【ネカマ】アンチDQ9が集うスレ 43【アリーナ】

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65名前が無い@ただの名無しのようだ
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ドラゴンクエスト 淡路恵子(73)女優

ドラゴンクエストにのめり込んだのは、今から20年近く前のこと。
私は10代で麻雀を覚え、若い頃は良くやったものでした。
でも、麻雀は4人揃わなければできません。
それで、一人でできる麻雀ゲームをやるようになった。
主人公が魔物に遭遇すると麻雀をし、勝つと強くなっていくというロールプレイングゲームのようなものです。
そしてある日、その様子を見ていた息子から、ドラクエを勧められたのです。
すでに3作目が出ていたのですが、3作品そろえて1作目から続けてやりました。
2日くらい徹夜するのは当たり前で、寝る時間も惜しんで、何日も何時間もやりました。はまりました。
まず楽しかったのは、私は小さな頃から「ロード・オブ・ザ・リング」のような外国の童話が好きだったのですが
ドラクエはそういう世界の物語。お作りになった方たちも、その世界がお好きなんだろうと思いました。

素晴らしい点を挙げればキリがありませんが、絵がきれい、動きがきれい、登場する魔物が可愛い、芸が細かい。
たとえばダンビラムーチョというお化けは、おっとっととたたらを踏む。
若い人達が作ってるだろうに、よくそんなことを知っているなと感心します。
音楽も好きで、携帯電話の着信音にしていますが、音楽を聴きたいがためになかなかでない事も多く、電話を切ってしまう人もいるくらいです。
ドラクエの底流にあるのは愛。国を愛し、両親を愛し、兄弟を愛する。そして努力が報われる。
その主人公は「私」。「私自身」がゲームの中へ入り込むのです。

一月は三越劇場で「華岡青洲の妻」に出演するので一ヶ月はやりません。
新作が出れば、講演中でも時間を決めて1日何時間かはやるのですが、2年前に出た8作目はもう何百回もやってしまったものですから。
ゲームデザイナーの堀井雄二さんに直接お願いしたいこともあるけれど、2年に1度は新作を発表して欲しい。
私だっていつまでも生きているわけではありません。
せめてあと2作はたのしませてもらいたいと思っています。