-------海外雑誌EGMにて
野村:振り返ってみれば、こんなにこのプロジェクトがすごいものになるというのは
想像もつかなかったことを覚えています。
もちろん、僕はFF7の前にもFFには携わっていました。
FF5ではモンスターデザインをしていましたし。
覚えているのはFF7をやろうとする前に
FF5や6がすでにその頃発売されているのにも関わらず、
FF4がいまだ人気があったんですね。僕はそれに落胆していました。
どうしてあのキャラクターのことが今だに話題になっているんだろう、と。
それで、僕はFFのファンにずっと覚えていてもらい愛されるような
自分のキャラクターたちを作ってやろう、という目標を決めました。
さらに、FF7をやり始めたときはストーリーとキャラクターにより深く関わるようにし、
ものすごくそのプロジェクトをやることに興奮を覚えていましたね。
-------Vジャンプ増刊・FFXにて
−ルールーは今までのFFっぽくない黒魔導士ですね。
野村:黒魔導士はどうしてもみんなビビのような姿として印象を持っている。
ルールーはニュータイプを作りたかった。
曰く 「従来の黒魔のイメージを壊したかった」
「特にルールーは異常なほど描き込んでいます。実は彼女のスカート
ベルトの組み合わせる順番が決まっているんです。モデル担当者に
重なりを無理いって再現してもらいました(笑)」
■相棒の1人・北瀬言行録
北瀬:僕の意見が反映されるようになったのは7から。
7は"好きなことをやらせてくれる場"という印象
ユーザーが”ファンタジー”とはこういうものだ、
と型に嵌っているのを黙っておれないんです。
あまり固まった見方をしていると詰まらないと思う。
在る意味、僕らが押し付けてしまった部分があるけど、
(典型的ファンタジーなど)それ以外を受け付けない体になってしまうと、
沢山のいい映画やRPGや小説を楽しめない。
だから軌道修正は必要だと思うんです。
■相棒その2・シナリオ担当野島
ワンパターンなシナリオしか作れず電波ヒロインばかり生み出す野村の相棒
10−2 ED
海の中からティーダ復活
ユウナ「おかえり」ティーダ「ただいま」
FF7AC ED
湖の中から帰ってきたクラウド
マリン「おかえり」クラウド「ただいま」
KH2 ED
海の中から帰ってきたソラとリク
カイリ「おかえり」ソラ「ただいま」