【入居応相談】閉じ込めマンション【脱出不可】

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1名前が無い@ただの名無しのようだ
いくつもの世界、いくつもの時間を跨ぎ、あるチラシが天空より舞い降りた。

『超豪華マンションが新たに誕生!
様々な工夫を凝らした豪華設備、誰も見た事の無い世界がそこにある!只今、無料体験入居者募集中!』

ある者は下らないと一蹴し、ある者は嘘臭いと疑った。
しかしそれでもそのチラシには何故か心惹かれるものがあった……。


・ここは、様々なFF・DQキャラが共演する「閉じ込めマンション」です。
・一つの部屋に一組のキャラが閉じ込められます。職人さんのネタ投下お待ちしてます。
・部屋の増設・新キャラ追加は希望者は事前に断ったうえで、特に異論がなければOK。
・勝手に部屋やキャラを増やすような、自己厨・単発ネタはスルーで。
・スレの運営やルールなどについての話し合いや議論は、総合スレでやりましょう。

★閉じ込めスレ関連のお約束★
閉じ込めスレは一時スレの乱立が問題になりました。
今後同じ問題を起こさないよう
・スレ立ては総合スレで相談してから立てる
・相談なしに立てられたスレは放置する
を徹底して下さい。

議論用スレ
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/ff/1170901654/
単発ネタ・部屋以外の閉じ込めネタ投下用スレ
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/ff/1171636734/
避難所
PC http://jbbs.livedoor.jp/game/29637/
携帯 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/i.cgi/game/29637/
アップローダー
http://rara.jp/FFDQtojikome/
2名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/01(木) 19:42:01 ID:2WPDOknY0
職人の心得
・コテ禁止(ネタ投下時には分かり易いよう名前欄に部屋の名前を書きましょう)
・直書き禁止(あらかじめメモ帳なりなんなりに書いておきましょう)
・数レスに及ぶ場合は名前欄に1/2等と番号を振る


住人全体の心得
・荒しはスルー
・つまらないネタもスルー
・無闇に叩かない

※1レスの最大行間は32行 容量は2048B(全角1024文字分)です
3名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/01(木) 19:42:03 ID:ZxpFUdmQ0
へんじがない
4名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/01(木) 19:49:04 ID:TlzODr9PO
>>1
乙!
ムーン「……ここがチラシに載ってたマンションね。ここにはあるかしら?」ゴソゴソ…

 ピロピロ〜ン♪

ムーン「……………。
   うーん、山彦が響かない。やっぱり無いか…」

 コンコン…カチャッ

フリオ「失礼します…」
ムーン「?」
フリオ「やあ、君ってここの部屋の住人?」
ムーン「え?いえ、違います。探し物があってここを訪ねてみたんです。
   どうやらここには無かったみたいなのですが…」
フリオ「そっか。…なぁ、このへんで俺くらいの年頃の男を見掛けなかったか?
   レオンハルトって名前なんだけど」
ムーン「男の人ですか?」
フリオ「ああ。俺の幼馴染なんだけど行方知れずでさ。
   ここのチラシ見て、もしかしたらこのマンションで暮らしてるのかもって思って」
ムーン「貴方の探している人かは分かりませんが
   男の人でしたらさっき奥の部屋に入って行きましたよ」
フリオ「本当か!?」
ムーン「ええ。でも…」
フリオ「おーい、レオンハルト!マリアが心配してんぞ。早く帰ってこいよ!」

 ガチャッ

ロック「お宝、お宝〜♪」ガサゴソ…
フリオ「……あれ?」
ムーン「…貴方の幼馴染さん、空き巣の真っ最中みたいなんです…」
フリオ「や、別人だ。レオンハルトはあんな空き巣じゃないよ」
ロック「……ん?」
ムーン「あら、空き巣の人がこっちに気付いたみたい」
ロック「あ・き・す?俺を呼ぶならトレジャーハンターと言ってくれ!」
ムーン「どっちも同じようなものだと思うのですが…」
フリオ「同じだよな…」
ロック「ちっちっ!大違いだぜ!!」
ムーン「そうかしら…?」
フリオ「それよりさぁ、あそこにいる子、お前の相棒?」
ロック「…あそこにいる子?」
マリベル「えいっ、えいっ!」ポイッ、ガシャン ポイッ、ガシャン
ムーン「一心不乱に壷を投げてる……何でそんなことを…?」
フリオ「何つーか、空き巣するならもっと静かにやったほうがいいと思うぞ…」
ロック「いや、相棒じゃないよ。彼女、俺が来る前からここで壷を投げてたぜ。
   あと空き巣じゃなくてトレジャーハントな!」
マリベル「とりゃっ、とりゃっ!」ポイッ、ガシャン ポイッ、ガシャン
ムーン「……ね、ねぇ、貴方ここで何やっているの?」
マリベル「はぁあ!?あんた馬鹿?見て分かんない?壷投げてるのよ、つ・ぼ!!」
ムーン「そ、それは分かるけど、どうしてそんな事してるのかなー?って…」
マリベル「あんたドン臭いわね!石版探してるからに決まってるでしょ!」
ムーン「決まってるものなの…?」
マリベル「……あ、そうだ!あんた達、こんくらいの地図が書かれた石版知らない?」
ロック「石版?……さぁ、見たことないな」
フリオ「俺も知らないな」
ムーン「ごめんなさい。私も分からないわ」
マリベル「なによ、役に立たない人達ね!」
ムーン「うっ……ご、ごめんなさい…」
マリベル「まぁ、いいわ。石版が無いならこんなシケたマンションには用無いわね。
    さっさと帰りましょ!……あーあ、まだ来たことのない場所だから
    もしかしたらと思ったのに、とんだ無駄足だったわ!!」
フリオ「俺も帰ろ。レオンハルトがいないんならここにいても意味無いや」
ロック「俺も帰るか。お宝も全然見当たらないし。
   豪華マンションって触れ込みだったから期待してたのにな…」
ムーン「…あ、待ってください。私も帰ります。早く他の場所で紋章探さなくっちゃ!」
マリベル「ちょっとあんた達、何であたしの後についてくるのよ。
    気持ち悪いわね〜。………って、あら?」
ロック「どうした?」
マリベル「なんか、ドアが開かない…」
ムーン「えっ!?」
フリオ「おいおい、マジかよ」
マリベル「本当よ!押しても引いてもビクともしないわ!」
ムーン「外から鍵を掛けられちゃったのかしら?」
マリベル「ちょっと、そこの青バンダナ!あんた泥棒でしょ?このドア開けなさいよ!」
ロック「ど・ろ・ぼ・う?俺を呼ぶならトレジャ…」
マリベル「いいからさっさと開けなさいよ、泥棒男!!」
ロック「……はい(´・ω・`)」

 カチャカチャ…

ロック「…………」
フリオ「どうだ?」
ロック「……駄目だ。全然開かない」
マリベル「泥棒のクセにドアの一つも開けられないなんて情けないわね!」
ロック「そう言うなよ。一応頑張ってはみたんだからさ…」
フリオ「しかし、困ったな。どうやって帰えりゃいいんだよ」
ムーン「…あの、私、魔法使ってみます。これなら開くと思うんです」
ロック「本当か。じゃあ、お願いするよ」
ムーン「はい、任せてください。………えいっ、アバカム!」

 しかし 不思議なちからで かき消された!

ムーン「……あら?」
マリベル「どうしたのよ?何も起きないじゃない」
ムーン「じゃ、じゃあ………リレミト!」

 しかし 不思議なちからで かき消された!
ムーン「そんな……魔法が発動しない…」
フリオ「俺もテレポとデジョン使ってみようとしたけど駄目だった…」
ロック「俺もテレポ使おうとしたが駄目みたいだ。…一体どうなってるんだ、これは?」
マリベル「まったく、どいつもこいつも役に立たないわね!
    …でも、魔法を使うって発想は悪くはないわ。
    こんなドア、魔法でブチ破っちゃえばいいのよ。……喰らえ、メラゾーマ!」

 ゴオオオオッ!!

ムーン「きゃっ!?」
フリオ「うわっ!?」
ロック「おいおい、いきなり魔法使うなよ。危ないだろ」
マリベル「男がいちいちそんな細かいことに拘るんじゃないわよ。
    いいじゃない、これで出られるんだから………って、ええっ!?」
フリオ「無傷だぞ、ドア…」
マリベル「嘘……あたしの魔法が効かないなんて…」
ロック「いや、諦めるのはまだ早い。攻撃魔法を畳み掛ければ壊せるかもしれないぞ」
ムーン「そうですね。ではみなさん下がってください。………イオナズン!」

 ドゴ―――ン!!

ムーン「くっ、やっぱり壊れない…」
マリベル「でも今の魔法の威力……あんたもなかなかやるじゃないの」
フリオ「よし、じゃあ次は俺が………喰らえ、究極魔法・アルテマ!」

 ぴかっ

マリベル「……は?」
ムーン「何ですか、今のは?」
ロック「緑色に一瞬光っただけのように見えたが…」
フリオ「え?何って究極魔法・アルテマだけど?」
ロック「あれがアルテマ?おいおい、こんなときに冗談はよせよ」
ムーン「今のが……究極……ですか…?」
マリベル「あんたって究極の意味すら知らないの?馬鹿なんじゃない?」
フリオ「本当に究極魔法なのに……(´・ω・`)」
ロック「ったく、本当の究極魔法とはこいういのを言うんだよ………アルテマ!」

 キュゴゴゴゴ!!

ムーン「きゃっ、すごーい!」
マリベル「フン……結構やるじゃない」
ムーン「まさに究極ってカンジですね」
マリベル「ええ。どっかの誰かのとは違ってね」
フリオ「……(´・ω・`)」
ロック「でも、ドアは壊れなかったみたいだな…」
ムーン「うーん、困ったわ。これじゃ帰れないじゃないですか…」
マリベル「弱音吐かないの!魔法が効かないなら物理攻撃で壊せばいいじゃない!」
ムーン「それもそうね。私は攻撃力低いから無理ですけど…」
ロック「女の子だもんな、仕方ないさ。力仕事は俺達に任せて下がってな。
   ……源氏の篭手+皆伝の証で8回攻撃!!」

 ガガガガガガガガッ!!!!

ロック「くそっ、これでも無傷かよ…」
マリベル「威力の低い通常攻撃を重ねるより、デカイの一発喰らわせたほうが
    効果あるかもしれないわね………アルテマソード!!」

 ザシュッ!!

マリベル「……はぁ……はぁ…」
ムーン「二人とも凄い…」
マリベル「…ま、ドアは壊れてないけど」
ロック「一体どうなってんだよ、このドアは?」
フリオ「次は俺の番だな。よーし…」
ムーン「頑張ってくださいね…………って、ちょ、ちょっと待ってください!」
フリオ「ん?」
マリベル「ちょっとあんた、何持ってんのよ!?」
フリオ「何ってファイアの本だけど?」
マリベル「ふざけてんじゃないわよ!本でドアが壊せるワケないでしょ!」
ロック「お前なー。冗談は程々にしとけよ」
ムーン「みんな真剣なんですよ。真面目にやってください!」
マリベル「あんたってホンっトーに馬鹿ね!!」
フリオ「これ最強装備なのに……(´・ω・`)」
マリベル「もうこんな馬鹿ほっといてあたし達だけでなんとかするわよ!」
ロック「しかし、魔法も物理攻撃も効かないんじゃ打つ手が無いぞ…」
ムーン「……あ、ちょっと待ってください。なんか床にメモが落ちてますよ」
ロック「メモ?」
ムーン「はい。ほら、ここに」
マリベル「ふーん。…で、何て書いてあるのよ?」
ムーン「えーとですねぇ……」

     『ここは閉じ込めスレです。
      1000レスまでマンションから脱出することはできません。
      どんなに頑張っても脱出は無理なので1000レスまで
      この部屋で仲良く暮らして下さい☆』

ムーン「……だそうです」
マリベル「はぁあああ!?」
フリオ「閉じ込めスレ?1000レス?一体どういうことだ?」
ロック「よく分からんが俺たちはこの部屋に閉じ込められた。
   そして、当分はここから出られないってことか…」
ムーン「こ、困りましたね…」
マリベル「ふざけんじゃないわよ!どーしてあたしが閉じ込められなきゃなんないのよ!」
ロック「まあ落ち着けよ。怒ったところで何にもなんないぜ?」
フリオ「そりゃそうだけど、これからどーするよ?」
ムーン「とりあえず自己紹介でもしませんか?
   しばらくの間みなさんと過ごすことになりそうですし」
ロック「そうだな。俺はロック・コール、トレジャーハンターだ。よろしく」
フリオ「俺はフリオニール。よろしくな」
ムーン「私はムーンブルクの王女です。ムーンと呼んでください」
ロック「よろしく、フリオニールにムーン。……ええと、君は…」
マリベル「うるさいわねー、あたしはあんた達の名前なんかにキョーミないの!
    そんな事より誰なのよ、このマリベル様を閉じ込めた奴は!?
    見つけ出したらギッタンギッタンにしてやるんだから!!」
フリオ「あー、マリベルって言うのか」
ムーン「よろしくね、マリベル!」
マリベル「……フン!」
ロック(このメンバーで1000レスとかいうのを目指すのか……なんか前途多難そうだな…)
12名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/01(木) 20:23:05 ID:Sa5T9ul+0
職人さん乙です!

そうか、2と6のアルテマはエフェクトが違いましたか。忘れてた。
なんかフリオニールがほかの三人に気おされて哀れに見えますw
13テリーとスコール 1/2:2007/03/01(木) 21:36:19 ID:tXJmB3Y50
リノア「ねえねえ、スコール。こんなのもらったんだけど」

『超豪華マンションが新たに誕生!…』

スコル「(豪華マンション?)これがどうした?」
リノア「将来、二人でこんな所に住みたいね」
スコル「そうだな。(気になるな。将来のためにも後でこっそり見に行くか)」


一方、同時刻、ルイーダの酒場にて

テリー「ったく。何時になったらあいつらは俺を迎えに来るんだ!第一、俺は未成年だ!」
ルイー「うるさいわね。ほらミルクあげるから黙っときなさい」
テリー「ふんっ」

ひら……

テリー「ゴクッ。ん?……超豪華マンション?」
ルイー「へー、面白そうね」
テリー「……俺はここに行く!」
ルイー「え?」
テリー「もうこんな生活まっぴらだ!冒険には行けず、ずっと酒場に押し込められ、
  迎えに来たと思ったらモンスターの様子を見に来ただけ……。俺は自分で自分の新天地を探しに行くぜ!」
ルイー「ちょっと!どこに行くの!?あ、こら!待ちなさい!」
ダダダダッ!ガチャッ!バタン!
ルイー「行っちゃった。すばやさは中途半端に高いんだから…。
  でも、まあ、あの子が居なくても別に大丈夫よね」
14テリーとスコール 2/2:2007/03/01(木) 21:36:51 ID:tXJmB3Y50
スコル「……。(中々良い所だな。広さも二人で住むには丁度良い)」

ガチャッ!

テリー「あ、おまえ!スコールか!?」
スコル「テリー!?」
テリー「ああ、久しぶりだな。何やってるんだ?」
スコル「見ての通り見学だ。おまえは?」
テリー「似たようなもんだ。それにしても……」
スコル「……何だ?」
テリー「二人で居るとまた閉じ込められそうで嫌だな」
スコル「まさか。(いや、でも万が一ということが…。ここは早く帰るに越したことは無い。よし)
  ……まあ俺はもう十分見学したから帰る」
テリー「そうか。じゃあな」
スコル「ああ。……?」
テリー「帰るんじゃないのか?」
スコル「開かない」
テリー「何だって!貸してみろ!」

ガチャガチャッ!ガチャッ!

何処からともなく声が聞こえる……

デーレデーレレデレレ
『たいへんおきのどくですが あなたたちはとじこめられました』

テ&ス「またかよ……」
15名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/01(木) 21:58:31 ID:Mvf0D8n10
またこのスレかよ…と思ったけどひとつのスレに集めるわけか
まぁいいんじゃない?
16フライヤとゾーンとソーンとケフカ1/4:2007/03/01(木) 22:28:16 ID:/nfn9/Oy0
フライヤ「ここが新しい部屋か。うむ、なかなかいい所じゃの」
ゾーン「住みやすい所だといいでおじゃるな」
ソーン「そうでごじゃるな…ん?」
フライヤ「お、おぬしらはクジャの手下の!」スチャッ
双子「ひゃー!」
フライヤ「いったい何の用じゃ!」
ゾーン「暴力はやめるでおじゃる〜」
ソーン「別に何もしていないでごじゃる〜」
ゾーン「ただこの部屋に引っ越してきただけでおじゃる〜」
ソーン「信じてほしいでごじゃる〜」
フライヤ「何じゃと?この部屋は私の部屋のはずだが?」
ソーン「けど、確かにこの紙にここと書いてあるでごじゃる」
フライヤ「……うむ。確かにこの部屋じゃな。おかしいの。私の書類にもこの部屋だと書いておるし…」
ゾーン「どうしたらいいのでおじゃる?」
ソーン「代わりの部屋はもらえないのでごじゃる?」
ゾーン「わからないでおじゃるよ」
フライヤ「うむ。仕方がないの。とりあえず新しい部屋が貰えるまでは一緒に住むしかあるまい」
ゾーン「よろしくでおじゃる」
フライヤ「よろしく頼むの。じゃが、もしおぬしらが何か悪巧みをしようとするなら」スチャッ
ゾーン「何もしないでおじゃるよ!」
ソーン「信じてほしいでごじゃる!」
フライヤ「わかった。まあ折角じゃ、立ち話もなんだしお茶でもどうかの?」
ゾーン「いいでおじゃる」
ソーン「いただくでごじゃる」
17フライヤとゾーンとソーンとケフカ2/4:2007/03/01(木) 22:28:48 ID:/nfn9/Oy0
――そして、
ソーン「おいしかったでごじゃる」
ゾーン「そうでおじゃる……む」
フライヤ「どうかしたかの?」
ゾーン「飲み物を飲んだらトイレに行きたくなったでおじゃる。トイレはどこでおじゃる?」
ソーン「トイレは向こうでごじゃるよ」
ゾーン「いってくるでおじゃる」
 トコトコトコトコ ガチャ
ケフカ「ひゃーっひゃっひゃっひゃ」バタンッ
フライヤ「ん?どうしたのじゃ?」
ゾーン「た、大変でおじゃる!トイレに変なのがいるでおじゃる!」
フライヤ「虫でもおったのか?」
ゾーン「虫じゃないでおじゃる。変な鳴き声の生き物でおじゃる」
ソーン「見せてみるでごじゃる」ガチャ
ケフカ「ひょっひょっひょっ」バタンッ
ソ−ン「な、何かいるでごじゃる」
ゾーン「危険な生き物でおじゃる?」
ソーン「わからないでごじゃるが怖い生き物なのは間違いないでごじゃる」
フライヤ「どれどれ……」ガチャ
ケフカ「うきーーー!!」バタンッ
フライヤ「な、何じゃ今のは」
18フライヤとゾーンとソーンとケフカ3/4:2007/03/01(木) 22:29:28 ID:/nfn9/Oy0
ケフカ「開けなさい!このっ!開けろといっているのが分からないのですか!!だしなさーい!!」
フライヤ「お、おぬしは何者じゃ!何故トイレにいるのじゃ!」
ケフカ「こっちが聞きたいです、私はケフカ。気が付いたらこのトイレに閉じ込められていたのです」
フライヤ「それは大変じゃったの」
ケフカ「ほんと大変でした。臭いし汚いし…閉じ込めたやつめ…ちくしょう…
    ちくしょうちくしょう、ちくちくっっくしょー!!ボクちんを馬鹿にするな!くそっ!」
ゾーン「こ、怖いでおじゃる〜」
フライヤ「まあ、そう興奮するでない。今出してやるからの」ガチャ
ケフカ「ふゥ〜やっと出られました」
ソーン「ひっ!こっちにくるでごじゃる」
ケフカ「うふふふふ、久しぶりの外です。やはり空気が違うんだな」
フライヤ「それはよかったの」
ケフカ「だが、こんなみすぼらしい部屋ぼくちんに相応しいとはいえないですね。それに狭いですし。
    しかーし、他に行くあてもありませんし我慢してあげてもいいでしょう。私は寛大ですからね」
フライヤ「偉そうな奴じゃな」
ゾーン「こいつも一緒に暮らすのでおじゃる?」
ソーン「それは嫌でごじゃる!」
ゾーン「またトイレに閉じ込めるでおじゃるか?」
ソーン「そんなことしたらトイレが使えなくなってしまうでごじゃる」
フライヤ「あまりにも煩いようなら押入れにでも閉じ込めておけばよかろう」
ソーン「それは名案でごじゃるな」
19フライヤとゾーンとソーンとケフカ4/4:2007/03/01(木) 22:30:00 ID:/nfn9/Oy0
ケフカ「何をぶつぶつ言ってるのですか?」
フライヤ「いや、何でもないが」
ケフカ「おかしいですね…確かに閉じ込めるとかどうとか…何かぼくに隠し事してるな?しているでしょう?」
フライヤ「別に何でもないといっておるに、疑り深いの」
ゾーン「そうでおじゃる。別に何でもないでおじゃる」
ソーン「人を疑うのはよくないでごじゃるよ」
ケフカ「うむむ、そうでしょうか?しかし確かに」
フライヤ「まあまあ。そうじゃ、おぬしも一緒にお茶でも飲まぬか?」
ケフカ「お茶?ぼくはお茶なんかよりジュースのほうが好きなのです!ジュースを用意しなさいジュースを」
フライヤ「わがままな奴じゃ。…まあよい、ジュースくらい用意してやろう」
ケフカ「早く用意しなさい!ヒッヒッヒッ」
フライヤ(竜の紋章を一発食らわしてやりたいの)
ソーン「無事に暮らしていけるか不安でごじゃるな」
ゾーン「そんなことより…も」
ソーン「も?」
ゾーン「漏れるでおじゃるー!!!」
 ダダダダダ ガチャッ バタンッ
フライヤ「やれやれ」

こうしてフライヤ(21)、ゾーンとソーン(88)、ケフカ(35)の奇妙な共同生活は幕を開けた。
20セクシー 1/6:2007/03/01(木) 22:50:27 ID:NoNCk5tjO
スフィア…それは至上の宝玉。
透き通った球形の、光を反射して輝く様はまるで世界中の美に対する挑戦であるかのようだ。
けれど…いかなる宝玉であろうとも、決してボクに敵うことはない、それが儚い…

そんな儚いものを求める旅路、美しいボクには似合わないような道程を経て、
あまりに不釣り合いな旅の供をあしらいつつも、辿り着いた先は………

セ「おい、さっきから何を感傷に浸っている。いいから突入の準備をせんか」
ク「…無粋だねセフィロス。君は何もわかっちゃいないよ、銀竜と引き離されるこの辛さ、
 まるで身を斬られるようだよ…」
セ「なんなら本当に斬ってやるが?」
シー「流石にあれで飛び回るのは目立ちすぎますからね。
 とりあえずセフィロスさんも押さえてください」
ク「ともかくあれが、情報にあった、何故かやたらと不可思議な魔力要素の強いマンションだよね。
 なら、あそこにスフィアがあるかもしれない。
 時間を無駄にするのはあまり好きじゃないんだよ、早く行かないかい?」
シー「…く、クジャさん、あの、それは……」
セ「ッ貴様が、空が綺麗だなどと何時間もここにつっ立って梃子でも動かなかったのだろうが!」
21セクシー 2/6:2007/03/01(木) 22:51:39 ID:NoNCk5tjO
ク「一時間くらいだったと思うけれど。どのみち空の美しさは移り変わるものなのさ。
 いいからもう行こう。ボクを待たせないでおくれよ」
シー「セセセセフィロスさん落ち着いてください!剣、その剣をしまって!」
セ「煩い離せ、離さんかシーモア、今日と言う今日は許さん、幸いあの邪魔な竜もおらんのだ、
 邪魔をするなら貴様から斬ってやろうか!?」
シー「嫌です、が、せめてスフィアを回収してからに…!
 何かよくわからりませんが、とにかく揃って大切なものを奪われた運命共同体同士、
 理不尽だろうとなんだろうと協力しなくては」
セ「くっ…しかし」
シー「ここで争っても、それは互いの利益にあらず、かえって不利益になるでしょう。
 今は手を取り合うべき、それこそエボンの教えです」
セ「…仕方ない、母さんの為だ…暫しの間生き延びさせてやる…」
シー「そうです、今は無益な争いやいさかいは控えるのが得策ですよ。
 (…私のユウナさんアルバムは無事で済んだ…ッ!!)」

そう…それは運命の歯車。
22セクシー 3/6:2007/03/01(木) 22:53:10 ID:NoNCk5tjO
シー「…とりあえず裏口から侵入してみましたが…このマンション、豪華ですね…」
ク「うーん、久々に踏みしめたよ、赤絨毯。やはりボクにはこの待遇こそがふさわしい」
セ「足音を消すには都合が良いな。…しかし、目的の物はどこに?」
シー「そこまでは事前の調べでもわかりませんでしたから…。とりあえず適当な部屋に入ってみましょうか」
セ「虱潰しか…。仕方がない」
ク「端から行こうか。この部屋は空き部屋みたいだよ。入ろう」
セ「…しかし、なにか違和感が…マンションにしては…人の気配がないような…閑散としすぎている…?」
シー「セフィロスさん、入らないのですか?」
セ「いや、何でもない。今行く…」

バタンッ!!

シー「!!!??? な、何ですか!?」
セ「…ドアが閉まった…?」
ク「ちょっと待ってよ、開かない、まさか閉じ込められたのかい!?」
セ「…ふん、たかがドアの分際で私の前に立ちはだかるとは笑わせる。正宗の錆にしてくれよう」
ク「…うん、ありがたいけど。できれば静かに頼むよ…」
シー「侵入がバレていたとは考えにくいですし…」
セ「見くびるな。…はっ!」

ギィン!

セ「くっ…!?」
23セクシー 4/6:2007/03/01(木) 22:55:12 ID:NoNCk5tjO
ク「…ちょっとセフィロス、何やってるのさ」
セ「う…うるさい。次こそは…」

キィンッ

セ「ぐッ…馬鹿な…はじかれる、だと…!?」
シー「だ、大丈夫ですか?」
セ「無論だ…だが…」
ク「…傷ひとつついていない。仕方ないね。事が大きくなるけど、魔法を使おうか」
シー「手伝いましょう」
クジャ・シーモア「「サンダガ!!」」

ぽしゅんっ

ク「………」
セ「吸い込まれたな…」
シー「…嘘でしょう?」
ク「…フ、フフ…それならいっそ!トランス!」
シー「く、クジャさん!?」
トランスクジャ「このボクの行く手を阻んだ罪は重いよ…。くらえ、アルテマっ!!」
シー「ちょ、待…!」

ピカーーー…

セ「……」
シー「……」
トランスクジャ「嘘だよ…こんな…そう、これは悪い夢なんだ、このボクがたかがドアに…」
セ「…心中察する、が、とりあえず元の姿に戻れ。尻尾が気になって仕方ない」
シー「わかりました、できることならやりたくありませんでしたが…」
セ「まだ何か手が?」
シー「召喚、アニマぁぁぁ!!」
24セクシー 5/6:2007/03/01(木) 22:57:41 ID:NoNCk5tjO
ゴゴゴゴゴ…

アニマ「ヨンダー?」
セ「…これが召喚獣…?」
ク「美しくない…ね」
シー「外野は無視してください。アニマ、あのドアを壊せますか?」
アニマ「イイヨー」

パァァァァン!

セ「……」
ク「……」
シー「……」
アニマ「…ゴメンネ、ムリポ」
シー「そ、そんな…って、いや、勝手に帰らないでくださいよ、ちょっと…!」
ク「…消えちゃったよ」
シー「…アニマ…orz」
セ「クッ…クックックッ…こうなったらメテオを…」
ク「いや、生き埋めで死ぬのはごめんだよ!死ぬ時は薔薇に囲まれて眠るようにって決めているんだから!」
シー「お、落ち着いて、他に脱出口がないか探してみましょう!
 ドアが駄目なら壁でもなんでも、手辺り次第に斬ったり魔法を使ったり召喚したり…」

シー「…駄目でしたね」
ク「そもそもおかしいよ…あれだけ魔法を打って、散々音もした筈だよ。
 けれど、誰も来ないどころか騒ぎにもならないよ」
セ「そもそも誰か住んでいるのか、ここは。人…いや、生物の気配もほとんどしなかったが」
25セクシー 6/6:2007/03/01(木) 22:59:06 ID:NoNCk5tjO
ク「…頼むから、セフィロス、そういうのは気付いた時に言っておくれよ」
セ「以後気を付けよう」
ク「もう既に明らかに手遅れだよ!」
シー「あの…スフィアなら見つけたのですが」
ク「え?いや、でも、脱出できないなら意味がないんじゃ…」
シー「それが…ちょっと。音声が記録されていまして…」
セ「そのスフィアに、か?聞かせてみろ」

『ここは、閉じ込めマンションです
とうぶん出れませんが頑張ってください』

セ「…これだけか?ふざけるな、何が閉じ込めだ!叩き斬ってくれる!」
ク「…どうせボクは出られないんだ…でも、一人では閉じ込められない。
 君達も一緒に閉じ込められてもらうよ!」
シー「あ、あの、ひとまず落ち着いて…」
セ「られるかッッ!!」
ク「ああ、これはきっと美しすぎるボクへの罪…この神々しい美を世にさらさせまいと、
 美の女神が仕組んだ甘美な罠なんd」

セフィロスとクジャとシーモアを閉じ込めてみた
26ギガンツとゴレムスのほのぼの生活:2007/03/02(金) 00:42:39 ID:8ocMj3KI0
ギガンツ「うがうが、魔物のオラたちも屋根の下にすみたい」
ゴレムス「フンガー・・・俺がメルキド、いや、マンションを守る。
     外で家への進入を防衛してくる!」
ギガンツ「うが、平和に暮らしたい」
ゴレムス「む・・・開かないぞ。」
ギガンツ「オラにまかせろ。ぶっ壊してやるだよ」
2分後
ギガンツ「はぁ・・・・ダメだ。ゴレムス、頼むうが」
ゴレムス「フンガーフンガー!!・・・・ぬっ・・・うう!!お前も押せっ!」
10分後
ギガンツ「よし、じゃあ次は相撲をやるうが」
ゴレムス「いや、お前の馬鹿力に勝てるわけないだろう!」
ギガンツ「ほら、はやくはやく・・・」

2人(?)は仲良く暮らし始めた

27名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/02(金) 02:35:19 ID:PM1h7Bg9O
アルェー!?
いつの間にかマンション建ってるYO!!
>>1乙!
道化師フライヤ部屋ヤバいなw良いwww
マリベル「……そうだ!いいこと思いついたわ!」
ムーン「……?」
ロック「どうしたんだ?」
マリベル「ここから脱出する方法を閃いたのよ」
フリオ「本当か!?」
マリベル「ええ、本当よ。この天才少女・マリベル様に感謝することね、あんた達!」
ロック「…で、どうやって脱出する気だ?
   あのドアは魔法も物理攻撃も効かないんだぞ?」
マリベル「馬鹿ね。なにもドアだけが出入り口じゃないわ。
    他のトコから脱出すればいいだけの話じゃない」
ムーン「え?この部屋ってドア以外に出口ありましたっけ?」
マリベル「あるわよ!あんたの目って節穴なんじゃないの?」
フリオ「でも、どこにも他の出入り口は見当たらないような…」
マリベル「ドン臭いわね、もう!あるじゃないのよ、ベランダが!」
フリオ「ベランダ?」
マリベル「…というわけで、あんた達!ちゃっちゃとベランダから飛び降りるわよ!」
フリオ「Σ (゚Д゚;)えっ、ちょ、待てよ!こんな高層マンションから飛び降りたら死ぬだろ!」
マリベル「馬鹿ねー。高い所から飛び降りたくらいで人が死ぬワケないじゃない」
フリオ「いや、死ぬだろ常識的に考えて。な、ムーン?」
ムーン「いいアイデアね、マリベル。早速飛び降りましょう!」
フリオ「Σ (;゚Д゚)えぇっ、ムーンまで何言ってんだ!?」
ムーン「フリオニールさん、高い所から飛び降りたくらいじゃ人は死にませんよ」
マリベル「そうそう。あたしなんか世界一高い塔から落ちたことあるんだから
    こん位の高さどーってことないわ」
ムーン「私のご先祖様は火山の火口に落ちてもピンピンしてたそうです。
   だから死にませんよ。安心してください(^ー^) 」
マリベル「それに塔みたいな場所からは飛び降りて外に出るのが常識でしょ」
フリオ「んな馬鹿な。どー考えても潰れたトマトになるだろ。
   …おい、ロック。お前からも二人を説得してくれよ!」
ロック「……そういえば俺の恋人も以前崖から身投げしたが無傷だったらしい。
   意外に飛び降りても平気なものかもしれない…」
フリオ「工エエェェ(´Д`)ェェエエ工 ロックまで何言ってんの!?」
マリベル「どうやら話は決まったようね」
ムーン「はいフリオニールさん、風のマント。これ貸してあげますから駄々こねないで下さい。ね?」
フリオ「いやいやいや、俺アンパンマンじゃないからマント渡されても飛べないって!」
マリベル「じゃ、ムーン。窓開けてくれない?
    あたしはこのヘタレバンダナを巴投げの要領でブン投げるから」
ムーン「オーケー。今開けるわ」
フリオ「ちょ、待て!早まるな!絶対死ぬって!ウボァーってなるって!!」
ロック「おい、フリオニール。お前も男ならそろそろ腹をくくれよ。見苦しいぞ」ガシッ
ムーン「まったくです。あと、断末魔は『ウボァー』じゃなく『ぎょえー』がお勧めですよ」
マリベル「ま、そーゆーワケだから覚悟を決めなさいよね、フリオニール!」ガシッ
フリオ「Σ(゚Д゚;≡;゚Д゚) ひぃいっ!は、放せ!放してくれ!!」
ムーン「もう、フリオニールさんったら怖がりなんだから。子供みたい。フフフ…」
ロック「ホント、ガキみたいな奴だな。ははは…」
フリオ「いや、笑い事じゃないからこれ!」
マリベル「さあ、ムーン!早く窓を開けてちょうだい!」
ムーン「ラジャー!」
フリオ「ぎゃー!死ぬ!誰かっ、誰か助けてくれー!!」
 ガタガタ…
ムーン「……あら?」
 ガタガタ…
ロック「どうした、ムーン?」
ムーン「やだ、この窓開かないわ」
マリベル「なんですって!?」
ムーン「ドアだけじゃなく窓も開かないみたいです、この部屋…」
ロック「完璧に閉じ込められてるってことか…」
マリベル「窓からの脱出も無理ってこと?」
ムーン「残念ですけど、そうなりますね…」
マリベル「あーあ、いいアイデアだと思ったのにぃ〜」
ロック「他の方法を探すしかなさそうだな…」

フリオ(た、助かった……(;・∀・)
   てゆーか、コイツらとこれから過ごすのスッゲー不安だ…)
30名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/02(金) 17:53:39 ID:1XgIJUx60
フリオだけ普通のひとw
31テリーとスコール 1/4:2007/03/02(金) 19:09:11 ID:/gekIRTY0
テリー「い…だ…。さ…は…」
スコル「ま…でも…さ」

カタン!

テリー「うわっ!(…夢でよかった)」
スコル「…!!(良い夢だったのに…)」
テリー「おい、テーブルの上に何かあるぞ」
スコル「何だ…。…マンション生活の心得?」
テリー「何々…。生ごみは月曜と木曜に所定の場所に」
スコル「夜十時以降の洗濯機の使用は禁止。…細かいな」
テリー「二枚目は?…施設案内。お、カジノやすごろく場、コロシアムにベストドレッサーの会場まであるぜ!」
スコル「カードバトルにいたストも出来るみたいだ」
テリー「少し見に行ってみようぜ!」
スコル「忘れたのか?この部屋からは出られない」
テリー「……。まあ試しに開けるだけだ」

カチャッ…

スコル「開いた…」
テリー「何だかよくわからないけど見に行こうぜ!」
32テリーとスコール 2/4:2007/03/02(金) 19:09:56 ID:/gekIRTY0
テリー「カジノもすごろく場もやたら本格的だな…」
スコル「なあ」
テリー「何だ?」
スコル「もしかして部屋から出られたなら外に出られるんじゃないか?」
テリー「あ!よし、スコール、早速エントランスに行こうぜ!」
スコル「ああ!」



テリー「来た時も思ったけどやたら立派な扉だよな」
スコル「3メートルはありそうだな。……開けるぞ」

ギイィ…

テリー「やった!」
スコル「帰れる!…じゃあ、さっそ…」
テリー「姉さんに…」

シュイン…

スコル「……?ここは…」
テリー「俺達が居た部屋のようだな…」
スコル「もしかしてここから出ようとしたら強制的にこの部屋に戻されるのか?」
テリー「そのようだな。…とりあえずもう一度だけ確かめに行くか」
スコル「ああ……」
33テリーとスコール 3/4:2007/03/02(金) 19:12:08 ID:/gekIRTY0
テリー「来た時も思ったけどやたら広い廊下だよな」
スコル「3メートルはありそうだな。……幅が」

ヒョーヒョッヒョッヒョ! ゴジャル! オジャル!

テリー「何だ今の声は!?この部屋から聞こえてきたみたいだが…」
スコル「(おじゃる?)もしかしたら俺の知っている奴かもしれない」
テリー「本当か?」
スコル「とりあえず確かめよう」

トントン… ガチャッ!

スコル「しつれ…」

パタン…

テリー「どうした?」
スコル「あんな奴、俺の知り合いじゃない」
テリー「まあ、でも話だけ聞いてみようぜ」

トントン… ガチャッ!

テリー「入るぞ。」

ソーン「プリン返すでごじゃる!」
ゾー「それはわれらのプリンでおじゃる!」
ケフカ「なーにを言うんですか!これはぼくちんが見つけたんだからぼくちんの物です!」
テリー「おい!そこの遊び人ども!話を聞け!」
ヒョーオジャゴジャプリンヒョヒョヒョ
テリー「……」
34テリーとスコール 4/4:2007/03/02(金) 19:12:40 ID:/gekIRTY0
パタン…

テリー「帰るか」
スコル「ああ」

ガチャッ!

フライ「ちょっと待ってくれ!」
スコル「!まだ他にも人(?)がいたのか…」
テリー「!なかなか強そうだな。俺の仲間モンスターにならないか?」
フライ「失礼な!私はモンスターではない!」
テリー「そうなのか?」
フライ「当たり前じゃ!しておぬし等、何の用じゃ?」
スコル「大した用は無い。ただ俺達以外にも人が居たので話でもしてみようかと思っただけだ」
フライ「そうか。生憎、今はあやつらの仲裁をしなければならぬのでまた後ほど訪ねてきてくれぬか?」
テリー「わかった。じゃあな」
フライ「うむ。ではまた」

パタン…

ヒョヒョヒョオジャゴジャリュウノモンショウギョエーウボァーヌワー…

スコル「……」
テリー「……」
スコル「戻るか」
テリー「ああ」
35名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/02(金) 20:34:23 ID:T+cEdnCD0
やばいwwテラワロスwwwww
36名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/04(日) 02:14:56 ID:rz2f3sDZO
新キャラ追加してもいいですか?
ヤンガスとビビ
37名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/04(日) 03:14:58 ID:S9xxVtcYO
>>36
議論は総合スレでと言っているのにネタスレをあげて聞いてる時点で
正直書く気がない、またはただの荒らしとしか思えないよ。

本来>>36みたいなレスはスルーされて当然みたいなもんだ。
君のことをスルーしたらしたで、君が「反論がない=認めてもらえた!!」とか
勝手に勘違いして投下し始めそうだから、敢えて言わせてもらうけど。
38名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/04(日) 03:31:33 ID:2lvkhuJN0
・一つの部屋に一組のキャラが閉じ込められます。職人さんのネタ投下お待ちしてます。
・部屋の増設・新キャラ追加は希望者は事前に断ったうえで、特に異論がなければOK。
・勝手に部屋やキャラを増やすような、自己厨・単発ネタはスルーで。
・スレの運営やルールなどについての話し合いや議論は、総合スレでやりましょう。

これ改めて読むと、マンションスレ>>36みたいなのが出てきてもおかしくないよな。
今更かもだが、こうすべきだった↓

・部屋の増設・新キャラ追加は、希望者は 総合スレで 事前に断ったうえで、特に異論がなければOK。
39名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/04(日) 03:34:05 ID:2lvkhuJN0
誤爆ったがまあいいや。
とにかく、職人候補を荒らし認定する前に誘導くらいしとこうよ。

【○○と】閉じ込め総合スレ 2部屋目【××を】
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/ff/1170901654/
40名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/04(日) 08:34:17 ID:ZeeWd3PC0
>>36
とりあえず他の入居者がいるところに敢えてその二人を増やすのは反対だけど
ヤンガスとビビを閉じ込める部屋ならアリだと思う
41名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/04(日) 08:35:57 ID:ZeeWd3PC0
ごめん、あっちに投下するべきだったね
42テリーとスコール:2007/03/04(日) 12:09:36 ID:oFKTbhQ20
テリー「なあ、お前ってあだ名とか無いのか?」
スコル「ない」
テリー「じゃあ俺がつけてやるよ。『スッコー』と『コルコル』とどっちがいい?」
スコル「どっちも嫌だ。第一、あだ名をつける必要が無い」
テリー「何言ってるんだ。名前は大事なんだぜ!
   モンスターとのコミュニケーションも名前をつけるところから始まるんだ」
スコル「俺はモンスターじゃない」
テリー「じゃあ『スコリン』はどうだ?この名前だったらお前もつけられる気になるだろう。
   スライムみたいで語感も良いしな」
スコル「それも嫌だ。……そういうお前にはあだ名は無いのか?」
テリー「あだ名とは少し違うが『青い閃光』と呼ばれたりする」
スコル「……!もしかしてお前、重力を自在に操ったり高貴だったり、実は女だったりしないか?」
テリー「俺のどこをどう見たら女に見える。あと俺は雷は操れても重力は操れない」
スコル「そうだよな。お前が『光速の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女騎士』な訳無いよな。
   せいぜいが『ドランゴ引換券の異名をもち職歴を自在に操る酒場行きなるヘタレ剣士』だよな」
テリー「何だと!?それならお前は『厨二病の異名を持ち脳内会話を自在に操る社交性皆無なる学生』だ!」
スコル「違う!俺は『レオンの異名を持ちガンブレードを自在に操る姉思いなるSeeD』だ!」
テリー「それなら俺だって『青い閃光の異名を持ち雷鳴を自在に操る姉思いなる謎の剣士』だ!」
スコル「姉思いは俺が先に使ったんだ!お前は使うな!」
テリー「俺のほうが先に考えていたんだ!」
スコル「嘘をつくな!証拠は有るのか!?」

ナンダト! ヤルノカ!? ギャースギャース!!
43名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/04(日) 12:22:05 ID:4xMgVd0X0
仲いいなwwww
44名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/04(日) 15:46:10 ID:XGIS5mwO0
ガイドライン板で使われてたネタだっけか?
45名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/04(日) 21:48:12 ID:iyrl62J6O
あげ
シー「さて、どうやら脱出は不可能のようです。しばらくここで、協力して暮らすしかありません」
セ「…そうだな」
ク「…仕方ないね」
シー「クジャさんもセフィロスさんも、かれこれ半日程、私の存在を完全に無視してドアや壁や窓に
 無意味な攻撃を続けていたわけですが、話を聞く気になっていただけましたか?」
ク「…うん、間違ってフレアスターをヒットさせちゃったことは謝るよ」
セ「思わず、手近な対象に心無い天使を使いたくなったのだ。今は反省している」
シー「えぇ…、うっかりオーバードライブゲージが貯まってレクイエムをクリティカル発動させてしまったことも含めて
 水に流すことにしましょう」
セ「了解した」
ク「仲直り、だね」

シー「となれば、一つ、重要な問題があります。
 …よろしいですか。ここはキッチンです。そして、ここに冷蔵庫があります」
ク「うん。中には豊富な食材も入ってる。それだけじゃない、オーブンやレンジもあるね」
セ「戸棚には皿等の食器も揃っているな。勿論調理用の器具も、だ」
シー「マンションの一室ですから、流石に、豪華な邸宅と同等の広さ、というわけにはいきません。
 ですが、流しまわりは清潔、設備も充実、全く不自由を感じない程には確保されたゆとりある空間」
ク「そうだね。無論ボクを満足させるほどではないけれど、少なくとも、良いキッチンではあるよね」
シー「…何が言いたいか、わかっていただけますね?」
セ「足りないのは料理の腕のみ、というわけだな。ただし、それは致命的に」
シー「そういうことです」
ク「…ボクは自分で料理なんかしたことないよ。
 する余裕もなかったか、或いは、他の者が用意してくれるか、どちらかだったから。
 かろうじて、ジェノムとして持ち合わせている最低限の知識があるくらいだね。ご飯の炊き方とか」
セ「私もだ。仮にも英雄が自分で料理をせねばならんほど、神羅は傾いてはいなかった。
 せいぜい野戦地でのサバイバル経験だけだが、これは料理とすら言い難いだろうな」
シー「私も料理は不得手です。いつも寺院の者が世話をしてくれましたから。
 一応老師の位を賜った身ですから、精進料理の内容程度は知っていますが、実際作るとなると」
ク「…うーん、シビアだね。ただのご飯かサバイバルか精進料理?」
セ「いっそ精進という言葉そのものを冒涜しかねん勢いだな…」
シー「そこで私は考えました。今の私達の状況で、救いの手となり得るものはただ一つだと!
 …いわゆる出前です。ここに電話が」
ク「えぇぇぇ!?そ、そんなものがあるなら早く言ってよ!」
シー「人の話をあれほど無視しておいて逆ギレしないでください!!」
セ「しかし、それがあれば出られるのではないか?助けくらいは呼べるだろう」
ク「そうだね、ジタンならどんな鍵でも開けられると思うよ」
シー「いえ、それが…。脱出するために使おうとすると、強制的に切られてしまうようです」
セ「なんだと?」
シー「助けを求めて散々ユウナさ…いえ、知り合いに電話をしましたがつながりませんでした。
 ですが、ふと、せめて愛…あぁ、その、世間話だけでもと思ってもう一度かけた時は繋がったのです」
ク「成程ね…。脱出の為でなければ、相手と普通に話ができるのかい?相手はなんて?」
シー「『もしもし、ユウナです』とだけ。…私が名乗った途端切られました…」
セ「役立たずが」
シー「私は彼女の声が聞けただけでも満足でしたよ!」
ク「他の相手は?お寺の人、とか。君の片想いの人以外にかけてみたらどうかな」
シー「ユウナさん以外の番号は把握していないもので」
セ「この役立たずが!」
シー「私はユウナさんとだけ話せれば満足なんです!!」
ク「でも、考えてみれば、ボクも知り合いの電話番号なんて覚えていないや。
 そもそもガイアはモグネット主流だし、ボクからしてみれば飛んで行く方が早いから」
シー「当然、セフィロスさんにはアテがあるのでしょうね!?人をあれだけ約立たずだのと罵れるあなたには!!」
セ「な、なに?…あ、あてなど…いや、そうだ、もちろんあるさ。それも、宅配業者だ!」
セ「…と、いうわけだ」
クラ「…成程。まさかあんたから仕事をもらうことになるとはな。
 ユフィでもあるまいし、まだあんたがあんなマテリアまがいの光り物を集めていたとは思わなかった。
 それどころかまだマザコンが直っていなかったことも、
 こんな所に閉じ込められて間抜けにも出られなくなっているなんてことも予想外だ」
セ「………何時にも増して饒舌だな…」
シー「ストライフさん、こんな所まで配達に来て頂いて恐縮です」
クジャ「助かったよ」
クラ「いや、クラウドでいい。…あんた達も災難だな。こんなやつと一緒に閉じ込められるなんて…
 あぁ、商品の確認をしなくちゃな。まず、この箱に適当なレトルト食品が乱雑に入っている」
セ「…適当?乱雑?」
クラ「それから、レシピの本だったな。ティファが、要らなくなったものを渡してくれた」
セ「それでは…古本ではないのか。そんな仕事でいいのか?」
クラ「申し訳ないが、客によってサービスを変えるのが俺のやり方なんだ」
セ「変えすぎだろうが!」
シー「セフィロスさん。マテリアルひとつでこれだけの物を届けて下さった方に、文句ばかり言うのはどうかと思いますよ」
クジャ「そうだよ、ボク達はあのまま餓死しかねない勢いだったんだから。
 見てよ、レンジでチンするだけで簡単中華料理、だって。今日はこれにしようか」
セ「いや、マテリアだ、そもそも金額的には圧倒的に多く払って…」
クラ「報酬のマスター『ぜんたいか』は貰っておくが、俺の仕事は原則現金即払いだ。
 そこを曲げてやったんだ、悪く思わないでくれ。…それじゃあな」
クジャ「あれ、もう帰るのかい?お茶くらいシーモアが入れていくのに」
シー「何故私が…しかし、もっともです。少しあがってはいかれませんか?」
クラ「残念だが、早く帰らないと夕飯を一人で寂しく食べる羽目になる。それに、今からこのマンションの
 他の部屋にも、ストライフ・デリバリーサービスのチラシを配ってこなければならない」
クジャ「他の部屋?そういえば、他の人がこのマンションに住んでるなんて考えたこともなかったなぁ。
 今度遊びに行ってみたいね」
シー「お忙しいのですね。しかし、労働は心を豊かにします。ぜひ、またお暇な時にでもいらして下さい」
セ(色々と突っ込みどころが多いが、もう何も聞くまい…)
クラ「あぁ。何かあったらまた呼んでくれ。どんな客であれ、一応得意先になってくれれば、
 ティファやマリンが褒美にご馳走を作ってくれるんだ」
セ(まだ尻にしかれているのか、こいつは…)
クジャ「へぇ。この本をくれた人だよね?その人にも、お礼を言っておいてよ」
クラ「そうだな。…あと、セフィロス」
セ「なんだ」
クラ『ボソボソ…あまりこういう事を言いたくはないが。…同居人とは仲良くやれよ』
セ『……。熱でも…あるのか?』
クラ『いや。だが、あんたはきっと…すごく、運が良い。…その…なんて言えばいいんだろうな』
セ『……クラウド…』
クラ『いくら類は友を呼ぶと言っても、二人も類友を作れるやつは少ないだろう。せいぜい楽しんでくれ』
セ「………。……………なに?」
クラ「じゃあ、俺は行く。仕事があったら呼んでくれ」 ガチャッ
シー「はい。お気をつけて」
クジャ「今日はどうもありがとう」
セ「おい、待…!」
クラ「じゃあな。毎度ありがとうございました」 バタン…
ク「…あーあ、また3人だけになっちゃったね。あれ、セフィロス、どうかしたのかい?」
シー「何を話していたのですか?プロポーズでもされましたか?」
ク「…シーモア、今のは男だったと思うけど?確かに顔立ちは整ってはいたけど、ボク程ではなかったし」
シー「ああ、失礼、つい…二人でこっそり話をするイコールプロポーズ、のイメージがありまして…」
セ「……類…こんな…こんな変態ナルシストと…変人ストーカーと…私が…」
シー「…要領を得ませんね。セフィロスさんにしては珍しい」
ク「もう食事にしようか。レトルト中華のいい匂いでもかげば我にかえるんじゃないかな」
シー「そうですね。今日くらいは、二人で作ってさしあげましょうか」
ク「明日からは当番制にしようね。セフィロスから」
セ「…クックックッ…類……友………orz」
プルルルル プルルルル ピッ
クラウド「…もしもし。ティファ?俺だ。…あぁ、仕事は終わった。今から帰る。
 なんだって?チラシ?今配り終えたところなんだ。
 …マンション…か。とりあえず豪華…だな。廊下でフェンリルを転がせそうだ…
 いや、本当にはやっていない。安心してくれ。
 …そうだな、他にも住んでる奴が…うん。中からヒョッヒョッヒョッとか聞こえたり、いろいろ…だな。
 あぁ、もちろんチラシは配ったさ。新規客か、増えるといいな。
 ん?…いや、そんな事はない。特に問題も…ああ。…大丈夫だ、あいつも幸せそうだったよ」


〜〜業務連絡〜〜

すべての部屋のポストに
【ストライフ・デリバリーサービスのチラシ】
が配られました。
職人のみなさま、もし良ければご利用くださいませ。
ロック「腹へったな…」
マリベル「そういえばここに来てから何も食べてないわね」
フリオ「ここって何か食べ物は置いてないのか?」
ムーン「このままでは餓死しちゃいそうです…」
ロック「一応、台所には調理器具・食器一式が揃ってるみたいだが…」
ムーン「…あっ、冷蔵庫に食材がいっぱい入ってるますよ!」
ロック「てことは、自炊は出来るな」
フリオ「そりゃ助かった。…じゃ、ムーンにマリベル。料理よろしくな!」
ムーン「Σ (・Д・;) へっ!?」
マリベル「Σ (・Д・;) はぁっ!?」
フリオ「いやぁ、女の子の手料理か……楽しみだなあ…(*´∀`*) 」
マリベル「ちょ、ちょっとあんた!待ちなさいよ!」
フリオ「ん?どうしたんだ?」
マリベル「なーんでこのあたしが料理しなきゃなんないのよ!」
ムーン「そ、そうですよ。家事は女の仕事って考え方には賛同できません!」
フリオ「…え?」
マリベル「男尊女卑も甚だしいわ。サイテーな男ね!」
ムーン「いくらファミコン世代のキャラだからって、そんな古い考え方じゃ
   女の子にモテませんよ、フリオニールさん!」
マリベル「ていうか、絶対モテないわよこんな男!!」
ムーン「ですよね。フリオニールさんみたいな人、モテるわけないです!!」
マリ・ムーン「(* `・д・)(・д・´*)ネー 」
フリオ「え?え?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) 何で俺こんなにダメ出しされてんの!?」
ロック「…よーするに彼女らは料理が出来ないってことだろ」
マリベル「うっ…」
ムーン「バレてる…」
フリオ「あー。なるほど…」
マリベル「し、仕方ないじゃないのよ。あたしん家はコック雇ってたんだから!」
ムーン「わ、私だってこれでも一応王女様だったんですよ。
   料理できるほうがどうかしてますって!」
マリベル「よーするにあたし達は温室育ちの箱入り娘なの!文句ある!?」
フリオ「い、いえ、文句ないです。すみません…」
ロック「でも困ったな。俺もたいした料理はできないし、フリオニールも似たようなもんだろ。
   かといって、ここで生活する以上は料理もしなくちゃ暮らしていけなそうだし…」
ムーン「とりあえずジャンケンで負けた人が料理をしてみたらどうでしょう?」
フリオ「それがいいか。結局誰かがやんなきゃメシは食えないし」
マリベル「じゃあ、早速ジャンケンしましょう。誰が負けても恨みっこ無しよ!」
フリオ「よし、負けないぞ!」

全員「「じゃーん、けーん、ポイッ!」」

マリベル「…よし!」
ムーン「ホッ…」
フリオ「げげっ…」
ロック「ま、よろしく頼むぜ。フリオニール!」
フリオ「くそっ……俺かよ…orz」
ムーン「フリオニールさん、頑張って!」
マリベル「不味かったらただじゃおかないからね!」
フリオ「分かったよ……じゃ、これから料理してくるから少し待っててくれ…」




〜数時間後〜

マリベル「……遅い。遅すぎるわ…」
ムーン「フリオニールさん、何してるのかしら?」
ロック「料理に慣れてないにしても時間掛かり過ぎだな…ちょっと見てくる」
ロック「おい、フリオニール。まだ料理できてないのか?」
フリオ「料理→キャンセル→料理→キャンセル→料理→キャンセル→料理…」
ロック「……?」
フリオ「料理→キャンセル→料理→キャンセル→料理→キャンセル→料理…」
ロック「お、おい。お前、何やってんだ?」
フリオ「料理→キャンセル→料理…………ん?あれ、ロック。今何か言ったか?」
ロック「お前、何してんだ?全然料理が出来上がってないみたいだが…」
フリオ「何って、熟練度上げてんだよ。包丁の」
ロック「熟練度?」
フリオ「ああ。こうやってコマンド入力→キャンセルを繰り返すと
   少しずつ包丁さばきが上手くなっていくんだ」
ロック「へぇ…」
フリオ「熟練度がMAXになるまで時間かかりそうだから、もうちょい待っててな」
ロック「ちなみにその熟練度やらはあとどれ位でMAXになるんだ?」
フリオ「…んー、今熟練度が5でMAXが16だから……あと何時間かなぁ?
   ま、今日中にはカンストするんじゃないかな」
ロック「そ、そうか…」
フリオ「じゃあ、そういうことなんでもう少し待っててくれ。
   料理→キャンセル→料理→キャンセル→料理→キャンセル→料理…」
ロック「あ、ああ……頑張れよ…」
フリオ「料理→キャンセル→料理→キャンセル→料理→キャンセル→料理…」
ロック(そもそもコイツ任せたのが失敗だったか……はぁ…(;-∀-) )



結局その後ストライフ・デリバリーサービスのチラシを見つけて
食事は出前を頼んで済ませたそうな…
54名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/05(月) 19:40:07 ID:IwRwSbz40
どうなることやらと思っていたけど、このスレいいね!
お気に入りに追加〜
55フライヤとゾーンとソーンとケフカ1/4:2007/03/05(月) 20:46:52 ID:Y8XX7Mwy0
ゾーン「ん?」
ソーン「どうしたのでごじゃるか?」
ゾーン「あのネズミ女はどこへ行ったでおじゃる?さっきから姿が見えないでおじゃるが?」
ソーン「知らないのでごじゃる」
ゾーン「そうでおじゃるか。…ん?あそこのメモは何でおじゃる?」
ソーン「メモ?いつの間に…どれどれ」

  1階のコンビニへ買い物に行ってくるので大人しくしておるように
                     フライヤ・クレセント

ゾーン「買い物に行ったのでおじゃるか」
ソーン「ちょっとまつのでごじゃる。ということは、今この家にいるのは我らとあの生き物だけでごじゃるか?」
ゾーン「そのようでおじゃるね。…ん?つまり…」
ソーン「つまり」
双子「あの怖い生き物と3人きりにされたしまったでおじゃる!(ごじゃる!)」
ゾーン「嫌でおじゃる〜」
ソーン「怖いでごじゃる〜」
ケフカ「何の話をしているのです?」
ソーン「ひいい!き、来たでごじゃる」
56フライヤとゾーンとソーンとケフカ2/4:2007/03/05(月) 20:47:26 ID:Y8XX7Mwy0
ケフカ「おやや?あのフライヤという女はどうしました?」
ゾーン「買い物にいったみたいでおじゃる」
ケフカ「そうですか……ところで」
ゾーン「な、何でおじゃる!?(何か嫌な予感がするのでおじゃる)」
ケフカ「ぼくはとても退屈です。おまえら、何か芸でもしなさい」
ソーン「芸なんてできないでごじゃる」
ゾーン「無理でおじゃる」
ケフカ「ふんっ!ぼくちんに逆らう気か?そんな奴らにはおしおきしてやる!」
ゾーン「あわわわわ、そ、それは嫌でおじゃる〜」
ソーン「やめてほしいのでごじゃる〜」
ケフカ「それならば何か俺を楽しませることしてみろよ!」
ゾーン「どうしたらいいのでおじゃる…」
ソーン「そうでごじゃる。ここにトランプがあるのでこれで遊べばいいのでごじゃる」
ゾーン「それはいいでおじゃるな」
ケフカ「トランプだと…」
ゾーン「い、嫌でおじゃるか?」
ケフカ「それはいい、さっそくやりましょう」
双子(たすかったでおじゃる(ごじゃる))
57フライヤとゾーンとソーンとケフカ3/4:2007/03/05(月) 20:48:00 ID:Y8XX7Mwy0
ケフカ「何をしましょうかねー」
ソーン「7並べはどうでごじゃる?」
ゾーン「ババ抜きも面白いでおじゃる」
ケフカ「そうですね…ババ抜きがいいですね」
ゾーン「じゃあ、ジョーカーを一枚抜いてトランプを切るでおじゃる」
 サッサッサッ サッサッサッ トントン
ソーン「配るでごじゃる」
 スッスッスッスッ・・・・
ケフカ「これが私の分ですね。どれどれ……」
ゾーン「人数が少ないと結構そろうでおじゃるね」
ソーン「そうでごじゃるね」
ケフカ「ん、このカードは…」
ゾーン「どうしたんでおじゃる?」
ケフカ「ジャックがレオの野郎、クイーンが裏切り者のセリスでキングが皇帝のジジイ…なのに何でぼくがジョーカーなんですか!
    ぼくちんをバカにしやがって、くっそー!ふざけるんじゃねー!!!」バッ
ゾーン「痛いでおじゃる〜」
ソーン「カードを投げないでほしいでごじゃる〜」
ケフカ「クワァー!こんな不愉快なものは消えてなくなってしまえ!」
ゾーン「やめるでおじゃる!!!!」
ケフカ「ファイガ!」
 ゴオオオオッ
ソーン「火事になるでごじゃる!」
ゾーン「急いで火を消すのでおじゃる!」
ケフカ「ひゃーっひゃっひゃっひゃ!燃えてしまえ!」
58フライヤとゾーンとソーンとケフカ4/4:2007/03/05(月) 20:48:37 ID:Y8XX7Mwy0
ゾーン「ハァハァハァ、疲れたでおじゃる」
ソーン「家事にならずにすんでよかったでごじゃる」
ゾーン「ほんと、そうでおじゃるな。ハァハァ」
ソーン「もっと年寄りはいたわれと言いたいでごじゃるよ」
ゾーン「もう我慢の限界でおじゃる。はやくこいつを押し入れに閉じ込めてしまうでおじゃる」
ソーン「それがいいでごじゃる。…ただ」
ゾーン「どうしたのでおじゃるか?」
ソーン「ところでどうやって閉じ込めるでごじゃるか?」
ゾーン「それはもちろん押し入れの中におびき寄せて」
ソーン「どうやっておびき寄せるでごじゃる?」
ゾーン「それは……」
ソーン「それは?」
ゾーン「……」
ソーン「……」
ケフカ「ひょっひょっひょっ」

――しばらくして、
フライヤ「ただいま戻った。…む?ソーンたちはどうした?」
ケフカ「あの二人ならそこに」
フライヤ「何ゆえ押し入れなんかに…」

ソーン「暗くて狭いのは嫌でごじゃる」
ゾーン「我慢するのでおじゃる。あのケフカという怖い生き物と2人っきりになりたいのでおじゃるか?」
ソーン「それはもっと嫌でなのでごじゃる!」
ゾーン「あのネズミ女め、はやく帰ってくるのでおじゃる」
ソーン「はやく帰ってくるのでごじゃる。暗くて狭いのはもう嫌でごじゃる〜」

フライヤ「なにやら物が燃えた跡があるし、いったい、私が留守にしていた間に何があったのじゃ?」
59名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/06(火) 02:00:26 ID:u7t/G0yFO
閉じ込めマンション…
わいの好みや…ポッv
60名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/06(火) 02:55:24 ID:4feBqnAxO
ケフカが正気を取り戻した話を見たいかも。
61名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/06(火) 16:56:28 ID:qA3PryHMO
ケフカ「おれは正気に戻った!」
62道化鼠箱:2007/03/06(火) 21:40:59 ID:u7t/G0yFO
>>61
ソ「ヒイ〜、ケフカが更におかしくなったてごじゃる〜!!」
ゾ「おじゃる〜!!」
フ「おぬしらそれは…」
フリオ「腹へったな…」
ロック「今日も出前とるか」
マリベル「でも出前ばかりじゃ体に悪そうよね」
ムーン「それに出費もかさみそうですし。いつまでここにいるのか
   分からないのですから、出来るだけ倹約したほうがいいと思います」
ロック「じゃあ、今日もじゃんけんで料理当番決めるか」
ムーン「それがいいですね」
マリベル「それじゃ、じゃんけん始めるわよ!」
フリオ「よし、今度は負けないぞ!」

全員「「じゃーん、けーん、ポイッ!」」

ムーン「あっ…」
マリベル「うっ…」
フリオ「よし、一抜けた!」
ロック「じゃ、マリベルとムーンはもう一回じゃんけんな」
マリベル「つ、次は負けないわよ…」
ムーン「うーん…」
マリベル「さぁいくわよ、ムーン!じゃーん、けーん…」
ムーン「……待って、マリベル!」
マリベル「…?な、何よ?」
ムーン「どうせだったら二人で一緒に料理しない?」
マリベル「あんたと二人で?」
ムーン「ええ。私、料理したことないから一人でやるのが不安で。
   マリベルだって一人でやるより二人のほうが心強いでしょ?」
マリベル「うーん……そうねぇ…」
ムーン「ね?いいでしょ、マリベル」
マリベル「……分かったわ。それじゃあ二人でやりましょっか」
ムーン「よかった。ありがとね、マリベル!」
マリベル「…じゃ、あんた達。あたし達はこれから料理するから
    大人しく待ってなさい」
ロック「ああ」
フリオ「二人とも頑張れよ!」
ムーン「はい。お料理楽しみにしていてくださいね」



ロック「うーん…」
フリオ「…ん?」
ロック(ムーンとマリベルの二人が料理するのか……
   昨日のフリオニールの件もあるし心配だな…)
フリオ「どうした、ロック?深刻そうな顔して」
ロック「……ちょっと様子見てくる」
フリオ「……?」



ロック「|・_・).。oO(…さて、二人とも何の料理を作ってるんだ?)」ソロ〜

マリベル「どう、ムーン?材料ありそう?」
ムーン「えーと……たまねぎ、にんじん、じゃがいも………うん、ルーもあるわ」
マリベル「じゃあカレーは作れそうね」
ムーン「材料揃ってて良かった〜」
マリベル「カレーだったら初心者のあたし達でも作れそうだもんね」
ロック「|・∀・).。oO(おっ、カレーか。それなら失敗しなさそうだな)」
マリベル「それじゃ、早速料理はじめましょっか」
ムーン「まずは材料を切るのよね」
マリベル「切り刻むんだったら、あたしに任せなさい!
    ………喰らえ・剣の舞!うりゃりゃりゃりゃっ!!」

 シュパパパパッ!!
ロック(うわ……豪快だな…)
マリベル「……はい。完成っと」
ムーン「これをお鍋に入れて炒めればいいのよね?」
マリベル「ええ、そうよ」
ロック(え、今ので終わり!?皮剥きは?じゃがいもの芽は??)
ムーン「じゃ、これ全部お鍋に入れちゃうわね」ゴロゴロゴロ…
ロック(あっちゃー。全部入れちまった…)
マリベル「…あっ、そういえばジャガイモの芽の部分って毒があったんじゃないかしら?」
ムーン「うそ!?もう全部入れちゃったわよ」
ロック(おっ、どうやら気付いたみたいだ)
マリベル「ど、どうしよう…」
ムーン「もう一回作り直す?」
マリベル「そうねぇ…」
ロック(思い直してくれたようだな。よかった…)
ムーン「……ねぇ、一緒に毒消し草入れればこのままでもいいんじゃない?」
ロック(はぁっ!?)
ムーン「ほら、毒物が入ってても毒消し草も一緒に摂取すれば
   プラスマイナスゼロになるでしょ」
ロック(いや、そういう問題じゃないだろ!)
マリベル「ムーン……あんたねぇ…」
ムーン「やぱり駄目かしら?えへへ…」
ロック(だよな。毒消し草入れるなんていくらなんでもありえな…)
マリベル「ムーン。あんた、頭いいわね!」
ムーン「でしょー」
ロック(ええええええええええっ!!!?)
ムーン「それじゃ、毒消し草入りまーす」ポイッ
マリベル「あ、ついでに満月草も入れちゃおーっと」ポイッ
ムーン「ねぇ、マリベル。世界樹の葉はどうする?」
マリベル「あれは入れなくていいわよ。勿体無いから」
ムーン「それもそうね」
ロック(うわぁ……('A`) )
マリベル「次は肉を炒めるのよね」
ムーン「お肉の種類はどうする?」
マリベル「牛肉、豚肉……鶏肉もあるわ。結構食材揃ってるみたいよ」
ムーン「贅沢にいくなら牛肉ね。でもヘルシーな鶏肉も捨てがたいわ」
マリベル「……あっ、魚も入ってるじゃない」
ムーン「じゃあ今日は鯖カレーにする?」
マリベル「そうしましょうよ。魚ならもっとヘルシーだし」
ロック(…魚?何だか嫌な予感がする…)
ムーン「でも冷蔵庫に魚が2匹入ってるわ。どっちを使う?」
マリベル「ふっふっふ……あたしを誰だと思ってるの?
    網元の娘よ。魚の目利きだったら任せなさい!」
ムーン「へー、そうなんだ。すごーい」
マリベル「んーと……こっちの『まずい魚』ってほうが鮮度が低くて
    この『うまい魚』ってほうが新鮮なようね」
ムーン「なら、この『うまい魚』を使えばいいのね」
ロック(おおー!さすが網元の娘。シドの二の舞にはならずに済んだか…)
マリベル「ちっちっち……甘いわ、ムーン」
ムーン「…え?どういうこと?」
マリベル「食べ物は腐りかけが一番美味しい…
    よってこっちの『まずい魚』を使うのが正解よ!」
ロック(ええええええええええっ!!!?)
ムーン「…え?でも、アイテム欄には『まずい魚』って書いてあるような…」
マリベル「それはフェイクよ。あたし達を嵌める罠ね」
ロック(罠ってなんだよ!?誰が罠を張るってんだ!!?)
ムーン「なるほど。じゃあ『まずい魚』を入れるわね」ポイッ
ロック(あああああああ!やっちまった!!)
マリベル「ええと、魚を炒めたら次は…」
ムーン「お水を入れて…」ドポポポポ…
マリベル「カレールーを入れたら…」ポチャッ
ムーン「あとは煮込んで完成ね!」
マリベル「早くできないかしら?フフフ、楽しみだわ」
ムーン「……あ!そういえば私、カレーの隠し味にチョコレート入れると
   美味しくなるって聞いたことがある!」
マリベル「へー。あんた物知りね」
ムーン「ねぇ、マリベル。チョコレート入れてみましょうよ」
マリベル「いいわね。……えっと、チョコレート、チョコレートは…」
ムーン「……あら?冷蔵庫には無いみたい」
マリベル「じゃあ諦めるしかないわね」
ムーン「うーん、残念。もっと美味しくできそうだったのに…」
マリベル「……ねぇ、チョコレートは無いけどアミット饅頭ならあたし持ってるわよ」
ロック(饅頭!?)
ムーン「いいんじゃないかしら?お饅頭もおやつだし」
ロック(いや、よくないだろ!!)
マリベル「それじゃ入れるわよ」ポチャン
ロック(!!!!!!)
ムーン「あとは煮込んで出来あがるまで待つだけね」
マリベル「フッ、初めてにしては我ながら素晴らしいデキだわ」
ムーン「ホント。私達ってば料理の才能あるのかも」
マリベル「そうね。あたし達って料理の天才かもしれないわね」
ムーン・マリベル「「(*´・∀・)(・∀・`*)ネー 」」
ロック「|-∀-).。oO(…………)」
ロック「……はぁ」
フリオ「あ、ロック。遅かったな」
ロック「ああ…」
フリオ「今日はカレーみたいだな。匂いがするし。
   はぁ……女の子の手料理か。楽しみだなぁ……(*´∀`*) 」
ロック「……」

 ピッポッパッ…

フリオ「……?」
ロック「……もしもし、ストライフ・デリバリーサービスか?
   悪いが今日も出前を頼みたい。……ああ、4人前だ。よろしく頼む…」
フリオ「あれ?何で今日も出前なんだ??」
69名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/07(水) 07:35:37 ID:pnHOaaAPO
こんなカレー食えないw
70名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/07(水) 17:36:11 ID:CSG0N//ZO
>>69
ロック乙w
71テリーとスコール 1/3:2007/03/07(水) 21:55:22 ID:0Ca3B3xz0
スコル「……?(デリバリーサービス?いつか使うかもしれないから番号をメモしておこう)」

キュキュッ

テリー「お、チラシか。丁度いいや。見終わったらくれないか?」
スコル「もう見終わった。…何に使う?」
テリー「ああ、ミカンを食べるからゴミ入れを作ろうと思って」

カサカサ…

テリー「出来た。お前もミカン食うか?」
スコル「食べる」

モグモグ グゥ……

テリー「何か少しだけ食ったら反って腹が減ったな」
スコル「ああ。…さっきのチラシのところに頼んでみるか?」
テリー「待てるのか?」
スコル「いや。…お前、料理できるか?」
テリー「出来るぞ。ずっと一人だったからな。お前は?」
スコル「ガーデンで家庭科の授業があった」
テリー「……」
スコル「……」
テ&ス「じゃーーんけーーーんほいっ!!!」
テリー「やったぜ!」
スコル「くっ…」
テリー「じゃあ頼んだぜ、スコール」
72テリーとスコール 2/3:2007/03/07(水) 21:57:11 ID:0Ca3B3xz0
スコル「(冷蔵庫の中身は……。結構色々有るな…。肉も有るな。これなら焼いたらすぐだし食えない味になる事も無いだろう)よし」

ジュワワワァ…

スコル「(良い匂いだ。旨そうだな…)」
テリー「あーーっ!お前、何て事してるんだ!」
スコル「な、何だ!?何かまずかったか!?」
テリー「こんな良い肉を焼くなんて勿体無い事を!」
スコル「…煮た方が良かったか?」
テリー「違う!こんな良い肉はモンスターにやるんだ!」
スコル「何を言っている!そっちの方が勿体無いだろう!」
テリー「ふっ。お前は何も分かってないな。これさえあればどんなモンスターも、魔王だって仲間になるんだぜ」
スコル「(じゃあ魔女もか?いや、それより)…ここには魔王はおろかモンスターも居ない。さあ、肉を返せ」
テリー「嫌だ」

ゴソゴソ

スコル「あっ、そんな小汚い袋に肉をしまうな!」
テリー「小汚い袋じゃない!フクロンだ」
スコル「……お前は袋にまで名前をつけるのか?」
テリー「…?普通だろ。そうだ!お前もあの変わった剣に名前をつけてみたらどうだ?今より愛着もわくぞ」
スコル「どうやる?」
テリー「普通はマリナン様の神殿で仕えている人に頼むんだが…。
  とりあえず直接マリナン様に祈ってみればいいんじゃないか」
スコル「……。……!」
テリー「どうだった?」
スコル「長すぎると言われた」
テリー「名前は四文字までだ。何てつけようとした?」
スコル「セイブ・ザ・ウィッチアンドシスター」
テリー「…よし!じゃあセザウシだ!マリナン様、マリナン様…」
スコル「おい!勝手に変な名前をつけるな!」
73テリーとスコール 3/3:2007/03/07(水) 21:58:02 ID:0Ca3B3xz0
テリー「……。え、そんな!」
スコル「どうした?」
テリー「呪われた」
スコル「どういうことだ?」
テリー「マリナン様が名前を馬鹿にしてると言って…」
スコル「呪われるとどうなる?」
テリー「大した事じゃないが金を払わないと名前を変えられなくなる」
スコル「大した事だ!俺はあんな変な名前の剣なんて嫌だからな!大体、金っていくらだ!?」
テリー「良い名前だと思うんだけどな…。金は5000Gかかる。ちなみに1Gでパンが一個買える」
スコル「(食堂のパンが5000個…)そんな大金無いぞ!どうしてくれる!」
テリー「お、落ち着け。セザウシを突きつけるな!」
スコル「セザウシじゃない!」
テリー「金なら俺が用意するから!」
スコル「…どうやって?」
テリー「『あなほり』の特技だ!……よし!まずは10G!」
スコル「(なぜ床が掘れる?しかも床もすぐに元に戻っている…。…暇だ。
  そういえばこのごたごたで忘れてたが飯がまだだったな。作って食うか)」

スコル「(食事も終わって暇だ。…アイツ、まだやっているぞ。…飯くらい作ってやるか)」

スコル「(すっかり冷めてしまった。…まだ終わらないのか?)」

スコル「テリー…」
テリー「お、丁度いい時に来たな。今、5000G貯まったところだぜ!」
スコル「そうか。向こうに食事の用意がある。レンジで暖めなおして食べてくれ」
テリー「あ、そういや腹が減ってたんだった。集中しすぎて忘れていたぜ。じゃあ、ありがたくいただくぜ」
スコル「(マリナン様、5000G用意したのでこいつの名前をガンブレードに戻してください。……え?四文字まで?)ふざけるな!」
74名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/07(水) 22:07:18 ID:HCqR6L7z0
テリー努力家wちゃんと責任取ってるしw
75名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/08(木) 02:52:47 ID:+jPsHQhiO
スコールアホスwww
なんだこの空気はw
76名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/10(土) 20:14:36 ID:ixMb/oM70
保守
77名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/11(日) 21:22:55 ID:QmpVrHiYO
保守!
フリオ「ここに閉じ込められてから10日以上経つんだよな」
ロック「もうそんなになるのか」
マリベル「どうにか脱出出来ないかしら?」
ムーン「うーん、それじゃあ………アバカム!」
ロック「…ん?それって閉じ込められてすぐのときに使った魔法じゃないか?」
マリベル「アンタねぇ…前に失敗した魔法使ったって意味ないでしょ」
ムーン「やっぱりダメかしら?もしかしたらって思ったのだけど…」

 ピロンピロン♪(←扉の開く効果音)

ロック「え?」
フリオ「あ!」
マリベル「ドアが開いたわ!」
ムーン「やったぁ!アバカムが成功したみたい!」
ロック「開くっていうか、ドア自体が消滅してるんだが…」
フリオ「影も形も無くなってるよな」
マリベル「何言ってんの?普通ドアって開いたら消えるものじゃない」
ムーン「そうですよ。通る度に道具から鍵を選択してたら面倒臭いじゃないですか」
ロック「普通……なのか…?」
フリオ「普通じゃない気が…」
ムーン「…まあ、そんなことより早く脱出しましょうよ」
マリベル「ええ。こんな部屋からはさっさとオサラバしましょう!」
フリオ「ああ、そうだな」
ロック「じゃ、帰るとするか」
ロック「……で、結局この部屋に帰ってきたワケだが…」
ムーン「一応エントランスのとこまでは行けるのですが…」
フリオ「そこから外に出ようとすると、またこの部屋に舞い戻ってきちゃうんだよな」
マリベル「どーなってるのよ、もぅ!」
フリオ「1000レスというのにならない限りは出られないんだろうな、やっぱり」
ロック「諦めてここで暮らせってことか…」
ムーン「そういうことになりますね…」
マリベル「はぁ……やってらんないわ…」
フリオ「ま、ここに来てから10日以上暮らせてきたんだし、これからもなんとかなるだろ」
ムーン「部屋は綺麗ですし物は結構充実してますし、生活自体は結構快適そうですよね」
マリベル「ま、我慢するしかなさそうね」
ロック「うーん……でもなぁ…」
マリベル「どーしたのよ?」
ロック「ドアが消えたまんまで部屋が微妙に寒いんだが…」
ムーン「…あ」
マリベル「確かに…」
フリオ「そういえば消えたままだな」
ロック「これ何とかならないのか、ムーン?」
ムーン「えーと…」
フリオ「もしかして元に戻せないのか?」
ムーン「…一応、一旦建物の外に出て画面を切り替えてからもう一回入り直せば扉は復活するのですが…」
ロック「ほぅ…」
ムーン「逆に言えば外に出ない限り扉は復活しないワケで…」
フリオ「ほほぅ…」
ムーン「でも私達は閉じ込められていてマンションから出られないワケで…」
マリベル「ふぅん…」
ムーン「マンションから出られないから画面も切り替えられないワケで…」
ロック「……よーするにドアはこのまま元に戻らない、と」
ムーン「ま、まぁ、そうとも言います…」
フリオ「そうか…」
マリベル「これから先、風邪ひかないように気をつけなきゃね……はぁ……('A`) 」
80名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/12(月) 23:29:17 ID:ZXdEyDJFO
ムーン何やってんだw
81フライヤとゾーンとソーンとケフカ 1/2:2007/03/13(火) 19:47:59 ID:/JdXLE4s0
フライヤ「遊ぶな。...遊ぶなと申すに。.....しっぽを引っぱるでない!!
   もうよい、おぬしは片付けしなくともよいから、そこでおとなしくしておれっ」
ケフカ「ふん、だいたい片付けだの掃除だのツマランことは
   ぼくちんに似つかわしくないですね。 ひゃー!絨毯が黒コゲだじょ〜!」
フライヤ「いちいちうるさいヤツじゃ。自分でやったのであろうに...」
ケフカ「ところで、何を買って来たのです? アッ-!このコーラ、冷えてないじゃないですかっ
   こうしてくれるー! ブリザガ!! (ボンッ) あ。破裂した」
フライヤ「ものを破壊せずにいることができぬのか、おぬしは?
   炭酸飲料は凍らせてはならん。世界の常識じゃ」
ケフカ「常識?そんなものは........この私が破壊する!!」
フライヤ「その前にこの部屋が破壊されてしまうわ」
ケフカ「あー、床がコーラまみれですねェ。おいお前、もう一回コンビニに行って
   新しい絨毯を買って来なさい!」
フライヤ「コンビニにそんなもの売っているわけがなかろう」
ケフカ「うむむ、それもそうですね.....ヒッヒッヒ、いいことを思いつきましたですよ。
   隣の部屋から絨毯を奪ってくればいのです!」
フライヤ「...それを世間では泥棒と申すがの」
ケフカ「ど・ろ・ぼ・う?人聞きの悪い。
   ぼくちんこう見えても (ポンッ) 神ですから!」
フライヤ「触るな。コーラでベトベトじゃ」
ケフカ「ヒョワホッホッホッホ!じゃあお前たち、ぼくちんが帰って来るまでに床をキレイキレイしておくように。
   でないと ミ ッ シ ン グ ですよ! ヒョワホッホッホッホ.....」(バタン)
82フライヤとゾーンとソーンとケフカ 2/2:2007/03/13(火) 19:48:36 ID:/JdXLE4s0
ソーン「出てったでごじゃるか?」
ゾーン「あの怖い生き物は、出てったでおじゃるか?」
フライヤ「うむ、当面はの」
ソーン「よかったでごじゃる〜!」
ゾーン「バンザイでごじゃる〜!あっ、プリン買って来てくれたのでおじゃるね?
   うれしいでおじゃる!」
フライヤ「ところで......あやつが他の部屋で物を破壊したり壁に穴をあけたりした場合は...」
ソーン/ゾーン「?」「?」  
フライヤ「賠償の請求書はこの部屋に届くのではないかの?」
ソーン/ゾーン「!」「!」
フライヤ「それに、怒った隣人たちが大挙して押し寄せて来たら...
   さきほど少し話を交わしたが、なかなかの剛の者と見たぞ。
   私の槍一本でどこまでこの部屋を守れるものか......(なんちゃってな...フッ)」
ソーン「そ、それは困るでごじゃる!」
ゾーン「あいつを追いかけるでおじゃる!」(バタン、パタパタパタパタ......)
フライヤ「やれやれ、やっと静かになったわ。
   くたびれたのう。
   あやつらのあまりにも天然なありよう、私も見習うべきかもしれぬ........

   いや、無理じゃな、絶対」
83名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/14(水) 00:56:51 ID:Wa3iRxHq0
閉じ込めマンション 各部屋のおおまかな状況

ムーンブルクの王女とマリベルとフリオニールとロック部屋
>>5-11で初登場 以降の話は>28-29,>51-53,>63-68
 ・それぞれの理由でたまたま同じ部屋に集まり運悪く閉じ込められるハメに
 ・各々の世界での価値観が違うので良い意味でカオス
 ・食事を何とかしようとしても結局は出前に頼る結果が多い
 ・ムーンブルクの王女(ムーン)とマリベルは同性という事もあって仲が良い
  頑張れロック 負けるなフリオニール

テリーとスコールの部屋
>>13-14で初登場 以降の話は>31-34.>42.>71-73
 ・スコールはリノアのために テリーは自らの境遇を変えるためにマンションを訪れた
  偶然にも同じ部屋を下見していたところ 不幸にも閉じ込められる
 ・共通点としては両方とも姉がいる
 ・年齢のせいか口喧嘩をする事もある
 ・スコールの愛銃剣『ガンブレード』はマリナン様の御加護と仕様により名称が『セザウシ』に
 ・肉は魔物にあげるものだ

フライヤとゾーンとソーンとケフカの部屋
>>16-19で初登場 以降の話は>55-58.>81-82.(>61-62)
 ・フライヤがマンションのチラシを見て入居を試みたところ
  何故かゾーンとソーンと鉢合わせになる ケフカは便所より降誕
 ・フライヤは鼠で竜騎士な女性
 ・ゾーンとソーンは双子な道化師
 ・ケフカは存在がカオスなラスボス 魔術師 強い ひょっひょっひょっひょ
 ・ゾーンとソーンはケフカが怖い
 ・ミ ッ シ ン グ
84名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/14(水) 00:58:39 ID:Wa3iRxHq0
セクシーの部屋
>>20-25で初登場 以降の話は>46-50
 ・セフィロスとクジャとシーモア 略して『セクシー』
 ・ちょっとした因果でスフィアを探しにマンションにやってきたところ不覚にも閉じ込められる
 ・クジャの乗り物でありパートナーであり親友である銀竜は今のところ居ない
 ・力ずくでドアを壊すという王道で挑むも失敗
 ・力のセフィロス
 ・知のシーモア
 ・美のクジャ
 ・総合戦闘能力はかなり高い
 ・破壊力抜群の技を食らっても水に流せる それがセクシークオリティ

ギガンツとゴレムスのほのぼの部屋
>>26で登場
 ・メルキ…マンションを守るのが彼らの使命らしい
 ・フンガー

マンション全体の経過
 ・高層マンション
 ・大型バイクで爆走できるほどの広い廊下にはとてもゴージャスな赤絨毯が敷かれている
 ・マンション自体に"コンビニ"や"カジノ"や"すごろく場"
  さらには"コロシアム"や"ベストドレッサーの会場"その他までもが完備されている充実のサービス内容
  いただきストリートやカードバトルでも楽しめます
 ・月木は生ゴミの日 洗濯機は他の住民の迷惑になりますので夜10時以降は使用しないで下さい
 ・各部屋のドアはたまに開くこともある
  しかしマンションから出ようとすると部屋に戻されるという無限ループ
 ・クラウド達による宅配(ストライフ・デリバリーサービス)もあり
  客によってサービスを変えるのがクラウド流
 ・各部屋の冷蔵庫には食料とかあり
 ・電話も使えるけど脱出のために使うのは無理 強制断線
 ・>>31-34で住民同士の接触確認
 ・まだまだ謎はいっぱい
85名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/14(水) 01:04:21 ID:wJTbY8v/0
>>83-84
乙です
86名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/14(水) 01:51:05 ID:CtymKxom0
>>81-82
>常識?そんなものは........この私が破壊する!!
ワロスwww

>>83-84
87セクシー カジノ編 1/2:2007/03/14(水) 18:56:20 ID:r3Jlvc8kO
セ「…金がない」
ク「へ?」
セ「二回言わんとわからんのか?金がないんだ、いい加減!現金で200ギルしかない」
シー「例のマテリアルは…」
セ「マテリアだ、あれも数には限りがある。これ以上クラウドにぼったくられるわけにもいかん」
ク「うーん…なかなかにピンチだね」
シー「仕事でも探せればよいのですが…。ドアは相変わらず開きませんし…」 ガチャッ
ク「………」
セ「………」
シー「………???」
ク「開いた…開いたよこのドア!」
セ「見直したぞ、シーモア!」
シー「ど、どうもありがとうございます。自分でもなにがなんだか…?」
セ「三人がそれぞれに全力を出しても壊れなかったものを…どういった加減だ?」
ク「とにかく行こう!赤絨毯がボクを呼んでる!」

シー「…豪勢なマンションだとは思っていましたが…」
セ「そうだな…地下にコンビニがあるくらいであれば、驚きはしなかったが…」
ク「素晴らしいよ、地下にカジノがあるなんて!!」
セ「というか脱出は…いや、ちょっと待て、スロットにポーカー、ビンゴにラッキーパネル…?」
バニーA「いらっしゃいませ」
シー「い、いえ、私達は…」
バニーB「こちらのカジノはドラクエ仕様となっております」
バニーA「まずはギルをコインと交換してお楽しみください」
ク「えーと、ここで買えるんだね?ちょっとセフィロス、お金出して!」
シー「だ、駄目ですよクジャさん、さっきお金がないという話になったばかりで…」
セ「よしわかった、100倍に増やせ」つ100ギル=5コイン
ク「300倍くらいで勘弁しておくれよ」
セ「安心しろ、オレも参加する」つ100ギル=5コイン
シー「えぇぇぇぇ!?や、あの、おふたりとも…」
ク「ジェノムは動態視力が優れてるからね」5コインBET!
セ「ソルジャーの能力の特徴は左上のスロットだからな。慣れている」5コインBET!
88セクシー カジノ編 2/2:2007/03/14(水) 19:02:35 ID:r3Jlvc8kO
シー「はぁ…。…では、コインが余ったらください。私もポーカーを…たしなむ程度に」
ク「じゃあ、はい、これ。今スリーセブン出したから」つ200コイン
バニー「Σ(゜∀゜;)」
セ「こっちもだが…少し待ってくれ、ボーナスゲームが終わらん」
バニー「Σ(゜д゜;)」
シー「では、まずこれでフルハウスを。ダブルアップで倍々に」
バニー「Σ(゜Д゜;;)」
ク「ねぇセフィロス…、一台しかない100コインスロット、譲ってくれないかな」
セ「…好きにしろ。ボーナス中にまたスリーセブンを出したら終らなくなった。残念だがしばらく動けん」
ク「ありがとう。ちょっと元手のコイン貰っていくよ、セフィロス」
シー「あぁ、ダブルアップはもう結構。全額頂きましょう。…では、次の手を配ってくれ」
ク「ねぇ、このスロット、一回スリーセブン出すとコイン全部出るまで時間かかりすぎじゃないかな」
セ「暇そうだな。ちょうどいい、終わったらオレと代われ、クジャ」
バニー「((゜Д゜;;;)))」

シー「最後の挨拶、明らかに二度と来るなという含みがありましたよね…」
ク「流石にやりすぎてしまったかもしれないね。景品も沢山貰ったけれど」
セ「持ちきれん程に貰う必要はなかったかもしれんな…。部屋で整理するか」
ク「やっと帰って来られたね。山分けにしよう」 ガチャッ
シー「あ、そういえば、このまま脱出してしまえば良いのでは?」
セ「そ、そうだった、すぐにここから…」 バタンッ
シー「…閉まりましたね」
セ「待て、ふざけるな…くそ、開かない、おい、開けっ!」
シー「…開きませんね…」
ク「諦めよう。セフィロスもこっちにおいでよ。景品を分けよう」
シー「また何かの拍子にドアが開くことがあるかもしれませんし…」
ク「ボクはこれ、欲しいな。この鞭…グリンガムのムチって言ったっけ?」
シー「まほうのせいすいは私のものにしてよろしいですか?」
セ「お、おい、貴様ら…」
ク「あ、これ、キラーピアス!ボクに似合うと思わないかい?」
シー「メタルキングのけん…まるで七曜の武器のようですね。寺院に飾るにふさわしい」
セ「…母さん…('A`)」
89名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/14(水) 19:15:47 ID:+5Z6GqUd0
ドラクエ7仕様かw
90テリーとスコール 1/4:2007/03/14(水) 20:56:30 ID:vXuDgKsU0
ムグムグ…

スコル「ゴクン…さて」
テリー「ムグムグ…一個余ったこのシュークリーム、じゃんけんで決めるか?」
スコル「(じゃんけんでも良いがもっと面白い方法は…。そうだ!)廊下で競走して決めよう。少し運動不足気味だ」
テリー「いいぜ。ただし、後悔するなよ?」
スコル「ああ。じゃあ早速廊下へ行こう」


スコル「このコインが地面に落ちると同時にスタートだ。エントランスから出て先に部屋に戻ったほうの勝ちだ」
テリー「わかった」
スコル「(一度誰にも注意されず思いっきり廊下を走ってみたかったんだよな)…いくぞ」

ピィン… チャリン!
ダダダダダダ…ッ!

テリー「ハーッハッハッハ!俺は青い閃光と呼ばれた男だぜえぇェ……!」
スコル「!!!(速い!…もう角を曲がってしまった)」

キキーッ!バンッ!

スコル「な、何だ!?」
91テリーとスコール 2/4:2007/03/14(水) 20:57:40 ID:vXuDgKsU0
\        _
 \ \    _,=// _r==;;、
   \ \/"´ //V_,-─-"ニ=、、
   , ヽ/;;;;; //v"' ゞ !,-;;;;;ヽ、トl、:. ,
 '  ; :/;;;;; //' ヾ 、_,i-‐'¨ ̄フヽ`,!:::  ,.、
  ' : /;;;;; //:`iァ';_´〃 lヽ   ミ ∧!::: .´  ←テリー
 , " /;;;;; //::': i;'´-、`"!、、 " _/ノf::::  ~  
  ; /;;; _,="::;: '::i'´ ̄´'ゝi" ̄";、_メノ::: ` ;.   
   '"´;::':; "  ;::ヽi;!,ィ'TV  -、 ノ-'::::  r、
        ゙ :::,ィl l. レト,_!_;-"`ヽ:::  ._´
        ;.   :ゞLレ'::  i_`ー’,ィァト.::  ,.
        ~ ,.  ,:ュ  `"j/l |/::
          _  .. ,、 :l !レ'::: ,. "


スコル「テリー!!」
92テリーとスコール 3/4:2007/03/14(水) 20:58:34 ID:vXuDgKsU0
クラウ「お、俺は…!」
スコル「お前がテリーを殺ったのか!?」
クラウ「ち、違う!殺すつもりは無かったんだ!ただちょっとした好奇心でフェンリルで廊下を走ってただけなんだ!
  そしたらコイツが飛び出してきて…」
スコル「バイクで廊下を走る奴が何処にいる!ああ…、あんなに青かったテリーが今はこんなに赤く…。絨毯まで真っ赤だ!」
クラウ「と、とりあえず治療だ。ケアルガ!」
スコル「効いていない…。レイズ!」
クラウ「レ、レイズも効かないなんて…」
スコル「そ、そんな…!」
※レイズで治せるのは『戦闘不能』テリーの状態は『死に』
クラウ「もうどうすれば……ぐげ」
スコル「あ!こっちまで変になった!俺はどうすれば良い…!」
マリル「ちょっと!さっきからうるさいわよ!ただでさえ今はドアがないって言うのに!」
スコル「あんたは…?」
マリル「人に名前を聞くときはまず自分から名乗るのが常識でしょ!まあいいわ、特別に教えてあげる。
  私は世界の美少女マリベル様よ!」
ムーン「マリベルさん、どうしたの?あら、人が倒れてますわ!」
マリル「あ、ホント!やーね、ザオリク!」

なんとテリーはいきかえった!
93テリーとスコール 4/4:2007/03/14(水) 20:59:33 ID:vXuDgKsU0
テリー「くっ…。あれ、俺は…?」
スコル「テリー!」
マリル「あら!アンタ達よく見れば中々かっこいいじゃない」
テリー「…誰だ?」
マリル「どいつもこいつも!人に名前を聞くときは自分からって習わなかったの?
  私はアンタを助けてあげたマリベル様よ!よーく感謝することね。あとこの子はムーンよ」
ムーン「ムーンです。よろしくお願いしますわ」
テリー「そうか、礼を言う。俺はテリー、こっちはスコールだ」
スコル「それにしてもまだ他にも住人が居るんだな」
ムーン「これからお世話になる事もあるかもしれませんね。その時はお願いしますね」
マリル「たった今、このマリベル様がお世話してあげたけどね!それよりムーン、この廊下無駄に広くて冷えるから部屋に戻りましょ。
  ドアが無くてもここよりマシだわ。じゃあね」
ムーン「ごきげんよう」

テリー「俺達も戻ろうぜ。…シュークリームはお前にやるよ」
スコル「いや、半分に分けよう(やっぱ無闇に廊下を走ってはいけないな。…サイファーも偶には正しいな)」


クラウ「…ぐげ」
94名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 00:21:06 ID:J6sqKJ7l0
テリーって弄ばれすぎww
95セクシー 未知との遭遇編 1/7:2007/03/15(木) 00:56:04 ID:JnwP3EcuO
>>81-82に乗らせていただきます。


ク「どうかな、このピアス。さっそくつけてみたんだ」
セ「……」
ク「いつもつけているピアスとはまた違った感じで、ボクの美しさを引き立ててくれると思うんだよね」
シー「……あの、クジャさん」
ク「確かにボクの髪は色が濃いわけではないから、ちょっと印象が強すぎるきらいはあるけど、
 たまの気分次第でつけ変えるには、とてもいい装飾品だと…」
セ「貴様はこの状況を見てなんとも思わんのか!!」
ク「なんだい、人がせっかく自分の美に浸っているっていうのに」
シー「堂々とそう切り返すあたり…流石というかなんというか」
セ「見ればわかるだろう。絨毯がない」
ク「…そういえば、部屋を出るときにはあったはずだけど。どこへやったのさ」
シー「それを聞いているのですが」
セ「貴様は普段なにを見て生活しているんだ」
ク「ボク自身だね」
セ「……」

シー「セフィロスさん、元気を出してください」
セ「いや、一応は元気だ。…ただあそこまで話がかみ合わんのはひどいと思う。生きることを諦めたくなってきた」
シー「駄目ですよ、そのような考えでは死人になれません!ユウナさんに送られてしまいます!」
セ「…まぁ、明らかに床に絨毯らしきものを引きずった跡がついていたからな。
 ピアスをつけてテンションの上がったクジャが勝手に取り返してくるだろう」
シー「だといいのですが」
セ「特に心配はないと思うが。あれの戦闘の能力はかなり高いほうだ」
シー「…それはわかりますが。性格とか」
セ「………」
シー「……ついていったほうが?」
セ「よ、よし、行くぞ!」
96セクシー 未知との遭遇編 2/7:2007/03/15(木) 00:59:40 ID:JnwP3EcuO
フライヤ「…うるさい輩が居らぬと、静かじゃのう。久しぶりに心が休まるようじゃ。
 まぁ、すぐに、更にやかましくなって戻ってくるのじゃろうが…」 コンコン…
フライヤ「ん?…あの同居人がノックなどすることはあるまい…となれば来客か!
 ただ今扉を開ける、しばし待たれよ…」 ガチャッ
クジャ「…あれ?確か、ジタンと一緒にいた…」
フライヤ「ク、クジャ!!貴様、何用でここへ参ったのじゃ!やはりゾーンとソーンも未だ貴様の…!!」
クジャ「興奮するのはわからないでもないけど、いきなり槍をつきつけるのは穏やかじゃないよ。
 …砂の城を失った鼠が、今はここに棲みかをうつしたといったところかな」
フライヤ「くっ…!(こやつの魔法は強力じゃ…私一人では…。…だが!)
 我が一族を、ブルメシアの、クレイラの民を…その魂を侮辱することは、このフライヤ、竜騎士の技と誇りに誓って許さぬ!!」
クジャ「…うーん、確かにボクを憎む気持ちはわかるし、実際それも仕方ないことだと思うんだよね。
 反省はしているんだ。でも、今は少し落ち着いてくれないかな?ボクは探しものがあってここに来たのさ」
フライヤ「探しもの?…ま、まさか、貴様もここに住んで…?」
クジャ「その通りさ。それで、部屋から絨毯が消えてしまったんだよね」
フライヤ「………(あの愚か者、どこからか絨毯を持ち込んできたと思ったら、
 よりにもよってこんな奴の部屋から奪い取りおったのか…!
 ゾーンとソーンも帰ってこぬし、ケフカはまたどこぞへ出かけてしまうし…)
 そ…それは災難だったの。…あぁ、そうじゃ、ここにはおぬし一人で住んでおるのか?」
クジャ「いや、同居人が二人いるよ。ボクに釣り合うかどうかは別として。
 …ところで、ここ…部屋の入り口から見た限りだと、そこに絨毯が何枚もあるように思えるんだけど」
フライヤ「あ、ああ…これは…いつの間にかここにあったのじゃ!おぬしの部屋の物かどうかはわからぬが」
クジャ「確かにそうだね。絨毯なんて、どの部屋も同じようなものだし。無駄に長い銀髪、
 硬質化された独特の髪の毛、焦げ跡、斬り傷、そういったものがあればそれとわかるんだけどなあ」
フライヤ「………………」
97セクシー 未知との遭遇編 3/7:2007/03/15(木) 01:05:27 ID:JnwP3EcuO
セ「…こ、これは…」
シー「ゆ、床に…血の跡…!?一体なにが…まさか…」
セ「確かにクジャなら、人間の一人や二人、血祭にあげることなど容易いだろうが…
 …それはあくまで、可能であるというだけの話だ。流石にそんな奴ではあるまい」
シー「…そうですね。とにかく、二手に分かれてでも探しに行きましょう。段々不安になってきました」
セ「ああ。…まさか絨毯を引きずった跡が何本もついていたり入り組んでいたり
 更には多くの足跡や血痕までくっつけているとは思わなかったからな」
シー「マンションそのものも広すぎて迷いそうですし…。では、私はこちらへ。セフィロスさんは向こうをお願いします」
セ「わかった」
シー「…ふぅ。しかし…やはりクジャさんを一人で出歩かせるべきではなかった、離れていればそれはそれで不安が…」
?「あ、あんなところに」
?「どうしたでごじゃる?」
?「誰かいるでおじゃる!」
?「だ、誰でごじゃる!?」
?「わからないでおじゃる」
?「こわい生き物でごじゃるか?」
?「ツノが三本あるでおじゃる」
?「こ、こわい生き物でごじゃる〜!」
?「ん…?あなた方は、一体?」
?「ひっ!こっちに来るでおじゃる」
シー「私は怪しい者ではありません。エボン寺院老師を勤めさせて頂いている、シーモア・グアドと申します」
?「怪しいものではないでごじゃるか?」
?「わからないでおじゃるよ」
シー「…少なくとも、あなたがたも含めて、誰かに危害を加えるつもりはありませんが…」
?「それなら安心でおじゃる」
?「その通りでごじゃる」
ゾーン「ゾーンでおじゃる」
ソーン「ソーンでごじゃる」
ゾーン「これはこわい生き物ではないでおじゃるな」
ソーン「きっとそうでごじゃる」
シー「ところで、クジャという方を探しているのですが、なにかご存知ありませんか?」
98セクシー 未知との遭遇編 4/7:2007/03/15(木) 01:10:04 ID:JnwP3EcuO
ゾン/ソン「「!!!!!」」
シー「(す、すごく反応した…)」
ゾーン「し、ししし」
シー「し?」
ゾーン「し、知らないでおじゃる!」
ソーン「そう、知らないでごじゃる!」
シー「…本当ですか?絨毯泥棒を追い掛けて、部屋を出たきり戻らないのですが」
ゾン/ソン「「!!!!!!!!!!」」
シー「…本当は何かを知っていらっしゃるように見えますが」
ゾーン「し、ししししし」
ソーン「知らないのでごじゃる〜!」
シー「待ちなさい!まだ話が…」

 ドォォォン…

シー「な、なんですか!?」
ゾーン「こ、この先でなにか爆発したでおじゃる!」
ソーン「きっとあのこわい生き物のしわざでごじゃる!」
シー「(こわい生き物?戦闘になっている?…この方向は、セフィロスさんが向かったほう…)行きましょう!」


?「ヒョーホッホッホッ!大量なんだな。しかし絨毯を持ってくるなんて簡単なものですね。
 あまりに簡単でつい沢山集めたくなってしまいます」
セフィ「…おい、そこのお前」
99セクシー 未知との遭遇編 5/7:2007/03/15(木) 01:13:27 ID:JnwP3EcuO
ケフカ「はい?なんですかお前は。私はケフカですよ。ぼくちんに向かっておまえとはなんだー!」
セフィ「貴様に言われる筋合いはないな。私達の部屋から敷き物を盗っていったのは貴様か?」
ケフカ「なにかと思えばあの部屋に住んでたやつですか。それにしてもなーんか腹が立つなあ。今すぐ俺の前から消えろ!」
セフィ「………。…今すぐに貴様の部屋まで案内しろ。そうすれば特別に許してやる」
ケフカ「ナーニを言うかと思えば!おまえの命令なんか誰が聞くものか偉そうに」
セフィ「クックックッ…神に向かってその口ぶりとはな…。…最後の忠告だ、貴様の部屋を教えろ」
ケフカ「神?神ですと?それはぼくちんですよ。やっぱり腹が立つのでおまえ、死ね!」【破壊の翼】
セフィ「ぐっ…!?…図に…乗るなッ!」【スーパーノヴァ】
ケフカ「いっ、痛ーい!ちくちくちく…ちっくしょー!!」【こころないてんし】
セフィ「ッ……この…!!星、に…還れ!」【心無い天使】

シー「そこまでです!」
セフィ「!? シーモア…!?」
ケフカ「な、なんなんだおまえは」
シー「そこの銀髪の方の同居人です。さて、絨毯を返して頂きましょうか」
セフィ「…シーモア、お前の後ろで跳ねているのはなんだ?」
ゾーン「ゾーンでおじゃる!」
ソーン「ソーンでごじゃる!」
セフィ「………」
シー「…だそうです」
ケフカ「クワァー!ムカツキますがまぁ暇つぶしになったのでいいでしょう。帰ってジュースを飲ませなさい」
シー「セフィロスさん、その…そちらの方こそなんなんですか」
セフィ「私に聞くな」
ケフカ「ヒョッヒョッヒョッ」
ゾーン「こわい生き物でおじゃる」
ソーン「おそろしいのでごじゃる」
シー「はぁ……。…大丈夫ですか?」
セフィ「当然だ。…あそこまで全力を傾けた不意打ちを久々に見たというのは事実だが」
シー「さっさと絨毯とクジャさんを回収して、帰りましょう」
100セクシー 未知との遭遇編 6/7:2007/03/15(木) 01:16:56 ID:JnwP3EcuO
フライヤ「…そうか、おぬしらがクジャの同居人…。色々と迷惑をかけたの。
 察しておるかもしれんが、同室の道化師はみな、なかなか素直に謝ろうという気を起こしそうもない奴らなのじゃ。
 ここは私が頭を下げる。おこがましい願いではあるが、どうかそれで許してはくれぬか?」
シー「わかりました。フライヤさん、あなたも苦労が多そうですが、いずれ救われることを祈りましょう」
セフィ「正直同情するな…。ところで、クジャはどうした?敷き物を持って先に帰ったのか?」
フライヤ「そうじゃな。そのようなことを言っておったからの。今頃はおぬしらの部屋におるじゃろう」
セフィ「そうか、では、私達も帰るとしよう。邪魔をしたな」 ガチャッ
シー「失礼いたしました」 バタン…

ク「…あれ、どこへ行ってたのさ?絨毯はこの通り、ちゃんと持ち帰って来たし」
セ「…貴様を野放しにするのが不安だったのでな、わざわざ探しに出てやったのだ…!」
シー「廊下がなにやら穏やかでない状況でしたから、随分と心配をしたのですよ」
ク「…そうか、それは悪かったよ。ごめんね」
セ「む…まぁ、ならばよし」
シー「謝ってくれるだけ、恵まれているような気がしてきました…」
ク「ところでセフィロスはどうしたのさ?やたらとボロボロだけど」
シー「それは…ちょっとした戦闘がありまして」
セ「別にこの程度、なんでもない」
ク「ふーん。…えいっ、キラーピアスの攻撃!1×2ダメージ!なんちゃって…」
セ「うっ…し、しまっ…」ドサッ(戦闘不能)
ク「あ、あれ?」
シー「…ク、クジャ、さん…!HP1の味方にそれはないでしょう!?」
ク「先に言ってよそういうのは!れ、レイズなんか使えないよ!」
シー「さっきこころないてんしを食らってましたから…。私だって使えませんよ!」
ク「そ、そうだよ、フェニックスの尾!!」
シー「持ってません!!」
ク「宅配業の彼に頼もう、電話で!」
 ワーワーワーワー…
101セクシー 未知との遭遇編 7/7:2007/03/15(木) 01:22:22 ID:JnwP3EcuO
フライヤ「…ふぅ……。疲れたの」
ゾーン「まったくでおじゃる」
ソーン「その通りでごじゃる」
フライヤ「クジャもここに住んでいる、とは流石に驚いたが…。
 おぬしら、前はあやつにつかえておったのじゃろう?行き違いになったが、会わんでよかったのか?」
ゾーン「……」
ソーン「……」
フライヤ「まぁよい。…クジャの実力は身を持って知っておるつもりじゃが、他の二人…セフィロスとシーモアと言ったな、
 あやつらもそれと同等の実力は持っていると見た。あまりちょっかいを出さぬようにな。
 要らぬ面倒は起こしたくはないからの」
ゾーン「わかったでおじゃる」
ソーン「おかげで、こわい生き物も静かになったでごじゃる」
フライヤ「ケフカのやつめ、HP1で帰ってきたからの。仕方あるまい。休めばまた元気になるじゃろう」
ゾーン「そ、それは」
ソーン「嫌でごじゃる〜!」
102名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 02:59:08 ID:ynbI3A0bO
殺伐マンション、七不思議ができそうなほどオモコワスw
103名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 07:16:35 ID:E0OKlfxh0
>>95-101 
しゅごいよ! おもしれーよ! 心労で倒れるなよフライヤシーモア!
104名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 19:37:31 ID:WWcrscLI0
>>93 最後のぐげ、ふいたw
クラウド壊れすぎw
105名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 22:10:54 ID:LpbFFBoY0
『こころないてんし』と『心無い天使』の戦いは見物だなwwww
106閉じ込めマンション版・全選手入場:2007/03/15(木) 22:54:17 ID:czkfGjBs0
管理人「2ch最強の閉じ込めスレを見たいか――――ッ」
スレ住人「オ――――――――――――――――!!!!」
管理人「ワシもじゃ ワシもじゃみんな!!」

管理人「住人入居!!!」
アナウンサー「全住人入居です!!!!」



ロトの子孫は生きていた!! 大神官の呪いを打ち破り犬の姿から甦った!!!
マジカル・プリンセス!! ムーンブルクの王女だァ――――!!!

ツンデレはすでに我々が完成している!!
毒舌幼馴染 マリベルだァ――――!!!

ダメージ受けしだいHP増やしまくってやる!!
反乱軍代表 フリオニールだァッ!!!

アイテムの盗み合いなら我々の歴史がものを言う!!
トレジャーハンター ロック・コール!!!

真の姉萌えを知らしめたい!! SeeD候補生 スコール・レオンハートだァ!!!

青年時代はドランゴのみだが幼年時代なら全モンスター俺のものだ!!
青い閃光 テリーだ!!!

ドラゴン対策は完璧だ!! ブルメシアの女竜騎士 フライヤ・クレセント!!!!

全双子のベスト・コンビネーションは私の中にある!!
アレクサンドリアの宮廷道化師が来たッ ゾーンとソーン!!!
107名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 22:55:01 ID:czkfGjBs0
虐殺なら絶対に負けん!!
三闘神の裁きの光見せたる ガストラ帝国の魔術師 ケフカ・パラッツォだ!!!

マザコン(母さん)ならこいつが怖い!!
神羅のファースト・ソルジャー セフィロスだ!!!

テラから半裸のジェノムが上陸だ!! 美の伝道師 クジャ!!!

ユウナと結婚したいから老師になったのだ!!
プロのストーキングを見せてやる!! シーモア・グアド!!!

元祖・閉じ込め人が帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ なんでも屋ッッ
俺達は君(の荷物)を待っていたッッッ クラウド・ストライフの登場だ――――――――ッ



加えてスレ過疎化に備えて超豪華な入居人を用意致しました!
あらくれギガンテス ギガンツ!!
メルキドの守護神 ゴレムス!!

……ッッ  どーやらもう一組は到着が遅れている様ですが、
入居次第ッ皆様にご紹介致しますッッ







勢いだけで書いてみた。反省はしてない
108名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 23:00:05 ID:4H0G+CeG0
じわじわ反省すればいいよ。
109名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 23:13:20 ID:UmAyfvnJ0
>>106-107
このネタの元って何?
110名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 23:19:45 ID:Xu2sLz990
バキのトーナメント。

もうちょっと住人増えてからやってくれればよかったのに。
111名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 23:43:12 ID:LpbFFBoY0
そういえば管理人って誰だ
どっかの管理会社か?
112名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/15(木) 23:48:47 ID:ynbI3A0bO
>>111
IDがFFBoY
113名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/16(金) 01:52:03 ID:2i/hMYsAO
>>106-107
許す!
114名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/16(金) 05:35:35 ID:bBF0Wen4O
最近のネタはわけわからん
115名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/16(金) 06:46:32 ID:dGxXsJLs0
>>114
2chじゃ結構有名なネタだと思うが。ガ板にスレあるぞ

全選手入場のガイドライン
http://ex20.2ch.net/test/read.cgi/gline/1168230087/l50


あとsageろ
116名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/16(金) 23:20:36 ID:bBF0Wen4O
すまんな。2ちゃん限定で流行ってるネタなら知らんわ。SWなら知名度高いからネタにしても文句言う奴はいなかったが・・・
俺のレスでスレが過疎るのは本意じゃないからもう黙るが一言だけ。
住民減ってんのに敷居上げてどーすんのよ。
117名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/16(金) 23:47:58 ID:gqUC8d6rO
>>116
敷居上げてるのはお前だ
元ネタ知らないならスルーすればいいだろ
知ってるのが偉い訳じゃないが、自分の無知を棚に上げて絡むな
118フライヤとゾーンとソーンとケフカ しずかなケフカ1/3:2007/03/17(土) 08:28:44 ID:g4QuJkD00
ゾーン「こわい生き物は本当におとなしくなったでおじゃる」
ソーン「まったくでごじゃる」
ケフカ「ふんっ、ぼくちんは打たれ弱いことで有名なのです。そんなことも知らないのはお前らが無知だからだ。いや、無知以下の以下だからだ!」
フライ「何かぶつぶつ申しておるの」
ソーン「しかしもう5分も、クワァー とか うきー とか言ってないでごじゃる」
フライ「じゃからの、先ほどの強者との戦闘で消耗しきっておるのじゃ。そっとしておいてやるがよい。
   おぬしらもあのセフィロスとかいう者の戦いぶりを見ていたのであろう?」
ゾーン「あいつもこわかったでおじゃる〜」
ソーン「目玉がタテだったでごじゃる〜」
フライ「こわがっているわりにはよく見ておるの。ともかく、話の通じぬ相手ではなさそうじゃ。
   もう1人の同居人も、それなりに良識ある者と見受けられたぞ」
ソーン「でもあの格好は...」
ゾーン「見るからに怪しかったでおじゃる!」
フライ「...見た目の怪しさでは、おぬしらもひけを取らんと思うがの」
ゾーン「これからここで暮らして行けるか...」
ソーン「とっても不安でごじゃる〜」
フライ「しかしの、クジャめの話によるとこのマンション、建物から外へ出られないようになっておるらしいのじゃ」
ソ/ゾ「!!!!」
ソーン「逃げ場無しでごじゃる〜(iДi)」
ゾーン「絶望でおじゃる〜(iДi)」
フライ「そう悲観するでない……慣れぬ場所でおぬしらも疲れたのじゃろうがの」
ソーン「われらにとって、逃げ場がないということほどおそろしいものはないのでごじゃる!」
フライ「.....そもそもあのクジャの申すことなど、この目でこの耳で確かめるまでは、信じてはならぬ。希望を持つのじゃ」
ケフカ「(ピクッ)希望?.......そんなものは」
フライ「ああ、破壊じゃな。わかった、わかった」
ケフカ「..........................ショボーン」
ソーン「しおらしいでごじゃる」
ゾーン「まるで別の生き物みたいでおじゃる」
ソーン「これならこわくないでごじゃる!」
ゾーン「ちょっとつついてみるでおじゃる」
ソーン「ちょっとつついてみるでごじゃる」   

     ツンツン  ケフカ「うきゅっ」
       ツンツン  ケフカ「うきゅっ」

ゾーン「おもしろいでごじゃる〜」
フライ「これ、よさぬか」
ソーン「オマエもその槍でつついてみるといいでごじゃる」
フライ「......いや、やめておこう。かようなあほらしいことにこの槍を用いることは、竜騎士としての私の誇りが許さぬ」
ゾーン「おや、どこへ行くのでおじゃる?」
フライ「少し建物内を探索して来る。夕食の時間には必ず戻るつもりじゃ。すまぬがそれまでおぬしらで留守番を頼む」
ソーン「わかったでごじゃる」
ゾーン「まかせるでおじゃる」
フライ「来客は鄭重に迎えるのじゃぞ。くれぐれも失礼のないようにの...(無理な相談かもしれぬがの)」
 バタン
ソーン「また3人ぽっちでごじゃる」
ゾーン「しかし今度はこわくないのでおじゃる!」
ソーン「そーれ、弱いものいじめをして遊ぶでごじゃる〜」

     ツンツン  ケフカ「うきゅっ」
       ツンツン  ケフカ「うきゅっ」
          ツンツン  ケフカ「うきゅっ」
             ツンツン  ケフカ「うきゅっ」

ケフカ「くっそ〜〜.....ぼくちんをバカにするなああ!!」
ソ/ゾ「ヽ(*゚∀゚)ノ ば〜〜〜〜〜〜か ば〜〜〜〜〜〜〜か ヽ(゚∀゚*)ノ」
ソーン「で ごじゃる!」
ゾーン「で おじゃる!」

---ケフカ・パラッツォ35歳 再び神に返り咲いたあかつきには世界から「双子」なるものを抹消しようと心に決めた瞬間であった---

ゾーン「ん、この輪っかは何でおじゃる?」
ソーン「今さっき うきゅ が落としたのでごじゃる」
ケフカ「そっ、それは操りの輪!(持ってたのかぼくちん..) 返せ!返さないと痛い目に」
ツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンンツンツンツンツンツンツン うきゅーーーー!!!
ソーン「おとなしくしているでごじゃる!」
ゾーン「これで輪投げでもして、なごやかに遊ぶでおじゃる」
ソーン「それはいい考えでごじゃる」
パタパタパタパタ.....
ケフカ「くっ......待て!!」
ソーン「待て!と言われて...」
ゾーン「待つ者はいないのでおじゃる〜!」 パタパタパタパタ.....
ケフカ「!!!!!  ち ち ちっく.....しょう...................おぼえてろ........(ノ_・。)グスン」

すみません。はじめのやつsage忘れました。
121名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/17(土) 15:23:05 ID:hR9dkzQK0
     ツンツン  ケフカ「うきゅっ」
       ツンツン  ケフカ「うきゅっ」


不覚にもケフカに萌えるとは思わなかった
122名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/17(土) 20:34:07 ID:CH+ss9ByO
ケフカを知らないが笑ったw
マリベル「さ、寒い……寒過ぎるわ…」
ロック「天気予報によると明日も寒いらしいな」
ムーン「三寒四温とは言いますが、ここまで寒い日が続くと堪りませんね…」
フリオ「ドアが無いだけでも十分寒いっていうのに…」
ムーン「うっ……す、すみません…」
ロック「まあ、過ぎたことを言っも仕方ないだろ」
フリオ「しかしこの寒さ……どうにかならないもんか?」
マリベル「そうねぇ……じゃあ、これはどうかしら?ウールガード!」

ヒツジ「「メェメェ〜〜」」

フリオ「おおっ!?」
ムーン「わぁっ!かわいい〜」
ロック「何処からともなく羊の大群が………新種の召喚魔法か?」
マリベル「これは『ウールガード』っていう寒さから身を守る特技よ」
ヒツジ「「メェメェ〜〜」」スリスリ
ロック「おっ!羊にくっついていれば結構暖かいな」
ムーン「うわ〜、もふもふしてる〜」
マリベル「ふっふ〜ん。これなら寒くないでしょ。アタシの機転に感謝しなさいよね、アンタ達!」
フリオ「ホント暖かいな、これ」
ムーン「ありがとね、羊さん!」
ヒツジ「「メェメェ〜〜」」
ロック「…さて、暖も取れたところで夕飯にするか」
ムーン「今日もやっぱり出前ですか?」
マリベル「出前もそろそろ飽きてきたわよね…」
フリオ「たまには違うものも食べたいよな」
ロック「とは言っても俺達料理が出来ないから出前頼むしかないだろ」
フリオ「…あ!じゃあ羊もいることだしジンギスカンにしようぜ。
   肉焼くだけなら俺達にだって出来るだろ」
ヒツジ「「メェエッ!?」」
ロック「ちょ、フリオニール!?」
マリベル「何言ってんのよ、アンタ」
ムーン「いくらなんでも酷過ぎます!」
ヒツジ「「メェメェッ(怒」」
フリオ「うわっ!ご、ごめん。ちょっとした冗談だって!」
ロック「冗談でも言っていい事と悪い事があるだろ…」
ムーン「フリオニールさんには血も涙も無いんですか?」」
フリオ「う……俺が悪かったって…」
ムーン「まったくもぅ……羊さんが可哀相ですよ」
フリオ「すみません。海より深く反省してます…」
マリベル「……まあ、羊さんが可哀相って言うよりは…」
フリオ「…?」

   …ドドドドド

フリオ「…?」

   …ドドドドドドドド

マリベル「羊さんを怒らせるとアンタが可哀相な目に遭うわよ…」
フリオ「…??」

   …ドドドドドドドドドドド!!!!

フリオ「え?ちょ、何これ…」
ヒツジ「「メェェェエエエッ!!!!」」

   ドカッ!ドゴッ!バキッ!ゴスッ!!

フリオ「ウボァ――――――!!!!」



マリベル「『怒涛の羊』は私の世界最強技だからね。ヘタに羊さんを怒らせないほうがいいわよ」
フリオ「……」

   へんじがない ただの しかばねのようだ

マリベル「…って言っても、もう手遅れか…」
ロック・ムーン「 ((((;゚Д゚))ガクガクブルブル 」
126名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/19(月) 01:00:59 ID:oV7PoKVRO
フリオニール哀れw
127名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/19(月) 20:07:27 ID:rUKbHSc90
羊さんコワスw
128テリーとスコール 1/3:2007/03/19(月) 22:14:27 ID:dj4escSS0
スコル「今気づいたのだが…絨毯が無い」
テリー「そういえば無いな。…あ、フクロンの中に丁度良い物があるぜ」

ゴソゴソ…

テリー「昔、ベストドレッサーコンテストの景品で貰った綺麗な絨毯だ」
スコル「(明らかにフクロンより絨毯のほうが大きいんだが…)
  さっさと敷いてしまおう。とりあえずそっちのテーブルの端を持ってくれ」
テリー「よっ、と」

ガタガタ! ピンポーン…

スコル「誰か来たみたいだな。出て来るからそっちは頼んだ」

ガチャッ

クラウ「ストライフデリバリーサービスだ」
スコル「…?何も頼んでいないぞ。押し売りならさっさと帰れ」
クラウ「違う。この前バイクで轢いてしまったお詫びを持ってきたんだ。
  菓子折りと、…重力のマテリアだ。悪かったな」
スコル「ああ。(何だ、この重力のマテリアというのは?かなりの魔力を感じるが…)」
クラウ「今日はそれだけだ。今後ともストライフデリバリーサービスを宜しく。じゃあな」
スコル「あ、ちょっと…」

バタン!
129テリーとスコール 2/3:2007/03/19(月) 22:15:28 ID:dj4escSS0
バタン!

スコル「行ってしまった…」
テリー「お、スコール。こっちは終わったぜ。で、何だったんだ?」
スコル「ああ…、お前にお見舞いだ」
テリー「菓子折りと…、この宝石は何だ?魔力を感じるが…」
スコル「重力のマテリアと言うらしい。詳しくは俺も知らない」
テリー「それにしても丸いな。あっ…」

ポテッ… シュウウウン…

テリー「…!重力のマテリアが絨毯に吸い込まれた!」
スコル「…!じゅ、絨毯が浮いている!?」
テリー「あ、そういえば…」
スコル「何か知っているのか?」
テリー「この絨毯は魔力が抜けているだけで元は宙に浮く魔法の絨毯なんだ。
  あの重力のマテリアとやらで魔力が補充されたのかもな。せっかくだから廊下あたりで乗ろうぜ!」
スコル「人が乗れるのか?」
テリー「今だってテーブルが乗ってるじゃないか。まあ余り高くは飛べないが」

廊下にて

テリー「行っけー!」
スコル「本当に乗れるものなんだな(お姉ちゃんやリノアも乗せてやりたいな)」

ガツン!

テリー「今、何か音がしなかったか?」
スコル「(お姉ちゃん、凄いだろ?ホント、スコールは凄いわね!)…あ、悪い。少し考え事をしていた」
テリー「まあ、いいか」
130テリーとスコール 3/3:2007/03/19(月) 22:16:29 ID:dj4escSS0
ケフカ「……。アイタタ…。絨毯の分際でボクチンにぶつかるなんてチク、チク、チクショー!
  もう絨毯なんて見たくも無いわ!全てボクチンの目に付かないところにやってやる!」


テリー「そろそろ戻るか」
スコル「(どうだ、リノア?すっごーい!さっすがスコールね!)ん?ああ…」

ガチャ!

テリー「ただい…何だこれは!?」
スコル「大量の絨毯が…」



ケフカ「テレポ!テレポ!」
ソーン「ひい〜、ケフカが〜!」
ゾー「ひい〜、絨毯が〜!」
131名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/19(月) 22:18:38 ID:KE3dESPS0
乙。

>テリー「それにしても丸いな。
なんだこのムダ会話w
132名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/19(月) 22:50:16 ID:Kj4jMsAy0
妄想スコールいいなwww
133名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/20(火) 00:17:06 ID:5fW7hVE00
スコールの将来が心配だw
134ソーンとゾーンとケフカとロック 1/4:2007/03/20(火) 06:28:25 ID:39IRq3Vx0
マリベル「きーーーっ ちょっとあんたたち、平気なの!? 上のやつら、うるさすぎると思わない!?」
ロック「確かに初日からドタバタうるさかったな...」
マリベル「しかもここ何時間か、ずーっと大音量で同じ曲かけてるじゃない!
    常識ってもんがないのかしら。こっちには死人も寝てるってのに!」
ムーン「でも、大きい音で聞こえるのは、うちにドアがないからかもしれませんわ。
   上の部屋のかたばかりが悪いとは言えないんじゃないかしら。フリオニールさんの死亡は完全に私達の問題ですし」
ロック「ムーンはお姫様なのに、人間ができてるよなあ」
ムーン「私、こう見えてもけっこう苦労人なんですの」
マリベル「...あんたたち、なにげにイヤミったらしいわね。とにかく、あたしはもう我慢できないわ。ちょっと掛け合ってくる」
ロック「(こいつ、ケンカ売る気だ...)ま、待てよ。マリベルみたいなお嬢様がわざわざ行くことないって!」
マリベル「じゃあ、あんたが何とかしなさいよ!」 
ロック「......わかった。俺が注意してくる」

ロック「ここだな。  ?  なんか聞き覚えのある曲だなこれ」

   コンコン  ロック「お〜い!」 .........    
   コンコン  ロック「お〜い!お客さんだぜ!誰か出てこいよ!」  .........

ロック「駄目だ、全然聞こえてねえや。 (ガチャガチャッ) ちっ、鍵がかかってる.....ここはトレジャーハンターの腕の見せ所だぜ!」
   カチャカチャ......   ロック「ん、ピッキング対策してやがるな。けっこうなご身分だ......うちなんかドアも無いってのに(怒」
135ソーンとゾーンとケフカとロック 2/4:2007/03/20(火) 06:30:20 ID:39IRq3Vx0
ケフカ「ンッンー、名曲なんだな。おかげでぼくちんすーっかり元気になりましたですよ!」
ソーン「いくら名曲でもだんだん頭が痛くなってきたでごじゃる」
ゾーン「まったくでおじゃる」
ケフカ「こら、三角座りを崩すんじゃない。せっかくこのケフカさま自らが、魔導師としてのぼくちんのテーマ曲と
   神としてのぼくちんのテーマ曲をダウンロードしてやったのですよ。ありがたく拝聴するのだっ」
ソーン「.....ありがたく拝聴してもう4時間半になるでごじゃる〜」
ゾーン「しかしボリュームを下げようとしただけで、全力で攻撃してくるでおじゃる〜」
ソーン「やはりここは押し入れ閉じ込め作戦でごじゃる!」
ゾーン「問題はどうやって押し入れに入れるかでおじゃる!」
ソーン「あやつの好きなものでおびき寄せるか......、」
ゾーン「あいつの嫌いなもので追い込むのでおじゃる!」
ケフカ「なぁにをまたブツブツ言っているのです?双子ッ!」
ソーン「いや、なんでもないのでごじゃる.......ところで」
ゾーン「こわい生き物は、どんなものが好きなのでおじゃる?」
ケフカ「おいお前ら、その呼び方だがな..........」
ソ/ゾ (( ビクッ ))
ケフカ「ぼくちん、けっこう気に入ってます」
ソーン「つ、つきあいづらいでやつごじゃる.....」
ゾーン「寿命が縮むでおじゃる.....」
136ソーンとゾーンとケフカとロック 3/4:2007/03/20(火) 06:32:29 ID:39IRq3Vx0
ケフカ「で、何でした?ぼくちんの好きなものはですね、 人 形 遊 び です!」
ソ/ゾ「..................................................」
ケフカ「何だその目つきはぁぁぁぁぁ!!!!!」
ソーン「ひーーーーっ」
ゾーン「こ、こわいでおじゃる〜〜」
ケフカ「ちなみにキライなものは金髪でモヒカンのいいこぶりっこです。よく覚えておくように」
ソーン「......何のことでごじゃる??」
ゾーン「.....謎でおじゃる」
ソーン「きっとこわい生き物がこわいものなのでごじゃる。これは使えるでごじゃる」
ゾーン「では押し入れを開けて待機するでおじゃる」
   ス ス ーーーー ッ
ソーン「あーっ!後ろに 金髪でモヒカンのいいこぶりっこがいるでごじゃる!!!」
ケフカ「何ッ! (クルッ) ファイガ!!!!!」
ソ/ゾ((エェェェェェェ(°△°;(°△°; ))

ーーーーーー 廊 下 ーーーーーーーー

   カチャカチャ......ピーン!
ロック「開いた!ははっ、さすがはロック様、世界一のトレジャーハンターだぜ!
    (ガチャッ) おーい、失礼す.......」

        ファイガ!!!!!
            ボォォォォォォォォォォォォ

ロック「ぐわあぁぁぁぁああああ!!!」 
ソ/ゾ((エエェェェェェェェェェェ(°△°;(°△°; ))
137ソーンとゾーンとケフカとロック 4/4:2007/03/20(火) 06:33:00 ID:39IRq3Vx0
ケフカ「ヒッヒッヒ!あったり〜〜〜!」
ソーン「あ、あの........人ちがいだったみたいでごじゃる!」
ゾーン「われらの見間違いだったでおじゃる!」
ケフカ「おや、そうですか?ふーむ。........コイツどこかで見た顔のような気もしますが..,,.。
   ま、焦げちゃってるのでわかりませんね。ひょっひょっひょ。とりあえず、廊下に出しときましょう。よいしょっと」
ソーン「あれはかなりのダメージでごじゃる」
ゾーン「ほっといたら死んでしまうでおじゃる」
ケフカ「そうですか? それはまずいですねェ」
ソーン「まずいでごじゃる」
ケフカ「ゴミの日はあさってでしたね?」
ゾーン「いや、しあさってでおじゃる」
ケフカ「.......それまでに腐ってきますかねェ」
ソーン「そういう問題ではないのでごじゃる」
ケフカ「おほほほ!問題なんてあるものか。どうせ命あるものはいつか必ず死するのです。
   滅びるとわたっていてなぜ創る? 死ぬとわかっていてなぜ生きようとする? すべてはいずれ滅び行く。
    これがぼくちんの哲学です。えっへん」
ソ/ゾ「..................................................」
ケフカ「何だその目つきはぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ソーン「ひーーーーーーっ」
ゾーン(ネズミ女、早く帰って来てほしいでおじゃる〜〜〜!!)

------薄れゆく意識の片隅で聞き覚えのある笑い声を捉えながら、ロックは思った。------
「......やっぱマリベルよこしときゃよかったかな......」
138名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/20(火) 10:22:37 ID:JIX78osm0
ロックwwwwwww
139名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/20(火) 20:00:35 ID:dW+eMI5UO
口調、性格のはっきりしないケフカをここまでうまく扱うとは
ファイガwww
140テリーとスコール 1/3:2007/03/21(水) 12:55:57 ID:fksh3mex0
テリー「なあスコール、セザウシを見せてくれないか?」
スコール「嫌だ。あとセザウシと呼ぶな。それよりもう寝るからガスの元栓や戸締まりの確認をしよう」
テリー「何でそんなに嫌がるんだよ…。まあもう眠いしまた今度頼もう」


スコール「…さっきからガタガタと何をしている?」
テリー「箪笥の戸締まりだ」
スコール「そんな所の戸締まりをしても仕方ないだろう」
テリー「…昔、姉さんが箪笥から来た魔物にさらわれたんだ」
スコール「お姉ちゃんが?…それなら仕方ないな(元の場所に帰ったらきちんと箪笥の戸締まりをしよう)」
テリー「…よし!これで大丈夫だ」

ガタガタ!

スコール「!!!」
テリー「魔物め!また姉さんをさらいに来たのか!?でも残念だったな、ここに姉さんは居ないぜ!
  しかもそこからは簡単に抜け出せないぜ?」
????「うわーん!違うよー!何で旅の扉がこんな所に繋がるのー!開けてよー!」
スコール「ん?この声は…」
テリー「俺だ!おい、スコール!開けるのを手伝ってくれ!」
スコール「…何でこんな無駄に厳重に戸締まりしているんだ!」
テリー「仕方ないだろう!」
141テリーとスコール 2/3:2007/03/21(水) 12:56:45 ID:fksh3mex0
子テリ「怖かったー。あ、お兄ちゃんたち久しぶり!」
大テリ「……」
スコール「ああ…。お姉ちゃんは見つかったか?」
子テリ「ううん…。でももう少しで見つかりそうなんだ!」
スコール「それは良かった」
子テリ「うん!あれ?お兄ちゃんカッコいい剣持ってるね。いいなあ…。ちょっとだけ見せて!」
スコール「ああ、いいぞ」
大テリ「あーー!何で俺には見せるのに俺には見せてくれないんだよ!」
スコール「ややこしい!誰に見せようと俺の自由だ」
子テリ「ありがとう、お兄ちゃん。…この剣、面白いね。この剣、何ていうの?」
スコール「それはガン…」
大テリ「セザウシだ」
子テリ「……」
スコール「何を勝手に!ほら、こいつだってあきれ…」
子テリ「カ〜ッコいーい!」
大テリ「だろ!?やっぱこの名前いいよな!?」
子テリ「うん!すっごくセンスいい!」
スコール「(やっぱりこいつもテリーだった…)」
142テリーとスコール 3/3:2007/03/21(水) 12:57:20 ID:fksh3mex0
子テリ「僕、そろそろ帰るね」
スコール「ああ…。(何故か物凄く疲れた…)」
大テリ「あ、そうだ。ちょっと待ってろ」

ガチャッ ゴソゴソ

大テリ「ほら、霜降り肉だ。持って行け」
子テリ「うわぁ!ありがとう、おっきい僕!」
スコール「あ、それ冷蔵庫に有る分全部じゃないか!少しは残せ!」
大テリ「別に良いじゃないか。他に鶏肉や魚だってあるんだし。
  それに俺は姉さんがさらわれて以来、肉を食った事なんてほとんど無いぞ。なあ?」
子テリ「そうだよ、お兄ちゃん。お肉はモンスターにあげる物だよ」
スコール「ああもう分かった!好きにしろ…」
大テリ「じゃあな、気をつけるんだぞ」
子テリ「うん!次に会う時はお姉ちゃんも一緒だからね!バイバイ、お兄ちゃん達!」

シュイン…

スコール「やっと帰ったか…。寝るぞ」
大テリ「ああ、おやすみ」
スコール「おやすみ…(…早くお姉ちゃんが見つかるといいな)」
ぎゅるるるる........×2
ソーン「お腹がすいたでごじゃる〜」
ゾーン「そろそろ晩御飯の時間なのでおじゃる〜」
ソーン「しかしネズミ女はまだ戻らないでごじゃる」
ゾーン「こわい生き物がさっきからキッチンにこもっているでおじゃるが......」
ソーン「あやつが料理をするとは、とても思えないのでごじゃる!」
ゾーン「そもそもあやつの手料理なぞ食べたくないでおじゃる!!」
ソーン「...ちょっと様子を見てくるでごじゃる」
ゾーン「それがいいでおじゃる」

ケフカ「ふんふ〜ん(鼻歌)」
ソーン「何をしているのでごじゃる?」
ケフカ「ドマドマドーマード〜マ〜〜」
ゾーン「そのメロディはドナドナでおじゃる」
ソーン「歌詞を間違ってるでごじゃる」
ケフカ「うるさいっ。ぼくちんの高尚なウィットを理解できない輩は黙っていろ!」
ゾーン「......ところで、何か作っているのでおじゃるか?」
ケフカ「ひょっひょっひょ。優秀な魔導師であるケフカ様は平素から備えを怠らないのですよ」
   ( グツグツ......鍋で何か煮えている )
ソーン「これは...............毒でごじゃる!!」
ケフカ「...........................(ギロッ)................................」
ソーン( !( ;・_・)心なしかいつにも増して凶悪な目つきでごじゃる...)
ケフカ「気に食わないですねェ.......その口ぶり、ぼくちんがこの世で5番目くらいにキライな奴を思い出しますよ。うきーーーーっ!
   おいお前、神であるぼくちんが命令する。その”ごじゃる”って言うのをやめろ。不愉快だ!」
ソーン「そればっかりは無理なのでごじゃる」
ケフカ「ほほう、ごじゃるを付けないと話ができないのですか、お前は?」
ソーン「ありていに言うと、そうでごじゃる」
ケフカ「ならばお前のことはこれから ”ごじゃる” と呼ぶことにする。わかったな、”ごじゃる”!」
ソーン「そんな...それは勘弁してほしいでごじゃる〜」
ケフカ「それから、そっちのお前は ”ごじゃるじゃない方” だ!いいな!」
ゾーン(.......せめて ”おじゃる” と呼んでほしいでおじゃる.......いや、そうじゃなくて)
ソーン「わ、われらはソーンとゾーンでごじゃる!」
ゾーン「そ、そうでおじゃる!勝手にあだ名をつけないでほしいでおじゃる!」
ケフカ「ほう........私に逆らうおつもりですか。.........
         そういうおつもりは、いけませんねえ.......!」

   ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ.....................

ソーン「こ、こわい生き物の顔が....」
ゾーン「紫色に変色していくでおじゃる〜〜〜!」
ケフカ「 カ オ ス を 超 え て 終 末 が 近 づ く ・・・・・・」

ソーン「部屋が揺れてるでごじゃる〜〜〜!」

   ガタガタガタ................ ガタッ バシャアアアァァァ

ゾーン「あ.....鍋がひっくりがえったでおじゃるよ!」
ケフカ「あーあ〜!も〜〜、せっかくじっくりコトコト煮込んだってうのに.....。お前らのせいですよ!」
ソ/ゾ((とりあえず命拾いしたみたいでおじゃる/ごじゃる))
ケフカ「というわけで、お前らが後始末をしなさい。ほれっ、雑巾!」
ソーン「しかたないでごじゃる」
ゾーン「やるでおじゃる」
ケフカ「ちなみにこの毒、触っただけで即死ですから」
ソーン「 ! そんなもの、雑巾一枚で掃除できないでごじゃる!」
ケフカ「そうですか?じゃあ二枚。ほれっ」
ゾーン「一枚も二枚もたいして変わらないでおじゃる」
ソーン「作った人が処理してほしいでごじゃる..........」
ケフカ「ふん、まあ鍋ぐらいはぼくちんが洗ってあげましょう。よこしなさい」
      ザーーーーーーー バシャバシャ............
(ああ、ぼくちんも性格が丸くなったものだなあ。.....今考えると、昔は役立たずやカス以下のカスどもに囲まれて
   さぞかしストレスが溜まっていたんだなあ、かわいそうなぼくちん............ヒッヒッヒ、これからは存分に羽根をのばしますよ!!!)
ケフカ「さて、と。労働したら疲れた疲れた。リビングでゆっくり陰謀でも煉りましょうかねェ」
ゾーン「ちょっと待っ........」
ケフカ「しつこいヤツだね!あとはお前らでなんとかしろ!!」
ソ/ゾ『..................(TロT) (TロT) ...................」

     ガチャッ 
フライヤ「むっ? ここは...もとの部屋.......やはりエントランスから外へは出られぬのか......」
ケフカ「おお、誰かと思えば。今戻ったのですか、 ”じゃの” !」
フライ「..............................................”じゃの” ?」
ケフカ「どうです、何か面白いものは見つかりましたか?」
フライ「私は遊びに行っていたわけではない。ところで何じゃ、その ”じゃの” というのは」
ケフカ「ああ、お前はいつも じゃのじゃの 言ってますからね。神であるぼくちんがお前を ”じゃの” と呼ぶことを大決定しました、今」
フライ「なっ.....失礼な!私の名はフライヤ・クレセ..」ケフカ「じゃの」
フライ「フライ..」ケフカ「じゃの」
フライ「フ..」ケフカ「じゃの」
フライヤ「いいかげんにせぬか!!全く腹の立つ男じゃの............くっ..........orz」
ケフカ「じゃのじゃのじゃーのー じゃ〜の〜〜〜」(躍る)

ぎゅるるるる........×2
ソーン「お腹空いたでごじゃる.............」
146名前が無い@ただの名無しのようだ :2007/03/24(土) 00:23:07 ID:SnbwshyL0
このスレ見てるとケフカが段々可愛く思えてくる…
147名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/24(土) 00:23:45 ID:ftsgspafO
>>140-142
大テリ「あーー!何で俺には見せるのに俺には見せてくれないんだよ!」

セザウシ吹いたw
ムーン「ロックさん、遅いわね…」
マリベル「まーったく、何処をほっつき歩いてるのかしら!?」
ムーン「もしかして上の人達と口論になった末、返り討ちにあってるとか…」
マリベル「ひょっとするとエントランス以外の出口を見つけて
    あたし達を置いてひとりでとんずらしたかもしれないわね」
ムーン「まさか。ロックさんはそんな薄情な人には見えないわよ」
マリベル「いいえ、あいつは惚れた女の為だったら仲間ほっぽり出して
    別行動とるような仲間意識に欠けてる奴ね。あたしのパーティーにも
    そういう奴いたからあたしには分かるの」
ムーン「そ、そうしら…」
マリベル「そうと分かったらグズグズしてられないわね。行くわよ、ムーン!」
ムーン「…え?」
マリベル「待ってなさいよ、ロック!
    抜け駆けして一人で脱出しようたって、そうはいかないんだから!」
ムーン「……あ、待ってよマリベル!」
マリベル「何よ?早くしないとあいつを取り逃がしちゃうじゃない」
ムーン「でもフリオニールさんはどうするの?」
マリベル「あー。そういえば死んだままだったわね」
ムーン「このままここに置いていくのは可哀想だと思うんだけど…」
マリベル「仕方ないわねぇ…………ザオリク!」
フリオ「……うっ………ううーん……」
ムーン「あ、フリオニールさん!」
フリオ「…ん……あれ?羊さんは??」
ムーン「よかった。無事生き返ったみたい」
フリオ「……?」
マリベル「はぁ……MPを無駄遣いしちゃったわ…」
フリオ「……もしかして俺、死んでた?」
ムーン「はい。しかも奇妙な断末魔を上げてましたよ」
フリオ「そうか…」
マリベル「そんなことよりさっさと行くわよ、二人とも」
フリオ「行くって何処にだ?」
ムーン「ロックさんが上の階に行ったきり帰ってこないんです」
マリベル「あいつったらあたし達を置いて一人で帰っちゃったのよきっと」
ムーン「一人で帰ってしまったのか、暴漢に襲われて倒れているのかは分かりませんが
   様子を見に行ったほうがいいと思います」
フリオ「へー。俺が死んでる間にそんなことがあったのか」
マリベル「そういうワケだから行くわよ、二人とも!」
フリオ「ああ」



フリオ「で、上の階に来てみたが…」
ムーン「丁度私達の部屋の上がうるさかったからあの部屋でしょうか?」
フリオ「ロックはいないみたいだな」
ムーン「何処に行ってしまったのかしら?」
マリベル「……あら?部屋の前に黒っぽいゴミが転がってるわね」
ムーン「マンションの共有スペースにゴミを出しっぱなしにするなんて感心しませんわ」
フリオ「それにしても随分デカいゴミだな……………ん?」
マリベル「何よ?」
ムーン「フリオニールさん、どうかしましたか?」
フリオ「……このゴミ、もしかしてロックじゃないか?」
ムーン「えっ!?」
マリベル「何ですって!?」
フリオ「ほら、よく見ると人型だしバンダナっぽいの着けてるし」
マリベル「……あ。本当だわ」
ムーン「どうしてこんな黒コゲの姿に…」
マリベル「ドリフの爆発コントでもしてたのかしら?」
フリオ「それはないと思うぞ、たぶん…」
ムーン「と、とにかく回復してあげないと…………えい、ベホマ!」

 シ―――ン…
ムーン「……あら?効かない…」
マリベル「もう死んでるんじゃないの?…………ザオリク!えいっ!」

 シ―――ン…

マリベル「どういうこと?ザオリクも効かないなんて…」
フリオ「熟練度が足りないんじゃないか?…………レイズ16!」

 シ―――ン…

フリオ「あれ?レイズが効かない。死んではいないのか?」
マリベル「死んではなさそうね。ザオリクは成功率100%の蘇生魔法ですもの」
フリオ「だよな。死んでたらレイズで生き返るし…」
ムーン「でもベホマで回復しませんでしたよ?
   死んでさえいなければHP満タンに出来る魔法ですのに…」
マリベル「蘇生魔法も回復魔法も効かないなんて一体どういうことかしら?」
フリオ「……ん?こいつのステータス、何か変じゃないか?」
ムーン「本当。HPが0なのに死んでないわ」
マリベル「……戦闘不能?何これ?」
フリオ「さあ?見たことないステータスだな」*FF2のHP0時ステータスは“死亡”。レイズは死者蘇生魔法
ムーン「普通の怪我でも死んでもいないから、
   ベホマもザオリクも効かなかったということでしょうか?」
マリベル「そういうことになるわね…」
フリオ「困ったな。こいつはどうする?」
マリベル「あたし達の魔法ではどうすることもできないわね」
フリオ「かと言ってこのままここに放置するワケにもいかないよな」
ムーン「とりあえず私達の部屋に連れて帰りましょうよ」
マリベル「面倒だけどそうするしかないか…」
フリオ「でもどうやって運ぶんだ?消し炭になってるから普通に運んだら崩れそうだぞ」
ムーン「それはこれを使えば問題ないですわ………はい」

つ【棺桶】
フリオ「棺桶!?一体どこから??」
ムーン「フリオニールさんったら何を驚かれてるのですか?
   仲間が死んだら棺桶に入れて運ぶのが常識ですよ」
マリベル「ほら、フリオニール!ぼさっとしてないでロックを棺桶に入れるの手伝いなさいよ」
フリオ「か、棺桶は常識なのか…?」
ムーン「もちろん常識ですわ」
マリベル「一人に一個マイ棺桶。大人としてのマナーね」
ムーン「死体をそのまま晒してたら
   『 ! このスレには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています』
   って注意書きしないとなりませんもの」
マリベル「全年齢対象板なんだからそういうところには気をつけなくちゃダメよ、フリオニール」
フリオ「へ、へぇ…そうなのか…」
マリベル「あら?もしかしてあんたもマイ棺桶持ってないの?」
フリオ「ああ…」
ムーン「ダメじゃないですか、フリオニールさん。ちゃんと用意しておいてくださいよね」
マリベル「ロックといい、フリオニールといい、最近の男はなっちゃいないわねぇ…」
フリオ「す、すみません…」
ムーン「フリオニールさんが戦闘で死んだら仲間の人はどうしてたのでしょう?
   棺桶が無くて困らなかったのかしら?」
フリオ「俺が死んだときは戦闘終了後に仲間は走り去って行ったよ…」
ムーン「フリオニールさんを置き去りにして?」
フリオ「ああ」
マリベル「あんた……ひょっとして仲間から嫌われてない?」
ムーン「例えフリオニールさんに人望が無かったとしても
   見捨てて行ってしまうなんて仲間の人もどうかしてると思うわ…」
フリオ「うん。俺もそれはどうかなって思ってた…」
マリベル「ま、あたしは心優しい女の子だからちゃんと棺桶に入れてあげるわ。
    これからは安心して死になさい!」
フリオ「できれば死にたくないんだが…」
ムーン「…………さて、と。ロックさんを棺桶に入れ終わったわ。部屋に戻りましょ」
マリベル「そうね。………はい、フリオニール」
フリオ「……ん?これは棺桶に付いてる紐?」
マリベル「あんたがこの棺桶運びなさいよね」
フリオ「えぇー。俺が?」
ムーン「棺桶って結構重いんですよね。仲間が二人とも死んだときとか泣きそうになったわ」
マリベル「力仕事は男の役目でしょ。
    あんたしか男がいないんだからあんたが運ぶの。文句ある?」
フリオ「分かったよ。はぁ…」


 ズルズル…

フリオ「これホントに重いな…」
マリベル「この位のことで弱音を吐くんじゃないわよ。情けない男ねぇ…」
ムーン「あと少しで部屋ですよ。頑張って下さい!」
フリオ「トホホ…」

 ズルズル…

スコール「あんた達……廊下で何してるんだ…?」
ムーン「あら、こんにちわ。またお会いましたね」
フリオ「……?誰だこいつら?」
マリベル「このマンションの住人よ。こっちの全体的に黒くて
    フサフサが付いてるほうがスコールで、全体的に青っぽいほうが…」
テリー「青い閃光こと、謎の天才剣士・テリーだ」
フリオ「俺はフリオニール。よろしくな、スコールにテリー」
テリー「ああ、よろしく」
スコール「それにしても随分と大きな荷物を運んでるな。何が入っているんだ?
   (棺桶のように見えるが、棺桶を持ち運ぶ奴なんていないだろうしな…)」
テリー「棺桶に入れるものといったら死体しかないだろ。大方仲間の一人が死んだものの
   復活させる方法がなくて、一旦部屋に帰ろうとしているところじゃないか?」
ムーン「そうなんです。魔法を掛けても全然効果がなくって…」
スコール「(あれは棺桶だったのか…)そうか。それは大変だな」
フリオ「付き合いは短くても仲間だからな。どうにかしたいんだが…」
テリー「そんなことか。…フッ、安心しろ。俺は剣の腕も一流だが魔法も一流だ。
   死人くらい簡単に生き返らせてやる…………ザオリク!」

 シ―――ン…

テリー「……あれ?」
マリベル「馬鹿ねー。ザオリクだったらとっくに使ってるわよ。
    それが効かないから困ってるんじゃない」
テリー「ザオリクが効かないなんてどうなってるんだ…?」
スコール「(これはテリーが死んだときと同じ状況だな。あのときはレイズが効かず
    ザオリクとかいう魔法で生き返った。逆にザオリクが効かないなら…)
    ………レイズ!」
棺桶「……ん?(ガンッ!)イテっ!?ここは何処だ?真っ暗で何も見えないじゃないか!」
ムーン「あ!この声は!」
フリオ「ロック!生き返ったのか!」

 ギギー…

ロック「うわっ、眩しっ!?……って、何で俺はこんなところに?」
スコール「どうやらレイズが効いたようだな」
フリオ「…あれ?レイズなら俺もやったのに」
マリベル「あんたが失敗しただけでしょ。まったく、役に立たない男ね!」
フリオ「おかしいなぁ、レイズは失敗しない魔法なんだが…」
ロック「レイズだって?もしかして俺は戦闘不能になってたのか?」
マリベル「ええ、そうよ。見事なまでに黒コゲになってたわ」
ロック「そ、そうだったのか…」
ムーン「ロックさん、あなたが上の階に行ってから何があったのか教えていただけませんか?」
ロック「えぇと……確か上の部屋の住人と話をつけるためドアをノックしたんだが
   全然反応なくて、仕方ないからピッキングでこじ開けようとして
   ようやくドアが開いた途端ファイガをお見舞いされたんだ」
スコール「ピッキング……あんたは泥棒なのか?」
ロック「ど・ろ・ぼ・う?俺を呼ぶならトレジャーハンターと言ってくれ!」
ムーン「でも今回は泥棒と間違われたかもしれませんわ」
マリベル「お風呂とかですぐには外に出れないときに
    無理やりドアがこじ開けられたらビビるわよね」
フリオ「誤解で攻撃されても仕方ないよな」
ロック「泥棒に間違われたのか。参ったな…」
ムーン「その内非礼をお詫びしに行かないとなりませんね」
フリオ「今行っても攻撃喰らいそうだからまた今度な」
マリベル「面倒くさいわねぇ、もぅ!」
ロック「そういえばあんた達が俺を生き返らせてくれたんだよな。ありがとう、助かったよ」
スコール「この前俺達も助けてもらったからな。お互い様だ」
ムーン「ところでお二人は廊下で何をなされていたのですか?」
テリー「カジノに行こうとしてたんだ。部屋にいても暇だからな」
フリオ「カジノ?そんなのがこのマンションにあるのか?」
テリー「ああ。部屋に施設案内の紙がなかったか?」
ロック「そんなのあったか?」
マリベル「さぁ?見かけてないけど…」
ムーン「……あの、スコールさんとテリーさん。もし宜しければカジノまで
   ご一緒させていただけませんか?どんな施設か見てみたいんです。」
ロック「カジノか。俺も興味あるな」
スコール「ああ、別に構わないが…」
テリー「断る理由も無いな」
ムーン「有難うございます、スコールさんとテリーさん!」
マリベル「じゃあ早速カジノに行ってみましょうよ」



スコール「…着いたぞ」
フリオ「おおー。すげー」
マリベル「マンションの中にしてはなかなかの造りじゃない」
テリー「他にもすごろく場やいたストのできる部屋もあるんだぜ」
ムーン「あら、いたストもあるんですか?」
マリベル「いたストかぁ。一時期ハマってよく遊んだものね…」
ロック「何だ、その『いたスト』ってヤツは?」
ムーン「あら、ロックさんは知らないんですか?」
フリオ「俺も知らないな」
マリベル「結構有名なゲームだと思ってたのに知らない奴もいるのね」
フリオ「どんなゲームなんだ?」
ムーン「ええとですねぇ……いたストとはすごろくと似たゲームでして
   サイコロを振って目の数だけマスを進めるのですが…」
マリベル「マスがお店になってて、持ち主のいない店ならお金を払って自分の店にできる。
    他人の店なら買い物料を払わなくちゃならないの」
テリー「すごろくと違ってゴール地点は無く、マップをぐるぐる周ってレベルアップしながら
   金を稼ぎ、目標金額を達成した状態でスタート地点に戻ってきた奴が勝だ」
スコール「金を稼ぐには株を使うのが効果的だな…(いたストか。リノアとよく遊んだな)」
ロック「うーん」
フリオ「分かったような…」
ロック「分からないような…」
テリー「…ま、実際やってみれば分かるんじゃないか?」
マリベル「いたストが出来る部屋があるんでしょ。
    これからあたし達でプレイしてみましょうよ」
スコール「俺とテリーとムーンとマリベルで丁度4人だしな」
ムーン「ロックさんとフリオニールさんは見学してルールを覚えてください」
フリオ「そうだな」
ロック「じゃあ、その『いたスト』部屋へ行ってみるか」



ロック「ここがいたスト部屋か…」
フリオ「だだっ広い部屋だな」
ムーン「あら、壁に貼り紙がしてあるわ」
マリベル「なになに……
    下にあるタッチパネルでモードとマップと目標金額を決めてください。ですって」
スコール「最初はスフィアじゃなく通常モードのほうがいいな」
テリー「目標金額もそのままにしとくか」
ムーン「マップはどうします?」
マリベル「かなり種類があるみたいよ」
テリー「トロデーン城にアレクサンドリアに海底神殿に………ん、これは何だ?」
スコール「……オペラ劇場?聞いたこと無いな(オペラか。リノアを連れて行ったら喜びそうだな)」
ムーン「他にもラーミアとかクリスタルタワーとか見たことないマップがありますね」
マリベル「見たこと無いの?あたしはこのトロデーンとかのほうが知らないけど…」
テリー「いたストはいたストでも、いろんな種類があるのかもしれないな」
ロック「オペラ劇場って、もしかしてあのオペラ劇場なのか?」
マリベル「あら、あんたは知ってるの?」
ロック「ああ。俺の世界にもオペラ劇場ってのがあるんだ」
ムーン「だったら今回はこのオペラ劇場のマップでやりません?」
テリー「そうだな。新しいマップしは興味あるし」
マリベル「じゃあ、ルール:通常 目標金額:変更なし マップ:オペラ劇場を選択するわよ」ピッ、ピッ、ピッ

 ゴゴゴゴゴ…

テリー「な、何だ!?」
スコール「床からマスがせり上がってくる…」
ムーン「凄いですね…」
マリベル「ま、とりあえず始めてみましょう!」


   ♪いとし〜の〜 あなた〜は〜 とおい〜とこ〜ろ〜へ〜
     いろ〜あせぬ〜 とわ〜のあい〜 ちか〜ったばかり〜に♪

マリベル「さて、順番も決まったし始めるわよ」
ムーン「第一投はテリーさんですね」
テリー「でいやぁっ!(コロコロ)……よし、お前の名前は『ミセリン』だ!」
スコール「(相変わらずネーミングセンスがおかしいな…)」
ロック「この歌はセリスの…」
フリオ「ん?この歌ってロックの知り合いが唄ってるのか?」
ロック「ああ。セリスって言うんだ」
フリオ「セリスってのは女だろ?お前の彼女か?」
ロック「まあ、そんなところかな」
フリオ「ふーん…」


マリベル「次はあたしね……えいっ!」コロコロ
ムーン「あら、チャンスマスみたいね」
マリベル「うーん……お店を手に入れなくちゃ勝負にならないのに…」
テリー「店じゃなくて残念だったな」
マリベル「はぁ……あら?ウフフ!いいカードだわ♪
    勿体無いからあんた達には見せてあげないもんね〜だ!」
スコール「臨時収入のカードか。俺は…」コロコロ
テリー「お。お前もチャンスマスか」
ムーン「スコールさんは何のカードを引き当てるのかしら?」
スコール「……No.13、自分の店の価値が13パーセントダウン。か…」
マリベル「どうやらハズレを引いたようね。お気の毒様!フフフ」
スコール「(No.13。アンラッキーなカードだ。
    しかし店が一軒も無い状態でこのカードを引いたのはある意味ラッキーか…)」

フリオ「なるほど。店以外のマスもあるのか」
ロック「チャンスマスで引けるカードにはいい効果と悪い効果のカードがあるようだな」
ムーン「次は私の番ですね」コロコロ
マリベル「あら、この出目は…」
テリー「フッ。ようこそ、俺の店に」
ムーン「そうはいきませんよ。こっちのルートを通りまーす」
テリー「クソっ…」
スコール「残念だったな(このマップは分岐が多い。買い物料より株で稼ぐほうが確実か…)」

フリオ「へー。すごろくとは違って一本道じゃないんだな」
ロック「ルート取りも勝負の重要な要素ってことか…」


ムーン「今度はテリーさんの番ですね」
テリー「とうっ!(コロコロ)……よし、お前の名前は『ショッパー』だ!」
スコール「同エリアに2店目か…(しかし本当にネーミングセンス悪いな)」
マリベル「ちょっと、あんた!サイコロに細工してんじゃないの!?」

フリオ「何だ?同じエリアに店を沢山持つと有利なのか?」
ロック「そうみたいだな」




ムーン「…フフフ。私がお城に一番乗りみたいですね」
スコール「ようやく一週か」
テリー「かなりデカいマップだな」
ムーン「……はい、レベルアップっと。次はこのお金で株を買って…」
マリベル「あら?それしか株買わないの?」
ムーン「ええ。何か問題ある?」
マリベル「ううん。ムーンがそれでいいなら別に構わないけど…」

ロック「マークを集めて城に戻ると金が貰えるのか」
フリオ「株っていうのも買えるらしいな」
テリー「よし、自分の店に止まれた!仲間お店を強化するぜ!」
マリベル「えっ、もう増資!?」
スコール「序盤から随分飛ばすな…(テリーは買い物料重視タイプか)」
ムーン「テリーさんのお店、止まりたくないですわね…」

ロック「ふーん。金を掛けると自分の店がデカくなるのか」
フリオ「なんだか面倒臭そうだな…」


マリベル「フフン、レベルアップね。あたしはこの株買いましょっと」
スコール「(マリベルは相乗り狙いか。なら俺も…)俺もレベルアップだ。株はこれを買う」
テリー「なんだ、なんだ?俺のエリア大人気だな」
ムーン「マリベルもスコールさんもどうして自分と関係のないエリアの株を買うのかしら…?」

フリオ「マリベルとスコールは何がしたいんだ?」
ロック「さあ?その内分かるんじゃないか?」


テリー「よし!お前の名前は『テンテン』だ!」
マリベル「げげっ!」
ムーン「同じエリアに3店目!?」
スコール「やるな、テリー…(独占だけは防がなくては…)」

ロック「どうやら現段階ではテリーが有利のようだな」
フリオ「ああ」
ロック「だがさっきスコールがまだ序盤だと言っていた。先の展開はまだ読めないか…」
フリオ「……ていうかさぁ」
ロック「ん?」
フリオ「暇じゃね?俺たち」
ロック「確かに…」
フリオ「コレいつ終わるんだ?」
ロック「さぁ?今はまだ序盤らしいが」
フリオ「やってる奴らは楽しそうだけど、俺たちは完全に蚊帳の外だよな…」
ロック「このまま眺めてるのもいいか。とはならないな…」
フリオ「ゲームが終わるまでカジノで時間潰さないか?」
ロック「だな」

マリベル「ちょっと、あんた達!どこ行くのよ!?」
ロック「え?いや、暇だからカジノに行こうかと」
マリベル「あんた達の為にお手本見せてあげてんのよ?二人が抜けてどーすんの!?」
フリオ「でも見てるだけじゃ退屈だし…」
ムーン「まぁまぁ二人とも。後で一緒に遊んであげますから少しの間辛抱してくれませんか?」
フリオ「……まあ、ムーンがそう言うならもう少し待つか」
ロック「そうだな」
マリベル「何よそれ!あたしの言うことは聞けないってこと!?」
フリオ「い、いや。そういうワケじゃ…」
ロック「そ、それよりさ。あいつらが待ってるぞ。ゲーム再開しろよ」
マリベル「……フン。まぁいいわ。ちゃーんとあたしの勇姿、目に焼きつけときなさいよね!」



スコール「さて、ゲームを再開するか」
ムーン「誰からでしたっけ?」
テリー「俺の次だから…」
マリベル「あたしよ。………えいっ!」コロコロ

ロック「暇だな…」
フリオ「暇だよな…」
ロック「暇過ぎて死ぬかもしれない…」
フリオ「勘弁してくれよ。俺のレイズじゃ生き返らないんだから…」
ロック「なら死なないように何かやってくれよ…」
フリオ「じゃあ……ウォーズマンのスクリュードライバーをゴングで受け止めるも
   結局ベアクローで頭を抉られてしまうラーメンマンの物真似やるな…」
ロック「いや、そんなのやられても似てるかどうか分かんねーよ…」

 コロコロ…

スコール「……ゴールだ」
ムーン「おめでとうございます。スコールさん!」
マリベル「きぃぃぃぃっ!何でこのあたしが2位なのよ!?」
テリー「あそこで俺のセッキー(関所)が五倍買いされてなければ……orz」
スコール「(マリベルは結構強かったな。五倍買いした関所で改築インサイダーしなければ負けていたかもしれない…)」
ロック「ようやく終わってくれたか…」
フリオ「あれから長かったよな」
ロック「ああ。かれこれ2時間以上はプレイしてたな」
フリオ「ま、これで苦痛の時間から開放される…」
スコール「さて、ゲームも終了したしカジノに行くか」
マリベル「あ!待ちなさいよ!」
スコール「何だ?」
マリベル「勝ち逃げは許さないんだからね!もう一回あたしと勝負しなさい!」
フリオ「…え?」
ムーン「私も再戦したいです。最下位のまま終わるのは納得いきませんわ」
テリー「俺も同意見だ。五倍買いされたセッキーの恨み、絶対晴らしてやるぜ!」
ロック「…あれ?」
スコール「……分かった。一回だけだぞ」
フリオ「えええええーっ!?」
マリベル「フフフ。そうこなくっちゃ!」
スコール「だが次はスフィアバトルにしないか?(あれで使える剣技っておもしろいからな)」
ムーン「ええ、構いませんよ」
マリベル「そういえばスフィアバトルって何?あたし知らないんだけど…」
テリー「チャンスカードの発展系みたいなもんだな」
ムーン「やっていく内に分かると思うわ」
マリベル「ふぅん、そう…」
フリオ「な、なぁ、みんな…」
スコール「何だ?」
フリオ「次って俺達とゲームやるんじゃなかったのか?」
マリベル「それは後回しよ。まずは2位の雪辱を晴らさなくっちゃ」
テリー「次こそは俺が勝ってみせるぜ」
ロック「ちなみにその間、俺達は…」
ムーン「二人とは後で遊んであげますからスフィアバトルのお手本だと思って見学してて下さい」
マリベル「途中で抜け出したら許さないわよ!」
ロック「そ、そうか…」
フリオ「……orz」


マリベル「さて、まずはマップを決めなくっちゃね」
ムーン「ギミックの面白さなら世界樹や火山がいいかしら?」
スコール「飛空艇も面白いな」
テリー「天空城もなかなかだぞ」
マリベル「どれにしようかしら?悩むわねぇ…」

 ワイワイガヤガヤ、キャッキャキャッキャ…

ロック「何でもいいから早くしてくれ…('A`)」
フリオ「また苦痛の数時間が始まるのか…('A`)」
163名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/24(土) 08:05:17 ID:KSSgpZUlO
GJ!
たしかにいたストは見てる側もルール知らないと面白くないね
164名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/24(土) 12:59:56 ID:LsUeMM88O
セッツァーが欲しいところだ
165テリとスコ、他:2007/03/24(土) 17:18:57 ID:vPS4+nzuO
テリ「……おいスコール…」
スコ「なんだ」
テリ「テーブルの上を見てみろ」チラッ
スコ「?(何故こんなに警戒してるんだ?)
  コップがどうかしたのか?」チラッ
テリ「よく見ろ、その右手前下だ」
スコ「?(細かいな…)
  ……あれは!!」
テリ「タミフルだ」
スコ「タミフル…(何故ここに…)」
テリ「なんでも最近インフルエンザが流行ってるらしい。
  それでついさっきクラウドが置いてったんだ」
スコ「……(タミフルか…確か副作用は異常行動&飛び降り…。!!
  飲めば脱出出来るかも試練!お姉ちゃん!)」
テリ「……(例の副作用…元から異常な奴に飲ませたらどうなるんだ?)」


*全部屋にタミフルが支給されました。用法用量を守って正しくお使い下さい*
※10代使用不可
166名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/24(土) 17:28:06 ID:UocrTuQC0
>>165
不謹慎
167名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/24(土) 20:59:07 ID:202zwiUE0
>>164 摂津ぁーはカジノの支配人なのではなかろうか
168テリーとスコール 1/4:2007/03/25(日) 11:28:50 ID:MuLJnf8K0
テリー「暇だ。何か話でもしようぜ」
スコル「…俺は話したくない。壁にでも話してろ」
テリー「冷たい奴だな…。じゃあ話はいいから何かして遊ぼうぜ」
スコル「俺は今、ガンブレードの手入れで忙しいんだ。一人で遊んでろ」
テリー「つまらない奴だな…、分かったよ」
スコル「(やっと静かになるな…)」

テリーは そらたかく コインを なげた! コインは おちてきて テリーの てのひらにっ!
おもてだった! テリーは ニヤリと わらった!

スコル「(大人しくしている様だ…)」

テリーは おもむろに ひきがたりを はじめた!

テリー「んー んー ララララー!ねえさんは せかいの ひーかーりー!」

スコールは うたごえに ききいった!

スコル「(良い歌だ。…はっ、手入れの途中だった)」
169テリーとスコール 2/4:2007/03/25(日) 11:29:29 ID:MuLJnf8K0
テリーは とおくを みつめながら フッ……と キザな わらいを うかべた……。
しかし そのしぐさとは うらはらに どうしようもない やるせなさが テリーを おおう!
テリー「くそーーっっ!!」
テリーの こうげきりょくが あがった!

スコル「(今度は何だ?)」

テリーは バラのはなを くちに くわえて つるぎのまいを おどりはじめた!
テリーの やいばが ビュンビュンと スコールの からだを かすめる!

スコル「イタッ!痛い!止めろっ!ぐっ…。くそっ!ガンブレードの錆にしてやる!」

テリーは たたかいの リズムに あわせて タップダンスを はじめた!
これは うまいっ! こうげきが よけやすくなったぞっ!

スコル「あ!おいっ!逃げるな、このっ!」

テリーは デュランの もとに いたとき おしえてもらった あそびを おもいだそうとした。
デュラン「つよくなるのだ もっと つよく……。」
デュランの ことばが よみがえってくる!
テリー「うおおおおーーっっ!」
テリーの まわりに いなずまが ほとばしった!

スコル「ぎにゃーーーーっ!!!」
170テリーとスコール 3/4:2007/03/25(日) 11:31:49 ID:MuLJnf8K0
スコル「…わかった、一緒に遊ぼう」
テリー「ん?いいのか?じゃあ下に温水プールが有るからそこに行こうぜ!」


テリー「まだ決まらないのか?先に着替えてプールに行っておくぞ」
スコル「ああ。(何でただの売店なのにこうも水着の種類が多いのだ?)…これでいいか」

スコル「待たせたな」
テリー「ああ、じゃあさっそ……うおおおおーーっっ!」
スコル「ぎにゃーーーーっ!!!」


スコル「いきなり何だ!?」
テリー「す、すまない。ただそのビキニパンツを見ていると無意識の内に…」
スコル「もういい。泳ぐぞ」

ザバン!
171テリーとスコール 4/4:2007/03/25(日) 11:32:19 ID:MuLJnf8K0
スコル「(広くて楽しいな。ん、足に何か…)おいテリー、悪ふざけは止めろ」
テリー「は?お前こそ止めろよ」
スコル「???」
テリー「???」

ザッバーーン!!

???「ひょっひょーい!若い子二人も捕まえちゃったもんね!」
スコル「紫の蛸!?」
テリー「こんなモンスター見たこと無いぞ!?」
???「ん?ん?よく見たら男やないかー!ワイは男は嫌いなんやー!」

ポイッ

スコル「うわっ!?何をする!この気持ち悪い化け物!」
???「このオルトロス様にむかって気持ち悪いだと。もー許してやんないもんね!」
テリー「おーい、オルリン!」
オルト「誰がオルリンや!」
テリー「ほーら、霜降り肉だぞー」
スコル「(何処に隠し持ってた)」
オルト「霜降り肉 わいのこのみや…… ポッ」
テリー「ヒソヒソ…面倒だし今のうちに戻るぞ」
スコル「ヒソヒソ…ああ」

オルト「旨かった。おい、もっと…あれ、もしかして置き去り?置き去り?」
172名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/25(日) 15:01:44 ID:98WKAxO10
テリーww
テリーが好きになってきた。
173セクシー部屋のソーンとゾーンとケフカ 1/2:2007/03/26(月) 07:05:07 ID:eDRt1Lu40
パタパタパタパタ.......
クジャ「どうも外が騒々しいね」
シーモア「先ほどから誰か廊下を走っているようです。こちらへ来ますよ....1人.......また1人...」

パタパタパタパタパタパタ.................ガチャッ ドタドタ バタン!

ソ/ゾ「かくまってほしいでごじゃる/おじゃる〜!!」
クジャ「おやおや!まさかこんな所でキミたちに会えるとは……
    さすがに今日ばかりはこの僕も、運命ってものを信じようって気になったよ」
ソーン「 ! ク、ク、ク、クジャ様!!」
ゾーン「これぞまさしく、前門の虎...、」
ソーン「...後門の狼、でおじゃる!!」
ゾーン「いかなる時もコンビネーションだけはばっちりでおじゃる。(*´・∀・)(・∀・`*)ネー 」
シーモア「そうれはそうと、何事です?」
ソーン「逃げているのでごじゃる!」
ゾーン「かくまってほしいのでおじゃる!」
シーモア「よろしい。ひとまず隠れなさい」

 バーーーンッ(ドア開く)

ケフカ「ひょっ ひょっ ひょっ ................ぼくちん登場」
シーモア「これはこれは、先日お目にかかった、ええと.....”こわい生き物”さんですね。
    この間は挨拶もせず失礼をいたしました。私はエボン寺院老師...」
ケフカ「挨拶などどうでもいい!ところで、道化師の双子がここに逃げ込んだのを見たのですが?」
クジャ「(ちょっとボクもお芝居に混ぜてもらおうかな)ずいぶんとご機嫌ななめのようだね。
     その双子はキミの兄弟か何かなのかい、道化師くん?」
ケフカ「お前達には関係のないことだ。それより、ここにいるのか?」
クジャ「さあ。ピエロはボクの目の前にひとりいるだけだけどなあ」
ケフカ「(お前あとでアルテマの刑ですよ) ヒッヒッヒ!隠しても何もいいことはないのにねえ......」
セフィロス「まったくだ。そら、こいつらのことだな (ポイッ おじゃっ ポイッ ごじゃっ) さっさと連れて帰れ」
シーモア(...セヒロスさぁぁん!(T△T)
クジャ「もう、ノリが悪いなあ」
174セクシー部屋のソーンとゾーンとケフカ 2/2:2007/03/26(月) 07:05:42 ID:eDRt1Lu40
ケフカ「素直でよろしい。この間、腹が立つと言ったのは取り消してあげましょう。今だけ。
   (クルッ)それはそうとフタゴ、さあ、ぼくちんの大事な「操りの輪」を返すのだ!」
ソーン「だからそれは...」
ゾーン「遊んでいるうちにどこかへ行ってしまったのでおじゃる〜」
ケフカ「ふんっ、あくまでシラをきるつもりなら、拷問にかけてさしあげましょうか?」
セフィロス「どうでもいいが帰ってからにしろ。玄関先で拷問なぞされた日にはうるさくてかなわん」
ケフカ(聞いてない)「ヒッヒッヒ......悲鳴の二重奏か。それなりに聞きごたえがあるだろうねえ.......」
ソーン「た、助けてほしいでごじゃる〜〜」
クジャ「ハハハッ!お前たち、なかなかいい友達を見つけたようじゃないか。お似合いだよ」
ケフカ「ほう、お前はこのフタゴーズと知り合いなのですか?」
クジャ「まあ昔ちょっと、ね。でも絶望的なまでに役立たずだし、
   その珍妙な格好はボクの美しさにはとうてい釣り合わないから、君にあげるよ」
ケフカ「いりませんよ。こんなもの」
シーモア「では私にください」
ケフカ「あげませんよ。お前になぞ」
シーモア「何なんですか一体」
クジャ「欲しいの?シーモア。じゃあ、あげるよ、ボクから」
シーモア「いえ、言ってみただけですから」
クジャ「キミけっこう無責任な発言するよね」
シーモア「聞かなかったことにしてください」
ソーン「あの〜...あげるとかあげないとか」
ゾーン「人をモノあつかいしないでほしいでおじゃる」
ソーン「そういうおつもりは、いけないのでごじゃる」
ケフカ「それはぼくちんのセリフでおじゃる!............ぬわーーーっっ!!
   間違えたあぁぁぁ!!!シンジラレナーーーーーーイ!!!!うきーーーーーーーーーっ」

セフィロス「いいからさっさと帰れ!!!!!怒」
ロック「さて、今日の出前は何にするか…」
マリベル「あー、何かもう出前も食べ飽きたわね」
ムーン「でも料理が出来ないんですもの、仕方ないわ…」
フリオ「いやみんな、そう悲観することはないぞ」
ムーン「どういうことですか、フリオニールさん?」
フリオ「俺のステータス画面を見てくれ」
ロック「ステータス?」
フリオ「こいつをどう思う?」
ムーン「すごく……青いです……」
マリベル「顔グラ付きだなんて豪勢ね」
フリオ「いや、そうじゃなくって……ここを見てくれ」

  りょうり  16−00

ムーン「これは…?」
フリオ「俺の料理の熟練度が遂にMAXになったんだ!」
ロック「お前>>51-53からずっと熟練度貯めてたのか…」
フリオ「これで料理のことならバッチリだぜ」
マリベル「ってことは、もう出前に頼らなくてもいいのね」
フリオ「ああ。これからは旨い手料理を食べさせてやるぜ!」
ロック「それは助かるな。正直出前にはうんざりしてたからな」
ムーン「フリオニールさん凄いです!私ちょっと尊敬しました」
フリオ「んじゃ、料理してくるから少し待ってろよ」
ロック「これで久しぶりにまともな食事にありつけるな」
ムーン「フリオニールさんまだかしら?」
マリベル「あたし、もうハラペコだわ…」
フリオ「みんな、お待たせ〜」
ロック「おっ、やっときたか」
マリベル「で、で?何の料理を作ってきたのよ?」
フリオ「ふっふっふ……そう焦るなよ。
   ……俺の作った料理はこれだ!じゃじゃーん!!」

つ きのこの炊き込みご飯、エリンギと舞茸の和風サラダ、きのこの天麩羅
   しめじの和風スパゲッティー、きのこの炒め物、なめこ汁、etc…

ロック「………き、きのこばっかだな」
フリオ「最近偏った食事ばっかだったからな。ヘルシーにきのこ料理にしてみたんだ」
ムーン「うわー、美味しそう!」
マリベル「アンタやるじゃない!」
フリオ「じゃ、冷めないうちに早く食べようぜ」
ムーン「そうですね」
マリベル「いっただきま〜す!」


ムーン「美味しいですね、この天麩羅」
マリベル「炊き込みご飯もダシが効いてて美味しいわ」
ムーン「やっぱりご飯は手作りのほうがいいですよね」
マリベル「当然じゃない。あー、出前生活から開放されて清々するわ!」
フリオ「まだまだお替りあるからたくさん食べてくれよ」
ムーン・マリベル「はーい」


ロック「もしもし、ストライフ・デリバリーサービスか?
   悪いが今日も出前を頼む……Sサイズのミックスピザ、マッシュルーム抜きで…
   ……ああ。今日は一人前でいい……すまないが宜しく頼む……」
177名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/27(火) 19:47:59 ID:Sfrd2dff0
そういえばロックはキノコが嫌いだったな。
中ったから。

キノコおいしいのに。
キノコだけ食べて生きられるのに。
178セクシー+ケフカとゾーンとソーン 1/8:2007/03/27(火) 20:40:35 ID:q/whSbStO
シー「だし巻き卵をふっくらと…中はほんのりとろりな旨みを残し、かつ外側は程よく焼きあげる!
 見ていてくださいますかユウナさん!!私はあなたのために、料理ができる夫になりました!!
 この部屋を脱出した暁には、正装をして迎えにゆきましょう。少しだけ待っていてくださ…」

セ「えぇいうるさい、ごちゃごちゃ抜かすな!!」ドタンバタン
ク「セフィロスこそいい加減にしておくれよ!!」ガタンガタンバキッ

シー「………。
 やっとお客さんが帰られたと思ったら、またやたらとうるさく…
 しかし…何時ものことか。放っておk」

ク「フレアスター!!」ズガァァァン!
セ「スーパーノヴァ!!」ズドォォォン!

シー「…わけにもいきませんよこれじゃ!!何の騒ぎですか!!」
ク「あ、シーモア!ちょっと、君もセフィロスを止めてくれないかな、
 いきなり人の服を脱がせようだなんて恥じらいがないにも程があるよ!」
セ「誤解を招く言い方はよせ!!洗濯担当がそろそろその趣味の悪い服を洗ってやろうと言っているのだ。
 昨日から丸一日以上着ているだろうが、その服は。いいから洗わせろ、手荒いはまとめてやりたいのだ」
シー「…クジャさん、その服、確か同じものを三着持って歩いてませんでしたか?」
ク「そうだよ。この服がボクの美しさには一番適しているからね」
シー「ならば、着替えても特に問題は…」
セ「腹立たしい事このうえないが、私が蘇生されるまでの間洗濯していなかった貴様が悪い」
ク「ぼ、ボクは水仕事なんかしないのさ。このすべらかで美しい手が万が一にも荒れてしまうことがあったなら…」
セ「だから洗ってやると言っているだろうが!」
ク「まだ替えの二着が乾いていないじゃないか!その間何を着ていろって言うんだい!?」
セ「箪笥に予めパジャマ類等は一揃い入っていただろうが!
 大体だ、寝るときもその服を着たまま上だけ脱いで半裸で寝るのが信じられん」
シー「…いや、セフィロスさんのくまさんパジャマも似合ってないですよ…」
セ「この身長に合うサイズがあれだけだったのだ!!」
ク「いい加減着替えたいのはやまやまだけど、ボクはある程度ひらひらした衣服じゃないと耐えられないんだよ!!」
セ「駄々をこねるな!」
179セクシー+ケフカとゾーンとソーン 2/8:2007/03/27(火) 20:44:49 ID:q/whSbStO
シー「あの、ひらひらのどこがそこまで重要なのですか?」
ク「…誰だって、人に見せたくない過去の一つや二つあるものだろう?」
セ「…なんの話だ…?」
ク「過去というより、永遠に消せないものだけど…」
シー「あぁ、ひょっとして」
ク「察してくれるなら話が早いね。…ボクは認めたくないのさ、自分がつくられた人形だなんて事実は。
 この一線だけは譲りたくないんだ。ともかく!ボクは脱ぐ気はないよ、セフィロス」
セ「…仕方ない、勝手にしろ」
シー「(セフィロスさんが折れるとは、珍しい…)」
セ「ところで料理担当、この…焦げたような匂いはなんだ?」
シー「!!!!!」
ク「ちょっと香ばしすぎる香りがするよね。味はどんな風になるのか、興味くらいならわかないこともないけど」
シー「…………」
セ「元の料理がなんだったか、話す気になったなら聞いてやるぞ」
シー「…すいませんユウナさん、すぐに作り直しますッッ!!」ダダダダダ… ガンッ「痛いッ!!」
ク「…うーん、だいぶ混乱してたね。頭でもぶつけたのかな」
セ「あのうっとおしい前髪、折れたかもしれんぞ?」
シー「〜〜ッッ、戸棚を開け離しにするとは…私としたことが…!
 しかもそのうえ何故上からこんなものが落ちてくるですか!!」ポイッ
セ「…さすがに折れはしなかったか、つまらんな。では私は残りの洗濯物を片付けてくる」ヒュルルルルル…
ク「行ってらっしゃい。うーん、ボクは別にすることもなくなっちゃったし…」スポッ
ク「………。……?いま、なにか…あれ?なんか…おかし………」
180セクシー+ケフカとゾーンとソーン 3/8:2007/03/27(火) 20:47:37 ID:q/whSbStO
シー「私の自信作が…私の…!」
セ「スマナカッタ。反省シテイル申シ訳ナイ。…これでいいか?」
シー「良くありません…もっと心を込めて謝ってください。
 私と、あなた方が暴れなければきっと美味しく作れていた筈のだし巻き卵に!!」
セ「だからと言って何故風呂場に押し掛けてきて洗濯の邪魔をするのだ!いいから料理を作り直せ!」
シー「少しくらい慰めてくれてもいいでしょう!あぁ…ユウナさんならばあの綺麗な瞳で私を見つめ、
 私の手をとり、私の中の元気を呼び覚ましてくれるでしょう…」
セ「(まだ混乱しているのか…)とにかく、そんな用ならクジャに頼め。私は忙しいのだ」
シー「えーと…正直言うとそれもどうかと…」ガラガラッ
ク「ご飯の用意が出来たよ。洗濯はボクが後でやっておくから、先に食べて欲しいな」
シー「……はい?」
セ「ク、クジャ…!?」
ク「あぁ、流しは片付けておいたから。とにかく冷めないうちに食べておくれよ」
シー「あ、あの、クジャさん、その格好はいったい!?」
ク「ん、これかい?勝手にパジャマに着替えたのさ。迷惑だったらやめるけど」
セ「…あ、あれほど嫌がっていただろうが…尻尾が見えているぞ…?」
ク「嫌がる?ボクが何かにそんな感情を抱くことなんてないはずだよ」
シー「クジャさん…?ど、どうかしましたか?頭でもぶつけましたか?」
セ「お、おい、クジャ?正気か?…シーモア、貴様確かエスナ使えたな…?」
ク「おかしいことを言うなぁ。ボクがそんなに変かな?確かにジェノムは普通の人とは違うけど」
シー「……」
ク「とりあえず食べようよ。冷めてしまったらまたボクが作り直さなくちゃならないだろう?」
181セクシー+ケフカとゾーンとソーン 4/8:2007/03/27(火) 20:53:10 ID:q/whSbStO
ク「どうかな?自分なりには、すごく頑張ってみたんだけど」
セ「…美味いな」
シー「おいしい、です…」
ク「うん、良かった。お代わりもあるからね」
シー「(…あの、セフィロスさん)」
セ「(言われんでもわかっている…あれ程水仕事を嫌がっていたのを急に料理など、何かあったとしか思えん)」
シー「(クジャさんは主に掃除担当ですからね。)…あ、あの、クジャさん…」
ク「ねぇ、ボクみたいな存在に『さん』付けなんてしなくてもいいんだよ?」
シー「!? いえ、あのですね…そうではなく」
セ「わかった、私に任せろ。こういう症例は覚えがあるからな」
シー「は、はぁ…。では、よろしくお願いします」
セ「よし。…そう。悲しむふりも、ナルシストの演技も必要ない。何故ならおまえは…人形だ」
シー「えぇぇぇ!?いやいやいやそれってどう考えても!」
ク「人形…ボクは……人形?」
シー「えええええ!!??効果アリですか!?セフィロスさん、これじゃまずいですよ絶対!」
セ「シーモアは黙っていろ。おまえのやるべきことはなんだ?」
ク「魂の器…ガーランド?ボク、来ました。あやつりの輪、持ってきました。どこにいるのですか…」
シー「…あやつりの輪?『こわい生き物』さんがおっしゃっていた…
 まさか、今まさにクジャさんが頭にはめてるこれですか?てっきり新手のアクセサリーかと!」
セ「やはりこれが原因か。…さぁ、人形よ、答えろ。貴様の主人はどこにいる?」
ク「…ガーラン、……?…違……、…ケフカ?………ぐげ」
シー「…壊れてしまいましたが」
セ「構わん。その人形は暫くそのままにしておけ、家事は全て頼める筈だぞ」
シー「…いいんですか?」
セ「そうだな。人形よ、おまえのご主人様は待てばそのうち来るだろう。それまで洗い物と掃除でもしておけ」
ク「…ご主人…様…?」
セ「クックックッ…これであのふざけた道化師を倒しに行く口実が出来たわけだ…素晴らしい」
シー「まずくないですか?」
セ「同居人の仇討ちに来たとでも言えば通じると思うが?では、さっそく…」パタパタ… 「む?」
シー「なにやら聞き覚えのある足音が聞こえますが…(もうこうなったら止められませんね…)」パタパタパタ…
セ「クックックッ…都合良くも向こうからやって来たか、道化師どもめ…!!」
182セクシー+ケフカとゾーンとソーン 5/8:2007/03/27(火) 20:57:23 ID:q/whSbStO
ゾーン「もう駄目でおじゃる〜!」
ソーン「に、逃げるでごじゃる〜!」
ケフカ「待て、待ちなさーい!!ぼくちんのあやつりの輪をどこへやったのですか!」
ソーン「も、もうこの部屋しかないでごじゃる!」
ゾーン「クジャ様の部屋でおじゃるよ!」
ソーン「でも、追い付かれてしまうでごじゃる!」
ゾーン「も、もうどうにでもなれでおじゃる!」
ソーン「かくまって欲しいでごじゃる〜!」ガチャッ
シー「や、やはりこうなるのですね…。とにかくあなた方はこちらへどうぞ」
ゾーン「へ?」
ソーン「助けてくれるのでごじゃるか?」
ケフカ「こらー!そこのお前!そのフタゴーズをこちらへ渡しなさい!!…ん?」
セフィ「クックックッ…待っていたぞ。同居人の仇を討たせてもらおうか」
ケフカ「お、おまえまた会いましたね!
 ふんふん、や〜っぱりムカつくヤツですねぇ。ぼくちんは神ですよ?カッ!ミサマに逆らうのかな?ん?」
セフィ「神は二人も必要ない。その座につくのは…私だ」
ケフカ「…うきー!調子乗ってますね?調子乗ってるでしょう?そんなヤツにはお仕置きですよ!!」
セフィ「それは私の台詞だ!!」
183セクシー+ケフカとゾーンとソーン 6/8:2007/03/27(火) 21:00:22 ID:q/whSbStO
シー「ああぁぁ、やはりこうなるのですね…止められないこともわかってはいましたが…」
ソーン「め、目玉が縦の生き物はこわい生き物と戦うでごじゃるか?」
ゾーン「どうしてでおじゃる?我らを助けるでおじゃるか?」
シー「いえ、正直なところ、単にお互いに気に入らないだけだと思いますが…。
 一応、セフィロスさんのほうはクジャさんのカタキという名目を掲げていますね」
双子「「!!!!!」」
ソーン「く、クジャ様の…」
ゾーン「カタキでおじゃるか!?」
シー「い、いえ、失礼、本当にやられたり戦闘不能になったりしたわけでは…」
クジャ「ボクならここにいるけど。ごめんね、洗い物をしていたのさ。お客様かな?今お茶を出すよ」
ソーン「ク、ククククク」
ゾーン「クジャ様!?」
ソーン「お、お茶でごじゃるか!?」
ゾーン「わ、我らクジャ様にそのような…!!」
シー「(しまった、またややこしい事になった…!!)」
クジャ「キミたち…どこかで会ったかな?…う…頭が…痛い…?」
シー「クジャさん!?」
クジャ「…キミたちが…ボクの…?…ご主人…様…?」
双子「「(゚Д゚)!!??」」
ゾーン「わ、我ら、クジャ様にお遣えしていたでおじゃるよ!」
ソーン「我らのクジャ様はこのような人ではないでごじゃる!」
クジャ「ボク、は…キミ…たちは……ゾーンに…ソーン……?」
シー「クジャさん?まさか正気に!?」
ゾーン「クジャ様は、もっと堂々として!」
ソーン「頭の上に、変な輪っかなんか乗せなかったでごじゃる!!」 パッ
クジャ「うぅ…ッ!?」
シー「(あ、あやつりの輪が!…セフィロスさん、怒るでしょうが…私のせいではありませんし…)
 クジャさん、大丈夫ですか?」
クジャ「う…し、シーモア…?ボクは…いったい…」
ゾーン「我らは偉そうでかっこいいクジャ様を!!」
ソーン「お慕いしていたのでごじゃる〜!!」
クジャ「……!!」
184セクシー+ケフカとゾーンとソーン 7/8:2007/03/27(火) 21:04:38 ID:q/whSbStO
ケフカ「な〜かなか…やりますねぇ…。この私を…二度までも…追い詰めるなんて…」
セフィ「…貴様の実力は…認めてやる…。だが…勝つのは私だ」
ケフカ「ボロボロのくせに…いきがっちゃって…みっともないですよ…」
セフィ「貴様に…言われたくはないがな…!」
クジャ「…ねぇ、ちょっといいかな?」
セフィ「クジャ…?あとにしろ…」
クジャ「うーん、ごめんね。どうしても今じゃないと駄目なのさ。
 そこのキミ、ケフカ君だっけ?このあやつりの輪、キミのものじゃないのかな」
ケフカ「そ、それはぼくちんの…!かえしなさい!…コラ!返せ!」
クジャ「やっぱり。ということは、ボクがあんな目にあったのはキミのせいだと言うことだね。
 …あと、セフィロス?随分とボクを、人形どころか家政婦か奴隷みたいに扱ってくれたよね」
セフィ「あとにしろと言って…」
トランスクジャ「うん、…弁解は後で聞くよッ!!」

ソーン「ク、クジャ様が赤くなったでごじゃるよ!」
ゾーン「飛んでいるでおじゃる!」
双子「「トランスでごじゃる〜!!」」
シー「…確かフェニックスの尾、一枚しか余っていなかったような…またクラウドさんに多めに頼んだほうが…」

トランスクジャ「サンダガ!フレアスター!!…くらえ、アルテマッ!!!!」

 ドォォォォォォン

ケフカ/セフィ「「ウボァー!?」」
185セクシー+ケフカとゾーンとソーン 8/8:2007/03/27(火) 21:07:11 ID:q/whSbStO
クジャ「いいかい、キミ達。さっさとその死体を連れて帰っておくれ」
ソーン「り、了解したでごじゃる」
クジャ「あとね、心優しいボクは、フェニックスの尾を一つだけあげるから、気が向いたら使うといいよ」
ゾーン「わ、わかったでおじゃる」
クジャ「それから、フライヤと言ったかな、キミ達のもう一人の同居ネズミにおみやげがあるのさ。
 このスパンコールドレスだよ。カジノで貰ったはいいけど、どうしようもなくてね」
ソーン「ちゃんと届けておくでごじゃる」
シー「…クジャさん。セフィロスさんの上に乗って話すのやめたらどうですか?」
クジャ「ボクは忘れてはいないよ、無理矢理洗い物なんかさせられたこの恨み」
ゾーン「わ、我らはもう帰ってよいでおじゃるか?」
クジャ「あぁ、そうだね。もう消えてもらって構わないよ」
ソーン「そ、それでは」
ゾーン「失礼するでおじゃる〜」
クジャ「…フフ、流石のボクもちょっと疲れてしまったよ…、やけに頭が痛いんだ…。少し寝るね」
シー「ご愁傷さまでした。私はさっさとクラウドさんに電話してきます」

ソーン「こわい生き物を運ぶことになるとは思わなかったでごじゃる…」
ゾーン「重いでおじゃる」
ソーン「頑張るでごじゃるよ」
ゾーン「しかしクジャ様はどうしたでおじゃるか?」
ソーン「わからないでごじゃる」
ゾーン「様子が変だったでおじゃる」
ソーン「でも、強かったでごじゃる」
ゾーン「かっこよかったでおじゃる」
ソーン「ところで、我らの遊んでいた輪っかはどこへいったでごじゃる?」
ゾーン「わからないでおじゃる」
ソーン「またどこかへ行ってしまったでごじゃる」
ゾーン「ともかく今は、部屋に帰るでおじゃる」
ソーン「それがいいでごじゃる」
186名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/28(水) 14:07:55 ID:g5wM/OaL0
職人様方、GJであります!

フライヤにスパンコールドレス………想像デキナ〜イw
187名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/28(水) 15:06:13 ID:WYhLkKrIO
>カッ!ミサマ
ケフカwww
しかしセクシーの部屋の人、ネタの中に伏線貼ってあるとか普通に凄いよな…。
この量携帯から打ってるんだから超乙。超GJ。
188名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/28(水) 17:45:29 ID:A7stIzjPO
セフィロス→父・亭主関白
シーモア→母・胃痛持ち
クジャ→息子?・自由奔放

ポジションこんな状態だなwww
唯一ボス格キャラ揃いなのに一番所帯じみちゃってていい!
銀竜出せないのが残念でならない。あのキャラがたまらんかった
189名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/29(木) 03:16:02 ID:y6jfFYYjO
セクシーテラオモシロス
さりげなく伏線貼ってある気がするので今後にも期待
190名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/30(金) 02:29:52 ID:Lc+vLpclO
おい、また閉じ込めか……



と思って>>1から読んでみたらテラワロスwww
セザウシで笑い死ぬかと思った……

職人の皆さん、これからも正座して待ってます。
191名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/31(土) 17:17:19 ID:/p90nug8O
下がりすぎage
192テリーとスコール 1/2:2007/04/01(日) 10:27:55 ID:6Tuaczw00
スコル「なあテリー、俺もあの魔法のじゅうたんが欲しいのだが…」
テリー「じゃあお前もベストドレッサーコンテストに出てこいよ。俺がフクロンにあるものでコーディネートしてやるぜ!」
スコル「お前が?(こいつに任せて大丈夫なのか?何しろネーミングセンスは壊滅的だ…)」
テリー「あ、その目は疑っているな?俺は優勝者だぞ」
スコル「それもそうだな」
テリー「よしっ!まずは…これ、ステテコパンツ!」
スコル「…本気か?」
テリー「ああ。お前の世界では違うのかもしれないが俺の世界じゃ下着はかなりカッコいい事になっている。
  俺には装備できないのが残念なくらいだ」
スコル「そうか…」
テリー「次にパンツといえば…、あったあった。覆面!」
スコル「(パンツに覆面は当たり前なのか…?)」

ムーン「くしゅん!」
マリル「ドアが無いから風邪でもひいたんじゃないの?」
ムーン「いえ、きっと誰かが偉大なご先祖様のお話をしているんだと思います」
193テリーとスコール 2/2:2007/04/01(日) 10:28:27 ID:6Tuaczw00
テリー「後はボーナス点も大事だな。えっと…これこれ、おなべのふた!」
スコル「……(きっとこいつの世界と俺の世界の価値観はかけ離れているんだ。だとすればこいつのセンスも納得いく)」
テリー「おお!スコール、凄いカッコいいぜ!早速受付に行ってこいよ!」
スコル「ああ…、行ってくる(恥ずかしい。こんな半裸で出歩く奴の気が知れない…)」

クジ「くしゅん!」
シーモ「風邪ですか?(そんな格好で居るから…)」
クジ「違うよ。きっと誰かが僕の美しさを褒め称えているのさ。美しいって罪だね」
シーモ「…そうですね」

スコル「おい!テリー!」
テリー「どうした、スコール?」
スコル「騙したな!?受付をするまでも無く追い返されたぞ!」
テリー「ハハハッ!よーく日付を見てみろ」
スコル「…エイプリルフール」
テリー「ここまで騙されるとは思わなかったけどな!あ、でも全部が嘘じゃないんだぜ。
  下着は女性だとかなりカッコいいし、パンツとふたでボーナス点も貰える」
スコル「…ボーナス点は本当なのか(やっぱり価値観が分からない…)」
194名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 13:04:56 ID:J70v2ABMO
GJ!テリーww
テリーのキャラのおかげでなんの疑いもなく見事に引っかかってしまったw
195名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/01(日) 15:05:39 ID:+kaMjZYOO
フクロンが欲しい
196フライヤとソーンとゾーンと..ケフカ?:2007/04/01(日) 21:32:40 ID:m3k2izK90
>>60  そうは言っても、やっぱりケフカは狂ってナンボだと思うんだよ。


フライヤ「はて、これで蘇生はしたはずじゃが......なかなか目覚めぬのう
ソーン「のびたままでごじゃる」
ゾーン「へばったままでおじゃる」
ソーン「いいながめでこじゃる」
ゾーン「まったくでおじゃる」
ソーン「そーれ、つついてやるでごじゃる〜」
    ツンツン ツンツン ツンツン ツンツン
ケフカ「むむむ...............はっ  ここはどこですか」
フライヤ「おお、気が付いたか」
ケフカ「頭が...痛い....」
フライヤ「どこで暴れておったのか知らぬが、死体になって帰ってくるとはの。まったく、人に迷惑をかけるのもほどほどにせい」
ケフカ「状況がよくわかりませんが...どうやら、助けていただいたようですね。.....ありがとう、お嬢さん!」
フライヤ「?! な、なんじゃ、気色のわるい!まあ、礼ならばそこの2人にも申すがよい。
     おぬしをここまで運んでくれたのは、あやつらなのじゃから」
ケフカ「そうでしたか。お二方、ありがとうございました。見ず知らずのこのぼくに、情けをかけてくださるとは」
ソーン「見ず...」
ゾーン「知らず?」
フライヤ「おぬし、私達のことが思い出せぬと申すのか?冗談にしても笑えぬぞ」
ケフカ「はて、皆様とは今はじめてお目にかかったような......おお、申し遅れました。(ササッ 正座)
    ぼくはケフカ・パラッツォ。ガストラ皇帝のもとで魔導の研究をしている者です。どうぞお見知り置きを」
ゾーン「ふ、ふ、深々と頭を下げているでおじゃ〜る!」
ソーン「こ、こ、これは異常事態でごじゃ〜る!!」
フライヤ「お、お、おぬし、大丈夫か?!先ほどから、おぬしらしくもないぞ!」
ケフカ「ええと...ぼくは研究所で魔導注入の実験に参加していたはずなのですが.....ここは...?」
フライヤ「おぬしがどういう経緯でここへ来たのかは私達にもわからぬ。
    おぬしはそこの、あ〜...洗面所(=トイレ)から、唐突に現れたのじゃった。どうじゃ、少しは思い出したか」
ケフカ「うっ.....はっきりと思い出せない。その前も......ずっと前のことも......」
197フライヤとソーンとゾーンと..ケフカ? 2/4:2007/04/01(日) 21:33:24 ID:m3k2izK90
ケフカ「はっ こうしてはいられません。ぼく、早く研究所に戻らなくては。皆さん、ご縁があったらまたお会いしましょう!さよならっ」
 
    ガチャッ バタン タタタタタ.........

ソーン「行ってしまったでごじゃる」
ソーン「かな〜り様子が変だったでおじゃる」
フライヤ「まあ、放っておこう。縁があろうとなかろうと、どうせすぐここに戻ってくるのじゃろうからな」
 
    ガチャッ ボタ ボタ ボタ

ケフカ「あ、あれ??ここは...」 ボタ ボタ ボタ
ゾーン「ひ〜〜〜!ち、血だらけでおじゃる〜〜!!」
ソーン「ち、血まみれでごじゃる〜〜!!」
フライヤ「いったいどうしたのじゃ!」
ケフカ「それが.....廊下で出会った見知らぬ方が、ぼくの顔を見るなり殴りかかってきたのです」
ゾーン「ははぁでおじゃる」
ケフカ「さんざん殴られました。次に出会った背の高い方は、出会いがしらに抜き身の剣を振りかざして追いかけて来るし」
ソーン「それは...こわいでごじゃる」
ケフカ「こわかったです、ホント。ようやく出口にたどり着いたと思ったら、黒い犬がものすごい剣幕で噛み付いて来て.....いたた...
    ハァ......いったいぼくが何をしたというのでしょう?」
フライヤ「うむ、まあ、いろいろじゃ。それより、ここは閉じ込めマンションじゃ。そう簡単に外へは出られぬ。当面はここで暮らすことを覚悟するがよい」
ケフカ「で、では、ぼくは研究所に帰れないのですか?
    そんな.......ぼくがいなくなったと知ったら、ああ、小さいセリスがどんなに悲しむことだろう! オイオイオイ(泣)」
フライヤ(その「小さいセリス」に思いっきり裏切られたらしいことは、黙っておいてやろうかの)
    「まあまあ、泣くでない。せっかくのメイクが台無しじゃぞ?」 つ ハンカチ
ケフカ「はい、どうも........え、メイク? 何のことですか?」
フライヤ「........」 つ 手鏡
ケフカ「な,......な....ななななな何ですかっ、この厚化粧は〜〜〜?!」
  ダダダダダ バタンッ  ザー バシャバシャ......
ゾーン「おかしくなったというべきでおじゃるか」
ソーン「まともになったというべきでごじゃるか」
フライヤ「わからん.......」
198フライヤとソーンとゾーンと..ケフカ? 3/4:2007/04/01(日) 21:34:22 ID:m3k2izK90
ガチャッ
ケフカ「......お騒がせしました」
フライヤ「この程度のこと、気にするでない。普段のおぬしの方が1000倍も騒がしいわ」
    ほほう、こうして見るとおぬしなかなかに男前じゃな」
ケフカ「そんなあ。照れますね...あははは!」
ソーン「照れ笑いでごじゃる」
ゾーン「さわやかでおじゃる」
ソーン「二重にありえないでごじゃる!」
ケフカ「先ほどは挨拶もそこそこに飛び出してしまって、すみませんでした」
フライヤ「いや、頭は下げんでくれぬか。どうも不気味でならん」
ケフカ「はあ...ところで、閉じ込めマンション、とおっしゃいましたっけ?」
ソーン「そうでごじゃる。レス1000まで出られないのでごじゃる」
ゾーン「あきらめるのでおじゃる」
ケフカ「何をおっしゃいます。希望を持ちましょうよ、希望を!」
フライヤ「それをおぬしが申すか?!」
ケフカ「みんなでいっしょうけんめい考えれば、きっと脱出方法も見つかりますよ。ねっ! (白い歯キラリン激スマイル)  
    ...あの、どうして皆さん一斉にあとずさりなさるんですか?」
フライヤ「すまぬ。なにか裏があるのではないかと勘ぐってしまうのじゃ。ま、座ってくれ。茶でもいれるからの」
ケフカ「お嬢さんこそ、どうか座っていてください。お茶はぼくがいれてさしあげますよ」
フライヤ「いや、ありがたいが、おぬしは急須に触ってはいかん。それがこの部屋の取り決めじゃ。
    この間、おぬしのいれた茶でそこの2人が死にかけた」
ケフカ「そう...ですか.....何も思い出せない.....」
フライヤ「記憶喪失か。まあ、よくある話じゃ」
ケフカ「魔導注入から...ぼくがさっき目覚めるまでの間に、何があったのでしょうか...」
ゾーン「われらはオマエのいた世界のことはわからないでおじゃる」
ソーン「オマエ自身が語ったこと以外には、情報源がないのでごじゃる」
ケフカ「そうですか。ふーむ、ぼくはどんなことを話しておりましたか?」
ソ/ゾ/フ「どんなことって.......」
ソーン「うきーーーーーーっ! とか」
ゾーン「ぬわーーーーーーっ! とか」
フライヤ「あと、 ひょっひょっひょ! じゃな、主に」
199フライヤとソーンとゾーンと..ケフカ? 4/4:2007/04/01(日) 21:34:54 ID:m3k2izK90
ケフカ「.................あの......ほ、他には?」
フライヤ「そうじゃな......どこぞの井戸に毒を入れて、城の住民を皆殺しにしてやった、とか...」
ケフカ「えええぇぇ?!」
ソーン「”まどうアーマー”を使って村を焼き払ってやった、とか...」
ゾーン「気に入らないモヒカン野郎をだまし討ちにしてやった、とか...」
ケフカ「ぼ、ぼくがそんなことを.........信じられません!!」
ソーン「それから、役立たずの皇帝を黒コゲにして、”またいりく”から蹴落としてやった、とか...」
ゾーン「”さんとうしん”を復活させて、世界を破壊してやった、とか...」
フライヤ「いや、それはもう、実に楽しそうに話しておったのう」
ケフカ「....................きゅうっ」 バッタリ
フライヤ「失神しおった...これ、しっかりせい!」
    ツンツン ツンツン ツンツン ツンツン ツンツン ツンツン
ケフカ「むむむ...............はっ  ここはどこですか」
フライヤ「気がついたか、やれやれ」
ケフカ「頭がいた.....おやっ、そこにあるのは鏡ではないですか?ぼくちんは鏡がだーーい好きなのだ!ほれっ、よこしなさいっ
    な,......な....ななななな何でぼくちん、すっぴんなのですか〜〜〜?!シンジラレナーイ!キャーーーーーーーッ!!」
      ダダダダダ バタンッ  
ゾーン「おかしくなったというべきでおじゃるか」
ソーン「まともになったというべきでごじゃるか」
フライヤ「............」

ケフカ「ふゥ〜、落ちつきました。右よーし!左よーし!ヒッヒッヒ、メイク完了ですよ!
    まったく、神モードでもないのに、シャイなぼくちんがすっぴんで人前に出るなんて...どうかしていましたね!」
      ガチャ ガチャッ  「ん?」 ガチャ ガチャ ガチャッ 「あ、開かない.........」 ガチャ ガチャ ガチャ ガチャッ
ケフカ「おーい! バンバンバン 誰かここを開けろ! バンバンバン 開けなサーーイ!! バンバンバン 
    く、くっそー、開けないと酷い目にあわせますよ〜〜〜〜っ!!!うきーーーーーーーーー!!!」

ソーン「もとどおりでごじゃるな」 クワァ〜  バンバンバンバン
ゾーン「復活でおじゃるな」 ツマラン!ツマラン!ツマツマツマツマツマ ツマラーーーン!! バンバンバンバン
フライヤ「うむ。.....なんか落ちつくのう...」 バンバンバンバンバンバンバンバン

ケフカ「シンッ ジラレッ  ナァーーーーーーーイ!!!!!!」
200名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/02(月) 04:37:40 ID:H4FcZdiFO
このスレクオリティ高杉www
職人さんGJww
ムーン「うぅ〜ん……暇ですわ…」
マリベル「いたストでもやりに行く?」
ロック「それは勘弁してくれ…」
フリオ「ならこれでも読むか?」
ムーン「……これは?」
マリベル「ファイアの本?何それ?」
フリオ「魔法の本だよ。これを読むと魔法が覚えられるんだぜ」
ムーン「ええっ!レベルアップも無しにですか!?」
ロック「魔石も無しに覚えられるのか!?」
マリベル「随分と便利な本ね」
フリオ「ま、一回読むと消えちゃうけどな。
   必要なのはもう覚えてるから好きな本読んでいいぞ」
ロック「へぇ……何の本読もうかな…」
ムーン「それにしても……ファイアにケアルにエスナ……」
マリベル「見たことも聞いたこともない魔法ばっかだわ」
ムーン「私達の世界とは魔法の大系が違うようね」
フリオ「俺の魔法はロックと同じっぽいな」
ロック「でも全部の魔法が共通してるワケではないぞ。俺の知らない魔法も結構ある」
マリベル「あら、そうなの」
ロック「例えば……このフォーグって魔法は初めて見るな。どんな効果なんだ?」
フリオ「フォーグか。これはなぁ……………えいっ、フォーグ!」
マリベル「きゃっ!?」
ムーン「えっ?フリオニールさん!?」
ロック「大丈夫か、マリベル?」
マリベル「ちょっとアンタ!いきなり何するのよ!!」
フリオ「ふっふっふ…」
マリベル「…な、何よ。その不敵な笑みは?」
フリオ「やーい、やーい!マリベルのヒステリック女――!!」
マリベル「はぁあっ!?」
フリオ「しかもお前って胸無いよなー」
マリベル「!!!!!!」
ムーン「ちょ、ちょっと。フリオニールさん…?」
フリオ「背だって低いのに一体栄養はどこにまわったんだか。…あ、胴回りかwww」
ロック「お、おい。お前、そんなこと言ったら…」
マリベル「……初めてよ…ここまであたしをコケにしたおバカさんは…」
ムーン「マ、マリベル。落ち着いて!」
マリベル「ぜったいに許さないわ、フリオニール!じわじわとなぶり殺しにしてやるんだから!
    …………喰らいなさい!!メラゾー…」
ロック「うわっ!おい、フリオニール!魔法がくるぞ!逃げろっ!!」
フリオ「ふっふっふ……だいじょーぶ、だいじょーぶ♪」
ムーン「フリオニールさん!笑ってる場合じゃ…………って、あら?」
マリベル「メラゾー………ラ?……メラゾーン……だったかしら?何か違うような…」
ロック「どうしたんだ、マリベル?」
マリベル「メラゾーア、メラゾーイ、メラゾーウ?……ヤダ、ど忘れしちゃったわ」
ムーン「こ、これはもしかして…」
マリベル「だったら他の魔法を!……マダン……マタ………マタンゴ??あれ???」
フリオ「ふっふっふ…」
マリベル「ムキ――!!あいつをやっつけたいのに魔法を思い出せない!!くーやーしーいーっ!!!!」
ムーン「マリベルの魔法が使えなくなってる!?」
ロック「…おい、マリベル。どうした?魔法を忘れたのか?」
マリベル「うっ……はっきりと思い出せない。メラなんとかも……マダなんとかの事も…」
ロック「記憶がないのか!?」
マリベル「よく……わからない。頭が……痛いわ」
ムーン「フリオニールさん、これはどういうことですか?」
フリオ「フォーグの効果でマリベルを『忘れる』の状態にしたんだ」
ムーン「フリオニールさん……魔法の効果を説明する為だからって実際にかけなくても…」
フリオ「でもほら、マリベルみたいな短気な奴が自在に魔法を使えるままだと物騒だろ」
ムーン「そうは言っても……少々やり過ぎのような…」
フリオ「このまま放っておいたらご近所トラブルが発生するかもしれないし。
   マンションの安全を考えたら魔法は忘れさせてたほうが絶対いいって!」
ムーン「そうでしょうか…?」
フリオ「ロックもそう思うだろ?な、ロック!」
ロック「記憶が……安心しろ。俺が必ず守ってやる。必ずだ!!」
マリベル「???」
フリオ「……あれ?ロック??」
ロック「記憶をなくした……俺は……見すてたりはしない……必ず守ってやる!!」
フリオ「ええええええええええっ!!!!!??」
ムーン「ロックさん!?いきなりどうしちゃったんですか?」
フリオ「ちょっ、どうしたロック!?頭でも打ったのか?」
マリベル「???……えっと、よく分からないけどあたしを守ってくれるの?」
ロック「俺はマリベルを守ると約束した。俺は一度守るといった女を、けっして見すてたりはしない!!」
マリベル「ふぅん……じゃあ、あたしのお願い聞いてくれる?」
ロック「もちろんだ。何でも言ってくれ」
マリベル「それじゃあ……」
ロック「それじゃあ……?」
フリオ「(う……何か嫌な予感がする…)……ゴクッ…」
マリベル「フリオニールをやっつけろ☆」
ロック「よしきた!……源氏の篭手+皆伝の証で8回攻撃!!」
フリオ「ああーっ、やっぱり!!……………(゚Д゚)ウボァ――――!!!!!!!」
マリベル「フン!馬鹿ね、フリオニール!あたしを怒らせるからこうなるのよ!!」
フリオ「……」

   へんじがない ただの しかばねのようだ

ムーン「……フリオニールさん、また死んじゃった。自業自得だから仕方ないけど……」
204セクシー 友との再会編 1/7:2007/04/03(火) 03:07:29 ID:Kk9kv0xPO
『…こういう伝言みたいなものを残すのはあまり得意じゃないんで、
 できることなら、あんたが永遠にこれを聞くことがなければいいと思うんだが…
 セフィロス。これを聞いてるってことは、あんた死ななかったのか。残念だな。
 戦闘不能になるなんて、珍しい…とは思わなかった。二回目だしな。
 あんた、いつからフェニックスの尾がないと暮らしていけなくなったんだ?
 ただのスリルにしては度が過ぎてる。毎度アイテムを配達する俺の身にもなってくれ。
 ティファやマリンは、お得意様だって言って、あんたの事気にいってるみたいだが…
 とにかく今回は、『あんた以外の、他の誰か』が戦闘不能になっても大丈夫なように、多めに持ってきた。
 せいぜいお大事にな。毎度ありがとうございました』

シー「…クラウドさんからのメッセージは以上です」
セ「これは…この部屋に来た時見つけた音声スフィアか」
ク「よく覚えてるね」
シー「クラウドさんからの伝言です。同時にフェニックスの尾を20枚も届けてくださったのです」
セ「…それでこのメッセージか。
 (私はアレイズが使えるということを知っていてのイヤミだな…)」
ク「生き返れて良かったね。目覚めはどうだい?なにか言いたいこととか、あるかな」
セ「なに?…いや、特になにも」
ク「『なにも』?なにもなかった?嫌がるボクを無理矢理奴隷扱いしておいて
 ごめんなさい、の一言もないというのかい!?」
セ「い、嫌がるそぶりなど見せなかっただろうが!奴隷として扱ったつもりも…」
ク「シーモアが焦がした目玉焼き片付けて、調理器具洗い直して、君達の為にラーメンまで作って…
 その後また流しを綺麗にして、更に溜ってた洗濯物も全部洗ってそのうえ寝室の掃除までさせられたんだよ!?
 これが奴隷でないならなんだって言うのさ!」
シー「…目玉焼きではなかったんですが…」
セ「ま、待て!前半部分はほとんど貴様が勝手にやったことではないか。
 洗濯だって貴様から言い出したことだ、掃除などは本来貴様の仕事…」
ク「そんな言い訳したって無駄だよ。ボクが勝手に料理なんて、するわけないじゃないか!」
セ「…それはそうだが」
シー「威張れることではありませんよ?」
205セクシー 友との再会編 2/7:2007/04/03(火) 03:09:19 ID:Kk9kv0xPO
ク「しかも…しかも、ボクをあの忌まわしい操りの輪から解放したのが例の使えない双子だったなんて…
 正気を失っていたとはいえ、あんな奴らのことを主人だなどと口走ったなんて!
 こんな屈辱はガーランドの命令に従ってジェノムとして暮らしていた頃ですら覚えがないよ!!」
セ「いや、それも私のせいでは…」
ク「全部セフィロスとシーモアのせいじゃないかっ!!」
シー「えぇ!?私もですか!?この流れで!?」
ク「ボクに輪っかを填めてくれたのは誰だっけ?」
シー「……」
ク「ちょっとは反省するべきだろう?それなりの誠意を行動で表してよ。
 例えば…セフィロスとケフカ君が散々散らかした部屋の片付け、とかかな」
「「(゚Д゚)!?」」
セ「いや、しかし、掃除はそもそもクジャの担当で…」
ク「ボクも君達の代わりに洗濯や料理をしたわけだし、ちょうどいいよね」
シー「ちょ…これ、戦闘の傷跡深いですよ!?」
ク「玄関先とリビングがひどいけど、頑張ってよ。寝室やキッチンには被害もないし」
セ「ざ、残念だが…私は復活したばかりで瀕死なのだ、重労働は」
シー「ケアル!ケアル!ケアルケアルケアルケアルケアルケアルケアルケアルケアル!!」
 セフィロスの キズが かいふくした!
セ「何をするシーモアぁ!!」
シー「なに、とは心外な!瀕死の仲間を回復して差し上げただけですよ!!ありがたく思いなさい!」
セ「ケアルなど連発されてもありがたみゼロだ!フルケアか、せめてケアルガくらい使え!!」
シー「なんですかフルケアとは!どうせケアルガなんて使えませんよ。
 ケアルラを使うよりケアルを何回も使う方がMPの消費も得です!」
セ「カジノでまほうのせいすいを散々貰っていたではないか!」
シー「あれは全てユウナさんへ愛を込めてプレゼントするのです、当たり前でしょう!!」
セ「とにかく私は…」
ク「掃除が嫌なら別にいいんだけど。その代わり、別の頼み事を聞いてもらうことになるね。
 召喚魔法のやり方を教えて欲しいのさ」
セ「…なんだと?」
シー「召喚魔法?」
206セクシー 友との再会編 3/7:2007/04/03(火) 03:12:45 ID:Kk9kv0xPO
シー「いいですか。召喚獣とは、フェイスの精神なのです。召喚士が召喚魔法を使えるのではなく、
 フェイスに認められ、フェイスに召喚魔法を授けられた者が召喚士なのです。
 召喚士となれば、召喚獣に呼び掛けることによって、その力を借りることができます」
ク「フェイスの精神、っていうのは?」
シー「祈り子とも言われます。…自らの魂を、他の誰かのために捧げた者…とでも言っておきましょうか」
ク「それに認められるには…」
シー「心から祈りを捧げれば或いは力を借りることができるかもしれませんが、
 ですから、つまり、銀竜さんを召喚魔法で呼び出すのは無理だと思います!」
ク「や、やってみなくちゃわからないじゃないか!」
シー「不可能なものは不可能です!」
セ「帰ったぞ」ガチャッ バタン
シー「あ、セフィロスさん、おかえりなさい」
ク「あれ?なにかあったのかい、正宗なんか抜いちゃって」
セ「いや、途中で少々狩猟本能のようなものをくすぐられ…」
シー「いえすいませんもういいです。聞きたくもない」
セ「そうか」
ク「で、セフィロス?召喚マテリアを探しに行くって言ってたよね?見付かったのかい?」
シー「流石にそこまで都合良くは…」
セ「あったぞ」 つ●
シー「えぇぇぇ!?」
セ「ふん、見にくいマップには大抵保護色で発見しにくくなったマテリアが落ちているものなのだ。
 赤絨毯の敷かれた廊下ならば、どこかに赤いマテリアがあるかもしれんと疑い歩くのは当然のこと」
ク「それで召喚魔法が使えるのかい?」
シー「まさか、そのなかに召喚獣が入っているのですか?」
セ「いや…マテリアは、はるかライフストリームを巡る古代種の知識を使い手に貸すための寄り代。
 恐らくこのマテリアの使用者は、古代種の知識に触れることで、
 異次元にいる召喚獣をこの次元に呼び出すための魔法的な干渉を受けるのだろう」
207セクシー 友との再会編 4/7:2007/04/03(火) 03:14:17 ID:Kk9kv0xPO
ク「ふぅん…」
セ「ちなみにこのマテリアはクジャタだ。つまり、古代種の知識にない召喚獣…
 貴様の望む、あの馬鹿竜などを召喚獣としてマテリアで呼び出すのはことは不可能だ」
ク「ば…!?ひとの親友をそういう呼び方しないでくれるかな。
 それとも、また戦闘不能にされたいのかな、セフィロス!?」
セ「なんだと!?貴様程度がこの私を倒せるなどと思うな。
 前回は消耗した状況で不意打ちを受けただけの事、まともにやり合えば貴様など…」
シー「やめなさい!!せめてこの部屋の中だけでも平和に暮らしたらいかがですか!!」
ク「し、シーモア?」
セ「いや、しかしだな…」
シー「いい加減にしなさいッ!!お互い謝って済ませとは言いませんが、
 まずセフィロスさん、いちいち相手を挑発するのをやめなさい。周りが聞き苦しくてなりません。
 神様が、わざわざ自分より低位の者に喧嘩を売って歩く必要などないでしょう?」
セ「う…」
シー「それからクジャさん。いちいちセフィロスさんの言葉に反応しない。
 あなたはとても美しいので、他人がとやかく言うでしょうが、そういうものは華麗にスルー」
ク「……」
シー「いいですね?返事は!」
ク「…えーと」
セ「良いように…丸め込まれた気が」
シー「丸め込んだのですよ!!毎度毎度至近距離で戦闘される私の身にもなってください。
 巻き込まれて大ダメージ受けて自分で急いでケアルラ回復するあの虚しさ!!
 やたらと戦闘ペースの速いアクティブなふたりについていくだけでも大変だというのに…!!」
ク「ご、ごめんよ、シーモア」
セ「すまん。今度から気をつける」
シー「わかればよろしい。
 …とにかく、銀竜さんの召喚は不可能そうです。気が済みましたか?」
ク「う、うん……」
208セクシー 友との再会編 5/7:2007/04/03(火) 03:16:40 ID:Kk9kv0xPO
セ「ふん、あんな竜を友とするとは物好きもいいところだが、日頃の貴様の言動やらセンスやら鑑みると
 あまり抵抗も受けんな。どうせここを脱出するまでの辛抱だろう」
シー「そうですよ。脱出できれば銀竜さんにも必ず会えます」
ク「…うん、でも…このマンションに入る前に、ここで待ってて、と言ったのさ。
 銀竜はボクの言うことはみんなきちんと聞いてくれるから…もしかしたら、まだあそこで待っているかも」
セ「そ、それはないと思うが」
ク「この部屋から脱出できないと知ったときの…しばらく銀竜に会えないと思ったときの絶望…
 だけどボクは思ったのさ。シーモアが召喚魔法を使っただろう?」
シー「ええ、確かこの部屋のドアを壊そうと…」
ク「あんなふうに、醜悪でものの役にも立たない存在でも召喚獣として呼び出すことが出来るなら」
シー「(ピクッ)……」
ク「ボクはガーネット姫やエーコ嬢のように召喚士ではないけれど、
 シーモアだって想い人さんとは違って正式な召喚士ではないという話だし、
 銀竜のように性格は良いし実力もある、そんな完璧な存在ならば召喚することも可能なのではと…」
シー「…レクイエム」
セ「し、シーモア?」
シー「……ダメージ限界突破クリティカル!!!!」

キュドオオオオオオオン!!!!

ク「……う…くッ…、な、なにをするのさ、シーモア…」
セ「わ、私まで…巻き込み、おって…」
シー「クジャさん!!黙って聞いていれば…そのような暴言、到底許せるものではない!!
 人の母親をまるで化物かモンスターのように…醜悪などと…!!」
ク「え、え?ちょ、ちょっと、待ってよシーモア、ボクは…」
セ「なんだと?母親がモンスターで何が悪い!今の発言を撤回しろシーモア、さもなくば叩き斬ってくれる」
シー「…次代の『シン』になろうという私の本気をその身に受けたいというのならば…
 よろしい、あなたをあらゆる生の螺旋から開放してくれる!!」
セ「そうか…さらばだシーモア。ライフストリームに還って後悔しろ!!」
209セクシー 友との再会編 6/7:2007/04/03(火) 03:18:50 ID:Kk9kv0xPO
ク「…ボク、なにかまずいこと、言ったかな…?
 だけどまさか、戦うな、って言ってたシーモアがいきなりオーバードライブするなんて…
 うぅ…あの輪のせいで、ボクはまだ本調子じゃないっていうのに…ケアルガ!
 ……。
 銀竜…会いたいよ…銀竜……!」 ガララッ(窓を開ける)
?「モヒョ?」
ク「え?」

ガシャァン!!

セ「!?」
シー「な、なんですか!?窓ガラスが…割れ…!?」
ク「ああ、君たち!ボクの祈りは天に通じたようだよ。
 見てよ…ああ、銀竜が来てくれたのさ。唯一心を許せるボクの友がね」
銀竜「モヒョヒョヒョヒョ」
セ「…待っていろと言われた場所を動かずにいるのではなかったのか?」
ク「うん、ボクの帰りが遅いから、心配して様子を見に来てくれたそうだよ」
シー「そ、それにしてはちょっと遅すぎませんか?」
ク「失礼だね。ボクの言いつけを破ることには、葛藤があったに決まっているじゃないか。
 だけど、お供が死人とジェノバだなんて、銀竜が心配するのも無理はないよ」
セ「…シーモア、一時休戦を提案する」
シー「良い判断だと思います」
セ「おいクジャ。馬鹿竜に会えて気が済んだだろう、とっとと帰せ。窓ガラスは貴様が片付け…」
銀「セフィロスヒドイヨ。ヒドイヨセフィロス。殺ッチャウヨ?」
セ「……」
ク「セフィロス!ああ、銀竜がこんなに怯えて…傷ついて…可哀想に。なんてことを言うのさ!」
シー「ええええ!?ど、どの辺がですか!?」
銀「ウルサイヨ。コノ部屋、セマーイヨ。キュウクツダヨ」
ク「銀竜…ありがとう。ボクは大丈夫だよ。心配してくれてありがとう」
210セクシー 友との再会編 7/7:2007/04/03(火) 03:22:13 ID:Kk9kv0xPO
シー「あ、あの、会話が成立していないような気がするのですが…」
銀「シーモア、ソレ以上ウルサクスルト、殺ッチャウヨ?ホンキダヨ?」
シー「いや、あの…」
ク「何を言っているのさ、シーモア。こんなにも銀竜は素直で…けれど気高く、美しい…」
銀「シーモア。セフィロス。ナマ言ウナヨ?」
ク「うん、銀竜、もう帰ってしまうんだね…?フフフ、心配しなくても平気さ。
 ボクはまた、君の訪問を待っているよ」
銀「モヒョヒョヒョヒョ…」 バサッ
セ「……」
シー「……」
ク「ああ…行ってしまったね。あの銀色に美しく輝く翼が懐かしいよ…
 セフィロス、シーモア、ここを脱出したら、また三人で銀竜の背に乗って世界を駆けよう。
 君たちには勿体ないほどの提案だけど、きっと銀竜は頼みを聞いてくれるはずだよ」
シー「…そ、そうですね…」
セ「ま、また来るのか、あの竜は…」
ク「もちろんさ。銀竜がボクに、嘘をつくことは有り得ないのだから」
セ「……」
シー「……」
ク「ああ、今からその時の訪れが楽しみだよ。
 君たちもそう思うだろう?」
セ「……」
シー「……」
セフィ/シーモア「「………('A`)」」
211名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/03(火) 06:39:47 ID:RK/Wvxs+O
このスレ楽し過ぎw職人さん達GJ!


>マリベル「……初めてよ…ここまであたしをコケにしたおバカさんは…」

マリベル、フリーザ様じゃないかww
212名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/03(火) 13:59:19 ID:rxKL2UFmO
うはww銀竜wwww
ビビったわ。スゴい友情だなwwww
テリー「……。スコール、急に老けてないか?」
スコル「スコールではない。レオンだ」
テリー「(レオン?…ああ、あの雑誌)何だ、チョイ悪オヤジ意識か。でもそれじゃあオヤジと言うには若すぎだぜ」
レオン「……。これはお前の物語だ!」
テリー「おおっ!何だかよく分からないけど凄くオヤジっぽかったぜ!」
※レオンとアーロンの中の人は一緒

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フリオ「何で俺が一生懸命作った料理を残すんだ!」
ロック「い、色々あるんだよ!」
ムーン「お二方ともお静かに!他の住人に迷惑ですわ。ドアが無くて声が外に漏れやすいのですから」
フリオ「色々って何だよ!この白髪!」
マリル「ぜんっぜん聞いてないわね。…ん?何かしら、この地響き」

…ドドドドドドドドドドドドド!!!

クジ「美しい銀髪をよりにもよって白髪だって!?許せない!フレアスター!」
セフィ「銀髪は母さんから受け継いだものだ!それを白髪とは…!心無い天使!」
テリー「俺は白ボウズじゃねえ!くらえっ!雷鳴の剣!」
フライ「この銀髪は我がブルメシアの民の特徴!それを愚弄するか!竜の紋章!」

フリオ「ウボァー!!」

ドドドドドドドドドドド……
214フライヤとソーンとゾーンとケフカ 1/3:2007/04/06(金) 23:34:24 ID:DzRz/5Nv0
フライヤ「そろそろ夕飯の支度でもするかの....ササッ....ああ、このエプロン姿、フラットレイ様だけにお見せしたかったのに、このような所で.....」

    うきゃーーーーっ  ドンガラガッシャーーン 

フライヤ「やれやれ、今度は何じゃ!」
ケフカ「ファイア!ファイラ!ファイガ! ハァハァ...すばしっこいヤツだね!
   くっそー!!こうなったら....メルト..(ゴッ >槍)いったぁ〜〜〜い!」
フライヤ「止めぬか!壁に向って攻撃などしおって....乱心したか!」
ケフカ「このっ.....ぼくちんと、やりあう、おつもり?そういう、おつもりは、いっけませんねぇぇえ!」
ソーン「待つでごじゃる!ネズミ女をやっつけてしまったら......」
ゾーン「ご飯を作ってくれる者がいなくなってしまうでおじゃる!」
ケフカ「はっ それもそうですね。仕方ない、今回だけは特別に許してやりましょう」
フライヤ「......おぬしの言動にいちいち腹を立てるのにも疲れたわ。...それよりどうしたのじゃ、この有様は?」
ケフカ「なななな何でもありません」
ゾーン「ゴキブリが出たのでおじゃる」
ソーン「黒いやつでおじゃる」
フライヤ「ほう....このところ、ずいぶん暖かくなってきたからの。しかし、ゴキブリ一匹にこの騒ぎとは。おぬし、よほど苦手と見えるな?」
ケフカ「に、苦手っていうな!!キライなのです、キライ!キライ!キライキライキライキライキライキライだーーー!!
   (ちなみに北米版のぼくちんは、ちくちくちくしょーの代わりにこう言うのだー!)」
ソーン「クスクス こわいのでごじゃる クスクス」
ゾーン「クスクス へっぴり腰だったでおじゃる クスクス」
ソーン「クスクス 目をつぶって攻撃していたでごじゃる クスクス」
ケフカ「ふんっ! ぼ、ぼくちんはあんな虫けらとおなじ空間にいることに耐えられないのです!
   そうだ、虫けらは、お前らだけで、十分なのだーーーー!!」
フライヤ「言わせてもらうがの、そもそもおぬしが所かまわずポテチを食い散らかすからいかんのじゃ。食べカスをまき散らしおって」
ケフカ「それはそこのフタゴーズがおじゃごじゃ言いながら追いかけて来るのが悪いんですよ」
ソーン「それはそっちがポテチを独り占めしようとするからでごじゃる!」
ゾーン「われらだって食べたいでおじゃる!」
215フライヤとソーンとゾーンとケフカ 2/3:2007/04/06(金) 23:35:10 ID:DzRz/5Nv0
フライヤ「ともかく、これ以上ゴキブリを呼び寄せるようなマネは控えてもらいたいのう。
    今いた一匹を始末できたとしても、やつら、排水溝などを伝って侵入してくるらしいからの」
ケフカ「そうですか......排水溝ね..........」 ガチャッ
フライヤ「待て、どこへ行く?」
ケフカ「ヒッヒッヒ........屋上です」
ソーン「何しに行くでごじゃる?」
ケフカ「排水溝をぜ〜んぶキレイ、キレイ、キレイにしてやろうと思いましてね!.....貯水タンクに毒を入れてさしあげますよ!」
フライヤ「ばっ 馬鹿者!そのようなこと...住民に被害が出たらどうするのじゃ!」
ケフカ「 住 民 な ど 皆 殺 し に し て し ま え !!!」
フライヤ(駄目じゃ、目がイッておる......)「し、しかしこのマンションのこと、はたして屋上に出られるかどうかも.............今、何と申した?」
ゾーン「? 何でおじゃる?」
ソーン「? 屋上のことでごじゃるか?」
フライヤ「.................白髪?..............白髪じゃと?...............」
ケフカ「ヘっ?」
フライヤ「うぬ、我が民を愚弄するとは......ゆるせぬ!!」 ダッシュ!
ソーン「行ってしまったでおじゃる.......」

  .......... >> 213 ..........

フライヤ「私としたことが、逆上してしまったようじゃ.....む、ケフカはどうした?」 
ソーン「屋上目指して笑いながら駆けて行ったでごじゃる」
フライヤ「!なぜ止めなかったのじゃ!....と、おぬしらに言っても無駄か。で、どちらへ走って行った?」
ソーン「そっちでごじゃる!」(右)
ゾーン「こっちでごじゃる!」(左)
フライヤ(つくづく、使えぬやつらじゃのう...)「そうじゃ!確かこのあたりに電話番号が...」 ゴソゴソ
216フライヤとソーンとゾーンとケフカ 3/3:2007/04/06(金) 23:36:20 ID:DzRz/5Nv0
プルルルル プルルルル ピッ

クラウド「...もしもし。ストライフ・デリバリーサービスだ。 ああ、あんたもあのマンションの。
    .....何、フェンリルで廊下を突っ走ってほしいって?上から下まで、くまなくか?」
フライヤ「うむ。どこかで、前方不注意のけたたましく笑う物体と衝突するであろうからの、
    そやつを有無を言わさず取り押さえて、ここまでデリバリーしてほしいのじゃ。礼ははずませてもらう。
     うむ、抵抗はするかもしれぬが......そこはおぬしの腕次第じゃ。全住民の命がかかっておる。すまぬが、よろしく頼む」 ピッ
ソーン「けっこう手荒でごじゃるな」
フライヤ「非常事態じゃからの。あやつめ、帰ってくるまでに他の住民に迷惑をかけぬとよいが...」
ゾーン「それは知ったことではないのでおじゃ〜る」
ソーン「鬼の居ぬ間になんとやらでごじゃ〜る」
ゾーン「われら2人で、ポテチを空けるでおじゃ〜る!」
フライヤ「駄目じゃ。私が許さぬ」
ソ/ゾ  エエッ Σ(・口・)Σ(・口・)
フライヤ「今おやつを食べては夕飯にさしつかえる。食事はおいしくいただくのが、作った者への礼儀というものじゃぞ」
ソ/ゾ「..................(TロT) (TロT) ...................」
217名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/07(土) 02:45:08 ID:yhYWg9NTO
フライヤ容赦ねーなwww
218名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/07(土) 17:12:40 ID:wiRjYuYKO
ちょ、ケフカどうなったんだww
219名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/07(土) 17:23:35 ID:kpxJ0+RzO
>>213への繋ぎGJ!!
良作揃いだなー
220セクシー 交通事故防止月間 1/6:2007/04/09(月) 00:27:02 ID:HM8KS4lhO
 ―住人ナド皆殺シニシテシマエ!!―

セ「む…殺気!?」
シー「…どうかしましたかセフィロスさん、食事中に」
ク「あれ、シーモアは感じなかった?…なんだかボクも今、殺気のようなものを感じたけど」
シー「物騒ですね…。どうしてこのマンションはこう、殺伐と…。
 私はいくら殺されても死ぬ気はありませんし、そのようなものは気にしないことにしているので」
セ「だが不愉快だな。…またあのふざけた道化師だろう。いい加減あれの気配も覚えたからな」
ク「止めに行くかい?」
シー「やめてくださいよ。また面倒事は」
セ「フン、あちらから来たら今度こそ返り討ちにしてくれる。
 そうでないなら、あの程度の存在のためにわざわざこの私が出向く必要などあるまい」
シー「そうですね…では、さっさと食べ終わってから、窓ガラスの修理を」
ク「なに、白髪だって!?よくもッ!!」ガタンッ ダダダダダ…
セ「言ってはならん事を言ったな…!!」ガタンッ ダダダダダ…
シー「………。
 いったいなにが起きて…いや、気にしたら敗けか。仕方ない、一人で窓の修理を…
 ……。ああ、ユウナさん!愛しています!!ユウナさーん!!アイラブユーゥッ!!!!
 …ふう。一人になると叫びたくなるのは私の悪い癖ですね」
銀「モヒョ〜?」
シー「ぎにゃああああ!?ぎ、ぎぎぎ、銀竜さん!?」
銀「キーチャッタ。ミーチャッタ。モヒョヒョヒョヒョ」
シー「い、いや、その、あの、これは!!」
銀「シーモア。ガンバレ、セイショーネン!28歳!プレゼント。春ノ香リ〜」
シー「は、はい…?」

 * * *
221セクシー 交通事故防止月間 2/6:2007/04/09(月) 00:29:26 ID:HM8KS4lhO
ク「はあ、つい我を忘れてしまったよ…。
 けれど、この僕の美しい髪を、よりにもよって白髪よばわりしたのだから、当然の報いだよね」
セ「そうだな。この銀髪は私の誇り…とは言え、無断で飛び出したのはシーモアに悪かったかもしれん。
 おい、只今帰ったぞ…」ガチャッ
シー「春ですねセフィロスさん。春ですよクジャさん!もう春ですよっ!!」
セ「お、おいシーモア、いきなりどうした?」
ク「うん、確かに春だよね」
シー「春と言ったら桜、桜と言ったら花見。更にはこのうららかな陽気。
 よってユウナさんと二人きりで花見に行こうとしましたがこの部屋から出られぬジレンマ!」
セ「……おい、頼むから今すぐ正気に」
ク「あれ、最近は結構寒かった気がしたけどなぁ」
シー「ユウナさんもさぞかしこの私と二人っきりで散り急ぐ桜を見つめたいと思っていることでしょう…
 滅び逝くものの美しさについて二人ッきりで語り合いたいと願っていることでしょう!」
セ「…頼む、お願いだシーモア帰って来てくれ…」
ク「シーモア、元気を出してよ。この部屋から出られたら、花見でもなんでもできるのだから」
セ「クジャ、私は正直こいつにこれ以上の希望を持たせるべきではないと思う」
ク「わかっていないね、セフィロス。もう明らかに希望が持てないからこそ、
 せめてボクたちだけでも彼に一時の慰めと、偽りの希望を与えてあげることが優しさになるのさ」
セ「優しくない!優しくない!!」
シー「嗚呼ユウナさん、あなたの望みを叶えてやることのできぬこんな私を許してください…!」
セ「私とクジャが居ない間に、何かあったのだな?そうなんだな?何があった、シーモア?」
ク「これじゃないかなぁ。ほら、この木。…あれ?いい匂いが、するね…?」
セ「木?ちょ…ちょっと待て、あまりに巨大かつ溶けこんでいて目に入らなかったが、
 何故そのような…2mサイズの木が部屋に置いてある!?」
222セクシー 交通事故防止月間 3/6:2007/04/09(月) 00:33:04 ID:HM8KS4lhO
シー「ああ、それは銀竜さんの土産です。桜の木を取って来て下さったとのことで」
ク「え、銀竜がここへ来たのかい!?ボクも会いたかったのに…」
セ「つまり、例によってあの馬鹿竜が持ち込んだその怪しげな木のせいで、シーモアが狂ったということだな」
ク「何を言うのさ!銀竜の持ってきてくれた桜が、誰かに悪い影響を与えることなど有り得ないよ。
 たぶん、シーモアは勝手に一人でおかしくなっただけだと思う」
セ「…どこから突っ込めばいい?いや、それ以前にその木、花の咲く気配すらないが、本当に桜か?」
ク「うん、まるでイーファの樹のようで綺麗だね」
セ「…まるで?いや、むしろそのもののような…」
シー「別に私はおかしくなってなどいませんよ。ユウナさんへのラヴ!それだけが私を駆り立てるッ!!」
セ「頼む、一生の願いなんだシーモア、少しでいいから黙っていてくれないだろうか…」
ク「…フフフ…アハハハハ!銀竜ー!会いたいよ銀竜ーっ!!」
セ「Σ(゜Д゜;)!?」
シー「ユウナさん、どうか私の想いを受け取って下さい!お嫁さんになってッ!!」
ク「ボクは自由だ…もう誰に縛られることもない!あの大空を自由に飛び回れるのさ!!」
セ「お、お、おい、クジャ?シーモア?ど、どうした?分裂症か?」 ガサッ… 「!?」
?「ドーモ、オジャマシテマス?ミタイナ」
セ「……な……何故部屋の中にモルボルがいるのだあああ!!!!」
モル「チョット、ナンカ、ウザクナイ?ミタイナ…アリエナーイ?」
セ「あぁあぁ、そういうことか、その木と一緒についてきたのか…そこの二人はものの見事に混乱したわけだな」
モル「マジ、シカトデスカー?チョームカツクンダケドー」【くさい息】
セ「く、食らってたまるか!」MISS!!
モル「エー?ヨケルナ、ッテカ、チョベリバー?」
セ「…クックックッ、なんなんだこのモルボルは…あの馬鹿竜と同種の腹立たしさを覚える…!!
 正宗の錆にすらしたくない。丁度いい、この前のマテリアを試してやろう。クジャタ!!」

 * * *
223セクシー 交通事故防止月間 4/6:2007/04/09(月) 00:37:12 ID:HM8KS4lhO
クラウド「ここの廊下は…まだ走っていないか。相変わらず広いマンションだ…
 いや、俺は迷ってなんかいない!ちょっと居場所がわからなくなっただけだ。俺は…迷子じゃない。
 …しかし妙な依頼だったな。けたたましく笑う物体なんて…ん!?」
ケフカ「ヒョーッヒョッヒョッ!住民〜、皆殺し!でっすっよーッ!!」ダダダ…
クラウド「あれだ!間違いない分かりやすい!行こうよ、フェンリル!!」
ケフカ「んん?な〜んですかさっきからやかまし…!?」
 ドカァァァン!
クラウド「…よし、手応えアリだ。あとはこいつをデリバリー…」
ケフカ「な、な、な!なにをするー!」
クラウド「…!馬鹿な、直撃した筈だ!あの衝撃に耐えたのか!?」
ケフカ「ちくちくちく…ちっくしょー!痛ーい!!おい、そこのチョコボ頭!
 おまえはぼくちんの怒りにふれましたよ。神様のぼくちんの怒りにふれたんだぞー!!」
クラウド「…成程な、俺の腕次第とはこういうことか。悪いがギルを稼がないと俺がティファにシメられるんだ。
 恨むならギルか神様にしてくれ」シャキン!
ケフカ「うきーーっ!!神様はぼくちんだって言ってるでしょう!それになんですか、
 そのたくさん刃物が出てくるそのバイク!!なんかカッコいい!ムカツキファイガー!!」
クラウド「うっ!?リ、リフレク!!」カキーンッ
 ブモーッ!! ドドドドド…
クラウド「な、なんだ?」
ケフカ「えーい、おまえらぼくちんをバカに…」
牛「ブモォーーッ!!!!」
ケフカ「うきゅーっ!?」

 * * *

クラウド「つまり、だ。あんたはこんな狭い部屋でクジャタを召喚、部屋じゅうを炎と雷と氷と牛が駆け巡った」
セフィ「…そういうことだ。結果モルボルはオーバーキルを果たしたが、
 ドア付近に居た牛に貴様のはね返したファイガが直撃し、怒り狂った牛がドアを壊して廊下へ」
クラウド「そしてこのわけのわからない道化師もろとも、俺のフェンリルを叩き潰したわけだ…!!
 よしセフィロス!今日こそ決着をつけてやる。この星の上から消しさってやる!表に出ろッ!!」
セフィ「残念だが、出られるものならとっくに出ている!!いいから、さっさと仕事を済ませにいったらどうだ」
クラウド「…仕方ない。この物体をデリバリーしたら、また戻って来る。弁償の用意をしておいてくれ」バタンッ
224セクシー 交通事故防止月間 5/6:2007/04/09(月) 00:40:49 ID:HM8KS4lhO
セ「弁償…弁償?やはり私が払うのか?何故だ、何故いつもいつもこうなる…!」
ク「…う〜ん…」
シー「こ、ここは…?」
セ「クジャ、シーモア。生き返ったか」
ク「…え?セフィロス?あれ、ひょっとしてボク…」
シー「生き返ったか、ということは、戦闘不能になっていたのですか?」
セ「覚えていないか?クジャタの暴走に巻き込まれた。アレイズで蘇生したのだ、体力は回復している筈だが…」
ク「混乱?いつボクが混乱したって?」
セ「その木に隠れていたモルボルに混乱させられたのだ!わけのわからん事ばかり口走りおって」
シー「私はそのような記憶はありません!」
ク「セフィロス、まさか銀竜の持って来てくれた桜を、あんなケシ炭にしたのは君なのかい!?」
セ「なっ…こ、混乱していた本人には記憶がないかもしれんが、そもそも…」
シー「部屋も酷い有り様ではないですか!!燃えカスに焦げ跡、さらには霜まで!」
ク「それでボク達を戦闘不能にしたっていうのかい!?最悪だよ、セフィロス!!」
セ「ま、待て、どうして私が責められるのだ!」
シー「当然の事でしょう!!」
セ「違う、元はと言えば貴様らが混乱して…私はそれをどうにかしようと…」
ク「だったらエスナでも何でも使ってくれれば済む話じゃないかっ!!」
クラウド「セフィロス。弁償の話だが」 ガチャッ
セフィ「く、クラウド?少し待て、今は…」
クラウド「そうだな。そのクジャタのマテリア、マスターだろ?それと『ぜんたいか』のマスターマテリア2つ…そんなところか」
セフィ「おい、それはいくらなんでも高すぎではないか?」
クラウド「金の心配より先に、あんたの身の心配をしたらどうだ?」
セフィ「な……」
トランスクジャ「セフィロス、ちょっと話があるんだけど…」
シーモア:最終異体「クラウドさん、ご迷惑をおかけしたこと、深くお詫び致します…!」
セフィ「ま、待て…何故だ、何故こうなる!!」
クラウド「じゃあ、マテリアは貰っていく。あんた、神志望だろ。戦って切り抜けたらどうだ?」
セフィ「私は回復魔法は使えんのだ!体力の減った状態でこいつら相手に二対一など、流石に…」
クラウド「そうか?まあ、せいぜい頑張ってくれ。毎度ありがとうございました」バタン…
セフィ「ちょ、おい、クジャ、シーモア?落ち着…!!」
 ウボァー!!
225セクシー 交通事故防止月間 6/6:2007/04/09(月) 00:44:01 ID:HM8KS4lhO
 * * *

フライヤ「ふぅ…一時はどうなることかと思ったが…」
ゾーン「こわい生き物を瀕死にして帰ってきたでおじゃる」
ソーン「あのチョコボ頭の生き物は強いのでごじゃるな!」
フライヤ「そうじゃの。大事に至らなくてひと安心、と言ったところじゃ」
ゾーン「これからは何かあったらあいつに頼むでおじゃる〜」
フライヤ「いや、それはやめておきたい」
ソーン「どうしてでごじゃる?」
フライヤ「誰が金を払ったと思っておるのじゃ!危険な仕事を頼む以上、礼金は当然支払わねばならぬ。
 じゃが、おぬしらにそれを望むことはできん。となれば…」
ゾーン「なるほどでおじゃる」
ソーン「考えているでごじゃるな」
フライヤ「…考えるまでも…あぁ、我が身の不幸が身に染みる…
 いや、このような考えではいかんな。この世界には、私などより遥かに辛い暮らしをする者もおるやもしれぬ…」

 * * *

ク「えーと、つまり、段々思い出して来たんだよ。確かに混乱していたね、ボクは」
セ「…」
シー「えぇ、あのように理性を失うとは…私とした事が」
セ「……言いたいことはそれだけか?」
ク「だから、ごめんね。フレアスター何発もヒットさせちゃって」
シー「すみませんでした。つい、連続魔法でガ魔法を連発してしまって」
セ「そうだ…貴様らは私に感謝こそすれ、まるでリンチのような攻撃で戦闘不能にするなどもっての他!!」
ク「うん、だから、本当にごめん。ケアルガ!」
シー「申し訳ありませんでした。ケアルケアルケアル!」
セ「…あぁ…母さん、母さん…。オレもうこんなマンションにいたくないよ…」
226名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/09(月) 01:56:28 ID:xoSLa51+O
>>220-225
GJ!!
シーモア壊れ過ぎだし全員がクジャタを「牛」呼ばわりしてるしwww
いちいち言ってることが面白いwwww

今後も職人さん頑張れ!
227名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/09(月) 10:10:18 ID:+loSugBN0
みんな何気に>>213のネタを使ってるんだねw
228名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/09(月) 12:20:08 ID:kh28YTIaO
>>220-225
GJ!
セクシー部屋で一番まともなのって何気にセフィロスな気がしてきたw
セフィロス頑張れw
229マリベルとムーンとロック:2007/04/09(月) 14:33:56 ID:U53QvwSP0
マリル「お腹減った…」
ムーン「そうですわね。フリオニールさんが死んでからろくな物を食べていませんわ」
ロック「じゃあまたじゃんけんで決めるか」

じゃんけんほいっ!

ロック「やった、一抜け!」
マリル「ロック、アンタずるでもしてんじゃないの?」
ムーン「言われてみればここに来てから一度も料理をしてませんわね」
ロック「単に運がいいだけだ。トレジャーハントには運も必要だからな!
  ま、二人でするにしろ一人でするにしろ頼んだぜ!」
マリル「キーーッ!ムカつく!」
ムーン「落ち着いて、マリベル!…ヒソヒソ…私に良い考えがあります」
マリル「ヒソヒソ…良い考えって?」
ムーン「ヒソヒソ…ロトの一族に代々伝わる技を使うのです。まあ見ていてください」

ムーン「ロックさん、ちょっとよろしいですか?」
ロック「どうした?」
ムーン「このムーンにご飯を作ってくださいますよね?」
ロック「え?俺はじゃんけんで勝ったんだから作らなくていいnだろ」
ムーン「そんな、ひどい。このムーンにご飯を作ってくださいますよね?」
ロック「いや、だから…」
ムーン「そんな、ひどい。このムーンにご飯を作ってくださいますよね?」
ロック「あの…」

ソンナヒドイソンナヒドイソンナヒドイソンナヒドイソンナヒドイソンナヒドイ…

ロック「だーーーっ!!作りゃいいんだろ!?作りゃぁ!!」
ムーン「嬉しゅうございます」
230名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/09(月) 18:46:32 ID:Qrz5cw+VO
>>220-225
セフィロスって実はおいしいキャラなんだなwww
迷子クラウドワロタ

>>229
永久ループktkrwww
231エドガー登場 1/3:2007/04/09(月) 22:29:48 ID:KKGRofGY0
エドガー 「あいつめ、玄関まで迎えに来るって言ってたのに.....やれやれ、部屋の番号をメモっておくんだったな。
      それにしても新しく小屋を立てるまでの仮住まいとはいえ、こんな豪勢なマンションに入るとはあいつらしくないな。
       まあ多分『選ぶのが面倒だったから、最初に目についたでかい建物に入った』って所だろうな。おや、向こうから誰か来る...」
フライヤ「なんじゃ? おぬし……私の顔に何かついておるとでも申すのか?」
エドガ「.........さすがに異種すぎるか........やめとこう。いや、これは失礼。こちらの住人のかたかな?」
フライヤ「いかにも、そうじゃが……」
エドガ「怪しい者ではない。最近こちらに入居した男を探しているのだ。
    顔は私に似ているが、風体は....まあ、そうだな、大きな熊といったところだ。レディはご存知ではないかな?」
フライヤ「おぬしに似た熊、か。想像しづらいのう....」
エドガ「いや、言葉どおりに受け取ってくれなくてもいいんだが(汗」
フライヤ「申し訳ないが、思い当たらぬ」
エドガ「そうか...おっと、名乗る前に質問とは、レディに対して失礼をしてしまったな。
    私はフィガロ王、エドガー。弟を尋ねてこのマンションへ来たのだが、部屋番号をきれいさっぱり忘れてしまってな」
フライヤ「……一国の王ともあろうお方がなんとも情けない話じゃのう」
エドガ「なかなか率直な物言いのレディだ。しびれるね!」
フライヤ「レディはやめてくださらぬか。私はプルメシアの竜騎士、フライヤ。このマンションの×××号室に、道化師3人とともに暮らしている」
エドガ「道化師と?......(どういう趣味なんだろう)」
フライヤ「道化と申すと何やら楽しげに聞こえるかもしれぬが、これがなかなか大変なのじゃ。
    とりわけやっかいな1人は、部屋から出るたびに必ず瀕死になって帰ってくるような輩での。目下の所、外出瀕死率100%じゃ」
232エドガー登場 2/3:2007/04/09(月) 22:31:27 ID:KKGRofGY0
エドガ「それはそれは。ご苦労、お察しする。私も以前、道化師.....まあ道化師のような奴に、ずいぶん苦しめられた経験がある」
フライヤ「さようか。しかしそやつときたら、悪態はつきまくるわ、物は破壊しまくるわ、ワガママは言いまくるわ,,,,,,
    とにかく、やること成すこと常軌を逸しておるのじゃ。手がかかってかなわぬ」
エドガ「私の知ってる奴も全くそんな感じだったがな。その上、冷酷で、卑劣で、悪辣で、残虐で、幼稚で、やかましく、
    人間としては最悪の奴だった。..........ま、最終的には人間ではなくなっていたが」
フライヤ「.....事情は存ぜぬが、大変なご経験をされたようじゃの。弟御の居場所についてお助けできぬのは残念だが、
    困ったときは喜んでお力になろう。いつでもお訪ねくだされ。では、私は買い物があるので、これで」
エドガ(去り際に一応投げキッス)「さて、これからどっちへ向ったものかな?そうだ、コインでも投げて決めるとするか。
     表なら右、裏なら左、と。     ピーーーーン    パシッ       あ。 これどっちも表だっけ」

そのころ。

ケフカ「ぶぁっくしょ〜〜〜〜〜ん!!!  ズズッ .....誰かぼくちんのことをウワサしているようですね。
   いいウワサなわけは絶対ないから、ズズッ 要するに悪口ですね。............ヒッヒッヒ.........つま”らん」
ソーン「自己完結してるでごじゃる」
ゾーン「けっこうなことでおじゃる」
ケフカ「ブダゴーズ! ズズッ ほれっ、鼻水! 」
ソーン「は、鼻ぐらい自分でかんでほしいでごじゃる!」
ゾーン「ティッシュはたった3歩先にあるでおじゃる!」
ケフカ「あ”ー、全く。少しは頭を使え!ぼくちんは今、手足を動かすのもおっくうな”ほど消耗している”のでずよ? ズズッ 
   立ち上がって歩いて遥か彼方にあるティッシュにたどり着けるような”気力と体力が ズズッ ある”わけな”いだろうが!!」
233エドガー登場 3/3:2007/04/09(月) 22:35:23 ID:KKGRofGY0
ソーン「悪態をつく気力と体力だけは、いかなる時でもあるのでごじゃるな...」
ゾーン「あんまりうるさくすると、またつっついてやるでおじゃるよ!」
ケフカ「あ” ど で 死” に” だ ぎゃ や” っ で み” ろ” !!!」 
ソーン「言ってる間にもどんどんハナが垂れてくるでごじゃる」
ゾーン「こっ ...これは見たくない光景でおじゃる......」
ソーン「しかたないでごじゃるな..... ササッ はい、ちーん」
ケフカ   ちーーーーーん。
ソーン「(ほとんど子守りでごじゃる)」
ゾーン「(冗談言っちゃいけないでおじゃる!こんな子供、死んでも願い下げでおじゃる!!)」
ソーン「(まったくでおじゃるな....)はい、キレイになったでごじゃるよ」
ケフカ「すーーー、はーーーー...... うむ。
   快調快調!ヒョワホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホ ぶぁっくしょ〜〜〜〜〜ん!!!..............................づ ま” ら” ん” !!!!!」
234テリーとスコール 1/2:2007/04/11(水) 16:04:41 ID:5m94xZZS0
ピンポーン ガチャッ

スコル「はい」
クラウ「ストライフデリバリーサービスだ。ミレーユさ…」

ダダダッ! ドカッ!

テリー「姉さんから!?」
スコル「人を突き飛ばすな!」
クラウ「あ、ああ。手紙と小包だ。確かに渡したからな。では、今後ともストライフデリバリーサービスをよろしく」
テリー「ああ!ありがとう!」

パタン…

テリー「てっがみー、てっがみー、姉さんからのてっがっみ〜♪」
スコル「(いいなぁ…。ん?)なあ、その手紙、血の染みが付いていないか?」
テリー「ん?ああ、姉さんはよく戦闘中に手紙を書くからその時の返り血だろ」
スコル「そうか…」

『テリーへ ルイーダさんの所から急にいなくなるからびっくりしました。
 もうこんなみんなに迷惑をかけることはしちゃ駄目よ。
 それよりも先日、アナタによく似合いそうな強い武器を見つけました。
 ドランゴと一緒に6主に頼み込んで買ってもらったので大事に使ってね。 ミレーユより』
235テリーとスコール 2/2:2007/04/11(水) 16:05:11 ID:5m94xZZS0
テリー「強い武器!剣かな?」
スコル「早く開けてみろよ」
テリー「ああ!」

ゴソゴソ…

スコル「……?変わった形の武器だな。何だ、それは?」
テリー「は、はは…。ナックルさ。ほら、こうやって手に持って、正拳付き!…なんてな。はは…」

ピンポーン

スコル「また誰か来たな。…はい」
マリル「こんにちは。暇だから遊びに来てあげたわよ」
スコル「またいたストでもするか?」
マリル「そうねぇ…。あら?アンタ、オリハルコンの牙なんて良い物持ってるじゃない」
スコル「牙?あれはナックルじゃないのか?」
マリル「馬鹿ねえ。アレは牙。確かに手に持って使う事もあるけど普通は口に咥える物よ」
テリー「くっ…!どうせ俺はテリー 1ひきだよ!」
スコル「あ!こら!ガンブレードの箱に入ろうとするな!」
マリル「何か触れちゃいけないことに触れちゃったみたいね。今日はもう帰るわ」

※テリーの最強武器は剣でもなければ槍でもなくオリハルコンの牙
236テリーとスコール おまけ(?):2007/04/11(水) 16:06:11 ID:5m94xZZS0
テリー「ちょっとカジノに遊びに行ってくるぜ」
スコル「ああ」


スコル「帰りが遅いな。少し見に行くか。
  …べ、別に俺が遊びたいからじゃないんだからね!って俺は誰に言っているんだ…」

スコル「スロットもポーカーも見た。後は…」

ピンポンパンポーン

『次のモンスター格闘場の組み合わせと倍率をご紹介します。
 テリー 10,3倍、キラーマジンガA 1,2倍、キラーマジンガB 1,4倍、キラーマジンガC 1,3倍、です』

スコル「…確かめに行くか」

スコル「……本当に出ている。…あ、負けた」
237名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/12(木) 13:08:52 ID:E2dGnSOD0
安心しろテリー。
『○○1匹』の人間はお前だけじゃないからw
238名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/12(木) 17:55:28 ID:oTML+2/7O
>>236
ちょwスコールツンデレww

>>237
なんで一匹扱いなんだ?
239名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/12(木) 20:01:25 ID:ANJSwSXx0
DQの場合、人間と戦うパターンがほとんどないので
人間と戦う場合でも表示は「テリー 1ひき」「マルチェロ 1ひき」になるのです
240名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/13(金) 01:59:27 ID:X1f7RazlO
>>239
d。そうなんだ
そのうえ武器が牙だったりしたら確かにモンスター扱いだw
241名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/13(金) 07:48:22 ID:nvzCg/BU0
フェンリルて何?
242名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/13(金) 08:16:05 ID:jOZfnug40
FF7ACというDVDの映像作品に登場したクラウド愛用の大型バイクの名前
バイクに名前はついてんのに新しい剣に名前は無いんだよなぁ
243セクシー 元祖スフィアハンター登場編 1/3:2007/04/15(日) 01:42:19 ID:ME5FGZNFO
ク「ふぅ、だいぶ片付いたね」
シー「そうですね。…そろそろ終わりに?」
セ「あぁ。それにしても、やはりマテリアなしで魔法が使えるとは便利だな」
シー「嫌味ですかそれは。流石にあれだけウォータを連発すれば部屋も綺麗になるでしょう!!」
ク「ごめんね。どうもボクがウォータを使うと、強すぎてしまうようなんだよ」
シー「では、私は少し休ませて頂きます…」 バタン…
ク「…あーあ、寝室に行っちゃった。シーモアが寝たら、ご飯が遅くなっちゃうね」
セ「しかし、あの男の暴走はどうにかならんものか」
ク「暴走って…言い過ぎじゃないかな。あれも一つの愛のかたちだよ」
セ「確かに愛は愛かもしれんが、ならばそれは暴走した愛だろう。私はもう我慢の限界なのだ」

  〜回想〜

シー「セフィロスさんは洗濯機などのマキナに明るいのですね。…あの、あなたの目、渦巻き模様ではありませんか?」
セ「なに?瞳と言っても、瞳孔が縦に細長い以外は普通だと思うが」
シー「ひょっとしたら、アルベドの血が?いえ失礼…その、ご両親は?」
セ「母の名はジェノバ、空から来た災厄にしてこの星の支配者。…父親は、変人マッドだ」
シー「と言うことはハーフですか!?その、小さい頃に片親が究極召喚を求めて旅に出たり、片親が指導者だったり、
 同族から虐げられたり、種族を超えた愛が芽生えたり結婚したりキッスをしたりしませんでしたか!?」
セ「は!?いや、待て待て待てなんの話だ!!」
シー「当然、私の愛の為に必要な話ですよ!」
セ「いつそんな話になったぁ!!」

  〜回想終了〜

ク「……」
セ「確かこの部屋に来たばかりの頃の話だ。クジャは何事か歌いながら布団を敷いていたように思うが」
ク「叫び声とスーパーノヴァの爆音が聞こえた時かい?うーん、よくある事だけど…なんとなく覚えはあるね。
 そうだなぁ。本気でシーモアの恋の病をどうにかしたいというなら、多少残酷な方法もあるとは思うよ」
セ「…なに?」
ク「試してみるかい?結構面白いことになるんじゃないかな?フフフ、まずクラウド君に電話して…」
 * * *

リュック「スフィアを探して東へ西へ、スフィアハンターカモメ団!」
ユウナ「うん、これで間違いないよ。探してたスフィア、見付かって良かったッスね」
パイン「ヌルい仕事だ。…ん?誰か来る!」
ユ「敵!?」
リ「まさか、ルブラン…」
  …ガサガサッ…
クラウド「突然すまない。俺は怪しい者じゃない。…銃をおろしてくれとは言わないが、撃たずに聞いてくれると有難い。
 俺はクラウド、ストライフデリバリーサービスをやっている。仕事の依頼を受けてここに来た」
パ「…デリバリー?依頼?」
リ「それって、カモメ団に届けものってこと?」
クラ「いや、伝言のような物を預かって来たんだ。ところで、ユウナというのは?」
ユ「あ、はい。私です」
クラ「あんたがユウナか。少し聞きたいんだが、シーモアという男に心当たりは…」
ユ「キューソネコカミ!!」 ドンドンドン!!
クラ「うわっ!?い、いきなり何をする!!」
リ「あのね、たった今ミッションコンプリート、スフィア発見オメデトウ、これから帰ってパーティー!
 …ってな時に、そんな名前出さないで貰えると有難いんだよね〜」
クラ「そ、そうなのか?こ、心当たりは…」
ユ「ええ、あります。腐るほどあります。あの人、まだ死んでないんスか?」
クラ「その事なんだが。この仕事の依頼人が、シー…いや、
 その『名前を呼んではいけないあの男』と一緒に閉じ込められているんだ」
リ「ってことは、これで世界が平和になるね!」
ユ「でも、同居している人が可哀想ッスよ」
パ「必要な犠牲として割りきる事も、時には必要だが…」
クラ「…そして、依頼人は、『例のあの人』が度々ユウナという女性への愛で暴走することに辟易している」
リ「サイテーだぁ!!」
ユ「うう、気持ち悪い」
パ「苦労したんだな」
245セクシー 元祖スフィアハンター登場編 3/4:2007/04/15(日) 01:53:49 ID:ME5FGZNFO
クラ「…要は、その依頼人は、『例のあの人』にユウナの事を諦めて欲しいわけだ。
 『私の事は諦めなさい、私はあなたが嫌いです』というようなバッサリした手紙をユウナに書いてもらって、
 それを『例のあの人』に届ける…これが、依頼人が俺に押し付けた無茶な仕事だ。
 あんたへの報酬もある。依頼人があんたにスフィアを支払うことになっている」
リ「スフィア!?」
パ「ユウナ、どうする?」
クラ「便箋も封筒もペンも用意してある。急な頼みで悪いんだが、あんたに負担はかけないつもりだ。
 もちろんあんたには断る権利もあるが、あんた自身その『例のあの人』に付きまとわれて困っているなら、
 依頼人の心の平穏の為にも、あんたの身辺整理の為にも、バッサリ斬り捨てていいんじゃないか、という話だ」
ユ「…そうッスね。私は…」

 * * *

ク「はい、もしもし。某マンション◎◎◎号室、愛と美に彩られたセクシールームでございます!」
?『………』
ク「うん、クラウド君?ちょっと待ってくれるかな。セフィロスは今洗濯機との死闘を…
 あ、来た。セフィロス、クラウド君から電話だよ!」
クラ『何故わかった…?』
セ「代わったぞ。私だ。あのナルシストの言うことは気にするな、時間と精神力の無駄だ」
クラ『良く分かった』
セ「それで、依頼の件だが。シーモアでも恋から人生まで全てを諦めそうな手紙は書いて貰えたのか?」
クラ『ああ、断られた。ユウナという女性と話をしたんだが』
セ「…謝礼にスフィアを贈ると言っても駄目だったのか」
クラ『あぁ。代わりにあんたへの伝言がある。〈どんな些細なリアクションであっても、どんな内容でも、
 私があの男に何か言葉を贈ったという事実だけで、あの男は舞い上がって手がつけられなくなると思います。
 だから、私はあなたの力にはなれません。申し訳ないッスけど、頑張って強く生きてください〉』
セ「……」
クラ『以上だ』
セ「……………予想外だ。そこまで…シーモアがそこまでだとは」
クラ『あんた、かなり同情されていたが、そんなに辛いのか?…とにかく、毎度ありがとうございました』
ク「うーん、失敗したみたいだね。面白そうだと思ったんだけどなあ」
セ「……まだ…まだしばらくこんな日々が続くのか……orz」
 * * *

ユ「う〜ん…ちょっとモッタイナイことした気はするけど…仕方ないッスよね」
リ「うんうん。いくらスフィアの為って言っても、アイツだけはちょっとね〜」
パ「そこまで酷かったのか」
リ「酷いっていうか…」
ユ「まずプロポーズが異常に手が込んでて寒気がするほどでした。
 そのあとも何度も猫撫で声で私の名前を呼んで、私を妻にしたいと繰り返して…
 それが、それでももし誠実にまじめに恋心を持っていたならまだマシだったと思うんですが、
 私を求める理由がブッ飛んでいるうえに私のガードを殺そうとした挙句殺してもつきまとって来るんです!」
リ「(しゃべり方がちょっと昔に戻ってる…)」
パ「顔面にクイックトリガーでもブチ込んでやったらどうだ?フロラフルルでも良いが」
ユ「絶対もう二度と顔を会わせたくないッス!!」
リ「だいたいさ、もしアイツが今のユウナん見たら、絶対最初に『太股…』って呟くよ!?」
パ「…あの老師…そこまで救いようのないところまで行っていたとは…」

 * * *

シー「お待たせしました。夕飯ができました。今日はグラタンに挑戦してみたのですが」
ク「へぇ、凄いじゃないか。ちゃんとエビも入ってる。美味しそうだね」
シー「熱いので気を付けて下さい」
ク「うん、ありがとう。いただきます」
セ「しかし、貴様のレパートリーは気味が悪いほど順調に増えるな…」
シー「えぇ。この部屋を脱出したら、料理のできる夫として、ユウナさんと結婚するつもりでいますので」
セ「…そ、そうか」
ク「うわっ、美味しい!素晴らしい、素晴らしいよシーモア!!」
シー「そう言って頂ければ幸いです。また作りましょうか」
ク「え…、お代わりないのかい?」
シー「申し訳ありませんが…流石に、初めての試みの料理を大量に生産する度胸は」
ク「そっか…。わかった。また作ってよ、楽しみにしているから」
シー「もちろんですよ」
セ「…もう何も突っ込むまい…。母さん、オレ、オレ強く生きるよ…」
247名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/17(火) 08:46:11 ID:+oa0jR4l0
GJ!
>>185 を活用させていただきます。

フライヤ「いい天気じゃのう。ちとクローゼットに風をいれるとするか。 キイッ  む?何じゃ、このまぶしいドレスは。
   私のものではないし......あの双子のものでもあるまい。もしそうなら、2着あるはずじゃからな。
   ..........うっ、想像してしまった........しかし、あやつらではないとすると........残るは......!」
ケフカ「おや、こんな所にいたのですか、ネズミ女」
フライヤ「ケフカ............おぬし」
ケフカ「実は折り入って話が..... ん? そのドレス...」
フライヤ「いやいやいやいやいや!何も申すな、何も申すでない!
   人間誰しも、秘密のひとつやふたつは抱えているものじゃ。よいのじゃ、そういうものじゃ。うむ」
ケフカ「はあ?あのですね」
フライヤ「ああすまぬ、おぬし神じゃったな。神でも秘密のひとつやふたつは抱えていてよいのじゃ。
   いや、何も申すでない。私はこういうことには理解がある方じゃからの。おぬしの好きなようにするがよい」
ケフカ「そう...ですか」
フライヤ「うむ。ただし、くれぐれも私の目につかぬ所でしてくれ。後生じゃ」
ケフカ「はあ..........まあいいでしょう」

ケフカ「ということで、今日のお昼ごはんはぼくちんが作ることが大決定したのだ!
   料理係どのから、晴れてご許可をいただきましたからねぇ。ヒッヒッヒ......」
ソ/ゾ((エェェェェェェ(°△°;(°△°; シンジラレナーイ!))

ケフカ「はいはい! (パンパンパン) できましたですよー!
   お前たち、おびえた子羊のように部屋の隅にかたまってないで、さっさとテーブルにつきなさいっ」
フライヤ「このような事態になろうとは......一生の不覚じゃ...」
ソーン「あやつがまともなものを作るとは、とても思えないでごじゃる!」
ゾーン「あやつの作ったものを胃袋に収めるなど......考えただけで死にそうでおじゃる!」
フライヤ「待て、抜け駆けは許さぬ。せめて一口食べてから逝くがよい」
ソーン「食欲が無いとかなんとか言って、切り抜けられないでごじゃるか?」
フライヤ「言った瞬間、血祭り確定じゃろうな。こうなったら腹をくくるしかなかろう。さあ、行くぞ!」
ケフカ「もたもたしないでさっさと座りなさい。ぼくちんが神モードだったら、お前らとっくに裁きの光で黒コゲウェルダンですよ」
フライヤ「ほう、冷製パスタか。見た目は悪くないのう」
ゾーン「ずいぶんと細い麺でおじゃるな」
ケフカ「これはですね、カッペリーニ、別名(エヘン)『天使の髪』と呼ばれるパスタです。
  どうです、私にぴったりではありませんか!」
ソーン「具はキノコでごじゃるか」
ケフカ「これはですね、ポルチーニといって、どこぞの皇帝が(エヘン)『神々の食べる肉』と呼んだ香り高いキノコです。
  どうです、私にぴったりではありませんか!」
フライヤ「(要するにこれが言いたかっただけじゃな、こやつ...)
  してこの赤いソースは、察するにアラビアータ(=怒りん坊)か?ますますもっておぬしにぴったりじゃな」
ケフカ「はあ?何か言いましたか?ぼくちんの耳は皮肉などという下賤なものはいとも華麗にスルーする機能が備わっているのです。
  言いたいことがあるならハッキリと言いなさいハッキリと」
ゾーン「便利な機能でおじゃるな〜」
ケフカ「さもないとぼくちんの繊細きわまりない精神は、この世の汚辱に耐えきれず崩壊してしまうことでしょう。
  ぼくちん、ハカイするのは大好きですがハカイされるのはだ〜〜〜〜いっキライなのだ〜〜!」
フライヤ「おぬしの精神にそれ以上崩壊の余地があるとは思えんが?......(無反応).......なるほど、華麗にスルーか。」
ソーン「とにかく、食べられそうなものでよかったでごじゃる」
ゾーン「なかなかおいしそうでおじゃる」
ケフカ「そうでしょうそうでしょう。ありがたくいただきなさいっ」

   いただきまーす..............

ソーン「...............................」
ゾーン「...............................」
フライヤ「...............................」
ソーン「これは.............激甘でごじゃる!」
ゾーン「ありえない甘さでおじゃる!ジョージアマックスも顔負けの甘さでおじゃる!」
ソーン「何でこんなすさまじい味付けに.....」
フライヤ「分からぬか?......... お 子 ち ゃ ま 、だからじゃ!」
ゾーン「...納得でおじゃる」
フライヤ「このソース、てっきりトマトかと思っていたが全く別物のようじゃな。いったい何を使ったのじゃ?」
ケフカ「いちごジャム」
フライヤ「...........一瞬とはいえ、おぬしにまともさを期待した私が愚かであった」
ケフカ「チョコレートをトッピングしてもおいしいですよ。かけてあげましょうか」
フライヤ「いや、遠慮する。遠慮する。遠慮すると申すに!!...くうっ、無理矢理ふりかけおって...
  イチゴジャムパスタ@キノコ入り、か。さすがにキツいのう.....」
ケフカ「人工着色料バリバリで色彩も美しくなりましたね!ほんとにぼくちんにぴったり.....あ、そうそう。
  さっきオマエが持ってたキランキランのドレスですけど、あれは何です?センスのいいぼくちんが忠告してやりますけどね、
  オマエには(プッ)ずぇ〜んずぇん似合わないと思いますよ!」
フライヤ「おぬしのファッションセンスなど参考にする気は......な、何じゃと?あれはおぬしの持ち物ではなかったのか?」
ケフカ「違いますよ。着こなす自信はありますけど。何なら今....」
フライヤ(華麗にスルー)「では、あれはいったい誰のものなのじゃ?」
ソーン「もしかしてスパンコールドレスのことでごじゃるか?あれはわれらが」
フライヤ「お、おぬしらのものであったか?!しかし、それにしては一着しか.....そうか、メルティジェミニになった際に着るつもりか!
  ううむ、あの姿にあのドレス、目にしただけでも相当なダメージは必須じゃ.............おぬしらも考えたな」
ゾーン「そうではないでおじゃる!あれはクジャ様からいただいたのでおじゃる!」
フライヤ「なるほど。クジャの着古しか(納得)」
ソーン「違うでごじゃる〜!!何だかこのごろネズミ女は言動が壊れぎみでごじゃるよ」
ケフカ「無理もないでしょう。お前らのような役立たずのカスどもと付き合うのは、ほんとに骨が折れますからねェ。
  疲れてるんでしょう。わかります、同情しますよ、ネズミ女。おや、どうしました?」
フライヤ「.......................頭痛がしてきた」
ケフカ「更年期障害ですか」
フライヤ「私はそのような歳ではないっ!!! ハァ.....して、なにゆえクジャがあのようなドレスを持っておったのじゃ?」
ゾーン「地下のカジノでゲットしたとのことでおじゃる」
ケフカ「ほほー、カジノですって??」
フライヤ「今まで黙っていたのに、またやっかいなことになりそうじゃの...」
ケフカ「何です陰鬱な顔をして。安心しなさい。ぼくちんは勝てる勝負しかしない主義ですからね、無謀な賭けはしません」

    ーーーーー廊下ーーーーー

フライヤ「もう一度聞いておくが、無謀な賭けはしないのじゃな?」
ケフカ「しませんってば。ぼくちんは形勢不利と分かったら、いさぎよく逃げることにしているのです」
ソーン「それは意外でごじゃるな〜」
ケフカ「打たれては逃げ!打たれては逃げる!!こうやってぼくちんはラスボスまでのし上がりました」
ゾーン「でも、目玉がタテの生き物と闘った時は逃げなかったでおじゃるが?」
ケフカ「けっ、なぁーに言ってんだか!あれはどう見ても俺様の圧勝だっただろうが!逃げる必要がどこにある?」
フライヤ「.....不安になってきたのう」
ケフカ「ここが入り口ですね。なかなか壮麗ではありませんか。血が騒ぎますねェ。ヒッヒッヒ.........」
フライヤ「かさねて申すが、くれぐれも自重するのじゃぞ。面倒ごとだけは起さぬようにな」
ケフカ「うるさい!逆らう者は皆殺しだ!行くぞ!!」
ソーン「何か違うでごじゃる.....」

ケフカ「ん?...おいお前ら、何でぞろぞろぼくちんについて来るのだ?鬱陶しいですねェ〜!散れ!散れ!」
フライヤ「おぬしを野放しにできると思うか!」
ゾーン「(むしろ野に放って永久に別れを告げたいでおじゃる)」
ソーン「(それを言ってはいけないでごじゃる。現状を見て悲しくなるだけでごじゃる)....で、どのゲームをやるのでごじゃる?」
ケフカ「カーッ!まったく、小物ってのは言うことまで小さいですねェ。ヤダヤダ。
  どれをやるか、だと?端っこからゼ〜ンブやるに決まっているだろう!」
ソーン「全部でごじゃるか〜?!」
ゾーン「付き合わされるこっちの身にもなってほしいでおじゃる〜!」
ケフカ「そんなもの知るか!全部やるったら全部やるのだーーーーーっっっ!」
フライヤ「我慢してやれ......... お 子 ち ゃ ま 、なのじゃ」
    ーーーーー3時間経過ーーーーー

ソーン「ようやく一番奥のトランプ台までたどり着いたでごじゃる」
ゾーン「これが終われば帰れるでおじゃる」
フライヤ「本当に全ゲーム回りよったのう。ことごとく負けておったが」
ソーン「しかしどうやら......ポーカーだけは、抜群に強いようでごじゃるな!」
ゾーン「きっと常にニヤついているので表情が読みづらいのでおじゃるよ」
フライヤ「それにしても、一度も負けなしとは異様な強さじゃな」
ケフカ「おほほほ!皆さん揃いも揃って、なんとチンケなカード!シンジラレナーイ!
  では、ぼくちんが開きますですよ.......ほれっ、役立たずのフォーカード! じゃなかった、キングのフォーカード!」
       場内 ザワザワザワ..........
ケフカ「またまたぼくちんの圧勝ですね。皆さんのような弱い存在と遊んでもぜーんぜん楽しくないんですけど、
   まあもう少し付き合ってやりましょう」
ディーラー「そ、そろそろゲーム替えを......」
ケフカ「いいでしょう。バカラからババ抜きまで、何でも来なさい!」
ディーラー「では、ブラックジャックを」
ケフカ「(ピクッ) ブラックジャックだと〜?.......そんなクソゲームできるかあぁぁぁ!!  
  デス!!!(ディーラー死亡) 今日のところはこのぐらいで許してやる。おい、そこのウサギ女!
  さっさとぼくちんのコインを換ギルして、ネズミ女に持たせなさい。ネズミ女!帰りますよ」
フライヤ「待て、ソーンとゾーンの姿が見えぬ。探して来.....」
ケフカ「いいからいいからいいからいいからさっさと帰るのです!!」
       ガチャッ バタン  ......ドサッ

フライヤ「ふぅ、重かった。いやはや、ずいぶん稼いだものじゃな。これならフェニックスの尾の買いだめもできそうじゃ。
   おぬし、安心してどんどん死んでよいぞ」
ケフカ「.......やっぱりオマエ、ちょっと壊れ気味ですよ。あ、それとも、まだコンフュが効きっぱなしなのかな」
フライヤ「む?何じゃと?」
ケフカ「ゲーム場を回ってる間に、近くの皆さんをことごとくコンフュらせていただきましたからね。
   こまめに回ったことだし、あそこにいた奴らは1人残らずかかってたはずですよ」
フライヤ「何と.......ポーカーで誰もおぬしに勝てなかったのは、そのためじゃったか!」
ケフカ「そういうことです。ちなみにあのカードはゼ〜ンブ、ジョーカー@ぼくちん仕様です。
  ひゃははは!ユカイ、ユカイ!今ごろは奴らも気付いて大わらわになってるんじゃないですかねェ?」
フライヤ「何を悠長なことを言っておるのじゃ!ソーンとゾーンはどうなる!
   おそらく、おぬしの連れということで捕まって責めを負っておるのでは....」
ケフカ「かまわん! 敵に捕まるようなマヌケは必要ない!」
フライヤ「......こうしてはおれん。あやつらを回収しに行かねば。いつもいつも何でこうなるのじゃ......
    ガチャッ  ........ん.....何をくつろいでおる!おぬしも来ぬか!」
ケフカ「ザ〜ンネンでした。ぼくちんはもはやお昼寝モードに突入してしまいました。眠くて眠くて、なーんにもできまっしぇ〜ん」
フライヤ「無責任なことを申すなっ」
ケフカ「ヒッヒッヒ。すみませんねェ.......なにせぼくちん、 『お 子 ち ゃ ま』 、なもので!」
フライヤ「............しっかり聞いておるではないか............」
ケフカ「おや、大丈夫ですか?反省猿みたいに壁に手をついちゃって...。よっぽど疲れてるんですね。
  ほらほら、優しいぼくちんから、ケ〜ア〜ル! 元気になったでしょう?じゃ、さっさと行ってこい」 バタンッ
フライヤ「........耐えろ、耐えるのじゃ、フライヤ!.........でも私..........これ以上ここで生きていく自信がない........」
254名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/18(水) 09:48:43 ID:UAYgHmKU0
GJ!
フライヤ苦労人だなw
9やったときはフタゴーズ嫌いだったはずなのに
何だかこのスレ見るようになってから好きになってきた・・・
255名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/20(金) 20:55:07 ID:rHqjliSj0
保守
256名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/21(土) 17:09:42 ID:mpoqEICz0
フライヤガンガレ
257名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/21(土) 22:34:58 ID:7SpqpKQ40
フライヤ別の部屋に移った方がいいんじゃww
258名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/22(日) 00:51:19 ID:aStdI0C90
>>257
それやったらケフカが猛毒を水道水に混入して全員オワルw
259名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/22(日) 06:08:01 ID:TtZtJL1A0
>>258
その後全員魔列車に閉じ込め
もちろんトイレにはモヒョ竜に殺されたケフカがw
260名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/23(月) 20:51:52 ID:7dcbPLyo0
あれ、魔列車スレってまだあったっけ?
261マーニャとミネアと勇者ちゃん(ソフィア)1/3:2007/04/23(月) 22:00:03 ID:ptVeGQtb0
マニャ「ちょっとー、ミネア、これ見てよ!」
ミネア「何ですか、このチラシ…。豪華マンション?」
マニャ「そう!面白そうだしソフィアとアリーナ誘って見に行きましょ!じゃ、早速ルーラ!」
ミネア「きゃあ!勝手に決めないで!」

山奥の村にて

シンシ「うーん…、何か変な音がしない?」
ソフィ「私には聞こえないけど…。あれ?何か飛んでくる」
シンシ「こっちに来るわ!!」

ヒュオーン… ザザッ! ドサッ!

ソフィ「わわっ!」
シンシ「きゃっ!」
マニャ「あいたた…。あら?お尻の下に何か…」
ミネア「きゃあっ!ソフィアさん!シンシアさん!ご、ごめんなさい!」
262マーニャとミネアと勇者ちゃん(ソフィア)2/3:2007/04/23(月) 22:00:40 ID:ptVeGQtb0
ミネア「二人とも本当にごめんなさい…」
マニャ「ごめんねー。でも悪気は無かったのよ」
ソフィ「そんなに気にしなくてもいいわよ。ね、シンシア?」
シンシ「ええ。怪我も無かったし」
ミネア「そう言ってもらえると助かります」
ソフィ「ところで今日はいきなりどうしたの?」
ミネア「そうそう!これ見てよ!」
ソフィ「豪華…」
シンシ「マンション…?」
マニャ「面白そうでしょ?それでみんなで見に行ってみようと思ったのよ」
ミネア「アリーナさんも誘ったのですがブライさんに止められてしまって…」
マニャ「ほんと、ブライも頑固よね。それでソフィアは行ける?」
ソフィ「私は大丈夫よ。シンシアはどうする?」
シンシ「私はお留守番しておくわ。でも夕ご飯までには帰ってきてね」
マニャ「じゃ、決まりね。ルーラ!」

ヒュオーン ヒュオーン…

ソフィ「うわー…、大きいね」
ミネア「うーん…、何か嫌な予感がします」
マニャ「何言ってんのよ。魔物の気配も何もしないわよ。さ、見に行きましょ。せっかくだから最上階ね!」
ミネア「あ、姉さん、待って!」

マニャ「うーん、やっぱり高いところは気持ちいいわね!」
ソフィ「わぁ!海まで見える!シンシアも来ればよかったのに」
ミネア「ねえ、二人とも戻りましょう。何か落ち着きませんわ」
マニャ「仕方ないわねぇ。じゃ、行きましょ」
263マーニャとミネアと勇者ちゃん(ソフィア)3/3:2007/04/23(月) 22:02:24 ID:ptVeGQtb0
マニャ「それにしても良い所だったわね。本当にここで暮らしちゃおうかしら」
ソフィ「今度はシンシアと来よっと」
ミネア「あ、出口です…」

シュイン…

ミネア「わ…?ここは…?」
ソフィ「…さっきの部屋のようね」
マニャ「いったいどういうこと?」
ミネア「少し占ってみましょう。…私達は暫くここから出られないようですわ」
ソフィ「そ、そんな!ああ…、シンシア!」
ミネア「落ち着いてください。千という数字が見えます。詳しくは分かりませんが何かが千になれば出られますわ」
マニャ「ま、じゃあ慌てても仕方ないしここでのんびりしましょ。かなり良いところだしね」
ソフィ「……ミネア、私にラリホーマをかけて!」
ミネア「え、どうしてですか?」
ソフィ「いいからお願い!」
ミネア「わ、わかりましたわ!ラリホーマ!ラリホーマ!ラリホーマ!…あら?」
マニャ「…ソフィア、天空の兜を外さないと」
ソ&ミ「あ…」
ソフィ「あはは…。じゃあ外したし、またお願いね」
ミネア「は、はい。では改めまして、ラリホーマ!」
ソフィ「むにゃ…。シンシア、聞こえる?夢の中からごめんね。かくかくしかじかで戻れないのよ。…戸締りはしっかりするのよ。
  知らない人が来ても入れちゃ駄目よ。特に銀の長髪の黒い服の耳のとんがった男は駄目よ!
  それから何かあったら山を降りたところのツンデレの樵のおじさんのところに…。うん、うん…」
264名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/23(月) 22:52:28 ID:HRQEMMwF0
やっぱり“閉じ込め”スレって・・・・・・面白!!
265名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/24(火) 21:15:38 ID:+3/fRNid0
おーいエドガー!
おいしい部屋ができたよ!
266名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/24(火) 21:33:48 ID:1fwF4zXT0
おーいジタン!
おいしい部屋ができたよ!
267名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/24(火) 22:02:34 ID:cNfFKmfY0
おーいクックル!
(ry
268FF1PSP記念、カオス達を閉じ込め?:2007/04/25(水) 02:08:11 ID:Y0/ICQC1O
リッチ「ふむう…ここがカオス様が指定した骨抜きの場か」
クラ「キサマガ イウト ホントニホネダカラドッチノイミ カ ワカラヌ」
ティアマト「煩いぞ、クラーケン、…しかし、一度入ると『センレス』まで出られぬとは…何を考えているのやら…」
マリリス「まあ構わぬ、しばらく指命を忘れて休めとの事だろうのう…」



ガチャ
リッチ「中は…ふむ、大型部屋ですっきりしてるではないか…」
クラ「ノド カワイタ ナ ミズ ドコダ…」
ティアマト「ぬう…風通しが悪いでは無いか!」
リッチ「…それは貴様が風のクリスタルの機能を無くしたからだろう…」
クラ「ミズ ガ マズイ!」
リッチ「それも貴様が水のクリスタルを…」
269FF1PSP記念、カオス達を閉じ込め?:2007/04/25(水) 02:09:08 ID:Y0/ICQC1O
マリリス「貴様達、カオス様がわざわざ配慮して下さったのを失礼では…」
ティアマト「部屋変えを要求する!住んでられん!」
クラ「ヨーキュウスル!ヨーキュウスル!」
プチッ
リッチ「き、貴様ら先ず落ち着…む?マリリス、何処へ連絡をして…」



クラウド「ストライフデリバリー…何?ミスリルハンマーを大至急6つ?…何?同居人が暴走して煩いから……まあ、いいか…わかった、直ぐ向かう」
ガチャ
ティアマト「大体貴様は読み辛い片言を止めんか!鬱陶しい!」
クラケ「キサマ コソ カゼトオシクライデ グダグダイウナ!」
リッチ「落ち着かんか貴様ら…(ピンポーン)む?客人?越したばかりの部屋になぜ?」
270FF1PSP記念、カオス達を閉じ込め?:2007/04/25(水) 02:09:59 ID:Y0/ICQC1O
ガチャ
クラウド「ストライフ・デリバリーサービスだ、注文の品を持ってきたが…何やらユニークな部屋だな…Σうわっ」
マリリス「貴様ら……いい加減にせんかあっ!」
ドカビシボカスカグチャウボアーウボアー
マリリス「さて、代金を…む?どうした?」
リッチ、クラウド「コワイヨー(((( ;д;)))ガクガク」
ティアマト、クラケ(へんじが ない ただの しかばね の ようだ)



…初めてなんでいろいろおかしかったら(特にマリリスの口調)指摘お願いします('A`)
271名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/25(水) 21:24:10 ID:5nb+oEgU0
ミスリルハンマーがあるとどうなるんだ?
272テリーとスコール(?):2007/04/27(金) 14:27:31 ID:1mID+e4Z0
スコル「っぐわ!…くそ!…また暴れだしやがった…」
テリー「お、おい!どうしたんだ、スコール!?」
スコル「っふ…ノムリッシュを持たぬ物にはわからんだろう…」
テリー「ノムリッシュ…?」
スコル「そう、ノム…。が…あ…離れろ…オサレになりたくなかったら早く俺から離れろ!!」
テリー「スコール!!」
スコル「…スコール?違うよ、僕は野村哲也だよ」
テリー「…野村哲也?」
ノムラ「ああ、野村だよ。でもまあ君が間違うのも無理は無い。なんたって彼のモデルは僕だからね!」
テリー「……」
スコル「でも君はわかってるね。そうだ!そんな君にこれをあげよう!」
テリー「…リノア語録?」
ノムラ「ああ、それは凄く貴重なものだから大事にしてくれよ。あ、そろそろ帰る時間だ。じゃあね。3・2・1・リセット!」
テリー「……」
スコル「っは…。俺は…何をしていた?」
テリー「…いや、何も」
スコル「何だ、その微妙な間は?やっぱり俺は何か…!」
テリー「いや、本当に何もしていないさ!」
スコル「…まあいい。信じよう」
テリー「ああ。(…この語録、どうしよう。とりあえずフクロンにしまっておくか)」
273名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/28(土) 00:42:30 ID:c6sZD4uwO
邪気眼ktkrwww
オサレになりたくなかったら離れろってなんだよw
274忍者部屋1/3:2007/04/30(月) 08:31:45 ID:wFgqoW1j0
・・・・は!・・・オレは生きているのか?レオ将軍と一緒に魔列車にのる
なんて、よほど死にかけたのか、あそこでリレイズをかけていなかったら死んでいたな・・。
!!インターセプターはどこだ。・・・あそこだな。

サマサの村

リルム「ひまだなぁうっひゃひゃ野郎も倒したし」
インター「ワンワン」
リルム「インターセンターどこ行くの!」
リルム「あ、お、おばけ!」
シャドウ「やはりここか・・・ちなみにオレは幽霊ではない、そしてこの犬の名前はインターセプターだ、
インターセンターではない。
リルム「生きてたんだ・・・」
シャドウ「なぜだ?」
リルム「いや、もう葬式したから、ってもういない。」
シャド(今更父親面する権利はないな)
シャドウ「金がなくなってきたな、マンションにでも住みたいがコロシアムに近いマンションなんて
あるはずな・・・ん、なんだこのチラシは・・・!!地下にコロシアムがあるのか・・・いってみるか。


275忍者部屋2/3:2007/04/30(月) 08:32:44 ID:wFgqoW1j0
エッジ「オレの名はエッジだ、いきなりだが、金がない、旅しているだけで金がなくなる、
飛空艇は電気代高いし、ん、なんだ?このチラシ・・・・無料体験か、いってみるか。」


276忍者部屋3/4(訂正):2007/04/30(月) 08:36:52 ID:wFgqoW1j0

シャドウ(ここが部屋か、悪くはないな、コンビニもあるしこのマンションに出ないで暮らすことも
・・・だれか来たようだ)
エッジ「ここが部屋か、以外といい部屋だな。」
???「マテリアないかな、・・・空き巣発見。」
シャドウ「空き巣じゃあないおまえこそだれだ。」
エッジ「オレの名はエッジ。」
???「アタイの名はユフィ、あんたの名は?」
シャドウ「シャドウだ」
ユフィ「あんたたち、何でこのマンションにきたの?」
エッジ「金がないから」
シャドウ「同じく、おまえはどうなんだ?」
ユフィ(クラウドからマスターマテリア4つ盗んだこととナイツオブラウンド盗んだこと
は言いたくないから嘘できをそらそう。)
ユフィ「あれ、扉があかない。」



277忍者部屋4/4(訂正):2007/04/30(月) 08:37:24 ID:wFgqoW1j0
エッジ「本当か?・・・・本当だ」
ユフィ「え?」
シャドウ「・・・・開かない」
ユフィ(うそから出た真だ)
エッジ「壁ぬけの術・・・あれ?ぬけられない」
シャドウ「テレポもむりだ」
ユフィ「なら3,2,1でこわすよ。」
シャドウ「3」
エッジ「2」
ユフィ「1」
ユフィ「Wしょうかんナイツオブラウンド」
シャドウ「アルテマ」
エッジ「投げる、包丁」
エッジ「・・・壊れないな」
ユフィ「1000になるまで出られない、ってこのメモに書いてあるよ。」
エッジ「マジかよ」

2ちゃんねる初心者なので、どこか間違っていれば、ご指摘おねがいします。



278名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/04/30(月) 09:12:25 ID:yM2Rz1Lj0
とりあえず職人は黙って投下
評価が欲しかったら>>1にある避難所のネタ評価スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/29637/1148667173/l50
で聞くといい
279名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/01(火) 03:28:14 ID:esP4uqRNO
>>268->>270
良いね。また続きを書いてくれないかな。
280サンチョとフラン部屋 サンチョの日記:2007/05/02(水) 22:02:40 ID:luJ/jO8+0
今日はマンションの下見にきたつもりでした。
同じく下見をしていた人と、挨拶をしながらマンションを見学しました。
カジノやコンビニなど便利な施設が多く住み心地はかなり良さそうでした。
ですが、今日は帰ろうかと思ったところ、なにやら閉じ込められてしまいました。
どうしたものかといくらかの抵抗をしてみたものの、どうにもならず
どうやら1000レスというものまで、ここで暮らさなければならないようです。
このことを手紙に書きお送りしましたが、ぼっちゃまは心配しておられるでしょうか。
それと、同居人の方もできました。
フランさんと言われる、お若い方のようですが、私が
「お菓子のような名前ですね、でも腐ってたりして、フランだけにwww」
と申したところ睨まれてしまいました。
バニーガールのような服装や、年齢、職業などこれから少しずつコミュニケーションを取っていきたいと思います。
お若い方との同棲生活、少し楽しみであります……グフフw
おっと、少々本音が出てしまいましたが、今日はこの辺で日記を終えます。    サンチョ
281サンチョとフラン部屋 サンチョの日記:2007/05/03(木) 17:19:42 ID:/YJuJ9L40
このマンションに閉じ込められて2日目。
マンションの設備は、ある程度理解できたようです。
そこで、今日はフランさんとの親睦を深めようと、軽く雑談をしてみることにしました。
若い娘さんが、どのような話題に興味があるのかわかりませので
とりあえず、天気の話などを少ししてみました。
「今日は、良い天気ですな」
「ミストが濃いわ…」
そう言うとフランさんは私から離れ、部屋の隅へ移ってしまいました。
ミスト?霧のことでしょうか?今日は霧など出ておらず、綺麗に晴れているのですが…
ミステリアスな方です。

あっ!この日記とはまったく関係ありませんが
今日は私のはいているステテコパンンツを洗う日だったのを忘れていました。
ですが、今日はもう眠いので明日洗うことにしましょう。
まだ7日目…何の問題もありません。                サンチョ
282名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/07(月) 01:49:57 ID:j68ALOT/O
ほす
283名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/08(火) 21:51:22 ID:DVRUEYK60
サンチョはステテコを毎日洗うわけじゃないのか…
カジノにて

エドガー「そこの美しい脚のレディ、すまないがドリンクをもう一杯。
    そこの美しい指のレディ、すまないがカードをこっちにまわしてくれないか。
    そこのうっ..........うーむ.........美しい心を持っていそうなレディ、すまないが一歩だけ下がってくれないか。
     君の足の下に、たまたま私のマントの裾があるのだ」
バニーガールズ 「ハ〜〜〜イ」 \(^。^\) \(^。^\) \(^。^\)
エドガ「ん?あそこできょろきょろしているのは...ネズミの国のレディじゃないか。おーい、君!」
フライヤ「む? バニーガールの群れの中から声が.......おおこれは、エドガー殿」
エドガ「真面目なレディかと思ったが、君もここへ羽根を伸ばしに来たというわけか?」
フライヤ「いや、もともと伸ばしようのない羽根をさらにむしられに来た、といった所じゃ.....。
   ところで、こんな所でくつろいでおられるということは、もう弟御とはお会いになれたのかの?」
エドガ「い、いや、その。たまたまここの前を通りかかったらバニーなレディたちに誘われたものだからね、ちょっと」
フライヤ「...................」   
エドガ「いやいや、決して、ここでただ遊んでいるわけではないぞ。こうしている間も次の作戦を考えているのだ」
フライヤ「要するにまだ迷子っておいでなのじゃな」
エドガ「うむ...そうとも言う。それより君、何か困りごとなのか?」
フライヤ「実はかくかくしかじかで、道化師の双子をなんとか連れ帰らねばならぬのじゃ。
   穏便に済ませたいところじゃが、まず無理じゃろうの.....ハァ」
エドガ「フッ、美しいレディにしかめっつらは似合わない。私がなんとかしてさしあげよう」
フライヤ「何とか...なるかのう...」
エドガ「おーい!美しく聡明で心優しいバニーレディたち!
   機械に強いイケメンであり一国の王であり将来君たちのうちの誰かの夫となるこの私に、力を貸してくれないかね?」
バニー「ハ〜〜〜〜〜イ」 \(^。^\) \(^。^\) \(^。^\) \(^。^\) \(^。^\) \(^。^\) \(^。^\)
エドガ「では、すまないが双子の道化師を捜し出して、ここに連れて来てくれ!」

バニー「ハ〜〜〜〜〜イ」 ドドドドドド.................
                        ................ドドドドドド ドサドサッ 「いたたた...」「いたいでごじゃる!」
フライヤ「むむっ、お見事じゃ!見直しましたぞ、エドガー殿!」
エドガ「(つまり今までは見くびっていたと。)...さ、やっかいなことにならないうちにここを抜け出そう。
    ありがとう、麗しのバニーレディ!君たちとずっと一緒にいたいんだが、所用があるのでこれで失礼するよ!
    王様はつらいね!(投げキッスの雨を降らしつつじりじり後退)...ささ、早く早く」

フライヤ「ここまで来れば大丈夫じゃろう。エドガー殿、改めて深く御礼申し上げる」
エドガ「フッ、レディのためならこれくらい朝飯前さ。惚れちゃいけないぜ!」
フライヤ「それはない。ご安心めされい」
エドガ .....ショボーン(´・ω・`).....
フライヤ「しかしおぬしら、大変な目にあったようじゃのう。鎖でぐるぐる巻きではないか」
ソーン「捕まって奥の部屋に連れ込まれていたのでごじゃる」
ゾーン「おとしまえつけてもらうとか言われたでおじゃる。めちゃんこ怖かったでおじゃる」
フライヤ(ガチャガチャ...)「........くっ、これは容易にははずれぬぞ」
エドガ「大丈夫。こんな時こそ、こいつがモノを言う」 スチャ
ソ/ゾ「ひいいいいいい!!」
フライヤ「何じゃ、その見るからに物騒な道具は?!」
エドガ「かいてんのこぎり」
フライヤ「......王ともあろうお方が何故そのようなものを持ち歩いておいでなのか、じっくりお聞きしたい所じゃが」
エドガ「まあその話はあとでしっぽりとワイングラスでも傾けながら、ね。
    今はこの鎖を切ることが先決だ!行くぞ!動くなよ!」
         
     チュイイィィィィィィィィィィィィィィイイイイイイン   ガガガガガガリガリガリガリガリガリガガガガガガガガガガ

ソ/ゾ「ひいいいいいいぃぃぃぃぃ!!!(°◇°;)(°◇°;)」   

         ..................ガガガガガガ ギイィィン!  ...バラバラ.... 

エドガ「ブラボー、かいてんのこぎり!」
ソーン「ハァハァ.....死ぬかと思ったでごじゃる」
ゾーン「ハァハァ.......うまいこと鎖だけ切れて、よかったでおじゃる」
フライヤ「うむ。エドガー殿には本当にお世話になった。お礼かたがた、うちで茶でも一服いかがかの?」
エドガ「君とふたりっきりなら喜んで伺いたいところだ。
   しかしそこの2人に加えて、さらに騒々しいのがあと1人いるのだろう?」
フライヤ「....思い出したらまた頭が痛くなってきた....そうなのじゃ。早く戻らねば。
   ひょっとしたら今ごろは、部屋が破壊しつくされているやもしれん」
エドガ「ふうむ。秩序回復のお手伝いをしたいのは山々だが、
   先ほどはるか遠くの部屋から、女性の悩ましげなため息が聞こえたのでなあ」
ソーン「ため息、でごじゃるか?」
フライヤ「かいてんのこぎりの騒音と双子の悲鳴以外は何も聞こえなかったが...」
エドガ「いいや、確かに聞こえた。困っているレディをほったらかしにはできない。私にはそちらへ向う義務がある」
フライヤ「わかった。  いや、よくわからぬが、わかったことにしておく。
   ここはこう見えてなかなかに殺伐としたマンションじゃ。気をつけて行かれよ」
エドガ「ありがとうレディ。では、またあう日まで」
ソーン「やれやれでごじゃる〜」
ゾーン「やっと帰れるでおじゃる〜」
フライヤ「帰る.......か。あやつ、おとなしくしておるかのう...」

ケフカ「ヒッヒッヒ......行くべきか行かざるべきか、それが問題ですよ。
  トイレには行きたい、しかし行ったらぼくちん絶対閉じ込められるって気がするんだな。
  今閉じ込められたら誰も開けてくれないし.....いっそドアを開けっ放しでしちゃおうかな....
  いやいや!!その間にもしタイミングよくあいつらが帰って来たら、ぼくちん一生立ち直れません......
  あ〜〜〜〜〜つまらん。何で俺様がこんなところに閉じ込められなきゃならんのだ!
  もうこんなマンションなんか焼き払っちゃおうっかな〜〜〜〜!!
  
  ..............って言ってみても誰もツッコミませんね。
  そりゃそうですね。だってぼくちんしかいませんからねェ!
  ヒョワホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホッホ.......................................................サミシイ......ρ(・・、) 」
288名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/09(水) 22:44:21 ID:Vp0lxMWd0
エドガーktkr
289名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/10(木) 00:57:54 ID:tcyHY6WpO
ケフカwww
290サンチョとフラン部屋 サンチョの日記:2007/05/10(木) 06:05:09 ID:C95h4U5V0
この間ぼっちゃまにお送りした手紙の返事が返ってきました。

永い間、世話になってきたサンチョにはちょうど休暇を与えようと思っていました。
遠い地で、しばらくの間バカンスを楽しんできてほしいと思います。
にしんを送ります。これは子供達が釣った物です。同居している方といっしょに食べてみてください。
帰りが待ちどうしいですが、あなたの人生です。ゆっくりしてきた
ら良いでしょう。改行がおかしいのは気のせいです。気にし
ないださい。青年期に奴隷だったせいか未だに文章力がな

て、少々はずかしいですね。改行が変なことは本当に、本当に気にしなく
良いので、元気に休暇をすごしてください。
いろいろ積もる話もありますがそろそろ
おわりにしようと思います。以
前から世話になったサンチョへ、グランバニア王より。P.S.
首長竜はかっこいいと息子が言っていました。

こんな召使いのことを気にしてくださるとは、ぼっちゃまは
なんとお優しいのでしょうか。私はこれを読んで涙が止まりません。
いただいた、にしんは昔、奥様に教わった調理方法に従い塩漬けにし缶の中に保存しました。
完成した後に奥様をお呼びしても、何故か来ていただけませんでしたので今でも保存室の中ですが…
半年後くらいにはおいしい料理になるはずです。見たところフランさんは奥様と同年代ぐらいだと
見受けられるので、きっと喜んでいただけると思います。
今日は本当に良い日です。このわくわくとした気持ちを書いて、日記を終えたいと思います。  サンチョ
291名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/10(木) 10:40:58 ID:e2SRNkgE0
5主ネラーかよwwww
ーン「もしもーし!フリオニールさん、生きてますかー?」
フリオ「……」
ロック「返事が無いな」
マリベル「ただの屍のようね」
ムーン「やっぱり自然に生き返ったりはしないようですわ」
マリベル「うぅーん……怒涛の銀髪攻撃でフリオニールが死んでから、はや1ヶ月…」
ロック「腐敗防止の為ブリザドで死体を冷凍保存してたがそろそろ限界だな」
ムーン「最近暖かくなってきましたものね」
マリベル「どうするのよ、これ?このままじゃ部屋が臭くなっちゃうわ!」
ムーン「どうすると言われてましても…」
ロック「俺のレイズは何故かフリオニールに効かないし」
ムーン「マリベルは魔法を忘れていてザオリク使えないから、蘇生のしようがないのよね…」
マリベル「まったくもぅ、フリオニールったら厄介な魔法掛けたまま死んじゃうんだから。
    どうせ死ぬなら魔法解除してから死になさいよね!」
ロック「困ったもんだよな」
マリベル「いっそ燃えるゴミの日に生ゴミとして出しちゃいましょっか?」
ムーン「そ、それは流石にちょっと…」
ロック「人としてどうかと思うが」
マリベル「でも、このままじゃどーにもならないわよ?」
ムーン「そうよね。どうにかして生き返らせられないものかしら…?」
ロック「フェニックスの尾も使ってみたが、これも効果なかったしな…」
マリベル「フェニックスの尾?何よ、それ?」
ロック「戦闘不能を解除するアイテムだ。……もっとも、死んでるフリオニールには効き目がなかったようだが」
ムーン「アイテム…………。そうだわ!道具を使えばいいんじゃないかしら、マリベル!」
マリベル「あー、成る程ね。それじゃあ…」ゴソゴソ

つ【世界樹の葉】
フリオ「………う……うーん……」
ロック「おっ!」
フリオ「……おい…ミンウ……アルテマ超弱いんだけど、これってバグ……?」
マリベル「やったわね!」
フリオ「……って、あれ?こ、ここは…?」
ムーン「生き返りましたわ!」
フリオ「???」
ロック「いやー、一時はどうなるかと思ったがなんとかなったな!」
マリベル「これでまたフリオニールの手料理にありつけるわ!」
ムーン「ファブリーズも買わずに済みましたね」
フリオ「……あれ?俺は一体……???」
ロック「怒涛の銀髪攻撃で死んでたんだよ」
フリオ「マジで!?」
ムーン「しかも蘇生手段がありませんでしたので1ヶ月程死体のまま放置されてました」
フリオ「1ヶ月も放置!!?」
マリベル「言っておくけど、全部あんたが悪いのよ。
    暴言吐いて銀髪集団の怒りを買うし、変な魔法であたしの呪文忘れさせるし…」
ロック「まったくだ。死にたくなかったら言動には気をつけろよ」
ムーン「これからは慎重に行動してくださいね」
フリオ「……うぅ。だからって、何でいつも俺だけこんな目に?
   もとはといえば、いつも暴力を振るうマリベルや人の料理にケチつけるロックが悪いのに…」
マリベル「……あ、そうだわ!ちょっと、あんた。
    この『忘れる』って状態異常、早く治しなさいよ!」
ムーン「魔法で無理やり呪文を忘れさせるのは流石にやり過ぎですわ」
ロック「そうだ、そうだ。一部とはいえ人の記憶を消すなんて最低だぞ、フリオニール!」
フリオ「わ、分かったよ。治せばいいんだろ、治せば!
   ……くそっ、何で俺だけ責められるんだよ……」ゴソゴソ
マリベル「グダグダ文句言ってないで、さっさと治しなさいよね!」
フリオ「へい、へい……………ほらよ」

つ【とんかち】
マリベル「何これ?」
ロック「とんかち……だよな?」
ムーン「とんかち……ですね」
マリベル「これで一体どうやって治すのよ」
フリオ「そりゃ、頭を叩くに決まってるだろ」
マリベル「なんですって!?」
ロック「な、成る程。記憶喪失の人間に何かショックを与えれば記憶が戻ると聞いたことはあるが…」
ムーン「でも、とんかちで頭を叩くだなんて…」
ロック「かなり痛そうだよな」
マリベル「こ、これで頭を叩かなきゃならないの?」
フリオ「ああ。『忘れる』を治すアイテムはこの『とんかち』しかないからな。
   (本当はエスナの魔法でも治せるけど…)」
マリベル「ふーん……とんかちで叩く、ねぇ…」
フリオ「嫌ならやめてもいいんだぜ?ま、その時は魔法は使えないままだけどな」
マリベル「……いいえ。やるわ。とんかちで殴ってやろうじゃないの」
フリオ「えっ!?」
ロック「本気か!?」
ムーン「すっごく痛そうよ。大丈夫、マリベル?」
マリベル「ええ、大丈夫よ。ようはとんかちを使って状態異常を治せがいいだけでしょ?」
ムーン「そうだけど、本当に大丈夫なの?」
マリベル「平気よ。……こうすればいいんですもの!」

 ゴスッ!!

フリオ「痛っ!?」

マリベル「もういっちょ!」

 ゴスッ!!

フリオ「ぎゃっ!?」

マリベル「まだまだぁっ!!」

 ゴスッ!!

フリオ「ちょっ、まっ…!」

マリベル「どーせ他にも治す方法あるんでしょ?
    殴られたくなかったら早くあたしを治しなさい!」

 ゴスッ!!

フリオ「ふぎゃっ!!」
マリベル「フリオニィィーールッ!」ゴスッ!!
マリベル「あんたがッ!」ゴスッ
マリベル「治すまで!」ゴスッ!!
マリベル「殴るのをやめないッ!」ゴスッ!!
フリオ「ぎゃっ!ちょっ、やめっっ!!」


ムーン「……マリベルったら自分じゃなくフリオニールさんをとんかちで叩いてるわ」
ロック「流石マリベル。俺達にできないことを平然とやってのける!」
ムーン「ま、そこにシビれもしなければ憧れもしませんが…」


フリオ「うわ――!ギブ、ギブ!!治すから勘弁してくださいっ!!………エスナ!」
マリベル「……あら。やっぱり他の方法があるじゃないの」
フリオ「ぜぇはぁ……ぜぇはぁ……」
マリベル「これに懲りたらあたしをハメようなんてするんじゃないわよ!」
フリオ「くそ………何で俺ぱっかこんな目に……orz」
ムーン「フリオニールさんにも自業自得な部分が多々ある気がしますが…」
ロック「おい、フリオニール。これ以上変な魔法使ったりするなよな」
ムーン「フリオニールさんに死なれると困りますから自重してくださいね」
フリオ「分かったよ。ま、フォーグ以外に変わった魔法なんてそうそう無いから平気だろ」
マリベル「そうなの?それならいいけど」
フリオ「ああ。他に変わった魔法と言えばアンチくらいだな」
ムーン「へぇー。アンチですか…」
フリオ「ちなみにこのアンチって魔法は…」
マリベル「ちょっと待ちなさいよ、アンチですって!?」
ロック「おい、フリオニール!アンチだと!?」
フリオ「…?」
ロック「アンチか…」
マリベル「アンチね…」
ムーン「どうしたんですか、二人とも?」
マリベル「フリオニール!あんたね?あんたがDQ7最糞スレとか立ててるのね!」
フリオ「…へ?」
ロック「お前か!人のカプスレ荒らしやがったのは!!」
フリオ「い、いや、それはアンチ違いかと…」
ロック「問答無用!この落とし前はきっちりつけさせてもらいぞ」
マリベル「泣いたって許してあげないんだから!」
フリオ「…え?い、一体何を…」
ロック「いまだ、マリベル!パワーをアルテマに!」
マリベル「いいですとも!」

ロック・マリベル「「Wアルテマ(ソード)!!!!」」
フリオ「何で俺ばっかこんな目にぃー!?ウボァ―――――!!!!」


ムーン「ああ……フリオニールさんがまた死んじゃった。
   ……えぇと、世界樹の葉はどこかしら…?」

298テリーとスコール 1/4:2007/05/11(金) 23:07:23 ID:KXG3ig0V0
スコル「部屋が汚いな」
テリー「若い男の二人暮らしなんてこんなもんか」
スコル「……(何だか悲しくなってきた)」
テリー「とりあえず片付けようぜ。使わないものは全部フクロンにしまっておこう」
スコル「ああ」

ゴソゴソ…

スコル「(ん?フクロンの中に変な本が。…リノア語録?)おい、テリー。これは何だ?」
テリー「あ…、えっと、それは…」
スコル「ま、まさかお前もリノアを狙っているのか!?リノアは絶対に渡さないぞ!」
テリー「いや、違う!それは、えっと…落ちていたんだ!」
スコル「…とりあえずこれは俺が預かっておく(後でじっくりと読もう)」
テリー「ああ、そうしておいてくれ。じゃあ片付けの続きをしよう」

ゴソゴソ…
299テリーとスコール 1/4:2007/05/11(金) 23:08:06 ID:KXG3ig0V0
スコル「…お前は青色以外の服を持っていないのか?」
テリー「青い服は俺のアイデンティティなんだよ。だって考えてもみろ。
  赤や黒ならまだ良いがピンクだったら俺は桃色の閃光だぞ!?」
スコル「それは…かなり格好悪いな」
テリー「もし紫だったら紫の人だぞ!?何だか俺が匿名でドランゴにバラを送り付けているみたいじゃないか!」

ピンポーン…ガチャッ!

スコル「はい」
クラウ「ゼェ…ハァ…ストラ…フデ…リーサ…ビスだ…。6主…ん達からテリーさ…に」
スコル「(またテリーにか。それにしても大きい荷物だな…)」
クラウ「ここに…ゼェ…置いておく…らな。今後とも…ハァ…よろしく」

スコル「おい、テリー。お前に6主さん達から荷物だ。玄関に置いてあるからな」
テリー「姉さん達から!?」
スコル「いや、6主…」
テリー「ね え さ ん か ら だ よ な ?」
スコル「…お前のお姉ちゃんからだ」
テリー「何かな〜?」
300テリーとスコール 3/4:2007/05/11(金) 23:11:08 ID:KXG3ig0V0
             ,. . :'` `: :ー-- .
          ,. ' : : : : : : : : : : : ::`:` : : .、
         / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :l
         / : : : :_;,:.: -──-: :._: : : : : : l
         /: : : '" : : : :_:_:_:_: : : : : ` : :、 : :.|
        l / : : ::': ": : ::_:_:_:_:_:_:_:_:_: : : :\: :|
        {!    i {    ,.  ノイ j|   i ,'   こ、これは…!
─────ォ!   |! |ト=-> ヾー=∠.ィ'ソ ノ以/、_   
::::::::::::::::::::::::〃l\ トン'´oヾ  、 '"o``T" )::))ヽ `ー-、
::::::::::::::::::::〃:::::!_,.>t-`''''"'   ヾ`'''''"'  '゛_,.イ  l \ ゛ ̄´"''ー- .,
::::::::::::::::〃 ::::::::l   '、u  〈           /::::!   |          `丶、
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l::::::::::::::::::l    \   \:::::::::l      /     \/
301テリーとスコール 4/4:2007/05/11(金) 23:11:50 ID:KXG3ig0V0
スコル「何が入っていたん…何だ!?このドラゴンは!?」
???「テリーノ妻ノドランゴデス。イツモテリーガオ世話ニナッテオリマス」
スコル「お前…、結婚していたのか。いや、お前がモンスターが好きなのは知っていたがここまでとは…。
  俺はスコールだ。アンタの話は良く聞いている。テリーと引き換えなんだよな」
テリー「お前等何を言っているんだ!俺はドランゴと結婚なんかしていないぞ!勘違いするな!」
ドラ「アナタ、ヒドイ!私ノ子供、殺シタ責任トッテクレナイノ!?」
スコル「子供を殺した…?そいつは酷いな。おい、ちゃんと責任を取って結婚してやれ!」
テリー「元はといえばお前の子供が暴れるからだろう!」
ドラ「ソウヤッテ逃ゲルノ!?」
スコル「卑怯だぞ!」

ブーブー!ブーブー!

テリー「くっ!何で俺ばっかり!こうなったら…!」
スコル「あっ!電話を持ってガンブレードの箱に入るな!」

プルルルル…

テリー「あ、デリバリーサービスか?ドランゴを6主に送り返してくれ!」
クラウ「悪いが断る。あんな重いものを運んだせいで腰痛なんだ」
テリー「ふ〜ん…。じゃあ良いんだな?俺を轢いた事を皆に言いふらしても。
  あんたの仕事の信用にも係わるんじゃないかな〜。まあ、俺には関係ないけどな」
クラウ「くっ!わかった、取りに行けばいいんだろう!ガチャッ!」
302セクシー スクエニパーティー小話 前編:2007/05/14(月) 03:26:32 ID:B9geLwSNO
クジャ「ああ!至上の美を授かったボクの、これは使命だ、それなのに…天の神は、女神はさぞやお嘆きだろう!」
シーモア「……」
セフィロス「……」
ク「この美は誰が為にある?世を照らし、地に聖なる光をもたらさんとするこの美を!」
シー「…平和ですね」
セ「…全くだ。最近これと言って何も起こらん」
ク「求める小鳥たちの声にすら答えられぬ…どうせボクは人形、何もできやしないとでも!?」
シー「マンションの外へは出られませんし」
セ「わざわざ部屋の外へ行く気もせんな。面倒は避けたいところだ」
ク「セフィロス、シーモア、いつになったらここから出られるのかな。
 床が開いて下にマグマが流れていたりしないのかな!」
セ「…相当こたえているようだな」
シー「パーティーの誘いを受けたのに、結局行くことができなかったせいでしょう?」
セ「よくもこんな奴を誘う気になるものだ」
ク「聞き捨てならないね、セフィロス。 ボクは貴族の間では、麗凛なる天使の使いとまで賞されているのだよ!
 屋敷でのパーティーにこのボクを誘う事はすなわちそれ自体がステータスになるほどなのさ、そんな時には、
 ボクは勿論彼らの求めに応じなければならない、例え他の何を犠牲にしてでも、それが至上の美を持つボクのつとめ!」
セ「…まさか、以前携わっていたというテラ再生計画とやらも後回しでパーティーに?」
ク「当然じゃないか。後回しというより、任務の方の日時をずらしていたと言った方が正しいけど」
シー「間違っていませんか」
ク「象…失礼、その…、シューパフ女王様は寛大なお方でね」
シー「シューパフ!?」
セ「二日間誘いを受けていたのだろう?結局何のパーティーだったのだ」
ク「えーと…それが、良くわからなくてね」
シー「…それは、一般の貴族からすれば非常に危ないのでは?」
ク「うーん、なんでも、夢のコラボ発表を兼ねたパーティーらしいのさ。大勢の人が来る、大々的なものでね」
セ「む?そういえば…あれは確か、一昨年の今頃…私も誘われた事があったような…」
シー「同じパーティーにですか?」
セ「いや…記憶が定かではないが…」
ク「出席できない旨を伝えたら、後で代わりの資料を届けてくれると言われたんだけどね」
シー「はぁ…」
303セクシー スクエニパーティー小話 後編:2007/05/14(月) 03:33:08 ID:B9geLwSNO
ピンポーン
セフィロス「む?」ガチャッ
クラウド「ストライフデリバリーサービスだ。封筒とスフィアとポスターの配達に来た」
セフィロス「誰から…いや、待てよ。まさかクジャ宛てか?」
クラウド「そうだが、良くわかったな。それで、代金は…」
クジャ「へぇ、どうもありがとう。なになに…DISSIDIA…?FF20周年企画ゲーム!?」
セフィロス「なに?クジャと私は出演決定!?これがぷろもーしょん映像の入ったスフィアか?」
クラウド「お、おい、再生する前に代金を」
セフィロス「……素晴らしい!実に素晴らしい!」
クジャ「これは凄いね、フフフ…ねぇシーモア、見たよね今の?アハハハハ、シーモア、元気がなさそうだねえ!」
シーモア「…なぜですか!なぜあなたがただけが新しいゲームへの出演切符を手にする!!」
セフィロス「クックックッ…!我ながら天晴れだ!母さんに報告しなければ…!」
クジャ「シーモア、君のぶんまで、ボクは頑張ってくるよ。だからレクイエムの使い方を教えてくれたまえ」
クラウド「その前に、金を」
シーモア「…嫌です!私はまだ希望を捨てたりなどしない!目指せユウナさんと携帯機でス・テ・キ♪なツーショットぉ!!」
セフィロス「母さん!聞いてるかい母さんっ!オレ、オレまた出演依頼を貰ったよ!!」
クジャ「ああ、ついにボクの神々しいまでの姿を再び世の人々に知らしめる時が来たんだね!待ちわびたよ!!」
シーモア「あわよくば髪を切ったあとのユウナさんと、そう、フトモモを出したユウナさんと格闘で殴り合うシーンをッ!!」
セフィロス「オレ良いことを考えたんだ、オレから頼んであげる、母さんも一緒に出演させてあげてって!!」
クジャ「大衆の中で!この手で直接ガーランドをボコり倒し踏みしばき殴り飛ばせる日が来ようとはね!アハハハハ!!」
クラウド「………」

クラウド「…領収書を置いておくから…落ち着いたら代金を支払ってくれ…」
304名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/15(火) 04:03:32 ID:Cr9HwvjcO
>>302-303
GJwwwwww
セクシー懐かしいな!
全員うるせえええwww

ディシディア記念にジタンも見たいな
305名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/15(火) 06:56:48 ID:/ugBfTk70
野村絵ジタンがジャンプに昨日発売の載ってたな
アメリカナイズ(?)されてて「お前誰だよ」と思った
306名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/19(土) 19:48:27 ID:MQrFmTeFO
保守!
307セクシー 弟乱入編 1/5:2007/05/19(土) 23:49:28 ID:MQrFmTeFO
?「く〜〜っ! オレってやっぱり人気者なんだよな!
 ようやくオレのことを待っててくれてる女のコたちの期待に…」
?「いいからさっさとボスのところに向かうずら」
?「ああ。それにしても良い飛空艇だよなぁ。
 《霧》がなくても飛べる新型の小型飛空艇なんて、流石リンドブルムの科学力だ」
?「いつもこいつはプリマビスタの中に入ってて、シゴトの時だけ出して使うずら。
 ボスの命令だから今日はこうして飛ばしてるけど、これは特別待遇ずら」
ジタン「ああ、感謝してるぜ、シナ。…ん? ところであそこに飛んでるやつ、なんだ?」
シナ「へ? …こ、こっちに向かってくるずら!?」
ジタン「ま、まさかあれは……!!」

 * * *

シーモア「いかがですか? 今日はパスタ料理でまとめてみました。
 ミネストローネもボロネーゼも両方召し上がってください、
 それから、シルキスのポタージュは冷めやすいのでお早めにどうぞ」
セフィロス「こ、これは…見た目も豪華だが料理も美味い…!」
クジャ「すごいよシーモア! 僕の屋敷の料理人と、互角の勝負ができる程美味しいよ!」
セフィロス「シーモア、お前料理の才能があるな。よくぞここまで」
シーモア「ここを脱出したら、私の愛情と真心込めた料理をユウナさんに毎日食べて頂こうと決めているのです」
クジャ「うん、それならきっと彼女も喜ぶと思うよ」
シーモア「もちろん! ユウナさんのため、私はもっと腕を磨きましょう!」
セフィロス「(お、おい、あんな無責任なことを)」
クジャ「(夫として料理を作るとは誰も言っていないよ)」
セフィロス「(本人は完璧にそのつもり…)」ピンポーン
クジャ「ん?」
シーモア「来客でしょうか」
クジャ「まぁ、たぶん…」
セフィロス「誰だか知らんが、私達は食事中だ。その場で名乗り用件を言え!」
クラウド『ストライフ・デリバリーサービスだ。前回の搬送代の徴収と、別の配達の仕事に来た!』
クジャ「…クラウド君くらいしか、来る人はいないと思うけど」
シーモア「それもそうですね。閉じ込められているわけですし」
308セクシー 弟乱入編 2/5:2007/05/19(土) 23:54:07 ID:MQrFmTeFO
セフィロス「10分待て、まだミネストローネとサラダが残っている!」
クラウド『今すぐに開けろ、さもなくばドアを斬りあけるぞ!』
セフィロス「フン、弁償するつもりがあるなら遠慮なく叩き斬るがいい!」
クラウド『くっ…!仕方ない、10分待ってやる!』
クジャ「凄いね、完璧に悪役の言い回しだよ」
セフィロス「食事の邪魔をされては叶わんからな」
シーモア「ありがとうございます。そこまで言っていただけると、作り甲斐もあるというもの」
?「あぁ、確かにスパゲッティって冷めてのびるとまずくなるしな」
クジャ「その通りだよジタン、…って、え? ジタン!?」
シーモア「ど、どこから入ってきた!?」
セフィロス「貴様、それは私の皿だぞ!」
?「針金で鍵を開けてドアから入ってきたんだ、文句があるか?」
セフィロス「当たり前だ! 不法侵入のうえ私の料理をつまみおって…!」
?「なら、その文句は全部クジャに横流ししてくれよ? 最初に手ェ出したのはそいつだぜ!」
クジャ「何を言っているのさジタン。人をおちょくるのも…」
セフィロス「…クジャ。貴様今度は何をやった?」
シーモア「この部屋に来る前? それとも閉じ込められた後ですか?」
クジャ「ちょっと君たち! なんでいきなり僕を疑ってかかるのさ、少しは僕を信用しておくれよ!」
シーモア「たまには人を見た目で判断するのも良いか、と思ったので…」
ジタン「へぇ、まともなこと言うじゃないか! そうだ、自己紹介してなかったよな。
 オレはジタン・トライバル、劇団タンタラスの大スターさ! よろしくな」
シーモア「よろしくお願いします。私はエボン寺院老師、シーモア=グアドです」
セフィロス「セフィロスだ。…おまえがクジャの言っている『弟』か?」
ジタン「まあ、そんなもんかな。その『兄貴』に文句言いに来たんだ」
クジャ「ジタン、君もいい加減にしたまえ」
ジタン「何がだよ! シナとオレの乗ってた飛空艇に突っ込んだのはてめぇだろ!」
クジャ「し、しな…? 飛空艇に突っ込んだ? なんの話さ」
ジタン「とぼけんな、昨日の昼、てめぇあの変な竜に乗って小型飛空艇と衝突しただろ?
 あれはオレ達タンタラスがシドのおっさんから貰ったジョーキ機関の新型飛空艇だ!
 一緒に乗ってた仲間のシナってやつがどうにか不時着させたけど、もう飛べなくなってしまった」
309セクシー 弟乱入編 3/5:2007/05/19(土) 23:58:28 ID:MQrFmTeFO
クジャ「そ、それって…?」
ジタン「二人で呆然としてるところに、デリバリーサービスのバイクが通りがかってくれたんだ。
 先にシナを近くの町まで送ってもらってボスに連絡して、積荷の回収の手はずを整えた。
 その後でオレもここまで送ってもらった」
セフィロス「なるほどな、先程クラウドの言っていた荷物とは猿のことだったか」
ジタン「猿じゃねぇ! セフィロスのおっさん、悪いんだけどちょっと黙っててくれよ。オレは今こいつと…」
セフィロス「昨日の昼、こいつはずっとこの部屋にいたぞ」
ジタン「…へ?」
シーモア「それどころか、その前の日もその前もずっと。私達はずいぶん前から、ここに閉じ込められているもので」
ジタン「……」
クジャ「残念だがジタン、彼らの言うとおりさ。僕はここから出ることができない。
 だから君の飛空艇を墜落させてしまったのは、どう考えても僕ではないのだよ」
ジタン「…クジャと銀竜を庇って適当なこと言ってるんじゃないか?」
セフィロス「いや、それはない」
シーモア「ありません。絶対」
ジタン「…そうか…そうだよな、そうだろうな」
クジャ「ひ、ひどいよ君たち!?」
ジタン「それじゃ、あの竜もこの部屋にいるのか?」
シーモア「いえ、そうではありません」
セフィロス「あの馬鹿竜は外に一人だ。…つまり、そういうことだろう」
ジタン「…そうか。そういうことか」
クジャ「?? 君たち、何を言って…」
ジタン「オレが見たのはあの竜だけだ。当然クジャも乗ってるものと思ったのが間違いだった。
 ってことはあの竜が一匹で飛んでて、オレ達の飛空艇に突っ込んだんだろ」
クジャ「何を言うかと思えば…! 銀竜がそんなことをするはずないじゃないか、ジタン!」
ジタン「オレははっきり見たんだ!」
クジャ「本当に銀竜だったのかい? 見間違いではないのかな」
シーモア「何か、遠目でもそれと分かる特徴はなかったのですか?」
クジャ「…シーモア、それからセフィロス、さっきから僕を悪者にしようとしていないかい?」
セフィロス「事実を解明すればおのずとそうなると思うが?」
クジャ「銀竜は繊細なんだから、無駄に危険な飛び方なんかしないよ!」
310セクシー 弟乱入編 4/5:2007/05/20(日) 00:02:50 ID:J2BL9DUbO
ジタン「顔だって近くではっきり見たんだ。ブルメシアやイーファで見たてめぇの竜に間違いはないさ。
 モヒョモヒョ言いながら無駄にアクロバット飛行をくり広げるアホ面の竜が別にいるってんなら、
 オレはてめぇの召使いにでもなって、毎日うるさい曲を聞きながら靴を磨いてやるぜ!?」
セフィロス「それは…あの竜に間違いないな」
シーモア「間違いありませんね。あの竜に」
クジャ「な、何かの間違いだよ!
ジタン「衝突したあとゴメンヨオトウトクン!って言って鼻歌歌いながら飛び去ったとしても間違いか?」
クジャ「そんな…ま、まさか銀竜、僕に会えない寂しさを紛らわせるために…?
 ああ銀竜、君のそばにいてあげられない僕を許しておくれ…!」
ジタン「そーいうわけだからクジャ、両手あげて頭振ってねぇで弁償を」
クジャ「…それはできないよ、ジタン」
ジタン「なんでだよ!? おまえ大金持ちじゃねぇか、オークションだって開いてるし!」
クジャ「聞いてのとおり、僕はここから出られないからね。確かに僕はトレノでも屈指の大貴族だが、
 その資産の多くは美術品や骨董品などの、流動的な価値を持つものなのさ。
 こうやって閉じ込められてしまった状態では何もできないのだよ」
シーモア「(お、オークション…? 本人から聞いたときは冗談だと思っていましたが…)」
セフィロス「(あいつ、本当にそれほどの地位を持っていたのか…!)」
ジタン「仕方ないな…。貸しにしておくから、脱出したらきっちり払えよ」
クジャ「いいだろう。いつでも取り立てに来ておくれ」
ジタン「せめて自分から払いに来いよ! …うーん、じゃあ、オレは帰るか」
シーモア「もうお帰りですか? もう少しゆっくりされては」
ジタン「デリバリーの奴を待たせてるからなぁ」
セフィロス「そういえば、クラウドが入ってこんのは何故だ」
ジタン「仕事柄、不法侵入するのはやばいって言ってたぜ。オレは誘ったんだけどな」
セフィロス「すばらしい意見だ」
ジタン「そうだ、クジャ。新しいやつ、おまえも出るんだろ。負けないからな!」
クジャ「君が僕に勝とうだなんて思うのはまだ早いよ! 首を洗って待っていたまえ」
セフィロス「誰だろうと変わらん。勝つのは私だ」
シーモア「あぁもう、人を待たせているなら早く帰りなさい!」
クジャ「男の嫉妬は醜いよ」
シーモア「誰が!」
ジタン「じゃあな!」バタン…
311セクシー 弟乱入編 5/5:2007/05/20(日) 00:05:56 ID:J2BL9DUbO
 * * *

ジタン「ふう、待たせてしまったよな。悪かったな」
クラウド「構わない。別料金をとるだけだ」
ジタン「領収書はクジャの名前で頼むぜ。
 …ん? そういえばおまえも、代金の徴収だかの用があるんじゃなかったか?」
クラウド「ああ、それは問題ない。スフィア配達は別料金として代金を多くとることにした。
 また今度、新しい領収書を持っていって払ってもらう」
ジタン「そ、そういうのってアリなのか?」
クラウド「すぐに払わない客が悪い。…それにクジャがそこまでの金持ちだとは知らなかった」
ジタン「そ、そうか」
クラウド「とにかく次の仕事の確認だ。
 タンタラスアジトまで、『ジタン』を配達する、という依頼で良いんだな」
ジタン「ああ。新作出演記念でボスがお祝いをやってくれるらしいんだ!
 本当は昨日の昼過ぎにつく予定だったんだけどな。代金はクジャに払わせてくれ」
クラウド「わかった。出発するぞ」
ジタン「安全運転で頼むぜ」

 * * *

セフィロス「やかましい猿だったな」
シーモア「…そうですね」
セフィロス「まだ僻んでいるのか? 出演依頼が来ないことを」
シーモア「違いますよ。だいたいクジャさんもあなたも…」
クジャ「あぁ銀竜、ごめんね。僕がついていればこんなことにはならなかったはずだよ!
 バハムートの攻撃を完璧にかわせる程の実力をもっているとわかってはいても、
 心配でたまらないよ…どうか無事でいてくれれば良いんだけど…!」
セフィロス「……」
シーモア「……」
クジャ「嗚呼、夜空の星よ、これが運命だと言うのなら、神とはなんて残酷なものなんだろう!」
セフィロス「(…私はもう、あの竜を呼ばれる前に、寝る)」
シーモア「(そうですね。私も寝ます。おやすみなさい)」
312名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/21(月) 00:36:37 ID:PrCbuKVF0
GJ!!!
やっぱゲストキャラ来てくれると楽しいな
そろそろ銀竜再登場キボンw
313名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/22(火) 21:42:48 ID:k/IOtOa4O
上げます
314名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/22(火) 22:01:49 ID:DL5VXcKvO
つかよくこんな次から次へとネタ浮かぶなー職人さん達は。これからも楽しみにしてまつ(゚∀^)
315名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/23(水) 21:16:52 ID:jKlAmYg4O
ほしゅ
316名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/25(金) 18:02:28 ID:PCO063EzO
317名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/26(土) 14:00:49 ID:wK1bvMBbO
318名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/27(日) 01:18:10 ID:Wt6dTwTT0
保守ばかり?誰か職人さん降臨きぼん。
319フライヤとソーンとゾーンとケフカ 1/4:2007/05/28(月) 00:49:52 ID:OXIEddSy0
カジノからの帰り途

フライヤ「む、これはいったい?」
ソーン「壁に落書きがしてあるでごじゃ〜る」
ゾーン「ずっと向こうまで続いているでおじゃ〜る」
フライヤ「マンションの廊下は公共スペースじゃ。落書きをするとはけしからんのう」
ソーン「何と書いてあるのでごじゃる?」
ゾーン「まったく読めないでおじゃる!」
フライヤ「いわゆるグラフィティじゃな。表現意欲が旺盛なのはけっこうじゃが、
   このように壁を汚すのは全く困ったものじゃ。鬱屈した少年でも住んでおるのかのう...」

ソーン「だ...だんだん落書きが激しくなって来たでごじゃるよ?」
フライヤ「この階段の先はわれらの部屋じゃ。
   ......これまで見た廊下の荒れ模様を見ると、私はこの先へ進むのが恐ろしい......」
ゾーン「われらのドアの所で落書きが終わっているでおじゃる」
フライヤ「やはりな...」

     ガチャッ 

フライヤ「ただいま戻っ------------何をしておるのじゃ!!」
ケフカ「ああ!やっと帰って来ましたか!遅い遅い遅すぎる!!話はあとだ。ぼくちんは...つまりその、早急に...」

     ピュ〜〜〜〜〜 バタンッ    ザザ-----......

フライヤ「...トイレじゃな」
320フライヤとソーンとゾーンとケフカ 2/4:2007/05/28(月) 00:53:57 ID:OXIEddSy0
ソーン「ひ〜、こっちの壁一面、落書きだらけでごじゃる!」
ゾーン「油性マジックで書いてあるでおじゃる!」
フライヤ「くっ...これはちょっとやそっとでは落ちそうにないのう。しかも壁際に食器の破片が散乱して...」

   バンバンバンバンバン   ケフカ「開けろーーーー!!」

フライヤ「やれやれ... (ガチャ)  おぬし、神のくせに1人でトイレからも出られぬのか?」
ケフカ「ふんっ。俺様には不当逮捕の上監禁されたという暗ーい過去と心的外傷があるのだ!
  だいたいぼくちんは効率的に城を落とそうとしただけなのに....ケッ、あのいい子ぶりっこと役立たずめ...
  アッ!ご、誤解するなよ。別にトイレに監禁されてたわけじゃないんだからな!」
フライヤ「おぬしの昔話になぞ興味はない。それより、この落書きは何としたことじゃ?」
ソーン「文字の他に絵も描いてあるでごじゃるな」
ケフカ「お前らの帰りがあんまり遅いんで、けなげにもひとり遊びで時間をつぶしていたんじゃないですか。
  呪いの言葉を書きまくったり、嫌いな奴の似顔絵に茶碗ぶつけたりして」
フライヤ「通りがかりの住民を無差別に呪って何が楽しいのじゃ!悪意をまき散らすのもほどほどにいたせ!」
ケフカ「悪意のない呪いなど面白くもなんともないわ!」
ゾーン「...で、これは似顔絵なのでおじゃるか?」
ソーン「ここに描いてあるヒトは、さっき会ったのこぎり王に似ているようでごじゃるよ?」
ケフカ「それですか。ヒッヒッヒ、まったく双子だの王だのにはロクな奴がいませんよ。
   お前らやそいつなんかその最たるものですね」
ソ/ゾ(ーAー)(ーAー) ムカッ...........
321フライヤとソーンとゾーンとケフカ 3/4:2007/05/28(月) 00:55:57 ID:OXIEddSy0
フライヤ「む、双子で王、と申したか?そういえば超迷惑な道化の話もしておられたし、もしやこの御人は...」
ケフカ「そいつはですね、えーっと.....何て名前だっけな.....そうそう、エロガーっていう小生意気な色魔でした」
フライヤ「エロガーか。微妙に違うのう」
ゾーン「こっちの絵は...ふーむ、こわい生き物の世界には人面犬もいるのでおじゃるか」
ケフカ「惜しいですね。それは犬面人です。別名・役立たず皇帝ガストラ」
ソーン「こっちに描いてある犬面人は、ずいぶん犬寄りでごじゃるな〜」
ケフカ「それは本当の犬です!!飼い主より強いってもっぱらのウワサでしたね。
  しかしそいつの飼い主のせいでぼくちんは...うきゅ....痛かった...
  あー、思い出したら腹が立って来た。くっそー、こうしてやるー!!」 ビュンッ   パリーン パリーン ガチャーン 
フライヤ「ええい、止めぬか!この落書きだけでも掃除が大変じゃ。この上瓦礫の山なぞ作るでない!」
ケフカ「うるさーーい!瓦礫の山の頂上こそ、ぼくちんの君臨する場にふさわしいのだーーーーっ!!」
フライヤ「ケフカ!おぬしのワガママ、もはや許すことはできん!」

ソーン「あわわわでごじゃる......」
ゾーン「室内バトルはもうこりごりでおじゃるよ!」
ソーン「ここは何とかなだめるでごじゃるよ!」
ゾーン「なだめる.....こんな時は何と言ったらいいのでおじゃる?」
ソーン「たしか、いい決まり文句があったはずでごじゃる!えーとえーと...」

ケフカ「ぼくちんと闘うおつもり?いいでしょう。灰になってから後悔するがいい、虫けらめ!」
フライヤ「焼死! ...じゃない、笑止!!」

322フライヤとソーンとゾーンとケフカ 4/4:2007/05/28(月) 00:57:12 ID:OXIEddSy0
ソーン「えーとえーと...そうだ!
   思い出したでおじゃるよ!」
ゾーン「思い出したでごじゃるよ!」
ソ/ゾ「せーの、『夫婦喧嘩は犬も喰わない』!」
     Σ(;゜ロ゜) Σ(;゜ロ゜) ハッ.................
ケ/フ.......「誰が夫婦じゃあああぁぁぁ!!!!!」

     心無天使竜紋章破壊翼桜華狂咲アルテマ >>>>>> ヒィィィィィィ.....

フライヤ「ふうむ。壁をぶちぬいてしまったのう」
ケフカ「部屋が広くなっていいじゃないですか。ぼくちんのグラフィティアートは消えちゃったけど。壁ごと」
フライヤ「ソーンとゾーンはどこに埋もれておるのやら」
ケフカ「向こうの部屋の隅に破片くらいはあるんじゃないですか」
フライヤ「そうじゃな。あとで掘り起こすとしよう。廊下の落書きも、のちほど掃除せねばな」
ケフカ「私が全部やっときますよ。白塗りするのは大好きですからね」
フライヤ「そうかの。それはいい。まあ、ひとまず茶でも一服喫せぬか」
ケフカ「いただきましょう。.....お茶もたまにはいいもんですね」
フライヤ「先ほどはちと逆上してしまったようじゃ。すまなかったの」
ケフカ「いいんですよ。ぼくちんもちょっとイラついてましたし。ごめんちゃいと言ってあげましょう」
フライヤ「もう夕方か。何と言うか......密度の高い一日じゃった...」
ケフカ「ご覧なさい、夕日が綺麗ですよ。今日も平和に暮れていきますねェ....」
323名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/28(月) 18:59:10 ID:7C9KyyXJO
夫婦www
フライヤもだいぶこいつらとの生活に慣れてきたみたいだな
324名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/29(火) 21:30:29 ID:GV1cYwjB0
ワロスwwエロガーってエルリップかよw
325名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/30(水) 07:43:21 ID:l1mMgcGl0
飼い主と犬、同じマンションいるぞケフカ
326名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/05/31(木) 18:35:17 ID:k/GEMU8/O
保守
ロック「今日から6月か…」
ムーン「そうですね」
ロック「はぁ…」
マリベル「どうしたのよロック?ため息なんかついちゃって」
ロック「俺、6月って嫌いなんだ」
フリオ「ジメジメしてるからか?」
ロック「いや、ほら、6月って祝日が一日もないだろ」
マリベル「言われてみれば無いわね」
ロック「なんかダルいよなー」
フリオ「ああ、確かに」
マリベル「土日しか休みが無いのって嫌よね」
ロック「これから1ヶ月完全週休2日だと思うと気が滅入るな…」
フリオ「だな…」
マリベル「あら嫌だ。何だかあたしまでヘコんできちゃったわ…」
フリオ「俺も俺も…」
ロック・フリオ・マリベル「はぁ……('A`)」
ムーン「みなさん、お待ちください」
フリオ「……?」
ムーン「休みが無いと落ち込みになるのは早計ですわ」
マリベル「どういう事よ、ムーン?」
ムーン「……ときにフリオニールさん。あなたは反乱軍ですよね」
フリオ「え?……ああ、そうだけど」
ムーン「反乱軍の一員……とはいえ反乱軍からは給与は出ず、モンスターを倒し日銭を稼ぐその日暮らしな生活…」
フリオ「まぁ、そうだな」
ムーン「ねぇ、マリベル。あなたの職業は何?」
マリベル「え?網元の娘だけど…」
ムーン「網元として働いているのはお父様であって、マリベルではないのよね」
マリベル「ええ、そうよ」
ムーン「ようするにマリベルは家事手伝い……という名の無職…」
マリベル「まぁ、そうなるわね…」
ムーン「そしてロックさんは…」
ロック「俺か?俺はもちろんトレジャ…」
ムーン「泥棒ですね」
ロック「……(´・ω・`) 」
ムーン「そして私は亡国の王女。ぶっちゃけ住所不定無職」
マリベル「ちょwwww」
フリオ「それはぶっちゃけ過ぎだ!」
ムーン「よーするに私達は誰一人として定職に就いていないの。だから祝日が無くたって無問題!
   悲観することなど全くないのよ。だって働いてないんですもの!!」
ロック・フリオ・マリベル「な、なんだってー!! Ω ΩΩ 」

フリオ「た、確かに…」
マリベル「元々働いていないんだから祝日なんて関係ないわ…」
ムーン「ええ。私達は毎日がエブリディなのよ!」
フリオ「……ファミコン世代にしか分からなそうなギャグはともかくムーンの言うとおりだな」
マリベル「なーんだ。あたしったら6月だからってヘコんじゃって損したわ!」
ロック「俺たちにとっちゃ毎日が祝日だもんな」
ムーン「ですよねー」
フリオ「俺達ってばとんだ早とちりだったな。ハハハハハ…」
ロック「平日も祝日も関係ない身分なのにな。ハハハハハ…」
マリベル「なにせニートみたいなものですもんね。ウフフフ…」
ムーン「365日オール祝日ですわ。ウフフフ…」
ロック「…………」
フリオ「…………」
マリベル「…………」
ムーン「…………」
ロック「…………なぁ」
フリオ「…………どうした?」
ロック「何でだろう?さっきから虚しい気持ちでいっぱいなんだが…」
ムーン「あ、私もです…」
マリベル「試合に勝って勝負に負けたみたいなカンジよね…」
フリオ「だって無職だもんな…」
全員「はぁ……('A`)」
329名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/01(金) 21:54:07 ID:t9w9K7ec0
よくよく考えるとRPGのキャラって大体フリーターだよなw
7以降のFFではサラリーマンとか出ちゃったけど
330名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 01:24:56 ID:a7wlFh8mO
保守
331名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 05:42:44 ID:55soQrQN0
>>327
続きマダー?
332名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/04(月) 05:45:00 ID:55soQrQN0
あ、なんか>>328だけ透明あぼーんされてたわヽ(`Д´)ノ
お騒がせしますた。
333名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/05(火) 15:42:42 ID:QJZg0nrMO
セクシーの続きまだかなー
334名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/06(水) 19:03:42 ID:seVLbhROO
保守
335名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/08(金) 05:14:56 ID:GOMj5pAOO
保守
336名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/09(土) 10:04:54 ID:LKjw4OQiO
今日も保守
337セクシー 自分との戦い編 1/7:2007/06/10(日) 03:48:59 ID:+GF3nOJb0
セフィロス「おい、クジャ。元気を出せと言うか、頼むから正常になってくれ」
クジャ「…ごめん、本当にごめんよセフィロス、僕だってわかっているさ。
 この僕がこうやって沈んでいたら…みんな陰鬱な気分になってしまうよね。
 僕はこの輝く程の美をもって、世界の光となるべきなのに…どうしても気分が晴れなくて」
シーモア「あなた一応闇の勢力ではないのですか?」
クジャ「ああ! 運命の女神よ! 調和の神よ!! 貴女は余りに残酷だ。
 圧倒的な美、高貴で清らかな稀なる宝は、世界に存在するには罪深すぎるとでも言うのか!
 純白の羽を、翼をもって、大空を舞う事すらも許されないと言うのだろうか!!」
セフィロス「…無駄だな。いつになく気合が入っている。空に向かって何を叫んでいるのか」
シーモア「そのようですね。先程まではまだ平和に銀竜さんを心配していらしたのに」
クジャ「人々の心惑わせ、愛の虜囚を生む事が、即ち罪だと言うのなら…
 僕の存在に意味などない、僕は全てから拒絶された、この世にいらない存在なのさ!
 願わくばやがて訪れる混沌の世界で、美の奴隷、哀れなる子羊たちが救われることを…!!」
セフィロス「あの竜の何が良いのかまるで理解できんな。騙されているとしか思えん」
シーモア「そこが不可解なのですが…。
 騙すと言っても、相手が力持たぬ人間ならばともかく、魔法に長けた彼を欺くのは」
セフィロス「…実際には、難しいと言うより、ほぼ不可能だろうな。
 幻惑や隷属の魔法には、尋常でない力の差が必要と聞く」
シーモア「やはり純粋に、素敵な親友として見ているのでしょうか」
セフィロス「そうとしか考えられんが…しかしクジャも、ナルシストではあるが馬鹿ではあるまい。
 何故よりによって、褒める点が何一つない、性格も口も悪い馬鹿竜を」
クジャ「ちょっとセフィロス!
 今なんて言ったのさ。まさかとは思うが銀竜の悪口ではないだろうね?」
シーモア「か、完全に自分に陶酔していると思っていたのに」
セフィロス「誤解だ、クジャ。悪口ではない、ただの事実だ」
クジャ「それのどこが事実だと言うのさ!?」
セフィロス「全てが、だ。なんなら最初から言ってやろうか?」
クジャ「一方的に銀竜を貶める虚言を? そんな醜いもの聞きたくないよ!」
セフィロス「だから事実だと言っておろうが!」
シーモア「いい加減にしてください!!」
338セクシー 自分との戦い編 2/7:2007/06/10(日) 03:50:40 ID:+GF3nOJb0
セフィロス「しかし、シーモア」
シーモア「言ったでしょう、どうでもいいことで争わないで下さいと!」
クジャ「どうでも良くなんか!」
シーモア「クジャさん、銀竜さんのことでセフィロスさんなんかと言い争わない。
 セフィロスさん、銀竜さんなんかのことでクジャさんと言い争わない。
 よろしいですか?」
???「モヒョ!」
シーモア「そうです、すべてはエボンのモヒョ…はい? モヒョ?」
銀竜「ヒョッヒョッヒョッヒョ」
クジャ「銀竜! 久し振りじゃないか、僕に会いに来てくれたのだね!?」
セフィロス『(…おいシーモア、どうなっている、なぜあの馬鹿竜が来る!)』
シーモア『(し、知りませんよ私は!)』
クジャ「君に逢えない間僕は、君の事だけを思って過ごしたのだよ!
 ああ、もっと近づいて、よく顔を見せておくれよ。窓なんて壊してしまっていいから」
シーモア「いや、良くありませんよ!?」
銀竜「ウルサイヨシーモア。感動ノ再会、邪魔スンナヨ?」
クジャ「銀竜、ごめんよ、驚かせてしまったかい?
 シーモア、あまり大きな声を出さないでおくれよ、銀竜は繊細なんだから」
セフィロス「とても繊細には思えんがな」
銀竜「セフィロス、イイ加減、ヤッチャウヨ?」
セフィロス「…やれるものならやってみろ」
クジャ「え、プレゼントかい? 僕たちに? 銀竜、とても嬉しいよ、ありがとう!」
銀竜「シラナイヨ? ソンナコトイッチャッテ、シラナイヨ?」
クジャ「へえ、わざわざ取ってきてくれたのかい? うーん、美術品、何かの石像かな。
 詳しいことはひみつ? フフフ、銀竜らしいね」
シーモア「(…ど、どうしてここまで会話が混線しているのだろう…)」
クジャ「ん、もう帰るのかい、銀竜?」
銀竜「モヒョヒョヒョ」
クジャ「そうか…気をつけて帰るんだよ。また、僕に会いに来てね」
銀竜「モヒョ〜」
339セクシー 自分との戦い編 3/7:2007/06/10(日) 03:51:55 ID:+GF3nOJb0
シーモア「…も、もう銀竜さんは帰ったのですか。まるで嵐のような…」
クジャ「そうだね。寂しいけど、仕方がないよ」
シーモア「いつも思うのですが、彼はどこに帰っているのですか?」
クジャ「さあ? でも銀竜のことだからきっと、ひとり、ただ僕のことを思って…」
セフィロス「グアドサラムで怪獣ごっこ、など平気でやらかしていそうだな、あの竜は」
シーモア「や、やめてくださいよセフィロスさん、そんな恐ろしい想像を!」
クジャ「銀竜はそんなことしないよ。ほら、僕たちにプレゼントだって」 ゴトッ
シーモア「…なんですかそれは。サボテンダーの石碑のような…」
セフィロス「石の塊にしては悪趣味な彫刻だな。これは扉のつもりか?」
クジャ「うーん、どこかで見たことがあるような気もするのだけど…
 ともかく丁度いいから、この石像をこの殺風景な部屋のインテリアにしようよ」
セフィロス「反対だ。気分が悪くなる」
シーモア「私もちょっと…これは」
クジャ「どうしてさ! 銀竜が持ってきてくれたプレゼントが気に入らないのかい?」
セフィロス「ええい銀竜銀竜とうっとおしい、そんな石像など捨ててしまえ!」
クジャ「ちょっと、離してよセフィロス! あまり引っ張らないで…」

 ゴトッ...

クジャ「あれ?」
セフィロス「…?」
シーモア「どうかしましたか?」
クジャ「いや、なんだか、今、これ」
セフィロス「動いたような…気が」

 ピカッ――!

クジャ?「僕がクジャだよ!」
クジャ「え!?」
シーモア「クジャさんが…」
セフィロス「二人!?」
クジャ「ちょ、ちょっと待ってよ、どうなって…ま、まさか、これは!?」
340セクシー 自分との戦い編 4/7:2007/06/10(日) 03:53:54 ID:+GF3nOJb0
クジャ?「本物は僕だよ!!」
クジャ「うぅっ…!! だ、駄目…だ…。セフィロス…シー、モア…」
セフィロス「クジャ? お、おい、どうした!」
クジャ「…ぼ、僕が…もう、ひとり…だなんて……」
シーモア「クジャさん、クジャさん!? しっかりしてください!」
クジャ「…うつくし……すぎるよ……」 バタッ
シーモア「……」
セフィロス「……」
シーモア「…クジャさんーーー!?」
セフィロス「戦闘不能か? ほ、本気か? なにかの冗談ではないのか?」
シーモア「と、とにかくセフィロスさん、蘇生! 蘇生!!」
セフィロス「わ、わかった、アレイズ!」
          パアァァァ…
クジャ「……う、ここは…」
シーモア「気がつきましたか、クジャさn」
クジャ?「僕がクジャだよ!!」
クジャ「うぐっ…! こ…これ、が、美の……刃、か……」 バタッ
シーモア「……」
セフィロス「……」
シーモア「…ええええええええ!?」
セフィロス「くっ、クジャめ、私のアレイズを無駄にしおって…!
 シーモア、クジャを蘇生するより、あの偽者を始末するほうが先だ!」
シーモア「わ、わかりました。セフィロスさん、クジャさんを頼みますよ!
 それでは…偽者さん、覚悟はよろしいですか」
クジャ?「フフフ…それは違うよ。僕が本物だよ、そこに倒れているほうが偽者さ」
シーモア「(…や、やりにくい…見た目も声も本人にそっくりとなると、どうも攻撃しにくい…)」
クジャ?「どうしたんだい、シーモア? あまりに僕が、そうだね、例えば君の想い人である
 召喚士の女の子よりも美しいからって、そんなに見とれないでおくれy」
シーモア「レクイエム!!!」

 ―チュドォォォォォォン!!!!―
341セクシー 自分との戦い編 5/7:2007/06/10(日) 03:55:05 ID:+GF3nOJb0
セフィロス「…くっ、し、シーモア、全体魔法攻撃を使うときはもう少し、手加減したらどうだ」
シーモア「失礼致しました、ついオーバードライブしてしまいまして」
セフィロス「しかし所詮は偽者か、クリティカルヒットしたとはいえ、今の一撃だけで倒れるとはな」
シーモア「そうですね。とにかくセフィロスさん、本物のクジャさんの蘇生を…」

 ピカッ――!

シーモア「!? ま、またですか!?」
セフィロス「今度は一体…ぐはっ!」
シーモア「せ、セフィロスさん!?」
セフィロス「ぐぅおぉ…だ、だれだ…」
セフィ?「…私か? 私は、セフィロスだ」
シーモア「こ、今度はセフィロスさんの偽者!?」
セフィロス「そ……んな……ばかな……」 ドサッ
シーモア「せ、セフィロスさん、しっかりしてください! 私はレイズ系魔法は使えないのですよ!
 あなたに死なれてはフェニックスの尾代がかさんでしまいます、
 洗濯だって、あなたがいなかったら誰がやるのですか!!」
セフィ?「…私はそんなポジションなのか?」
シーモア「…偽者は黙っていなさい。あのセフィロスさんもどきをやっちゃって下さい、アニマ!!」

 ゴゴゴゴゴ…

アニマ「ヨンダー?」
セフィ?「ふん、召喚獣か。そんなもの、この私には…」
アニマ「カオティック・D!」

 ―ドゴォォォォォォォォン!!!!!―

シーモア「……ふう、終わったようですね…。それにしても、甚大な被害が…。
 まずアイテムでクジャさんとセフィロスさんを蘇生して、そのあと部屋の片づけを…
 掃除担当とはいえクジャさんに任せきりにはできませんから…ああ、しかし、
 確実にセフィロスさんは手伝いたがらないでしょうし、どうせまたふたりで喧嘩を…」
342セクシー 自分との戦い編 6/7:2007/06/10(日) 03:56:12 ID:+GF3nOJb0
 ゴトッ...

シーモア「…? まさか…今のは、また…?」

 ピカッ――!

シーモア「ま、まずい、これは…!」
モア?「私は、シーモア=グアドです」
アニマ「キャ〜!」
シーモア「し、しまった、アニマ! くっ…HP99999、全パラメータ最大まで強化した私のアニマを
 99999ダメージの一撃で倒すとは…! 姿も声も、私に瓜二つ…いったいあなたは…」
モア?「言った筈だ。私が本物のシーモア=グアドだと」
シーモア「…あなたが、本物の…?
 ということは…これからあなたは私の代わりに、本物のシーモアとして、この部屋で料理をしたり、
 セフィロスさんとクジャさんをいさめたり、争いに巻き込まれて死に掛けたり、
 オーバードライブしたり蘇生したり叫んだりする閉じ込め生活を送ってくれるわけですね?」
モア?「な、なんだと?」
シーモア「トワメルから延々と愚痴を聞かされることも、その妻の赤のエレメンタルの相手をすることも、
 私に忠誠を誓っているブループリンに愛情表現として押しつぶされて窒息しかけることも、
 すべてあなたが、シーモア=グアドとして引き受けてくれるわけですね!?」
モア?「い、いえ、少し待ってください」
シーモア「それらすべてを背負いきれぬと言うのなら…
 あなたにはシーモア=グアドとして、
 ユウナさんと甘く切ないス・テ・キなラブ☆ストーリーを展開する資格などない!!!」
モア?「………… す、すみませんでした……」
シーモア「!? 消えていく…?
 ま、待ちなさい、せめてこの部屋の片づけを手伝ってから…」
モア?「ああ、そう、この石像はダメージを受けると私のようなドッペルゲンガーを生み出します。
 金の針で一撃で倒すのがいいでしょう。間違っても全体攻撃など使わないように」
シーモア「…いえ、そんなアドバイスより部屋の片づけを頼みm」

 バシュッ!!
343セクシー 自分との戦い編 7/7:2007/06/10(日) 04:01:57 ID:+GF3nOJb0
セフィロス「…だから先程から言っておろうが、すべての元凶はあの竜だと!
 もうあんな馬鹿竜に関わるな! 縁を切れ、縁を!!」
クジャ「銀竜が確信犯としてエピタフなんかを持ってくるはずないじゃないか!
 セフィロスは心がひねくれてるから捻じ曲がった見方しかできないんだよ!!」
セフィロス「なんだと!?」
クジャ「だってその通りじゃないか、あんなに気立てもよくて優しくて、繊細で美しい銀竜を!」
セフィロス「貴様が真実を見ようとしていないだけだ、冷静になって考えてみろ、
 あの竜が貴様に何をしてくれた、逆に貴様に何をさせた!?」
クジャ「いつも一緒にいてくれる、乗せてくれるよ、バハムートと戦ったときも!!」
セフィロス「竜は無傷で貴様だけ血まみれになったと言う話か!?」
クジャ「あれはたまたまそうなっただけで…」
シーモア「いい加減にしなさい!!
 今回の事件の責任のなすり合いの前に、この、散らかるどころか荒れ果てて、
 もはや朽ちた寺院のようになってしまった部屋を片付けるのが先決でしょう!!」
セフィロス「しかし、シーモア」
クジャ「だってセフィロスが先に…」
シーモア「口より手を動かすッ!!
 誰があの石像を倒したと思っているのですか! 誰に蘇生して貰ったと思っているのですか!!」
セフィロス「…すまん」
クジャ「悪かったよ」
シーモア「ああ…もうひとりの私が、うらやましい…
 日常の雑事に振り回されることも、同居人に胃をやられることもない私が…」
クジャ「ねぇ…シーモア、この辺にウォータかけてくれないかな」
セフィロス「おいシーモア、その辺にバケツがあったろう。取ってくれ」
シーモア「…しかしユウナさんとのピュアな恋…そのためだけに私は…私は…」
クジャ「シーモア。聞いているかい?」
セフィロス「シーモア? どうした、恋の暴走か?」
シーモア「私はユウナさんのためだけに生きる!!
 この部屋を脱出したあとの、彼女との甘〜い結婚生活の、ため、だけにッ!!」
クジャ「…駄目みたいだよ」
セフィロス「放っておけ。さて、少しは真面目に片付けるぞ」
クジャ「そうだね」
344名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/10(日) 04:04:38 ID:q+nZBdVt0
セクシーキタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
345名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/10(日) 08:40:02 ID:MSexXsfEO
エピタフワロタwwwww
346名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/10(日) 22:26:38 ID:AlCT7ZnwO
銀竜は相変わらずカオスだなw
347名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/12(火) 10:42:42 ID:olxqbJYBO
保守モヒョ
348名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/14(木) 17:37:09 ID:NosBbFuJO
保守
349名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/16(土) 11:15:52 ID:kzKALSLGO
過疎ってるなあ
350名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/17(日) 13:34:37 ID:DgGeOWHFO
ほす
351名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/17(日) 22:29:27 ID:JwP9LZpWO
あげ
ムーン「ふんふんふ〜ん♪」トントントン…
マリベル「あらムーン。料理なんかやってるの?珍しいわね」
ムーン「ええ。いつもフリオニールさんに任せてばかりじゃ悪いでしょ」
マリベル「適材適所って言葉もあるし、別に構わないと思うけど…」
ムーン「そうもいかないわよ……………って、きゃっ!?」
マリベル「どうしたの!?」
ムーン「……指切っちゃったわ。イタタタ…」
マリベル「あらヤダ大変!今ホイミするわね」
ムーン「大丈夫よ。絆創膏貼っておけばすぐ直るわ」
マリベル「でも痛いでしょ?」
ムーン「平気よ。それにこの位の傷でMP使うのは勿体無いもの」
マリベル「MPが勿体無い、か。それじゃあ…」
ムーン「……?」
マリベル「そーれ! └(゚∀゚└)ハッスル!ハッスル!!(┘゚∀゚)┘ ]
ムーン「!?」
マリベル「└(゚∀゚└)ハッスル!ハッスル!!(┘゚∀゚)┘ 」
ムーン「……な、何なのこの奇妙な踊りは?」
マリベル「└(゚∀゚└)ハッスル!ハッスル!!(┘゚∀゚)┘ 」
ムーン「でも……くやしいっ!……回復しちゃう!!」
マリベル「……どうムーン、あたしのハッスルダンスは?」
ムーン「こんなアホっぽそうな踊りでHPが回復するとは正直驚いたわ」
マリベル「凄いでしょ。これってMP使わずにパーティー全体を回復できるのよ」
ムーン「えぇっ、MP消費しないの!?」
マリベル「そうよ。便利でしょ!」
ムーン「うわー、いいなぁ…。私もそれが使えるようになったら
   MP切れで全滅することもなくなるかもしれないのに…」
マリベル「だったら覚えればいいじゃないの。スーパースターに転職すれば誰でも習得できるわよ」
ムーン「スーパースターに転職って言われても、そう簡単になれるもんじゃないでしょ」
マリベル「あら簡単よ。踊り子と吟遊詩人、それから笑わせ師を極めればなれるもの」
ムーン「踊り子と吟遊詩人に笑わせ師…ね」
マリベル「そうよ。この3つの職業をマスターすればあんたも明日からスーパースターね」
ムーン「ふぅん……そうなんだ…」
ムーン「ねぇフリオニールさん。今日の夕飯何が食べたいですか?和食?洋食?それとも中華??」
フリオ「うーん……そうだなぁ……やっぱ洋食かな?」
ムーン「欧米か!」
フリオ「…は?」
ムーン「……」
フリオ「……」
ムーン「……」
フリオ「……え、えっと……じゃあ中華で…」
ムーン「おめぇに喰わせるタンメンは無え!」
フリオ「…へ?」
ムーン「……」
フリオ「……」
ムーン「……」
フリオ「……え、えっと……その………………すみません…」



ロック「…で、笑わせ師とかいうのをマスターすべく、ムーンはお笑い芸人の物真似をしていると」
マリベル「ええ。ダーマ神殿に行かなきゃ意味無いって言ったけど理解してもらえなかったみたいで…」
ロック「どうすんだよ、これ。フリオニールなんか意味も無く謝ってるし」
マリベル「一応止めはしたんだけど無駄にはりきってって聞いてくれないのよ…」


フリオ(一体何なんだ?さっきからムーンの言っていることがさっぱり分からない…)
ムーン「……赤いピーマン」
フリオ「…え?」
ムーン「パプリカか!って言ってくださいよ、もぅ!フリオニールさんったらニブいんだから!!」
フリオ「えぇー!?俺なのか?俺が悪いのか!?何が何だかさっぱり分からねー!!」

ロック・マリベル(頑張れ、フリオニール…)
354名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/18(月) 20:38:44 ID:dXHi4IYt0
久しぶりですね。
相変わらずフリオニールはいじられキャラですか…wwwwww
355名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/21(木) 22:48:53 ID:mVwCrekO0
保守!
356名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/22(金) 09:29:23 ID:Q9kFOo+KO
保守
357名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/24(日) 11:49:59 ID:iLEKB0UWO
保守
358名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/25(月) 22:25:12 ID:K0spiB8rO
保ー守!
359名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/26(火) 17:59:02 ID:sjWauW/eO
保守
360名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/27(水) 14:14:51 ID:5FWkVaTYO
ほっしゅ
361名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/27(水) 21:51:11 ID:luHVarUT0
保守はせいぜい3日に一度で充分
毎日やる必要はないだろう
362名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/27(水) 22:20:44 ID:VlGxXIfr0
ユフィってどこかに閉じ込められてたよね?

電車に乗ってたら
レノとエドガーとヴィンセント
隣か上下の部屋と穴が開いていて繋がっていて
そっちにユフィ・ダガー・エアリス
というネタが落ちてきたんだが
363名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/27(水) 22:24:11 ID:VlGxXIfr0
書き込むスレ間違えた!
ごめ、>>362忘れて
364名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/06/30(土) 09:43:18 ID:4zxXJwadO
365名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/02(月) 20:32:28 ID:0cvfg0mv0
ほす
366名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/02(月) 22:11:46 ID:t5K/Ww4X0
.。゚+.(*・∀・)゚+.゚
ソーン「このマンション、最近ずいぶん静かでごじゃるな〜」
ゾーン「そうでおじゃるな〜」
ケフカ「ハァ?何を言っているのです?ちっとも静かじゃないだろうが。
  お前たち、頭の悪いのはわかっていましたが耳まで悪いんですか?」
ソーン「そんなことないでごじゃる!」
ゾーン「だいたい、そういう言い方は失礼でおじゃるよ!」
ケフカ「やれやれ...お前らときたら、頭は悪いし耳は悪いし顔も悪いしセンスもないし空気読めないし
  いいとこ全然まるでなしじゃないですか。ったく、これだからイヤですねェ、ザ・コ・は!」
ソーン「言いたい放題でごじゃるな」
ゾーン「きっとわれらの人気に嫉妬しているんでごじゃるよクスクス」
ソーン「そうでごじゃるなクスクス」
ケフカ「きっ き〜さ〜ま〜ら〜.......ディシディアスレでちょっとばかり名前が出たからっていい気になっているようですね!?
  うきーーーーーっその皺首まとめて叩っ切ってくれるっっ!そこへ直れぇい!!」
フライヤ「まあ落ち着け。こやつらは専用スレはおろか、話題に上がることすらめったにないのじゃ。
  ”個人的に大好き”などと言われたら浮かれるのも無理はなかろう。許してやるがよい」
ケフカ「ふんっ。いいこぶりやがって」
フライヤ「むしろ相対的に見ておぬしが悪い子すぎるのじゃ。日々おぬしの外道っぷりに接しておると
   クジャめの方がまだしもまともに思えてくるほどじゃ。.....格好はアレじゃが」
ソーン「こんなのとクジャ様を比べないでほしいでごじゃ〜る」
ゾーン「ひどいでおじゃ〜る。いやがらせでおじゃ〜る」
ソーン「きっとネズミ女はクジャ様の人気に嫉妬しているんでごじゃるなクスクス」
フライヤ「......しばらくはこの調子かもしれぬな。うっとうしいが、ここはひとつ寛容の精神で」
ケフカ「寛容の精神だと〜?そんなもの最初から持ち合わせておらんわっ」
フライヤ「.....じゃろうな」
ソーン「それにしても横柄な態度でごじゃるな」
ゾーン「そういう態度は友達なくすでおじゃるよ!」
ケフカ「友達だと〜?そんなもの最初から..............うっ...いないもん...」
フライヤ「.....じゃろうな」
ソーン「友達いない子でごじゃる」
ゾーン「さみしい子でおじゃる」
ソーン「グループ分けで必ずいつも余ってしまう子でごじゃる」
ゾーン「遠足に行った時もお弁当ひとりで食べる子でおじゃる」
ソーン「通信簿に”もっと元気にみんなとあそびましょう”って書かれる子でごじゃる」
ケフカ「あ`ううううう」
フライヤ「これ、おぬしら、人のトラウマをつつくのはよせ。すっかりいじけてしまったではないか」
ケフカ「うっう...ど、どうせぼくちんは業界一の嫌われ者ですよ!」
フライヤ「まったくそのとおりじゃ。...いや、つ、つまりその」
ソーン「(”働く男”のメロディーで)いつもケフカひとりきりぃ〜家に帰って寝るだけ〜」
ゾーン「いつもケフカひとりきりぃ〜あしたのために寝るだけ〜」
フライヤ「そこのふたり、頼むから黙っていてくれぬか。のうケフカ、そう落ち込むな。
  おぬしほどの面の皮ならば友達などいなくとも、立派に世の中を渡っていけることじゃろう。
  嫌われ者として堂々と胸を張って人生を歩むがよい」
ケフカ「......................正直、もう少しましなフォローを期待していたんですが」
フライヤ「それは期待過剰というものじゃ。それはそうと、何故こんな話になった?」
ソーン「最近めっきり静かになったという話からでごじゃる」
ケフカ「静かじゃありませんってば!きっと上か隣にへんなのが引っ越して来やがったんだ。
  昼となく夜となくいつもいつもいつもいつも同じ文句ばっかりつぶやきやがって......」
フライヤ「私には何も聞こえぬがな.....おぬしの空耳であろう?」
ケフカ「違いますよっ!ぼくちんをバカにするなあー! アッ!ほらまた聞こえた」
ソーン「?言われて見れば何か聞こえたような気がするでごじゃる」
ゾーン「しかし、いつもいつも同じ文句とは奇妙でごじゃるな」
フライヤ「うむ。いったい何と言っておるのじゃ?」
ケフカ「”保守!”」


369名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/04(水) 09:48:38 ID:+r6KmdOO0
久々にキター!GJ!
なんか梅雨でジメジメしてるけど、こっちの世界でも梅雨はあるんだろか?
370名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/04(水) 16:02:40 ID:PyomxB+ZO
一体何が聞こえているのかと思えば…そうきたか!
予想外過ぎてワロタ

しかしこのスレのケフカはかわいいな
371名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/04(水) 16:27:09 ID:lgIKhF//0
セクシー組も来ないかなぁ
372名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/06(金) 09:56:32 ID:iE8OZm1nO
373ヘルキー(セクシー) 幻の喧嘩編 1/3:2007/07/06(金) 17:13:26 ID:liB5YySY0
※元ネタは本家本元、正真正銘のユリパです。
 10-2LM、ヤドノキ風味のセクシーをお楽しみください


シー「ああ、今はまさに7月の朝…6月が…ジューン・ブライドが…!
 ユウナさん、あなたの望む結婚式を挙げられなかった私を許してください…!」
ク「相変わらずだねぇ、シーモアは。そういえば、どうして6月に結婚式を行うのさ?」
シー「この月は古来、結婚を司る女神が定めたものなのです。
 それにあやかり、幸せを望む花嫁は、理想の男性と6月に式をあげたいと思うのです」
セ「ふん、ただの神話か。よりによって雨続きの月を選ぶとは、女神とやらも残酷だな」
シー「愛は夢と希望に満ち溢れるものなのです。セフィロスさんにはわからないでしょう」
セ「連日の雨で洗濯物が乾かん苦労も貴様にはわかるまい。
 見ろ、クジャの頭の羽がしおれている。相当の湿気だぞ」
ク「ちょっとセフィロス! 勝手に僕を湿気メーターにしないでおくれよ」
シー「とにかく私はここを脱出したらユウナさんと豪華な式を挙げ、幸せに暮らすのです」
ク「うーん、君は『一生幸せに暮らしました』なんてタイプじゃないと思うけどねぇ。
 結婚なんてものに縛られるより、もっとほかの事をやったほうがいいんじゃないかい?」
シー「そういうクジャさんはどうなのですか?」
ク「僕?ここから出たら? まあ、いろいろかな」
シー「あれもこれも手を広げているだけに見えますが。テラの工作員、キゾク生活、武器商人、
 オークション経営、召喚獣集め、世界破壊、改心。あなたは脱出したら何をするのですか?」
ク「う?えーと……その」
セ「クジャ?」
374ヘルキー(セクシー) 幻の喧嘩編 2/3:2007/07/06(金) 17:14:25 ID:liB5YySY0
ク「考えてはいるけどさ。決まらないというか…この美を真に落ち着けるべき場所や立場が
 どういうものであるのか、思いつかないんだよね。
 だからって、じっとしているのは嫌だし。暇は嫌いなんだよ、僕はね。
 だけど、セフィロスだって、脱出したらどうせ!」
セ「なんだ?」
ク「なにかあるとすぐ母さん母さんってボケーっとして、時間無駄にしてさ!」
セ「ボケーっと、だと!? 確かに、私はクジャのように生活や趣味を確立させてはいない。
 だが、今はそれでいい」
ク「どこが? 何が?」
セ「それは…母を思い力を蓄える間、海を見たり、散歩をしたり、洗濯をしたり、あとは――」
ク「そんなの普通だろ!」
セ「普通に時を過ごすのもいいものだ! クジャにはわからんのか?」
ク「わからないよ! 何もしないだけじゃないか!」
セ「貴様もあれこれと手を出すことで、自らの存在意義を誤魔化しているのだろう!」
ク「なんだいそれは!」
シー「やめなさい。そういうものは人それぞれでしょう」
セ「だからと言って、私と母の心の交流を馬鹿にされるような事は我慢ならん」
ク「どうせシーモアは、大好きな召喚士の子以外の他人のことなんて
 どうでもいいって思ってるんだろう!」
セ「クジャはいちいち――」
シー「いい加減にしなさい!
 …やっとこの生活も落ち着いてきたと思っていたのに…何故こうなるのですか」
375ヘルキー(セクシー) 幻の喧嘩編 3/3:2007/07/06(金) 17:16:32 ID:liB5YySY0

 * * *

ク「……」
シー「どうか、しましたか」
ク「別に。…秘密だよ」
セ「当ててやろうか」
ク「……」
セ「妙な口喧嘩をしたせいで、セフィロスもシーモアも意地を張っていて生活が成り立たない。
 よって昼飯も食えないまま夜になったが、キッチンに行っても食材すらよくわからず――
 あまりに空腹なので、もう寝たい。しかしパジャマもない。どうだ?」
ク「素晴らしいよ」
シー「お互い様でしょうね」
セ「今更ながら気付いたが、私達は考え方以前に、明らかに根本的な部分で相容れない。
 おそらく今までまともに過ごしてこれたのは、偶然というか、運が良かっただけで――
 もともとうまくいかない3人であることは間違いないどころか、疑う余地すらないだろう」
シー「このまま3人で過ごせば過ごすほど、生活が破綻していく気がした、と」
セ「そういうことだな。最初はすぐに脱出できるだろうとたかをくくっていたが」
ク「すぐに出られると思っているうちに、時間だけがすぎてしまって」
シー「うまくいかない」
ク「とりあえず、その…。そろそろ、決着つけようか」
セ「…まあ、そうだな」
シー「そうですね」
ク「ほら、じゃあ、セフィロス。はじめてよ」
セ「…セ」 っ【スーパーノヴァ】
ク「ク!」 っ【フレアスター】
シー「シー」 っ【レクイエム】
セクシー「「「レディー・ゴー!」」」

 ――激闘開始:誰が勝ったかは神のみぞ知る――
376名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/06(金) 22:12:26 ID:i6sg6Cmd0
胸が苦しくなる、全てのFFであっただろうけどLMでのみ語られた仲間の崩壊の名シーンがああああぁぁ

他のゲームだとどういうプロセスを踏むんだろうなぁ…
ク「うーん…ファイア…ファイラ…ぶつぶつ」
セ「クジャ、さっきから何をやっている?」
シー「それは…魔方陣に、炎の魔法体系の図式…?
 魔法の勉強の…初歩の初歩のように見えますが」
ク「その通りだよ。あまりにも暇だから、なにか新しい魔法でも考えてみようかと思ってね。
 一番基本的なファイア系の黒魔法から考えていたんだよ」
セ「新しい…? そんなことが可能なのか?」
ク「うーん、セフィロスの使う魔法というのは受動的なものだから難しいかもしれないけど…」
シー「非常に大きな魔力と高度な知識さえあれば、理論上はいくらでも可能でしょう。
 最も、既存のものより使い勝手のよい実践的な魔法を本気で作り出そうというなら話は別、
 余程の大天才が天文学的な確率の強運に恵まれでもしない限りほぼ不可能でしょうが」
セ「成程。ふざけた魔法なら案外簡単に作れるかもしれん、ということか」
ク「それなりに威力を高めたものができれば面白いな、とは思っているんだけどねぇ。
 そのための一つの手段として今、異なる世界の呪文の様式も取り入れようとしていて」
シー「呪文? 魔法ではなくて?」
ク「うん、例えば…ファイア、ファイラ、ファイガ、ファイガイアー!とか」
セ「……」
ク「エアロ、エアロラ、エアロガ、エアロムーチョ!とか?」
シー「……」
ク「クリスタル、クリスタラ、クリスタガ、クリスタルグランデ…これは少し違うかな」
セ「クジャ」
ク「なんだい?」
セ「…本当に暇なのだな」
ク「だから言ったじゃないか。単なる暇つぶしだって」
シー「その発想はすごいと思います。発想は。…あー、その、味噌汁の味見をしてきます」
ク「いってらっしゃい。ねえ、セフィロス、ちょっと試しに使ってみていいかな」
セ「断る!」
378名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/07(土) 11:10:24 ID:MwTQtiUUO
何だかんだで仲良しだなw
379セクシー 七夕編 1/4:2007/07/08(日) 03:07:41 ID:QaXmf5Pa0
シー「…とうとう、雲は晴れませんでしたね…」
ク「どうしたのさシーモア。鬱々しいよ?」
シー「七夕の夜、晴れることなく過ぎてしまったではありませんか」
セ「織姫と彦星の伝説か。引き離された男女が一年に一度だけ会うという」
ク「ああ、成程ねぇ。まるでシーモアと召喚士の子みたいだね」
セ「こちらは一方向だがな」
シー「殴りますよ!?」
ク「雨が降ると、天の川の水かさが増して、橋を渡れなくなるんだっけ」
セ「む? どこからともなくグリフォンが飛んで来てふたりを会わせてくれるのではなかったか?」
シー「…それはまた夢もロマンもぶち壊しですね」
ク「どこで聞いたのさ、そんな変な伝説」
セ「変ではない! コスモキャニオンに伝わる由緒正しい伝説だ!」
ク「僕は、雨が降ったら男性のほうが月の舟人を脅して舟を奪って、
 ふたりで舟上の逢瀬を楽しむ…などと聞いたけどなあ」
セ「水かさが増した川で舟がひっくり返らんか? いや、それ以前に、犯罪ではないか?」
ク「ジタンは確かにこう言っていたし、アレクサンドリアでもトレノでも同じ話を聞くよ」
シー「雨が降ったら織姫と彦星は会うことができないのではないのですか?」
ク「え、そんな報われない話だったっけ」
シー「報われない辺りが切ない恋模様を表しているのだと思っていましたが」
セ「報われないからこそグリフォンが飛んできて…」
ク「グリフォンから離れてよ」
シー「とにかく、雨が降らないに越したことはないでしょう」
ク「まあ、それはそうだろうけど」
セ「雨が降らないときは、男が女に会いに行くのだったか?」
ク「両方から行くんじゃない? 橋の真ん中で出会うほうがロ〜マンチックじゃないか」
セ「7日の夜になった瞬間に橋を渡ってもいい、とされて互いに全力疾走で橋を渡るのか?
 それもロマンとは言いがたいぞ?」
シー「7日の夜にだけ天の川が作られるのではないですか?
 ふたりを引き離した張本人の、織姫の父親が、ふたりを会わせてやるために」
ク「え? それじゃあ、雨の日に舟を奪われる舟人は普段何をしているのさ」
シー「ですから、そんな物騒な話にはなりませんって」
セ「だいたいふたりを最初に結婚させたのも、その織姫の父親とやらの差し金だったような」
380セクシー 七夕編 2/4:2007/07/08(日) 03:08:53 ID:QaXmf5Pa0
ク「ああ、そうだったよね。働きすぎの娘を心配して、対岸の若者と引き合わせたとか」
シー「気のいい働き者のデュアルホーン飼い、でしたっけ」
ク「デュアルホーン…? そんな職業だったっけ。気のいい働き者ってところは覚えてるけど」
セ「それで娘が天の羽衣を織らなくなってしまったのだろう」
ク「羽衣? 織姫って星宮を作ってるんじゃなかったっけ?」
シー「私も羽衣だと思いましたが。羽衣を『織る』から織姫なのではないですか」
ク「うーん、クイーンステラじきじきに聞かされた覚えがあるから自信がないなあ…」
セ「ところで、何の話をしていたのだ?」
シー「ですから、七夕が曇ったまま終わってしまいましたね、という話ですよ。
 織姫と彦星は会うことができなかったのだなあ、と」
ク「だから、舟奪って会えるんじゃない?」
セ「いや、グリフォンが…」
ク「つまりは報われない恋人の話を自分に重ねて切なくなってるだけだろう、シーモア」
シー「それは、まあ、ユウナさんもこの私に会いたいと願っているのでしょうから、
 それなのにその思いを、愛を、受け止めることができない自分自身を情けないと」
セ「確か七夕の伝説は、男女が愛し合っていることが大前提だと思ったが」
シー「そういう意味ですかセフィロスさん!!」
セ「もっとはっきり言わんといかんのか?」
ク「ちょ、ちょっとセフィロス…」
シー「確かにユウナさんは、人前ではわざと私につれなくしたり、恥ずかしがったりすることがあります。
 しかしそれも、根底に私への大きな愛があるゆえの行動!
 私はユウナさんからの愛を、溢れんばかりの愛を疑ったことは、ただの一度もありません!!」
セ「…そ、そうか…その…よ、良かったな」
シー「ええ。私が羨ましいこともわかりますが。なにしろユウナさんはあれだけの美貌、
 そして優しい性格、優れた召喚士としての力、強い精神を併せ持つ最高の女性ですから」
ク「セフィロス。口を出さないほうがいいと思うよ」
セ「そうだな。気をつけよう」
シー「そのような、腫れ物を扱うような言い方を…」

 コンコン…

ク「ん?」
381セクシー 七夕編 3/4:2007/07/08(日) 03:10:14 ID:QaXmf5Pa0
銀「モヒョッ?」
シー「うっ」
セ「げっ」
ク「銀竜! 会いたかったよ! こんな夜中に訪ねてきてくれるなんて…嬉しいよ!」
銀「モヒョ〜!」
シー「(セ、セフィロスさん、あれ…)」
セ「(油断するな。何が起こるかわからん。不意打ちが来てもいいように構えておけ)」
銀「モヒョヒョヒョ」
ク「え、また贈り物? …違う、差し入れ? フフフ、君は本当に気がきくね」
シー「(…セフィロスさん…なにか既視感を覚えるのですが…)」
セ「(…あの状態の1人と1匹を止めるのは無理だ)」
ク「ありがとう、3人で大切にするよ。…え? もう帰ってしまうのかい?」
銀「モッヒョ〜」
シー「(か、帰っていきましたね…)」
セ「(クジャがこちらに戻ってきたときが勝負だな。…来るぞ!)」
ク「君たち、銀竜が差し入れを持ってきてくれたのだよ、見たまえ!
 なんと見事な笹の木じゃないか!」
シー「…さ、笹?」
セ「…の、木?」
ク「そうだよ。どこからどう見ても、普通の笹の木じゃないか」
シー「た、ただの?」
セ「な、なにか仕掛けがあったりは…」
ク「君たち…。まさかとは思うけど、銀竜を疑うわけじゃないだろう?」
シー「なにがまさかですか、なにが! 疑わずにいられるはずないでしょう!!」
セ「以前の惨事を忘れたのか、貴様は!!」
ク「ああ、エピタフのことかい? あれは銀竜が狙ったことではないよ、ただの偶然さ。
 それに…偽者とはいえ、目の前に最上の美をもつ僕の姿を見れて、僕は嬉しかったよ。
 ほら、七夕は終わってしまったけど、折角だし、短冊でも書こうじゃないか!」
シー「ま、まあ…無害なものであるなら」
セ「ふむ、そ、そうだな…」
382セクシー 七夕編 4/4:2007/07/08(日) 03:10:59 ID:QaXmf5Pa0

  早 く 母 さ ん に 会 え ま す よ う に  セフィロス


  ユウナさんとの幸せな.゜;*。結婚生活:.。.:*゜ シーモア


  ◎銀竜…また会いにきてくれるよね。待ってるよ!
  ◎あの禿今度こそぶっとばす
      ☆クジャ☆


ク「願いが叶うといいねぇ」
セ「どうだかな。なにしろあの竜の笹だ」
ク「どういう意味さ?」
シー「とりあえず…こういうときは、素直に祈りでも捧げましょう」
ク「え、エボンのお祈り、ってやつかい? あれはどうも…僕の美意識にあわなくてね」
シー「何を言うのですか!」
ク「だってなんだか、ださくないかな、あのポーズ」
シー「なんとバチあたりな…! そもそもこの動作は、古代よりエボンの…」
セ「おい、見ろ。空が晴れたぞ」
ク「へ? あれ、本当だ。うーん、ちょっと遅かったねぇ」
シー「あと少し早ければ、愛しあう男女も会うことができたのでしょうに…」
セ「む、何を言う、雨が降ったらグリフォンが…」
ク「あ、流れ星! 今! 見てたかい?」
シー「いえ、見逃しました」
セ「私もだ。見間違いではないか?」
ク「流れ星に3回願い事を言うと叶うって言うよね。また来るかもしれないよ」
セ「待て。それでは笹の意味がないのでは…」
シー「セフィロスさん、少し静かにしていてください。集中して流れ星を探しているのですから」
ク「そうだよ。セフィロスもしっかり探しなよ、どうせだから」
セ「…まあ、たまにはこういう夜も…いいか……」
383セクシー:2007/07/08(日) 03:19:59 ID:QaXmf5Pa0
2レス目17行目
×「そういう意味〜
○「どういう意味〜

間違えちゃいけないとこ間違えたorz脳内修正お願いします。
ちょっとレクイエム食らってきます
384名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/08(日) 04:07:47 ID:01TfBWmRO
真夜中にGJです!寝る前にのぞいてヨカタwww
385名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/08(日) 10:32:34 ID:ieVRWyuXO
セクシーは意外にロマンチック野郎だなw
gj
386名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/09(月) 00:19:39 ID:pFotU/kc0
GJ!!時事ネタktkr
各世界でおとぎ話の内容が違うんだな。グリフォンってセフィロスww
387名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/11(水) 10:24:54 ID:N9i7mjfgO
禿てw
388名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/13(金) 09:38:20 ID:kEgLnb9zO
モヒョ
389名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/17(火) 01:16:43 ID:MI9kyPJ0O
保守モヒョ
390名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/20(金) 10:33:18 ID:i9s7RoQKO
モヒョ人気
3911/7:2007/07/20(金) 20:27:58 ID:C9LFlWPG0
テリー「助けてくれ!スコールが目を覚まさないんだ」
フライヤ「落ち着け。眠ってるなら叩けば良いじゃろ」
テリー「いや、普通は叩いても起きないだろ」
フライヤ「…おぬし、加減しすぎなのではないか?わしがやってみよう」 ゴスッ
テリー(槍で突いた!!)
スコール「Zzz」
フライヤ「…起きんのう。しかたない、万能薬を使ってみるか」
スコール「Zzz」
フライヤ「…起きんの…」
ケフカ「ぼくちんが協力してあげますよ」
フライヤ(珍しいこともあるのものじゃ…)
ケフカ「訳の分からない状態異常は一度戦闘不能にするのが一番ですよ『こころないてんし』」
スコール(『フェニックス(オート)』)ボウッ
テリー「あっちぃ!」フライヤ「くっ!」ケフカ「ぎゃっ!」
スコール「Zzz」
フライヤ「…こ…この男…」
ケフカ「ムキー!このぼくちんの好意を踏みにじるどころか攻撃してくるとは良い度胸してますねぇ!!
   こうなったら戦闘不能など生ぬるい事は言わず、殺してあげますよ!!」
テリー「死んでるならザオリクで生き返せるな」
フライヤ「ほう…そういう事ならばわしも手を貸すかの…」
『破壊の翼イオナズン竜の紋章etc…』
3922/7:2007/07/20(金) 20:28:28 ID:C9LFlWPG0
セフィロス「…地震か…」
クジャ「めずらしいね。僕たちが原因でない揺れは」
シーモア「地震がおきるという事は、近くに火山や温泉があるのかもしれませんね」
クジャ「温泉?……僕の美しさがより一層……とりあえず、この辺一体を掘ってみない?」
シーモア「温泉…ユウナさん……ふふふふ…協力しますよ」
セフィロス「……勝手にしてくれ」

シーモア「魔洸が出ました!」
クジャ「魔洸って毒だよね?早く埋めて」
シーモア「ガスが出ました!」
クジャ「タマネギ臭いよ!どうにかして!」
シーモア「何やら機械のようなものが」
クジャ「興味ないね」
シーモア「って、あなたも掘ってくださいよ!」
クジャ「しょうがないなぁ…アルテマァ!」

クジャ「うーん。なかなか出ないね」
シーモア「まあ…そんな簡単に出るものではありませんからね」
セフィロス「…あきらめるのが早いぞ」つスコップ
シーモア「手伝ってくれるんですか?」
クジャ「どういう風の吹き回しだい?」
セフィロス「フッ…先ほどクラウドが来てな…」
シーモア「ああ、温泉でお金を稼ごうというのですね」
セフィロス「毎度毎度、マテリアを取られてはな…」
クジャ「このあたりは掘りつくしたから、あっちに行こう」
セフィロス「うむ」
3933/7:2007/07/20(金) 20:29:10 ID:C9LFlWPG0
ギガンツ「うがうが、地震であちこちに穴が開いただよ」
ゴレムス「フンガー…俺がメルキド、いや、マンションを守る。穴を埋めるぞ!」
ギガンツ「うががー」

テリー「ザオリク!」
スコール「Zzz」
フライヤ「…変わらんの」
ケフカ「脳死ってこういうものなんですかねぇ」

テリー「スコール。お前とは短い付き合いだったな。
   安らかに眠れ…セザウシは俺が受け継ぐからな」
スコール「ハッ!…何勝手にガンブレード触ってるんだよ!
   っていうかなんで棺桶に入れられてるんだよ!
   せっかく妖精さんになってお姉ちゃんと話してたのに!!」
テリー「ちょ…こら…やめ…いてぇよ馬鹿!」
フライヤ「妖精……こやつ…意外とアブナイ人なのかもしれんのう」
ケフカ(殺シテ殺シテ殺シテ殺シテ殺シテ殺シテ…)
3944/7:2007/07/20(金) 20:30:07 ID:C9LFlWPG0
セフィロス「熱っーーー!!」
シーモア「すごい湯気です!…やりました、温泉ですよ!」
クジャ「やったじゃない、セフィロス!さすが英雄!」
セフィロス「ふっ(早くケアルを…)」
クジャ「成分は!?効能は!?」
シーモア「…ただのお湯です」
セ/ク「えっ?」
シーモア「まあ良いじゃないですか。『温泉』でありさえすれば。
  温度が高いなら冷ませば良いだけの事!さっそくユウナさんにお手紙書かないと…」
セフィロス「火傷までして掘り当てた温泉が…………ただのお湯で金儲けなどできるか!!」
クジャ「…ただのお湯じゃ…美貌には効かないよね…」

マリベル「ちょっと!シャワーからお湯が出てこないんだけど!」
ロック「おかしい…電気が点かない」
ムーン「やだ、電灯切れたのかしら」
フリオ「ガスも出ないみたい」
ムーン「…困りましたね…こんな時はなんでも屋さんを」
ロック「電話も使えないぞ」
ムーン「………近くに居るかもしれませんし…ちょっと探してみます」
フリオ「気をつけろよ」
マリベル「あんたも行きなさいよ!!」
ロック「手分けして探そう」

フリオ「ということになってるんだけど…」
テリー「こっちも同じなんだ」
スコール「それだけじゃない。地下の温水プールなんて、泥水だった」
フリオ「それは酷いな」
3955/7:2007/07/20(金) 20:30:50 ID:C9LFlWPG0
ムーン「ということで、直すのが無理なら管理人を連れて来て欲しいんです」
クラウド「依頼なら報酬次第で何でもやる…と言いたい所だが…
  落とし穴にはまって転んだギガンツがゴレムスに体当たりして、
  よろけたゴレムスにフェンリルをぶつけてしまって…」
ムーン「困りましたね…(その乗り物の方が壊れたんですか)」
エドガー「お困りのようだね。レディー、私を呼んだのは君かい?」
  :
クラウド「すまないな。フェンリルを修理してくれて…」
エドガー「いや。私にとっても、異世界の機械技術を見れる良い機会となった。
   しかし、本当に良かったのか?ドリルを付けなくて…
   これがあれば突然ゴーレムが飛び出してきても…」
クラウド「いや…それは遠慮しておく。とにかく助かった。ありがとう。
   …ところで…管理人って………誰?」
エドガー「それを調べるのも、仕事の内…ということで。
   君、これから朝まで語り合わないか?」
ムーン「遠慮しておきます」
クラウド「あの…」
エドガー「ふむ。いきなり一晩は無理があったか。では、食事だけでも」
クラウド「ちょっと…」
ムーン「あ、でも直して欲しいものはまだまだ沢山…」
エドガー「ほう。レディーの頼みとあれば…」
クラウド「…せめて手がかりが欲しいんだが…」
ムーン「ありませんわ」
クラウド「……全然?」
ムーン「全然」
クラウド(この依頼、…恐ろしく難易度が高いのでは?)
3966/7:2007/07/20(金) 20:31:40 ID:C9LFlWPG0
(地下ボイラー室)
エドガー「…ふむ。どうやら各部屋のお湯やプールの温水は全て、ここで沸かしていたようだ。
   そして、それが破壊されている…。ここまで酷いとすぐに修理するのは無理だ」
ムーン「そうですか」
エドガー(それにしても、薄暗い地下室で二人きり…明かりはロウソク1本のみ…か。今なら…)
スコール「あんたらも調査に来たのか」
エドガー(ビクッ!!)
フリオ「ムーンも一緒か」
ムーン「あ、フリオニールさん」
エドガー「…ふむ。発電機は無事のようだ…が、
   燃料…これも私の世界には無いもののようだ…が来ていないな」
スコール「これは事故じゃない。人為的な傷がある」
フリオ「いったい誰がこんな事を…」
スコール「この上は中庭…大穴が開いていたな…そうか!犯人は中に居る!!」
ムーン「本当ですか!?」
フリオ「この中に…」
エドガー「犯人が…」
テリー「早く教えろよ!」
スコール「お前だ、テリー!」
テリー「ええぇぇ!?ちょ…なんでだよ!」
スコール「自分の特技に聞いてみろ!いくら金に困ったからといって…」
テリー「違っ!」
3977/7:2007/07/20(金) 20:32:12 ID:C9LFlWPG0
フライヤ「ぬしら、無事じゃったか!…わしが目を離した隙に、ケフカが水道に毒を!!」
エドガー「…水道に?なら無駄な事だ。幸か不幸か、使えなくなっているからな」
スコ-ル「まさかお前…それを察知して…」
ムーン「水道を壊したんですか?」
フリオ「それなのに知らないフリしてるなんて…」
フライヤ「むぅ。…どうやら助けられたようじゃな」
テリー「俺は何もしてない!」
エドガー「分かっているさ。関係ないものまで壊したから、言えなかったんだろう?」

シーモア「…温泉…止まってますね」
クジャ「ま、どうでもいいじゃない。ただのお湯だったんだし」
セフィロス「そうだな」
シーモア「orz」

ケフカ「…ナニゴトモナーイ………シンジラレナーイ…」

クラウド「管理人って誰だよ!!」


〜後日、全ての設備は何事もなかったように復旧していたという〜


ゾーン(…我らは出番無しでおじゃるか?)
ソーン(…出番無しでごじゃるな)
ゾ/ソ(TAT)(TAT)
398名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/20(金) 20:37:54 ID:C9LFlWPG0
× 犯人は中に居る!!
○ 犯人はこの中に居る!!

orz
399名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/20(金) 20:49:14 ID:YUpLm8dh0
おおっ オールスターキャストとは.....素晴らしい!!GJ!
エドガーの使い方がまたwww
400名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/21(土) 11:53:53 ID:RMcDS/GJ0
久々の新作GJ!
401エレ ヴィとユエダを上下の部屋に 1/6:2007/07/23(月) 21:13:12 ID:4XN5RXue0
レノ「んー…、ここか?
  ヒーリンからたいして離れてもねえのに、こんなマンションなんてあったかな、と。
  まあイイか。ビラの地図の通りにきただけだし、間違ってたら管理人がなんかいうだろ、と。
  っと、ここの……階、か。結構広いマンションだぞ、と」
 
 エレベーター待ち。

レノ「来ねえぞ、と。
  上の方から何か騒いでるよーな音がするが……誰か遊んでやがるのか?
  階段で行くか。
  しっかし、なんで俺が社宅の下見なんか行かなくちゃならないんだ、と。
  グズグズ言っててもしかたねーんだけどよ、ルードは別の任務とかいって来ねえし
 まあ確かに二人で行くような仕事じゃあないのはそうなんだが、と。
  お、ココか? あ、そういや管理人に顔合わせてないぞ、と。
  鍵は……開いてるのか。管理人には後で言うことにして、先に下見を済ましますか。
  …… …… ……ふむ。3LDK、システムキッチンも使い勝手良さそうだし
 浄水器もなかなか性能が良さそうだぞ、と。
  風呂も便所と別で広いし、備え付けの家具も新品だな。
  これってけっこたけーんじゃないのかな、と。
  ……忘れるところだったぞ、と。クローゼットと押入の広さは見とかないと、
 衣替えが出来るかどうかは収納にかかってるからな、と」

 サー (襖を開ける)

レノ「なんで押入に棺桶が入ってるんだ、と!
  ………………………………、なんか連想されるものがあるぞ、と」
402エレ ヴィとユエダを上下の部屋に 2/6:2007/07/23(月) 21:13:47 ID:4XN5RXue0

 ばんっべこんっっばん!!

レノ「うおおおおおっ、なんか勝手に開いたけど、上に当たって跳ね返ってまた閉まったぞ、と。
  ……、でも中にいたのは予想の通りというかなんというか……ヴィンセントか? と」
ヴィン「レノか? ここはどこだ」
レノ「出てくればわかるだろ、と」
ヴィン「さっきからやっているのだが、でられん」
レノ「いや、フツーに中から手で開ければイイだろ、と、思う俺だぞ、と」

 ……ガコン。

ヴィン「助かった。礼を言う」
レノ「んなことで礼を言われるのも微妙な気分だが、と。ところでアンタ一体何してるんだ?」
ヴィン「それより先に、ここはどこなんだ?」
レノ「マンションの一室だぞ、と。俺は神羅が社員のために借りる部屋の下見に来た。
  で、アンタはその部屋にいたわけだが、その様子だと自分で来たわけでもないようだな?」
ヴィン「ああ。眠って起きたら、棺桶の中にいたようだ」
レノ「念のために聞いておくが……」
ヴィン「棺桶に入って眠った覚えはない」
レノ「……まあ、よくわからないが、またなんか変なことに巻き込まれたのかもしれないな、と」
ヴィン「ここが神羅のマンションなら、神羅がらみと言うことになるが?」
レノ「おおーっと、誤解されちゃ困るぞ、と、ここはあくまでも『借りる部屋の候補の一つ』
 であって今神羅の所有物ってわけじゃないんだぞ」
ヴィン「……お前は神羅の計画の全てを知っているわけではあるまい」
レノ「言ってくれるな、と。だったらこっちも言うが、神羅にとって自分が利用価値があるだなんて
 随分自惚れてんじゃねーのかな、と」
ヴィン「…………」
レノ「…………」
403エレ ヴィとユエダを上下の部屋に 3/6:2007/07/23(月) 21:15:52 ID:4XN5RXue0

エドガー「やあ、誰かいるかな?」

レノ「誰だ?」
エドガー「ああ、先客がいたか。すまない、さっきマンションの設備を直した礼にどこでも好きな
   部屋を使っていいと、アナウンスがあったものでね。
   適当に入ってみたのだが、この部屋は既に埋まっているようだ。
   私はまた別の部屋にいくとするよ。……うん?」
レノ「どうしたんだ、と」
エドガー「……ドアが開かない」
レノ「ドアが開かない? 鍵が閉まってるんじゃねえのか、と」
エドガー「いや、開いている」
レノ「じゃあ開かないはずがないだろ、と。貸してみろ。……開かない」
エドガー「だろう」
レノ「おかしいぞ、と。(ノブを回したままガンガン蹴ってみる)
  本当に開かねえな。おい、ヴィンセント! ぼさっと見てないでお前も手伝えよ」
ヴィン「……どいていろ」

 ダダダダダダッ!
404エレ ヴィとユエダを上下の部屋に 4/6:2007/07/23(月) 21:16:58 ID:4XN5RXue0
レノ「うお、撃つなら撃つって先に言えよ!」
エドガー「ふうん、良い腕だな。それに不思議な銃だ――しかし、傷一つついていないというのは
    どういうわけかな」
レノ「げっ、ヴィンセント、それ確か一番攻撃力の高いやつだよな、と」
ヴィン「……ああ」
レノ「(となると、俺が攻撃しても無駄だってことになるぞ、と。悔しいから言わないが)」

ピロリーン

「なんだ!?」

アナウンス『あなた方三人は呪われました……じゃない閉じ込められました。
   はっきり言って出られませんので、なんとなく理不尽さに打ちのめされつつ
   脱出しようと無駄な努力をしてみたり、友情を深めたり取り返しのつかない亀裂を入れたり
   青春をエンジョイする感じで閉じこまっててください』

レノ「ハァ!? 閉じこまるってどういう動詞だ?」
エドガー「おそらくつっこみどころはそこではないと。
    とにかく、我々は閉じ込められたようだな」
レノ「閉じ込められたって……俺は仕事中なんだぞ、と」
エドガー「(どうせなら年頃のレディの一人でもいれば……)。
    そちらの二人は知り合いのようだが、名前は? 
    私はエドガー。砂漠の国、フィガロの王だ」
レノ「(フィガロ? 聞いたことのない名前だぞ、と)俺はレノ。神羅のタークスだぞ、と」
ヴィン「……私はヴィンセントだ」

レノ「やれやれ、なんかおかしなことになったぞ、と。
  それに、俺以外、男のくせに一人称が『私』ってのはどうなんだかな」
405エレ ヴィとユエダを上下の部屋に 4/6:2007/07/23(月) 21:18:02 ID:4XN5RXue0

  ――その真下の部屋――

エアリス「あれ? ここは……」
ユフィ「エ、エアリス!?(がばっ)」
エア「え!? ユフィ?」
ユフィ「エアリス!? エアリス!? エアリスだよね!? なんで!? どーして!?
  エアリス……忘らるる都で……!」
エア「えっ……と、わたしも、よく、わからない、んだけど……」
ユフィ「でも本物だよね!? エアリスなんだよね!?」
エア「うん……」
ガー「誰かいらっしゃるのですか?」
ユフィ「ティファ!? ……にしてはちょっとちっちゃい……?」
エア「アナタは?」
ガー「申し遅れました、わたくし、ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世と申します」
ユフィ「ガーネット? アタシ、ユフィ!」
エア「わたし、エアリス」
ガー「あの、ところで、お二人はどうしてここへ……?」
ユフィ「アタシ? アタシはなんか変な男達とこのマンションのどっかに閉じ込められてたんだけど、
  どーにか抜け出せないかなって、部屋中調べ回ってたら、抜け穴を見つけて、
  そこでたら、エアリスがいたの」
エア「わたしライフストリームの中、いたはずなんだけど……どうしてこんなとこ、いるのかな」
ガー「ユフィさん、その、抜け道というのは、どこに……?」
ユフィ「そこの……アレ?」
ガー「何も、ありませんが……」
ユフィ「嘘!? まって、そんなはずない! アタシ、たしかにここから……」
ガー「実は、わたしもどうしてこんなところにいるのか、わからないのです」
406エレ ヴィとユエダを上下の部屋に 6/6:2007/07/23(月) 21:19:54 ID:4XN5RXue0
エア「え?」
ガー「城の庭を散歩していたのですが、いつのまにかこの建物の廊下を歩いていて、
  なんだか吸い込まれるように入ってみた一室にお二人がいて」
ユフィ「へぇ……」

ピロリーン

「なに?」

アナウンス『お疲れ様です。申し訳ありませんがお三方はこのマンションに閉じ込められました。
   色々不便もあると思いますが、ごゆっくり閉じ込め生活をお楽しみ下さい』

ユフィ「またかよ! ……でも、今度はエアリスがいるから、いっか」
エア「うん、わたしもよくわからないけど、またよろしくね、ユフィ。と、ガーネット!」
ガー「はい。よろしくお願いします」
ユフィ「固いな〜、これから一緒に暮らすんだから、もっと砕けていこーよ、ガーネット」
エア「うんうん」
ガー「え……と、(昔を思い出し)よろ、しく」
エア・ユフィ「OK!」
ガー「よければわたしのことは、ダガーと呼んでくれる?」
ユフィ「いいよ! ダガーだね」

エア「(それにしても……わたし、どうしてこんなところにいられるのかな? 
   幽霊……でもないみたいだけど。……でも気にしてても、しかたない、ね)」

ユフィ「なんか上がウルサいなあ。誰が住んでるんだろ?」
407名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/23(月) 23:15:50 ID:u+oWG1Vm0
用も無いのにデリバリーが入り浸りそうなww
408名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/23(月) 23:26:09 ID:IZWskQA90
4の女キャラたち閉じ込め部屋もあったっけね
409名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/23(月) 23:50:39 ID:Mye9A0woO
678の格闘キャラとTの聖騎士の閉じこめネタをなぜか思い出した。
410名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/23(月) 23:51:18 ID:Mye9A0woO
678の格闘キャラとTの聖騎士の閉じこめネタをなぜか思い出した。
411名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/24(火) 11:31:45 ID:VzrChFuVO
>>407
たしかにw
412名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/24(火) 13:25:43 ID:CIGFR5yl0
>>407
運び屋「これと・・・これ、な、三人で分けろ。あと、コレも置いて行く・・・いや、
    いいんだあまりモノだから代金は取らない・・・気を使わないでくれ、うん・・・。」
413名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/24(火) 15:11:29 ID:tZUiBZP/O
セクシーとユエダの対面が楽しみだ
414忍者部屋 1/5:2007/07/25(水) 01:24:30 ID:hInQ2i1T0
せっかくだからユフィがユエダに加わる前の話を書いてみた。



ユフィ「ふーむ……」
エッジ「どうかしたのか?」
ユフィ「いやね、あたしたちが出会ってからもう3ヶ月近く経ってる気がするのよ」
エッジ「はあ? 気のせいだろ。さっき会ったばかりだろ」
ユフィ「そーだよね、そのはずなんだけど……なんかシャクゼンとしない…………」
シャド(これが若さ故の過ち、というやつか……)
415忍者部屋 2/5:2007/07/25(水) 01:25:14 ID:hInQ2i1T0
エッジ「ともあれ、俺たちはこの部屋に閉じ込められちまったわけだが」
ユフィ「扉が開かないんだよね、ぶっ壊すことも出来なかったし」
エッジ「そのとおりだ。まったく、なんでこんなことになっちまったんだろうな」
ユフィ「メモにはこう書いてあるよ」

     『ここは閉じ込めスレです。
      1000レスまでマンションから脱出することはできません。
      どんなに頑張っても脱出は無理なので1000レスまで
      この部屋で仲良く暮らして下さい☆』

エッジ「……1000レスってなんだ?」
ユフィ「さあ?」
エッジ「とりあえず、その1000レスってのがくるまで脱出不可能ってことか」
ユフィ「みたいだね」
エッジ「ふざけんな! せっかく城から抜け出したと思ったら、今度はこのチンケな部屋に閉じ込められるのかよ!」
ユフィ「あたしに怒鳴らないでよ!」
シャド(……五月蝿い)
エッジ「ちくしょう、なんでまた……また? あれ?」
ユフィ「どしたの?」
エッジ「いや……以前にも、同じようなことがあったような……?」
ユフィ「……そーいえば、あたしもそんなことがあったような?」
シャド(そういえば……)
エッジ「ていうか……お前、俺とどっかで会ったことあるか?」
ユフィ「え? いや、ないと思うけど……あれ?」
エ・ユ「んん?(・ω・`)」
シャド「……とにかく、この部屋から脱出することを考えるべきだと思うが?」
エッジ「そ、そうだな。(こいつ、いたのか……)」
ユフィ「んー、なんか胸のモヤモヤが消えないなー」
416忍者部屋 3/5:2007/07/25(水) 01:26:13 ID:hInQ2i1T0
     〜 そして―― 〜

シャド「さて、わかったことがいくつかある。確認していこう。
    まずは一つ、この扉は非常に頑丈である」
ユフィ「あたしたちが束になっても破壊できなかったもんね」
エッジ「二つ、オレ様の壁抜けの術がきかねえ……」
ユフィ「壁に激突してたもんね」
エッジ「うるせ!」
シャド「……三つ。何故か内側からかけるタイプの鍵がついている」
ユフィ「入ったときは無かったんだけどね」
エッジ「で、それを回したらあっさり開いたよな」
シャド「ああ。だが、いつまた鍵が消えるかわからない。用心は必要だな。
    そして、マンションから出ようとしたら、この部屋に飛ばされた」
ユフィ「唯一の救いだね。部屋に閉じ込められることになってたら、食料が尽きた時点で終わりだったもん」
エッジ「そーだな。幸い、一階から下にはいろんな施設があるみたいだしな」
シャド(そう。そして、地下施設の中にはコロシアムもあるはず。
    これでまた、戦いに身を置くことが出来る)
エッジ「他にも閉じ込められちまったマヌケなやつもいるみたいだし、ヒマはしそうにねーな」
ユフィ「そだねー」
シャド(俺たちもその『閉じ込められちまったマヌケなやつ』に入ると思うんだがな)
417忍者部屋 4/5:2007/07/25(水) 01:27:03 ID:hInQ2i1T0
エッジ「まあなんだ、これからしばらく世話になるだろうから、改めて自己紹介といこうじゃねーか。
    俺はエッジ。こう見えてもエブラーナっつー国の王だ!」
ユフィ「おっ、王様なの!?」
エッジ「そうだ! 驚いたか!」
ユフィ「いやー、見るからにマテリアとか持ってなさそうな格好してるから、てっきり浮浪者か何かかと」
エッジ「誰が浮浪者だ! これは先祖代々伝わる忍装束なんだよ!」
ユフィ「忍? エッジ、あんた忍者なの?」
エッジ「そうさ」
シャド(忍……?)
ユフィ「奇遇だねえ、あたしも忍者なんだよ!」
エッジ「マジかよ! そりゃあ奇遇だな!」
ユフィ「あたし、ユフィ。マテリアハンターをやってるウータイの忍者だよ!」
シャド(五月蝿い忍もいたものだ……)
ユフィ「で、あんたは?」
シャド「……シャドウ」
エッジ「なんだよ、暗いやつだな。もっと明るくいこうぜ!」
シャド(闇に生きるものが明るさを求めるのか……)
ユフィ「ふあ……いろいろあったし、今日はもう寝ない? あたし疲れちゃったよ」
エッジ「そうだな」
ユフィ「あたしがあんまり可愛いからって、襲ったりしないでよー」
エッジ「お前みたいなガキを誰が襲うか!」
ユフィ「なんだって!?」
シャド(……五月蝿い)
418忍者部屋 5/5:2007/07/25(水) 01:27:35 ID:hInQ2i1T0
     〜 そして夜は更けて―― 〜

エッジ「ZZzz..」
シャド「………………」
 ……むくり。
ユフィ「ああは言ったものの、本気で襲われたらどうにもならないよね。あたし、かよわーい女の子だし。
    そうだよ、正面から出られないなら、別なところから出ればいーじゃん。あたしってば利口だねっ」
 かたっかたかた……
ユフィ「むう、窓は開かないか。どっかに隠し扉でもあったりして?」
 壁をぺたぺた
ユフィ「なーんて、あるわけないよね。忍び屋敷じゃあるまいし」
 ぺたぺたくるりん
ユフィ「えっ?」
 ぱたんっ。ひぅ―――――……
ユフィ「えええぇえぇぇえぇぇえ!?」

シャド(抜け道……いや、トラップか?)
 ぺたぺた
シャド(一度しか作動しないのか。どこへ繋がっているのだろうか?
    このような通路が一つとは思えん。明日、探してみるとしよう。
    見たところ、まだ幼かった。放っておけないな……)
シャド「ふっ。俺も変わったな……」
エッジ「ZZzz..」



そして、>>401-406へ続く。
419ユエダ1/2:2007/07/25(水) 06:33:54 ID:cp0BB5uM0
ユフィ「だぁぁぁぁ!っていうか、アタシなんやかんやで何処かに閉じ込められてる気がする・・・」
エアリス「う〜ん。そう言えば、わたしも初めてじゃない、そんな気が、する」
ガーネット改めダガー「実は、わたしも・・・」
ユエダ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ユフィ「まっ、どーでもいっかぁ〜今回は女同士だしタッノシークやれそうだしさ!」
エア「そうだねぇ、、深く考えちゃ、イケナイ、そう思う」
ダガ「ざっと見るところ中々お部屋も広いし。生活必需品も揃ってるみたいだし。」
エア「うん、イマドキのマンションって感じが する。あっ、ねぇねぇとりあえずお茶、飲もう?」
ユフィ「はぁーい!アタシ、茶ぁより炭酸系がいいー」ダガ「アールグレイがあればいいんだけど・・あ、手伝うわ」
エア「ありがとう。じゃぁ、カップ出してもらえる?」ダガ「えぇ(カタカチャカチャ)」ユフィ「たんさーン!」
エア「もう、手伝ってユフィ」ユフィ「おーけー♪」
420ユエダ2/2:2007/07/25(水) 06:35:08 ID:cp0BB5uM0
エ・ダ「ふぅ〜〜〜(*´∀`)」

ダガー「ジャスミン茶もなかなかおいしい」エア「ほんと、香りがするね お花の」ユフィ「・・・・グズッ」
エア「残念、だったね。ジュース系がなくて」ダガ「糖分の取りすぎはよくないわよ?」
ユフィ「無い、となると余計に飲みたくなるのがニンゲンってやつだよねぇ・・orz・・・チクショー!
  この際、ド○ターペッ○ーでもいい!飲みたい!シュワシュワするもんが飲みたい飲みたいアタシは!!!」
エア「相変わらず、だよねw ねぇ、ここの建物自体が大きいから、お店屋さん あるかも」
ダガ「そうね、多分あると思う。似たような建造物を知ってるわ(なんだろう?○クター○ッパー??)」
ユフィ「ぉおーしっ!んじゃユフィちゃんはちょっくら偵察にいってまいりまーす」エア「あっ、わたしも、行く」
ダガ「エアリスは、何が欲しいの?」エア「ふふっ。この部屋に、足りないもの」ユ・ダ「??」エア「あれば、いいな」
ユフィ「ゼンは急げぇー!エアリス、早く早く!」エア「はいはい。ダガー、お留守番頼める、かな?」
ダガ「えぇ。気をつけていってらっしゃい」ユフィ「あっ、ダガー!なんか要るもんあるー?」
ダガ「うぅん、別にいらないわ。ありがとう」エア「じゃ、行こうユフィ」ユフィ「いってきまー」
   (バタン、ポロッ)
ダガ「さて、片付けましょうかね、、?あら、これは?(ピラッ)・・ドアの隙間に挟まっていたのかしら?」
(ストライフ・デリバリー・サービス)ダガ「【何でも運びます(価格相談可)】か・・ふぅん」
421ユエダ〜またもや始まる物語〜:2007/07/25(水) 09:54:41 ID:ZRklToWM0


ユフィ「すっげーぇぇ!!」エアリス「うわぁ、ほんとだ」

ユフィ「てゆーか、カジノまであるの!?どんだけだよ・・」
エアリス「ね、ね。ゴールドソーサーみたい、だね」ユフィ「ケット・シーもいたりして〜」
ユ・エ「きゃぁぁ〜♪」゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚

?「・・・なんだ?騒がしいな」
?「どうやら、新しい住人が入居したみたいですよ。ほらあそこ・・・ほぅ、女性ですね」
?「次から次へと・・・一体何所から沸いてくるん・・(;゚ Д゚)!?!?!!だっ!」
?「?どうされました、セフィr」セフィロス「わ、私の名を呼ぶなシーモア!も、戻るぞ!」ダダダダダダダ・・
シーモア「なんなんでしょう・・・?」( ・д・)

ダガー「・・・えぇ、以上の品々を持ってきて頂きたいのです。お代金は・・・はい、お城へ行って頂いて・・
 スタイナーという者が居りますので・・・結構です、宜しくお願い致します・・・あ、それと、城の者には
 心配無いという事をお伝えくださいますか?・・有難う御座います、お手数をお掛けします・・では(カチャン)」

デリバリーの男「さて・・・。行くぞ、フェンリル 仕事だ」(ブォォォォォォォォォ・・・
422ユエダ(セクシー付き)1/2:2007/07/25(水) 16:52:39 ID:BeF2QwSE0

シーモア「(斯く斯く云々)と、言う訳が先ほどありまして」
クジャ「ふーん。」シー「私にも、何が何やらさっぱりで・・」
クジャ「ナニ言ってるの?ワケは見えてくるじゃない」シー「・・・と、申されますと?」
クジャ「その、ナンだっけ?新入居者らしき女性二人組み、もしくはその中の一人がセフィロスのアキレス腱なんだよ」
シーモア「まさかw可愛らしい二人組みが?w(ユウナさんには適わないけど)」
クジャ「じゃなきゃ、英雄だの神だのになりたがってる奴が風呂場でガクブルしながら篭城しないでしょ?」
シーモア「確かに・・・まるで『幽霊』にでもであった様なお顔をしていらっしゃいましたから・・あるいは・・・」
クジャ「だからね、チャンスだよ」シーモア「は?」クジャ「もう、ニブイなぁ。セフィロスに一泡吹かせる絶好の機会じゃないか」
シーモア「・・・鬼の首を取った様なお顔でそう仰いますがね、ワタクシは嫌ですこれ以上の混沌は」
クジャ「ふふっ。先ずはそのお二人と仲良くお近づきにならなきゃぁね♪」シー「(聞いてないし)」

ユフィ「お?おおおおお?!エアリス、すっごい!」エア「ね、ちょっとユフィ、これ壊れたの、かな?」
ユフィ「ちーがうって!おーお当たり!大当たりじゃん!!エアリスってギャンブルの才能あるんじゃない?」
エア「あ、壊れたんじゃないんだ(ほっ)」ユフィ「ねぇ、花育てるとかやめてコッチ一本でやっていかね??」
エア「ギャンブラーエアリス、見参!って?」ユ・エ「きゃぁぁ〜♪」゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
カジノのバニー「こんなのばっかり・・・・・もういや」(´;д;`)
423ユエダ(城中の人々)2/2:2007/07/25(水) 16:54:46 ID:BeF2QwSE0
一方、その頃お城では
侍女「・・・・ぁ〜・・・女王さまぁ!ガーネットさまぁ〜!!」
スタイナー「ガーネット様は、いたのであるか!?」侍女「申し訳御座いません!わたくしが御目を少し離したばかりに・・・!」
ベアトリクス「よい、あなたのせいではありません。」スタ「ベアトリクス!姫さ、いや、女王様は」ベア「どこにも、居られなかった」
スタ「なんと!警備の騎士は何をしておったのか!?」?「・・・すまない。さっきバイクで引っ掛けてしまって・・・」
スタ「バイクでか!それはさぞ、痛かったであろうな!!・・・って、貴様何者だぁ!」
クラウド「ストライフ・デリバリーサービスだ。ダガーという女性から伝言を言付かっているが、スタイナーという人はどっちだ?」
スタ「我輩の名ならず、女王の「通り名」まで知ってるとは!貴様!貴様かっ!返せ!わが国の女王をかe 
ベア「少し、黙りませんか?ところで、そなた先ほど『ダガー』と申しましたね?」
クラ「実は、こういうことらしい」

ベア「閉じ込めマンション・・・・」スタ「なんという破廉恥な!」
クラ「危険な事態にはならないと思う(多分な)。実際、上手く立ち回ってる連中もいることだし」
ベア「承知した」スタ「なに!?」ベア「同室の人間も女性二人だし、なにも間違いは起きないだろう」スタ「・・・・」(´・ω・`)
クラ「じゃぁ、ここにサインを」スタ「これは?」クラ「【払いは城で】と聞いてきた」
スタ「いちじゅーひゃくせんまんじゅぅま、、なぁ、額を間違えt クラ「それはない」
スタイナー「・・・・」(´・ω・`)


ダガー「ふふ・・・『ダガー』ですって(クスクス また、この名を名乗る事態になるなんて」
424名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/25(水) 22:23:07 ID:eHEkT+vG0
とりあえず>>83-84
425名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/25(水) 23:16:46 ID:C4UxVjQG0
>ユ・エ「きゃぁぁ〜♪」゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
が、非常に非常にカワイイんですが
426エレ ヴィとユエダを上下の部屋に 1/3:2007/07/26(木) 00:30:56 ID:LHI4CokC0
レノ「うおおおおおおおりゃあああああぁぁぁぁっ(ガスガスガスっ)」
ヴィン「うーむ。大して溜まらんな」
レノ「ふざけんなーっっ!!」
エドガ「なにしてるんだ?」
レノ「こいつをリミットブレイクさせて扉を壊そうとしてるんだぞ、と」
エドガ「リミットブレイク?」
レノ「ま、必殺技みたいなもんだ」
ヴィン「レノの攻撃ではなかなかリミットゲージが溜まらないのだ」
レノ「くっ……」
エドガ「私が手伝おうか」
ヴィン「そうしてくれるか」
エドガ「では……(スチャッ)」
ヴィン「ちょっとまて。それは……」
エドガ「回転のこぎりだが?」
ヴィン「それは胴体が切断されそッ……」
レノ「おー、つよそーじゃねーか。やれやれ」
ヴィン「貴様ッレノッ……」
エドガ「行くぞ!」
ヴィン「来るな!」

エドガーとレノ が あらわれた!
エドガー の かいてん ノコギリ! しかし かわされてしまった!
レノ の タークスこうせん! しかし ヴィンセント には きかなかった!
ヴィンセント の リミットブレイク! だが まだ ゲージ は 溜まっていない!
エドガー の エアロガ! ミス!
レノ の ピラミッド! しかし 何も おこらなかった…
ヴィンセント は 逃げだした! 逃げられない!
エドガー の アルテマ! アルテマ は 床 に 当たった!
床 は 音もなく くずれさった……
427エレ ヴィとユエダを上下の部屋に 2/3:2007/07/26(木) 00:31:54 ID:LHI4CokC0
??「きゃあ!」
レノ「あーあ。床に穴開いちまったじゃねーか」
ヴィン「私のせいか!?」
レノ「黙って攻撃受けとけばよかったんだぞ、と」
ヴィン「リミットブレイクするまえに戦闘不能になったら意味がないだろうが!」
エドガ「いま女性の声が……」
??「なに? いきなり穴が……」
レノ「……どーやら下まで貫通したらしいぞ、と……」
エドガ「やあ、可愛いレディ。ご機嫌いかがかな?」
??「あ、あなたは?」
エドガ「私はエドガー。砂漠の国フィガロの王だ。君は」
??「まあ、(王……!?)わたくし、ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世と申します。
  アレクサンドリアの当代の女王を務めております。(ペコッ)
  (いけない……フィガロ……フィガロってどこだったかしら?
   霧の大陸ではないわよね……外側の大陸、とか?)」
エドガ「ガーネット。美しい名前だ。
   君も王なのか。見たところ若いのに……政務は大変じゃないか?
   今度一緒に食事でもどうかな? 一緒に国の将来について朝まで語り合わないかい?」
ガーネット「はあ……(城に帰ったらトット先生に大陸の外の国についても教えて頂かないと……)」
レノ「ナンパもいいけどエドガー、この穴どうするんだ?」
エドガ「ふっ、心配はいらない。私があとで塞いでおく」

ピロリーンリンリンランタン

「アナウンスか!?」
428エレ ヴィとユエダを上下の部屋に 3/3:2007/07/26(木) 00:32:32 ID:LHI4CokC0
『ぷるぷる! ぼくわるいスライ……ごほん。
 えー床に穴が開きました。
 ペナルティとして、上の部屋は「入れるけど出られない」
 下の部屋は「出られるけど入れない」というルールを特別に課させて頂きます。
 不便だろうけどしかたないね! 頑張ってね!』
レノ「まてェェェ! 塞いだらどうなるんだ!?」
『塞げないよ!』
レノ「塞げないよって……」
『ぼくバイトだから細かいことはわかんないよ! 詳しいことは管理人さんに聞いてね!』
レノ「はぁぁぁ!?」

エドガ「ということで、塞げないらしいのでこれからよろしく、麗しきレディガーネット」
ガーネット「はあ。あ、今、同室の二人が出かけている最中なのですが……」
レノ「つーか、入れるけど出られないなんて、元からじゃねーか?」
エドガ「そんなことはないよ。さっきうっかり外に出ようとしたときは何故か出られたからな。
   脱出する試みを持たなければ一応外には出られたらしい。
   ガーネット、インターフォンで話は出来るね? 同室の二人が帰ってきたら事情を話して
   こちらに上がってきてくれるよう話してくれるかな? ここから降りて戻って貰おう」
ガーネット「はい」
レノ「なんで言わなかったんだよエドガーorz」
エドガ「ははは、タイミングを逸した」
ヴィン「同室の二人はいつ頃戻ってくるんだ?」
ガーネット「ユフィとエアリス……あ、同室の二人ですけど……は、先程偵察と言ったきり……
    もうそろそろ戻ってきてもいいのですが」
ヴィン「ユフィ……?」
レノ「エアリス……?」
ヴィン「なにか……」
レノ「聞き覚えのある名前だな、と」
ヴィン「ど、同名の人違いだろう」
レノ「そ、そうだな。あの忍者娘はともかく、古代種はもう死んじまったんだからな!」
エドガ・ガーネット「?」
429名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/26(木) 00:48:20 ID:LHI4CokC0
途中戦闘シーン色々と間違ってるなw
ごめんw
430名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/26(木) 02:14:16 ID:LHI4CokC0
今更だが、
>>375最後のそれぞれの技、
スーパーノヴァ
フレアスター
レクイエム
を立て読みすると「スフレ」になることに気が付いた。
いや、だから何だってわけでもないんだけど。
431忍者たち inカジノ 1/5:2007/07/26(木) 02:46:25 ID:gMzdR+SI0
シャド「……この部屋には、もう隠し通路のようなものはないようだな」
エッジ「おい、ユフィがどっか行っちまったってのは本当なのか?」
シャド「ああ。昨晩、このあたりにあった隠し通路に落ちてしまったらしくてな。
   一度しか作動しない仕掛けになっているらしく、あとを追うこともできなかった」
エッジ「ふーん。それは心配だが、とにかく何か食おうぜ。腹が減ってまともに考えることもできねーぜ」
シャド(食欲が優先か……)
エッジ「ロビーのほうになんか店があるみたいだし、早く行こうぜ」
シャド「金はあるのか?」
エッジ「え、あーいや、その……」
シャド「……俺が払おう」
エッジ「マジかよ、サンキューな!」
シャド「いずれ返してもらうぞ、国王陛下よ」
エッジ「うっ……(国王ってステータスがアダに!)」
シャド「では、下に行くか」



エッジ「いろんな食い物があったなー」
シャド「ああ。食料の心配はしないですみそうだ」
エッジ「地下にもなんかあるらしいな。行ってみよーぜ!」
シャド「待て、とりあえず買ったものを部屋に……」
エッジ「先に行ってるぜー!≡≡≡⊂´⌒つ゚∀゚)つ」
シャド「お、おい……」
 ウヒョー、カワイイバニーチャンタチガイッパイダゼー!
シャド「………………とりあえず、俺は買ったものを部屋に置いてこよう」
432忍者たち inカジノ 2/5:2007/07/26(木) 02:47:25 ID:gMzdR+SI0
シャド「まったく、エッジはどこにいったんだ……?
   む、これは施設案内の看板か」
 クッソー、コンドコソカッテヤルゼ!
シャド「主な地下施設は『遊技場』『カジノ』『ベストドレッサー会場』、そして『コロシアム』か……」
 ヨーシキタキタキター! コレナラゼッタイカテルゼ!
シャド「……遊戯エリアだな。ファッションに興味があるとは思えんし、強そうにも見えん。
   カジノで遊ぶにも、あいつは文無し。金は俺が握って…………ん?」
 アアアアア! マタマケター!
シャド「財布……財布がない!?」
 チクショウ、モウイッカイダ!
シャド「それに、気づくのが遅いがこの声はまさか!」
433忍者たち inカジノ 3/5:2007/07/26(木) 02:48:11 ID:gMzdR+SI0
バニー「またお兄さんの負けー。残念だったわねえw」
エッジ「ちくしょー、もう一回だ! 次こそ買って『ぱふぱふ』とやらをやってもらうぜ!」
バニー「きゃー、こわーい (ノ∀^*).。oO(うふふ、金ヅル金ヅル♪)」
シャド「おい、エッジ! 何をしている!?」
エッジ「おうシャドウか。ポーカーやってんだよ。
   勝ったら『ぱふぱふ』っつーうれしはずかしなご褒美がもらえるらしいぜ!」
シャド「俺の財布をスったのはお前か!?」
エッジ「なんだよー、ちょっと借りただけだろー。ちゃんと国に帰ったら返すぜ。
   それに、まだそんなに使ってねーし……あれ?」
シャド「………………」
エッジ「……あれれー? お金がもう無いよー?」
シャド「国に帰ろうにもこのマンションからは出られず」
エッジ「アレレー?」
シャド「これから暮らしていくために必要な金は無く」
エッジ「アレレー?」
シャド「……『ぱふぱふ』の代わりに『ぷすぷす』をしてやろう」

 (ア 投げる
   (ア さごじょうのやり

エッジ「ちょっと待ってそれ半濁点(゚)しかあってな」ブスッ



ブス  ブス  ブス ブス ブス
 ブス   ブス    ブス  ブス
   ブス   ブス ブス ブス
ブス  ブス  ブス   ブス   ブス
  ブス  ブス ブスブス  ブス  
434忍者たち inカジノ 4/5:2007/07/26(木) 02:48:45 ID:gMzdR+SI0
シャド「こんなところでこの槍が役に立つとはな。
   ティラノサウルスに感謝しておこう」
 ■■
■■■ ←エッジ(グロテスク的な意味でお見せできません)

シャド「これからどうするか……」
??? 「あれ、シャドウじゃん。こんなところで何してんの?」
シャド「ユフィ。無事だったのか」
ユフィ 「無事って、何が?」
シャド(……もしかして、俺は報われていないのか?)
エアリス「その人、お友達?」
ユフィ 「うん、昨日話した変な男の一人だよ。シャドウっていうの」
シャド「……とにかく、無事だったならそれでいい。その女は仲間か?」
ユフィ 「そうだよ」
エアリス「わたし、エアリス。よろしく、シャドウ」
シャド「ああ」
ユフィ 「エアリスもこのマンションに閉じ込められちゃったみたいでさ」
シャド「そうか」
ユフィ 「それで、どうしてこんなとこにいたのさ?」
シャド「実はな……かくかく、しかじか……」
435忍者たち inカジノ 5/5:2007/07/26(木) 02:49:20 ID:gMzdR+SI0
ユフィ 「え、じゃあお金ないの? 全然?」
シャド「ああ」
エアリス「大変。少しだけど、これ、どうぞ」
 つ『メダル』
エアリス「換金すればしばらくは生活、できるよね」
シャド「遠慮しておく。自分のことは自分でなんとかする」
ユフィ 「もう、意地張ってないでもらっときなって」
 ジャラジャラ
シャド「…………」
ユフィ「 大丈夫。エアリスね、ギャンブルの才能あるみたいでさ、もうボロ儲けなんだw」
シャド(セッツァーとどちらの運のほうががいいのだろうな……)
ユフィ 「ま、そんなわけだから。あたしはエアリスたちと一緒に暮らすことにするよ」
シャド「ああ」
ユフィ 「そっちも大変そうだけど、お互い頑張ろー!」
シャド「ああ」
ユフィ 「じゃ、またね!」
エアリス「これから、よろしくね」
シャド「ああ」



 ■■
■■■ ←エッジ(グロテry
436名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/26(木) 06:48:44 ID:xePKSQXE0
エアリス「君たち、降ってきたの。びっくりw」

部屋貫通時に言ってくれると信じてたのに・・・w
437ユエダ1/2:2007/07/26(木) 09:56:15 ID:mbG7sCxh0
ユフィ「いやー儲けた儲けた♪笑いがとまらねーwww」
エアリス「いっぱい、メダルでてくるから、びっくり」ユフィ「わはははぁ!愚民はアタシの前にひれ伏せよっ」
エア「うむ、苦しゅうないぞよ」ユ・エ「きゃぁぁ〜♪」゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
ユフィ「さ、帰ろうエアリス。ダガーが待ちくだびれてるんじゃないのー」エア「そう、だね。戻ろうか」

ダガー「・・・・」(ウロウロ)
エア「あれ?どうしたのダガー?」
ダガ「!あ、おかえりなさい。・・・その、ちょっと複雑な事態が・・とにかく、上の部屋へ」
ユヒ「はぁ?」
エア「とにかく、荷物だけ置いてくね」(ガチャガチャガチャ エア「え?開かない??どうして???」
ダガ「それを今から説明します・・・」

ユフィ「・・・・って、なんじゃそりゃぁぁぁぁぁ!!!!」
エア「わたしたちの部屋、『出られるけど、入れない』」
ダガ「真上の部屋が、『入れるけど、出られない』」
ユフィ「つー事は、上の部屋から『ただいま』アタシらの部屋から『いってきます』?」
エア「あ、ユフィ、的確。すごい♪」ダガ「そう、そんな感じ♪」ヽ(゚∀゚*)人(*゚∀゚)ノ
ユヒ「へっへっへ、まぁね・・・って今そんな問題じゃなぁーーーーい!ねぇ、いいの!?それでいいのか!?
ダガ「いいもなにも、、」エア「うん、しょうがない、よね?」
ユヒ「くっそぉー・・なんなんだこの怒涛の展開・・・」ダガ「とりあえず上の部屋へいきましょ」
438ユエダ2/2:2007/07/26(木) 09:57:04 ID:mbG7sCxh0
(ピンポーン)
レノ・ヴィン「・・・・・・」(ピンポーン)レノ「・・勝手に入ってこいよ、と」
ダガ「あ・・どうも。あの、同室の二人も一緒なんですが、、エドガーさんは?」
ヴィン「・・女性を迎えるに当たって失礼が無いようにお茶菓子を買ってくる・・だそうだ」
ダガ「そうですか(気を使わなくてもいいのにな)えっと、こちら同室の、
ユフィ「ヴーィーンーセントォォォ!?」レ・ヴ「・・・やっぱり・・・」ダガ「知ってる人なのユフィ?」
ユヒ「まぁね。!うっわ、赤毛もいるのかよ!」レノ「悪かったな。」ヴィ「あと一人は、やはり」
エア「わぁ!久しぶりだねぇ、元気だった?」ヴィ「エアリス・・」レノ「古代種のねぇちゃん・・」

ユフィ「まーぁ、不平不満はゴマンとあるけどさ、状況がコレだからひとまずヨロシク『入り口部屋』の皆さん」
レノ「しょうがない。ヨロシクされといてやるぞ、と『出口部屋』のおまえら」
ユヒ・レノ(ふん!)
エア「喧嘩は、なしよ?」ダガ「そうですね、出来れば仲良くしていきたいから」
ユヒ・レノ(・・・・・・ちっ)
ヴィンセント「・・ところで、エアリス」エア「なーにぃ?」
ヴィ「私が聞くのも可笑しいがどうしてこk「おぉっと手が滑ったぁぁぁごめーんヴィンセントー」
ヴィ「ユフィ、お前・・スイカの汁はなかなか落ちないんだぞ・・」ユヒ「はいはい、タオルタオルっと」
(ふきふき)ユヒ「つーかさ、あんまり追求しないでよ。ファンタジーで済ましときゃいーじゃん(ボソボソ」
ヴィ「いや、しかし「「アンタだって『どうして歳をとらないんですかぁ』とかマジに問われたら困るだろ(ボソボソ」
ヴィ「・・う」ユヒ「エアリスとまた一緒にいれて・・・スゴク楽しいんだ、頼むからさ・・。」ヴィ「・・・・」
エアリス「なんなの〜?二人して内緒のお話?」レノ「おねぇちゃん、スイカもう一切れくれよ、と。」
439ユエダ1/2(荷物がきたよ):2007/07/26(木) 12:48:35 ID:8Xoo9b4n0
エアリス「うふふふw」
レノ「ねぇちゃん・・・怖いぞ、と。」 ダガ「どうしたの?エアリス?」
エア「こうやって、皆とわいわいするの、楽しいの」 レノ「そんなもんかねぇ、と。あ、タネは避けて」
エア「自分で、どうぞ」つ先割れスプーン レノ「・・・・どーも」
エア「前にも」 ダガ「え?」エア「ずっと、前にも。あったの、こんなこと」「もう、出来ないと思ってた」
エア「だからね、嬉しいの。」 レノ「まぁ、フツー出来ないよな、と。だってねぇちゃん、アンタもうし「おわっと、ゴメンよ」(ガゴッ
レノ「・・忍者娘・・この状況で『不倶載天』がどう間違ったら飛んで来るんだ、と・・・」 (lll・ω・`)
ユフィ「謝っただろー?つーか、赤毛なら華麗に避けられると思ったしー実際避けてるしー」(・з・)キニスルナ!
ヴィ「・・・(スイカ汁でよかった・・)」 ダガ「そういえば、エドガーさん遅いですね・・っあ!」
ユフィ「どうしたのさ?」 ダガ「わたくし、いえ、わたし、荷物の配達を頼んでおいたのを忘れてた」
レノ「宅配?そんなサービスまであったのか、と。でも・・使えるな、それ。姫さん、そこの連絡先とか今判るか?」
ダガ「えぇ、下の部屋にチラシが(ピンポーン・・・)」ユフィ「お?来たんじゃない?」 ダガ「・・・そうかも」
レノ「あぁ、丁度いいや、と。オレが出てもいいか?どの程度まで運べるのか聞きたいしな、と。」 ダガ「えぇ、でも」
レノ「荷物はきっちり受け取っておいてやるからな、と。」 ユヒ「盗むなよ」 レノ「オマエと一緒にすんじゃねぇよ、と。」
エア「あれ?でも入るのかな、荷物」 ヴィ「そのくらいの融通は利くんじゃないか」 エア「だよねぇ」
440ユエダ2/2(荷物がきたよ):2007/07/26(木) 12:50:07 ID:8Xoo9b4n0
(ピンポンピンポンピンポンピンポンピン・・・・
レノ「うぜぇ!今行くから待ってろよ、と」(カチ、ガチャ)

レノ「はいはいはいっと」
クラ「デリバリーサービスだ、注文の品を」

アレ?( ゚д゚)(゚д゚ )アレ?


ユフィ「あー・・・そういえばさぁ、アイツも運び屋やってたっけなぁ」
エア「?」
ヴィ「ふっ、そうだったな。およそ、客商売向きとは思えんが」
ユフィ「気に入らない客には、玄関先でリミットブレイクするんじゃね?」
ヴィ「しかも『超究武神覇斬』を前フリなくいきなり繰り出す」
エア「!ねぇ、それってクr

(超究武神覇斬!!ズドバゴォォォォォォォォン!!!!)  ユ・エ・ヴィ(;゚д゚) !

ダガ「な、なな・・なにが起ったの??」Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)



441ユエダおまけ:2007/07/26(木) 12:58:41 ID:8Xoo9b4n0
レノ「・・・・・・今日は色んなモンが飛んでくる日だぞっと・・・」(ガラガラガラ)
クラ「良かった、まだ生きてるのか、、ひとつ言い忘れた事がある」
レノ「あぁ”?( ゚д゚)、ペッ ・・あ、口ん中切れてるぞ、と・・」
クラ「どんな卑怯な手管を駆使したのかは、知らない。だが、」(ブォン)
クラ「ここの住人は某国の女王だ、同居も女性だったらいいと、城の人間が許可した・・
レノ「で?」
クラ「俺は、その人たちに頼まれた・・時々でいいから様子を見て欲しいと。そしてこう付け加えた、
          『男がいたら問答無用で始末せよ』
正直、俺もどうかと思ったが・・相手がお前なら難なくヤれそうだ」(キィィン!)
レノ「あ。ちょ、マテ。誤解、誤解だぞ、と。!(やばい、部屋から出てたぞ、と。絶体絶命かよ、と)」
クラ「・・ツォンには、後で俺から香典を送っておく」 レノ「マジ!」クラ「超k(ガチャッ)エア「スリプル!」
クラ「!!!エアァリィ・・・・・(バタ」 レノ「おねぇちゃん!GJ・・・(バタ」 エア「・・・ふぅ」
442そのころのエドガー:2007/07/26(木) 14:14:21 ID:LHI4CokC0
エントランス近くで。
エドガ「うーーーーーーむ」
テリー「あれ? アンタ、エドガーだっけ?」 エドガ「ああ、君は、テリー」
テリー「なにしてるんだ?」
エドガ「うん、この石像なんだが……」
テリー「こんなところに石像なんてあったっけ?」
エドガ「買い物帰りに見つけたんだが、面白い顔立ちをしていて、実に造詣が深い」
テリー「ていうか、これ『うごくせきぞう』じゃ……危ない!」
うごくせきぞう の こうげき! テリー は エドガー を つきとばした!
エドガ「動くのか!」 テリー「モンスターだ! ええーと霜降り肉霜降り肉」
エドガ「よし! 決めた!」
テリー「ちぇっ、スコールの奴が『今日の肉は絶対に食べる』とかいって
  ゲット出来なかったんだった」
エドガ「私が彫刻し直して『動く美女像』にしてやる!!」
うごくせきぞう「!!!!!!!????????」
エドガ「というわけで、壊さないように捕まえるのを手伝ってくれないか?」
テリー「……肉がないと。スコールにとられちゃって」
エドガ「それは私があとでスコールくんに話しておく!」
テリー「本当かっ!? じゃあとってくる!」
エドガ「頼んだぞっ!」

〜〜しばらくして〜〜

レノ「うーわっ、エドガーおまえなにとってきたんだよ、と!」
エドガ「『うごくせきぞう』と言うらしい。せっかくだから彫刻し直してうちに飾っておこうかと」
レノ「飾るなそんなもん!」

スコール「今日は肉食べるって……肉食べるって……お前も納得したじゃないか……」
テリー「や、ごめん、泣くなよ……次はほら、さ、ちゃんと食べるようにとっておくからさ」
443名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/26(木) 15:15:09 ID:FoALSzk30
おおっ!スレが活気づいとる!
職人さん超GJ!!
444ユエダおまけ(マテリア全滅)1:2007/07/26(木) 15:16:22 ID:JC728j1l0
ダガ「・・・と、いう事態なのです。わたくしはレノさんと同居してるわけでも、ましてや
  彼にたぶらかされてるわけでもございません。其の辺り、お間違えなきよう城のほうへ伝えてください」

クラウド「・・・・よく、わかった・・・・」  ユフィ「そそっかしーんだからクラウドはぁ」   クラ「・・・うるさい・・」

エア「レノ、ね、今寝てる。もうしばらくこのまま寝かせとこう?」   クラ「・・ゴメンナサイ」

ユヒ「(今、コイツ『ゴメンナサイ』って言った!?『悪かった』とか『スマナイ』じゃなくて!?)∵ゞ(≧ε≦o)ぶ!w」  クラ「・・・(ギロッ)」

エア「ごめんなさい、は、レノに言ってあげて。ね?」   クラ「・・・ハイ」

ユヒ「(う、ウケる!腹イテェェェェェ!!トドメが「はい」ってwww「はい」ってナンダヨwwwwオマエの語録に載ってたのが驚きだwww)

エア「でも・・・元気そうだねクラウド。ティファとは仲良くしてる?」 クラ「うん・・・ティファも会いたがってたよエアリスに」 

ユヒ「(誰だコイツゥゥゥゥ!なに、このイタイケナ少年っぷりはァァァァ!!アレか!?アレだろ、どっきり とかだろ!?これ、クラウドのそっくりさんでしょ?!)」
445ユエダおまけ(マテリア全滅)2:2007/07/26(木) 15:17:52 ID:JC728j1l0
エア「逢いたいな、わたしも。でも、お店、休めないよね」クラ「大丈夫。ナナキに店番させるから」 

ユヒ「(本人ダッタ━━(゚∀゚)━━!!! ww使えるモンは犬でも使う、それがクラウドクォリティwwwwwどんだけっwwどーんだけっwwww)」

クラ「・・・もう、行くよ。仕事が残ってるから」エア「そう、か・・・。そうだよね、頑張ってるんだよね。うん」

クラ「また、、来る。何か欲しいものがあれば、飛んで持ってくる、なんでも持ってくる」 エア「クラウド・・・」

ユヒ「(殺し文句キタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!! )∵ゞ(≧ε≦o)ぶぶ!www」

クラ「・・・・・なぁ、ユフィ」ユヒ「(wwwwww)っ、あ?なにクラウドっw(こっち見んなwww)」クラ「・・・いや・・いいんだ。じゃぁ」

プルルル・・カチ
クラ「ティファ?・・あぁ、お疲れさん。いや、平気だ・・ふっ、あぁ、エアリスも逢いたがってた。今度は二人で逢いに行こう・・
  それより、店の方は・・客は?・・いない?丁度よかった、頼まれてくれないか・・・?」

マリン「ねぇねぇティファぁ。どうしてマテリアに落書きしてるの?」
ティファ「うーん・・よくは判らないんだけどね・・(キュッキュッ)出来た。こんなもんかな?」
デンゼル「うわぁ・・・マスターマテリアに油性でチョコボのイラスト・・・」マリン「しかも、ぜーんぶに、だね♪」



446名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/26(木) 17:28:17 ID:56qVWmgG0
超GJ!!!
447マンション各部屋のまとめ:2007/07/26(木) 18:50:56 ID:LHI4CokC0
A部屋:ムーンブルクの王女とマリベルとフリオニールとロック
  >5-11 >28-29 >51-53 >63-68 >78-79 >123-125 >175-176 >201-203
  >229 >292-297 >327-328 >352-353
B部屋:テリーとスコール
  >13-14 >31-34 >42 >71-73 >90-93 >128-130 >140-142 >165 >168-171
  >192-193 >234-236 >272 >298-301
C部屋:フライヤとゾーンとソーンとケフカ
  >16-19 >55-58 >81-82 >118-120 >143-145 >196-199 >214-216 >248-253
  >319-322 >367-368
D部屋:セクシー(セフィロス・クジャ・シーモア)
  >20-25 >46-50 >87-88 >95-101 >204-210 >220-225 >243-246 >302-303
  >307-311 >337-343 >373-375 >377 >379-383
E部屋:ギガンツとゴレムス        F部屋:マーニャとミネアと勇者ちゃん(ソフィア)
  >26                      >261-263
G部屋:カオスたち             H部屋:サンチョとフラン
  >269-270                 >280-281 >>290
I部屋:忍者たち
  >274-277 >414-418
J部屋:エレヴィ(エドガー・レノ・ヴィンセント)とユエダ(ユフィ・エアリス・ダガー)
  >401-406 >419-420 >423 >426-428 >437-442 >444-445

住人交流系
B+C                    C+D
>134-137 >148-162            >173-174 >178-185
C+エドガー                オールキャスト
>231-233 >>284-287            >391-398
D+J                    I+J
  >421-422                   >431-435
448名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/26(木) 18:55:20 ID:LHI4CokC0
>>1(2007/03/1)〜>>445(2007/07/26)まで
部屋ごとに纏めてみました。
上から追っていったから今閉じ込められてるのは全部収録したかと。
間違ってるところがあったら直してくれ。
449名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/26(木) 19:23:08 ID:LHI4CokC0
今閉じ込められている人まとめ
DQ2 ムーンブルクの王女
DQ4 マーニャ ミネア 女勇者(ソフィア)
DQ5 サンチョ
DQ6 テリー 
DQ7 マリベル

FF1 カオス?
FF2 フリオニール
FF4 エッジ
FF6 ロック ケフカ シャドウ エドガー
FF7 セフィロス レノ ヴィンセント エアリス ユフィ
FF8 スコール
FF9 フライヤ ゾーン ソーン クジャ ダガー
FF10 シーモア
FF12 フラン

FF7のクラウドはデリバリーサービスで登場。閉じ込め不可?
ギガンツとゴレムスはよくわからないので棚上げ。
450ユエダ1/2(と、時々エドレノ):2007/07/26(木) 19:40:59 ID:9JAoifJf0
ユフィ「どーもタダイマー」 エド・レノ「おかえりぃ」 ユヒ「んじゃ、さよーならぁ〜・・・って、ナニコレ!」
エド「おお、流石ニンジャガール。目の付け所が違うね。どうだい?立派な彫刻だろう?」
ユヒ「・・目の付け所っつーか、やり場に困る!服!なんか服着せてあげて!!」
エド「はっはっは!無粋だな。女神像っていうのは『半裸』でk「半裸ってレベルじゃねーぞ!マッパじゃないか!」
エド「そうか??一応『大事な三点』はニプレスと前張りで」ユヒ「そこが妙に生々しいんだよ!」
レノ「いーじゃないのかな、と。最初はコレ、ムキムキマンだったんだぜ?」ユヒ「はぁ?」エド「私が女神を創造したんだ(エヘン)」
ユヒ「まぁ・・・外に出さなきゃいーんじゃないの?(もう、頭痛がイタクなってきた)」
レノ「お前さんの胸も、これぐらいあればいいのにな、と。」
(ザザザザザン!
レノ「・・・よう、忍者娘・・俺じゃなかったら死んでたぞ?ライジングサンは卑怯だぞ、と。」(lll・ω・`)
ユヒ「『超究武神覇斬』を耐え抜いた身体だろ?少々じゃ壊れねーよクソ赤毛」(・з・)
エド「うわぁっぁあああぁぁ!女神像がー!!」 ユヒ・レノ「えっ?」(゚Д゚≡゚Д゚)エ?
451ユエダ2/2(恋花):2007/07/26(木) 19:42:59 ID:9JAoifJf0

ダガ「エアリス!これは??」 エア「それはね、チューリップ」ダガ「この大きなお花は?」 エア「ひまわり、だね」
ダガ「凄い!お花に詳しいのね!」 エア「え、エヘヘ・・(ダガーが知らなすぎって、言っちゃだめだよね、やっぱり)」
エア「でも、この絵葉書、すごく綺麗ねぇ。(ピラッ)・・いろんな場所から送られてきてるんだね」
ダガ「・・っぁ、と・・・し、知り合いの方が世界中を回るお仕事をされてるので、、それで・・」エア「お仕事、なに?」
ダガ「飛空挺で色んな土地に『お芝居』を見せにいくの」エア「かっこいぃ〜、劇団員、かな?」
ダガ「・・そ、そうね(実は盗賊、だなんて言えない)」エア「ふ〜ん・・(パラパラ・・あっ)クスクスクスw」 ダガ「え?」
エア「『ジタン・トライバル』」ダガ「っ!!!」エア「絵葉書、全部いっしょの人から、だね?」ダガ「え、あ、ぅ、」
エア「彼氏〜?w」ダガ「違うの全然そうじゃなくてイヤそうなんだけどじゃなくてああなんていえばいいのかry」
452ユエダ(汚れた英雄)1/3:2007/07/27(金) 02:18:00 ID:pKNHMMrT0
ダガ「花、言葉?」
エア「そっ。絵葉書、全部お花の絵や写真でしょ?」  ダガ「言われてみれば」
エア「たとえば、、これ(ピラ)紫のチューリップ。花言葉は『不滅の愛』
ダガ「え」  
エア「ひまわり。『あなたを見つめる』」
ダガ「っ、」     
エア「んー・・アザレア。『愛される事を知った喜び』」
ダガ「ぁ」    
エア「ジタンくん、カッコイイねぇ。あと、アングレカム・・なんだと思う?」
ダガ「・・・・」
エア「『いつまでもあなたと一緒』」
ダガ「!・・・」(ガタン!カチャッ、パタパタパタパタ・・・)
エア「うーん、青春w 少し、羨ましい、かな?」

〜エントランス〜
ユフィ「っがーーー!やっぱしド○ター○ッパーまずっ!飲み食い関係で『好奇心』つーのは致命的なミスを招くよなぁー」
?「・・・・貴様の致命的ミスとやらは、その程度か」   ユヒ「?あ、、ぎ、ぎ、ギャァァァァァァァァァァァァァ!出た!誰かスリッパとティッシュをm
セフィロス「ゴキブリ扱いは止めろ。相手に失礼だとは思わんのか?」
ユヒ「アンタなんかに人としてどう在るべきか、なんて説かれたくもないよっ!」
セフィ「ふん、言ってくれるな小娘・・。まぁいい、少々お前に聞きたい事がa」(不倶載天!ガゴン!)(キィィィン・・・・)
セフィ「無駄だ」つ【マサムネ】    ユヒ「・・・・っくっそ」
セフイ「出来れば殺生は避けたいのだが?」       ユヒ「質問をドーゾだ、クソッタレ」
453ユエダ(汚れた英雄)2/3:2007/07/27(金) 02:19:15 ID:pKNHMMrT0
ダガー「・・・(だって、知らなかった。手紙の内容だって、『ムネとオシリがスンバラシー女の子が沢山観に来ててウホホ』とか
 『宿屋で出されたパイはブリ虫入りorz』とか。はっきり言ってチラ裏程度の文章しか、なかったじゃない)・・」
ユフィ「お?ダガーだ、おーい」
ダガー「・・・(そんな暗号めいた伝え方されても、わからないよ。エアリスが教えてくれなかったら、あのまんま
   呆れ顔で笑いながら手紙を宝石箱にしまって、おしまい。気付きもしなかったわ、よ、、あれ、待って?)・・」
ユヒ「ダガー!アタシだよ!ユフィちゃんだよー!」    セフィ「嫌われてるんじゃないのか?」    ユヒ「うっさい!」
ダガー「・・(気付いちゃったら、どうなるの?え、え、待って。どんな顔で今度逢えばいいの?どんな話をすればいいの?
    どうしよう、、、気付かれt)」
ユヒ「気付けぇぇぇぇぇ!!」


ユフィ「・・・つーわけで、コイツはセフィロス」
セフィロス「(コイツって!)・・・どうも」
ダガー「あ、お初にお目に掛かります。私、ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世というもので御座います」
セフィ「が、ガーネットティ・・」     ダガ「ダガーと、および下さい」      セフィ「(そっちか!)」
ユヒ「ダガーは何買ってもらう?」
ダガ「へ?だ、誰に何を、です?」
ユヒ「遠慮しなくてもいーよー。払いは全てこちらの 英 雄 がやってくれるって」
ダガ「え、と。お二人はどのようなご関係で」
ユヒ・セヒ「敵」   ユヒ「ただし現在は一時休戦中」    セフイ「訳は聞かないでくれ、そしてこれは援交では断じて、無い」
ダガ「・・・(ややこしい)」

454ユエダ(汚れた英雄)3/3:2007/07/27(金) 02:20:05 ID:pKNHMMrT0
ユフィ「ただいまー」  ダガー「ただいまかえりました」
レノ「おかえりゃーっす・・ぅお!スゴイ買い物したんだな、と。」
ユヒ「ちょっと、そこで知り合いにあってさー。ソイツに金出してもらった」
レノ「ふーん、誰?」       ユヒ「セフィロス」
レノ`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ「ぁあ”!?居たのか!?どこに?」
ユヒ「このマンションだよ、アタシらより前から閉じこもってるらしーよ?」
ダガ「ユフィ、荷物置いてくるね」  ユヒ「うん、リョーカイ」
レノ「マジかよ、と・・・待て、、待てマテ!なんでセフィロスがお前らの買い物になんか付き合うんだよ、と?」
ユヒ「・・・コー」  レノ「エンコーか!」  (ジャッキン!)
レノ「・・・風魔手裏剣って・・・あぶねぇだろフツーによ、と・・」(lll・ω・`)
ユヒ「セクハラ発言も大概にしろよ赤毛、まだ髪の毛とはトモダチでいたいだろ?」(・з・)

レノ「交換条件?」
ユフイ「そー。『エアリスにセフィロスの存在を悟られない』」
レノ「で、お前は条件を呑んだ、と。そうなんだろ?」
ユヒ「は?んなもん最初ッから守る気もクソもないよ?」
レノ「え、だって、金使わせたんだろ・・?」
ユヒ「なーんのことかーしらぁ〜♪」
レノ「・・・(怖ぇ、、英雄なんて目じゃないぞ、と、、女が一番怖ぇぇよ)」
レノ「さて、と。ここに一つ大きな問題がある」
ヴィン「なんだ?」
レノ「なんだじゃないぞ、と。お前ルームシェアとかしたことないのか?
  共同生活には常に役割分担ってものがあるだろ」
ヴィン「……それで?」
レノ「掃除洗濯食事はどーするのかってことだぞ、と」
エドガ「なるほど。男三人でこれをどう分担するのか。難しいところだな」
レノ「ちなみに重要なのは飯だ。ヴィンセント、エドガー、お前ら飯作れるか?」
ヴィン「……昔は一人暮らしだったからな。軽食程度なら。……サンドウィッチとか」
エドガ「昔はそれで散々パーティの女性達に怒られたものさ☆」
レノ「作れないってわけか」
エドガ「私の仕事は政務と国を守るために戦うことだからね。大体、王がコックの仕事を
   とってしまったら、コックは職を失ってしまうだろう」
レノ「よくわからん言い訳を……他に何か出来ることはあるか?」
エドガ「掃除は覚えた。上から綺麗にしていくんだ(`・ω・´)」
レノ「じゃお前掃除係な。ルードがいたら楽なんだがな、と」
ヴィン「あいつは出来るのか?」
レノ「一時期アパートに潜伏する任務があって、そんときゃ家事まわりは全部あいつがやった。
  俺が全くやらなかったからだけど」
ヴィン「(ルード……)で、お前はどうなんだ」
レノ「んー、飯は大体外で済ますからなー。後は適当に引っかけた女に作ってもらうとか」
エドガ「適当に引っかけた女?」
レノ「飯の支度なんざ面倒くさいからな(そのほかにも色々とあるが)。その辺でナンパして
  うまくいけば半年くらいは飯に困らないぞ、と」
エドガ「なんてことを!」
レノ「んあ?」
エドガ「食事を作らせるのが目当てで女性と付き合うとはっっ」
レノ「な、なんだよ?」
エドガ「ちっちっち、わかっていないな! 全ての女性は大事にしなくてはいけないんだぞ!」
レノ「は?」
エドガ「将来誰と結婚するかわからないじゃないか!」
レノ「ますます意味がわからん」
エドガ「だからっっ、だれが運命の女性かわからないのに、家事目当てで女性に声をかけるなんて
   言語道断だっっ!」
レノ「……じゃあなんならいいのかいってみてくれよ、と」
エドガ「まず食事に誘う」
レノ「俺も食事に誘うぞ、と」
エドガ「うまくいったらプロポーズだっっ!」
レノ「マジイミわかんなくねェー?」
ヴィン「レノ。キャラ口調が壊れてるぞ」
レノ「おおっと」
エドガ「つまり、女性は誰でも将来の伴侶となる可能性を秘めているわけで、その女性は大切に
   しなくてはならない、ということだよ」
レノ「なるほど。そこまで聞けばわかんなくもないな、と。でも俺結婚する気ねーからなー」
エドガ「結婚しなくちゃあ、子孫が作れないじゃないか」
レノ「別に良くねーか?」
エドガ「子孫が作れないと王家が断絶して国が滅びるだろう? 国民はどうなる」
レノ「そんなのお前のとこだけだ。俺ら一介の庶民には関係ないねっと。
  つーか、俺フィガロなんて国聞いたことねーんだけど、どこだ?
 一応国とか集落の主要は全部抑えてんだけどな。タークスだし」
エドガ「フィガロを知らないのか? 砂漠の城フィガロと言えば有名だと思うんだが」
レノ「うーん。知らねーなあ。ヴィンセント、お前は?」
ヴィン「……オペラ」
レノ「そりゃ『フィガロの結婚』だろーが」
エドガ「『フィガロの結婚』?」
レノ「知らないのか? それこそ有名なオペラだぞ、と」
ヴィン「DVDがあるぞ。見てみるか?」
テレビ『パトラッシュ……僕もう疲れたよ……なんだかとても眠いんだ……』
(´;ω;`)(`;A;´)(´;Д;`) 

エドガ「う……ぐ……っ、なんて悲しい物語なんだ……これが『フィガロの結婚』か……」
レノ「グスグス グスグス グスグス グスグス グスグス グスグス グスグス、絶対違う気がするぞ、と……っ」
ヴィン「っ……すまな、いっ……中身っ…が『フランダースの犬』にすり替わっていたらしっ……」
レノ「だと思ったぞ、と……」

……………三人の余韻が抜けて落ち着くまでしばらくお待ち下さい……………………

エドガ「じゃあ、『フィガロの結婚』とは?」
レノ「俺も題名だけでよくは知らん」
ヴィン「伯爵が家臣フィガロの婚約者と通じるために初夜権を復活させよう、と目論む話だ」
エドガ「ふむ、それで『フィガロの結婚』か」
レノ「それにしても、なんで中身が入れ替わってんだこれは。
  おっ、他にも色々あるな。……これは!」
ヴィン「どうした?」
レノ「『ド●えもん のび●の海底鬼岩城』だぞ、と!」
ヴィン・エドガ「?」
レノ「ばーっ! お前ら知らないのかよ! んなの(・A・)許されねーぞ、と! 次はこれだ!」

テレビ『泣イテ、イルノデスカ? シズカサン……』
テレビ『……バギーちゃん!』
(´;ω;`)(`;A;´)(´;Д;`) 

レノ「……俺、今までの人生でこんなに赤い車をかっこいいと思ったことはないぞ、と……」
ヴィン「………………………………っ」
エドガ「私も、いつかきっとこんな機械を……」

………………三人が赤い車について語り終わるまでしばらくお待ち下さい…………
ヴィン「アニメもなかなかバカに出来ないものだな……」
レノ「おーよ。ふつーにドラマよか面白いアニメもけっこうあるんだぞ、と」
エドガ「次はこれを見ないか?」
レノ「おー、それはなんだか見たことがないやつだな、と」
ヴィン「こっちのも面白そうじゃないか?」

ユフィ「……上の部屋、さっきからスッゴいうるさいんだけど」
エア「テレビ、見てるみたいだね」
ダガ「啜り泣くような声が聞こえるけれど……なんでしょう?」
ユフィ「でさー、話の続きだけど、料理は週四でエアリス、後の三日はアタシとダガーね」
ダガ「ごめんなさいね。わたし、大したものは作れないから……お手伝いはするわ」
エア「うん、お料理、得意だからだいじょぶ」
ユフィ「個々の部屋は自分で片づけて、共同スペースの掃除と洗濯は一回交替。
  ゴミ出しはどうしようかー」
レノ「おーい」
ユフィ「どしたー? んなとこから顔出してー」
レノ「頼みがあるんだぞ、と」
ダガ「何です?」
レノ「こっちに飯作れる人員がいないから、そっちで作るときに一緒に俺たちの分も作って
  くれないか?」
ユフィ「えーヤダ」
エア「レノ、目、赤いよ? だいじょぶ? ケアルする?」
レノ「うっ、それはほっといてくれていーぞ、と。
  タダとはいわない。なんかそっちでして欲しいことがあったら」
ユフィ「何してくれるの?」
レノ「んー、家電や水回りが壊れたときはエドガーが無料修理」
エドガ「機械のことは任せてくれ」
レノ「殺して欲しい奴がいたらヴィンセントが無償暗殺」
ヴィン「……ちょっと待て」
ユフィ「うーん、それは惹かれる……」
ダガ「皆さん目が赤いですが……三人で玉葱でも刻んだのですか?」
エ・レ・ヴィ「女にはわからない世界があるんだ」
ダガ「……はあ」
エア「それで、レノは?」
レノ「俺はなー、(チラっ)」 エア「ん?」 レノ「ツォンさんの惚れてる女の名前とか、
  スカーレットの彼氏とか、ハイデッカーの隠し子あたりの秘密バラしてやるぞ、と」
ダガ「?」
ユフィ「ぎゃははははは! なにそれ! 聞きたい! ……でもそれって聞いたらオシマイだよね」
レノ「ケットシーを動かしてるつもりでハイテンションで喋りだして『どうしたスか……
  リーブさん……』って言われて初めて事実に気づいたリーブのモノマネなら出来るぞ、と」
エア「そんなの、似てるかどうかわかんないよ……」
ヴィン「似てる」
ユフィ「似てるのか!」
エア「うーん、どれもいまいち、だね。しかたない、ヴィンセント! レノ! エドガー!」
エ・レ・ヴィ「ハイ」
エア「アナタ達、雑用しなさい。お買い物の荷物もちとか、模様替えのお手伝いとか、そういうの!
  そしたらごはん、作ってあげる。ユフィ、ダガー、それでい?」
ユフィ「……雑用って、けっこ、くだんないことでもいい?」
エア「うん」
レノ「げ。嫌な予感だぞ」 ヴィン「…………」
ダガ「わたしは、かまわないわ。お米とか、重いものね。持って貰えると助かるわ」
エドガ「レディが困っていたら、何はなくとも手を差し伸べるがねっ」
エア「よし、これで交換条件成立」
ユフィ「さっそく! エドガーエドガーエドガー!」
エドガ「な、なんだ?」
ユフィ「さっきの動く石像!」
エドガ「女神像と言って欲しいな」
レノ「お前が壊したせいで二分の一になったやつな。アレも生きてるのに可哀想だったぞ、と」
ユフィ「言うな! 
  アレ! 作り直せっっ! もっとまともな形にしろ! 具体的には服を着せろ!」
ヴィン「それは心配いらない」
460名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/27(金) 04:36:00 ID:jqXmeh0xO
規制解除
めがみぞう?「(チョコチョコ)」
ユフィ「あれ? なんかものっそちっちゃいけど、フツーだな」
レノ「エドガーがその時の気分次第で削り直すからな。まともになった代わりにどんどん小さく
  なってるが」
エドガ「うむ。あれでは色っぽくないと言われたから作り直してみた」
エア「ちっちゃくて、かわいいかも。あ。ね、エドガー。この子、わたしにくれない?」
エドガ「レディのお願いとあってはきかないわけにはいかないな。
   でも、どうするんだい?」
エア「ベランダ、広いからお花育てようと思って。お野菜とか作れたら楽しいし。
  この子に、見張りしてもらおうかなって」
エドガ「ああ、ガーゴイル的なアレか。女神に守られる花畑……いいね」
エア「ふふ。じゃあ、もらうね。おいで」
めがみぞう?「!(チョコチョコ)」
ダガ「プランターが必要ね。この子に飾りも付けてあげたいわ。下で買ってきましょうか」
ユフィ「よーし! そんじゃあ男ども! 行くぞ、荷物持て!」
レノ「交換条件申し出たのはこっちだけど、なーんかイラっと来るぞ、と」


ロック「あれ? あそこまた新しく入ったのか? 住人が増えたのは久しぶりだな〜」
 ゾロゾロ……ユエダ「(キャアキャア)」エレヴィ「………」
ロック「!」
フリオ「お、どした? ロック」
ロック「しっ! 物陰に隠れてアレを見ろ!」
フリオ「新しい住人か? 久しぶりだな〜」
ロック「フリオニール。何か思うところはないか?」
フリオ「男と女が1:1……だな」
ロック「しかも全員同じドアから出てきた。この辺の間取りは3LDKだったはずだ……」
フリオ「三カップル同棲……?」
ロック「……。ちなみに俺たちの部屋も男女1:1だ」
フリオ「まったくそう言う雰囲気とは縁がないな」
ロック「ちっくしょー!俺には愛しのあなた♡って言ってくれる今は会えないセリスがいるけど
   フリオニールは独りぼっちなんだぞ!」
フリオ「オイ、何勝手に決めてるんだよ。それにこれはタダの勘だが愛しの『あなた』はお前じゃ
  ないんじゃ……」
ロック「エドガーなんて、制作陣に推奨されてるカップリング相手がリルムなんだぞ! 素でロリコン
  じゃねーか!」
フリオ「リルム?」
ロック「リルム10歳。17歳差な。ちなみにセリスは18で俺との差は7歳。
  それでも俺はロリコンだのなんだのいわれるっつーのになんだあいつ!
  しかもあいつのほうが見境無く女に声かけてるくせに、俺は三人の女に『守る』って
  言ったくらいで全国の女性に女ったらし扱いだぞ! それで今度は可愛い女の子と同棲なんて
  不公平だっ!」
フリオ「……ロック……」
ロック「俺をそんな目で見るな!」
フリオ「わかった。今日は俺が朝まで付き合ってやるからな……うん……おかしな意味じゃないぞ……
  俺からマリベルやムーンには話しといてやるから……」

エドガ「お。ロックじゃないか。マッシュを知らな……」
ロック「お前は俺に近寄るなぁっっ」
エドガ「???」
463名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/27(金) 13:29:26 ID:8Fpdab250
フリオニールいい奴wwwwwww
464名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/27(金) 16:24:38 ID:GdfKucGkO
実質高校生と援助交際する英雄(30)
465ユエダ(ごはんですよbyエレヴイ)1/2:2007/07/27(金) 18:01:47 ID:m2/2L1wN0

エア「ごはんですよー」
ユヒ・ダガ「はぁ〜い」

ユフィ「うまっ!!」
ダガ「美味しい!」
エア「えへへ〜食べてね、いっぱい。」
ダガ「・・(城中料理人、いいえ、それ以上だわ)コレは、海老の・・」
エア「1. まずは食パンを4等分に切る。形はお好みでね。
えびは包丁でトントンとしっかりたたいてミンチ状にする。
香菜は葉を摘み、茎は粗みじんに切ってね。
2. ボールにえび、香菜の茎、カレー粉、片栗粉、塩、粗びき黒こしょうを入れて混ぜ合わせる。
3. 食パンに2のえびペーストを等分に塗りつけます。揚げ油を中温に熱し、
食パンをえびの面を下にして入れます。ときどき返しながら、こんがりとするまで揚げてください。
油をきって器に盛り、香菜の葉を添えて、スイートチリソースをかけて完成、だね」
ユヒ「・・・(クッキング教室みてー)」

ユヒ「(もっしゃもっしゃ)で、ヤロー達のメシは?」
エア「さっきね、もっていったの」
ダガ「(もぐもぐごっくん)・・お酒のツマミとかにも、合いそうですね」
エア「うん。そうだろうと思って、作ったの」
466ユエダ(ごはんですよbyエレヴィ)2/2:2007/07/27(金) 18:02:45 ID:m2/2L1wN0

エドガー「!!!これはっ」
レノ「いけるぞっ、と。酒もすすむよな、と」
ヴィンセント「・・・ふん、悪くは、ない」
エド「女性は偉大だろう、レノ!男では、逆立ちしたって出来ないことを軽々とやってのける」
レノ「はいはいはいっと。まるでアンタが女を作ったような態度はやめろよ、と」
ヴィン「・・・レノ、冷蔵庫からもう2〜3本酒を持ってきてくれ」
エド「チーズもあったかな?よろしくたのむ!」
レノ「・・・・(パシリかよっ、と。)リョーカイ」

エド「いぃかぁぁ〜レェノォ〜女性は(ック)い(ヒック)偉大なもんだろぉ〜」
レノ「・・・ソレ、さっきから何回いってるんだよ、と」
エド「よ、(ヒック)世の中わぁ〜リサイクルのじ(ック)時代だろーぅ?使い捨て、ば、かりじゃ缶も女性も(ッ)可哀想だぞぅ」
レノ「・・さすがに、資源物と女をまとめて考えたことはないぞ、と」
ヴィン「・・・・・」
レノ「?おい、ヴィンセント?」
ヴィン「(ルクレツィア君は宝条に実験台扱いされ悔しくは無かったのか?それでよかったのか?そもそも私とはry)」
レノ「なぁ、もしかしてお宅ら酒に呑まれるタイプだろ、と・・・」
467ユエダ(バレちゃった)1/2:2007/07/27(金) 18:43:18 ID:m2/2L1wN0

ユフィ「おぉーい!食った皿とか持ってこぉーい!!」
レノ「おー」 (ガチャガチャ)
ユヒ「?赤毛、オマエだけかよ。あとの二人は?」
レノ「理想と現実と妄想に押しつぶされているぞ、と・・。あ、旨かったごっそさん」
エア「いぇいぇ、おそまつさま♪」
ダガ「こちらへ持って来て頂けます?洗いますから」
ユヒ「あー、いいのいいのダガー。ぜーんぶ 赤 毛 がやるらしいから」
レノ「ここでもこんな扱いかよ、と・・。ま、いいや。雑用はやるって条件だしな」
ダガ「でも、量が・・」
エア「そういえば、ごはんの支度手伝ってないよね?ユーフィー」
ユヒ「!(ギク)」
ダガ「そういえば、、テレビみてましたね」
ユヒ「!!」
エア「『働かざるもの、食うべからず』。二人で、おねがい、ね?」(ニッコリ)
ユヒ「・・・・・はぃ」
468ユエダ(バレちゃった)2/2:2007/07/27(金) 18:44:04 ID:m2/2L1wN0

(ザブザブザブザブ・・・)
ユフィ「あああああああ、ダッリーなぁ」
レノ「お前な・・・女がそれでいいと思ってるのかよ、と」
ユヒ「なにそれ、差別!さべーつ!!」
レノ「・・・だな、悪かった。お前は女じゃないもんな、と」  (ヴゥン!)

レノ「・・ホークアイが来るとはな・・痛っ、洗剤が目にはいったぞ、と。」(lll・ω・`)
ユヒ「チンタラくっちゃべってないで、手ぇ動かせよアホ赤毛」(・з・)

エ・ダ「ふぅ〜〜〜(*´∀`)」
ダガ「一息、つけたね」
エア「ふふ、ほんとだねぇ。それより、このお茶、美味しいね?」
ダガ「えぇ、先日ユフィの知り合いの人に買って頂いたんですよ」
エア「?知り合い、ユフィの?」
ダガ「え、と(いけない、名前を忘れちゃった)・・背の高い、ロングな銀髪で・・」
エア「・・・」
ダガ「ユフィは『英雄』と言ってたけど」
エア「・・・セフィロス?」
ダガ「!そう、そんなお名前の人でした」
エア「そう、、居たんだね・・・。そっか、、、ふふっ」
ダガ「・・・?エアリス・・?」
469ユエダ(王様だって人間だ)1/2:2007/07/27(金) 23:50:56 ID:41dJhP7t0
ユフィ「(プルルルッ、カチ)おーす!朝っぱら悪いけどさー持ってきて貰いたいモンがあ・・・あ、ティファ?・・お、オハヨウ
  うん・・元気・・エアリスも・・あ、の、クラウドは?・・!ね、寝てるんだったらいいよ!また電話するから!
  いーからいーから!!起さないでっ!ごめん!邪魔しちゃって!ごゆっくり!!(ガッチャン)」(* ̄∀ ̄)キャァー
ダガ「?どうしたの、クラウドさんはいなかったの?」
ユヒ「んー?いたよ、ティファの隣になっ(* ̄∀ ̄) ムッフフフフ」
エア「あれあれぇ〜、それってぇ、もしかして ( ̄m ̄〃)」
ダガ「!?Σ(´д`*) 」
ユエダ「きゃぁぁ〜♪」゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚

ヴィンセント「・・・何だ?」
レノ「うっせー・・・つか、ねみー・・・」
エドガ「っ、レディの黄色い声には胸を張って応えたいんだが、、キモチワルイ・・(ウェップ)」
レノ「・・・それ、二日酔いだぞっ、、と・・。一本、いっとけ」
ヴィ「レノ、迎え酒は問題の解決にはならない。ここはサウナで汗を流したほうが良いだろう」
ユヒ「おはよーヤロー達!!メシができたぞぉー!!」
エド「!!!!!!ぅぁぁぁアタマガ・・・(バタッ」
レノ「逝ったな、と」
470ユエダ(王様だって人間だ)2/2:2007/07/27(金) 23:51:44 ID:41dJhP7t0
エア「二日酔いにはね、グレープフルーツジュースがいいよ。はい、どうぞ」
エド「・・・申し訳ない・・・」
レノ「その中に、ウォッカでもぶち込んでやろーか?」(゚Д゚)y─┛~~ 
ユヒ「ちょ!!ヤメなよ!!!気分悪い時ってゆーのはスッゴク辛いんだぞ!!!大丈夫か!!?エドガー!!!!」
ヴィン「ユフィ、声の音量を落せ・・・エドガーが悶えてる」
ダガ「・・あ!あった!これです!!・・ぁ、ゴメンナサイ」
エア「なぁに、それ?」
ダガ「わが国に古くから伝わる『万病に効く妙薬』です。二日酔いも多分万病のウチに入りますよね?」
レノ「だな。『自己管理ができないよ病』と別名がついてるからな、と。」
エド「悔しいが、返す言葉もない・・・」
ヴィン「とりあえず、薬を飲め。そして寝ろ。」
レノ「王様は御寝所に戻られますよっと」

ユヒ「王様でも二日酔いになるんだなぁ」
ダガ「たとえ王族でも人間だから・・」
エア「ユフィ、あれから乗りもの酔いのほうは?よく、なった?」
ユヒ「うーーん・・・。マァマァ、かなぁ。こないだシドの飛空挺に乗ってエッジまで行った時はなんとか耐えられたケド」
エア「飛空挺、乗ってみたかったな」
ダガ「エアリス、乗ったことないの?」
エア「うん、そうだね」
ダガ「ここから出られたら、わたしの国へお二人ともに招待します。その時にぜひ」
エア「わぁ、楽しみ♪」
ユヒ「・・・・・うん、そうだ、ね・・・」
471セクシー(黒い疑惑):2007/07/28(土) 15:56:24 ID:zfdZhSqc0
シー「セフィロス?少々、宜しいですか?」
セフィ「なんだ?」(マサムネお手入れ中 ポンポン・・)
シー「先ほど私が買い物に降りて往きましたら、、あ、ちなみに本日はイワシのツミレ団子と茄子の揚げ物餡かけd」
セフィ「要点だけ言ってくれないか・・」(ポンポン・・・)
シー「『未成年者』と『援助交際』なるものをイタしましたね?」
セフィ「!」(ポン、、ドゴォッ!)
シー「あああ危ないじゃないですか!刀身がババババカ長いんだから気をつけて下さい!!」
セフィ「すすすすスマン、いや待てマテ!なんだそれは!?なんでそんなおおおかしな方向に話が転がるのだ!!!」
シー「ですから!先ほど申し上げたとおり、イワシのツミレ団子とn」
セフィ「その前!その前!!」
シー「あれはほんの一時間か二時間前・・・」

〜シーモア回想〜
八百屋「茄子イイヨー。艶々で形もイイヨー」
シーモア「(揚げ茄子によさそうですね)5本頂きましょう」
クジャ「ねぇ、ボクもう疲れちゃったから先に部屋にもどってるよ」
シー「(大体コレですね、一緒に買い物したくないタイプの人間だ)いいですよ、でもお米だけ持ち帰ってくださいね」
クジャ「えええーこのボクに米袋さげて帰れっていうのかい?ひどいやシーモア!」
シー「・・・(いけない・・・っ。ここでレクイエムを発動しては、いけない・・・)」
女性店員A「うっそ〜!そんなことがあったのぉ!」
女性店員B「あのセフィロス様がっ!超ショックなんだけどー」
ク・シー「・・・セフィロス??」
男性店員C「マジだって!オレ見たモンね、若い女の子に引き連れられて歩いてたんだぜ?」
女A「アンタの勘違いとかじゃない?女を引き連れて、ってーのなら判るけどサー」
女B「逆って、ありえなくね?」
男C「しかも!女の子にあれやこれや、色々買ってあげてたんだ。で「この事は誰にも言うな」とか言ってたし」
女B「それってエンコー!!?」 女A「そ、それで!セフィロスは、セフィロスはどうしたのおにぃちゃん!」
男C「あとはコソコソ物陰に消え行く二人・・・」 女AB「いやぁぁぁぁぁ〜最悪ぅぅぅぅぅぅ」
472セクシー(黒い疑惑)2/2:2007/07/28(土) 15:57:18 ID:zfdZhSqc0
シー「・・・・・事実、でしょうか?」
クジャ「う〜ん・・・あっ、そういえばさーこんな事があったけど」

〜クジャ回想(やや妄想込み)〜
この日のボクも昨日に負けず劣らずいや、それ以上に美しかったからね。ティーセットを二人分用意してたんだ
(あ、もちろん、お茶の相手は姿見鏡に映ったボク自身さ☆)あぁ・・この肩甲骨から腰へ至るラインとなるや

シーモア「要点だけ、どうぞ」

・・・・・つまり、ボクは部屋にいたんだよ。そしたらセフィロスが帰ってきたんだ。え?なんでセフィロスと判ったのだって?
簡単だよ、あのヒト、ガッチャガッチャ煩いじゃん。英雄仕様だかなんだかシラナイけど、貴金属つけすぎ。
でさ、部屋の片隅に陣取って背中を丸めながら『ひーふぅみー』って残りギルを数えてたよ。それがさぁ、
なんていうか、、、哀愁漂う・・?そんな感じに見えたから、声を掛け辛かったんだよね・・・・。
でね、『大丈夫だ』とか『バレない』とか『交換条件』がどーのこーのとか・・・なんの事だかサッパリだよね。
これって関係ない話かもs

シーモア「ソレだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
クジャ「え?何が???」
シーモア「なんて事を・・・・禁断の甘い蜜の味を覚えてしまったのですね・・・哀れな」
473セクシー(黒い疑惑)オマケ:2007/07/28(土) 15:58:21 ID:zfdZhSqc0
シー「以上が証拠です。さぁ、素直に仰い。『若い果実を?ぎりとったらウマかった』と」
セフィ「違うぞォォォォォォォォォォ!!!!断じて違うぞ!!貴様、そんなに私を変態に仕立て上げたいのか!」
(ガチャ)
クジャ「ねぇねぇセフィロス、、ボク達、誰にも言わないよ?それに、恥ずかしがることないと思うよ、
   色と欲は英雄の付属品だろ?その貴金属みたいにさー」
セフィ「貴金属がついてちゃいけないのか!!人のセンス云々よりも貴様のそのビキニパンチュはどうなのだ!!」
クジャ「!なんでボクにふるのさ!シーモアの妙チクリンな髪型はスルーなのかい!!?」
シー「お待ちなさい・・・どうして私の髪型に話が及ぶのです?今はセフィロスの淫行について話を」
セフィ「していない!どちらかというと若い娘より妙齢の婦人の方が」
クジャ「マザコンは黙っててくれない?」
シー「!母親を慕う心の、どこがいけないのですか!妙な竜しか連合いがいないアナタには判らないでしょうけど」
クジャ「妙なって言うな!銀竜を悪くいわないでくれる!?妙っていうのはアンタの髪型だ!洗ってるのソレ!?」
シー「まだ言いますか!!毎日洗髪してますよ!セフィロスなんて髪の毛引きずって歩いてますのに!!」
セフィ「気合で浮かせてるのだ!地面には着いてない!ドラえもんの原理と同じだ!!!」

(その後、延々と罵りあいが続いたことはいうまでもなく)
474名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/28(土) 16:03:10 ID:zfdZhSqc0
申し訳御座いません。
『若い果実を?ぎりとったらウマかった』 ×
『若い果実をもぎりとったらウマかった』 ○

「もぎる」の漢字が反映されませんでした。失礼致しました。
475名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/28(土) 19:29:06 ID:S7OnQ0MG0
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!
職人さんGJ!!!!!!!1
476名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/28(土) 19:59:55 ID:4uYUKA0O0
ドラえもんは気合いで浮いてるのかセフィw
想像したら笑えるww
477名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/28(土) 20:23:29 ID:0SNeWeIYO
ちょwww電車の中でリアルに噴きそうになったぞwwww
いじられて輝いてるなセフィロスw
478便乗してみた:2007/07/28(土) 22:59:10 ID:LwaQkbX70
開き直って女性経験をぶっちゃけ合うセクシー
セフィ「そりゃ私も男だからな。英雄と呼ばれた頃は両手に余るほどの女が寄ってきた。
  人数は勝手に想像しろ」
クジャ「英雄は色を好む、か。
   しかし、セフィロスには特定の恋人がいるイメージはないなあ」
セフィ「もちろん、愛を知らずに育った私のことだ。どれだけ女に囲まれても、
  愛情を覚えたことはないさ」
シー「それってつまり性欲だけ(ry」
セフィ「何だと!」
クジャ「・・・セフィロス、狭い部屋で正宗はやめようね。男ってそういう生き物じゃないか」
セフィ「男に見えないお前が言うな。というか、そもそも人間ですらないお前が言うな」
シー「まあまあ。クジャさんはこの辺はすごそうですね」
クジャ「ああ。人数で言うとこのくらいかな」
シー「指7本立てて・・・7人ですか。ちょっと微妙な・・・」
クジャ「700人ね。」
セフィ・シー「!!」
479便乗してみた:2007/07/28(土) 23:00:53 ID:LwaQkbX70
セフィ「いやちょっと待て。お前、いつか1000人の恋人がいると豪語していたではないか」
クジャ「ああ、残り300人は男だからね。」
セフィ・シー「・・・!!」
クジャ「もはや僕の美しさは性別を超えているからね。
   恋人も性別を超えているのさ。
   それに、僕は生まれたときからこの姿だから、今までに1000人付き合っても何もおかしくはないよ。
   1000人と言ってもいろんなタイプがいて(ry」
セフィ「もういい。話を変えよう。シーモア、お前は?」
クジャ「待って。僕が当ててあげるよ。こういうことに関しては僕は勘が鋭いから。
  ずばり、シーモア、君は未経験だな」
シー「・・・そうです。よく分かってくださいました。
  私の純潔はユウナ様に捧げるために守り抜いているのです。
  他の女性には絶対に捧げますまい」
クジャ「うん。その調子で頑張って守り抜いてね。
   ないとは思うけど、その時が来たら、いろいろと僕が手ほどきしてあげるよ。
   舌の使い方とか・・・」
シー「そうですか。それはありがとうございます。ぜひ手本を見せてください」
セフィ「ああ・・淫乱ジェノムにチェリー老師・・・。もはやまともなのは私だけか」
シー「そういうセフィロスさんも、果てるときに「母さ〜ん」って叫びそうですね」
クジャ「アハハハ!本当だww。夜中に聞いたことあるよソレww」
セフィ「・・・正宗の錆になりたいようだな」

勝手に便乗スマソ
職人さんいつも楽しみにしてます。
480セクシー 仇敵激突編 1/11:2007/07/29(日) 01:37:35 ID:tzcq6iqM0
ク「じゃあ、つまり、年端もゆかぬ娘とふしだらな行為をしたというのは誤解なんだよね?」
セ「先程からそういっておろうが!」
ク「あんな小さい子には興味がない、と。わかっていないね、愛は全てに注いでこそなのに」
セ「貴様にだけは言われたくない。非常に幅広い意味で」
シー「ではいったい、ナニをなさっていたのですか、ナニを」
ク「人には言えないようなことなのかい?」
セ「貴様らには関係のないことだ」
ク「そ、そんな! …僕たち、仲間じゃないか…それを…それなのに、そんな…うぅっ…」
セ「涙も出さずに泣き真似とはいい度胸だ」
ク「泣いたら化粧が落ちるじゃないか」
シー「冷静に考えてみれば、外見はニジュウマル、過去英雄とまで言われたらしいセフィロスさんが、
 大金を払ってまで若い娘さんに尽くす必要はないですしね」
ク「そうだね、その通りだよ。ああ、誤解してしまって、ごめんよ、セフィロス!」
セ「(な、なんだ、嫌な予感が…)」
ク「じゃあ、潔白の英雄殿に改めてお伺いさせていただきましょうか!」
シー「私たちの共有財産、何のために貢いだのですか?」
セ「……」

 * * *
481セクシー 仇敵激突編 2/11:2007/07/29(日) 01:39:03 ID:tzcq6iqM0
エアリス「ふう…。ユフィ、毎日毎日、元気、だね」
ダガー「ええ。今日は『入り口部屋』で、向こうの冷蔵庫のお酒を飲んでいるようだけど」
エアリス「…ね、ダガー。前から気になってたんだけど、それ、宝石?」
ダガー「これのこと? ルビーに…ガーネット。それから…」
エアリス「それ、召喚獣、よべるもの…だよ、ね」
ダガー「!! どうして、それを? まさか、エアリスもマダイン・サリの…」
エアリス「ええと…たぶん、違う。わたしたちの世界、魔法、ないんだ。
 だけど、昔のひとたちは使えてた。その記憶を、星の結晶みたいな石…
 マテリアで拾ってきて、引き出して再現する。それが、わたしたちの、『魔法』。
 ダガーの持ってる、その石…召喚マテリアに、気配が似てるの」
ダガー「そのような魔法が…。どうもありがとう、見識が広がったわ。
 ガイアの歴史書にも、そのようなことは書いていないから」
エアリス「それで、その、黒い…石みたいな、ものも、そう、だよね。
 それ、ちょっと、貸して欲しいんだけど…」
ダガー「こ、これは! …その…お母様の形見で…」
エアリス「えっ? そ、そうなんだ、ごめん。知らなかったの…」
ダガー「あ、ち、違うの。ええと…あの、これで、なにを?」
エアリス「…たいせつなもの、奪ったひと、ここにいるの。
 一発…殴らせてもらいたいな、って、ちょっと思っただけ」
ダガー「たいせつなもの…」
エアリス「だけど、彼、正面からいったって、殴らせてもらえそうにない、から」
ダガー「…わかりました。その手助けになるのなら、これを使うのはかまわないわ」
エアリス「そんな! だめ。だって、それ、おかあさんの…」
ダガー「確かにこれは母のものですが、私は母から、もっとたいせつなものを受け継いだ…。
 だから、お貸しすることも、全く構わないわ。先程渋ったのは別の理由で…。
 これは、ある人が開いているオークションで、競りに出されていたのを、その…
 うっかり、お金を払わずもらってしまったのよ」
エアリス「(あれ、いつもならダガー、『とある方』って、言うような…)」
ダガー「…でも。でも! うん、そうよ。きっと、エアリスには、これは使いこなせないわ!」
エアリス「え…?」

 * * *
482セクシー 仇敵激突編 3/11:2007/07/29(日) 01:40:42 ID:tzcq6iqM0
ク「…なんだって? 女の子が、こわい…?」
セ「…二度、言わんとわからんのか…!!」
シー「その…なにがあったのですか」
セ「……した」
ク「ん?」 シー「はい?」
セ「…仲間の前で…後ろ…から。刺した」
ク「……」
シー「……」
ク「…………」
シー「…………」
セ「……………な、何か言え!! 何か!! なんだこの沈黙は!!」
ク「い、いや、だって。…そんな趣味だったなんて、それでよく両手に余る女の子が…」
シー「そ、それも、人の見ている前でとは…こんなのが英雄とは…」
セ「な、ななななにを勘違いしている!
 あのとき…私は。…あの、古代種の娘を…。刺し殺した。正宗でな」
ク「…へ? なに…?」
シー「セフィロスさん、あなた…!」
セ「…と、いうことになっておるのだ。掻い摘んで説明するとだな…。
 私は一度死に、5年間かけて肉体をリユニオンさせ復活した。
 その間私は、母の傍で眠っていた。夢の中で、黒マテリアが欲しいと思っていた。
 あの娘を刺したのは、私が眠っている間、私の願いに答え、黒マテリアを探そうと…
 私の姿になって世界をまわっていた、私の母だ」
ク「…え、ええと、ちょっと待って、混乱してきた」
シー「つまり…刺した人物はあなたの姿をしていたが、あなたは殺していない?」
セ「そうだ、これが真実だ。しかし、この真実の認知度は恐ろしく低い。
 クラウドでさえ正しく理解しているかわからん。あの娘が私を恨むのも道理。
 極めつけに…あのときの私と、私の母は、揃って、本気で悪役だった」
シー「…それで、その殺されたはずの女性が、例の少女と一緒にここに住んでいて」
ク「君は君の存在が知れるのが怖くて、いろいろ貢いでいた、ってことかな」
セ「そういうことだ…。これ以上聞くな。古傷が痛む」
ク「だけど、それならそうと言えばいいじゃないか。戦って君が負けるとは思えないし」
セ「無理だ。なにしろ、あの娘の得意技は…」
483セクシー 仇敵激突編 4/11:2007/07/29(日) 01:41:57 ID:tzcq6iqM0
ピンポーン♪

セ「!!!!!」
ク「はいはい、今出ま…もごもご」
セ「ボソボソ(待て、よせ! 出るな! 気配でわかる!! 古代種の娘だ!!)」
ク「ボソボソ(え? 彼女は君がここにいることを知らないんじゃ)」
シー「ボソボソ(隠し通すなど不可能でしょう。クジャさんと私があらぬ誤解を抱いたのも、
 セフィロス、という名前をこのマンションの店で聞いたためですから)」
セ「ボソボソ(あ、あのニンジャの小娘…話が違うではないか…!!)」

ピンポンピンポンピンピンポーン♪

ク「ボソボソ(ちょっと、どうするの、セフィロス!)」
セ「ボソボソ(い、居留守だ。私はここにはいない)」
ク「ボソボソ(チャイム鳴りっぱなしだけど)」
シー「ボソボソ(聞かなかったことにしましょ…)」

ピンポーン…ガッ! ガッ! ヌルポーン…ガッ! ガッ! ピーンポーン♪

ク「ボソボソ(まずいね。ドア蹴ってる。力ずくだよ)」
セ「……!!」
シー「ボソボソ(仕方ありません。セフィロスさんは風呂場にでも隠れていてください。
 クジャさん、出ますよ。怪しまれない程度に追い返します)」
ク「ボソボソ(じゃあ、僕は掃除をしていた、シーモアはトイレにいたってことで)」
セ「ボソボソ(すまん、恩に着る)」
ク「ボソボソ(僕が先に出るから。シーモアはセフィロス隠してきて)」
シー「ボソボソ(わかりました)」

ピンピンピンピッピッピッピンポーン…ガチャッ

ク「ごめんね! お風呂の掃除をしていて、出るのが遅くなってしまっ…」
484セクシー 仇敵激突編 5/11:2007/07/29(日) 01:43:15 ID:tzcq6iqM0
ダガー「……!! あ、あ、あ、あなたは…」
エアリス「(へんなかっこ…この部屋の、ひと…? ダガーの知り合い、かな?)」
クジャ「まさかこんなところで、麗しき姫君、いや、現女王陛下にお会いできるとはね!
 (うーん、思ってたより手ごわそうだねえ、これは)」
ダガー「今日はわたくしの用件ではなく、わたくしのたいせつな友人のご用で来たのです。
 なかへ入ってもよろしいですか?」
クジャ「ふーん。こんな部屋になんの用だい?」
ダガー「それは…」
エアリス「あの、ね。さがしてる人、ここに、いるかもしれないから」
クジャ「…さがしてる人?」
エアリス「だから。中、入って、見つけなきゃ。…ごめんね」
クジャ「いや、『ごめんね』って。せめて僕の許可を…ちょ、ちょっと、勝手に入らないでおくれよ!」
シーモア「どうかなさいましたか?」
エアリス「? あなたも、ここに住んでるひと?」
シーモア「ええ、すみません、料理をしていて、手が離せなかったもので」
クジャ「(シーモア、ちょっと話違ってるけどナイスフォロー!)
 三つ編の君。君のさがしてる人というのは、彼…シーモアのことかな」
エアリス「え? ええと」
シーモア「人をお探しですか? あいにく、貴女と私は初対面のように思いますが…。
 この部屋には、クジャさんと私しか住んでおりませんよ」
エアリス「…。ほんと?」
シーモア「ええ。ふたりで閉じ込められてしばらく経ちますが」
ダガー「エアリス…どうするの?」
エアリス「この近くに、いると思うの。名前はセフィロス。ほんとに、知らない?」
クジャ「セフィロス、ねえ。少なくとも僕は聞いたことがないなあ。シーモアは?」
シーモア「存じません。まあ、マンションに住む全ての方を把握しているわけではないですが…。
 あるいは、部屋を間違えているのでは? あなたがたはなぜ、ここに?」
エアリス「…なんとなく、かな。でも、あなたたちは、セフィロス、知らないんだよね…?」
ダガー「エアリス、待って。クジャの言うことを信用したら駄目!」
エアリス「うん。だいじょぶ。知らないって、言うんだから、勝手にさがそ。ね」
ダガー「でも…!」
エアリス「セフィロス、ここにいる、から」
485セクシー 仇敵激突編 6/11:2007/07/29(日) 01:47:05 ID:tzcq6iqM0
ク・シー「!!!???」
エアリス「わたし、セトラだから。セフィロスのこと、わかるよ。いるんでしょ、中」
シーモア「そのような方のことは存じ上げないと言っているでしょう」
クジャ「だから、勝手に入らないでって…」
ダガー「…クジャ。邪魔はさせません」
シーモア「ボソボソ(クジャさん、もう持ちませんよ、これ!)」
クジャ「ボソボソ(仕方ないね。相手は女の子ふたりだし…)
 あまりに悪戯が過ぎる小鳥さんには、少しオシオキが必要かな?」
エアリス「…戦わなくちゃ、だめ?」
シーモア「あなた方が諦めてくれないというのなら…追い返すしかありませんよ」
ダガー「わかりました。それなら…はじめましょう、か」
クジャ「シーモア。相手は召喚士の女の子だけど、気にしたら駄目だよ?」
シーモア「わかっています。怪我をさせない程度に追い返し…」
エアリス「ね、待って。くるなら本気で。そうしないと、あなたたち、可哀想になっちゃうから」
ダガー「え、エアリス!」
クジャ「…ずいぶんな自信だねえ」
エアリス「うん。わたし、強いんだから。あなたたちなんかに、負けるはずないから! ね?」
シーモア「…多少、痛い目を見ていただいて追い返します」
クジャ「来ないならこっちから行くけど」
エアリス「うん。まかせて」
クジャ「…悪いけどね、手加減は苦手なのさ。フレアスター!!」
シーモア「連続魔法:サンダガ!!」

 * * *

セフィロス「……。
 (あのふたりのことだ…嘘は素晴らしく巧い。
  戦闘にならんうちに口で追い返せれば良いのだが…。
  まともにやり合ったら…あの、古代種の娘には…
  …なにをしても勝てん…)」

 * * *
486セクシー 仇敵激突編 7/11:2007/07/29(日) 01:49:52 ID:tzcq6iqM0
クジャ「…ばかな…! ダメージ0…!?」
シーモア「リフレクでもない…これは一体…」
ダガー「本当に凄いわ、このバリアー」
エアリス「ね、もしかして、あなたたち、ほんとのほんとに、セフィロスのこと、知らない?
 ウソ、ついてたと思ったんだけど…」
クジャ「…へえ、今更信じる気になったのかな」
エアリス「だって。セフィロスのこと知ってたら、たぶん、わたしとは戦わない。
 あなたたちじゃ、ぜったいわたしに勝てないって、わかるはずだから」
ダガー「…エアリス、ちょっと、言い過ぎじゃない?」
エアリス「うん、だけど、だから。あなたたちじゃ、わたしには勝てない。
 だから、ここ、通して。ね? できれば、傷つけたく、ないの」
ダガー「エアリス…でも、クジャは、たぶん」
クジャ「……フ…フフフ…アハハハハ!!
 君は凄いよ、最強のジェノムである僕を…ここまで本気にさせるとはね…!!」
シーモア「これでも私は、次代の『シン』となる身…
 いくら相手がか弱げな娘といえど、ここまで馬鹿にされては黙ってはいられませんよ!!」
ダガー「…怒るだけ、だと思うわ」
エアリス「…ほんとだ」
トランス・クジャ「もう遅いよ、後悔したまえ!!」
シーモア:最終異体「死の安息を味わいなさい!!」
2人「「アルテマ!!!」」

 ドオオオォォォォォォォン........

 * * *

セフィロス「……!?
 今の音…振動…。魔法の気配?
 まさか、クジャとシーモア!?
 いかん、まさかあいつら、真正面から突っ込んだのか!?」

 * * *
487名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:55:52 ID:e51SXi4zO
携帯セクシーです、連投規制引っ掛かりましたorz
488セクシー 仇敵激突編 7/11:2007/07/29(日) 02:02:34 ID:e51SXi4zO
トランス・クジャ「……やった、よね…?」
シーモア:最終異体「ええ…おそらく…」
エアリス「…残念、わたしたち、まだ無傷、だよ」
2人「!!??」
エアリス「あのね。最初から、わたしたち、無敵なの。
 『大いなる福音』…星が、わたしにくれた、特別な、ちから。
 物理攻撃も、魔法攻撃も、なにも、効かなくなる。だから…ね?」
シーモア:最終異体「む、無敵!? そんなことが…」
ダガー「クジャ。あなたに、謝らなければならないことがあるのです」
トランス・クジャ「…こっちの女王陛下も無傷、とはね…。で、なんのことだい?」
ダガー「トレノのオークションで、ジタンが旅の途中、あるものを盗んだと」
トランス・クジャ「オークション…僕の…、…盗んだ? まさか!!」
ダガー「そう、この石、『ダークマター』…。
 確かにもとはわたくしのものでしたが…不正な手段で取り返してしまったことは事実。
 もしもあなたが生きていたら、あとで国家予算から2万ギルほどお渡しします」
シーモア:最終異体「クジャさん、なんですか、あれ…!」
トランス・クジャ「……。町をひとつ、空から、一撃で叩き潰したものだよ」
シーモア:最終異体「ちょっ…!?」
エアリス「ダガー。ありがとう、とどめ、やってもらっちゃって」
ダガー「気にしないで、エアリス。さあ、いでよ、応援斬鉄ダメージオーディーン!」

 * * *

セフィロス「(助けに行くべきか…?
 …それとも…。あのふたりをおいて、逃げるか…?
 ここはいっそ、逃げて…うむ、壁を斬り壊して別の部屋から逃げ出して…
 どこかで電話をぶんどり、クラウドに連絡をつければあの娘の暴走も止ま…
 いや、それだとクラウドも一緒になって襲ってくるだろう…)」

   ドカァァァァン!!

セフィロス「うおっ!?」
489名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:02:47 ID:29ZP71q+0
規制解除されない?一回ブラウザ立ち上げ直すといいよ。
490セクシー 仇敵激突編 9/11:2007/07/29(日) 02:06:49 ID:e51SXi4zO
エアリス「セフィロス。会いたかった。やっと、会えた、ね?」
セフィロス「……! か、壁を吹っ飛ばして会いにきてくれるとはな…光栄だ」
ダガー「お言葉ですが。壁を壊したのはわたくしたちではありません」
セフィロス「貴様は…! そう、か…貴様が内通者だったか。
 私としたことが…あの場で貴様とニンジャの小娘を切り捨てておくべきだったな」
ダガー「誤解です。わたくしはただ、友人と語らっていただけ。
 たいせつな友人がひとり危険な場所へ赴くのが心配でついてきたのです」
セフィロス「なんとか17世だか18世だか言うからには、王族だろう。
 まずは壁を弁償する金をもってこい。話はそれからだ」
ダガー「ですから、攻撃したのはわたくしですが、
 衝撃で壁もろとも吹き飛ばされてこの部屋を壊したのは、クジャともうひとりです」
セフィロス「なに!?」
エアリス「セフィロスー。うしろうしろ。ほら、瓦礫、しっぽと、髪の毛、見えてる。すぐうしろ」
セフィロス「…背を向けたところを狙う気か?」
エアリス「そんな必要、ないでしょ?」
セフィロス「……。用件はなんだ。私をたずねた目的は」
エアリス「一発…ね。殴らせてほしいな、って、思ってたの」
セフィロス「(過去形か?)」
エアリス「でも。ダガーがね、プレゼント、してくれた。これ…『白のローブ』」
セフィロス「…見慣れん品だな」
ダガー「白魔法に長けたもののために、大地の衣にヒスイの力を加えて織られた物です。
 クジャから光のローブを頂いて以来、着ることはないだろうと思っていましたが、
 奇跡的にもロードオブロードにならず一着だけ残っていたのです」
セフィロス「悪いが、聞いたこともない。それがどうした?」
エアリス「これ、着てるとね。魔法、使えるようになる。
 白マテリアほど、威力はない、けど」
セフィロス「……なに?」
エアリス「そろそろ、福音の効果、切れちゃうから。もう、やるね」
セフィロス「お、おい、待……!!」
エアリス「ホーリー!!」

 * * *
491セクシー 仇敵激突編 10/11:2007/07/29(日) 02:07:32 ID:tzcq6iqM0
ダガー「すごかったわ、エアリス! アビリティ魔法ははじめてだというのに、
 エーコに負けないくらい…ううん、エーコと同じくらい、威力の高いホーリーが使えるなんて」
エアリス「たまたま、だよ。たぶん。でも、ありがとう。これ、ほんとにもらって、いいの?」
ダガー「ええ。もちろんよ!」
ユフィ「おっ? ようこそ『出口部屋』へ、おっかえり〜。ドコ行ってたんだ?」
ダガー「ただいま、ユフィ!」
エアリス「えへへ…。ちょっとね」
ユフィ「おろ? なんかキゲンいいな〜、なんかあったんだろ。エアリス、珍しい服着てるしさ。
 ちょいとそこのエアリスさん、ダガーさん、アタシにも教えてくれよ〜!」
エアリス「うーん、どうしよっかなあ〜」
ダガー「ユフィ、いったいどれくらい飲んでたの?」
ユフィ「いやあ、それがさあ。エドガーは絡んでくるし、ヴィンセントはジメジメしてるし。
 それをレノが、『てめぇのせいだろうが、と!』とか、アタシのことばっかりせめやがって」
ダガー「ユフィは、お酒に強いのね」
ユフィ「アタシ? アタシは普通だって! あいつらが情けない、それだけ!」
エアリス「で、3人は…」
ユフィ「ん? 上の部屋、通ってこなかったの? 部屋の隅に3人まとめて寝かせてるよ。
 そろそろ目ぇ覚ましてもいいかなー、とは思うんだけど」
エアリス「うーん、電気、消えてたし、気付かなかった」
ダガー「(あら? 酔っ払ってしまわれたのは、おふたりだけのはず…
 レノさんもそのあと、寝入ってしまったのかしら…?)」
ユフィ「で、で? そっちは? ナニがあったのか、聞かせてくれるんでしょ?」
エアリス「エヘヘヘ、実はね…。いろいろ、あったの。ね、ダガー」
ダガー「(…まあ、いいか)うん!」
492セクシー 仇敵激突編 11/11:2007/07/29(日) 02:08:26 ID:tzcq6iqM0
シー「………。
 …ぅ…
 うぅ…ここ、は…。私は、いったい…
 …そうだ、確か、玄関先で…戦闘になって…クジャさんと……
 !! クジャさん、大丈夫ですか!?」
ク「……」
シー「…返事がない。ただのしかばねのようだ」
ク「……」
シー「…返事がない。ただの美しいしかばねのようだ」
ク「…っ…」
シー「…返事がない。美しい人形のようだ」
ク「はっ!! こ、ここは? …ぐっ…痛…」
シー「気が付きましたか。魔力、残っておいでですか…?」
ク「…駄目、だね。ケアルも使えない」
シー「お互い瀕死、魔力なし、部屋は大損壊。…休もうにも布団どころか、
 寝室の場所すら、一見するとわからないような状況…」
ク「…オーディーンに、斬られたあと…もう一発、光った気がする…
 って…あ、れ…? セフィロスは…?」
シー「クジャさん…。とりあえずふたりぶん寝られる平坦な場所を探すのと、
 瓦礫の山からセフィロスさんとフェニックスの尾を探すのと、どちらがいいですか…」
ク「…寝る場所、探す体力なんて、残ってるのかい、シーモアは…」
シー「…さあ…」
ク「僕、このまま、もう少し、寝るよ…。おやすみ…」
シー「ええ…。私も、そうします…。おやすみ、なさい…」
493名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:12:00 ID:ZuX11yAR0
GJ,で御座います。
セフィロスは?セフィロスは生きてるの?おにぃちゃん!
494セクシー:2007/07/29(日) 02:13:10 ID:tzcq6iqM0
>>489
ありがとうございます。
PCの調子が悪いせいか、猿でなかなか規制が解けず、ブラウザを再起動するも失敗、
パソコンそのものを再起動してみても何故か失敗、
いっそ携帯で送りつつ、電源を切って再び起動したら解除されました。
ご心配とご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
495名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:13:14 ID:29ZP71q+0
うわ、途中割り込んでごめん。
面白かった!貼りついてみてたよー
496名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:21:47 ID:MGdVOE6bO
超gj!
ぬるぽーんで噴いた
497名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 02:27:33 ID:29ZP71q+0
>>496
あれ不意打ちだったwwww

こんな面白いののあとに貼るのは気が引けるが
もう寝たいので貼ってしまいます。
同時刻ごろ、地下のカジノ横のバーで↓
バニー「『FF6のプレイヤーが100にんいるむら』

ロックはFF6にしゅつえんしているキャラクターの一人です。FF6のパーティメンバーのうちでも、
主人公格のキャラといってもいいすぎではありません。
ケフカとたたかうメンバーをささえるおおきなはしらです。

FF6のロックはどういったおしごとをしているのでしょうか?
きっと、エースキャラなので、りっぱなおしごとをしてみんなにそんけいされて、
いっぱいおかねをもっているにちがいありません。
ケフカからせかいをまもったりっぱなFF6のはしらですからー(じつはどろぼうなんですけれどー)

ここで、FF6のプレイヤーが100人いる村のはなしをします。
ずばり、「ロックについて何かおもってる人が100人いるむら」です。

ロックって、日本語でいうと、かぎ、だけど、ロックはかぎなの?いいえ、れっきとした人間です。
だから、かんぺきではありません。なので、FF6をやった人にはロックがきらいなひともいます。
100人のひとがFF6をやったら、16人はロックがきらいです。
「うぜー」とか「おれのセリスをたぶらかしやがってー」とか「協調性ナサスギ」とか
「おまえがくっつくのはティナじゃなかったのかー」とか「死ね女ったらし」とか
「三人もの女に『俺が守る!』とか言ってんじゃねーよ ペッ(・д・)、」とかめたくそにいってます。
たぶんこの人たちがろっくをすきになることは、こんりんざいないでしょうーざんねんですねー。

ロックっておんなの人には好かれてるのかな?わりとおとこまえだし、じょうしきもあるみたい、だから人気あるよね?
100人のFF6プレイヤーがいたら、14人がロックの大ファンです。あらあら、いがいに少ないのね?
この人たちはロックのみりょくにやられちゃった人です。
ロックとけっこんしたいとか、おもっちゃったことのある人です。きゃーはずかしー
この人たちは、ロックとけっこんできるのかな?いえいえ、まずむりです。
ロックは公式でセリスというガールフレンドがいますし、そもそも三次元と二次元でけっこんなんて、むちゃもいいとこです。
できた、という人がいたら、ちがうせかいにいっちゃってるのですよー。あら、たいへんねー
この人たちに、ほうっておいたほうがいいです。
かってにしてろー
ロックのファンって、こんなのしかいないのかな? もっとふつうに、「すき!」っていってる人はいないのかな?
100人のFF6プレイヤーさんがいたら、20人がロックのふつうのファンです。
ロックの一見あかるい性格とか、元こいびとのレイチェルを、いちずに想ってるところとか
けっきょく彼女をふっきって、セリスとらぶらぶになるとこが、ちゃーんとすきな人です。
ふつうのファンは、ゲームをひととおりやって、ロックへのこうかんどの高い人です。
なので、もっとほかにおきにいりのキャラがいる、かのうせいも、あります。あら、ロックかわいそうねー
だからフィギュアをあつめるような、コXコーラのキャンペーンが、あったりしたときに
ロックがでたら、「ああー、ロックもすきなんだけど、××が欲しかったんだよなー」といわれることもあるかもしれません。
ロックがわるいんじゃないんだよーほかのキャラにちょっとまけちゃっただけなんだよー

もっとほかにはどんな人がいるのかな?
100人FF6プレイヤーがいたら、8人がオタクとかマニアックな人で、11人が2ちゃんねらです。
FF6をもとに、ネタをつくって、あそんでる人たちです。
わー、とてもひまなんですねー。なかには、ひまじゃないひともいるんですよー、わかってあげてくださいねー

FF6プレイヤーって、ずっとFFばっかりやってるのかな? ほかのゲームはしないのかな?
100人FF6プレイヤーがいたら、7人が、FFをはなれるか、TVゲーム自体から、卒業します。
なにがいけなかったんでしょうか?つまんなかったのかな?でも、それもいいんです。
一度しかない人生ですから。ゲームよりしなくちゃいけないことが、いっぱいあるのですよー

ロックって、こども受けはどうなのかな? ちゃんとこどもに好かれてるのかな?
100人のFF6プレイヤーがいたら、16人がこどもです。やっぱりゲームは、こどものものですからねー。
こどもは純粋なので、おとなのようにぼくちんダーイッキライ!とわめいたりもしなければ
すきすきあいしてる〜、とつっぱしっちゃったりもしません。
すごーくすき、とか、おきにいり!とか、あんますきじゃない、とか、そんなかんじです。
にじそーさくに手をそめたり、2ちゃんねるを、朝まで徘徊したりしません。
がんばれー がんばるんだー わるいおとなになるんじゃないぞー
これからのにほんは、きみたちがささえるのだからー(ゆとり教育はちょっとふあんだけれどー)
100人のうち、92人がどんな人かわかりました。でも、8人まだのこっています。
この人たちはどんな人なのでしょうか?
………100人FF6プレイヤーがいたら、8人が ロックのことを お ぼ え て い ま せ ん
FF6をやったはいいけれど、ほかのゲームをやりはじめたり、時がたったりして、
キャラなんてほとんど、おもいだせなくなってしまうのです。
ろっくはその人たちのきおくから、きえます。わすれさられます。いつかおもいだしてもらえる日まで……
…さようなら、さようならロック、さような…… フリオ「ちょ、ちょ、ちょーとマテー!!」

ムーン「ロックさん、ぴくりとも動かなくなっちゃいましたけれど…」
フリオ「これ『エドガーコンプレックスを抱えるロックを元気づけようの会』だからロックが明るくなるよーな話を
  してって言ったのに!逆転ハッピーなのかもとおもって我慢して最後まで聞いてたのに!バッドエンドって!」
バニー「だってーこれしかストックがなかったんですものー」
フリオ「勘弁してくれよ…」
マリベル「ねぇ、そんなことよりこれ、何なの?なんだってこのバカをあたしたちで囲まなくちゃならないのよ?」
フライヤ「うむ……私もこうしている間、同室の三人が何かしでかしやしないかと、落ち着かなくてしかたない」
フリオ「だーって、あっちに三人いたからこっちも三人……なんでもない。
  ほら、男が落ち込んでる時は女の子の慰めがきくんだって」
マリベル「フンッ、そりゃあこのマリベル様に慰められて元気にならない男なんていないけどねッ」
ロック「なんで俺ばっかり俺ばっかり俺ばっかり………………あいつばっかりあいつばっかりあいつばっかり」
フリオ「ほ、ほら!ロックさ!さっきの話でも結婚したいくらいロックが好きな女の子もいたじゃん!」
ロック「『いがいにすくない』とも言われてた……………」
フリオ「ウッ…そうだ、バニーちゃん、エドガーのその率はどのくらいなの?」
バニー「8人よーv」   
ロック(ピクッ)
フリオ「!ロック!聞いたか!」
バニー「嫌いな人も8人だけどネ。普通のファンはなんと34にぃーんv」
ムーン「ああ、またHPが下がっていくわ!」        ∩ ∩
フリオ「バ、バニーちゃん…(つAT)」 バニー「うふふーv(@∀@*)」
ロック「いいんだ…俺にはセリスがいるから…セリスがいるから…プレイヤーに…何と言われようと……
  エドガーに…負けたって…悔しくなんか……ウウッ」
フリオ「いいんだ…お前は悪くない」
マリベル「なーんか、よくわかんないわね!あたし、帰る!」
ムーン「じゃあ私も」
フライヤ「私も失礼させていただこうかの」
フリオ「あッ、みんな!………うん……今日は、男同士で…二人で飲もうか、ロック…」
ロック「…あいつは王様で俺は泥棒だって…トレジャーハンターなのに…リルム十歳なのに…ちゆより年下なのに…
  俺だけロリコン………………俺はッ!ロリコンじゃない…セリスは18だ…AVにもでられる………」

マリベル「もうッ、なんだったのかしら」
   ドーン!!! グラッ
ムーン「あら、この破壊音…」
フライヤ「むッ、もしやあやつらが何かしでかしたのかもしれん、早く帰らねば!それではさらばじゃ」
マリベル・ムーン「おやすみなさいー」

ヴィン「zzz zzz zzz zzz…」
エドガー「…zzz zzz…………………エックシッ……………………zzz zzz zzz」


                                               おしまい。
502同時刻テリーとスコール:2007/07/29(日) 02:48:40 ID:ZuX11yAR0

ドゴォォォオォォォォォーン・・・

スコール「・・!」
テリー「スコール!!」
スコ「今の爆発音は・・何か、違う種類のものに聞こえたが」
テリー「だな、遊びや洒落で魔法をブッ放ちましたって、レベルじゃないぞ」
スコ「・・・(何か、胸騒ぎがする)テリー、とりあえずいる物だけ玄関先にまとめて置いとけ」
テリー「どうしてだよ?」
スコ「考えたくは無いが、最悪の事態に備えて直ぐに飛び出せる用意だけはしとけ」
テリー「・・・・わ、わかったよ」

スコ「(杞憂で終わればいいのだが、な・・・・」
503同時刻デリバリーサービス:2007/07/29(日) 03:02:10 ID:ZuX11yAR0
・・・・プルルル、カチャ
クラウド「ストライフ・デリバリーサービスだ・・・あぁ確か『国産うなぎ』5人前だったな・・・品薄だったが手配した
   ・・・問題ない。あと、産地偽装にはくれぐれも、


  ドゴォォォォォォォォォォォォォォン!


クラ「!(ピッ)マンションからか!フェンリル、走れ!!」 (フォォォォォォォォォ・・・・)
504ユエダ――彷徨い人 1/3:2007/07/29(日) 04:41:08 ID:29ZP71q+0
 彼女の人生は、決して幸福に充ち満ちたものではなかった。
 身の災いは、彼女自身の負った運命だった。彼女の持った力はそのように果たされるべきであった。
 彼女は初めからそのことを知っていて、進んで受諾した。
 世界を守るために。
 世界を、神を……何よりも可愛い坊やを守るために、惜しむものなどありえなかった。
 愛する夫、可愛い坊やから引き離された時間は途方もなく、彼女の人生の半分をゆうに
越してしまってたけれど……でも、良いのだ。
 労苦は報われた。
 彼女は役目を終えた。
 世界は守られた。彼女の成長した逞しい息子が、魔王を倒した。
 彼は美しい妻と、子らに囲まれ、平和な世界に生きていくことが出来る。
 彼女は満足だった。
 これからはずっと、愛する夫と共に眠れる。
 光よりも広大な闇の中で、闇よりも深い光の中で、夫と手を取り合い、とわの安息を得た……

 目を覚ましたとき、ずっと手を握っていたはずの夫は、傍にいなかった。
 彼女は一人で、闇の中に立っていた。
???「あなた……どこ?」
 返事はなく、声は闇に吸われるようにして消えていった。
 恐ろしいものはなかった。けれど、夫がいない。寂しい。
 彼女は夫を探した。右も左も、上下すらも判らないところを歩いて、呼んだ。
 ずいぶん探し歩いたとき、耳に音が、自身の声以外の声が……歌が、届いた。

 ……わたしが 死のうとも 君が生きているかぎり 命は続く 永遠に……

 私は死んでしまったけれど、息子は生きている。その子供達も、きっと、そのもっともっと先の、末裔たちも未来へ生き続けていくだろう。永遠に。
 彼女は役目を終えた。彼女は死んでも、彼女の命は続いている。悔いはない。
 なのに何故、また目覚めたりしてしまったのだろう……。
 ???「あなた……」

 導かれていった。そして光が見えた。
505ユエダ――彷徨い人 2/3:2007/07/29(日) 04:42:52 ID:29ZP71q+0
ダガ「疑うことのない 明日へとつづく……♪」
エア「いい歌、だね」
ユフィ「それよかダガー、歌、上手ーい! スゴーい!」
ダガ「ありがとう。これは古くからわたしの国にある歌なの」
エア「なんだか、ほっとする歌……なんか、だいじょぶ、って、言われてるみたい」
ユフィ「ねえねえねえ! もっと歌ってよ! 他の歌も!」
エア「うん、もっと、聞きたいな」
ダガ「ええ、いいわ。……じゃあ…… ♪ 水辺に咲く 青い花を 摘んであげましょうか 名も知らない……」
???「あの……」
ユフィ「キャー!キャー!キャー!」
ダガ「え、え?」
エア「あなたは……」
???「ごめんなさい、お嬢さん達。私の夫を知りませんか? 髭を蓄えた逞しい風体で、パパスというのですが」
エア「あ、あなた……?」
???「私……ああ、すみません。私はマーサ。グランバニア王パパスの妃、マーサ」
ユフィ「それより、おばさん、こ、こここここ、何階だと思ってるのさぁっ!
  エアリス、ダガー、夢じゃないよね。このおばさんベランダの、手すりの向こうに立ってるよね?」
ダガ「え、ええ……間違いないわ、ユフィ」
エア「もしかして……」
マーサ「ここは、どこですか? 私はとうに死んでしまって、現世からは離れたと思っていたのに……
  それとも、あなたたちも死んでしまっているの?」
エア(やっぱり……)
ユフィ「え?え?死んで?」
エア「この人、わたしと同じ、みたい」
ダガ「同じ、って……」
ユフィ「エア、」
エア「ね、マーサさん。よかったら入って。話くらいなら、聞けると思う」
506ユエダ――彷徨い人 3/3:2007/07/29(日) 04:48:20 ID:29ZP71q+0
マーサ「ここは……不思議なところね。わかるわ」
エア「何か、わかるの? 星は、このマンションについて、何も語ってくれないの」
マーサ「わかるわ……雰囲気が似ている。私の故郷、エルヘブン……いいえ、マスタードラゴンの
  膝元、天空城に、かしら」
エア「天空城?」

ユフィ「ど、ど、どうしようダガー?」
ダガ「どうするって?」
ユフィ「あのマーサってひと、もしかして、エアリスを連れに来たんじゃないのかなァ!」
ダガ「そんなこと、ないと思うけど。来ようとして来たわけではないようだし」
ユフィ「わかんないよ! エア、エアリスだって本当はもう、し、死ん」
ダガ「ユフィ。慌てたって仕方ないわ。エアリスはしっかりした人だもの。大丈夫よ」
ユフィ「……っ、エアリスは、しっかりしてるから……一人で忘らるる都へいっちゃったんだ」
ダガ「あ、ユフィ、どこ行くの!」

マーサ「均衡が、崩れ始めているようね」
エア「均衡?」
マーサ「ええ。変わり始めている、と言った方がいいかしら。
  元々安定したところではなかったようだけど……ゆっくり、空間が『動いている』のを感じる」
エア「………………」
ダガ「ユフィったら、どうしてしまったのかしら……エアリス?」
エア「う、うん。なんでもない、何?」
ダガ「ユフィの様子も見てきてもらえない? なんだか、変だったの、ユフィ。
エア「わかった」
ダガ「マーサさん、お茶のおかわりはいかがでしょう?」
マーサ「ありがとう。お茶を頂くのは、本当に久しぶり。
  こんな風にゆっくり、誰かと、お茶を飲むことがあるなんて、思ってもみなかった……」
507シャドウとケフカと棺桶と1/4:2007/07/29(日) 07:32:32 ID:nXotOwzy0
ケフカ「つまらん!」
ソーン「いつもながら唐突でごじゃるな〜」
ゾーン「何がつまらんのでおじゃる?」
フライヤ「おおかた、毒を流したのに何も起きなかったのがつまらんと言うのじゃろう」
ケフカ「あったりぃー!...ま、当たったって何も賞品は出ませんよ。そんな物欲しそうな目で見るんじゃありません」
フライヤ「見ておらぬわっ」
ソーン「では、代わりにわれらが物欲しそうな目で見つめてみるでごじゃる」
ソ/ゾ じ〜〜〜( ゚◇゚)( ゚◇゚)〜〜〜っ
ケフカ「だーーーっ!暑苦しい!やめんかぁ!!」
フライヤ「暑い、と言えば...聞くまでもないことだが一応聞いておく。
   冷房の設定温度をこともあろうに17度まで下げたのはお主じゃな」
ケフカ「そうですよ。しょうがないじゃないですか、暑いんだもん。それともナンですか、
  お前はぼくちんが暑さでとろけそうになりながら素っ裸でそこらに伸びている姿でも見たいんですか?」
フライヤ「たとえ蒼天が落ち大地が引き裂かれたとしてもそれだけはご免こうむりたいッ。
   じゃがの、少しは世界の行く末のことを考えるがよい。温暖化防止は家庭の節電からじゃ」
ケフカ「おほほほ!どうせ何もかも滅びゆくのに、そんなことしてど〜なるんですか〜?」
フライヤ「ケフカ...私はお主のそういう所が大っ 嫌いじゃ!」
ケフカ「ふんっ。ま、冷房の件はゆずってやってもいい。その代わりに何か冷たいものでも買って来なさいっ」
フライヤ「自分で買ってくるがよい。つ財布 私はこれから洗濯と布団干しじゃ。ソーンとゾーンにも手伝ってもらうぞ」
〜10分後〜
ゾーン「..こわい生き物を一人で外に出して大丈夫でおじゃるか?」
フライヤ「大丈夫じゃろう。毒はこの間全部使い果たしたようじゃからの。...こら、洗濯機に入れる前にポケット確認じゃ」
ソーン「でもまた瀕死状態で帰って来るかもしれないでごじゃるよ」
フライヤ「うむ...それはあり得るのう。あまり帰りが遅いようなら探しに行かねばなるまい。こら、靴下はネットに入れるのじゃ」
〜20分後〜
ケフカ「くっそ〜あのコンビニめ...ぼくちんのだーい好きなド○ターペッ○ーが売り切れだなんてシンジラレナーイ!つまらん!
  ...それにしても広いマンションですねェ。どこぞのチンケなフィガロ城よりよっぽど立派ですよ。イヒヒヒ!
  .................で、......ぼくちんの部屋は何号室でしたっけねェ.............」
508シャドウとケフカと棺桶と2/4:2007/07/29(日) 07:33:09 ID:nXotOwzy0
エッジ「おっかしーな。俺のとろふわプリン抹茶味どこいったんだ?(ガサゴソ)あ いててて...体中の穴から血が......(ピュー)」
シャドウ「自業自得だ」
エッジ「だから悪かったってば...でもあれだ、お前って”金の切れ目が縁の切れ目”ってタイプかと思ったけど
   案外そうでもないんだな。俺を部屋まで連れ帰ってくれた所を見ると」
シャド「お前をカジノに置いておくと後々やっかいなことになりそうだったから運んでやったまでだ。働いた分だけ報酬はもらったぜ」
エッジ「報酬?.......おっおっお前!俺のとろふわプリン食ったな?!食ったな?!
   うおおおおおお!ちゃんと名前書いて冷蔵庫いれといたのにっ!あ いててててて(ピュー)」
シャド「だから自業自得だと」
エッジ「ちッくしょおお!!(ピュー)プリン!俺のとろふわプリン!!てめえだけは許さねえ! 許さねえぞー!!(ピュー)(ピュー)(ピュー)」
シャド「プリンプリンとうるさい奴だ...そんなにプリンが食いたいなら今買って来てやる」

   ガチャッ

ケフカ「...あ」
シャド「...あ」
      つドア ガンッッッ  ケフカ「?ぎゅっっっ---------」
エッジ「おいおい!モロに顔はさまってるぞ!」 
ケフカ(じたばた)
シャド「俺に構うな!行け!」
エッジ「は?」
シャド「行け!プリンを守れ!!」
エッジ「お前何言ってるか自分でわかってないだろ」
シャド「ふっ...必ず戻って見せるさ。心配するな。.......正直、ちょっとだけ気にしてくれたら嬉しいがな」
エッジ「何か知らねえけど自分の世界に浸り切ってるなこりゃ。おーい!正気に戻らねえとその覆面ひっぱがすぞ!おりゃーーーっ」
シャド「何をする!」 つ=卍卍 手裏剣 卍卍
エッジ(ぶさぶさぶさぶさっ)「うぐぉ....」
シャド「はっ...俺はいったい何を」
ケフカ(ドサッ)「...きゅうっ」
509シャドウとケフカと棺桶と3/4:2007/07/29(日) 07:36:26 ID:nXotOwzy0
シャド「すまんエッジ。大丈夫か」
エッジ「(大丈夫なわけねーだろ)いや...それはそうと、お前の知り合いか?そこに倒れてるピエロは」
シャド「こいつか...................こいつはな...(スチャ)一撃の刃」
エッジ「おいおいおいおい!殺すのかよ!」
シャド「放せ!殺るなら今だ!」
通りすがりのムーン「きゃあ!何てひどいことを...およしなさい!」
シャド「止めるなインターセプター!」
ムーン「いんたーせぷたー??」
シャド「はっ...俺はいったい」
エッジ「何だよインターセプターって」
シャド「俺の愛犬だ」
エッジ「お前なあ...こんなきれいなねーちゃんと犬を一緒くたにするかぁ?!」
ムーン「いいえ、お気になさらないで。ありがちなことですわ...(遠い目)」
エッジ「(そうなのか?!)しかしこの男スゲー格好だな。シャドウ、お前いつも死神に追われているとか言ってたけど
   もしかしてコイツがその死神か?」
シャド「いや、コイツはそんな大層なものじゃない。ただのケフカだ。
   すぐ逃げるくせに至る所へ顔を出す姑息な小悪党だが、放っておくと後々やっかいな奴だ」
エッジ「なんかゴキブリみたいだな」
シャド「パタリロに似ているという説もある」
エッジ「パタリロ............シャドウ、お前、実はけっこういい歳だな」
シャド「.........................」
ムーン「あの、事情は存じませんが、気絶した人に刃を向けるのなんて見過ごしにはできませんわ」
エッジ「まったくだ。物騒なことすんなって」
ムーン「さ、このかたを部屋に運んで手当てを...」
シャド「断る」
ムーン「そんな、ひどい......」
シャド「断ると言ったら断る」
ムーン「(無限ループが通じる相手ではなさそうね)仕方がありません。ではとりあえず、この棺桶に寝かせてさしあげてはどうかしら。」
510シャドウとケフカと棺桶と4/4:2007/07/29(日) 07:36:56 ID:nXotOwzy0
エッジ「棺桶なんていったいどこに----------------うおっ、持ち歩いている?!」
ムーン「当然ですわ。よいしょっと。ずいぶん小柄なかたね。私の棺桶にもなんとか納まりますわ」
エッジ「うわコイツ、ピンクの棺桶似合うわ〜ww」
ムーン「みんなに無断でこの方をうちにお連れすることはできませんし...とりあえずこの廊下に置いておきますね」
シャド「好きにしろ...(後で釘を打ち付けておくとしよう)」
ムーン「あら、コンビニの袋をお持ちだわ。マイバッグを使わないなんて、エコロジーじゃないかたね。
  冷たいもののようですから、冷蔵庫に入れておいてさしあげた方がいいんじゃないかしら」
エッジ「おう、なら預かっとくぜ.............あっ、とろふわプリン。ヤター!(・∀・)」
〜30分後〜
フライヤ「..................お....遅いのう...........」
511名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 07:45:26 ID:HOFSINQo0
>>498-500がテラウザス!
このひらがなばっかりのヤツの元ネタって何?
512名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 08:33:40 ID:rkzK+SIn0
「100にんいるむら」っつってるんだからベストセラーのアレからでしょ。
513名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 08:36:16 ID:HOFSINQo0
100にんいるむらか、全然知らない
ググったらわかった
dクス
514名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 13:33:39 ID:29ZP71q+0
おうごめ、ネタ元あとで出そうと思って忘れてた。大元は100にんの村だけど
直接的なネタ元はここ↓
://www.geocities.jp/dondokodon41412002/index.html
「博士(はくし)がひゃくにんいるむら」

普通に読める程度までには漢字にしたつもりなんだけど読み辛かったらすまんよー。
515ユエダ(始まりの、終わり):2007/07/29(日) 14:26:52 ID:ZKHgoWY70

エア「…ユーフィー?」
ユフィ「・・・」
エア「ね、部屋にもどろ?そだ、苺のシロップ炭酸割り、作ってみよっか?」
ユヒ「…いっちゃうの?」
エア「え?」
ユヒ「…また、なぁんにも言わずに一人で」
エア「…それは」
ユヒ「っ、バカエアリス!置いてけぼりくらっちゃうニンゲンの気持ち、少しは考えろーーー!!」
(タンッ シュタッ タタタタタタタ…)
エア「追いかけ…られない、ニンジャ、さすがー…ごめん、ね」

(ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン)
ヴィンセント「朝から友達の家に奇襲をかける小学生か…今開ける」(ガチャッ)
クラウド「!ヴィンセント、なにが起こったんだ?」
ヴィ「なに、とは?」
クラ「このマンションで爆発音が聞こえたんだ」
ヴィ「…(酔って、寝てた)本当か?」
クラ「離れた場所からでも聞こえた、マンション住人も気付いてるだろう」
ヴィ「…(酒は本当に恐ろしいものだな、ルクレツィア)」
クラ「ところで…この部屋の女性達は何所へ言ったんだ?」
516テリスコ(始まりの、終わり):2007/07/29(日) 15:05:15 ID:+Y32UXd+0
スコール「見た感じ、特に変わったところは無いみたいだが」
テリー「なぁ、あれって夢だったのかな?」
スコール「に、してはリノア…じゃなくて、リアルだった」
テリ「だよな、振動で棚から武器が落ちてきたんだから…その、大丈夫か?」
スコ「そうだな…頭部に当たったらヤバかったな、オリハルコンの牙」
テリ「今度からはちゃんと袋にしまっとくよ」
スコ「…そうしてくれ」
?「…っぅわぁぁぁぁぁぁぁぁん」(シュタッ、シュッタ、ヒュゥゥゥゥゥ〜ン)
スコ「うわっ」(ドッン!)
?「どっこ見て歩いてるのさ!ハゲッ!!」(シュタッ タタタタッタ)
テリ「なんだよ!自分からぶつかって…(ハゲ? プッw)ス、スコールっだ、大丈夫ブブブブブっか」
スコ「(大丈夫、俺は、ハゲない…ハゲないぞ…)」
テリ「(うぷぷぷぷぷぷぷww)」
スコ「堂々と笑え…余計に傷つく」
517終わりの、始まり:2007/07/29(日) 19:57:26 ID:tLVIHRns0
エドガー「!」
ヴィンセント「…気がついたか?」
エドガー「あぁ…なにか大きな力が働いて..っ、空気が、変わった?」
ヴィ「何事にも、始まりと終わりがある、と聞く…ふん、誰が言ったか忘れたがな」
エド「そう、か…終わるのだな。…なぁ、ヴィンセント。私達はどうしてこの場所に集結したのだろうな?」
ヴィ「何処かの誰かが望んだから…としか今は言えんな。時間が来たようだ」

フライヤ「気が…コレは一体・・・?」
ゾーン・ソーン「身体がピリピリするでおじゃる(ごじゃる)よ」
ケフカ「ぬふふ〜。まるでド○ター・ペッ○ーの中に沈んでいるみたい」

エッジ「なぁ、おい」
シャド「判ってる…気を抜くな、何が起こるか予測がつかんぞ」
エッジ「ふっ、いわれなくとも!」

ロック「嫌な気配だな(まるで世界崩壊のような)」
ムーン「なにか…!もしやこれは」
フリオ「……」
マリベル「えっ?なになに?なにが始まるの?」

レノ「おいおいおい…勘弁しろよっ、と。」

ユフィ「っ!待てよゴルァァァァァァァァ!!勝手に呼び寄せといて勝手に終わらせるのかよォォォォ!!」
518終わりの、始まり:2007/07/29(日) 20:32:32 ID:tLVIHRns0
エア「終わるの、かな?」
ダガ「始まりなような気もします」
エア「どっちにしても、一度、帰らなきゃ、ね」
ダガ「ふふふ」
エア「?」
ダガ「楽しかった…」
エア「わたしも」
ダガ「花言葉も教えてもらったし」
エア「ふふっ、活用してね」
ダガ「エアリス..(スッ)これ、わたし、うぅん、多分皆から」
エア「!アネモネ…可愛い、ありがとう」
ダガ「花言葉、知ってる?」
エア「もっちろん!紫のアネモネの花言葉は、ね…


『あなたを信じて待っている』
519名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/30(月) 02:13:07 ID:VUvV2vm60
aghe
520セクシー 醒めない夢編 1/17:2007/07/30(月) 09:38:18 ID:zcAOWXTD0
ク「……。ん…
 シー、モア…。起き…てる…?」
シー「…なん…ですか…?」
ク「ダメージ、きつすぎて…ぜんぜん、回復、しない…
 動けないし…おなか、へった…」
シー「…ええ…そうですね…」
ク「…あの、ね…」
シー「はい…?」
ク「止まっ、たら…ごめん」
シー「…私も…消えたら、すみません…」
ク「ん…。眠い…」
シー「……」
ク「……」

 * * *

フライヤ「…遅い。遅い…。遅すぎる。ケフカのやつめ、一体なにをしておるのじゃ!」
ゾーン「あれがいないと、平和でいいでおじゃ〜る」
ソーン「あれがいないと、静かでいいでごじゃ〜る」
フライヤ「悠長なことを言っておるでない! おそらく、なにかあったのじゃ。探しにゆくぞ」
ゾーン「嫌でおじゃる〜!」
ソーン「嫌でごじゃる〜!」
フライヤ「わがままを申すでないっ。一応、フェニックスの尾も持っていくとしよう。
 先程の爆発のような轟音といい、近頃はなにかおかしい。くれぐれも用心するのじゃ」
ゾーン「嫌でおじゃる、我らは不安なのでおじゃる!」
ソーン「なにやらすーすーするのでごじゃる!」
フライヤ「すーすー? …悪いが、私にはその感覚は良くわからぬのう…。
 とにかくケフカを探しに行くのじゃ。それともおぬしたちふたりで留守番をするか?
 私もケフカもおらぬときに、何者かが襲ってきても知らぬが…」
ゾーン「や、やっぱり我らも行くでおじゃる〜!」
ソーン「早く行くでごじゃる〜!」
フライヤ「(…やれやれ)」
521セクシー 醒めない夢編 2/17:2007/07/30(月) 09:39:05 ID:zcAOWXTD0
 * * *

フライヤ「しかし…ケフカのやつめ、どこへ行ったのじゃ」
ゾーン「コンビニの者によると、ずいぶん前に店に来て」
ソーン「なにやら怒鳴り散らしながら出て行ったようでごじゃるな」
フライヤ「仕方ないのう。こうなれば虱潰し…む? いや、待て。
 機嫌が悪いとき、あやつがどのような行動にでるか考えればよいのじゃ…。
 毒はない、欲しい物は買えない、何かを得ることで欲求を満たすことが出来ぬとなれば」
ゾ/ソ「「?」」
フライヤ「わからぬか。おこちゃまの思考回路じゃ。物事があまりにうまくいかぬとき、
 あやつが考えるのは…誰かへの八つ当たりじゃ!」
ゾーン「…最悪でおじゃる」
フライヤ「これ、わかりきったことを言うでない。私やおぬしらは、あやつにとってみれば、
 面倒な家事を任せきれる都合のいい存在のはず。八つ当たりの対象にはならぬ…。
 逆に、選ばれそうなのは…見ず知らずの人間より、あやつが嫌っておる人間…」
ソーン「ひょっとして、目玉が縦の生き物とか」
フライヤ「うむ、可能性は高そうじゃ」
ゾーン「クジャ様の部屋でおじゃるか!?」
フライヤ「そういうことじゃ。行くぞ。確かクジャめの部屋は、その突き当りを左に行った…」
ソーン「クジャ様が危ないでごじゃる〜!」
ゾーン「でも、クジャ様も怖いでおじゃる〜」
ソーン「でも、クジャ様が心配でごじゃる〜」
フライヤ「まあ、待て。そんなに焦らずとも…」
ゾーン「やっぱり早く行くでおじゃる〜!!」
ソーン「先に行くでごじゃる〜!!」
フライヤ「これ、あまり廊下を走るでない! …まったく、いつまでこのような生活が…」

ゾ/ソ「「キャーーーーーー!!!!」」

フライヤ「!? ど、どうした!? なにがあったのじゃ…
 ………!! こ、これは」
522セクシー 醒めない夢編 3/17:2007/07/30(月) 09:40:03 ID:zcAOWXTD0
 * * *

フライヤ「…それで、おぬしらの部屋がただの瓦礫と化しているさまを発見したのじゃ。
 おぬしら…シーモア殿とクジャは、見つけやすいところに倒れておったから、
 フェニックスの尾とリジェネである程度回復できたが、残るセフィロス殿をどうにか掘り当ててみれば
 戦闘不能どころか死亡しておっての。フェニックスの尾も効かぬ。
 そのうちに私の魔力も切れて、レーゼの風が使えず、これはまずいと思っていたところに」
テリー「俺たちが通りかかったんだ。俺はテリー、こっちがスコール。この部屋に2人で住んでいる」
スコール「そういうことだ。(…さも自分のおかげ、みたいな言い方をするな…。
 笑い続けるテリーに切れた俺が、テリーを部屋の外まで追いかけていただけなのに)」
テリー「俺のザオリクであっちの、長い銀髪のやつは蘇生できた。それで…」
スコール「俺がケアルガを使って、あんた達を回復した」
シーモア「…なるほど。助けていただき、ありがとうございました」
クジャ「なんだか迷惑をかけたみたいだね。ありがとう」
セフィロス「……」
シーモア「ほら、セフィロスさんもお礼くらい言ったらどうですか」
セフィロス「…。世話になった。感謝する」
スコール「ああ(ぶっきらぼうだな…。ありがとうも言えないんじゃ、お姉ちゃんに叱られるぞ)」
テリー「起き上がって平気なのか?」
クジャ「魔力も回復してるし。もう大丈夫だよ」
シーモア「お世話になりました」
スコール「待て。(こいつら、さっきまで死に掛かっていたのは事実だ。それに…)
 大きな爆発音のようなものがした。何があったかくらい話してくれないか」
シーモア「なに、と言われましても…。ただ、全滅しただけですよ」
クジャ「そうだねえ、フレアスター、連続サンダガ、トランスアルテマ、最終異体アルテマ使って」
シーモア「すべて無効化されまして」
クジャ「で、ダークマターのオーディーンに斬られて吹っ飛ばされて」
セフィロス「…そのあとの緑の光、恐らくこれが最大の爆発音で、古代種のホーリーだ。トドメだな」
フライヤ「お、お、おぬしら、いったいナニと戦ったのじゃ…」
クジャ「…ガーネットと、もう1人。女の子」
フライヤ「……」
テリー「ん? お、おい、フライヤ、石になってしまったぞ!?」
523セクシー 醒めない夢編 4/17:2007/07/30(月) 09:41:08 ID:zcAOWXTD0
スコール「(気持ちはわかるがな…。俺も石化しそうだ…)」
シーモア「エスナ」
フライヤ「…はっ。わ、私は何も聞いておらぬ。空耳じゃ」
クジャ「ところでさ、ゾーンとソーンは?」
スコール「(怪我人の傍なのに、あまりに騒がしかったからスリプルで…)別の部屋で寝ている」
クジャ「ふうん…。ねえ、セフィロス…」
セフィロス「これ以上質問がないなら、帰るぞ」
テリー「随分と急ぐんだな。あんな部屋に帰るつもりか?」
セフィロス「今までも何度か壊れたことはあるのでな」
シーモア「…セフィロスさん?」
スコール「今日くらい泊まっていくのは構わないぞ」
セフィロス「気持ちはありがたいが結構だ」
クジャ「ボソボソ(ねえシーモア、セフィロスやっぱり変だよねぇ…)」
シーモア「ボソボソ(やはりあの、古代種という女性の事が…)」
テリー「出て行くって言うなら止める気はないぜ。だが、邪魔だからこれだけは持っていけ」
セフィロス「それは!」 っ【正宗】
スコール「(今何が起きているか、そんなことに興味はない。…しかし)何かをやるなら、しくじるな」
テリー「行くならさっさと行けよ」
フライヤ「…まわりに迷惑をかけるでないぞ」

 * * *

ダガー「ええ。エアリスも、ユフィも、ここに来て知り合った、私の大切な友人なのです」
マーサ「……。あなたも、あなたのご友人も、とても優しい人なのですね。
 優しさは凶器になることもある。でも、それは、強い心で受け止められる…」
ダガー「?」
マーサ「私は最早、命尽きた身。あなたのご友人の…エアリスさんと同じように」
ダガー「…え……? なに、を…?」
マーサ「大丈夫。信じるの、求める道を。彼らも今、あなたと同じ道を探している」
ダガー「彼ら…?」

 * * *
524セクシー 醒めない夢編 5/17:2007/07/30(月) 09:42:07 ID:zcAOWXTD0
シー「…部屋に、帰ってきたのはいいですが…。これはまた見事な瓦礫の山ですね」
ク「で。これからどうするのさ、セフィロス」
セ「……。そういえばお前たちは、刺し殺され、死んだはずの娘が
 ここにいると聞いても、全く驚かなかったな」
シー「私と同じような『死人』なのかと思いましたし、別に驚くことは」
ク「セフィロスだってシーモアだって、一度死んだって言うしねぇ」
セ「…そうだ。私はジェノバの力で復活した。しかし…」
シー「彼女、もうすぐ消えますね。というより、今はこの場の不可思議な魔力要素によって、
 意識を持った自我のみが、奇跡的に存在を保っている状態」
ク「この場所も、長くは持たないようだし」
セ「……」
ク「セフィロス。君は幸せだと思うよ。償う機会に恵まれているのだからね」
セ「あの娘はジェノバではない。私のようにはいかない…」
シー「私を誰だと思っているのです? エボン寺院老師・司宮卿にしてマカラーニャ僧官長、
 異界の守護者たるグアド族の長、その実態は次代の『シン』にしてユウナさんの夫(予定)!」
ク「魂があるなら、器に込めればいいだけさ。何かを作り出すというのは、
 意外と難しいことではないんだよ。ガーネットには、いろいろ迷惑もかけたからねえ」
シー「こうなれば腐れ縁です。若き召喚士は大切にしなければなりませんし」
ク「もう一度聞くよ。これからどうするんだい、セフィロス?」
セ「……。すまん」

 * * *

マーサ「身を母なる闇に捧げ星を読む片翼の天使、虚ろの魂に美と希望を抱いた銀の人形、
 そして、命の源を操り愛に生く死の守護者」
ダガー「(…銀の、人形? もしや…)」
マーサ「それから、もちろん、あなたのご友人も。今、この場所は安定していない。
 だけど、逆に言えば、天から落ちてきた一人の少女を、繋ぎとめることも出来る筈」
ダガー「エアリスは…。私の、たいせつな友人だわ。エアリスと、ユフィと、もっと一緒にいたい。
 別れのときがくるとしても、まだ早すぎる。そのために、できることがあるなら――」

 * * *
525セクシー 醒めない夢編 6/17:2007/07/30(月) 09:47:13 ID:2AWXY0qaO
ユフィ「…グスッ…。エアリス…なんなんだよ、畜生…。なんなんだよ、ここはあ!
 期待させといて…もう、消えちゃうなんて…そんなの…そんなの…!」
?「…だから…まず…が…」
?「それを…で…ジェノバを…」
ユフィ「!? (ジェノバ? 今の声、まさか…。ドコから?)」
?「…で………エアリスを…」
ユフィ「(エアリスだって!?)…見つけた! そんなところで、何の話してるんだ、アンタらっ!!」
セフィロス「ニンジャ娘か。何の用だ。遊び相手が欲しいなら失せろ」
ユフィ「なんだって!? わかった、アンタらエアリスにコテンパンにのされて、復讐してやる、とか
 思ってるんだろ!? 残念でした、このユフィちゃんに知られちゃったからには、もう…」
クジャ「ねえ。君、エアリスって子の友達、だっけ?」
ユフィ「そうだよ、そんでもって、仲間だ!」
シーモア「…セフィロスさん。使えますよ。たぶん。彼女」
ユフィ「はあ? 使えるって…なにに…?(って、ちょっと、これヤバくない…?
 まさか人質とか言い出さないよね? 3対1とか流石のアタシも…)」
セフィロス「そうか…娘。貴様、私に散々貢がせておきながらあっさり交換条件を破棄しおって」
ユフィ「あ、あれは、しょーがなかったんだよっ! アタシも頑張ったんだよ? でも…」
セフィロス「結果として、貴様が報酬ぶんの義務を怠ったことに代わりはない。
 正宗の錆にしてやる、と言いたいところだが、貴様は運がいい。…協力しろ」
ユフィ「ケッ! アンタなんかに協力するくらいなら、アタシは…」
ダガー「ユフィ!」 タタタ…
ユフィ「ダガー!? ちょ、ちょっと待った! 今ここは戦場になる3秒前で」
ダガー「…クジャ。それから、セフィロスさんに、シーモアさん…でしたね。
 ある方に、あなた方ならエアリスを助けられるかもしれない、と聞きました」
クジャ「ある方?」
ユフィ「な、なにそれ…。どういうこと?」
シーモア「…これは…死の香りか。貴女は今まで死者と語らっていた。そうでしょう」
ダガー「ええ、その通りです」
ユフィ「え? え? ちょっと…」
セフィロス「あのホーリーだがな。古代種の娘の魔力というより、星の力が上乗せされたものだ。
 星め、どこまでも私を嫌うらしい。ならばたまには、星の摂理に逆らってやるのも
 面白いと思っただけだ。あの古代種の娘を復活させる。まずは携帯電話を貸せ」
526セクシー 醒めない夢編 7/17:2007/07/30(月) 09:48:38 ID:2AWXY0qaO
 * * *

エアリス「あれ? …ダガー? マーサさん?
 …おかしいな。部屋、わたし一人…。ヴィンセント達も、いない…」

   ダダダダダ…

ユフィ「エアリス! よ、良かった、見つかった〜!」
エアリス「あ、ユフィ! どうしたの? 汗、すごいよ。冷たいもの、飲んで…」
ユフィ「そんなことはどうでもいいの! ねえ、エアリス。アタシたち、友達だよね!」
エアリス「え? うん。もちろん!」
ユフィ「よし! じゃ、できるできないじゃなくて、やりたいか、やりたくないか、で答えて。
 エアリスと、ダガーと、アタシと、3人! ずっと、一緒にいたいと思う?」
エアリス「……。もちろん。友達、だもん。だけど…」
ユフィ「ん、そこまでっ! だけど、のあとは、ナシで。ダガーもアタシも…
 あと、セフィロスも、クジャとシーモアってやつも、それから、クラウドも!
 みんなみんな、エアリスのこと大事だから。エアリスのためにがんばるから!」
エアリス「ユフィ…。ありがとう。…忘れない、よ。星に還っても、絶対…」
ユフィ「ちが〜う! 星には還してやらないっ。もっと一緒にいたいんだ!」
エアリス「だめ、だって…わたし…」
ユフィ「だいじょーぶ! 天才ユフィちゃんを信じなさいって。エアリス、こっち来て!」
エアリス「あっ、ユフィ、待って!」

 * * *
527セクシー 醒めない夢編 8/11:2007/07/30(月) 09:51:36 ID:2AWXY0qaO
クラウド「依頼の品。これで良いのか?」
セフィロス「間違いない。…魔力を注ぎ込めば使えるだろう」
クジャ「へえ。これなら『器』もつくれそうだね」
セフィロス「では、電話で話した通り、次の仕事だ。暴れるヴィンセントに超級武神破斬を叩き込め」
クラウド「既に、同室のレノとエドガーという男が見張っているはずだが」
セフィロス「エンシェントマテリアが、これと反応しないとも限らん。乱入されては面倒だ」
クラウド「…セフィロス、エアリスにもしものことがあったら」
セフィロス「あったら、なんだ? 失敗したらあの娘は再び星に還る。それだけだ」
クラウド「…。そう、だな…。ヴィンセントのところへ行ってくる」
クジャ「セフィロス。これ、さっさと動かしてくれないかな。クラウド君が持ってきた、この…」
セフィロス「アルティメイトマテリア。大空洞で母が私にくれたもの…
 この巨大なマテリアの中に入れば、私は母と完全融合(リユニオン)を果たし、
 大いなる力を手に入れ、すぐに復活すると」
シーモア「使わなかったのは正解ですよ。母君と話もできなくなって得る力なら、ないほうがいい」
セフィロス「全くだ。…動かすぞ。魔力をいれる」
クジャ「あれ、シーモア。あっちの準備は? …というか、あの双子は」
シーモア「魔方陣を描いていらっしゃいますよ。それはもう、一生懸命に」
クジャ「…ガーネット姫のときは成功したのだから、なんとかなると思うのだけど…」
シーモア「エアリスさんは…。今、非常に不安定な状態です。
 幻光体でも死人でも幽霊でもない。幻光虫がふわふわと『意思』を成しているだけの、いわば幻」
クジャ「『魂の器』を作っても、そこにいれられるのは『魂』だけ。
 今の彼女をそのまま『器』に入れても、『器』に飲まれて消えてしまう…」
ゾーン「クジャ様〜!」
ソーン「準備できたでごじゃる〜!」
クジャ「…。最初の一手を彼らに任せるのが、不安要素ではあるけどね」
シーモア「彼らは…『魂』を抽出した経験は?」
クジャ「ないよ。ガーネットの体から『召喚獣』を抽出しただけさ。
 だけど、幻のような『意思』から、エアリスの『魂』を抽出するのは、彼ら以外には無理そうだしねえ」
シーモア「少しだけでも魂のかけらを抽出できれば、あとは私がフォローしますよ。
 幻光虫の扱いには長けていますから」
クジャ「よろしくね。…フフフ、あの双子、使えないから」
セフィロス「クジャ。こっちへ」
528セクシー 醒めない夢編 9/17:2007/07/30(月) 09:53:51 ID:2AWXY0qaO
クジャ「すごいね。アルティメイトマテリア…。人ひとり入れるような…エネルギーの結晶か。
 光ってる。セフィロスが動かしてるんだよね?」
セフィロス「…つくれるか? このマテリアを媒介に、あるいは材料にして、この中に」
クジャ「アハハハ! 僕を誰だと思ってるんだい? 僕もこうやってつくられたのだよ?」
セフィロス「…すまんな。嫌な仕事だろう」
クジャ「いいから、セフィロスは黙ってコレに魔力をいれる。マテリアを使えるのは君だけなのだから。
 …そして、『魂の器』をつくれるのは、僕だけ」
セフィロス「『器』にいれられる『魂』…古代種の娘の情報。
 私の中のジェノバの、記憶認識と擬態能力を逆流させる。準備はいいか?」
クジャ「それに従って『器』をつくれば、栗毛三編みにリボンをつけた、可愛い女の子の姿になる。
 セフィロスさえ間違えなければうまくいくはずだよ」
セフィロス「よし。はじめるぞ」

 * * *

ユフィ「着いたぞ〜! 本日のゲスト、とうちゃ〜く!」
エアリス「ユフィ、…これ、って…」
ユフィ「なんだか知らないけど、セフィロスもアタシも、揃って反抗期迎えちゃったんだよね〜。星に」
エアリス「……」
シーモア「お待ちしておりましたよ。どうぞこちらへ」
エアリス「ええと、わたし…」
シーモア「まず、そのふわふわと頼りない幻光虫を結びなおします。純粋な貴女の『魂』として」
エアリス「…わたしのために、こんな…どうして」
シーモア「ひとつくらい…『醒めない夢』があってもいいだろうと、思ったもので」
エアリス「え?」
ゾーン「ここに寝てほしいでおじゃる」
エアリス「う、うん。あなたたちは」
ソーン「クジャ様に頼まれたでごじゃる!」
ゾーン「大事な役目でおじゃる!」
ソーン「それじゃ、はじめるでごじゃるよ」
ユフィ「ね、エアリス! 絶対大丈夫だから。ねっ!!」
エアリス「…。うん、ユフィ、みんな、ありがと」
529セクシー 醒めない夢編 10/17:2007/07/30(月) 09:54:10 ID:zcAOWXTD0
 * * *

ダガー「…」
フライヤ「ダガーよ…。不安か?」
ダガー「…いいえ。大丈夫。きっとうまくやれるわ」
フライヤ「その石、アルティメイトマテリアと言ったか」
ダガー「ええ。手のひらに収まるくらいの欠片だけど。これが…絆になる」

 * * *

ゾーン「清らかな魂よ!」
ソーン「穢れ無き力よ!」
ゾーン「いま此処に黄泉の果てから解き放たん!」
ソーン「いま此処に現世の大地へ舞い戻らん!」
シーモア「…! 幻光虫が、まるで帯のように…いや、違う…? 緑の光、…これは…。
 フフ…クジャさん、あなたはこれが終わったら彼らへの評価を改めるべきですよ。
 さあ、大気に溶け、大地に息衝く幻光虫よ。彼女の魂を支え、新たなる生の礎となれ!」

* * *

クジャ「…魂の、器は…君は…違う、器は…彼女に取り込まれるのではない、彼女と一緒に…」
セフィロス「…おい、まだか…? 魔力が、もう、持たんぞ…?」
クジャ「英雄が、情けないよ…。これだけ、大掛かりなこと、仕掛けておいて…
 魔力尽きたから失敗しました、じゃ、洒落に、ならないだろう…?」
セフィロス「全くだが…。消耗では、貴様も、似たようなものだろうが…」
クジャ「…。ガーネット、に…借りも、あるけれど…。それだけじゃ、なくてね…」
セフィロス「……?」
クジャ「言ってみたい言葉があるんだよ…。僕にも…」
セフィロス「…いつかの、あの猿か…」
クジャ「そう…。…だから…。器は…。彼女と一緒に…生きるんだ」

 * * *
530セクシー 醒めない夢編 11/17:2007/07/30(月) 09:55:06 ID:zcAOWXTD0
マーサ「…ここは夢の集う場所…。生も死も超えた夢のような場所。
 …私は…きっと、あのお嬢さんを助けるために、神につかわされたのね。
 だから。…あなた、もう少しだけ、待っていてください」

 * * *

(…。呼んで、る…声…
 誰? …黒い、髪の。戦士…? さがしてる…?)

 * * *

クジャ「で、できたよ…! 『魂の器』! どこからどう見ても、これ、あの子、エアリスだよ。
 我ながら、完璧だよ、顔立ちから、服装まで…。まるであの子が、眠ってるみたいじゃないか」
セフィロス「…貴様…。最初は、3分でできると、言っていたではないか…」
クジャ「それは…。セフィロスが、途中で、バテたせいだよ」
セフィロス「15分もかかっておいて言いたいことはそれだけか…!」
シーモア「クジャさん! 終わりましたか?」
セフィロス「シーモア? それは…ライフストリームが、集まって…?」
クジャ「ああ、それが『魂』だね。…セフィロス、シーモア、どいて…。突っ込むよ」
セフィロス「お、おい、そんな、乱暴な」
シーモア「い、今更ですが、大丈夫なのでしょうね?」
クジャ「んー…。いや、実は、僕自身、やったことはないのだよ…。
 テラでガーランドがジタンを倒すのを、遠くから見ていただけで…」
セ/シー「「……」」
クジャ「どうしたんだい…? まさか、この僕が失敗するとでも?」
セフィロス「た、お…ちょ、待て、倒すとはなんだ、倒すとは…!」
シーモア「そそそ、そういう大事な事は先に言ってくださいよ!」
クジャ「心配は要らないよ…。だいたいそんなの、先に言ったって、どうにもならないじゃないか。
 あの禿にできたことが、僕にできない筈はない…
 さあ、行くよ! その身よ、新たなる魂を迎える器となれッ!!」

 * * *
531セクシー 醒めない夢編 12/17:2007/07/30(月) 09:59:18 ID:2AWXY0qaO
 * * *

レノ「クラウド…。おまえ、遅いぞ、と…」
エドガー「加勢か? ありがたい。さっそくだが、彼を何とかしてくれないかな?」
クラウド「…本当にカオスになったのか、ヴィンセントは」
レノ「俺のピラミッドで閉じ込めてるが、限界だ。この調子で中から暴れられたら、あと1分ももたねぇ。
 あとは、実戦部隊に任せるぞ、と」
クラウド「エンシェントマテリアがアルティメイトマテリアに反応している…。つまり…
 今のところ、あいつらはしくじっていない。そういうことか」

 * * *

セフィロス「…おい、クジャ。大丈夫か!?」
クジャ「…ぅ…やっぱり…これ…管理者特権…だった…みたい…」
シーモア「いえ、大丈夫、『器』に『魂』は入ったようです。あとは私が定着させます」
クジャ「……。よろしく…」
セフィロス「おまえは、しばらく休んでいろ…。…成功、するか?」
シーモア「おそらく。心臓、動いてますし。息もしています!」
セフィロス「…フッ…一時は、どうなることかと思ったが…。うまくいったようだな…」
シーモア「ただ、もう、目覚めてもいいはずなのですが。眠ったままですね」
セフィロス「…おそらく、精神がライフストリームに飛んでいるだけだろう…。
 呼び戻すのは、私たちの役目ではないからな…」

 * * *

(…離れて、しまったの? たいせつなひと…?
 あなたは…
 ううん、だいじょぶ。…ね。心、つながってたら、また会える…。
 声…聞こえる。…呼んでる。わかる…
 わたし、行くね。あなたも、きっと、すぐ…マーサさんに、会える)

 * * *
532セクシー 醒めない夢編 13/17:2007/07/30(月) 10:01:19 ID:2AWXY0qaO
ユフィ「エアリス〜っ!!」
ダガー「エアリス、エアリス、起きて!」
ユフィ「エ〜ア〜リ〜…あイタッ! なにすんだよ!」
シーモア「もう少し静かにお願いできませんか? その…セフィロスさんが死に掛けていますので」
ダガー「…ご、ごめんなさい」
ユフィ「か〜っ、情けないなあ! たかが5、6万のMP使っただけだろ?」
セフィロス「な、なにが、たかがだ、なにが…。二度と『HPMPいれかえ』などつけるものか…」
ダガー「(5、6万…。すごい方なのね…)」
シーモア「ついでに言うと、クジャさんもぶっ倒れていますので」
ダガー「そういえば、フライヤが介抱すると言って引きずっていったけど…」
シーモア「…。できれば、静かに呼んであげてくださいますか」
ユフィ「でもさ〜。エアリス、ホントにただ、寝てるだけみたいじゃん。普通にさ。
 静かに呼んだって…ほら、目、あいて…? こっち、見てる? って、エアリス!?」
エアリス「…ユフィ? ダガー…?」
ダガー「エアリス!! 起きたのね!!」
ユフィ「エアリス〜〜!!!!!」
セフィロス「…あ、頭に響く…ッ」
シーモア「ケアルかけましょうか、セフィロスさん」
エアリス「わたし…。ちゃんと、ここにいる…?」
ユフィ「そーだよ! エアリス、ちゃんと…生きっ…!!」
ダガー「エアリス、大丈夫? どこか痛かったり、変だったり、しない?」
エアリス「ううん。だいじょぶ。わたし、ここならこうして、生きていられるんだ…」
ユフィ「『ここなら』?」
エアリス「うん、ここ、ライフストリームに近い場所…。夢、みたいなところ。
 ほんとの世界じゃない、けど。だから、ここなら、生きていられる」
ダガー「それは…私たちがこの空間から出たら、会えなくなるということね」
エアリス「……」
セフィロス「感動の再開はそこまでにしろ。続きだ」
エアリス「え?」
ユフィ「も、もうやるの!?」
シーモア「アルティメイトマテリアに強い魔力が残っているうちに。
 …貴女を『祈り子』に変え、召喚獣として確立します」
533セクシー 醒めない夢編 14/17:2007/07/30(月) 10:02:30 ID:2AWXY0qaO
エアリス「え? わたしが…?」
シーモア「通常祈り子と化したものは、祈り子像となった体に魂を縛られることとなりますが、
 貴女の身体はマテリアからつくられた『器』。それならば、魂のみを祈り子に変えることが出来ます」
エアリス「…? え、ええと」
ダガー「その後、このアルティメイトマテリアのかけらを、エアリスの為の召喚石にするの。
 このマンションから出たら…私がエアリスを呼ぶわ。私、マダイン・サリの召喚士だもの!」
エアリス「つまり…。わたし、召喚獣になって、ダガーに、召喚してもらう?」
セフィロス「そういうことだ。ようやく、祈り子になれる程度に貴様の存在が安定したからな」
シーモア「そのマテリアのかけらが、『祈り子のかけら』となります」
ユフィ「ね、エアリス。アタシには難しくて、結局イマイチよくわかんないんだけど。
 今、エアリスは、夢の中で好き放題遊べるようになったじゃん? だからさ。
 次は夢の中じゃなくて、こんなマンションさっさと抜け出して、一緒に星の上で遊ぼうよ!」
ダガー「そうよ、エアリス。私の国に遊びに来て、3人で飛空艇に乗るの! 約束じゃない!」
エアリス「うん…。あのね、ほんとに、みんな、ありがとう」
セフィロス「わからんぞ。シーモアのことだ、うっかり失敗しないとも限らん」
シーモア「…セフィロスさん。あとで見ていなさい。
 では…。あなたは夢見る祈り子になる。行きますよ…!」
エアリス「…っ!」

 * * *
534セクシー 醒めない夢編 15/17:2007/07/30(月) 10:02:54 ID:zcAOWXTD0
クジャ「…あれ? ここ、どこ…?」
フライヤ「おお、気がついたか」
クジャ「ちょ…ちょっと。待って。結局どうなったんだい?」
ダガー「シーモアさんが、エアリスを、祈り子という召喚獣のようなものにしてくださったのです。
 そのあと彼も、力を使い果たしたということで意識を失われてしまいましたが、
 セフィロスさんがあのマテリアの欠片に、祈り子としてのエアリスさんを焼き付けてくださって。
 彼もすぐ倒れてしまわれたけど」
クジャ「う、うん。えーと、じゃあ…。とりあえず僕は成功して…」
ダガー「それから、ゾーンとソーンがマテリアを召喚石として完成させてくれました。
 …私から奪った召喚獣を石に閉じ込めるより簡単だと言っていたわ」
クジャ「(よ、余計なことを…!!)」
ダガー「そして、エアリスと私で交感して…契約したわ。
 いつでも、たいせつな友人として、呼び出せるように」
クジャ「…って、ことは」
フライヤ「おぬしら、ひとりの娘を救ったそうではないか。ほんの少しじゃが、見直したぞ」
クジャ「成功? 全部…?
 セ、セフィロスとシーモアは? エアリスは? あと、ユフィという子と、ゾーンとソーン…」
フライヤ「おぬしの仲間はまだ2人とも、おぬしの隣で寝ておるが」
クジャ「…ああ、本当だ。気付かなかったよ」
ダガー「エアリスは、用事があると言ってさっき出かけたわ。すぐ戻ってくるって。
 ユフィはエアリスを待っていたけど、騒ぎ疲れたのか少し眠ってしまっているみたい」
フライヤ「ゾーンとソーンは押入れの中で眠っておる。
 それからの、ここはスコールとテリーの部屋じゃ。今、彼らは怪我人の介抱をしておるが、
 あとできちんと礼を言っておくのじゃ」
クジャ「怪我人?」
フライヤ「デリバリーのクラウド、それと、エドガー殿に、レノ、ヴィンセント…だったか」
クジャ「(うわ、それって…。)ああ、もういいや。僕は、悪いけどもう一回寝かせてもら…」
ダガー「クジャ。あなたにひとつ、聞きたいことがあります!」
クジャ「…なんだい?」
ダガー「エアリスを、助けてくれた理由はなんですか?」

 * * *
535セクシー 醒めない夢編 16/17:2007/07/30(月) 10:03:56 ID:zcAOWXTD0
エアリス「ありがとう。わたしのこと、助けて、くれた。だよね?」
マーサ「ええ…。でも、私が為したのは、ほんの些細なことだけ」
エアリス「それでも、助けてくれたことに、変わりないから。お礼、言いたくて。…それと」
マーサ「?」
エアリス「わたし、ライフストリームの中で…星の、命の流れの中で。
 戦士のようなひと、見つけた。黒い髪で、たくましい…。
 背中を向けていたから、お髭生やしてるかどうかは、わからなかったけど」
マーサ「それは…!」
エアリス「あなたのこと、探してるって、言ってた。だから…」
マーサ「ありがとう。…ありがとう、心優しいお嬢さん。
 神はやはり、あなたが消えることをお許しにならなかったのだわ。これはきっとさだめられたこと」
エアリス「マーサさん…」
マーサ「さあ、あなたのいるべき場所は、ここではないわ。あなたを待っている人たちがいる」
エアリス「うん。…わたし、あなたのこと、忘れない。ぜったい」

 * * *

ヴィンセント「…私は何をしていたのだ?」
クラウド「察しろ、といって、察しられないか?」
エドガー「凄まじい暴れっぷりだった。途中から、君が君であることを忘れたほどだよ」
レノ「俺のあばら何本折ったと思ってるんだ、おまえは、と」
ヴィンセント「いや…。すまない…」
クラウド「…まあ、構わないさ。散々怪我をしたのも、無駄にはならなかったからな」

 * * *

エアリス「ジョーキ、機関?」
ダガー「ええ、そうよ。新しい動力の飛空艇なの。リンドブルムと言う国が開発して、
 水をもとにして空を飛ぶらしいの。詳しい仕組みは私もよくわからないのだけど」
ユフィ「水ぅ!? 魔晄と比べても随分手軽だなー」
エアリス「ね、ダガー、是非乗せて、ね。うわあ、楽しみ。飛空艇、かあ…」
536セクシー 醒めない夢編 17/17:2007/07/30(月) 10:04:33 ID:zcAOWXTD0
 * * *

シーモア「若い女性の喜びはしゃぐ声…。良いもの見ましたね」
セフィロス「チェリー老師が何を言い出すかと思えば。おまえの髪はさくらんぼの象徴か」
シーモア「なんですって!? あなたこそ…」
クジャ「ほら、口より手を動かす。愛を知らないものが愛を語るなんておこがましいよ」
セ/シー「「黙れ淫乱ジェノム!!」」
クジャ「おお怖い。負け犬の遠吠えだね、アハハ」
シーモア「…本気で怒りますよ?」
セフィロス「そもそも、あれだけあの娘のために苦労してやったのだ、
 あの娘自身が破壊の限りを尽くしたこの部屋の掃除くらい、手伝うべきではないのか!?」
クジャ「自業自得と一蹴されたのはセフィロスじゃないか」
シーモア「セフィロスさん、手、止まってますよ」
セフィロス「わかっている!」
クジャ「壁、ないところ、どうしようか?」
セフィロス「瓦礫を積んでおけ」
クジャ「いいアイデアだね」

 ―― エアリスを、助けてくれた理由 ――

スコール「…!!」
テリー「どうした、スコール」
スコール「(最近魔法を使いすぎた。ケアルガが残り少ない…ジャンクションが…いや、ドローを…)
 テリー、おまえをカードにしたらなにができる?」
テリー「カ、カード!? なんの話だ!?」

 ―― 誰かを助けるのに 理由がいるかい? ――

???「…。
 ……。…………。うきーーーっ!!!!
 ぼくちんの、ぼくちんの出番がないなんて!!
 …シンジラレナーイ…」
537名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/30(月) 10:13:29 ID:TiRR8lbbO
笑いあり涙ありの良スレだな

つかケフカw
538名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/30(月) 13:32:06 ID:EVKxvpKDO
エアリスが出てからついてけなくなっちゃった
ネタスレ向けのキャラじゃないね
539名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/30(月) 16:40:17 ID:VUvV2vm60
容量がやばいな。
1000いくかどうか
540ユエダがエレヴィを... 1/3:2007/07/30(月) 18:44:06 ID:omNrwQUP0
ダガ「♪微笑み交わして 語り合い 落ち葉を踏んで歩いたね=v
ユフィ「きゃーっ! あはははははは! エアリスもちょっと右! そうそうそんな感じ!」
エア「こっち? こう?」
ユフィ「そうそうそうそう!」

エドガ「良い天気だな。ダガー嬢の歌声やユフィやエアリスの笑い声も実に爽やかで良い気分だ」
レノ「……あー……こんな日は」

(下階ベランダ)
ダガ「♪さあ でかけよう 思いでのあふれる……=v
エア「ねえユフィ、ちょっと、これ……辛いんだけど……」
ユフィ「あっ、まだだめーっ! あと三秒! さんっびょー!」
エア「んーっ、さん、に、いち! っはー! 次ダガー、ね!」
ダガ「わ、わたしも?」
ユフィ「とうっぜーん!」
エア・ユフィ「わ〜〜〜!脱がせ〜〜〜!!」
ダガ「まっ……キャ!」

(上階ベランダ)
エドガ「こんな日は城のテラスにテーブルを出してアイリッシュコーヒーでも飲みたいな」
レノ「いや、こんな日は外で野球がしたいぞ、と」
エドガ「……、なんでまた」
レノ「調査課には臨時の手当が出ることがあるんだ」
エドガ「ほう、それで?」
レノ「全員に分配したら一人頭の取り分が少なくなるだろ。野球の勝敗で貰う奴を半分にするんだぞ、と。合理的だろ」
エドガ「調査課は人数が多いんだな」
レノ「前はそんなにいなかった気がするんだが今は合計15人くらいいるぞ、と」
エドガ「おや? 足りなくないか」
レノ「足りない分はソルジャーを引っ張ってくる。もちろん金のことは内緒で」
エドガ「レノはどのポジションなんだ?」
レノ「ファースト。打順はトップだ、と」
エドガ「意外だな、ピッチャーじゃないのか」
541ユエダがエレヴィを... 2/3:2007/07/30(月) 18:45:40 ID:omNrwQUP0
レノ「ピッチャーは、仲間だったらシスネにやらせる。女だから力はあれだがコントロールがいい」
エドガ「女性ピッチャーか。格好良いな。レノはコントロール重視派か」
レノ「ストライク入らなくちゃ話にならねーからな、と」
エドガ「勝敗はどのくらいなんだ?」
レノ「まちまちだが、6:4てトコか。
  天気が良くないと野球できねーから、梅雨の季節の臨時手当は晴れるのをまったもんだ、と」
エドガ「確かに今日は野球日和だ」

ヴィン「……暑い……」

レノ「俺は何も聞こえなかったぞ、と。そういえやエドガー、お前王様なんだろ? 国はほっといて大丈夫なのか?
エドガ「うちの大臣は優秀だ。優秀すぎて乗っ取り陰謀の噂もでるくらいだ、はっはっは。
   前に色々あってほったらかした時は地中に埋まってても一年くらいもったから大丈夫だろう」
レノ「弟もいるんだっけか。このマンションにいるとか」
エドガ「そうなんだ。あいつがここにいるっていってたから私も来てみたんだが、しばらく立つのに
   あいつ影もみせやしない。本当にいるのだろうか」
レノ「どこかの部屋で閉じこまってるんじゃないか?」
エドガ「その言い方気に入ったのか? うーむ、一回全ての部屋を点検してみるか」
レノ「頑張ってくれよ、と」
エドガ「手伝ってくれ」
レノ「はっはっは。晩飯のデザートで手を打つぞ、と」
エドガ「うっ、デザートは……下のコンビニのプリンなら」
レノ「『卵たっぷりの濃厚プリン』な。220円のやつ」
エドガ「あれは普通のより高価なだけあって美味だ」
レノ「コンビニのプリンもバカに出来ない時代だ、と」

ダガ「やーだっ、ねっ ちょっ、もー! いい加減にしてー!」
ユフィ「何をゆうか〜! ホレホレ、ホ〜レ〜!」
ダガ「あんっ、ユフィ〜〜っ!」
エア「あははははっ、ほら、いくよ〜! こっち向いて〜!」
542ユエダがエレヴィを... 2/3:2007/07/30(月) 18:46:53 ID:omNrwQUP0
レノ「これは独り言だぞ、と。……生殺しだな。ここ手すりより向こうにゃ何故かでれねーし」
エドガ「これも独り言だ。……男というのは辛いな」
ヴィン「……暑いな……」
レノ「! ヴィンセント! それは言わないで、三人で現実逃避するって決めただろ、と!」
エドガ「そうだ! どんなに辛くてもこの状況を直視しないと誓い合っただろう!」
ヴィン「なッ、お前らだって今ッ……! 第一そんなもの誓い合っていない!」
レノ「大体お前が暑いのはんな分厚いマントなんざ羽織ってるからだッ!」
ヴィン「私にマントを脱げと言うのか! 公式にマントを脱いだ姿なんぞほぼ昔のタークス姿くらいしかないというのに!」
エドガ「ふッ、私もマントをつけているが、そんなには暑くないぞ!」
レノ「お前のマントぴらぴらだし体覆ってないもんなー」
エドガ「脱げないなら工夫をすればいいのさッ」
ヴィン「なるほど……薄くすればいいんだな」
エドガ「では下にいって生地を買ってくるか。女性達に頼めばマントくらい作って(ガッ)……」
レノ「……エドガーくん、忘れてはいけないな。窓は開かないぞ、と」
エドガ「そうだった……」
ヴィン「いつまでここにいれば良いのだろう」
エ・レ・ヴィ「…………………………」 
エ・レ「夏のバカヤロー!! /レノ「Σくォらヴィンセント! 一人だけ声を合わせないなんて俺がゆるさねーぞ!」
エドガ「さあヴィンセント! 三人でもう一度だ!」
ヴィン「っ、私はッ……!」

エア「今、上から『夏のバカヤロー』って聞こえたけど……なにかな?」
ユフィ「暑くて頭煮えたんでしょ。ほら、今度あたしのばーん♪ よろしくっ」
ダガ「よかったのかしら、三人ともベランダなんかに閉じ込めて」
ユフィ「いーのいーの。暑さなんかでくたばるような奴らじゃないって。
  こーんな可愛らしい乙女たちがしょっちゅう着たり脱いだり水着になったりキワドーイ姿になってるの、
  男どもなんてほっといたらゼーッタイ覗きにきちゃうでしょーがっ」
ダガ「でも、ベランダは暑いんじゃ?」
エア「あとでかき氷、持ってってあげよ。撮影会、さいかーい☆」  ユフィ「いえーい!」

エ・レ・ヴィ「 夏 の バ カ ヤ ロ ー(ボソッ(バカヤロー)!!」
                       ユエダがエレヴィをマンションのベランダに閉じ込めてみた・完
543名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/30(月) 18:57:33 ID:VUvV2vm60
飛び降りようとしたらいつの間にか
同じベランダに落ちてくるんだろうな。
544テリーとスコールとマーサ 1/2:2007/07/30(月) 20:36:48 ID:omNrwQUP0
 そよ風が吹く。たとえ死んでいたとしても風の感触、土の息吹の匂いは心地良い。
 まだ生きていたとしたら、この気持ちはもっと素晴らしいのだろうか、
 いいえ、そんなはずはない。ここは夢の世界、ひとときの、幻の地。生きていても死んでいても、
この風は何も変わるまい。
 彼女はそっと、目の前の毛むくじゃらに額を埋めた。ため息をついて、そして天空に叫んだ。

マーサ「………………私、なんで帰れないのーーーーーーーーーーあなたーーーーーーーー!!!!」

マーサ「叫んでも仕方がないわ、どうしましょう。なんだかしんみりお別れっぽいものをしてしまった以上
  エアリスさんたちのところへ戻るのは気が引けるわ」
アンクリュ『どこにも行かないで下さいよ、ずっとここにいて下さい』
スライン『そうだよ、マーサ! ずっとここにいればいいよ!』
マーサ「ありがとう、アンクリュ、スライン、でもそういうわけにはいかないの。私には…あの人が待っているから。ごめんなさいね」
ピーキー『マーサがいなくなると寂しいでしゅ…』
パペッタ『うんうん。寂しいよぅ、旦那さんもここにきて、ずーっと一緒に暮らせばいいのにぃ』
グレグレ『そーかッ、ボクたちでそのパパスさんを探してくればいーんだよッッ!』
ジョン『い、いいいい、いい、かんが、考え、考えだと、思う!お、おれ、ぱ、ぱぱぱぱぱる、さささがす!』
マーサ「ピーキー、パペッタ、グレグレ、ジョン、ありがとう。でも私も探してみたのよ。いないのよ」
ツムジン『ここの空間にはいないんでしょうか?』
マーサ「そうなのかしらね…」

テリー「ねえっさーんはーせかいのーひーかーりー♪ むしろーめーがみーのー化身〜♪ 希望の〜みーなーもーとー♪」」
スコール「ご機嫌だな(女神の化身は俺のお姉ちゃんだ)」
テリー「ああっ、なんだかすごく気分がいいんだ!近くにいい魔物がいっぱいいそうで――ってうわぁ!?」
スコール「なんだ!?このモンスターの群れは!? ここは中庭だったはずだ!」
テリー「 モ ン ス タ ー ハ ウ ス だ ぁ!! やった!大漁だぜ!」
スコール「それにしてもモンスターたちに敵意がないな……?」
テリー「言われてみれば…あれ、モンスターの中心に人が」
マーサ「あら、あなたたちは……」
テリー「あんたは……」
545テリーとスコールとマーサ 2/2:2007/07/30(月) 20:38:31 ID:omNrwQUP0
スライム「ピギーっ!!」
 スライム が おそいかかってきた! テリー と スコール は みがまえた!
 スライム のこうげ…マーサ の おしかり! マーサ「めっ!」
 スライム は おどろいて 立ちどまった!
マーサ「私たち、あなたの敵じゃないわ」
 マーサ の やさしさが スライム を つつみこむ…!
 なんと! スライム が 仲間 にして ほしそうに じっと マーサ を 見つめている!
マーサ「『仲間にしますか? →はい
                  いいえ』」
 スライム が マーサ の なかまになった!
テリー「!!!!!!!!」
マーサ「よしよし、あなたはスラッピンね」
スコール「すごいな……道具も使わず戦いもせずにモンスターを手なずけるとは。テリー、お前より上なんじゃないか…テリー?」

 テリー は 仲間(デシ)にしてほしそうに じっと マーサ を 見つめている!
546名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/31(火) 00:34:36 ID:nT9i7YAf0
敵密度が高いな
547名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/07/31(火) 21:21:16 ID:RadIUFmo0
480kb過ぎてるから書き込みなしで24時間たったら落ちたりしない?
548名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/01(水) 10:13:58 ID:GG9IwGSyO
あ、そうなの?
549名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/02(木) 12:14:21 ID:J8jEYk+d0
しないみたい
5501?:2007/08/02(木) 16:31:36 ID:DEbwzzm2O
ストラゴス「夜が更けてきたのぅ」
シャドウ「正気が闇に紛れている」
ストラゴス「くるか?」
シャドウ「おそらく」
ロック「なにぃ?」
シャドウ「きた!この邪悪な気配、まさしくセフィロス」
ストラゴス「どこじゃ?何処からくる!?」
ティナ「フフフ」
ロック「テ、ティナ?」
ティナ「闇の声が聞こえる」
ロック「ティナ、目が覚めたのか?」
ティナ「フフフ、フハハハハ!」
ロック「なにぃ!?」
ストラゴス「ぬぉ!コ、コレ!若い娘がなんちゅう格好でぇぇんハァハッハン!月明かりでぇん、体のラインが透けて見えとるぞぉ(笑」
ロック「あ・ほ・か!己は!」
シャドウ「ティナに意識はない、セフィロスに操られている」
ティナ「魔コウが私を呼ぶ、行かなくては」
ロック「ティナ!」
ツォン「ティナは壁を壊し隣の部屋にいった」
551名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/02(木) 16:40:31 ID:DEbwzzm2O
ロック「追うぞ!とりゃ!あ、ハハハ!壊れちまったぜ!」
セフィロス「フン、古い壁だ気にせんでもいい」
ストラゴス「お主がセフィロスか、なるほど英雄ぽい格好しておるな」
ロック「どうした?あんたの仲間たちは?違う部屋か!」
セフィロス「フフフ、お楽しみのために個室にさせてもらった」
ロック「そうだよなぁ?若い娘にイタヅラするのに人がいちゃマズイよなぁwwえぇぃ!?1stのエロソルジャーさんよぉ!」
セフィロス「フン、挑発してるつもりか?」
5523?:2007/08/02(木) 16:58:20 ID:DEbwzzm2O
ロック「お楽しみのとこ悪いがティナは返してもらうぜ?とりゃ!」
セフィ「フゥン!」
ツォン「凄まじいロックの回し蹴をセフィは苦もなく振り払う」
ロック「なぁ!?」
ツォン「ロックの体が空中で回転した!」
ロック「らぁー!」
セフィ「!?」
ツォン「その遠心力を利用してロックは延髄にたたき込む」
セフィ「ぐっ!」
ツォン「僅かに揺らいだセフィに追撃をたたき込む!」
ロック「特殊コマン・・ぐは!」
ツォン「特殊コマンドを叩きこむ瞬間、セフィの鋭い眼光がロックを射ぬいた!」
ロック「く・・・体が動かん!」
セフィ「フン!」
ロック「うっ!」
セフィ「この個室では私の魔コウは倍増している。お前の動きを封じるなど容易いこと」
ロック「フッ、動けなくしてからイタぶる気か、ますます変態だな!オッサン!」
セフィ「減らず口もそこまでだ、しね!」
ガシャーン!
ツォン「ベランダの窓から2つの影が飛び込んできた!」
553名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/02(木) 23:32:59 ID:HtSwdqANO
554名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/03(金) 02:59:52 ID:VWmkrUxJO
ストラゴスwww
555名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/03(金) 08:20:52 ID:IkpIBP/uO
つまらん
556名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/04(土) 12:23:09 ID:AfTmxdAaO
ツォン実況うざいw
557名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/06(月) 12:20:21 ID:Rs3UhhiuO
保守
558セクシー 単発小ネタ:2007/08/06(月) 20:52:21 ID:fZeLa01G0
ク「だいぶ片付いたねぇ…」
シー「…我ながら、よくぞここまでまともな部屋の状態を取り戻したというか…」
セ「慣れ、というやつか…?」
シー「最近この空間も不安定でしたから、不可思議な力がいい方向に働いたのも一因かと」
セ「場を保とうとする力、か」
ク「ね、ポッキー出てきたよ! お風呂の浴槽の蓋の下から」
セ「く、食えるのかそれは?」
ク「ちょうどいいから食べようよ。掃除したらお腹減ったし」
シー「そうですね。見たところ中身は無事ですし」
ク「…ポッキーといえばポッキーゲームだよねぇ。それなのに…」
シー「なんですか、その失望したような目は」
ク「…この僕がひとり寂しくポッキーを食べるしかないなんて」
シー「言いたいことがあるならハッキリと…」
セ「あなたも私もポッキー! あなたも私もポッキー!」(AA略
ク「ふぇっ!? …うっ、ビックリして、ポッキー、詰まった、喉…」
シー「せ、せ…セフィロスさん…!?」
セ「はっ…わ、私は何を」
ク「ゲホッ…ど、どう、したの、そんなに僕とポッキーゲームしたかったの?」
セ「いや、体が勝手に…! 以前にも似たような事をやったような…」
シー「以前、て…あなた英雄でしょう!? 宴会芸じゃあるまいし」
ク「や、宴会でもしない、って、そんなの…」
セ「す、すまん。急に六畳程の狭い部屋とチョコボのビジョンが脳裏に」
シー「…はぁ。まあ、平行時空かデジャヴか白昼夢か、そのようなものでしょう」
ク「と、とりあえず…水…」
559名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/06(月) 22:49:21 ID:ZHSCQSfJ0
セフィロス自重wwww
シンクロすんなwwwww
560名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/09(木) 10:13:32 ID:Ed1cPQ/GO
あなたも私も保っ守ー
561名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/12(日) 00:27:19 ID:u84haDc60
保っ守ー
562名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/14(火) 11:00:00 ID:LMBbCfaEO
保っ守―
563名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/15(水) 14:15:07 ID:V1VNGghIO
死ね糞つまんねーゴミ共wwwwwwww
564名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/15(水) 15:15:40 ID:FOVIGeS4O
死ね糞ゴミは言い過ぎだけど他のスレのネタはつまらん
565名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/15(水) 19:53:16 ID:V1VNGghIO
いやいやいやwwwwもうなにもかもが糞すぐるwww
566名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/16(木) 00:56:31 ID:io9gSJw7O
>>565
このツンデレ君めwwwww
糞とかいいながら結局見に来るんだろ?
567名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/16(木) 01:06:49 ID:CVTm+oRn0
初代のクラウドとティファ閉じ込めが最良スレだったな
568名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/17(金) 01:06:22 ID:ip0oqjDj0
>>567
はげどぅー
誰かログ持ってないか?
569名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/20(月) 19:21:07 ID:hKW74FXAO
保守
570名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/22(水) 19:49:21 ID:4f0Q1AqxO
さてさて一時期の流れはどこへやら
571名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/22(水) 19:57:45 ID:Orooqv0c0
もうすぐ500だからね
このスレではもうネタ投下できない
572名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/22(水) 20:07:02 ID:xYm07GAP0
次スレ求む!


573名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/23(木) 00:38:20 ID:QbtHNJm0O
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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ロック「うーーん…」
フリオ「どした?」
ロック「なんかすごく大きなイベントに乗り遅れた気がする」
フリオ「大きなイベントかー、そういえば夏祭りとか全然参加できなかったよな、今年。
  俺、焼きそばパン結構好きなんだ」
ロック「祭りで焼きそばパンは売ってないと思うが、そーいうのじゃなくて、なんというかだな、
  人一人の運命を大きく左右するような、しかもこのマンションで起こった重大事件に…」
マリベル「なに中二病みたいなこと言ってんのよ! 手を休めないで!」
ムーン「そうです、一刻も早く完成させて下さい」
マリベル「もーう、暑くて死にそうだわ」
ロック「(ギーコギーコ)なあ、フリオニール、一つ聞いても良いだろうか」
フリオ「なんでも聞いてくれよ(トンテンカンテン)」
ロック「このドア消したのって俺たちじゃなかったよな」
フリオ「はははは、何を今更」
ロック「だよな。あと、ドアがないせいで冷気がどんどん逃げるからクーラーガンガン使って
  『電力の消費を抑えるように。設定温度は30度でよろぴく』ってチラシがきたのも多分
  俺たちのせいじゃないよな」
フリオ「何言ってんだよロック、俺たちは氷水タライに張ったのと団扇でなんとか耐えてたじゃないかー」
ロック「だよな。じゃあ、なんで俺たちがドア作ってるんだ?」
マリベル「何よ!言いたいことがあるならいいなさいよ!」
ムーン「いいのよ、マリベル。そうよね、これも私がアバカムでドアを消してしまったせい…
  悪気はなかったのだけど…よかれと思ってやったのだけれど…責められるのは当然なのよ…」
マリベル「ムーン!いいえ、ムーンは悪くないわよ、こうなることがわかっててやったんじゃないんですもの。
   悪気がなかったのに責められるなんておかしいわ!」
フリオ「俺こないだテレビで、うっかり人轢いて「過失致傷」とかいうので起訴された人のニュースみたぜ」
マリベル「だから何?」
フリオ「……なんでも」
ロック「だーっ! 悪いと思ってるんだったら、作業して汗かいてる扇風機を俺たちのほうにも当ててくれよ!」
マリベル「何言ってんのよ、あんたたちは汗かいてるんだからべつにいいじゃない。
   汗って言うのはね、体温調節のためにでるものなのよ。あんたたちは汗をかいて体を冷やしてる。
   あたしたちはじっとしてるからその分汗を掻かなくて暑いのよ!」
ロック「なんだその論理!?」
フリオ「言われてみればそうかもしれないな……」
ロック「お前は騙されている!」
ムーン「ですから、頑張ってください」
フリオ「(こそっ)いってもしょうがないぜ。さっさと終わらせよう……」
ロック「そうだな……」

ロック・フリオ「できたー」
ムーン「ごくろうさまです(ピタッ)はいどうぞ」
フリオ「ウボァー! つべたっ!?」
マリベル「下で買ってきたアイスクリームよ」
ロック「おおー! サンキュー!」
マリベル「かっ、勘違いしないでよねっ、あたしたちが食べたかったから買ってきたのよ!
   ついでだから……疲れたあんたたちのためってわけじゃないんだからっ」
フリオ「理由はなんでもいいやー、ウマー」
ロック「なあフリオニール」
フリオ「んー?」
ロック「結構ここでの生活ってキビシいけど、なーんかたまに、ずっとここにいてもいいやーって気分に、
  なるんだよな、俺」
フリオ「奇遇だなー、俺も、ホントにたまにだけど、そんな感じになるよ。でも」
ロック「でも?」
フリオ「うーん、なんか最近何かが重くね?センレスには全然届かない感じだけどさ」
ロック「重い? ……あー言われてみればそうかも」
フリオ「だろ。だからもしかして俺たちってもうすぐお別れなんじゃ?」
ロック「うーん、なんかそれって寂しいなあ」
フリオ「寂しいよなあ」
ムーン「何を話してるんです?」
フリオ「俺たちがお別れになったら、寂しいよなって話」
ムーン「ええ、寂しいですよね」
マリベル「何言ってるのよ。ここをでても、また会えばいいだけのことじゃない」
フリオ「それもそうか。じゃあみんなここをでても、連絡とりあおうな」
ロック「どうやって連絡とる?」
マリベル「それは、手紙とか……」
ロック(住所不定無職)「……」
ムーン(住所不定無職)「……」
マリベル「あっ……、あ! じゃ、じゃあ会うときにまた次いつどこで会うか決めておくのよ!」
フリオ「あ、それ良い考えだな」
ロック「どこにするか。ゾゾとかなかなかスリリングで面白いぜ」
ムーン「サマルトリアやローレシアなら仲間がいるので皆さんをお招きしやすいんですが」
フリオ「どこ?そこ?」
マリベル「あたし、世界中ぜーんぶの街練り歩いたけど、そんな街、知らないわ」
フリオ「俺も」
ロック「………」
ムーン「………」
マリベル「………」
フリオ「………」
ロック「もしかして、俺たちってここ出たらもう会えないんじゃね?」
マリベル「そうかも……」
ムーン「お別れ……来ないといいですね」
フリオ「でもその反面他の仲間と会えないんだよなー」
ロック「フリオニール!だから俺たちと別れても良いって言うのかあ!俺たちの友情、あの苦難を共に
  乗り越えてきたあの友情を忘れたって言うのかー!」
ムーン「そんな、ひどい。フリオニールさんは私たちと別れてもいいって言うんですね?」
マリベル「ほんっと、そんな薄情な奴だとは思わなかったわ!」
フリオ「え? そんなつもりじゃ(´・ω・`)」
577名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/08/23(木) 03:01:02 ID:4Iev5I5F0
〜〜それからマンションでは「ここを出たら同居人とはどうする?」という話題が流行った〜〜

テリー「俺はセザウシをちゃんと見せて貰うまであきらめないからな!」
スコール「お前が、諦めるまで、俺は、拒み続けるのを、やめない!」

ゾーン「変な生き物の傍から逃げられるでおじゃる〜」
ソーン「でももし変な生き物にネズミ女がいないときにあったらどうするのでごじゃる?」
ケフカ「まあ、ぼくちんが世界を支配した暁にはちょーっとだけいい扱いをしてあげてもいいかもしれないですね!
  まっ、そのときの気分次第だけど〜〜!」
フライヤ「こやつらから開放されるのはいいが…どこぞの空でまた不安にもなりそうじゃのう…」

クジャ「ボクたちは関係ないよね。もともと一緒にいたんだし」
シーモア「ここから出られたらもちろん私はユウナさんと結婚…」
セフィロス「久しぶりに…母さんに…会いにいくか…」

シャドウ「俺はシャドウ……お前とは二度と会うこともないだろう…」
エッジ「じゃ、これエブラーナまでの道程と地図な!」

レノ「だからー、お前のフィガロってどこなんだよ、と! 全然わからねーじゃねーか!」
エドガ「だからこのこういう形の大陸のこのへん……」
ヴィン「そんな大陸は、ないな」

ユフィ「ゼッタイ、ゼッタイ、何があっても、アタシたちはまたあうからね!」
ダガ「もちろんよ」
エア「……うん!」

――多数の住人が、「マンションをでても、また会いたい」と思っていた。
さて、しかしそれはどうなることやら?

???「……あれ? おーい、管理人さーん、そろそろマンションが終わりますー。
  なんで? 容量オーバーですよ。千レスまではまだあるんですけど。本当ですって。こっち来て見て下さいよ」
578まとめ:2007/08/23(木) 03:25:00 ID:4Iev5I5F0
部屋:ムーンブルクの王女とマリベルとフリオニールとロック
  >5-11 >28-29 >51-53 >63-68 >78-79 >123-125 >175-176 >201-203
  >229 >292-297 >327-328 >352-353 >498-501 >574-576
B部屋:テリーとスコール
  >13-14 >31-34 >42 >71-73 >90-93 >128-130 >140-142 >165 >168-171
  >192-193 >234-236 >272 >298-301 >502 >516 >544-545
C部屋:フライヤとゾーンとソーンとケフカ
  >16-19 >55-58 >81-82 >118-120 >143-145 >196-199 >214-216 >248-253
  >319-322 >367-368
D部屋:セクシー(セフィロス・クジャ・シーモア)
  >20-25 >46-50 >87-88 >95-101 >204-210 >220-225 >243-246 >302-303
  >307-311 >337-343 >373-375 >377 >379-383 >471-474 >478-479 >558
E部屋:ギガンツとゴレムス        F部屋:マーニャとミネアと勇者ちゃん(ソフィア)
  >26                      >261-263
G部屋:カオスたち             H部屋:サンチョとフラン
  >269-270                 >280-281 >290
I部屋:忍者たち
  >274-277 >414-418
J部屋:エレヴィ(エドガー・レノ・ヴィンセント)とユエダ(ユフィ・エアリス・ダガー)
  >401-406 >419-420 >423 >426-428 >437-442 >444-445 >450-454 >465-470 
  >504-506 >518 >515 >540-542
579まとめ
住人交流系
A+C    A+B              C+D
>134-137  >148-162         >173-174 >178-185
C+エドガー       オールキャスト
>231-233 >>284-287    >391-398 >517 >520-536 >577
D+J           I+J             C+J         
>421-422 >480-492    >431-435 >507-510
A+J デリバ      ?
>455-462         >503            >550-552