エンドール王「・・・・・・お主・・・それは何のマネじゃ・・・?」
デスピサロ「フフフ・・・これかい?」
(ピサロ、傘を差してシャツの裾に膝を入れてヒモでつないだ空き缶を引きずって歩いている)
ピサロ「さあて?なんだろうね・・・知らないね・・・・(ウフフフ・・・)」ペタペタ
エンドール王(く・・・くそう・・・ええのう・・・ええのう・・・おもしろそうじゃのう・・・
やりたいのう・・・ワシもやりたいのう・・・)うずうず
ピサロ「ああ〜〜やっぱりいいなァ『ピサロガリレイ』は・・・」んふぅ〜
王(ピシャロガリレイ!?きょうみぶかあい!!!)くっはぁ〜
王「ピ・・・ピシャロ・・・ちょっとだけそれ・・・」ハアハア
ピサロ「ダメね!断るね!」
???「楽しそうだねぇデスピサロ君!」
ピサロ「!」
アリーナ「やあ・・・
君と決勝で会えるなんてうれしいよ・・・試合楽しみにしてるよ・・・!」キュピーン
ピサロ「ああ!僕だって楽しみさ・・・明日の『神のお告げ』」キュピーン
アリーナ(神のお告げ―――!?)
アリーナ「・・・そうか・・・ずいぶん余裕だね・・・」
ピサロ「ヒマだからな」フフフ
アリーナ「フフ・・・ヒマだったら準備運動でもしてたらどうだい・・・?
さもないと・・・・・・明日の『神のお告げ』・・・棺おけの中で聞くことになるよ!」
ピサロ「のぞむところだ」
アリーナ「望むの―――!!?」ガビーン
アリーナ「わ・・・わかった。それじゃまたあとで・・・」
ピサロ「ああ!よろしくな!」
ピサロ「さあて・・・続きをやりますか!」ウフフフフ
王「・・・・・・ピシャロ・・・やらせろ」
ピサロ「断る」
王「ホッホッホまあ落ち着け・・・タダとは言うとらん・・・
コレと交換でどうじゃ・・・?」
『【サントハイム城】やたらデカイ!! 超巨大!バルザックがやってくる!!』
ピサロ(ちょ・・・超巨大バルザック――!!?)ババーン
王「フフフ・・・どうかの?お主がその・・・ガリレイグッズ?
もしそれを貸し手くれるというんなら・・・」
ピサロ「貸すとも―――!!!」
王「うおう!?そ・・・そうか!?そんなにあっしゃりと・・・ほんじゃホレ!」
ピサロ「うおおおおお!!ありがとうエンドール王・・・!!」
王「ホッホッホ・・・ギブアンドテイク!ギブアンドテイクよのう・・・」
ピサロ「やったああ――!!ヒャッホ――」だばだばだば
王「ホ・・・・・・・」
王(すまん・・・すまんのうピシャロよ・・・だますつもりはなかったんじゃよ・・・
許してくれ・・・実はのう・・・それチケットじゃなくて・・・
サントハイム王が見た予知夢のメモなんじゃよ・・・)
カランカラン!
王「フゥ〜〜〜ウなかなか楽しかったのう・・・わしの開発した『エンドールガリレイ』は・・・!」
王「さて、そろそろ試合の時間かのう・・・おーいお主ら・・・
全員そろっと・・・る・・・・・」
(ピサロがいるはずの場所に大臣が座っている)
大臣「フフ・・・いませんよ・・・・・・私はいますがね!でもご安心ください王様・・・私が責任をもって書かせましたよ・・・」
『でかいバルザックがやってくるから。あとなんかファジーな気持ちだから。デスピサロ』
大臣「早退の理由を!」
『デスピサロ 棄 権』
そごいよ!!ピサロさん 激ヤセ!エンドール武術大会編
短い間ご愛顧ありがとうございました。また第3章をお楽しみに!!