もうこないかと思ってた
心配してたでがす
僕のちんちんも食べてくださ…
これ以上は恥ずかしくて言えません
ククールの手は俺のへその両脇をなぞるように滑っていく。その先はもちろん俺の股間だ。
俺は胸がドキドキしてきた。息も荒くなってきた。
ククールに惚れているわけじゃない。出来ることならこいつの手でいじられるのは避けたい。
でも、どう説明すればいいか…その先に起こるべき行為を期待してしまうんだ。
その行為が何かは言うまでもない。俺の股間に手をかけてあんなことやこんなことを…。
ククールの手は俺の股間を外れて、いつのまにか太腿の上を滑っていた。そのまま膝へと移っていく。
あれ、ククール?いったい何をしてるんだ。俺にエロくていけない行為をしようとしていたはずじゃないか?
ククール「アクト、なんかおかしなことを期待してたんじゃないか?悪い奴だな。」
俺の失望感というか安堵感が顔に出ていたらしい。ククールが俺の目を見つめながらこう言った。その表情には変化がない。
ククールは俺の体から手を外すと、俺の乱れたシャツを元に直した。
そして俺に背を向けて部屋の戸口へすたすたと歩いていった。
俺の胸は言い表せないもじゃもじゃした思いでいっぱいになってしまった。いったい今のお触り行為はどういう意味だったんだ。
ククール「アクトが行かないなら、俺は一人でゼシカのおねむを見てくるぜ。」
戸口から出ようとして、ククールが俺に告げた。
俺は思わずひきとめるように手を挙げてしまった。
おいククール、さっき俺の体を撫で回したのはなんだったんだよ!?
ククールは俺の入っているベッドの脇に戻ってきて答えた。
ククール「お前が俺ほど逞しい体をしているわけじゃないってことを知りたかっただけさ。
ゼシカちゃんはたぶんお前よりも俺の体のほうに惚れるだろーな。」
それからどうでもいいと言ったように付け加えた。
ククール「俺はお前がヤンガスとべたべたしてるのを見るのがたまらなく不愉快だったんだ。
あの太った山賊がいなくなってくれてせいせいしてるぜ。」
そしてくるりと向きを変え、ククールは今度こそ部屋から出て行った。
後に残った俺の頭の中は、眠たいのとククールの言った事が思いがけなかったのとでぐるぐる渦を巻いているようだった。
だけど、ククールがヤンガスと俺のツーショットを嫌っているということははっきりと分かった。
>>707 心配させてすみませんです。このとおり戻ってきました。
さて、上の口と下の口、どっちを使って食べてほしいですか?
いつも乙です。
っ【ヤンガス型の張り型】
>>710 ありがとう。さて、この張り型は…ヤンガスの形をしているけど、そのまんま挿入していいのかな?
デコボコが心地よく刺激してくれそうだ。
なんだってククールは俺とヤンガスが仲良くしているのが嫌なんだろう。
自分だって隙あらばゼシカとくっつこうとしているくせに。今だってゼシカの寝床を覗きに行ったわけだし。
ゼシカが熟睡してたら胸でも揉んでくるつもりなんだろう。紅服の女たらしめ。
あんな奴、ゼシカに往復ビンタでも食らって帰ってくればいい。ざまあ。
俺だってヤンガスが一緒にいたらヤンガスの胸肉とか腹の贅肉とか太ももとかを揉んで…もちろん股間も揉んで…
ヤンガスは揉まれたって文句なんか言わない。「兄貴〜」とか言って縋りついてくるだろう。ハアハア。
ヤンガスのほうがゼシカなんかよりもずっと可愛いのに。どうしてククールはそのことに気が付かないんだろう。
でも気が付かれちゃったらククールに俺のヤンガスを奪われてしまう。気付かれないほうがいい。
…あれ、もしかしてククールって男には興味ないのかも?だって俺のことを触っただけで何もしてこなかったし。
なんとなく疲れてきた。今日は宿をものすごく早く取ったからゆっくり休めているはずなのに。
せめてククールが戻ってくるまでは起きていよう。奴がどんな歓迎をゼシカにされたか見届けてやるんだ。
俺はベッドに横になったままククールを待った。
待つほどもなく靴音がしてククールが入ってきた。
ククール「なんだ、ドアは開きっぱなしだったのか。アクトも寝たのかな。」
そして自分のベッドに腰掛けて屈んでごそごそやりだした。靴を脱いでいるらしい。
ククール、戦果はどうだったんだ?
ククール「うわっ!…アクト、起きてたのか。脅かすなよ。」
そっちこそこんな事くらいで驚くなよ。
ククール「…どうせゼシカはどうしてた?って聞きたいんだろ。起きてたぜ。」
部屋を覗いたんだな。
ククール「もちろんだ。シスターがいなくて寂しそうにしてたぜ。」
へえー。で?覗いただけか?
亀になるが
>>690。微妙なタイムラグでしたね。
で、そのアナルパールはどう使うべきでしょうか。私としてはやはりヤンガスに挿入するのがいいと思っ…
ククール「俺だって紳士だろ。ゼシカちゃんを怯えさせるような行動は慎むさ。」
ゼシカ「なーにが紳士よっ!フンッ!」
いきなりゼシカの甲高い声がしてククールは跳び上がった。俺もちょっとびくっとした。
半開きになったドアの隙間からゼシカが顔を覗かせている。ちょうど月の光が当たって、ゼシカの寝巻姿が白く浮いていた。
ゼシカ「聞いてよ、アクト!ククールったらわたしの胸に触ろうとしたのよ!」
ククール「まあまあ、ゼシカちゃん。それは布団がずれていたから直そうと…」
ゼシカ「見え透いた嘘なんか言わないでよ!だいたいわたしか目を覚ましてるのに気がついてたくせに。
布団がずれてるならそう言えばいいじゃない。」
二人とも待てよ。深夜なんだからもう少し小さい声で喧嘩しよう。それより喧嘩しないのがいちばんだけど。
ククール「喧嘩するなって…あたしは喧嘩してるんじゃないわ、意見を言ってるだけ。
こんなセクハラ男、サイテーよ!ラプソーンのことがなければさっさと一人旅に戻ってるわ。」
トロデ王「なんじゃ、お前たち。表まで聞こえておるわ。」
いきなり戸口から覗き込んだのは、緑色の顔の王様だ。俺たち三人は揃って跳びあがった。
もしヤンガスがいたなら「おっさん、いつの間に!」のポーズをとりつつ跳び退るだろう。
トロデ王「もう夜半じゃ。夜のご祈祷も済んだぞい。みんなさっさと寝んか。
ここは教会じゃし、朝は早いんじゃ。特におぬしはそのことを知っておろう、ククール。」
ククール「はあ〜〜…」
ゼシカ「そ、そうね、教会は朝が早いものね。ちゃんと寝ないと寝不足になっちゃう。
ククール、この話は明日までお預けよ。じゃあおやすみっ!」
ゼシカは戸口の王様を突き飛ばさんばかりの勢いで駆け戻っていった。
ククール「やれやれ、とんでもない目に遭った。…でも俺、昼寝したから眠くないんだよなあ。」
そりゃ自分の責任だろ。
とにかく、明日は山まで行くかもしれない。今夜眠くないからって起きていても、明日に無駄な疲れが生じるだけだ。
俺は眠るぞ、ククール。
ククール「はいはい、ご勝手に。あああ、あそこでゼシカが黙っててくれりゃなあ…」
まだ言ってる。
俺は、山の向こうにいるかもしれないヤンガスのことに思いをはせた。それから目を閉じた。
とにかく寝ないと、自分で言ったように、明日疲れることになる。
次に気付いたときはぼんやりとした薄明かりの中だった。そばでは若い男の寝息がする。言うまでもなくククールだ。
建物の外では人が動く物音がする。音を立てないようにしているようだが、俺は耳が良いのでひそやかにしていても聞こえる。
そうか、もう朝で、教会の人たちは働いてるんだな。
俺はベッドから降りて伸びをした。夕べの騒動にもかかわらず、ぐっすり寝られたので気分が良い。
戸をあけて表に出た。神父さんが顔を洗っていた。
神父さん「おお、お客人。疲れは取れましたかな。」
俺はうべなった。
神父さん「それは良かった。今日は山の向こうに行かれるのですね。事故に遭わないようにご無事を祈ってます。」
俺は神父さんへの挨拶をすませると、そのあたりを歩いてみた。
今朝は曇りだが、太陽が薄い雲越しに出ているのが見える。
北の山脈は薄紫に見えた。
ヤンガスはあそこにいるんだろうか。山の雪に埋まってないだろうか。凍えていないだろうか。
着ている物が蝋だけだから寒いだろうな。
教会の裏には姫様が腰を下ろして寝ていた。隣の馬車では王様が寝ていた。足先が幌から突き出していた。
シスターが菜園の手入れをしていた。
シスター「あら、おはようございます、旅のかた。」
俺も挨拶を返し、とりとめもない会話をした。今日はどこまで行くのかとか、この先はどんなになってるのかとか。
シスター「徒歩で峠のトンネルを通るのでしたら、なるべく早く出るに越したことはありませんわ。
あそこまでは歩いて一日いっぱいかかると聞いておりますもの。」
私はヤンガスとの早期再会、そしてエロ展開を願います。
っ三角木馬
>>714 私もそれを願っています。
しかし執筆スピードが私の気分と都合によって振り回されまくりなので
いつヤンちゃんに再会できるかは分かったものじゃあありません。
とりあえずリアルで雪が降る前(十月いっぱいまで)にはOKだと思いますが…。
三角木馬ですか。ヤンガスを乗せろというんですね。わかりました。
え、そうではなくてゼシカに手を出そうとしてるククールをまたがらせろと…?
そうか、一日歩けば雪山に着くのか。それだけヤンガスに近づける。
俺は一面雪が積もっているという世界を思い描いた。オークニスの町がどんなところかは分からないが、想像してみた。
その町のどこかに、俺がこれから訪ねるはずの宝石職人が住んでいるという。
そしてたぶんヤンガスもその町のどこかに住んでいる。
それからハワードさんの黒犬レオパルドちゃんもあのへんにいるはずだ。また人を襲ってなければいいのだけれど。
たしか七賢者の子孫を襲っているって、ゼシカが言ってたな。
馬車で寝ていた王様がごそごそ身動きしだした。そろそろお目覚めらしい。
朝食が済んで、俺たちと商人たちは旅支度をした。
商人A「我々はリブルアーチへ向かいます。オークニスは寒いですから気をつけて!」
商人B「馬車の車輪が雪に埋まりますよ。なるべに荷は軽くしていったほうがよろしいですよ。」
トロデ王「姫や、裸足で雪の中を歩かせることになるとは、わしも思っても見なかったわい。」
ミーティア姫「ひひん…ブルルル。(大丈夫ですわ、普通のお馬さんだって雪の中を平気で歩いてますもの。)」
俺たちは教会の人たちに見送られて出発した。目指すはかなたの雪山にあるというトンネルだ。
ククール「ううっ、なんだかひんやりするぜ。天気が悪いせいもあるだろうけど。」
ゼシカ「あたしに近寄らないで。夕べのこと、忘れたわけじゃないでしょうね。」
いつも乙です。
っ【小説の1シーンより。エビルスピリッツにケツを舐められて悶えるヤンガスの蝋細工】
>>716 えっろーい。ヤンたんすっぽんぽんですね。悶え顔がそそります。ハアハア。
肛門もぱっくりずっぷり開いていてワイセツなことこの上ありません。
こんな物を公共の場に出すとわいせつ物陳列罪になってしまうので、私がもらっておきます。
文句はございませんね?
道のりは長いが風景に変化はない。単調な移動が午前中いっぱい、そして午後も続いた。
草木ばかりで人の姿は全く見かけない。たまに出会うモンスターでさえ、気晴らしの相手に見えるくらいだ。
道が登り坂になりだしたのに最初に気付いたのはミーティア姫だったらしい。
急に顔を上げて、ゆく手を見つめるような視線になったから。
トロデ王「どうやら山脈のふもとに着いたようじゃな。ふう。
それにしても長い道のりじゃ。ミーティアにも大変な苦労をかけてしまっておる。」
ククール「この道をあの黒犬が駆けていったのか。魔王にとりつかれているとはいえ、とんでもないスピードだったんだろうな。」
ゼシカ「峠のトンネルとか雪山とかでいきなり戦うはめになったら、私たちの勝ち目は薄いかも…
こんな弱気なことを言ってちゃだめよね。でも、雪山って足元が悪いんでしょ。苦戦するのは確かよね。」
太陽が森の木のてっぺんに串刺し状態になったころ、俺たちのゆく手に峠のトンネルが現れた。
ゼシカ「薄暗いトンネルね。こんなところを通る人がいるわけだけれど、気が滅入ったりしないのかしら。」
ククール「案外、中に村があったりしてな。洞窟に住むほうが、雪の中で暮らすよりも寒くなくて楽だろ?」
それはないだろ、ククール。
そうこうするうちに、俺たち五人(姫含む)はトンネルの前に着いた。
馬車の音を聞きつけたと見えて、奥から見張りの兵士が慌ただしく駆けてきた。俺たちを検問するためらしい。
兵士「どこに行くんだい?オークニスか。今から行くと明日の昼になってしまう。
トンネルを抜けた先に家があって、メディという薬師のおばあさんがイヌと一緒に暮らしている。
そこに泊めてもらうといい。」
このスレ三ヶ月持つかな…
っ【ヤンガスのエロ画集(兄貴とのSMプレイ多め)】
>ククール「喧嘩するなって…あたしは喧嘩してるんじゃないわ
ちょwwww
いつも乙ですヽ(´∀`)ノ【アイスバーヤンガス味】
えーと…
そのー
頑張って下さいっっ
721 :
名前がない@ただの名無しのようだ:2008/07/28(月) 00:32:00 ID:v4hpCbtlO
あげますよっと。
っ【小説の1シーンより、ヤンガスが失神してライドンに抱えあげられているシーンのフィギュア】
保守
>>718 もし持たなかったら(途中で容量がいっぱいになる可能性あり)別スレに越します。
どこかにうっちゃられた糞スレがあるでしょうから。
【エロ画集】
む…むほおっ!ぶはっ!こ、これはハアハア・・・ハアハア…
ああ、絵の中に入ってヤンガスにあんなことやこんなことができないのが恨めしい。
ヤンガスたちが絵から飛び出すか、俺が絵に飛び込むかできればいいのに。
きっと二人の周りはヤンガスのムサいにおいでムンムンなんだろうな。
>>719 もちろんゼシカの間違いです。失敬失敬。
【アイスバーヤンガス味】
ん〜なんか脂っこくて酸味があってしょっぱいんだけれど、これがヤンガスの味なのか?
ヤンガスのザーメンは原材料に含まれてないの?
>>720 ありがとうございます。
しかしなんだか、4を女勇者でプレイしてて夜のアネイルで「あなた胸が小さいのね」と言われた直後の
ホフマンのセリフみたいですね。
>>721 うおお、ヤンガスのうつろな目つきがいいですね。ライドンさんも表情がよく出てる。
ヤンちゃんの腹のぽってり具合とイチモツのたるみ具合がエロ心をそそります。
>>722 そのヤンちゃん可愛いですよね。USAでも彼の可愛さが分かる人がいるんだ。
ちなみにそれをパンツ被りたいスレに貼ったのは私ですww
>>733 さんきゅー。
こんな人里離れた所で、おばあさんが一人暮らしか。魔物に襲われないのかな。
ククール「案外、魔物もかなわないスーパー婆さんだったりしてな。」
ゼシカ「ハワードさんのように結界を作るすべを心得ているのかもしれないわ。」
兵士「ところで、昨日の宵の頃だったか、なんともまがまがしい黒い影がここを走り抜けていったんだ。
イヌに似ていなくもなかったが…俺がさっきメディ婆さんの家に行ったときには、その辺りにはいなかった。
だけど、もしかするとそのあたりで見かけるかもしれない。くれぐれも気をつけてな。」
俺たちは兵士さんを後にして、洞窟に入った。入ったとたんにひんやりと寒くなった。
日が当たらないからなんだろう。
ゼシカ「見て!つららが下がってるわ。絵本でしか見たことがないのよ。」
トロデ王「姫や、足元はつらくないかの。滑らぬように靴を履かせてやれればよいのじゃが…。
この錬金釜は、馬具は錬金できないものかのう。アクト、手が空いたら試してくれぬか。」
ククール「布か何かでくるんでおけばいいんじゃないですか?」
トロデ王「わしのかわいい姫をそこらの村の子供と一緒にするでない!
姫にはフェルトブーツなどという安っぽい代物ははかせたためしがないわい。」
トンネルはまっすぐで、あまり長くなかった。しばらく進むと行く手に矢車草の花のような色の空が見えてきた。
進むにつれてますます冷え込んでくる。トンネルの出口から、強くはないものの、冷たい風が吹き込んでくるんだ。
ゼシカ「さ、寒い!こんなところに住んでいる人がいることが信じられないわ。」
ククール「顔が痺れてきた。俺の美貌が寒さで凍りつくことがあるなんで考えたこともなかったぜ。」
ミーティア姫「ブヒヒン…(この寒さは少しきついですわね…)」
トロデ王「わしの顔が凍っちまう。アクト、早いところメディなる老婆の家を探すのじゃ。」
ここでもしヤンガスがいたら、俺と二人で抱き合って温まりあいながら進めるのにな。
よりによってヤンガスがいるのがこの先だなんて…つらいなあ。
俺たちは風を体で押し返すように力を入れて歩いた。そしてやっとトンネルの外へ出た。出た途端に風は弱くなった。
そこは両側に緩やかな崖がある谷の中だった。足元は砂糖細工のように白くてもろい雪の結晶で覆われている。
さて、メディさんの家とはどこだろう?
俺たちは雪がちらつく中を進み始めた。
ククール「俺のブーツよりも白いんだな、雪って。」
ゼシカ「雪って綿みたいなものだと思ってたけど、それよりも砂糖や砂に似てるわ。」
トロデ王「姫や、馬車など引かせて申し訳なく思っておるが、この馬車には城の貴重品が積んであるのじゃ、耐えてくれ。
なんならわしが降りて押してもよいぞ。」
ミーティア姫「ヒヒン…ブルルルッ(いいえ、大丈夫ですわ、お父様。ほら、このとおり…)」
そしてミーティア姫様は軽くトロットし始めた。そこまではよかったんだ。
でも、みんな、道がなだらかな下りになっていることを見落としていた。
気がついたときには、姫様も王様も馬車も、流砂のような雪の上をずるずる滑って遠ざかっていくところだった。
トロデ王「姫!姫や!足を…整えて…」
俺たち三人も慌てて追いかけた。でも雪に足が沈んで速くは走れない。少しずつ間が開いていく。
こりゃ、そのうち道が平らになるところまで追いつけないぞ、と俺が言おうとしたときだった。
ものすごく重たい音が聞こえたんだ。
ゼシカとククールにも聞こえたようで、俺たち三人は顔を見合わせた。そして音の聞こえたほう、つまり上を見上げた。
なんだか分からない巨大なものが降ってきた。
雪の巨大な塊だ、と気付いたときにはもう俺は吹っ飛ばされていた。天地が逆転したようだった。
顔に針のような冷たさが数え切れないほど刺さるのを感じたけど、俺はめまいがしてそれっきり訳が分からなくなった。
顔はまだちくちくする。でももう冷たさは感じなくなっている。
どうしたんだろう、と思って俺は手を動かそうとしてみた。しかし体の上に何か載っているようだった。
どこかでパチパチいう音がする。耳慣れた音なのだが、なんだったか思い出せない。
重たい頭をどうにかめぐらせて、俺は気付いた。ああ、この音は、薪がはぜる音だ。
つまり、ここには誰か人がいる。
俺はそろそろと目を開けた。古いが手入れの行き届いた木の壁や柱が見えた。
ここは人の住む家だ。俺は嬉しくなり、もう一度手足を動かしてみた。
体に載っていたのはなんのことはない、毛布だった。
お疲れ様です…
っ【ヤンガスがフィストファックされて悶えてるフィギュア】
素晴らしい投稿掲示板を見つけましたでがす。
ttp://www.anonib.com/_chubbyyaoi/index.php?t=8 >>727 ひゃあんっ!!ヤンたんがエロエロしく全身をくねらせてますね。
しかも後ろに手を突っ込んでいるのはモリーじゃないですか。
中でグーパーグーパー、たまにチョキとかキツネとかしているのかと思うと、私の股間も屹立してしまいます。
ヤンたんはフィストされるくらいに開発されてたんですね。
実にえろいフィギュアだ。
俺はそっと起き上がった。体が変にぽかぽかしていて、だるい。
おもむろに手足を動かしてみると、節々が痛かった。まるでじいさんになったみたいだ。
俺はあたりを見渡した。ここは寝室として標準的な大きさの部屋だ。壁のうち二面が木で、残りの二面と床が石造りだ。
暖炉ではあかあかと火が燃えている。薪が積んであり、暖炉のそばには椅子とテーブルもある。
石の壁のひとつには窓があって、くすんだ水色の空が見えていた。質素だが気持ちのよい部屋だなと、俺は思った。
ここはもしかして、雪越しの教会や山脈のトンネルで話に聞いたメディさんの家だろうか。
俺は部屋のドアを開けて廊下に出た。雪国なのにほんのり暖かい。
全身がじんわりと痛むので、俺はのろのろと歩いた。
廊下の中ほどに、昇りの階段があった。上で人の気配がする。誰がいるんだろう。
ゼシカやククールかな?トロデ王様とミーティア姫様は?そして、俺の可愛いヤンガスは?
俺は手すりにつかまると、階段の踏み板を一つ一つ踏みしめるように登った。膝や股を曲げると痛んだから。
俺の足音を聞きつけたのか、上で誰かが小走りに歩く音がした。そして階段の上に緑色の頭が現れた。
トロデ王「おお、アクト。やっと目が覚めたか。お前だけなかなか起きないのでみんな心配しとったんじゃ。」
王様は上で見ているだけだ。手を貸してくれればいいのに、とちょっと思ったが、
この王様にそれを期待するだけ無駄だということは、長年仕えている俺には分かりすぎるくらい分かっていることだった。
*「ああ、ようやくお目覚めだね。じゃあ薬湯の支度をしようかね。」
階段の上に、灰色の髪を載せたお婆さんの顔が現れた。初めて見る顔だ。この人がメディさんなのかな。
俺がやっと階段を登りきると、お婆さんは俺に手を貸してテーブルまで率いた。
テーブルにはなじみの顔が二人。もちろんゼシカとククールだ。それにトーポもテーブルに載っている。
さらに見ると、玄関の中にミーティア姫まで入っていた。
トロデ王「お前たちが雪崩に巻き込まれたので、わしがたまたま見つけたこの家に助けを求めに行ったんじゃ。
わしらが先に滑ってなかったら、全員お陀仏だったじゃろな。怪我の功名とはこのことじゃ。」
お婆さん「まあまあ、でも雪崩がほんの近いところで助かりましたよ。
離れていたら助けに行く前に息が詰まってしまいますからね。ねえ、バフや。」
お婆さんは暖炉の脇に寝そべっている大きなイヌに話しかけつつ、鍋からもうもうと湯気の立つお湯を汲んで俺に渡した。
お婆さん「さあ、お飲みなさい。体が温まりますよ。」
俺はカップを覗き込んだ。薄いレンガ色のお湯で、いかにも薬臭いにおいが漂ってくる。
これ、なんですか?
お婆さん「これはヌーク草という薬草で作った薬湯。体が芯から温まって、寒さ知らずになりますよ。」
俺はテーブルに就いた。トーポが寄ってきた。
ククール「お前だけなかなか起きてこなかったんで、心配してたんだぜ。」
ゼシカ「このイヌがあたしたちを助け出してくれたみたいよ。賢いのね。」
お婆さんは自己紹介をした。やはりメディさんだった。イヌの名前はバフ。救助犬らしい。
メディ「こんな所に独り住まいなんておかしいとお思いでしょう。でも、ちゃんとしたわけがあるんですよ。
この家の裏には、いにしえの七賢者が残した石碑が建っていて、そこに書かれていることが必要とされるまで
守っていくのが、わたくしども一族の先祖代々からの務めなんです。」
ゼシカ「一族…ってことは、メディさんには身内がいらっしゃるんですよね。」
メディ「そう。でも、うちの身内は一人息子だけで、しかも薬師なんですが、薬師は人の多い町にこそいるべきだと言い張って、
北のオークニスの町に住んでおります。ここにはめったに帰ってこないんですよ。」
メディさんはちょっぴり寂しそうだった。
その石碑に書いてあることって何なんでしょう。お婆さんが一人残ってまで守らなくちゃいけないものって…。
メディ「いにしえの七賢者が遺した預言です。
大昔ラプソーンとかいう魔王がこの世に現れたとき、賢者たちがどこだかに封じ込めたそうですよ。
なにかのきっかけで甦ったときにどうしたらよいかが記してあるのです。」
ラプソーンという名を聞いて、俺とククールは思わずゼシカの顔を見た。ゼシカの顔も引きつっていた。
ゼシカ「どうしたらよいと書いてあるんですか?」
メディ「あいにくですが、これは時が来るまでは他人に明かしてはならないことになってるんですよ。すみませんねえ。」
メディさんはゼシカの表情からさまざまなことを読み取ったに違いない。
ゼシカが賢者の子孫であることも見抜いたのかな。
俺は薬湯をすすりながら話を聞いた。この薬湯はひりひりと辛い。そしてメディさんの言葉通り、体が芯から温まってくる。
この雪原のどこかにいるかもしれないヤンガスにも飲ませてあげたい。
雪山で注意すべきことや、オークニスへの行き方などを聞いて、俺たちはそろそろ出ることにした。
ククール「いきなりやって来た俺たちを一晩泊めてくれるなんて、メディさんにはさぞご迷惑でしたでしょう。」
メディ「ほっほっほ。ここは人里離れたところですから、オークニスに通う旅人たちが泊めてほしいとよく訪れますよ。
ですからお客をお泊めする準備はいつでも整ってます。お気になさらずに。」
えっ、一晩たってたの!?
メディ「ぐっすり眠ってらしたから気付かなかったでしょうけれど、雪崩があったのは昨日の日暮れのことですよ。
今朝はもうお日様が高く昇ってますよ。」
うーん、それはほんとに気付かなかった。
メディ「そうそう、オークニスに行くのならことづかれてくださらないかしら。」
メディさんは布の袋を取り出して俺に渡した。
メディ「オークニスには息子のグラッドという薬師が住んでます。この袋を息子に渡していただけるかしら。」
薬草のようなにおいのするその袋を、俺は大切にしまった。
ミーティア姫を外に連れ出そうとして、俺は妙なものに気付いた。
玄関脇の石張りの床に、薪や藁に混じって、ひん曲がった白い物体が置いてある。明らかに蝋だ。
この後の展開の想像がつかない
もしかしてヤンガスと再会してからの展開は出来てるんですか?
出来てなかったらごめんなさい。
っ【全裸で全身ザーメンまみれになって自慰しているヤンガスのフィギュア】
いつもお疲れ様です。
っ【ヤンガスのエロ画集(今度は様々なモンスターに犯される奴です。)】
>>731 全身ザーメンまみれってことは、自分一人のものじゃないですよね。
いったい誰にぶっ掛けられたのかが気になります。
エロさ抜群です。
>>732 マドハンドのしごき…ギガンテスの巨根から滴る男汁…
バブルスライムがヤンガスの全身を這い回ったりおおきづちが木槌をアナル挿入したり
クラーケンのニュルニュル触手で体の中も外も愛撫されたり
ダンビラムーチョに誘い受けされたり
こちらもはなはだエロいです。
惜しむらくは実物のヤンガスに触れないことですね。
メディ「それは、昨日ここで休んでいった商人が、オークニスで拾ったとか言って置いてったものですじゃ。」
俺がいぶかしげに蝋を見ているのに気付いたのだろう、メディさんが教えてくれた。
メディ「これを棒状に切って糸をつければ蝋燭になりますからねえ。独り暮しの身にはありがたいことです。」
俺は蝋の塊をひとつ拾い上げてためつすがめつした。顔くらいの大きさだ。
ぐにゃりと曲がってはいるが、人間の体から剥がしたものにも見える。
俺の考えてることは言わずとも分かるだろう。
メディ「ご入り用なら、ひとつさしあげますよ。」
俺はさすがに断った。でも、ヤンガスがオークニスにいそうだという確信は、これでなおさら高まった。
ミーティア姫を引いて外に出てみると、空は爽やかに晴れていた。風が冷たいが心地よい。
そうか、さっきの薬草のお茶で体が温まってるんだな。
俺はミーティア姫を馬車につなぎ、メディさんから預かった袋を馬車に積んだ。
王様、ゼシカ、ククールも出てきた。さあ、オークニスへ出発だ。
俺たちはメディさんとバフのお見送りを受けながら北へ向かった。
俺たちは歩く。ひたすらてくてく、てくてく、てくてく…
薬湯の効果と歩きでぽかぽか温まった体に、冷たい風が気持ちいいくらいだ。
足元は相変わらず砂地みたいだけど、今日はミーティア姫様も滑らずに進んでいる。
ゼシカ「青空と雪の白さの取り合わせが絶妙な美しさね。神秘的だわ…」
ククール「景色が単純すぎて飽きてきた。早くオークニスとやらに着きたいぜ。」
昼過ぎごろに、雪を被った大きな建物のようなものが見えてきた。人が住んでいそうな気配がある。
近くまで行くと、道端に「オークニスへようこそ!」と書いた標柱が立っていた。
そうか、あの建物がオークニスか。建物ひとつが町とは、かなり小さいな。
ククール「お前は寝ていたから聞いてないだろうけど、メディさんの話だと、
この町の地下はものすごくごちゃごちゃしてるそうだ。まるで迷路みたいにな。」
ゼシカ「グラッドさんという人も、地下に住んでるらしいわ。届け物、ちゃんとできるかしら。」
俺はヤンガスがこの町にいるかどうかを考えていた。この町にもうひとつ用事があったような気がしたけど、なんだっけ?
そうそう、宝石職人に頼んでリーザスの目のまがい物を拵えてもらうことだったっけ。
でも、なんだかもうどうでもよいような事に感じられて仕方なかった。
町の入口は大きな木の扉で閉ざされていた。
トロデ王「わしらはいつものようにここで待っておる。お前たち、用を済ませてくるのじゃ。」
中に入ると急に真っ暗になったように感じられた。それもそのはず、外はいちめん白いのに、中はレンガ造りなんだものな。
まずはメディさんからの預かり物を届けるのが先だと思い、俺たちは門番らしき兵士さんにグラッドさんの家を尋ねてみた。
兵士さん「グラッドさんの家なら、地下だな。だが、地下はよそから来た人にはまったくもって分からないだろう。
それにちょうど今、グラッドさんは町を留守にしている。なんなら私が預かっておいて、グラッドさんに渡しておこうか。」
俺は、グラッドさんにじかに渡すようにと頼まれた品なのでそれはできないと答えた。
兵士さん「だったら町を回ってくるといい。しばらくすればグラッドさんも戻ってくるだろうから。」
乙です。
っ【ヤンガスのエロ(ry(今度は色んな拷問にかけてみました)】
>>735 新しいエロ画集ですね。うほっ。
ヤンたんが三角木馬にまたがってたり首まで土に埋められてたり逆さ吊りで便壷の上に提げられてたり
ムチでびしばし打たれてたり十字架に磔にされてぐるぐる回されてたりアナルに拳を…ってこれはご褒美じゃんか。
とにかくヤンちゃんのエロエロなポーズがたくさん見られて嬉しいことこの上ありませんです。
俺は、町を見る前にまず門番に尋ねるべき事があった。
つまり、昨日かおとといあたり、この町に藁を積んだ馬車が来なかったかどうか。
兵士さん「馬車なら何台か来たがね。そういう馬車が、確か一台あったな。
どこに荷を下ろすのかって?だいたいはここか、地下の倉庫に通じる入口だ。藁だったら地下倉庫だな。
でも、それがどうかしたのか?」
蝋まみれのガタイのぶっといおっさんがその藁に埋もれていたかどうかを兵士さんに尋ねるのは野暮だ。
だから、俺はなんでもないんですと言ってその場を取り繕った。兵士さんも深く追究しようとはしなかった。
さて、俺たちは町を回ってみることにした。
地下があるということは、どこかに階段か下り坂があるはずだから、それも同時に探すのだ。
オークニスの町はいっぷう変わっている。いくつかの建物が、廊下でつながっているのだ。
つまり町を歩くときは外に出なくてすむということだ。寒い地域でもこれなら楽に暮らせるのだろう。
ぐるぐる回ってみたが、下に降りるルートらしきものは見つからない。そのうち、町の入口に戻ってきてしまった。
ククール「そこに階段があるぜ。」
入ったときには何故か気付かなかったんだけど、町の入口のある部屋に下り階段がどかんと口を空けている。
なら、ここから降りればいいんだな。
兵士さん「きみたち、その下は工事中だ。下に行きたければ、いったん町の広場に出てから行くといい。」
確かに下では職人さんたちがレンガを積んだり漆喰を塗ったりしている。これじゃ通れない。
兵士さんは町の広場への行き方を教えてくれた。町の地上部を形作る建物に囲まれた部分のことを広場と呼んでいるそうだ。
俺たちは早速広場へ向かった。下り階段は、広場の中の町長さんの家にあった。
次の次辺りか!?>ヤンガスとの再会
っ【小説の一シーンより、ザーメンまみれでケツ穴に腕をぶちこまれて仰向けにされたヤンガスのフィギュア】
>>737 キター!!荒くれ者どもにぐりんぐりん回されているシーンですね。後ろから突っ込まれているのはアクト(主人公)の腕ですね。
ヤンたんの苦悶と恐怖と快感の入り混じった表情がエロい。股間もそそり立ってていかにも気持ちよさそうですね。
ザーメンべちょべちょでヤンガスもさぞ幸せなことでしょう。
階段を下りるとそこは地下街だった。
壁の上部のところどころにある明かり取りの窓と、たくさん焚かれたランプのおかげで、あまり暗くはなかった。
どこかにグラッドさんの家があるんだな。それに地下倉庫も。
ゼシカ「さっきからアクトは地下倉庫を気にしてばかりね。どうしてなの?」
ククール「ヤンガスは倉庫なんかにゃ隠れてねーぜ。パルミドで盗賊に戻っちまったんだろう。
でなきゃアクトのことを探してぜったいに着いて来るはずだものな。」
ククールは鬱陶しいといった目で俺のことを見た。俺とヤンガスが好きあってることの何がそんなに嫌なんだ。
地下街は、入口の兵士さんが言ってたとおり、どこがどこだかさっぱり見当がつかなかった。
ゼシカ「こういうときにフローミがあればいいのに。いにしえの時代にあったという、自分の居場所が分かる呪文だそうよ。
うちの古文書に書いてあったわ。」
ククール「俺はレミーラという呪文が欲しいな。これもいにしえの呪文で、すべてを照らし出すんだそうだ。
いまは失われているがそのうちよみがえらせてやろうって、あいつが以前語ってたのを聞いたことがある。」
「あいつ」とはククールの異母兄のマルチェロのことだろう。博識だと聞いている。
でも、今はそんな呪文はないわけだし。壁にチョークで丸でも書いていくか。
ククール「チョークを持ってるのか?」
持ってないけど…ブロンズナイフでレンガに傷をつけていけば目印になるだろう。そしたら迷わずにすむ。
と、そこへ人が通りかかった。
通りすがりのおじさん「君たち、誰か探してるのかね?」
俺たちはグラッドさんの家を訪ねた。
おじさん「グラッドさんの家なら、そこの突き当たりだ。でも今は出かけてるよ。たぶん北の洞窟だろう。
それにしても帰りが遅いなあ…なにかあったんじゃないだろうか。」
っ【ヤンガスのエロ画集(今度は色んな方法で緊縛してみました)】
>>739 うおう、ヤンたんのムッチムチな肉体に太いのやら細いのやらロープがかかって…縄目からこぼれ落ちそうな肉が美味そうですww
私は結び方はあまり詳しくないのですが、ここに載っている逆さづりや後手後足首や大の字ポーズやらを見ていると
どうにもムラムラ感がこみ上げてきて悶々としてしまいます。
ただの簀巻きもエロいものですね。
せっかく暖かな街に入れたのに、北の洞穴とやらに行かなくちゃならないのかな。
ゼシカ「じき戻ってくるわよ。ここで待ちましょ?」
おじさん「いや、じつはグラッドさんが出かけたのは昨日の午前なんだ…いつもなら出た日の夕方には戻ってくるのに。」
つまり一昼夜以上行方不明だってことかよ。これは行って探したほうがいいかも。
ククール「俺たちが手を出すことじゃない。この町にも捜索隊くらいはいるだろ。」
でも俺の性格として、行ってみない事にはどうも落ち着かないんだ。
ポケットのトーポもすごくそわそわしているようだ。何か予感を感じてるんだろう。
俺はヤンガスを探したかったのだが、藁がしまってあるという倉庫を探しているうちにまた道に迷いそうな気がしたので、
悔やみつつも後回しにすることにした。
洞窟へ向かう道すがら、トロデ王様はぶつくさ文句を言っていた。
トロデ王「なんでわしらが一介の薬師などのために寒い寒い雪山をモンスターに襲われながら進まにゃいかんのじゃ!
それにしてもつらいのは姫じゃ。姫はあのヌーク草とやらのお茶も飲んでおらんし…。」
北の洞窟には小一時間で着いた。中は氷でかちこちだ。
手っ取り早く話を進めると、グラッドさんはこの洞窟のいちばん奥で倒れていたんだ。よく分からないけど動けなくなったらしい。
グラッドさん「メディという人から預かってきた品物があるって?ありがたい!早くそれをくれたまえ。」
メディさんの袋には薬草が入っていた。グラッドさんはそれを一掴み丸呑みして生還した。
グラッドさん「やれやれ、助かった。まさにお迎えを見る思いだったよ。」
また乙です。
っ苺ミルク
>>741 苺ミルク、懐かしいですね。小さいころは好きでした。
でもこの苺ミルク、なんだか気になる…ミルクって…ミルクって…もしや!!!???
(考えすぎ。ただの正常な苺ミルクでした。)
ゼシカ「あの世からのお迎えの代わりに私たちが迎えに来たってわけね。」
ゼシカが珍しく冗談を言う。でもその目はどことなく寂しげだった。
お兄さんのことを思い出したのかもしれない。それともただ寒いだけだったりして。
俺もヤンガスがあの世に行っていないことを願いつつ、グラッドさんに手を貸して立たせた。
リレミトで洞窟の入口に戻り、ルーラでオークニスへ帰る。時間節約のためだから当然だ。
兵士さん「おお、グラッドさん。さっき客人が来てたが…ああ、きみたちじゃないか。彼らがその客だ。
きみたち、もしかしてグラッドさんを探しに行ってたのかい?いやいやご苦労。」
地下街の分かりにくさは相変わらずだ。でも、今度は勝手を知ってるグラッドさんが一緒にいる。
グラッドさんは俺たちを先導するようにさっさと歩いて、ご自分の家の前までやって来た。
さて、ここまで送ってくればよいだろう。俺は藁がしまわれているという地下倉庫を探したい。ヤンガスが埋もれてるかもしれないから。
そう思いつつ、ふと俺が横に目をやると、そこにさっきのおじさんが立っていた。
グラッドさんが昨日出かけたまま帰ってこないことを教えてくれたおじさんだ。
グラッドさんとは懇意らしい。グラッドさんが目が合うなり話しかけた。
グラッドさん「ああ、やっと着いたか。…ああ、イェラルド。まさかずっと待っていたわけではないだろう。」
イェラルドさん「しばらく前に来たところだ。なかなか待つに待てなくてな。
おや、さっきの若者たち。まさかグラッドを探しに洞窟に行ってきたわけじゃないだろうね。」
ククール「そのまさかなんですよ。」
洞窟で何があったかをククールが手短に語った。
イェラルドさん「グラッドとしたことが倒れるとは珍しいな。もう大丈夫なのかい。」
グラッドさん「ああ、彼らが私の母から預かってきたヌーク草でな。
ここで立ち話もなんだし、早く入ろう。君たちも休んでいくといい。」
グラッドさんは俺たちにも声を掛けてくれた。
もうすぐ容量500逝きますな。そろそろ他のスレを乗っ取って移動しても良さそうですな。
>>743 もうそこまで容量が逝きましたか。どこか乗っ取るのに適切なスレはないかな。
俺は早くヤンガスを探しに行きたかったのだが、ゼシカとククールは入って休みたそうにしている。
俺だけ入らないのもおかしいし、独りだとどうせ道に迷いそうだったから、仕方なく俺も続いて入った。
中は暖炉に火がはぜていて温かい。ちょっとむっとするくらいだ。
グラッドさんは俺たちにお茶をついでくれた。俺たちはテーブルに就いて座った。
椅子は3脚。ヤンガスがいないから全員座れるんだろうな…と思って、俺は背筋がぞくぞくっとした。
俺にとってヤンガス無しの日常なんてもう有り得ない。たった二日間別れていただけなのにもう辛抱が限度に来ている。
早くヤンガスよ戻れ俺の元に…!
そもそもこの町にいるというのが俺の勝手な思い込みなんだろうか?この雪国に、まだほかに町があるのかもしれない。
もしそっちの町に行ってしまったのなら、俺がここでじっとしているのは見当違いの行動というわけだ。
そのときゼシカが口を開いた。
ゼシカ「雪国の町はこのオークニスだけなんですか?」
グラッドさん「そうだよ。雪が多いからだろうね。私の母のように独り暮らしをしている人もいるにはいるが、ごくわずかだ。」
ということは、ヤンガスがいるのはやはりこの町なんだろうか。
ククール「アクト、どうせお前はヤンガスのことを考えてるんだろ?あんなムサい山賊なんてどうだっていいだろ。
この町はカワイコちゃんが多い。厚着してるのが残念だけど、一枚ずつ剥いていく楽しみもある。」
ククールはこう言って俺に女を好きにならせようとしてくる。ヤンガスにかなう女なんている筈ないのに。
イェラルドさんが俺たちの話を割るようにグラッドさんに話しかけた。
イェラルドさん「グラッド、あれをほっといていいのか?私だって時間が余っているわけではないし。」
グラッドさん「うん、道具は揃っているし、すぐに取り掛かろう。」
グラッドさんはオーバーを脱いで壁に掛けると、隣の部屋へ入っていった。イェラルドさんも続いた。
グラッドさん「君たちは見ないほうがいい。ここで待っていてくれたまえ。」
俺たちはうなずいたが、『見ないほうがいい"あれ"って何だろう?』という疑問が頭の中に引っかかってしまった。
それからイェラルドという人。初めて会うのに、なんだか聞き覚えがある名前の気がする。
どういうことだろうか。
745 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2008/08/10(日) 13:27:46 ID:x5nFmSUeO
計算したらあと8つ位は書けそうですよ。
つ【鰻パイ】
>>745 ほうほう、これはこれは。夜のおかず…じゃなくて夜のお菓子、鰻パイですね。
夜のおかずにしてはいけませんよね。だいたいご飯と一緒に食べるには甘すぎ堅すぎですから。
ところで、鰻パイのキャッチフレーズ「夜のおかず」とは、性的な意味ではなくて、
「晩ご飯の後の団らんに良いお菓子」のニュアンスだと聞いたことがあります。
ククール「俺たち、ここにいたままでいいのかな。グラッドさんの仕事の邪魔にならなきゃいいんだけど。」
見ないほうが良いと言われただけで、あとは何も告げられなかったからいいんじゃないかな。
ゼシカ「そうね、アクトの言うとおりだわ。ところで、わたし、ちょっとトイレに行ってきたいの。
この地下街にはたぶん公衆トイレしかないと思うから、しばらく外に出るけど…。」
道に迷わないようにね。
ゼシカ「大丈夫よ。さっきアクトにヒントをもらったから。ブロンズナイフで壁に痕を付けていけばいいのよ。」
俺とククールはゼシカが出るのを見送った。
俺たちの横、グラッドさんとイェラルドさんのいる奥の間で、物音がした。椅子やチェストが倒れたかなにかしたような音だ。
一緒に喚き声が聞こえた。ドアは閉まっているし、壁もレンガ造りで分厚いのではっきりとはしないが、男の声だということは分かる。
俺とククールは顔を見合わせた。グラッドさんたちが喧嘩でもしてるのかな?
ククール「でも今の喚き声はグラッドさんでもイェラルドさんでもなかったぜ。もしかして、誰か連れ込んで拷問とかしてるんじゃないか?」
マイエラの地下みたいにか?
ククール「あそこも滅多に使っちゃいなかったけどな。今はどうだか知らないけど。
それより俺たちもここにいたらやばくないか?このままだと次の餌食になるのは俺たちだぜ。
ゼシカはうまく逃げたんだな。」
うん、俺も、こういう人里離れた村で旅人を泊めて寝込んだところを殺して荷物を奪う追剥ぎの話を読んだことがある。
ククール「だろ?だったら早く…」
と、いきなり奥の間のドアが開いた。立っていたのはグラッドさんだった。
ほとんど飛び上がらんばかりにぎょっとした俺たちを見て、グラッドさんも驚いたに違いない。目が点になってたから。
グラッドさん「か…帰るのかね?少し男手がほしかったんだが…」
俺は帰るのだと言おうとしたが、つい城でのいつもの習慣が出てしまった。
つまり、手伝うと答えてしまったんだ。
ククール「ちょ…、アクト!…しょうがねえ。じゃあ俺も一緒に行くよ。」
いざとなったら真空波も使えるし、ククールだってザキや魅惑の眼差しが使えるんだし、たぶん問題ないよ。
ククール「あまり俺を当てにするなよ。」
グラッドさん「すまないね、君たちには命を助けてもらったというのに、また重ねて願い事を申し出てしまって。」
俺とククールはグラッドさんに続いて奥の間へ入った。
中には当然ながらイェラルドさんがいた。部屋の真ん中で、考えあぐねるといった感じでつっ立っている。
そばには倒れたスツールと、もともと壁際に据えてあったようだが派手にずれているチェスト、それに散乱している何かの道具。
奥には布張りの衝立があって、向こう側にベッドがあるようだ。
イェラルドさん「人手が多いほうが助かる。すまないが、人助けだと思って協力してくれないか。」
どうやら追剥ぎ目的ではないらしいことが分かり、俺たちはほっとした。人助けなら喜んでします。
グラッドさん「なら、この衝立の向こうに来てくれ。」
イェラルドさんとグラッドさんが衝立の向こうに回る。俺はちょっとわだかまりを感じながら後に続いた。
ククールも後から着いてきたが、妙におとなしい。まだ追剥ぎ疑惑を拭い取っていないんだろうか。
衝立の後ろには予想通りベッドがあった。全身にシーツを被った人が寝ている。ずいぶん太めだ。
グラッド「イェラルドは右脚を押さえててくれ。君たちは、左脚と腕を頼む。
状況上致し方ないとはいえ、この男はやたらと暴れるんだ。」
状況って…?と質問しようとした俺とククールにはお構いなく、グラッドさんはシーツをめくった。
中から男の裸の下半身が現れた。尻が上になっている。ん、見たことある尻だな。
イェラルドさんとグラッドさんが男の両脚を押さえるが、俺は二人にはかまわずシーツの上半身部分をまくった。
だってものすごい胸騒ぎがしたからさ。
シーツの下からは、短く刈ったモヒカン、ぶっとい首、ちらりと見える頬に刻まれた傷跡。無精髭がその傷を覆おうとしている。
思わず俺はそばに立っていたククールを突き飛ばし、男の首をひねって上に向けた。
間違いなくヤンガスだ。俺のエロ可愛いヤンガスがやっと俺の元に帰ってきたのだ。
顔がどどめ色になっていて、ものすごく苦しそうだが、でもヤンガスはここにこうして生きていた。
無意識のうちに俺はヤンガスの名を呼んでいた。
ヤンガスとご対面キター\(゚∀゚)/ー!
つ【栄養剤】
移動する時に移動先のスレを教えて下さい。
>>748 栄養剤ですか。これで元気いっぱつですな。
栄養剤の元気の元はカフェインだなんてネタバレ、しないほうがいいのかな…。
でも貰っておきます。ごきゅごきゅ、ぷはー。
>>749 了解しました。
グラッドさん「もしかして、この男を知ってるのかね?ヤンガスという名なのか。」
イェラルドさんはヤンガスの脚をつかんだままつっ立っている。おかげでヤンガスは半ばエビ反り状態だ。
俺はヤンガスの顔を再び覗き込んだ。ヤンガスの白目がちの眼が俺の視線とかち合った。
ヤンガス「あ、兄貴…ぐう。」
あまり声が出ないらしい。それじゃさっきの喚き声は誰のだったんだ。
俺はてっきり連れ込まれた男、つまりヤンガスのだと思ってたんだけど。
グラッドさん「ああ、さっき叫んだのは私だ。椅子が向こうずねに当たって…
ところできみがこの男と知り合いなら、少しなだめてくれ。暴れて仕方がないんだ。」
ククール「そもそも何をしようというんですか?」
グラッドさんとイェラルドさんはちらりと顔を見合わせた。それからグラッドさんがおもむろに答えた。
グラッドさん「…言いにくいが、この男の尻の中に蝋の塊が詰まっていて、どうしてもそれを取り出さなくてはならないんだ。」
俺には何のことだかたちどころに分かったが、ククールは自分の耳が信じられないといった様子できょとんとしている。
ククール「…尻に、蝋、ですって?」
グラッドさん「そうだ。それで肛門を広げて取ろうとしているのだが、この男が痛がって暴れるんだよ。」
ヤンガスは呻いている。
グラッドさん「腹の按摩もしたし、下剤も飲ませてみた。だけどなかなか出てこないんだ。中で貼り付いてしまっているんだろう。」
尻からお湯を注いでみたらどうでしょうか。
グラッドさん「それもしてはみたが、うまく蝋が融けないんだ。あとはもう、少しずつ削って取り出すしかないが、
削るためのちょうなが入るほど、肛門が広がらなくてな。」
確かにグラッドさんは手にちょうなを握っている。これで削りだすのか。
ククール「どういうわけでヤンガスの尻に蝋が詰まってるのか知らないけど…アクト、お前は知ってるんだろう。
いや、今は言わなくてもいい。俺だってこんな苦しそうなヤンガスをほっておくほど薄情な男じゃないからな。」
ヤンガスが俺にしがみついてきた。汗臭さがムンムンしていて俺の性欲をそそり立ててくる。
俺はククールやグラッドさんイェラルドさんに気づかれないようにして息を深々と吸い込んだ。
さてヤンガス、グラッドさんがいまヤンガスの尻の穴から蝋を引っ張り出すところだから、痛がらずおとなしくしてろよ。
俺はヤンガスの体を抱えながら、ヤンガスの体温がいつになく高いことに気付いた。
おおかた風邪でも引いたんだろう。あとでグラッドさんが何とかしてくれると思う。
グラッドさん「これ以上ちょうなを使うと、中が傷ついてしまうな…仕方ない、無理に排便させるのと同じ形で…」
このグラッドさんの言葉が聞こえたとたん、ヤンガスの上半身からどっと汗が噴き出した。
ヤンガス「ううう…ぐる゛じい゛の゛で、なんとかしてくれでがず…!」
咽喉の奥から搾り出すような声だ。咽喉もやられてしまったんだろう。後でグラッドさんが、以下略。
グラッドさん「そこの銀髪のきみ、壁際の素焼きの壷をこちらに持ってきてくれ。」
ククールは嫌々そうに、でもてきぱきと、言われた壷を持ってきてベッドのそばに据えた。かなり重そうだ。
高さは俺の膝くらいまであり、縁がやたらと太い。
イェラルドさん「これはおまるだよ。実を言うと、こういう事が以前にも一度あってだな…
そのときも尻の中身を出すのに同じ方法を使ったものだ。」
ククールが「なんで尻なんかに…」と呟くのを俺はしっかり耳にした。
ってことは、イェラルドさんはたまに宝石入りの人間を受け取っているってことか…
えっ、宝石!?そうか、今思い出したぞ。パルミドの情報屋さんが紹介してくれたオークニスの宝石職人がこの人だ。
ヤンガスのいない虚しさのあまり、すっかり忘れてしまっていた。
よりにもよってこんな時にこんな形で出会うなんてなあ…。
グラッドさん「さっきは見ないほうがよいと言ったが、君たちにはこうして見せて、しかも手伝わせてしまっている。すまないね。」
いえ、それについては構わないでください。この男…ヤンガスは俺の旅の仲間ですから。
ククールはオレンジの皮でもかじったような渋い顔をしている。俺、なんかおかしな事言ったっけ?まあいいや。
俺たちはヤンガスをベッドから抱え上げた。俺が上半身、グラッドさんが左脚と腰、イェラルドさんは右脚。
ククールはおまるの壷を動かしてヤンガスが座りいいようにした。
ククールの奴、ヤンガスの体に触るのが嫌なんだな。俺には分かるぞ。
乙です。
(´・ω・`)っ【葡萄】
>>752 そろそろマスカットや早生の黒ブドウの出回る季節ですね。どれ、一粒いただきますか。
…うん、これは甘くてすっぱくておいしいですね。皮は食べられるのかな?
私はブドウはジャムなどに加工したりワインにしたりするよりもそのまま食べるほうが好みです。
俺たちは三人がかりでヤンガスを素焼きの壷に座らせた。ヤンガスのケツは壷の中にすっぽりとはまっている。
さっき壷の高さは俺の膝くらいまでだと言ったが、ヤンガスは脚が短いので、両足の底が床から浮いてしまっている。
グラッドさんとイェラルドさんがヤンガスのすねを両側から持って引っ張った。いわゆるM字開脚状態というわけだ。
ヤンガスは不安げに辺りを見回している。壷の中に落ちやしないか心配なんだろう、両手をしっかりと壷の縁に掛けている。
グラッドさん「さあ、ヤンガス君…といったね。思い切って踏ん張るんだ。」
そう言いながらグラッドさんはヤンガスの腹に手を伸ばしてさすり始めた。
ヤンガス「うぐぐう…」
ヤンガスは青ざめて汗をだらだらと全身から噴き出させている。
そういえば、グラッドさんはヤンガスに下剤を飲ませたといってたな。腹が痛くてたまらないはずだ。
ヤンガス「くあっ…!」
壷の中でびいびいというような音が聞こえた。
グラッドさんはさする手を休めない。むしろ強く押し始めた。
グラッドさん「それ、どうした?それでも男か。情けない奴だなあ。」
わざとこんなふうにからかうことで、ヤンガスに力ませようとしているんだろう。
ヤンガスは上半身を前後に揺すり始めた。グラッドさんの手が刺さるのではないかと思うほど勢いよく前かがみになったり、
かと思えば両脚を振り上げてそっくり返ったり。
グラッドさんとイェラルドさんはそれにつられてあっちへ行ったりこっちへ振られたりと目まぐるしい。
いっそのこと、俺が手を中に突っ込んで、蝋を掴んで取り出してやろうか。
いったんはヤンガスの中に突っ込まれた手だから、二回目を突っ込むなんてへっちゃらだ。
…と俺が言おうかと考えていたそのとき。
ヤンガス「ぐあああああっっ!で、出るうっ!」
M字にして振り上げた脚の間の割れ目の奥から、白くて丸いものが姿を現した。
それとともにヤンガスの股間の肉棒から水がほとばしり、グラッドさんの顔面を直撃した。
グラッドさんはそれには構わずにヤンガスの腹を押しまくる。
グラッドさん「さあ、出しちまえ!尻の穴なんて裂けても治る!」
グラッドさんは片手でヤンガスの腹を押し揉みながら、もう一方の手ではヤンガスの尻たぶをひっつかんで手前に寄せていた。
イェラルドさんはと見ると、片手でヤンガスの太腿をつかみ、もう一方の手でヤンガスの尻たぶをつかんでいる。
つまりヤンガスの尻は左右に広げられているわけだ。言い換えれば肛門があらわになった状態である。
その穴、つまりヤンガスの縮れ毛がもじゃもじゃと茂るアナルからは、さっきも言ったように白い塊が一部を覗かせていた。
それを伝って、バラのシロップのような色をした澄んだ液体が流れている。そして壷の底へと滴っている。
これが全部見えているのも、ヤンガスがのけぞった姿勢で大股開きのまま足を振り上げているからだ。
いいもの見せてくれるなあ、さすがは俺が見込んだヤンガスだけあるぜ。
ヤンガス「はあ、はあ、はあはあはあ…」
ヤンガスの大きく開いた口からは、朱色の舌といっしょによだれが溢れてきた。
流れ落ちて肩や胸にかかるのも構わず、ヤンガスは踏ん張り続けている。それだけ踏ん張ったら頭が痛くなるだろうに。
白い物、つまり蝋の塊は、少しずつヤンガスの尻穴を広げて外側に出てきた。
手で掴んで取れるかな。清潔か汚いかということには関係なく。
いや、掴むにはまだ出ている部分が小さすぎる。
グラッドさん「銀髪のきみ、そこの机に置いてある端切れを取ってくれ。箱ごと。」
不意にグラッドさんがククールに呼びかけた。そうだった、ククールもこのヤンガスのあられもないシーンを見てるんだよな。
でもククールはヤンガスのエロ可愛さを理解していないから、ヤンガスがククールに奪われることは無いだろう。
ククールは、端切れの詰まった箱を取ってグラッドさんに渡した。
グラッドさんは端切れを一枚取ると両手の指に巻きつけた。その両手をヤンガスの尻穴に引っ掛ける。
グラッドさんがヤンガスの肛門に掛けた指を左右に力いっぱい開いた。ヤンガスの肛門の裏縁のピンク色のぬらぬらが見えた。
ヤンガス「ぐぎゃああああっっっ!!!さ、裂けるうっ!」
ヤンガスは壷に掴まっている手にさらに力を込めた。腕の筋肉と血管がぽっこりと浮き上がった。
グラッドさん「こんなもんで裂けるこたあないっ!!さあ、もうひとふんばりだ!」
布きれを巻いた指をヤンガスの中に押し入れながら、グラッドさんはヤンガスを叱咤する。
こうして肛門を直接広げてやるのか。
白い蝋の塊の周りで、バラ色の泡がぽつぽつと出たり破裂したりしている。
ヤンガス「げぶぉあ……」
グラッドさん「なかなか出てこないな。一回奥に押し込んでから、また踏ん張ってもらうとするか。」
グラッドさんはそう呟くと(と言っても俺にははっきり聞こえたし、イェラルドさんやヤンガスにも聞こえたはずだ)、
布を巻いた指をヤンガスの尻の白い塊にあてがい、力任せに突きこんだ。
ヤンガスのアナルがみるみるすぼまっていく。たちまちグラッドさんの指をくわえ込んだ格好になった。
ヤンガス「ぎゃああああああーあーあ!!!!」
グラッドさん「どうれ、痛いだろう。女の子は毎月もっと痛い思いをしているって言うけれどな!」
グラッドさんはこんな事を言いつつ、端切れを一枚取って、それで自分の顔を拭いた。ヤンガスの小便で濡れてたから。
ヤンガス「ひぎいっ…ぬ゛、抜いてくれえ゛…あに゛ぎもこのおっさんに頼んでぐれ゛でがずよ゛う…」
ついにヤンガスの両目と鼻からも水分が流れ出した。
グラッドさんは指をヤンガスの尻から抜いた。端切れがほどけてヤンガスの尻穴に咥えられていたが、グラッドさんは気にしない様子だ。
イェラルドさん「さあ、踏ん張ってみろ!でなきゃ腹を踏みしだくぞ。」
ヤンガスの股間の肉棒はかちかちになって上を向いている。先の細い穴から水分がじわじわと溢れている。
グラッドさん「こうするか。」
グラッドさんはヤンガスの玉袋をいきなり鷲づかみにして、そのまま握りつぶしかけた。
ヤンガス「ひゃたああー!!」
グラッドさん「多少荒治療だがな、力が入らないならこうするのが手早いんだ。」
グラッドさんは手を離した。真っ赤になったふぐり袋が力なく垂れ下がった。
にわかに、ヤンガスの股間でぴちゃぴちゃという音が激しく鳴り出した。
ヤンガスは息をつめて力んでいる。顔の色が、赤を通り越して熟れ過ぎたスモモみたいな紫色になっている。
ぴちゃぴちゃいう音に混じって、ぶいぶいという音も聞こえ出した。
グラッドさん「まだまだだなあ。もう一度握りつぶすか。」
あのう、グラッドさん、それは本気で言ってるんですか?と俺が思ったときだった。
びちゃっ、びちゃっ、ずべべべっ、という音とともに、ヤンガスの尻から白い棒がにょっきりと生えてきたんだ。
しろいとはいっても、全身がバラのシロップのような薄い桃色の水の膜で覆われているし、
ヤンガスの尻にまだ残っている部分の周りは山吹色に染まっている。
見た目はきれいだけれど、手を触れるのはちょっと憚られるな。
グラッドさん「ふう・・・やっと出てきたか。じつに厳重に隠されていたな。」
そりゃあヤンガスは盗難防止用の梱包材として使われていたわけですから、簡単に取り出せないのは無理もないですよ。
イェラルドさんは端切れの箱から大きそうなのを一枚選び出した。そしてその布でヤンガスの尻に刺さっている蝋の棒をくるんだ。
ピンクや黄色の液体が手に付いたら嫌だからね。
イェラルドさんが蝋の棒を抜くと、ぴちょっという水音がした。
ヤンガス「あぁんっ・・・」
同時にヤンガスが上げた声がこれだ。苦しいのか気持ちよかったのか判断に苦しむ。
グラッドさん「さて、これでやっと…ん?」
グラッドさんはヤンガスの尻に掛けていた手を離したところだったが、ヤンガスが再び踏ん張りだしたのに気付いて
明らかに戸惑っていた。
グラッドさん「もしかして、中に入っているものは一つだけではないというわけか!?」
そう、たしか四個ぐらい入れられていたはずだ。
いま出てきた棒がたぶんダガーだろう。だったら、ダガーを入れられる先にひとつ玉を入れられていたから、
いまヤンガスが出そうとしているのはその蝋のボールのはずだ。
ヤンガス「くう、きえええっ…!」
ぶりっぶりっ、べちゃっ、という音とともに、ヤンガスのアナルから黄色と桃色に彩られた蝋の弾が飛び出し、壷の中に落ちた。
そして、それに続いて、山吹色のどろどろした液体が噴き出してきた。ところどころに赤い色も見える。
ヤンガスはもうのけぞった姿勢はやめて、便壷にふつうに腰掛けていたが、おかげで今度は後ろから尻の様子が丸見えになっていた。
ヤンガス「はあ、はあ、はっ……く、苦しかっだ…このお゛っさん、下剤なんがのまぜるんだがらな゛…」
咽喉の調子がやっぱり悪いらしい。そりゃそうだよな、蝋をまとっただけの格好で雪山なんかにいたら風邪を引くに決まってる。
ヤンガス「…あにぎ、もしかして、ア゛ッシを探してこごま゛で…?」
うん、そうだよ。それだけが用件じゃないけれど、いちばん大事だったのはヤンガスを見つけ出すことさ。
ヤンガス「ああ゛、あにぎはやっぱり優れたおひどでがす…ア゛ッシがあにぎどみごんだオドゴだけあるでがす!」
おまるに跨ったままこんな事を口にするヤンガスは、たまらなく可愛い。
もう、抱きしめちゃいたい。
ヤンガス「だめでがすよ゛!いまのア゛ッシなんかに゛触ったら、ばっちくて臭くな゛っぢまうでげすよ!」
ヤンガスは俺を避けるような身振りを取る。
でも、もう二度と会えないかと危ぶんでいたヤンガスが、こうして無事にここにいるんだよ?
どうして抱擁させてくれないんだよ?ただ汚いって言うだけの理由でさ。