ちょっと動かすつもりでしたが、
なんか戦闘終了まで書いちゃいました…
どうしましょう…ゴールドマンさんに悪いですね…
大広間に書いておきますね。
投下終了。誰か来ませんかね…
やっと戻ってこれました。
詳しくは大広間で…
>>852続き
キィン!と言う音とともに、オヅマの剣は鋼も超える竜の鱗に弾かれ、体ごと左に流れる。
オヅマ「!?」
予想以上の強度に驚くオヅマ。
その体勢の乱れと、驚愕からくる一瞬の硬直を狙って、
マンダーの牙が頭上から襲い掛かってくる!
反射的に、そのまま転がって牙を交わすオヅマ。
マンダーの顎は空を噛む、が、マンダーの目は転がるオヅマを冷静に追っていた。
充分な間合いを取った…と思って立ち上がり、向き直ろうとするオヅマ。
剣であれば充分な間合いだっただろう。
マンダーの尻尾が横合いから猛烈な勢いで叩きつけられた!
たまたま左腕に装備しているラウンドシールドがそこにあり、
わき腹への直撃は避けられてが、もろに喰らったオヅマは吹っ飛ぶ!
オヅマ「くっ!!」
何とか受身を取ったものの、衝撃で頭がクラリとする。
畳みかけようと長い体を空中でくねらせ、迫るマンダー。
オヅマは斜め下から思い切り剣を振り上げる。
苦し紛れではあったが、目前に迫ったマンダーの牙が、
その剣を避けるため一瞬動きを止める。
盾をマンダーの顔に叩きつける!
が、それより早く…顔を引いたと同時に繰り出した尻尾が、
オヅマの足に撒き付き、投げ飛ばした!
際どい攻防の中で、マンダーも充分な力が入らなかったのだろう。
オヅマは空中でうまく体を捻り、足から地面につくことが出来た。
オヅマ「…浅かったか。」
最初の疾風付きを思い出す。
上位竜族の鱗の強度には驚いたが、もう一歩、踏み込みが深ければ、
斬る事ができるだろうと、オヅマは確信できた。
そのもう一歩がなかなか遠いのではあるが…
流石にいくつもの戦いの経験を踏んできたマンダーは、
勢いに乗じて無闇に次の攻撃を繰り出すことはしない。
この人間の若者の反応の良さ、攻撃・防御の動作の思い切りの良さ、
何より目の光には感心するものがある、と見た。
マンダー「人間の…君くらいの年齢でよくここまで…」
オヅマの負傷具合は、さほどではないようだ。
冷静に観察しながら、言葉をかけるマンダー。
巨躯が空中でうねり、毒蛇が威嚇する時のように長い首をもたげる。
オヅマ「サラマンダー…上位の竜族と戦えるなんて幸せです。」
腕は…問題ない。足は…まきつかれたところを捻っただろうか?
とりあえず今は痛みはない…。体は…尻尾でなぎ倒されたダメージはわずかだ。
返事をしながら全身を素早くチェックする。一方的な展開だが…まだまだ。
剣を構えなおすオヅマ。
オヅマ「世界樹の森の魔物なのですね?」
横にじりじりと移動する。
宙に浮いている相手…しかもとぐろを巻くようにしているため、
どのくらいの間合いを取ればいいのか分からない。
1撃目は、こちらから飛び込んでいった。
今度は相手の出方を見てやろう。
マンダー「うむ。そうだが…」
幸せです…か。そう言うセリフを嫌味なく言えるとは…すがすがしい若者だ。
初手の攻防で圧倒された少年は、今度はたやすく仕掛けてはこないだろう。
無駄な冒険をするタイプではない…であれば、こちら動きを見て反撃するつもりだろう。
マンダーには少年の意図が手にとるように分かる。
で、あれば…
マンダーは大きく息を吸う。
オヅマ「僕は世界樹を見たことがあります。」
オヅマの額を、汗が一筋流れる。
自分のラウンドシールドで、防ぐ事ができるうだろうか?
それとも避けるか?飛んで交わす?横に交わす?
マンダー「なに?人間の君が!?…魔物に阻まれなかったのかな?」
マンダーが世界樹の森北部軍の軍団長に就任してまだ日が浅い。
とうぜん、就任以前の話だろうが…
人間の、それも少年がよくあそこまで…
喉の奥で灼熱の塊が渦を巻く。
オヅマ「…白い…いえ、銀の毛皮を持った熊の魔物にであいました。」
ブレスを完全に防ぐ事は出来ない…
ならば!
剣を握りなおし、歯をぐっとかみ締めると、オヅマはマンダーに向って走り出した!
見る見る間合いが詰まる!
マンダー「ほう…」
オヅマの言葉を聞いて、マンダーの脳裏に1体の魔物の姿が浮かぶ。
一体この少年は…
マンダーの口の両端から、煙が空へとたなびいて、
喉の奥の熱エネルギーが、外部に漏れ光っている。
一瞬、マンダーの目に優しい光がよぎり、再び戦士としての闘志が燃え盛った!
マンダーの口から猛烈なブレスが吐き出され、急接近するオヅマを正面から包んだ!
オヅマ「!!!ッあああ!!!!」
盾を前方の頭上にかざして走るオヅマ!
まるで炎の川の中に飛び込んだかと思うほどにブレスはオヅマを飲みこんだ!
オヅマの突進を押し返すかと思うほどの勢い!
あと…3歩!
ブレスの直撃を受けている盾は、すぐにも熱くて持っていられなくなりそうだ。
さらに…盾で覆い切れていない足元は、秒のうちに使い物にならなくなるだろう。
全身鎧のパーツが足も覆っているが、耐えられるようなものではない。
猛烈な熱気は、オヅマの呼吸まで困難にしている!
オヅマ「うああああ!!!」
盾の裏で顔を伏せているオヅマのかすれ始めた目に、
自分の鎧と、そこに書かれている文字が飛び込んできた。
『神機兵』
その文字を見るたびに…これまでに何度かあったピンチの中で…
オヅマは、新たな力と勇気がわいてくるのを感じていた。
いま、その鎧は再びオヅマの闘志を湧き立たせた!
オヅマは気合の叫びを上げ、盾を振り落とすと、
剣を両手で構え、マンダーに向って飛んだ。
剣が、腕が、体が、一本の槍のように、
ブレスを突き抜けて飛んだ。
ガキィン!!
鋭い音。ブレスは消え、閉じられたマンダーの牙に、
オヅマの剣がしっかりとくわえこまれていた。
崩れ落ちるオヅマ。
煤けた顔は、だが満足げだ。
見下ろすマンダーの口から、血がぼたぼたと落ちる。
止めた、とは言え、勢いを殺しきれなかったオヅマの剣の切っ先が、
口の中に刺さっているのだ。
あの数秒の攻防の中…少年の攻撃が一瞬早かったら…若しくは力がもうわずかに加わっていたら。
マンダーは頭部を貫かれていたかもしれない。
マンダーは長い体でオヅマを巻き込んで、そっと持上げると、
観客の盛大な歓呼のなか、人間の少年を医務室へ運ぶべく、
闘技場から降りて行った。
さて、ようやく001号の出番ですか…
スミマセン、明日になります。
3月9日が、さまよう鎧さまの入隊記念日でした!!!!!
4日も過ぎてしまうとは…すみませ〜〜ん!!!
4年目突入とは月日が経つのが早いものですねえ
死んじゃってから時間の感覚がゲフンゲフン……
そう言えば私、二階級特進しましたっけ?
>>鎧1号
( *゜▽゜)/°・:*【祝】*:・°\(゜▽゜* )
うーん、ちょっと忙しい。。。
消化試合だからぱぱぱっと書いちゃって。。。
>鎧様
どうでしょうね?
っていうか、鎧様の上にまだ2つも階級あるんですかね??
870 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2007/03/13(火) 18:34:21 ID:ekJPg3KAO
ぷるぷる。僕最強のスライムだよ
えーと、日曜に「完全復活」なんて書いたあとまた熱が出まして、
検査したらインフルエンザだったと判明しました。B型の。
今はもう今度こそ熱が下がってますが、まだ木曜か金曜あたりまでは参加できないっぽいです。
---------------------------------------
マンダー(大した少年だった…)
戻ってみると、そこには観客席から移動してきた仲間がいた。
カイラス「マンダーさん、お見事です!」
おばばC「さすが軍団長。」
マンダー「まぁ、悪くない試合だった。
それより、あのオヅマ君は世界樹を訪れたことがあると話していたぞ。
銀色の熊に会ったとも言っていたが…リカント殿のことか…」
デスJ「ほう!それはまた大した少年ですね。」
マンダー「リカント殿にも話をお聞きしたいところだな。」
それにしても、2回戦はものすごい試合ばっかりになっちゃってますね。
大魔王vs大賢者とか、マジンさんvsすたろん氏とか…
第4試合書いた関連で、テリーに付いて色々見て廻ったのですが…
この同じ板にある某スレで見つけたこちらが興味深い。テリーハカンケイナイデスガ…
ttp://www.newspace21.com/mix/btl.php すたろんさんが優勝でした。強すぎ。
>スライムさん
ほほう。たいした自信ですね。
なんなら飛び込み参加しますか?
>ゴールドマンさん
無理せずちゃんと治るまで静養するのがいいですよ!
2回戦…どうなっちゃうんでしょうねw
すたろんさんTueeeeeeeeee!!!!誰も勝てないよ!
ちなみに、秘書室最強はホイミンさんでした…ジミーさんすら破ってしまいました…
〜ロマリア城下町〜
あらくれ「ハズレ〜」
ホイミン「ぬう!!もう一度ヨ!」
あらくれ「ハズレ〜」
ホイミン「おのれぇ!!もう一度!」
あらくれ「ハズレ〜」
ホイミン「この射的おかしいわヨ!銃身曲がっているわヨ!」
あらくれ「そんなことありませんってw」
ホイミン「こざかしや…このホイミンさんに挑戦する気!?」
あらくれ「いや、そんなマジになられても…」
ホイミン「もう一度!!!!」
あらくれ「もう勘弁してくださいよ〜 は、ハズレ〜」
ビルマー「ぬう!これは…」
商人 「お客さん!お目が高い!」
ビルマー「むむむ。ジパング産じゃな!?」
商人 「その通り!ジパングの伝説の窯で焼いたものネ!」
ビルマー「うーむ。いい色具合じゃのう…」
商人 「お客さんに目を止められて、この壷も幸せネ!
500年もお客さんを待ってたネ!」
ビルマー「なんと!?そんな年代ものとは…」
商人 「特別に1,500,000Gでお譲りするネ!」
ビルマー「大会賞金の6倍か…」
商人 「もう2度と手に入らないネ!!」
ビルマー「うーむ・悩むのう…」
スフラン「キャー!!!」
鳥A 「スフランチャーソ」
鳥B 「サインーくださ―――!!」
鳥C 「待っでぐで0kひお9ー!!!」
ホイ・ビル・スフ「「「…あ。」」」
ビルマー「何でこんなとこにおるんじゃあああ!!!」
ホイミン 「ビルマーさんこそ!何が食料の買出しヨ!」
ビルマー「お主こそ、薬草切らしたとかいうて!」
ホイミン 「や、薬草も買ってるわヨ!」
ビルマー「わ、ワシだってロマリアに仕入れにきたのじゃあああ!」
ホイミン 「じゃあなんでそんなヘンな壷見てるのヨ!」
ビルマー「へ、ヘンではないぞ!これは…」
スフラン 「キャー!!!」
鳥大勢 「スフランチャーン!!!」
ドタドタドタドタバタバタバタガヤガヤガヤバサバサバサ…
スフラン 「ふー、やっとまいて来れた…」
ホイミン 「どこに行っても同じ事やってるのねw」
商人 「お客様…」
ビルマー「今の騒ぎで壷が割れたのはワシのせいでは決してない。」
スフラン 「結局みんな来ちゃったねwww」
ビルマー「うーむ。よく見ると軍の連中があっちにもこっちにも…ケシカラン」
ホイミン 「ジミーさんに会いに行かない?」
スフラン 「会えるかな??」
ホイミン 「会えるわヨ!試合が残ってるならともかく、負けちゃったんだし!」
ビルマー「面と向って、そう言うキツイ言い方する出ないぞ…」
スフラン 「あ!いた!ジミーさーん!!」
ジミー 「あれ!?みんな!」
スフラン 「お疲れ様!」
ジミー 「来てたのかよ〜」
ホイミン 「応援にきたのヨ!」
ジミー 「マジかよ〜。俺もう、負けちゃったよ・・・」
ホイミン 「知ってるわヨ!」
ビルマー「あの無礼な人間と戦ったそうじゃの。」
ジミー 「ああ。やっぱ強えやあの旦那…」
ホイミン 「あら、1回戦敗退の割に、落ち込んでないのね!」
ジミー 「まあね。旦那は殆ど自分から動かずに、俺の力を見てる展開だったからな…
本気で俺を倒しに来てたら、もっとあっさり負けてたよ。」
ビルマー「ほほぅ…お主らしくないセリフじゃの。
今までなら運が悪かっただの、もう一度やればだの言い出したのにのう。」
ジミー 「はははw まあ、その辺の鼻っ柱は天上界で散々叩きおられたからねw」
ホイミン 「ところで…第4試合のって、マジンさんヨね?」
ジミー 「間違いねえな。」
スフラン 「どうする?」
ビルマー「どうするって言われてものぅ・・・上司…っていうか最高司令官じゃからのう…」
ホイミン 「簡単ヨ!ディンゴさん呼んでくればいいのヨ!」
ジミー 「ああ…」
ビルマー「でも…」
全員 「試合見たいし。」
ホイミン 「とりあえずほうっておきましょw」
スフラン 「でも・・・マジンさん優勝しちゃうよ…」
ビルマー「負けたらそれこそ軍の威信丸つぶれじゃw」
ジミー 「いや、わかんねぇぞ…」
ホ・ス・ビ「え!?」
ジミー 「セッテの旦那とじゃマジンの旦那相性悪いだろうし…
あと、あのミルツって奴…ただもんじゃねぇぞ。」
ビルマー「ふむ・・・それはともかく。」
ホイミン 「この001号って…」
ジミー 「ああ。あの、ガダと一緒にいるでかいのだな。」
スフラン 「じゃあ…」
ビルマー「影も絡んどるんじゃろうな。」
ジミー 「今のところ見かけてねぇけど。」
ホイミン 「チラシの文章とか、影さんっぽいと思ってたのヨ!」
ジミー 「そうか…がんばってんな影さん。」
ビルマー「頑張っているというか、荒稼ぎするつもりじゃないのか?」
ホイミン 「そうよねぇ。この前ガダさんをお城に寄越したかと思えば、
今度はこんな大きな大会を…」
ジミー 「え!?ガダの野郎が?」
ホイミン 「ええ。聞いてなかった?」
スフラン 「鉄クズ売りにきたんでしょ?」
ジミー 「あんちくしょう。一体なにやってやがるんだ!
マリーがかわいそうだぜ…」
(注・マリーはジミーの妹で、ガダの婚約者。)
ビルマー「ほんとにのう…」
ジミー 「ぶっ飛ばしてやる!!!」
ホイミン 「いきなり切れないでwww」
ビルマー「まあ、騒ぎを起こすのは得策ではない。」
スフラン 「でも、よくこんなに多くの魔物をロマリアが受け入れたよね。」
ビルマー「ふん。」
ホイミン 「影さんのおかげかしら?」
ビルマー「過大評価しすぎじゃ。もっとこの国に影響力のあるものが動いておるに違いない。」
ジミー 「いるのかね?そんな影響力があって、魔物に好意的なやつなんて。」
ビルマー「ふん。好意的かどうかはわからんわい。」
あああ、こんなことやってると、本当に容量オーバーしますねw
>ゴールドマンさん
>>842のアリア、ジョンに対しての、情報屋さんのアクションをお願いできますか。
秘書室連中+ジミーも、北部軍の方と合わせようかと思うのですが。
マンダーさんの控え室に集まっているのでOKですか?
若しくは城下町の方が会いやすいかな…
治ったので現れてみました。
>影さん
もう容量オーバーほぼ確定してますね…
そろそろ次スレの事考えないとまずいかもしれません。
秘書室メンバーと北部5名が出会うのは面白そうですね。
そのまま控え室まで来ちゃっていいんではないでしょうか。
--------------------------------------
情報屋「おお、僕と同じことを考えている人間はやっぱりいてくれましたか!
嬉しいことです。
…影さんとお二人は前から関係があったんですか?」
〜バラモス城〜
ホーク「ロマリアでお祭り騒ぎなんていいなぁ…」
鉄「空軍と違って大した仕事もまだ入ってこないし、暇つぶしにはなりそうなんだけどね。」
騒いでる兵士「たいへんだー、秘書室の面々も行っちゃったみたいだぞー!」
ゴロー「上層部ひどいなwwwww」
銀「昔からそうだっていう話もあるけど。」
おっと!いらしてましたか!
まだいますかー?
こちらは、長くは居れないですが…
☆ヘル
右手に言葉を伝えるための紙の束と羽ペンを握り、左肩に不思議な袋を掛けて、ヘリスはセッテの控室へと駆ける。
(急がなきゃ。次の試合が始まるまでに、セッテ君と会っておきたい)
自らにレムオルをかけ、人間の兵士に見つからないようにして、控室にたどりつく。
(『魔の書』の事とか、これからの事とか、うん、あと、
……頑張れ、って言ってこよう)
扉を軽くノック。そうしてから自分がまだ透明なことに気付いたが後の祭り。
意を決して、扉を開いた。----------------------------------------
*03/13 19:58
アナウンサー「レディースアーンドジェントルメーン!!
お待たせいたしました!
いよいよ1回戦第6試合!
右手入場口から、まずは武闘家A選手入場です!」
(うーん、テーマ音楽が欲しいですね〜)
観客 「いいぞー!」
観客 「頑張れ〜!!」
武闘家A「うおー!!!!」
小走りにかけより、無意味にジャンプ→宙返りをして闘技場に降り立つ男…
2メートル近い身長、鍛え上げられた無駄のない筋肉…
観客 「武闘家〜〜〜〜〜A!!!!!」
名前もないくせに結構な有名人のようである。
観客の大喝采のなか、無意味にシャドーを繰り広げる武闘家A。
アナウンサー「続いて左通路からは…
皆様お待たせいたしました。
我がロマリア格闘場の新チャンピオン…
001号選手の入場です!!!」
客席中の視線が通路にあつまる。
…
……
………
アナウンサー「ぜ、001号選手?」
ガダ 「なにやってんだよ!出番だってんだよ!」
001号「う…うぅ…」
影 「どうしたんですか?」
ガダ 「どうも、客席の人数にあがっちまったらしい。」
影 「へぇ〜。以外ですね。」
ガダ 「意外と繊細なんだぞこいつは。人見知りもするし。」
影 「こんなガタイでなにを情けないことを…」
ガダ 「こら!控え室に戻るな!肉なら試合終わったらまた喰っていいから!」
001号「うがぁ…」
001号の視線は、通路の向こうに見える武闘家Aを何の感情も見せずに通り過ぎ、
客席を埋め尽くした群集に向けられ…怯えたように首をすくめた…
ガダ 「困ったなぁ…」
影 「予想外ですね…もう待てと言っても飛び出しちゃうかと思ってました。」
ガダ 「001号!試合に行ったら、あとで美味いもの食わせてやるぞ!」
001号「うがあ!」
ガダ 「戻るな!試合に出たらだってば!!」
ジミー 「何やってんだよ。。」
影・ガダ「うわああああ!!!」
001号「うが?」
ジミー 「やっぱお前等居たのか…」
影 「ははは。や、やあジミーさん。元気そうですね。」
ガダ 「…よう。(くそ。うわあとか言っちまったぜ)」
ジミー 「なんだよ、そのデカイの、やる気ねぇのか?」
ガダ 「うむ。」
ジミー 「まあなんだ、燃えないんだろうな。あんな相手じゃ。」
影 「そうですか?あの人間相当強いようですよ?」
ジミー 「はははw まあ弱くはないだろうなw」
001号「うが…」
ジミー 「よう、デカイの!すげえ筋肉だなおい…
俺も闘ってみたかったが…負けちまったからなぁ…」
001号「うがwww」
ジミー 「1回戦のあの人間となら…戦いたいだろう?」
001号「うが!!」
ジミー 「やっぱり分かるか。でも、先にあの武闘家倒さなきゃな。」
001号「うがぁ…」
ガダ 「あからさまにつまらなそうだなw」
001号「!!!」
ジミー 「お…」
ぱっと振り向く001号とジミー。
ミルツ 「うん?なんかあったのか?」
通路の置くから飄然と現れた男…ミルツ。
謎めいた微笑を口元に浮かべ、目は001号を捕らえている。
001号「………」
暫くミルツを睨みつけた001号が、さっときびすを返し、
通路を駆け抜けていった。
ジミー 「ああ、あんた…行っちまったか。なんかなぁ…どっかであった気がすんだけどなぁ…」
影・ガダ(コソーリ…)
ジミー 「こっそりどこ行くんだよw」
影 「いやそんなこっそりだなんて。ははははは。」
ジミー 「秘書室の連中も来てたぜ。」
影 「本当ですか?仕事もしないで…」
ジミー 「まあ、いまは忙しいだろうから、大会終わったら、二人とも、…な。」
影・ガダ「…はい」
☆ヘル
「…あ」
ついつい、声が漏れた。
控え室にセッテはいなかった。考えてみれば、次の試合は001号…格闘場の新チャンピオンだ。見に行っていてもおかしくない。
(…だからって、待つのもなぁ…)
ホントにジミーさんに会いに行っちゃおうかな。そう呟いて、ヘリスはきびすを返した。
(ヘリスが通路をさまよいだしました。
ジミーを探していますが、乱入歓迎です。そろそろレムオルも解けるし)
*03/17 09:17
>>880 アリア「ええ…」
ジョン「そうですね。機械大戦の時には一時旅をしたこともあります。」
スレイン「僕はエルフのスレインです。始めまして…
僕は…っていうか、僕らエルフ全員が、影さんに引っ張り出されたと言うか…」
影 「そうですか?スレインさんはそうでしょうが…」
アリア「あ、お帰りなさい。」
ジョン「どうしたんです?」
影 「ちょっと。001号さんがあがっていたようで…」
スレイン「なんというか、エルフの考えが変わったのは、
結果的には影さんの訪問が契機になりましたからね。」
アリア「情報屋さんならご存知かもしれませんが、
長い間外界と接触を断っていたエルフ族が、
機械大戦を通じて、とりあえず他の魔物とは交流を持ち始めたんですよ!」
ジョン「流石に人間にはまだ警戒を持っていますが。」
スレイン「でも、ジョンさん、アリアさんは信頼しています。
そういう人間が居ることも理解指定います。」
888をげっとしてましたねw
うーん、情報屋さんとの会話をもう少し進めておきたいところですが、
ゴールドマンさんはまたもや規制されているようです…
ま、試合はまだまだあるし、そっちを進めますか。
武闘家A「ふっふっふ。てめえがチャンプか。
なるほど、ガタイだけは立派だな。」
と言いつつも、やや青ざめた顔の武闘家A。
001号は少々興奮しているようだ。
顔を上気させ、鼻息は荒く、目をぎょろりと剥いて、武闘家を見下ろしている。
武闘家A「おい!」
言って、突然アナウンサーのマイクを取り上げる武闘家A。
武闘家A「3分だ!」
いきなり客席に向けマイクに怒鳴る武闘家A。
武闘家A「3分でノックアウトする!」
そう言って、高く掲げていた腕を001号に真直ぐ向ける。
001号は特別反応することもなく、相変わらず荒い鼻息で立っている。
客席は大喜び…盛んな拍手と歓声が飛ぶ。
ジミー「なんだかなぁ…」
セッテ「やあジミー君。もう動けるのかい?」
腕を組んで、闘技場に目を向けたまま話すセッテ。
ジミー「旦那こそ・・・、あいつに興味あるみたいじゃないかい?」
セッテ「興味深いね。呪術と科学の落とし子…」
ジミー「知識欲は俺パス。」
セッテ「そうだね…賢者としては、あの001号君と、すたろんって人に興味があるかな…」
ジミー「ナルホド…血沸き肉踊るほうの興味は?」
セッテ「それはもちろん…」
同時に、客席の少し離れた椅子…大会参加者用の特別席だ…に陣取る男に目がいく。
ジミー「2回戦、気合入れてけよ。」
セッテ「うん。」
レフェリー「始め!」
武闘家A「へっへっへ。いくぜ!」
武闘家Aの廻し蹴り!
小気味のいい音と共に、001号の左頬に炸裂!
武闘家A「まだまだぁ!」
武闘家Aの正拳突き!
鈍い音と共に、拳が腹部に直撃!
先ほどの蹴りで顔を横に向けたまま、今度の攻撃でやや上体を折り曲げる001号。
武闘家A「どうしたどうした!!」
武闘家Aの爆裂拳!
腹に、胸に、肩に、顔に。
喰らうたびにやや仰け反る001号。
武闘家A「は!まったく独活の大木ってのはお前のことだぜ!」
武闘家Aのムーンサルト!
回転の力を加えた武闘家Aの足が、001号の顎にクリーンヒット!
武闘家A「とどめだぁ!!
あああああぁぁぁたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたぁ!!!」
すれ違いざまに無数の拳を打ち込む武闘家A!
_,.yトーゞrッヽv,、_,.
,rk´ミ、''ナ;;爻'、ー;;〃彡;,.
vf戈ハトシ〈'"リ゙、ヾ、;;jリ、〃、
Yメ从k;;、;;ij;;;ii;ヾ;ッ;仆、ヾくソ
}ソリ"i!;;;;;l;;i;;、;;:;:;;:;';;;};;iリドシゞ,
ツ;;;;;;;;;;ト、;;_リ;;;i!;;ト;=;、t;;;l;;ヒ' きさまはすでに
ヲ;i!、:::r',;、=;'、;"リ,、=;''"リ;ij´ 死んでいる!!!
};lヾ;;j  ̄´.〃l゙ ̄´ ,';ィ′
r‐、 7;;;;|', =、j,. /仆、
} ,! _ ゞ;|:ヽ ,:ニ> /:: レ ソ\,.、- ' "´;; ̄::
j _,!ノ )" ̄>.ニト、:\` "'' ///,r/:::::::_,..、''' ..,,
フ ,、'-‐'l" ̄リ;/::;;/::} `:::`:ー'/'∠;:/`゙ヽ・.‐´
‐' 冫‐i '"フ:;/::;;;{! `r‐'"フ´〃シ:;;/ " ヽ、. リ'" ,、_,
. '",.ィ/ ̄_:;/::;;イ `'ー ''/ヲリ/;/r'/,r─‐-、 (∴,、-''"
'二⊃ヾ/.:;;/ `ー-‐/Ξ/ッ/rレヘ{ | ̄| `''"
ジミー「ふざけすぎだね。」
セッテ「容量無いって言ってるのに、なんでAA使うのかな…」
ジミー「?」
膝が曲がり、上体は斜めに折れ、首をかしげさせた001号。
武闘家Aの勝ち誇った笑いが凍りつき、こめかみを汗が流れ落ちる。
ゆっくりと、姿勢を戻す001号。
体の各部位の筋肉のうねりが、音となって聞こえてきそうな迫力…
武闘家Aは気づいた。
001号の立ち位置…足の位置が、「始め」の声がかかった時から、全くズレてもいないことに。
武闘家Aに振り向く001号。
ゴムのような強靭な皮膚には、打たれた痕さえ残っていない。
武闘家A「うおおおおお!!!」
顔面に力まかせに拳を繰り出す武闘家A。
ゴムボールでも受けるように片手の手の平でその拳を受け止める001号。
巨大なグローブのような手が、武闘家Aの拳をくわえ込む!
武闘家A「ぎゃああああ!!」
001号が腕を捻ると、武闘家Aの腕の骨はあっさりねじり折られた!
レフェリーが走りより、慌てて試合を止める!
レフェリー「勝者!001号!」
同時に回復係が駆け寄る。
肘関節がほぼ180度ねじられており、筋肉や血管にも多大な損傷…
さらに、武闘家Aの拳は、握り潰されていた。
呻き声をあげる武闘家Aに一瞥もくれずに通路に向う001号。
その奥に、ガダを見つけて無邪気な微笑を浮かべる。
場内は、凄惨な試合に声も出ない…子供や女性は青い顔で気を失いそうな者もいる。
セッテ「なるほど。手加減するとか、相手の痛みを知るとかいう思考が、
初めから無いんだ。」
ジミー「小さい子供が虫を殺すようなもんか…」
セッテ「それ所か、自分の痛みすらきっと考慮しないだろうね。
相手を倒すためなら、自分の拳が砕けると分かっている攻撃も、
躊躇無く繰り出すと思う…怖いね。」
ジミー「まあ、でも、旦那とあたったらどうかねぇ…
バカじゃ旦那にゃ勝てないだろ。」
セッテ「…その言葉、自分もおとしめているよ。」
ジミー「俺はバカだから負けたんじゃないもん。」
セッテ「ははは。」
セッテ「そうだねぇ。001号君と当たれればいいね。」
面白そうに闘技場を見ているミルツを見やるセッテ。
ジミー「それほどかい?」
セッテ「ま、頑張ってみるけどね。どうなるか…」
ジミー「へぇ〜旦那にしちゃエラク弱気だね!」
セッテ「弱気じゃないさ。 冷静なだけだよ。」
ジミー「……」
落ちますね。
そろそろ本気で、次スレの準備をしなくてはいけませんね…
スモークチーズはあるかい?
さっきもう食べたでしょ
いくら勇者といえど 、至近距離からのイオナズンを食らえばひとたまりも…
つまり某馬のライトニングバスターだなっ!
……だが、そう簡単にイオナズンを食ってくれるものだろうか
ラリホーなどと併用すればあるいは、か
すでに498KB…
こちらは雑談にして、お話は新スレに移行と言うことで、どちらさんもよろしゅうござんすか?
いいと思いますよ。
残り3KBでどれだけできるかというのも疑問ですが…w(限界は502KBでしたよね?)
埋めとけ
904 :
あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2007/03/28(水) 10:35:07 ID:vijwiIAc0
埋めちゃいますよー
ついでにバラモス様降臨期待age
905 :
あやしい影 ◆I5HO/6aoaI :2007/03/28(水) 18:13:52 ID:25PbB/xX0
まだ書けるかな?
埋め用無断転載
北部軍構成
軍団長:マンダー
参謀:フロストギズモ
各部隊はマンダー、フロストギズモが分担して管理している。
【マンダー配下】
・ドラゴン隊
隊長:ノール(スノードラゴン) 副隊長:カイラス(スカイドラゴン)
以下、スカイドラゴン・スノードラゴン多数
・一般部隊
爆弾岩隊:爆弾岩 新入りのグランツ(爆弾岩)はこの隊に所属する予定
攻撃部隊:デスストーカー、グリズリー
補助部隊:まほうおばば、極楽鳥 ミミック(おどるほうせき)も補助部隊所属
・サル軍団
隊長:ガボ、ドズラ(どっちが上ということはない)
他、キラーエイプ5名・あばれザル多数
【フロストギズモ配下】
・消火部隊
隊長:フロストギズモ(参謀兼任)
以下、スノードラゴン・フロストギズモ多数
(森に火の手が上がった時に現れて、消火を大急ぎで行う。戦闘も可能)
・精鋭部隊
隊長:デスストーカーJ 副隊長:まほうおばばC
隊長・副隊長含めてグリズリー10名、デスストーカー10名、まほうおばば10名
世界樹は北部に位置するため、世界樹が襲撃されるなどした場合は
北部が全力で守り抜かなければならない。(もちろん南部と協力する必要もあるが)
北部軍の基本は「世界樹のためなら死ねる」
世界樹の森には北部にも南部にも属さない集団があるが、
北部軍は彼らを無理やり軍に引き込むことはせずに静観。
南部軍とは大戦期までは少々対立していたが、現在は和解して同盟を結んでいる。
バラモス軍の存在は協力前から知られていたが、特に何もしなかった。
現在は強力な同盟関係を結んでいる。