1 :
初心者:
----基本ルール----
全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。
勝者のみ元の世界に帰ることができ、加えて願いを一つ何でも叶えてもらえる。
ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。
プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。
----放送について----
スタートは朝の6時から。放送は朝6時と夜18時の1日2回、12時間ごとに行われる。
放送は各エリアに設置された拡声器により島中に伝達される。
放送内容は「禁止エリアの場所と指定される時間」「過去12時間に死んだキャラ名」
「残りの人数」「主催者の気まぐれなお話」等となっています。
----「首輪」と禁止エリアについて----
ゲーム開始前からプレイヤーは全員、「首輪」を填められている。
首輪が爆発すると、そのプレイヤーは死ぬ。(例外はない)
主催者側はいつでも自由に首輪を爆発させることができる。
この首輪はプレイヤーの生死を常に判断し、開催者側へプレイヤーの生死と現在位置のデータを送っている。
24時間死者が出ない場合は全員の首輪が発動し、全員が死ぬ。
「首輪」を外すことは専門的な知識がないと難しい。
下手に無理やり取り去ろうとすると首輪が自動的に爆発し死ぬことになる。
プレイヤーには説明はされないが、実は盗聴機能があり音声は開催者側に筒抜けである。
開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
なお、どんな魔法や爆発に巻き込まれようと、誘爆は絶対にしない。
たとえ首輪を外しても会場からは脱出できないし、禁止能力が使えるようにもならない。
開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
禁止エリアは3時間ごとに1エリアづつ増えていく。
----スタート時の持ち物----
プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
ただし、義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。
また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。
ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を配給され、「ザック」にまとめられている。
「地図」「コンパス」「着火器具、携帯ランタン」「筆記用具」「水と食料」「名簿」「時計」「支給品」
「ザック」→他の荷物を運ぶための小さいザック。四次元構造になっており、
参加者以外ならどんな大きさ、量でも入れることができる。
「地図」 → 舞台となるフィールドの地図。禁止エリアは自分で書き込む必要がある。
「コンパス」 → 普通のコンパス。東西南北がわかる。
「着火器具、携帯ランタン」 →灯り。油は切れない。
「筆記用具」 → 普通の鉛筆と紙。
「食料・飲料水」 → 複数個のパン(丸二日分程度)と1リットルのペットボトル×2(真水)
「写真付き名簿」→全ての参加キャラの写真と名前がのっている。
「時計」 → 普通の時計。時刻がわかる。開催者側が指定する時刻はこの時計で確認する。
「支給品」 → 何かのアイテム※ が1〜3つ入っている。内容はランダム。
※「支給品」は作者が「作品中のアイテム」と
「現実の日常品もしくは武器、火器」の中から自由に選んでください。
銃弾や矢玉の残弾は明記するようにしてください。
必ずしもザックに入るサイズである必要はありません。
また、イベントのバランスを著しく崩してしまうようなトンデモアイテムはやめましょう。
ハズレアイテムも多く出しすぎると顰蹙を買います。空気を読んで出しましょう。
----制限について----
身体能力、攻撃能力については基本的にありません。
治癒魔法については通常の1/10以下の効果になっています。蘇生魔法は発動すらしません。
キャラが再生能力を持っている場合でもその能力は1/10程度に制限されます。
しかしステータス異常回復は普通に行えます。
その他、時空間移動能力なども使用不可となっています。
MPを消費するということは精神的に消耗するということです。
全体魔法の攻撃範囲は、術者の視野内ということでお願いします。
【本文を書く時は】
名前欄:タイトル(?/?)
本文:内容
本文の最後に・・・
【名前 死亡】※死亡したキャラが出た場合のみいれる。
【残り○○人】※死亡したキャラが出た場合のみいれる。
【本文の後に】
【座標/場所/時間】
【キャラクター名】
[状態]:キャラクターの肉体的、精神的状態を記入。
[装備]:キャラクターが装備している武器など、すぐに使える(使っている)ものを記入。
[道具]:キャラクターがザックなどにしまっている武器・アイテムなどを記入。
[思考]:キャラクターの目的と、現在具体的に行っていることを記入。
以下、人数分。
【作中での時間表記】
深夜:0〜2
黎明:2〜4
早朝:4〜6
朝:6〜8
午前:8〜10
昼:10〜12
真昼:12〜14
午後:14〜16
夕方:16〜18
夜:18〜20
夜中:20〜22
真夜中:22〜24
━━━━━お願い━━━━━
※一旦死亡確認表示のなされた死者の復活はどんな形でも認めません。
※新参加キャラクターの追加は一切認めません。
※書き込みされる方はスレ内を検索し話の前後で混乱がないように配慮してください。
※参加者の死亡があればレス末に必ず【○○死亡】【残り○○人】の表示を行ってください。
※又、武器等の所持アイテム、編成変更、現在位置の表示も極力行ってください。
※具体的な時間表記は書く必要はありません。
※人物死亡等の場合アイテムは、基本的にその場に放置となります。
※本スレはレス数500KBを超えると書き込みできなります故。注意してください。
※その他詳細はスレでの判定で決定されていきます。
※放送を行う際はスレで宣言してから行うよう、お願いします。
※最低限のマナーは守るようお願いします。マナーはスレでの内容により決定されていきます。
※主催者側がゲームに直接手を出すような話は極力避けるようにしましょう。
主催者:大神官ハーゴン
管理役:悪魔神官
【参加/死亡者リスト】
4/5【DQ1】○アレフ/○ローラ姫/○竜王/●死神の騎士/○ドラゴン
3/5【DQ2】●アレン/●ランド/○マリア/○リア/○バーサーカー
4/5【DQ3】○アリス/○サマンサ/●フィオ/○カンダタ/○ヒミコ(オロチ)
5/5【DQ4】○アリーナ/○クリフト/○トルネコ/○ピサロ/○ルーシア
3/5【DQ5】●リュカ/○ビアンカ/○フローラ/○レックス/●ゲマ
3/5【DQ6】○ハッサン/●バーバラ/●ミレーユ/○テリー/○ドランゴ
2/5【DQ7】●アルス/○キーファ/●マリベル/●メルビン/○フォズ
5/5【DQ8】○エイト/○ゼシカ/○ククール/○トロデ/○マルチェロ
3/3【 J .】○アトラス/○バズズ/○ベリアル
計32/43名
>>1&テンプラー乙!
新スレに移って新たな気分で頑張っていきましょう。
現在の予約状況
930 名前: ◆inu/rT8YOU [sage] 投稿日:2006/05/10(水) 19:19:31 ID:9NFE8yx40
マルチェロ、クリフト、フォズ予約します
933 名前: ◆vlqn5sJnm. [sage] 投稿日:2006/05/10(水) 20:14:30 ID:erIo5Xge0
バズズ、バーサーカー、トルネコを予約
MAP・アリアハン大陸を36分割 縦A〜F・横1〜6 縦は2時間、横は3時間
これまでの現在位置 1/2
PK>ゲームに乗り、他のプレイヤーをころす意思を持つ JK>ジョーカー(主催者側PK)ゲームを成功させる
【B-2/レーべの村付近/昼】 【キーファ@DQ7何とか動ける程度:ランドの妹(リア)を守る】村を出る
【ベリアル@DQ2JK:放送を待つ(キーファ達の生死が知りたい)】【ランド@DQ2:死亡】【死神の騎士@DQ1:死亡】
【B−3 レーベ東部の草/朝】【メルビン@DQ7 死亡後火葬】【ドランゴ@DQ6喉と腹部に軽い打ち身、MP弱消費/青い人(テリー)を捜す】南へ
【B-3/レーベ東の草原/午前〜昼】【エイト@DQ8左肩損傷、MP2/3程度消費/トロデ優先】& 【アリーナ@DQ4/マーダーは倒す】ゲームには乗らず仲間を探し、レーべの村へ
【B-5/森/朝】【女魔法使いサマンサ@DQ3/勇者の血を守る/PK】【マリベル@DQ7:死亡】
【B-5/森林と山岳地帯の境/朝】 【ローラ@DQ1少々の疲労/アレフを探す/ゲームを脱出する】&【ゴン@DQ1ドラゴン左肩に浅い銃創/ローラを竜王の所に連れて行く/それまでは護る】 仲間探しへ
【C-2/森林/朝〜午前】 【アトラス@DQ2JK】 いざないの洞窟方面に向かう
【C-03/湖/真昼】 【トルネコ気絶、疲労困憊、軽い火傷/家族の元に帰る:支給品落としました。アイテムは消費済】
【C-5/山岳地帯/昼】 【フィオ@DQ3女僧侶 死亡】【フローラ@DQ5顔から右半身にかけて火傷の跡:ゲームに乗る/永遠の若さとリュカの蘇生を願う】
※フローラの火傷には定期的な回復治療が必要です。 治療しないと半日後くらいからじわじわと痛みだし、悪化します。完治にはメガザル、超万能薬、世界樹の雫級の方法が必要です
【D-3/森/時間・昼】【ゲマ@DQ5 死亡 ゲマの所持品は「ほとんど」吹き飛びました。】 ひょっとしたらトルネコの「ザック」のみ落ちているかも?
【D-3/橋の東側/時間・昼】 【トロデ@DQ8軽い疲労と空腹】& 【マリア(ムーンブルクの王女)@DQ2:ハーゴンを倒す】仲間を探し、アリアハンへ
【D-3/南西の平原/真昼〜午後】【アリス@DQ3女勇者HP3/5MP3/2/悪を倒す】&【カンダタ@DQ3/アリスについていく】アリアハンへ
【バズズ@DQ2JK興奮状態: アリス達を追う】
これまでの現在位置 2/2
【D-3/南西の海の中/時間・真昼〜午後】【バーサーカー@DQ2足首に打撲、溺れてる模様:本能の赴くままPK】
【D−4 アリアハン北部の森/真昼】 【ハッサン@DQ6:テリーを説得:打倒ハーゴン】&
【テリー@DQ6:ミレーユを生き残らせる為のPK/ハッサンのみ除外】ミレーユを探す
【D-05/山の上/朝】 【ヒミコ@DQ3:アリス、フィオ、サマンサを喰らう、無用な戦闘はそれまで避ける】
【D-5/草原/昼】 【アレフ(勇者)@DQ1】&【ルーシア@DQ4】&【ゼシカ@DQ8】仲間に探しに西(レーベ)を目指す
【E-3/ナジミの塔/午前】 【アレン(竜王)@DQ1りゅうおう:この儀式を阻止する/アレンの遺志を継ぐ】
【E-3/平原/午前】【アレン@DQ2ローレシアの王子死亡】
【E-3/岬の洞窟/昼〜真昼】 【ククール@DQ8HP1/2マホトン:マルチェロを止める】
【E-2/岬の洞窟付近の森/朝】 【リュカ@DQ5 死亡】
【E-2/岬の洞窟付近の森/昼】 【リア@DQ2サマルトリア王女:泣く。泣き疲れたら眠る/ 兄に会う】&
【ビアンカ@DQ5:この子(リア)を守る/レックスを捜し、守る/ゲームを脱出する】
【E-4/アリアハン城下町東門付近/昼】
【クリフト@DQ4PK:背中に火傷(ある程度治療済)MP1/2程度:アリーナを優勝させ自分を復活させてもらって元の世界へ返る:目前の男(マルチェロ)に対処】 【マルチェロ@DQ8PK(積極的には殺しに行かない):狙ったもの(クリフト)をなんとしても殺す】
【フォズ@DQ7若干恐怖:仲間を探す/助けを呼ぶ為、北上する】
【E-4/アリアハン城下町東門付近/昼〜午後】
【ピサロ@DQ4やや情緒不安定気味。右肩と左腕に切傷。軽いMP消費:ハーゴンの抹殺(ロザリーの仇討)、ゲームに乗りつつも、首輪を外す方法と脱出方法を思考:利用できる人物捜索中/マルチェロとクリフトの戦いを遠くから観察中】
【E−4 アリアハン城地下】 【バーバラ@DQ6 死亡】 【アルス@DQ7主人公死亡】
【E−4 アリアハン城内/昼】 【レックス@DQ5王子全身に軽度の火傷:剣の呪いでPKに】【ミレーユ死亡】
神の目の届かぬ異空間、邪神像がある薄暗い広間/空間内にはハーゴンの呪詛の粋を極めた結界が張ってある。呪文、特技は威力を成さない/
ゲームスタート時 【ロザリー 死亡】所持品等不明
所持品
キーファ(メタルキングの槍)
ベリアル(※無線インカム※/超万能ぐすり/デーモンスピア)
エイト(雷神の槍/首輪一つ) アリーナ(パワーナックル@DQ3/くさりかたびら)
ドランゴ(鋼鉄の斧/ M16ライフル+M203グレネードランチャー )
サマンサ(鋼鉄の剣/鉄兜)
ローラ(光のドレス/ロトの剣)ゴン@DQ1ドラゴン(メガンテの腕輪)
アトラス(メガトンハンマー/※無線インカム/超万能ぐすり)
トルネコ(焦げて強度は弱くなっているワイヤー)
フローラ(山彦の帽子/変化の杖/毒針/ベレッタM92(残弾14)/マガジン(装弾数15)×2)
トロデ(さざなみの剣) マリア(いかづちの杖)
アリス(炎のブーメラン)カンダタ(白馬ファルシオン/ロトのしるし(聖なる守り))
バズズ(氷の刃 炎の爪 ※無線インカム)
バーサーカー(破壊の鉄球/ミラーシールド)
ハッサン(聖なるナイフ/まだらくも糸/魔物のエサ)テリー(イーグルダガー/ボウガン(鉄の矢×28))
ヒミコ(きえさりそう×2 ホットストーン)
アレフ(マジックシールド@DQ5/鉄の杖@DQ6 /消え去り草@DQ3 )ルーシア(神秘のビキニ@DQ3/祈りの指輪)ゼシカ(神鳥の杖/エッチなしたぎ)
アレン(竜王)(竜神王の剣/まふうじの杖/プラチナソード/ロトの盾/ラーの鏡)
ククール(ビッグボウガン(矢 18)/インテリめがね/天馬の手綱)
ピサロ(エルフの飲み薬/鎖鎌/闇の衣/アサシンダガー)
レックス(トゲのムチ/みなごろしの剣/王者のマント/小さなメダル/毒薬瓶/祈りの指輪×3)
リア(風のマント<兄とアレンとマリアの旅の思い出の品>)
ビアンカ(祝福の杖/しあわせのくつ/まほうのカガミ/引き寄せの杖(5)/飛びつきの杖(5)/場所替えの杖(5))
クリフト(祝福サギの杖[7]/祝福ザキの杖[0])
マルチェロ(84mm無反動砲カール・グスタフ、グスタフの弾(榴弾×1、対戦車榴弾×1、発煙弾×2、照明弾×2)
フォズ(天罰の杖/アルスのトカゲ(レオン)/ 炎の盾 )
無線インカム※島内をカバーするインカムでアトラス・バスス・ベリアルで情報を共有
【B-2】バトルアックス・はやぶさの剣・ほしふる腕輪
【D-2】はかぶさの剣 …破壊の剣の威力とはやぶさの剣の二回攻撃を併せ持つ。一度手放してしまうと効力を失ってしまう→今は普通の剣。
【D-3/南西の海の中】折れたひのきの棒w
不明品(ベリアル1・アリーナ2・ゴン1・アトラス1・ゼシカ1・リア1〜0・キーファ2・トロデ1〜2・マリア1〜2・レックス3・
サマンサ(マリベルの焦げた?支給品1〜3)・ゲマの所持品は殆ど吹き飛ぶ) 武器以外と確定した不明品(アリーナ3・ビアンカ1)
首輪の行方
(ロザリー/スタート時にハーゴンに首輪を遠隔爆破)(メルビン→エイト/ドランゴの炎では壊れなかった)(死神の騎士→イオナズンで爆破?あたりには「何も」なかったとのみ描写)
(ランドと共に地面に安置)(マリベルと共に火に呑まれるが、描写なし)(ゲマ→手榴弾(イオ)の爆発により吹き飛んだ又は壊れた?)
(フィオと共に)(アレンと共に地面にマントで覆われる)(アルス・バーバラ→ピサロ)(リュカ地面に安置)(ミレーユと共に)
加害者
ハーゴン(ロザリー/電子音と共に首輪が爆破、遺体は首で上下に)バーサーカー(リュカ)トルネコ(ゲマ/返り討ち)
レックス(バーバーラ・アルス・ミレーユ・ピサロ<未遂>)テリー(ハッサン<未遂>・クリフト<未遂>)ハッサン(クリフト<未遂>返り討ち)
マルチェロ(テリー<未遂>・ハッサン<未遂>・クリフト<未遂>・フォズ<未遂>)
アリス(ベリアル<未遂>・バズズ<未遂>・アトラス<未遂>・バーサーカー<未遂>)カンダタ(バーサ−カー<未遂>)
サマンサ(マリベル)死神の騎士(メルビン・ランド・キーファ<未遂>)アリーナ(ドランゴ<未遂>/メルビン殺害者と誤解、誤解は解消済)
ククール(アレン/竜王を庇われ矢を受けられる・竜王<未遂>)竜王(アレン/庇われたと同時に斬ってしまう・ククール<未遂>)
ベリアル(死神の騎士・キーファ<未遂>)フローラ(ローラ<未遂>・フィオ)
ゴン(フローラ<未遂>/ローラ姫を襲おうとしていたところを返り討ち)クリフト(テリー<未遂>・ハッサン<未遂>・フォズ<未遂>)
アルスのトカゲ「レオン」(フォズに噛み付く<もちろん未遂>)ゼシカ(アレフ<未遂?>ボインアタックw)
乙であります!
着々と勢力を増やしております!
乙ですたむーあ!
乙。
マップは?
>11
普通の剣→破壊の剣orはやぶさの剣のどちらかになってる。
>10
バズズって名前間違われやすいですね。
はかいはやぶさはまだ効力失ってないよ
あと原作通りなら失効したら隼の剣になる筈
>11>16>17
書き手さんしだいということで、お願いします。;;
>>1乙!
それから遅ればせながら前スレの新作GJです
タイトルはもしかして「修道僧の決意」から取った?w
アレンは一話限りで死んだにも関わらず凄い影響力だな…
狙撃手好きなんでククールマーダー化しねぇかななんて考えてた自分がちょっと醜く思えたorz
ククールのマホトーンについては次の書き手さん次第ってことでおkですか?
>>19 そこから取りましたw
MAP画像を前スレから持って来ようと思ったけど
画像変わってた…orz
今前スレ読み返してたんだけど、ハーゴンの計画によると
39人は生贄で、最後の一人はシドーの器にする予定なんだよね。
…つくづく腹黒いハーゴン様だなw
生贄の数は完全復活に必要な半分以上だから20前後死ねばシドーは完全復活できるらしいな
多分、脱出して対決する時の為の伏線だろうけど
禁止エリア、3時間で増えるのか?
動きがないが
初めの放送までは増えないんじゃないか?
禁止エリアって放送で発表されるんだよね。
29 :
放送の予約:2006/05/12(金) 23:25:34 ID:Tn0LNiBf0
ピンポンパンポ〜ン♪
え〜、住人の皆様にお知らせです。
そろそろ1回目の放送を流したいと思っております。
放送前に書きたい事などがあれば、
キャラのご予約をお願いします。
来る5月22日00:00:00 までに予約されたキャラの出番後、放送したいと思っております。
なお、禁止地域に関しましては、PKの集まっている町と城に追い詰める感じで、
誰もいない01の縦ライン全域と、真ん中の某武器商人あたりの地域一つと思っています。
勿論、書くのにご都合が悪い場合等、ありましたら申し出てください。
それでは皆様の、より一層のご活躍をお祈りしております。
ピンボンパンッボ〜ン♪
>29 トリップつけておきます。
>29 >30
ごめん、トリップ間違えた。
22日って先すぎないか?12日の間違い…?
>>34 本当は15日だったんだけど短すぎるって意見出て一週間延長してくれたらしいよ。
日にちが、どのくらいが良いのか、サッパリ分からなかったのと、又避難所の意見もあわせて長めです。
書きたい事が沢山ある人もいると思うので。
ひょっとしたら、もっと期間が伸びるかもしれませんw
じゃあそれまでに考えておこう
クリフト・マルチェロ・フォズの後に書こう…まだかな…
>>37 ごめんなさい、今最後の状態欄書いてるのでもう少しだけお待ち下さい
>38
ゆっくり確認してください。
焦ると私みたいに名前間違いだらけになりますよー・・・・痛い;;
あくまで職人さん優先ですから、皆さんマターリ書いてください。
それにしてもこのロワの皆さんは、本当に書き手読み手共に
協力し合ってるんだなぁとつくづく感心してしまう…。
確認終了しました
ちょっと問題ありそうですが、投下いきます
立ち塞がる相手に視線を向ける。
そろそろ若い、とは呼べない年頃の黒髪の男。
青い僧衣に身を包み、片手には先程火炎を吐き出した、剣呑な大筒を抱え。
(では彼が)
ハッサンとかいった大男が言っていたマーダーだろうか、と思い至ってクリフトは歯噛みする。
暫く放置して他の参加者を消してもらうつもりだったのだが。
(なかなか上手くはいかないものですね)
まあ、いい。まずは生き残ることだ。
すぐに筒を構えないところからするに、あれはそうそう連射の効かぬ代物なのだろう。
服装と胸元に揺れる聖印からするに相手も自分と同じ聖職者。
あの筒の威力は脅威ではあるが、それさえ気を付ければさほど危険は無い。
そのはずだった、が。
男が動いた。
だが、銃を構えるわけでもなく、かといって他の武器を取り出すでもない。
まるで意図の見えぬ突進に、何かの罠だろうかとクリフトは眉を顰め――大気の流れにそれを察した。
空気中の魔力が渦を巻き男の右手に収束していく。
ちりと火花が散って、燃え上がるは紅蓮の火球。
クリフトが目を見開き、男が唇の端を吊り上げて笑う。
「――メラゾーマ」
呪文の完成とともに放たれた火球は、咄嗟に路地に身を隠そうとしたクリフトの逃げ遅れた左足の膝下を焼く。
「うわあああああああああっ!」
まるでステーキでも焼くように、じゅうじゅうと煙を出す自分の足。
胸がむかつくような悪臭と、生きたまま己の身体が焼かれていくおぞましい感触。
こみ上げる吐き気を堪えて、必死に這いずりザックの口に手を伸ばした。
呪文の遣い手が相手ではザキの呪句は気付かれ、警戒されてしまうだろう。
だが、この杖なら。
自分を追って路地に飛び込んできた男の眼前にクリフトはまっすぐにザックから取り出したものを――サギの杖を、突き付けた。
薄い笑みが浮かぶ。
「死になさい」
解き放たれた魔力の塊は外れることなく命中し、男の身体を通りの向こうまで吹っ飛ばした。
唇に刻んだ笑みがますます深いものへと変わり――それが凍りつく。
「……何故」
視線の先でよろよろと男が立ち上がるところだった。
焦ってもう一度杖の魔力を解き放つ。
再び男の身体が壁に叩きつけられ、だが呻き声を上げながらも男は身を起こす。
先程よりは幾分力無い動きだったが、それは明らかに死の道行きにある者のそれではなく。
生命を消し飛ばすはずの呪文は、生命力の幾分かを削り取るだけに終わった。
不完全なザキの呪文にそのような効果があるとは聞いたこともないが、
(いや、そもそもザキではないのかもしれない)
生命力を削り取る新しい呪文が込められた杖。
取扱説明書が間違っていた、もしくはそれが主催者側の仕込んだ罠、ということも十分に考えられる。
ともかく、時間は稼げた。
ベルトに杖をねじ込み、ザックを引っ掛け走り出す。
もともとあの男には暫く殺しを続けてもらうつもりだったのだ、痛み分けで丁度いい。
一歩踏み出すごとに焼け爛れた足が悲鳴を上げるが、今は治療を施す余裕は無い。
足を引き摺りながらも路地を駆け抜け、角を曲がり、
どん、と軽い衝撃。
「あっ……」
尻餅をついて此方を見上げているのは先程の少女。
恐怖に竦んで動けなかったのか、それとも逃げた先がたまたま同じだったのか。
どちらにしろ、間抜けな話だ。
折角なのだ、殺してやろうかとも思ったが、怪我の治療もある。なるべく魔力は温存しておきたい。
ならば、こちらを試そうか。
必死に後退る少女に、躊躇うことなく取り出したもう一方の杖を向けた。
念を込める。杖の先端に魔力が集中し――だが、それだけ。
杖に封じられた力はその効力を発揮することなく四散した。
「何故」
(何故効かない?何故殺せない?)
愕然と手の中の杖を見下ろす。
手が震え、かたかたと音を立てた。
(私は姫様のために殺さなければならないのに!)
焦りと、怒りと、苛立ちとが、心の内で渦巻いて。
「――くっ、退きなさい!」
爆発した。
腹立ち紛れに少女に向かって役立たずの杖を投げつけて、そのまま門に向かって駆け出す。
杖は過たず少女を打ったらしい。背後で小さな悲鳴。
だが、クリフトは振り向くことなくそのまま走り続けた。
今は一刻も早く男を振り切り、怪我の治療を。
――だから、彼は背後で魔力が弾けたことにも、
彼の投じた杖がもたらした思わぬ効力にも気付かなかった。
支援
「あ、れ?」
急に目の前がぐるぐると回り出して、フォズは目を瞬いた。
杖は彼女の頬を掠めて、そのまま朽ちた。何かの呪文でもかかっていたのだろうか?
とても怖かったし驚いたけど、なによりこうして自分は生きている。
だから、大丈夫だ。
――身体の感覚が薄れてきていることに、フォズはまだ気付かない。
なんだか視界がひどく狭く、薄暗い。
(……寒い)
ダーマの地下に閉じ込められていた時のことを思い出した。
あそこもとても暗くて寒くて、彼女はとても心細かったけど。
(でも、平気です)
だって彼女はその後何が起こるかを知っている。
暗くて狭くて冷たい結界の中から彼女を連れ出してくれた温かい手を知っている。
緑の頭巾の少年を、信じていたから。
(だから、今度も大丈夫だって信じてます。
アルスさんのこと、信じて待ってますから。
ちゃんと迎えに来てくれますよね、アルスさん――)
幼い心のうちに芽生えた淡い恋心にも、
その想い人が既にこの世にないことも、気付くことなく。
神の御手ではなく、死神の腕に囚われて、
幼くも尊い魂は奪い去られていく。
「――運の無い子供だ」
呟いて、マルチェロはスコープから目を離した。
相手に直接ぶつけることで効果を発揮する魔法の杖。
それほどの力ある道具をどうしてあの子供になど使ったのかは解せなかったが、
杖が崩れ去った今となってはどうでもいいことだ。
子供のザックは持ち去られてしまっただろうか。
本当に絶命しているかともども確かめておきたいところではあったが、
「今は、無理だな」
一体何の呪文が封じられていたものか、外傷こそないがどうにも身体がだるい。
これさえなければ確実に殺せたものを。
一時の休息を求めて、襲い来る睡魔に身を委ねた。
静寂を取り戻した城下町に取り残されたは幼子一人。
薄れゆく生命を留めようとでもするように、仔トカゲがその白い頬をちろりと舐めた。
支援
【E-4/アリアハン城下町門外/真昼】
【クリフト@DQ4】
[状態]:左足に火傷(重度) 背中に火傷(ある程度治癒)MP1/2程度
[装備]:なし
[道具]:祝福サギの杖[7]、
[思考]:安全な場所で怪我の治療を/アリーナを優勝させ、復活させてもらって元の世界へ帰る
【E-4/アリアハン城下町/真昼】
【マルチェロ@DQ8】
[状態]:HP3/5 MP3/5程度
[装備]:なし
[所持]:84mm無反動砲カール・グスタフ、
グスタフの弾(榴弾×1、対戦車榴弾×1、発煙弾×2、照明弾×2)
[思考]:近くの民家に潜み、体力の回復を待つ/ゲームに乗る(ただし積極的に殺しにいかない)
【フォズ@DQ7】
[状態]:仮死状態 *回復呪文で復活
[装備]:天罰の杖、アルスのトカゲ(レオン)
[道具]:炎の盾
[思考]:ゲームには乗らない、アルス達を探す
投下完了です。不備等ございましたら指摘お願いします
仮死状態は杖の余波です(直撃はしてません)
本当は殺るつもりだったんですが、昨日のピサロの投下で
上手くすりゃ魔王と幼女のコンビが誕生するのではという誘惑に耐え切れませんでした
乙!!!仮死状態状態か〜無事で良かった;;
投下乙!
クリフト、道化てるっww
そしてあなたは、エスパー!?(汗
ピサロ、フォズ、予約します!!(興奮
酉付け忘れました(汗
改めて、ピサロ、フォズ、そしてマルチェロ予約しますっ。
うわつ、先に予約とられた〜(笑)
それにしても、クリフトは一体何処へ行くんでしょうかw
新作乙です!
あぁ…これでDQ7陣営はキーファただ一人に…頑張れよキーファ!!
言いそびれました、支援してくださった方々有難うございます
半分は自分のせいなんですがクリフトはどんどんイッた人になりますね
そして自分は未だ非殺の書き手ですw
ピサロは1stのサマンサとのコンビ、
3rdのビビやターニア、レナに対する態度で女子供には優しいイメージがあります
幼女とピサロ、期待してます
半自己リレーなんですが
エイト、アリーナ、キーファ、ベリアル予約していいでしょうか?書きたいのがあるので
>>54 予約取っちゃったみたいで、すいません(汗
没スレ投稿すると、私のよりウマくて差し替えられるかもですので待ってます。
というか他の書き手さんが同じ人間のネタ、て見たいんです(笑
投下乙!
激動のアリアハンも、いよいよ大詰めですね。
ハッサンとテリー予約します。
>57
(声にならない悲鳴)。
書いてみたら面白そうだな、と思っただけで、 構想すらできてない・・・。3日で書けるかなぁ・・・。
いっそ、避難所で比べて、良さげな方を本スレにのせるとか・・・・(逃げ腰)。
最終書きこみが2006/05/05(金)ですね。
これまで予約とかないですし、明日ぐらいまで待ってみて予約なかったら、良いと思います。多分(自信なさげ)。
あ、無理言ったみたいですいません(汗
こちらは明日くらいには、と思いますので。
前から考えていたので(書き手さんの魔王と幼女にはビビった
61 :
#:2006/05/13(土) 00:46:39 ID:Z2nL1It30
>60
いい人だ;;
惑わせるようなこといってすいませんでした;;
>59
又トリップつけ忘れた・・・きっと又投下しても誤字とかありそうだ;;
ちなみに最後の2行は>56 へのレスです。
>58 投下頑張って下さい〜^^
アリアハン大陸限定なので、禁止エリアで追い詰められてる恐怖をだせたら良いなーと思っております・・・。
>>56 やっとエイト&アリーナキター!
エイトは裏ダンでベリアル知ってるからリアクションにwktk。
あ、フォズはまだ仮死状態なのか!
ホッとした。
う〜ん……。
クリフトの移動時間早くないですか?
テリーとハッサンに接触したのが、真昼。
で、アリアハンでの戦闘も真昼。
ぎりぎり間に合うかな?
一応一つ前にクリフトを書いたんですが…「昼過ぎ」って記述にしておいたんです…
午後、にしておいてもよかったですねスイマセン
早めにできたので、明日投下します。
>>62 そういや、エイトはベリアル知ってるのか。
トルネコもダンジョン〜〜と言っているということは三匹とも知ってるかもしれないし、
ビアンカとレックスはバズズに遭ったことあるな。
まあ強さは全然違うわけだが。
投下します
賑わっていたであろう街の一角は、今ではきな臭い煙が立ち昇る戦場と化していた。
滅茶苦茶になった井戸や、焦げた土壁などがその哀しい事実を物語っている。
孤高の魔王は、そこにいた。
「…神官は…逃げたようだな」
神官クリフト。ピサロも、見知った顔であった。
かつての世界で、共に旅をしていた『仲間』と言える。
確かに思い込みが激しく、引っ込み思案ながらも直情的で何をするかわからない面が、彼にはあったのだ。
魔王が勇者一行に加わると決まった瞬間に気を失いかけたり、目が合っただけで悲鳴を上げられたこともあった。
何かと、礼儀の成っていない輩とは思っていた。
そいつが、今は殺し合いに目を光らせているとはな。
「やはり、愚かなものだな…人間なぞ、命欲しさに修羅道へ易々と足を踏み入れる」
そう、天空の勇者さえも。
あんな、子供さえも、この世界の『ルール』の前には狂うのだ。
そして、魔王たる自分もその狭い柵の中に放り込まれたのだ。
虫唾が、走る。
邪教の神官ハーゴンとやら。この屈辱は貴様の血で償ってもらう。
ピサロは固めた拳を石畳に叩きつけた。
その激昂は、見るもの全てに恐怖を与える魔王の力。
人ならざる者の、真の力を垣間見せる怒りであった。
しかし昂ぶる気持ちを抑え、ピサロは城下町に姿を現す。
あのクリフトが二人…と言っても一人は子供だが、同時に始末したとは考え辛かったのだ。
戦闘中ひたすら死の呪文を紡いでいたことしか記憶に無く、戦闘に長けているようには見えなかった。
「煙ではっきりとは見えなかったが…私達の世界には無い、奇妙な杖だったな」
光弾は炎などの類では無さそうであったし、二発であの男が動けなくなるとは強力かと思われた。
野放しにしておいたことが後で邪魔にならなければ、よいのだが。
そして、それを食らった被害者である青い法衣の男─マルチェロに歩み寄る。
呼吸をしているが、反応は無い。
眠っているらしかった。
この男が持つ奇妙な武器はその辺りに転がっているだろうが、ピサロはさして興味を持たない。
重要なのは、魔力。
何故なら、この首輪にも魔力が関与している可能性が大きかった為であった。
しかし、目の前のこの男はさして特殊な魔力を持ち合わせてはいなかった。
量より、質。
そして呪文に熟知していれば完璧であるのだが。
ピサロは踵を返し、生きているのか死んでいるのか判別がつかない少女の元へ向かう。
青白い肌は、血が通っているのかどうかも判らない。
呼吸は聞こえない。
ピサロはそのまま立ち去ろうとも思ったが、念には念を押し、少女の胸に耳を当てる。
(生きている?)
微かな、鼓動。
弱弱しく、潰えてしまいそうだった。
そして、心音とともに感じた、魔力。
少女の体に宿る力は、命とともに消えかかっている。
だが微かに感じるそれを、ピサロは感じ取った。
ピサロは、知らぬ内に目を伏せていた。
頭に、何かが直接語りかけてくる…
生きとし生けるものの生き方、ここに表されし。
無限の可能性は各々違った形で自分自身に宿る。
魔物、人、生は平等なり。
命は理解を深め、人は魔物にもなり、魔物は人にもなる。
人いつか魔物の力手に入れる。
魔物も又等しくその可能性あり。
癒しの魔物、異世界の地にて、人と成る。
世界の勇者伝説を紡ぐ吟遊詩人となりて、また人々に語り伝える、その神話。
言うべきことは一つ。
誰にでも、何にでも未来は待っている。
ひとは、誰かになれる。
ピサロは、ハッと開眼する。
少女は、小さな体に無限の可能性を秘めていた。
頭に流れ込んできたその力に、ピサロはやや狼狽した。
「…これは…通常の力では、ない。特殊な何か…か」
少女の眠れる魔力、といった所であろうか。
ピサロは、『転職』と呼ばれる自らの生き様を変えるその技法を知らない。
それ故に、この見知らぬ能力に大いに惹きつけられた。
それは破壊を、癒しを生むただの呪文とはまた一線を引いた存在。
人の、根本から生き方を変えてしまうような、そんな力を感じた。
「…捨て置いても、死ぬのみ。ならば、私の野望の為…生き延びてもらう」
ピサロは、ベホマを唱えた。
以前の彼には似つかわしくない、優しく暖かい光。
彼女の能力は『人を変える』可能性がある。
ともすれば、何かハーゴンの虚を突くような力をも生み出す可能性があった。
捨て置くべきでは、無い。そう彼は判断した。
目指すのは、やはりロザリーの仇、ただ一つのみであった。
しかし、彼の心にはわずかな変化が現れ出していた。
愛する者への思いが、募るとともに。
少女の、あどけない顔を見ているとそのロザリーの─会ったばかりの頃を思い出された。
エルフは長命だ、これほど小さな頃から彼女を見知っていたわけではない。
だが、それでも彼は…ロザリーを思い出したのだ。
穢れ無き、その少女から。
(ピサロさま)
(いらして下さい、庭の木が花を付けたんですよ)
二人で過ごした時間は、幸せだった。
あのまま、時が止まれば良いと思った。
人間を根絶やしにする計画も、頭から追い出されていた時間だった。
(ふふ、ピサロさま。スライムちゃんをありがとうございます…お友達が出来て、うれしいです)
(ナイトさんったら、この間珍しく冗談をお言いになって…面白くて涙が出るほど笑ってしまって、ルビーが)
(スライムちゃんが一緒にいても…やはり、ピサロさまのお側に置いてください。ロザリーは待っております)
ロザリーとの時間は、自分を魔王である事実を忘れさせてくれた。
思えば、その隙を付かれた自分が悪かったのかもしれない。
悪魔に使えし神官、エビルプリーストの反乱。
それによる、ロザリーの一度目の死。
想い出がだんだんと、その過去の破滅に近づいている。
人間を、根絶やしにする決意を真に固めたあの出来事に。
(私は人間を、滅ぼす事にした)
(おやめください、ピサロさま!!)
(叫んでも無駄だ。大人しくしな!!)
(いやーーーっ 助けて、ピサロさまーーーっ)
(泣け!!ルビーの涙を流すんだ!!)
間に合わずに駆けつけたときは今でも覚えている。
そのときから、彼は破滅の道へ堕ちたのだ。
(人間を滅ぼすなど…や…め…)
それが、遺言。
動かなくなったロザリーを抱きしめ、ただ一度だけ流した涙の味を思い出した。
ズキン、と胸が痛む。
ピサロは、腕に抱いたこの娘を癒しながら考える。
(…ロザリー)
ピサロは、ようやく穏やかな寝息を立てだした少女を見つめ考える。
徐に、動かないマルチェロに掌を向け、魔力を込めた。
撃てば、一人敵が減る。
それだけのことだったが。
─やはり、今の彼には撃てなかった。
何故?
助けようというわけではない。だが、殺める気が起きない。
湧き上がる奇妙な感情を、かつての世界で彼は知っていた。
ただ、それは『デスピサロ』には無く『ピサロ』が持つ感情。
『情』とでも言うか。
勇者に教えられたその感情を、今再び思い出しかけていることに彼は気づかなかった。
なお冷静に、彼は一人呟いた。
「捨て置いても…問題無い。私は魔王ピサロ、羽虫を潰す暇なぞ持ち合わせていないのだ」
心に宿る奇妙な感覚に、ピサロは困惑しつつも言い聞かせるように言葉で感情を覆い隠す。
躊躇う暇も無い。
静かに眠る少女を抱き上げ、ピサロは北東に向かった。
何故、あの男を殺さなかったのか。
何故、クリフトを追って始末しなかったのか。
─私にはよく、わからない。
だが、ピサロに一つ判っていた事がある。
ロザリーは、どんな時も誰かの、何かの死を望んではいなかった事。
その思いが、ピサロの心に鮮明に焼き付いていた。
そして、ピサロの心にはもう一人。
かつて自分を、ロザリーを救った天空の勇者がいた。
少女を抱いた魔王と呼ばれた男。
やや薄らいだ邪気を持つ彼は、アリアハン北東の山辺へ向かっていった。
【E-4/アリアハン北東/午後】
【ピサロ@DQ4】
[状態]: 健康。 MP6/7程度
[装備]: E:鎖鎌 E:闇の衣 E:アサシンダガー
[道具]: エルフの飲み薬(満タン)
[思考]: ロザリーの仇討ち。ハーゴンの抹殺。襲撃者には、それなりの対応をする。
ゲームに乗らない?(困惑中)フォズが起きたら計画を練る。
【フォズ@DQ7】
[状態]:深い睡眠(時間経過で回復)
[装備]:天罰の杖
[道具]:炎の盾 アルスのトカゲ(レオン)(ピサロに警戒中
[思考]:ゲームには乗らない、アルス達を探す
【マルチェロ@DQ8】
[状態]:気絶中 HP3/5 MP3/5程度
[装備]:なし
[所持]:84mm無反動砲カール・グスタフ、
グスタフの弾(榴弾×1、対戦車榴弾×1、発煙弾×2、照明弾×2)
[思考]:近くの民家に潜み、体力の回復を待つ/ゲームに乗る(ただし積極的に殺しにいかない)
投下しました
不備あらばどうぞ
思わず惹きこまれてしまったよ!!
文章のうまさに感動です。GJ!!!
書くの早いですね、投下乙です!ピサロそれ幼女誘拐w
てか自分が夢想してた展開とほぼ同じ感じでした エスパー?
>>65 続きの話だったので時間は私の前にの◆.BIPDKsdP. さんの作品に合わせたんですが
最初は「昼過ぎ」という表記でしたし、午後に近い真昼だったということで
>>50の時間表記を「午後」まで進めるということでどうでしょうか?
>>75 【マルチェロ@DQ8】
の前に【Eー4/アリアハン城下町東門付近/午後】
が抜けていました、修正します。
幼女誘拐が流行ってるみたいだなwww
81 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/13(土) 15:47:54 ID:OY5tzhWr0
>>78 真昼でも、時間表記が変わるぎりぎりのところなら大丈夫だと思います。
ワロスwww
ピサロ…
1st:バーバラやリュックをじろじろとry
3rd:ターニアを眠らせて抱っこ
今回:気絶中のフォズ誘拐
ライアンが特殊な性癖なのかと悩むのも無理はないな。
ちょ、普通に良い流れだ作者さん乙とか思ってたのにww幼女誘拐とか書くなよww魔王エロスヤバスwwwww
85 :
ロザリー:2006/05/13(土) 19:37:45 ID:VoSIcDzJO
ピサロ様は私一筋ですわ。
新作乙です、そして転職フラグキター!!
あと神官が敵に回る中でようやく首輪解除の可能性もキター
おまいらもちつけ!!
これは幼女誘拐じゃなくて幼女保護なんだよwwwwwwww
でも不覚にもワロスwwwwwwwwww
(なんだ、この胸騒ぎは?)
神官の襲撃後、警戒を強めながら森の中を移動している時だった。
前触れもなく、急に得体の知れない喪失感が襲って来た。
前を歩いていたハッサンが後ろを見ると、テリーは足を止め俯いている。
心配になり近づくと、眉を顰め、顔は顔面蒼白になっていた。
「どうした、テリー?顔色が悪いぜ。もしかして、腹でも痛いのか?」
「うるさい!」
テリーを気遣い、声を掛けて来たハッサンを軽く往なす。
彼は、半ば混乱していた。なぜ、自分がこんな感覚に襲われているのかは分からない。
だが、その中心には姉であるミレーユがいるような気がした。
たった一人の姉であるミレーユを売られ、幼い時に故郷ガンディーノを飛び出したテリー。
彼女を探す長い旅のなかで、何度もすれ違いがあった。
それでも、最後には再開を果たすことができた。
それなのに、やっと会えたのに、彼にとって唯一の肉親、ミレーユがいなくなるような感覚。
ただの思い過ごしだと思いたい……だが、思い過ごしでなかったら?
「……さっきの城下町に戻るぞ、ハッサン!(姉さん無事でいてくれ!)」
ハッサンはテリーが何を言っているか、分からなかった。
当然である。テリーにもよくわかっていない。
ただ、直感のみでミレーユの居場所を判断した。
「おいおい、いきなりどうしたってんだ?」
テリーが何を考えているかハッサンには知る由もない。
そうこうしてる内にテリーは、森の中を駆けて行く。
訳が分からぬまま追いかけるハッサンには、一つ懸念があった。
城下町には、人が集まるだろう。この状況だ、おのずと戦いが起きる。
まさか、テリーは……。
「ハッサン、遅いぞ!」
森を出た所で、テリーに追いついた。
いや、ハッサンにペースを合わせた、が正解だろう。
「理由くらい聞かせてくれよ」
走りながら、ハッサンは聞いた。
いつもどうり質問に対して最初は黙っていたが、その沈黙はいつもより長い気がした。
「姉さ……。いや、俺が参加者を殺すのを止めるんだろ?だったら付いて来い!」
テリーは一緒に魔王と戦った仲間だ。その顔さえ見れば嘘をついているのは分かる。
筈だったが、テリーは顔に出していない。
それが、逆に不自然だった。さっきはあんな顔をしていたのに、今は普通の顔をしている。
もしかしたら、テリーは参加者を殺しに行くのではなく…………ミレーユか?
それが確信だと思ったが、それは伏せて声をかけてみた。
「……何かあったのかテリー。いや、言わなくていい。さっきの城下町に行けば分かるんだろう?」
「…………すまんな。ハッサン」
「!!」
そっぽを向きながら出たテリーの答えは、意外なものだった。
沈黙されるのではないかと思っていたハッサンは、目を丸くした。テリーが謝るとは思わなかったのだ。
少し可笑しくなったが、空気が読めないわけではないので笑うのは控えた。
テリーは走りながら、遠くアリアハンの台地を見つめている。
あの時何があったか詳しく知りたかったが、ハッサンはテリーの後を付いて行くだけにした。
さっきの城下町……アリアハンに答えがあるのなら。
【D-4/アリアハン北部の草原/午後】
【ハッサン@DQ6】
[状態]:疲労
[装備]:聖なるナイフ
[所持]:まだらくも糸、魔物のエサ
[第一行動方針]:テリーの後を付いて行く(参加者を殺そうとするなら邪魔をする)
[第二行動方針]:ミレーユを探す
[基本行動方針]:打倒ハーゴン
【テリー@DQ6】
[状態]:やや疲労 不安
[装備]:イーグルダガー
[所持]:ボウガン(鉄の矢×30)
[第一行動方針]:ミレーユを探す (直感を頼りにアリアハンへ)
[基本行動方針]:ミレーユを生き残らせる
投下終了です。
おかしい点があれば、遠慮なく
91 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/13(土) 21:54:04 ID:ISL+UAsLO
乙。
午後ってことは放送の後だろうか?
だとしたらおかしいかもしれないな
新作乙です!
テリーはこの後ミレーユの遺体と対面するわけか…
ミレーユの死がテリーにどんな影響をもたらすのかwktkです。
とりあえず放送されるまで正午ギリギリってことで統一しません?
あれ?
放送何時?
テンプレでは
>----放送について----
スタートは朝の6時から。放送は朝6時と夜18時の1日2回、12時間ごとに行われる。
放送は各エリアに設置された拡声器により島中に伝達される。
放送内容は「禁止エリアの場所と指定される時間」「過去12時間に死んだキャラ名」
「残りの人数」「主催者の気まぐれなお話」等となっています。
でも何か正午にもやるって流れになってなかったっけ?
…だめだ原作とごっちゃになってきた。
ちなみにスレ内では
>>29
この際正午の放送やめないか?
多くの話が午後に食い込んでいるし、リアやマリアは先延ばしたほうが輝きそうだし
じゃあテンプレ通り放送は朝6:00と夕方18:00でFA?
いや、そもそも正午に放送があるの?
>>29の意味って
五月二十二日の零時に最初の放送(夜18時)をいれるっていうことじゃないの。
>>99 あ、そうか。何か混乱してました、すみません。
レックスに斬られにアリアハン城行ってきます。
1回目の放送なので、夕方18時の放送たと思います。
102 :
ひまつぶし:2006/05/13(土) 22:26:31 ID:yu+IDXDj0
チュン、チュン、チュン。ピヨピヨ。カア、カア。
飛ぶ鳥のなき声だけが山の上を過ぎていく。
通りすぎていく鳥を横目に、座わりこんでいる美女が一人。
森の散策や山登りには似合わない服装を身にまとい、ぶつぶつ独り言を呟いている。
「なぜ、あいつらは通り過ぎないのじゃ。このわらわを待たせるとは、ゆるせん。」
目指す人間とは違う輩が、何やら袋を手にして、話し合っていた。
ひとり、男が赤くなったり青くなったりして少し興味がわかないでもなかったが、腕が立ちそうなので避けた。
「あいつらを食うまでは・・・」
他の人間が見えた事が、探しものと違う事に、余計に苛立つ。
このまま遭遇するのを待っているのは、策が無さすぎるか。
「さすがに、腹も減ったのう。」
考えこんでいるヒミコの上を鳥がまた通り過ぎていく。
アホーアホー。
「・・・焼き鳥でも食うとするか。」
彼女の探す者が、すでに亡くなっているのを知るのは、もうすぐ。
【D-05/山/昼】
【ヒミコ@DQ3】
[状態]:普通
[装備]:なし
[道具]:きえさりそう×2 ホットストーン
[思考]:アリス、フィオ、サマンサを喰らう、無用な戦闘はそれまで避ける
>>102 和んだwwwwww卑弥呼寂しそうwwwww
104 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/13(土) 22:32:42 ID:7K62gjlLO
長いです
ヒミコの現在地は、ピサロがそのまま北東にすすむと仮定すると、一転してデンジャラスゾーンになりそうだ。
ヒミコって片仮名で書くと、魔神英雄伝ワタル思い出すな。
アレフ、ルーシア、ゼシカ、フローラを予約します。
出来るかな…?
保守
新作期待保守あげ
や、一応ロワスレだしageは止めとこうぜ
誰かが予約しないとトルネコとアトラスがヤバイ件について
今書いてる……待ってくれ〜〜
がんばw
アトラスはあの足だから、もういざない方面にさしかかろうとしててもいいと思うんだ
ageスマソ
そういやこのロワにヤンガスとソロはいないんだね。
ちょっと以外だった。
アトラスって何だっけ、と思ったらジョーカーか
ベリアルとバズズは覚えてたんだけどw
個人的に5からサンチョ参加して欲しかったんだけどな 今までのロワを見ると
バズズはアリス達を執念を燃やしながら追い続ける。
しかし獣並みの脚力を持っているとはいえやはり馬の速度に追い付くのは辛い。
「まぁいい。この方向だと奴らは真っすぐにアリアハンに向かっているな。
わざわざ俺様の担当区域に逃げるとは手間が省けるというものだ」
街の中ならば身を隠す場所は幾らでもある。
アリスの身体能力と呪文は脅威だが、碌な武器を持っていない現状ではゲリラ戦で攻めれば
勝機は高い。
そんなことを考え、体力を温存する為に活き足を遅くすると南方から雄叫びが聞こえてきた。
「ぃぃぃぃぃいいいやぁああああ」
聞き覚えがある。これは……。
「ギャァアアアッ!!」
「バーサーカーか!?」
バズズは近付いてくる影の正体に思い当たった。
(これはいい。ハーゴン様配下の魔物、手駒にしてあのメス餓鬼を襲わせよう)
そう考えバズズはバーサーカーの目前に躍り出る。
「おい待て! バーサーッ「ギィァアアアア!!」
ス パ コ ォ オ オ オ オ オ ン !
バーサーカーは急に止まれなかった。
バズズは盛大に撥ね飛ばされ、近くの気に顔面から激突する。
「ぶぎゃ」
「ギ?」
そこでようやくバーサーカーもバズズの存在に気付いたようだ。
今し方自分が轢いた相手をしげしげと見つめる。
バズズは鼻を真っ赤にして左手で鼻血を抑えながら怒りに震えた。
「キ……キキ……キィサマァ……俺が誰だかわかって……」
「ギィア!」
ドゴォン!
支援
バズズが言い終わる前に破壊の鉄球がバズズの耳を掠めて背後の木を粉砕した。
慌てて身構え、バズズは攻撃を回避しながら彼を説得しようとする。
しかし彼の誤算は彼の知能程度を把握していなかったことにある。
バズズにとってハーゴンと自分と同格であるベリアル、アトラス以外の魔物はどうでも良かったのだ。
「オイ、こら! 俺様の話を」ドゴォン!
「キサマが攻撃して」ドゴォン!
「待てコ」ドゴォン!
ブチッ
バズズは切れた。元々冷静さに欠ける性格である。
一方的に攻撃されて今まで抑えられていたのが奇蹟のようなものだった。
「キキィイイイイ!! 上等だぁあああ!
キサマが一体誰を相手にしてるのか教えてやるぜぇ!」
バズズは叫び、イオナズンの詠唱を始めた。
ザラキでただ殺すのでは物足りない。。ヒャダルコで凍らせて砕いてやろうか。
メラミやベギラマで燃やすのはどうだ。いや、やはりここは粉微塵にしないと気がすまない。
その思考の末の選択である。
地力ではバズズはバーサーカーを遥かに上回っていた。
相手が強力な武器を持っているとはいえ、格闘だけでも充分に彼は相手を引き裂くことが出来たのだ。
しかし……バーサーカーを仕留めるのに呪文を使うことを選択したのがバズズの不幸だった。
「くぅらぁえぇええええええ! イィオォナァズゥン!!!!」
キ ン
「あれ?」
バズズの目の前にはたった今放ったばかりの光球がある。
バーサーカーに向かって一直線に飛んでいたはずのそれは彼の構えていた盾に接触するや
自分に向かって跳ね返ってきたのだ。
「なんで?」
炸裂。
……その爆風に吹き飛ばされ、キラリと煌めきを残してバズズは空の彼方へと消えた。
バーサーカーはバズズが吹っ飛んでいった方向をぼーっと見ていたが。
やがて興味を失くすと再び獲物を探して走り始めた。
ひゅるるるるるるるる ぼしゃーーんっ
盛大な水飛沫を上げてバズズは近くの湖へと墜落した。
そしてその衝撃で目覚めた男が一人。
「ぶはぁ! い、一体……あ、あぶ、がぼぼお」
湖面に浮いていた小太りの男、トルネコは目覚めたショックで危うく溺れそうになりながらも
なんとか半死半生で岸に辿りつき、身をのし上げた。
水を吐き、呼吸を整えてなんとか現状を把握しようとする。
「ゲホッ、ハァ、ハァ、わ、私はそうか……水を飲んで助かったと思ったあと湖に落っこちて……」
そして気絶して浮かんでいたところに目の前の魔物が落ちてきたらしい。
トルネコは魔物をよく観察してみる。毒紫の毛皮に蝙蝠の羽を生やした猿のような姿。
以前経験したダンジョンで何度か見かけた顔である。
「フゥ、ふぅ〜む。完全に気絶しているようですな」
拾った小枝でツンツンとつついて確認する。
とどめを刺したほうがいいのだろうかと悩み、トルネコはぶるぶると頭を振った。
もしかしたら友好的なモンスターである可能性も低いながらある。
「とりあえず武器を奪って縛り上げるくらいが妥当ですかな」
氷の刃は落水した拍子に落としたのか湖面に浮いていたのですぐに拾い上げたが
炎の爪はしっかりと手甲として装着されていたので、刺激を与えないように取り去るのは難しかった。
とりあえず縛り上げてからにすることにして他に武器はないか調べていると
バズズの頭部に装着されたヘッドセットに気が付いた。
おそるおそる外してみる。するとバズズの頭部にあわさっていたサイズが縮小した。
「おお、これは……見たこともない道具ですなぁ」
とりあえず見様見真似で頭部に装着してみる。するとトルネコのサイズにあわせて変形した。
「ふむ、これは防具というには無防備すぎる。全く別の機能を有しておるようですなぁ」
トルネコはこの未知のアイテムに好奇心を動かされバズズそっちのけで調べ始める。
「この耳当てにボタンがついてますなぁ。どれ」
ポチっとトルネコはインカムのスイッチを入れる。
一瞬、ブツっと耳元で音がしたが後は何も起こらない。
「む? これは……」
もう一度押してみる。同じ結果に終わった……と思いきや今度は耳元から誰かの声が聞こえてきた。
『誰だ? 先程からスイッチを入れたり切ったりしているのは?』
『あ、アトラス違う。バ、バズズか?』
「うひぃ!」
突如として聞こえてきた声にトルネコはビックリして尻餅をつく。
『おい、バズズ。応答しろ、何か連絡事項か?』
(バ、バズズ?)
トルネコはチラリと気絶している魔物を見やる。
どうやらこの魔物の名前のようだが……。
トルネコはキョロキョロと辺りを見回した。周りには別に誰の姿も気配もない。
(ど、どこから話しているんだ……?)
『おい、どうした? まさかインカムの使い方を忘れたのか?
仕様のない奴だ。アトラスでさえ覚えているというのに』
『へ、へへ。ベリアルにほ、褒められた』
どうやら相手はベリアルとアトラスという名で、このバズズという魔物と連絡を取っているつもりのようだ。
状況から考えておそらく相手の二人はこの場から遠く離れた場所にいる。
この額冠のようなアイテムは声だけを遠くはなれた相手に伝えることができるアイテムなのだろう。
トルネコはそれを悟る。しかしこれ以上怪しまれるのは危険だ。なんとかごまかさなければ。
『インカムのスイッチを押しっ放しにして話すのだ。相手が話している時は自分の声は伝えられんぞ』
(な、なるほど……)
トルネコは早速スイッチを押す。
「す、すまない。どうにも度忘れしてしまったようで……」
『フン、しっかりしろ。で、なんのようだ。アリスとかいう小娘は殺せたのか?』
(ア、アリス?)
名簿で見た名前を思い出す。このバズズはその少女を殺そうと追っていた最中らしい。
だがここでバズズが気絶しているということは……。
「い、いや、まだで……まだだ。追っている最中にヘマをして湖に落ちてしまったので
この道具が壊れていないか確認を……」
バズズの口調がわからないので四苦八苦しながらだがなんとかこの場を乗り切らねばとトルネコは
もっともらしい嘘をつく。
『説明を聞いていなかったのか? ハーゴン様の呪術によりこのインカムには対魔、対衝撃、防水加工
が施されている。少々の事では壊れはせん』
「あ、ああ。そうだったな……」
『どうした? なにか声が変だぞお前』
「い、いや! これは……その、そう! ダメージを受けていて少し声がしゃがれてしまったのだ」
『そうか、もうお前には万能薬はないのだ。せいぜい気張って任務を果たすことだな』
「そ、それはもう!」
『よし。こちらはもう既に2匹ほど殺した。1匹はまだ未確認だがあのサマルトリアの王子だ。
貴様らもボヤボヤとしているとワシが全て手柄を取ってしまうぞ』
『ア、アトラスも……が、頑張る!』
ブツッ
何かが切れたような音がして声は完全に聞こえなくなった。
トルネコは先程の会話を思い出してブルッと震える。
アトラス、ベリアル、そしてバズズの3人はあの主催者ハーゴンの手下なのだ。
そしてその任務は参加者の皆殺し……。
「ど、どうしよう……もしかして私はとんでもないことを聞いてしまったのでは……」
「その通りだ」
声に振り向くといきなり殴り飛ばされた。
「ぐぎゃああっ」
地面に倒れながらも必死で身を起こしてみると、あのバズズが浅瀬に立ち上がっている。
(し、しまった! 縛っておくのを忘れていた!)
「キキキ、俺様のインカムで好き勝手喋ってくれてたようじゃねぇか……生かしちゃおけねぇな」
「ヒ、ヒィ!」
怯えたトルネコは必死に手に持っていた氷の刃をバズズへと翳した。
透き通った刀身から吹雪が迸りバズズを襲う!
「効くかぁ!」
バズズはその攻撃に全く痛痒を感じず、トルネコを嬲り殺そうと足を上げ……ようとした。
ビキッ
動かない。
「あん?」
見ると湖面が凍りつき、足を完全に固定してしまっている。
「し、しまった! まだ湖の中だった!」
慌ててバズズは足元の氷を砕こうと炎の爪を振り下ろすが、その前にトルネコに突き飛ばされた。
バキィ、バシャァアンッ
足元の氷は砕けたが今度は全身が湖水に浸かってしまう。
「いまだ!」
トルネコは再び氷の刃を翳してヒャダルコを放つ。
支援
「う、うぎゃああああああああああああ」
ビキビキビキビキッ!
バズズは顔を残して殆ど全身を氷漬けにされてしまう。
もう一度トルネコが吹雪を放とうとしたところでバズズは呪文を唱えた。
「ベギラマァ!」
「うひゃぁあ!」
その火線をかろうじてトルネコは避け、そのまま一目散に逃走した。
「こ、コラぁ! 待ちやがれ!!」
バズズの制止の叫びが虚しく響く。
(待てと言われて待つ馬鹿はいませんよ、と)
トルネコは疲労を押して必死に走る。
当面の目的地は決まった。
バズズに狙われているというアリスという人に会って危機を伝えること。
そしてその他の戦いを望まぬ人々に3体の悪魔の存在を伝えることだ。
「ネネ、ポポロ、待っていろ。私は必ず生きて戻るからな」
決意を新たにし、トルネコはアリアハンへと向けて走る。
(まずは人が集まりそうな城へ行きましょう!)
一方、湖に氷漬けにされてしまったバズズは……。
「……く、あんの糞デブゥうううう! 今すぐに追いかけて臓物をブチ撒けてやる!」
.……。
――結局脱出するのに二時間かかった。
【D-3/森林/午後】
【トルネコ】
[状態]:HP1/2 軽い火傷 疲労
[装備]:氷の刃 ※無線インカム
[道具]:ワイヤー(焦げて強度は弱くなっている)
[思考]:バズズから逃げ出す/アリアハンへ向かう
/アリスや他の参加者に危機を伝える
【C-3/湖/夕方】
【バズズ@DQ2/】
[状態]:憤怒 HP3/5 MP3/5
[装備]:炎の爪
[道具]:支給品一式
[思考]:トルネコ、アリス達を追い、殺す/ゲームを成功させる
【D-3/平原/午後】
【バーサーカー@DQ2】
[状態]:足首に打撲
[装備]:破壊の鉄球、ミラーシールド
[思考]:闘争本能のままに獲物を求める
投下終了
支援
トルネコがいいキャラしてるなぁw
新作乙!!
へたれジョーカー伝説第二章ww
バズズ不遇ッ、インカムと氷の刃だけは奪い返してもらわねばw
トルネコ、書き手さんGJ!!
新作乙です。バーサーカーが出た時はどうなるかと思った…。
何か今回のジョーカー3匹は仲良し&どこかお惚けで好感が持てる。
ほのぼのジョーカー三人組。
正直バズズ死ぬのかと思ったw
ちょwwww今気がついたけど「臓物をブチまける」って
トキコさんwwwwwwwwww
このロワではトルネコが活き活きしてるな。
笑わせてもらったよ、乙!
トルネコがそのままバズズ倒すまではいかなかったかW
新作にwktkしつつ保守!!
>29
ピンポンパンポ〜ン♪
この板の住民の皆様方にお知らせです。
>29にて、ご意見を伺ったところ、
書きたい物がある為もう少し時間が欲しいとのご要望が、避難所にてありました。
「6月11日までに予約されたキャラ」の出番後、
「1回目(バトルロワイヤル一日目夕方夜18時)の放送」を予定しております。
1回目であると言うこと&現時点でキャラがあまり分散していないことを鑑み、
01(A〜F)縦ライン全域と、真ん中の【C−3】を禁止予定です。
(トルネコ様脱出おめでとうございます)
ご意見、ご要望等ございましたら、お知らせ下さい。
ピンポンパンポ〜ン、ピンポンパンボッ〜ン♪
一ヶ月はちょっと期間が長すぎるのでは…。
ROMとしてはもっとストーリーに流れが欲しい、もとい
早く新作が読みたくてワクワクテカテカ。
でも職人さん達に慌てずに頑張って欲しい、そんな矛盾した気持ち。
チラシの裏スマソ。
保守
前スレのログは見れないのかな?
テリー、ハッサン、レックス、マリア、トロデ予約します
自信ないですが…投下しようと思います。
「ねえ、天空人って飛べるのよね?」
ゼシカが唐突に切り出した。ルーシアが答える。
「ええ。この翼で飛ぶんですよ〜」
「いいなあ。私にも翼があったらなあ。…鳥になったことはあるけどね」
「でも私、飛ぶのすごく遅いんですよ〜。他のみんなは速いのになんででしょうね〜?」
「どうしてかしらねー」
アレフはおそらくその性格のせいだろう、と思ったが黙っていた。
―呑気だ。こんなにのんびりしていて本当にいいのだろうか?
アレフは今が殺し合いの最中だということすら忘れそうだった。
だが彼も、ここにいる誰も知らなかった。
この平和が、嵐の前の静けさでしかないということに。
「あっ、あそこ!見て下さい!」
ルーシアが突然大声を上げる。アレフはびっくりして顔を上げた。
「あー、あれ人かしら?二人…二人いるみたいね」
「早く行きましょう!怪我してるかもしれません!」
言うが早いかルーシアは既に駆け出していた。ゼシカもそれを追う。
―まったく、こういうときは速いんだな。
そんなことを思いながら、アレフはゼシカと彼女の後を追って走り出した。
そこに人は二人いた。一人は女性で、泣いている。もう一人は僧侶と思しき女性で、腹部に刺し傷がある。眠っているようにも見えるが…
「…どうやら、お亡くなりになられているようですね」
アレフがそう言うと泣いていた女性は一層激しく泣き出した。
「…お気持ち察します。僕はアレフといいます。こちらはルーシアさんとゼシカさん。あなたのお名前は…?」
「…私は…フローラ、と言います…」
青髪の女性―フローラは彼の質問に答えた。
「…すみません。もし、差し支えなければ…何が起きたのか教えて頂けませんか?」
フローラは嗚咽を交えながらも話し始めた。
自分は彼女と一緒に行動していたこと。突然ドラゴンと一人の女性に襲われたこと。
何とか逃げたものの自分は酷い火傷を負い、彼女は毒針で腹部を刺されてしまっていたこと。
「…そうですか。辛かったでしょうね…」
アレフは思わず目を伏せた。ゼシカは兄のことを、ルーシアは仲間のことを思い出し、黙っている。
―うふふ。こんなに簡単に引っかかってくださるなんて。楽ですわね。
フローラは心の中でほくそ笑んだ。
さっき語ったことは全て嘘。彼らを騙すためだ。
もちろん彼らはそれが嘘であることに全くと言っていい程気付いていない。
そして、どうやら彼らの中にこの火傷を治せる者はいないようだ。
―どうやら、使えそうにないですわね…。
「あのー…」
突然ルーシアが口を開いた。フローラは少し驚き、彼女の方を見る。
「どうしたの?」
ゼシカが尋ねる。
「いえ、些細なことなんですけど〜。あの人のお腹に刺さっていた毒針ってどこに行ったんでしょう〜?」
「ああ、それなら私が」
そう言ってフローラはザックの中を探し始める。
その様子を見ていて、ゼシカは何となく違和感を感じた。
―私だったら。
そう、自分だったら、大切な仲間を死に至らしめた武器など持っていたくもない。
…もしかして、この人は…。
―なんてね。考えすぎ、よね。
この程度で人を疑うなんて、とゼシカは自分が恥ずかしくなった。
「ありましたわ。これです」
フローラはザックから毒針を取り出し…それをいきなりルーシアの腕に突き刺した。
「ッきゃあああぁぁああ!!」
ルーシアの悲鳴が辺りに響き渡る。
フローラは平然と、その腕から毒針を抜く。
予測もつかなかった彼女の行動にアレフもゼシカも驚き、声すら出ない。
やっと、アレフが絞り出すような声で尋ねる。
「…フローラさん、あなた、一体何を…」
「あら、私、このゲームに乗っていないと一言でも言いまして?」
「ッ…!」
アレフは全身の血液が沸騰するかのような怒りを覚えていた。
彼女に、そして自分に対しても。
―油断していた…。
このゲームに乗っている者などいないのではないか…。
そんな甘い考えに捕らわれていたのだ。
「あらあら。怒っている場合ですの?彼女、まだ生きてますわよ」
そう言われ、アレフはルーシアの方を見、彼女の元へと駆け寄る。
毒が回っているようだが、確かに生きている。
「まあ、どうせ私に殺されるのですから、生きていようと死んでいようと同じことですけれども」
フローラは嬉しそうに言った。
―ぷつん。
何かが切れる音がした。
ゼシカにはそれが何かよく分かっていた。
「アレフさん!」
気が付くとゼシカは大声を上げていた。
「ルーシアさんを連れて、逃げて!このままだと、ルーシアさん、本当に死んじゃうわ!」
突然の提案に、アレフは驚きながらも冷静になって考える。
確かにそれが最善策であろう。しかし、それではゼシカが心配だ。
「私は大丈夫よ!これでも賢者の子孫なんだから!…それに…」
そんなアレフの心を見透かすかのようにゼシカが言った。続けて言う。
「…あの人を許せない…。ルーシアさん、何も悪いことなんてしてないのに…」
それを聞いて、アレフはもう彼女に何を言っても聞かないであろうということを悟った。
―止めても無駄か…。
「…分かった。君を信じるよ。…絶対に、絶対に死ぬなよ」
そう言ってアレフはルーシアを腕に抱えると、西へ向かって走り出した。
「ふふ。逃がしませんわよ」
フローラはそれを追おうとする。
ゼシカは彼女の進行方向にメラゾーマを一発、牽制として打った。
「行かせないわ。…あなたの相手は私よ」
そして、天に選ばれし天空の勇者の子孫と、神に選ばれし七賢者の子孫とのぶつかりあいが始まった。
【C-5/山岳地帯/午後】
【フローラ@DQ5】
[状態]:顔から右半身にかけて火傷の跡
[装備]:山彦の帽子
[道具]:変化の杖/毒針/ベレッタM92(残弾14)/マガジン(装弾数15)×2
[思考]:ゼシカを殺す/アレフとルーシアを追い、殺す/ゲームに乗る/永遠の若さとリュカの蘇生を願う
※フローラの火傷には定期的な回復治療が必要です。 治療しないと半日後くらいからじわじわと痛みだし、悪化します。
完治にはメガザル、超万能薬、世界樹の雫級の方法が必要です
【ゼシカ@DQ8】
[状態]:健康
[装備]:神鳥の杖
[道具]:エッチな下着/未確認のもの(一つ)
[思考]:フローラを止める(殺さない)/アレフとルーシアの元に行く/仲間を探しにレーベを目指す
【C-5/草原/午後】
【アレフ(勇者)@DQ1】
[状態]:健康
[装備]:マジックシールド
[道具]:鉄の杖 /消え去り草
[思考]:ルーシアの毒を治すためにレーベを目指す/ゼシカを助けに戻る/ローラ姫を探す
【ルーシア@DQ4】
[状態]:毒
[道具]:神秘のビキニ/祈りの指輪
[思考]:同上/仲間(アリーナ・クリフト・トルネコ)を探す
投下完了しました。
本来、毒針にこのような効果はないはずですが
急所に当たらなかったので死なずに毒状態になる、ということにしました。
問題でしたら教えてください。
その他、不備などありましたらどうぞ。
乙ー
毒針はいいんじゃないかな。
即死かほぼ無傷のどちらかだけだと即死が選ばれまくると思うし。
155 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 19:23:57 ID:EyVazjiT0
乙!
気になることがあるんだけど、フローラはフィオを殺してから午後まで、何してたのかな?
新作ktkr!!
ほのぼのムードから一気にサスペンス一色に!
投下乙っ
1主キアリーすら使えない( つД`)
おまけにアリアハン周辺くらいしかキアリー使える人いないよ、ルーシアー
ゼシカ、頑張れ!
エッチなしたぎを活用できるそのときまで
新作乙
やまびこの帽子があるフローラのほうが断然有利だな
ゼシカ死にそう
>>155 ローラとドラゴンを知ってるってことは、
辺りを散策してたと思われる。ドラゴン連れてるから手は出さなかったんだろう。
あと、アレフ一行移動やや早い…?
>>159 いやいや、最初フローラはローラと同行してましたがな
そんでローラ襲ったところをドラゴンがわざわざ声出してローラ助けたんだから
>>159 いやいや。ローラとドラゴンに燃やされたからw
火傷してるし治癒呪文使えるやつが来るまで動かなかったんだろ。
実はドランゴが使えたりしないだろうか<キアリー
勘違い(`∀゜)ハズカシー
ドランゴはベホマが使えたし、僧侶の経験があるようですね
ただ、南下したようですね…8主に期待
おお、可愛い♪
ひのきのぼうバージョンか
>>159 始めから読んだんじゃないのか。勿体ないな。クオリティ高いのに。
アレフがいざ戦闘したらどうなんだろう。ベギラマ程度じゃ……。戦士としては強いんだろうが強力な剣がないと。せめて光の剣、ゾンビキラー級の。
1はラリホーやマホトーンがメインだけど。
>>159 正確には、ローラがフローラに騙され不意打ちを仕掛けられそうになったところを
ゴンさんが助けたんだよ。フローラの火傷はその時のゴンさんの炎によるもの。
ちなみに前スレのログは
>>145
>>169 ちょっと違う
フローラの火傷は自分のメラミをローラに跳ね返されたから
あ、そうだった。光のドレスで跳ね返したんだった!
>>168 1のベギラマは(FC版では)雷系の魔法。
よってデイン系クラスはあると思う。
どうでもいいけど、この人戦闘シーン今までなかったよな?
>>172 なんか揚げ足とりみたいで申し訳ないのだが
既に竜王と死神の騎士がベギラマをロワ中で使用してるけどどっちも炎系の呪文として描写されてる
竜王のはギラの集合体って描写だったかな
あら、じゃあいつものベギラマか。
といいつつ、1のベギラマは強いけど。
まあ、当たるか当たらないかの世界だけどな。
竜王のは普通のベギラマ以上の威力とかなんとか書かれてたよな
「今のはベギラゴンではない
ベギラマだ」
( *´д`*)ホワワ
可愛え……
>>172 1と2のベギラマは他シリーズより威力が高いし、ライデインクラスかな。
すると竜王を倒したアレフはバラモスを倒した時のアリスぐらいの強さか。
でもそう考えていくと新人さんのほうが特技も豊富で優遇されてしまうし
勇者は勇者、みたいな感じのほうがいいんじゃないか
あとは書き手次第なところだが
技のアレフ
力のアレン
そして、勇気のアリス
みたいな。
ベギラマはグループ呪文なのに一体が対象だから、凝縮されてものっそい強いんだろう
つーかバズズがメラミとか使えるとか書いてたよな
あれは炎の爪のメラミでしょ
>>177 ちょwwwww神wwwwwwwwwwwww
バズズは炎の爪無しでも素で強い。攻略本見たらザラキ、イオナズンを使い、ラリホーは効きにくい。ベリアル、アトラスのせいで目立たないが、打撃もサイクロプス以上だ。
だが間違いなくヘタレ補正がかかるなw
5のバズズはマヒャドも使えるな
今回は関係ないだろうが
こんなバズズはいやだ
ツンデレだ
サラマンダーだ
実はアリスに惚れている
ロードローラーだッ!
>>190 それはちょっと面白いと思った
実は着ぐるみで中身はオルテガだ
1のゴーレムも5では雑魚だし、バズズも5では普通の存在なんだな。2の世界ではマヒャドなかったし。どっちにしてもイオナズンのが強力だし、マヒャドは使わなくていいだろう。
携帯だから絵が見れない……。こうなったら自分で描くか……。
アトラス 2回攻撃
バズズ ベギラマ、イオナズン、ザラキ、メガンテ、ラリホー、マホトーン、ベホマ
ベリアル イオナズン、ベホマ、火炎の息、2回攻撃
バズズの攻撃は3体の内で一番多彩
まとめサイトまちどおしいナー、絵板も欲しいぜ
いろいろありすぎて、逆にザラキとメガンテしか覚えてないや。
なんかマクロベータみたい。
>>177 どうやったら見られるのかわからない・・・
>>197 ダウンロードってところをクリックすれば見れると思います。
レックスを描こうとしたけど挫折したorz
イラ投下乙です。アリスもアリーナもレックスもGJ!
長らくキャラ占領してしまってすみません。
投下いきます。半端なく長いのでどなたかいらっしゃいましたら支援お願いします。
エイトは呪いに掛からない。
いや、正確には既に呪いに掛かっている、と言うべきか。
幼き日の記憶と彼に流れる半竜の血を封じるそれを施し、彼を追い出した母の部族に正直いい印象は持っていない。
だがエイトを心配してネズミに身をやつしてまでついて来てくれた祖父には戸惑いもあるものの素直に感謝しているし、
この呪いのお陰で彼には暗黒神の力が届かず、大恩ある王と姫を救うことが出来たのだから今ではこれも便利だと割り切っている。
それでも、こうも続くと自分はやはり呪われているのではないかとも思えてくる。
『決して間に合わない』という名の呪いに。
目的地に定めたレーベの村から爆音が聞こえたのはしばらく歩いた頃だった。
既に遠くに村の姿が見えている――煙に気を取られず、そのまま村に向かっていたなら間に合っただろう距離。
あまりの間の悪さに思わず唇を噛み締める。
その視界の隅、ふわりと紺が広がった。
「行くわよ、エイト!」
マントをなびかせ、真っ直ぐに前を見据えて迷い無く走り出すアリーナの背中。
ああ、それは僕が彼女に伝えたことだ。
「――はい!」
短く応え、走り出す。
あの爆音が戦いが始まった合図だとしたら、駆けつけた時にはもう間に合わないかもしれない。それでも。
(立ち止まるもんか)
今は、ただ前だけを見て、出来る限りのことを。
「エイト、人が!」
村の入り口、力尽きたように倒れ伏す、二人とそう変わらぬ年頃の少年と、
牛のような頭部に蝙蝠の羽を持つ、小山ほどもある巨体の黄色い悪魔。
エイトには馴染みの魔物だった。
「……ベリアル」
「知ってるの?……まさかまた『戦うな』なんて言わないわよね?」
「言いませんよ」
あれはかつてエイトに手を貸してくれた者達や、三角谷に隠れ住んでいた者達のように澄んだ目をしているわけでもなければ、
暗黒神の闇に囚われ、狂わされてしまった哀れな者達とも違う。
あれは、闇に忠誠を誓った者の眼だ。
「アリーナさん、先に」
「任せといて!」
そもそもエイトはアリーナより足が遅い。
その上怪我を負っているとなればアリーナの全速力にはとてもついていきようがない。
ペースを合わせるのをやめ、足を速めればたちまち距離が開いていく。
倒れ伏した少年はぴくりとも動かない。
(また、間に合わないの?)
胸にわだかまる不安を振り払い、アリーナは毅然と胸を張る。
何もしないまま諦めるのは彼女の流儀ではなかったから。
(立ち止まるもんですか!)
今は、少しでも早く辿り着くことを。
なんだか全てがひどく曖昧だった。
ぼんやりと見開いた視線の先で、なにやら奇妙な形の兜に手を当て、魔物がぶつぶつと呟いている。
その太い腕には二本の槍。一本はたった今キーファから奪われたものだ。
(俺は、このまま死ぬのか)
そっと手を開き、閉じてみる。それだけのことが大変な重労働だった。
立ち上がって逃げ出すことなど出来そうにもない。
全身がバラバラにされたように痛い。
不意に、魔物の口が紡いだ聞いたことのある言葉が耳に入る。
「――ルトリアの王子だ」
サマルトリアの王子。
(ランド)
キーファを庇い、妹を頼むと、仲間の名前を、言い残して事切れた少年。
『リア』と『アレン』と『マリア』。
(俺は、まだ死ぬわけにはいかないのに!)
「さて」
醜悪な顔に薄ら寒い笑みを浮かべ、魔物がこちらを見下ろす。
手はもう兜から離れ、メタルキングの槍を握り締めている。
「放っておいてもいずれ死ぬだろうが、やはり殺してやった方が後腐れがない」
高々と槍を振り上げる。次にはそれが振り下ろされて、キーファを貫くのだろう。
そうして死ぬ。ランドとの約束も果たせないまま、彼と同じようにして。
「……くしょう……畜生……っ!」
「命乞いか?見苦しいな」
槍が、振り下ろされる。
せめて最後まで目を逸らすまいと、じっと魔物を睨みつけ。
最初、キーファはそれを風かと思った。
赤と濃紺、二色の風。
支援
206 :
支援:2006/05/18(木) 00:10:37 ID:unXZh65v0
q
「はあああああああっ!」
まさしく疾風のごとく横合いから飛び込んできたのは赤毛の少女。
たっぷりと助走をつけた飛び蹴りに、たまらず魔物の身体が地に沈む。
「……すっげえ」
思わず零れた言葉に少女――アリーナは振り返り、片目を瞑った。
「間に合ったみたいね。よかった、大丈夫?」
小走りに駆け寄り、微笑んで、
「へ?」
やおらキーファの手首をむんずと掴むと自分の首の前で束ねて、荷物のように背に担ぎ上げる。
「ちょっ、おい!」
「ごめんね、今は自己紹介してる余裕はないのよ」
一体この小柄な身体の何処にこんな力が秘められているものか。
人一人担いでいるというのにその足取りは一向に乱れない。
「アリーナさん!」
荷物を抱え速度の緩んだアリーナにようやく追いついたエイトが叫ぶ。
「ひとまず村へ。相手はあの巨体ですから狭い方が有利かと」
「分かったわ。……エイト、あいつのこと知ってるのよね?強い?」
「はい、かなり」
エイトの知るベリアルはこれほど強大な力を持ってはいなかったが、それでも強力な魔物だった。
それが更に力をつけ、デーモンスピアにメタルキングの槍まで抱えているのだ。弱いはずがない。
「奴は呪文も使います。彼を連れて何処かに身を隠していて下さい」
「うん。エイトは?」
「僕は」
とん、と雷神の槍を地面に突き刺す。
それはブレーキの役目を果たし、エイトはベリアルに向き直った。
気付かず駆け抜けるアリーナとの距離が見る間に広がっていく。
支援
期待支援
「――食い止めます」
「エイト!」
「必ず後から行きますから」
駆け戻りたい衝動を、口から飛び出しそうになる言葉をぐっと堪える。
どのみち怪我人がいては加勢どころか足手まといになることは目に見えているし、
折角助けた彼の身を危険に晒すことにもなりかねない。
「絶対よ!」
だから、そう一言だけ言い残してアリーナは振り返ることなく走り出した。
少しでも早く、彼の邪魔にならない遠くへ。
怒りに震える小山のような身体、血走った目がこちらを睨む。
だがその口はただひたすらに呪句を紡いでいた。
旅の途中、何度もゼシカが唱えていた聞き慣れた呪句。
イオナズン。
エイトやアリーナはともかく、傷付いていた彼が喰らったら一たまりもないだろう。
(呪文は苦手なんだけどな)
ゼシカやククールがいれば、と何度目になるか分からない溜め息が出るが、ぼやいたところでどうようもない。
此処に二人はいないのだから。
(僕がやらなくちゃ――いや、やるんだ)
失敗は、即ち全員の死。
ベリアルの紡ぐ呪句に合わせてエイトもまた言葉を紡いだ。
「イオナ「マホトーン!」
完成はほぼ同時。
異なる二つの魔力の行使にびりびりと空気が震え。
やがて一点に集束し、今にも爆発せんとばかりに膨れ上がっていた光球が萎み、四散した。
「小僧!邪魔をするな!」
ベリアルが怒りに任せて槍を振るうが、そこは見るからに巨体の魔物と、小柄な少年。
刃が届くその前に、エイトは構えを終えていた。
ぐるりと刃を回転させ、一気に下から上へと薙ぎ払う。
生じた風の刃がベリアルに襲い掛かる。が、
「その程度の技が通用するとでも思ったか!」
あまりに弱く、ベリアルの強靭な皮膚を切り裂くには到底足りない。
「思ってないさ」
呟く。
そもそもエイトの狙いはベリアルではなく、その下――巨体が暴れ回ったことでえぐれ、露出した地面。
風の刃が大地を穿ち、巻き上がった砂埃がたちまちエイトの姿を覆い隠す。
吹き付ける砂に思わずベリアルは目を閉じ、再び目を開いた時には無論エイトの姿は無かった。
「……小癪な真似を」
呪文を封じられ、その上まんまと逃げ切られ。
あまりの屈辱にベリアルはぎりぎりと歯軋りをし、ふんと小さく息をつく。
「まあ、いい」
少しばかり死期が延びただけのことだ。
あの小僧も、最初に邪魔をした小娘も、必ず喰らってくれよう。
そしてベリアルもまた歩き出す。レーべの村へと。
「やっぱり、そう簡単には諦めてはくれないみたいね」
ずしん、ずしん、と徐々に近付いてくる地響きに、淑女にあるまじき舌打ちを一つして、アリーナは振り返る。
「彼の治療は、まだ?」
「どうにも呪文の効きが悪くて」
一度回復呪文で無理やり閉じた傷だ。
治りにくいのは仕方の無いことだが、ベリアルが迫っているのだと言われればどうにも気が急き、
ろくろく集中しないまま唱えた呪文は満足な効果をもたらさない。
悪循環。
一向に塞がらない傷に溜め息をつき、何度目になるか分からないベホマを唱えだすエイトをキーファは慌てて押し留めた。
「もう大丈夫だって!そう血も出てないし、動けるし」
「そういうわけにもいきませんよ。もし傷口から悪い風でも入ったらと思うと」
「とにかく!まだ礼も言って無かったよな?ありがとう、あんたたちのおかげで助かったよ。俺はキーファだ」
深々と頭を下げる。
傷付き、薄汚れてはいてもその堂々たる様子に、エイトは思わず居住まいを正した。
「僕はエイトと申します。……あの、貴方はもしや高貴な身分の方なのでは?」
「あー、確かに王子だったよ。もう城を出たから元、だけど。
……俺、そんな偉そうかな?」
ぼそりと呟き、困ったように頭を掻く。
その情けない仕草にアリーナは思わず噴き出した。
「エイトはお城の近衛隊長さんだそうだからその辺鼻が利くのよ。
あたしはアリーナ。一応現役のサントハイム王女よ。よろしくね、キーファ」
「ああ、よろしくな。エイト、アリーナ」
「いえ、こちらこそ。王太子殿下とは知らずとんだご無礼を――」
「そういう口調禁止な、エイト」
「……」
「あたしの時と同じこと言われてるじゃない。駄目ね、エイト」
くすくすと笑みを漏らすアリーナの笑いがぴたりと止まった。
声のトーンを落とし、笑みの代わりに低く囁く。
「……来たみたい」
「そろそろ僕のマホトーンも切れる頃です。
このまま隠れていたら村ごと焼き払われる恐れも」
「どうするんだ?」
「あっちが見逃してくれる気がないなら、戦うしかないでしょ?」
手袋をはめ直し、その上から手甲を着ける。
拳を打ち合わせればぱしん、と小気味良い音。
「エイトはキーファの手当ての続きをお願い。今度はあたしが行くわ」
「そんな!姫君に――女性に、そんな危険なことをさせるわけには」
「そんなこと言っても、エイトもキーファも怪我人じゃない。
あたしは大した怪我もしてないし、武道家だから相手の懐に飛び込んじゃえば向こうの呪文も封じられるし、槍だって届かない。
一番適任だわ」
正論でしょ?と返されてエイトは押し黙る。
自分と同じ得物を使う、力も体力も上の相手に万全でない状態で打ち合いを挑むことがどれほど馬鹿げたことかは分かりきっている。
「分かりました。……どうかお気を付けて」
「アリーナ!」
戸口から飛び出しかけて、振り返る。
キーファの狂おしいほど真っ直ぐな目が彼女を見つめていた。
「死ぬなよ、絶対」
それはとても短い言葉だったのに、ひどく重く響いた。
(もしかしてキーファの大事な人は、もう)
「勿論よ」
重い空気を振り払い、アリーナは笑う。
「加勢に来るなら早い方がいいわよ?じゃなきゃあたし一人で倒しちゃうから!」
軽口を叩き、一発頬を張って気合を入れて。
今度こそアリーナは駆け出して行く。
ざり、と背後で砂を踏む音一つ。
内心ほくそ笑み、ベリアルは振り返った。
「お前か、小娘。仲間はどうした?怖気づいて逃げたか?」
「おあいにくさま。あんたなんかあたし一人で充分だっていうのよ」
見え透いた挑発だ、と鼻を鳴らす。
小僧のうち片方は重傷のはず。連れて遠くには行けまい。
魔封じも解けたことだし、じわじわと燻り出してくれようと呪句を唱え始めたその刹那、アリーナが地を蹴った。
瞬きする間もあらばこそ、ベリアルの鼻面目掛けて拳を放つ。
すかさず構えたメタルキングの槍の柄がそれを防ぎ、じんと痺れが腕を伝う。
そのまま腕を絞め、アリーナを閉じ込めようとするその間をするりと抜け出して、再び跳んで距離を取り、また跳び込む。
呪文詠唱の隙も、ベリアルの間合いに留まらないことで反撃の隙も与えない連続攻撃。
(だが)
無数の拳に打たれながらも、ベリアルはにまりと笑みを浮かべた。
「……まずいな」
ベッドのシーツを拝借し、裂いて包帯代わりにキーファの身体に巻きつけて当面の治療を終えて、エイトは拳を握り締めた。
「何がまずいんだ?押してるじゃないか」
「一撃が軽いんです」
スピードも手数もアリーナの方が圧倒的に上回っている。が、いかんせん装備が悪い。
いくら数を当てたところで相手の防御を突き破れなければ意味がない。
いずれ疲れ、動きが鈍ったところで一撃をもらって終わりだろう。
勿論、むざむざその予想を現実にさせるつもりはないが。
「キーファさんは此処にいて下さい!」
「なんでだよ!?俺も」
「ですが武器がありません。……キーファさんは呪文は?」
聞かれて、俯き首を振る。
幼い頃から武芸には打ち込んできていたが、呪文の才はまるで無かった。
「……分かった。死ぬなよ」
一つ頷き、駆け出していくエイトの後姿を見送って、キーファは無力感を噛み締めていた。
武器が一つしかないなら、さっきまで半死人だった自分よりエイトが加勢に行った方がいいに決まっている。
理性ではそう分かっていても、感情が追いつかない。
(俺はまた何も出来ず、庇われるだけなのか)
脳裏にランドの死に顔がちらついて、きつく目を閉じ、
気付いた。
「そうか……そうだ!」
再び顔を上げたその時には、キーファの顔から綺麗に憂いが消え去っていた。
代わりに浮かぶのは一つの決意。
そしてキーファもまた駆け出していく。
戦いの繰り広げられている場所ではなく、友の亡骸のあるところへと。
ぶん、と槍の柄が宙を薙ぐ。
返す刃もひらりと跳んで避けきって、アリーナは頬を伝う汗を拭った。
朝から着ている、もうとっくに体温に馴染んだはずのくさりかたびらがやけに冷たい。
この程度の防具ではベリアルの一撃を受け止めることは出来まい。
先程すぐ顔の横を貫いた槍の鋭さを思い出し、ぞくりと寒気がした。
(このままじゃ)
いずれ足が鈍ったところを仕留められる。
相手もそれを狙っているのだと分かってはいる。が、攻撃を緩めることは出来ない。
アリーナ目掛けて繰り出された槍の一撃を上体を反らして避け、振り下ろされた太い腕に跳び乗って、一気に肩まで駆け上がり――手が止まる。
(どうしよう)
頭蓋を叩き割ってやろうにも、ベリアルの頭部は奇妙な形をした兜に守られている。
決定打が足りない。
この絶好のチャンスを生かしきれない自分に歯噛みして、
「アリーナさん!これを!」
背後で声。
反射的に振り向くその鼻先を掠めたそれを――雷神の槍を咄嗟に掴み、心臓まで届けとばかりに振り下ろした。
全体重をかけ、刃を体内に押し込んでいく。
回避が遅れたのはそのためだった。
「――っ調子に乗るな、小娘めが!」
がむしゃらに振り回したベリアルの腕が偶然にもアリーナの脇腹を打つ。
その勢いのままに壁に叩きつけられ、それでも立ち上がろうともがくアリーナの口から赤いものが溢れる。
がくりとのけぞり動かなくなったその身体に止めを刺そうと歩き出し、思い直す。
弱った娘に止めを刺すのは容易いことだ。
それより今は槍を投じて丸腰になった小僧を始末する方がいい。
悠然と振り返り――その目が見開かれた。
wktk支援!
呪を紡ぐ、エイトの周りで火花が爆ぜる。
「天よ、照覧あれ」
(馬鹿な)
目の前の光景が信じられず、何度も瞬く。紡がれる言葉は今朝方聞いたばかりのもの。
「闇に育まれし魔の子らに、光の裁きを」
バズズを襲った、のちにロトと呼ばれることになる小娘が放った呪文。
真の勇気持つ者、勇者にしか使えないはずのそれを。
(何故、この小僧が使える!?)
「来たれ、勇気の雷」
指先が高々と天を指し、ついと下りた。
「――ライデイン!」
天で一際大きな火花が弾け、一条の閃光が空を裂く。
それは違うことなくベリアルを――彼の肩に突き立つ避雷針の役目を果たした雷神の槍を撃ち。
「―――っぐああああああああ!!!」
絶叫。
外から、内からベリアルの体内を雷撃が駆け抜け、手足ががくがくと痙攣し、だらりと開ききった口から下と唾液が零れる。
だが、その眼は未だ確たる意思を失ってはいない。
元々封じ込められていた魔力とライデインとが反発し、肩に突き刺さったままの雷神の槍がぷすぷすと煙を上げる。
(耐えた。耐え切った!)
込み上げる笑いを必死に押さえ、もつれる舌をなだめて呪文を紡ぐ。
小僧が再び魔力を練り、呪文を紡ぐにはそれなりに時間がかかるはず。
今度こそ魔封じは間に合わない。
(これで小僧を仕留めれば、ワシの勝ちだ!)
怪我なぞ超万能ぐすりさえあれば後でいくらでも治せるのだから。
哄笑を上げ――はたと凍りつく。
前方には立ち尽くす小僧。後方には横たわる娘。
(もう一人の死にかけの小僧は何処に行った!?)
慌てて辺りに視線を走らせ、見つけた。
銀色の刃を引っさげて疾駆する、遠目にも目立つ金の髪。
だが、遠い。それに負傷の身。
どうせ間に合うまい、と詠唱を続けるベリアルの予想を裏切りキーファは瞬く間にベリアルに肉薄する。
何故、と少年の手元に視線をやれば、答えはすぐに知れた。
宝玉の埋め込まれた金縁の、華奢な細工の腕輪――星降る腕輪。
素早さを身上とし、戦場を縦横無尽に駆ける剣士。
それはかつてのサマルトリアの王子にあまりにも似て。
(死して尚我らの邪魔をするか!ロトの子孫め!)
危機を感じて詠唱を止め、槍を構えようと焦るが、もう遅い。
「ランドの、仇!」
飛び込みざま、斬りつける刃に炎が生じる。
それは全く呪文の使えぬキーファが使える、数少ない不思議の技の一つ。
本来ならキーファのまだ未熟な剣技がベリアルに届くことは無かっただろう。
油断と、予期せぬ装飾品と、そしてきっと故人の残した想いが為した、これは一つの奇跡。
炎を纏った刃はベリアル本人ではなく、雷神の槍目掛けて振り下ろされた。
杖に封じられた魔力と、雷撃と、火炎と。
三種の異なる力の衝突に、槍の器は耐え切れずに砕け散り、ベリアルの身体を突き破り、光が溢れた。
熱された刃が体内を焼く。
回復呪文を唱えようと開いた口に舌が乾いて張り付き、
超万能ぐすりを求めてザックを探るも、焼けた指先は既に感覚がない。
(何故だ)
かつてもハーゴンとシドーの為に命を懸け、再び得られた生をも彼らの為に費やそうというのに。
(何故救って下さらない?ハーゴン様、シドー様――)
いつまで待っても応えはなく、やがて意識はぷつりと途切れた。
どうやら気を失っていたらしい。
意識を取り戻し、慌てて起き上がったキーファの目の前には火炎を吹き上げ燃える、巨大な黒ずんだ物体。
「倒せた……のか?」
「自分のやったことじゃない」
呆れたような笑い声。
振り返れば少し顔色が悪いながらもくすくすと声をたてて笑うアリーナと、その腹部に治癒の光を当てるエイトの姿。
「そうだ、アリーナ!お前怪我は」
「あんなの大したことないわよ」
こんな防具でも無いよりマシってことね、とくさりかたびらの裾を摘まむ。
鎖の網目に阻まれてベリアルの爪が身体に届かなかったのは幸運だった。
その代わりに身体に刻まれた鎖型の鬱血の痕を思い出し、ふるふると頭を振った。
「それより、水臭いわよ?こんないい武器持ってたなら最初から言ってくれれば良かったのに」
「いや、違うんだ。これは俺のじゃなくて」
「……ランド、という方のですか?」
言われて、キーファは黙り込む。
助けてくれた相手から装備を奪うなんて、野盗じみた真似をしたことを責められた気がして。
そう聞こえるのは自分が罪悪感を抱いているせいなのだとは分かっているけど。
「その人、キーファの仲間だったの?」
「……どうなんだろうな」
天を仰ぐ。
突然襲い掛かられて、半ば無理強いされたような道連れ。
つい数時間前に出会ったばかりの、ほとんど何も知らない相手をランドは命懸けで庇い、妹のことを託しすらした。
(俺はまだ、あいつのこと完全に信用すらしてなかったのに)
「変な、奴だったよ。朝会ったばっかりなのにさ?俺のこと、庇って」
礼も、謝罪も届かないところへ彼は逝ってしまった。
出来ることなら生きている間に伝えたかった。
「でも」
(今更言ったところでもう遅いのかもしれないけど。
それでも、お前を)
「ダチ、だったよ。あいつは、俺の」
友と呼んでも、いいだろうか。
空を見上げるキーファの目から溢れる涙から、二人はそっと目を背けた。
地図上に灯る無数の星。その一つが激しく明滅し、消えた。
「忠義者よな、ベリアル。サマルトリアの王子を仕留め、自らもまたシドー様の贄となるとは」
闇の中、玉座に座り男が笑う。
「殺し合い、磨きあうがいい。それでこそあの方に相応しい器が生まれるというもの」
くつくつと喉を鳴らし、地図をなぞる。一つ一つの星を愛でるように撫ぜながら。
星たちは何も知らずに瞬き続ける。強く、弱く、時に互いを傷付けあって。
【B-2/レーべの村/真昼〜午後】
【エイト@DQ8】
[状態]:左肩損傷(行動に支障有) MP1/4程度
[装備]:なし
[道具]:支給品一式 首輪
[思考]:仲間(トロデ優先)を捜し、ゲームには乗らない。
【アリーナ@DQ4】
[状態]:HP1/2程度
[装備]:E:パワーナックル@DQ3 E:くさりかたびら
[道具]:支給品一式(三つとも武器以外) メルビンの支給品一式(不明二つ)
[思考]:仲間を捜し、ゲームには乗らない。マーダーは倒す。
【キーファ@DQ7】
[状態]:HP1/4程度
[装備]:隼の剣 星降る腕輪
[道具]:ランドの物を含め、不明2
[思考]:ランドの妹(リア)を守る/仲間の死を悟る
【ベリアル 死亡】
【残り31名】
*雷神の槍は大破しました。
ベリアルの所持品(支給品一式、超万能ぐすり、不明1)は本人と一緒に燃えています。
インカムは耐水、対魔、対衝撃らしいので残るかもしれません。
次の方、お好みでどうぞ。
投下完了です。不備等ございましたら指摘お願いします。
支援してくださった方有難うございます。長くてごめんなさいorz
新作GJ!!
とてもスリリングなバトルに胸がwktkでした。マーダーを一人倒した!!
でも、もうゼットストリームアタックが見れないのかという寂しさもw。
ところで前スレ読み返して、ランドはDQM+のサトリ(サマル)をモデルに書いた
っていうカキコがあったのでDQM+購入してしまった。
そ れ だ け ラ ン ド が 好 き だ っ た !
投下乙!!
リーダー格のベリアルが最初とは思わなかった、GJ!!!
メタルキングの剣、槍とデーモンスピア…何気なく装備が超充実してるな。
次の書き手にも期待!
まさかベリアルが一番初めに脱落するとは思わなかった。
新作乙!!
臨場感溢れる描写は見事の一言。
ここまで心を動かされたのは久しぶりだ。
GJ!!!
しかし、エイトは王族と縁があるなあ。
やっべぇ!エイトもアリーナもキーファも(後ベリアルも)格好良すぎだ!!
GJ!超GJ!!でもベリアルは惜しいなぁ…。
>>227 そういえばそうだなw
本人も一応王族の血引いてるのにな。
新作おつ
キーファかっこよかったね
3rdでも戦力外だったからなー
つか残ったジョーカーは大丈夫かねぇw
おまいら、アトラスに期待しようぜアトラスに!
バズズが暴走を始めるなw
そしてアトラスがガッカリするかもなw
よかった、あの時予約待って!って言わなくてよかった。
力作をありがとう。燃えたよ。
そういやアトラス真ん中から移動してないような…
アカン、タイムリミットであぼーんしてしまう!
新作乙!
>>234 じゃあ、アトラス動かすかな。
予約はしないけど。
押さえがいなくなってバズズがすき放題しそうだw
杖に封じられた魔力と、雷撃と、火炎と。
この杖ってもしかして槍のこと?
今残ってるのって3rdで不遇だったり出てないキャラが多いなw
投下します。
今回も自信ナシ…
「むおっ!!」
突然の遭遇にお互いは思わず立ち尽くしてしまった。
王城へ向かう途中、足元に現れた魔物。
うっかり蹴り飛ばしてしまいそうになったが、そいつが人語を解し、喋り出した。
「ど、どこを見て走っておるんじゃ、危ないのぅ!!!」
不気味な色彩の頬と唇をぴくつかせ、怒り、というか…焦っているようだ、俺と、同じく。
─そうだ、こんな所で立ち止まってる暇なんて無い。
意に介せず、テリーが走り出そうとしたところ、草陰から飛び出したもう一人に遮られた。
そいつは頭巾を被っていて、意思の強そうな瞳をこっちに向けた巻き毛の女。
嫌悪を露にした瞳で睨み付けるが、あちらも鬼気迫る形相で食って掛かってきた。
「城に行っては、いけません!!今、こちらに…」
「うおーい、テリー!!ひー、お前、速すぎるって…」
巨体を揺らして、荒い息をつきながら草陰から姿を現したハッサン。が、状況がわかっちゃいない。
「気にするな、説明しろ。こっちに、何が来る?」
「なぁおい、テリー。こいつら、誰だ?」
「…子供……なんです」
「子供…?」
「おいテリー、聞け「ガキ一人にビビって、逃げてきたのかあんたらは」
連れの大男を完全に無視して、テリーは眉根を顰めた。
だが、その誤解はすぐに撤回される。
予期せぬ音と光が、テリーの表情を驚愕で染める。
爆発音と共に、地面が抉られた。
余波を受け、魔物の小さな体と女の華奢な身体が宙に投げ出される。
テリーも例外なく、近くの大地に叩きつけられた。
「がッ…は!!!」
「うひょぉぉおぉっ!!」
「きゃぁっ!!」
子供?
子供は子供でも…
なんだ あの悪魔みたいな笑いは
テリーは揺れる景色の中で、金髪を輝かせる幼子を見た。
禍々しき血に染められた剣を握り締め、黄金の文様が描かれた外套を身に纏い。
無邪気な、そして残酷な笑顔を讃えていた。
吹き飛ばされたときに頭を打ったらしく、真っ直ぐ立ち上がれなかった。
垂れた血が瞼の上を伝っているのが判る。
「テリー!!」
「おい、おぬし!逃げろ!!そいつは、本気じゃぞ!!」
ハッサンと、奇妙な魔物が何か叫んでいる。
だが、頭に響いて痛むのみだ。
ようやく焦点が定まった眼が映し出したのは、何かの光。
それは、勇者の呪文─ライデイン。
「外しちゃった…今度は、ちゃんと……当てるから」
ガキの手に、雷が纏わり付いている。
腰のダガーを抜くが、一手遅かった。
放たれた雷撃が、テリーを目掛けてさながら流星のごとく襲い繰る─
─だが、その雷がテリーを灼くことは無く。
空しく大地を焦がすに止まった。
「あれ?」
標的が消えたことに、驚いた様子だった。
きょろきょろと見回し、捜すその姿は迷子のようで。
ただ、そんなに可愛い物ではない。何せ、殺人鬼と成り下がったのだから。
背後を振り返って、ようやく発見した。
頭頂部を残し、頭髪を剃り上げた大男。
その男がなんと、3人もの人間を担いで走り去っているのが判る。
自分の来た道の方へ逃げたということは、王城を目指す者だったか。
「逃がさないよ?」
へへっ、と笑いを零し、鬼ごっこが始まった。
捕まったら最後、の。
「ゼェ…ゼェ…」
頭からの出血が視界を紅に染める。
頭巾の女が回復呪文、ベホマを2,3回かけてようやく塞がったようだ。
不便なもんだ。荒い呼吸を抑え、テリーは何とか起き上がる。
「…フン」
子供の足は、大人より遅い。
あの殺人者の唯一と言ってもいい弱点であろう。
ハッサンの甲斐あって、あっと言う間に射程外まで逃げ出したのだ。
人間戦車とも言うべきハッサンの火事場のクソ力が、なんとそのまま3人を小一時間で王城へ辿り着かせた。
すっかりへばったハッサンは隣でゼーハーやっている。
汗くさい、と言おうとしたが一応助かったのでやめておく。
王城の裏口から台所へ潜入して息をつく。
「大丈夫ですか…?あの子供、私達にもいきなり呪文を…」
「…王城まであと少しだったんじゃが、なんとか逃げ出してきた所、おぬしらと会ったわけじゃ」
なるほど、最初に会ったとき二人の慌てていた理由がよく判った。
あの呪文の連射、そして威力、精度。
並みの術者のレベルではない。
呪文を発動させないためには、接近戦を挑む他無いだろう。
直接戦闘には剥いていなそうな女とチビの魔物。
逃げたのは正解だろう。
ふと見ると、傍らのハッサンは唇を噛み締めていた。
「…何だ、ハッサン」
「……ちくしょう…あんな子供まで、どうしてまた……」
「お前の目は飾りか?ハッサン」
「お、おお?」
傍らの傷ついた仲間に突然悪態を突かれて、狼狽するハッサン。
気づいていない様子のハッサンに、溜息混じりにテリーは右手を握って見せる。
「あのガキが何を握ってたか、見なかったのか」
「い、いや…」
「…皆殺しの剣、だろうが。奴は知らずにその剣を握ったんだろう」
「なに!?知っているのか、おぬし」
トロデが驚愕の声を上げた。
さっきからちょこちょこ口を出すこいつ、自称王様とほざいている。
話半分に聞いておこうと、テリーは流した。
「呪いのせいだろうな。神父でもいなきゃ外せないだろうさ」
あの剣の破壊力、恐ろしさ共に知っている。
そして、既に血で染まっている事実にも気づいていた。
「そんな…あの子を救う術は、何か…」
「知るか……俺は、ここを探る」
「おい、テリー!!」
テリーの余りに冷たい物言いに、ハッサンが胸倉を掴む。
石像のように荒々しい顔を近づけて、歯を剥いた。
「お前、あの子供放っておくつもりか!?」
「俺には関係ない。そして、何が出来る!?」
「力ずくでも止めてやるんだよ!!決まってるだろ!?」
「殺すのか?」
ぴた、とハッサンの激昂が中断される。
胸倉の手を払いのけ、テリーは自分の分のザックを担ぎ上げた。
「剣は外せない、うまく気絶させられてもその後どうする?説得は、無駄だろう」
ハッサンが拳を震わせ、言葉に詰まる。
もう、あの子供は自分達ではどうしようもない。
それくらい判っている。けれども。
「…それでも、俺はあきらめないさ」
「…フン、勝手にしろ。俺は、この城を探る…おい、魔物のオッサン」
「誰が魔物じゃッ!!!」
「この剣を少し借りる」
テリーは半ば強引にさざなみの剣を奪うと、踵を返し王城の奥に消えていった。
カツカツと響く足音が遠ざかっていく。
豪華な赤絨毯が、至る所に敷かれている。
点々と続く血の匂いから察するに、王城で殺し合いがあったんだ。
テリーは焦燥に駆られていた。
この、胸騒ぎ。
王城に辿り着いてから一層強く激しくなっているのは勘違いではない。
何か、何かとてつもなく悪い予感が。
テリーは廊下の角を曲がろうとして、身体に走った衝撃をひしひしと感じていた。
今、曲がったら きっと
テリーは、信じたくなかった。どうしても、認めたくなった。
きっとその先の光景には、見覚えのある女性が転がっているだろう、という事実を。
嘘であってくれ。気のせいだと言ってくれ。
テリーは、歩み出た。
一つの屍が転がっているその広間に。
美しい金髪と白い肌が焼け焦げ、しなやかな身体を引き立てるような奇妙な衣服は破れ。
美しいまま死んでいった、彼の大切な人が、そこにいた。
「ね…」
動かない。喋らない。笑わない。
「ねえ…さ…」
彼の護らなければならない人は、もう護る必要がなくなっていた。
ただの、糸の切れた人形になってしまったのだから。
「…」
言葉に出来なかった。
何も、言えなかった。ただ、座り込んでじっと見ていることしか。
「あーあ。また城に戻ってきちゃったよ、飽きちゃったな」
明るい声が、そこに響く。
忌々しい、無邪気な声が聞こえてくる。
城の西側に開いた穴から入ってきたらしい、その少年。
にこにこと、笑みを讃えて近づいてきたその顔を、テリーは凝視した。
少年レックスは、テリーの表情とその死体を見比べて、ははーんという顔をした。
やめろ。
その先を言うな。
もう止められなくなる。
やめてくれ。
「…ああ、その人?うん、僕がやっちゃった」
「───」
悪びれもしない。俯きもしない。
ただ、当然のようなその態度。
テリーは絶句した。
そして、次の瞬間。
「…ぁぁぁあああああああああ゛あ゛あ゛あ゛ッッ!!!!!」
獣のように咆哮を上げ、邪悪なる勇者に飛び掛っていた。
【E−4 アリアハン城内裏口/午後】
【ハッサン@DQ6】
[状態]:かなり疲労
[装備]:E:聖なるナイフ
[所持]:まだらくも糸、魔物のエサ
[第一行動方針]:テリーを待つ
[基本行動方針]:打倒ハーゴン
【トロデ@DQ8】
[状態]:疲労 空腹(重)
[装備]:なし
[道具]:支給品一式(不明の品が1?)
[第一行動方針]: とりあえずハッサンと共にテリーを待つ
[基本行動方針]:仲間を捜してハーゴンを倒す
【マリア(ムーンブルクの王女)@DQ2】
[状態]:疲労
[装備]:いかづちの杖
[道具]:支給品一式(不明の品が1〜2?)
[第一行動方針]:テリーを待つ
[基本行動方針]:打倒ハーゴン
【E−4 アリアハン城内/午後】
【テリー@DQ6】
[状態]:激怒 頭部に鈍痛 HP6/7程度
[装備]:さざなみの剣
[所持]:ボウガン(鉄の矢×30)
[第一行動方針]:目の前の子供と戦う(殺す?
[基本行動方針]:?
【レックス@DQ5王子】
[状態]:呪われている。
[装備]:E:皆殺しの剣 E:王者のマント
[道具]:小さなメダル トゲの鞭 毒薬瓶 祈りの指輪×3 ミレーユの不明品3つ
[基本行動方針]:剣の意思に負け、ゲームに乗る。
投下、完了しました。不備あらばどうぞ。
力作、乙〜。
一話の途中っぽいので、生殺し状態になってます。
これから寝る予定だったのにw
気になって寝れない・・・。
興奮して眠れないw
乙でした
不明品の内容次第で今後が大きく変わってきそう
ではお休み
ああ、その人?で済ませるところになんともいえない恐ろしさを感じた。
剣の効果を知ってればテリー有利なんだがなぁ
死なないで欲しいよテリー(つд`)
新作&絵乙です。
テリー壊れるな〜!フォズたん可愛い!
>>237 その通り、槍です。指摘有難うございます。自分ボケ過ぎorz
修正します。それでも、君を友と呼びたい 13/16 L26
× 杖に封じられた魔力と、雷撃と、火炎と。
○ 槍に封じられた魔力と、雷撃と、火炎と。
皮肉なことにシャナク使えるのレックスだけなんだよな?
他にいたっけ?
一応サマンサが使える…が、こいつもマーダーだなあw
展開次第では何とかなるかも?
すげぇ…ついにベリアルが…!
エイトかっけーな。やっと主人公らしい戦いが見られた。
しかし勇者が敵に回ると恐ろしいな…。ギガデインもあるし…。世界最強の剣士テリー(ステータス上はチャモロ以下だが)と天空の勇者か。凄い戦いになるな。接近戦なら隼斬りの手数で抑え込めそうな気もする。ミレーユの事があるから負けて欲しくないかも。
レックスとクリフト、サマンサ、バズズあたりがぶつかったら面白そうw殺人鬼同士で。
呪いが解ける事は期待出来ないかな。仮に解けてもミレーユ殺してたりするし、和解出来なそう。
しかし文章が上手いなぁ…。マジで引き込まれた。
アトラス、ドランゴ、トルネコ(声)を予約します
トルネコ(声)ktkr
半自己リレーですがククール、ビアンカ、リア予約したいと思います。
次の書き手さんに任せるって言ったくせにすみませんorz
…ククール洞窟抜けるの早すぎますかね?
ああ、リアンカ先越されたか
がんばー
>>261 描くの早いですね。キーファカコイイ!
私なんか少なくとも3日以上はかかります…。
キーファ描きながらDQ7思い出して泣きました。
DQ7で唯一気に入ってたキャラだったから仲間から外れた時は呆然とした。
本編ではあまり活躍できなかった分バトロワでは頑張って欲しいものです。
読み返して気付いた。
イオナズンの爆心地に落ちてた元ランドの装備品はメタルキングの剣ジャマイカ。
訂正します。
【B-2/レーべの村/真昼〜午後】
【エイト@DQ8】
[状態]:左肩損傷(行動に支障有) MP1/4程度
[装備]:なし
[道具]:支給品一式 首輪
[思考]:仲間(トロデ優先)を捜し、ゲームには乗らない。
【アリーナ@DQ4】
[状態]:HP1/2程度
[装備]:E:パワーナックル@DQ3 E:くさりかたびら
[道具]:支給品一式(三つとも武器以外) メルビンの支給品一式(不明二つ)
[思考]:仲間を捜し、ゲームには乗らない。マーダーは倒す。
【キーファ@DQ7】
[状態]:HP1/4程度
[装備]:メタルキングの剣 星降る腕輪
[道具]:ランドの物を含め、不明2
[思考]:ランドの妹(リア)を守る/仲間の死を悟る
【ベリアル 死亡】
【残り31名】
*雷神の槍は大破しました。
ベリアルの所持品(支給品一式、超万能ぐすり、不明1)は本人と一緒に燃えています。
インカムは耐水、対魔、対衝撃らしいので残るかもしれません。
次の方、お好みでどうぞ。
重ね重ね本当にすみませんorz
あー。何か変な勘違いしてた。
トロデ王が剣を受け取ったわけじゃなく、テリーがもってっちゃったのか。
ついでに他の王族っていうと、
ローラ・リア・ビアンカ・レックス
疑問なのが竜王とヒミコ
ビアンカには王族としての風格はあまりないだろうな
田舎育ちだし
そう言えばエイトも一応王族。
今更だけど
>>252のフォズの首輪忘れてたorz
…服があきらかに違うのはご勘弁を。
描き足した方がいいかなあ…。
やばい、h抜くの忘れてた
ピサロも王族っちゃ王族(魔王)。アレフは未来の王様?
つかお嬢様とかも多いし一般人のが少なくありませんか。
>>271 クリフトテラワロスwww乙です。
アレフ、ルーシア、サマンサ、ヒミコ予約します。
死者スレの「名前が被ると死ぬ法則」を読んで思ったこと。
ロト主人公全員頭文字が「ア」だよね。
アリス(DQ3)
アレフ(DQ1)
アレン(DQ2)
小説版の設定に準拠?ロワでは3のみ女だけど。
そろそろまとめサイト欲しいよね。
現時点でのキャラの進行表
夕方 バズズ
午後 ハッサン トロデ マリア テリー レックス
フローラ ゼシカ ※アレフ ※ルーシア
※トルネコ バーサーカー
ピサロ フォズ マルチェロ
アリス カンダタ
真昼〜午後 エイト アリーナ キーファ
昼〜真昼 ※ククール ※リア ※ビアンカ
昼 ※ヒミコ クリフト
午前 アレン(竜王)
朝 ※サマンサ ※ドランゴ ※アトラス
ローラ ゴン
※は現在予約されているキャラ。
>66 クリフトは午後かも・・・。
きちんとまとめられる時間も自信もないので
やっぱりククール、ビアンカ、リアの予約キャンセルします。
お騒がせしましたー。
アトラスは森を彷徨っていた。
いざないの洞窟を目指してはいたが、地図も方向も確認せずに歩くだけでは到達できるはずもない。
結果彼は最初の森をぐるぐると歩き続けていただけだった。
先程の通信によるとベリアルは既に2人も倒しているらしい。
自分も頑張って参加者を倒そうと意気揚々と彷徨うが一向に参加者と出会うことはなかった。
そして森の中で海底洞窟への入り口に辿りつく。
そんな時再びベリアルから通信が入った。
『おい、聞こえるか』
慌ててアトラスも答える。
「べ、ベリアル、ど、どうした?」
『は、はぁ、なんですかな?』
バズズは先程から声がおかしい。ダメージを受けているといっていたが大丈夫だろうか。
『ワシの方は新たに3匹の獲物を捕捉した。1匹は死に損ない、後の2匹は中々やるようだが
脅威は感じん。今から引導を渡しに行くところだ。お前たちの状況はどうだ?』
やはりベリアルは凄い。着実に任務を果たしていくベリアルにアトラスは申し訳なく思った。
「ア、アトラスまだ、だ、誰にもあってない」
『わた……お、おれの方もまだです……だ、うん』
その二人の答えにベリアルは少し苛ついたような声を出した。
『ち、何をやっているのだお前たちは。特にアトラス、今何処にいる?
もう洞窟には着いたのか?』
「ご、ごめぇん、ベ、ベリアル。も、森をずっと歩いてたら、地下の階段、み、見つけた」
『森? 階段? ……馬鹿かお前は! それは海底洞窟の入り口だ!
最初の場所から殆ど離れとらんじゃないか!!』
「ご、ごめぇん」
『もういい! アトラス、お前はレーベに来てワシを手伝え。
そこから北西に進めば辿りつく村だ。ちゃんと地図とコンパスを確認するのだぞ!』
「わ、わかった、アトラス頑張る」
『バズズ、声の様子からするとまだダメージは回復しとらんらしいな。
今は無理に追わずに休んでおけ。襲い掛かって返り討ちにあいましたじゃハーゴン様に申し訳が
立たんだろう』
『は、……は! 言うとおりにしま、する!』
『よし、ワシは先程言ったとおり新たな3匹の獲物を始末する。アトラス、なるべく早く来い。
ワシ一人にばかり働かせているんじゃない』
「ア、アトラスすぐ行く」
ブツ、
通信は切れた。
そしてアトラスは焦って歩き出す。早くレーベの村に行かなければならない。
ズン、ズン、と足音を響かせて進むが一向に森からでられなかった。
地図を確認してみるが、ここが何処かわからない。
コンパスを確認しようと取り出したら、強靭な握力で握りつぶしてしまった。
(どうしよう……このままじゃベリアルにまた怒られる)
アトラスは困った。
しばらく考えたが、彼の頭で妙案が出せるはずもなく、彼はインカムのスイッチを押した。
「ご、ごめぇんベリアル。ア、アトラス今何処にいるかわからない……」
ビクビクしながらベリアルに助けを求めた。
……。
「ベ、ベリアル?」
『返答がありませんなぁ』
怒っているのだろうか。返答はない。
バズズからの応答はあるのだが。
……。
「ア、アトラス謝る。ベリアル、お、怒らないで……」
……それでも返答はない。
「ベリアル? ……バ、バズズ、ベリアルが答えない……」
『え? えー、と、そうですな。これはもしかして参加者に倒されてしまったのではないか……と』
アトラスはそれを聞いて頭に血が上った。
「う、嘘だ! ベリアル強い! 負けるわけない!!」
『しかし参加者を倒すといって通信が切れた後にこれでは……相手も複数いたようですし』
「……そ、そんな……」
ベリアルが負けた? アトラスは信じられない思いで地に膝をついた。
(ベリアル……死んだ?)
それを悟った時、アトラスのたった一つの瞳から涙が溢れ出した。
「うおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜ん!!!」
『うひぃ!』
後から後から涙が滝のように流れ出てくる。
アトラスにとってベリアルは頼りになる兄のような存在だったのだ。
ひとしきり泣くとアトラスは涙を拭いて立ち上がった。
「アトラス、ベリアルの仇取る! バ、バズズもレーベに来てアトラスと一緒に仇取る!」
『い、いやぁベリアルも死んだことですし相手はかなり強いようですよ?
ここはおとなしく参加者の皆殺しなんてやめてですね…… 一緒に脱出……』
「何言ってる! バズズ、ハーゴン様に逆らうか?」
『いや、そうではなくて……ほら、負けて死ぬよりも生きて明日へと羽ばたこうじゃありませんか』
「もういい! バズズ弱虫! アトラス一人で仇取る!」
『あ、ちょっとま……』
ブツッ
アトラスはインカムを外すとその場に放り捨てた。
臆病なバズズとはもう話したくなかったのだ。
(バズズ、見損なった! 前はあんな奴じゃなかった!!)
怒り心頭で彼は走る。方向も何もない。何も考えずに復讐だけを誓って走り続けた。
そして森の中、彼と一匹の竜は出あう。
それはアトラスと同じく森を彷徨っていたバトルレックス、ドランゴだった。
テリーを探そうと彼女もまた森を行ったり来たりしていたのだ。
アトラスは相手を魔物と見て仲間と思い話しかける。
「レーベの村どこ? アトラス、そこに行かなきゃいけない!」
(レーベ? それだったらここからすぐ西の方だけど……随分必死なようね。
何かあったの?)
「ベリアル殺された! そいつレーベにいる!! ア、アトラス仇取る!!」
(まぁ、おだやかな話じゃないわね。いいわ、テリーの捜索は中断しちゃうけどレーベまでは案内
してあげる)
「あ、ありがとう!!」
ドランゴの親切によってアトラスはついに森を出ることに成功する。
すぐ西にはレーベの村が見えた。案外近くまで来ていたようだ。
(あれがレーベの村よ。そういえば仇がレーベにいるとどうして判ったの?)
ドランゴの疑問にアトラスは得意になって答える。
「ハ、ハーゴン様から貰った"いんかむ≠ナわかった」
その名前を聞き、ドランゴの顔色が変わる。
(ハーゴンですって? あなたハーゴンの仲間なの?)
ドランゴはアトラスとの距離を取り斧をかまえた。
それを見てアトラスも表情を変える。
「お、お前仲間じゃない? ハーゴン様の敵?」
(冗談じゃないわ! 愛しいテリーをこんな場所に送るような人の仲間なんて!
ハーゴンはテリーと一緒に私が倒してあげる!)
ドランゴは斧をアトラス目掛けて振り下ろすが、アトラスは見た目に似合わぬ速度でそれを
ハンマーで受け止めた。
「て、敵……ベリアル殺したのは……お前!?」
そのまま力任せにハンマーを振るいドランゴを吹っ飛ばす。
(きゃあ!)
ドランゴは近くの木に激突し、倒れる。
すぐに起き上がるが目の前にはすでにアトラスが再びアトラスがハンマーを振り上げていた。
(そんな!? なんてスピードなの?)
ドランゴは気付かなかったがアトラスの首には緑色の水晶がペンダントとしてぶら下がっていた。
アトラスはこの儀式に参加する前にしたベリアルとの会話を思い出す。
――どうしたアトラス。元気がないな。
――うう、ベリアル。ア、アトラス自信ない。
――何故だ?
――ア、アトラス呪文も特技も使えない。殴るだけ。
――それだって立派な特技だろう。お前の力とタフネスにはワシも敵わん。
――で、でもロトの子孫には負けた。今度の儀式でも負けるかも……。
――なるほどな。ならばこれをやろう。
――こ、これ何?
――風のアミュレットだ。これでお前は無敵になる。
――む、無敵?
――そうだ、アトラスを火とすればそのペンダントは風。小さな火でも風を送り込めば大きく燃え上がるのだ。
――アトラスは……火。
―― 一つ一つは小さな力だが重ね合わせれば大きな炎となる。炎となったアトラスは無敵だ!
――ベ、ベリアル……。
――ハーゴン様の選んだ我らだ。必ず勝てる!
――ありがとうベリアル! アトラス頑張る!
「アトラスは無敵! 誰にも負けない!」
ドゴォン!
ドランゴはその痛恨の一撃をかろうじて回避するが、その場には大きなクレーターができる。
(な、なんて力なの? でもこれなら!)
ドランゴは大きく息を吸うと、彼女の最高の攻撃、灼熱の炎を吐き出した。
ゴォオオオッ
火炎は辺り一帯を包み込むと全てを焼き尽くし焦土とする。
朦朦と煙がたなびき炎が消えるとドランゴは勝利を確信した。
しかし視界の中でゆらりと動くものがあった。
(そ、そんな!?)
アトラスは先程自分が作り出したクレーターの中に立っている。
その窪みが塹壕の代わりを果たし、灼熱の炎の直撃を防いだのだ。
しかも風のアミュレットの力、バギマがシールドの役目を果たしダメージも最小限に抑えられている。
考えて実行したことではない。アトラスの戦いの本能が瞬時に編み出した防御法だった。
アトラスはクレーターから抜け出すと物凄い速度でドランゴに迫る。
風のアミュレットはバギマの力だけでなく装着者の動きを俊敏にする能力も持っているのだ。
その力は疾風のリングや疾風のバンダナなどでは及びもつかない。
一瞬にしてドランゴに接近するとメガトンハンマーを力任せに振るう。
ガキィン
咄嗟に鋼の斧でドランゴは防御する。
(なんとか耐えたわ! さあ、魔神斬りをくらいなさい!)
渾身の力を込めて斧を振りかぶったドランゴが見たものは既に再びハンマーを振るうアトラスの姿だった。
(なんで!? 早すぎ……)
アトラスの瞬発力はアミュレットの力がなくとも相手の一挙動の間に二回攻撃することが出来るのだ。
(テリーッッ!!)
アトラスの痛恨の一撃を無防備に喰らい、ドランゴの上半身は粉々になった。
紫色の血を噴出しながら、残った下半身はビクビクと痙攣していたがやがてゆっくりと倒れる。
アトラスはしばらくじっとそれを見ていたが、相手が死んだことをようやく悟ると雄叫びをあげた。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ」
(ベリアルの言ったとおりだった! アトラスは無敵!)
そして炎となったアトラスはレーベを見ると駆け出した。
兄の仇を取る為に……その遺志を継ぐために。
【B-2/平原/午後〜夕方】
【アトラス@DQ2】
[状態]:少々の火傷(行動に支障なし) 興奮状態
[装備]:メガトンハンマー 風のアミュレット
[道具]:超万能ぐすり 支給品一式
[思考]:レーベに向かいベリアルの仇を取る/ゲームを成功させる
【D-3/森林/午後】
【トルネコ】
[状態]:HP1/2 軽い火傷 疲労
[装備]:氷の刃 ※無線インカム
[道具]:ワイヤー(焦げて強度は弱くなっている)
[思考]:アリアハンへ向かう/アリスや他の参加者に危機を伝える
【ドランゴ@DQ6 死亡】
【残り30名】
※アトラスの無線インカムはB-3の森林の何処かに放置されています。
投下乙。
ドランゴ(つд`)
負傷したエイト達危ないッ
> 炎となったアトラスは無敵だ!
ヤバイ、誰も勝てるわけねぇw
それはともかくリア、ビアンカ、トルネコ、バズズ、アレン(竜王)を予約します
アリス達いい加減アリアハン着かないのか
投下乙ですー。ドランゴ…(´;ω;`)
>>291 アレンにwktk
あえて言おう。
アトラス、頑張れと。
ジョーカーにもロマンあり!だからDQBR大好きだ!!
ドランゴ追悼、アトラスガンバレ、アリーナ組テラヤバス!!
ドランゴカワイソス
ド、ドランゴが一撃で……!
このスピードじゃアリーナでも……・゚・(ノД`)・゚・。
トルネコバレないだろうなww演技力なさ杉ww
敵側にも感情移入させちまうなんてな…。
書き手さんGJすぎるぜ。・゚・(ノД`)・゚・。
こりゃアトラスに1対1で勝てるやつなんてほとんどいないな
ピサロと竜王くらいか?ヒミコは微妙だが
今のアトラスはガンバスターと同等の戦闘力を持っている
うわあ夜中に絵師二人GJ!
レックス可愛いのに怖い! エイト&アリーナ凄い綺麗だ!
>>302 ちょwwwwwwww神降臨wwwwwwwwww
orz
307 :
◆BCh5gXvzSs :2006/05/21(日) 01:42:27 ID:3jYSMj7V0
おっ!避難所に行ってる間に素晴らしい作品が。
テリー、ハッサン、マリア、トロデ、レックス予約します。
自分は避難所に投下した者なのでご心配なく。
>>299 レックスならいいセンいきそうじゃない?
能力は申し分ないが、いかんせんラリってるのがよろしくない。
アトラスがあれだけテンション高いと押し切られそう。
スーパーハイテンションギガブレイク喰らえば流石に死ぬだろうと思うが。
テンション溜めるのが大変。時々失敗するしな。
うーむ、どっかにまとめサイト作ってくれる神はおらんものか
FFに先越されちまったい
>>310 そういや6以降の強力な特技まだ出て来てないな。バーバラミレーユ死んだしテリーハッサンは打撃系だから格闘と剣技ぐらいしか出なそう。
アルテマソード見たかったな。
今見たら竜王変身前ってドラゴンとあんまり強さ変わんないんだな。死神の騎士以下。
>>311 私でいいならまとめサイト作るけど
制作中じゃなかったか?
お願いします
以前作るといっていた人はあれから全く音沙汰がないですし
まとめサイト、出来れば絵板かあぷろだ設置してもらいたいです
携帯からだとpc閲覧プロキシ経由するせいか
403になってしまうので…
神絵見てみたい(ノд`)
ネカフェから見ろ
さすがにそれは我が儘言い過ぎだ
320 :
315:2006/05/21(日) 11:32:12 ID:r5ze7erd0
只今製作中。
ふと思ったんだけどオープニングの登場人物は
名前が出てる奴だけでいいのかな?
一応登場しているアレン、ランド、マリアも入れるべき?
入れるとしてもアレンだけでいいと思う
323 :
315:2006/05/21(日) 12:01:15 ID:r5ze7erd0
324 :
315:2006/05/21(日) 17:33:44 ID:r5ze7erd0
纏めるのは時間帯が早い順で
時間帯が同じなら投下順でよろしいですかね?
できれば全て投下順でお願いします
そちらの方が手間もないでしょうし
326 :
315:2006/05/21(日) 19:52:04 ID:r5ze7erd0
別にFFDQのやつにもあるし
そう珍しいもんじゃないよね
329 :
315:2006/05/21(日) 21:14:08 ID:r5ze7erd0
どうもFFDQバトロワまとめサイトに似ちゃってくるな…。
ところでまた質問です。
「・・・」は「…」にした方がいいですか?
セリフの最後の「。」は消した方がいいですか?
数字は半角に統一した方がいいですか?
第一放送までには終わらせたいな…。
・・・と。」はともかく、
数字はいじらないほうがいいかもしれない。
投下します。
今のテリーは、あのクールで無愛想な剣士ではない。
姉を殺され、狂鬼と化した剣士である。
「うぉぁぁああああああ゛あ゛!!」
城内に、雄叫びがこだまする。
「もう、うるさいなぁ」
前傾姿勢で切り込むテリーに対し、邪悪なる勇者のいかずちが放たれた。
テリーは、手の動きを読みすぐに回避行動に移す。
だが、それを予測したように、雷は無数に弾けてテリーを襲う。
「ふふ〜ん♪」
凄いだろ、と言いたげに少年がこちらを見ている。
それを、眼光だけで相手を突き殺せるような目で睨みつける。
「…これが、どうしたー!!」
当たりそうな雷だけを見極め、それら全て剣で受ける。
それを、城の壁に剣を突き立て雷を放出する。
この時、剣に違和感を感じた。
テリーは多少のダメージを覚悟したが、それがなかったのだ。
普通であれば、剣を伝い電気が体を走るだろう。
この、呪文を弾くような感触……考えるのは後だ。
今は、姉さんの仇を討つのみ!
「やるねぇ。でも、これはどう?
ライデイン(×2)、べギラマ(×4)」
詠唱を破棄した魔法の展開は早い。
轟音とともに豪速で駆けるいかずちと、追い討ちをかける炎の閃光。
しかし、走り始めた剣士の足は止まらない。
ライデインは剣で受け流し、べギラマはかわして突っ込んでいく。
目標は、姉さんを殺した仇のみ。
少年の目の前まで踏み込み、剣を振るう。
少年も、負けじと片手で呪われし大剣を振り下ろす。
両者に一筋の汗が流れた。
キィィィン
剣と剣がぶつかり合う。
高い音が響き渡り、激しい鍔迫り合いが始まった。
力の差は歴然。少年……レックスの背に壁が迫る。
純粋な力のぶつかり合いでは、子供の腕力では大人には勝てない。
レックスは、力の差を痛感し、左手をかざす。
「ライ…デイン!」
しかし、何も起こらない。
慌てるレックス。何故?
手を見ると、祈りの指輪が風化していく。
そして、ひびの入った指輪が一つ残った。
呪文を唱える際に使う魔力を、祈りの指輪に依存し過ぎていた為に限界がきたのだ。
クソっ、と思いながら魔力を練りなおすが、テリーがその隙を見逃すはずがなかった。
「…終わりだ!!」
テリーは、力の限りレックスを吹っ飛ばした。
「うわぁぁぁっ!」
壁に、頭から激突したレックスは額から血を流し気絶した。
テリーは、ゆっくりとそこに近づいていく。
視界に姉さんが入ってきた。あまりに、無残な姿だ。
呪われていたなんて、理由にはならない。
こいつは、姉さんを殺した。仇は討つ!
足元に、子供が転がっている。止めを刺せるところまで来た。
テリーの目は冷ややかで、とても子供を見る目ではない。
ただ、殺意のみでそれ以外の感情は何もなく、剣を振り下ろす!!!!
切った感触はない。筋肉質でマッチョな男が、俺の腕を掴んでいるせいだ。
誰だ?なんだ、ハッサンか……。なぜ、邪魔をする?
しえん
「なぜ、邪魔をする!!ハッサン!!」
激昂すると同時に、ハッサンの手を振り払った。
「相手は子供だ!しかも、呪われているんだぞ!!」
「何が、子供だ!お前も見ただろ?こいつは、姉さんを殺したんだ!!」
ハッサンは悲しげな目で、ミレーユの亡骸へと視線をむける。
俺が、間違っているのか?いや、違う。みんな被害者だ。
「仇が、討ちたいのか?ミレーユは、そんなこと望まねぇよ。
それに、相手が違うぞ。ハーゴンとかいう奴が、全部悪いんだ」
テリーの手に力が篭る。
――呪い、ハーゴンのせい?そんな割り切れるものじゃない。
でも、確かに姉さんはこんなこと望まない
姉さん、どうすればいい――
『私は、その子を救おうとした。無理を言うようだけど、私の代わりにあなたが助けてあげて、ね』
ハッとしてミレーユの亡骸を見る。幻聴?
くっ、頭が痛い……。その場に膝をつく。
姉さんを殺した奴が目の前にいる。
姉さんはそんなこと望まない。
殺した奴が目の前にいる。
そんなこと望まない。
殺した奴。
望まない。
えん
――私の代わりにあなたが助けてあげて、ね――
(どうする?殺すか?助けるのか?
ぐぅぅぅぅぅうううわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁあ゛あ゛あ゛っっ!!!
………………………………そうだね。姉さん)
ふと、気付くとハッサンが大丈夫か、と言わんばかりに覗き込んでいる。はっきり言って、うざい。
ハッサンを無視して少年の方を向き、剣を構える。
あぶない、と感じ止めに入るハッサンだが、テリーはこちらを意識していた為、止めようとしても軽くあしらわれてしまった。
「…黙って見ていろ!木偶の坊」
「?」
殺気が消えていた。
いつものノリに戻っているような感じがする。けど、何をするつもりだろうか。
テリーは、少年を見据えると、剣を石畳に突き立てた。
耳が痛くなる程の鈍い音。そして、そこにあった物が二つに割れた。
ハッサンがそこに目を向けると、折れたみなごろしの剣がそこにあった。
レックスの手には、柄だけが握られている。
ここは、城の客室だろうか、少年がベッドに寝かされている。
その手には、呪われし大剣の柄を握りしめたままで……。
この場にテリーはいない。
ミレーユを抱きかかえて、外に出て行ってしまった。
この場にいるのは、レックスを警戒しているハッサンと、
折れたみなごろしの剣を分析している自称王様の魔物、それを心配そうに見つめる王女様。
呪いのことだが、トロデ王曰く、剣が折れたことで呪いは確実に弱くなっているそうだ。
だが、呪いが解けたわけではない。気が抜けないな。
やっぱり、神父様でなければ解けないのだろうか。
まてよ、さっきの神官なら…いや、駄目だな。
と、一人思案していたハッサンだった。そこで、少年レックスの異変に気付いた。
今にも、目覚めそうな様子だ。ハッサンは警戒を強めた。
それに気付いたマリアがすっと近づいてくる。
注意しろと促がしたが、「ご心配なさらず」と微笑む。
そして、呪文の詠唱を始めた。
「…ラリホー」
レックスは、再び深い眠りにつく。
「こんなこと、いつまでも続けられませんね…。早く、呪いを解いて上げなければ……」
「ああ、あんただけに負担をかけさせる訳にはいかねぇ。」
「いえ、私は構わないんです。ただ、この子が可哀想で……。
ところで、あの方は?」
「見回りに…「えらいっ!!!」
トロデ王がいきなり話に入ってきた為、二人の話は中断された。
「その献身的な振る舞い!流石は、ミーティアと同じ年頃の姫君じゃ!
きっと……………………………………………」
ハッサンの回答を切ったにも関わらず、トロデ王の話は続く。
一方、テリーは城を出て直ぐの場所にいた。
テリーの前には、木で作られた墓標が立っている。
そして、彼の場所にだけ、悲しみの雨が降っていた。
【E−4 アリアハン城内/夕方】
【トロデ@DQ8】
[状態]:疲労 空腹(重)
[装備]:なし
[道具]:支給品一式(不明の品が1?)
[第一行動方針]: 少年の呪いを解く方法をさがす
[基本行動方針]:仲間を捜してハーゴンを倒す
【マリア(ムーンブルクの王女)@DQ2】
[状態]:疲労
[装備]:いかづちの杖
[道具]:支給品一式(不明の品が1〜2?)
[第一行動方針]:少年の呪いを解く方法を探す
[基本行動方針]:打倒ハーゴン
【レックス@DQ5王子】
[状態]:呪われている。(呪いの効果弱) 気絶(睡眠)、打撲
[装備]:E:皆殺しの剣 E:王者のマント
[道具]:祈りの指輪×1(一回でもつかえば限界)
[基本行動方針]:不明
【ハッサン@DQ6】
[状態]:疲労
[装備]:聖なるナイフ
[所持]:まだらくも糸、魔物のエサ
[第一行動方針]:レックスを見張る
[第二行動方針]:テリーが気になるがそっとしておく
[第三行動方針]:ミレーユのことを、彼女らに話すべきだろうか…
[基本行動方針]:打倒ハーゴン
【E−4 アリアハン城外/午後】
【テリー@DQ6】
[状態]:疲労大
[装備]:さざなみの剣
[所持]:ボウガン(鉄の矢×30)
[第一行動方針]:不明
[基本行動方針]:不明
※小さなメダル トゲの鞭 毒薬瓶 ミレーユの不明品3つ は、ハッサン達のいる部屋にあります
ミレーユのことですが、王女達は見ていません。ハッサンは、そのことについて話すか悩んでます。
レックスの呪いの効果は弱くなっています。
それと、もうそろそろ、アリス達が来ると思われます。
途中トラブルがあったものの支援のおかげでなんとかなりました。
ありがとうございます。
矛盾等ありましたら、指摘してくだされば幸いです
レックスの装備を折れたみなごろしの剣に修正
【レックス@DQ5王子】
[状態]:呪われている。(呪いの効果弱) 気絶(睡眠)、打撲
[装備]:E:折れた皆殺しの剣 E:王者のマント
[道具]:祈りの指輪×1(一回でもつかえば限界)
[基本行動方針]:不明
>>345 ローラの頭にロトの紋章があるの初めて気づいたw
>>346 いや、なんか羽を模した飾りがティアラについてるなぁ、と思って
描いてみたらロト紋っぽくなっただけですorz
つーかDQキャラの資料が4コマくらいしか無かとですw
投下乙ッ!
そしてGJッ!ディ・モールトベネ!!
拭いきれぬ罪を負った少年と、拭いきれぬ悲しみを負った青年。
金と、銀。二つの対比に、シビれるあこがれるッ!!
乙。
テリーにハラハラしたな
あと、
>>341の支給品のイーグルダガーが抜けてないか?
>>349 前の話からなかったですが、所持品に加えておきます。
修正
【テリー@DQ6】
[状態]:疲労大
[装備]:さざなみの剣
[所持]:ボウガン(鉄の矢×30) イーグルダガー ←追加
[第一行動方針]:不明
[基本行動方針]:不明
>>投下作品&時間帯→×
>>投下作品順&時間帯→○
まとめ乙。
でもアレンのところだけど、アレンが自分から矢に当たりに行ってもククールの誤射って表現になるんだろうか。
細かいところだけど気になった。
あとアレンは何で盾で矢を防がなかったんだ。
355 :
315:2006/05/22(月) 19:27:47 ID:8ydGFggx0
>>353 ありがとうございます。助かります。
でも確かフォズは様子を見てたわけじゃなく
逃げようとして彷徨いてたんじゃありませんでしたっけ?
>>354 そのことについて気になってたことが。
アレンを殺したのはククールって表現でいいんでしょうかね?
盾のことは咄嗟だったから忘れてた、でどうでしょう。
盾を抱えて、人をかばうような俊敏な動きはできないだろ。
>>355 矢が当たったのは左肩だし、致命傷を与えたのは竜王だと思う
>不用意に飛び込んできたアレンに竜王は違和感を感じながらもすれ違いざまにその胴を薙ぐ。
>そしてククールの放った矢はアレンの左肩へと突き立った。
>アレンは胴から鮮血を撒き散らし、地面へと倒れ落ちた。
致命傷は竜王の一撃だな。
予約期限切れまで10分強
仕上がったので投下いきます
また、背後で爆音。
戦いが始まったのだろうか。
今すぐにでも駆け戻って加勢をしてやりたい。その衝動を押さえつけているのは腕にかかる重みだった。
くったりと弛緩した少女。
その小さく華奢な身体の、なんと重く感じられることか。
「……んっ……うぅ」
「大丈夫だ、すぐ解毒してやる!だから」
額ににじむ脂汗を指で拭う。その炎のような熱さにアレフは呻いた。
毒の進行が思った以上に早い。
今日のこの日ほどキアリーの習得を投げたことを悔やんだ日はなかった。
このままではレーべに着くまでもつかどうか。
第一、着いたところで其処に解毒呪文の使い手がいるとは限らないのだ。
それどころか人がいるのかすら危うい。
それでも、アレフにはその一縷の望みに縋って走り続けるほかない。
「頑張れよ、もう少しの辛抱だ」
何度目になるか分からない気休めの言葉をかけて、アレフは森を疾駆する。と、
「何をそう急いでいるのです?」
よく通る声が響いた。
思わず足を止めたアレフの前に、木陰から姿を現したのは一人の女。
黒の高帽子に黄昏色のマント。
深緑色のドレスは踝までを隠す丈の長さとは対照的に肩から胸元までもが露わなデザインで、アレフは思わず顔を赤らめた。
顔立ちはまず美しいと言ってよかったが、美しさより知性に勝る。
そう、彼女の纏う雰囲気は呪文を操る者のそれだった。
「見ての通りだ。連れが毒に侵されて困っている」
「では私が診て差し上げましょうか」
あまりにあっさりと差し伸べられた救いの手。
罠ではないかとの思いが頭を過ぎり、嫌悪に顔を歪める。
そんな思考に至ってしまう自分にも、このゲームにも。
まだ彼女がゲームに乗っていないという確証はない。
だが、見たところ彼女は狂気に陥っているようにも邪気に染まっているようにも見えないし、
こうしている間にも毒がルーシアを蝕んでいくのもまた事実。
「……感謝する」
短い思案の末、アレフはその申し出を受け入れた。
ルーシアの身体を地面に横たえ、一歩下がり
空いた右手を女に気取られぬよう、そろそろとベルトの後ろへ――そこに括りつけられた鉄の杖へと伸ばす。
彼女の善意を疑いたくはない。ない、が先頃出会った女性のようなこともある。
まだ彼女が信用出来ると決まったわけではないのだ、用心に越したことはない。
「俺はアレフ。彼女はルーシアだ。君は?」
「サマンサです」
言ってサマンサは歩み寄り、ルーシアの傍らに膝をつく。
腕を取り、傷口を検分する。その手付きには不審なところは何もなく。
(俺の考えすぎ、か)
考えてみればこんなふざけたゲームに乗る人間がそう沢山いるわけもない。
小さく安堵の息をつき、治療の様子を見守る。
何か治療に使う道具でもあるのか、サマンサがマントの内側に手を入れて、
何気ない仕草で取り出したそれ。
何か、鈍色の。
横たわる少女の首に振り下ろされて。
きぃん、と澄んだ音。
「……残念、仕留め損ないましたか」
間に割り込み、下から振り上げた鉄の杖に弾かれ、鋼鉄の剣がくるくると宙を舞い、地面に突き立つ。
自身も同じようにふわりと大きく後ろへ跳んで、サマンサは呟いた。
何気ない一言。
そこには狂気も怒りも焦りも殺意すらも何も無い。
ただ淡々と、事実だけを述べるような。それゆえにひどく残酷に響く口調。
「何故だ!?何故君はこんな!」
「勿論ゲームに乗ったからです。何故そんな当たり前のことを聞くのです?」
今度の言葉には嘲るような響きがあった。次いで口から漏れる呪文の詠唱。
杖をベルトに捻じ込み、ルーシアを抱き上げる。
顔を上げれば己の周囲を取り囲むようにして浮かぶ光球の群れ。
「――イオラ」
サマンサがぱちんと指を鳴らし、光が弾ける。
咄嗟に腕に抱いた少女を身のうちに庇って身体を丸める。
もとより両手が塞がっている状況では他に選択肢もない。
爆風が伴う熱がアレフの背を焼いた。
「ああ、まだ生きているのですか。なかなか頑丈ですね」
「……君は、人を殺して生き延びて、何とも思わないのか」
「今更揺らぐような決意ではありません。私はあの子を生き残らせるのだから」
静かな言葉。それでようやくアレフは彼女に殺意がない理由に思い至った。
『あの子』を生き残らせたい。殺すのは目的ではなく、ただの結果だから。
「大切な誰かを生き残らせたいと願うのは君だけじゃないだろう」
ちらりと、愛しい王女のことを思う。
もしこのゲームから抜け出す手段が見つからなかったら、ハーゴンの言葉に従うほかないのだとしたら、
自分は彼女と同じことをしないと言い切れるだろうか?
「……大切?」
しかし、返ってきた声に滲むのは冷ややかな侮蔑。
「私があの子を生き残らせるのは、愛だの友情だの、そんな生温い感傷のためではありません。
あの子の血筋は此処で絶やしていいものではないのです。私は使命に従うまで」
「そのために、君自身も死ぬとしてもか?」
「構いません。それが世界の意思なのですから」
おそろしくきっぱりとした、何の迷いもない口調。
(もし俺が彼女と同じことをしたら、ローラはどう思うだろうか)
怒るだろうか。詰るだろうか。嘆くだろうか。
きっとどれも正解だろうけど、あの愛しい優しい頑固者の王女は、
どうか自分のために傷付かないでと泣くだろう。
「――だからって、こうして君が傷付くことを『その子』は望んじゃいない!」
サマンサの能面のような無表情がはじめて揺らいだ。
一瞬、その瞳に自嘲と驚きと、何か懐かしむような色が浮かび、だが彼女の唇が紡ぐは氷の息吹。
「ヒャダルコ」
襲い来る雹弾を横様に跳んでかわす、そこに続けざまに次の雹弾が跳ぶ。
幾筋もの裂傷を負いながらもルーシアを庇い、転がり、跳んで避け続け。
気付けばそこは終点だった。
背後には太い木の幹。両側の木々の間はヒャダルコの冷気で凍りつき、塞がれている。
それはさながら死出の旅へ向かう旅行者がくぐるアーチのようで。
「――終わりです」
相も変わらず淡々とサマンサが告げた。
天に向かって突き出した掌の上、赤々と巨大な火球が踊る。
逃げ場も打つ手も無い。アレフはただサマンサを睨みつけ、
殺気。
がさりとサマンサの背後の叢が揺れ、見えない何者かが躍りかかる。
くるりとサマンサが向き直り、完成した火球をそれに向かって放り投げた。
見えない影はしなやかな動作でそれを避けると、サマンサとアレフ、ちょうど両者の中間辺りに音もなく着地した。
影がうっすらと輪郭を取り戻し、色付いていく。
それは女だった。烏の羽のような黒々とした長い髪。
裾の長い衣装やじゃらじゃらとした装身具はまるで先程の見事な動きには似つかわしくない。
不意に、くつくつと女が喉を鳴らす。
その目はぎらぎらとした妄執に燃えて、まっすぐサマンサの姿を映し出していた。
「ようやっと探し人に会えた。まさかわらわのことを忘れてはおらぬな?」
「……何故、あなたが此処に」
「知れたこと。わらわを引き裂き、焼き、断末魔の苦痛を味わわせたそなたらを喰らうためじゃ!」
爛々と光る瞳に夕日が反射し、一瞬女の目が金色に染まり、縦に裂けた瞳孔が覗く。
まるで爬虫類か何かのようなそれ。
瞬きをしてもう一度見た時にはもう普通の目に戻っていたが。
(気のせい……か?)
女の乱入に助けられたことは確かだが、違和感は拭えなかった。
見た目こそは美しい女性のそれだが、裏に潜むざらりとした嫌な気配。
邪悪に染まった人とも違う。言ってみればそれは魔物そのもののような――
「これ、そこな男」
己の思考に没頭していた頭を上げれば、件の女がアレフを睨みつけていた。
「疾く、去ね」
「……は?」
「助太刀する気も邪魔だてする気もないなら早う去れと言うたのじゃ。
わらわの目当てはこの娘だけじゃ」
「だが」
「あまりぐずぐずしていては助かるものも助からなくなるやも知れぬぞ?」
ふんと鼻を鳴らし、このまま去っていいものかと考えあぐねるアレフの腕のルーシアを示す。
先程までの立ち回りで毒が回ったのか、その唇は今や紫色に変じ、苦しげに荒い呼吸を繰り返す少女。
「……済まない!」
助けられた恩と、不吉な気配と、連れの命と。
結局アレフは最後を取った。
果たして最後の言葉はどちらに向けられたものか。
行き掛けの駄賃とばかりに傍らに刺さる鋼鉄の剣を拾い上げ、ふらつく足で走り出す。
大分時間をロスしてしまった。
ゼシカの助けはもう間に合わないだろうが、せめてルーシアだけは。
(死ぬなよ)
腕に抱いた少女と、此処にはいない少女に同じ言葉を向けて、アレフはひたすら駆け続けた。
「ふふ、これで二人きりじゃのう」
楽しげに笑うヒミコの声にサマンサはうんざりと溜息をついた。
以前勝利を収めた時は4対1。
あの時より腕を上げた自信はあるが、1対1で勝てるかと言われるとまるで分からない。
その上あそこまで追い詰めた獲物をみすみす逃す羽目になるとは。
だが、とどめを刺し損なったことに不思議と安堵を覚える自分がいた。
理由は分かっている。
似ていたからだ、勇者と呼ばれる彼女の年下の幼なじみに。
同じ立場にいたら、アリスもきっと同じことを言っただろう。
あの溢れんばかりの正義感も、何者も見捨てることの出来ぬ優しさも、曲がったことの許せぬ性分も、
本来ならば美徳なのだろうが、この状況下にあっては弱み以外の何物でもない。
それでもあの子は決して己の信じる正義を曲げず、死ぬのだろう。
――だから、私はあの子の影を行く。
かつて殺されたことを恨みに思っているのなら、次に狙われるのはアリスかフィオか。
ならば、たとえ相打ちになろうとも、勇者の敵は私が倒す。
「いいでしょう、前と同じように焼き尽くして差し上げます」
アリスは私を詰るだろう。それで、いい。
勇者という光輝に寄り添う影を見るのは、私だけで充分。
それは一度担った使命へのプライドと、ひとかけらの感傷。
【B-5/森林地帯/夕方】
【アレフ(勇者)@DQ1】
[状態]:HP2/3 背中に火傷(軽)
[装備]:マジックシールド
[道具]:鋼鉄の剣 鉄の杖 消え去り草
[思考]:ルーシアの毒を治すためにレーベを目指す/ゼシカを助けに戻る/ローラ姫を探す
【ルーシア@DQ4】
[状態]:毒
[道具]:神秘のビキニ 祈りの指輪
[思考]:同上/仲間(アリーナ・クリフト・トルネコ)を探す
【女魔法使いサマンサ@DQ3】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:鉄兜 マリベルの支給品(多少焦げている可能性あり)
[思考]:勇者の血を守る
【ヒミコ@DQ3】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:きえさりそう ホットストーン
[思考]:サマンサを喰らう/アリス、フィオを喰らう
投下完了です。不備等ございましたら指摘お願いします。
369 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/22(月) 21:30:41 ID:wDNo90gdO
投下乙!
アレフがロトの子孫ということが皮肉だな
おつかれ^^
とうとうヒミコが来ましたね。ヒミコが格好良く見えます。次の展開が、ごっつう楽しみ。
一寸先は闇。臨場感があって、ドキドキします〜。
解毒は果たして間に合うのか。ゼシカとフローラの戦いの結果は?!そしてサマンサとヒミコの因縁の対決はいかに!
次回!満を持して待て!
燃えるw
新作乙。
空気だったヒミコがようやく活躍か。
今後にwktk。
ところで質問なんだけどまほうのカガミを太陽のカガミにするためには
どんな特技、アイテムが必要になると思う?
6は世界設定に特化してる
誤爆ごめん。
>>351 複雑だとアレだし、強い光に当てるとか?
たとえばスーパースターハッサンのまぶしい光とか(公式ガイド参照)
>>371 だれかジゴフラッシュ使える人いなかったっけ!?
あ、アレはモンスター専用の呪文か…。
ジゴスパークの使い手なら幾人かいるんだけどね
>371
手元に8&3の攻略本しかないんだが。
ライデイン、ギカデイン、ギガスラッシュ、ギゴスパークなどの「雷系」>なんとかなるかも?
イナズオン、グランドクロス、マホカンタ(光の壁)、シャインスコール、シャイニングボウ>苦しいか?
ラナルータ(夜昼逆転)、みわくの眼差し、セクシービーム、パルプンテ(何が起きるか不明)>不可w?
パルプンテで決定だなw
むりやり道具で考えてみる
雷系 雷神の槍 いかづちの杖 天罰の杖
反射系 光のドレス ミラーシールド まふうじの杖 プラチナソード ラーの鏡
加護系 ロトの剣 ロトのしるし 神鳥の杖 聖なるナイフ 竜神王の剣 ロトの盾 ラーの鏡
爆破系 メガンテの腕輪
ラーの鏡と合わせ鏡したらどうだ?
同じ太陽神の鏡だし
ラーのカガミにはまた別の役割があるだろう
それに根本的に特殊な光を当てんといかんのだから反射光とかは少し違うんじゃないかな
不明品に聖なる種火とか光の玉でも入れてみるか
しかしおもしれぇなぁここ。何度やってもいいな。
アレフって秋也みたいだな。
アレフの女難っぷりが大好きだ
387 :
315:2006/05/23(火) 19:18:30 ID:xQCMeMGq0
まとめサイト作ってるものですが
なにも書かれてないマップの画像を持ってる人がいたらうpおながいします。
保存してなかった…orz
389 :
315:2006/05/23(火) 20:15:06 ID:xQCMeMGq0
dクスです。
太陽拳の使い手がこんなところにいたとは
>390
ちょ、ひでぇw
>>385 アレフが七原ならピサロは川田かな…?
言うまでもなく桐山はレックス。相馬はフローラ?
>>393 うめぇwwwwwwwwwwwww
すみません291で予約した者です。今まで連絡出来なくて申し訳ありません。
ここ数日リアルで入院してました。
遅れましたが予約破棄します。
一応半分くらいは出来てるので他に予約入らなければ近日中に投下できる見込みです。
>>398 ネ申 と呼んでもいいですか?マジ絵柄好みだ
ベリアル討伐直後かな?こんなぼろぼろなのに次アトラス突っ込んでくるのか…
>>400 400おめ。ちょwwwポケットからなんか出てるwwwwwwGJ!
アトラスは炎になったとはいえ
オツムは弱いので頭脳プレイで
切り抜けられるよ!…多分
ハ_ハ
('(゚∀゚∩ られるよ! …多分
ヽ 〈
ヽヽ_)
あれ?遠くから赤い物体が…ちょwwww通常の三倍wwwww
あwせdrftgyふじこlp;@:「
ピサロ、フォズ予約します
コエェ
>>404 ちょwwwww怖いwwwwww殺されるwwwww
禁止エリアの場所を1箇所、「C−3」を「C−4」に変更します。
遅い変更申し訳ありません。
>404
目が、目がぁ。 思わず石化しそうだ。こわいょ。
いつのまにかお絵描きスレになっている件について
ドランゴ瞬殺するくらいの香具師がレーベに来るのか…
アリスあたりが方向間違えて援護に来てくれないかなぁ…。
「カ ン ダ タ 何処へ向かっているんですか!?こっちはアリアハンじゃなくて
レーベの方向でしょう!!」
「いででででででで!!姐さん堪忍してくだせぇ〜!」
どうみても矛盾だらけな展開です。本当にありがとうございました。
しかもレベルの低い落書きだらけな件について
わーついに言っちゃったね
でも上手い人もいたじゃん
414 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/26(金) 01:00:42 ID:mCh5y+kK0
>>413 あ、タブーだったん?w
上手い人はたぶん一人だけだよ
あとはオナニーでやってる落書きがいるだけ
いやいや落書きっていうか本人マジだから。
この板は年齢層が広いので、小学生もいてるから。
ん…まぁ悪気はなさそうだったから皆突っ込まなかったんだろうな今まで
しかしだんだん調子付いてきちゃったのが痛かった。
「いつもは駄作だけど気合い入れてみた」とか「普通の絵になってしまった」とかw
楽しいので良いんだが・・・できれば、避難所に絵師スレ作った方がいいじゃないだろうかw
絵よりも文章プリーズw
下手くそな奴は気合いいれても駄作wwww
この状況で立てても過疎化は確実。<絵師スレ
上手い人は一人だけとか言われりゃ他の人は描く気なくなる。
ていうか絵投下しようと思ったのにしづらくなったw
専用ろだか絵板だけでも早期建設しようぜ
レスもったいない
>>419 だから今までは言うの控えてたけど、
約一名が度が過ぎたんだよ。
あのまま放置したらこのスレが約一名の落書き広場になってしまう。
正直あの絵はうちの妹レベル。
そういう発言って上手い人をも遠ざけるって分かって言ってる?
リレー小説の中身だってそうなんだし、玉石混淆でええやん…。
つかどんな形であれ盛り上げてくれる人を疎むのはどうかと思うぜ。
投下ペースがハイペースすぎるってのは思ったけど。
ただまあ、「どこどこのシーンです」って感じの挿絵にするような意識は欲しいかな。
普通の絵って言われても、それはさすがに鳥山絵で見たほうが良いに決まってるしね。
めげずに今後とも頑張ってくださいな。
ゴメン、調子に乗りすぎて暴走してしまいましたorz
今見たら確かに俺の絵ばっかだもんなぁ…。
でもお陰で目が覚めました。いい薬になりました。
穴があったら入りたいのでギアガの大穴に逝ってきます。
騒動起こしてこんな事言うのもなんだけど、
他の絵師さん達、職人さん達これからも頑張ってください!
文章だって絵だって数描きゃ上手くなるもんだし下手の一言で遠ざけるのはどうかと
確かにちょっとペース速すぎるなとは思ったけど
ただ保守レスするよか絵投下してもらった方が見てる分にも楽しいしな
>>423 つーわけで貴方もめげずに頑張って下さいな
前もって誰の絵か分かれば見たくない絵は見ないでも済むんだがな
まあ、明らかにWindows付属のペイントで描いてる絵じゃなあ…
気持ちだけは認めるので絵板ができるまで修行していてもらいたい
429 :
まとめ人:2006/05/26(金) 16:12:56 ID:gH7YOoCg0
お絵かきBBSに申請中です。
本当はお絵かきすとがよかったけど現在レンタルできないようだ(ノД`)
登録に時間がかかるらしいので出来たらアドレス貼りますね。
oebitにしたら?お絵かきすとと同じしいpaint使えるよ
432 :
まとめ人:2006/05/26(金) 16:42:10 ID:gH7YOoCg0
>>431 なんか変換サイト通してんの?素で見れんの?
>>432 おお、素早い!
乙です〜
まとめ人さん絵うまいねww
文章プリーズ!
素で読める
そういやフォズって怖い人とばかり縁があるな。
お絵かきに関する会話の流れを冷めた目で見ると面白い。
遠慮しながらの指摘や優しさをちりばめながらの直球等々・・・
ただ、423が俺とタメ年だったらと考えて読むと涙が止まらない(ノД`)
Windows付属のペイントでも上手い人が書けば上等なのができるよ
弘法筆を選ばねェ
DQ20周年、おめでとう&ありがとうございます〜。
↑スレ誤爆。ごめん。
ドラクエ生誕20周年を祝いつつ保守。
そろそろ惨劇が読みたい…反面キャラが死ぬのは悲しいけどね。
この所、物語の進行スペースが遅いのは、炎となったアトラスの行く先には傷ついたアリーナ一行が待つわけで、そうなると惨劇必至なわけで。
誰も、そのジョーカーを引きたがらないんじゃないかと、思ってたり。
>>443 >そろそろ惨劇が読みたい
なかなかペンの進まない作者へのフォローと受け取った。
じゃあ、俺がジョーカーを引く。
アリーナ、エイト、キーファ、アトラス、予約します。
投下します
日もやや傾きかけた空。
先ほどまでは静かであった水面に波紋が幾筋も走る。
水音をかき消したまま、その者は岸に上がった。
腕の中にゆるりと眠る少女を抱えたその男、ピサロ。
アリアハンにから東、山向こうに兄弟な魔力を感じ取ったピサロは東にいくルートを選んだ。
だが、険しい山岳を越えるのは得策ではない上に腕の中の重荷がそれを許さない。
そこで、湖を横断するに至ったというわけだ。
濡れてしまった衣服を乾かすため、ピサロは火を起こす。
少女はというと、こちらの気をも知らずに深い眠りの世界に誘われたままだ。
「…こちらの気、か。我が心、自分自身も理解できんというのにな」
ピサロは笑いを薄く漏らした。
─おかしなものだ、魔王と呼ばれた私がこんな酔狂な真似をしているとはな。
まるで、あの男…「勇者」の真似事ではないか。
ピサロは眼を伏せて思い直す。
この娘を助けたのは、微かな希望に懸けた。それだけの事。
決して無力な存在を守るからとか、罪も無い子供を襲う輩が許せないといった、
あの男のような腑抜けた感情から生まれた行為ではない。
「ん…」
眠っていた少女が呻いた。
ピサロが眼を向けると、襟元から何か飛び出している。
動いている、どうやら生物のようだ。
ピサロは、少女の胸元のそれをひょいと摘み上げる。
…噛まれた。
その緑黄色の生物は、爬虫類の特徴たる縦長の瞳孔を向けてピサロの指にぶら下がっている。
あるのか無いのかはっきりしない牙を突き立てている。
痛いというか、こそばゆい。
無言で手を振るって地に落とすと、その蜥蜴は少女の袖の中へと逃げ隠れていった。
しばしの沈黙の後、ピサロは名簿を広げた。
─眼を覚ますのは、半日以上はかかりそうだった。
仮死状態まで陥ったのだ、そうそう目覚めまい。
起きられても返って足手まといになり、歩みが遅れる可能性が大きい。
ならば、このまま一気に東周辺を巡ろう。
ピサロはそう、考えた。
ついに予約キター!
惨劇は書きたいがもう大分キャラ減ってるので躊躇っていた、というのもある
つかもう放送後のネタしか思いつかねえorz
参考までに放置プレイ喰らってるキャラ達
ローラ&ゴン(ドラゴン)【B-5/森林と山岳地帯の境/朝】 登場回数1回
ククール【E-3/岬の洞窟/昼〜真昼】 登場回数2回(但しそのうち1回は絡みなしの単品)
書き手さんどなたかどうにかしてやって下さい
名簿の中の写真を見て、そのいくつかに印をつける。
「…こいつは、城で死んでいたな」
自分で首を落とした少女を名簿に見つけ、そこには印をつけない。
ピサロが気を留めたのは名前ではなく、髪。
古より、赤毛の人間、特に女は強大な魔力を持って生まれるとされている。
もちろん、例外も星の数ほどある。
例えば、自分の元の世界の思慮の欠片も無い、呪文一つ使えぬ姫君といった人間だ。
どこかで特大のクシャミが聞こえたが気にはしない。
人間の作り出した下らない言伝えと言ってしまえばそれまでだ。
だが、現に大広間に集められたときに見受けた赤毛の女達。
そして、城の地下で死んでいたあの赤毛の少女。
奴らは全て、強大な魔力を持っていた。
ピサロは、足元の少女を抱き上げて、北へと急いだ。
強大な魔力を感じる、そちらの方向へ。
【D-4/森林/午後】
【ピサロ@DQ4】
[状態]: 健康。 MP6/7程度
[装備]: E:鎖鎌 E:闇の衣 E:アサシンダガー
[道具]: エルフの飲み薬(満タン) 至急品一式
[思考]: ロザリーの仇討ち。ハーゴンの抹殺。襲撃者には、それなりの対応をする。
北にいる強大な魔力の持ち主と接触する。
【フォズ@DQ7】
[状態]:深い睡眠(時間経過で回復)
[装備]:天罰の杖
[道具]:炎の盾 アルスのトカゲ(レオン)(ピサロに警戒中 支給品一式
[思考]:ゲームには乗らない、アルス達を探す
投下しました。
なにかございましたらば、どうぞ
乙!
>>446の 『山向こうに兄弟な魔力を感じ取ったピサロは東にいくルートを選んだ。 』
↑
これ
強大だよね?
割り込んじゃってすまん 新作乙!
強大な魔力ってサマンサだろうか、ゼシカだろうか。どっちも北だ
>>452 ミスです、すいません・・・
兄弟→強大 変換ミスでした
サマンサかゼシカかは、次の書き手さんにお任せします。
新作&予約キター
レーベ組に白羽の矢が立ったか…!でも悲しいけどこれがバトロワなのよね…。
結束も大事だけどバトルが醍醐味だからね。
勇気を持ってジョーカーをひいてくれた>
>>444に敬礼!
ゼシカ、フローラ、フォズ、ピサロ予約
こっちはあんまりバトルしないかもしれないが・・・。
ちょいまち。時間おかしくないか?
前回が午後だったのに湖わたって1エリア越えたのにまだ午後って……。
それ踏まえて放送までにゼシカ・フローラと遭遇するのはどう考えても無理っぽいよ?
放送前にレーベ戦第二幕やるのか。
アトラスのドランゴ殺した時間から移動速度を考えるとつじつまはあうけど…凄いなあ。
第一放送前からここまで激戦が続くって、レーベどんだけ恐いトコw
つかアレフは間に合わないのかね。
>>457 ゼシカフローラ戦終了後にピサロが接触の可能性も…て思ったが
そもそも放送前に彼女らのいるところにたどり着けないって意味か。どうなんだろ。
確かに。湖渡るなら通常より移動速度も遅くなりそうだし
時刻も夕方にしてもらった方がいいかもな
それを考えると放送前に
>>456の話は難しいかもしれんね
惨劇、か…せめてアリーナ組の一人で良いから生還して欲しいなぁ。
後から来るアレフ組も心配だw
時間の記述が問題あったようですが、ぎりぎり夕方じゃない午後をイメージしていました。
それでも問題があると思われれば、夕方に修正します。
ゼシカ、フローラ、フォズ、ピサロ、予約キャンセル。
前回と今回を読むとやはり午後は無理じゃないかな?
個人的には夕方も半ばくらいに思う
ピサロもフォズがいる以上慎重に進むだろうし
>>この娘を助けたのは、微かな希望に懸けた。それだけの事。
決して無力な存在を守るからとか、罪も無い子供を襲う輩が許せないといった、
あの男のような腑抜けた感情から生まれた行為ではない。
ピサロツンデレだよピサロ
単なるロリコンだろ。
FFDQ3rdの官能小説ネタにはぴったりだ。
>448
>448
ローラとゴンは無事に旅をしてそうだからな。
ホノボノで良ければ書く。
ローラ&ゴンを予約。
>>466 wktk
ほのぼのでイイヨー。
ククールは位置が微妙で他の奴と絡ませにくいんだよなー。
リア、ビアンカは予約入っちゃってるし。
レーベのしげみからアレフと接触させるとかアリアハン城地下からトロデと再会させるとか
いろいろあると思うけど
>>468 d。
ならばククール、アレフ、ルーシア予約。
あそこの洞窟抜けるのどれくらいかかるかなー。
よく考えたらこいつら会えるとしても放送以降になるんだな…。
ククールだってB-5方面行くくらいならレーベに向かうだろうし。
というわけで予約取り消します。お騒がせしました。
B5で既に夕方だからな…。
トルネコは現状を確認する。
バズズを湖に氷漬けにした後の通信で、参加者を皆殺そうとする3体の魔物のうち
リーダー格であるベリアルがどうやら死んだことがわかった。
その仇を討つためにアトラスがレーベに向かったようだがあの様子では辿りつくまでに大分時間が掛かるだろう。
ベリアルを倒した人たちには何とか逃げ延びてもらいたいものだと思う。
レーベのことはしばらく放っておいていいだろう。問題はアリアハンだ。
あのバズズという魔物は強い。何とかしてこの危機を他の参加者たちに伝えなければならない。
しかし……トルネコは道に迷っていた。
アリアハンに行くと決めたはいいが、コンパスも地図もなくてはどこに向かって進めばいいのか判らない。
「はぁ、はぁ、何とか誰かに会って地図を見せてもらうしかありませんなぁ」
そして2時間ほど森をさまよった挙句……彼は出会った。
「キキキキ……まだこんなところをウロウロしてくれていて嬉しいぜぇ……
なぁーーーーーーーーーっ!?」
「う、うびゃらぁー!?」
なんと目の前には氷漬けの状態からようやく抜け出し、トルネコを探していたバズズが立っていた。
ここはあの湖からそう離れた場所ではなく、トルネコは同じ場所をグルグルと回っていただけだったのだ。。
バズズは血走った目でゆっくりとトルネコに近付いてくる。
「久しぶりだぜ……ここまで俺をコケにしてくれた奴は……
たいした力も無いくせに悪あがきしてくれやがって……テメェは楽には殺さんぜ?」
バズズは強力な戦士だったアリスに対してよりも雑魚と思っていたトルネコに手こずらされたことのほうが
遥かに怒り心頭に達していた。
「まずはそのどてっ腹掻っ捌いて臓物を引きずり出してやる……」
炎の爪をペロリと舐め、殺意と共に迫るバズズを見てトルネコは狼狽する。
「ま、待て! お前たちの仲間、ベリアルは死んだんですよ?」
「な、んだと?」
トルネコの言葉にバズズはギョッと眼を剥く。
「私を殺してもきっとお前もいつか倒される! だからこんな無意味なことは……」
「うるせえ!!」
バズズの叫びと共に炎の爪から発せられた炎弾がトルネコを襲う。
「うぴゃあ!」
なんとか間一髪で回避するが爆圧に吹っ飛ばされてゴロゴロと地面を転がった。
「ベリアルが死んだだと? ふざけんな……あのいけ好かない金ぴか牛野郎に俺様が
黙って従っていたのは何でだと思う? あの野郎が強かったからだ。
アトラスより、この俺より! そのアイツが死んだ? キキキキ……」
トルネコはよろよろと起き上がると氷の刃を構え、振った。
刃から吹雪が巻き起こりバズズへと襲い掛かる。
「そのベリアルが死んだなどと……嘘をつくなぁああああっ!!」
しかしバズズは吹雪など意にも介さず跳躍し、トルネコへと打ちかかった。
炎の爪の一撃をトルネコは氷の刃でかろうじて防御し、バズズの巨体を跳ね返す。
「何ぃ?」
「これでも勇者さんと一緒に世界を救った大商人です! 舐めてもらっては困りますな!」
とはいってもトルネコには今の攻防が精一杯だった。
が、そのハッタリが功を奏したのかバズズの動きが様子見に変わる。
(このデブ……だが先程も俺はコイツにしてやられた……少しマジになる必要があるか……)
それにさっきのベリアル死亡の報が気になる。信じてはいないがインカムのないバズズにはその確認ができない。
もし万が一にも本当ならばアトラスと協力してその犯人たちを倒さねばならない。
どちらにしてもインカムは必ず取り戻さなくてはならなかった。
(もし、もしもベリアルが本当に死んだのなら……グズグズはしてられねぇ)
ベリアルを兄のように慕っていたアトラスは暴走するだろう。
一人で敵を討ちに突っ走り返り討ちにでもあおうものなら目も当てられない。
なんとしても早急にインカムを取り戻す。しかし目の前の男は意外にも手ごわそうだ。
ここは……。
「オイ、てめぇ……インカムをよこしな」
「は?」
「その頭に嵌ってるインカムを返せって言ってるんだ。そうすりゃあテメェは生かしておいてやる。
これは取引だ」
「な、なんですって?」
助かる? このインカムを手放せば?
トルネコは突如振って湧いた希望に動きが止まる。
実際のところ次の攻撃を防ぐ自信などトルネコには無かった。
対応策もなく、絶望に取り憑かれかけていたのだ。
そこに助かる目が出てきてトルネコはそれに縋り付きそうになる。
思わずインカムに手を掛けて……はたと手が止まった。
(これを渡せば……奴はアトラスと連絡を取るに違いない。
アトラス自身は頭が弱いようだが、こんな危険な奴らが連携を取れば……)
どれだけの参加者が死ぬかしれない。(トルネコはアトラスがインカムを捨てたことを知らなかった)
インカムを渡せばトルネコはその片棒を担ぐことになるのだ。
だが渡さなければ自分が死ぬ。他人の命と自分の命……どちらを優先するか。
トルネコは震える手を握り締め、決断した。
「こ、これを渡せば……ほ、本当に私の命は、助けてくれるのか?」
その怯えた表情を見てバズズはニヤニヤと哂う。
「(ニタァ〜)ああ〜 約束するよ〜〜っ インカムと引き換えのギブアンドテイクだ。
渡せよ…早く渡せ!」
「だが断る」
トルネコは決然とバズズを睨みつけた。
「な、何?」
「私は商人だ! 対価を積まれれば何でも売るが、私のプライドを買おうというには
その値段は安すぎますな!」
ギシリ、とバズズは怒りのあまり歯を軋ませる。
「そうかよ……じゃあ死ねぇ!! ベギラマァ!!」
魔力によって集められた高熱の光が熱線と化してトルネコを襲う!
そしてトルネコは氷の刃を振った。
ボムっ!
ベギラマとヒャダルコは威力を相殺しあい、ヒャダルコの氷をベギラマの高熱が蒸発させたことによって
あたりに濃厚な霧を生んだ。
「キキィッ、猪口才なぁ!!」
バズズは霧を掻き分けてトルネコの居た場所に突進するが、トルネコは既にその場から走り去っていた。
「逃すか馬鹿!」
決死の追いかけっこが始まる。
支援
リアはビアンカの胸でひとしきり泣いた後眠ってしまった。
ビアンカはそれを我がこのように背負い、今北に向かっている。
危険はあるが、いつまでも同じ場所にいるわけにもいかない。
(必ず……守ってあげる)
慎重に周りを気にしながら歩いていると、進行方向から誰かが走ってくるのがわかった。
ビアンカは咄嗟に近くの木の幹に姿を隠し、リアを側に横たえる。
「リアちゃん、リアちゃん、起きて」
気は進まなかったがこの状況では仕方ない。リアの肩を叩いて目覚めさせた。
「ふにゃ?」
リアは寝ぼけ眼でビアンカを見る。しばらくすると状況を思い出したようだ。
すぐに泣き顔になるが、ビアンカはリアの涙を拭うとそっと抱きしめた。
「ごめんね、今から誰かが来るの。少し静かにしていて?」
リアに言い聞かせ、彼女は近付いてくる誰かを覗き見る。
見えたのは恰幅のいい男性と、魔界にて遭遇したことのある魔物……バズズ。
(襲われている!?)
男のほうは疲労困憊で今にもバズズに追いつかれそうだ。
(見捨てる? どうする?)
チラリとリアのほうを見る。手を出せばリアを危険に晒してしまうかもしれない。
しかし逡巡しているうちに男は転び、今まさにバズズの爪によって止めを刺されようとしている。
思わずビアンカが眼を瞑ったその時、リアが悲鳴を上げた。
「いやぁあああああああああ!」
「リアちゃん?」
「誰だ!?」
その悲鳴でバズズはビアンカたちの存在に気付き、振り上げていた炎の爪をビアンカたちに向かって
振り降ろした。
「リアちゃん、こっち!」
すぐにリアを庇って飛び、メラミを回避する。
そして彼女も呪文を唱えた。
「ベギラゴン!」
ビアンカの双掌から生まれた紅蓮の業火は絡まりあい、一匹の竜となってバズズへと迫る。
「ぬわっ!」
炸裂し、バズズは炎に包まれる。
その隙にビアンカはリアを連れてトルネコへと近寄った。
「大丈夫ですか?」
「は、はい、助かりました。しかしあれしきで倒れる魔物ではありません。
早く逃げましょう」
「何度も言わせるな、逃すか馬鹿!」
振り向くと燃え盛る炎の中から全身を焦がしながらバズズが歩いてきていた。
「そんな……私の知っているバズズよりも、強い? あなた! 彼は私が抑えるから
彼女を連れて逃げて!」
ビアンカはリアをトルネコの方にやると庇うように前面に立った。
「じょ、冗談じゃない。女性を見捨てて逃げたなんてこと妻に知られたらどんなお仕置きをされるか。
ここは男トルネコ、体張らせてもらいますよ!」
トルネコは更にビアンカを押しのけるとバズズに向かって突進した。
「あ、ちょっと!」
「逃げてください!!」
制止するビアンカを振り切り、バズズへと斬りかかる。
バズズはその一撃を爪で軽く受け止めると、左手で殴り飛ばした。
「ぐぼぉ!」
ゴロゴロと転がって気に追突し、気絶する。
「ち、しぶといのは逃げ足だけか! 後は……」
「リアちゃん、逃げて!」
ビアンカはバズズに向かって走り呪文を唱える。
囮になってリアから目を逸らさせる為だ。
それを追い、バズズも呪文を唱えた。
「メラゾ……」
「遅ぇ!マホトーン!」
バズズの放った封印呪文によってビアンカの魔力は体内に縛り付けられる。
「しまった!」
「終わりだ」
しえn
ぞぶり
バズズの炎の爪がビアンカの腹部を貫く。
「かっ、は……」
「死ね」
ボンッ
爪から巻き起こった炎がビアンカを包み込んだ。
吹き飛ばされ、ビアンカは地面に叩きつけられる。
しかし全身を焦がしながらもビアンカはまだ生きていた。
「く……リアちゃんは、やらせない……!」
「ふん、耐えたか。中々高い魔力を持ってるな。だがもう動けまい。
そこでガキが殺されるのをゆっくり見物してろ」
リアは恐怖のあまりその場に座り込んでいた。
「あ……助けて……お兄ちゃん……」
「リアちゃん、逃げて!」
「キキキ……焼き殺してやる」
バズズは再びベギラマの炎を腕に宿らせると無情にリアへと向けて放った。
炎が迫る。
トルネコは気絶している。
炎が迫る。
ビアンカは動けない。
炎が迫る。
バズズは哂っている。
炎が迫る。
どうしようもなく、リアはポツリと呟いた。
支援
「助けて……神さま」
そして炎は炸裂した。
火炎が撒き散らされ、熱気を周囲に飛ばす。
「ぁああああああああああああああああ!」
「ぎゃははははははははははははははは!」
ビアンカの叫びと、バズズの哄笑が唱和する。
「ははは……は?」
しかしバズズは気付いた。炎の中に影があることを。
明らかに少女のシルエットではない。杖を持った何者かが炎の中に立っている。
ビアンカもそれに気付き、目を凝らした。
「な、何が起こったの?」
リアはゆっくりと眼を開けた。
いつまでたっても自分が燃えないことに不審を抱いたからだ。
もしかして自分はもう死んでしまったのだろうか。
そう思いながら前を見ると、誰かが自分の前に立ち炎の伝播を遮っていた。
その者は片手でベギラマの威力を受け止めている。
「神……さま?」
「いいや」
そのローブを着た魔導師風の男は静にそれを否定した。
支援
「ワシは神ではない。王でも、人ですらない。だが……」
片手で炎を握りつぶすと周囲に撒き散らされていた炎も一瞬にして消えた。
「お前の願いは確かに聞き届けた」
その圧倒的な力を前にバズズは狼狽する。
「な、何だキサマはぁ!?」
男はそれを一瞥すると小さく鼻を鳴らした。
「ワシの名はアレン。ただの……ドラゴンよ」
(アレンお兄ちゃん……?)
仄かに想いを寄せていた青年を脳裏に思い浮かべ……リアは静に気を失った。
【D-2/森林と茂みの境/夕方】
【アレン(竜王)@DQ1りゅうおう】
[状態]:普通
[装備]:竜神王の剣 まふうじの杖
[道具]:プラチナソード ロトの盾 ラーの鏡
[思考]:バズズを倒す/この儀式を阻止する/アレンの遺志を継ぐ
【リア@DQ2サマルトリア王女】
[状態]:気絶
[装備]:なし
[道具]:風のマント 支給品一式(不明の品が1〜0個)
[思考]:?
【ビアンカ@DQ5】
[状態]:腹部に深い裂傷 HP1/10 MP少量消費
[装備]:祝福の杖 しあわせのくつ
[道具]:まほうのカガミ 引き寄せの杖(5) 飛びつきの杖(5) 場所替えの杖(5) 他1つ 支給品一式×3
[思考]:この子(リア)を守る/レックスを捜し、守る/ゲームを脱出する
【トルネコ】
[状態]:HP1/5 軽い火傷 疲労困憊 気絶
[装備]:氷の刃 ※無線インカム
[道具]:ワイヤー(焦げて強度は弱くなっている)
[思考]:気絶/アリアハンへ向かう
/アリスや他の参加者に危機を伝える
【バズズ@DQ2/】
[状態]:HP3/5 MP2/5
[装備]:炎の爪
[道具]:支給品一式
[思考]:目の前の全員を殺す/インカムでアトラスと連絡を取る
/アリス達を追い、殺す/ゲームを成功させる
言い訳はしません。遅くなってごめんなさい。
入院してたのに乙です!
だが断るワロタw
アレンかっこいいよアレン。
激乙!
トルネコに露伴のセリフは似合わないなw
バズズのニタァ〜がツボったw
アレーーーーーーーン!!
トルネコも活躍してたがやはりアレンには負ける!
アレンかっこいいよアレン。
状態表訂正
【ビアンカ@DQ5】
[状態]:腹部に深い裂傷 全身に軽度の火傷 HP1/20 MP少量消費 マホトン
[装備]:祝福の杖 しあわせのくつ
[道具]:まほうのカガミ 引き寄せの杖(5) 飛びつきの杖(5) 場所替えの杖(5) 他1つ 支給品一式×3
[思考]:この子(リア)を守る/レックスを捜し、守る/ゲームを脱出する
乙!GJ!
竜王かっけぇぇぇぇぇぇ!!!
竜王様キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!!
超GJ!!!
_ ∩
( ゚∀゚)彡 アレン!アレン!
⊂彡
脳内で白馬に乗った竜王が具現化しちまったじゃねぇかwwwww
アレンマジでカッコよすぎる!!
そしてトルネコ露伴ワロス!!
それにしてもトルネコは悪運が強いね。もしかしたらサバイバル
してしまうかも。
竜王キタ━━(゚∀゚)━━!!!
だが断るワロタ
だが断るww
アレンかっこいい!魔封じの杖あるし!
てかリアが目覚めてアレンお兄ちゃんを見た時の反応が見たいww
リア死んじゃうかとオモタヨ
竜王キター!!!そして露伴キタw
一瞬荒木画のトルネコが頭を過ぎったよwGJ!
パロディがおおいなぁ。
多いねぇ。
現時点でのキャラの進行表(作中での時間表記)
夕方:16〜18 トロデ マリア レックス ハッサン テリー
ピサロ フォズ アレフ ルーシア サマンサ ヒミコ
アレン(竜王) リア ビアンカ トルネコ バズズ
午後:14〜16〜夕方:16〜18 ※アトラス
午後:14〜16 フローラ ゼシカ バーサーカー
マルチェロ アリス カンダタ クリフト
真昼:12〜14〜午後:14〜16 ※エイト ※アリーナ ※キーファ
昼:10〜12〜真昼:12〜14 ククール
朝:6〜8 ※ローラ ※ゴン
※は現在予約されているキャラ
皆さんアレンやトルネコに夢中ですが…
ビアンカさん…ガンバレ!
グッジョブと、心からグッジョブと言わせてください。
ヤタ━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)`Д´)-_-)冫、 )ノД`)=゚ω゚)━━!!!
>>500 キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━( ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━ !!
GJです!そして500おめ!
うわ。なんて縁起の良い^^
おつかれ&500おめ♪
サイト設立記念に予約するかな
ゼシカ・フローラ予約
ホノボノでないような気がする・・・。短いですが投下します。
ふと、見れば、親子ほどの大小2つの生物が一塊になって歩きながら、頭を寄せ合っている。
仲むつまじき事かな、と私は思った。
しかし、よくよく見れば、体色が違いすぎ、一方の背には尻尾があった。
どうやら親子ではないらしい。
命の危険を感じないでもなかったが、興味の方が勝り、もっと近づくことにする。
デカイ竜が、器用にも爪のある片手に紙を持って、
竜の背で支えられている少女が、これまた器用に紙を竜の背から覗きこんでいる。
「【Bー3】と区分してあるところに入ったみたいですわね。」
「ああ。このまま西に進むと村があるみたいだな。」
(きっと、アルス様なら、人を助ける為に村か城を目指していらっしゃるに違いないわ)
(竜王様の行きそうなところ・・・あの御方の思考は俺には複雑すぎて考えつかん。
地道に歩き回るしかないか。)
「真っ直ぐすすみましょう。」
「そうだな、あてもないことだし・・・。」
2つは影をあわせながら進んでいく。
その巨体にしては歩みが遅い。
竜が時々視線を後ろに向ける。
どうやら、少女を落とさないように、わずかながらも気を使って進んでいるらしい。
一人と一匹に目立った動きがなく、そろそろ引き上げるかと思ったとき、少女が再び口を開く。
「ゴンさん、そろそろ食事にしませんか?わたくしお腹がすきましたわ。」
「うん?」ゴンさん、と呼ばれた竜が空を見上げる。
太陽は真上よりも傾いていた。
「相変わらず面倒なやつだな。まあ、いい。ほらよ。」
少女が降りやすいように背を傾ける。
少女は微笑みながら、竜の背から降りた。
「ありがとうございます。」少女が礼を言う。
「べ、べつに礼を言われるほどのことでもねよ。」照れたのか顔を伏せる。
生憎、緑の体色のせいで赤くなったのかは確認できなかった。
少女が草上に座り、持っていたザックから水筒とパンを取り出す。旨そう・・・いやいや、これ以上近づくと身の危険が。
「ゴンさんは、お食事はしないのですか?」
「俺はパンなんぞいらん。くれてやる。」少女にパンを渡す。
「まぁ。」
少女がゴンの口に、パンを一切れ持っていく。
「でも、食事は大勢でした方が楽しいですわ。はい、あ〜ん。」
『あ〜ん』って!!!ちくしょー。うらやましい・・・。
しかし、ゴンは近づいてきた手を押さえる。
「よせ。」
「まぁ。」
少女は少し悲しそうな顔をしていたが、ゴンは少女の表情から目をそむけた。
行き場のない腕は伸びたまま。
やがて竜はそっぽを向きながら言った。
「自分で食う。」
「はい。」
嬉しそうな顔でパンをゴンに手渡した。
「食事というと紅茶が欲しくなりますわね〜。」
「・・・取りには行かんぞ。」
「わかってますわ。でも、あれば嬉しい。という話をしてるだけじゃありませんの。」
(それが曲者なんだ・・・)
一人と一匹が喋りながら食べ始める。
みていると、なんだか、むかついてきたので立ち去ることにする。
いつものように叫びながら。
アホーアホー
(俺にとって嬉しい食事は生きた物なんだがな。
まあ、焼き鳥にすると、馬鹿女のうるさいお喋りが始まるかもしれんし、
無駄に生き物を殺すのは止めておくか。)
ちらりと竜がこちらを見たような気がした。
【B-3/午後】
【ローラ@DQ1】
[状態]:健康
[装備]:光のドレス
[道具]:ロトの剣 支給品一式
[思考]:アレフを探す ゲームを脱出する
【ゴン@DQ1ドラゴン】
[状態]:左肩に銃創(浅い)
[装備]:メガンテの腕輪
[道具]:支給品一式(不明アイテム一つ所持)
[思考]:ローラを竜王の所に連れて行く それまでは護る
新作投下乙です。
そうか、カラスの視点だったのか!!コレはコレで新しい!
ところで、ゴンさん&ロ−ラはレーベへ向かっているんですよね。
行き先は次の書き手さん次第。
了承しました。…それにしても良いなぁ、この一人と一匹。
良いカップルだよwwwww
ツンデレだ…
514 :
まとめ人:2006/05/30(火) 07:24:55 ID:FCw+FM6k0
515 :
まとめ人:2006/05/30(火) 07:31:53 ID:FCw+FM6k0
B-3だったorz
>>507 「アルス様」じゃなく「アレフ様」じゃございませんこと?
>514
特定するなら、草原ですね。B-3の東側のつもりです、次の書き手さんに細かい所はお任せw
>516
うわぁ〜。申し訳ございません〜。
びくびくしてまとめサイトに行ったらすでに直されていて感動しました〜。
なんで、こんなに固有名刺間違うかなぁ。
カラス視点にしたの意味がな(ry
やぁ、なんとかぎりぎり三日に間に合った。
投下いきます。
>>507 乙。
やべぇ、ローラ達B3?
辻褄が合わなくなる予感orz
ベリアルとの激戦から数刻後…、レーベの村。
エイトとアリーナは村内を探索していた。
一方、最後の一撃を放ったキーファはと言うと、ベリアルを倒したすぐ側でそのまま待っている。
キーファは先に到着して何もなかったことを知っているし、何より立って歩くのが億劫に感じたのだ。
なんとか呪文により傷こそ閉じたものの、失った血液、体力、疲労はどうしようもない物だった。
自身の状態はさておき、探索の結果は二人に伝えたが、それでも二人は自分の目で確認したかった。
もしかしたら、もしかしたら何か手がかりは無いものかと……。
しかし、確かに何もない。
人がいないこと、相次ぐ激戦のため施設のいくらかが倒壊していること、この二つを除けば
ごく普通のありふれた村そのものであった。
一応、家屋の中も確認したが、人っ子一人どころか獣の類すら見つけることは叶わなかった。
その異常に背筋が薄ら寒くなる。
家屋の中の様子は、まるで今しがたまで人がいたようで、
にもかかわらず、どこにも全く生き物の気配がしないというのはあまりに異常であった。
―これがハーゴンの魔力によるものなのか。
二人はこの事実に、不覚にも怒りより恐れを抱いてしまった。
それに気付いたのかお互いが顔を見合わせる。
その表情から、共に思ったことが同じであるということが伺い知れた。
―なんて弱気な。
そんな自分自身に憤る。
「戻りましょう。」
エイトが口火を切った。
こんな風に感じてしまうのは、自分たちが消耗しているためだ。
そのためこんな弱気になるのだ、そう考えたからだ。
戻ってみると、キーファはうつらうつらとした様子であった。
先程まで事切れていたのだ、エイトもアリーナも無理もないことだと思う。
それでも、キーファは近くに二人を認めると目を覚まし明るく話しかけた。
「やぁ、わりぃわりぃ。つい陽射しもポカポカと気持ちいいもんだから、うっかりしてたよ。」
と、誤魔化す。そして、
「村の様子はどうだった?」
と、続ける。その声にはいくらか良い答えを期待した、希望的な響きがあった。
『何もないから待つ』と言ったとはいえ、何かあればいい。そう思っているのはキーファも同じだった。
その様子に努めて明るくアリーナが答える。両手を上げたジェスチャーも加えながら、
「ダメね〜、ほんとに何もないわ。」
やんなっちゃう、といった調子で答える。
「…そっか。」
キーファも努めて暗くならず、はにかみながら答えた。
勝利を収めたとはいえ、全員が全員疲労しすぎていた。
支援
ぽり、ぽりと乾物をかじる。
申し訳ないとは思いながら酒を咽喉に流し込む。
それで、ようやく生き返ったようなような気がした。
そういえば朝から歩き通しの戦い通しで、ろくに食事もしてなかったじゃないかとエイトは苦笑する。
出来れば、支給品だけで難をしのぎたかったが、
パンだけでは消耗した体力を回復するのにあまりに心許なかった。
そのため、村にあった備蓄の一部を拝借しているのである。
この時もうまくキーファが場をとりもった。
無論、キーファとてそんな野盗のような真似はしたくない。
しかし、蒼白な面持ちの二人の様子に、そうしなければいけないと感じたのだ。
道化を演じるのは苦手じゃない。
案外それは、普段からアルスとマリベルと、二人の兄貴分として面倒をみてきた経験からかもしれない。
(実は面倒を見ているつもりで見られていることも多かったが)
……ひょんなことから二人を思い出し、ふっと遠くをキーファは見やる。
過ぎたことは悔いても仕方が無い。
既に同郷の仲間二人がこの世にいないであろうこと、それは確信に変わっていた。
(しかし、お前達の無念は晴らすぞ。)
ランドのことも思い決意を改める。そして、キーファは語った。
このゲームに仕込まれた恐るべき陰謀を。
「私達みんなが生贄ですって!?」
「破壊神の復活……!」
会場内で見たあの男の邪悪な雰囲気。この狂気とも言えるゲームの内容。確かに全てが合点がいった。
エイトも、アリーナも、元よりこのゲームに乗る気は無かったが、それを聞いてはますますであった。
<<この危機を他の参加者にも知らせなければいけない!>>
一同の意見は一つにまとまった。
が、ひとまず、しばらくはこの村を拠点として休息を取ることとなる。
キーファもアリーナも著しく体力を消耗していたし、
エイトも、体力の消耗こそ小さいものの立て続けに呪文を使い続け、精神力の限界であった。
移動をするにしても、今しばらくは時間が必要だった。
それに、自分達と同じようにここを目指して訪れる人を期待してでもある。
人の集いそうな拠点となる場所は、地図を確認すれば、あとはここ以外は遥か南東の城のみ。
移動をしては逆に会えなくなる可能性の方が高い。人と出会うにはここを動かない方が得策であった。
無論、先の魔物のように忌むべき訪問者も考えられたが、まさか今しがた戦ったばかりである。
立て続けにあのような魔物が訪れることは無いであろう。
それ程の者で無ければ、たとえ敵意のある者が襲ってきたとしてこちらは3人。
滅多なことが起こる筈が無い、そう踏んだのであるが……。
ウォオオオオオオオ!
ザックの中身を広げ回復していた(幸か不幸か武器に恵まれなかったアリーナの支給品は
回復用のアイテムだった)一行に雄叫びが聞こえる。
大地の震えはここまで届いた。
―近い!
一番窓の近くにいたのはエイトだった。ガッと窓に食いつき声のした方を見る。
爆発するかのように家屋が爆(は)ぜる!踏みつけられた地面が揺れた。
咆哮は空気を震わせ、エイトの頬をビリビリと振るわせた。
まるで炎、猛り狂う火炎。天変地異が舞い降りたのかとすら錯覚するその中心に、赤い巨人がいた。
アトラスは猛った、怒り狂った!悲しみに、親しんだ兄の死に!
レーベの村についてすぐ、横たわる黒い影を発見した。
しかし、それをそれとは認めたくなかった。
肩口から胸、腹まで裂け真っ黒に焼け焦げたそれ。余りに無惨に変わり果てた姿……。
だが、紛れもなく兄の姿そのものだった。
エイトに、アリーナに、キーファによって倒されたベリアルの骸だった。
ウォオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!
また支援
一息遅れて、キーファもアリーナもその姿を確認した。
そして、悟る。
『 勝てない。』
パワー、スピード、タフネス、そのどれを取っても今の3人でどうにかなる相手には到底見えなかった。
仮に3人でバラバラに逃げ出したとして、
それでも一人ずつ、狩りの獲物のように順に殺されていくであろうことは目に見えた。
アリーナが窓から顔をそらし、そっとエイトを見つめる。
(戦わなくていい魔物じゃ……、ないよね?)
先のドランゴとの経験から来る物だ。言葉にせず視線で訴える。
が、エイトはそっと目を下に落とし首を横に振った。
(駄目です。邪悪に忠誠を誓った者でしょう。)
(やっぱ・・・ね。)
そうしている間にも巨人は迫る。
最初に覚悟を決めたのはキーファだった。
側に立てかけられたメタルキングの剣を手に取る。
友の形見を握り締めれば、勇気が湧いてきた。
「逃げられないんだろ?だったら、戦うさ。
せめて、他の参加者の助けになる程度の手傷は負わせるぜ。」
悲壮な決意が滲んでいた。それに促されエイトも手を伸ばす。
ランドを絶命せしめた忌むべき武器だが…、メタルキングの槍に。
が、その手は柔らかな物に阻まれる。
(?)
アリーナだった。アリーナがエイトと槍との間に割って入っていた。
「アリーナさん?」
アリーナは何も言わず無表情だった。そのまま思い詰めたようにエイトの首に手を伸ばす。
(!?)
それは丁度恋人がするような形で。
突然の出来事にエイトは困惑して、何か言おうとしたが言葉を発することは出来なかった。
「う……。」
そうしようと思った矢先、後頭部に鈍く重い衝撃を感じ、そのまま意識を失った。
「アリーナ!?」
その様子を見て今度はキーファが狼狽する。何が何だかわからなかった。
が、真っ直ぐにアリーナはキーファに向かう。
瞬く間に当て身が放たれ、キーファの意識も暗転した。
(馬鹿ね……、何も3人で死ぬことないじゃない。)
アリーナは気絶した二人をそっと寝かしつけた。
(本当は当て身で意識を失わせるなんて、よっぽど相手が隙だらけじゃないと出来ないんだけど。)
すっくと立ち上がる。
(死ぬなら一人で十分よ。大丈夫。私が食い止めるから。)
―せいぜい派手に暴れて注意をひきつける。
出来るだけ長い時間戦って、もうここで戦闘をしようと言う気は起こさせない。―
これなら二人を守れる気がした。
エイトであれ、キーファであれ、自分であれ、あの巨人の一撃を食らっては一たまりも無いであろう。
ならば、長く戦うにはなるたけ逃げ回るのが得意な奴の方がいい。逃げて逃げて消耗させる。
自分が行くしかなかった。
(大丈夫。お腹の痛みはひいた―……エイトのおかげで。
アモールの水は飲んだし、私は戦える。)
頬をピシャンと叩いた。
きぃぃぃぃと裏の木口を開ける音がやけに鮮明に聞こえた。
その時一緒にちょっとばかり後悔が浮かんだ。
(やっぱりキスぐらいしていけば良かった。)
腹のことを思い、エイトのことを考えた時、
ふとそんなことが思い浮かんだが実行には移せなかったのだ。
「ハァーッハッハッハッハ!」
高らかに笑い上げる。声が届いたのか、破壊に明け暮れていた巨人の動きが止まる。
火の気があったか、瓦礫の一つから炎が上がった。
エイトが眠る方向とは逆、まだ無事な家屋の屋根にアリーナが屹立していた。
「随分騒がしいじゃないか、化け物ォ!」
マントを背中にはためかせ、睨み付ける。あくまで不敵な笑みを浮かべて。
だが、もちろんアリーナに余裕などない。
ジリジリとした危機感が膨れ上がる。全身の感覚が鋭敏になっていた。
背中に汗が生じ、それが大きくなり垂れて下着に染み込んでいく、その流れがわかった。
炎を受けてバサバサと風にはためくマントの動きも、まるで後ろに目がついてるかのようにわかった。
限界まで自分の全神経、全感覚が研ぎ澄まされているのを感じた。
―それが、死の予感を感じずにはいられなかったが。
ゆっくりと巨人が振り返る。
炎に照らされ赤黒く見える巨躯がこちらを向く。血走った目はアリーナを捉えた。
ぞっとするような深い悲しみと怒り、狂気。
(飲み込まれてたまるものか。)負けずアリーナも睨み返す。
「ガオォォォォォォ!!!」
(おまえか!?ベリアル殺したの?アトラス、おまえ許さない!ベリアルの仇とる!!!)
アトラスはそう叫ぶつもりだったが、興奮して言葉にならずただの雄叫びにしかならない。
もう誰でも構わなかった。兄の死んだ地で不敵に自分に向かってくる奴!
殺して粉みじんに砕いてやる!!!
もっかい支援
この時間帯人いないのかね
(先手は取らせない…!)
「たぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!!」
叫びを上げてアリーナが屋根から踊りかかる。あまりにも愚直に、真っ直ぐに。
高くジャンプし飛びかかった。
(馬鹿にしやがって…!)
その無謀な飛び込みにアトラスは怒りを覚える。
(アトラスのパワー、おまえなんか粉みじんに打ち砕く!)
ジャンプの軌道を狙ってハンマーを引き絞り一気に振り上げた。
(!? 消えた!!)
ジャンプの頂点でアリーナが消えた。
アリーナのジャンプが、頂点へ達する直前である。
アリーナの右腕が左肩に伸びる。引きちぎるようにマントをはずした。
頂点へ達すると同時にマントを前へ翻す。同時に全身を丸める。
大きく空気抵抗を受けたことと、重心が移動したことでジャンプの軌道は大きく変わった。
また、小柄なアリーナが全身を丸めるとすっぽりとマントの影に覆われるため、
丁度アトラスからは消えたように見えたのである。
ぶうん、と遥かアリーナの頭上で風を切る音がした。
(かわした!)
全身を丸めたまま、すたり、と着地する。
と、同時に着地の反動を使って、さらに丸めた全身を一気にばねのように伸ばし
弾丸のような勢いで跳ねる!狙いは両腕を宙に放り出し、がら空きのボディー。
捻りを加えながら打つ!掌底!クリーンヒット!
いかに俊敏な巨人と言えど、上空を空振りしたハンマーを足元に振り降ろすにはいささか時間を要した。
(いける…!こいつと私とは相性がいい…!)
アリーナは勢いそのままバク中するようにアトラスを蹴り上げ距離をとる。
(これは挨拶代わり。無駄打ちしてスタミナを消費したくないの。)
アリーナの着地と、ずうん、とはずしたハンマーが地を叩くのが同時だった。
が、間髪置かず、そのハンマーが横に凪ぐ。
(まさか!速い!!)
運動物には慣性というものがある。まして重量のあるハンマーなら尚更。
打ち下ろしたハンマーがこんなにも速く軌道を変えるなどと信じられないことだった。
咄嗟に踏む、バックステップ!かわす!
ほっと一息をつく。が、さらにもう一撃が迫る。
―アトラスは一呼吸に二度攻撃できる。
(そんな……!)
「うっおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ぎりぎり反射神経だけで大きく身をのけぞらし、かわす。シュン、という音があごの下でした。
衣擦れの音。ハンマーがアリーナの衣服を掠めていったのだ。
なんとか肉体には触れずに済んだ、というすれすれの回避。
ハンマーが通り過ぎると、のけぞらせた身をそのまま倒し、ブリッジのような姿勢で両手をつき跳ねる。
空中でくるりと一回転し、体勢を立て直した。
同時に跳ねる。跳ねる、跳ねる!ダン!ダン!ダン!後ろへ!
(距離を…!速すぎる!)
瞬く間に三間の距離が開く。と、異変に気付く。
(い痛……っ!)
帷子の一部が異様に折れ曲がり鎖が外れていた。
(鎖帷子じゃ…、何の役にも立たない…!)
わずかに掠めただけでこの有り様なのだ、何の気休めにもならない。
むしろ、邪魔。回避をとるための重荷にしかならない。
アリーナはさっと鎖帷子を脱ぎ捨てた。さっきよりか幾分か体が軽い。
(チ…、最初から脱いでおけば良かったな。)
汗の浮く肌を風が凪いだ。
支援
( ^ω^)シエソ
四円
紫煙
それを見咎めるとアトラスもハンマーを捨てた。
三度も自分の攻撃をかわされた。まして、重りを脱ぎ捨てた相手はさらに素早くなるだろう。
この素早い相手にメガトンハンマーの動きは大きすぎる。
素手の方が速く、正確だ。
バシンと拳を打ち鳴らし丸腰のアリーナとアトラスが向かい合う。
(武闘家らしく、生身と生身のぶつかり合いなんて結構じゃないの!)
それは死の恐怖、兄の死による怒りと悲しみ、そのどちらでもない感情だった。
だが、それには二人とも気付かない。
「「おぉぉぉぉぉぉぉ!!」」
叫ぶ。走り寄る。今度はアトラスから拳を繰り出した。
ドシュン、ドシュンと聞いたこともないような風切り音を立てて拳がアリーナに迫る。
右…!左…!かわす、かわす!
まるでアトラスの両腕に引っ付くような紙一重でアリーナは連続攻撃をかわした。
最小限の動きでなければ、この間断ない連続攻撃をかわすことは不可能だった。
もしも一打目の回避に大きく動いてしまっては、それだけ二打目の反応に遅れる。
(三打目!来ない……?
見切った!速いのは2回だけ!)
タタン、と伸びた関節を狙い打ち据える。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
声こそ上げないが、アトラスの顔に痛みの苦悶が浮かぶ。
巨人族のアトラスの体力から言えば、ダメージではない。
だが、痛い。まるでむき出しの神経をナイフで突付かれる様な鋭さだった。
隙を見てアリーナがもう一撃を加えようと飛び上がる。
(そう何度もやらせるか!)
ぶんとなぎ払う。しかし、空中でアリーナが水平になると、
まるで高飛びの棒を越えるようにくるりとかわされた。
(まさか!しかし……!)
着地を狙い、さらにもう一撃を加える。が、これもわずかに身をよじっただけでかわされる。
シエン
アリーナのすぐ脇でアトラスの拳が打ち下ろされた。アリーナはアトラスの拳の内側にいる。
今度はアトラスはその腕を引き込み、内にいるアリーナを襲う。
が、既にアリーナはその腕の逆側にいるのだ。
くるくると回転するようにアリーナは攻撃をかわす。
何十発、いや何百発ものパンチをアトラスは繰り出した。蹴りも頭突きもタックルも繰り出した。
だが、一発も命中することが無い。全てかわされる。それも皆が皆紙一重で。
まるでその光景は、―我々の馴染みのある日常で例えるなら―
静電気を帯びたビニール片が腕にまとわりついて離れない状態に似ていた。
だがアトラスは攻撃の手を休めない。休めるわけにいかなかった。
少しでも隙が生じれば、アリーナの突きが寸分たがわず急所めがけて飛ぶからだ。
一瞬の休みも無い拳打の嵐が続いた。
日は傾き始めていた。影法師が長い。
果たして、どれだけの時間が経ったのだろう。
二人が向き合った時、まだ明るかった空はすっかり赤くなり夕闇が訪れようとしていた。
それでもアリーナもアトラスも今だ動き続ける。時に近付き、離れ、交差し引っ付き。
大人と子供以上も体格に差があるというのに、拳打の応酬は続けられていた。
アリーナはこれを待っていた。(ほぼ)回避に専念し膠着状態に持ち込む。
巨人の注意を引き付け消耗させる、その狙いは見事に的中した。
そして戦い続ける内、武器を捨て向き合ったときに感じた感覚、その正体も分かった。
それは、充実感、戦うことの喜び―その予感。
思えば、アトラスもアリーナも、自分の肉体をここまで酷使して戦い抜いたことは無かった。
それも互いに生身と生身で。
<小細工抜きの肉体の勝負で、限界まで戦いたい!>
少なからず以前から、二人ともそんなことを願っていた。
激しい闘いは幾度も経験したことがあるが、そういった戦いには未だ出会ったことが無かった。
しえん
―その願いがついに叶ったのだ!
その感覚に、いつの間にやら死の恐怖も、
肉親のように慕った者の死による怒りと悲しみも、すっかり霞んでいたのだ。
アリーナは過ぎ去りし日を思い出す。
サントハイム城から出ること叶わず、戦いに憧れていた日々。一人技を研磨した日々。
今、望み憧れ続けていた戦いをしているのだ…!
だがしかし、そんなことを回想するのはもはやアリーナの体力が限界に達していることを示していた。
集中力が落ち始めているのだ。
このいつまでも続くかと思われた拳打の嵐は、唐突に終焉を迎えた。
(あ・・・・)
今の今まで紙一重でかわしてきた拳が回避できなかった。来る、と思ったが体が鈍い。
激しい衝撃がアリーナを襲った。
咄嗟に身をよじり、衝撃の方向をずらし、緩和し、ダメージを最小限にとどめようとしたが駄目だった。
木っ端のように勢いよく吹っ飛ぶ。口から、鼻から溢れるように血が噴出す!
なんとか身を砕かれ四散することは避けられたが、内臓が完全に破壊されその血が溢れたのだ。
そのまま、ドドン、と地に叩きつけられる。体が痺れ受身を取ることも出来ない。
目の焦点が定まらなかった。地が空が家屋が回る。何も見えない。
(しまった…!(視力よ)戻れ、戻れ、戻れ!早く!あいつを見つけなければ!)
今だ闘志は失わない。しかし、見えない、見えない。
眼球が言うことを聞かない。追撃が来る…!動かない体で必死にもがく。
(映った!)
ようやっと視力が回復した。眼前に今まさに拳を振り下ろさんとするアトラス。
(うぅおおおおおおおおおっ!!!!!)
「がぼがぼがぼがぼがぼぉっ!!!!!」
もはやアリーナの喉は声を出すことも叶わず血を吐き出すのみであった。
ダァァンッ!!!
両の拳で地を打つ。体は動かない。腕力で飛び上がった。
ドァァァァンッ!!!
直後、同じ場所を再び拳が打つ。アトラスの両腕。人肉の感触はない。
(逃げられた!)―あの体で、瀕死の体でありながら、まだ戦えるというのか!!!
驚嘆しながら不屈の闘志に畏敬すら覚える。
そのアトラスの背後で闘気がゆらめいた。
(おぉおおおおおおおおっ!!!!!)
もう、私は助からない。先の一撃は致命傷だった。放っておいても私の命の火は消えるだろう。
だが、まだ燃えている。ならば、燃え尽きる前に残った命を燃やし尽くす……
この一撃で―――!
バァァーーーーーンッッ!!!!!(バァァン…バァァン…バァァン…)
爆音が響く。小山一つ吹き飛んだのでないかと思うような地響き。
アトラスの巨体があった。その後ろにアリーナの姿がある。
力強く左手を引き絞り、まっすぐに右の拳を突き出した姿。
その姿は、アトラスの真後ろにいながら、その正面から確認できた。
向こうを見渡せる風穴が空いていたのだ。
アトラスの左わき腹を中心に腹部の三分の一程が、吹き飛んでいた。
「お……お………」
ダメージによる声を初めてあげる。空いた穴からぼとぼとと臓物と血が滴り落ちる。
「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉ……。」
が、まだ戦える。致命傷には遠い。アトラスはアリーナに振り返った。
アリーナは動かない。渾身の一撃を放った直後の隙。
(勝った……!!!)
アトラスは拳を突き出した。
sieeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeen
アリーナアアアアァァ!!
支援
しかし、その拳がアリーナに打たれることは無かった。
突き出す拳に対してあまりに反応が無い。ぴたと拳を止めると、そのままアトラスは腕を引き下げた。
(……死んでいる。)
アリーナの瞳に生者の輝きは無かった。
最後の最後まで止めを刺せなかった。相手は最後の瞬間まで戦いに生命を投じ、果てた。
アトラスにそれを奪うことは出来なかったのだ。
「ウッオオオオオオオオオーーーーン!」
雄叫び。悔しくて喚いた。
止めをさせなかったことに。この女を殺してしまったことに。
兄の仇は憎かった。だけど、この女と戦ってた時に感じた感覚―それは楽しさと充実感だった!
アトラスはアリーナを見やる。
そう言えば、こいつの名も知らない。だが、思う。なんという豪傑なのだと。
そして、死んだ兄のことも思うのだ。これ程の豪傑ならば、兄もきっと……。
戦いは終わった。
緊張が解けたためか、途端に睡魔が襲ってくる。
そうだ、兄の死を―あの腰の抜けてしまったバズズから―聞いて、ずっと暴れ通しだった。
混濁とし始めた意識の中、アトラスは思う。
(ベリアル……、やっぱりベリアルは凄いや……。
二体も倒して、こんな奴と戦うんだもんなぁ……。
俺なんて、ベリアルの戦った後でようやく勝てたのに、最後は逃げられて。
自力で倒せたのはたったの一体だもんなぁ……。
ベリアル……ベリアル……。)
激しい怒りが通り過ぎると、途端―もう、あの兄のように慕った金色の魔物には会うことは出来ない―
という寂しさが訪れた。
涙が浮かぶ。すっと巨体が下に滑り始めた。ずしり、と地を揺らし両膝が着く。砂埃が舞った。
ぐらり、と上体が揺れ、前のめりに倒れ始めた。
どどーんと盛大な地響きが起こり、埃を巻き上げながらアトラスは倒れ伏した。
巨人は眠りについた。
4円
しえん
吸烟
アリーナかっこえー!
西の空に宵の明星がきらめく。地には、動きを止めた一人と一体。
それはまるで、かんしゃくを起こして暴れたきかん坊が、
暴れに暴れ疲れ果て、母の胸で眠る様を想起させた。
何故なら、巨人が倒れ伏す二度の地響きにも負けず、
拳を突き出したアリーナの姿はその姿勢を保っていたのだから。
【B-2/レーべの村/夕方(放送直前)】
【エイト@DQ8】
[状態]:気絶。左肩にダメージ。MP1/4(回復中)
[装備]:メタルキングの槍
[道具]:支給品一式 首輪 メルビンの支給品一式(不明二つ)
[思考]:仲間(トロデ優先)を捜し、ゲームには乗らない。
危機を参加者に伝える。
【アリーナ@DQ4】
死亡
【キーファ@DQ7】
[状態]:HP2/5程度 (回復中)
[装備]:メタルキングの剣 星降る腕輪
[道具]:ランドの物を含め、不明2
[思考]:ランドの妹(リア)を守る 仲間の死を悟る
【アトラス@DQ2】
[状態]:腹部損傷。睡眠中。HP3/5程度
[装備]:風のアミュレット
[道具]:超万能ぐすり 支給品一式
[思考]:不明
※メガトンハンマー、鎖帷子は近くに放置されています。
まさかアリーナに白羽の矢が立つとは思わなかったよ…
これは惨劇ではなく「感激」だよ!
予想としてはエイトが王族2人を命がけで逃がすのかなぁ、と思ってた。
書き手さん、アリーナに誇り高い死をありがとう。アトラスに誇りある戦いをありがとう!
。・゚・(ノД`)・゚・。
アトラスもアリーナも格好良すぎる!!
以上です。沢山の支援、多謝です。
名前を入れ忘れるやら、トリップを間違える、通し番号を間違えるなど間抜けなことしきり。
すみません。
新作乙!人いないのか言った瞬間人沸いてきてびびったw
キーファは残り少ない7勢だし、エイトは呪われないフラグ持ちだし
死ぬならアリーナだろうと思ってたが…GJ!燃えた!
しかし二人が目を覚ましたとしてもアトラスがすぐ脇にいるからアリーナ弔ってやれないのな
あと気になる点を二つだけ
・アリーナの一人称は「あたし」
・2/14の>先程まで事切れていたのだ、
ちょwwwキーファ死んでないwwwwwww
投下おつかー
アリーナ …… 立派な最期だったよ ( ´д`)>
しかしアトラスがヤバイ
エイト達より先に目覚めないと止め刺されちゃうw
余談だけどこれで正式に「赤毛少女連合」が結成できるね。死者スレで。
ところで
>>541の画像は何ですか!?テラコワスwwww
細かいこと言うと死亡表記は状態表の一番最後で残り人数も書いたほうがいいね
今は残り29人かな
アリーナもアトラスも最高だよ
アトラス大ピンチだ、起きろ!目覚めろ!あとらすううううううううう!
投下乙、力作だった
キーファの状態表示に載ってないけど一応コイツも気絶してるよね?
>>553 PS版ならアリーナの一人称は「わたし」基本だけど
その時によって「私」「あたし」だったりしてまちまち
別にいいんじゃない?
戦闘すげ・・・。
投下おつです!
そして支援もgj!
>518
ローラ姫&ゴンはゆっくり進んでるみたいだから大丈夫じゃないか?
何気にククールと絡められるかなぁ。
>>559 アリーナの死にクリフト発狂の悪寒!?
オラすげぇワクワクしてきたぞ!!
シェゾかよwwwwwwwwwwww
>>553 >アリーナの一人称
一応、その前のSSで私だったので、それに合わせました。
>事切れる
あれ…?力尽きて気絶する場合には使えないのか。
その場合なんて書いたらいいんだ…?
>>556 すみません、忘れてました。
状態訂正します。
【B-2/レーべの村/夕方(放送直前)】
【エイト@DQ8】
[状態]:気絶。左肩にダメージ。MP1/4(回復中)
[装備]:メタルキングの槍
[道具]:支給品一式 首輪 メルビンの支給品一式(不明二つ)
[思考]:仲間(トロデ優先)を捜し、ゲームには乗らない。
危機を参加者に伝える。
【キーファ@DQ7】
[状態]:気絶 HP2/5程度 (回復中)
[装備]:メタルキングの剣 星降る腕輪
[道具]:ランドの物を含め、不明2
[思考]:ランドの妹(リア)を守る 仲間の死を悟る
【アトラス@DQ2】
[状態]:腹部損傷。睡眠中。HP3/5程度
[装備]:風のアミュレット
[道具]:超万能ぐすり 支給品一式
[思考]:不明
※メガトンハンマー、鎖帷子は近くに放置されています。
【アリーナ@DQ4】
死亡
【残り29人】
新作乙です。
最後の最後で、気絶した二人が駆けつけ、
アリーナは二人の目の前で絶命するのかと思ったら弁慶!
アリーナの死に際かっこよかったです。
敢えて気になる点をあげるなら、
15/16の 、そう言えば、こいつの名も知らない。だが、思う。なんという豪傑なのだと。
そして、死んだ兄のことも思うのだ。これ程の豪傑ならば、兄もきっと……。
がアトラスの知能にそぐわないせりふかと。豪傑の言葉がちょい難しくない?
あと、アトラスが最後のほうで自分を俺と呼んでいるところは
アトラスのほうがしっくりくる。
>>563 こと-き・れる [4] 【事切れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 ことき・る
(1)生命が絶える。死ぬ。「何か言い掛けて―・れた」
(2)事が終わる。きまりがついて終わる。「理非顕然たりといへども,権門を憚り―・れざるの由/御成敗式目追加」
三省堂スーパー大辞林より
キーファの状態に関してはちょっと違いますが
「疲労困憊していた」で良いのではないでしょうか?
ひろう-こんぱい -ラウ- [0] 【疲労困憊】 (名)スル
ひどく疲れ苦しむこと。
同じく三省堂スーパー大辞林より
アリーナ良くやった!
キーファ死ぬかと思った(´・ω・`)
アリーナ星降る腕輪使わなかったな。
アレフとアレンはもう敵対しないんだよね?
>567
それも次の書き手さん次第じゃねーか?
そうですね。訂正します。
〜〜訂正〜〜
>520 2行目
>先程まで事切れていたのだ、エイトもアリーナも無理もないことだと思う。
→
>先程まで力尽き気絶していたのだ、エイトもアリーナも無理もないことだと思う。
>>545 豪傑→戦士
22行目“俺なんて、ベリアルの〜”→“アトラス、ベリアルの〜”
ついでにその下の “自力で”→“自分で”
に訂正させて下さい。お手数かけてすみません。
新作超乙。
眠気もふっとんだ。二人ともかっこよすぎだ!!
感動をありがとう!!!
アリーナがほしふる腕輪つけてエイトが呪文で援護すりゃ勝てたのにな…
キーファは役立たずだけど
アリーナ好きなので、その結末でもよかったが、
勝てた場合、ここまで熾烈な戦いにはならなかっただろう。感動した。
そんな展開になったらロワ的にとても困る事態になるような気がしてならない
アリーナは死ぬ覚悟でアトラスに挑んだから、
他のアイテムは二人のために残しておきたかったんじゃないのかな…。
まぁ勝ったら勝ったでジョーカー死にすぎ。
二人とも死力を尽くして戦ったからこそ、あの熱い戦いが成り立ったんだ!
それにエイトはMPかなり減ってるから長期戦だともたないと判断したのだと
そもそも最初は死ぬつもりで出てったんだったんだしな
でもまぁいい死に様を貰えてよかったなアリーナ。クリフト発狂フラグも立ったしw
>574
ただえさえ、「強い」マーダーが・・・・。
レックスは弱ってる、クリフトあいすべきへたれ、サマンサとヒミコはマーダー同士対峙、バズズはアレン(竜王)達と対峙で勝てそうにない。
テリーは改心しそうな気配、ピサロも微妙。
フローラはゼシカと対峙中。あとは寝てるマルチェロぐらいか?
>>564熱い戦い乙
ジョーカー死んでないけどこのままだとまた一波乱起きそうだなー、キーファ達気絶
してるだけだし。
でも、放送が始まったらクリフトが覚悟完了しそうだ。
クリフト&フローラは二人とも「愛する人を生き返す」前提で戦ってるけど
いざ愛する人が死亡したって言う放送流れたら、ますます火がつくかもしれん。
あと、レックスも呪いが解けたわけじゃないから油断できない。
まだまだwktk要素満載ですよ!
アリーナ乙。
やっぱりアリーナかエイトが仲間を守るために特攻するってシナリオになるよなあ。どっちも絵になるし。
ある程度予想はしていたけど、書き方が見事でした。燃えました。
アトラスは生きてて良かった。眠りについたとか言われた時は「永遠の眠りか!?」とか焦ったわw
でも早く起きないと色々まずいよなw
時系列が放送直前ってことは、このままだとエイトとキーファは放送を聞き逃すかも?
まあ、キーファは仲間の死については自己完結してるし、エイトは身内死んでないし影響は少なそうだが。
キーファの体力が回復中で1/4→2/5
エイトも同じく回復中なのにMPは1/4→1/4
おそらくアトラスを発見した時はさらにMPが少ない(回復呪文を使っていた)と考えられる。
>580
そんなあなたの為の「禁止エリア」をどうぞ。
俺はエイトが死ぬかと思った。
「王族を守るのが近衛の役目です!」とか言いながら。
放送とその後の展開が楽しみです。
悲劇ですわ 喜劇ですわ
>>582 それがあるから一応「少なそう」って書いといたw
まあ丁度アレフあたりが来そうだし、なんとかなんのかなーと。
放送の死者読み上げで大きく影響があるのってフローラとクリフト以外に居るかな。
意外と既に自己解決or近くに精神安定剤が居るキャラが多いんだよな。
>>583 「王族を守るのが近衛の役目です!」
あるあるwww
アトラス、腹部が1/3吹っ飛んで残り3/5か。さすがアトラスだ。
まあ超万能ぐすりがあるから心配はいらんだろうが。
アトラスの戦い見てるとバズズがザコに見えてきたw
キーファ今回は助かったけどもっそい死にやすいキャラに思えるw
アトラスはあのダメージでも元気に動き回りそう。
レックスにはしばらく寝てて欲しいな。
バズズは強いよ
間抜けなだけだよ
人身体のままの竜王なら充分戦えるんじゃないかな
3rdカインが正面からアルスに向かっていってるようなもんだ。
実力に関係なく勝てそうに思えない。
「ヘタレ」の称号と…王女の愛…
どちらも捨てることは出来ないものかッ!
ビアンカやトルネコもそれなりに強いし、バズズが弱いわけじゃないだろ。
バーサーカーどした?
メガンテで全員一度に消し飛ぶという可能性も…。
それでバズズ消えたらジョーカーはアトラスだけになっちゃうし、早過ぎないか?
それにアレンにはメガンテ効かなそう。
>>588 確かに。ゲームでもアトラス、バズズ、ベリアルはハーゴン並の強さだったし。
それ相応に道連れにしてくれるなら没シュートもありだと思う
ところで、vsアトラス戦でアリーナが鎖帷子を脱ぎ捨てたのなら、
実は下着姿で戦っていたのじゃないかという疑惑。
帷子って上着の下に着込むよねぇ…?
攻略本見ると上に着てる。
ちょっとした鎧みたいなかんじ。
ククール、ハッサン、トロデ、マリア、レックス、テリーを予約します。
3日以内に書けるか不安ですけれども。
そういや、アリス達もアリアハンに向かってるんだよな。
大丈夫?
別に向かってるからといって次に書かないといけないこともあるまい。
そもそも最初の話ではアリス&カンダタのアリアハン到着は放送後くらいになるかもとか
書いてあったから特に問題ないかと
なる。良かった。
辻褄が合わなくなるんじゃないか心配して。
今までアリスたちの存在すっかり忘れてた…!
つーかアリスの設定が厨設定なので正直(゚听)イラネ
アリスって変な設定あったっけ?
握力200`くらいしか覚えてない。
俺は好きだけどね、熱血突貫アリス。
俺もアリス好きな奴の一人なんだがな
一応ロトってことで扱いが難しいのかもしれない
でもまともなロトは1stアルスくらいしかいない
3rdのフルートみたいな感じだな、クセが強くて好みが分かれるタイプ
俺は結構好きだが
そうか…みんなアリス好きなんだな。
変なこと言ってごめんな。
そういえばフルートも苦手だったなー。
俺も好きだね。それより、ピサロの方が遥かに嫌い。
やってることは幼女を連れて歩いてるだけなのに長々と長文。
言い訳にしか見えない。
うぉ、失礼。決着ついてたんだな。
このピサロを好きな人もいるだろうし、流してくれ。
まぁ好みは人それぞれ。みんな違ってみんな(・∀・)イイ!!
つーか俺はハーゴンからアルスまでみんな愛してる、
みんなそれぞれの色で輝いていて、良くキャラつくりができていると思うよ。
それと同時にそれらを作り上げた職人さんにはつくづく頭が下がります。
ピサロと言えば、連れているフォズのトカゲ(レオン)は、どう扱えば言いか正直困っているわけだが。
あくまで、道具ということで、トカゲ以上の意思はないよな?ピサロも魔力感じなかったようだから。
>>614 最終的には書き手さん次第だけど、とりあえず
アルスの忘れ形見でフォズの支えって存在じゃあないかな?
動物キャラに個性つけるのも面白いけど、ハカロワみたいに
個性つけすぎて「キャラ」として確立されるのもどうかとおもうし。
バズズ、アレン、ビアンカ、リア予約します。(トルネコも)
トルネコの扱いがwwwwwwwwww
楽しみにしています。
トルネコ頑張れ〜。
とるねこ〜。
620 :
☆スター☆:2006/06/02(金) 21:00:54 ID:63Tds08kO
とねりこ
くりとるねこ〜
トルネコの人気に嫉妬
そんな嫉妬する>622に萌えた(*´д`*)ハアハア
ん、保守さね
しばらくたってアリーナのことを思い出したら、なんとなくナウシカに似てるなって気がした。
怒り狂う王蟲から身を呈して仲間をかばい、王蟲の怒りを静めるって所と。
「ゼシカさん、とおっしゃいましたわね?」
「そうよ、アレフさんたちは追わせないわ」
毅然と立つゼシカを前にしてフローラはふぅ、と溜息をついた。
「仕方ありません、先に始末させて頂きますわ」
「お嬢様然としたなりの割には、大きな口をきくのね。さっきの私の呪文を見てもわかるでしょ?
私は最上級呪文を扱えるレベルなのよ?」
「どれだけの威力の呪文であろうと当たらなければ意味はありませんわ」
「だったら!」
ゼシカは早口に呪文を唱え始める。先程と同じメラゾーマ。
しかし当てる気はない、今度もまた牽制のつもりだった。
相手が自分を脆弱な魔法使いと思っているなら好都合、フローラが呪文を避けている隙に
鍛え上げた格闘術で押さえ込むというのがゼシカの戦術だった。
「メラゾーマ!」
フローラの目の前に着弾するように放つ。
そしてそれを追うようにゼシカも駆ける、が信じられないものを見た。
なんとフローラもそれに合わせるように前に駆け出している。
(しまった! 何やってるのあの女!?)
当たらないようにわざわざ外した業火球に自分から当たりにいっているフローラを見てゼシカは毒づく。
(殺しちゃう!)
しかしその心配は杞憂に終わる。そして同時に窮地が待っていた。
「マホカンタ!」
言葉と共にフローラの前に光の壁が現れ、メラゾーマを跳ね返した。
人ひとりを焼き尽くすのに充分な熱量が今度は自分に向かって来るのを見てゼシカは驚愕する。
すぐに回避行動に移るが、そこに追撃がきた。
「メラゾーマ!」…メラゾーマ!』
「!?」
フローラがゼシカのお株を奪うかのようにメラゾーマを唱える。
山彦の帽子の効果で二重奏となり、合計で3つの灼熱がゼシカに襲い掛かった。
「ーーーーーーーーッッ!」
轟音が一切の音を掻き消し、ゼシカの姿は炎の中に消え、紅蓮の破壊が周囲に撒き散らされる。
たちこめる熱気と土煙に向かってフローラは不敵に微笑んだ。
「ウフフ……最上級呪文三発同時はお気に召しまして?
以前、愛しい人の側にいる為にと数年ほど修行を致しまして……結局無駄に終わったと思っていたのですが
人生なにが役に立つのかわからないものですわね……」
「ええ……全くだわ」
「!?」
土煙が晴れたそこには全身を焦がしながらも五体無事にゼシカが立っている。
「格闘の修行をしていて良かったとこれほど思ったことはないわね」
ゼシカの格闘の腕はクイーン・オブ・グラップラーと呼ばれるほどにまで成長していた。
彼女はそれによって得た技の一つ、真空波を繰り出すことにより空気流のバリアーを作り出し
メラゾーマの炎の直撃を防いでいたのだ。
だがやはり3発分のエネルギーは荷が重く、ゼシカの左腕は重度の火傷で動かなくなっていた。
もう同じ防御方法は使えないだろう。
魔法は跳ね返される。防御はできない。
「なら、攻撃は最大の防御!」
向かってくるゼシカを見てフローラは慌てて毒針を取り出す。
「遅い!」
「きゃあっ!」
しかし一瞬で手を蹴り上げられ、毒針はあらぬ方向へ飛んでいった。
フローラはそれでも平手を見舞おうとしたが、ゼシカはその腕を取り、捻り上げると
地面に倒し、うつぶせに組み伏せた。
「観念しなさい!」
「だ、誰が〜〜」
この期に及んでも戦意を失わないフローラにゼシカは声を荒げる。
「こんなゲームに乗って何になるのよ! よしんば優勝したとしてあの男が約束を守る保障なんてどこにもないじゃない!
殺し合いを強制するような奴なのよ!?」
「う……ふふふふふ、あなたには……わからないでしょうね。常に絶望と共に生きてきたものの気持ちは。
愛する人が華やかな場所にいるのに、自分の居場所はそこにはない。遠くからみじめにそこを見つめるだけ。
死さえ頭にあったあの絶望の淵から全てをやりなおすチャンスを与えられたのですよ?
飛びつかない手はないでしょう? 例え誰を犠牲にしても私はこの機会を逃さない!
必ずあの人の愛を手に入れてみせる!!」
そのフローラの告白にゼシカは顔を歪める。
「哀しいよ、それって……」
「同情するのなら死んで頂けません!? バイキルト!」
「しまっ」
瞬間的に倍以上に増幅された腕力によってゼシカは振りほどかれはじき飛ばされる。
受身を取って態勢を立て直すが、フローラを見ると既に黒い金属の筒を構えこちらに向けていた。
背筋に悪寒が走り、咄嗟に横っ飛びに避ける。
パンッ、パンッ、パンッ、
乾いた炸裂音とともに二度地面が弾け、三度目はゼシカの左肩が弾けた。
「うああぁッッ」
左肩を押さえ、ゴロゴロと転がる。
(なにあれ!? 攻撃が見えない!)
「うふふ、憎憎しい、その豊満な体……私のように焼け爛れてもらいましょうか?
ベギラゴン!」…ベギラゴン!』
フローラの両の掌から二頭の火龍がゼシカに向かって放たれる。
メラゾーマと違い広範囲に広がる熱波は例え真空波を撃てたとしても防ぎきれるものではない。
「でも……こんなところで死んでるようじゃ兄さんやエイトたちに申し開きできないのよ!」
ゼシカのテンションがその高い魔力をさらに上昇させる。
「マヒャドッッ!」
ゼシカの放つ氷嵐は二頭の火龍を飲み込み、幾千の火の粉へと切り刻む。
「そんな、マヒャド一つでベギラゴン二発を相殺した!?」
「追撃のピンクタイフーン!!」
ゼシカの身体から巻き起こる桃色旋風が花吹雪とともにフローラを巻き込んだ。
フローラはそれによって動きと視界を遮られてしまう。
その隙にゼシカは自身の最強呪文の詠唱を始めた。
(あの人の憎悪を受け止めてわかった。あの人はドルマゲスと同じ、何を言ってももう止まらない。
止めるには……こうするしかない!)
ゼシカは全身の魔力を最大限に高め、それらを全て破壊の威力へと変換していく。
マダンテ。その呪文はマホカンタさえ透過する。
(せめて、全てを消し飛ばしてあげる)
ピンクタイフーンをようやくやり過ごしたフローラは急激に増大していく魔力を見てさすがに怯えた。
(な、なんですのあの魔力は? マホカンタで……いいえ、無理だわ!)
マホカンタの受け止められる許容量を遥かに超えた力がゼシカに収束していっている。
逡巡は一瞬のこと。フローラは矢も盾もたまらずその場に背を向けて駆け出した。
すぐに近くの木の幹へと消えたフローラを見てもゼシカは慌てない。
このタイミングではもうマダンテの効果範囲から逃げ切ることはできないとわかっていたからだ。
しかし次の瞬間、ゼシカの動きは凍りついた。
先程フローラの消えた木から再び現れたのは……
「ゼシカさん!」
「アレフさん!?」
思わぬ人物が現れたことによる動揺に0.5秒。
ここにアレフが現れることの疑問に0.3秒。
ルーシアを連れていないことの疑問に0.4秒。
直前のフローラの行動からアレフが偽者と確信するのに0.9秒。
動揺から詠唱が中断していたことに気付くのに0.1秒。
焦り、再び詠唱に入るのに0.2秒。
その合計の2.4秒は変化の杖でアレフに化けたフローラがベレッタを取り出し構えるのに充分すぎた。
「さよなら」
パンッ
銃声が響き、ゼシカの胸は熱い衝撃に貫かれた。
「ご気分はいかがです?」
「……最、悪ね……」
血だまりに倒れ伏すゼシカの側に立ち、元の姿に戻ったフローラは笑う。
「この武器は強いんですけど命中率が悪くて……あんなに近くから撃ったのに急所を外してしまったようですわ」
ゼシカはそれには答えず……いや、答えられずゴホッっと喀血する。
「でもそのおかげで止血をし、安静にすれば助かりそうですわね。
どうでしょう? 私に協力していただければお助けして差し上げてもよろしいのですが」
ゼシカはゆっくりとフローラに顔を向けると、べぇと舌を出した。
「あら、残念」
「はっ、……どうせ、頷いても……助ける気なんかなかった……でしょ?」
「バレてました?」
「バレバレよ」
それでもフローラはクスクスと笑うだけだった。
「あなたは……醜いわ。あなたの愛とやら、は……成就しない……」
その言葉にピクっと反応し、フローラは銃口をゼシカに向ける。
「ええ、でもこの火傷は優勝した時にハーゴンに言って消してもらうことにします。
私の愛は成就させますわ……必ず」
それを聞いてゼシカは笑う。何を勘違いしているのか、とでも言いたげに笑う。
「何がおかしいのです?」
「おかしい、わ。あなたが醜いのは姿じゃない、その心……。
身体の傷は消せても、あなたの心の醜さは消えない」
フローラの顔から余裕が消える。
「黙りなさい」
「あなたは……誰にも愛されない」
「黙れ」
パンッ
銃弾がゼシカの喉を貫いた。
(……ごめん、みんな)
そしてベレッタの中に残っていた銃弾が全てゼシカの顔面に撃ち込まれ、全ては終わった。
「ふふ……顔の醜さではあなたの方が遥かに上になってしまいましたわね」
フローラはベレッタのマガジンを交換すると、変化の杖を振るった。
光の粒子に包まれ変化したその姿は、瑞々しく豊満な肉体に赤毛のツインテール。
邪悪に哂うゼシカがそこに立っていた。
飛ばされていた毒針を拾い、腰に挿す。
「屈強な男性とはいえ、毒に侵された女性を抱えての逃避行。
今から追えば間に合うかしらね?」
【C-5/山岳地帯/午後】
【フローラ@DQ5】
[状態]:HP4/5 MP2/3 ゼシカに変化 顔から右半身にかけて火傷の跡
[装備]:山彦の帽子 毒針 ベレッタM92(残弾15)
[道具]:変化の杖 マガジン(装弾数15)×1 神鳥の杖 エッチな下着 未確認(一つ)
[思考]:アレフとルーシアを追い、殺す ゲームに乗る 永遠の若さとリュカの蘇生を願う
※フローラの火傷には定期的な回復治療が必要です。 治療しないと半日後くらいからじわじわと痛みだし、悪化します。
完治にはメガザル、超万能薬、世界樹の雫級の方法が必要です
【ゼシカ@DQ8 死亡】
【残り28名】
投下乙!
フローラが最恐のマーダーになりつつある…
GJ!
乙!
投下は時間置いた方がいいかな。
フローラ…なんて狡猾な…。
正に相馬光子…。
投下します
戦いに乱入してきた男…アレン。
ビアンカは、霞む目でその男を見据え見極めようとしていた。
(魔族に見えるけど、リアちゃんを庇ってくれた。助けてくれるの?)
一方バズズは、楽しみを邪魔されて切れた。
「いきなり出てきやがって、そんなに死にてぇのか!?キキッ!!」
熱り立って、炎の爪を構えアレンに飛び掛るバズズ。
それを、右手の剣で軽く受け流し、露となったお尻に左手の杖で強打を食らわした。
「ギッ!?」
アレンの計算だと、前につんのめる形で派手に転倒する筈だったが、バズズは羽を器用に使い大空へ飛び上がった。
その様は、まるで猿がバク宙をするようだった。
「ほう」
ただの魔物ではないな、と思い空を見上げる。
そこでは、完全に頭に血を昇らせた猿…もといバズズが次の行動に移そうとしていた。
「くそっ、舐めやがって!くらえっ!!」
剣の届かない有利な位置、上空で呪文を唱え始めたのだ。
それに対し、素早くアレンの呪文が放たれた。
「…べギラマ!」
バズズに迫る閃熱呪文。
しかし、余裕の笑みを浮かべ、呪文を完成させたバズズ。
その呪文で、アレンの呪文を掻き消そうという魂胆だ。
「遅ぇ!…イオナズン……!!?」
アレンがニヤリと笑う。
呪文は発動せずに、魔力が消えていく。
(マホトーン?いつの間に!)
焦った。ハッと気付けば、目の前には閃熱呪文。
咄嗟に、炎の爪を振り火球で相殺した。
筈が、威力を集中させた火球では範囲攻撃を目的としたべギラマは、完全には相殺できなかった。
バズズに、ギラ級の炎が降り注ぐ。
「ギギッ!」
ダメージは軽微だったが、体からは煙が上がり、所々毛がチリチリになっていた。
それを見て、嘲笑を浮かべながら語り始めるアレン。
「なんだ、気付かなかったのか?この杖、どうやら呪文を封じる代物らしくてな。
さっき、おぬしを小突いたときに使わせてもらったぞ。」
挑発を混ぜた説明など、バズズには届いていない。
と、言うよりも朝からやられっぱなしで、もう冷静な思考ができなくなっていた。
「虚仮にしやがって!俺は魔物のエリート、バズズだぞ!?」
その時、激昂しきっていたバズズの目にあるものが写った。
これから起こる惨劇のきっかけが……。
(私に、できることは?)
不幸中の幸いと言うべきか、炎の爪の効果で噴出した炎のおかげで傷が塞がり、ほとんど出血はなかった。
それでも、ほとんど致命傷であるが…。
最後の足掻きに祝福の杖を使用しているが、傷が塞がり方が遅い。
もう、自分が駄目だということが分かってきた。
この世界では、回復呪文の効果は1/10。それに対し、回復アイテムや道具は制限されないはずである。
では、何故祝福の杖の効果が薄いのか?
それは、ビアンカの生命力が徐々に無くなっていっているのと、内臓を深く傷つけられたのにある。
回復呪文は、元来魔法の力で生きた細胞をつなぎ合わせ傷を閉じるというもので、死んだ細胞には作用しない。
また、内臓といった複雑な機能を持った細胞は、極めて回復が効きにくい。ましてや再生などしない。
つまり、今やっている行為は無駄とは言わないが、命の長延ばしに過ぎない。
ビアンカは、それを悟ったのである。
(死ぬなら、あの子の為に…。)
―その体で、何ができるの?
体は満足に動かせず、呪文は使えないのに。
(けど……。何か、できることがあるはず!)
―何か?じゃあ、どうするの?
どうせ死ぬなら、無理をしなくてもいいじゃない。
(私には、彼女を守らなければならない義務があるの。)
―義務?そんなものあったかしら。
ただ単に、自分の娘とあの子を重ねて自分を慰めてるだけじゃないの。
(そうかもしれない。でも、私は…リアちゃんを守りたい!!)
―そう、なら私は、何も言わない。
ビアンカは、近くに転がっているザックに手を伸ばし手繰り寄せる。
「ガハッ!」
無理に動いた為、口から血が出た。
「ハァハァ…。あき…らめない。最後の火が消えるまで!」
もはや力の入らない手で希望を込め、ザックから一本の杖を引き抜いた。
この時ビアンカは気付かなかったが、トルネコが動かない体を引き摺りながら近づいていた。
遠目でも分かる重傷を負った、彼女を助ける為である。
トルネコが目覚めたときその目に写ったのは、杖と剣を持った魔族風の男がバズズと戦っている姿。
それを見た彼もまた、ビアンカと同じように自分にできることを考えた。
あの魔族は恐らく味方。しかし、この状態で戦いに参加しても足で纏いになることは必死。
女の子は、あの男が庇っている。
では、なにをすべきか。
ならば、何もできないかもしれないが、彼女を助けようと思ったのだ。
バズズは、無謀にも空から特攻を仕掛けた。
不気味な笑みを浮かべながら。
技量の差がある相手に対し、特攻は不自然である。
アレンは、不信に思った。
(この程度の魔物だったのか?)
頭に血を昇らせた猿ならばやってこなくもない行動だが、用心するに越したことはあるまい。
この時、アレンは近距離戦に持ち込むのではなく、呪文で迎撃することを選んだ。
それは、後ろにいる存在。
自分が助けると誓った者を、危険に晒さない為の配慮である。
そして、呪文を詠唱し、突進してくるバズズ目掛けて、放った。
大気を熱しながら、べギラマの炎がバズズに迫る。
しかし、バズズは避けようともせずに炎に突っ込んで行った。
アレンからは、炎でそれが見えなかったため、バズズの不信な行動は分からなかった。
だが、おかしいとは思った。
炎を回避したのなら、横にバズズが見えるはずだ。
また、直撃して絶命したのなら失速し、地面に落ちるはずなのだ。
ならば……。
揺らめく炎、その中に影が見えた。バズズのものだ。
恐ろしいことに奴は、炎の中を突破してきたのである。
「信じ…られん!」
直ちに剣を構えるアレン。
炎の爪を振り上げ、襲い来るバズズ。
その目にアレンは恐怖した。
狂気の目。
窮鼠ネコを噛むと言うやつだろう
バズズは、もう勝てればどうでも良かった。
自分の命さえも。
そして、一閃。
アレンは、不自然に突き出されたバズズの右腕を切り飛ばした。これで、奴に武器はない。
だが、バズズは止まらなかった。腕から鮮血を撒き散らしながら、アレンの右側をすり抜けて行く。
「しまった!」
目標はアレンの命ではなく……リア。
直ぐに後ろを振り向いたアレンだが、もうすでにリアの首はバズズの手の中だった。
「ううっ…」
意識のないリアは、呻き声を上げ苦しそうにしている。
バズズは残った左腕でリアの首を持ち、吊り上げた。
「ぐっむぅぅぅ。わしに、人質など通じぬぞ!」
「(ニタァ〜)キキキ…。その顔が見たかったゼェ!」
狼狽するアレンを見て、バズズが笑う。
彼の最高の笑顔で。
あまりの嬉しさのせいか、腕の痛みも感じていないようだ。
「それとな、人質とはちょっと違う。」
腕に力を篭め、そして……
「メラ…ミ!」
――ゴキャッ!――
「ギギッ!?」
首の骨が…折れた。そして、バズズの顔が燃え上がり、足元に杖が落ちた。
驚いて、バズズは手放した。腹を焼かれ、首の骨が折れた無残な死体を。
それは、リアではなくビアンカだった。
アレンは目の前で何が起きたのか分からず一瞬呆然としたが、この隙を逃さなかった。
剣を構え直し、袈裟斬り。
彼女の直ぐ傍まで来たトルネコは、見ていた。
目の前の彼女が手に魔力を集中し、“場所替えの杖”を使うのを。
そして、入れ代わりに女の子が現れた。
驚いてバズズの方を見ると、ビアンカが呪文を放ち、首が折られる瞬間だった。
「ネネ…」
違うと分かっていても、無意識の内にそう呟いた。
バズズは、左肩から切り込まれ、自分と台地を真っ赤に染めていた。
いや、台地は血に染まってはいない。真っ赤な夕日のせいだ。
「キ…キ…」
バズズはもう、虫の息だった。
それを、アレンが見下ろしている。
その表情からは、何も察することはできない。
バズズは口を開いた。不気味な言葉とともに。
「留めを刺さなくて…いいのかよ?
もう…マホトーンは切れてるぜっ!!!」
アレンは目を、見開いた。
トルネコは見た。
バズズから光の柱が上がるのを。
「あわぁ!あの光は!?」
その光には、見覚えがあった。
ばくだん岩が使うソレ。
そう、術者と近くに居る者を巻き込む自爆呪文メガンテ。
あの呪文の威力は知っている。今自分の居る所も吹き飛ぶだろう。
トルネコは、近くにいる女の子を背負って森へ逃げ込もうとした。
しかし、疲労とダメージでうまく動けずに、前のめりに転んでしまった。
だが、幸運にもそこには、ビアンカのザックがあった。
そして、トルネコの良く知る杖が顔を覗かせている。
(よし、これならば!)
彼を知る者は、トルネコを評価している。「機転」がきくと。
それは、過大評価ではない。
トルネコは、直ぐに自分と女の子、魔族の男を助ける方法を思いついた。
背負っている女の子の無事を確認しつつ、光に飲まれもはや影しか見えない魔族めがけて今度は、引き寄せの杖を振るった。
杖の効果を確認できない内に、絶望の光が当たりを包んでいく。
最悪なことに、トルネコ達が逃げた先もまだ呪文の範囲内だった。
トルネコは目を瞑り、女の子を庇う体勢をとる。
どのくらいの時間が過ぎただろうか。一秒時間が刻まれるのが、永遠に感じられた。
光が過ぎ去り、トルネコがそっと瞼を開けると、目の前には、大きなドラゴンが立っていた。
トルネコは驚き、死を覚悟したが、よく見るとドラゴンは傷つき、盾となる体勢をとっている。
それに、その手に持つ杖と剣。そして、自分の知っている呪文で“ドラゴラム”というものがある。
「ああ、あの魔族の方ですか」
動揺しながらも敵ではないと悟り、軽く話しかけた。
そのトルネコを見据え、竜は笑いだす。
「フッフッフ、アノ女ガイナケレバ、ソノ娘ハ死ンデイタナ。
約束ガ守レヌトハ、モウ王ハ名乗レヌナ。」
竜はどこか悲しげだった。
そして、竜は静かに咆哮する。
【D-2/森林と茂みの境/夕方(放送直前)】
【トルネコ】
[状態]:HP1/15 軽い火傷 打撲 擦り傷 疲労困憊
[装備]:氷の刃 ※無線インカム
[道具]:まほうのカガミ 引き寄せの杖(4) 飛びつきの杖(4)
他1つ 支給品一式×3ワイヤー(焦げて強度は弱くなっている)
[思考]:休む/アリアハンへ向かう
/アリスや他の参加者に危機を伝える
【アレン(竜王)@DQ1りゅうおう】
[状態]:HP1/5 竜化
[装備]:竜神王の剣 まふうじの杖
[道具]:プラチナソード ロトの盾 ラーの鏡
[思考]:傷を癒す/この儀式を阻止する/アレンの遺志を継ぐ
【リア@DQ2サマルトリア王女】
[状態]:首に多少のダメージ 気絶
[装備]:なし
[道具]:風のマント 支給品一式(不明の品が1〜0個)
[思考]:?
【バズズ@DQ2】
【ビアンカ@DQ5】
死亡
【残り26人】
※ビアンカの荷物はトルネコが回収
バズズ、ビアンカ並びに彼女らの装備は消失、祝福の杖も同じく(もしかしたら、あるかもね)
D-2に半径50m程のクレーターができました
支援
投下終了
スイマセン。抜けてました。
>>645の先頭にこれがきます。
女の子を背負い直し、飛びつきの杖で森の奥へ。
移動中、木の枝がトルネコの体に刺さる。だが、そんなことを気にしている状況ではない。
そして、木に激突。だが、そんなことを気にしている状況ではない。
なんかブツ切れで読みにくい文章だな
乙。
それぞれが
>650
クオリティは気にしない〜。
もうちっと語尾のバリエーションが増えるといいな。<言動不一致w
ゼシカvsフローラ乙
戦闘描写上手すぎ。呪文特技の使用タイミングとか最後の変化の杖とか終始お見事。
そしてDQ8勢はついに初死者か、ゼシカ乙。もっとも早くも死者スレでイジられているようだがw
竜王vsバズズも乙。
ビアンカは生きそうで生きられなかったか。綺麗な散り方ではあったけど、DQ5勢最後の良心だっただけに残念。
にしても、ここでバズズまで散っちゃったのはびっくりだ。しぶとくあがくと思ってただけにな…こっちも残念。
ジョーカー早くも半壊しちゃったけどアトラス頑張れ。
トルネコを持ち上げ過ぎてたので、どこかで落とし穴があるとばっかり思ってて、
最後の引き寄せは間違えてバズズを引き寄せて「しまったー!」でリアごとボン。
結果アレンだけ生存とかいうバッドエンドになるのかとばかり…w 許せトルネコ
投下乙
気になった点をいくつか
5や8の雑魚ならともかく2のバズズにはマホトーンは効かないんじゃ?
あと竜王は初登場時にも前回でも王じゃないって言ってるのに
ここでまた王とは名乗れないというは流れとしておかしいのでは?
ちょっと気になったんだが変化の杖ってゲーム内
では誰に変身できるかは完全ランダムじゃなかった?
>654
アイテムの影響は誰でも受けるんじゃなかったっけ?(うろ覚え〜)
>>653 バズズみたいなタイプは最後まで生き残りそうなイメージがあるよなww
>>654 攻略本で確認した。バズズにはマホトーンは効かない。
てかジョーカーに補助魔法は効かない(だから戦いはローレ任せ)。
アトラスにマヌーサが効く程度(効果はほぼなし)。
ベリアル以外はルカナンが効くようだ。
ついでに竜王にも魔法は効かない。
>>655 変化の杖は完全ランダムだと本当に使えない道具と成り果てるので
劣化モシャス(変化した相手の能力は使えない)として考えました。
ゼシカVSフローラは本当に凄かったな。
原作のBR並に頭脳を生かした戦いだった。
そういやアレフはこのまま行くとアトラスに出くわし、背後からはフローラが迫ってるんだなww
アトラス&エイト&キーファ<ゴン&ローラ<アレフ&フィーシア<フローラ
なんだ,このいたちごっこw
>663
訂正
アトラス&エイト&キーファ<ゴン&ローラ<アレフ&ルーシア<サマンサ&ヒミコ<フローラ
>>654>>657 ゲームの上では、マホトーン効かないのは知ってました。
ただ、それはゲームを盛り上げる為の設定だと思います。
漫画では、普通に効いてましたしね。
竜王の台詞修正
>「フッフッフ、アノ女ガイナケレバ、ソノ娘ハ死ンデイタナ。
約束ガ守レヌトハ、モウ王ハ名乗レヌナ。」
「フッフッフ、アノ女ガイナケレバ、ソノ娘ハ死ンデイタナ。
約束ガ守レヌトハ、王ト名乗ッテイタノガハズカシイ。」
>654>657>663
次の人が投下するかしれんので、避難所へレッツラゴー♪(おぃ
強い魔力を持つ者を求め、北へと向かうピサロ。
森の間から、峻厳な山々が立ちはだかるのが見える。
(感じる魔力は北東の方角・・・東の山を越えるしかない。)
立ち止まって、脇に抱えているものを見る。
(探すには眠ってもらっていた方がいいが、襲撃がいつ来るとも分からん。
巻き添え食って死なれる前に、こいつの能力の概要ぐらいは知っておくべきか?)
立ち止まっている彼が不審なのか、襟元から、トカゲが顔を出す。
トカゲと目が合い、睨み合う形になる。
しばらくして、何か納得したのか襟に再び戻るトカゲ。
(まったく、すべてが馬鹿馬鹿しいこと、この上ない。
さて・・・。)
少女を地面に下ろす。
(勇者ユーリルが居れば、ザメハを使うだけで済んだのだ。)
ふと、己が愛するエルフと自分を救った勇者を思い出す。
なすべき使命だけを考え、自分と無関係の命の復活を選んだ、少年を。
ピサロは頭を横に振って感傷を追い払う。
(ダメージを与えれば起きるだろう。私が使う呪文はどれも強力すぎる。何回か殴って起こすか。)
もう1つの方法が頭をよぎる。
(効くかどうか分からんが、こちらにも負担が少ないからな)
意識を集中する。
銀の魔王は、いてつくはどうを放った。
全てを無効し、力を剥ぎ取る、凍えた衝撃がフォズを襲う。
―――手がフォズの頬にあたったかと思うと、体全体が温かいぬくもりを感じた。
ああ、アルスさんが助けに来てくれたんだ・・・体温の心地よさに安堵した。
体はまだ冷たく重かったけれど、次第に薄れて、意識がまどろみに呑みこまれる。
もう、大丈夫ですよね?
現れたアルスさんは不思議に困ったような顔をしていた。
アルスさん? アルスさん!?
何度呼んでも、返事がない。
アルスさんがフォズに背を向けて歩いていく。
歩く先にはマリベルさんがアルスさんを待っていた。
同じように困った顔をこちらに見せて。
フォズはついていこうとするが、足が動かせない。
ただ、去っていく二人を呆然と見送るだけ。
「こちらに来い。」
有無を言わせぬ声が聞こえた。さっきまで感じていたまどろみを剥ぎ取って。
いやだ。アルスさん!
私の足よ。動いて・・・!
懸命にもがく。
(仕方がない。)誰かが呟いた。
首筋に衝撃を受け、息が止まる。
反射でうめきと共に、息を吐く。
段々とアルスとマリベルの姿が、涙でぼやけて・・・フォズは目覚めた。
半ば呆然としつつも、フォズはゆっくりと上体を起こす。
透明な雫がその頬を流れた。
「目覚めたようだな。」
すぐ隣で声がする。
自分の状況を思い出し、あわてて手で目をぬぐい、警戒しながら声の方を向く。
刹那、フォズをかつてないほどの目眩を感じた。
視界一面に広がる暗闇。
腹の底から湧き出て尽きる事のない憎悪。
体中を駆け巡る、やむことのない無音の嵐。
他人の強さ――体と魂の強さを感じる少女の力がもたらした感覚。
フォズはダーマ神官として様々な魂を観察する。だが、彼のような魂を持っていたのは数人しか知らない。
偽神官アルトリア。そして、ハーゴン。しかし、彼らは縛るものがあった。
完全な自由意思を持ちながら、世界への憎悪をやめることができない存在。
それはまるで話に聞く・・
「魔王。」
ピサロがピクリと片方の眉を動かす。
慌てて口を押さえようとしたが、遅い。
「説明せずとも、逆らえばどうなるか想像ができるようだな?」
手を伸ばす魔王。
(殺される!)
フォズは思わず目を閉じる。
(あれ・・・?)
浮遊感と温もりが少女を包む。
抵抗する暇もなく、魔王に少女の体は抱えられていた。
魔王は硬直している少女に命令する。
「聞きたいことがあるが、急ぐのでな。その態勢で喋れ。」つかつかと歩き出す。
少女は、いそぐ魔王の様子に、どこか人間臭さを感じ、今度は自らの意思で魔王の魂を直視した。
闇の心が閉ざされそうな感覚に怯みながらも、大神官の誇りにかけて、感覚を研ぎ澄ませ耐える。
魔王の、一面の暗闇の片隅に、腹の底の一部に、嵐の一陣の風に、それはあった。
誰にでも、何にでも未来は待っている。
神官とは、全てのものに正しき道を示す、みちしるべ。私は神官達の長。
(アルスさん、ガボさん、マリベルさん。私、頑張ります。)
いつのまにか襟元から出てきているレオンと目が合った。
フォズより小さき者も、応援するようにフォズの顔を舐める。
「聞いているのか?」鋭い口調で魔王が訊ねる。
「あっ、はい。聞いています。」慌てて返事をする。
一度、深呼吸してはっきりと、魔王を直視して、こう答えてみせた。
「わたしは、もう、大丈夫です。」
ひとは、誰かになれる。
【D-4/北側の森/夕方(放送直前)】
【ピサロ@DQ4】
[状態]: 健康。 MP6/7程度
[装備]: E:鎖鎌 E:闇の衣 E:アサシンダガー
[道具]: エルフの飲み薬(満タン) 至急品一式
[思考]: ロザリーの仇討ち。ハーゴンの抹殺。襲撃者には、それなりの対応をする。
北にいる強大な魔力の持ち主と接触する。
【フォズ@DQ7】
[状態]:疲労(時間経過で回復)、首に軽い痛み(ピサロが手刀した模様)
[装備]:天罰の杖
[道具]:炎の盾 アルスのトカゲ(レオン) 支給品一式
[思考]:ゲームには乗らない、アルス達を探す、ピサロを導く
【D-4/北側の森/夕方(放送直前)】
【ピサロ@DQ4】
[状態]: 健康。 MP6/7程度
[装備]: E:鎖鎌 E:闇の衣 E:アサシンダガー
[道具]: エルフの飲み薬(満タン) 支給品一式
[思考]: ロザリーの仇討ち。ハーゴンの抹殺。襲撃者には、それなりの対応をする。
北にいる強大な魔力の持ち主と接触する。
【フォズ@DQ7】
[状態]:疲労(時間経過で回復)、首に軽い痛み(ピサロが手刀した模様)
[装備]:天罰の杖
[道具]:炎の盾 アルスのトカゲ(レオン) 支給品一式
[思考]:ゲームには乗らない、アルス達を探す、ピサロを導く。
ごめん、2重になった・・・。
672 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/04(日) 00:06:30 ID:MfUcaQbT0
>>671 投下乙カレー!
ピサロのロリコン化が進んでいる件についてw
というか、竜王とピサロという全参加者中でも屈指の実力者であろう二大魔王が
それぞれフォズとリアという幼女を連れている件についてw魔王=ロリですか?
とにかく投下乙!GJ!
リアはレックスよりは年上だろうからまだ大丈夫。
援交親父と少女ぐらいには見れる。
乙ー
偽神官の名前はアントリアだな
修正頼んだ
投下乙!魔王はこういうふうに若干恐くないと!
>>674 それはそれで嫌だw
4/5【DQ1】○アレフ/○ローラ姫/○竜王/●死神の騎士/○ドラゴン
3/5【DQ2】●アレン/●ランド/○マリア/○リア/○バーサーカー
4/5【DQ3】○アリス/○サマンサ/●フィオ/○カンダタ/○ヒミコ(オロチ)
4/5【DQ4】●アリーナ/○クリフト/○トルネコ/○ピサロ/○ルーシア
2/5【DQ5】●リュカ/●ビアンカ/○フローラ/○レックス/●ゲマ
2/5【DQ6】○ハッサン/●バーバラ/●ミレーユ/○テリー/●ドランゴ
2/5【DQ7】●アルス/○キーファ/●マリベル/●メルビン/○フォズ
4/5【DQ8】○エイト/●ゼシカ/○ククール/○トロデ/○マルチェロ
1/3【 J .】○アトラス/●バズズ/●ベリアル
計26/43名
マーダー/アトラス、マルチェロ、フローラ、レックス、クリフト、サマンサ、バーサーカー
確定7名
一人一殺で10名近くまで減らせるな
マルチェロにはヘタレマーダーの香りがぷんぷんと
>678 一人ぐらいは道づれにしそうな気もするなぁ。
ちょっと投下しますよ。
「ハッサンさん、遅いですね」
「全くじゃ!はよう帰って来いと言っておるのに!」
アリアハン城の一室で、マリアとトロデが何やら会話している。
ハッサンがテリーを探してくると言って部屋を出て行ってから暫く経ったが、なかなか帰って来ない。
「どこをほっつき歩いておるのじゃ!」
トロデがぶつぶつと文句を言う。
「まあまあ、おじさま。もしかしたらテリーさんが見つからないのかもしれませんよ」
ハッサンは城内を彷徨いていた。
マリアの予想は当たっていた。テリーが見つからないのだ。
城内を隈無くさがしたが、どこにもいない。もちろん、あんなことがあった地下は探していないのだが。
「あとは外、か…」
そう言ってハッサンは駆け出した。
「ところで、この子の呪いはどうしたら解けるのでしょうね?」
マリアが呟いた。
「使えそうな支給品もないですし…。ああ、僧侶でもいれば…」
「僧侶か…。そう言えばここにはわしの家臣の僧侶もいたのう」
トロデが何気なく言った。
「あら、そうなんですの?じゃあ、その方に会えたらいいですわね」
「まあ、女好きでどうしようもない奴じゃがのう」
「はっくしょーい!」
大きなくしゃみが一つ、アリアハン城の地下に木霊した。
ククールはそこで地図を広げて、現在位置を確認していた。
ナジミの塔からの洞窟はこの城の地下に繋がっている。
ククールはたまたまここに辿り着いたらしい。
マホトーンはとっくに解けて、腹部の痛みはとっくに治していたようだった。
「あー、もう誰だ、俺の噂してる奴は。…レディなら別に構わないんだけどな」
そんなことを呟きながら地図をザックに仕舞う。現在位置を把握したようだ。
「ここならあいつがいるかもしれないし、いなくても何かしらの情報は得られそうだな」
そう言うと、ククールは立ち上がり歩き出した。
ハッサンが外に出たとき、テリーは城に背を向けて立ち去ろうとしていた。
「テリー!」
ハッサンが彼の名を呼ぶ。テリーはぴくり、と肩を動かしてそちらを向く。
「どこに行くつもりだテリー!」
ハッサンが尋ねた。テリーが口を開く。
「お前はあのガキの呪いを解くつもりなんだろ?」
「当たり前だろ!」
「じゃあ、お前とはここでお別れだな。俺が姉さんを殺した奴となんて一緒にいれるわけないだろ?」
テリーははっきりと言い放った。ハッサンがそれに反論する。
「でも、それはあの子のせいじゃないだろ…」
「分かってる!」
テリーが大声を出した。ハッサンは一瞬たじろぐ。
「そんなことは分かってる…。だから余計に辛いんだ。
もしもあのガキの呪いが解けて、姉さんを殺したことを忘れたら、なんて思うと…そんなの耐えられない」
溜まった何かを吐き出すようにそう言った。
「テリー…」
「…だから俺はお前と一緒にはいられない」
恐る恐るハッサンが尋ねる。
「それじゃ…お前はゲームに乗るつもりなのかよ?」
「まだ…分からん。ゆっくり気持ちに整理をつけたい」
「…分かった。止めねえから…さっさと行っちまえよ」
「ああ、言われなくても行くさ。…せいぜい死ぬなよハッサン」
「お前もな、テリー」
こうして、二人の青年は別れることになった。
「人ー。人やー。返事しろー人ー。…なんて言ってて出て来るわけねえか」
ククールはやる気なさそうに言った。彼は今、城の一階にいた。
「ホントに人いんのかね?ここ。実は誰も」
いないんじゃねーのか、と続けようとしてそこで止めた。人の気配を感じたからだ。
「誰か、いるのか?」
返事はない。隙を伺っているのか。それとも、怯えているのか。
ククールは思い切って、気配がする方へと近づいていった。
ハッサンはテリーを見送った後、再び城に入った。
元来た道を歩き、部屋に戻ろうとした。
ドン
誰かとぶつかった。
「あ、スマン」
「こちらこそ…ってハッサンさん!」
「あんたは…なんでここに?」
ハッサンがぶつかった相手はマリアだった。後ろにはトロデもいる。
「お主がいないうちに大変なことになったんじゃ!」
トロデが言った。マリアも続ける。
「そうなんです!早く探さないと…」
「探すって何を?」
「だから!」
トロデが大声を上げた。
「あの呪われた子じゃよ!どっかに行ってしもうたんじゃ!」
ククールが見つけたのは、金髪の髪を持つ少年だった。
「どうしたんだ?ボウズ」
ククールは安心したのか、その少年に話しかけた。
「あのね、僕、仲間とはぐれちゃったんだ」
「そうなのか。じゃあ一緒に探すか?」
「うんっ!」
(あー、また銀髪か。
あの魔族も、あの剣士も銀髪だったなー。しかも殺せなかったし。
しかもあの剣士、ご丁寧に僕の剣まで折ってくれちゃって。あー、腹立つなー。
まあいいや。この男はあいつらより弱そうだしね)
少年――レックスは、心の中ではそんなことを考えながら、嬉しそうに答えた。
ククールも笑って、歩き始めた。
(それにしてもなー、この剣じゃ刺せないじゃん。
どうしようかな。ベギラマとライデインで殺しちゃう?
それじゃあんまり面白くないんだけど、まあしょうがないよね)
「なあ、ボウズ。お前、名前は?」
ククールがいきなり尋ねた。レックスは少し驚き、答えた。
「僕はね、レックスって言うんだ」
「ふーん、レックスか…。俺はな」
「あー、いいよ。教えてくれなくても」
にっこり笑ってレックスが言った。
「だってお兄さん、ここで死ぬから」
「どっかに行ったってどういうことだよ!?」
ハッサンが走りながら尋ねる。
「あの子が突然起きて、部屋を出て行ってしもうたんじゃよ!」
「じゃあ、なんであんたらを襲わずに逃げちまったんだ?」
「それは私にも分かりません。ラリホーを唱えましたが、当たらなくて…」
「そもそもお主がさっさと帰って来んからこんなことに…」
マリアとトロデが言った。
「…まず、早く見つけないと。他にも誰かいたら大変だしな」
「…ベギラマ!」
ククールはそれをぎりぎりで避けた。髪の毛が少しだけ焦げる。
「あれ?」
レックスが首を傾げた。
「当たると思ったのになー」
レックスはまるで悪戯が親に見つかったときの子供のように無邪気に言った。
「…昔っからこういう嫌な予感だけは当たるんだよな、俺って」
ククールは溜息混じりに呟いた。
「その柄だけの剣…呪われてんだろ?」
「…ここで死んじゃうお兄さんには関係ないよ」
それだけ言ってレックスは指を翳す。勇者の雷を発生させるために。
「ライデイン!」
今度はククールは避けられなかった。
発生した電撃がククールの右腕に当たる。その衝撃で尻餅をついた。
「くッ…!」
顔を顰める。これでは弓も使えない。
攻撃魔法を使ってしまえばいいのだろう。でも、この子に罪はない。この子を殺したくない。
「もう終わりなの?」
レックスが意地悪そうに微笑みながら近づいてくる。
くそ…どうする、俺…どうする…?
その時ククールはある呪文を思い出したが、ククールはその呪文を唱えるか迷っていた。
効果を示さないかもしれない。そもそも、俺が死んだら意味がないだろう。
だが、迷っている間にも少年は近づいてくる。
ククールは決めた。この、分の悪い賭に出ることにした。
「悪いけど…ただで死ぬわけにはいかないんだよ…な」
レックスがおや、と言うような顔をした。
そしてククールは呪文を詠唱する。
「…ディバインスペル!」
「今の音…もしかしてあの子じゃねーか!?」
ハッサンが叫ぶ。
「こっちの方だ!」
そう言うとハッサンは一層速く走り出した。
マリアとトロデもそれに続く。
レックスは聞いたこともない呪文に少し驚いたが…何も起きなかった。
「これ、どんな呪文なの?お兄さん」
レックスは尋ねる。ククールは答えない。
「まあ、どうでもいいけどね。どうせ術者が死んだら解けるんでしょ?」
レックスが再び右手を翳した。
ハッサンの目に映ったのは…一人の青年と一人の少年。
青年は右手を押さえている。少年は右手を翳している。
気付けばハッサンは飛び出していた。
「止めろおおぉぉぉッ!」
ハッサンはレックスに体当たりした。レックスの小さな体が吹っ飛ぶ。
ククールはぽかーんと、突然現れた巨体の男を見つめていた。
レックスはいたた、と言いながらハッサンの方を見た。
「なに?おじさんも僕の邪魔する気なの?」
レックスはハッサンに近づいて行く。その時、
「ククール!ククールではないか!」
懐かしい声にククールは声のする方を見、呟いた。
「トロデ王…」
声の主はトロデ王。傍らには一人の少女がいる。
ククールとハッサンはそちらに気を取られた。
その隙を見て、レックスは呪文を唱えようとする。
だが少女――マリアはそれを見逃さなかった。
「ライデイ…」
「ラリホー!」
眠りの呪文が炸裂する。先ほどは当たらなかったが、今回はやけにあっさりかかってくれた。
「う…」
レックスはその場に倒れ、再び眠り始めた。
「間一髪…ってところかな」
ククールはぽつりと呟いた。
ディバインスペル。
呪文、特にラリホーやマヌーサなどへの抵抗力を弱め、効きやすくする呪文だ。
まさかこんな場で使うとも思っていなかった。
彼らは先ほどの部屋に戻った。再びレックスをベッドに寝かせる。
簡単な自己紹介を終えた後、三人はククールに今までの出来事を説明した。
「そういえばハッサン、あの男はどうしたんじゃ?」
トロデがふと思い出したように言った。
「ああ、テリーか…。あいつはここにいられないっつってどっかに行っちまったよ」
「そうなんですか…。仲間は多い方がいいのですけれど…」
「まあまあ、マリア王女。俺がいるだろ?」
ククールがマリアの肩に手を回す。トロデの怒声が飛ぶ。
「こりゃ!ククール!マリア王女にちょっかいを出すことはわしが許さんぞ!」
「はいはい、分かりました分かりましたー」
ククールがつまらなさそうに言った。
「そう言や、ククールは何か呪いのこととか分かるのか?」
ハッサンが尋ねる。ククールは首を横に振った。
「いや…悪いけど専門外だな」
「そうか…」
ハッサンはがっくりと肩を落とした。それを見て、ククールが付け足すように言う。
「…今は、な。これから分かるかもしれないぜ?」
「どういう意味だ?ククール」
ハッサンの問いにククールは答える。
「この城にだって、図書館くらいあるだろ?そこに手がかりがあるかもってことだよ」
「なるほどのう!じゃあククール、今すぐ行ってくるんじゃ」
トロデが言った。ククールが、はあ?という顔をしてトロデを見る。
「なんで俺?」
「言い出しっぺが行くのは当たり前じゃろうが!」
「…マリア王女と一緒なら行ってもいいけど…」
「だめじゃ。ハッサンと行って来い」
ハッサンも、え?という顔でトロデを見る。あれだけ早く帰って来いと行っていたくせに。
暫しの沈黙。ククールが半ば自棄気味に言った。
「…はいはい、分かったよ行って来ますよ、ええ、行って来ますとも」
「しょうがねえな。行くかククール」
そう言うとハッサンは立ち上がり、ぶつぶつと文句を言うククールと共に部屋を出て行った。
「それにしても、のう…」
トロデが眠るレックスを見つめながら口を開いた。
「この子はなぜわしらを襲わなかったんじゃろう」
「それは何となく分かった気がしますわ」
マリアが言った。
「呪いが薄れていって、一瞬だけ本来のこの子の良心が現れて、逃げたいと思ったんじゃないでしょうか」
なるほど、とトロデが頷いた。
「それにしても…ククールさんって私が今まで見たことのないタイプの僧侶ですわ…」
それを聞いてトロデが言った。
「言ったじゃろ?女好きでどうしようもないって」
どこかでまたくしゃみの音が聞こえた。
【E-4/アリアハン城内/夕方(放送直前)】
【トロデ@DQ8】
[状態]:疲労 空腹(重)
[装備]:なし
[道具]:支給品一式(不明の品が1?)
[思考]:レックスの呪いを解く方法を探す 仲間を捜してハーゴンを倒す
【マリア@DQ2ムーンブルク王女】
[状態]:疲労
[装備]:いかづちの杖
[道具]:支給品一式(不明の品が1〜2?)
[思考]:レックスの呪いを解く方法を探す 打倒ハーゴン
【レックス@DQ5王子】
[状態]:呪われている(呪いの効果弱) 気絶(睡眠) 打撲
[装備]:折れた皆殺しの剣 王者のマント
[道具]:祈りの指輪×1(一回でも使えば限界)
[基本行動方針]:不明
【ハッサン@DQ6】
[状態]:疲労
[装備]:聖なるナイフ
[所持]:まだらくも糸 魔物のエサ
[思考]:レックスの呪いを解く方法を探すため図書室へ向かう 打倒ハーゴン
【ククール@DQ8】
[状態]:右手に火傷
[装備]:ビッグボウガン(矢 18)
[道具]:天馬の手綱 インテリめがね
[思考]:レックスの呪いを解く方法を探すため図書室へ向かう マルチェロを止める
【E-4/アリアハン城外/夕方(放送直前)】
【テリー@DQ6】
[状態]:疲労大
[装備]:さざなみの剣
[道具]:ボウガン(鉄の矢×30) イーグルダガー
[思考]:葛藤中
投下完了しました。
不備などありましたらどうぞ。
>>690の「右手に火傷」を「右腕に火傷」に修正します。
新作ラッシュキタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
いつの間に4本も!!職人さんたち超GJです!!
GJ
マーダーはまだまだ止まらない…
某CMの小ネタ
俺はナジミの塔を抜けて、ここアリアハン城へやってきた。
そこで出会った金髪の小僧に不意打ちを受けて大ピンチ!
悪い予感じゃ対処しきれないくらいこのガキは強い!
しかも、この子は呪われていてこの子自身に罪は無い!!
やらなきゃ殺られる!でもこの子は殺したくない…
どーする俺…どーすんの!?
・ペスカトレ
・魅惑のまなざし
・ディバインスペル
・タンバリン
>>695 >くそ…どうする、俺…どうする…?
で全く同じことを思ったw
魅惑の眼差しはゲーム中じゃ強いがロワでやったらただのギャグだな
ともかく書き手さん乙!
>>695-696 なんかこのセリフどっかで聞いたことあるな…。
どこだっけ?…まあいっか。
と思ってたんだがそれかw
ククールは地下に放置された二人の死体には気づかなかったんだろうか…。
聖職者、どうにか弔ってやってくれよ…特に喋れなかった主人公Aさんの無念の声が死者スレに木霊しているw
そういえば第1回の放送っていつやるん?
しかもアルスとバーバラは首落とされてるんだよな。
相変わらずクオリティー高いなここは
ぶっちゃけ本家(FF/DQロワ)より面白いわw
向こうと違って、人数の少ない分把握しやすくて助かります・・・<でも間違えるけど(爆
>700
6月11日までに予約した、キャラが行動を終えたら、投下。
あと、書けそうキャラ少ないから、それまで保守状態かもね〜。
動向が描けそう?なキャラ
・アリス、カンダタ
・ゴン、ローラ
・エイト、キーファ
・クリフト
・マルチェロ
うんと、マルチェロが一人で歩いているテリーを狙撃とか。
クリフトが一番動きやすいだろうけど、完全に一人だからな。カラスパート3でも・・・やめとこ。
バーサーカーを忘れないであげて下さい
エイト&キーファは放送直前まで進んでるので無理ぽ
ぶっちゃけ無理に全員夕方まで書かなくとも放送入れちゃっていい気もするが
ヒミコ、サマンサ、ゴン、ローラ、テリーを予約
>>708 ちょっと待ってくれ
ゴン&ローラはともかく夕方にアリアハン出立したテリーが
同じく夕方に戦ってるサマンサ&ヒミコのところに辿り着くのは難しいと思うんだ
同時進行させるんじゃないの?
承知の上です。普通じゃ出会うことすら出来ないのは織り込み済みで。
こういうとき予約制は不便ですね。
そういうことか、了解。早とちりスマソ
>>655 亀レスだが、M2だと目の前の相手が対象。
まあ、そこはゲームの仕様だな。
見たやつなら変身できると考えていいだろう。
本家FFDQロワが様々を茶を吟味したミックスティーなら
DQロワはぎゅっと濃縮させたドリップコーヒーかな?
DQ>どちらかといえば、煮立たせた牛乳に香辛料が入っているチャイ(濃いミルクティー)じゃないかと思う。甘さのなかに薄荷の苦味と香りが。
ああ、飲みたくなってきたなぁ。
今思ったけど、ジョーカー三匹ってだんご三兄弟っぽくね?
弟思いのベリアル(長男)
兄さん思いのアトラス(三男)
自分が一番バズズ(次男)
……ごめん、みんな ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
なるほど。うまくはまるなw
718 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/04(日) 23:39:50 ID:MfUcaQbT0
繧「繝医Λ繧ケ蜿ッ諢帙>繧医↑縺≫ヲ縲?
縺励°縺励√%縺?縺、縺後ず繝ァ繝シ繧ォ繝シ譛蠕後?ョ遐ヲ縺ィ縺ッ縲?
縺薙>縺、荳莠コ縺倥c縲?鬥ャ鮖ソ縺�縺九i菴輔r縺励◆繧峨>縺?縺九o縺九i縺ェ縺?繧薙§繧?縺ェ縺?縺具シ?
>716
謀ったように、ほんとうにピッタリです。最近笑いじにそうw
>718
できればsageでよろ〜。
ごめん、携帯から書き込みしたら文字化けした(´・ω・`)
だいたいアトラスって可愛いよなって感じのことを書いてた。
>712
了解!深夜に乙です!
>722は、>721へのレスです。・・・ごめnn。
保守。
2ちゃんには沢山スレがある。新しいスレもどんどん建つ。
書き込みがないスレはおちる。―以上。
どういうことかわかるわよね?後は自分で考えなさい。
725 :
保守:2006/06/05(月) 21:16:23 ID:QSkqFgOc0
>724
は〜い、せんせい。気をつけます。
もしも2chにDQBR板があったら
レックスとアルスをアリアハン城地下に閉じ込めておいた(666)
【巨乳は】赤毛少女連合 5連合目【敵だ】(909)
【ヘタレ】クリフトを応援するスレ8ザラキ【マーダー】(837)
マーダーに会ったらageるスレ(427)
【ウホッ】ハッサンとククールを図書室に閉じ込めてみた【超逃げて】(801)
ごめん、マリベル乙って言って欲しかったんだ(´・ω・`)
だいたい恋愛関係のイベント時に話しかけたらこんな感じだと思ったんだけど…。
>>727 【ボンキュ】巨乳の何が悪い【ボーン】(426)
1:名前が無い@どうやら第二王子のようだ
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
( ⊂彡
| |
し ⌒J
2:名前が無い@どうやら伝説の勇者のようだ
>>1乙
(*^ー゚)b グッジョブ!!
3:名前が無い@どうやら漁師のようだ
>>1 赤毛少女連合に通報しますた。マリベルが怖いので…
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
4:名前が無い@どうやらツンデレのようだ
>>1削除以来出しときなさい!あと
>>3にマダンテ!!
5:名前が無い@どうやらお色気ムンムンのようだ
>>1…私をダシにしないでくれる?
残った女キャラが少ないよ……( ´д`)
つさくせん「おなごだいじに」
ルーシア、マリア、アリス、フォズ、フローラ、サマンサ、ヒミコ、リア
そこそこいるじゃないか
リア、フォズ、マリア、ルーシア、ローラ
何か天然系とおっとり系だな。
>>732 いや、大丈夫だ。
3rdの方と数はほとんど変わらない。
戦うおなごが少なくなりましたね。マーダー除けば。
女マーダー多いのな、華やかでいいことだ
てか死人も女のが多いのにこんだけ残ってるってことは
そもそも最初から女性キャラが多かったんだな 3なんか4/5が女だし
でも女のほうが多いのは3と6だけだよ。
>>739 割合の話だよ。
冒険の主軸となるのは、男の方が多いだろ。
しかも今回モンスター参加者が多い分、
男:女:モンスターで考えると女性キャラがより多く見えるトリック
モンスター除けば男と女がほぼ同数だもん
ゴンとジョーカーズは間違いなく♂。
ヒミコとドランゴは間違いなく♀。
ではバーサーカーと死神の騎士はどっち?
アレだ
男は濃ゆいキャラ(ハッサン等)が少なめだから
次行ったら枠を一人ずつ増やそうか
1キャラは出場確定だな
次いいな絶対参加する
そんな何ヶ月後になるか分からない2ndを待たずとも
今から参加すればいいじゃないか
>>746
ロワにおいて女性キャラ(特にヒロイン格)の死亡率が高いのは
それによってお相手の正義側男性キャラ(ヒーロー格の実力者)の暴走を書きやすいからと聞く
といっても、実際あまりそのパターンは見ない気もするが
とりあえず目指せ年内完結
このペースならいけなくもなさそうだな、頑張ってネタ作るか
>>749 おう、期待してるぞー
初期少しだけ参加したけど今はスランプで書けてない俺が来ましたよ
終盤の内容しか思い浮かばない上に文書能力も無い俺が来ましたよ。
放送までしばらく雑談でうまりそうだな。
……それもまたいいか。
放送が始まれば、皆背筋も凍りつき、戦士達は再び戦いに赴くんだろうから。
一時の休息を楽しむのも…。
誰も投下する話が無いんだったらもう放送投下しちゃっていいんじゃないの?
せめて予約分が投下されるまで待ちなさい
2ndがあったらアモス、チャモロ、アイラ、ガボ、ヤンガス、ドルマゲス、レオパルド
あたりの活躍が見てみたい
760 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/06(火) 18:31:37 ID:bKgeLhBa0
みなさん、僕らのビアンカのかたき、憎きオリカを倒しましょう!!
RPG最萌トーナメント
●6月6日(火) Bブロック決勝戦
<<オリカ・ネストミール@アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女>>
↑こいつがビアンカの敵です!!憎い!! こいつを倒さないとビアンカが報われません!!
VS
<<夜叉姫@桃太郎伝説シリーズ>>
こっちに投票してください!! こいつを利用しましょう!! お願いしますみなさん!!
●コード発行所(PCは予約制で発行まで最大2時間かかります。携帯電話は即時発行)
ttp://saimoecode.sakura.ne.jp/RPG/ ●RPG最萌トーナメント投票スレ Round41
http://etc4.2ch.net/test/read.cgi/vote/1149342450/ 投票の流れ : コード取得 > コード発行 > スレに名前とコードを揃えて書き込み
これだけです!! これだけでビアンカの恨みが晴らせます!! みんなでビアンカの敵を討ちましょう!!!
>>760 残念だが嫁はフローラと家訓で決まってるので無理です>_<
>>760 残念だが、「僕らの」ビアンカではなく「リュカの」ビアンカです。
レックスも仲間に入れてあげて下さい。
リアちゃんも仲間に入れてあげて下さい
両方嫁にしろよ
>>760 バズズはメガンテで自爆しちゃったからビアンカの仇は討てません。
ハーゴン討伐で恨みを晴らしましょう。
>>767 雑談5主乙!
神鳥の杖使って下さいお願いします
ホットストーン使ってくださいお願いします
アリス&カンダタを動かしてやってください。お願いします。
でもアリスって濃いキャラだから他のキャラと絡ませ難いかもしれない。
あの二人を動かせる人は凄いと思うよ
アリスは可愛くて好きだがキャラ掴めなくてとてもじゃないが俺には書けない
アリスは正義漢でいいんじゃない?
漢じゃない
俺の中のアリスは
昔なつかしスレイヤーズのアメリアに
FFDQ1stアルスのロト成分と3rdソロの丁寧成分を足したような感じだ
俺もスレイヤーズのアメリア連想したなぁ。
アリス可愛いよアリス。
>>776 登場したときはアメリアって感じだったけど
カンダタに対する態度みてると(アメリア+リナ)÷2って感じかも
アメリア知らないからラノワ見た。
っぽいな。
ラノロワで判断されるとちょっと……
アリスのキャラを書き辛かったら、覆面かぶせてクロスアウトさせて、カンダタとペアルックで
ハッスルさせときゃ良いんでないかい?
その展開だと少なくとも俺はブーイング
俺もブーイング。てか年頃の女の子にクロスアウッさせちゃいかんよw
俺はスレイーヤーズ知らないし、調べる気も無いからロム兄さんだと思ってたよ。
つうか、アリス=アニパロ要員だと思ってた。
個人的にはカンダタはヤンガスと重った。
義理人情に熱い元盗賊。カンダタ頑張れよカンダタ。
アリススレになってますね
パロはアリスに限らないからね
トルネコとかバズズとか
携帯からでも予約は可能だろうか?
>>788 可能だと思う。
ただ、携帯から投稿するときは段落に気ぃつけて。
別に、アリスが話題になっているからじゃないけど、アリス、カンダタ、クリフト予約。
放送が流れたら、フローラの
変化の意味が無くない?
流石に、フローラも放送聞いたら、変身をとくんじゃないかなぁ。
アレフ達は、化けられる事はしらないから、(驚きで)一瞬の不意をつくことはできる。
あと、フローラがマーダーというのを知らない人なら、
ゼシカの姿で攻撃>変身を解いて、別人と誤認した所を一突き。(ゼシカを知らない事が前提)
あ〜でも、相手が名簿見てたら終了するか・・・。
伸びてるから作品が投下されたのかと思ったら…
アレフが一瞬でもギョッとすりゃ成功じゃない?
あぶない水着で魅了するからに決まってるジャマイカ
トロデ・マリア・ククール・ハッサン・マルチェロ予約
モシャスや変化の杖がない世界の奴はみんなぎょっとするだろうな。
モシャスないのって1と2と8?
>>797 それを言うならエッチなしたぎだ。
Wヘタレマーダー予約キター。
お二人ともがんがってください。
3(1と2より前の時代設定)であるから、1と2にはゲーム中には登場しなかったが、
設定的には存在すると考えていいかも。
そんな呪文を話に聞いたことがあるとか、知らないどっかの人が使えるとか。
既にある例だと、50話「影を踏む」より、
1にキアリーは登場してないけどアレフが習得してなかったことを悔やんだりしてる。
(=キアリーがある。
まぁ、以前の時代設定である3で存在し、以降の時代設定である2にも存在するんだから、
その間の時代設定である1に存在しない方が、ゲーム中に出なくても不自然だが。)
新作期待カキコ
バーサーカー予約します
投下します
アリアハンの城から、北西の茂みに彼は潜んでいた。
日は、沈みかけている。
「ふう、休んだおかげである程度回復しましたね。」
クリフトはアリアハンでの戦いの後、休める場所を探して、傷を癒していた。
精神的にも、大分立ち直れたようだ。
彼は、一人思案する。
これから暗くなる。
暗くなれば冷え込むだろう。それに、今は晴れているが、何時天候が変わるとも知れない。
とりあえず、夜になる前に雨風凌げる場所へ行かなくては、とザックから地図を取り出す。
彼は、地図を見ながらため息をついた。
自分の近くで、雨風凌げる場所はアリアハンしかなかったからだ。
「ハァ、あそこには、戻りたくないですねぇ」
昼間の戦闘を思い出す。
女の子のことはどうでもいいが(殺せなかったことは後悔している)大きな筒を持った男が気になる。
あの男は、まだいるのではないか。
それに、城といえば人が集まるかもしれない……。
…人が集まる?
「ハッ!おお神よ。そういうことですか。何故今まで気付けなかったんでしょう。」
天啓が降りたように、クリフトは閃いた。
まぁ、神を裏切っている人間が、「おお神よ」とか「天啓」とか可笑しいが、閃いた内容はこうだ。
これから、夜になる。そうすれば、暖をとるために人は人里に集まるだろう。
そしたら、アリーナ姫も来るかもしれない。会えたら、打ち明けよう。自分の計画のことを。
会えなくとも、集まってきた奴らにザラキでだまし討ちすればいいのだ。
神官ということで、そいつらの輪にはいれば簡単にうまく行くだろう。
これは、いい考えだ、と意気込んだが、一つの懸念が頭をよぎった。
森に居た、鶏冠と青い男。あいつらが居たらどうしよう…。
仕留め損ねた上に、顔も見られているし…う〜ん。
良く考えれば、あそこでは女の子を殺そうとして失敗した上に、それを筒男に見られている。
そいつらが、他の参加者に自分は危険だと言い触らすのではないか?
クリフトは、頭を抱えた。
自分の計画が早速破綻しかけているのだから、無理もない。
その時だった。遠くから、蹄の音がした。
「ん!?あれは……。よしっ!」
クリフトが見たのは、馬に乗って駆けてくる、二人の男女。
片方は、遠巻きにみても分かる覆面を被った荒くれ者だ。見るからに怪しい…。
それなのに、何を思ったかクリフトは彼らから見えやすい位置へ出て倒れこんだ。
古典的な、行き倒れ作戦だ。彼の姿は、二度の交戦で所々破けたり焦げていた。
これならまぁ、お人よしには通用するだろうが、相手がマーダーとは考えないのだろうか?
はっきり言って、所詮クリフトだ。
アリス達は、進行方向に倒れこんだ男を視認していた。
「あ、姐さん!あれ!!」
「うるさいっ!カンダタ、見れば分かるわよっ!!耳元で怒鳴らないで!!!」
ガスッ!!
後ろにいるカンダタに、肘打ちを食らわせてやった。手加減なしで。
落ちそうになっているが、放っておこう。
目の前の人を救うのが先だ。
「ヒドイっすよ、姐さん」
カンダタが持ち直して、なんか言ってきた。
うるさいので落としてやろうと思ったが、倒れている人のところまで来たのでやめよう。
「どう」
馬から降り、倒れている神官風の男へ駆け寄る。
「大丈夫ですかい?」
「倒れてるんだから、大丈夫なわけないでしょっ!この馬鹿!!」
男を抱き起こしながら、アリスの罵声がカンダタへ飛ぶ。
「ど、どんな様子ですかい?見たところ、服はボロボロですが」
「何も、できないなら、黙って見てなさい!」
アリスが、男の容態を調べ外傷を確かめる。
その時だった。男が、何か紡ぎ始めた。
呪文か何か、この文句は…。
『ん、気になるかい?今の呪文。』
『ええ、あなたがそんな呪文を使えたなんてね』
『これは、神に許されざる禁忌の呪文さね。相手の魂を抜き去り、即死させる』
『え?なんで、そんなものを…』
『ん、治すだけじゃ、守りたい人は守れない。それじゃ駄目かね?』
今聞いたのは、僧侶であるフィオが禁忌の呪文として扱っていたソレの詠唱。
「危ないっ!カンダタ、離れなさい!!」
アリスは、後ろに跳びながら、カンダタに注意を促がす。
しかし、この判断は、間違っていた。
カンダタに注意をしたのはいい。
しかし、自分の実力なら詠唱を終える前に、この男を気絶させられただろう。
それをせずに、反射的に逃げてしまった。
後悔を自分を襲う。
(しまった!)
そして、死の呪文が放たれた。
「…ザラキ」
アリスの身に、寒気が走る。
だが、それだけ。自分はなんともなかった。そう、自分は…。
カンダタを見ると今まさに、崩れ行く瞬間っだった。
「カン…ダタ…?」
すぐさま駆け寄り、手を掴むアリス。
しかし、手袋越しに伝わる温もりは既になく、その目は何処も見てはいない。
そんな彼が、すこし口を開いた。
「あね…さん。……さ…むい………」
「馬鹿!パンツ一丁で温かい分けないでしょ!!」
返事は、返って来ない…。白馬ファルシオンは、カンダタに鼻を摺り寄せている。
アリスの目から涙が零れた。
それを特に意味もなく、指でなぞり手の中で揉み消す。
アリスは怒りを込め、立ち上がった。悪魔の神官に背を向けて。
それに対するクリフトの反応は、許せないものだった。
「何も悲しむ必要はありません。彼は神の御許へ召されたのです。
あなたもじきに、送って差し上げましょう。
(やった。遂に、殺りましたよ。アリーナ!)」
アリスは黙って聞いていた。背を向けて。
そして、クリフトは再び死の言霊を紡ぎだした。
アリスは、ゆっくりと振り返る。殺気を込めて。
「ひっ!?」
「何が神の御許よ!そんなに行きたきゃ、あんたも逝きなさい!!」
アリスの目と合ったクリフトは、呪文の詠唱もやめ、凍りついた。
辺りからは、生き物の気配はしない。
みんな、逃げたか気配を殺して潜んでいる。
クリフトには、この殺気に覚えがあった。
かつての戦いで、自分を死んだとと思い込み、エスタークに向けた姫の殺気。
死にかけの自分でも、恐ろしいというのが分かるものだった。
それと酷似しているものが今、自分に向けられている。
恐ろしくなった。目の前の姫が。
「怖くない怖くない怖くない怖くないぞ……。
姫を生き残らせるんだ!」
更に小声で何度も、怖くない、と呟く。その様子を見ていたアリスが口を開く。
「後悔しているなら、殺しはしません!
ただし、私の怒りをあなたには受け止めてもらいます!!
カンダタの分もね」
アリスが戦闘態勢に入る。
口では、殺さないと言っているが、殺気は弱くなっていない。
むしろ強くなっている。
そんなアリスに気圧され、クリフトの顔は蒼白になっていた。更に、冷や汗は止まらない。
それでも、後悔などしていない。
彼は、愛すべき主君の為に、人殺しをしたのだから……。
しかし、彼はその愛すべき主君が、直に始まる放送で名前が呼ばれるということは、考えなかったのだろうか。
そして、戦いは加速する。
【E-04/アリアハン北西/夕方(放送直前)】
【クリフト@DQ4】
[状態]:傷はある程度回復 怯え MP2/3程度
[装備]:祝福サギの杖[7]
[道具]:支給品一式
[思考]:目の前の敵を倒す アリーナを優勝させ、復活させてもらって元の世界へ帰る
【アリス@DQ3女勇者】
[状態]:HP3/5 MP2/3 悲しみと怒り
[装備]:炎のブーメラン
[道具]:支給品一式
[思考]:目の前の悪魔神官を倒す アリアハンへ向かう 悪を倒す
【カンダタ@DQ3】
死亡
【残り25人】
※カンダタの所持品{ロトのしるし(聖なる守り)}がどこの部分にあるかは、次の書き手さんよろしく
ファルシオンはカンダタの傍にいます
某姉妹スレからとうとう流れ着いてしまったか…?
あぁ……。
>「ふう、休んだおかげである程度回復しましたね。」
なに、この誰もいないのにやたらな説明台詞…?(´д`;)
>雨風凌げる場所
雨風“を”凌げる場所じゃなくて…?雨風凌げる場所?
2回も助詞無しで書いてるけど、何かそんな続けて読む熟語あるの…?
風雨(ふうう)の方がいい気もするけど。
全体的に語り口、文体が子供の口調っぽい。
>>805 でも、まぁ、乙。次も期待するぜ!
クリフトの内面の台詞と、作者からの視点がごちゃ混ぜ。
>はっきり言って、所詮クリフトだ。
余計な一言。
つうか、1/6だけ見て、
>でも、まぁ、乙。次も期待するぜ!
て書いちゃったけど、こりゃ内容ひどいな。FFスレでセリスをキチガイにした人でしょ。
この文体は。
FFスレに帰ってくれ。お願いだから。
>「あ、姐さん!あれ!!」
>後ろにいるカンダタに、肘打ちを食らわせてやった。手加減なしで。
なんでこの位でそこまでせなあかんねん。
無茶苦茶。
アリスはこんなに性格悪い子じゃないお…(;´Д`)
>>805 なんか粘着ついてるけど乙。
たしかに文章的には荒削りだけど、十分におもしろかったよ。
てゆーか、シロートの書く文章になにを求めてるのかねIDzmvBRhb20は。
IDzmvBRhb20は「アリスはこんなに性格悪い子じゃないお」厨さんですか?
そーだね
聖なる守りはザキ系への完全耐性があるはずだがその辺り考慮されてるかな
乙。
ただ一つだけ。
クリフトがアリーナ呼び捨てはどうかなーと。
>>811 某姉妹スレに謝ってこい。
>>801 ゲームに出なくても書物はあると思うよ。
1は毒攻撃なかったからキアリーなかったのさ。
カンダタって聖なる守りもってたのか。
…これはどうなるのかな?
今日帰れなくなったんで投下できません。
ホントにすみません。
アリスのキャラ前と違うよな…。
「あんたも行きなさい!」
はアリスというかビーデルっぽい。
聖なる守りはアリス、アレフ、アレン、ランド、マリア以外は多分装備出来ないから、効果がなかったと考えた方がいいのかな?
せいなるまもりにはザキ耐性がある訳だが
>>820 普通に考えるとアリスがカンダタの股間に手を入れて…
このロワ、無理すれば伝説の剣とか装備できるからな…
身に着けるのが「装備」の定義ならばパンツのふくらみでザキは通用しないはずだが
まあ書き手さんが無効宣言する可能性もあるし
いや、それでアリスにぶん殴られてアイアンクロー喰らってるんだからふくらみはないだろ……
普通に首から下げてるとかだと思うが
聖なる守りについて
とりあえず、カンダタでも装備できると思います。
でも、効果が発動するのは、それとは別条件ということで考えました。
DQ3の世界では、勇者しか聖なる守りを装備できなかったので、
ロトの血を引く者しか効果は発現しないという設定です。
オリ設定キタコレwwww
吐き気のする邪悪だ!!
これだけ非難を浴びておいて、それに対する返答は無しか!!
(´-`).。oO(ルビスはそんなケチじゃないと思うなぁ……)
作品投下乙。
ちょっと気になったのはアリスの性格荒くなりすぎかなぁ、と思った。
前の書き手さんの書いた性格や伏線を大切にするのがリレー小説の醍醐味だと
思うのでそのあたりが気になりました。
話の内容は充分面白かったです!
通したいならカキコした方がいいぞ書き手さん
もっとも書きこんでも反発買うかもだが
>>821 ドン・ビー・アフレイド!こっちはマターリ待ってます。
>>818 クリフトは、アリーナの為に殺しをやる訳ですから、
心のなかでは呼び捨てという感覚になっているかと。
>>823>>832 自分の中ではこういう感じなのですが、キャラが違うというのなら
いくつか台詞を修正しまてきます。
クリフトが即死呪文の使い手な以上、いつかはこういうズガン問題が起きると思ってたんだよなぁ。
まあ、アリスが即死してたらキャラ人気的にもっと荒れてただろうから、まだカンダタで良かったと思うべきか。
でもとりあえず、聖なる守りのザキ耐性だけは考慮して欲しいな。
装備できないにしろ、持ってた以上加護があって然るべきなんじゃないかねえ。
そういえば、フォズも即死ではなかったし。
即死系の云々は制限下にあると思ってたな。
>>836 単なるノリです。
やっぱ即死系魔法はある程度制限して貰わないと
主催者側も詰まらなくなるんじゃないかなぁ。
フォズの場合はかすったから死ななかっただけで、ヒットしてりゃ死んでたろう。
先に総合掲示板に投下して、反応を見つつアドバイスを得て、満足のいく作品になったら投下するようにしたらいいんじゃない?
ザキ系はゲームでも効きやすい敵、効きにくい敵、全く効かない敵がいたね。
あー、でもなあ。
ザキ耐性考慮しろ=カンダタはザラキで死にましぇん=じゃあアリス殺す?=結局荒れる?
うーんw
ところでザラキって本来グループ対象だからアリスも普通に考えて効果範囲内じゃね?
ちょっと後ろに下がったくらいで避けれるものなのかねぇ。
>>840 トルネコ製のザキの杖って百発百中だから、掠った程度で効果が緩和されるとかはないと思うんだが。
でも作品ではそれが原因で生き残ったって描写なんだっけ?
でもそんなご都合なら
>>838の言うような即死系制限説のほうが納得いくかな〜、今更だけど。
>>842 本音はそうw。でもハーゴン様のことだし、主催者の苦しむ姿が…ごめん言い訳やめるw。
そういえば主人公陣全員ザラキ耐性持ってないよね。
あ、寒気がしたって書いてあるな。連レス失礼
>>844 ザキ=一体にしか効果はないが、高確率で効く。
ザラキ=グループに有効だが、確率は下がる。
ザラキーマ=全体に有効だが、確率は低い。
こんなにザラキばっか使ってたら、遠からずMP切れるだろ。
ベホマ連発してたし。
魔法は有効に使わないと。
>>844 ヤンガス製のザキの杖なら効果ないこともあり。
まあ、この程度のオリ設定くらいかまわないと思うがなあ。
当たらない呪文なんか全部オリ設定になってしまう。
クリフトって結構色々な武具装備できるのにやっぱザラキってイメージ強いんだね。
相手の武器を奪い取って突進するクリフトも見てみたい。
だがやつは貧弱だからな。
本当に使えるのだろうか。
クリフトは結構いい武器装備出来るが力が弱いからなぁ。
同じタイプのミネアは結構強いのに。
ランドもザラキ、メガンテ得意だからバズズと同じタイプか?
クリフトってブライより体力低くなかったか?
書き手さん、めげないでがんばってくれな…
なんだかんだ言って、みんな優しいんだ…
>>853 訂正版にwktkしながら待ってます!期待しています、がんばって下さい!
Σ(・∀・)b
投下しようと思います。
日も暮れかけた王宮、窓から夕日が差し込んで来る。
図書室に行った男二人を待っている。そろそろ、『放送』が近い。
トロデは、幼少の頃より我が子のように可愛がっていたエイトの身を案じていた。
品行方正な彼、親と思ってくれても良かったのに近衛兵としての責務をきっちりと果たし自分を主君と呼ぶ。
いつか、本当の父にとも思っていた。
次に思い出したのはゼシカ、あの豊満ボディが忘れられない。
というのは置いておいて、大事な旅の仲間である。
以前ドルマゲスの杖に取り付かれいなくなった際もえらい騒ぎになった。
一人欠けただけで弊害がたちまち出てきて、彼女の大事さに気づかされたものだ。
ああ、どうか彼らの名が呼ばれぬようにと、トロデはいるのかわからぬ神に祈りを捧げた。
「…トロデおじさま」
「む、むう?」
「ご心配ですか、やはり…私も、同じ気持ちです」
「…そうじゃな。無事でいてほしい」
夕日に照らされる魔物の表情は、曇りがちであった。
と、キュルルと悲しい音をトロデの腹が鳴らした。
マリアがくす、と笑ってザックから大き目のパンを取り出して差し出した。
すまんの、と二人で半分こして頬張った。
考えれば朝から何も口にしていない。
腹が満たされて、トロデも少しだけ余裕ができた。
ふと、横に目をやると、開けられていないザックが目に留まる。
「おお、そういえば」
自分には少々高めな椅子から降り、ザックを手に取る。
「この子の持っておった物、ですね。…気が、咎めますが…」
「うむ…物取りじみた真似じゃが、事態が事態じゃからのう。改めさせてもらうとするか」
ザックをごそごそと短い手でまさぐるトロデ。
その手が思わぬものに触れた。
「む、むおっ!?」
「どうなさいました!?」
「こ、これじゃよ!」
トロデの手には金色に光る神々しい壺のようなものが握られていた。
なにやら魔法の力を秘めてそうである。
「…これは…いったい?」
「これは我がトロデーン王国に伝わる…錬金釜じゃよ!しかもスーパーじゃよ!」
嬉々として語るトロデであるが、マリアには事情がよく飲み込めない。
ただの高そうな壺にしか見えないからだ。
「それで…それはどういった?」
「スーパーな錬金釜じゃよ」
「いえ、だから…」
マリアは軽く混乱した。
「…という釜じゃよ。材料があれば加工できるじゃろう」
「なるほど、便利な物ですわね…」
やっと釜の本質を説明されたマリア。
確かにこれを使えば未知のアイテムを手にすることができる。
強力な武器や、脱出方法も得られる可能性ができたわけだ。
「ほかに何か材料となる物は、と…むう?これは…」
入っていたのはなにやら小さな袋。
サラサラと、砂のような音がしている。
「おお…聖者の灰じゃな。これこそ錬金の材料として使える物じゃ」
そしてもう一つ入っていたそれを引きずりだした瞬間。
「ぐおお!?」
「お、おじさまっ!?」
トロデはベッドの下敷きになった。
「…へぇ、あんたが元スーパースターだって?笑えない冗談だぜ」
「いや、そういう意味じゃなくて、『職』ってやつだ。わかんねぇかな〜」
なにやら話が弾んでいる。
双方長身の男であるが、片や筋骨隆々モヒカン、片や銀髪の長身痩躯なので対比も甚だしい。
二人並んでいると妙な画となった。
「とりあえず、あんたが歌って踊ってるトコなんざ想像できねぇや」
「そうか?一応得意なんだがな…そ〜れ、ハッスルハッスル!」
「ぶっ、ははっ、ぶははははははは!!!!」
腰をクイッ、と動かしお尻がギュッと締まったまま手をフリフリさせて踊る大男に、ククールは爆笑した。
まあ、わからないでもないが。
「ひー、やめてくれ、死にそう…ははは」
ゼシカが同名のダンスを踊ったときも笑ったが、破壊力が比でない。
色気のかけらもないからだ。
「元気出たか?傷も塞がるダンスだ」
「へ?」
見ると、腕の酷い火傷が軽くではあるが治癒されていく。
こんな所まで、ゼシカと同じとは。
「…あんたすげぇな」
「スーパースター、バトルマスター、レンジャーの経験を積んだからな。横文字ばかりでよくわからんが、技にゃ熟達よ」
改めてククールは感心する。
見た目によらず繊細で、器用な真似もこなす大男。
こういう奴はリーダーとかに向いているな、と感じた。
「おいっ!おぬしら!!」
「おっさんいつの間に!!!」
「どうした、トロデのおっさん。今必死に調べてる最中だろが」
ククールは白々しく本棚を漁っているが、トロデは意に介せずハッサンのまわしを引っ張る。
「ここを離れるぞい、こっちにくるんじゃ!」
「え、な?」
慌てた様子のトロデ王を見て、ククールも状況を悟った。
気になった呪文書を5,6個持ち出して学者の部屋を去る。
「いったいどうしたってんだ?」
「大方事情は飲み込めるぜ…襲撃ってとこか」
「ああ、そうじゃ!マリアちゃんが、武器を持った男が城へ入るのを見たそうじゃ!」
「なんだって!?」
部屋に集まったトロデ一行は荷物をまとめ出す。
マリアによると窓から覗いたのでよく見えなかったが、その男は大きな筒、大砲のような物を抱えていたそうだ。
町を爆発させた跡があるのも、その男がやった可能性があるらしい。
この子を連れたまま戦うわけにもいかないので、ひとまずこの場を離れることになった。
「でもおっさん、この子を抱えては遠くに行けないぜ?」
「これがあったんじゃよ、荷物の中に!」
「こ、これは…空飛ぶベッドじゃねぇか!!!」
かつて夢の世界を旅していたときに譲り受けたそれが、ハッサンの目の前に今あった。
「…ミレーユの形見、ってことになるのかもな…」
テリーはその男と会わず無事だろうか、とハッサンは呟いた。
テリーまで死なせてはミレーユに面目が立たない。
彼の強い責任感は、テリーを心配しつづけた。
「ベッドが空飛ぶ、って?なんか、何でもアリだなこの世界は…」
「これなら、この子も寝かせたまま逃げられますから…」
「乗るんじゃ!飛ぶぞい!!」
大男たちも乗せ、ベッドは夕暮れに飛び出していった。
奇妙な光景の逃走劇であった。
しかし、なんと皮肉なことだろう。
弟は、殺戮者となった兄と歯痒いニアミスを犯していたことに、気づかなかった。
間もなく、放送が始まる。
静まりかえった城内。
小さな足音をコツコツと響かせてその男、マルチェロは城に入ってきた。
あの後覚醒して近くを探ったが人気が無かったので、城の中まで入ってきたというわけだ。
足元を見ると、血の跡がベッタリと残されている。
荒らされた城内と相成って、ここが戦場だという証明になった。
なかなか好戦的な奴が近くにいるかもしれないと、マルチェロは警戒した。
ふと、足元に転がる光に気づく。
「む?」
何か落ちている。
マルチェロが近づくと、それは折れた刃であった。
妖しげな装飾、不気味な刃。
剣そのものの作りは化け物のようだ。
だが、人を惹きつける怪しげな魔力があった。
「これは…くっ!?」
手にとって見ようと指先が触れた瞬間、マルチェロを激しい頭痛が襲った。
思わずその場に膝をつく。
なにやら、声が聞こえる。
それは頭の中に直接響いてくるようだ。
ああ私の半身よ…折れた半身よ、どこへ…
「声…!?誰だ!貴様…!?」
立ち上がろうとすると、手にへばり付いたようにその刃は取れない。
マルチェロ は のろわれている!
「この…刃…呪術染みた物かっ!?しまった…!!」
剣を 手にする者よ 汝こそが 我が新しき手足
さあ 我の虜となれ 仮の宿りとなりて 我に従え……!
我の 折られた身を 探す為…!
頭を蝕む邪悪な何かが、マルチェロの体を駆け巡った。
それは、皆殺し。
皆殺すという確固たる意思を強制的に持たせる呪い。
一つの意思を持った、恐るべき剣。
しかし、そんな恐怖の武器に今取り込まれようとしていても。
マルチェロは、歪めた唇から笑いを漏らした。
「…フッ……前にも…似たようなことがあったな…」
暗黒の魔力が篭った杖。
彼はそれを握ったことがある。
だが、その時も屈しはしなかった。
マルチェロは、意識を失わない。
法衣の袖を裂き、離れない指先と刃の間に巻きつけるようにして握りこむ。
柄を失った刃でも手を傷つけなくした。
な…んだと…!?
「だが、今も昔もそんな時…私はこう言うのだ」
彼は立ち上がって落ち着いた様子であった。
ヒュン、と一つ風切り音を鳴らして、彼は一人呟く。
「命令されるのは、あいにく大嫌いでね」
【E-4/アリアハン城北の平原/夕方(放送直前)】
【トロデ@DQ8】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式(不明の品が1?) スーパー錬金釜 聖者の灰 空飛ぶベッド ミレーユの通常支給品
[思考]:レックスの呪いを解く方法を探す 打倒ハーゴン
【マリア@DQ2ムーンブルク王女】
[状態]:健康
[装備]:いかづちの杖
[道具]:支給品一式(不明の品が1〜2?) ※小さなメダル トゲの鞭 毒薬瓶
[思考]:レックスの呪いを解く方法を探す 打倒ハーゴン
【レックス@DQ5王子】
[状態]:呪われている(呪いの効果弱) 気絶(睡眠) 打撲
[装備]:折れた皆殺しの剣 王者のマント
[道具]:祈りの指輪×1(一回でも使えば限界)
[基本行動方針]:不明
【ハッサン@DQ6】
[状態]:健康
[装備]:聖なるナイフ
[所持]:まだらくも糸 魔物のエサ
[思考]:レックスの呪いを解く方法を探す 打倒ハーゴン
【ククール@DQ8】
[状態]:右手に火傷(半分回復
[装備]:ビッグボウガン(矢 18)
[道具]:天馬の手綱 インテリめがね アリアハン城の呪文書×6(何か書いてある)
[思考]:レックスの呪いを解く方法を探す マルチェロを止める
【E-4/アリアハン城内/夕方(放送直前)】
【マルチェロ@DQ8】
[状態]:HP4/5 MP4/5程度
[装備]:折れた皆殺しの剣(呪い克服
[道具]:84mm無反動砲カール・グスタフ
投下完了しました。
ああ、数を間違えまくってすみません…
新作乙です。
支援しようと思ったけど思わず読みふけってしまいましたw。
錬金釜に聖者の灰…もしかして解呪フラグktkr?
マルチェロは相変わらず呪いに強いですね、暗黒神さえ押さえ込みますし。
ハッサンのハッスルダンスが白鳥ハトの4コマネタが浮かび爆笑しました。
新作乙
ハッサンワロス
そういやククールってローレ王子殺してたな
放送あったらムーンがどんな反応するかねぇ
そうだったな。だがマリアは許しそうだが。直接殺したのは竜王だし。
レックスVSマルチェロも面白そうだが、因縁あるのはククールだよな。
ククールもマリアに誠意を持って謝るだろうし、マリアもそれを許してくれるさ。
そういやマリアはゲーム中でも逃げ出したムーンブルク兵士を許してたね。
兵士は許すだろ。
「一人でも助かって良かった」
って思うだろ。
アレンって竜神王の剣持ってるんだよな。
ベギラマ使ってたの勿体ないな。振ればギガデイン出せるのに。
いまWアレンの死闘の話読み返したらちゃんと竜王が竜神王の剣使ってるね。
気がついたんだけど、竜アレンはシドーの事知ってるみたいだね。
「フン、ハーゴンとやら。中々に小賢しい真似をしてくれるものよ。
奴の玉座に飾られていた邪神像……あれには覚えがある。破壊の神シドーという古の邪神。
此度の遊戯はその邪神復活の為の生贄の儀式であろうよ」
あと動きが書けそうなの誰だろうな
大体全員の放送直前までの動きが揃ったのでは?
フローラのゼシカ殺害がが午後だから動かせそう。
アレフとルーシアは?
ヒミコVSサマンサは、完結しないと。
ま、投下待ちだけどね。
あ、まとめサイトに時間帯とキャラまとめてあった。
予約入って無い夕方(放送直前)までの行動が終わっていないキャラ
・ゴン&ローラ/時間:午後【B−3】
・アレフ&フーシア、サマンサ&ヒミコ/時間:夕方【B-5】
・フローラ/時間帯:午後【C−5】
間違いがあったら指摘お願いします
>>872 古より伝わる破壊の神なんだから竜王みたいな奴なら知ってそうだな。
もしかしたらゾーマもシドーの事を知ってるかもしれん。
>877
708 名前: ◆i4HecktchA [sage] 投稿日:2006/06/04(日) 19:03:04 ID:fe8/BeeV0
ヒミコ、サマンサ、ゴン、ローラ、テリーを予約
>877 >879
名前: ◆i4HecktchA [sage] 投稿日:2006/06/07(水) 19:10:29 ID:6rsrSefoO
今日帰れなくなったんで投下できません。
ホントにすみません。
822 名前:名前が無い@ただの名無しのようだ[sage] 投稿日:2006/06/07(水) 19:11:47 ID:NhATrRvA0
>>821 ドンドマインド
待ってるよ
882 :
877:2006/06/07(水) 23:39:32 ID:tmKh8gFK0
あ、ごめんなさい。
・アレフ&フーシア/時間:夕方【B-5】
・フローラ/時間帯:午後【C−5】
結構選択肢少ないね。
>>882 ルーシアをフーシアと書いたのは意図的だったのか。
単にコピーしたのが間違っていたのでは・・。
ちょwwwwwwwwフーシアってwwwwwwwwwwwworz
ごめんなさい、ルーシアに訂正させていただきます。
・アレフ&ルーシア/時間:夕方【B-5】
・フローラ/時間帯:午後【C−5】
自分の誤植に夜食吹いたwwwwwww
無効出されたならアリス、カンダタの予約してもいいだろうか?
>>882 アレフ&ルーシアはともかく
フローラの単品は難しいかもだ。
>>886 もう少し様子見たほうがよくね?
俺も予約したいけど、向こうで作者が修正かいてるみたいだし。
俺も無効見たとき予約しようかと思ったけど、
>>855見て避難所見たら、
話が進んでるみたいだから様子見にした。
訂正。
もう少し様子見たほうがよくね? 向こうで作者が修正かいてるみたいだし。
俺も無効見たとき予約しようかと思ったけど、
>>855見て避難所見たら、
話が進んでるみたいだから様子見にした。
だったら修正することを明記するべき
遅レスになるけど「ニアミス」について異義あり
空飛ぶベッドは反則だろ?
そりゃさ、キャラ単独ならアドバンテージとして飛行能力も許されると思うよ?
だけど大人数で空飛んで移動とかそりゃないでしょ
都合が良すぎるよ
大人数飛行アイテムの存在に断固抗議するとともにニアミスに修正を求めたい
いい作品なだけどここは問題だと思う
>>892 そんな、断固抗議なんてきつい言い方しなさんなよ。
まぁ、俺も錬金釜と一緒に聖者の灰が出て来るなんて、都合良すぎだと思ったが。
文章がいいのはほんと同意で面白かった
(マルチェロかっこいいーーー!!!
マリアとトロデの思案する描写丁寧。きれい。
ハッサン禿ワロス。
ゲームの内容を小説の雰囲気を崩さず反映させてる。そのクロスオーバーに燃え。技巧に唸り。
マジ感動)
が、ちょっとアイテム優遇しすぎ。物語のバランス崩すかもとは思った。
重要アイテムばっかりw
>>890 もう少しだけ待ってみるお
あと1〜2日くらい
>>892 確かに便利過ぎるかもなベッドは
だが他に子連れで見つからないくらい大人数で移動できるかと言われれば疑問だ
空飛ぶベッドはともかく錬金釜は大して重要アイテムでもなくない?
少なくとも脱出フラグとか決定打にはなりそうにない。
現にFFDQロワの方ではほぼ死にアイテム化してるしな…
空飛ぶベッドはうまいなーと思って読んでたよ。
一回降りたら飛べなくなるとかにすればよくね?
あとクリフト、アリス、カンダタのことなんだけど
避難所で予約破棄してた人が本物の作者さんだという確証はないから
しばらく様子見しとくべき。
ベッド、軽トラや魔法のじゅうたんで慣れてるから完全スルーしてたな…。
取りあえず俺はベッド肯定派
今まで乗り物として出なかったからね
地上走ってくれるなら肯定もできるんだけどね
あと設定上、空飛ぶベッドは夢の世界でしか存在できない
乗り物という観点ならファルシオン支給を許容してんだから、ベッドだって問題ないと思うけど。
ただ夢の世界でしか存在できないって設定がネックかなあ。無理やり持ってきましたでも構わんが
夢の世界みたいなもんだと思うけどな。
じゅうたんのが良かったか?
どっちにしても高度は大した事ないから森なんかは歩かなきゃならないだろ?
いいんじゃん?
>この神の目の届かぬ異空間においてのみ万能の力を与えた。
これなら、空飛ぶベッドくらい存在できるんじゃない?
『ニアミス』作者です。
じゅうたんだと持ち運び自由になってしまうということでベッドにしました。
遠ざけたかった理由はククールとマルチェロを遠くへやりたかったのもありますが、
一番の理由はもうすぐ到着するアリス一行と会わせたくなかったから。
脱出フラグがもう立ってしまいますからね。
アリスたちのファルシオンと同等かそれ以上の移動能力かつ、ある程度の制限のある乗り物としてベッドにしました。
気分を害された方がいたようで、残念です。
「修正しろ」との声が頻出する場合は修正を考えておきます。
また、聖者の灰もできすぎでしたね、すいません。
少し様子を見させていただきます。
勘違いして欲しくないが展開に文句をつけているわけではない
パーティーで空を飛ぶということがロワにとってとても危険だと言いたいだけ
とにかくベッドはどうにかしてほしい
いや、ベッドはおkだと思う。
制限あるし、ずっと飛べるわけじゃないし。
聖者の灰はやめた方がいいかもしれんが。
結局展開に文句付けてるんじゃないの?
だからー、ベッドを否定するならファルシオンも似たようなもんじゃん。
つか、低空飛行することがどう危険なのか説明してほしい。
聖者の灰もご都合とか何とか言われてるが、これからどうするかは今後の書き手さん次第なわけだし
今回は不明支給品を判明させただけなんだからルール違反したってわけでもないし
別にこのままでもいいんじゃないかねえ…。
>パーティーで空を飛ぶということがロワにとってとても危険
ここんとこkwsk
ベッドの高度は人間の目線とほぼ変わらないし、速度も走ったりするのとそう変わらないと思ってた
てかそれならいいんじゃないか
じゃ、ベッド肯定で。
聖者の灰も次ぎの書き手さんの想像力の肥やしになるだろうからおk。
こういうのもリレーの醍醐味。
10人が10人共「これはダメだろっ」ってツッコム様な作品でなければ
基本的にはOKにしようよ。
ベットは思わず笑った。グッジョブ!
低空飛行は、障害物があるときや目立つので狙われやすい。ベッドが大きければ大きいほどな。
乗り手には危険だが、ロワにとっては危険じゃないと思う。
錬金釜はちょっと引いたが、脱出に関係できるかどうか分からんし。
後は次の書き手さんがどう使うかだろうと思う。
原作でも作中でも明らかに人の目線なんて低空で飛んでない
城から飛んで逃げてるんだから
そんな低空なら外に出たあと落下してるはず
原作で森より上空を飛べないのはゲームの仕様
手に入れた時に明らかに木より家より高く飛んでいる
だいたい低空で飛んでるんだったらどっちみちアリスと遭遇するでしょ
町並みを越えられないなら道なりに飛ぶしかないし
複数人で空飛ぶなんて安易すぎる移動手段
これで仲間をどんどん増やされたら堪らない
FFDQでも何から何まで難癖つけて暴れてた人ですか?
次のssで壊そうかな。
仲間を増やさない為の脱出みたいだったし、ベッドの役目は終えたろ。
海 を 越 え ら れ る
やばいとしてもこれくらいだろ。
そもそも馬車が乗れるのもゲームの仕様だし、5人はギリギリとして、7人も8人も乗れば間違いなく落ちる。
あのベッドはそんなにでかくないぞ。
>>ゲームの仕様
それを大事にするだろ普通…しかもこいつレックスが二階で寝てたと思ってるよ
>>道なりに〜
茂みとか水の上飛べるだろ…
どう思われても構わないがこれ以上の主張は止めておく
言いたいことはほぼ言った
これでベッドが通るなら仕方ない
だけど本当にこの存在についてきちんと考えてほしい
放送後の事前予約ってまだ無理だよな?
>916のアイデアで、壊せそうなんだけどなw
>>915も言ってるけど、ヤバイアイテムだと思うんなら壊す話でも自分で書けば良いじゃん。
大体たかがベッドだよ?メラで簡単に燃やせんじゃね?w
FFDQのトラックだって問題視はされたが後にちゃんと破壊されてるし
空気読んでくれる人は必ず居る、カッカせんでも大丈夫だべ。
ベッドに20人も乗れると思ってるのだろうか。
乗れるのは今の人数で限界。
木より高く飛んでるのに森を越えられないってのはゲームの仕様。
低空飛行でいいでしょ。
ご都合展開をご都合展開で壊しても意味はない
本末転倒なだけ
揚げ足をとって修正修正と一人でわめき散らすよりはよっぽど有意義だと思いますけど
みんな、言いたいことは言ったと思うし、
作者も、このスレ、見ているだろうし、後は経過を見守ろう。
とりあえず落ち着け、熱くなるな
確かに都合のいい物がホイホイでてくる話ではあるから気持ちはわかるけどね
修正するかどうかは作者次第かな
ちょっと早いけど、次スレのテンプレはどうする?
まとめサイトができたから結構すっきりした形になると思うんだけど。
>925
同意ですね。作者というより、書き手次第だと思っているけどね。
どうも、問題作の作者です
意見が割れているようですが、やはり自分は通して欲しいと思っています。
ベッドのくだり、気に入っているとレスしてくれる人もいるわけですし。
後の人につなげようとひねったんで、矛盾点やトンデモ分は少ないと自負しております。
我が侭と言えばそれまでなんでしょうが、通していただけないでしょうか。
……そうか。
ま、これで結論はでたということかな。
作者氏乙
>>928 ベッドOKだと思う。
初読み時の俺の解釈だけど
トロデ組の気がかり→レックスの存在→皆を眠ってるレックスと共に逃がす道具
→空飛ぶベッド
って解釈したからおもわず「おぉ〜」と唸ってしまった。
聖者の粉も、いつか解けるであろうレックスの解呪の伏線だと思ってたし。
個人的に気になったのは錬金釜がスーパなところかな?
一瞬でアイテムが出来上がってしまうスーパーより、大錬金釜のほうが
書き手さんにネタ振り易いと思いました。
・皆で錬金釜で重要アイテムを作成→そこでマーダーと遭遇!
→アイテムができるまであと少し!それまでに釜を守りきるんだ!
こういう時間との戦いを繰り広げる事ができそうで。
FFロワは2スレ目いってるし、3rdには雑談にリンクしたほうがいいんじゃないかな
参加者の状況とか、所有アイテムとかは、まとめサイトにあるから
>>1のあとは
>>2-6でおk?
うん、問題ないと思う。
あとは流れを見て980あたりで立てればいいんじゃないかな。
>>934 個人的には『投下SS一時置き場』のリンクも貼って欲しい。
書き手さんがすぐ行けるように。
>>932 スーパー錬金釜の〜
確かに自分もそこだけは後から気になっていたので、今から修正版を投下しようと思います。
「この子の持っておった物、ですね。…気が、咎めますが…」
「うむ…物取りじみた真似じゃが、事態が事態じゃからのう。改めさせてもらうとするか」
ザックをごそごそと短い手でまさぐるトロデ。
その手が思わぬものに触れた。
「む、むおっ!?」
「どうなさいました!?」
「こ、これじゃよ!」
トロデの手には鈍い光沢を放つ怪しげな壺のようなものが握られていた。
なにやら魔法の力を秘めてそうである。
「…これは…いったい?」
「これは我がトロデーン王国に伝わる…錬金釜じゃよ!」
嬉々として語るトロデであるが、マリアには事情がよく飲み込めない。
ただの高そうな壺にしか見えないからだ。
「それで…それはどういった?」
「錬金ができる釜じゃよ」
「いえ、だから…」
マリアは軽く混乱した。
【E-4/アリアハン城北の平原/夕方(放送直前)】
【トロデ@DQ8】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式(不明の品が1?) 大錬金釜 聖者の灰 空飛ぶベッド ミレーユの通常支給品
[思考]:レックスの呪いを解く方法を探す 打倒ハーゴン
【マリア@DQ2ムーンブルク王女】
[状態]:健康 MP4/5
[装備]:いかづちの杖
[道具]:支給品一式(不明の品が1〜2?) ※小さなメダル トゲの鞭 毒薬瓶
[思考]:レックスの呪いを解く方法を探す 打倒ハーゴン
【レックス@DQ5王子】
[状態]:呪われている(呪いの効果弱) 気絶(睡眠) 打撲
[装備]:折れた皆殺しの剣 王者のマント
[道具]:祈りの指輪×1(一回でも使えば限界)
[基本行動方針]:不明
【ハッサン@DQ6】
[状態]:健康
[装備]:聖なるナイフ
[所持]:まだらくも糸 魔物のエサ
[思考]:レックスの呪いを解く方法を探す 打倒ハーゴン
【ククール@DQ8】
[状態]:右手に火傷(半分回復
[装備]:ビッグボウガン(矢 18)
[道具]:天馬の手綱 インテリめがね アリアハン城の呪文書×6(何か書いてある)
[思考]:レックスの呪いを解く方法を探す マルチェロを止める
修正投下完了。
なにやら投下しにくい空気だったんで出来ていたのに放置していました。
細かな修正点あればどうぞ。
>>942 無効宣言出たから、放送直前までの行動が残っているキャラに
アリス、カンダタ、クリフト追加します。
・アリス&カンダタ/時間:【D-3 南西の平原】
・クリフト/時間:真昼【E-4アリアハン城下町外】
・アレフ&ルーシア/時間:夕方【B-5】
・フローラ/時間帯:午後【C−5】
ベッドは森に入れないし、草原を低空飛行したら目立つから、心配しなくても途中からは歩いて隠れながら移動するだろうさ。
ハッサンはレンジャーの経験があるし、忍び足で行くだろうし。
>>940 修正乙。で、悪いんだがククールは
「右手」に火傷じゃなく「右腕」に火傷と以前の作品で修正入ってたと思ったんだが
右手→右腕
スミマセン(汗
947 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/06/08(木) 22:28:54 ID:h5rAlj0FO
自分の思い通りの展開にはなかなかならんもんですよ。
自分の思い通りの展開にしたいなら頻繁に投下して少しずつ伏線&フラグ積んどけばいい
でも思いもしない展開に向かってくのを楽しむのがリレーだからな
思えば、最初の犠牲者が誰になるのかハラハラしていたら、
あえて参加者に上がっていないロザリーを出したのは、良い意味で
期待を裏切られた。
アレは秀逸だったよなぁ。
>>951 まるままFFスレの馬鹿が展開パクったOP書いてたけどねw
馬鹿とか言うのイクナイ!OPで恋人殺されたのは同じだけど行く末は全然違うしな
恋人見せしめにされて初登場話で自殺する奴は初めて見たし
ピサロはなんだかんだで毎回マーダーにならないのな プライド高そうだから当然か
このロワの魅力はいつもならマーダー確定の人が味方になったり、
逆に主催者に反旗を翻しそうな奴がマーダーになったり
序盤の大量ズガンで葬られそうなキャラが良い活躍をしている事だと思う。
レックスの無邪気な残酷さとトルネコの大健闘っぷりがたまらない!
Lv3に移行する前に放送ある?
今予約されてるのが一本あって、まだ放送期限までは二日あるし、
今スレに放送落とすのはちょっと無理じゃないか?
放送はLv3にしてもらったほうが良いかもね。
テリーはマーダーになると思ってたが良かった。
ドランゴを一方的に倒せるだけの実力はあるんだよな。
「ふふ、これで二人きりじゃのう」
楽しげに笑うヒミコの声にサマンサはうんざりと溜息をついた。
「いいでしょう、前と同じように焼き尽くして差し上げます」
そう言ってサマンサが手を掲げるとそこに赤光が生まれる。
それを見てヒミコもニヤリ、と哂った。
「ほう、それはこういう風にかえ?」
「!?」
ぼごりっ
ヒミコの左肩が異常に隆起したかと思うと竜の頭が飛び出てきた。
その顎から灼熱が漏れ出る。
その動作は――サマンサが呪文を唱えるより早かった。
轟、と空気を焼いて一直線に火線が伸びる。
「クッ、メラミ!!」
なんとか呪文の詠唱が間に合い、迫る炎に火球をぶつけ防御する。
空間が爆裂し、吹き荒れる熱風からサマンサは身を護るように身体を竦めた。
その瞬間、爆煙の中から竜の頭が現れパクリ、と口を裂いた。
「しま――」
避ける間もなくサマンサは竜の牙によって右肩の肉を喰い千切られてしまう。
「ぁあああああ!!」
鮮血が舞い、サマンサは地面を転げまわる。
煙が晴れ、ヒミコがその姿を現した。
既に両の肩から竜を具現させ、ニヤニヤとのたうつサマンサを見ている。
「クックック、美味じゃ。わらわの飢えた心がそなたの血によって満たされていくのが判るぞ……。
だが足りぬ。次は……その白い手足のどれかを頂こうかのう!?」
双頭の竜が高速でサマンサに迫る。そしてヒミコの両腕もまた竜の頭へと変化し、合わせて四つの首が
連なり襲い掛かった。
サマンサは激痛を堪え、なんとか一頭目、二頭目の竜を回避するが、三頭目の竜に撥ね飛ばされ宙を舞う。
「そなたの弱点はその身の脆弱さよ! 遠方からの呪文は強力なれど接近戦においては無力。
あのでいじーとか申す女戦士やありすの援護がなければわらわに抗すること敵わぬわ!」
地面に叩きつけられたサマンサを最後四頭目の竜が襲う。
そしてその白い右腕を銜えようとした瞬間、サマンサの姿が忽然と消え去り、空振りした。
「何?」
姿を消す呪文、レムオル。攻撃を回避しながらもサマンサはこの呪文を唱えていた。
消えている間は他の呪文を唱えることはできないが完全に近い隠密行動が可能になる。
「ふん、姿を消して呪文を唱えられる場まで逃げるつもりか、だが……無駄じゃ」
ヒミコの首が竜へと変化していき、その身体もまた巨大化し鱗に包まれる。
5つの首を持つ巨竜、やまたのおろちへと完全に変化すると、大きく息を吸い込んだ。
煉獄の炎が5つの首から全方位に放射され周囲一体を焦がす。
レムオルは姿が見えなくなるだけでその存在を消してしまうわけではない。
当然のこと炎の影響を受けることになる。
「きゃああ!」
虱潰しに巻かれた炎によってサマンサは燻りだされてしまう。
レムオルの効果が解け、サマンサの姿が現出する。
「そこじゃ!」
5つの首がサマンサに肉薄する。
しかしサマンサはヒミコが自分を補足し、迫るまでの僅かな時間に次の呪文を完成させていた。
「マヒャド!」
「ぐぬ!?」
広範囲に放射された冷波は一帯の炎を鎮火させ、おろちの足を止めた。
そしてさらにサマンサは呪文を唱える。
(今の私ではやはりやまたのおろちを相手に勝つことは出来ない。
姿が醜くなるので敬遠してきましたが……仕方がない!)
「ドラゴラム!」
「なんじゃと!?」
サマンサが唱えたのは竜化の呪文。
その身体は光の粒子となって分解し、更に別の姿へと再構成されていく。
「おのれ!」
おろちはその光のシルエットに向かって激しい炎を浴びせかけるが、
そのシルエットもまた炎を吐き出し、中空で火炎がぶつかりあった。
相殺され、炎が弾け散る。
その向こうにおろちが見たものは……自身と同等の巨体を持った一匹のドラゴンだった。
「それでわらわと互角になったつもりかえ?」
「少なくともこれで倒せなければ私に手段は残されていないでしょうね。
まぁお付き合いください」
「短い付き合いになるがな!」
「奇遇ですね、私もそのつもりです!」
おろちは身体を捻るとその長い尾を遠心力と共にサマンサに向けて繰り出した!
高速で打ち込まれた尻尾をサマンサはその顎で咥え受け止めると、思いきり首を振って投げ飛ばす!
「おおお!?」
その巨体が成す術も無く宙を舞い、側にあった巨岩を砕きつつ地面に叩きつけられる。
「ゴハァッ」
とどめを刺すべくサマンサは駆け、その鋭き爪を叩き込もうとした時。
その巨体に見合わぬ素早さで身を起こしたおろちの首の一つがその爪を牙で受け止める。
そして残り4つの牙がサマンサの鱗を引き裂いた。
「がぁあああ!」
激痛に吼えたところを痛烈な尾の一撃で吹っ飛ばされる。
ゴロゴロと転がり、身を立て直したところに火炎が浴びせかけられた。
肉の焦げる臭いが鼻腔を突くが、サマンサは痛みに構わず炎の中を突き進んだ。
まさに肉弾となっておろちの腹部に体当たりを食らわせる。
「ゲボォ」
火炎の代わりに輝く粘液を五つの口から吐き出し、おろちは膝を突く。
そして、それからもまた互いの爪が、牙が、尾が、炎が、互いの肉を裂き、喰い千切り、打ち、焼いた。
血みどろの凄惨な戦いを制したのは……やまたのおろちだった。
五つの首からなる多角的な攻撃にサマンサは対抗しきれず、ついに押し切られその巨体を地に伏せた。
弱弱しい光がその身を包み――サマンサは竜身から満身創痍の人身へと戻る。
「ふ、ふふ、カァ、クハハ……随分と、手こずらせてくれたのう……さすが、と言うべきであろうな?」
おろちもまた全身に裂傷が疾り、紫の血をダラダラと流している。
「む?」
見ると、全身を痙攣させながらもサマンサはゆっくりと立ち上がろうとしていた。
手には一つのザックを携えている。
「…わ、たしは……使命を果たすため、に……ここで無駄に……死ぬ、わけには……」
「命乞いかえ? ククク、よいぞ。よいぞよいぞよいぞよいぞよいぞよいぞ!!!」
おろちは高く哄笑すると尾を振り回し、サマンサを撥ねる。
それと共に手に持っていたザックの中身が散らばった。
それはサマンサが殺害したマリベルに支給されたザックだった。
通常の配給品以外にザックに入っていたのは三つ。面、杖、石だった。
「実に、実に心地よい。そなた等のその姿を眺める為にわらわはここにいるのじゃ。
さぁ、もっと泣き叫べ。命乞いをしろ。地べたに額を擦りつけよ! わらわの気が変わるやも知れぬぞ!!」
愉悦の笑みを浮かべながらおろちは一歩一歩ゆっくりと地に倒れたサマンサに近付いていく。
「ん?」
その時、おろちの視界の端に先程ザックから零れた面が映る。
鬼を象った面、般若の面だ。
「ほう、中々面白いものを持っておるな」
ほんの僅かな間……おろちの興味はサマンサから般若の面へと移った。
朦朧とした意識の中、それでもサマンサは必死に現状を打破する策を考えている。
例え相打とうともアリスの障害となる輩は討ち果たすつもりだった。
(でも、それでこの様……私は盾となることもできない)
それなりの痛手も与えたが、あの様子では大したこともあるまい。
無駄死にだ。
あれだけの決意も、あの自分が奪った少女の命も……意味が無くなる。
あの娘の……アリスの命を護る、ただそれだけの為に戦った。
それらは全て無意味となる。
許容、できない。
それだけは絶対にあってはならない。自分は無駄死にが許される立場ではない。
ならばどうするのか。戦えば死、命乞いをしても死、逃走しても死。
死、死、死。どの道を選んでも未来には死が溢れている。
たった一つを除いて。
何度、思索を繰り返しても自分が生き延びる道はそれしか思い浮かばない。
しかしこれは賭けになる。
自分の危地が救われても、アリスに窮地をもたらすかもしれない。
(それでも、もう私にはそれしか手が残されていないのですね)
サマンサは目の前に落ちている杖を手に取り、握り締めた。
おろちは般若の面を拾い上げている所だ。
そしてそこで身を起こしたサマンサに気付いたようだ。
口を裂き、牙を見せながら哂う。
「しぶといのう、それでこそ、それでこそよ。さぁ命乞いの言葉は考えたかの?」
「何、か……勘違いして、いるようですね……。あなたに乞うものなど、塵芥一つとして、存在しないのですけれど」
「ほう、ほう、まだ吼えよるか。腕の一本も喰らえばその考えは……変わるかのう!?」
竜の首の一本が高速でサマンサへと迫り来る。
その牙は正確にサマンサの左腕を捕らえていた――が。
「その面は餞別に差し上げましょう」
サマンサが杖を振るう。
杖から放たれた光弾はカウンター気味に迫る竜の鼻先に命中。
そして――おろちは消失した。
おろちの姿と気配が完全に消えたことを確認して、サマンサはガックリとひざを落とした。
「情けない……天運に行く末を任せるとは……なんと」
サマンサが手にしている杖。その名をバシルーラの杖という。
名の通り、対象を何処かへと転移させるバシルーラの呪文が込められた杖だ。
これでやまたのおろちはこの大陸の何処かへと転移したはず。
サマンサの窮地はこれで去ったことになる。
「願わくば……アリスからは離れた位置に飛んでほしいものですね」
杖を支えによろよろと歩き、サマンサはザックから零れたもう一つのアイテムを拾う。
事前に読んでいた説明書によると奇跡の石という治癒効果をもたらす道具だ。
石を手にし、念を込めることで僅かだが活力が流れ込んでくるのがわかる。
(それでも、微々たるものですね。今しばらくは動けませんか)
適当な木を背にして休もうとしたその時、声が聞こえてきた。
「本当にこの辺りですの?」
「ああ、確かにこっちの方向から同族の気配がしていた。匂いも残ってる」
木陰からチラリと声の方を見ると、お嬢様然とした女性と一匹のドラゴンがいた。
(さて、どうしたものですかね。あのドラゴン、人間と一緒にいるということは好戦的ではないと
見受けられますが……もし双方共に『乗っていた』場合、うかつな接触は死を招きます)
今の自分の状態では慎重な行動にならざるを得ない。
しかしこのままでは見つかってしまいそうだ。
動くべきか、動かざるべきか。
その時、視界がグラリと揺れた。
(え―――?)
眩暈がしたかと思うと地面がどんどん迫ってくる。
衝撃と共にサマンサは自分が倒れたことを悟った。
(しまった……血を、失いすぎましたか……このままでは)
「きゃあ!? ゴンさん、この方凄い怪我ですわ!」
「おい、放っておけ! ……チ、面倒な」
駆け寄ってくる足音を聞いたのを最後に、サマンサの意識はすっと薄れていった。
(……アリス、あなたは……生きなさい……)
「ガァ!?」
完全に補足していたはずのサマンサが忽然と消え、彼女の腕を食い千切る筈だった牙は盛大に空振りした。
「なんじゃ? またレムオルか?」
消えたサマンサを探そうと周囲を見渡し、少しおろちは混乱する。
先程の森林とは全く場所が違う。
城のそびえる町の門、それもどうやら裏門の辺りに自分はいるらしい。
しばらく周囲を観察し、ようやくおろちは自分が転移したことを悟った。
「あの杖の力か。おのれ……今一歩のところで食い逃してしもうた。
こうなら嬲るのではなかったわ。ええい、口惜しい!」
吐き捨て、おろちはその姿を人身ヒミコへと変える。
一息つき、とりあえず町に入るかと門に足を向けたとき、一つの視線に気付いた。
青いニット帽を被った青年が門の脇に立ち尽くし、こちらを見ている。
「そなた……見たのか」
「ああ、どうやらそのようだ」
ヒミコは考える。
この青年、腰に下げた剣、また物腰からしてかなり出来ると見た。
アリス達を喰らわぬうちは面倒ごとは避けたい。
「わらわの本当の姿を見た者はここではそなただけじゃ。
黙っておとなしくしている限りそなたを殺しはせぬ。それでよいな?」
青年は答えない。
無駄か、と悟りヒミコが再びやまたのおろちへと変化しようとした時、青年は口を開いた。
「あんた、ゲームに乗っているのか」
「む?」
ヒミコは竜化を止め、青年を注視した。
「何故、そのようなことを問う?」
「答えてくれ」
ふむ、と頷きヒミコは考える。この青年に興味が出てきた。
少し付き合ってみることにする。
「乗っている、おらぬの二択ならばわらわは乗っておらぬ、ということになるであろ。
しかしそれはわらわが今、別の目的を遂行しておるからであるからして、その後は……
さあ、どうするかの」
「目的?」
「わらわの命を奪いおった三人の娘を生きたまま喰らうことよ。
アリス、フィオ、サマンサ。心当たりは居らぬかえ?」
青年、テリーはゆっくりと首を横に振る。
「そうか、まあよいわ。それで今度はわらわが問おう。
おぬしは何ゆえそのように問いかける? しかも化け物たるわらわにのう。
おぬしの目的はなんじゃ?」
「俺は……姉さんを生き残らせたいと思っていた。その為にゲームに乗った。
だけど俺は、殺せなかったんだ。何度も、誰と会っても俺は殺せなかった」
ヒミコは黙って聞く。
テリーもヒミコが聞いているかどうかはもう関係ないかのように告白を続ける。
「そして、姉さんの死を知った。その仇とも相対した。
憎しみのままに剣を取り……そして俺は……殺せなかったんだ」
拳を握り締め、テリーは涙を零す。
「姉さんを殺した奴を俺は殺せなかった! 憎くて、憎くて堪らないのに殺せなかったんだ!
姉さんが……止めるんだ。俺を、俺の殺意を止めてしまう」
テリーは己を抱きかかえ、震える身体を押さえつける。
「俺は姉さんを生き返らせるためにゲームに乗らなくちゃならない。殺さなくちゃならない。
でも姉さんが耳元で囁くんだ。そんなことは止めてって……殺さないでって!」
「なるほどのう……二律背反、姉の意志と己の意志が反していることに苦しんでおるというわけか」
「俺は姉さんに生きていて欲しいんだ! でも、どうすればいいのかわからない。
だから、城を出て……最初にあった奴に聞いてみようと思った。
そんなことくらいしか思いつけなかった。それが、あんただ」
テリーはヒミコを見つめる。
随分と思いつめた、切羽詰った顔を見てヒミコはニヤリと哂う。
大声で哂いだしたかったがそれはかろうじて堪えた。
「よい物をやろう」
ヒミコは懐から一つの面を取り出す。手に入れたばかりの、般若の面。
「これは……」
「察したか。その通り、これは呪いの面。だがこの面の呪いはおぬしの迷いを消してくれるだろうよ。
それどころかおぬしの望みを叶える為に大きな力となろうよ。さ、受け取れ」
般若の面を受け取り、テリーはじっとその面を見つめる。
「被るかどうかはおぬしに任せよう。そなたは面白い男であった。
ささやかな一興となったわ」
そう言い残してヒミコは町の中へと入っていった。
振り向きもせずテリーはじっと面を見つめたままその場に立ち尽くしていた。
「さて、あの者どうするかの?」
門に入り、一人ごちてみる。
青年の気配を伺いながらしばらくじっと待ってみた。
そして…… 一つの雄叫びと黒い波動が門の外ではじける。
ヒミコが再び門の外に出ると青年は北に向かって走り去るところだった。
青年の周囲には黒い靄のようなオーラが纏わりついている。
般若の面を被ったことによる影響であった。
あの黒いオーラがあらゆる防壁となって青年を攻撃から護るだろう。
そしてその殺意のまま殺戮を繰り返すはずだ。
クク、と哂いを噛み殺しながらヒミコはゆっくりとテリーの後を歩き始めた。
「傷を癒すのに二、三人喰らいたかったところであるが、思いもよらぬところで
思わぬ手駒が手に入ったものよ。これで労せずして栄養にありつけそうであるな」
ヒミコは気取られぬよう後を追い、テリーが斬った者たちを喰らうつもりであった。
また見境のなくなったテリーがアリス達を殺してしまわないように監督する意味もある。
そして何よりもヒミコがこのようなことをする訳は……。
そのほうが面白いから。
急ぐことはない。
あの面の邪気は同じく邪悪なる眷属たるヒミコにとっては大分遠くからでも感じ取れる。
戦いの気配も知れる。ゆっくりと後を付いていけばいいのだ。
気まぐれな竜の巫女は薄く笑みを浮かべ、ゆっくりと歩いていく。
――日は、落ちようとしていた。
【B-4/森林地帯/夕方(放送直前)】
【サマンサ@DQ3女魔法使い】
[状態]:気絶 HP1/8 MP1/5 全身に裂傷 貧血
[装備]:バシルーラの杖(5) 奇跡の石
[道具]:支給品一式 鉄兜
[思考]:勇者の血を守る
【ローラ@DQ1】
[状態]:健康
[装備]:光のドレス
[道具]:ロトの剣 支給品一式
[思考]:目の前の女性を介抱する/アレフを探す/ゲームを脱出する
【ゴン@DQ1ドラゴン】
[状態]:左肩に銃創(浅い)
[装備]:メガンテの腕輪
[道具]:支給品一式(不明アイテム一つ所持)
[思考]:ローラを竜王の所に連れて行く/それまでは護る
【E-4/アリアハン城下町、裏門の外→北へ/夕方(放送直前)】
【ヒミコ@DQ3】
[状態]:HP3/5 疲労
[装備]:なし
[道具]:きえさりそう ホットストーン
[思考]:テリーの後を追う/幾人か喰らい傷を癒す/サマンサ、アリス、フィオを喰らう
【テリー@DQ6】
[状態]:呪いの効果により防御力が大幅に上昇
[装備]:さざなみの剣 般若の面
[道具]:ボウガン(鉄の矢×30) イーグルダガー
[思考]:殺戮
やっと帰って来たので投下しました……。
おとといのレスから仮眠の3時間しか寝てません。
これから爆睡しますので不備がありましても修正、破棄の判断は後日となります。
そんなわけでご迷惑おかけしました。それではおやすみなさい。
これは面白い!面白かった!!
二転三転する展開!
複雑に絡み合うストーリー!!最高です!
2、3読んでてよくわからない点があって突っ込みたい所もあったが、
それは夜が明けてゆっくり読み直してからにする!!
乙!!!!!!
ごめん。
ま た テ リ ー 、 マ ー ダ ー か よ
と思ってしまった。
投下乙。
ドラゴン対決カコヨス
テリー最強の防具を…(つД`)
避難所の書き手さん破棄宣言してるからアリス、カンダタ予約したいんだが
待ったほうがいい?
>さぁ、もっと泣き叫べ。命乞いをしろ。地べたに額を擦りつけよ!
>わらわの気が変わるやも知れぬぞ!!
白虎か?偶然かな?とにかくワロスwwww
そして双竜GJ!かっこよかった!
新作乙
サマンサvsヒミコのくだりとその決着への流れは見事でした。
ただテリーに面を渡すまではいいとして、装備するかどうかは後続に委ねても良かったんじゃない?
するかしないかだけでも十分葛藤が話が描けそうに、あっさり装備しすぎてちと拍子抜けした。
新作GJ!!ドラゴラムカッコヨス
…ところで奇跡の石ってなんだっけ?賢者の石とは違うの?
>>975 ホイミ版賢者の石。
DQ7やればいやというほどお世話になる。
>>976 thx!!7やったはずなのに全然記憶になかったw
そろそろ次スレだな
そう言えばフィオやゼシカが死んだのは腐ローラを逃がしたローラのせいだな。
なんだこりゃ
結局テリーはいつもと同じかよ
新作GJ サマンサ生き延びたか…
ひとつ気になったのがローラとゴンの行動。
2人(1人と1匹?)はB-5からB-3まで移動してレーベの村を目指してたんだよね。
B-4からB-3まで匂いが届いて、それでB-4まで引き返したのはってこと?
匂いが届いたにしては距離が離れすぎ(あるいはゴンの嗅覚が鋭すぎ)
なんじゃないかと思うんだけど…。
980過ぎてるみたいだし、スレ立て挑戦してみる。
ERROR:新このホストでは、しばらくスレッドが立てられません。
だめだった↓よろ
主催者:大神官ハーゴン
管理役:悪魔神官
【参加/死亡者リスト】
4/5【DQ1】○アレフ/○ローラ姫/○竜王/●死神の騎士/○ドラゴン
3/5【DQ2】●アレン/●ランド/○マリア/○リア/○バーサーカー
4/5【DQ3】○アリス/○サマンサ/●フィオ/○カンダタ/○ヒミコ(オロチ)
4/5【DQ4】●アリーナ/○クリフト/○トルネコ/○ピサロ/○ルーシア
2/5【DQ5】●リュカ/●ビアンカ/○フローラ/○レックス/●ゲマ
2/5【DQ6】○ハッサン/●バーバラ/●ミレーユ/○テリー/●ドランゴ
2/5【DQ7】●アルス/○キーファ/●マリベル/●メルビン/○フォズ
4/5【DQ8】○エイト/●ゼシカ/○ククール/○トロデ/○マルチェロ
1/3【 J .】○アトラス/●バズズ/●ベリアル
計26/43名
じゃスレ立て挑戦してくるノシ