私達で力を合わせてストーリーを作って行くのだ!!!!!!
◆ルール◆気に入らなくても必ず上の話に続ける事
◆ 煽りや荒らしは無視しましょう。
★素晴らしいストーリーにしましょう。
セックスができりゃなんでもいい
3 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 16:10:15 ID:EareGyuK0
しかし人生レベル1では村娘Aとすらセックスできないのだった
〜序章〜
ラミス「んにゃああああ・・・・・今日も良く寝たな・・・・」
ラミスはネルビートという村の少年で村の農作業を日課としていた・・。
両親は昔どこかに出かけている間に魔物に襲われて死んだらしい・・。
しかし一人になったラミスを村の人々は暖かく応援してくれて
りっぱに成長し、16歳になった。
6 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 16:20:52 ID:EareGyuK0
>気に入らなくても必ず上の話に続ける事
>>1 これってどうなの?
続けてくれへんの?
朴念仁主人公と赤髪爆乳娘の恋愛物キボンム
ラスボス戦ターン制限あり。それ以内にクリアしないとゲームオーバーになるとか?
ジェノバやシンと被るから駄目かな。
でも緊張感は出る。
ん…ちゅぷ…じゅぽじゅぽ…んんー!はぐぅ…
11 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 17:26:19 ID:EareGyuK0
ぬぷっぬぽっ…
ラミス「いくっ!逝っちゃうよ〜」
しかしその時ルイザの動きが止まった
ルイザ「ハイ、おしまい!今日はここまでよ」
ラミス「ええッ!俺はまだ……」
ルイザ「続きが欲しかったらお金!お金!」
ラミス「ちくしょー@12Gしかねーよ」
ルイザ「薬草でもコスってしこってなッ!」
あわれラミスは小屋から追い出されてしまった
ラミス「せつねえ…ゴールド欲しいな…」
12 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 18:20:59 ID:0wj9Fd610
しょんねースライム倒しいって来るか!!
13 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 18:27:17 ID:5M/e6VC0O
ダースドラゴンが現れた!
コマンド?
ダースドラゴンは ラリホーを となえた!
ラミスは眠ってしまった
ラミスは起きた!www
ラミスの攻撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミス!ラミスはダメージを与えることができない!
ラミスのミス…ダースドラゴンはわらいころげた!
19 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/17(土) 13:52:48 ID:DR3pqdVg0
「さ、冗談はここまでだ」
ラミスは真剣な顔つきになった
「ダースドラゴン、君にお願いがあるんだ」
だが豪快に無視されて30メートルほど吹っ飛ばされた
ダースドラゴンはそのまま去っていった
21 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/17(土) 17:20:28 ID:fnM7F3iH0
ラミスは気絶→追剥コンボで
12Gと服、武器、所持品全て失ってしまった。
22 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/17(土) 17:32:57 ID:U1zWYhgB0
「失うものはもう何も無いぜ!」
街路を旅する女商人を襲った!
「キャー!」
相手の服も脱がし終え、あと一歩!・・・しかし
「キミィー!何をしてるんだね」
どうやら兵士が来たようだ!
ラミスはとうとう市民権まで失ってしまった
しばらく山に篭る事になる
23 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/17(土) 20:28:11 ID:q8VM0huKO
山を歩いていると死神の騎士が現われた!
24 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/17(土) 20:59:31 ID:r0hpoQfB0
死神の騎士の攻撃!!!!
ラミスは10のダメージを受けた!
ラミス「くっ・・・・・!!!!!!!!!!!」
死神の騎士「半端な動きだ。基本から勉強し直した方がいい。」
ラミス「てめえええええ!!!!!!!!!」
ラミスの会心の一撃!!
死神の騎士は200のダメージを受けた!!!
死神の騎士「ぬわーーー!!?なんなんだ!?今の圧倒的な素早さとパワーは!!!??」
ラミスは気絶した。
死神の騎士「・・こやつ一体何者だ?殺すにはおしい・・。鍛えればもっと強くなりそうだ・・。」
死神の騎士はラミスを自分の隠れ家である洞窟に連れてきた。
ラミス「ううん・・・ここは?き・・貴様!なぜ殺さなかった!!」
死神の騎士「ふっ・・お前には無限の可能性がありそうだ・・・・。私が貴様を稽古してやろう・・。」
ラミス「なに!!?」
こうしてラミスと死神の騎士との修行の日々が始まるのであった・・・。
25 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/18(日) 13:08:24 ID:4viXl8Nk0
ラミスは死神の騎士との修行でライデインを習得した。
装備は死神の騎士にもらった。
死神の騎士「まだまだおまえは強くなる・・・もっと修行して強くなれ・・・。」
ラミス「うん!!ありがとう!僕もっと強くなるよ!!」
ラミス「しかしなぜ僕にここまでやってくれるのかな?かな?」
死神の騎士「私にも昔師匠がいてな・・確かトンヌラという人間だったな。」
ラミス「そっかww悪者の魔物じゃなかったんだね!さようなら。少し悲しいけど・。」
ラミス「僕頑張って修行するよwwそれじゃ!バイバーーーーーーーーィ!!」
死神の騎士「ロンググッバイってやつか・・染みるのお・・。」
スタンシアラ王『つまらん!出直してまいれ!!』
27 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/18(日) 13:25:09 ID:4viXl8Nk0
ラミス「はい王様・・・貴族の服を着て出直してきます・・・」
貴族の服を得るため
さっそく貴族に追い剥ぎするラミス
29 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/19(月) 10:19:57 ID:pJjK0dwK0
ラミス「と、言うわけだ。脱げ」
貴族「やっておしまいなさいド○リアさん」
従者「御意」
しかしラミスは以前よりはるかに強力になっていた
数分後、貴族の馬車は血の海に沈んでいた
貴族「うっぎゃー!」
従者「ぬぽぽぽぽぽ!」
ラミス「大人しく渡せば命だけは助かったものを^^」
ラミスはすっかり満足した様子で、服を着替え去っていった
それを岩陰から憎憎しげに見つめる、金髪縦ロールの少女が…
少女「あいつ…お父様を!お父様を!絶対ゆるさない…」
30 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/19(月) 19:45:28 ID:Ud9FubAhO
少女『オレは怒ったぞ!!!ラミーーーーーース!!!!!
その頃ラミスはドサンコの町についていた。
ぶらぶら歩いていると1人の男が近付いてくる。
「その服は・・・・パッキャラマオーさん!?パッキャラマオーさんじゃないか!」
「はぁ?(俺が殺した奴のことか?)」
「何やってるんだ!早く来てくれ」
「だから人ちが・・」
「後で聞く!急がないと試合が始まっちまう!」
「ちょwww待・・おま!」
そのまま引き摺られて行ってしまった。
32 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/20(火) 00:19:17 ID:b/DqEvpPO
強引に知らない建物に連れてこられたラミス。
なにやら観客達が騒ぎにぎわっている。
実はこれ、この町ドサンコの名物競技、ドサンコ格闘祭りなのだ。
辺りいち面に強靭な肉体を持つ男達が戦いに向け体をならしている。
それにしてもこの男達、ムキムキである。
…と、ここでラミスの対戦相手が現れた。
いかにも強そうな男を前に『ふざけるな。 俺は戦う気はない』とラミス。
それもそのはず、彼ラミスは人違いでここまで連れて来られたのだ。
このままでは本当に勝負が始まりそうなのでここでネタばらし。
パッキャラマオーはラミスだったのだ。
これには相手も苦笑い。
それにしても自分で服を強奪しておいて他人と勘違いされるとはなんともマヌケな主人公である。
このあと、ラミスが闘技場を出て行ったのは言うまでもない。
ラミス『もう二度と服を強奪したりしないよ。 あんな目に遭うのはもう沢山だよ(苦笑)』
33 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/20(火) 09:45:18 ID:JuQFzpwl0
「さてとりあえずまた王様の所へ行くか」
相変わらずのんきなラミス
てくてく歩いていくとベンチに一人の男が座っています
「やらないか」
「やりません」
無視して通り過ぎようとすると…
後ろから痛恨の一撃!
「俺はノンケだって食っちまうんだぜ」
ラミス「四つん這いになれば市民権を返していただけるんですね」
アッー
35 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/20(火) 23:49:15 ID:dAOfv5ot0
ラミスは呆然としていた・・・。
ラミス「あんな奴がこの世にいるなんて・・・大魔王はもっともっと強いんだろうな・・フゥーーーん!!ハアアア・・・・・・興奮してきちゃったよ・・・ウッエッエッエッ・・・」
ラミス「とりあえずつまらんと追い返された王様を殺しに行こうかな・・・ウェッヘッヘッヘッへ・・・・」
ラミスは完全に危ない目付きをしている・・。
王様はどうなってしまうのだろうか・・・
36 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/21(水) 02:40:06 ID:LpWByqoj0
ラミスはこの極限の時、体のありとあらゆる小口が開かれるのを感じた・・。
ラミスの体から湯気が出ている・・・・。それを体の周りに集中させる・・・。
ラミスの体はオーラに包まれている!!!!!!!!!!!!!!!
ラミス「おおおおおおお!!勝てる!!これならどんな奴だろうと!!
はーーーーーーーーっはっはっはっは!!!!!!!!」
フォズ大神官があらわれた
「これ以上の悪事はさせません!」
メタルスライムはにげだした
39 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/22(木) 00:40:07 ID:q8Y5nUGp0
ラミス「モシャス(摸写ス)!!!??メタルスライムだったのか・・・・。かの有名なフォズ神官では
相手が悪いからな・・・。助かった助かった。」
ラミスは王様の元へたどり着いた・・・。
ラミス「王よ・・・先ほどの無礼許さんぞ!!!!!!!!!!!!」
王様「私はそこらの財力だけの王では無いぞ・・・!!!!!ほおおおおお・・・・!!!!!!!!」
ラミス「この魔力・・・!!!!!!!!!!!貴様!!先ほどの王では無いな!!!!」
王様?「ふぉっふぉっふぉっふぉ・・・良く気が付きましたね・・・」
フォズ神官「私の名はフォズ・・・・王に挨拶しに来た所で殺気を感じ、王に隠れてもらったのですよ・・・。
どうでしたかね、私のモシャスは?見事であったでしょう。ふぉッふぉッふぉふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっふぉ
ッふぉッふぉッふぉっふぉっふぉっふぉっふぉっふぉ!!ふぉおおおおおおっふぉッふぉッふぉ。」
ラミス「その薄汚ねえ笑いをやめやがれ・・この場でぶっ殺すぞ!!!!!!!」
フォズ神官「そういえば貴様の様な顔の親を森で見た事がありましたねえ。もうすでに死んでおりましたが。お前も・・死ぬか?」
ラミス「てめえええええええ!!!!!!!!!!!!!!」
フォズ神官「その前に名刺をどうぞ」
ラミス「あ、これはご丁寧に。どうもどうも」
ラミス(幼女・・・)
42 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/22(木) 10:59:00 ID:/Nteyg2r0
ラミス「・・・すみませんでした」
フォズ「はい?」
ラミス「俺が今まで間違っていました・・・」
フォズ「ラミスさん!とうとうわかっていただけたんですね!」
ラミス「ええ」
フォズ「私、うれしいです。これからは清く正しく・・・」
ラミス「幼女も一人の女として扱うべきだ」
フォズ「へ?」
ラミス「てめえは俺のカキタレになるんじゃ〜!」
フォズ「いやーッ?!」
ちゃ〜らららちゃっちゃちゃ〜♪(宿屋のアレ)
フォズ「うっ、ひぐっ、ひどいよ・・・」
ラミス「何も泣かんでも」
ラミスはめでたく(?)たらしこんだフォズ神官によって
職場を紹介してもらったのでした。
「というわけで ラミスさんは来月から辺境守備隊の隊長に就任してもらいます」
「隊長ねえ…」
不満そうに鼻を鳴らすラミス。
「ラミス隊長さん誕生〜!! パチパチパチ」
「フォズちゃんさぁ…… なんか俺、露骨に厄介払いされてない?」
「なんてこと言うんですか!!」
フォズはかわいらしく唇を突き出して怒り出した。
「だって辺境なんて」
「あのですね〜。自由時間が多い割に、危険地域の兵隊さんとして扱われて、高給をもらえるし
他より利率のいい、安定した預金プランが組めるんですよ。
年金もたくさん入るから、老後も安心というおいしい……」
ドン!!
「貴様…!さっきから聞いていれば、安定だの!!老後だの!!!俺を嘗めているのか!!!!!」
44 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/22(木) 20:55:22 ID:NUiMuJbo0
\\ / \__ / i
\\\( _,`二_ ノ
(⌒ヽ, イ /ノノ )))
\ ヽヽノ#゚ ヮ゚ノリ 甘ったれんじゃねぇ!
(mJ ⌒\
ノ ∩ / /
( | .|∧_∧
/\丿 | ( ラミス ) ぐふっ
(___へ_ノ ゝ__ノ
45 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/22(木) 23:21:47 ID:QmKYKsSx0
ラミス「ぐはああっ!!!!殴ったね!!親父にも殴られた事無いのに!!」
フォズ神官「このたわけが!!!!!!!!!!!!!
この世界には仕事をもらえず家計の苦しい家族がたくさん居るのです!!
貴様は大人しく辺境のモンスターを退治しなさい!!」
ラミス「は・・・はい・・。頑張り・・ます・・・。」
こうしてレダムドー城から10キロ離れた辺境の土地に着いたラミス。
ラミス「ここか・・・。腕の立ちそうな兵も沢山居るな」
フォズ神官「道案内はここまでです。それでは頑張って下さいね!ルーラ!!」
ビューーーーーーーーーン!!!!
ラミス「ちょ!!!ま・・待てえ!!!!!!」
副隊長レミルス「おおお!!あなたがラミス隊長ですか!!
副隊長レミルスと申します!よろしくお願いします!!皆の者、隊長に挨拶!!」
兵士達「ご指導の方、よろしくお願い申し上げます!!!!!!」
ラミス隊長「皆の者!!!この辺境の土地にはかなり強いモンスターが居ると聞く!!気を抜くで無いぞ!!」
兵士達「はい!!!」
ラミス隊長(ちょっと気分いいかも・・・にしても前の隊長は誰だったんだろう・・殉死したんだろうか・・)
こうしてラミスは辺境の土地の兵隊長を務める事となった。
46 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/22(木) 23:23:53 ID:29u/DLQJO
ラミスは何故か、おっきしてしまった。
ラミスは兵隊の看護、食事を作っている、ナディアに近付いた・・。
ラミス「ナディア・・・・ハアハア・・・」
ナディア「分かっています。これだけの男の中に女一人ではそうなりますよね。
他の方も良くそうなるんです。」
ラミス「ならば部隊の穴兄弟として、いただいておくのが義務だな」
副隊長「お待ちください!」
その時レミルスが荒々しくドアを開けて入ってきた
ラミス「なななな、何事かね?無粋だぞ!」
ベルトを外し掛けた状態で硬直している
副隊長「隊長!彼女は毒持ちですよ。いわばバブルスライム」
ナディア「仕方ないんです。知らない方と何人も交わっていれば、どうしても」
ラミス「ひょっとして前の隊長も・・・?」
レミルスは神妙な面持ちで(コクリ)と頷いた
ラミス((((;゚Д゚)))))
ラミスはようやく気がついた
この部隊にたれこめていた、戦闘の緊張感とは異なる深い絶望の正体に・・・
49 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/23(金) 14:21:33 ID:8N7zVZ0n0
ラミス「それで一体何の病気に?」
ナディア「私の口からはちょっと・・・・」
ラミス「何を躊躇っている。言え!みんなの命がかかってるんだぞ!!!」
ナディア「・・・・・・オマンコシタイシタイ病」
ラミス「な、なんだって?よく聞こえなかったもう一度」
ナディア「オマンコシタイシタイ病です」
ラミス「何病ー?大きな声で!!!」
ナディア「オマンコシタイシターイ!!!!!」
ラミス「・・なんて恥ずかしい女なんだ」
レミルス「お前が言わせたんやろ!」
ナディア「男の人が発症すると獣の雌ですら襲ってしまう様になるんです」
ラミス「ほう・・・ところでレミルスは大丈夫なの?」
レミルス「俺は『うほっ』ですから」
ラミス「キモ」
ナディア「オマンコシタイシタイ病は一度かかるとほぼ治療は不可能と
言われています・・・。それが高じると・・前の隊長のように・・死んでしまうのです・・・
ううううううっ・・・・・ううううっ・・・・」
ナディア「そして感染力はというと・・・セックスによってしか感染しません。
この過酷な軍事の中で発散する事は私も兵士達もセックスしか無いのです・・・。
この軍隊の中で感染していないのはレミルス副隊長・・。
そして・・ラミス・・あなただけです・・・」
ラミス「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ただでさえ死と隣合わせだって言うのに・・・・病気で死と隣り合わせになってしまうのは・・
ラミス「ちくしょおおおおお・・・俺はチキンだ・・弱虫だ・・できねえ・・・こわい・・・こわいよう・・・
こんないい女なのに・・・」
ナディア「これ以上被害を増やしてはいけません・・・。我慢をお願いします・・
あなたには不思議な運命を感じます・・・ここで死んではいけません・・・。」
ラミス「だめだああ!!!!!!!!ナディア愛してるううううううう!!!」
レミルス「た、隊長!・・これも宿命・・か・・」
部屋から出るレミルス・・・。
ナディア「いやあああああああああ!!!」
ラミス「よしよしwwwこれで思う存分密談出来るなwwwwww」
ナディア「え?」
ニヤリとほくそえむラミス。
ラミス「実はな…」
数時間後、普段作戦会議室として使われている小屋で、
ラミスの着任祝いと称したパーティが開かれた。
兵士「好きなだけ飲んでもいいってマジですかい?」
ラミス「もちろんだwwww料理もあるぞwwwwww」
ナディア「私が精魂込めて作りました♪」
兵士達から歓声が上がる。
兵士「おおお〜!」
兵士「そいや副隊長はどうしたんです?」
ラミス「伝令に出したwwwあんなホモ野郎がいると座が白けるからなwwww」
それを聞くと、兵士達は口々に喝采を述べた。
兵士「さすが隊長!わかっていらっしゃるwwww」
兵士「あいつ、ホモな上に堅物だからなwww」
兵士達「ラミス隊長ばんざーい!!!」
夜もすっかり更けた頃、宴会に興じていた者達は、
ぐうぐういびきをたてて眠り込んでいた。二人を残して……
ナディア「よく眠ってますね」
ラミス「うむww君の睡眠薬入り料理がよく効いた様だなwww」
そう言うと、ラミス達は兵士達を残した小屋に火を放つ。
しばらくすると、ラミス達の背後からレミルスの叫ぶ声が聞こえた。
レミルス「これは一体ッ…?」
ナディア「あら?副隊長、おかえりなさい。早かったですね」
レミルス「ちと忘れ物をしまして…それより、これは何事ですッ!?」
ラミス「何って燃やしてるんだよ♪罹患者を」
分かりきってる事を言うなとばかりに、両手をおどけた様に上げて苦笑する。
レミルス「ふ、ふざけるな!!!」
ラミス「まったく、帰るの早すぎだなレミルスwwwお前は病気じゃないから、助かるチャンスをやったのにwww」
ナディア「汚物は消毒が一番だわ♪」
天使の様な微笑みを浮かべるナディア。
レミルス「ナディア…君まで…?」
ラミス「彼女だけ俺の自腹で都の病院に入院させてやると言ったら、快く取引に応じてくれたよwwww」
ナディア「ウフッ…今までさんざん私を慰み者にしてくれたあいつら…いい気味だわ!アハハハハ」
彼女の笑みに、徐々に狂気が加わっていく。
ラミス「伝染病食い止めた上に、火災保険ガッポリで一石二鳥www
イヤイヤ、都から俺好みの女兵士補充してもらって一石三鳥wwwww」
レミルス「狂ってる!」
ラミス「そうかそうかwwwさて、君もそろそろ小屋に入っていただくとするかなwwwww」
ナディア「アハハッアハハハハアハハハハハハハハア!!!!!」
ラミス「ウヒヒヒッウヒヒヒヒヒッウヒヒヒヒヒ!!!!」
レミルス「いやだぁ…こんなのいやだああああああ!!!!!!!」
三者三様の叫びが、炎で明るく照り返された夜空へと吸い込まれていく……
レミルスは逃げだした
しかしまわりこまれた
レミルスは逃げだした
しかしまわりこまれた
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllll/ ̄ ̄ヽlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllll / ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii 試 も あ .iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii| 合 う き |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 終 ら |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 了 .め |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| だ ろ |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:. :. :. :. :. :. :. :. ‐‐--‐‐':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,.‐- 、 : : : :
廴ミノ
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55 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/24(土) 15:50:28 ID:HjYeRf5VO
しかしそんな狂ったナディアを見て、またしても、ラミスはおっきしてしまった。
56 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/24(土) 16:37:37 ID:pfyGRuQB0
ラミスはおっきしたまま気が狂いそうになってきた
更に運悪く周囲の異変を察知した辺境魔族の部隊が襲来した
「おいしそうな人間ね」
隊を率いるのは、まだあどけない少女に見える娘で
ルビーを思わせる赤色に輝く目と、肩までなびく艶やかな黒髪
その下からかわいらしくぴょこんとのぞく
小さなコウモリのような羽が印象的である
「女?おんな??おんあーっ!」
「ななななによコイツ」
俺は俺はもう・・・・・
「魔物相手でもかまわんですたい!」
ナディア「ダメです!ダメですよラミス隊長!相手は魔物ですよ。」
ラミス「あれっ。もしかして嫉妬してんの?」
ナディア「からかわないでください∩(><*)」
魔族「ふふふかわいいわね。あなたの彼女かしら。」
ラミス「違うって!こんな病人。」
ナディア「ひ・ひどい!」
ラミス「俺にはキミだけさ。えーっと。まだ名前を聞いてなかったな?」
(魔物)シャナ「私の名前はシャナ・・・灼眼のシャナよ!」
ラミス「シャナか・・・可愛い名前ではないか・・・。」
(魔物)シャナ「自己紹介は終わりよ!死になさい。こいつらの食料になるのね・・。」
魔物A「ぐへえええええ!!うまそうな人間だぜ!!」
魔物達「早く食わせろおおおおおおお!!!!!!!!」
ラミス「ふっふっふっふ・・・・これまでの旅によって俺の魔力はかなり上がった。
フォズに勝てないにしてもこいつらくらいなら楽勝だぜ・・経験値・・・稼がせてもらうぜ!!!」
ナディア「頼もしいですわ・・ラミスさん!。私も加勢します!!回復呪文はかなり知っておりますので・・」
シャナ「ふ〜んだ!!!負け惜しみもそれくらいにする事ね!!行け!!!!魔物達!!!!」
魔物達「ぅギャああああああああああああああああああ!!!!!」
ラミス「ナディア!!行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ナディア「はい!!!だてに辺境部隊の看護を何年も続けていませんことよ!!!」
魔物A「さっさと死ねえええ!!!!!」
ラミス「はあっ!!!!」
フォオオオン!!!!!!!!!!!!!!!
魔物A「消えた!???」
ザザザザーーーーーーーーー!!!!!!!タタッ!
ラミス「またつまらぬものを斬ってしまった・・・。」
魔物A「な・・・・なに・・ぐはああああああああ!!!!!!」
魔物B「「ぐはっ!!!!!!!!!!」
魔物C「おぼぼぼぼおぶるわあああ!!!」
ラミスは一瞬にして魔物3匹を倒した!!
ナディア「す・・・すごい!!」
シャナ「くっ!なかなかやるじゃない!!でもでも!!あんたなんかに私の部隊が負けるわけ無いんだから!!」
シャナ「いっせいにかかれえええええ!!!」
魔物D「てめえ!なにもんだああ!!!!うらああああああ!!!!」
ラミス「これから死ぬ奴に名乗っても意味ねえよ!!」
ジョジョジョ!!!!!ズバアアアアン!!!!!!
魔物の体は一瞬で3つに裂かれた!!
ラミス「もう終わりか?」
シャナ「ひるむな!!かかれえええ!!全力始終!!!!!!」
ラミス「お遊びはここまでにしよう・・・。ナディア、出番を作ってやれなくてすまないな。」
ナディア「いえ。(それにしてもここまで強かったなんて・・。)」
ラミス「はああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ラミスは部隊の40匹のうち30匹を一気に切り捨てた!!!
ラミス「残り10匹か・・・イライラするなあ・・のこりすぎだ・・。」
魔物10匹「うあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ラミス「修行の成果!!見せてくれる!!」
ラミス「はあああ・・・・ライデイーーーーーン!!!!!!!!!!!!!」
ゴロロッロオッロロロロロロロ・・・・・・・・・・ズッドオオオオオオオオオオオン!!!!!!!
ラミスのいかずちが敵グループを襲う!!!!!!!!
魔物10匹「おごおおごおごごぼぼぼぼぼぼぶるううわあああああああ!!!!」
ビリビリ・・・・ビリビリ・・・・
ラミス「笑止・・・・あとは貴様だけだな・・・」
シャナ「私の負けよ!!!!でも殺して良いなんて言って無いんだから!!!
仲間にして欲しいなんて思って無いんだから!!!」
魔物部隊隊長、シャナは仲間になりたそうにこちらを見ている。
ラミス「いいだろう・・俺が思うに根っからの悪い奴では無い・・・仲間にしてやろう。」
シャナ「仲間にしてなんて一言も言って無いんだから!!でも、仲間になって欲しいって言うのならなってあげてもいいわ!。」
魔物部隊隊長シャナはラミスの仲間になった!!
ナディア「あの〜〜私もつれってってくれますよね。」
ラミス「もちろんだ。ナディアには良い病院を紹介してやるという約束があるからな。」
ナディア「やったあ!!」
シャナ「ちょっと!わたしも居るって事を忘れないでよね!魔物だからって馬鹿にしないでよね!!」
ラミス「なんだよシャナ〜、馬鹿になんてして無いじゃないか〜。」
シャナ「うるさいうるさいうるさい!!」
こうしてラミスはシャナとナディアを仲間にして新たな冒険に旅立った。
一方、軍隊本営のあるレダムドー城…
「何ですって!」
場内の一角にある聖堂に一人の少女の声が響き渡った。
この国の軍政を一手に担う若き大神官フォズである。
その幼く愛らしい顔からは、哀れにも完全に血の気が失せ、
蝋の様に白くなってしまっていた。
「コンウォール地方に配備したラミス隊は壊滅したとのこと!!」
軽装な鎧に身を包んだ斥候兵が、そう報告した。
「詳細を述べなさい!」
「地元の村民の話では、魔物の部隊が押し寄せていたといいます。
恐らく奴等の火計により、部隊は…
しかし、ラミス様と他一名のみは生き残り、
奮戦の末に見事敵を撃退した模様!しかし以後の消息が知れず…」
無論、これはラミスの情報操作である。
魔物の来襲という予想外の事態を、一転して自らのアリバイへと利用したのだ。
「ラミスさんは…こほん、ラミス隊長は生存の可能性があるのですね」
フォズは不思議だった。
ラミスはかつて敵対し、自らの貞操を強引に奪った程の相手。
にも拘らず、そんな彼が無事である可能性を知って安堵している自分に…
(ラミスさん…今、どこに…?)
そんな思いを払う様にギュッと目を閉じて頭を振ると、彼女はふいに思い出した。
以前森の中で見た彼そっくりの死体を、である。
パンパンと手を叩くと、女忍者を呼び出して調査を命じたのであった。
62 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/25(日) 23:59:48 ID:pfCIZRbZ0
だが男はくさったしたいになっていた
腐った死体A、B、C、D「うおおおおおおお!!」
があらわれた!!!!だが魔物のむれはこちらに気付いていない!
女忍者「これは!!?フォズの記憶をたどりこの森にきたが・・・
なんだこの異様な空気は!!腐った死体だらけだな・・。
ここは腐った死体の生息地か!?・・・・どっちにしろ
この森の奥には何かがあることは確か!!!フォズ様にお知らせせねば!!」
一方、何のめぐり合わせか、ラミス一行もこの森に来ていた・・。
ラミス「とりあえず道なりにこの森に来てみたが・・・・・この森は嫌だな・・・」
ナディア「この森は・・・何とも言えない空気ですわね・・・。」
シャナ「この森は確かスライムの住みかだった静かな森だったはずよ・・。
前はこんな気味の悪い空気は流れてなかったわ。」
シャナ「腐った死体に変えられる為に何人もここで殺されたみたいね。
人間の死臭が物凄く濃いわ・・。」
ラミス「この森の奥には何かが居るようだな・・・。とりあえず一旦どこかの町に行こう・・・
ここにはあまり居たく無い・・・。頭がおかしくなりそうだ・・。」
ラミスは鬼気迫る表情をしている・・!!!!!
(まってくれ!!!!!!!!!!!!)
ラミス「え!?」
ラミスは懐かしさを覚える声を耳にした!!
ナディア「これは!?」シャナ「幽霊?!」
ラミスの父(ラミスよ・・・お前は覚えていないだろうが・・・お前の父親だ。
私は最後の力で喋っている。よく聞いてくれ・・。)
ラミス「俺にそっくりの顔だ・・・!父さんだ!!!!」
父(良く聞くんだラミス。私はふがいないことに魔物にやられてしまい、死んでしまった・・・
だが!!母さんはさらわれて生きているはず・・。母さんはこの森の奥にいるはず!!
ワシに代わって母さんのティナを助け出してくれ!!頼んだぞ!!
ワシの名はラミアスだ・・。覚えておいてくれ・・。いつまでも
見守っているぞ・・・・・。ラミスよ・・頑張るのだぞ・・・。)
ラミス「父さああああああああああああああああん!!!!!!ううう・・・うう・・・」
ナディア「・・・・・・・・」
シャナ「・・・・・・・・」
シャナ「ラミス・・・・私も手伝うから・・泣かないで・・」
ナディア「ラミス!!母さんはこの森の奥できっと生きてるわ!!助け出しましょう!!」
ラミスは決意に満ち溢れた表情をしている。
ラミス「俺・・・・絶対に・・・助け出す!!母さんを・・助け出す!!
そして・・・父さんの仇をとる!!!!!!!!!見ててくれ・・・父さん!!」
こうしてラミス達は森の奥に入って行った!!
森の最深部に付いたラミス・・・
ラミス「なんだここは!!!!?????」
ナディア「な!!!!!?????」
シャナ「・・!!!!??」
そこには不思議な空間の割れ目が開けていた!!!!!!!!
ラミス「行くしかねえ!!!!覚悟は良いか!!ナディア!!シャナ」
ナディア「ええ!!もちろんですわ!!」
シャナ「私だって!!!」
ラミス「よ〜し!!行くぞ」
空間の割れ目に吸い込まれていくラミス達。
不気味な城の中に出た。
ラミス「ここか・・ここに、母さんが!!!!!!」
ナディア「皆さん気を付けて下さい。邪悪な気配がぷんぷんします!!」
シャナ「なんて気味の悪い空気なの・・・・」
果たして城の最深部には何が待ち受けているのか!?
ラミス達はラミスの母ティナ、そして父ラミアスのカタキを探す!!
66 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/26(月) 18:47:21 ID:piyJoyus0
一方で息子を見送ったラミアスは森の仲間とマージャンをうっていた
死体A「で、息子さんにあったんだって?」
ラミアス「ホントたくましく育ってくれて・・・わしも一安心ですわ」
死体B「うちの娘は何しよるんかなあ・・」
死体C「ええのう。ラミスさんちは」
ラミアス「いや、それ息子」
67 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/26(月) 19:01:30 ID:aBORkhDMO
ラミス『キタ――――――(゚∀゚)―――――――――――!!!!!ダイサンゲンwww
その頃邪悪な城では・・・
ダイサンゲンがあらわれた!!!!!!!!ダイサンゲンの攻撃!!
ラミス「ぐはああああああああああ!!!!!
魔力が尽きてきた・・・・やべえ・・」
ナディア「ここの魔物・・なかなか強いですわ・・ああん・・・んああ・・」
シャナ「くっ・・・・・ハアハア・・・もっと・・・万全な状態で・・来るんだったわね・・・・・・」
ダイサンゲン「グあああああああああああああああああああ!!!!!」
ナディア「きやああああああ!!!!!!!!」
ナディアは死んでしまった。
ラミス「ナディアああああああ!!!!ちくしょおおおお・・・・痛みでうごかねえ・・」
ラミス「シャナ・・・逃げろオオ!!」
シャナ「逃げる力ももうないわ・・・・」
ダイサンゲンはメラミを唱えた!!!
シャナ「あはあああああん!!!」
シャナは死んでしまった・。
ラミス「こ・・・これまで・・なのか・・・ちくしょおおおおおおおおおおおお!!!!」
その時ラミスの目の前を閃光がほとばしる!!!!!!!!
ぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼおおおおおん!!!
ダイサンゲンをやっつけた!!!!!!!!!!!!!
フォズ大神官「どなたが戦っているかと思えば!ラミスさんではありませんか!!」
女忍者の知らせを受けたフォズが調査しに来ていたのだった。
その時女忍者を引き連れたフォズ大神官が調査しに来ていたのだった。
ラミス「フォズ!!・・・た・・頼む・・その二人を治療してやってくれ・・」
フォズ「わかりました・・・・ザオリーマ!!!!」
ナディアとシャナは生き返った!!!!!!!!!!!!!!!
フォズ「ラミスさん、あなたも・・べホマ!!!!!!!!!!!」
ラミスは全快した。ラミス「ふう・・・助かったぜ。サンキュー、フォズ神官。」
フォズ神官「なぜこんなところに?」
ラミスは事情を説明した。
フォズ「なるほど・・・ここにはラミスさんの母と父のカタキが居るわけですね。」
フォズ「私も手伝いましょう!!!ラミスさんには苦労をかけた様ですからね!!」
ラミス「ありがたい、礼を言う・・。そちらの方は?」
フォズ「私の側近の一人です。殺人術を極めた女とでも言いましょうかwww」
女忍者「私はフォズ様の側近、どこまでも付いて行きます。」
ラミス「よーーーーし!!!!!!!頼もしい仲間が増えたところでもういっちょいってみっか!!!」
シャナ「うるさいうるさいうるさい!!!!!私の事を忘れないでよね!!!」
ナディア「なんにしても助かりましたわ。ありがとうございます!!フォズ様!!」
フォズ「おやおや・・ラミスはモテモテでは無いですか。ほっほっほww」
70 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/27(火) 01:46:43 ID:1C2Z6uqiO
女が沢山居る中、ラミスは変な事を考え始め、だんだんおっきしてくるのをフォズに見られてしまった
フォズ「勃起!!!!!」
ラミス「ちちっちちがっ・・・・・ここここれは
その
ベホマのしわざですwwwwwwww」
ホイミ「と ん で も な い や っ ち ゃ で !ベホマのやつは!」
ラミス「役立たずキタコレwwwwwwwwww」
ホイミ「最近どいつもこいつもベホマベホマ。あほの一つ覚えか」
ラミス「ホイミ一回でたった30wwwwwwwwww」
フォズ「その点ベホマは完全回復ですしね」
ホイミ「おい、そいつの肩持つんか?」
フォズ「コストパフォーマンスもいいし・・・」
ホイミ「フォズ・・・お前いつからそんな効率っ子になったんや?」
ホイミは大きくため息をついて語り始めた
ホイミ「なあ、回復呪文の苦手だったお前が、
試験の前にはじめて私を覚えた時・・・
覚えとるか?心のそこから喜んでくれたな?」
フォズ「あ・・・」
ホイミ「一生大切にしてやる そう言うたな?」
フォズ「はい!確かに言いました!」
フォズは思い出した
夕焼けを背に一人河川敷でホイミしてた自分を
そして涙が止まらなくなった
ぽろぽろ
ぽろぽろ
フォズ「ホイミ・・・いつも私を見守ってくれていたのね
ありがとう・・・本当にありがとう」
シャナ「この大事な時になに漫才してるのよ!!」
ナディア「緊張が和らぎましたわw。」
女忍者「いつみてもフォズ様の漫才はおもしろいわ。」
ラミス「フォズ神官・・俺は新たな魔力の予感を感じている・・・。
見てみろ・・・・さっき飲んだエルフの飲み薬で魔力を回復させたあと
力がみなぎってきたんだ・・どうやら相当レベルUPしたみたいだ
ちょっと見てみてくれ。はああああああああああああ・・・・」
ラミスは気を入れ片手に力を集めた・・・。
ラミス「どうだ?」
フォズ「こ・・これは・・この短期間にこれほど腕をあげるとは・・・
末恐ろしい子だわさ・・・。」
ラミス「だろ?こんなこともできるんだぜ。手に魔力を込める!!!
はあああああ・・・・」
ラミスの手の周りでいなずまのような塊ができた・・・。
さらにそれは伸び、剣のような形になった!!
フォズ「これは!!これはもしや伝説の勇者しか使えないとされる、ギガスラッシュでは!!??」
ラミス「なんか体が勝手に覚えてるみたいなんだよ・・。俺は勇者の血をひいてたのか・・」
フォズ「ためしにその剣を振るって見てごらんなさい。」
ラミス「ん?こうか?」
ブオオぉおおおおおオオオオオン!!!!!!!!ずどごごごおおおおおおおおぼぼぼぼぼぼぼb!!!!!!!
剣から雷の塊が飛び出し城の壁1帯を粉々に粉砕した!!!
ラミス「??!!!!!!!!!・・・なんて威力だ・・・俺はこんな力を・・」
フォズ「やはりそうですね・・この威力・・間違いありません。あなたは勇者の子孫です・・・!!!!!!!!」
三井寿『安西先生…バスケが…したいです…』
ナディア「ディーフェンス…ディーフェンス…」
フォズ「どうしたのナディア。しっかりして!」
ナディア「こーいつは要チェックや〜…」
ラミス「ス○ダンの夢を見ているのか?」
シャナはぐっと目を閉じている。
ラミス「シャナ?まさかお前まで…」
不意に沈黙が破られた。
シャナ「そこッ!」
収束した魔力、バギマを飛ばす!
一見何も無い空間が裂け、そこから黒フードを深く被った魔法使いが現れた。
???「クク…なかなかやりおる」
シャナ「私にちゃちなメダパニが効くと思わないことね!」
シャナ「私の炎をくらいなさい!!!!メラゾーマ!!!!」
黒髪が紅蓮に染まり灼眼がきらめいた!!
しかし炎は魔法使いの前でかき消された!!!!!
シャナ「何!?」
レムール「ほっほっほ・・・・なかなかやりますね。しかし私に魔法は効きません。」
レムール「私はこの城の主ラーマ様の側近レムールと申します。
侵入者は殺してしまいましょう。」
ラミス「丁度いい・・・試してやるぜ!!!!!!!勇者の血を!!!」
フォズ「ラミスさん!!今こそ使う時です!伝説の力を!!!!!!!!!」
しかしラミスはレムールを見つめたまま、動こうとはしない。
フォズ「ラミスさん・・・?」
ラミス「おまえレムール!レムールじゃないか?」
女忍者「お知り合いなのですか?」
ラミス「中学の同級生だよ。二年ぶり?今何してんの?」
レムール「だからぁー!ここの城主の側近!」
ラミス「それ先に言えよ」
レムール「言ったって!」
フォズ「言ってましたわ」
シャナ「私も聞いたよ」
ラミス「き・貴様ら・・・俺を裏切るのか???」
フォズ「そんな大げさな・・・」
ラミス「許さん!俺は許さんぞおおおお」
グゴゴゴゴゴゴ
辺り一帯に無差別にライデインを放ち始めた。
バキバキと激しい音をたてて爆ぜる森の木々!!
すると城の奥から、緑色の服を着た、ラミスの腰ほどの身長の妖精が、
子供の様な甲高い声で叫びながら駆けてきた。
妖精「うわああああああ!!!!!やめてくれポー!!!」
ナディア「あらあ〜?かわいらしい妖精さんですわ〜」
レムール「ラーマ様?!ここは危険です!お下がりください!」
ラミス「死ね死ね死ね!!!お前ら氏ねじゃなくて死ね!!!!」
ラーマ「やめるポー!!!森が壊れてしまうポー!!!!」
ラミス「ぐあああああ!!!語尾がムカつく!!!!!!」
更に激しくなる雷の嵐!
フォズ「キャー!」
レムール(ラミスくん・・・これほどとは・・・!)
ラーマ「うんぬうう〜。こんクソガキめがっ!」
不意にラーマの声が威厳のある、ジジイの様な声色に変わった。
そして彼がさっと手をかざすと、瞬時に雷は消え、
ラミスの口だけがパクパクと動いていた。
ラミス「・・・?・・・!?」
シャナ(早い!)
ラーマは詠唱の挙動すら見せぬ速度でマホトーンを発動してのだ。
ラーマ「・・・全員お尻ペンペンしてやるポー!」
78 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/27(火) 21:24:17 ID:yh+d9OmT0
ラミス「そりゃこっちのセリフだ!てめえのケツに★#$●@ぶちこんでやるぜ!」
それを聞いて女忍者は濡れてしまった
しかしさいわい誰も気付かなかった
ラミス「うちのカーチャンを拉致監禁しやがって!」
レムールのチンコが勃起した
フォズが気付いたが、空気読める彼女は見てみぬフリをした
ラーマ「はあ?言いがかりはよすポ!」
ラミス「しらばっくれんじゃね〜北チョソ野郎!ティナという名前に聞き覚えがあるだろう」
ラーマ「!…おまえ“まじょティナ”の息子ポ!?」
ラミス「マゾ!?」
ナディア「なら監禁調教されても不思議じゃないですわね」
真っ赤になってうつむいているシャナ
ラーマ「冗談はよすポ!あの魔女を封印するのがどれだけ大変だったか…」
ラミス「俺の母さんが魔女だと……?」
ラーマ「とにかく!彼女のせいで森はこんなになってしまったポ」
彼らが話に夢中になっている隙に、シャナはひっそりとレムールを刺し殺しておいた。
レムール「ううううう。。。。ラーマ・・さ・・・ま・・・。」
レムールは一撃で殺されてしまった。レムールはボンッと言う音と共に消え去った!!!
シャナ「ベンズの中期型のナイフ・・・0・1ミリグラムで大王イカも動けなくする猛毒のナイフよ。」
ラーマ「レムール!!!!!!!僕は怒ったポよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ラーマの子供のような小さな美しい体からどんどん魔力が溢れ出し、
体を異形の形に変えていく!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バシュウウぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・・
何とラーマは体調3メートルもの魔物に姿を変えた!!!!!
その口からは鋭い牙が生え、体の所々からまがまがしいツノのようなものが顔を覗かせている!!。
その口からオドロオドロしい太い声が出る。
ラーマ「こちらが大人しくしておればいい気になりおって・・・・
そのハラワタをぐちゃぐちゃに引き裂き喰らい尽くしてくれよう!!」
ラミス、女忍者、フォズ、ナディア、シャナ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ラミス「正体を現したな!!!化け物め!!!今こそ父のカタキを討ち、母を取り戻す!!!!」
ラーマ「貴様の父親のように腐ったねずみのように死んでいくが良い!!!バッファッふぁッふぁ!!!」
ラミスの表情が一変、怒りに燃えた顔になった!
ラミス「殺してやる・・・・・殺してやる・・・・・・
たとえ悪魔と呼ばれても・・・・敵は地獄へ叩き落す!!!!!」
その時ラミスの手の甲に不死鳥のような紋章が表れた!!!!!!!!!!!!
81 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/28(水) 14:47:19 ID:K55IS45EO
ラミス「俺は海賊王になる男だ!!!!!!ギガスラーーッシュ!!!!!!」
::::.::.:.::. .:.:.:.::::.:. , イ::::_:::::::::::::::::::::::.::::::::ハ
:::.:.:.:::.: . . :.:.:.:./´__ '"´ノ-イ/:::/!:::/:::::::::::ト
:::::.:.:.: :. . ::::::! ,r不、¨``'j/イ_ j:ハ:/イノ
/::.:.:.:.: . . :::.:.:: ` __ゞ'- ` /{らヽ7/´ ′
/.::::::`、::.:.:.....::::::/>!  ̄ l`‐'"/,ノ
/ ̄ ̄ ̄ ヘ:::::::::::::/ / ハ ヽ、_ - '′ ノ´ ギガスラッシュをくらえ
/ ハ |ヘ::○:ノ} , ´ ヽ `ー `´ ハ
/ ハ ゝ:::|」:;イ | \ ´ /l ト、
. / '. __ '¨T¨!::::::|∠| `ー- 、 `¨´ | ハ ``ヽ
ノ ', { _|::::/_ ハ、 ` '´ ¨ } | | ハ
_ ヽ } ¨¨¨¨¨`ヽ二ノ | | l | , |
/ >r{ -------ノ ハ | l | | / |
/!¨¨|く ___ハ ハ j j j |'
| {/ヽヽ __ノ ヽ ヽ. / / |
| ヽ X ><77ノ \ ヽ::::..... / / |
フォズ『てかラミスってダレ?
ラミス「フォズ!!寝ぼけるなあアア!!!!ライデイン!!!!」
フォズにライデインが直撃!!!
フォズ「この痺れる感じィ・・・・・目が冴えてきますわア・・・あは〜〜ん・・」
ラーマ「ぶるわああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
ラーマの体は真っ二つになった。いや、ギガスラッシュが直撃場所が消滅したのだ!!!!!
ラーマ「ワシが・・・ワシが貴様のような・・グヮアキに・・・ごわあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
ボーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!
ラーマは死んだ。
ラミスの紋章ギガスラッシュはとてつもない威力だ!!!
城が揺れている!!!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
フォズ「逃げましょう!!ラミスさん!!」
ラミス「そんな、まだ母さんが!!!くそおお!!!」
フォズ「さあ皆さん!!私に掴まって!!
フォズ「リレミト!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フォズ達は城の外に出た。
空間の切れ目を残しどんどん崩れていく城・・・・・
城が全て崩れた後、牢屋が現れた!!そこには沢山の人が囚われていた。
ラミス「こんなにも人がさらわれていたのか・・・もしかしたら母さんもこの中にいるかもしれない!!」
シャナ「探すわよ!!!ラミス!!」
ナディア「この人数・・・骨が折れそうですわ・・」
ラミス「やるしかねえ・・・探すぜ!!母さん!!」
女忍者「待て、人探しならいい道具がある・・」
女忍者「霊界七つ道具!!イタコ笛えええええ!!!!
これは強い魔力を持った者にしか聞こえない。勇者の子を産んだ魔女と呼ばれた方だ・・
恐らく相当な魔力の持ち主だろう・・必ずや耳に届くはず!!」
フォズ「なるほど・・!!その手がありましたね!!」
謎の男「ふふふ、いい音色だ。おかげで貴様らを探す手間が省けたぜ」
フォズ「だっ、誰だ!」
ナディア「え?」
シャナ「!?」
ラミス「まさか・・・」
謎の男「そう!俺の名はかの有名なそぐぎゃああああ!」
いきなり背後から刺された男は死んでしまった!
ラミス「あんたのことは忘れないぜ…誰だかわからないがな!」
フォズ「誰だかわかんないけど、さようなら」
ナディア「何か私たちに伝えようとしてたんじゃないかしら」
シャナ「そんなのどうでもいいの、母さんを探すよ」
90 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/29(木) 16:51:11 ID:6vOuON3R0
ラミス「ちょっとまて!この男の所持品漁っていこうぜwwww」
フォズ「なんとあさましい・・・」
ラミス「ヘヘ、なかなか金目のもん持っているじゃねーか!・・・ん?この紙クズは・・?いらね」
女忍者「おまちくだされ!どうやらこの城の地図みたいでござる」
ラミス「字が読めねーよ」
フォズ「・・牢屋の奥に封印の間とやらがあるようですわ」
ナディア「お母様はきっとそこにいらっしゃるはずよ」
囚人「ぐひひひ・・ここはとおさねえ!」
シャナ「ベギラマで一掃」
ドゴーン
ラミス「ごくろう・・・なんなんだこいつらは」
一箇所牢屋の壁がせり上がってる部分があった
そこを押すと壁が横にスライドする!
ゴゴゴゴゴ
隠し部屋が現れた!
ラミス「いよいよ母さんに会える・・・!」
薄光の毀れ出る棺の中
一人の女性が眠っていた
ラミス「母さ…母さん?」
へんじがない ただのしかばねのようだ
うんこをもらした
93 :
ティナ:2007/03/29(木) 18:44:01 ID:z0O0RkFC0
v――.、
/ ! \
/ ,イ ヽ
/ _,,,ノ !)ノリハ i
i jr三ミ__r;三ミ_ ヽ
l ,iヾ二ノ ヽ二 ハ ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ、.l ,.r、_,っ、 !_, < おはよう 私のかわいい息子よ よくぞここまで来ましたね
! rrrrrrrァi! L. \______________
ゝ、^'ー=~''"' ;,∧入
,r‐‐'"/ >、__,r‐ツ./ ヽ_
/ / i" i, ..: / / ヽ-、
./ ヽ> l / i \
ラミス「うそだッ!!!!魔女と呼ばれる程の魔力が貴様には無い!!」
/ / / | /| /:::/:.:.:.:.:.:.:|::::::
/ 〃 i .::| /:.:.| |::l::|:.:.:.:.:.:.:.:|::::::
,゙ /| | .:::|. \|:.:.:.:| |::l::|/:.:.:.:.:.:j/::
! ,' ! ::| ::::|!. ,ィ|≧ゝl、_.;|::ィ|/_:._/ィllヘ
l ,' │ ::|:.. ::::|く/ {ひlll|::|ヾ|:.N:.::´〃ひlllリ::
ヾ '、 |\ ::::|:.\\こソ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:、、\こソ
'、 :| \ :::\:.:._,、__彡 _' -─ 、`゙ー=
ヾ、/.::>:、:;ヽ、__ /ーァ''"´ ̄ ヽ
/ .::::::::::::::::ヘ ̄ {|::/ }
/...::::::::::::::::::::::::::\ V j}
ラミス「そして!! 小さい頃に村で神父に読まされた戸籍謄本には
俺の母さんは父と14歳で結婚し、すぐに俺を産んだと明記されていた。
両親は俺が1歳の時に森で失踪している・・。今年俺は16歳になった・・。
つまり!!!俺の母親は今年でおよそ30歳になるはず!!!!!
貴様の様なババアなはずが無い!!!!
貴様!!何者だ!!!正体を見せろ!!!」
まさに怒涛の突っ込みだった
96 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 00:35:36 ID:6Idg9oLG0
___
< ____ヽ
) / ● ●ヽヽ
| | | |
ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄丿\
./ _ ̄ ̄ ̄ /´> ) 忍者じゃねーか!
(___)______/ (_/
| ────/
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
97 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 03:46:35 ID:p6keeS4z0
v――.、
/ ! \
/ ,イ ヽ
/ _,,,ノ !)ノリハ i
i jr三ミ__r;三ミ_ ヽ
l ,iヾ二ノ ヽ二 ハ ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ、.l ,.r、_,っ、 !_, < 私が誰かって? うふふ、それを知ってどうするのさ?
! rrrrrrrァi! L. \______________
ゝ、^'ー=~''"' ;,∧入
,r‐‐'"/ >、__,r‐ツ./ ヽ_
/ / i" i, ..: / / ヽ-、
./ ヽ> l / i \
v――.、
/ ! \
/ ,イ ヽ
/ _,,,ノ !)ノリハ i
i jr三ミ__r;三ミ_ ヽ
l ,iヾ二ノ ヽ二 ハ ノ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ、.l ,.r、_,っ、 !_, < いい加減にしないと女性差別で訴えるよ!
! rrrrrrrァi! L. \______________
ゝ、^'ー=~''"' ;,∧入
,r‐‐'"/ >、__,r‐ツ./ ヽ_
/ / i" i, ..: / / ヽ-、
./ ヽ> l / i \
ラミス達は棺の蓋をそっと閉じた。
シャナ「ある意味魔女だわ」
女忍者「魔女だな」
フォズ「魔女ですね」
ナディア「道理で封印される訳ね」
ラミス「オカアサーン?オカアサーン!」
フォズ「あきらめなさい!真実はここにあるのよ!」
そこに瀕死のラーマが血塗れの体を引き摺りながら現れた。
ラーマ「そやつの封印だけは解かせる訳にいかん……」
ラミス「ああ、それもういいよ」
ラーマ「えっ!?もういいの!?」
ラミス「もういいからしばらく一人にさせてくれよ……」
そう言うとラミスは仲間達を置いて駆け出した。目からはとめどなく大粒のしずくがこぼれ落ちていた。
気が付くと知らない土地に来ていた。
===============糸冬了===================
101 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 11:06:38 ID:Xn3UInkc0
エピローグ
女忍者「みんなご苦労さん」
ナディア「え、打ち切り?」
ラミス「そんな、私たち頑張ったのに」
フォズ「作品というものは人気無かったら終わる運命なのよ」
ラーマ「ひどいなー、なんも解決してないのに・・・」
女忍者「ところでなぜ私の名前を聞いてくれないの?」
フォズ「それは・・どうでもいいと思ったから」
シャナ「お前たち結構酷いな・・・」
今度こそ
===============糸冬了===================
104 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 12:33:53 ID:Xn3UInkc0
第二部開始
105 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 12:41:08 ID:HFHpw3IoO
あれから1000年後ー
年老いたラミスは成田空港内を歩いていた
ティラミス「はアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!」
ラミスは勇者の血を続かせるためシャナと結婚し子供を産んでいた。
1000年前・・・
シャナ「やっぱり私を選んでくれたのね・・・・嬉しいわ・・・。」
ラミス「一緒に二つの世界の均衡を守っていこう。ナディアは病気で死んでしまった。天寿をまっとうしたんだ・・。」
シャナ「そうね・・・。愛してるわ・・ラミス・・・ちゅ・・」
ラミス「ちゅぷん・・・・ちゅぷれrp・・・・」
水晶で二人の情事をみつめるフォズ。
フォズ「幸せになるのですよ・・・あなたの未来の子は私が守りますから・・」
ラミス「ワッフル!ワッフル!ワッフル!ワッフル!!!!!」
シャナ「スイート・・スイートな、お・あ・じ・・・・」
ラミス「ワッフルワッフルワッフルワッフル!!!!!!!!」
シャナ「ちょれびあ〜〜〜〜〜〜〜ん・・・ハアハア・・・」
そうして子を産み、勇者の血が絶えることなく1000年後・・・・・
ここに数奇な運命を持った若者が一人・・勇者の血を受け継いだ・・ティラミスである。
ここはライフコッド・・山の精霊に守られる、静かな村である・・・・
ターニア「うわっ!!」
ターニア「大丈夫?!!おにいちゃん!?ずいぶんうなされてたみたいだけど・・・。」
ティラミス「ハアハア・・・・あ、ああ、ずいぶんと恐ろしい夢だった・・」
ターニア「・・?あ、そういえば村長さんがお兄ちゃんに用があるからあとで来てくれって言ってたよ。」
ティラミス「わかった・・今から行って来るよ。(さっきの夢は一体?)」
ティラミス「そういえば今回の村祭りはターニアが精霊の使いをやるんだろ?頑張るんだぞ。」
ターニア「うん!!ありがとう!あ、もしかしたら村長さんの用事それ関係のことかも。」
ティラミス「ま、行ってみればわかるさ。行ってきます。」
ターニア「行ってらっしゃい、お兄ちゃん!」
108 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 13:24:30 ID:R2XxkaBE0
ティラミスはこけた
―と、次の瞬間、信じられない光景がッ!!
一人の男が立っていた
「私の名は魔王エンディング。この世界を終わらせてやる」
111 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 13:39:00 ID:R2XxkaBE0
エンディング「ふふふ、勇者の血筋はティラミスの死をもって絶えるのだ!この攻撃を食らえ!」
ティラミス「はははは!!!ランドは相変わらず面白いなww
だけどあんまりそういう事ばかりやると
また「ランドのバカ」って落書きされるぞ。w」
ランド「へへへ。ところでアニキ、ターニアちゃんいるかな?」
ティラミス「ああ、家の中に居るはずだ。」
ランド「ほんとに?ターニアちゃ〜〜ん!!!!」ランドはティラミスの家に猛ダッシュした!!
ティラミス「全く、ランドはターニアにゾッコンだな。ま、村長の家に急ぐか。」
ていうかただの6じゃん
ヤムチャ「俺を活躍させろーっ!
115 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 13:53:29 ID:1i0lHuGl0
ブルマ「オッスおらクリリン、絶対見てくれよな」
村長の家に向かうティラミスの前に立ちはだかるヤムチャ
このあと どうなってしまうのか
117 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 13:55:13 ID:ntyFNagVO
ティラミスはワンセグでアニメを見ておっきしていた
118 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 13:56:15 ID:1i0lHuGl0
しかしふいに風がふいてスカートがめくれた
119 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 14:01:47 ID:6NlTcHhN0
なんだ男か
120 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 14:05:16 ID:FhH/ylO30
ティラミス「やん♪」
121 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 14:10:11 ID:6NlTcHhN0
ティラミス「アニメの女の子とつきあいたいなー」
122 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 14:10:52 ID:+Q63u0Y/0
ティラミスよりモンブランがすきだ
村長「ティラミスよ、お前に用事というのはだな、
今年の村祭りに使う精霊の冠を取ってきてほしいのだ。
冠の職人が居る町ははこの村から山を下り、北西にあるはずだ。どうだ?行ってくれるか?」
ティラミス「はい。もちろんですよ。ターニアの被る精霊の冠は俺が持ってきます。」
村長「頼んだぞ、ティラミス。そうそう、精霊の冠を買うには金が居るからな。
この村の民芸品を持って行き、売った金で買うといい。」
ティラミス「それではさっそく行って参ります。村長。」
村長「うむ、気を付けてな。」
ティラミス「ターニア〜〜、」
ターニア「なあに?お兄ちゃん。村長さんの用事のことかな?」
ティラミス「ああ、俺が精霊の冠を取に行く役になったんだ。」
ターニア「ほんと!!うれしー!お兄ちゃんが取ってきて私が被るんだww
兄妹で大変だねw。お兄ちゃん、気を付けて行って来てね。
私も精霊の使いとして頑張るから。それじゃ、いってらっしゃーい!!」
ティラミス「ああ、行ってくるよ。」
124 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 14:18:30 ID:QtAmCtdF0
>>123 ていうかオリジナルじゃねーじゃん、こら6ヲタ
ティラミス「こんな道は慣れたもんだな。うん・・?ランドか?ランドじゃないか。何してるんだ」
ランド「おお、アニキ!!ここらへんの魔物は強くないし昼寝してたんだよ。
話は村長から聞いたよ。精霊の冠を取りに行くんだろ?
アニキが留守の間は俺がターニアの面倒みるから安心してくれよな。
俺、見かけでいつも誤解されるけど根は結構真面目なんだぜ。
だから俺とターニアの事も考えておいてくれよな、ア・二・キ!!
126 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 14:37:39 ID:MsqXB+BO0
なんだ、荒らしか
127 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 14:45:49 ID:6NlTcHhN0
ティラミス「んー?おまえ誰だぁ〜?」
ランド「ど・どうしちゃったんだよアニキ!オレだよランドだよ!オレランドだよ!」
ティラミス「知らんな」
ズバッ!
ティラミス「ターニアに手を出すやつは誰一人許さん
村長お前もだ!」
村長「な・な・な」
ターニア「くすんくすん;;言うこと聞かないと村から追い出すって無理やり;;;」
ズバッ!
128 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 15:09:21 ID:7aGZI6eu0
ターニア「ギャアアアア」
129 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 15:11:48 ID:kOPORgyl0
王様なら初期装備に銅の剣はやめれw
最低で力の盾・稲妻の剣・鋼のよろい
130 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 15:19:04 ID:BD0mIlDM0
王様「そんなもん最初からあったら、俺が魔王退治にいくわ。ヘボ武器しかないから勇者という捨て駒使っとるんだ」
131 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 15:19:12 ID:6NlTcHhN0
ティラミス「うわああああああーニアアアアア????だれがこんなことウォーー!」
128〜131急に書き込みが増えたと思って調べてみたら同じ家からじゃねーか。
とりあえずsage荒らすな
せめてなんでもいいからストーリーを繋げろ。
133 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 15:55:29 ID:lW51VzOBO
―と、僕はこんな夢を見ていた。
しかしそれはパンティーだった
>>132 特定できたんなら128〜131が、どこの市町村からアクセスしてるか言ってみろ
136 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 16:19:42 ID:6NlTcHhN0
夢のパンティーを手に入れた
137 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 16:28:38 ID:JAyy0KKW0
ティラミスはパンティーをはいてみた
ターニア「きゃあ、お兄ちゃん何してるの?」
ティラミスはパンティーを頭にかぶり、これは兜だとターニアを説得した
ターニア「じゃあ私の兜もどうぞ」
ターニアはおもむろにパンティーを脱ぎ始めた
なんと幸せの兜を手に入れた!
ティラミスは自分のパンツを外し、幸せの兜を装備した!
141 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/31(土) 08:14:22 ID:qbuAf4HX0
しかしあまりの臭さに悶絶してしまった
苦しんでいるとそこへ
143 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/31(土) 09:08:06 ID:1L8BSf/Y0
やあ僕スラリン、友達になってくれよな
「ギャアアアア」
スラリンは死んだ
ターニア「わけわかんね」
ラミス「我が名はラミス!!!!帝国軍のダニ共め!!」
ラミスは悩んでいた、どうしてぼくのオチンチンは小さいのママン
どこからともなく声が聞こえる……
*「父を思い出すのです…」
148 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/31(土) 15:15:58 ID:LEORYJf30
逃れられない運命、その名もD・N・A
キンキーーーーーーーン!!!俺の中で何かが弾けた!!!!!
俺は最大にして最強、超人類に変身した!!!!!!!!!!
150 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/31(土) 15:38:01 ID:BrXUD2lQ0
忍者じゃねーか!
うめはらがーー!!!捕まえてーー!!ウメハラガーー!!!画面端いいい!!!!
Bbotan renda shiroyo
ラミスはウメハラを捕まえた!
ウメハラ「後生です!見逃してください!いい事教えますから!」
ウメハラは↓のようなことを教えてくれた
umhr「ンギモッヂイイー!!
ラミスは新しい性癖を覚えた!
あなほりの特技を思い出した!
うめはらがー!!!!!!捕まえてーーー!!
うめはらがー!!!!画面端いいいいい!!!
バースト読んでえ!!!!!またはいるうううううう!!!!!!!!!
うめはらがああ!!!つ、か、まえてえええええ!!!!!!!!
うめはらがああああああああ!!決めちゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
157 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 05:49:33 ID:6XC2GHCR0
これが世に言う梅原伝説の幕開けである
ドラゴンクエスト外伝 〜UMHR〜
そ し て 伝 説 が 始 ま っ た !
160 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 14:07:50 ID:jJDk6wbC0
ここは最果ての村、ムオル
やあ!アパチャイだよ〜
波動拳!!波動拳!!カンカン!!!!
ヂューーーーーン!!
「レッツゴー!!!!ジャスティーーーーーン!!!!!」ジュイーーーーン!!
・・・・キョンキョンキョンキョンキョンキョンキョン!!!!
キョンキョンキョンキョンキョンキョンキョン!!!!!
キョン!ド!!ガガ!!ドゥ!!ジュイーーーーン!!!!
キョンキョンキョンキョン!!!キョキョキョキョキョ!!!!!
163 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 16:40:11 ID:1Cd6gtgY0
サガット「なにしてんの?」
164 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 16:45:03 ID:2gt9S9djO
うんちだよ
ラミス:何をって、みりゃぁ分かるだろ!
●ナニーだよ、●ナニー!
166 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 16:49:26 ID:1Cd6gtgY0
サガット「おまえらたかが排泄行為に、なんて激しい運動量なんだ!」
ラミス「まあいいや、糞したし寝るか。明日は冒険に行く日だ、よく寝とかないとな。」
しかしまだ昼だ。寝るのは早すぎる。
ラミス「そうだ、冒険に持っていくものを準備しよう!」
ラミス『まずは昨日買った300円分のオヤツと水筒、と…
バナナはオヤツに入るのか迷ってしまった
>>170やはりおやつはビアンカたんとフローラたんだ。
キョンキョン風呂でおかしてしまうお、しまうお!
ビアンカもフローラも300円で買えるか不安だったがダメモトで交渉する事にした
ほ・ほ・保険効きますか!!!?
ビアンカ「保険?なにいってんの。ねえこいつ気持ち悪くない?やっちゃっていいよ」
ラミスはビアンカの旦那にボコボコにされた
175 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 18:39:50 ID:sIHRREyZ0
仕方ないからフローラの家に行った
俺を犬にしてください!
フローラ「まあ、いきなりなんですの?折角ですがセレブリティな私の家に人間もどきの雑種犬など似つかわしくありませんわ、これを差し上げますから今直ぐに立ち去りなさい!オーホホホホ」
ラミスは犬以下の烙印を手に入れた!
「あ〜あ、俺専用の雌豚が欲しいぜ」
ラミスは町の外をうろうろと歩いていた
すると・・・
179 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 19:12:56 ID:nvwdUb9+0
スライムが現れた!
コマンド?
ラミスが身構える前にスライムが攻撃してきた!
スライムの攻撃!
ラミスは2のダメージを受けた!
ラミス残りHP2、どうなるラミス!?
181 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 19:30:07 ID:JUJko+OO0
ラミスは起死回生のギガデインをとなえた!
しかしMPが足りない!それ以前にそんな呪文覚えていなかった!
??スライムの調子がおかしい
しかしラミスはかまわずスライムに襲い掛かった
スライムに10のダメージを与えた、スライムは死んだ
184 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 20:37:01 ID:PaiMpr780
イスラムが大量にあらわれた!
185 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 20:54:25 ID:zmNZdrF70
ラミス「な、なに?!するとさっき倒したスライムは?!」
186 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 21:20:41 ID:UoPIYpVmO
ラミスは手持ちのポケモンがいない
ラミスは目の前が真っ暗になった…
187 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 21:25:32 ID:ZF43q00Y0
おおラミス、死んでしまうとはなさけない
188 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 21:54:14 ID:aUhu1LlT0
ラミスは、なんでもアリのリレー小説など2ちゃんで成功するわけないと、今更ながら気付くのだった
189 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 22:09:22 ID:FPb5IjAo0
しかしかしこさが足りないので三歩歩いたら忘れてしまった
190 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 22:13:58 ID:11g/lN0c0
なんかドラクエ史上最低の勇者ができる悪寒w
三歩先には宝箱があった
ラミス「うにょら〜れて、うにゃら〜れて、やさし〜さがうまれてえ〜〜〜〜
忘〜れか〜たを〜〜〜うにょ〜うにょにょにょにょおおおお!!!
君と会えた!!二人で見た!!景色をなきし〜め〜ら〜れたら〜!
この不安は〜何もかも〜消えるから〜〜!!」
ラミス「あった〜まからっぽのほうが〜ゆめつめこめる〜!!」
ラミスは宝箱をあけた!
なんと!
タライが頭の上に落ちてきた
195 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 00:58:33 ID:DjiXej/B0
ラミスは即死だった
神父「もはや・・・私の祈りをもってしても・・・」
ラミス「わっはっは、痩せても枯れてもこのラミスおいそれと死ぬものか」
197 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 01:40:43 ID:bATAPE3+O
なんだこの勇者w
198 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 03:07:12 ID:SsRZ5fda0
主人公は1人の女の子、ユウカ。13歳。
ユウカはある女性剣士に憧れ、自分も同じ道を歩む決心をする。
女性剣士と同じ流派に師事し、女流剣士が過ごした場所で、剣士を目指した。
そして、3年の歳月が流れ、ユウカは城に仕える宮廷剣士となった。
ユウカ「よしっ、私も今日から宮廷剣士になったんだわ。頑張らなくっちゃっ!!」
ユウカは王座の間へと、期待と不安を抱いて歩いていた。
ユウカ「あっ!!」
ものめずらしくお城の中を田舎物候で見渡しながら歩いていたユウカは誰かにぶつかってしまった
ユウカ「ごっ、ごめんなさいっその私、お城ははじめてでそれでそのあの…」
???「気にすることはないよ。初めての場所、増してや城ともなれば致し方のない事だ…」
ユウカが申し訳なさそうに上目遣いで目を上げると、そこには…
ユウカ「あ、あぁぁ、貴女は!!!!」
美しい漆黒のロングヘアーに、透き通ったサファイア色の瞳、スラっと伸びた背筋。
そこに立っていたのは、まぎれもなく、ユウカが憧れ、目標としたあの女性剣士その人であった。
ファルチェ「君も、この城の宮廷剣士かい?」
ユウカ「は、はいっ!今日からこちらでおせあわあわ(」
ファルチェ「ふふっ、かわいい剣士さんだ。よろしく頼むよ。」
ユウカ「こ、こちらこそ!!!えと、えと…」
ファルチェ「私はファルチェだ。君は?」
ユウカ「ユ、ユウカ。ユウカ・ナンリエッタですっ!!よろしく、お願いしますっっ!!」
こうして、ユウカとファルチェの物語は幕を開ける…
第一章 〜ふたつの心〜
ラミス「即レイプ」
ユウカ「やっやめてっ!!ああ〜!?」
ラミス「うっ!」
ラミスはレベルが上がった!
女奴隷を一人手に入れた!!
その時、灰色の雨が降ってきた
なんと町中の人が石になっていく!
ユウカ「逃げてラミス!ラリフォーオーー!」
ラミス「バカ!お前をおいていけ・・るか・・・」
有価は眠ってしまったラミスを馬車に無理矢理押し込んだ!
ユウカ「ファルシオン、行きなさい!」
ファルシオン「ぶひいいいん!」
降りしきる雨の中、馬は一声いなないて駆け始めた。
ユウカ「ちょっとの間だったけど、楽し・・かった・・・わ。」
そういうとユウカは足元から石化していったのだ・・・
202 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 13:20:10 ID:qK6FRySQ0
ラミス「ちっ石になっちゃったよ、めんどくせーな。邪魔だから捨てるか」
ラミスは石化したユウカを馬車から投げ捨てた
ユウカ(あ・・・私の足折れた・・・)
ゆうか「あはは・・・・あはは・・・・」「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ラミス「あはははは、あはははは、あはははははははははは!!!!」
ゆうか「ら・・・・ラミス!!!!!?????」
ラミス「馬鹿め、さっきのはアストロンだ!!!これからショーの始まりだぜい!!!!!!!!」
ゆうか「逃げなきゃ・・逃げ・・・痛・!!!!!!!!!足が痛い・!!!」
ラミス「あははははははは、あははははははは、あはははははは!!!!」
205 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 13:46:54 ID:qK6FRySQ0
ラミス「うふふふふふふふ、そーら追いついた」
ゆうか「きゃーーーーごめんなさい、おねがい乱暴はしないでお願い」
ラミス(バキッ)
ゆうか「あぐっ」
ラミスの右ストレートがゆうかの顔面にヒットした
(つぅ・・・)
ユウカ「ち・・・?私の血ぃぃィィィイイイイイイ!!!!!!??」
207 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 14:36:51 ID:cVdEyl970
ラミス「きたねーな、俺の拳がおまえの血で汚れたらどうすんだよボケ」
ラミスは返り血を浴びるのを嫌い、鈍器で殴り続けた
(ガスッ、ドカッ)
ゆうかはついに抵抗する気も無くし、ただ耐えている
>>202-207 おまえら流石にひくわ、この話はドラクエだろうが
なんでそんな虐殺ゲーム作ってんの?低能話作って調子乗んならスレ違いだから他に行け
209 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 14:46:56 ID:YaEddFyo0
ゆうかの体にいへんが・・・・・・・?
どっくんどっくんどっくんどっくん
ゆうか「ぜ・・の・・・ぎ・あ・す・・・・・・・」
背中から大砲が生えてくる!!!
210 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 14:56:33 ID:BUHnppu80
ラミス「さ、さてと、そろそろ夕方だし帰るか」
ラミスは大砲を見ると急に怖くなって来た道を帰ろうとした
ゆうか「ラミス君、どこいくのかな、かな?」
ゆうかの体から最終兵器がうまれていきゆうかは最終兵器彼女になった。
ラミス「ゆるして・・・ゆる・・・して・・」
ゆうか「そうね〜、ごめんなさいって10000回言ったら許してやってもいいわよぉ?」
しかし先に進むことにした
213 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 15:06:57 ID:YaEddFyo0
ところがあらかじめ撒いておいたパンくずは
おおがらすたちに食われてしまっていた
ラミス「おうちに帰れないよ・・パパ・・ママ・・・・スラリン・・・・」
214 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 15:12:14 ID:BUHnppu80
ゆうか「さて、いつごめんなさい10000回言ってくれるのかな?さっきは沢山殴られて痛かったなあ」
ラミス「すっすみません早く帰らないとお母さんが怒るんで、それは今度やるんでごめんなさい。それじゃ僕はこのへんで・・・」
ラミスは家のある方向が分からなかったが、とにかくゆうかから逃れたかったので脱兎の如く駆け出した
ゆうかが道の先にいつの間にか立っていた。
ラミス「ハッ!!!!いつの間に・・・!!!」
ゆうか「ラミス君、何で逃げるのかな、かな?ごめんなさいって10000回まだ言ってもらってないよ?」
ラミス「逃げられない・・・。フッ・・浮世の事は所詮博打ってな・・・・
どちらが出るか・・・賭けてみるだけの事よ!!!!!!!!」
ラミスはどうのつるぎで襲い掛かった
ラミス「先手必勝!もらった!!!!!」
ズバッ!
しかし、ゆうかには攻撃が通じない!
ゆうか「なにそれ?なにかした?」
ラミス「いっ、いや別に気にしないでください、ははっ」
ラミス「ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・
ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・
ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・
ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・
ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・
ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・
ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・
ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・
ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・
ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい」
219 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 16:16:52 ID:YaEddFyo0
ゆうか「・・・もういいよ」
ラミス「へ?ゆうかちゃんワケわかんね」
ゆうか「本当にキミに10000回言って欲しかった言葉は『好・・」
ラミス「ごめん、よく聞こえない」
ゆうか「〜〜〜ッ///」
ゆうかは発砲した
ラミス「グフゥッ・・・・」
ラミスは粉々に砕け散った
221 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 17:16:42 ID:SxaaQ/0g0
勇者よわっww
ゆうか「どうしよう、、、ラミス消えちゃった、、、」
ラミス「ここは、どこだ?俺は・・・、そうだ俺はユウカの大砲を食らって死んだはず。・・・なのに怪我ひとつしてないのはどういう事なんだ・・・いやそれよりもこの奇妙な場所は、いったい・・」
薄暗く狭い個室にラミスは横になっていた。
カビの臭いが強烈で嗅覚が麻痺してしまいそうだ
目が慣れてくると薄汚れたドアが視界に入った
「殺人の現行犯で逮捕します。署までご同行を。」
ラミス「この包帯はあなたが?」
刑事「うん…」
ラミス「ありがとうございました」
刑事「気にする事は無いよ。君はとても良かった。」
ラミス「?」
刑事「滑らかな肌、適度に引き締まった筋肉。ああ…。」
ラミス「あああああああんたまさか俺の体に!!」
刑事「初めてだったのかね?」
ラミス「ぶっ殺す!!!!!」
刑事「罪を重ねるのかね?」
ラミス「一向にかまわんッ!」
刑事「やれやれ。私に任せれば君を無罪に出来るというのに…。」
ラミス「マジで?」
なんと、ここは地下牢だったのだ
ここは、狭間の世界。
牢獄の町
刑事「この牢獄の町は8つの階層に分かれている。」
ラミス「ほお…。そのクソッタレの町で、俺がブチこまれてるのはどこだい?」
刑事「ここは最下層『リビングデッドの間』。底辺の連中にはお似合いだろう?ククク…」
ラミス「ケッ、とりあえず腹が減ったぜ…。」
刑事「ならばB4階『ボストロルの間』へ行くんだな。ここで配給される食糧は全てそこで管理されている。」
刑事はラミスへ【牢獄の鍵】を渡してその場を去った。
ラミス(一人で行くのは厳しいかな…?)
やっぱり刑事に体を許して無罪釈放になっときゃよかったと、今更ながら思うラミスなのでした
ラミス「とりあえずユウカを探そう、役立たずだけど居ないよりマシか。いやまてよ、俺死んだからここに来たんだっけ。するとユウカはまだシャバにいる可能性が高いな」
暫く考えたが、昔の仲間に再会はできそうにない
ラミス「こんな所で武器も防具もないのに、どーすんだよ俺・・・」
ラミス「こんなネット環境も無いエロゲもできないとこで俺は朽ち果てていくのか・・・」
死神の騎士「いやいや、そんな事俺に言われても」
ラミス「なあ死神のおっさん、もう一度俺に力を貸してしれよ、このとおりだ
死神の騎士「君は本当にシンプルでいいなあ。それも・・よかろう!!!!」
ラミス「ところで師匠は何故ここへ?」
死神の騎士「いやあ、うっかり幼女に手を出しちゃって。」
ラミス「…ふーん。」
死神の騎士「さあこれを武器として使いたまえ!私の肋骨だ」
ラミス「これが伝説の剣かー・・・ってなんでやねん!!」
かいしんのいちげき
死神の騎士をたおした!
ラミス(うおっ!これ意外と攻撃力たけー)
死神の騎士「ばかっ!師匠の俺を攻撃してどうす・・・る(ガクリ
ラミス「さてと、武器も手に入ったし、飯でも調達しに行くか
ラミス「そういやホモのおっさんが、ここは地下8階とか言ってたな」
丁度通路を歩いてきた年老いた囚人に話しかけた
ラミス「おい、おっさん。4階に飯食いに行きたいんだけどよ、どっから上の階に上れんだ?」
*「・・・・」
老人は立ち止まりもせずに、何も聞こえてなかったように通り過ぎて行った。
ラミス「・・・・なんだあいつ。気味悪りぃ」
その後ラミスは通路を徘徊している囚人に話しかけたがどれも反応は同じだった。
ラミス「なんだ、ここの奴らは、どいつもこいつも死んだ目をして唖みたいに黙ってやがる。」
242 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/03(火) 09:42:03 ID:mc2y259s0
ちぇっ、死神の騎士殺さなきゃよかったナ
じじい「お…お…おお……」
アッーと言う展開になりそうである意味期待した
245 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/03(火) 15:21:32 ID:llWuKNyW0
ラミス「じじいどうした!」
じじい「た、たたりじゃ…!おそろしいたたりじゃ…」
じじいがそうつぶやくと、まわりが暗闇につつまれた。
ラミス「来る…なにかが…!」
247 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/03(火) 15:56:52 ID:llWuKNyW0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
牢獄の町全体が揺れているようだ
給食当番「ゴゴゴゴゴゴ午後12:00ですよ〜、昼ごはんだよ〜」
ラミス「なんだそりゃ」
チャーハンキングがあらわれた
牛丼魔神があらわれた
オムライスナイトがあらわれた
ラミス「おお!牢獄のわりに豪勢じゃん
牛丼「なんだ?近寄るな!我々はただの給仕だ!」
チャーハン「貴様らの飯はこっちのモサモサしたコッペパンだ!」
ラミス(じゅるり・・・)
チャーハン「こら!来るな!やめろっ!うわあああああ!?」
ラミス「ハムッ!ハフハフ、ハフッ!」
チャーハンキングをたおした
牛丼「チャーハン!?チャーハアアアアン!!!!」
ラミス「うほ!うんまそーな牛丼!」
牛丼「たずげてええええ!!」
牛丼魔神をたおした
オムライス「ぎゅうどーーーん!!!」
ラミス「・・・残るはお前一人だ」
オムライス「あ・・・あ・・・!」
ラミス「ゲフッ、シーハーシーハー。こんなに食ったの久々だな、幸せすぎる。毎日うまいもん食えるなら脱獄とかどうでもいいや、マスかいて寝るか。」
253 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/03(火) 19:33:53 ID:zdStd91Y0
ざわ
ざわ
*「なんてことを・・・これが牢主に知れたらどんな報復があるか・・・」
*「・・・・明日から食料はどこで貰えばいいんじゃ」
*「わしらはもう終りじゃ、皆殺しにされるんじゃ〜」
どうやら事態の重さに気付いていないのは当事者であるラミス本人だけのようだ
ぎゅるるるるる…
ラミスは腹痛で目が覚めた。どうやら食中りを起こしたらしい
トイレに行こうと部屋を出ると信じられないほどの人たがりができている!
255 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/03(火) 20:15:18 ID:trlHRt5j0
ラミス「なんだなんだ、うっとおしいな。俺便所行きたいんだよ、ちょっとおっさんら邪魔だからどいてよ」
*「なんだと?!貴様のせいで非常状態になってるんだぞ!」
*「こら新入り!おまえ何したかわかってんのか!」
ラミス「はぁ?意味わかんねえよ。寝言は寝てから言ってくれ」
*「そうじゃ!おぬし、死神の騎士様をしらんか!わしらの相談役でこういう時一番頼りになるお方じゃ!」
ラミス「え?・・・・さ、さあ、知らないっスね・・・」
その時、ラミスの頭に師匠の言葉が響いた!
『修業して欲しくば、ピチピチギャルのはんちぃを貰ってこい!』
257 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/03(火) 20:28:23 ID:ycSkNjzOO
だが一時間後、息絶えた死神の騎士が発見される
村人A「な、なんということじゃ…」
村人B「わしらは明日からどう生きていけばいい…」
村人C「今日より…明日なんじゃ…」
ラミス「あー辛気くせー」
258 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/03(火) 20:32:05 ID:02lB8XFL0
ラミス「え?師匠生きてんの?悪ふざけした時死んだと思ったよ
注
>>240
ブチキングが仲間になりたそうに叫んでいる。
「 Mother Fucker!!!!! 」
仲間にしますか?
⇒はい
はい
260 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/03(火) 20:33:36 ID:02lB8XFL0
>>257 ラミス「あ、やっぱ死んでたか。空耳だったかww
>>259 ラミス「おかしい、この俺に選択権が与えられて無い気がするのは気のせいか?
262 :
視聴者の声:2007/04/03(火) 20:38:27 ID:rhEbPOTM0
ほんとにラミスって勇者なの?なんか疫病神のような気が・・・
ラミス「じゃあ、【はい】」
ブチキング「ことわる!」
ブチキングは去っていった
ラミス「なんだったんだ・・・」
ラミス「ところで俺は勇者だよな?囚人ども」
囚人「え・・・」
ラミス「Da・Yo・Na?」
囚人「・・・はい」
ラミス「よしならば勇者様からの命令だ!次の階に特攻しろ!!」
囚人「工エエェェ(´д`)ェェエエ工
囚人「あの自称勇者が来て、8階はなにもかもめちゃくちゃだ・・・
ラミス「やかましい!勇者の俺が死んだら世界は滅びるだろうが、おまえら罪人なんだからせめて勇者の盾になって世界に貢献して死ね」
そのときラミスはまだマスかいてないことを思い出した
しかし牢獄の街にはラミスの好きなエロゲもエロマンガも無い
ラミスはここに来て始めて絶望感を覚えた
と考えているうちに最上階へ行ける食用品運搬エレベータを発見。
しかし本来食用品しか運べないせいか乗るとしても1人が限界だ!
ラミス「おっ、いいねえ直行便かよ、さっさとこんなネット環境もエロゲもないシケたとこを脱出するか」
その時、人集りの後方で悲鳴があがった
囚人A「勇者様!看守がワシらを殺しに来た、戦えるのはあんたしかおらん、敵の数もそんなに多くないから戦ってくれ、ワシラもできるだけ援護する!」
ラミス「タバコある?」
囚人A「へ?あるけど」
ラミス「あそ、じゃ一本もらうね」
囚人A「ちょ、、敵来てるんだけど」
ラミス「あー生き返るわ、じゃあな」
(バタン)ウィィィィン
囚人達「ええええええええ?!」
その後8階の囚人達は皆殺しにされたのは言うまでも無い。
その頃、最上階では…
エレベータから出ると、心地よい風がラミスの頬をなでる
ラミス「ぷは〜、やっぱシャバの空気はうめえ〜」
だがあたりを見渡したら…
ラミス「…孤島?なんかヤシの木生えてるし」
ラミス「そうだ、俺勇者だからルーラ使えるはずだよな? ルーラ!」
・・・しーん
ラミスはまだLv2だった
ラミス「ちっ、いまいましい。ファルシオンとかラーミアとかおらんのか!
波の音だけが聞こえる
ラミス「ちくしょう、俺、今日まで世界を救うために頑張って来たのにこの仕打ちかよ。神も仏もねえや」
さっきまでの、横暴な振る舞いは忘れて、一瞬で被害者になれるのがラミスの長所だった
その時、波の音に混じって微かに汽笛が聞こえた
ラミス「ん?今確かに・・・」
なんと汽車には史上最強のダークドレアムが乗っていた!!!!!!!!!!!
亀列車だ!
ラミス「おお!助かったぞ!」
カメ「カメ カメ カメルーン!」
車掌「いらっしゃいませ」
ラミス「カメはどこに向かうん?」
車掌「それがまだ・・・」
客席では二人の客が激しく言い争っていた
テツロー「この亀は機械帝国フォロッド城へ向かう!」
マキハラ「ちがうちがう!男だけの城ガードンブルグに行くんだ!」
テツロー「僕は機械の体を手に入れるんだ!そうだろう?メーテル」
メーテル「ブ男話しかけんな」
テツロー「んだと陰毛マツゲ」
マキハラ「そうだ!新しく入った人!キミはどっちがいいと思う?」
ラミス「俺か?俺は…」
280 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/04(水) 15:36:29 ID:mQeJwR0c0
「待て・・・」
長椅子に腰掛けていた、ダークドレアムが重々しく口を開く。
「今ここに俺を含め5人の客がいる
どうだ?多数決で決めると言うのは・・・」
レイプ!レイプ!レイプ!レイプ!レイプ!レイプ!
レイプ!レイプ!レイプ!レイプ!レイプ!レイプ!
282 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/04(水) 16:16:54 ID:mQeJwR0c0
「なるほど。ラミス君はレイプか・・・」
ラミスはメーテルの肢体を、野獣の様な目でねめまわしている。
「ひっ・・・」
「俺たちはフォロッド城へ行く」
怯えるメーテルを庇う様にしながら、テツロウが主張。
「僕はガードンブルグだ。女なんかには興味ないからね。でも・・・」
と、マキハラがドレアムのケツを見据えながら頬を染める。
「君もなかなか悪くないじゃない」
震え上がるドレアム。
「俺はラミスの側に着く」
ドレアムはパルプンテをとなえた!
ドレアムはしんでしまった
285 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/04(水) 17:50:40 ID:OdFzm1Tl0
テツロウがニタァと笑う。
「フッ、どうやら決まったようだな?」
「ま、まだだ!俺はガードン行きに切り替える!これでイーブンだ」
ラミスがそう言うと、マキハラは目を輝かせた。
「ようやく君にも漢の素晴らしさがわかったんだね!」
「勘違いするな。今だけだ」
ラミス「え〜と、ところで俺は元々どこに行こうとしてたんだっけ?」
テツロウ「しるかーーーーっ!!!」
なんとうっかり!主人公のくせに目的地を忘れていたのだ。
メーテル「そういう時は“おもいだす”を使うといいのよ。」
ラミスはおもいだした…
*「おはようラミス!今日もいい天気ねえ。」
*「にゃ〜ん。」
*「ヒヒーン!」
ラミス「だめだ…思い出せねえ。」
メーテル「なら私達に付いて来ればいいじゃん。」
ラミス「それもそうだな。」
機械都市フォロッドへと向かう事になった!
マキハラ「ちょwwwww無視すんなwwwwwww」
ラミスたちはマキハラを海になげすてた。
フォロッド城についた。
ラミス「いやぁ〜いい城だなぁ、だけど君がいるとこの城もちんけな城にしか見えないよ」
メーテル「まぁお上手ね」
ラミス「ウソじゃないさ、このラミス!さまざまな国を旅してきたが君ほどの女性は
初めてだよ」
???「ふ〜ん、私にはそんなこと一言も言わなかったくせにね?」
ラミス「何ヤツ!?ささっメーテルさんお下がりください。あなたの為ならこの命惜しくなどありませぬ!」
ゆうか「お久しぶりね、勇者様?コッチは必死で探し回ったのよ?」
ラミス「げっ!!ゆうか」
ゆうかはバイキルトを唱えた。
ラミス「ややっ!ゆうかちゃんいつの間にそんな呪文を!さすがですなぁ〜…ははは」
ゆうかは気合を溜めている。
ラミス「ちょっ待って!!ゆうかさん違うんです!!さっきのはほんの出来心で…」
ゆうかのテンションが100あがった。
ラミス「ゆうか様後生です!!もうホントなんでもしますから
うんこ食えとか言われても今なら食べますから許してくださ〜い」
ラミス「ぎょえー」
ラミス「うんこくわせろやボケ!!!!!!!
ゆうか「狂ったふりしても、容赦するか!」(ズバッ)
ラミス「ぐわーっ」
ラミス「…覚えとけよこのクソ女…いつか強くなって仕返ししてやる…!」
ユウカ「あらなにか言った?」
ラミス「なんでもございませんユウカ様」
ユウカ「まぁ殺すのは勘弁してあげる。雑用には使えるしね」
ラミス「雑用…この俺が!?」
空からスカイドラゴンの糞が降ってきた
ラミス「うわ汚ねっ、城の中に逃げるか」
ゆうか「アストロン!」
ラミス(パキッ)「(な・・・なにを・・・)」
ゆうか「きゃー服が汚れちゃう」
ゆうかはラミスにアストロンをかけて、自分1人だけ糞から避難した
ラミス「(そ・・・そんな)」
ラミスは固まったまま糞まみれになってしまった
ゆうか「ラミス君、なんで逃げなかったのかな、かな?」
ラミス「・・・・・・。(ガクガク(((:。:))ブルブル」
ラミスは身震いしている。
ラミス(いやちょっと、たまにはこういう悪ふざけもいいかなと思って)
ラミス「くそうあのアマ、俺が成長したら羽交い絞めにしてマンコに棍棒突っ込んでグリグリしてやる」
ラミスは間違えて、建前を思い本音を発言してしまった
295 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/04(水) 23:08:26 ID:ybKBTFNs0
ユウカ「うふふ、ラミスは面白いねww」
しかし目は笑っていなかった
ゆうか(でもちょっと濡れちゃった…くやしい)
ゆうかはなぜかギガデインを覚えた
しかも誰に向けて放ってもラミスに当たる特別仕様
アストロンの効力が切れた、ゆうかは城の壁にいるカメムシに気を取られている
ラミス「しめた!今のうちに!」
ラミスは停車してあったメーテルのバイクにまたがりエンジンをかけるとフルスロットルで一目散に逃げ出した
ゆうか「あっ、ラミスこらっ!」
ゆうかが気付いた時、既にラミスは地平線の彼方に消えていた
ラミスの目指はダーマ宮殿
そこで修行をつみ、勇者に転職する、そして自分に屈辱を与えたゆうかに逆襲するのが目的だ
ゆうか「やれやれだわ、それじゃギガデイン!」
どかーん!
ラミス「はうっ!」
遥か遠方に逃げ切れたはずのラミスに雷が命中した
300 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/04(水) 23:35:32 ID:zaVI7w03O
まさにその時、ドレアムが装備していたメガンテの腕輪が今頃発動した
ダークドレアムとパーティを組んでいた竜王が復活した
竜王「ぐははは、復活!この世界ではまだ勇者は育ってないようだな、支配してやるぞ人間共!」
ラミス『所詮、データ上の数字でしかない存在なのにウダウダ言ってんじゃねーよ
メガザルの腕輪だったようだ。
竜王「ウダウダ」
竜王の呪文にゆうかが苦しみ始めた
ゆうか「お前ではない。お前達人間の心に負けた…」
ゆうかの姿が消えていく…
ラミス「今ゆうかの声が聞こえたような・・・」
竜王 「苦しかろう?女勇者?ワシの元に来んか?
この世界はいずれ全てワシのものになるんじゃ、もし下るのならその半分をくれてやろう」
ゆうか「だれが…そんな…こんな幻覚に…」
竜王 「それともここで消えるか?消えるぐらいなら…」
ゆうか「そうよ…そうよね…消えるぐらいなら…」
ラミス「さうさ!消えるぐらいならパンティーくれよ!!!」
竜王 「うおっ!お前何者じゃ!!ええいあと少しだったのに邪魔が来るとわ!!」
竜王は消え去った
振り向いたラミスの視界に流れ星が光る、いやな予感がする。
ラミス「巨チンになりますように、巨チンになりますように、巨チンになりますように、よっしゃー!消える前に言いきった!」
竜王「ふん、無駄にでかくても邪魔なだけだわい」
消える直前に竜王が発した最後の言葉だった
タツノリ「君を我が軍に迎えたい」
願いはかなえられたが若干聞き間違えられたようだ…
ラミス「ズコー」
竜王(変身)があらわれた
ゆうか「また外から補充ですかタツノリさん」
竜王(変人)があらわれた
ラミス「しまった?!囲まれた?」
315 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 00:52:06 ID:WGHLQ2W+O
ゆうかは、エッチな下着を装備した
ラミス「ちょwww何してんの?」
ラミスは前かがみになった
竜王(変人)がラミスを見て興奮している
竜王(変身)がそれを見て興奮してる
竜王(変人)は全ての装備を解除してラミスに突進した
ズブッ!
ラミス「アーーーッ
竜王(変身)「ようこそラミス。ホモの世界に」
ラミス「くっ、この変態野郎が!早くこの汚らしいものを俺のケツから抜きやがれ!」
竜王(変人)「ふふっ、本当に抜いていいのかい?おまえの尻はとっくに私のものに馴染んでるんだけどねえ」
ラミス「ふざけた事を言うな!誰がおまえなんぞに!あっーー」
竜王(変人)「だったらおまえの硬く隆起した一物はなんなんだし、もう暴発寸前じゃないか」
ラミス「そっ、それは・・・」
竜王(変人)「おやおや体は正直だねえ」
竜王(変身)「さて、私も参加するとしよう」
きめぇ
ゆうかは枝毛を切りはじめた
テリー「姉ちゃん、酒もってこい」
327 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 09:34:10 ID:1q+cxjIQ0
相変わらず話続ける気ねえ奴と、卑猥なネタが好きな奴らの巣窟だな
328 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 10:04:37 ID:a1Cj7wFZ0
ラミス「今、聖霊ルビスの声が聞こえてきた気がする・・・よし、僕は聖職者になろう!」
ゆうか「一体どうしたの?」
ラミス「ダーマの神殿で僧侶に転職するんだ!」
ゆうか「勇者をやめたいというのか?それだけはならん!」
ラミス「ど、どうしたんだよ?ゆうか…」
ゆうか「今だから言うけど(中略)
…というわけで私は天空の神から使わされた
勇者の監視役なの…」
しかしラミスはとっくに旅立っていた
ゆうか「ちょwwwwwww」
…と言う夢を見ていた。
ラミス『なんだ、夢か…
ゆうか「やばい、このままラミスと離れたらマスタードラゴンに怒られる、転職にするまえに捕まえなきゃ
331 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 10:14:58 ID:a1Cj7wFZ0
ラミス「夢だったんだなぁ…」
ゆうか「夢じゃないわよ!」
ラミス「うわっ!追ってくんなよ」
ゆうか「聞きなさい!勇者にまつわる設定の数々を!」
ラミス「いやだぁーッ!(∩ ゚д゚)アーアー聞こえなーい 」
ゆうか「ゆうかね、あまりふざけた態度とられると左まぶたがピクピク痙攣するの…」
ラミス「じゃあさ、明日からそういう話しようよ、今日は色々やる事あるんで」
ゆうか「またいつもそう言う〜、明日になったらまた理由つけで聞かないくせに」
勇者えにくすがあらわれた
えにくす「見つけたぞ、賞金首アミス!!」
なんとアミスは賞金首になっていた
えにくす「私は魔王を倒した後、魔王に成りそうな魔物を殺してまわっている。」
ゆうか「はいはい、もうゲームはやめなさい。何時間やってんのよ」
ラミス「ちょっとまてよ、今いいとこなんだよ。ほらアミス見つけたんだぜ」
ゆうか「そんなの知らないよ、今日は勇者の心得を聞く約束でしょ?」
ラミス「そんな約束したか?」
ゆうか「したわよ、何言ってんの!」
ラミス「昨日は昨日、今日は今日だよ、俺は過去にとらわれない。そういう生き方してんだよ、惚れるなよ」
ゆうか「(ピクピク)・・・」
336 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 11:25:33 ID:o3VkSw6b0
ラミス「怒るなって、かわいい顔が台無しだぜ」
ゆうか「はあ・・・マスドラ様になんと報告すれば・・・」
ラミス「んだよソレ・・・俺よりそいつの方がいいのかよ・・・・・」
ゆうか「はあ?」
ラミス「チクショオ・・・気にくわねエ・・・ミンナ滅ボシテヤル・・・」
ラミスに流れる勇者と魔王の二つの血脈のうち
魔王の血が目覚めてしまった
ラミス「グオゴゴゴゴゲコゲコビブリュウウウギャガルコケくえdぎうさtぢあうs」
ゆうか「ちょwwwどうしちゃったの?」
338 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 11:52:13 ID:WGHLQ2W+O
ゆうかはマホカトールをとなえた!
339 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 11:58:59 ID:qxWnf/lJ0
しかしゆうかの声は空しく響くだけだった
ラミスの体がどんどん肥大化していく、顔も既に原型を成しておらず、次第に爬虫類のような印象に変化していった
ゆうか「キャアアア!どうか正気に戻ってラミス!」
ラミス「ゲッゲッ、ギャオオオオン」
(ぶちゅ)
ゆうかは無残に潰されてしまった
ラミスはザラキーマをとなえた!
周辺の生命体が次々に昇天していく
謎の老人「終りじゃ、何もかも終りじゃ・・・。勇者は悪に取り込まれ、女勇者はたった今死に絶えた。この世を救えるものはもうおらん、世界は滅亡する・・・」
ヤムチャ「いまだプーアル!尻尾を切れーーー」
ちょきん
ラミスの体が元に戻っていく・・・
謎の老人「おおお!救世主じゃあ」
ラミス「おれはいったい・・・?!」
同時にラミスは視界にはいる異常な状態に気付く
ラミス「・・・・・ゆうか・・・なのか?」
見覚えのあるゆうかの衣装を僅かに纏い、潰された肉の塊が部屋の隅に転がっていた
ラミス「うおおおおお!誰がこんな事を!!!!」
345 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 12:37:09 ID:Umpqzqm+0
ルビス「気を静めるのです、勇者ラミスよ」
キタキタおやじは不思議な踊りを踊った。
ラミスはますます混乱した
347 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 12:53:17 ID:97ka8r6G0
ルビス「ああラミス、狂ってはだめ。どうか冷静になって!」
ルビスはラミスの親友のランドにこうめいじた。
ルビス「世界の何処かにある理性の種をとってくるのです。スライムより弱いぶちスライムに苦戦しているようではいけませんよ。」ランド「いったいどうすれば?」
ルビス「まずは、筋肉馬鹿ハッサンを探しなさい。彼が理性の種のありかを知っています。」
その頃、ラミスは
ラミス「いや。、俺は冷静だ、だからはやくユウカを生き返らせてくれ!!」
ルビス「それは無理です、ユウカは死から時間が経ちすぎています、肉体は腐敗が進み魂は天に帰りました」
ラミス「なんだと!なぜ何の罪も無いユウカがこんなめに合わなければならないんだ!」
ルビス「いいですか、勇者ラミス。あなたにはまだ見ぬ魔王から世界を救う使命があります。死んだユウカも今のあなたを見ればきっと・・」
ラミス「だまれ!俺から愛するものを奪い何が世界だ!それが運命というなら俺は使命を捨てる!」
ルビス「・・・悲しみを乗り越えて、始めて人は成長するのです。ユウカの死があなたを真の勇者に導くでしょう」
ラミス「奇麗事を言うな!俺が救われずに他人を救う道理などない!」
ルビス「・・・」
ラミスはユウカの亡骸を抱え、家を飛び出した。
ルビスの声はもう届かなかった
ルビス「あなたは本当に降らせるのですね・・・・・血の雨を・・・・」
351 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 16:13:56 ID:A0Tw/m2hO
とりあえず潰れたゆうかを人間の形に戻そうと悪戦苦闘するラミス
だがラミスは図工の成績がとても悪かった!
できあがったゆうかは異形な物体となりとても生き物には見えなかった
352 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 16:23:29 ID:UNit/eUW0
じーっ
できあがったオブジェを見定める
じーっ
ラミス「ま・・とりあえずこれでいっかぁ(汗)
あとは経験値ためりゃ何とかなるだろう」
きわめて模範的な勇者思考。だがザオラルへの道は遠いぞ!
353 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 16:33:39 ID:AFr9QqW+0
この頃ライフコッドでは、庭で水汲みをしていたターニアに急報が舞い込む
*「ターニアちゃん!大変だ!ランドが・・」
ターニア「えっ、ランドはどうしたの?」
*「さっき血まみれになって倒れてたのが見つかったって・・ぶちスライムの集団と戦って傷ついたみたいだ」
ターニア「今は?!」
*「今自宅で手当てを受けてる、絶対安静だってさ。今夜が峠だそうだ。」
村人が話し終わる前に、ターニアはランドの元に走り出していた
ターニア「ランドの馬鹿、弱いのにどうして魔物なんかと戦おうとしたの。」
ゆうか「ギシ!!!!ギシ!!!ガシ!!ギシ!!あーー・・・あ〜・・・」
ラミスはレベルが上がった、ニフラムを覚えた!
ラミス「なんだニフラムか、イラネ。ザオラルはまだか〜」
356 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 16:48:05 ID:UNit/eUW0
ラミス「あれぇ?なんだか『ゆうか』復活してるモナー?よかったモナ」
ルビス「死体に悪霊が入ってモンスターになってしまったのね・・・」
ドロヌーバ(ゆうか?)「(ガシ!ギシ!ガチャン!)ガフー!フー・・・・」
ラミス「ゆうか元気そうだモナー わぁいわぁい」
ルビス「人の話聞けや!」
358 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 17:10:49 ID:UNit/eUW0
ラミス「ボストロルが不思議な踊り踊ってるな」
とりあえず経験値の糧にした!
しかしまだボストロルを倒せるレベルではなかった
ラミスの攻撃!
ボストロールに1ポイントのダメージを与えた
ボストロールの攻撃!
痛恨の一撃!
ラミスは200のダメージを受けた!
ラミスは力尽き息絶えた
360 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 17:23:09 ID:UNit/eUW0
ルビス「ほれみ!無理すな言うたやんか」
ラミス「ごめんモナ・・・」
ルビス「ちゃんと所持金半額もらうからね」
ラミス「ええぇ!神様のくせに『セコイ』モナー!」
ルビス「お前がもうアホなことせんようにペナルティじゃ!」
ランドは熱心なターニアの看病により一命をとりとめた
ランドは大幅なレベルアップしていた
ぶちスライムといえども99996匹も倒せば当然である
ランド「いや〜、あと4匹倒せば一万匹だったのにな。やっぱ序盤だとMPもったいなくて宿屋ギリギリまで使わないじゃん」
ターニア「また、無茶を…」
ランド「だだ、ずっと寝たきりでたまってるから…」ターニア「くっ、口でならいいよ…」
当然口だけで終わるハズもなく……。
仕方ないからスライムからコツコツと倒していく事にした
ラミス「とりあえず、布の服と銅の剣じゃ話にならんモナ、ハガネシリーズが目標モナね」
ランドのレベルがあがった
ランド「よし、これならハッサンという奴を探して理性の種を探せるかもしれない。後は旅立ちに備えて腹ごしらえだ。おいターニア、飯もってこい」
ターニア「いきなり亭主面?サイテー」
ターニア「ご飯が先?お風呂が先?それともあ・た・し?」
365 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/05(木) 18:25:26 ID:UNit/eUW0
ランド「いや・・・・そこだ!」
天井をズガッ
忍者「ぐ・・・不覚!」
ターニア「あたしより忍者取るのかよ!」
ランド「これは、ちがっ!」
ターニア「しょんねー!あたしたちここまでね・・・」
んぶっ
ランド「これが答えだ」
ターニア「///ポッ」
ランド(なんかつきあいはじめたら、こいつうざくなってきたなー)
ランド「ターニア、君を愛してたはずなんだが、1回やったらどうでもよくなった。どうやら愛情と性欲を混同してたみたいだ」
ターニア「え、いまなんていったの?・・・ ・ひどい!私初めてだったのに・・・」
ランド「それを何人の男に言ったんだ?悪いけど君が騙せた軽薄な男達と一緒にしないでもらいたいもんだね。」
ターニア「ひどい!ひどいよ!私ランドが好きだったからランドにならって思ったのに!」
ランド「だからメシだよメシ、早くしろズベタ。田舎の女は泣きゃーいいと思ってんだからたまんねえよな」
ターニア「うっうっうっ」
ランド「くだらねんだよ、1回やったぐらいで恋人になれると思ったか!図々しいんだよブスが!」
ラミス「話は聞いたぞ!」ガラッ
ランド「げぇっ!?兄貴」
ラミス「俺の義妹を悲しませやがって!」
ターニア「お兄ちゃぁん!やっぱりあたしにはお兄ちゃんだけ!」
ランド「すまねえ…」
ラミス「ま、別にいいんだけどね。あと、俺もメシ」
ターニア「エー…」
ターニア「今日のご飯はゼシカっていういいとこのお嬢さんの女体盛りよ。お兄ちゃん達とかこういうの好きでしょ?」
ゼシカ
カゼシ
シカゼ
シゼカ
シズカ
しずか…!!!
しずちゃん「あんたら幸せもんやで、私のオールヌード見たのは山ちゃんくらいやし」
ターニア「それにしても遅いわね…」
その時の事だ。調理場から絹を裂くような声が聞こえた!
ラミス「どうした女将!」
どたどたどた
女将「し、し、しずかさんが…」
ラミス「むう…」
白く美しい裸身には包丁が突き立てられ
盛舟は凄惨な死の揺り篭と変わり果てていた。
ランド「お、女将!あんたがやったのか!」
ラミス「待て!よく見てみろ。刃物を突きたてられてるにも拘らず
血が流れ出てはいない…犯行は随分前に行われた物だ」
ターニア「一度、殺された後で刺されたということ…?」
ラミス「この場には多くの板前もいたはずだ。それが何故今まで気が付かれなかったのか…?」
ランド「犯人はわかったぞ!」
ラミス「ほんとかランド!」
ランド「板前がいる場所でしずちゃんは殺されていた、つまり殺したのは板前だ!」
ラミス「そ・・・それだけじゃちょっと弱い気が・・」
ランド「いや、聞いてくれ。裏付けはきちんと出来ている。しずちゃん殺害に使われてた凶器は?」
ラミス「見つかった凶器といえば、包丁・・・だが」
ランド「そう、包丁!包丁といえば板前の魂のようなもの、よって板前が殺したという裏付けが出来る」
ラミス「・・・・」
ターニア「ランド・・・あんたって馬鹿?」
馬「私はしゃべる馬のエド」
ランド「そうか犯人はエドだ!」
375 :
読者:2007/04/05(木) 23:11:18 ID:ydhEz4wl0
2日ぶりに来たら書き込み多かったんで嬉しかったんだが
話が続いてそうで続いてないな、でも単体で見れば文才ある奴多いな
完走がんばってくれ
ランド「そういやアニキ、ユウカはどうなった?」
ラミス「ゆうかは死んだ。そして、世界に平和が再びおとずれた。」
ランド「そうなのか、あいつ俺にホレてたんだぜ。旅が終わったら結婚するつもりだった」
ターニア「・・・・」
メーテル「でもあの子のお蔭で世界は平和になったのよ」
ランド「それもそうだな!ありがとう!ゆうか」
ルビス「ゆうかありがとう!」
謎の老人「サンキューじゃあ!」
今まで出会って来た人が・・・世界の人々が・・・
口々に喝采を述べる!
ラミス「ゆうか!お前こんなに皆に想われてるんだぜ。
ちっくショオ!俺までせつなくなってきやがった!」
ターニア「いいのよ!泣いていいのよ!」
ドロヌーバ「あ?う?」
ターニア「この包丁は特級厨師しか持つ事を許されないとされる七星刀!!
ということは・・・犯人は特級厨師の資格を持つ人物が犯人!!!」
エド「ラミス、この状況では言いにくいですがマスタードラゴン様がゆうかさんの事で話しがあるそうです。天空城へ来てくれませんか?」
謎の老人「だが、ゆうかが誰に殺されたかってラミスには言わないほうがいいじゃろうな・・・・」
竜王「ラミスよ。ゆうかは上司のマスタードラゴンのセクハラで自殺したのだ」
>381
ラミス「いやいいよ、竜王のアホの言ってる事は嘘としてもトカゲのおっさんの前ってのはどうも疲れるし、格式張ったとこ嫌いなんだよ。ガラじゃねーし、また今度な」
竜王「嘘じゃねーよ!(本当は嘘だけど)」
ラミス「そうなんだ・・・うーん・・・でも社会じゃ、まあ、よくある事ですしね」
竜王「おい。何納得してんだ」
ラミス「こういう厳しい言い方あんまりしたくないけど、結局本人が弱かったんじゃないかと」
竜王「それが勇者の言葉か!」
ラミス「は!奇麗事じゃ人は救えないねえ」
竜王「なんて奴だ!ゆうか!ラミスが見放しても俺が・・この俺が助けてやる!」
ラミス「ところで、ゆうかが体を張って刺し違えた敵のボスって、何ていう奴なんだ?」
しずか「・・・・・・・・・・」
>385
ラミス「ていうか助ける方法あるの?教えろ。なんかルビスはもうザオリクとかでも復活できんとか言ってるし、肉体は別のもんになっちゃったし」
竜王「彼女ならできる・・。私たちはただ、見守る事にしよう。」
エド「思い出すのです、ラミスよ。ゆうかさんの死ぬ直前の言葉を!!」
ラミス「いや俺はゆうか死んだ時は気絶してたんで、ぶっちゃけゆうかが死ぬ直前には居合わせてねえんだわ」
ラミス「すまん・・・青ボタンを押し忘れていたんだ・・・」
竜王「あるあるwwww」
エド「では私がゆうかさんの最後の言葉を教えましょう。それは{キャアアア!どうか正気に戻ってマスドラ様}です。」
ラミス「ははっ、トカゲのおっさんがそこに居たのに、ゆうかが救えなかったのか。結構頼りになんねえな・・・まあもっとも気絶していた俺もだけどな」
ラミス「わかったよ、エド。今まで一人で秘密抱えてて辛かったろ?」
いたわる様にエドの鬣を撫でるラミス。
エド「お優しいのですね」
ラミス「もう一つ聞きたいんだ。ちょっと聞きにくい事だけどいいかな?」
エド「ええ、私にわかる範囲ならば」
ラミス「おまえ、なんでしゃべれんの?」
エド「・・・いや・・・そんなの今、どうでもいいじゃないですか・・・」
ラミス「とかげのおっさん元気にしてるかな〜。輝け!!!天馬よ!!!とどろけ!!ドラゴンよ!!不死鳥の証とともに!」
ボィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン・・・・・
397 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/06(金) 01:11:55 ID:zV4UAmgK0
ラミス「じゃあ久々にトカゲのおっさんに会いに行ってやるか。エド行くぞ」
しかしおまえらコメディ好きだな、絶対笑う方向に持って行くな
竜王「世界樹の葉があればゆうかを助けられるんだが、アリを復活させるのに全ての葉を使ってしまった。すまない、ラミス」
ラミス「ほかのアリにも伝えておいてよ。俺たちに関わったら死ぬぞってね。
エド「ではラミス、全てを知ろうという決意があなたの中で固まったのならば、天空城に参りましょうか」
ラミス「じゃあいいや、行かねw なんか上でめんどくさい使命与えられるんだろ?俺は自由気侭に暮らしたいもん。」
竜王「ちなみにエドはしゃべる馬であって天馬じゃないぞ?だから空は飛べないので徒歩で天空城へ行くしかないと思うんだが・・・・・」
404 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/06(金) 01:26:15 ID:aTA08sxUO
エスタークがあらわれた
キングレオがあらわれた
ジャミラスがあらわれた
ハーゴンがあらわれた
キラーマジンガーがあらわれた
スライムAがあらわれた
ホイミスライムがあらわれた
ミルドラースがあらわれた
スライムBがあらわれた
ラミス「だって俺、天空城へ行く道わかんないもん」
エド「てか出来ますよ?」
竜王「え?飛べるの?」
エド「余裕っスよ?そんな喋るだけの奴だと思われたくないじゃん」
ラミス「なんかいっぱい敵が来てるし、とりあえず飛んでくれ」
エド「あいよ」
エドはラミスを背に乗せると大空に舞い上がった!
ラミス「でも天空城へはいかないけどな」
エド「この流れでまだ言うか!」
407 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/06(金) 01:30:51 ID:5kIMqyZZ0
しかしまわりこまれてしまった!
エド「重い・・・もうムリだ!しょうがない、ルーラ エドはラミスを残して天空城へ行った」
ラミス「うおおおお!?風が気持ちい・・・いや、これはこええええ!」
落下し続けるラミスの横を黒い影が横切った。
竜王「世話の焼ける奴だ・・・!」
{飛行タイプ}へと変身した竜王がラミスを掬い上げる。
ラミス「なんでてめえが・・・」
竜王「悔しいが・・・ゆうかが必要としてるのは、お前なんだ!」
ラミス「なかすぜ竜王!俺が世界を救ったら、国を一つ貰えるはずだから右大臣にしてやるからな!・・・しかしエドめ、あの糞駄馬!俺を空中で捨てるとはいい度胸じゃねえか」
エド「竜王め・・・・ラミスを助けるとは・・・魔王としてのプライドを捨てた貴様に用はない、死ね!イオナズン!!!」
ラミス「あっ、あんなとこにいやがる!ここまで降りて来い卑怯者!おまえなんか馬刺の刑だ」
竜王は突如大きく旋回すると、速度を増しながらイオナズンの方向へと突撃する!
ラミス「な?バカ!あぶねえ!」
竜王「しっかり伏せておけ!」
空を舞う竜王の姿は錐となり、爆風の中を突き抜けた!
竜王「・・・これでダメージは最小限に防げたはずだ」
しかしラミスの髪はアフロになっていた。
ラミス「マホカンタくらい・・覚えとけ」
エド「何だと!?・・・・これだけは使いたくなかったが、しかたない・・・・マスタードラゴン様!我に力を!!くらえ、勇者の雷!!!ギガディン!!!!!!」
ジャミラス「ゲッ!?こっちに突っ込んできやがる!」
竜王は速度を落とさぬまま、魔物たちの間を縫う様に飛び回わった。
ハーゴン「ギャーッ!」
ホイミスライム「ピキーッ!!」
雷槍が次々と身代わりとなった魔物達へ命中していく!
ラミス「おおお!てか俺何もしてないしwww」
竜王「ほれ、お前の出番だ!!!」
目前にエドの姿が迫る!
エド「ならば今度はミナディンを・・・・MPが足りないだと!?・・・・・ラミスさん、今までの私の行動はマスタードラゴン様の試練だったのです。許してください。私は貴方をいっも応援していますよ。さようなら ルーラ」エドは逃げ出した!
スカッ!ラミスの剣はむなしく空を切った。
竜王「あー・・・」
ラミス(・・・何か俺、すごくかっこわりい・・・)
竜王「どんまいp(^^)q」
ラミス「うるせえ!」
ランド「結局、しずちゃんを殺した犯人は分からなかったな」
ラミスの頭に声が響く
死神の騎士「ラミス、強くなったな・・・俺はずっとお前と共にいるぞ・・・」
でも死神の騎士殺したのラミスなんだけどなw
ラミスはきょろきょろと辺りを見渡した。
「どこだ…?どこなんだ。師匠…」
「ここさ。」
振り向くとしずかの姿が。
「俺はこの娘の体を戴いて復活した。」
「そうか。これからもよろしくな。」
しずか、今は死霊の騎士が苦笑しながら頷いた。
「うむ。少々動きづらい体だが、アドバイスなら任せておけ。」
ラミス「よし、じゃあエドを殺したいんで。焼け付く息教えてくれ。それとその凄そうな剣おくれ」
ランド「で、しずか殺したのだれなんだ?教えてくれ!1」
死霊の騎士「もういいじゃないか・・・」
ランド「気になるんだよ!教えろよ!」
ラミス「貴様!いい加減にしろ」
ターニア「ランド、これ以上この問題には深入りしない方がいいよ。じゃないとあなたも同じ目にあうかもね、ふふっ」
ランド「だってしずかは俺に惚れてたんだぜ?惚れられた男として放っておけねえ問題だよ。」
426 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/06(金) 13:38:32 ID:FwaMStwD0
死霊の騎士「ならばこの体に眠る記憶を辿ってみよう・・・」
しずか「私ね。都会に行きたいの。夢を掴みたいの。だから別れましょう」
ランド「なんだよ。いきなりそんな・・・」
しずか「笑顔で別れたいのよ。ね?聞き分けて」
ランド「わかんねえよ!そんな理由。俺は認めないからな!絶対、絶対・・・」
しずか「ホンットしつっこいわね!このストーカー」
ランド「うわあああああああ!!!!???」
死霊の騎士「彼女の記憶はここで途切れているようだが」
ラミス「・・・」
ターニア「・・・」
ランド「見損なったぞラミス…!」
ラミス「えー!?なに聞いてんのアンターっ!」
ランド「しずかの仇だ!!」
ラミス「ちょwおまwwww」
ランド「なるほど、犯人は俺の手か。こいつめこいつめ悪い奴だ!後でもっと叱っておくから俺に免じて俺の手を許してやってくれ。俺は全く知らなかった事とはいえ、多少俺にも責任があるからな。さて解決した所で冒険の旅にでよう><」
死霊の騎士「まあしずかが死んだお陰で俺も復活できたんだし、死んでよかったんじゃね?」
430 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/06(金) 14:16:49 ID:K2QE0mNi0
そして夜が明けた
ラミス「昨夜はお楽しみでしたね」
ラミスの頭に声が響く
死神の騎士「ラミス、死霊の騎士は私の偽者だ!!名前をよく見ろ!!名前を!!」
ラミス「しかしこのおっぱいは捨てがたい」
死神の騎士『なんだと・・・?師匠よりおっぱいをとるというのか』
ラミス「とるでしょ!普通」
死神の騎士『それもそうだな!なら俺もこの女の中に入る!』
しずか「はうっ!あ・・ああん・・」
死霊の騎士『うはwww狭いwwww』
434 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/06(金) 14:56:36 ID:aRGopsWm0
えーと、合体した師匠はなんて呼べばいいんスか?
435 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/06(金) 15:08:00 ID:/9FUeu1J0
ピッコロ「今までどおりピッコロでいい」
436 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/06(金) 15:10:00 ID:aRGopsWm0
なぜ神コロ様がっ!!?!!1
ピッコロが仲間に加わった!
ラミス「ピッコロ、魔貫光殺砲教えてくれ。」
剣心「拙者、ピッコロではないでござるよ。本当の名は心太。
それが拙者の本当の名だ。」
ラミス「知らんなあ」
竜王「肉体はがしずかだから名前はしずかのままででいいだろう」
ラミス「じゃあしずか師匠か、溜まったらよろしくな」
竜王「ラミス、君にはゆうかがいるだろう?彼女を裏切るのかい?」
竜王「ラミス、君の言葉を聞いて竜王(変人)が興奮しているから、溜まったら彼にお願いしたまえ」
ラミス「遠距離恋愛がうまくいった事があるのかい?」
ランド「この世界は携帯どころか電話もないからな、遠距離は文通しかないだろうな」
ラミス 「とりあえず旅に出ようぜ、ドロヌーバになっちまったユウカを元に戻したいんだよ」
エドがあらわれた
エド「この世界にはルーラがある事を忘れたのかい?一瞬でどこにでも行けるのだよwww」
エドは逃げ出した
ラミスはルーラをとなえた。しかしまだ覚えていなかった。
ラミス「チッ、つくづく使えねえ駄馬が」
竜王「お前だw使えねーのは」
ターニア「それに目的地なんて決まってなかったじゃない」
謎の老人「世界樹を目指すんじゃ!」
突如現れた老人が入れ歯を飛ばしながら絶叫した。
ラミス「きったねえ!世界樹がどうしたんだい?おじいさん・・・
まず、落ち着けよ。落ち着いたら死ねよ」
謎の老人「巨大な世界樹に咲くたった一輪の花。
これを手に入れた者は、あまねく奇跡を起こすという!グバァ!」
ラミス「爺さん!!!」
謎の老人「安心せい!口でグバァと言っただけじゃ」
ラミス「(#^ω^)
ランド「このジジィ、得なキャラしてやがる」
ラミス「このじじい、マジできも過ぎww」
じじい「とりあえず巨大世界樹の頂上に咲く世界樹の花!!これを探すのじゃ!!!!!!!!!」
竜王「俺は世界樹の在り処を探しに行くとしよう」
ランド「よっし、おいら達は修行しようぜ」
ラミス「それよりおなかがすいたよ」
ターニア「こらお兄ちゃん、ランドも竜王さんもお兄ちゃんの為に頑張ってるのに、お兄ちゃんがそんな事でどうすんの」
ランドとターニアは田舎に残る事にした。
他の仲間達は竜王の背に乗って旅に出た。
ラミス「世界樹ってどこにあるん?」
しずか「俺もまだ聞いたことないな。どこにあるのか」
ラミス「ならばじじい言えよ」
しかし謎の老人は空中の寒さで凍えていた。
謎の老人「ひゃ、ひゃ、ひゃむい・・・」
じじい「ウうう〜〜〜〜〜〜〜天国行き〜のバ〜スで行こうよ〜〜〜〜」
しずか「これはダメかもわからんね」
謎の老人「うお〜〜猫バスじゃ〜〜ニャ〜ンニャ〜〜〜ン」
ラミス「もう捨てるか?こっから」
しずか「慌てるでない。この老人だけが情報源なのだぞ…今はな」
彼らは手近な所にある、山間の町テドンへ着陸する事にした。
テドンwww
笑いの神が降臨してますなw
テドンの村の住民は皆一様にげっそりと青い顔をしていた
ラミス「モンスターがあらわれた時の為に今から作戦を決めておく。」
竜王・オレにまかせろ
師匠・いのちだいじに
ラミス・馬車で待機
(ガスッドカッ)
ラミス「いてっ!なんで殴るんだよ!」
ラミス「わかったよ!俺も戦えばいいんだろ!んじゃ、みんな宿屋で休むぞ」
すると早速女を漁り始めるラミス。
ラミス「どいつもこいつもしけた顔しやがって!」
謎の老人「ラミっつぁん!あの娘なんかどうじゃ?」
老人の示す先には、愛くるしい顔のブロンド少女がいた。
ラミス「おっ!爺さんなかなかいい目してるじゃねーか!」
勝手につけられたあだ名に、軽くムカつきつつも喜色満面だ。
謎の老人「ファイトじゃぞ!」
笑顔で拳を固めたポーズをキメる老人。
ラミス「ってことでいただきま○こ♪」
少女「あ、あの・・・?」
そして一夜が明けた。
ラミス「ぎゃああああああああああああああああああああ」
竜王「どうしたラミス!?」
ラミス「俺のチ○ポがない!!!!!!」
竜王「なんだって!!!!???」
ラミス「それがよ・・・昨日女の子と合体したまま、寝ちゃったんだ」
しずか「なんとだらしない・・・」
ラミス「起きたら女が消えてた!そして俺の男の武器も・・・」
老人「そういえば他の村民もおらんのう・・・」
しずか「昨日この村に着いた時は夜だったから気付かなかったが、この村はまるで廃墟のようだ。人々はどこに消えたのだ」
ラミス「それはいいから俺のチンコだよ!ホイミじゃ無理だろうな、誰かザオリクかけてくれ」
464 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/06(金) 22:57:11 ID:heSGnwT40
ラミスたちが広場に出ると誰もいなくなっていた。
じじい「手分けして調査するぞい。」
竜王「ラジャー。」
師匠「了解!」
ラミス「えっと……。」
じじい「何をぼさっとしとる。今のうちに民家のタンスを探っておくんじゃ。」
ラミス「あっ、はい!」
なんとラミスは局部を無くした事で女の子っぽい性格になってしまった!
エド「大変なことになっているようですね。私も手伝いましょう」
エド(ラミスに何かあったら、俺の給料が下がってしまう!それだけは阻止せねば・・・・)
ラミス「あら、いつかのお馬さん、お久しぶり。この前は乱暴な事言ってごめんなさいね」
エド「いえいえ、気にしないでください。私はユニコーンですから、回復技は得意ですよ。何か私に頼みたい事はありますか?
ラミス「じゃあお言葉に甘えて、お願いしちゃおうかしら。無くなった私のオチンチンを元に戻してくださる?」
エド「う〜ん、回復魔法も解呪魔法も効かないみたいです・・・申し訳ありません」
ラミス「いいえ〜、エドさんは悪くないですよ。こちらこそ無理を言ってごめんなさい」(ニコッ)
エド(ドキッ)「い・いえ・・・では私は向こうの方を探索してきます・・・」
ラミス「どこにいっちゃったのかしら、私のマグナムちゃん・・・」
じじいは、タンスを調べた
バニースーツを見つけた
装備しますか?
じじい「Y・E・S!」
じじいはバニースーツを身につけた
じじい「この股間のキツさがたまらんわい」
エド「変態には裁きを!くらえ!ディン」
じじい「ギャァァァァ」
じじい「・・・・ァァァァ〜気持ちええわい、もっとぉ」
エド「・・・・・お望み通りやってあげましょう。天空人たちよ、我に力を!!」
エドに力が集まっていく
「 ミ ナ デ ィ ン 」
476 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/07(土) 00:45:08 ID:BUj8kTAEO
じじいはマホターンをとなえた
エド「な、何だと!?ギャァァァ・・・・・・・わ・・・た・し・・・・は・・・死・・・・・ぬ・・・の・・か・・・・?」
エドは消滅した
かに見えたが・・・・!?
エド「危なかった・・・ルーラの発動がもう少し遅かったら、完全に死んでいたでしょうね」
エド「しかしまさかじじいがマホターンを覚えているとは想定外でしたよ・・・まぁいいでしょう。早くラミスさんのマグナムを探さなければならないですしね」
そうこうしてる内に日が暮れてきた
村人A「おはよ〜」
村人B「おはww」
村人C「おいすー^^」
村人D「よろ」
どこからともなく村人達が湧いてきた
酒場娘「ンキャアアーーー!なにやってんの!」
じじい「こ、これはアレじゃ!呪われてないかどうかチェックしてやったんじゃ!」
酒場娘「ホント?優しいのね」
じじい(この娘、バカか?)
ラミス「おおお!俺チ○ポも戻ってきたぞ!だが明日また消えそうな悪寒」
しずか「この村の謎を解かなくてはな」
クエストモードキター
ラミス「おい村人達、おまえら昼に何してんの?」
村人A「なにって仕事に決まってるべさー」
村人B「サボってる奴はニットだベ!」
村人C「おっ!ハイカラな言葉ズラ」
はしゃぐ村人達「ニット!ニット!」
ラミス「撲殺してえ!この田舎ものども」
しずかは黙想しつつ辺りの様子を伺っていたが、ふいに口を開く。
「仕事だと?ありえない。俺は知っている。日中、牧場にも畑にも人はなく、荒れ果てていたのだぞ」
すると探索を終え戻ってきた竜王も。
「そりゃあ当たってるぜ。村人は日が暮れると共に“あらわれた”」
ラミスは首をかしげながら、虚ろな目で騒いでいる村人を指差す。
「じゃあ、こいつら昼どこに居たって言うんだ?」
「わからん。ただ一つ言える事は“地上に存在していなかった”ということだ」
484 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/07(土) 15:22:05 ID:K/tbLLhe0
ラミス「へ〜」
竜王「なにその気の抜けた返事?」
ラミス「俺のマグナムも戻った事だしもう行こうぜ!」
あまりの鳥頭加減に一同がっくり
竜王「ここで爺さんの話を聞くんだろ!?」
ラミス「そういやじじいどこ行った」
しずか「さっきまで偉そうに仕切ってたがな。どぶにでも落ちたかな?」
竜王「爺がいなければ、我々もこの村に立ち往生だ」
しずか「手分けして探す他なかろう。狭い村だ、直ぐに見つかる」
ラミス「めんどくせーな、じゃあ俺こっち行ってみるか」
村人「これこれどこ行くんじゃ、この先は牢獄の以外何もない、立ち去られよ」
ラミス「そう言われると逆に見たくなるのが人情よ!」
村人「ここは通さぬ。牢番の名にかけて!フゥオオオオオ」
牢番の腕は流れるような円の構えをとった!
ラミス「むむ!」
牢番「テドン流牢番拳大河の構え。この構えは全ての攻撃を受け流す」
ラミス「メラ」
牢番「ギャーッ!」
牢の中には・・・
なぜかじじいがいた
そしてその隣には竜王(変人)がいた
竜王(変人)「ああラミス、君はやはり僕を助けに来てくれたんだね。愛してるよラミス。どうかぼくをこの牢から出しておくれ」
しかしラミスは竜王(変人)を無視してじじいの元に駆け寄った
じじい「むにゃむにゃむにゃ煩いのう、折角ええ夢みとったのに」
ラミス「じじい!大丈夫か!」
じじい「こりゃ、牢番。水を一杯くれんか」
ラミス「じじい!俺だ!ラミスだよ!なんでこんなとこ入ってるんだ!」
じじい「ありゃラミスか、丁度よかったわい、おぬしに渡したいもんがあるんじゃ」
ラミス「渡したいもの?」
じじい「いいから鍵を開けてくれ、ここは居心地悪くてかなわん」
ラミス「鍵かかってんじゃねーか、おまえ捕まってんのか?」
じじい「牢番がそこへんにおりゃせんか?そいつに開けてもらえ」
ラミス「俺がここに居るのは牢番倒したからに決まってるだろ。下がってろ!鍵ぶっ壊す!」
ガキン!ガキン!ガチャン!
牢屋の鍵は老朽化していたのか、レベル2のラミスが2〜3度叩いただけで簡単に壊れた
ラミス「ふぅ、この俺が人助けとはな」
じじい「やれやれ牢番は殺してしまったか、可哀想な事をした。わしはオーブの秘密を知りたくてわざと捕まったのに」
ラミス「オーブ?」
じじい「ああ、既にここには無かったがな」
ラミス「・・・・?」
じじい「まあいい、説明は後じゃ。ここは出た方がいい、幻にいつまでも触れていると我々も取り込まれるでな」
ラミス「?!・・・よく分からんが、幻とかオーブとか・・・」
じじい「七つのオーブが集まれば世界樹の場所を探ることができると言われておる」
ラミス「そんなに必要なのか…」
じじい「じゃがわしらはもう既に六つのオーブをもっておる」
ラミス「六つ…?!じじぃてめぇ隠してやがったな!」
じじい「話は最後まできくもんじゃ。わしとラミスと竜王、一人二つずつもっとるじゃろ」
ラミス「…!!!」
ラミスは股間をギュッとした。
じじい「そう、お前のマグナムにぶらさがっとるたまたまじゃ」
じじい「しずかには無いからな、あと一つオーブが必要なんじゃ」
じじい「だが、わしらの邪魔をしようと幻を見せているヤツがおる。そいつを倒して幻…この村から脱出するぞい」
491 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/07(土) 18:00:44 ID:fppUIqxe0
ラミス「ところで{渡したいもの}ってなんだよ
492 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/07(土) 18:07:20 ID:nDflfQAHO
じじい:っ請求書
>>492 ラミス「なんだそれは、身に覚えねえな。ところでIDがAHOだぞ」
竜王(変人)「愛するラミスよ、君になら僕の全てを捧げてもいい」
そう言うと竜王(変人)はラミスに自分のオーブを手渡した。
しかしジジイは肝心な情報を知らなかったのだ
確かにオーブは7つ必要だったが、ゴールドオーブを7つ集めても意味無いのである
全て色違いのオーブを集めなければ、世界樹の場所を特定する事は不可能だった
ラミス「しかたない、これは貰ってやる。だがおまえをここから出すことはできん。・・・俺の身が危ないからな」
竜王(変人)「ああっ、ラミス。この私に放置プレイをしてくれるのか(ビクンビクン)」
竜王(変人)「ラミス私はもう我慢できない」
そう言うと竜王(変人)は牢をこじ開け、ラミスに突進した
ラミス「ギャァァァァ」
その瞬間、??「バシルーラ」の声と共に異世界に飛ばされた
ラミスが振り向くと白い馬の姿があった
エド「皆さん、私を忘れてません?私はあなたたちを導く為にいるのですよ。困っているのなら、私に聞きなさい」
エド「ちなみに異世界に飛ばしたのは竜王(変人)です。書き忘れてましたよ。すみません」
ラミス「世界樹の場所を教えろ。このゴールドオーブやるから」
エド「ウホッこれはいいたまたまですね」
竜王(変人)「つまり{??「バシルーラ」の声と共に竜王(変人)は異世界に飛ばされた}でいいんだな?という事は・・・」
竜王(変人)の前には、見た事もない景色が広がっている
竜王(変人)「ラミス、待ってろよー!私は必ず戻ってくる!!!」
竜王(変人)の声は空しく響くだけだった
ラミス「あぶねー、また掘られるかと思ったぜ。エド、また助けてもらったな。」
竜王「ねえラミスごはんまだー?」
ラミス「お前の分身片付けてたところだ。ちゃんと管理しとけよ、まったく」
竜王「ごめーん」
エド「ラミスさん、私は世界樹の場所は知りません」
ラミス「」
エド「何か言えよ。しかしオーブのある場所は知っています。見てください。地図に記しておきました」
ラミス「礼は言わんぞ」
エド「そこは普通に言ってよ!感謝してよ!」
じじい「ちょっとまて、なんか竜王の態度変じゃないか?」
竜王「それよりじじい、お前の姿が変だぞ」
なんとじじいはバニースーツを装着したままだった!
じじい「きゃっ…」
ラミス「これは師匠が着るべきだろ」
しずか「いやそれは遠慮する。俺は元々男だ」
ラミス「師匠の意思なんかいいんだよ、俺らがバニースーツ来た女見てムラムラしたいんだよ」
しずか「勘弁しろ。それに股のところに変な汁がついてるじゃないか。この女性の体が妊娠したらどうするんだよ」
エド「ではしずかさん、これを着るのです」
⊃エッチな下着
エド「ラミスさん、あなたはこれを覚えていますか・・・?」
ラミス「うーん、俺はスク水派だしな。・・・・・・なんてな。昔ユウカが着てたやつだろ?あいつが死んで随分経つのにまだ実感ないな。
しずか「ていうか、もう死体もないのに復活って可能なのか?」
じじい「世界樹の花に不可能はない。たとえモンスターとなってしまっても元の姿にもどせるのじゃ」
しずか「さすが世界に一つだけの花だな」
ラミス(語り)
「こうして俺達はかくかくじかじかで不死鳥ラーミアを手に入れ、ラーミアに乗ってオーブを順調に集めていった。
途中で異空間に飛ばされたはずの竜王(変人改め竿だけ)と合流し、とうとう最後のオーブのある場所へとたどり着いた。」
ラミス「ここが…
510 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/08(日) 00:53:24 ID:x4jmDsYrO
じじい「騎士さんのように魂だけ復活させて違う体に入れればいい」
しずか「ほほう、ドラゴンボールばりの便利さだな、全部集めたら空が暗くなったりするんじゃないだろうな
じじい「いやオーブを集めたところで、世界樹の花の場所が指し示されるだけじゃ。あとはそこに向かえばいい」
エド「その前に最後のオーブですね、このへんにあるはずなのですが・・・」
ラミス「もう3日くらい歩いてるだろ?俺疲れたよ、帰って宿でゆっくり寝ないか?明日から本気で探すって事で」
エド「駄目ですよ、ルーラで帰るのは簡単ですけど、またこんな山奥まで3日かけて徒歩でこなくちゃいけないんですよ、同じ事です」
ラミス「だけどもう腹減って動けねえよ、この辺のモンスター妙に強いし・・・」
じじい「こまったのう、ラーミアはもう死んだし」
竜王「しかし、まさか不死鳥が寝冷えで死ぬとはな・・・」
ラミス「あんなもんだろ、アッサラームの夜店で買ったやつだしな」
ラーミアひよこかよwwwww
ラミス「簡単そうに見えてや〜やこしく、困難そうに見えてた〜やす〜〜い!!!
今日もラララ〜〜!明日もラララ〜〜〜!探してる〜〜〜、探してる!」
ピコーンピコーン
しずか「ん?なんの音だ?」
ラミス「僕のくいしんぼうブザーが発動したモナー!」
竜王「スルーで」
ラミス「やだー!いやだー!馬刺し食いてええええ!!!!」
エド「え、俺に振るんスかwwwww」
しずか「やめたまえ。彼は仲間だ・・・ホラ、そこに山小屋があるようだよ」
山小屋には、ばばあがいた
じじい「ばばあ・・・?」
ばばあ「じじい・・・?」
ラミス「なんだ知り合いか」
じじい「いや、見たままを口にしただけ」
ラミス「(#^ω^)
ばばあ「久々の客人じゃ。ゆっくりしていきなされ。猪肉もた〜んとあるでの」
ラミス「ヤホーイ!牡丹鍋だああ〜!」
はしゃぐラミスを尻目に、しずかはいぶかしんでいた
しずか(この小屋には、どう見ても婆さんしか住んでいない。
なのに、どうしてこれだけの獣肉を取ることが出来たのか・・・?」
ファラファラファッファッファーーー。HEART of sword〜夜明け前〜
ダーーーーーーラッタッターーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
なんとラミスたちは牢屋に閉じ込められていた!!!!!!!!!!!!!!
ばばあ「さあさあ、お嬢さんもたんとお食べ。ほれ装ってやろう」
しずか「折角だが、今腹は空いておらん」
ばばあ「今食べとかにゃ、この先持たんぞ]
しずか「いや、ちょっと思うところがあってな」
ばばあ「遠慮はいらんぞ、オーブまではまだまだかかるじゃ」
しずか「ん?これお婆、なぜ我々がオーブを探してるのを知っている?」
ばばあ「え?・・・さ、さっきじじいに聞いたんじゃ!なぁじじい」
じじい「なんじゃ?なんの話じゃ?」
ばばあ「オーブ探してるってさっき言ってたよな?」
じじい「そうかの?そういや言った気もするの」
ばばあ「お、じじい酒をもう飲んだか。どんどんやってくれ、裏からもっと持ってこよう」
席を立つばばあ
しずか「・・・・」
ラミス「なんか眠いモナ」
じじい「久々に食った食った。どれ横になるか、出るとき起こしてくれい」
・・・
竜王「おいしずか、おまえも俺と同じ事を思ってるようだが・・・」
しずか「うむ、だが敵の手の内が読めん。暫く様子を見るか」
竜王「分身の竿つきを外に待機させている。罠に引っかかったつもりで我々も寝たふりしておこう」
しずか「そうだな。強行突破しようとて寝ている2人を抱えてはかなりの危険が伴うからな」
→
>>517
ラミス「開けろ開けろ開けろ!!!!!!!!!」
ラミス「なんかブラブラすると思ったら、オレの装備がない!」
じじい「酔わせて装備を奪うとは、策士じゃな…」
しずか「昨日自分で脱いでいただろう」
ばばあ「やっとお目覚めかえ?大人を四人も運ぶのは老体にこたえたわい」
しずか「おまえは一体何者だ」
竜王「我々を運び、あの獣肉を一人で確保…ただ者ではないな」
ばばあ「ふふふ、そこまで知りたいなら教えてやろう!実はばばあは世を忍ぶ仮の姿!」
ラミス「なに?」
ばばあ「その招待はっ!」
ラミス「ごくり」
ばばあ「ところで朝飯は何にするかえ?」
ラミス「話を逸らすなっ!」
ばばあ「ッハッハッハッハッは八ハッはっはっはっは!!!!!!!!」
アバン「私だよ、ラミス君。アバンだよ。」
ラミス「な!!!!!!!!!!!!!アバン先生!!!!!」
竜王「というわけじゃなwwwwwwwwww」
ラミス「知ってたのかよwwwしずかも竜王も!!!!!!!!!!!!!」
ダイ大冒険かよ
アバン「ラミス君、私が魔物であればいつでも殺せたのだよ?この意味がわかるかね?」
ラミス「眠り薬でいつ殺されてもおかしくなかった・・・・。」
527 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/08(日) 13:00:48 ID:dcY1D0lq0
ラミス「なんだそりゃ、ババアが変装してた意味がわかんねし
アバン「そういうことだ・・・修行が足りないね。せめてlv20くらいにはしておくんだ」
カツン・・・カツン・・・
アバン「!?さあ!本物のばばあが来る前に逃げるんだ!逃げるんだああーー!」
ばばあ「うしゃしゃしゃ、なにやら騒がしいと思ったら」
アバン「いかん!!メガンテ!!!!!」
ばばあ「うぬうう!こしゃくな!!!!!」
ドゴーン
ラミス「せんせーーーーい!!!!!」
じじい「ばばあーーーーーー!!!!!!」
土煙が途絶えると・・・そこに影は一つだけだった
ばばあ「ふう、ふう・・・あやうく三途の川渡るとこじゃったわ・・・」
竜王「なにっ、無傷?あの呪文を食らってか!?」
ズガーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!アバンだ!!
アバンはメガンテとザオリクの複合呪文!!!メガリクを唱えていたのだ!!
ばばあ「こしゃくな!!イオナズーーーーーーーーーーーーーン!!!」
アバン「アバンストラああああああアッシュ!!!!!!!!!!」
ラミス「なんか白けたな
竜王「馬鹿もん!!!!!!!!それだからお前はいつまでもレベルが上がらないんだ!!!!!」
しずか「そうじゃそうじゃ!!アバン先生の戦いを良く見んかい!!たわけが!!!」
アバンは死んだ
ばばあ「ふぅふぅ、手強い相手だった」
ラミス「なんだあの技は、アバンストラッシュと聞こえたが・・・・」
じじい「アバンストラッシュ・・・ぼくもうつかれたよ・・・」
ラミス「なんだ?じゃあここに置いて行くぞ」
じじい「え・・ちがっ・・」
しずか「やはりご老体には厳しい旅だったかな」
じじい「あの、これ、ギャグ・・・」
竜王「・・・」(わかったがつっこんだら負けだと思っている)
そして最後のオーブが見つかった
ばばあ「お前ら私を無視かい?いい身分だね」
ラミス「ああ、もうお前いいよ、帰った帰った!」
ばばあ「なっ!…この世に生を受けて500年!ここまでの屈辱を受けたのは初めてだァーッ!」
ばばあの姿が見る見る変わっていく!
ラミス「でっけー!危険だぞこれは」
ラミス達は逃げ出した!
しかし回り込まれてしまった!
ばばぁの飛びヒザ蹴り
じじぃに320ポイントのダメージを与えた
じじぃは死んだ
コマンド?
しずか「いかん!ご老人が!」
ラミス「くそぉ〜、今の俺に出来るのは、亡きじじいの為に歌を捧げることだけだ
♪はじめて会ったその日から じじい my love」
ばばあ「なんじゃその歌は」
ラミス「♪じじいに 明日なんてなかった eternal forever」
ばばあ「やめろぉ!耳が!耳がぁぁ〜」
竜王「いいぞ!ババアが苦しみ始めた」
エド「最後は私が引き受けましょう。大いなる神々と!マスタードラゴン様よ!!今この罪深き魔物を滅する力を!!!くらえ勇者の雷!!!!フルパワーの・・・・」
ミ
ナ
デ
ィ
ン
541 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/08(日) 14:42:32 ID:Mg7JffGy0
しかし通常呪文はババアには効かない!
ラミス「♪wow〜 melody kiss happy kiss 最後の kiss」
ばばあ「ぐわああ、なんというセンスのない歌詞じゃ!」
ラミス「exotic police TAIHOしちゃうぞ〜♪」
ばばあ「もう駄目じゃ!こんな所にはおれん!」
ばばあは逃げ出した ラミス達は2000Gを手に入れた
ばばあは宝物を持っていた
ラミス達は最後のオーブを手に入れた!
ラミス「ちっ、歌の途中で席を立つのか、失礼なばばあだな」
じじい「ふわー、よく寝たわい」
その頃外で待機していた竜王(竿だけ)
「…クシュン!寒いわ…最後の一本だけど…」
シュッ ボッ
「ああ…おいしそうなラミス…」
エド「ついにこの時がきたのですね。私はゆうかさんの代わりにラミスをサポートする為に来たため、ゆうかさんが復活すると私は帰らなければなりません。」ラミス「エド・・・・」
エド「私の最後の使命です。ラミス、貴方はゆうかさんの死の真実を知りたいですか・・・・・?」
ラミス「そうか。やっと、やっとオーブが揃ったんだな。これでゆうかを生き返らせ・・・」
竜王「おっと、そこを動くな。お前達もだ」
ラミス「?!」
しずか「ん?どうした竜王」
エド「やはり、そうでしたか。」
竜王「悪いがそのオーブは私が貰う。お前達とはここでお別れだ」
ラミス「どうしたんだ竜王、なんで急にそんな事・・・」
しずか「・・・」
竜王「ラミスすまんな。おまえの単純な性格を利用させてもらった。オーブを集めるためにな」
エド「あなたは世界樹の花が必要なのですね。何を復活させるつもりですか?」
竜王「冥土の土産に教えてやりたいところだが、その発言は私には許可されていない」
ラミス「なんだよそれ、意味わかんねえよ」
しずか「つまりオーブの奪還は、おまえの意思では無いというのか?」
エド「なるほど、竜王程の者が使われる身であると」
竜王「質問はここまでだ、死神の騎士。おまえも来るか?」
しずか「馬鹿な。この死神の騎士、覇道に染まれど義は忘れぬ」
竜王「そうか、ならば勇者共々ここで死ぬがよい」
エド「!?危ない!!!みんな伏せ!!!!?」
しずか「むうっ(咄嗟にラミスを庇う)」
竜王は火炎を吐いた
しずかは倒れた、エドは倒れた、ラミスは倒れた、じじいは連れ去られた
パーティは全滅した。
ラミスが目を覚ますと暖かい暖炉が見えました。
竿だけ「おはよう」
ラミス「てめえ竜王!…って微妙に違うな」
竿だけ「僕、置いていかれちゃったんだ…」
しずか「見ろ。資本主義の行く末がこのザマだ」
エド「やっぱ新聞は朝日新聞に限りますね」
ラミス「なんだ?この洗脳されそうな会話…いい加減にしていただきたい」
ラミス「くそ…俺は…ユウカをまた…助けられないのか…」
エド「ラミスさん…知っていたんですね…ユウカさんに手をかけてしまったこと…」
竜王「追ってくるな…これは忠告だ。」
その時一陣の風が竜王に向かっていった。
?「オーブを渡す訳にはいかない!」
竜王「!!!誰だ!」
竜王はひらりと身をかわす。
?「私の名はファルチェだ!」
ラミス「…そうか、
>>198あたりでユウカの先輩として宮廷に勤めていた剣士…」
ファルチェ「ユウカの為にそのオーブをお前に渡す訳にはいかない!」
竜王「まだ貴様と戦うべき時ではない」
突如舞い起こった疾風と共に、黒いローブがファルチェを覆い被さる。
ファルチェ「くっ…こざかしい」
彼女がそれを払いのけた時、竜王の姿は既にその場にはなかった。
じじい「ふ…待ちくたびれたぞ」
竜王「とても人質のとる態度とは思えんな」
じじい「何故に竿だけを残してきたのか…お主まだ迷っておるな」
竜王「貴様こそ一体何を企んでおる…」
じじい「ふぉーっふぉふぉっふぉっふぉごほぉ!ごぼっ!み、水…」
竜王(本当、何なんだよ。こいつ…)
竜王「オーブは全てここにある、何をすれば世界樹の場所が示されるのだ?
じじい「ねるねるねるねはヘヘヘヘヘ」
竜王「…」
じじい「練れば練るほど色が変わって〜」
オーブが七色に光り始めた。
じじい「こうやってつけて!」
七色のオーブが一つになる!
じじい「うまいっ!」
竜王「食った!?」
じじいの目から一点に光が放たれる!
竜王「おお…あの場所に世界樹が!!!」
じじい(わしの最後の仕事じゃ…ラミスよ…この光に気付いて…く…れ…)
しずか「!!空を見ろ!」
エド「あの光は…まさか…」
ラミス「うおっまぶしっ」
竿だけ「わが半身を感じる…竜王はあの光の先に向かっているみたいだ」
ラミス「あの先に世界樹があるんだな!行くぞてめぇら!」
エド「危険です、竜王と鉢合わせする可能性がっ!」
しずか「心配するな、あの火炎はもう見極めた。竜王はもう私の敵ではない」
ラミス「先に行くぞ!」
ラミスは1人で外に飛び出していた
しずか「貴女は来ぬのか?」
ファルチェとしずかは目線を交じらわせた。
ファルチェ「私は一人が性に合っている。それに…」
しずか「それに、なんだね」
ファルチェ「あの男といると私の貞操が危うい」
しずか「…賢明な判断だ」
そういうと各々その場を去るのだった。
先を急ぐラミスに大きな影が立ちふさがる
?「こら待たんかい!」
ラミス「おっおまえは!」
ばばあ「このガキ!飯食わしてやったのに、人の家全部燃やしやがって、どんな御挨拶じゃい!」
咄嗟に胸倉を掴まれて、怒鳴りつけられた
ラミス「い、いや、燃やしたの僕じゃないッスよ・・・」
ばばあ「言い訳すんな」(バシッバシッバシッヒッコシヒッコシシバクゾ)
往復ビンタがラミスに炸裂した
ばばあ「おまえの仲間のどれかだろうが!燃やした奴つれてこんかい」
ラミス「いや、、これから行くとこで会うかもしれないかもしれないっす・・・」
ばばあ「おーし、じゃあ案内せんかい」
ラミス「は、はい」
ばばあが仲間に加わった
先を急ぐしずかに大きな影が立ちふさがる
エド「待ってくださいしずかさん。私も白馬のはしくれ。ペガサスと呼ばれた頃もあります。」
しずか「その羽は飾りではなかったのだな」
エド「はい。ラミスさんに追いつくためにも、私に乗っていって下さい。」
しずか「すまないな…甘えさせてもらうぞ。」
エドの翼が大きく広がり、しずかを乗せて飛び出した。
しかしエドは忘れていた!自分は人をのせて飛べない事を!!!
エド「お、重い・・・・も、もう限界です」
しずか「イヤな予感がするのだが・・・本当に大丈夫なのか?」
エド「あ、あのおっぱいをギューッっと押し付けてくれ」
しずか「こうかね?」
エド「うおーっ!これであと数キロは踏んばれる」
一方ラミスは
ラミス「よーし、ガンガンいくぜー!…うわっち」
こけた。
ラミス「うええん〜痛いよ〜」
ばばあ「まったく!若いもんがしっかりせんかい。ほれ」
ばばあは手早くラミスの足の擦り傷に治療を施した。
ばばあ「もう痛くないじゃろ」
ラミス「ばばあ…」
ふと幼子の頃、生き別れた母親を思い出すのだった。
(前に森で会った母ちゃんは偽者だった…もしかしてこの人が?)
ラミス「なあ、ばばあ…あんた息子とかいるのかい?」
ばばあ「え?いないよ。あたしゃ処女を守って500年だよ」
ラミス「あ、、そう」
ばばあ「でも、ガキの面倒見るってのもなんだか…悪くないねえ〜」
ラミス「婆ちゃん…って呼んでいいかな」
ばばあ「好きにしな」
その頃
じじいの発した光は弱々しくも、ムオル遥か北に位置する見渡す限りの草原に届いていた
「ここか・・・」
何千年にも渡り人が足を踏み入れなかった聖域に1人の男が降り立った、彼の名は竜王
その視線の先に鬱蒼とした大樹が地に根を降ろしていた
「これが世界樹・・・・花は見当たらぬが・・・」
世界樹に一歩近付こうとした刹那
「ふふ、遅かったな」
大木の後ろから人影が現れる
「誰だ!」
気配を感じない突然の人影に咄嗟に身構え、大声で威嚇する竜王
「二度も名乗る必要あるのかい?」
静かに開かれたサファイア色の瞳が竜王を捕らえた。
「貴様は、剣士ファルチェ・・」
「さて、戦う理由はお互いわかってるね。いくよっ!」
ゆっくりとサーベルを引き抜いた女剣士は、豹のように全身をバネを効かせて
電撃のような速さで竜王との間合いを詰めにかかった
一瞬怯んだ竜王だが、ファルチェの剣を数度受けると、
いつものように余裕を持った含み笑いを表情に浮かべた
一方、得意の突きを全て紙一重で交わされたファルチェは動揺を隠し切れない
ファルチェ「やっ、やるな。かくなる上は我が奥義、受けてもらおう!」
だが、竜王は冷静に状況を受け止めつつ、ファルチェに話しかけた
竜王「剣士ファルチェよ、人間でありながらおまえの武勇は我々魔族にも知れ渡っておる。
ここで戦ってもお互い無事では済むまい。どうじゃ仲間にならぬか?不死の体を与えよう。
古き権力に固執せず新しき世界を作る我々に協力してくれぬか?」
⇒はい
いいえ
ファルチェ「私は…」
一瞬だった。ファルチェと竜王の間に一人の男が立ちはだかった。
竿だけ「道を間違えるな!なんのために誰よりも早くここへたどり着いたのだ!」
ファルチェ「あんたは…」
竿だけ「早く俺にもユウカに会わせてくれよ」
ファルチェ「そうだな。ありがとう。私は…もう迷わない!!!」
ファルチェ「竜王…悪いがユウカの居ない世界など私には何の価値もないんだ」
竜王「我が半身のくせに邪魔を…!」
こいつらマジかっちょええ・・・
エド「わ、私のハァハァいないところでハァハァ何かがハァ起こってハァハァ」
しずか「おい、本当に大丈夫か?」
エド「ゲェへへへへへ」
しずか「・・・・・・・・・」
ラミス「婆ちゃん!急ごう!なんか嫌な予感がする!」
はばあ「なんじゃ?」
ラミス「そう、例えば…勇者の俺がたどり着く前に仲間が
ボスを倒してしまうような…そんな嫌な予感がするんだ…」
ばばあ「…仕方ないね、ほれ」
ばばあが差し出した手をラミスが握ると、ばばあはもの凄い速さで走りだした。
564 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/08(日) 18:17:53 ID:0fmJ6ndo0
ラミスの刀に魔力がみなぎる!!!!!!!!!!!!!!!
剣に不死鳥の紋章が光る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
天空の勇者の証なのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ラミス「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
竜じい「木の葉が!!!ラミスの剣気に反応している!!!!!!!!!!!!!!!」
ファルチェ「竜王、汝に恨みがあるわけではない。だが全ては後顧の憂いの為、死んでもらう!」
身の丈に迫る長いサーベルが茜色に発光を始めた
ファルチェ「帝国軍遊撃隊長、魔法剣士ファルチェの奥義をとくと味わえ!」
竜王「おのれ、こんな所で・・・」
ファルチェ「ゆくぞ、火炎斬り!」
閃光とともに巨大な火柱が空に突き焦がした。
竿だけ「これは・・・」
ファルチェ「うおおおっ!このまま焼きつくす!!」
竜王「ふ、ふはは!選りによって炎とはな!」
ファルチェの巻き起こした火柱が竜王を飲み込み、
皮膚の焦げる臭いが辺りを包んだ!だが…
竜王「なんたる幸運だ!やはり女神に選ばれたのは俺…」
竜王の体表が修復していく。
ファルチェ「ば、馬鹿な…?」
竜王「この俺の属性が炎である事を忘れていたようだな…」
竜王の掌に魔力が集中し、白く輝く火球が産まれる。
ファルチェ「くっ…ここまでか…」
「その為に俺がいる」
竿だけが二人の間に割って入った。
竿だけ「さぁ、もはや喋っている暇などない!行け!」
ファルチェ「しかし…」
彼女の不安を吹き飛ばす様に、竿だけは哄笑した。
竿だけ「勝つまでも、負けるものか。この男の半身なのだぞ」
ファルチェ「…すまないっ!感謝する」
幹に大きく穿たれた穴へと駆け込んでいく。
竜王「ぬうっ!こんな誤算が…」
竿だけ「嘘を吐け。こうなる事を望んでいたのだろう?」
竜王「…フ。流石に己自身は偽れぬか。行くぞ!」
先程までのように、会話を交わす暇さえもない。
元はといえば一つであった二人、相手がどんな攻撃をしてくるのか手に取るようにわかる。だからこそ、お互い戦いを楽しんでいるようにも見えた。
竜王「そろそろ終わらせようか」
竿だけ「奇遇だな、俺も同じ事を思っていた。」
竿だけ(元は同じ強さでも、私はオーブの分の力が足りない…だが行かせる訳にはいかない!)
竿だけは死を、相討ちとなっても止める事を覚悟した。
しずか「なんださっきの火柱は?!、あの光の向こうで何かが起こっている!。急いでくれエド」
エド「それはいいですが、オッパイパワー注入お願いします」
しずか「・・・・これでいいのか}
エド「いや、できたらパフパフしてくれたりなんかすると、エヘッw」
しずか「・・・天空の使いが何時の間にかエロ馬に・・・」
竿だけが死を覚悟したとき声が聞こえた。
エド「まさかこんなことになっていたとは・・・・」
竜王「何故お前がここにいる!?」
エド「あの日・・・MP不足できさまを殺せなかった日、私は弟に後を任せて、修行の旅に出たのだよ。修行を終えて帰ってきたらあの光、すぐ飛んできたという訳だ。まぁもう死ぬお前に関係ないがな」
竜王「何だ!?このプレッシャーは!?いかん!逃げねば・・・・」
その頃、しずか達は相変わらずだった
しずか「(パフパフパフ)・・・・っと、そろそろいいか?世界樹を竜王に取られたら終りだ、もう行くぞ!」
エド「あとちょっと、あとちょっとで、凄いことに!!延長お願いします><」
しずか「いい加減にしろ!借り物の体なんだぞ」
エド「大丈夫だって、おまえもまんざらでもないだろ?ウヒヒ」
しずか「・・・おまえ本当にエドか?」
ばばあ「ほれほれ、かっ飛ばすよぉ〜っ!」
ラミス「それはいいんだけど…婆ちゃん、前!前!海!!!」
ばばあ「それがなにか?」
シュババババババ
白波を立てながら海面を駆け抜けて行く。
ラミス「なんか…俺いらねえかも…」
ばばあ「バカタレ!50年も修行すれば、こんなの誰でも出来るようになるわ」
ラミス「うむ、俺らしくなかったな!
もう下僕どもは目的地に着いてるようだ。ウォーミングアップ始めておくか」
速度に任せて、海上のモンスターたちを次々と薙ぎ倒した。
ラミス「みwなwぎwっwてwきwたwぜwww」
体中に力が充実していくのを感じる!そしてラミスは幾つかの呪文を覚えた。
しずか「あれは…着いたぞエド!」
エド「おっぱいパワーフルスロットルで飛ばしましたからな!」
しずか「ん?もう竜王と竿だけが戦っているのか?エドもいるぞ」
しずか「???あそこにエド…ここにもエド…どういう事だ?」
エド「後で説明します、今は竿だけさんの援護に向かって下さい!」
エドから飛び降りたしずかは武器を構えて戦場へ駆けていく。
しずか「うおおおおおお!!!」
エド「あれは弟!それに死神、そうか間に合ったか、これでミナデインの人数に・・・」
竜王「?!ちっ死神か、戦いを楽しむのもこれまでだ、竿だけまで加わっては手加減は出来ぬぞ、覚悟してもらおう」
竜王は大きな炎球を吐いた!
エド「なんだ、これは!半身の竜王でもこれほどまでの火炎を作り出せるのか!」
エド(弟)「兄さん危ない!」
灼熱の炎の玉がエドに向かい一直線に迸る
だがそれが的を捉える前に、炎球が四方に砕け散った
エド「え?」
エド(弟)「あら?」
しかし驚いたのは竜王
竜王「死神、貴様か!」
しずか「竜王よ、貴様の炎の攻撃はもう通用しない。」
竜王「くっ!」
竜王は大きな火炎を吐いた!
しずか「無駄だ!」
死神の騎士は、構えた刀を下段から上に螺旋状に突き上げる
とともに発生した疾風が轟音を伴いながら火炎を掻き消した
竜王「まさか・・・、風で我が炎を消すなどと・・・」
しずか「もう貴様に勝ち目は無い、観念しろ。ここまでだ。」
その時天から声が響いた
ルビス「何を遊んでいるのです、竜王」
竜王「むう・・・」
ルビス「あなたの役目は、私の代わりにラミスを足止めする事でしょう!」
しずか「なんだと・・・?世界の守り神とも言えるお方が何故このような事を」
ルビス「マスタードラゴンの創りし天空の血を引く勇者ゆうか、
私の連枝たるロトの勇者ラミス、不幸にも同時代に産まれてしまいましたが
この世に勇者は二人といらぬのです」
エド「なんと卑劣な企み!これが神のやり方か」
ルビス「あなたとて、マスタードラゴンの手先として
私の大切なラミスを天空の城におびき寄せ、始末しようとしたでしょう?」
エド「・・・フフッ、ばれておりましたか」
ルビス「私はラミスと戦うわけには参りません。先に世界樹へと潜り込んだ小娘を始末してきます」
竜王「だが・・・俺の力ではここまでだ・・・」
ルビス「援軍は用意してあります」
ヤムチャがあらわれた
ヤムチャ「食らえ操気弾!」
竜王「ぐわっ!、なぜ俺を?!」
ヤムチャ「あ、わりー、手元が狂ったわwでもDBで最弱の俺を呼んだルビスが悪いんじゃね」
竜王「キ・サ・マ・・・(ガクリ)」
ヤムチャは竜王を倒した
竜王は消滅した
竜王「ふっ・・・残像だ!!」
整理しよう
死神の騎士
┃
(師弟)
┃ ┏━━━(殺す)━━━━┓
┏━┻━┻┓ ┃
ルビス ━(血縁)━┫勇者ラミス┣━(親衛)━竜王┓ ┃
┃ ┗━┳━━┛ ┃ ┃ ┃
┃ ┃ ┃ ┃┃
(敵対) (気になる関係) (邪魔) ┃┃
┃ ┃ ┃ ┃┃
┃ ┏━┻━━┓ ┃ ┃┃
マスドラ━(製作)━┫勇者ゆうか┣━(親衛)━エド ╋┛
┗━┳━┳┛ ┃
┃ ┗━━(亡き者に)━┛
(先輩後輩)
┃
ファルチェ
しかし、よくこんな複雑な話を考え付く、すげえな
ヤムチャ「こ・この野郎・・・」
竜王「よりによってこの様な足手纏いが援軍とはな」
ヤムチャ「足元がお留守だと・・・?あまりナメるなよ」
激昂するヤムチャあしらいながら、竜王は竿だけに目配せをした
竿だけ「今の隙に・・・世界樹の中へと進もう」
うながされるままに歩を進めるエド
しかししずかは納得していないようだった
しずか「やつめ、何故我等を見逃すのか・・解せん」
竿だけ「・・・我が半身は、心からルビスに従っている訳ではない」
しずか「なるほど、な」
ようやく頷いて後に続いた
先が楽しみ
壮大な世界観が見えてきたね、二人の勇者か
育ちの悪そうな勇者が好きだったが、脇役が濃いので影薄くなったな。全然成長せんしw
先を期待してます、無事完結するまで応援してる
ラミス「あとどんくらいだ?」
ばばあ「もうすぐさ、ほぉれ!おお〜きな木が見えてきたよぉ」
・・と目前にストーンゴーレムが迫ってくる。
ラミス「ちょっとおろしてくれ、婆ちゃん。雑魚で成長の成果を試してみたいwww」
ばばあ「ほれよ」
ばばあの背中から飛び降りつつ、
思いっきり剣を振り下ろした・・・
・・・ポキッ
ラミス「ポキ????」
銅の剣は根元からポッキリと折れてしまった!
ラミス「なああ!!!!俺の剣が〜〜〜〜!!」
ストーンゴーレム「うごーうごー」
なにかとても楽しそうに踊りだすストーンゴーレム
ラミス「ええい!畜生、ディン!」
小さな雷を呼び出し、打ち据えた。とりあえず魔物は消滅したものの
ラミス「ここまで来て武器を無くすとはなぁ・・・店もないし・・・」
そこにばばあの怒号。
ばばあ「ばかもーん!武器は買うものではない!その辺のモンスターから奪い取るもんじゃ!!」
ラミス「ストーンゴーレムって武器なんか持ってたかな?なんももってねえよな」
ばばあ「バラモスゾンビとかいいぞ。破壊の剣は強力じゃ」
ラミス「勝てるかっ、俺10秒で殺されるわ」
ばばあ「なさけないのう」
ラミス「とりあえず、攻略本ない?ドロップアイテムリスト見ながら弱いの倒すしかないだろ、しかも俺今素手だし」
ばばあ「そんなもんは知らんが、このへんじゃと鉄の槍のアントべアなんかどうじゃ?」
ラミス「えー槍はダセーだろ、勇者は剣だよ剣」
ばばあ「おまえ半人前のくせに格好だけは妙に拘るのう」
ラミス「形から入るタイプだからな、中身は後からついてくるもんだ」
ばばあ「どんだけ説得力がないんじゃい」
ファーラットがあらわれた
ラミスの攻撃
ファーラットに263のダメージ
魔物は全滅した
宝箱をおとした
ラミスはひのきの棒をてにいれた
ばばあ「うはっ、おまえには似合いすぎる武器じゃなw」
一方で、世界樹の中を駆けあがるファルチェにルビスの手が迫る!
ファルチェ「…誰だ。」
ルビス「私の名はルビス。それ以上は語らずともよいですね?」
ファルチェ「な…なぜあなたが私達の邪魔をなさるのですか!ユウカはこの世界を救う勇者…」
ルビス「勇者だからです。大きな力は世界の均衡を破る…勇者は二人と要らないのですよ」
ファルチェ「ラミスとユウカか…確かに…勇者はどの時代も一人だ。」
ルビス「賢いお前ならわかるでしょう?さぁ引き返しなさい。」
ファルチェはルビスを見据え剣の切っ先を向けた。
ファルチェ「あなたはずっと一人でこの世界を見てきた…だからわからないのですね。」
ルビス「………」
ファルチェ「私達は勇者だからユウカを必要としているのではない…仲間だからだ!」
ルビス「戯言を…私に剣を向けた意味を、身を持って知りなさい。」
エド(弟)「ラミスさ〜ん」
ラミス「ん?お前はエド。どうしたんだ?」
エド(弟)「どうしたんだ?じゃないですよ〜。もうみんな世界樹に着いて先進みましたよ?ラミスさんがあまりに遅いんで、僕が呼びに来たんです」
ラミス「何だと!?何でお前等そんなに早いんだよwww」エド「まぁいいじゃないですか。ところで何でひのきの棒持ってるんです?」
ラミス「ギクッ」
588 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/09(月) 00:07:47 ID:XKSnrIjqO
ばばあ「キラーマシン2なんかどうじゃ。これから魔王と戦うんじゃ、このくらいの魔物を倒せんようじゃつまらんからな。うまくいけば隼の剣がてにはいるぞ」
エド(弟)「もうそれどころじゃないんですって!なんか世界樹でみんな凄い戦いしてますよ。武器どうしたんですか、
>>237で貰った死神さんの肋骨は?あ、折れちゃったんですか。それで今檜の棒なの?(プ」
ラミス「うるせえよ馬」
エド(弟)「こんなんじゃ、やられに行くようなもんですね。」
ラミス「ひのきの棒をなめるな!」
エド「なめてなんかププッないですブフフよ」
ラミス「笑ったな!馬鹿にしやがって…!!」
ばばあ「そんな事しとる場合か!ゆくぞ!」
バビュン!
ラミス「…マジでひのきの棒で参戦かよ…」
エド「もういいですわ。自分、余命少ないんで。」
ばばあ「ところでこいつ私の家ぶち壊した奴に似てるんだが」
エド「た、たぶんそれは兄ですよアハハハ…」
ばばあ「ふぅん、まぁそういうことにしといてやる。
今んとこ、大樹の方でやってるドンパチの方が面白そうじゃしな。
それに坊やの…」
ラミス「むん?」
しまった、と言う具合に顔を赤くしながら咳払いすると、ふと立ち止まって辺りを見回した。
ばばあ「ふむ、この辺は…」
ばばあはピーッと口笛を吹いた。
ばばあ「この周波数で良かった筈じゃ…ほれ」
ガチャガチャガチャ
キラーアーマー「洞窟からきますた 洞窟からきますた 洞窟からきますた」
ラミス「大杉スwwwww」
ばばあ「こいつらは鋼の剣を落とす!おい、馬!貴様も手伝え!一気に行くぞぉーーー」
エド「え〜、でもぉ」
ばばあ「この場で食料になるかい??」
エド「は、はい!手伝います」
世界樹の中
しずか「エド、一つ聞いていいか?」
エド「何だ?私で良ければ何でも話そう」
しずか「我々今はゆうかを助けようとしているんだが、それを阻止しようしているのはルビス様であり本来なら味方なのだろう。なら本当の敵である魔王は誰なんだ?」
エド「!!!!!!ゆうかを助けるのに夢中ですっかり忘れてましたよ・・・・まぁいいじゃないですか。今はゆうかを助ける事に集中しましょう」
しずか「あ、ああ。そうだな」(いいのか?そんな事で・・・・)
やっとの事で鋼の剣を手に入れたラミス一行は、遅れを挽回すべくばばあを走らせた
ばばあは走った、息一つ乱さずに野を越え山を越え、ついには世界中のある草原にたどり着いた
ばばあ「見えてきたぞ、あれじゃな」
ラミス「でっけー!なんだあの木・・・すげえ」
エド(弟)「警戒してくださいね、竜王はいるかもしれないので(兄さん大丈夫だろうか)」
ラミス「♪この〜木何の木気になる木(になる木)〜」
エド(弟)「言うてる場合か!」(ガスッ)
ラミス「いたっ」
ばばあ「ぐわあああ。その歌はやめれ!」
ラミスは、あなほりを使った
地面から破壊の鉄球をほりだした
キラーアーマーを次々に薙ぎ倒す
キラーアーマーは全滅した
ラミスは大量の鋼の剣をてにいれた
エド「弟を向かわせたのに、ラミスはまだ来ないのか?遅過ぎるぞ!まったく・・・・マスタードラゴン様がラミスに、と奇跡の剣をくれたというのに・・・・」
ラミス達は世界樹の1キロ手前で小休止を取っていた
ばばあ「なにしてんだ?鋼の剣は一本でいいぞ」
ラミス「いや後でまとめて店に売ったら結構な金に・・・」
ばばあ「そんなに持って戦えるか!今すぐ捨てろ!」
エド(弟)「しっ、物音を立てないでください、何か世界樹の様子がおかしいんで」
ラミス「誰もいねえじゃねえか、行こうぜ」
ラミスはスタスタと世界樹の方向に歩いて行った
世界樹の近くで
ラミスは落とし穴にはまった。
エド「言わんこっちゃない」
竜王「待っていたぞ」
ラミス「竜王!と、見慣れないヤツがいるな」
ヤムチャ「オレはルビス様に命じられてやってき」
竜王「ただの雑魚だ、ほおっておけ」
ラミス「ああ」
ヤムチャ「……………」
(穴にはまったままのヤツにまで馬鹿にされるとは…チャオズ…)
フリーザ「ホッホッホッホ」
ゲマ「ホーッホッホッホ」
ラミス「ばばあこいつだよ、ばばあの家燃やした奴」
ばばあ「なにっ?!」
竜王「へ?しらねーよ!」
ラミス「こいつが急に仲間割れして、火を吐いたら家に飛び火して全焼したんだよ」
ばばあ「きーさーまー!!!」
竜王「ちょ!!!!事故だよ事故!!!」
ばばあ「事故で済んだら警察はいらんわい!!」
ばばあの鉄拳が炸裂・・・する前に竜王は逃げ出した
その頃天空城
マスタードラゴンの部屋
マスドラ「む・・・まただ・・・邪悪な波動がこの世に降臨しようとしている。」
マスドラ「本来ならあり得ない二人の勇者・・・・それは今までの魔王以上の力を持っものがこの世に誕生しようとしているからなのか?私にはもう戦う力はない・・・・勇者だけが最後の希望だ」
マスドラ「頼むぞエド・・・どうか私に代わりに勇者を導いてくれ・・・・」
その頃地上では、逃げ出した竜王が簡単にばばあに捕まえられた
竜王「まっまて!話し合おう、この戦いが終わったら、ばばあの住居は保障する。それまで忘れてくれ。」
ばばあ「それで?」
竜王「任せておけ、前の一軒屋より頑丈で大きなものを作ってやろう」
ばばあ「それで?」
竜王「えーと、勿論上下水道完備だ、ガスも通す」
ばばあ「それで?」
竜王「ええい、バスもセパレートシャワー完備、どうだこれで文句無いだろ!」
ばばあ「それで?」
竜王「他に何があるんだよ!あんな掘建て小屋燃えたくらいで図々しいぞ!」
ばばあ「それで?」
竜王「それでって・・えっ?」
ばばあ「だから、それで!?」
竜王「ごっ、ごめんなさい」
ばばあ「よし」
竜王「・・・(殺されるかと思った)」
ラミス「お〜、婆ちゃんさすがだな〜」
ヤムチャ「余所見とは…少し、ナメ過ぎなんじゃないのか?」
ヤムチャは瞬時にラミスの懐へと潜り込んだ!
ラミス「!?」
ヤムチャ「狼牙風風拳!」
彼の繰り出す素早い乱舞を辛うじて防ぐラミス。
ラミス(こいつ意外に出来る…)
ヤムチャ「ウッフッハーッ!」
ラミス「くうっ!」
トドメの激掌をくらい、数十メートル程も飛ばされてしまった!
ばばあ「ほお、あの武闘家今の坊やにはちょうどいい相手だね」
エド「い、今フリーザとゲマの笑い声が聞こえた・・・?」
しずか「?何を言っているんだ?エド。そんなもの聞こえなかったが?」
エド「そ、そうだな・・・・あの二人が来るなんてあり得ないよな」
竿だけ「それにしてもラミスは遅いなぁ。俺ちょっと外の様子見てくるよ」
しずか「まだ外には竜王がいるかもしれないから、気を付けろよ」
竿だけ「分かってる。俺はアイツの半身だから、アイツがいたらすぐ分かるさ。じゃ、後でな」
エド「行きましたか・・・では我々は先へ進みましょう」
しずか「ああ、そうだな」
かなり進んだね ファルチェはどうなるんだろう
最近無茶振りしてもスルーされる
ツマンネー
あまりに強引な展開だと仕方ない場合もあるでしょ
ラミスとヤムチャの戦いを見守るばばあと竜王
ばばあ「やっぱり入れ歯だとせんべいも食べられるしいいねぇ」ボリボリ
竜王「お茶も入りましたよ」
ばばあ「すまんの…ズズズあちぃー!!!わしはネコ舌だといっとろうが!」
竜王「すっすみません!今冷ましたものを…」
ばばあ「もうよい!」
竜王「…すみません」
ばばあ「あやまらんでいい…代わりと言っちゃ何だが、フーフーして冷ましてくれんか?////」
竜王「……」
様子を見に来た竿だけ
(年寄りのツンデレほど醜いものはないな…)
ゲマ「ホーッホッホ・・って、なんですか?あなたは」
フリーザ「こちらにうちのヤムチャがお邪魔してると聞いて・・・」
ゲマ「なんのなんの」
フリーザ「間が抜けてますが根のいいやつなんです。よろしくおねがいします」
ヤムチャ「どうしたどうした、ロトの勇者よ。おまえの力はそんなもんか」
ラミス「この糞ザコ、すばしっこすぎて刀があたらねえ」
ヤムチャ「じゃあ、こっちから行くぞ!」
ラミス「やばいっ!」
ラミスは鋼の剣で防御するものの、その間を縫って、顔面や腹に掌底が入る
ラミス「痛っ、いてっ!てめえ殺す!」
ラミスの大振り気味になった鋼の剣を、ヤムチャは苦もなく交わす
ヤムチャ「甘いぜ!新・狼牙風風拳!つああああっ!」
眉間、喉、鳩尾など、ラミスの急所に次々と連打が決まる
ラミス「グハッ」
吹っ飛ばされて、後ろの岩に叩きつけられるラミス
ヤムチャ「トドメだっ!かめはめ波っ!」
両手掌から瞬時に放たれた光球が次々に無防備なラミスに命中した
ヤムチャ「しぶといな・・・まだ気が衰えない、これが勇者か・・・」
ばばあ「ラミス!その格闘家はおまえの一撃を恐れて全て技が浅いぞ!今が耐え時じゃっ!」
竜王「しかし解せん」
ばばあ「どうした?」
竜王「あの異国風の格闘家、光球を呪文を唱えずに作り出しているようだが」
ばばあ「ふん、しらないのかい?あれは気じゃよ」
竜王「なんだそれは」
ばばあ「気は格闘家が爆発的な攻撃を得る為に内で練る一種のエネルギーじゃ」
竜王「ほう、ファルチェのような魔法剣士とは原理が違うようだな」
ばばあ「だが打撃道を極めると、内に溜まる気の波動を外に作り出し、敵にぶつける事も可能」
竜王「それがあの光球だと言うのか」
ばばあ「じゃが魔法と違うのは、体力の消耗が激しく、単体で必殺の威力はない。」
竜王「なるほど」
ばばあ「本来の使い方は、剣そのものに気を送り込む事によりその力を無限大に引き出せる」
竜王「!?」
ばばあ「お主も知っておろう、真空斬りやドラゴン斬り、今や古文書でしか知る術の無い伝説の剣技は全て気の応用技」
竜王「まさか・・・」
ばばあ「ラミスの奴、ヤムチャとの戦いで、気を練るコツに気付いてくれればいいのじゃが」
竜王「・・・(これがルビスがヤムチャを送り込んできた理由か)」
一方で、しずかとエドは大きく開けた広場へとたどり着いた。
エド「見て下さいしずかさん!」
しずか「あれはルビスと…ファルチェ!」
二人はファルチェの元へ駆け寄る。
しずか「ファルチェ!大丈夫か?」
エド「酷い傷だ…」
ファルチェ「あなた達は…くっ」
エド「この傷ではこれ以上戦うのは無理です」
ファルチェ「私は…負ける訳には…」
しずか「貴方を負けさせはしない。この戦い、私が引き継ごう。エド、さっきの奇跡の剣を借りるぞ。」
ファルチェ「しずちゃん…」
ルビス「次から次へと…何がお前達を突き動かすのですか?」
しずか「ラミスが…弟子が守ろうとしているものは当然私にとっても守るべきもの…それだけだ」
ルビス「そんなつまらない理由で命を捨てるなんて…人間は理解できませんね」
ルビスとしずかは天井を突き破り上のフロアへと移動していった。
エド「申し訳ないが私は攻撃専門でしてね、回復役は弟なのです。しかし私はユニコーンです、何とかしましょう」
そう言うとエドは自分の角をファルチェに向けた。
エドの角から放たれる光を受けて、ファルチェの傷が癒されていく。
ファルチェ「す、済まない・・・だが私もこれで・・・グッ・・・」
エド「駄目ですよ。言ったように私は回復は苦手でね、さっきのはただ傷口を塞いだだけですから・・・弟が来るまで、我慢してください」
ファルチェ「く・・・頼んだよ・・・しずちゃん・・・・」
ルビス「死神の騎士よ、冥府の者が地上の人間を救うどころか、神に近い私に戦いを挑むとは!恥を知りなさい!その身の消滅を持って己の愚かさを悔いよ!」
しずか「ふん、精霊如きが神に近いなどと片腹痛い!役割を越え、世界の行方に貴様の意志を反映させようとした罪はなんとする!思い上がり甚だしいわ!」
しずかは鋭い眼光でルビスを威圧する、
空気は張り詰め、予断を許さない緊張があたりに漲る。
両者隙を見せず、一歩も動けない
その時、エドが現れた
エド「愚かさを悔いるのはあなたのほうですよ。勇者を助けるのが我々の使命。それを放棄し、ラミスの為にゆうかさんの復活の邪魔をするとは・・・・・地に落ちましたね、ルビス」
ルビス「だまれ!!貴様はマスタードラゴンの使いだな。貴様らはただ自分達の勇者であるゆうかを復活させたいだけであろう!!ゆうかが復活すれば貴様らにとってラミスは用なしになる。貴様らの裏切りは目に見えておるわ!!」
エド「哀れな人だ・・・もう話し合いで決着をつけるのは無理・・・・ならば私が修行で得た新たなる呪文で決着をつけましょう。できれば使いたくはなかったんですが仕方ない。くらいなさい、極大消滅呪文・・・・”メドローア”を」
エド「いくらあなたでもメドローアをくらえば死ぬでしょう。諦めなさい」
ルビス「ククク・・・・・」
エド「!?何が可笑しい!」
ルビス「エドよ・・・本当に貴様がメドローアを覚えていたとしても貴様は私を殺せん」
エド「な・・・何を根拠にそんなことを・・・」
ルビス「私が死ねば世界のバランスは崩れる!マスタードラゴンの使いである貴様にそんなことは出来ないのだよぉ!!!」
エド「く・・・・た、確かにそうだが、あなたはもう駄目になっている!!ここで倒さなければ結果は同じ!!私に出来ないとお思いか!?」
ルビス「ならばやって見せよ!さぁ!!!早く!!!!」
しずか「エド・・・・・・」
エド「・・・・・・・・・・・・・」
618 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/09(月) 18:20:04 ID:ZX+ENWqj0
ルシファー・ランズバルト
「滅べ 滅べ 滅べぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
何もかも消えてしまえぇぇぇぇぇぇぇっ!!
正義は必ず勝つのだからなァッ!!
エド「おりゃ」
ルビス「ギャアアアアアア!!!」
ルビス「ぐっ…私が死ねばどうなるか…」
エド「あなたと対となり世界を見守ってきた我らがマスタードラゴン様はこうなる事を感じておられた…」エド「あなたを倒せば確かに世界のバランスは崩れる…しかし対となるマスタードラゴン様も同時に消えたとしたら…?」
ルビス「!!!」
エド「均衡は崩れずに世界はバランスを保ち続ける…」
ルビス「マスタードラゴン…愚かな!自分の命よりも世界を取ると?人間に未来を託したと言うのか!」
ラミス「いててっ、婆ちゃん代わってくれ、こいつ嫌い」
ばばあ「馬鹿者っ!甘えるでないわ!わしは家を燃やした犯人を捕まえに来ただけじゃわい」
竜王「・・・・」
ラミス「しょ、しょんな」
ヤムチャ「ヘイヘイ、どうした。それでも伝説の勇者か、俺の知り合いは追い詰められてからが強かったぜ」
ばばあ「集中力を高めろ!攻撃を予想しろっ!」
ラミス「集中力ね・・死神の師匠も同じ事言ってたな」
しかしラミスは再び戦いを挑むも、剣はヤムチャに全て交わされ、鼻先に気功派を叩き込まれる。
ラミス「駄目だ、鼻血が・・・なんとか攻撃が交わせても、あの変な魔法みたいなのでやられる」
ばばあ「愚か者め!おまえに甘えがあるからじゃっ!」
ラミス「無理だよ。こいつ魔法、不気味で怖いよ。」
ヤムチャ「これは魔法じゃないよ、外気って言うんだ。魔法独特の溜めもないだろ?もういっちょ行くぞ!」
ラミス「よっしゃ!って俺なんか稽古つけてもらってるみたいだな・・・」
重い体を引き摺って、呼吸を整える。
次々に繰り出される、ヤムチャの拳を必死の思いで交わす。
ヤムチャ「おっ、ちょっとは出来るようになったじゃないか。それじゃこれはどうだ。波っ!」
ラミス「やべえっ!」
頭部を狙い放たれたヤムチャの気功波が、ラミスの即頭部を掠める。
ヤムチャ「甘いな小僧!」
避けたはずみで不安定になった身体の隙を突かれ、足払いをかけられた。
ヤムチャ「おまえ、昔の俺に似てるな、足元がお留守だぞw」
ラミス「ちくしょう、その外気って奴さえなけりゃ・・・」
ルシファー「滅べ!滅べーっ!」
世界樹「いて!いて!いてええよーーー」
ばちこーん!
ルシファーは枝の一撃で次元の果てまで飛ばされてしまった!
テツロー「見てよ!メーテル。綺麗な流れ星だよ。早く機械の体が手に入りますように」
メーテル「早くバイクが戻ってきますように・・・」
ヤムチャ「気功波は避けるもんじゃないぞ。俺以上の手練になると避けても追尾してくる」
ラミス「じゃ、じゃあどうすれば・・・」
ヤムチャ「受ければいい」
ラミス「それじゃ、死んじゃうだろ!」
ヤムチャ「さっき婆さんが言た事を忘れたか、集中力だよ。集中力を高めれば気を無効化できる」
ラミス「そうなの?、よし、じゃあやってみるか」
ヤムチャ「いくぞ!そらっ!」
ヤムチャの手から気功波が放たれた
ラミス「集中力集中力!うおりゃあああああぎゃあああああ!」
ヤムチャ「あ、わりー、気円斬撃っちゃった」
ラミスの胴が真っ二つになった
ラミスは死んでしまった。
ばばあ「まあ、世界樹もどっか行ったし、勇者が生きてても仕方ないのう」
おわり
ちょwww
竜王「あなたにはかないません!!許してッ」
マスドラ「いや〜、天界最強の生物とかなんとか言われてるけど・・・
それは俺じゃねえ。お前だよヤムチャ」
エド「そんなんアタリまえじゃんッ」
マスドラ「やっぱり?」
ヤムチャ(こういうことって…)
ヤムチャ(たいていはそう…………)
ヤムチャ(たいていは……)
夢
ラミス「闘いは終わりだ。もう歌は聴こえない」
エド「つよいっすね」
ラミス「…な〜んて事になるかと思って焦ったぜwwww」
ヤムチャ「気円斬を無効化するなんてな。気のコントロールはもう完璧だな。」
ヤムチャ「今までしょってた亀の甲羅下ろしてみろよ。相当体が軽く感じるはずだ。」
ドサッ
ラミス「おお…これならやれる!!」
真 空 斬 り !
ヤムチャ「うぎゃー!!!!!」
ばばあ「よし、ゆくぞ」
エド「世界樹はこっちです。」
三人は世界樹の中に入って行った。
竜王(ヤムチャ…哀れなやつだ)
エド(弟)「やれやれ、本当にこの人勇者なのかな?」
エド(弟)はザオリクを唱えた
ラミス「た・・・助かった・・・」
エド(弟)「もうMPが無いからこれが最後ですよ」
627は無効で
ラミス「ところで、ゆうかを蘇らせる花はどこにあるんだ?でっかい木なのに花なんかついてねーじゃねえか」
エド「世界樹の迷宮の最上階に生えているという話ですが、実物を見たものは居ません」
ラミス「誰も見たことも無いもんが、なぜあるって分かるんだ?」
エド「予言ですね。天空界で何人もの預言者がその存在を示しています」
ラミス「そいつらが口裏合わせただけじゃねーの?うさん臭いな」
エド「本当ですよ、マスドラ様に嘘はつけないです。」
ラミス「ふーん、でもなんでそんなレアな情報をじじいが知ってたんだろうな」
エド「・・・」
ラミス「ところでうんこしたくなってきた」
エド(弟)「畜生ですか?」
ラミス「おまえに言われるとは・・・」
ばばあ「そこらですりゃいいじゃないか。私が子供の頃は(略)」
ラミス「じゃああそこの影でやるからな!絶対見るなよ!」
エド(弟)「はいはい」
ラミス「実は見てもらいたいとかそんなんじゃないからな!」
ばばあ「うるせーよ!早く済ませろ」
ぶーん
ラミス「ハエか?うっとおしいな・・・・・・」
ぶーんぶーんぶーんぶーん
リザードフライの群れがあらわれた!!!
ラミス「うおー婆ちゃん!早くやっつけてくれ」
ばばあ「こんなに多くちゃどうしようもないよ!走れ!」
ラミス「まだケツふいてな(ry」
エド(弟)「乗ってください!このまま駆け上がりましょう」
ラミス「うわ、ゲリベンだったから肛門がキモチワリー!」
エド(弟)「ちょっと、汚いから腰浮かしといてくださいよ!」
ラミス「アホか、騎手でもないのに馬に中腰で乗れるか」
エド(弟)「背中にウンコ付いちゃうじゃないですか、中腰のままふんばってくださいよ」
ラミス「こ、こうか?(ブリブリブリ)
エド(弟)「おっ!!おまっ!!!」
ラミス「ああ、すっきり。羽で尻拭いちゃえ(ゴシゴシ)
エド(弟)「ギャーーーー!!」
ラミスへの怒りでエド(弟)の隠された力が目覚めた!
エド(弟)「おおおお!これが僕の隠された力?!みなぎってきたぜ!」
エド(弟)はアバカムを覚えた
エド(弟)はインパスを覚えた
エド(弟)はトラマナを覚えた
エド(弟)はラナルータを覚えた
エド(弟)はトヘロスを覚えた
ラミス「なんだよ、微妙なのばっかりじゃん」
エド(弟)「・・・・」
エド(弟)「これが俺の限界なのか・・・クソッ!クウソぉーーー」
エド(弟)の自分への怒りが弾けた!
ラミス「お?何か更に光り始めたぞ??」
エド(弟)「・・・!!力が湧いてくる・・・!兄弟の中で一番無能だと言われたこの俺に!」
ラミスはBボタンを押した
エド(笑)「ちょwwwwキャンセルwwwwwww」
エド(弟)「エド(弟)は伝説の天空馬、スーパーEDOに進化した!」
ラミス「まあ・・・自称するのは勝手だけどな」
ばばあ「ふざけてないで行くよ」
ラミス「それにしても、おまえ臭ぇぞ?離れて歩けよ」
エド(弟)「(#^ω^)ビキッ
637 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/09(月) 23:33:01 ID:XaS9nDA6O
ロール「クンニガ!!」
その時、上の階で轟音が聞こえた
ばばあ「何か爆発したようじゃが」
ラミス「崩れるんじゃね?逃げようか」
エド(弟)「いや、世界樹の幹で出来た迷宮は建築物ではないので全体が崩れるという事はないでしょう」
ばばあ「先に入った奴らが戦ってるようじゃな」
ラミス「え?師匠らは誰と戦ってんだ?竜王は外にいるし」
エド(弟)「精霊ルビスです」
ラミス「なんだと?ルビスが直接戦ってるってのか?しかも師匠らと戦う理由なんて・・・」
ばばあ「・・・」
エド(弟)「ルビスは迷宮を先行した者に次々と戦いを仕掛けています、全てはゆうかの復活を阻止する為。」
ラミス「なんだって!?ルビスがゆうかの復活を阻止?なぜだ!」
エド(弟)「説明は後です、急ぎましょう。僕も兄の身が心配だ」
ラミス「あれはクンニガ…じゃなくてファルチェ!」
ラミス達は彼女に向かって駆け出した。
ファルチェ「近寄らないで」
ラミス「大丈夫なのか?ルビスは?」
ファルチェ「近寄るなと言って…」
ラミス「花は?どこだ?」
ファルチェのビンタがラミスに炸裂した。
エド(弟)「そうですか、上の階に…」
ばばあ「早く向かうぞ。気になる事があるのでな」
ラミス「…俺達は先に行くからな、落ち着いたら来てくれ」
一人残されたファルチェ「…臭かったな…」
ロール「待て!クンニガ!!!」
ラミス「くっ・・・しつこい!ガードマシンか?」
エド(弟)「古代の自動人形の様ですね。誰が遺したのか・・・まるで遺跡の様です」
ロックマン「ここからは通さない。いくよ!ロールちゃん」
ロール「OK!ロックマン」
ばばあ「小賢しいブリキ玩具がああ!」
次々とショットを交わしつつロールの至近距離につめるばばあ
腕を掴んで弾き飛ばす!
ロール「きゃああああ」
ロックマン「ロールちゃん!?」
ラミス「よそ見してんじゃねえええ!」
鋭い剣戟がロックマンの頭部に決まった!!
最早ラミスらにとって自動人形など、敵ではなかった
ラミス「まだ戦う気か?」
ロックマン「ガ・・ッガ・・ソレガ・ボクタチノ・・シメイ・・」
ロール「でも・・・私達・・よく戦ったわよね・・・ずっと・・一緒に・・」
ロールの目から光が失われた
ロックマン「ロールチャン・・・?・・ボクモ・・・モウ・・・」
後を追う様にロックマンもくずれ落ちた
ラミス「・・・」
ばばあ「馬鹿な奴らだよ・・ずっと無為に時を過ごしてきて・・・」
ばばあが自嘲気味に呟いた
エド(弟)「そろそろに重要な地点に近付いてきた、ということでしょうか・・・」
641 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/10(火) 00:14:42 ID:Aj3mc4dfO
ワイリー「まだじゃ!くらえ!フェラガ!!」
642 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/10(火) 00:33:51 ID:i3nkcTbd0
ラミスは弱りきったファルチェを見ているとムラムラしてきてしまった
エド(弟)「ラミスさん!そんな暇ないですよ。ゆうかさんを復活できなくなりますよ」
ばばあ「全く、おまえはTPOというものを知らんのか」
ラミス「うっさいな、わかってるよ!冗談だってば」
ラミス達は次の階に駆けて行く
エド「・・・・・マスタードラゴン様はお眠りになったようですね・・・・ルビス、あなたももう休みなさい」
ルビス「まだだッ!!!私は・・・私は・・・ラミスの為に・・まだ死ぬわけには・・・」
エド「あなたはラミスの為と言っていますが、本人がそれを望んでいるとは限りませんよ?」
ルビス「な、何を根拠にそんなことを・・・」
しずか「根拠ならある!!私達はラミスと共にゆうかを復活させる為、旅をしてきた。ラミスは本当にゆうかを愛しているのだ!!」
エド「噂をすれば・・・本人が来たようですね。全く・・・待たせてくれますね」
ラミス「俺は、シャナが好きだ!!」
ラミス「おい!何やってんだ?集団レイプか?俺も混ぜろ」
しずか「・・・まったくおまえと言う奴はいつまでも進歩せん・・・」
エド(兄)「え〜、実はですね」
その時激しい叫びが轟いた!
ルビス「言わないで!!!!」
エド(兄)「やれやれ」
ラミス「なんだってんだ?」
ルビス(あなたより先に花を見つけるつもりだったのだけれど、もう、いい、、戦えない、、、)
しずか「何、ちょっとだけ過ぎた親心って話さ」
ラミス「はあ??・・・つか。結局花はまだ見つかってねーのか」
ばばあ「おやあ?あのファルチェとかいう子がいないねぇ、みんなと合流すると言ったのに」
ラミス「!あいつ抜け駆けするつもりか!!!」
エド(弟)「この際、どちらが願いを叶えてもいいはずなんですがね?」
しずか「・・・何を考えているのやら」
一方、下階では
ワイリー「こりゃ!待て!フェラガ!」
竿だけ「さっきから何だ?このじーさん!」
竜王「どうやらこの世界樹の中で生活してた人間らしいな・・・」
竿だけ「ええい!うっとおしい!メラミ」
ワイリーの乗り物は砕け散った
ワイリー「woooo!!」
竜王「まだ生きてたか。止めを、、、」
ワイリー「ゆるしてくれー!ずっと一人で寂しかったんじゃい!」
竿だけ「まあいい、じーさん。この樹の中に詳しいんだろ?案内してくれ」
ワイリー「・・・いや、よく知らんよ。危ないからそんなに動かないし・・・」
竿だけ「使えね('A`)」
ワイリー「でも、この辺に来てた連中の動向くらいならわかるぞ」
竜王「・・・おい、竿だけ。お前だけ向こうに行って合流しろ」
竿だけ「ふう、また暗躍かい。懲りないね」
竜王「・・・気に食わんのだ。外で騒ぎ始めている奴らがな」
どうなるんだ、先が読めん
ルビス「ラミスよ。しずちゃん達と先に行ってなさい。私はこの老婆と話があります」
ラミス「いや、いや、色々聞きたい事が…」
ルビス「それからこのブローチを渡しましょう。御守代わりくらいにはなるはずです」
ラミス「チッ、勝手なやつ!(結構高価そうじゃねーか)…行くぞ」
ばばあ「美人の年増さんが私になんだってんだい?」
ルビス「(ピキピキ)…まぁ。いいでしょう。あなたの力を見込んでの事なのです」
ばばあ「面倒はゴメンだよ」
ルビス「全てをお話します。…そしてあの子をお願いします」
ばばあ「あんたまさか…?」
一方世界樹の外には続々と魔物が終結し始めていた。
ゲマ「…!ルビスの魔力が消えて行く…静観して来た甲斐がありましたよ!」
この魔物の一群を束ねる長は、サッと腕を上げると傍らに佇む巨獣に指令を放った。
ゲマ「行きなさい。ジャミさん、ゴンズさん!」
ジャミ&ゴンズ「うおおーッ!!!!!!」
ゲマ「フフフ、マスタードラゴンもルビスも消え、恐れる者はありません!
今こそ勇者の首を!そして…そして!フホーッホホホ」
しかし意気上がる魔物軍の前に、一つの黒い影が立ちはだかった。
竜王「…させんよ。簡単にはな」
ゲマ「矢張り来ましたか。我等の裏切り者よ」
*「へへっ、俺も忘れてもらっちゃ困るぜ!」
ゲマ「誰ですかあなたは」
ヤムチャ「ふっ、名乗るほどの者じゃねえ。ヤムチャだ!」
ゲマ「名乗ってんじゃん・・・」
ヤムチャ「まあな。だが俺の目の黒いうちは、貴様らを世界樹に入れさせるわけにはいかない!」
ゲマ「やれやれ何を言うかと思えば、無鉄砲にも程がありますよ。そちらの2人に対し、我々の数がわからないのですか」
ヤムチャ「・・・・48、49、50、51! 51匹だっ!」
ゲマ「だから、そういう事じゃなくて・・・」
竜王「ヤムチャよ、おまえはまだ傷が完治してないではないか。それに、勇者を足止めさせるという役割は終えただろう。休んでおれ」
ヤムチャ「それはできないね、俺はアンフェアな戦いってのは大嫌いなんだ。弱い方に加勢するぜ」
竜王「馬鹿な、このくらいの数など、俺1人で充分だ」
ヤムチャ「本来のおまえならな、今のおまえじゃ勝てっこねえだろ」
竜王「言ってる意味が分からんが?」
ヤムチャ「そっくりなんだよ、俺の知り合いに。体を2つに分けちまったばっかりに何度も死ぬはめになっちまった」
竜王「・・・・ヤムチャ、貴様は一体何者?」
ヤムチャ「誰だっていいじゃねえか。竜王さんよ、元の体に戻る時が来てるんじゃねえのか?」
竜王「馬鹿な、今更竿だけなどと・・・」
ヤムチャ「やれやれ、どの世界でも強者ってのは頑固でいけない、失敗するまで愚かさに気付かないのか」
竜王「おまえは知らないのだ、力に支配されていた頃の俺を。」
ヤムチャ「大丈夫、俺が保障してやるよ。あんたはもう悪者に戻れっこない。それはあんた自身も分かってる筈だ」
竜王「・・・・」
ゲマ「えーい、なにをごちゃごちゃと!皆さん!やっておしまいっ!」
ジャミラス「まずは小手調べだ、行けっ我が下部たち!」
ダースリカントが現れた!
マクロベータが現れた!
メイジキメラが現れた!
ドラゴンが現れた!
キングヒドラが現れた!
ベホマスライムが現れた!
ヤムチャはそうきだんでこうげきした!
キングヒドラに230のダメージ
メイジキメラは もえさかる かえんをはいた!
竜王はダメージをうけない!
ヤムチャに 98のダメージ!
マクロベータは ふしぎなおどりをおどった!
竜王から11ポイントのMPを うばいとった!
ダースリカントのこうげき!
ヤムチャに 107のダメージ!
キングヒドラのこうげき!
ヤムチャに 150のダメージ!
ドラゴンは もえさかる かえんをはいた!
竜王はダメージをうけない!
ヤムチャに 72のダメージ!
竜王は もえさかる ほのおをはいた
ダースリカントに 325のダメージ!
マクロベータに 407のダメージ!
メイジキメラに 350のダメージ!
ドラゴンに 338のダメージ!
キングヒドラに 425のダメージ!
ベホマスライムに 398のダメージ!
魔物のむれをやっつけた!
エド「ふふ、ルビスは死んだか、これでロトの勇者はルビスの加護を無くした。やはり生き残るのは天空の勇者だ」
ラミス「おい、なにブツブツ言ってんだ?」
エド「いえ、何も。もう直ぐ最上階ですよ、気をつけて下さいね、花を守護してる者がいるはずです」
ラミス「えええ?敵がいるの?」
ラミス「ところで馬二匹。どっちがどっちだ?」
エド(弟)「ずっと一緒に登って来た方が弟ですよ。」
ラミス「わかんねえってww」
エド(弟)「どっちだっていいじゃないですかぁ。」
エド(兄)「イヤ、お気持ちはわかります。優秀な方を頼りにしたいものですしね。」
余裕げにちらりと弟を見る兄、しょげる弟。
仔馬の頃から脚力でも勉学でも、兄に敵わなかったのだ。
つと、ラミスはやや小さな扉を指差した。
ラミス「この部屋、鍵がかかってるみたいだがお宝の臭いがするんだ。アバカムよろ。」
エド(兄)「私はちょっと…」
エド(弟)「お安い御用ですよ!ほら。」
ラミス「GJ! よ〜しよしよし。お前が弟だな。使える奴だ。」
タテガミを撫で撫でした。
エド(弟)「エヘヘ・・・」
その時、兄の瞳に炎が宿った。
いらいらいらいらいら
エド(兄)(・・・兄より優秀な弟など存在しねえ!)
ラミスは宝箱を開けた
なんと、はやぶさのつるぎを手に入れた!
ラミス「やった!」
エド(弟)「おっ、当たりですね」
しずか「おまえと相性もいいんじゃないのか?真空斬りと組み合わせられる」
ラミス「へへっ、勇者の剣って感じじゃないけどな」
エド(兄)「これから、ゆうかの部下になるんだから、それで充分でしょ」
ラミス「なんか言ったか?」
エド(兄)「いいえなんにも」
しずか...(ラミスがゆうかの部下?確かに今そのように聞こえたが)
エド(兄)いやなやつ
ゲマ「フフ・・・・さすがは竜王・・・この程度の相手では話に成りませんか・・・・。」
ゲマ「しかし・・・・この人数相手に、何時まで持ちますかな・・・・?」
竜王「クッ・・・・さすがにこの人数相手では勝ち目が無いか・・・」
ヤムチャ「何弱気になってんだよ。戦う前に諦めてたら、勝てるもんも勝てなくなるぜ!」
竜王「フッ・・・・そうだな。早く決着をつけて、ラミスの元に戻るとするか。」
ゲマ「この状況でまだ勝てると思うとは竜王、貴方は馬鹿になったようですね。・・・・いいでしょう。こちらも全力で殺してあげましょう!!」
???「最終戦争前だというのに、こんな所に居るとは・・・・死にたいんですか?あなたは・・・・」
ゲマ「あ、貴方はマスター・エド!?そ、それに・・・」
マスター・エドの後ろには竜に乗った天空人、約数百人の姿があった!!!
エド(弟)「ここが最後の部屋のようですね」
ラミス「オレが一番乗りだ!!」
しずちゃん「気をつけろ。ここは世界樹の迷宮とも呼ばれているのだからな」
ラミス「大丈夫大丈ぶふっ!!!」
ラミスはよそ見をしながら走っていたので何かにぶつかってしまった!
ラミス「いてて…」
エド(兄)「ハハハ、鼻が曲がってますよラミスさん」
しずか「!!笑っている場合ではないようだ。ラミス、剣を抜け!」
ラミス「あん?…なんだこいつ…!」
ラミスは後ろに飛び退き剣を構えた。
しずか「お前がぶつかったのは…世界樹の花の番人…と言った所か。気をつけろ!」
?「………」
すごい、ゆうかの復活が最終目標かと思ったら、新たな展開が
楽しみっす
マスター・エド「我々は無駄な戦いは好まない。戦うか、逃げるか、君に選択権をあげようじゃないか」
ゲマ「どうやら、逃げた方が良さそうですね。この屈辱、後で必ず返して差し上げましょう。ホーッホッホッホッ」
竜王「逃げた・・・か。マスター・エドだったな・・礼を言う。ところでお前は何者だ?」
M・エド「我は全てのエドを統治する存在。M・ドラゴン様が死んだ為、今は我が天空城の全権を持っている。二人の勇者を迎えに来た。もう時間が無いからな・・・・・・」
M・エド「それと、ゆうかをどうしてもラミスより上に、と考える馬鹿な弟を咎めに来た。勇者が何故二人も存在するのか・・・理由を考えて欲しいものだ」
竜王「そうか、マスタードラゴンは自らの命を絶ったのだな。これも全てルビスの暴走が招いたもの、彼女も先ほどエドにより葬られたが、私もルビスに加担した者として捌きを受けよう」
ヤムチャ「なに!ルビス様がっ?!!」
M・エド「いや、それはお互い様です。我々天空人にもロトの勇者を亡き者にしようとする思想集団が存在していました。その気勢を敏感に感じ取ったルビスが、自分の守護する勇者を守る為にあのような行動を取ったのでしょう。」
竜王「そうか、ルビスとマスタードラゴン、逃れられぬ死だったのかもしれんな」
M・エド「はい、彼らの死を持って加担した者達の全ての罪が許されると思って頂ければ、我が主マスタードラゴン、そして精霊ルビスも救われるのではないでしょうか」
竜王「うむ、痛み入る」
663 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/11(水) 01:59:42 ID:lz97t1dU0
ラミス「こ、こいつが番人だと?」
あらくれ「なによ!文句あんの??」
竜王「我々のように邪魔をする者もいなくなった。あとはラミス達が世界樹の花を手にいれるだけだ。」
M・エド「邪魔…と言うのかはわかりませんが彼等にはまだ試練が待っています。」
ヤムチャ「秘宝には番人が付き物ってことか。」
竜王「ラミス達なら大丈夫だろう。しずかやエド、ファルチェもいるしな。」
M・エド「いえ、きっと苦戦を強いられるでしょう。死者の肉体をも蘇らせる呪文を超えた力…」
M・エド「それを守る存在。そこらのダンジョンのモンスター達とは訳が違います。」
ヤムチャ「おいおいマジかよ…竜王!助けに行ったらどうだ?」
竜王「この時が来たか…本来の力を取り戻す時が。しかし力に支配されては元も子もない…」
ヤムチャ「大丈夫さ。昔のアンタがどうかは知らないがな、今のアンタには沢山得た物があるんじゃないか?」
竜王「…フフ、そうだな。ヤムチャ、付いて来てくれるか?」
ヤムチャ「おいおい、おいてきぼりは勘弁だぜ」
竜王とヤムチャは天空人達に連れられ最上部まで飛んで行った。
M・エド「見守らせて頂きましょう。勇者揃いし時に訪れる困難に立ち向かう力をこの戦いで手に入れる所を…」
その頃、迷宮最上階では
あらくれ「よくここまで来れたね、じゃあ行くよ!」
あらくれは、唸りを上げて斧を振り下ろした
ラミス「おっと」(ギィン)
ラミスは、力に逆らわずに攻撃を受け流す、立て続けに来る敵の攻撃も全て軽快な動きで交わした
しずか「ラミスよ成長したな、防御の形が出来ている」
ラミス「へへっ、そうかな?師匠教えてくれた基本が実ったかなww」
しずか「いい気になるんじゃない、体軸がブレて来たぞ」
ラミス「わかってるって、よし一気に決めるぜ!久々に俺、圧勝の予感w」
あらくれ「むかっ、そう簡単に決めさせるか!」
あらくれが再度攻撃に移るよりも速く、ラミスはハヤブサの剣で攻撃を仕掛けた
素早い剣先が次々に防具にヒットする
あらくれ「ぎゃっ、ぎゃっ、やばい!負けそう」
ラミス「うっひょー!流石ハヤブサだっ!軽ぃ〜」
ラミス「よっしゃーそれじゃあ、覚えたての特技行きますか!真空ぎ」
エド(兄)「待てっ!ここが最上階というのを忘れたかっ!全体攻撃はやめろっ」
ラミス「え?」
ラミスの剣先がピタリと止まる
エド(兄)「大技で、まだ場所も分からぬ世界樹の花を傷つけたらどうするんだ!」
実際、最上階といえ、全体が闇に覆われフロアの構造も把握できない
ラミス「そうか、花優先だったか・・・」
日頃ならどんな正論であろうとも、上からの物言いに反発するラミスだったが、
今はゆうかの復活もかかっている為、大人しく聞き入れる事にした
エド(兄)「ちっ、そんな事も理解できないのか、これだから地上人は・・・」
エド(弟)「兄さん、言い過ぎです」
しずか「しかし、これはやっかいだぞ、花を確保するまで魔法の類は使えぬ。更にもう一つ気がかりな事が・・・
エド(兄)「気がかり?」
エド(弟)「あの敵の事ですか?」
しずか「そうだ、なぜ最上階をあのような賊が守護しているのだ?」
エド(兄)「・・・・」
エド(弟)「賊ってのは人里離れた辺鄙な場所を好んで住処にするもんじゃないんですか?」
エド(兄)「馬鹿な!世界樹の木の場所は、オーブによって数千年ぶりに示されたのだぞ!」
エド(弟)「だから、ここを世界樹の木と知らずに住み着いてたとか」
しずか「いや、そうだとしてもだ。この迷宮は我々でも苦戦するような魔物が多く生息している」
エド(兄)「住み着くにしても昼夜分かたず、凶悪な魔物に襲われる事になる」
エド(弟)「そういえば・・・あれはどう見ても人ですよね、魔物を飼いならしているのか?」
しずか「この巨大な迷宮に生息する万を越える魔物をか?」
エド(兄)「それに、預言者によると、世界樹の花は巨大な生物によって守られているという話ではないか」
しずか「そのい巨大な生物が、あの賊だと言うのか?」
エド(弟)「その生物を既にあの賊が倒しちゃったとか?」
エド(兄)「それはない、あの程度の強さで・・・」
しずか「・・・ ・」
しずか「何れにしろ、あの賊に聞く必要があるな。おいラミス、剣を休めろ」
ラミス「なんでよ!今いいとこなのに!」
あらくれ「隙ありっ!」(ガスッ)
ラミス「いてっ!このボケ!」(ビシッ)
しずか「こらこら、喧嘩はやめろ、そっちのマスクのおまえさんにちょっと聞きたいんだが」
あらくれ「なに?」
しずか「君は、いつからここに住んでるんだ?」
あらくれ「住んでる?いや気がついたらここに居たんだよ。ここはどこなのかこっちが聞きたいよ」
しずか「・・・では、君の名前を教えてもらおうか」
あらくれ「カンダタって言うんだ」
しずか「ふむ、聞いたような名だ」
エド(弟)「じゃあ、カンダタさん、このフロアに巨大な生物を見なかったかい?」
カンダタ「巨大な生物?姉ちゃんや馬達を掴んでる奴の事かい?」
しずか「なんだと?」
カンダタがニタリと笑う、と同時に消えた
しずか「しまった幻覚だ!ラミス逃げろ!」
ラミス「!?」
驚き身を起こそうとした、しかし体は動かなかった、背後で何者かが笑った、そしてフロア全体がざわめきだした。
エド(弟)「なんだ!動けない」
エド(兄)「気をつけろ!何かがいるぞ!」
だが、既に体に太い茎が絡みついてる。抵抗しようにも体が痺れて動かない。
しずかは麻痺してしまった!
エド(弟)は麻痺してしまった!
エド(兄)は麻痺してしまった!
ラミスはかろうじて茎をかわした!
エビルシード・キングが現れた!
ど、どうなっちまうんだ?
エド(弟)「こ・・・・この部屋に入った時から、す・・既に幻覚を見せられてたよう・・・ですね・・・」
ラミス「あぶなかったぜ、師匠が叫んだので早く気付いてよかった」
エビルシード・キング、最上階に住み着いたエビルシードが世界樹の樹液で育ち数世紀の時を経て巨大化したもの
10m四方の部屋の壁に触手がびっしりと張り付き、蠢いている
巨大な本体が奥に見えるが、幾重にも重なった触手の壁に阻まれ、近付くには困難を要する
唯一生き残ったラミスの周辺は、既に触手が頭を擡げ囲まれている状態だ
ラミス「くっそー、俺こいつ苦手なんだよな。ちっこいのでも厄介なのに、こうもでかいと・・」
襲い来る触手を切り払うが、防戦に徹するしかない。
ラミス「やべー帰りたくなってきた、師匠帰っていい?」
しずか「ぐ・・・ば・・・・」
何かを言おうとするが舌の根が麻痺してる為声にならない
ラミス「よし、かろうじて生きてるみたいだな」
余裕ぶってみせるラミスだが、状況変わらず、勝機を見出せない苦戦が続いている。
ファルチェも既に最上階に到達していた
「ここが最上階のようだが、世界樹の花はどこに・・・」
せつな、僅かに遠くで刃音が響いた。咄嗟に闇の中、殺気を持って振り向く
「あちらか!」
警戒を解かず、女剣士は迅速に音の方向に走り出した
苦戦を強いられているラミスの元にファルチェが到着した。
ファルチェ「なんだこの部屋は…」
ファルチェの背後にエビルシード・キングの触手がせまる!
ラミス「!ファルチェ!気をつけろ!」
ラミスが叫ぶよりも早くファルチェのサーベルが真紅の炎を纏う。
ファルチェ「火炎斬り!」
触手の断面は灰となり床に舞い落ちる。
ラミス「!!!」
ファルチェ「言わなかったか?私は魔法剣士だ。」 ラミス「ちきしょう、かっこいいな」
ファルチェ「だが私の体力はかなり消費しているようだ、時間がない。
私が道を切り開く!その後はお前の仕事だ!」
ラミス「…ああ、任せとけって!」
竜王「私も…いや、私達も参加させてもらう。」
いつの間にか壁に空いた風穴から侵入したヤムチャと竜王は麻痺した仲間達を救い出していた。
竿だけ「待ってたよ、竜王」
672 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/11(水) 19:06:14 ID:lz97t1dU0
ラミス「こういうときは『核』を狙うのがお約束ってもんだ」
竜王「よっしゃ」
ラミス「おや?中心のあの赤い花は?あれってもしかして」
竜王「あそこが核?特大メラゾーマ!!!」
ラミス「アッー」
天空人「M・エド様。ゆうか様の肉体を復元させる事に成功しました。ドロヌーバから元に戻すのは大変だったそうですよ」
M・エド「準備は整ったようですね。これでラミスが世界樹の花を持って来たら、ようやくゆうかが復活出来ます」
天空人「しかしM・エド様。肉体が復元出来たのだから、ザオリクを使えばいいのでは?」
M・エド「それが出来ないんですよ。ゆうかが死んで、時間が経ちすぎています。いくらザオリクでもどこにあるかも分からない魂を、肉体に呼び戻す事はできません」
天空人「ではやはり世界樹の花が、ゆうか様復活の唯一の手段なのですね」
M・エド「そうですね。しかし・・・・この胸騒ぎは何でしょう?まさか・・・ラミスは失敗したのか?」
竜王が放った特大メラゾーマが花をかばった竿だけに炸裂、竿だけは瀕死の重傷。
竿だけ「…火に耐性があるとはいえキツイわ」
竜王「すまん、ついついテンションが上がってしまって…」
ラミス「竜王てめぇ…ビキビキ(#^ω^)」
竿だけ「もう眠くなってきちゃった…今しかない、元の姿に戻ろうよ竜王」
竜王「…ああ。その為に追いかけてきたんだ。すまんな竿だけ。」
ラミス「…」
竿だけ「ラミス、新しい俺達をよろしくな…いくぞっ!」
竜王「ああ!」
「ヒ ュ ー ジ ョ ン !」
???「これが私の真の力…」
ラミス「どっちの人格なんだ?なんて呼べばいい?竿王?竜だけ?」
???「精神も統一された。何とでも好きに呼んでくれ。」
ラミス「じゃあ…」
ドトール
竿王様
竜王+1
スーパー竜王
普通の竜王でしょ
分けたのが元に戻っただけだし
スパ王
M・エド「この気配・・・ついに元に戻ったようですね。ドラゴ・ヴルム・・・」
天空人「ドラゴ・ヴルム!?まさか、あの伝説の・・・・?」
M・エド「ええ。マスタードラゴン様と私の親友だった竜。闇に魅入られ竜王となっていたのです。」
M・エド「その為、ドラゴ・ヴルムの時の記憶はもうないでしょうね・・・。悲しい事ですがこれも運命。今は生まれ変わった彼を祝福しましょう」
ラミス「じゃあ竜王!復活の火炎をお願いするぜ、花は避けてな!」
683 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/11(水) 22:06:57 ID:lz97t1dU0
竜王「じゃあ竜王でいいよ」
ラミス「え・ちょっと待ってチャパ王ってのも考えてたんだけど」
竜王「竜王な」
ラミス「チッ」
ラミス「じゃなかったドラゴ・ヴルムっていうのか、舌噛みそうだがよろしくな!」
竜王「正式名称ドラゴ・ヴルム、これは格式ばった場所や身分の高い天空人に呼ばせよう。おまえたちは今までのように普通に竜王と言えばいい
686 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/11(水) 22:15:18 ID:lz97t1dU0
ラミス「じゃあ俺の本名も教えておこう」
竜王「なに?ラミスが本名ではなかったのか」
ラミス「ああ、正しくはティラミシアン・ロイド・フォン・シューマン・ローエンバッハだ」
竜王「どうでもいいが目の前に触手が近付いてるぞ」
ラミス「うひっ!」
竜王「それでは復活の記念に出血大サービスだ!」
りゅうおうは しょうたいをあらわした!
ラミス「お、、おばけ!」
ファルチェ「なんだ?ドラゴラム?いや違う・・・」
りゅうおうは はげしいほのおを はいた!
触手Aに 520のダメージ!
触手Bに 480のダメージ!
触手Cに 607のダメージ!
触手Dに 519のダメージ!
触手Aをやっつけた!
触手Bをやっつけた!
触手Cをやっつけた!
触手Dをやっつけた!
竜王の姿が元にも戻る
竜王「ふふ、流石に復活直後にこれは疲れる。本体だけは残しといてやったぞ、ラミスおまえの出番だ。」
ばばあは?
M・エド「もうラミス達は心配なさそうだな・・・本当に強くなっている・・・ちょっとそこの君、頼みたい事があるんだが」
天空人「は、はい!!何でしょう?」
M・エド「私はもう成長限界でね、このままだと私は彼らの足手まといになるだろう。だからちょっと行っておきたい場所があるんだ」
M・エド「だから君に私が居ない間、留守を頼みたい。」
天空人「そ、そんな!?僕には無理ですよ」
M・エド「大丈夫、ほんの少しの間だ。誰にだって出来るさ」
天空人「し、しかし・・・。分かりました。やってみます。しかしこの大変な時期に行く所とはどこです?」
M・エド「ホイミン様の所だ。これからの戦いに必要な呪文を完璧な物にするにはどうしてもあの方の協力が必要なのだ。では、あとは任せたぞ。サラバだ!」 「ルーラ」
天空人「行ってしまったか。あの人もせっかちな人だなぁ」
天空人「ヤムチャさん、これを」
ヤムチャ「なにこれ?」
天空人「え?満月草知らないんですか?」
ヤムチャ「知らんなあ、俺が食ったらいいのか?
天空人「あなたが食べてどうするんですか、麻痺してる人に振りかけてくださいよ」
ヤムチャ「解痺剤か、てかおまえが行けよ
天空人「嫌ですよ!死んじゃうじゃないですか
ヤムチャ「俺だって嫌だよ!もうレベル違う戦いしてるし、巻き込まれたら死んでしまう。なんなんだあいつらは、悟空よりも強いんじゃないのか・・・
エビルシード・キングは、不気味な光を放った
全員の魔法耐性がゼロになった
そこでいてつくはどうはどう?
先が気になりすぎて寝れない。
戦いは加速していく。
ラミスは一気にエビルシード・キングの幹を駆け上がる。
竜王はいてつくはどうを放った。魔法耐性が回復した。
ラミスの邪魔をしようと再生した触手をファルチェが魔法剣で弾きとばす。
しずかは麻痺している。
後方にいたエド達はヤムチャの活躍によって麻痺を解毒していた。
エド(兄)「これが…勇者の戦いか…」
エド(弟)「ユウカさんが居たらもっと凄いんだろうな…」
ヤムチャ「あれ、もう満月草ねぇや」
ラミスがエビルシード・キングの蕾に到達した!
ラミス「うおおおおおおお!真空斬り!」
蕾を真っ二つにした。だが、中から新たな敵が現れた!
今のマスター・エドの状況
M・エド「動かない・・・ただの屍のようだ」
ラミス「なんだって!
しかし時既に遅く、ラミスの胸にサーベルが突き立っていた
ラミス「こ・・・ここまで来て・・・
心臓に突き刺さったサーベルは抉られ、後ろに貫通した
血を噴水のように噴出しながら、もんどりうって倒れる
竜王「しまった!
エド(弟)「ラミスさん!
ファルチェ「なんという事だ!
ファルチェは駆け寄りピクリとも動かないラミスを抱き起こす
あたりには大量の血溜まりが出来ていた
ファルチェ「しっかりしろ・・・・ ・・駄目だ・・・
天を仰ぐファルチェ
エド(兄)「・・・例え地上の勇者が死すとも、世界樹の花は天空の勇者のゆうか様に使わせてもらう
絶命したエビルシードの中からガイコツ剣士が現れた
ばばあ「ええいふがいない。しっかりせんかい!」
階下から老婆が猛然と駆け上がって来た。
エド(弟)「おばあさん!今まで何してたんですか」
ばばあ「ルビスの・・いや、なんでもない!野暮用だよ、それより!」
血まみれのラミスを指差して言う。
ばばあ「さあ、救護措置を取るよ!そこの姉ちゃん!手伝いなっ」
ファルチェ「な・・私か」
老婆は迅速に止血をしながら、次々と指示を出す。
しずか「今は彼女に任せよう…」
竜王「うむ、それしかあるまい」
そう言うと、二人はカツ、カツと音と立てて近付いてくる骸骨の騎士へ相対する。
その頃ラミスは・・・・・?
ラミス「俺は死んだのか?・・・・あれは・・・三途の川?あそこへ行けばいいのか・・・・」
M・エド「何をしてるんです?貴方はまだ向こう側に行っては行けませんよ?」
ラミス「お・・・お前はエド?何でここに・・・・」
M・エド「初めて会いましたね、勇者ラミス。私はM・エド。エドの上司と考えて下さい。」
ラミス「ヘェ・・・でも此処に居るって事はあんたも死んだんだろ?」
M・エド「いえ、私は用があって仮死状態になって此処に居るだけですから、死んでませんよ」
ラミス「そうなんだ。じゃあ生き返ったら、俺の仲間をヨロシクな」
M・エド「何を弱気になってるんです?貴方はまだ復活出来ますよ?」
ラミス「えっ!?ウソwww」
M・エド「貴方は運がいい。死んで時間が経って無いから、私の力で復活できます。」
ラミス「じゃあ頼む。俺を早く生き返らせてくれ!!」
M・エド「いいでしょう。その前に一つ頼みが・・・いい気になっているエド(兄)をぶん殴っといて下さい」
ラミス「任せとけ!!!」
M・エド「では・・・・・ハァァァァァァァ!!!!!」
天空人「ザオラル!ザオラル!駄目だ・・・、復活系の最上級呪文を持っている者はいないかっ!」
エド(弟)「ザオリクの使い手なんて、大昔に前に絶えてるんですよ・・・」
ファルチェ「しっかりしろラミス!勇者がこんな所で死ぬのか!残された我々はどうなる!!」
ファルチェは答えるはずも無い亡骸に必死に訴えかけた
M・エド「ザオリク!!!!」
ラミス「ウォォォォォォォ」
ラミスの体が光に包まれ消えていく
その頃みんなは・・・・?
ファルチェ「何だ!?ラミスの傷が消えていく!?」
ラミス「あれ?俺、何で此処に・・・・?」
エド(兄)「いいではないか、勇者ユウカが再生すれば、ラミスなどいらん」
ラミス「なんか言ったか?」
エド(兄)「いいえなにも・・・・って、えっ?」
ラミスの頭にM・エドの声が聞こえる・・・・・・
M・エド「言い忘れてました・・・殴るのは十発くらいにしてください。私が許しますから・・・」
後方では激しい斬戟音が鳴り続ける
骸骨剣士が、独特の関節の軋む音と共に鋭い剣線を繰り出す
しずか「くっ、くっ!」
6本の腕に6本の刀で攻め立てられたら、手練のしずかも苦戦してしまう
しずか「おかしい、骸骨剣士にしては強すぎる」
しずかの前身の死神の騎士と同系列でありながら、かなりの格下に位置する骸骨剣士
その骸骨剣士の思わぬ猛攻ぶりにしずかは翻弄され動揺に陥っている
竜王「ちっ、どけっ死神っ!」
とっさに伏せたしずかの背後から放った、竜王の火の玉が骸骨剣士に命中した
全身火ダルマになっても、尚刃を振り上げようとする骸骨剣士
しかし、そのまま燃え尽きて崩れ落ちた
しずか「ふうふう、竜王、貴様に助けられるとはな」
一瞬の静寂、しかし
しずか「そんな・・・」
巨大なエビルシード本体の残骸から多量のゾンビ系モンスターが現れた
世界樹の迷宮最上階、ここはアンデッドの巣だった!
エド(兄)「おお、ラミスさん生きておられましたか」
ラミス「どうでもいいんだよ、ボケこら。おまえ今なんて言ったかって聞いてるんだ」
エド(兄)「ラミスさーん、いつ見ても精悍なお顔立ちで、地上人とは思えぬ強さをお持ちのよ」
(パンッ)
エド(兄)「ひいっ」
(パンッ)(パンッ)(パンッ)
エド(兄)「ひどいっ!僕は天空界では最高幹部なんですよっ、手を上げてタダで済むと思ってるんですか!」
(バシッ)
エド(兄)「ううっ、マスター長兄にいいつけてやる。軍法会議にかけて国際問題にしてやる」
ラミス「残念だが、このおしおきは、そのマスターエドの言いつけなんだ」
エド(兄)「嘘つけよ!長兄は今天空城にいるんだぞ!」
ラミス「違うね、おまえの兄ちゃん今修行中とかで、俺が死んだ時に会ったんだよ。んでザオリクかけてもらうときに、おまえを殴っていいってさ。」
エド(兄)「うそ・・・」
ラミス「てめえこのやろ!」
(ベチッ)
ラミス「地上人をっ!」
(バチッ)(ドスッ)
ラミス「馬鹿にすんじゃねー!!」
(メキッ)(グチャッ)
エド(兄)「ギャアア」
ラミス「ふう、すっきりした」
エド(兄)「・・・いつか背後からメドローアかけてやる」
ラミス「なんか言ったか?」
エド(兄)「いえ、なにも」
ラミス「聞こえてんだよ!」
(ボキッ)
エド(兄)「ヒイイッ!顔が!僕の端整で知的な顔がっ!」
ラミス「ちっ、あんまり生意気なんて一発多く殴っちまった」
エド(弟)「兄さん…いや兄さんにはいい薬なのかも。。ラミスさん、ありがとうございました」
ラミス「おう」
ばばあ「まったく、血も足りないってのに元気だね」
ファルチェ「ラミス、丁度敵が増えたようだぞ、復活ついでに一緒に暴れるか」
ラミス「人使い粗いなオイ。しゃあない軽く運動するか。速攻で全滅させるから遅れんなよファルチェ」
ファルチェ「ふふ、いつもの憎まれ口が戻ったな、これで安心だ。」
前線では、何十と湧き出したアンデッドの群の前に、竜王としずかの必死の防戦が続いている
しずか「はぁっはぁ、こう数が多くてはきりが無い」
竜王「世界樹の秘密、暴くべきでは無かったのかもしれぬな・・・」
一向に覆らない戦局、全身傷だらけになった2人を固唾を呑んで見守る多くの天空人、
彼らの表情にも絶望が見え隠れする、そこに
ファルチェ「者共!鬨の声を上げろ!勇者ラミス、たった今帰還したぞ!」
ファルチェが大声で鼓舞を即した、
途端に上がった歓声に乗って勇者ラミス、魔法剣士ファルチェが敵の大群の真中へ躍り出た
竜王が、しずかが、二人の登場に驚きと安堵の混じった表情で迎える
竜王「ようやく主役の登場か
しずか「さあ見せてみろ、お前達の底力を
ファルチェ、高声と共に上段の構えから一体を真っ向幹竹に振り下ろすや否や、身を翻し後ろに迫る敵に向け
「稲妻斬り!」
雷鳴と共に電撃が走り、多量の魔物が撫で斬りにされていく
ラミス、迫る数体の腐った死体スカルゴン等の攻撃を交わしながら左へ右へと薙ぎ払った
爆音のような斬韻を響かせながら構え直すと、気合一閃
「真空斬り!」
隼の剣の切っ先が甲高い音を上げ、次々と魔物を斬り刻んでいく
一瞬だった、鬼人のような剣客2人の参戦により、全ての魔物が一瞬で消滅した
ラミス「終わったか」
「まだ始まったばかりさ」
その声の元に辺りの死肉が集まっていく。
「私が誰か解かるか…?」
吸収と脈動を繰り返しながら、やがて一つの姿を成した。
ラミス「お、女だと?」
ファルチェ「…」
デスセイレス「欲望に目の眩んだ者達の成れの果てよ。貴様等も我が一部となるがいい!」
デスセイレスはルカナンを唱えた!
現世と冥界の間のある世界M・エド「・・・・・・・・・・・・・」
??「どうした?もう終わりか?」
M・エド「も・・・もう限界です・・・・・ホイミン様」
ホイミン「だったらもう帰るんだな!!この呪文はお前には元々無理なんだ。どうしても・・・・と言うから、教えてるんだぞ?このくらいで限界なら、覚えるのを諦めるんだな」
M・エド「く・・・・・ウォォォォォォオ!私は・・・・世界の為にどうしても人間の姿、そして勇者の力を得る事ができるこの呪文を・・・・覚えてみせます。ホイミン様!」
M・エドは立ち上がった
ホイミン「それでこそ、俺が認めた男だ・・・修行の続きを始めるぞ!!」
ヤムチャは戦いのドラムを打ち鳴らした。
デスセイレスは、まだ目を閉じ動き出さそうとしない。
ラミス、竜王、しずか、ファルチェの4人は警戒しながら敵の出方を窺う状態だ
天空人がヤムチャに耳打ちする
「あの4人に世界樹の花から離れて敵を引き付けるように言ってもらえますか。我々はその隙に花を利用してゆうかの肉体に魂を呼び戻します」
ヤムチャ「わかった、戦闘で役に立たないぶん、そういう事は任してくれ」
素早い動作で4人の元に飛ぶヤムチャ、1人ずつ策略を伝え終えた。
ラミスは構えを解かないまま振り返り、思いを託した表情を向ける。
その表情を受けて静かに頷く天空人、直ぐに部下に迅速な支持を出し行動を起こす
やがて戦闘が始まった
しずか「私が出る。
竜王「待てしずか。私が…
しずか「お前に力は及ばないが今までに得た経験値はここの誰よりも多いはずだ。相手の出方がわからぬ以上臨機応変に対応しなければならないだろう。
ラミス「師匠の言う通りだ、ましてや今は相手をこの場所から引き離さなきゃなんねぇしな。
ファルチェ「しずちゃん、無理はしないで。
竜王「仕方ない、勝手に援護させてもらうぞ
皆が数歩下がったのと同時にしずかはデスセイレスに斬りかかる。
しずか「魔人斬りっ!
この攻撃を皮切りにデスセイレスは沈黙を破り動き出す!
しずかの剣先は確実にデスセイレスを捕らえていた、しかし・・・
デスセイレスはバシルーラを唱えた
しずかは咄嗟にバシルーラで巻き起こる風を避けようとして体勢を崩した
デスセイレスはその隙を見逃さなかった
デスセイレスは魔物の死体から刀を拾い上げ溜めた力を一気に解放した、無防備になったしずかの腹部に命中する
体制を立て直す間もなく追撃がしずかを襲う!
デスセイレスの攻撃!『ぱふぱふ』
……………
しずかは勝利の笑みを浮かべている。
ラミス「中身は男?なのにぱふぱふが効かないなんてさすが師匠!
ファルチェ「あれは攻撃なのか?…私には(肉体的に)無理だ…
竜王「肉体が女性で助かったな
エド(弟)「ああっうらやましい!
ヤムチャ「まったくだ!だがこれで花からデスセイレスが離れたぞ
M・エド「また私の出番ですかね?」
M・エド「いらぬ心配だったようですね」
ラミス「おいデスセイレス。次俺な
しずかは、毒におかされた
先程の戦いで世界樹の樹最上階の天井に、竜王が内部に進入する為に空けた大きな風穴がある
そこから一匹の飛竜に乗った数名の天空人が、ゆうかの肉体を抱え静かにフロアに降り立った
天空人(部下)「ゆうか様をお連れしました」
天空人「肉体をあちらの花の下へ、急いでくれ」
ばばあ「あんたかゆうかちゃんかい?あと少しの辛抱だよ」
ばばあは、答えるはずもない肉体に囁きかける
マスタードラゴンが最後の力を使い、勇者ゆうかの肉体は完全に再生された
だがその肉体は僅かに脈を打つものの、魂が宿っておらず意志を持たない
天空人「これで予言どおりならば・・・世界樹の花で魂を呼び戻せる」
激しい戦場を見下ろすように、美しく真紅に咲き誇る世界樹の花の元にゆうかの肉体を下ろされた。
一礼したあと、そこに跪き、腕を組む
天空人「世界樹の花よ我は求め訴えたり、世界樹の花よ死者の魂を呼び寄せ、世界樹の花よ勇者ゆうかを復活させたまえ、世界樹の花よ・・・
天空人は一つずつ確認するように祈りを言葉を唱えた
その頃、ラミスのパーティは
ヤムチャ「しずか、毒消し草だ」
しずか「おう、すまんな」
ヤムチャ「えへへ。男言葉の女性っていいなあ・・・」
エド(弟)「・・・・・・知らない事は幸せなのかも」
M・エド「あの・・・・・ホイミン様?私もう人間に生まれ変わったんで、帰っていいですか?」
ホイミン「まぁまて。いま現世がいい所だから」
M・エド「ホイミン様!?」
ホイミン「ええい!ダメだ!まだ修行は途中だ!今のお前は人間に生まれ変り、勇者以上の力を手に入れた。だがその分リスクも大きい。今行くのは危険すぎる」
M・エド「しかしもう時間が・・・・」
ホイミン「焦るな。この世界は現世と時間の流れが違う事を忘れたか?お前らしくもない・・・・・」
M・エド「すみません・・・・時期が時期だけに、皆が心配で・・・・」
ホイミン「分かればいい・・・・今は修行終える事だけを考えろ」
M・エド「はい!!」
(ラミス達よ・・・・・・どうか無事でいてくれ・・・・)
しずか「今度こそはずさん!」
しずかは奇蹟の剣を大きく振りかぶり、斬りかかった
デスセイレスの首元から胴にかけて斜めに亀裂が入り、魔物はあっけなく倒れた
ラミス「なんだ、あっけねえな」
竜王「いや、まだだ」
しずかもそれを理解しているらしく、構えを解かない
崩れ落ちたデスセイレスは再び変形を始めた
竜王が火の玉を放つ、変形している肉塊に命中しそれは炎に包まれるが、
瞬時に代謝を繰り返しているからなのかダメージを受けている様子はない
竜王「炎が効かないのか・・・」
ファルチェ「なにに変わろうとしてるんだ」
ラミス「でかいぞ!」
しずか「これは一つ目の・・・」
炎が消えた、新たな魔物が現れた
ギガンテスが現れた
「ガォオオン」
ギガンテスは叫びながら目の前のしずかを攻撃した、重い棍棒が振り下ろされる
しかし、幾多の修羅場を潜り抜けたしずかの敵ではなかった
半歩下がって交わすと同時に攻撃を仕掛けるや、返す刀で魔物の体を刻む
体に一寸掠らせる事も無く、ギガンテスにダメージを蓄積させていく
ラミス「つえー、流石師匠。こんな化け物を速攻で倒せんじゃん」
ファルチェ「しかし、これを倒してもまた同じような展開になるんじゃないのか?」
竜王「そうだな、終りがないぞこれは・・・」
エド(弟)「これはモシャスですかね」
エド(兄)「かも知れないが、あの呪文はその場にいる者を投影して真似るもので、存在しない魔物に化けるのは物理的に不可能だな」
エド(弟)「じゃあ新種の生物と?」
エド(兄)「しかしそれも早計だ。ここは世界樹、住み着いてる魔物は通常より格段に進化している」
ギガンテスは倒れた、しかしまた変形を始める
竜王「これではきりがないぞ!」
4人は変形中の肉塊に一斉に切りかかるが、粘土を斬るように手ごたえが無く
地面の密生した樹の間に入り込んでしまう、その中でも変形を続け新たな生物に姿を変えていく
ファルチェ「これは・・・私達を疲れさせる為の敵の罠ではないのか!」
一方ゆうかの復活にも絶望の空気が漂っていた
必死で祈りを続ける天空人、しかしゆうかの肉体に魂が宿る気配は無い、世界樹の花も反応を見せない
ばばあ「おいあんた、早くしなよ、引き付けてるラミス達にも限界があるよ!」
しかしその声も空しく響くだけ、何一つ変わらず、時間だけが刻々と過ぎていく
付き添いの天空人達がざわめき出す
「駄目だ、予言は真実ではなかったのだ」
「我々の敗北だ、天空の勇者は復活しない・・・」
「早く逃げないと、戦いに巻き込まれてしまう」
心ここにあらず、既に絶望の言葉しか出ない
Mエドの出番?
エド(兄)「弟よ、あの変形する敵にマホトーンをかけてくれないか」
エド(弟)「どうしてですか、変形はモシャスじゃないんでしょ?」
エド(兄)「いやそれはあくまで常識的な話、ここは世界樹の中だ。やってみる価値はある」
エド(弟)「あの変形は、何かの魔法であるという事ですか?」
エド(兄)「やはりモシャスだと思う。世界樹は数千年の間、多くの魔物と共存してきた、この迷宮の中で多くの魔物が世代交代を繰り返し、死体はこの樹が養分として取り込んできた」
エド(弟)「それとモシャスと何の関係があるんです?」
エド(兄)「情報が入ってるんだよ、この樹には無数の魔物の情報が」
エド(弟)「樹の情報を読み取り、それをモシャスで具現化する?そんな魔物など存在しませんが?」
エド(兄)「何度も言わせるな、ここは世界樹の中だ。魔物同士の過酷な生存競争の中、そのような進化があってもおかしくない」
エド(弟)「すると、兄さんは、どんな魔物が進化したものだと?」
エド(兄)「私はマネマネの新種と見るが」
エド(弟)「そうですが。見た目全然違いますが、そこまで仰るならやってみましょう。」
エド(兄)「頼む」
敵を竜王達に任せて引き返してきたラミス。
ラミス「ユウカはっ!?
天空人「希望がついえた…天空の勇者は…復活しなかった…
ラミス「っ!…んな事ってあるかよ!世界樹!頼む!ユウカを生き返らせてくれ!
ラミスの声が虚しく響く。天空人「預言は預言。不確定な未来を詠む事など出来ないのだ。
ラミス「必要なんだ…あきらめてたまるか…ユウカーーーー!!!!
ラミスの瞳から一粒の涙が溢れ落ちる。
涙はユウカの鼻先にある小さな白い蕾に落ちた。
瞬間、時間が停まった。まるでこの空間だけが切り取られたかのように。
花の中心の小さな白い蕾がゆっくりと開花する。中からは溢れ出すように光が生まれる。
ラミス「花の中からまた花が…
これこそが世界樹の花。真紅に咲いていると思われていたのは花を包む薄い幼葉だったのだ。
一瞬のうちに全てが光の粒に包まれる。
ばばあ「そうか…花は道標。精神のみの存在となったユウカが現世に辿り着くための。祈りの言葉なんて必要ない、奇跡を起こしたのは生きようとしたユウカ自身だったんじゃ。そしてそのきっかけが…
ばばあは隣で静かに佇むラミスを見た。
一瞬、だが一生とも感じられる時間を経て、ユウカがゆっくり目をあける
ホイミン「苦戦しているな・・・・仕方無い。俺はラミス達の加勢に行こう。ラミス達にはまだ荷が重かったようだ。」
M・エド「ホイミン様が!?ホイミン様はもう戦えるお年じゃあない。私が行きます」
ホイミン「駄目じゃ!!お前には別の使命がある」
M・エド「何です?それは!」
ホイミン「天界にあるゆうかの魂を起こしに行くのじゃ。修行を終え、勇者以上の力を手に入れたお前なら・・・・神々と歴代の勇者が眠ると言われる天界でも自分の存在を維持出来るはずじゃ!!!」
M・エド「・・・・分かりました。私も覚悟を決めましょう。しかし、どうやってゆうかの魂を探せばいいんです?」
ホイミン「その点は心配いらん。世界樹の花の効果で、ゆうかは現世の肉体と繋がっている。魂が眠っているから、復活出来ないだけじゃ!!」
ホイミン「だから世界樹の花の光を頼りに進めば、そこにゆうかの魂があるはず。ゆうかの魂を起こす事ができれば、世界樹の花の効果でゆうかは復活」
M・エド「分かりました。ホイミン様・・・・私は絶対成功させてみせます。ホイミン様も頑張って下さい」
ホイミン「フッ・・・・分かってるおる・・・・では!!!!」
M・エド「サラバです!!!」
ミスった。734は無しで。
いや時間の流れが
>>734→
>>733って事にしたら、話が繋がる
ユウカの復活にはラミスの切っ掛けは元より、影ながらM・エドの働きかけもあったって事で、厚みがでるではないか
しかし感動したユウカたんの復活><
M・エド「ホイミン様?ボケました?僕らの出番ないじゃないですか」
ホイミン「734のは夢じゃよ夢。儂等の出番はまだ先じゃ」
M・エド「張り切って損した・・・・」
ホイミン「もっと修行しろという神の御告げじゃて」
M・エド「・・・・・・・・・・」
お詫びのつもりで、ちょっと訂正の書いたら・・・・また書き込みが・・・・すみません。もう自分は駄目だ・・・・・運が無さすぎる・・・
では話の流れは
>>734 ↓
>>733 733のゆうかの復活からって事で。
ラスボス戦に助太刀に行ったホイミンの参戦を期待してます。
あとちょっとで完結、頑張って下さい
今、目の当たりにした奇跡に天空人達は次々と歓声を上げる。
天空人A「おお…!」
天空人B「まさに人の奇跡よ!!」
天空人C「勇者達に栄光あれ!!!!」
天空人D「うおーん!うおーん!!」
天空人E「エド(兄)氏ね!」
天空人F「これで良かったのですね…マスタードラゴン様!」
天空人G「ロトの勇者ばんざい!!天空の勇者ばんざーい!!」
741 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/13(金) 01:41:48 ID:Efunoo1UO
じゃあ735と737は無しでお願いします。
本当にすみませんでした。
ヤムチャ「あのー、俺忘れられてない?」
天界からの次元次元異動で、ゆっくりとM・エドが現世に戻ってくる、地軸のブレを読みきれなかったのか
そこは世界樹から遥か数百km離れた場所であった。
M・エド「ゆうかの魂は確かに眠っていた、しかし昏々と眠り続ける魂の前に私は成す術がなかった。だが天界まで響いたラミスの想いが、まさか彼女の魂を目覚めさせるとはな。これが勇者の力か・・・」
数歩前に歩き出そうとして立ち止まる
M・エド「いや愛する者の力か・・・」
納得したのか、切り替えたように世界樹に向かい走り出した。
M・エド「さて、ホイミン様の助太刀に行くか」
人の姿に形を変えたマスターエドだったが、天空馬としての脚力は失われていないようだ。
訂正
次元次元異動→次元移動
>>741 そんなに気にしなくていいよリレーだから誰か繋げてくれるし…被った自分が言うのもなんだけどさ、ゴメンな。みんなでバトン繋げて完走しようよ
チラ裏ごめん次から普通に繋げてください。
竜王「この歓声は…天空の勇者が復活したか。
しずか「ラミスを行かせたお前の判断は間違いじゃなかったな、ファルチェ。
ファルチェ「ああ…早くユウカの顔を見に行きたいんだが、時間がかかりそうだな。
延々と再生を繰り返す相手に苦戦していた三人。体力の消耗も激しい。
その元に天界からの使者が現れる。
竜王「あなたはホイミン様!なぜここに?
ホイミン「援護にきたのじゃ。私が来たからには負けさせはしないぞ。
ホイミンはベホマラーを唱えた。
全員の体力が全回復した。ホイミン「さあさあ、戦うのじゃ!傷は私が治してやるからな!行け!
しずか「敵を倒してはくれないのか…
正体不明の魔物はナイトウィプスに変形した
入り組んでる世界樹の間を猛スピードで飛び回りながら、火の息や稲妻を起こす
しずか「これは本来のものより格段に速い」
竜王「くぅ、これでは的を捕らえられない」
ファルチェ「いかん!御老人!」
ファルチェはホイミンに飛び掛り
目掛けて突進して来たナイトウィプスから間一髪のところで救う
ファルチェ「ご無事かっ!」
ホイミン「ふぃー、すまんの、わしは足引っ張りに来たみたいだの」
更に、ナイトウィプスはその後方のエド兄弟に迫った
2匹は魔物の移動する方向を見定めていたのか冷静に言い放つ
エド(兄)「ではやってくれ」
エド(弟)「いきます!マホトーン!」
確かに魔法は命中した、そのままエド(弟)を掠め通り過ぎて行った、変化は見られないようだ
エド(兄)「すまない、どうやら私の思い違いだったようだ」
エド(弟)「いえ、まだわかりません、変形物体の耐性の問題でしょう。マホトーンが効けば変形を阻めるのかも」
気休めを言ったが、あまり見込みはなさそうだ
そのまま前方に戻ったナイトウィプスが、竜王の一撃で倒されたようだ
しかしまた新たな魔物へと変化していく
眠りから目覚めたゆうか、まだ多くの天空人の歓声も耳に入らぬ様子で不思議そうに辺りをキョロキョロと見回す
ぼやけた視界の焦点を定めようとしている所に、急に何者かが突撃してきた
「ゆうかぁーーーーーーー!」
急に凄い力で抱きしめられ、胸部を圧迫されて、戸惑いながら咳き込むゆうか
しかしこの汗の匂いには覚えがある、懐かしく安心して身体を預けられる匂いだ
その腕に抱かれながら、ゆうかは一つ一つ、ここの至るまでの状況を思い出して行った
「ゆうかぁ、おまえ死んじゃって、俺どうにかなりそうだったよ。ごめんな、潰しちゃって」
顔をぐちゃくちゃにして泣くラミス
ゆうか「ラミスありがとう、私を呼んでくれたよね・・・」
と言いかけようとして、ラミスの顔に平手を飛ばした
(バチッ)
ラミス「いてっ!急に何すんだよ」
ゆうか「あんたねえ、久しぶりなのに、なんで服脱がそうとするわけ?」
素早く2つのボタンを外し、第3ボタンに手をかけた体勢のまま床に転がるラミス、バツが悪そうに
ラミス「いや、本当に本物かなって思ってさ。乳首の横のほくろがあるのが、本物のゆうかじゃん?」
仕方無さそうに微笑みを戻すゆうか
ゆうか「馬鹿、そんなの見なくても私はゆうか・・・・・・ってなんであんたほくろの位置しってんの!」
胸倉を掴んで、もう一発平手を食らわそうとして我に返る。
2人を取り巻く見知らぬ老婆や見覚えのある天空人の数々
人々は歓声も忘れ、呆気に取られた顔で2人を見ていた。
エド(兄)モエスw なんかむかつきかわいい
749 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/13(金) 12:56:22 ID:8JVfItwAO
ラミスが覚醒して勇者っぽくなったけどゆうかがヒロイン化しすぎて二人の勇者って感じじゃなくなってきたな
うむ、どっちかというとファルチェのほうが勇者っぽかったり
ゆうかは手短にここまでのあらましを天空人(改めリャン)から聞いた
それは、ルビスの死を初めて知ったラミス本人にも衝撃的な事実だった
「まさか、ルビスがゆうかを・・・」
ラミスは自分の守護精霊であったはずのルビスが、ゆうかの復活を阻止しようとし【注>574】、
その罪を咎められエドに処刑されてしまった【注>620】という事実に驚愕した
何より、ルビスの行動が一部の天空人が原因であったという事に引っ掛かりが取れない。【注>662】
「そんな、マスドラ様が私なんかの為に・・・」
ゆうかは、自らの寿命を削ってまで肉体を再生したマスタードラゴンが【注>673>723】
ルビスの処断命令を下すと、精霊を裁いた罪と世界のバランスの崩れを恐れて【注>620】
自らの命を絶ったという事実を受け入れる事ができない。
ばばあ「あんたなあ、なにも今、一度に全て話す必要ないじゃないのさ」
リャン「いいえ、後々に2人に枝葉がついて伝わるよりも、今ここで、多くの天空人の前で真実を告げることに意味があるのです」
ばばあ「そんなもんかねえ」
リャン「マスタードラゴン様はこれも運命だと仰っておられました。勇者の力無くしてこれからの局面は乗り切れないとも。ですから危険
を冒してまでゆうか様の肉体を再生されたのです。」
ゆうか「・・・マスドラ様、あなたに頂いたこの体、大切に使います・・」
リャン「精霊ルビスの処刑は最後まで気に病んでおられました。元はといえばロトの勇者を亡き者にしようとする一部の天空人の思想から
起きた紛争ですから」
ラミス「誰なんだよ、その俺を殺そうとした奴らは」
リャン「それは・・・」
ラミス「言えよ、真実を全て言うんだろ?それとも身内は庇うのか?そいつらがルビスを殺したようなもんじゃないか!」
ゆうか「ラミス・・・」
ばばあ「ラミス、この兄ちゃんにも立場上言い難い事もあるじゃろ、それは全てが終わってから聞けばいいじゃろが」
ラミス「ちっ、婆ちゃんがそう言うなら今はいいけどよ。何れそいつらに責任を取らせろよ!」
リャン「はい。それは私の名において必ず」
リャンはユウカとラミスに近寄った。
リャン「今までに多くの命が失われました。ですが、それを犠牲と感じるのは勘違いも甚だしい。
リャン「彼等の想いは今生きる私達に受け継がれているのですから。気に病むことはありません。
リャン「ラミス、貴方を亡き者にしようとした者が居たのは事実です。ですが貴方には仲間がいる。貴方を何度も救い出した仲間が…リャン「それは確固たる絆。それに比べれば小さな事でしょう。
ばばあ「さあさあ、落ち込んどる場合じゃないよお前達!しずかと竜王、それにファルチェが待っとるぞ!
ラミス「リャンの言う通りだな。悩むなんて俺らしくねえし!
ユウカ「うん…って、ファルチェさん!?ここにいるの?
ラミス「話聞いてたか?お前を助ける為に力を貸してくれてんだよ。俺は先に行くからな!
ユウカ「ちょっと!待ってよ!
駆けて行く二人の背中を見つめながらばばあは気持ちとは裏腹に浮かない顔をしていた。
ばばあ「残酷な世界じゃな、ここは。あの敵を倒してもこの先これ以上の困難があの子達を待ち受けとるとは…
第一部完でいいのかな
755 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/13(金) 17:37:21 ID:ZBJcs/st0
お疲れ様
これ以上無い綺麗な終わり方で、みんなGJ!
756 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/13(金) 17:40:17 ID:x2IUnv66O
尻丸出
一章は
>>198の「ふたつの心」の副題が見事にハマるな
ゆうかが天空とは無関係のただのドジっ子で、ラミスがただの猿から始まったが
中盤からの世界観の肉付けに恵まれて、盛り上がりが凄かった
758 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/13(金) 18:10:40 ID:p2VRuiVT0
まともになった300台あたりから見ても矛盾が多すぎるけどな
ラミスや…ラミスや…
どこからともなくラミスを呼ぶ声が聞こえる
ラミスは二度寝したいので目覚まし時計を切った
目覚まし時計「貴様この俺を切るとは…腕を上げたな。ぐふっ!!」
ラミス「あ…あ…時計ーーー!……おやすみ」
玄関をノックする音がする
「ラミスー、起きてる〜?」
今日は記念すべき高校生活一年目
ゆうかは地元の有名進学校、聖シャンゼリゼ女学院に
ラミスはスラム街にある極悪工業高校に夫々進学する事になった
登校するラミスの後ろから一人の女の子が抱きついてきた
シャナ「もう!ラミスったらやっと会えたよ!」
以前仲間として旅をしていた少女だ
ラミス「お・・・シャナ、お前もここの学校なのか?」
シャナ「そだよ!ラミスったら姿くらますんだもん。随分さがしたんだゾ」
こつんとラミスのおでこをつつく
そんなシャナをまっすぐ見据えてラミスは言った
ラミス「・・わるい。俺にはもう心にキメた人がいる」
どんなに怒られてもしかたがない
そう思っていたが意外にもシャナは冷笑を浮かべた
シャナ「ふふっ、そんなのわかってるよ!
でもラミスは絶対私の所に戻ってくる。必ずそうさせる」
そういって彼女は通学路を走って行った
紅い目に宿る決意の色は強かった
「はっ、夢か」
ラミスは寝汗を拭いながら、夢を回想する
ラミス「またか、なぜ俺が異世界の住人になって、シャナと再会する夢ばかり見るんだ」
世界樹の戦いが終わって一ヶ月あまり経過していた
M・エドに、来たる戦いの日に備えるように告げられ集った戦士達は、各自故郷に帰った
再会を約束し、ゆうかも天空城に帰った
ラミスは故郷に帰る気も起きず、一人旅を続けている
766 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/13(金) 20:33:46 ID:WHkwoZud0
ラミスはこけた
現世と冥界の間の世界
M・エド「平和ですね・・・・」
ホイミン「そうじゃのう・・・・平和は退屈か?」
M・エド「退屈ではありませんよ。平和が一番ですからね。ただ・・・」
ホイミン「ワシ等は守護者をドラゴ・ヴルム(竜王)に任せてのんびりしておるからのぅ。気になるのか?現世の皆が」
M・エド「違いますよ。ゲマの事です。あの戦いの後・・・魔界に閉じこもったままです。そして魔物の力も弱まっていきました・・・魔王も倒してないのに、おかしいと思いませんか?」
ホイミン「フン・・・・・あいつらが魔界で力を蓄えているとしても、こちらから魔界に行くことはできん。ワシ等はただ平和を楽しむだけよ」
M・エド「ホイミン様!?何を・・・・」
ホイミン「・・・・あいつらは待つているのじゃ・・・二人の守護者が死に・・・世界は神々の守護を急激に失った・・・自分達の城を地上に召喚しようとしているのだろう・・・・そして守り人のわしが死ぬ事を待っているのじゃ・・・もう一人の魔王を復活させる為にな・・・」
M・エド「!?どういう事です?ホイミン様!?私はそんなこと知りませんでしたよ?」
ホイミン「わしはもう死ぬという事じゃよ・・・現世に行くという無茶したからのう。M・エド、ほれ噂をすれば・・・」
M・エド「な、なんです?これは・・・・これが・・・魔王・・・・?」
ホイミン「現世に居た間に細工をされての・・・どうやら・・・わしの命程度ではもう抑えきれんようじゃ・・M・エド・・・後・・・任せたぞ・・・」
ホイミン「ライアン殿、お傍に参ります・・・・」
M・エド「ホイミン様ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
その頃、天空界では、
エド(弟)「兄さん、僕のプリン知りませんか?」
エド(兄)「しししし知らないなあ」
エド(弟)「・・・・食べたでしょ」
エド(兄)「知らないって言ってるだろ」
エド(弟)「許さない!僕が仕事から帰ったら食べようと楽しみにしてたのに!」
エド(兄)「わかったよ買ってくればいいんだろ、プリンぐらいで騒ぐとはな、だから出世しないんだよ」
エド(弟)「な・・・・なんですかその言い方!盗んでおいてその言い草は聞き捨てなりませんよ!」
エド(兄)「うるさい!ベギラマ!」(ビギビギッー)
エド(弟)「いたっ、やったなー!インパス!キアリク!」(シーン)
エド(兄)「ふふっ、それで攻撃したつもりか」
エド(弟)「ううっ、こんな家出て行ってやるー!」
エド(兄)「お、おい・・・」
大きな争いごとといえば、数日前、喧嘩が元でエド家の弟が地上界に家出したという噂があるくらいで
至って平和なものだった
ラミスがこけて泣いていると
小道から歩いてきた三人の村娘が、くすくす笑いだす
そのうちの小柄な一人が声をかけてきた
娘「こけたくらいで泣いてちゃダメじゃないですか、旅人さん」
ラミス「う、うるさいなあ。見てるんじゃねーよ」
残りの二人も近付いてきた
「ねえねえ、キミはどこから来たの?」
と、中背のボーイッシュな娘。
「ちょっと怖い感じかしら〜」
三人の中で最も長身の娘が、のんびりとした風に言う
なんとなく三人と打ち解けたラミスは、村へと招待される事になった
その頃、ホイミンの死から数時間が経ち、M・エドは封印から目覚めし魔王と戦っていた。
M・エド「フッ・・・・フッ・・・フッ・・・・・いける・・・・まだこいつは完全に目覚めていない・・・これで止めだ!!」
「ギガスラーッシュ!!!!」
ギガスラッシュは魔王に直撃し、M・エドは勝利した。
・・・・・その時だった!!
??「ホーッホッホッ。よくやりました、M・エド。計画通りです」
ゲマがあらわれた!!
M・エド「何だと!?な・・・貴様はゲマ!!何故ここに!?」
ゲマ「魔王様を回収しに来たんですよ。我が魔王の餌とする為に。そして計画通りに魔王は死に、貴方は疲弊している。」
M・エド「く・・・・今の私ではゲマに勝てない・・・ここは逃げるしかないか」
M・エドがルーラを唱えたその時!!
ゲマ「かかりましたね。ハァッ!!」
M・エド「何ッ!?」
M・エドは呪いをかけられた
魔王城
???「どうであった・・・・・・?ゲマよ」
ゲマ「全ては計画通りに・・・・」
???「それで・・・・我が野望の一番の障害になるであろうM・エドは本当に死ぬのか・・・・・・?」
ゲマ「その点はご心配無く・・・・あの呪いは特別製です。体力は回復せず、減るのみ・・・そしてあの呪いで死んだ者は二度と復活する事はありません。更にどのような方法を使ってもあの呪いは解けません。M・エドの死は確実です」
???「そうか・・・・ゲマよ、よくやった。これからも頼むぞ・・・・」
ゲマ「分かっております。これからも私にお任せを・・・・ホーホッホッホッホ」
773 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/14(土) 00:43:20 ID:mJjWARZf0
ラミス達が到着すると村は燃えていた
ラミス『む…村が…
娘『ムラムラ…?
775 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/14(土) 01:32:38 ID:L0NJkahj0
村娘A「キャアアアー村が燃えているわ!村の家と言う家が燃えているわ!」
ラミス「そりゃ見て分かるけど、君の名前聞いてなかったな」
村娘A「キャアア、アサミです、消火をしなくては今すぐ消火をしなくては!」
ラミス「君は?」
村娘B「ヒイイイなんということ!まるで火の海だわ!比喩表現でいう海だわ!」
ラミス「状況説明はいいから名前は?」
村娘B「イヤアア、ミウナです。水水、水はどこ?水で火を消すのよ!水なのよ!」
ラミス「あ、そう。なんか芝居臭いな、最後はショートカットの君」
村娘C「マイでーす。はっ火?火ィィィ、ウヒヒヒヒィ燃えろ燃えろ!何もかも燃えてしまえ〜」
ラミス「3人揃ってカントリー娘か、まあいいや。ブスばっかりだから帰るか」
3人娘は火ダルマになりながら笑っている
アサミ「旅人さん手伝って下さい!
ラミス「え〜?
ミウナ「お願いしますかっこいい旅人さん!
ラミス「…ま、少しだけ手伝ってやるよ。
マイ「うおおおお燃えろ!地獄の業火じゃ!わはははは!
ラミス「……ていうかお前等燃えてるぞ。大丈夫なのか?
ミウナ「ええ、私達は竜人族の生き残りです。火には耐性がありますから。
ラミス「竜人族?竜王みたいなもんか?
アサミ「竜王様のお知り合いですか!
ラミス「ああ。一緒に戦った事もあるぜ。
アサミ「という事は貴方はもしかして勇者様ではありませんか?
ラミス「まぁな。あっ俺がこけて泣いてた事は言うなよ。
ミウナ「二人とも話をしてる場合じゃないわ!マイがおかしくなっちゃったの!
ラミス「おいおい姉ちゃん、大丈夫か?」
マイ「きゃああいい男!お兄さん私といい事しない?」(ギュッ)
ラミス「熱い熱い熱い熱い!」
マイ「やだあ照れちゃって可愛い」(ムチュッ)
ラミス「ちょ!!やめ(ムグッ)」
マイ「ほんとにもう激しいんだから、学生さん?じゃあ今日は大サービスしちゃう」(パフパフ)
ラミスは気絶した
当分はギャグ路線か
痛々しいな
残念だが、部を分ける必要なかったのかも。
漫画でも2部ってよく失敗すんじゃん。
>>780 今は第二部じゃないぞ
じつは第四部だ
半年ROMるか?
782 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/14(土) 10:39:42 ID:Lqtk0lL50
ラミス「俺・・・何で戦ってんだろ・・・。魔物を次々と殺してきて・・俺は・・・」
天空城から見つめる竜王。
竜王「・・・・・・・・・とうとうこの時が来てしもうたか・・・」
エド「やはりラミスさんは人間・・・いずれこうなる事は分かっていましたけど・・。」
竜王「勇者の危機なのじゃ。」
気絶したラミスが目を覚ますと、半焼した寝台の傍らでアサミが佇んでいた。
ラミス「君がここまで運んでくれたのか?」
アサミ「はい・・・」
アサミの表情は暗く沈んでいる。
ラミス「他の子はどうした?まともな状態じゃなかったが・・・」
アサミ「・・・みんな行っちゃいました
最近、私達亜人種が、とつぜん凶暴化することがあるんです
そのうちに心は無くなり、完全な魔物へと変貌してしまう・・・
でもうちの村のみんなはやさしいからきっと大丈夫、
ずっと静かにやっていける
そう信じていたのに・・・」
ラミス(なるほど、村を焼いたのも住人が自ら、か)
アサミ「いずれは私も・・・」
そう漏らすと、彼女は床に突っ伏して泣き始めるのだった。
ラミス(悪いが、俺にはどうしてやる事も出来ねえ・・・)
彼はもう、面倒ごとや戦いを疎んでいた。
のんびりと旅を続けたかったのだが・・・
(名前欄すまん)
その様子を天上からじっと見つめているエドと竜王。
竜王「エド、君の弟は今地上界だったかな?」
エド(兄)「申し訳ございません。不肖の弟がご心配をおかけして・・・」
竜王「いや、むしろちょうど良かったかもしれない。
連絡をとってくれ。調べてもらいたい事があるんだ」
ラミスは前回自分が理性をうしない怪物化したことを思い出していた
786 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/14(土) 14:07:19 ID:Lqtk0lL50
ラミス「俺の体にも亜人種の血が流れているとでもいうのか!!」
M・エド「・・・・・・ハッ・・・・・夢か・・・・変な夢だったな・・・魔王と戦ったりゲマが出てきたり・・・・これも魔界にいるからなのか・・・?」
あの世界樹の戦いの後、M・エドはホイミンの力を借りて魔界に情報収集に来ていた。
M・エド「だいたい今の魔界の状況は分かった。早く皆にこの事を伝えなければ・・・・」
今の魔界は二つの勢力が争っている。一つは魔界と地上を全て自分の物にしようとしている現魔王派。
もう一つはラミスに眠る魔王の血を利用し、自分達が魔界と地上を手に入れようとする反・現魔王派である。
M・エド「しかし勇者ラミスに魔王の血が入ってたというのか・・・・私はいったい何を信じたらいいんだ
エド(弟)の携帯が鳴る
エド(弟)「兄さんからか、無視しとこ」
弟は携帯の電源を切った、これで連絡がつかなくなってしまった
790 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/14(土) 16:33:38 ID:rfos8qv80
エド兄「あのやろー」
現魔王の力は日に日に増していた。竜人族達が理性を失ってしまったのもその影響だった。
ラミス「ユウカを踏み潰しちまった時俺は怪物化していた…勇者としての俺の他にも違う俺が眠ってるってのか…?
ラミスが自問自答しているとアサミがフラフラと歩き出した。
ラミス「どこ行くんだ?
アサミ「竜王様の所へ。私が今頼れるのは竜王様しかいないから…
ラミス(面倒はごめんだ…だが関わっちまった以上俺に出来る事をしよう。)
ラミス「仕方ねぇ、連れて行ってやるよ竜王の所に。乗りな。
ラミスは新しく夜店で買った不死鳥ラーミアを呼び寄せ、アサミを乗せて飛び立った。
しかし量産型ラーミアで天空城に行こうとするのは無謀だった、地上100mまで上ったところでラーミアは酸欠になって墜落した
ラミス「しまった!ルーラ!」
とっさにアサミを抱えてルーラした、行き先はレイドック
ラミス「たしかファルチェがここの宮廷軍に居たよな、相談に乗ってもらおう。アサミちょっとそこで待っててくれるか」
アサミ「グルルルルル」
ラミス「アサミ?・・・」
M・エド「ホイミン様、只今戻りました」
ホイミン「おお、マスターエドか。実は最近不思議な夢を見てのう。わしの体が朽ち、新たなる魔界の王が復活するのじゃ。」
M・エド「!?」
ホイミン「悪いお告げでなければいいが」
M・エド...(なぜ私とホイミン様が同じ夢を・・・いやこれは偶然だ、偶然に違いない。この事は私の心の中に留めておこう)
ホイミン「・・・・ほう、ラミスに魔王の血とな
M・エド「ええ、ラミスが魔王の血を継いでいるという確たる証拠は無いのですが。
ホイミン「根も葉もない噂から、魔界にそのような狂信的な集団が生まれたわけではあるまい
M・エド「ええ彼は何度か竜のような姿に変身しております。その姿が魔界で最も力の強い竜族の上級種に似ていた事から、魔族の血を引いていると一部で信じられているようです
ホイミン「魔界は今統率されていないのか
M・エド「ええ、今は彼らを纏められる力の統率者は居ないようです。ですから魔界は思想や信仰で分裂している
ホイミン「どの世界も指導者を失えば同じような道を辿るのだな
ぐるるるるる
ラミス「おい、まさか…?」
よく耳を澄ますと、アサミの小さなお腹から聞こえてくる。
彼女は顔を真っ赤にしてうつむいた。
アサミ「あの、おなかが…空いたみたい、です…」
ラミスは安堵の溜息をついた。
ラミス「ふう…俺がご飯になるかと思ったぜ!」
アサミはきょとんとして聞いていたが、意味を察すると暗い表情へと変わった。
アサミ「ごめんなさい…」
ラミス(う!場を和ませるつもりのユーモアが逆効果か…まったく女は扱いにくいぜ)
その点では、相変わらず成長してないラミスなのだった。
ラミス「奢ってやる」
アサミ「え、いいんですか!?」
ラミス「俺を誰だと思ってる!」
意気揚々と、遠目に見えている、
フォークとナイフのクロスしている看板をくぐって行った。
ガチャガチャガチャ
パクパクパクパク
アサミ「わぁ。おいしーい。あ!これもおいしそう!」
ラミス「おい!もうちょっと遠慮を…」
アサミ「はい?」
ラミス「…なんでもない」
店員「4120Gになります」
アサミ「え!?人間の町ってこんなに物価高いんですか。びっくりです!」
ラミス「俺はお前の食欲にびっくりだよ」
アサミ「竜人族では普通だったのですが…私も払います!」
ポケットを探ると…36G
アサミ「…すみません…」
ラミス「…気持ちはわかった。ここは俺に任せろ(この分はファルチェから毟ってやるぜ!)」
何とか払えたが、財布はすっかり軽くなり
微妙な気持ちのまま二人は城へと向かった。
ラミス「だから、ファルチェと友達なんだって」
門番「嘘をつくな!ここは貴様のような身分不詳の者が来るところではない!立ち去られよ!」
ラミス「わかんねえかな、ファルチェにラミスが来たって一言伝えてくれればいいんだって」
門番「くどい!どうしても目通りを願いたいなら、軍隊長以上を証明できる者の紹介文を持参されよ!」
アサミ「せちがらい世の中ですね…
ラミス「軍隊長以上か…
仕方なく二人は一度城下町へ戻ることにした。
市場の方まで来た時、ラミスは見たことのある顔を見つけた。
ラミス「あれ?エド!エド弟じゃねぇか!
エド「ラミスさん久しぶりですね!
ラミス「そこで何やってんだ?お前…
エド「何って店番ですよ八百屋の。ラミスさんどうですか?今日はいいニンジンが入ってますよ!
M・エド「それにしても何で勇者の血に魔王の血が混じっていたんでしょうね?」
ホイミン「多分じゃが・・・・1000年前勇者ラミスは魔族の娘シャナと結婚した。そして今、ラミスの勇者の血が覚醒したと同時に今まで眠っていた魔王の血が目覚めたんじゃろう。」
ラミス「どあほ。そんなことより・・・」
エド(弟)に経緯を説明した
エド(弟)「そうだったんですか・・・僕も一人迷ってて、ようやくここのおやっさんに拾ってもらえて・・・」
話し込む二人を尻目に、アサミはキャベツやジャガイモをとろ〜んとした目で見つめていた
ラミス「・・・ということだ」
アサミ「え?あ・は・はい!」
ラミス「全然聞いてねーだろ!俺達はこれから城に忍び込む」
アサミ「えーッ!」
ラミス「もう一泊する金もないんだ!」
エド(弟)「僕のアバカムあれば余裕ですよ!」
その夜
アサミ「おなかすいた〜、ねむーい」
ラミス「ほんとによ、なんだってこんな夜中まで待たすんだよ」
エド(弟)「店が忙しかったんですよ、それにファルチェさんは夜にしか宿舎にいないですよ」
ラミス「宿舎に直接行くのか」
エド(弟)「当たり前ですよ、レイドック城は夜中でも厳戒態勢です」
ラミス「ん?このへん、夜も警戒しなきゃいけないほど治安悪いのか?」
エド(弟)「お客さんの話だと、王が新しく変わって政情が不安定らしいので、クーデターに備えて直属の軍に守らせているそうです」
ラミス「へぇ、だからって身内しか信用しないと逆に家臣の心は離れるものだけどな」
エド(弟)「王様まだ5歳ですから、成人するまでは仕方ないですよ」
ラミス「えっ?5歳なの?もっと大きくなかったっけ?ほらムドー倒したとかで有名な」
エド(弟)「その王子は権力争いに負けて、とっくの昔に城を追放されたらしいです。あっ、ここですよ」
ラミス「・・・やけに辺鄙なとこだな」
エド(弟)「そうですね、ファルチェさんの部隊は宮廷軍と言えど直属軍ではないから、こんなとこに寝泊りさせられてるんですね」
ラミス「ファルチェ程の実力者でも、そんな扱い受けてるのか。世知辛い世の中だな」
エド(弟)「だから侵入しやすいんじゃないですか、空けますね、アバカム!」
M・エド「魔族と結婚とは・・・・ラミスの先祖らしいですね」
ホイミン「まぁ良いではないか。ラミスだけが魔族に目覚めようとしている事から勇者のDNAに魔王のDNAが組み込まれたんじゃろう」
M・エド「そんな事が本当にあるのですか?」
ホイミン「実際分からん。前例が無いからのぅ。でもそう考えねば説明がつかん。魔王のDNAだからこそ勇者のDNAの中に入るという荒業が出来たんじゃろう」
M・エド「しょうがないですね・・・・ラミスに非はありませんし・・・・でもどうするんですか?ラミスを」
ホイミン「見守って行こうじゃないか。ラミスなら魔王の血に勝てる・・・・そう信じよう」
M・エド「そうしましょう。ラミス・・・・頑張ってください」
803 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/15(日) 04:11:16 ID:zCFP3ZqzO
トルネコ「あの馬(エド弟)店番ほったらかしてどこいったんだ?」
ネネ「だからあんなどこの馬の骨とも分からん奴を雇うなって言ったんだよ、わたしゃ。
その頃ファルチェは1人、誰も居ない待機所で物思いに耽っていた
ファルチェ.。o(宮廷軍遊撃(別働)隊長としての官職こそ与えられているものの、王権交代により軍が血筋を重んじる体制となってから、
何の後ろ盾も無い私は既に軍人として出世コースを外れ、今こうして生き恥を晒しているだけだ。このまま軍に居座るべきか、軍を抜けるべきか・・・)
ここのところ星空を眺めながら毎日同じ事に悩んでいた。
平和なレイドック地方では戦いもなく教練で兵を指導するだけの日々、実戦を知らぬ兵も多く、思うように成果は上がらない。
深い溜息をつく。思い出すは世界樹の戦い、
深手も負ったが、1人の剣士となり存分に腕を揮えたあの高揚感が忘れられなかった。
(やはり私は剣士なのだ、断じて指導者などではない。剣を操り敵を倒し、その道を極めることに無上の喜びを覚える剣士なのだ。)
だが結局今の生活を捨てる勇気はない結論に達する。宮廷仕えをしている娘を誇りに思っている老いた両親を裏切れないのだ。
(次に長期休暇が取れたら、久しぶりに実家に帰るか)
暗澹たる思いを慰めるように、自分に逃げ道を作った
アサミ「なんかカビ臭い所ね」
ラミス「ファルチェはこっちか?」
エド弟「そっちは一般兵用の大部屋しかないですよ、ファルチェさんは隊長なので個室のあるこっちかな」
ラミス「よし御苦労、おまえ帰っていいや」
エド弟「え?どうして?僕もフェルチェさんに会いたい」
ラミス「おまえは寝る場所あるだろ。帰って寝ろ」
エド弟「鍵開けてあけたの僕ですよ、ちょっとくらいいいじゃないですか」
ラミス「うるせーよ、忍び込んでんのに、でかい図体でウロウロされたら俺まで見つかっちまうだろ」
エド弟「それって馬差別ですよ!僕も好きでこんな体になったんじゃないのに!」
ラミス「馬鹿!声でけーよ!」
*「誰だ!」
ラミス「しまった!逃げろ!」
アサミは思った「この人本当に勇者なのかな、度量も狭いし発言が小悪党にしか見えないけど・・・」
ランド「なんだ、ラミスじゃないか?」
エドといいランドといい都合よく知り合いにばっかり会う展開だなw
ラミス「誰だ貴様」
ランド「やだなあ兄貴、俺だよ」
ラミス「知らんなあ」
ランド「なんてこった!兄貴とあんなに熱い夜を共にしたというのに」
ラミス「やめてくれ」
なんとここはランドの家だったのだ
ラミス達は間違えてランドの家に進入していた
ターニア「あ、お兄ちゃんお帰り
ラミス「なんだここ、ファルチェの家じゃなかったのかよ
エド「てへへ間違えちゃいました、ここはレイドック城ではなくライフコッドです
ラミス「俺もおまえも間違えてたって事か、不思議な事もあるもんだなー
ラミス達がだべっていると女騎士が部屋に入って来た
ファルチェ「おいおい、冗談もそのくらいにしとけ」
ラミス「するとここは・・・」
ファルチェ「ああ、レイドック城の離れ、ランドの宿舎だ」
ラミス「そうか。紛らわしい事言うなよ!エド」
エド「・・一度賛同したくせに・・・」
ファルチェ「衛兵の報告を聞いて、もしやと思っていたが、矢張りここに来たか」
ランド「いや、ランドに会ったのは偶然だがな」
ファルチェ「そうなのか?少々手錬が必要でな。ランドに協力してもらってるんだ」
ターニア「私も手当てくらいは出来るし」
そこでランドが鼻をならす
ランド「ヘヘッ!なんと言っても、俺はぶちスライムを一番狩りまくった男だからな」
ラミス「微妙な自慢だな・・・・」
ファルチェ「そちらの娘は?」
アサミの方を向いて言った
アサミ「はじめまして。竜人族のアサミと言います」
ファルチェ「そ、そうか。よろしくな(かわいい・・・)」
ファルチェは、はにかんだ
ラミス「同性相手に何を頬を染めている?」
ファルチェ「ば・・・ばか!ちょっと人見知りしただけだ!」
ラミス「ふ〜ん。で、この娘の事で相談があるのだが・・・」
ターニア「ところでお兄ちゃん。もうその女の人とはもう寝たの?避妊はちゃんとしてる?こんな歳でおばさんになるの嫌だからね。」
ラミス「っバカか!ターニアいつの間にそんな冗談言うようになったんだ?
ターニア「あはは、一年もほっとかれたら意地悪したくもなるわよ。
ランド「オレがラミスをおじさんにしてやってもいいんだぜ?
ラミス「………
ランド「オレとターニアちゃんの子なら可愛い子が…
ラミス「………
ランド「…すみませんでした。
ファルチェ「所で相談とは何なんだ?
ラミス「ああ、わすれてた、こいつを預かってくれ。行くところないそうだ
ファルチェ「竜人族と言ったな……(まさか!)」
彼女の美しい線を描く眉が、何かに思い当たった様にぴくりと動く。
ファルチェ「それは分かった。それとは別に少し話がある。来てくれ。」
ラミス「?ここじゃいかんのか。」
ファルチェ「ああ、これはごく個人的な事なんだ。何、すぐ済む。」
きわめて何も無い風を装い、屋外へとラミスを誘う。
二人は無言で城の中庭を歩いていたが、暫くするとラミスが切り出した。
ラミス「プロポーズ、と言った雰囲気じゃねえなあ。」
機会を得て、ファルチェも口を開く。
ファルチェ「当たり前だ。あのアサミと言う子、どこで出会った?」
ラミスは出会ってからの経緯を正直に語った。
ファルチェ「凶暴化だと、やはりな……。」
庭を照らす灯りの下、ファルチェの表情が夜の闇に溶けこむ程に重く沈んだ。
ファルチェ「彼女のいた集落の近くで、魔物が暴れているとの報告が入っている…
…竜族の。」
勘の鈍いラミスも、漸く気がついた様だった。
ラミス「じゃあ、ランド達を招聘したのも?」
ファルチェ「そうだ。討伐隊だ。見逃す訳には…いかない。」
ラミス「畜生…アサミはどうすんだよ。」
激しく舌打ちをする。
ファルチェ「万が一の事があってもすぐ対応出来る様に、あの子には城内の仕事についてもらう。
…くれぐれも討伐隊の事は秘密で頼む。」
ラミス「言われんでも!」
兵舎に戻るとランドが早速声をかけて来た。
ランド「フヒヒヒ、どうだった?告白タイム。」
ラミス「幸せなやつ…。」
ランド「うひ?」
アサミ「よろしくお願いしますねファルチェさん。
ファルチェ「気にするな。私の立場上スイートルームとはいかないが不十分はさせないつもりだ。
アサミ「ありがとうございます!竜王様に会えたらご迷惑をお掛けする事もなかったんですけど…
ラミス「ラーミアの飛行高度じゃ天空城には辿りつけなくてさ。これじゃM・エドに竜王の居場所も聞けねぇし…
エド弟「そういえば兄さんから着信があったんでした。
エド弟は携帯電話を取り出す。
ラミス「なんだそのリモコンみたいなの?
エド弟「天空で開発された携帯電話…通信機のようなものです。
エド弟「これで兄を通じてM・エド様と連絡が取れますよ。ちょっと待って下さいね。
エド弟は慣れた手つきで電話をかけた。
エド兄「はい。
エド弟「あっ兄さん?
エド兄「私には弟なんていませんが?ええ兄からの電話を無視して電源を切る弟なんてね。
エド弟「それならそれでいいです用があるのはM・エド様ですから。替わって下さい。
エド兄「………(´;ω;`)
M・エド「あ、うん分かった。すぐ行く。プー・・プー・・・・プー・・・・」
ホイミン「誰からじゃ?」
M・エド「魔族の人からです。情報収集の時、協力してもらって・・・・こっちも何かあったら協力すると約束してましてね。彼らは魔界の平和を望んでますからね・・・・信用できる魔族ですよ」
ホイミン「ふむ・・・・・しかし天界の者であるお前をよく受け入れたのぅ」
M・エド「大丈夫です。あっちではD・エドと名乗っています。彼らは知能が低いですからね、バレませんよ」
ホイミン「それで?ラミス達はどうするんじゃ?」
M・エド「その事なんですがホイミン様、私の代わりにラミスにあの事伝えに行ってくれませんか?私は暫く帰れそうにないんで・・・・」
ホイミン「仕方ないのぅ。今回だけじゃぞ」
M・エド「ありがとうございます、ホイミン様。これ渡しときます。携帯という
通信機です。これは弟達との連絡用なので、これで皆と連絡を・・・・では失礼します」
ホイミン「やれやれ、行ったか・・・・アイツも忙しい男じゃのぅ」
ライアソ「ホイミン!?ホイミンなのか?!?」
戦いをみたい
ホイミン「うん?空耳か。昔馴染みの呼ぶ声が聞こえるとはな」
823 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/16(月) 07:35:22 ID:cInTgpPZ0
ライアソ「ホイミン!聞こえとるか?今からおまらの世界を攻めるから!!」
ホイミン「いやこれは空耳じゃないわ、ライアン様!・・・・・じゃなかった近所のライアソか。また酒飲んどんのか
イイヨイイヨー
面白くなってきたじゃないか
826 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/16(月) 12:49:02 ID:vuA6Kjpd0
ライアソ「うるせー!俺は最強の戦士だ!」
ライアソ「私は現魔王派魔軍司令ライアソ!我々は竜人族の混乱に乗じて人間界に攻め入る!
ホイミン「!!!
ライアソ「我々を止めたければ人間界と魔界を繋ぐ門に我らが同胞勇者ラミスを連れてこい!
ホイミン「こりゃ大変じゃ!皆に連絡せねば!いや今すぐ直接話にいこう!
ホイミン「この機会にラミスに全て話そう。あ奴なら受け止められるはずじゃ。
828 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/16(月) 15:28:32 ID:RpfNUI1+0
その頃レイドックでは
ランドがセクハラしまくってた
ランド「もう兄貴とやったんだろ?な?な?」
アサミ「なんなんですかこの人」
うっとおしくまとわりついてくるランドを
必死に引き剥がそうとするアサミさん
ファルチェ「ランド・・・あまりこの娘を困らせたら・・・殺すぞ」
ランド「じょじょじょ冗談っすよ」
エ弟「ところで連絡ですよラミスさん」
ラミス「なーにー?」
エ弟「ホイミン様がこちらに向かってるって」
ラミス「もう面倒はいやなんだけどなアサミも預けたし」
アサミ「え・・・行っちゃうんですか」
ファルチェ「・・・(嫉妬の炎)」
ラミス「また旅に出るよ」
ファルチェ「私も明日からは竜人族の集落の調査に出なければならないし、短い再会だったな。
?「いや、もう少し一緒に居ることになるぞい。
エド弟「ホイミン様!お早い到着ですね。
ホイミン「まぁ急ぎの用じゃからの。飛ばしてきたんじゃ。
ラミス「どういう事だ?こっちは竜王の居場所を教えて欲しかったんだけどよ。
ホイミン「ちょうどよい。お前達に竜王の元へ行ってもらいたいのよ。
ファルチェ「竜王は今どこに?
ホイミン「魔界と人間界をつなぐゲートを知っとるか?竜王は一年前の戦いが終わってからずっとあそこの番をしとるのよ。
アサミ「竜王様は何をしてらっしゃるんですか?
ホイミン「魔族の中には良い者も大勢いる。わしもかつてはモンスターじゃし。
ホイミン「そやつらが人間界で暮らす為にゲートを通るからな、門番みたいなものをしとるんじゃよ。
ラミス「そっか…(周りの奴は皆やることやってる…でも俺は…)
ホイミン(やはりラミスはうすうす気づいとるのか、自分に流れる魔族の血に。そして迷っとる。自分に眠る強大な力を抑えられるのかを。)
ホイミン「では本題に入るぞ。ラミス…
ラミス「え?俺?なんだ?
衛兵「大変です。魔王軍が攻めてきました。」
ファルチェ「なんですって。」
衛兵「その数約一千!!なんとその指揮をとっているのは、ムドーを倒した先代王子のようです。すでに先代王子派の兵士も寝返りおさえきれません」
ホイミン「なんと!ラミス達に魔王軍をくい止めてもらおうと思っとったんじゃが既に人間界に侵入しとったのか…
ラミス「魔王軍?魔王は人間界に何を…?
ホイミン「お主に話す事はたくさんあるが今は後回しじゃ!指揮をとっている者を倒すしかない!
エド弟「ラミスさん!ファルチェさん!急いで!
ファルチェ「私は宮廷軍遊撃隊長…別働隊とはいえ城を離れるわけには…
ホイミン「バカ者!部下を信用しとらんのか?城を守る者はたくさんおる。だが世界を守れるのはお前達だけじゃろう!
ファルチェ「!!…私はいつの間にフヌケてしまったのかな…血統を越えて認められる事に必死になって逆に縛られてしまっていたみたいだ。
ラミス(ファルチェも悩んでたんだな。俺だけじゃなく…)
ラミス「仕方ねぇ!けちらして来てやるよ!なっファルチェ!
ラミス「ああ!身分よりも大事な事がある…人々の命を奪わせる訳にはいかない!
ラミス「ホイミン!すぐに戻ってくるからよ…後で話を聞かせてもらう。俺の望んでる答を知ってるんだろ?
ホイミン「ふふ…わしも行くぞ。その方が早く話せるだろうからの。
>>831 後半人名修正(^ω^;)
ラミス「仕方ねぇ!けちらして来てやるよ!なっファルチェ!
ファルチェ「ああ!身分よりも大事な事がある…人々の命を奪わせる訳にはいかない!
ラミス「ホイミン!すぐに戻ってくるからよ…後で話を聞かせてもらう。俺の望んでる答を知ってるんだろ?
ホイミン「ふふ…わしも行くぞ。その方が早く話せるだろうからの。
展開はちょっと強引だけどセリフがかっこいいなあ
皆は軍備を整えながら会話を交わす
ラミス「ちくしょう!それにしてもなんで人間が魔王の手先をしてやがるんだ!」
ファルチェ「レイドックに仕えるものとして恥ずかしい・・・」
ホイミン「そりゃ不思議じゃないわい。なぜなら彼等の頭領が人間なんじゃから」
一同「な、なんだって!」
ホイミン「『奴』は進化の秘法に拠って魔王級の力を手に入れたのだ」
ファルチェ「現魔王とは別にもう一人の魔王、か」
ホイミン「わかるかの?本来一人しか産まれぬはずの勇者が二人産まれた理由が」
ランド「するってえと…おいおい!魔王が二人ってことかよ!」
ラミス(俺まで魔王の血に覚醒したら人間の敵は三つ…)
ホイミン「左様、そして奴ら一派は魔界だけでなく、人としての立場を利用し、
あちらこちらに潜んで活動を行っておる」
ラミス「俺を殺そうとしやがった天空城の連中も、そいつらの仕業か!」
エド(弟)(もしかして、兄さんも…)
ファルチェ「ホイミン様!竜族の暴走については?」
ホイミン「それはまだ、調査中じゃ。…実は天空人にすら暴走をはじめた者がおる」
伝令「敵主力が城下町まで迫っております!」
ファルチェ「くっ!!ランドとターニアは場内の裏切り者に対応してくれ!」
ランド「おうよ!ナマスにしてやらっ!」
ターニア「ランド、油断しちゃダメよ」
アサミ「私も少しは戦えますが…」
ファルチェ「ええい……(不安だが)アサミ、とりあえずランドの方、援護頼む!」
ラミス「行くぜ!ファルチェ。考えるのは後だ」
目前に敵一隊が迫ってきた
835 :
>>830 先代王子の名前を希望します:2007/04/16(月) 21:34:56 ID:SCtBvz8h0
物見「報告します!第2砦、陥落しました!あとは第3砦。ここが落ちれば本城決戦です
大臣ゲバン「ぬうう○○め、やはり殺しとくべきじゃったわい。第3砦は死守しろ!別働隊はどうした!
フランコ少将「ははっ、既に城下に待機してございまする
大臣ゲバン「ファルチェ隊を砦の守護に向かわせろ、退却は許さん!死ぬまで戦えと言っておけ!
フランコ少将「そ・・・それが・・・
大臣ゲバン「どうした、急がせろ!
フランコ少将「別働第四隊長ファルチェ、魔王軍侵攻一報の受けた直後、隊を残し行方を晦ましました
大臣ゲバン「な、なんと!この土壇場で怖気付き、1人で逃げおったか!
フランコ少将「残念ですが、そのように・・・ございまする・・・
大臣ゲバン「ぬぬぬ、今まで目をかけてやった恩を忘れおって。ええいそのような臆病者はいらん!別働隊を再編成させ前線に投入しろ
フランコ少将「はっ、直ちに!
フランコ退場
大臣ゲバン「そういえば、城下にファルチェの両親が暮らしておったな
兵A「はい
大臣ゲバン「直ちに捕らえ貼り付け処刑せよ!死体を民衆の下に晒し辱めを受けさせるのだ!
兵A「わかりました、直ちに!!・・・
兵士A退場
大臣ゲバン「・・・裏切り者の一族郎党の処刑をもって、我が軍を恐ろしさを知らしめてやる。
ファルチェはあくまでレイドック軍の兵士として、ホイミンやラミス達と共に現場に急行し、魔界軍と相対していた
だが、隊長の階級でありながら任せられた隊を放置した事
更に上に報告せずに、発作的に単独行動を取った事は明らかに軍人として失格であり
結果的に軍令に背いた事になり、敵前逃亡と見なされても仕方ない重罪なのだった
彼女の正義感と直情的な性格が仇となり、両親が処刑されるという悲劇が起きてしまった
その両親は
強姦!強姦!強姦!強姦!
兵B「娘が美人だからな母親も…強姦!強姦!強姦!兵C「父親も…強姦!強姦!強姦!
兵A「おちつけ。
兵A「失礼する。宮廷軍遊撃第四隊長ファルチェのご両親ですね?
ファルチェママ「な、なんですか?
ファルチェパパ「確かにファルチェは娘ですが我々に何か…?
兵A「…ファルチェはこの戦時中にもかかわらず任務を放棄し逃げ出した。これは国王への暴徳。
兵A「裏切り者への見せしめとしてあなた方を捕えさせていただく。
兵Aの合図によって数名の兵士が二人を取り囲む。
だが、彼等は一瞬のうちにして地面にひれ伏すこととなる。
兵B「ぐはっ
兵A「なっ…!お前達何をした!
ファルチェパパ「私達を知らないとは、新人さんかな?
兵A「何だと?誰だお前は!
ファルチェパパ「先代王直属護衛隊長だった男だ。妻はかつての部下でね。
兵A「!軍内最強と呼ばれ前国王の片腕としてつかえたというあの…
ファルチェママ「本当に娘が逃げ出したと言うなら甘んじて罰を受けましょう。ですが私達は娘を信じています。
ファルチェパパ「わざわざ来てもらって悪いが私達は自分達で確かめさせて頂く。娘の潔白をね。
兵士達を残して二人は家を後にした。
兵C「あのパパンステキ(ポッ)凛々しい御髭(うっとり)」
魔物A「D・エド様、どうする?ヤッラ、動き出した。もう止められない」
M・エド(D・エド)「この時期に人間界に攻めるとは・・・・どうやら相当焦っているみたいだな。・・・・皆を集めてくれ。魔界はこれから暗黒時代になるだろう・・・・力の無い魔物を非難させるんだ」
魔物B「分かった・・・皆に伝える。D・エド様はどうする?」
M・エド「私は情報収集、そして他の魔族と話し合いをしに行く。今の状況をより詳しく知りたいからな」
魔物C「あんた、力の無い俺達の希望。最強の持つ俺らの組織ボス。無茶するな」
M・エド「心配するな、私は死なない。この魔界に平和を取り戻してみせる!!」
(成り行きとはいえ、ボスになってしまうとは・・・これも運命かな・・・・)
その時矢の雨が降って来た。
屋根や辺りの木々に、弓兵が多数配置してあったのだ。
ファルパパ「ぐうっ!?」
ファルママ「きゃあっ!」
彼らの元に一つの影が近付いてくる。
ゲバン「ふふん、嘗ての親衛隊長殿も勘が鈍ったようですな」
ファルパパ「・・・あのチンピラ兵は我らを油断させる罠であったか・・・」
ゲバン「その通り。処刑できねば死体に陵恥の刑を施せば良いだけの話」
ファルパパ「この苛烈さと戦術・・・以前のゲバンではないな。無念だ・・・娘よ」
動けない彼らに更に追い討ちの矢弾が降り注ぐ。
ファルパパ「ぐふっ」
ファルママ「人質ならなかっただけでも救いというもの・・ううっ」
ゲバン「さあ、こやつら裏切り者の死体を城下に晒すのだ!」
なんという展開に・・・
ゲバン「わはははは!蛆虫が!
メイド「…やだわゲバン様、また妄想してるのかしら…
そこへファルチェの家に向かった兵士達が戻る。
兵A「ゲバン様、ただ今戻りました。
ゲバン「おお、ファルチェの両親はどうした?牢か?
兵A「いえ、それが………
ゲバン「ファルチェの両親を逃がしただと?それでのこのこ戻って来たのか!バカ者!
兵A「申し訳ありません!
ゲバン(ファルチェの裏切りなどはどうでもよい。やつの父親こそが厄介よ。)ゲバン(前代王に遣えたあの男はもしかすると私の正体に気付いているやもしれん…)
兵A「ゲバン様?
ゲバン「ん?お前はもうよい!兵役につけ!
兵A「…はい。(やはり最近ゲバン様の様子がおかしい…)
一人になったゲバンがつぶやく。
ゲバン「何年もかけて手に入れたこの身分。魔王様の為に使う時が来たようだ…内部から国を崩壊させれば支配は容易い事。
ゲバン「だがあの男に私の正体をばらされては困る。勇者を追わせてファルチェを人質に誘きだすか…
こう露骨に潰されると萎えるな・・
845 :
感想:2007/04/17(火) 00:14:35 ID:m7A9oO/E0
今まで防戦指揮していたゲバンが、急に今攻めて来ている魔王の味方だったという事実にはちょっと無理があるな
あと全般に言える事だけど、新展開になってから夢落ちや妄想落ちに頼りすぎてる
気に入らない展開を全部夢や妄想だったって事にして、自分の好きな話に無理矢理変えるのは
一度くらいなら許容範囲だけど、2度3度とあれば正直萎えます
ゲバンは自らの封印を解いた
メイド「ゲバン様?」
ゲバン「ゴ・・・ガ・・・・・・・ゴ・・・・ゴ・・・」
メイド「キャアアア、ゲバン様がもっと面白い顔に!」
ゲバン「グガ・・・・ゴアアアア!」
メイド「ゲバン様が毎秒ブサイクになって行くわ!キャアアでも面白い面白い」
ゲバン「ちょっと黙っててくれる?わし、結構傷つきやすいんで」
メイド「・・・ごめんなさい」
ゲバンはカエルのような大きな魔物に姿を変えた
ゲバン「レイドック軍へ告ぐ!我は真の力を得たゲバンだ!たった今よりレイドック王を擁しレイドック全軍は魔王軍に降伏する!」
その大声は城全体から城下を守る兵1人1人にまで響き渡った
なんでも魔物化すればいいってもんじゃないぞ、等身大の悪者は書けんのか
848 :
846:2007/04/17(火) 00:45:00 ID:iSqPevFs0
すみません846は無しでお願いします
魔王様って言ってたので、てっきり大臣も魔物なのかと思ってしまった
ごめんなさいでした
その頃ラミスとファルチェは2人で本隊に特攻したものの、
魔王軍の猛攻を受け逃亡に逃亡を重ね最後の砦に逃げ込んだ。
しかしこの砦も既に魔王軍に攻め立てられ、既に陥落寸前である
ラミスや、ファルチェは、まず砦を走り回り、魔王軍先行隊の魔物達を全滅させた
しかし怯える兵士達の士気は地に落ち、既に戦う気力は失せていた
必死の形相のファルチェ、ここで決死の判断を下す
ファルチェ「ここは私達に任せろ!おまえたちは退却して本隊と合流しろ!」
砦を守る兵達に大声で命令を下す
ファルチェ「早く行け!こんなところで犬死にするな!」
それをきいた多くの兵達は次々と退却を始めた。
砦に残された2人、眼下に大量の魔王軍本隊が迫る
ファルチェ「ラミスよ、篭って戦うか、出て戦うか?」
ラミス「篭れるもんなら篭りたいがな」
どちらからともなく笑みがこぼれる。
ラミス「世界樹を思い出すな、いっちょ暴れるか」
ファルチェ「あの時とは違う。ラミスよ、この度はレイドックの為に働いてくれて礼を言うぞ」
ラミス「いいって事よ、死ぬ前におまえに借りを返せて良かったぜ」
ファルチェ「最後に貴様と一緒に戦えた事が、私の誇りだ」
二人は分かっていた、相手は魔界より来たる魔王軍の精鋭達
世界樹で戦った統制の取れない魔物とはものが違う。
勝ち目の無い戦いを知りながら2人は門前に降り立った
ゲバン「ワシが魔王様に出会ったのは、この退屈な世界に呆れていた頃だ・・・・」
あの日もワシはいつも通りの一日に、不満を持っていた・・・・そんな時じゃ、ワシ以外には誰もいない部屋に突然人が現れた
その人こそ魔王様だったのだ。魔王様は言った。
魔王「退屈しているのだろう?どうだ?私と手を組まないか?私の仲間になれば、今の退屈な日々を、戦争という遊びで楽しくしてやろう」と
ワシの返事は決まっていた。この退屈な日々から抜け出せるなら、魔族と手を組んでも良い・・・・・そう考えらたのだ。
ちょっと整理しよう
●ライアソ(ライアンとは別人らしい)
現魔王派魔軍司令 人間界と魔界を繋ぐ門(ダークゲート)に軍を進め圧力をかける。
撤退条件に同胞と信じている勇者ラミスを要求。ただしラミス本人との面識はないようだ。
現時点もゲート前に待機か?
●レイドック先代王子○○(以下○○)
ドラクエ6の主人公、権力争いに負けレイドックを追放される
一千の魔物を率いレイドックに攻め込んで来る
なぜドラクエ6の勇者が魔界に行けたのか、魔界の兵を率いているのかは不明である。
現在、レイドックの砦を次々と落とし破竹の進撃を続けている
進軍途中、本隊に突撃してきたラミスファルチェの2人を一度は退ける
だが、最後の砦の門前に立ちふさがる体勢を立て直したラミス、ファルチェの2人と衝突間近!
また、○○本人のはっきりとした姿は、今のところ登場人物によって視認されてはいない
●大臣ゲバン
5歳になる王を擁するレイドック城の事実上のNO1
恐らくレイドックの王権争いに何らかの形で関わり、王子○○を国外に追放したようだ。
時は定かではないが、退屈な日々に嫌気を覚え魔王(名称不明)の内通者となる
現在、元王子の○○がなぜか魔王軍を率いてレイドック城に侵攻して来ているため、防戦指揮に追われている。
指揮途中、軍隊長ファルチェを敵前逃亡者と勘違いし、ファルチェの両親を拘束しようとするも逃げられる
先代王直属護衛隊長ファルチェの父の逃亡に、正体(内通者である事か?)を暴かれるのを恐れ、
ファルチェを人質に取ろうと画策しているようだ。
●マスターエド(通称M・エド)
マスタードラゴンに代わる天空城の最高統括者。ホイミンの元で人間の姿になる。
マスタードラゴンのような全能の力は無いが、それを行動力と魔界にも通じる卓越した外交力でカバーしている。
攻撃力は未知数。継承者が絶えたと言われる幻の復活呪文「ザオリク」を一度使った。
魔界の内情を知る為にD・エドという偽名を使い潜伏中だったが、突如として魔界軍が人間界に侵攻を始めた為
力の無い魔物達に支持されD・エドという名のまま分裂寸前の魔界のボスに祭り上げられる。
現在、魔界のあらゆる種族と話し合い、魔界平定に心血を注いでいる。
魔界には魔物達に最強と謳われる、現在人間界侵攻には加わっていない組織ボス(これも名称不明)がいるようだが、
M・エドはこれから彼と話し合う事になる
>>840
853 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/17(火) 04:37:01 ID:8bTXwPJDO
トルネコ「戦で武器や防具が飛ぶように売れるわい!」
ネネ「あなた、銅の剣が売り切れよ。」
ヤンガス「トルネコの親爺、人手がたりねぇげす。新しいバイト雇ったんじゃなかったげすか?」
>>851 あのーレイドック先代王子ってラミス本人じゃないの?
ランドが兄貴って慕ってるし、ターニアがお兄ちゃんって呼んでるのは明らかにラミスがドラクエ6の主人公じゃん
それともラミスや王子のどっちかが夢の住人だったりする?
もう話がぐちゃぐちゃ過ぎてついていけない
この話はドラクエ6じゃない…王子がライフコッドにいた必要も無いわけで。
ランドにせよターニアにせよ、飽くまでゲームと同じ名前を持った別人と考えるべき。
王子…城放逐後魔王軍へ。
ラミス…ただの村民。
くらいの認識でいいんじゃないの。
@ちょっとくらいの矛盾はどうだっていいと思うが、
ついていけない、と思うのなら、そんな義務ないんだからROMるのも一興。
>>843 これは酷い、なんという潰し行為。
自分の筋書きを優先したいばかりに、出来上がった人の文章を全て妄想だった事するなんて書き手の侮辱です。
しかも、あからさまな無茶振りや荒らしではなく、きちんとした話になってる書き込みをですよ?
u3Oq90qbOさんの文章構成力は凄いと思うけど、だからって、あなた1人で書いてるんじゃないんだから、
こういった潰し行為は、あまり褒められたもんじゃないですよね。
多分あなたは、
>>838の続きとして、
>>843の文章を書いたんだと思うけど
書き込む前にリロードしたら、既に他の人が書き込んでて、自分とは違うストーリー展開してたので
自分が書いた文を消すのが勿体無いから、冒頭に2行程に「
>>841は全ては大臣の妄想だった」
という文章を書き加えて人の話を全否定して、何食わぬ顔で自分の方が本当の話とばかりに文章展開させるという
傲慢行為に走ってしまったと思うんだけど、先に展開を書かれるのはリレー小説の醍醐味みたいなものだから
ここは涙を呑んで没にするくらいの度量が欲しかったです。
すみません、皮肉たっぷりの説教になりましたが
話を分かっていただける方と思い、マジレスしました
こちらも説明だけですんませんす。ちょっと繋げておきやす。。。
トルネコ「ん?あの人語を解す馬か…真面目そうな奴だと、思ってたんだがなぁ」
ヤンガス「せっかくおやっさんが拾ってやったのに、恩を仇で返す真似しやがって!」
ネネ「ねえ、あなたあれってもしかして?」
エド(弟)「ラミスさぁ〜ん、ファルチェさ〜ん、どこですかぁ〜(涙)」
トルネコ「おい、エド!どこほっつき歩いてやがったんだ!」
エド(弟)「ああ、これはトルネコのおやっさんゴメンなさい、色々あって・・・・・・・って何してんですか!もう直ぐここは戦場ですよ!!」
エド(弟)「でもさあ、よく考えたら俺、馬だから武器とか普通に持てないし居てもあんまり役に立たないよね
トルネコ「ばかもんが!自分で自分をいらんと言う奴がどこにおる。」
エド「親父さん…。」
トルネコ「ネネ。あれを持ってきなさい。パトリシアの。」
ネネ「ええ、分かったわあなた。あれね。」」
そう言うとネネは店の奥から、1セットの蹄を探り出してきた。
トルネコ「これはな。嘗てワシの愛馬が身に着けておったもんだ。」
ネネ「懐かしいわね。あなたと二人、パトリシアに乗って世界を旅した…。」
トルネコ「これを使え!エド。」
エド「いいんですか?そんな貴重な物を…。」
トルネコ「道具はな。使う者がいて生きるんだ。この蹄はお前と出会って、生き返ることが出来るのだ」
ネネ「さあ、つけてみて!」
エドはパトリシアの蹄を装備した。蹴りの攻撃力が大きく上がった!
エド「すごい!ボクの足に吸い付くようにフィットするよ!」
夫婦はうんうんと感慨深げに頷いた。
トルネコ「さあ、行くのだ!我らの町を守っておくれ。」
エド(弟)「ぐっふっふ、これで兄さんに勝てる!今こそプリンの恨みを晴らすぞ!」
>>843です。
すみませんでした。グロ回避のつもりで他の方の書き込みを踏み潰すという、本当に侮辱と言われても仕方ない事をしてしまいました。その上設定として破綻した話を書いてしまい…
続きとして書いた文章に付け加え書き込んだのも事実です。これは本当に傲慢な行為でした。
>>841及び
>>844氏、文章を書く労力を分かっていながら潰し行為をした事、並びに参加している方々にご迷惑をお掛けした事本当に申し訳ありませんでした。
>>845氏
>>856氏、反省および謝罪の場を作ってくださりありがとうございました。
当分の間ROMらせて頂きます。楽しみにしておりますのでもしまた参加させて頂く事が出来ましたらよろしくお願い致します。
雰囲気を悪くしてしまいすみません。次から普通通りに続けて下さい。
>>862 >841です
確かに軽くショックでしたが、お気持ちと考え、よく伝わりました。
私にも至らない部分があったようです。
お互い経験を踏まえ、今後も楽しくやっていきましょう!
>>861より続きです
エド(弟)「今の僕は兄にも負ける気がしませんよ!見つけたらぼこんぼこんです!」
自信に満ちた彼は、踊るように跳ね回り、町に侵入した敵を次々と蹴散らしていく。
町民も武器を手に各々戦い始めた。漸くこの地点の戦況は安定してきたようだ。
すると一部の敵部隊が撤退を開始・・・
エド(弟)「引き上げていく・・・?
彼らに着いて行けばラミスさんたちに合流できるかも!」
もうどれだけ剣を振っただろう。ラミスとファルチェは魔物達を相手に
奮戦すること鬼神の如くであったが、相手は戦場の呼吸を心得ており
し止めたかと思うとそれを庇う様に、後続の波が押し寄せ
なかなか戦果を出せないのであった。
そして、ついに二人の足裁きに疲れが見えてくる。
ラミス「畜生!手ごたえがねえ!」
ファルチェ「せめて王子の顔くらい拝んでから果てたいものだが・・」
その時である。たなびく砂煙を巻き起こしつつ、一つの影が彼らに近付いてきた。
このスレおもしれー
ラミス「なんだ?敵が急に大人しくなったぞ?」
ファルチェ「・・・?!何かが来る!」
10年前、レイドック国王に突然の死が訪れた、
大臣ゲバンはこの期に乗じた、
まずは地方の賊征伐に出ていた王子に刺客を送り、追い詰められた王子は瀧に身を投げた
直ぐにゲバンは城内に「王子遠征先で死去」の報を発すると、悲しみに眩れる后を毒殺、それを病死と発表した。
混乱する民衆を押さえる為、5年後に新たな王権を建てる事を約束
公約通り、5年後にレイドック王の遠縁である幼子を国王とし、
国民感情も考慮してか先代王の名を受け継ぎ、レイドック国家を設立した。
その事が民衆に高く評価され、ゲバンは国民の信頼と、国家実権を手に入れたのである。
しかし、磐石の態勢のゲバンには一つだけ心に引っ掛かりがあった
それは暗殺したはずの王子の死体がついに見つからなかった事である。
その不安から10年後の今、ゲバンの予感は最悪の形で的中する。
魔界より大量の魔物を率いて、暗殺したはずの王子がレイドックに攻めてきたのである
先代国王の忘れ形見、復讐の虜となったその王子の名は・・・
バルザック
刺客から逃れ、一命を取り留めた彼であったが、しかし、
滝の奔流の中で受けた大きな後遺症により、その体は自由を失っていた。
知らぬ国で、動かぬ体を引きずり、慣れぬ仕事に従事する。
そして雀の涙ほどの日々の糧を得るという、苦悶に満ちた暮らしの中、
そんな彼の存在を知り、付込んだのが魔王であった。
バルザックは魔王の使いこなす進化の秘法の元、新たに生まれ変わったのだ。
バルザック「この肉体に、再び甦るとは思わなかった躍動の喜び。
例え魔王と言えど、この体を与えてくれた事に感謝せねばならぬ…」
ラミス「このおっさんの登場で、魔物達が急に静かになった。いかにもって感じの親玉だな。」
ファルチェ「・・・・」
ラミス「なんだかわかんねえが、ありがてえ。ノコノコ出てきたんならその首頂くぜ!」
ファルチェ「ラミスまてっ!」
斬りかかろうとしたラミスを制すファルチェ
ラミス「なんだよ」
ファルチェ「この方は・・・もしかして・・・・」
ラミス「ん?このおっさんがどうかしたのか」
ゲバン「わしどうなっちゃうんだろう・・・」
870 :
雑談:2007/04/17(火) 23:40:33 ID:4SdsK+T8O
今攻めて来てるのが進化の秘法を使う魔王で、ゲバンが手を組んでいるのがもう一人の魔王でいいかい?
そうすれば何故ゲバンは魔王の仲間なのに防戦しているのか説明できる。
871 :
雑談2:2007/04/17(火) 23:45:22 ID:ZLHKZwUY0
俺もそれがいいと思う
バルザックが私怨で軍を動かしてると認識してたけど、
D・エドも魔界が分裂してると言ってるし
ゲバンもバルザックも魔界の対立勢力のボスに利用された人間って事にすれば
バルザック.。o(なんだこのガキ、俺まだ26歳なのにおっさんとか…)
873 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/18(水) 01:11:41 ID:RhSeX4Dq0
ゆうかは勇者だけど主人公じゃないよな
ファルチェやババアが出すぎなんじゃね?
874 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/18(水) 01:15:11 ID:9MSNTd6O0
ラミス「4:44がどうしたってんだ。ぞろ目だろうが黒猫だろうが
俺はそんな小細工には屈しない!!!!!!!!!」
バルザック「言葉の意味はよく分からんが、とにかく凄い自信だな!相手にとって不足はない!」
ファルチェの静止も束の間、相手は巨大な戦斧を振りかざし襲い掛かってきた!
876 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/18(水) 06:35:21 ID:zQ4Y8ZgZ0
ネネ「あんた!武器がもう全部売り切れたよ」
トルネコ「仕方ない、不思議のダンジョンに行ってくるか」
トルネコは不思議のダンジョンに伝説の剣を探しに出かけた
>◆ルール◆気に入らなくても必ず上の話に続ける事
原則。無茶振りでも無視しちゃダメだぜ☆
878 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/18(水) 08:07:54 ID:gAm02X9E0
>>870-871 すると、2人の魔王が競って人間世界を手に入れようとしてるのか
早く両方の魔王の名前決めないとね。どっちも魔王って呼んでるからこんがらがる
トルネコ「これは一体!」
キメラの翼で不思議のダンジョンにとんだトルネコ
しかしそこは禍々しい邪気に覆われていた
そう、不思議のダンジョンとは魔界へのゲートだったのだ!
ネネ「怖いわ!あなた」
トルネコ「一旦戻ろう!」
その時だ!ゲートが大きくうねりネネはその中に吸い込まれてしまった
ネネ「きゃあああ」
あわててその後追い飛び込むトルネコ
そこには気絶したネネを抱きかかえたライアソがいた
ライアソ「わはは!この女を進化の秘法によって、モンスターにし我等の兵とするのだ!
トルネコ「そんなことはさせぬ!」
ライアソ「おっ、もう一匹モルモットがきおったか」
ライアソは彼を捕らえようとしたが
トルネコはその体躯からは予想もできぬ
すばやい動きでかわしネネを救い出し逃走を始めた
通路の奥からはライアソの怨嗟が聞こえてきた
ライアソ「ええい!口惜しい!魔人王チャモロ様が降臨される前にこのような失態を!」
トルネコ(魔人王チャモロだと?大変だ!急ぎ街に帰還しこの脅威を伝えなくては!)
ライアンとトルネコは顔見知りのはずでは・・・
THX ンとソかw
883 :
注意:2007/04/18(水) 11:37:56 ID:CZLT2zaw0
それに
>>855の言ってるとおりトルネコやホイミンとか、ドラクエの馴染みの名前が出てくるけど
全部他人の空似ということもデフォだぞ。勿論知名もそうだ。
話を作るときに特徴をイメージしやすいって事で人名や地名から名前を借用してるだけだからな
だから書く上で既存のキャラに性格などが似ることもあるが、無理に似せる必要も無い。
じゃないとバルザックは、この話では王子だけど、ドラクエ4では最低最悪の中ボスだったりするからな
ラミスとバルザック、二人を見守る事しか出来ないファルチェ。
近隣諸国にも名が轟くほどの英雄であったバルザック王子は、彼女にとって憧れの存在だった。
「戦うしか……無いのだろうか」
しかしファルチェは認めたくなかったが、今のバルザックには迷いが無い。
彼には覇気が漲っていた。
女性の身の丈程もある斧を扱っているにも拘らず、動きは俊敏である。
ラミスは避けるのが精一杯で踏み込めない。
「呪文で仕掛けるかね…?」
トルネコが売るものがないから不思議なダンジョンにいくのはわかるが、伝説ね武器を取りにいくというのは無茶ふりにもほどがあるので何か間のやりとりいれないか?
現レイドック王に頼まれたとか、ヤンガスが殺されて敵討ちのために自分が戦うためにダンジョンにいくとか?
ライアンの話も鉄仮面そうびしてたから顔がわからず昔の戦友どうしが殺し合うとか面白いと思う
動機不在の行動ってのは説得力ないしな
でも、そう思ったら注文したり提案で終わるんじゃなく、自分で物語を繋げていこう
887 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/18(水) 13:28:44 ID:4n7qqWfKO
あのさぁ、RPG全般に言えることだけど、一般兵ならいざしらず、世界を救おうとしてる勇者一行から何で金取る訳?
勇者一行が死んだら世界が終わっちゃうんだよ?
商人達も全員殺されちゃうんだよ?
普通はただであげるだろ
>>887 「世界を救おうとしている勇者一行」ってゴロゴロいそうだし
結果を出すまでは一般兵と変わんないんじゃね?
トルネコは大急ぎで店に戻った
ヤンガス「おかえりなさい。あっ!ネネ様!どうなされました!」
トルネコ「ヤンガス!ネネは疲れてるだけじゃ、城に行ってくるのでネネの看病を頼んだぞ」
トルネコは荷物を投げ出すと、単身丸腰でレイドック城に急いだ
トルネコ(ゲバン様に不思議のダンジョンが魔界のゲートになっている事を伝えねば、魔人王チャモロの兵がゲートの直ぐそこまで迫っている事を伝えねば)
レイドックの危機を救う為に走り続けた。
しかし、ゲバンこそがチャモロの軍をレイドックに導かんとする魔界の内通者である事を、この時はまだ知らなかったのである。
>>888 それが例え王さまの息子であってもかい?
村を救った勇者でもかい?
891 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/18(水) 14:12:45 ID:9Pk++ngM0
なあ雑談やめようや、たとえ一行でもいいから話を繋げてくれ
−−−−−−
しかしバルザックはラミスに呪文を唱える猶予を与えてくれない
ラミス「くうっ、この馬鹿でかい斧、これが魔人の斧ってやつか」
バルザック閃撃に咄嗟に出した鋼の盾が粉々に砕けた
ラミス「くそっ、当たれば御陀仏か。これじゃ潜り込めない、ファルチェ!援護を頼む」
しかしファルチェは動かない
ラミス「どうしたファルチェ!時間稼ぎしてくれ!」
ファルチェ「私がバルザック様に剣を上げるというのか・・・・いやしかし」
途方に暮れるファルチェ、
彼女はレイドックに忠誠を尽くす兵士であり、攻めて来た敵を前にして戦う道理がある
しかし、目の前にいるのは幼き日に知るバルザック王子
本来は次期国王になる筈だった男なのである
>>889 > しかし、ゲバンこそがチャモロの軍をレイドックに導かんとする魔界の内通者である事を、この時はまだ知らなかったのである。
おかしくね?そうなると
>>835の防戦の様子や
>>843の
> ゲバン「何年もかけて手に入れたこの身分。魔王様の為に使う時が来たようだ…内部から国を崩壊させれば支配は容易い事。
の言葉と矛盾するぞ?
>>866でゲバンはほぼレイドックの乗っ取りに成功しているから戦う必要がない。
もうほぼ自分の物なのに何で攻めてるんだよ?ゲバンの活躍無視かよwww
スマンもう自分でも何が何だか分からなくなった。誰か敵の関係まとめて
このままじゃ話が迷走するぞ
ストーリーキボン
雑談で反応するのも悪いが
俺も繋げるの難しくなってきた・・・
お手並み拝見と行きたいが、このスレももうすぐ埋まりそうだし
次スレやるならまとめ作った方がいいかも知れんね
−−−−−−
ゲバン「それで伝説の武器は手に入ったのかね?」
トルネコ「それはまだ・・・」
ゲバン「早くせんか!何のために高い金を払うと思っておる!」
トルネコ「ははっ・・・」
ゲバンは焦っていた。
激しい情報戦の中で、自分の立ち位置に迷いを感じ始めていたのだ。
ゲバン(果たしてワシを援助しておるのは、本当に魔人王なのだろうか・・・?
進化の秘法とやらを使い、バルザックを強化したのも魔人王と聞くが・・・)
だからゲバンをただの権力に固執した出世欲の塊の器の小さい人間にしときゃよかったんだよ
悪者はなんでもかんでも魔族の一味にしたがるから矛盾に矛盾を塗り固めなきゃちゃいけなくなる
>>892 ゲバンはチャモロ派の魔族の内通者でチャモロをレイドックの大将にしたいんじゃね?
チャモロ軍をそのまま軍を導きいれて、世界を制圧する為にレイドックを拠点にするんだろ。
んで、バルザック王子は魔界では敵対する別の魔王に仕えている
だからゲバンは、チャモロの為にバルザックを城に入れまい&できたら全滅させよう&自分の正体がバレるのが怖いので必死に頑張ってるんだろ
バルザックを助けた魔王を早急に決める必要があるな
とは言ったものの俺もよく分かんなくなったな
限界だな
M・エド「いきなりですが教えてくれませんかね?私にはもう理解出来ないのでね」
?「何だ・・・・M・エドよ、いきなり・・・・お前が私の所に来るとは・・・・珍しいな」
M・エドが話しかけた相手、それは自分の数十倍大きさの老いた魔族だった。
M・エド「失礼・・・・焦っていたもので・・・・今、この魔界は魔王が二人・・・・いや、三人いる・・・そう聞きましてね。魔王は本来一人のはず、何が魔界に起きたのです?他の魔族は混乱の真っ最中でして・・・もう貴方しか頼れる人がいないんですよ」
?「その事か・・・私も全ては知らんが・・・手短に話すと・・・正式な魔王は一人しかいない・・・」
M・エド「どういう事です?それは」
?「そう急かすな・・・現魔王が正式に魔王の座を受け継いだ。しかしそれに不満を持った魔族の男が古代の秘宝である進化の秘法を使い、魔王となった・・・・」
M・エド「それが・・・・今の二人の魔王ですか・・・・しかしもう一人の魔王と呼ばれる魔人王チャモロ・・・何故あの人間が進化の秘法を・・・・・?」
?「言ったろぅ、私も全てを知らんと・・・・もしかしたら、人間界のあれを使ったんじゃないのか?人間界の・・・・進化の秘法をな・・・・」
M・エド「まさか・・・・いや・・・・そんな・・・馬鹿な・・・あるはずが・・・」
?「どうやら心当たりが有るよううじゃのぅ」
M・エド「・・・・・・どうやら、人間界に行かなければいけないようですね・・・・礼をいいます・・・では、また会う日まで」
そう言うとM・エドは消え去った。
?「ククク・・・・・楽しませてもらいぞ・・・・M・エド・・・・・ハッハッハッハッハッ」
898 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/19(木) 01:12:48 ID:aidlPHY10
ラミス「命に変えても・・・・・・・君を守るよ・・・・」
ファルチェ「いきなりなんだ!?お前にはゆうかという女が・・・」
?「・・・・M・エドか、マスタードラゴンとは一味違う実直な青年じゃわい・・・ゴホッゴホッ」
苦しそうに咳をする魔族の長老
?「わしも死期が近いか・・・」
薄暗い魔界の宮殿に1人、寂しそうに呟いた
*「そのようだね」
長老の座の後ろから不意に何者かの声がする。少年のような声だ。
?「ほほう、チャモロか。軍はゲート前に進めておるようじゃが、大将は遅刻のようじゃな。」
振り返りもせずに後ろの影に話しかける
チャモロ「全権はライアソに任せているよ。それにまだ兵を動かす必要無いしね」
?「バルザックの軍はゲバンで充分だというのか。チャモロともあろう者があのような小物を過大に評価しすぎじゃないかの」
小さな影は歩きながらゆっくりと、長老の前に回り込む
チャモロ「僕は今ゲバンの器を測ってるんだよ、彼の忠誠心を試す意味もあるけどね」
?「ふん、心にも無いことを。ゲバンはおまえにとって捨て駒じゃ。バルザック軍を少しでも疲弊させる為の捨て駒じゃ」
チャモロは歩みを止めると振り返り、長老と向き合う格好になった
月明かりに照らされ、チャモロの全身が露になった
声と同じく背格好は人で言う少年程度、三白眼に吊り上がった一重の目、唇は薄く口元に僅かに微笑みを残す
一見すると人間の子供のように見えるが、頭髪は無く全身が深い緑の鱗で覆われている。
背中から頭頂部にかけて竜族の子の特徴である角質化した鱗が山脈のように連なっていた
チャモロ「どうだろうね。一つ言える事は、最後にレイドックを占拠するのは僕の軍さ」
?「何を言う、単におまえの本隊に損害を与えたくないだけじゃ。戦を加減法でしか考えられない子供のやりそうな事じゃ」
チャモロ「人の心配より、貴方の心配をすべきでは?」
?「・・・・汝にわしが殺せるのか、わしという後ろ盾を失ったおまえは魔界の立場もなく、人間界でも勇者に殺されるだけじゃぞ」
チャモロ「僕は裏切り者を処分しに来ただけだよ、さっき天空の使いに進化の秘法の秘密を教えていたよね、困るんだよな〜」
?「M・エドは魔界を含めた全次元の平和を考えておる。魔界に動乱を起こして漁夫の利を得ようするおまえとは違うわい」
チャモロ「奇麗事を言うのはやめな、老いたねエスタークさん。」
エスターク「・・・私の古い名を知っておったか。」
チャモロ「とっくの昔にね、魔界の動乱を危ぶむなら、進化の秘法を作った貴方にも罪があるよね」
エスターク「ふん、屁理屈を。おまえもそのうちピサロと同じ末路を辿るぞ」
チャモロ「じゃあそろそろ消えてもらいましょうか」
エスターク「先の短い命じゃ、未練は無いわ」
チャモロの片頬が僅かに笑う。その頭上に大きな炎を作り出した。
数秒後、魔界の一つの城が、名を捨てた老人を巻き込み消滅した
現在多くの勢力があるのでまとめとく。
@ラミス達勇者一行
ファルチェ、ユウカ、エド弟など。ユウカはまだ天空城?忍びこんでいた反・現魔王派と交戦か?
>>834エド兄はもしかすると反・現魔王派?ユウカと戦うことに…?
A現魔王派
魔人王チャモロ…外見は竜族の子。後ろ盾になっていたエスタークを倒す。
レイドック大臣ゲバン…バルザックの侵入を恐れ交戦中。
ライアソ…現魔王派魔軍司令。ダークゲートに待機中。
B反・現魔王派
人間界天空界に忍び活動している。ラミスを魔王にしようと企む。
C進化の秘法魔王…現魔王と対立。元は人間、つまり魔人王?
レイドック先代王子バルザック…部下としてレイドックに進軍、ラミス達と交戦中。
EM・エド(D・エド)をボスとする無力な魔族の勢力
M・エドはエスタークから進化の秘法の秘密を教えられる。
BとCは同一勢力か?間違っていたら修正しる。これからの展開に役立てくれ。
>>902 勢力が多すぎて混乱しまくりだな。読んでるとメダパニかかったみたいになる。
邪魔な奴どんどん殺して話をスリム化しないとな
>>902 すると現魔王は魔人王チャモロでいいのか?
と思ったらチャモロは魔人王だから、現魔王になるわけないか。
正統的な立場の現魔王がチャモロの上に居るって事か
>>902 BとCは一緒にしちゃおうか、そこに無理はないだろう。
何よりも話が広がらないですむ
>>897>>905より魔王は三人。現魔王、進化の秘法を使った魔王、魔人王チャモロ。
現魔王の下についてるのが魔人王チャモロで
現魔王&チャモロvs反・現魔王派(進化の秘法)魔王の対立構図。
--現在位置まとめ--
●天空界
ユウカ・エド兄・天空人(リャンなど)
●人間界
・戦場(ラミス・ファルチェ・バルザック・エド弟)
・レイドック城(ランド・ターニア・アサミ・トルネコ・大臣ゲバン・フランコ少将)
・トルネコの店(ネネ・ヤンガス)
●魔界
チャモロ
●ダークゲート(不思議のダンジョン)
竜王・ライアソ
・ファルパパ・ママはファルチェの元に、M・エドは人間界に向かっている(ダークゲートを通る?)
・不明(ヤムチャ・ミウナ・マイ・ババア・魔王二人)
>>906 乙カレ。それで統一しよう。
やっと見えてきた、早く2大勢力のTOPの魔王の名を決めないとな
ファルパパ、ファルママの名前はファル夫、ファル子でおk?
ファルチェと来たらタナロットとラヴィアでしょw
レイドック第3砦の門前ではラミスとバルザックの一騎打ちが今も続いている
それを取り囲み見守る魔物達、アークデーモン、悪魔の騎士、アンクルホーン、オーガ、グレンデル等
先程まで暴れていた錚々たる魔界の怪物獣人達が一同に目を凝らして2人の戦いを見つめている
中には知能の低いギガンテスも見えるが、バルザックの戦いの邪魔をする気配は無い
バルザックが人間でありながら、このランクの魔物達を部下として完全に掌握している証拠と言えよう
戦いは手数こそラミスの方が多いものの、バルザック優勢に展開している。
ラミス「よっしゃーー!ハヤブサ斬りっ!」
ラミスの隼の剣が変則的な太刀筋を描いて連続でバルザックを捕らえる
バルザックは殆ど動かない、速いが精確さに劣るラミスの剣先を冷静に見極め鎧や盾で受ける
急所や防具の間に入ってくる太刀のみ僅かに体躯をずらして交わし、または受け流した。
ラミスの一呼吸の連打が終わる頃、バルザックは自分の間を持って一歩を踏み出す。
ラミス「やばい!くるか!?」
殺気を察知するやラミスは、守勢に切り替える。斧の間合いから離れようと藻掻くように後退る。
バルザックが咆哮を上げる、魔人の斧がギラリと光り、振りかぶるや粘りのある強靭な足腰を利かせて轟音と共に叩きつける
剣筋は弧を描かない、限りなく直線的に振り下ろされる。
爆発音のような斬撃音、斧圧だけで地面が割れる、辛うじて交わすラミスだが既に疲れが見える、
その破壊力に捕らえられるのも時間の問題だ。
ファルチェ「その勝負待たれい!」
突然2人の戦いをファルチェが静止する、同時にラミスのバルザックの動きが止まる
鋭くファルチェを睨め付けるバルザック。戦いの邪魔をするという、騎士道に反する行為への抗議の意味がある。
不思議そうに、だが安堵の表情でファルチェを見るラミスは、一時的にでも休める事を単純に喜んでいるようだ。
ファルチェは2人の反応を確かめながら歩み寄り、対峙する2人の間に割って入った。
振り向き正面のバルザックに向かって話しかける。
ファルチェ「戦いの中断を願う非礼を許して頂きたい、だが私には一刻も早く確認せねばならない義務がある」
バルザックは斧を降ろした、自分に問いかけたレイドックの剣士に興味を示したようである
バルザック「なんだ?場合によっては問答無用に斬るぞ」
低い声だ。穏やかだがビリビリと威圧する声勢がある。
物怖じせずファルチェは続けた
ファルチェ「私はレイドック軍遊撃隊部隊長ファルチェ。レイドックを代表して貴殿に3つの質問を許されたい!」
バルザック「受けよう」
ファルチェ「貴殿は魔王軍の司令官バルザックとお見受けしたが、どうか!」
バルザック「そうだ」
ファルチェ「ぬ、、、では、貴殿は10年前消息を絶った我がレイドックの王子、バルザックであるか!」
バルザック「そうだ」
ファルチェはその返答に脳を貫かれる思いがした、入っている情報は確かに敵の司令官バルザックという名だった。
その名を聞き、レイドックの誰もが思い浮かべたであろう、正統な王家の血を継ぐバルザック王子。
だが同時に誰もが、魔物を率い虐殺を繰り返しながらレイドックを攻めるバルザックと、
嘗て国中に愛された、優しきバルザック王子を結びつけられなかったはずだ。いや否が応でも関連を否定したはずだ。
ファルチェも例外ではなかった。幼き頃、まだ修行剣士であった時、凱旋から戻った王の傍に居たバルザック王子、
その猛々しく威厳を持った剣士に憧れを持たずには居られなかった。
心の底で別人であって欲しいと思っていた、だがその期待は今脆く崩れ去る。
目の前に居るのはレイドック王の実子であるバルザック。だが同時にレイドックの兵を幾人も惨殺した侵略者なのである。
その辛い現実をファルチェは受け入れるしかなかった。
バルザックも過去は捨てたのであろう、返答の躊躇の無さがそれを示していた。
バルザック「どうした?最後の質問は」
絶句しているファルチェにバルザックが問いかける。
我に戻ったファルチェ、冷静を取り繕い最後に問うた。
ファルチェ「ではこの度の侵略行為は魔界全体の意志か!それとも貴殿の個人的意志から来るものか!」
バルザック「・・・」
バルザックは答えなかった、その代わり天に向かい笑い声を上げた、何時果てることもない笑い声
ファルチェ「何がおかしい!」
バルザック「それを知ってどうするのだ、レイドックの剣士ファルチェよ」
ファルチェ「私は貴殿に敵の総大将としての大義を問うている!その笑いが返答かっ!」
バルザック「では教えてやろう、レイドック侵略は世界征服の目的に過ぎない。軍を動かしたのは魔界の意志だ、
最初の拠点をレイドックに選んだのは私の意志だ!」
ファルチェ「なっ・・・・魔族が世界を征服?そんな事が・・」
バルザック「全ては我が魔王様の覇業の為よ!」
ファルチェ「貴様人間であろうが!魔族の手先となり恥ずかしく無いのか!」
バルザック「質問は終わった。武器を構えろ剣士ファルチェよ、勇者ラミスよ。」
ニヤリと笑うバルザック、斧を構え上段に振り上げる、瞳が怪しき光を纏う、それは人間のものではなかった。
ラミス「こいつなんで俺の名前知ってんだ?」
ラミスが怪訝そうに呟く
更なる問いかけで食い下がろうとしたファルチェだが何もかも諦めたように言った
ファルチェ「10年前何があったのか、なぜ貴殿は今生きて我が国を攻めて来たのか私は聞かない。
レイドックを守る剣士として、貴様を魔王軍のバルザックとして、ここで迎え撃つだけだ!」
バルザック「そうか、二人同時にかかって来い」
ラミス「言われなくてもやってやるわ!」
ファルチェ「最後に軍を引き、司令官自ら剣で迎えてくれた事に礼を言うぞ!」
もうファルチェに迷いはなかった、蟠りは消えた、あとは1人の剣士として存分に戦うだけだ。
再びバルザックとラミス、そしてファルチェを加えた戦いが始まった
この戦が始まる少し前の天空界…
リャン「姫様。お待ち下さい。」
ユウカ「姫じゃないんだってえ!ユウカのパパもママも普通の人なんだから!」
リャン「ですが貴方様は天空の勇者。すなわち天界王の血を引き継いでおります。」
ユウカ「わかった!わかったからついて来ないで。」
リャン「ですが今日の稽古がまだ終わっておりませんし…」
ユウカ「もー!トイレ!」
リャン「またはしたない言葉を…済みましたらすぐに稽古室にいらして下さいね。」
ユウカ「やっと一人になれたぁ。作法やら舞術の稽古ばかり…私がしたいのは剣術の稽古なのに…」
ユウカは文句を言いながら天空城から抜け出た。辿り着いたのは雲の切れ目。落ちないようにと用心し遥か彼方に広がる地上を覗き込む。
この一ヶ月と言うもの、ユウカは毎日のように人間界への、仲間達への想いをはせていた。
ユウカ「ファルチェさん元気かな…ラミス…会いたいな。」
その後は決まって剣術をアバン師匠に習う流れになっていた。しかし今日はアバンが待っても来ない。
ユウカ「遅いなぁ。せんせーまた遅刻だよ…あれ!あの馬…確かエド(兄)?」
ユウカは見つけた知り合いを嬉しそうに追い掛けた。
のもつかの間、驚くべき光景を目にすることになる。
>>790エド兄「あのやろー」
エド兄はいらついた仕草で携帯を切る。ただならぬ空気にユウカが身を潜めていると再度携帯を手にするエド兄。
>>818相手はエド弟のようだ。だが話の途中で携帯を切り投げ捨てた。
エド兄「M・エド様に取り次げだ?バカ弟め…兄弟のよしみで助けてやろうと思ったがやめだ。前から気にいらなかったんだよ。」
ユウカ「???」
エド兄「誰もオレを認めようとしない…一ヶ月前の戦いもそう。ラミスは弟ばかりを頼りにして…オレの方が優れているのに!」
ユウカ(馬も色々大変なんだ…)
エド兄「皆にオレを認めさせてやる!唯一認めてくれた進化の秘法を使いし魔王様の元で!」
ユウカ「魔王?!」
エド兄「誰だ!…貴方は勇者ユウカ。どうしたんですこんな所で。リャンが心配しますよ。」
ユウカ「今の話…どういう事?魔王って?」
エド兄「…とぼけても無駄と言う事か。聞いていた通りオレは魔王様の元に行く。もうすぐこの天空界も戦場となる。貴方も早く逃げた方がいいですよ?」
ユウカ「今の話が本当なら…行かせる訳にはいかない!」
エド兄「勇者とはいえ丸腰の貴方にオレが止められるか?」
ユウカ「止めるぜ・・・・!!!!」
エド兄「無駄だぁ・・・・!!!」タタタタッタタタタタタタタタタ!!!!!
二人で走り続け!!!!!!!!!一瞬!!!!!ユウカが猛スピードで間合いを詰めた!!!
ユウカ「捉えた!!!!!!!!!!!!!!」
ユウカの右ストレートがエド兄に!!!!!!!!当たらない!!!!!!!
ユウカ「何!!!!!!!!!?????????????」
エド兄「フン!!!!!!!!」エド兄はパンチを受け流し蹴りをユウカに繰り出した!!!!
ユウカ「くっ!!!!!!!!!」ドスーーーーーーーーーーン!!!
ユウカ「なんなんだ今のは・・まるでやなぎを相手にしているみてえに攻撃を返されちまう!!!!!」
リャン「あれは・・烈蹴拳!!!」
ユウカ「烈蹴拳だあ・・?」
リャン「あらゆる武術を極めなければ学ぶ事を
許されないとされる烈蹴拳は、肉弾系格闘技の中では最強に位置している・・。」
おいおい、エド兄が簡単に裏切りかよ、大丈夫か?
バルザック「魔人斬り!!!!
ラミス「ギャーーーーーーーーーー!!!
ファルチェ「ラミス!!!!!
ファルチェ「大丈夫か!」
ラミス「これくらいなんて事は無いさ、もう左手は使い物にならないけどな」
バルザック「ふはははっ!右手だけで戦うのかw」
バルザック(しかし下せん。我が主オルゴ様はこんな小僧が魔界の王になる器だと言うのか。まだ私のほうが……いや考えまい、私は指令を真っ当するだけだ)
「全う」だったww
バルザック「どうやらここまでのようだな、余興は終りだ。」
ファルチェ「?!」
ラミス「ふざけるなっ!まだ右手で戦える!これからだ!」
バルザック「勇者ラミスよ、魔界で我が主オルゴが貴様を待っている、一緒に来てもらうぞ。」
ラミス「オルゴ?誰だそれ?」
ファルチェ「なんだと?ラミスをどうする気だ!」
バルザック「さあな、私はただラミスの魔界招聘という指令を完遂するだけ」
ラミス「俺を魔界に?」
ファルチェ「何を言い出すかと思えば。私が居て勇者を見す見す敵に渡すと思うか!」
バルザック「ラミスは既に戦闘不能、貴様だけで何が出来ると言うのだ」
ラミス「くそぅ・・・」
ファルチェ「やってみなくては分からん!勇者には指一本触れさせない!」
ラミス「ファルチェ・・・」
バルザック「剣士ファルチェよ、私は貴様を殺したくは無い、このまま引け」
ファルチェ「だまれ!ラミスが欲しいなら私を倒してからにしろ!」
必ず勇者を守る。その強く熱い責任感。と、ファルチェはもう一つ…
ラミスを彼女の目の前から奪おうとするバルザックに、
髪の毛がちりりと逆立つ感覚を覚えた。
男に負けず、男に興味等抱かず、生きようとしてきたファルチェ。
今はまだ、彼女はその気持ちの正体に気が付かないでいた、が、
ファルチェ「何故だろう…今は負けそうな気がしない!ラミス、魔法で援護を頼む!」
バルザック「よせ、おまえをここで死なせたらタナロット殿に申し訳が立たぬ。あの方には恩義がある」
ファルチェ...(やはり私を知っていたのか)「情けで私を侮辱するか!この戦いは父上は関係ない!」
バルザック「ふん、レイゴットの将軍が戦いに無縁なわけあるまい」
ファルチェ「父はとっくに退役した、戦争には係わりをもってない!」
バルザック「なに?」
バルザックの顔色が変わる
バルザック「ファルチェ!今のレイドックの総司令は誰だ!」
ファルチェ「それを敵のおまえに言う必要があるのか」
バルザック「まさか、ゲバンではあるまいな?」
ファルチェ「?・・・・だったらどうだと言うんだ」
バルザック「なっ・・・・馬鹿者!なぜあのような文官に戦争を任すのだ!」
ファルチェ「なんだ?貴様のようなもはや敵に堕ちた者にそこまで言われる筋合いはないわ!」
バルザック「愚か者めが!レイドックはもう魔界のチャモロの手に落ちたわ!」
ファルチェ「ふん、戯言を!貴様らの軍は全て掌握してある、そのような虚言が通用すると思ったか!」
バルザック「ええい、分からず屋め。魔界は2つに分裂しているのだぞ。我が魔王と敵対する勢力が既にダークゲートからレイドックに進軍しておるわ」
ファルチェ「なに?!」
ラミス「ばーか、そうだとしてもそんなに簡単に難攻不落のレイドック城が落ちるかよ」
バルザック「ゲバンが既にチャモロの内通者だったらどうする!そのままチャモロの軍を導きいれ無血開城、労せずレイドックは落ちるわ!」
ファルチェ「嘘だ!民の信望も厚い大臣がそんな事をするわけ・・・」
ラミス「さっきから、嘘ばっかりつきやがってこのペテン氏、ファルチェは本城には分隊を丸々置いて来てんだぞ、そいつらや本城の兵が黙って魔物を受け入れるわけねえだろ」
バルザック「ゲバンに軍を動かす権限を与えて、そのように都合よく防衛兵を働かせるものか。」
ラミス「なんだと?」
ファルチェ「ええい、いい加減にしろ!私はレイドックの兵だ!ゲバン様を信じている、貴様を信じる謂れは無い」
バルザック「愚かな、ゲバンのそのような見せ掛けの人望は全て今日の為に作られて来たというのに」
ファルチェ「その減らず口を黙らせてやる!」
ファルチェはバルザックに斬りかかった
しかしバルザックは立ち尽くしたまま身構えない
バルザック「10年前私はゲバンの刺客に襲われ、母上は毒殺されたのだぞ・・・・」
ファルチェ「まさか・・・」
衝撃の事実に突如放心するかようにファルチェは歩みを止めた
バルザック「その時の怪我で片足を失った私は、復讐の為に魔族に身を売ったのだ・・・」
大粒の涙が大男から流れ落ちる
ファルチェ「先程の話を信じたわけではない、貴殿が王子である証拠があるのなら示してみよ!」
バルザック「これでは証拠にならないか」
ファルチェ「それは・・・」
それは紛う方なき純銀で出来た王家のライフゴット王家のエンブレムだった。
ファルチェ.。o(やはりこの方はライフゴット王の血を引くバルザック王子・・・)
バルザック「城を追われて10年、これだけが私の拠り所だった」
ファルチェ「あなたが王子なら、月日を隔てようともレイドックの王として向かえ入れただろう
ですが、あなたはレイドックの兵を殺しすぎた、今のあなたは王子ではなく、国に仇なす大罪人になってしまった・・」
バルザック「わかっておる、私は魔王オルゴ・デミーラ様の片腕として、レイドック軍を殲滅しに来ただけ」
ファルチェ「なんて事を!30余年レイドックを守り続けたレイドック王に、仮にも御子息が何を言われます!」
ファルチェは無念の表情を隠しきれない
バルザック「もう私の体は人のものではないのだ。もう直ぐ人の心も無くすだろう、
いや既に私は復讐に生きる魔物だ、ゲバンの首をあげればそれでいい」
ファルチェ「・・・なぜ10年前体を引き摺ってでも無事を知らせなかったのです。本城まで来る必要は無い、
レイドック周辺に無数にある砦に行けば、あなたの顔を知らない兵など居ないはずでした」
バルザック「私は刺客に追い詰められ、アモールの滝から身を投げた、その時に片足を失い記憶を7年程失っていた。
自分がレイドックの王子と知ったとき、既に王権は交代し、レイドックにおけるゲバンの地位は磐石なものとなっていた」
ファルチェ「なぜ病死の后様が暗殺されたなどと・・・」
バルザック「滝に追い詰めた時に、暗殺を確信した刺客が漏らしたのだ、母上に私の後を追わすと・・・」
ファルチェ「そんな、、、それに記憶を無くす直前の事を覚えているのですか」
バルザック「記憶が戻った時に全てが鮮明に蘇ったのだ」
ファルチェ「どのような切っ掛けで記憶を?」
バルザック「今私が仕える魔王オルゴ様の力だ、身体の自由と記憶を失い毎日を鬱々と毎日を暮らす私に、
今までの記憶と強靭な体を与えて下さった、魔界に行く事を条件にな」
ファルチェ「馬鹿な!あなたは、それらと引き換えに利用されたのですよ!」
バルザック「私がレイドックの王子とは知らない時に出された条件だ、どうにもなるまい。
その時は自分が何者であるのか知りたくて必死だった。寧ろオルゴ様に感謝している」
ファルチェ「ああ、なんという事だ・・・」
ラミス「ん?なんだあれ?赤い煙が切れ切れに・・・・」
最初に気付いたのがラミスだった、次に気付いたのがバルザック
バルザック「遅かったか・・・」
それを聞き、ファルチェが不安を持って振り向く
ファルチェ「こんな、事が・・・・嘘だ、私は信じない」
それっきり絶句し崩れ落ちる
それはレイドック本城の方角、金色の空に上がる戦いの終りを知らせる狼煙だった、
無規則な塊のように見える煙の塊は暗号文字で、レイドック兵だけに読み取れる
「ワガシロ、カンラク、ヘイハ、コウフクセヨ」
ファルチェとラミスが死守した砦の背後でレイドック城が陥落
味方が放った最後の狼煙は、無情にもレイドック軍の全面降伏だった
バルザック「チャモロの策だ。ゲバンを使い、魔界の兵を導き居れたのだ」
ラミス「このおっさんの言った事が本当になっちまった・・」
バルザック「ゲバンは総司令の権限を利用して、軍を全て我が隊の攻めるルート差し向けたのだろう
そして城が空になった隙に、チャモロ軍を迎え入れた。策の裏を突かれ攻め込まれた形にしてな」
ファルチェ「我がレイドック軍が魔物などに克服などするものか!外に待機した兵は万を超える、逆に攻め滅ぼしてくれるわ!」
バルザック「正気か?今の王を囲っているゲバンが降伏したのだぞ、攻めればお前達が逆賊になる」
ファルチェ「そんな・・・城が魔物達に統治されてしまうのか・・・」
バルザック「いいか、チャモロの軍は事を荒げたく無い為に、数万からなる全ての兵を変化の杖で人間の姿に変えておる」
ファルチェ「どうしてそんな・・・?」
バルザック「事を荒げたくないからだ、落とした軍隊の兵が魔物と人とでは心証が違う
正規レイドック軍の残党が逃亡しゲリラ化しない為の予防策でもある」
ファルチェ「いったい私はこれから何を信じたらいいんだ・・・」
絶望のあまり空を見つめるファルチェ
ユウカ「リャン!どうしてここに?」
リャン「すみません。前から都合をつけてはここに通っているのを知っていたので様子を見に来たのですが…」
ユウカ「…知っていたのか。」
リャン「エド兄…貴方の行動を大目にみていたつもりがこんなトラブルを持ち込むとは。」
エド兄「はっ!天界の犬が!一人増えた所で何も変わらないぜ。」
リャン「馬に言われたくありませんよ。」
ユウカ「烈蹴拳…最強の肉弾系格闘武術…」
エド兄「どうだ?お前にオレは止められない!」
ユウカは足下に落ちていたきのぼうを拾い装備した。
ユウカ「いや…止めてやるよ!正義の心で悪を討つ!!」
エド兄「そんな棒きれで何が出来る!こちらからいくぞ!」
ユウカは右手にきのぼうを逆手に持ち身体を捻らせ後ろに回す。自然と左手を前に構える格好になる。
リャン「あの構えは!!!」
ユウカ「師匠から受け継ぎしこの奥義は武器をいとわない…ゆくぞ!!」
構えたきのぼうに気が集まり人目にも見える程光を帯びていた。
二人は一気に駆け出した。リャンは感じていた、この一撃で勝負が決まるだろうと。
エド兄「烈蹴拳!!!」
ユウカ「アバンストラッシュ!!!」
二人の影が重なる時、閃光とともに爆音、のちに爆風が舞った。
嵐の後の静けさ、立っていたのはユウカだけであった。
ユウカ「…リャン、この下はどこだ?」
リャン「へ?地上です。レイドックの防衛砦の近くですね。ではエド兄は…?」
ユウカ「逃してしまった、この切れ目からな。だが追っている暇はない。エド兄の言う事が本当なら天空界に戦が起こる。
天空の勇者として見過ごす訳にはいかない。地上は仲間達に任せて先に天空界を守る!ゆくぞリャン!」
リャン「はっはい!」
この後天空界に身を潜めていた反・現魔王派の暴動や暴走した天界人達を抑えたユウカは地上へ向かう準備をしていた。
リャン「荷物はこれだけですか?」
ユウカ「うん。身につける物だけで十分。じゃ行ってきます。」
ユウカは一時の別れを惜しむ素振りも見せず地上へ向かって行った。
アバン「嵐のような子だ。師として見守る事にします。頑張るんですよユウカ。」
リャン「…勇者ユウカに天空の加護があらんことを。
この時と時を同じくしてレイドック城陥落。
勇者側には絶望的な状況ながらも、勇者と魔王が人間界と言う舞台に揃ったのである。
バルザック「・・・チャモロが城に入った以上、私は軍を引くしかないな、魔族同士の戦いはしないように、
オルゴ様にきつく言い渡されておる。だが勇者ラミスは貰っていくぞ!」
ラミス「なっ!!」
寛いでいたが咄嗟に立ち上がるラミス、だがバルザックとの戦いでの全身の傷が痛む
ファルチェ「今更なにを?!先程話して分かった、あなたは人間だ!勇者を浚うなど出来るはずがない!」
少しはバルザックに気を許していたファルチェだが、バルザックの豹変に跳ね起きる
バルザック「何を馬鹿な、私はもう魔界の人間だ。貴様の知っているバルザック王子ではない」
そこには先程過去を思い落涙していた男の姿はなく、非道な魔界の戦士に変わっていた
3人を囲んでいた魔物の輪が小さくなる。
再び動き始めた魔物達は獰猛な泣き声を上げ今にもラミスやファルチェに飛び掛りそうだ。
咄嗟に危機を感じるファルチェ
ファルチェ「貴様!」
魔法剣士が持つ独特の細長いサーベルを構えバルザックに対峙した
ファルチェ「ラミス!無事か!」
正面のバルザックに警戒心を持ち視線を逸らさぬまま、背後に居るラミスに大声で話しかける
ラミス「大丈夫だ!俺の事は心配するな!」
ファルチェ「よし、私がこの群を切り崩すぞ、強行突破する!ついて来い!」
ラミス「わ、わかった!」
バルザック「無駄だ、この包囲からは逃げられん」
ファルチェは咄嗟にバルザックに斬りかかった。
殺せるとは思わない、司令官の出鼻を挫いた上で、反転する、
そして統制の取れない魔物を火炎斬り切り崩して道を開くつもりである。
風を切ってサーベルはバルザックの顔面を捕らえた、踏み込みも充分、
避ける方向に2太刀目を入れるつもりだった、しかしなぜかバルザックは動かない
そしてサーベルは空を切った。
ファルチェ「しまった・・・幻!これは!!」
ラミス「ファルチェ!後ろだ!マヌーサだ!」
ラミスの大声が聞こえる。だが、時既に遅い
バルザック「愚か者、貴様は既に我が術中にあったのだ」
背後に現れたバルザックが、ファルチェの後頭部に焼け付く息を吐き出した
振り向きざまに攻撃しようとする体制のまま倒れた。
ファルチェは麻痺してしまった。
薄れ行く意識の中、ラミスが魔物達に拘束される声が聞こえる
ラミス「離せ!離せ!」
バルザック「貴様には魔界まで眠っててもらう」
バルザックはラリホーを唱えたようだ、ラミスの声が聞こえなくなった
ファルチェ.。o(貴様!ラミスを、、ラミスを、、、どうする気だ!)
しかし、声にならない、それっきり意識が途絶えた。
先程まで居た数万というバルザック軍の魔物達は潮が引くように地平の彼方に消えた、そして世は更けた
戦場だった荒野に透徹とした静けさが満ちる、そこには戦い散ったレイドック兵の死体が転がるのみ
誇り高き女兵士はそこに居た、だがまだ目覚めない。
麻痺が説かれた時、バルザックにより全てを知ってしまった女剣士の苦悩が始まるのである。
*「…さん…ファ…さん…!」
遠くから声が聞こえる。なつかしい声だ。透ったやや高音な声に交感神経が覚醒する。
ファルチェ「ここ…は…」
ネネ「あんた達!お嬢ちゃんが目を覚ましたよ!」
ゆっくりと身を起こし自分を覗き込む人影を見渡す。ファルチェが目覚めたのはエド弟が働いていたトルネコの家。
ファルチェ「ラミス…そうだ!ラミスは?バルザックがラミスを!」
エド弟「落ち着いて下さい!ここは戦場じゃありません!」
ファルチェ「私はまだ戦えるんだ!ラミスを連れて行かせは…」
*「ファルチェさん!」
ファルチェ「っ…!」
ファルチェ「お前…ユウカ…?どうして…」
ユウカ「大丈夫ですか?しっかりして下さい。一体何があったんですか?」
ユウカは地上に降りてまずレイドックを目指した。そこで第3砦の門前で兵士達の亡骸の中に横たわるファルチェを見つけたのである。
レイドックの近くでエド弟と運よく合流し、魔王軍の徘徊する街中を避けてトルネコの家へと匿われたのであった。
アサミ「ラミスさんとはぐれて一日経つけど、城下町まで来ちゃった。賑やかなとこだなあ」
道具屋「お嬢ちゃん、薬草買っていかね?いいのが入ったんだよHP20くらい回復するよっ」
アサミ「ごめん、また今度ね」
道具屋「そんな事言わずにさあ」
アサミ「あ、おじちゃん。レイドックって昨日滅ぼされちゃったんだよね?」
道具屋「そうだけどね、でも王様やゲバン大臣はそのままだし、兵隊さんが増えただけで、何も変わらないよ」
アサミ「へぇ、そうなんだ。魔王軍じゃなかったの?」
道具屋「それはね、南の防衛砦まで迫ってたんだけど、新しい兵隊さんが増えたら撤退しちゃったんだってさ」
アサミ「あーそうだったんだ。」
道具屋「お陰で安心して商売ができるよ、どこかの国の軍らしいんだけど平和になるなら商人は大歓迎さ。ねえ買ってよ、安くするからさ」
アサミ「ん〜ごめんね、またね」
走っていくアサミ
道具屋「ちぇっ、だけどいい娘だな。どこに住んでるか聞いとけばよかったな」
エド弟「今城に入っている魔王軍は全員人間の形をした魔物です、僕は馬だからよくわかる。表向き平和だけど、人の格好して国民を監視してるんですよ」
ファルチェは思った
(そうか、私はあの状況で生かされたのか。父上の名のお陰なのだろうか、敵に情けを受けるとは不覚だ。)
(だが間違いない、バルザックは魔族に身を落とそうとも魔王への義理で動いているだけで)
(人の心は失っておらん。浚った目的は知らぬがラミスを殺しはしないだろう)
ファルチェ「すまない。私がついていながらラミスを…」
ユウカ「大丈夫!ラミスならきっと元気だよ!ラミスを助ける為にも今の状況を整理しよう!」
ファルチェはバルザックの事を話す。
エド弟「バルザックが従っているのが進化の秘法を使う魔王オルゴですね。」
ユウカ「進化の秘法!?」
ファルチェ「どうかしたか?ユウカ」
ユウカ「ユウカ、天空界でエド兄に会ったの。その時に…」
ユウカはエド兄が進化の秘法を使う魔王と繋がっていた事を話す。
エド弟「やっぱり兄さんはオルゴの元に…」
ファルチェ「一緒に戦った仲間が敵に寝返るなんて…(バルザックも元は同じ人間…)」
エド弟「僕らはいつも比べられて育ちました。そのうち兄は他人の評価に敏感になってしまって…」
ユウカ「エド兄も話せばわかってくれると思う!」
ユウカ「たくさん問題があるけど、まずはどうしようか?」
→ @魔界にラミスを助けに行く(VS反魔王派ルート)
「今度は私がラミスを助ける番だね!」
→ A人間界で大臣ゲバンを倒す(VS現魔王派ルート)
「まずはレイドックに平和を取り戻そう!」
→ B仲間を集める
「しずかさんって今何処にいるの?」
→ Cその他
バルザックは気づかなかった。一匹、ホイミスライムが増えている事に。
ホイミン「ラミス・・・わしが命に代えても助けてやるからな」
そう、魔物の姿に戻ったホイミンである。ラミスを助ける為、魔物の群れに紛れて追っていたのだ。
943 :
雑談:2007/04/20(金) 23:51:40 ID:k35J6p1VO
このまま行けば次スレいるよな?誰が立てる?どのくらいで立てるんだ?
一応決めとこうぜ。後テンプレで今までのまとめもはるとかも。
944 :
雑談スレ:2007/04/21(土) 01:30:35 ID:M/mEEs+g0
950頼む。テンプレはみんなで作ろうよw
エド弟「僕は、まず世界に散らばってる仲間を集めたいけど、みんなはどう思ってるのかな」
946 :
雑談:2007/04/21(土) 03:46:43 ID:hYnt7b0h0
>>941 ゆうかとしては@でしょうな、ただ「勇者救出」という意味で世界樹の戦いとパターンが似てるのでマンネリに陥りやすいかも
ファルチェとしては勿論Aなんだろうけど、ゲバンが裏切り者であるという事を仲間に話すなら団体行動でレイドック攻めになるだろう
ファルチェ1人で抱え込んで解決しようと思うなら単独行動で、ラミス救出に行くゆうかと別々の行動になっちゃうんだろうな
つうかエド(兄)の行き先が気になる、こいつはいったい何を考えてるんだ。
ラミス「あーよく寝た。なんだまだ夜かよ、起きて損した、また寝るか…ってどこだここ?!!!!!!!
949 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/21(土) 10:01:01 ID:YFOzgdFH0
ホイミン「しっ!まだくたばってるふりしとけ」
その頃レイドック城は崩壊寸前だった
ゲバン「酷いよう…僕のお城が…酷いよう。ぐすんぐすん」
ゲバンは死んだ
ミネア「お姉さん、あそこに居るのはエド兄じゃないかしら」
マーニャ「あらそうね、久しぶりね」
エド(兄)「逃げては来たものの、地上に知り合いいないしな。弟を頼るか」
プルルップルルッ
エド(弟)「ん?誰からだろ、非通知だけど」
ピッ
エド(弟)「はいもしもし」
エド(兄)「おお、いたか。俺だよ俺」
エド(弟)「(ちっ)すみません、どなた様ですか?」
エド(兄)「またまた、いつも面白い冗談言うな、兄さんだよ兄さん」
エド(弟)「ああ、そうなんですか、その兄さんが何か?」
エド(兄)「今さ、俺地上にいるんだけど」
エド(弟)「それで?」
エド(兄)「いや、それでって・・・久しぶりだから会わないか?」
エド(弟)「なぜ?」
エド(兄)「ちょ・・・腹減ってんだよ、ごはん奢ってくれよ〜」
エド(弟)「嫌です」
エド(兄)「なんでだよ!たった一人の兄貴じゃないか」
エド(弟)「あなたが嫌いだというのは理由になりませんか?」
ブッ
ユウカ「誰?」
エド(弟)「間違い電話ですよ、頭のおかしい人みたいでした」
ユウカ「ああ、そういうの最近多いもんね、知り合い以外着信拒否しとけばいいのに」
エド(弟)「そうですね、非通知も含めて設定しときす」
>>233 ヘルニアなめたらあかん、無理して出てたら歩けなくなるぞ
ラミスは誤爆してしまった
958 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/21(土) 15:05:13 ID:OWjCtBn7O
鳥肌 実が現れた。
どうしようもねえズラか?
先が気になる〜