1 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:
どうなる
2
変なのが生まれる
スピネル「・・・・・。」
ヨーテ 「・・・・・。」
スピネル「・・・・・。」
ヨーテ 「・・・・・。」
スピネル「・・・・・。」
ヨーテ 「・・・・・。」
スピネル「・・・・・。」
ヨーテ 「・・・・・。」
スピネル「お前は、」
ヨーテ 「去れ。」
ヴィエラ「「「「「「「「「「「……」」」」」」」」」」」」」
ガリフ「「「「「「「「「「「「……」」」」」」」」」」」」」
スピネル「全住民を押し込めるのにはさすがに無理があるんじゃないか」
ヨーテ「去れ」
あ、良スレになっとる!
スピネル「なってないから。全然なってないから」
ヨーテ「去れ」
スピネル「ヴィエラは自然との対話ができると聞いたが・・・。」
ヨーテ 「可能だ。」
スピネル「我らガリフも自然を敬い、共に生きている。」
ヨーテ 「だからなんだ。」
スピネル「いや、だから我々はお前たちと上手く付き合って行けると」
ヨーテ 「ならば聞いてみよう。」
ヒュウウウゥゥゥウゥゥ・・・・
ヨーテ 「・・・・・・。」
スピネル「何と?」
ヨーテ 「・・・・ツンデレ、とだけ。」
スピネル「ツンデレ?」
ヨーテ 「ツンデレだ。」
スピネル「ツンデレか。」
ヨーテ 「ツンデレとはなんだ?」
スピネル「太古より天空に住まう魔竜のことだ。我らガリフの守神でもある。」
ヨーテ 「・・・偉大な存在なのだな。」
スピネル「そうだ。」
ヨーテ 「嘘だろう。」
スピネル「その通りだ。」
・・・さすがに・・・この静けさは・・・・・・
気まずいな・・・
ツンデレバロスww
誰かモブに登録してくれww
行くから
スピネル「・・・マズイな」
ヨーテ「どうかしたか?」
スピ「伝説の竜"ツンデレ"が現れたらしい」
ヨーテ「・・・・・・本当か?」
スピ「あぁ 話によるとハンサムな男が近寄ると
顔を赤らめつつも強力無比な攻撃を仕掛けてくるらしい」
ヨーテ「・・・誰かやられたのか?」
スピ「・・・兄さんがやられたらしい 今夜が峠で明日には退院できるそうだ」
ヨーテ「そうか・・・で その竜の対処はどうするのだ?」
スピ「モブに登録しようと思っている 文章なんだが・・・
"強いツンデレが現れた 誰でも良いから奴の怒りを静めてくれ"
でいいかな?」
ヨーテ「構わない ランクは・・・Hあたりが打倒か」
スピ「つまり
ツンデレ H
か・・・」
ヨーテ「それがどうかしたか?」
スピ「別に」
ヴィエラ攻めのガリフ受け
兄さんハンサムなんだなw
ツンデレは仮面かぶったひよこ娘かww
ヨーテ「あれが伝説の竜"ツンデレ"か」
スピネル「そうだ」
ヨーテ「……どう見てもコッカトリスなわけだが」
スピネル「そうか」
???「イェア!」
ちょwwwコッキーwwww
スピネル「あははー こいつー まてまてー」
ツンデレ「イエア! イエア!」
スピネル「本当にツンデレは可愛い奴だなぁ!」
ヨーテ「……貴方本当に討伐する気があるの?」
スピネル「え?」
19 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/20(土) 07:00:22 ID:tjejjy3YO
期待age!テラワロタwww
20 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/20(土) 14:41:56 ID:VCdjwRGgO
スピネル「(やっぱ正直に言った方がいいか…)」
ガリフ「女だ」
ヴィエラ「オスだ」
22 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/24(水) 12:08:00 ID:ue0fISZ9O
コッキー「…イェア(腹減ったぜ…こいつらメシ食わねーのかよ。しゃーねーな、俺が調達してきてやっか)…イェア!」
23 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/24(水) 19:55:19 ID:t1Zmw7Gq0
保守
スピネル「・・・・なぁヨーテよ」
ヨーテ「・・・・何だ」
スピ「・・・耳に触れても良いか?」
ヨーテ「断る」
スピ「ぅ・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・素顔を見せると言ったら?」
ヨーテ「なに・・・!?」
スピ「・・・(反応があった・・・・?)」
ヨーテ「・・・(素顔・・ガリフ族の素顔・・・コイツの兄はハンサムと聞くが・・・むぅ)」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・食事にするか」
ヨーテ「・・・そうね」
ヨーテ「ポリポリ・・・・・・」
スピネル(えっ?人参と小松菜だけ?)
ヨーテ「ムシャムシャ・・・・」
スピネル「え、えーと。俺には兄がいるんだがヨーテにも姉妹がいるんだっけ?」
ヨーテ「ああ、妹が2人居る。」
スピネル「そうか。妹というのはかわいいものなんだろうなぁ。
妹さんは幾つだ?ヨーテとは何歳年が離れてる?」
ヨーテ「・・・・よほど死にたいらしいな。」
スピネル「えっ!?」
ネタが思いつかなかったんだがとにかく期待保守
28 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/26(金) 23:24:07 ID:R8AaT+Gr0
スピネルwww
期待age
ガリフ萌えww
ヨーテ「なぁスピネルよ」
スピネル「ん?」
ヨーテ「我らヴィエラは野菜を好んで食べるのだが おぬし達ガリフ族は何を食べるのだ?」
スピ「私たちは・・・そうだな・・・自分達で養育している"ナンナ"を食すことが多いな」
ヨーテ「ナンナとは何なんだ?」
スピ「そう ナンナとはナンナなのだ」
ヨーテ「だからナンナとは何なのかを聞いているのだ」
スピ「だからナンナはナンナでナンナ以下でも以上でも何でもないのだ」
ヨーテ「だからナンナが何なのかが知りたいのだ」
スピ「ナンナとはナンナなのだ」
ヨーテ「だからコチラがナンナとは何なのだと聞いているのにそちらが聞いてどうするのだ」
スピ「こっちだってそちらの何なのかという疑問に答えているではないか」
ヨーテ「だれがナンナなのだ」
以下無限ループ
31 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/28(日) 19:39:30 ID:ZjHiLrdG0
スピネル「おーい、ヨーテもう風呂出たかぁ?」
ヨーテ「ああ。」
スピネル「11時から見たい番組があるからさっさと入らねば。」
カチャ
ヨーテ「わっ、ちょっと待て!まだメイクが・・・」
スピネル「・・・・・・・・・・だ、誰だお前は?」
そこには一重の目元に皺があり、たるみ気味の皮膚のヴィエラがいた。
ヨーテ「みぃーたあーなぁーー!私のすっぴんを見たからには
生かしてはおけぬ!死ね!!」
スピネル「ウボアーー」
ヨーテ(アイプチを手にしながら)「・・・私の夫となる者はもっとおぞましい物を見る事になるだろう。」
32 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 17:25:30 ID:IzGDbR360
保守
33 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/30(火) 10:05:46 ID:DdBNSxz1O
スピネル「…」
ヨーテ「…」
スピネル「おぬしの妹君たちの部屋はずいぶん盛り上がっているらしいな」
ヨーテ「…あぁ」
スピネル「…誰も来んな」
ヨーテ「…あぁ」
スピネル「…」
ヨーテ「…」
コッキー(く‥苦しいイェアッ!息が…っ誰かイェアッ!)
おもしろい
哀愁が漂う部屋w
スピネル「なぁヨーテよ」
ヨーテ「なんだ?」
スピ「ジャンケンしないか?」
ヨーテ「断る」
スピ「ぬ・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・負けたら脱ぐルールでも?」
ヨーテ「! ・・・(仮面・・・仮面・・・素顔・・・)」
スピ「・・・(また妙なところで反応が・・・)」
ヨーテ「・・・(でも負けたら衣服が足りない・・・)」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「もう寝るか」
ヨーテ「えぇ」
実際は、単にスピネルがヨーテの裸体を見たいだけだろw
イェア!!
42 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/01(木) 11:18:12 ID:D75guzdd0
三姉妹の中では、声・服装・髪型共にヨーテが一番好きだぁ。
ピンクと黒の服かわいい。
43 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/01(木) 11:24:08 ID:2wrIkR/u0
>>40 あんたガブラスのエプロン姿書いた人?どっちもうまいね
>>40 すごく…スウィートです
DSFF3ぽいヨーテ姉さんだね
>>43あんたガブラスのエプロン姿描いた人?
バレないように描いたつもりだったんだが、やはりプロには見切られてしまうのか…w
スピネル「・・・ん〜・・・」
ヨーテ「・・・鏡を見て何をやっているんだ?」
スピ「いや・・・仮面の汚れを掃除しているのだが・・・」
ヨーテ「・・・だから綿棒を持っているのか」
スピ「まぁな ちょっととりにくい所に汚れがついてしまってな・・・ぬぅ・・・」
ヨーテ「・・・いっそ面を外してみてはどうだ?」
スピ「なに!? ・・・それはできん 一族の掟に逆らうわけにはいかないのだ」
ヨーテ「フ・・・私の里にも掟はあるが最近その掟を破る者は増えてきている・・・
だから良いのではないか? 御主が面を外したところで他の物にはバレまい」
スピ「しかし・・・」
ヨーテ「ダメなのか?」
スピ「・・・(特殊な接着剤でくっ付いてるなんて言えないよなぁ)」
ヨーテ「・・・(やはり外さんか・・・流石は戦死長と呼ばれるだけの男ではあるな)」
スピ「・・・ハァ・・・」
ヨーテ「・・・フゥ・・・仕方ない そこにある布を取ってくれ」
スピ「何故だ?」
ヨーテ「汚れが取れないのだろう? 私が取ってやると言っているのだ」
スピ「・・・感謝する」
ヨーテ「・・・別に構わんさ」
こ、この展開は…w
49 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/02(金) 19:55:25 ID:p1DEQ0FL0
保守
戦死長て。
戦死長スピネル
ヨーテ「・・・」
スピネル「・・・」
ヨーテ「・・・名誉の戦死?」
スピ「・・・フェニックスの尾が友達だな」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・何があったの?」
スピ「・・・以前討伐依頼を出した時に私も手伝ったのだが・・・」
ヨーテ「・・・それで?」
スピ「・・・何故か知らんが私一人で戦うハメに・・・」
ヨーテ「・・・大変ね」
元々一人で戦うっつってたじゃねーかww
スピネル「ヨーテ? 聞きたい事があるのだが・・・いないな・・・何処だ?」
ガサガサ・・・
スピ「ん? この部屋か? ヨーテ ちょっといいか?」
ガラガラ
ヨーテ「!・・・着替え中だ!!」
ババッ
スピ「て・・・手ブラ!?」
ヨーテ「・・・とりあえず出て行け」
スピ「すっ・・すまん!!」
バタバタ・・・
スピ「・・・・」
スタスタ
ヨーテ「フゥ・・・ノックぐらいせんか」
スピ「・・・すまん」
ヨーテ「で 何が聞きたいのだ?」
スピ「えぇと・・・・なんだったかな・・・忘れてしまった・・・」
ヨーテ「ほぉ・・・では私からもいいか?」
スピ「なんだ?」
ヨーテ「・・・見たのか?」
スピ「・・・え?」
ヨーテ「見たのかと聞いているのだ」
スピ「それは・・その・・えっと・・・」
ヨーテ「答えよ」
スピ「結構形が良い・・・じゃなくて!! ・・・あ そうださっきの聞きたい事を思い出した!!」
ヨーテ「・・・逃げたな・・・何だ?」
スピ「今日の夕食はどうしようかと思ってな・・・」
ヨーテ「・・・好きにしろ 合わせる」
スピ「何でもいいのか? 野菜系とか要望は?」
ヨーテ「食いたいものを食えばいいじゃないか 別に私は野菜しか食えないわけではないのでな」
スピ「・・・つまり何をどう食べてもいいと」
ヨーテ「だからそう言っておるであろうが それがどうかしたのか?」
スピ「・・・何でもない 調理してくる」
つ【ノックぐらいせぇねん(byFF]CM)】
保守! 保守!
>結構形が良い
(*´Д`)
戦死長テラウラヤマシス
57 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/08(木) 20:47:46 ID:qFFX4o/SO
保守
フラン「姉さん、ageておくわね・・・」
>>58 ヨーテ「ageるの失敗してるぞ。鈍ったものだ。ヒュムと交わった報いだな。」
60 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/09(金) 19:50:27 ID:OGIREsf4O
フラン「・・・あ」
フラン「・・・(TxT)」
62 :
【1/5】:2006/06/09(金) 20:55:11 ID:F4o6SikW0
スピネル「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・閉じ込められてからまだ1月と経ってないんだな」
ヨーテ「・・あぁ そのようだ」
スピ「・・随分と時の流れが遅いように感じるな」
ヨーテ「ふむ・・・私達ヴィエラは森の中で自然に流れつづける時の中で生きつづける
その為なのか あまり遅いと思った事はないな」
スピ「そうなのか・・・ストレスの溜まらなさそうな生活をしているんだな」
ヨーテ「普通に時を過ごす分ならばな しかし最近の森は様々な事件が起こる・・・
溜まらないハズのストレスも溜まってしまう・・・まぁ嫌な事だけではないのだがな」
スピ「良い事と悪い事が織り交じる・・・この世界そのものじゃないか」
ヨーテ「・・ヴィエラの里もいつの間にかに少なからずその世界の影響を受けているという事なのか」
スピ「どんなにゆっくりとした時の流れの中でも 確実に時が流れているのが実感できるな」
ヨーテ「・・そうだな」
スピ「ヨーテ・・・喜んでいるのか?」
ヨーテ「・・そう見えるか?」
スピ「あぁ」
ヨーテ「・・そうか ・・・まぁそれも良いだろう」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・食事にするか」
スピ「そうだな 私が仕度をしよう」
ヨーテ「たまには私が作ろう」
スピ「いいのか?」
ヨーテ「これでも食材の旨味を生かす術は知っているのでな」
スピ「そうか・・・期待しておくよ」
ヨーテ「腰掛けか何かは無いのか?」
スピ「エプロンなら・・・」
ヨーテ「・・何で桃色なのだ・・・まぁよいか」
キュッ
63 :
【2/5】:2006/06/09(金) 20:56:08 ID:F4o6SikW0
ヨーテ「では作ってくるから少し待ってろ」
トントントントン コトコトコトコト
スピ「上手く作るのだな」
ヨーテ「フ よく妹達に食事を作ってあげたものだ」
スピ「・・妹思いなんだな」
カチャカチャ クツクツクツクツ
ジ---
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・・・・・・・・・・スピネル?」
スピ「ん? 何だ?」
ヨーテ「先ほどから視線を感じるのだが・・・私の料理がそんなに不安なのか?」
スピ「!! 別にそんな事はないぞ!」
ヨーテ「そうか? ならいいのだが・・・」
スピ「・・(エプロン姿のヨーテ・・・露出の高い服にエプロンをまとうのが・・・ぬぅぅ・・・尻が・・・)」
ヨーテ「・・(やはり視線を感じる・・・そんなに不安なのだろうか?)」
カチャカチャ コン コン
ヨーテ「完成だ」
スピ「コレは・・・素晴らしい出来上がりだな」
ヨーテ「そうか?」
スピ「あぁ・・・ 上手く色取られた緑黄色野菜 香りもとてもよくて箸が進みそうだ」
ヨーテ「・・まぁ食べてみろ 見た目じゃ味はわからないだろう?」
スピ「そうだな・・・では 頂くとするよ」
モグモグモグモグ
ヨーテ「・・どうだ?」
スピ「・・美味い! 素材の味がよく出ている・・・素晴らしいとしか言いようが無いな」
ヨーテ「そうか・・・ まぁ自分自身も食べるのだ 不味い物は作れぬからな」
スピ「・・なるほどな それでも美味い事には変わりは無いのだ
流石は里を長として治めるだけの事はあるな」
ヨーテ「長と料理の腕が直接関係あるのはわからぬが・・・スピネル お前も長ではないのか?」
スピ「確かに戦士長だが・・・長とは少し違うような・・・戦死しちゃうし」
ヨーテ「防人の長と似たようなものか・・・ まぁよい 美味いというのならばドンドン食え」
スピ「喜んでそうさせてもらおう」
64 :
【3/5】:2006/06/09(金) 20:57:00 ID:F4o6SikW0
モグモグモグモグ
ジ---
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・・・・・・・・・・ヨーテ?」
ヨーテ「ん? 何だ?」
スピ「先ほどから物凄い勢いで見てないか?」
ヨーテ「・・まぁな」
スピ「全部残さずに食べるから別に心配しなくてもいいんだぞ?」
ヨーテ「いや・・・そうではなくてだな・・・」
スピ「違うのか? ・・・では何だ?」
ヨーテ「ガリフの者は面をかぶっておるな?」
スピ「まぁな」
ヨーテ「掟により外す事はしないのだな?」
スピ「あぁ」
ヨーテ「・・食事の時もか?」
スピ「そのとおり 今私が食べているのを見たんじゃないのか?」
ヨーテ「確かに見ていたが・・・口に入れる瞬間が速すぎてな よく分からなかったのだ・・・」
スピ「・・食べる瞬間を見てみるか?」
ヨーテ「・・あぁ」
カチャカチャ
スッ
ヨーテ「・・(一体どのようにして・・・)」
ススッ
パクリ
ヨーテ「・・!?」
スピ「見えたか?」
ヨーテ「・・一応」
スピ「まぁそういう事なんだ」
ヨーテ「そうか・・・(今箸を口に運んだ瞬間・・・面の口に近づいた瞬間・・・通り抜けたのか?
いや違う・・・面の口の部分が一瞬だけ開いた気もしたが・・・わからん)」
スピ「では 美味しかったよ ご馳走様」
65 :
【4/5】:2006/06/09(金) 20:57:51 ID:F4o6SikW0
ヨーテ「・・・」
スピ「ヨーテ? 聞いているのか? とても美味しかったぞ」
ヨーテ「え? あっ・・あぁ・・・口に合って良かった・・・」
スピ「・・納得できないのか?」
ヨーテ「・・まぁな あまりにも奇怪な面なのでな」
スピ「フッ よく言われるよ」
ヨーテ「・・少し調べてもよいか?」
スピ「え? しかしあまり他人に触らせるわけには・・・」
ヨーテ「以前に面の掃除をしてやっただろう?」
スピ「ぅ・・・・・・まぁいいか・・・」
ヨーテ「では調べさせてもらおう」
ペタペタ コンコン
ヨーテ「ふむ・・・特に変わった仕掛けもないようだな・・・」
スピ「ヨーテ・・・その・・顔が近いぞ・・・」
ヨーテ「そうか? まぁ面を外さぬ以上私が近づくしかないのでな」
スピ「・・(喋るたびにヨーテの吐息が!!・・・ぬぅぅ・・・森の中にいるような 癒される香りがする・・・)」
ヨーテ「材質もオズモーネにある岩とあまり変わりが無いのだな・・・口の部分もか?」
スピ「・・(みっ・・見てる! ヨーテが私の口元を見てる! っていうか近い近い!!)」
ヨーテ「角にも重厚があるのだな・・・ 装飾もガリフの工芸品のように鮮やかなものだ・・・しかし髪の毛のような物も」
スッ
ヨーテ「ふむ・・・真上からなら頭部と面との境界部分が見えるな」
スピ「!!!(なんだこのアングルは! ヨーテが少し立ったものだから・・・目の前に・・・むっ・・胸が!! しかも谷間か!!)」
ヨーテ「髪質は結構ゴワゴワしているのだな・・・しかし傷ついているわけでもない・・・」
グググ
・・・フニュ
スピ「・・・ゴフッ!!」
ヨーテ「・・どうかしたか?」
スピ「なっ・・なんでもない・・・(今一瞬面に・・・胸が・・・ぐぉぉ)」
ヨーテ「ならいいのだが・・・ にしてもこの角にはやはり目が行ってしまうな・・・どれ」
グィィ
66 :
【5/5】:2006/06/09(金) 20:58:41 ID:F4o6SikW0
スピ「わっ わっ なっ何で角を引張る!?」
ヨーテ「取り外しができる物なのかと・・・違ったか・・・ にしても結構重たそうな面だな」
スピ「取り外しは特にできないが・・・ まぁ重いのにはもう慣れた」
ヨーテ「なるほどな コレなら生き物の急所である首部分を常に鍛えているのと同じようなものか
・・・あまり目立たぬが首にはガッチリとした筋肉がちゃんと付いている・・・」
ナデナデ
スピ「・・くすぐったいぞ」
ヨーテ「おっと・・・すまないな」
スピ「で 調査は終わったのか?」
ヨーテ「・・まぁな」
スピ「どうだった?」
ヨーテ「まぁ・・・特に変わったところは見られなかったな 装飾としても防具としても使えるいい物だった」
スピ「そうか・・・なぁヨーテよ」
ヨーテ「何だ?」
スピ「今度は私がお前の耳に触れてみたいんだが」
ヨーテ「それは駄目だ」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・・・・・・・食器を洗ってくる」
ヨーテ「すまないな」
なにこの萌え展開。スピネルかわいすぎ。
個人的にヴィエラの弱点は耳だと思っている。
耳触られて顔を赤らめてじっと耐えるヨーテが見てみたい。
スッピーたんテラモエスw
ちょっ…
ついにここにもネ申!
待ってた!待ってたよ!
このスレは若干初期のバシュフラスレの匂いがするな
ということは、この後家事が得意なスピネルとか
異種族萌えの2人とか、やけにメルヘンな部屋になるのか。
このスレはこのままの路線でいってもらいたい…
この二人はまだ他のFF12の閉じ込めとスレと交わってないんだな。なんて貴重な二人なんだw
二人、か…
>>73 そろそろ、フランの「秒数占い」あたりでここの二人が登場しても良いんじゃないかと
つ ミュリン
つ カロリーヌ姉妹
つ スピネル兄
つ 最長老
つ 風水士
つ カトブレパス
つ ネフィーリア
つ 出会いたいヴィエラ
つ ナンナの飼育係
つ ガリフの冒険者
つ フラン
ガリフ分が少ないな
つアスダル
つ…
思い出せんw
こんなスレあったのかwwww検索してしまったよwwwwww
81 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/11(日) 16:19:28 ID:tqX/ZUj6O
職人さん勧誘age
82 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/11(日) 22:01:04 ID:xzrYHgWhO
age追加
・・・ジ−−−−−
スピネル「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・なぁヨーテよ?」
ヨーテ「・・なんだ?」
スピ「何かさっきっから・・・こう・・・えっと」
ヨーテ「視線を感じるのか?」
スピ「そう! それだ!!」
ヨーテ「お前もか・・・」
スピ「ヨーテも視線を感じるのか?」
ヨーテ「・・まぁな 特にこう・・・耳のあたりに」
スピ「・・耳か」
ヨーテ「・・耳だ」
スピ「・・触っても」
ヨーテ「駄目だ」
・・・ジ−−−−−
???「・・・」
???「・・・」
???「ぅぅ・・・弟よ まさかお前がこんな素敵な女性と一緒に生活をしているなんて・・・
兄さんは嬉しいぞ!!」
???「姉さん・・・自分では"他の種族とは関わるな"とか言ってたのに・・・
いいなぁ〜・・・」
???「おや? キミは誰だ?」
???「そういうアナタは誰ですか?」
カダル「私の名前はカダルだ」
ミュリン「私はミュリンって言います よろしく」
カダル「キミはココで何をしているんだ?」
ミュリン「そういうアナタも何しているんですか?」
カダル「私はあそこにいる弟を見守っているんだ」
ミュリン「私もあそこにいる姉さんを見守っているんです」
84 :
【2/3】:2006/06/11(日) 22:18:30 ID:qSDREGps0
カダル「ほぉ〜 あそこにいるヴィエラの女性はキミの姉上なのか」
ミュリン「へぇ〜 あそこにいるガリフの男の人はアナタの弟さんなんですね」
カダル「にしてもヴィエラの女性には美人が多いんだな キミも・・・ミュリンだったかな?
あっちのお姉さんに負けず劣らず美しい顔立ちをしているな」
ミュリン「えっ?・・・ありがとうございます!」
カダル「ん? そんなに嬉しかったのか? 普段周りからはそんな事は言われないのか?」
ミュリン「ん〜・・・みんな似たような顔立ちをしていますからね」
カダル「そうなのか・・・美人の里なのだな」
ミュリン「アナタだって・・・カダルさんですよね?
立派なお面を着けてるじゃないですか!」
カダル「え? そ そうか? 照れるなぁ・・・」
ミュリン「でもあっちに見える弟さんのお面とは少し違う感じですね」
ジ−−−−−
カダル「キミの耳もむこうの姉上とは若干違う感じがするな」
ジ−−−−−
スピ「・・ん?」
ヨーテ「どうかしたか?」
スピ「いや・・・何か私の面の方に視線を感じてな」
ヨーテ「そうなのか?・・・私は先ほどから増して耳への視線を感じるのだが・・・」
スピ「やっぱり耳なのか・・・この視線は一体何なんだろうな?」
ヨーテ「さぁな・・・案外お前と似たようなタイプの奴かもしれぬな」
スピ「いや・・・結構耳に触れたい人はいると思うぞ?」
ヨーテ「触れたいと思っていてもそれを相手に伝える者はあまりいないものだぞ?」
スピ「・・そうなのか?」
ヨーテ「そうなのだ」
・・・ジ−−−−−
85 :
【3/3】:2006/06/11(日) 22:19:16 ID:qSDREGps0
ミュリン「・・・」
カダル「・・・」
ミュリン「・・・」
カダル「・・・」
ミュリン「・・ん〜」
カダル「・・ん?」
ミュリン「・・見てるのも飽きましたね」
カダル「・・そうだな バレてしまわぬように見るのは大変だ」
ミュリン「そういえばそのお面って重くないんですか? 随分と大きい感じですけど・・・」
カダン「もう慣れてしまったな ・・・ところで・・・」
ミュリン「? 何ですか?」
カダル「キミの耳に触れてもいいだろうか?」
ミュリン「それは駄目です」
カダル「・・・」
ミュリン「・・・」
カダル「・・そうか」
ミュリン「そうです」
カダル「・・・」
ミュリン「・・・」
カダル「・・どうしても」
ミュリン「駄目です」
おお、ついに新キャラが
つーか部屋の構図ってどうなってんだろwww
このスレ、キャラの性格を捏造してないとこが凄いと思う
ゲーム中に忠実なままでネタ書くのって難しいし…。
こ、こいつ…
なにげにハードル上げやがった…
89 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/12(月) 17:59:25 ID:s01kQim4O
保守
切磋琢磨ってやつだな!
あってるよな?
カダルとミュリンはお互い天井の角に張り付いてると予想(忍者みたいに)
いくらなんでも怖すぎねぇかソレw
でも振り向いた時には別の場所に居る
案外屋根裏とかな
部屋はこんな感じか
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| orz orz |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| ○ ○ |
| 大 大 |
|______|
体格の差が激しいな
96 :
87:2006/06/13(火) 23:15:54 ID:/OgiZmbT0
>>88 ごめん、そんなつもりじゃなかったんだ。
キャラの性格変えるなってプレッシャー掛けてるんじゃなくて、
難しいのに職人さんすごいな、と思って…。
97 :
1/2:2006/06/14(水) 09:17:01 ID:AUKZ4RfF0
スピネル「………」
ヨーテ 「………」
スピネル(うーむ…毎日これでは、さすがに息がつまる…
せめて、会話が普通に出来るくらいには親しくなりたいものだが…)
ミュリン「ん〜、会話がありませんね。…姉さん、堅いからなあ」
カダル 「弟も、ちょっと融通がきかない位に真面目だからな…。
打ち解けるのに時間がかかりそうだな」
ミュリン「ずっとこの体勢も辛いですね…
ミシッ
…あ!」
ヨーテ 「!? 今、そのあたりで何か音がしなかったか??」
スピネル「先ほどから視線を感じるが、やはり誰かいるのか?」
ミュリン「きゃあ、見つかっちゃう??」
カダル 「に、逃げる場所も無いしな…。
見つかってしまっても『ガリフ&ヴィエラ部屋』だから、いけない訳ではないが…」
ミュリン「でも、覗いてたのがばれたら、姉さんに怒られちゃいそう…」
??? 「…ここは俺に任せろイェァ!」
98 :
2/2:2006/06/14(水) 09:17:46 ID:AUKZ4RfF0
ツンデレ「イェァ!」
スピネル「う!? な、なんだ、ツンデレか…。まだこの部屋にいたのか」
ヨーテ 「なあ、スピネル…。アレは本当に『伝説の竜 ツンデレ』なのか??
私にはコッカトリスにしか見えないのだが…」
スピネル(どうしよう…今度こそ正直に言った方がいいのか??)
ヨーテ 「…そういえば、コッカトリスが里に迷い込んできた事があったな」
スピネル「えっ?エルトの里にも?ジャハラにも来た事があるぞ。
種族はモンスターとはいえ、みんな可愛がっていたよ」
ヨーテ 「…。そうだな。
われらの里に来た時は、丁度妹が落ち込んでいた時だったのだが、
コッカトリスながらに妹を励まそうとしてくれていたようでな…。
ふふ、それなりに愛嬌があるものだ…」
スピネル「(笑顔!?ちょっと打ち解けたかな…)そ、そうだな」
ヨーテ 「ミュリンは…フランも、元気にしているだろうか…?」
ミュリン「た、助かりましたね…。あの子のおかげだわ」
カダル 「ああ…。それに、あの二人もそれなりに会話の接ぎ穂ができたようだ」
ミュリン「…でもあれ、コッカトリスですよね?ツンデレって??」
カダル 「……(弟よ…ここはどう説明しておけば良いのだ…?)」
>カダル 「に、逃げる場所も無いしな…。
見つかってしまっても『ガリフ&ヴィエラ部屋』だから、いけない訳ではないが…」
カダルが何かを悟ったようだw
100 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/14(水) 17:47:36 ID:ZWkVOBSxO
職人さんが来るまで保守だ
スピネル「ついに10%を過ぎたか・・・」
ヨーテ「長い道のりだな 一体いつになったら出れるというのだ・・・」
スピ「まぁいいじゃないか 少しばかりめでたい気分にならないか?」
ヨーテ「何故だ?」
スピ「いや "100"とか"333"とか切れの良い数字って何か感じないか?」
ヨーテ「そうなのか?」
スピ「まぁそういうものだ 魔物を討伐してて丁度500体目とかだったら嬉しくないか?」
ヨーテ「ふむ・・・確かに・・・記念にはなるな」
スピ「だろ? だからこの100レス突破は記念になるのだ」
ヨーテ「でも記念だからといって何をするのだ?」
スピ「記念になる事をするのだ」
ヨーテ「例えば?」
スピ「ぅ・・・それは・・・」
ヨーテ「何だ?」
スピ「そうだな・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・そうだ!!」
ヨーテ「考えが浮かんだのか?」
スピ「私がヨーテの耳に触れるというのはどう」
ヨーテ「それは駄目だ」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「でも記念だし」
ヨーテ「去れ」
カダル「そうか・・・100レス突破なのか」
ミュリン「でもこの間出てきたばかりの私達には実感が湧きませんね」
カダル「まぁ私達でも記念になる事をすれば実感が湧くんじゃないか?」
ミュリン「何をするんです?」
カダル「私がキミの耳に触れ」
ミュリン「駄目です」
GJ!おもろい!
ガリフ組の気持ちは分かるw
ウサ耳の根元の、ホワホワしてる所なんて特に
ここまで嫌がるって事は…やっぱり弱点(いろいろな意味でw)なの
だろうか?
耳に息かけたらきっと尻尾掴まれた悟空みたいになると予想
パンネロじゃ!パンネロをよべぇぇ!
ココにいるヨーテって何か装備品でも持ってるんだろうか・・・
スピネル「野球拳というものを帝国のジャッジから聞いたのだが」
ヨーテ「野球・・・拳?」
スピネル「そう 野球拳だ」
ヨーテ「野球拳とは何なんだ?」
スピ「そうだな・・・まずは互いにジャンケンをしてだな・・・」
ヨーテ「というか"野球"とは何だ?」
スピ「野球?」
ヨーテ「野球」
スピ「野球か・・・そういえば私も知らないな・・・」
ヨーテ「野にある球・・・」
スピ「・・精霊の事だろうか?」
ヨーテ「確かに球体だが・・・わからないな・・・」
閉じ込めスレ稀に見る真面目さ
スピネル「ヨーテ、重大な情報がある。」
ヨーテ「なんだ。」
スピネル「アルティマニアに我々の年齢(ヒュム換算)がのっていた。」
ヨーテ「!!」
スピネル「私の年齢はヒュムに換算すれば29歳程度だそうだ。
ヨーテは」
(省略されました 続きを読むにはムセテンナヨ!と3回書き込んでください))
ムセテンナヨ!
ムセテンナヨ!
ムセテンナヨ!
米欄
スピネル「・・コレはどういう意味だ?」
ヨーテ「知らないのか?」
スピ「恥ずかしながら・・・・・・ん? もしかしてヨーテは分かるのか?」
ヨーテ「まぁ・・・一応な」
スピ「そうなのか・・・よければ教えてくれないか?」
ヨーテ「断わる」
スピ「なっ・・教えてくれてもいいだろう!」
ヨーテ「それはできない」
スピ「何故だ? もしかして何か理由でもあるのか?」
ヨーテ「え?・・・理由・・・」
スピ「そう 理由だ もしもあるなら無理には聞かないが・・・」
ヨーテ「・・・・・・(ふむ・・・どうしたものか・・・理由で諦めれるのならそれが得策だが・・・)
・・・・・・・・・掟だ」
スピ「掟?」
ヨーテ「そう 里の掟なのだ」
スピ「そうなのか・・・掟は守らなければならないな」
ヨーテ「まぁな」
カダル「・・・・・・そんな掟があるのか?」
ミュリン「え?・・・(どうしよう・・私も聞いた事が無い掟だけど・・・でも姉さんが言うんだからきっと有るのね)
・・・一応ありますよ」
カダル「そうなのか・・・思わず私も聞こうとしていたな・・・」
ミュリン「そうだったんですか? でもコレばっかりは言えないんです」
カダル「そうか・・・」
ミュリン「そうです」
カダル「・・・」
ミュリン「・・・」
カダル「では耳を」
ミュリン「駄目です」
115 :
110:2006/06/16(金) 19:18:11 ID:4q6/b/B6O
そ、そんなこと・・・しってたわよ!
ヨーテ、実はフランより2ちゃんに入り浸りだったりしてなw
スピネル「新しい医薬品が発売されたみたいだ」
ヨーテ「どんな製品なのだ?」
スピネル「飲むポーションではなく、塗るポーションらしいのだ」
ヨーテ「!!ガッ!!」
スピネル「うっ!ヨ、ヨーテ一体どうしたのだ!?」
ヨーテ「すまない…つい…(言えないこれだけは言えない)
スピネル「そ、そうか。もしかして塗るポーション試したいのか?『ガッ』ぐぉっ!?」
ヨーテ「す、すまない!悪気は無いのだ!(言えない…2chにどっぷりなんて)」
スピネル「わ、分かった!とりあえず塗るポーションの話題は辞めよう『ガッ』はぅっ!?」
ヨーテ「あぁ〜〜本当に悪気は無いのだ!体が勝手に反応するのだ!」
カダル「今日は賑やかなようだな。ん?あの薬は何だ?…塗るポーション?『ガッ』ぬっ!?」
ミュリン「ご、ごめんなさい!つい体が…(何で体が勝手に…それにしてもこの体の中を熱く駆け巡るものは何!?)」
カダル「どうしたのだ?そうだ、耳塗ってはどうだ?」
ミュリン「駄目です」
カダル「駄目か…」
ミュリン「はい駄目です」
カダル「……」
ミュリン「……」
スピネルwバッシュと同じ道たどるのかwwww
ミュリンにも2chの目覚めの時がw
まさかこんな事になるとは・・・・
>>116で余計な事書かなきゃよかった
ヨーテ様頼む、ミュリンだけは無垢なままでいさせてやってくれ・・
・・(つД`)・゚・。
ワラタヨw
これは4人同じ部屋にいるってこと?
この部屋の天井裏にカダルとミュリンが居て、スピネルとヨーテを覗いてるという設定らしいです
そうなのかwおもしろそうだなw
age
ヨーテ「形を保ちつつ・・・」
スピネル「守る!!」
スピ「ところで何の形を"保"つんだ?」
ヨーテ「ならばお前は何を"守"るのだ?」
スピ「私の守りたいものか・・・無論 今までに出会った仲間もそうだが・・・」
ヨーテ「他にも有るのか?」
スピ「"信念"・・・だな」
ヨーテ「ほぉ・・・立派な物だな ところでその信念とは何だ? 決して魔物に負けぬ事か?」
スピ「私の持つ信念・・・それは・・・」
ヨーテ「それは?」
スピ「いつの日かヨーテの耳に触れるこ」
ヨーテ「断わる」
スピ「・・しかし信念を曲げるわけにはいか」
ヨーテ「去れ」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「ではヨーテの保ちたいものとは何だ?」
ヨーテ「過去から伝わる形・・・まぁ・・・"伝統"といったところか」
スピ「伝統か・・・確かに大事だな・・・」
ヨーテ「あとは・・・」
スピ「まだ有るのか?」
ヨーテ「あとは・・・・・・やはりよしておこう 男のお前には分かるまい」
スピ「どういう事だ?」
ヨーテ「お前なら知ってるハズだがな・・・以前その形を目の当たりにしたのだから・・・」
スピ「そうなのか?」
ヨーテ「そうなのだ」
ヨーテ「そんなエサにこのアテクシが…っと」
スピネル「ヨーテ、一つ尋ねたい」
ヨーテ「はいはいクマクマ……(ハッ!)
どうした、改まって」
スピネル「ヨーテは時々そのように、虚空を見つめてブツブツと
呟いていることがあるが、一体何をしているのだ?」
ヨーテ「別世界を感じている」
スピネル「???」
ヨーテ「数多の魂が集い、そこかしこで語らっている世界だ。ミストが濃いとよく見えるのだが…お前にはわからぬのだな」
スピネル「うむ…私には見えぬようだ。もしやヨーテ、それはその耳g」
ヨーテ「去れ」
カダル「ふむ…興味深い話だな。きみは見えるのか、ミュリン?」
ミュリン「ブツブツ…知っているがお前の態度が…(ハッ!)
どうかしましたか?」
カダル「ぬう、やはりヴィエラの耳には秘密がいっぱいなのだな!
是非ともその耳を」
ミュリン「お断りです」
4ote「隣のガリフが軽くウザイ件について」
niruym「あれ?私がいる」
2LAN「私の隣はヒュムだ」
ヨーテ「ブツブツ…同じ境遇がいるようだな…ブツブツ」
スピネル「では耳を…」
ヨーテ「去れ」
スピネル「orz」
ミュリン「ブツブツ…もう一人私が…ブツブツ」
カダル「そろそろ耳を…」
ミュリン「駄目です」
カダル「orz」
ガリフをガラフと素で間違えてここにきた俺
>>128 ようこそ男の世界へ
じゃなかった
ようこそ耳フェチの世界へ
131 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/21(水) 17:16:37 ID:HFw+KCXuO
どうやったら間違えるんだ、とりあえずアゲ
というか最初ガリフが何かわからなかったwwwwwwwwwwwwwwwwww
スピネル「はぁ・・・(なかなか耳に触らせてもらえないよなぁ
何故だろうか・・・掟か何かなのか・・・
確かにガリフにも掟はあるが・・・
でも"耳を触らせない"って何だ?
掟としては何かおかしい気も・・・)・・・はぁ」
ヨーテ「・・何をしておるのだ?」
スピ「うお!? ・・・あ なんだヨーテか」
ヨーテ「私以外に誰がおるのだ」
スピ「・・それもそうか」
ヨーテ「まぁ何処かに潜んでいるのなら話は別だがな」
スピ「・・・」
ヨーテ「何だ?」
スピ「耳に触れても」
ヨーテ「去れ」
スピ「・・駄目か?」
ヨーテ「駄目だ」
つ ウサ耳カバー
135 :
【1/6】:2006/06/22(木) 21:38:37 ID:AZmmNBtm0
ウサ耳カバー
ヨーテ「・・・」
スピネル「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・あぁ〜」
ヨーテ「・・コレは・・何だ?」
スピ「・・読んで字の如く」
ヨーテ「耳当て・・か・・・何処にあった?」
スピ「気が付いたらテーブルの上に」
ヨーテ「一体何の為に・・・」
スピ「・・着けてみるか?」
ヨーテ「何故だ?」
スピ「耳とか保護した方がいいのかなぁ・・と」
ヨーテ「お前は・・・何を考えているのだ?」
スピ「え?」
ヨーテ「耳というのは周りの音を聴きその状況を判断するための物だ
耳当てなぞ着けたら音が聴き取れないではないか」
スピ「なるほどな」
ヨーテ「それになによりも名称が気に食わん!」
スピ「・・ぉ?」
ヨーテ「何故"カバー"なのだ! とゆうか"ウサ耳"なのか私は!」
スピ「まぁ 誰がどう見ても"ウサ耳"だろうな」
ヨーテ「それもそうだな」
136 :
【2/6】:2006/06/22(木) 21:39:14 ID:AZmmNBtm0
スピ「まぁ試しに着けてみないか? 結構肌触りもいいし」
ヨーテ「断わる」
スピ「色合いもモノクロでヨーテに似合いそうだし」
ヨーテ「断わる」
スピ「長さも自由に調整できるみたいだし」
ニョイ〜ン
ヨーテ「・・ソレは何の材料でできているのだ?」
スピ「えぇっと・・・フダが付いてるな」
ヨーテ「本当か?」
スピ「見てみるか?」
ヨーテ「どれ・・・」
ススッ
スピ「隙有りだっ!!」
ヨーテ「なっ・・!?」
ガバァッ
スピ「よし! 少々卑劣だが無事に装着・・・おや?」
シュンッ
ヨーテ「残像だ」
キリキリキリキリ・・・
スピ「・・なんで残像なんて使えるんだ?」
ヨーテ「ミストを利用した 今の瞬間お前が私だと思っていたのは別の物だ それを媒体にした」
キリキリキリキリ・・・
スピ「媒体って・・・・・・コレか?」
ヨーテ「そうだ」
キリキリキリキリ・・・
スピ「誰がどう見ても人参なのだが・・・」
ヨーテ「まぁ否定はしないがな」
キリキリキリキリ・・・
スピ「私は人参に騙されたのか・・・・・・それより・・・ヨーテ?」
ヨーテ「何だ?」
137 :
【3/6】:2006/06/22(木) 21:40:32 ID:AZmmNBtm0
キリキリキリキリ・・・
スピ「先ほどから聞こえるこの"紐のような物を限界まで引いている"音は何だ?」
ヨーテ「振り向いてみろ」
クルリ
キリキリキリキリ・・・
スピ「弓か!?」
ヨーテ「"宿命のサジタリア"だ 私の秘蔵の一品だな」
スピ「いや・・名称云々よりも・・・私は絶体絶命か?」
ヨーテ「まぁ否定はしないがな」
スピ「できれば否定して欲しいのだが・・・」
ヨーテ「・・まぁよかろう」
スッ
スピ「ふぅ・・・思わず面が外れると思った・・・」
ヨーテ「そうなのか?」
スピ「すまない 嘘だ」
ヨーテ「ほぉ・・・」
スピ「・・なぁ」
ヨーテ「何だ?」
スピ「やはり着ける気にならないのか? この耳カバー」
ヨーテ「断わる」
スピ「しかし・・せっかくあるのだし・・・」
ヨーテ「・・ならばお前が着けろ!」
ババッ
スピ「・・おや? 耳カバーが消えた・・・?」
ヨーテ「鏡を見てみろ」
スッ
スピ「こっ・・コレは!!・・・私の角部分に耳カバーがスッポリと!!」
ヨーテ「どんな気分だ?」
スピ「まぁ悪い気はしないな」
ヨーテ「・・そうなのか?」
スピ「似合わないか? コレ」
ヨーテ「・・(地味に似合ってるかもしれん)」
138 :
【4/6】:2006/06/22(木) 21:41:09 ID:AZmmNBtm0
カダル「弟よ・・・お前は何をやっているのだ」
ミュリン「結構似合ってますね でもコレって何でできているんでしょう?」
ミョイ〜ン
カダル「・・なんでココにもあるんだ?」
ミュリン「さぁ?」
カダル「そうか・・・キミも試しに着けてみないか?」
ミュリン「イヤです」
カダル「・・・・・・キミの後ろに精霊王が!!」
ミュリン「え!?」
クルッ
カダル「隙有りだっ!!」
ガバァッ
カダル「よしっ! 上手い具合に装着・・・ハッ!!」
シュンッ
ミュリン「残像です」
キリキリキリキリ・・・
カダル「クッ・・・何で姉妹揃って残像を・・・とゆうかコレは・・・・・・大根?」
ミュリン「そうです あとでサラダにでもしようかな・・って思ってます」
キリキリキリキリ・・・
カダル「そしてこの"恐らく糸と思われる物をギリギリまで引いている"音は・・・」
ミュリン「振り向いてみます?」
クルリ
キリキリキリキリ・・・
カダル「やはり弓か!!」
ミュリン「私のは"アルテミスの弓"です」
カダル「そうか・・・物騒だから引っ込めて欲しいのだが」
ミュリン「ぁ」
ツルッ
ビシュンッ!
カダル「うお!?」
スコンッ!
139 :
【5/6】:2006/06/22(木) 21:42:03 ID:AZmmNBtm0
ミュリン「あの・・・大丈夫ですか?」
カダル「一応・・・なんとか避けれたが・・・」
ミュリン「・・(今弓との距離1mも無かったんだけど・・・)」
カダル「心臓がバクバクしてる・・・」
バクバク・・・
ミュリン「・・本当ですね」
カダル「面の口部分から消化器官が思わずはみ出しそうだ・・・」
ミュリン「なんかグロいですよ その表現」
カダル「フ・・・すまない」
ミュリン「まぁコレでも着けて落ち着いてください」
スポッ
カダル「何をした?」
ミュリン「鏡をどうぞ」
スッ
カダル「・・・・・・おぉ・・・」
ミュリン「いかがです?」
カダル「悪くない・・・むしろ・・・良い!!」
ミュリン「・・そうなんですか?」
カダル「結構オシャレだな・・・コレ・・・」
ミュリン「確かにデザインは悪くないですけど・・・」
カダル「似合ってないか?」
ミュリン「・・(まぁ結構似合ってるのも事実ですけど・・・)」
140 :
【6/6】:2006/06/22(木) 21:42:58 ID:AZmmNBtm0
スピ「・・・・・・ん?」
ヨーテ「どうかしたか?」
スピ「いや・・・今一瞬だけ何かと通じ合ったような気が・・・」
ヨーテ「どうゆうことだ?」
スピ「・・さぁな」
ナデナデナデナデ・・・
ヨーテ「・・ところで」
スピ「ん?」
ヨーテ「先ほどからずっと角を撫でているが・・・気に入ったのか? そのカバー」
スピ「まぁな ヨーテも触ってみるか?」
ヨーテ「いや 私は別に・・・」
スピ「何だかんだで手触りを実感してないだろう?」
ヨーテ「・・それもそうだな どれ・・・」
ナデナデナデナデ・・・
スピ「どうだ?」
ヨーテ「まぁ・・・悪くは無いな」
スピ「じゃあヨーテも耳に着」
ヨーテ「しかし着ける気にはならん」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・でわやはり私が耳に触れ」
ヨーテ「断わる とゆうか"やはり"とは何だ"やはり"とは」
なんかウサギを飼いたくなってきたw
なんだか妙に楽しいんだよなこのスレ
なんでだろw
143 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/24(土) 04:57:09 ID:EIaMBiofO
上げときますよ〜
144 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/24(土) 11:43:03 ID:ulKhZL1TO
age
つ【ペット(任意)】
置いていきますね
んじゃ漏れも
つ 【うさぎ(♂)】
つ【ラビ (状態:アンゴラ)】
つ【ナンナ】
つ【クアール】
つ【オイヨ】
>>150 ちょwwwwwwwwwww
まあやっと脱出できたわけだが
保守
153 :
【1/5】:2006/06/27(火) 00:32:49 ID:J1c2G6VV0
スピネル「・・なぁヨーテ 1ついいか?」
ヨーテ「いきなり何だ?」
スピ「朝からずっと思ってたんだが・・・今日は部屋の空気がいつもと違わないか?」
ヨーテ「お前もそう思ってたのか?」
スピ「とゆうことはヨーテもか?」
ヨーテ「あぁ よくわからないが・・そうだな "自由になった空気"と言ったところか・・・」
スピ「いい表現だな まさにそんな感じだ」
ヨーテ「我らヴィエラは風が読める まぁ空気の変化にも十分応用できる」
スピ「空気の変化とは?」
ヨーテ「湿度や香り さらに熱や音など色々とあるな 濃かったり薄かったり・・・」
スピ「香り・・・熱・・・濃い薄い・・・何かの料理みたいだな」
ヨーテ「そうか?」
スピ「ところでヨーテは肉は食べれるのか?」
ヨーテ「特に問題は無いが」
スピ「それはよかった!」
ヨーテ「何故だ?」
スピ「鍋で今ナンナの肉を煮ていたのだが・・・もしも肉が苦手だったらどうしようかと思ってな」
コトコトコトコト・・・
ヨーテ「以前も言ったであろう? 野菜はあくまでも"好んで"食すだけだとな 肉が嫌いとかでは無い」
スピ「そういえばそうだったな じゃあ他にも"ナンナ乳"や"ナンナチーズ"もあるのだが・・・食べてみるか?」
ヨーテ「・・味の方はどうなのだ? クセがあるとか 食しづらいなんて事は無いのか?」
スピ「多少個人差が出るかもしれないが大丈夫だろう 結構サッパリした味なのでな」
ヨーテ「そうか・・・ではいただくとしよう」
モグモグモグ・・・グィーッ
154 :
【2/5】:2006/06/27(火) 00:33:23 ID:J1c2G6VV0
ヨーテ「・・・」
スピ「・・どうだ?」
ヨーテ「・・悪くは無いな 確かにクセも無く様々な味付けに合いそうだ」
スピ「だろ? 私達ガリフは毎朝一杯の乳と一切れのチーズを食しているからな」
ヨーテ「そうなのか?」
スピ「だが調子に乗って食べ過ぎると腹を下すからな 結構危険だ」
ヨーテ「・・朝から乳製品を胃に詰め込んだらそうなるのは当たり前じゃないか?」
スピ「かもしれないな」
ヨーテ「そうか・・まぁいいが ところでこの・・・えぇと・・・ナン・・何だったか」
スピ「ナンナだ」
ヨーテ「そう! それだ!」
スピ「ナンナがどうかしたのか?」
ヨーテ「以前も聞いたがナンナとは結局何なのだ?」
スピ「だから何度も言っているだろう ナンナはナンナなのだと」
ヨーテ「そのナンナとは何なのだ」
スピ「ナンナはナンナだ ナンナ=ナンナであり ナンナ×ナンナもナンナだ」
ヨーテ「私がナンナとは何なのかを聞いているのだ」
ギャーギャー ワーワー ナンナナンナナンナナンナナンナ
ミュリン「へぇ・・・ コレがそのチーズなんですね」
モグモグ
カダル「結構いける味だろう?」
モグモグ
カダル「ヨーグルトもあってな コレもまた結構・・・」
ミュリン「たくさんあるんですねぇ〜 ところで・・・えっと・・・」
カダル「ナンナ か?」
ミュリン「そう それです! ナンナって何なんですか?」
カダル「ナンナ・・・そうだな まぁ緑色の長い体毛を持つおとなしい四足動物・・かな」
155 :
【3/5】:2006/06/27(火) 00:34:18 ID:J1c2G6VV0
ミュリン「緑色でモジャモジャ・・・確か紙が・・・」
サラサラサラサラ・・・
ミュリン「絵で描くとこんな感じですか?」
カダル「そうだな・・・少しモコモコしすぎかもしれん・・・耳も長くて少しウサギっぽいかもな」
ミュリン「下手・・・でした?」
カダル「え? いっ・・いいや大丈夫! そんな事は無いぞ!!」
ミュリン「そうですか? 良かった・・・」
カダル「・・(決して絵が下手ではないのだが・・・はたから見たらウサギっぽいな
毛が長くて・・・確かこんなウサギがいたな 何だったか・・・アン・・・思い出せん
この毛色が赤と白の組み合わせだったらあの変わった"砂"が取れるウサギに似てるかもしれん)」
ミュリン「どうかしました? 絵を見て何か考え込んでるみたいですけど・・・」
カダル「む? いや えっと・・・そうだ! この絵のウサ・・ナンナの性別は何かな と思ってな」
ミュリン「そうですね・・元気いっぱいの男の子のナンナをイメージしてみました!!」
カダル「そうなのか・・ところでこんなペットがいたら欲しいか?」
ミュリン「いえ別に これからの季節を考えるとその毛深さはちょっと・・・」
カダル「それもそうだな 見てるコチラが先にダウンしそうだ」
ミュリン「でもカダルさん達は里でペットとして飼ってないんですか?」
カダル「・・まぁな "ペット"としてよりは"家畜"として飼ってる の方が正しい表現かもしれん」
ミュリン「・・って事はやっぱ・・その・・・状況によってはいずれ殺しちゃうんですか?」
カダル「・・あぁ 自らが生きるために他の命を奪う事は少々キミには酷な事実かもしれないが・・・」
ミュリン「? 別に酷でもなんでも無いですよ?」
カダル「・・・・・・そうなのか!?」
ミュリン「だって生き物が生きるために何かを犠牲にしなくちゃならないのは自然の摂理でしょう?」
カダル「ん・・・まぁそのとおりだが・・(若いのに何と強い考えを持っているのだ・・・)」
ミュリン「確かに無意味に命を奪うのはいけないと思います アナタはこのナンナの命を無駄に奪っているんですか?」
カダル「いや それは無い 元戦士長の誇りにかけてでも無いと言い切ることが出来る」
ミュリン「そうなんですか?」
カダル「あぁ ナンナ一頭の命を奪うにあたっては毛皮も骨も全てにおいて無駄なく活用している」
ミュリン「ナンナの毛皮・・・そういえばジャハラの方の特産品・・・でしたっけ?」
カダル「質なんかは・・・そうだな "クアールの毛皮"なんかとは比べ物にならないくらい素敵だな」
156 :
【4/5】:2006/06/27(火) 00:35:00 ID:J1c2G6VV0
ミュリン「自慢の特産品ですね!」
カダル「もちろん私の衣服にも使われている」
ミュリン「そうなんですか? どこに?」
カダル「当ててみるか?」
ミュリン「そうですね・・・ココかな?」
ペタペタ
カダル「・・あのな・・・それは面だ」
ペタペタ ツルツルスベスベ
ミュリン「・・・」
カダル「・・ミュリン? 聞いてるか?」
ミュリン「え? あ! ごめんなさい あんまり聞いてませんでした・・・」
カダル「まぁかまわないが・・・そんなに面が気になるか?」
ミュリン「そうですね 触ってみたら結構ツルツルに磨き上げられててビックリです!」
カダル「そうだったか? ありがとうな」
ミュリン「あの・・・もう少し面に触らせてもらってもいいですか?」
カダル「そうだな・・・まぁいいか」
ペタペタ コンコン
ミュリン「〜♪」
カダル「・・楽しいのか?」
ミュリン「結構楽しいですね」
カダル「そうか・・・それよりも・・その・・・顔が近づきすぎてないか?」
ミュリン「そうですか? 気のせいですよ!」
カダル「・・(気のせいなのか? 弟よ・・・お前ならこの状況をどう耐え抜くのだ?)」
ナンナナンナナンナナンナナンナナンナ・・・
ヨーテ「クッ・・・このままじゃラチがあかん」
スピ「今5秒間に45回ほど"ナンナ"と言った気がする・・・」
ヨーテ「・・(いつまでたってもナンナの具体的な正体がワカラン・・・)」
スピ「・・(この無限回廊をどのように解決すれば・・・)」
157 :
【5/5】:2006/06/27(火) 00:35:49 ID:J1c2G6VV0
ジジジジジジ・・・
ヨーテ「・・ん? 空気が変わった?」
スピ「この匂い・・・コレは・・・まずい! 肉が焦げてる匂いだ!!」
ヨーテ「なっ・・えぇい何をしているのだ! 早く火を止めんか!!」
スピ「火加減を間違えたか・・・手遅れになっていなければいいんだが・・・」
ドタドタドタドタ・・・カチッ
ヨーテ「スピネル? どのような結果になってた?」
スピ「ギリギリ大丈夫なようだ」
ヨーテ「そうか」
スピ「ところでサラダの味付けなんだが・・・胡麻ダレとマヨネーズどちらがいい?」
ヨーテ「そうだな・・・じゃあ胡麻ダレの方で」
スピ「わかった」
スタスタ・・・トンッ トンッ
スピ「では食事の準備もできた事だし・・・いただくとするか」
ヨーテ「あぁ いただくとしよう」
カチャカチャ モグモグ
ペタペタ スベスベ
ミュリン「フンフフ〜ン♪」
カダル「・・(あぁ・・・私はどうすればいいのだ・・・先程よりも体全体の距離が近い・・・)」
スピネルバカスwww
159 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/27(火) 21:33:19 ID:DP6yQY9wO
カダル負けるな!
弟はなんとか耐えきったハズだからwww
しかし上は下のネタのほとんどをちょこちょこ小道具とか変えながら
リピートしてんのな
そこがまた実に楽しいw
「自由になった空気」というくらいだからオイヨ君が出てくるのかと思った。
161 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/28(水) 17:43:01 ID:ZRmg3LLRO
163 :
【1/8】:2006/06/29(木) 23:34:53 ID:h/ytHuFh0
ヨーテ「・・・」
ジ---
パラパラ・・・
ヨーテ「・・ふむ・・・ヒュムの世界にはこのような読み物があるのか・・
なるほどな・・こういった読み物を通して物を購入する事が可能なのか・・便利なものだ」
パラパラ・・・
ヨーテ「色々とあるな・・"特選!! 世界のグルメツアー!!"・・どうでもいい気もするな
ほほぉ・・地味に美味そうな物が多くあるな・・"ジャハラのナンナチーズ"・・・特産品だったのか?」
ジ---
ミュリン「姉さん何を読んでるんだろ・・アレは・・・本?
いいなぁ〜私も読みたいなぁ〜・・・・・・ココからなら本を覗けるかな?」
グググッ・・ジ---
ミュリン「・・ぉ! 結構読める! 姉さんにもバレてないみたいだし・・・やったね!」
パラパラ・・・
ヨーテ「にしてもなんと膨大な数の物が売られているのだ・・・何よりも無駄な物も多い
"あの王子様がお勧めするハイポーション" ・・別に普通ので構わんだろうが」
パラパラ・・・
ヨーテ「む? この商品は・・ふむふむ・・・確か購入方法がどこかに・・」
ジ---
ミュリン「ん? 姉さんが何か書いてる・・? なになに・・・・・・!!
へぇ〜こんなの買うんだ・・・姉さんは・・Cかな? もっと上かな?
私は・・・A・・B・・・んん〜・・・B・・だよね うん! きっとそう! 大丈夫! まだまだこれからだから!!」
ヨーテ「よし・・これで注文ができるのだな
・・にしてもこの商品・・・写真で見る限りは随分と作りが・・あれだな
ヴィエラ族の刺繍法に近い気が・・・何故だ? ・・まぁいいか」
164 :
【2/8】:2006/06/29(木) 23:35:50 ID:h/ytHuFh0
ミュリン「どうしよ・・私もアレ買おうかな・・・購入方法は・・えっと・・・」
ヨーテ「暇潰しにもう少し読んでみるか・・」
パラパラ・・・
ヨーテ「ん? コレは・・・・・・おもしろい 試しに買ってみるか」
ミュリン「よし! これで注文OKね! ・・ん? 姉さんが別の商品を・・・
・・・コレ買ったらあの人喜びそうだなぁ・・買ってみようかな」
ヨーテ「・・む!?」
ガチャリ
スピネル「ふぅ・・・いいお湯だった・・ん? ヨーテ? 何してるんだ?」
ヨーテ「瞑想とゆうやつだ・・」
スピ「ふぅ〜ん・・精神の精進だったか? まぁいいけど・・ヨーテも風呂に入ってきたらどうだ?」
ヨーテ「・・そうだな」
ミュリン「一体いつ頃に届くのかなぁ〜・・」
カダル「ミュリン? 下を覗いて何をやっているんだ?」
ミュリン「わ!? ・・あ 何だ カダルさんか」
カダル「そりゃ私以外に誰が"屋根裏"にいるのだ・・・とゆうか私じゃ不満か?」
ミュリン「いいえ! 全然不満じゃありませんよ!」
カダル「そっ・・そうなのか? ならいいんだが・・」
165 :
【3/8】:2006/06/29(木) 23:36:31 ID:h/ytHuFh0
――数日後
ヨーテ「・・ん? 扉の所に荷物が・・・届いたのか」
パタパタパタ・・・
ヨーテ「ふむふむ・・ダンボール箱に包装されてちゃんと・・ん? ・・・・・・何故二つも箱があるのだ?」
ミュリン「やだ! 私の分も下に行っちゃうんだ!! どっ・・どうしよう」
カダル「ミュリン? どうかしたのか?」
ミュリン「カダルさん!! 丁度よかった! 実はお願いが・・」
カダル「お願い?」
ヨーテ「私が頼んだのはこの箱だ・・私の名前も書いてある・・何故箱がもう一つあるのだ?
受け取り主は一体・・まぁ名前を見ればわかる事か えぇと 名前は・・・」
スピ「ヨォォテェェェェ!!」
ヨーテ「ん? スピネルか? ・・・何だ! どうかしたのか!!」
スピ「たっ・・頼む!! すぐに来てくれ!! このままでは・・あぁぁぁぁぁ!!!」
ヨーテ「? まったく・・一体何があったのだ・・・」
タッタッタッタ・・・
ガタタン
カダル「いいのか? 天井の板の一部を外して」
ミュリン「姉さんが向こうに行った今がチャンスです!!」
カダル「それで? 私は何をすればいい?」
ミュリン「とりあえずコレ持ってて下さい!」
スッ
カダル「コレは・・・ロープ?」
ミュリン「私の矢に結ばさってます!!」
カダル「そうか・・・ではコレで何をすればいい?」
166 :
【4/8】:2006/06/29(木) 23:37:03 ID:h/ytHuFh0
ミュリン「合図したら引張ってください!!」装備:アルテミスの弓
キリキリキリキリ・・・
カダル「? 何を狙ってるのだ?」
ミュリン「標的は・・・私宛の荷物!!」
ビシュンッ!
シュトンッ!
ミュリン「今です! 引張ってください!!」
カダル「・・よくわからんが・・・任せろ!!」
グィィ グィィ・・・
スタスタスタスタ・・・
ヨーテ「まったく・・・調理中に両手がふさがったぐらいで私を呼びおって」
スピ「ハハハハハ すまなかったな でも助かったよ」
ヨーテ「大体貴様は火加減が強すぎるのだ 煮込むときはもう少し弱火でだな・・」
スピ「少しでも早く出来上がるかと思いやってみたんだが・・・馴れない事はする物じゃないな」
ミュリン「戻ってきた!? カダルさん! 早く!!」
カダル「クッ・・ロープが天井部分に引っかかって・・」
ギギッ・・ギギッ・・
ミュリン「カダルさぁぁん!!」
カダル「ぅぉぉぉぉぉおおおお!!! 燃えろ! 私の中に眠る何かしらの力よ!!」
グググッ・・グッォォォォォォォン!
パシィッ
カダル「早く天井の穴を!!」
ミュリン「ハイ!!」
ガタタ・・パタン
スピ「ところでヨーテは何をしていたんだ?」
ヨーテ「私か? ・・まぁ宅配便が来てたのでな それを取りに行ってた」
スピ「宅配便? 何でだ?」
167 :
【5/8】:2006/06/29(木) 23:37:37 ID:h/ytHuFh0
ヨーテ「私が以前に注文したのだが・・・そうだ 本来なら一つのハズの宅配便が二つもあったのだ」
スピ「二つだと? 二回も注文したのか?」
ヨーテ「一回しかしておらん それで見知らぬ方の宛名を見ようとしたのだが・・・」
スピ「したのだが?」
ヨーテ「お前に呼び出されたのでな まだ確認しておらん」
スピ「そうだったのか・・それはすまなかった」
ヨーテ「まぁ今から確認をすればいい話なのだがな」
スピ「なるほどな・・・ところでその見知らぬ郵便物は何処だ?」
ヨーテ「そんな物そこにある・・・・・・ん?」
スピ「何処にも見当たらないが・・・見間違いじゃないのか?」
ヨーテ「見間違いだと? いや そんなハズは・・・しかし目の前には無いし・・・むぅ」
スピ「別にいいんじゃないか? それよりも一体何を頼んだんだ?」
ヨーテ「気になるなら開けて見ろ」
スピ「いいのか? それじゃあ・・・」
ビッ・・ビリリリリッ・・バカッバカッ・・ガサガサ・・
スピ「えぇと・・・コレか?」
スッ スッ
スピ「二つの商品か・・・片方は・・ブラシか? もう一つは黒い布・・・何だ? 広げて・・・・・・!?」
ヨーテ「ん? どうした?」
スピ「こっ・・この黒いのは・・・!!!」
ヨーテ「私が注文した胸当てだが・・何故焦っている?」
スピ「すっ・・すまん!!」
スッ
ヨーテ「別に謝る必要も無いと思うが・・・普段から私はそのような物を身に着けてるだろう?」
スピ「そりゃ確かにそうだけど・・その・・」
ヨーテ「まぁどうでもよいがな ところで・・どうだ? 似合いそうか?」
ススッ
スピ「え!? あ う・・うん 似合ってるんじゃないかな・・」
ヨーテ「貴様・・・私を直視してないな? 何だ? 照れてるのか?」
スピ「えっと いや・・そっそうじゃなくて・・」
168 :
【6/8】:2006/06/29(木) 23:38:21 ID:h/ytHuFh0
ヨーテ「まったく・・服越しに当てるだけなのにこやつは・・」
スピ「・・すまん・・・ところで 何で通販でそのっ・・胸当て・・を買った?」
ヨーテ「努力とは見えない所でする物だ」
スピ「?」
ヨーテ「形を保つとゆう努力をな・・・まぁいい こんな物も買ったのだが・・どうだ?」
スピ「ん? それは先ほどのブラシ・・・どうかしたのか?」
ヨーテ「お前にどうかと思って頼んだのだが・・」
スピ「私に? ブラシを?」
ヨーテ「確か・・"骨董品等のあまり傷つけたくない物の為にお勧めするブラシです!!"
と書いてあったから面を磨くのにどうかと思ったのだが・・・迷惑だったか?」
スピ「!! ぜっ・・全然迷惑じゃないぞ!! むしろ嬉しいくらいだ!!」
ヨーテ「・・そうなのか?」
スピ「あぁ!!」
ヨーテ「そうか・・・よかった」
カダル「・・で このダンボールには何が入ってるんだ?」
ミュリン「あ! 開けないで下さい!! その・・恥ずかしいから・・・」
カダル「そうなのか? まぁ無理には開けんさ」
ミュリン「・・(あんま言えないよね・・・姉さんと色違いの胸当てを買ったとか・・・)」
カダル「ところで・・・穴はいいのか?」
ミュリン「穴?」
ポッカリ
カダル「先ほどの矢が貫いた所だが・・」
ミュリン「やだ!? 私中身のこと考えずに撃っちゃったから・・・だいじょうぶかな?」
カダル「・・心配なら中身を見てみろ 恥ずかしいようなら私は後ろを向いているから・・」
クルリ
ミュリン「カダルさん・・」
ビビッ ビビィィィッ バリッバリリッ ゴソゴソ・・・
ミュリン「・・(よかった・・・私の胸当ては無傷だ・・・)」
カダル「・・(まだかな?)」
169 :
【7/8】:2006/06/29(木) 23:39:05 ID:h/ytHuFh0
ミュリン「・・(そうだ! カダルさんにどうかと思って"柔毛ブラシ"を買ったんだよね・・アレは・・・)」
ゴソゴソ・・・
ミュリン「!? あぁぁぁぁ!!!」
カダル「なっ・・どうした!?」
クルリ
ミュリン「ブラシの取っ手部分にヒビが入っちゃった・・・」
カダル「ブラシ? ・・本当だ 少しだけヒビが入ってるな」
ミュリン「・・クスン」
カダル「!? なっ・・何で泣くのだ!?」
ミュリン「だって・・・せっかくカダルさんにあげようと思ったのに・・ヒック・・・」
カダル「そっ・・そうだったのか?」
ミュリン「うん・・・お面を磨くのに良いかなって思ったのに・・・」
カダル「だっ・・大丈夫だから!! ヒビが入っていてもちゃんと使えるから!!」
ミュリン「でも・・・」
カダル「ホラ! ちゃんとブラシとして使えるから!! だから泣くな!!」
ミュリン「・・ホントに?」
カダル「本当だ!! だから・・なっ? 泣かなくても大丈夫だから・・な?」
ミュリン「・・よかった・・・」
カダル「・・(まさか急に泣くとは思わなかった・・・正直ビックリだ 目の前で女性を泣かすなんて言語道断
・・にしても変わった女性だ ついこの間は生物の生死について冷静に語ったと思えば
今度はブラシについたヒビで涙する・・・女性とはわからんな)」
170 :
【8/8】:2006/06/29(木) 23:39:48 ID:h/ytHuFh0
ミュリン「じゃあ・・あの・・」
カダル「ん?」
ミュリン「その・・使ってみてくれますか? どれくらい使えるのかわからないので・・・」
カダル「わかった えっと・・・こうか?」
カシュカシュカシュカシュ・・・
ミュリン「・・こうじゃないですか? ちょっと貸してください」
カッシュカッシュカッシュカッシュ・・・
カダル「なるほど 結構フィットするブラシだな・・」
ミュリン「・・♪」
カッシュカッシュカッシュカッシュ・・・
カダル「・・ん? ミュリン? ・・ミュリン?」
ミュリン「〜♪」
カダル「・・(あぁ・・・またミュリンが夢中になってる・・・)」
カッシュカッシュカッシュカッシュ・・・
カッシュカッシュカッシュカッシュ・・・
スピ「なぁ・・ヨーテ? 一応自分で出来るのだが・・・」
ヨーテ「フ いいから任せておけ」
スピ「でも・・」
ヨーテ「お前は鏡だけで面の真上や角の裏が上手く掃除できるのか?」
スピ「ぅ・・そりゃ確かにそうだが・・(ヨーテ・・色々と近いから・・!!)」
カッシュカッシュカッシュカッシュ・・・
カッシュカッシュカッシュカッシュ・・・
ミュリンキャワス(*´д`*)
GJ!!
こういうのなごむ
こんなに良スレなのになんでのびないんだろう
174 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/30(金) 14:55:41 ID:16Y8wCOnO
どうしてここのウサギさん達は男の心理を分かってくんないんだろう
ねぇw
175 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/30(金) 21:09:38 ID:OiwfpXQQO
男と女だからそれなりの差はあるだろ
176 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/01(土) 22:15:21 ID:NdyM5pdW0
ホッシュ
ガリフの素顔は コッカトリス似だ と思う俺がここに居る
ガリフの素顔は9のクイナ似だ と思う俺が(ry
179 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/03(月) 20:55:18 ID:EoSycYPHO
つ【モルボル】
とか
ヴィエラ二人にゃキツいかもしれんね
キャロットちゃんとか
カロリーヌあたりが関係してたな
カロリーヌだっけ?
181 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/04(火) 09:55:41 ID:bpbckW+zO
>>180 そ、キャロット討伐に憑いてきたのがお姉ち
ゃんのカロリーヌ
時に・・・・
ヨーテ様んトコの三姉妹以外のヴィエラって
あの無表情が怖くねーかい?
どこ見てんだかよく判らんし
182 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/04(火) 09:59:48 ID:HybBIjiLO
それも掟の一つじゃないのか?
どんな掟だよw
バシュフラスレでバッシュがフランの耳を触った件について
ヒュムと交わった報いだ
そんなひどい…
187 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/05(水) 18:57:12 ID:pR/FtkpxO
旅のヴィエラええなー
てか里抜けすぎだろwww
フランス代表のボランチにヴィエラいるぜ
朝の4時からみてみるといい
188 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/05(水) 23:11:58 ID:z6i3B1iJO
だが、里を出るのは相当たる事だ
ヨーテ「うわぁっ!!・・・」
スピ「ん?ヨーテ、どうしたんだ!」
ウニョウニョ、ウニョウニョ
スピ「モ、モルボル!?何故こんなところに!ヨーテ!大丈夫か!?」
ヨーテ「・・・」
スピ「おのれぇ・・でやっ!!」
スピ「・・倒したか。」
ヨーテ「んん・・・」
スピ「どうやら寝らされただけのようだな・・どれ、確か目覚まし時計が・・・
(・・・待てよ、寝ている今なら耳に、耳に!耳にーーーーーー!!)」
ミュリン「エスナ!」
ヨーテ「んっ・・んん・・・ん?」
スピ「!」
ヨーテ「確かモルボルが急に現れて・・・どうやら甘い息を吸ってしまったようだな・・
助けてくれたのか、すまない、礼を言おう。」
スピ「いや、困った時はお互い様だ・・・(く、くそぅ・・惜しいことをした・・・。)」
ヨーテ「どうした?何だか悔しそうな雰囲気だな。」
スピ「いや・・何でもない。」
ミュリン「・・姉さん、危なかったわね・・・。でも今のでスピネルさんに気付かれてないかしら?」
スピ「・・・(う゛〜く、くそう・・・。)」
ミュリン「あの様子なら大丈夫そうね。」
カダル「何だ?なにやら大きな音がしたようだが・・・。」
ミュリン「あっ心配ありません。」
カダル「そうか、ならいいが・・・ところでミュリン、そろそろ耳に・・・」
ミュリン「駄目です。」
携帯からなんで読みにくかったらスマソ
すまん・・・モルボルネタが被りそうなんだが投稿してもいいだろうか?
倒したと思いきや生きてたみたいな感じでおk
193 :
【1/9】:2006/07/06(木) 01:58:00 ID:914NQqWs0
スピネル「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・なぁヨーテ」
ヨーテ「まぁ待て お前の言いたい事は把握している」
スピ「そうなのか?」
ヨーテ「この倒れてるモルボルの事であろう?」
スピ「・・そのとおりだ 流石はヨーテだ」
ヨーテ「というか私も同じ疑問を持っているのだがな・・」
スピ「倒したハズなのに安心しきれないのだ・・」
ヨーテ「あぁ・・ミストが狂ってきている」
スピ「・・一ついいか?」
ヨーテ「何だ?」
スピ「ヨーテ・・顔色が悪いように見えるが・・気のせいか?」
ヨーテ「・・そう見えるか?」
スピ「あぁ」
ヨーテ「そうか・・実はまだ気分が悪くてな 空気の汚れが抜けきっていないようなのだ・・」
スピ「まだモルボルから臭気が溢れているのだろうか・・?」
ジ---
カダル「・・アレはモルボルか?」
ミュリン「大きいですよね・・」
カダル「先ほど弟が倒していたようだが・・」
ミュリン「様子が変ですよね・・・ふぅ」
カダル「・・ミュリン? もしかしてキミも体の調子が悪いのか?」
ミュリン「あ・・やっぱそう見えます? 何でしょうね・・こう・・頭がガンガンするんです」
カダル「まだ匂いが残っているのかもしれん・・あまり無理はするなよ?」
ミュリン「・・ありがとうございます」
194 :
【2/9】:2006/07/06(木) 01:58:53 ID:914NQqWs0
スピ「このモルボル・・どうしようか?」
ヨーテ「さぁな 好きにすればいいではないか」
スピ「好きにしろと言われてもなぁ・・・・・・燃やすのもありか・・」
ヨーテ「火事にならないか?」
スピ「まぁ大丈夫だとは思うが・・」
ピクピクッ・・
ヨーテ「む!?」
スピ「動いた!?」
ヨーテ「・・本当に倒したのか?」
スピ「そのハズだが・・」
ヨーテ「・・少しだけ様子をみてみろ」
スピ「わかった」
ツンツン
モワァァァ・・・
ヨーテ「!?(この悪臭は・・)」
スピ「うっ・・酷い匂いだな・・・腐ってるのか?・・動いたのは見間違いか?」
ヨーテ「おい 少し離れた方が・・」
スピ「え?」
ビクンッ!
ジュルジュルジュルジュル・・・
モワワァァァァァァン・・・
???「ルルルルルルル・・・」
スピ「コレは・・さっきまでのと違う!? まだ死んでなかったのか!?」
ドサッ
ドサッ
スピ「ん? 今の倒れる音は・・」
ヨーテ「ぅぅ・・・」
スピ「よっ・・ヨーテ!!? 大丈夫か! しっかりするんだ!!」
???「ルルルルルルル・・・」
195 :
【3/9】:2006/07/06(木) 01:59:55 ID:914NQqWs0
カダル「おい! ミュリン!? どうしたんだ!!」
ミュリン「ぅ・・・」
カダル「原因はアレか・・姿が変わってる・・ただのモルボルでは無いな」
ミュリン「・・・」
ワイルドモルボル「ルルルル・・バハァァァァァァァァ・・・」:臭い息
ブワァァァァァァァァァ
スピ「ぐぉぉ・・何と言う匂いだ・・このままでは気を失ってしまう・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「そうか・・ヴィエラ族は鼻が良く効くと言ってたな・・だから早めに気絶してしまったのか・・」
ワイルドモル「ルルルルルルル・・・」
スピ「とっ・・とにかくこのモルボルをどうにかしないとヨーテだけでなく私自身もヤバイ!
まだ面がある分耐えられるが・・さっきもヨーテが倒れこむ音が二重に聞こえたからな・・急ぐ必要があるな」
ワイルドモル「ルルルルルルル・・・♪」
ウゴウゴジュルジュル・・・
スピ「ん? なっ・・何をしている!! ヨーテに近づくな!!」
ジュルジュルジュルジュル・・・
ワイルドモル「ルルルル・・・」
ヨーテ「ぅ・・・」
スピ「その体でヨーテに・・触れるなぁ!!!」:体術
ダダンッ
ワイルドモル「ルルル・・ルル?」
ドズンッ!
ワイルドモル「ルォ!?・・ルルルル!!」:消化液
ビシュゥ
ジュゥゥゥゥ・・
スピ「くっ・・それがどうした! 離れろと言っているのだぁ!!」
ズンッ ズズンッ バキィッ
ジュゥゥゥゥゥゥ・・
196 :
【4/9】:2006/07/06(木) 02:00:39 ID:914NQqWs0
カダル「下では戦っているのか・・私も何とかしなくては・・」
ミュリン「・・・」
カダル「しかし直接手を貸すわけにもいかん・・戦士を引退したこの体でどう弟をサポートできる・・?
何かあるハズだ・・何か・・・・・・・・・そうだ!! コレならこの場所からも十分に弟をサポートできる!!」:魔法詠唱
ワイルドモル「ルルルル・・ルォォォォ!!!」:噛み付く
ズジャンッ
ガブジュルゥ・・
スピ「くっ・・右腕が!!・・このモルボル強いな・・さっきまでと違う!! どうすれば・・・・」
ジュゥゥゥゥゥゥ・・
スピ「まずい・・噛まれてる所が少しずつ溶けてきてる・・
急いで倒さなければヨーテが危ない・・」
ヨーテ「・・・」
ワイルドモル「グァジュルルルルル・・・」
スピ「有効なダメージを与える方法・・私のは威力が少ないが・・やるしか!!」魔法:エアロ
ヒュォォォォォォォ・・・バズンッ!
ビュォォォォォォォ!!!・・・ザッシュゥゥ!!
ワイルドモル「!?ル・・ルォァァァァ!!」
スピ「よし! 効いてる!!・・ん? 今の魔法は・・私が使った"エアロ"の他にもう一つ・・"エアロガ"か?」
ワイルドモル「ルルルルルル・・!!」:突進
ズジュジュジュジュジュ・・・
スピ「今はそんな事を考えている暇は無いか・・・来い!!」
ワイルドモル「ルォォォォァァァ!!!」
ズジャジャジャンッ
ガシィッ
ワイルドモル「・・ルォ!?」
スピ「ダメージを負っている今の貴様なら・・コレでどうだ!! うぉぉぉぉ!!!」:投げる
ッブォォン!!
ガッシャァァァン
ヒュゥゥゥゥゥゥゥ・・・ルォォォォォォォォォォォ・・・
197 :
【5/9】:2006/07/06(木) 02:01:17 ID:914NQqWs0
スピ「ふぅ・・・コレで大丈夫だろうか・・そうだ! ヨーテは!?」
ヨーテ「ぅぅ・・・」
スピ「ヨーテ? おい! しっかりするんだ!!」
ヨーテ「・・・」
スピ「くそっ! まだ空気が汚れているのか・・この汚れたミストをどうにかしなくては!!」
カダル「私の魔法も少しは役に立ったのか・・しかし安心は出来んな」
ミュリン「ぅ・・・」
カダル「空気が完全に汚れきっている・・面があっても辛いな 何か使えるものは無いのか・・」
ガララッ ガララッ
ヒュゥゥゥゥゥ・・・
スピ「・・やはり窓を開けただけでは無理か・・何か無いのか?」
ガサガサ ゴソゴソ・・
スピ「! コレは・・・名前からしても使えるかもしれない!!」
カダル「以前購入した物だが・・効果はあるだろうか? "キレイのミスト"・・スプレータイプか
・・まぁ使ってみなくては何も始まらないな」
スピ「いけるかもしれないな・・さぁどうなる!!」装備:キレイのミスト
シュッシュッシュッシュッシュ・・・
シュッシュッシュッシュッシュ・・・
スピ「・・(今音が二重に聞こえた気がする・・気のせいか?)」
ヨーテ「ぅ・・ぅう」
スピ「む? ヨーテ! 大丈夫か!!」
ヨーテ「ぅぅぅ・・」
スピ「まだ目覚めないか・・しかし顔色は良くなってきている・・濡れタオルでも当てておくか」
パタパタパタパタ・・・
198 :
【6/9】:2006/07/06(木) 02:01:55 ID:914NQqWs0
カダル「ミュリン? 大丈夫か?」
ミュリン「ぅ・・んん・・・・・・カダル・・さん?」
カダル「よかった・・気が付いたか!!」
ミュリン「私は一体・・」
カダル「モルボルの臭気に当てられたんだ」
ミュリン「まだ生きてたんですね・・それで どうなりました?」
カダル「下で弟が戦ってくれてな 外に放り出したよ」
バシャバシャ・・ピタッ
スピ「早く目覚めればいいのだが・・」
ヨーテ「スー・・スー・・」
スピ「寝息を立ててる・・もう安心だな」
ヨーテ「スー・・スー・・」
スピ「・・・・・・・・・(今のタイミングなら耳に触れる事ができる・・)」
ヨーテ「スー・・スー・・」
スピ「・・(先ほどはギリギリで起きてしまったから無理だったが・・今なら・・)」
スススッ・・
スピ「・・・」
ススッ・・ピタッ
スピ「・・私は何を考えているんだ さっきは純粋に寝ていたから良かったものの今は気絶した後だぞ・・
病み上がりの者の隙を突いて何がある・・私は馬鹿か?」
カダル「弟よ・・苦悩しているな」
ミュリン「ですね」
カダル「ところでミュリンは何で早めに目が覚めたのだ?」
ミュリン「んん〜・・何ででしょうね 以前人口の破魔石とかに触れて体が丈夫になったのかも・・」
カダル「そうなのか?」
ミュリン「わかりません」
カダル「そうか」
ミュリン「そうなんです・・あ! ちょっと下を見てください!」
カダル「下だと? どれ・・・む?・・・ハァ・・まったくアイツは・・」
ミュリン「フフ・・疲れたんでしょうね」
199 :
【7/9】:2006/07/06(木) 02:03:35 ID:914NQqWs0
スピ「クカー・・クカー・・」
――おい
スピ「クカー・・」
――おい! スピネル!!
スピ「む・・ん?」
ヨーテ「スピネル? 大丈夫か?」
スピ「ん・・ヨーテか!? 大丈夫だったか!!」
ヨーテ「お前のおかげだろうな・・それよりお前は? 怪我はしなかったか? 具合は?」
スピ「怪我って・・随分と心配してくれるんだな 何でだ?」
ヨーテ「実はな あのモルボルの事なんだが・・ただのモルボルでは無い事は勘付いてるな?」
スピ「まぁな 大きさと力が大分増していたからな」
ヨーテ「気を失う一瞬前に視認したのだが・・アレは"ワイルドモルボル"と呼ばれている奴なんだ」
スピ「ワイルドモルボル?」
ヨーテ「あぁ かなり高い能力をもつ太古のモルボル種でな」
スピ「だから心配してくれたのか?」
ヨーテ「・・あぁ にしてもお前一人で撃退したのか?」
スピ「いや・・多分違う」
ヨーテ「・・どういう事だ?」
スピ「よくわからないが・・私一人なら良くて相打ちだったろうな 誰かに手伝ってもらった・・そんな気がするんだ」
ヨーテ「そうか・・」
ミュリン「手伝ったって・・カダルさんですか?」
カダル「どうだろうな?」
ミュリン「教えてくれてもいいじゃないですかぁ!」
カダル「フ どうだろうな?」
ミュリン「カダルさんのケチ!」
カダル「ハハハハハハハハ!」
ミュリン「もう! 笑わないで下さいよぉ!!」
スピ「ま 特に怪我も無く撃退・・ッグ!?」
ヨーテ「・・おい貴様 その右腕を見せてみろ」
200 :
【8/9】:2006/07/06(木) 02:05:01 ID:914NQqWs0
スピ「右腕? 別に何とも無いが・・」
ヨーテ「いいから見せろ!!」
スピ「・・・」
スッ
ヨーテ「この傷は・・!!・・・貴様 何で今隠そうとした?」
スピ「何でといわれても・・いずれ治るのだからその・・余計な心配はかけないべきかと」
ヨーテ「何が"余計な心配"だ! あの毒にまみれた牙で食いかかられたのだぞ!?」
スピ「そりゃそうだけど・・」
ヨーテ「あのモルボルは通常種の数倍の毒を持っているのだ! いくら我々がヒュムより丈夫とはいえ限度を知れ!!」
スピ「・・・」
ヨーテ「今ならまだヴィエラの薬で間に合うだろうが もう少し発見するのが遅れてたら・・」
スピ「そうだったのか・・すまなかった」
ヨーテ「・・いいか? 一つだけ約束してくれないか?」
スピ「・・何だ?」
ヨーテ「私を守ってくれたのは感謝している・・だがな・・"無茶はよせ"」
スピ「だけど・・」
ヨーテ「自らの危険を顧みずに無茶に走るのはよしてくれ・・」
スピ「・・わかった」
ヨーテ「本当か?」
201 :
【9/9】:2006/07/06(木) 02:06:59 ID:914NQqWs0
スピ「といいたい所だがな・・無理だ 私は"戦士長"として仲間を助ける義務と信念がある だからその約束は・・」
ヨーテ「ならば私は"長"として仲間の安全を守る義務と信念がある」
スピ「う・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・ふぅ・・・まぁいい 貴様は頑固そうだからな・・腕を見せろ」
スピ「え? あ・・あぁ」
ヨーテ「今から薬を投与するが"覚悟"するのだぞ?」
スピ「"覚悟"?」
ヨーテ「そんだけ化膿しているのだからな 痛みに対する"覚悟"が必要なのだ」
スピ「そうなのか?」
ヨーテ「言っておくが尋常ではないからな ではいくぞ・・!!」
スピ「なっ・・ちょっと待て 今呼吸を整え」
ヨーテ「遅い!!」:ヴィエラの薬
スピ「ぁ」
トンッ
グォォォォォォォォォォォォォ!?
ヨーテ「よし・・まぁ後は30分程その痛みに耐える必要があるが」
スピ「・・・」
ヨーテ「ん? 聞いてるのか?」
スピ「・・・」
ヨーテ「気絶しているのか?・・ワケの分からぬ奴だな・・モルボルの古代種を倒したと思ったら薬で気絶か・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・フフフ・・本当に可笑しな奴だな・・・でも・・・ありがとう・・」
>>191 GJ!
わざわざ書き直したのか…余計なこと言ってスマソ
203 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/06(木) 21:08:02 ID:TtA7G4oZO
GJ!
上手い事繋げるもんだね
これで少しはヨーテと距離縮まったかな
204 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/07(金) 12:21:02 ID:o0nm4ZakO
カタン
スピ「ん?郵便受けか?」
ヨーテ「どれ、見てこよう」
後は頼んだ
ヨーテ「ん?…なっ、何!?」
スピネル「どうしたヨーテ、テレポクリスタルに弓構えて」
ヨーテ「…はぁ!(弓発射)」
ヒューン ヒューン ヒュイーン 誰クポ?
スピネル「(…最後のはモーグリ?)…何があった?」
ヨーテ「済まない…いろいろあって…というか今矢が2本あったような…」
スピネル「気のせいだろう」
ヨーテ「済まない…少しこっちに来ないでくれ…」
スピネル(どうしたんだろう…)
同時刻、天井裏では…
ミュリン「手紙?…差出人は姉さんか…どれどれ……!」
カダル「どうしたミュリン、下のテレポクリスタルに弓構えて」
ミュリン「…砕けッ!(弓発射)」
ヒューン ヒュイーン 誰クポ?
カダル「何があった?」
ミュリン「ごめんなさい…いろいろあって…
あ、少しこっちに来ないでくださいね…」
カダル「…いいが、何かあったのか?」
ミュリン、ヨーテ「「クポクポハァハァクポクポハァハァ」」
カダル、スピネル「「…何があったんだろう…」
206 :
おまけ:2006/07/07(金) 19:49:16 ID:YmXjdOAB0
フランからの手紙
『姉さん、私たちは無事脱出したわ
しかも同志が見つかったし…収穫は多いわ
さて、2つミュリンと姉さんのためにバッシュがモグ耳フードを作ってもらいました
気に入ったら着て見て。
フランより
追伸、今ヤズマットとモンブランたんたち六兄弟が闘技場に閉じ込められています
私たちもそこに居ます。テレポクリスタルで移動はできないと思うけど来れたら来て見たら?
207 :
おまけ:2006/07/07(金) 19:51:44 ID:YmXjdOAB0
フランからの手紙
『姉さん、私たちは無事脱出したわ
しかも同志が見つかったし…収穫は多いわ
さて、2つミュリンと姉さんのためにバッシュがモグ耳フードを作ってもらいました
気に入ったら着て見て。
フランより
追伸、今ヤズマットとモンブランたんたち六兄弟が闘技場に閉じ込められています
私たちもそこに居ます。テレポクリスタルで移動はできないと思うけど来れたら来て見たら?
ごめん、2重になったorz
>バッシュがモグ耳フードを作ってもらいました
30代のヒュムのおっさんのアクセサリを送りつけたら
激怒されても文句は言えないなw
なお、モーグリとヤズマットを闘技場に閉じ込めてみたの
>>125とリンクしております
211 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/08(土) 08:06:09 ID:/gSeQil4O
ワロスw
こっちのウサギさんもモーヲタなのかいなwww
亀でスマソだが、いつもネタ振りに答えてくれて有難d
文才あるって良いなー(´・ω・`)
212 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/09(日) 05:47:26 ID:5/nDOpWhO
保守
スピネル「なぁヨーテ 一つ思ったんだが・・」
ヨーテ「なんだ?」
スピ「ヒュムの食べ物に"照りマヨチキン"ってのがあるよな?」
ヨーテ「確かにあるな」
スピ「だけど"エビマヨチキン"だと語調は似てるのに何か違うよな?」
ヨーテ「そうだな・・」
スピ「だよなぁ〜・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・貴様 それだけで私に質問してきたのか?」
スピ「え? うん まぁ・・」
ヨーテ「ほぅ・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・試しに作ってみるかな "エビマヨチキン"」
ヨーテ「・・後悔するなよ?」
214 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/11(火) 01:12:02 ID:BCfxDanVO
人居なさ杉だからあげる
>>213 悪い、正直( ゚Д゚)ポカーンとなっちまった
215 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/11(火) 18:02:11 ID:N2+wF8+B0
>>213 ( ゚Д゚) …終わり?…続きは無いのか?
>>213 これはこれで味があると思うんだがw
スピネルが微妙に天然ぽくておもしろい
217 :
1/5:2006/07/11(火) 23:27:23 ID:8sZE4VC50
スピネル「――というわけで」
ヨーテ「一体何が"というわけで"なのだ」
スピ「"エビマヨチキン"を作ってみることをココに宣言しようと思う」
ヨーテ「さっきも言ったが・・後悔するなよ?」
スピ「大丈夫 私が後悔をしたのは後にも先にもあの事件のみだからな・・」
ヨーテ「事件だと?」
スピ「ん・・まぁな 自分の力量も測らずに無茶をした結果だ・・そのせいで兄さんは・・」
ヨーテ「・・なるほどな 把握した」
スピ「過去に囚われるのはいけないとは思うんだが・・どうしても思い出してしまうんだ」
ヨーテ「しかしその兄上は生きておるのだろう?」
スピ「ああ 以前"ツンデレ"にやられかけたらしいが元気と聞くからな 今は何をしているのか・・」
ポリポリポリポリ・・・
ミュリン「おやつにはやっぱり・・・野菜スティックですよね!」
カダル「結構いけるな マヨネーズにつけるのが中々・・」
ミュリン「私的にはキュウリやニンジンとかが好きなんですけど・・カダルさんはどうです?」
カダル「そうだな・・キャベツあたりがお気に入りかな」
スピ「兄さん・・」
ヨーテ「・・何故珍しく辛気臭くなっている? さきほどの目的はどうした?」
スピ「そういえばそうだったな すっかり忘れてたよ」
ヨーテ「まったく・・目的を忘れるとは・・・まだ3分と経ってないのだがな」
スピ「では早速"エビマヨチキン"の作成にとりかかるかな!」
ヨーテ「せいぜい頑張るのだな」
スピ「あぁ! ・・・ん? ヨーテは作らないのか?」
ヨーテ「応援はするが興味は無い 私は本でも読んで待ってるからとっとと作って来い」
スピ「そうか? じゃあ作ってくるよ」
スタスタスタ・・・
ヨーテ「やれやれ・・」
218 :
2/5:2006/07/11(火) 23:28:12 ID:8sZE4VC50
カチャカチャ・・・
スピ「エビは背綿を丁寧に取るとして 鶏肉はどうしようか・・"もも肉"か"胸肉"か・・・・・・悩む」
パラパラ・・・
ヨーテ「また面白そうな物があったら注文してみるかな・・あるかは知らぬが」
ポリポリポリポリ・・・
ミュリン「マヨネーズじゃなくてお塩でもまた別の味わいが楽しめますね」
カダル「そうだな 野菜の味が前面に出てくるな」
スピ「作れば多分ヨーテも食べるだろうし・・鶏肉は部位によって硬さが違うからなぁ・・一応聞いておくか」
ペラペラ・・・
ヨーテ「"お肌を助けるスーパーオイル!!"・・・胡散臭いな 一体何が"スーパー"なのか・・」
スピ「なぁヨーテ」
ヨーテ「む? どうかしたか?」
スピ「胸と足どちらの方がいいと思う?」
ヨーテ「・・何の話だ? 基本的には個人の趣味だと思うが・・」
スピ「すまない 大分省略してしまったようだ 鶏肉の事なんだが・・どちらのほうがいいと思う?」
ヨーテ「なんだ鶏肉か 蒸したりしないのなら私的には"足"を勧めるが・・まぁ好きにすればいいじゃないか」
スピ「そうか! ありがとう! 読書中に邪魔してすまなかったな!!」
スタスタスタスタ・・・
ヨーテ「読書・・コレは雑誌なのだが・・・・・・まぁいいのか」
ポリポリポリポリ・・・
ミュリン「お味噌でも結構いけますね〜」
カダル「確かに相性抜群だが・・のどが渇くな」
スピ「用意するのは背綿を取ったエビに鶏のもも肉にマヨネーズ・・・あとは味調整のための調味料各種だな
正直美味くできるか不安だが・・まぁいい 始めるか!!」
トントントントン カッチャカッチャ ジャバジャバ・・・
219 :
3/5:2006/07/11(火) 23:29:22 ID:8sZE4VC50
ヨーテ「"あの王子様がお勧めのハイポーションにボトルキャップのおまけが!!"・・・ワケがわからんな
そもそもこの王子が誰かがわからん 以前それっぽいのが里に来たが・・・・・・ん? この音・・調理を開始したのか」
ザクッザクッ バシャバッシャ・・・
スピ「♪フンフフ〜ン 朝焼けにたたずむナンナ〜 草木の息吹が大地を覆って〜♪」
ヨーテ「・・歌っているのか? 随分と楽しそうだな・・」
ポリポリポリポリ・・・
ミュリン「お酢は・・失敗でしたね」
カダル「この味はキツイかもな・・しかし残すわけにもいかん」
♪ナンナ〜ナンナ〜
ヨーテ「スピネルの奴・・まだ歌っているのか? まぁいいか」
♪ミドリノケイロ〜 ナケバフキツナヨカンガイタタマレナイ〜
ヨーテ「ところでこの歌はジャハラに伝わる歌なのか自作なのか・・わからんな」
♪カワノホトリデネテイテモ〜 セイレイニデクワシテモ〜 キョウモジャハラハ
ボサッ
ヨーテ「・・ん? 今の物が落ちる音はなんだ?」
シーン・・・
ヨーテ「歌も急に途絶えた・・・・・・何かあったのか・・」
スタスタスタスタ・・・
220 :
4/5:2006/07/11(火) 23:30:03 ID:8sZE4VC50
ポリポリポリポリ・・・
ミュリン「ぅぅ・・・ワサビが・・・」
カダル「ワサビが鼻に・・・ツーンと来る・・・」
シクシクシク・・・
ヨーテ「・・おい」
シクシクシク・・・
ヨーテ「おいスピネル 何をしているのだ」
スピ「シクシク・・・ん? ヨーテか?」
ヨーテ「変な音がしたので様子を見に来たら・・・何故泣いている? しかも体育座りで」
スピ「ぅぅ・・実は・・」
ヨーテ「実は?」
スピ「味を調整しようと塩コショウを振っていたら面の隙間から鼻に来て・・」
ヨーテ「それで?」
スピ「クシャミをしたら・・・"ボサッ"と・・」
ヨーテ「"ボサッ"・・・フライパンか? どれ・・」
コンモリ
ヨーテ「・・・・・・あぁ」
スピ「ひどい光景だろ? エビと鶏肉の上に粒子の山が完成されてる・・」
ヨーテ「確かに・・ひどいな」
スピ「まさかあのタイミングでフタが外れるとはな・・ベタといえばベタだがこれが真実なのか・・」
ヨーテ「これじゃぁ味見をする気にもならんな・・・どうする?」
スピ「捨てる訳にもいかないからなぁ・・一応冷凍保存しておくかな」
ヨーテ「それが得策だろうな」
221 :
5/5:2006/07/11(火) 23:31:19 ID:8sZE4VC50
パリポリパリポリ・・・
ミュリン「頑張ってくださいカダルさん! あとそれだけでニンジン70本分完食です!!」
カダル「グッ・・(趣旨がそれてる気がするのだが・・・)」
ミュリン「さぁ一気に! 一気に食べちゃってください!!」
カダル「・・ゴ・・ックン!!・・・・・・ゴフッ」
ミュリン「やった! 記録達成ですね!!」
カダル「腹が・・・ところで記録ってなんだ?」
ミュリン「え? ・・さぁ? なんでしょうね」
カダル「・・・」
ミュリン「・・・」
カダル「・・まぁいいか それじゃあ何かしらの記録達成の褒美にキミの耳を」
ミュリン「それはダメです」
スピ「はぁ・・・結局"エビマヨチキン"は失敗に終わったのかぁ・・」
ヨーテ「そうへこむな 結果は関係無しにお前のその努力は誉めておこう」
スピ「そうなのか?」
ヨーテ「お前は料理という形で何かを向上させようとしたのだ その心意気は認めてやるさ」
スピ「・・誉めてくれるついでに耳に触らせてもらえると有り難いのだが」
ヨーテ「貴様はその塩コショウにまみれた手を持ちながら何を言うのだ?」
スピ「あぁ・・それは失礼した」
ジャバジャバジャバジャバ・・・フキフキ
スピ「洗ってきたぞ! では耳を」
ヨーテ「去れ 誰が触らせてやると言った」
GJ!!!
ナンナの歌バロスwwww
スッピーたんモエスw
224 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/12(水) 23:07:21 ID:oNPgx6IxO
ミュリン…鬼だな…
ご機嫌で歌も歌っちゃうスピネルテラカワイスw
体育座りで泣いてるスピネルワロスwwww
やっぱガリフ族好きだわw
227 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/17(月) 00:28:14 ID:sh6nEwEU0
ホシュ
228 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/17(月) 00:39:43 ID:DiXu5F9S0
スピネル「お前達の種族も男女別のテリトリーを作っているのか」
ヨーテ「ああ」
スピネル「世継ぎはどうするんだ?」
ヨーテ「それを聞いてどうする」
スピネル「単純な好奇心からだ。お前達には無いのか?」
ヨーテ「我ら、森の民はヒュム等とは違って、きわめて理性的な種族だ」
スピネル「それでは、子供はどうする」
ヨーテ「・・・50年に一度発情期がくる」
スピネル「・・・さきほどの言葉と矛盾しているのだが」
ヨーテ「・・・」
スピネル「これも好奇心からなのだが・・・発情期は・・・」
スピネル「今年が丁度発情期に当たる」
スピネル「そうか・・・」
ヨーテ「・・・」
スピネル「・・・ヨーテ、私の顔に何かついてるのか?」
ヨーテ「・・・」
スピネル「言っておくが、わ、私に異種族との交配はせぬぞ」
ヨーテ「・・・」
スピネル「よし、今日からこのガムテープが自分の住処だ。分かったな?」
ヨーテ「・・・」
スピネル「ヨーテ、ガムテープを超えているぞ・・・ヨ、ヨーテ?」
229 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/17(月) 00:40:53 ID:DiXu5F9S0
>>228 すいません。修正版です
スピネル「お前達の種族も男女別のテリトリーを作っているのか」
ヨーテ「ああ」
スピネル「世継ぎはどうするんだ?」
ヨーテ「それを聞いてどうする」
スピネル「単純な好奇心からだ。お前達には無いのか?」
ヨーテ「我ら、森の民はヒュム等とは違って、きわめて理性的な種族だ」
スピネル「それでは、子供はどうする」
ヨーテ「・・・50年に一度発情期がくる」
スピネル「・・・さきほどの言葉と矛盾しているのだが」
ヨーテ「・・・」
スピネル「これも好奇心からなのだが・・・発情期は・・・」
ヨーテ「今年が丁度発情期に当たる」
スピネル「そうか・・・」
ヨーテ「・・・」
スピネル「・・・ヨーテ、私の顔に何かついてるのか?」
ヨーテ「・・・」
スピネル「言っておくが、わ、私に異種族との交配はせぬぞ」
ヨーテ「・・・」
スピネル「よし、今日からこのガムテープが自分の住処だ。分かったな?」
ヨーテ「・・・」
スピネル「ヨーテ、ガムテープを超えているぞ・・・ヨ、ヨーテ?」
やっべぇwww
スッピーヤバスwwww
/ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\
/(●), 、(●)V(●), 、(●)ヽ
|:::: .,,ノ(、_, )ヽ :l:::::.. ,,ノ(、_, )ヽ l_ …おっと、お邪魔だったかな?
/ ̄ ̄ ̄\. -=ニ=- ' 人::... -=ニ=- ' 丿 \
/(●), 、(●)ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ̄, 、(●)ヽ
☆ |::::..,,ノ(、_, )ヽ、,, l '' ''''' ''''' \(、_, )ヽ、,,l
│ ヽ:::..-=ニ=- ' 丿 (●), 、(●) |=ニ=- ' 丿
│ / ̄ ̄ ̄\ ,,ノ(、_, )ヽ、,, |  ̄ ̄\
│ /(●), 、(●)ヽ:::::: ヽ`-=ニ=- ' |),、(●) \
│ |::::.. ,,ノ(、_, )ヽ l::::::::::::. ノ(、_, )ヽ、,, l
│ ヽ:::. .-=ニ=-/ ̄ ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄\ニ=-' 丿
\ \__ /(●), 、(●)V(●), 、(●)ヽ_/
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/ ヽ:::..`-=ニ=- '.人:::.. -=ニ=- ' ノ
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233 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/17(月) 22:24:39 ID:FrqLJLE/O
上の様子が気になる・・・・・
229の展開がイマイチ解らないや…誰か教えてくれますか?
>>234 >>229は
スピネルが、ヴィエラはどうやって子孫を残す?と言う事をヨーテに尋ねる(男女別のテリトリーを持ち、普段会うことが無いとの事の為)
↓
ヨーテは発情期があると答える。丁度この閉じ込められてるタイミングで発情期
↓
ヨーテがスピネル凝視。身の危険を感じたスピネルはガムテープで境界線を作り棲み分けを提案
↓
その境界線を越えてヨーテ接近、さぁどうなるスピネル!?
と言う事だろ
違ったらゴメン
ウサギは人間以上に性欲強いのになあ
年中発情期だし
235さん、解釈有難うございます!
スピネル「・・・一つ聞いてもいいか?」
ヨーテ「何だ?」
スピネル「なぜ、ヴィエラの者は目が赤いのだ?まさか、な・・・」
ヨーテ「泣き続けたから、目が赤くなったとでも言いたいのか?」
スピネル「何でもない」
ヨーテ「なら、何も言うな」
スピネル「・・・それでは、もう一つ聞きたい」
ヨーテ「何だ」
スピネル「お前達は、寂しいとし・・・」
ヨーテ「死なない。くだらない事を言うな」
スピネル「・・・そうか。スマン」
ヨーテ「・・・」
スピネル「・・・寝るか」
ヨーテ「ああ」
スピネル「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピネル「・・・」
ヨーテ「・・・そっちに行ってもいいか?」
ウサギかw
最後 若干寂しいのか発情期だからなのか知らんが
人肌恋しいヨーテがカワイス
ウサギは寂しいと死ぬ、というのはガセらしい
寂しいと死ぬのはオウムで、寂しくないと死ねるのがハムスターだっけ。
243 :
238続き:2006/07/19(水) 23:37:28 ID:6HNs/rBq0
スピネル「来てもいいが、耳に触っ・・・」
ヨーテ「駄目だ」
スピネル「では、こちらも駄目だ」
ヨーテ「・・・・・・」
スピネル「・・・・・・」
(膠着状態のまま朝を迎える二人)
スピネル「もうすぐ寝るが、このガムテープは境界線となる」
ヨーテ「何が言いたい?」
スピネル「お互いの生活スペースを維持しようという事だ」
ヨーテ「もっと噛み砕いて言ってくれないか?」
スピネル「我々は、理性と知性を持った種族だ。自分の心地よい領域に入ってこられ・・・」
ヨーテ「具体的に言ってくれ」
スピネル「自分の領域に入ってこられるのは、極めて不愉快なのだ。だから・・・」
ヨーテ「お前が何を言おうとしているのかは分かるが、その主旨がわからん」
スピネル「だからな、我々は高等な人種の前に一介の男と女な訳なのだ」
ヨーテ「ようやく、建前から本題に入ったな」
スピネル「ヴィエラは、本能を理性で抑えられる極めて希少な高等種族だ。だが、お前は今・・・」
ヨーテ「発情期だと言いたいのか?」
スピネル「・・・そうだ。私もある程度なら、劣情を抑えられる。だが、お前から誘惑して来られたら、その理性も抑えられない訳だ」
ヨーテ「ほぉ・・・男女の関係になるのが恐いのか?」
スピネル「いや、その後に待っている爛れた感情に飲み込まれ、怠惰なる毎日を送ることに恐怖を感じる」
ヨーテ「ガリフ族の戦士というのは、まどろっこしいのだな」
スピネル「・・・なんとでも言え」
ヨーテ「・・・」
スピネル「寝るぞ」
ヨーテ「ああ」
スピネル「・・・」
ヨーテ「明日の朝、明確な否定をしなかった事を後悔しても知らんぞ」
スピネル「!?」
う〜む
エロスレにはならんで欲しいが・・・どうなるんだろう?
上のミュリン達がどうしてるのか気になる
やっぱ彼女も発情期なのか?
50年に一度だからミュリンはまだじゃないかな
50年に一度というのが年齢の事ではなかったとしたら…(もちろん子供は除外)。
ヴィエラは特殊なフェロモンで発情が伝染していくタイプかもしれないし。
そういやヴィエラの赤んぼって、もちろん設定では家の中で寝てるのだろうが、
どんな姿をしてるのだろう?ウサギそのものだったりして。
248 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/20(木) 03:49:21 ID:PUehsAVKO
スピネル「お前に兄弟はいるのか?」
ヨーテ「妹が二人いる」
スピネル「そうか」
ヨーテ「そう言うお前には、兄弟は」
スピネル「兄がいる。昔はよく年下の兄弟が欲しいと願ったものだ」
ヨーテ「なぜだ?」
スピネル「事ある毎に兄と比べられたり、いつも半人前扱いされたからだ。・・・だが、今では感謝している」
ヨーテ「しかし、年長者にも悩みはあるのだぞ?」
スピネル「そうだな・・・しかし、妹というのはさぞかしかわいいのだろうな」
ヨーテ「・・・そうだな」
スピネル「?」
ヨーテ「・・・」
スピネル「すまない。妹の事を思い出させてしまったな。寂しいだろう」
ヨーテ「・・・そうではない」
スピネル「?」
ヨーテ「ヴィエラは、敏感な感性を持つ。お前たちガリフの者には分からぬだろう」
スピネル「何が言いたいのだ?」
ヨーテ「もうどうでも良くなった。寝る」
スピネル「?」
非常に失礼で申し訳ないがミュリンって何才なんだ?
250ゲット!
まだ1/4だな…
フランが里を出た時にミュリンは既にいたはずだから、
少なくとも50は超…うわなにをするやめくぁwセdrftgyふじこlp;@:「」
253 :
ラーサー:2006/07/20(木) 12:31:59 ID:lByEuYVmO
>>249 アルティマニアによればミュリンは
"ヒュム換算で10代後半から20代前半"
つー事だから、実年齢で60歳前後ってとこジャマイカ?
ちなみにヨーテはヒュム換算で30半ば
フランはヒュム換算で20代後半
スピネルは実年齢が45でヒュム換算で29
だそうだ
このエロくなるかならないかの、緊張感が好き
256 :
1/6:2006/07/20(木) 15:31:08 ID:b7zS8cXa0
カサカサ・・・
ヨーテ「!!」
カサカサ・・・
カサカサ・・・
カサカサ・・・
ヨーテ「・・(この音・・やつが来たか・・)」
カササ カサカサ・・・
ヨーテ「・・(何処だ・・何処にいる?・・・来るなら来い!!)」装備:宿命のサジタリア
キリキリ・・・
ヨーテ「・・・」
スタスタ
ヨーテ「!!!」
???「ヨーテ? 何をして」
ヨーテ「そこかっ!!」
ビシュンッ!
???「ぬぉ!?」
ストンッ!
ヨーテ「よし 仕留め・・・なんだ スピネルか」
スピネル「"なんだ"は無いだろ"なんだ"は 急に矢を放たれるなんて初体験だぞ」
ヨーテ「それはすまない事をしたな・・刺さらなかったか?」
スピ「地面に刺さってるな あと1cmズレてたら右足の小指に激痛が走ってたよ」
ヨーテ「・・すまなかった」
スピ「まぁ構わないさ ところで何をしてたんだ? 敵もいないのに弓矢を構えてるなんて」
ヨーテ「え? それは・・その・・・」
257 :
2/6:2006/07/20(木) 15:32:07 ID:b7zS8cXa0
カサササッ
ヨーテ「!!」
スピ「何だ? 今の何かが走り抜けるような音は・・」
ヨーテ「・・とりあえずコレを装備しておけ」
スッ
スピ「・・コレは・・・スリッパか?」
ヨーテ「どこからどう見てもスリッパであろうが」
ミュリン「・・何でスリッパなの? 姉さん・・」
カダル「ん? どうかしたか?」
ミュリン「えぇ さっき下の方で矢を放つ音が聞こえたから今覗いてたんですけど・・」
カダル「下で何かあったのか?」
ミュリン「分かりません でも少し覗いてみてください」
カダル「どれどれ・・」
ジ----
スピ「確かに見た目スリッパだが・・何に使うんだ? というか普通のスリッパなのか?」
ヨーテ「強いて言うならエルト製のスリッパだ 本来ならこのような使い方はしないが・・この際仕方があるまい」
スピ「??」
カダル「・・何でスリッパなんだ? 弟よ・・」
ミュリン「謎ですよね」
カダル「"履く"ならまだしも"握ってる"からな あれはスリッパの本来の使い方では無い」
ミュリン「ですね でも"あえて本来の使い方をしない"としたら・・」
カダル「"別の使い方"か・・・スリッパの第二の機能・・」
258 :
3/6:2006/07/20(木) 15:32:48 ID:b7zS8cXa0
ミュリン「サブ的な機能・・」
カダル「隠されし機能・・?」
ミュリン「周囲のミストを吸い込んで・・飛ぶ? とか・・」
カダル「ふむ・・確かキミの姉さんは"エルト製"と言ってたな?」
ミュリン「言ってましたね」
カダル「ミストと深い繋がりの有るエルトで作られたというならば・・今のキミの考えも否定できないな」
ミュリン「でもエルト製のスリッパが飛ぶって話は今まで一度も・・」
カダル「だから"隠された機能"なんだろうな」
ミュリン「・・なるほど!」
スピ「・・で 私はこのスリッパで何をすればいいんだ?」
ヨーテ「静かに」
カササッ・・カサカサ・・・
スピ「! この音はさっきの・・」
ヨーテ「台所の方か・・よし 付いて来い」
スピ「??・・良くわからんが・・了解した」
スタスタスタスタ・・・
ミュリン「でも"飛ぶ"としたらどのように飛ぶんでしょうね」
カダル「そうだな・・吸い上げたミストを裏面から一気に放出だろうか・・」
ミュリン「それだとバランスとるのキツくありませんか?」
カダル「じゃぁあれだ ヒュムがよく使う"飛空挺"のようにして飛行するんじゃないか?」
ミュリン「あのリングですか? でもそんなのどこにも見当たりませんし・・」
カダル「内部に仕組まれてるのかもしれんな」
ミュリン「流石は"隠し機能"ですね」
259 :
4/6:2006/07/20(木) 15:33:36 ID:b7zS8cXa0
ヨーテ「確かここらへんだと思うのだが・・」
スピ「なぁヨーテ そろそろ目的を教えてくれても」
カサカサカサカサ
ヨーテ「!! そこか・・」
スピ「そこ? 冷蔵庫か?」
ヨーテ「・・いいか 覚悟して聞け」
スピ「え?」
ヨーテ「間も無く"やつ"はその冷蔵庫の下から飛び出してくるだろう」
スピ「敵なのか? 一体どうすれば・・」
ヨーテ「そこで先ほど渡したスリッパを使うのだ」
スピ「コレか・・どう使えばいいんだ?」
ヨーテ「やつの姿を見かけたらすかさず叩き潰せ 反射神経に頼るのだな」
スピ「かなり速いのか・・厄介だな」
カサササ・・・カサカサカサカサ
ヨーテ「来るぞ・・」装備:スリッパ
スピ「くそっ・・やってやる!!」装備:スリッパ
カササッ・・ババッ! カサササササササ!!
ヨーテ「そこだスピネル!!」
スピ「食らえ!!」
バッシィン! カサササササ・・
スピ「くっ・・逃がした」
ヨーテ「・・そこかっ!!」
バッシィン! カッササカッササ・・
ヨーテ「やはり速いな・・」
スピ「一体何なんだコイツは? 黒くて小さくて・・そして何よりも速い!」
260 :
5/6:2006/07/20(木) 15:34:17 ID:b7zS8cXa0
カササッ
ヨーテ「!! 後ろだスピネル!!」
スピ「なんだと!?」
ヨーテ「気をつけろ! 飛ぶぞ!!」
スピ「飛行機能搭載なのか!?」
カサッ・・ババァッ! ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・
スピ「!? こっ・・こいつの正体は・・!! はぁっ! はぁっ! せいやぁっ!!」
ブンッ ブンッ ブンッ ブンッ ヴヴヴヴヴヴ・・・
スピ「全然当らんだと!?」
ヴヴヴ・・ヴヴヴヴヴヴ・・・
ヨーテ「次はコッチか!」
スピ「なっ・・伏せろヨーテ!!」投げる:スリッパ
ブォンッ! ヒュゥゥゥゥ・・スカッ
ヨーテ「外すな馬鹿者!!」
ヴヴヴヴ・・ヴヴヴヴヴヴヴヴ・・・
スピ「いっ・・いかん! 今コッチに来てもスリッパが・・」
ヴヴヴヴ・・ヒュゥゥゥ スタッ カサカサカサ
ヨーテ「地に着いたぞ! 今がチャンスだ!!」
スピ「でもスリッパが・・・うぉぉぉぉぉぉ!!」:鉄拳
ブンッ
メメタァ
ドグチァ
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・なぁヨーテ・・・拭く物持ってないか?」
ヨーテ「・・今持ってくる」
261 :
6/6:2006/07/20(木) 15:37:24 ID:b7zS8cXa0
ミュリン「では"空飛ぶスリッパ"作成計画はこのような感じでいいですね?」
カダル「スピードは以前ジャハラに来た空賊が持ってる飛空挺と同じくらい・・」
ミュリン「エネルギー効率もかなり良いですね」
カダル「そうだな ところで・・」
ミュリン「何です?」
カダル「話の論点がズレてないか?」
ミュリン「そうですか?」
カダル「違うか?」
ミュリン「多分違いますよ」
カダル「・・そうか」
ミュリン「で デザインとかどうします?」
カダル「そうだな・・原型のスリッパの形はなるべく崩さないようにしておきたいな」
ミュリン「耳っぽい飾りでも付けます?」
カダル「いっそこの面のような装飾も欲しいな」
ミュリン「・・ところでカダルさん」
カダル「何だ?」
ミュリン「さっき否定しておきながらなんですけど・・やっぱズレてますね 話」
カダル「だよな」
ミュリン「ですね」
カダル「下の様子は・・・・・・む」
ミュリン「弟さんが地面に鉄拳をしたまま硬直してますね ついでに泣いてるように見えます」
カダル「一体何があったんだ・・弟よ・・」
ゴキブリ潰して泣く29歳
もうなんて言うかスッピー萌え
スピネルは立派だよ!
子供の時は平気だったのに年を重ねるごとに恐ろしくなる>黒くてすばしっこい奴
主婦暦五年だが素手でゴキブリを潰すのは初めてだ、スピネルさんあんたは偉いよ。
スッピー結婚してくれw
壁|∀゚)へ ……
壁|彡 サッ
スピネル「ふとした好奇心からなのだが」
ヨーテ「何だ?」
スピネル「ヴィエラの耳は動かす事ができるのか?」
ヨーテ「唐突だな。だが、動かすには訓練が必要だ。あいにく、私はそのような下らん訓練はしていない」
スピネル「では、触らせてくれ」
ヨーテ「断る」
スピネル「なぜだ?減るものではないだろう」
ヨーテ「断る」
スピネル「無断で人の隣で寝ていたりするお前に断られる筋合いはない」
ヨーテ「勝手に境界線を越えてくるな!私の耳にふっ・・・あんっ」
スピネル「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピネル「・・・女らしい声が出せるのだな」
ヨーテ「殺す」
スピネル「わ、私は誉めているのだぞ?」
ヨーテ「万死に値する」
スピネル「それ程、聞かれたくなかったのなら忘れよう」
ヨーテ「いや、お前が居なくなったほうが効率的だ」
スピネル「それは、お前にとってだろう。しかし、それは知的動物としては間違っているぞ?」
ヨーテ「私ばヴィエラだ。しかし、確かに感情的になるのはよくないな」
スピネル「ああ、そうだ。・・・しかし、艶がある素敵な声だった」
ヨーテ「やはり、駄目だ。殺す」
>>254 サンクス。
ヴィエラとガリフのヒュム換算時の誤差がどのくらいか分からなかったので、
ヒュム換算でもヨーテの方がスピネルより年上だと初めて知った。
>>267 やはりヴィエラの耳はせいか(ry
年齢の割に純情すぎるスピネルとヨーテに激萌え。
カダル×ミュリンバージョンもお願いしたい。
>>267 乙
わずかにスピネル生命の危機か・・・?
ヨーテエロいよヨーテ(;´Д`)ハァハァ
今日初めて
ヴィエラの耳フェチに私は成り得た
つ【うさ耳バンドとバニースーツ】
と
つ【あみタイツ】
つ【SMセット】
275 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/22(土) 08:21:39 ID:X5tu1jE6O
つ【モーグリ人形×5】
276 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/22(土) 10:56:15 ID:PbaKiBIx0
つ【迷いコカトリス】
277 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/22(土) 11:28:14 ID:ka1bBm3eO
つ【妹の相棒】
つ【一撃の矢】
スピネル「上に記述した物を全て身につけてくれないか?」
ヨーテ「断る」
280 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/24(月) 08:16:20 ID:Kq1EbSZtO
保守
エロスのせいで急に過疎ったなw
つ【コッキー】
つ【ツンデレ】
284 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/25(火) 12:08:31 ID:a1xoACGCO
保守上げ
ヨーテ「というか貴様ら エロスもほどほどにしろ」
スピネル「ん? 何か言ったか?」
ヨーテ「別に」
スピ「でも確かに聞こえたんだけど・・ホントは何を言ったんだ?」
ヨーテ「別にと言っているだろう」
スピ「教えてくれたっていいじゃないか」
ヨーテ「去れ」
スピネルがヨーテの耳をさわったことによって何が起きるか楽しみ。
職人さんまっていまつ
287 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/27(木) 10:57:35 ID:EemDY2JB0
保守
288 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/27(木) 21:12:03 ID:aPS5TXOKO
age
289 :
1/6:2006/07/28(金) 00:40:21 ID:MVVsWmQF0
ヨーテ「スピネル? ちょっと話があるのだが・・」
スピネル「ん?」
ヨーテ「いいか? 私の耳をよーく見てろ・・」
スピ「耳をか? こうか?」
ジ----
ニョニョニョ・・・
スピ「・・!?」
ニョニョニョニョ・・・
スピ「なっ・・耳が伸び・・!!?」
ニョィ〜ン
スピ「よよよヨーテ!? コレは一体何なんだ!?」
ヨーテ「さて 何だろうな?」
ニョニョニョィ〜ン
スピ「どんどん伸びてくる!!」
ニョィ〜ン ・・ガシッ
スピ「掴まれた!? くっ・・ほどけない・・」
グルグルグルグル
スピ「やっ・・やめてくれヨーテ! 私が一体何をしたっていうんだ!」
ヨーテ「さてな・・強いて言うならば・・"触れるな"と言った物に触れてしまった事か・・」
グルグルグル ガバァッ
スピ「!! フゴ・・フガグ・・! ムゴ・・!!(マズい! 口部分を塞がれた! 全然喋れん!!)」
ヨーテ「私の耳に触れた罪・・どのようにして償ってもらおうか・・」
スピ「ムゴゴ・・!・・・!!・・゙(酸素が・・!! 意識が飛・・ぶ・・・)」
・・・―――
290 :
2/6:2006/07/28(金) 00:41:31 ID:MVVsWmQF0
―――・・・
スピ「ウーン・・ウウーン・・・」
ムクリ
ヨーテ「ん・・・夜中だというのにうるさいぞスピネル・・」
スピ「ウー・・ウー・・」
ヨーテ「うなされてるのか・・? はぁ・・このままでは眠れん・・」
スピ「ウウー・・ドンドン・・ノビテ・・・」
ヨーテ「寝不足は肌にも悪いからな・・まったく・・・許せスピネル」:サイレス
シュィィン
スピ「・・・!・・!!」
ヨーテ「まだ朝日が昇るまで4時間・・・もう少し寝るか・・」
モゾモゾ スー・・スー・・
スピ「・・・・・・」
ミュリン「ナンナ・・ミドリデ・・モジャモジャデ・・・ムニャムニャ」
カダル「ミュリーン・・ソレハナンナジャナクテモルボルダー・・・クカー・・クカー・・」
トントントントン クツクツクツクツ・・・
ヨーテ「・・よし スピネル 食事ができたぞ」
スピ「・・コクリ」
ヨーテ「・・(ふむ・・スピネルは起きてからずっと黙りっぱなしだな・・何故だ?)」
カチャカチャ モグモグ・・・
スピ「モグモグモグモグ・・」
ヨーテ「・・おい貴様」
スピ「モグモグ・・モグ?」
291 :
3/6:2006/07/28(金) 00:42:34 ID:MVVsWmQF0
ヨーテ「先ほどから何も喋らないが・・どうかしたのか?」
スピ「!!・・・ゴクン」
サッサッサ サササッササ
ヨーテ「何だ? ジュスチャーか?」
スピ「コクコク」
サササッサ ササッサッサッサ
ヨーテ「えぇっと・・書く物が欲しいのか?」
スピ「!! コクコク」
ヨーテ「なるほどな・・ホレ」
カキカキカキカキ・・・
スピ「・・・」
ヨーテ「なになに・・」
"沈黙状態が解除されないんだが"
スピ「・・・」
ヨーテ「・・!(しまった・・サイレスをかけたのを忘れていた・・)」
スピ「・・・」
"私自身なんで沈黙状態なのかがわからないんだ"
ヨーテ「・・わかった 少し待ってろ」
スタスタスタ・・・
ミュリン「んん〜・・・まだ何となく眠いなぁ」
カダル「・・・」
ミュリン「ところでカダルさん それどうしたんですか?」
カダル「どうやら首を寝違えたようだ・・・」
ミュリン「あぁ〜・・だから顔が右に傾いているんですね」
カダル「まぁ薬塗ってしばらく放って置けば治るだろうから心配は無いのだが・・」
カチャッ
ヨーテ「ホラ この茶を飲め」
スピ「コクリ」
ズズ〜・・・
292 :
4/6:2006/07/28(金) 00:43:21 ID:MVVsWmQF0
スピ「・・・」
ヨーテ「どうだ? 声は出そうか?」
スピ「・・あー・・!! 凄い! ちゃんと声が出るぞ!」
ヨーテ「そうか それは良かった」
スピ「でもなんでこのお茶で声が出るんだ?」
ヨーテ「え? ・・ヴィエラに昔から伝わる茶でな ノドを癒す効能がある(・・まぁ"やまびこ草"を入れただけだが)」
スピ「へぇ〜 おかげで助かったよ! ありがとう!」
ヨーテ「・・(私の責任だからな スピネルには黙っておくか・・)」
スピ「なぁヨーテ 声も出るようになったから聞きたい事があるんだが・・」
ヨーテ「何だ?」
スピ「その・・・ヨーテの耳は伸びるのか?」
ヨーテ「・・・・・・・・・はぁ?」
スピ「ニュニュニュっと伸びたり・・するのか?」
ヨーテ「ちょっと待て 何だその唐突すぎる質問は 何処からそんな疑問が生まれたのだ」
スピ「えっと・・実は・・――」
カダル「すまんがシップとか無いか?」
ミュリン「シップですか? ん〜・・・ありませんね」
カダル「そうか・・しょうがない 自然治癒能力に任せるか」
ミュリン「カダルさん・・ちょっと見せてもらってもいいですか?」
カダル「全然構わないが・・どうしてだ?」
ミュリン「ちょっと気になっちゃいましてね えっとぉ・・」
ジロジロ・・・
ミュリン「・・多分こうやれば」
ガシッ
カダル「え? ちょっとミュリン? 何をするつもりだ?」
ミュリン「ハァッ!!」
ゴキュッ!
293 :
5/6:2006/07/28(金) 00:44:08 ID:MVVsWmQF0
カダル「!!? くっ・・首が・・!!」
ミュリン「えっと・・どうですか?」
カダル「いっ・・いっ・・!! ・・・痛くない・・?」
コキコキ
カダル「全然痛くない・・いや むしろ首が軽いくらいだ!」
ミュリン「フフフッ」
カダル「凄いな! 先ほどまで痛かった首が治ったぞ!!」
コキコキコキコキ
ミュリン「エルトで教えてもらった技なんですよ あっ! でもあんまり動かしすぎると」
コキコキコキ ゴキィッ!
カダル「ぐ・・おぉぉぉぉ・・・!!」
ミュリン「・・もしかして言うの遅かったですか?」
スピ「――・・という夢を見たわけなんだ」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・プッ」
スピ「お?」
ヨーテ「プッ・・クククク・・!! アッハッハッハッハ!!」
スピ「なっ・・なんで笑うんだ?」
ヨーテ「いや・・先ほど真剣に"耳が伸びるのか"だなんて聞いてきた理由がこんな"夢"だなんて・・!」
スピ「結構怖かったんだぞ?」
ヨーテ「しかも怖いと来たか・・だからうなされていたのだな・・」
スピ「口を塞がれた時なんて本当の感覚のように声が出なかったし・・」
ヨーテ「・・(あぁ サイレスだな)」
スピ「しかしなんであんな夢を見たのか・・」
ヨーテ「・・夢の中の私は貴様がその夢を見た"理由"を言ってなかったのか?」
スピ「え? ・・もしかしたら言っていたかもしれない・・」
ヨーテ「恐らくはそれが原因だろうな」
スピ「ぅ・・そうなのか・・・でも夢の中のヨーテは何か怒ってたんだよなぁ・・」
ヨーテ「夢の話であろう? あまり気にするな」
294 :
6/6:2006/07/28(金) 00:45:17 ID:MVVsWmQF0
スピ「その方がいいのか・・でも何だろうなぁ 悪い事をしたような気がするんだよなぁ」
ヨーテ「にしても・・ここまで自分の見た夢を語る者なんて久しぶりに見たな」
スピ「そうか? 夢は怖い時もあるけど楽しい時もあるからな!」
ヨーテ「・・随分とロマンチストな奴だ・・まぁ 私ならそのようなくだらん夢など見ないだろうがな」
スピ「本当か?」
ヨーテ「本当だとも」
―――その夜
スピ「う〜む・・」
ヨーテ「ん? どうかしたのか?」
スピ「いや・・なんか面の具合が良く無くてな しっくり来ないんだ」
ヨーテ「どれ 少し見せてみろ」
スピ「でも何で急に具合が・・」
ポロッ
スピ「ぁ」
ヨーテ「何だ? マヌケな声を出して・・・・・・!!!」
――ガバァッ
ヨーテ「ハァ・・ハァ・・・夢か・・」
スピ「スピー・・スピー・・」
ヨーテ「・・今の夢は・・こいつの面が外れる夢・・」
スピ「スピピー・・スピー・・」
ヨーテ「・・(本当に夢だったのか・・?)」
ツンツン
スピ「ン・・ウーン・・」
ゴロン
ヨーテ「・・ま 外れるわけ無いか」
スピ「スピー・・スピャラー・・」
ヨーテ「寝るか・・おやすみ スピネル」
スー・・スー・・
スピー・・スピー・・
カダルの痛みがすごいわかるから困る
「沈黙状態が解除されないんだが」
ワロスwwwgj
ちょっと気になったんだが・・・
ガリフってメシ食うときってどうやって食べているんだろ・・・?
お面があるからさ(;´Д`)
よく読め夏厨
ヨテ「300get!!・・・・・・・・・・ハッ!?何を言っているのだ?」
スピ「???・・・・・いや、そう言われてもなぁ」
2ちゃんねらか、ヨーテさんは…
フランのお姉さまですから
303 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/31(月) 08:02:17 ID:A5671Pt8O
あげ
304 :
1/4:2006/08/01(火) 00:29:44 ID:IIO60yW00
ザババババババババ・・・キュッキュッ
スピネル「ヨーテ 風呂が沸いたぞ」
ヨーテ「そうか」
スピ「・・いや "そうか"とだけ言われても・・・どうする? ヨーテから入るか?」
ヨーテ「私は後で構わん」
スピ「いいのか?」
ヨーテ「全然構わんぞ 私は半身浴で時間がかかるのでな」
スピ「なるほど それじゃあ先に入らせてもらうよ」
スタスタスタ・・・
ヨーテ「・・(そういえば洗顔はどうやっているのだ? 面を外すのか?)」
ミュリン「カダルさん? ちょっといいですか?」
カダル「どうかしたか?」
ミュリン「その・・・ガリフの人ってお面を着けてますよね?」
カダル「そうだな」
ミュリン「それで・・洗顔とかはどうしているんですか?」
カダル「・・知りたいか?」
ミュリン「ぜひとも!」
ザァァァァァァァ・・・
スピ「今の時期は汗かくからなぁ・・髪も念入りに洗わないと・・・ついでに角も洗うか!」
パラパラ
ヨーテ「そろそろこの雑誌にも飽きてきたな・・・新しい刊とかは無いのか?」
ゴソゴソ・・・バサッ
ヨーテ「フッ 探せば有るものだな なになに・・・"夏のグルメ特集!!"か・・・まぁいい」
カダル「ミュリン・・・どうしても知りたいのか?」
ミュリン「・・はい!」
305 :
2/4:2006/08/01(火) 00:31:20 ID:IIO60yW00
ザァァァァァ・・ゴシゴシゴシゴシ・・・
スピ「♪フンフフ〜ン ガリフの旅人〜 野を進む〜♪」
ペラペラ
ヨーテ「"夏限定! レモンポーション!!"・・普通のポーションで構わんだろう」
♪イマ〜コキョウヲタビダチ〜 ノヲススム〜
ヨーテ「・・む? また歌っているのか・・今度はナンナでは無いのだな」
♪ソノケツイヲムネニヒメテ〜 ノヲススム〜
カダル「そうか・・・それでは教えてあげよう よく聞けよ?」
ミュリン「・・・」
カダル「まずはホースを用意してだな 水が出るようにするんだ」
ミュリン「ホースと水・・ですか」
カダル「そしてそのホースを面の目元から少し入れてだな・・」
ミュリン「・・それで?」
カダル「水を一気に流し込む!!」
ミュリン「えっ・・えぇーっ!?」
カダル「そうすると鼻部分や他の面の隙間から水があふれ出てな・・」
♪ソノリョウウデデミチヲキリヒラキ〜 ソノリョウアシデダイチヲフミシメ〜
ヨーテ「・・地味に良い声で歌うのだな まぁどうでもいいか」
♪タビビトハ〜ヤガテソノメデ〜ミタコトノナイ
ギャァァァァァァァァァ!!
ヨーテ「!? 叫び声・・何があった!!」
タッタッタッタッタ・・・
306 :
3/4:2006/08/01(火) 00:32:45 ID:IIO60yW00
カダル「面のあちこちから水があふれ出る光景はまさに地獄絵図で」
ミュリン「それって・・本当・・なんですか?」
カダル「ウソだ」
ミュリン「・・へ?」
カダル「ウ・ソ・だ」
ミュリン「・・・」
カダル「・・・」
スピ「ぬぉぉぉぉぉぉ!!」
ゴロゴロゴロゴロ ドンガラガッシャン
ガラララッ
ヨーテ「スピネル! どうした!!」
スピ「・・・が・・」
ヨーテ「え? 何だって?」
スピ「め・・メ・・目・・・目がぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」
ゴロンゴロンゴロンゴロン
ヨーテ「落ち着けスピネル ゴロゴロ転がるな」
スピ「へぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!」
ヨーテ「・・・」
キュッキュッキュ ザァァァァァァァァァァ
ヨーテ「食らえ!」
ザッパァァァァァァァァァァ
スピ「!? ップオゥォォガッゴポァ!?」
ヨーテ「・・どうだ?」
スピ「ゲッホゲッホゲッホ・・・ん? おぉ! 目がちゃんと開く!! ありがとうヨーテ!!」
ヨーテ「さしずめ"シャンプーが目に入った"であろう?」
スピ「な 何でわかった!?」
ヨーテ「まぁ直感だがな それからもう一つ・・」
スピ「うん?」
ヨーテ「私自身まだ焦点を合わせていないから見てないが "要所"はきちんと隠しておくのだな では」
ガラララッ
スピ「へ? 要所? 一体何のこ・・・・・・・・・!!!」
307 :
4/4:2006/08/01(火) 00:33:34 ID:IIO60yW00
ミュリン「ウソをつくなんて酷いじゃないですか! リアルに想像しちゃいましたよ!!」
カダル「ハハハハ! すまんすまん」
ミュリン「まったくもう・・・」
カダル「でも今の話は実体験なんだ 以前私が実際にやった事でな 危うく溺れかけたよ」
ミュリン「命からがらですか?」
カダル「そうなるな」
ミュリン「地上で溺死体験?」
カダル「ギリギリだったがな」
ミュリン「ギリギリかぁ・・・それじゃあ本来ならどうやって・・・」
カダル「う〜む・・・正しい方法は・・教えられないな」
ミュリン「どうしてもですか?」
カダル「気が向いたら教えるかもしれないが・・・まぁ今は教えられないな」
ミュリン「・・カダルさんのけちっ」
カダル「・・フッ」
要所って顔なのか、…なのかわからないwwwww
いい声で歌うスピネルかわいいよスピネル
この前のナンナの人かな?ごちそうさまです本当このスレ大好き!
309 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/01(火) 05:23:43 ID:emSdEl8KO
>>304-307 GJ!
スピネルの唄がまたらしくて良いねw
焦点合わせない技で要所wを見ないようにするヨーテもワロスw
ここで素朴な疑問
ヨーテ達ヴィエラはどういうふうに髪を洗ってんのかな、と
上手く下を向いて流すとお湯が耳に入らないのかね?
もしかしてウサミミカバ……
………なんでもない
310 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/02(水) 22:28:00 ID:kFHkUoRLO
age
311 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/02(水) 22:39:18 ID:bPvbfcUXO
ヨーテ「カメダコウキマジウザス」
スピ「……」
ヨーテ「ち、違うぞ!変な電波が耳にきただけなんだからねっ!!」
スピ「……耳触ってもいいで」
ヨーテ「去れ」
・・・ツンデレ口調? おいおいw
313 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/03(木) 17:09:41 ID:2zEil+j5O
上げとこう
この職人さんの作詞のセンスは神だなw
もしかしてバッツギルガメッシュ職人さんと同じ人だろうか?
あの歌詞も最高だった……
ナンナ〜♪
ノヲススム〜♪
スッピーたんテラ萌エス
ガリフはあのお面で暑さ対策どうしてんだろ?
319 :
26:2006/08/06(日) 19:11:30 ID:opbZJl9S0
面積が広くなって逆に温度が下がりやすくなってんじゃない?
つか汗垂れ流すスッピーをイタダキマス
どこからか迷い込んだギーザラビット(♂)
すったもんだの末に飼う事になったが、時折顔を赤らめ潤んだ目でギ
ーザラビットを見つめるヨーテとミュリン(要するに少し発情して
るんですw)を不思議そうに見るスピネル&カダル&ギーザラビット
ってのを思い付き、SSにしようとしましたがオイラには文才があり
ませんでした(;´Д`)
職人さん、気が向いたらでいいんで上手い事まとめてくれないでしょ
うか・・・・
322 :
1/5:2006/08/08(火) 01:36:18 ID:GggxP0cQ0
ジリジリジリジリ・・・
スピネル「・・暑いな」
ヨーテ「・・・」
スピ「夏は毎年来る物だが・・やはり馴れん・・・何故こんなに暑いんだろうな・・」
ヨーテ「それ以上"暑い"と言うな・・余計暑く感じる・・」
ジリジリジリジリ・・・
カダル「フゥ・・屋根裏は特別暑いな・・」
ミュリン「暑いというよりも熱いですよね」
カダル「蒸される感じだな 暖かい空気は上に行くというのが実感できるよ」
ミュリン「ハァ・・こんな事言うのもなんだけど少しだけエルトが恋しいです・・」
カダル「私もだ・・ジャハラの河で水浴びがしたい」
スピ「暑さを打開する方法・・やはり行水が一番なのか」
ミュリン「エルトに居た頃はこのように暑さに悩む事もなかったのだがな」
スピ「そうなのか?」
ミュリン「無数に生える木々は日光を遮り涼しい風をよく通す・・・故に暑さで悩む事はあまり無かった」
スピ「いいなぁ・・ ジャハラには高く伸びる大木があまり無いからな・・せいぜい河に浸かるくらいしか・・」
シャクシャクシャクシャク
カダル「夏といえばコレだな」
シャリシャリシャリシャリ
ミュリン「コレが"かき氷"・・初めて食べたけどとても美味しいですね!」
カダル「生きる上で大事なのは機転を利かすこと・・か」
ミュリン「でもカダルさんナイスアイディアですよ! ブリザドで氷を作り出すなんて!!」
カダル「そうか? 先ほど急に閃いてな 魔法を使えてよかったとつくずく・・・・!!?」
ミュリン「ん? どうかしました?」
カダル「くぅぅ・・頭が・・・!!」状態異常:頭痛
323 :
2/5:2006/08/08(火) 01:37:15 ID:GggxP0cQ0
スピ「さて・・この暑さをどうしのごうか」
ヨーテ「確か冷蔵庫に飲み物があったな・・ポーションだったか・・」
スピ「・・よし! 取ってこよう!」
ヨーテ「すまないな」
スタスタスタスタ・・・
ヨーテ「・・・ん?」
トテテテ・・トテテテ・・ ガサガサ・・ゴソゴソ・・
ヨーテ「・・何かいるな」
ガチャッ
スピ「確かにポーションが冷えてるな まるでラムネのようだ」
パタンッ
スピ「ふむ・・このビンのまま出すのもつまらないな コップにでも移して持っていくか・・」
トクトクトクトク・・・
スピ「あとは氷を浮かべて・・っと」
ポチャン ポチャン
スピ「うむ! 綺麗な青色だ! ・・コレが噂のブルーハワイという色か? では持っていくか!」
スタスタスタスタ・・・
シャリシャリ・・シャクシャク・・
カダル「ぐぬぬぬ・・また頭痛が・・!!」
ミュリン「急いで食べるからじゃないですか?」
カダル「恐らくはそうだろうな・・ミュリンも気をつけることだ かなり痛いからな」
ミュリン「私はカダルさんと違って急いで食べませんからね! そう簡単には・・・・・・!!」
カダル「そう簡単に・・何だ?」
ミュリン「・・イタタタタ・・・」
カダル「やれやれ・・」
324 :
3/5:2006/08/08(火) 01:38:19 ID:GggxP0cQ0
スタスタスタスタ・・・
スピ「冷え冷えのポーションをお持ち致しました」
ヨーテ「すまなかったな」
スピ「ぬるくならないうちに飲んでく・・・・・・」
???「・・キュ?」
ヨーテ「どうかしたか?」
スピ「・・キャピトゥーン?」
ヨーテ「あぁコイツか 先ほど部屋の隅で発見したのだ」
スピ「ふ〜ん でも何でこの部屋にキャピトゥーンが・・いや ギーザラビットだな」
ギーザラビット「キュ!」
ヨーテ「どのような方法でこの部屋に舞い込んだのは知らぬが・・左足を怪我しているようでな」
スピ「怪我だと?」
ヨーテ「怪我でもなければ窓から放すところだが・・どうする?」
スピ「どうするって言われてもなぁ・・とりあえずポーション飲むか? ほれ 私のをやろう」
ギーザ「キュ! キュ!」
クピクピクピクピクピクピクピクピクピ・・・
ギーザ「・・キュ!!」
スピ「物凄い勢いで飲み乾したな」
ヨーテ「よほどのどが渇いていたのだろうな」
スピ「にしても怪我か・・ほっとけないな」
ヨーテ「・・一つ案があるのだが」
スピ「なんだ?」
ヨーテ「コイツの事・・怪我が治るまで飼うのはどうだ?」
スピ「全然構わないぞ」
ヨーテ「・・!」
スピ「ん? 何だその意外そうな顔は?」
ヨーテ「いや・・普通は少し迷わないか? 急に飼うかどうかを決める時は・・」
スピ「さぁ? でも怪我をしているのだから外に帰すわけにもいかないだろ?」
ヨーテ「・・スピネルは優しいのだな」
325 :
4/5:2006/08/08(火) 01:39:10 ID:GggxP0cQ0
カダル「かき氷にはこのナンナの乳から作った練乳もいけるぞ」
ミュリン「くどくない爽やかな甘味が口の中に広がりますね!」
カダル「だろ?」
ミュリン「・・ん? 下で何かやってますね」
カダル「弟がまた何かやらかしたか? あいつは幼い頃からドジを踏みやすいから・・」
ミュリン「いえ 違うみたいですよ ・・うさぎ?」
ジ----
カダル「アレは・・・ギーザラビットと呼ばれるキャピトゥーンだな」
ミュリン「へぇ〜 フワフワしてて可愛いですね」
カダル「おとなしい種類でな オズモーネではオズモヘアだなんて呼ばれている」
ミュリン「カダルさんって物知りなんですね!」
カダル「え? そうか? 照れるな・・」
スピ「でも飼うといってもいつまで飼うんだ? ずっとか?」
ヨーテ「怪我が治ればすぐにでも野に放すさ コイツは野生のモンスターだからな」
スピ「それが得策だな」
ヨーテ「この傷だ 見る限りそう長くかからないだろう」
ギーザ「・・キュ? キュ!」
ピョイン ガバッ
スピ「うぉ!? 急に飛びつくな!」
ギーザ「キュ! キュ!」
ガサゴソガサゴソ
スピ「だぁぁぁぁ!! あまり面をいじくりまわすな!! うぉっ ちょっ やめ・・」
ギーザ「キュ〜♪」
ドタバタドタバタ
ヨーテ「フフッ どうやらスピネルの面が気に入ったようだな」
スピ「わっ 笑っていないでコイツを取ってくれ!! ぬわぁぁぁぁ!!」
ヨーテ「まったく・・」
ベリッ
ヨーテ「ほれ 取ったぞ」
ギーザ「キュ?」
326 :
5/5:2006/08/08(火) 01:40:03 ID:GggxP0cQ0
スピ「ハァ・・ハァ・・怪我をしているのにここまで動くとは思わなかった・・」
ヨーテ「ポーションが効いたのかもな この調子ならすぐに治りそうだ」
スピ「かもな ところで呼び名はどうする? 一応決めておくか?」
ヨーテ「いや 変に決めると愛着が湧くからよした方がいいだろうな」
スピ「それもそうか・・でも呼ぶとき特定しにくくないか?」
ヨーテ「好きに呼べばいいだろう 私は面倒だから"ギーザ"と呼ぶがな」
ギーザ「キュ」
スピ「ギーザ・・か」
カダル「ギーザ・・か」
ミュリン「さすが姉さん・・無駄が無い」
カダル「まぁ呼びやすそうだがな "ラビ"とかだとありきたりだろうし」
ミュリン「・・(でも姉さんが同族以外の生物に興味を持つなんて珍しいな・・やっぱ怪我をしているからかな?)」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「・・・」
ジ----
スピ「・・? どうしたヨーテ? さっきっからずっとギーザを見つめてるけど・・」
ヨーテ「・・コイツ・・オスか」
スピ「オスなのか? 私には全然わからんが・・よく分かったな」
ヨーテ「・・私にも何でコイツがオスだと分かったのかが分からん」
スピ「勘か? でも本当にオスのようだがな」
ギーザ「キュ?」
スピ「どれギーザ ちょっと来い ウサ耳カバーを着けてやろう」
ギーザ「キュ!? キュキュキュゥ!!」
スピ「ん? 嫌なのか? まぁ蒸れるもんな そりゃ嫌だ」
ヨーテ「・・(何で私はコイツがオスだと理解したのだ? ・・わからん)」
カダル「なにやら姉さんが苦悩しているな」
ミュリン「そうみたいですね」
カダル「・・何故だ?」
ミュリン「・・さあ?」
そ、そんなまさか
某スレにいたラビなのかなぁ・・・
>>328 あれはフォーチュンラビ
こっちはギーザラビット
330 :
321:2006/08/08(火) 19:41:39 ID:oh412Ok9O
おお!職人さんありがとう!!
かき氷のお約束ネタも楽しいわwやっぱ上手い人は違うなー
頭がキーンとなったミュリン(*´∀`)カワエス
ヴィエラのオスってまさか…なネタ?
ヴィエラはフタナリってのがあったな。
なにそれ?
ギーザの定位置はスピネルの頭の上になる気がする
面の模様は兎を虜にするまじないだったりしてw
ちょwwwそれヴァンのレイプスレwww
ミュリンとヨーテはギザールの野菜も食える・・・・・・!!
はず
あーしゃんスレと間違えた。。。。。_| ̄|○
罰としてスピネルの胸像鉛筆画を投稿しろこの野郎
ていうか誰でもいいから投稿してガリフ
342 :
1/7:2006/08/14(月) 00:33:44 ID:ZBy6Ep+e0
スピネル「気がついたら三分の一が終わったのか・・・」
ヨーテ「何がだ?」
スピ「いやな 閉じ込められてから33%が過ぎたんだなぁ・・・と」
ヨーテ「以前10%が過ぎた時にも似たような事を言っていたな」
スピ「まぁな その方が脱出までの目安として分かりやすいだろ?」
ヨーテ「・・それもそうか」
アスダル「なるほど 残り三分の二で脱出なのか」
ミュリン「10%の時には私たちはまだ出演したばかりだから実感が無かったんですよね」
アスダル「そうだったな」
ヨーテ「残りは三分の二・・まぁ66%か」
スピ「だな」
ヨーテ「やれやれ・・まだ今までの倍の時間を貴様とすごす必要があるのだな」
スピ「そう言うな それに今は私だけじゃなくギーザもいるじゃないか」
ヨーテ「・・そういえばギーザは何処だ?」
スピ「・・さぁ?」
ミュリン「やっぱアレですか? 記念に何かやっときます?」
アスダル「三分の一突破記念か・・・」
トテトテトテトテ
アスダル「何がいいか・・・うん?」
トテトテトテトテ
ギーザ「キュ!」
ミュリン「あれ? 何でココにギーザがいるの?」
アスダル「私たちの気配でも感じて来たか?」
ギーザ「キュ?」
スピ「ギ〜ザ〜! 何処だ〜!」
ヨーテ「ほうっておけ もしかしたら寝ているのかもしれん」
スピ「だとしたら起こすのは悪いか・・ でもそろそろ包帯を取り換えてやらないと・・」
343 :
2/7:2006/08/14(月) 00:34:28 ID:ZBy6Ep+e0
アスダル「む? ギーザとやら ちょっと来なさい」
ギーザ「キュ?」
トテトテ
ミュリン「どうかしました?」
アスダル「・・包帯が少し汚れているな」
ミュリン「そういえば左足を怪我しているんですよね 包帯使います?」
アスダル「あぁ すまんがそこにあるのを取ってくれ」
ギーザ「キュ」
クルクルクルクル・・ファサァ
アスダル「ふむ・・変わった傷だな 少し化膿している」
ミュリン「痛そう・・」
ギーザ「キュー」
アスダル「・・っと あまり空気に触れさせるのも良くないな 消毒はマキロンでいいか」
ミュリン「アスダルさん 今日はマキロンがありません」
アスダル「切らしているのか? しょうがないな・・そこにアルコールは無いか?」
ミュリン「アルコールですか? ん〜・・・」
ゴソゴソ
ミュリン「・・ん? これかな?」
【ビュエルバ魂】
ミュリン「・・・」
アスダル「・・・」
ギーザ「・・・」
ミュリン「・・えっ・・とぉ・・」
アスダル「・・まぁいいか それで消毒しよう」
ギーザ「キュ!?」
ミュリン「大丈夫なんですか!?」
アスダル「特に問題は無いだろう では・・」
チャカチャカ テキパキテキパキ クルクルクルクル キュッ
アスダル「一丁あがりだ!」
344 :
3/7:2006/08/14(月) 00:35:16 ID:ZBy6Ep+e0
ミュリン「流石アスダルさん 手馴れてますね」
ギーザ「キュ〜」
アスダル「弟は昔っから怪我をして帰ってくる事が多かったからな 多分そのせいだ」
ミュリン「へぇ〜」
ギーザ「キュ・・キュ!(ペコリ」
アスダル「ふっ 礼などに及ばんさ」
ギーザ「キュ! キュ!」
トテトテトテトテ
ミュリン「お大事にね〜」
トテトテトテトテ
アスダル「・・行ったのか?」
ミュリン「えぇ アスダルさんに包帯巻いてもらって嬉しそうでしたよ」
アスダル「そうか 早めに傷が治ればいいのだがな・・」
トテトテトテトテ
ギーザ「キュ!」
スピ「お! 何処に行ってたんだ?」
ギーザ「キュ〜」
ヨーテ「まぁ何処でも構わんがな」
スピ「行ける所も限られてるしな」
ヨーテ「ところでスピネル? 包帯を換えてやるんじゃないのか?」
スピ「そうだったな ほれ ちょっと来い」
トテトテトテトテ
ギーザ「キュ?」
スピ「今包帯を換えてやるか・・・・・・あれ?」
ヨーテ「どうかしたのか?」
スピ「包帯が新しくなってる・・?」
ヨーテ「ふむ・・そのようだな」
スピ「・・何でだ?」
ヨーテ「既に取り換えていた事を忘れているのではないか?」
ギーザ「キュー」
345 :
4/7:2006/08/14(月) 00:36:21 ID:ZBy6Ep+e0
スピ「う〜ん・・ そうなのかな?」
ヨーテ「それ以外には考えられぬだろう 私はやっていないのだからな」
スピ「でも・・」
ヨーテ「・・ふぅ・・細かい事を気にする男だな 結果的に包帯は新しくなっているのだから良いであろう?」
スピ「・・そうだな 包帯が新しくなっていて損する事は無いもんな」
ギーザ「キュ!」
スピ「にしても若干お酒の匂いが・・・・・・!!」
ヨーテ「何だ? まだ何かあるのか?」
スピ「い いや・・何でも無い」
ヨーテ「そうか」
スピ「・・(この包帯の巻き方・・何処かで見た記憶がある・・自分の知ってる誰かが・・・気のせいか?)」
ギーザ「キュ?」
スピ「んん〜・・・・・・ま いっか」
ヨーテ「何がだ?」
スピ「いや別に」
ヨーテ「そういえばどうするのだ?」
スピ「え?」
ヨーテ「お前の事だからまた"記念"とか言って何か行うと思ったのだが・・違うのか?」
スピ「いや! 是非やろう!!」
ヨーテ「何をする? 料理でも作るか?」
スピ「それもいいがな やはり記念として心に残る物が必要だな」
ヨーテ「案があるのか?」
スピ「それはだな・・・」
ヨーテ「それは・・・?」
ギーザ「キュ・・・」
スピ「私がヨーテの耳にふ」
ヨーテ「却下」
スピ「ぅ・・しっ しかし残りの三分の二の生活を乗り切るためにも耳に」
ヨーテ「去れ」
346 :
5/7:2006/08/14(月) 00:37:30 ID:ZBy6Ep+e0
アスダル「やれやれ・・弟はあれしか言う事が無いのか」
ミュリン「もはや習慣になりつつありますね」
アスダル「じゃあこっちはこっちで私がミュリンの耳に」
ミュリン「駄目です」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
ギーザ「・・・」
スピ「きょ・・」
ヨーテ「・・?」
スピ「強行手段だ!!」
ガバァッ
ヨーテ「・・ふん」
スカ
スピ「おろ? 消えた?」
ヨーテ「相手の特徴的な部分に興味があるというならば・・」
スピ「!!(後ろか!?)」
ガシッ
スピ「!?」
ヨーテ「今回は貴様の素顔を見るというのはどうだ? 記念になるぞ?」
スピ「え・・ちょ・・タンマ・・」
ヨーテ「待つと思うか?」
スピ「いや そりゃ確かにさっき私は強硬手段をとったけれども」
ヨーテ「じゃあ文句は無いな ギーザ?」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「前から手伝え」
ギーザ「キュ!」
スピ「ちょっと待て! 何でタッグを組んでるんだ!!」
347 :
6/7:2006/08/14(月) 00:38:29 ID:ZBy6Ep+e0
ヨーテ「せーの・・っ!!」
ギーザ「キュッ!!」
グイッ
ギリリリリリリリリ
スピ「あだだだだだだだだだ!!」
ヨーテ「上手く取れんな・・」
スピ「だ・・だからガリフの面は特殊な作りでなかなか外れないんだって以前」
ヨーテ「体制が悪いのか・・? どれ・・」
スッ
ヨーテ「この体制で・・はぁっ!!」
グイッ
スピ「いだだだだだだだだだ!!」
ヨーテ「耐えろ」
スピ「耐えれないから叫んでるんですってばぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
グイグイ グイグイ
フニュリ
スピ「!!?(この背中に触れてる妙に柔らかい二つの感覚は・・まさか!!)」
ヨーテ「・・(本当に外れぬ・・次に力をいれて取れなかったら諦めるか・・)」
スピ「よっ・・よよヨーテ? あの・・背中にむ・・むむむむむ胸」
ヨーテ「ふんっ!!」
グィィィィィィィィッ
ギリギリギリギリギリギリギリ
スピ「いだだだだだだだーっ!!!(顔が痛くて背中が柔らかいってどういう状況なんだ!? どうなんだ私ー!!)」
348 :
7/7:2006/08/14(月) 00:39:45 ID:ZBy6Ep+e0
ヨーテ「・・・」
パッ
ズデンッ
ヨーテ「ふぅ・・やはり外れんか やはり今回は諦めるしか・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・ん? スピネル? 大丈夫か?」
スピ「・・・」
ヨーテ「お〜い」
ギーザ「キュ〜イ」
スピ「・・・」
ヨーテ「意識が無いな そんなに痛かったのか?」
スピ「・・・」
ヨーテ「やれやれ・・気が付く前に料理の準備でもしておくか」
ギーザ「・・キュ!」
ピョイン チョコン
ギーザ「キュ!!」
ヨーテ「こらこら スピネルの顔に乗っかってどうするのだ」
スピ「・・・」
GJ!だが・・・
(゚Д゚)ア ス ダル?
アスダル→カダル
○| ̄|_
スピネル・ヨーテ
カダル・ミュリン
アスダル・ギーザ
こういう事か
気にするな、かなりの良作だ
天国と地獄ワロスw
保守グポー
355 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/16(水) 17:14:58 ID:H9GUElmeO
堕ちちゃ駄目グポー
356 :
1/7:2006/08/17(木) 19:51:05 ID:IotNaWLb0
スピネル「えっと・・」
キョロキョロ
スピ「・・何処だ?」
ガサゴソ ガサゴソ
スピ「無いな・・」
ヨーテ「・・何を探している?」
スピ「いや 面を掃除するためのブラシを・・」
ヨーテ「あぁ アレか」
スピ「何処にあるか知っているのか?」
ヨーテ「そこでギーザが手にしているのがそうだろうな」
トテトテ・・・
ギーザ「・・キュ?」
スピ「ホントだ ギーザよ すまんがそのブラシをくれないか?」
ギーザ「キュ! キュ!(イヤイヤ」
スピ「体全部を使って拒否表現されてもな・・第一使用方法は知っているのか?」
ギーザ「キュ・・」
スピ「知らないんだな? 教えてやるからこっちに来なさい」
ギーザ「キュ!」
トテトテトテトテ
スピ「よし来たな いいか? このブラシは柄の部分をしっかり持ってだな・・」
ヨーテ「・・・」
ギーザ「キュ?」
スピ「そこは柄じゃないな 柄というのはだな・・」
ヨーテ「・・スピネル?」
スピ「うん?」
ヨーテ「ガリフというのは・・その・・お前みたいな性格の者が多いのか?」
スピ「性格か・・ん〜・・どうだろな?」
ヨーテ「分からんのか?」
スピ「まぁ悪い奴はいないと思うぞ 基本的に趣味に時間を費やす者が多いかもしれないけどな」
ヨーテ「趣味だと? 例えばどのような趣味がある?」
スピ「ナンナの飼育とか・・狩りに行ったりとか・・モブの依頼とか・・とある場所を封印したりとか・・遊戯板とか・・」
ヨーテ「・・私が思うにその中で趣味と言えるのは最後の一つだけなのだが」
357 :
2/7:2006/08/17(木) 19:52:06 ID:IotNaWLb0
スピ「ヨーテの方は?」
ヨーテ「え?」
スピ「エルトの里にはどういう性格の者がいるんだ?」
ヨーテ「・・聞いてもつまらないと思うぞ?」
スピ「別に構わないさ」
ヨーテ「九割の者が森以外を認めようとしない性格だ ・・まぁ 私もか」
スピ「でもヨーテは大分変わったんじゃないか?」
ヨーテ「・・だと良いがな」
スピ「残りの一割については?」
ヨーテ「里の掟的に言うならば・・"変わり者"といった感じだな」
スピ「変わり者・・?」
ヨーテ「里を捨てる者の事を俗にそう言うのだ 姉妹揃って里を抜けた者もいる」
スピ「姉妹でか? 仲が良いんだな」
ヨーテ「・・というか姉の"カロリーヌ"を追って妹の"カトリーヌ"も出ていった・・といった感じだがな」
スピ「ふぅ〜ん」
ヨーテ「カロリーヌは屈強の防人で里からの信頼も厚かったのだがな・・」
スピ「その人達は今は何をしているんだ?」
ヨーテ「さぁな 命無事であれば何処に居ようが私には関係の無い事だ」
ギーザ「キュ?」
ミュリン「カダルさんの里には変わり者とかいるんですか?」
カダル「最長老なんかが変わっているな」
ミュリン「どういう風に?」
カダル「面の位置が分かりづらいのに加え名前が何故かウバル=カという一風変わった・・」
ミュリン「あの そういう"変わった"じゃなくてですね」
カダル「違うのか? 皆がそれぞれ個性を持っているからな・・」
ミュリン「じゃあ・・おっちょこちょいな人とかは?」
カダル「おっちょこちょいか・・そうだな "アスダル"という青年なんかがそうかもな」
358 :
3/7:2006/08/17(木) 19:53:46 ID:IotNaWLb0
ミュリン「アスダルさん?」
カダル「そう 例えば依頼したモブの様子を見に"ヘネ魔石鉱"に行って濃いミストにあてられたり・・」
ミュリン「ヘネ魔石鉱・・・!!」
カダル「その後に里に戻ってから別の戦士に説教を食らったりと・・まぁ若い証拠か」
ミュリン「・・ヘネ魔石鉱ですか・・」
カダル「・・ん? 大丈夫かミュリン? ヘネがどうかしたのか?」
ミュリン「いえ・・ちょっとあの場所には良い思い出があまり無いんで・・」
カダル「そうか・・すまなかったな 嫌な事を思い出させてしまったようだ」
???A「ココは・・何処だ? さっきから聞いた事がある声がするんだけど・・」
???B「・・!! そこにいるのは誰だ!!」
???A「・・え? いや 誰って言われてもなァ・・」
???B「答えないのなら・・射抜く!!」
???C「ねっ 姉さん 少し落ち着いて・・」
???A「わーっ!! 分かったから弓矢で狙わないでくれ!!」
???B「名は?」
アスダル「お おお俺のなっ名前はアスダルで そそそ尊敬する人は戦士長のスピネルさんで」
???C「あの・・少し落ち着いて・・」
???B「・・どうやら敵ではないようだな すまなかった」
アスダル「フゥ・・分かってくれればいいんだけどさ ・・そっちの名前は?」
カロリーヌ「私の名はカロリーヌ 見ての通りヴィエラだ ・・で 隣にいるのが」
カトリーヌ「カトリーヌです よろしく・・」
アスダル「こちらこそよろしく・・ん? 二人とも名前が・・」
カロリーヌ「似ているだろ? 私達は姉妹だ」
アスダル「へぇ〜 確かに顔とかもそっくりだな」
カトリーヌ「まぁ姉妹ですからね」
アスダル「さて・・自己紹介も軽く済んだ事だし」
カトリーヌ「済んだ事だし?」
アスダル「これからどうしよ・・」
カロリーヌ「・・ココは一体何処なんだ?」
359 :
4/7:2006/08/17(木) 19:55:31 ID:IotNaWLb0
ギーザ「キュー!!」
スピ「おっと そういえばブラシの使い方を教えてやるんだったな」
ヨーテ「スピネル その前にギーザの包帯を・・」
スピ「そうか そっちの方が先だな」
アスダル「お?」
カトリーヌ「どうかしました?」
アスダル「今戦士長の声が・・」
カロリーヌ「戦士長?」
アスダル「ん〜・・・いた! あの装飾は確かに戦士長!!」
カトリーヌ「あの人がその戦士長・・さっき言ってましたけど・・スピネルさんでしたっけ?」
アスダル「そゆこと でも何してるんだろ?」
ジ----
カトリーヌ「・・ん? (スピネルさんの向かいにも誰かいる・・)」
ジ----
カロリーヌ「ふむ・・(ガリフの者は武に長けると聞く・・その中で戦士長と呼ばれてるのか・・)」
ジ----
スピ「よし! 包帯を巻き終え・・・!!」
ヨーテ「・・・この感覚は」
ギーザ「キュ?」
スピ「見られてる・・?」
カダル「・・む? 下の様子がおかしいな」
ミュリン「二人して固まってますね と言うよりも・・警戒?」
カダル「どれどれ 一体何があったのかな・・っと」
ジ----
ミュリン「何があったんでしょうね」
ジ----
スピ「・・!! 視線の数が更に増えたぞ!!」
ヨーテ「落ち着けスピネル」
360 :
5/7:2006/08/17(木) 19:57:02 ID:IotNaWLb0
ジ----
カダル「・・特に何かが起きたわけでもなさそうだな」
ミュリン「じゃあ見ててもしかたがありませんね」
スピ「・・!! 視線の数が少し減ったぞ!!」
ヨーテ「だから落ち着けと言っているだろう」
ジ----
アスダル「戦士長・・何してんだろ?」
カトリーヌ「挨拶とかしなくていいんですか?」
アスダル「いや・・今は会いたくないなァ」
カトリーヌ「何でです?」
アスダル「"何でこんな所にいるんだ!!"って叱られそうで・・」
カロリーヌ「それなら私が会いに行こうか」
アスダル「え!? なっ・・何で?」
カロリーヌ「戦士長と呼ばれるからには相当強いんだろう?」
アスダル「そりゃ確かに強く美しくたくましくって感じだけど・・それがどうかしたのか?」
カロリーヌ「腕試しに丁度よさそうだと思ってな」
アスダル「いきなり決闘!? ちょっとタンマ!!」
カロリーヌ「止めても無駄だ」
カトリーヌ「姉さんストップ!!」
カロリーヌ「カトリーヌ・・お前までどうしたんだ?」
カトリーヌ「今気付いたんですけど・・そのスピネルさんの前にいる人って・・」
アスダル「戦士長の前にいる人? ・・およ? 長い耳がある」
カロリーヌ「誰か知っている者でも・・・!! まさか・・」
カトリーヌ「・・そのまさかです」
361 :
6/7:2006/08/17(木) 20:02:56 ID:IotNaWLb0
アスダル「ん? 知ってる人なのか?」
カロリーヌ「・・何故あそこにヨーテがいる?」
アスダル「ヨーテ? 誰?」
カトリーヌ「私達の生まれ故郷・・エルトの里って呼ばれてるんですけど そこを治めている人なんですよ」
アスダル「ふ〜ん 大長老のじっちゃんみたいなもんか」
カロリーヌ「・・スピネルとやらとの手合わせは見送るか ヨーテとは顔を合わせづらい・・」
ギーザ「キュー! キュー!」
スピ「っと すまんすまん また忘れていたな」
ヨーテ「ギーザ 私が教えてやろう」
スピ「え? でも・・」
ヨーテ「お前のやり方では磨きが甘いからな 私が教えた方が良いだろう」
スピ「そうか? じゃあお任せしようか」
ギーザ「キュ!」
ヨーテ「いいか 両手でしっかりと持って・・で 力は均等に・・」
カダル「どれ たまには面の掃除でも・・」
ミュリン「私がやりましょうか?」
カダル「いやいや ちゃんと自分で出来」
ミュリン「どうせだからやってあげますよ」
カダル「しかし頼ってばかりでいるのも悪」
ミュリン「いいからいいから♪」
カロリーヌ「ココから出ることはできないのか?」
アスダル「っても出口が見当たらないからなァ 戦士長達のとこならドアがありそうだけど」
カトリーヌ「じゃあヨーテさん達が出てからじゃないと表に出れませんね」
アスダル「戦士長・・いつ頃表に出るんだ?」
カロリーヌ「気長に待つしかないか・・」
アスダル「・・戦士長があそこにいるって事は・・里は先代戦士長がどうにかしているのかな?」
カトリーヌ「・・ヨーテさんがあそこにいるって事は・・ミュリンさんはどうしているんだろ・・」
カロリーヌ「さぁな フランに関しては・・全然見当がつかないな」
アスダル「ミュリン? フラン?」
362 :
7/7:2006/08/17(木) 20:03:57 ID:IotNaWLb0
カトリーヌ「ヨーテさんの妹の名前なんです ミュリンさんが一番下ですね」
アスダル「へぇ〜 三姉妹なんだ」
カロリーヌ「・・ところで アスダルといったな?」
アスダル「どうかした?」
カロリーヌ「その面は何だ? スピネルとやらも身に着けているようだが・・」
アスダル「コレ? まぁガリフの風習みたいなものかな ガリフはみんな着けてるね」
カトリーヌ「キレイなお面ですね」
アスダル「そっ・・そうか? ありがとな」
カロリーヌ「・・少し近くで見ても構わないか?」
アスダル「別にいいけど・・どうして?」
カロリーヌ「暇潰しだ」
スッ
カトリーヌ「あ・・私も」
スッ
アスダル「えっと・・外したりはできないからな?」
カロリーヌ「結構丈夫な作りだな・・」
カトリーヌ「小さな傷がキラキラ光ってキレイですね・・」
アスダル「・・(もしかして全然聞いてない? 大きな耳にも関わらず聞く耳持たずか・・・って何言ってんだろ 俺)」
ヨーテ「そう・・で そこで力を・・そうそう」
ギーザ「キュー!!」
スピ「・・(どうしようか・・少しずつ上手くなってる・・)」
カッシュカッシュカッシュカッシュ
ミュリン「ちゃんと磨いて〜♪ 汚れ落として〜♪」
カダル「・・(また無我の境地に入ってる・・のか? この状況をどうするか・・)」
カッシュカッシュカッシュカッシュ
コンコンコンコン カチカチ ナデナデ
カロリーヌ「一風変わった模様があるな・・」
カトリーヌ「どうやって作ったんだろ・・」
アスダル「・・(これは・・囲まれているって奴? どうしよう・・距離が余り無い・・助けて戦士長・・!!)」
363 :
>>356-362 GJ!:2006/08/17(木) 21:13:51 ID:Hu/NTsKZO
アスダルとカロカト姉妹キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
で結局面に夢中になるんだなwww
やはりガリフの面にはウサギさんを惹き付けるまじないが・・・
GJ
GJ!!
アスダル、カトカロ姉妹は部屋のどこにいんだろ?
床下じゃね?
真夏の屋根裏や床下は地獄だろうな・・・
俺の部屋なら平気かなぁ。ウサギが死ぬくらい温度低いけど。
保守
>>367 IDがウドゥン
それは置いといて
スピネル:ヨーテ:カダル:ミュリン:アスダル:カロリーヌ:カトリーヌ:ギーザ
こんなカで一番戦闘に長けてる奴って誰だろな
ギーザだろ。
バルパンスレのあいつと勘違いしてねーかい?
してないよ。
>>373 ならば何故ギーザが強いと思うのか小一時間(ry
>>370 俺の中では
スピネルとカロリーヌがタイプは違えどほぼ同等の実力って感じで一位
以下ヨーテ>カダル>カトリーヌ>アスダル=ミュリン
で、最後がギーザ
とまあ、こんなイメージ
アスダルとミュリンが同レベルだと・・!!
まぁどっちもヘネだしなw
格好を見るかぎりカトリーヌは
薬師なんじゃないかと思ってた。
カトリーヌも一応セントリオに入るからな
ある程度強いのかもしれん
スピネルはこの中では最強だけど迷いと優しさの為真の力を発揮することができません。
現スピネルと戦士長時代のカダル
どっちが強いんやろ
382 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/26(土) 03:19:02 ID:pOCPrlDgO
よーて
ふらん
みゅりん
ヨーテ様、私と結婚して下さい
384 :
ヨーテ:2006/08/26(土) 21:01:04 ID:3+e/vEgo0
「・・・・・・去れ。」
(´;ω;`)
386 :
少年:2006/08/26(土) 21:39:01 ID:S+danWLQO
当然の結果だな…哀れよ…
>>386 少年と言うと、ロマサガ3の東方不敗を持つあの少年を思い出すなあ……
宿命の子なのに名前無いしなw
389 :
1/5:2006/08/27(日) 01:50:05 ID:txcUwDKi0
ヨーテ「時にスピネルよ 聞きたいことがあるのだが」
スピネル「聞きたいこと?」
ヨーテ「貴様・・"握力"はどれくらいある?」
スピ「握力か? ・・そうだな まぁ通常生活をするにあたって不自由しない程度かな」
ヨーテ「分かりづらい答えだな」
スピ「そうか?」
ヨーテ「実際にやってみた方が手っ取り早いか・・」
スピ「何がだ?」
ヨーテ「ほれ」
ヒュッ
パシッ
スピ「おっと ・・ん? コレは・・・リンゴか?」
ギーザ「キュ?」
スピ「食うか?」
ヨーテ「いきなり食わせてどうする」
スピ「でもリンゴは食べる以外に用途が・・」
ヨーテ「潰せるか?」
スピ「へ?」
ヨーテ「そのリンゴを握力で潰せるかと聞いているんだ」
スピ「でも何で急に・・」
ヨーテ「いいからやってみろ」
スピ「やれやれ・・ それでは・・・ふんっ!!」
グググググググググググッ・・・
ヨーテ「・・・」
スピ「ぬうぅぅぅぅぅ・・・!!」
ググググググッ・・・
スピ「・・ふぅ ダメだな」
ヨーテ「そうか・・」
390 :
2/5:2006/08/27(日) 01:51:05 ID:txcUwDKi0
ギーザ「キュ!」
スピ「ん? ギーザもやってみるか?」
スッ
ギーザ「・・・」
シャリシャリシャリシャリシャリ
スピ「こらっ それはヨーテの・・」
ヨーテ「別に構わん リンゴはもう一つある」
スピ「そうか 良かったなギーザ」
ギーザ「キュ〜」
ヨーテ「しかしお前は仮にも戦士長であろう?」
スピ「いや 仮も何も普通に戦士長だが」
ヨーテ「本当にリンゴ一つも潰せぬのか?」
スピ「えっと・・」
ヨーテ「それとも何か理由でも?」
スピ「理由か・・そうだな・・」
ミュリン「カダルさんは握力に自信とかあります?」
カダル「ふっ 果実全般を潰すだけの握力ならあるぞ」
ミュリン「本当ですか!? 凄いですね〜」
カダル「弟もそれだけの握力はあると思うのだがな・・」
ミュリン「でも果実って・・例えばカダルさんが潰せるのは何ですか?」
カダル「バナナとかミカンとかブドウとかモモとか」
ミュリン「全部柔らかいじゃないですか」
カダル「今のは簡単な例だ」
ミュリン「じゃあ他にもできるんですか?」
カダル「ある程度ならな 試しにやってみるか?」
ミュリン「えっと それじゃあ・・・」
ゴトンッ
ミュリン「ドリアンでお願いします!!」
カダル「・・こんなの何処にあったんだ?」
391 :
3/5:2006/08/27(日) 01:52:23 ID:txcUwDKi0
スピ「理由・・あえて言うならば・・」
ギーザ「シャリシャリシャリシャリ」
スピ「食物を意味もなく傷つけるのに抵抗があってな」
ヨーテ「ふむ」
スピ「だからリンゴをいきなり潰すというのはちょっと・・」
ヨーテ「合点がいった つまり潰すための"理由"があれば良いのだな?」
スピ「でも純粋に握力を測るためだけに とかは無理だぞ?」
ヨーテ「実は潰して欲しい理由はちゃんとあってな・・」
カロリーヌ「あのスピネルという男はリンゴ一つも満足に潰せないのか?」
アスダル「戦士長は食べ物とかを大切にする人だからな〜」
カトリーヌ「姉さんは潰せるんですか?」
カロリーヌ「これでもセントリオで活動をしている身だからな ある程度の自信はあるさ」
アスダル「せ・・セントリー?」
カトリーヌ「セントリオです」
アスダル「セントリオって何なんだ?」
カロリーヌ「依頼されたモブ討伐を基本に活動するクランの名前だ」
アスダル「へぇ〜」
カロリーヌ「そこで活動する身としてもリンゴを潰すくらいの握力は欲しいところだな」
カトリーヌ「実際にやってみますか?」
カロリーヌ「とはいえリンゴが無いからな・・」
アスダル「・・ところでリンゴとナシってどっちが硬いんだろうな」
カロリーヌ「そんな事はどうでもいい」
アスダル「ごめん」
カトリーヌ「リンゴは無いけどそれっぽいのなら・・よいしょっ!」
ゴンッ
アスダル「・・スイカ?」
392 :
4/5:2006/08/27(日) 01:53:28 ID:txcUwDKi0
カトリーヌ「姉さん・・これ 潰せます?」
アスダル「全然"それっぽい"じゃ無いよなァ」
カロリーヌ「割る事なら可能かもしれん」
アスダル「できるのか!? っていうかヴィエラの人ってそんなに力あるの!?」
カロリーヌ「ヴィエラは基本的に非力だ 妹を見てみろ」
カトリーヌ「非力でごめんなさい・・」
カロリーヌ「しかしある程度鍛えたうえで一定条件下ならば・・」
キュポンッ
アスダル「・・? 何それ」
カロリーヌ「"バッカスの酒"を"エーテル水"で薄めた物だ」
クィッ
シュゥゥゥゥゥゥゥ・・・
カロリーヌ(半狂戦士)「ふぅぅぅぅぅ・・・」
アスダル「おぉ! 体の色が赤く・・ん? 違うな 薄めてる分ピンク色になってる」
カロリーヌ(ピンク)「はぁっ!!」:チョップ
ヒュン バコォッ!!
カトリーヌ「すごい・・真っ二つ・・」
カロリーヌ「・・まぁざっとこんなもんだ」
アスダル「すごいな!! でもさ」
カロリーヌ「何だ?」
アスダル「このスイカどうする?」
カロリーヌ「それはだな・・・・・・」
カトリーヌ「・・どうしましょうか・・・・・・」
スピ「理由?」
ヨーテ「実はミキサーが壊れてしまってな だからお前に頼んだ」
スピ「でもミキサーで何を作るつもりだったんだ?」
393 :
5/5:2006/08/27(日) 01:54:17 ID:txcUwDKi0
ヨーテ「リンゴジュース」
ギーザ「シャリシャリシャリシャリ」
スピ「リンゴジュース?」
ギーザ「シャリシャリシャリシャリ」
ヨーテ「急に飲みたくなってな」
スピ「それなら手を貸さないわけにはいかないな そのリンゴをくれないか?」
ヨーテ「ほれ コッチは容器だ」
スッ
スピ「では改めて・・・ふんぬっ!!」
グググググググッ・・・グシャァッ!!
スピ「ぬぬぬぬぬ・・!!」
ギュゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・
スピ「・・よしっ! こんなもんだろ!」
ヨーテ「貴様・・やればできるじゃないか!」
スピ「まぁな」
ヨーテ「何か礼でもするべきか・・」
スピ「それじゃあ・・」
ギーザ「シャリシャリシャリシャリ」
ヨーテ「何だ?」
ギーザ「シャリシャリシャリシャリ」
スピ「ヨーテの耳に触らせ」
ヨーテ「断わる」
スピ「わかった・・手を洗ってくればいいんだな!!」
ヨーテ「去れ」
ギーザ「シャリシャリシャリシャリ・・ケプッ」
アスダルタソバリカワイスww
「ごめん」て素直だな(笑)
ドリアン割ったらミュリンのほうが真っ先に倒れるんじゃないか?(;;-_-)
さすがにその匂いは下にも伝わるんじゃないか…?w
閉じ込められてるのに悲惨すぎるwwwwwwwww
リンゴ受け取ってからひたすら食い続けるギーザカワイスw
>>395-396 その辺の顛末をあえて書かない所がまた余韻があっていいよな。
ぶっ倒れる7人+1匹を想像すると、気の毒だが微笑ましいw
ギーザの最後の「ケプ」にやられましたw
ドリアンは確かにくっさいだろうがモルボルん時程じゃなかろw
と、ドリアン食った事無い俺が言ってみる
>>400 正直強烈すぎて食うことすらできないw
鼻炎持ちで嗅覚がほとんどないのにきつかったからなw
じゃあ今度はくさやネタで。
と、くさやは食べた事ないし、
ドリアンも加工されたものだけで
本当の匂いは知らない自分が言ってみる
シューr
ここにもマッシュールストレミングが来るのか!?
いや、バッシュールストレミングか。見た事無いけど。
>>401 ニオイさえなきゃ美味いって聞いた事があるが、そんなにヒドいんか
ドリアンのあまりの臭さに悶絶してるガリフを横目に、ヴィエラは自
然の物だからってんで意外に平気な顔して食ったりしてなw
>>402 くさやはヤヴァイぞ!
う〇この臭い…
食った口の中もうんk(ry
>>406 なにー!?
お前食ったことあんのかー!?
>>406 単にその臭いだけだったら、ガリフはナンナを家畜にしてるし、
ヴィエラも森で多くの動物やモンスターと身近に触れ合ってるだろうから平気な気も。
調合する薬の材料で動物やモンスターのフンを使用してるかもしれないし。
409 :
406:2006/08/28(月) 07:47:08 ID:Cnhv+OwdO
410 :
407:2006/08/28(月) 22:00:53 ID:Ze7uMC0+0
クソワロタwwwwww
>>409はスカトロジストだったのかwww
スレが伸びてる!!(゚∀゚)
とか思ってたんだけど
何で変な方向で盛り上がってるんだよw
あと
>>411が若干上手い事を言った気がするwww
保守
414 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/31(木) 03:13:14 ID:e89MqYemO
YODEL
―ヨーテのとある一日―
6:20 起床
6:25 朝の瞑想
7:00 朝食
7:15 スピネルに「耳に触れてもいいだろうか」と言われ普通に断わる
8:05 ギーザの包帯を換える
9:30 暇潰しにミストを読む そういえば妹達は元気だろうか
10:45 ギーザと少し戯れる
12:40 昼食
12:55 スピネルに「耳を触らせてくれ」と言われ「断わる」と応える
13:20 弓矢の手入れ
15:40 弓矢の手入れ終了
16:40 ヒュム系雑誌『週刊イヴァリース』に目を通す
16:50 食物通販リストで「くさや」を発見
16:51 注文するか否か悩む
17:03 面倒くさいので今度考える事に
17:15 ギーザの包帯を換える
18:05 窓からスピネルと共に外を眺める 夕陽がとても美しい
18:08 夕陽の影に動く物体発見 かなり遠い
18:09 ずっと前に現れた「ワイルドモルボル」と断定
18:10 とりあえず矢を放つ 当ったかは分からない
19:15 夕食
19:30 スピネルが「耳に」と言いかけたところで「去れ」と対応する
20:05 ギーザの包帯を換える
20:40 ギーザと共に風呂へ ギーザの傷が治るのはまだ時間が掛かりそうだ
21:15 風呂から上がった後に背後に気配を感じる
21:16:08.12 スピネルが背後から耳に触れようと不意打ちをかける
21:16:08.18 すかさずヒールレイド→クリティカルヒット
21:17 スピネル謝罪 とりあえず許しておく
22:00 就寝
01:25 不意に目覚める スピネルの上にギーザが乗っかり寝ているのを見て微笑む
なんか良いな〜
がんばれスピネル!
負けるなスピネル!
いつか触らせてもらえるさ!
いつも「断る」と「去れ」しか聞いてないので、
普通に断るってのが想像しづらいな。
「ごめんなさい」とかだったらちょっと萌えるw
くさやクルー!?
>16:51 注文するか否か悩む
>17:03 面倒くさいので今度考える事に
12分も悩んでたヨーテカワイスw
ギーザ「キュキュ!!」
ヨーテ「"ほしゅ"だそうだ」
スピ「???」
ヨーテはギーザの言葉わかるのかw
ヨーテ「なんとなく分かる、という程度だがな
何故と聞かれても私にも分からん」
だそうです
423 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/03(日) 15:57:23 ID:PMIHpBJ+O
まあうさぎ同士だしな
スピネル「ヴィエラとはやはりウサギなのか?」
ヨーテ「違う。ヴィエラはヴィエラだ」
スピネル「では、確かめても良いだろうか」
ヨーテ「手段による」
スピネル「耳に」
ヨーテ「去れ」
>>424を読んでふと思ったのだけど、
もしヨーテが「去れ」を「さわれ」と言い間違えたら、
もしくはスピネルがそう聞き間違えたら…。
宿命のサジタリアを
>>425に向けつつ
ヨーテ「ほほう…で、どうなって欲しいのだ?」
427 :
少年:2006/09/04(月) 05:28:01 ID:Dc9RJ9rgO
合掌…
428 :
少年:2006/09/04(月) 05:28:57 ID:Dc9RJ9rgO
ageてしまった…orz
429 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/04(月) 06:01:13 ID:opK66PPJO
ガリフ大爆笑
アスダル「ガ、ガ、ガリフの大爆笑〜」
カロリーヌ「一体何なのだ?その歌は」
アスダル「分からない。けど歌わなきゃいけない気がした」
カトリーヌ「何だか、随分とミストが濃いみたいですね…」
431 :
1/7:2006/09/04(月) 22:50:28 ID:zbZ+qc3R0
バシャバシャ バシャバシャ
ヨーテ「・・・」
???「ヨーテ? ちょっといいか?」
ヨーテ「ん? 誰だ?」
スピネル「私だ」
ギーザ「キュ!」
スピ「ギーザもいるぞ」
ヨーテ「お前達か・・ 洗顔中に何の用だ?」
スピ「いや 玄関に見慣れない箱が置いてあってな」
ヨーテ「それがどうかしたのか?」
スピ「まだ中身は見ていないんだが・・ヨーテ宛らしくてな」
ヨーテ「私宛・・・・・・あぁ」
スピ「心当たりがあるのか?」
ヨーテ「あるな 確かに」
スピ「中身は何なんだ?」
ヨーテ「・・まぁ それは後で見るとしてだな」
スピ「うん?」
ヨーテ「これから着替えるので戸を閉めてくれないか?」
スピ「!!! っと すっすまなかった!!」
ドタドタドタドタ・・・
ギーザ「・・キュ?」
ヨーテ「ギーザも向こうで待ってなさい」
ギーザ「キュ!」
トテトテトテトテ・・・
スタスタスタスタ
ヨーテ「待たせたな」
スピ「すまなかったな 着替える寸前に訪ねてしまって」
ヨーテ「着替え中にいきなり訪ねられるよりはマシだ」
スピ「ぅ・・」
432 :
2/7:2006/09/04(月) 22:51:22 ID:zbZ+qc3R0
ヨーテ「で? 箱は何処だ?」
スピ「コレなんだが・・」
ドサッ
スピ「何か注文したのか?」
ヨーテ「まぁな」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「とりあえず開けてみろ」
スピ「了解した」
ビリッ ビリリリリッ パカッ
スピ「中身は・・っと」
スッ
スピ「・・? 真空パック・・魚か?」
ヨーテ「そんなところだ(イソイソ」
スピ「また随分と厳重にパックされて・・ん? ヨーテ?」
ヨーテ「どうかしたか?(イソイソ」
スピ「さっきっからイソイソと何をやってるんだ」
ヨーテ「ちょっと装備をな」装備:マスク(エルト製)
ギーザ「キュ!」装備:マスク(エルト製)
スピ「ギーザまでいつの間に!! 私だけ仲間はずれか!?」
433 :
3/7:2006/09/04(月) 22:51:56 ID:zbZ+qc3R0
カダル「・・今度は下で何をやってるんだ?」
ミュリン「さぁ?(イソイソ」
カダル「そしてミュリンも何をしているんだ?」
ミュリン「念のために装備を・・と思いまして」装備:マスク(エルト製)
カダル「念のためだと? 一体何が始まるんだ?」
ミュリン「よく分かんないんですけど・・"直感"ですね」
カダル「・・?」
アスダル「戦士長・・何やってんだろ?」
カロリーヌ「さてな」装備:マスク(エルト製)
アスダル「どうでもいいけどココから上を見上げるのって首が疲れるよなァ・・」
カトリーヌ「その角なんて特に重そうですからね」装備:マスク(エルト製)
アスダル「・・で お二人さんは何してるの?」
カロリーヌ「さてな」
カトリーヌ「何となく・・でしょうかね」
アスダル「・・??」
スピ「そのマスクは一体何なんだ?」
ヨーテ「エルトの素材でできていてな 匂いを含むありとあらゆる物を通さない作りになっている」
スピ「どっからそんな物を?」
ヨーテ「以前のモルボル襲撃の教訓を生かして作ったのだ ・・とは言え使い捨てで数も少ないがな」
スピ「ふ〜ん」
ギーザ「キュ!」
スピ「ギーザもよく似合ってるな」
434 :
4/7:2006/09/04(月) 22:52:48 ID:zbZ+qc3R0
ヨーテ「さて・・そろそろ開けるか」
スピ「その前にもう一つ」
ヨーテ「何だ?」
スピ「この魚の名前は?」
ヨーテ「魚自体の名前は"ネブラキング"だな」
スピ「魚自体?」
ヨーテ「商品名は"くさや"だ」
スピ「くさや・・か」
ヨーテ「もう開けるぞ?」
ガサガサ
スピ「ちょっと待ってくれ! そのマスクを着ける理由は・・」
ガサガサ・・スッ
モワァァァ・・・
スピ「う・・!!」
ヨーテ「これが理由だ」
スピ「く・・臭い・・な」
ヨーテ「しかし美味と聞く」
スピ「・・まぁ まだ耐えられる匂いだが」
ヨーテ「焼くか」
スピ「ガスでか?」
ヨーテ「先ほど部屋の片隅に"七輪"を発見したからコレで焼こう」
スピ「七輪だと? ・・ほんとだ」
ヨーテ「火をくべてくれないか?」
スピ「わかった ギーザも手伝ってくれるか?」
ギーザ「キュ!」
チリチリチリチリ・・・
435 :
5/7:2006/09/04(月) 22:53:40 ID:zbZ+qc3R0
スピ「火の準備が出来たぞ」
ヨーテ「なかなか風情があるな」
スピ「そうか?」
ヨーテ「換気のために窓を開けてくるか・・」
スピ「焼き始めていいのか?」
ヨーテ「構わん 私の分も頼んだぞ」
スタスタスタスタ
スピ「それじゃあ・・焼くか!」
ギーザ「キュ!」
ジュゥゥゥゥゥゥ・・・
ガラララッ
ヨーテ「これで良し・・と」
ヒュゥゥゥゥゥ・・・
ヨーテ「うむ 風も通って心地よいな 冷静に考えたら室内で七輪というのは自殺行為に・・・む?」
ウゴウゴ ウゴウゴ
ヨーテ「遠くに見えるあの生々しい物体は・・まさか・・・」
ウゴウゴ ウゴゴゴゴゴ
ヨーテ「まずいな・・近づいてきてる・・スピネルに知らせるか」
タッタッタッタッタ・・・
タッタッタッタッタ
ヨーテ「スピネル! 大変だ!! この部屋にワイルドモルボルが近・・・」
スピ「うぅ・・ぐぉぁ・・・ゴフッ!」
ヨーテ「・・貴様 何をしている?」
スピ「ぜぇ・・ぜぇ・・ゴハッ!」
ヨーテ「・・そういえば"焼くと大変強い匂いが出ます ってかぶっちゃけ臭いです" と注意書きがあったな」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「やれやれ・・このマスクが無かったら大変な事になっていたな」
436 :
6/7:2006/09/04(月) 22:54:30 ID:zbZ+qc3R0
カダル「ふぅ・・ふぅ・・・っく・・」
ミュリン「どうかしました?」
カダル「この匂いは・・きっ・・きつい!! グハッ!」
ミュリン「・・?」
アスダル「うぅぅ・・・ジャハラの河が見える・・・」
カロリーヌ「どうかしたのか? 顔色が悪いようだが」
カトリーヌ「いや 面しか見えないから・・」
アスダル「はぁ・・はぁ・・やっ・・やばいかも・・・グホッ!」
カロリーヌ「・・??」
カトリーヌ「・・???」
ギーザ「キュ〜」
スピ「ぜはぁ・・ぜはぁ・・・ん? よ・・ヨーテか?」
ヨーテ「私が見えるか?」
スピ「なん・・とか・・はぁ・・はぁ・・」
ヨーテ「それは良かった」
スピ「そういえば・・さっき・・ふぅ・・私を呼んでいた・・か?」
ヨーテ「!! そうだ! ワイルドモルボルがこの部屋に・・」
ガッシャァァァァァン!!
ギーザ「キュ!?」
スピ「! 窓が!! ・・・ゴフゥッ!」
ヨーテ「くっ・・遅かったか・・」
ズシンッ ドチャッ
ワイルドモルボル「ルォォォォォォォォォァァァァァアア!!!」
ヨーテ「・・(今スピネルは戦える状態ではない・・ここは私がやるしか・・)」装備:宿命のサジタリア
ギリリリッ
ワイルド「ルォォァァアア!! ルッ・・モル!?」
ヨーテ「・・ん?」
ワイルド「ルォッ・・ルォアッ!!」
437 :
7/7:2006/09/04(月) 22:55:29 ID:zbZ+qc3R0
ヨーテ「こいつ・・様子が・・?」
ワイルド「モルスァァァァァァアアアア!!!」訳:『この部屋臭うよぉ〜!!!』
ズチャチャチャチャチャチャチャ・・・
ヨーテ「・・逃げた?」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・まぁいい 何故アイツが逃げたのかは放って置くとして・・スピネルとギーザは無事か・・」
ギーザ「・・キュゥ」
ヨーテ「大丈夫か? あのグロテスクな植物モンスターはどっかに行ったから安心しろ」
ギーザ「・・キュ!」
ヨーテ「次はスピネルか ・・こいつの場合倒れてる理由は"くさや"か」
スピ「・・・」
ヨーテ「スピネル 起きろ」
スピ「・・・」
ヨーテ「スピネル? 聞いてるか?」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・まさか」
スッ
ヨーテ「・・(脈拍は・・)」
スピ「・・・」
シィーン
ヨーテ「・・よしっ」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「ギーザ!! すぐに"フェニックスの尾"を持って来い!!」
ギーザ「キッ・・キュ!!」
ヨーテ「このままではスピネルが戦ってもいないのに"戦死長"になってしまう!!」
ミュリン「姉さんが今上手い事を言った!!」
カダル「すっ・・すまないが"ハイポーション"を・・ガフッ!!」
カロリーヌ「ヨーテ・・少し変わったな」
カトリーヌ「ボキャブラリーって言うんでしょうか・・そんなのが増えましたね」
アスダル「ねぇ・・ど・・どっちか回復魔法使えない・・? ・・ガリフッ!!」
アスダルの「・・ガリフッ!!」にワロスwww
>着替え中にいきなり訪ねられるよりはマシだ
スピネルは前科があるもんなw
モルボルの消臭リキでファービーな逃げ方にハゲバロスwww
441 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/06(水) 19:28:07 ID:cfeafv9wO
最近人来ないからあげ
スピネルって素手で戦うのがデフォだよな?
もしも武器を使うとしたらどんなんだろな
多分ウルヴァリンみたいなの
444 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/06(水) 22:45:19 ID:EfI27whiO
爪がでて来るの?
飛び出す鉄の爪!スピネル!
目から怪光線!ヨーテ!
Xメンかよwww
ヨーテ似合うwww
ヨーテはストームだって
じゃあ実写版のヨーテはハル・ベリーで
>>450 > じゃあ実写版のヨーテはハル・ベリーで
実写版なんて計画いつ出されたんだw
宿
スピネル「…」
ヨーテ「…」
スピネル「なぁ、ヨーテ」
ヨーテ「なんだ?」
スピネル「どうして『ウサギは寂しいと死んでしまう』という話がこの世に」
ヨーテ「知らん」
スピネル「いや…知らんって少しくらい一緒に考えてくれてもいいじゃな」
ヨーテ「去れ」
スピネル「orz」
スピネル「ヨーテ、耳を」
ヨーテ 「だ〜めっ。」
スピネル「という風に断ってくれれば、」
ヨーテ 「去れ。」
>>454−455
まとめて萌えたw
ツンのヨーテもいいが、たまにはデレのヨーテも見てみたい。
>>456 カプ萌えはいらん!
このスレまで腐らすな
スピネル「う〜む・・」
ヨーテ「ん? 何か考え事か?」
スピ「いやな・・『耳に触れてもいいだろうか』と言うのも少し飽きてきてな」
ヨーテ「ふっ 遂に諦めたのだな」
スピ「だからたまには英語で言ってみようかと思ってな」
ヨーテ「・・は?」
ギーザ「キュ?」
スピ「では改めて・・コホン」
スピ「なぁヨーテ Yearに触れてもいいだ」
ヨーテ「綴りが違うぞスピネル」
スピ「へ?」
ヨーテ「それだと"年に触れてもいいだろうか"になってしまうぞ?」
スピ「そうなのか!」
ヨーテ「そして人の年齢に首を突っ込むなと一体何回言えば気が済むのだ?」
スピ「あ・・いや そういうつもりじゃなくてだ」
ヨーテ「お前の発言には幻滅したぞスピネル」
スピ「orz」
459 :
456:2006/09/11(月) 20:55:15 ID:9q6tYbvt0
>>457 デレと萌えって言葉を使ったから誤解されたのか?
いや、別に対象はスピネルに限らず、
例えばスピネルの見てない所でギーザをお母さん口調で可愛がったり、
離れて暮らしてる(と本人は思ってる)妹たちに手紙を書いたり寝言を言ったりという、
ヨーテの女らしい優しさや可愛らしい所も見てみたいってだけだったのだが。
スピネルとの関係は、個人的には普段殺伐時々気が合って仲良い程度で充分。
これに関しては意見が分かれるだろうけど。
>ヨーテの女らしい優しさや可愛らしい所も見てみたいってだけだっ
たのだが
同意
ヨーテは言葉使いからしてぶっきらぼうだから、そういう所も少し見
てみたいな
保守
何故にスピネルはヨーテの耳を触りたがるのか!!!
深い理由は無いんだろうけどなw
>>462 > 何故にスピネルはヨーテの耳を触りたがるのか!!!
きっと雄の性の所為さw
俺だって触ってみ(ry
逆にヨーテは仕返しでスピネルの面を剥がそうとするけどな!!!
やっぱりこれも深い意味は無いんだろうなw
それは生き物の性って奴さ!
見えない物見ては行けない物を見たくなる(ry
見え見えのヅラ剥がしたくなるようなもんか。
>>467 何だそのヒュムに対しての的確な表現www
>>466 Uh〜♪ きっと来る〜♪ きっと来る〜♪
470 :
1/7:2006/09/15(金) 21:20:03 ID:oIX70h270
スピネル「・・・」
ヨーテ「・・・」
ギーザ「・・・」
スピ「・・あのさ」
ヨーテ「・・何だ」
スピ「・・アレだよな」
ヨーテ「・・ドレだ」
スピ「・・一応確認しておくけど 今は九月だよな?」
ヨーテ「・・そうだ もう九月の半ばだ」
スピ「・・秋だよな?」
ヨーテ「・・一応な」
ジリジリジリジリ
スピ「暑 い な !!」
ヨーテ「えぇい! あえて黙っておいたのに言うな!!」
ギーザ「キュ!!」
スピ「これは残暑って奴か?」
ヨーテ「恐らくはな」
カダル「暑いな」
ミュリン「そうですね」
カダル「何でここまで暑いんだ?」
ミュリン「分かりません」
カダル「だよな」
ミュリン「ですね」
カダル「・・仕方ない 夏服を引っ張り出すか」
ミュリン「へ? 夏服? 今着ている服は?」
カダル「今着ているのは秋冬用だ」
ミュリン「違いが全然分からないんですけど・・」
カダル「材質が違うからな 通気性とか保温性とか肌触りとか将来性とか可能性とか」
ミュリン「余計な物が含まれてません?」
カダル「気のせいだ」
471 :
2/7:2006/09/15(金) 21:20:56 ID:oIX70h270
カロリーヌ「・・やはり床下は蒸れるな」
アスダル「ア゙ア゙ァァ〜〜〜」
カトリーヌ「今時期にこの気温は・・異常ですよね」
アスダル「ヴオ゙ォォ〜〜〜」
カロリーヌ「異常気象か? しかしラバナスタに居た時でもここまで暑くはなかったぞ」
アスダル「エ゙エ゙ェァ〜〜〜」
カトリーヌ「ラバナスタはまだカラッとした暑さでしたから・・」
アスダル「ヴボア゙ァァ〜〜〜」
カロリーヌ「ところでアスダル?」
アスダル「ギャア゙ァァァム〜〜 ・・ヴェ?」
カロリーヌ「その『扇風機に向かってアホみたいに声を出す』のはやめろ」
アスダル「ごめん」
カトリーヌ「っていうか扇風機独占しないで下さい」
ヨーテ「この暑さは普通ではないな・・ スピネル 今の気温は?」
スピ「えっとだな・・4・・43・・ 43度だと!?」
ヨーテ「ふむ・・そこまで暑いのか」
スピ「"暑い"というよりは"熱い"に近いな」
ヨーテ「この暑さが続くと大変な事になるな」
スピ「例えば?」
ヨーテ「暑さのあまりにギーザの表情がやるせなくなる」
スピ「それは本当なのか!?」
ヨーテ「試しに見てみろ」
スピ「・・・」
チラッ
ギーザ「・・キュフゥー」
スピ「た・・ため息をついている・・!!」
ヨーテ「手遅れだったか・・」
472 :
3/7:2006/09/15(金) 21:21:57 ID:oIX70h270
スピ「どうする?」
ヨーテ「冷たい物でも与えれば治る・・かもな」
スピ「冷たいものか・・冷蔵庫だな」
ヨーテ「確かハイポーションが入ってたハズだ」
スピ「ハイポーション・・か」
ヨーテ「ハイポーションに問題でも?」
スピ「いや・・以前里に来たヒュムの少年を思い出してな」
ヨーテ「ハイポーションで思い出すヒュムの子か・・・エルトにもそんなのが来ていた気がするな」
スピ「ふむ 奇遇だな」
ヨーテ「確かに奇遇だな」
ギーザ「キュフゥー・・」
スピ「いかん ギーザの"やるせなさ"を忘れてた」
ヨーテ「やれやれ・・冷蔵庫まで取りに行くぞ スピネル」
スタスタスタスタ・・・
ミュリン「やっぱ秋冬用の方が温かいんですか?」
カダル「そりゃな 夏服の方が温かいだなんて言ったら詐欺だ」
ミュリン「その秋冬用って着心地いいんですか?」
カダル「素晴らしい物だな ナンナで例えるならば生後半年の幼生といったところか」
ミュリン「へぇ〜 それじゃあウェアウルフで例えると?」
カダル「ウェアウルフなら"そろそろ自分用に武器を持とうか否か"といった感じだな」
ミュリン「じゃあモルボルだと?」
カダル「そりゃもう何と言うかピッチピチで活きが良くてそれとなく臭くて少々汁っぽい感じかな」
473 :
4/7:2006/09/15(金) 21:22:47 ID:oIX70h270
アスダル「ほら カトリーヌもやってみなよ〜」
カトリーヌ「え・・ でもこういうのって少し恥ずかしくて・・」
カロリーヌ「・・・」
アスダル「大丈夫だって 言われた通りにやればできるからさ」
カトリーヌ「・・分かりました」
アスダル「こう口を開けてさ あとはこうやって・・」
ポチッ
アスダル「ア゙ア゙ァァ〜〜〜〜」
カトリーヌ「ア゙ア゙ァァ〜〜〜〜」
カロリーヌ「二人揃って扇風機で遊ぶな!!」
アスダル「カロ゙リーヌモヤ゙ラナイ゙カ〜〜〜〜?」
カロリーヌ「やらん!!」
カトリーヌ「ル゙ル゙ゥゥ〜〜〜〜♪」
スピ「冷蔵庫前に到着したぞ!!」
ヨーテ「いちいち騒がしいぞ」
スピ「すまない」
ヨーテ「さて 早めにハイポーションを取りたいところだが・・」
スピ「・・おかしいな 冷蔵庫が歪んで見える」
ヨーテ「光の屈折 "蜃気楼"か」
スピ「冷蔵庫の周りの空気ってここまで暑かったか?」
ヨーテ「空気だけではない ミストまでもが暑い」
スピ「一言で言うと?」
ヨーテ「ミストが暑いわ ・・って何を言わせるのだ!!」
スピ「いや そこまで怒らなくても・・」
ヨーテ「まったく・・ まぁいい 早く冷蔵庫を開けろ」
スピ「了解した」
ガチャッ
???「・・・」
バタンッ
474 :
5/7:2006/09/15(金) 21:23:31 ID:oIX70h270
ヨーテ「・・? どうした? 何故閉める?」
スピ「な・・中に・・」
ヨーテ「中に・・なんだ?」
スピ「・・見れば分かる」
ヨーテ「どれ・・」
ガチャッ
???「・・・」
バタンッ
ヨーテ「何だあいつは!?」
スピ「分からん あまりにも唐突すぎて自分にもサッパリ・・」
ガチャッ
ヨーテ「む?」
スピ「ドアが独りでに・・!!」
フワ・・フワ・・フワ・・
ヨーテ「中から何か出てきたな・・」
スピ「こいつは・・」
精霊王サラマンドラ「・・・」
スピ「精霊王か!!」
ヨーテ「暑さの原因はこいつか?」
サラマンドラ「・・・」
スピ「ど・・どうする?」
ヨーテ「あまり友好的には見えんな 追い出すしかないだろう」
スピ「しかしどうやって・・ハッ!!」
ヨーテ「何か案でも?」
475 :
6/7:2006/09/15(金) 21:24:20 ID:oIX70h270
スピ「ヨーテ 以前話した"野球拳"を覚えているか?」
ヨーテ「あぁ 結果的に"野球=精霊王"という形に・・!!」
スピ「そう・・そこから推定すると精霊王に対して"拳"が有効である事が伺える!!」
ヨーテ「"野球拳"とはそのような意味だったのか!!」
スピ「そういう事だ!! 早速行くぞ!!」素手:殴る
ヒュッ
ドジュゥッ
スピ「熱っ!!!」
ヨーテ「まぁこんな事だろうと思っていたがな」
サラマンドラ「・・・」
スピ「くっ・・こいつ強い!!」
ヨーテ「殴るのを失敗しただけで何を言っている?」
スピ「でもこのままじゃ私は文字通り手も足も出ないんだが」
ヨーテ「やれやれ・・」装備:エルトのマスク
スピ「ん? その装備は・・」
ヨーテ「鼻を覆えスピネル!! "生物兵器"を仕掛ける!!」投げる:くさや
ジュウゥゥゥ
サラマンドラ「・・!!?」
ヨーテ「どうだ? いかに精霊王といえどもキツいだろう?」
サラマンドラ「!? !? !?」
ヨーテ「さぁ!! 野に還れ精霊王よ!!」
476 :
7/7:2006/09/15(金) 21:25:12 ID:oIX70h270
サラマンドラ「・・・」
フワフワ・・フワワワァ〜
ヨーテ「・・ふん 行ったか」
スピ「・・グ・・ォォ・・」
ヨーテ「どうかしたか?」
スピ「いや・・面をかぶっているから上手く鼻が・・ウググ」
ヨーテ「それは災難だったな この匂いは部屋からしばらくは抜けな・・・しまった!!」
スピ「・・どうかしたか?」
ヨーテ「ギーザが!!」
スピ「忘れてた!!」
ヨーテ「今行くぞギーザ!!」
スピ「万能薬!! いや フェニックスの尾か!?」
ドタドタドタドタ・・・
ミュリン「あぁ!? カダルさんがまた匂いに!! そして運良くマスクを着けてた私は助かった!!」装備:エルトのマスク
カダル「ミュリン・・せ・・説明はいいから何か回復薬を・・クハッ!!」
カロリーヌ「そんなに扇風機が好きならこうしてやる!!」装備:エルトのマスク
アスダル「うわっ! ちょっやめっ 扇風機コッチに向けないでってば!! ウェップ」
カトリーヌ「匂いが!! 匂いが風に乗ってくる!! ハゥッ」
アスダルたんがかわいすぎて目眩がした
超GJ!!!!!!
GJ!!
ガリフ達がアホ杉てたまらんwww
アスダルタソカワユスw
俺も一緒に「あ゛ぁ゛ぁ゛ー」
ギーザ災難www
この部屋って大所帯だな…
確かに大所帯だけど、スピ・ヨーテ・ギーザ組が
他の2組に認識されてる以外はお互いの存在すら知らない状態なので、
それほどごちゃごちゃにはならずに済んでるな。
某スレもそうだけど、閉じ込めスレの中で更に分断してグループ分けする手法は、
誰が最初に考えたのだろう?
グループ分けする時って屋根裏が多く使われてる気がするよな
気のせいか?
同じ部屋に(ryの場合は違う部屋を作るわけにもいかんからでは?
現実問題として、屋根裏や床下ってすごく汚れてるわ灯りはないわ、
ネズミや虫などの動物はたくさんいそうだわで、
長期間閉じ込められるのは拷問に近いよな。
閉じ込めスレの場合は普通の部屋に近い快適な物だと脳内補完するか。
486 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/22(金) 04:22:03 ID:6R5jLrbTO
屋根裏部屋と地下室だと脳内補完
屋根裏&床下組は普段何してんだろなw
>>487 遊ぶ(トランプ等) 話す ブラッシング(屋根裏) 耳(ry) 寝る
と考えてみた
ブラッシング以外は共通だと思うが
ギーザ飼いたいな
490 :
1/4:2006/09/24(日) 22:31:53 ID:4I0x7IDN0
スピネル「フンフフ〜ン♪」
ギーザ「キュッキュキュ〜♪」
ヨーテ「・・何をしている?」
スピ「ん? いや 暇だからギーザの尻尾の毛を」
ヨーテ「整えているのか?」
スピ「無駄にむしっている」
ギーザ「キュ!?」
ヨーテ「動物虐待だぞスピネル!!」
スピ「すまない 冗談だ」
ギーザ「キュフー・・」
ヨーテ「ふー・・無駄に焦らせおって」
スピ「なんとか尻尾をハートの形にしようとしているんだが・・難しくてな」
ヨーテ「・・ハートの形にする理由は?」
スピ「特に無い」
ヨーテ「だろうな」
ギーザ「キュ〜」
491 :
2/4:2006/09/24(日) 22:32:31 ID:4I0x7IDN0
ヨーテ「暇なのか?」
スピ「あぁ かなり暇だな」
ヨーテ「そうか・・」
スピ「・・・」
ギーザ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・耳に触れても」
ヨーテ「なぁ スピネルよ」
スピ「・・(もしかして流されたのか?)」
ヨーテ「聞いているか?」
スピ「聞いてるぞ」
ヨーテ「お前はよく私に対して『耳に触れても』などと口走るが・・」
スピ「ふんふん」
ギーザ「キュンキュン」
ヨーテ「何故"耳"なのだ?」
スピ「む・・そういえば深く考えた事が無いな」
ヨーテ「特に理由も無いのか?」
スピ「う〜む・・強いて言うならば・・」
ヨーテ「強いて言うならば?」
スピ「強いて言うならば・・・なんだろうな?」
ヨーテ「質問を質問で返すな この馬鹿者が」
スピ「すまない」
ギーザ「キュ?」
492 :
3/4:2006/09/24(日) 22:33:07 ID:4I0x7IDN0
スピ「直感で答えるなら『気になる』からかもしれないな」
ヨーテ「つまりは『単純な好奇心』と」
スピ「うむ ヒュムが私たちガリフの面をマジマジと見つめるのと似たようなものか」
ヨーテ「・・(確かにスピネルの面は気になるな・・いや 気になるのは面の中身か)」
スピ「まぁ その好奇心を抑えきれずに洞窟に迷い込んだりして里に迷惑をかける困り者もいるがな」
アスダル「ヘックショイ!!」
カロリーヌ「風邪か?」
アスダル「ズズ・・わかんない」
カトリーヌ「近頃気温も下がってきたから・・」
ヨーテ「洞窟・・あなぐらに迷い込む・・か」
スピ「エルトにも似たような者がいるのか?」
ヨーテ「あぁ 結果的にくろがねをまといしヒュムどもにしてやられたようだがな」
ミュリン「ヘックチン!!」
カダル「ん? 胡椒でも鼻に入ったか?」
ミュリン「グシ・・ちょっとチャーハンに入れすぎたかもしれませんね」
スピ「好奇心とは恐ろしい物なんだな」
ヨーテ「その好奇心で人の耳を付け狙う奴が言う台詞ではないな」
スピ「うぐ・・」
ギーザ「キュ」
493 :
4/4:2006/09/24(日) 22:33:43 ID:4I0x7IDN0
スピ「・・ならば耳以外なら触れてもいいのか?」
ヨーテ「例えば?」
スピ「ふむ・・それじゃあ・・」
ジロジロ
スピ「う〜んとだな・・」
ヨーテ「・・(ここまで恥ずかしげも無く人の体をジロジロと見てくる奴も珍しいな・・)」
スピ「ん〜・・」
ギーザ「キュ〜・・」
ヨーテ「・・まだか? あまり見つめられるのは慣れていないのだが」
スピ「・・よしっ!」
ギーザ「キュッ!」
ヨーテ「決まったか?」
スピ「ヘソに触れても」
ヨーテ「ちょっと待て 何故ヘソなのだ? 気になるのか?」
スピ「え? いや何となく」
ヨーテ「・・お前の考えている事はよく分からん」
スピ「ヘソはダメか?」
ヨーテ「あまり好ましくは無い」
スピ「ではやはり 耳に触れてもい」
ヨーテ「去れ」
なんかアスダルたんとミュリンは相性よさそうだなwww職人さんGJ!!!
ヨーテのヘソ(;´Д`)ハァハァ
ミュリンのくしゃみ(*´Д`*)カワユス
耳の次はヘソか…。
スピネルは異種族の身体の部位に興味があるというより、
ヨーテの反応を知りたいだけの気が。
彼は実はかなりのムッツリだなw
アホじゃな
500get
アス「クワッ」
カロ「どうした?」
アス「いや…物凄く悔しい気がして…」
カト「?…やっぱ熱が…」
502 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/26(火) 18:33:37 ID:+T+2bGkhO
あげ
503 :
スピネル's diary 1/3:2006/09/27(水) 13:29:51 ID:w2EW8HDwO
ヨーテ「何だこれ、スピネルのヤツこんな女々しいことを。どれどれ昨日は何と書いたのか……!!」
日記「月が明るすぎるのか、全く眠れない。ふと横を見ると布団も掛けずにすやすやと眠っている…」
ヨーテ「……私の事か」
日記「…月の光を浴びた私のとは全く違う細長い耳。何故か急にその美しい耳に触れたくなった」
ヨーテ「ま…さか」
日記「優しく【ふにゅっ】と触れると小さな声で【んんっ…】と声を漏らした」
ヨーテ「………」
504 :
スピネル's diary 2/3:2006/09/27(水) 13:31:19 ID:w2EW8HDwO
日記「あまりにも反応が可愛かったので、顔…首…そして丸く柔らかな…」
バタン!!!!!!!!
ヨーテ「スピネル!!!」
スピ「何だ?ああっ!!私の日記を見るなぁ!!」
ヨーテ「何だこの内容は貴様がそんなヤツとは…私は…信じt」
スピ「ギーザを触るくらい別にいいじゃないか…」
ヨーテ「へっ?」
日記「丸く柔らかなお腹をポンポン触った。ここの所運動不足で太ったか?カワイイやつだ」
ヨーテ「……すまない怒鳴って」
スピ「よくわからんが…いいよ……あっ。じゃあ代わりに耳を」
505 :
スピネル's diary 3/3:2006/09/27(水) 13:33:29 ID:w2EW8HDwO
ヨーテ「ギーザを触ればよかろう!!」
スピ「(何で怒ってるんだ)す、すまん…(何で私が謝るんだ?)なぁギーザ?」
ギーザ「キュ?」
GJって言えばGJだけどヨーテが起こった理由があんまり解んないや。
教えてくださいやさしい人。
訂正
○怒った
×起こった
間違えました…orz
>>506 クールで他人の事にはあまり興味がなさそうなヨーテが、
どうしてスピネルの日記を盗み見てしまったのかを考えればおのずと分かるはず。
というか、スピネルはウサギ耳なら誰のでもいいのかw
そして太ってお腹ポンポンのギーザカワユスw
>>509みたいに断定した書き方だと、カプ認定してるみたいで人によっては不快だろうから訂正。
マジレスすると、一度目の怒りはスピネルがこっそりセクハラをしたと思ったから、
二度目は勘違いした自分に対する恥ずかしさから来る怒り。
だからスピネルは日記を読まれた上に八つ当たりされてカワイソスという事で。
まあ空気を全く読まずに「耳を(ry」と言ったスピネルにも問題はあるが。
みなさんマジレスありがとうございます!
少しだけでもわかった気がします!
ギーザ「キュキュ〜!」
スピ「ギーザ、もしかしてまた"ほしゅ"か?」
ギーザ「(^^)キュ!」
スピ「う〜む……"ほしゅ"とはいったい…」
513 :
503:2006/09/29(金) 03:21:14 ID:rNMXwXfwO
俺、503だけど何か混乱させてゴメン。も少しうまく書けるように頑張る
>>513 内容自体はGJだから気にしない。
それに人によって解釈が分かれる話もそれはそれでいいと思う。
意見を交換し合って別の解釈があるのを知るのも楽しいし。
>>513 俺も面白かったよ
早とちりや焦ったヨーテってのもなかなか見れんしw
>>503 >ヨーテ「何だこの内容は貴様がそんなヤツとは…私は…信じt」
ここが「信じr」じゃない所がポイント高かった。
一緒に過ごしてる内にかなりの信頼関係を築いてたんだな。
517 :
503:2006/09/29(金) 16:53:05 ID:rNMXwXfwO
(´;ω;)みんなありがとな。また頑張るよ
518 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/09/30(土) 15:47:04 ID:BSbaOqcz0
age
519 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/01(日) 01:26:00 ID:Do0yDjKw0
age
520 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/01(日) 12:46:34 ID:oII8j++a0
r‐‐i、 .__, ,r‐┐ i、 丶 ,ri、
:"'''''''″ ‘゙,,,,,,,,,. ,i´ ,/ r‐┘ ー―ー / .i、
.r‐---‐ .'「ー¬'i、 ,l゙ ,l゙,,,,._ .゙‐'''l .,!'''''''''' v―''''''""''''-i、 _,,,,,,,,,/ ゙l,,,,,,,,,,,,,
ーー',,,,,,,,,, メi"^゜ .,l゙ .”,,,. ゚i、 ,,,,,、.[ ̄` ` ̄"゙″ l''''''''''''''''''''''''''''''''i、 .l゙r‐'''"~゙゙゙'┐ ゙> ヽ,, ,,,,i゙l,,,、 ,,.r"
.,r'"゙,,,,,,,,,_ ゙゚ァ ..,i´ .,/゜` .l l゙ .l゙ `"゙] 厂 ゙̄|"゙l "''''''''''''''''''''''''''''''′ | 、 ゙゚┐゙゙l,,,,|゜.y'"
l゙ .l″ ゙"・" .,i´ ,l" : |_,/゜ j 冫 ゙l .,ノ | _,,r" ,‐ .,i´ ゛,_″.゙l
.ヽ,_ ^`゙゙゙゙" `,,} .,′,! 'i,、 .,,/ .ヽ_ ^ `゛_,,,i´ 广゙.゙_,,r┘ .,",,r'" ゙''x,,.ヒ
`~゙゙゙゙゙゙゙゙~゙″ `゚″ `゙"''゚″ `~゙゙゙゙~″ `゙ ̄゛ ."’ ‘'
そんなのVIPでやればいいじゃん(笑)
(;^ω^)……
523 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/01(日) 19:03:32 ID:XV53Nph70
age
524 :
1/6:2006/10/02(月) 00:22:20 ID:92J2aI4J0
スピネル「気が付いたらもう500レスを突破したのか・・」
ヨーテ「そのようだな・・」
スピ「前回にこんな会話をしたのはいつだったか」
ヨーテ「確か・・『333』突破時だな」
スピ「そういえばそうだったな」
ギーザ「キュ!」
スピ「今回は前回と違って三人でこの500レス突破を祝うか!」
ヨーテ「"今回は"と言っても今までも特別祝っていないが?」
ジ-----…
カダル「まだまだ考えが甘いな」
ミュリン「三人だけだと思ったら大間違いですよね」
ジ-----…
アスダル「へぇ〜 戦士長達が閉じ込められてから500レスも経ってるのか〜」
カロリーヌ「ヨーテが里以外の場所にそんなに長い期間留まっているとはな」
カトリーヌ「私たちはまだ150レスくらいですけどね・・多分」
525 :
2/6:2006/10/02(月) 00:23:03 ID:92J2aI4J0
ヨーテ「貴様との生活も半分を切ったというわけだな」
スピ「そうなるな」
ヨーテ「約4ヶ月半・・無駄に長いな」
スピ「そうだな 4ヶ月・・ん?」
ヨーテ「どうかしたか?」
スピ「いや このペースで進むと私たちがこの部屋から出れるのは・・来年の冬!!」
ヨーテ「そこまでかかるのか」
スピ「何事も無ければの話なんだけどな」
ヨーテ「確かに何があるか分かった物ではないな 今までだってそうだ」
スピ「そうだな 突然モルボルが現れたり・・」
ヨーテ「そのモルボルがワイルドモルボルになったり・・」
スピ「くさやの匂いにあてられたり・・」
ヨーテ「スピネルは耳を狙ってくるし・・」
スピ「精霊王に出会ったり・・」
ヨーテ「黒い物体を素手で叩き潰す行為に出た事もあるし・・」
スピ「ギーザに出会ったり・・」
ヨーテ「スピネルが懲りずに耳を狙ってくるし・・」
スピ「弓矢に射られそうになったり・・」
ヨーテ「さらに今度は『ヘソ』ときたものだ・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
ギーザ「・・・」
スピ「波乱万丈だな!!」
ヨーテ「今さら何を言っている?」
ギーザ「キュ!」
526 :
3/6:2006/10/02(月) 00:24:03 ID:92J2aI4J0
スピ「ジャハラでの生活はここまで慌ただしくは無かったな」
ヨーテ「私も似たようなものだ 里にいたら恐らく・・いや 絶対にこのような生活はできなかっただろうな」
スピ「そしてその生活も半分を過ぎた と」
ヨーテ「先ほど言ったであろうが」
スピ「今までは記念のために自ら行動を起こしていたから今回は"受身"の体勢で行こうと思う」
ヨーテ「どういう事だ?」
スピ「つまり スレ全体の50%を過ぎた今 何か怪奇現象が起こるかもしれないと」
ヨーテ「・・ロマンチックな奴だな」
スピ「とりあえず何かが起きるまで待ってみようじゃないか」
ヨーテ「やれやれ」
ギーザ「キュ」
――40分後
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ギーザ「・・・」
ヨーテ「・・何も起きぬではないか」
スピ「そうだな ずっと座っていたから足も痺れてきた」
ギーザ「キュ〜」
ヨーテ「何か適当に会話でも交えるか?」
スピ「そうするか それでは・・『クシャミ』の話でも」
ヨーテ「何故クシャミの話を?」
スピ「深い意味は無い」
ヨーテ「だろうな」
527 :
4/6:2006/10/02(月) 00:24:57 ID:92J2aI4J0
スピ「そういうわけでヨーテよ クシャミをしてくれないか?」
ヨーテ「貴様は何を言っている」
スピ「真似事だけで構わないから」
ヨーテ「そう言われてもだな・・ 『はっくしゅん』 これでいいのか?」
スピ「すまないがリアルに頼む」
ヨーテ「・・ックチュン!! ・・これで満足か?」
スピ「・・可愛らしいクシャミだな」
ヨーテ「それは誉め言葉か?」
スピ「受け取り方はヨーテに任せる」
ヨーテ「それでは"宣戦布告"として受け取ろうか」:宿命のサジタリア
キリキリキリキリ…
スピ「すまない 謝るから許してくれ」
ヨーテ「まったく・・ で? このクシャミが一体何に繋がるのだ?」
スピ「うむ 聞いた話によるとヒュムの間ではクシャミをする事によって怪奇現象が起きることがあるらしい」
ヨーテ「ヒュムにそのような能力が?」
スピ「詳しくはわからないが・・そのクシャミの方法も少し特殊らしくてな 確か・・」
ヨーテ「確か?」
スピ「確か・・ イィックショイ!! ・・とクシャミをすると天空から金ダライが」
ガァンッ
スピ「っぐぉ!?」
ヨーテ「降ってきたな 金ダライが」
ミュリン「カダルさん? 金ダライ片手に何しているんですか?」
カダル「いや・・下の方で妙な会話が聞こえてつい」
528 :
5/6:2006/10/02(月) 00:25:33 ID:92J2aI4J0
スピ「くっ・・! 体全体がフラフラする・・!!」
ヨーテ「その角が衝撃をまとめて脳に伝えたようだな」
スピ「まさかこの角がアダになるとは・・」
ヨーテ「そこにある椅子に腰でも下ろせ」
スピ「そうだな・・ よいしょっと」
トサッ
スピ「ふぅ・・ しかし今のは何だったんだ?」
ギーザ「・・キュックチョイ!!」
バキィッ
スピ「うぉっ!?」
ドンガラガッシャン!!
スピ「いつつつ・・ 何でギーザがクシャミをした途端にイスの脚が折れたんだ?」
ヨーテ「スピネル・・太ったか?」
スピ「まさか!」
カロリーヌ「アスダル? そのノコギリは何だ?」
アスダル「そこに落ちてた」
カトリーヌ「顔に木のクズが付着してますけど?」
ヨーテ「スピネルよ これがお前の望む『怪奇現象』か?」
スピ「う〜ん・・ まぁ何も無いよりはマシな結果か」
ヨーテ「しかし 何故クシャミだけであのような現象が?」
スピ「一種の"言霊"かもしれないな あるいは"魔法"か」
ヨーテ「そのような魔法は聞いた事が無いな」
スピ「私も聞いた事が無い」
529 :
6/6:2006/10/02(月) 00:26:34 ID:92J2aI4J0
ヨーテ「にしてもクシャミだけであんな事になるとは・・」
ギーザ「・・キュッ・・キュッ」
ヨーテ「!! いかん! ギーザがまたクシャミを!!」
スピ「なに!?」
ギーザ「キュックチョイ!!」
ドザザザザザザザザ…
ヨーテ「なっ 何だこの大量のピンポン球は!?」
スピ「部屋全体が埋まる!! っていうか溺れる!!」
ヨーテ「くっ・・ もう少しこっちに寄れスピネル!!」
スピ「? 何でそんな事を・・うぉぅ!?」
ガシッ
ヨーテ「"浮き"代わりに貴様の角を掴ませてもらうぞ」
スピ「ヨーテ! 見てみろ! ギーザがピンポン球の波をクロールで泳ぎ進んでいる!!」
ヨーテ「そのような事はどうでもいい!!」
ミュリン「これだけのピンポン球なんてどこにあったんですか?」
カダル「さぁな 気が付いたら置いてあっただけだ ・・ところでミュリン?」
ミュリン「はい?」
カダル「一緒になって落としているが・・もしかして楽しんでいるのか?」
ミュリン「かなり楽しんでいます!」
アスダル「ニ゙ャァァー!! 溺れるぅー!! 床下にも大量のピンポン球が流れ込んできたァー!!」
カロリーヌ「このような物 全てファイアで燃やし尽くしてくれる!!」
カトリーヌ「姉さん! お願いだから思いとどまって!!」
ギーザのくしゃみかわい杉wwwwwww
職人さんGJです!ここのネタは安心して読めるな…!
しかしもう半分か…この癒し空間が終わるなんて考えもしなかったけど
あと500で終わるんだな…サミシス
腹が真っ黒だなミュリンは…
ギーザのくしゃみとクロール泳ぎカワユス。
ミュリンのノリの良さが好きだったりする。
ガリフの間ではヒュムのお笑いが流行ってるのか。
スピネルだけはお笑いという事に気づいてなさそうだが。
いつもながらGJ!!
今回は○゙リフの大爆笑ですか?w
スピネルがすっかり芸人化してるしwww
いつの間にか出現する小道具類もワロスw
>>533の○の中身は カ なのか ト なのか……
>>534 もちろん"カ"に決まっt何をsうわやm
イェア!
な…なぜモグヲタが!………ギャァァァァァァァァム!!
537 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/03(火) 17:29:30 ID:zgI+ZEbt0
あげ
538 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/04(水) 10:35:35 ID:7Sfez5iu0
あげ
539 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/05(木) 15:51:33 ID:fDF3QMbZ0
整列!
番号!
イェア(1)!
っておいw
一応2。点呼?
3。
4だー?(゚∀゚)
あ、(¨;) 5です。
6!ついでに住人を確かめてるのかよww
>>540 がageに便乗して点呼を始めたと?
7ノ
蜂
ギーザ「キュ!」
スピネル「ジュテーム!!」
スピネル「いや今のはだな、番号の10にかけてジュt」
ヨーテ 「さて、ご飯だ。」
ギーザ 「キュ。」
スピネル「いただきます。」
ミュリン「・・・・見事にスベりましたね。」
カダル 「ああ・・・・見事だ弟よっ・・・くっ・・・ぷふっっ」
ミュリン「ウケているっ!?」
アスダル 「戦士長・・・・。」
カトリーヌ「あの方は本当に・・・・・わからない・・・。」
アスダル 「やっぱりあの人にはかなわないや・・・。」
カトリーヌ「・・・・・私はガリフの方がわからなくなってきました・・・姉さ・・・」
カロリーヌ「・・・クッ・・・フフフフッ・・・・ックククククククッッ」
カトリーヌ「ウケているっ!?」
11ですわよ?
12
唐突だが
今みんなは閉じ込めスレ全体がピンチなのは把握しているよな?
このスレはいよいよ550を過ぎたけど
無事に1000まで行ける自身はあるのだろうか?
閉じ込め大分落ちたな
555 :
1/5:2006/10/09(月) 23:03:12 ID:e2SU81ED0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
カダル「・・? この地響きとも取れるなんとも言えない空気の振動は何だ?」
ミュリン「つまり"何の音だ"って事ですね えぇっと・・下から・・かな?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
アスダル「何の音だ? コレ」
カロリーヌ「ミストが震えている・・」
カトリーヌ「上から・・でしょうか」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
スピネル「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・ハァァァァァ・・」
ヨーテ「フゥゥゥゥ・・・」
スピ「耳ィ!! 耳ィ!!」:触れる
シュバッ シュバッ
ヨーテ「去れ!! 去れ!!」:妨げる
パシィッ パシィッ
スピ「耳耳耳耳耳耳耳耳耳耳ィ!!!」:ラッシュ
ヨーテ「去れ去れ去れ去れ去れ去れ去れ去れ去れ去れェ!!!」:ラッシュ
ギーザ「キュー」
ブォォォォォァァァァ…
556 :
2/5:2006/10/09(月) 23:03:52 ID:e2SU81ED0
カダル「・・すまないがミュリンよ 下の状況を簡単に説明してくれないか?」
ミュリン「凄い事になってます」
カダル「実にシンプルな説明だな」
ミュリン「直接見るのが一番早いと思います」
カダル「それもそうだな」
アスダル「上ってさ どうなってんの?」
カロリーヌ「そうだな・・ スピネルとかいう者が『耳』と連呼しながら凄い速さでヨーテの耳に触れようとしてる」
アスダル「戦士長スゲー!!」
カトリーヌ「ヨーテさんは・・ そのスピネルさんの攻撃を完全に防いでますね」
アスダル「ヨーテって人もスゲー!!」
スピ「うおぉぉぉぉォ!!!」:ラッシュ
ヨーテ「はあぁぁぁぁァ!!!」:ラッシュ
ドドドドドドドドドド…
スピ「・・・」:ラッシュ
ヨーテ「・・・」:ラッシュ
ドドドドドドドドドド…
スピ「・・・」:ラッシュ
ヨーテ「・・・」:ラッシュ
ピタッ
ギーザ「キュ?」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・疲れたな」
ヨーテ「・・まったくだ」
557 :
3/5:2006/10/09(月) 23:04:33 ID:e2SU81ED0
ミュリン「あっ 終わった」
カダル「・・(一体何をしていたんだ? 弟よ)」
カトリーヌ「終わったみたいですね」
カロリーヌ「ミストが元に戻ったな」
アスダル「・・(俺も戦士になったらあんな動きができるのかな?)」
スピ「ところで 話を急に変えるが」
ヨーテ「変えすぎだ この馬鹿者が」
スピ「すまない まだ話の内容を説明していないんだが」
ヨーテ「そうか」
ギーザ「キュ〜」
ヨーテ「で? 先ほどの騒動の発端の説明をしないままに話したい事とはなんだ?」
スピ「それはだな まずは・・コホン 耳に触れてもいいだろうか?」
ヨーテ「去れ」
スピ「それだ」
ヨーテ「は?」
スピ「ヨーテは私の言動に対してしょっちゅう"去れ"と言ってくるが・・」
ヨーテ「それがどうかしたか?」
スピ「その・・なんだ 口調というかなんというか・・」
ヨーテ「"キツすぎる"と言いたいのか?」
スピ「それに近しい感じかな つまりだな "たまには口調を変えてみないか?"という事だ」
ヨーテ「面倒だ」
スピ「そんな事を言われたら元も子もないんだが」
ヨーテ「『口調』というのはそう簡単には変えれないのでな」
スピ「ふむ・・一理あるな」
ヨーテ「第一に"どのような口調にすればいいのか"という『参考』が何もない」
スピ「その点なら任せてくれ」
ヨーテ「なに?」
スピ「よい・・しょっと!!」
ドッサリ
ヨーテ「これは・・」
558 :
4/5:2006/10/09(月) 23:05:14 ID:e2SU81ED0
スピ「ヒュムが発行してる読み物・・まぁ 『雑誌』という奴だな」
ヨーテ「私がたまに読んでいた物か でもこれが何の役に立つ?」
スピ「この中からランダムに選んだページに記されている内容を元にやってみようと思う」
ヨーテ「その内容を参考に と?」
スピ「うむ」
ヨーテ「やれやれ・・ まぁ暇潰しには丁度良いか・・」
スピ「選考はギーザにやってもらおう」
ギーザ「キュ!!」
スピ「それでは早速 頼むぞギーザ!!」
ヨーテ「変な物を選んでくれるなよ?」
ギーザ「キュ〜・・」
ゴソゴソ ゴソゴソ
ギーザ「キュッ!!」
ババァ〜ン!!
スピ「決定したな」
ヨーテ「そのページには何が記されている?」
ジ-----…
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「ふむ・・ヒュムの文化にはこのような者がいるのか」
ヨーテ「変わった存在だな・・ヒュムというのは」
スピ「では このような口調にする ということで」
ヨーテ「まったく・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「ヨーテ?」
ヨーテ「何でございましょうか? ご主人様」
スピ「・・その"ご主人様"の部分は言わなくてもいいかな」
ヨーテ「このような口調にしろとおっしゃられたのはご主人様でございますから」
559 :
5/5:2006/10/09(月) 23:05:48 ID:e2SU81ED0
スピ「もしかして怒ってる?」
ヨーテ「滅相もございません ご主人様」
スピ「・・(怒ってる・・絶対に怒ってる・・何であんなページを開いてしまったのか・・)」
ヨーテ「ご主人様 私は今日の夕食の準備に取り掛かりますので・・」
スピ「え? あ あぁ 一体何を作るんだ?」
ヨーテ「この場で く さ や を 焼 か せ て い た だ き ま す」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」装備:マスク
ギーザ「キュ?」装備:マスク
スピ「・・やっぱ怒ってるだろ?」
ヨーテ「いいえ まったく怒っておりません」
スピ「あの・・謝るから・・」
ヨーテ「早速焼かせていただきます」
スピ「謝るから!! 謝るからぁーっ!!」
ヨーテ「点火」
ジュゥゥゥゥゥゥ…
ガ゙ハッ!!
ドサッ
アスダル「今の音は・・戦士長の倒れる音!!」装備:マスク(拝借先:カトリーヌ)
カトリーヌ「よく特定できましたね」装備:マスク
カロリーヌ「ヨーテは怒ると恐いからな」装備:マスク
カダル「弟よ・・今度は一体何をやらかしたんだ?」装備:マスク(拝借先:ミュリン)
ミュリン「雑誌が開きっぱなしになってますね えっと・・内容は・・」装備:マスク
【大特集!! アルケイディアに点在するメイド喫茶!!!】
メイド服着たヨーテが微笑みながら三つ指ついて
「ご主人様(はあと)」
とか言うのを妄想した俺はキモいですか?w
キモい
さぁーねぇー、キモいなんてそりゃ考えてるヤツ次第だな
それはさておき
今回のネタもGJだな!職人さん乙!
ギーザ腹黒説ktkr
何か一番閉じ込め歴浅いくせにアスダル組が一番うまくやってる気がするw
スピネル浮気がばれた亭主みたいだw
拝借先カトリーヌやらミュリンやら、
二人で一つのマスクを仲良く使用とかすごい急接近ですね
って一瞬思っちまったじゃねーか
二度目な
今みんなは閉じ込めスレ全体がピンチなのは把握しているよな?
このスレはいよいよ550を過ぎたけど
無事に1000まで行ける自身はあるのだろうか?
自分の意見は
>>553のメ欄
何故目欄に自分の意見を書く必要がある?
その半端な自己主張をまずやめないか?
>>567 すまなかった
自分の意見としては住人全体で「1000まで頑張る!!」みたいな気持ちがあれば
1000レス達成も難しくないと思うんだ
でもそれが無理そうなら統合スレor避難所に移るべきなのかもしれない
俺は、ネタは書けないけどがんばる。
このスレ好きだし出来ればこのままいって欲しいな
imona使いだからってのもあるけどさ
ただ進み方がゆっくりだから980過ぎたらいきなり落ちる気もする
バーカ
572 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/13(金) 07:10:03 ID:zEXagW2DO
キマリ以来の逸材ハケーン
今のところ意見は3つくらいか
これだけじゃまだ足りないだろうな
他のROM気味の住人もщ(゚Д゚щ)カモォォォォン
ネタは他の住人がふってくれた時にふと思いついて書けるかどうかのレベルなので、
意見や感想だけでも良ければいくらでも協力する。
せっかく半分以上来てるのだから、移動よりはこのまま1000目指したいけど。
保守
4つくらいの「1000まで行けるんじゃね?」的な意見と
「保守」の文字があるのを見ると
このスレは続行でOKなのか?
また何かしらの問題(?)が発生したら柔軟に対応していく…といった感じか
577 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/15(日) 15:42:10 ID:LGJcQ+en0
age
578 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/15(日) 16:59:36 ID:LGJcQ+en0
あげ
ええぃ!職人はまだか!
死んだよバーカ
582 :
1/5:2006/10/16(月) 20:27:31 ID:6Hin6vPw0
ポリポリポリポリポリ…
ヨーテ「・・(モグモグ」
ポリポリポリ ポキッ ポリポリ…
ヨーテ「・・(モグモグ」
スピネル「・・ヨーテ?」
ポリポリ… ピタッ
ヨーテ「どうかしたか?」
スピ「先ほどからポリポリポリポリ聞こえるんだが・・ 何をしているんだ?」
ヨーテ「食べるか?」
スッ
スピ「・・? この青々しくて細長いのは何だ?」
ヨーテ「『ゴーヤ』だ」
スピ「ご・・ごー・・?」
ヨーテ「ゴーヤだゴーヤ 何故発音に詰まる」
スピ「ゴーヤか・・(ゴーヤ? 見た事の無い食べ物だな・・どんな食べ物なんだ?)」
ヨーテ「別名を"ニガウリ"と言ってな 温かい地方で取れる野菜だ」
スピ「・・(ゴーヤ・・ゴーヤ・・・GOヤ?)」
ヨーテ「多少クセのある味だが慣れると中々美味くてな」
ギーザ「キュッ!」
ヨーテ「ん? 食べたいのか?」
スピ「・・(GOヤ・・GOYAH・・!! GO! YAH!!)」
ポリポリポリポリ…
ギーザ「・・(モグモグ」
ヨーテ「どうだ?」
ギーザ「・・キュッ!」
ヨーテ「そうか 美味いか それは良かった」
スピ「GO! YAH!!」
ギーザ「キュ!?」
ヨーテ「なっ なんだ急に!!」
583 :
2/5:2006/10/16(月) 20:28:12 ID:6Hin6vPw0
スピ「すまない 少し考えをつのらせてしまったようだ」
ヨーテ「・・まぁ どうせくだらぬ事を考えていたのだろう」
スピ「うむ 自分自身かなりくだらない事を考えていたと思う」
ヨーテ「認めているなら考えるな」
スピ「すまない」
ギーザ「・・・」
ツンツン
スピ「うん?」
ギーザ「キュー! キューゥ!!」
スピ「・・・」
ギーザ「キュー! キューゥ!!」
スピ「・・!」
ギーザ「キュー! キューゥ!!」
スピ「GO! YAH!!」
ギーザ「キュー! キューゥ!!」
スピ「GO! YAH!!」
ギーザ「キュー! キューゥ!!」
スピ「GO! YAH!!」
ヨーテ「そこ 無駄にシンクロするな」
スピ「GO! YAH!!」
ギーザ「キュー! キューゥ!!」
ヨーテ「五月蝿いぞ貴様ら!!」
スピ「すまない」
ギーザ「キュー」
584 :
3/5:2006/10/16(月) 20:29:09 ID:6Hin6vPw0
スピ「ところで どうして急にゴーヤを食べているんだ?」
ヨーテ「たまたま見つけただけだ 季節も過ぎてるから早めに食べる必要があると判断した」
スピ「生でか」
ヨーテ「それがどうかしたか?」
スピ「いや 別に」
ギーザ「ポリポリポリポリ」
スピ「美味しいのか?」
ヨーテ「私は美味だと思っている 食うか? ほれ まだ一本あるからな」
スッ
スピ「・・(コレ・・本当に生で食べれるのだろうか・・?)」
ヨーテ「? 一体何をためらって・・っと 一度口をつけた物を渡すのは失礼だったか」
スピ「え? いや そうじゃなくてだな」
ポキンッ
ヨーテ「ほれ こっちの口を付けてない方をやるから これなら問題あるまい」
スピ「・・で でわ」
スッ
スピ「・・(ドクン…ドクン…」
ヨーテ「・・(ゴーヤを握り締めて黙ったままのガリフ族・・滑稽な姿だな)」
585 :
4/5:2006/10/16(月) 20:29:58 ID:6Hin6vPw0
ギーザ「ポリポリ・・・」
ツンツン
スピ「うん?」
ギーザ「キュッ! キュッ!」装備:ゴーヤ
ブン ブン
スピ「・・・」
ギーザ「キュキュキュッ! キュゥ!」
ブブブン ブォン
スピ「・・!」
ギーザ「キュキュ! キュッ!!」装備:ゴーヤ
スピ「そらっ! ほれっ!!」装備:ゴーヤ
カシィン カシィン
ギーザ「キュッ キュッ キュゥ!」
スピ「ほっ ほっ はっ!」
カシィン ジャキィン ガシィン
ヨーテ「こら 食べ物で遊ぶな」
スピ「やっ! せぃ! はぁっ!!」
ギーザ「キュッ! キュゥ! キュゥッ!!」
ガンッ! ガシンッ! ズシャンッ!!
ポキッ
スピ「ぁ」
ギーザ「キュ」
―――キリキリキリキリキリ…
スピ「!! こ・・この"音"は・・ 背後から聞こえる弦を力強く引き 狙った相手を仕留める寸前のこの"音"は!!」
ヨーテ「私は既に言ったハズだ・・"食べ物で遊ぶな"と・・」
ギーザ「キュ・・キュゥ・・」
ヨーテ「なのにスピネル・・キサマは忠告を無視したな・・?」
586 :
5/5:2006/10/16(月) 20:30:42 ID:6Hin6vPw0
スピ「あの・・それはだな・・」
ヨーテ「問答無用」装備:宿命のサジタリア
クルリ
スピ「おっ 落ち着いてくれヨーテ!! 矢が直撃したら戦死長に―――? ん?」
ヨーテ「・・? 言いたいことはそれだけか?」
スピ「・・ヨーテ? その装備は一体・・?」
ヨーテ「何を言っている? そんなの『弓』と『矢』に決まって・・・」装備:宿命のサジタリア(弓)&ゴーヤ(矢)
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
ギーザ「・・キュ?」
スピ「・・ご」
ヨーテ「・・うるさい」
スピ「ゴー・・矢?」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・間違ったのか?」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・食事にしようか」
ヨーテ「・・そうしてくれ」
ギーザかわゆすww
ゴー矢ワロスww
遅レスだがGJ!!ダジャレとかwwwww
iヌ「ヨーテ・・・妙な芸風ついたな・・・・カ、カトリーヌ?」
カトリーヌ「ゴー矢・・・・ぷっ・・・くくくくくくっ」
アスダル「・・・(姉妹でもツボっちゃう所って違うもんなんだなぁ)」
おまけ乙。
591 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/17(火) 02:38:12 ID:NULLXTQ80
糞スレあげ〜
GJ!
最後のオチの為だけにゴーヤを出したのかw
実際に食べて「ニガ!」って顔したスピネルも見たかったが、
ガリフは表情が分からないと。
593 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/18(水) 00:12:26 ID:BkMNt4gdO
フラン「私のスレ落ちちゃったわ…姉さんは頑張って…(TxT)」
>>593 ヨーテ「分かったが、上がってるぞ。ヒュムと(ry」
相変わらずねちっこいなー
あと一週間で400レスくらいしないと圧縮に飲み込まれる可能性アリよん。
>>一週間で400レス
難易度テラタカス
598 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/19(木) 00:02:21 ID:HGZU8Oz7O
さっそく保守
sageろ
って便乗厨か?
なんかしつこいのがいるな
ヨーテ「・・(ここのところミストの質が少し変わってきたな・・)」
ヒュゥゥゥゥ…
ヨーテ「・・(以前と比べて大分澄んできている・・と言った所か)」
ヒュゥォォォ…
ヨーテ「・・(冬が近いと言う事か・・ミストだけでなく空気も澄んできている)」
ヒュウゥゥ…
ヨーテ「・・(空気が澄めば夜空が綺麗に見える・・今宵は月が綺麗だな・・)」
スピネル「ヨーテ? ボケっと外を見つめて何してるんだ?」
ヨーテ「・・今の"ボケっと"という表現には何となく悪意を感じるのだが」
スピ「えっ? いやっそういうつもりで言ったのでは・・」
ヨーテ「・・まぁいい お前も見てみるか?」
スピ「見てみる? 何をだ?」
ヨーテ「月だ 今宵の月は美しいぞ」
スピ「あっ・・とだな・・私は月はダメなんだ」
ヨーテ「? どういう事だ?」
スピ「理由は言えないんだが・・月は見ちゃダメなんだ」
ヨーテ「ガリフの掟か?」
スピ「いや 私個人の問題だ」
ヨーテ「ならば問題あるまい」
スピ「ヨーテ? 今の話聞いてた?」
ヨーテ「いいから見てみろ」
グイッ
スピ「ちょっ! 角を引張らないでくれ!」
ヨーテ「掟で無いと言うならば問題は無い」
グィッ グィッ
スピ「だから私個人の問題だと言って」
ヨーテ「諦めろ!」
グイィッ ゴキッ
スピ「ウゴッ!?」
ヨーテ「・・? なんだ今の鈍い音は」
スピ「く・・首が・・」
ヨーテ「鍛えが足りぬのではないか? その首周りの筋肉は見かけだけか?」
スピ「そういう問題じゃなくてだな」
ヨーテ「じゃあ何が問題なのだ?」
スピ「今のはどう考えてもヨーテが角を引張っ――!!」
―トクン
ヨーテ「ん?」
スピ「つ・・月・・」
ヨーテ「そう 月だな」
―ドクン
スピ「見て・・しまった・・」
ヨーテ「だから見たところで一体どういう問題が」
―ドクンッ
ヨーテ「!?」
メキッ バキッ メキョキョッ
スピ「うぐぅ・・がぁぁぁあ!!」
ヨーテ「なっ 何なんだこれは!!」
メキャキョッ ゴキュッ バリリィッ
ヨーテ「スピネルの姿がどんどん変わって・・!!」
スピ「ぐぉ・・ぉぉぉおおお!!!」
ヨーテ「―!! まさか! 俗に言う『オオカミ男』という奴なのか!? ウェアウルフとかそんなのか!!」
ベキッ メリリッ バキキィッ
ヨーテ「答えろスピネル!! 貴様は『オオカミ男』なのか!!」
スピ「があぁぁぁぁっ!!!」
メリメリッ ボキッ ズズズズ…
ピョコンッ
スピ「『ウサギ男』だぴょん」
ヨーテ「なんだそれは」
スピ「だから月はダメって言ったぴょん」
ヨーテ「面はそのままなのか」
スピ「自分で耳を触りたくても上手に耳を動かせないんだぴょん」
――――――――――
スピ「――…という夢を今朝見てな」
ヨーテ「ギーザ 包帯を換えてやるから来い」
ギーザ「キュ!」
スピ「おや? 無視か?」
ヨーテ「貴様の夢物語を聴くのに割いた時間が物凄く惜しい」
ギーザ「キュゥ!」
スピ「すまない」
ミュリン「カダルさんは最近夢とか見ます?」
カダル「レム睡眠を心がけているからな 夢はあまり見ないんだ」
ミュリン「健康的ですね!」
カダル「ふっ」
カトリーヌ「アスダルさんは何か夢とか・・」
アスダル「戦士長みたいに強くなる事かな」
カロリーヌ「そちらの『夢』ではない」
アスダル「えっ!? 違うの!?」
アスダルwwww
ウサギwwwwwwCMネタGJ!!!
606 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/20(金) 21:27:31 ID:+5163XOW0
age
>レム睡眠を心がけているからな
なにそれwww何かかっこいいwwwww
REM睡眠って夢を見る方じゃなかったか?
確かノンレムが深い眠りだったかと……
>>608 気になったから調べてみた
*レム睡眠*
主に筋肉を休めるための眠りで、脳は活発に働き一日の記憶の整理を行う、と言われています。
そのため夢の中では様々な記憶が混ざり不思議なことが起こるんだと思います。
*ノンレム睡眠*
ノンレム睡眠中の人間の目は白目をむいています。
主に大脳を休めるための眠りで、4段階にわかれ、段々深くなっていきます。
ノンレム睡眠中にも夢は見るようですが、あまり印象に残らない夢が多くほとんど覚えていないそうです。
熟睡度
ノンレム>レム
カダル兄さあぁぁぁぁぁぁぁぁん!!! orz
いずれにしても、カダルは寝てる時は脳だけ休めて、体はあまり休めてないって事だな。
ミュリンよ、それって健康的なのか?w
まあ屈強な戦士だからそれほど体を休める必要がないのかもしれないが。
屋根裏なんかに閉じ込められてちゃなおさら体を使わないだろうし。
>>610 いや
レムとノンレムを素で間違えた俺が悪いんだ
本当にすまない
>>611 ごめん。別に責めてる訳じゃなくて。
>>610で書いた事はレムとノンレムの言葉自体が逆でも大した問題じゃないし。
ただ、睡眠はレムとノンレムバランスよく取った方がいいんじゃないかという突っ込みを、
カダルとミュリンにしたかっただけw
悟空ネタかと思ったらCMだったとは
意表つかれてリアルに吹き出したwww
激しくGJ!!
>>613 ホットミルクまじオヌヌメ
ナンナミルクでもいけるのだろうか
ホットミルクか
サンクス、試してみる
レタスとかも良いって聞くよね。
スピネル「ふむふむ・・」
パラパラ…ペラペラ…
スピ「ヨーテに貸してもらった雑誌・・『週刊イヴァリースの友』か・・面白いな」
ペラペラ…パラパラ…
スピ「やはりこういった物の多くはヒュムが作り出しているのだろうか? ヒュムはすごいな」
ペラペラ…ペラペラソース…
スピ「個人的にはこの"問題コーナー"が中々・・ん?」
ピタッ
スピ「変わった問題があるな・・なになに・・?」
ジ-----
スピ「ほうほう なるほど・・よし! あとでヨーテにも出してみるか!」
パタン
スピ「・・(でもこの問題文だけじゃ難しそうだから私なりにヒントでも付け足しておくか)」
スタスタスタスタ…
※
スピ「ヨーテに問題だ!」
ヨーテ「相変わらず貴様の行動は唐突なのだな 食事中だというのに」
ギーザ「キュ!(シャリシャリ」食べる:レタス
スピ「すまない」
ヨーテ「まぁ良い 出してみろ」
スピ「では・・
『黒くて状況によって形や硬さが変わり女性に好まれる"チ"で始まり"コ"で終わる物は?』 ヒントはカカオ」
ヨーテ「チョコ」
スピ「大正解!!」
カダル「・・(弟よ・・何か間違えていないか?)」
ミュリン「カダルさんはチョコとか食べます?」
カダル「ん? そうだな・・カカオ含有率80%程度の物が好きだな」
ミュリン「渋いですね〜」
カダル「そうか?」
アスダル「お? 二人とも何食べてんの?」
カロリーヌ「チョコレートだ お前も食べるか?」
アスダル「いいのか? いただきま〜す」
パクンッ
カトリーヌ「あ でもそのチョコレートはカカオ100%だから一気に食べると・・・」
アスダル「!? ウググッ・・・!!!」
カトリーヌ「言うの遅かったでしょうか」
カロリーヌ「言うの遅かっただろうな ほれ ホットミルクで押し流せ」
アスダル「ムググッ・・!!」
グイッ
カトリーヌ「あ そのミルクまだ熱いから一気に飲むと・・・」
アスダル「!? 熱っつぁ!!」
カトリーヌ「焦ると痛い目を見るってよく言いますよね」
カロリーヌ「焦ると痛い目を見るの実演が今目の前に見えるな」
アスダル(*´Д`*)カワユス
スピネルが見当違い、もしくは簡単過ぎてバカにしてるとも取れるヒントを出してしまい、
またまたヨーテを怒らせるオチかと思ったら逆だったかw
おそらく問題の意味を分かってなかったスピネルと、
しっかり分かってて突っ込むカダルの兄弟まとめて萌え。
カカオ100%って、チョコというよりカカオ豆かカカオマスそのものじゃ。相当苦そうだ。
ヴィエラは野草や木の実などを常食してるから、苦味には強いのか?
糞13
>620
カカオ99%のチョコなら食べたこと有るけど、笑っちゃうほど苦い
普通でも結構イケるんだけどね。
てかあれ使ったプリンを作ったら物凄い美味かった。
自分も興味あったので食べてみた。
確かにすごく苦いけど、耐えられないほどではないかな。
でも残りは砂糖たっぷり入れたチョコレートドリンクにしようw
>>623 よければ作り方教えて。
糞ドリンク
>>626 なんか不気味だけど凄い面白さがwwGJ
628 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/26(木) 00:57:21 ID:z/qVUMao0
必要な型
直径6.5aのプリン型5〜6個分
材料
卵…1個
卵黄…2個
チョコ…45g
牛乳…300CC
グラニュー糖(なかったら普通の砂糖でいいです)…60g
バニラエッセンス(大人の味を楽しみたかったらブランデーに替えるとか)…少々
下準備
・チョコを細かく刻んでおく。
・プリンの型にあらかじめから溶かしバターをプリンの型の内側に塗っておく。
注意!これをやらなかったらツルンととれません!
・蒸し器を用意する
次のレスへ
「1」ボウルに卵と卵黄を入れてよく混ぜ合わせる。
「2」刻んだチョコレートをボウルに入れ、湯煎(お湯の入ったボウルの上に刻んだチョコが入ったボウルをかぶせてチョコを湯熱で溶かす作業)でチョコが滑らかになるまで溶かして順序「1」のボウルに加えて混ぜる。
「3」鍋に牛乳、グラニュー糖(砂糖)、バニラエッセンス(ブランデー)を入れて中火にかけ、沸騰直前で火を止めて順序「4」に少しづつ加えて混ぜる。
注意!
牛乳は沸騰するとすぐに沸き上がるので注意!
次のレスへ
「4」順序「3」をこし器に入れて裏ごし、粗熱を取っておく。
「5」溶かしバターを塗っておいたプリン型に順序「4」のプリン液を入れる。蒸し器に入れて火を点けて沸騰して10〜15分程蒸して竹串で刺して何もついてこなかったら出来上がり。ついていたらもう5分程蒸す。
以上、ビターチョコプリンのレシピでした。
すっげー! 本当に作れるんだ!
以前にテケトーにプリンを作ってみたら茶碗蒸しになったという痛い記憶が…
634 :
624:2006/10/26(木) 15:05:22 ID:20/yTgx/0
卵酒を作ろうとしてプリンができてしまったヤツを知ってる。
あれ?ここFF・ドラクエ板だよね?
もしかして俺間違えてる?
スピネル「ん〜・・ ヨーテ?」
ヨーテ「なんだ?」
スピ「ヨーテは料理を作ることができるよな?」
ヨーテ「無論 というかしょっちゅう食べているであろうが」
スピ「お菓子は作れるのか?」
ヨーテ「菓子だと?」
スピ「そう お菓子」
ヨーテ「・・物によるな」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「何か食べたい菓子でもあるのか?」
スピ「そうだな・・『プリン』とか」
ヨーテ「・・随分と可愛らしい物を選ぶのだな」
スピ「無理だろうか?」
ヨーテ「材料さえあれば可能だ」
スピ「本当か!」
ヨーテ「ただし!」
スピ「うん?」
ヨーテ「私一人で作るのは面倒だからスピネル お前自身も手伝え」
スピ「了解した」
ギーザ「キュ!」
スピ「ギーザも手伝ってくれるそうだ」
ヨーテ「頼もしい限りだ」
※
ヨーテ「これから必要な材料名を言うから 言われた奴をここに用意しろ」
スピ「任せろ!」
ギーザ「キュ!」
640 :
2/7:2006/10/26(木) 20:14:05 ID:YFavAq1c0
ヨーテ「まずは・・ 『タマゴ』だな」
スピ「これでいいだろうか?」
【虹色タマゴ】
ヨーテ「まぁ良い 次は『牛乳』」
スピ「牛乳が無いのでこれで代用を」
【ナンナミルク】
ヨーテ「ちょっとクセがないか?」
スピ「なんとかなるさ」
ヨーテ「ならいいのだがな あとは『グラニュー糖』だ」
スピ「蔵乳刀?」
ヨーテ「グラニュー糖だ 無ければ普通の砂糖でも構わん」
スピ「なるほど 砂糖でいいのか」
ギーザ「キュ!!」
【砂糖】
ヨーテ「ギーザの方が先に見つけ出したな」
スピ「おぉ 地味に素早い」
ギーザ「キュ〜」
ヨーテ「最後 『バニラエッセンス』」
スピ「ヴァニラエッセンス?」
ヨーテ「無駄に発音を良くしてどうする」
スピ「一体何に使うんだ?」
ヨーテ「香り付けだ 無ければブランデー等でも可能だ」
スピ「ブランデー・・つまりはアルコール・・」
【ビュエルバ魂】
スピ「これでどうだ?」
ヨーテ「却下 っていうかそれに限らず今までの材料は何処にあったのだ」
スピ「冷蔵庫の中だな こんな物もあったぞ」
【デビルカクテル】
ヨーテ「・・随分と禍禍しい物が入っているな」
スピ「これじゃダメか?」
ヨーテ「やってみなくては分からん」
641 :
3/7:2006/10/26(木) 20:14:39 ID:YFavAq1c0
スピ「それじゃあ早速作業に」
ツンツン
スピ「ん?」
ギーザ「キュ!」
【チョコレート】
スピ「チョコ・・ ヨーテ? チョコは使えるのか?」
ヨーテ「あらかじめ刻んでおけば問題は無い」
スピ「だそうだ 良かったな ギーザ」
ギーザ「キュゥ!」
※
ヨーテ「これからプリンを作るための作業に取り掛かる」
スピ「ハッ!」
ギーザ「キュッ!」
ヨーテ「その前に一つ・・ 貴様らのその"手術開始時の医者"のような手つきはなんだ?」
スピ「雰囲気でもだそうかと」
ヨーテ「プリンを作るにあたってそのような雰囲気は必要無い」
スピ「すまなかった で 私は何をすればいい?」
ヨーテ「そうだな・・ 私がこっちでタマゴをといている間にチョコでも刻んでおけ」
スピ「分かった! ゆくぞギーザ!!」
ギーザ「キュ!!」
ヨーテ「怪我"だけ"はするなよ?」
642 :
4/7:2006/10/26(木) 20:15:29 ID:YFavAq1c0
―トントントン…シュトトトトトトトトトト!!!
スピ「うぉぉお!!」刻む:チョコ
ズバババババババババ!!!
スピ「とりゃぁぁあ!!」
ギーザ「キュ!」
スピ「はぁぁ・・ん? どうかしたか?」
ギーザ「キュキュキュゥ!」
【ニンジン】
スピ「・・・」
ギーザ「キュ!」
スピ「いや さすがにニンジンを入れるわけには」
ギーザ「キュ!?(ガーン」
スピ「う・・ ま まぁ試しに入れてみるか! キャロットプリンというのもあることだし・・」
ギーザ「キュ〜」
トントントントン…
スピ「・・ふぅ これでニンジンは終わりっと」
ギーザ「キュ!」
スピ「それじゃあ改めてチョコでも刻むとするか」
トントントン…ストトトトトトトト!!
スピ「てりゃぁぁあ!!」
ズダダダダ
―ドロリ
スピ「おや?」
デロデロ ドロドロ
スピ「これは・・ ヨーテ? ちょっといいか?」
ヨーテ「どうかしたか?」
スピ「チョコなんだが・・」
ドロドロ デロデロ
スピ「刻んでいるうちに溶けてしまったみたいなんだ」
ヨーテ「溶けただと? 普通はそう簡単に溶けはしないが・・」
643 :
5/7:2006/10/26(木) 20:16:29 ID:YFavAq1c0
スピ「普通に刻んでいただけなんだがな 左手がベタベタになってしまった」
ヨーテ「・・スピネル 右手を貸せ」
スピ「右手? こうか?」
スッ
ヨーテ「失礼する」
グイッ ギュッ
スピ「うお!?」
ヨーテ「・・・」
スピ「よっヨーテ? 何で私の手をワキで挟む!?」
ヨーテ「・・・熱い」
スピ「くっ 左手で振り払いたいけどチョコで汚れているから触れるわけには――え?」
ヨーテ「貴様・・もしかして風邪を引いていないか?」
スピ「カゼ? ナゼ?」
ヨーテ「貴様の右手の温度がかなり高い 熱でもあるのではないか?」
スピ「そうなのか? そう言われてみると少し熱いような・・」
ヨーテ「互いの額を当てるのが分かりやすいんだがな」
スピ「すまない 面は外せないんだ」
ヨーテ「そんな事は分かってる この体温計でも使って測っておけ」
スピ「了解した」装備:体温計
――ピピピピッ ピピピピッ ピピピ ピッ
ヨーテ「どれどれ・・」
ジ---
スピ「・・どうだ?」
ヨーテ「・・ガリフ族の平均体温は?」
スピ「確か・・――」
ヨーテ「――・・なるほど」
スピ「それで? 私の体温は?」
ヨーテ「平均値よりかなり高い とでも言っておこうか」
スピ「そうか」
ヨーテ「しばらく寝てろ」
644 :
6/7:2006/10/26(木) 20:18:44 ID:YFavAq1c0
スピ「ふぅ・・プリン作りは諦めるか」
ヨーテ「それが賢明だな」
スピ「せっかく材料はあったのにな・・」
ヨーテ「・・ギーザ スピネルの事を見ててやれ」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「私は台所に行ってくるからな 頼んだぞ」
スタスタスタ…
スピ「・・ヨーテは台所で何をするつもりなんだ?」
バシャバシャ
スピ「・・ギーザは洗面器を用意して何をするつもりなんだ?」
ギーザ「キュゥゥ・・」しぼる:タオル
ギュゥゥ
スピ「・・なるほど 濡れタオルを作ってくれてるのか」
ギーザ「キュ!」
スピ「ありがとうな でも少しだけしぼりが甘いかもしれな」
ギーザ「キュ!!」
ベチャン!
スピ「ぶっ!!」
ビシャビシャ
ヨーテ「スピネル お前が"先ほど切ってた材料"を使って玉子酒を・・ 何をしているのだ?」
スピ「え?これは・・額にタオルを乗せているんだ」
ヨーテ「何処からどう見ても顔面にタオルがあるのだが」
スピ「深くは気にしないでくれ」
ギーザ「キュ?」
645 :
7/7:2006/10/26(木) 20:19:37 ID:YFavAq1c0
ヨーテ「・・なんとなく予想はつくがな ほれ これでも飲んでおけ」
スッ
スピ「? これは?」
ヨーテ「玉子酒 体が温まるぞ」
スピ「へぇ〜 どうやって作ったんだ?」
ヨーテ「さっき集めた材料の中から使えそうなもの・・というか全部使って作った」
スピ「ほうほう」
ズッ…
ヨーテ「そういえばチョコのそばに"オレンジ色の物"があったんだが・・あれは何だ?」
ズズズッ〜
スピ「あぁ それはニンジ ングッ!?」
ヨーテ「・・? どうかしたか?」
スピ「い いや・・なんでもない・・(チョコ味の玉子酒にニンジンは・・合わないな)」
ヨーテ「? 変な奴だな・・ まぁ良い なにか望む事があったら言え」
スピ「望む事?」
ヨーテ「"飲み物が欲しい"だとか"温かい物が食べたい"とか」
スピ「じゃあ早速」
ヨーテ「なんだ?」
スピ「耳に触らせてくれないか?」
ヨーテ「調子に乗るな 馬鹿者が」
リアルktkr
虹色タマゴって高級だなおいw
自分のせいでかなり話が脱線してしまったので、
ネタにも使ってくれてサンクス。
>"手術開始時の医者"のような手つき
ここがなにげにツボ。
>(チョコ味の玉子酒にニンジンは・・合わないな)
無事にプリンを作れてたとしても合わなかっただろうなw
あと、冷静にスピネルの手を自分の脇に挟むヨーテ萌え。
この流れならくると思ったよGJ!!
顔面濡れタオルてwww仮面してなきゃ死んでるぞww
ギーザもすっかり溶け込んでてイイな
やる事全てがやたらと可愛いし
タオルを絞って
「ベシャン!」
「ぶっ!」
がツボったw
あー楽しいwww
ホントここ来るとほのぼのするわ
―その頃の地下室組―
アスダル「うわあ…(ヨーテさんの横乳、戦士長の手首に当たっちゃっ
てるよ…)」(←流石に口には出さない分別?はあるようです)
iヌ「…ヨーテは男がどういう生き物なのか分からんのか…女ばかりの里に籠もってれば無
理ないのかも知れないが…」
カトリーヌ「迂闊にあんな事すると勘違いしたり狼に変身しちゃう人も
いますもんね」
アスダル「(…この人達もあんまりヨーテさんの事言えないと思うんだ
けどなぁ…それにしても戦士長羨まし…)」
と、普段から恥ずかしくて視線をなかなか姉妹に向けられないアス
ダル君はそう思うのでした
アスダルに萌えてる俺はGTMTですか?
ギーザは普通に萌えていいですか?
アスダルはヘネカワイイから無問題。
ギーザが可愛いのは不変の真理。
そういえばギーザラビットってケアルかけてくれるんだよな。
>>653 MJD−!? うぁ…惨殺しまくってた…
ギーザ「キュキュキュッキュキュ〜♪」
キュキュキュッキュ
ギーザ「キュッキュキュキュ〜♪」
キュッ キュッ キュッ
ギーザ「キュキュッキュキュ〜♪」
キュ キュキュキュ
ギーザ「キュ♪」
―チュンチュン…チュチュン…
スピネル「む・・ぅ・・・朝か」
ムク
スピ「んん〜っ・・・ふぅ 今日もいい天気だな」
ギーザ「キュ!」
スピ「ん? おはようギーザ」
ギーザ「キュ〜(ニコニコ」
スピ「ご機嫌みたいだな 何かいいことでもあったか?」
ヨーテ「スピネル? 起きたのか?」
スピ「あぁ 今起きたところだ」
ヨーテ「丁度良かった 今朝食を作った所だから早めに食べ・・・・・・」
スピ「・・ん?」
ヨーテ「・・・」
ジ---
スピ「・・? 私の顔に何か付いているか? とは言っても面があるが」
ヨーテ「・・新しいまじないか?」
スピ「まじない? 私が? 確かに面の模様には色々と意味があるが」
ヨーテ「・・鏡で見てみろ」
スッ
スピ「どれどれ・・」
ジッ
スピ「・・・」
ナンダコレハァァァァァァアアア!!!!
ミュリン「うわ!? 今の声はなに!?」
カダル「おはよう ミュリン」
ミュリン「あ カダルさんおはようございます」
カダル「すまないな 弟が朝から騒がしくて」
アスダル「ふぉぉ!?(ビクゥ」
カロリーヌ「起きたか 随分と遅い目覚めだ」
アスダル「いや 遅いって言ってもまだ6時43分31秒・・ってか 今の大声はなに!?」
カトリーヌ「アスダルさんのところの戦士長・・スピネルさんですね その人の声です」
ヨーテ「随分と元気が良いな もう風邪は治ったか?」
スピ「おかげさまで・・ ってそれよりも何故私の面に落書きがあるんだ!?」
ヨーテ「安心しろ 見た感じ水性だから水で落ちる」
スピ「問題はそっちじゃなくて」
ヨーテ「自分で書いたんじゃないのか?」
ギーザ「キュ〜」
スピ「自分で額に『ニンジン』と書いた記憶はないが・・」
ヨーテ「私はやっておらんからな それでお前もやっていないと言うならば・・」
スピ「言うならば?」
ヨーテ「犯人は・・お前しかおるまい」
ギーザ「・・キュ?」
スピ「ギーザだと? でも証拠も何も・・」
ヨーテ「右手にしっかりと『マッキー黒(水性)』を持っているであろうが」
ギーザ「キュ!?(ギクッ」装備:マッキー黒(水性)
スピ「よーしギーザ こっちに来なさい お仕置きでくすぐってやる」
ギーザ「キュ・・ キュ〜!」:とんずら
トテテテテテテテ
スピ「あっ! コラっ! 待ちなさい!」
ドタタタタタタタ
ヨーテ「・・微笑ましいやつらだな」
もはやすっかりオモロイ家族だなw
冒頭のキュッキュはギーザの泣き声だけでなく、
マッキーで書いてる音でもあった訳かw
ほのぼのしてて和んだ。GJ!
ギーザは「ニンジン」という字を書けるのかwww うちのワンコより賢いな…
ギーザかわいいw
アスダル時間正確すぎw
661 :
1/6:2006/10/29(日) 19:02:55 ID:OMjyGzfh0
???「グルルルルルルル・・・」
ズシン…ズシン…
???「グルル・・グルルル・・・」
ズシン…ズシン…
スピネル「う〜む・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「んん〜・・」
ギーザ「・・キュ?」
スピ「う〜ん・・」
ヨーテ「・・先程から何をうなっている? 腹でも痛いのか?」
スピ「いや お腹の具合は絶好調だ むしろ空いてきたくらいだ」
ヨーテ「そうか では食事の準備にでも取り掛かるとするか」
ギーザ「キュ!」
ヨーテ「スピネル お前は何を食べたい?」
スピ「私的には肉を使った料理が食べたいんだが・・」
ヨーテ「それではナンナの肉でも使って何か・・」
スピ「さっきっから悩んでいるのはその事なんだ」
ヨーテ「どういう事だ?」
スピ「その・・なんというかだな・・」
ヨーテ「言いたいことがあったら申してみろ ほれほれ」
スピ「では言うぞ・・ コホン ・・『たまには変わった肉の料理が食べたい』」
ヨーテ「却下 わがままを言うな」
スピ「理由とか色々と聞く耳持たず?」
ヨーテ「耳ならこのように大きな耳を持っておる」
スピ「いや そうじゃなくて」
ギーザ「キュ!」
スピ「うんうん ギーザの耳も大きいな」
662 :
2/6:2006/10/29(日) 19:03:38 ID:OMjyGzfh0
ヨーテ「なんだ? 風邪で味覚をおかしくしてナンナの味が嫌いになったか?」
スピ「いやいや 馴染み有るナンナの味を嫌いになったことは一度も無いさ」
ヨーテ「では何故ナンナの肉以外の物を望む?」
スピ「そうだな・・ 単純な"気まぐれ"から来ているのかもしれないな」
ヨーテ「気まぐれか」
スピ「うむ 気まぐれだ」
ヨーテ「貴様の気まぐれにいちいち付き合っている暇など無い」
ギーザ「・・!!(ピクッ」
ヨーテ「第一に私たちの確保している食料にナンナ以外の肉など無――!!」
スピ「・・ん? どうかしたか?」
ヨーテ「スピネル・・ナンナ以外の肉ならいいのか?」
スピ「あぁ でも無理に合わせなくても別に構わ」
ヨーテ「ならばその場を離れてこちらに来い」
スピ「? 窓際に座っていたらダメか?」
ヨーテ「文句を垂れる前に行動しろ」
スピ「・・? 一体何を焦ってい――!!」
ズシン…ズシン…
スピ「・・なるほどな」
ヨーテ「把握したのならすぐに動け」
スピ「了解した」
スッ スタスタスタ
スピ「ヨーテはいつ気付いたんだ?」
ヨーテ「貴様が気付く2分ほど前に」
スピ「ギーザも・・気付いているみたいだな」
ギーザ「キュ!」
ズシン…ズシン…!
スピ「この足音・・結構巨大な感じだな」
663 :
3/6:2006/10/29(日) 19:04:20 ID:OMjyGzfh0
ヨーテ「ん? 貴様はこの足音の持ち主をまだ把握していないのか?」
スピ「ヨーテはもう把握しているのか!?」
ヨーテ「先ほど言ったであろう "ナンナ以外の肉ならいいのか"・・と」
スピ「あ その時の台詞はこの伏線なのか」
ヨーテ「気が付かなかったのか?」
スピ「すまない」
ズシン…ズシン…!!
ヨーテ「まぁ良い 改めて・・というより 内容を変えてもう一度聞こうか」
ズシン…! ズシン…!!
ヨーテ「スピネル 貴様は・・」
ズシン…!!! バキッベキッメリッ
ヨーテ「『ベヒーモステーキ』は好きか?」
バキバキッ…ドッゴォォオン!!!
ベヒーモス「グルォォォァア!!!」
スピ「大好物だ!!」装備:素手
ベヒーモス「グルォォァ!! グルォ・・ルォ?」
ヨーテ「それは良かった」装備:宿命のサジタリア
ベヒーモス「・・ルル? グルォ?」
ギーザ「キュ!!」装備:ブラシ
664 :
4/6:2006/10/29(日) 19:05:04 ID:OMjyGzfh0
スピ「ギーザ それで戦うのは無茶だからこちらにしなさい」
ギーザ「キュ?」装備変更:ブラシ→フライパン
ヨーテ「フライパンで戦うのは無茶ではないのか」
ベヒーモス「・・?」
ヨーテ「ところでスピネル 貴様はギーザの心配をするよりも自分の心配をした方が良いのではないか?」
スピ「どうしてだ?」
ヨーテ「装備はいらないのか?」
スピ「その点なら心配御無用 私の武器はこの鍛えぬかれた肉体!!」
ヨーテ「フッ 無駄に頼もしいな」
ベヒーモス「・・? ・・??」
スピ「・・っと すっかり待たせてしまったな」
ヨーテ「律儀に待っているこやつもこやつだがな」
ギーザ「キュ」
ベヒーモス「ル?? グル・・? ゴルォ・・・!!」
スピ「それでは・・!」:素手
ヨーテ「早速・・!」:弓矢
ギーザ「キュ・・!」:Flypan
ベヒーモス(テーキ)「グ・・グル・・・グルォォォァァァァァア!!!!」 超訳:「うぅ・・う・・うぉぉお!! 死なばもろともぉぉぉお!!!!」
ドゴンッ ドスッ シュトトトッ! ズバァン!! ドゥンビドゥン
〜只今食糧確保中〜
ガァンッ! ズンッ ズドォッ! バシュンッ! マリョマリョ メメタァ!!
665 :
5/6:2006/10/29(日) 19:06:00 ID:OMjyGzfh0
ミュリン「カダルさん! カダルさん!」
カダル「どうかしたか?」
ミュリン「下を見てください! 凄いカオスになってます!!」
カダル「カオスだと? カオスと言ったら噂で聞く限りでは死都ナブディスに・・」
ジ-----
カダル「・・・」
ミュリン「どうです?」
カダル「あぁ 確かにカオスだな」
アスダル「うわぁ・・戦士長もヨーテさんもすごいけど・・ギーザもスゲー!!」
カロリーヌ「よく見ておけカトリーヌ ベヒーモスとはこういう生き物だ いずれお前も戦う事になるだろう」
カトリーヌ「その時は・・上の2人と1匹のように戦えばいいんですね?」
カロリーヌ「いや あの動きを模倣する必要は無い あの動きはそう簡単に真似できるものでは」
アスダル「ところでさ」
カロリーヌ「うん?」
アスダル「ベヒーモスって何であんなに紫なんだ?」
カロリーヌ「そのような下らない質問のために私の台詞をぶった切ったのか?」
カトリーヌ「姉さん 落ち着いて・・」
アスダル「えっ? いや あの・・ごめん」
666 :
6/6:2006/10/29(日) 19:07:58 ID:OMjyGzfh0
ズガンッ! ガッ! ボゴォン!! ズキュゥン!!
ベヒーモステーキ「ルォ・・ォォ・・・オォォ・・・」
ズズンッ…
ヨーテ「・・ふぅ 無事にベヒーモスを」
スピ「 討 伐 完 了 」
ギーザ「キュ!!」
ヨーテ「・・討伐? モブでもなんでも無いであろうが」
スピ「すまない 言ってみたかっただけなんだ」
※ミストに包まれた食欲の秋※
ランク:?
対象:運悪く乱入してきたベヒーモス
依頼元:気まぐれなスピネル
依頼場所:同じ部屋
出現場所:同じ部屋
報酬:ベヒーモステーキ
GJ!!
ギーザはいちいち可愛いなw
ジャハラにいた頃、里の戦士を十人ぐらい引き連れて意気揚々と
幻妖の森にベヒーモス狩りに行くスピネルが浮かんだw
報酬のベヒーモステーキはスピネルはもちろんヨーテもおいしく食したのだろうが、
ギーザは草食だから無理?
試しに食べてみて肉のおいしさに目覚めたギーザが、
今度はスピネルの額に「にく」って書いたりして。
ちょっと待て!ジョジョの効果音がwwww
ギーザカワツヨスwwフライパンテラカタスww
アスダルwwww
ベヒーモスエラス
>「キュ!」
>「うんうん ギーザの耳も大きいな」
萌ゆる
メメタァ!!ktkr!
スピネルは波紋の使い手だったのかw
ヨーテって1-100辺りまでと比べてずいぶん可愛くなったな…………
むしろスピネルの方が(ry
675 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/10/31(火) 02:43:52 ID:OKrHbluaO
というわけで保守
>>675は荒らし。ここは整理対象じゃありません。
昨日までベヒーモステーキがネタかと思ってたよ俺…orz
ベヒーモス倒したら手に入るんだな。
避難所からのコピペ
933 名前: 名無しさん 投稿日: 2006/10/27(金) 04:25:22
久々に避難所来たらレス伸びまくりw
続行して完走めざすスレ
→バタコ アーシェ ビビ ラムザ ガリフ ルーネス ジャッジ フライヤ +総合スレ
職人引き上げスレ
→レフィア ミネア アーロン ティナスレ
このスレももう少しで700か
ペースとしてはどうなんだろうな
遅いのか早いのか普通なのかギーザなのか
>>681 まあ早いか遅いかで言えば…
ジャハラかな
そうか…ジャハラか…
むしろナンナじゃないか?
ナンナか…
実はウバル=カ様なんじゃねーか?
アスダルかもしれない
意外なところでカダルかも
いやこれはむしろ く さ や だ…ろ……ぐはっ…………
ミストが濃いわ!
689 :
1/3:2006/11/04(土) 19:49:15 ID:c+WhK8CW0
ザアァァァァァァァァ…
ヨーテ「雨か…」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「雨が降ると外出しづらいとよく聞くが…閉じ込められているとなるとあまり関係が無いな」
ザァァァァァァァァァ…
ヨーテ「…ん? (このミストの震え方は…)」
ゴロゴロ…ゴロゴロ…
ギーザ「キュ…」
ヨーテ「雷…か」
ゴロゴロ…ゴロゴロ…
カッ!!
ピッシャアァァァァ――z__ン!!!
フッ
ギーザ「キュ!?」
ヨーテ「やれやれ…停電したか」
690 :
2/3:2006/11/04(土) 19:49:54 ID:c+WhK8CW0
パチッ
ヨーテ「む?」
パチッ
パチン
パチッ パチン
ヨーテ「…この音はなんだ? 暗くて何も見えん」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「そういえばスピネルが見当たらぬ…いや 近くに居てもこの闇じゃ見えないか」
スピネル「呼んだか?」
ヨーテ「スピネルか? 今何処にいる?」
スピネル「ヨーテと同じ部屋にいる」
ヨーテ「そんな事は把握している」
スピネル「『何処に』と言われてもな… こっちもこの闇では自分の位置がわからないんだ」
パチッ
ヨーテ「そうか ではこの停電が直るまで用心しておれ」
スピネル「? どういう事だ?」
パチン
ヨーテ「先ほどから妙な音が聞こえていてな 何者かが侵入したのかもしれない」
スピネル「あぁ なんだその事か その音なら別に怪しいものではないから安心し――」
パチッ
グワァァア!!!
ヨーテ「!? スピネル!! どうした!!」
ギーザ「キュー!!」
ピカッ
ヨーテ「! 灯りが戻ったか」
691 :
3/3:2006/11/04(土) 19:50:34 ID:c+WhK8CW0
スピネル「ぐぬぬ…(ピクピク」
ヨーテ「スピネル! 大丈夫か! 一体何があった!!」
スピネル「つ…爪…」
ヨーテ「爪だと? 爪で攻撃されたのか!!」
スピネル「いや…そうじゃなくて…コレ…」
スッ
ヨーテ「? お前の手に何かある…ん? コレは……深爪か?」
スピネル「さっき爪を切っていたらこの有り様だ…」
ヨーテ「…貴様 停電の最中に爪を切っていたのか?」
スピネル「さすがに暗い中で爪を切るのは難しいな」
ヨーテ「当たり前だ 馬鹿者が」
スピネル「何か薬を塗ってくれると嬉しいんだが…」
ヨーテ「残念ながら馬鹿を治す薬は無いのでな ギーザ この馬鹿者の指を舐めてやれ」
ギーザ「キュ!」
ペロン
スピネル「ぐぉ!? しっ シミるぞ!!」
ヨーテ「…そういえば 停電の前にギーザは芋の薄揚げ菓子を食べていたな 確か『うす塩味』だったか」
ギーザ「キュ! キュ!」
ペロペロペロン
スピネル「ちょっ ギーザ!! やめっ」
ギーザ「キュ!!」
パクンッ
アッー!!!!
夜に爪を切ってはいけないという迷信ネタかw
スピネルはそういうの律儀に守りそうだけど、
ガリフにはそういう言い伝えはたまたまなかったんだろうな。
>>692 (゚Д゚)
その迷信を素で知らなかった俺がいる
夜に爪を切ったら親の死に目に会えなくなるってやつか。
でも親と仲良くないから別に見れなくてもいいなぁ…。
スピネルもアッー!の世界に入りそうな勢いだな。
ヨーテって弱点無いのかな
雷でちょっと期待してしまったよ・・・
あまりにもありきたりだから耳は却下するw
深爪でアッー!な戦士長を見ていたカダルとアスダルがどういう反応したか気になるww
697 :
1/11:2006/11/05(日) 22:12:50 ID:a1NBnX+J0
ヨーテ「スピネル? ちょっとよいか?」
スピネル「うん?」
ヨーテ「ちょいとばかしコレを見て欲しいのだが・・」
スッ
スピ「コレとは『ベヒーモステーキ』のことか?」
ヨーテ「そうだ」
スピ「この間ベヒーモスを倒してから大量に手に入れて様々な調理法で食べてきたよな」
ギーザ「キュ!」
スピ「"煮込み"とか"タタキ"とか"カツ"とか"ユッケ"とか」
ヨーテ「思い出を振り返るのも構わないが本題に移ってよいか?」
スピ「え? あ あぁ そうだな」
ヨーテ「ベヒーモステーキ自体はコレで最後なんだが・・」
スピ「ふむふむ」
ギーザ「キュゥキュゥ」
ヨーテ「良く見て欲しい 何かおかしくないか?」
スピ「どれ・・」
ジッ
モワァ〜ン…
スピ「・・ん?」
ヨーテ「見えたか?」
スピ「歪んで見えるな ミストか?」
ヨーテ「そう ミストだ」
スピ「でも何でベヒーモステーキにミストが?」
ヨーテ「それは分からぬ 特別有害なミストでも無さそうなんだが・・」
スピ「なんだが?」
ヨーテ「特殊なミストでな なにやら"信号"に近しい物を発しているようなんだ」
698 :
2/11:2006/11/05(日) 22:13:40 ID:a1NBnX+J0
スピ「信号だと? 普通そんな事があるのか?」
ヨーテ「分からん しかしこの部屋はモルボルが突然変異をするという前例があるからな」
スピ「なるほどな・・しかし"信号"か・・」
ヨーテ「下手をするとこの信号を感じ取った他のベヒーモスが群れで来る・・といった最悪の事態があるかもしれぬ」
スピ「うむ 確かに最悪のパターンだ」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「どうすれば良いと思う? お前の意見を聞きたい」
スピ「そうだな・・」
ギーザ「キュ?」
スピ「・・よしっ!」
ヨーテ「考えが浮かんだか?」
スピ「カレーにして食べてしまおう」
ミュリン「カダルさん 今日の下の夕飯はカレーだそうですよ」
カダル「そうか・・カレーか・・」
ミュリン「私たちはどうします?」
カダル「そうだな・・よしっ 豚汁でも作ろうか」
アスダル「カレーかァ しばらく食べていないなァ・・」
カトリーヌ「カレーのルーがあれば作れるんですけどね・・」
カロリーヌ「シチュー用のルーならあるぞ」
アスダル「それじゃあシチューでも作ろっか!」
※
スピ「それではカレーの材料を・・」
ヨーテ「その前に1ついいか?」
スピ「1つと言わず2つでも9つでも構わないぞ」
ヨーテ「そんなに質問は無い」
ギーザ「キュ」
699 :
3/11:2006/11/05(日) 22:14:35 ID:a1NBnX+J0
ヨーテ「何故カレーなのだ?」
スピ「シンプルに答えると『食べたいから』・・だな」
ヨーテ「確かにシンプルだな 単純明快でツっこむ余地も無い」
スピ「では材料を揃えようか」
〜材料〜
・タマネギ…8個
・ニンジン…2本
・ジャガイモ…4個
・ベヒーモステーキ(ミスト)…800g
・カレールー(辛口)…適量
・水…適量
・ナンナミルク…少々
・その他色々
ヨーテ「玉葱がやけに多いな」
スピ「その分コクが出るぞ」
ヨーテ「・・まぁよい 皆で刻むか」
トントントントン…
スピ「・・・」刻む:タマネギ
ヨーテ「・・・」刻む:玉葱
ギ-ザ「キュキュキュ〜♪」皮を剥く:たまねぎ
トントントントン…
スピ「・・グズッ」
ヨーテ「・・ん? 何故泣く?」
スピ「え? グスッ いや・・タマネギを刻んでいたら普通泣かないか?」
ヨーテ「そうなのか? 私は別に玉葱に悲しい過去があるワケでは無いから泣かないが」
スピ「そうじゃなくてだな グシッ 私だってタマネギに悲しい過去なんて無いさ」
700 :
4/11:2006/11/05(日) 22:15:36 ID:a1NBnX+J0
ヨーテ「では何故?」
スピ「ん〜・・グシュッ 何と言うかだな・・『そういうもの』なんだ うん」
ヨーテ「ふむ そういうものなのか」
ギーザ「キュ?」
※
スピ「あっ ギーザ! ニンジンは料理用だから食べるな!」
ギーザ「キュッキュキュ〜(モグモグ」
※
ヨーテ「スピネル じゃが芋の芽は有毒だからきちんと取れ」
スピ「っと すまない」
※
ヨーテ「さて・・この肉塊をどうするか」
スピ「普通に切ればいいんじゃないか?」
ヨーテ「・・そうだな・・(先程よりミストが濃くなっているが・・まぁよいか)」
※
ヨーテ「材料も切り終えたところで・・炒めるとするか」
スピ「タマネギは40分くらい炒めるといい感じになるぞ」
ヨーテ「では頼んだぞ」
スピ「了解した!」
ドジュゥゥ…
701 :
5/11:2006/11/05(日) 22:16:34 ID:a1NBnX+J0
ミュリン「カダルさん 豚汁の味付けはこんな感じでいいですか?」
カダル「どれどれ・・」
ズズッ
カダル「・・うむ 美味い!」
ミュリン「本当ですか!?」
カダル「ミュリンには料理の才能がありそうだな」
ミュリン「えへへっ」
カロリーヌ「アスダル! 火が強すぎるぞ!」
アスダル「おっと ごめんごめん」
カトリーヌ「何だかんだでシチューも完成間近ですね」
アスダル「っていうかこんな場所でシチューを作るための道具が揃うなんて思わなかったよ」
カロリーヌ「無駄口を叩いてる暇があったらコゲないようかき回せ! もっと手首のスナップを効かせろ!」
アスダル「よっしゃァ!!」
カトリーヌ「・・(姉さん・・スパルタですか?)」
※
スピ「日曜〜日はカレ〜を食べよ〜♪」
ギーザ「キュキュキュ〜♪」
ヨーテ「・・・」
スピ「じっくり煮込んで〜食べよ〜♪」
ギーザ「キュ〜キュ〜♪」
ヨーテ「・・貴様らは何をしているのだ? というかそのフザけた歌は何だ?」
スピ「この歌は私がまだ幼少の頃 里のユグギル殿が教えてくれた歌なんだ」
ヨーテ「ほほぉ 実にどうでもよい情報だな」
スピ「どうでもよくなんかは無いぞ この人はヘネの奥に強大な力を持った召喚獣を封じ込めてい」
ヨーテ「わかったわかった 冷めないうちにサッサと食すぞ」
スピ「だな」
ギーザ「キュ」
702 :
6/11:2006/11/05(日) 22:17:56 ID:a1NBnX+J0
スピ「では・・いただきま――」
ドッゴォォオン!!
ズシンッ!!
スピ「――す?」
ヨーテ「なんだ騒々しい(モグモグ」
ギーザ「キュ!(パクパク」
スピ「あ もう食べてる・・って 壁がいきなり壊れているのに随分と冷静だな」
ヨーテ「そういう貴様はどうなんだ」
スピ「私ももう慣れっこだ ついこの間だってベヒーモスが乱入してきた事だしな」
ヨーテ「それで? 今度は何がやって来た?」
スピ「えぇっとだな・・ ベヒーモスに近い感じだな でも体の色が『緑』だから・・」
カトブレパス「ゥゴオォォァァア!!!」
スピ「カトブレパスだな カトブレ・・・え?」
ヨーテ「確かに緑色だな ミストの信号を嗅ぎ付けて来たか」
ギーザ「キュ?(パクパク」
スピ「カトブレ・・パス・・」
ヨーテ「それにしても程よく食欲を削ぐ緑色だな こんな奴はとっとと倒して・・ん?」
スピ「・・・」
ヨーテ「スピネル? 聞いているか?」
スピ「え? えっと・・ナンナの鳴き声の話だったか?」
ヨーテ「多少気になるが全然違う 先ほどから錯乱しているようだが・・どうかしたか?」
スピ「カトブレパスにはな・・苦い思い出しかないんだ」
ヨーテ「・・あぁ そういえば以前話してくれたな」
スピ「ただ あの時のカトブレパスは強き仲間の力を借りて倒したから・・こいつは別の固体だろう」
ギーザ「キュ?」
スピ「それでもカトブレパスを見るたびに思い出す・・過去の愚かな自分の姿を・・」
703 :
7/11:2006/11/05(日) 22:18:56 ID:a1NBnX+J0
カトブレパス「ウグルルルル・・」
ヨーテ「だが今は違うであろう?」
カトブレパス「グルルル・・・グルルルルル・・」
ヨーテ「過去の貴様の姿を間近で見たワケでは無いが・・今の貴様はそこまで愚か者ではないハズだ」
スピ「え?」
カトブレパス「ゴァルルル・・」
ヨーテ「愚か者でなくなったからカトブレパスを倒す事が出来た・・違うか?」
スピ「・・・」
ヨーテ「たった一人の力で物事を解決しようという愚かな考えから脱したから倒せた・・違うか?」
スピ「・・そうだな いくら戦士長と呼ばれても結局は一人のガリフだ 限界はどこにでもある」
カトブレパス「ゴルルルルルルル・・」
スピ「今の私には仲間がいる・・ヨーテと・・ギーザと・・」
ヨーテ「仲間に頼る事は恥では無いからな」
ギーザ「キュ!」
カダル「弟よ・・成長したな・・(モグモグ」
ミュリン「それにしても・・いい感じにカトブレパスが放置されていますね(ズルズル」
アスダル「戦士長・・カッコイイなァ・・(ガツガツ」
カロリーヌ「仲間に頼る事は恥では無い・・か ヨーテも言ってくれるじゃないか(パクパク」
カトリーヌ「・・いいですね・・仲間って・・(ゴクゴク」
スピ「さて・・待たせたな カトブレパスよ」
ヨーテ「こいつもこの長い間よく待っていたな」
ギーザ「キュ!」
カトブレパス「ルルル・・ルルル・・・ ルゴオォォォォォォオオ!!!」
スピ「来るぞ!!」
ヨーテ「分かっている!!」
704 :
8/11:2006/11/05(日) 22:20:17 ID:a1NBnX+J0
カトブレパス「ルッシャァァァアア!!!」:タックル
ズドドドドドドド
ギーザ「キュゥ!!」なげる:カレー(辛口)
ビュンッ!
カトブレパス「グルォ!?」
ドベチャァ!!
カトブレパス「OGooAHaaaaa!!!」 超訳:『目がァァァァァァァァア!!!』
スピ「スマートだぞギーザ!!」
ヨーテ「辛口でよかったな」
カトブレパス「グルルルル・・ルグオォォォォオ!!!」:突進
ドドドドドドド
ヨーテ「スピネル! 合わせろ!!」
スピ「無理だ!!」
ヨーテ「諦めるのが早いぞ貴様!!」
スピ「どう合わせればいいんだ!?」
ヨーテ「援護射撃をしている間に零距離まで詰めろ!!」射る:宿命のサジタリア
ギリリリ…ドヒュンッ!
スピ「よしっ!!」:ダッシュ
ダダダッ!
カトブレパス「ルォ!?」
ヒュヒュヒュンッ
カトブレパス「グゥルォォォオオ!!!」 超訳:『そんな矢でこのカトブレパス様が倒せるとでも思って』
タンッ
スピ「残念 本命はコッチだ」
カトブレパス「ガルォ!?」
スピ「素手で巨大生物と戦う時の基本動作は・・目潰し!!」素手:目潰し
ズヌブッ
カトブレパス「GaRuuuuuAHaaaaaA!!!」 超訳:『また目がァァァァァァァァァア!!!』
705 :
9/11:2006/11/05(日) 22:21:41 ID:a1NBnX+J0
スピ「お前の生命力ならいずれ目も復活しそうだな・・ これで終わらせてもらう!!」:連撃
カトブレパス「グルァァァ!!?」
スピ「せいっ!!」:正拳
ズンッ
スピ「でりゃっ!!」:飛び膝蹴り
ズドォッ
スピ「っらぁ!!」:踵落とし
ズドンッ!!
カトブレパス「Gu・・GuRuuOooo・・・(グラッ」
スピ「よし これで終わ――」
ヨーテ「スピネル!! まだだ!!」
カトブレパス「SYAHhhhhhh!!!」 超訳:『かかったなアホがッ!!!』
スピ「なっ!? しまっ――間に合わ――」
ピョイン
ギーザ「キュゥ!!」:フライパン
カトブレパス「ル?」 超訳:『はい?』
ッッガァァァン!!
カトブレパス「グル・・ルオォォォォオ!!!」 超訳:『こん・・の ドちびがアァァァァア!!!』
ギーザ「キュ!?」
ヨーテ「当たりが浅い!!」
706 :
10/11:2006/11/05(日) 22:22:40 ID:a1NBnX+J0
カトブレパス「ルッシャァァァァア!!!」 超訳:『二人仲良く俺様の足の裏でズタボロと化せェェェイ!!!』
スピ「ギーザ!! そこを狙え!!」
ギーザ「キュキュキュゥ!!」フルスイング:ピンポイント
ゴッ
カトブレパス「NyahhhhhhH!!!!!」 超訳:『ニ゙ャァァァァァァア!!!!!』
ズズンッ…
スピ「ふぅぅ・・終わった・・」
ヨーテ「思った以上にてこずったな」
スピ「あぁ 正直に言うと最後はヤバかった」
ヨーテ「鍛練が足りなかったのではないか?」
スピ「かもな ギーザがいなかったらただじゃすまなかっただろうな」
ギーザ「キュ!」
スピ「ありがとうな ギーザ」
ヨーテ「ところで・・最後に"狙え"と言っていたが・・何処を狙わせたのだ?」
スピ「あれか あれはだな・・『スネ』だ」
ヨーテ「脛だと?」
スピ「確か別名が・・『ギルガメッシュの泣き所』だったか」
ヨーテ「そのような別名など聞いたことも無いわ」
スピ「あの硬いフライパンで殴られたんだ 物凄く痛かっただろうな」
ヨーテ「それほどまでに痛いのか? 脛への攻撃というのは」
スピ「里にいた頃にナンナの突進をスネに受けたが・・すごく痛かったな」
ギーザ「キュ」
スピ「まぁいい これで食べ損ねていたカレーをゆっくりと食べ・・ん?」
ヨーテ「どうかしたか?」
スピ「私のカレー皿はどこだ?」
707 :
11/11:2006/11/05(日) 22:23:44 ID:a1NBnX+J0
ヨーテ「それなら確か・・先の戦いでギーザが投げてたな」
スピ「なに!?」
ギーザ「キュ?」
スピ「私の・・カレーが・・」
ヨーテ「見るからにうなだれるな おかわりはまだ有る・・おや?」
カラッポ
ミュリン「よかったんですか?(モグモグ」
カダル「なにがだ?(モグモグ」
ミュリン「下で戦ってる隙にカレーを盗んじゃって」
カダル「あの三人なら問題は無いと信じていたからな」
ミュリン「それもそうですね」
アスダル「カレーうめぇぇぇぇえ!!(バクバク」
カトリーヌ「いいタイミングでカレーを盗っちゃいましたね(モグモグ」
カロリーヌ「目の前の戦いに参戦できないというのも歯がゆい話だがな(モグモグ」
アスダル「そんな事言いながらもちゃんと食べてるじゃん それに戦士長は強いから大丈夫だって!」
カロリーヌ「ならいいのだがな」
カトリーヌ「・・ところでカレーを取りに行った時・・ルーの量が少なくありませんでした?」
アスダル「気のせいじゃないの? 元々作った量が少なかっただかもしれな・・・ング!?」
カロリーヌ「ん?」
アスダル「かっ・・かっ・・ からいカライ辛いィィィイ!!!」
スピ「カレー・・・」
ヨーテ「諦めろ 今度また作ってやるから」
ギーザ「キュ!」
GJ!!
ギーザ大活躍だな
そんでスピネルカワイソスwww
GJ!!
ここに現われるモンスターは本当律儀だなw
例えるならば、変身ヒーローの変身を待つ怪人。
711 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/06(月) 01:01:34 ID:t4rDsgXz0
玉葱に悲しい過去…w
ギーザ…w
カドプレパスwww
ギルガメッシュの泣き所wwwwwwwwwwww
色々とGJ!
先に盗みに行ったカダル・ミュリン組と、
残らず盗んだアスダル・リーヌ姉妹組はどっちが重罪?w
みんなのキャラがよく出ててGJ!
てかどっちも泥棒じゃんwww
床下と、屋根裏の遭遇戦?
(争奪戦?)によくならなかったなぁ〜ww
そういや、お互いの存在知ってるんだっけ?
通常部屋:スピ&ヨーテ…天井組も床下組も知らない。
天井組:カダル&ミュリン…床下組は知らない。 通常部屋は把握。
床下組:アス&カロ&カト…天井組は知らない。 通常部屋は把握。
ギーザ…以前天井組の前に出現、床下も地味に知ってるんじゃねーノ?
多分こんな感じ
そのうちアスダルんトコにも顔出すんじゃないか?
んでカロが密かにキャピトゥーン萌えだっ・・・
いや忘れてくれ
720 :
1/5:2006/11/08(水) 22:34:11 ID:+wV6IrdW0
ヨーテ「スピネル 茶が入ったぞ」
スピネル「おぉ それは丁度良かった」
ヨーテ「・・? どういう事だ?」
スピ「いやな 今何かオヤツになる物でもないかと探していたらだな」
ギーザ「キュ?」
スピ「コレを発見した!!」
【タイヤキ】
ヨーテ「・・なんだこの"魚"は」
スピ「えっとだな コレは"魚"じゃなくてだな」
ヨーテ「この形はどう見ても"魚"であろうが」
スピ「確かに形は"魚"だが魚介類とはまた違ってな」
ヨーテ「"魚"なのに魚介類ではないとはどういう事だ?」
スピ「コレは『タイヤキ』というお菓子なんだ」
ヨーテ「『鯛焼き』? 鯛はという事はやはり"魚"ではないか」
スピ「うん ヨーテの言う通りに鯛なんだけど"魚"ではないんだ」
ヨーテ「納得がいかぬ 鯛なのに"魚"ではないだなんて納得がいかぬ」
スピ「いや だからさ」
ジ-----…
ミュリン「タイヤキ・・って何ですか?」
カダル「魚介類に属するスズキ目タイ科の総称である『鯛』を模して作られたお菓子だ」
ミュリン「"模した"ってことは・・味もタイなんですか?」
カダル「いやいや 模してるのは形だけで中身は普通の『餡子』だ」
ミュリン「へぇ〜 美味しいんですか?」
カダル「お茶に良く合うお菓子だ」
ミュリン「カダルさんって物知りですね〜」
カダル「食べてみるか? 確かどっかにあったハズだ」
ミュリン「はい!!」
721 :
2/5:2006/11/08(水) 22:34:58 ID:+wV6IrdW0
ヨーテ「この"魚"は泳げるのか?」
スピ「水に着けたら見事なまでに沈むぞ」
ヨーテ「では"魚"として生きられないではないか!」
ジ-----…
アスダル「まさか二人もヨーテさんみたいにタイヤキを知らないだなんてことは・・」
カロリーヌ「愚問だな 『鯛』は魚のスズキ目タイ科を総称して呼んだもので」
カトリーヌ「姉さん・・質問の受け取り方を間違ってます」
カロリーヌ「冗談だ冗談 餡菓子の1つだろ?」
アスダル「大正解!!」
カロリーヌ「まぁ 私的には『今川焼』も捨てがたいが・・」
アスダル「何それ?」
カロリーヌ「太鼓焼きや巴焼き・・とも呼ばれているな」
カトリーヌ「結構美味しいですよね お茶とも合うし・・」
アスダル「へ・・へェ〜 そうなんだ〜」
カロリーヌ「食べてみるか? 確かどこかにあったハズだ」
アスダル「スッゲー食べたい!!」
ヨーテ「・・むっ! よく見るとこの鯛・・」
スピ「ふぅ・・やっと気付いてくれたか それは普通のお菓」
ヨーテ「白目を向いているじゃないか!!」
スピ「うん いやさ 白と言うよりも色とか全部同じだからさ」
ヨーテ「結局コレは何なのだ?」
スピ「餡子の詰まったお菓子だ」
ヨーテ「なんだ 餡菓子なら餡菓子と早く言わんか」
スピ「だから最初っから"餡菓子"と言っ」
ヨーテ「言ってない」
スピ「え?」
722 :
3/5:2006/11/08(水) 22:35:52 ID:+wV6IrdW0
ヨーテ「貴様は先ほどから一言足りとも"餡菓子"などと言ってない」
スピ「えっと・・そ そうだったかな」
ヨーテ「自分の発言すら把握していないのか この馬鹿者が」
スピ「すまない」
ヨーテ「・・で? この『タイヤキ』がどうかしたのか?」
スピ「そうそう お茶に合うお菓子だから一緒にどうかな・・と思ってな」
ヨーテ「成る程な」
スピ「食べてみたらどうだ?」
ヨーテ「スピネルは食わんのか?」
スピ「全部で"3つ"見つけたからな それを除いてもまだ"2つ"ある」
ヨーテ「では・・いただくとするかな」
スピ「ちなみに『タイヤキをどの部分から食べるか』によってその人について占うという方法が」
モギッ
ヨーテ「ん? 何か言ったか?」
スピ「・・あ・・頭と尻尾で・・真っ二つか」
ヨーテ「この方が食べやすいであろうが」
カダル「コレが『タイヤキ』だ」
ミュリン「へぇ〜 本当に魚の形なんですね」
カダル「ちなみに『初めに食べる部位』によって簡単な占いができるんだが ミュリンはどこから食べる?」
ミュリン「へ? えっと・・ ここかな?」
パクッ
ミュリン「ん〜・・美味しいですね!(モグモグ」
カダル「・・私はタイヤキを『横っ腹』から食べ始めるのを初めて見たよ」
ミュリン「え!? なっ なんか変なことしました私!?」
723 :
4/5:2006/11/08(水) 22:36:38 ID:+wV6IrdW0
アスダル「コレが『今川焼』かァ・・かなり丸いな」
カロリーヌ「中々美味いぞ」
アスダル「んでは・・いただきます!」
バクッ
アスダル「んん〜・・(モグモグ」
カトリーヌ「どうです?」
アスダル「ん〜・・んん!?」
カロリーヌ「どうかしたか?」
アスダル「中身が餡子じゃない!!」
カトリーヌ「あ〜・・それカスタードですね」
カロリーヌ「カスタードは嫌いだったか?」
アスダル「全然大丈夫!! スゲー美味いよコレ!!」
カトリーヌ「喜んでもらえて何よりだが・・」
アスダル「うん?」
カトリーヌ「面を着けたままでどのようにして食べた?」
アスダル「"どのように"って・・普通に食べてたけど?」
カトリーヌ「・・そうか」
カロリーヌ「・・(面を着けたままで普通に食べれるものなのでしょうか・・)」
ズズーッ
ヨーテ「・・ふむ 茶に良く合う菓子だな」
スピ「だろ?」
ヨーテ「そういえばギーザはどうした? 先ほどから随分とおとなしいが」
スピ「言われてみるとそうだな ギーザ? 何やってるんだ?」
ギーザ「・・・」
スピ「ギーザ? 聞いてるか?」
ギーザ「・・キュ!? キュ・・キュ?」
スピ「さては先に"1つ"食べていたな? 口の周りに餡子がついてるぞ?」
ギーザ「キュ? キュ・・(ゴシゴシ」
724 :
5/5:2006/11/08(水) 22:37:18 ID:+wV6IrdW0
スピ「さて 私もお茶と一緒に食べるとす・・」
ヨーテ「・・?(モグモグ」
スピ「・・おや?」
ヨーテ「どうかしたか?」
スピ「いや・・私の分のタイヤキが無いんだ」
ヨーテ「全部で"3つ"あるのだろう?」
スピ「そのハズなんだが・・」
ギーザ「・・・ケプッ」
スピ「ヨーテに"1つ"だろ ギーザが今"1つ"食べてい――」
ギーザ「キュ?」
スピ「――ギーザ? タイヤキをいくつ食べた?」
ギーザ「キュ・・」
スピ「い・く・つ・食・べ・た・?」
ギーザ「キュ・・キュキュ〜!!」:とんずら
トテテテテテテテ…
スピ「またか!!」
ヨーテ「災難だな」
スピ「くっ・・しかしもう食べてしまったものは取り返せないからな」
ヨーテ「ほぉ 随分と潔いな(モグモグ」
スピ「だから差し支えが無ければさっきヨーテが二つに割った片割れをくれると嬉し」
ヨーテ「ごちそうさま・・っと」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・ん? 何だ?」
スピ「・・何でも無い」
>>720-724 GJ!!
ギーザカワイス
スピネルカワイソスwww
あー、なんか途中から姉妹の名前が…ゲフンゲフン
>>725もわざわざ作ったの?
俺JOTEだw
>>726 カロリーヌの名前とカトリーヌの名前が途中からか………
すまんかった ○| ̄|_
>>727 don't mind!
最近、ミュリンが可愛いくて仕方が無い…
ギーザもオチャメ過ぎw
ちなみに俺もJOTEかな…
意思の疎通がスムーズに出来るカダル・ミュリンとアスダル・姉妹に比べ、
いつまでも平行線の会話のスピネル・ヨーテ。
この二人は相性いいんだか悪いんだかw
「まだ”2つ”ある」の時点でオチは予想出来てはいたが、
やはりスピネルとギーザのやりとりは微笑ましい。
誰なんだギーザ入れた天才はwwwww
キュ?とキュー!だけでちゃんと気持ちを表現出来てるもんなw
カワユス
732 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/10(金) 13:22:01 ID:B+7Fz74M0
ギーザが部屋に来たのは
>>322からだけどな
ここまで良キャラに育つとは思わなかったw
>>733 改めて
>>322の話を読み直して、当初は怪我が治るまで飼うつもりだったという設定をすっかり忘れてたw
まあとっくに治ってたとしても、スピネルもヨーテも情が移って帰したくなくなってるだろうが。
脱出の時にそのネタも補完されるのかな?
スピネルヨーテもそうだけど、こんだけ家族になっちゃうとギーザ
本人が帰りたがらないと思うぞ
特にスピネルとは天然親父とイタズラ息子って感じになっちゃって
るしさw
脱出後はヴィエラとガリフが交流するようになるってのも良いなぁ
Jote…ヨーテ
Mjrn…ミュリン
とか呟いてみる。
>>725を見るまでヨーテとミュリンのスペル分からなかったw
738 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/11(土) 00:23:12 ID:pwdyT5ad0
〜夜〜
ヨーテ「スー…スー…」
スピネル「スピピー…スピャー…」
ギーザ「キュクー…キュクー…」
ヨーテ「スー……」
モゾモゾ
ヨーテ「んん……まだ夜か…」
ムク
ヨーテ「…(少しばかりノドが乾いたな。 なにか飲み物でも…)」
スピネル「スピィヤー…スピ……ングゥ…」
ヨーテ「…ん?」
スピネル「ング…ウヌ…ほ……!!」
ガバァッ!!
スピネル「ほねっこ!?」
ヨーテ「…」
スピネル「…」
ヨーテ「…」
スピネル「…」
コテッ
スピネル「スピー…スピヒャー…」
ヨーテ「…何なんだ一体」
ギーザ「キュククー…キュスピー…」
〜次の日 朝〜
ヨーテ「スピネル…貴様、昨夜はどんな夢を見ていたのだ?」
スピネル「ん? 何の話だ?」
ヨーテ「覚えていないのか?」
スピネル「? 全然覚えていないが」
ヨーテ「…そうか、ならばギーザの包帯でも換えてやれ」
スピネル「『ならば』の意味がよく分からないが把握しておこう」
ギーザ「キュ?」
「ほ」で「ほねっこ」が出てくるヨーテって何者!?
スピネルの寝息がスピーとかスピャーとかいってるって事は鼻が詰まり気味なのだろうかw
ギーザ「キュクレイン」
スピ「!?」
∧
/ l ヽ
〈 ┼ 〉
/Cc )l( o∂\
く〈0ミ=======O=======彡○〉 >
〉/ ∩ \ 〈
// /´ ̄ ̄ ̄ ゙̄ヽ \\
l.l / (●) (●) ヽ ll l 呼んだ?
l.l / トェェェェェェェェェェイ》 ) .ll l
l.l l ミ ヘェェェェェェェェェ/ ノヽ ll l
ヘ / ゞ  ̄ ̄ ̄ ̄ ソノ ヽ ll/
>>743 ちょwwwwwwおまっwwwwwwwwニオイがwwwwwwwwwうぇっうぇwww
>>743 デジョン
俺も引きずり込まれる〜〜〜〜あ〜れ〜
>>745 IDがウジョンでなんかうけたwww
このスレもあと300無いのか…
>>740 「ほねっこ」って言ったのはスピネルじゃない?
それがヨーテの「…何なんだ一体」と
「…そうか、ならばギーザの包帯でも換えてやれ」に
繋がってるのだと解釈したのだけど。
ヨーテにとってはガリフの面の中身と一緒で、
どんな夢を見てたのか聞きたくて仕方なかったんだろうなw
748 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/13(月) 03:29:41 ID:djdxPvyG0
クエッ?
750 :
1:2006/11/13(月) 16:55:29 ID:YHhyRBCAO
スピネル「鳥肉が食べたいな」
ヨーテ「いきなり何だ」
スピネル「いや、何となくだ」
ヨーテ「いつもの事ながら唐突だな」
スピネル「すまない」
ギーザ「キュー!」
ヨーテ「どうした?」
スピネル「何かいるの」
チョコボ「クェー?」
スピネル「か・・・?」
ギーザ「キュキュキュー!!」
ヨーテ「何だあれは」
スピネル「チョコボ・・・だな」
ヨーテ「そんな事は知っている」
スピネル「すまない」
751 :
2:2006/11/13(月) 16:58:19 ID:YHhyRBCAO
ギーザ「キュ」
ヨーテ「貴様が鳥肉を食いたいと言ったからギーザが連れてきたのではないか?」
スピネル「・・・」
〜二時間後〜
ミュリン「あっちの夕飯はササミのフライですか」
ガーディー「モグのチョコボ知らないクポ?一羽行方不明なんだクポ…」
ちょwww結局チョコボ倒しちゃったのかw
ミュリンの言い方が色々想像を膨らませてくれる。
微妙にトゲがありそうな所が○。
スピ「
>>750-752 という夢を見たのだが」
ヨーテ「(チョコボ……かわいそう…)」
スピ「どうした?」
ヨーテ「チョコボは、不味いらしいぞ」
スピ「へっ?」
ヨーテ「絶対だ。そうにきまってる。絶対食べるんじゃないぞ?」
スピ「はぁ……」
ヨーテ「(よかった……)」
ミュリン「姉さん…そういえば、部屋にチョコボのぬいぐるみが…」
カダル「意外と少女趣味……」
>>754 ヨーテ可愛いなwww
皆の前ではクールだが、チョコボと二人きりになったとたんデレデレしそうw
ヨーテ「…食べるか?」 つ【ギザールの野菜】
チョコボ「クェェェェエ!!!」
ヨーテ「…可愛い奴だ」
みたいな感じになるのか
チョコボのつぶらな瞳に見つめられたらとても食べる気にはなれません!><
羽根は毟るんだろ?
759 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/14(火) 18:30:30 ID:qsYIGuVV0
760 :
1/11:2006/11/14(火) 21:46:33 ID:sJAtLTfY0
スピネル「ヨーテ? 少し頼みがあるんだが」
ヨーテ「頼みだと? 物によっては構わんが」
スピ「実はだな」
ヨーテ「耳には触れさせん ヘソも駄目だ これだけは把握しておけ」
スピ「分かった分かった」
ギーザ「キュ?」
スピ「では改めて・・コホン」
ヨーテ「・・・」
スピ「私 を 殴 っ て く れ な い か ?」
ヨーテ「・・なに?」
カダル「・・弟よ・・兄さんはお前がマゾだなんて知らなかったぞ・・」
ミュリン「マゾ?」
カダル「マゾとは"マゾヒズム"の略で意味は
『精神や肉体的に相手から苦痛を与えられる事によって満足感を得る』 という意味だ」
ミュリン「へぇ〜・・ 変態さんですね!」
カダル「言うな・・私は今兄として少しヘコんでいるのだから・・」
カロリーヌ「ほほぉ ガリフの戦士長はマゾヒストか」
カトリーヌ「・・という事はヨーテさんはサディストでしょうか?」
アスダル「マゾヒスト? サディスト?」
カロリーヌ「よく言うだろ? SだのMだのと」
アスダル「・・あぁ サイズの」
カトリーヌ「それは少し違います」
ヨーテ「スピネル・・貴様 マゾヒスティックなのか?」
スピ「へ? いやいや 私はノーマルだ」
761 :
2/11:2006/11/14(火) 21:49:27 ID:T+hJNLOY0
ヨーテ「ならば何故自ら殴られる事を望む?」
スピ「殴って欲しい と言っても別に顔とかを狙ってくれと言うワケではないからな」
ヨーテ「どういう事だ?」
スピ「この部屋に閉じ込められてからというものの 満足ゆくトレーニングをしていなかったからな」
ギーザ「キュ」
スピ「だから腹筋の強度を確かめるためにヨーテに殴ってもらおうか・・という事だ」
ヨーテ「・・成る程 一応合点がいった事にしておこう」
スピ「・・ってワケで さぁ来い!!」
ヨーテ「合点はいったがまだ了承していないぞ?」
スピ「む そうか」
ギーザ「キュ!!」
ピョイン ボスッ
スピ「おっと ・・ギーザが代わりに殴ってくれる事は嬉しいんだが 力が少し足りないな」
ギーザ「キュゥ・・」
スピ「だがいいパンチを持ってるな 鍛えればかなり強くなりそうだ」
ギーザ「キュ!」
スピ「いいか? 拳を繰り出す時は脚で重心を移動させて・・」
ヨーテ「ギーザに格闘術を教えてどうする まだ脚の怪我も完治していないというのに」
ギーザ「キュ・・ キュ! キュ!」:ジャブ(?)
シュッシュッ
ヨーテ「見てみろ 早速トレーニングを開始している」
スピ「すまない」
ヨーテ「まったく・・ で? 何処を殴れば良いのだ? ハラか?」
スピ「やってくれるのか? では来い!!」
762 :
3/11:2006/11/14(火) 21:50:25 ID:T+hJNLOY0
ヨーテ「その前に場所くらい確認させろ」
ナデナデ
ヨーテ「この辺りか?」
スピ「もう少し下だな」
ヨーテ「ココか・・ では・・コォォォォオ・・」:集中
スピ「ヨーテ そんなに気合を入れなくてもいいから」
ヨーテ「そうか? では・・ はっ!」
ドスッ!!
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・どうなんだ?」
スピ「う〜む・・何となくだが 筋力が落ちてる気がするな」
ヨーテ「その割りには随分と硬い腹筋だな 拳が少し痛いぞ」
スピ「すまない」
ギーザ「キュキュキュ! キュゥ!!」:ジャブ→ジャブ→ストレート
※
スピ「早速トレーニングを開始だ!!」
ギーザ「キュゥ!!」
ヨーテ「二人揃って騒がしいぞ」
スピ「まずは腕立て伏せからだな」
ヨーテ「腕立て伏せか・・お前は平均で何回できる?」
スピ「私か? そうだな・・ちゃんと測った事は無いが・・300回くらいだろうか」
763 :
4/11:2006/11/14(火) 21:51:37 ID:T+hJNLOY0
ミュリン「良かったですね 変態さんじゃないみたいです」
カダル「ふぅ・・本当に良かった」
カロリーヌ「ふむ ガリフの戦士長はそこまでマゾヒストではなかったか」
カトリーヌ「アスダルさんはどれくらい出来ます? 腕立て伏せ」
アスダル「俺? 俺は・・何回くらいだろう あんま測ったことは無いや」
カトリーヌ「じゃあ・・姉さんは?」
カロリーヌ「戦いには慣れているが筋力にそこまで自信は無い」
ヨーテ「それは多い方なのか?」
スピ「全然分からん」
ギーザ「キュ」
スピ「では早速・・ ヨーテ? すまないが回数を測ってくれないか?」
ヨーテ「いいだろう」
スピ「では・・ ふんっ ふんっ ふんっ!」
ヒュッ ヒュッ ヒュッ…
※
スピ「フッ! フッ! フッ!」
ヨーテ「134・・135・・136・・」
スピ「フッ! フッ! フッ! (・・おかしい・・)」
ヨーテ「148・・149・・150・・」
スピ「フッ! フッ! フッ! (開始時に比べると腕への"負担"が増えている気がする・・)」
ヨーテ「169・・170・・171・・」
スピ「フッ! フッ! ・・なぁ ヨーテ?」
ヨーテ「187・・188・・ ん? どうかしたか?」
スピ「開始時に比べると体が少し重く感じるんだが・・背中に何か乗っかっていないか?」
ヨーテ「ギーザが20回目くらいからずっとくつろいでいるぞ」
ギーザ「キュキュ〜♪」
スピ「またギーザか!!」
ヨーテ「そのまま続けてみろ」
スピ「うおぉぉぉぉぉお!!!」
ヒュッ! ヒュッ! ヒュッ! ヒュッ! …
764 :
5/11:2006/11/14(火) 21:52:46 ID:T+hJNLOY0
カダル「46・・・47・・・48・・・」
ミュリン「すごいですねカダルさん!! 私を背に乗せたまま腕立てをするなんて!!」
カダル「現役の・・頃は・・ミュリンくらいの・・重さを乗せて・・150は・・行けたんだがな・・っく」
ドシャ
ミュリン「あ 潰れた」
カダル「今は駄目だな 80程度しかやれん」
ミュリン「重くないですか?」
カダル「ミュリンはそこまで重くないから大丈夫 だがそろそろどいてくれ 息が苦しい」
アスダル「18・・19・・ぐぬぬぬぬぬ・・!!」
カトリーヌ「アスダルさん・・大丈夫ですか?」
カロリーヌ「鍛練が足りないな あと100回やれ」
アスダル「むむむムリ言うなって!! 二人乗っけて腕立てってすごいキツいんだからさァ!!」
スピ「ふぅ・・こんなもんか」
ヨーテ「ご苦労だったな」
ギーザ「キュ」
スピ「何回くらい出来てた?」
ヨーテ「数にして253だな」
スピ「そうか・・やはり落ちてるな 筋力」
ヨーテ「今から鍛えなおせばよかろう ・・というか 今までトレーニングをしていなかったのか?」
スピ「暇を見つけては少しづつやっていたが・・あまり本格的にはやらなかったな」
ヨーテ「トレーニング不足の報いだな 愚か者が」
スピ「まぁそう言わないでくれ」
※
スピ「次は腹筋だ!!」
ヨーテ「腹筋運動をする時は膝を少し曲げた方が良い・・と聞いた事があるな」
765 :
6/11:2006/11/14(火) 21:54:05 ID:T+hJNLOY0
スピ「そうなのか? では膝を曲げて・・っと」
ギーザ「キュ♪」
ピョイン ストッ
スピ「こらギーザ 膝の上でくつろぐんじゃない」
※
ヨーテ「次は背筋運動か?」
スピ「そうだな すまないが脚に乗っかって抑えててくれないか?」
ヨーテ「こうか?」
スッ
スピ「ありがとう では・・1!!」
グィッ
ヨーテ「わっ!?」
グィィーン
スピ「む・・上半身ではなく脚の方が持ち上がってしまったか」
ヨーテ「えぇい! ビックリさせるな!!」
スピ「すまない ヨーテがここまで軽いとは思わなかったんだ」
ヨーテ「貴様の角が重すぎるんだ! 適当な棚の下に脚でも挟めてやってろ!」
スピ「その手が有ったか!」
ミュリン「カダルさん! 下に"シャチホコ"が!!」
カダル「あぁ 確かに"シャチホコ"っぽいな」
カロリーヌ「なんだあの"シャチホコ"は」
アスダル「え? "シャチハタ"?」
カトリーヌ「"シャチホコ"です」
※
スピ「次は何をやろうか・・」
ヨーテ「空気椅子なんかはどうだ?」
スピ「空気イスか・・よし! それでいこう!」
グッ ピタッ…
スピ「ふぅ・・」
ヨーテ「・・・」
766 :
7/11:2006/11/14(火) 21:55:19 ID:T+hJNLOY0
スピ「・・・」
ギーザ「・・・」
スピ「・・地味だな 空気イスって」
ヨーテ「派手な空気椅子を望むのか?」
スピ「派手な空気イスってのもあまり想像がつかないな」
〜10分経過〜
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・ちょっと聞いていいか?」
ヨーテ「なんだ?」
スピ「もしも私の思い違いなら言ってくれ 誰にだって間違いはあるからな」
ヨーテ「分かった分かった 早く言ってみろ」
スピ「先程から感じる"ギーザが私の角にぶら下がっているような感覚"を疑わずにいられないのだが」
ヨーテ「それだけではない 角で懸垂運動も開始している」
ギーザ「キュゥ! キュゥ!」:けんすい
※
スピ「ふぅ・・ あらかた鍛え終わったな」
ギーザ「キュ!!」
スピ「うむ ギーザも頑張っていたな」
ヨーテ「もう終えるのか?」
スピ「いや 最後に何かもう一つやっておきたいかな」
ヨーテ「ふむ・・ストレッチの意も含めてブリッヂというものもあるが」
スピ「なるほど ブリッヂか ブリッ・・ん? ブリッ"ジ"じゃなくてブリッ"ヂ"なのか?」
ヨーテ「そのような事はどうでもいい やるのならとっとと始めろ」
スピ「了解した では・・せーのっ!」
ゴッ
ヨーテ「・・? 今の鈍い音はなんだ?」
ギーザ「キュ?」
767 :
8/11:2006/11/14(火) 21:56:26 ID:T+hJNLOY0
スピ「ヨーテよ 大変な事が起きてしまった」
ヨーテ「どうかしたか?」
スピ「角がつっかえて腕が床に届かん」
ヨーテ「・・あぁ 今の音は角が床にぶつかった音か」
スピ「どうすればいい?」
ヨーテ「首筋を活かしてだな 角が頭と床の間に来ないように移動させたらどうだ?」
スピ「えっと・・つまり前後に伸びる角を床に垂直に突き立てる形にすればいいのだな?」
ヨーテ「説明臭いがそんな感じだ」
スピ「それでは早速・・ よっ と」
グイッ ピタッ
スピ「・・できたぞヨーテ!!」
ヨーテ「良かったな」
スピ「だがしかし 思っていた以上に首に負担が掛かる姿勢だな」
ヨーテ「そこまでは面倒見切れん」
スピ「しかも先程の腕立て伏せの疲労が今頃になってからやって来てツラい」
ヨーテ「・・ならば」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「腕が辛いと言うならば・・私が合図をしたら即座に腕を胸の前で組め」
スピ「ん? それは一体どういうこ」
ヨーテ「いち・・にの・・さんっ!」
スピ「ほっ!」
サクッ
スピ「・・おや?」
ヨーテ「これで腕への負担は軽減できるであろう」
スピ「いや! ちょっと待ってくれヨーテ!!」
ヨーテ「まだ何かあるのか?」
スピ「いやいやいや 刺さってる! 角が床に刺さってるから!!」
768 :
9/11:2006/11/14(火) 21:57:31 ID:T+hJNLOY0
ジ----
ミュリン「・・・」
カダル「・・・」
ミュリン「・・良く分からないけど スピネルさんが真上を向いているせいで"見られている感"が否めませんね」
カダル「・・弟の方はコチラに対して何も意識はしていないだろうけどな」
カロリーヌ「一体上では何をしているんだ?」
カトリーヌ「スピネルさんがブリッヂの運動をしていたみたいですね」
カロリーヌ「ブリッヂの運動で床に角が刺さるものなのか?」
カトリーヌ「さぁ・・分かりません」
アスダル「・・・」
カロリーヌ「・・にしても 見事に貫通してきたな 角」
カトリーヌ「・・アスダルさんの目の前に急に現れましたからね 角」
アスダル「・・・」
カロリーヌ「でも良かったなアスダル あと数p頭が前方にあったら角が脳天に・・ん?」
アスダル「・・・」
カロリーヌ「アスダル? 聞いているか?」
カトリーヌ「ちょっと待っててくださいね・・」
スッ
アスダル「・・・」
カトリーヌ「えっと・・ 軽く放心していますね」
ヨーテ「腕を離せば床に対し垂直に立てていた角の先端が突き刺さるのは当然だろうが」
スピ「知っていながら腕を離す事を勧めたのか!?」
ヨーテ「無論だ そのような結果が想定できない私ではない」
スピ「想定できていたのならあらかじめ私に教えてくれると嬉しかったんだが」
ヨーテ「諦めてそのままトレーニングに励め 首が鍛えられるぞ」
769 :
10/11:2006/11/14(火) 21:58:40 ID:T+hJNLOY0
スピ「そんな悠長な事も言っていられん 悪いが引っこ抜かせてもらうぞ」
ヨーテ「ほぉ」
スピ「ふんぬっ!!」
グググッ…
スピ「・・ふぬんっ!!」
グググッ…
スピ「・・・・抜けんっ!!」
ヨーテ「だから諦めろと言ったのだ」
スピ「仕方ない・・しばらく首でも鍛えておくか」
ギーザ「キュ・・(ジ---」
スピ「うん?」
ギーザ「キュ♪」:ジャンプ
ピョイン
スピ「おっと!」:キャッチ
ガシッ
ギーザ「キュ!?」
スピ「また私の上に乗ろうとしていたな?」
ギーザ「キュー!!(ジタバタジタバタ」
ヨーテ「ギーザは相変わらずだな」:座る
ストンッ
スピ「そういうヨーテは一体何をしているんだ?」
ヨーテ「読書」
スピ「いや それは分かるんだが・・残念ながらヨーテの座っているその場所は私のハラなんだ」
ヨーテ「把握している」
スピ「なぜそこで読書を?」
ヨーテ「座りやすいからだ」
スピ「うん 確かに高さといい少しばかり座りやすいかもしれないけど」
ヨーテ「それに程よい負荷はトレーニングの向上にも繋がる」
スピ「ふむ なるほど」
ヨーテ「この本を読み終えたら角を抜くのを手伝ってやる だからそれまで頑張ってろ」
スピ「・・分かった(・・どっからどう見てもトレーニングに集中できる状態とは言えないな)」
770 :
11/11:2006/11/14(火) 21:59:42 ID:T+hJNLOY0
ヨーテ「ん? 何か言ったか?」
スピ「いや 別に」
ギーザ「キュー! キュー!!(ジタバタジタバタ」
――数日後…
スピ「よし!! 筋力も大分回復した!!」
ギーザ「キュ!!」
ヨーテ「良かったな」
スピ「というワケで ヨーテ! もう一度ハラを殴ってみてくれ!!」
ヨーテ「それで筋力の回復具合を確かめるのか?」
スピ「うむ その通りだ」
ヨーテ「いいだろう ふぅ・・・・・・はっ!」
ズボォ!!
スピ「ぅぐっ!!?」
ヨーテ「ん?」
スピ「ヨーテ・・そこは・・・・・・みぞおち・・だ・・・」
ドシャッ
ヨーテ「すまなかった」
GGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJ!!!
シャチホコワロスとかアスダルモエスとかまぁギーザの可愛さは罪ということで
ガリフって腹以外には毛生えてるんだよな…
しかしそれにしてもこの部屋は他の閉じ込めと違って
やろうとすれば壁壊して出られそうだなあ
うおぉぉおおあぇおぁああん!!111!!!1
俺もヴィエラやギーザに腹に乗られてぇぇえええぇえ!!…orz
スマン…取り乱した…orz
ミュリンのお馬さんになりたい(*´д`*)ハァハァ
>>760-770 上と下でボケまくってたり角が床を貫通してアスダルが放心したり
、他にもいろいろあるけど物凄くGJ!!
俺は腕立て伏せなんてスピネルの十分の一ぐらいしか出来ないや・・・
ヨーテ様…(*´Д`)
ここの住人には
ヨーテ派やミュリン派やカロカト派といった具合に分かれていそうだなw
そんな俺はあえてワイルドモルボル派
では私はギーザ派で
じゃあ俺はスピネル派。
ならば私はカダル派で
自分は く さ や 派 で。
んじゃ自分はブラシ派で
俺なんか ヴ ィ エ ラ 全 般 だ
エルトの里なんて何時間でも居られれぜぇ
783 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/17(金) 13:04:28 ID:vmGr29Ac0
な ん て 連 帯 感 の 無 い 住 人 達 な ん だ !!
>>782日本語でおk
ところでこのスレにいる職人って1人なのか?
一人上手と呼ばないで
2〜3人じゃね?
確証は無いが
ほとんどのネタが、名前欄に1/6とか入れている職人さんじゃないか?
ふつうネタは1/6とかいれるもんだよ。
読みやすいしどんくらいの量なのか一目で分かるし。
そうなのか
無知ですまんかった
今まで見てきた閉じ込めスレは職人さんごとに違ったように見えた
もんでね
791 :
1/4:2006/11/18(土) 00:29:13 ID:CzPPHE5M0
スピネル「ふぅ・・ついに過ぎたな」
ヨーテ「何がだ?」
ギーザ「キュ?」
スピ「この部屋の進行具合だ 私達が閉じ込められてからついに7割7厘7部を過ぎた」
ヨーテ「全体の77.7%か」
スピ「簡単に言ってしまえば777なんだけどな」
ヨーテ「初めからそう言えば良いではないか」
スピ「確か・・前にこんな感じの会話をしたのは・・」
ヨーテ「『500』突破時だ」
スピ「そうだそうだ 『500』を突破した時だ」
ヨーテ「あれから約一ヶ月と半か」
スピ「残りも約333か」
ヨーテ「そうだな 約33・・・・・・ん?」
スピ「うん?」
ヨーテ「スピネル? 貴様今・・残りを何と言った?」
スピ「"333"と言ったが」
ヨーテ「本気か?」
スピ「あぁ」
ヨーテ「偽りは無いか?」
スピ「あぁ」
ヨーテ「真か?」
スピ「エラく疑り深いんだな どうかしたのか?」
ヨーテ「・・今から問題を出す」
スピ「どうぞ」
ヨーテ「『777+333』・・答えはどうなる?」
スピ「777+333だろ? 答えは『1000』・・」
ヨーテ「本当か?」
スピ「・・おや?」
792 :
2/4:2006/11/18(土) 00:29:50 ID:CzPPHE5M0
ジ-----…
カダル「ミュリンに問題だ 777+333は?」
ミュリン「えっとですね・・1110です!」
カダル「うむ 正解だ」
ジ-----…
カロリーヌ「アスダルに問題だ」
アスダル「・・(777+333=1110だったよなァ・・確か)」
カロリーヌ「777×333は何だ?」
アスダル「そりゃァもちろん111・・・へ? なに?」
カロリーヌ「777×333だ 分からないのか?」
アスダル「えっ ちょっと待ってて!! えっとえーっと 777×100が77700で・・えっとぉー・・」
カトリーヌ「答えは258741ですよ」
アスダル「暗算!?」
ヨーテ「さて・・少し話をまとめようか」
ギーザ「キュ」
スピ「・・・」:正座
ヨーテ「この部屋の進行度は777を過ぎた・・まぁ そろそろ800だがな」
スピ「・・・」
ヨーテ「777・・貴様はこの数字の後・・残りは何と言った?」
スピ「・・・」
793 :
3/4:2006/11/18(土) 00:30:36 ID:CzPPHE5M0
ヨーテ「言ってみろ」
スピ「・・333」
ヨーテ「そう 333だ」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「777を消化して・・残りが333」
スピ「・・・」
ヨーテ「777を消化したら残りは333か?」
スピ「・・いいえ」
ヨーテ「777+333=1000か?」
スピ「・・いいえ」
ヨーテ「そう 違うな 777と333はどうやっても1000にはならないな」
スピ「・・分かったから・・分かったからもうそれ以上言わないでくれ・・」
ヨーテ「777と333を足した場合は1110になるな」
スピ「くっ・・(耐えろ・・耐えるんだ私・・!!)」
ヨーテ「777と何を足したら1000になるか・・答えは223だ そうだな? ギーザ」
ギーザ「キュ(コクリ」
ヨーテ「見てみよ ギーザもちゃんと理解している(まぁ・・恐らくは意味も無くうなずいただけだろうが)」
ギーザ「キュ?」
794 :
4/4:2006/11/18(土) 00:31:13 ID:CzPPHE5M0
ヨーテ「なのに貴様と来たら・・こんな三桁同士の計算もできないのか」
スピ「うぅ・・」
ヨーテ「所詮貴様はその程度なのか?」
スピ「分かった!! 分かったからもうそれ以上責めないでくれ!! さもないと」
ヨーテ「さもないと・・何だ?」
スピ「さもないと・・えっと・・そうだな・・・よしっ "さもないとそろそろ怒るぞ!!"」
ギーザ「キュ!?」
ヨーテ「ほぉ・・怒った貴様は怒りに任せてどのような行動を起こすのだ?」
スピ「え? それはだな・・んー・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「う〜む・・怒った私か・・一体・・」
ヨーテ「・・まだか?」
スピ「ちょっと待ってくれ・・え〜と・・・よしっ "ヨーテの耳に触れてしまうぞ!! いいのか!!"」」
ヨーテ「・・・」
ギーザ「・・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
ギーザ「・・・」
スピ「・・・」
ヨーテ「怒っても行動が普段とあまり変わらぬではないか」
スピ「そうだな」
ギーザ「キュ」
スピ「アレだな 慣れない事はあまりするものではないな」
ヨーテ「全体の8割弱を消化しながら全然変わらないというのも考え物だがな」
スピ「まぁそう言わないでくれ」
ギーザ「キュ」
ちょwww
戦士長がそんなことで、ガリフ族は大丈夫なのか?
ヨーテ鬼だなw
言葉責め…
アスダルタソ可愛いなぁ
そろそろ800か…
脱出までもう少しだなw
このスレはもっと続いて欲しいなぁ…
終わってなお愛すことは最も良い
それでも見たいなら統合or避難でやるしかない
800GET
>>800 今から貴様の家にギーザがフライパン片手に遊びに行きます
俺は801をGETだ
802 :
6の1:2006/11/20(月) 05:23:40 ID:vn+rEbPCO
その日は朝から奇妙な現象が起きていた
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
スピ「なんだ、この地鳴りは・・・」
トテテテテテテッ
怯えたギーザが部屋に飛び込んできて、私にしがみついてきた
ギーザ「キュ〜キュ〜!(ヒシッ)」
スピ「(ギーザをなだめつつ)どうしたギーザ、そんなに怯えて。
!、もしかしてまたモンスターが来たのか?ヨーテはどうした!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
ギーザ「キュウゥ〜(ブルブルブル)」
スピ「よしよしもう大丈夫だ。ここには怖いものはいない。」
しばらくなだめいると、ギーザもやっと落ち着いたようだった
スピ「ギーザ、お前はここにいなさい。私はヨーテの様子を見てくる。」
部屋を出ようとする私の服の裾を引っ張るギーザ
ギーザ「キュ〜!(グイグイッ)」
スピ「行くなというのか?だがヨーテが心配だ。私は大丈夫だから
待っているんだ。いいなギーザ。」
ギーザ「キュ〜・・・」
言い聞かせるとギーザは部屋を出る私を見送っていた
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
・・・スタスタ
スピ「そういえばさっきからなんなんだこの地鳴りは?」
803 :
6の2:2006/11/20(月) 05:27:24 ID:vn+rEbPCO
ヨーテの部屋の前に来た
何故か鳥肌が立っている・・・
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
スピ「なんだか地鳴りが大きくなってきているような・・・それに、
震えているのか・・・私は?」
ヨーテの部屋の扉をノックする
トントン
スピ「・・・いるかヨーテ?ヨーテ?
くそっ、何故だ?膝が笑う。」
ヨーテの返事は無かった
嫌な胸騒ぎからか、冷たい汗が背中を伝い落ちた
そして地鳴りはますます酷くなっていた
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
萎えて崩れ落ちそうな身体と気力を奮い立たせて扉を叩く
ドンドン!ドンドン!
スピ「ヨーテ、何かあったのかヨーテ!?・・・仕方がない。入るぞ!!」
ガラッ
804 :
6の3:2006/11/20(月) 05:30:22 ID:vn+rEbPCO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・ビリビリビリッ
部屋が震える程の気で、全身が冷や汗で濡れていた
そして部屋の真ん中で仁王立ちしていたのは・・・
スピ「なっ、なんだコイツはっ・・・!?」
ぼんやりと後ろ姿としか分からないが、それは髪を逆立て金色の
オーラを全身から発ししている人型の何かだった
スピ「くっ、近づけん!お、お前はいったいなんだ!!・・・何っ?」
目を凝らしよく見れば小麦色の肌と、逆立つ髪の中に見え隠れして
いる物体━━
それは・・・長い耳であった
そう、それは怒りに震えバーサク状態を更に超え、金色のオーラを
放ちスーパーバーサクヴィエラと化したヨーテの姿だったのである
スピ「どっ、どうしたんだその姿は!何があったんだ!ヨーテ!
ヨーテェェ!!」
私は何度も彼女の名前を叫ぶ
何度目かの私の声にやっと気付き、振り返るヨーテ・・・
805 :
6の4:2006/11/20(月) 05:33:35 ID:vn+rEbPCO
しかし私は彼女の横顔しか見る事は出来なかった
逃げたのだ
一瞬とはいえヨーテの凄まじい形相を目の当たりにしてしまった為
に
ガリフの戦士達を束ねる事を許された戦士長という誇りもプライド
も吹き飛んでいた
私は自分の部屋に逃げ帰り、ギーザと共に震える事しか出来なかっ
たのだ・・・
嗚呼、二度と私に安らかな眠りが訪れる事は無いだろう
そして毎夜悪夢にうなされ飛び起きるのだ
カトブレパス?
あんなモンスター如きがどうしたというのだ
私は、私は・・・
もう止めよう
だが後のガリフの為、これだけは書き留めておかねばなるまい
"ヴィエラと出会っても決して怒らせてはならない"
と・・・
806 :
6の5:2006/11/20(月) 05:40:58 ID:vn+rEbPCO
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ヨーテ「なんだこれは?」
スピ「は?」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「この日記はの内容はなんだと聞いているのだ!」
スピ「ああっ!私の日記を見るn」
ヨーテ「やかましい!なんなんだスーパーバーサクヴィエラという
のは!
怒り狂ってもヴィエラは勝手にバーサク状態になどならん!」
スピ「だって、なぁギーザ?」
ギーザ「キュ!・・・(コクコク)」
ヨーテ「ギ、ギーザまで・・・なんだというのだ!」
スピ「あの時はホントに怖かったし、ギーザが怯えて飛んで来て私
にしがみついてきたのは事実だぞ?」
ギーザ「キュウゥ・・・」
ヨーテ「そ、そんなに?ギ、ギーザ?」
ササッ(隠れる:スピネルの後ろ)
ヨーテ「ガ━━━━(;゚Д゚)━━━━ン!!」
スピ「ヨーテ?」
ギーザ「(恐る恐る)・・・キュ?」
ヨーテ『(;゚Д゚)(放心してます)スピネルはともかくギーザにま
で怖がられる私って・・・』
807 :
6の6:2006/11/20(月) 05:48:37 ID:vn+rEbPCO
スピ「お〜いヨーテ〜、戻って来〜い。(からかい過ぎたかなー?)」
ギーザ「キュ?キュ〜?(ヨーテを揺すってます)」
ヨーテ「ハッ!え?」
スピ「お、戻ったな。」
ギーザ「キュ!」
スピ「ところでヨーテ、聞いていいか?」
ヨーテ「な、なんだ?(まだ引きずってます)」
スピ「その日記の時だが、何をそんなに怒ってたんだ?私もギーザ
もヨーテを怒らせるような事はしなかったと思うが。」
ヨーテ「うっ、そ、それは・・・(言えない、800取り損ねたからだ
なんて・・・)」
スピ「ん?ヨーテ?」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「なっ、なんでもいいだろう!(///)」
スピ「むっ、ギーザ!」
ギーザ「キュ!」
スピ「ヨーテがまたバーサク状態になりそうだ。
逃げるぞっ〜!(・∀・ )」
ギーザ「( ・∀・)キュキュ〜♪」
スピネル、ギーザ;とんずら
ドタタタッ
トテテテッ
ヨーテ「あ・・・・あああっ!(からかわれてる事にやっと気づいた)
お、お、お、お、お前達〜!(゚Д゚#)」
タタタタッ
808 :
+1:2006/11/20(月) 05:59:40 ID:vn+rEbPCO
カダル「弟よ・・・お前は何をやっているのだ・・・」
ミュリン「姉さんをからかう為だけにあの日記書いて、ワザと目に
付く所に置いたんでしょうか?」
カダル「そのようだ。ギーザも結託してるな。」
ミュリン「へ〜♪」
カダル「ミュリン、君はヨーテ殿がからかわれていて嬉しそうに見え
るんだが・・・気のせいか?」
ミュリン「気のせいですよ♪(・∀・)」
カダル「・・・・」
多少誤字があったけどGJ!!
何かと性格変わってるな
ヨーテをからかうとは…
スピネルもやるようになったじゃないかw
>>810 それがいいんじゃないか!
動揺したり顔紅くするヨーテを見れるのは2chだけ(^・^)d
ミュリンも里にいた頃のヨーテしか知らないし立場上ずっと頭が上がらなかったろうから、
今の状況が楽しくて仕方ないんだろうなあ。
黒いというより、おてんばないたずらっ子って感じで好きだ>このスレのミュリン
814 :
1/6:2006/11/21(火) 22:11:53 ID:aoyfab+z0
スピネル「ん〜・・ブツブツ・・ブツブツ・・・いや 違う・・」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「・・・」:読書
スピ「ブツブツ・・もう少しここら辺を・・ブツブツ・・・」
ヨーテ「・・ん?」
スピ「ブツブツ・・ブツブツ・・」
ヨーテ「・・(スピネルは先程から何を独りで呟いているのだ?)」
スピ「ブツブツ・・ "このツノの鋭利さを怖れぬならば" ・・ブツブツ」
ヨーテ「・・? (分からぬ・・・一体何を言っているのだ?)」
スピ「ブツブツ・・ブツブツ・・」
ヨーテ「・・スピネル?」
スピ「ブツ?」
ヨーテ「"ブツ"とは何だ"ブツ"とは 返事くらいちゃんとしろ」
スピ「どうかしたか?」
ヨーテ「先程からずっとぶつくさと呟いているが・・何をしている?」
スピ「ちょっと『台詞の立ち回り』をな」
ヨーテ「立ち回りだと?」
スピ「うむ 立ち回りだ」
ヨーテ「何の為に?」
スピ「そうだな・・・一言で言ってしまえば"威嚇"だろうか」
ヨーテ「威嚇だと?」
スピ「うむ 威嚇だ」
ヨーテ「何の為に?」
スピ「そうだな・・・一言で言ってしまえば"無駄な争いを避けるため"といったところか」
ヨーテ「それは戦士長の吐いて良い台詞なのか?」
スピ「いや 確かに戦闘は好むけど争いその物が好きなわけでは無いからな」
ヨーテ「ふむ」
スピ「相手を傷つけずに事が済むならそれほどうれしい事は無い」
ヨーテ「相手を台詞で威嚇して それで帰ってくれる事を望むわけか」
スピ「そんなところだ」
815 :
2/6:2006/11/21(火) 22:13:00 ID:aoyfab+z0
ヨーテ「それと "このツノの鋭利さを怖れぬのならば"・・とは何か関係があるのか?」
スピ「深く関係があるな」
ヨーテ「どのように関係がある?」
スピ「それは台詞の一部だ まだ試作段階だけどな」
ヨーテ「ほぉ では聞かせてみせよ」
スピ「へ? いや これはまだ完成していないから」
ヨーテ「いいから言ってみよ ギーザも聞きたがってるぞ?」
ギーザ「キュ!」
スピ「では・・コホン」
スピネル「――いいか! よく聞け!! 仲間の為ジャハラの為 招かれざる訪問者の野望を打ち砕く
ガリフ族戦士長スピネル!! このツノの鋭利さを怖れぬのなら かかってこい!!」
スピ「・・どうだ?」
ヨーテ「・・・」
スピ「ちなみに台詞の一部を"このツノに刺されたくなければ"に置き換える事も」
ヨーテ「台詞が長すぎる」
ギーザ「キュ」
スピ「そうか」
ヨーテ「と言うかだな 自ら"かかってこい"と言っておきながら相手が帰ると思うか?」
スピ「言われてみればそうだな」
ヨーテ「まだまだ改善する必要がありそうだな」
スピ「ふむ・・どうすればいい?」
ヨーテ「其の壱 『台詞をもう少し短小化する』 台詞を言い切る前に敵が襲って来たらどうする」
スピ「ふむふむ」
ギーザ「キュムキュム」
ヨーテ「其の弐 『相手をもっと威圧する』 相手に近づこうという気を起こさせないのが大事だな」
スピ「なるほど・・・中々難しいな」
816 :
3/6:2006/11/21(火) 22:14:10 ID:aoyfab+z0
ヨーテ「そこまで難しくはないだろう」
スピ「いやいや かなり難しいぞ 例えば・・ギーザは言えるか?」
ギーザ「キュ・・」
ギーザ 「――キュキュキュキュキュ! キュ! キュキュキュゥ!! キュッキュキュゥ!!! キュキュ!!」
ギーザ「・・キュ?」
スピ「うむ 内容は分からないがいい威圧感だ」
ヨーテ「ギーザが言ったのだから次はスピネルの番だな」
スピ「どう言えばいいんだ?」
ヨーテ「今ギーザが手本を見せたではないか」
スピ「私もキューキュー言えばいいのか?」
ヨーテ「そうではなくてだな」
スピ「よければ例をくれないか? そうすればコツが掴めると思うんだ」
ヨーテ「やれやれ・・では一番簡単なので・・」
ヨーテ「――私に触れると怪我をするぞ」
ヨーテ「・・とまぁ このような形が典型的だな」
スピ「・・カッコイイな」
ヨーテ「私の事はいいから 次はお前の番だ」
スピ「分かった ではどんな感じにしようか・・」
817 :
4/6:2006/11/21(火) 22:15:08 ID:aoyfab+z0
ヨーテ「秒読み開始」
スピ「え?」
ヨーテ「3・・2・・・」
スピ「えっ 少し待ってくれ!! まだ考えきれていな――」
ヨーテ「・・・1・・0!!」
スピネル「――わっ 私に触れるとかぶれるぞ!!」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
ギーザ「・・・」
ジ-----…
カダル「・・・」
ミュリン「・・・」
ジ-----…
カロリーヌ「・・・」
アスダル「・・・」
カトリーヌ「・・・」
ミュリン「えっと・・スピネルさんは漆肌なんですか?」
カダル「やめてくれ・・焦りすぎて変な方向へと台詞を繋げた弟の事など考えたくない・・」
アスダル「戦士長の肌って・・・怖っ!!」
カロリーヌ「真に受けてどうする」
アスダル「え? 違うの?」
カトリーヌ「違うんですか?」
カロリーヌ「カトリーヌお前もか」
818 :
5/6:2006/11/21(火) 22:16:07 ID:aoyfab+z0
ヨーテ「そうか・・かぶれるのか・・・」
スピ「いや・・今のは・・その・・」
ヨーテ「気色悪いな」
スピ「うぐっ(ザクッ」
ヨーテ「まぁ 急な要望に対処しきれずに有る事無い事言ってしまったんだろうが・・」
ギーザ「キュ!」
ヨーテ「気色悪いな」
スピ「ぐふっ(ザクッ」
ヨーテ「まったく もう少しまともな台詞が吐けなかったのか?」
スピ「ヨーテ・・さっきっから言葉の矢が私に物凄い勢いで刺さっているのだが」
ヨーテ「"ポーション"でも飲んでおけ」
スピ「外傷ならまだしも心の比較的深いところの傷だからポーションじゃ無理だ」
ヨーテ「ならば"エーテル"か?」
スピ「それは魔力だ」
ヨーテ「じゃあ"ラストエリクサー"を望むか?」
スピ「勿体無くて使えそうに無い」
ヨーテ「元々持ち合わせていないがな」
ギーザ「キュ!!」:フェニックスの尾
スピ「ギーザ 私はまだ死んでいないぞ」
819 :
6/6:2006/11/21(火) 22:17:17 ID:aoyfab+z0
ヨーテ「"万能薬"はどうだ?」
スピ「それじゃ傷は癒せないだろ」
ヨーテ「あえて"イシクロの実"でも使うか? 冷蔵庫にあったぞ」
スピ「確かに言い方を変えれば私は『里の守護者』かもしれんが 弱った所でどうしようもないぞ」
ヨーテ「色々と要望の多いやつだな貴様は」
スピ「そりゃあ今言われた物で私の傷を癒す効果を持つ物が一つも無いんだ しょうがないさ」
ヨーテ「それではどうすれば良い? 言ってみよ」
スピ「そうだな・・」
スピネル「――今の私の心を癒せるのは唯一つの行動のみ
それはヨーテの耳に触れることだ」
スピ「・・と言うことでヨーテ 耳に」
ヨーテ「去れ」
スピ「やはりダメか」
ヨーテ「把握しておきながら台詞を吐くな 馬鹿者が」
スピ「すまない」
ギーザ「キュ」
ttp://2ch-library.com/uploader/src/mona4311.jpg.html
波瀾万丈ネタは笑っていいのかワカラナス…好きだからなおさら
ゴメソ
戦死長wwwwww
言葉の暴力って怖いね。
822 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/22(水) 00:33:00 ID:C0VEmAZ40
「ブツ?」と「このツノに刺されたくなければかかってこい」にナンナミルク吹いた
かかってこないとツノに刺されるならかかっていくしかないだろw
824 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/23(木) 01:01:09 ID:l1mOx0VJ0
r-‐i'''''''''''i''''‐-、
o| o! .o i o !o
.|\__|`‐´`‐/|__/|
|_,..-─''''''''''''─-、/
/ / ヽ 、
l ● ,. ● i やれやれイマイチばっかだな。
i、 (__人_) /
"-、,,__.. /
⊂⌒ヽ / ヽ /⌒つ
\ ヽ / ヽ /
\_,,ノ |、_ノ
おまいが書きなよ
荒らし厨
>>825 そういう時はこう言うのだ。
『このスレを荒らすとかぶれるぞ!』
827 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/11/24(金) 13:34:42 ID:6g4ru+ZF0
_,,..:--─‐-=,,._
./;;,ィ''"´ ̄`゙゙ヾ;ミミミ;;、
./ミミ/゙ ゙:::゙iミミミ:l
iミミ′: : ..::::_;ミミ;ミ;リ
ヽ,! ゙ .,;;;..'' ''゙゙;;_ ゙:::ヾ;;;;;;/
. } :'゙::“:゙:. l::'゙.”:゙;.::'':;;゙irく
. | ヽ .,r ..:::、 ..::::;;;トl;|
|.. :' ''ー;^''::ヽ. :':::::;;;i::ソ <こんなスレはもうたくさんです
. l、 ←‐'‐→、! ..::::;;;l゙´
ヽ.. `゙゙゙.,゙´ '":::';;;ハ、
_,,/`i、 -:: -:::'::゙:::;;ツ'::::`;、_
_,...-‐''" | ゙;、 i":;;:::::;,/':::::::::;!::::`::-、.._
.l゙ ゙ヽ:;,ン'":::::::::::::/::::::::: : -ー `
l .,/;l ,r"
.ヽ /r;:ヘ、 ,,/;''
゙ ''::'`'´ ヽィ::'
毛 沢山 [moh takusan]
(1893-1976 中華人民共和国)
んじゃ毛が抜けるぞ
ギーザ…もう少しで怪我治るよな
829 :
1/11:2006/11/25(土) 12:36:01 ID:FalYU9VJ0
スピネル「冬だな・・」
ヨーテ「そうだな」
ギーザ「キュ」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「冬だな・・」
ヨーテ「そうだな」
ギーザ「キュ」
スピ「・・・」
ギーザ「・・・」
スピ「冬」
ヨーテ「しつこい」
スピ「すまない」
ヨーテ「今の季節は秋を越して冬だ 誰がどう見てもな」
スピ「"誰がどう見ても"・・か」
ヨーテ「それがどうかしたのか?」
スピ「この光景を見てくれ」
ピキーン
ヨーテ「・・? 何だこれは?」
スピ「部屋全体が凍り付いてます」
ヨーテ「それは分かっている 何故凍っているのだ?」
スピ「そうだな・・強いて言うならば・・『冬だから』・・だろうか」
830 :
2/11:2006/11/25(土) 12:37:35 ID:FalYU9VJ0
ミュリン「寒いですね」
カダル「そうだな」
ミュリン「カダルさんは寒くないんですか?」
カダル「寒いと言えば寒いが・・そうでないと言えばそうでない」
ミュリン「アレですか? 『心頭滅却すれば火も』・・火も・・えっと」
カダル「『心頭滅却すれば火も自ずから涼し』 ようは気の持ちようという事だ」
ミュリン「さすがカダルさん! 物知りですね!」
カダル「ふっ」
アスダル「さぶぃ〜」
カトリーヌ「確かに寒いですね」
カロリーヌ「あぁ 確かに寒いが・・」
アスダル「うぅ〜・・」
カロリーヌ「アスダル そろそろ布団から出て来い」
アスダル「やだ」
カロリーヌ「いいから出て来い」
アスダル「いやです」
カロリーヌ「・・カトリーヌ 布団のそっち端を掴め」
アスダル「へ?」
831 :
3/11:2006/11/25(土) 12:38:41 ID:FalYU9VJ0
カトリーヌ「えっと・・こうですか?」
ガシッ
カロリーヌ「タイミングを合わせろ」
アスダル「え? え?」
カロリーヌ「いち・・にの・・さんっ!!」
カトリーヌ「えいっ!!」
バサァッ!!
アスダル「あぁ!! 布 団 が ふ っ 飛 ん だ !!」
ビュオォォォオォォォオ!!!
スピ「なっ・・なんだこの吹雪は!!」
ヨーテ「急に気温が下がったな」
ギーザ「キュー!」
カダル「こんな所にまで雪が・・」
ミュリン「寒くない寒くない寒くない寒くない・・(ブツブツ」
カロリーヌ「アスダル・・今何をした?」
アスダル「いや・・俺にもサッパリ」
カトリーヌ「・・ブリザガ?」
スピ「これが冬なのか・・ジャハラにも冬は有るがここまで酷くは無かった」
ヨーテ「これが普通の冬に見えるなら眼科に行く事を勧めようか」
スピ「これは普通の冬ではないのか?」
ヨーテ「部屋全体が雪景色になるのが普通とは思えんがな」
スピ「では異常な冬か」
ヨーテ「・・まぁ そんなところだろう」
スピ「ちなみに気温は?」
ヨーテ「そこの温度計で測ってみればよかろう?」
ギーザ「キュ!」
832 :
4/11:2006/11/25(土) 12:39:56 ID:FalYU9VJ0
スピ「えっと・・こう使うのか?」
ピピピッ
スピ「なになに・・ギーザの体温は35.4℃か 平熱だな」
ギーザ「キュ♪」
ヨーテ「ちょっと待て」
スピ「どうかしたか?」
ヨーテ「私が言ったのは『温度計』であって『体温計』ではない」
スピ「なに!?」
ギーザ「キュ!?」
ヨーテ「温度計はこっちだ 読んでみろ」
スピ「了解した えぇっと・・『-273℃』」
ヨーテ「絶対零度だと?」
スピ「間違えた 『-27.3℃』だった」
ヨーテ「間違えすぎだ 馬鹿者が」
スピ「すまない」
ギーザ「キュ」
スピ「しかし・・この気温はかなり寒いんじゃないか?」
ヨーテ「ふむ・・確かにそうだな」
スピ「何か原因でもあるのだろうか・・」
ヨーテ「原因か・・」
スピ「・・むっ!! ヨーテ! これを見てみろ!!」
ヨーテ「何か分かったか?」
スピ「バナナが凍ってるぞ!!」
ヨーテ「それがどうした」
スピ「これではバナナが食べれん!!」
ギーザ「キュー!!」
スピ「ん? なんだ?」
833 :
5/11:2006/11/25(土) 12:40:53 ID:FalYU9VJ0
ギーザ「キュキュキュー! キュ! キュキュキュゥ!!」
スピ「ふむふむ・・持ってるものから推測すると『ニンジンが凍ってて食べれない』と言ったところか」
ギーザ「キュ〜(シクシク」
スピ「泣くなギーザ 涙が凍るぞ」
ギーザ「キュ・・」
スピ「しかし・・参ったな まさか食べ物が凍り付いてるだなんて」
ヨーテ「凍り付いてるなら温めればよかろうが」
スピ「その手があったか!!」
ヨーテ「それ以外にどのような手があると言うのだ?」
スピ「・・『そのまま食べる』とか」
ヨーテ「本気か?」
スピ「冗談だ!」
ギーザ「キュ!」
スピ「温めるとしたら電子レンジか?」
ヨーテ「だろうな」
スピ「じゃあ台所だな」
スタスタスタスタ…
※
スピ「さて・・台所に到着したわけだが」
ピッキィーン
スピ「何だこの凍りようは!!」
ヨーテ「叫ぶな 耳にクる」
スピ「先程の部屋と比べて凍り方が尋常じゃないぞ」
ヨーテ「冷蔵庫までもが凍り付いてるとはな」
スピ「『寒い』というか『痛い』 空気がトゲとなって肌に突き刺さるようだ」
ギーザ「キュ」
834 :
6/11:2006/11/25(土) 12:42:21 ID:FalYU9VJ0
スピ「そういえばヨーテは大丈夫なのか? 耳とか寒そうだが」
ヨーテ「・・よく見てみろ」
スピ「ん? んん?」
ジッ
スピ「・・コ・・コレは・・【ウサ耳カバー】!!」
ヨーテ「叫ぶなと言っているだろうが!!」
スピ「すまない ・・にしても よく着ける気になったな 以前は嫌がっていたのに」
ヨーテ「背に腹は変えられん 仕方が無いから着けたのだ」
スピ「なるほど」
ヨーテ「で? 電子レンジはいいのか?」
スピ「すっかり忘れていたな」
ギーザ「キュ!」
スピ「幸いにも電子レンジは凍り付いていないから使えそうだ」
ヨーテ「・・(台所を中心に起こる異常現象か・・考えてみたら以前にも似たような事が・・)」
スピ「ギーザ ニンジンを貸しなさい」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「・・(確かあの時は秋らしからぬ猛暑で・・その時台所で出会ったのは・・!)」
スピ「さて 早速温めるかな」
ヨーテ「スピネル! その電子レンジに触れるな!!」
スピ「え?」開ける:電子レンジ
ガチャ
ビュゥゥウォオオオォォオ!!!
スピ「うぉっ!? ふっ・・吹雪!?」
ヨーテ「だから開けるなと言ったのだ」
835 :
7/11:2006/11/25(土) 12:43:44 ID:FalYU9VJ0
スピ「・・中に何か居るのか?」
フワ…
スピ「む?」
フワ…フワ…フワ…
スピ「中から何か出て・・!!」
ヨーテ「精霊王・・"また"か」
精霊王レーシー「・・・」
スピ「氷の精霊王か!!」
ヨーテ「・・前回はサラマンドラだったか」
スピ「部屋全体が凍り付いてるのはこいつのせいか?」
ヨーテ「恐らくはな」
スピ「追っ払えば部屋は元に戻るのか?」
ヨーテ「追っ払えるのか?」
スピ「サラマンドラの時と同じように"生物兵器"を使えば・・」
レーシー「・・!」:チャージ
ヒュォォォオ…
ヨーテ「今回はあの時と勝手が違うから成功するとは言い切れ・・!」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「ミストが・・!」
レーシー「・・!!」発射:つらら
ヒュォオ…ビシュシュシュシュンッ!!
ヨーテ「伏せろ!!」
ギーザ「キュゥ!!」
スピ「うおっとぉ!!」
ババッ
ズガガガガガッ!!
スピ「か・・間一髪だったな」
ヨーテ「ふむ・・話し合う暇も無いな」
スピ「あれは氷系魔法の一種か?」
ヨーテ「知らん」
836 :
8/11:2006/11/25(土) 12:45:18 ID:FalYU9VJ0
レーシー「・・!」:チャージ
ヒュォォォオ…
スピ「ヨーテ あいつを倒す方法は?」
ヨーテ「あいつはミストを媒体にした生物だ」
スピ「ふむ」
ヨーテ「その中心核を取り巻くミストを四方に爆散させればあるいは・・」
スピ「爆散か・・確か"フレア"という魔法は相手を爆発させる効果があると聞いたが」
ヨーテ「私は使えないが・・スピネルは使えるのか?」
スピ「いや 全然」
ヨーテ「じゃあどうするのだ?」
スピ「私はロクな魔法こそ使えないが・・」
レーシー「・・!!」発射:つらら
ヒュォオ…バシュシュシュシュンッ!!
スピ「戦士として鍛えたこの拳がある!! ・・せいっ!!」:なぎ払う
ッバァン!!
ヨーテ「拳でつららを弾いたか・・頼りになる男だな」
レーシー「・・・」
スピ「食らえ精霊王!! これが戦士の鉄拳だ!!」素手:鉄拳
ヒュッ
カッキィーン
スピ「冷っ!!!」
ヨーテ「素手で挑むな素手で」
スピ「流石は精霊王・・一筋縄ではいかんか」
ヨーテ「拳で倒せる相手では無い事ぐらい把握しておけ」
スピ「それでは軍手をはめよう!」装備:軍手
ヨーテ「・・それで何か変わるのか?」
スピ「もう一回チャレンジだ!!」軍手:鉄拳
ヒュッ
バキィッ!!
レーシー「・・!? ・・! ・・!?」
スピ「よしっ! 一発入った!!」
ヨーテ「・・本当に変わるとはな」
837 :
9/11:2006/11/25(土) 12:46:14 ID:FalYU9VJ0
スピ「さぁっ! 二人も軍手をはめるんだ!!」
ヨーテ「こうか?」装備:軍手
ギーザ「キュ?」装備:軍手
ヨーテ「一体何をするのだ?」
スピ「軍手があればあいつに触れてもダメージは少なくて済む」
レーシー「・・・」
スピ「それを利用してあいつを電子レンジに詰める!!」
ヨーテ「・・あぁ お前の考えが分かった」
スピ「成功すると思うか?」
ヨーテ「まぁ・・やってみる価値はありそうだ」
レーシー「・・!」:チャージ
スピ「私が先に行く そして隙を作るからその時に・・」
レーシー「・・!!」発射:つらら
ビシュシュシュシュン!!
スピ「甘い!!」:弾き返す
パキィンッ!!
サクッ
レーシー「!?」
スピ「今だ!!」
ヨーテ「はっ!!」
ギーザ「キュッ!!」
ググググッ…
レーシー「!!」
グググ…スポンッ
スピ「ギーザ! "スイッチ"を!!」
ギーザ「キュゥ!!」押す:あたため
ポチッ
ウィィィィイン…
――チンッ♪
838 :
10/11:2006/11/25(土) 13:01:12 ID:FalYU9VJ0
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
ギーザ「・・・」
スピ「・・どうだ?」
ヨーテ「確認してみよ」
スピ「よしっ・・では開けるぞ・・!!」
ガチャッ
スピ「・・ん? コレは・・」
ヨーテ「何かあったか? 精霊王は?」
スピ「精霊王はもう居ないが 変わりにコレが」
【レーシー】
ヨーテ「・・精霊石の一種か?」
スピ「多分」
ヨーテ「コレが落ちているという事は・・」
スピ「恐らくは倒す事に成功した・・のだろうな」
ヨーテ「ふむ・・変な倒し方だったな」
スピ「まぁいいじゃないか 結果オーライだ」
ヨーテ「・・そうだな この部屋全体を覆っている氷もいずれ溶けるだろう」
スピ「ふぅ・・これでやっと電子レンジが使える」
ヨーテ「そういえばそんな事を言っていたな」
スピ「さぁギーザ! やっとニンジンが食べれるぞ!」
ギーザ「キュ♪」
ポチッ
ウィィィィイム…
チンッ♪
ガチャッ
スピ「・・・」
ギーザ「・・・」
ヨーテ「・・ん? どうかしたか?」
839 :
11/11:2006/11/25(土) 13:02:28 ID:FalYU9VJ0
スピ「なんて事だ・・私とした事が・・」
ギーザ「キュゥ・・」
デロ〜ン
スピ「ニンジンとバナナを温めすぎてしまった! どっからどう見てもデロデロになってる!!」
ギーザ「キュ!!」
スピ「略して『ニンナ』・・いや 『ニナナ』と言ったところか」
ヨーテ「ちゃんと掃除しておけよ?」
スピ「分かった だが先にこのニナナを取り出さなくては話が・・」
ネチャッ
ジュッ
スピ「熱っ!!」
ヨーテ「だから何で貴様は素手で事を済ませようとするのだ!!」
ヨーテ「そう言えばスピネル 何故電子レンジで精霊王を倒せると思った?」
スピ「以前にな 『ゆでタマゴ』を作ろうとして電子レンジにタマゴを入れたんだ」
ヨーテ「ふむ」
スピ「そしてスイッチを入れてしばらくしたら・・」
ヨーテ「しばらくしたら・・?」
スピ「"ボンッ!!"という音と共にタマゴが破裂 まさに爆発四散だった」
ヨーテ「ほほぅ」
スピ「その時のことをさっきヨーテが言ってた"ミストを四方に〜"で思い出してな」
ヨーテ「・・助言から倒し方を思いつくのは誉める所だが その経験談はまぬけすぎるぞ」
スピ「ふっ 誉めてくれると言うならば耳に触れさせてくれると嬉し」
ヨーテ「去れ 唯でさえ冷えた空気によって耳が多少痛むというのに・・」
スピ「温めようか?」
ヨーテ「断わる」
スピ「温めようか?」
ヨーテ「断わる」
に萌えた何故か萌えた
閉じ込めスレの部屋は自分から出ようとする者に対してはより強固に出来ている
>>840 いや、自分も相当萌えたぞ。
普段男女の関係を想像させない二人だから、変にいやらしくなく純粋に萌えられるのかも。
それにしても、扉を開ける前に間違えて電子レンジのスイッチを入れてたら、
レーシーはその場でお陀仏だったのか。
知らなかったとは言え、自分にとっての殺人兵器に身を潜めてるレーシーマヌケ過ぎw
言霊で吹雪をおこすとは…アスダル、恐ろしい子!
あとミュリン(*´∀`)カワエエ
前にどこかで
アスダル=ガリフ界のヴァン て解説してて
妙に納得した希ガス
アルティマニアオメガ読んできた
実はアスダルの口調が「〜だなァ」だったり
ガ リ フ は 一 生 顔 を 洗 わ な い と
キャラデザの人に断言されてたりと、得るものの多い一冊だった
>ガ リ フ は 一 生 顔 を 洗 わ な い
なぜか「かゆい うま」が頭をかすめた。
ヨーテ「"ガリフは一生顔を洗わない"…か」
スピネル「らしいな」
ヨーテ「ちょっと待て ガリフである貴様が"らしいな"とはどういう事だ」
スピネル「冗談だ 冗談」
ヨーテ「まぁどうでも良いがな」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「だが…正直の所どうなのだ?」
スピネル「なにがだ?」
ヨーテ「顔の衛生面とか…『不潔』じゃないのか?」
スピネル「その辺は大丈夫だ」
ヨーテ「どういう事だ?」
スピネル「私たちガリフは生まれた時からこの面をつけている…そして外す事も無い
ずぅっと着けているからな 顔部分も空気に触れたりしないから特別垢も出ないんだ」
ヨーテ「そうなのか」
スピネル「あぁ 多分」
ヨーテ「"多分"とはなんだ"多分"とは」
スピネル「今とっさに閃いた 真相は良く分からない 昔からの決まりだからな」
ヨーテ「…ったく おまえと言う奴は…」
そういえば前ここでスピネルとカダル顔洗ってたよね。あれ好きだw
綺麗好きなガリフはああやって顔を洗うと思っておくw
>>304からのやつね。
カダルの話は笑ったなぁw
そろそろラスト、なんだよなぁ……ラストはオレみたいに下手な文しか書けない馬鹿じゃなく職人さんに書いてもらいたいな
保守
〜こんな『ガリフとヴィエラを同じ部屋に閉じ込めてみた』はイヤだ〜
スピネル「小腹が空いたな…たしかオヤツ用のバナナが…」
ガサガサ
スピネル「…ん? おや? 無いな」
キョロキョロ
スピネル「おかしいな…ここに置いてあったハズなんだが… ヨーテ?」
ヨーテ「ん?」
スピネル「私のオヤツ用バナナが何処にあるか知らないか?」
ヨーテ「ふ?(む?) ほ(も)しは(か)して今私が食へ(べ)ているやつの事か?」
モグモグ
スピネル「それだな だがヨーテ その…バナナを ほっ 頬張りながら喋るのはよした方が」
ヨーテ「すまなかったな 一口かじってしまったが…問題はないだろ? ほれ」
スッ
スピネル「!!」
ヨーテ「…?」
スピネル「…(コレを食べたら…心なしかヨーテとかっ…間接…!!) ドキドキドキドキ」
ヨーテ「どうした? 食わんのか?」
スピネル「…(どっ どうする! どうする私ーっ!!) ドキドキバクバク」
ヨーテ「?」
『スピネルが思春期』
それ通常じゃね?
853 :
1/6:2006/11/29(水) 22:53:14 ID:ykTT5K4H0
ヨーテ「スピネル 朝食が出来たぞ」
スピネル「分かった フッ 今 フッ 行く フッ フッ」
ヨーテ「・・何をしている?」
スピ「え? フッ 何って フッ 朝のトレー フッ ニングの フッ 腕立て フッ せを」:腕立て伏せ
ギーザ「キュ! キュ!」:腹筋(?)
ヨーテ「・・朝から元気な奴らだな」
※
スピ「ふ〜 いい汗をかいた」
ギーザ「キュ〜」
ヨーテ「すぐに食べれるのか?」
スピ「問題ない! ナンナ肉でもくさやでも何でも来いだ!!」
ヨーテ「本当だな?」
スピ「すまない 冗談だ いくらなんでも後者はキツい」
ヨーテ「まったく・・ ホレ 冷めないうちに食ってしまえ」
スピ「ちなみにメニューは?」
ヨーテ「朝食だからな 簡単に食える物で・・」
・ご飯
・納豆
・味噌汁
・味付け海苔(バーフォンハイム産)
・ニンジン(ギーザ用)
ヨーテ「・・こんな感じだな」
ギーザ「キュ♪」
スピ「ふむ・・"納豆" ・・か」
ヨーテ「嫌いか?」
スピ「全然大好物だ!!」
854 :
2/6:2006/11/29(水) 22:54:27 ID:ykTT5K4H0
ヨーテ「ならば問題はあるまい とっとと食え」
スピ「ただな 一つ思い当たる節が・・」
ヨーテ「何だ?」
スピ「『納豆を更に美味しく食べる』にはどうすれば良いのか・・と」
ヨーテ「知らん」
ギーザ「パクッ♪ ポリポリポリポリ」:食事開始
ミュリン「カダルさんは"納豆"好きですか?」
カダル「好きだな」
ミュリン「へぇ〜 ちなみにどうやって食べています?」
カダル「そうだな・・日によって卵を混ぜたり大量のネギを刻んだり・・」
ミュリン「美味しそうですね」
カダル「実に美味いぞ ・・まぁ ある弱点を除いてな」
ミュリン「弱点?」
カダル「遠まわしに言うならば・・『ガリフは皆が面を着けている』・・と言った所か」
アスダル「二人とも"納豆"は大丈夫なほう?」
カロリーヌ「無論だ」
カトリーヌ「アスダルさんは?」
アスダル「俺は・・ちょっと苦手だなァ」
カロリーヌ「好き嫌いは良くないぞ?」
アスダル「いや 分かってはいるんだけどさ 前に嫌な事が・・」
カトリーヌ「嫌な事・・ですか?」
アスダル「納豆を食べようとしたら・・その・・『面に糸がベットリ』と・・」
スピ「昔からよく『納豆は混ぜれば混ぜるほど美味い』と聞くがな」
ヨーテ「ならば多く混ぜればよかろう?」
スピ「何回くらい混ぜればいいと思う?」
855 :
3/6:2006/11/29(水) 22:55:34 ID:ykTT5K4H0
ヨーテ「知らん 普段はどれくらい混ぜているのだ?」
スピ「普段は・・そうだな 右に約168回 左に約136回・・かな」
ヨーテ「全然"約"という言葉が活用されていないのだが」
スピ「すまない」
ヨーテ「何なら一万回ほど混ぜてはどうだ?」
スピ「う〜む・・10000回か・・」
ヨーテ「まぁ いくらなんでもそこまでやる必要は」
スピ「よし! やってみよう!!」
ヨーテ「・・なに?」
スピ「ん? どうかしたか?」
ヨーテ「いや・・(一万というのは冗談だったのだがな・・まぁいいか)」
ギーザ「ポリポリポリポリポリ・・」:食事中
※目指せ納豆かき混ぜ一万回※
:用意するもの:
・納豆
・器
・箸
・根性
スピ「必要なのはこれくらいかな」
ヨーテ「それ以外に何がある?」
スピ「さて・・頑張るか!!」
【作業開始】
カコカコカコカコカコ…
スピ「まだ普通の納豆と変わらないな」
ヨーテ「百もかき混ぜていないのに何を言っているのだ?」
ギーザ「ポリポリカリカリ・・」:食事中
856 :
4/6:2006/11/29(水) 22:57:16 ID:ykTT5K4H0
【500回突破】
カコカコカコカコカコ…
スピ「もう500か 結構早いな」
ヨーテ「それと同じ行為をあと十九と続けるのだぞ?」
スピ「む・・そう言われると長く感じるな・・」
ギーザ「カリカリポリポリ・・」:食事中
【1300回突破】
カコカコカコカコカコ…
スピ「ちょっと納豆の形が崩れてきたな」
ヨーテ「そうだな」読書:雑誌
スピ「"そうだな"って・・ちゃんと見てるか?」
ヨーテ「どう思う?」
スピ「見ていないと思う」
ヨーテ「正解だ」
ギーザ「カリコリパリポリ・・・・・ケプッ」:食事終了
【5000回突破】
カコココカコカコカコ…
スピ「やっと半分か・・これは結構腕に・・クる!!」
ヨーテ「自ら始めた事だ ちゃんと責任を持って最後までやれよ?」
スピ「了解した!!」
ギーザ「キュ〜♪ キュッキュキュ〜♪」:歌う
【8598回突破】
カコ カコココ カッコカッコ…
スピ「くっ・・そろそろ限界か・・」
ヨーテ「朝食の準備で燃え尽きるつもりか?」
ギーザ「・・(ジ----」:凝視
【9900回突破】
カココココココココ!!!
スピ「うおぉぉぉお!! 頑張れ私ぃぃぃい!!」
ヨーテ「急に元気になったな」
ギーザ「・・(ジ----」:凝視
857 :
5/6:2006/11/29(水) 22:58:54 ID:ykTT5K4H0
【10000回到達】
スピ「ハァ・・ハァ・・ハァ・・ つっ 疲れた・・」
ヨーテ「お疲れ」
スピ「フゥ・・納豆を10000回もかき混ぜると・・あれだな 見た目とか・・」
ドロリ
スピ「・・ドロッドロだな!」
ヨーテ「確かに ドロドロだな」
スピ「何と言えばいいんだろうな・・大豆から味噌へと熟成された的な・・」
ギーザ「・・(ジ----」:凝視
スピ「ところでギーザは先程からなんでズッと私を見ているんだ?」
ヨーテ「納豆が珍しいんじゃないか?」
スピ「そうか どれギーザ 匂いを嗅いでみるか?」
スッ
ギーザ「クンクン・・ キュ♪」
ヨーテ「気に入ったようだな」
スピ「それは良かった」
ヨーテ「で? お前は食わんのか?」
スピ「少しだけ休んでから食べる・・腕が限界だ」
ヨーテ「朝から無茶をしすぎだ 馬鹿者が」
ギーザ「・・・」
〜20分後〜
スピ「よし いい感じに回復してきた!」
ヨーテ「良かったな」
スピ「さて・・ 程よく腹も空いてきた所で『一万回納豆』を・・」
コツゼン
スピ「・・おや? 無い?」
ヨーテ「どうかしたのか?」
スピ「私の『一万回納豆』がどこにも見当たらないんだが・・おかしいな」
ヨーテ「ほう」
858 :
6/6:2006/11/29(水) 23:00:06 ID:ykTT5K4H0
スピ「ギーザ? 私の『一万回納豆』を知らないか?」
ギーザ「キュ?」
ネバァ〜
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
ギーザ「・・・」
スピ「そうかそうか・・ギーザが食べたのか・・!」
ギーザ「キュ・・キュ?」
スピ「とぼけても無駄だぞ その"手"と"口周り"に付着している納豆のネバネバが証拠だ!!」
ギーザ「キュ!?」:ネバネバ
ヨーテ「・・(またスピネルはしてやられたのか・・)」
スピ「今日と言う今日は許さん!!」持ち上げる:ギーザ
グォオッ
ギーザ「キュ!? キュキュー!!(ジタバタジタバタ」
スピ「罰として全身をくすぐりまわしてや」
ギーザ「キュゥ!!」技:ネバネバタッチ
ベチャッ
スピ「ぅお!?」
ネバネバァ〜ン
スピ「めっ 面が!?」
ヨーテ「上手い具合にネバネバだな」
スピ「くぅっ ギーザめ! いつの間にこんな危険な技を!!」
ヨーテ「危険か? それ」
ギーザ「キュ!!」:とんずら
トテテテテテテ…
スピ「前が見えん!!」装備:ネバネバの面
ヨーテ「・・そのネバネバの状態で私に近づくなよ?」
スピ「ヨーテ! 助けてくれ!!」
ヨーテ「ちっ 近づくなと言っておるだろうが!! 来るな!!」
納豆をかき混ぜ続けると粘りが消える、と何処かで聞いたような気がする。
回数とかは知らんけど。
>>859 おいおい野暮な事言うなよ、イヴァリースの納豆だぜ?
俺たちが食ってる納豆とは色々と違うんだ、多分。
納豆のキライな君達に微妙な伊藤家的裏技伝授。
1.納豆を御椀に入れます。
2.普通にかき混ぜます。
3.御椀がネバネバしたら、納豆を別の容器に移します。
4.↑豆は全て別の容器に移すように。必要なのはネバネバです。
5.ネバネバだけが御椀に残ったら、そこに普通のアイスクリームを入れます。
6.そして…混ぜる!
7.トルコアイスできあがり。
↑誰かやった事ある人いる?納豆を買う機会がなくて…
GJ!
前に深夜番組でやってたな。
なんかピーナッツバターみたいになってた。
あ…恥ずっorz
水曜6時半からやってる雨上がり決死隊のトッターマンDSでもやってたな>形が崩れるまで納豆かき回し
結構美味いという話だった
>ギーザ「クンクン・・ キュ♪」
>ヨーテ「気に入ったようだな」
>スピ「それは良かった」
この流れでギーザが食ってしまう事はスピネルにも予想出来てただろうにw
疲労でそこまで頭が回らなかったのか?
そしてヨーテは予想が付きつつもあえて放置してた予感。
そうか?おれにはスピの陰謀が見え隠れしたわけだが
>>867 わざとギーザに食べさせてお仕置きをしてやろうとか?
>スピ「罰として全身をくすぐりまわしてや」
確かにこのセリフを見る限りでは「耳に触れ(ry」と同じくらい、
スピネルにとっては口実を作ってでもやりたい魅力的な行動か。
いくらギーザ相手でも、理由もなしにそんな事やったら虐待にもなりかねないしw
ギーザ「キュキュ!(保守)」
スピ「???」
――…もしも
【もしもスピネルがビビりだったら】
>697-707より
スピ「えぇっとだな・・ ベヒーモスに近い感じだな でも体の色が『緑』だから・・」
カトブレパス「ゥゴオォォァァア!!!」
スピ「カトブレパスだな カトブレ・・・え?」
ヨーテ「確かに緑色だな ミストの信号を嗅ぎ付けて来たか」
ギーザ「キュ?(パクパク」
スピ「ぎゃぁー!! カトブレパスだぁぁあー!!!」
ヨーテ「!? どうした急に!!」
スピ「うわぁぁあー!!」:ダッシュ
ドタタタタタ
ヨーテ「あっ スピネル! むやみに突っ込むな!!」
ギーザ「キュゥー!!」
スピ「うぉぉおおー!!」
ドタタタタタ
カトブレパス「ガル?」
スピ「わぁぁあーっ!!!」:ドロップキック
ドゴッ
カトブレパス「グッルァ!?」
スピ「わぁぁああーっ!!!」:連続パンチ
ズドドドドドド
スピ「わぁぁああぁーっ!!!」:地獄ぐるま
ガシッ ドンゴロドンゴロドンゴロドンゴロ
スピ「わぁぁああぁあーっ!!!」:回転中
カトブレパス「GyAaaHhhh!!!」:回転中
ドンゴロドンゴロドンゴロドンゴロ…
〜20分後〜
スピ「ハァ・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・」
ヨーテ「・・よく独りで倒せたな」
スピ「しょうがないだろ・・ハァ・・凄く・・ハァ・・恐ろしかったのだから・・ハァ」
ヨーテ「・・・」
結論:『ヨーテやギーザに出番が来ない』
【もしもヨーテの腕力が凄かったら】
>760-770より
ヨーテ「ココか・・ では・・コォォォォオ・・」:集中
スピ「ヨーテ そんなに気合を入れなくてもいいから」
ヨーテ「そうか? では・・ はっ!」
ッッズッボォ!!!
スピ「!? ッガ・・ァ」
ドサッ
ヨーテ「・・しまった・・力の配分を間違えたか」
結論:『 ヨ ー テ 最 強 』
【もしもギーザの腕力が凄かったら】
>760-770より
スピ「だから腹筋の強度を確かめるためにヨーテに殴ってもらおうか・・という事だ」
ヨーテ「・・成る程 一応合点がいった事にしておこう」
スピ「・・ってワケで さぁ来い!!」
ヨーテ「合点はいったがまだ了承していないぞ?」
スピ「む そうか」
ギーザ「キュ!!」
ピョイン
スピ「うん?」
ギーザ「キュゥ!!」
ヒュッ ッドゴォッ!!
スピ「ッグボォ!?」
ドサッ
ギーザ「・・キュ?」
結論:『 ギ ー ザ 最 強 』
【もしもスピネルが脱いだら凄かったら】
ヨーテ「スピネル・・貴様 面を脱いだらどうなるのだ?」
スピ「凄い事になるぞ」
ヨーテ「・・そうか」
結論:『脱いだら凄い』
【もしもヨーテがツンデレだったら】
ヨーテ「スピネル 夕飯にオムライスを作ったが・・食べるか?」
スピ「へぇ ヨーテはオムライスが作れるのか 難しいだろ?」
ヨーテ「あんなのは飯を炒めてタマゴで包むだけだ」
スピ「それもそうか ではいただくかな」
カチャッ
スピ「・・ん?」
ギーザ「キュ?」
スピ「このオムライスにかかってるケチャップ・・何でハートマークなんだ?」
ヨーテ「!! そっそれは・・アレだ あの・・ケチャップをかけようとしたらギーザがやって来て手元が狂っただけだ
いいか? 勘違いするなよ? たまたまハートの形になっただけだからな」
スピ「ふ〜ん そうなのか」
結論:『こんなの俺らが知ってるヨーテじゃない』
――…これら五つの例をまとめてみての結論
『普通が一番』
だ が こ れ も い い !!! GJ!!
どれも面白いけど、特に最後の二つがお気に入りだ。
876 :
1/2:2006/12/03(日) 22:23:48 ID:jMzitGBq0
スピネル「ヨーテヨーテ」
ヨーテ「なんだ?」
スピネル「今私はある果物を左右どちらかの手に持っている」
ヨーテ「ふむ」
スピネル「もしも持ってるほうの手を当てたらヨーテにその果物をあげよう」
ギーザ「キュー!」
スピネル「ん? あぁ ヨーテが当てたらギーザにもあげよう」
ギーザ「キュ♪」
スピネル「では…いくぞ?」
ヨーテ「どうぞ」
スピネル「果物があるのは…どっちだ!」
ズォオッ
ヨーテ「イヤに手が近いぞスピネル」
スピネル「む それはすまなかった」
ヨーテ「そして勢いをつけすぎだ もう少し抑えろ」
スピネル「分かった」
ヨーテ「あとはアレだ 脇を締めろ脇を」
スピネル「脇だな? わかっ…ん?」
ヨーテ「? どうした?」
877 :
2/2:2006/12/03(日) 22:24:25 ID:jMzitGBq0
スピネル「脇を締めるのか?」
ヨーテ「そうだ」
スピネル「こう…キュッと締めるのか?」
ヨーテ「あぁ」
スピネル「ギーザの鳴き声のようにキュッと締めるのか?」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「それはそちらに任せる」
スピネル「なるほど…では 改めて…」
キュッ
スピネル「果物があるのは…どっちだ!」
ババッ
ヨーテ「…」
スピネル「…(考えてみると…)」
ヨーテ「…」
スピネル「…(今の私の姿勢は少しへんてこだな…)」
ヨーテ「…」
スピネル「…(確かこの姿勢は…『小さく前ならえ』というやつだな)」
ヨーテ「…スピネル?」
スピネル「ん?」
ヨーテ「果物というのは…『グレープフルーツ』か?」
スピネル「よく分かったな そのとおりだ」
ヨーテ「…右手から大きくはみ出しているぞ」
スピネル「なに!?」
878 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/12/05(火) 21:31:18 ID:VzEwUisU0
この部屋に閉じ込められているメンバーは全員が
頭から体毛以外の何かしらの物が生えているんだなw
耳とか角とか耳とか耳とか角と角とか耳とか耳とか
スピは耳に執着してるが、どう考えたって尻尾の魔力には勝てない気がするんだが…
あの尻尾を丸1日ポヨポヨしてたい…
ヴィエラの尻尾はギーザにかなわんよ
尻尾度
ヴィエラ<ギーザ
耳度
ヨーテ>ギーザ>>>>《越えられないダージャ》>>>カトブレパス
角度
ガリフ=ガリフ
ヴィエラの尾っぽってどんなんかな。
やっぱホワホワの毛玉みたいなのか?
いや、設定で無いのは知ってんだけどね。
あれ?なかったっけ?
青い尻尾カバーの下に白いホワホワがあったと思うんだけど
尻尾カバーというワードに思わず萌えた
ウサ耳カバーはガチだが
「ヴィエラの尻尾」と聞くだけで何故にこれ程萌ゆるのか…
…さ、触りてえ!!
887 :
1/12:2006/12/08(金) 22:54:53 ID:So775+O70
スピネル「ふぬ〜ぐぐぐっ・・・ふぅっ! 朝か」
チュンチュン…チュンチュン…
スピ「今日もイヴァリースはいい天気 っと 朝の洗面でもするか」
スタスタスタスタ…
スピ「ガリフの面は〜 緑の香り〜♪ ・・ん?」
???「・・・」
スピ「・・(窓辺に何か居る・・ギーザか?)」
???「・・・」
スピ「・・(あの大きさであの耳で・・間違いない ギーザだな)」
???「・・・」
スピ「・・(私に気付いてないのか? よし それなら・・)」:抜き足→差し足→忍び足
ソロソロ ソロソロ…
???「・・・」
スピ「捕まえ・・たっ!!」
ガシィッ
???「!?」
スピ「おはようギーザ 一体窓から何を見てい」
???「キィァア!!!」:ぶん殴る
ドゴッ
スタスタスタスタ…
ヨーテ「・・今のイヤに鈍い音は何だ?」
スピ「うぅ・・聞いてくれヨーテ・・ギーザが・・ギーザが・・」
ヨーテ「どうかしたのか?」
スピ「ギーザがいきなり私の顔面を殴ってきたんだ! 的確な速さと威力で!!」
ヨーテ「・・? 何を言っているのだ貴様は」
スピ「鍛えておいた甲斐があっ・・・へ?」
ヨーテ「ギーザなら私が今抱きかかえているであろうが」
ギーザ「キュ!」
スピ「・・おや?」
888 :
2/12:2006/12/08(金) 22:56:05 ID:So775+O70
ヨーテ「ギーザは私のそばにいる 貴様を殴る事は不可能だ」
スピ「確かにそうだな だがそうなると私を殴ったのは・・」
ヨーテ「・・ところで」
スピ「ん?」
ヨーテ「お前の足元に居るのは何者だ?」
チョコン
???「・・キ?」
スピ「! こいつだっ! 私を殴ったのは! 見た目からは想像できない強さで!!」
ヨーテ「ふむ・・ギーザ ちょっとこいつの隣に並びなさい」
ギーザ「キュ」
チョコン
???「キ」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「成る程 確かにそっくりだな」
スピ「こいつはギーザとは違うのか?」
ヨーテ「よく見てみろ ギーザの肌は薄い桜色だがこいつは暗い青色だ」
スピ「言われてみると確かにそうだな」
ヨーテ「言われなくても分かるだろうが」
???「・・・」
ヨーテ「・・で こいつは何者だ?」
スピ「青色のキャピトゥーンタイプか・・そういえばジャハラで聞いたことがあった気がするな・・」
カダル「ふむ 下には変わった客が来ているようだ」
ミュリン「カダルさんはアレが何なのか分かります?」
カダル「ちょっと待ってくれ 今脳髄の奥に呼びかけて思い出しているから」
アスダル「ギーザが増えた!!」
カトリーヌ「ちゃんと見てください 色が違いますから」
カロリーヌ「・・青の肌・・姿はキャピトゥーンか・・アレの名は確か・・」
889 :
3/12:2006/12/08(金) 22:57:18 ID:So775+O70
スピ「恐らくこいつの名前は・・」
ヨーテ「分かるのか?」
スピ「・・"フューリー"」
カダル「思い出した "怒りの精霊フューリー"だ」
ミュリン「精霊ですか?」
カロリーヌ「以前読んだモンスター関連の本には"フューリー"と記されていたな」
アスダル「ふ・・ひゅー・・ふぅーり・・ふゆーりー・・」
カトリーヌ「フューリーですよ アスダルさん」
アスダル「発音ムズかしいよ」
フューリー「・・・」
ヨーテ「フューリー?」
スピ「あぁ」
ヨーテ「詳細は?」
スピ「聞く限りでは・・『見た目に似合わず強大な力を持った危険な存在』だったか・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ギーザ「・・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・・」
ギーザ「・・・」
スピ「・・ギーザ そいつから少し離れなさ」
フューリー「・・キキ(ニヤリ」:ぶん殴る
ギーザ「キュ?」
バキィッ!!
ギーザ「キュ・・ゥ・・!!」
ヨーテ「なっ・・!!」
890 :
4/12:2006/12/08(金) 22:58:29 ID:So775+O70
スピ「おっとぉ!!」:キャッチ
パシィッ
スピ「ふぅ・・危なかった あのままだったら壁に激突している所だった」
ヨーテ「・・よく反応できたな」
スピ「なんとかな 大丈夫か? ギーザ」
ギーザ「キュ・・」
ヨーテ「私に見せてみろ」
スピ「頼む」
スッ
ヨーテ「ふむ・・あのフューリーとかいう者の拳が少し腹に入ったか・・」
スピ「大丈夫そうか?」
ヨーテ「スピネルが受止めてくれたおかげでダメージは少なく済んだようだ」
ギーザ「キュ」
スピ「そうか・・良かった・・」
フューリー「・・キキキ」
スピ「さて・・フューリーだったか」
フューリー「キキ・・?」
スピ「最初の"私"への暴力ならその可愛さに免じて許そうと思ったが・・」
ダンッ
スピ「"私の仲間"への暴力は断固として許さん!! きっちりお灸を据えてやる!!」
フューリー「・・キキ」
キラリ
スピ「ん?」
フューリー「キキィ・・(シクシク」
スピ「む・・泣かしてしまったか・・?」
フューリー「キキ・・キキキ・・(シクシク」
スピ「う〜む・・参ったな まだ何もしていないのにいきなり泣かれるとは・・」
ヨーテ「騙されるなスピネル」
スピ「え?」
891 :
5/12:2006/12/08(金) 23:00:04 ID:So775+O70
ヨーテ「それは嘘泣きだ」
フューリー「!!(ギクッ」
スピ「なに!? そうなのか?」
ヨーテ「考えてみろ いきなり不意打ちを打って来た者が恐怖で泣くと思うか?」
スピ「なるほど」
ヨーテ「気をつけるのだな 見た目からは考えられないほど腹が黒いぞ」
フューリー「キキキ・・(ニヤニヤ」
スピ「危うく騙されるところだった・・」
ヨーテ「既に騙されていただろうが 私が言わなければ不意打ちを食らっていたぞ?」
スピ「すまない そしてありがとうヨーテ」
フューリー「キキキキキキ・・!」:ダッシュ
シュタンッ シュタンッ シュタタタタタッ
ヨーテ「嘘泣きがバレた途端に攻撃に転じたか・・」
スピ「動きがとても速いな」
ヨーテ「ガリフの目にあいつの動きは映るのか?」
スピ「あまり映らないな ヴィエラの目はどうだ?」
ヨーテ「こちらも無理だ」
スピ「そうか」
ヨーテ「何とかなりそうか?」
スピ「やるだけの事はやってみるさ」
シュタンッ シュタタンッ タタタタンッ
ヨーテ「・・! 来るぞ!!」
フューリー「キィィァアア!!」:体当たり
スピ「!!」
バキャッ
スピ「ぐっ・・何という重く・・早く・・柔らかい攻撃だ・・! だがっ!!」素手:捕獲
フューリー「!!」:ダッシュ
スカッ
スピ「おや?」
892 :
6/12:2006/12/08(金) 23:01:26 ID:So775+O70
ヨーテ「動きが追いついていないぞスピネル」宿命のサジタリア:射る
ギリリッ… ビシュシュシュンッ
フューリー「キィァア!!」:ダッシュ
シュタッ シュタッ シュタッ
ヨーテ「ふむ・・全然当たらぬか」
スピ「これは・・結構マズいかもしれないな」
シュタタタッ シュタタタタッ
スピ「あいつめ・・いつ何処から狙ってくるのか分からないな」
ヨーテ「どうする? このままではイタズラに体力を消耗するだけだぞ?」
スピ「何とかしてあの動きを読めれば勝機が見えるんだが・・」
フューリー「キィァア!!」技:うさスラッガー
バキッ!
スピ「いかんせん・・ゴフッ!」
ドガッ!!
スピ「動きが速い上に小さくて・・グハッ!」
ドゴッ!!!
スピ「まったく補足できん!! ・・ゴハッ!」
ヨーテ「ダメージをしっかり食らってどうする!!」
スピ「腹筋は鍛えてあるから大丈夫だ!! 頭はちょいとフラフラするが」
ヨーテ「お前は阿呆だ!!」
スピ「だが今のダメージである方法を思いついた」
フューリー「・・キキ?」:ダッシュ
ヨーテ「どんな方法だ?」
スピ「それは・・心の目だ!!」
ヨーテ「心眼か」
スピ「コレを使えば動きが読める!! ・・ハズ」
ヨーテ「今最後に小さく何と言った?」
893 :
7/12:2006/12/08(金) 23:03:10 ID:So775+O70
スピ「気にしないでくれ では早速・・」:心の眼
スゥッ…
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
フューリー「・・・」
ヨーテ「・・どうだ?」
スピ「暗くて何も見えない」
ヨーテ「全然ダメではないか」
スピ「そんな事言われても」
ヨーテ「見てみろ フューリーも呆れて"動きを止めた"ぞ」
スピ「"見てみろ"と言われても目を閉じてるから見えないな」
ヨーテ「見えないなら開ければ良いではないか」
スピ「その手があったか!!」:開眼
フューリー「キキ」
スピ「・・チャンス!!」:ダイビングキャッチ
ガバァッ
フューリー「キィァァア!!」:ダッシュ
シュタタタタタッ
スピ「くそっ 無理だったか」
〜 30分経過 〜
スピ「フゥ・・フゥ・・フゥ・・」
ヨーテ「ハァ・・ハァ・・ 大丈夫か?」
スピ「右腕に切り傷 左腕に打撲 多分まだ大丈夫だ」
894 :
8/12:2006/12/08(金) 23:04:40 ID:So775+O70
ヨーテ「まさかここまで苦戦するハメになろうとはな」
スピ「防戦一方はツラいな」
ミュリン「もしかして姉さん達って・・ピンチ?」
カダル「結構ピンチかもな」
ミュリン「どっ・・どうしよう!」
カダル「安心しなさい 今助け舟を出すから」
アスダル「戦士長達ヤバいじゃん!!」
カトリーヌ「押され気味ですね・・」
アスダル「どうすんの!? 大丈夫なの!?」
カロリーヌ「少し手助けするか・・」
スピ「すまないヨーテ 私があいつの動きに追いつけないばかりに・・」
ヨーテ「気にするな 私も追いつけん」
シュタタタタタッ
スピ「・・そういえばギーザは?」
ヨーテ「先程の腹部へのダメージが心配だから安静にしてある」
スピ「そうか・・」
フューリー「キキキキキキ」:ダッシュ
スピ「ヨーテよ 自らのスピードを上げるにはどうしたらいい?」
ヨーテ「一番簡単な手段は・・補助魔法だな それが出来ないのなら集中するしかあるまい」
スピ「集中・・か 少しやってみるか」:集中
コォォォォオ…
スピ「重力で下がった自らの腕を感じ・・」
フューリー「・・!」:ダッシュ
スピ「その地を踏みしめる自らの脚を感じ・・」
フューリー「・・キキ?」:ダッシュ
スピ「体全身を駆け巡る心臓の鼓動を感じ・・」
フューリー「キキ・・キキキ」:ダッシュ
895 :
9/12:2006/12/08(金) 23:06:04 ID:So775+O70
スピ「隣で見守ってくれているヨーテの耳を感じ・・」
ヨーテ「ワケが分からん」
スピ「顔に存在する面を感じ・・」
フューリー「キィィイァア!!」技:うさスラッガー
スピ「・・見えた!!」
シュィィィイン シュィィィイン
スピ(ヘイスト+ブレイブ)「そこだっ!!」:捕らえる
ガッシィィ!!
フューリー「キ!? キィィァア!! キィァア!!(ジタジタバタバタ」:もがく
スピ「ふんっ もう逃げられんぞ」
ヨーテ「・・(急にスピネルの動きが良くなった・・集中したおかげか?)」
カダル「今のはヘイスガではない ヘイストだ」
ミュリン「へ?」
カダル「気にするなミュリン 言ってみただけだ」
アスダル「戦士長が急に強くなった!!」
カトリーヌ「姉さん 今のは・・」
カロリーヌ「ブレイブ 対象の力を上げる魔法だ」
スピ「ヨーテ このフューリーはどうする?」
フューリー「キィィァア!!!」
ヨーテ「"どうする?"と言っても灸を据えてやるといったのは貴様自身――!!」
フューリー「キキキキ・・」飲む:バッカスの酒
スピ「うん?」
896 :
10/12:2006/12/08(金) 23:08:22 ID:So775+O70
ヨーテ「気をつけろスピネル!! そいつが妙な動きをしてい」
フューリー(狂戦士)「キィィャァア!!!」:ぶん殴る
ドゴスッ
スピ「うごっ!!?」
ドシャッ
ヨーテ「スピネル!!」
スピ「ふっ・・まさか・・『スネ』を狙われるとは・・な・・・動けん」
フューリー(狂戦士)「キィィア! キィィア! キィィャァァア!!!」
ボヤァ…
スピ「いかん・・長時間の戦いに加え今のダメージで・・目が霞んで見える・・」
フューリー(狂戦士)「キキキキキキキキィァア!!!」
スピ「私も末期か・・フューリーが二匹に見える・・二匹・・に・・?」
ヒョコッ
ヨーテ「む?」
スピ「ん?」
フューリー(狂戦士)「――キ?」
ッガァン!!!
ギーザ「キュゥ!!」:フライパン
フューリー「キキ・・ガ・・!?(フラフラ」
ヨーテ「ギーザか!!」
スピ「凄いタイミングで来たな!!」
ギーザ「キュ!」
フューリー「キキキ・・キキキキ・・(ピキピキッ」:怒怒怒
スピ「!! いかん! 逃げろギーザ!!」
フューリー「キッ!!」:地獄突き
ギーザ「キュ!?」
ドスッ
ギーザ「キュ・・ゥ・・・・・・・・・・」
897 :
11/12:2006/12/08(金) 23:10:21 ID:So775+O70
スピ「なっ・・! きさっ・・貴様ァアーッ!!!」:兔捕獲
ガシィッ ギリギリギリ…
フューリー「キキ・・!!」
スピ「 逝 け 」:ぶっ飛ばす
ブォンッ!!
キィィァァァァア……… キラーン
スピ「ヨーテ すぐにギーザの手当てを」
ヨーテ「・・もう開始している」
ギーザ「・・・」
スピ「ダメージはどうなんだ? 先程よりも重いのか?」
ヨーテ「拳が深々と腹部にめり込んでいた・・あのダメージだと流石に・・」
スピ「・・なに?」
ギーザ「・・・」
スピ「・・ギーザ 起きなさい」
ユサユサ
ギーザ「・・・」
898 :
12/12:2006/12/08(金) 23:12:06 ID:So775+O70
スピ「ギーザ ギーザ?」
ユサユサ ユサユサ
スピ「ギーザ! ギーザ!!」
ヨーテ「もう止せスピネル」
スピ「ヨーテ! ギーザが!! ギーザが・・」
ヨーテ「もう・・そのまま眠らせてやれ・・」
ギーザ「・・・」
スピ「そんな・・ギー・・・う・・うぉぉぉおおおおっ!!!」
二〇〇六年 12月 ギーザ死亡―――
―――してなかった
ヨーテ「一晩寝たら治ったそうだ」
ギーザ「キュ!」
スピ「なに!?」
ヨーテ「だから言ったであろう? "そのまま眠らせてやれ"と」
スピ「アレはそういう意味合いだったのか!!」
ギーザ「キュゥ!!」
ビ、ビックリしたぁ!
あのまま居なくなったりしたら俺泣くぞ…
900ゲット!!
ついにこのスレも900…!既に泣きそうだ
長い沈黙を破り職人の書き込みがあったと思ったら…
心臓に悪いよ!もう!!
まあ無事で何より。
このスレも残り100切ったか……
日頃の鍛練の賜物だな>ギーザ
あと100か。二人は果たして屋根裏と床下組に気付けるのか!?
>>903 最後まで気づかないで終わりそうな気がする
905 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/12/09(土) 20:51:47 ID:CHqN+qb20
こっちも上げ
>>903 気づくとしたら脱出時?
そういや屋根裏と床下組が脱出する時はめいめい出口が出来るのか、
みんな一緒の出口から出るのか。
ここまで来て脱出不可能とか嫌だから上げるよ(`・ω・´)
908 :
1/2:2006/12/12(火) 10:35:58 ID:bzK7HvOA0
スピ「なあヨーテ」
ヨーテ「何だ?」
スピ「どうやら我々がここから出られる日が近付いているようだ」
ヨーテ「それで?」
スピ「つまり、ギーザと別れる日も近いということだ。
怪我の具合も、もうほとんどいいようだし」
ヨーテ「…そうだな」
ギーザ「キュ?」
スピ「しかし野に帰るには、我々にあまりに慣れ親しんでしまったと思わないか?
餌は我々の手から食べるし、夜はどちらかの布団の中で寝ているし」
ヨーテ「要するに、今のままでは却ってギーザのためにならない、と?」
スピ「うむ」
ギーザ「キュキュ♪」ジャンプ:スピネルの膝
ヨーテ「そうだな…一理あるかも知れぬな」
スピ「そういうわけだ、ギーザ。何よりもお前自身のためだ。
まず、今夜からこの箱の中で寝るんだ。あったかくしといてやるから」
ギーザ「キュ?キュ?キュー!」ジタバタ
ヨーテ「…おやすみ、ギーザ」
909 :
2/2:2006/12/12(火) 10:37:04 ID:bzK7HvOA0
――夜更け
スピ「うう、寒い寒い、こう寒いとトイレが近くていかんな…
って、まるで年寄りの言い草だなこれは」
バタン…スタスタスタ…
ギーザ「zzzz」:箱の中
スピ「ギーザもよく寝ている…ん?」
ギーザ「zzzz」フルフルフル
スピ「毛布で包んだだけでは寒すぎたか…?」
ギーザ「zzzz」フルフルフル
スピ「うう、寒い…そうだよなあ、うん、寒いよなあギーザ?」
ヨーテ「……で、『ギーザがかわいそうになって』おのれの
布団に連れ込んで共にぬくぬくと寝た、と」
スピ「いや連れ込むってヨーテ、そんなヒワイな表現を」
ヨーテ「ギーザのために心を鬼にしてでもと言っていたのは
どこの誰だった?」装備:宿命のサジタリア
スピ「心を鬼にってそこまでは言ってないと思」
ヨーテ「………」キリキリキリ
スピ「あー、あのぅ、ヨーテ?」
ヨーテ「問答無用」
スピ「ギニャアアァーーー」
ごめんなさい
うちのねこがあまりにもぬくくてつい…
>>910 いや、非常にほのぼのしてていい話だった。
ヨーテがキレたのは、自分も本当は一緒に寝たかったのに我慢してたからだろうなw
ギーザは精神的に大人だから(多分)
きっと別れの時が近づけば分かってくれるさ
多分。
でも夜寒いのは寂しいなw
913 :
(1/3):2006/12/13(水) 01:52:43 ID:0s+KefoLO
スピ「なぁ、ヨーテ」
ヨーテ「ん?何だ」
スピ「ふと思うのだがヴィエラはこんなに、話す種族だったのか?もっとこう…無愛想な感じだと思っていたのだが」
ヨーテ「私だってガリフは生真面目で硬い性格の種族だと思っていた…それがどうした?」
スピ「私達がここに閉じ込められたのに意味があるのではないかと思ってな」
ヨーテ「……どういうことだ?」
スピ「これは仮説だが……何かとても大きな存在が、私達が知ることの出来ない存在が私達に教えたかったのではないだろうか。」
ヨーテ「……」
914 :
(2/3):2006/12/13(水) 01:53:32 ID:0s+KefoLO
スピ「『ガリフは親しみのある種族だ』『ヴィエラは可愛くて、優しい種族』だと」
ヨーテ「…(////)」
スピ「『でも怒ると怖い種族』だと」
ヨーテ「…(イラッ)そんな馬鹿な話……」
スピ「ギーザだってそうだろ?襲って来ないとはいえ魔物だ。でも私達はここでギーザの魔物でない一面を知ることが出来た」
ヨーテ「確に。で?」
スピ「つまり…なんだ…その…感謝しないとな。ヨーテやギーザに会えたこととかを。その"大きな存在"に」
915 :
(3/3):2006/12/13(水) 01:57:09 ID:0s+KefoLO
ヨーテ「そうかもしれないな……だが!どさくさに紛れて私の耳に近付くその手は何だ?」
スピ「だって外に出たら、触る機会がないだろ?いいだろ?」
ヨーテ「去れ」
スピ「駄目か…やっぱり」
ヨーテ「(外に出れたら一回位……)」
スピ「何か言ったか?」
ヨーテ「何でもないさぁギーザの世話をしてこい」
ラスト誰も書かないならオレ書いていいかな?あと5つ良いよ的なレス有ったら書くつもり
このスレが伸び悩んでた頃からずっと長編書いてくれてる職人さんいるよね?
その方に締め括って欲しいな…私が決めるものでもないが
何にせよちゃんと脱出できる事を祈ってるよ
いいラストで締めくくってくれるならどなたでも。
それにしても、
>>915のスピネルはやけに積極的だなw
そういうスピネルは珍しいのでちょっと照れた。
私もギーザと一緒に寝たい…ふわふわで気持ち良さそう
寝相が悪くて潰しそうだけど
このスレが終わってしまうのは寂しい限りだが
しっかり終われないのはもっと寂しいので
有志の方に締めてもらえれば幸いですな
920 :
1/6:2006/12/13(水) 22:29:57 ID:VLd684rG0
スピネル「よしっ ギーザ 力を入れてみてくれ」
ギーザ「キュ! キュッキュッキュッキュ!」
ギュッギュッギュッギュ
スピ「ん〜・・ まぁこんなものか そのまま続けてくれ」
ギーザ「キュッキュッギュッギュッキュッキュッギュッギュ」
ギュッギュッギュッギュ…
ヨーテ「・・何をしている?」
スピ「ちょっと体がダルくてな ギーザに背中のマッサージを頼んでいる」
ギーザ「キュ!」:マッサージ
ヨーテ「何故私ではなくてギーザに頼んだのだ?」
スピ「ヨーテに頼んでも断わられそうな気がしたから」
ヨーテ「ほぉ よく分かったな」
スピ「分かったところで何も嬉しくないわけだが」
ヨーテ「だが今のタイミングなら頼まれてやっても良いぞ?」
スピ「そうか 今ならマッサージをしてく・・・なに!?」
ヨーテ「まぁ マッサージというかツボ押しだがな」
スピ「何で急にまた珍しく」
ヨーテ「どうする? 私に頼むのか? 頼まないのか?」
スピ「お願いします」
ミュリン「カダルさん肩凝ってますね〜」:マッサージ
モミモミ
カダル「そうか?」
ミュリン「この肩の硬さは凝ってる証拠です!」
カダル「"肩"が"硬"いってのも妙な話だがな」
ミュリン「へ?」
カダル「何でも無いさ」
アスダル「二人に聞きたいんだけどさ 体を柔らかくする方法って何か無いかな?」
カロリーヌ「何故だ?」
921 :
2/6:2006/12/13(水) 22:31:13 ID:VLd684rG0
アスダル「いやさ 体が柔らかいと色々と凝りにくいって聞いた事があってさ」
カトリーヌ「へぇ そうなんですか」
カロリーヌ「すぐに体を柔らかくするなら・・一つの方法があるな」
アスダル「マジで?」
カロリーヌ「やるというなら手伝ってもいいが・・後悔しても知らんぞ?」
アスダル「?」
ヨーテ「では・・四肢の力を抜いてそこにうつ伏せになれ」
スピ「こうか?」
デロ〜ン
スピ「このまま眠ってしまいそうなんだが」
ヨーテ「眠りたければ勝手に眠れ 私は知らん」
スピ「ならば頑張って起きていよう」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「ギーザもやり方を見ていれば覚えれるかもな」
ギーザ「キュ!」
ヨーテ「さてと まずは・・」
ペラペラ ペラペラ
ヨーテ「え〜と・・」
スピ「・・? ヨーテ? 一体何を見ているんだ?」
ヨーテ「雑誌だ 特設コーナーのような所に『イヴァリースに住む亜人種のツボ』が載ってる」
スピ「亜人種全般か!!」
ヨーテ「色々と載ってるぞ? "ヒュム"や"バンガ"から始まり "ウルタンエンサ"や"バグナムス"まで」
スピ「その記事を作った人は命がけだな 特に最後の二つ」
ヨーテ「ウルタンエンサ族に関してはツボを知ったところで押せるか分からんな」
スピ「・・ん? もしかしてヨーテ」
ヨーテ「む?」
スピ「そのコーナーにたまたまガリフ族のが載っていたから今回このような事を?」
ヨーテ「無論だ そうでなければ私がガリフの体のツボを把握しているわけなかろうが」
ギーザ「キュ」
922 :
3/6:2006/12/13(水) 22:32:37 ID:VLd684rG0
スピ「まぁいいか では早速始めてくれ」
ヨーテ「ではこの位置からだな・・痛かったら言えよ? まずは"胃袋"」:ツボ押し
ギュッ
スピ「全然大丈夫だ」
ヨーテ「次 "すい臓"」:ツボ押し
ギュッ
スピ「まったくもって痛くない」
ヨーテ「"角"」:ツボ押し
ギュッ
スピ「少し痛い」
ギーザ「キュ!」:ツボ押し(?)
ギュゥ
スピ「痛つつつ!! こらギーザ! つねるのは反則だ!」
ミュリン「カダルさん揉み加減はいかがですか?」両手:マサージ
モミモミ モミモミ
カダル「ふっ まだまだ力が足りないな」
ミュリン「むっ・・ 言いましたね〜? じゃあこれでどうです!!」肘:マッサージ
ドギュッ ドギュッ
カダル「ふぐぉ!?」
923 :
4/6:2006/12/13(水) 22:33:55 ID:VLd684rG0
ミュリン「えいっ! えいっ! えいっ! えいっ!!」
ドギュッ ドギュッ ドギュッ ドギュッ
カダル「あっ ちょっ ミュリン! 待ちなっ さいっ!!」
ミュリン「まだまだ!!」
カダル「肘が私の肩の筋に当ってるしそれ以外にも何かが背中に当ってるしアだだだだ!!」
カロリーヌ「必殺! "ヴィエラブリーカー"!!」必殺:ヴィエラブリーカー
パキボキゴキポキパキバキガキコキ
ポキンッ
ドサッ
カロリーヌ「結局は普通のバックブリーカーだがな」
アスダル「ゴフッ!! ・・(ビクンッ ピククッ ビクビクンッ」
カトリーヌ「あぁ!? アスダルさんの口から魂に近いミストが!!」
カロリーヌ「ん? 少し強くやりすぎたかな?」
924 :
5/6:2006/12/13(水) 22:35:14 ID:VLd684rG0
ヨーテ「次はココだ」:ツボ押し
ギュッ
スピ「うぐっ!!」
ヨーテ「ん? 痛いのか?」
スピ「結構痛いな っていうかヨーテ確認しながらぎゅうぎゅう押さないでくれ」
ヨーテ「そこの痛みは・・なになに・・『ココが痛い人はハートが弱っています 身近に居る人から愛情を』
ビリバリビリバリ!!
ヨーテ「何だこのフザけた内容は!!」:デストロイ
スピ「雑誌が!!」
ヨーテ「編集者の陰謀か!! 面白いとでも思っているのか!!」
スピ「いや 私に言われても」
ヨーテ「えぇいまどろっこしい!! 載ってるツボを全て押してやる!!」:ツボ押し
ドスッ
スピ「ぐぉ!? ちょ ヨーテ 少し力が強すぎ」
ヨーテ「ギーザも手伝え!」
ギーザ「キュゥ!!」
ヨーテ「そらっ! そらっ!!」:ツボ押し
ドスッ ドスッ
スピ「うぐっ! ぐはぁ!!」
ヨーテ「そらそらそらそらそらそらそらそらそらそらそら!!!」:ツボツボツボツボツボツボ押し
ギーザ「キュキュキュキュキュキュキュキュゥ!!!」:ツボツボツボツボ(?)押し
ズドドドドドドドドドドドドドドドドド
スピ「痛だだだだだだだだだだだ!!!」
※
ヨーテ「ふぅ・・やっと全部押し終えた」
スピ「疲れを取ってもらうハズなのに更に疲れるとは・・」
ヨーテ「ギーザもお疲れだな」
ギーザ「キュ!」
925 :
6/6:2006/12/13(水) 22:36:38 ID:VLd684rG0
ヨーテ「気分はどうだ?」
スピ「気持ちよかったといえばそうだが・・ ところで一体どういう効果のツボを押したんだ?」
ヨーテ「自分で見てみるがいい」
スッ
スピ「コレは・・"さっきまで雑誌だったやつ"か なになに・・」読む:さっきまで雑誌だったやつ
【血行が良くなるツボ】 【目の疲れが取れるツボ】 【面の具合が良くなるツボ】
スピ「ふむふむ」
【肩が軽くなるツボ】 【一歩でも動いたらボンッ! の秘孔】 【腹痛を抑えるツボ】
スピ「・・ん?」
【一歩でも動いたらボンッ! の秘孔】
スピ「よっ ヨーテ!! ツボに紛れて変なのが混ざっているぞ!!」
ヨーテ「なに? ・・ふむ 確かに変だな」
スピ「どど どうする!? 一歩でも動いたら電子レンジに入れた卵のように"ボンッ!"なのか!?」
ヨーテ「安心しろ 下に注意書きがある」
スピ「え?」
【注意:秘孔と呼ばれる部位は一子相伝の技を受け継いだ人でなければ効果がありません】
スピ「これは・・つまり・・」
ヨーテ「そう」
スピ「ヨーテはその一子相伝の技を受け継いだ者だったのか!!」
ヨーテ「何故そのような結論に行き着くのだ 馬鹿者が」
ギーザ「キュアタァ!!」
GJ!!
>ヨーテ「そこの痛みは・・なになに・・『ココが痛い人はハートが弱っています 身近に居る人から愛情を』
この続きが非っ常〜に気になるのだがw
牙一族さんですかwww
>>926 ヨーテが激怒した理由も気になる。
「スピネルは私が同居人で不満なのか!冷たくて悪かったな!」なのか、
その続きに書いてある対処法がエロいもしくは虫唾が走るような内容だったのか。
>>925 >ギーザ「キュアタァ!!」
に誰かつっこんでやれw
梅
933 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/12/17(日) 03:55:49 ID:e8gAyR9Z0
ぬるぽ
934 :
ヨーテ:2006/12/17(日) 05:51:43 ID:t+HW7faKO
「ガッ!」
勃起age
936 :
少年:2006/12/17(日) 07:33:47 ID:xxko960UO
下品な言葉を使いながらageないでください。
済)ギーザラビット
済)オズモヘア
フォーチュンラビ
クリプトバニー
済)フューリー
さて他のウサタマにも出番はあるのか
吊ってくるor2
>>937 フォーチュンラビはバルパンスレで出てたから、
安易にだすと荒れるもとになりそう。
保守
942 :
1/11:2006/12/19(火) 22:25:40 ID:Cwyu8f9N0
スピネル「もう少しか・・」
ヨーテ「あぁ もう少しだ」
スピ「結構長かったが 本当にもう少しなんだな」
ヨーテ「そうだな」
ギーザ「キュ」
スピ「・・・」
ヨーテ「・・・」
ギーザ「・・・」
スピ「ところで 何がもう少しなんだっだか」
ヨーテ「私達がこの部屋から脱出できるまでの期間だ 馬鹿者が」
スピ「そうだったそうだった すまない」
カダル「ふむ あと少しでこの天井裏ともお別れか」
ミュリン「不思議と寂しくないですね」
カダル「まぁな 天井裏に名残を残す者はそう居ないだろう」
ミュリン「結局は天井裏ですからね」
アスダル「へぇ〜 あと少しで戦士長達が部屋から出るのか〜」
カロリーヌ「やっと出れるのか・・」
カトリーヌ「気が付いたらいい感じに床下での生活にも慣れてましたね」
スピ「しかし・・一言で"脱出"と言ってもどのように脱出するんだ?」
ヨーテ「必然的に"部屋から脱出できる状況になる" であろうな」
スピ「例えば?」
ヨーテ「例えばと問われてもだな・・ 普通にドアが開いて出ることが可能になる程度ではないか?」
スピ「ふむ・・そんなものか」
ヨーテ「不満か?」
スピ「う〜む」
943 :
2/11:2006/12/19(火) 22:26:47 ID:Cwyu8f9N0
ヨーテ「それとも何かしらのイベントを期待しているのか?」
スピ「そうだな・・例えば・・
『部屋の中心に謎の空間が出現して崩壊の危機に!! 呑み込まれる前に急いで脱』
ヨーテ「却下」
スピ「それでは・・
『今までに倒したベヒーモス種の恨みか!? 伝説と呼ばれたキングベヒーモスが出現して部屋が崩』
ヨーテ「可能性は少しだけありそうだが却下」
スピ「これもダメか じゃあ・・
『震えるミスト! 舞い降りた精霊王達!! 絶対的な攻撃から逃走を図る為に部屋の壁を壊して脱』
ヨーテ「却下だ却下」
スピ「これが最後だ!!
『魔竜ツンデレの脅威!! 守りし存在が牙をむく!! 凄まじい破壊力で部屋が崩』
ヨーテ「懐かしすぎるぞ」
スピ「どうだ?」
ヨーテ「却下」
スピ「何故だ!」
ヨーテ「唐突すぎる不可解すぎる そして何よりも 部 屋 が 壊 れ す ぎ て い る」
スピ「すまない」
ヨーテ「あとついでに 貴様の挙げる例が何かしらのキャッチコピー調なのが不満だ」
スピ「本当にすまない」
ヨーテ「と言うかだな 何故全体的に部屋が壊れる内容なのだ?」
スピ「その方がカッコ良くないか?」
ヨーテ「全然」
ミュリン「そういえば 私たちはどうやって部屋から出るんです?」
カダル「普通ならば弟達が脱出してから私たちも下に降りて出るのがセオリーだが・・」
ミュリン「だが・・?」
カダル「まずは右手をご覧下さい」
ミュリン「綺麗な右手ですね!」
カダル「その返しはセオリーだが違う 右手を直に見るのではなくてアッチを見て欲しいんだ」
944 :
3/11:2006/12/19(火) 22:28:10 ID:Cwyu8f9N0
ミュリン「窓が見えますね」
カダル「そう アレはこの天井裏から唯一外を見ることができる窓だ」
ミュリン「だから天井裏でも暗くなかったんですね」
カダル「そのとおり そして別の脱出方法と言うのはそこの窓から出ることだ」
ミュリン「・・・」
カダル「理解したか?」
ミュリン「つまりはこう・・"手を目の前で十字に組んで窓目掛けて飛び込んで脱出"って言う・・」
カダル「ミュリンがそれを望むのなら全然構わないが」
ミュリン「カッコイイですね!!」
カダル「本気か!?」
アスダル「そういえば俺たちはどうやって部屋から出んの?」
カロリーヌ「ヨーテ達が部屋から出た後に続いて私たちも出る それ以外に道は無い」
カトリーヌ「他に出口がありませんからね」
アスダル「俺たちがずぅっとココに居るのもそれが理由だったね」
カロリーヌ「タイミングを見計らってヨーテ達と顔を会わせずに出るのが最も望ましいな」
ヨーテ「――とは言っても 実際は何が起こるか想定できん」
スピ「だな」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「万が一に何かが起きた場合は臨機応変に対応するしかあるまい」
ミュリン「ところでカダルさんはココから出たらその後どうするんですか?」
カダル「普通にジャハラに戻るな ミュリンはどうだ?」
ミュリン「私もエルトに戻りますね ・・ハァ」
カダル「ん? どうかしたか?」
ミュリン「いえ・・久しぶりにエルトに戻れるのは嬉しいんですけどね やっぱり・・その・・」
カダル「・・"また里の掟に縛られるのがイヤだなぁ"・・か?」
ミュリン「そう それです」
945 :
4/11:2006/12/19(火) 22:30:29 ID:Cwyu8f9N0
カダル「ならばたまに里から抜け出せばいい」
ミュリン「でも抜けた所で行く宛ても・・」
カダル「それならジャハラに遊びに来なさい エルトからも距離はそう遠く無いだろうからな」
ミュリン「・・いいんですか?」
カダル「私は構わんよ 道中気を付けてくれるならばな」
ミュリン「本当にいいんですか?」
カダル「うむ そうすればナンナも生で見ることが出来るぞ」
ミュリン「・・・」
カダル「それとも 知らない地に赴くのは少し抵抗があるか?」
ミュリン「行きます!!」
カダル「!! あ・・あぁ そうか(急に大声を出すものだからビックリした! と言うのは内緒だ)」
ミュリン「絶対に行きます!!」
カダル「あぁ」
ミュリン「クリプトバニーから作ったお薬とかお土産にして行きます!!」
カダル「あぁ」
ミュリン「里の友達も何人か連れて行きます!!」
カダル「あ・・いや 大人数で里を出たらお姉さんにバレるんじゃ」
ミュリン「姉さんの飲み物に眠り薬を盛って安全を確認してから行きます!!」
カダル「いやいや それはやり過ぎだぞミュリン」
アスダル「二人はココから出たらどうすんの?」
カロリーヌ「ラバナスタのセントリオに戻る」
カトリーヌ「ですね」
カロリーヌ「アスダル お前は?」
アスダル「え? 俺? そうだなァ・・ん〜・・」
カロリーヌ「・・と言うかだな お前には考えるほどの選択肢があるのか?」
アスダル「無い」
カトリーヌ「じゃあジャハラに戻るんですね」
アスダル「ですね〜」
946 :
5/11:2006/12/19(火) 22:32:44 ID:Cwyu8f9N0
カロリーヌ「・・セントリオか・・戻ったらモンブランに何と言われるだろうか」
アスダル(裏声)「『二人とも今まで何してたクポ!! 仕事が溜まってて大変だったクポよ!?』」
カトリーヌ「そんな感じですね」
カロリーヌ「エラく声色が上手いな」
アスダル(裏声)「『罰としてオズモーネを100周クポ!! とっとと行くクポ!!』」
カトリーヌ「それは無いですね」
カロリーヌ「ラバナスタとオズモーネ平原は多少の距離があるからな 走るとしてもギーザ草原だ」
アスダル「あれ? そうだっけ?」
カロリーヌ「ラバナスタ→ギーザ草原→オズモーネ平原→ジャハラ だ」
カトリーヌ「ラバナスタ→ギーザ草原→オズモーネ平原→ゴルモア大森林 でエルトにも行けます」
アスダル「・・へぇ〜」
カロリーヌ「・・アスダル お前もしかしてラバナスタまでの道のりを知らないんじゃ・・」
アスダル「!! しっ・・知ってるよそれくらい!!」
カロリーヌ「本当か?」
カトリーヌ「無理はいけませんよ?」
アスダル「むむむ無理なんかしてないさ!!」
カロリーヌ「ほぉ・・ならば今度来てみろ」
アスダル「へ?」
カロリーヌ「そこまで知っていると言うならば 実際にラバナスタまで来てみろと言っている」
アスダル「・・・」
カロリーヌ「それともやはり口先だけか?」
アスダル「いっ・・行ってやるさ!!」
カロリーヌ「言ったな?」
カトリーヌ「言いましたね?」
カロリーヌ「クラン セントリオで待っているぞ」
カトリーヌ「場所は・・『砂海亭』っていう食事場所のトマトさんって人に聞けば」
カロリーヌ「カトリーヌ あいつの名は"トマジ"だ アスダルは理解したか?」
アスダル「えっと・・オグルエンサの大砂海に居るはぐれトマトを倒してから」
カロリーヌ「そこ 思考回路がショートしているぞ」
947 :
6/11:2006/12/19(火) 22:34:28 ID:Cwyu8f9N0
スピ「ヨーテはこの部屋から出たあとは」
ヨーテ「エルトに戻る」
スピ「だろうな」
ヨーテ「スピネルは?」
スピ「私もジャハラに戻るよ」
ヨーテ「そうであろうな」
ギーザ「キュ」
スピ「ギーザはどうするんだ?」
ギーザ「キュ! キュキュキューッキュ! キュキュゥ!!」
スピ「うむ まったく分からん」
ヨーテ「ギーザの意思がどうであれ 野に帰すのはもう決定されている事だ」
スピ「う〜む そう言えばそんな話が有ったな」
ギーザ「キュ?」
スピ「だが・・ギーザが大人しく聞き入れてくれると思うか?」
ヨーテ「ギーザは心のある部分がちゃんと成熟している けじめくらいは理解してくれるだろうな」
スピ「ふむ そんな物か」
ギーザ「キュキュ〜」
スピ「ま 帰りは私がギーザ草原まで送っていこう 変に強いモンスターも多いからな」
ヨーテ「何故スピネルがギーザを送る?」
スピ「ギーザ草原がジャハラに近いから 少なくともエルトよりはな」
ヨーテ「成る程」
スピ「ギーザの足に巻いてある包帯はどうする?」
ヨーテ「あぁ それはもうほとんど装飾みたいな物だから放置しておけ」
スピ「・・怪我はもう治っていたのか!?」
ヨーテ「とっくにな 色々とゴチャゴチャしていて野に帰すのを忘れていた」
スピ「本当か?」
ヨーテ「本当だとも」
948 :
7/11:2006/12/19(火) 22:36:24 ID:Cwyu8f9N0
スピ「・・実はヨーテ自身がギーザと離れるのが少しばかり寂しいなぁ〜という事は」
ヨーテ「・・私を愚弄するつもりか?」
スピ「無いな うん そういう事にしておこう」
ギーザ「キュ」
※
スピ「だが いざ部屋から脱出できるとなると色々とまとめておく必要があるな」
ヨーテ「例えば?」
スピ「例えば・・持ち物の整理だな」
ヨーテ「ふむ」
スピ「まずは【ウサ耳カバー】 コレはどうする?」
ヨーテ「どうするも何も・・貴様がそれを必要とするのか?」
スピ「私は使わないな」
ヨーテ「ならば私が持って行くしかあるまい ・・もっとも 使うかは分からんがな」
スピ「次は【ブラシ】だな」
ヨーテ「私は使わない ギーザも使わない だとしたら」
スピ「私だな 他には何か・・あった 【くさや】か」
ヨーテ「まだあったのか くさや」
スピ「流石は保存食だな くさや」
ヨーテ「どうする? 持って行くか?」
スピ「う〜む・・確かに里の仲間はこういった変わり物を喜んでくれるが・・」
ギーザ「キュ」
スピ「里で焼いたりしたらその匂いでナンナが"ヒャッホォウ!!"とか言いながらブッ倒れるかもしれん」
ヨーテ「それは本当か?」
スピ「すまない 冗談だ」
ヨーテ「何だ つまらん」
スピ「だが里が歴史に名を残すほどの大惨事に見舞われるかもしれん」
ヨーテ「それはそれで面白そうだ」
スピ「本気かヨーテ!?」
ヨーテ「冗談だ」
スピ「よかった冗談で」
949 :
8/11:2006/12/19(火) 22:38:46 ID:Cwyu8f9N0
ヨーテ「くさやは私が持って行こう コチラも里で焼いたらどうなるか分からんがな」
スピ「えっと・・持ち物に関しては何かしらの物を忘れているかも分からないけどこんなもんか」
ヨーテ「思っていた以上に数が無いな」
スピ「今まで入手した物の大半が食べ物だからな ほとんど食べてしまったよ」
ヨーテ「まぁ良い 他にまとめておく物はあるのか?」
スピ「ん〜・・そうだな・・・・・・無いかな」
ヨーテ「無いだと?」
スピ「うむ 装備品は各自持って帰るだろうし」
ヨーテ「先程貴様は"色々とまとめておく必要がある"と言ったハズだが?」
スピ「うむ」
ヨーテ「色々と言ったわりには持ち物の整理だけか?」
スピ「うむ」
ヨーテ「ほぉ」
スピ「だが・・強いて言うならばあと一つ『まとめておきたい事』があるかな」
ヨーテ「あるならそうと早く言わんか」
ギーザ「キュ!」
スピ「ただ・・まとめておきたいと言うか定番と言うか何と言うか・・」
ヨーテ「ほれ とっとと申さんか」
スピ「うむ では言うぞ?」
ギーザ「キュ」
スピ「ヨーテの耳に触れてもい」
ヨーテ「構わんぞ」
スピ「だよな やっぱ無理だよな そりゃ確かに以前不意打ちで触れたことが一回・・・」
ギーザ「キュ?」
スピ「・・・」
スピ「 な ん だ と !? 」
ヨーテ「えぇい 騒がしい!」
スピ「いいい一体何があったんだヨーテ!? 体の具合でも何処かが何かしらの理由で悪いのか!?」
ヨーテ「体の調子はいたって健康だ」
950 :
9/11:2006/12/19(火) 22:40:50 ID:Cwyu8f9N0
スピ「いいのか!? いいのか!? 耳に触れてもいいのか!?」
ヨーテ「まぁ 条件こそあるがな」
スピ「条件だと!? よし言え!! 早く言え!! それ言え!!」
ヨーテ「スピネル まずは落ち着け 呼吸を整えろ」
スピ「よし分かった!! ヒッヒッフゥー! ヒッヒッフゥー!」
ギーザ「キュッキュッキュゥー! キュッキュッキュゥー!」
スピ「ヒッヒッフッグ!? ッガゲッホ ガッハゲッホゲッホ!!!」
ギーザ「キュ!?(ビクゥ」
ヨーテ「一人で随分と楽しそうだな」
スピ「ゼェ・・ゼェ・・フゥ・・ よし 落ち着いた」
ギーザ「キュ」
スピ「・・で その条件とは?」
ヨーテ「私は貴様に耳に触れる権利をやる 私は代わりにある物を求める」
スピ「角に触りたいのか?」
ヨーテ「今までに何度も触ってきたではないか」
スピ「では何を求めるんだ?」
ヨーテ「私が代わりに求めるもの・・ それは『貴様の面の中身を見る事』だ」
スピ「・・・」
スピ「 な ん だ と !? 」
ヨーテ「本当に五月蝿い男だな貴様は」
スピ「いや えっと つまり私はヨーテの耳に触れる代わりに素顔を見せればいいと」
ヨーテ「そう言っておるだろうが」
スピ「なっ・・何という取捨選択・・!!」
ヨーテ「掟を破り私の耳に触れるか・・掟を守り私の耳を諦めるか・・」
スピ「うぐぐっ・・!!」
ヨーテ「決めるのは貴様自身だ スピネル」
951 :
10/11:2006/12/19(火) 22:42:29 ID:Cwyu8f9N0
スピ「すっ・・少しだけ考えさせてくれ」
ヨーテ「ちなみに思考時間は30――」
スピ「!!(30分か? それなら十分に考える事が出来る!!)」
ヨーテ「――秒」
スピ「秒!?」
ヨーテ「今からスタートだ」
スピ「なっ!? ちょっ 待ってくれ!!」
ヨーテ「残り25秒」
スピ「くっ!! (考えろ!! 考えるんだ私!! 面を外すという行為は里の掟に背く結果になるぞ!!)」
ギーザ「キュキュ〜」
スピ「・・(だがヨーテの耳に真っ当に触れるというタイミングはもう無いと考えても過言ではない!!)」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・(戦士長として里の掟を守るか!? それとももう無いチャンスをモノにするか!?)」
ヨーテ「・・(コイツの悶々としている姿は見ていて飽きないな)」
スピ「・・(掟を破った事は謝ればまだ何とかなる・・しかし耳に触れる事は・・よしっ!!)」
ギーザ「キュ?」
スピ「決めたぞヨーテ!! 耳に触れさせてもらう代わりに面のな」
ヨーテ「時間切れ」
スピ「かみを見せ・・・・・・・・・」
ギーザ「キュ?」
スピ「・・・」
スピ「 な ん」
ヨーテ「しつこい」
スピ「すまない」
ギーザ「キュ」
スピ「嗚呼・・しかしなんて事だ・・私はせっかくのチャンスを・・」
ヨーテ「チャンスが欲しいか?」
スピ「くれるのか!?」
ヨーテ「そうだな・・この部屋から脱出したあと 機会をうかがってからエルトに足を運べ」
952 :
11/11:2006/12/19(火) 22:44:21 ID:Cwyu8f9N0
スピ「エルトだと? しかしあのゴルモア大森林には不思議な障壁が数多く」
ヨーテ「私の方から森に語りかけておこう 『愉快な仲間が来るから迎えてくれ』とな」
スピ「・・珍しいな」
ヨーテ「ん?」
スピ「まさかヨーテの方からお招きがあるとは」
ヨーテ「ふむ・・そうだな 確かに珍しいな」
スピ「何でだ?」
ヨーテ「さぁな・・多分深い理由は無いのだろう 私の"気まぐれ"か」
スピ「気まぐれ・・か」
ヨーテ「それともただの暇潰しか」
スピ「うん よく分からないがそっちの方がヨーテっぽいな」
ヨーテ「暇潰しとも分からない理由でエルトまで来るのは嫌か?」
スピ「いやいや 是非とも行かせてもらおう」
ギーザ「キュ!」
スピ「途中でギーザを拾ってから向かってもいいのか?」
ヨーテ「好きにしろ 私からは何も言わん」
スピ「では・・たまに会いに行こう・・ギーザと一緒に・・ナンナに乗って」
ヨーテ「・・ナンナ?」
スピ「ナンナ・・じゃ少し無理があったかな ここは普通にチョコボがベストか」
ヨーテ「そうしておけ」
スピ「うむ チョコボに乗って会いに行こう 片手には土産の『美味しそうな匂いのする物』を持って」
ヨーテ「期待しないで待っておこうか」
ギーザ「キュ!」
スピ「そして・・ヨーテの耳に触れるチャンスのために!!」
ヨーテ「まぁ・・正直な所お前に耳に触れさせるチャンスを与える確率は『惑星直列』が起こる位か」
スピ「低っ!!」
これまた妄想が次々と湧き出る非常にGJなネタが…
スピネルとギーザと(何故か)赤チョコボの珍道中
ミュリンとネフィーリアのドキドキ大冒険
アスダルとグロム(前科があるんでお目付役w)の初めてのヒュムの街
とかなんとかw
職人さん激しくGJ!
GJ!!
この部屋ともそろそろお別れか…
思えば12関連閉じ込めの番外編みたいに始まったんだよな。
まったりしたこの部屋のふいんき(ryが大好きだったぜ!
職人さんラストに向けてガンガレ!
>>953 すげー見てみたいけど、閉じ込め派生スレも今は自粛した方が
いいんだろうね。
>>953 ビビビビンセントのスレも「派生なんだから消えろ」って言われてたからな。
「やりたかったら統合スレでやれ」と言い出す奴出現に1票。
>>957 派生だから消えろなんて意見は出てない。
閉じ込めスレからの派生だから乱立問題と無関係ではない、ってだけ。
いつかまたスレを立てるとしたら、
レヴァナントウィングが出てからのほうがいいんじゃない?
FINAL FANTASY]U
]→ガリフの仮面
U→ヴィエラの耳
ってことで主人公はスピネルとヨーテ
俺RWにはガリフ出ない気がすんだけど…
それに上っ面が12だってだけで面白そうに見えねんだよなぁ
三ヶ月ぐらいまてば、次スレたてても良い空気になるんじゃない?
ここ含めて800超えのスレが4つもあるし。
屋根裏か床下がメインになる流れが浮かんだ
保守
963 :
1/8:2006/12/25(月) 00:00:00 ID:IdBcKGTD0
スピネル「12月25日!!」
ギーザ「キュ!!」
スピ「ヨーテに問おう 今日は何の日だ?」
ヨーテ「俗に言うクリスマスだ」
スピ「・・おぉう」
ヨーテ「・・? 何だその妙な反応は」
スピ「いや 意外にもヨーテがこのイベントを知っているとは思わなかったもんでな」
ヨーテ「ふん 私を甘く見るな ・・とは言っても知っている情報は少ないがな」
スピ「じゃあクリスマスはどういう日だ?」
ヨーテ「とある有名なヒュムが処刑された日」
スピ「違う違う違う」
ヨーテ「? 間違っていたか?」
スピ「反対だ 反対」
ヨーテ「反対? ・・あぁ その有名なヒュムが誰かを処刑したのか ・・ヒュムめ」
スピ「反対に行き過ぎて地平線の彼方まで飛翔してしまったな あとヒュムは悪くないぞ多分」
ヨーテ「イヴァリースに災いを運ぶのは大概ヒュムだ」
スピ「いや そりゃ全てにおいて否定するワケじゃないが 良いヒュムもたくさんいるし」
ヨーテ「で? 何をどう反対にするのだ?」
スピ「・・っと そうだったな」
ギーザ「キュ」
スピ「反対と言うのはだな そのヒュムが生まれた日という事だ」
ヨーテ「ようはただの誕生日ではないか」
スピ「うん まぁそうなんだけどな」
ヨーテ「何故他人の・・しかもまったく関係の無い誕生を祝う必要があるのだ?」
スピ「うーむ そう言われれば確かにそうだが・・ そのヒュムが有名なところに秘密があるんじゃないか?」
ヨーテ「成る程な」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「して そのヒュムの名は?」
スピ「え? えっとだな・・えぇっと・・あ〜・・」
964 :
2/8:2006/12/25(月) 00:01:26 ID:IdBcKGTD0
ヨーテ「知らんのか?」
スピ「確か・・こう・・何だったか・・"質問の受け答え"的な・・」
ヨーテ「・・・」
スピ「・・『ノー・なんたら』・・かな?」
ヨーテ「・・ノー?」
カダル「ノーではないな 弟よ」
ミュリン「違うんですか?」
カダル「うむ 確かそれの反対だ」
ミュリン「ノーの反対・・NOの反対・・」
カダル「分かったか?」
ミュリン「・・分かった! ONですね!!」
カダル「はっはっはミュリン 天然は良くないぞ?」
ミュリン「天然って何です?」
カロリーヌ「ノー・・とは何だ?」
カトリーヌ「ノー・・英語で書くとNOですね」
アスダル「ノー・・NO・・N・O・・」
カロリーヌ「クリスマス自体は把握しているんだがな」
カトリーヌ「セントリオでも盛り上がりますよね 何でかは知りませんけど・・」
アスダル「N・O・・エヌ・オー・・! 分かった! エヌオーだ!!」
カロリーヌ「誰だそれは」
アスダル「わかんない」
スピ「まぁ 実際のところそのヒュムの名はどうでもいいんだけどな」
ヨーテ「まったくだ」
スピ「クリスマスの日にはサンタクロースが来るとも言われている」
ヨーテ「サンタクロース? 肉の部位か?」
スピ「サンタクのロースか 残念ながら聞いたことが無いな」
965 :
3/8:2006/12/25(月) 00:02:27 ID:IdBcKGTD0
ヨーテ「生き物なのか?」
スピ「皆が寝静まった頃に家にやって来て子供に贈り物を渡すヒュムの老人だそうだ」
ヨーテ「不法侵入ではないか」
スピ「大丈夫 一晩で世界中の子に贈り物を渡すが害は無い」
ヨーテ「見た目は?」
スピ「えっと・・まずは白いヒゲを生やしていてな」
ヨーテ「ふむ」
スピ「赤い服を着込んで・・トナカイと呼ばれる四足歩行型の哺乳類にソリを引かせて・・」
ヨーテ「一晩で世界中の子に贈り物を渡す為に筋力が発達している・・と」
スピ「ムキムキ!?」
ヨーテ「見るからに怪しすぎるヒュムだな」
スピ「いや ムキムキは分からないぞ」
ヨーテ「生き物の返り血を浴びて真っ赤になった衣を身にまとっているのであろう?」
スピ「怖すぎるぞヨーテ!!」
ギーザ「キュゥ!!」
ヨーテ「冗談だ 気にするな」
スピ「ふぅ 良かった」
ミュリン「ジャハラではクリスマスに何かするんですか?」
カダル「そうだな・・皆で集まって宴会みたいな事をしているな」
ミュリン「へぇ〜」
カダル「ナンナの首にベル飾りを着けたり・・クジで負けた物がサンタの格好をしてみたり」
ミュリン「楽しそうですね!」
カダル「とは言え 結局は食事中心だから普段やってる事と変わらないのだがな」
アスダル「お二人さんはクリスマスどうしてんの?」
カロリーヌ「セントリオで祝い事 モンブランがサンタの格好をして皆にプレゼントを配る」
アスダル「プレゼント!? いいなァ」
カトリーヌ「実際はあんまり喜べませんよ」
アスダル「どゆこと?」
カロリーヌ「渡された箱を見ると中に新しいモブの依頼書が入ってることがほとんどだ」
966 :
4/8:2006/12/25(月) 00:03:30 ID:IdBcKGTD0
スピ「・・! そうだ! 今日の為に用意したものがあったんだ!」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「何だ?」
スピ「ちょっと待っててくれ!」
〜 5分後 〜
スピ「これだ!!」
:スピネルのサンタ変装セット:
頭装備:サンタの帽子
体装備:サンタの服
顔装備:サンタのヒゲ
手装備:サンタのプレゼント袋
※値段…プライスレス
スピ(サンタver)「どうだ?」
ヨーテ「無駄に良く似合ってるぞ」
スピ(サンタ)「どうも」
ヨーテ「だが・・いつの間にそんな物を用意した?」
スピ(サンタ)「一週間前から地道に作成してました」
ヨーテ「ご苦労な事だな」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「その大袋には何が入っている?」
スピ(サンタ)「夢と希望が詰まっています」
ヨーテ「くだらん」
スピ(サンタ)「ヨーテとギーザの分も用意したぞ!」
ヨーテ「・・・」
スピ(サンタ)「さぁ! 早く着替えるんだ!!」
ヨーテ「断わる」
967 :
5/8:2006/12/25(月) 00:04:31 ID:IdBcKGTD0
スピ(サンタ)「だがギーザはノリ気だぞ?」
ヨーテ「なに!?」
ギーザ「キュ!!」
:ギーザのトナカイ変装セット:
頭装備:トナカイの角
首装備:ベル飾り
※値段…プライスレス
スピ(サンタ)「うむ よく似合ってるぞ」
ギーザ(トナカイver)「キュ♪」
ヨーテ「耳に角って・・少しクドくないか?」
スピ(サンタ)「ちょっとクドかったかな まぁいい ギーザ 少しジャンプしてみなさい」
ギーザ(トナカイ)「キュ?」
スピ(サンタ)「そうすれば首にくっ付いているベルがいい音色を流すぞ」
ギーザ(トナカイ)「キュ♪ キュ・・キュ!!」:ジャンプ
ピョンピョン チリーンチリーン♪
スピ(サンタ)「・・しまった! ベルじゃなくて風鈴を付けてしまった!!」
ヨーテ「冬らしからぬ音色だな」
スピ(サンタ)「こっちだこっち こうやって・・と もう一回跳ねてみなさい」
ピョンピョン ガラーンガラーン♪
ギーザ(トナカイ)「・・キュ♪」
スピ(サンタ)「よし 成功だ」
ギーザ(トナカイ)「キュキュ〜♪」
スピ(サンタ)「・・さて 私もギーザも変装したからあとは・・」
ヨーテ「はぁ・・ 分かった分かった 着替えてくるから服をよこせ」
968 :
6/8:2006/12/25(月) 00:05:31 ID:IdBcKGTD0
スピ(サンタ)「どうぞ」
スッ
ヨーテ「・・絶対に覗くなよ?」
スピ(サンタ)「了解した」
〜 8分後 〜
ヨーテ「・・これでいいのか?」
:ヨーテのサンタ変装セット:
頭装備:サンタの帽子(耳穴付き)
体装備:サンタの服
手装備:サンタの手袋
※値段…プライスレス
ヨーテ(サンタver)「結構温かいな」
スピ(サンタ)「よく似合ってるぞ ヨーテ!」
ギーザ(トナカイ)「キュ!」
ヨーテ(サンタ)「これも貴様の手作りか?」
スピ(サンタ)「まぁな」
ヨーテ(サンタ)「そうか 良く作ったと誉めてやりたいが・・」
ムチムチ ギチギチ
ヨーテ(サンタ)「サイズが全体的に少し小さいのだが」
スピ(サンタ)「ふむ・・作成段階で少し間違えたかな?」
ヨーテ(サンタ)「動きづらい」
スピ(サンタ)「すまない」
※以下 (サンタ)及び(トナカイ)省略
ヨーテ「ところで この格好で何をするのだ?」
スピ「特には何も考えていない」
ヨーテ「ほほぅ」
969 :
7/8:2006/12/25(月) 00:06:53 ID:IdBcKGTD0
スピ「でも一応ナンナの肉の煮込みを作っておいたからな それを食べよう」
ヨーテ「あらかじめ作っておいたのか?」
スピ「3時間ほど前からコトコトと煮込んでおきました」
ギーザ「キュ」
スピ「そろそろ完成だろうからな 少し見てくるよ」
スタスタスタスタ…
ヨーテ「・・一週間で三つの衣装か・・よく作れたな」
ギーザ「キュ?」
ヨーテ「布の繋ぎ目もしっかりと縫われているし 結構手先が器用なのだな」
ギーザ「キュキュ〜♪」
ヨーテ「何だかんだでヘマばっかりする男だったが 今日の為にこんな物を用意するとはな」
ギーザ「キュ」
ヨーテ「多少なりとも あいつの事を見直し・・」
ギャアァァァァァァア!!!
ヨーテ「・・!? どうしたスピネル!!」
ギーザ「キュー!!」
ドタバタドタバタ…
※
スピ「ぎゃー!! わーっ!! ぬぉー!!」:転がる
ドンゴロドンゴロ
ヨーテ「何があったスピネル!」
スピ「ヒゲが! ヒゲがぁぁぁあ!!」
メラメラメラメラ
ヨーテ「・・ギーザ そこのバケツを私に」
ギーザ「キュ」
970 :
8/8:2006/12/25(月) 00:08:02 ID:IdBcKGTD0
スピ「燃えるー!! ヒゲが燃えるぅぅう!!!」
ヨーテ「せいっ!!」:ぶっかける
ザッパァァァアン
スピ「!? うっわっと ぶッは 冷たい!!」
ジュワァァァァア…
ヨーテ「一応聞いておこう 大丈夫か?」
スピ「ふぅ・・ふぅ・・ あぁ 何とか無事だ」
ヨーテ「何をどうしてヒゲが燃えた?」
スピ「煮物の様子を見ようと上から鍋を覗き込んだらヒゲが・・」
ヨーテ「いい感じに引火したのか」
スピ「ザッツライト そのとおりだ」
ヨーテ「やはり貴様は馬鹿者だ」
ギーザ「キュゥ!」
スピ「"やはり"って何だ?」
ヨーテ「さて 貴様のその愚かな行動の末に着いた火を消した私とギーザに何か言う事は?」
スピ「メリークリスマス!!」
ヨーテ「去れ」
GJ!!!!!想像すると物凄い和む…
相変わらずギーザカワユス!スピネルはトナカイでも似合うかもねw
…と、あと30きったか…
この後どうやら無事らしいナンナ肉の煮込みを二人と一匹で仲良く食したのだろうか。
本当にこの部屋の住人は天井裏床下含めみんな微笑ましいなw
「サンタ服のモンブランたんと聞いて飛んできたわよ!」
「(゚Д゚≡゚Д゚)どこだどこだ?サンタ服のモンブランたんは!」
スピはともかくヨーテとギーザのコスプレはスッゲー見たいぞ!!!!
何はともあれメリークリスマス!
もしかして、職人さんは大晦日に大団円するように間合いを計ってるのかな…?
考えすぎかな…
>>974 それは、ない!その前に落ちてしまう!保守
絵師さんいないのかなぁ…ヨーテのサンタコス見てみたい。
>>973 この二人だったら中身がモブの依頼でも喜んで受け取りそうだな。
ネタも神だけど
>>963は書き込み時刻も神だ。
仮面(と角)に帽子とつけヒゲってウサ耳にトナカイ角よりくどいよスピネル!
保守
980
年明けまでには脱出して欲しいよね
保守
保守
職人が来るまでマターリ保守
魔法閉じ込めからリンクされてて気になったのでやってきた。
面白いじゃねーかこのスレwww
保守
保守