PS3専用ソフト、「FF13」の売り上げを予想するスレ

「FFの新作出たね。やってる？」
「あー、うち、プレステ３ないのよ」
「うちも。プレステ２どまり」
「そもそも最近のFFはやってないなぁ」
「え？なんで？」
「うーん、なんかメンドくさそうなんだよ」
「実際、時間かかるし」
「わかるわかる。社会人やってるとちょっと二の足踏むよね」
「時間もそうだけど値段もすげーもったいないよな、プレステ３」
「忙しいと今までみたいにゲームできなくなるし、投資しようとは思わない」
「……う。でも、まあ、プレステ３はともかく、FFは名作だよね…」
「つーかさ、なんか今のFFってキモくね？」
「は？」
「スーファミ時代はそんなこと思わなかったんだけどねー」
「で、でもさ、映像とか完成度とかは格段にちがうでしょ？」
「映像か。別に映画を観たいからゲームやってるわけじゃないんで」
「完成度ったって、俺ら専門家じゃないしなぁ。容量が増えた分、長尺になったって感覚しかない。
　もしくは、隠しイベントやミニゲームで水増ししてるだけとか…新鮮さは感じないな」
「そ、そんなことないよ。斬新なシステムとかエエッと驚くシナリオとかあるよ？」
「わかっちゃいるけど、なんかためらっちゃうんだよ。新しいシステム覚えるのってけっこう面倒だし」
「今思うと、スーファミのRPGのあの分量ってのは一般人や子供でも簡単に把握できる適量だったよね。
　今はもう攻略本ないとできないRPGばっかりで一般人には難しいものばかりになってる」
「そうそう、子供には敷居が高すぎるよね」
「攻略本もけっこうな出費だし」
「結局、オタクしかやらなくなってきちゃったんだなぁ」
「今のRPGは時間食いすぎるし、何よりプレイすんのに気構えが要るんだよね」
「気軽にできる携帯機が人気出てる理由を考えて欲しいよ」

「でもさ、すごいゲームをやってみたい！ってプレイヤーは日々願っているわけでしょ？
　斬新で、気分よくプレイできて、適度に手ごわくて、夢中になれるゲーム！、それがFFだと思うんだけど。
「とはいえ、それはあくまで自分が元気で、時間にも余裕があって、気持ちも前向きなとき。
　人間そうそうポジティブには生きてられません。たまには気楽にのんびりしたい気分のときもあるわけよ。
　そういうときに手がのびるモノじゃなくなってるんだよなー、今のFFって」
「毎日ステーキ食ってても飽きるっていうか胃がもたれるっていうか」
「んじゃ、ネットゲームのFF……」
「あんなの廃人しかやらん」

「……てことはみんな、もう、FFは卒業……？」
「今でも面白そうならやりたいとは思うだろうけど、どうだろ。
　面白そうって思えないってのが一番駄目なんじゃないの、やっぱり」
「そもそも別にFFやんなくても何も困りゃしないし」
「学校や職場でも話題にならなくなったし、ライトユーザーが離れたのも要因の一つだよね」
「他に面白いゲームも一杯出てるし」
「今思ったんだけど、FFってどんどん映像に特化していってるよね？
　そういうの好きな人だけがやるものになっちゃったんじゃないの？」
「FFTが出た頃、FFって媒体にはもっとこう、色々な可能性があったんじゃないだろうか、
　みたいなことを思ったんだけどなぁ、合掌」