FFとDQのギャルゲーを本気でプレイするスレ

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1GMIIDX ◆32GMDQAUTk
1 :天沼 ◆GM/KlEM2 :02/05/14 01:54 ID:???
本気ですか?

>プレイしる
 プレイしない

これが全ての始まりだった・・・
2名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 00:57:47 ID:UtdzQunM0
きもっ
3名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 00:58:54 ID:3uUk/1uR0
うわ懐かしい
4GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/16(火) 00:59:20 ID:47amrQ7F0
スレ建てらんねーと思ったら建っちゃったよw
昔と違ってスレ立てはゆるくなったのか?

とりあえず、ログ保管所
http://members.at.infoseek.co.jp/dqgg/index.html

明日にはDat落ちしてそうなやかんw
5名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 01:07:05 ID:VK6JpxViO
なつかすぃーな
6GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/16(火) 01:18:44 ID:47amrQ7F0
これは我々の住む世界とどことなく似ているが、全く違う時、全く違う場所、全く違う人々の物語……
この物語の主人公は私立校に通う、普通の男子生徒であるが、
彼の住む世界は、彼が幼かった頃に崩壊の危機を迎えていた。


魔大戦
15年前、ベクタ共和国の指導者であったガストラが引き起こした、
全世界を未曾有の危機へと陥れた、人類史上始まって以来の戦争を総じて魔大戦と呼ばれる。

ベクタ共和国の指導者であったガストラは、それまで執り行っていた政治からも独裁者として知られ、
諸外国から数々の経済制裁を受け、国際的には孤立しつつあった。
冷戦時代も終わりを告げ、世紀末を迎える頃には、
このような独裁者はおのずと淘汰されるであろうと思われたが、
時代の流れに逆行するかの如く、ガストラは自らを皇帝と宣言し、敵対国に全て対して宣戦を布告。
この無謀なガストラの行為を、誰もが独裁者の暴走と嘲笑し、
独裁者ガストラの最期の日は近いと思ったが、時代は思いもよらない方向へと流れて行く……
先進国各国の連合軍がガストラ帝国の国境を封鎖し、
ガストラ帝国内へと軍を進めた時、彼らは常識の範囲を超えた者達からの攻撃を受ける。
7名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 01:21:11 ID:mUJ7XrVlO
やべ!1時間GMの時やった!
8GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/16(火) 01:24:31 ID:47amrQ7F0
この全世界を巻き込む戦争が第三次世界大戦と呼ばれずに、
魔大戦と呼ばれた事には明確な理由がある。
それは人類だけの争いではなく、
幻獣と呼ばれる空想の世界でのみ語られていたはずの者達の存在があったからだ。

幻獣達はガストラに率いられ、連合軍に襲い掛かったのである。
最新鋭の装備で固められ、指揮系統の完璧に整っていた軍隊であったが、
人類が数千年に渡って生み出した兵器や戦術論は、
彼ら異なる世界の住人達に対して、ある程度は有用であったが、
彼らの戦闘能力はそれを遥かに上回っていた。
結果、連合軍はガストラ帝国軍に破れ、ガストラ帝国の軍隊は全世界を蹂躙する。
理性を失った幻獣と、幻獣達と同様の「魔導」という力を持った
魔導戦士で構成されるガストラ帝国軍に対抗できる国家はほとんど無く、
全世界の7割ほどの国家が、ガストラ帝国の旗と血の色で染め上げられていった。
だが、それでもこれはまだ悲劇の始まりに過ぎなかったのだ。
9場つなぎ ◆Gp/A555JhQ :2006/05/16(火) 01:26:13 ID:9LbSDANY0
おお〜予告通り復活でつね!
一時間さんFATE・・・じゃなかったFIGHT!
これからなんてお呼びすればいいんでせうかねw
10GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/16(火) 01:29:45 ID:47amrQ7F0
大崩壊

全世界の実に7割を僅か一年弱で手中に収めたガストラ帝国であったが、
反ガストラ帝国勢力も、座して滅びを待つだけではなかった。
彼らはガストラ皇帝の独裁を苦々しく思っていた帝国の科学者達の協力を得て、
彼らも同じ様に魔導の力を手に入れるだった。
反ガストラ帝国勢力は、各地でガストラ帝国軍を打ち破り、
次第に劣勢に追いやられて行くガストラ帝国であったが、
ガストラには失われた魔大陸の復活という最後の切り札が残っており、
遂にガストラはその最後のジョーカーを切った。
だが、魔大陸を浮上させたガストラを待ち受けていた運命は、
自らの作り上げた魔導師ケフカの裏切りによる死であった。
そして魔大陸に眠る幻獣の三闘神の力を得たケフカは、
自らを新世界の神と称し、地上を裁きの光で薙ぎ払った。
裁きの光は空を焦がし、大地を引き裂き、海をも穢した。
人々はその絶対的な力に恐怖し、絶望に喘いだ。
しかし、その絶望に挑む者達がいた。
彼らは己の命を顧みず、そして己の命を犠牲にしてまでも世界を救おうとした。
そんな彼らの想いが人々に通じて、人類は絶望に立ち向かう事を決意し、
そして遂にケフカは倒れるのだった。

そして、世界が崩壊の危機を乗り越えてから15年後……
魔大戦の傷痕から復興したこの世界で、
今までの面倒な前置きはどうでもいい、ご都合主義ラブストーリーが今始まる。
11名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 01:33:34 ID:/nCIVgaD0
>今までの面倒な前置きはどうでもいい、ご都合主義ラブストーリーが今始まる。

ちょw
今回はシリアス風味も入るのかと思ったのにw
12GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/16(火) 01:40:19 ID:47amrQ7F0
>>6 >>8 >>10 長ったらしい前振り

ちなみにこの前振りは、ほとんど本編に関係ありませんw
ただ15年前に世界が崩壊しかけましたよというような事があったという事だけ、
頭のどこかに入れておいてくれると助かりますという物。
ぶっちゃけ読まないでくれてもいいです。痛いからw

よってゲームの展開はあくまでギャルゲー。
でも、笛や星の聖杯をインスパイアwした活劇物な展開もあるかも。

ルールはまだ未定ですが、今まで俺がやってきたような一人をプレイヤーとして選んで、
そのプレイヤーの選択肢によって物語が進んでいくというのは、今回はちょっと難しそう。
しかし多数決方式だとだれそうな気もするんで、この辺りは一考してみる事にする。

今回の注意事項として最も重要な事を一つ事前に言うと
今 回 は エ ロ く な り ま せ ん
多分
多分だから絶対ではないけどwww

あと今回の登場人物はDQオンリーでなく、スレタイの示す通りFFも混じります
登場人物の予定なんかは後日リストアップ
まだほとんど決まって(ry
13GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/16(火) 01:52:09 ID:47amrQ7F0
この物語はフィクションです。
登場する人物は実在の人物や団体などとは一切関係ありません。

よって、ガストラ皇帝は金×日をインスパイアしたわけではなく、
魔大陸とはどっかの半島の事ではありませんw
謝罪と賠償は勘弁して下さいwww

舞台は日本であって日本でない国の私立学校(あえて高校とは書かない)
崩壊しかけた世界が15年とかそこいらで元に戻るわけねーだろ
という突っ込みはありそうですが、ご都合主義だから気にしないで下さいw
一応、ガストラの国とは隣の国だったけど、経済を支えていたという理由があったので、
隣の国からの被害が少なかったという設定があるけど、どうでもいい。

>>7
今日改名したばかりですが、同一人物ですw

>>9
おにいち(ry
GMでいいよw
FFDQキャラで笛をやるのはやっぱ俺には無理だったんで、
インスパイアwの方向で行く事にしましたw
14名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 08:02:07 ID:k5um3U7G0
>今 回 は エ ロ く な り ま せ ん
ぬわーーーーーーーーーーっ!!
15名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 08:47:37 ID:iSIaGZKE0
ギャルゲプレイスレ復活キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
16名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 12:16:39 ID:mUJ7XrVlO
>私立学校(あえて高校とは書かない)
それはつまりエロのかほりgas正座&全裸待ちry



まぁ乙です。この板じゃそこは期待しないよww
wktkして待ってます(`・ω・´)
17名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 15:19:37 ID:u5p02u7f0
ウィル君の話はどうなったんだ
18GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/16(火) 18:38:56 ID:47amrQ7F0
ちなみにタイトルは「あるてまっ」の予定
19名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 21:45:54 ID:FBQGn82M0
何その不謹慎なかほりがするタイトル<あるてまっ!
20名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 22:53:36 ID:+ec2ej/w0




まで読んだ。
21GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/17(水) 04:53:51 ID:EsgF11s30
このギャルゲーに登場させる、
DQ3の女魔法使いの名前を募集するお

魔法使い以外の3キャラの名前も一応募集。これは使うかどうか不明。
22GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/17(水) 05:54:06 ID:EsgF11s30
ジョン
このギャルゲーの主人公。
どこにでもいそうな平凡な学生……と、見せかけて、かなりのトラブルーメーカー。
と、言っても本人がトラブルメーカーと言うよりは、
トラブルを呼び込みやすい体質にあると言った方が正確。
ちなみにフルネームはジョン・ドゥー(身元不明人)
要するに『名無し』って事になる。

ティナ 登場作品FF6
ジョンの母親代わり。
元ガストラ帝国の魔導戦士。
ガストラとケフカを倒した英雄の一人であるが、表舞台に出る事を嫌っているので、
それを知る者は一緒に戦った仲間達だけである。
魔大戦後は身寄りを失っていた主人公とターニアを引き取って、一緒に暮らしている。
戦士としての能力は未だ一級品だが、それを使う事はもう無いと思っているし、
何があっても使いたくないと願っている。
家事全般は、基本的に苦手(特に料理)

ターニア 登場作品DQ6
ジョンの妹だが、血は繋がっていない。
魔大戦により両親を失い、ティナに引き取られる。
血は繋がっていないものの、彼女達の家族の絆は何よりも強く、
ターニアは特にその絆を大切に思っている。
ティナが家事全般を苦手とする為、その辺りの切り盛りはターニアが主に取り仕切っている。
言うまでもなく、お兄ちゃん大好きっ娘。
23GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/17(水) 05:54:47 ID:EsgF11s30
バッツ 登場作品FF5
ジョンの友人その1。
普通のギャルゲーなら主役を張れそうな個性のあるキャラではあるが、
これに関してはどいつもこいつもぶっ飛んでるキャラが多いので、
普通の友人キャラになってしまいそうなやかん。

セリス 登場作品FF6
ジョンのクラスの担任で、現代文の教師。
彼女もまた元ガストラ帝国の魔導戦士であり、将軍の地位にまであったが、
戦後は現役から退き、この国で教師を務めている。
ティナの過去を知る数少ない人物の一人。
旦那はトレジャーハンター。

魔法使い 登場作品DQ3
FFDQ同好会会長兼部長兼キャプテン兼女王様。FFDQ同好会とは、
F不思議で
Fファンシーで
Dドメスティック…じゃなかった。ドラマティックな
Q女王様(クイーン)の会
の略。
学校の敷地内で猫を飼っている。
ただ餌付けしてるだけというのが正確だが、
本人曰く「人間から餌を貰って喉を鳴らす猫の事を、総じて飼い猫って言うのよ」
という極論を展開。
気に入った人間は誰でも構わず会に引きずり込む。
主人公にはミステリーの匂いがぷんぷんするという事で、無理矢理に会に引きずり込んだ。
24GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/17(水) 05:55:24 ID:EsgF11s30
>>22-23 登場人物その1

もちろんこれだけじゃなくて、まだまだ出るよ〜
25GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/17(水) 06:29:29 ID:EsgF11s30
走れワロス 太ったGM

ワロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の王を除かなければならぬと決意した。
ワロスには政治がわからぬ。
ワロスは、無職童貞である。働かずに遊んで暮して来た。
けれども祭りに対しては、人一倍に敏感であった。
きょう未明ワロスはネットに接続し、鯖を越え、隔離板のVIPにやって来た。
ワロスには父も、母も無い。女房も無い。
十六の、ツンデレなツインテールの妹と二人暮しだ。
この妹は、村の或る哀れな毒男を、近々、花婿(はなむこ)として迎える事になっていた。
ケコーン式も間近かなのである。
ワロスは、それゆえ、メイド服やら祝宴のピザやらを買いに、はるばるネットに接続したのだ。
楽天ポイントでそれらの品々を買い集め、それからVIP板をぶらぶら歩いた。
ワロスには竹馬の友があった。セリヌンバロスである。
今は此のVIP板で、コテハンをしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。
久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。
26GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/17(水) 06:30:26 ID:EsgF11s30
スレを巡回するうちにワロスは、板の様子を怪しく思った。ひっそりしている。
もう既にツンデレスレも落ちて、板の暗いのは当りまえだが、
けれども、なんだか、dat落ちのせいばかりでは無く、板全体が、やけに寂しい。
のんきなワロスも、だんだん不安になって来た。
アニソンスレでVIPPERを捕まえて、何かあったのか、
一年前に此の板に来たときは、夜でも皆がハピマテをうたって、
板は賑やかであった筈(はず)だが、と質問した。
スレの名無しは、「半年ROMれ」と首を振って答えなかった。
こんどはもっと、語勢を強くして質問した。VIPPERは答えなかった。
ワロスはおっぱいうPでVIPPERのちんちんをおっきさせて質問を重ねた。
VIPPERは、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「FOXは、VIPPERを規制します。」
「なぜ規制するのだ。」
「クオリティヒクスwwwというのですが、クオリティは低くありませぬ。」
「たくさんの人を規制したのか。」
「はい、はじめは記者の○○さまを。それから、御自身のサブプロバイダーを。
 それから、削除人を。それから、賢臣のひろゆき様を。」
「おどろいた。FOXは乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。VIPクオリティを、信ずる事が出来ぬ、というのです。
このごろは、2chブラウザをも、お疑いになり、少しく派手な書き込みをしている者には、
アクセスログを差し出すことを命じて居ります。
御命令を拒めばアクセス規制にかけられて、書き込みが禁止なされます。
きょうは、六人アク禁されました。」
 聞いて、ワロスは激怒した。「呆(あき)れた運営だ。生かして置けぬ。」
27GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/17(水) 06:30:57 ID:EsgF11s30
>>25
>ワロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐(じゃちぼうぎゃく)の王を除かなければならぬと決意した。
>ワロスには政治がわからぬ。

ここ削るの忘れてたw
無いものと考えてくらはい
28名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/17(水) 07:43:24 ID:OdwkHgr7O
GM乙!魔法使いさんは【ドロシー】を推しとく。
おとなしい系だったらサマンサにしたけどねぇww
29GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/18(木) 05:49:35 ID:rjHUk/G20
>>28
ドロシーはかけら専用だからダメですw
30名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/18(木) 21:05:14 ID:2ik1RKl80
むしろ名前不詳経歴不詳年齢不詳で周りからは女王様と呼ばれている謎キャラということに
31GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/20(土) 00:37:28 ID:aPNIcWd30
こちらは明日の鬼畜王が終わってから本格始動
32名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/20(土) 10:49:34 ID:6XuDDptk0
ターニアは毎回必ず登場しますね。
33名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/20(土) 10:51:05 ID:R36qiuqp0
>>32
それはGMたんのしゅm(ry
漏れも好きだけどw
34名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/21(日) 12:19:00 ID:Xb68LExgO
昨日はアルスに動きなかったな。こっちも今夜始動かな?
35GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/21(日) 17:55:19 ID:oHAftH3K0
鬼畜王が終わったから、やっとこっち出来るお( ^ω^)
36名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/21(日) 23:45:03 ID:Xb68LExgO
期待あげ
37GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/22(月) 00:49:54 ID:yaj4eMzq0
まだ女魔法使いの名前が決まらないお
眼鏡の武闘家の名前も募集するお
38名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 01:52:33 ID:lsynk7y90
魔法使い=アーティス
39名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 05:50:32 ID:7mUK2y2vO
武闘家→メイ
40名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 12:59:27 ID:8AWfKTqG0
魔法使い=マリスは駄目だぞ!絶対駄目だぞ!
41名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 17:18:23 ID:aCNuG6c00
リザ
42GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/22(月) 17:35:38 ID:yaj4eMzq0
>>38
なんかおにゃのこっぽくないんで、却下w
>>39
保留
>>40
CDドラマファンにぬっころされそうなんで却下
>>41
小説ファンに(ry

まだまだ募集
フィーリングの合う名前が出なかったら、ハルヒにしちゃうお( ^ω^)
ハルヒかわいいよ、ハルヒ
ちなみに横文字に拘らずに、日本名でも全然可
43名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 17:58:30 ID:8AWfKTqG0
ハルヒファンにぬっ殺され(ry
44名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 18:33:25 ID:09Wa6S0f0
やっぱり
GMは
VIPPERだな
45名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 19:24:02 ID:7MvGQr5/O
テキトー

キアラ
クイン
ヲリヒメ
レイヴン
シズク
パイ
リィアン
メイロ
46名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 20:08:33 ID:Hticf/Rr0
漏れはハルヒに一票でw
47名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 20:54:08 ID:NLAXjFFw0
魔法使い→マナ
武闘家→カナ
48名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 20:55:36 ID:C90eQPhi0
じゃあ有希、じゃなくてユキ
49名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 21:04:52 ID:8AWfKTqG0
魔法使い→ナギ
武闘家→ヒナギク
50名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 22:11:38 ID:aMljhOfS0
>>49
むしろ逆じゃないか?
51GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/23(火) 00:08:55 ID:N6ED/uqM0
>>45
いっぱい出してくれてありがたいんだけど、どれもイマイチしっくり来ないんで、ごめんなさい
でも雫はありかも。瑠璃子さんに会いたい瑠璃子さんに会いたい

>>46 >>48
>>43

>>47
イチローにぬっころ(ry
まあ否定ばっかりするのもアレなんで、マナカナ両方同時に使うのはアレだけど、
どちらか片方だけならアリかも

>>49
俺はマリアさんの方が好きなんで(ry
52名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/23(火) 17:54:22 ID:8BUIYwOb0
災厄
53名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/23(火) 20:20:01 ID:l98mvZlV0
>>42
やっぱり>>23のFFDQのネタはそれか。
54GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/24(水) 22:17:27 ID:UjASlPXT0
とりあえず>>39のメイは決定
魔法使いはまだまだ募集厨!
55名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/25(木) 12:01:22 ID:rw8j+w6R0
エルザ
56名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/25(木) 18:19:17 ID:sT7DoA5e0
アロゥ・ボウ
57GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/25(木) 23:15:54 ID:lo7QnaHE0
>>26 続き

ワロスは、単純な男であった。
買い物を、カゴに入れたままで、のそのそ削除議論板にはいって行った。
たちまち彼は、アクセス解析された。
調べられて、ワロスの履歴からは無修正画像のリンクが出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。
ワロスは、FOXの前に引き出された。
「この無臭性画像で何をするつもりであったか。言え!」
FOXは静かに、けれども威厳を以(もっ)て問いつめた。
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡
とワロスは悪びれずに答えた。
「そのような事はPINK系の板でお願いします。あまり度が過ぎるようですと、
アクセス規制の対象になります。」
FOXは、憫笑(びんしょう)した。
「言うな!」とワロスは、いきり立って反駁(はんばく)した。
「アクセス制限は、最も恥ずべき悪徳だ。FOXは、削除人をさえ疑って居られる。」
「疑うのが、正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、VIPPERだ。
おっぱい祭りは、オカズにならない。VIPPERは、もともと私慾のかたまりさ。信じては、ならぬ。」
FOXは落着いて呟(つぶや)き、ほっと溜息(ためいき)をついた。
「私だって、祭りを望んでいるのだが。」
「なんの為の祭りだ。第二の電車男を作る為か。」
こんどはワロスが嘲笑した。
「罪の無いVIPPERをアクセス規制して、何がVIPSTARだ。」
「(,,・Д・);ダマレコゾウ」王は、さっと顔を挙げて報いた。
58GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/25(木) 23:16:56 ID:lo7QnaHE0
「2chでは、どんな便所の落書きでも書き込める。
わしには、VIPPERの腹綿の奥底が見え透いてならぬ。
おまえだって、いまに、アク禁されてから、泣いて詫(わ)びたって聞かぬぞ。」
「ああ、FOXは悧巧(りこう)だ。自惚(うぬぼ)れているがよい。
私は、ちゃんとアク禁覚悟で居るのに。規制解除など決して求めない。ただ、――」
と言いかけて、ワロスは書き込みを瞬時ためらい、
「ただ、私に情をかけたいつもりなら、アク禁までに三日間の日限を与えて下さい。
たった一人の妹に、亭主を持たせてやりたいのです。
三日のうちに、私はケコーン式を挙げさせ、必ず、ここへ帰って来ます。」
「ちょwwwおまwwwwwそれなんてエロゲwwwwwwww」
とFOXは、低く笑った。
「VIPPER必死だなテラワロスwwwww落とせなかったエロ動画が最うPされるというのか。」
「そうです。最うPされるのです。」ワロスは必死で言い張った。
「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許して下さい。
妹が、私の帰りを待っているのだ。そんなに私を信じられないならば、
よろしい、VIP板にセリヌンバロスというコテハンがいます。私の無二の友人だ。
あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、
三日目の日暮まで、ここに帰って来なかったら、あの友人アク禁して下さい。
たのむ、そうして下さい。」
それを聞いてFOXは、残虐な気持で、そっと北叟笑(ほくそえ)んだ。
生意気なことを言うわい。どうせ血の繋がった妹などいないにきまっている。
この嘘つきに騙(だま)された振りして、放してやるのも面白い。
そうして身代りの男を、三日目にアク禁してやるのも気味がいい。
人は、これだから信じられぬと、わしは悲しい顔して、その身代りの男をアク禁に処してやるのだ。
世の中の、正直者とかいう奴輩(やつばら)にうんと見せつけてやりたいものさ。
59GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/25(木) 23:17:59 ID:lo7QnaHE0
「おけwww把握。その身代りを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰って来い。
おくれたら、その身代りを、きっとアク禁するぞ。
ちょっとおくれて来るがいい。おまえに★(キャップ)を与えてやろうぞ。」
「なに、何をおっしゃる。」
「はは。いのちが大事だったら、おくれて来い。おまえの心は、わかっているぞ。」
 ワロスは口惜しく、F5キーを連打した。田代砲も撃ちたくなった。

 竹馬の友、セリヌンバロスは、深夜、王城に召された。
FOXの面前で、佳(よ)き友と佳き友は、
一年ぶりで相逢うた。ワロスは、友に一切の事情を語った。
セリヌンバロスは無言で首肯(うなず)き、ワロスをひしと抱きしめた
「やらないか?」
「やらねーよwwwwwwwww」
セリヌンバロスは、縄打たれた。
ワロスは、すぐに出発した。初夏、満天の星である。


キーンコーンカーンコーン
セリス「はい、今日の授業はここまでよ。まだ二学期が始まったばかりだけど、
    この走れワロスは中間テストでのメインになると思うから、
    テストでいい点を取りたい人は気を抜かないようにね。
    それじゃあ委員長、号令」
レナ 「起立、礼」
セリス「はい、お疲れ様〜」

セリス先生の現代文の授業が終わると、昼の時間になったせいか、
教室内がざわざわと色めきたつ。
60GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/25(木) 23:30:11 ID:lo7QnaHE0
>>53
半分くらいyes
一応、ずっと前から暖めてたネタではあるのですよ。
ハルヒの方がどう見ても面白そうだけどw
まあ宇宙人と未来人と超能力者には興味ないです、この会長さんは多分。

エルフ、天使、メイドロボがいたら私の所に来なさい。以上

>>55
保留

>>56
微妙

>>30の言うように、名前無しでもいい気がしてきたw
61名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/26(金) 01:00:51 ID:AqTrI5De0
カラミティ
62名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/26(金) 03:58:47 ID:Fb+L+cGnO
シンシア
63名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/26(金) 05:21:16 ID:1lhG0Y150
ミレーニュ
64名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/26(金) 17:04:19 ID:Y/sjHK5Q0
マライヒ
65名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/26(金) 19:48:31 ID:UrY/tYR00
リオ
66GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/26(金) 22:35:22 ID:TEpPL2AI0
>>61
種ガンダムは嫌いです
>>62
幼馴染じゃないから却下
>>63
ミレーユのパチモンっぽいから(ry
ミレーユの登場は未定。希望があれば、登場するかも?
ただし、幼女バージョンねw
>>64
キャリーっぽいんで(ry
>>65
カーニバルっぽいんで(ry

わがままだな、俺w
にしても、肝心のゲーム部分が全然始まらんので、
みんなには退屈な思いをさせてすまんですm(_ _)m
67GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/26(金) 23:00:37 ID:TEpPL2AI0
んー、でもリオは候補に入れとこう
結構しっくりくる
68名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/26(金) 23:37:51 ID:3VlNG97y0
へステア
69羊飼い ◆Irin.gSSNU :2006/05/27(土) 00:12:17 ID:4WCMleSl0
イヴ

某ゲームの汎用♀ユニット名前一覧張り付けたいくらいだ……。
70名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/27(土) 00:12:46 ID:Uc2hoS1b0
シャミ
71名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/27(土) 00:33:39 ID:JqbKStqJ0
リーオ
72名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/27(土) 00:37:26 ID:UzY3uL+jO
アリシア
73名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/27(土) 01:10:26 ID:5le4Dtz50
ラヴィアン
74名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/27(土) 02:02:43 ID:PxoCZYOH0
節子
75名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/27(土) 07:08:45 ID:iKworW4d0
>74
噴いて周りの人間に怪しまれた
76名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/27(土) 20:29:54 ID:+1adR00S0
本気でタイトルがあるてまっならミンウでいいんじゃね?もしくはヒルダ
77名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/28(日) 00:30:56 ID:FX3IU8wA0
78名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/28(日) 04:20:33 ID:8+MAVxH40
アリアとハン
79名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/28(日) 22:58:50 ID:6ax+dY4X0
ポルヌー
80名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 01:24:19 ID:rxiN+XPm0
ムチェンコベッケス
81GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/29(月) 02:27:25 ID:qzafwsoJ0
>>68
なんか違うけど、悪くない気もするんで保留
>>69
貼り付けていいよw
>>70
ゴンズがいないから却下
>>71
トールギスは嫌いじゃないけど却下
>>72
ありがちなんで(ry
>>73
エゥーゴじゃないんで(ry
>>74
全国の節子さんに(ry
>>76
タイトルは本気で「あるてまっ」ですよw
ミンウは男じゃんw ヒルダは淫乱そうなんで(ry
>>78
アリアだと妹が12人出てきそうなんで(ry
だけどアリアって響きは好きなんだよなあ、よって保留
>>79-80
おにゃのこっぽくないんで(ry

何か、理由をつけて名前を却下するスレになってるなw
82名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 07:59:25 ID:zWhq0wIA0
もうハルヒでいいじゃない
83名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 09:40:34 ID:I6kdK8en0
いや、いっそみくるで
84名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 09:43:03 ID:Zp98uc170
ハルヒよりシャナ。
85名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 11:43:08 ID:zeWOuEcL0
却下のときはうるさいうるさいうるさい禁止。
86名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 13:07:58 ID:zeWOuEcL0
他のゲームだけど近いところから
ヨヨとかアンジェラとか。
87名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 16:44:24 ID:zWhq0wIA0
ヨヨかよwwwwwwwwwwwww
88名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 19:21:36 ID:z54hOUsA0
>>85の「禁止」つながりで、藍華ではどうだ?
89名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 23:40:24 ID:Skjitfdk0
ンジャメナ
90羊飼い ◆Irin.gSSNU :2006/05/30(火) 02:45:01 ID:02axXaJU0
>81
なにしろ256種類もあるんで、それを全部張り付けると空気嫁というアレ。
多分、列挙していけば何のゲームだか分かる人にはわかっちゃうはず。
ウェンディとかケイはともかく、サロメとかサバティーニとか(笑)
91名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/30(火) 13:43:16 ID:pY1zIf3g0
441 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2006/05/27(土) 01:11:40.60 ID:HPr7vwSq0
あーもういいわ。全部話す。
俺はお前らがブログ連合って呼んでる中のブログの管理人のひとり。
今日にゃー速の管理人のにゃーさんからメールが来てて
・VIP板とニュース速報板の両方のスレで事態の沈静化を図ってほしい
・アンチブログのコテハンが騒動を煽ってる可能性があるから徹底的に叩け
・・・etc
これ以上メール内容書くと特定されるかもしれないからここまで
いわいる工作活動してこいって直々にメールが来たわけだ。
にゃー速から批判の目を逸らし、VIPPERを改心させるのが俺の役目だった。
本人は黒幕説を否定しているが、黒幕で間違いない。
ブログ連合に参加してる人の大半はにゃーさんからアフィ指南やスレ掲載のアドバイスを受けている。
俺のとこでも月の儲けは万単位。

490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/05/27(土) 01:19:41.46 ID:HPr7vwSq0
>>446に張られてるハルヒブーム捏造は本当。
にゃーさん本人は思いっきり否定してるが、ハルヒ1位運動の時
俺のとこにメール来てたからな。で、別にハルヒ盛り上げを拒否する
理由も無いし俺のとこのブログでもハルヒED1位関連スレを取り上げた。
あと、ブログじゃないハルヒED1位まとめサイトが当時アフィ張ってて
叩かれてついにアフィを外したが、1位まとめサイトのアフィを最初に
叩こうと言い出したのは他ならぬにゃーさん。なぜなら、ブログ連合以外の
やつらにアマゾンアソシエイトの顧客取られるわけにはいかなかったから。
VIPPER煽ってちょっと工作するだけで当時のおまえらはアフィ非難しだして、
もくろみどおりまとめサイトはアフィを外した。アフィライバル減らしも常に行われてきた証拠。
知らず知らずのうちにお前らは利用されてきたんだよ俺らに。
もう連合とか言ってられない状況に気づいた今だから言えるが
92名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/30(火) 22:55:46 ID:6lVa+sgK0
アステア
93名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/31(水) 01:10:33 ID:DPcWCuxqO
アステガ
94名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/31(水) 02:38:51 ID:7hjr+sCy0
マージョリー
95名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/31(水) 07:35:55 ID:u5L0Ftju0
此処は酷いアニオタのすくつですね
96GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/05/31(水) 21:37:45 ID:Ziir8Hzi0
困った事にこっちが全然進められないなとw
まあ、そこそこ書いてはいるんだけど……

>>92
いい感じの響きなんだけど、ロト紋のアルスきゅんの従兄弟の名前じゃなかったっけか
一応、保留

>>93
マンコ・カパック(それはインカの皇帝)

あとSOS団……じゃなくて、FFDQ同好会のメンバーに
誰を入れるかまだ完全に決まってないんで、
その辺も募集してみたりする。

決定しているのは、DQ3から会長である女魔法使いに、ロリツインテールの女武闘家、
謎の転校生DQ3女勇者
そしてFF5からファリス、FF6からリルム。

というか、登場キャラがまだまだ未確定なんで、出して欲しいキャラの要望とかあったら、
今なら受け付けられるかも?
97名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/31(水) 22:13:30 ID:yLwi5dKt0
ミレーユと社長礼状なフォズたん登場きぼ

あと女魔法使いの名前ジールとかサラ
98名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/01(木) 01:31:38 ID:VdL940OyO
ムーンたんとパンエロをお頼み申す。
99GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/01(木) 22:30:52 ID:yDeeLvW/0
>>97
フォズたんは名前だけの参加予定w
ミレーユは参加するとしたら幼女バージョンでの参加を予定

>>98
ムーンは考えてなかったけど、たった今、面白そうな案考えたんで、参加させる事にしま
100☆スター☆:2006/06/02(金) 20:39:46 ID:63Tds08kO
すまんな。まともにレス読んでねーや。
101GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/03(土) 12:06:34 ID:MBY550NV0
女魔法使いの名前はルイーゼにする予定
ただし、名前で呼ばれる事は無いという設定で
ちなみに命名のきっかけは、マリオの動画を見てたからとかいうどうでもいい理由w
102名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/03(土) 21:41:57 ID:LexArbSr0
なにその兄っていうか姉かなんかに出番取られそうな名前の由来
103名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/03(土) 23:16:10 ID:UivlLNtn0
ムーンの名前はマリアで決まりかな
3女魔法使いの姉
104GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/04(日) 19:51:40 ID:hbXBBNJb0
ムーンと導師たんの名前も募集するお
105GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/05(月) 02:16:12 ID:CKcmqWon0
導師たんの名前は城間 瞳子(しろま とうこ)に決定しますた。
ムーンは引き続き募集するお
106GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/05(月) 02:24:38 ID:CKcmqWon0
>>59続き
バッツ「ジョン〜、昼飯食おうぜ〜」
ジョン「ああ、別にいいんだけど、今日の昼飯は鍋だぜ」
バッツ「そうか、鍋か〜。うまそ〜だな〜………………って、鍋って何だよ!」
ジョン「そうだよな。まだこのクソ暑い時期に鍋ってのは、俺もどうかと思うんだ」
バッツ「突っ込み所はそこじゃない……
    なんで、学校の昼飯で鍋なんか食うんだって所に突っ込んでんだ」
ジョン「いや、会長に誘われたんだよ。「今日の昼は、みんなで鍋を囲むわよ」って」
バッツ「相変わらず何でもありだな、お前らの同好会ってのは」
ジョン「俺らのって、俺は正式メンバーになった気はこれっぽっちも無いんだけどなぁ」
バッツが呆れている同好会というのは、FFDQ同好会といって、
(会長が)楽しい事は何でもやるという、活動趣旨の良く分からない同好会である。
ジョン「そうだ、お前も鍋食いに来るか?
    お前なら会長以外にも一応面識はあるんだし、入れてくれるんじゃないか?」
バッツ「俺はパス……せめて昼飯時くらいは、平穏に過ごしていたいからな」
ジョン「おっけー。バッツは昼飯時に会長の顔なんか見たくねぇって言ってたって、
    伝えといてやるぜ」
バッツ「ちょっ、余計な事を吹き込むのはやめろよ」
俺は本気で嫌そうな顔をしているバッツを背に、教室を後にした。

FFDQ同好会の部室(この場合は同好会室?)は、
旧校舎の和室がそれに当たる。
今からちょうど一年前。新校舎が出来てから、茶道部の活動場所が新校舎に移った際に、
この旧校舎の和室は、いくつかの文化部や同好会がその所有権を巡って、
様々な駆け引きがなされていた。
それら全てを押しのけて、結局の所旧校舎の和室をゲットしたのが、
FFDQ同好会という活動内容と目的が全く分からない連中だった……
それにはまあ、色々と深い事情というか、事件があったのだが、
それはまた後日機会があれば語る事にする。
107GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/05(月) 02:26:43 ID:CKcmqWon0
そんなこんなで旧校舎にやって来た俺は、
FFDQ同好会の溜まり場である和室の襖をガラガラと開けると、
空調の効いた部屋の中で、FFDQ同好会のメンバーが囲炉裏を囲み、
俺を招いた張本人の会長は、窓際に置いてあるパソコンで、何かを打ち込んでいるようだった。

ジョン「お邪魔しや〜す」
メイ 「おっそーーーーーーーーーーーい!
    お姉さまの召集に遅れてノコノコやって来るなんて、何様のつもりよっ!」
襖を開けて真っ先に飛び込んで来たのは、この同好会唯一の武闘派であり、
最年少の眼鏡っ娘、メイの罵倒である。
ジョン「遅れてって、時間決まって無かったろうに。
    それに俺、ここの会員になった覚えはないぞ、眼鏡坊主」
メイ 「誰が坊主よっ! このトンチキ!」
ジョン「んじゃ、眼鏡」
メイ 「略せばいいって意味じゃないわよ、このボケナス!」
ジョン「やれやれ、心の狭いちみっ子だな」
俺は肩をすくめて、やれやれと両手をひらひらさせる。
メイ 「むっかー! お姉さま〜、ターニアはともかく、
    なんでこんな奴まで私達のお昼に呼ぶんですか!」
メイに泣き付かれたお姉さまこと、このFFDQ同好会の会長は、
カタカタとキーボードを打つ手を止めて、メイの頭を優しく撫でながら、メイを諭した。
ルイーゼ「メイ。貴方が気に入らない人に気に入らないって言える正直さは私は好きだけど、
      それだけじゃ駄目って、いつも言ってるじゃない」
108GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/05(月) 02:28:10 ID:CKcmqWon0
メイ 「でも……」
さすが会長だ。俺と眼鏡っ娘のどちらが正しいか良く分かっていらっしゃる。
ルイーゼ「そこで負けちゃ駄目よ。貴方は武門の家に生まれた娘なんだから、
     いずれジョンを打ち負かすつもりで、相対なさいって、いつも言ってるでしょう?」
前言撤回。口調は丁寧だが、眼鏡っ娘に俺を踏み台にしろと会長はのたまっているようだ。
メイ 「うんっ! 私、いつかアイツをコテンパンにするからね」
ルイーゼ「その調子で頑張るのよ」
ジョン「勝手に頑張らせるな!」
ロリっ娘でいい。逞しく育たないで欲しい。
ルイーゼ「あら、ジョン。来てたのね」
ジョン「お前が呼んだんだろうが!」
ルイーゼ「私が呼んでも来る事って少ないじゃない?
    私が呼ばない日の方が良く来てくれる気がするんだけど」
ジョン「そんな事は無いと思うんだがなぁ」
ルイーゼ「入学してから私が貴方を誘った事は全部で126回。
    そのうち、誘いに乗って来てくれた回数は49回。
    誘いもしないのに来てくれたのは、実に61回にもなるわ」
ジョン「お前、毎回カウントしてるのか……」
ルイーゼ「馬鹿ね。ブラフに決まってんじゃないの」
「ふふふ」と会長は、口元を押さえて笑いをこらえる。
くそ……女じゃなかったら、一発くらい頭をひっぱたいてる所なんだがな……
109GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/05(月) 02:33:21 ID:CKcmqWon0
ターニア「みんな〜、お鍋準備出来たよ〜」
このクソ熱い夏日の中、健気にも鍋の支度を整えていたのは、我が妹ターニアである。
俺の妹という事もあるせいか、「将を射るには馬からね」と、会長からの強烈な勧誘活動もあり、
会の一員に定着してしまっているっぽいが、実は正会員になっていない辺りは、
我が妹ながらしたたかなもんだと感心する。
ルイーゼ「お疲れ様、ターニア」
ジョン  「んで、何の鍋なんだ? まさかこの前みたいに革のベルトが入ってる闇鍋とかじゃないよな?」
ルイーゼ「あら、コードバンのベルトなんて、一生に一度食べられるかどうか分からないくらい価値があるのよ」
ジョン  「ベルトなんてどんなに価値があるとしても、俺は一生食いたくねぇよ!」
ルイーゼ「ま、安心なさい。今日の鍋の仕込みはターニアちゃんだから、
      アンタが心配しそうな物は何も入ってないわ」
ターニア「うんっ、私が保証するよ、お兄ちゃん」
ジョン 「甘いなターニア。この会長やそこの眼鏡坊主にとって、
     お前の目を盗んで何かを仕込む事くらいは朝飯前だ」
ファリス「安心しな、ジョン。俺がちゃんと目を光らせていたから、その心配はないぜ。
     俺も怪しい物は食いたくないからな」
この、男言葉で喋っているのに、
出るとこは出て、引っ込んでいる所は引っ込んでいるグラマラスなねーちゃんの名はファリス先輩。
うちのクラスの委員長を務めているレナの姉でもあるが、
あまりレナと一緒にいる所を見た事が無い。
学年は俺達の一年上に当たるので、FFDQ同好会メンバーの中で唯一の最上級生になる。
110GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/05(月) 02:34:26 ID:CKcmqWon0
導師たん「ジョン君、お疲れ様」
鍋を囲む輪に入っていなかった猫耳のついたフードを被った子が、
冷蔵庫の中から冷たい麦茶のポットを取り出して、俺に手渡してくれた。
ジョン 「おっ、サンキュー。導師たん」
この猫耳フードがトレードマークの子の名前は、城間 瞳子(しろま とうこ)。
みんなからはどうしたんとか、どうしちゃんとか呼ばれている。
いや、「導師たん」って呼ぶのは俺だけなんだがな。
導師たん「あぅ……たんって呼ぶのはやめて下さい〜」
ジョン 「相変わらず、導師たんの淹れるお茶は美味いな。流石は元茶道部」
導師たん「あはは、ただのパックの麦茶なんですけど、そう言って貰えると嬉しいです〜。
     って、人の話聞いてないですね」
ジョン 「んで、今日のメンバーはこれだけか?」
何で人数確認をするかと言うと、このFFDQ同好会。
他にもメンバーが結構いたりするのだ。
あんまりぞろぞろやってくるようだと、
ただ飯を食いに来ただけの部外者は、席を外した方がいいだろう。
ルイーゼ「大丈夫よ。他のメンバーに確認もとってみたけど、
     今日のお昼はこの六人だけしか集まらなかったの」
ジョン 「それなら、俺がいても問題ないな。
     ま、ターニアも炊事係で手伝っている事だし、遠慮なくご馳走になるとするか」
111GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/05(月) 02:36:22 ID:CKcmqWon0
>>106-110 今日の更新分
困った事にまだプレイヤーが選択肢を選べる所まで行かないw
ゲームが始まる所まで読んでくれる人いるんだろうか
ちなみにまだまだ選択肢の出ないストーリーがしばらく続きます。
112GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/05(月) 03:05:45 ID:CKcmqWon0
登場キャラ紹介 その2 >>22-23と併せてご覧下さい

メイ(女武闘家) 登場作品 DQ3
眼鏡の女武闘家って萌えない?
とかいうようなスレが過去にあった気がしたので、そのスレタイから拝借してみたキャラ。
会長さんの言ってた、武門の家の生まれというのは、
家がなんたら流の道場を開いているから。
彼女は視力が弱く、眼鏡というハンデはあるものの、
天性の勘が優れているので、武術に関して他の門下生にひけを取らないらしい。
ちなみに眼鏡を外すと物の壊れやすい線が見えるようになる(嘘
名前は>>39氏よりいただきました。感謝申し上げます。

ファリス 登場作品 FF5
世界有数の財閥である、タイクーングループを有する大金持ちの長女
本当は跡取りとしての教育を受けるはずの彼女だったが、
世界が混乱を極めていた時代だったので、彼女は親と離れて安全な田舎に預けられ、
普通の娘と同様に育てられた。
跡取りとしての教育は妹であるレナに施されているので、
ファリスは正式にタイクーン家の跡を継ぐ事は無いだろうと言われているが、
約三年前くらいに実家に戻され、実の家族と暮らしている。

城間 瞳子(導師たん) 登場作品FF3
猫耳フードがトレードマークのFFDQ同好会マスコットキャラ的な可愛いおにゃのこ
本当は男キャラにしてショタ属性にしようかと思ったが、色々と面倒そうな気がしてきたので、やっぱりおにゃのこに
よってポジション的にはいじられ役。
元茶道部という事もあり、お茶を淹れるのが得意で、色々なお茶を用意して同好会メンバーを飽きさせない。
ぷいぷいぷー禁止
113名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/05(月) 13:03:34 ID:xNuKYuoV0
乙です、学校は登場人物の年齢から考えて小中高大一貫校か飛び級ありの大学っぽそうですね。
114GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/06(火) 04:48:56 ID:jlq2QhCp0
>>113
この物語に登場する人物は18歳以上で(ry
115名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/06(火) 11:44:16 ID:4akpVE4X0
理不尽な話ですね
116名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/06(火) 14:43:49 ID:Ah6Y6Blo0
>>114
ちょっとまってエロ無しのギャルゲーだったんですよね
でしたら全員18歳以上にする必要なんか無いじゃないですか
117名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/06(火) 15:17:21 ID:4akpVE4X0
>>116
理不尽な話ですね
118GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/06(火) 16:25:05 ID:jlq2QhCp0
>>116
>>12より抜粋
>今 回 は エ ロ く な り ま せ ん
>多分
>多分だから絶対ではないけどwww

多分だから絶対無いわけではないのですよ。
ただ、本当にラストの方までエロが無い可能性が高いし、
あったとしてもメインヒロインになったキャラと一回か二回あればいい方だろうから、
それ系の選択肢を期待してる人がいたら悪いなと事前通告したわけです
でもまあ、本当に無い可能性ももちろんあります

要するに今回は誰かを奴隷にしたり、されたりって事は無いわけなんで、
それ期待してる人はごめんね

あと風神ファンの人がいたら、事前に謝っておこうw
119GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/07(水) 07:42:26 ID:Enu0M+Q10
>>110 続きだお

夏真っ盛り。空調の効いた部屋で炭をくべて鍋を囲み、肉を喰らう。
世界が滅亡しかけてからまだ15年。
世の中には貧困で苦しむ人達も多いというのに、なんて贅沢してるんだろうな、俺達は。
ジョン 「うおっ、この鶏肉めっちゃ美味いな!」
と、世界の事なんかは忘れて、俺は肉団子を頬張る。
ターニア「肉はファリス先輩が持って来てくれたんだ」
ファリス「なんか実家にいっぱい届いちまったみたいでな。
     料理長が使い道に困ってたから、少しわけてもらったんだよ」
料理長という言葉がすらっと出てくる事から分かるように、
ファリス先輩の家はそれはもう大層な大金持ちで、
俺達とこうやって一つの鍋をつついているのが信じられないようなお嬢様なのだ。
そんなわけで、たまーに先輩は、こんな感じで俺達に高級食材を提供してくれたりする。
ジョン 「ファリス先輩、ごっつあんです!」
ファリス「いいって、いいって。俺は肉持ってきただけで、
     実際の料理はターニアがほとんどやってくれたんだから、
     ターニアに感謝してあげなって」
ジョン 「しかし、これだけの鍋の仕込み。
     俺が教室からここに来るまでの間にやれるわけないよな?
     まさか、授業さぼってたんじゃないだろうな、ターニア?」
ターニア「やだなぁ、朝と休み時間の間に準備していたに決まってるでしょ」
120GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/07(水) 07:43:20 ID:Enu0M+Q10
メイ  「瞳子ちゃん、ご飯おかわり〜」
導師たん「あっ、はい。大盛りですか?」
メイ  「うんっ、大盛りでお願いっ!」
ジョン 「豚のようにガツガツと肉をむさぼるメイであった」
メイ  「誰が豚だっ!」
ジョン 「ぬおっ! 貴様、何故俺のモノローグを読める!」
メイ  「思いっきり口に出してたわよ、この唐辺木!」
ジョン 「豚を馬鹿にしちゃいかんな。ああ見えて豚っていうのは、繊細で清潔好きな動物なんだ。
     お前みたいなチンチクリンは、豚と比べられて光栄だと思わないといけないんだぞ」
メイ  「ふんっ、そんなに豚が好きだっていうなら、
     これからアンタの事は豚って呼んでやるわよ!」
ジョン 「よし、いいだろう。俺の事を豚と呼んでみろ」
メイ  「へぇ、いい覚悟じゃない。だったら呼んであげるわよ、この薄汚い豚!」
ジョン 「そうだ! もっと口汚く俺を罵れ!」
メイ  「ぶ、豚が調子に乗ってるんじゃないわよっ!
     アンタみたいな豚がお姉さまや私と一緒に鍋を囲むなんて、
     100年早いのよ! 豚は豚らしく、豚小屋で残飯でもすすってるがいいわ!」
一気にまくし立てたメイは、はぁはぁと肩で息をしながら、
勝ち誇った顔で俺を見つめた。
ジョン 「よし、なかなかいいのが収録出来たな」
俺は携帯の録音スイッチを切る。
メイ  「な、何よ収録って……何時の間に何を録音したのよ?!」
ジョン 「いやあ、お前の声って中々人気があってなぁ。
     お前が罵っている声を録音出来たら、高く買い取ってくれるってマニアがいるんだよ」
メイ  「あ、あ、アンタは人の声を何に使うつもりだー!」
ジョン 「安心しろ、俺にそういう趣味は無い。
     これを使うのは、脂ぎったアニメ好きの大きいお兄さんだ」
メイ  「ますます悪いわー!」
121GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/07(水) 07:44:21 ID:Enu0M+Q10
ルイーゼ「二人とも、その辺になさい」
メイ  「だって、お姉さま……」
ルイーゼ「二人とも、口論に夢中なのは結構だけど、少しは箸を動かさないと……」
会長の箸がひょいひょいっと、肉だけを綺麗に抜き取っていく。
何気にこの中で最も食の太いのは、この体育会系ロリっ娘ではなく、男の俺でもなく、
この会長なのである。
ジョン 「うおっ、何時の間にか鍋の中から肉が消えてる!
     アンタ、女なんだから、もっと野菜食えよ。肉食は男の特権だ!」
ルイーゼ「今の発言は女性蔑視だわ。取り消しなさい」
ジョン 「だったら、少しは女らしく食ってみろ」
いや、まあ作法は完璧に近いくらい、女らしく食ってはいるんだがな。
スピードが尋常じゃないが……
ファリス「ははは、安心しな。肉は十分に準備してあるからよ」
導師たん「あうう〜、皆さんちゃんとお野菜も採らないと駄目ですよ〜」
ルイーゼ「分かってるわよ。はい」
会長は葱やら白菜やらを導師たんの器にひょいひょいと放っていく。
導師たん「あわわ、何で私の方にお野菜入れてくんですか〜」
ルイーゼ「私の分まで、貴方が野菜を食べればバランスが取れて問題ないわ」
導師たん「そんな〜、無茶苦茶です〜」
そんなこんなで、季節外れの鍋パーティで昼休みの一時が過ぎて行った。
122名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/07(水) 09:52:33 ID:OewEqWou0
GM乙です!!!

今回はDQ5娘たんは出ないのかな?…
123GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/07(水) 20:23:59 ID:Enu0M+Q10
>>122
今の所、登場予定ないんだけど、
希望者がいれば登場させる事も可能。
ビアンカとフローラは残念ながら登場しません。
ファンの人スマソ
124名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/07(水) 20:27:17 ID:OewEqWou0
>>123
そうなんですか…
漏れは登場させて欲しいなw(娘だけw)
125GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/08(木) 17:21:36 ID:wsYS25an0
>>124
了承(一秒)
126GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/09(金) 19:35:26 ID:DRxNhpCB0
保守っとく
こっちも鬼畜王スレのように賑やかになるといいなぁw
127名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/09(金) 19:48:52 ID:mUJfreAg0
エロパワーは偉大というが逆に解釈するとエロがないと軟弱なんだよな
というわけで今からでもエロ有りに路線変うわなんだやmくぁw背drftgy否18キャラlp;@:「」
128GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/09(金) 20:04:54 ID:DRxNhpCB0
>>121 続き

古来より迷いを断ち切り、
真理を会得することを「悟り」というが。
        (゚д゚ )
        (| y |)

「悟り」という文字を分解するとだな
       小  ( ゚д゚)   吾り
       \/| y |\/


         ( ゚д゚) 小五ロり
         (\/\/


つまり我々は既に悟りを開いた賢者というわけだ
        (゚д゚ )
        (| y |)

キーンコーンカーンコーン
( ゚д゚)「今日の授業はここまでだ。みんな、今日の授業はきちんとノートに取っておくように」
倫理の授業が終わって、今日の授業はこれで終了である。
ちなみに今日は9月4日の月曜日。
二学期が始まってからまだ二日目だっていうのに、
午後まで授業があるというのは、夏休みボケしてる身体には非常に辛い。
129GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/09(金) 20:05:59 ID:DRxNhpCB0
ジョン「バッツ〜、ゲーセンにでも寄ってこうぜ」
俺は帰り支度をしているバッツに声を掛ける。
バッツ「あれ、今日は同好会に寄っていかないのか?」
ジョン「今日は昼に寄って来たからもういいんだ」
バッツ「そっか。でもすまん、今日はバイト入ってんだよ」
ジョン「あれ? バイトのシフトって火木土だったんじゃないのか?」
バッツが働いているのは、「ムーンブルク」という喫茶店で、
ザッハトルテやデメルといったウィーン菓子が評判の店で、
おしゃべり好きな近所のおばさん達から、うちの学園の生徒まで幅広く親しまれている店だ。
ちなみに昼休みに一緒に鍋をつついていた、FFDQ同好会会長の実家でもある。
バッツ「夏休み明けだからさ、うちの学園の生徒が「久しぶりに寄っていかない?」
    ってな感じで、結構来るんだよ。だから、長期休み明けってのは結構忙しいんだ。
    ま、そんなわけで、今日も臨時で入ってくれないかって頼まれちまってな」
ジョン「じゃあ、仕方ねーな。ムーンさんによろしく言っといてくれや」
バッツ「自分で言いに来い。最近、お前があんまり顔出さないから、寂しがってたぞ」
ジョン「店に行きたいのは山々だが、あそこで会長達にとっつかまると厄介だから、
    あんま行きたくねーんだよ。あそこは俺にとってのアウェーだからな」
バッツ「ま、気が向いたらいつでも来い。ケーキセットくらいなら奢ってやるぞ」
ジョン「考えとく」
俺はバッツと校門で別れて、今日はおとなしく家に帰る事にした。
他の奴を誘って遊びに行っても良かったが、
休み明けで身体がだるいし、家でのんびりしているのも悪くないだろう。
と、そんな事を考えながら家に向かっていると、
後ろからパタパタと音を立てて走ってくる奴がいた。
130GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/09(金) 20:07:15 ID:DRxNhpCB0
ターニア「あっ、やっぱりおにいちゃんだ。あの後ろ姿はおにいちゃんだろうなって思ったよ」
俺の顔を覗き込んでターニアが言う。
ジョン 「何だ、そんなに男らしい後ろ姿だったか?」
ターニア「ううん。背中を丸めて、気だるそーな後ろ姿だったから、
     ああ、あのだらしない後ろ姿は、絶対にお兄ちゃんだなって思ったんだ」
ジョン 「何だと、ゴルァ!」
ターニア「あはは、冗談、冗談だってば」
嬉しそうに俺の周りではしゃぎ回るターニア。
最近はちょっとした仕草からドキッとする事もあるが、
こういう所はまだまだ子供だなとつくづく思う。
ターニア「今日は同好会に遊びに行かないの?」
ジョン 「昼休みに行ったから、今日はもういいんだ。
     そういうお前はどうなんだ?」
ターニア「私もおにいちゃんと同じだよ〜」
ジョン 「そういや、鍋美味かったぜ」
ターニア「あはは、私はちょっと下ごしらえをして、出汁をとっただけだよ。
     材料を揃えたのはファリス先輩と会長さんだから、
     二人に感謝してあげた方がいいと思うよ」
ジョン 「いや、俺好みの鍋を作る事が出来るのは、お前しかいないだろう。
     だからターニアにもありがとうだ」
ターニア「うふふ、どういたしまして」
ジョン 「それで、ターニアはまっすぐ家に帰るのか?」
ターニア「うん。おにいちゃんは?」
ジョン 「俺もたまにはまっすぐ家に帰ろうと思ってた所だ」
ターニア「それじゃあ、久しぶりに一緒に帰れるんだね」
ジョン 「そうか? 良く一緒に帰ってるじゃないか」
ターニア「いつもは同好会の人が誰かしら一緒じゃない。
     こうやって二人だけで帰れる事って滅多にないと思うよ」
ジョン 「それもそうかもな」
ターニアと二人でのんびりと家路を歩きながら、色々と話をする。
学校での事や、今日の夜飯は何にしようかとか、
そんなとりとめもない話だが、こういう時間は嫌いじゃない。
131GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/09(金) 20:08:33 ID:DRxNhpCB0
ターニア「ねえ、おにいちゃん……おにいちゃんって、誰か好きな人いる?」
ジョン 「へ?」
急な話題に俺は思わず素っ頓狂な声を出す。
ジョン 「何だよ、突然」
ターニア「えっとね、FFDQ同好会もそうだけど、
     おにいちゃんの周りって女の子が多いじゃない?
     その中で誰か気になっている人とかいないのかなぁと思って……」
冗談で言ってるのかと思ったが、
案外、真面目そうなターニアの質問に、俺は少し考えてみる。
ジョン 「すまん、分からん。
     そういう事をまるで考えた事が無いってわけじゃないが、
     どうもそこからどうしたいって考えに発展した事が無いから、
     誰が好きとか嫌いとか、そういう風に思えた事って無いんだよな」
ターニア「あはは、おにいちゃんらしいかな。
     でも、おにいちゃんって結構女の子から人気があるんだよ」
ジョン 「それは初耳だが、人気のベクトルの向きが気になるな。
     珍獣とか、宇宙人とかそういう変人に思われている人気じゃないだろうな?」
ターニア「そうじゃないよ。男の子として、女の子から人気があるんだよ、本当に」
ジョン 「まあ、そう言われて悪い気はしないが、
     実際俺に直接そういう浮ついた話は入ってこないからなぁ。
     イマイチ信用出来ん」
ターニア「それはおにいちゃんが、そういう事に無頓着だからだよ。
     おにいちゃんがもっと女の子達の事を意識するようになったら、
     きっと変わってくるんじゃないかなぁ」
132GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/09(金) 20:09:36 ID:DRxNhpCB0
ジョン 「ま、兄思いの妹の忠告は、ありがたく受け取っておくとしよう」
ターニア「あーっ、疑ってるな〜!」
ジョン 「そういうお前はどうなんだよ。お前だって結構人気あるはずだぜ」
ターニア「私は……もう、ずっと好きな人がいるから……」
ジョン 「おっ、それは初耳だ。誰なんだ、教えろ」
ターニア「それは秘密。絶対、誰にも教えられないもん」
ジョン 「誰にも言わないからよ、俺だけに教えてくれよ」
ターニア「う〜ん、おにいちゃんが誰かの事を好きになったら、教えてあげてもいいかな」
ジョン 「よし、約束だぜ」
ターニア「うん、約束」
そんな事を話しているうちに、俺達は家の玄関の前まで帰ってきていた。
133GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/09(金) 20:11:08 ID:DRxNhpCB0
>>128-132 今日はここまで
というか、実を言うとまだまだ更新出来るくらいの分量は既に書いていたりするんだがなw
134GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/10(土) 11:38:53 ID:2UjwbifI0
>>127
無いわけじゃあ無いんだ、無いわけじゃあw
しかしまあ、一考の余地はありとしておきます
んやあ、むしろいっぱいエロエロ展開にしたいんですが、
エロと物語性の両立は、今の俺には難しいのですw
135GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/11(日) 02:35:55 ID:5qysQ/db0
>>132続き

かちゃ
手も触れていないのに、玄関のドアが開く。
うお、すげぇ! 俺はエスパーだったのか!
と、いうのはもちろん冗談で、家の中から誰かがドアを開けたから、ドアは開いたのだ。

ヴォルマルフ「おや、表に人がいるとは、これは失礼をした。ドアにぶつからなかったかね?」
開かれたドアの向こうから、見知らぬ三人の男達が姿を見せた。
ジョン   「いや、大丈夫だったけど」
ヴォルマルフ「君はひょっとして、ジョン君かな」
ジョン   「まあ、そうだけど、アンタは?」
ヴォルマルフ「失礼。人に物を尋ねる時は、まず自ら身分を証明する物だったな。
         私の名はヴォルマルフ・ティンジェル。
         後ろに控えているのは ローファル・ウォドリングとクレティアン・ドロワ。
         よろしければそれぞれお見知りおき願いたい」
明日になっていれば忘れそうな名前だが、とりあえずはうなずいておく。
ターニア  「えっと、私はターニアと言います。
        お母さんのお客さんですか?」
ヴォルマルフ「ああ。君達のお母さんと私は古い知り合いでね。
         私達はしばらくこの町に滞在する事になったから、ご挨拶に伺ったのだよ」
ヴォルマルフは右手を俺の前に差し出して握手を求める。
ジョン   「わりぃ。知らない人と手を繋いじゃいけないって、幼稚園児の頃に教わったんでな。
       残念だが、あんたの手は握れない」
ヴォルマルフ「ふふふ、それは失礼をした。それではまた会う時もあるだろう。
         握手はその時に願うとしよう」
ヴォルマルフは、後ろの二人を連れて、駅のある方へと向かって行った。
136GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/11(日) 02:38:56 ID:5qysQ/db0
ターニア「おにいちゃん、知らない人に失礼だよ、あんな態度」
ジョン 「知らない奴だから、あんな態度を取ったんだ。
     なんか気に入らないんだよな、あいつら……」
ターニア「もう、お母さんのお客さんなんだから、そんな事言ったらお母さんに怒られるよ」
ジョン 「そうだな。母さんには黙っていてくれ」
ターニア「言えないよ、こんな事……」

胸にもやもやっとした得体の知れない何かを抱えて、
俺は玄関に上がるのだった。
137GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/11(日) 02:44:17 ID:5qysQ/db0
138GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/11(日) 02:50:04 ID:5qysQ/db0
interludeについて

笛のinterludeの流れをパクってみましたw
本編の流れから逸れる話とか、主人公以外の視点での話まで書くと、
スレがぐちゃぐちゃしそうなんで、自分の所を使ってみる事にします。

つーか、まだゲーム始まらないんかYO! と言われそうだw
まあ、これで一日目が2/3くらいなんで、もーちょいです。
139名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/11(日) 11:52:44 ID:CJGv9Ggl0
∩∩
(・ω・)
140名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/11(日) 23:36:44 ID:mqRF/PWeO
アッー!
141名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/12(月) 00:06:04 ID:Tr5EJ5kTO
こっちもあっちも更新ラッシュだな。あんま無理すんなよ、GM。
142GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/12(月) 01:27:08 ID:/pJP1UrB0
>>141
んやあ、いっぱい更新してるように見えて、実は一回の更新量が少ないんで、
以外と大した事はないのですよ
143GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/13(火) 00:44:44 ID:c95B2dLB0
セルフ保守するお( ^ω^)
144名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/13(火) 18:06:29 ID:0JbIiDTLO
そんじゃ俺もほしゅする。
145GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/14(水) 21:37:16 ID:FrqOPZVx0
一日1保守

>>144
感謝
146名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/15(木) 06:56:13 ID:fDf1fR6YO
ほ、保守なんてしてあげないんだから!!
147名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/15(木) 23:41:48 ID:JFauR2mT0
保守
148名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/16(金) 08:42:23 ID:fzMg4rs/O
あげ
149GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/17(土) 12:36:44 ID:fZHvW5ba0
civ4やりてぇぇぇぇ
150GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/18(日) 08:08:17 ID:jDV1JBag0
>>136続き

ジョン 「ただいまー」
ティナ 「あら、おかえりなさい」
母さんはソファーに座ったまま、何か深く考え事をしていたように見えたが、
俺達の顔を見ると、すぐにいつものような笑顔で俺達を迎えてくれた。
ターニア「お帰りなさい、お母さん」
ティナ 「あらあら、今日は二人とも一緒なのね」
ジョン 「そういや母さん。玄関で母さんのお客さんと会ったぜ」
ティナ 「そう? あの人達はね、私の古い知り合いなのよ」
ジョン 「ああ、ヴォルマルフとかいうおっさんがそう言ってたよ。
     母さんにああいう得体の知れない知り合いがいるってのは意外だったな。
     ロックのおっさんとか、セリス先生とは全然タイプが違うよな、あのおっさん達」
ただの知り合いと言う割には、俺達が帰って来た時の母さんの顔は、
ひどく沈んでいたような気がするので、率直な疑問を母さんにぶつけてみる。
ティナ 「知り合いって言っても、ロック達みたいに個人的に親しかった人じゃないのよ。
     私が昔お世話になっていた、教会の人なの」
ターニア「教会の人って、あの人、マルチェロさんみたいな神父さんなの?」
ジョン 「おいおい、あれはどう見ても神父って面じゃなかったぞ。
     まあ、マルチェロのおっさんもそれは同じだが」
ティナ 「人を見かけで判断しては駄目よ、ジョン。
     でも、ジョンの見立て通り、神父さんじゃないのは確かだけどね。
     だけど教会でとっても偉い人なのよ」
ジョン 「前からずっと思ってたんだけど、どうして母さんは、
     そういう偉い人達とのコネがあるんだ?
     不思議でたまらんのだが」
ティナ 「ほ、ほら、私ってロックとかエドガーみたいな有名人と知り合いだから、
     その関係でね」
ジョン 「そもそも、ただの主婦がその二人と知り合いって時点で、
     十分おかしいと思うんだが……」
151GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/18(日) 08:09:21 ID:jDV1JBag0
ロック・コール
15年前の魔大戦にて、ガストラ帝国へのレジスタンス組織と、
ガストラ帝国に反感を持つ、ガストラ帝国の同盟国との橋渡しの役目を見事にこなし、
ガストラ帝国打倒に影で大きく貢献したとされる。
大崩壊後は狂神ケフカに挑み、そして倒した英雄の一人。
今は世界的に有名なトレジャーハンターとして、世界中を飛び回っているが、
俺が子供の頃は、ちょくちょく家に遊びにやってきては、
良く俺を山とか海に連れ出して、色々と教えてくれたりしたもんだ。
ちなみに俺の担任である、セリス先生の旦那でもある。

エドガー・ロニ・フィガロ
15年前の魔大戦ではガストラ帝国との同盟を結んでいたこの国を、
反ガストラ帝国へと政策の方向転換をさせた政治家。
大崩壊後はロックのおっさん達とケフカに挑み、打倒した英雄の一人。
その英雄的行動力が国民の支持を一身に集め、何と現在はこの国の首相を務めていて、
現在も支持率は80%を超える、立志伝中の英雄なのだ。

ジョン 「ロックのおっさんは、まあああいう人だから知り合いは多いのは分かるとして、
     なんで多忙なはずのエロガー首相まで、うちに遊びに来たりするんだ?
この国で一番偉い人なんだろう? エロいけど」
加えて言うと、15年前の魔大戦での英雄達ほとんどと、
うちの母さんは接点があるというのだから、ますますもって謎は深い。
ティナ 「そう言われてもなぁ……昔からの友達なんだから、仕方ないじゃないの」
ジョン 「友達ねぇ……」
一度、エロガーの愛人だったのか?
と、母さんに遠まわしに勘ぐってみた事があったのだが、
母さんは笑顔でそれを否定した。
が、その時の母さんから放たれたオーラのような物は、
正に身の毛がよだつという表現がぴったりだったので、
母さんにそういった勘ぐりは、二度としないと心に決めている。
俺だってまだ若いんだから、命は惜しい。
152GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/18(日) 08:11:45 ID:jDV1JBag0
ちなみに俺がエドガー首相の事をエロガーと呼ぶのは、
「ロックみたいにおっさん呼ばわりされるくらいなら、エロ呼ばわりされた方が全然いいぜ」
との事なので、遠慮なくこう呼ばせてもらっている。

ターニア「駄目だよ、おにいちゃん。
     そうやって女性の過去を探るのは、マナー違反なんだからね」
何時の間にか、制服の上にエプロンを身に着けていたターニアが口を尖らせて言う。
ジョン 「だって気になるじゃんかよ〜。お前は気にならないのか?」
ターニア「それは私だって気にならないって言ったら嘘になるけど、
     ロックのおじさまや、エドガーさん達がここに集まるのは、
     母さんに人望があるからなんじゃないかな?
     ただ集まるだけなら他の場所でもいいのに、
     わざわざ家を選ぶのは、きっとここに母さんがいるからなんだと思うよ」
ジョン 「まったく、えらい人気者だなうちの母さんは」
ティナ 「あら、学校で四六時中女の子達に囲まれているジョンほどじゃないと思うわよ」
ジョン 「そういう誤解しそうな表現はやめてくれ……
     つーか、普通に男のダチだって、女と変わらんくらいいるぞ、俺には」
ティナ 「その女の子達の中から、ジョンのいい人が出来てくれれば、
     母さんも安心なんだけどなぁ〜」
ジョン 「人の話聞けよ!」
153GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/18(日) 08:12:54 ID:jDV1JBag0
ターニア「えっと、それでね、母さん……」
ターニアがえらく真剣な顔で、リビングにあるテーブルを見つめる。
ティナ 「どうしたの? ターニア」
ターニア「そこのお茶……ひょっとして、お母さんが淹れたの?」
ティナ 「そうよ〜。さっきの教会から来たお客さん達に出したのよ」
私だってお茶くらい淹れられるのよ。と、胸を張る母さんを見て俺達は……
ジョン 「…………………………」
ターニア「…………………………」
言葉が無かった。
ティナ 「教会の人達の口に合うか分からなかったんだけど、
     全部飲んでくれたんだから、上手く淹れられたのよね。
     私のお茶を淹れる技術も捨てたもんじゃないでしょう?」
本当だ……ティーカップの中身が空になっている。
気に入らない連中ではあるが、
母さんの出した茶を全部飲む事が出来たのは、ある意味、尊敬はしたいと思う。

かなり後で知った事だが、この母さんの茶を飲んで、さっきの教会の三人組は、
計画していた行動を三日遅らせる羽目になったらしい。
人間を辞めていた連中の足を止める茶を淹れる事の出来る主婦。
重要保護指定して、どうかこの主婦をお国に管理してもらいたいものだ。
154名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/18(日) 18:29:10 ID:P3ryryqUO
更新おつ!

>>153
お茶飲んだ奴らが複雑な表情だったのは、単に味がマズすぎただけかよ!
魔封じの効果でもあるのかと思ってた。
155GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/19(月) 20:14:02 ID:icAwIjdu0
>>154
ギャルゲーなんであんまの深く考えない方がいいお
156名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/19(月) 20:54:04 ID:uhRFhWMY0
何しろGMのギャルゲだからな
157GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/20(火) 18:48:04 ID:l5GC05t20
ちと先週はこっちを書きすぎたんで、今週は鬼畜王を優先
多分w
158名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/20(火) 21:07:03 ID:ZGDCdYj5O
どちらも楽しみに待ってます
つか、近頃のGMの更新頻度は異常
159名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/21(水) 07:53:09 ID:XFkyEsnr0
もしやトリップ変わってから
GMの中の人も代わってるんじゃね?
160GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/22(木) 19:56:31 ID:LrFvSFo50
>>159
この物語に登場する人物は18歳以上なんだけど
書いてるのは6歳の幼女になりました
161名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/22(木) 19:59:49 ID:jbw0Knjt0
なんだと


(*´д`*)ハァハァ
162名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/22(木) 22:58:35 ID:UmauTk8xO
>>160
噂は本当だったのか
163GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/23(金) 23:58:39 ID:KHMkR+9a0
鬼畜王更新してからだから、来週になっちゃうかねぇ、こっちは
164GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/25(日) 02:55:11 ID:E/x8ci9y0
寝る前に保守
165GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/25(日) 20:34:29 ID:flXZ6iDM0
保守っとくお
166名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/26(月) 00:14:02 ID:aDMFf1E1O
ほしゅ
167GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/26(月) 20:29:44 ID:93Lkh9iW0
ぷちっ……ブーン
自分の部屋に戻ってパソコンの電源を入れ、OSが起動する間に、
俺は制服から私服への着替えを済ませる。
ジョン「さて、メールチェックっと」
メール受信フォルダに届いているメールは0件。
知り合いとの連絡は携帯の方のメールアドレスでやりとりをしているので、
PC用のメールアドレスの方に誰かからメールが来る事はほとんどない。
それでも毎日チェックしてしまう俺は、案外几帳面なんだろうか。
しばらくはいくつかのwebサイトを巡回しつつ、
巨大掲示板を合わせて眺めるという時間の潰し方をしていたが、
それにも飽きてきたので、何か他の事をしようかとした時、
部屋の扉がノックされた。
ターニア「おにいちゃん、ちょっといい?」
ジョン 「ん? どうした?」
ターニア「あのね、お醤油が切らしちゃってたから、これから買って来ようと思うんだけど、
     おにいちゃん、何か欲しい物とかある?」
ジョン 「最新型ノートパソコン」
ターニア「……おにいちゃんのお小遣いの範囲で買える物限定です」
ジョン 「んー、特に無いな。って言うか、醤油買ってくるだけか?」
ターニア「うん。食材は昨日安かったから、今日と明日分くらいまで買い込んであるんだ」
ジョン 「だったら、俺が行って来てやるよ」
ターニア「えっ、いいの?」
ジョン 「ま、早く帰って来て暇だしな。そのくらい構わないぜ」
168GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/26(月) 20:35:38 ID:93Lkh9iW0
ターニア「うーん、でもなぁ……」
ジョン 「なんだ、ひょっとして急ぐのか?」
ターニア「だって……お兄ちゃん、たまにすごい寄り道してくるから……」
ジョン 「おいおい、寄り道って言うけどな。俺ももうガキじゃないんだ。
     買い物の途中に見つけたバキュームカーが、
     どこまで行くかが気になって、隣の県まで追いかけたりはしないぜ」
ターニア「でもこの前、お昼ご飯の材料を買って来てって頼んだ時、
     ゲームセンターに新しいゲームが入っていたからって、
     戻ってきたのは夜ご飯を作る時間になっていたよね」
ジョン 「いやあ、あの時はたまたま50連勝くらいしちまってさぁ……
     入荷したてのゲームだったし、あそこで席を立つのは勿体なかったんだよ」
ターニア「まぁ、料理に使う分くらいはまだお醤油残っているから、
     おにいちゃんが今日帰って来なかったとしても、
     明日の朝はパンにすれば、お醤油使わないから別にいいんだけど……」
ジョン 「帰って来ない事を前提に話を進めるんじゃない。
     分かった、寄り道しないで真っ直ぐ帰って来てやるよ」
ターニア「うん、それじゃあお願いするね」
ジョン 「おう、任せとけ」
169名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/27(火) 03:02:07 ID:4j+6JDLU0
hosyu
170GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/06/28(水) 21:17:18 ID:g8/uT9uk0
こっちは週末
171名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/29(木) 18:09:17 ID:YWImNakL0
GMたん応援保守
172名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/30(金) 19:31:52 ID:BfdHNk7F0
もう一回GMたん応援保守
173名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/01(土) 00:40:56 ID:GLUKQNM3O
更新は明日?ほしゅ
174GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/01(土) 17:45:44 ID:HTTNJx9E0
>>173
明日予定
175GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/03(月) 00:45:37 ID:2GUamVh80
>>174
やっぱ今日か明日w
まあ次はプロローグの山場になるんで、色々と大変なのでぃす
176GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/03(月) 21:38:26 ID:cxxqpmZo0
6時くらいにきた停電で書いてる途中にPC切れて
書き途中の物が消えたり、スピーカーぶっ壊れたりでなきそうなんで
今日は_
177GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/05(水) 01:22:45 ID:jCQfrS6B0
そしてこれから書き始める
178名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/05(水) 10:08:55 ID:+ZWiHiX60
まさかの今月の書き込みが>>173以外GM
179名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/05(水) 15:54:27 ID:I1ViihvQ0
まだ5日だからな。
180GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/07(金) 02:20:32 ID:Kzc07BU50
>>168 続き

店員 「ありがとうございました〜」
俺は輸入食材店で醤油を買って、駅前の商店街を後にする。
なんで家の近所ではなく、駅前にまで出張ってわざわざ醤油を買ったのかと言うと、
普通のスーパーとかでは、家で愛用している特製本醤油が売っていないのだ。
母さんもターニアも調味料に特にこだわりがあるわけではないが、
俺が結構こだわるタイプだったりする。
とはいえ、ターニアが俺の愛用している調味料以外の物を買ってきたとしても、
ジョン「なんだこの醤油は! 超一流の醤油とは国産大豆のみを原料とし、
    三年以上熟成を重ねて作り上げた物だという事を知らんのか! このうつめ物めが!」
ターニア「ご、ごめんなさい、おにいちゃん!」
ジョン「ええい! お前などでは話にならん! 店主を呼べぇ!」
と、どこぞの食通のような真似はしないで、
それはそれで仕方ないと諦めるくらいの度量は持ち合わせている。
ジョン「ふー、しかし歩くと結構だるい距離だ。チャリンコをとっとと直した方がいいな」
家から駅前の商店街までだと結構な距離がある。
だから、いつも買い物には自転車を使うのだが、
今はあいにく自転車がパンク中で使えないので、こうやって自分の足で歩いているのだ。
どこか寄り道でもして行こうかと思ったが、
醤油瓶を持ったままゲーセンやらCD屋に入るのもイマイチ格好がつかないし、
ターニアと約束した手前もあるから、俺はまっすぐ家に帰る事にした。
181GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/07(金) 02:23:49 ID:Kzc07BU50
俺が醤油を買った駅前の商店街は、線路を挟んで東側にある。
一方、俺の家は線路の西側にあるので、線路を渡らなくてはいけない。
線路を渡るには駅構内を抜けるのがてっとり早いのだが、
ここの駅は入場券を買わないと東西の移動が出来ないという、
なんとも地域社会に優しくない構造をしているので、
近くにある踏み切りか地下道を使わなくてはいけない。
というわけで、駅近くの地下道から俺は東から西へと抜けるべく、
地下道を降りていく。
東西の商店街へと繋がる地下道なので、
いつもはそれなりに人の交わる地下道なのだが、
おかしな事に今日は誰一人として姿を見かける事がない。
ジョン「まあ、こんな日もあるか」
それ以上は特に気にせず、俺は地下道を通って西側への出口を抜けると、そこは……
銀世界が広がっていた…………
182名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/07(金) 16:53:10 ID:XVWNvMvS0
ナヌ─────(゚д゚)─────!!
183GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/09(日) 02:45:24 ID:VickdcAO0
さてここからどう書くかが問題だお
184名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/09(日) 03:09:51 ID:oesvaX2c0
ここでプレイヤーにキラーパス
185GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/11(火) 04:09:32 ID:ZGqiFpWi0
書く時間がねぇぇぇぇぇぇ
186名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/12(水) 14:08:06 ID:sVzxQ2z50
age
187GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/14(金) 02:28:59 ID:ovAKaix70
>>181 続き

ジョン「なんだこれは……」
トンネルを抜けるとそこは雪国だった。
なんてくだりを思い出しそうな、辺り一面の銀世界。
今日は九月四日。北国だって雪の時期にはまだ早いだろう。
が、屈んで地面を埋め尽くしている物をすくい取ると、
それは確かに白く冷たく、誰もが雪と呼ぶ物に間違いは無かった。
ただ地下道を抜け出してからの異常はこれだけではない。
雪で覆い尽くされている世界にもびっくりだが、
それと同じくらいに驚きなのが、積もり積もっている雪以外、何一つ見当たらないのだ。
人はもちろん、建物一つ見あたらず、空まで真っ白になこの世界。
まるで世界にただ一人、ポツンととり残されてしまったような、
そんな気味の悪さを覚える。
俺は白昼夢ってやつでも見てしまっているのだろうか。
???「夢なんかじゃない。ここは狭間の世界さ」
醤油ボトルの入ったビニール袋をぶら下げたまま、俺は呆然としていると、
誰もいなかったはずの背後から、ポンと背中を叩かれた。
ジョン「おわぁぁぁぁぁぁっ!」
俺は思わずみっともない悲鳴を上げて、尻餅をついた。
だが、無理もないだろう?
こんな分けの分からない状況でいきなり背中を叩かれたら幽霊でも出たと、
誰だって驚くに決まっている。
幽霊なら実体はないんじゃないかと自分に突っ込む余裕は、今の俺には無い。
???「驚かせてすまんが、安心しろ。少なくとも俺は幽霊じゃあない」
と、背後から俺を驚かせたそいつは、
雪の上に尻餅をついた俺の目の前に回ってきた。
188GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/14(金) 02:31:44 ID:ovAKaix70
そいつは身長が俺より若干高いか? というような体型で、
芯の入っていない、カジュアルなんだかフォーマルなんだか俺には判別の難しい、
明るめのグレースーツ姿の男がいた。
???「まあ俺の素性は明かせないが、いずれ分かる時は来るだろう。
    そんな事よりも、お前がこんな所にいるのかを聞きたくはないか?」
状況の流れに頭のついて行っていない俺が否定も肯定もしないでいると、
それを肯定の意思ありと取ったのか、
尻餅をつきっ放しの俺に手を差し伸べる事も無く、男は話を続ける。
???「ここは狭間の世界。お前をここに連れてきたのは、この俺さ。
    これからの事を分かりやすく説明する為に、お前をこの世界に引きずり込んでみた」
ふざけんな! と怒鳴りたい気分になったが、
今、自分の置かれている状況を把握する為にも、とりあえず黙って男の話を聞く。
???「まあ、まずはこの狭間の世界の事から話すとしよう。
    さっきも言ったように、ここは狭間の世界。
    分かりやすく言うと、お前達の住んでいる三次元並列式情報集積密集型物質世界と、
    無数に存在する他の多重次元異空間帯との境界に存在する、
    時空の歪を修正しようとする現象の一種だ」
俺は腕を組んで、男の言葉をもう一度頭の中で反芻し、
冷静に情報を分析すると、男にこう言った。
ジョン「…………さっぱり分からん」
???「全く、分かりきっていた事だが、物分りの悪い奴だ……」
189GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/14(金) 02:34:20 ID:ovAKaix70
???「全く、分かりきっていた事だが、物分りの悪い奴だ……」
ジョン「俺に喧嘩を売りたいんだったら、元の世界に戻してから売れ。
    二束三文で買ってやるぜ。
    それとも、宗教の勧誘ってんなら、俺がイヤミな坊主を紹介してやるから、
    そいつ相手に好きなだけ説法でも問答でも、何でもしてろ」
???「やれやれ。今のお前の頭で分かりやすく、もっと噛み砕いて言うとだ、
    この狭間の世界は、この世とあの世の間にある世界とでも言っておこうか。
    ああ、あの世というのは、死後の世界の事じゃないぞ。
    15年前の大崩壊の時に路が開いてしまった幻獣界や、
    他の異次元世界の事を言っている。
    その世界とお前達の住む世界との間を繋ぐターミナルポイントの様なものが、
    この狭間の世界という事だ。ま、本当は全然別物なんだが、
    この説明のなら話が分かりやすいだろう」
ジョン「何が言いたいんだか相変わらず全然分からんが、
    その狭間の世界とこの俺に、どんな因果関係があるって言うんだ?
    まさかこの世界を通じて、ネコ型ロボットが
    未来から俺を助けにやって来るとか言うんじゃないだろうな?」
???「安心しろ。そんなに都合のいい未来は、世界中の誰に対しても待ち受けていない」
男は、ネコ型ロボットを信じる子供達の夢を壊すような事を失笑気味に言ってのけた。
???「この狭間の世界とお前自身に因果関係などこれっぽっちも無い。
    ただ、これからお前がちょくちょくお世話になる世界になるだろうから、
    早いうちに馴れておいた方がいいと思って、お前をこっちに連れて来たわけだ。
    それに渡したい物もあったしな」
尻餅をついたままの俺に、男は何かの塊のような物を放り投げてきたので、
俺は条件反射的にそれを右手で受け止めた。
190GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/14(金) 02:35:33 ID:ovAKaix70
ジョン「何だ、このゴツゴツした物体は?」
右手に丁度収まるくらいの大きさの琥珀色をした塊は、
まるで岩でも削り取ったかのような無骨さだった。
???「それは牙だ」
ジョン「牙?」
???「もともとはそれの数十倍はある牙だったが、
    削り取ってその大きさになっているらしい」
ジョン「これの数十倍の大きさの牙って、どんな生き物だよ、それ……
    テレビでしか見た事ないけど、ドラゴンとか幻獣って奴か?」
魔大戦で幻獣が世界中で暴れていた映像は、
今でもテレビや本でいくらでも見る事が出来るので、それほど珍しくはないが、
現物を見た事は一度も無い。
???「まあ、当たらずとも遠からずという所だ。
    今の俺にはもう必要の無い物だが、
    これから10分もしないうちに、お前にとって無くてはならない物になるだろう。
    大事に扱え」
ジョン「大事に扱えって、こんなの何に使うって言うんだよ……」
???「それはこれから分かる」
男はパチンと指を鳴らす。
すると世界は暗転し、反転したかと思うと、今度は回転しだした。
突然だが、洗濯機の中でぐるぐると渦が回っている図を想像してもらいたい。
それでその渦の外周にヽ(`Д´)ノを投げ入れてみよう。
ヽ(`Д´)ノはぐるぐると渦に巻き込まれ、ぐんぐんと渦の中心に引き込まれて、
最後には見えなくなっていく……
そのヽ(`Д´)ノが今の俺の状態と言うと、分かりやす……くはないだろうな。
回転が収まると、真っ白だったはずの空が、今度は真っ暗になった。
いや、所々に星が輝いているので、真っ暗というのは語弊があるだろう。
だがその夜空も、俺の知っている星座は何一つ存在しない、
俺の見慣れた夜空とは全く異なる物だった。
191GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/14(金) 02:36:46 ID:ovAKaix70
ジョン「もういい加減にしてくれ……」
それは何に向けての言葉なのかは、自分でも分からない。
スーツの男にか、はたまた俺自身の運命に対してなのか、
それともこの滅茶苦茶な世界に対してなのか。
まあ、きっと全部だろう。
空の風景は変わったが、地面は変わらず雪に埋もれていて、
辺りの風景も見慣れた住宅街では無く、空以外は相変わらず真っ白な世界が広がっていた。
殺風景というのは、こういう時の為にある言葉なんだなとしみじみ思う。
ジョン「おい、おっさん!」
おっさんと呼ぶほど、その男は歳を食っているようには見えなかったが、
少しでも毒づいてやらないと俺の気が済まないので、
俺は男の事をあえておっさんと呼ぶ事にした。
???「おっさんというのは勘弁してもらいたいな。
    確かに俺はお前の想像も出来ないくらいの時を過ごしているが、
    それはあくまで概念上の事であって、
    そもそもこの世界に存在している、お前にとっての今の俺は、
    平面上の時間情報を連結ないし、積算させて成立させた……」
おっさんは訳の分からない理屈を並べ立てて、
いかに自分がおっさんでないかという事を、延々と必死に説明しようとしている。
どうやらこいつをおっさんと呼んだ事は、それなりの精神的ダメージを与える事に成功したらしい。
???「……というわけだ。分かったか?」
一気にまくし立てたせいで、ハァハァと荒い呼吸をしているおっさんに、
俺は止めの一撃を容赦なく放った。
ジョン「プッ、おっさん、必死だな」
ガーーーーーーーーーーーーン!
低音の鍵盤を何個も同時に叩きつけたような音が、
おっさんの胸に確かに響いたと、俺は確信した。
192GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/14(金) 02:41:29 ID:ovAKaix70
ジョン「それでだ。今度はこんな何も無い世界に連れて来て、
    俺に何の用があるってんだ?」
???「何も無いだと? お前の目は節穴か? よく後ろを見て見るんだな」
ジョン「また後ろに何かいるってのか?」
さっきは俺の後ろにこのおっさんがいた。
だったら今度は絶世の美女でもいて欲しいもんだぜ……
と、ヤケクソ気味に後ろを振り返ってみると、
そこには氷付けになっている幻獣と、それを翠翡色の瞳で見つめる少女の姿があった。
193GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/14(金) 02:48:29 ID:ovAKaix70
突然ですが、ここで問題です。

>それを翠翡色の瞳で見つめる少女の姿があった。

さて、これは一体誰でしょう。

本命.リディア
対抗.ティナ少女ver
    4女勇者
大穴.性転換したハッサン
194名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/14(金) 08:43:15 ID:6sThzJ3o0
大穴に100万ペリカ賭けるぜ!
195名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/14(金) 12:02:11 ID:SL0/EDV10
ヽ(`Д´)ノにワロタ
196GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/15(土) 23:57:26 ID:2vrxTrUt0
翠星石
197名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/16(日) 00:48:40 ID:0RAkhn0s0
さっさと更新しやがれ、ですぅ
198名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/16(日) 12:18:51 ID:0Oe1yKI30
彼女達も登場させて〜
ポーランサリタ・スノウ・ジェミニスミー
ttp://up2.viploader.net/pic2d/src/viploader2d90360.jpg
199GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/18(火) 05:59:32 ID:rA/Q4eOv0
>>198
そいつら全く覚えてないからムリスw
>>197
水曜くらいになる予定だけど、週末の可能性大
200名無したんはエロカワイイ:2006/07/19(水) 20:59:14 ID:nld3O9QV0
保守
201名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/20(木) 07:23:38 ID:CH2/4oQi0
一応覗いてるけど、レスのつき具合からここってあんまり需要ないんじゃね
202名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/20(木) 15:52:39 ID:+IVxf4wd0
2ヶ月経った現時点で未だオープニングが終わっていないからな
sage
204GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/21(金) 02:11:42 ID:+NGLNwjU0
>>192続き

絶世の美女かどうかはともかく、
誰の目から見ても可愛いという感想が漏れるのは間違いない美少女は、
身体のラインがはっきりと出てしまいそうな、
緑色のレオタードにマントを羽織って、
瞳と同じ色をした、軽くウェーブの掛かった髪を風に揺らしていた。
上から下まで緑色と、とことんまで徹底していたが、
その姿に不思議と違和感は無く、氷像を見つめるその姿は、俺が今まで生きてきた中で、
最も幻想的な光景だった。
とはいえ、ここがワケの分からない空間である事には変わりは無く、
結局の所、俺はなんでこんな所にいなきゃいけないのかという疑問には、
何の回答にもなっていない。
おっさんは、俺の疑問に回答する気は全く無さそうなので、
俺は思い切ってこの全身緑尽くめの少女に話を聞いてみる事にした。

ジョン「あの、すみません……」
少女 「……………………」
控え目に声を掛けたせいもあるのか、少女は俺の方に振り返ってもくれない。
というわけで、今度は少し大きめの声で呼びかけてみる。
ジョン「すみませーん! ここは何処なんですかー!」
かなり大声で呼びかけてみたが、それでも反応は無い。
呼びかけてみた回数は一度や二度では無いが、何度少女に呼びかけようとしても、
俺の姿も声も見えていないかの様に、少女は全く反応する事はなかった。
おっさんの方を見ると、ニヤニヤとした面で俺と少女を眺めている。
205GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/21(金) 02:14:09 ID:+NGLNwjU0
ジョン「ちくしょう……こうなったら直接肩に触って……」
むにゅ
一言断っておく、この擬音は決してお約束のごとく、
おっぱいに触ってしまったとか、そういうオチではない。
では何かというと、少女の肩に触れようと近づいて手を伸ばそうとした瞬間、
世界が一瞬ぐにゃりとしたような感覚に包まれた。
それならぐにゃりという擬音でいいじゃねーかと言われそうだが、
手に伝わってきた感覚は「むにゅ」っという感覚だったんだから、そう言う他、仕方が無い。
少女 「えっ? だ、誰?」
驚いた。あれだけ大声で呼びかけて返事が無かったのに、
今度は手を伸ばしただけで反応があったのだ。
触っていたらどんな反応が返ってきたのだろうか。確かめられないのが実に残念だ。
???「お前がどれだけ呼びかけても、その子が無反応だったのは当然だ。
     その子のいた世界と、さっきまで俺達がいた世界は似て異なる世界だったからな。
     お前の脳みそで分かりやすく言うと、俺達からは彼女の姿は見えて、
     彼女からは俺達の姿も声も聞こえない。そんな世界についさっきまでいたんだ」
ジョン「それじゃあ、何で今は俺達の声が聞こえるようになったんだ」
???「それはお前が積極的にその子に働きかけようとしたからさ。
    そうする事によって、お前は次元の狭間を移動する事が出来たんだ。
    世界から世界を渡るこの感覚、忘れないようにしておけ」
ジョン「あんたは一体、俺に何をさせたいんだ……」
少女 「ねぇ……貴方達は一体何?
    普通の人が簡単に入って来れるような場所じゃなかったと思うんだけど、ここって」
俺が質問をしようとしていたのに、先に少女の方から質問を受けてしまった。
もちろん少女の疑問に答えうる回答など、俺は一つも持っていない。
俺が答えあぐねていると、おっさんが良く喋る口を開いた。
???「始めまして、リディア。本当は始めましてでは無いんだけどね。
    でも君を混乱させない為にも、ここは始めましてが妥当な所だろう」
206GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/21(金) 02:18:16 ID:+NGLNwjU0
リディア「えっ? おじさん、私の事を知っているの?」
???「おじさん……確かに私が生を重ねている年月はアレだが、
    外見はどう見たって20後半くらいの若さだろうに……」
俺におっさん呼ばわりされた時よりもショックだったのだろうか、
おっさんはぶちぶち言いながら膝を抱えて、地面の雪をいじり始めた。
ジョン「おっさんはショックで口が聞けないようだから、
    俺が君に聞いてみたい事がある」
リディア「まだ私の質問に答えてもらってないんだけどね。まあいいわ。何?」
ジョン「ここは何処だ?」
リディア「ここは何処って、自分の意思でやって来たんじゃないの?
     そうでもないと他の次元の狭間にならともかく、
     この次元の狭間に迷い込むって可能性は限りなく0に近いんだけど……」
ジョン「俺の意思でここに来たんじゃなくて、俺はそのおっさんに無理矢理連れて来られたんだ。
    ひょっとして君もそうなのか?」
リディア「私は自分の意思で次元の狭間を移動出来るけど……」
ジョン「だったらちょうどいい。こんなオッサンは放っておいて、
    俺を元の世界に戻してくれないか?」
リディア「えっ? 元の世界と言われても、貴方が何処の世界からやって来たのかが分からないと……」
???「ふはははははは!」
突然、おっさんが壊れた。
ジョン「なんだおっさん。更年期障害が発症したか?」
???「だから俺をおっさんと呼ぶのは止めろ!」
ジョン「分かった、分かった。おっさんと呼ぶのは止めてやるから、
    早く俺を元の世界に戻してくれよ、おっさん。
    俺、買い物の途中だったから、いい加減帰らないと妹に怒られるんだよ、おっさん」
???「ふっ、残念だが、まだお前達を元の世界に帰すわけにはいかない」
207GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/21(金) 02:20:13 ID:+NGLNwjU0
リディア「私は別におじさんの許しが無くても、
      元の次元に移動する事くらい問題ないんだけど……」
???「ならば、やってみるといい」
リディア「ええっと、それじゃあ……えいっ!」
何処から取り出したのか、少女は宝石のついた杖を手に持って、星空に向かって振った。
リディア「う、嘘……空間移動が出来なくなってる……」
???「この空間は全ての時間軸、次元帯から一時的に切り離して独立させた。
    オメガか神竜クラスの力でも持っていない限りは、誰もこの空間に入り込む事も、
    出て行く事も出来ないだろう」
リディア「なっ……次元と空間を断絶させるなんて事は、
     幻獣王でも不可能な事をどうして貴方が……」
おっさんと少女が二人で盛り上がっているが、俺には相変わらず何が何やらさっぱりだ。
???「リディア。その氷漬けの幻獣は、今の君の力ではどうする事も出来ない。
     それは君が一番良く知っている事だろう」
リディア「でも、この幻獣は私のお母さんの……」
???「それも良く分かっている。
    だが、その幻獣を封印から解き放つには、君の力だけでは無理だ。
    その男の力も必要になるだろう」
リディア「この人の……?」
少女は俺の目をじっと見る。
正直、こんな可愛い子にじっと見つめられるのは嬉しくはあるが、
恥ずかしくもあるので、俺は少し視線を逸らせた。
???「だが、今のそいつは何も知らない。何も出来ない。
    何もやりたがらないの三拍子が揃っている。
    そんな奴を動かすのは中々骨だろう。
    だから、俺がそいつを少しは使えるように、今からある事をする。
    そうすれば少しは、君のやろうとしている事の役に立つだろう。
    だから少しだけ君にも協力して欲しい」
リディアと呼ばれている少女は、少し考えておっさんに応えた。
リディア「協力って何をするのかしら?」
???「今から、君達の力を合わせて、魔物と戦ってもらう」
208GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/21(金) 02:21:36 ID:+NGLNwjU0
そうかそうか、俺達は力を合わせて魔物と戦うのか〜
まるで努力、友情、勝利がテーマの少年漫画的展開ってやつだな。
ジョン「って、勝手に話を進めるんじゃねーーーーーーーーー!」
だがおっさんは俺の言葉を無視して、空に浮かび上がると、空中で何やら印を組み始めた。
???「ユミール。出ろ」
おっさんの言葉と同時に、雪の上に巨大な魔法陣が描かれ、
その魔法陣の上には光と共に巨大なカタツムリの化け物が浮かび上がっていた。
リディア「こ、これは召還魔法なの?」
???「君達の召還魔法とは少々異なる物だ。
    まあ、そんな事はどうでもいいだろう。
    それより本題だ。君達二人の力を合わせて、この化け物を倒してみろ」
ジョン「勝手に決めんな! 何で俺がこんな化け物と戦わなきゃいけないんだよ!」
???「ならばお前は、この氷漬けの幻獣しかいない世界でのたれ死ぬだけだ」
ジョン「ふざけんな!」
???「ふざけてはいない。まあ、この状況を楽しんでいる事を否定はしないけどな」
空から高みの見物を決め込んで、ニヤニヤと笑っているおっさんを
一発どころか十発はぶん殴ってやりたい所だが、
俺は空を飛ぶ事なんて出来ないので、おっさんを殴りたくても殴る事が出来ない。
???「ふっ、俺を睨んでる暇があったら、背中に気をつけた方がいいぞ」
リディア「危ないっ!」
おっさんの言葉で振り返るつもりは無かったが、
少女の言葉もあったので、俺は何がどう危ないのか後ろを振り返ってみると、
カタツムリの化け物は身体を殻の中にすっぽりと収めて、
俺の無防備な背中に体当たりをぶちかましにきた。
ジョン「ぐはっ!」
回転をつけて背中にぶち当たったそれは、
まるで背中を抉られているような感触。
ジョン「げほっ、げほっ!」
突然の強打に俺は膝を落とし、呼吸がまともに出来なくなる。
俺の背中に体当たりした化け物は、そのまま俺の背中に取り付いたまま離れようとしない
209GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/21(金) 02:23:40 ID:+NGLNwjU0
リディア「その人から……離れなさいっ!」
少女の持っていた杖は、どんな魔法か知らないか鞭へと姿を変え、
流れるような閃光が化け物の殻を打つ。
カタツムリの化け物は、少女の鞭から身を守る為に、
俺の背中の上で身体を完全に殻の中へともぐらせている。
はたから見たら、俺は背中に石を乗せて女王様に鞭打たれている変態にしか見えないだろう。
とかいうくだらない事を考えていたら、俺の背中に乗っているそいつがもぞもぞと動き出した。
???「一つ言い忘れていたが、そいつの殻は電流を溜める性質があってな。
    刺激を加えると、溜めていた電流が一気に放出される仕組みになっているぞ」
リディア「えっ?」
ユミール「グゴゴゴゴ……」
殻がもぞもぞと動いた後、びくっと飛び跳ねるような鼓動を化け物から感じた刹那、
俺の身体に今まで体感した事の無いような電流が走った。
ジョン「ぐわーーーーーーっ!」
今までなんとか膝をつくだけの所で耐えていたが、
この電流にはさすがにたまりかねて、情けなく地面とキスをするハメになった。
リディア「ご、ごめんね、私、そんな事知らなかったから……大丈夫?」
大丈夫なわけねぇだろ!
と、怒鳴り散らしたくなったが、悪いのはこの子じゃない。
そもそもの原因は、俺をこんなわけの分からない世界に連れて来たオッサンであり、
俺の背中にとりついているカタツムリだ。
つーか、この化け物。いつまで俺の背中にとりついてやがる……
身体中がかぁっと熱くなる……
さっきまで流れていた血とは全く別の熱い血が身体中を駆け巡っていくような感覚。
ジョン「いつまでも調子に乗ってんじゃねぇぇぇぇぇぇっ!」
うつぶせの体制のまま、俺は自分の背中に手を回して化け物の殻を鷲づかみにすると、
サッカーのスローインの要領で(寝たままの体勢ではあるが)化け物を遠くへと放り投げた。
殻にはまだ相当の電流が滞留していたようだが、
俺は怒りのせいか、電気に対する耐性が出来たのかは知らないが、
二度目の電気放流は、あまり刺激を受けなかった。
背中の重荷を振り払った俺は、
また化け物に圧し掛かられる前にすぐに立って体勢を整える。
210GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/21(金) 02:35:28 ID:+NGLNwjU0
ジョン「リディアさんとか言ったな。あんた、あのカタツムリを倒せるか?」
リディア「私の魔法だとちょっと難しいと思う……
     せめてあの殻がなんとか出来れば、どうにか出来ると思うんだけど……」
ジョン「それじゃあ、あいつの体当たりを防ぐ事は?」
リディア「それくらいなら」
ジョン「よし、あんたはあの化け物が次に体当たりしてきたら、
    それを全力で防いでくれ。後は俺が何とかする」
リディア「何とかって?」
ジョン「すぐに分かる。
    あの化け物はまた俺に体当たりをぶちかましてくるだろう。
    そこをあんたの力で防いでくれ」
リディア「……分かったわ」
化け物との距離は約50メートル。
うつ伏せになっている体制から、
あの化け物をその距離までぶん投げた事には自分でも驚いているが、
これから俺がやろうとしている事はそれ以上の事だろうから、もう驚いている暇はない。
ユミール「グゴゴゴゴゴ…………」
化け物は再び殻の中に身を伏せて、
ゴムマリの様に雪原の上を跳ねて俺に襲い掛かってくる。
俺は目を閉じて、ポケットの中に忍ばせていた琥珀色の物体を強く握りしめる。
リディアは俺に向かってくるカタツムリに向かって掌を向け、
リディア「虚空の風よ、非情の手をもって 人の業を裁かん! ブリザラ!」
魔法の詠唱が終わると同時に、氷の結晶が化け物を覆いつくし、 
氷の牢に囚われた化け物は、勢いを無くして地響きと共に雪原に落下した。
ユミール「グギィィィィィィ!」
化け物は激しく身をよじって、自分を閉じ込めている氷の中からの脱出を図ろうとし、
氷の牢にヒビが入る。
このままでは牢からの突破は時間の問題だろう……だが!
211GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/21(金) 02:41:57 ID:+NGLNwjU0
俺は化け物が空中から落下し、雪煙を上げると同時に化け物に向かって走り出していた。
手にはおっさんに放り渡された琥珀色の牙が握られている。
おっさんはこれを牙と言った。牙とは獣が獲物を仕留める刃でもある。
ならば俺の牙よ。目の前の獲物を屠る刃となれ……
肉を裂き、骨を断ち、その刃を鮮血に染め上げろ。
それが俺の牙。これこそが俺の刃。
牙を握る力が無意識に強くなっていく。
こんながらくたみたいな物を握って、俺は何を血迷っているのだろう。
ついさっきまでの俺ならそう思っただろうが、
俺はこの牙であの化け物を両断する自信があった。
ジョン「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
俺は獣のように咆哮を上げる。
すると俺の声に応えるかのように、琥珀色の牙からは青白い光が輝き、
光の粒が集まって一振りの剣となる。
俺はこの剣を知っている。
何故、俺がこの剣を知っているかは分からない。
だが本能がそう告げている。
俺はこの剣を知っている。
そう、お前の名は……
ジョン「アルテマウェポン!」
剣の名を解放すると同時に、獲物に向かって剣を一閃すると、
氷の結晶からもがき出ようとしていたカタツムリの化け物は、
断末魔を上げる暇も無く、殻ごと胴体を真っ二つにされていた。
212GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/21(金) 02:43:45 ID:+NGLNwjU0
というわけで答えは本命でしたと。

あともーちょいでプロローグ終わります
来週中に終わるといいねw

>>201
このまえ、うちのブログへのリンク張ったら、
そこそこの人が来てくれてたんで、もうちょい付き合ってくれると嬉しいw
213名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/22(土) 00:28:50 ID:KGilQfDv0
それって鬼畜王の方から流出したんじゃ……
214名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/25(火) 18:50:17 ID:7vccxHr1O
人いねぇな

まあ俺はこっちも鬼畜王も両方楽しみにしてますよ
GMがんばれ
215名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/25(火) 19:29:40 ID:eDDR/A/00
いや、本編始まれば人も集まるよ。
まだプロローグじゃん。
216GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/07/28(金) 01:53:47 ID:wIhPKK6c0
週末には更新するお

>>213
まあ鬼畜王から来てくれてる人が大半なんじゃねw

>>214
ありがとう、ありがとう…(つд`)
実は、やっぱやめよっかなとか一瞬考えたけど、
りりかるマジカルがんがるお
217名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/28(金) 15:01:43 ID:NYJ8U5cT0
なんか走れワロスでウケタwww
218名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/07/29(土) 15:00:23 ID:oaIuOr8n0
LONELY WAY この僕の
LONELY WAY 思うまま
走れメロスのように

ごめん、なんでもない。
219GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/08/01(火) 05:38:11 ID:ZJVl4qox0
急に寒くなったせいか、微妙に風邪気味
明日更新出来るといいなと思ってる
220名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/06(日) 06:20:46 ID:B0yqoini0
ほしゅ
221名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/07(月) 01:20:44 ID:uEcQsJsl0
もう落とせよ
222GMIIDX ◆32GMDQAUTk :2006/08/08(火) 00:05:29 ID:wLK+P7Jb0
>>221
それも選択肢の一つとしてはありかもなぁ
いや、こっちもやりたいんだけど、ちょっと他にやりたい事が出来たんで、
こっちに回せる時間が厳しそうだ
というわけで、保守してくれる人達には感謝してますが、
しばらく保守なしで、俺の更新が間に合わなかったら落ちるのもやむなしかなあという事で

いや、何事もなかったかのように明日にも続き書いてる可能性も高いけどねw
223名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/08(火) 03:19:09 ID:ZTRry4hj0
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
224名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/08/08(火) 05:51:41 ID:9Syni/jZ0
まぁ残念ではあるが妥当な判断だと思うよ
死んでるのと変わらない状態だったし
225名前が無い@ただの名無しのようだ
まあ鬼畜王ほど盛り上がる話でも無いからな