1乙。
立って良かった!
これからは960を過ぎたくらいで新スレに動き始めた方が良さげだね。
最近スレ立てられない人が多くてどきどきだし。
乙
と言いたいところだが「彼女は最高です」が入ってない…
まぁいいか?
リメイク前からもリメイクされた後も、彼女は最高です。
前スレからだけど、アグたんとミル姉の共演(または仲良し)SSを書きたい。
ミルウーダが実は生きていたというシナリオは過去にあったから、骸旅団もしくは骸騎士団以前に遡ることにした。
という訳で骸系の歴史が現れているSSはどこかにまとめてないだろうか?
>>5 PSP版興味無い身からしたら、随分お粗末な>1だな。
しかし乙。
>>1乙
>>7 そんな特殊なテーマでSSをまとめたサイトはないと思うが……千一夜には
アグスレ以外のFFTSSも沢山あるから、探してみたら?
ネタできたので進呈します。
「ホーリーナイトの聖剣技の使い手が骸騎士団にいる」との触れ込みで、
聖剣技を見習い士官たちに教える名目でアグのいる士官学校にミルウーダが派遣されてきた。
結局兄と間違われていたことがわかり、なら賎民に教えを請う必要もないとかぞんざいにされるミルウーダの処遇に
ミルウーダを慕ったアグが怒ってかばうとか。
スカウトするなら男女の違いくらいは分かるはず…
教官として招く以前に実技を確認するでしょうし
軍事力である次世代騎士育成の為に聖剣技を教える者が足りないなんてこともないのでは
前スレ埋め乙でした
13 :
、:2007/01/11(木) 17:36:40 ID:d9ILdEcrO
10
オケオケ。早く読ませてオクレヨン。
11
あげ足とって、SS職人さんの意欲を萎えさせる椰子は、聖光爆裂波でオシオキだ。
>>13 そんなつもりではなかったんだけど
スマソ(´・ω・`)
15 :
、:2007/01/11(木) 17:56:40 ID:d9ILdEcrO
14
良かとですばい。
>ID:d9ILdEcrO
気色悪いレスと名前欄書く前に消えてろ、この携帯小僧。
>>14 あくまで「SS書きたいのだが」と言ってる
>>7に対して「こいうアイデアはどうか」と提案してる
>>10に対して、
「職人さん、早く読ませて」と抜かしてるぐらいに前後を読んでないこんな阿呆に謝る必要もなかろう。
ちなみに俺も
>>10の展開にはちと無理があると思うし、>11に同意する。
五十年戦争末期のゴタゴタ中に結成された骸騎士団から、いくらウィーグラフが有能とはいえ、
むしろ有能だからこそ、糞ミソに忙しい前線からわざわざ中央に派遣される命令出されるのか?とも思うし、
「賎民に教えを請う必要もない」という見方は最初からされてるんじゃないか。
ギュスタヴみたいなのもいるくらいだし、そういう色眼鏡は常に付いて回っているだろう。
ttp://www.carbuncle.jp/fft/9corpse-2.html
17 :
、:2007/01/11(木) 18:48:06 ID:d9ILdEcrO
16
長文、御苦労様デゴザイマツ(^3^)/
糞ミソといえばアレだよな
>>1乙!
>>5 まあ、前スレで全く次を何にするか話してなかった我々もいけなかった
スレも今にもdat落ちしそうな雰囲気だったし気が急いたのだろう
気にするな
多分、最近設置された新機能のことだと思うが、
後には専ブラにも対応できるよう改良されるのだろうか…
そしたらもっとカオスなことになるのだろうな、俺とか含め
虫と対戦させられながらきんにくにくにくにくじゅうはちーと叫ぶアグリアスさんとか?
アグたんは牛丼好きなんだぜ?
宗教ってだいたい牛か豚禁じてないっけ?
アグ<家畜に神などいない!
アグたんって貴族であることに対して誇りは持ってるけど、
差別とかはしなさそうな感じ?
オヴェ様関連の言動や、ムスタ、ガフに対する態度を見て分かるとおり、
身分の上下はあって当たり前、人はすべからくそれに則って行動するもの、ぐらいには石頭だろ。
アグリアスのような騎士階級ならそれが「普通」の感覚で、「差別」という概念すら薄いんじゃね?
>>9 有難い、探してみるわ。なさそうだけど
>>10 いい感じのネタありがとう。聖剣技以外にミルウーダとアグリアスの共通点を創れば書きやすいよな。
そういえばミル姉とアグたんはどっちが年上なんだろう。
ミル姉さんの方が年上で確か4つ上だったような。
むかしむかし、フジテレビにはミル姉さんという牛がおってな。
>>25 ヒンズー教では牛は聖なる乗り物なので殺すの禁止
ユダヤ教・イスラム教では豚は穢れたものなので食べるの・触るの禁止
仏教では人間を含めた全ての動物は生まれ変わりの可能性があるので殺すの禁止
キリスト教では食べ物は人間のために神様が用意した物なので全て食べて可
基本はこんなとこだな
イヴァリースのグレバドス教会はキリスト教系みたいだから
何でもイケるんじゃない?
>>32桃井かおりに似てたよな。喋り方。
「ジャンクロードヴァンダムの代表作は、まだない。」には
すげえ笑った覚えがある。
金曜の昼をいかがお過ごし?アグ姉さんよ。
今日も聖騎士が独断と偏見でラムザのアホ毛についてお話するわ。
こんな感じだっけか。
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(;^ω^)
もーそれ見飽きたよママン
2chも閉鎖か・・
いまさら疑うものか!
私はひろゆきを信じる!
てかソースがzakzakな時点でネタだろ
どうせ最終的には元通りなんだろうから、ちょっとくらい見れなくてもいい気はする
もう閉鎖ネタは3,4回見てるしなぁ
何回繰り返すつもりだよって感じ
2chが閉鎖されたらアグたんが悲しむぞ。
なんてたってアグたんの活躍の場が減るんだからな。
ネタやSSでラムザとラブラブできなくなったりラムザとイチャイチャできなくな(ry
アグ「だッ! 誰がいつ誰とイチャイチャしたと言うのだ!」
獅子戦争当時のイヴァリースにおいては未知のハイテクの塊・労働八号、当然2ch機能も完備である。
アグ「
>>43 ラムたんハァハァ
>>44 超ハゲドー 、と」カタカタ
騎士たるもの、スレを盛り上げるためには自作自演もやむをえぬ。
嘘も方便と言うではないか。
アグリアスさん、自演をしていても、IDが同じでは……
アグ「
>>43-44 だがラムザはもう相方がいるしムリポ。
ちなみにこの書き込みを見た人は
「アグリアスとラムザがつき合ってる」という書き込みを
一万件書き込まないと四日後の十二時 アグリアスに殺されます。
これは本当です。
実際私の友達はこれを見た四日後に行方不明になりました。」
次から携帯でレス。
まともにPC使えないでラムザに教えてもらうアグリアスさんも良いと思うんだ
いくら教えられても覚えられず
最終的に労八をマイコンとかピコピコと呼ぶアグリアス
アグリアスはおじいちゃんか?
残念ながら今回の閉鎖だけは本当らしいね。残念だ。
1スレ目からアグスレを見続けていた。
あの時はまさか31スレまで行くとは思わなかった。
全てのアグ萌えヤロウへ、また全てのFFT儲へ、
せめれ別れは笑顔で・・・ いつかまたどこかで会おう。
アグリアス様は永遠にMOVE3です。
>>48 そして間違って労働八号を停止させちゃって、焦るアグリアス
「未熟者め! 己の内で結論の出ていることを、他の者に確かめるな!!
今までの修行はただの剣術修行ではない――戦う術は、すでに授けた!」
「はい」
「為すべきは己で考えよ。成すべきはただ、己の友を護ること」
「はい!」
「騎士はそれ以上であってはならない!」
「騎士は決して、それ以下であってはならない!!」
アグたんすきすき〜
はふはふ
54 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/13(土) 17:04:40 ID:+kTh7ZG30
PS版をプレイしたときはお姉さんキャラハァハァとか思ってたのに
そろそろリアルでアグリアスの年齢あたりを越えそうなオヤジなオレがきましたよ
このスレだと若造なんじゃないの?
>>56 つまり、アグたんと70年以上一緒な訳か。
二人旅だったら…
>>58 事実上結婚しているのと同様ですね。
てか、今回はマジで2chなくなるの?
このスレで雑談ができなくなったり、
職人さん達のSSも読めなくなるのは正直寂しいよ。
>>59 マジネタにしては危機感がないような
不安なら、避難所を作成しておくのもひとつの方法ですが
野球板住民の認識
「ZAKZAKの記者は脳内ソースで記事を書くから楽な仕事だ。」
今まで散々飛ばし記事を書いてきたからな。今回もいつものこと。
よしんば無くなっても3ちゃんねるあたりに移れば良いだけのような
ひろゆきが仕組んだ釣りだという話もあるな>閉鎖
おまいら!チェーンソー用意しる!!!
戦士斡旋所でエレーヌさんが小一時間出てこなくて困った
66 :
やねうら ◆0MKMjdfW.M :2007/01/14(日) 07:40:31 ID:6FvGv55T0
ギャー、やっちまったあげちまった。申し訳ないです。
この規模のがそっくり無くなるはず無いだろ常識的に考えて。
せいぜい数日かけて別アドに引っ越すのが関の山だ。たぶん数時間で終わるだろ。
>この規模
スレ違いだけど、2chって日本史に残るぜ。絶対。
王妃オヴェリア死去。
そのニュースは瞬く間に畏国中へと広がった。
耳をふさがずとも畏国に住まう者なら必ず耳にした。
素性を隠し国を流浪する旅人にも。
リターン1 嘆き
貿易都市ザーギドスの古宿にアグリアス達は泊まっていた。
二日前から降り出した雨は未だ止まず、街を静かにしている。
「雨……止みませんね」
静寂に疲れたのか、アリシアがポツリと呟いた。
窓際で聖石キャンサーを磨いていたアグリアスが視線を上げる。
ラヴィアンはベッドに横になったまま「そうね」と相槌を打った。
「明日にはゼルテニアに着きますけど、雨、上がるといいですね」
「そうとも限らん。雨の方が顔を隠しやすい」
再びキャンサーに視線を落としアグリアスは応えた。
邪悪を呼び出す聖石を見て、アグリアスは何を思っているのだろうとアリシアは想像する。
それはきっと、ラファが起こした奇跡。そしてそれは正解だった。
アグリアスは、都合よく奇跡が起きるとは思っていない。
けれど、もしかしたら、と淡い期待を抱いていた。
真にオヴェリアの死を嘆く者が偽らざる心でひた向きに願えば。
それが自分なのか、別の誰かなのかは解らない。それでも、と思ってしまう。
「……ラムザさん達も、もしかしたらゼルテニアに向かってるかもしれませんね」
励ますようなアリシアの言葉だったが、アグリアスは首を横に振った。
「ラムザは一番顔を知られている。
アルマ様もご一緒だとしたら、危険な場所には近づくまい」
あの異世界が光に包まれ崩壊していく最後の瞬間、
ラムザがアルマを抱きしめていた事を思い出してアグリアスは言った。
結局あの後、皆離れ離れになってしまった。
アグリアスは近くにいたアリシア、ラヴィアンと一緒に畏国へ帰還できた。
恐らくは近くにいた者同士が一緒に畏国のどこかに飛ばされたのだろう。
となれば、抱き合っていたラムザとアルマは一緒に帰還したと考えるのが妥当だ。
ラムザ達の他には、ムスタディオと労働八号が近くにいたと記憶している。
他のメンバーまでは解らないが、ベイオウーフとレーゼもお互い離れず戦っていたから、
あの二人もきっと離れ離れになる事なく畏国へ帰っているだろう。
レーゼを思い出し、聖石が呪いを解く強力な力を持っていた事もアグリアスは思い出した。
それだけじゃない、異世界からクラウドを呼び出したりもした。
そしてラファはマラークを生き返らせた。
なら、自分の願いもかなうだろうか……。
雨音が強まり、アグリアスはふと、立ち上がった。
窓の向こうは雨に濡れ、まるで今の自分の心のよう。
その時、アリシアがつらそうに言い、
「アグリアス様、もし駄目だったとしても――」
歩み寄って、何気なくアグリアスと窓の間に割って入って笑顔を見せ、
ガシャン。窓が割れた。
「……ゴホッ」
アリシアの口から血があふれ、倒れる。
「アリ……」
突然の事すぎて何が起きたのか解らない。
アリシアの背中、肺のあたりに赤い穴が空いているのを見た。
銃創? 窓が割れ……外から狙撃? 誰を狙って?
続いて部屋の戸が蹴破られる。
その時にはもうラヴィアンは飛び起き抜刀していた。
部屋に覆面をした三人の人間が飛び込んでくる。
ラヴィアンより一拍遅れてアグリアスもディフェンダーを抜こうとしたが、
鞘から刃が抜けるよりも早く、覆面の放ったボウガンの矢がアグリアスの右手を貫いた。
「アグリアス様、逃げて!」
ラヴィアンが叫びながら覆面の一人に肉薄する。覆面は二刀流の忍者刀で応戦した。
ボウガンの覆面は武器を捨て、懐から新たに手裏剣を取り出していた。
動きが早い。あらかじめ時魔法ヘイストをかけられているようだった。
それを肯定するように、三人目の覆面が「スロウ!」と叫ぶ。
アグリアスの動きが、思考が緩慢になる。鋭い痛みも長く永く引き伸ばされる。
「ぐっ、うぅ……」
手の甲を矢に貫通されもう抜刀は不可能と判断したアグリアスは、
咄嗟に左拳を握り、フットワークを利かせ覆面が投げる手裏剣を回避。
そのまま前進して覆面のみぞおちに拳打をお見舞いする。
覆面越しに聞こえる苦悶の声を聞きながら、殴った拳に違和感を感じ取った。
どうやら聖石を握ったまま殴ってしまったようだ。
硬い物を握っての拳は手を痛めもするが威力も向上する。
だからその事に対し今は特に何らかの考えを持ちはしなかった。
続いて覆面の顎を拳で突き上げ、視線を横に向けると、
忍者刀使いの覆面と切り合うラヴィアンの姿が見えた。
そのラヴィアンの視線が、戦いの真っ只中、敵からそれる。
それは致命的なミス。
ラヴィアンはアリシアの安否が解らず、親友を心配するあまり視線を動かしてしまった。
その隙に覆面の忍者刀がラヴィアンの剣を握る指を切り落とす。
「ツッ!?」
指ごと剣を落とし、ベッドの上で後ずさりをするラヴィアン。
援護に回らねばとアグリアスは忍者刀使いに肉薄した。
しかし、遅い。スロウの影響を受けた肉体では、間に合わない。
二刀流の、もう一本の忍者刀が、ラヴィアンの胸に迫り……うおぉおぉぉぉっ!
アグリアスは吼えた。しかし、想い届かず――残酷にも――刃は――。
ラヴィアンの首が、刎ね飛ばされ、血飛沫を上げながらベッドの上に転がり、
シーツを赤く赤く染めて……緩慢な時間の中、それが目に焼きつくように見えた。
「無念の死を抱き続ける大地よ、黒き呪縛となれ……グラビデ!」
闇がアグリアスを包み、全身が内側へと引きずり込まれるような錯覚と共に体力が削り取られる。
「ラ、ヴィ……ア……」
黒く濁った視界の中、忍者刀の男が振り向き、血で濡れた刀身を振り上げた。
アグリアスにできた事は、身を精いっぱいよじる事だけ。
刃は、肩から胸へと食い込み、肺を傷つけ呼吸が――できなくなる。
「……ゲホッ」
血を吐いて、アグリアスはその場に倒れた。
全身が重い。四肢に力が入らない。世界が、暗い。
さらに背中に忍者刀を突き刺された衝撃に、アグリアスの意識が一瞬だけスパークする。
一瞬だけ世界が明るく感じた。その時、視界の中に、それはあった。
どう倒れたのかは解らない。けれど、顔の前に、自分の左手があって、
そこに、一際美しく輝く聖石キャンサーが……。
(……どうして、こんな事に)
倒れたアリシアを思い出し、首を刎ねられたラヴィアンを思い出し、
そしてオヴェリア様が死んだと聞かされた時を思い出す。
何て、悲しいのだろうと嘆く。
それが、アグリアス最期の思考だった。
to be continued……
なんだかんだいって2chってのはリスクはでかいが利益もでかいからな。
実際閉鎖するとしたら同じようなのが乱立して、そんで淘汰されて元通りだろ。
ただまろゆきのこと嫌いじゃなかったから寂しくなるぜ…
それはそれとして屋根裏さんGJ! アグアグーン!!
うおっあぶねっ!!
これはwktkせざるを得ない
>>70-73 屋根裏氏GJです
果たして聖石キャンサーが見せるのは希望か、それとも絶望か・・・・・
今はただ続きを待つのみ
む、そうだったのか
74のレスで屋根裏氏の名が出てたからてっきり
どれだけお前がスレを読み流したか、てことだな。
行く人さんor屋根裏さんが
>>79にレスするならわかるが、
>>80が誰にも必要とされていないのにでしゃばってる理由、これがわからない。
>>80 じつは同一人物なのです。
嘘だ。悪かった。
アグリアスにお仕置きされてくるわ。
>>82 アグたんにお仕置きされるのはある意味幸せなことなので、
他の人にお仕置きしてもらってよ。
マラークとラファに(裏)真言でお仕置きだな
当たるまで正座で待機だぞ
まさに当るも八卦当らぬも八卦
「なあラムザ、Hしないか」
いつにも似合わず悪戯っぽく微笑むアグリアスさん。
心臓が跳ね上がるような台詞を耳元で囁くと、そのまま僕の手を取り、宿の物置部屋へと連れ込んでしまった。
「他の者に見られるとまずいからな…さ、手を出せ」
アグリアスさんは僕の手を自分の胸元へと引き寄せ、そして、
携帯電話とやら言う小型機械(この間、労働八号がポケット型格納庫から出した)を握らせた。
「新型のAirHとやらだそうだ。どうだ、すごいだろう」
たぶん何がどうすごいのか、分かってないと思う。
とりあえず二人で思う存分Eメールとか言う通信機能を交わしてみた。
お互い目の前にいるわけだけど、そこはあえて気にしない。
いや、気にしようよw
>どうだ、すごいだろう
誰も見たことがないくらい得意気な顔してそうだw
携帯で・・・と汚れた想像をしちゃった俺蟹座の24歳。
>どうだ、すごいだろう
ラムザ(昨日ラファとメリアドールさんにも同じことされたんだけどなぁ…)
オルステッドの名前をラムザにしてライブアライブをプレイするアグ
数時間後、鬼の形相でアリシアを追い掛け回すアグの姿が・・・
93 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/15(月) 15:18:29 ID:NRM3vCSU0
ソフトバンク携帯をラムザにプレゼントするアグリアス
>>92 元ネタ知らんから意味が分からん。解説頼む。
解説入ると脱線が長くなりそうだからいらない
「○○(調べたいモノ) wiki」でググるぐらいはボクでも出来た!
>>92 バハムートラグーンの主人公→ラムザ、ヨヨ→アグに名前変えして
プレイさせた方がもっと面白そうだな
ポケモンは主人公の名前が五文字まで入るので嬉しそうなアグリアス
イヴァリースの言語のことはこの際気にしない
ここ数日間の流れで
アグたんは画面の状態とキーの位置を確認しながら指一本ずつでカコカコとキーボードを叩いている
そんなイメージが自分の中でできあがってしまった
「目標はブラインドタッチだ! ラムザに誉めてもらう!」
ファイナルファンタジータクティクス アグリアス
−鈍足の異名を持ち聖剣技を自在に操る高貴なる女騎士−
>>98 dクス。アリシアもそんな事で追い回されたら堪らんねw
ラムザに褒められるのが大好き、甘えん坊アグたん。
チキン化したアグリアスさんを抱きかかえてはげますラムザ
ガフガリオンが53歳じゃなければなー
色々絡ませられたんだが
普通に30代なかごろ位だと思ってたよ
閉鎖ネタ蒸し返して悪いんだが、
一応いざという時のために避難所とか決めておいた方がよくないか?
小心者でスマン。
消えたら消えたでしょうがないとスッパリ割り切れ。
そんなんでオタオタするのはガキと腐女子だけにしとけ。
何にでも保険かけてないと気が済まないんだな。
>>92 アグ「アリシアーッ!!!貴様なぜ裏切ったぁぁぁぁ!!!」
アリ「なんのことかわかんないです(><)」
ラヴィ「何で私まで追い掛け回されてるんだろう('A`)」
それが日本人ですから……
悩む前にスパッと作ってしまえば、そこが避難所になるでしょう
いや自分も人のことは言えないか……
誰がどこに作るにしても、「アグリアス様に萌えるスレ」で避難所建ててくれれば、
いずれgoogleが引き遭わせてくれると思う。1週間くらいで。
アグリアス「私は思い出にはならないさ」
んでは、念のために書き込んでおきますね。
前にこのスレの有志で作った本のようなのをまた作れればと思います。
(前に本の話が出ていた時には、お祭りの日程が今年だと思い込んで、時間が無いと
勘違いしてました。来年なら、ゆっくり作れますね)
こんな本が読みたい、こんな本なら参加したい等のご意見があればドゾー。
*具体的に話を進めるようになったら、執筆者用メーリングリストのようなものを
作るかもしれません。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/11274/1168874114/ 前スレの作品では一人称統一忘れまして、失礼しました。見たつもりだったのに。
またスレに作品を書けると良いなと思っております。
116 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/16(火) 12:13:08 ID:I2j15XAEO
あぐりんかーいいよー
太便さんktkr
つかフツーにITに順応しそうにない罠、アグリアスさんはw
>>117 一本指打法wwwwお年寄りみたいだwwwwww
>>115 参加表明させていただきました。
太便さんもいかがでしょうかー(名指し
>>120 ((((;゜Д゜)))
しかし怯えつつ
>>115参加を表明いたしました
よろしくお願い致します
>117
わーい眼鏡アグだ〜! ご馳走様でした。
>>117 やばい、萌えたw
頬を染めて喜ぶアグたんカワユス(*´Д`)
てか、画面内にある「さけぶ」ってなんだろうかw
>115
とりあえず参加のココロです。
今度はどんな本にしましょーかねー。
ハンドル忘れてたw
>>115の同人誌作成って、SS書きとかはテキスト送るだけでいいの?
わあ、反応が。嬉しいです。
>>127 くわしいことはあっちのスレヘどぞー。
前回の場合、SS書きさんはテキストでお願いしてました。
絵描きさんからはデータでいただいてました、です。
ご無沙汰してます
来年の二月か…就職しちまってるな…参加したいけど…
それはともかくSS投下します
以前話に出たアグリアスさん死亡ネタ。
あらかじめ書いておきますが、ホントにアグリアスさん死んでしまいます。
ギャグ要素とか基本的にありません。
なので、そんなの絶対やだという方はスルーしてください。
「オノレ……一度ナラズ……二度マデモッ!」
聖大天使アルテマの巨躯から、光が放たれる。爆散の前触れである。圧倒的な
魔力を誇る大天使も、ラムザと仲間達の猛攻にさらされ、ついに力尽きようとして
いた。しかし――
「コノママデハ終ワラヌ! 貴様ラモ、道連レダ!」
アルテマは、残った魔力を振り絞り、爆発のエネルギーをラムザ達に向けようと
した。戦場はきわめて狭い亜空間であり、それだけのエネルギーが向けられれば、
ラムザ達も間違いなく吹っ飛ぶであろう。
何が何でも、アルテマはラムザたちを生かして返さない心算であった。
「やべぇぜ、どうすんだ!」
ムスタディオが叫ぶ。
「一瞬でいい、奴の注意を逸らせば!」
言ったのはアグリアスだった。
「何をする気です、アグリアスさん!」
「私が囮になる! その隙に貴公らは脱出するんだ!」
「な、何を――」
言うが早いか、アグリアスは大天使めがけて突進した。電光石火の剣捌きで、
セイブザクイーンがアルテマの身体を貫く。
「グワァゥゥゥゥゥ!!!」
アルテマは獣じみた声を上げた。アグリアスの一撃によって、アルテマの身の
内に溜まった魔力が拡散した。
「グゥゥ、貴様! ……ソウカ、貴様ハアノ男ノ……ククク、ラムザヨ、貴様ヲ
巻キコメヌノハ無念ダガ、最愛ノモノヲ……失ウ苦シミヲ……味ワウガイイ!」
アルテマの身体が光り始める。
「無茶だ、アグリアスさん!」
ラムザが絶叫する。
「これしかない! 私が……私が囮になるしか!」
アグリアスも叫び返した。彼女は一瞬、ラムザのほうを振り向き、いつものような
落ち着いた、しかしとても優しい笑顔を向け――
「私の分も生きろ。ラムザ――……」
アグリアスの最後の方の言葉は、轟音にかき消された。彼女はアルテマに向き直ると、
「大天使アルテマよ! これで最後だ! 仲間達を切り離す! ――デジョン!!」
瞬間、溢れんばかりの光と轟音が、空間に満ち、全員が天地の感覚を失い――
(ラムザ――愛していた……)
ラムザにだけ聞こえた、アグリアスの言葉は、それであった。
「――ここは……?」
ラムザが気が付くと、そこは何事もなかったように穏やかな風の吹く草原だった。
「――あれは!?」
ラムザの目に入ったのは、無残にも崩壊した、オーボンヌ修道院だった。どうやら
脱出は出来たらしいが、修道院とそこから繋がる亜空間は、完全に消滅したようだ。
周囲を見回すと、仲間たちもいた。まだ気を失っている者もいれば、起き上がって
何が起こったのか分からず、呆然としている者もいる。その中にはアルマもいた。
「――大丈夫かね」
歩み寄ってきたのは、オルランドゥだった。
「伯……一体何がどうなって……」
「デジョンだよ」
オルランドゥは冷静に、しかし険しい顔で言った。
「デジョン……?」
「そうだ。ローファルとかいう神殿騎士が使ったろう。異空間への扉を開いたり、
大量の物質を異次元に送ったりできる、禁断の『次元魔法』だ。アグリアスはそれを
使ったのだろう」
「それで……僕達は助かったわけですか」
「ああ。……しかし、アグリアスはあのような魔法をどこで体得したのだか……」
「――隊長は、卒論のテーマに、始めは次元魔法を選んでいたんです」
口を挟んだのはそばで話を聞いていたアリシアだった。
「でも、次元魔法は、研究対象としてはタブーで――それでテーマを変えた、と
おっしゃってましたが……まさか体得していたなんて……」
「ローファルも、禁書をあさって研究していたようだったわね」
メリアドールも言った。
「そ、それで、アグリアスさんは!? どうなったんです!?」
「彼女が切り離したのは、おそらく我々だけだろう。……デジョンほどの魔法を
触媒なしで発動すれば身が持つまいし、それにあの爆発に巻き込まれては……」
「――そんな!――」
ラムザは両膝をついた。ラムザとアグリアスが両思いであったことは隊の誰しもが
知っている。それだけに、その姿は正視できないほど痛ましかった。
二人は修道院に突入する前夜、初めて肌を重ねてもいた。お互い、これが最後に
なるかも知れないと感じて。しかしそれが現実になるとは――
「うわぁぁぁぁぁぁぁーーーーーッ!!!」
ラムザは慟哭した。
(もう一度、もう一度アグリアスさんに遭いたい! 僕が生涯ただ一人愛した人に!)
若き異端者の涙は、枯れることを知らないようだった。
「お誕生日おめでとう! 兄さん!」
「祝ってもらうのも微妙な年だけどね、いい加減……」
ラムザは苦笑した。
「いやいや、伯父さん十分若いですよ。うちの親父なんか、前髪が、ほら」
言ったのは、ムスタディオとアルマの息子、十五歳になるセーリュディオであった。
「何を言いやがる! そうやって親を馬鹿にしてるとな、自分も同じ悩みを抱える
ようになるんだぞ?」
ムスタディオは憤然と色をなした。
「でも、母さんの家系、つまりラムザ伯父さんの方に似れば、そうならないよ」
にやにやしながらセーリュディオは反論した。
「口ばかり達者になりやがって……ま、しかしラムザは確かに若いよな。俺とひとつ
違いとは思えん。所帯もたないと、苦労がないからかな?」
「あら、それは私が重荷ってこと?」
アルマがすごい目つきでムスタディオを睨みつけた。
笑いが広がる。
オーボンヌでの最後の決戦から、十八年の月日が流れた。
今日はラムザの三十六回目の誕生日である。ラムザは戦後、ウォージリスの郊外に
小さな小屋を見つけ、そこで自給自足の穏やかな生活に入った。公的には、彼は死亡
扱いになっていたため、教会の異端者狩りにも引っかかっていない。
そして彼は、いまだに独り身であった。
「――しかし毎度思うが、お前いい加減嫁さんもらってもいいんじゃないか」
ムスタディオが言う。
「アグ姐に義理立てしてんのは分かるけどよ……求婚者多いんだろ。勿体ねえ」
「そういう気にならないんだ。……なんというか、性分でね」
ラムザは寂しそうに、透徹した笑いを浮かべた。
「メリアドールさんの求婚も、結局断っちゃったしね」
アルマも言う。
「まあ、気持ちは分かるけど。――でもね、昔っから思ってたけど、兄さんのそういう
性格、すごく損してるんじゃないかって思うことがあるわ」
「そうかな」
「そうよ。アグリアスさんのことを想うのは分かるけど、それじゃこの先、何を楽しみに
生きていくわけ? 30台半ばにして、思い出だけの人生なんて、寂しすぎるじゃない」
「……」
ムスタディオも言いつのる。
「所帯持つと、家庭の苦労はあるけどな、でも、子供が生まれたときゃ嬉しかったし、その
子が成長してく過程見てるってのも楽しいもんだぜ。言っちゃなんだが、セーリュディオは
けっこう優秀だしな」
「それは親父に似たかどうか怪しいけどね」
「いちいち余計なこと言うんじゃねぇ! ……ともかくな、ラムザ。歳くって始めて分かる
楽しみってのもあるんだ。そのことは知っといていいと思うぞ」
「そうだね……」
ラムザは曖昧に答えたが、その顔にはやはり、過去に愛した女の残像を追っているような
表情が浮かんでいた。
ムスタディオらは顔を見合わせ、これは何を言ってもだめかな、というふうに嘆息した。
それに確かにアグリアスはとても印象的な美女であったし、あれだけの苦楽を共にしてきた
ラムザにとって、容易に忘れられる女性ではないのだろう。
そのことは、三人とも(セーリュディオは話でしか聞いていないが)分かってはいたのだ。
「――じゃ、帰るわね、兄さん」
夕刻、アルマたちは歓談を切り上げた。
「送っていくよ」
と、ラムザは言い出した。
「あまり街なかに出るのは危ないんじゃないのか、お前?」
「そうでもないさ。みんな死んだはずの異端者なんか忘れてるよ。このごろじゃ変装しないで
街に行ってる。それにそろそろ暗くなってくるし、大丈夫さ」
そんなわけで、四人は連れ立って街に出た。
ウォージリスは「貿易都市」の名を冠するだけあり、殷賑を極めている。
「にぎやかな街だな」
思わずムスタディオは言った。
「最近好景気だしね。でも、僅か十年で経済を立て直したディリータの政治手腕は見事だな」
「ディリータ王といえば、いまだに正妃を立ててないんですってね」
セーリュディオが言い、ラムザが頷く。
「妻妾は大勢いるらしいけどね。……あいつやっぱり、オヴェリア様を愛してたんだな……」
言ってから、ラムザは自嘲的に笑った。
過去の女にとらわれている。自分も同じではないか。
(似た者同士か……僕とディリータは……)
「――兄さん?」
アルマが怪訝そうにその顔を覗き込む。
「――あ? ああ、もう船着き場か」
「うん、夜行船で帰るから。明日にはもうゴーグよ。……兄さんも、たまには遊びに来てね」
「ああ、まぁ、そのうちね」
ラムザはいい加減に答えた。
アルマたちを見送ったあと、しばらくラムザは街をぶらついた。
(何か、うまいものでも買って帰るかな)
十八年も住んでいるので、ウォージリスの地理は熟知している。彼は近道を選んで、裏通りを
抜けていった。不夜城をもって鳴るウォージリスの夜はこれからだ。
(――ん?)
裏通りのさらに奥で、なにやら騒ぎ声がする。ラムザは慎重に近寄った。
(喧嘩か?)
見ると、長い金髪が印象的な、すらりとした若い剣士が、数人の与太者と睨み合っていた。
隅のほうには、若い女性が震えてうずくまっている。与太者の一人が、下品な声を出した。
「邪魔する気か、あんちゃん! 俺たちゃそこの嬢ちゃんと遊びに行こうとしただけだぜ?」
「嫌がる女性を無理やり連れて行くのは『遊びに行く』とは言わん」
若い剣士は涼しい声で言う。
「言ってくれるじゃねぇか。そんなイチャモンつけられちゃ、紳士的な俺達も黙ってねぇぜ?」
「痛い目に遭う覚悟はできてんだろうなぁ? コラ?」
「能書きはいいからさっさと掛かって来い。野良犬ども」
「ぁんだとぉ!? ……おい、やっちまえ!!」
若い剣士の挑発に、与太者は一気に襲い掛かった。ラムザは加勢しようかと思ったが、その
必要はなかった。剣士は凄まじい腕前だったのである。殺さない程度に加減しながら、しかし
確実に相手の戦闘能力を奪う。与太者は一気に蹴散らされた。
が、吹っ飛ばされた与太者の一人が、隠しから包みを取り出し、剣士の顔へ投げつけた。
「ウッ!?」
一瞬、剣士はひるんだ。
「ひゃはははは、そいつは胡椒だ! それが目に入っちゃ戦えめぇ!」
「ぐ、ひ、卑怯な!」
「卑怯もヘチマもあるけぇ! 今だ、みんな、そいつを嬲り殺しにするぞ!!」
与太者たちは体勢を立て直し、一気に剣士を屠ろうと……
出来なかった。
一瞬早くラムザが飛び出し、愛用の剣を振るって与太者を切り伏せていったのだ。自衛の
ため、ラムザは剣の修練を怠らなかった。その腕前は、18年前に比べても劣っていない。
与太者たちは傷を負い、蜘蛛の子を散らすように逃げていった。剣士が庇おうとした
少女も、ラムザと剣士に礼を言ってそそくさと退散した。
「大丈夫かい?」
ラムザは剣士のほうを振り向いて、声をかけた。
「か、かたじけない――」
答えて、顔を上げた剣士の顔を見て、ラムザは驚愕した。
「な!――」
たしかに凛々しいのだが、よく見れば、いわゆる若衆顔の女性であったのだ。しかし、
ラムザが驚いたのはそのことではない。
(――あ、アグリアスさん!?)
かつて、ラムザが愛した女性と、まったく同じ顔をしていたのだ。
(い、生きていたのか!? いや、でも――)
姿かたちは確かにアグリアスに瓜二つであった。しかし、生きているとすれば彼女は四十に
なるはずである。目の前の女性は、どう見ても二十前後であった。
(別人か――しかし、不気味なほど似ているな……)
ラムザはほっとしたような、落胆したような奇妙な気持ちで女剣士の顔を見つめていた。
「あの――私の顔が何か?」
女剣士は怪訝そうな顔でラムザの顔を見返した。声もアグリアスにそっくりだった。
「――ああ、いや、ごめん。それより、怪我はない?」
「大丈夫です――その、礼を申し上げます。危地を救っていただいて」
堅苦しい物言いまで、アグリアスを連想させた。ラムザは強烈な既視感に囚われた。
「と、とにかく、ここは危ない。さっきの連中が戻ってこないとも限らないし、表通り
まで送っていこう」
「有難うございます」
二人は表通りに向かって歩き始めた。
「……失礼だけど、君、歳いくつなの?」
女性には歳を聞かないのがエチケットである。ラムザはそう教育されてはいたが、
さすがに好奇心を抑えきれず、そう尋ねた。女剣士は別に気にするでもなく答えた。
「私の歳ですか? ……17ですが」
見かけより若いらしい。17ということは、獅子戦争終結後に生まれたことになる。
やはりアグリアスでは有り得ない。
(そりゃ、そうだよな)
ラムザは心の中で苦笑いした。
「もう一つだけ。名前を聞いても、いいかな?」
「名前……?」
今度はさすがに彼女もいぶかしんだ。この人はなぜ私に拘るのだろう、といった顔だ。
「私は――」
「し!――」
「え?」
「まずいな。おそらくさっきの連中の仲間だ。表通りで待ち構えてる」
ラムザは舌打ちした。女剣士は、顔を引き締めた。
「強行突破しますか?」
「――いや、君と僕がいくら腕が立つといっても、限度がある。それに、なるべくなら
騒ぎは起こしたくない。――君、目的地はどこなの?」
「とりあえず今日は、宿を探している段階ですが」
「そうか。……よし、少し遠回りになるが、裏道をつたって、郊外の僕の家まで行こう。
そこでほとぼりを冷まして、その後は君の好きにすればいい」
「え。――ですが、見ず知らずの方にそこまでご迷惑を掛ける訳には……」
反射的にラムザは見ず知らずじゃない、と言おうとしたが、それはぐっと堪えた。
「……構わないよ、乗りかかった船だ。君のほうに不都合がなければね」
「申し訳ありません。では、ご厚意に甘えさせていただきます」
女剣士はそう言って、深々と頭を下げた。
「さぁ、入って。男所帯だから、あまり華やかじゃないけどね」
うまく市街を抜けることが出来たラムザは、女剣士を自らの住まいに招じ入れた。
「今、お茶でも入れるよ。その辺に座っててくれ」
「失礼します」
やもめ暮らしではあるが、生来綺麗好きのラムザの家は、きちんと片付いている。
いささか感心した様子で、女剣士はその様子を見回した。
「……あの、ご家族は」
彼女は好奇心も手伝ってか、そんなことを聞いた。
手早く茶を淹れたラムザは、リビングの簡素なソファに腰掛けながら応じた。
「妹がひとり、嫁いでゴーグにいるよ。親はもう二人ともいない。ついでに、独身」
苦笑しながらラムザは言う。
「……そういえば、話が途中だったね。宿を探してるって言ってたけど、君、旅行者?」
ラムザが訊くと、いたって真面目に女剣士は頷いた。
「はい。――私は孤児でして、つい先日まで孤児院にいたのですが、十七になったのを
機に、自分の力で生きていこうと決意したのです。幸い、剣術には自信がありますので、
傭兵としてどこかの貴族か、公的機関にでも雇ってもらえれば、と。……それで就職状況の
良いウォージリスまで来たのですが……さきほど悪漢に絡まれまして……」
「そうか。君の剣の腕は相当なものみたいだからな。――で、就職のめどは?」
「いえ、残念ですがまだ……やはり若輩でもあり、女であるということで、なかなか……」
「なるほどね……」
「――ところで、貴殿のお名前は」
「ああ……失礼。まだ名乗ってなかったね。僕は――」
ラムザは口をつぐんだ。ついさっき知り合ったばかりの人間に、異端者であるみずからの
名前を名乗っていいものか。
だが、ラムザは目の前の女性には本名を名乗らねばならぬような、そんな気持ちになった。
「僕は、ラムザ。――ラムザ・ルグリア」
「ラムザ……」
その名を聞くと、女剣士は怪訝そうな顔をした。その反応はしかし、ラムザは予想していた。
「むかし、ラムザ・ベオルブって異端者がいただろう。同じ名前なんで、よく間違われるんだ」
そんなふうに取り繕った。しかし女剣士は、そう聞いてもまだ不思議そうな顔をしている。
「ラムザ……ラムザ――?」
異端者と同名でどうこうというより、その響き自体が引っかかっているようだった。妙な
反応をする女だとラムザは思ったが、それより彼女の名前を聞いていないことに思い至った。
「で、君の名前は?」
「……あ、はい、私は――」
女剣士は居住まいをただし、名を名乗った。
「アグリアス、と申します」
「な!――」
ラムザは絶句した。
「今、なんて――? あ、アグリ――アス?」
アグリアス、と名乗った女は、相手の反応に驚かされた。
「は? ――はい、私、アグリアスと申します」
「な、なんで。――というか、誰が、その名を付けたの?」
自らの名乗りが引き起こした相手の狼狽ぶりに、“アグリアス”はたいそう戸惑った。
「誰が……と言いますか……名付け親は、私の育った孤児院の院長ですが……」
「そ、そうじゃなくて――なぜ、アグリアスという名に?」
「は、はぁ――私が孤児であるということは先ほど申し上げましたが、孤児院の前に
棄てられていた私は、奇妙な形の石を握っていたのです。その石に、『アグリアス』と
刻み込まれていまして、それで……」
「奇妙な形の石――?」
「はい。――これです」
言うと、彼女は首に掛けていたペンダントを外した。その先には、確かに妙な石が
付いていたが、それは――
(――!! 聖石!! 聖石キャンサー!?)
それは間違いなく、十八年前にラムザたちが集めた、ゾディアックストーンのひとつ、
巨蟹の星座をつかさどる聖石キャンサーであった。しかし、十三種類あった聖石のうち、
十二種類はラムザがラーナー海峡に投棄したのである。しかしキャンサーは……
(そうだ。あれは、誕生月にちなんで、お守り代わりにアグリアスさんに渡した……)
アグリアスは最後までキャンサーを肌身離さず持っていた。そして、彼女はそれを
身に付けたまま、異次元で爆死したはずなのである。それを、目の前の、アグリアスに
瓜二つの“アグリアス”が持っているということは……
(この娘は――アグリアスさんの生まれ変わり……なのか!)
聖石の力で、一年後に彼女が「転生体」として誕生した、ということなのか。
何もかもをぶちまけたい気分に、ラムザは駆られた。しかし、すんでのところでそれは
思いとどまった。話したところで、当惑するだけであろう。
「あの、先程より気になっていたのですが……」
アグリアスはそんなラムザの気持ちを知ってか知らずか、言う。
「ラムザ、という名、それに貴殿の顔……どうも見覚えがあるような……貴殿はもしや……」
「――え?」
「もしや、私の――兄か、なにかでは……」
「は?」
瞬間、ラムザは呆気にとられ、次に吹き出してしまった。アグリアスは赤面した。
「も、申し訳ありません! 不躾なことを。ただその、そんな気がしたものですから――」
「いや、いや」
ラムザは苦笑しながら
「ごめんごめん、笑ったりして。――そうじゃなくてね、君、僕を幾つだと思ってるわけ?」
「え?」
「僕は今日36になったんだよ。君より19も上だ。……下手すりゃ親子ほど違うんだぜ」
「な、な――」
アグリアスはますます顔を真っ赤にした。
「か、重ね重ね失礼いたしました! お若いので、てっきり二十台かと――」
「……いやいや、まぁ」
ラムザはごく穏やかに言った。
「若く見られる分には、悪い気はしないよ。――ところで、と。だいぶ時間が経ったね。
このあとどうする? 行くあてがないなら、泊まっていくかい? ――でも、若い女の子が
独り身の男のところに泊まるってのは、まずいかな」
「そ、そのようなことは!」
アグリアスは言下に断言した。いささか無礼な発言のあとで、むきになっているようでも
あった。
「貴殿の紳士的な言動を拝見すれば、そのようなことは! ――私は、貴殿を信じます!」
その台詞に、またしてもラムザは強烈な既視感に見舞われた。
(――いまさら疑うものか! 私はお前を信じる!)
かつて、そう言って彼を信じてくれた女性の面影が、頭をよぎる。
(やはり、この娘は……あの人の――)
ラムザは眼を瞑り、そして眼を開いた。
決心がついた。――話すだけ話してみよう、と。
「――さっきの話だけど」
ラムザは慎重に言葉を選びながら口を開いた。
「……君が、僕の顔に見覚えがある、というのは……おそらく、理由のないことじゃない」
「え……?」
「僕はさっき、君に嘘をついた。ルグリアというのは、僕の本当の姓じゃない。僕は――」
一瞬、ラムザは僅かな躊躇を見せたが、振り切るように言葉を継いだ。
「僕の本当の名は、ラムザ・ベオルブ。――かつて、異端者と呼ばれたものだ」
「……」
アグリアスの眼が大きく見開かれた。しかし、彼女は声は上げなかった。
「――驚かないね。そう、僕は確かに異端者だ。だが――」
「……」
「だが、聞いて欲しい。――僕が何故そう呼ばれるに至ったか。真実とは、何だったのか。
――そして、僕が、生涯ただ一人愛した女性について――」
それからラムザは、長い物語りをした。彼が何に直面し、何に葛藤し、どのように決断し、
どのように戦ったか。そして、彼の最愛の女性についても――
「――そう、僕はアグリアスさんを愛した。彼女も僕を愛してくれた。彼女の支えがあった
からこそ、僕はあれだけの戦いを続けることが出来たんだ」
いつしか――
ラムザの眼から、涙があふれていた。
「しかし、最後の最後で、彼女は僕の前から永遠に去ってしまった――」
「――己の身を犠牲にして、彼女は僕達を救ってくれた。――しかし、何をどうしようが、
僕が愛した女性は戻ってこない。――十八年の間、僕は抜け殻のような状態のまま日々を
過ごしてきた……」
涙で顔をくしゃくしゃにしつつ、しかし最後に少しだけ笑いを見せ、ラムザは言った。
「到底、信じられない話かもしれない。――でも、これが偽らざる僕の過去なんだ」
アグリアスは、しばし沈黙していた。
突然打ち明けられた“異端者”の過去。
彼女はそれを反芻し、理解しようとつとめるふうだった。
「……それで、分かったような気がします」
おもむろに、アグリアスは口を開いた。
「貴殿が……嘘をついているとは思いません。嘘にしては話が出来すぎている……私の
握っていた不思議な石が、かの名高い聖石であるとか……様々なことの平仄が合いますし
……それに、私の中で、妙に納得するものがあるのです」
「――納得?」
「さいぜん、私は『17になったのを機に』孤児院を出た、と申しました。しかし、それだけ
ではないのです。……うまく言えませんが『何か』を……いや『誰か』を求めて……己の中
からせっつかれる、そんな気持ちに突き動かされて、旅に出たというのが、もう一つの動機
なのです」
「……」
「これまで、うまくその気持ちを言い表せませんでしたが……貴殿に遭い、お話をうかがった
とき、妙に――腑に落ちた、と言うか……納得したのです。――私の求めていたのは……」
そこまで言うと、アグリアスはふいに顔を赤らめた。
「わ、私、何を言ってるんでしょう! 初めて会ったばかりの方に!」
言うと、彼女はそのまま顔を伏せる。
長く、重い沈黙が辺りを包んだ。
「僕は――」
ややあって、口を開いたのはラムザだった。
「僕は、このことを言おうかどうか、ずいぶん悩んだ。君は確かに、僕の愛した人の生まれ
変わり……なのだろう。だが、言ったところでにわかに信じられる話でもないし、よしんば
信じてくれたところで……」
「……」
「信じてくれたところで、君には君の人格があり、人生がある。僕が君に、かつての恋人の
面影を重ね……なんというか、君という人格を無視して接そうとするなら、僕は限りなく
身勝手な男と言うことになる。しかし――」
ラムザはゆっくりと、言葉を選びながら続けた。
「しかし自分の中の感情も無視は出来ない。……確かに君はアグリアスさんに瓜二つだが、
同時に……『君自身』に惹かれている、という部分もあるんだ。うまく言えないが……」
「……」
「何を勝手なことを言ってるんだ、と思うかもしれない。でも――」
ラムザの言葉に熱がこもる。
「僕は――いや僕も、君を求めている……らしい」
ぱちん――
と、暖炉の火が爆ぜる。
アグリアスは顔を上げた。その視線の先には、彼女が17年の生涯で見てきた、どんな男の
それよりも真摯な双眸があった。
「私は……」
アグリアスの声が擦れる。
「私は、貴方の愛した女性ではありません――ひとつだけ言うことがあるとすれば……」
二人の視線がぴたりと合う。
18年前と同じ、それでいて違う、互いに想いあうものだけが感じる確信。
「ひとつだけ、言うことがあるとすれば……私を――」
暖炉の炎があかあかとアグリアスの横顔を照らす。アグリアスの端正な顔に浮かぶ真剣な
表情が、それによって余計に映えるようだった。
「私を――貴方のかつて愛した女性ではなく、私として愛して欲しい、と言うことです」
それは、誇らかな宣言であった。
あまりにも堂々とされたがため、かえってラムザの方がたじろぐほどの――
「君は……」
ラムザが言う。声が震えていた。
「君は、それでいいのか? 君はまだ若い。人生はこれからなんだ。――だのに、それを
棒に振って、僕なんかと……まして小昏い過去を持つ、19も年上の――」
「そのようなこと」
アグリアスは笑った。
「年の差など、愛の前には……。それに、ひとの一生でもっとも大切なものを見つけるのに、
早いも遅いもありません。私は、今見つけたのです。――それではいけませんか?」
そこにいたのは――
孤独なる異端者が、かつて愛した女性の生まれ変わりであり、同時にもう一度、生涯を
かけて愛することが出来る、おそらく唯一の存在であった。
(ああ!)
知らず――
ふたたび、ラムザの目から白いものが頬をつたい――
「アグリアスさん――いや、アグリアス!」
彼は感極まって、アグリアスを抱きしめた。
「お帰り――とは言わない。ここから始まるんだ……僕達の新しい人生は」
アグリアスは暖かいラムザの胸に顔をうずめ、
「はい」
と一言だけ口にした。
「――兄さんに驚かされるのは、今に始まったことじゃないけどね」
アルマは、見ようによっては不機嫌であるかのように口を尖らせた。
「半月よ、たった半月! こないだ、生ける屍みたいな顔で別れたかと思ったら、いきなり
手紙よこして『結婚しますから、来てください』――最初はたちの悪い冗談かと思ったわ」
ラムザの結婚が嬉しくないわけではないのだろうが、なりゆきがなりゆきだけに、彼女の
生来の毒舌はとどまることを知らないようだった。
「おまけに来てみたら、18年前に死んだはずの人が出迎えるんだもの。――心臓止まるかと
思ったわ、まったく」
「僕にだって急展開だったんだ」
ラムザは苦笑した。
「悪いとは思ったけど、知らせないわけにいかないし、どうせなら祝ってほしいしさ」
「そりゃ、おめでとうは何度でも言うけどね、それにしても!」
アルマは笑顔で給仕をするアグリアス――いや、ルグリア新夫人の顔を改めてまじまじと
眺めた。
「すっごい美人。ほんとにアグリアスさんに生き写しね。それに態度や礼儀作法もしっかり
してるし、30過ぎたおっさんの嫁にはもったいないくらいだわ。いい、セーリュディオ?」
アルマは横で紅茶を啜る愛息に声をかけた。
「嫁さん貰うなら、こういう子にしなさい。――ていうか、結婚するのが兄さんじゃなきゃ、
ぜひともセーリュディオの嫁に貰うんだけどなぁ〜」
「母さん、ぶっちゃけすぎ。伯父さんに悪いよ」
セーリュディオが大人びた笑いを見せる。
ささやかながらも暖かい、ラムザのとアグリアスのための宴。
突然の連絡に面食らったムスタディオ一家であったが、ラムザの新しい門出を祝福すべく、
一家総出で祝宴に駆けつけたのである。
「どうでもいいけど親父、さっきから暗いな」
セーリュディオが、リビングの隅で浮かない顔をしているムスタディオに目を向けた。
「あら、本当。――あなた、何黙ってるの? せっかくの兄さんの結婚祝いなんだから、
不景気な顔しないでほしいわね。何かご不満でも?」
「いや、めでたい、めでたいよ。めでたいさ――けどな」
ムスタディオはすでに相当酔いが廻っているようだった。
「俺がラムザに唯一勝てるものっつったらな、可愛い嫁さん貰って、餓鬼に恵まれたって
ことだったんだぜ。それだのに――」
彼はワインをぐいと飲み干すと情けなさそうに、
「ここにきて、19も年下の、それもアグ姐そっくりの美人を嫁さんに貰うだなんて……
そりゃねえじゃねぇか。こっちゃこれから老いさらばえて、ただでさえ前髪が寂しくなって、
若い美人なんかにゃ縁がなくなるてぇのに――とほほほ」
「なんですってェ――?」
酒の勢いもあってか、ムスタディオは虎の尾を踏んでしまった。
見る見るアルマの顔が夜叉の形相に変わる。彼女は亭主のそれでなくても薄い前髪を
引っつかんだ。ムスタディオが悲鳴を上げる。
「いでででで、な、何すんだ!」
「ごめんなさいねぇ、もう若くなくて――そんなに若い子がいいなら、いつでも別れて
さしあげてよ? ええ、いいですとも!」
「いでで、失言、失言――許し――いでででで!!」
「まぁた、始まった」
セーリュディオは苦笑してラムザに、
「あれで結構仲は良いんですよ。やらせときましょう」
「……ま、僕らの結婚にふさわしいっちゃふさわしい騒ぎかもしれないな」
ラムザは笑い、用を済ませて傍に来た新妻に微笑みかけた。
「――なぁ、アルマ」
「ん?」
宴は終わった。
ムスタディオは飲みすぎたうえアルマにどつき回され、セーリュディオとアグリアスの
介抱を受けている。窓際で酔いを醒ますラムザが、傍に来たアルマに声をかけた。
「……これで、良かったんだよな」
「何が?」
「アグリアスさん……許してくれるよな」
「――当然じゃない!」
アルマは力を込めて言った。
「アグリアスさんが兄さんを助けたのは、兄さんにだけでも生きて、幸せになってほしい
から、だからあの人は自らを犠牲にしたのよ」
「……」
「だのにいつまでも――いくらアグリアスさんのことを想ってとはいえ、魂の抜けた
ような生活してるんじゃ、浮かばれないわ。それにあの娘なら……すごくいい子だし、
アグリアスさんも安心するんじゃないかな」
「そうか……」
ラムザは天窓から夜空を見渡した。星の降るような、という形容が少しも陳腐でない、
美しい夜だった。
「僕は……」
問わず語りに、ラムザは言う。
「アグリアスさんが死んだ時、もう立ち直れないと思っていたんだ。現に、ついこの間
まで結婚なんて考えもしなかったし――今でも、彼女に対する想いは変わらない。けれど、
時が、僕を癒してくれた……そして、新たに愛すべき人をもたらしてくれた。――時間と
いうのは、尊いものだね」
「……そう、ね」
「ゾマーラ――」
「――え?」
「そう。ゾマーラと言った……あの時、死都でローファルが呼び出した“時の神”――」
「ああ……」
「そんなものがいることさえ僕は知らなかった……。でも、ちゃんと時の神はいて、我々
無力なる人間を見守っているんだな……」
二人はまた黙り、夜空を見上げる。
「――ゾマーラに感謝を」
どちらからともなく、まだ見ぬ神への謝辞を口にした。
「……ゾマーラに感謝を」
どちらかも、また。
時に非情なる神々も、この夜の異端者のみは慈悲を垂れたであろう。
「――母さん、来てくれよ! 親父がぐずり始めた!」
敬虔な雰囲気を、セーリュディオの叫びがつんざいた。アルマは肩を竦め、
「――ったく、ムードを解さない連中ねぇ。はいはい、今行くわよ」
毒づきながらアルマはリビングに向かった。入れ替わりにアグリアスがやってきた。
「どうなさったんですか、こんなところで?」
「いや――」
ラムザは美しい妻を優しく抱き寄せ、もう一度星空に目を向けた。
アグリアスはなされるがままに、夫の腕に身体を預ける。
(忘れません、アグリアスさん。――そして貴女がくれたこの幸せ、大切にします)
ラムザは限りなく美しい夜空に思いを向けた。
その夜。
それは、孤高の異端者が、長く虚ろな寂寥のすえ、ようやく迎えることが出来た、
未来への希望を抱くことの出来る最初の夜であった。
〜Fin〜
スゲーよ、アンタやっぱりスゲーよ!
既に30を越えるアグ萌えスレの凄みを今一度味わいました。
貴方の書くような綺麗な描写を私も見習わねば…。
152 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/17(水) 02:06:37 ID:hQZDyXxj0
初めてこのスレきました!!
ゲーム中でまったく接点のないキャラ同士を
会話を妄想するのならまだしも
妄想で結婚させりして設定まで変えるあたり、マジでおまいらキモイですね!!
良い話だった・・・アグ死んじゃうって聞いて敬遠しないで良かった。
GJ!
感動して泣いてしまった…
感動した・・・・・が、ちょと心に引っかかるなぁ。
新生アグリアスさんはそれでええんかなぁ。出会って即結婚て。
156 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/17(水) 14:11:01 ID:JmpERAWt0
「過去の感動的なSSを拝見すれば、そのようなことは! ――私は、このSSに感動しました!」
俺も修論のテーマ次元魔法にしよう
>>155 同意
転生アグが納得してる、と言われればそれまでだけど、都合良すぎ
なキガス
アグリアスは所詮ホーリーナイトだからね。聖騎士じゃない。
アグ死亡SSじゃなくアグ転生SSの間違いなんじゃないかと。
死亡SSと言うからには死にっぱなしであって欲しかった。
>>115 私も参加してみます。
そして『リターン』の続き投下。
五感を失い、漠然とだが、肉体だけがそこに在るとアグリアスは感じていた。
肉体を見下ろす精神。肉体と精神が一致しない違和感。
次第に精神が肉体という器に引っ張られ、中に引きずり込まれる。
精神と肉体が完全に一致した瞬間、アグリアスは覚醒した。
リターン2 選択
貿易都市ドーターの宿、そこでアグリアスは目覚めた。
窓の外は朝霧にかすみ、室内には同室のアリシアとラヴィアンの静かな寝息。
アグリアスは恐る恐るベッドから這い出て、アリシア達の布団が上下するのを確認した。
呼吸している、生きている。そして、自分の胸に手を当てる。
寝巻き越しに伝わってくる震動。生きているという実感。
そして、胸に当てた右手に残る痣。
「こ、れは……?」
寝巻きをずらし、右肩を確認するアグリアス。肩から胸にかけて、痣。
「…………あれは、夢では、ない?」
オヴェリアが死に、アリシアが死に、ラヴィアンが死に、自分が死んだ。
ならば、これはいったい何なのだ。
窓の外の景色はドーターだ、ザーギドスのものではない。
なぜ、自分はドーターにいるのだろう。
アグリアスは早々に着替えをすませると、部屋の外に出た。
見覚えのある宿、ここには何度か泊まった事がある。
そして朝霧が出ていた朝は、よく覚えていた。
そうだ、あれは、オーボンヌ修道院で最後の戦いに挑んだ朝の光景。
アグリアスは言いようのない不安に身を震わせ、食堂に向かう。
そこには早起きをしたラムザが一人、朝のミルクを飲んでいた。
「おはようございます」
「……おはよう」
探るような目線でラムザを見るアグリアス。
ラムザは張り詰めた空気をまとい、それでも平静を装おうとしている。
オーボンヌ修道院に向かう時もこうだった。
そして、これがもし本当にあの日の繰り返しなのだとしたら……。
アグリアスも朝食を持ってラムザの向かいの席に座り、彼の言葉を待つ。
「……恐らく、これが最後の戦いとなるでしょうね」
「……そうだな」
「……アグリアスさんには感謝しています。ここまで一緒に戦ってくれて」
「……そうか」
「……出発までまだ時間はあります。これが最後の休息かもしれない。
どうかこの朝を大切にしてください」
「ら……ラムザ。実は、頼みたい事が……ある……」
「何でしょう?」
アグリアスは、間違いなく過去に戻ってきたのだと実感した。
だから、こんな頼みをしてしまう。
「私を……除名してくれないか……」
「……あなたを?」
ラムザの表情が困惑に歪み、アグリアスは顔をそむけるしかなかった。
手が震え出しそうになるのをこらえ、唇を噛んで返事を待つ。
「……どうして、って……理由くらい聞いても、いいでしょうか?」
「……オヴェリア様が心配なのだ。あのお方の側にいて差し上げたい」
「オヴェリア様にはディリータがついている、大丈夫ですよ」
アグリアスを手放したくないのか、ラムザは食い下がった。
仲間として、戦力として、あるいは女性として、アグリアスを引き止めたかった。
「すまない……私は貴公ほど、あの男を信頼できない」
それは戦いを終えて数週間後、オヴェリアの誕生日。
彼女は、ディリータと二人きりでいたところを、何者かに狙われ――命を喪った。
ディリータも重傷だったと聞く。なれば、その時その場所に自分がいる事ができたなら。
ラムザ達と一緒にヴォルマルフ達を倒してから、という選択肢もある。
しかしそれでは間に合わないかもしれない、とアグリアスは思った。
異端者に落ちぶれた自分が、果たしてオヴェリア様の元へ帰れるのかという問題。
その解決に、ディリータの力を借りるとしても、やや時間を要するかもしれない。
それに守るなら事前に警備についておく方がいいだろう。
ゼルテニア城には詳しくないから、ゼルテニア城とその周辺を探索する時間も欲しい。
そして何としてもオヴェリア様を暗殺犯の手からお守りするのだ。
だから、行かねばならない。
「頼むラムザ。私は、隊を抜け……ゼルテニア城に行く。オヴェリア様の元へ」
「……アリシアと、ラヴィアンは、この事……」
「知らぬ。私一人の勝手だ、あの二人は貴重な戦力……これ以上抜けるのはまずい」
一人でも欠けていたらどうなっていたか解らない戦いを思い出し、アグリアスは戦慄した。
自分が抜けたら、ラムザ達は、勝てない?
いや、そんな事はないとアグリアスは思い直した。
自分が知る限りの情報を前もってラムザ達に教えれば、勝機はある。
待ち構える神殿騎士団、ヴォルマルフの真の姿、アジョラの戦闘方法。
それらを今話せば、不審に思われるだろう。
(後でメモに書き記し、アリシア達に渡しておくか……)
こうしてアグリアスは、隊を抜ける決意を新たにした。
「……予感がするのだ。近々、オヴェリア様によくない事が起こる……と」
「それを確信しているから、アグリアスさんはオヴェリア様の元へ帰りたい?」
「理由は言えぬ。だが行かねばならないのだ……」
「…………」
ラムザはまだ信じられないというように、うつむいたアグリアスを凝視している。
「……本気、なんですね」
「すまぬ……」
ラムザの残念そうな声色に耐え切れなくなり、アグリアスは席を立った。
「貴公等の勝利を信じている」
そう言い残して自室に戻り、旅支度を整え、メモを残す。
覚えている限りの、オーボンヌ修道院から異界に至るまでのすべての戦いの記録を。
この情報を武器として活用してくれれば、自分一人いなくとも勝機は掴めるはず。
こうしてアグリアス・オークスはラムザにだけ別れを告げ、
一人貿易都市ドーターの宿を後にした。
南天騎士団将軍にして聖騎士の称号を持つ平民出の男、ディリータ・ハイラル。
彼はアグリアスの事を覚えており、ゼルテニア城に投降したアグリアスの身柄は、
翌日には牢獄から出されディリータへの謁見を許された。
ディリータは金色の鎧に立派なマントを羽織り、王者たる威厳をたずさえていた。
近い将来『英雄王』と称される男の姿に、アグリアスは自然と頭を垂れる。
「……ディリータ様。願わくば人払いをしていただけますか」
南天騎士団最大の指導者としてゼルテニア城の玉座に座るディリータの周囲は、
彼を守護するための南天騎士団の近衛兵が並んでいた。
「……いいだろう」
ディリータはそんな騎士達を下がらせ、アグリアスと二人きりになる。
「さて、どういうつもりだ? 今さら歴史の表舞台が恋しくなったか」
「……ディリータ様。私をどうか、オヴェリア様の近衛騎士に任命していただきたい」
「お前を? お前は本来ルザリア聖近衛騎士団の人間だろう。
しかも異端者の一味という肩書きまでついている。
そんな奴を俺の配下にする訳にはな……」
「名は要りませぬ。名も無き一人の騎士として、どうか」
「…………ラムザ達はどうしている? ドーターでの目撃情報を最後に行方が解らない」
「ヴォルマルフを追ってオーボンヌ修道院へ。その後の消息は私にも解りません。
私は……ドーターでラムザ達と別れましたので」
「ヴォルマルフも行方不明、崩れたオーボンヌ修道院に生き埋めにでもなったか?」
「恐らく……」
この男は聖石やルカヴィの事を知っているのだろうか?
恐らく知らないだろうとアグリアスは推測する。
ヴォルマルフは言っていた、この仕組まれた戦争はアジョラ復活のための『血』を流されるためだと。
そして最後に自らの血を生贄としてアジョラを現世に復活させた。
すなわちヴォルマルフが存命しているならば、戦争終結などさせず、さらに血を流させるだろう。
それがなく、ディリータが獅子戦争を終結に導く事に成功している事からも、
ヴォルマルフの死は間違いないだろうとアグリアスは思った。
つまりあのメモは無駄ではなかった。今頃は皆、バラバラになりながらも畏国に帰還しているだろう。
「ラムザ達もオーボンヌ修道院の瓦礫の下……という事にしておいた方がよさそうだな」
「恐らくそれが真実でしょう」
「ヴォルマルフもラムザも……いったい何を隠していたのか、今となってはな。
お前は知っているんだろう? ラムザが何と戦っていたのか。ヴォルマルフの真意を」
「……すべて、済んだ事です」
「何も明かさず、自分をオヴェリアの近衛騎士にしてくれとお前は頼むのか」
「……どうか、どうか」
「フンッ……生憎だがオヴェリアの遊び相手は間に合っている。
この場で貴様を切り捨てれば、余計な物を抱え込む必要もない。だが……」
祈る事すら許されない。そう、祈るべき対象が世界を破滅に導く異形の長だから。
懺悔する事すら許されない。そう、懺悔する相手はすでに死んでいるのだから。
後悔する事は許されていた、あの時ああしていればという思いが再びアグリアスの胸を責める。
「アグリアス……無事だったのね、よかった」
通された部屋、オヴェリアとの再会。刹那の喜びの時。
「お久し振りです、アグリアスさん」
オヴェリアの部屋にいた先客が瞳に映った時、アグリアスは絶望した。
「な……なぜ、ここに」
「友達に会いに来るのに何か理由が必要?」
そう言い返したのは、銀髪のアルマ・ベオルブ。
――聖アジョラの生まれ変わり。
それじゃあ、ラムザ達は、アジョラとの戦いで……?
もし許されるなら今一度、過去へ。そう願わずにはいられなかった。
to be continued……
169 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/17(水) 18:47:00 ID:JmpERAWt0
GJ!!
>ID:JmpERAWt0
このスレはそれほどagesageにうるさくないが、二回も下げ知らずのお前は何がしたいんだ?
sage厨キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
ルールを盾に突っかからないで親切に教えてやりゃいいのに。
なんでそういう言い方しか出来ないんだか。
ここはそういう人が集まるスレです。諦めよう…。
コテ外し忘れたwwwwwwwww
行く人氏乙です。
なんだか怖えーよ。なんかこう、じわじわと恐怖がくるような感じ。
アグたんが何をどうやっても結局は最悪な展開になるんかな・・・。
>>172 別に俺は下げろとは言ってねえもの。
>なんでそういう言い方しか出来ないんだか。
お前の物言いも十分鼻持ちならねえよw
完全にsage忘れてました…。申し訳ナイス
>>177 うん、だから俺は君に「下げない=悪い」とは言ってない。
自己アピール激しいのね、と皮肉っただけ。
しつこいなあ、マラークの頭髪のようにさっぱりといこうぜ
>>179 それは少々さっぱりしすぎではないのか?
ムスタデコ
>>176 >別に俺は下げろとは言ってねえもの。
文章に下げろと言わんばかりの言葉含ませといてよく言うよw
相当面の皮が厚いと見える。
いや、ただ無神経なだけか。
まぁマターリ(・∀・)アグたんに萌えようぜ
せっかくラムザ達をジェノサーイドしたのに、レスの大半がageだのsageだの……。
こうなったらアグりんにはもっと苦しんでもらうしかない!?
>>184 ・・・更にリターンですか?
望むところです!
しかし最終決戦を前に信念のために離脱しそうなキャラって
考えてみるとアグリアスぐらいしかいないな
つまり今回の話のはまり役であり、アグリアスでなければ話は回らないということだ
アグたんが素晴らしい事を再確認した!アグアグーン!
クラウドあたりは「行かなければ・・・」とか言ってふらっと消えそうだがw
クラウド<ラムザ隊ヘタクソ!ニブルヘイムカエル!
ではここいらでアグたんに萌えてみるか
アグたん(*´Д`)ハァハァ
アグたん(*´Д`)ハァハァ
4~/へi::::::;/,ヘミ7
'-l|<>|:::::|<フ1|i' 葬る!不動無明剣!
l! '" |::::l、~`リ
/`ー、 ハー;";::i:::ヾイl! ,r'~`ヽ、
,.ィ" ri l i ト、 1:|`丶:;;;:イ' ill!7、 、 y; ヽ、_`
,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト- ~` ー- 、_
, ィ ´ ,ゝ、_ `r' l | 、レ // `テ三..ノく _ ` ヽ、
/ , -' ,、 `、_) l,i, i // (/ ...,,;;;;:` 、 ヽ
;' '" ノ ;;;;:::: i ! : // .....:::::;;イ、_、_\ _ _ノ
l ..,, __,ィ"-‐´ ̄`i::::: ゙゙゙= ...,,,,,. l | ,// - = ""::;; :/ ` '''' '"
ヾ :;;;,, ,i l,// ,,..," / _,,.....,_
,. -- .,_ \ :;,. ;' V ;! `; /;: ノ ,.ィ'"XXXXヽ
/XXX;iXXミ;:-,、 ヾ '" ''' /./! ヾ / ,. - '"XXXXXXXX;i!
,!XXXXi!XXXXX;`iー;,、 i 、. / ;:::゙i ;: , | ,. r'"XXXXXXi!XXXXXX:l!
|XXXXX;|XXXXX;|::::::::|`ヽ、 ,! ,': : :| ,.レ"::::|XXXXXXX|XXXXXXX;l!
!XXXXX;|XXXXX:|:::::::::i ` ;! : : i! / !:::::::::|XXXXXXX|!XXXXXXX|
XXXXXx|XXXXX;!:::::::::::! `. /:: | '" l:::::::::::|XXXXXXX|XXXXXXX |
XXXXXx!XXXXxリ:::::::::::! |:: | i:::::::::::ゞXXXXXツ1XXXXXXX|
XXXXX/ \XXソ::::::::::/ i!:: ノ i!::::::::::::ゞXX:/ lXXXXXXX|
XXXX:/ `ヾ::;;;;;:ツ ヾ;::: ; ノ ヾ:;;:::::::ゝ'" ヾXXXXX |
ラヴィ「―なんて、絵日記を付けたくなるときもあるの」
アリ「貴方のブレイブ、今確実に100を越えてるわ…」
アグ「それが私のおいなりさんか・・・何か物悲しいわね・・・」
ラムザ「あの、みんなでなに読んでるんですか?」
アグリー
>>192の「葬る!」が「腐る!」に見えた。
もう限界だ。
>>194 ムスタ「えっ、ラムザ?!…いや、その……」
>>191 一本指打法のアグたんには到底扱えないシロモノだな。
アグリアス主演のタイピングゲーム、その名も北斗骨砕打!
自分のゲームなのにあんまりクリア出来ないもんで北斗骨砕打をPCに撃ち込んでラムザに怒られる
>>200 面白そうなんでSS作ってみまつ。期待しないでね
「驚いたでしょう? 髪が真っ白になってしまって……。
神殿騎士団に誘拐され、お兄さん達をみんな喪い、どれほどの苦労をしたか。
でもここにいる限りアルマは安全よ。それにアグリアスも来てくれた。
本当によかった……何もかも失ってしまったと思ったけれど、
私にはまだアルマとアグリアスが残されている。
本当に……よかった……。……本当に…………」
リターン3 裏切り
アグリアスはオヴェリアの警護を務めると同時にアルマを監視した。
アルマ・ベオルブの記憶を継承しているのか、
オヴェリアの友人だったアルマそのままの言動を取っている。
だが、やはりどこか違和感があった。
アルマはアグリアスを避けたがり、オヴェリアと二人きりの時間を作ろうとしていた。
いったい何を企んでいるのか、アグリアスはそれを探るためあえて二人から離れ、
こっそりと部屋の戸を開け聞き耳を立てたりもした。
「オヴェリア様……あの男を玉座につかせてはいけません」
「でも……彼が王になれば、戦争も終わる」
「私の知る妹思いのディリータ・ハイラルはすでに死んでいます。
ここにいる男は巨大な野望に呑み込まれ、権力欲に屈した男。
オヴェリア様を愛しているだなんて嘘。いつか必ずディリータは貴女を裏切ります。
それは……私に言われる間でもなく、オヴェリア様自身、自覚なさっているのでは?」
「……それは…………でも……私、どうしたらいいの?」
「子供を産むために母親は苦しみに耐えねばなりません。
この国が生まれ変わるには、まだ苦しみが、血が足りない。
ディリータの野望に呑み込まれてしまっては、不十分なまま国が支配され、
どこかに歪が生まれ……再びこの世は戦乱に呑み込まれてしまう。
それを止められるのは貴女だけです、オヴェリア様」
アジョラは血を欲している。生贄を欲している。
そのためにディリータを亡き者にし、戦乱を長引かせようとしている。
アルマの目論見を悟り、アグリアスは愕然とした。
もし自分達がヴォルマルフに敗れていたら、やはりヴォルマルフも戦乱を長引かせたに違いない。
ヴォルマルフの暗躍する気配は無い。
つまり、ラムザ達はヴォルマルフを倒すまでには至ったが、
その後の聖天使アルテマとの戦いに敗れ、アルマの身体を奪われてしまったという事。
(ラムザ……すまぬ、すまぬ。私が隊を離れたばっかりに……こんな……。
貴公等は死に、アルマ様は御身を乗っ取られ、そしてまた戦乱を呼ぼうとしている。
……させるものか。アジョラの企みは、このアグリアスがラムザに代わって阻止してみせる)
ディリータとオヴェリアが正式に婚約し、結婚式の日取りが近づく中、
アグリアスは一人、異形を秘めたアルマを暗殺するチャンスをうかがっていた。
殺すだけなら、刺し違えるつもりなら、いつでも殺せる。
しかしその現場を誰かに見られたら、自分は南天騎士団に捕まってしまう。
そうなれば金牛22日、オヴェリアの誕生日に、彼女を守れない。
汚れ仕事に強いラッドやマラークならどう暗殺して見せるのだろうと、
アグリアスは今は亡き同胞に思いを馳せ胸を痛めた。
相手はあの聖アジョラが転生した存在。
聖石の力を持ち、死の淵から人を蘇らせるほどの魔力を持つ。
暗殺計画を練るうちに、自然とアルマの死に様が想像できてきた。
有無を言わせぬように一撃で心臓を貫くか、首を刎ねるか、頭を叩き割るか。
一撃だ。一撃で仕留めねばならない。
そして、好機は金牛1日に訪れた。
英雄王ディリータと、王女オヴェリアの結婚式の前日の出来事。
好機ではるが、同時に罠でもあるとアグリアスは悟っていた。
呼び出されたのだ、アルマに。
誰にも秘密の話がしたいから、今晩誰にも内緒で自分の部屋に来て欲しい、と。
そして夜が訪れる。深い暗い夜が。
「失礼します」
小さなランプだけが灯る薄暗い部屋。そこにアルマはいた。
「こんばんは、アグリアス」
「……お話とは何でしょう?」
いつでも剣を抜けるよう身体を緊張させながら、アグリアスは間合いを計った。
――もう少し、近寄らねば。
コツ、コツ。自分の足音がやけに大きく聞こえた。
「アグリアス。どうして私を嫌っているのか教えて欲しい」
「…………嫌ってなどおりませぬ」
酷薄なアルマの表情を見、アグリアスは無邪気なアルマの笑顔を思い出した。
憎々しい。ラムザ達を殺し、アルマ様の肉体を奪った奴が。
「あなたはラムザ兄さんと一緒にオーボンヌ修道院へ行った。
そこでシモン先生からゲルモニーク聖典を預かった。違う?」
オーボンヌ修道院と言われ、最初は最終決戦の時を思い出したが、
彼女が言っているのはそれより以前、ウィーグラフがルカヴィと化した時らしい。
「……どこまで知っている」
凍えるような声で銀髪のアルマが問う。
答える義理は――無い!
音も無く、しかし風のように素早く、アグリアスは剣を抜いた。
アルマが身をよじって後ずさりしようとする。
だがすでにアルマは射程圏内。アグリアスはディフェンダーを真っ直ぐに突き出した。
「無双稲妻突き!」
刀身がアルマの胸を貫通し、生命の基盤たる心臓を破壊する。
と同時に室内でありながら天井から落雷が落ち、アルマの身体を焼いた。
(やったか!?)
否。
アルマは両手をかざし、無から剣を生み出した。
それをアグリアスの両肩に振り下ろす。
反射的に剣を手放してバックステップし、皮一枚切られるだけですんだ。
「渦なす生命の色」
心臓を貫かれながらも、驚愕の不死性で魔法を詠唱するアルマ。
この詠唱は……覚えがある。
「七つの扉開き」
最強最大の攻撃魔法アルテマだ!
アグリアスは詠唱の隙を突いて、一足飛びにアルマの懐に飛び込む。
「力の塔の……」
そして首を左手で鷲掴みにし、絞め上げ、詠唱を妨害する。
同時に右手で胸に刺さっているディフェンダーを引き抜き、
アルマが反撃しようと剣を振りかざした瞬間を狙って腹部を蹴り飛ばす。
首を絞める手を放したため、アルマは三歩、後ずさりをした。
「天に、至らん」
詠唱が終わる。アルマの目が殺意に彩られ、闇夜の中輝く。
「死ね!」
「アルマ!?」
アグリアスが疾駆すると同時に、後ろの戸が開かれ、女性の声が……。
あ、の、声、は……。
もう、剣は止められない。
横一文字に振り切られた剣は、アルマの首を両断した。
鮮血がアグリアスに降りかかる。
絹を裂いたような悲鳴が背後で起こる。
首を断たれたアルマの形相が歪になる。
まだ殺し切れていない。
そう即断したアグリアスは、考えるよりも先に剣を再度振るっていた。
地面に転げ落ちようとするアルマの頭に、ディフェンダーを突き下ろす。
アルマの頭が真っ二つに割られた。
やった。
しまった。
同時に思う。
アグリアスは、鮮血で赤く染まった顔で、ゆっくりと振り向く。
そこには顔面蒼白となったオヴェリアがたたずんでいて、口元を両手で押さえ……。
「あ、アグリアス。あなたまで……あなたまで、私を裏切って……」
「ち、違うのです。これは……」
「信じてたのに、あなたを信じてたのに……!
ディリータも、アグリアスも、私が信じた人はみんな私を裏切るんだわ!」
錯乱しているオヴェリアを見て、アグリアスは何をどう言っても、
彼女の耳に届く言葉は無いと思った。真実を語っても信じてもらえないだろう。
なぜなら、彼女はもう自分を信じていないから。
そして、オヴェリアの悲鳴を聞いた兵士達がアルマの部屋に殺到し、
アルマ殺害の現行犯としてアグリアスを拘束した。
アグリアスは抵抗する気概も無く、その日のうちに冷たい牢獄にぶち込まれた。
武器を失い、信用を失い、そして明日には命まで失いかねない。
日の光も、月の光も届かぬ、深く暗い牢獄で、
アグリアス・オークスは独りだった。
翌日、英雄王ディリータ・ハイラルが直々にアグリアスの取調べを行った。
アグリアスはルカヴィの存在は語らず、あれはアルマを名乗った偽者だと話した。
だが、ディリータはアルマに成り代わったアジョラと会話をしており、
その際アルマしか知りえぬ事を聞かされていたため、信用はされなかった。
そこで今度は「あれは別の存在に身体を乗っ取られていたのだ」と話したが、
すでにディリータもアグリアスを信用する気は失せていたので、
結局アグリアスは永遠に冷たい牢獄に閉じ込められる事となった。
ディリータが帰る間際、アグリアスは忠告した。
「金牛22日、オヴェリア様の誕生日。あなたとオヴェリア様は暗殺者に襲われる」
「ほう。その暗殺者というのは、貴様の仲間か?」
「違う。何者なのかは解らない、が、襲われるのは確かだ。
どうか警護を強め、その日は無闇に出歩かないようにしてくれ」
「フンッ……何を企んでいるのやら」
「頼む、信じてくれ、頼むっ!」
彼女の言葉は届かず、暗い闇に呑み込まれる。
冷たい牢獄の中、アグリアスはオヴェリアの誕生日を待った。
出される粗末な食事が時報代わり。
そして、金牛22日が訪れる。
to be continued……
「何度でも繰り返すたびに最悪の結末」な予感。
しかし「オヴェリアがアグリアスを裏切る」んだよね、この後は。
ビクビク。
アグ「オレのそばに近寄るなァァーーーッ!!」
GJ!
嫌われアグのI(ry
アグアグの奇妙な冒険
アグリアス・カラマーゾフ
……あ、ロシア人は女だと苗字の語尾が代わるのか
アグリアス・カラマーゾワ
語呂わる…
オルランドゥの思考:
まさにあの瞬間にオヴェリアが目撃するなど出来すぎとる
間違いなくアジョラの計略だ
オヴェリアが裏切られたと思い込むように、アルマの肉体を殺させたのだ
裏切りに絶望したオヴェリアがディリータを消すように仕向けるために・・・
!!・・・ということはアジョラはこの先の展開を読んでいるのか!?
まさかっ!?まさかそんなっ?しかしそう考えれば説明がつく!!
アジョラは「未来を予知」できるのかっ!!
なんということだっ!!こんな奴に勝てるのかっ!?
〜アグたんの奇妙な冒険第三部「アジョラの世界」より〜
アジョラ「馴染む。実に!馴染むぞ!ベオルブの血は!最高にハイってやつだ!」
217 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/19(金) 10:10:23 ID:OVllAy6t0
今一覧に無いけどログに書き込むと出てくる気がする ェィ
ヤター
219 :
215:2007/01/19(金) 10:13:53 ID:j+chSNTa0
アグアグの奇妙な〜
って書くつもりだったのに間違えた・・・orz
215「もしかして、オラオラですかぁ?」
オルランドゥ「No!No!No!」
アグ「連続拳!」
215「アーッ!」
220 :
202:2007/01/19(金) 12:03:35 ID:TkDFi4260
>>203 「タイピングゲーム 北斗骨砕打!」製作中です。全体の構想練っとります。昨日はあれからネテシマタorz
>>47の要素も入れてみる?
>>220 SSじゃなく、ほんとに作ってるんですか!?
おぉ…早くやりたいw
「 か ち く に か み は い な い っ 」
ka ti ku ni ka mi ha i na i xtu
222 :
202:2007/01/19(金) 12:31:09 ID:TkDFi4260
>>220をsage忘れてたかも・・・。
ゲーム製作は無理っす!SSがんばります
>>222 「無理」だと?このスレは存続すること自体が無理だとばかり思われてきたスレだ…
無理だとか無駄だとかいった言葉は聞きあきたし、君には関係ない
タイピングゲームを作ると言ったな…そいつはちょうどいいぜ
過去の職人さん達のお陰で、俺達は応援(正座しながら)したり見守る(だけ)なら練習済みだぜ
>>220 わー、誤解してたみたいですみません
でも実際やってみたい・・・
アグ姉のタイピングソフト…
う…想像しただけで鼻血が…
>>222 俺の妄想をSSにしてくれてるのか!
ノックバックで高所から落ちて死ぬほど嬉しい
もし本当にタイピングゲーム作るならこの前の昼寝士さんの密猟クッキング入れたいな
オルランドゥの指示通りにベヒーモスを解体していくアグリアス
打ち間違えると伯に叱られて半泣きに
不動無明乱命割殺北斗骨砕無双稲妻聖光爆裂剣打打突き破も入れてもらいたいなw
メリア「星天爆撃打ちや冥界恐叫打ちだって…」
一瞬サガフロスレかなんか覗いたかと勘違いした
>>226 「ラムザぁ〜」の半泣きアグ姉に萌えちまって、肝心のタイプが上達
しなくなるんじゃねーの?w
成功時の脱衣イベント無いとやる気出ねーな。
着衣の色気というのがあってな
なるほど。クリアするごとに違うジョブのコスプレをしてくれる……という訳だな。
235 :
202:2007/01/20(土) 00:51:11 ID:JN0zLbQM0
書き終えました。初SSなので、是非評価・コメントくださいな。
前半と後半の違いに違和感を感じますが1発目なんで勘弁してください。
あと、
>>234までに面白い事書いてくれた皆さん、全然SSに取り込めなかったorz
じゃ、行きます!
_______________________________________
「あたたたたたたたた!」
20代も中盤に差し掛かったお姐さんが部屋で剣を振り回して暴れている。
「ちょ、アグリアスさん何してるんですか!?」
「止めるな、ラムザ!・・・フフフ、おまえはもう、氏んでいる・・・・」
「誰かアグリアスさんを止めて〜!」
『タイピングゲーム 北斗骨砕打!』
「ほ、北斗骨砕打!?」
「パソコンに慣れるいい機会です!
アグリアスさんならすぐに上達出来ますよ。ほら、さっそく!」
そもそもなぜこの人たちがパソコンをやっているのか?そこから説明しよう。
ムスタディオが発掘してきた物の中に、何やら薄くて平べったい機械があった。
この機械の事を知っていたクラウドに使い方を教えてもらい、「帳簿の整理に使える」という事でラムザが使い始めたのだ。以来、肌身放さず愛用している。
「アグリアスさんもやってみませんか?」
「しかし、私にはどうもこういった機械は苦手で・・・」
「大丈夫です。2人で一緒に勉強しましょう。ね?」
236 :
202:2007/01/20(土) 00:52:50 ID:JN0zLbQM0
なっ!?ラムザ、そんなに跳ね毛をピョコピョコさせて瞳をウルウルとさたら断れないではないか!う〜ん・・・
「そそ、そこまでい言うのであればよよよよ、よろしく頼む!」
「それじゃあ、僕の部屋に置いてあるのでそこでやりましょう!」
「え?!・・・ラムザの部屋!!?わ、わかった行こう」(ラムザの部屋で2人きり!?もしかしてもしかして?!)
残念ながら、もしかしませんでした。
この後にラムザがアグリアスにパソコンを手取り足取り(足は取らないか?)みっちり教える
『ラムザとアグリアスのドキドキパソコン教室』
があるのだが、それはまた別の話。思わず手が重なっちゃったりしてタハーッ!!ってな展開になる。
他にもアグリアスが意を決してラムザにラブレターを打つのだが、プリンタがない事をクラウドに指摘され大暴走してし
まうのも別の話。
そして冒頭のセリフに戻る。
ラムザが起動したのはタイピングゲーム。
楽しみながら上達できるからいいぞ、とクラウドがパソコンに入れてくれたのだ。
・・・おいおいクラウド、どこからそんなもん持ってきたんだ?
ここでゲーム概要を説明しよう。
@様々なモンスターとタイプ対決をしてラスボスを目指す。
A敵ユニット(COM)との戦闘になると、詠唱タイプ勝負。相手に勝つと攻撃成功。
難易度に応じたダメージを与えることが出来る。回避も同じ。
つまり漢字表記の技が難しく、ダメージが大きいように調整されている。
B見事クリアするとお宝画像が!・・・おっと、鼻血が出ちまった。
237 :
202:2007/01/20(土) 00:54:17 ID:JN0zLbQM0
キャラクターはもちろん自身を選択。
内容が内容なので普段から使い慣れた単語を打っていく。
自分が登場して活躍するだけに、次第にタイプする手に力が入る。
「不動無明剣!浮動無明剣!不動務明県!不動無病堅!」
う〜ん、間違ってますよと言いたそうな顔でラムザが心配そうに見ている。
ラムザ君、素直に言ってあげよう。
「アグリアスさん、そんなに力を入れてもダメージは増えませんよ!むしろパソコンにダメージが・・・」
「あぐぅ・・・すまぬ、つい力が入ってしまった」
最初は「私は剣1本で戦ってきたのだ!だから指1本で戦う!(単なる言い訳)」とわけのわからない事を言って
本当に指1本でやっていたのだ(1本なのだが気持ち悪いほどのスピードでタイプしていた)。
これはこれでクリアできそうだったのだが、上達しないのでラムザに直される。
このゲームは詠唱の長い技、漢字表記の技が難しい。
徐々に敵も強くなり、焦りからミスも増えてきたが、タイプもみるみる上達していく(ラムザの「エール」のおかげ)。
アグリアスもテンションが上がってきたのか、敵を倒すたびラムザとハイタッチまでしている。遠くから見ていると変なカップル
に見える。大丈夫か、姐さん?
しかし、楽しんでいたのもここまで。次に登場した敵の放つ一言にアグリアスはブチ切れた。
メリアドール
『そんな指捌きで私の剛剣に勝てるの〜?あっ、Move3だもんね〜!ププっ
鈍足だし、もたもたしてるなら私がラムザを貰っちゃうわよ?
使い手がこんな女だから、実は聖剣技なんて大した事無いんじゃないの!?キャハハハハハ!』
やけに核心を突いた生温かいセリフである。次の瞬間、
ブチッ!
238 :
202:2007/01/20(土) 00:55:38 ID:JN0zLbQM0
隣に居たラムザにも音が聞こえた。イヤな予感。
「あ、アグリアスさん?」
「なんだ?」
「あくまでもゲームですからね、演出ですからね」
「わかっておる!だが、あやつが我が剣を愚弄しておるのだ。奴は全力をもって叩き潰す!!」
(ムキーッ!!なめてるのかこの緑頭巾?!なめんじゃないわよ!貴様にラムザは絶対に渡さん!頃す、絶対こいつ頃す!!)
あ〜あ、多分わかってないよアグリアスさん。ラムザは目を閉じて天を仰いだ。もうだめだ、と。
しかしこの後、画面を見たアグリアスは顔面蒼白になる。
メリアドールが技を繰り出した!相手より早くタイプして技を回避しろ!
『赤き五月雨に地を染めろ 火喰い刀!塵地螺鈿飾剣!』
(何ぃい!?よ、・・・読めん!!そうだ、侍に・・・って侍が誰もおらん!!)
なす術もなく大ダメージを受ける。
「あぐぅ!」
「アグリアスさん、しっかり!!」
「うむ、すまぬラムザ!」
アグリアスが画面に向かって叫ぶ。
「貴様、卑怯であるぞ!そんな技は使わなかったはずであろう!?」
当然パソコンはウンともスンとも言わない。代わりにやけにリアルなメッセージが出る。
『だっさ〜!こんなのも打てないの?あなたの聖剣技もそれまでだったようね。
大した事無かったわ。次で終わりよ!』
「貴様だけには・・・、貴様だけには屈したりはせぬ!そうであろう、ラムザ!?」
「えっ!?ええ・・・はい・・・」
なんなんだ、一体・・・。
ここから1人と1台の激しいバトルが始まる。
「命脈は無常にして惜しむるべからず…葬る!不動無明剣! 」
「我に合見えし不幸を呪うがよい 星よ降れ!星天爆撃打! 」
「乱命割殺打! 」
「強甲破点突き!」
「無双稲妻突き!」
239 :
202:2007/01/20(土) 00:57:37 ID:JN0zLbQM0
決着がなかなかつかない。アグリアスの指は恐ろしいスピードでキーを叩いていた。
叩きながらも画面に向かって叫んでいる。もちろん会話は成立していないが。
『ほらほら、もう疲れてきたんじゃないの〜?・・・さっさと諦めなさいよ!』
「・・・五月蝿い!貴様はここで倒さねば気が済まぬ!」
『大体ね、アンタはラムザにふさわしくないのよ!ラムザだってアンタじゃなくて私を選ぶはずよ!」
「今さら疑うものか!・・・私はラムザを信じる!」
・・・成立してますね。アグリアスの横ではラムザがとても嬉しそうに微笑んでいましたが、タイプに夢中で気付かず進展のきっかけにはなりませんでした。残念。
あ・・・アグリアスさん、目が血走ってますよ。
「聖光爆裂波!」
「咬撃氷狼破!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「あれ?アグリアスさん?」
突然、アグリアスが席を立つ。驚くラムザ。
部屋を飛び出して行ってしばらくして戻ってきた。
手にはセイブザクイーン。
画面には入力が無いので勝利を確信したのか、
『おやおや、手詰まりかな?それじゃぁ、私の勝ちかな♪』
と表示されている。
アグリアスは静かにパソコンに向かい語り始める。
「残念だったな・・・。手詰まりは貴様の方だ。剛剣の技は4種。我が聖剣技は5種。あと1つ残っているぞ」
ラムザは気付いてしまった。追加効果が即死のあの技を・・・。
しかしあのパソコンには大事な帳簿が・・・!しかし一歩遅かった。
「死兆の星の七つの影の 経路を断つ!北斗骨砕打!氏ねーーー!」
5連投規制に引っかかったらここで一時ストップです。
240 :
202:2007/01/20(土) 00:58:46 ID:JN0zLbQM0
ラムザの目の前でパソコンが即死した。尚も攻撃は続く!
「あたたたたたたたた!」
20代も中盤に差し掛かったお姐さんが部屋で剣を振り回して暴れている。
パソコンが滅多突きにされ四散して行く・・・。
呆然としていたラムザだったが、ふと現実に戻る。
「ちょ、アグリアスさん何してるんですか!?」
「止めるな、ラムザ!・・・フフフ、メリアドール。おまえはもう、氏んでいる・・・・」
「誰かアグリアスさんを止めて〜!」
正気に戻ったアグリアスが、目の前にラムザがいる事に気付く。
周りを見る。粉々になったパソコンがラムザの部屋中に散らばっている。
「・・・やあ、ラムザ。天気がいいから少し外を歩かないか?」
その場に正座しつつ現実逃避してみる。しかし無駄な抵抗だった。
「アグリアスさんが・・・僕が苦労して纏めた帳簿を・・・」
ふらふらと、ラムザはアグリアスに近づいてゆく。
「ら、ラムザ?まあ・・落ち着いて話そうではないか? えっ、ちょっと、そんな、アッー!!」
アグリアスがラムザにどんなお仕置きを受けたのか・・・。それは隊の誰も知らない。
北斗骨砕打が炸裂した瞬間、メリアドールの部屋からも謎の煙が出ていた事も、誰も知らない。
結局帳簿は全て手書きで纏める事になり、ラムザとアグリアスの2人は昼夜問わず作業に追われた。ん?昼夜問わず2人きり!?果たして何かあったのかどうかは皆さんのご想像にお任せします。
最後に、ゲームをクリアすると出てくるお宝画像なんですが、何とラムザとアグ姐さんがあんな事を・・・いかん、鼻血が出てしまった。
ん・・・待てよ?ラムザはクリアしてるから一度見ているのでは・・・・・・・・・アッー!!
Fin
241 :
202:2007/01/20(土) 01:02:35 ID:JN0zLbQM0
読み返すと捻りが足りない気が・・・。
萌える内容でも無かったけど勘弁してね。期待を裏切られた方、ゴメンヨorz
やっぱりそうきたかッ!
鈍足に緑頭巾とアグメリのお約束をちゃんと盛り込んでて笑える。
いいねえほしいねえこのソフト。
おもしろかった〜。
>>234 GJ! 早速頂きました。
しかし、前スレと言わず前々スレや前々々スレや前々々々(ryのも作ってくれるといいな。
にくちゃんねるが停止してしまった今や、過去ログの殆どが閲覧できなくなってしまったし。
過去ログ保存しておけばヨカッタ・・・orz
>>202さんも乙です。
アグたん、結局は結果オーライ!?
誰もが普段にスレに書き込んでるようなネタをボリュームを膨らませていってSSにするやり方は、それはそれでいいじゃないか。
ただ事を起こす前に何度も「やるからやるから」ツラ出すのは頂けん。
246 :
202:2007/01/20(土) 01:28:35 ID:JN0zLbQM0
こんな時間にご意見ありがdございます。
前スレからROMってましたが、まだスレ内ルールやマナーの勉強不足でしたね。
また別のネタで再挑戦する機会があるかもしれないのでその時はもう少しレベルアップしたSS書けるようにがんばります
今回のSSにちなんで次回から『北斗の剣』のコテで参加したいと思います。
今後ともアグリアス様に萌えていきたいと思いますのでひとつよろしくおねがいします!
>>245は空気読めないお子様なので気にしない方がいいかと思われます
説教臭いような事書いちゃったけど、あんま気にしないで。
2chでは誰もが、褒められるときは褒められるし、叩かれるときは叩かれるもんだからw
>>247が今まで読んできた空気を是非拝んでみたい
暗い部屋は、外の喧騒から隔絶され、闇の優しさを与えてくれていた。
寝台の感触は心地の好いものであったが、澱む思惟が、呼吸音と耳鳴りさえ苛立ちに換え、眠ることを妨げた。
仲間たちは、それぞれ、思うままの休日を過ごしているのだろう。
だが、アグリアスは、ここ数日の自身の体調を考慮し、なにもせずにいようと決めた。
戦闘に差し障りが生じるほどではなかったが、そうなる前に、回復させておきたかった。
(わたしは遊びなど知らないしな……)
戦いの力を修練するか、仲間の誰かが起こすくだらない騒ぎを適当にあしらうか、
どちらにせよ、休日を自ら楽しむことはなかった。
(つまらない女だ)
自嘲の吐息を吐いた時、部屋の扉が叩かれた。
扉を叩く律動は、ラムザのものだった。
寝台から上半身を起こし、答える。
「入っていい」
錠が解かれ、扉が開けられる。部屋の鍵は、ラムザに預けてあった。
「あ……ごめんなさい……」
「いや。眠れなかったのだ。気にするな」
謝るラムザに、アグリアスは首を横に振った。
ラムザが部屋に入り、扉が閉まる。アグリアスは、寝台の近くにある机に置かれた、ランプを点した。
「これ、飲んでもらおうと思って……」
照れくさそうに言いながら、ラムザは大切に持っていた瓶を、アグリアスに示してきた。
ポーションのようだったが、流通しているものとは違っていた。
「それは?」
問うと、ラムザは誇らしげに説明を始めてきた。
「ぼくの調合した、特別なポーションです。砂糖とか蜂蜜とか、色々と混ぜたので、おいしいんです」
「おいしいのか?」
「はい! ポーションが飲めなかった、小さい頃のぼくが、勉強して作ったものなんですから!」
アグリアスは嘆息すると、呆れた口調で訊いていく。
「わたしは子供か?」
「い、いいえ」
「そのポーションは、わたしの状態に効くのか?」
「……効くんじゃないかな……って……」
意気を挫かれ、ラムザがうなだれた。アグリアスは視線を虚空に移すと、いくぶん和らかく続ける。
「気持ちはとても嬉しい。後で飲ませてもらおう」
それを聞いてラムザが瞳を輝かせる。
「さ、さあ、飲んでください! ぐいっと!」
「後で、と言ったろうに!」
アグリアスは、瓶を差し出すラムザを、語気を強めて遮り、掛布を被って寝台に寝る。
「わたしは眠る!」
「さっき、眠れなかった、って――」
「すー、すー!」
態とらしく寝息をたてるアグリアスだったが、ラムザは聞えよがしに言ってくる。
「アグリアスさーん、眠ってしまいましたかー?」
「すー、すー」
「眠ってしまっているのなら、ぼくがこれからすることをやめさせられませんよね?」
「すー?」
小気味良い音と液体の揺れる音がした。数秒、考え、ラムザがポーションを口に含んだのだと気づく。
次いで、掛布が捲られ、アグリアスの口元が露になる。
(な……!)
驚愕するが、眠ったふりをしてしまった為、ラムザの言った通り、今更、やめさせることができない。
アグリアスの顔に、ラムザの顔が近づき、一瞬の間の後、唇を重ねてきた。
「んうっ……!」
口移しで流し込まれたポーションは、確かに、甘く、美味だった。
「ぷはっ……」
口に含んだポーションがなくなると、ラムザが唇を離した。
優しくアグリアスの髪を梳き、囁いてくる。
「おやすみなさい。アグリアスさん」
「すー……!」
アグリアスは抗議の息を吐くが、動悸とは裏腹に安らぎを感じている自分に、妖しい感情を抱いていた。
識別の為、トリップを付けました。
あ〜ま〜い! 甘いよ、甘すぎるよアグ様!
この時間まで起きてて得したです
>「わたしは子供か?」
「すー、すー!」 は、子供のすることだと思くぁwせdrftgyふじこlp
257 :
北斗の剣:2007/01/20(土) 18:55:21 ID:rpl+HZLT0
一時止まりやしたね
258 :
257:2007/01/20(土) 18:56:06 ID:rpl+HZLT0
またageてしまった・・・
ファミ通に情報来たね
ダークナイトがついに自軍で使えるのか
まぁブラッドウェポンだのウェポンバッシュだのとFF11の暗黒騎士のイメージのようだが
「転職するには厳しい条件が」ガフのクリスタル争奪戦クルー?
通信(ry
>>254 あなた様は前スレで突如颯爽と流星のごとく現れ、
正月早々、乙女のキッス等で萌えさせてくれたお方ですねー。乙でございます。
>>255 なんだかなー、ガフの二番煎じみたいのがくるのはちょっと複雑だ。
やっぱ、闇の騎士ってのはガフのイメージが強いからな。
愛妻アグたん
“暗黒騎士アグリアス”
敵側の将軍クラスにいそうな迫力があるね。
味方にすれば頼もしく、敵に回せば恐ろしい
アグたんもそうなるのか
アジョラ倒して帰ってきたラムザに仮面を着けて立ちはだかるわけだな
>>261 ガフは分隊長(だったと思う)だから騎士ではないんじゃないか?
騎士団がちょっと昔の英軍のような階級制度を採っているとすれば小隊長以上は殆ど貴族になる、
そうすれば平民出身であろう彼はかなり優秀な武人だったんだろう。
つまりノンキャリアの星か>ガフ
>>265 ドロンジョ様みたいな格好したアグリアスさんを想像した
もちろん両サイドにはボヤッキー達のコスしたラヴィアリ
で、やられて全裸か
毎週アグリアス様のお色気タイムがあって、ヤッター労八を悩殺するんだな
おもちゃ屋さんのせがれのムスタディオと
電気屋さんの娘…よりラブリーなラムザのヤッター1号2号も大暴れ?
当然変身シーンはあれだ。
胸に燦然と輝く牛鬼の髑髏マーク!
ttp://park3.wakwak.com/~mizuho/gc/fftch/ch4ramza.jpg 異端者軍団の首領、その名もラムザ・ドクロベエ・ベオルブ!
ラム「君達を信頼してアタックチームを任せたというのに今回の体たらく…
アグリアスさんもついていながらどういうことですかベオ!?これはもうお仕置きだベオ!」
ラヴィ・アリ「ヒイ!?お、お許しを〜!?」
アグ「すまぬラムザ!だが敗戦の責任は全てチームリーダーの私にあるッ!
ラヴィアンとアリシアは許してもらえぬだろうか?仕置きならば全て私一人が受けるゆえハァハァ」
そうしてアグリアスはラムザベエのテントへと消え、一晩中お仕置きを受けるのであった…
ラヴィ「ぶっちゃけ私達、お仕置きもらったことないよね」
アリ「いつもこのパターンだものね」
>>275 ラヴィとアリはお仕置きを受けたいのだろうか?
>>267 ラムザ達の前に現れるなぞの仮面騎士!!
ラムザ「だっ、誰だ!?」
アグ「このアグリアス・オークス、貴様達に名乗る名はない!!」
>>277 「何やってるんですか、アグリアスさん?」
「うるさいっ! ア、アグリアスを、は、は、伴侶にしたければ私を倒してみろッ!」
>>278 ラムザが負けちゃうと延々と再戦を強要してくるのですね。
世界樹のパラディン♀にアグリアスって名前を付けたのは、俺だけじゃないはずだ!
もう一度めぐり合えたチャンス。
それでも抱かねばならない絶対的な絶望と後悔。
もし運命を司る神というものがあるのなら、それはきっととても残酷で冷徹。
やり直しなんていう都合のいい話に慈悲を与えず、さらなる悲劇を呼び寄せる。
ああ、神よ。運命とはかくも厳しいものなのか。
これが貴方のお決めになられた運命なのか。
リターン4 運命
金牛22日の朝、アグリアスは朝食を持ってきた兵士に訊ねた。
ディリータ陛下とオヴェリア王妃はいかがすごしているか。
しかし、罪人の彼女に返される言葉など無く、冷たい目で睨まれるだけだった。
朝食を食べ、そしてお腹が空く頃が昼だろうと想像する。
だがその空腹を満たす食料は運ばれず、夕飯まで耐えねばならない。
罪人の食事は朝と夜の二回だけだ。それも酷く粗末な、食べ残しと思われる食事。
朝食を食べてから、次第に腹が空いていくのと比例して焦燥感がつのる。
ディリータは、オヴェリア様は、今、どこで、何をしている。
二人を狙う暗殺犯は、今、どこで、何をしている。
私は、今、ここで、何もできないでいる。
本当にそうか?
アグリアスは一縷の願いをたくして、牢獄に入ってから何度も隠れて試した行為を実行する。
胸の谷間、さらしの中に隠しておいた聖石キャンサー。
それを取り出し、ひた向きに願う。
ここから出る力を貸してくれ。
しかし身体を明け渡すつもりは無い。
一度『ゼロムス』を名乗る声から交渉を持ちかけられたが、謹んで断った。
しかし、もう時間が無い。再び『ゼロムス』が交渉を持ちかけたら自分は、自分は……。
「聞こえているかゼロムス。私の身体が欲しいか?
残念だがそれに応じる事はできない。
ルカヴィが滅んだ今、一匹でも復活されたら、新たなヴォルマルフが生まれる。
だから、身体以外ならばどんな代償でも支払おう。どんな苦痛にも耐えてみせよう。
キャンサーよ、私に応えてくれ。頼む、どうか、オヴェリア様の元へ……」
どんな代償でも支払おう。
どんな苦痛にも耐えてみせよう。
その言葉に偽りはないか?
「ああ、無いとも! 頼む、私にやり直す機会を与えてくれた事は感謝している。
例え結果が後悔に彩られたものであっても、お前には感謝している。
だから、慈悲の心があるならば……もう一度、私の願いをかなえておくれ」
いいだろう。
お前は後悔と慟哭の海に溺れて死ぬ。
それでもいいのなら、今再び、汝に機を。汝に機を。
聖石キャンサーから紫の光がほとばしり、牢屋の中を明るく照らす。
そして、アグリアスの前に空間の穴が開いた。
その向こう、見えるのは街外れの教会跡で一人座り込んでいるオヴェリアの姿。
さらに特に護衛もつけずチョコボに乗ってやって来るディリータの姿が見え……。
「何事だ!?」
牢屋の番をしている衛兵が、光の出ているアグリアスの所へやって来た。
そして聖石の光を目の当たりにし「貴様、何をしている!」と叫んだ。
もう時間が無い。アグリアスは衛兵の叫びを無視して、空間の穴に飛び込んだ。
刹那、五感を失い、ただ宙を漂う。そして突如重力に引かれ、草地の上に落下する。
教会跡が、見える位置だ。
「やっぱりここにいたんだな。みんな探していたぞ」
二人の会話が、聞こえる位置だ。
アグリアスは飛び起きようとし、身体が痺れて思うように動かない事に気づく。
それでも歯を食いしばって、腕に力を入れ、必死に起き上がった。
「ほら、今日はおまえの誕生日だろ? この花束を……」
ディリータが花束を持ってオヴェリアに近づく。
周囲を見回す、人影は無い。
暗殺犯の姿は無い。
想像とは違う現実に、アグリアスは戸惑った。
自分のいる場所は、ちょっとした坂の上だから、教会跡地は上から見下ろせる形になっている。
だから、この視界の外から、暗殺犯がやって来るとは思えない。
もしかしたら、ディリータが自分の言葉を聞き、暗殺犯を事前に捕らえてくれたのかもしれない。
何だ、そういう事か、とアグリアスは胸を撫で下ろし――。
オヴェリアが振り向き様ににディリータを刺す。
ディリータの手から花束が落ちる。
アグリアスの心が凍る。
「オ……オヴェリア……」
「……そうやって、みんなを利用して!
……ラムザのように、いつか私も見殺しにするのね……!
アルマももういない。信じた人は皆いなくなるか、私を裏切ってしまう。
もう……私は誰にも裏切られたくない……!」
ディリータが震える手で腹部に刺さった短剣を抜くと、オヴェリアは身をよじった。
そして、ディリータがオヴェリアの力を上回りそうしたのか、
それとも負傷したディリータの力が及ばずオヴェリアの凶行を許してしまったのか、
二人に握られたままの短剣が、オヴェリアの、胸に――。
これが真実。これが運命。
アグリアスは呆然と、ただ呆然とした。思いも寄らぬ悲劇に。
オヴェリアは花束の上に倒れると、色とりどりの花を赤く染めていった。
そしてディリータは後ずさり、奪い取った短剣をその場に落として、
二、三歩ほど歩くと膝をつき、呟く。
「……ラムザ、お前は何を手に入れた? 俺は……」
そのまま、前のめりに倒れた。
そこでハッと我に返ったアグリアスは、斜面を駆け下り、教会跡地へ飛び込む。
うつぶせに倒れたオヴェリアを抱き起こすと、わずかにオヴェリアの息遣いが聞こえた。
「オヴェリア様。なぜ、なぜこのような……」
「……ア……リアス……。どうし……アルマ、殺、し…………」
「また……また救えないのか。また……」
傷口の深さを見て、もう手遅れだとアグリアスは絶望した。
そしてオヴェリアのかたわらに落ちている、血濡れの短剣を拾う。
いっそ、自分も。
そう思った。それでいいと思った。
自分が望んでやり直した末路がこれだ。
ラムザ達は死んだ。アルマ様も死んだ。オヴェリア様も死ぬ。
なら、もう、生きていても仕方ない。
せめて、貴女と同じ刃で、黄泉の国への護衛を務めさせていただきます。
刃を持ち上げたところで、風切り音がして、アグリアスの右手の甲が矢に撃ち抜かれる。
短剣がオヴェリアの胸元に回転しながら落ちた。
それが刺さらなかった事だけは、幸いに思えた。
続いて、振り上げた右腕のせいで空いてしまった右脇に矢が刺さり、肺を突き破る。
「……ゴホッ」
灼熱がのどを這い上がり、口から血となってあふれ出した。
もはや擦り切れてしまった精神で、わずかに目線を矢の方向に動かす。
ディリータの護衛と思わしき一団が、チョコボに乗って向かってきていた。
(ああ、何だ。一応ディリータも私の話を聞いていたという事か……)
さらに矢がアグリアス目掛けて放たれる。
誤ってオヴェリア様に当たらないように、とアグリアスは自身の背中を盾とした。
その背中に矢が何本も突き刺さる。
腕の中のオヴェリアは、もう息も絶え絶えだ。
「申し訳……ありま、せん……オヴェリア様……」
言って、彼女の胸の傷跡に左手を当てる。
そこで、軽い違和感。
(ああ、またか)
聖石キャンサーを左手で握りしめたままだった。
(また、やり直せるとしたら……いや、それはない。
私は絶望と慟哭の海で溺れ死ぬと決まっている。だから――)
そこで、アグリアスの意識は途絶えた。
彼女の後頭部に矢が突き刺さり、頭蓋を突き破り脳を破壊してしまっていた。
そんなアグリアスの死に顔が、オヴェリアがこの世界で見る最後の光景。
そう、この世界で見る……。
「さ、出発いたしますよ、オヴェリア様」
突如クリアになった感覚の中、背後からアグリアスの声がした。
驚いて振り返る最中、ここがオーボンヌ修道院の礼拝堂だと気づく。
(え? 何で、どうして、え?)
困惑するオヴェリアにやや不審な目を向けながら、アグリアスは言葉を続けた。
「すでに護衛隊が到着しているのです」
「姫様、アグリアス殿を困らせてはなりませぬ。さ、お急ぎを……」
そして、死んだと知らせを聞かされていたはずのシモンが言った。
さっぱり状況が解らない。これはいったい、何だろう。
――と、そこに三人の剣士が入ってくる。全員に見覚えがあった。
「まだかよ! もう小一時間にもなるンだぞ!」
裏切り者、ガフガリオン。
「無礼であろう、ガフガリオン殿。王女の御前ぞ」
そして同じく裏切り者、アグリアスが言うと、三人の傭兵はひざまずいた。
これは、すべてが変わってしまったあの日の繰り返し?
「これでいいかい、アグリアスさんよ。……こちらとしては一刻を争うンだ」
「誇り高き北天騎士団にも貴公のように無礼な輩がいるのだな」
二人の会話が耳に入らない。何で、どうして、ここに帰ってきているのだろう。
二人がしばし言い合うのを見ながら、オヴェリアはただ目を丸くするのだった。
「アグリアス様……、て、敵がッ!」
そこに、負傷した女騎士が入ってくる。
入れ替わるようにアグリアスがアリシアとラヴィアンを連れて飛び出して行った。
「ゴルターナ公の手の者か!?」
シモンが慌しく叫ぶ。それに対しガフガリオンは酷く冷静だ。
「……ま、こうでなければ金は稼げンからな。なんだ、ラムザ、おまえも文句あるのか……?」
ラムザ、という名前を聞いた瞬間、オヴェリアはハッと正気に戻った。
「……僕はもう騎士団の一員じゃない。あなたと同じ傭兵の一人だ」
草笛を教えてもらった時とは違う、厳しい口調のラムザが、そこにはいた。
ガフガリオンはそんなラムザを見てニヤリと笑う。
「…そうだったな。よし、いくぞッ!」
「ま、待って!」
それを、慌ててオヴェリアが引き止めた。
いったい何だと言わんばかりに不服そうな顔をしたガフガリオンが振り返る。
「そ、そこの若いお二人。私の警護のため、この場に残ってくれませんか?」
「僕達が……ですか?」
オヴェリアとラッドの顔を交互に見ながら、ラムザがいぶかしげに問い返してきた。
「そ、そうです。敵は前から来るとは限りません。だから、お願いです。どうか側に」
「おいおい、こいつ等は俺の部下だぜ?」
「そこを曲げて、ガフガリオン殿。そこの二人を私の護衛に」
ガフガリオンは面倒くさそうにあごひげをさすり、ラムザを睨みつける。
「……いいや、駄目だ。護衛ならそこの騎士さンにでも頼むンだな」
ガフガリオンは裏切り者だ。オヴェリアの思う通りに動いてくれるはずがない。
なら、どうすべきか。
「で、ではせめて……護身用に、短剣を貸してくれませんか?」
「短剣? まあ、素人が使うには無難な武器だが……何だってそこまで食い下がるンだ?」
「おいおいガフガリオン。こんな所で油売ってる暇があるのかよ、獲物取られちまうぞ。
ほれ、姫さん。短剣が欲しいなら俺のを貸してやるよ」
早く戦場に行きたいらしいラッドが、無愛想な表情のまま、
鞘に納まった短剣をオヴェリアの足元に放る。
ガフガリオンは余計な事を、というような表情を作り、教会の外に向かった。
それに続いてラッドとラムザも出て行こうとする。
「ラムザ!」
名指しで呼び止められ、困惑した表情でラムザが振り返った。
大丈夫。この人は、この人とアルマだけは、この兄妹だけは裏切らない。
だから、どうかいなくならないで。いなくなってしまわないで。
「早く、戻って来てくださいね」
「……? 御心のままに」
オヴェリアに一礼して、ラムザはその場を後にした。
それからオヴェリアは短剣を引き抜き、鼓動を高鳴らせた。
「姫、そんな物を手にしていては危のうございます。シモンめにそれを」
「ありがとうシモン。でも、自分で持っていたいの」
それからしばらくして、教会の裏口の戸が軋む音がした。
オヴェリアはあの日あの時の記憶を必死に思い出した。
すべてあの時のままだ。
違うのはオヴェリアの両手に握られた物。
右手には短剣を、左手には……?
「あら? これは……」
いつの間に手にしたのだろうか、左手には不思議な輝きを持つ水晶があった。
それをどこかで見たような気がしたが、濡れた足音がわずかに聞こえ、
オヴェリアは水晶を上着にしまい、短剣を足音の方に向けた。
そして、そこから出てきた金色の鎧のふいを突いて、一直線に……!
もし運命を司る神というものがあるのなら、それはきっととても残酷で冷徹。
やり直しなんていう都合のいい話に慈悲を与えず、さらなる悲劇を呼び寄せる。
さあ、今度はどんな運命が貴女を待っている?
Fin
GJでした!!
バッドエンド系の話なのにwktkして読めるのは新鮮でした。
乙です
アグリアスのやってきたことが否定されるような内容なので自分は苦手
やはり報われて欲しい
……ので自分なりの妄想でもしています
オヴェリアは伝説の突き技デッドリーブリーの使い手だからな・・・
並のモンスターじゃ刃が立たない。
最終兵器「みんなのうらみ」
....::::::::::::::::::、
..::..::::::::::::::...... .::::::.、
.;i::.:::::;:;;;:::::::::::::. ...:::;i:;;、
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l:. ,,, .: : ::.::::ii{{!;: : : . i:::!:::i:::!:::::i . : : :.:.i::illlllii :: : . : : : : : : ::;::l!
GJ!そして裏切り者の烙印を押されてしまったアグたんの哀しき運命の変転に合掌(T人T)
裏口に回ったのがディリータ一人だったとして
ディリータ→死
となるとこの後の流れはどうなるだろう?
まずラムザ驚愕「生きていたのか!」→慟哭「なぜゴルターナ側に・・・?」
一行はルザリアへ向かう→山中で北天騎士団出現→もちろんガフガリオン裏切る
→アグリアス・ラムザ隊でしりぞける→教会を頼ろうとする(ディリータいてもいなくても変わらんな)
→オヴェリア反対する→?
さあどうする?オヴェリア以外は教会がヤバイことを知らないぞ!
ワガママお姫様の根拠の無い反対をみんなが聞いてくれるかどうか?
ライオネルに向かわないとムスタディオと会えない上に聖石の件に絡めないな(笑)
オヴェ「1200万パワーみんなのうらみーッ!!」
実況「あーっと、オヴェリア様が光の矢となったーーッ!!」
アグ「騎士剣+騎士剣で二倍!さらにいつもの二倍のハイトからで四倍!
さらにいつもの三倍の聖剣力を加えれば十二倍の威力で伯を超える!」
ラム「アグリアスさん!聖剣技に二刀流は反映されません!」
アグ「しまったああああ!!」
ラムザ君の時代劇だよ全員集合
お琴はまずアルマだろうからアグは賭場にいる女役だな
>>294 とりあえず、ディリータの死によって獅子戦争の終結が長引くのはガチ。
そして「この世界」よりも多くの血が流され、アルテマ復活。
“更なる悲劇”が呼び寄せられるわけですな。
なかなかゼロムスを思い出せなかった
巡り巡ってどこかで見たエクスデスコスプレのアグたんに行き着いたのは内緒だ
>>298 そうか、平和を願ってたオヴェリアにとってそれは大層悲惨なことだな。
いやしかし、「リターン」するのがアグからオヴェに変わるとは思いも寄らなかった。
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986:閉鎖まであと 1日と 19時間 01/22(月) 01:55 hhyzc4SM0
アルファベットはわかった。その後の穴もしっかり犯した。
けどドアが・・・。出れない(;´Д`)
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987:閉鎖まであと 1日と 19時間 01/22(月) 01:56 7rlOCMbs0
>>983椅子はどのあたりをクリックすればよろしいのでしょうか?
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988:閉鎖まであと 1日と 19時間 01/22(月) 01:56 cK6v6Rvb0
>>986 4桁入力してから、どうすりゃいいんだ?
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989:閉鎖まであと 1日と 19時間 01/22(月) 01:56 iM9n5hY20
途切れるから何なんだー!?
そこだけわかんね
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990:閉鎖まであと 1日と 19時間 01/22(月) 01:56 yHgI9u5u0 [
[email protected]]
>>986 穴の犯しかた教えてくれ・・・本当に頼む・・・
なんならメールでもおkだ・・・本当に頼むよ・・・
その祠は、人の干渉から逃れるように、森の深くにあった。
「取り敢えず、内部へ入ってみましょう」
「ああ」
ラムザの案に賛成し、アグリアスは、祠の扉を慎重に開けた。
石の擦れる重々しい音が終わると、封じられていた過去の空気と、現在の空気が、混じり合った。
カンテラの明かりが照らし出したのは、異国の、神々の像と画一された内装だった。
「異端の祠……?」
アグリアスは呟き、一体の像を見つめた。
それは、剣と縄を持ち、火を背にして座る、怒れる神の像だった。
(守護神の像か。純然な、力と心)
憧憬を感じ、アグリアスは、胸元を、片方の拳で押さえる。
「アグリアスさん」
ラムザに呼ばれて、はっとする。この場の静謐さに飲まれてしまっていた。
「どうやら、なにもないみたいですね」
「ここは、わたしたちが立ち入っていい場ではないのだろう」
告げると、ラムザは、それを肯定してくる。
「ええ。そっとしておくべきでしょうね」
ラムザが大きく嘆息して俯き、声音を沈ませる。
「手間を取らせて、ごめんなさい。ぼくたちの求める知識が、ここにあると思ったのですが」
「いや。気にしないでくれ。ここを訪れたことには、意義がある」
アグリアスが言うと、ラムザは表情を輝かせる。
「あの、それじゃ、宿への帰りがけに、酒場に寄っていきませんか? ぼく、奢ります」
先の謝罪とは一転して、浮かれた口調で誘ってくるラムザに、苦笑したものの、アグリアスは頷いて歩きだす。
その時、今までしっかりと踏んでいた筈の床が崩れ、果てしない闇に、アグリアスは落ちていった。
(なに!?)
意識を失うまいと、心を高めるが、混乱してしまった為、適切な判断ができない。
数秒の後に衝撃があり、冷たい石の感覚を全身で受けた。
まだ優れない思考で、自分の状態を確認する。
新たな床に倒れているのだと気づき、ゆっくりと立ち上がる。
深刻な怪我はなく、ふらつきながらも周囲を見る。
「なっ……!?」
アグリアスは息を飲んだ。自分がいるのは、円筒形の、広い部屋だった。扉も階段もない。
部屋の中央に浮遊する、光の球が、仄かに辺りを照らしている。
そして、不可解なことに、高い天井のどこにも穴が空いていなかった。
「ここは……?」
「重なり合う世界の狭間さ」
思わず呟いた、アグリアスの問いに、女の声が答えた。
声の聞こえた方を振り向き、身構える。
そこには、ひとりの女がいた。アグリアスと同じ、ホーリーナイトの装備を身に纏っているが、その色は漆黒だった。
長い銀髪、紅を差した唇、そして、顔の殆どを覆う仮面。
女は、剣を鞘から抜き、その刀身を掲げ、続けてくる。
「デジョンを連鎖させて作られた、光と闇の重なる場」
「おまえは?」
アグリアスも抜刀し、訊ねるが、女は、首を横に振った。
「わたしも、きさまが誰なのかを知りたい」
「アグリアス」
短く告げ、剣に白銀の光を乗せる。眼前の女が、敵意を抱いているのは確かだった。
女が、剣に黒金の光を乗せ、嬉しそうに言ってくる。
「では、わたしもアグリアスだ」
「ふざけているのか?」
「とんでもない。きさまがアグリアスであれば、わたしもアグリアスであるのさ」
自らもアグリアスだという女が、振り下ろす斬撃と共に踏み込んでくる。
「くっ!」
振り上げる斬撃で迎えながら、アグリアスは移動せずに堪える。
剣がぶつかり、白銀の光と黒金の光が弾け、薄暗い部屋を染めた。
斬撃を交わす度、アグリアスは、力を激しく消耗していく。
なんとか距離を置くが、それが無意味だと分かっていた。
女は、全てに於いて、アグリアスを凌駕しているように思えた。
「どうした、アグリアス? きさまは、そんなものか?」
疲労に喘ぐアグリアスに、女が、愉しげに言ってきた。
「まだ、だ!」
心を苛もうとしてくる絶望を拒み、叫ぶ。
「わたしは、護る!」
「なにを護る?」
「わたしの、信じる者を!」
アグリアスは、女に向けて駆けだした。剣に乗せた白銀の光が、強く輝く。
オヴェリアとラムザの姿が、脳裏を過ぎる。次いで、怒れる神の像の姿を閃く。
「おおぉぉぉぉっ!」
声をあげ、自らを鼓舞する。
(一瞬でいい。純然な、力と心を!)
全く同様に、女も駆けだしてくる。
アグリアスは、想いを、戦いの言葉に換え、響かせた。
「不動明王剣!」
アグリアスの剣が、女の、剣を砕き、胸を貫く。
光球が爆ぜ、なにも見えなくなった。
目覚めると、ラムザの泣き顔があった。
「ラムザ」
「アグリアスさん!」
抱きついてきたラムザの背を撫でながら、自分が寝ているのは、唯の床であると理解する。
「……アグリアスさんが……いきなり倒れるから……」
とつとつと語るラムザに、そっと囁く。
「ありがとう」
「えっ……?」
ラムザは小さく驚いたが、アグリアスは構わずに微笑んだ。
\ __ /
_ (m) _ ピコーン
|ミ|
/ `´ \
( ゚∀゚) 不動明王剣!
ノヽノ |
< <
朝から良いものを読ませていただきました。
そういや、ロマサガ3に明王拳ってあったねw
アグリアス様のおにんにんなら咥えられる気がしてきた
俺はラムザのおにんにんでも咥えられますが
313 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/22(月) 14:12:07 ID:kgTdahY90
vvvvv、_,,
|V Vv、
,ヽ _,,. -…; ヽ
(i'"((´ __ 〈 }
|__ r=_ニニ`ヽfハ }_ 礼にはおよばん。俺はフィガロの国のマッシュ。ここはひとまずやらないか。
ヾ|! ┴’ }|トi { ̄ ̄Z
|! ,,_ {' ~}ヽ_,<
「´r__ァ ./ 彡ハ、
ヽ ‐' / "'ヽ
ヽ__,.. ' / ヽ
/⌒`  ̄ ` ヽ\_
/ i ヽ \
,' } i ヽ
{ j l }
i ヽ j ノ | } l
ト、 } / / l | .|
! ヽ | ノ j ' |
{ | } | l |
ヽ | i | \ l /|
{ | l | | / |
l ! | l / |
マッシュってそういう扱いなのか…
PSP移植の新規ジョブたる暗黒騎士。
アグリアスさんが「ホーリーナイトたるもの、暗黒騎士なぞに転職できるかッ!!」と駄々をこねたら、
下着を暗黒に替えることで妥協してあげましょう。
ちゃんと前が縦に割れるヤツで。
ああ、ブラか
ブリーフみたいなの想像しちゃった
24歳独身ツンデレ女聖騎士が好むパンティとはいったい
流石アグリアスさんのスレ
ボケにボケで返されたぜ
ラムザ「でも男として暗黒騎士ってあこがれるな〜」
↓
アグ「そ、そう言うものなのか」
↓
ラムザ「はい、ガフガリオンの所にいたのもそんな憧れがあったからだったし……」
↓
アグ様、とりあえずブラッドソードから始めてみる
武神装攻ダイゼンガー様ぁん♡
>>578 残り1日切った。オサレ師匠の言葉を借りるなら「僕は君にさよならを言う練習をする」ってヤツだ
閉鎖まであと80000秒ですよおまいら。
汎用A「閉鎖されたらSSはどこでみればいいんだッ」
>>323 (゚Д゚)!?
……新しい聖剣技を閃いた……ということで……。
ロマ2に不動剣、ロマ3に明王拳という技があってだな…
アグリアスさんがそれを元に編み出した一人連携でだな…
しかし2chホントに消えるのかねぇ?
2chが消えるのはアルガスが改心してミルウーダに土下座するぐらいありえない
2chが閉鎖するなんてオープニングで祈りを捧げるオヴェリア姫がガフガリオンに変わるくらい有り得ない
2chが閉鎖するなんて
>>324のロングパスぐらいありえない
ていうか、とっくに旬の過ぎ去ったこの話題にいまだに本気で心配するヤツが「このスレ」に多く出没するのがゲンナリだわ。
ニュース系の板を「閉鎖」で検索してみろよw
VIPは論外。
カタカタ. (ハヾヽヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(゚ー゚*リ|ミ <VIPは論外。・・と
_| ̄ ̄||∨)ミ \_____
/旦|――||// /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . |
|_____|三|/
閉鎖か・・・パソコンにアグたんのSSを20話程、書きためていたのに・・・
残念だ(T_T)
あっそ
アグリアスさんおっぱいマウスパッドが欲しくなってきたなあ。
シリコン部分はかなり硬めで。
>331
※ただしソースはソニー
全ての答えは今夜明かされるさ
PSP版に期待することはただ一つ、アグリアスとの再会シーンがムービーになることだ。
ガフガフやドラクロワにイジめられて衣服が乱れた状態のアグリアスさんが
綺麗なムービーで再現されてたら10本買ってもいい。っていうか買わせてくださいお願いします。
使い回しって言葉知ってるか?
341 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/23(火) 17:52:36 ID:UgLzIeYV0
世界中の迷宮ってゲームにデフォルメされたアグリアスさんが出演してる
アグスレは滅びぬ!
何度でも蘇るさ!
ネタをネタと見抜けない人は(ry
いやいや、アグスレとしてはやはりゲルミナスブーツを装備すべきだろう。
VIPFFT描くスレ見れなくなったw
ラムザ隊に正式加入した後に、初めてラムザに買ってもらったゲルミナスブーツ。
それが今のアグリアスの原点なのだ。
MOVEが3から4へ。
彼女の世界は大きく一変した。
このブーツにはアグリアスの血と汗と涙、ときにはゲロ、
彼女の命とも言うべき剣と同じくらいに、青春のすべてが凝縮されていると言っても過言ではない。
たまに獣の糞を踏んづけることもあるが、そんなことは気にしない。
ヒールの高い靴は履けないアグたん
このスレからここを見ている。
発売から約10年?経っているというのに
これだけ人がいるとは…アグリアスすごい。
さっきふたばでアグスレが繁盛していた嬉しい
アグリアス可愛すぎる。俺より強くても守ってあげたい。
アグリアスの肉の盾になって粉々になるならばいい
(アグリアス必死ね・・・)
|_ O
| ヽ 。0
|ノハヘ)
|;゚-゚§
と[,,,)
|__L〉
|、)
オルランドゥ伯が仲間になったら
カタカタ. (ハヾヽヽ 即刻エクスカリバー剥してアグに装備させるべき
(゚ー゚*リ|ミ あと緑頭巾は即除名でおk
_| ̄ ̄||∨)ミ
/旦|――||// /| 送信、と
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . |
|_____|三|/
>>354 やっぱタイピングは高速一本指打法なんだろうか
ヘイストかけた一本指打法か…
アグリアスとラムザのラヴラヴSSキボンヌ
↓
aguriasu to ramuza no ravuravu SS kibonnnu
この間のキー入力時間わずかに0.1秒。
アグリアス・オークス、後に『光速の異名を持つ高貴なる女騎士』とあだ名されることになる…
(重力は操らない)
むしろアグ自身がコテを名乗ってラムアグSSを書いてスレ内で「神」と崇められるとか。
ええそりゃあもちろん、SSを書く時は一本指打法でですよ。
359 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/24(水) 10:06:54 ID:ALrMUdHu0
vvvvv、_,,
|V Vv、
,ヽ _,,. -…; ヽ
(i'"((´ __ 〈 }
|__ r=_ニニ`ヽfハ }_ 礼にはおよばん。俺はフィガロの国のマッシュ。ここはひとまずやらないか。
ヾ|! ┴’ }|トi { ̄ ̄Z
|! ,,_ {' ~}ヽ_,<
「´r__ァ ./ 彡ハ、
ヽ ‐' / "'ヽ
ヽ__,.. ' / ヽ
/⌒`  ̄ ` ヽ\_
/ i ヽ \
,' } i ヽ
{ j l }
i ヽ j ノ | } l
ト、 } / / l | .|
! ヽ | ノ j ' |
{ | } | l |
ヽ | i | \ l /|
{ | l | | / |
l ! | l / |
>>359 屠ってくれるわ!ギュイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!
⊂二]℃】⊂( ゚Д゚ )
⊂ ミ )
(⌒) |
三 `J
>>359 掘ってくれるわ!ギュイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!
⊂二]℃】⊂( ゚Д゚ )
⊂ ミ )
(⌒) |
三 `J
>>561 混ぜてくれよ!ギュイイイイイイイイイイイイイイイイイイン!!
⊂二]℃】⊂(´∀`)
⊂ ミ∩ )
(⌒) |
三 `J
(またやってるわ・・・)
|_ O
| ヽ 。0
|ノハヘ)
|;゚-゚§
と[,,,)
|__L〉
|、)
アグは遅いからラムザの隣に配置して
カタカタ. (ハヾヽヽ エール漬けにするといいぞ
(゚ー゚*リ|ミ あと緑頭巾は即除名すべき
_| ̄ ̄||∨)ミ
/旦|――||// /| 送信、と
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . |
|_____|三|/
アグたん・・・。
自分で「遅い」とか言ってて虚しくないか・・・?('A`)
扉を開けて部屋に入ると、ラムザが、なにやら面妖な工作をしている。
「なんですか、アグリアスさん?」
椅子に座ったまま上半身を捻ってこちらを向き、ラムザが訊いてきた。
「茶を入れた」
持っている盆の上の、湯気を立てる茶碗を、顎で示す。
「ありがとうございます。いただきます」
ラムザは、礼を述べると、工具やら書き付けやらが散らばる机の上を、雑に整理していく。
アグリアスは、机の上の、空いた所に茶碗を移し、盆を脇に抱えた。
「この茶は、アグリアスさんが入れてくれたんですよね?」
「ああ。だから、おいしくはないだろうな」
「……それでもいいんです」
なぜか相好を崩したラムザは、茶碗を口元に持っていき、茶を冷ます為に、息を吹きかける。
「なにを作っているのだ?」
机の上の、歪な形の、クリスタルとミスリルの細工に、視線を移して問う。
どうやら、ラムザは、これを作ることに、数時間を掛けていたようだ。
「浮遊装置です」
茶で喉を湿らせ、ラムザが答えてきた。
「浮遊装置とは、なんだ?」
理解できず、再び問うと、ラムザが、楽しそうに説明してくる。
「レビテトの効力を付与したクリスタルを、擬似的な浮遊石とします。
ミスリルが、魔力を増大する回路として機能し、多くの負荷に耐えられる魔導の活力を生じさせます。
これに、外部から魔力を送ることで、任意に浮遊できるんです」
「それが、現在の技術で、実際に可能であるとは思い難いのだが」
眉を顰めて告げると、ラムザがにっこりと笑い、言ってくる。
「試してみましょう」
ラムザは、茶碗を机の上に戻し、替わりに浮遊装置を手に取り、椅子から立ち上がる。
「アグリアスさん、ぼくに掴まってください」
「あ、ああ」
取り敢えず、逆らう気はなかったので、言われた通りにする。
「いきますよ」
ラムザが、目を閉じて浮遊装置を握ると、浮遊装置が小さな音をたてる。
「うっ……」
ラムザと共に宙に浮いたのを感じ、アグリアスは声を呑んだ。
床に落とした盆が、縁で転がって倒れた。
浮遊装置は、確かに、アグリアスとラムザを、宙に浮かせることはできた。
だが、それは、あまりに不安定だった。
それほど高く浮いてはいないが、周囲に魔力の流れが展開している為、迂濶な判断はできない。
「どうするのだ、ラムザ!?」
「うーん。やっぱり、ムスタディオに手伝ってもらうべきだったかな」
「呑気なことを言っている場合か!」
声を荒らげると、ラムザは苦笑した。
「ちょっと失敗しちゃいました。でも、起動に使った魔力は少しだから、すぐに治まるでしょう」
ラムザの釈明を聞き、アグリアスは思わず嘆息し、その拍子に体勢を崩してしまった。
「く……あっ……!?」
ラムザの頭を、胸に抱く格好になってしまい、羞恥を覚える。
「す、すまない」
「いえ。気持ちいいですし」
「なっ……!?」
アグリアスの乳房に顔を埋めた、ラムザに言われ、絶句する。
「んうー」
「うあっ! よせ、こらっ!」
「浮遊装置が停止するまでは、やめられないです」
乳房に顔を擦りつけてくるラムザを叱るが、撥ねつけられる。
「おまえは……ん……あふっ!」
アグリアスは、ラムザの行為と甘い声を漏らしてしまう自分に、頬を染めた。
レビテト……?
>>368 正座して待ってるんだぜ。
ラムザって書き手によって単に天然だったり実は鬼畜だったりするよね
「オッス!オラ、アグリアス。今日も強いヤツと戦えるかと思うとオラ、ワクワクするぞッ!」
戦闘中にアグリアスにレビテト+ヘイスト+混乱+ドンムブ状態にすると、この隠しセリフイベントが発生するよ。
374 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/25(木) 15:15:26 ID:bOFfsnVdO
アグリアス「君、小兵二軍団に入らないか」
>>373 あー頭やられちゃってますね。
医者に診てもらった方がっていうか鉄格子のある病院行った方がいいんじゃないですかねぇ。
ラヴィアン「こないだ表参道歩いてたら、芸能プロから声かけられたんだ!」
アリシア「すっごいじゃん。あたしも行ってみようかな〜」
アグリアス(……表参道、か……)
−数日後、表参道−
いかつい男「ああ、そこの君、背の高い君!」
アグリアス「はい? 私ですか?(キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! )」
いかつい男「ああ、うん、君だ。君、いい体格してるね」
アグリアス「そ、そうですか?(芸プロじゃなくてモデルかな? ドキドキ)」
いかつい男「うん。君なら大丈夫だ。―――君、自衛隊に入らんかね?」
アグリアス「―――え?」
今思えばやめておけばよかったんだ。
入団の手続きをしてもらい、こうして私は聖ルザリア近衛騎士団に正式に入った。
なるほど、さすがに王家直属の騎士団、相当に場数を踏んでいそうな人たちばかりだった。
入団してしばらくは特に何もなく順調だった。
しかしある日突然辞令が下り、オーボンヌ修道院に派遣されたのだ。
何事かと思って行ってみると、アトカーシャの王女の護衛を命ぜられた。
いかにも薄幸そうで、いつもお祈りばかりしている線の細い少女だ。
そこへゴルターナ公の手の者が攻めてきたのだ。
強そうだ、勝てるのか? ふと改めてこちらの手勢を見てみた。
構成 ナナナナ←私 傭兵傭兵傭兵傭兵傭兵傭兵
・・・なんて事だ、なぜ半分以上が傭兵なのだ。
今まで気づかなかった私も私だが・・・傭兵はなぜこうも無礼な輩ばかりなんだ。
腕が立つとか場数を踏んでいるとかそういう問題ではない、あきらかに不快だ・・・
よく聞くと会話もおかしかった。こうでなくては金は稼げないとかそんな事ばかりだ。
敵を目前にしたその時、傭兵隊長が叫びだした。
「いいか、一人残らず殺るぞッ! 生きて奴らを帰すなッ!」
気が狂ったかと思ったが、どうやらこれで正気のようだ。頭痛がしてきた。
私は無事にルザリアまで帰れるのだろうか・・・
腹がwwwwwwwwwwwwwwwwwwww喉ツったwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>378 あー頭やられちゃってますね。
医者に診てもらった方がっていうか鉄格子のある病院行った方がいいんじゃないですかねぇ。
アグたん、知らない人に付いて行っちゃダメだよ
(今日はもう寝てるのね)
|_ O
| ヽ 。0
|ノハヘ)
| ゚ー゚§ (ハヾヽヽ
と[,,,) (-ω-*リミ _
|__L〉 r'⌒ ⌒ ̄ヽヽ
|、) ノ ,.ィ' `./
/ i!./
(_,. //
く.,_`^''ー-、_,,..ノ/
`~`''ー--‐'
_| ̄ ̄||___
/旦|――||// /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . |
|_____|三|/
(ハヾヽヽ
(-ω-*リミ _
r'⌒ ⌒ ̄ヽヽ
ノ ,.ィ' `./
カタカタ _ オヴェ・・ジャナクテ / i!./
'´ ヽ アグリアスの母でゴザイマス (_,. //
( ノハヘ )|. この度は(ry く.,_`^''ー-、_,,..ノ/
§゚ー゚*リ§ `~`''ー--‐'
_| ̄ ̄|| .)从_ 送信・・と
/旦|――||// /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . |
|_____|三|/
いいですかムスタディオ。
僕達はインペリアルクロスという陣形で戦うよ。
魔法剣の使えるベイオウーフが後衛、
両脇をアグリアスとオルランドゥが固める。
キミはボクが命令した労働八号に倒される。
お前のポジションが一番意味不明だ。
覚悟して戦え。
アグ「必殺! 不動無明k――」
オルランドゥ「無双稲妻突き! 闇の剣!」
ラムザ「クイックタイム!」
オルランドゥ「強甲破点突き! 乱命割殺打!」
ラムザ「クイックタイム!」
オルランドゥ「聖光爆裂破! 咬撃氷狼破!」
ラムザ「クイックタ――」
アグ「北斗骨砕打!」
ラムザ LP-1
暗黒騎士になろうと努力中のラムザ君
鍛錬する事には感心しながらも、「暗黒騎士」というところが納得できないアグリアスさん
「ど、どうだ、私が聖剣技を教えてやろう」とお声をかけたり
「師範と呼んだ方が良いでしょうか?」と小首を傾げながら言われて幸せの絶頂のアグリアスさん
ディリータがオヴェリア様拐ってチョコボで逃げてく後を忍者MOVE+3のラムザの肩車で追い掛けるアグリアスさん
FFTやってる最中に意識飛んでそんな夢を見た
装備:アグリアス
効果:MOV-3
>>388 アグ「合ッ!」
ラム「体ッ!」
ガッシーンッ!!
アグ「ふはははッ!ホーリーナイトたる私の聖剣技と、忍者たるラムザの機動力が組み合わされば、まさに無敵ッ!!
賊どもよ、覚悟するがよいッ!!」
ラム「でもアグリアスさん、僕ら一人一人が赤チョコボにでも乗ったほうが効率的なんじゃ…」
アグ「我らの友情パワーを思い知れッ!」
ラム「聞いてよ」
アグ先生とラム君のいけない関係ハァハァ
アグ「ここのでっぱったところ、強くこすりなさい」
ラム「先生、何かオツユがにじみ出てくるんですが」
イケない事考えたら負けかなって思ってる
お約束のとおり木馬に跨るアグリアス様
>>394 貴様異端者だなッ!
ギュィィィン!!
⊂二]℃】⊂( ゚Д゚ )
⊂ ミ )
(⌒) |
三 `J
396 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/01/27(土) 01:48:41 ID:u/XETB180
コナン最終巻
炎上する組織のアジト、立ち込める黒い煙…
ヲッカも、ジンも、組織全ての幹部が死んだ今、コナンはついに組織の重要機密に接触しようとする。
しかし、背後から足音が……「(だ、誰だ?本当の黒幕がまだ生きてやがったのか!?)」
恐る恐る振り返るコナン。そこには見慣れた初老の男の無機質な表情だった…。
「は……博士…??」 (2ページぶち抜きで対面シーン)
「すまなかったな新一君…君に関するデータを全て利用させてもらってたよ」
「ハ…はは………嘘だろ…?冗談はよせよ…バーロー……w」
笑い飛ばそうとするも引きつってしまうコナン。
「悪いがここまで知られたからには死んでもらうよ。悪く思わないでくれ」
と頭に銃を向ける博士。ショックのあまり顔面蒼白、戦意を失い動けないコナン。
まさに引き金が引かれようとした時!
間一髪で蘭と灰原が助けに現れる!以下次号!
最近、下世話が行きすぎている気がする
アグリアスってそんなイメージだっけ?
イメージなんて十人十色
>>397 同意。今までのスレの雰囲気と違うような。
>>394 儲け話の一環で、とある牧場で朝早くから牛の乳搾りに勤しむラムザとアグたん。
汗水流して働いた後に飲む、朝一番搾りたてのミルクはまた格別でやみつきになるらしい。
うーん、なんて健全なんだ!
>>388 一生懸命走ったけどまるで追いつけないアグ様
↓
ラムザ、アグ様が足をくじいたと勘違い
↓
足が遅いのをごまかすために嘘の上塗りアグ様
↓
「ごめんなさい、それじゃ掴まってて下さい」
↓
お姫様抱っこで修道院ご帰還ムフー!!
まったくだ。
皆、初代スレから読み直してアグスレの歴史を学べ。
大事なのは己のリビドーを正直に全開にすることだ。
688 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ投稿日:02/01/11 02:29 ID:???
「やだ、アグリアスさん…。もう…もう出ないよ、やめようよ…」
「何を言うかラムザ、まだまだ出そうではないか。もう一回だッ!」
「えぇ…。だって、もう赤くなってるんだよ、ここ…」
「私は少々きつめにするからな…どれ、それでは少し優しく握ってやろう…」
「だ、駄目だよ、刺激が強すぎるよアグリアスさんッ……あぁッ!」
アグリアスの端正な顔に白く温かい液体が飛び散る。
「思いのほか、量が多いな…やはりまだ若いせいかな、ラムザ?」
「もう…アグリアスさんって、強引なんだから…」
「でも、まだ大丈夫だっただろう?」
「やめようよアグリアスさん、もう十分だよ。彼女も今日はこれが限界みたいだし」
「そうだな…それでは朝食の用意をしようか」
今朝も仲良く乳搾りに励む二人でした。
まぎらわシリーズとは懐かしいな。
行為に及んでいると見せかけて実は原発の制御棒を出し入れしているというネタが
最高に面白かったのを覚えてる。
馬鹿なッ!
いくらMOVEが(ryだからってアグたんは牛などではないわッ!
アグたんにフード付き牛柄パジャマを着させたい。カウベルもオプションで
むしろ牛柄ビキニを
あえて真冬に
貴様ら!さてはそのあと乳搾りをする気だな!?
は、ハレンチなっ!!
アグリアスさんのおっぱいはみんなのモノですよね!?
地方の豪農などに「泊めてやるから、ちっと人手貸してくれ」などとギブアンドテイクになることもあろう。
誠意を見せるために、リーダーたるラムザと副リーダー格のアグリアスがまずは積極的にお手伝いしますというケースもでる。
「オラさとこのベコどもは臆病だけん、乳搾りするときはこれさ着てやってくんろ」
支給されるのが、アグリアスには牛柄ビキニ。ラムザには牛柄パジャマ、というわけだ。
これなら神経質な牛たちも警戒心を解いてくれる。
労働の汗は美しい。
自分が牛になれたらアグたんに乳首責めしてもらえるのか。そうか
いらんところからミルクが吹き出そうだ。ちょっと異端審問かけられてくる
>>412 この銃でロシアンルーレットだ。まず君からだ。
_,、__________,,,、.
`y__////_jニニニニニfi
〈_フソ ̄フ ,=-_,,,,-┴─'
//o /rて__/
,//三/ / "
〈。ニ___/
びっくり人間もびっくりのCMに興奮している人間として、動きやすく体にフィットした作業着を実につけ、
それで腰を下ろしたり体を曲げたりする時のぴっちりむっちりしたヒップの方がステキと主張したい
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
;y=ー( ゚д∴:∵ やはり私は
;y=ー( :∵.∵. . 間違っていなかった
;y=ー.∴:・・.. が……ま……
_,、__________,,,、.
`y__////_jニニニニニfi
〈_フソ ̄フ ,=-_,,,,-┴─'
//o /rて__/
,//三/ / "
〈。ニ___/
>>416 俺オレもあのCMはエロエロだと思う
ちょっくらハイドラ密猟してくるぜ
>>415 オートマwwwwwwwwwwwwwwwwwwww逃げ場なしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwうぇっうぇっwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>417 L乙
「水に濡れたラバーコンシャスの女性ってかっこいいですよねぇ」
などとラムザに唆され、やってみたアグリアスさんが頭に浮かんだ
ラムザの尻もエロいな
いい尻に美女も美少年も関係あるか
もうきれいにヒップラインが出ててね
でも息子が起きたら大変そうだな
すまん誤爆
アグリアスさんの尻で息子が起きるのか…
アーリマンのあくまの視線でドンムブ暗闇になり、ラムザにおんぶされるアグリアスさん
誰に負ぶわれているのかも分からず、暗闇が直った時に目の前でぴょこぴょこ動くアホ毛が目の前に入ってきて、
今度は沈黙状態になってしまうアグリアスさん
>>430 毎朝ヒップアタックで起こされる幸せ家族…
ドンムブ暗闇状態のアグリアスさんには色々とやりたい放題できるな
まずはおさげに伊勢エビを引っ付けるところからだな。
でもラムザがすぐエスナしやがる
アグを欲さんとすればまずはラムから
それウホッじゃねえか
しーましぇ〜ん
伯「ウホッ!いいチョコボ。 食 わ な い か 」
アグ「お、お止めください!ボコは私のお気に……じゃない私達の大切な仲間です!」
そこで密漁グルメなレシピをアグリアスさんへ伝授ですよ
街の生娘から手紙を手渡しで貰うラムザ
それを見たアグリアスは「罠だ!!」と無理やり取り上げてしまうのだった。
異端者ファンとかいるのかねぇ
わざわざ「生娘」と表現するとこがほのかにエロいな。
いや「ふん、そうか」とクールにスルーしつつも、物陰からチラ見しながら尾行するのがアグたん。
花売り「ねえ、お花はいらない? たったの1ギルよ」
↓
ラムザ「え……花かい?」
↓
うん、もらおうか
↓
アグ「は、破廉恥な! 貴公はいま自分で何を言ったか分かっているのか!」
↓
ラムザ「あの、何か誤解があるような気がするんだけど……」
↓
アグ「言い訳は見苦しいぞ! 一言相談してくれればそのくらい、その……私がだな……」
↓
花売り、花を手渡す
↓
ビバ乙女妄想勘違い
↓
アグ「ウワァァン!! ヽ(`Д´)ノ モウコネエヨ!! 」
↓
ラムザ「微妙なご時世だもんな……」
ここまで妄想した俺は吊ってきます。リレイズかけてから。
先生!
ラムザが性的な意味の花売りに言い寄られてる最中に通りがかったアグが何も知らずに
「花の一本くらい私が買おう」
って展開もいいと思います!
実はその花売りはメリアの扮装でワケワカランまま百合と化すアグ
>>444 自分のとんでもない勘違いでその場から逃げるアグリアスと彼女を追いかけるラムザ
↓
ラムザに追い付かれ、「こんな勘違いをするなんて馬鹿な女だろう・・・」などと涙目で自嘲するアグリアス
↓
「そんなことないですよ! アグリアスさんが僕の事を思って言ってくれたことだと分かってます。
それに、僕にはその、そういったことはアグリアスさんしか考えられませんから・・・」とラムザ
↓
「ラムザ・・・」「アグリアスさん・・・」となぜかいい雰囲気になる二人
ここまで妄想しないうちは吊るもんじゃないぞ。
ラム「ゲヘヘ、これがアグリアスさんの花びらでやんすか」
アグ「グゥ…」
っていう光景が浮かんできた俺はもうダメだな
むしろ俺はアグリアスハード
なぜか、ではない。必然で頼む。
アリ「ここでラムザ隊長、アグリアス様にお花を贈られてはどうでしょう。クレマチスなんていいですわね」
ラヴィ「いやー、アグリアス様的にはショウブなんていってみません?」
ラファ「ワスレナグサなんて、どうかな…」
メリ「黄色のチューリップなんてどう?可愛らしくていいわよーw」
レーゼ「女性に贈るならまずは一発バラよ。さらに色は黄!」
アグリアス「ラムザ、チューリップありがとう。おいしくいただいたよ」
オヴェリア「おかしいわ……私の花壇から毎日チューリップが一本ずつ消えるの……アグリアス……?」
アグリアス「……さあ……私は知りません。」
>>444 劇中のセリフ
「あーあ、私を開放してくれる人はいないかしら」(うろ覚え)
更に「流石オズ様話がわかるぅ〜」の松野氏プロデュースだから、もしかすると…
貸した金返してもらおうとしたモンクさん
「こりゃ、花を売るより春を売ってたほうがいいかもなぁ。イヒヒヒヒヒヒ…。
あの後、借りた金を期日までに返さないエアリスが圧倒的に悪いのに、
ラムザ達が借金を返してもらおうとした人達を殺してしまった為、
さらに借金を返してもらおうとする行為は厳しさを増したことでしょう。
>>454 おまいらやたら花言葉にくわしいでねえか。
黄色いバラは求婚だったか。
ただ両方とも花言葉を知らずに受け渡しを終えそうではある
放棄された要塞は、表立つ進軍のできない旅団が、嵐を凌ぐのには適していた。
自分以外は誰もいない、明かりの消えた会議室で、アグリアスは、腕を組み、壁に凭れていた。
既に失われた責を務める、古びた要塞を、強い風雨が叩いている。
嵐の中を無理矢理に進んで戦力を消耗すべきではないという案に、反対はできなかった。
だが、焦燥を抑えることに未だに慣れないアグリアスは、独り、闇に包まれていた。
(そろそろ、眠らなくてはな)
アグリアスが警邏をする順番がくるまでに、休んでおかなければならない。
小さく嘆息して壁から離れる。アグリアスは、歩調を速めることで、焦燥を振り切ろうとした。
いくらか勢いをつけて扉を開けた瞬間、すぐ足元に蹲っている人影が見え、アグリアスは転びかけた。
「なっ!?」
驚きの声をあげるアグリアスに、蹲っていた人影――ラムザ――は、自分が原因であるにも拘らず、首を傾げる。
「どうしたんですか、アグリアスさん?」
「それは、わたしの台詞だ!」
語気を荒らげ、屈み、ラムザと視線を合わせる。
ラムザは、微笑んで言ってくる。
「ぼくは、もしも、アグリアスさんが無茶な行動をしようとしたら、止めるつもりだったんですが」
「その配慮は結構だが、おまえに、わたしが止められるのか?」
立ち上がってラムザに片手を差し出し、訊く。
「ぼくがアグリアスさんを止められないんなら、いっそ、ぼくもアグリアスさんと一緒に行動します」
両手で、アグリアスの差し出した片手を取り、ラムザが答えてきた。
アグリアスは、掴まれた手を引いてラムザが立ち上がるのを助けた。
ラムザは、立ち上がると、アグリアスの手をそっと放し、続けてくる。
「有体に言ってしまえば、ぼくは、アグリアスさんの為に、自分にできることをしたいんです」
「おまえには、他に、すべきことがある」
諭す声音が、僅かに震えてしまい、アグリアスは戸惑った。
(ラムザを、わたしなどに構わせてはならないのに……)
思わず目を伏せるが、ラムザは、互いの息が感じられるほど近づいてきた。
「アグリアスさんは、ぼくが戦う理由のひとつです。ぼくの全てを懸けても、惜しくはありません」
真摯に告げられ、沸きあがる喜びに顔が綻びてしまうのを誤魔化そうと、数秒の間、口元を片手で覆った。
「わたしだけが、戦う理由ではないのだな」
腰に両手を当てて嘆息し、態とらしい失望を表すと、ラムザが苦笑する。
「意地悪ですね」
「わたしだって、偶には、意地悪になるさ」
アグリアスは、ラムザを見つめて頬を染め、訥々と言う。
「おまえは……いつも……破廉恥な真似をして……わたしを困らせる……」
「アグリアスさんの、心と体を求めてはいけませんか?」
問われて、アグリアスは、ゆっくりと首を横に振って答える。
「……いけなくはないが……」
「ぼくは、いつも、アグリアスさんを想って自分を慰めているんです……」
ラムザは、とびきり嬉しそうな顔で囁いてきた。
「なっ!? こら!」
聞き咎めるが、ラムザは続けてくる。
「ぼくとアグリアスさんが裸で抱きあい、口づけを交わし――」
「ああぁぁぁぁっ!」
アグリアスは叫びながらラムザの両方の肩を掴み、激しく揺さぶった。
「えいっ!」
「きゃあっ!?」
不意に、ラムザに抱かれ、アグリアスは、自分にはありえないと思っていた悲鳴をあげてしまう。
「アグリアスさんの部屋まで送ります」
「……好きにするがいい……」
ラムザの胸に頭を当て、アグリアスは呟いた。
つ づ き キ ボ ン ヌ
これはピンク
>>462 嫉妬
間違って求婚したのは銀英伝のミッターマイヤー
ちなみに
クレマチス:高潔、高潔な精神、たくらみ、旅人の喜び
菖蒲:あなたを信じます、優しい心、心意気、忍耐
忘れな草:私を忘れないで、誠の友情、誠の愛
黄色のチューリップ:実らぬ愛
黄色いバラ:嫉妬、不貞
知ってる限りだとこんな感じだな
下二つは酷いなw
>菖蒲:あなたを信じます、優しい心、心意気、忍耐
何このアグたんそのものみたいな花(゜д゜)
>>466 乙
個人的な感じ方かもしれないが、
「僕・私」をひらがなにすると幼く見える。
だから悪いということじゃないんだけどね。
何か二人の身体的・精神的強さとイメージが…。
弟切草しかしらぬ
おとぎりそうの花言葉が復讐って嘘じゃなかったか
あれはただの創作
妹切草も知ってるよ
たしか「お前では俺には勝てん!」だっけ
セント・ジョーンズワート=弟切草
アグ:「ラムザ、次はこれを参考にしてきてくれ」
ラム:(食べられる野草大百科…('A`))
プラグマティズムやなぁw
自然界には存在しない青いバラにも花言葉はある…花言葉の意味は「叶わぬ想い」「不可能」…アグたんの色は青なのに
オヴェリア様を守りたいけど、側にいることさえ許されない・・・。
アグたんにはある意味似合いの花言葉じゃないかな。
アグリアスさんには菊の花束と、
菊のおひたしと天ぷら、
菊の薬用湿布と蚊取り線香をまとめてプレゼントすれば、感心して喜んでくれますよ。
その次にはドクダミあたりにステップアップしたい。
菊=*
と即座に脳内変換されてしまった俺はもう末期だな
アグたんにはなんだか和風が似合いそうなイメージがある
脳内では金髪の榊さん
榊さんほど同性からの人望があるかどうk(ry
かみねこはラファか?
式1.榊さん=アグリアス
しかし……アグリアスには、可愛いもの好きの表記はゲーム上にない
式2.榊さん−可愛いもの好き=アグリアス
そしてアグリアスが心優しいという場面はゲーム上あまりない
式3.榊さん−可愛いもの好き−優しい心=アグリアス
ただのネクラじゃないか
実は料理ができないラムザの作ったご飯を「今更疑うものか!」とかきこむアグリアスさん
翌日ラムザの看病でご満悦
ラムザとアグリアスが一緒に出撃することで好感度アップ
↓
好感度が一定値でアグリアスルート確定(IFルート突入)
↓
アグリアスによるラムザ女装イベント発生
↓
ラムザがリボンや香水・バッグ等が装備可能に
とかだったらいいな
こんこん。
「失礼致します。オヴェリア様」
がちゃ。
「ふわ〜〜」
「!?」
その扉を開けた瞬間、アグリアスに何かがのしかかってきた。
優秀な反射神経でかわそうとした瞬間、何が倒れてきたのかに気づいて更に驚異的な反射でそれを抱きとめた。
「あ〜〜。アグリアスだぁ〜〜〜」
「…姫様…?」
様子がおかしい。
そして…酒くさい。
「ま、ま、ほら、中へど〜ぞ〜」
「え、いえ、あの、姫様??」
「もーー…アグたんったらぁ…」
抱きとめた腕から、グラリと外側へ頭が落ちる。
「ア、アグたん?!…ひ、姫様!!お気を確かに…!」
ペシペシと頬を叩くアグリアス。
「しゅべてのぉ〜…ひとびとがぁ〜…もしゅこひぃ〜…。…う〜ん…あっつぅいぃ〜…」
「ひ、姫様!!廊下でドレスを脱いではなりません!!」
「アグリアス。あなたも脱ぎなさい」
「は。 …って、えぇッ!!なんで!!」
「いいから。はーいポーイと」
「おヴぇ、オヴェリア様!!この季節にあまり薄着になさってはお身体にさわります!」
「きゃ〜〜カラダにさわるなんてアグたんのエッチぃ〜〜!」
――もうダメだ。
アグリアスは文字通り頭を抱えた。
「脱いでよう〜アグ〜!!」
「オヴェリアさま!何があったか存じませんが、深酒が過ぎます!今宵はもう、力づくでも床についていただきます!!」
「むー。…しかたないなぁ。アリシア、ラヴィアン、手伝って」
「かしこまりましたぁ!ドンムブー!」
「ごめんなさい隊長…。ドンアク」
「ああああああこの裏切り者ーー!!」
「んふふふ…勝った。ちゅーーvvv」
「〜〜〜〜〜〜!!!」
そのままオヴェリアは、抵抗できないアグの衣服に手をかけた――
――数分の後。
「きゃーーー!!やっぱりフリフリドレスも似合う〜〜!!見て、アリシア!」
「ぶははは、ホントだ!姫様、リボンも!リボンも!」
「可愛いですわ、隊長……」
「…………ガクリ」
***
「あああアグリアスさんしっかりー!!てめ何やってんだキュクレインンンンンンッッッ!!!」
「『悪夢』ー。ちょいアレンジ?」
「アグリアスさ〜んッ!!戦闘中に寝ないで〜〜〜!!ッてか死んでる〜〜〜ッ!!?」
ギャフン
END
どう見ても幸せ満開な夢じゃないか
ストーリー的にもっとからみがあっても言いキャラなんだけどな……
落ち込みがちなラムザを精神的に支えるお姉さま。
やっぱり途中で死亡の可能性があるのがネックか……
ヒラコー?
>>491 キュクレインG J
>>493 このスレでのSS等ではラムザの方が精神的に強い感じがよく見受けられると思うが、
個人的にはお互いに支え支えられの関係が理想だな。
「アグリアスさまは、やまびこ草の花言葉を知っていますか?」
アリシアが、アグリアスにやまびこ草を渡しながら訊いてきた。
沈黙の呪詛を受け、喋ることのできないアグリアスは、首を横に振り、否定を表す。
「なあに、空想家の、甘ったるい講釈?」
からかうように口を挟むラヴィアンを、アリシアが諭そうとする。
「花卉に想いを込めることの、楽しさや切なさは、心を豊かにしてくれるわ」
「あら、そう? なら、尚更、心の貧しいあたしには、関係ないわね」
「そんなことは、言わないで」
当て擦るラヴィアンに、アリシアは眉を顰めるが、深く息を吐くと、めげずに説明してくる。
「世界を言葉で満たす、沈黙と相反する力を秘めた、やまびこ草には、疎通という意味が宛てがわれました」
うっとりとした様子で、アリシアは続けてくる。
「やまびこ草の花言葉は、共鳴。響きあう、言葉と意志、素敵ですね……」
「こら。帰ってきなさいよ」
ラヴィアンが、白昼夢に浸るアリシアの顔の前で片手を振った。
「はっ!? ご、ごめんなさい! いつもの発作が起きてしまって」
「あんたねえ……」
アグリアスは、うろたえるアリシアと嘆息するラヴィアンに微笑み、やまびこ草を噛み締める。
強い苦味と清涼な霊気を感じ、咳払いをして告げる。
「休憩は終わりだ。敵を側面から攻撃し、味方の進撃を援護する」
「ラムザを、ね」
「ええ。そうよね」
態々、言い直してくるラヴィアンと、それに賛同するアリシア。こんな時だけは、言動が揃う。
(普段は、ぎくしゃくとした関係なのに、な)
これは、心のどこかでは繋がっているということなのだろう。
少しの羨望を抱き、言う。
「やまびこ草の花言葉は、おまえたちに相応しい」
「は?」
「えっ?」
アグリアスは、面食らう、ラヴィアンとアリシアに目配せし、駆けだした。
>>471 殆どの一人称と二人称を、平仮名で表す文体なので……。
ごめんなさい。
500ならアグたんが2年間愛用したバトルブーツをクンカクンカする
不眠症もたまには役立つモノだ
GJ!!!
>>501 そうそう「お姉様」はこうでなくちゃ
からかいに一々うろたえるのは、子供の考えるお姉キャラですわよ
他人のふんどしの陰から自分の気にいらなかった流れに皮肉言ってるつもりとは、なんとも薄みっともない野郎だな。
505 :
、:2007/02/01(木) 19:50:42 ID:8+vSLpwuO
ところでおまいら、
アルゼンチン代表セルヒオ・「アグエロ」(アトレティコ・マドリード)
についてどー思うよ。
アグリアスさんがエロいとな!?
wowowはさっさとリーガの放送権をJスポーツに返してサッカーから手を引けとしか言えん
>>505 第一印象は「何人目の『マラドーナ2世』だよ」
だな
509 :
、:2007/02/01(木) 21:41:03 ID:8+vSLpwuO
507
ヴァカモノ。
BS視聴者唯一の心のオアシスまで、CSに獲られてたまるかー!
(スレ違いを承知の上での心の叫び)
異端者フットボールクラブのマネージャーのアグリアスさんもいいな
キャッチからそのまま敵陣に一人で突っ込んで点取ってくる超攻撃的ゴールキーパー伯が浮かぶが
アグに似合うスポーツコスってどんなんかな?テニスウェアは容易に想像出来たんだが…フットサルだとぱんてぃらが拝めないorz
513 :
、:2007/02/01(木) 23:23:13 ID:8+vSLpwuO
ぱんてぃらは無いが、生足と揺れる胸が・・・
レポーター「今期期待の選手は誰でしょうか?」
野村監督「一番打って守れるのはアグリアスだな。でも足が……」
鈍足では守備範囲が・・・・・
そこでキャッチャーですよ
1 右 ムスタディオ
2 遊 ラヴィアン
3 三 ベイオウーフ
4 一 オルランドゥ
5 DH 労働八号
6 捕 アグリアス
7 左 レーゼ
8 二 アリシア
9 中 ラッド
先発 ラムザ(プレイングマネージャー)
中継ぎ クラウド
抑え メリアドール
ボール運び ボコ
4 投 オルランドゥ
5 捕 労働八号
労八ですら故障が多発したためオルランドゥは投手引退をさせられたのだった
キャラ壊すのは好きでないが、鈍足だけは譲れない。
ドカベンことアグリアス・オークス、部屋着は無骨に柔術胴着。
むろんTシャツのようなアンダーウェアは邪道。
ちなみにラムザはアンダースローの投石手。
アグ「捕〜れない石があ〜るものか〜♪」
ラム「マジですか?」
アグ「…すまん、やっぱり石は無理」
漏れは、サッカーでアグたんに90分間マンマークでつきたい。
特にコーナーキックで思い切り体を寄せて競り合いたい。
シド「ワシの無双稲妻球は108式まであるぞ」
労働八号「ワタシノスペアモ108シキマデアリマス」
アグ「うおおおぉぉーーーーっ!
ダッシュ無双稲妻球!!!!」
燃え尽きるぜぇぇぇぇ!!
アグリアスの部屋の中央、アリシアが入れた茶と菓子が置かれた卓を囲み、
アグリアスは俯き、ラヴィアンは卓に両腕で頬杖を突き、アリシアは姿勢を正し、椅子に座っていた。
「おまえたちに、相談したいことがある」
アグリアスが切りだすと、ラヴィアンが、当てずっぽうに訊いてくる。
「ラムザに、押し倒されでもしましたか?」
「ええっ!?」
それを聞き、アリシアが、驚きの声をあげる。
「違う」
アグリアスは顔を上げ、否定した。
「アグリアスさまが、ラムザを押し倒したんですか?」
「ええっ!?」
「違う」
どうでもよさげなラヴィアンと、いちいち衝撃を受けるアリシアに、アグリアスは繰り返し否定した。
ラヴィアンを睨み、告げる。
「わたしもラムザも、決して、そんなことはしていない」
「なら、なんです?」
「わたしが、ラムザと愛を語らうには、どうすればいいのかを、教えてくれ」
頬が染まるのを感じながら、教えを請う。
「はあ?」
「まあ!」
呆れるラヴィアンと惚けるアリシアの、声が重なった。
アリシアが、うっとりとして言ってくる。
「戦の庭で、幾輪もの命の花が散りゆく中、惹かれあう男女。傷ついた、心と体を癒すのは、ひたむきな愛」
「アリシア?」
呼び掛けるが、アリシアは、虚空を見つめ、続けてくる。
「激しく、優しく、互いを求め、束の間の悦びを糧として――」
「てい」
「はうっ!?」
ラヴィアンに、襟首を手刀で打たれ、アリシアが失神し、卓に突っ伏した。
「空想女は放っておいて。ああ、なんでしたっけ? 愛の語らい?」
「う、うむ」
取り敢えず、アグリアスが頷くと、ラヴィアンは、嘆息し、言ってくる。
「要するに、あれですよね? 押し倒されるか押し倒すかっていう状況を作りたいんでしょう?」
「なっ……!?」
「突き詰めてしまえば、そういうことでしょうに」
話を飛躍され、アグリアスは絶句したが、ラヴィアンは、あっさり言い放ってきた。
「愛欲を満たしたいんなら、裸で情交を迫ればいいでしょう」
「そんな真似ができるか!」
「アグリアスさまなら、できますよ」
「ええ! 愛があれば、きっとできます!」
いつの間にか復活した、アリシアが、ラヴィアンに加勢する。
「ラムザわたしはおまえを愛しているアグリアスさんぼくもこうなることを望んでいました
んうっラムザああアグリアスさん感じているんですねほらここはこんなになっていますよ
くっもうぼくはイッてしまいそうですいいぞわたしのはううっ!?」
恍惚としてまくしたてるアリシアの襟首を、ラヴィアンと共に手刀で打ち、再び失神させる。
「裸は駄目ですか?」
「駄目だ!」
固辞すると、ラヴィアンは、面倒くさそうに、襟巻の代わりにしていたカシミールを解き、アグリアスに渡してきた。
ラヴィアンの意図が分からず、問う。
「なんだ、これは?」
「それを裸身に巻いて情交を迫れば――」
「おまえの案は、そんなものばかりなのか!?」
おざなりに答えるラヴィアンに、アグリアスは叫んだ。
GJ!
部下に恵まれないアグにワロタw
呼んでいる胸のどこか奥で〜
. (ハヾヽヽ
(゚ー゚*リ|ミ
_| ̄ ̄||∨)ミ
/旦|――||// /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| . |
|_____|三|/
だから柔術胴着を着て「ちょっと体術の稽古に付き合ってくれ」とでもやればいいんだよ。
隙を見て「しまった、ついうっかり河津掛けを!」とか言って押し倒してしまえばいい。
アグリアスに呼び出されたラムザは部屋に入った。
と次の瞬間!
そこには全裸で仁王立ちのアグリアスが!
それにしてもこのアグリアス、ノリノリである。
ってのを
>>530で想像した。
>>535 アグ「え?河津掛けはちゃんとした聖剣技だろ?オルランドゥ伯もよく使っていらしゃるし…」
>>536 ちょwww伯wwww
今更も今更だけど、禁欲的で厳格な美女ってそそるよな?
もう31スレにもなるんだな
31と言えば短歌
と言う訳でここで一句
アグたんの
脱いだ下着に顔埋めて
スーハースーハー
クンカクンカ
これが
>>538の辞世の句になろうとはその時誰も予想していなかった…
とある異国の風習で豆まきをしたのはいいが、
ラムザより多くの豆を食べなければならないことに憂鬱になるアグたん。
つ太巻き
鬼に扮したムスタに驚き無双稲妻突き
アグ(涙目)「急に鬼が来たので……」
ラムザ「フェニックスの尾はどこだーっ!?」
どっかのヘタレFWかよw
こ、こんなところで日本サッカー史に残る伝説の名(迷)ゼリフをみれるとわw
QOKか。
>>541 やめれ。かつてその太巻きネタでどれだけの猛者達が地に伏した事か…orz(詳しくはまとめスレや千夜一夜に目を通す事をオススメする。但し責任は持たない)
アグリアスは子供を産む機械
>>548 僕は!君が!死ぬまで!殺すのを止めないッ!!!
ギュィィィン!!
⊂二]℃】⊂( ゚Д゚ )
⊂ ミ )
(⌒) |
三 `J
じゃあどのみち
>>548は殺される、と。
せめて無双稲妻突きなら浮かばれたろうに、チェーンソーとはな。
ラムザに奉仕させるアグたん
夢の中でアグリアスさんが出てきた。
アルガスはラムザのことが好きに違いないとわけのわからないことを言ってた。
>>541 >>553 ということは
君はひどく意地が悪いかそれとも
かなりのマゾか
という事だねw?
いやいやマゾは悪くないよ差別してません
でもそれよりスーハースーハークンカクンカしない?
アグたんのかぶってた鬼の面が手に入ったから
ラムザ「アグリアスさんを間違って押し倒してしまいました。ぶっ殺されるかと思いましたが次は気をつけるようにと許してくれました。」
「それをムスタディオに話したら嬉しそうにどこかに行き、それっきり帰ってきませんでした。」
>>555 ヤツは…そう、風になったんのさ…ムチャしやがって
ゼイレキレの滝で生き延びるためにためらいも無く滝に飛び込むオヴェリア様に
アグ様はきっと胸キュンだっただろうな
>>555 たまには照れ隠しでラムザをぶっ飛ばしてしまうアグたんもいいと思うんだ。
俺のアグリアスはもっとこう素直クール風味だ
アグの豪快なアッパーでら○ま1/2のように吹っ飛んでいくラムザを想像
>>560 メリアさんの服(特にバスト部分)がきつくてもゆるくても、血の雨が降ること必至である。
むしろ必死。
俺の中のアグのイメージが
ガンパレの芝村舞に近いことに
ふと気づいた今日この頃
自分の中であるキャラとアグのイメージがどんなに近くても、そのキャラには萌えないんだよな。
やっぱアグが一番だと思うのはなぜなんだろうか。
信じてくれるから
アグアグーン
それ聞くとどうもヨヨを思い出す
あんな売女とアグと一緒にするな
>>568 まぁまぁ、他のキャラを貶めるのはよろしくない。
そんな風に持ち上げられる事はアグりんも望んではいまいし、なによりそうしなくとも
アグりんラヴな俺たちの気持ちは変わらないよ。
…と両方好きな自分が言ってみる。 男性口調の女性モエー。
グリアスアグリアスグリアスアグ
アグアググリグリアスアス
ガフガリアス
メグリアール
グリアスアグリアスグリアスアグ
アグアググリグリアスアス
グリアスアグリアスグリアスアグ
アグアググリグリアスアス
グリアスアグリアスグリアスアグ
アグアググリグリアスアス
グリアスアグリアスグリアスアグ
アグアググリグリアスアス
グリアスアグリアスグリアスアグ
アグアググリグリアスアス
グリアスアグリアスグリアスアグ
アグアググリグリアスアス
外見に限定すれば、俺の中では、アグリアスと、こち亀の麗子が被る。
勘弁してくれよorzあんな奇乳病と外見一緒とかどんなんだよ。かかりつけの眼科は?ブルーベリー食うか?
お前の見方など知ったことか。
すまんが俺の見方でも麗子とアグたんはかぶらんな…。
まあみんな人それぞれ。
アグリアスとオスカルはかぶる
中世騎士金髪男装の麗人ってとこか
オスカルと聞いて真っ先にアライグマが思い浮かんだ。
しかもどっちも王女様に慕いまくってるし
ラスカルw
最初見たときは「サムスピのシャルロットみたいだな」だった
何故かアグリアスとメルブラのシオンが被る…
髪型か!髪型の所為なのか!
ネコミミ導師なアグたんに扱かれたい・・・
ケアルとかけてもらうよりも癒されると思わないかい?
>>584 勝利条件
猫耳フードアグリアスを倒せ!(ただし1対1。ステージはリオファネス城ウィーグラフ戦に準ず)
「ハートを盗む」は有効ですか?
開始前にこっちが盗まれてます
ガフ「闇の炎に抱かれて馬鹿な!」
そこのうpロダの管理人のブログからリンク回れば、好みのサイトの一つや二つは見つかるだろうからな。
アグたんの開脚前転
最近はFFT+A3のサイトにもアグ絵スレあるよ
廊下の、曲がり角の陰に身を隠しながら、アグリアスは嘆息した。
(わたしは、なにをしているのだ……?)
胸中で、自らに問うが、思いつく答えは、くだらないものばかりだった。
要するに、自分は、くだらないことをしているのだと、アグリアスは渋々と認めた。
アグリアスの様子に気づいた、同じく、曲がり角の陰に身を隠しているラヴィアンが、
屈んだまま顔を上げ、訊いてくる。
「アグリアスさま、ノれないのは分かりますが、ラムザのこと、知りたくないんですか?」
「方法に因る」
「なら、どんな方法ならいいんです?」
「わたしは、交換日記が――」
アグリアスが答える途中で、ラヴィアンは、呆れた顔で首を横に振って否定してくる。
「交換日記で、ラムザが愛欲をそそられる人を確かめるなんてことが、アグリアスさまにできるとは思えません」
「いや。わたしは、きちんと文章を書いてみせる」
「どうせ、旅団の報告書じみた内容になってしまいますよ」
「…………」
自分でも、あり得ると思ってしまうことを告げられ、アグリアスは黙った。
「あたしは、あの本を使って確かめるのが、最適だと判断します」
曲がり角の向こう側にある、ラムザの部屋の前、
こちらから覗ける所に置かれた、一冊の本に視線を移し、ラヴィアンが言ってきた。
アリシアが提供してきた『女騎士と少年見習い戦士の秘め事』という官能小説が、
ラムザの性的な嗜好に合うか合わないかを確かめる為、アグリアスとラヴィアンは、ひたすらに張り込みを続けていた。
「やはり、あからさまに怪しいと思うのだが」
「まあ、ラムザが、引っ掛かっても引っ掛からなくても、あたしにとっては、おもしろいことになりそうですし」
「はっきりと言ってくれるな」
「物事の理由が明確に分かっている方が、信頼できますよ」
「だが――」
あっさりと言い放ってきたラヴィアンは、アグリアスが論じかけるのを、気配で制止してくる。
「来たか……」
アグリアスは呟いた。
曲がり角の向こう側に、ラムザの姿が見える。
ラムザが、自分の部屋の前に置かれた本に気づき、それを拾う。
アグリアスとラヴィアンは、息を詰め、ラムザの様子を窺う。
本の題名に驚いたらしいラムザが、きょろきょろと辺りを見回したので、
アグリアスとラヴィアンは、より深く身を隠した。
ラムザの姿は見えなくなったが、扉が開閉する音が聞こえた。ラムザが部屋へ入ったのだろう。
ラヴィアンが、立ち上がって伸びをすると、告げてくる。
「さて、明日になったら、ラムザの部屋に、留守の間に侵入し、自慰に使われた塵紙を見つけます」
「じ、自慰に……」
ラムザのそれを想像してしまい、よろめくアグリアスに構わず、ラヴィアンが訊いてくる。
「扉の錠はどうしますか? ラファをけしかけます?」
「あ、ああ、ラムザの部屋の鍵は、わたしが預かっている」
持っていた、ラムザの部屋の鍵を示すと、なぜか、ラヴィアンは唖然とした。
おれも唖然とした
ラムザ怪しめよ。
豚切り&マルチスマンが、
アグ姉がモルボルやらマラークやらなんでも食べちゃう
超無敵キャラになってる、3〜4行くらいのSSを集めてるサイト知らない?
かなり面白かった記憶があるんだがURL忘れてしまって・・・
完全にコピペマルチだな。
>>583 性格面でも違和感ないな〜
路上生活のアグリアスさん
だから公園の噴水で…
604 :
601:2007/02/07(水) 12:21:37 ID:gF2yhiD50
>>602 ググってみたんだが、
誘導されたときは、誘導されてきたんだけど。って一言添えれば良いのか。
勉強になりました・・・dクス
もう31も続いてんだなアグ
人気のアグリアススレage
FFドラクエキャラのスレとしては屈指の伸びだ罠
しかも良質のSSの大鉱脈でもあるし
まさしくSSのゴールドラッシュ
うわぁ、このスレはSSの聖光爆裂破やぁ〜
ここのスレのSSのおかげで文章を見る目が肥えた気がする
そこまでは…
アグをagesageしてきた。
レベル上げる時も下げる時も「ずっと俺のターン!」状態でワロタ。
ようやく「FFT†無双〜ドキッ☆乙女だらけの獅子戦争」のメインヒロインたるアグたんルートをクリアしましたよ。
もちろん俺脳内で!
>>613 君の脳内で展開されたアグルートをスタートからクリアまで
きっちりみっちり書いてスレに投下したまえ。
Last Chapter 希望を胸に全てを終わらせる時……!
FFT獅子戦争はPSPで発売予定です
アグリアス「ウオオオオ! くらえミルウーダ! 不動無明剣!」
ミルウーダ「さあこいアグリアスゥゥ! わたしは実は一回刺されただけで死ぬぞオオ!」
(ザン)
ミルウーダ「グアアアア! このザ・豆スープと呼ばれる四天王のミルウーダが……こんな小娘に……馬鹿なアアアア」
(ドドドド)
ミルウーダ「グアアアア!」
ラファ「ミルウーダがやられたようだな……」
ティータ「フフフフ……やつは四天王の中でも最弱……」
メリアドール「ホーリーナイト如きに負けるとはラムザ恋愛対象候補の面汚しよ……」
アグリアス「くらええええ!」
(ズサ)
三人「グアアアアアアア!」
アグリアス「やった……遂に四天王を倒したぞ……これでアルテマのいる死都ミュロンドの扉が開かれる!」
アルテマ「よく来たなホーリーナイトアグリアス……待っていたぞ……」
(ギイイイイイイイイ)
アグリアス「こ……ここが死都ミュロンドったのか……! 感じる……アルテマの魔力を……」
アルテマ「アグリアスよ……戦う前にひとつ言っておくことがある
お前は私を倒すのに『聖石』が必要だと思っているようだが……別になくても倒せる」
アグリアス「なんだとっ!?」
アルテマ「そして残りのルガヴィたちはなんかムカついたのでわたしが始末しておいた
あとは私を倒すだけだなクックックック……」
(ゴゴゴゴ)
アグリアス「フ……上等だ……わたしもひとつ言っておくことがある
このわたしが忠誠を誓った王女がいるような気がしていたが別にそんなことはなかった!」
アルテマ「そうか」
アグリアス「ウオオオいくぞオオオオ!」
アルテマ「さあこいアグリアス!」
アグリアスの勇気が世界を救うと信じて……!
ご愛読ありがとうございました!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< という話だったのさ。
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/
>このわたしが忠誠を誓った王女がいるような気がしていたが別にそんなことはなかった
オヴェリア様カワイソス
ソードマスターヤマトww
なんかムカついたのでってww
アグ「…という戦いを勝ち抜いてきたのだ!」
ラム「そんなの僕のアグリアスさんじゃありません」
アグ「ガーン!」
ムスタ「『僕の』ですかー?」
>>614 ちょっと口やかましくお説教が多いかもしれんが、
それは畏国に平和をもたらすという大願成就のため、そして仲間たちに生き延びてほしいと願ったればこそ。
ちょっとヤキモチ焼きかもしれんが、
それは今まで自覚してこなかった異性への愛情がダダ漏れしてるだけに過ぎぬ。
そんなアグたんが剣を預けるに足る男へと、主人公が成長していけるかどうか、というお話でしょう。
ラファたんの夜這いのお誘いを2連続で受けてしまうとバッドエンド直行なので注意です。
メリ「婚期を逃して儚い。なんだかもの悲しいわね……」
アグ「なぜ私を見る」
アグ「殺すぞコラ?
アグ「もういっぺん申してみよ!
オリナス99歳
オナリスギ99回
628 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/09(金) 21:45:42 ID:GMas3VK70
ラムアグ夫婦の甘々な新婚生活
630 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/10(土) 01:16:15 ID:vC8pvvGZ0
ふと思ったんだけど、」アグリアス」と「アクエリアス」って似てるな。
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
これよくメールの署名の枠みたいなので見るよな。」アグリアス」。
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
633 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/02/10(土) 11:25:51 ID:KAQRDGBe0
コナン最終巻
炎上する組織のアジト、立ち込める黒い煙…
ヲッカも、ジンも、組織全ての幹部が死んだ今、コナンはついに組織の重要機密に接触しようとする。
しかし、背後から足音が……「(だ、誰だ?本当の黒幕がまだ生きてやがったのか!?)」
恐る恐る振り返るコナン。そこには見慣れた初老の男の無機質な表情だった…。
「は……博士…??」 (2ページぶち抜きで対面シーン)
「すまなかったな新一君…君に関するデータを全て利用させてもらってたよ」
「ハ…はは………嘘だろ…?冗談はよせよ…バーロー……w」
笑い飛ばそうとするも引きつってしまうコナン。
「悪いがここまで知られたからには死んでもらうよ。悪く思わないでくれ」
と頭に銃を向ける博士。ショックのあまり顔面蒼白、戦意を失い動けないコナン。
まさに引き金が引かれようとした時!
間一髪で灰原が助けに現れる!以下次号!
博士の銃弾の前に倒れる灰原。
「私、あなたのことが好き、だった・・・でもあの子(蘭)のこと大切にしないと許さない…から…」
「ハ…はは………嘘だろ…?冗談はよせよ…バーロー……w」
コナンの腕の中で息を引き取る灰原。そして博士の冷酷な一言が。
「次は君だ。新一君」
「るさねぇ…」
博士「なんだ、聞こえないぞ新一君。」
「ゆるさねぇぇぇぇl!!てめぇはオレを怒らせた!!」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
,. -――-、 ___
/ \_ `ヽ、
/ r、 、 ヽ ヽ__ \
| | _ヽ 、 _ | | | | j、 `<ヽ、
. ,l l´__ '\\」_.l` ! /‐ヘくイ __ノ \
,.ィ^「 ̄l |´○ ´○ | |'⌒〉、|_,)-<_」_」--―'′
(__ {__l__,ノ jゝ、 , ,ノ| ト、_| { ソー、
く_rく´  ̄ ̄ く ソ V_{. /ヽ
ノ‐< `''┴ ′
,. ´  ̄ ̄ ̄ `丶、
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/ ./ /_! ヽ
!/ , / ァ‐'''フ/ | l ',
/ .///ー' 〃ー' ヽ、| , i
, /| '´ - - | |_|
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. 〈| ! | .!イ __ , -―- 、
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. ヽ ト、 } ̄| | ̄{ ,イ 丿  ̄ ̄ |
jノ. ∨ ト、__,.イ ∨ l,ハ ノ
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今週のジャンプに
>>639 人の夢と書いて・・・のところかい?
アグ様のお顔が浮かんださ
>>639 あったな
アグリアスのセリフが
・・・はっ!まさかアグたんの生まれ変わり!?
,. ´  ̄ ̄ ̄ `丶、
/ \
/ ./ /_! ヽ
!/ , / ァ‐'''フ/ | l ',
/ .///ー' 〃ー' ヽ、| , i
, /| '´ - - | |_|
!/i l  ̄ ̄` ´ ̄ ̄ ||}
. 〈| ! | .!イ __ , -―- 、
l`| | ∪ | .l.l/.:.! __,r‐、
|| | r――┐ , ! !{.:.:.! /.:ノ.:.:〈
. ヽ| |\ ` ̄ ̄´ ,.イ | ||:.:.:.\ ,.-ノ:/.:.:.:/
. | .!>{::`:ーr:┬:r‐:´::: }<! .| >、:.:.:.Υノ :.:.:.:.:/
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/.| |::::::::::/::∧::\:::::::::::::! |ノl:.\:.:|:.:.:.:.;.イ、
. | i \::/::/ \::\::/ | ヽ:_:ヽ.:.:/丿i
. ヽ ト、 } ̄| | ̄{ ,イ 丿  ̄ ̄ |
jノ. ∨ ト、__,.イ ∨ l,ハ ノ
/! |:::i:::::i::::| i 〉、__ ,.イ
/ ,! | |:::l::::::!:::| |∨  ̄ ̄ /
アグリアスさんはあんなちんちくりんのガキじゃないよ。
/::://:::! /-=、 ,// u / _,,.-ゝ. 「ヽ l ! , l アホ毛を持った少年
/::_;イ-‐=レ'==ミ" '∠-==ヽl=ヽlヽ レ'レV
/::::::::..、 o ,≡:::::::〈、 o , :|│ リ ' アグたんのヘルプメッセージと全く同じ台詞……
::::::::::::::::: ` ー--‐ '´三 :::::::::ヽ`::ー-‐:'.´ |│ l
::::::::::::::: ニニ ::::::::::::::ヽ::::::::: U |│ ! この二つの符号が意味するものは
:::::::::::::::U  ̄ ̄ U::::::::::::::::ヽ::: u |│ .l
:::::::::::::::: U r‐:::::::::::::::::::::ヽ. Lノ | ひとつ……!
r=--、___,. -一'´1
|.:.:.:.:.:..:.:. ..: :: : |
. !.:.:.:.:.:. ............:.:.:.:.:.: ..: |
. |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: }
| {!__ヽ>イ_j7\\ ヽ!ハ
ヽ ゙k'.j` \\ `ヽ、
`ト、 \__` __ ./_,上ト、ヽ. \
ヽ、 \-イ:::::l |l`L>ト、 '.、
/\ \::::::}.ト\\\\ |
/  ̄` -、\'/ \Y^V ヽ|!
/_ ̄`ヽ、 _,.r┬仆 | トイヽlヘ. `ト、ノリ
. У ̄\ノ:::::::} }.l. | | | |l | ,ハヘ
l‐- 、 〉;-、ノ ,ノ' .| |__|_|l l'´ .∧-、
/_. ̄\::ヽ/ '‐く ,.イ::::::::/|__,/::;r`ヾi
. ∨_ --、. ∨ ヽ,/::l:::::::/:::::{ ト!___/ __, |
/'「::::::::::::ヽ,} /:::::::|/::::::/:`l_`r''´_,ノ┐
ヽ \:::::/  ̄ ヽ /\:::/::::::/:::::::::::ハ`く::::::::::::::\
暇だったので、一本書きました。おつまみ程度ですが。
正直に言いましょう。後半のアグたんが出てきてからが書きたかった。それ以外は結構どうでもよかった。今は反省している。
スターダスト、いつか王子様が、We All Stand Togetherをループで聞いて書きました…。
昔々、ある国のお話。
ここの王には長い間子供がいませんでしたが、ある年、とうとう王妃が懐妊しました。
王はそれを喜び、王妃もまた喜びました。
そして月が満ちると、王妃はかわいらしい女の子を出産しました。
それから数年が経ち、白雪姫と言われた女の子は、美しく成長していきます。
そんな頃のお話。
「…何で僕が白雪姫なの?アルマとかオヴェリア様とかいるじゃない…。」
少し文句を言っていますが、この方こそラム…白雪姫です。
思いっきりパラレルワールドですが、筆者は細かい事は目に入らない性格。大目に見てください。
「白雪姫、白雪姫」
王妃、メリアドールの登場です。もうこの際本名で行きましょう。疲れるし。
「何でしょうか?母上」
流石に真面目。劇には付き合います。いくらか棒読みな気がしますが…。
色々な経験をしたせいか、人生に多少達観した節もあるようです。
「父上がお呼びよ、いってらっしゃい。」
「はい。」
てくてくと歩いていく白雪姫を横目に見ながら、王妃は今日も鏡に問いかけます。
「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは?」
「もちろん姉さんです」
鏡が誰かは言わずともわかるでしょう。
それはいいとして、今日も鏡の返答にご満悦の王妃。
小躍りしながら、やっぱり私は美しいと去っていきました。
ですが、そんなナルシーにとっては当たり前のイエスマン政治も突如終わりを告げます。
「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは?」
「…ごめんなさい姉さん。私は、姉さんより白雪姫のほうが美しいと思います。
摂理に反した、人しか知らない愛です…ですが愛に国境や境目は無いんです!姉さん。」
……………。
………。
……。
いろいろな意味で泣きそうになる王妃。
しばらく自問自答した結果…。
このまま白雪姫を置いておいては鏡の為にならないと判断し、断腸の思いで白雪姫を追い出しました。
さらに、迷える子羊をこれ以上出さない為に刺客を遣わしました。
「…まぁ、ストーリー上ここは狙われるよね」
台本はすでに暗記している白雪姫。
刺客を返り討ちにするため、さらにはこんな役を押し付けられた鬱憤を晴らすため、
非常にイイ笑顔になりながら、剣を研いでいました。
追いかけてきた刺客は、言わずと知れたアンラッキースター、ムスタディオ。
「白雪姫ー、どこだー?普段の抑圧、今ここで解き放つ!」
うおー、と息巻いている刺客。白雪姫は油断とバカ丸出しの背中に向けて本気で一撃。
鍛えが足りない刺客は一発で昏倒しましたが、腹の虫が収まりません。
歩けば不幸に当たる刺客が、緊急脱出用として常に持っている鉤縄を使って手近な木に吊るし、
いい仕事したなー、と後ろも見ずに去っていきました。
さてはて、日が暮れるまで歩いた白雪姫が野宿の準備を始めると、どこからともなく人の声が。
ちょっと泊めてもらおうか、とその声の方角へ向かうと一軒の家があり、中から談笑している声が聞こえてきました。
これ幸いとばかりに戸を叩く白雪姫。
こんこん。
………反応無し。
コンコン。
………強めに叩いても反応無し。
ガンガン。
………呪文を唱える声が聞こえますが、扉は開きません。
しびれを切らした白雪姫がファイガで扉を焼き尽くそうとした瞬間、扉が開きました。
「どなたでしょう?」
出てきたのは子供…かと思いきや、顔は大人です。
つまりは小人。なんだか服が大きすぎる気がしますが…。
「えーっと…かくかくしかじか…とまぁ、こんな事情なので、泊めてもらえませんか?」
「はぁ…それは大変な事ですね。
でも、タダで泊めるわけにはいかないので、少しばかり家事を手伝ってもらいますが、よろしいですか?」
「あ、その位なら構いませんよ。居候は心苦しいですし。」
と、いうわけで、七人の小人との共同生活が始まったのでした。
小人の手伝いの一日は、まず朝食を作り、掃除、洗濯、お茶の用意、昼食、
午後のお茶の用意、洗濯物を取り込み、夕食を作った後にベッドメイキングをして終わります。
物凄いハードワークです。家事手伝いなんてレベルじゃありません。
人がいい白雪姫は耐えていますが、段々と瞳が剣呑になっていきました。
一方その頃、お城では…。
「ムスタディオ、しくじったらしいわね?」
「申し訳ありません…王妃様…。」
丸一日吊るされたままで、たまたま通りかかった猟師に発見された刺客。
発見されたときはもう人生を完全に諦めていた様子でしたが、へこたれない性格が幸いしてお城に戻ってくることができました。
もう猟師になろうかと十五回は本気で思ったらしいですが…。
「まぁいいわ。あなたが成功する予感は何故かなかったし…。」
「………(もう俺は疲れたよ…田舎に帰りたい…。)」
「でも、何にも処罰がないのも示しがつかないから、独房で三日ばかし頭を冷しといて。
後、もちろん報酬は無いから。前払いのお金も半分返してね」
「………(涙も出ない…。)」
衛兵に独房と連れて行かれるムスタディオ。
その背中にはくたびれた男の哀愁が漂っていました。
「さて…私が出なければダメか…。白雪姫…私と鏡の為に、眠っておくれ…。」
ぼそりとつぶやき、愛剣セイブザクイーンを片手に私室へと向かう王妃。
その背後のオーラは非常に黒い…。
連投規制にひっかかりました…。
「小人達…全員紫雲の上へ行ってもらおうかなぁ…。」
白雪姫はもう耐え切れなくなりつつありました。
真っ黒な笑顔を見せつつ、愛刀正宗を砥いでいます。
砥ぎ終わり、刀に柄をつけ、今まさに羅刹にならんとした瞬間に扉を叩く音がしました。
「はーい。どなたでしょうか?」
先ほどまでの黒いオーラはどこにやら。完璧な笑顔で出迎えます。
そこにいたのは、魔法で姿を変えた王妃。
普段とは全く違うローブをまとい、声も変えているために別人としか思えません。
そして手には大きな篭。リンゴが沢山入っています。
「えーっと…どなたかお尋ねでしょうか?」
「あぁ、いえいえ。たまたま通りかかったんですよ。
リンゴの木を見つけたので、実を採っていたらついつい採りすぎちゃって。
家に持ち帰ろうにも、女の力では重過ぎるのでおすそ分けをと思いまして…。美味しいですから、どうぞ一口。」
などと言いつつ、リンゴを取り出す王妃。
「はぁ。それはまたご丁寧に。………?なんだか、ちょっと変な匂いがしませんか?」
勘が鋭い白雪姫。首を傾げた時、リンゴに一匹の虫が止まりました。
止まった瞬間、絶命して落ちていく虫。
「…え…遠慮します…。」
笑顔が明らかに引きつっています。そんな光景を見れば無理もありませんが。
「食べないのですか…それなら…。」
ローブをはためかせ、一瞬で愛剣を抜く王妃。
あっけに取られた白雪姫に向かい、剛剣を一撃。
白雪姫は昏倒しました。
その時は運悪く小人達は仕事へ行っており、気づくものはいませんでした。
「ん…何だか騒がしいな?」
ばたばたしているのを見つけ、赤チョコボに乗った王子が近寄ってきました。
男装が無茶苦茶似合う人です…。
「ラヴィアン、アリシア。もしかすると荒事かもしれん。いつでも抜けるようにしておけ」
「「わかりました、アグリアス様」」
剣の柄に手をかけながら、ゆっくり進んでいく王子。
その目に入ったのは、血なまぐさい光景ではなく、絶世の美少女が気絶している姿でした。
「……………」
柔和な顔立ち、苦しげな表情、愛らしい金髪。
剛剣を食らったせいかエプロンドレスが所々はだけ、綺麗な肌がちらちら見えます。
「……………」
「ひそひそ…(アグリアス様…どうしちゃったのかな?)」
「(好みのど真ん中に入ったんじゃない…?目が獣になりつつあるよ)」
「(…ちょっと居辛い空気よね…。)」
「(ねぇ…。)」
「ラヴィアン、アリシア」
「「はいぃ!」」
急に話しかけられ、声が裏返りながら返事をする二人。
「ちょっと城まで行って来てくれ。手当てをしないわけにはいかない。」
「は、はぁ…ですが私たちは一応、
アグリアス様の従者兼護衛ですのでアグリアス様を残してお城に戻るわけには。………!」
振り返った王子は、目から黄金色の気を発し、後光がさすような勢いで威圧感があります。
二人は神の力でアイコンタクトを取り、馬首を翻して駆け去っていきました。
「………ふふふ。二人きりだな…。」
もう王子の顔は緩みっぱなしです。端正な顔立ちが見事に破顔しています。
「さて…苦しそうだから、服を緩めてあげよう…お医者さんごっこだな…。」
とかなんとかいいながら、白雪姫の服に手を掛ける王子。頬は上気し、目は血走っています。
ですが、そんな凄まじい気は白雪姫を覚醒させました。
「…ん……僕…あれ?アグリアスさん…。」
焦点の定まらない寝ぼけ眼は色っぽく、下手すれば誘っているような瞳です。
そして、ここで我慢できるほど王子は人格者ではありませんでした。
「ラムザ…今はいい所なんだ…。さぁ…続きを。」
「え…?つづき…?」
その後の事は、ここでは語れません。
ですが、王子は白雪姫をいたく気に入り、国へ連れて行き結婚しました。
その後は仲むつまじく暮らしたそうです。めでたし、めでたし。
以上です。…金髪にエプロンドレスじゃ、白雪姫じゃなくて不思議の国のアリスですね…。
以前、同じ板の某スレに投下したのとネタが同じ…かも。
ほしゅ
アグ王子ラム王女がしっくりくる流石な二人
>>656 乙です。
シスコンで変態チックな鏡・・・w
そういや、ラムザってSS等でよく女の子のように可愛いとか綺麗とか表現されるけど、
本編中にそういう表現があったっけか? やっぱ見た目?
アグ「ふう…(シュボッ)(;´ー`)y-~」
ラム「…ううっ……もう○○○に行けない…」
こんなんしか浮かばない
>>659 当時の電○プ○イステーションの読者コーナーでは
ラムザはネタにしても中性的なノリがあったような
ひさしぶりにFFTしたら難しいな。
リセットしまくりだ。レベルアップ大切だなあ。
レベルアップと並行していかに効率よくアビリティ覚えるかが難しいのよな〜
>>660 アグ「なに!トイレに行けないとな!?大丈夫だ。私がおぶって行ってやる」
>>661 ちょうど、行き着けの別スレでその話題のがあったんで転載
【電撃プレイステーション】
今から調度10年前に「FFTのラムザって実は女だろ」という投稿ハガキが読者ページに掲載され、
ラムザ女体化イラストが電プレ読者の間で大ブームとなり、
妙にエロチックなイラストまで掲載されるようになった。
あんな可愛(ryなわけないだろう!?
一章のラムザはアグリアスさんより女っぽいデザインだし無理も無いわな。
ラム「すでにアグリアスさんは僕専用の肉便器じゃないですか」
>>668 アグ「ラムザ、したくなったら、その、いつでも私に言うといい…ホラ」
アグリアスさんは顔を真っ赤にしながら、おもむろに白鳥のオマルを僕の前に置いた。
アグ「チョコボ型のほうがよかったか?」
ベオルブ家の男子は代々ベヒーモス型のオマルを使ってきたとは、ちょっと告白しにくかった。
>>669 ベヒーモス型とは、さすがベオルブ家は雄々しいなw
それはそうと、アグリアスさんは排泄の世話もしてくれるのか。
たぶん気軽にオマル置いてくれるだけ。
もちろん見張りはしてくれるだろう。
大将がウンコしてるときに敵に首とられるなんて無様な真似はあってはならぬ。
そろそろ…かな?w
!!
もうすぐバレンタインデーですよアグさま
14日に公式サイトが更新されてアグたんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ってなるといいな。
そんなバレンタインプレゼント。
アグたんのぱんつスーハー・・・
アグ「バレンタインD? なんだそれは? 栄養ドリンクか?」
そういや初期メンバーにバレンタインっていたよな…w
ラヴィ「さあじっとしててください。チョコレートを塗りますから」
アグ「やめろ!拘束具を外せ!熱っ!チョコが熱い!」
アリ「終わったら可愛いリボンを飾りますよ〜。これでラムザ隊長もイチコロです」
アグ「や、やめろ!ラムザと私はそのような……」
ラヴィ「スリプル」
アリ「いっそ石化ちゃう?」
ラヴィ「チョコの中から出てきたアグリアス様に自前のきんのはりを通す隊長……キャー!」