――-
試合が進むにつれて、クリティカルな結果が出易くしてみる。
セッテ「ぐぎぎ…」
竜化したというのに、明らかにパワー負けしているセッテ。
セッテ「くそう!なんなんだこのパワーは!!」
1瞬光ったかと思うと、セッテの体は元の人間に戻っていた!
絞めていた腕が忽然と消え、自分を抱くような体勢になるミルツ。
しかも、巨竜の腕の高さ…ゆうに6メートルはある空中に投げ出された格好だ!
見上げるセッテ。フードの奥にあやしげな笑みが。
セッテ「マヒャド×2!!」
鋭い、一抱えもある氷の刃が無数に発生し、ミルツに向って飛ぶ!
偶数で、飛んでくる氷を砕きながら落下→反撃へ
奇数で、空中で体を捻り、氷を蹴飛ばして交わしながら着地→やや離れた地点に着地
ゾロ目で、氷をもろにくらう(まあ、マヒャドくらいでたいしたダメージにはならんでしょうが)
あああああ、面白いところで申し訳ありません…
落ちますです。
明日は来れるか微妙でありますが、来れるとしたら、今ぐらいの時間です。
巨大な氷柱が、ミルツ目掛けて襲い掛かる。
「だっしゃあ!!」
気合一閃、ミルツの蹴りが氷塊を砕く。
さらにその反動でセッテに飛び掛る。
岩にような拳が、天からセッテ目掛けて降ってきた。
奇数:セッテかわす
偶数:肩直撃
99か00か77:顎直撃
>>影
乙
俺もこれで最後
>>24 一瞬、呼吸が止まった。
ヘリス(…耐えろ僕!僕たちは軍人なんだ!
命令に、上官に、軍法には逆らえない、逆らっちゃいけない。
軍に二年居た僕なら分かる、理解できる。さぁ落ち着け…?)
ヘリス『了解しました。その旨、確かに伝えます。
ところで、あれは公開処刑ですか。
もし同期内で執行させていただけるならば、したいのですが』
------------------------------------------------------
…あれ?
どうしてこんな事をのたまうんですかヘリス。異端の絆はどこ行ったんだ。
…まぁ、どういう答えでもなんとかします。してみせます。どんとこいw
来ました…
が、30分ほどしかいれません…
とりあえず上への対応を…
>>53 スピオキルトで身体能力を上げているセッテは、
1回戦でもジミーの連続槍撃をかわしたている。
(そこそこの戦士や武闘家なら肉弾戦で勝てるくらい強化してるんだけどね…)
間一髪で交わしながらそんな思いがセッテの頭をよぎる。
そんなボヤきが出るほど、ミルツの攻撃は予想以上の速さと力を備えている。
(ここは…)
相手の攻撃を交わした。着地までの1瞬、着地直後の硬直…
自分なら、それなりの攻撃を繰り出せる…
(が…)
セッテは、ルーラで後方にさっと飛ぶ!
「接近戦はゴメンだよ!」
セッテの連続イオラ!
通常のイオナズン並みの威力の爆発する光球が上下左右からミルツに迫る!
それなんて大魔王バーン?という感じだ!
偶数で、軽快なステップで次々と交わす→反撃
奇数で、多少喰らいながらも強引に接近→反撃
00でもろに喰らい、接近に失敗
(あまりこの試合を長引かせるつもりはありませんのでw)
>>54 (そう来るとは予想外でした…)
ジミーが困った顔で口を挟む。
ジミー 「あ、あのよ…俺が口出すことじゃないけどよ、
厳しすぎね!?俺、バラモス軍で死刑なんて聞いた事ないよw」
ニヤニヤしているビルマー、ホイミン、スフラン。
ビルマー「ふおっほっほ。なかなかいい態度じゃぞコイン!」
ホイミン 「本当ヨ!これで反対意見述べたら、連座にする予定だったのヨ!」
スフラン 「もう、そんなに脅かすのはやめてあげなよ!」
笑いながらスフランがたしなめ、ビルマーがコホン、と咳をする。
ビルマー「まあ、そう硬くなるな。安心せい。死刑は死刑じゃが、死にはせん。」
ジミー 「??どういうこと?」
ホイミン 「オホン!私を誰だかご存知!?」
ジミー 「…………エート…ホイミンさんだろ?」
ホイミン 「ホイミンさんヨ!」
ジミー 「なんだってんだよ!!」
ホイミン 「私が長い間研究してきた、究極の秘孔を、ホイミン流針灸術で突くと、
体の全機能を完全に停止できるのヨ!」
ジミー 「……はぁ。」
ホイミン 「感心するところヨ!」
ジミー 「………………はぁ。」
ビルマー「要するに仮死状態と死の中間じゃな。心臓も止まる。脳も止まる。
だが、ザオラルでも確実に1発で生き返る。しかし、ベホマ等では回復できんな。」
ジミー 「あー。分かった…」←あまり分かっていない
ビルマー「つまり、暫くあの世で反省しておれ!ってことじゃ。」
>>32 ──魔物と人間の友好が進むことを願っています。
これを待っていた。魔物が人間に言うのではなく、「人間が」そう言うのをずっと望んでいたのだ……
その言葉を聞いた4人は嬉しそうな表情でうなずいた。
デスストーカーJは敬礼までしている。
デスJ「ありがたいことです。お互い頑張りましょう…!」
------------------------------------
>>36 情報屋「この世界にはいない種族で、おばけキャンドルというようです。
ロンの話では、もともとダークマターという物質系の魔物の王で、
大戦中におばけキャンドルになってしまったということですが…
異世界の魔物が多い世の中ですから、興味深いですよね。」
〜ポルトガ海域〜
ロン「ポルトガ城だ…」
キャンドル「よし、あと少しだ!ロマリアに着いたら情報屋に文句言ってやる!」
-------------------------------
〜マンダー控え室前〜
兵士が去ったあと、ドアを開けてマンダーが出てきた。
マンダー「おや、まだ観客席に戻ってないのか。
こんなところじゃ試合が見れないんではないか?
控え室からは十分見えるが…」
カイラス「戻る前にひとこと言いたかったんですよ。
マンダーさん、次も頑張ってください!」
デスJ「観客席から応援してますぞ!」
マンダー「ありがとう。全力で戦ってみせよう。」
>>56 「ぐぬ!!」
ミルツ、両腕で顔面を守りながら強引に懐にもぐりこむ。
が、そのいくつかはミルツを襲い傷つけた。
接近の途中で、ミルツはふと足を止めた。
「随分と呪文自慢のようだが、俺にだってこのくらいは出来るんだぜ」
ミルツの闘気が消え、代わりに魔力があふれ出す!!
「まあ、安心しな。この試合は殴り殺すか蹴り殺すか関節外すかで決めるつもりなんでね」
魔力を収め、腰溜めに構えたまま突進し、真っ直ぐに右拳を突き出した。
「80年程度の生では辿り着けぬ境地、味わうがよい!!」
奇数:肩直撃
偶数:空振り
9の倍数、36と45以外:顎直撃
セッテの顔色が、ローブのフードの奥にもかかわらず、蒼白になるのが見えるほど変わる。
実の所、手を合わせてみて、もしやこの男魔力も秘めているのでは?
という疑問がセッテのなかにはあった。
自分にこれまで気づかせない…自分以外で気づく人間はこの地上にいないだろう…
ということは、それだけ恐るべき魔力の持ち主、ということになるが、
いっぽう、これほどの闘士がさらに自分に匹敵する魔力を備えているとは、
さすがに信じられない気持ちもあった。
だが…ミルツが一瞬見せた魔力…
それは、自分を凌駕するとすら思えた。
(ありえない!!いったいこの男、何者なんだ!?)
額を汗が流れる。
>「80年程度の生では辿り着けぬ境地、味わうがよい!!」
「な、何!?」
思考が空回りする―常に冷静なセッテにとって、オルテガに遭遇した日以来の経験だ―
中で、反射的に体が動き、スレスレでミルツの拳をよける。
拳がローブの一部を切り裂き、巻き起こす風圧に体が押される…
(一撃一撃、強くなっている…)
空転する思考とは別に、長年の戦闘経験が、状況判断を下していく。
(今度捕まったら終わりだ…)
「ルーラ!!」
再びルーラで、闘技場の反対側への移動を図るセッテ。
偶数で、ルーラ成功で距離を取る。
奇数で、ルーラ発動前に捕まる。
☆ヘル
----------------------------------------
ヘリス『寛大な処置に感謝いたします』
深々と頭を下げる。目も閉じて、心の中で呟いた。
ヘリス(……よかった)
*03/30 20:32
〜大会本部〜
試合を息を飲んで見守る面々。
影 「あのセッテさんが押されていますね…」
ジョン「信じられない…」
アリア「世界を廻ってきた私達も、あんな人がいるなんて知りませんでした。」
スレイン「人…ではないのかもしれませんよ…」
ジョン・アリア・影「え!?」
スレイン「今の魔力、人間のものではないようです。」
スレインが宙を見ながらそういう。
空気の精霊の言葉を聞いているのだ。
と、そこに兵士が息せき切って飛び込んできた!
兵士「支配人!あやしい影殿!
『台風16号は、やや勢力を落とし、大陸西部A-6地点を北北東へ進行中。
進行速度は遅め。付近の住民は、避難を願います。』
以上です!」
影 「ご苦労様です。」
ジョン「なんですか?今のは…」
影 「通称、『すたろん警報』です。」
支配人「えーと、西部を北北東へ…」
影 「すたろんさんの行く先々に、あらかじめ警報を出しておくことにしました。
遭遇を避けるためです。」
スレイン「台風が、すたろんさんで、大陸がこの闘技場ってことですか?」
影 「ええ。他にも、勢力落とし…ってことは呪い発動していないということで…
他にも色々取り決めてあります。」
ジョン「なんでそんなややこしい言い方を…」
影 「だって、そのまま名前でやったら、失礼じゃないですか。
まだですか?」
支配人「まってくれ、急に決まったから、どこの場所をさしているのか…A-6を北北東…
あ!!こっちに真直ぐ向ってる!!??」
影 「避難しましょう…」
来て見ました。30分ほどしか居れない予定ですが…
65 :
あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2007/03/31(土) 18:26:01 ID:kKPFl1UQ0
なんとなくageて見る。ヒマダシ
まだ新スレになってかお出していない人もいますしね。
〜通路〜
ジミー 「ふーん、なんかわかんないけど、良かったじゃんコイン。」
闘技場のほうを見る。
ミルツがほんのわずかな時間だが、魔力を放出させた!
ジミー 「ブッ!!!」
スフラン 「どうしたの?」
ジミー 「いや…なんでもねぇ…(あれ…ミルドラース様か!?何やってんだよあの人…
……道理で強ええハズだぜ…セッテの旦那が気の毒…いや、滅多にない経験だよなウン。)」
ホイミン 「あら?向こうから来るのは・・・」
通路の角を曲がって、あたふたと現れるあやしい影。
影 「あれ?ジョンさん達とはぐれちゃった…
あ!ジミーさん!今すたろんさんがこっち向っているんですよ!
遭遇しないようにしてくださいね!」
ビルマー「ほう、それは危険じゃの。」
影 「ええ。ビルマーさんも早く避難をビ ル マ ー さ ん !!??」
ビルマー「驚くのはこっちのほうじゃ。」
ホイ・スフ(ニヤニヤ
ジミー 「ふーん、じゃあちょっと移動しようか。み ん な で 。」
影 「エート、私忙しいのですが…」
ジミー 「そ う 言 う な よ 。 あんたの元職場に新しいのが入ったんだぜ。
なあ、コイン。聞いたことくらいあるだろ?これがもと秘書室長さんだぜ。」
〜マジン控え室〜
マジン「うわー。」
てっきり自分の楽勝だろうと思って臨んだ大会…
マジン「何で人間であんなに強いの?」
ちょっと後悔気味のマジンである。
特にセッテが勝ち残ると面倒だ。相性が悪い。
マジン「まあ、勝ち残るのはアッチのミルツって人だろうけど…」
しかし…あのパワー…パワーなら誰にも負けないと思っているが、
なんなんだあの男は…バケモノだ。
マジン「え!?今のってひょっとして魔力!?」
魔法には疎いマジンだが、ミルツが放った魔力の強さはさすがに分かる。
マジン「ちょ…参ったなぁ…それでなくても…」
それでなくても、2回戦の相手は骨が折れそうなのに…
まさか、軍でも危険物扱いしているすたろんがこんな所に現れるとは…
マジン「しかし…なんかあのミルツって人、どこかで会った気がするんだけど…
そうだ!ジミー君に聞いてみよう。彼はもう負けちゃってるから邪魔にならないだろうし、
僕の正体をばらしても黙っててくれるだろうし…。」
マジンはそう言いながら覆面を被り、部屋を出ていく。
落ちるです〜
闘技場の様子は見えないが、ミルツの放った魔力に思わず反応するマンダー達。
マンダー「今のは何だ?」
おばばC「強烈な魔力を感じますよ…あのミルツという男でしょうか。」
ノール「姿は人間でしたが、どう考えても中身は人間じゃないですよね。」
デスJ「人間があんな魔力を使えるはずはありません。
一体何者なんでしょうか…」
マンダー「お前達はとりあえず観客席に戻って、その者の様子をよく見ておけ。
特に、隊長は元々『戦いの研究』という目的があっただろう?」
デスJ「そうでした…では、我々はこれで。」
4人が観客席に戻ったあと、マンダーは控え室から戦いを見ていた。
マンダー(あの者は人間ではない。しかし、あれほどの魔力を扱える魔物もそうそういない…
かなりの上級魔物か、もしくは……
………まさか、魔王クラスなどということは…
異世界からおばけキャンドル殿がダークマターとして現れたことを考えると有り得るな…)
しかし、大魔王なんて厨性能すぎてある意味すっげえ使いにくい。
───────────────────────────
>>61 ルーラを唱え、ミルツから距離をとるセッテ。
ちょうど闘技場の対角線上に降り立った。
「ふうん……」
一歩踏み出すミルツ。軸をずらすように横に動くセッテ。
「近接戦では敵わぬと見たか……」
更に一歩。
「しかし……」
追うミルツ。逃げるセッテ。
そんなやり取りを数回繰り返し─────
「!!」
セッテの背が闘技場の壁に触れた。
距離を取っていた筈が、逆に追い込まれている。
ミルツの覆面越しに、笑みが浮かんでいる。
だが、その目は冷たい、獲物を狙う猛獣の眼差し。
「相手を追い詰める、閉所戦闘における空間の使い方の基本だぜ。
うちの生徒ならば、初級クラスでも知ってる事だ」
更に詰めるミルツ。
ふわり。
無造作に、右足を、持ち上げた。
3の倍数:衝撃。
強烈な前蹴りが、セッテの腹に食い込んだ。
それ以外:蹴りが当たる瞬間、セッテはルーラを唱え再び距離を取った。
>すっげえ使いにくい。
そうでしょうねw
ルーラに成功しましたし、そろそろこの試合はケリつけましょう…
――――――――――――――――――――――――――――
「ルーラ!!」
壁を背にした時にはさすがに背筋に寒い物が走ったが、
再び距離をとる事が出来た。
(ダメだ…このままではいずれ捕まる…捕まったらやられる。)
被っているローブのフードが蒸し暑い。額を流れる汗を右手でさっと拭う。
(……まさか、こんな所で使うことになるとは思わなかったが…)
試合に負けるとか、こんな試合で奥の手を出してしまっていいのか、
ということはセッテの頭にない。
ただ、実力を出し切らずに試合を終えることだけは我慢できない!
(ただ…時間が係るから…)
時間にして1秒にも満たない思考。
その1秒で既にミルツはルーラで移動したセッテの位置を捉え…
いや、初めからルーラを目で追っている…
再び距離を詰める体勢を取っている。
「(時間稼ぎだ!)重力呪文・ベタン!!」
呪文と同時に、指は次の呪文に備えて複雑な印を高速で組んでいく…
5の倍数で、ミルツ重力波をものともせず急接近
→セッテは秘術の体勢に入っているのでクリティカルが出やすくなります
それ以外で、足止めに成功
無理矢理秘術につなげてくださらなくても結構です。
相手に実力を出させないのも戦いのうちですし…
今日はこれだけ。
「こんなもの……マッサージにもならぬ!!」
が、ミルツの肉体にかかる超重力は、確実にその歩みを妨げている。
ミルツの両足が、土にめり込む。
「くおらあああああっっ!!」
怒号。
ミルツは無理やり魔力の呪縛を引きちぎった。
地を蹴り、疾走する。
(これ以上引き伸ばすと……左手が……)
一声、高らかに吼えた。
「いざ、尋常に勝負!!」
ミルツの拳が、セッテの水月目掛け、疾った。
奇数:命中
偶数:間に合わず←セッテのターン
あーあ、外しちゃった。
自分で提案しておいてなんだけど、これ意外と加減が難しいな。
後、重大な欠点見つけたぜ。
携 帯 だ と 秒 以 下 の 桁 が 見 え な い ん だ
>加減
そうですねー。選択肢とそれをどのくらいの比率で出すか。
51では、この状況なら普通は当たるだろうとセッテは見ているけれど、
ミルツがセッテの予想を上回る展開を想定して、偶数・奇数ともノーダメージ。
万一直撃でも対したダメージにはならない。
56では、威力は下げてとにかく手数で押している。やはりセッテの思惑は外れ、
当たるか当たらないかは半々、いずれにしても接近されてこちら不利。
足止めできたらラッキー。
61は苦し紛れにつき、逃げられるかどうか半々。
71はもう覚悟を決めたセッテは、反撃されたら負け確定で秘術に入っているので、
意地である程度の足止め。5の倍数ならセッテ君もっと修行して出直そうね。
という感じで選択肢とそれぞれの成功率決めています。
客観的に見る訓練になると思いますw
>携帯
見れないんですかw知りませんでしたww
ミルツが吼える!構えた拳が必殺の力を備えてまさに繰り出されようとしている!
セッテ「氷刃乱舞!マヒアロス!!!」
分身A「爆裂旋風!イオナロス!!!」
分身B「火炎竜巻!メラゾロス!!!」
3つの巨大な合体魔法による竜巻が、3方向からミルツを包み込む!
セッテ「まだ名前は付けていないけれど…
オルテガさんと旅していた頃から『対魔王用』に開発していた、
合体魔法のそのまた3重合体魔法だ!!!」
3の倍数で、本体のセッテにかなり接近していたため、マヒアロスは喰らう→ミルツ反撃へ。
5の倍数で、完全回避。よけても、魔法を打ち消しても自由です。→セッテは無防備なので
ミルツのクリティカル率激増。
それ以外で、完成した3重合体竜巻に飲みこまれるものの耐える→セッテ奥の手へ。
(まあ、折角なのでなるべく奥の手まで使える選択肢と比率にしました…)
あ、しまった。このレスが先で、
>>74はこの後になります…
>>73 予想通り、ミルツは重力波をものともせず突進してくる…
だが、僅かではあるがその速度は落ちている!
セッテの高速詠唱が終わる!
なんと…先ほど連続イオラを放った場所、
それからルーラで移動した場所に、そして今セッテの立つ足元に、魔法陣が現れた!
セッテの立つ魔法陣の輝きに呼応するように他の二つの魔方陣が光を放ち、
その輝きの中から…半透明に光るセッテの分身が出現した!
セッテ「モシャスとマヌーサを組み合わせたのだけど…
実戦で使うのは初めてだ。(上手くいってよかったw)」
そして、本体と二つの分身が両手を高く掲げる!
迫るミルツ!!
セッテ「右手にマヒャド、左手にバギクロス…」
分身A「右手にイオナズン、左手にバギクロス…」
分身B「右手にメラゾーマ、左手にバギクロス…」
3人のセッテが同時に呪文を詠唱する。
魔力の起こす風が闘技場を渦巻き、
ぞれぞれの足元の魔法陣がまばゆい光を放つ!
(連レスします。)
同時に2レス書いていて、順番逆に送っちゃいました…
まあ、選択肢はどちらのレスの時間でも3番目になりますか…
夕方またきます。
今回俺はとりあえず耐えるだけだな。
というわけでパス1。
そう言えば、こう選択肢書いちゃったらパスしかないですね…ウカツデシタ
セッテの目の前から、竜巻の轟音と、光になかに、ミルツは見えなくなった。
一応の完成は見ているものの、初めて実戦で使う新呪文に、
セッテの体が悲鳴をあげる。
(!?まさか・・・)
ローブをはためかせながら、巨大竜巻を凝視するセッテ。
猛烈な風に、観客席のあちこちに悲鳴があがる。
「これにも耐えるのか!!!」
思わず声に出す。
目では見えないが、セッテはたしかにミルツの闘気と、魔力を感じた!
(まさかとは思ったが…念を入れておいてよかった。)
試合開始から被っていたローブのフードを後ろに払い落とす。
なんと、いつの間に装備していたのか、
あらわになったセッテの顔…いや、頭には、山彦の帽子がのっていた!!
「6重呪殺だ!僕・・・いや、人間を甘く見たことを、後悔させてやる!!」
新たな3っつの竜巻が、先に合成された巨大竜巻に向って疾る!!
奇数:轟音と烈風と閃光の後に平然と立つミルツ
偶数: 〃 それなりのダメージを受けつつ不敵に笑うミルツ
00: 〃 魔界の王にして王の中の王
(00が具合悪ければ奇数・偶数だけで。
どちらになっても次ターンで試合終了に繋げるつもりです。)
そうだ、そう言えば、と思って確認したところ…
3月25日に、ロマリア闘技場で天災扱いされているすたろんさんの4周年でした!
まだご覧になっておられるでしょうか…
むう、ひょっとして落ちてしまわれた?
>>81 「よくもそこまで鍛え上げたな。
だが……貴様の誤算はバラモスまでしか知らぬことだったな。
それ以上の者がいるという事を教えてやろう」
爆炎と突風の中から、ミルツの声のみが響く。
砂煙に覆われ、その姿は見えない。
「もうそろそろ、終わりにしようぜ」
再び声がした。
セッテの背後から。すぐ近くだ。
いきなり、太い腕がセッテの首に絡みついた。
──────────────────────
今回判定なしにするわ。後は影の構想通りで。
ちなみにミルツが負けてもいいようにフラグを立てておいたつもりなんだが、分かってもらえただろうか?
フラグ…73のカッコ内でしょうか?
では試合終わらせますです。
(あ…あれは…)
竜巻が消える前…閃光の中にセッテは見た・・・
いや、極限まで研ぎ澄まされたセッテの魔力がビジョンをみせたのかもしれない…
翼、尾、角を持った魔族の巨躯を…
(ああ…あれは…あれは…)
首に巻きついた大蛇のような腕…完全にきまっている。
呪文を唱えるより早く、この腕は自分を絞め落すだろう。
いや、首の骨をへし折ることすら容易いだろう…
セッテの意識は急速に薄れ行く…
>>前スレ673より
>セッテ「お帰り。あれ?ジミー君。」
>ユウ 「お師匠様!お帰りになってたんですか?」
>セッテ「うん。予定が早まってね。このカレー美味いね。」
>ジミー「よう旦那。」
>セッテ「君、ヒマなの?」
>ジミー「そんなことねえけどよ。」
>
>セッテ「ふーん。(ニヤニヤ)」
>ユウ 「もう!だったら早く行ってください!
> カレー暖めないでいいのですか?」
>セッテ「いや、このままでも美味いよ。すごいね。この前のあれ?」
>ユウ 「ええ!すごいでしょ!」
>ジミー「あのレシピどこから手に入れたんだよ…」
>セッテ「まあちょっと…」
レシピ…『ミルドラ風極上魔王カレーの作り方』…
(ああ…そうか…)
倒れていくセッテ。床が視界一杯に広がってくるのを他人の視線のように感じる。
(バチが当たった…か…)
>>86 当たり。左手はオロチの乱で義手になってるからね。
壊れたら帰るつもりだった。
うーん、初めての試みでしたが、楽しかったです!
お相手ありがとうございました!
このあとの試合もよろしくお願いします!
そう言えば、まともな戦闘は始めてかも…いつも自分で両方動かす戦闘ばかりで。
セッテ君が勇者の呪文アストロン使えるのかとか、
汗吹いた時山彦被ったなら、ベタンも連続発動するんじゃないかとか、
数秒の攻防ないでベラベラ喋るって漫画ですか?とか、
ツッコミどころはあると思いますが、皆様目を瞑ってくださいw
ところで山彦の帽子って、MP2回分消費しましたっけ?
では、落ちますです。
次の試合どうしよう…
〜観客席(
>>81の頃)〜
セッテの姿もミルドラースの姿もまともに確認できず、
閃光や砂埃しか見えない。
ゾンビマスター「両者とも、ただものじゃないですね。いやぁ恐ろしい。」
ノール「それにしても酷い風ですね…
ほら、観客のスライムが吹っ飛ばされてますよ。」
おばばC「帽子が飛びそうなんですけど!」
デスJ「気合い入れて押さえておくんだ!(覆面はこういう時に便利だな…)」
----------------------------------------
〜ロマリア海域〜
キャンドル「ロマリア城が見えてきたぞ!
あと少しだ!こんちくしょう!」
あ、うっかりミルドラースって書いちゃった。
まぁいいか…
---------------------------------
情報屋は、影たちと共にすたろんから逃げながら
戦いの様子を見て考え事をしている!
情報屋(あの大賢者セッテを相当苦戦させる相手ってことは、
まず人間じゃない。絶対人間じゃない。
でも、そこら辺の魔物じゃ大賢者にぶっ飛ばされて終わりだ。
……じゃあ魔王か!うん、魔王に違いない!そういうことにしておこう!
どこの魔王かは考えなくていいや!)
スリーパーホールド。
相手の頚動脈を締め上げて血流を遮断し、意識を刈り取る技。
セッテは眠るように気を失った。
爆煙が収まったとき、観客たちの目に入ったのは
ミルツの腕の中でぐったりとうなだれるセッテの姿であった。
一瞬の静寂の後、
「勝者、ミルツ!!」
大歓声。
担架に乗せられて退場するセッテ。
まだ意識は戻らない。
だが、観客たちは熱戦を繰り広げた偉大なる大賢者を称え、
惜しみない拍手と歓声で彼を見送った。
一方、勝者であるミルツ。
何故か、ばつが悪そうに顔を抑えて立ち尽くしている。
やがて、勝ち誇ることもせずに、
そそくさと小走りに入退場門から出て行ってしまった。
(やっべー、今の試合で覆面ぼろぼろだぜ。
このまんまだと確実にばれるな。早く取り替えないと……)
☆ヘル
----------------------------------------
ぺこり、と軽く頭を下げるヘリス。
『コインです。よろしくお願いします』
・
(…影さん)
ずっとたずねたかった。なぜ軍を裏切ったのか。
聞いても素直に言うとは思えない。でも、だからこそ、一つだけ聞くことにした。
『失礼とは思いますけど、一つだけ聞かせてください。
今、貴方に拠り所はあるのですか?』
・
試合を観戦していた者が一人、ちらりとヘリスのほうを見やった。
(…今の話を聞くかぎりじゃ、ラスが冥界に行くのか)
赤髪に黒いハチマキの少年。エルの協力者、溶岩魔人のセキである。
さっきまで一緒だったスチュクは既に居ない。
(ヨウガン様のこと頼みついでに、見にいってみようかな…)
*04/02 18:58
>『コインです。よろしくお願いします』
影「!?隊chy…」
ハッと振り向くあやしい影。
しかし、そこには誰もいない。
キョロキョロと見回した挙句、小さな鳥の姿が喋ったのだと気がついた。
ビルマー「コイン!こんな奴にそんな口の聞き方せんでよい!」
ホイミン 「ビルマーさん、カリカリしすぎヨ!」
ビルマー「『元』秘書室長じゃ!裏切り者じゃ!」
ビルマーの悪態にいつもならガクガクブルブルするか泣き出す影だが、
耳に入らないかのように、コインを睨みつけるように見ている。
>『失礼とは思いますけど、一つだけ聞かせてください。
> 今、貴方に拠り所はあるのですか?』
コインが、遠慮がちに口を開く。
影「…………あなたの知ったことではありません。」
ビルマー「なんじゃとおおおお!?」
影 「ひっ!?」
ビルマー「なんじゃその態度は!!」
影 「いやそのあの」
ビルマー「さっさと答えんかあああ!!!!」
影 「たたた大会後は地球のへそにいくですはい。」
ビルマー「ふん!初めから素直に答えればよいのじゃ!地球のへそのう…アンゼンナノカノゥ…ブツブツ」
スフラン (ホント、ビルマーさんって、ツンデレお爺さんだね…)
ホイミン (シー!聞こえたらまたご機嫌損ねるわヨ!)
ジミー「セッテの旦那…」
「セッテ様が…」
「大賢者様が負けた!!」
観客席からは、悲鳴のような声をあげるもの、
信じられないという顔で立ち尽くすものもいる。
セッテはこれでも人間の中では相当に人望があるようだ。
(これでもとか言ったら本人に怒られますかね…)
タンカが、ジミー達の居るほうに運ばれてくる。
ジミー「旦那…みんなわりい、俺、セッテの旦那に付き添ってるわ。」
影 「え!?ジミーさん行っちゃうの?あー私も仕事があるので…」
ビルマー「これこれ(奸笑」
タンカとジミーが去っていく。
影 「セッテさんの髪…白くなってましたね。」
ホイミン 「皮膚なんかも老化してたわヨ!」
ビルマー「ふむ。強力な魔法を行使しすぎた反動じゃろうな。」
影 「元に戻るでしょうか?」
ホイミン 「あれが本当の姿でしょ?魔力で若さを保っているのヨ!」
影 「では、魔力が戻れば?」
ホイミン 「多分。でも時間がかかるわヨ!」
影 「間違いないですか?」
ホイミン 「ホイミンさんが言うのヨ!間違いないわヨ!」
兵士 「あ!影殿!」
影 「やあ、ご苦労様です。」
兵士 「すぐ避難してください!すたろ…台風はこちらへまっすぐ向っています!」
影 「次の試合にでるんだから当然ですよね。じゃあ、移動しましょう。」
兵士 「はぁ…しかし、すたろん殿の入場口は反対側なのですが…」
影 「そう言えばそうですね…なにやっているのでしょう?」
兵士 「さあ…ともかく移動してください。そちらの魔物の皆さんも!」
ぞろぞろと移動する一行。
影 「エート、私本当に仕事があるんですけど(泣」
ビルマー「むー、仕方ないのう…」
兵士 「では、私はこれで。」
影 「ご苦労様です。情報屋さんに、例の北部軍の魔物さんたちに、
客席を回るようお願いしてもらえるよう、伝えて下さい。
いまの試合で怪我人が居るかもしれません。っていうか絶対居ます。」
兵士 「了解しました。セッテ殿の所にも回復係を行ってもらいます。」
影 「それはもう行っていると思いますが…人間同士、アリアさんがいいでしょうね。」
スフラン 「アリアさん…って、空軍隊長のご友人っていう人間でしょ?」
ビルマー「ほう、ここに来ておるのか?」
影 「ええ。商人のジョンさんと一緒に。」
ホイミン 「ご挨拶したほうがいいかしら?」
ビルマー「そうじゃのう…秘書室として挨拶しておこうかのう?」
影 「それならホイミンさん、回復手伝ってくれませんか?」
ホイミン 「イ ヤ ヨ ! どの口がシラっとした顔で私に頼みごとなんてするのヨ!」
ビルマー「そうじゃ!裏切り者の分際で、誇り高いバラモス様の秘書を使おうなど、
身の程をわきまえよ!」
影 ・゜・(ノД`)・゜・。
スフラン 「ははは…まあまあ…」
途中で足を止め、試合終了まで立ち見してしまった情報屋。
影たちはもう移動してしまった。
情報屋「どっちも大健闘だったなぁ…(後半ほとんど見えなかったけど…)
あ、みんないない…
影さん、どこです!?」
----------------------------------
>>92 〜観客席〜
デスJ「……大賢者が…負けた?」
ゾンビマスター「ミルツ選手の正体は大魔王クラス、ってことで確定じゃないですか?」
カイラス「魔王が大会なんかに参加するんですか!?」
ゾンビマスター「この世界はなんでもありですから。
異世界の魔物がたくさんいるってのは色々な人から聞いてますよ。」
>>94を訂正します。
差し出された紙片を受け取る。
>『コインです。よろしくお願いします』
影「コインさん…ですか…」
訝しげにコインを見る影。何かを思い出そうとするかのようだ。
ビルマー「コイン!こんな奴に挨拶なんぞせんでよい!」
ホイミン 「ビルマーさん、カリカリしすぎヨ!」
ビルマー「『元』秘書室長じゃ!裏切り者じゃ!」
ビルマーの悪態にいつもならガクガクブルブルするか泣き出す影だが、
何事か考え込みながらコインを見ている。
再びコインがサラサラと何か書き付け、差し出してきた。
>『失礼とは思いますけど、一つだけ聞かせてください。
> 今、貴方に拠り所はあるのですか?』
影 「口が利けないのですか…それでよく軍…それも秘書室に入れましたね。」
ビルマー「なんじゃとおおおお!?」
影 「ひっ!?」
ビルマー「口が利けんでも、貴様よりよっぽど役に立っておるわい!!!」
影 「いやそのあの」
ビルマー「質問にはさっさと答えんかあああ!!!!」
影 「たたた大会後は地球のへそにいくですはい。」
ビルマー「ふん!初めから素直に答えればよいのじゃ!地球のへそのう…アンゼンナノカノゥ…ブツブツ」
スフラン (ホント、ビルマーさんって、ツンデレお爺さんだね…)
ホイミン (シー!聞こえたらまたご機嫌損ねるわヨ!)
ジミー「セッテの旦那…」
そして駐屯地よりの転載…ですが、ちょっとだけいじるです。
☆ヘル
----------------------------------------
(『これから行く場所』でなくて『心の拠り所』って意味だったんだけどな…いま孤独じゃないのかな?
まぁ、ビルマーさんが言ってくれなきゃ答えてもくれなかったんだし、いいや)
苦笑する。そして、真剣な目で担架を見送った。
(セッテ君が負けた――)なんだかんだ言って、かなり信頼している仲間の敗北だ。
心配しないわけはないが、話の流れで出てきた名前にも驚いた。
(アリアさん…)
自分の正体を知る人も来ているんだ、という安心感。
わずかににじみ出たかもしれないそれを押し隠し、とりあえず話の続きに聞き耳を立てた。
*04/03 19:54
>隊長
アボンしてくれとのことでしたが、削ってしまうと尻切れになるので下3行ちょっといじりました。
声出さないのすっかり忘れてました。ミストバーンみたいですねw
100ゲット♪
話の流れとしては、93→98→95→96→99となります。
―――――――――――――――――――――――――――
スフラン 「影さん…」
影 「なにか?」
スフラン 「ゴンちゃん、帰ってきたのよ。」
影 「ゴンタマさん??どこかに行っていたのですか?」
ホイミン 「知らないの?世界樹の森でスフランちゃんを助けるために命を投げ出したのヨ!」
影 「世界樹の…ああ、確か…そのころは私もう、統合軍からはぐれていたので…」
ホイミン 「呆れてものも言えないわヨ!」
影 「全くです…」
スフラン 「てっきり死んじゃったと思ってたんだけど。」
影 「そうですか。それは何よりです…」
ビルマー「何がなによりじゃ!お主がスフランを浚ったのがそもそもの始まりじゃろが!」
影 「……弁解はしません。」
スフラン 「ゴンちゃん、まだ意識は戻らないんだけど…
でも嬉しかった。それと…統合軍から戻ってこれたとき、
皆の顔を見た時、やっぱり…何ていうか…嬉しかったな。
仲間がいるって、何にも換え難いことだと思うの。」
影 「はあ…」
スフラン 「はぁじゃなくてw
さっき、コイン君が「拠り所」って聞いてたけど、
まあ、影さんなら、どこでもしぶとく生きていくのは分かってるの。
食事いらないしねw
そうじゃなく、心の方の拠り所はどうなの?
私達が聞きたいのは…多分コイン君も、そっちのほうなの。」
影 「………………」
ビルマー「戦争も終わったし、そろそろ話してくれてもいいんじゃないかの?」
ホイミン 「言っちゃいなさいヨ!」
影 「いつか話ます。でも、今は無理です。」
スフラン 「影さん…」
影 「なぜなら…ビルマーさんは機械大戦は終わったから、と言われましたが、
戦争は終わっても私のやるべきことは、まだ終わっていないのです。」
ホイミン 「と言うことは、統合軍に入ることが目的ではなかった、という事ヨ!?」
影 「それは、その通りです。手段として利用できそうだったので入ったまでです。」
ホイミン 「統合軍の理想に共感したとかではないのね?」
影 「…彼らの気持ちはわからないでもないです。それに、実際に接してみると、
彼ら一人一人は、高潔で立派な者達でした。
しかし、それで私がバラモス軍を裏切ることはありえません。」
スフラン 「その目的は…私達では協力できない事なの?
あんな酷い裏切り方をしなければいけないほどのことだったの?」
影 「戦争中、私はこれでも両軍の被害を最小に抑えるように動いたのですが…
いや、こんな弁解も無用ですね。
協力は…できるできないではなく、私がやらねばならない事なのです。
なぜならそれが、自分が何者かすら分からない私が、生きていける
たった一つの目的だからです。
いえ、バラモス様がいらっしゃれば…いや、それも愚痴でしかないです。
もう引き返すことは出来ませんし、まあ失敗して私が死んでも後腐れはないですしw
いつか話せる時はあるかもしれません。
とりあえず、今できることは…あやまる事だけです。みなさん、済みませんでした。」
背を向けて立ち去ろうとするあやしい影。
スフラン 「後腐れ…影さん、その目的…自分では不可能だと思っているんじゃない?
自分が失敗して死んで、悲しむ仲間や、困ってしまう仕事が残らないように、
軍を離れたんじゃないの?」
ズン!
影 「…これ以上お話する事は…」
ズン!ズン!
ビルマー「なんじゃいこの地響きは…」
ズン!ズン!ズン!
すたろん「あのー、ちょっと道をkiki」
一同 「でたー!!!!!」
すたろん「いや、でたーってwwちょっと道に迷って…」
スフラン 「きゃー来ないでー!!」
すたろん「ちょwwwなにそれwww」
ホイミン 「殺されるー!!!」
すたろん「道ききに来ただけだっつーの」
ビルマー「お主ら、深刻に話し込みすぎ!」
影 「ビルマーさんだって、聞き入っていたじゃないですか!!」
すたろん「ちょっとみんな、落ち着こうか。」
子供 「ん!?」
突然すたろんと影たちの中間にある通路の交差する角から、人間の子供が現れた。
女の子…3−4歳だろうか?恐らく、親と一緒に来て、1人で迷い込んでしまったのだろう。
スフラン 「ちょっと!あなた逃げなさい!」
ホイミン 「こっち着ちゃ駄目ヨ!!」
影 「あああダメダ!!あの距離はもうアウトです!!!!」
ピキ――――――――――――――――――――ン!!!!!!
すたろんの目が狂気に燃え、全身から負のオーラが立ち上る!
ゆっくりと剣を振り上げるすたろん。
スフラン 「だめー!!!」
だが…振り下ろさない!ぜんまいの切れた機械のように、
ガクガクと振るえるすたろん。
影 「こ、堪えている?」
ビルマー 「さすがに、バラモススレであんな子供切ってしまったらまずいじゃろ…」
駆け出す4人。
すたろんの般若の面の奥で、汗がだらだらと流れる…
口を開けてポカンとすたろんを見上げる少女。
すたろん「URYYYYYYYYYY!!!!!」
怪鳥のような叫びと共に、破壊の剣が振り下ろされる!
「ぬああああ!!」
叫び声を上げたのは…覆面を被った小さな魔物。
影 「マジンさん!!!」
マジン 「ヤレヤレ…ジミーさんを探しに来たら飛んだ場面に遭遇しましたね。」
苦しそうな声でボヤくマジン。
背に少女を庇い、すたろんの前に立ちはだかっている…
ビルマー「う!?」
なんと…すたろんの剣を受けたマジンの左腕が…床に転がっている。
マジン 「うらああ!!」
痛みなど感じないかのような豪快なマジンの右パンチ!
すたろんが数メートル吹っ飛ばされ、壁にめり込む!
スフラン 「総長さん!大丈夫?」
マジン 「大丈夫じゃないです(汗笑」
すたろんが、油の切れた機械のようなぎちぎちとした動作で立ち上がる。
まだ呪いに支配されている…が、くるりと背を向けると、
ズシズシという足音と共に、通路を戻っていった。
ホイミン 「動かないで下さい!」
ホイミンが止血をする。ビルマーが回復呪文を唱える。
ホイミン 「強い呪いが、回復呪文を阻害している…医務室に運ぶわヨ!」
影 「こちらへ。」
すたろんが去っていった方角から、複数の悲鳴が聞こえる。
ビルマー「医務室すぐに一杯になりそうじゃの。」
スフラン 「大丈夫?あなたも一緒においで。」
スフランが震えている少女を招き寄せる。
マジン 「すみません、皆さん。……なんで僕の正体知っているんです?」
特に皆さんご異存なければ、これでマジンさん負傷、すたろんさんは呪いの導くまま
どこかに去ってしまい、2回戦第2試合はなしにしたいと思います。
>マジンさん
腕はちゃんとくっつけますので(笑)。
〜観客席〜
情報屋「たびたびすみません。ちょっといいですか?」
おばばC「む、さては回復の仕事で?」
情報屋「はい。先ほどの試合で強風やらなんやらたくさん起きてましたけど、
あれで結構怪我人がいるようなのです。
客席を回って回復にあたってほしい、と本部から連絡がありました。
よろしくお願いします。」
おばばC「分かりました。では早速…」
情報屋(もしかしたら顔出しに来てるかもしれないと思ったけど…
ここにはやっぱりマンダー選手はいないか。
まぁ、試合が終わった後でも遅くないかな)
デスJ「あぁ、もしかしてロンの言っていた情報屋とはあなたのことですか?」
情報屋「はい。北部軍の活躍はロンから色々聞いてますよ。」
ノール「北部軍でも、魔物と人間の友好のために活動している人間がいるって話題になってます。
頑張ってください!応援してますよ!」
情報屋「どうもありがとうございます。」
情報屋(さすがは北部軍だ!人間と話し慣れてる感じだった…
さて、影さんたちの所に戻らないと。)
おお、気付けばもう次はマンダーの試合だと!
--------------------------------------
〜ロマリアの港〜
ロマリア城下町からは少々離れるが、港らしい港はあった。
その港にゆっくり入ってくる小さな船。
キャンドル「着いた…着いたぞ!長かった!
情報屋め、この私とロンを置き去りにして!
見つけたらボコボコにしてやる!」
ロン「キャンドルには無理。」
キャンドル「……………。
まぁいい、さっさと格闘場に行って情報屋を探すぞ。」
<ロン、おばけキャンドルがロマリアに到着しました>
☆ヘル
----------------------------------------
>>101 (…凄いなぁ)
影の裏切りは自分の目的のためだった。それを聞くと、自分達――後期が情けなくなってくる。
(それに比べて、僕達は和んでばかり…)
「仲間」に、癒されてしまっている。世界を恨まなくても、いいような気がしてくる。
異端の孤独と、そこから生じる様々な負の感情は、そんな軽いものではないはずなのに。
(こんなんじゃ、ダメだ…!!)
*04/04 21:37
☆ヘル
----------------------------------------
>>102 ズン!
思考に沈んでいて、反応が遅れた。響く足音に顔を上げると、呪戦士の姿。
(すっ、すたろんさん…!)
あわてて、駆け寄る四人に続こうとしたが、肩を掴まれる。
振り向いた先には、指先で口を押さえる赤髪の少年。
「しー。さっきも会ったけど、初めまして、ヘリス君」
「…ッ!?」
驚愕に目を見開き、次いで相手を睨むヘリス。
「ああ、そんな警戒しないで。大丈夫、味方だよ。
僕はセキ。エル様の協力者であり、ヨウガン様の参謀であり、そしてアルト様の信徒の溶岩魔人さ」
『…なるほど。では僕も自己紹介しましょう。
僕はヘリス。マスターの配下であり、ヨウガンの仇であり、そしてアルト様の信徒のヘルコンドル。イレギュラーズの一員です』
あえて、相手と同じ紹介で返してみた。
すると、セキは歯を合わせたまま空気を出すような、不思議な笑い方で笑う。
「…あはは!思ったより共通点はなかったね」 『で、なんですか?僕も今の立場があるし、後ろが気になるのですが』
後ろをちらちらと伺うヘリスの頭を、優しくなでるセキ。
「後ろならもう終わったよ。総長殿ったら、一目で分かる姿なのになぁ」
『それがマジンさんのマジンさんたる所以ですよ…
じゃなくて、一体なんですか?マスターから何か?』
「ううん。今日は挨拶だけ。そろそろ迷惑だろうから去るよ。
…でも覚えておいて。僕は君達の味方だ。例え君達がどんな立場になろうともね」
セキは立ち上がってきびすを返し、振り向かずに手を振る。
それをじっと見ながら、ヘリスは呟いた。
「(…どういう意味なのさ…)」
*04/04 21:37
>>106 兵士 「あ、情報屋さん!」
情報屋「やあご苦労様。北部軍には伝えておきましたよ。」
兵士 「ご苦労様です。我が軍の衛生兵も客席を廻っております!
あやしい影殿より、医務室まで来て欲しいとの伝言です。
闘技場の支配人も医務室に向っています。
次の試合の選手にトラブルがあり、対応を協議したいとのことです。」
途中で送信してしまいました…
――――――――――――――――
闘技場の外…城下町の方から悲鳴が聞こえてくる…
兵士と情報屋が目をやると…
人間や魔物が血まみれで美しい放物線を描いて次々と飛んでいた…
兵士B「伝令!台風16号は勢力を増し、暴風域を広げながら海上へ向っています!
(すたろん選手は、呪いを発動し、城外へ向っています。)」
兵士 「了解…警備隊としては試合続けるより、
このまま海上へ抜けてくれたほうが助かります…」
>>107 〜ロマリア城門前〜
門番A「しかし凄いひと、いや、人と魔物だなぁ…」
門番B「そうだな。門番やってもう長いが、こんなにひとが。。。
いや、人と魔物が集まるなんて初めてだ。」
門番A「はははw魔物が集まる自体初めてだろうw」
門番B「はははwそうだな。」
今は試合の合間とうこともあり、城下町はさらにひと…人と魔物がごった返している。
城外まで溢れた出店にも黒山の人だかり魔物だかりだ。
門番A「まあ、あっちの係りじゃなくて良かったよ。」
と、言いながら振り返る。
その方向には…次の試合に賭けをする群集が…もう…なんというか…すごい事になっている。
そう、ここ闘技場は単に試合を見る場所ではない。
王国公認のギャンブル場なのだ。
1試合ごとの勝者への賭け、優勝者予想、優勝・準優勝予想など、
多彩な種類の賭けが用意されている。
1試合ごとの勝負…普段の闘技場のスタイルだ…の賭けのため、
試合の合間には客席の殆どが券を買いに走る。
あちこちに臨時売店を設けているが、それでも間に合わない。
優勝者予想は、試合が進むたびに配当は減るものの、
当たる確立は当然上がるので、こちらも人気だ。
ここの整理に当たる兵士たちは、既に疲労でフラフラだ…
門番B「おい、見ろよ。」
相棒に促されて場外のほうを見る。
群集を物珍しそうに見ながら、1体の爆弾岩と、見慣れない1体の魔物がやってくる。
門番A「あれかな?情報屋さんの知り合いってのは?」
門番B「爆弾岩なんて滅多にいないからなぁ。」
門番A「失礼。あなたは世界樹の森のロンさんと、
おばけキャンドルさんですか?情報屋さんの友人の…」
明日は来れない予定です。
暫く待機していますです。
||・`д・)……
お越しやす…
とは言え、次は001号マンダー戦ですからね…
|ノシ
あらまw
〜医務室〜
先に運ばれてきたセッテが奥のベッドに寝ている。
全部で10ほどのベッドがあるこの医務室には、今はセッテのベッドしか埋まっていない。
スフラン 「あれがアリアさんね?」
影 「そうです。」
アリア 「あ、影さん…どうしたのそちら!?酷い傷…」
影 「次の試合に出る予定の…覆面魔人さんです。」
ジミー 「おいおい!旦那どうしたんだよ!」
影 「すたろんさんと遭遇して…この女の子を守るために…」
ジミー 「そうか…旦那らしいな。」
影 「セッテさんは?」
ジミー 「ああ…外傷はもともと殆どないんだ。魔力を相当に消耗している事と、
あの最後の魔法による負担が大きいんだな。
とりあえず寝かせておくしかないようだよ。」
影 「そうですか…」
ホイミン 「ホオオオォォォォォ!!!」
ホイミンが気合の声を上げながら物凄い速度でマジンを治療している。
マジンはベッドに仰向けに寝かされ、空ろな目で天井を見上げている。
ホイミンの無数の触手が、それぞれ意志を持つかのように動く!
麻酔注射をし、止血のツボ・痛み止めのツボを突き、点滴を注し、
更に切断された左腕を縫い付け、更に口でホイミを唱えつづけている。
アリア 「凄い…あのホイミスライムさん…」
影 「魔王軍の誇るスーパードクターですから。」
切断された神経を1本1本繋いで、1本ずつホイミをかけていく…
筋肉組織、血管も同様に…
スライム族特有のスマイルが場違いな以外は、息をするのも憚られる雰囲気だ。
ビルマー「ホイミンに任せておこうかの。」
ジミー「おい、影さん影さん…」
影 「なんですか?」
ジミー「ちょっと・・・」
部屋の隅へ影を引っ張っていくジミー。
影 「どうしました?」
ジミー「あのな、あのミルツっての…あれ、ミルドラース様だ。」
_, ._
( ゚ Д゚)
( つ旦O
と_)_)
_, ._
( ゚ Д゚) ガシャ
( つ O. __
と_)_) (__()、;.o:。
゚*・:.。
ジミー「なんだよ、どこからそのお茶だしたんだよw」
影 「いや、感情を短的に表現できると思って…本当ですか?」
ジミー「間違いないよ。天上界で稽古つけてもらってるし、しょっちゅう練習代わりに絞め落されてるし、
たまにベリーダンス見に来たりしてるんだぜ。分かるよ。」
影 「ベリーダ…アイカワラズデ…そうですか。道理で…」
同時にセッテを見やる影とジミー。
シーツとローブで隠れているが、老人の皮膚と髪の毛が確認できる。
影 「参りましたね…なんだってあの方こんな所に…」
ジミー「神竜様もそうだが、戦闘大好きなんだよああいう雲の上の連中って。」
影 「001号さん…次の試合だって簡単な相手じゃないのに…」
ジミー「まあ、仕方ないね。このままやるんだなw」
マジン 「ははは…いよいよダメみたいです。幻が見えてきました…」
ホイミン「え!?そんなはずは…」
マジン 「そ、そこに影さんが見えますよ。は、はははは…」
ホイミン「えーと…」
ビルマー 「総長殿、実は…」
ホイミン「シー!興奮させちゃ駄目ヨ!
とにかく、ここではこれ以上の治療は無理ヨ!
お城へ連れて帰るのヨ!」
ビルマー 「ベホマすりゃいいんじゃないのか?」
ホイミン「イベント戦闘の傷だから無理ヨ!」
ビルマー 「おいおいw」
ホイミン「呪いの影響ヨ!それに、無理したら腕が完全には戻らなくなるわヨ!」
ビルマー 「そうか…」
兵士 「影殿!伝令です!台風16号は海上へ抜けました!」
影 「そうですか…きっと戻っては来ないでしょうね…
台風の被害は?」
兵士 「怪我人が出ていますが、こちらではなく、城と街の施設で収容しています。」
影 「ご苦労様でした。…支配人さんと相談しなくては…あとガダさんと情報屋さん…」
∩▲▲∩
⊂( ゚∀゚) 彡 おっぱい! おっぱい!
⊂彡
ミルドラースのAAを作ってみた。
>>113 〜ロマリア〜
キャンドル「ふん、ロマリアにこれほど人が集まるとはな…」
ロン「面白いこと考えつくんだなぁ、主催者は。」
門番A「失礼。あなたは世界樹の森のロンさんと、
おばけキャンドルさんですか?情報屋さんの友人の…」
ロン「はい、そうです。(兵士が知ってるってことは、もしかして主催者側にいるんじゃ…)
情報屋は今どこに…?」
ちょっと時間がないです…
ホシュしておきますね。
あ、前スレ落ちましたね…
ミラー依頼…時間がないので誰か頼んでいただけますか?
来週でよければ私がやりますが。
〜医務室〜
情報屋「影さんいますか?北部軍の方には客席を回るよう伝えておきまし……
…なんかすごいことになってますね…大丈夫ですか?」
>>126 支配人「あやしい影さん…お、情報屋さんも来ていましたか。
……これは酷い…」
兵士長「失礼します…」
影 「ああ、お二人ともご苦労様です。こちらへ…」
闘技場の支配人と、情報屋を部屋の隅に招く影。
二人は、ベッドの上で動かないセッテと、
複数の魔物に囲まれた覆面魔人を交互に見ながらついてくる。
影 「すたろんさんは町を出てしまわれたそうですね…」
支配人「その報告は私も受けた…うーん、困った事になった…」
情報屋「どうするんですか?」
兵士長「すたろん選手は正直な所扱いに困っていたので、運営上は楽になりましたが…」
影 「そうですね…マジン…覆面魔人さんの不戦勝としたいところですが…」
情報屋「試合できる状態ですか?一体なにがあったんです?」
影 「呪いに支配されたすたろんさんから、人間の少女を庇ったんです…」
情報屋と兵士長が影の視線を追う。
デスフラッターの側に、青ざめた顔の少女が立っている。
情報屋「そうだったんですか…
兵士長「魔物が…」
影 「支配人のご意見は?」
支配人「そうですなぁ…2回戦第2試合はなしということで、
ミルツ選手は決勝進出が妥当じゃないですかね?」
影 「私も同意見です。」
兵士長「うむ…もともと、1試合多いわけですから、むしろ公平になったと言えるでしょうね。」
影 「ガダさんがもうすぐ来るので、001号さんの方はガダさんに伝えて…
情報屋さん、マンダー選手の・・・付き人ですか?の魔物達に伝言願えますか?
支配人さんは、観客へのアナウンスをお願いします。
兵市長さん、急にプログラム変更になりますが、よろしくお願いします。」
ガダ 「おーい、影さ……っげ。」
ガダが入ってくる。
部屋はまだ充分の広さがあるが、予想以上の混乱ぶり…
加えて、ジミーが恐ろしい目つきで睨みつけている。
ガダ 「影さん、兵隊さんが来ているぜ。」
近寄ってきたガダが影に告げる。
影 「なんでしょう?」
兵士長が手招くと、戸口にいた兵士が小走りに近づいてくる。
兵士 「報告します!ロマリアは完全に暴風域から外れました!」
兵士長「ご苦労。」
兵士 「もう1点…爆弾岩のロン殿、おばけキャンドル殿が、城下町入り口に到着されました!
本部のほうにご案内しております!」
情報屋「あ、彼ら到着しましたか!!」
影 「ちょうどよかったです。では、マンダーさんへのプログラム変更は、
彼らと一緒にいかれるといいですね。」
ビルマーがやって来て、咳払いをする。
ビルマー 「大会運営役員の皆さんですな…」
支配人「おお、誰かと思えばビルマー様!」
ビルマー 「ご無沙汰ですな。お世話になって居りますじゃ。」
影 「なんと!?お知りあいで?」
ビルマー 「お主が入隊前からじゃよw」
支配人「ええ。」
ビルマー 「申し訳ないのじゃが、覆面魔人のこれからの試合の出場は正式に取り消させていただく。」
支配人「分かりました。我々としても、試合続行は不可能と判断したところです。
しかし…ビルマー様のお仲間と言う事は…あの覆面魔人選手は魔王軍の?」
兵士長「そうなのですか!?」
ビルマー「うむ。詳細は伏せさせていただくが、軍でも上層部の者と答えておきましょう。
こんな所で負傷させるわけにも、負傷して無様な戦いを披露するわけにも行かない
立場にある男でしての…」
兵士長「魔王軍の上級魔物が…人間を助けたのですか・・・」
影 「…(口出さないほうがいいですかね…)」
支配人「畏まりました。では、覆面魔人選手はこれから?」
ビルマー 「ワシ等で城に連れ帰りますじゃ。」
支配人「お大事に。」
ビルマー 「ジミーや、お主も適当に戻って来るんじゃぞ!」
ジミー 「わあったよ!」
ビルマー 「ふん。ワシをバシルーラする無礼な人間なんぞに…」
ジミー 「まだ根に持ってんのかよw」
ビルマー 「ふん。」
スフラン 「あれ?コイン君は?」
ジミー 「え!?しらねえよ。」
ビルマー 「困ったのう…まあいい。あいつは自分で来たんじゃしの。
ジミーや、コインを見たら、早く帰るよう伝えてくれ。」
ジミー 「へいへい。」
ビルマー 「ちゃんと返事せんか!」
ホイミン、スフラン、ビルマーがキメラの翼でマジンと共に去っていった。
飛び去る寸前まで、マジンは空ろな目で影のほうを見ていた。
ガダ 「何俺の後ろに隠れてんだよw」
影 「だって…」
兵士長「では、後ほど本部で。」
影 「ガダさん、第2試合は中止で、すぐマンダーVS001号戦です。準備してください。」
ガダ 「あー…なるほど。分かったぜ。」
ジミー 「俺は暫くここにいるぜ。」
待機中。
機械大戦の初期を読み返して設定を確認したり掘り起こしたりしています…
今読み返しても凄まじいの勢いでしたね…
∩▲▲∩
⊂( ゚∀゚) 彡 ……
⊂彡
おっぱ
見ようによっては、私のIDに
W
X
Y
ですよね!
おっぱが小さめデスガ…
〜ミルツ控え室〜
ノック。返事を待たずに扉が開けられる。
兵士「失礼します!ミルツ選手、トラブルが発生しました。
次の試合で大戦予定だったすたろん選手、
覆面魔人選手、お二人とも試合出場不可能となりました!
大会本部で検討の結果、第2試合は没収試合とし、
ミルツ選手は決勝進出、これから行なわれる、
マンダー選手と001号選手の勝者と戦っていただきます。」
敬礼をして、一気に話す若い兵士。
実は先ほどの戦いでミルツの闘いっぷりに惚れた口だ。
目をキラキラさせている。
落ちるです〜ノシ
〜本部〜
情報屋「やぁ、無事に来てくれたね!」
キャンドル「全然無事じゃない!途中で死にかけたし、私の唯一の武器が無くなってしまったんだぞ!」
ロン「(
>>17-19)っていうことで…まぁ助かってよかったけど。」
情報屋「ふーん、武器探しか…それもいいかな。
そんなことより、マンダーさんに伝えてこないといけないことがある。
トラブルがあって、マンダーさんの試合の1つ前の試合がナシになっちゃったんだよ。
だから、すぐマンダーさんの試合に移る。」
キャンドル「よく分からんがさっさと知らせた方がいいんだな。
よし、行くとしよう…」
〜マンダー控え室〜
情報屋「入りますよ。」
マンダー「ん?…ロンとおばけキャンドル殿もいたのか…
ああ、もしかしてロンの言っていた情報屋では?」
情報屋「まさにその通りです。
マンダーさんに本部から連絡があります。
あなたの1つ前の試合、覆面魔人VSすたろんの試合が訳あって中止になりました。
話せば長いんですが…
なので、次の試合はマンダーさんVS001号の試合となります。」
マンダー「もう私の試合だと!」
情報屋「ええ、いきなりなので戸惑うとは思いますが…よろしくお願いします。」
マンダー「むう…仕方がないか。分かりました。
えーと、ロン達は…何故ここに?」
ロン「旅から戻ってきただけだよ。」
キャンドル「そんなところだ。」
すみません、今日は顔出しだけで…
闘技場内にアナウンスが流れる。
「お待たせいたしております。
2回戦、第2試合、すたろん選手対覆面魔人選手の試合ですが、
負傷により両者とも試合続行が不可能となりました。
よって、2回戦第2試合は没収試合とし、ミルツ選手は決勝進出、
これから決勝戦のもうひとつの座をかけて、マンダー選手対001号選手の試合を始めます。
なお、2回戦第2試合の掛け金は払い戻しといたします。」
支配人「両選手負傷としておきましたよ。」
影 「こういうガチの試合ではありがちですから、それでいいと思います。」
支配人「払い戻しだの、次の試合の賭けなどに時間を取りましょう。1時間後に開始ということで。」
影 「分かりました。両選手にそれで伝えて下さい。」
(1時間って書いてますが、今日はこれで落ちるです)
皆さんお忙しいようですね…新学期とやらの影響でしょうか。
闘技場にざわめきが広がる。
次の試合の開始を告げるレフェリーとアナウンサーが闘技場に姿を現したのだ。
マイクを握るアナウンサー。
アナウンサー「レディース アーンド ジェントルメン!!
長らくお待たせいたしました!
いよいよ、2回戦最後の試合が始まります!
両選手入場です!!」
左右の通路から現れるマンダーと001号。
既に気迫充分だ。
闘技場にあがり、にらみ合う両者。
レフェリー「始め!!」
気迫のこもった顔で現れたが、マンダーは内心ちょっと困っていた。
別に試合開始が早まったことは気にしていない。
が、001号とどう戦えばいいか分からなかったのだ。
とりあえず、反対側にいる相手をしっかりと見てみる。
マンダー(001号も異世界の魔物か…
今までの戦いを見る限り、力技しか使っていないようだが。
さて…)
>ゴールドマンさん
ルールはどうしましょうかね?
とりあえずこの大会は、ミルドラース様ご提案の新ルールでやってみますか?
私はどちらでもいいですよー
144 :
あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2007/04/14(土) 11:20:42 ID:2YKB1Ek70
土曜日だし、ずいぶん下がったし、ヒマだし、新兵来るかもしれないし、ageてみよう。
〜大会本部〜
ジミー 「お、始まるな!」
影 「セッテさんはいいのですか?」
ジミー 「ああ、寝てるから試合見にきたよ。ガダのバカは?」
影 「001号さんのセコンド…っていうか、入場口からこっそり見ています。
巨人の星のお姉さんみたいな感じです。」
ジミー 「きめぇな。」
影 「まあなんというか、保護者みたいなものですからね…」
情報屋「やあ、間に合いましたね。」
影 「ご苦労様です。そちらが例の?」
情報屋「そうです。世界樹の森のロン、それにおばけキャンドルさんです。」
影 「始めまして。あやしい影です。こちらはシャーマンのジミーさん。」
ジミー 「ああ、そっちのキャンドルのことは知ってるよ。」
影 「あ、そうですか?」
ジミー 「ゴールドマンの旦那の友達だろ?機械大戦中、お互い活躍した同士だからな!」
情報屋「うん?という事は、ジミーさんは魔王軍の所属ですか?」
ジミー 「うーん、まあいまはシャーマン族全体が軍に入ったからそうなるのかな?」
影 「いや、私に聞かれても分からないですが…タブンそうじゃないですか?
ああ、ロンさんは以前エジンベアでアリアさんやジョンさんと一緒だったとか?
すみませんでしたね。私、牢屋の中だったもので……」
支配人「やれやれ…」
影 「ああ、お帰りなさいです。」
支配人「突然のスケジュール変更で大忙しですよ。」
影 「アリアさんやジョンさんは?」
支配人「例のすたろん選手に襲われかけた女の子を親御さんに連れ帰ると言ってました。」
影 「そうですか。」
ジミー 「あ、コイン探すの忘れてたわ。ま、いいか。どっかで試合見てるんだろうな。」
影 「ジミーさん…あの、コインって方、なにものですか?見慣れない姿の魔物でしたが。」
ジミー 「しらね。」
影 「そ、そうですか…」
ノンビリペースの試合だと、こういう話を挿入できるのがいいところですねw
そろそろ再度状況整理しておきましょうか。
大会第2回戦第3試合マンダーvs001号試合中
勝者が、ミルツとの決勝戦へ。
大会本部 :影、情報屋、ジミー、闘技場支配人、ロン、おばけキャンドル
医務室 :セッテ
通路 :アリア・ジョン・少女、ガダ、コイン(※それぞれ別行動)
観客席 :北部軍面々、ミルツ (※両者とも不明なので、とりあえず観客席で。
動かすのに不便な場合は無視してください。)
大会から離脱:すたろん、マジン、ホイミン、スフラン(※再度大会に顔出す予定なし。)
敗退組み :カンダタとその子分(ロマリアの牢屋)、ガラハッド(観戦中)、
オヅマ(観戦中。さいどマンダーさんたちにあわせようかなーとか思ったり思わなかったり)
武闘家A・戦士A(忘れてください)
不明 :セキ・スチュク
北部軍の5名(カイラス、ノール、まほうおばばC、デスストーカーJ、ゾンビマスター)は
観客席でひたすら観戦してます。
>新ルール
なんとなくやってみたいので、新ルール使ってやってみましょうか。
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>>146 キャンドル「シャーマンの…ジミーか。
うーむ、ゴールドマンの奴から聞いたこともあったような気がするが…」
ロン「牢屋の中って、エジンベアの牢屋ですか?
なんでまたそんなところに。」
情報屋「まぁそれはともかく、試合が気になりますね。
噂のチャンピオン001号と北部軍のマンダー。面白い戦いになりそうじゃないですか。」
キャンドル・ロン「 マ ン ダ ー ? 」
キャンドル「マンダーが大会に出てるだと?」
情報屋「あれ?そういえばまだ言ってなかったかな。」
ロン「意外と物好きだなぁ、あの人は…」
すみませんが、時間がなくて進められないです。
>ゴールドマンさん
先攻お願いします(汗
>>149の反応は少しおかしくないですか?
また体調崩して休んでます。
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>影さん
あー、確かにその前にキャンドル達は話聞いてましたね。
自分で書いたのに何故忘れてるんだ…
じゃあ
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キャンドル「シャーマンの…ジミーか。
うーむ、ゴールドマンの奴から聞いたこともあったような気がするが…」
ロン「牢屋の中って、エジンベアの牢屋ですか?
なんでまたそんなところに。」
情報屋「まぁそれはともかく、試合が気になりますね。
噂のチャンピオン001号と北部軍のマンダー。面白い戦いになりそうじゃないですか。」
キャンドル「それにしても、北部軍のエライ人がわざわざこんな大会に出るとは。
軍をほっといて大丈夫なのか?」
情報屋「バラモス軍の魔物も参加してるっていう噂があったし、大丈夫なんじゃないかな?」
ロン「噂…」
情報屋「これだけ人が集まってると、いるんだよね。そういうこと言う人が。
バラモス軍ってお祭りが好きな一面もあるみたいだから、あってもおかしくない。」
開始の声と共に疾走する001号!
勢いをつけて大地を蹴る!
ガダ「おいおい…」
なんといきなりマンダーの顔面目掛けて飛びげりである!
奇数:余裕で交わされる
偶数:飛び上がったところを撃墜される
00か55:命中
マンダー(やはり力押しか…!)
直線的な飛び蹴り。
攻撃力だけでなく素早さもウリであるマンダーにとっては大したことはなかった。
難なくかわし、隙ができた001号の背中めがけて凍り付く息を吐き出す。
奇数:クリーンヒット
偶数:勢いで遠くまで走り抜けられ、大して命中せず
22、44:避けたが転倒、もっと隙だらけに
背中にブレスを受ける001号。
痛みが走るが、表情は全くといっていいほど変わらない。
ジャンプの勢いを殺さず、更にブレスの勢いを加えて、更に加速!
そのまま闘技場の壁に向う…
壁に向かい跳躍。さらに壁を蹴る!
闘技場の壁が陥没し、付近の観客席が揺れ動く!
三角飛びで空中高く飛び上がった001号!
上空から落下の勢いと共にマンダーの背中に拳を叩き込む!
奇数:冷静に交わされる→接近状態
偶数:慌ててよける→中〜遠距離状態
01:ヒット
マンダー「……!(巨体のわりになんという素早さだ…!)」
簡単にかわせるような攻撃ではない。
矢のように速く001号から離れ、距離をとって体勢を立て直す。
床の拳が当たった部分がへこんでいる。
マンダー(大してブレスは効いていないようだな…
ならば…!)
001号をにらむマンダーの目が光る。
マンダー(ベギラゴン!
普通に吐く炎と魔法の炎は別物だ!耐えられるか?)
炎の波が広がり、001号を襲う!
奇数:大したことはない
偶数:結構効く
55:効いているが、ものすごい勢いで接近される
猛烈な火炎に流石の001号も苦悶の表情を浮かべ足を止める。
広範囲に広がった魔法の火炎…
001号は、今自分の拳が破壊した床に目を留めた。
そのうちの大きな破片…破片といっても001号の巨体をほぼ隠せる巨大な物だが…
を軽々と持上げると、姿勢を低くして、持っている岩ごと歩を進める!
ベギラゴンの炎熱がやむと同時に、持っていた床…岩石いに近い…
をマンダーに投げつけ、自分もそれを追って走る!
投げつけた岩の死角に隠れて、接近して狙うのは…マンダーの尾だ!
奇数:岩石は喰らうが、尾はつかまれない→001号のクリティカル率 普通
偶数:岩石は避けるが、尾をつかまれる→001号のクリティカル率 大変低い
ゾロ目:どちらも避ける→001号、クリティカル喰らいやすい
やはり展開が1日1ターンでは時間が係りすぎますね…
>ゴールドマンさん
明日の午前中〜昼頃なんて来られませんでしょうか?
出来れば時間を決めて落ち合って、ざざざっと進めたいですね。
考えてみると、私の出現時間が限られるために皆さんにご迷惑かけていますね…イゼンカラ
申し訳ないです…とは言え出現時間はかえられない周辺環境でして…
ちょっと分かりにくいかな・・・
>>156の選択肢は、次のマンダーのターンで
001号がマンダーの攻撃の直撃の喰らいやさが上から中、低、高ということです。
選択肢作製の参考にしてください。
もちろん、無視してもいいですw
明日の午前中……は残念ですが、高校の土曜講習というものが入っていて参加できないのです。
昼には帰ってくるので、午後ならなんとかなりそうですが。
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>>156 マンダー(岩!?)
気付いた時には岩──もとい床がまともに当たっていた。
強い衝撃を全身で受けるマンダー。
マンダー(くっ、どこからこんな岩が……
…急所を狙う気だな!)
岩のあとから伸びてくる手をかわすと、目の前にいる001号に向けて再びベギラゴンを放つ。
奇数:命中
偶数:命中するが、しぶとく反撃される
秒数の1の位が7:クリティカルヒット
参上。むう、ゴールドマンさんにはあえそうもないですナ。
適当にあちこち動かしますかね…
001号「!!!」
捕まえに行った手が、虚しく宙を掴む。
そこに再びのベギラゴン!
1発目のベギラゴンを喰らったため、体のあちこちに火傷ができ、
煙がプスプスと上がる001号に再び猛烈な熱波が襲い掛かる!
(ギラ系って、熱でいいんですかね…炎説や、雷説までありますよねw)
001号「むがあああああ!!!」
この試合初めて001号が吼える!
だがそれは苦痛のためではない!
機械と呪術の落とし子…戦うために生まれてきた001号にとって、
戦いの中での痛みはむしろ生きている証であり、喜びですらある。
雄叫びと共に某ゲームのダブルラリアットの要領で体を回転させる001号。
なんと、高速の回転が魔法の炎を散らしてしまった!!
ガダ「001号に同じ攻撃を続けてやるなんて無駄な事だぜ!」
ガダのどこかで聞いたような説明台詞を受けつつ、
001号は剣状になっている左手を、マンダーの頭上に振り落とした!
奇数:やはり避けられる
偶数:頭部直撃は避けるが、胴体を斬られる(斬られ具合は任せます)
01:刀が眉間にめり込む…
刀身になっているのって、左手でよかったっけ…
>影さん
確か左手でいい…と思います。
----------------------------
ベギラゴンを払いのけた時点で、次の動きがある程度読めていたマンダー。
左手をとっさにかわす。
マンダー(あれほど攻撃を受けても耐えるか…
ベギラゴンでも大した決め手にはなっていないのか?
力技は危険なのだが、仕方あるまい!)
攻撃の動作が終わらないうちに、自分の尻尾を001号の頭めがけて強く振る。
奇数:避けられる
偶数:とりあえず当たる
30:かいしんの いちげき!
ムチのような尻尾が頭に向ってくる!
001号は自ら一歩踏み込んだ!
やや斜めに踏み込むことで、真直ぐに落ちてきたマンダーの尾は、
001号の左肩を激しく打った!
バシン!という肉を打つ音が闘技場に響く…
弓矢も跳ね返す001号の強靭な筋肉と皮膚だが、
上位竜族の鱗に包まれた尾の一撃で、皮膚は裂かれ、地が滴る…
だが、この痛みは予想の範囲内。自ら踏み込んで喰らった攻撃である。
全く体勢を崩すことなく、踏み込んだ動作からの自然なつながりで、
マンダーの左手を001号の右手が掴んだ!
さらに、接近したことでマンダーの目に、001号のモヒカにチャージされ始めた
電撃のスパークが写った!
偶数:そのまま床に叩きつける(ダメージ中)
奇数:引き寄せて噛み付く(ダメージ小)
01 :鈍い音と共に、腕が折られる…
(電撃チャージ中です。まあ、ライデイン程度ですが…)
〜医務室〜
セッテ「う…」
呻き声。
セッテ「う…うーんよく寝たw」
伸びをして目を覚ますセッテ。
セッテ「あたっ!」
途端に腰に走る痛み。
セッテ「??おかしいな…打撃そのものは喰らってないのに…」
と口に出してつぶやいた所で、自分の体の異変に気づく。
声がしわがれている。全身に力が入らない。
視界が何となくぼやけている…
腕を見おろす…
セッテ「ああ…」
溜息のような声が漏れる。
続けて前髪をつまんで、目の前に持ってくる。
骨ばってかさかさになった腕。白髪。
セッテ「無茶しすぎたか・・・」
未完成の大呪文に、体に負荷がかかりすぎたのだろう。
本来の…80歳の人間の姿に戻ってしまっている。
セッテ「参ったなぁ…みんなにこんな姿見られちゃったのかな…」
ボソボソと呟き、ローブのフードを深くかぶる。
ベッドの脇に自分の賢者の杖が立てかけてある。
持ってきてはいたが、先ほどの試合には持っていかなかったものだ。
セッテ「誰もいないのか…どうしようかな…ジミー君はどこかな?」
杖を杖代わりに使って立ち上がる…
セッテ「いや、本来こういうものだよね杖って…」
苦笑しながら部屋を見回す。
ちょっと見回す動作だけでも億劫だ。
首がひょいひょい廻らないので、肩から腰から廻す事になる。
セッテ「うーん、これじゃあ暫くは動けないな…参ったな…」
ヘル君たちに動きがあってもサポートできないなぁ…と、これは声に出さずに思う。
セッテ「どうしようかな…ジミー君を探しに行こうかな…」
よたよたとした足取りでドアに向う。
と、ドアが開き、女性の僧侶が入って来た。
アリア「セッテ様!起きて大丈夫なのですか?」
セッテ「やあ、えー…えー…アリアサン?」
アリア「はい!お久しぶりです。」
セッテ「うんうん。暫くだね。あれ?なんでここにいるの?」
アリア「回復係として参加しています。」
セッテ「そう。あ、じゃあ僕の介抱も?」
アリア「ええ。私とジミーさんで。」
セッテ「ああ、彼に会ったのか。どこにいるかな?」
アリア「呼んできましょうか?」
セッテ「いや、自分で行くよ。試合も見たいしね。」
アリア「大丈夫ですか?ジミーさんは本部にいますけど・・・」
セッテ「大丈夫だよ!…………………
………………………………………………………
本部ってどう行くんだっけ??」
アリア「…ご案内いたします。」
「まずい」とは思ったが、遅かった。
001号の怪力で床に思いきり叩き付けられるマンダー。
痛みに耐えながら距離を取り、瞬時に状況を判断する。
───あの瞬間、確かに001号の頭に稲妻のようなものが見えた。
やはり力技だけではなかったか。
しかし、あれこれ試してみても001号にとっては決定打ではないらしい。
このままでは勝利は見えてこない───
覚悟を決めた。
遠くから攻撃しても効果はない。ならば懐に飛び込み、さんざん暴れてやろう。
相手もすぐ稲妻か何かを放ってくるだろうが、耐え抜いて接近する自信はある。
問題は稲妻ではなく、その後の反撃にどれだけ耐えられるか…
とにかく、このまま相手を睨んでいても状況は動かない!
近づけばボコボコにされるが、近づかないと倒せない。
まったく大した相手だ、と思いながら行動に移る。
マンダーはベギラゴンを唱えて辺りを火の海にしつつ、001号に突っ込んでいく。
奇数:尻尾叩き→噛みつく→噛みついたまま激しい炎 までヒット
偶数:尻尾叩き→噛みつく までヒットするが激しい炎はクリーンヒットせず
-------------------------------
そろそろ終幕近いかな?
一旦、距離を取ったマンダーが、空中で巨躯をくねらせて再び踊りかかってくるのを、
001号は冷静に目で追っていた。
全身に中〜軽度の火傷、左肩から背中にかけて血を滴らせつつ、
その闘志は全く揺るがない。
001号「ぬがあああああ!!!!」
天を睨み、雄叫びをあげル001号。
全身の筋肉が盛り上がる。
雄叫びを上げつつ001号が突進!
横殴りに払われるマンダーの尾がわき腹に炸裂!
やや体勢を崩しながらも、更に前に出る001号。
続けて繰り出されるマンダーの牙を、左腕で受ける!
構わずにそのままタックル!首の下のあたりに肩を思い切り叩きつける!
噛み付かれている左腕の肉が千切れ、裂けていく…が、ものともしない!
斜め下から突き上げる形のタックルで、
両者の体が宙へ…眼下を火炎が駆け抜けていく。
もみ合うように地面に落ちる両者。
3の倍数:001号が上になり、強烈なパンチを(ダメージ・中)
01:もみ合いの接近状態で001号の雷撃発射(ダメージ・大)
それ以外:両者受身取れずに床にぶつかり、やや離れる。
ガダ「…くそ、また外したか…」
当たれば大ダメージを与えられる001号だが、いかんせん大振りの攻撃はマンダーほどの相手となると
なかなか当てさせてもらえない。
ガダ「強いぜあの飛龍…」
自分で001号に当たる組み合わせにしたものの、後悔しているガダ。
ガダ「不味いな…いくら001号でも、ダメージが大きすぎるぜ・・・」
これ以上くらい続けたら・・・
いかに機械と呪術―アンデッドモンスター製造用の呪術だ―の合いの子である
001号でも、耐えられる限界はある。
001号「ぬがああああ!!」
001号の吼え声が場内に響き渡る。
ガダ「まだだ…あの目ならまだ大丈夫だ…頑張れ、001号。」
173 :
携帯みーちん:2007/04/26(木) 13:09:21 ID:Ktz/xDJzO
>>134 「……フン、用はそれだけか?失せろ」
底冷えのするミルツの眼光に射竦められ、兵士は慌てて部屋を出ていった。
(来客があってはろくに覆面も取り替えられないしな)
覆面を新しい物に交換し、傷んだ義手に油を注してネジを締める。
(まあ、こんくらいならとりあえず最後まではもつだろ)
決勝まで、まだ少し時間がありそうだ。
ミルツは椅子に腰を下ろすと、深い瞑想に入った。
───あれだけ当てても全く動きを止めないとは!
上に001号がいるが、体が思うように動かない。
拳がマンダーの体に叩き付けられる。
マンダー「ぐおっ…!」
あちこち骨が折れたような気がした。
次に来るのは稲妻か?離れなくては……いや、たとえ離れても
このダメージでは稲妻を避けられないだろう。
攻撃を受ける前なら耐えられただろうが、これでは耐えられる保証もない。
ならば私が選ぶはただ一つ…
今、目の前には001号がいる。
消耗戦に持ち込むより、一撃に賭ける…!
マンダーは最後の力を振り絞り、残りの魔力を全て使って
ほぼ密着状態の001号にベギラゴンを放った!
(選択肢はつけません)
>ゴールドマンさん
あー、そうか、すみません。
3の倍数は、秒の下二桁に対してなので、この場合43ですから、
選択してしては「その他」になるつもりだったのですが…
うーん、このまま続けてもいいですが…
変更します?
>ゴールドマンさん
大広間本編スレに、
>>174の場合の続き書いておきました。
面倒でしたらこれで終わりにしちゃってもOKです。
もう少し続けてももちろんいいですが。
本編スレの展開でよければ、転載+対応レス願います。
大広間にいますので。
御用の方は呼びつけてください。
ナカナカ気づかないかもしれませんが…
落ちるですノシ
なんと、ここでゴールドマンさんがまたもや規制…
大広間から転載いたします。
炎に包まれる001号…が、鬼の形相は、
皮膚がただれ、肉が燻りつつも闘志…
目の前の敵を倒すことのみに集中し、
いささかの揺るぎも現れない。
炎の中で瞬く間に燃え尽きてしまいそうなモヒカンだが、
なぜか1本たりとも炎に侵されていない!
001号「がああああ!!」
咆哮と共に、電撃が放たれる!
001号の体内で増幅された電撃は…
001号の左手の刀に集まった!!
001号「ぬううううがあああああああ!!!!!!」
左腕は、尻尾を肩口に受け、更に先ほど牙に引き裂かれ、
ボロボロの状態である!
痛みを無視できる001号だが、本来のパワーが出せるわけはない…
それを補うべく右手で左腕をつかむ001号!
超パワーによる稲妻斬りだ!!
名前:ゴールドマン@規制 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2007/04/27(金) 20:05:45
マンダーは地面に倒れこんでいる。
魔力は使い果たした。電撃はまだのようだ。
炎の中、001号と電気を帯びた鋭い刀が見える。稲妻切りか。
あれをまともに受けたら私はどうなる?
密着状態でのベギラゴンや激しい炎。
そこら辺の魔物なら生きていないであろう攻撃をかけていたはずだが、001号は生きている。
もともと理性があるとは思えない相手だ。
ここまで来たら、001号はきっと私を殺すだろう。
試合の結果はどうあれ、死ぬのはごめんだ。
名前:ゴールドマン@規制 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2007/04/27(金) 20:33:01
その思いで、ほとんど無意識にマンダーは矢のように飛び出した。
刀が振り下ろされる前に、001号に体当たりをかけたのだ。
バランスを崩し、よろめく001号。
再びマンダーの方を見て、狙いを定めようとする。
しかし、001号が攻撃するまでもない。
マンダーは、001号から少し離れたあたりに倒れていた。
どうやら私は生きているようだな……これで安心……
……カイラスやノール達はちゃんと見ていただろうか?
全力でぶつかり合うとは…こういうことを言うのだぞ…
マンダーは動かない。
格闘場に「勝者、001号!」の声が響き渡る。
名前:ゴールドマン@規制 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2007/04/27(金) 20:44:39
救護班は長めの担架を用意したようだが、縦に長いマンダーはそれでも入りきらなかった。
尻尾を引きずりながら、救護班とマンダーが格闘場の奥に消えていく…
---------------
〜観客席〜
両者の健闘を称える歓声の中、うなだれる5名。
最初に顔を上げたのはデスストーカーJだ。
デスJ「確かに001号には勝てなかった。
しかし、軍団長!
軍団長なりの戦い方、見せていただきました…!」
---------------
〜本部〜
ロン「マンダー…」
キャンドル「負けたのか…だが、北部軍のリーダーに恥じない戦いだったと思うぞ!私は!」
情報屋「僕もそう思います。………って、こんなところで話してる場合じゃない!
ちょっと医務室行ってきます。いいですよね、影さん?」
影 「ええ、構いませんよ」
影が返事すると同時に後ろから声がした。
セッテ「ああ、ちょうど最後だけ見れたか。」
ジミー「お、旦那!大丈夫かよ!」
ジョン「セッテ様!ご無沙汰しております!」
セッテ「…カッコ悪いところを見られたね…」
フードを目深にかぶっているためセッテの表情は見えないが、
苦笑しているようだ。
ジョン「いえ、流石セッテ様でした!」
ジミー「そうだよ!ありゃ相手が悪いぜ…」
セッテ「ジミー君、あのミルツって…」
ジミー「…あとで。」
セッテ「分かった・・・影さん、何隠れてるんだいw?」
影 「え!?べべべ、別に隠れてないですよ。はっはっは。」
アリア「なんか、影さんってアッチコッチで義理を欠いているみたいね。」
影 「そ、そんなことないです!ちょっとバツが悪いだけです。」
ジミー「似たようなもんだ。」
セッテ「ふむ、酷い戦いだったようだね…」
血だらけの001号が、ガダにもたれかかるように退場していく。
ジミー「最後の…あれ、威力は低いけど稲妻斬りっていうか、ギガブレイクっぽかったな…」
セッテ「うん。両手使ったのは左手負傷している為だろうけど、結果それっぽい技になったね。」
ジミー「つったって、あんな大技、まあまだ未完成だけど、あの状態でだすかね?」
セッテ「うん…もっと経験を積んだら恐ろしい選手になるだろうね…」
戦闘の話になるとちょっとこの2人にはついていけない影、ジョン、アリア、情報屋は、
黙って2人の会話を聞いている。
セッテ「マンダーってサラマンダー君は強いよ。
試合は001号君が勝ったけど、決してマンダー君が001号より弱いワケじゃない。」
ジミー「最後だけ見てよく分かるなw」
ジョン「セッテ様が大賢者といわれるゆえんは、単に魔法が強いだけじゃないですよ。」
アリア「そうですよ!戦闘での強さなんて、大賢者の一面に過ぎないです。
ジミー「わあってるよw」
セッテ「なんか、持上げられたような、慰められたような…」
ジミー「しかしなぁ、左手が万全で今の攻撃だったら、あの飛龍避けられなくて死んでたかもよ。?」
セッテ「001号君は、次の試合の事など考えていない。
自分の体が壊れる事すらなんとも思っていない。
その辺が…なんと言うか…そう、常識の中で生きているマンダー君と違う所だね。」
ジミー「なるほどな。そりゃ勝てねえよな…実力が圧倒的に違うならともかく。
でも、タイマンで勝つのは001号でも、早死にするのも001号だなw」
セッテ「そうだねぇ…誰かがちゃんとした戦いを教えてあげないとねぇ…」
戦闘の話が一段落すると、セッテは椅子に倒れこむように座る。
息が荒い。
アリア「大丈夫ですか?」
セッテ「イヤだねぇ、年取るってのは…」
ジミー「どうなんよ?どのくらいしたら魔力戻るのよ?」
セッテ「そうだな…アープの自分の部屋で瞑想すれば…2ヶ月くらいで戻るよ。」
ジミー「そんな係るんかよ!!」
ジ・ア・影・情「!!!」
セッテ「大分無理しちゃったからね…
もっと、魔力を高めやすい場所に行ければともかく、そう簡単にはいかないさ。」
情報屋「魔力を高めやすいというと?」
セッテ「そうだなぁ…ネクロゴンドもいいけど、やっぱり霊地・世界樹だろうね・・・
ま、どっちも魔物の本拠地だから、瞑想どころじゃないけどw」
ほす
書けるかな
というわけで、本編スレに書いておいたのを自分で転載。
-------------------------------------
>>185 情報屋「んー、でも世界樹なら瞑想させてもらえる可能性はあると思いますよ。
例によって北部軍の魔物は人間に寛容ですし、大賢者ともなれば…
あ、そういうわけで医務室行ってきます。北部軍の事はその後で。」
--------------
〜医務室〜
観客席の5人と、ロン・おばけキャンドルがまとめて医務室に入ってくる。
デスJ「軍団長!!」
カイラス「マンダーさん!」
キャンドル「おい、マンダーは大丈夫か!」
ロン「まったく、無茶して!」
ノール「もちろん生きてますよね!?」
おばばC「ケガの程度は?」
ゾンビマスター「マンダーさん!って、ロン君もいたのか…」
〜世界樹〜
フロスト「バラモス軍の士官は通信機を持っているんだったな。」
スノードラゴン「そうみたいですけど、いきなりどうしたんですか?」
フロスト「いや、そういうのをマンダー達が持っていれば
大会の様子がすぐ聞けたかと思って…」
ミミック「そんなの要らないっスよ。
マンダーさん達が戻ってくるまで待つのが一番でス。」
フロスト「私としては、早くマンダー達の活躍が知りたいんだが。
まぁ気長に待つのも悪くはない…か。
グランツがいないようだが、どこに行った?」
スノードラゴン「彼なら、呪文を練習しに精鋭部隊の所に行きましたよ。
隊長がいなくて暇だと言っていましたし、ちょうどいいんじゃないですか?」
フロスト「呪文なら私でもミミックでも教えられるんだけどな…」
ミミック「ワシなんかが教えたら、補助呪文しかできない爆弾岩になっちゃいまスよ。」
ついでに、まだ作ってなかったのでフロストギズモとグランツの紹介。
---------------------
【フロストギズモ】
北部軍参謀の巨大なフロストギズモ。
昔から消火部隊を率いて森の安全を守ってきた。
戦闘能力は、普通のフロストギズモよりかなり高い。
大量の(通常サイズの)フロストギズモに分裂する能力を持ち、
戦闘能力を下げる代わりに消火効率を大幅に上げることができる。
呪文、特技:凍える吹雪、輝く息、マヒャド、分裂
ロットの時代に参謀として常に色々な面で丁寧に対応していたマンダーだが、
フロストギズモの場合は、部下でありながらロットやマンダーと対等に話したり
余裕をかましながらマンダーの命令をホイホイと実行するなど、
肩書きは同じでも性格が相当違っている。
結構長いこと生きているはずだが(設定上はロットより30〜50歳年下)、まだまだ健在である。
【グランツ】
世界樹の森で行われたバラモス軍戦勝祭の時に、生まれて転がり落ちてきた爆弾岩。
ロットほどではないが通常の爆弾岩よりも大きく、
転がってきた時のパワーで樹を数本なぎ倒した。
先輩のミミックや、フロストギズモ・マンダーから色々と教えを受け
早くも北部軍に入る意志を持っている。
呪文が全く使えないため、まずは呪文を覚えることが課題。
特技:体当たり、メガンテ(例によって使うことはない)
192 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/02(水) 20:54:29 ID:7Y9b6WE6O
193 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/03(木) 09:46:22 ID:U1rb4puoO
ふう、やっと戻って来れました。
進めなくてはいけませんね…
>>192さん
なんと!?バラモス様がそんなところに!?
むう…球技をたしなまれるヒマが合ったらお城に戻って欲しいですね…
しかし…モシャスにしては名前がおかしいですね…バの字が…
あ、FC版ですかね!?
>>193さん
続報でありますか。監督業はバラモス様にピッタリといえますが…
まさか、バラモス様の采配に文句はないですよね!?
196 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/03(木) 15:47:07 ID:U1rb4puoO
>>196さん
ふむ、また続報ですか。
バラモス様を映画化…なんて恐れ多い…
どんな役者がバラモス様役をやるのでしょうね。
下手な演技をすると、恋人ともども動物に変えられてしまいますよ。
お手数ですが、なるべく下げてくださるとありがたいです。
>>188 影 「はい、行ってらっしゃい。」
ジミー「観客大移動も始まったぞ。」
ジョン 「決勝戦の賭けに行くわけですね…」
セッテ「へぇ〜…(イレギュラーズとしては、あまり魔物と馴れ合うのも不味いかな…)
考えておくよ。情報ありがとう情報屋君w」
(情報屋去る)
支配人「さあ!いよいよ決勝戦ですな!」
影 「表彰式と閉会式の準備もそろそろ始めましょう。」
支配人「そうですな。では、警備隊と実行委員に伝えてきます。」
(支配人去る)
ジミー 「旦那はどうするんだい?」
セッテ 「もちろん決勝戦も見るよ。それまでは…寝てようかな…ジミー君も見ていくだろ?」
ジミー 「ああ!もちだぜ!
あ!!!しまった!コインの事忘れてた!!」
セッテ 「え!?」
ジミー 「ああ、旦那はしらねえかな…魔王軍の秘書室の新入りだよ。
ビルマーの旦那から伝言頼まれているんだった。
影 「ジミーさん…あのコインってかた、どんな魔物なんです?異世界からですか?」
ジミー 「しらね。なんで?」
影 「はぁ。ちょっと気になって………どこかで会ったような。」
ジミー 「ふーん。」
セッテ 「 (ヘル君、やっぱり来てたのか…影サンと会ったんだね…探しに行こうかな…)
ジミー君ぶらつくなら僕も一緒に行こうかな。」
ジミー 「ぶらつくんじゃないけどなw 休んでたほうがいいんじゃねぇの?」
アリア 「そうですよ、セッテ様。」
兵士 「失礼します!アリアさん、001号選手の怪我が酷くて、手が足りません。
001号選手の控え室までおいで願えますか?」
アリア「あ、分かりました。」
(アリア去る)
セッテ 「あの怪我治すのは大変だろうな…」
ジミー 「あんな無茶な戦法じゃなぁ…」
影 (むう、セッテ、ジミー、ジョンと、嫌なのが残りましたね…)
ジョン 「あの001号というのも凄いですが、やはりセッテ様を破った
ミルツ選手が有利じゃないですかね。」
セッテ 「凄いよねー彼。そうだった。ミルツってひとのこと聞こうと思って
ジミー君を探していたんだった。」
ジミー 「え!?俺?ななな、なんで俺に聞くんだよ(汗!」
セッテ 「だってあれ…人間じゃないだろ?」
ジョン 「やはり…私も変だと思いました。あれほどの手練の者が、
無名でいるハズないですよね。」
ジミー 「知らないよー。」
セッテ 「…大体の見当はついているんだけどね。」
ジミー 「ぇ…」
セッテ 「えー……と。
なんだっけ??」
ジミー 「おいw」
セッテ 「み、みみみ…みん みな みろ …あれ??」
ジミー 「大丈夫かよw」
セッテ 「……年は取りたくない…ゴホゴホ…」
ジ・ジョ・影 (汗
200を取っておきますか。
連休ですが、誰かきませんかね…
〜001号控え室〜
アリア 「失礼しま…す…」
部屋を入って、立ちすくむアリア。
他の回復係が、遠巻きに001号を取り囲んでいる。
回復呪文をかけたりしたいのだが、近づけないのだ。
ガダも困り顔で001号の脇に経っている。
001号は…椅子に座り、目の前のテーブルに山盛りになった食事を食べていた。
両手で料理を掴み、殆ど噛まずに次々と飲み込んでいく。
丸ごとのチキンが、一抱えもある魚が、ブタの丸焼きが、切っていないスイカが、
次々と001号の胃袋に収まっていく。
先についていた回復係は、もはや呆れるのを通り越して、
漫画チックな食事風景を感嘆の面持ちで眺めている。
アリア 「あの…」
ガダ 「ああ、すまねぇな。とりあえず腹一杯になるまで待ってくれ。」
座っている001号の足元には血溜まりができている。
が、食事をしている001号の体は…もちろん怪我だらけではあるが、
アリアがざっと見たところ、予想したほど深い怪我はしていないようだ。
流れる血も、火傷の跡も、試合を見ていた様子ではもっともっと深い怪我に見えたが…
首を傾げながら部屋に入るアリア。
「怪我の具合が、予想外に軽いでしょう?」
回復係の1人が、アリアに話し掛けてきた。
アリア「ええ…もっと大怪我だと思ってました。」
「大怪我だったんです。食事をしているうちに見る見る治ってきているのです…」
アリア「魔物の中には、自動回復ができるものがいると聞きましたが…」
ガダ 「自動回復ってのは、戦闘中でもどんどん回復しちまうやつだから、
それとはちょっと違うな。
でも、以前はこんなに速く回復しなかった。
正直言ってこいつにどんな能力が眠っているか謎なんだ。
もっとレベルが上がれば、本当の自動回復も始めちまうかも…」
ガダが呟くようにそう言った。
アリア 「しかし、決勝戦までに万全体調にするには、やはり手当てしないと。」
ガダ 「ああ。メシの後にしてくれ。いま止めると、あんたを喰っちまいかねないぜ。」
アリアがやや青ざめた顔で001号を見る。
第一試合、第二試合の凄惨な戦い振りは目に焼き付いている。
加えてこの獣のような食欲…
アリア 「でも…」
ガダ 「??なんだい?」
アリア 「いえ…」
食事をする001号の目を注視するアリア。
アリア (でも…
恐ろしい魔物とは思えない…
まるで、無邪気な子供みたいな目…)
>>188 来るのを待っていたとばかりに、マンダーが起き上がる。
体には無数の傷が残っているが…
マンダー「私は大丈夫だ。
救護班のおかげで動けるようにはなってるからな。」
救護係「そんなに一気に入ってこないでください!
選手はまだ安静にしてないと…」
マンダー「まあまあ…心配はいらん。
そんなことより、私は次の試合が見たい。」
キャンドル「本当に平気なのか?」
救護係「平気なわけありませんよ。骨が折れてるんですから…」
マンダー「あんまり動かさないようにすればいいのだろう?」
救護係「…………」
マンダー「私だってそれぐらいはできる。
さぁ、観客席に行くぞ!」
救護係「うーん…回復呪文を唱えられる人はいますか?」
おばばC「私ができます。」
救護係「では、観客席にいる間、マンダー選手を頼みます。
まだ本当はここにいないといけないんですから…」
おばばC「分かりました。
軍団長なら大丈夫だと思いますけどね。」
〜医務室前〜
情報屋「マンダーさん!?もう大丈夫なんですか?」
マンダー「いや、救護班がおまけしてくれたとでも言いますか…
とにかく、次の試合が見たいんですよ。
ミルツという男と001号の頂上決戦が。」
情報屋「本当に平気ですか?」
デスJ「大丈夫です。我らが軍団長ですから。」
(観客席への通路を進みながら)
情報屋「(さすがに軍を率いる魔物はタフさが違うなぁ…)
ところで、そのミルツという奴ですけど、僕の推測では
魔王か何かじゃないかと思うんです。」
マンダー「実は、そうかもしれないと私も思ったんですが、
魔王がこのような場所に簡単に現れるようなことはないのでは?」
キャンドル「可能性は十分ある。
現に、魔王が一人ここにいるんだからな。」
ロン「キャンドルは魔王じゃなくて、単なる『物質系の魔物の王』だろ?」
キャンドル「そういうのを魔王と呼ぶんだよ!!
この世界は本当に何が起こるか分からないところだ。
私のような異世界の魔王が、他にもいるかもしれないぞ。」
カイラス「もしそれが本当だったら恐ろしい話ですけどね。
ダークマターさんみたいに、この世界を気に入るような魔王ばかりじゃないはずですし。」
とりあえず私が動かす所はもうないですかね…
では、ミルドラース様と今度出会え次第、決勝戦を開始しましょう。
今いますよ
落ちてましたよw
30分ほど待機しているです。
決勝戦に備えて、あれこれ資料を集めています。
どんな戦い方をしようかな…
今日はこれにて。
〜観客席〜
最初はほぼ満席だった観客席だが、
ミルツ対セッテの闘いが終わってから少し減ったままだ。
おそらく、ケガをした観客が帰ったり医務室で手当てを受けたりしているからなのだろう。
マンダー「どうやら座れそうだな。」
ノール「並んで座るには1人分足りないみたいですけど…」
キャンドル「ああ、私は別に構わんぞ。ロンの上に座る。」
ロン「最近、俺って上に乗るためのモノになってないか?」
キャンドル「そうか?まぁ気にするな。」
情報屋(こいつら、いつのまにか名コンビになってるような…)
格闘場には誰も入場していない。
が、ところどころに血の跡が見える。
デスJ「もしかして、あの血は001号のでは?」
マンダー「そうかもしれん…闘っている時は全然気づかなかったが、
やはり相当傷を負っているようだな。」
おばばC「魔王かもしれない者が相手なのに、大丈夫ですかね。」
賭けに行っている観客も、自分の座っている場所に荷物を置いて「場所取り」している。
空いているところに移動するマンダー達。
デスJ「ところで、おばけキャンドル殿。
いつも持っていたあのナイフが無いようですが。」
ロン「実は(
>>17-19)っていうことでさ…」
デスJ「ほう…それで今度は武器探しをするということですか。」
キャンドル「しかし、私に合うサイズの武器を売っている所などあるはずがない。
困ったものだ。」
デスJ「それなら、世界樹の森に物置があります。
その中に私の武器も入っているはずですから、そこで探してみては?」
情報屋「世界樹の森で思い出した…
北部軍の方に、ちょっと相談したいことがあるんです。」
マンダー「?」
情報屋「先の闘いでセッテさんは魔力を使い果たし、弱っているんです。
魔力を高めやすい世界樹で瞑想すれば結構早く回復できるとのことですが、
どうでしょう。しばらく、セッテさんに世界樹で過ごしてもらうことはできませんか?」
マンダー「北部軍としては全く問題ありません。
人間の大賢者というなら、森の魔物もきっと許すでしょう。
詳しいことを我々が説明しておくこともできますし。」
情報屋「ありがとうございます…
あとでセッテさんに伝えておこう。」
ゾンビマスター「で、次の試合はいつ?」
おばばC「もうすぐ始まると思いますけどね。」
※闘技場整備中※
現在、これまでの試合により痛んだ闘技場の修復作業をしております。
ご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ちください。
影 「あー。この待ち時間でスフランさんに歌ってもらいたかったな…」
ジミー「まだいってんのかよw」
セッテ「アッサラームから踊り子呼んでくれば良かったのに。」
影 「迂闊でした。」
ジミー「終わったらみんなで見に行こうぜw」
ジョン「みなさん・・・(汗笑」
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* * * * (
::::::::::::: !!| | |!! ::::::::::::::::::::::::: ) ヒルルルルル・・・・・・・・・・
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アナウンサー「かつて、これほどまでにロマリアに人が…
いや、人と魔物が集まった事があったでしょうか?
これほど私達の血を沸き立たせてくれる大会があったでしょうか?
掛け値無しの世界の最高レベルの強者達の祭典。
その優勝者に『世界最強』の称号を贈る事に躊躇するものは、
もはやこの闘技場内にいないと確信します!
暮れ行く晴天の空の下、壮絶な試合を勝ち抜いた2人の戦士が入場いたします。
いよいよ!
ロマリア闘技場初の人間・魔物無差別最強決定大会!決勝戦です!!!」
「右コーナーから入場するのは…
突如として現れ、予選をトップで通過した無名の戦士!!!
人か?魔物か?覆面のしたの素顔は謎に包まれたまま!!
1回戦を…そしてなんとあの大賢者セッテを圧倒的なパワーで破った男!!!!
ミ ル ツ !!!」
客席から闘技場を揺るがせて、ミルツコールが沸き起こる。
ミルツ!ミルツ!
満足げに口元に笑みを浮かべつつ闘技場中央に歩みを進めるミルツ。
その足取りは連戦の疲れを全く見せない。
体から立ち上るのは…風格。
眼には見えないが、ミルツの体から発散されるその「格」と言うべき物に、
見つめる群集は…反対の通路に控えるガダも思わず息を飲む。
ガダ 「001号。何も考えるな…楽しんで来い。」
ガダを見下ろし、無邪気な微笑を浮かべて頷くと、
001号はアナウンサーのコールも待たずに走り出す。
「左コーナーより…おっと!沸き立つ闘志に溜まらず走り出してきました!
常識ハズレの戦い振りで1回戦2回戦を勝ち抜いた!
そのパワーは、荒ぶる海のように、巻き起こる竜巻のように、
暴れだしたが最後、何者もとどめる事はできない!
ロマリア闘技場の新チャンプ!
001号!!!」
001号「ぬがああああああああ!!!!!!」
闘技場に登った001号が、ずしんと足を踏みしめ、雄叫びを上げる!
その一声で、観客席の9割は驚き慄いた!
レフェリーが咆哮の起こす風で尻餅を突き、ミルツのはるか後方…
闘技場の観客席の更に上にある旗までかすかにはためいたように思える。
だが、ミルツはやはり口元にうっすらと笑いを浮かべたまま微動だにしない。
鼻息も荒く睨みつける001号。
〜大会本部〜
影 「いよいよですね。」
支配人「この試合の賭けの倍率は、ミルツ選手が1.5倍、
001号選手は3.8倍となりました。
1試合の売上高としては当闘技場の新記録ですウハウハ!」
ジミー 「おー、大分倍率差がでたね〜。」
セッテ 「もっとついてもいいくらいだけどね。」
ジミー 「一般客からみたら、どっちもめちゃくちゃな強さだからなぁw」
セッテ 「この席は良く見えるねー。」
影 「そうですねw」
影 (この2人、実行委員以外立ち入り禁止の本部なのに居座る気ですね(苦笑))
ジョン 「アリアさんもおっつけ戻ってくるでしょうね。
そう言えば、001号選手…前の試合のダメージは残ってないように見えますね。」
セッテ 「だね。回復係も優秀なんだろうけど、カレの体力は凄いね。」
影 「情報屋さんも戻ってくるかな?それとも客席にでも行ったかな?」
情報屋「セッテさんに伝えるなら今の方がいいか。
今ならセッテさんは場所を移動しないでいるだろうし。
何より、本部から見るとまた臨場感が違うんだよね…」
ロン「ずるいぞ!」
情報屋「ロンとキャンドルはさっきまで本部で見てたじゃん。
じゃ、僕は本部に行くかな。」
花火とアナウンスが入り、両者が入場。
熱狂する観客席(と北部軍の面々)の中で、
マンダーは001号を、おばけキャンドルはミルツをじっと見ていた。
「小僧、よくぞここまで来た。……死なねえ程度に殺してやろう」
マンダー(見事に001号は回復している…
やはりチャンピオン恐るべし。
とにかく、回復したんだったら心配はいらないようだ。
持ち前の根性で優勝してみせろ!)
キャンドル(種族は分からんが、あの気迫…間違いなく魔王だな。
見せてもらおうか、よその魔王の実力を!)
おばばC「それにしても元気ですねぇ、001号は。」
ゾンビマスター「よく短時間で簡単に回復できるもんですな。
ああいう化け物がいるとは、世界は広いですね。」
〜本部〜
情報屋が かけこんできた!
情報屋「始まりましたね!
それからセッテさん、朗報ですよ。
世界樹の事を話したら、マンダーさんが快くOKしてくれました。」
--------------------------------
〜観客席〜
ノール「この戦い、どうなるんですかね…」
デスJ「想像もつきません。まぁ、想像つかない戦いだから楽しいんですが。」
∩▲▲∩
⊂( ゚∀゚) 彡 決勝!おっぱい!
⊂彡
しばし待機しています。長くは居られないのですが…
>ミルドラース様
戦いの方式で御希望ありますか?
セッテ戦で新方式でしたので、従来のやり方でも結構ですよー
きょうはここまでw
全部新方式でやるとぶっちゃけだれるし、面倒だな。
個人的には、大きく戦況が変わる場合のみ時刻判定を使って
後は個々人に任せるってのを提案したいんだが……
異存ございません。
午後また来ますです。
大広間にいますので。
mixi中毒のみーちん参上
ではおっぱじめますか!
∩▲▲∩
⊂( ゚∀゚) 彡 おっぱ!じめる!
⊂彡
気合入ってますね!
では、次のミルドラース様の書き込み時間の秒が、
偶数だったらミルドラース様先攻、
奇数だったら私が先攻で。
先攻だそうだ。
しばし待て
なんだこりゃww
ちなみに、1時間いられるかどうかですので…
見上げるミルツ。
見下ろす001号。
ミルツも並外れた巨漢ではあるが、
魔物である001号のほうが一回り大きい。
試合開始の銅鑼。
ミルツに向かって突進、無我夢中で拳を振り回す001号。
相手の体の、どこに当たろうとお構いなしだ。
当たれば戦局は動く筈。
が、ミルツはまともに受けても意に介さない。
笑みを浮かべて、打撃の嵐に身を委ねている。
「いい打撃だ……」至福の表情。
必殺の間合い、必倒の機。
001号の渾身の斬撃が放たれた、次の瞬間。
カウンター。
空を切り裂いて、ミルツの一本拳が001号の人中目掛けて疾った。
すみません
人中は分かりますが、
1本拳って言うのは…
とっさに身をねじる…が、ミルツの拳の早さにカウンターの条件が加われば、
直撃は免れない!
001号は、衝撃を覚悟した。
ぐわん!という衝撃!
001号の視界が1瞬暗くなり、仰け反って倒れる!
ズシンと地響きを立てて尻餅をつく…
001号「???」
001号の脳内に、無数の疑問符が浮かぶ。
避けられない攻撃だった。
戦うために生まれた001号は、戦いに関する感は鋭く働く。。
身をねじることで、最悪の形で喰らいはしなかった。
おかしい。
ミルツのパンチは下手をしたら一撃で自分を倒しかねない。
おかしい。
第二撃がなぜこない?反撃ができる!?
おかしい。
本気を出していない!??
何十分の1秒の思考を経て、
001号の目に怒りが燃え上がる。
バック転で距離を取り、その勢いで地面を蹴って、
ミルツに向って突進!
頭を下げ、姿勢を低くし、真直ぐぶつかっていった!
戦闘って思っていた以上に難しいですねw
ちょっとおかしいなぁ…
尻餅付いた後バック転ってw
まあ、適当につなげてください(ダメダコリャ)
タックル。
001号が突っ込んでくる。
ミルツの目には、001号が何らかの
特別な訓練を受けているようにはどうしても映らなかった。
だが、不思議とそのタックルの動作には無駄がない。
本能の成せる業か。
001号の両肩に手を置き、がぶる。
「おらあ!!」
ミルツが先に、素早く立ち上がる。
身を起こしかけた001号の顔面に拳を数発叩き込んだ。
ぐわんと001号の頭が跳ね上がる。
のけぞる001号。
そこへ、ミルツの右手が伸びた。
人差し指と中指が鍵状に曲がっている。
辿り着いたのは、001号の鎖骨の辺り。
窪みに二本の指をかけて、親指を鎖骨表面に押し当て、思い切り押し込んだ。
(このまま骨をへし折ってやる!!)
────────────────────────
001号って、鎖骨あるよな?
鎖骨はあります。
────────────────────────
001号「ぬがああ!!」
ゴキッ!と鎖骨が折れる。
そのまま骨を抉り出してしまいそうなミルツの指の力だ。
001号の全身に激痛が走る…
が!
001号「ぬがあああああ!!!」
叫び声と共に右腕が伸び、自分の鎖骨に伸びているミルツの左腕を掴む。
自分の左腕の機能が失われるのを無視して、
ミルツを片腕で上空に投げ飛ばした!
空中のミルツ・・・
001号が大きく息を吸い込む。
001号「ぬがああああ!!!」
咆哮と共に、空に閃光が起こる。
次元を突き抜けて巨大な何かが現れようとしている…
魔石召喚『「パ」ハムート』(過去スレどこだったかな…)
バッタ物ではあるが、召喚されたパハムートが、落ちてくるミルツに圧し掛かっていく!
※「パハムート」
あやしい影が騙されて買い取った魔石にやどる幻獣。
体当たり系の攻撃しかできないが、とにかくデカイ。
攻撃が成功しても失敗しても攻撃後消えてしまうのは他の厳重と同様。
×他の厳重と同様。
○他の幻獣と同様。
次のターンで今日は落ちることになります。悪しからず…
「うおっ!?」
巨大な幻獣の姿に、ミルツの視界がふさがれる。
巨大な竜が、ミルツ目掛け襲い掛かる。
その牙が、爪がミルツを切り裂く。
血飛沫が、赤く薄い霧となる。
咄嗟にパハムートの体に取り付くミルツ。
「無粋な!失せよ!!」
パハムートの頭を抱え込む。
その目に指を突き立てる。
湿った音。苦悶の咆哮。
と、パハムートの巨体が消え失せた。
支えがなくなったミルツの体が、001号の頭上に落ちた。
両者もつれ合って倒れこむ。
すまん、落ちる
ミルツが幻獣にとらわれている間、001号は電撃をそのモヒカンの毛に集め始めていた!
行動をしながらでも貯められるが、できれば幻獣がいるうちにチャージしきりたいと、
001号は集中していた。
チャージが終わった!
だが発動より早くミルツが頭上に降って来た!
チャージは無効にならないものの、もつれ合って倒れる001号。
左腕が動かない…
その為動作がやはりミルツ一瞬遅れる!!
ここぞとばかりに襲い掛かってくるミルツ!
睨みつける001号。
実は、もはや尋常な方法は通用しないと悟った001号は、
故意に隙を見せたのだ!
動かない左腕の刀身になっているその手首を右手で掴む。
呼吸を計って一気に、カウンターを狙いの左腕を突き出す!
ちょっと分かりずらいか…
ミルツが先に立ち上がり、左手負傷で動き鈍いためまだ立ち上がりかけの001号に踊りかかる→
どうせ先に立ち上がれないと分かっていた001号は無理に体勢立て直さず、カウンター狙い
ってことで。
では、今日はこれにて。
この調子なら割と早く決着つきそうですねw
〜観客席〜
おばばC「やはり決勝戦となるとレベルが違いますね。」
デスJ「うむ…」
(001号がパハムート召喚)
マンダー「な…何だ、あれは!
001号はそんなこともできたのか!」
キャンドル「おい、魔王!そんな幻さっさと片付けてしまえ!」
カイラス「魔王魔王って、そんなに大きな声で言わないでください…」
〜観客席〜
※「001号…」
※「元気そう。」
※「成長したようだな…」
※「そうだな…統合軍にいたころ、まだ荒削りいいところだった。」
※「まあ、いまでもまだまだ荒削りだけどw」
※「ははは…」
※「行ってみよう!」
※「外で待っていた方がいいんじゃないか?
大体、関係者以外立ち入り禁止だろ?」
※「外でったって、試合終わってすぐ出てこないだろ?
外のどこで待ってたら会えるかも…」
※「出入り口何箇所もある。」
※「何とか入れるところまで行こうよ。見つかったら、ガダさんの友達ですって言お
うよ。」
※「…そうだな。ただ、目立ってはいけない立場なのは忘れるなよ。」
※「わかっている」
数人の人影がそっと移動を始める。
その中の1人が合図を送ると、後方で立ち見をしている群衆のあちこちから、
やはりこっそりと移動を始める者がいた。
みな、中央で繰り広げられる死闘に目を奪われ、
彼らの動きに気をかけるものは全くいない…
偶数・刺さる
奇数・かわす
但し3の倍数は義手で受ける
かわした。
────────────────────────
001号、起死回生の一突き。
だが。
無常にも、刀身はミルツの頬を掠め、その後方へと流れていった。
そのまま、001号の右腕を絡め取る。
回避の動きが、そのまま関節を取る動きとなっている。
流れるように、001号の右手首を握り、太い腕を股の間に挟みこむ。
そして自らの体を支点に、001号の肘関節をあらぬ方向へと伸ばす。
腕ひしぎ十字固め。
いともあっさりとクラッチを引きちぎり、001号の肘が可動域限界まで引き伸ばされた。
偶数・耐える001号。
奇数・肉が千切れ、骨の折れる鈍い音。001号の右腕がへし曲がった。
鎖骨が折れていなければ…
と言う思考は001号にはない。
「もしも〜だったら」と言う仮定は精神の逃避でしかなく、
001号のあくまで冷徹な機械の部分がそういった思考を生み出さない。
また、生物の部分、あまりに未熟な…幼児のような思考は、
やはりそう言った仮定を想定することはできない。
あるのは現在の状況と、現在機能している部分で何ができるかの分析だけだ。
勝てる、勝てないすら問題ではない。
目の前の敵に可能な限り最大の攻撃を加える。
作戦「ガンガン行こうぜ」が常にONになっているのだ!
とは言え、001号の生物の部分は激痛に今にも気が遠くなりそうだ。
歯を噛み締め痛みに耐える。
そのとたん、ミルツの一本拳でぐらぐらになっていた前歯が2本、ぽきりと折れた。
ミルツが001号の右腕を離す。
力なくだらりと垂れ下がる右腕。
腕を折った回転の動作が流れるような連続をみせて、
今度は首を狙ってくる!
と、接近してくるミルツの顔に向って、001号が折れた前歯を勢いよく噴出した!
ゾロ目が出たらどちらかの目に当たります。
01なら2本の歯が両目にヒットw
それ以外ならハズレ。
パハムートや刀身の攻撃はそこそこ当たっているものの、
大したダメージを受けずに001号の懐に飛び込み
一気に腕まで折ってしまったミルツ。
今までとは比べ物にならない壮絶な闘いに絶句する。
いいぞ魔王とかやっちまえ魔王とか騒いでいたおばけキャンドルも思わず黙ってしまう。
この強さ…やはりミルツという者は魔王だ────
マンダーたち全員がそう確信した。
258 :
携帯みーちん:2007/05/12(土) 19:35:23 ID:Gz0v0FleO
また明日来ます
飛来する白い小片。
ミルツは001号の牙を、指先で摘み取った。
そして拳の中に握りこむと、力を込めた。
拳を開くと、指の間から粉々になった歯の欠片が零れた。
未だ仰向けの001号に圧し掛かると、あっさりとマウントを奪う。
ミルツの下で暴れる001号。
だが、ミルツは己の重心をコントロールし、ポジションを崩さない。
ずりずりと、膝を動かす。丁度、001号の胸板の辺りに座り込んだ形だ。
そして、膝頭で001号の両腕を制する。
いわゆる、ハリトーノフマウントと呼ばれる、マウントポジションの変形である。
この型ならば、関節は狙いにくいものの、001号の腕の動きを封じることが出来、
なおかつ001号の腰の動きだけではエスケープすることが困難となる。
肩口まで、思いっきり拳を引く。
そして、強烈な拳打が、001号の顔面を襲った。
多分ね。
影はゲームやアニメみたいな、派手な展開を望んでるんだよな?
それに対して、どうも俺はリアル格闘技の影響を受けてるから
ねちねちした攻防とか、現実的な肉体偏重寄りの展開にする癖がある。
でも結局ミルドラースっていう人外キャラを操っているのに変わりはないから
そのあたりでどうも齟齬というか変な違和感が出来てしまうな。
うーん、もうちょっと俺の方からそちら側に寄っていくべきだったなorz
来ました〜が、すぐ落ちます…
あとで対応だけ書いておくです…
>>260 いえいえ〜リアルっぽい戦闘と、ファンタジーな戦闘と、両方想定していましたからw
>>209であれこれ資料ってのは、ファンタジーの方で、
一応パハムートでそっち方面へ誘いはかけてみたつもりです。
しかしそうなると、本当に大魔王はますます反則ステータスですからね…
私はむしろさすがミルドラース様と楽しんでやってますが、
(リアルっぽい戦闘のなかにどう001号の「人間離れ」っぷりを表現するかとか)
見ている人の感想も頂きたい所ですねゴールドマンさんとかゴールドマンさんとかばくだんいわさんとか
大広間向きの話題ですかね!?
砕けた左鎖骨、完全に折れてぶらぶらしている右肘…
この状態でミルツのマウントから逃れる事は…
不 可 能
001号の意識の中に、これまでなかった感覚が芽生える。
背筋に冷たい物が走る…と知性のあるものなら表現するものだ。
いや、いぜん…確か…宇宙で謎の老人(?)に人生で始めての
敗北を喫したときにも、こんな気分を1瞬味わった気がした。
それが、ミルツに圧し掛かられた瞬間から続いている…
恐怖。
圧倒的な力を前にした無力感。
戦うために生まれた自分が負けるという挫折感…
それとは別に、001号の戦闘本能は、あくまで戦闘を続けようともがく。
ミルツの拳が迫る…
ぐわん!という音と共に、001号の頭部が床にめり込む。
反動で体が仰け反る…が、ミルツはそれしきで体勢を崩さない。
持上げた拳から血が滴る。
001号の鼻が潰れ、視界が急激に狭く暗くなっていく。
001号「!!!」
もはや雄叫びすら声にならない…が、薄れかけの意識のなか、
001号の戦闘本能が、チャージしていた電撃を、頭のモヒカンから放った!!
>影さん
001号の人間離れっぷりは既にかなり出てきてますけどねw
(パハムート以外は)001号の方からリアル格闘技に持ち込んでるようにも見えますし。
いや、001号は格闘「技」じゃなくて「格闘」かも…
--------------------------------------
〜観客席〜
おばばC「あれが『魔王』の力なんですね…」
マンダー「しかし、まだ001号は闘う気があるようだ。
もうひと踏ん張り見せてくれ…!」
と言ってみたものの、どこから見ても、001号が攻撃を受け続けているようにしか見えない。
あの001号がこれほど一方的にやられるとは。
一撃一撃が当たるたびに、観客席からは悲鳴やら歓声やらが上がるが、
おばけキャンドルは黙ったままだ。
他の面々も闘いの様子をじっと見ている。
001号の、最後の抵抗。
全身に走る痛みに、ミルツは顔をしかめた。
が、すぐに笑顔を取り戻す。
「へぇ……いい根性だ。このまま小さな檻に閉じ込めておくには惜しいな」
細かいパンチを001号の顔に落としながら、ミルツが呟く。
肉を打つ嫌な音が、小さくもはっきりと観客席まで届いている。
と、手を止め、ミルツがのっそりと立ち上がった。
手招きして001号を促す。
追って001号が起き上がろうとする。
が、大きなダメージを受けたためか、その動きは弱々しく鈍い。
その001号を、ミルツはじっと見つめている。
十数秒かけて、001号がようやく立ち上がった。
その足元は覚束無く、視線も焦点が合っていないかのように、ふわふわと彷徨っている。
そんな001号を見て、軽い笑みを浮かべていたミルツの口元が、きっと引き締まった。
「今日の特別授業もコレで最後だ。とっておきを見せてやるよ。体で覚えろ」
ミルツが軽く半身に構え、一歩踏み出した。
次の一瞬、何が起こったのか理解したものはいなかった。
ただ一人、ミルツを除いては。
その場に崩れ落ちる001号。
ミルツは、僅かに身を捻った姿勢で止まっている。
「俺の……全力のハイキックだ。見えたか?」
糸の切れた操り人形のように倒れる001号。
静寂が闘技場を包む。
001号はピクリとも動かない。
最初に動いたのは…ガダ、そして回復係のアリアだった!
闘技場に飛び上がる2人。
ガダ 「001号!」
ガダの悲痛な叫び。
アリア「……大丈夫。生きています…」
アリアがそう言ってガダに微笑む。
ポーカーフェイスでそれをじっと見ているミルツ。
「勝者、ミルツ!!!!」
一瞬の間を置いて、レフェリーがミルツの勝利を宣言する!
ミルツの右腕が高々と掲げられる。
001号を抱き起こそうとするガダを、アリアがそっと抑える。
アリア「動かしてはだめ。」
その言葉の半分は、巻き起こった歓声にかき消されていった。
ミルツはレフェリーを振りほどくと、倒れている001号へと歩み寄った。
001号に寄り添うガダとアリアを強引に押しのけ、001号の耳元で囁く。
「よう、小僧。なかなかいい筋をしているが、今のままでは高が知れてるな。
もし、お前が本気で強くなりたければ……フェニックスラボの名を覚えておけ」
果たして001号の耳に入っているのか。
確かめもせず、言いたいことだけ言うと、呆然としているガダとアリアを尻目に、
さっさと闘技場を出て行こうとするミルツ。
「あのー……このあと表彰式と賞金の授与があるんですけど……」
困惑しながら役員の兵士がミルツを引き止める。
「賞金?そんなもの、そこに寝っ転がってる木偶にでもくれてやれ」
すたすたと、闘技場の門をくぐって出て行くミルツ。
兵士がその背中を追って外へと出てみたが、既にミルツの姿は何処にも無かった。
倒れる001号。
「勝者、ミルツ」の宣言。
格闘場全体を包む歓声。
駆け寄るガダとアリアの姿。
何やら呟き、さっさと外に出ていくミルツ。
情報屋は本部で、マンダー達は観客席で
その様子をただ黙って見ていた。
キャンドル「これで…終わったか…」
ロン「やっぱりあのミルツっていう奴は普通じゃないね。」
マンダー「うむ…」
マンダーを破った001号と、その001号をいとも簡単に倒してしまったミルツ。
おばけキャンドルの言ったことを否定する者はいなかった。
9人とも、ミルツという「魔王」の存在が気になって仕方がないが、
本人が去ってしまってはどうしようもない。
デスJ「軍団長…」
マンダー「医務室に戻るぞ。
001号の様子も気になる。」
キャンドル「では、私は情報屋にそのことを伝えておこう。」
ロン「キャンドルだけだとなんか怪しいから俺も。」
キャンドル「なんだと?失礼な!」
ロン「それに、キャンドルのことだから
ミルツを探して一言言ってやろうとしてるんじゃないかと思ってさ。」
キャンドル(スルドイ…)
ロン「じゃ、そういうことで。」
カイラス「マンダーさん、大丈夫ですか?」
マンダー「私は別に平気だが…そんなことより001号だ、001号!
あの回復力だからなんとかなるとは思うが、やはり心配だ。」
ゾンビマスター「そういえば、001号の世話係みたいな人もゾンビマスターでしたね。
彼はどこのゾンビマスターでしょうか…」
とうとう決勝終了しましたね…
>ミルドラース様
お疲れ様でした!
>ゴールドマンさん
参加ありがとうございました!
さて、優勝者いなくなっちゃっいましたね…
これからの展開どうしようかな。
ゴールドマンさんは武器探しですね?
しかし、大会中に色々フラグ立ててしまいましたから、
ちょっと収集つかなくなりかねないですね。
情報屋さんをマンダーさんに紹介するのはもうすんだからいいとして…
・イレギュラーズ絡み
・セッテの回復
・地球のへそへ
・001号ラボへ行く!?
・アリア・ジョン・スレインの今後
私が絡むのはこんなとこでしたかね。。。
〜大会本部〜
影 「さすが…」
ジミー「たりめぇだろ!」
影 「私、あの方が戦う所見たのって実は初めてなんですよ。」
ジミー「あ、そう。」
影 「パーティーなんかではよくお会いしてたのですが。」
ジミー「言っとくけど、あれでまだまだ、実力出し切ってないぜw」
影 「ふーむ…昔の戦争の資料でも、最終形態を進化させたようですからね…
この大会では、本来の魔族の巨体にすらなってないですよね。」
セッテ「なんだ、影さんもあのミルツって誰だか知ってるのかい?」
支配人「そうなんですか?」
情報屋「一体?」
影 「えーと…大会が全部終了したら教えますw」
情報屋「えー、いいじゃないですか。教えてくださいよ!」
影 「うーん、色々問題ありそうなので。それより、表彰式の準備しないと。」
支配人「そうですね!それに晩の来賓を招いてのパーティーの準備も。」
影 「表彰式はお任せしますね。私はパーティーの方を見てきます。」
支配人「ガダさんは?」
影 「彼は暫く001号さんにつきっきりになるでしょうね。静かにしてあげてください。」
ジョン 「私見てきますね。アリアさんの手伝いが出来るかもしれない。」
スレイン「僕も行きます。」
セッテ 「僕はどうしようかな…」
ジミー 「いっしょにパーティー出ようぜ!」
セッテ 「嫌だよこんな顔でwそれにああいう席はキライなんだ。」
情報屋 「セッテさん、どうしますか?マンダーさんがああ言ってますが。」
セッテ 「うん…申し出は大変ありがたいけれど、やっぱりいいや。
気持ちだけ頂いておくと、伝えておいて貰えます?」
情報屋 「そうですか…わかりました。」
影 「あ、情報屋さん、ついでに北部の方達に、パーティーに誰々が参加するか
聞いてきてもらえますか?」
情報屋 「分かりました。」
ジミー 「いいの?旦那?」
セッテ 「うん…それより、君、大会終わったら城に戻らなきゃ行けないんじゃないの?」
ジミー 「ああああ。だなー。ビルマーさんまた怒るからな…」
影 「ちょっとくらいいいじゃないですかw パーティー顔だけ出したらどうです?」
ジミー 「元秘書室長がこれだもんなw まあ、知り合いも影さんとガダのバカぐらいしか
いないし、やっぱ帰るよ。」
セッテ 「帰るなら、僕をちょっと送って行ってくれないかな?」
ジミー 「アープへかい?いいよ。ルーラも使えねぇの?」
セッテ 「恥ずかしながら。」
ジミー 「ww遠慮すんなって旦那!ユウちゃんびっくりするだろうな…」
セッテ 「そうだねぇ…」
影 「ジミーさん、アープの塔に長居しちゃダメですよ。」
ジミー 「なんだよ、送ったらすぐ帰るよ!なんで?なんで長いすんのよ。」
影&セッテ 「だっててねぇ…(ニヤニヤ」
ジミー 「なんだってんだよー!旦那!キメラの翼で帰れよ!」
セッテ 「もったいないよ。」
ジミー 「セコイなおいwww」
セッテ 「それより君、だれか探すんじゃなかったの?」
ジミー 「あー!そうだ!コインの事忘れてた!」
影 「あの新入隊のかたですね?、、、……」
セッテ 「じゃあ、一緒に捜しに行こうか。」
ジミー 「そうすっか。」
影 「・・・私も」
ジミー 「え?なんで?」
影 「いや、いいです。イロイロイソガシイシ…」
セッテ 「影サン、地球のへそにいくんだね?」
影 「え!?ええ。。そのつもりです。。。」
セッテ 「別にうちに来たっていいんだよ?」
影 「え!!??」
セッテ 「前みたいに手伝ってもらいたい事もあるしね。ジミー君もだけど。」
ジミー 「なになに!?またかよ?」
セッテ 「またか、っていうか、この前の戦後処理は、手始めでしかないんだけど。。。」
ジミー 「例のイレギュ。。。おっと。関係だろ?」
影 「・・・・・・」
セッテ 「まあね。」
影 「隊長に関係のあることでしたら、いつでもお手伝いに行きます。
が、とりあえずは地球のへそに行くことにします。」
セッテ 「そう。。。ま、僕リリルーラくらい使えるからすぐ会えるよ。」
ジミー 「使えんのかよw」
セッテ 「まあね♪ バラモス城は結界張っちゃったんだね。。。前ちょこっとお邪魔して依頼、
行かれなくなっちゃってるよ。」
影 「ちょこっとって(汗」
ジミー 「そう?機械大戦中は入れたと思うよ。いまは無理だけどね。」
影 「では、私は行きますので。お二人とも、ごきげんよう。」
ジミー 「ほんとはよー、影さんとガダ締め上げたいんだぜw でも、001号の戦いに免じて今日は勘弁するよw」
セッテ 「影サン……無茶はしないことだよ。」
影 「無茶?私がですか?はっはっは。……ま、今日明日はまだここにいますので。 では。」
タンカに載せられた001号が、闘技場を降りていく。
意識はないのか、ピクリとも動かない。
大型魔物ようのタンカを闘技場所属の屈強なエリミネーター4人が担いでいく。
その両脇に付き添うガダとアリア。
退場する通路の、少し奥まった、闘技場からは影で見えないところに、
人影があるのに、まずエリミネーターの1人が気づいた。
エリミネーターA「誰だあれ?」
その声に、ガダも目をむける。
訝りながらも歩速は緩めずに進む一行。
やがて、通路に入ると、そこに待っていた10数人の人影が判別できた。
ガダ 「お前等!」
シャーマンA 「ガダさん!」
ゾンビマスターA「ガダさん!」
なんと、シャーマン達だった!
その中には、機械対戦中にガダと一緒に001号開発に携わった数人もいる。
ガダ 「どうして…」
シャーマンA 「もちろん、今の僕ら、こんな物見遊山に出かけられる身分じゃないです。」
シャーマンB 「みんな、世界中にちりぢりに配置され、重労働課せられていますから…」
ゾンビマスターA「まあ、バラモス軍、非人道的な扱い、しない。けど、大変。」
ゾンビマスターB「ワシ等に同情してくれる バラモス軍 沢山いる。
友達の士官、この大会見に来て、001号いる 知った。
慌てて戻ってきて 教えてくれた。 ガダさん、きっといる。」
シャーマンA 「そこで、動けるだけの人数集めて、こっそりやってきたわけです…」
ガダ 「でも…なんで…」
ガダ 「悪いけど、先に行っていてください。すぐに行きます。」
戸惑っているエリミネーターたちとアリアにガダが声を欠ける。
アリア 「そうですね。一刻も早く治療しないと。」
タンカとアリアは、医務室へ向う。
シャーマンA 「それと…」
シャーマン達に促され、1人のシャーマンの少女が歩み出た。
ガダ 「マリー…」
マリー 「ガダさん…」
涙ぐんでいる少女は、シャーマン族最長老の娘…すなわちジミーの妹であり、
ガダの婚約者でもあるマリーだ。
シャーマンA 「ガダさん!戻って来てください!」
シャーマンB 「そうです!マリーも、みんなもずっと待っています!」
ガダ 「馬鹿野郎!俺が戻ったらシャーマン族がどうなると思ってるんだ!」
ガダが、機械大戦中のシャーマン族の造反の責任を全て1人で引き受けたからこそ、
シャーマン族は存続しえている。
ガダが死刑にならなかったのは、人間に捕まっていた魔物の捕虜のこともあるが、
奇跡のようなものである。
シャーマンA 「しかし!ガダさん1人を犠牲にするなんて!」
ゾンビマスターA「統合軍に入る、みんなで、決めた事。」
ガダ 「…いいんだ。俺は初めから、シャーマン族全体の為に出来る事を考えてきた。
思っていた形とは違うが、満足している。」
マリー 「ガダさん…」
ガダ 「お前には、本当にすまないと思っている。」
小声で話を交わすシャーマン達。
やがて、1人が代表して進み出た。
シャーマンA「ガダさん、僕らは、あなたが帰ってくるのを待ちます。
各部族の長老も、あなたが帰ってくれば、
いつでも歓迎すると言っていました。
そのためにシャーマン族の立場が悪くなることも厭いません。
しかし、無理強いはしません。ただ、マリーだけは…」
ガダ 「分かった。…ありがとう。
やらなきゃならないこともあるんでな…すぐには帰れない…
でも、いつか。 いつか必ず…」
ガダ 「時間は大丈夫なのか?」
シャーマンA 「余り長くは…」
ゾンビマスターA「まだ大丈夫!ふたり、いろいろ、話すいい!」
ガダ 「え!?」
シャーマンA 「10分くらいでお願いします。」
マリー 「…」
ガダ 「お前等…」
シャーマンA 「これからのこと、短い時間ですが、話し合ってください。」
シャーマンB 「マリーを泣かせたら許しませんよw」
シャーマンC 「なんたって、闘技場にジミーがいますからねw」
ガダ 「お前等wwww」
ラブコメ禁止
〜本部〜
キャンドル「おい、情報屋!」
情報屋「キャンドルか…ちょうどいいや。
セッテさんが『気持ちだけ頂いておく』と言っていた、と
マンダーさんに伝えておいてもらえないかな。
あと、夜にパーティーやるらしいから誰が参加するか決めておいて。」
ロン「パーティー!?」
キャンドル「マンダー達のことだから全員出ると思うが。」
情報屋「ふーん…あ、影さんもう行っちゃった?」
ロン「どうかしたの?」
情報屋「いや、影さんは地球のへそに行くことにしたみたいだけど
どうやってあんな所まで行くのかと…キメラの翼持ってるのかな?」
ロン「地球のへそってことは、まさか…鬼面導師たちを紹介した?」
情報屋「うん。居場所がなくて困ってるらしいし、
地球のへそならうまくやっていけるかなと思ってね。」
支配人「なに?いない?」
兵士A 「はい。控え室にもどこにも…」
支配人「そ、そんな…」
兵士長「いかがされました?」
支配人「それが…ミルツ選手がいなくなってしまったのです!」
兵士長「いなくなった?」
兵士A 「はい。みなで探したのですが…」
兵士長「城下町にいるのではないか?」
兵士A 「考えられるのはそれだけですね。」
支配人「なんだって試合終わってすぐ街に行ってしまったのか…」
兵士長「そうですね。まあ、怪我はさほどしてない様子でしたが…」
レフェリー 「あ、支配人ここにいましたか!」
支配人「どうした?」
レフェリー 「それが…」
兵士B 「ミルツ選手、退場間際に、
『賞金?そんなもの、そこに寝っ転がってる木偶にでもくれてやれ』
と言っていたのですが…」
兵士長「なに!?」
兵士B 「私が慌てて後を追うと、もう姿が見えなくなっていて…」
支配人「うーん・・・賞金を放棄ってことですか?」
兵士長「いったい何者なのか…最後まで謎の男でしたな…」
支配人「ちょっと、影さんと相談してきます。」
兵士長「分かりました。とにかく表彰式の準備はすすめておきましょう。」
影 「はい、それで結構です。
あ、こっちにあと3つ椅子お願いします。
式次第は変更無しでお願いします…国王のスピーチって何分ぐらい係りそうですか?
ああ、魔物の参加人数はすぐに。」
ロマリア城の広間に準備されている宴会。
魔物が入ることを許可した国王に対して、反対と賛成の意見がこもごもあったが、
とにかく大会開催にこぎつけ、パーティーもとりあえず順調に準備が進んでいる。
あやしい影はなるべく控えめにしているが、魔物が始めて場内に入るということで、
なにかと仕切る場面が多くなっている。
影 「すみませんね、選手のかたに手伝っていただいちゃって…」
影が話し掛けたのは…鎧を脱いで軽装になっているオヅマだ。
こうしてみると、本当に若い。
まだあどけなさの残る顔で、城の兵士や召使にまじって食器などを運んでいるところは、
そこいらにいる若者と変わりなく見える。
オヅマ「いえいえ!楽しいですよ。」
額の汗をぬぐって微笑むオヅマ。
兵士 「あ、影殿!」
影 「なんでしょう?」
兵士 「支配人が呼んでいますが、行かれますか?」
影 「ええ…あとは北部軍の参加者だけ伝えれば、残りの準備は皆さんにお任せして大丈夫ですが。
なんでしょう?」
兵士 「ミルツ殿が、どうやら賞金辞退して帰ってしまったようなのです。」
オヅマ 「ええ!?」
影 「……そうです、か・・・分かりました。すぐ戻ります。」
〜医務室〜
北部軍の面々がぞろぞろと医務室に戻って(?)くる。
マンダー「001号は?」
パーティーだったらマンダーとオヅマを会わせることができますね。
全員揃うんだから色々と情報交換に役立ちそうですし。
--------------------------
〜本部〜
キャンドル「地球のへそか。まぁ、私には関係ない話だが…
マンダーに伝えておけばいいんだな?
それならさっさと行ってこよう。
ついでにパーティーのことも話しておくか。」
情報屋「あ、それもよろしく。」
ふと気づくとだいぶ下がってきてますね…
ホシュしておきます
名前:ヘルコンドル ◆fSdJuNI9ww 投稿日: 2007/05/22(火) 20:34:55
もうみんな観客席から出てましたよね?
あと、とりあえず二人と会わせちゃいました。
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決勝戦が終わった後。
「――……」
ヘリスは圧倒されていた。
二人の、自分との「力」の差に呆然として、自分が観客席から出ていることにも気づかなかった。
(あ、っと…どうしようかな…)
秘書室の面々を探すべきか、セッテやアリアなど知り合いを探すか…
「…おーい、コイン!」
ぽん、と肩を叩かれた。
どきっとして振り向くと、視界いっぱいに映る大きな仮面。
『ジミーさんでしたか。びっくりしましたよ』
向き直ると、ジミーの向こう側にフードを被った人影。
(…セッテ君も)
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「ビルマーさんから伝言。早めに秘書室に戻れだとよ」
『分かりました。わざわざありがとうございます』
一礼。ふとセッテに気づいた振りをし、紙とペンを取り出す。
『ジミーさん、そちらの方は?』
「ん、ああ、セッテってお人だ。大賢者だ。偉いんだぞー」
「こらこらw」
二人が掛け合いをしている間に、『コインです。よろしくお願いします』と書いた自己紹介用の紙を取り出す。
紙片の端っこに、『6/6 場所は相談の上で』と走り書きをしてからセッテに渡す。
セッテが受け取り、うなずく。
「こちらこそよろしく、コイン君。 …じゃ、ジミー君、頼むね」
「はいよ。じゃーな、コイン」
『はい、また』
あ、名前しくじった…↑も代行書き込みです。
〜大会本部〜
(キャンドルさんとロンさんは出て行った後ですね。)
支配人「あ!影さん、大変な事に…」
影 「聞きました。困りましたね…」
情報屋「一体何者だったのですか?」
影 「うーん…ちょっとそれが…。」
情報屋「知られてはいけないことなのですか?」
影 「はい…今ですら魔王軍に睨まれているのに、
さらに魔王軍の機密事項をもらす事になりますから…」
支配人「ここだけの話ということで。」
影 「うーん…」
情報屋「仕事の事は忘れます。情報として他人に売ることはしませんので…」
影 「…仕方ないですね。くれぐれも、お2人の胸の内にだけ留めておいて下さい。」
頷く2人。
影 「この世界の人間は、魔王の名前すら殆どのものが知らないですよね?」
支配人「魔王は魔王でしょう?」
情報屋「あ、それは私聞いた事あります…」
支配人「ほう…」
影 「バラモス様、それがこの地上に攻め込んできた魔物の軍のボスです。」
支配人「バラモス…」
影 「様をつけてください(怒」
支配人「え(汗」
影 「しかし…魔物の本当の王は魔王ではないのです。
真の魔物の統率者…魔界の王…それが大魔王です。」
支配人「大…魔王…」
情報屋「・・・え!?ではあのミルツ選手が!?」
影 「いえ。あの方は、別の世界の大魔王様です。
気さくな方でして、しょっちゅうこの世界に遊びに来ているんですw」
情報屋「気さくな大魔王って…」
支配人「別の世界???なんだかもう私は話しに付いていけません…」
影 「そうでしょうね…我々魔物にとっても大魔王という存在をどう説明したら言いか…
とにかく、ミルツさんは圧倒的な強さで優勝しましたが、
あんなのは実力のほんの一端に過ぎません。」
情報屋「あれでまだ実力じゃない・・・」
影 「セッテさんとの戦いではある程度本気出したかもしれませんが…
それでも人間の姿…仮の姿のままでしたからね…
本気を出したら…」
ゴクリとつばを飲み、言葉の続きを待つ情報屋と支配人。
影 「本気で戦う大魔王とこんな距離で遭遇したら、
普通の人間や、私レベルの魔物なら、
発散する魔力や妖気だけで死んでしまうでしょうね。」
信じられないと言うように目を見交わす2人。
影 「ついでにロマリア城もなくなってたでしょうねw」
支配人「笑い事じゃないですよ…」
情報屋「あ、でも、それって逆に言えば、魔物が人を襲わないって証明になりますよね!」
影 「はははw駄目ですよ。くれぐれも内密に願います。
脅しでも何でもなく、それがあなたたちの為でもあります。」
いつになく真剣な影の表情に、思わず二人とも頷いた。
〜医務室〜
ジョン「これは酷い…」
医務室に横たわる001号を見たとたん、思わずジョンの口から言葉が漏れた。
アリア「あ、ジョンさん!」
ジョン「なにかお手伝いしましょうか?」
アリア「ありがとう。では…」
アリアと、それに他の3人の回復係も一緒になって、001号の治療に当たっている。
肩から鎖骨がはみ出している。
顔面は血だらけで、鼻が元の形が分からないほど曲がっている。
右腕…丸太のような太い腕の肘の関節が見るも無残に曲がっている。
はたから見る限り、痛みを全く感じないかのような001号だったが、
痛みは人並みに感じている。
戦闘の場を降りた今、全身を走る激痛に声もなくうめいている。
ベホマスライム「回復魔法の効きが弱い…」
回復係の1人が深刻な声で言う。
極楽鳥 「そっちも?私もさっきからそんな気がしてたんです!」
アークマージ 「...まさか…」
アリア 「まさか…なんですか?」
アークマージ 「いや、…まさかそんな事はないでしょう…」
アリア 「そんな事ってなんですか!?」
じれたような声で叫ぶアリアに、魔物の回復係が一様に苦い顔をする。
極楽鳥 「回復魔法を阻害する要因は、そんなにいくつもありません。」
ベホマスライム「001号さん自身が回復魔法の効き難い体質・・・ってことはないですよね。」
アークマージ 「となると、最も考えられるのは…強力な闇属性の闘気による攻撃を受けた。」
極楽鳥 「暗黒闘気なんて呼ばれたりするよね。」
アリア 「…では、やはりあのミルツさんは、魔物!?」
アークマージ 「それも、魔王クラスか…或いは…それ以上の。」
〜通路〜
シャーマンA 「ガダさん!」
ガダ 「おう、待たせたな。。。」
ゾンビマスター 「ゆうべは おたのしみ でし」(バコッ!)
ゾンビマスター 「ドラクエ、おやくそく。」
ガダ 「いい突込みだな。」
シャーマンA 「はい!」
ガダ 「悪いみんな。001号の側に行ってやらないと。」
シャーマンA 「マリー?」
マリー 「うん。もう充分話し合ったから。」
シャーマンA 「そうか。」
ガダ 「ありがとうみんな。」
マリー 「ガダさん…ずっと待ってます。」
ガダ 「…必ず。最長老とトーマスにも、よろしく伝えてくれ。」
通路を医務室へ走っていくガダ。
それを見送るシャーマン達。
シャーマンA 「さあ、もうそろそろ皆戻らないと。」
ゾンビマスター 「会えて、よかった。」
シャーマンA 「本当にいいのかい?マリー?」
マリー 「うん。私も最長老の娘だもん。いま、私がわがままを言って、
シャーマン族全体に迷惑をかけるわけに行かない・・・」
マリーの目は潤んでいるが、涙がこぼれ落ちる事はなかった。
〜医務室〜
ガダ 「001号!」
001号に真直ぐ駆け寄るガダ。
ガダの声に、001号が弱弱しいながらも、視線を向けて反応する。
最後のハイキックの所為で、首も動かせない…
ガダ 「どうなんda…どうなんですか?」
アリア 「命に別状はありません。」
その言葉に、ガダの肩からホッと息が抜ける…
アリア 「でも…回復呪文が効きづらくて…」
ガダ 「呪文が?」
訝しげな顔のガダに、アークマージが先ほどの会話の内容を告げる。
ガダ 「魔王クラスの…」
大魔王の3文字が、旋律と共にガダの脳裏をよぎる。
統合軍のアレフガルド攻撃部隊にシャーマンは入らなかった。
大魔王について詳しいわけではないが…
そう言えば、別世界の大魔王がたまにこの世界に来ていると、以前聞いた覚えがある。
ガダ 「そうですか…」
手を握ってやろうにも、両腕とも動かせない(まあ、片方は刃物だから握れないが…)。
ためらってから001号の右側の肩にそっと手を載せる。
微笑みらしき物を浮かべる001号。
腕には添え木が当てられ、全身を包帯ぐるぐる巻きにされる001号。
横たわって天井を見上げる目が悲しげだ。
アークマージ「とりあえず応急手当はしました。
時間が経てば魔法も受け付けるでしょう。
驚くべき体力…それに精神力ですね。
普通ならショック死してもいい痛みです。
医務室で意識が戻ってから、再度気を失う事もなかった。
いまは、とにかく安静に…」
001号「う、うう、ううううう。」
アリア「なんですか?」
ガダが001号の目を覗き込む。
ガダ 「はははw」
アリア「?」
ガダ 「腹が減ったんだそうだww」
アリア「あらw」
ガダ 「よし、この調子なら、大丈夫だな、001号!」
目で頷く001号。
アリア「楽観は出来ません。命に別状はないですが、元通りの体になると言う保証は…」
ガダ 「生きてさえいれば、こいつは大丈夫。元気になるさ。」
アリア「でも…」
ガダ 「俺がこいつを一番良く知っているんだ。」
そう言うガダの目はどこまでも優しげだ。
兵士 「あ、ガダさん!」
ガダ 「なんだい?」
兵士 「影さんたちが本部で呼んでいますが。」
ガダ 「分かった。すぐいく。001号、ちょっと出かけてくるぞ。大人しくしてろよ!」
何か俺のせいで話がでかいことになってないか?ザクグフゲルググ
なってますねw
っていうか、今更、
「てきは まおうバラモスじゃ!
せかいの ひとびとは いまだ まおうバラモスの なまえすら しらぬ。」
こんなゲーム設定持ち出すなって話しですよね…
ゲームでバラモス様討伐後、アリアハンで兵士を消し飛ばしちゃう
ゾーマ様の雷(?)が、私の頭上に降ってくるんじゃないかと心配で心配で…
300ゲットまで書こうかと思ったけど、今日はここまで…
こっそりパーテーにお酒を持ち込もうと思ってたんだが、
行ったら大騒ぎになりそうだwwwwwww
なんだかシリアスばっかりで疲れちゃいますね。
だから今日はオバカなこと書きます。
伯母加奈子となんちゃって
このあやしい影、3年半のスレ生活で今一番後悔しています。
________________
∧∧l||l /
/⌒ヽ) < でもまあ300getはしておくです・・・
〜(___) \
''" ""''"" "''  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
>>影
m9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャー
m9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャー
m9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャー
>影さん
そんなこともたまにはありますよ。
-----------------------------
マンダー「…………」
改めて近くで見ると、戦いの壮絶さが伝わってくる。
医務室の入口で固まっている北部軍。
「…となると、最も考えられるのは…強力な闇属性の闘気による攻撃を受けた。」
「暗黒闘気なんて呼ばれたりするよね。」
「…では、やはりあのミルツさんは、魔物!?」
「それも、魔王クラスか…或いは…」
マンダー(001号…)
キャンドル「おいおい、こんな入口に集まってたら入れないだろうが。
マンダー、本部から伝……」
おばけキャンドルも、001号の様子を見て思わず固まる。
遠くから見るとなんとかなりそうなケガに見えたが、これほどとは。
ロン「キャンドル?どうしたん…」
あの001号が。
満身創痍───いや、それ以上の状態で横たわっている。
マンダーが前に出て、回復係の後ろから001号を見る。
マンダー「やはり、そう簡単には回復しないようですね…」
〜本部〜
情報屋(気さくな大魔王か…)
なんとなく、おばけキャンドルに通ずるものがあると情報屋は思った。
本人の話によれば、彼も魔王だったのだ。
この情報屋にとって、得られた情報は2つに分けられる。
1つは「売るための」情報。
もう1つは、売るのではなく「自分の知識」とするための情報。
当然、ミルツ関連の話は後者だ。
こういう別世界の知識も、いずれ役立つことがあるだろう。
-----------------------------------------
〜医務室〜
さすがにこの状況でパーティーや世界樹の話を持ち出す気にはならなかった。
キャンドル「ゴホン…マンダー。私は外で待っているぞ。
セッテとやらについてと、あともう一つ話がある。
001号のことが片付いたらちょっと出てこい。」
>>301 笑ったね!
12回も笑った!!親父にもm9(^Д^)プギャー されたこと無いのに!!!
(親なんていませんけどね。影ですから。)
>>302 なんともないぜ!
部屋を出ようとして、様子を見ているマンダーやキャンドルたちに気づくガダ。
ガダ 「あ。あんた達…見舞いにきてくれたのか?」
振り返って001号を見やるガダ。
ガダ 「命には別状ないみたいだけど、ちょっと話が出来る状態じゃなくて…
折角きてくれたのにすまない。」
ジョン 「あ!!マンダーさん!」
振り返ったジョンが、驚いた顔で声をあげる。
アリアもその声で、治療の手を止め、顔を向ける。
アリア 「まあマンダーさん!その節はお世話になりました。」
ガダ 「知り合いですか?」
ジョン 「ええ…機械大戦中に世界樹の森でお会いしました。」
ガダ 「へぇ…あ、じゃあ申し訳ないが本部が呼んでいるそうなので。」
一礼して、ドアのところでキャンドル達にも軽く頭を下げ、
ガダは大会運営本部へ向って走り去っていった。
ジョン 「どうぞ。皆さんも入ってください。
マンダーさんの試合も拝見していました。
試合は惜しかったですが、お元気そうで何よりです。」
外のキャンドルたちにも中に入るよう促しながら、ジョンが嬉しそうにマンダーに話し掛けた。
〜大会本部〜
影 「あ、ガダさん…001号さんは?」
ガダ 「ああ、命には別状ないようだ…」
影 「それはなによりです。」
ガダ 「治療してくれている回復係の魔物たちの話では、
あのミルツっての、相当高レベルの魔物らしいぞ。
魔王クラスかそれ以上じゃないかって…」
3人が妙にソワソワしているのに気づいて、ガダの語尾が途切れる。
ガダ 「どうした?」
影 「いえ…あ、でですね、そのミルツさん、消えちゃったのですよ!」
ガダ 「消えた!?どういう…」
支配人「どこにもいなんです。
どうやら賞金にも興味ないようで、帰ってしまわれたようです…」
ガダ 「本当かよ…」
影 「ええ。それで、表彰式どうしようかと。それに賞金…
最後に見た兵士の人の話だと、001号さんにくれてやれって言って去ったそうなんですが…」
ガダ 「ええ〜そうもいかんだろうな…
表彰式だけど、001号もちょっと出られそうもないぜ。」
影 「そうですか…」
支配人「参りましたね…」
頭を抱える支配人。
影 「仕方ないんじゃないですかね。その通りお客さんに説明しましょう。」
支配人「そうですなぁ…仕方ないですな。」
ガダ 「なんか盛り上げて終わりたいわけだろ?なんかいい案ないかな?」
影 「賞金はどこかに寄付とかどうです?」
支配人「うーん。それは構いませんが…」
影 「情報屋さん何かいいアイデアないですかね?」
(表彰式をどうするか、賞金をどうするかで情報屋さんお願いします。)
マンダー「ありがとうございます。」
キャンドル「…なんだ?入ってていいのか?」
ロン「ジョンさんが言ってるんだから大丈夫だってば。」
ぞろぞろと医務室に入ってくる北部軍一同。
---------------------------
>>307 情報屋「んー、表彰式は…今回の大会に参加した12人…いや、数名変なのがいましたから
12人全員というわけにはいきませんが、各選手を改めて登場させれば
会場も盛り上がると思いますよ。
問題は賞金ですね。ミルツ選手は賞金に興味なし、
001号も受け取れる状況ではないとなると…
(マンダーさんやセッテさんも受け取ろうとは思わないだろうし…)
個人的には、この機会に人間と魔物が交流できる場所でも設けてみてはどうかと思います。
賞金はその資金にでも。」
影 「魔物と人の交流の場…なるほど。
その発想はなかったですね…
どうです支配人さん?」
支配人「私はまあその辺はどうでもいいんですが。」
影 「20万Gだと、どんな物が出来ますかね?」
支配人「もちろん大掛かりな施設は無理ですね…
他にも協賛して資金を出す当てがあればともかく。」
ガダ 「施設って発想だと難しいな。」
影 「だったらどうでしょう?魔物の勇者災害救援基金と人間のボランティアが、
種族に問わず医療活動を各地で行なっていますが、
そこに人材や資材を提供するっていうのは?
若しくは彼らの活動の拠点になる建物を…建てるのは高そうだから、
既存の建物を買う資金にするとか。」
支配人「ほう、そんなのがありますか。」
影 「ええ。魔物側はバーナバスの富豪の方が設立した団体です。
バーナバス会長は、人間と協調路線を続けるために、
団体の名称変えようか検討中だそうです。」
ガダ 「ははは。そりゃ、勇者災害救援基金じゃまずいよなw」
1G=1円感覚で話し進めてみましたが…
金銭価値がよくワカランw
一般人の月収ってどのくらいでしょうね…
私のバラモス軍での給料が1500Gでしたが…
20万Gは、私の133ヶ月分?
311 :
み:2007/05/28(月) 14:02:16 ID:Iwv8MfxbO
ほし
うーん、時間がない…ホシュ
保守。
ただいま…む、全然進んでいないww
>ゴールドマンさん
>>309への情報屋さんのセリフを期待しているところです
>>309 情報屋「間違いなく名前は変えなきゃいけないでしょうねw
とにかく、それはいい案ですね。
どっちにしても魔物と人間の友好に役立てられそうですし。
支部を用意する、みたいな感じですよね。」
リアタイかもしれない
支配人「ふむ。私は先ほども申したように異存ないですが…」
ガダ 「先方はどうなんだい?こういう寄付は受け取るかな?」
影 「ああ、それは大丈夫です。喜んで受け取るはずです。」
支配人「そうですか。では、そう言うことで発表しましょう。」
ガダ 「やっぱちょっと盛り上がりに欠けるかな?」
支配人「うーん…大丈夫だと思いますよ。
謎の男は優勝し、謎のまま立ち去った、なんて格好いいじゃないですか。
格闘ファンの好みそうな展開ですよ。
001号さんが出られないって言うのも、本気で命がけの戦いをやったって証明ですしね。」
影 「では、その辺の演出等はプロに任せますw」
支配人「ええ。あなたたちに企画から殆どイニシアチブ取られてましたから、
ちょっと闘技場の経営者らしい所みせますよw」
ガダ 「影さん、俺は001号のところに戻るよ。影さんどうする?」
影 「私はパーティー会場にまた戻ります。どうせ表には出られませんから…」
ガダ 「パーティーね…001号腹減ってるみたいだから、後で食い物取りにいくわ。」
影 「…重体じゃないんですか?」
ガダ 「それでも喰うのが001号なんだなw」
影 「ですかw 情報屋さん、どうしますか?
閉会式は手伝ってもらう事もないと思いますが…
例の北部軍のご友人と約束がなければ、
今後の打ち合わせ兼ねてパーティー会場のほうにご一緒しませんか?」
明日はこれない模様…今日は…何書こうかな…
>>317 情報屋「特に急ぐ用事もありませんし、ぜひ参加しましょう。
間違いなく北部軍の面々もパーティーに出てくるでしょうし。」
------------------------------
〜医務室〜
キャンドル「さて…マンダー、ちょっといいか?」
マンダー「何です?」
キャンドル「えーと、大賢者は世界樹には行かないんだそうだ。
『気持ちだけ頂いておきます』と言っていたぞ。
それから、夜になったらパーティーをやるんだとさ。
せっかくだから皆で参加しないか?」
マンダー「パーティーですか…もちろん全員参加でしょう。
そうだな?」
全員揃って頷く北部軍一行。
保守しておきます。
321 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/03(日) 00:52:51 ID:VNSwOX3VO
あげ
保守ですすみません。。。
〜世界樹の森〜
まほうおばば@精鋭「そう、その調子!」
極楽鳥@精鋭「呪文は気から!もう一発やってみろ!」
グランツ「 ギ ラ !!」
精鋭部隊は見た。
グランツも自分で確認できた。
確かに今、彼の周囲に火花が散った。
スカイドラゴン「なかなか上達が早いね。」
グランツ「そうですか?」
極楽鳥「なんてったって、我々精鋭部隊が特別に作成した
呪文習得プランを元に教えてるからな。」
まほうおばば「この調子なら、あと1週間ぐらい頑張れば…
イオぐらいまでは使えるようになりそうだよ。」
極楽鳥「氷の呪文はまだ早そうだから、それは後回しでいい。
とりあえず、ギラとメラとイオの習得が目標だ。」
グランツ「はい!」
【魔力を鍛える精鋭部隊の呪文習得トレーニング】
攻撃呪文入門:ギラ→メラ→イオ→バギ→ヒャド→………
補助呪文入門:スカラ→ピオリム→ボミオス→ルカニ→マヌーサ→………
回復呪文入門(入門のくせに難易度高):ホイミ→ベホイミ→キアリー→……
・
・
・
もともと一般部隊や精鋭部隊候補生の魔力を向上させる目的で考え出された。
発案者は精鋭部隊副隊長のまほうおばばC。
勇者一行が習得していく順序とは相当異なるが、
人間と魔物ではかなり違うので当たり前といえば当たり前。
今回グランツがやっているトレーニングは、このプランをさらに初級者向けにしたものである。
回復呪文は入門ですら終えるのに苦労すると言われる。
ゆえに、精鋭部隊の極楽鳥は能力の高い貴重な回復役となっている。
走って医務室に戻ってきたガダ。
扉を開けて部屋に駆け込もうとし…危うくそこに立っていたマンダーにぶつかりそうになった。
ガダ「お…北部軍の…」
お互いに軽く頭を下げて挨拶を交わす。
001号に目をやる。
眠っているのか、呻き声も聞こえず、身動きもしない。
よくみると胸が規則正しく上下している。
アリア「あらガダさん!用事は済みましたの?」
ガダ 「ええ。」
ジョン「001号さんは少し落ち着いたようですよ。」
アリア「眠らせてあげた方がいいでしょう。皆さん、部屋を出ませんか?」
アリアに促され、ゾロゾロと部屋を出る。北部軍も一緒だ。
ガダ 「そうだ、皆さん、パーティーにでるのですね?」
北部軍が頷き、ジョンアリアも同じように頷く。
ガダ 「もうそろそろ会場の準備できるそうなのですよ。」
アリア「じゃあ、ご一緒しましょう。」
アリアがマンダーに言い、問い掛ける視線を北部軍の面々とキャンドルに向ける。
ジョン「ガダさんも行くでしょう?」
ガダ 「行きます…少し001号の様子をみようと思ったのですが…」
アリア「そっとしておいた方がいいかと思いますよ…」
ガダ 「ですか。あ、北部軍の皆さん、さっきはバタバタしちゃって…
ゾンビマスターのガダです。って、あなたたちにとっても敵だったのだけれど…」
マンダー「いえ、今は敵も味方もありませんよ。」
キャンドル「そうだ!別に気にすることはないぞ!」 ゴン
キャンドル「何をする!」
ゾンビマスター「いくら昔エライ人だったとはいえ、言葉には少し気を遣ってください!」
デスJ「まぁまぁ……
そうと決まれば、早速行きましょうか。
大会の参加者はほぼ全員呼ばれているはずですから、
また色々と面白い話ができそうですね。」
マンダー「ということは、オヅマ君もいるかもしれないな。」
ロン「オヅマって、最初に戦ったあの子供か?」
マンダー「そうだ。まだ子供だが、実力はなかなかのものだったぞ。」
おばばC「魔物が言うのもなんですが、将来が楽しみな人間でしたな。」
なかなか進められなくて申し訳ないですね。
さて、大広間でご本人が書き込まれていますが、
6月6日は我がヘルコンドル隊長の入隊記念日でした。
皆さん、謹んでお祝いを申し上げるように。
>隊長
お祝いが遅れてしまい申し訳ありません!
お詫びと言ってはなんですが、大き目のケーキを用意いたしましたので…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
∫+ 。・ ☆ 4周年おめでとうございます!!☆ ・。+∫
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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/^ヽ∴:/^ヽ∴:/^ヽ:∴/^ヽ
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|=========Congratulations!!========|
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>ヘルコンドルさん
入隊記念日おめでとうございます!
結構頻繁に入隊記念日がやってくる気がしますが、
実はみんな同じぐらいの日にちに入隊してるのかもしれませんね。
(気がするだけ?)
>ゴールドマンさん
ほぼ毎月誰かしらの入隊記念日がありますからねー。
人数は、いることは、いるんですよね。
来ないけど
〜アープの塔入り口〜
セッテ 「悪いねえ、ジミー君。」
ジミー 「そんな事はいいけどよ…ユウちゃんビックリするだろうな。」
セッテ 「そうだね。真直ぐ僕の研究室まで送ってもらえるかな?」
ジミー 「ルーラでかい?そりゃ出来るけど…」
セッテ 「3〜4日瞑想しているよ。少しはマシになるだろう。
それまでユウには部屋に入らないよう言っておいてよ。」
ジミー 「メシどうすんの?」
セッテ 「3〜4日くらい、食べないで大丈夫だよ。」
ジミー 「マジで?」
セッテ 「体機能は殆ど停止させちゃうから…」
ジミー 「なんか合ったら困るじゃん。」
セッテ 「なんかってw?」
ジミー 「あー、まぁ、コンナトコに泥棒も入らないだろうな…」
セッテ 「ある程度トラップあるしね。結界はっといてもいいし。」
ジミー 「…結界?」
セッテ 「ああ。アイテムで張れるからいまの僕でも問題ない。
それで駄目な相手が侵入してきたら、どうせいまの僕じゃ対応できないよw」
ジミー 「俺、暫くいようか?」
セッテ 「大丈夫だってww いつもユウ1人なんだよ?」
ジミー 「それもそうかなww」
セッテ 「ああ、まあだからこそ居たいという気持ちもわからんでもないけど。」
ジミー 「ななな何いってんだよ!さっさと行こうぜ!研究室だな?ルーラ!」
ユウ 「はーい。
あれ?誰か来たと思ったのに…」
〜セッテの研究室〜
ジミー 「散らかってんなぁ。相変わらず。」
セッテ 「あ、かってに動かさないでくれたまえよ。」
ジミー 「つったって、これじゃ足の踏み場も…」
セッテ 「駄目駄目。危険だかr」
ボン!!
ジミー 「…」
セッテ 「その杖、メラミでるよ。」
ジミー 「言うの遅いよ。ゴホゴホ。」
セッテ 「散らかってるんじゃないんだ。
ちゃんと考えて僕が一番都合いい配置で置いてあるんだ。」
ジミー 「そう言うの散らかってるって言うんだよ。」
セッテ 「さて…」
ジミー 「手伝おうか?」
セッテ 「悪いね。この杖をここに…その敷物に座るから…
そこのオーブ…いや、隣の青い奴。前においてね。
あと水差し置いておいて。うん、それでいいよ。
魔法陣書くからちょっとどいてくれる?」
ジミー 「フーン。こんなんでいいのかい?」
セッテ 「こんなんって、これもこれも、この世界でひとつしかない逸品だよ。
この薬草なんか店で売ったら15000Gは下らないね。」
ジミー 「そんなのそこらに置いとくなよ!泥棒なんではいんねぇんだw
セッテ 「なんでだろうね?」
セッテ (あ、困ったな…ヘル君達が来るかも知れないな…
瞑想に入っちゃうと来ても気づかないかな…)
ジミー 「じゃあ、もういいかい?」
セッテ 「うん。そうだね。ありがとう。
(うーん、ジミー君にヘル君へ言付け頼んだらやっぱり怪しまれるよね…)」
ジミー 「お大事にナ、旦那。」
セッテ 「うん。…なんでドアから出るの。来た時と同じように窓からでれば速いじゃない。」
ジミー 「いいじゃんかよ!」
セッテ 「(アクロス君なら僕が瞑想している所遠視できるだろうし、
塔のトラップに引っ掛かる連中でもないし…大丈夫か…)
そうかそうか。まあ頑張りたまえ。それと、バラモス軍の諸君にもよろしく。」
ジミー 「頑張れってなにwo背中押すなって!」
ユウ 「やああああ!!!!」
ジミー (お、ユウちゃん…なにやってんだ?) 0.10秒
ジミー (ホウキ…) 0.20秒
ジミー (ああ、なんか不審者だと間違えて…) 0.25秒
ジミー (話し声が聞こえたのかな?) 0.27秒
ジミー (しかし・・・魔法使い見習なのに、何故ホウキで…) 0.32秒
ジミー (怖がってるユウちゃんも可愛いなあああああ) 0.40秒
ジミー (ここでわざとホウキにぶたれて…
「いてぇ!」
「あ!ジ、ジミー君!?」
「ユウちゃん…ひでえなぁ…」
「ごめんなさい!私てっきり泥棒だと。」
「ごめんねごめんね!」
「あ!コブんなってる!」
「うそ!どこどこ!」
「ほらここ!」
「…ほんとだ・・・ごめ〜〜ん!」
「いいよ。その代わり。」
「その代わり?」
「ユ…夕食を…」
「……夕食だけでいいの?」
「え…… ……ユウちゃん…」
「ジミー君…」) 0.41秒
バシ!
ジミー「いてぇ!」
バシ!
ジミー「い、いててt」
ユウ 「えい!えい!」
バシ!バシ!バシン!!バシ!バシ!
(↑会心の一撃)
ジミー「いでで!いたい!!いたいよ!!!マジ痛てええええ!」
ユウ 「はぁ、はぁ、・・・・・・
……………………………ジミー君!?」
ジミー「遅いよ。」
ユウ 「ごめんなさい!私てっきりゴキブリだと!」
ジミー「ありえねえええ!!」
ユウ 「お師匠様の研究室、時々変なモノが出てくるから…
この前もでっかい人面蝶が…」
ジミー「(泥棒なんか入るわけねえな…)」
ユウ 「ごめんねごめんね!怖かったから夢中になっちゃって。」
ジミー「怖かったって…立ち向かっちゃ駄目だよ。危ないじゃん。」
ユウ 「うわー、コブだらけだね。。。」
ジミー「ユウちゃん、打撃系の方がいけるんじゃないの?」
ユウ 「お父さん戦士だからって、それはないでしょ!」
ジミー「あ、あのね、セッテの旦那、ロマリア闘技場の大会に出場したんだけど知ってた?」
ユウ 「うそー!?見に行きたかったなぁ!それで?やっぱり優勝しちゃった?」
ジミー「いや、それが2回戦で負けちゃってね。」
ユウ 「お師匠様が!?」
ジミー「ああ。まあ、相手が悪いよあれは。」
ユウ 「相手はどんな?」
ジミー「人間じゃないよ。この世界で勝てる奴いないんじゃないかな…」
ユウ 「そう…」
ジミー「でね、その戦いで魔力使い果たしちゃったんだ。」
ユウ 「まさかー。お師匠様って、無限魔力を体得していんだよ!?」
ジミー「うん。でも、未完成の魔法で、体にも負担が大きかったとかで。」
ユウ 「そう…」
ジミー「まあ、大丈夫だよ。ただ、暫く瞑想して、魔力を回復させるって。
だから3−4日、旦那が出てくるまでこっちから
あの研究室に入ったりしないでってさ。」
ユウ 「そう…わかった。ありがとねジミー君。」
ジミー「何言ってんだよ。いいって。」
ユウ 「痛い?」
ジミー「いてえww」
ユウ 「薬草あげようか?」
ジミー「薬草…いや、俺ベホマできるっす。」
ユウ 「そう!晩御飯食べていく?」
ジミー「食べる食べる!
あ、なんなら旦那が回復するまで無用心だから俺ここにいようかな?」
ユウ 「大丈夫だよ!」
ジミー「そう? でも大ゴキブリとかでるかも…」
ユウ 「お父さん来てるし!」
ジミー「お父様?…戦士でオルテガのパーティーメンバーだった?」
ユウ 「そうだよ。一緒に晩御飯食べようね。」
ジミー「あ!俺お城に戻らないといけないんだった!!」
保守
さて…どうしますかね。
〜パーティー会場〜
遠くから激しい歓声、拍手、どよめきなどが間断なく響いてくる。
影 「どうやら閉会式の方は上手く言っているようですね…」
オヅマ 「あ、VIPの席はこれでいいかと係りの方が…」
影 「ふむふむ、いいと思いますよ。っていうか、オヅマさん、
あなた手伝いはもう結構ですよw」
オヅマ 「そうですか?でもまあほかにやる事もありませんし。」
影 「しかし…あなたは選手ですからいわばこのパーティーのメインゲストですよ。」
オヅマ 「はははw僕なんかそんな柄じゃないです。」
影 「柄の問題じゃないですよww
それに、なんでも天才少年剣士としても有名だそうですし、
あなたは立派なメインゲストですよ。」
オヅマ 「僕なんてまだまだです。」
影 「その鎧…」
オヅマ 「はい?」
影 「いえ。変わっているな、と。」
オヅマ 「ええ。ある人に貰った物なのですが…
実は僕にもどういういわれの物なのかわからないのです。」
影 「ほう!?」
※ 「しかし、強度はもとより、魔法やブレスの耐性もある…並みの品ではないな。」
オヅマ 「あなたは…」
ガラハ 「試合中は挨拶をするヒマもなかったが…ガラフッドです。」
影 「っげ。」
ガラハ 「うん?そちらは…まさかあの時の?」
影 「は…ははははは。その節はどうも…」
ガラハ 「そなたが絡んでおったのか…」
オヅマ 「あ、どうもオヅマです。お2人はお知りあいで?」
影 「えーと。」
ガラハ 「構わん。私はエジンベア陸兵士団長ガラハッドだ。」
オヅマ 「あなたがあの!お会いできて光栄です!」
ガラハ 「…そう言ってもらえるような試合は出来なかったが(苦笑)」
影 「アア・・・あれは相手が悪かったですね。
いいんですか?パーティーに出るとなると、
そのフルフェイスの兜被ったままではいられないですよ。」
ガラハ 「なに、構わんさ。エジンベアでは煩いだろうが、あのセッテ様も負けた大会だからな…
それに、是非オヅマ君とは一度会いたいと常々思っていたのだ。」
オヅマ 「僕に!?光栄です!」
ガラハ 「うむ。噂にたがわぬ剣の冴え。頼もしく思った。」
オヅマ 「いえ…全く歯が立ちませんでした…」
ガラハ 「それは仕方あるまい。君はまだまだこれからだ。
それに、あの竜は私が戦ったとしても勝てるかどうか…」
オヅマ 「ガラハッド卿でも!?」
ガラハ 「うむ…」
影 「高レベルな大会でしたね…」
ガラハ 「で、君の鎧のことだが…」
オヅマ 「はい。」
ガラハ 「人間が作った物ではないように思う。」
オヅマ 「え!?」
影 「なるほど…」
ガラハ 「うむ。これだけの鎧が作れる人間がいれば、さぞかし名のある名工であろう。
だが、この鎧は私の知っている限りどの国、どの地域の物とも違う。」
オヅマ 「では…魔物が?」
ガラハ 「恐らく。その、『神機兵』の文字に心当たりは?」
オヅマ 「いえ…これは僕がまだほんの子供のころある人に貰ったのです。」
ガラハ 「貰った?」
オヅマ 「ええ…」
影 「お2人、どうぞあちらに座ってください。剣士同士色々話したい事もおありでしょう。
私は仕事もありますのでこれで。」
ガラハ 「うむ。
お、そうそう。セッテ様は?」
影 「あ、あの方はパーティーでないそうです。もうすでに帰られたかと。」
オヅマ 「セッテ様とお知りあいなのですか?」
影 「え!?ええ。まあ…」
ガラハ 「オヅマ君はこの影殿とは?」
オヅマ 「知り合ったばかりです。」
ガラハ 「そうか。…」
影 「…」
ガラハ 「優勝したミルツ殿もいなくなったとか?」
影 「はい。賞金も受け取らずに。」
ガラハ 「ふーむ…一体何者だったのか…」
オヅマ 「本当ですね・・・
2回戦第3試合のお2人は?」
影 「ああ…彼らもそれぞれ帰った…模様です。」
ガラハ 「そうか。いや、だらしない話だが、あのすたろんという選手、
思い出すだけでも恐ろしい…こんなことは初めてだ。」
オヅマ 「すたろん選手って…魔物ですよね?」
ガラハ 「分からん…」
影 「(うーん、人間だけど…ま、いいか。)では。ごゆっくり。」
>>329 はっはっはっ、意外にメンバー豊富なんですよねぇw
年月だけがどんどん経っていくと言うこの状況
20過ぎたら1年が早いって言うのはこの事か
あれ?
いま鎧様が通ったような…
いやY.S氏かな?
沢山いるんで時々ごっちゃになります。
情報屋さんや北部の皆さんも動かしちゃいましょうか。
そうするとますます私の1人芝居みたいで面白くないですけど・・・
〜通路〜
影 「お、皆さんおそろいで…」
ガダ 「よ、影さん。」
情報屋「いま、みんなでパーティー会場に移動しようと。」
影 「そうですか。まだ準備完了してませんが大丈夫ですよ。
この表が席順になります。北部の方は、この右の方…
情報屋さんは一応支配人と一緒にメインテーブルを手配したのですが、
どうします?ご友人と一緒がよければいまなら変更できますよ。」
マンダー 「…(うん?どこかで見たようなあやしい影だな…)」
情報屋 「メインテーブルですか?しかし、私は役員でもないですし…」
影 「いえいえ、いろいろお世話になりましたし、
情報屋さんが来て下さるとVIPばっかりのテーブルもなごむかなと。」
情報屋 「面倒な役目ですね(笑)。一体メインテーブルのほかの面子は誰なんです?」
影 「ロマリア王とか…」
一堂 「…」
影 「あと闘技場の支配人さんと…とはいえ、支配人さんは司会を兼ねるので、
テーブルでじっとしていられないでしょうが…
それにロマリアの大臣さん、アリアハンの外務大臣の代理の方、
ホビットのノルドさん、バハラタの富豪の方もいますし、アッサラームの市長さんも。」
ガダ 「召し食ってる気にならないだろうな…」
影 「あ、マンダーさんは選手ですので、こちらの特別席…他の選手の方と一緒になります。」
マンダー 「承知した。時に…」
影 「別に大丈夫ですよね?戦闘になったりしませんよね?リングを降りれば友ですよね?」
マンダー 「ん?ああ、それはもちろんです。ところで…」
影 「安心しました。さすが一流の勇者となると紳士ですよね。あ、いま一流と一竜かけたギャグです。」
情報屋 「へ?…あ、ははははは…」
一堂 「…」
情報屋 (しまったー!お世辞とは言え、笑ったの自分だけー!!)
あー、なんかシリアス続きで疲れちゃったなー
なんかパーっとやりたいですね。ぱーっと。
うぅむ、一昨日が二回忌だったなそう言えば
全く、命日になると現れるなんて成仏出来ない霊みたいじゃない………
って、そう言えば成仏してないんだったw
>>345 シリアスはねー、大変ですよねー
行き当たりばったりを得意技とする私には苦手科目でございます
パーっとやるなら酒か女かギャンブルか……
いや、なんでもありませんよ、本当にっ
名前: ゴールドマン@規制 ◆VbQnJB48ig [sage] 投稿日: 2007/06/14(木) 20:41:20
>>344 おばばC(なかなかテンション高いね、このあやしい影は。)
情報屋「ゴホン。
うーん、僕は偉い方々とご一緒できるような立場じゃないですし…
ここはやっぱり北部軍の方と同席がいいかなぁと思いますね。」
マンダー(やっぱりどこかで見たような感じがするが…まぁいいか。
聞くタイミングは多分いくらでもあるだろう。)
ゾンビマスター「そうと決まったら、さっそく移動しましょう!
なんとなく腹も減ってきましたし。」
ガダ 「お、おい影さん…」
ガダが影に声をかけ、歩き出した一行から一歩送れて囁く。
ガダ 「どうしたの?なんか変だぜ。」
影 「実は、あのマンダーさんとは機械大戦中に一度会っているのですよ。」
ガダ 「へえー。……悪い形で会ってるってことか?」
影 「ええ…スフランさんを誘拐しに行った時に森で。」
ガダ 「最悪じゃんかよ(苦笑)」
影 「笑い事じゃないです。なるべく気づかれたくないもので…」
ガダ 「分かったよw。」
影 「001号さんは?」
ガダ 「落ち着いてる。いまは寝ているよ。」
影 「アリアさんが見ているのかな?」
ガダ 「ああ。あの人間の2人な。すぐに来るってさ。」
影 「そうですか。」
情報屋「どうしました?」
ガダ 「すぐ行きます。」
影 「あ、私は仕事があるのでこれで。
ガダさん、これパーティー会場の係りの人に渡して下さい。」
影が、闘技場の方向へさっていく。
情報屋「なにかありましたか?」
ガダ 「いや、なんでもないです。」
情報屋「それは?」
ガダ 「情報屋さんの席順変更案ですね。北部軍のテーブルになってますね。」
情報屋「あの…ガダさんと、それに影さんの席がないようですが?」
ガダ 「ああ…やっぱこういう目立つ席には出られないんすよ…」
情報屋「そう…」
マンダー 「でられないとは?あなたたちは主催者なんじゃないのですか?」
ガダ 「えっと…」
情報屋「んー…きっと色々あるんでしょう…ね?」
マンダー「…まぁ、別に私が問いつめることではないですね。
失礼しました。」
マンダー(私の記憶では、確かあのあやしい影は世界樹の森で見たような気がするのだが…
過去の事なのに、何をしに来ていたかまでわざわざ聞くのは邪道か。うむ。)
リアタイ!?
遅れたがヘルコンおめ
ぱーーーーーーーーーーっとなんかないですかね。
ゴールド、それは市場を巡る経済の流れ。
地上と地下世界に生きる、全ての生活の源です。
商人ギルドは、魔物の骨や皮をゴールドとして換算するシステムを作りました。
そのおかげで、冒険者達の懐はとても豊かになりました。
でも、それは経験値もふえること、そう考える人も大勢いました。
冒険者達は、自分達に反抗する魔物を力で倒そうとしました。
冒険者には、勇者という特別な職業がいました。
一昔前にアレフガルドから現れ、魔物たちを滅ぼそうとした災厄―オルテガの後を継ぐ人たちです。
その中にアレフという、とても優秀な勇者がいました。
でも、自分が覆面パンツの息子と知って、エリミネーターを憎むようになりました。
そして、いつしか全ての魔物を憎むようになりました。
魔物と、魔物を狩る勇者達。
憎しみが生まれ、魔物を殲滅してしまおうとするアレフ。
アレフを止めようとしない仲間たち。
いくつもの戦いがありました。
戦いの数だけゴールドがありました。
私が大好きだった魔物も、ゴールドに換金されてしまいました。
そして、あの日、あの運命の日、全ての戦いを終わらせたのは、バラモス様の英断でした。
バラモス様は、魔物達にゴールドで給料を支給しました。
魔物達に与えられたゴールドは、争い、野望、悲しみ、全てを買いとってしまいました。
「命と引き換えに、ゴールドを渡すんだよ。」
そう言われたのは4年半前でした。
でも、市場経済は、私達が思うより、ずっとずっと複雑みたいです。
『万年財政危機』
「なあ、赤字どうなってる?」
お願いです。支払いはもう少し待って下さい。
アレフじゃなくてアルスでしたね。。タシカ
よし!時間がある!
書くぞ〜
何書こう。。。
〜パーティー会場〜
キャンドル「ここが会場か。」
ロン 「なんだ、もう殆ど準備終わってるじゃない。」
ガダ 「えーと、皆さんの席は…ここですね。
ちょっと俺、情報屋さんの席の変更伝えてくるので。
あ、マンダーさんの席は向こうの・・・ああ、
2人もう座ってますね。あそこです。
戻ってきたら案内しますから。」
マンダー「ああ、あそこですな。
なに、案内には及びません。
自分で行きますよ。」
ガダ 「そうですか?でも紹介とか・・・」
マンダー 「ははは。そんな堅苦しい事は無用でしょう。
同じ舞台で戦った物同士に言葉は不要…ですよ。」
キャンドル「そう言えば、座っている一人は1回戦の相手じゃないか?」
情報屋「本当ですね。オヅマ君、ですか。」
ガダ 「そうですか。分かりました。
このテーブルは皆さんだけですので、
テーブル内での席は自由にしてください。
では、後ほど。」
情報屋「ご苦労様です。手伝いが必要なら言ってください。」
(ガダが一行から離れました。上手くつながっていますかね?)
〜通路〜
ジミー「おーい、影さんよ!」
影 「え!? あ、ジミーさん!まだいたんですか?」
ジミー「いや、また来たの。」
影 「え?なにかありましたか?」
ジミー「実はよー
>>335 ってことになっちゃってさ。」
影 「はぁ。」
ジミー「どうしよう?」
影 「食べてくればいいじゃないですか。」
ジミー「ええ〜〜〜。親父さんだぜ!? 緊張するよ。」
影 「…別に緊張する事ないじゃないですか。」
ジミー「なんだよー、影さんホント、こういうこと疎いよなー。」
影 「分かってて相談に来るあなただってどうかしています。」
ジミー「ほかに誰に相談すんだよ!」
影 「なんで逆ギレ気味なんです!?秘書室の皆さんでいいじゃないですか。」
ジミー「照れるじゃねえかよ!」
影 「何で照れるんです?ニヤニヤ」
ジミー「……あのな、影さんだから言うけどな…
…………・・・・・・・・・・・・誰にも言うなよ?」
影 「言うなと言われれば言いませんが。」
ジミー「影さん軍裏切るくらいだからな…」
影 「orz …相談するんですかしないんですか。」
ジミー「するする。あのな、・・・・・・俺、ユウちゃんが好きなんだよ。」
影 「はぁ」
ジミー「はあじゃねえよ!」
影 「そんな事分かってますよ。」
ジミー「分かってるって?俺がユウちゃん好きってことが?」
影 「ええ。」
ジミー「えええええ!?なんで??」
影 「…」
ジミー「ふーん、影さんは恋愛とか疎いと思ってたけど、そうでもないんだな。」
影 「・・・・・・で、メシ食うかどうかの相談ですか?」
ジミー「ああ。
いや、もっとその…
あああああ、とりあえずその相談でいいや。」
影 「喰ってくりゃいいじゃないですか。」
ジミー「緊張すんだってば!」
影 「嫌ならやめたらいいじゃないですか。」
ジミー「俺はユウちゃんとメシ食いたいんだよ!」
影 「私にミルドラース様のような力があったら、あなたの頭ぶん殴っている所です。」
ジミー「どうしよう?」
影 「いいですか!?
折角彼女が父親に引き合わせたいって言っているのに、逃げるなんてそれでも男ですか!」
ジミー「え!?…引き合わせたい?」
影 「そうじゃないですか?」
ジミー「え?え?それって…」
影 「『今度一度、うちの親にあって(ポッ』って」
ジミー「え?え?え?あれってそう言う意味だったの?」
影 「知りませんよ。」
ジミー「なんだよ(怒!!」
影 「どちらにしても、相当に親しく思っていなければ、誘ったりしないんじゃないですか?」
ジミー「前に弟みたいって言われたんだけど…」
影 「いいんですよ。嫌われていないってことははっきりしたってことですから。」
ジミー「うーん。でもなぁ…俺は恋愛したいんだよ。」
影 「だから、それはこれから深めていくんです。大体、愛情なんてものは育てる物でしょう。
ヒトメボレなんてロクな結果生みませんよ。」
ジミー「俺はユウちゃんにヒトメボレだぜ。
影 「……あなた、1回いいだすとノロケまくりますね。」
ジミー「でへへへ。」
影 「マヌーサ。」
ジミー「スマンかった。」
影 「それに考えてみてください。一般的に親父さんと言う物は、彼女と深い仲になる最大の障壁です。」
ジミー「ふ、深い仲ってそれdrftgyふじこ」
影 「ですから、ここで頑張って親父さんに気に入られれば……
もう半分勝ったような物です!」
ジミー「そ、そうかな?」
影 「勿論です。将を射んとすればまず馬を射よです。」
ジミー「なるほどなー。…でもキンチョーするな…」
影 「間違いないですよ。ここが漢の見せどころです。」
ジミー「そうか…そうだよな。」
影 「頑張って下さい。」
ジミー「よし!!!行って来る!」
影 「逝ってらっしゃい。」
ジミー「でもなぁ・・・」
影 「なんなんですかあああ!!」
ジミー「こと色恋ごとだけは、影さん信用ならないからなぁ…」
影 「…じゃあ、ほうおう様にでもミルドラース様にでも相談したらいいじゃないですか!
もう知りません!マヌーサデMPムダヅカイシチャッタヨブツブツ…」
さて、大広間に移動していますので…
うーん、回想上手くいかないなー
>影さん
いい感じにつなげてくれてありがとうございます。
無駄にはなりませんでしたね!
-------------------------------
>>357 デスJ「それにしても、ここまで盛大にやるとは…」
キャンドル「魔物がいるのにこんな豪華なことをやってくれるなんて、
なかなか太っ腹な主催者だな。」
マンダー以外の者は次々と席につく。
あまり真面目に席を決めていないようだが、特に問題はないらしい。
ゾンビマスター「我々も、情報交換のためにも色々な人と話してみましょうかね。」
情報屋(なんだかんだ言って、選手の半分ぐらいはここに居ないんだけど…)
マンダー「あの赤い鎧…確かに彼だな。そしてその隣はガラフッドという人か。
オヅマ君!」
(ガラハッド、オヅマにマンダーが話しかけました)
>>363 オヅマ「あ!マンダーさん!」
オヅマは驚いて立ち上がり、どんな挨拶がいいのかと一瞬考え、
無難な線としてお辞儀をした。
折り目正しいその動きに、ガラハッドの口元が思わず微笑みが浮かぶ。
オヅマ「マンダーさんもパーティーに出られるのですか!
またお会いできて嬉しいです!」
一歩踏み出し、手を取らんばかりにしてマンダーを席に導くオヅマ。
ガラハッドも遅れて立ち上がり、こちらは軽く頭を下げる。
ガラハ「予選会場や開会式などではご挨拶する機会もなかったですな。
ガラ…ガラハッドです。エジンベア騎士です。お見知りおきを。」
賑やかに会話をしつつ、物珍しげに周囲を見回す北部軍一行。
それを1人の兵士が強張った表情で見ているのに、情報屋が気づいた。
会場の壁際には、槍を持った兵士が等間隔に立ち、警備に当たっている。
ここに立っている兵士は特に大柄で腕も立ちそうだ、と思いつつ
何気なく見ていた情報屋と、その兵士の目があった。
ニコリともせず気難しげな表情のまま、プイと目をそらす兵士。
何とはなしに不審な感覚を抱く情報屋だが、疑問が形になる前に
肩を叩かれて振り返る。
情報屋「ああ、ガダさん。」
ガダ 「係りの者と話して、情報屋さんの席はこのテーブルで確定しました。」
情報屋「そうですか。お手数かけてすみません。」
ガダ 「いえ。ところで、ひとつ皆さんにお願いなのですが…」
魔法お婆「ほう、なんでしょう?」
ガダ 「こちらのテーブルに相席をお願いしたいのです。」
キャンドル「相席!?なんだかメンドクry」
情報屋「私は別に構いませんが…」
ロン 「相席って誰と?」
ガダ 「先ほど医務室であった人間の2人、アリアさんジョンさん、
それに彼らの旅の仲間でスレインというエルフです。」
かなり細かいですが、情報屋は一人称が「僕」ですー。
といっても、情報屋の一人称(と口調)は初登場時からものすごい勢いで変化してるので
どうということはありませんけど…
----------------------------------
ロン「それだったら全然問題ないよ!」
情報屋「この中では、ロンが一番つながりが深いかな?
僕も彼らのことは知っていますし、みんな大歓迎しますよ。」
キャンドル(魔物だらけのテーブルなのに、本当に大丈夫なのか…?
ロンの話を聞く限りは平気そうだが。)
----------------------------------
元気のいいオヅマに導かれ、思わず笑みがこぼれるマンダー。
両者に軽く頭を下げて席につく。
マンダー「(ガラ『ハ』ッドだったか。聞き間違えていたのかもしれないな。)
私も、君のような実力者と同席できることを嬉しく思う。
それから…ガラハッド殿ですね。エジンベアの方でしたか。よろしく。」
十代の若さで剣を使いこなす少年に、エジンベアの騎士。
改めてこの大会の大きさを実感する。
>ゴールドマンさん
これは申し訳ない。「僕」了解しました。
いやいや、こういう細かい所でキャラの印象が変わって来ますからね。
まあ、勝手に動かさないに越したことないですが…
〜北部軍のテーブル〜
ガダ 「ありがとうございます。もう少ししたら来ると思うのでよろしく。」
情報屋「いえいえ。むしろあちらが魔物ばかりで戸惑うのではないですか?」
ガダ 「ははは。正直に言うと、先に相席待ちの人の中から、魔物と同席で構わない人を
聞いて廻った所、アリアさんジョンさんが手を挙げたという事です。
ですから、お気遣い要らないと思います。
聞いた所では、そちらのロンさんとは以前からお知りあいとか?」
〜出場選手のテーブル〜
マンダーが席につく(椅子の上にトグロ巻くのですかね?)。
ガラハ「1回戦、2回戦お見事でした。」
マンダー「いえ。そちらのグランドクルスという技も凄い威力でしたな。」
ガラハ「ははは…交わされては意味がありません。」
オヅマ「あれは、あやしい影さんも言っていたように、相手が悪すぎましたよ!
マンダーさん、ガラハッド卿は、身分を隠して偽名で出場されていましたが、
本当はエジンベア軍の陸兵士団長で、各国にその名の響き渡る、
人間でも屈指の剣士なのです!」
ガラハ「やめてくれ。敗者をそんな風に持上げる物ではない。」
オヅマ「本当のことですよ!僕はずっとガラハッド卿に憧れていたんです!」
ガラハ「気持ちはありがたいが…」
マンダー「ははは。まあ、敗者ということでは、我々3人とも優勝できなかったということでは同じですな。」
オヅマ「僕はハッキリとマンダーさんに負けましたから、同列ではないです。」
ガラハ「オヅマ君、謙虚なのは良い事だが、君の年齢でそんなに卑屈になることはないぞ。」
マンダー「同意です。君はもっと自信をもっていい。」
オヅマ「お2人にそんな風に言っていただけて光栄です。」
ガラハ「はははw。まあ、そう肩に力をいれずにいこうではないか。」
マンダー「そうですよ。パーティーなのですから、無礼講ですよ。」
ガラハ「うん。しかし、剣を交えた…失礼、マンダー殿は剣ではないですが…
戦った物どうしがこうして心許して語り合うというのは愉快な物ですな。」
オヅマ「はい!」
マンダー「ところで、先ほどはなにやら話の途中だったようですが?」
オヅマ「ええ。この僕の鎧のことなんですが、卿の見たところ、人間の作った物では無いようだと。」
ガラハ「うむ。…魔物か妖精か亜人種か…ともかく人間が作ったとは思えぬのだが、
いかがですかな?マンダー殿に心当たりはございませんか?」
うーん、やっぱりある程度動かさせてもらわないと話が進みませんね…
>ゴールドマンさん
マンダーさん返事とあわせて、私の書いた中で口調・正確チェック願いますです。
×正確
○性格
>影さん
大丈夫ですよ!
>マンダーが席につく(椅子の上にトグロ巻くのですかね?)
想像しにくいですけど、多分そんな感じなんでしょう。
---------------------
マンダー「真紅の鎧というと……
私のいる世界樹の森からかなり離れた場所にいると言われていますが、
キラーアーマーという魔物をご存じですか?
あれにそっくりな色と形ですね。
人間にこれほどの鎧が作れるとは思いませんし。」
---------------------
ロン「知り合いというか…まぁ、旅先(?)で出会った人たちだから
お互いによく知っていると思うよ。」
情報屋「…それにしても、このテーブルは…ねぇ。」
爆弾岩1名、デスストーカー1名、まほうおばば1名、
ゾンビマスター1名、スカイドラゴン1名、スノードラゴン1名、
おばけキャンドル1名、人間1名。
情報屋「ほんとに色々揃ってますよねw」
〜選手のテーブル〜
オヅマ「キラーアーマーですか?」
ガラハ「ああ、聞いた事がある…確かエジンベアに出現する
地獄の鎧という魔物の上位種ではなかったかな?」
オヅマ「さまよう鎧系ですね?」
ガラハ「うむ。そのはずだ。」
ガラハッドの言葉をマンダーが頷いて肯定する。
オヅマ「そうですか…とすると、やはり魔物の持ち物ですか…」
しばしの沈黙。
オヅマ「それが…なぜ僕の手に…」
3人ともが考えていた疑問を、オヅマが口に出す。
ガラハ「そこだな。なぜだろう?」
マンダー「それ以前にですな、」
マンダーに視線を向け、言葉の続きを待つオヅマとガラハッド。
マンダー「キラーアーマー系の魔物は、鎧そのものが生命を持っているわけです。
中には 例 外 もあるそうだが…基本的に中に人などゴホッ!ゴホッ!
ですから、その鎧も、かっては命を宿していた可能性が強い。」
オヅマ「え…」
マンダー「いや、そうでないかもしれないが…
魔王軍では鎧を作ってそれに命を吹き込むという事もやっているようだから、
その前に持ち出された、ということも考えられる。」
ガラハ「いずれにしても、魔物が作った武器防具には間違いないということだな。」
オヅマ「そうですね…」
〜北部軍のテーブル〜
ガダ 「うーん、しかしジョンさん達いれると、11人ですか…
ちょっと手狭になりますね…」
情報屋「大丈夫ですよw」
ガダ 「では申し訳ありませんが、そう言うことで。」
だが立ち去りかけたガダが、、フト何かに気がつき、
情報屋の耳に顔を近づけて小声で囁く。
ガダ 「そこにいる警備の兵士なんですが…」
情報屋「はい。」
ガダ 「始め、ここだけ警備の兵士3人にするという話があったんです。」
情報屋「え!?」
ガダ 「影さんが怒鳴り込んで…って言うのは本人の弁で、
影さんの事だから実際にはガクブルしながら
それでも相手を煙に巻く理論を述べたんだと思いますが…
まあ、ここだけ警備が3人って言うのは見るからに異常だと言うことで、
兵士1人になったんです。」
情報屋「そうでしたか…知ってたら、僕も一緒に「怒鳴りこんだ」んですけどねw」
ガダ 「はははw。
で、いま立っている彼は、兵士の中でも兵士長に次ぐ凄腕だそうです。」
情報屋「そうですか。でも正直言って、ここの魔物も…
そりゃ、大会に出ていた選手ほどじゃないにしても強いですよ。
あ、もちろん、そんな問題を起こす事はありえないですけど。」
ガダ 「もちろん我々は承知しています。が、やはりまだ魔物に心を許せない連中は多い…
というか、そう言う連中の方がまだまだ沢山いるわけです。」
情報屋「それは仕方ないですね。僕はこれからもそう言う人の誤解を解いていくつもりです。」
ガダ 「で、あそこの兵士の問題は腕っ節ではなくて…そういう反魔物派だということです。」
情報屋「なるほど。」
ガダ 「ですから、北部の皆さんにも、なるべく派手な行動は慎むよう、
それとなく情報屋さんから伝えるか、見守っていただければと。」
情報屋「なるほど、分かりました。」
ガダ 「影さんの言うには… 王族も出るパーティーですから、
バカ騒ぎになる事は無いと思いますが、それでも、
酒の勢いとかで人間側からちょっかい出してくるかもしれない。
その場合、申し訳ないが我慢していただきたいということです。
魔物も参加している大会ですが、あくまで主催は人間で、
そこに魔物が混じっているわけですから。
軽はずみなことは禁物だ、と。」
ガダが立ち去った後、兵士達の耳には届かないようにテーブルの魔物達に教える。
情報屋「(
>>374-375)…ということだから、
パーティーとはいえくれぐれも皆さん気をつけて下さい。」
デスJ「分かりました。我々としてもこういう場で面倒は起こしたくない。」
キャンドル「魔物の友好について説いて回ってたんだから、
ここで信頼を損ねるのもまずいだろうしな。」
-----------------------------
>>373 マンダー「ただ、あの魔王軍でもそれほどの鎧は滅多に作れないような気がしますね。
じゃあどこかと聞かれるとそれは分かりませんが…」
ふむ、キラーアーマーですか、とりあえず紅いですね
ところで鎧一族、実は中の人はいたりするんじゃないかっていう意見
何と言うか、年齢的に上位種になれば成程上になっていくと言う……
つまりあれだ、キラーアーマーの中の人はお姉さんなわけです
逆に言うとさまよう鎧の中の人は………はい、またしてもそういうネタです
好きですねこのネタw……無論後悔も反省もしとりませんっ
無論フィクションかノンフィクションかは、ご想像にお任せします
と言うか、ストーリーに対しての突っ込みは無粋だろうと、そう思った
>鎧様
アムドさんの中に人がいたかどうかは、リカント様にお聞きしないと分かりませんね。
ま、
>>373でのマンダーさんは、一般論ってことで。
いざとなったらマンダーさんに、実は鎧族の生態とかヨクワカランって言ってもらいますw
HAHAHA、鎧の生態はファンタジーですよ
鎧に「中の人」なんてありませんよ…
ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから
既出ネタの予感…
分かった!
鎧=移動式生命維持装置。培養液かなんかが入っている
さまよう鎧=赤ちゃんが操縦バブー
地獄の鎧=少年が操縦イケ!鉄人!!
キラーアーマー=青年が操縦っていうか鎧に中のヒトの体型が合う着てるわけですね
リメで出る鎧はなんでしたっけ?=おっさんが着ている。(脱ぐと覆面パンツ)
話の続き書く時間がなくなっちゃったわヨ!
とホイミンさん口調。ハッハッハ。
ノシ
383 :
あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2007/06/23(土) 12:15:09 ID:27bGfCTk0
土曜日ですし、パーっとageてみますか。
バラモス様が現れるかもしれませんしね!!
ちゃんとお話の方も書きますよ。
〜選手のテーブル〜
マンダー「そう言えば…試合中、ちょっと気になる事を言っていましたね?」
オヅマ「え?ああ、世界樹の森に行った事がある、という話しですか?」
ガラハ「ほう…」
マンダー「それはいつのことです?」
オヅマ「僕がまだ…6歳くらいのころです。
僕の住む町の冒険家たちが世界樹を目指す旅にでたとき、
そこに潜り込んで…」
マンダー「ふむ…それで、世界樹にたどり着けたのですか?」
オヅマ「ええ。僕だけ。」
ガラハ「なに?だって君は6歳ぐらいだったのだろう?」
オヅマ「はい。途中で魔物に襲われて、隊はバラバラになり…
ただ、幸い死人は出なくて、みな船に戻ったのですが、
僕だけ…運良くというべきか、世界樹までたどり着いてしまって。」
ガラハ「大変な子供だったのだな。」
オヅマ「ええ。帰ってから父にこっぴどく叱られました。」
マンダー「帰った…一人で世界樹から?」
オヅマ「はい…実は世界樹で不思議な体験をしたのです。」
マンダー「ほう!?」
ガラハ「6歳の子供が1人で世界樹にたどり着くだけで充分不思議な体験だぞ(笑)。」
マンダー「そうですね…人間の移動速度では、迷わず行ったとしても、
大人の足でも何日もかかりますよ?」
オヅマ「え・・・そ、そうですよね…いや、実際大人たちに話しても誰も信じてくれません。」
ガラハ「ふむ…」
マンダー「それはともかく、その不思議な体験とは?」
途中ですが落ち…
〜北部軍テーブル〜
ロン「ところで、キャンドルの武器探しはどうするのさ。」
キャンドル「それが問題だ。あの聖なるナイフは私にピッタリなものだったが…
あれに代わる武器が見つかるのか?」
情報屋「鋼のハリセンだと少し大きいよね。」
キャンドル「最初からお前のハリセンなど使う気はない!
ハリセンを持ったおばけキャンドルなんて、見るからに馬鹿みたいではないか!」
デスJ「北部軍の倉庫にはまだ結構武器が残っているはずですが、
おばけキャンドル殿に合うものがあるかどうか…」
ノール「あの倉庫にあるのはどれも古いものばかりでは?」
キャンドル「いや、古くても問題ない。新しい武器が必要なのだ。
呪文ばかりで身を守れるとは限らん。
そうだな、欲を言えば聖なるナイフでは少々リーチが短いかと…
どうせならあれ以外の武器が欲しい所だ。」
ゾンビマスター「はがねの鞭。」
キャンドル「鞭を持ってるおばけキャンドルは不気味だな。」
ロン「はやぶさの剣とか。」
キャンドル「もともと私は3回行動できるし、だいたい攻撃力が低すぎる。」
情報屋「アサシンダガー。」
キャンドル「危ないだろ!」
情報屋「んー、ブロンズナイフ?」
キャンドル「聖なるナイフより弱いぞ!」
おばばC「こんぼう。」
キャンドル「それも弱い!」
ゾンビマスター「刃のブーメランで。」
キャンドル「私にそんなものが扱えるか!」
デスJ「破壊の鉄球。」
キャンドル「私が鉄球に振り回される!」
カイラス「鉄の槍ならどうです?」
キャンドル「まぁ…妥当だな。サイズもどうにかなりそうだし。」
ノール「ちょっと発展させてホーリーランスなんか。」
キャンドル「おお、それはいいかもしれない。
聖なるナイフといい、私にはそういうものが合うのだ。」
ロン「ホーリーランスが合うって…本気で言ってる?」
キャンドル「当たり前だ!」
>>384続き
オヅマ「>10スレ目377-379…というわけなのです。」
ガラハ「ふーむ…銀の熊に、魔法お婆…。」
オヅマ「はい。しかし、不思議と恐ろしさは感じませんでした。
むしろ、なにか懐かしいような…」
ガラハ「ほう…」
オヅマ「単に、もう恐怖心とかマヒしていたのかもしれませんが…」
ガラハ「うむ、6歳の子供であればなあ…いや、君以外の者が言うのであれば、
子供が恐怖と疲労でマボロシを見たと思ってしまうところだ。」
オヅマ「ええ。自分でも夢でも見ていたような気がします。」
マンダー「しかし、その魔法お婆のくれたキメラの翼で家に帰ったのは間違いないでしょう?」
オヅマ「そうなんです。
まあ、大人たちは最初から持っていたくらいにしか考えてくれませんでしたが。
隊ではキメラの翼全員所持してましたから。」
ガラハ「全員?」
オヅマ「あ、僕は貰っていません。紛れ込んだ上に、僕1人になるなんて
誰も考えていなかったから…
マンダーさんは、世界樹の森の魔物の中では有力者なのですよね?
なにか、僕の見た魔物たちについて、ご存知ではないでしょうか?」
マンダー「ふむ…」
ガラハ「その前に、その鎧を入手したいきさつをお話しておいたほうがいいのではないかな?」
オヅマ「そうですね…無関係とは思えませんからね…
>11スレ目468
…と、いうわけなんです。」
マンダー「男は、人間に見えたのですね?」
オヅマ「はい。見た所は、ですが。いかがでしょう?お心当たりはありませんか?」
>>387 ジョン「なにやら、面白そうな話をしていますね。」
男の声にみなが振り向くと、ジョンとアリアが立っていた。
アリアは001号の血で汚れた僧衣を着替えてきたようだ。
それでも2人ともまだ微かに消毒薬の臭いを漂わせており、
医務室での奮闘振りを伺わせる。
情報屋「やあ、お待ちしていましたよ。さあ、どうぞどうぞ。」
魔法お婆「遠慮は無用ですぞ!」
アリア「ありがとうございます。お邪魔します。」
ジョン「改めまして、商人のジョンです。お見知りおきを。」
アリア「僧侶のアリアです。北部軍の皆さんには、色々お世話になっています。」
ロン 「久しぶりですよね!またお会いできるとは思いませんでした。」
ジョン「本当に!こんな所でお会いする事になるとは!」
アリア「それも、情報屋さんのお知り合いだったなんて、奇遇なことですね!」
情報屋「世界は思いのほか、狭いようですねw」
ジョン「本当ですね。だからこそ、狭い世界で争いあうなんて馬鹿げています。」
アリア「ええ。その意味でも、皆さんと知り合えて本当に嬉しいんです。」
魔法お婆「はっはっは。それはわたしらもおなじだね。」
キャンドル「まあなんだな。パーティーなんだ。そういう難しい話はあとにしようじゃないか。」
ロン 「えらそうにw」
ジョン 「はははw。そうそう、いま武器の話をしていましたね?」
情報屋「ええ。彼に合う武器を探しているんです。」
キャンドル「ホーリーランスで決まりだな。私にピタッタリだ。」
ロン 「はいはいピッタリですね。そんな睨んで言わなくてもいいよ…」
ゾンビマスター「そうだ、お二人ならどんな武器が彼に似合うと思います?」
ジョン 「うーん、鎖鎌とか?」
アリア 「…毒針なんていかが?」
ワーワーwa-wa-ガヤガヤコッチノ伝票ニハンコガ第1バイテンノシュウケイオワリマシタ
ウオー,バイテンノウリアゲスゲーゾ シロノソトノバザーデ カケキンサイダイバイリツ
ケガニンガデタカラチリョウヒガ コノシハライダイジンアテッテヤベーカネダロ?ワイワイワイワイ
パタン
支配人「お、影さん!」
影 「やあ支配人さん。」
支配人「会計の方はどうなっています?」
影 「順調ですよ。さすが、人間はやはり経済に関しては我々よりずっと優れていますね。
出る幕ないどころか、邪魔見たいなので出てきました。」
支配人「ははは。」
影 「閉会式は無事すんだようですね。」
支配人「ええ。ちょっと苦労しました。」
影 「でしょうね。結局選手はみんな出ないんですから。」
支配人「ええ。まあ、ガチの戦いだったと印象付けられましたから。」
影 「ふむ…」
支配人「それにしてもサマンオサの闘技場支配人の口惜しそうな顔…
うっふっふ。思い出すだけで愉快です。」
影 「はぁ。」
支配人「何はともあれ、お疲れ様でした。」
影 「いえいえ、支配人さんもお疲れ様でした。」
支配人「やっぱりパーティーには出ないのですか?」
影 「ええ。本当はこのまま立ち去るつもりだったのですが、
情報屋さんとこのあと約束があるので。」
支配人「ふむ。どこかに行かれるのでしたな。」
影 「ええ。なんとか落ち着き先が見つかりそうです。」
支配人「しかし…この大会は空前の売上ですから、
あなた達の取り分も相当な額になりますよ。
その資金で何でも出来るんじゃないですか?」
影 「そういう目立つことは出来ないのですよ…」
支配人「ふむう。
正直にいいますと、あなたとガダさん、それに001号さんには残っていただきたい。
これからも一緒に仕事をしたいと思っています。」
影 「…」
支配人「いや、001号さんを見世物にするのは嫌だというなら、それはいいのです。
経営のパートナーとしてどうです?考えてみては?
もちろん、パートナーとして報酬は三等分で。」
影 「ありがたいお申し出です。最初のころと大分違いますねww」
支配人「ははは。最初は本当にあやしい連中が現れたと思ってました。」
影 「ははは。あやしくないあやしい影ですからワタシ。」
影 「しかし、私はやはり地球のへそに行こうと思います。」
支配人「そうですか…」
影 「ガダさんと001号さんが残ると言えば、それは彼らの自由です。
話してみたらいかがですか?」
支配人「一応話してみますが…きっと彼らも去るでしょうな。」
影 「恐らく。」
支配人「しかし、詳しい事情は知らないが、そうやってひっそりと生きていくのは苦しいですよ…」
影 「私も、ガダさんも、それを自分で選んだわけですから。
それに…」
支配人「それに?」
影 「私は、まだ人間と魔物の友好は遠い話だと思っています。」
支配人「うん!?まあ、それは一朝一夕にはできないでしょうが…」
影 「それに、私自身、人間があまり好きではないです。」
支配人「え!でも…」
影 「ああ、個人的に好きな人はいますが…ジョンさんアリアさん、それにあなたもですか。
でも、人間一般は…」
支配人「ああ…そうですか…」
影 「魔物なんですよ。私は(ニヤリ」
支配人「ははは。悪いが怖くないですな。」
影 「影ですから。」
影 「ところで、閉会式ではどんな説明をしたんです?」
支配人「ああ、賞金はミルツ選手より、恵まれない子供達のために寄付すると。」
影 「ふむふむ。勇災の話もしたんですか?」
支配人「それは、やはり名前がアレなので、単に施設に寄付すると。」
影 「ふむ。大分盛り上がってましたが、人間はそう言う話好きなんですね。」
支配人「ええ。まあ、多少の脚色はしましたが。」
影 「ほう。どのような?」
支配人「まず、ミルツ選手が正体不明なのは、ご自身が戦災孤児であると。」
影 「は?何ですその設定??」
支配人「で、厳しい環境で自らを鍛え、脅威の強さを手に入れたと。」
影 「そんな無茶な…それでセッテさん超えたら人間じゃないですよ。
実際人間じゃないですが。」
支配人「そんわけで、賞金は自分と同じ境遇の子供達のために使ってくれと。」
影 「必要なんですか、その脚色は…」
支配人「素直に魔物化け物ですと言えば良かったですか?」
影 「いや、そうじゃないですが、何でそう言う設定にしたんです…」
支配人「なんとなくウケルかなと。でも、場内感動の渦でしたよ。」
影 「みんな単純で。」
支配人「ほらほら、この匿名掲示板でも紹介されて全俺がないたという書き込みが沢山…」
影 「あー、分かりました分かりました。」
キャンドル「毒針…あんた恐ろしいことを言うんだな。」
情報屋「ホーリーランス欲しいっていう方が別の意味で恐いけどね。」
キャンドル「なんだと!」
おばばC「いかずちの杖なんかは見た目が神聖そうでいいと思いますが。
杖として使えばベギラマです。」
キャンドル「む、そう言われると考えてしまう…
ベギラマはなかなか強い呪文だからな。」
デスJ「稲妻の剣ならイオラですよ。」
キャンドル「なにっ!?それは魅力的だ!
………いや、魔法はもういいのだ。
やはりホーリーランスしかあるまい!」
ロン「……………長過ぎて持てないんじゃない?」
キャンドル「……………!!」
ノール「よく考えてみたら、おばけキャンドルさんよりも長そうですね、あれ。」
カイラス「やっぱり鉄の槍が妥当でしょう。
ホーリーランスより持ちやすいですよ。」
キャンドル「うーむ…」
>>388 マンダー「その男は分かりませんが…銀色の熊と言いましたね。
それはきっとリカント殿のことでしょう。
世界樹の森とバラモス城を行き来なさっている。
あの方はかつてバラモス軍で大役を務められていたと聞きます。
きっと今でも君のことを覚えていると思いますよ。」
>>394 オヅマ「リカント…リカント…」
マンダー「確か、性格にはダースリカント、と。
森では…というか地上で唯一のシルバーベアという種族です。」
オヅマ「リカント…ダースリカント…」
ガラハ「心当たりがあるのか?」
オヅマ「・・・・・・・・・いえ。」
鎧を見下ろすオヅマ。
『神機兵』の文字がいつに無く浮き上がるように目から脳髄に染み込むような、
不思議な感覚に包まれる。
オヅマ「記憶のどこにもありませんが…なんというか、はじめてみるはずの風景でも、
どこかで見た気がするっていうことありませんか?」
ガラハ「ああ、デジャブーとか言う奴だな。」
オヅマ「あの時、世界樹と、そこに現れた魔物達にも同じ感覚を抱いたのを覚えています。
そして今、ダースリカントと言う名前にも、それと何となく同じような気分を感じます。」
ガラハ「ふむ…」
マンダー「君が望むなら、私が君を世界樹に招待することも可能だが?」
ガラハ「なんと!!」
マンダー「恐らく。まあ、基本的に魔物の聖地だから、仲間達に了解を取らねばならないと思うが。」
オヅマ「……………………いえ、お気持ちはありがたいですが、やめておきます。」
マンダー「そうですか?」
ガラハ「こんなチャンスはまたとないぞ?世界樹を人の見が見れるなど…」
オヅマ「あの時、魔法お婆は、私に二度とここに来るなと言いました。
それには、それなりの意味があったんだと思います。」
マンダー「うん、それはそうかも知れない。」
オヅマ「この鎧が魔物のもので、僕が彼らとなにか因縁があって、
またあの場所へ行く必要があれば、きっとそれなりの兆候というか…
いくべき理由があるとおもうのです。」
ガラハ「うーむ。そういうものか…」
マンダー「私とこうして出会ったことが、その兆候と言えるかもしないが?」
ガラハ「そうだ。世界樹の森の魔物の、それも有力者とこうして親しく話が出来る機会など、
そうそうあるものではないぞ?」
オヅマ「それが…いえ、まったく根拠のある話ではなくて。
そうですね…『感』ようなものなのですが…今は、まだその時では無いように思います。」
言いながら、オヅマは鎧の胸の部分にそっと手を当てる。
あるいは…その『感』は、鎧がもたらしているのかも知れない…
マンダー「そうですか。まあ、君がそう言うなら無理強いする話でもないですしね。」
ガラハ「私はもったいないと思うが…マンダー殿の言う通りかもしれませんな。」
オヅマ「とりあえず、故郷に戻ったら…僕に鎧をくれた男を探す事からまた始めてみます。」
ガラハ「心当たりでもあるのか?」
オヅマ「それが…世界樹の時はまともに取り合わなかった大人たちですが、
こんな立派な…高価そうなw鎧を僕が家にもって帰ったときは流石に慌てまして。
両親や近所の人も一緒にその男を探したのですが、見つかりませんでした。」
ガラハ「そうか。それから10年ほども経っているのだろう?難しいだろうな…」
オヅマ「はい。小さな町ですから、見慣れない…それもあんな体格のいい男が
ウロウロしていればすぐ目に付くはずですが、目撃者すらいなくて。」
マンダー「ふーむ。不思議な男だな………ことによると…」
ガラハ「ことによると…なんです?」
オヅマ「実は、僕もマンダーさんの話を聞いて、もしやと思う事があるのです。」
ガラハ「ほう!?」
オヅマ「この鎧が、世界樹の魔物と関係があるのは間違いないです。
と、なれば、これをくれたあの男も、見た目は人間ですが…実は・・・」
マンダーが頷く。
ガラハ「なるほど・・・人ではないかも知れん。いや、きっとそうだろう。」
オヅマ「はい。僅かですが、手がかりが出来ました。
とは言え、だからどう探せば言いか検討つきませんが。
…とりあえず昔の事をじっくり思い出して見ます。幸い、急ぐ話でもないですし」
ガラハ「ふむ。…マンダー殿、私が言うべき筋合いではないかもしれないが…
これからも、このオヅマ君に力を貸してくれないだろうか?
いや、もちろん貴殿もお忙しい身だろうから、
この件についてオヅマ君が貴殿に相談したいとか、情報をもらいたいというような時、
便宜を図ってくださるだけでいい。
この若者には将来がある。どのような将来かそれはこの武具の謎に関わっているだろう。
彼のような若者は、我々人間にとっての宝であるだけでなく、
人間と魔物のこれからにとっても大事になってくると思うのだ。
ご迷惑だと思うが、是非お願いしたい。」
そう言って、エジンベア王国軍陸兵団長はテーブルに額がつくほど深深と頭を下げた。
>>393 アリア「あら!そんな事ありません!
どんな武器でも、殺生の道具ということでは同じです。
むしろ、他の武器と違って、毒針は苦しみが少ないのですよ!」
ジョン「はははw」
お婆 「ははは。僧侶さんに対して失言じゃったかのうw」
ロン 「そうだよ。ほんとうに口が悪いんだから。」
キャンドル「しかし、毒針のイメージと言ったら普通は…」
ジョン「キャンドルさんは、この世界の魔物じゃないですよね?」
キャンドル「よくぞ聞いてくれた!今でこそこんな姿でいるが、本来は魔物の」
ロン 「別世界の魔物です。」
キャンドル「人がしゃべっているときに何を!」
ロン 「長いんだよね。」
ジョン「(汗)えーと、そういう事であれば、この世界の既存の武器では、
なかなか会うのが見つからないかもしれませんね。
アリアさん、以前ヘルコンドルさんに聞いた…」
アリア「え?ああ!あれね!」
キャンドル「なにかな?」
ジョン「魔王軍には、やはり異世界から来た凄腕の鍛冶屋さんがいるそうです。」
情報屋「な、何故そのような情報を!?」
アリア「あの…私達、魔王軍の空軍隊長さんと友達なのです。
それで、色々なお話を聞いた事あるのです…」
情報屋「本当ですか!?ぜ、ぜひそういう話をもっと詳しく…」
お婆「商売を思い出したようだねww」
アリア「なんて仰ったかしら?リ…なんとかって」
ジョン「リン…なんでしたかね?ともかく、その方なら
あなたに合った、優れた武器を作ってくれるかもしれませんよ?」
アリア「魔王軍と皆さんは、友好的なんですよね?」
ヒマだけど書くこともないしなー。400まで加速
400ゲット♪
>>398 デスJ「そうです。我々北部軍はバラモス軍と同盟を組んでいますし、
おばけキャンドル殿も大戦時は一応バラモス軍に協力していましたからね。」
キャンドル「一応ではない!
とにかく、その鍛冶屋に世話になることも考えてみよう。」
----------------------------------------
>>397 マンダー「いえ、決して迷惑などではありません。
私も人間と魔物の友好を願う一人の魔物として協力させていただきます。
オヅマ君、何かあればいつでも世界樹の森に聞きに来て下さい。
その時は他の魔物達にも言っておきます。」
|ω・)
|Ω・)
予想外
ヾ(*^Ω^*)ノキャッキャ
なんかぷぁ――――――っとやりたいですね。ぶわぁーっと。
おお…最近はお髭を生やされているのですか?
(^Ω^)しかし今俺が出来ることってないよな
↑mixiで俺が使ってる顔文字な
あー、mixi。
以前一度話題に上りましたね。
話を進めるとしたら…パーティーに無理矢理参加しちゃうとかですか。
ラボにいくのはまだまだあとの話になりそうですし(汗
凄いニュースがあります!
あやしい影 ミルドラースでググルと、最初の5件、全部バラモススレ+大広間ですよ!
いやまあ、スレの住人2人ほど入れれば大体上位に来るんですけどね…
それはともかく、岩魔物さんが戻ってきませんね…
???ぐぐったがひっかかんない
あ、あれ?おかしいな…
むう、ゴールドマンさん、大広間に書き込みがあるのに…
落ちちゃったようですね…
では、私も今日はこんな所で…
〜選手のテーブル〜
オヅマ「ありがとうございます。」
ガラハ「私からも礼をいいます。」
マンダー「礼には及びません。」
ガラハ「いや、私は別の意味でマンダー殿に礼を申し上げねばならない。」
オヅマ「?」
マンダー「それはどういう?」
ガラハ「マンダー殿が存じておられるかどうか知らないが、
このガラハッドは、エジンベア王国の正規軍に属しており、
それも陸軍にあたる陸兵団の団長をしております。」
マンダー「…・・・ふむ。」
オヅマ「ガラハッド卿は剣技はもとより、高潔の士として、
人間界では有名な方です。剣士の鑑として僕も憧れていたかたです。」
ガラハ「だから、そう言う言い方はやめてくれと…」
オヅマ「しかし…」
マンダー「いえ、ガラハッドさんが戦士として優れており、
人格として信頼できる事は、短い時間話しただけですが私も同感ですよ。
と、言う事は、試合には偽名で出ていたのですね?」
ガラハ「ええ。面子を重んじる国なので、
このような試合に国の主要なものが出る事は好まないのです。
ありがたいマンダー殿の言葉だが…私の国とあなた達は…ついこの前まで敵であった。」
オヅマ「!!」
マンダー「………そうですな。」
マンダー「エジンベアという国が、魔物に対してどのような見方をしているかは
前々から聞いていました。
エジンベアは歴史と伝統をとても重んじる国ですから、
我々のような魔物と対立関係にあるのも無理はないでしょう。
ただ、今ここでこうして自然に話せているのは確かです。
国に戻った後、今回のことはどうされるのですか?」
ガラハ「今回、とは、この大会に出た事ですか?
それでしたら大会に出る事そのものについては、
国王以下承知している事です。
ただし、負けて帰ってくるなと。
筋肉マンのロビンマスクになるなと。」
オヅマ「?」
ガラハ「万一負けたら素性を明かさずとも言われましたが…
あのセッテ様が負けた大会です。
それに私も今回の負けが…負け方は決して格好のよいものではなかったが、
恥だとも納得がいかないとも思っておりません。」
オヅマ「しかし、エジンベアは、失礼ですが誇り高いですから…
ガラハッド卿のような立場の方が公式な場で負けを喫するとなると、
なにかとうるさいのではないでしょうか・・・」
ガラハ「煩いだろうな・・・門番殿が入れてくれないかもしれない(笑)。
だが、実際負けたのだから仕方がない。
それに、先ほども話したように、わが国は先の戦争で
統合軍に入り、負けたわけだ。
敗戦国でありながらいまだにそのような誇りにしがみついているなど滑稽であろう。
むしろ私が負けたことで、エジンベアの皆の考え方を改める事になればと思っている。」
オヅマ「そうですか。僕はエジンベアに言った事が無い物で。」
ガラハ「さぞ、悪い噂を聞いているだろう。」
オヅマ「いえ、そんな事は…」
ガラハ「いや、分かっている。もちろん、私は祖国を愛しているし、
誇り高さは大事だと思っている。が、いささか度を越しているのでな…」
オヅマ「ははは…」
ガラハ「実は、戦争で負けたことで国民のその誇りが、揺らいでいる。
それで景気づけというか、誇りを取り戻すために私の出場を国が許した、と言う面がある。」
マンダー「ほう。それではますますまずいではないですか?」
ガラハ「うーむ。私としても勝って国民の士気を高めたいと思っていたが、
それに自分としても剣技に自身と言うか…うぬぼれを持っていたと思う。
一度徹底的にそういうものを打ち砕くのも必要なのかもしれない…」
マンダー「うぬぼれ…ですか。
私がこの大会に出たのは単なる腕試しのためでありましたが…
私も先代の軍団長に任命されて一つの軍を率いている者ですから、
そう簡単に負けるものかと思っていましたが…
こんな半端な所で負けるとは思いませんでした。
精進するのはお互い様、ですね…」
うーん、今日はホシュで。
パーティー、そろそろ始めますかね。
パーティーで何するのかはよく分かりませんけど…
人間も魔物も本格的に仲良くワイワイし始めるんですかね。
そんなにうまくいかないか。
パーティーで?
なにしましょうかね…
パーティーは、閉会式並にすっ飛ばしても構わないかなーとか思ったり、思わなかったり。
予定調和はツマラナイですね。
2人ではこの辺が限界なのかな…
前置きだけでネタが尽きかけてるのも事実ですしね。(汗
そういえば今のところ2人しかいないのか…
改めて言われてみると確かに限界ってのがあるような感じもしますが。
夕日が遠くの山並みに沈み始めた。
三々五々集まってきたパーティー参加者で、段々と会場が賑わってき、
いつしか広間全体がざわざわと活気に満ちてきた。
魔物の参加者は、選手、北部軍のテーブルの他はほんの僅か。
闘技場の関係者のみだ。
参加者はまだ昼間の激闘の数々を見たその興奮から覚めやらぬようで、
上流階級のものたちまで、目を輝かせ、大声を出して、感想や批評を言い合っている。
しかし、美しい鎧を身に纏った近衛の兵が入場して来るのを合図に、
会場の喧騒は押し殺した囁きに代わり、やがて静まり返った。
兵の声と同時に参加者が立ち上がり、巻き起こる拍手…試合中の熱狂な拍手ではなく、
この場とここに集った者たちの立場に見合った上品な拍手…に迎えられ、
ロマリア王と王妃が入場してきた。
広間の中央を進みながら、参加者ににこやかに手を振り、メインテーブルに着く。
オヅマ「ここの王は、気さくな方だそうですね…」
ガラハ「うむ。魔物がでいりする闘技場に理解があるくらいだからな。」
オヅマ「どうしました?マンダーさん?」
マンダー「いや…私の仲間達が、どうしているか気になりまして…」
ガラハ「む。まあ、このような場に出るのは初めてでしょうからな…」
ネタはまあ、まだあるにはありますが…
とりあえず人が増えるまで仕方ないですね。
人増えないかなー
うーん、七夕さんは土曜日ですね…
なんかやりますか!キバラシニ
携帯からだと頻繁に書き込みしずらいのよねーなほうおうです。
足跡だけ、とりあえず。
お、ほうおう様がいらしていたとは…
とりあえず28スレ目、初書き込み乙ですよねw
>影さん
>>433 お久し振りです。世界樹でみんなで歌って以来ですね。
ってか丸一日書き込み無しですか(汗
>ほうおう様
私が進めないと話進まないのですが、なかなか書けなくって…
正直ちょっと迷ってます。
436 :
あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2007/07/07(土) 12:20:39 ID:xu2/HUy60
さーさーのーはーさーらさらー♪
本日は七夕で御座います。
皆様の見上げるお空は、晴れておりますでしょうか?
願い事を書いてください。
魔界の王とか神族の竜とかいるので、大抵のことは敵うと思います。
あと、あいにく天気が悪い…って地域の方は、ほうおう様あたりが
真空波とかバギクロスとかで吹き払って下さるので安心してください。
最近の研究で、ラナリオンの応用で悪天候→晴天もできる可能性があるそうですので、
それも期待しましょう(失敗すると大変な事になるかもしれませんが…)
,イ二ニ=、
,ィ' _ rーー(⌒ヽ⌒ヽ、
/ソ" ̄ /::::/ \::::\;;;;;`、
/ " |/ iヽ:::::| \:|
i \| !
| ̄|
| |
| |
| |
|_|
437 :
あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2007/07/07(土) 12:27:14 ID:xu2/HUy60
願い事の多い欲張りさん♪用。
すぐズレるのでご注意…
/ ::::/ .|/ヽ へ-
/ ::::/ / | ヘ ヘ~`-、_
:::// | //| |`丶\ ヘ
`ヽ/ __|__ノ, | l\丶\ヽ ゝ
..::/ | | | l | \丶\"
.:/ .| . | | l | ヾ ヽ
/ | | ノノ ヽソ
| |
.| |
| . |
.| |
.| |
| |
.| .|
| ノ
.|____く/
自分で話しふっておいて、こんなんでいいですかね
,イ二ニ=、
,ィ' _ rーー(⌒ヽ⌒ヽ、
/ソ" ̄ /::::/ \::::\;;;;;`、
/ " |/ iヽ:::::| \:|
i \| !
| ̄|
|新|
|呪|
|文|
|習|
|得|
|_|
パルプンテがいいなー
2007年7月7日とスリーセブンですからね。
きっと何か起きますよですよ!
誰か来るまでヒマなので、ジミーさんにも書かせましょう。
ジミーさーん!
ジミー「おう!」
七夕の願い事を書きなさい。
ジミー「強制されても…」
願い事無いんですか?777なんて滅多に無いですよ。
ジミー「スリーセブンに意味あんのかよ…」
信じる所に意味があるんです。
ジミー「よくワカラン。」
書いてくださいよ〜(涙
ジミー「大体よー俺って、こういう非科学的なのキライだし。」
非科学的とか今更言われても…
ジミー「それに星にお願いなんてはぁ?だな。夢は自分の力でかなえるものだぜ!」
なんか格好いい事言ったつもりにならないで下さい。
ジミー「兎に角、そういうの興味ないから。」
……七夕って、一年に一度、ヒコボシとオリヒメが逢瀬を味わえる日ですよね。
ジミー「えーと。まあそうだな。じゃな。ルーラ!」バヒューンバヒューン
,イ二ニ=、
,ィ' _ rーー(⌒ヽ⌒ヽ、
/ソ" ̄ /::::/ \::::\;;;;;`、
/ " |/ iヽ:::::| \:|
i \| !
| ̄|
|変|
|愛|
|成|
|就|
|よ|
|ろ|
| し|
| く|
|_|
字、間違ってますよ。
ジミー「見んじゃねえよおおおぉぉぉ!!」
443 :
あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2007/07/07(土) 12:54:27 ID:xu2/HUy60
誰か暇で物好きな人が来てくれるかもしれないし、ageてみましょう。。。
444 :
あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2007/07/07(土) 12:57:30 ID:xu2/HUy60
ズレとか修正めんどくせーって人向け。
|/ 。・・゚....・。・ ★ ☆
−★− ・。。・。・゚..・。゚゚・。・
★ | ・*。・。・。・..。・。・゚・。・.. ☆
・。゚゚★。・。・゚..*。・・・。。★
ミミ ☆ .*・。・。・。・。・゚..。 ★
彡ミ. ミ ★∴゚。・。・
彡ヽヽ/ミ ミミ
彡ヽ ミ /. ミ __________
彡ヽ |/ミ |
彡ヽ U ミ. ミミ |
彡ヽ/ミ.ミ./ミ | |
彡ヽ U ./ /ミ[]  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.彡ヽ彡ヽU ミ. ∧_∧
| 彡U/ミミ ( )
. [] .U .|.. ( )
U [] | | |
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誰も来ないよー
もうやめちゃおう!
,イ二ニ=、
,ィ' _ rーー(⌒ヽ⌒ヽ、
/ソ" ̄ /::::/ \::::\;;;;;`、
/ " |/ iヽ:::::| \:|
i \| !
| ̄|
|短|
|気|
|を|
|直|
|し|
|て|
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やっぱり七夕は星が出なきゃってことで、みんな夜に備えているのかな…
,イ二ニ=、
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/ソ" ̄ /::::/ \::::\;;;;;`、
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|誰|
|か|
|来|
|て.|
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|ま|
|た|
|会|
|い|
|ま|
|せ|
|う |
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,ィ' _ rーー(⌒ヽ⌒ヽ、
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|う|
|ん|
|こ|
|漏|
|れ|
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ミミ ☆ .*・。・。・。・。・゚..。 ★
彡ミ. ミ ★∴゚。・。・
彡ヽヽ/ミ ミミ
彡ヽ ミ /. ミ __________
彡ヽ |/ミ | ………
彡ヽ U ミ. ミミ | ミルドラース様のせいで
彡ヽ/ミ.ミ./ミ | | 願いごと考えられませんw
彡ヽ U ./ /ミ[]  ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
.彡ヽ彡ヽU ミ. ∧_∧
| 彡U/ミミ ( 金 )
. [] .U .|.. ( )
U [] | | |
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,イ二ニ=、
,ィ' _ rーー(⌒ヽ⌒ヽ、
/ソ" ̄ /::::/ \::::\;;;;;`、
/ " |/ iヽ:::::| \:|
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| ト|
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|レ.|
|逝|
|き.|
|ま.|
|せ|
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| 人|
|間.|
|と.|
|魔|
|物.|
|の.|
|友|
|好 |
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携帯からなのでAAははしょって…
「皆さんの健康と幸福」
,イ二ニ=、
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| ト|
|イ.|
|レ.|
|間|
|に.|
|合|
|っ|
|た|
|_|
今年の願い事
あやしい影『新呪文取得』
ジミー『恋愛成就』
情報屋『人間と魔物の友好』
ほうおう『皆さんの健康と幸福』
ゴールドマン ?
ミルドラース 自己解決
と、言うことで4名が願い事をしました。
ちょうどドラクエVのパーティーがちょうど4名ですから、
4人で神竜様倒しに行きましょう!どんな願いもかないます♪
>4人で神竜様倒しに行きましょう!
鋼のハリセンで神竜様が倒せるんですかw
>影さん
>>454 やめてくだちい。(汗
>ゴールドマンさん
>>455 倒せても35ターン以上かかりそうですな。
>ゴールドマンさん
諦めたらそこで試合終了だそうです。
ハリセンで突っ込みなんて効きそうじゃないですか?
>ほうおう様
そう言えば、ターン制限がありましたね…('A`)
〜通路〜
ガダ「よ、影さん!」
影 「ああ、ガダさん。001号さんは?」
ガダ「まだ寝てるよ。ああ、情報屋さんは北部軍と同じテーブルに決まって、
さらにアリアさんとジョンさんと、あとスレインってエルフも一緒のテーブルだと。」
影 「そうですか。ご苦労様です。」
ガダ「影さんも大体仕事終わったんだろ?」
影 「うーん…まだいろいろありますが。」
ガダ「もういいじゃんかよ。俺達があんまり口を出しすぎるのってどうかと思うぜ。」
影 「……そうですね。あとはここの人間達に任せましょうか。」
ガダ「そうだよ。問題ないよ。」
影 「こういうことは人間って優秀ですからね。」
ガダ「じゃ、どこかで祝杯といくか!?」
影 「いいですね。」
ガダ「…なんかよ、」
影 「はい?」
ガダ「企画から、ずっと働きづめだったけど、結局日の当たらない役目って、なんだかな…」
影 「仕方ないですよw」
ガダ「分かってるけどな…」
〜パーティー会場〜
国王の着席に続き、楽しげなざわめきが戻る場内。
司会者である支配人が皆に規律を求めて乾杯となる。
それぞれグラスを手に立ち上がる参加者。
マンダー「魔物のパーティーですと、式次第無視して無礼講になることが多いのです。」
ガラハ「ははは。それは流石に無理ですな。」
オヅマ「王族も参加するパーティーですからね。無礼講は2次会か3次会ですね。」
ガラハ「ま、2次会でもだいぶ取り澄ましたものになりますがな。」
スレインさんをすっかり忘れていた件。どうしよう…
>ゴールドマンさん
そちらで特に無ければ、一気にパーティー終わらせようと思います。
その場合、いくらかそちらのキャラも動かさせていただきたいと思います。
>影さん
そうですね。
こちらは特にこれということもありませんし、動かしちゃって構いません。
では。
どうしようかな…
保守。
困りました。時間がないです…
ホシュ
>ゴールドマンさん
大広間に投下しておきました。
本編スレとテストスレを見ていただけますでしょうか。
タイトル:【魔物と人の】魔王バラモスです・28【漢達】
【糞スレランク:F】
直接的な誹謗中傷:1/466 (0.21%)
間接的な誹謗中傷:1/466 (0.21%)
卑猥な表現:2/466 (0.43%)
差別的表現:0/466 (0.00%)
無駄な改行:2/466 (0.43%)
巨大なAAなど:12/466 (2.58%)
同一文章の反復:2/466 (0.43%)
by 糞スレチェッカー Ver1.02
http://kabu.tm.land.to/kuso/kuso.cgi?ver=102 まあ良スレですかね?もしかしたらちゃんと判定できてないかも?
>ミルドラース様
ほほう、こんなのがあるとは知りませんでした…
Fというと、一番良スレ評価ですね!?
>もしかしたらちゃんと判定できてないかも?
うーん!どうなんでしょう?
口汚い言葉が飛び交う「見苦しいスレ」では無いと思いますが…
良くも悪くも大分特殊なスレだと思うので、こういう評価方式ではなんとも言えませんねw
乾杯が終わり、席に着く参加者。
支配人「では、ここでロマリア王よりお言葉をいただきたいと思います。」
拍手に迎えられてロマリア王が立ち上がる。
王「選手の諸君、残念ながら優勝者の結成を始め、
全員がこのパーティーにそろうと言うことは出来なかったが、
素晴らしい試合を我々に見せてくれたことに、礼を申し上げたい。
また、ご来賓の皆さん、そして観客の全てにこの大会を支持してくれたことに、
感謝の意を表したい。」
王が芝居気たっぷりに言葉をとぎると、それにあわせて拍手が起こる。
王「ことに今回は、魔物を、それも闘技場所属の魔物だけでなく、
腕に覚えのあるものは誰でも参加できる大会と言うことで、
開催そのものを危ぶむ声もあったなか、大会開催中の安全はもとより、
その前後も含め、大過なく大会を運営できたことは、まことに喜ばしいことであり、
運営諸氏、警備隊、そして皆様のご理解と協力のおかげと、誠に感謝の念にたえない。」
再び起こる拍手。
キャンドル「なんだか、魔物はすぐに問題起こすような言いようじゃないか?」
ロン「しーっ!そんな事言っちゃだめだよ!」
キャンドル「そうか?」
ロン「考え過ぎだってw」
王が両手を上げ、拍手がやむ。
王「正直な所、ワシ自身も魔物をよく理解しないでいた。
ただ恐ろしいもの、話し合う予知などない獣、文化的な事柄や
礼儀などと言ったものとは無縁の存在と思っておった。
だが、この大会を通してそう言う魔物ばかりではないことを知ることが出来たのは、
予想外の収穫であったと思っている。」
名前: ゴールドマン@規制@540修正版 ◆VbQnJB48ig [sage] 投稿日: 2007/07/18(水) 20:41:50
魔法お婆 「なんですかあの言い方は?」
ロン 「まあまあ、誤解だったって言っているんだから…」
キャンドル 「それにしても舐めてるような言い方じゃないか!?」
デスストーカー「うーむ…」
ゾンビマスター「今参加しているのは殆ど人間ですから、
パフォーマンス的な意味で言っているんじゃないですか?」
デスストーカー「と言うと?確かに我々と軍団長のほかは、魔物はちらほらとしかいないようだが…」
ゾンビマスター「あの優勝者、人間じゃないでしょう?それは人間達も気づいているでしょう。
準優勝も魔物。人間はみな、1回戦か2回戦で敗退。
彼らにしてみれば、魔物の力が圧倒的なのを見せつけられた形です。
しかしロマリア王としては、魔物を賞賛するばかりでは具合が悪い…」
魔法お婆 「それで、魔物をおとしめるようなスピーチをしていると?
まあそういう事はあるかもしれませんね…」
キャンドル 「しかしだな、他に言い方がありそうなものじゃないか?」
情報屋 「皆さん、少し声を落として…警備兵が不審そうに見ていますよ。」
一同 「…」
王のスピーチが続く。
王「これまで闘技場と言う限られた場所でのみ魔物を使っていましたが、
この分であれば別のこと…例えば土木工事などの危険な仕事に使うことも、
考えてもよいかもしれません。なんと言っても魔物は力『だけ』は我々よりずっとありますからな!」
人間の参加者の間で、どっと笑いが怒る。
同時に、お化けキャンドル、デスストーカー、魔法お婆が椅子を引っ繰り返す勢いで立ち上がった。
警備兵が一歩踏み出す。
情報屋 「皆さん落ち着いて!!」
ジョン 「こんなことで短気を起こしては、折角の友好が水の泡です!」
アリア 「ロマリア王も決して悪気でいっているのではないと思います!」
慌てて情報屋、ジョン、アリアが制止する。
ロンとゾンビマスターは制止もしないが、その代わり不機嫌を隠そうとしない表情で座り込んでいる。
名前: ゴールドマン@規制@541修正版 ◆VbQnJB48ig [sage] 投稿日: 2007/07/18(水) 20:45:29
魔法お婆 「ともかく、ここで騒ぎを起こすのは得策ではないですね…」
お婆がそう言い、3人はしぶしぶと席に戻る。
情報屋 「私からあとで王にご意見申し上げて起きます。」
ゾンビマスター 「…とにかく、軍団長が動かない以上、軽挙妄動は慎みましょう…」
吐き出すようにゾンビマスターがいい、一同も言葉を飲み込む。
警備兵は強張った表情のまま元の位置に戻る。
会場の殆どのものは、北部軍の様子には全く気づかないまま、パーティーは進行していく。
ガラハッド 「…マンダー殿。」
マンダー 「お気遣いなく。…しかし、人間にはまだ魔物に対する偏見があるのですな…」
オヅマ 「マンダーさん!そんなことは…」
ガラハッド 「ある。」
オヅマ 「ガラハッド卿!!」
ガラハッド 「いや、こういう事は腹を割って話すべきだ。こんな風に話せる機会もまたとないだろうし。
人間にはやはり魔物に対する抜きがたい偏見がある…
早い話、私にだってないとは言えない。」
じっとマンダーの目を見るガラハッド。
マンダーが頷き、言葉の先を促す。
ガラハッド 「これは、子供のころから知らず知らずに植え付けられたものですから、
一朝一夕に消し去ることは出来ないだろう。
だが、だからこそ努力を忘れないことが重要なのだと思う。
これは、人間側にも、魔物側にも言えると思う。」
マンダー 「確かに。魔物とて、人間に対していくつも偏見があるでしょうな。
魔物のパーティーに人間を招いたとして、我々が気づかず、
人間が不快に感じることがあるかもしれない。」
オヅマ 「しかし、それにしても王の言い方は無いのではないでしょうか?」
マンダー 「大丈夫だオヅマ君。むしろ、人間と魔物の考えの違いを把握できるよい機会だと思おう。
それを理解してこそ、これから何を努力すればよいか分かってくるはずだ。」
ガラハッドが小声でオヅマに話し掛ける。
ガラハッド「オヅマ君、マンダー殿はああ言っているが、
これ以上非礼が続くようなら、軍の団長として黙っていられなくなるだろう。
彼らの部下が先ほど憤ったように立ち上がりかけた…」
オヅマ 「本当ですか!?気づきませんでした。」
ガラハッド「一緒のテーブルの人間が押し留めたようだが…
うん?あれは、アリア殿にジョン殿だな…」
オヅマ 「え!?…あの2人があのアリアさんにジョンさんですか?」
ガラハッド「うむ。まあ、彼らがいれば大丈夫だと思うが…」
オヅマ 「もう1人は誰でしょう?」
ガラハッド「さて、私の知らない男だが…魔物と親しげに話しているようだな…」
王のスピーチはその後は当り障りの無い話で終わり、
拍手に包まれながら席に戻った。
魔物たちもおざなりに拍手を送っている。
キャンドル「悪気が無いであんなこと言うなら、なおさら始末が悪いんじゃないか!?」
ロン 「まだ言ってるの?もういいじゃない。ほら!食事が来たよ!!」
王のスピーチが終わるのにあわせていたのだろう。
いっせいに食事が運ばれてきた。
コース物のようで、すでにテーブルに用意されていたスプーンとフォークの間に
スープが手際よく置かれていく。それにあわせて小さ目のパンが傍らの小皿に置かれる。
ジョン 「一体これはどういうつもりですか!!」
ガラハッド「どういうつもりでこんな料理を出すのだ!!」
会場のあちらとこちらで同時に大声を上げる二人の男。
会場の唖然とした目が2人に集まり、給仕の係りの物が青ざめて立ちすくんでいる。
魔物たちが、先ほどより更に不機嫌な表情で…
だが目には期待を浮かべて立ち上がったジョンとガラハッドを見ている。
支配人 「これはジョンさん、それにガラフッド選手…
なにか粗相でも!?」
支配人が慌てふためいて立ち上がり、離れて立ち上がっている二人のどちらの方に
行ったものか迷ったように足を踏み出しかねている。
王 「むう???
そちら……ガラハッド卿!?エジンベアのガラハッド卿ではありませんか?」
王の言葉にざわめきが広がる。
ガラハッド「は。ご無沙汰しておりますロマリア王。
ご挨拶にも伺わず、ご無礼の段お許しを。」
王 「いやいや。しかし、卿が身分を隠して参加されていたとは…
いやはや驚きました!
それにあちらのテーブルはジョン殿…おお、アリア殿もいますな!」
アリアも立ち上がり、王に向って会場を横切って向っていく。
ジョン 「暫くです。」
アリア 「ロマリア王にはご機嫌麗しゅう。」
王 「うむ。お2人が協力してくださっていることは支配人から聞いております。
して、一体何事ですか?」
ガラハッド「いや…」
エジンベアの重臣であるガラハッドは流石に国際問題になることを恐れ、言葉に詰まる。
ジョン 「ロマリア王、パーティーに招いた以上、魔物といえども、
人間と同等に扱うべきではないでしょうか?」
王 「うん??なにか粗略に扱ったようなことがありましたか?」
王が振り返り支配人を見るが、支配人も首をかしげている。
ジョン 「ではお聞きしますが、なぜ魔物に人間と同じ平皿だのスプーンやフォークだのを
使った料理を出すのです?
あそこのばくだん岩にスプーンを使えと言うのですか?
ドラゴンに人間のテーブルマナーを押し付けるのですか?」
支配人 「え!?し、しかし、人間のパーティーに出るのですから、
その辺は合わせてもらわないと…」
アリア 「人間と同じに扱うと言うのは、、同じように尊敬の念を持って接すると言うことではないですか?
人間と同じ事を強制するのが、尊敬の態度なのでしょうか?」
支配人 「しかしですな、」
王 「あいや分かった!これは全く、我々の落ち度でしたな。」
王が支配人の言葉を遮る。
王 「申し訳なかったマンダー殿。こういう機会は始めてゆえ、気が廻らなかったとは言え、
非礼をしてしまった。この通り、謝罪いたす。」
ロマリア王が頭を下げる。
殆どの人間たちがそれを苦い顔で見る。
マンダー「いえ、これまで、交流のなかったもの同士が同席するのです。
こういうことが起こるのは仕方のないことです。
王自ら謝罪していただき、かえって恐縮です。」
マンダーの言葉で、腰を浮かせていた北部軍の魔物たちも、表情を和らげる。
王直々の指示で給仕係がそれぞれの魔物にどういう形の食事がとりやすいか聞いて周り、
それにあわせて新たな食器類が並べられる。
王 「さあさあ、皆、楽しんでくだされ!」
王が宣言するようにそう言い、ともかくも会場は落ち着きを取り戻した。
ガラハッド「申し訳ないマンダー殿。」
マンダー 「は?なにか?」
ガラハッド「いざと言うとき言うべきことを言えないようでは、友として頼むに足らんでしょうな…」
マンダー 「何を仰る。あそこでガラハッド殿がロマリア王に意見をしたら、
あなたのお国と、このロマリアの国際問題になりかねない。
我等のためにそのような危険を冒されてはかえって申し訳ないです。」
ガラハッド「…そう言っていただくと少しは気分も楽になるが…
このガラハッド、あの場で言葉が出ないとは…」
オヅマ 「ガラハッド卿…」
ガラハッド「つらいものだな、余計な肩書きがある立場というものは…」
マンダー 「…同感です。」
食事が次々と運ばれてくる。
それにあわせてワインなども振舞われ、早くも顔を赤くしているものも出て来はじめた。
王 「選手の皆さん、わしの酒を受けてくれませんかな?」
振り向くと、ロマリア王がワインの瓶を片手に、選手テーブルに来ていた。
3人の杯に酒を満たし、ロマリア王の乾杯で飲み干す
王 「おう、オズマ君もよい飲みっぷりじゃの。」
オヅマ 「恐れ入りま…あれ?ロマリア国は未成年の飲酒は・・・」
王 「わっはっは。まあ良いではないか!」
和やかな雰囲気で進行する会。
魔物たちも先ほどの憤懣は一時忘れ、料理を楽しんでいる。
「やあ、魔物諸君。酒はいかがかね?」
北部の面々が顔を上げると、大分酔っ払っているらしい人間の男3人が、
開けたばかりのワインの瓶を持って立っていた。
お婆、デスストーカー、ゾンビマスターの杯にワインが注がれ、
キャンドルも彼に合わせた小さめの杯でワインを受ける。
男A「なんだ、あんたは皿で飲むのかい?」
ロン「ええ。コップは持てないので。」
男B「そんな飲み方はこの銘酒に失礼だなw」
男C「わっはっは。そうだなぁ。こんないい酒は滅多に無いからなwww」
肩を揺すって笑う3人。
対照的に白けた顔の魔物たち。
情報屋が心配そうにその顔を見回す。
男B「まあいいさ。飲め飲め!」
皿に注がれるワイン。
男A「かんぱーい!」
一気に飲み干す3人の人間。
魔物たちは儀礼的に口をつけるだけで杯を置く。
男A「なんだなんだ!魔物のクセに何て情けない飲みっぷりだ!」
男C「魔物は酒に弱いのか〜!?」
キャンドルがむっとした顔で何か言いかける…
が、それより先にデスストーカーが自分の杯を持上げ、ぐっと飲み干す。
男B「お見事!」
男A「そちらさん行けるじゃないか!」
言いながらデスストーカーの杯に再びワインが満たされる。
キャンドル「ふん。なんだワインくらい…」
キャンドルも一気に飲み干す。
キャンドル「ゴホ!ゴホ!」
むせるキャンドルに男達が大笑いをする。
キャンドル「ちょ、ちょっと急いで飲んだからむせただけだ!」
男B「はっはっは!じゃあもう一杯行こうじゃないか!」
男の1人がキャンドルの杯に再びワインを注ぐ…
が、手元が狂い、杯は倒れ、テーブルにワインがこぼれてしまった。
ロン 「冷たい!」
ロンの顔、それに魔法お婆のローブにもワインがかかってしまう。
男B「おおー、悪い悪い。」
男A「まあまあ、パーティーだ、無礼講だよな!」
男C「おーい、給仕さん、こっち頼むわ!」
慌てて駆けつけた給仕に片付けを任せ、引き上げていく男達。
周りの人間達は、ケラケラと笑いながら様子を見ている。
キャンドル「もう我慢ならん!」
立ち上がるキャンドル。
魔法お婆 「冗談じゃないです!別にこっちからパーティーに出たいって言ったんじゃない、
出れくれってい言うから来たんじゃないですか!こんな無礼な仕打ちはもう沢山!」
魔法お婆も立ち上がり、周囲の人間を睨みつける。
情報屋 「落ち着いてください…先ほどのロマリア王も言っていたじゃないですか。
彼らに悪気はないのです。」
デスストーカー「悪気が無い…百歩譲ってそうだとしても、北部魔物軍の代表として参加している以上、
我慢するにも限度がありますな…」
デスストーカーの巨体が立ち上がると、周囲の人間達の顔に不安が走り、
警備兵も顔色を変えて一歩踏み出してきた。
ゾンビマスター「しかし…人間と友好を深めるための、こんな機会はもう無いかもしれませんよ?」
ゾンビマスターが考え深げに言う。
ロン 「それはそうかも知れないけど…」
ロンは困ったような顔で皆を見回している。
情報屋 「皆さん…皆さんの気持ちはよく分かりますが…」
ジョン 「マンダーさんの指示を仰いではいかがですか?」
アリア 「そうですよ。ともかく落ち着いてください…」
何とかなだめようとする3人。
マンダーは一部始終を見ていた。
竜の聴力は離れたテーブルで交わされる会話も、あらかた聞き取っていた。
ガラハッド「マンダー殿。」
ガラハッドとオヅマも、おおよその事情は察したようだ。
心配そうな視線をマンダーに向ける。
マンダー 「ご心配なく。。。」
言って、マンダーが中に浮かび上がった。
竜族。
人間達の多くにとって、竜族は伝説でのみ伝えられる存在であり、
魔物の中でも特別な畏敬の念を受けるものである。
怒れる大自然とも、幻獣とも…神と崇める地域さえあるその生き物を目の当たりにした
人間達はみな、共通してある種の感動を覚えずには居られない。
もちろん、会場内の殆どが竜を生で見るなど初めての経験である。
マンダーはその竜族でも少ない上位種族、サラマンダーである。
マンダー自身も気づいていないが、パーティーの初めから人間達は
ちらちらとマンダーを見ては、溜息をついたり囁きあったりしていたのだ。
そのマンダーの巨躯が、宙を行く。
丸太のように太い胴体がうねりながら近づくと、
ぶつかる心配は無い高度にもかかわらず、
人間達は慌てて道をあけ、中には椅子ごと倒れてしまうものもいる。
どの顔もその堂々の体躯に魅せられたように釘付けになっている。
静まり返った静寂の中、北部軍のテーブルの上まで来たマンダー。
自然と見下ろすような形になり、人間達も怯えと憧れの混じった表情で見上げる。
一呼吸の後、マンダーが重々しく口を開いた。
マンダー「お前たちが我慢できなくなるのも無理はないと私は思う。
実際、私も向こうのテーブルで様子を見ていて、どうしたものかと思った。
しかし…
政治的な話を抜きにしても、ここでお前たちが暴れてはならない。
何故だか分かるか?」
沈黙する北部軍。
マンダー「一つは至って簡単……さっき王が仰ったとおり、我々は『力が強い』からだ。
もちろん人間とは比べ物にならないほど…だ。
決して力を知らしめようというつもりは無いだろう。
それでも、我々が仮に暴れてしまったとしたら、どれほどの被害が出るだろうか?
おばけキャンドル殿の小さな呪文でも、人間が怪我を被ることになるかもしれないのだ。」
ゴールドマン@規制@マンダー発言2 ◆VbQnJB48ig [sage] 投稿日: 2007/07/18(水) 21:39:20
マンダー「もう一つ……『こういう時でも暴力を振るわない』のが『人間の社会』だからだ。」
マンダー「これは力の強さ云々の話以前の問題だ。
このパーティーの席での人間たちに非があったのは確かだろうが、
魔物側にも理解が足りない部分があったということもまた事実。
人間の世界にある程度入りこむ以上、このようなことも覚悟しなければならない。
暴力を振るう人間もたまにいると聞いたことがあるが、今は問題ではない。
少なくともこの場は耐えてもらいたい。」
ゴホンと咳払いをして、もう一言付け加える。
マンダー「宴の席で、魔物の軍団長としてテーブルの上に浮きながら長く話すのは
あまり気分のいいものではないから、最後にもう一つ。
さっきの3人は酒に酔っていた。無礼講でもあの振る舞いはよろしくないとは思うが、
我々とて本気で酒を飲んだら、あのようになることも十分あり得る。
それはお祭り好きな我々が一番よく知っていることだろう?」
マンダー「うっかり失礼な振る舞いをすることになるのはお互い様だ。
そのことを頭に入れておくことで、人間に対する理解も深まるだろう。
それが北部軍の代表たる姿勢であると私は思うぞ。」
沈黙…
それを打ち破るように拍手が響いた!
それはロマリア王だった。
立ち上がって、マンダーに拍手を送る王。
続いて、ガラハッド、オヅマが、
情報屋、ジョン、アリアが…
やがて会場は拍手に包まれた。
明らかに面白くない顔の人間もいる、
不機嫌が治らない魔物もいる。
だが、ともかくも険悪な雰囲気は避けられた!
王「では、パーティーを心ゆくまで楽しんでください!」
王の合図で演奏が始まる。
あるものは飲み、あるものは踊り、
まだぎこちなさはあるものの、人間と魔物の会話もあちこちで見られた…
そ し て 夜 が 明 け た ! !
書けるかな
北部軍が帰るの待って、影・ガダ・001号組み、
ジョン・アリア・スレイン組みを動かす予定。
情報屋さんは影を探すなり北部軍を見送るなりどう動かれてもいいですが、
地球のヘソまでは一緒にお願いしますね!
翌朝。
マンダーはオヅマやガラハッド達に帰ることを伝え、北部軍全員が城下町の出口に集まった。
マンダー「さて…とても楽しめたし、このような場に参加することで得られたものも多かった。
我々はそろそろ世界樹の森に帰ります。」
デスJ「パーティーでは無礼なことをしてしまって申し訳ない。」
情報屋「いえいえ、そのことはもう大丈夫ですよ。
僕はまだ用事がありますから、まだ残ります。
影さんを探さなきゃいけません。
で、君達は…」
キャンドル「私も残るぞ。武器探しの旅をしなければならんからな。」
ロン「影さんを地球のへそまで連れていくんだよね?
向こうの人には説明が必要だろうし、俺もそこまでついて行くよ。」
カイラス「ロン君もなかなか立派になってきたね。」
ロン「いやー…まぁ…どうも。」
おばばC「では、我々はこれで。」
北部軍の面々が空中に上がる。(※デスJはカイラスに乗っています)
情報屋「北部の方々によろしくお伝えください!」
ノール「情報屋さんも頑張ってくださいね!」
情報屋「………さぁ、影さんを探そう。
どこにいるんだろう?」
キャンドル「001号の様子を見に行ってるのかもしれないぞ。」
ロン「なるほど…じゃあ医務室かな?」
とりあえず格闘場の方に戻る情報屋一行。
情報屋「そういえば、ゾンビマスターさんは?」
ロン「まだ城下町をうろついてると思うけど。
なんだったら旅に加えちゃうとか…」
-----------------------------------
〜上空〜
マンダー「隊長は確か、他の精鋭部隊の者から
『帰ったら向こうの様子を教えてください』と言われているんだったな?」
デスJ「ああ、そういえば。どうやって説明したもんですかね…」
おばばC「そりゃもちろん、軍団長と001号の壮絶な戦いぶりをリアルに伝えれば…」
マンダー「やめてくれ(苦笑)
リアルに伝えたら、私の骨が折れたり001号が流血したり散々だぞ。」
ノール「大会全体が十分話の種になりますよ。
パーティーでもマンダーさんが大活躍でしたし。」
マンダー「私はいいんだ、私は!」
〜通路〜
ジョン 「お、情報屋さん!」
情報屋「やあ、おはよう御座います。」
アリア 「北部の方々はもうお帰りになられたのですか?」
情報屋「ええ。先ほど…」
ジョン 「何はともあれ、いい大会でしたね。
魔物と人間の関係が、これを契機に少しでもよくなるといいですね。」
情報屋「ええ…簡単ではないな、と改めて感じたことも事実ですが。」
アリア 「そうですね…」
キャンドル&ロン「…」
情報屋「ところで、影さんを見ませんでしたか?」
ジョン 「あ、そちらも影さんを探していましたか…
実は私達もなのです。」
アリア 「エルフのスレインさん、結局昨日はパーティに来ませんでしたよね。
実はそのあと宿にも戻って来ていないんです…」
ロン 「え!?昨日からずっと??」
キャンドル「それは、なにか事故にでもあったのではないか?」
情報屋「特にエルフとなるとちょっとその…えーとその…」
ジョン 「仰りたいことわかります。昨日は格闘大会ということで、
大分ガラの悪い連中も集まっていたでしょうから、
エルフのスレインさんを…ということでしょう?」
アリア 「以前、スレインさんの弟さんが、人間に浚われたことがあるんですよ。
そのことは今はスレインさん口にしませんけど、人間への不信感は残っているはずです。
また彼を傷つけることが起きないか…心配です…」
ジョン 「スレインさん、魔法も上手だし、腕っ節もそこそこだし、
簡単にトラブルに巻き込まれたりはしない、ハズなんですが…」
キャンドル「ふーむ。それは一大事だな。」
ロン 「結構、影さんと一緒かも知れないよ!」
ジョン 「ええ。わたしたちもそう思って、とりあえず影さんを探しているのですが…」
情報屋「じゃあ、一緒に探しましょう!」
ガダ 「だーっはっはっは!面白ぇエルフだなスレインさんよ!」
スレイン「あはははは!!僕も、シャーマン族はもっと呪術とかああいう、
オドロオドロしい連中だと誤解してましたww」
影 「2人とも平均的なシャーマンとエルフではないと思いますが…」
ガダ 「影さんに言われちゃオシマイだwww」
スレイン「そうですよ!正体は一体なんなんですか!」
影 「それが分かれば苦労は無いんですよね…」ニヤニヤ
ガダ 「そのままでいいんじゃないの?」
影 「むう…私としては、実はドラゴンか何かじゃないかと…」
ガ&ス 「ありえねー」「ありえないwww」
ガダ 「で?で?それからどうしたのよ。」
スレイン「え?ああ、それからですね、テントの男達に、アリアさんジョンさんまで加わったんですよ。
まだ2人と知り合う前で、兎に角腕の立ちそうな人間が増えて、こっちとしては絶体絶命…
しかも僕の弟は捕まったまま…」
ガダ 「うんうん。」ワクワク
影 「スレインさんね、あなたあの時、ブチ切れてたの忘れないで下さいよ。」
スレイン「何とか切り抜けねば!!と、そこで影さん… 猫の鳴きまねを始めたんですよこの人!!」
ガダ 「だーはっはっは。ヒー!!!ありえねー!」
影 ニヤニヤ
スレイン「にゃ〜ん……って!!!この人!」
ガダ 「ニャ、ニャーって!ニャーって!!!!」
影 「でも、ちゃんと誤魔化せたんですよ。私、猫の鳴きまね自信あるんですって。」
スレイン「うそ!うそですよ!バレバレだったじゃないですか!」
影 「まあその、ジョンさんとアリアさんには、ね。」
スレイン「ジョンさん達、最初に聞いた影さんの言葉が、『ニャーン?』ですからね!!」
ガダ 「は、ハライテーwww」
影 「スレインさん、あなたエルフじゃないでしょう。」
スレイン「なにがですかwww!どう見てもエルフでしょうwwwww!」
影 「どこのエルフが夜通し飲み明かしたあげく暴露癖を発揮するんです。」
ガダ 「あ、じゃあ今度俺が暴露シャーマンやる。」
スレイン「いいぞー!!」
影 「ゲレゲレ元気かなぁ…そう言えば、この近くで拾ったんだよな…」
夏期休暇も佳境にはいろうって言うのに、人が来ませんね…
せめて昨日の晩飯なに喰ったかくらい書いていきましょうよー。
このスレで頑張ってる人少ないな
>>489さん
少ないって表現では控えめに感じてしまいますよ。はっはっは。
せめてあなたも晩飯なに喰ったかくらい書いてくださいよ。
ジョン 「何やってるんですか…」
スレイン「あ、ジョンさん…」
影 「おや、情報屋さんに…え〜と、ロンさんとお化けキャンドルさんでしたね!?」
ガダ 「一緒にどうだい?」
ジョン 「遠慮しておきますよ。それより…」
アリア 「スレインさん、どこに行っていたんですか!?心配したんですよ!」
スレイン「あ、す、すみません…」
影 「あ、それでしたら、私がお引止めしたんです。どうせ人間のパーティーなんて、
スレイン気に入らないだろうし。」
ジョン 「ずっとこの大会本部で飲み明かしていたんですか?」
影 「昼間熱戦の繰り広げられた闘技場を見渡しながら飲むなんておつでしょ?」
アリア 「全くもう…」
スレイン「ずっと、というか、始めは道に迷ってしまって…それで影さんガダさんとばったり会って。」
情報屋 「迷ったんですか!?」
ジョン 「またですか・・・本当に、人間の街に入ると感覚狂うんですね…」
スレイン「ご心配させて申し訳ありません。」
ガダ 「エルフって方向感覚良さそうだけどな。」
影 「森の中では実際すごいですよ。ね。」
アリア 「ええ。森ではね。街に入ると途端に…」
スレイン「面目ありません…」
影 「北部の魔物たちは…?」
ロン 「さっきみんな帰ったよ。」
ガダ 「あんた等は?」
ロン 「僕達も地球のへそまでいっしょに行くよ。もともと旅の途中だしね。」
キャンドル 「うむ。早くどこかで武器を見つけないと、心もとないしな。」
アリア 「影さん、実はパーティーでね…」
(説明中)
影 「そうですか…そんなことがありましたか…」
スレイン「全く人間って奴は…」
ガダ (スレインさん、パーティーでなくてよかったじゃん。)
ジョン (確かに…)
アリア 「ホントに、ああ言う時に限って影さんいなんだから!」
ロン 「だねー。エジンベアでも肝心な時にいなくて、僕会えなかったしね。」
影 「…うーんと。すみません。」
ガダ 「ははは。いたって俺達口出せねえよな!」
アリア 「?」
影 「ええ。まあ、そうですね……」
ジョン 「それはあれですか?お尋ね者だから、ということですね?」
ガダ 「まあね。それ以前にそんな国同士のいざこざに首突っ込んだりしないぜ。」
影 「北部軍とロマリア国の問題ですからね…」
ジョン 「でも、魔王の秘書だったんですよね?
だとしたらああいう場合の対処とか、少なくとも我々より慣れているのでは?」
影 「…」
ガダ 「ま、もういいじゃん。な!」
情報屋 「ふむ。ところで影さん、地球のへそへはいつ出発しますか?」
影 「そうですね…とりあえず001号さんが回復しないと動けないですね…」
ガダ 「あ、俺ちょっとアイツの様子見てくるわ。」タッタッタ
影 「001号さんが動けるとして、その場合でも出発は明日にしたいのですがよろしいですか?
大会の後片付け等あるので。もちろん、宿泊場所は手配しますが。」
情報屋「ええ、それはもちろんOKです。
ここで武器探しをする時間ができることになりますし。」
キャンドル「ロマリアにそんなにいい物があるか?」
ロン「あるに決まってるよ!城下町なんだから!」
-------------------------------
〜世界樹〜
マンダー達が戻ってくると、たちまち周囲の魔物(と精鋭部隊)が集まってきた。
フロスト「いやー、1日空けてるだけだったのにものすごく長く感じたぞ!
さっそく話を聞かせてもらおうか!」
グランツ「よく分かりませんけどスゴイ大会だって聞きましたよ!」
ミミック「気になって夜も眠れなかったっスよ!」
グリズリー@精鋭「さぞかし楽しかったんでしょうね!」
極楽鳥@精鋭「まったく、我々も連れていってくれればよかったのに!」
デスJ「森で待つと言ったのはお前達だろうが!(笑」
マンダー「とりあえず全員落ちついてくれ。話せば長くなる。
大会以外にも色々あったしな…」
今日の晩飯は鳥鍋だった
いやはや、まさか夏でも食べるとはね…!
>Y.S氏
ととと鳥鍋!!??
そ、その鳥はまさかヘルコンドとか極楽とかいやまさかね。ははは。
>>493 影 「そうですねー。結構大きい街ですし。
キャンドルさんの装備となると限定されそうですが、
何か見つかるといいですね。
この近くにはスゴロク場もありますしね。
変わったアイテムが見つかるかもですね。」
ジョン「あ、その件で、魔王軍にいる鍛冶屋さんを推薦しておいたのですが。」
影 「リンガーさんですか!?
うーん。確かにあの方は優れた鍛冶屋さんですが…
結構高いですよw
それに、わたしはご紹介できませんしね。
北部軍を通せばまあ…若しくはキャンドルさんやロンさん、
軍につてがありますか?出なければ難しいですよね。」
アリア「あら?確かお化けキャンドルさんって、
少し前までバラモス軍にいたんのではなかったでしたっけ?」
影 「え…本当ですか?」
キャンドル「よくぞ聞いてくれた!
魔王ダークマターとしてこの地に辿り着いてから、
統合軍を潰すためにバラモス軍に協力していたのだ!」
ロン「声でかいよ。
ゴールドマンから聞いた話だと、宇宙で戦ってる時に
メガンテを食らっちゃっておばけキャンドルになったって。」
キャンドル「そうだ!あれは本当に不覚だったが…
あれさえなければ今でもダークマターとして…」
ロン「はいはい落ち着いて!」
情報屋「で、その鍛冶屋さんに頼んでみる?」
キャンドル「いや………
………待てよ…やはり私には軽い武器の方がいいか…」
おばけキャンドルは いきなり 考えこみだした!
おばけキャンドルの脳裏をよぎる記憶。
★「…毒針なんていかが?」
★「あら!そんな事ありません!
どんな武器でも、殺生の道具ということでは同じです。
むしろ、他の武器と違って、毒針は苦しみが少ないのですよ!」
=============================
〜大戦期のバラモス城〜
ダークマター『それはドラゴンクロウか?』
ゴロー『おう。ちょっと前にゴールドマンに貰ったんだ。』
ダークマター『ずいぶん珍しいものを。どこで手に入れた?』
金『えー…拾ったんです。』
ダークマター『嘘くさいな。』
金『いやいや、本当ですよ。
旅人の落とし物じゃないかと思ったんですが、ネコババしました。』
ダークマター『…………』
キャンドル「ゴホン。考えが変わった。
いい鍛冶屋を薦めてくれるのはありがたいが、槍とか剣とかは遠慮しておこう。」
情報屋「じゃあ何にするのさ。」
キャンドル「毒針かアサシンダガーか爪の武器だ。」
ロン「何だよ!方向が180度変わってるじゃないか!」
キャンドル「私の素早さを活かすことを考えたら、普通の武器では邪魔になるのだ!」
情報屋(この前までホーリーランスだって騒いでたのは一体…)
影 「そ、そうでしたか…宇宙まで…(まずいなじゃあ軍に戦友が沢山いるのか…)
それでしたら、私があれこれ言わなくても若し必要ならお城へ行って
直接頼んでみたらいいですよ。」
アリア「でも本当に、お化けキャンドルさんなら素早さ活かした闘い方にするべきですよ!」
ジョン「うん、私もそう思いますね。」
影 「爪ですか…爪といえば私の武器も爪ですよ。
さっき言っていた鍛冶屋さんにアレンジしていただいたものだから、
普通の爪じゃないですが…
キャンドルさんも爪装備になったら、仲間ですね〜」
私の全財産が入っている袋ですが、どうなったか忘れちゃいました。
過去スレのどこに埋もれているか探すのは非常に困難なので、
ガダと合流し、軍と捕虜交換でごちゃごちゃやってる最中に手元に戻ったことにして下さい。
言い忘れましたが、500ゲット♪
100、200、300、400、500と私がゲットですよ!フッフッフ… ウレシクナイナァ…
バラモスマブラ
ロン「それにしても、アサシンダガーはちょっと危ないんじゃない?」
キャンドル「私は毒が効かないから問題ない。」
情報屋「物質系なら別にいいだろうけど、下手すれば人も殺せちゃうし…
毒針の方が手軽なんじゃないかな?」
キャンドル「アサシンダガーを装備し、毒針を投てき武器として使うのもいいかもしれない。」
ロン「どんどん危ない方向に転がってる気が…」
>>503さん
バラモス様があれに出たらとんでもないことになりますよ。
髭オヤジも緑の勇者もバラモス様にはかないません!
>闇の覇者ラスラロスさん
あなたあれですね。あちこちでご活躍の方ですね。
バラモススレへようこそです。
ゴールドマンさんは分かるようですが、
私には何の話題だかサッパリです…すみませんね…
あとで調べておきますが、もしバラモス様を中傷したり軽んじたりする内容だったら、
マヌーサしますのでそのおつもりで。
保守しておきます
たまには誰かと遭遇したいですね…
>>504 影 「…うーんそうですねー・・・・・・
っていうか、ナイフなら確か『毒蛾のナイフ』ってありませんでしたっけ?」
情報屋「毒蛾の粉じゃなくてナイフですか??」
影 「あ、情報屋さんは知らないでしょうが、別の世界で。
でも結構別世界との交流…特に軍では…ありますから、
手に入るんじゃないですかね。
若しくはひょっとしたらもう入ってきているかもしれませんよw」
〜医務室〜
トントン(ノック)
ガダ 「(起きてるかな?)」
・・・
・・・・・・
ガダ 「ゼ、ゼロゼロイチゴウ!?」
001号「ウッ…ウッウッ…」
ガダ 「そ、そんな部屋の隅っこでなに体育座りしているんだ?」
001号「ウッウッウッ…」
ガダ 「な!お前…泣いてるのかよ!?」
001号「ウガアアアアア!!!」
ガダ 「こ、こわ!い、いやいや、ほら!看護の人が怖がってるじゃねえか!」
看護士(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
001号「ウガアアアアア!!!!」
ガダ 「暴れるな!ベッド持上げるな!おんなじウガアアアアじゃ、
読んでる人、泣いてるのか怒ってるのかわかんねえんだよ!!」
〜部屋の外〜
バタンバタン!バキッ!!ドカンドカン!!!ズドーン!!!
ガダ 「あ、危なかった…」
看護士「間一髪でしたね…」
ガダ 「ああ。けど、恐らく部屋の中、原形留めてないと思う・・・悪りぃな。」
看護士「困りました。」
ガダ 「修理代だすから・・・」
看護士「…困りました…とは言え止めに入れないですしね。」
ガダ 「一体、どうしちゃったの?」
看護士「先ほど目覚めて、暫くボーっとしていたのですが、
そのうち顔をくしゃくしゃにして泣き出しまして。」
ガダ 「へえ…」
看護士「いえ、泣いているというのは暫くたって気がつきまして、
始めはてっきりこれは喰われてしまう!と思いました。」
ガダ 「うん、分かるよ。いま俺も死ぬと思ったもん。」
看護士「ええ…その後、部屋の隅でしゃがみこんで、あなたが来たわけです。」
ガダ 「そうか…体は?」
看護士「まだ重傷ですが、物凄い回復力です。数日でほぼ全快するのではないでしょうか…」
ガダ 「だろ?」(得意げ)
看護士「皆驚いています。さすが魔物ですね…」
ガダ 「バカ言わないでくれw魔物だからってみんなあんなじゃねえよww」
看護士「そうでしょうね(笑)。」
ガダ 「俺なんか小指机にぶつけるだけで悶絶しちゃうぜ・」
看護士「分かります(大笑)!」
ガダ 「しかしなぁ。回復したならまずメシ喰いたいって始まるはずだがナ…」
看護士「第2試合のあとはそうでしたね。」
ガダ 「…やっぱ負けたのが口惜しかったのかな…」
看護士「でしょうかね・・」
511 :
あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2007/07/28(土) 11:48:03 ID:GHfta+gF0
ずいぶん下がっているし、夏休みだし、
バラモス様降臨期待age
ううむ、お前達が手を下さずともジパングは自滅そうな予感がするのだが、
何だか複雑な気分であるな。
天災、選挙とジパング揺れ動いておりますね。
ふむ、ゴールドマンさんが規制ですか…どうしますかね…
そろそろ解けてるかな
おお、解けてた。
------------------------
>>509 キャンドル「ふむ…それも頭に入れておこう。」
ロン「で、出発は明日だけど…今日はどうするの?」
情報屋「ロマリアの町をぶらぶらすればいい。
えーと、格闘場の通常試合はまだ先になるだろうから…他に行くところは…
店で毒針とかアサシンダガーとか探してみるのもいいかもね。」
〜世界樹〜
フロスト「ほう、その001号というのはお前を打ち破るほどの化け物なのか!」
マンダー「(我々も化け物なのだが…)001号のパワーは強烈なものだったな。
パンチで骨を折られるなど、今まで経験したこともなかった。」
グリズリー@精鋭「それで、001号は優勝したんですか?」
マンダー「いや、それが実は…」
ミミック「 魔 王 !?」
グランツ「声が大きいですよ!」
フロスト「この世で魔王と言ったらバラモス殿のことでは?」
マンダー「バラモス殿でもゾーマ…いや、ゾーマ殿でもない。
異世界の魔王が来ている、とおばけキャンドル殿は言っていた。」
デスJ「001号を簡単にねじ伏せてしまうほどの実力ですからな。
私は魔王に違いないと思いますよ。」
マンダー「うむ…しかし、異世界の魔王がここに来て何をしようとしているのか分からない。
本当に単なる腕試しだったらそれでいいが…」
フロスト「ダークマターと同じようなもんだろう。」
マンダー「…なに?」
フロスト「そのミルツとかいう魔王も、ダークマターみたいに
この世界を楽しんでるんじゃないか?
どこから来たのかは知らんが。」
カイラス「詳しいことを知っている人がいればいいんですけどね…」
マンダー「あやしい影殿なら何か知っていたかもしれないが…
結局のところ聞けなかったな。」
デスJ「そんなことより、大会の後のパーティーで軍団長がやってくれましたよ!」
マンダー「…………」
フロスト「なんだ?人間に説教でもしてみせたか?」
マンダー(結構鋭いな…)
ノール「そうです。人間というより私達ですが…」
ミミック「パーティーって、どんなことやってたんスか?」
おばばC「大会が大盛況に終わって、魔物や人間を問わず色々な人が呼ばれたんですよ。それで…」
マンダー「酔っぱらった人間が、少々無礼な振る舞いをしてしまった。
さすがの隊長達も怒りだしそうになったから、これはまずいと思って私が一言言っただけだ。」
フロスト「なるほどなw」
マンダー「何を笑っているんだ……ゴホン。
話はそれぐらいにしてだな、今後の北部軍の動きを考えなければならん!」
ズドン!
001号「 う が あ あ あ あ ! ! ! 」
ガダ 「なんでドアぶち破って出てくるんdfちゅhじおkく、くるしおま…」
看護士「ラ、ラリホー!!!」
001号「Zzz・・・」
ガダ 「ゲホッゲホ!なんだよ、ラリホーできるならやってくれよ!」
看護士「す、すみません。大丈夫ですか?」
ガダ 「ああ。まあね。」
看護士「何故あなたを襲ったのでしょう?」
ガダ 「別に襲ったわけじゃないだろうけど…なんか切実そうだったから、
言いたいことでもあったのかな?」
看護士「そうなんですか?
私の目には悪魔が地獄から飛び出て来たようにしか見えませんでしたが…」
ガダ 「そうだろうな。こいつの事が分かるのは俺含め数人だけだからな。」
看護士「どうしますか?」
ガダ 「まだ怪我完全には治っていないんだろ?」
看護士「ええ。まだ重体…のはずです。」
ガダ 「じゃあ、俺食い物持ってくる。そしたら起こして食べさせよう。」
看護士「起こして大丈夫ですかね?」
ガダ 「くいものがあれば。」
〜〜〜〜〜
ガダ 「もって来たぜ。…そんなに離れなくてもいいから…」
看護士「ざ、ザメハ!」
001号「う!?・・うがああ!うが?」
ガダ 「うが?じゃねえよ!メシだぜ001号!」
001号「ウホホホホホホホホ♪」
ガツガツムシャムシャ…
=食事終了=
ガダ 「どうしたんだ001号?なにかいいたいことがあったんじゃないか?」
001号「う、うが!うががが!うほ!があ!ぐるるるrぶぐぐぐるぅぅぅああああ!」
看護士「なんだと言っているのですか?」
ガダ 「分かるわけないだろw」
看護士「なんですかそれ(汗笑」
ガダ 「落ち着け001号。」
001号「う、うう。うが。」(痛そうな顔で倒れる)
ガダ 「うん?お前が負けたってことか?」
001号「うが、うがうが。」(耳に手を当てる)
ガダ 「??」
001号「うが!うがああ、うが!!」(両手で宙に人の形を書いて再び寝転ぶ)
ガダ 「ああ、そうか、ミルツが倒れたお前になんか言っていたな。」
001号「うが!う、うが!うううう!がああああ!!」(起き上がり胸をバンバン叩く)
ガダ 「そう言えば…確か…強くなりたかったらどこか来いって言ってたな…
何ていってたんだっけ…」
看護士「よく分かりますね…って言うか、この方これ以上強くしてどうするんですw」
ガダ 「はははは。でも、こいつより強いやつが実際にいるんだしなぁ。
やっぱ戦闘…それもタイマンで負けるのはこいつ嫌なんだよ。」
看護士「はぁ。」
ガダ 「そうだな…あのミルツのことならば…001号!ちょっと影さんとこいって来る。
お前は大人しく寝ていろ!悪いが看護士さん、後頼むわ。」
看護士「いやです(キッパリ)」
ガダ 「もう大丈夫だから。」
001号「うがぁ…」
ガダ 「だめだ。怪我を治すのが先だ。
ん?まだ喰い足りないのか?」
001号「うが!」
ガダ 「じゃあ食い物持ってきてやるから大人しくしてろ。
看護士さん、こいつメシ食わせとけば大人しいから。」
看護士「はぁ……早く戻って来てください・・・」
〜バラモス城大広間〜
金「城の修理はほぼ終わった。
勇者の動向は何故か掴めていないまま。
(ロマリアの大会のことも気になるけど、それを聞くのは当分先だ…)
さて、次にやらなきゃいけないことは…」
ベータ「何ですか?」
金「たまには大陸組内でも戦闘訓練をしないと。
ゴロー達がいれば話が早いんだけど…」
ゴロー「呼んだか?」
金「あれ?陸軍は大丈夫なの?」
ゴロー「結構暇が多いんだよ。なんてったって平和だからな。」
金「まぁ、空軍もそうだけど。」
鉄「戦闘訓練をするって言ってたね?誰が誰と?」
ビクト「もうやる気満々なのか…」
ホーク「ゴールドマンは相手にしたくねえぞ。」
金「なんで?」
ホーク「お前が本気出したら全然勝負にならないからだ!」
デッドペッカー@陸軍「おい、ゴローたち!召集かかってるからさっさと来い!」
ゴロー「なに?しょうがねえな…」
金「さっき暇だって言ってたじゃん…」
デッドペッカー「や、空軍士官のゴールドマンさんですかい。これはどうも。
分隊長が体動かす運動やるって召集かけてるもんで…」
ホーク「隊長が?何を始めるんだ?」
デッドペッカー「最近人間たちの間で流行してるエクササイズだってさ。」
銀「あんまりやりたくないねえ。」
デッドペッカー「ああ…婆さん達はできる範囲でいいから無理せず体を動かせって言ってたぞ。」
鉄「ふーん…まあそういうことで私らは失礼するよ。」
ビクト「なんかよく分からないけど頑張れよー。」
金「あ、空軍は暇あるんだけど…見に行ってもいいのかな?」
デッドペッカー「さぁ……分隊長だったら『邪魔にならなきゃそれでいい』とか言うと思いますが…」
〜バラモス城大広間〜
地獄の騎士@分隊長「それ、次はこうだ!自分に負けるな!」
ホーク「分隊長、これ一体なんなんだよ!?」
地獄の騎士「無駄口を叩く暇があったら筋肉を使え!筋肉を意識すれば効果は確実だ!
もう1セット!声が小さいぞ!」
デッドペッカーには手がないが なんかすごい動きをしている!
ゴローは何も言わず 必死についていっている!
地獄の騎士「GoodJob!!次だ!右を向いて!」
ホーク(そもそも分隊長に筋肉はないだろ!)
ビクト「すごいな。見てて恐ろしい。」
鉄「やめておいて助かったよ…」
金「これ、僕の隊でも取り入れようかな…」
パラド「やめてください」
新しい携帯から書き込みテスト。
>ゴールドマンさん
>>524 分隊長ブートキャンプワロタw
>ほうおう様
おお、新しい通信機器で御座いますか!
さすが、天上界は財政も万全ですね!
ガダ 「あー、影さん…」
影 「早かったですね、ガダさん。」
ガダ 「ちょっといいか?」
情報屋「あ、じゃあとりあえず別行動にしますか。」
キャンドル「うむ。城下町へ武器探しに行かんとならんしな。」
影 「そうですね…ではすみませんが、いったん別れて、
夕食時にでもまた集まりませんか?
場所は…闘技場前でいかがです?」
情報屋「ええ、いいと思います。
なにか急用でも出来たら連絡しますよ。」
影 「分かりました。街中、気をつけて…」
ロン 「大丈夫だよw」
影 「どうしました?」
ガダ 「うん、001号なんだけど…」
影 「どうしてますか?」
ガダ 「メシ喰ってる。」
影 「ああ、じゃあ安全ですね。怪我の具合は?」
ガダ 「大分回復したけどまだ重体だって。」
影 「明日移動できますかね??」
ガダ 「俺の見た感じじゃ、そのくらいなら大丈夫だと思うぜ。」
影 「まだ重体で、明日移動できそうですか。凄い回復力ですね…」
ガダ 「ああ。もちろん、治療してもらってるってのもあるぜ。」
影 「でしょうね。で?なにかあったのでしょう?」
ガダ 「それがな、俺が行ったら、001号のやつ泣いてたんだよ。」
影 「え?…それはそれは恐ろしかったでしょうね…」
ガダ 「ホラーだよ。」
影 「あれですか、やっぱり負けたのが口惜しくって?」
ガダ 「そうみてぇだな…戦うしか出来ないけど、戦うことだけは自信あるからな、あいつ。」
影 「ふむ。しかし、あれ以上強くなるってのも無茶な話しですよ。」
ガダ 「そのことだ!」
影 「??」
ガダ 「あのミルツ…ミルドラース様か?」
影 「え!? ええ…そうですけど?」
ガダ 「決勝戦の跡、ぶっ倒れた001号に、ミルドラース様がなにか囁いていったんだよ。」
影 「ほう…ガダさん、何ていっていたか分かるのですか?」
ガダ 「はっきりとは聞こえなかったんだけど、『強くなりたかったらどうとかこうとか』…
そんな内容。」
影 「どうとかこうとか?」
ガダ 「なんか名前だと思う。それを覚えておけって。」
影 「ふむ…」
ガダ 「001号、すっかり気を失ってたかと思ったが、聞いてたんだな。」
影 「001号さんに聞いても、そんな名前分からないでしょうね…」
ガダ 「そりゃわかんねぇよw。俺だからここまで理解できたんだぜww」
影 「ですよね。」
ガダ 「でさ、影さんならなんか分かるかと思ったんだけど…」
影 「もうちょっと詳しくなんて言っていたか思い出せませんか?」
ガダ 「うーんと…『いい筋をしている』って言ってたな…でも、『今のままでは』…
なんだったかな?『高が知れてる』とかだったかな?
それから……そうだ、『本気で強くなりたかったらナントカを覚えておけ』だったな。」
影 「ふーむ。」
ガダ 「どう?なんか分かる?」
影 「ひょっとして…その、ナントカって、『フェニックス・ラボ』じゃなかったですか?」
ガダ 「あー!!そうそう!そんなだった確かに!」
〜ロマリアの武器屋〜
情報屋「毒針とかアサシンダガーとかありますか?」
武器屋「おいおい、ずいぶん危ないものを買おうとするんだな。
誰が使うんだ?」
情報屋「こいつです。」
(おばけキャンドルを指さす)
武器屋「へえ。あいにくうちでは取り扱ってないが、
毒針を手に入れてどうするんだ?」
キャンドル「別にどうもしないぞ。単なる護身用だ。」
武器屋「護身用って…魔物にそんなもの必要ないだろ。」
情報屋「魔物の中では、こいつは弱っちいんです。」
ロン「俺より弱いと思うよ。」
キャンドル(屈辱だ…)
武器屋「そうなのか。まぁとにかく、ここには毒針やアサシンダガーなんてのは無いな。
城に隠してあるっていう噂もあるけど。」
情報屋「さすがに城に忍び込んでまで手に入れたいとは思いませんね…」
武器屋「遠い国の道具屋では毒針を取り扱ってるらしいぞ。
時間はかかるだろうが、そこをあたってみてはどうかね?」
情報屋「ありがとうございます。探してみましょう。」
>>528から
影 「そうですか…フェニックス・ラボに・・・」
ガダ 「なんなの、それ?」
影 「天上界の人材育成機関ですよ。ミルドラース様はそこの特別講師をされています。」
ガダ 「て、天上界?でも大魔王じゃん…」
影 「それが本当なんです。天上界で大魔王が講師をしているんです。」
ガダ 「へえ〜!!
じゃあ、そこに来いってことかな?001号見込まれたってこと?」
影 「だと思いますよ。」
ガダ 「天上界…」
影 「ジミーさんも今そこで修行しているんですよ。」
ガダ 「マジか…どうりで強くなるわけだな…」
影 「他にも軍の上層部がそこで修行やクラスチェンジをされていますね。」
ガダ 「すげえな・・・」
影 「かくいう私も主催者のほうおう様直々に入学を認められています。」
ガダ 「ウソつけwww」
影 「本当ですってば!」
ガダ 「はいはいwwwすごいねwwwww」
影 「むう…いつか見ていなさいよ…」
なんですか、人が大杉のようですね。
全く人間と来たら、夏だって言うとこれだから…
このスレ以外に出現しない私などは、どこに何が大杉なのかサッパリ分かりませんよ。
〜城下町〜
キャンドル「やはり、旅しながら探すしかなさそうだ。」
ロン「地球のへその仲間に聞いてみるっていう手もあるけど。」
情報屋「地球のへそにはたくさんの種類の魔物がいるし、
毒針やアサシンダガーのことも知っているだろうね。」
キャンドル「武器屋が言っていた『遠い国』というのはどこだ?」
情報屋「多分…スーのことだと思う。
ここから遠くて、しかも毒針みたいなものを店で取り扱ってるのは
その辺ぐらいしかないんじゃないかな。
…地球のへその後に行ってみる?w」
キャンドル「また長い旅になりそうだな…」
携帯から保守。
>ゴールドマンさん
ガダから影に、ミルドラース様の言葉が伝わりましたので、他にこちらでやることは特にないです。
そちらの都合にあわせて日にちを進め、出発しましょう。
>影さん
承知しました。
---------------------------
〜城下町〜
住人「やあ、情報屋さん。また明日には出発するって聞いたけど…」
情報屋「今度は地球のへそに行きます。」
住人「魔物と人間の友好を目指してるんだよね。
今回の大会で大きく前進したんじゃないか?」
情報屋「そうですね。賛同する魔物もたくさんいますし、
もっと色々な国に広めてみせますよ。」
住人「頑張れ!そこの魔物も。」
ロン「どうも…」
一気に時間進めちゃいます。
必要な人(といっても情報屋一行と影さんぐらいですが…)はすでに全員揃ったということで。
----------------------
(翌日)
〜城下町出口〜
キャンドル「これで全員か?」
情報屋「そうみたいだね。
影さんはこれから…地球のへそについたらどうする予定ですか?」
なんだってこんなに人多いんでしょうね…
>ゴールドマンさん
おお、あっという間に夜が明けましたね!
乙でした!
影 「暫くじっとしているつもりです。」
情報屋「そうですか!?それはやはり魔王軍をはばかってですか?」
影 「ええ。今回の大会で目立ちすぎましたからね…
元同僚やマジ…覆面魔神さんにもあってしまいましたし。」
ガダ 「まあ、もともと001号を出場させるって時点である程度覚悟してたけどな。」
影 「ですね。今大会での報酬が大分あるので、しばらく大人しくしています。」
ガダ 「なかなか大人しく出きる面子でもないんだけどなw」
影 「001号さんがいますからね。」
ガダ 「あんたも含めてだよww」
影 「私は決してそんなことないです。トラブル大嫌いです。」
ガダ 「好き嫌いじゃないだろwww」
001号 「うがあ…」
ガダ 「まだ痛むか?」
001号 「うううう…」
影 「大丈夫ですか?…しかし、本当によくこんな短時間で回復しましたね…」
ガダ 「ロマリアの看護も良かったからだよ…」
支配人「影さん。」
影 「支配人さん、お世話になりましたね。」
支配人「報酬はどうします?もって歩くには無用心な額ですよ?」
影 「この世界、お金はカンストまで持っても決してかさばらないから大丈夫ですw
もとい。私の袋、いくらでも物が入りますから。」
支配人「またいつでも寄ってください。」
影 「ありがとうございます。」
キャンドル「報酬って、いくらなぐらいなのだ?」
ロン 「そんなこと聞くもんじゃないよ。」
影 「ははは、構いませんよ。1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10万ゴールドです。」
情報屋「ちょ…」
ロン 「大金持ちだ…」
影 「3人で分けると33,333Gですか。半端の1Gは準優勝の001号さんで。」
ガダ 「馬鹿言え。パーティーなんだから共有財産だよ。」
影 「ですかwじゃあとりあえず私が管理して」
何かが一行の前を横切った!!
ロン 「何だ今の!!??」
ガダ 「うん?なんか紙が…」
影 「どれどれ…
『領収書 支払人:あやしい影 金額:100,000ゴールド
受取人:幸運のパワーストーントレーディング
残金290,000Gもこの調子で気分よく返して下さいね☆』……
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ガダ 「なんじゃこりゃあああああ!!」
影 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ガダ 「あれか!?魔石を買った金か?
きょ、共有財産なんていわなけりゃ、66,666G残ったのに…」
かge 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ガダ 「しかし、影さん、給料の殆ど全部、返済につぎ込んでたんだな…
よくあんたの給料で110,000G返済してたよ。」
kage 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」パタン
ロン 「あーあ…気絶しちゃった。」
ガダ 「そっとしておいてくれ…」
ho^syu
ところで、最終的に船に乗るのは
情報屋一行・あやしい影・001号・ガダ (敬称略)
でいいんでしょうか?
保守。
>ゴールドマンさん
それで結構です〜
>影さん
了解です。
---------------
気絶したあやしい影を情報屋とガダが運び、
それからおばけキャンドル、ロン、001号が船に乗った。
情報屋は支配人に一礼すると、船を動かし始めた。
〜船〜
ロン「また結構長旅になりそうだね。」
情報屋「何度も通ったルートだから大丈夫だよ。
とりあえず西に出て、それから大陸にそって南下して、
大陸を出たところで東に進めばランシールもすぐ見えてくる。」
キャンドル「すぐ、と言ってもなぁ…」
ザザーン
…ザザーン (波の音)
ガダ 「ああー、船って気持ちいいなー。」
001号 「うがー!!!」ドボーン
ガダ 「…」
情報屋「何ですか今の水音は!?」
ガダ 「001号が…」
001号 「がああああ!!!!」
ロン 「泳いでるの?」
ガダ 「いや、魚を捕まえているんだと思う。」
ロン 「あの背びれはサメじゃない?」
ガダ 「サメかもしれないね。」
情報屋「泳ぎ速いですね・・・追いつきますよ。」
001号 「がああああ!!!」ズバ!バシ!ドガ!ブクブク…
ザザーン
…ザザーン
ガダ 「お帰り001号。逃げられたのか?」
001号 「フー!フー!(怒」
ザザーン
…ザザーン
情報屋 「影さんは?」
ガダ 「まだ寝てる。」
ザザーン
…ザザーン
ガダ 「あのさ…………キメラの翼あるけど?」
>ゴールドマンさん
ノンビリ行くのもオツですよね。
道中特にイベントもないなら飛んでいくのも可です。
連れて行ってもらう立場ですし、お任せします。
>影さん
実はわざわざ海を通る理由は大してありません。
というわけで飛んじゃってもいいかと。
-------------------------------
情報屋「な、なんと!?」
キャンドル「(ガダに詰め寄る)ぜひとも飛んでいくべきであると私は思うぞ。」
ロン「その方が手っ取り早いよ!」
情報屋「今飛んだら、船はどうなるんだろう…」
ガダ 「そう?じゃあ俺は行ったことないから、これ誰かが使ってくれ。
あんたらは3人とも行ったことあるんだよね?」
つキメラの翼
ガダ 「…001号がちょっと翼の先っちょかじったみたいだけど大丈夫だから。
船?船って確か一緒に飛んで来るそうだぜ。
別世界の飛空船みたいでカコイイ!って影さんが言ってたよ。」
>>548 情報屋「そうなんですか…それでは。」
情報屋は キメラの翼を天高く放り投げた!
〜地球のへそ入口〜
先に船がランシール沿岸に落ちていくのが見えた。
情報屋達は地球のへその前に降り立った!
キャンドル「やはり便利なものだ。」
情報屋「うん…さて、じゃあ早速行きましょうか。
地球のへその魔物たちには僕たちが説明しますよ。」
ロン 「あれ?影さんは?」
ガダ 「あれ!?ああ、そうか!船で寝てたから、まだ船の中だな…」
情報屋「一緒に行った方がいいですよね。」
ガダ 「そりゃそうだよねw。
あ、じゃあ俺、起こして連れてくるから、先に行っていてくれない?」
ジミーさんのほうと、
ジョン・アリア・スレイン組みも書かなきゃいけませんね…
情報屋「分かりました。」
-------
〜地球のへそ内部〜
ロン「鬼面導師はどこにいるか知ってる?」
マミー「ん?お前らどっかで見たことあるな…」
ハンターフライ「あっ!外の世界を見せてくれた人じゃん!
すぐ案内するぜ!」
〜地球のへそ深部〜
鬼面導師「おお、ロンではないか。それに情報屋さんも…
今日は何の用で?」
情報屋「地球のへそに行きたいという魔物がいるんです。
それでその魔物たちと一緒に来たんですが…あ、まだ外にいますよ。
もうすぐ来ると思います。迷わなければ。」
鬼面導師「ハハハ…入口まで行きましょうか。ちょっと心配ですからな。」
お久しぶりです〜!
-------------------------------------------------
ビート「ひ〜ま〜だぁ〜……」
バラモス城空軍宿舎で暇を持て余す、青き竜、ベビーニュートのビート。
何の肩書きも無かった以前に比べて、「スカイドラゴン部隊スカィ付き」
という堂々たる肩書きを手に入れて……ヒマを持て余していた。
ビート「最近は人間とは友好ムードだし、特に戦いが起こりそうな気配も
ないし……平和なのはいいけど、ヒマだね……」
喉元過ぎれば何とやらというのか、先の大戦で数回死に掛けた身で
ありながら、平和に退屈しているようである。
ビート「そうだ!京都へ……じゃなくて、散歩に行こう!」
ビートが、突然起き上がり、ポンと手を叩いた。
ビート「そういえばこの世界をあんまり回ったことないんだよなぁ……
この祭、諸国を漫遊して見識を広めるのだ〜ッ!」
なにやら突然突拍子も無いことを思いつき、手元にある小額のお金と、
当座の食料を持って、ビートは城の窓を飛び出していくビート。
「すこし散歩に行ってきます」との書置きを残して……。
ビイトさん暫く〜!
散歩来ましたね!引っ掻き回してください!!
名前間違った…ozrスミマセン
影 「ムニャムニャ…ああ!そんな太いの…私入りきりませんよ・・・」
ドカーン!
影 「うああああ!!あ!?ああ、ジミーさん。」
ガダ 「起きろよ。」
影 「うー。ここどこです?」
ガダ 「船ん中。もうランシールについたぞ。」
影 「お、そうですか…そんなに寝てました?」
ガダ 「いやまあ、キメラの翼で飛んだんだけどな。」
影 「ああ、そうですか。それにしてもベッドごと蹴倒す事ないじゃないですか…」
ガダ 「ホイミしてやるよwwどんな夢見てたんだよwww」
影 「は?…私何か言ってました?」
ガダ 「まあね。」
影 「えーと。お城でみんなで手打ちうどんを打ってですね、
なんとうどんたちが集まって巨大なキングうどんになったんですよ。
マジンさんとか鎧様とか平気でバクバク食べるんですけど、私にはとても食べきれ」
ガダ 「あー、分かったもういい。 チッ。」
影 「なんで舌打ち…」
ガダ 「早く行こうぜ。情報屋さんら、もう行ってるぜ。」
影 「分かりました。そうそう、彼らがお帰りになるキメラの翼も渡してあげるべきですね。」
ガダ 「ああ、そうだな。連れてきてもらったんだからな…」
影 「まだ残っています?」
ガダ 「あるよ。」
影 「じゃあ良かった。行きましょう。」
影 「あれ?そう言えばジョンさん達はどうしました?」
ガダ「ああ、出港前に挨拶に来たよ。影さん気絶してるって言ったら、('A`)な顔してた。」
影 「むう…何か言ってましたか?」
ガダ「相変わらずだって。」
影 「そうじゃなくて!」
ガダ「冗談だよww
えーとな、闘技場の支配人に頼まれて、例の賞金を寄付する件で、
一緒に勇災の本部にいくことになったってサ。」
影 「おお、そうですか…」
ガダ「勇災の名前の件どうなるのかな。」
影 「勇者災害対策基金ではちょっとこの先問題ありですからね。
ま、彼らが考えることですよ。」
ガダ「そうだ、ジミーのバカはどうしたのかな?セッテって人間に付き添ってたんだっけ?」
影 「ええ。アープの塔に送って帰って、また一度ロマリアに戻って来て。」
ガダ「そうなの?なんで?」
影 「野暮用デスヨ。」
ガダ「教えろよ。」
影 「やっぱり気になるのですかね?ニヤニヤ」
ガダ「気になるって言うか…いつか俺の義弟になるんだからな。あんなバカでも。」
影 「ほう、マリーさんとの話、そんなに進展してたんですか?」
ガダ「進展してたって言うか、大会中、あいつ等来てくれてな。…カクカクシカジカ(
>>273辺り)」
影 「そうですか………」
ガダ「そんな深刻そうな顔するなって!」
影 「しかし…」
ガダ「大丈夫だよ…」
影 「ふむ。…ジミーさんも、恋愛関係の話でしてね。」
ガダ「マジで!!??あのバカに惚れる女いるの?」
影 「いや。今のところ片思いですけどねw」
〜アープの塔〜
ジミー「ん…くああああ!ふわ〜ぁ。」
ジミー「あ、ああ…アープの塔か…えーと、昨日戻って来て…」
ユウ 「おはよー!」
ジミー「ユあゆうちゃおはよ・」
ユウ 「ゴハンもう出来てるよ。顔洗ってきたら?」
ジミー「顔洗う時ユウちゃん見ようとするから。」
ユウ 「だってー。いつもお面被ってるから横顔しか見れないんだもん。」
ジミー「横顔だって、ジロジロ見ないのがシャーマンの礼儀だぜ。まあ、ユウちゃんになら見られtふいおj」
ユウ 「え?いいの?やったー!前からじっくり見てみたかったんだ!」
ジミー「や、やめて!引っ張らないで!」
ユウ 「ははは、ゴメンゴメン。そういう、民族の伝統って大事だもんね。」
ジミー「そうそう。ヨメさん以外には見せちゃいけないんだぜ。」
ユウ 「ふーん。ジミー君のお嫁さんか…」
ジミー「(な、なにか考え込んでいません!?)あ、そのえと」
イチ 「ふあああああ!!なんだうるさいな!!」
ユウ 「お父さん!早く起きてよ!」
イチ 「ああ、よく寝た…なんだ、もうこんなに日が高いのか…」
ジミー「…(もっと寝てろよおっさん。)」
ユウ 「もう!ふたりで盛り上がっちゃって!大体飲みすぎだよ!」
イチ 「すまんすまん。」
ジミー「わりぃわりぃ。」
ユウ 「さあ、ふたりとも顔洗ってきて!」
イチ 「分かったよ、そう怒鳴るな。いや、しかし久しぶりにこんなに飲んだな…」
ジミー「僕もですお父さん。」
イチ 「ははは。そのお父さんってのはなんとかならんかw」
なんか恋愛物は苦手っていうか反吐がでおっと、苦手だったのですが、
最近ジミーとユウの話が書いてて楽しくなってきました。
何か悪い病気でしょうか。
ユウ 「そうだよ、ジミー君はそんな呼び方するから昨日だって…」
ジミー「昨日??」
イチ 「なんかあったかな?」
ユウ 「朝ゴハン出来てるからね!」パタパタ(走り去る)
イチ 「何だあいつ…あー、ちょっと頭ガンガンするな…」
ジミー「(かと言われて、他に何て呼べばいいかな…)あ、じゃあお父さんお先にどうぞ。」
イチ 「そうか?すまんなジミー君。」
ジミー「おーいユウちゃん。」
ユウ 「あ、ジミー君早いね。ちょっとまってて、すぐよそうから。」
ジミー「ありがとう。……あのさ、俺酔っぱらって変なこと言ったりした?」
ユウ 「え!?う、ううん、そんなことないよ!」
ジミー「そう?いやさっきユウちゃんちょっと…」
ユウ 「あ、あれ。あの…あれは…ジミー君は変な事言わなかったよ。」
ジミー「へ?」
ユウ 「お、お父さんが、ホラ、大分酔っ払ってたじゃない。」
ジミー「お父さん?あー、ゴメン。飲みすぎてホント覚えてないや。」
ユウ 「本当?」
ジミー「うん。」
ユウ 「全然?」
ジミー「全然。」
ユウ 「じゃあいいよ。」
ジミー「え、気になるじゃん。」
ユウ 「いいの。」
ジミー「。。。怒ってらっしゃらないですか?」
ユウ 「私が?何で怒るの?早くゴハン食べちゃって!」
ジミー「あ、いや俺、顔洗ってきます。」
ユウ 「早くしてよね!!」
ジミー「洗顔終了〜っと。あれ?なに話してるのかな?」(そっと覗くジミー)
イチ 「いや、すまん。」
ユウ 「もう、困っちゃったんだからね!」
イチ 「すまんすまんw」
ユウ 「笑い事じゃないよ!」
イチ 「ははは。まあいいじゃないか。見所のあるぞ彼は。」
ユウ 「見所とかそういうことじゃないでしょ!」
イチ 「ははは。すまんすまん。なに、酒の席の戯言じゃないか。」
ユウ 「だからって、年頃の娘にあんなこと・・・」
イチ 「お父さんだって、お前に言われるまで忘れていたぞ。
ジミー君だって覚えていないだろうww」
ユウ 「覚えてないみたいだけど。」
イチ 「覚えていても、まだお前を嫁にやる気ないしな…」
ユウ 「え?そうなの?」
イチ 「まだ余所様にやれるほどじゃない。」
ユウ 「なによそれー。…でもまあそうだよね。早いよね。」
イチ 「いや、お前がどうしてもというなら別だが…」ニヤニヤ
ユウ 「そ、そんなわけないでしょ!早く食べてよね!!」
イチ 「まあ、酒の席とはいえ、お父さん『娘を嫁にやろう』って言ったの間違いないしな、
そこらの人間よりよっぽど」
ユウ 「 お 父 さ ん ! ! !」
イチ 「悪い悪い。そう怒るな。お、味噌汁上手くなったじゃないか。」
ユウ 「でしょー。えへへ。」
ジミー黒焦げ
バラモス城からほど近く、イシスの街……の裏。
ビート「うーん、流石に人が多いや……見つかると面倒なことになりそうだし、
隠れていこっと。」
壁の影に隠れながら、ササッとあちこちへ移動するビート。
ビート「なるほどなるほど……イシスって……暑いね!それもカラッと暑い!」
当たり前のことをこそこそ隠れながら呟いている。
ビート「いくらドラゴンが乾燥に強いったって、こんな所に長居したくは無いよ……次!」
街の周りを一周した後、次なる目的地、ランシールに向けて飛び立つビート。
・
・
・
一方、街の影。目深にフードを被った4匹の魔物が、飛び立つビートを見ながら
なにやらこそこそと話している。
???「バラモス軍空軍部隊……まさか、こんな所まで来ていたとは……」
???「ち、手始めにイシスで騒ぎを起こそうと思っていたが、無理か?」
???「恐らく……。昨今のバラモス軍と、この世界の人間の関係は、対立から
友好へと傾き始めています。……下手をすれば、我等がイシスで暴れて
いる間に、『本物』のバラモス軍が、援軍として現れぬとも限りません……」
やがて、話し声は止まり、リーダーであろう一体の魔物の声の後、一団は歩き出した……。
???「この世から闇が消えつつある……あのお方には、闇が必要であるのに……ッ。」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
>>554 あらら……久しぶりですからねw
ちょいっと騒ぎを起こそうと企ませて貰います〜。起こる前に察知して阻止に
動いてくれてもいいですし、このまま見ててくれればちょっとした騒ぎを起こします〜。
>ビートさん
お久しぶりです!
って、ランシールwwやってくれそうですね。
>金さん
だって、テドンを除けばイシスの次にバラモス城に近いのってランシールですものw
〜地球のへそ入口〜
鬼面導師「ふう、外の光は久しぶりだ。
この前連れていってもらってからも、相変わらず外にあまり出てないもんでして…」
ロン「あ、今度は外に連れてこうっていう用じゃないからね。」
鬼面導師「それは分かっておる。」
ハンターフライ「じゃあ一体何があるんだ?」
情報屋「えーと、あやしい影という魔物がここに用があって…」
マミー「それは住み着くってことか?」
火炎ムカデ「仲間が増えるならうれしいな。」
マッドオックス「俺はどっちでもいいや。」
情報屋「うわ、いつのまにこんなに沢山…」
キャンドル「それにしても、まだ来ないのか?」
情報屋「さぁ…そろそろ来るんじゃないかな。」
青空澄み渡るランシールの上空で、旋回を続ける青い影。
「うーん、結構大きい町だねー……。」
ビートは、ランシールの上空から、町の様子を偵察している。
「たしか、ここには地球のヘソってのがあったよね。……なんか、凄い洞窟だって。」
風に流されぬよう、翼の角度を小まめに変えながら、呟くビート。
「……どんなのかなー、お宝、あるかな〜?」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
???「……どうやら、ただ飛び回っているだけのようだな……」
町の外れの木の陰から、上空を見上げるのは、人の姿に、羽の生えた魔物。
???「見つかったわけじゃないんだな……全く、驚かせやがって。帰って報告するか。」
魔物は、町の外れから、さらに外へとこそこそ歩き始めた。
???「全く……日差しは嫌いだってのに……チッ」
>>557から
影 「などと話している間につきましたね。」
ガダ 「うお!なんか凄い人数じゃないか?」
影 「歓迎されているのですよ♪」
ガダ 「なんでもよく楽観できるね。」
影 「会話が続くと存在を忘れられそうな001号さんは?」
ガダ 「あそこにいるよ。おーい!001号!」
001号「うがー!」
影 「海で魚取ってたのですか…」
ガダ 「ちょうどいい。土産にしよう。」
001号「うがー!!」
影 「001号さん自分が食べたいのでは?」
ガダ 「ガマンだ。」
001号「ううう…」
影 「やあやあ地球のへその皆さん始めまして!私はあやしい影と申します。
決 し て あ や し い も の で は あ り ま せ ん ! !」
ガダ 「だからなんでそのセリフ言うときやたら嬉しそうなんだよ…」
ビートさんに期待しつつ、とりあえず傍観してますです。
しかし上手く入っていけそうならあるいは…
メタルスライム「見たところ、ホントにあやしくないみたいだね!」
情報屋「ええっ!?」
鬼面導師「…?」
情報屋「いや、失礼しました。ゴホン。
そうです、この方々はあやしい者ではないのです。」
ロン「詳しいことは本人が話した方がいいと思うよ。」
情報屋「確かに…では、影さん。」
しばらく傍観ですー
私待ちですね…
影 「え、そ、そうですか!えーと、あのその…怪しい者では」
ガダ 「俺は、ゾンビマスターのガダ。こっちはメガボーグ001号。
実は俺たち、もと統合軍にいたんだ。この001号はそこでシャーマンの呪術と、
統合軍の科学を合せて作った人造魔物だ。
こっちの影さんは、元魔王バラモスの秘書…といえば、皆さんも聞いた事くらいあるかもしれないな。
だけどこの前の戦争中統合軍に入ってね。
戦争が終わって、統合軍が負けて、魔王軍に本来は追われる立場なんだけど、
戦争中に捕まったまま統合軍に参加した人間の王国の捕虜になってた魔物たちの解放に、
ちょっとばかり尽力したりしたもんで、とりあえず公式な犯罪人ではない扱いなんだが、
やっぱり魔王軍とその友軍には白い目で見られていて、どうにも行き場がないんだ。
軍としては追ってなくても、個人的に統合軍に恨み持ってるやつなんて一杯いるだろうし。
そんな時、この情報屋さんからこの地球のへそのことを聞いて、こうして紹介してもらいに来たんだ。
どうだろう?俺たちをここに住まわせてもらえないだろうか?
もちろんずっと住むってことだと、そちらにも迷惑かかるし、暫くでいいんだ。
暫くって、どのくらいだ?影さん。」
影 「…へ!?あ、ああそうですね。えーと、2ヶ月くらい?」
ガダ (適当に言ってるだろww)ボソボソ
影 (ええまあ。だってアテなんかないし…)ボソボソ
ガダ 「2ヶ月くらいでいいんだ。この001号は力仕事ならバッチリだ!」
001号「うがー!」
ガダ 「…この魚の山は、えーと…お近づきのシルシだ。
俺も、そこそこ働く。呪文も力仕事もできる。
シャーマンの呪術も役に立つものがあると思うんだが…
この影さんは………………………………………掃除とか、あ!お茶入れるのが上手いよ。」
影 ・゜・(ノД`)・゜・
 ̄ ̄ ̄ ̄-----________ \ | / -- ̄
--------------------------------- 。←魚
_______----------- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧ ∧ / / | \ イ
( ) / ./ | \ /
_ / )/ / | /|
ぅ/ /001号// / | / .|
ノ ,/ /' / |│ /|
_____ ,./ /∠__| / .─┼─ |
(_____二二二二) ノ (\__,/| / ┼┐─┼─
^^^' ヽ, | | /. ││ .│
一同 「え!?」
001号「うがー!!!」
ガダ 「どうした001号!」
影 「魚ですか?今投げたの。」
001号「うが!うがーうが!」
ガダ 「なんか、あっちのほうに何か飛んでいるらしい。」
影 「街の上空ですか?
見えませんけど。」
ガダ 「こいつは目もいいんだ…」
001号「うがー!うが!うが!」
ガダ 「落として食べようと思ったらしい。001号、いきなりそう言う行動取るな。」
001号「うが??」
ガダ 「って言っても無駄か…お騒がせしました。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>ビートさん
まだ上空飛んでますよね?
鬼面導師「なるほど…なんだったら永住でも構わないんですがね。
見たところ確かにその001号というのは力が強そうで…魚の山で分かりますよ。
といっても、我々も日々気ままに暮らしていますからな。
働くとかどうこうというのはそれほどないですぞ。」
メタルスライム「お茶入れるのがうまいって、さすが秘書だね!」
鬼面導師「コラ!
失礼。まだこいつは子供で…
要するに、我々としては大歓迎といったところです。
来るものを拒まなかったから、このようにたくさんの種族の魔物が共存できているわけです。」
アントベア「じゃあさ、外の世界のことを色々聞かせてくれよ。
こいつら一回外の世界を回ってきたのに、『話すことが多すぎる』っていって
なかなか話が聞けてないんだ。」
ハンターフライ「だから本当に話すことが多いんだってば。」
メタルスライム「そうそう!外の世界はみんな新しいものばっかりでさ!」
地獄の鎧「もったいぶらずに片っ端から話してくれりゃいいんだよ。
一日丸ごと使うぐらいしてもいいから。」
ハンターフライ「それが大変なんだっつーの!」
鬼面導師「まぁ…見ての通り、ここの魔物は外の世界にかなり興味を持っております。
できたら色々と話してやってもらいたいとは思いますね。」
ビート「あれ?……何かが風を切って飛んでくるような音が……って、わぁぁぁーッ!」
とつぜんさかながひらいした! ビートに48ポイントのダメージ! ビートはついらくした!
ビート「あイたたた……何?何?新種の魔物?スカイフィッシュ!?」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
???「おッ!?なんだあれは……?」
???「何でしょう……魚、ですかねスバナーバ様」
町の影から、墜ちるビートを驚きのまなざしで見つめる、バーナバスのスバナーバと
その配下のこうもりおとこABCDEFG……つまり、7名。
スバナーバ「の、様だな……バラモス軍の偵察員が墜ちたようだが。」
蝙蝠男A「バラモス軍に敵対するゲリラ勢力……かもしれませんね。」
スバナーバ「うむ、ありえる。先の大戦が終わってからまだそう長くも無い。
反バラモスの旗を掲げ、引っ込められなくなった流れの魔物か、
運がよければ、統合軍の残党部隊が潜伏しているやも……」
謎の一団は、魚が撃ち上がった場所に、目を向ける。
蝙蝠男A「ひょっとすると、我等が緑滅(りょくめつ)騎士団に協力してくれるやも……」
蝙蝠男B「緑滅騎士団は現在、人手不足……仲間を増やせば、それは大手柄!」
スバナーバ「と、なれば俺様の株も急上昇……緑滅三騎将の中で、一番位が下の
俺でも、三騎将筆頭を狙えるって事か……フフ、フハハハハハ!」
大声で笑う一行。やがて、一団からバーナバスのスバナーバが001号達に向けて
飛び立ち、話に割り込み声をかけた。
スバナーバ「突然やって来て話に割り込み、真に失礼とは存じますが、あなた方……
もしや統合軍の残党か、それに類する者ではありませんか……?」
キャンドル「なんだ?私は統合軍と戦った側の魔物なのだが。」
ロン「俺はどこの軍にも入ってないただの爆弾岩だ!」
情報屋「僕たち3人に聞いてるわけじゃなさそうだね…」
キャンドル「?」
影 「ありがとうございます。では、これからよろしくお願いします。」
ガダ 「そうだなぁ。俺もあちこち放浪しているけど、面白い話ならなんと言っても影さんだな。」
影 「そ、そうですか?」
ガダ 「なんたって元バラモス様の秘書室長だもんな。」
影 「はぁ。じゃあまあぼちぼちと。」
ガダ (もっとやる気見せろよ!)
影 (そんな事言われても…)
>>577 001号「う!!うがーーーーー!!!」
001号はスバナーバ達をカンペキに無視して咆哮とともに走り出した!
盛大な土煙を残してたちまち遠ざかっていく…
影 「どうしたんです?」
ガダ 「さっきの魚で、どうやら目標が落ちたんだろうな…」
影 「捕まえに行ったのですか?」
ガダ 「ああ。喰 う 気 だ 。」
影 「何が飛んでたんです?」
ガダ 「そこが問題だな…」
ガダ 「えーと、あんた等バーナバスだよな?こんな所にバーナバス…影さん?」
影 「軍ではこの辺に配備していないはずですね。」
ガダ 「そうか…これは影さんに任せる。」
影 「え!?」
ガダ 「ホラ早く。突発自体はあんたの役目だろ。」
影 「いつの間にそんな分担が…
ええー、と。あなた方、地球のへその皆さんとも違うようですし、バラモス軍でもないですね?
……ふむ、ご推察どおり、私とこのゾンビマスター、それにさっき走っていったでっかいの含めて
3人は元統合軍でした。あなた方はどういう?」
ガダ (簡単に答えちゃっていいの?)
影 (ま、地球のへその皆さんに迷惑かかるようならここに住む事あきらめる事になりますが…)
ガダ (……しょうがねえな。)
保守しておきます
スバナーバ「何ーッ!元統合軍は良いとして、統合軍と敵対していた魔物まで……!」
スバナーバーは大声を出して驚くと、何か考え事を始めた。
スバナーバ(見たところ、奴らは敵対していない。それどころかどこと無くアットホームで
フレンドリーなふいんき(←なぜか変換できない)まで漂っている。
そんなふいんき、上辺だけの協力で醸し出せる訳は無いだろ……
常識的に考えて……
と、なると答えは一つ…… これはバラモスの罠だ!)
スバナーバ「貴様ら、バラモス軍の偵察部隊を撃ち落した「フリ」をして、我々をわざと
誘き出したのか……!元統合軍の者まで使いおって……恐ろしいヤツらめッ!
だが…… 我らの事を知られたからには、生かしてはおけん!」
突然、考えるのをやめて何事かを喚き立てるスバナーバ。それが終わると、口笛を吹いて
配下のこうもり男×7を、呼び出した!
スバナーバ「我こそは緑滅騎士団、三騎将が一人、のバーナバスのスバナーバ!
人呼んで『タキシードが似合う男前の黒翼のスバナーバ』だーッ!!」
バーナバスがあらわれた!こうもり男A、B、C、D、E、F、Gが現れた!
まもののむれは いきなりおそいかかってきた!
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ビート「何コレ……魚、だよね……?ただの魚……」
ビートは、魚を棒切れでつついている。
ビート「魔物でもないし、スカイフィッシュでもない……なんでコレが空飛ぶの?」
キャンドル「ふん!この魔王ダークm……」
ロン「そんなことはどうでもいいから戦う戦う!」
情報屋「よく分からないけど、これは護身だからね。覚悟!」
情報屋は 鋼のはりせんを振り回した!
おばけキャンドルは バギを唱えた!
おばけキャンドルは イオを唱えた!
おばけキャンドルは つめたい息を吐き出した!
ロンは 身を守っている!
584 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/27(月) 11:22:54 ID:4IuaQVf30
保守
影 「せ、戦闘が始まってしまった!!
ガダさん!ヌイグルミ着るの手伝っt」
ガダ「隠れてろ影さん!」
影 「…」
ガダ 「ちょ、ちょっと待てよ!情報屋さんらも落ち着け!
なんか話しかみ合ってねーぞ!!」
影 「情報屋さんやロンさん、割と喧嘩っ早いですね。」
ガダ 「隠れてろっての!!」
影 「…(涙」
ガダが1体のこうもり男の攻撃を交わしながら、必死で叫ぶ。
始まってしまった戦闘中の彼ら双方の耳に届くだろうか?
ガダ(参ったなぁ…001号がこんな所に戻ってきたら…
大 殺 戮 開 始 だぜ!?)
おろ?ギコナビリロードしないで書き込んだら、ホシュがされていましたね…
>584さん
ふむ、なかなかよろしい心がけですよ。
ホイミしてあげます。
( ゜∀゜)ノホイミ〜・゜・・゜・
ズドドドドドドと地響きを立てて現れる001号。
001号「うが!?」
魚を突付いている、爬虫類のような小さな生き物がいた。
確かに、さっき飛んでいたやつだ。
魚を突付いている
さっき001号が投げた魚を突付いている
0 0 1 号 の 魚 を 突 付 い て い る
001号は思った。
自分の魚を奪われてなるものか!!!!!!!!!!!!!!!!!!
001号「うがあああああああ!!!!!」
001号は恐ろしい雄叫びを上げた!!
(特技雄叫びの発動メッセージってこんなでしたっけ??)
情報屋「そうは言っても、あくまで自衛ですよ自衛!
こいつらは自衛かどうか知りませんけど!」
ロン「俺も自衛!」
キャンドル「(いかん、本気で呪文を唱えてしまった)………じ、自衛だ!」
こうもり男A「うわぁぁぁ!吹き飛ぶーッ!」
こうもり男B「のわぁぁぁ!爆発だーッ!」
こうもり男C「ぐわぁぁぁ!体が凍るーッ!」
こうもり男D「あわぁぁぁ!ハ、ハリセンが……ブベラッ!」
こうもり男ABCDは倒れた!
スバナーバ「なんと!我が手下を四人も!おのれッ!ヒャダインッ!」
スバナーバは ヒャダインを唱えた!
凍てつくツララが弾け飛び、あたり一面に降り注ぐ!
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ビート「って、わぁぁぁぁぁぁーッ!」
ビートは すくみあがってしまった!
おばけキャンドル、ロン、 生 身 の 人間をヒャダインが襲う!
ロン「俺に隠れるんだ!」
情報屋「頼むよ!」
キャンドル「ぐおおおおっ!」
おばけキャンドルは 結構ダメージを受けている!
メタルスライム「メ、メラ!」
ハンターフライ「ギラ!」
マージマタンゴ「ヒャド!」
キャットフライ「あんたらいきなり騒ぎ出して、許さないわよ!」キャットフライの こうげき!
鬼面導師「こら、お前たち落ちつけ!前に出ては危ない!
おばけキャンドル殿が………ベホイミ!」
ガダ 「コウモリよえーww」
影 「仕方ありませんよ。この前まで見てきた戦いが異常すぎるんですって。」
ガダ 「いいから隠れてろってwww」
影 「戦闘したいじゃないですか。」
>スバナーバはヒャダインを唱えた!
ガダ 「おっと…」
ガダはとっさに影を庇った!!
影 「だ、大丈夫ですか!!??」
ガダ 「いてて…」
影 「チガデtマスヨ!!!」
ガダ 「このくらいで騒ぐなよwイテテ…」
影 「ありがとうございます。」
ガダ 「なんだよ。たいした事ないって。
ジミーの馬鹿ほどじゃないけど、俺だってそこそこやるんだぜ。」
影 「。。。…わたし、隠れてますね。 ホイミ」
ガダ 「そうしてくれwwwホイミサンクス。」
ガダ 「フー、どうすっかなぁ…そうだ…ここでいいとこ見せれば、
地球のへそでこれからの待遇が良くなるかな??」
腕組みをして考えるガダ。
地球のへその魔物たちがバーナバスに向かっていく。
ガダ 「よし、決めた。」
ガダは腰から剣を引き抜き、戦闘に向かっていった。
動きを止めたビート!その隙に、001号が物凄い形相で魚を拾い上げる!!
001号「ぐあああああ!!」
ビートに対して威嚇の咆哮を上げる001号。
別に威嚇しなくても相手は行動できないのだが…
001号「うが!?」
始めて見る生き物だ。
4つ足で尻尾があり、羽が生えている。
001号はまじまじとビートを見つめ…
001号「ウホ♪」
突然ビートを引っつかんだ!
抱き寄せて頭をなでだした!
001号はビートが気に入ったようです。
〜ロマリア格闘場〜
ヒューン…
町人A「あれ?何か飛んでくるような…」
ジミー「どけこらああああ!!!」
ダダダダダダダ バーン
支配人「うわああ!何だお前!急に入って来るn」
ジミー 「かかか、影!影さんどこよ!!」
支配人「!?あ!あなた試合に出てたジミ−選手?」
ジミー 「お!よく見分けつくな!」
支配人「そりゃ、商売柄…あやしい影さんならもういませんよ。」
ジミー 「いない!?ど、どこ行った??」
支配人「なんでもランシールのなんとか言う洞窟にいくとか。」
ジミー 「ランシール?地球のへそか??」
支配人「ああ、そうそう。それです。」
兵士A 「こらこら、お前だなさっきルーラで飛んできたのは!
街の中まで勝手にルーラしちゃいかんじゃないか!」
ジミー 「わかった支配人の旦那サンキュ!どけこらあああああ!!!」
ドドドドドドルーラバヒューンバヒューン
支配人「だ、だいじょうぶですか?」
兵士A答えがないただの「生きてるわ」
こうもり男E「えーい!こんなやつらにやられてられ……ってぐわわわ!」
こうもり男Eはキャットフライに引っかかれた!57ポイントのダメージ!
こうもり男F「ええぃ!喰らえ!マホトーン!」
こうもり男Eはマホトーンを唱えた!
スバナーバ「無駄無駄!ヒャダルコッ!」
スバナーバはヒャダルコを唱え、呪文を相殺する!
スバナーバ「死人に口無し!障子に目あり!覚悟ーッ!」
スバナーバは ベホイミを となえた!>こうもり男E
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ビート「わ、わ、わ、わ、わー……!??!???」
ビートは おどろき とまどっている!
キャットフライ「あーっ!!こっちがマホトーン唱えようとしてたのに!プンプン!」
ロン「俺も攻撃受けてないで戦わなきゃ…しまった!俺何も勉強してないから呪文使えない!」
情報屋「そのまま盾になってくれたほうがいいよ…」
キャンドル「あれがリーダー格か!
おい!!!!貴様は統合軍の生き残りか!?」
おばけキャンドルは ひのいきを吐き出した! >>スバナーバ
おばけキャンドルは イオを唱えた! >>スバナーバ
おばけキャンドルは イオを唱えた! >>スバナーバ
スバナーバ「フン、私が統合軍所属などではなく、もっと偉大なるお方の為に
働いていることを……貴様になど語る必要は無いッ!ヒャダインッ!!」
スバナーバは、ヒャダインを唱えた!渦巻く冷気が火の息や呪文を吹き飛ばし、
逆に鋭いツララが一帯を襲う!
スバナーバ「どうだッ!凄まじいだろう我が主より頂いた究極の力はッ!」
こうもり男E「この!覚悟しろー!」
こうもり男Eは、せいなるナイフを抜き払いキャットフライに飛び掛った!
こうもり男F「って!自分で喋っちゃってるじゃないっすか!!」
こうもり男Fはツッコミをいれている!
全員(ジミー、ビートさん、001号)集合させちゃおうと思います。
書き込みは午後か夕方になりまする。
ツララが乱れ飛ぶが、情報屋とロンは大丈夫なようだ。
ロン「いてて…でもこの程度なら大丈夫だ!」
情報屋(まともに受けたら僕なんか死んでるかも…)
おばけキャンドルは大ダメージを受けている。
キャンドル「ぐはっ…」
なんとツララが1本、体に刺さった!
キャンドル(おのれ…!まさか手持ち武器のないときに襲われるとは…)
キャットフライ「ちょっ、刃物なんか持ってるなんて…」
魔女「危ないから早く逃げなさい! ベ ギ ラ マ !」
ハンターフライ「ギラ!」
火炎ムカデ「氷にゃ炎だ炎!」 かえんムカデは ひのいきをはきだした!
スカイドラゴン「パーナバスの分際で!お前たちの好きにはさせん!」スカイドラゴンは もえさかるかえんをはきだした!
鬼面導師「お前たち…………」
ベビーサタン「キャンドル!おいらのフォーク使いなよ!」
ノシ ≡ [フォーク]
キャンドル「なに!?だが大きさも意外にちょうどいい…よし、ありがたく使わせてもらう!」
おばけキャンドルはツララが刺さったまま、風のように速く走り出し、
スバナーバの下から高く飛び上がった!
キャンドル「(スピードで私に勝てる者はいないのだ!)パーナバス野郎!食らえ!」
おばけキャンドルの こうげき!
おばけキャンドルの こうげき!
おばけキャンドルの こうげき!
スバナーバ「ぐぅおあーッ!」
怒涛の連続攻撃を受け、ついに地面に膝を突くスバナーバ。
スバナーバ「く……こ、こんな奴らが、ここまで出来るとは……ッ!」
周りを見回すスバナーバ、とてもではないが、形勢有利とは言いがたい。
スバナーバ「こうなれば……もう、容赦はしないッ!全力で潰すッッ!!」
怒りの表情で、呪文を唱えるスバナーバ。その手に、魔力が集まっていく……!
スバナーバ「究極必殺ッ!マヒャドォッ!」
その手を前面に押し出し、その魔法の名を唱えた、次の瞬間ッ!!!!
*「しかし スバナーバの レベルが たりなかった!」
何も起こりませんでした。
スバナーバ「バ、バカなっ……!闇の力を手に入れ、究極の進化を遂げたはずの、
この私がッ……バカなッ……ッッ!」
なにやらブツブツとつぶやくスバナーバ。
600ゲトと書こうとしたら!
あああああああ!!私のキリ番号記録更新が!!
001号はビートにほお擦りしている!
ヘタをするとビートの首の骨を折りかねない勢いだ!!
剣を抜いたものの、あっさり戦闘にケリがつきそうで戸惑うガダ。
ガダ 「なんか妙な事言っているなあのバーナバス。」
とりあえずロンと情報屋の元に駆け寄る。
ガダ 「あのさ、相手倒すのはいいけど殺さないように言ってくんない?
なんか気になる事言っているしさ。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
バヒューンバヒューン
ジミー「おし、ここだな!御免!!」
シーン
ジミー「おーい!!」
シーン
ジミー「んだよちくしょー!誰も居ねえじゃねえかよ!!!」
腹立ち紛れに蹴飛ばすそこ等にあった岩がバコン!と砕けてしまう。
ジミー「お、あっちでなにか騒いでるな…行ってみるか。」
情報屋「ああ、彼は相手を殺したりはしませんよ。
結構いい魔王ゴホンゴホン…魔物ですから。」
フォークをスバナーバに突き付けるおばけキャンドル。
キャンドル「観念するんだな!帰って上司に報告でもするがいい!」
ロン(また余計なことを言って…)
スバナーバ「帰って上司に報告?そんなこと言った瞬間に首が飛ぶわ、物理的に!
観念?この私を華麗なる闇の貴公子、スバナーバ様の知って言っているのか?」
薄笑いを浮かべ、ゆらりと立ち上がるスバナーバ。天に左手を掲げると、薬指の
指輪が、邪悪な光を放ち始めた……!
スバナーバ「こうなれば……奥の手だッ!黒き異界に鎮座する、闇と破滅の帝王よ!
我が血に記たる魂の契約に乗っ取り、我、今請う!その偉大なる力の
一欠けらを……今こそ我に与えたまえッ!
バーナバス、超暗黒進化ァァーッ!!」
閃光と共に、黒雲に全身を包まれるスバナーバ。ややあって、雲が晴れると……
そこには、バーナバス等ではなく、人の上半身に、ヤギの角と下半身を持つ、青い魔物が
立っていた……。
スバナーバ「おぉ……力を感じる……。こうもり男から、バーナバスへと転生した時よりも、
遥かに絶大な力を感じるわ……グフフフフフフ!」
ヘルバトラーが あらわれた! こうもりおとこE、Fがあらわれた!
スバナーバ「今はまだ、我が騎士団の事を世に知られる訳にはいかんのだッ!死ねッ!!」
ヘルバトラーは イオナズンを となえた!
マヒャドを となえた!
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ビート「だだだだだだだだだ……こんなことなら、ラリホー覚えとくんだった……ッ!」
ビートは補助魔法の大切さを学習した!かしこさが1ポイントあがった!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
キリ番……いつのまにかGetしてたんだ!
ロン「う、うわぁぁぁあ!」
鬼面導師「くっ…早く洞窟の中に戻るんだ!」
イオナズンの爆風で情報屋もロンも、攻撃に出ていた地球のへその魔物たちも大きく吹き飛ばされた。
が、おばけキャンドルは爆風に乗って飛び上がった!
キャンドル「(捨て身の攻撃など、宇宙での戦いで最後だと思ってたのに…
まだこんなところで死にたくはないぞ!攻撃はするが。)
脳天フォーク落としだ!食ら………」
フォークを持って空から飛びかかるおばけキャンドルに、今度はマヒャドが襲いかかる。
冷気とツララで、ロウソクの炎は消え、体中がズタズタにされていく!
キャンドル「まだまだ!どりゃァァァァァァア!」
お ば け キ ャ ン ド ル の こ う げ き !
スバナーバ「フ〜ゥハハハァー!見ろ!敵がゴミのようだ!」
吹き飛ばされていく地球のへその魔物たちをみながら、馬鹿笑いする
スバナーバ。全方位に放たれたイオナズン、マヒャドの破壊力は、辺り
一面に想像を絶する破壊をもたらしていた。
スバナーバ「さて、次はこれで行かせて貰おうか……?」
そう言って、息を大きく吸い込むスバナーバ。しかし、彼は不幸にも、
イオナズンの爆風に乗って飛び上がったおばけキャンドルの存在に、
気 が 付 い て い な か っ た ! !
スバナーバ「地獄の業火で燃え(グサッ)尽き…ろ……!?」
つ う こ ん の い ち げ き !!!
キャンドル「戦いの基本は…相手の急所を突くこと!」
刺さったままのフォークから手を離して着地すると、一目散に洞窟の中に逃げ込んだ!
キャンドル「お……お前たちも……早く……!」 バタッ
ロン「いてて…急いで隠れないと!」
ロンと情報屋も、慌てて洞窟に入った。
メタルスライム「キャンドルさん!」
ロン「あれだけ呪文をまともに食らってたんだから無理もないって。
力尽きて気絶してるだけだろ?多分。」
鬼面導師「あんな化け物を倒すとは…かつて魔王だったっていう話は本当ですな。ベホイミ!」
情報屋「あれ?なんでそれを?」
ロン「この前3人で地球のへそに来た時にこっそり話しておいたんだよ。」
鬼面導師「いやはや大したものです……でもさっきの様子は、魔王だった時代よりも強く見えましたよ。」
キャンドル「それは…誉められてるのか…?」
あ…鬼面導師の言葉は「(ロンからの話で聞いていた魔王時代よりも)強く見えた」ということです。
スバナーバ「うぐぐぐぐ……」
倒れていたスバナーバが、よろめきながらも立ち上がる。
スバナーバ「今のは効いたぞ……だがッ!」
スバナーバは フォークをつかみ ひっこぬこうとちからをこめた!
なんと! ちがふんすいのようにふきだした!
スバナーバはあわてて ぬくのをやめた!
スバナーバ「えーい、いまいましい!!」
スバナーバは ひとりで おこっている!
001号「うが!?」
振り返ると、閃光、それに続いて爆発が起こった!
001号のいる位置まで、爆音はもとより地響きが伝わってくる。
001号は、確かにこれと同じような爆発を見たのを思い出した。
脳裏に、ローブを纏った人間と、自分を倒した男の激戦が再生される。
001号「うがあああああ!!!!!」
001号は興奮した!!
001号「うがががががgdfytぎゅいほjpk!!!!!!!!!」
意味不明の叫び声を上げながら、001号は爆心地に向かって疾走した!!
ビートを小脇に抱えたままだ!!
ジミー「うん?おおおおお!!」
ジミーの向う前方に突然爆発が起こった!
なんだか魔物が吹き飛んでいるようだ。
ジミー「ありゃイオナズンじゃねえか??
おかしいな。この辺にそんな強い魔物いたっけ??」
いたっけというか、地上攻略軍(ゾーマ軍のバラモス指揮下の軍)に、
デフォでイオナズンを使う魔物などいないわけだが、(例外:ベビーサタン)
軍上層部や天上界とばかり付き合っている、
しかも異常なレベルの大会を終えたばかりのジミーは気がつかない…
ジミー「どうなってんだろ??」
ともかく急ぐジミー。
魔物たちが倒れている…が、生きてはいるようだ。
見たところ、地球のへその魔物たちのようだ…
少し離れた所に倒れているキャットフライに話し掛ける。
(ゴールドマンさん、キャットフライさんいいですか?)
ジミー「ベホイミ!おいおい、大丈夫かよ!?」
言いながら前方に目をむける。
一隅に、何処かで見た人間…情報屋が爆弾岩と一緒にいる…
その横に、よく知っているゾンビマスターがいる…
正面にはなんだか見たことのない魔物がいる…
あたまにフォークを刺している…
ジミー「おいネコ!どうなってるか3行で説明しろ!」
>そこには、バーナバス等ではなく、人の上半身に、ヤギの角と下半身を持つ、青い魔物が
>立っていた……。
ごめんね、影さん「パン(ギリシャ神話の)になったのかよwwwww」って思っちゃったのごめんね…
ガダ 「……」
情報屋「ええっと…こ、殺してませんよね??」
ガダ 「頭にフォークぶっ刺しといて、殺す気ないとか言われてもwww」
情報屋「でも、あんな凄い魔物に化けられたら、全力で戦わなければ…
あれ、何て魔物ですかね?」
ガダ 「さすが情報を飯の種にしてるだけあるねww
俺も知らないなぁ。あとで影さんに聞いてみたら?」
情報屋「か、影さん!大丈夫ですか?」
ガダ 「大丈夫だろ。あそこの岩の陰に隠れてるよ。」
影 (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
情報屋 「…ま、あそこに隠れていれば、大丈夫ですかね?」
ガダ 「しかし参ったな…俺で勝てるかなあれ…」
変身した魔物は、フォークを抜くか抜くまいか逡巡しているようだ…
ガダ 「ま、ここのみんなに、あまり怪我したくなかったら下がるように言ってくれよ。」
情報屋「逃げろということですか?それなら地球のへその中に?」
ガダ 「いやまあ、逃げなくてもいいが、ホラ、毒には毒って言うか…
そのうち001号帰ってくるじゃんwww
それまであしらう位なら俺にも出来そうだし。」
あ、失礼。もう洞窟の中に入っちゃってたんですね…
どうしますかね。
洞窟にいたジミーとすれ違うはずだし…
>>608 影
岩岩岩岩
←←ロン情
←←ガダ
←←キャドル
ヘルバト
洞 ジミ→→→↓
↓
↓
ネコ
↑
↑
↑
001
ビート
いかがなものですかね??
>>615 影
岩岩岩岩
ガダ
ロン情 ヘルバト
洞キャドル
ジミ
ネコ
001
ビート
ランシールはコッチの右下
ああー、やっぱり人数ひとり増えるだけで…
た の し い な ぁ ☆ ☆
キャットフライ「…え、あんた誰!?ベホイミはありがたいけど…
3行で説明って無茶言わないでよ!
情報屋さんたちが地球のへそに来たところで変なパーナバスたちが現れて、
みんなで攻撃してたらいきなりパーナバスがあの化け物に変化して暴れ回ってたんだけど、
情報屋の仲間のロウソクがフォークを化け物の頭にぶっ刺して現在に至る
これでいい!?まだ聞きたいことがあるなら洞窟に入ってよ!
ここじゃ化け物にまた襲われるから!」
キャットフライは洞窟に駆け(?)込んだ!
鬼面導師「まだ外に出てる者はいるか!?いるなら早く戻るんだ!
引っ込んでいればじきに 影 さ ん の 仲 間 が 助けてくださる!」
ジミー「お!?」
キャットフライは走り去ってしまた。
ジミー「ふむ、情報屋サンって、大会中影さんと一緒にいたやつだよな…
そいつに聞いてみるか?」
>鬼面導師「まだ外に出てる者はいるか!?いるなら早く戻るんだ!
> 引っ込んでいればじきに 影 さ ん の 仲 間 が 助けてくださる!」
ジミー「え!?お、俺かよ!展開読めねぇえええ!!!」
ヘルバトラーを見るジミー。
ジミー「フーン。なんだか分からんが、こいつを倒せばいいんだな。
よーーーーーし!!
ゴ ル ァ !!てめぇ!!人の恋路を邪魔しやがって!!!!」
ジミーは背中から槍を抜き放ち、ヘルバトラーに突進した!
あの…
「パ」ーナバスじゃなくて、
「バ」ーナバスだと思います。
むう、ゴルドマンサンすれ違ってしまいましたかね…
明日はこれないかもです。って、自分でジミー、001号を飛び込ませておいてそりゃ無いですね…
で、できるだけ来るです!!
スバナーバ「むむッ?」
走ってくるジミーを見つけ、薄ら笑いを浮かべるスバナーバ。
スバナーバ「何だ、シャーマンどもか。貴様らに我が魔界の力を止める術など、
何も無いと知れーッ!!」
スバナーバはこごえるふぶきを はきだした!
はげしいほのおを はきだした!
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ビート「わぁぁぁぁぁぁー!」
ビートは こんらんした!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
フォーク(頭)VSナイフ(腕)!これはサーロインステーキが欲しくなりますねぇww
>>621 >影さん
調べてみたら、確かにバーナバスでしたね。
ドラクエ3初めてやったとき(小4〜5ぐらい)からずっと間違えてたようです…
まだまだ修行が足りないようです。
--------------------------------
逃げ込んだ者は全員、洞窟の影からヘルバトラーの様子をうかがっている。
キャンドル「フォーク刺さったまま戦ってるのか…やはり化け物だなアレは。」
情報屋「あれで死んじゃっても色々と都合が悪いんだけどね。」
キャンドル「どういうことだ?」
ロン「(
>>604,615)っていうことでさ…」
キャンドル「ほう、よく分かっているではないか!私は敵といえども殺しはしないのだ。」
ロン「並の魔物だったら絶対にあれで死んでると思うんだけど?」
キャンドル「弱い敵の頭にフォークを刺すような真似はしないぞ!
素早さを生かして懐に入り、普通に急所を攻撃すればいい。頭はわざわざ狙わなくてもいいだろう。
毒針を手に入れたら、弱い敵など相手にもなら……」
情報屋「毒針で急所を突いたら敵は 死 ぬ よ。」
キャンドル「…!!!」
ジミー「おお!?メラゾーマ!!」
巨大な火球が凍りのブレスとぶつかり合い、弾ける。
が、続いて迫ってきた激しい炎は、そのまま喰らってしまう。
ジミー「やりやがるなこんチクショー!!!
てめぇ!!俺は今忙しいんだ!!
本気で俺の恋を邪魔しようってんなら、
死 ぬ 気 で か か っ て 来 い !!
ブラッディイイイイイスクライド!!!!!」
ジミーの槍から、直線状に闘気と衝撃波の渦がヘルバトラーへ飛ぶ!!
001号「うが?」
突然立ち止まる001号。
ずり落ちそうになるビート…が、ガシっと尻尾を捕まれた。
何かが戦闘をしている。
キョロキョロと見回すが、ガダは見当たらない。
戦闘をしている片方は、確かこの前あった、
ガダと同じような仮面を被った奴だ。生意気な奴だ。
もう1体は始めてみる。美味そうだ。
001号「うがぁぁぁ…!」
001号は、ガダが見当たらないので、不安になっている!
すみませんが、今日はこれだけで…
ジミーは、ダメージ中。しかしまだ行動にはそれほど影響ないって程度で。
お、人大杉が解除(?)されてますね!
夏ももう終わりですね…
ダメージ中ってのは、中程度のダメージを喰らってますよと言いたかったわけです。
さて、どうしますかね…
鬼面導師「うん?誰か戦っている??」
情報屋 「あ、あれ!?ガダさん、あれって…」
ガダ 「ジミーだ…あの馬鹿、どこにでも現れるな…」
鬼面導師「あのシャーマンと知り合いですか?」
キャットフライ「あのシャーマンにさっきベホイミしてもらったけど…」
情報屋 「あのシャーマンは…(説明中)」
ガダ 「ふーむ。ジミーの馬鹿と001号も戻ってくれば、心配ないだろうが…
正体不明ってのが不気味だな…」
ロン 「バーナバスから変身しちゃったしね…」
ガダ 「うん。やっぱ何者なのか気になるな…
ジミーの馬鹿も001号も、手加減とか知らないからなぁ…」
キャンドル 「おい、その001号、あそこでまごまごしているぞ…」
ガダ 「あ、本当だ。よし、ちょっと俺言ってくる。」
ガダは、001号の方へ駆けていった。
スバナーバ「ぐぅォああああぁーッ!」
ブラッディスクライドの直撃を、左胸に受けて倒れこむスバナーバ。
……が、しかし、程なくして立ち上がる。左胸には、肩にかけての
傷が刻まれているが、まだ浅い。
スバナーバ「フフフ、咄嗟に状態を逸らして避けなければ、死んでいただろうな。
だが……貴様は私を仕留め損なったッ!それが貴様の敗因だッ!
ここまで出来る男に手加減は要るまい……全力で行くぞ!
見よ!幾多の魔王、大魔王が望めども手に入れられなかった力!
全ての戦況を一撃でひっくり返す!奇跡の力を見せてやるーッ!!!
ベ ホ マ ! 」
スバナーバは ベホマを唱えた! スバナーバの傷が回復し始めた!
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ビート「落ちるー!と思ったら落ちないー!」
ビートはめをまわした!5ポイントのダメージ!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
すみませ〜ん、昨日はこれませんでした……
○フフフ、咄嗟に上体を逸らして避けなければ
×フフフ、咄嗟に状態を逸らして避けなければ
訂正です〜……orz
お
ところで、スバナーバ@ヘルバトラーって、これまでの登場人物だと、
どのくらいの強さを設定されてます?
落ちちゃった??ショボーン
いますいますー!ちょっと過去ログあさり中……
ふむ、では投下してみますです。
戦闘はもう少し続けたいのですけどね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ジミー「ベホマとは、恐れいったぜ…」
と、いうジミーの声がヘルバトラーの目の前から聞こえた。
ジミー「動くとブスリだよん、ヒゲのおっさん♪」
ベホマの間に、一瞬で間合いを詰めたジミーの槍が、ヘルバトラーの喉に突きつけられている!
槍の切っ先は、ヘルバトラーの喉の皮膚を僅かに押して、
ほんの僅から力が加わるだけで皮を破ってしまうだろう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガダ 「おい!001号!」
001号「うあg!ウホ!ウホ!」
ガダ 「ウホっていうなwwwwなんだそりゃ?」
001号「がはははは!」
001号は、満面の笑みでビートをガダに向けて突き出した。
戦闘力としては、まぁ普通のヘルバトラーに毛が生えた程度、登場人物で
言うならばメルドン、タッキー、スコピオレベルです。名無しや野良モンスター
位なら蹴散らせますが、ギャンドルさん見たいに先頭経験豊富なキャラ、
001号みたいに純粋に強いキャラには歯が立ちません。
分かりやすく言えば……ヤムチャ+セルジュニア÷2……って感じ?
スバナーバ「……み、見えなかった……ッ!化け物シャーマンめッ!!
先のキャンドル野郎といい、ここの魔物は、皆化け物か……ッ!」
スバナーバは てをあげた!
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ビート「ハラホレヒラホレ…………ぐふっ」
ビートはめをまわして たおれた!
全力で把握しました
ガダ「おい、なんか目ぇまわしてるぞ!」
ガダがビートに手を伸ばす!
001号「がおおおおおお!!」
その手を、001号がガシ!!と掴んだ!!
ガダ「いてててててて!!!!!」
001号が、血走った目で、ガダの手を見ている!
そこはガダは先ほどのヒャダルコで、軽度ながら負傷しているのだ!
そして、影のヘタレホイミでは、完全に回復していない!
いまでもやや血が出たりしている…
001号「う!!うがあああああああ!!!」
ガダ 「お、落ち着け001号、腕掴む手いてっててててて!!」
001号「う!!うが!うがががgrdtfyぎゅいお!」
ガダ 「いや、あそこにいる奴に…」
ガダは、 つ い 後方のジミーとヘルバトラーを指差してしまった!
001号「ぐるぶうわsdrytふびおjpksdtrfyぐひおjp@!!!!!!」
怒りの闘気を炎のように全身から上げ、モヒカンに電撃を迸らせ、
大地を揺るがす咆哮を上げながら、001号が対峙している2人に体当たりしていった!!
ガダ「お、おい!001号!!
うん!?おい!お前…ドラゴンか?
おーい、しっかりしろ!おーい。」
影 「ナンマンダブナンマンダブ…」
あやしい影は岩の陰でガクブルしている!
ビート「う〜ん、はっ!そうです!ボクが噂のド ラ ゴ ン ですからッ!」
ビートは意識を取り戻した!
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
スバナーバ「うぉぅ!なんじゃあいつはッ!」
スバナーバは、001号に驚いている。……だが、隙あらば逃げようともしている。
ジミー「へ!?っておい、お前001号じゃうおおおおおい!!」
ジミーは、001号を見、ヘルバトラーを見、また001号を見…
001号(やばい…なんか知らんけど001号絶対ヤバイ…)
ジミーは、001号のタックルがあと一歩で激突する所まで
ヘルバトラーに槍を突きつけていたが、最後の一瞬で上に飛んだ!
ガダ 「お。珍しいな、ドラゴンなんて。どこから来たんだ?
うん??さっき001号…あのお前を連れてきたデカイのだが…
あいつが魚投げつけたのはお前かな??」
スバナーバ「おわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」
001号の体当たりを受け、200mほどフッ飛ばされるスバナーバ。
スバナーバ「ええぃ、だが晴れて自由の身になったぞ〜ッ!」
そう言って001号とジミーの方を睨み付ける。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ビート「生まれも育ちもオラクルベリー西の森!現在はバラモス空軍スカィさん
付きの立派な軍人、戦に出ればその度に働きぶりも目覚しくどんどん
増える首の星、末は大将元帥かーッ!な現在大安売りだし中の航空
参謀不思議のビートですッ!
魚……、そう!空飛ぶ魚にランシール上空を任意散歩兼戦略的極秘
偵察任務遂行途中に襲撃され、墜落したんですッ!」
カッコつけてるんだかなんなんだか、やたらと長々喋るビート。
>>615 影 ココマデ
岩岩岩岩 ↑
↑
200メートル
↓
ガダ ↓
ロン情 ヘルバト
洞キャドル
ジミ
ネコ
001
ビート
ランシールはコッチの右下
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
影 「…はい???」
ガダ 「オラクル??どこだそっておま、バラモス軍かよ!?それも空軍って…」
思わずキョドるガダ。
スバナーバ「……ん?」
無言であやしい影の方を向くスバナーバ。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ビート「うん!バラモス軍に無くてはならない超時空参謀ビートですッ!エッヘン!」
やたらと胸を張るビート。
ガダ (やべぇ…確か影さん、秘書室兼、空軍だったよな…合せないほうがいいよね??)
「あー、なんだ、ここは危険だから帰りな。さっきの001号戻ってくるし。
テンションたけーなオマイwww」
影 「ひええええええ!!
あ、あれ?アンクルホーン??いや、その体色はヘルバトラーですね??
あれ??さっきまでバーナバスが暴れていて…」
全然把握できてないあやしい影。岩の上に顔を出して、戦場を見る。
001号とジミーが睨みあっていた。
影 「あなた誰??」
(影は秘書時代、あちこちの魔王と連絡係もやっているので、
異世界でも有名な種族は大体見分けられます。)
うーん、これからと言う所ですが…落ちます。
スバナーバ「我輩はスバナーバである!」
頓珍漢なことを言うスバナーバ。一応ジミー達の方に注意は払っている。少しだけ。
一方キャンドル組の方は完全ノーマークだ。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ビート「えーッ!さっきのが戻ってくんのーッ!わ〜ッ!」
ビートは にげだした!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
了解でーす!>影さん
ロン「001号があの化け物を吹っ飛ばしたよ…」
情報屋「マンダーさんを破るだけの実力はあるね。うんうん。」
キャンドル「ここからじゃ何も見えんぞ…」
鬼面導師「あの001号がなんとかしてくれるでしょう。多分。」
………
情報屋「…… 影 さ ん は ! ? 」
ロン「そういえば、あれからどこに隠れたんだろう?」
ハンターフライ「まさか今、化け物がいる岩の所に隠れてるんじゃねえのか?」
キャンドル「大丈夫だろう。あのあやしい影、運はいいような気がする…
会った段階で戦闘力があんまりないと分かったが、その割には常に無傷だ!
うんのよさが並じゃないに違いない。」
ロン「キャンドルに言われたくないと思うよ。」
キャンドル「……(゚д゚#)」
ガダ 「お…気をつけてな…
なんかごちゃごちゃ言ってたけど、名前何だっけ?ビ何とかだったよな…
影さんに話しておこうかな…」
振り返るガダ。
影が隠れている岩陰に行く途中には、001号とガダが、
ちょっと後ろから押したらキスしてしまいそうな至近距離でガンを付け合っている。
ガダ 「…とめに入るかハァ…ってか、あの魔物はどこ飛んでいったんだ??」
001号とジミーに駆け寄りながら、001号の行動を思い出す。
ガダ 「突進してったから…あのままブチかますと…吹っ飛んで…」
前方には岩がある。あそこまで飛んだら…
ガダ 「は、ははは…はははは…ヤバイカナ??
おーい!001号!!」
影 「パルプンテさんですか。
えーと…私はあやしい影です。いえ、あやしい者ではないです…
い、今そこで戦闘が起きていて危険なんです!!
ま、ジミーさんと001号さんが来たから何とかなると思いますが…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・頭に何か刺さってますよ?」
001号の唸り声が聞こえる。
自分の味方なのに、思わず震え上がるあやしい影。
ガダ 「落ち着け001号。そいつは敵じゃない。」
ジミー 「げ、ガダこの野郎、どこにでも現れやがるなおめぇは。」
001号「うがあああ!!!」
ジミー 「ああ!?んだてめぇ、やんのか!?」
ガダ 「落ち着けと言うのに2人とも…」
ジミー 「おい!ガダ!影さんどこだ!」
ガダ 「…さっきの角の生えた魔物、向こうの岩陰に飛んでいかなかったか?」
ジミー 「あ!?しらね。聞いたことに答えろこの馬鹿。」
001号「うが、うが!」(首を縦に振る)
ガダ 「そうか…ははは…(汗」
ジミー 「聞いてんのかよ!」
ガダ 「うるせえ!少し静かにしろ馬鹿!」
ジミー 「馬鹿言うんじゃねえ馬鹿!」
001号「うがああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
ガ&ジ「うるせえええ!」
ジミー「鼓膜が…」
ガダ 「あー、影さんな、あの岩陰だ。隠れてる…」
ジミー「……早く言え」
なんか大広間が見れませんね。
もしやニフラム発動中!?
参考までに今見て来ましたが、こっちは問題ないみたい
むう!?あれ?私も見れるようになった…こちらの問題だったようですね…スミマセン
スバナーバ「ムムム、そういえばな!」
そういって、頭のフォークに手を伸ばすスバナーバ。しかし、ベホマによって傷口が
塞がってしまい、フォークは脳みそ&頭蓋骨と一体化してしまっているようだ。
スバナーバ「ぐむむむむ、取れない……」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
影さんに鎧さんまでいるよ〜w
はっはっはっ、鎧さんとは一体誰のことだろうかね
大体毎日見てはいるのだよ、これでも
>大体毎日見てはいるのだよ、これでも
>大体毎日見てはいるのだよ、これでも
>大体毎日見てはいるのだよ、これでも
>大体毎日見てはいるのだよ、これでも
>大体毎日見てはいるのだよ、これでも
見るだけじゃイヤ…
影 「と、取れないんですか?えーと、ナパームダンさんでしたか?
ちょ、ちょっと手伝って見ましょうか??」
あやしい影はおもむろにフォークを両手で掴むと、体重をかけて後ろに仰け反った!
(体重ほぼゼロだけど…)
>ビートさん
ビートさんとジミーって、会話した事ありましたっけ?
まあスレではなくっても、当然何処かで顔合せているでしょうね??
顔見知りでいいですか?
スバナーバ「……何にも感じんぞい。」
とくになにもおこらなかった
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あーっと、月攻めの会議か終戦後のバラモス城会議かなんかで
同席している可能性も無きにしも非ず……ですかね?
さーて、何か言われちゃってまたも降臨の通りすがりですよ
>>663 具体的には何をすべきかねえ
何?書け?またまたぁw
>Y.S氏
感じあいましょういやいや、私は鎧様一筋なんですが(大広間向け?)、
雑談とか…
剣についてか、お茶について熱く語るとかいかがです?
むう、ゴールドマンさんはどこへ…
>>666 影・゜・(ノД`)・゜・ドウセワタシハ・・・
あやしい影は落ち込んでいる!
ジミー「…何やってんだよ。」
影 「うわああああ!!あ?ジミーさん?」
ジミーが岩の上に立っていた!
フォークに手をかけた姿勢のまま驚くあやしい影。
ガダ 「影さん、こっちこっち。」
岩の端(洞窟に近い側)からガダが手招きしている。
001号は見当たらない。
影 「は?なんです?今こちらのヘルバトラーさんを救出している所なのですが…」
掴んでいるフォークを指(?)で指し示す。
ジミー「救出って…」
ガダ 「いいからコッチ来いよ!!」
影 「ハァ…あの襲ってきたバーナバスはどうなったんです?」
あやしい影は、言いながらスバナーバの肩から降りようとした…
ロン「なかなか出てこないね…」
鬼面導師「本当にあの方たちは大丈夫なんですかな?」
情報屋「はい、大丈夫……だと思います。多分。
さすがに見に行くわけにはいかないですから分かりませんけど…」
スバナーバ「それって、俺のことか……?」
突然現れたジミーと影とのあっけにとられるスバナーバ。しかし、すぐに戦闘体制をとる。
ならばまとめて片付けてやるわーッ!
スバナーバはフォークをぬこうとした!
しかし、ぬけなかった!
テス
お、いけますね…
では昨日大広間に書いた分転載
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スバナーバの肩に足(足ないけど)をかけるようにして
フォークを抜こうとしていたあやしい影は、思わず転がり落ちる。
影 「うわーー!!
すかさず駆け寄ったジミーがさっと受け止め、
そのまま走り抜ける。
振り向くとスバナーバ@ヘルバトラーは、頭のフォークと格闘しているようだった!
影 「わーーーあれ!?あ、ジミーさんスミマセンネ。何が起きたかと思った…」
ガダ 「今だ!001号!」
001号 「うがー!!!」
岩の、ガダがいるのとは反対側の端から001号が飛び出した!
001号はスバナーバに電撃を放った!!
スバナーバ「ぐわぁぁぁぁーッ!」
こうかは ばつぐんだ!
脳天に突き刺さったフォークを通じて、脳内に直接電撃を喰らったスバナーバは、
アフロヘアーに黒焦げという、古典的な格好になって倒れこんだ!
また来たよっ!
>>668 鎧様一筋とはまた元気なw
あんまり元気すぎると、色々と困る夜も(ry
剣は俺の領分じゃないから
するとお茶、お茶かぁ……
とりあえずキョート堂は世界に誇れることだけは確かだね
ヘルバトラーや001号が行った岩の方をじっと見ている情報屋たち。
鬼面導師「……とりあえず、お前たちは奥に戻っていなさい。
影さんたちが無事に戻ってきてからまた色々と話を聞くんだ。」
メタルスライム「えー?」
鬼面導師「今は非常事態だ。あんな見たこともない化け物が暴れてるんだぞ!」
鬼面導師以外の魔物たちが洞窟の奥に戻っていく。
ロン「影さんたち無事なのかな?」
情報屋「多分大丈夫だと思うけど。 い、今なんか岩の陰から電撃っぽいものが見えたような…」
キャンドル「様子を見てくるか?」
ロン「そんな目に遭ってまだやる気満々なのかよ!」
※おばけキャンドルはスバナーバのツララで体が傷だらけになっています。
(ベホイミで体力が回復し、炎がまた灯りました)
戻ってきました。
今から書くですー。
>Y.S氏
まあ体がないから元気すぎて困る事ほど元気にはならないです。
眠らなくても大丈夫なので、夜困る事もないですw
ふむ、キョートというと確かジパング関連ですね。
海軍で飲んだお茶が懐かしいです…
そう言えば、海軍どうしているのかなぁ…
影 「なになに?何が起こったの??」
ガダ「何やってんだよ影さんよ。大丈夫かよ。」
影 「え!?ええ、大丈夫ですが…あの方大丈夫じゃないようですよ?」
ガダ「何言ってんだよ。あいつ敵だよ敵。」
影 「敵??バーナバスは??」
ガダ「あれがバーナバスだよww」
影 「どう見てもヘルバトラーです」
ガダ「変身したんだ…ヘルバトラーって言うんだアレ。」
影 「へ!?バーナバス→ヘルバトラー?進化の秘宝かなんかですかね??」
ガダ「知らねぇよw おい、001号!そいつを捕縛しておけ!」
001号「うがー!」
張り切って返事したものの、どうしていいかわからない001号。
ガダ「あー、俺が悪かった…ちょっと地球のへそ行って、ロープかりてくるわ。」
ガダが洞窟へ向い、001号も当然のようについていった。
ジミー「よっしゃ!俺の番だな!!」
影 「はぁ。ジミーさん…なんでここにいるんです?」
ジミー「影さん探しに来たんだよ!ったく相変わらず面倒ばかり起こしてんな!」
影 「天に誓って、今回ワタシは何にもしていません。」
ジミー「でよ、アレからアープに戻ってよ、もう凄げえんだよよ俺。」
影 「無視ですか。で?」
ジミー「で?じゃねえよ!!」
影 「はぁ。」
ジミー「なんだよ!もっと嬉しそうにしろよ!」
影 「別に嬉しいことないですし。」
ジミー「ダメダなぁ、影さんはやっぱダメダ。」
影 「ダメで結構です。」
ジミー「むくれんなよ!まあ一緒に喜んでくれよ!幸せおすそ分けだよ!」
影 「い、いらないですよ気持ち悪い…」
ジミー「なあ、そろそろ何があったか聞いてくれない?」
影 「……………何があったんですか?」
ジミー「はっはっは。しょうがねえな!聞いて驚けよ!?」
(
>>560,561説明中)
ガダ 「おーい、みなさーん。」
洞窟に戻ってきたガダ。
入り口に残っていた鬼面導師やロンたちに話し掛ける。
ガダ 「あの魔物は俺たちが倒したぜ。うん、気絶させただけさ。
あとで色々尋問してやろうと思うんだけど、
とりあえず縛っておこうと思って。
ロープとかないかな?丈夫なやつ。
出来れば2-3人一緒に来てくれると助かるんだけど。」
001号「う!?うが!!!うががが??」
ガダ 「どうした001号??」
001号「うが!うが!」
ガダ 「ああ…あのお前が捕まえてきた奴か?
…………逃げちゃったよ。」
001号「うが―――!!!」
ガダ 「しょうがないだろが…
それにあいつな、バラモス軍なんだぞ。
捕まえたりしちゃだめなんだぞ。」
001号「うが??」
ガダ 「勿論食べるのもダメダ。」
鬼面導師「ロープですか?そこそこ太いのがあったような。
でも古いですからね。あのデカい化け物が縛れるかどうか…
まぁとにかく、それを持ってきましょう。
おい、お前たち!倉庫からロープを!」
地獄の鎧「あのボロいのをまた使うのか!」
マミー「しかも結構重いし…」
鬼面導師「つべこべ言わずに早く!!!!!!」
ちょうどその頃、広い世界のどこかにいる、誰か……
???「むっ……、スバナーバからの精神波が途絶えた……」
???「何ですと!?」
???「気絶か……あるいは、殺られましたかな?」
???「……さぁな。ただ、どっちにしろあまり良いことは無さそうだ。
さっさとアジトへ帰り、今後の計画を練るぞ……」
???「「御意」」
次回、新展開……に、なったらいいな!
ロープが来るまで待機…かな?ジミーと影で時間つぶしておきます…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ジミー「どうよどう!?」
影 「へぇ〜。それはフラグですよフラグ。」
ジミー「立ちまくりだろ!?」
影 「乱立。」
ジミー「でへへへへ。」
影 「で?」
ジミー「ん?」
影 「んじゃないですよ。それでこれからどうするんです?」
ジミー「どうしよう!?」
影 「知りませんよ…」
ジミー「ちゃんと結婚申し込まなきゃ!」
影 「…その前に交際を申し込まないと…」
ジミー「交際か…やっぱそうか…」
影 「ちょっとちょっと!いきなり結婚に飛ぶつもりだったんですか?」
ジミー「いやそうじゃないけどよ。なんかよ。」
影 「なんかなんです?」
ジミー「告白するんだろ?恥ずかしいじゃんよ。」
影 「はぁ。」
ジミー「はぁじゃなくてよ!」
影 「しかししないと始まりませんよ。」
ジミー「なんか、その過程すっ飛ばせないかな?そう言うの影さん得意じゃん。」
影 「なんですかそれ…っていうか、その過程が楽しいんじゃないですか。」
ジミー「そう?」
影 「あなた、以前誰かと交際した事ないんですね?」
ジミー「な、何いってんだ!俺はまあなんだその」
影 「今更ワタシ相手に見え張らないでくれます?」
ジミー「始めてだようっせえな!!」
影 「じゃあ、早速告白行ってらっしゃい。」
ジミー「こっぱずかしいじゃねえかよ!!!!!」
影 「知りませんよ。」
魔物数名が、かなり長いらしいロープを運んできた。
地獄の鎧「これだろ!?」
マミー「あー重い重い…」
さつじんき「なんで俺がこんなことをブツブツ」
鬼面導師「よし。あとは誰がついていくかだな…」
ハンターフライ「俺が行くよ。化け物はめちゃくちゃデカいんだろ?
空飛べた方がロープ使いやすいぜ。」
キャットフライ「じゃあ私も!」
情報屋「力のある人が1人ぐらいいたほうがいいのでは?」
キラーエイプ「そういうことなら俺も行く!」
鬼面導師「では…ガダさん。彼らがロープを持って手伝います。
くれぐれも気をつけてくださいよ!」
ガダ 「お、じゃあそのロープは001号が持てばいいよ。001号!」
ひょいと持上げる001号。
ガダ 「じゃあ行こう。そこの岩の影だ。」
歩き出す一行。
ハンターフライ「もう危険はないでしょうね?」
ガダ 「ん?ああ…大丈夫だと思うよ。黒こげアフロで転がってたから。」
キャットフライ 「アフロw」
ガダ 「それにジミーの馬鹿もいるしな…
でさ、あの魔物…影さんの言うには、ヘルバトラーって言うらしいんだけど…
バーナバスが変身したよね?地球のへのの皆さん、あれに心当たりある?
ひょっとしてココ、結構危険な場所だったりする??
あ、いや、住まわしてもらうのに失礼な事聞いたかな?」
岩陰が近づく。
ジミーのでかい声と、投げやりな影の受け答えが聞こえてくる。
キラーエイプ「聞いたことないな。
でも、危険な場所じゃないってことは保証するぜ!」
キャットフライ「そのヘルバトラーなんて化け物がいたからこんなことになってるだけ!」
保守じゃ
688 :
ぬるぽ:2007/09/17(月) 20:53:16 ID:gnQl2JEO0
ぬるぽ
……何と言う壮絶な自爆……!
では改めまして
>>688 ガッ!
なかなか来れなくてすみません…
>>688さん
ここの魔物たちは総じて攻撃力が桁外れですので、
あまり不用意にガッを喰らうような真似はしないほうがいいですよ…
>>Y.S氏
wwホイミ
ガダ「そうか…そうだよな。安心したぜ。」
岩を回り込む一行。
ヘルバトラーは盛大なアフロのまま倒れふしている。
ジミー「て、手紙って手はどうだろう?らぶれたーってよくね?」
影 「ダメですね。」
ジミー「なんでよ。」
影 「あなたのガラじゃないです。あとあなた、字も文章もヘタだから。」
ジミー orz
影 「あー、もう!男だったらドン!と言ってらっしゃい!」
ジミー「やっぱそうなるかな?」
ガダ 「何の話だ?」
ジミー「ぁ!?てめえにゃ関係ねーよ!」
001号 「があ!!」
ジミー「んだよてめぇ!!!」
ガダ 「馬鹿に構うな001号。」
ジミー「誰が馬鹿だよ!てめえだろ!」
ガダ 「お前、たまには村に帰ってんのか?」
ジミー「ん!?」
ガダ 「たまには顔出すんだな。最長老、大分具合悪いらしいぞ。」
ジミー「…」
影 「そうなのですか?」
ガダ 「ああ。この前大会の時、マリーが言ってた。」
ジミー「マリーに会ったのか…」
ガダ 「いいかげん、真面目に考えろ。シャーマン全部がお前に期待しているんだぞ。」
ジミー「……うっせえバーカバーカ!マリーはやらねえからな!ルーラ!!」
バヒューンバヒューン
ガダ 「悪りぃな、見苦しいとこ見せちゃって。さ、縛ろうぜ!」
地球のへその3人に頭を下げ、ヘルバトラーを縛り始めるガダ。
影も横に座って手伝う。
001号はぼんやりしている。どうやらチョウチョを目で追っているようだ。
影 「ガダさん…ジミーさん、ちょくちょく村に戻ってますよ。」
ガダ 「そうなのか?」
影 「ええ。少なくとも、私が軍にいるときはそうでした。」
ガダ 「そうか…」
影 「私以外知らない事ですけどね。こっそり抜け出していって、
こっそり様子見て帰ってきていましたよ。」
ガダ 「なんでこっそりwww」
影 「まあ、まだ照れくさがっているんでしょうね。村つがねーって飛び出しましたから。
でもまあ、彼なりにしっかり考えていますよ。あれでもね。」
ガダ 「フン」
影 「www」
ガダ 「影さん」
影 「はい?」
ガダ 「ニヤニヤすんな」
影 「wwwwwww」
ガダ 「影さん…」
影 「はい?」
ガダ 「縛るの緩すぎるよ。俺とキラーエイプさんでやるからあっちいってて」
影 「(涙)」
ホシュ代わりに、次のひとにホイミしてあげます。
ホイミ〜〜↓
キラーエイプとガダがヘルバトラーを縛っていく。
ハンターフライ(面白いな、この人たち…)
キャットフライ(あの化け物、ほんとに気絶してるのかしら?ブルブル)
スバナーバ「…………」
へんじがない ただのきぜつのようだ。
あ、あせってトリップ打ち間違えちゃった……、上はボクです。
ガダ 「フウー!こんなもんかな?」
キラーエイプと頷きあう。
ヘルバトラーはロープで体をぐるぐる巻きにされ、転がっている。
まだ気絶しているようだ…
影 「体が見えないくらいグルグル巻きって…」
ガダ 「ちょっとロープが古いからな。
万一こいつが起きて暴れた時、切れちゃったりしたら面倒だろ?
001号!こいつを担いでくれ。」
蝶々を追いかけていた001号が、ハッと振り返り、
うがーと一声上げつつ駆け寄ると、軽々と担ぎ上げてしまった。
ガダ 「さて…どうしたものかな?
なあ、地球のへそに牢屋か…若しくは閉じ込めておけるような場所ってあるかな?」
地球のへその3人に問い掛けるガダ。
影 「どうするんです?」
ガダ 「ほら、こいつなんか気になる事言ってたじゃん。」
影 「気になること?ガクブルシテイタモノデ…」
ガダ 「なんかね、こいつは、バラモス軍でも統合軍でもない…
ってのはまあ言われなくても俺たちには分かるけど、
誰かに仕えているそうだぜ。」
影 「ほう…」
ガダ 「それでよ、バーナバスからヘルバトラーか?の変身ってすげえじゃん。
こいつのボスって侮れないっぽいだろ?」
影 「なるほど……………確かに。興味がありますね。」
(地球のへそに向いましょう。)
ガダ 「あ!そうだ!」
影 「どうしました?」
ガダ 「影さんよ、バラモス軍空軍のビートって知ってる?竜なんだけど。」
影 「ビートさん!?もちろん知っていますよ!ビートさんがなにか?」
ガダ 「さっきまでそこにいたんだ。」
影 「え!!??ま、まさか私達を追ってきたとか?」
ガダ 「いやそうじゃない。さっき001号が魚なげて落としただろ?あれがビートって奴だった。」
影 「ああ…あれが…それは災難でしたね…それで?」
ガダ 「001号が連れて来たんだけど、ヘルバトラーに構っている間に逃げちゃったぜ。」
影 「そうですか…」
ガダ 「逃がしてよかっただろ?」
影 「え!?ええ…そうですね。」
ガダ 「なんかあった?」
影 「いえ…ビートさんなら、ちょっと話してみても良かったかなって。」
ガダ 「そうなの?」
影 「頭の切れる方ですし…彼は先の大戦中あちこち動き回っていたようなので、
例のイレギュラーズ関連の話とか聞けたかも・・・」
ガダ 「失敗したかな?」
影 「いえいえ、結構です。フトそんな気がしただけで、
考えてみたら彼がこの件で何か知っているなんてことないですよね。きっと。」
あ や し い か げ は 7 0 0 を て に い れ た !
ハンターフライ「牢屋…は無いけど、洞窟の一番奥に押し込んでおけば
とりあえず安全なんじゃないかな。」
キラーエイプ「おい、一番奥って普段は鬼面導師がいる場所だろ…あんなところに置いていいのか?」
キャットフライ「でも他にあの化け物を置いておける場所なんてないでしょ?
導師に相談すれば大丈夫だよ。」
ガダ 「ああ、なかったらいいよいいよ。
001号と目を話さないようにしていれば…
それに、そんなに長い時間捕まえておく必要ないかもしれないよきっと。」
喋っている間に地球のへそに到着する一行。
様子を見ていた情報屋たち、地球のへその魔物たちが出てくる。
ガダ 「捕まえたぜ!
起こしてジンモンしようと思うんだけど…」
情報屋「尋問!?」
鬼面導師「本当に大丈夫なんですかな?」
キラーエイプ「大丈夫だよ。相当グルグル巻きにしておいたから暴れられても平気だし。」
鬼面導師「ふむ……でもなぜ尋問を?」
キャンドル「そいつ、誰々様のために働いてるとかそんな感じのことを喋っていたな。確か。
いかにも怪しいし、色々聞き出してやればいいだろう。」
鬼面導師「なるほど…ではよろしくお願いします。
場所は…洞窟の一番奥まで運べば安全でしょう。」
ハンターフライ(自分から勧めてる!)
まあでも、
@殺す
A追っ払う
B捕まえて何者で何の目的か聞き出す
の3択が通常じゃないですかね?普通の手続きだと思いますが…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガダ 「おいよ!じゃあ一番奥まで運ぼうか。
つってもさ、俺も影さんもここの新入りだし、
誰かここの責任者…じゃなくてもいいけど、一緒に来てくれるよな?」
鬼面導師に向ってそう言うガダの裾を、影がちょいちょいと引っ張っている。
ガダ (なに?)
影 (まさかとは思いますが…我々がここに来た事がこの騒動の原因じゃないですよね?)
ガダ (まさかー!なんか心当たりあるの?)
影 (ないですけど。)
ガダ (じゃあ違うだろw)
影 (ええ…とは思うのですが、ここの皆さんにも心当たりないようですし、
あの魔物は普通じゃないですよね。)
ガダ (だからって俺たちにも関係ねーよ。考え過ぎだって。)
影 (そうですよね…)
001号「うが!?」
ガダ 「あ、じゃあ兎に角運んじゃうか!」
一緒に戻ってきたハンターフライたちに導かれて洞窟の奥へ向う。
影 「ダンジョンにアナタと入ると、シャーマンの聖地を思い出しますねー(大広間本編スレ参照)」
ガダ 「あー、言うなよ…」
影 「まあ、尋問の立会いは皆さんでも構いませんよね。ここにはどんな魔物がいるのですか?」
歩きながら、先をいくハンターフライ達に声をかける。
ハンターフライ「とにかく色々いるよ。火炎ムカデとかさまよう鎧とかホイミスライムとか
アントベアとかスカイドラゴンとかマミーとか…」
鬼面導師「これほど多くの種族が集まって暮らしている場所は他にないでしょう。
ただ、なぜ共存できるのかは我々にもよく分からないのです。」
洞窟内を進む影たちを、地球のへその魔物たちがじっと見ている。
ヘルバトラーに特に目線が集中しているようだ。
地獄の鎧「ロープを何に使うのかと思ったら…何だよそれ!
おっかないもの運んでるんじゃないのか!?」
ハンターフライ「大丈夫だ!この人たちもついてるし。」
地獄の鎧「(影、ガダ、001号を見る)……そういえば、あんたら誰だ?」
鬼面導師「この方々は…地球のへそにしばらく滞在したいという人たちだ。
悪い人ではないぞ。」
地獄の鎧「……まぁ導師がそう言うんなら信用するか…」
スバナーバ「むむむ……」
そうやら、スバナーバが目を覚ましたようだ!
鬼面導師「…………?」
キラーエイプ「……今、その化け物動かなかったか?」
キャットフライ「ヤダヤダ!また動き出したら私逃げるからね!」
後方から情報屋たち3名もついてきている。
ロン「……今絶対動いたよね?」
キャンドル「またフォークを借りて懲らしめてくれる!」
情報屋「そういえば、あのフォークずっと刺さったままだけど…
あれどうするんだろう?」
影 「ふむ…以前軍でもここの調査をしたことがあったそうですが…
謎の多そうな洞窟ですね…」
ガダ「お!?気がついた?
ちょうど良かったや。ザメハできる人いるか聞こうとしていた所だぜ。」
001号がずり落ちかけたスバナーバをひと揺すりして担ぎなおす。
ガダ「鬼面導師の旦那、もうそろそろ着くかな?
おい、ヘルバトラーの!大人しくしてろよ!?
そっちが暴れたりしなけりゃ、別にこっちも危害を加えたりしねぇよ…
001号!念の為だ!電撃チャージしておけ!」
001号「うが!」
ヘルバトラーの耳に、電撃のバチバチ言う音が聞こえてくる…
影 「…ジミーさんいなくなったけど大丈夫ですよね?」
ガダ 「たぶんな。001号はまけないだろうけど…機転が利かないからな…」
影 「……あ!あれが有名な喋る顔ですね!私達が通過したらやっぱり喋りますかあれ?」
鬼面導師「喋りますよ。」
鬼面導師達が仮面の前を通過する。
仮面1『……立ち去れ……』
鬼面導師「誰に対してもこんなことを言うもので…
あまり気にしないでください。」
仮面2『やあ、見ない顔だね。さては泥棒?そんなことないかw』
仮面3『鬼面導師様が一緒だから泥棒じゃないだろ!』
仮面4『その担いでるのは何だ?』
仮面5『導師様にプレゼントでもあるのか?』
仮面6『明らかに怪しいが。』
仮面7『認めたくないものだな。自分自身の若さゆえの過ちというものを』
仮面8『またワケの分からんことを…』
鬼面導師「お前達、少しは黙れ!」
リアタイ!?
むう、続きを書きたいけれど…内輪話スレ参照願います。
明日また頑張って来ます!
スバナーバ「むむむ……。」
電撃の音を聞いて、冷や汗をかくスバナーバ。
ガダ「そーだ、それでいーんだ。」
影 「…大丈夫ですよね?」
ガダ「…ま、こっちが優位に立ってる限りは大丈夫…じゃないかな。」
そんな話をしながら、進んでいく一行。
ガダ「それにしても…変なカオだったな。」
影 「…なんか地球のへそのイメージが『おともなく くずれおちた』気がします…」
謎の顔の前も過ぎ、どんどん奥へと進んでいく。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
>影さん
了解でーす!
>影さん
了解しました。
--------------------
鬼面導師「昔は全員『立ち去れ』としか言わなかったんですが…
最近は変なことばかり言い出すようになったんです。」
影「そう…ですか…(半泣)」
ガダ「なに泣いてんだよ。」
影「だってあの仮面はもっと威厳のあるものだと思ってたのにあんなことを…」
鬼面導師「また『立ち去れ』としか言わないようにしつけておきますかね。」
影「いえ、お気になさらず……シクシク…」
ガダ「そんなに泣くことないだろw」
やがて、一行は行き止まりの場所まで辿り着いた。
仮面19『……立ち去……鬼面導師樣か。これは失礼。
わざわざ行き止まりに来るとは、何かありましたか?』
鬼面導師「これの尋問をするということで連れてきた。
この影さんたちもいることだし、そう暴れはしないと思うが…」
仮面20『…そのモヒカン頭がか?』
鬼面導師「違う! 担 が れ て る 方だ!
影さんたち、どうも失礼しました…」
スバナーバ「どうも、担がれているほうです。ドゾヨロシク」
スバナーバは じゅんのうした!
どうやら洞窟の最深部のようだ。
ガダの合図でスバナーバが001号の肩から降ろされる。
ガダ 「あ!そうだ!危ない危ない・・・」
ガダはおもむろに持っていた適当な布をヘルバトラーの口に押し込んだ!
スバナーバ「なにをむぐ!むむむ!うううう!!!」
もがくスバナーバ。
ガダ 「001号!」
001号が手を伸ばし、スバナーバの頭のフォークをガシ!っと掴む。
電撃のスパークがバチバチと音を立てるのを見て大人しくなるスバナーバ。
ガダ 「よしよし…じっとしてろよ…」
ガダはスバナーバの口に猿轡をかませた!
ガダ 「これでいいかな。呪文とか凍える吹雪とか忘れてたよwww
誰が死ななくても影さんが死んじゃうからなwwwwww。」
影 「ハァ…それはお気遣いあり難いですが…」
鬼面導師「口を塞いでしまったら、尋問も出来ないのでは…」
ガダ 「あ……もー!影さんちょっと隠れていてくれよ!」
影 「……私のせいですか(泣?」
ガダは決まり悪そうに猿轡を外した。
ガダ 「よし、じゃあまず名前を聞こうか。」
影 「それならさっき私に名乗ってらっしゃいましたよ。ドルアーガさんですよね?」
スバナーバ「……ちゃうわーっ!」
スバナーバはつっこんだ
ロン「……名前なんだったっけ?」
キャンドル「私も忘れてしまった。おい、ヘルバトラー!」
スバナーバ「スバナーバ、バーナバスのスバナーバじゃーッ!間違えるなー!」
ヘルバトラーは、おこっている!
ほす
キャンドル「スバナーバか。
では、貴様はどこからやって来たんだ?」
キラーエイプ『なんかすごく偉そうな話し方だな…』
ロン『あれでも元はめちゃくちゃ強い魔王だったらしいから。』
キャンドル「何か言ったか!?」
ロン「いや?」
スバナーバ「そいつぁ言えないな。言ったら俺の首が飛んじまう、物理的に」
あくまで言う気は無いらしいスバナーバ。
キャンドル「む、今ここで首が飛んでもらっては困るな。」
情報屋(さすがに今ここで飛んだりはしないと思うけど…)
ガダ「それなら次は…お前はここに何しに来たんだ?」
スバナーバ「そいつも言えねぇな。あのお方に不利になる事を話したことがバレたら、いかに三騎将の
一人とはいえ、消されちまう。……一撃でな」
まだ話す気はないスバナーバ。
ガダ「なかなか口の堅いやつだ。(ま、ひととおり質問が済んでからまた聞き出せるかな…)」
キャンドル「ふむ…貴様の上司はよっぽど強いらしいな。
じゃあ次だ。
統合軍がどうとか言いながら襲ってきたが、なぜ私達に襲いかかってきた?
ついでにもう一つ…三騎将とか言ったが、まだ他にも仲間はいるんだな?」
スバナーバ「襲った理由は口封じだな。我らの存在は、未だ世に知られるわけにはいかん。
仲間についてはご察しの通りだ。三騎将だからあと2人いるぜ」
これは問題無いと判断したのか、スラスラ喋るスバナーバ。……問無い、のか!?
キャンドル「…思いっきり私達に知られてるが。」
情報屋「僕とキャンドルとロンと、それからこの地球のへその方々の
記憶にきっちり刻まれてますよ。
こんな状態で帰ったらきっとボスに怒られるんでは?あとその仲間にも。」
ロン(そんなこと目の前で言っていいのかな…)
スバナーバ「正直、かなりまずいから、口封じをしようとしたんだが……」
チラリと001号を見るスバナーバ。
スバナーバ「……それも無理そうだな」
鬼面導師「ふむ……では私からも一つ。まぁ、そうそう答えるようなものではないと思いますが…
あなた方のボスは誰です?一体何者なんですか?」
保守。
スバナーバ「フン、知らんな。何でも今は永久(とこしえ)の闇に封じられているとか。」
鼻で笑い、言葉を続けるスバナーバ。
スバナーバ「そいつの第一の手下とやらが今、主なき軍団を率いているところさ。
まぁ、俺のこの力も封じられし主から授かりし物だから、実際に力はあるんだろう。」
鬼面導師「永久の闇…」
キャンドル「封じられし主?
もしかしてアレか?お前はあの破滅大好き軍団の手先か?」
ガダ「ただのバーナバスからヘルバトラーなんかに変身できるのも、その主にもらった力のおかげか。」
スバナーバ「あー、知らんな。……まぁ、知ってても言うつもりはないけどさ。
俺は連中の軍団再編計画とかなんとかで、雇われたただの傭兵さ。
といっても、喧嘩の加勢とか弱い魔物の護衛とか専門だけどな。
給料は月3万Gぽっちだし、連中に肩入れするような義理は無いが、
ヘタな事を口走った日にゃあ、筆頭騎士の緑野郎に殺されちまう。
変身能力を奴らから貰ったって事も、語るわけにはいかねぇ。
俺、人間とも戦ったことはないし……緑野郎と戦ったら、死ぬぜ。」
スバナーバが色々と語り始める。
スバナーバ「俺が三騎将になった理由だって、シャンパーニ近辺に秘密基地を作るとか
何とか言って奴らが兵を募った時、集まった荒くれの中で俺が一番強かった
から、ってだけだしな。バラモス軍正規兵は強いけど引き抜けないし。」
キャンドル「ほう…筆頭騎士の緑野郎…?」
必死に記憶をたどる。
変な紫色のスライムに乗った緑の騎士……
ゴールドマンが何度も何度も戦って決着がつかなかったと言っていた騎士……
キャンドル「(…こりゃ間違いないな)軍団再編計画か。
ま、大して心当たりはないと見た。
バラモス軍が引き抜けない?そりゃ当たり前だろうな。」
情報屋は こっそりロンの後ろに隠れて メモをとっている!
情報屋(『緑の騎士が軍団再編を企んでシャンパーニに秘密基地を作った』
『このヘルバトラーの他に2名、同格の騎将がいる』…と。)
キャンドル「ん?情報屋がいないぞ?」
ロン「ああ、トイレ行くとか言って出ていっちゃったよ。」
キャンドル「ったく、大事な尋問をしてるという時に…」
鬼面導師「すぐに戻ってくるでしょう。」
ロンも鬼面導師たちも大嘘をついているが 誰も気づかない!
情報屋(緑の騎士って誰だろう?ともかく、秘密基地の情報は貴重だ。
これは人間と魔物の友好どころじゃないかもしれない。
下手すれば先の大戦みたいな話になりかねないんだ…)
キャンドル「さて、他になんかあったかな…」
おばけキャンドルは 何を質問するべきか悩んでいる!
キャンドル「お前、どこから来たんだっけ。」
スバナーバ「生まれも育ちもシャンパーニさ。泣く子も黙るこうもりおとこのスバナーバ。
……ま、正直あんまり有名じゃないが、あそこらの不良の間ではなかなかだぜ」
遠くを見るような感じのスバナーバ。
ロン「こうもりおとこ…?」
キャンドル「シャンパーニの塔のこうもりおとこが今では軍団の三騎将か。大した出世だな。」
情報屋「質問はだいたいこんなもんですかね?」
キャンドル「お、いつの間に戻ってきたんだ…」
鬼面導師「他に何か聞くべきことはありませんか?」
あやしい影「このくらいでいいんじゃないでしょうか……ねぇ?」
ガダ「それより、なんだかキナ臭い話になってきたな……」
思い思いのことを言う両名。
738 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/22(月) 02:38:10 ID:urgVWcSwO
スーパーファミコンのドラクエ3をやってるのですがバラモスを倒すのに苦戦してます(´;ω;)倒し方など情報を教えていただけませんか?お願いします。
739 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/22(月) 02:44:02 ID:kC0FGQ9c0
>>738 魔封じの杖つかって呪文封じて
ルカニで防御力下げてフルボッコ
スクルト連発、フバーハも。
あと奴は1ターンに100回復してるのでチンタラやってると
なかなか倒せません
740 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/22(月) 02:50:49 ID:urgVWcSwO
勇者一人で倒せる方法わありますか(;ω;)?倒せませんかね‥(;ω;´)?
741 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/22(月) 03:06:52 ID:urgVWcSwO
738さん
あリがとうございます☆
怖いけど
頑張ってみます(;ω;`)
あとたしか、ラリホーが効くと聞いたような気がしないでもないですね……。
まぁ、炎耐性のある防具(ドラゴンシールドとか)を装備したり、魔法耐性のある
防具を(魔法の鎧とか盾とか)装備したりして、Lvが十分上がっており、かつ
マホトーンを順調に決めていければ勝てるでしょう!
でも、ご褒美はアレなんですよね……w
743 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/22(月) 17:00:23 ID:kC0FGQ9c0
>>740 基本は
>>742の通りでええよ
だけど下手にラリホー使うと後でMP切れるかもしれん
あとくさなぎのけん使って防御力下げろよ
長期戦は覚悟しとけ
ゼェ、ゼェ…
帰ってきた…とうとうここに帰ってきました…
>皆様
長らく留守にして申し訳ありませんでした!
また、ビートさんとゴールドマンさん、動かしていただいてありがとうございました!
心機一転がんばりますです。
>>738さん
愚かな人間が来たものですね、我々魔物にそのような質問をするとは…
いいですか、バラモス様は無敵です。ゾーマサマヲノゾイテデスガ…
大人しくハラワタを献上しなさい。
>>739さん
むう…人間同士で情報交換されてしまいましたか…
まあ、あなたも恋人とまとめて動物に帰られないよう気をつけることです。フフフ…
>>740-741さん
そもそも戦いは1対1が本道ですよね。正義の味方を標榜しながら、徒党を組んで襲うなんて…
あと、自分に御礼言ってますよあなたと、誰も突っ込まないので、このあやしい影が突っ込んでおくです。
>ビートさん
ビ ー ト さ ん !!
だめですよ!そういう残業続きで寝不足だからすぐ寝ちゃうとかバラしちゃ!
>>743 むう…あなた相当名のある勇者ですね!?
どうです?人間なんか見切りをつけて、魔王軍のために働きませんか?
世界の半分くらいもらえるかもしれませんよ。
で、また明日
ノシ
スレ間違えたかと思ったw
>>738 >>739氏、ビート氏、
>>743氏の言ってる事で大丈夫だと思うけど便乗
持ってるならねむりのつえ使ってMP消費無しのラリホー効果でマジオススメ
レベルはベホマさえ使えれば多分おkかと、中の人(いないけど)は42でクリアしたが
褒美はあれだ、暫くは使えるし売れば良いお金になるから良いんじゃね?と
>>影氏
それでもバラモス様なら……バラモス様なら何とかしてくれる………!
>>747 影さんおかえりー!
>>748 Yoroi.Samayouさんおひさー!
バラモス様には……バシルーラが!恐怖の戦闘退場呪文バルシーラが!
蘇生すればそれで済む「死」よりもさらに恐ろしいバシルーラが……あります!
>影さん
おかえりなさい!
ちょっと動かすのにも少しヒヤヒヤしながら書いてたんですが、
あんな感じで大丈夫でしょうか?
>ビートさん
し、しかしバシルーラは…
勇者1人にバシルーラは!
>いわさん
むむむ……さすが「しんのゆうしゃ」!敢えて1人で戦いを挑むことによって恐怖の魔法を
喰らう可能性を無くしてしまうとはッ!恐ろしい相手です……。
あと、現在いわさんのアクション待ち〜。……どう進めていきますかね、この後。
752 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/10/23(火) 05:00:59 ID:Z0AEuBi8O
こんばんわ☆
バラモスの件で
質問した者です(´∀`)
勇者一人でバラモスを
倒す為に
倒し方を教えてもらったんですが
レベルわどの位あれば
倒せそうでしょうか‥?
今レベル45です
バラモスこわぃ(;ω;`)
>Y.S氏
ですよねー。そんな人間ごときにやられるバラモス様じゃないですよねー。はは。ははははは。
で、バラモス様どこにいかれたのでしょうね・・・
そういえば一時どなたかバラモス様の代理を勤めていらしゃいましたよね。
誘ってみますか。あの世まで。
>ビートさん
ご心配かけました。
>ゴールドマンさん
全然OKですよー。
できれば今後のスバナーバ氏の処分も決めてください。
こちらの3人は新入りですからね。。。
>752さん
恐れを知るのはいいことですよ。
ツェペリさんもそう言っていました。
仕方ないですね今回だけ、方法を教えてあげましょう。
1 2 3 4
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,i,_,i_ ,-,_ ,-i,_,l 、 :.. :. ≡=-i'__l,
| `i /'-' `i //l l iコ==ラ`'i ti
| lヽi li, → | lヽl li → l i,,l l | → ./ /l/
| l-'l |,l | | // l `"|iコ='' / /
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-'‐' | || |_ l l .ヽ,ヽ,
‐' ' `‐' -'-' -'-'
脱ぐ たたむ コーヒーを 砂糖と塩を
つくる まちがえる。
これで駄目なら黙って般若の面を被りなさい。
影 「給料3万G…」
ガダ 「……」
影 「な、何ですかその目は!!」
ガダ 「……別に。」
影 「目をそらした!明らかに軽蔑した目でそらした!」
ガダ 「……」
影 「苦笑した!口の端だけゆがめて!アナタ、私を馬鹿にしてますね!?」
ガダ 「うるさいなぁ。いきなりテンション上がるなよ。」
影 「…すみません。ちょっと3万Gと聞いて興奮しちゃいました。」
ガダ 「やっぱ興味津々じゃん」
影 「あ…」
キラーエイプ「表に倒れていたこうもり男たちも縛って連れてきましたー」
キャットフライ「そいつの手下でしょ?」
ガダ 「お!気が利くねー!」
影 「ふむ。皆さんのチームワークの良さを感じますね。」
鬼面導師「なんのなんの。こうもり男達はまだ気を失っているようだな…」
影 「バンクーバさん、どうですか?部下の皆さんもこちらで預かっているわけですし、
おかしな真似はしないことですよ。我々も無益な殺生はもとより戦闘もしたくないのです。」
ちらりと001号を見る。
影 (001号さんは別ですけどね…)「鬼面導師さん、情報屋さん、彼らの見張りは
ガダさんと001号さんに任せて、向こうで彼らをどうするか相談しませんか?」
情報屋「それがいいでしょう。001号なら、この者が暴れ出しても抑えられそうですし。」
鬼面導師「では早速。
お前達、そのこうもり男はそこら辺にでも置いておけ。
あとは…万が一のために、ここから離れていなさい。」
キラーエイプ、キャットフライその他の魔物がこうもり男を置いて、その場を離れた。
キャンドル「…………」
ロン「どうした?」
おばけキャンドルは バーナバスをじっと見つめている!
キャンドル「……私がこういうこと言うのもなんだが、本当に抜けないんだな、そのフォークは…」
スバナーバ「えーい!そんなこと言ってないでどうにかしろー!」
イライラしはじめるスバナーバ
ガダ 「引っ張ってみようか?001号!」
001号がウガーと声をあげ、フォークをがしっと掴む。
そして力任せに持ち上げた!
影 「さて…」
壁に顔のある通路に戻ってきて、やや声を抑えて話し始めるあやしい影たち。
後にしてきた通路の置くから、キャンドルやスバナーバの声が小さく聞こえてくる。
影 「あのヘルバトラー・・・バラクーダさんでしたっけ?あと部下のこうもり男ですか…
いかがなさいますか?」
情報屋「地球のへそとしてこういう場合の決まり事とかはありますか?」
影 「あ、そうですね。そういう法律やマニュアルがあればそれにしたがって下さい。
…ただ、問題はですね、彼らはどうやら大掛かりな組織のようですね・・・」
情報屋「うん、そうですね。…となると、彼らの組織の目的が分からなくては対処の仕様がないでしょうか…」
影 「そうですね。どうもあのヘルバトラーは忠誠や損得ではなく、恐怖で従っているようですから、
もう少し辛抱強く尋問して…もちろんアメも与え、何より安全を保障することが出来れば、
案外簡単に口を割るかもしれません。」
情報屋「ふむ。先ほどの話だと、そもそもその組織は、この地球のへそをどうこうしようと言うつもりではなく、
行きがかり上秘密保持のため襲ったと言うことのようでしたね。
であれば、こちらも秘密を口外しない、このまま解き放ってやると言えばどうでしょう?」
影 「言う価値はありますね。あと…」
情報屋「何か気になりますか?」
影 「気になると言うか、ヘルバトラーが口を割らない場合…
これも、地球のへその皆さん次第で、もし他の魔物組織との接触を避けたいのであれば別ですが…
バラモス軍に情報提供することもひとつの手だと思います。
もしくは、ロンさんもいることですし、世界中の森北部軍でもいいですね。
バラモス軍ならなにか情報も多いでしょうし、実は先ほどこの近くをバラモス軍空軍士官が飛んでいました。」
情報屋「え!?そうでしたか!」
影 「ええ。偶然なのか、彼らが何か掴んでいるのか・・・ヘルバトラーの属する組織が何を企んでいるにしても、
バラモス軍は野良魔物の組織には敏感に反応すると思います。」
情報屋「なるほど。彼らに任せてしまうというのも手ですね。」
影 「もちろん、ヘルバトラー自身には恨まれますし、彼の組織にも敵対的とみなされるでしょうが、
その分バラモス軍が後ろ盾になりますから、ここの平穏を守ると言うことではひとつの案だと思います。」
情報屋「後ろ盾…」
影 「ええ。先ほど申しあげたように、そういうのをここの皆さんがお嫌いなら、お勧めしませんが。」
鬼面導師「相手が巨大な組織とは…
かつてそのようなことがここで起こった事はありませんから、
あれの処分も特に私達が決めるということはないでしょう。
ロンからバラモス軍の現状は聞いていますし、バラモス軍への情報提供も構いません。
何より、この地球のへその平和を守り続けたいですからね。」
情報屋「先程、こっそり隠れてスバナーバの供述をメモしておきました。
情報提供するとなればすぐにできますよ。
もちろん、まずは平和的に聞き出さないといけませんが…」
スバナーバ「いーててててて!」
001号の怪力によってスバナーバの体が持ち上がり……
フォークが ズガガガガッ! と抜けた。
つ う こ ん の い ち げ き
スバナーバ「ベベベベベ、ベホマベホマベホマーッ!!」
スバナーバは ベホマをとなえた! しかしMPがたりない!
スバナーバは ベホマをとなえた! しかしMPがたりない!
スバナーバは ベホマをとなえた! しかしMPがたりない!
影 「あ、いや、それなりの組織だとは思いますが、バラモス軍はもちろん、
世界中の森の魔物たちと比べても小さい組織だと思いますよ。
それほど巨大な組織が、戦争後短時間で、バラモス軍にも知られずに
発展するとは考えづらいですから…
まあ、我々が知らなかっただけで、バラモス軍では既知の存在かも知れませんが…
その辺の情報は情報屋さんが詳しいと思うのですが、なにかそう言う事ご存知ですか?」
影 「それから…ここの平穏を最優先にするなら、彼らを殺して死体も…
海に静めるとか大型魔物に食べさせちゃうとかしちゃうのが、一番ですよ…
先ほどの戦闘は突発的なものだったようですし、仮に彼らの組織が、あの…なんですか?
ブラヒーボさんですか?が、この辺りに着ている事を知っていて、ここに探しに来ても、
知らんぷりを決め込むことです…」
スバナーバが頭から鮮血を噴出しながらのた打ち回っている!
001号はポカンとしている!
ガダ 「べ、ベホイミ!!」
バーナバスの怪我が少しだけ回復した!
ガダ 「や、やべ!俺のベホイミじゃ追っつかねぇ!!
み、みんな!回復魔法!薬草薬草!!
ちょ、ちょっと!影さんよ―-!!」
001号はなんだかガダが慌てているので不安になっている。。。
スバナーバ「わわわ!ホイミ!ホイミ!ホイミ!」
スバナーバは ホイミをとなえた! スバナーバの キズがかいふくした!
スバナーバは ホイミをとなえた! スバナーバの キズがかいふくした!
スバナーバは ホイミをとなえた! しかしMPがたりない!
スバナーバは、まだ血を流している。
564 名前:情報屋一行@規制 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2007/10/25(木) 21:19:40
情報屋「うーん、統合軍が消滅して以来、なかなか良い情報がなかったもので…
スバナーバが言っていた組織というのも初めて聞いたものです。」
鬼面導師「殺す……確かに平穏を守れる方法ではありますが…
…何やら騒がしいですね。」
キャンドル「おい!001号が無理矢理フォークを抜いたら、スバナーバがまずい事になったぞ!
出血多量だ!どうする!?」
情報屋「ほ、放っておけば死なせることもできますよ…?」
鬼面導師「むう…全部話すなら助けてやる、という手段もありそうですが…」
情報屋「重要そうな情報は、既に聞き出せる範囲で大体聞き出してますからね。
あの組織が何をしようとしているのかは聞き出せてませんが、
他の情報からある程度判明しています。」
565 名前:情報屋一行@規制 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2007/10/25(木) 21:30:46
鬼面導師「しかし、殺すというのはなんとも…」
情報屋「影さんの言っていることが正しいのは確かです。元バラモス軍の判断は伊達じゃないですよ。
あれが来たという証拠さえ消し去ってしまえば、ここの平和が守られる可能性は高いです。
それに今言った通り、バラモス軍に提供するには十分な情報が手に入っています。
ここで殺しても、今後の調査やら何やらに支障が出る事はないでしょう。……おそらくは。」
キャンドル「何を話し込んでいる!」
情報屋「フォーク刺したのはキャンドルじゃないか!」
キャンドル「やかましい!今はそれどころではないぞ!
どうするかさっさと決めないと多分死ぬんだからな!」
鬼面導師「……分かりました。できれば殺したくはありませんが、やむを得ないでしょう…」
キャンドル「おい!なんだ!?殺すのか!?」
情報屋「地球のへその今後を考えてのことだよ。
あれを解放して、ここが危険にさらされるのはよくない。」
キャンドル「………」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
したらばより転載〜
地球のへその連中が走り回っている。
キャンドルが疾風のように影たちの入るほうに走っていった。
ガダは、縛られたまま転げまわるヘルバトラーをとりあえず取り押さえようと
しているのだろうか、しかし、手をつけかねている…
001号は、そうした状況をぽかんと見ていたが、
どうやら自分がヘルバトラーの頭からフォークを抜いたのが原因だと言うことはわかった。
ガダが困っている…そう思うと、001号の胸は張り裂けんばかりに苦しい。
001号は考えた…そうだ、抜いて困ったことになったなら、元に戻せばいいんじゃないか!
001号「うがー!!!」
嬉しそうに一声ほえると、001号は手にしているフォークを、
スバナーバの頭の元刺さっていた場所に突き刺した!
…力任せに
本日3度目の
つ う こ ん の い ち げ き !
スバナーバ「ぬぉあー―――!き、消えていく……!
俺の金が!出世が!ご馳走がーッ……!」
スバナーバは たおれた!
ジミーは 7150の けいけんをえた!
おばけキャンドルは 7150の けいけんをえた!
001ごうは 7150の けいけんをえた!
ガダは 7150の けいけんをえた!
>ビートさん
あ、すみません。ジミーはもういません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ガダ「ぜ、001号…」
001号「うが?」
テレレレ テッテッテー ガダはレベルが上がった!
あやしい影たちが慌てて戻ってくる。
影 「ど、どうしました?」
鬼面導師「騒がしいぞ!」
ガダ「えーと、その…」
ガダの視線をたどる、情報屋、影、鬼面導師。
フォークを頭に差したヘルバトラーが、白目をむいて倒れている。
ピクリともしない…
影 「倒しちゃったんですか?」
ガダ「ああ。その…はずみで。」
情報屋「…」
鬼面導師「まあなんですか。ちょうどこういう方向で解決しようと話していたところですし…」
影 「そうですね…」
情報屋「返って踏ん切りがつきました…かね。」
ガダ「え!?殺しちゃうことになったの?なーんだ。」
影 「ええ。皆さんは難色を示されましたが…」
ガダ「どうせ影さんだろ、そう言う事言い出したの。」
影 「…まあそうです。」
ガダ「影さん、ちょっと…」
影 「はあ。あ、では皆さんで残りのこうもり男をどうするかと、
このヘルバトラーどうするか相談してくださいますか?」
少し離れたところにいどうする影とガダ。
当然のように001号もついてくる。
通路の奥では、ヘルバトラーの周りで地球のへその魔物が右往左往している。
「本当に死んじゃったのかな?」といった声が聞こえてくる。
ガダ「どんな話になったのよ。」
影 「えーと、カクカクシカジカ
>>759〜って感じです。」
ガダ「ふーん。エルフみたいな発想だな。」
影 「私も同じ事考えましたよw ここの平穏だけ願う小さな集団なんです。
しかし、責めることは出来ませんよ。」
ガダ「別に責めるつもりなんかないよ。」
影 「はあ。」
ガダ「っていうか、影さんが吹きこんだんじゃん。」
影 「ええ…やっぱりバラモス様の秘書だった癖が残ってまして…」
ガダ「もうちょっと考えろよ。」
影 「スミマセン…私の仕事は、助言でしたので…考えられる案を出来るだけ示して、
バラモス様や軍首脳に判断して頂いていたので…同じ調子で話してしまいました。」
ガダ「でも、その決定に疑問が合ったらそう言ってただろ?」
影 「うーん。あのですね、ご意見申し上げようとしたら、アナタタチが先に倒しちゃったんですよ。」
ガダ「…それについては悪かったwww
で、バラモス軍と協力ってことになったらどうする積もりだったの?
っていうか、まだその可能性あるよね。」
影 「その場合は、ここを去ることになりますね…紹介していただいた情報屋さんにも、
せっかく我々を受け入れてくれたココの皆さんにも失礼ですが。」
ガダ「ふーん。その覚悟は決めて話したのね。」
影 「ええ。すみません、相談もせずに。」
ガダ「……悪いと思ってるならいいけどよ…
まあ、いずれにしても、あまり長居はしないほうがいいんじゃないか?」
影 「そうですね…お互いにとってそうだと思います。」
どちらからともなく、通路の奥の広場に戻っていく3人。
ちょっとあれですかね?私暴走してますかね??ドキドキ
566 名前:情報屋一行@規制 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2007/10/27(土) 20:22:17
きっとそれが影さんのあるべき姿ですよ!
……きっと。
------------------------------
キャンドル「本当に死んでる……のか?」
ロン「抜いたフォークを同じところにまた刺したんだからね。」
鬼面導師「…………」
情報屋「影さんは、このスバナーバは海に沈めるとかした方がいいって言ってたよ。」
キャンドル「証拠隠滅ってか?」
情報屋「そう。それは沈めるなら沈めるとして…
問題は、まだ生きてるこうもり男をどうするかだ。」
ロン「上司がやられたんだから、こうもり男たちも抵抗はしないんじゃないかな?」
キャンドル「ちょっと起こしてみるか?軽くギラでもかけてやれば目をさますと思うが。」
ロン「縄が燃えちゃうんじゃ…」
キャンドル「じゃあバギか?バギだと縄が切れるか。
よし…」
おばけキャンドルは(軽〜く)つめたいいきを はきだした! >こうもり男
>かげさん
こんな程度、暴走のうちには入りませんッ!大丈夫ですッッ!!
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
こうもりおとこA「ぐわわっ!」
こうもりおとこは 目を覚ました!
567 名前:情報屋一行@規制 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2007/10/28(日) 17:16:51
キャンドル「目を覚ましたな。まずこれを見ろっ!」
スバナーバを指さす。やっぱりピクリとも動かない。
キャンドル「貴様の上司は多分死んだ!フォークを強引に抜いて、また同じところに刺したからだ!
単刀直入に聞こう。お前はこれからどうする!?」
こうもりおとこ一同「ゲェー――――ッ!!」
いきなり慌てだすこうもり男一同。
こうもりおとこA「な、何てことだ!今に直属親衛隊がここへ押し寄せてくるぞ!」
こうもりおとこB「そそそ、そうだ!親衛隊が来るなら彼らに助けを……」
こうもりおとこA「バババ、バカモノッ!我らの任務を忘れたか!我らの任務は
スバナーバ様の護衛ッ!即ち、スバナーバ様が敵の手にかかって
お亡くなりになった以上、我らは任務に失敗したのだ!」
こうもりおとこB「そそ、それじゃあ親衛隊が乗り込んできたら……」
こうもりおとこC「……並みの任務に失敗したのならいざ知らず、敵に我らの存在を
知られた上に、三騎将の一人をむざむざ敵に討たせたとあっては大失態!」
こうもりおとこD「まず間違いなく粛清されるッ!」
こうもりおとこA「ゲェー――ッ!で、ではどうすれば!!」
こうもりおとこC「かくなる上は騎士団に反旗を翻し、討手を悉く討ち果たすしか……」
こうもりおとこD「我らの生きる道は無い……か。」
集まって相談を始めてから3分後、こうもりおとこ一同はおばけキャンドルの前に手をつき
膝を折り、恭順を誓っていた。
こうもりおとこA「こうなってしまっては騎士団に戻っても粛清の憂き目に遭うだけ。
かくなる上は覚悟を決め、我ら一同貴軍に寝返ろうと思う。
なので、なにとぞ命だけはお助けを……」
568 名前:情報屋一行@規制 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2007/10/29(月) 19:40:58
キャンドル「寝返る、か……それは別に問題ないが。」
顔を見合わせる3人。
キャンドル「そもそも我々はバラモス軍の者じゃないからな。
ここに軍属は一人もいないはずだから、バラモス城まで連れていくとかそういうことになるか。」
情報屋「親衛隊が押し寄せてくると言いましたね?
今すぐ来るっていうことですか!?」
鬼面導師「いきなり来てしまうとなれば、ここの魔物にもキャンドルさん達にも、
それから影さん達にも危害が及ぶのでは…」
こうもりおとこA「はい、恐らくは、あと数刻(一刻=二時間)で」
何時に無くまじめな顔のこうもりおとこ達。
こうもりおとこC「緑滅騎士団三騎将は、禁じられし進化の指輪を装備しております」
こうもりおとこCが、スバナーバの左手の薬指を指し示す。そこには、指輪の後と、砕け散った
金の欠片が飛び散っていた。
こうもりおとこB「この指輪を通じて、三騎将は闇の力を受け取るのですが……」
こうもりおとこA「同時に、指輪を通じて常に自らの位置を知らせてもいます。……そうしないと、
闇の力を正確に届けられませんので」
洞窟の天井を指差しながら、こうもり男一行はシリアス顔で話し続ける。
こうもりおとこC「そして……本部ではもう気づいているはずです。……三騎将が持つ黄金の指輪の
一つ、スバナーバ様の指輪が、ここちきゅうのへそで砕け散ったことに」
こうもりおとこA「そして、急ぎ武装して駆けつけてくるでしょう。……スバナーバ様を討った敵を
始末し……目撃者を一人残らず消す為に!」
こうもりおとこB「幸い、騎士団は未だ軍事行動を起こす予定は無く、よって兵士達も各地に
散らばっており、集結するまでにはかなり時間がかかるでしょう」
こうもりおとこ達の熱弁は続く。
こうもりおとこC「この刻を無駄にしてはいけません、早くなんとかしましょう!
ってか我らではどうしようもないのでなんとかして下さい!」
しかし、結局最後は他力本願なのであった。
>
>>772 の影さん
指輪の伏線を……張り巡らせておいたかいがありましたッ!
これで全てが動き出しますッ!!
――――――――――――――――――――――――――――――
, /〃ハヾ / ∧∨〃、ヾ} l| :}ミ;l\
/〃// / 〃l lヽ∨,〈ヾ、メ〈 }} ;l リ ハ l`!ヽ.
//' /,' ,' 〃 l l川/,ヘ丶\;;ヽ/:'/〃∧ l ト、:l !
〃,'/ ; ,l ,'' ,l| レ'/A、.`、\;;ヽ∨〃/,仆|│l }. |、
i' ,'' l| ,l ' l. !| l∠ニ_‐\ヽ;\,//,イ| l | l ト/ λ! 、
. l ; :|| ,'i:/ l| |:|: |``'^‐`ヾ∨`゙//|斗,l ! | ,タ /l.| l 三__|__
l ' l |」,' l' lハ |'Ν  ̄´ /` ,|l_=ミ|! ly' ,〈 :|| | 口 |
|l .l H|i: l | ゙、| l _.::: ,!: l厂`刈/ /!} :l| ‐┬‐
|! :l |)!| ! | ヽ '´ ’/'_,. ノイ.〃/|! │田│
l|l |l 「゙|l |`{ .. _ |}/,ハ l  ̄ ̄
|!l |l、| !l :|. ‘ー-‐==ニ=:、__j:) l'|/|l リ 、 マ
ヽ ̄ニ‐、__.」乢!L!lヱL」__ ー、 `'''´ 从「 / 了 用
\ `ヽ\ /l | / ̄´ // '"`ー‐
. ,、 l ゙、 / ' |、 { /l/ ,
'} l ゙, / |:::\ } ,.イ/ レ |
l l l ,.イ l:::::::::\__ `'-‐::"// |′ ノ
l ! K ヽ,、 \「`''''''''"´:::::::;;:" //
. l l ト、\( _.... ヽ .:.::::::::;;″ /' _
\ | l| 八、ヽi´ | .:.:::::::::::::i' .:/'"´ ̄ ̄ ̄ ,.へ\
ガダ 「馬鹿野郎!!甘えてんじゃねぇぜてめえら!!
てめえらが突然襲い掛かってきたんじゃねえか!!
それがなんだぁ!?本部が襲ってくるだぁ!?何とかしてくれぇ!?
都合悪くなってコロッと寝返りやがってこのコウモリ野郎!!
手前ら全員001号のエサだ!青ちょびた面をエサにしてやるぜ!!」
001号は、あまり状況を理解してはいないが、ガダが怒っているので一緒に怒っている!
唸り声とともに一歩踏み出す001号。モヒカンには電撃がバチバチとはぜて、
その光が洞窟の壁に001号自身の影をおどろおどろしく映し出している…
影 「まあまあ、ガダさん…」
ガダ (いや、も少しビシっと言ってやったほうがいいかと…)
影 (あなた最後のセリフ言いたかっただけでしょ…)
ガダ (テヘ。)
影 (しかし…)
ガダ (ん?)
影 (進化の指輪………………興味がありますね。)
ガダ (・・・…ま、とにかくこの状況何とかしないとな。)
影 (私が皆さんと協議します。ガダさんはその調子で、
出来る限りの情報をコウモリ男から聞き出してください。)
影 「ふむ…そんな指輪が有ったとは予想外でしたね…どうしますかね…」
情報屋「予想外って言うか、身体検査もしないうちに001号さんが倒しちゃったから…」
ガダ 「そうそう。アクシデントだよ(汗」
鬼面導師「…」
影 「どうですか?実際問題、ここの戦力で迎え撃てると思いますか?
少なくとも、このヘルバトラー以上の将が2名いるようですし、
兵力も相当数のようです…
というより…ココの皆さんは、軍団ではない…のでは?
まとまって戦闘した経験はおありでしょうか?
ちゃんと訓練をつんだ戦闘集団とまともにやりあえますでしょうか?」
ガダ 「いいかてめぇら!!!!!」
ガダの怒鳴り声にあわせ、001号もウオー!!っと威嚇の叫びをあげる。
ガダ 「てめえらを生かすも殺すも、てめえらの態度次第だ!!
大人しく知ってることを洗いざらいしゃべるんだ!!
てめぇらの態度次第じゃ、安全は保障してやる!!
確かに、さっき言ったように俺達は元統合軍だが、
いろいろあって顔が広いんだ。バラモス軍にも世界中の森魔物軍にも顔が利く!(←ハッタリデス)
分かったらちゃきちゃき喋りやがれ!!返事は!!」
001号「うがあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
001号は恐ろしい雄たけびを上げた!
コウモリ男Aは驚きおののいた!コウモリ男Bは驚きおののいた!コウモリ…
キャットフライAは驚きおののいた!ハンターフライAは驚きおののいた!あやしい影は驚きおののいた!
ガダ 「001号、ちょっと静かに。」
001号「うが?」
569 名前:情報屋一行@規制 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2007/10/30(火) 18:59:46
ロン「まともに軍団と戦えるのはキャンドルぐらいじゃないかな?」
キャンドル「昔の私ならできたかもしれんが、今じゃ1対1が精一杯だ!」
情報屋「僕もハリセンで魔物の集団は落とせませんからね(汗)。
僕達はこんなもんですね…」
鬼面導師「…戦闘経験はほとんどありません。
呪文や特技はちゃんと使えますが、それでその軍団の相手ができるとは思えません。
私も、使えるのはメダパニとベホイミ程度なので…」
>001号は恐ろしい雄たけびを上げた!
情報屋は驚きおののいた!ロンは驚きおののいた!鬼面導師は驚きおののいた!
おばけキャンドルは微妙にビビった!
こうもり一同「うひゃー!」
ビビリまくる一同。
こうもりおとこA「ししし、知っていることといっても……」
こうもりおとこB「騎士団は、三騎将の指揮下である程度独立していて……」
こうもりおとこA「我らが知っているのは、黒翼騎団の事ぐらいです……」
そういって、色々と話し始める。
こうもりおとこC「黒翼騎団は、スバナーバ様配下の軍勢で、基地はシャンパーニ付近、
兵力はこうもりおとこ12人、アニマルゾンビ7匹、そしてギズモが5匹の
計24名で、来る決起の日にはシャンパーニの塔を制圧、そこを拠点と
して勢力を広げていくことを狙っておりました」
こうもりおとこD「後の二騎団は、デビルウィザードである炎呪のゲザードが率いる
炎呪騎団と……」
こうもりおとこE「てんのもんばんの鉄城のゲイナー率いる鉄城騎団ですが……」
こうもりおとこC「これら二騎団の情報は、兵力はおろか基地の設営場所ですら、他の
騎団の者は知りませぬ」
こうもりおとこB「そして、三騎将率いる三騎団の上に、緑滅の騎士様が率いる親衛隊が
居りますが、こちらの詳しい情報は……」
こうもりおとこA「……騎将クラスですら知らされておらぬと、以前スバナーバ様がおっしゃ
られておりました」
こうもりおとこE「知っているのは、正真正銘これだけで御座います〜ッ!」
影 「ふーむ……………
なんか、私ばかりでしゃばって意見言うようで申し訳ないのですが…
戦闘避けたいのであれば、
みんなで逃げ出すってのはいかがですか?
場所は、どこか心当たりがあればそこへ…なければ…
情報屋さん、どこかいい場所ありません?
私はバラモス軍関係には詳しいのですが、隠れ場所とかはちょっと…」
うはwwwwwwwwwwデビルウィザードに天の門番ですかwwwwwww
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
メモを取りつつ聞くガダ。
ガダ 「ふーん。おまえ等、スバナーバの率いる黒翼騎団24名、シャンパーニ地方、
ゲザードってのが率いる炎呪騎団、ゲイナー率いる鉄城騎団、
コレが3騎将だな?軍団詳細不明…と。
で!?その上に?緑滅の騎士?と親衛隊…と。
よし、まあいいだろう。なにか思い出したことがあれば、大小もらさず報告するように!」
001号と地球のへその魔物たちに目配せしてこの場を任せ、
影たちのほうへ行くガダ。
570 名前:情報屋一行@規制 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2007/10/31(水) 19:38:05
鬼面導師「逃げ出す…ですか?
キメラの翼は大量にしまってありますから、逃げようと思えば逃げることも可能です。」
情報屋「用意周到ですね。」
鬼面導師「何よりも命が大事ですから…」
情報屋「さて、逃げる場所というと…
また世界樹の森のご厄介になるというのもありますが、あまり迷惑をかけるわけにはいきませんよね…
こうもり男の皆さん。
その軍団は、逃げても逃げても追っかけてくるような奴らでしょうか?」
>影さん
まぁ、最上級種とはいっても、所詮インスタントです!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
こうもりおとこA「勿論、しつこく追ってくるでしょう。今は未だ、潜伏しつつ兵力を増強し、
この世界に確固たる地盤を築くために活動している段階ですから」
こうもりおとこB「自分らの存在をばらしかねない目撃者は、意地になっても消しに来る筈です。」
こうもりおとこC「ただ……兵力は少ないので、二正面作戦は無理でしょう。何か……ここを
襲うよりも、目撃者を消す事よりも急を要する事態が起こったなら……」
こうもりおとこD「正直、戦略的に高い価値があるとは言い難いここを襲うことはまず無いでしょう」
こうもりおとこE「ただ……そんな騒ぎ、そうそう起こる筈もありませんけどね……」
色々話しているこうもり一同。
そう言えばポーションが売ってたけれど
次あたり世界樹の雫とか売り出さんのかねぇ
何ならアモールの水でもおk、水だけど
とか通りすがりに一言
ガダのまとめたメモを見つつ会話を聞いているあやしい影。
影 「まあ、逃亡生活を暫くしていた私の経験からいいますと、
ここに戻ってこれる見込みがないなら、逃げないで別の手って方が良さげですね。
バラモス軍みたいに世界中にネットワークがあって、
どこに逃げても常に見つかる危険があるのならば…
いまいち相手の正体…どの程度の規模の軍で、どんな目的の集団か見えないので、
なんとも言えませんが…
しかし…デビルウィザードとか天の門番と言えば、天上界クラスの魔物です…
それから判断するだけでも、ちょっと我々では手におえなさそうですね…
逃げるか…抗戦するなら…バラモス軍なり、ロンさんや情報屋さんを通して、
世界樹の森北部軍を頼るなりするべきではないでしょうか?」
ガダ 「うーん、いまコウモリCが言ったように、人数少ないんじゃね?
個々のレベルは高けぇかもしれないけど…
まあ、3騎団のひとつが、最弱集団とはいえ24名しかいないんじゃ、
上級の騎団でも100人は超えないんじゃないかな?」
影 「それっぽいですね。
ここの皆さんは、大軍団…バラモス軍とかの庇護の元につくってあまり
望まれていない・・・と思うのですが、ここだけで対応するとすると・・・
ここの戦える人数って言うと、どんな魔物がどの位いますか?」
ガダ 「まあ、なんにせよ戦う場合も、真っ向勝負はナシだろ?
セコイ作戦は影さん得意だよな。」
影 「セコクないもん!」
ガダ 「コウモリの言ってる作戦はどうよ?」
影 「一時的に目をそらしても根本的な解決にはなりませんよね。」
ガダ 「時間稼ぎだろ?その間に本格的な作戦練るんだよ。
バラモス軍や北部軍に協力頼んだって、
今日話しに言ってすぐハイそうですかとはならないだろ?」
影 (なるような気もしますがね…)「しかし、具体的にどうします?
皆さん、どうしますか?」
影 「っていうか、ぶっちゃけ、まともに戦ってみます?」
ガダ 「wwwwwwww」
影 「仮に2騎団まとめて攻めてきたとしても、ボスAは001号さんで、
ボスBはジミ−さん呼び寄せて…キメラの翼でアープの塔に行けばタブン居ると思うし。」
ガダ 「wwwwwwww軍に帰ってたらどうすんだよwwww」
影 「セッテさんは…無理かな?」
ガダ 「wwwwwwwwwwwシラネエヨwwwww」
影 「まあ、ジミ−さん居るとして、っていうかさっきの話の様子だときっとイマスヨ。
あとは敵の兵隊達とココの皆さんでしょ?
ガダさんだってジミ−さんは例外として、シャーマン族じゃピカイチの戦士だし、
ロンさんやキャンドルさんもいるし…」
ガダ 「ピカイチとかいわねーwwwwwあと、ロンさんとか巻き込む前提かよwwwww」
影 「…なんでそんな笑ってばっかなんですか!?」
ガダ 「影さん、どうせ 自 分 は 戦 わ い や 戦 え な い く せ に く 言 う な とwwww」
影 「………orz」
>Y.S氏
むしろ美味しい水を売れと。
地獄の鎧さーん!!!
792 :
あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2007/11/01(木) 16:58:54 ID:JAXs95bI0
来るぞ来るぞ!書き込みが山のように、津波のように、ウワーっと来るぞ!!
794 :
ジミー:2007/11/01(木) 17:03:28 ID:JAXs95bI0
お!?影さん4周年かよ。
へー。ま、これからもガンバッテな。んじゃ。
795 :
ビルマー:2007/11/01(木) 17:05:48 ID:JAXs95bI0
なんじゃ!?影が4周年??
なんじゃそんなもん知るか!!ったく城の連中誰も仕事せんからブツブツ…
もっと秘書室動かさんか!バラモススレなのになぜバラモス軍の動きが全然ないのじゃ!!
まったくそれもこれもあの影めが軍を裏切ってブツブツブツブツ
796 :
歴史編纂室:2007/11/01(木) 17:12:44 ID:JAXs95bI0
鬼面導師「ヒマじゃの」
マミー 「ヒマヒマ。」
ゴートドン「あー、なんか、影さん4周年だって言ってたよ。」
ホイミン 「じゃあ記念に回想大量更新ヨ!」
鬼面導師「やるかのう…あいつこのごろサボってばかりじゃからのう…」
ホイミン 「このごろって、前からヨ!」
マミー 「あー、カユイカユイ…」
長老マージ「ほっほっほ。いつ終わるんでしょうな。」
ゴートドン「あ、そろそろ晩御飯の準備しなきゃ!お先に〜」
ホイミン 「おつかれ〜」
鬼面導師「わしらも帰ろうかの…何の話だったかの?」
マミー 「カユイカユイカユイ」
ホイミン 「マミーさん、ちょっと水分取りすぎヨ!」
鬼面導師「大変じゃのう。休暇とって、イシスへでも行ったほうがよいのでは?」
長老マージ「どうせヒマですしね。」
鬼面導師「なんか、別の話題じゃったようじゃが…」
マミー 「あーかゆいかゆい」
797 :
スフラン:2007/11/01(木) 17:17:17 ID:JAXs95bI0
影さんへ
お元気ですか。ゴンちゃんはまだ昏睡状態です。
4周年だそうですね。私達は秘書室長不在で目が回る急がしさです。
戦後処理はだいぶ片付きました。時々、影さんに浚われたあとの事を夢に見てうなされます。
これからも頑張ってくださいね。このお手紙をファンクラブのガルーダさん
(ルーダさん仕込みの拳法有段者です♪)に託しました。
ではまた。
ガダ 「別に俺らがいまさら何も…」
001号「うがー!」
ガダ 「あー、4周年おめでと。借金返済ガンバッテな…」
001号「うがー!!!」
ガダ 「なあ、001号、可哀想だから、飲み込んだ魔石返してやれないか?」
001号「うが??」
ガダ 「なんかこう…吐き出すとか…」
001号「うぐえええぇぇえぇえぇうええうえうええうええええ!!!」
ガダ 「わ、わかった、やらないでいい!」
001号「うが−−−!!!!」
001号は天に向かって吼えた!
閃光と轟音と共に、パハムートが現れた!!!!
ガダ 「あー、影さんもう残機ないから、それ駄目。」
001号「うが!?」
ガダ 「おまえ運動してこいよ…」
001号「うがー!!!」
地球のへそのそとから、001号とパハムートの戦う轟音と地響きが伝わってくる…
ガダ 「悪りぃ。借金かえす方法、一緒に考えるから、
…………………………………………………泣くなよ」
なんか名前欄一つ間違った気もしますが、まあいいでしょう!
皆さんの祝福確かに受け取りました!
これからも頑張りますので、どうぞよろしく!!!!
自分にホイミ!
そして華麗に800ゲット♪
571 名前:情報屋一行@規制 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2007/11/01(木) 19:47:30
影さんおめでとうございます!
---------------------------
鬼面導師「正面からですか??」
ロン「俺も?」
キャンドル「私は構わんぞ。さっきのフォークみたいに武器があるなら。」
情報屋「僕、人間ですけど…しかも商人ですし。」
キャンドル「いや、お前は別に戦う必要はないと思うぞ。」
鬼面導師「しかし、考えてみれば…この小さな集団のために
わざわざ他の軍に迷惑をかけるというのもナニですからな…
できるだけ私達だけでなんとかしたいというのも確かです。」
情報屋「戦力があるんですか?」
鬼面導師「この広い洞窟にはとにかく色々な種族がいます。
数ならそう負けはしない…とは思います。」
572 名前:情報屋一行@規制 ◆VbQnJB48ig 投稿日: 2007/11/01(木) 20:19:57
情報屋「具体的には?」
鬼面導師「えーと…
アントベア・火炎ムカデ・鬼面導師・キャットフライ・キラーエイプ・くさった死体・
殺人鬼・さまよう鎧・地獄のハサミ・地獄の鎧・スカイドラゴン・
ハンターフライ・ベビーサタン・ホイミスライム・マージマタンゴ・
魔女・マッドオックス・マミー・メタルスライム
…種族はこんなもんでしょうか。
はっきり数えたことはありませんが、私も含めて200名ぐらいはいるでしょう。」
ロン「俺戦えるのかな?体当たりぐらいしかできないけど…」
キャンドル「爆弾岩の本領発揮だ。大丈夫だろう。
問題は私だ…素手ではさすがに戦えないぞ。」
ベビーサタン「おいらの他にもベビーサタンがいるから、またフォークを貸してもらいなよ!」
メタルスライム「戦うんでしょ?そんな変な軍団やっつけようよ!」
さまよう鎧「上等だ。やってやろうじゃないか。」
キャンドル「またいつの間に…」
鬼面導師「こら、お前達!もしもやるとなったら命がけなんだぞ…!」