◆FFの親=坂口博信・物語◆2

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7名前が無い@ただの名無しのようだ
Gラスト
時は過ぎ、映画の失敗を経験した坂口は完全に休息に入る。
企画書も書かずにずっとのんびりと。たくさん映画みたり、本読んだり
犬の散歩したり-

なにもせず「人生ってなんてすばらしいんだ」と感じていたと坂口。
しかし一年半経って、ふとハワイの海を見ていたら、自然と涙が溢れてきた。
ぽっかり穴が開いたような感覚。すべてが空虚に思われ寂しくなってきていた。

それからして、FF1をみんなで必死に作っていった頃の達成感をもう一度
味わいたくなった。それで「もう一度、たったひとりで一からゲームを作ってみよう」
と思い、仕事を再開、ふたつの企画がおもいつく。それが

絶対あきらめない男の話「ブルードラゴン」
1000年生きる男の話「ロストオデッセイ」

ロストオデッセイの1000年いきた男の気持ちは2年間休んでいた最後に感じた
空虚さの気持ちに近いかもしれない、心が乾いて、ふとしたことで涙もろく
なると坂口は語った。

坂口物語〜完〜