2 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/06(土) 16:23:39 ID:30B6YINMO
2げt
,. -― 、 ´Z,
!{X}i!ii'ii〈"ゞゞ
ヾ(!^ーノヮ^ノ゙>ファイナルファンタジー・バトルロワイアル
/゙jっ丕゙>
>>1 スレ立てお疲れ様です!
ッぐ,イ_;ゞ;_,ゝ
DQ単独があるならFF単独があってもEじゃない、て事か?
FF1のパーティキャラはクラスチェンジ後・四人以下とか制限を設けたほうが良いと思う
もしかして釣られてる?俺
じゃあそれで
簡単にやるならもっと人数減らしなよ
作品数あるから1作品3人くらいでも構わないかと
先生!FFUSAからの参加はナシなんですか?!
間とって4人でどう?
DQロワ立ったときから期待はしてた。
予想より早かったけどなw
んじゃ投票しておく
【FF1】 ガーランド ドワーフ カオス ルフェイン人 リッチ
【FF2】 ミンウ フリオニール マリア キャプテン ヒルダ
【FF3】 エリア 忍者 たまねぎ剣士 デッシュ アーリマン
【FF4】 セシル カイン リディア フースーヤ エッジ
【FF5】 バッツ レナ クルル ファリス ガラフ
【FF6】 ティナ ガウ ケフカ モグ マッシュ
【FF7】 クラウド セフィロス ティファ エアリス 宝条
【FF8】 スコール リノア ゼル キスティス アデル
【FF9】 ジタン ガーネット ベアトリクス クイナ ハーデス
【FF10/10-2】 ユウナ アーロン ティーダ アニキ ルールー
【FF12】 ヴァン バッシュ パンネロ ギルガメッシュ アルテマ
【FFT/TA】 ラムザ ウィーグラフ アルガス アグリアス
とりあえず投票しとく
【FF2】フリオニール、マリア、レオンハルト、皇帝、ミンウ
【FF4】セシル、カイン、ローザ、リディア、ゴルベーザ
【FF5】バッツ、ファリス、ガラフ、ギルガメッシュ、エクスデス
【FF6】ロック、ティナ、セリス、シャドウ、ケフカ
【FF7】クラウド、ティファ、ヴィンセント、宝条、セフィロス
【FF8】スコール、リノア、アーヴァイン、キスティス、アデル
【FF9】ジタン、ガーネット、スタイナー、ベアトリクス、サラマンダー
【FF10/10-2】ティーダ、ユウナ、ルールー、キマリ、リュック
【FF12】アーシェ、バッシュ、ラーサー、ヴェイン、フラン
【FFT/TA】ラムザ、ディリータ、アグリアス、シド、エルムドア
0時過ぎてからだって
あ、投票は0時からか。スマソ
>>11はスルーで。
また明日あらためて投票しよう
つーかFF12はヤズマットに投票しようか迷う
本当に5人で投票するん?
4人でいいと思うけどな。
いいよ
俺も4人で良いと思う。5人は多いよ
とりあえずUSAが有りなのかどうかだけ教えてくれ
…まぁ多分無いんだろうが
無し
テンプレ
【FF1】ガーランド、Sモンク、シーフ、リッチ
【FF2】ガイ、ヨーゼフ、ラミアクイーン、マティウス
【FF4】セシル、カイン、 リディア、ベイガン
【FF5】バッツ、レナ、ガラフ、ファリス
【FF6】セリス、カイエン、ケフカ、ウーマロ
【FF7】クラウド、セフィロス、宝条、テツキョジン
【FF9】ジタン、サラマンダー、クジャ、ラニ
参加作品は1〜12とTで、11は加えません。(支給品は可)
各作品4人まで参加で計48人でスタートします。主人公は必ずしも出す必要はありません。
主催者は異論なければ魔王ザンデで。FF1と3は主役組はジョブ投票でお願いします。
今夜0時からキャラ投票を始めます。各作品4名まで投票してください。自演上等、ただし同IDの投票は無効。
24時間経過し、上位4名が参加です。オーバーしてしまう場合は少ない方で切り捨てます。
テンプレ
【FF1】
【FF2】
【FF3】
【FF4】
【FF5】
【FF6】
【FF7】
【FF8】
【FF9】
【FF10/10-2】
【FF12】
【FFT/TA】
いやいや、さすがにそれはないです。
今はDQで精一杯。
まぁ投票くらいは参加させてもらいますが。
ドラゴンクエストロワとファイナルファンタジーロワに取られてFFDQロワ過疎る
そんな悪寒
アドベンドチルドレンはなし?
やっぱできるだけFFDQロワに出ていない奴のほうがいいかな
DQロワが始まってからFFDQロワが進行しまくっているからDQロワが起爆剤になったのかと思っていたのだが。
只単にGWだからというオチか?
30 :
投票:2006/05/07(日) 00:07:37 ID:DTXt/5DJO
【FF4】セシル、カイン、ルビカンテ、ゴルベーザ
【FF5】ガラフ、クルル、ギルガメッシュ、エキンドウ
【FF6】セリス、レオ、オルトロス、フンババ
【FF7】ヴィンセント、ルーファウス、レッド13、クラウド
【FF8】ラグナ、キロス、ウォード、スコール
【FF9】ベアトリクス、スタイナー、ジタン、ラニ
【FFT/TA】ラムザ、ザルバッグ、ガフガリオン、労働8号
【FF1】ナイト、白魔道士、黒魔道士、デスマシーン
【FF2】フリオニール、ガイ、ヨーゼフ、レイラ
【FF3】導師、学者、忍者、賢者
【FF4】セシル、ヤン、パロム、ルゲイエ
【FF5】バッツ、レナ、ファリス、ギルガメッシュ
【FF6】セッツァー、モグ、セリス、オルトロス
【FF7】バレット、ユフィ、レッドXIII、ツォン
【FF8】スコール、ラグナ、キスティス、セルフィ
【FF9】ジタン、フライヤ、スタイナー、ブリ虫
【FFT/TA】ラムザ、クラウド、名無し男、ディリータ
【FF1】忍者 ガーランド デスマシーン ルフェイン人
【FF2】フリオニール ゴードン ラミアクィーン カイン(エリナの息子)
【FF3】導師 賢者 デッシュ ドーガ
【FF4】セシル カイン ゴルベーザ ルビカンテ
【FF5】バッツ レナ ドルガン ゴーレム
【FF6】ティナ セッツァー ケフカ ゾゾ住人
【FF7】レッドXIII ザックス コルネオ イリーナ
【FF8】スコール アーヴァイン ラグナ ベルヘルメルヘル
【FF9】ビビ スタイナー ガーネット ハーデス
【FF10/10-2】ティーダ アーロン シーモア ジェクト
【FFT/TA】ラムザ ディリータ イズルード ガフガリオン
【FF1】忍者 黒魔導師 ガーランド リッチ
【FF2】フリオニール マリア ガイ こうてい
【FF3】赤魔導師 賢者 たまねぎ剣士 ハイン
【FF4】セシル カイン ローザ ヤン
【FF5】バッツ ファリス ギルガメッシュ エクスデス
【FF6】ロック ティナ セリス カイエン
【FF7】ユフィ ヴィンセント シド セフィロス
【FF8】サイファー キスティス ウルフマライター オダイン
【FF9】ジタン ガーネット クジャ ミコト
【FF10/10-2】ティーダ ユウナ ルールー シーモア
【FF12】 PASS
【FFT/TA】ラムザ アルマ ディリータ ウィーグラフ
【FF1】ナイト、忍者、セーラ、ティアマット
【FF2】ヒルダ、レイラ、ボーゲン、ゴードン
【FF3】白魔道士、導師、たまねぎ戦士、吟遊詩人
【FF4】ポロム、ヤン、バルバナ、ルビガンテ
【FF5】バッツ、ガラフ、ネクロフォビュア、クルル
【FF6】セリス、オルトロス、バナン、セッツアー
【FF7】ルード、ヴィンセント、ルーファス、クラウド
【FF8】イデア、セルフィ、キロス、ノーグ
【FF9】サラマンダー、スタイナー、トット、クイナ
【FF10/10-2】ワッカ、キマリ、アニキ、シューイン
【FF12】バッシュ、シド、ラーサー、ヴェイン
【FFT/TA】 オヴェリア、ムスタディオ、ディリータ、ガフガリオン
【FF1】忍者、白魔道士、黒魔道士、デスマシーン
【FF2】マリア、ガイ、レイラ、スコット
【FF3】導師、学者、魔人、たまねぎ剣士
【FF4】フースーヤ、ポロム、パロム、バルバリシア
【FF5】ボコ、レナ、エンキドウ、ギルガメッシュ
【FF6】ロック、ウーマロ、セッツァー、オルトロス
【FF7】シド、ユフィ、ヴィンセント、ツォン
【FF8】キロス、ユーダ、キスティス、セルフィ
【FF9】ブランク、クイナ、スタイナー、ブリ虫
【FFT/TA】名無し女、クラウド、ラムザ、アグリアス
36 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/07(日) 00:24:34 ID:grHXmWUf0
【FF4】 セシル、カイン、リディア、ヤン
【FF5】 ギルガメッシュ、エクスデス、ガラフ、バッツ
【FF6】 ティナ、バナン、カイエン、モーグリ
【FF7】 ルーファウス、シド、パルマー、ルード
【FF8】 スコール、サイファー、アルティミシア、ブラザー(兄)
【FF9】 ジタン、ガーネット、ビビ、スタイナー
【FF10/10-2】 ジェクト、シーモア、ティーダ、ワッカ
【FF12】 ラーサー、バッシュ、ヴェイン、ガブラス
【FFT/TA】 ラムザ、ウィーグラフ、キュクレイン、クラウド
【FF1】 デスマシーン、ガーランド、セーラ、黒魔導師
【FF2】 ミンウ、こうてい、ヒルダ、ゴードン
【FF3】 たまねぎ戦士、白魔導師、導師、賢者
【FF4】 パロム、ポロム、シド、フースーヤ
【FF5】 ガラフ、エクスデス、ギルガメッシュ、エンキドウ
【FF6】 テュポーン、オルトロス、シャドウ、シド
【FF7】 パルマー、ルード、レノ、コルネオ
【FF8】 風神、雷神、セルフィ、アーヴァイン
【FF9】 ベアトリクス、スタイナー、フライヤ、エーコ
【FF10/10-2】 キマリ、ワッカ、アーロン、ルールー
【FF12】 パンネロ、シド、
【FFT/TA】 ミルウーダ、ウィーグラフ、ディリータ、アラズラム
【FF1】ナイト ガーランド 白魔 ティアマット
【FF2】マリア レオンハルト ガイ ミンウ
【FF3】導師 たまねぎ剣士 学者 吟遊詩人
【FF4】パロム ポロム バルバリシア シド
【FF5】バッツ ファリス ケルガー ドルガン
【FF6】カイエン バナン セリス ロック
【FF7】ティファ ユフィ ルード レノ
【FF8】サイファー セルフィ キスティス ウォード
【FF9】フライヤ ベアトリクス ソーン ゾーン
【FF10/10-2】ユウナ ルールー パイン リュック
【FF12】バッシュ パンネロ バルフレア フラン
【FFT/TA】ラムザ アグリアス マーシュ レドナ
【FF1】ナイト、スーパーモンク、黒魔導士、ガーランド
【FF2】ヨーゼフ、皇帝、フリオニール、リチャード
【FF3】デッシュ、赤魔導士、バイキング、エリア
【FF4】シド、ヤン、ゴルベーザ、セシル
【FF5】エクスデス、テラ、レナ、ファリス
【FF6】モグ、ウーマロ、カイエン、セリス
【FF7】クラウド、スカーレット、レッドXIII、リーブ
【FF8】キスティス、キロス、イデア、ゼル
【FF9】ジタン、スタイナー、ラニ、マーカス
【FF10/FF10-2】ユウナ、ギップル、キマリ、シーモア
【FF12】ヴァン、バルフレア、バッシュ、ドクター・シド
【FFT/FFTA】マーシュ、モンブラン、ディリータ、カフガリオン
【FF2】フリオニール、ガイ、レオンハルト、レイラ
【FF4】リディア、カイン、ローザ、ポロム
【FF5】バッツ、レナ、ギルガメッシュ、ゼザ
【FF6】ティナ、エドガー、セッツァー、バルガス
【FF7】クラウド、ヴィンセント、エアリス、セフィロス
【FF8】スコール、キスティス、キロス、サイファー
【FF9】ガーネット、サラマンダー、ラニ、マーカス
【FF10/10-2】 ティーダ、ユウナ、アーロン、シーモア
【FFT/TA】ラムザ、アルガス、オヴェリア、ディリータ
【FF1】忍者、セーラ、マトーヤ、アストス
【FF2】フリオニール、ヒルダ、レイラ、こうてい
【FF3】学者、空手家、デッシュ、サラ
【FF4】パロム、ポロム、ギルバート、ベイガン
【FF5】バッツ、ククル、ガラフ、ギルガメッシュ
【FF6】ティナ、セッツァー、ウーマロ、オルトロス
【FF7】レノ、イリーナ、リーブ、ヴィンセント
【FF8】スコール、リノア、キスティス、セルフィ
【FF9】ビビ、クイナ、クジャ、スティルツキン
【FF10/10ー2】ティーダ、シーモア、オオアカ屋、エリオ
【FF12】ヴァン、パンネロ、ラーサー、ヴェイン
【FFT/TA】パス
42 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/07(日) 00:31:43 ID:m5H1xWjp0
【FF1】 ガーランド ドワーフ リッチ ナイト デスマシーン
【FF2】 皇帝 フリオニール マリア レオンハルト ヒルダ
【FF3】 暗闇の雲 忍者 たまねぎ剣士 デッシュ ヘカトンケイル
【FF4】 セシル カイン リディア ゴルベーザ フースーヤ
【FF5】 バッツ レナ クルル ファリス ギルガメッシュ
【FF6】 ティナ セッツァー ケフカ ティナ カイエン
【FF7】 クラウド セフィロス ティファ エアリス ヴィンセント
【FF8】 スコール リノア サイファー 風神 雷神
【FF9】 ジタン ガーネット ベアトリクス クイナ ハーデス
【FF10/10-2】 ユウナ アーロン ティーダ パイン ルールー
【FF12】 バッシュ パンネロ アーシェ レダス ラーサー
【FFT/TA】 ラムザ ベリアス シド アグリアス ムスタディオ
一部のキャラ以外はかなり票が割れてるなあ。
あと、エクスデスやこうていはアリだろうけど、暗闇の雲はさすがにまずくないか。
俺としてはガーネットが出れば後はどうでもいいな
と、もう投票始まっていたのか。
【FF1】Sモンク、白魔道士、ガーランド、セーラ
【FF2】フリオニール、ガイ、、スコット、こうてい
【FF3】赤魔道士、導師、デッシュ、ザンデ
【FF4】セシル、カイン、ルビガンテ、ゴルベーザ
【FF5】バッツ、レナ、ファリス、ギルガメッシュ、
【FF6】ロック、、セリス、モグ、ゴゴ
【FF7】クラウド、エアリス、ケットシー、セフィロス
【FF8】スコール、ラグナ、セルフィ、サイファー、
【FF9】ジタン、ビビ、スタイナー、クジャ
【FF10/10-2】ティーダ、アーロン、ジェクト、シーモア
【FF12】ヴァン、パンネロ、バッシュ、デモンズウォール
【FFT/TA】ラムザ、ムスタディオ、ディリータ、オルランドゥ
ガーネット以外全員セフィロス(39人)
逃げまわれ、ガーネット!
あんまり主役キャラばっかりとか3rdに出ているのばっかりはまずくないか?
【FF1】 スーパーモンク、ナイト、白魔導士、黒魔導士
【FF2】 ミンウ、皇帝、ミンウ、ヒルダ
【FF3】 ナイト、赤魔導士、導師、忍者
【FF4】 パロム、ポロム、リディア、エッジ
【FF5】 バッツ、ゴゴ、ギルガメッシュ、クルル
【FF6】 ゴゴ、ティナ、リルム、セッツァー
【FF7】 イリーナ、ルード、レノ、ザックス
【FF8】 サイファー、ラグナ、イデア、キサラギ
【FF9】 ジタン、クジャ、ガーネット、エーコ
【FF10/10-2】 パイン、ティーダ、アーロン、シーモア
【FF12】 ヴァン、バルフレア、アルシド、アーサー
【FFT/TA】 ミルウーダ、ウィーグラフ、アグリアス、アルガス
【FF1】ガーランド、セーラ、アストス、ナイト
【FF2】フリオニール、マリア、レオンハルト、ボーゲン、皇帝
【FF3】賢者、忍者、導師、たまねぎ剣士
【FF4】セシル、カイン、リディア、テラ
【FF5】バッツ、ファリス、レナ、ガラフ
【FF6】ロック、ティナ、セリス、ケフカ
【FF7】クラウド、ティファ、ヴィンセント、宝条
【FF8】スコール、サイファー、アーヴァイン、アデル
【FF9】ジタン、ガーネット、スタイナー、ベアトリクス
【FF10/10-2】ユウナ、キマリ、ルールー、ワッカ
【FF12】アーシェ、バッシュ、ラーサー、バッガモナン
【FFT/TA】ラムザ、ディリータ、ガフガリオン、シド
【FF1】ナイト、スーパーモンク、忍者、セーラ
【FF2】フリオニール、レオンハルト、マリア、皇帝
【FF3】魔人、賢者、魔剣士、ザンデ
【FF4】エッジ、リディア、カイン、ゴルベーザ
【FF5】バッツ、レナ、ガラフ、クルル
【FF6】シャドウ、ロック、セリス、ケフカ
【FF7】クラウド、ヴィンセント、セフィロス、ザックス
【FF8】ゼル、キスティス、サイファー、ラグナ
【FF9】ジタン、クジャ、ガーランド、スタイナー
【FF10/10-2】ティーダ、ジェクト、アーロン、リュック
【FF12】バルフレア、アーシェ、パンネロ、バッシュ
【FFT/TA】ラムザ、ディリータ、ガフガリオン、アルマ
【FF2】フリオニール/レオンハルト
【FF4】セシル/カイン/リディア/ローザ
【FF5】クルル/バッツ/ファリス/ギルガメッシュ
【FF6】ティナ/ロック/ケフカ/エドガー
【FF7】クラウド/ティファ/エアリス/セフィロス
【FF8】スコール/リノア/イデア
【FF9】ガーネット/クジャ
【FF12】アーシェ/パンネロ/ヴァン
【FFT/TA】ラムザ/アグリアス
4人って難しいな。5とか6とかなかなか絞れなくてしばらく悩んだ。
ていうか別に票入れない作品があっても、4票 まで だしいいよな?
うわ、何ボケかましているんだ自分。凄い失礼しました。
間抜けな主催者だなw
なんでザンデが主催なんだろう
ケフカとかのほうがらしい気はする
代えろという訳じゃないが主催向きかな
【FF4】カイン・リディア・パロム・ポロム
【FF5】バッツ・レナ・クルル・ミド
【FF6】ティナ・セッツァー・ガウ・ケフカ
【FF7】クラウド・ヴィンセント・レノ・イリーナ
【FF8】スコール・ラグナ・アーヴィン・サイファー
【FF9】ガーネット・クジャ・ラニ・マリオ
【FF10/10-2】ティーダ・アーロン・ユウナ・シーモア
60 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/07(日) 00:43:57 ID:grHXmWUf0
>>58 ケフカ「退屈なので、今日は殺し合いをしてもらいます」
4人したよ
【FF1】 ガーランド スーパーモンク リッチ ナイト
【FF2】 皇帝 フリオニール マリア レオンハルト
【FF3】 忍者 たまねぎ剣士 デッシュ 賢者
【FF4】 セシル カイン ゴルベーザ フースーヤ
【FF5】 バッツ レナ クルル ファリス
【FF6】 ティナ セッツァー ケフカ ロック
【FF7】 クラウド セフィロス エアリス ヴィンセント
【FF8】 スコール リノア サイファー イデア
【FF9】 ジタン ガーネット ベアトリクス ハーデス
【FF10/10-2】 ユウナ アーロン ティーダ パイン
【FF12】 バッシュ パンネロ アーシェ ラーサー
【FFT/TA】 ラムザ シド アグリアス ムスタディオ
なんというか、伸びがすごいな
ザンデは3RDで生存してる上に良い人やってるので、区別する為に変えた方が良いと思う
ペプシとかどうよ
64 :
51:2006/05/07(日) 00:47:04 ID:Tq4YJkbBO
FFUに5人入れてた…スマソ
レオンハルト削除で
俺的にはゼムスかアルテマでも良いんじゃないかと思う
でも既に投票始まってるし、今更主催変えても混乱しそうだよなあ
っていっても俺も
>>58には同意だけど。
アドチルのセフィロスコピー共
【FF1】バハムート ルフェイン人 アストス エルフの王子
【FF2】フリオニール レオンハルト ゴードン スコット
【FF3】学者 吟遊詩人 ネプト竜 ゴモリー
【FF4】カイン ローザ ゴルベーザ フースーヤ
【FF5】バッツ ドルガン エンキドウ ギルガメッシュ
【FF9】ジタン ガーネット ブランク シド
【FF10/10-2】シーモア シーモア シーモア シーモア
【FF12】ラスラ アーシェ フラン シド
【FFT/TA】ラムザ ディリータ オルランドゥ マーシュ
間違えた、FF10はシーモア一人です
主催者も投票で決めるとか?(ただしラスボスかそれに相当する者)
候補はケフカ(3闘神ver)、カオス、暗闇の雲、ゼムス、永遠の闇辺りか
隠しボスから出すのもいいかもな
71 :
投票:2006/05/07(日) 00:57:39 ID:AA7GxHjw0
【FF1】 ガーランド、マトーヤ、忍者、スーパーモンク
【FF2】 フリオニール、マリア、レオンハルト、皇帝
【FF3】 デッシュ、エリア、たまねぎ剣士、導師
【FF4】 セシル、ゴルベーザ、カイン、ローザ
【FF5】 バッツ、レナ、ファリス、ギルガメッシュ
【FF6】 ロック、セリス、ティナ、エドガー
【FF7】 クラウド、セフィロス、ティファ、ザックス
【FF8】 スコール、リノア、サイファー、ラグナ
【FF9】 ジタン、サラマンダー、エーコ、クジャ
【FF10/10-2】 ティーダ、ユウナ、バラライ、シューイン
【FF12】 アーシェ、バルフレア、ラーサー、フラン
【FFT/TA】 ラムザ、アグリアス、ディリータ、シド
72 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/07(日) 00:59:26 ID:AA7GxHjw0
主催者も決めるならケフカでもいいかな
オズマに一票
74 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/07(日) 01:01:21 ID:m5H1xWjp0
トレマ、ザンデ、ケフカのどれかだな
>>1がザンデって言ってるからザンデでいいと思う
OPも
>>1が書くんだろうし
76 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/07(日) 01:13:21 ID:grHXmWUf0
OP書く人に委任
77 :
1:2006/05/07(日) 01:18:41 ID:MhKmcDHYO
今の時間PC使えんので携帯ですまん
OPを書くつもりはない
そこまでSS慣れしてないから
なので主催が不満なら替えてもらっていいよ
立てただ歴代ボスの中でザンデが一番主催っぽいかなと思っただけだから
ケフカは2ndで主催側にいたしさ
そうか
じゃあザンデに不満持つ人が多いならこの投票が終わった後に主催投票でもするか
【FF1】ガーランド、セーラ、忍者、赤魔道士
【FF2】フリオニール、マリア、ガイ、レイラ
【FF4】ローザ、エッジ、ヤン、フースーヤ
【FF5】バッツ、レナ、ファリス、ギルガメッシュ
【FF6】ロック、セリス、カイエン、セッツァー
【FF8】スコール、キロス、ウォード、ラグナ
【FF9】ジタン、スタイナー、ガーネット、クイナ
80 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/07(日) 01:31:57 ID:4O9zTa9Y0
【FF4】 ヤン、ミシディアの村長、バロン、ネミングウェイ
【FF5】 ゼザ、ガルラ、カトブレパス、エンキドウ
【FF6 ダリル、バナン、シャドウ、レオ
【FF7】 コルネオ、ナナキ、宝条、アルテマウェポン
【FF8】 イデア、イデア、イデア、シュメルケ
【FF9】 ビビ、ベアトリクス、ブラネ女王、ゾーン
【FF10/10-2】 エボン・ジュ、祈り子、ロドリゴ、ジェクト
【FF12】 アーシェ、同人、発売、万歳!
【FFT/TA】 アルガス、エルムドア、ガフ・ガフガリオン、ミルウーダ
【FF1】 セーラ 赤魔道士 白魔道士 スーパーモンク
【FF2】 こうてい レイラ ガイ ラミアクイーン
【FF3】 導師 バイキング エリア サラ
【FF4】 シド テラ ローザ カイン
【FF5】 シド ゼザ ガラフ ドルガン
【FF6】 バルガス バナン マッシュ ストラゴス
【FF7】 ツォン ルーファウス イリーナ バレット
【FF8】 セルフィ アーヴァイン シド キスティス
【FF9】 マーカス ラニ スタイナー ガーネット
【FF10/10-2】 シーモア ワッカ キマリ シェリンダ
【FFT/TA】 バルク ミルウーダ メリアドール オヴェリア
82 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/07(日) 01:39:57 ID:m5H1xWjp0
いつ始まるのか不安一杯
83 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/07(日) 01:44:15 ID:HPU81M6r0
色々とカブってんじゃあないっすよぉ〜〜〜?
【FF1】 マリリス マトーヤのしゃべるホウキ ナイト 黒魔道士
【FF2】 ガイ ヒルダ ゴードン レイラ
【FF3】 サラ アルス 魔界幻士 風水士
【FF4】 パロム ポロム バルバリシア ルビカンテ
【FF5】 バッツ ガラフ エクスデス クルル
【FF6】 カイエン ガウ セリス ストラゴス
【FF7】 ジェシー イリーナ レノ ツォン
【FF8】 セルフィ シド 雷神 風神
【FF9】 スタイナー クイナ プラネ ベアトリクス
【FF10/10-2】 パイン ワッカ ルールー アニキ
【FF12】 バンフレア フラン パンネロ レックス
【FFT/TA】 リッツ シャアラ マーシュ ミュート
【FF4】 ルビカンテ ヤン フースーヤ ローザ
【FF5】 ガラフ ゼザ ドルガン ケルガー
【FF6】 カイエン バルガス オルトロス ゴゴ
【FF7】 バレット ゴドー レノ ルード
【FF8】 シド セルフィ キロス ウォード
【FF9】 ガーネット ベアトリクス ミコト スタイナー
【FF10/10-2】 ワッカ ルールー キマリ シーモア
【FF12】 バルフレア ヴェイン レダス ラーサー
【FFT/TA】 メリアドール ディリータ ガフガリオン レーゼ
【FF5】 バッツ ファリス シド クルル
【FF6】 レオ カイエン マッシュ バルガス
【FF7】 クラウド ザックス レノ セフィロス
【FF8】 サイファー キスティス リノア ゼル
【FF9】 ジタン スタイナー ガーネット ベアトリクス
【FF10/10-2】 キマリ ワッカ ティーダ ユウナ
【FF12】 バンフレア バッシュ パンネロ ヴァン
【FF4】スカルミリョーネ、カイナッツォ、バルバリシア、ルビカンテ
【FF5】バッツ・ファリス・タイクーン王・シルドラ
【FF6】オルトロス・カイエン・エドガー・ストラゴス
【FF7】エアリス・ルーファウス・レノ・レッドXIII
【FF9】ビビ・クイナ・ブランク・ルビィ
【FF12】ガブラス・バルフレア・フラン・モンブラン
【FF1】 忍者、ガーランド、セーラの親父、セーラ
【FF2】 ヨーゼフ、ガイ、ゴードン、ベヒーモス
【FF3】 魔剣士、魔剣士、魔剣士、グルガン族の男
【FF4】 フースーヤ、パロム、ポロム、ヤン
【FF5】 エクスデス、ガラフ、ドルガン、ギルガメッシュ
【FF6】 カイエン、カイエン、ジークフリート、シャドウ
【FF7】 レノ、レノ、レノ、レノ
【FF8】 サイファー、キスティス、キロス、ウォード
【FF9】 ジタン、スタイナー、ビビ、クジャ
【FF10/10-2】 ワッカ、キマリ、アーロン、シーモア
【FF12】 レックス、バッシュ、ガブラス、シド
【FF1】スーパーモンク 忍者 ナイト ガーランド
【FF2】ミンウ スコット ヨーゼフ リチャード
【FF4】パロム ポロム ギルバート ヤン
【FF5】ミド ガラフ クルル ギルガメ
【FF6】モグ カイエン リルム セッツァー
【FF8】ニーダ セルフィ キスティス スコール
【FF9】スタイナー ベアトリクス エーコ ブランク
【FF12】オイヨイヨ バルフレア バッシュ アーシェ
【FF2】 ミンウ ヨーゼフ ゴードン こうてい
【FF3】 たまねぎ剣士 風水師 デッシュ エリア
【FF4】 カイン ギルバート ルビカンテ ゴルベーザ
【FF5】 ガラフ クルル ギルガメッシュ エクスデス
【FF6】 モグ セッツァー オルトロス ケフカ
【FF7】 ユフィ ヴィンセント ケットシー 宝条
【FF8】 スコール リノア キスティス サイファー
【FF9】 ジタン ガーネット スタイナー ビビ
【FF12】 ヴァン バッシュ ガブラス シド
【FF1】カオス
【FF2】 皇帝
【FF3】 くらやみのくも
【FF4】 ゼロムス
【FF5】 神竜
【FF6】 ディーン
【FF7】 ジェノバ
【FF8】 オメガウェポン
【FF9】 オズマ
【FF10/10-2】 アンラ・マンユ
【FF12】 ヤズマット
【FFT/TA】 キュクレイン
10しかまともにやってないけどいい?
【FF10】 ワッカ ルールー アーロン ジェクト シパーフ
ごめんシパーフはなかったことに
【FF1】赤魔道士 ナイト ガーランド 忍者
【FF2】 ミンウ ゴードン スコット リチャード
【FF4】 バルバリシア パロム ポロム テラ
【FF5】 ガラフ バッツ ファリス クルル
【FF6】 カイエン エドガー リルム セッツアー
【FF7】 ルーファウス レノ ルード イリーナ
【FF8】 サイファー コヨコヨ キロス ラグナ
【FF12】アーシェ ラーサー パンネロ ヴァン
【FF4】ゴルベーザ・セシル・カイン・ネミングウェイ
【FF5】バッツ・ものしりじいさん・エクスデス・ミド
【FF6】セッツァー・ロック・レイチェル・セリス
【FF7】ヴィンセント・コルネオ・レノ・イリーナ
【FF8】スコール・シド・ラグナ・エルオーネ
【FF9】スタイナー・ガーネット・エーコ・クジャ
【FF10】アーロン・ルールー・オオアカ屋・キッパ
【FF12】ヴァン・ラーサー・アーシェ・バルフレア
【FFT】オルランドゥ・ディリータ・労働八号・ムスタディオ
【FF2】シド、スコット、ヨーゼフ、ミンウ
【FF4】シド、テラ、ゴルベーザ、ヤン
【FF5】シド、ミド、ガラフ、ギルガメッシュ
【FF6】シド、セリス、シャドウ、マッシュ
【FF7】シド、ヴィンセント、セフィロス、ユフィ
【FF8】シド、リノア、アーヴァイン、キスティス
【FF9】シド、ジタン、ガーネット、クジャ
【FF10/10-2】シド、ティーダ、ユウナ、リュック
【FF12】シド、アーシェ、バッシュ、ヴァン
シド入れ過ぎだろwwwww
【FF1】 ナイト 赤魔道士 クラーケン マトーヤ
【FF2】 ヨーゼフ リチャード シド ボーゲン
【FF4】 ギルバート パロム ポロム アサルトドアー
【FF5】 クルル ギルガメッシュ ドルガン アポカリョープス
【FF6】 ウーマロ マディン オルトロス ジークフリード
【FF7】 レッドXIII レノ リーブ ディオ
【FF8】 ゼル セルフィ イデア ビックス
【FF9】 ガーネット フラットレイ ブランク オズマ
【FF10/10-2】 ワッカ シーモア ヌージ シューイン
【FF12】 フラン バッシュ ラーサー ガブラス
【FFT/TA】 ディリータ オルランドゥ シャアラ レドナ
みんなけっこう意図的に1stや3rdに出てないキャラも入れてるみたいだが…そこの票は割れちゃうから結局同じようなキャラになるんだよな…
【FF1】セーラ、ガーランド、スーパーモンク、忍者
【FF2】皇帝、レオンハルト、ヨーゼフ、リチャード
【FF3】ドーガ、サラ、学者、賢者
【FF4】カイン、ローザ、セシル、ルビガンテ
【FF5】エクスデス、ギルガメッシュ、ファリス、レナ
【FF6】シャドウ、レオ、ケフカ、ガストラ
【FF7】クラウド、セフィロス、宝条、ルーファウス
【FF8】サイファー、スコール、リノア、キスティス
【FF9】クジャ、サラマンダー、スティルツキン、ジタン
【FF10/10-2】シーモア、ユウナ、シューイン、オオアカ屋
【FF12】バルフレア、バッガモナン、シド、フラン
【FFT/TA】ガフガリオン、ザルバッグ、ウィーグラフ、ラムザ
101 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/07(日) 10:44:35 ID:2dt3tK7Y0
【FF4】カイン、エッジ、 ルビカンテ、バルバリシア
【FF5】ギルガメッシュ、ファリス エクスデス
【FF6】エドガー、マッシュ、ロック、セッツァー
【FF7】クラウド、セフィロス、レノ、ザックス
【FF8】ラグナ、アーヴァイン、エルオーネ、キロス
【FF2】フリオニール、皇帝、ミンウ、レイラ
【FF4】セシル、ゴルベーザ、パロム、ポロム、シド
【FF5】エクスデス、ギルガメッシュ、ファリス、レナ
【FF6】マッシュ、セッツァー、ゴゴ、モグ
【FF7】クラウド、セフィロス、エアリス、ティファ、ユフィ
【FF8】スコール、サイファー、風神、雷神、ラグナ
【FF9】ジタン、ビビ、ガーネット、サラマンダー、クイナ
【FF12】アーシェ、バッシュ、バルフレア、フラン、レダス
【FF1】 セーラ、忍者、ナイト、赤魔導師
【FF2】 シド、皇帝、レオンハルト、ミンウ、マリア
【FF3】 シド、サラ、アルス王子、学者
【FF4】 シド、カイン、パロム、ポロム
【FF5】 シド、ドルガン、ゼザ、ケルガー
【FF6】 シド、ロック、レイチェル、ガストラ
【FF7】 シド、セフィロス、ルクレツィア、宝条
【FF8】 シド、ラグナ、セルフィ、エネオール
【FF9】 シド、ブラネ女王、ビビ、ジタン
【FF10/10-2】 シド、ブラスカ、ジェクト、レン
【FFT/TA】 シド、ディリータ、花売りの少女、異邦人クラウド
【FF1】 ガーランド(FC版でタイムスリップ前) ネリク(岩を砕くドワーフ) アストス 赤魔道士
【FF2】 ミンウ ヨーゼフ ジャイアントビーバー ボーゲン
【FF3】 シド アルス王子 デッシュ 導師
【FF4】 セシル ジオット王 カイン シド
【FF5】 ギルガメッシュ ゼザ ガラフ ケルガー
【FF6】 カイエン レオ オルトロス テュポーン先生
【FF7】 ドン・コルネオ ケット・シー(リーブ) エアリス バレット
【FF9】 サラマンダー フライヤ パック王子 カバオ
FF8と10・10−2、Tはシラネ。
死に様が、様になりそうな奴をチョイスしたつもり。
>>105 またマニアックな人選ですなぁ
【FF1】 ガーランド ドワーフ 宿屋の主人 リッチ
【FF2】 フリオニール マリア キャプテン ヒルダ
【FF3】 エリア 忍者 たまねぎ剣士 デッシュ
【FF4】 セシル カイン リディア フースーヤ
【FF5】 バッツ レナ クルル ファリス
【FF6】 ティナ ガウ ケフカ モグ
【FF7】 クラウド セフィロス ティファ エアリス
【FF8】 スコール リノア ゼル キスティス
【FF9】 ジタン ガーネット ベアトリクス クイナ
【FF10/10-2】 ユウナ アーロン ティーダ ルールー
【FF12】 ヴァン バッシュ パンネロ アルテマ
【FFT/TA】 ラムザ ウィーグラフ アルガス アグリアス
>>106 ティナとかロックとか好きなんだけど、死ぬところはあんまり見たいと思わないからな。
そう思うとこうなった。
【FF1】 ガーランド マトーヤ ビッケ バハムート
【FF2】 フリオニール マリア ガイ ミンウ
【FF3】 魔剣士 シーフ 学者 風水師
【FF4】 パロム ポロム ヤン ルビカンテ
【FF5】 ガラフ クルル シド ミド
【FF6】 ストラゴス リルム モグ オルトロス
【FF7】 レノ ルード ルーファウス 宝条
【FF8】 キスティス セルフィ シド イデア
【FF9】 ジタン ガーネット スタイナー ビビ
【FF10/10-2】 ワッカ キマリ ルールー アーロン
【FF12】 ヴァン パンネロ バッシュ ガブラス
異様に平均年齢が高くなってしまった
シド2人くらいいると本編で情報操作しやすい気がする
主催者にクリスタルってどーよ
邪悪な意志を持ってしまったとかそんな感じの設定で
111 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/07(日) 17:38:39 ID:XNmTPHsR0
【FF1】 忍者、赤魔導師、セーラ、マトーヤ
【FF2】 レイラ、ボーゲン、シド、ミンウ
【FF4】 ポロム、シド、ヤン、バルバリシア
【FF5】 ガラフ、バッツ、シド、ボコ
【FF6】 セリス、バナン、ガストラ、シド
【FF7】 クラウド、レノ、バレット、マリン
【FF8】 スコール、イデア、シド、サイファー
【FF9】 クイナ、サラマンダー、クジャ、フライヤ
【FF12】 シド、バッシュ、ヴァン、モンブラン
【FFT/TA】ムスタディオ、オルランドゥ、アジョラ、ティータ
3と10はやったことないのでパス。
全部のシリーズのシドを出したらどうなるんだろうな?
ところでTAと12で共通で出ているのはどっちに出せばおk?
ボコとかアンジェロとかは 支 給 品 で登場できるかもしれない
【FF2】ヒルダ 、ボーゲン、ガイ、ゴードン
【FF4】 リディア、ポロム、カイナッツオ、フースーヤー
【FF5】 ガラフ、バッツ、ファリス、レナ
【FF6】 カイエン、バナン、ガストラ、マッシュ
【FF9】 スティルツキン、サラマンダー、クイナ、クエール
【FF12】 ヴァン、バッシュ、ガーディ、シド
【FFT/TA】ムスタディオ、イズルート、マラーク、メリアドール
やったことないのが多くてスマン
自演上等だけど同IDの投票は無効なのだぜ
SS書かない(書けない)人が投票だけするってのはアリ?
【FF1】アストス、リッチ、マリリス、ティアマット
【FF2】鍛冶屋トブール、スコット、ボーゲン、ラミアクイーン(偽ヒルダ)
【FF3】ゴールドル、盗賊グッコー、闇の戦士、ウネ
【FF4】テラ、カイナッツォ、バルバリシア、ベイガン(操られる前っていうのも面白いかも)
【FF5】ドルガン、タイクーン王、全てを知る者、メリュジーヌ
【FF6】ビッグス、ウェッジ、ガストラ、レオ
【FF1】アストス、セーラ、ウネ、 マトーヤ
【FF7】レノ、ルード、ルーファウス、ダークネイション
【FF8】風神、雷神、ビッグス、ウェッジ
【FF9】シド大公、ヒルダ、スタイナー、ベアトリクス
【FF10】ルールー、ワッカ、 ジェクト、アーロン
1と7〜9しかやってない・・・10は友人情報より。
1以外はコンビでそろえてみたつもり。
117 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/05/07(日) 20:28:13 ID:LBOwk4Bm0
【FF1】 ガーランド、セーラ、ウネ、マトーヤ
【FF7】 クラウド、エアリス、ティファ、レッドXIII
【FF8】 スコール、リノア、ゼル、サイファー
【FF9】 ジタン、ガーネット、ビビ、クジャ
【FF10/10-2】 ティーダ、ユウナ、アーロン、シーモア
【FF12】 ヴァン、バルフレア、バッシュ、アンジェラ・アキ
7が好きなのは分かったが、Tを利用してクラウド出すのは如何なものか。
つーかもう投票締め切りなんじゃね?
大丈夫、タクティクスのクラウドは電波だから。
………ん? 7でも電波か?
【FF1】ナイト、モンク、マトーヤ、デスマシーン
【FF2】ガイ、ミンウ、皇帝の呪い、ベルゼブル
【FF3】魔人、たまねぎ戦士、アーリマン、暗闇の雲
【FF4】カイン、リディア、プリンプリンセス、フェイズ
【FF5】バッツ、ケルガー、神竜、オメガ
【FF6】ロック、ガウ、セッツアー、ケフカ
【FF7】セフィロス、ヴィンセント、エメラルドウェポン、イリーナ
【FF8】リノア、セルフィ、キスティス、ジャボテンダー
【FF9】ダガー、クイナ、クジャ、オズマ
【FF10/10-2】ティーダ、ユウナ、キマリ、リュック
【FF12】バッシュ、シド、パンネロ、ヤズマット
【FFT/TA】オーラン、アルガス、レドナ、エゼル
カインさえいれば、それでいい
ぬるぽ
【FF2】ミンウ ヒルダ ゴードン 皇帝
【FF3】赤魔道士 導師 たまねぎ剣士 サラ
【FF4】セシル カイン ゴルベーザ ルビガンテ
【FF5】バッツ ファリス ギルガメッシュ エクスデス
【FF6】セリス エドガー マッシュ セッツァー
【FF7】セフィロス エアリス ヴィンセント ルーファウス
【FF8】アーヴァイン サイファー キスティス エルオーネ
【FF9】ガーネット ビビ スタイナー ベアトリクス
【FF10/10-2】ルールー リュック シーモア シューイン
【FF12】バルフレア レダス ラーサー ヴェイン
【FF1】 マトーヤ ガーランド セーラ 黒魔道士
【FF2】 フリオニール ゴードン スコット ミンウ
【FF4】 テラ ポロム パロム ゼムスマインド
【FF8】 キスティス スコール リノア セルフィ
ff2、フリオニール、ゴードン、スコット、レイラ
ff5、クルル、ミド、ドルガン、ケルガー
ff10、ルールー、ユウナ、パイン、アーロン
ff12、ヴァン、バルヘレア、アーシェ、ラーサー
fft、ラムザ、オルランドゥ、メリアドール、ベイオウーフ
集計マダー?
ああ、歴史学者アラズラムは落ちたか・・・orz
もしかして誰も集計してなかった?
なら今からやるけど。
おk。数時間待ってください。
今集計中だけど、同着で4位のキャラがいる。
この場合はどちらかを切り捨てるともめそうだし5人参加でいいのかな。
134 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/08(月) 02:33:33 ID:HuTgfSw6O
少ない方で切り捨てって書いてあるよ
つーか3rd完結してからやればいいのに
でしょ
そうか、サンクス
一人以外全員同着でいきなり優勝とかだったら面白いのになw
142 :
1/3:2006/05/08(月) 04:48:47 ID:E/usNbZc0
【FF1】
ガーランド(19) ナイト(14) 忍者(13) セーラ(13)
次点/スーパーモンク(10)
【FF2】
フリオニール(19) こうてい(16) ミンウ(14) ガイ(12)
次点/ゴードン(11)
【FF3】
導師(13) たまねぎ剣士(12) デッシュ(9)
次点(切り捨て)/賢者(8)学者(8)
【FF4】
カイン(20) ポロム(18) パロム(15)
次点(切り捨て)/セシル(14)ヤン(14)
【FF5】
バッツ(33) ギルガメッシュ(24) クルル(19) ファリス(18)
次点/ガラフ(17)
【FF6】
セッツァー(18) セリス(16) ロック(14) カイエン(13)
次点/ティナ(12)
143 :
2/3:2006/05/08(月) 04:49:26 ID:E/usNbZc0
【FF7】
クラウド(16) レノ(16) ヴィンセント(15) セフィロス(14)
次点/エアリス(9)
【FF8】
スコール(21) キスティス(20) サイファー(19) セルフィ(15)
次点/リノア(13)ラグナ(13)
【FF9】
ジタン(21) ガーネット(21) スタイナー(21) クジャ(16)
次点/ベアトリクス(13)
【FF10/10-2】
ティーダ(16) アーロン(16) ユウナ(15) シーモア(15)
次点/ワッカ(12)ルールー(12)
【FF12】
バッシュ(19) ヴァン(14) バルフレア(14) パンネロ(13)
次点/ラーサー(12)
【FFT/TA】
ラムザ(19)ディリータ(16)オルランドゥ(10)ガフガリオン(9)
次点/アグリアス(7)
同レス内のキャラの重複などは全て1人として集計。
同レス内で1シリーズに5名以上キャラ名を挙げていて訂正がない場合、そのシリーズへの投票は全て無効。
>>42は
>>61で訂正があったため無効。
>>113は重複IDのため無効。
144 :
3/3:2006/05/08(月) 04:50:34 ID:E/usNbZc0
【FF1】○ガーランド/○ナイト/○忍者/○セーラ
【FF2】○フリオニール/○こうてい/○ミンウ/○ガイ
【FF3】○導師/○たまねぎ剣士/○デッシュ
【FF4】○カイン/○ポロム/○パロム
【FF5】○バッツ/○ギルガメッシュ/○クルル/○ファリス
【FF6】○セッツァー/○セリス/○ロック/○カイエン
【FF7】○クラウド/○レノ/○ヴィンセント/○セフィロス
【FF8】○スコール/○キスティス/○サイファー/○セルフィ
【FF9】○ジタン/○ガーネット/○スタイナー/○クジャ
【FF10/10-2】○ティーダ/○アーロン/○ユウナ/○シーモア
【FF12】○バッシュ/○ヴァン/○バルフレア/○パンネロ
【FFT/TA】○ラムザ/○ディリータ/○オルランドゥ/○ガフガリオン
計46/46名
一応慎重にやったつもりなのでリックの時のような間違いはないはずですが
万一間違いを発見したら訂正お願いします
激しく乙!
同票切り上げにすればちょうど50人でキリが良くない?
捨てるのは惜しいと思うんだけど
ヤンとか学者とか
集計乙かれ〜
>>146 そうだなぁ……できれば俺もそっちがいいかな。
集計乙!
マップは、バラムガーデンとかがよかったなぁ
面子が激しくつまらんので書くのやめたっと。
やっぱFFDQの方でガンガルよノシ
集計乙
>>150 たしかにつまらんな
さすがにこの面子は飽きる
じゃあやめるか?集計してくれた人には申し訳ないが
こっちの
>>1はクソだな
中途半端でも勢いで始めるのもいいが引く勇気も必要って言うし
忍者 ガイ パロム ポロム レノ キスティス シーモア
な、なんて通好みの人選なんだ!!!!
ていうかパロムポロム初参加ウレシス。でも、できればこいつらを本家に出したかった
>>150 わざわざ宣言するなんてよっぽど構って欲しいんだね
集計乙です。
初参戦キャラがどんな活躍をしてくれるのか今から楽しみ(*´д`)
もちろん定番の人も。
バッツマーダー化してくれないかな〜
いっつもいい子ちゃんなんでたまには違うの見てみたい。
>150
FFDQは今いろんな局面でリーチかかってるから
状況判断だけでも大変そう…
手伸ばしすぎてミスやらかしたら大変なんで
向こうで頑張ってください職人さんノシ
とりあえず主催者決めないことには始まらないな。個人的にはケフカを推すが
あとMAPは
>>1のでいいの?RPGロワは見てなかったから建物とかがわからないんだけど…
>>150 たしかにセフィロスとクジャ両方入ってるのに気づいたときはちょっと「あーあ」と思った
方向性を大幅に変えるか早めに退場してもらうかで対応するしかないね
各作品に脇役枠でもつけて投票すれば良かったんじゃないかと思うけど、もう遅いし…
ガイ、パロポロ、オルランドゥ、12キャラ辺りには期待してる。
ジョーカー入れたら?
三闘神とか
…強すぎるかな
なんか結局
>>99の言ったとおりになったなあ。
パロポロなんかはよく票が集まったと思うけど。
FFDQ3rdとの被りは、せめてもう死んでるやつくらいにして欲しいな…
あっちでも現在進行形で活躍してるキャラは正直食傷気味。
ミシディアの双子ってのは覚えてるけど
どっちがポロで、どっちがパロだったっけ?
>>1のマップって一体どこ・・?
見たことが無い・・。
ファミコンっぽいグラだけど、1や2の陸地でこんなの見覚えないし、
3の浮遊大陸にも地上にも見覚えない気がするんだが…。
もちろん4や5にも。
>>160 テイルズロワのMAPを拾ってきたものみたい
オリジナルじゃないかな
>>162 dクス。
ここの1はクオリティ低いな。
OPも書く気が無いらしいし、随分いい加減じゃないか。
まあまあ、1を叩いても事態は好転しないよ。
昨日より明日見ようよ。
>>160 MAPは元々はRPGロワのもの。それをテイルズが流用してる。
半熟英雄のオリジナルMAPとかそんなんだった気がする。うろ覚えだけど。
キャラについては3rdに参加してる人が前提になってるんじゃなくて新規の人がたくさんいたと解釈すればいいよ。
今の3rdは読み手としてはともかく書き手としては軽々に参加できないクオリティだからね。
ところで今日の0時から主催者投票する、でOKかな?
それともOP書く人に委任して書き手募る?
え?結局ヤンとか入れて50人にするの?
主催は投票か、名乗りあげがいたらその人に任せていいんじゃまいか。
俺はできればそうしたいけど、多分いまさらなんで蹴られる可能性高し。
ってことで46人でいいんじゃないかな。
じゃあさ、主催投票するときに46か50かの投票もしちゃえばいいんじゃねぇの?
マップとかもひっくるめて。
うん、俺はそれでいいよ。
後は他の人次第かな。
パロム…弟、黒魔導師、五歳
ポロム…姉、白魔導師、五歳
面子が同じで嫌気が指している人が少なからず俺含めて何人かいると思う
せめてOPでの見せしめで殺すのは皆勤賞キャラにしないかと提案してみる
見せしめがガーネットだったら笑うしかないなw
面子が同じでも立ち位置が違えば問題ないでしょ
つーか3rdとかと同じになるわけないし
考え過ぎだと思うな
面子が同じとは言っても今回は人数少ないし、主人公もヒロインもライバルもいないってなると
それはそれでイヤだけどな…
それはともかく本家のほうでなぜシーモアがいないのかとずっと疑問だった。超期待w
>>169 姉弟だったのか……ずっと兄妹かと思ってた
>>170 ああ、そうだね
あと、1stで生還且つ3rdでもまだ健在のキャラとか
…って言うともうほぼ名指ししてるようなもんだよな。流石に駄目だな
ただ、どうせ新しく始めるなら今迄すぐ死んできた奴らや目立たなかった奴らを生き残らせてみたい、いっぱい見てみたい。
まあ俺が思っただけなんだけどな
ここはセフィロスを見せしめだろう
やっぱセフィロスはもういいよなw
>>175 バッツとかティーダとかもういいよな正直。
それより次点で出損ねた1st〜3rdまで未登場のガラフやワッカ、ルールーを見てみたい
>>178 どうでもいくないし俺はその二人好きなキャラだけど、でも俺は他のキャラの勇姿も見たい
あとルールーは2ndで出てなかった?完結はしないまま終わったけど
えーと、結局12時から投票するの?
・主催者
・FF3キャラとFF4キャラを繰上げするかしないか
・マップ
マップは他に決めるんなら候補くらいあげてからのほうがいいような気もするけど…
候補
〇バラムガーデン
〇列車墓場
〇月
〇次元城
〇瓦礫の塔
浮遊城
浮遊大陸
ロンカ遺跡
魔大陸
ミッドガル
アレクサンドリア
ビサイド島
ラバナスタ
候補挙げてもMAPそのものがないと話にならないな
投票
主催者 OP書き手に委任
参加者 切り上げて50人
MAP 今のままでいい
ゴールドソーサー
ゾゾ
>>1が二番煎じな企画をする
↓
なんだかんだ言いながらも投票開始
↓
結果に対して
>>150や151等みたいなアンチと
>>153や
>>155のような極度のヨイショが沸き始める
↓
なんだかんだ言いながら話を進める
↓
突然何の突拍子もなしに中途半端なアンチが今ここ!をする←【今ココ!】
↓
なんだかんだ言いながら投票されていく
↓
斬新過ぎて使いづらそうなMAPと既出である使いやすいMAPがほぼ同じ結果
すると後先考えないで斬新にやればOK派と何の進歩も無いが確実な保守派が言い争う
↓
なんだかんだ言いながらも何事もなかったかのようにロワ開始
主催者・ ザンデ
参加者・ 50
MAP・ このまま
他のMAP探すのも大変だし
主催者:ザンデ
参加者:切り上げて50人
MAP:このまま
に一票。
主催者 ケフカ(3闘神ver)
参加者 50
MAP ゾゾ
短期完結ならマップは狭いほうがいいのかなあ
主催者:ケフカ
参加者:46人
マップ:
>>190 マップ投票し忘れてた。
マップ:アルティミシア城
ゾゾいいな。
主催:ケフカ
人数:50
MAP:ゾゾ
ゾゾ山もあったらいいな
時計には回転のこぎりが隠されて
主催:ザンデ
人数:50
MAP:ゾゾ
一人も参加者にシドがいないから、主催はシドにしようと思ったけど
12やってないからシドが主催できそうか分からんのからなぁ
一応FFTにいるぞ。
他のシドとは路線が違うけどな
主催:ドン・コルネオ
人数、MAPは興味ない。
じゃあ
主催:2〜12(11除く)のシド集合
人数:50
MAP:ゾゾ
主催:ザンデ
人数:50人
MAP:画像を用意してくれるならどこでもいい
50人て書いたけど、賢者と導師が居るパーティってかなーりバランス悪いな
賢者は黒魔法メインでやってほしい
ゾゾって書いてる人たちはMAP画像を用意するあてがあるの?
完全に格下だと思ってるコルネオに、首輪のためにほひーほひー言いながら馬鹿にされ、
あまつさえ爆殺されるセフィロスきぼん。
主催者/誰でもいいよ
人数/50で
MAP/このまんま
おいおいせめてセシルは入れてくれ…
主催:クリスタル
人数:50
MAP:バラムガーデン
たしかFFDQにバラムガーデンうpされてたよな…?
いっそのこと2D時代のFFロワイアル(FF1〜6)でやってくれ。
7以降はまたの機会に。
それかFF12オンリーのロワ。これなら超絶マイナーキャラも参加できる
中止になりそうな空気だね
wktkする面子じゃないからしょうがないか
こっちは中止、このメンツを本家4THに投票する方が絶対に良いよ
少人数でやるなら、一個の作品だけでやった方が面白いし
ドラクエが先に立ってるしな…
面子もこともあるし、今やるのはどうかと思う
こういうものは始まりさえすればなんとかなるものだ
まぁ、やめる必要はないわな
俺も主催者はケフカでいいと思う。問題は参加者だな
213 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/10(水) 16:18:07 ID:bIByCifq0
参加者を再投票するのはいいが空気の読めない厨が確実にてぃーだwとかせふぃろすwとかに投票するぞ
ある程度縛りいれないとダメじゃね?
214 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/10(水) 16:58:31 ID:kxY2U8yq0
ティーダワロスwwww
1stと3rdどっちも出たキャラは禁止とかな
>>215 それだ!
あと、今現在生き残っててある程度活躍してるのも禁止とか
みんな出てないのを優先的に入れてるはずなのに
票がばらけて、結局いつも通りのメンバーってのが笑える
でも主人公級キャラがまったくいなくなるっていうのもどうかと思うが。
1st・3rd両方に参戦してたキャラ
フリオニール、マリア(1st3rd共に即死)、レオンハルト、ミンウ(1st3rd共に即死)
デッシュ、エリア
セシル、カイン、ローザ(1st3rd共に即死)、エッジ、リディア、ギルバート
バッツ、レナ、ファリス、ギルガメッシュ、リヴァ(ry
ティナ、ロック、セリス、エドガー、ケフカ
クラウド、ティファ、エアリス、セフィロス、ザックス、シド
スコール、ゼル、リノア、ラグナ
ジタン、ビビ、ガーネット(1st3rd共に即死)、サラマンダー、エーコ、ベアトリクス
ティーダ、アーロン、リュック
ラムザ、アグリアス
これ全部抜いたら12以外は完全に脇役ロワだな。
折角の初参戦キャラも、関連性の強いキャラが消えたら面白味が減る。
例えばディリータがいるんならラムザがいたほうが面白いだろうし。
難しいところではあるけどね。
セフィロスに投票した奴の頭の中を覗いてみたい
あのさぁ、1stや3rdを前提にしてないで新規のことも考えてくれよ。
このスレから入った人間はクラウドもセフィロスも初めてなんだから。
キャラが気に入らないなら参加しなければいいじゃない。強制じゃないんだから。
とにかくせっかく行った投票を無効にするのは反対だな。
投票数から察するに様子見でROMってる奴は相当数いるだろうね
早速新規は口出しにくい雰囲気になってるし
……しかしドラクエの方でもキャラは相当被ってるがこんな文句はほとんど出なかったな
何が違うのか
221 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/10(水) 18:14:42 ID:igijeigi0
別にさ、書き手しだいで物語なんていくらでも変わるんだよね。
1st、3rdがどうとかガタガタ言ってる奴は、自分で物語を作って
気にいらない奴を殺せばいいじゃないか!
ドラクエは性格とか方向性を変えやすいしオリジナル要素も入れやすいから
向こうの
>>1みたいな前向きかつ素早く積極的に企画を進めようとする人がこのスレにはいないから
グダグダで話が進まない
まぁ投票やり直しまではいらないと思う
俺はこの面子で始まっても書くよ
DQのキャラはそれほどしゃべらないしあからさまな性格をしていないから、かぶったとしても性格は千差万別にできる
FFだと個性が強すぎて難しいという決定的な違いがある。
それだとセフィロスとかジタンとかの主人公格とラスボス格が決まった動きしかしないからただのライン作業に色を塗る程度にしかならない
それだと逆に新規とかが成長しないと思う。そもそもDQロワはFFDQロワの書き手を増やすために新規の練習場として企画したやつのはず。
書き手がどれほどがんばっても覆せないものはあるわけだから、書き手しだいとかはかなり無茶すぎる理論。
だからこそある程度操作の幅が広い脇役がもっといたほうがいいんじゃないかということだと俺は思う。
それに読み手だっていつもと違うものを期待したいはず
新規の書き手が始めてでも読み手の殆どはまとめとかも読んでいるのだから常連キャラはおなかいっぱいのはず
ある程度の面白みがないと需要も出ないしいみないんじゃないかってのが俺の理論なわけだが
> そもそもDQロワはFFDQロワの書き手を増やすために新規の練習場として企画したやつのはず。
それ後付でしょ。
みんながみんなそんなこと意識してるわけないと思うよ。
> それに読み手だっていつもと違うものを期待したいはず
同じになるという根拠が薄すぎませんか。
条件が違うのだから同じ展開になる筈がないでしょう。
常連キャラはとか言う時点で自分含めた古参の人たちを対象にしてる訳でしょう。
お腹一杯なら食べなきゃいいというのが結論だと思います。
このまま始めたとして、書き手が乗り気じゃなかったら進まないし、過疎る気がするんだが‥
最悪結局中止になる、と
まあ、新たな職人さんがたくさんいるなら問題ないんだけど
ガーランド、セーラ、テラ、ガラフ、エクスデス、オルトロス、ヴィンセント、宝条、キスティス、セルフィ
イデア、アデル、エーコ、スタイナー、キマリ、ワッカ、ルールー、シーモア、ジェクト
辺りがみてみたい
>>1が本家本元としてFFDQ3rdを挙げちゃってるからなあ
あっちは無関係だここから入ったやつも考慮しろ、とか言われてもどうしようもないんだよな。
ただ今までと違うスタンスにさせれば皆勤賞キャラも出演させてもいいんでね?ってのは一理有る。
マーダー化したティーダとか、反主催筆頭のセフィロスとかは見てみたい感じはする。
(…もっとも後者はどうやってその展開にこぎつけるかは知らんけどw)
ともかく皆勤賞ばっかだから投票からやりなおしね!ってのはやや横暴かなと。
こういうときこそ
>>1が出てきてOPでも書いて投下してスタートさせるくらいの引張りが必要なんだけどな。
FFDQロワの高まったクオリティに参入できないライトな書き手の為って言うなら解るが
FFDQの為の練習場替わりって言うのはよく解らんな
なし崩しにFFDQの植民地にしようとしてないで、そういうこともあればいいなくらいに思っといた方がいい
一応独立した企画なんだから
229 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/10(水) 19:19:25 ID:igijeigi0
>>223 頭硬いね
個性?
個性なんてぶっ壊してやればいい。
決まった道?
何がきっかけで外れるか分かんねぇぞ、そんなもん。
読み手か……。
文句あんなら自分で書け!
>>229 そんなに個性をぶちこわしたものがやりたいなら自分で企画すればいいだろ
キャラの個性を尊重したそのフィールド上でどれだけの事が出来るかどうかが問題なんだろうが
そして俺は書く気がないから言っているまでだ、俺一人書かなくても何事もなく進むが俺以外にもこの面子に飽き飽きしている人だっている。
読み手が期待していないものを書き手が書いてどうする?ここはオナニーショーの会場じゃないぞ
文句があるなら自分で書けって言うのは簡単だが、書くのには相当な根気や創作意欲が必要。だから作品が出たらみんなしてヨイショするのは分かっているはず
だが始まってから面子を変えるだなんて無理だし、その時点でやる気がなければ作るだなんて無理なこと
要するに書き手の需要がなければ何も意味がないということ
ただ、今この文を書いていて思ったことは、重要なのが全体的にどちらが良いかということ
だから公平に0時から面子を再投票するべきか投票して全員の総意を理解するべきなんじゃないかと思う。
もし再投票すべきと思っている人が多ければ再投票がここの住民の総意となるわけだ。
そしてもし再投票すべきと思っている人が少なければ単に俺が勝手にベラベラしゃべってただけということになる。
個人的にもさっさとその辺をはっきりさせておきたい、もしそれが少ないのに俺一人が主張しているだけとしたら単なる変な人ですし。
勿論6:4とかになってグダグダになるかもしれないが、少ない方がつぶれるのは仕方がないことなんだしそれ以降はこの話題をストップということにするべき
俺の意見をスルーしてさっさと開始しても別にいいけど、できればやってほしいと思っている
>>230に感動した
俺は良いと思うぜ。再投票するかしないかを決める投票だろ?
>>230 読み手が期待していないと決め付けるはどうなの?
あなたの主観でしか話を進めていない。
投票は既に行われ、その結果に今さら難癖つけるには根拠があなたの主観以外にない。
これじゃただあなたが我が侭言ってるだけと取られても仕方ないでしょ。
まあ、この面子で書きたい人がどんだけいるかだよな
もしこの面子で、本家の書き手さんが書きたくないんなら新らしい書き手さんがいないと無理だし
投票結果を覆せと声高に叫んでる自分をもう一度冷静になって見つめ返してみたらどうだろう
このメンツの何処が不満なのか判らないので教えてくれ
ティーダやスコールみたいな主人公で本家皆勤キャラがいること?
主役が居てメインが居て初めて味が出るキャラばかりが集まってること?
再投票案には賛成。50人分、登場させたいキャラを選ぶわけだな
237 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/10(水) 20:46:07 ID:igijeigi0
>>230 ただ読むだけの奴が、何を語る?
登場回数の少ない脇役が多いと、書き手は大変になるし、
書ける奴も少なくなる。
関係ないが、スパロボはどうだ?
ガンダムとかマジンガーなんて毎回参戦してるぞ。
それでも、違った活躍を見せてくれる。
つまり、前にも書いたように書き手次第。
支給品とか初期配置、ちょっとした仕掛けを盛り込めば、いくらでも変わだろ?
すまないが発言の度にageるの止めないか
一応ロワスレはsageが基本だし
恥……。
忘れてた。
ゴメン。
FFキャラって変にいじると叩く人いるし。
書き手しだいと言ってもセフィロスが正義に目覚めたら何か変だろ?
それまでの展開がきちんと筋道立てられていたらそうは思わない
それに何も反主催だけがセフィの違う道とは限らない
0か1かだけで考え過ぎじゃないか
あと一度投票したのに気に入らないからそれを無しにしろってのは
それが通ったら後にどれだけの弊害がでるかわからないのか?
>>237 >登場回数の少ない脇役が多いと、書き手は大変になるし、
要するに主役キャラだとか皆勤キャラ以外は出すのを禁止ってことか
結局それってのはあんたがやりたいようにやりたいだけだろ?それなら自分のメモ帳に勝手に書いて自己満足しててくれ
お前のオナニーショーなんか誰も興味ないぞ、正直主役マンセーしている厨にしかみえないのだが
>関係ないが、スパロボはどうだ?
一見関係なさそうで関係あるようだが結局関係ないんだが
前述したとおりDQロワとFFロワじゃキャラクターの動かし方の幅広さに違いが出ている
スパロボについては何も知らないがスパロボはそんな10人も主人公がいるわけではないだろ、ガンダムが殆ど主人公なだけ
勿論この辺についてはなんら知識ないから間違っているかもしれないけど例を挙げるとFF10ロワをするのと殆ど同じなんじゃないのか?
そうするとそれほどキャラの選択権が広いわけではないのだから結果的に同じ面子になってしまうというわけだ
すると必然的に色々いじらなくてなならなくなる、すると最終的に主人公格をマーダーにしたりせざる終えなくなる
とにかくこの辺については0時から投票で再投票すべきかどうか決めるって言ったろ
後一つ言わせて貰うと
>つまり、前にも書いたように書き手次第。
書き手次第と言うけど、お前がそれを言うとただの他力本願にしか聞こえないのだが
確かに俺は書けるほどの技術も根気もない、よって読むだけなわけだがお前はどうなんだ?
さも俺は書くのでとしか聞こえないのだが、釣り乙とか言いたいくらいに矛盾していると思うのだが
>>241 だから今から投票でどうするか決めようって事で俺が再投票するか否かを決める投票をしようと企画したわけだが…
こうもグダグダになるんだったら選択肢を「@再投票すべきAこのまますべき」に「Bグダグダなので中止」でも付け加えるか?
結局馬鹿な読み手が暴れてるだけか
嫌なら読むな、以上
まぁゲマが自殺するくらいだし、セフィ自殺でも見せしめでもいいんじゃない?
支給品の爆弾が爆発して重傷のところ殺されるとか、爆発の指輪装備して可愛そうなことになるとか
くだらないアイデアではあるが、なんとでもなると思うし
246 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/10(水) 21:23:19 ID:rze3VEMVO
再投票するか決めるための投票ってwwwwwwwwwww
まさか書き手でもないとは思わなんだ
よくもまぁ延々と主張できたもんだ
sage忘れスマソ
こんな低レベルなことでグダグダしてる時点で駄目だなw
始まっても2ndの二の舞いだ
> こうもグダグダになるんだったら
原因があなたが9割以上のように見えるのですが。
あなたがこうグダグダと言わなければ平穏だったと思いませんか?
> 書き手次第と言うけど、お前がそれを言うとただの他力本願にしか聞こえないのだが
> 確かに俺は書けるほどの技術も根気もない、よって読むだけなわけだが
釣り乙。
むしろ再投票否定派はどこが嫌なんだ?
こりゃどっちにしろグダグタで中止になりそうだな
>>242 一段落目
極端
二段落目
主人公格をマーダーにしてもいいだろ。
三段落目
書くといってるんだが?
……グダグダになってきたな。
俺が、悪い気もするが。
もうだめだな。FFはDQよりコアなオタが多いから、単独では無理だったか。
一番解せないのは、投票期間がたったの一日しかなかったこと。
このスレが立ったことにすら気付かない人だっているだろう。
普通三日ぐらいは期間設けると思うが。
毎日2ちゃん見られる人間ばかりじゃないんだから
本気だろう
何とか自分たちの思い通りにしたくて必死なんだ
DQに較べてFFの住人層のクオリティがこんなに 低かったとは……
終了
なんかグダグダで終わりそうだね…期待していたのに残念だ。
orz
DQ単独に魅力を感じるがFF単独に魅力を感じないのは俺だけか
意見がぶつかった場合は双方が歩み寄ろうとする姿勢がないと無理
だけどどちらも歩み寄る気はないらしい
よって終了した方が良い
とにかく自分のお気に入りキャラが出てれば良いって思ってるんだろうな
だって
>>1からグダグタですよ。ドラクエスレ見て真似して立てただけのコピペ。
OP書きません。
マップてきとー。
バカの思い付きだけでスレ立てられていい迷惑だよ。
FFファンは馬鹿って宣言してるようなもんだからな。
>>1は死んで謝って、このスレを成功させて下さいって嘆願しろ。
家族に自殺写真を撮ってもらい、このスレにうpして謝るんだ。
もうみんな書く気なくしちゃった?
OPなら書くよ。ただ、2〜3日はかかると思うし、クオリティのほうは保障できないけど。
ま、ネタは4thが始まるまで暖めておけということか
いや、あるよ。
もう仕方ないから俺が仕切ろうかと思っちゃった。
なんだ、この○○○○○な○○とか置いとかずに投下できそうってことか。
零時からとか言ってた再投票派が、ここに居ないような気がするのは俺だけ?
やるなら、もう一度いちからやり直したほうがいいかもね。
新しい気持ちに切り替える意味で。
じゃあ、とりあえず明らかな不都合がない限り再投票はなし。
主催者は
>>264に委任。彼が無理なら自分が引き継ぐ。(自信ないのでなるたけ264氏にやってもらいたいが)
MAPはゾゾとこのままが同票なので
>>1を尊重してこのまま。(ゾゾはMAP見る限りいろいろと問題でてきそうだし)
OPは264に目途が立ったら投下前に告知してもらって、予約はその時点から開始。
予約期間は予約レスから72時間。ルールその他はDQ、もしくはFFDQに準拠。
後はスタートまで雑談。
ここまでグダグダだった空気が一気に切り替わった!
その心意気にGJ!!職人さん達頑張って下さい!
【FF1】○ガーランド/○ナイト/○忍者/○セーラ
【FF2】○フリオニール/○こうてい/○ミンウ/○ガイ
【FF3】○導師/○たまねぎ剣士/○デッシュ
【FF4】○カイン/○ポロム/○パロム
【FF5】○バッツ/○ギルガメッシュ/○クルル/○ファリス
【FF6】○セッツァー/○セリス/○ロック/○カイエン
【FF7】○クラウド/○レノ/○ヴィンセント/○セフィロス
【FF8】○スコール/○キスティス/○サイファー/○セルフィ
【FF9】○ジタン/○ガーネット/○スタイナー/○クジャ
【FF10/10-2】○ティーダ/○アーロン/○ユウナ/○シーモア
【FF12】○バッシュ/○ヴァン/○バルフレア/○パンネロ
【FFT/TA】○ラムザ/○ディリータ/○オルランドゥ/○ガフガリオン
計46/46名
で、JKはどうします?
50人が良いって行ってたやつの方が多かったような…
DQの場合は主催者の世界から強敵3人がJK。
ジョーカー最初からはなし。
ロワがスタートした時に書き手の任意に応じて参加者の中から主催が交渉。
ただし1名、もしくは2名まで。
>>274 2回目の投票も尊重して参加者は50で。
【FF1】○ガーランド/○ナイト/○忍者/○セーラ
【FF2】○フリオニール/○こうてい/○ミンウ/○ガイ
【FF3】○導師/○たまねぎ剣士/○デッシュ/○賢者/○学者
【FF4】○カイン/○ポロム/○パロム/○セシル/○ヤン
【FF5】○バッツ/○ギルガメッシュ/○クルル/○ファリス
【FF6】○セッツァー/○セリス/○ロック/○カイエン
【FF7】○クラウド/○レノ/○ヴィンセント/○セフィロス
【FF8】○スコール/○キスティス/○サイファー/○セルフィ
【FF9】○ジタン/○ガーネット/○スタイナー/○クジャ
【FF10/10-2】○ティーダ/○アーロン/○ユウナ/○シーモア
【FF12】○バッシュ/○ヴァン/○バルフレア/○パンネロ
【FFT/TA】○ラムザ/○ディリータ/○オルランドゥ/○ガフガリオン
計50/50名
これで行こう。
OK
切捨てられてるのがFF3より賢者、学者、FF4よりセシル、ヤンの4人。
この2人が切り捨てられてることでこの2作からは3人しか参加してない。
この4人を足すと丁度50人になると都合もいいんだが、どう思う?
…って書いたところで50人正式決定か、お疲れ。
正直期待していますよ。
OP書く人がんばってください。
自分も書き手として参加します
応援保守!!
パロムとポロムいらなくね?この二人入れるよりルビカンテでも入れたほうが面白そうだ
>>283 もう決定しちゃってるし、どのキャラがどんなドラマを生み出すかは
職人さん次第さ!
>>1のMAP、建物や洞窟の内部はどうなってるの?
テイルズロワでも同じの使ってるんだよね?
洞窟や城町村は想像
>>1のマップに歴代FFシリーズの町や城を設置しちゃう、ってのはどうか
ふいんきry的に1〜6、9、12あたりからチョイスして
めんどい?
それ結構いい案かもね
町の名前を指定すればイメージも沸きやすいし
確かにそれはいいかもな。
B2の塔 =ウォルスの塔@FF5
C3の村 =ロケット村@FF7
C6の城 =バロン城@FF4
E2の城 =コーネリアの城@FF1
G3の洞窟=祭壇の洞窟@FF3
G5の街 =アルテアの街@FF2
G7の教会=ビサイド寺院@FF10
こんなんでどうだ
最初期の覚えやすく、シンプルな拠点でなるべく作品がバラけるようにした
でも村と塔は絞りきれなかったのでインパクト優先
やっぱ内部地図ほしいところかな。
そんなことしなくても投票で人気のあったゾゾにすればいいじゃないか
と言ってもゾゾだけじゃ狭すぎるからコーリンゲン、フィガロ(移動可能)、ナルシェ辺りも範囲に含めて
FF1〜3まではestardのイメージでググって、DQのエスタード島がある海外サイト行けば見つかるよ。
FF6はクロゲパに地図うpしてくれている人がいるはず。
FF4もどっかにあったような。
294 :
264:2006/05/13(土) 08:47:53 ID:W/jmq1+n0
OP書くと宣言した者です。
急用で出掛けるため来週の木曜までネットに上がれなくなってしまいました。
なんとか出る前に投下していければ、と思い急ピッチで仕上げましたが正直あまり自信がなく
修正なども約一週間不可能になってしまうということで、投下は控えようと思います。
なので
>>271氏、もしくは他の方でも変わりに書いてもらえればと…。
自分で言い出しておいて本当にすみません。
いたた・・。
>>294 そうか、それなら仕方ない。
自分は
>>271だが俺もまたこの土日は少々用事があって執筆できない。
なので月曜日までOP書く人をここに募集します。
特にクオリティは気にせず、OPの体裁が整っていたらOK。
早く始めたい人は是非名乗り出て欲しい。
月曜まで誰も立候補しなかったらその時点から自分が書き始めます。
んじゃ私が書こう。時間かかる上、ろくな文章じゃないから
期待せずに待ってくれ
待ってるよ。頑張ってくれ。
最初がどうあれこの企画には期待しているから。
俺もそろそろ話の構想を練り始めよう。
動きだしたな。まとめるとキャラクターは
>>278。JKはとりあえず無し。MAPはこのままでぉk?
マップに関しては
>>292と同意見だな。
>>1を尊重するとか言うが、それだと第二回の投票の意味が無くなる
ゾゾは中途半端に広くて複雑な構造してるから拠点には向かない
キャラの位置確認で色々とゴタゴタが起こりそうだな、ゾゾ。
大雑把な書き方でもあまり齟齬のないようにフィールドマップの方がいいと思う。
どうしてもゾゾみたいに個別の街やダンジョンでやりたいなら人数を
もっと減らさないと
>>1のマップ、1マスの移動を1時間(約4×4km)くらいにすると良い感じの広さになるな
あとは施設をどうするかだけど、投票というか、意見募集でもする?
街や城だったら広さを気にせず好きなのを挙げられるだろうし
あらかた案が出たところで
>>298がチョイスすれば良いと思う
305 :
オープニング:2006/05/14(日) 19:02:08 ID:AVnNlcQwO
彼等は遂に一堂に揃った。
異世界の存在である者たちが一つの部屋に集っている。
「君達には殺しあいをしてもらう!」
巨大な影が叫ぶ。
小柄な影が飛びたつ。
「ふざけるならぼっ!?」
彼の首は胴から離れて地に堕ちる。
逆らうとこうなるのか。
「ゲーム開始!」
【ゲーム開始】
【セフィロス@FF7:死亡確認】
ワロタ
セフィロスwwwww
ちょwwwwwwww吹いたwwwwwwwwwwww
おお、ついにセフィロス堕つか、GJ!
ん?そんなにおもろい?
いや、全然
面白い訳ねえだろ、こんなモン。
313 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/14(日) 20:28:07 ID:oAo0cZ5G0
悪いところを指摘するならともかく、批判はよくないな。
不意打ちくらって笑ったんだよ。
いや、これはこれで良い。先がどうなるか予想がつかん
セフィロス小物くせぇwwwwwwwwww
おいおまいら釣りや粋狂でこんな大作を書けるわけなうわらぼ
【310@FF18:死亡確認】
>>316 FF7勢が脱出の可能性ないと考えて挙ってゲームに乗りそうだよなw
つまんね
この反応をみるにやはりセフィロスは厄介な存在になりそうだな
ちょwwwwセフィロスwwwwwwwwwwwww
323 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/14(日) 21:23:20 ID:BUmXiPAUO
セフィロス厨うぜぇwwwwwwwwww
>>321 てかただ笑えなかっただけだろ
OPでセフィロス殺すのはいんじゃないの
散々出て飽きてたし
うん、ある意気斬新、かつあまりにあっさりした最後に笑った。
問題は携帯から投下されてるってとこかな。
明らかに
>>298じゃない。
まぁ個人的にはネタって事では大いに楽しんだよ。
本編にワクワクテカテカ
え・・・ネタじゃないと思ってた奴がいたの?
え・・・ネタじゃないと思ってた奴がいると思ってる奴がいるの?
まあ今回はネタだったが、始まったらすぐセフィロス殺すんでヨロ。他にもやろうとしてる奴いるっぽいから、今のうちに書いとかなきゃな。
これって聖石使ってルカヴィ化ってありなの?
そういう展開期待してるんだけど
アリでもいいのでは……と思うけど
Tは参加作品の中で一番知名度低そうだから微妙っぽいなぁ
ルカヴィになるとした場合、名前とか姿はどうなるんだろう?
そのあたりでまた議論になりそうな気がしなくもない。
個人的には見てみたいけどね。
OP、いちおう明日投下できそうです。
時間がなくて今まであまり書けてなかったけど。
マップとかはまったく口出しできないので、それらは皆さんで決めてください
セフィロスが死んだらおもしろいなぁ
主催者に攻撃しようとして首輪がボーンといったところか
MAPは\の霧の大陸とかがいいんでない?
338 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/16(火) 00:16:01 ID:EyVazjiT0
まさか、舞台のこと言ってる?
広っwww
DQロワがアリアハン大陸なんだし
こっちも以前にFFDQロワで使ったMAPでもいいと思うんだけどな
ガストラ帝国領とか浮遊大陸とか
なかなか完璧なMAPが存在しないんだがな…
霧の大陸のアレクサンドリア〜ダリまでの部分は大きさ的に丁度良いと思ったんだがなぁ…
他の候補はYのナルシェ〜サウスフィガロ、ベクタ周辺
Zのミッドガル(一度本編で使われてるが)
今さらMAPで揉めるのはなしにしようぜ……
んなこと言ってもマップがなけりゃ話が成り立たないだろうが
既に
>>1のMAPでってことになってる
いまさら原作のでとか言い出す奴が解らない
どうしても何らかの原作つきのものに変えたいなら
最低限MAP全体像のうpくらいはしなきゃな
もうグダグダネ
なんせ初期設定が最悪だからな
わざとグダグダにしようとしてる輩がいるような気がしてならない
OPマダー?
では、OP投下します。
最初に言ったとおりのものなので、クオリティには突っ込まないでください
ただなんか不備あったら言ってくれ
静寂と沈黙。
大いなる火の玉より飛来した星々の声が無空の中に木霊した。
そこは闇。
はるかなる時の彼方より幾多物もの戦士たちが訪れる始まりの部屋。
皆が皆、望んでここに来たものたちではない。
突然、その日は奪われてこの闇へと召喚されたもの。
ある者は平穏な生活。
ある者は夕暮れのうたげ時。
ある者は戦闘の最中。
ある者は世界をその手にかけた時。
ある者は死より再び甦り……
「しょくん、目を開けたまえ」
薄暗い大きなドームのなかに男の声が響き渡った。
深々と頭をさげたピエロのように、演技がかったしぐさで出迎えの挨拶を
する者の名はケフカ。
「この恐怖と破壊のパーティーへようこそ!」
しかし、だだっ広いドームの中にはいまだ眠りから覚めない数十名の男女が
横たわったままである。
「コラーっ、起きなさい!」
ケフカが檄を飛ばすと、何人かが重たそうな頭を上げて周りをきょろきょろするのが見えた。
まだはっきりと状況が掴めていない様子だ。
「ここはどこ?」
「いったいどういうことなの、これは」
「おい、誰か説明しろ」
口々に言い合う中、さらに幾人かが目を覚まし、それに唱和した。
べちゃくちゃと談話室のような雰囲気になり、このままさらに全員が目を覚ませば
混沌とした人種の坩堝の国のようになりそうだ。
次第にイライラが募りつつあるケフカ、そして
「いい加減にしろーー、主催は私、ケフカ様だ、こっち向け!」
全員がその声に振り向いた。
はあはあと息をしながら顔を真っ赤にするケフカに一同は疑惑の目を向けた。
「誰だあんたは。そんなカッコして」
逆立てた金髪の青年が問いただした。
するとその隣で頭にバンダナを巻いた冒険者ふうの青年が、ケフカを見て
驚きの声をあげた。
「!!!ケフカ」
その目は信じられないものを見ているようだった。
「なんでお前が生きてるんだ!」
「なぜかって?それはぼくちんが不死身の男なのだからだーーーっ」
その自信みなぎる物言いに呆然とする青年、ロック。
「甦ったですって?、ケフカ!」
今度は女の声がした。
ロックから三人間に挟んだところで叫んだのはセリス=シェールだった。
「これは負け犬のセリス元将軍。名誉を捨てて名もなき市井の人間に堕した感想はいかがかな。
さぞかし帝国の軍職が懐かしかろう!」
そのケフカの挑発にセリスは乗らなかった。
「もう終わったことよ。私は今新たな歩みを始めているわ」
ケフカは鼻を鳴らした。
「ふん、つまらん。こういうつまらない話はやめてそろそろ本題に入りましょう。オホン、
今日、しょくんたちが集まったのは他でもなーい」
ケフカはしばし間を置いて、それから続けた。
「ちょっと殺し合いをしてもらいます!」
一同、完全沈黙。
その唐突過ぎるセリフに誰も応えるものはいなかった。
「ありゃ、ありゃりゃ?反応がない!?」
ケフカは目をぱちくりさせて仰天のポーズをとる。
「困っちゃうなあーっ。困っちゃう」
そして地団太を踏んで悔しがっていた。
「もう少し驚きの声を上げるだとか、なんてことだ畜生!と叫ぶとか
何か欲しかったんですがねえ」
しぶしぶ諦めモードに入っていくケフカ。
群集たちは唖然呆然と立ち尽くした。
「よろしい!ではしょくんたちがその気になるように、ショーをご覧に入れましょう!
さあ来るんだレイチェル」
ケフカが虚空に手招きをすると、闇の奥で何かがうごめいた。
いつからそこにいたのか、ダークブルーの髪を垂らした女が布着一枚まとった姿で
ケフカの横に立っていた。
「見ろ!この女がつけている首輪、しょくんたちも同じものをつけているはずです。
この首輪はぜっっっっったい、外れない。何をやってもムダムダ、ダメなんです。
外せるのは私だけ!
そして!さらに恐ろしいことに、首輪には爆破機能がついている。
さあ、ロンより証拠!公開処刑のはじまりだ〜」
ケフカに言われて群集は初めて首元に手を当てた。
今まで気付かなかったが確かに言われたとおり、頑丈そうな首輪が自分たちの首に巻きついていた。
だが一人、ロック=コールだけは違った。
彼は首輪のことなど全くお構いなしに女に向かって食い入るような視線を送っていた。
目の前にあらわれた女性は紛れもなく過去にロックが愛したレイチェルその人だったからだ。
彼女はもう死んでしまって久しかった。
それが、何故。ロックは脳内によぎった刹那の感情の中で永遠に苦悩した。
「見るんだ、無残にも黄泉から還ったばかりの魂をここに再び散らすことになる
哀れな哀れな子羊ちゃんを」
ケフカは言い放つとレイチェルを突き飛ばした。
「ロック……」
痛々しい声を上げてレイチェルはふらふらと歩き出した。
「セット、完了だ〜!」
ケフカは左手を伸ばして五本の指を群集に見せびらかすようにした。
「五つで、どかーん。」
秒読みが始まった。
ロックは走り飛び、レイチェルを抱きかかえた。
「レイチェル、本当にレイチェルなのか。生きていたのか」
「わからない……わからないのよ。どうしてここにいて……私死んだはずじゃ……」
レイチェルのつぶやく声にロックは自分でもわからなくなるほど震え上がった。
「四つ、三つ、もうすぐ爆発だ〜」
「ケフカ!何をする気だ!」
ロックが叫んだ。
「あれ、聞いてなかったのか、バカな奴だな。もうすぐその女は死ぬよ」
「馬鹿なことはやめろ!」
「ひゃ、ひゃ、ひゃ。馬鹿はおまえだよー」
ケフカはけらけらと嘲笑った。
「くそっ」
ロックはレイチェルの首輪を強引に外そうとした。
しかし首に食い込むようにぴったり嵌めこんであるリングを取り外すのは
どう考えても不可能だった。
ロックは絶望的な眼差しで首輪を見つめた。
レイチェルは怯えきって目をいっぱいに見開かせていた。
「私、私は……」
その声は無常にもケフカによってかき消される。
「あと二つ〜。愛なんてくだらない、キライだ〜。そんなものは、破壊、ハカイだ!」
「やめろケフカ、やめてくれ」
「あと一つ。もうちょい!」
「やめろーーーーー!」
ゼロ。
ケフカが言い終わった瞬間、ロックの手の中で何かが弾けとんだ。
赤黒い飛沫がロックの顔じゅうに飛び散り、ゴトンと音を立ててそれは手中から崩れ落ちた。
「……」
「うひゃは〜、どうだ。首輪の威力がおわかりかな、しょくん。
これでもうどこにも逃げ場がないことがわかったはずだ。
ぼくちんの指令ひとつでどこからでも爆破することができるんだ」
ケフカは説明を始めた。
これから始まる戦慄のゲームの詳細を。
誰もがそれに衝撃を受けた。
中には話の途中で首輪のことも忘れてケフカに斬りかかった者もいた。
しかしそれが無駄であることを知り、自分たちがどれだけ無力であるかを思い知らされた。
そして話が終わったのち、集められた参加者たちはそれぞれ別の場所へ瞬間移動させられた。
ゲームはこれより開始するのだ。
「うひゃはひゃひゃ!最後にひとーつ。
いいですか〜、こんなゲームに誰も乗るわけがないなんて思ってる奴!
そう思ってるのはお前だけだ。よーく考えよー♪もうみんなやる気になってるぞ〜」
参加者は忌々しそうに、その最後のケフカの言葉を聞きながら消えていった。
ドーム内にぽつりと残された三人。
主催者ケフカと、ロックそれにセリス。
亡骸となったレイチェルはもはや一人として数えられるものではなかった。
「ロック……」
ロックはレイチェルを抱きかかえたままだった。
いったい、どうしてやればいいかわからないセリス。
怒ればいいのか、優しく言葉をかければいいのか、途方に暮れていた。
その二人の沈黙を破ってケフカが語りだす。
「負け犬女のセリス。せめて武人としてまで負け犬にならないように、
頑張ってゲームに勝ち残るんだね」
ケフカはせせら笑った。
ゲーム。確かにケフカはそう言った。
これは忌々しいゲームである。
たとえ勝者になったところで何も誇れることのない、クズのようなゲームだ。
高いところから降りかかるケフカの哄笑が常に耳から離れない、そんな試合模様と
なるだろう。
セリスもロックもかかる未来に絶望しか残されていないような気がした。
これは悪夢だと思いたかった。
しかし、それはもう始まったのだ。
それから程なくして、最後の参加者二人も光に包まれながら消えていった……
【ゲーム開始、残り50人】
オープニング乙!!ケフカの嫌な奴っぷり全開。
オープニング投下乙!
とうとう始まったかFFBR。今は平日だから時間ないけど週末には俺も参加させて貰うよ。
みんな頑張れ。
以上です。
主催者はケフカにしました。
ただあんまりキャラが掴めなかった予感。
予約はOPに投下後、開始だっけ?
もしそうだったら後はよろしく
え、結局トリップ付きで予約だっけ?
トリップ無しでいいなら導師とファリスを予約したいんだが
トリップつけないと日をまたいだら本人かどうか分からなくなっちゃうから
トリップはやっぱり必須だと思うよ
んじゃあ、まぁ導師とファリスを予約で。
ワクテカ
ようやくFFロワも軌道に乗ってきたね。
今後の展開にwktk
セフィロス忍者予約
パンネロ・ヴァン・フリニール予約しとこう
間違えた。
パンネロ・ヴァン・フリオニールね
そういえば最初の禁止エリアどうする?
371 :
◆9kurwhoC6o :2006/05/17(水) 00:44:09 ID:MFd51wQaO
学者予約します
バッシュ、アーロン予約します
クジャ、シーモア、フリオニール、セシル、ポロム予約します
フリオニールはもう予約されてる
スマソ、フリオニール予約入ってたね
>>373は取り消しでクジャ、シーモア、ラムザ、セシル、ポロム予約
スコール予約します
支給品っていくつまでだっけ?
3つでいいんじゃね?
【FF1】○ガーランド/○ナイト/●忍者/○セーラ
【FF2】●フリオニール/○こうてい/○ミンウ/○ガイ
【FF3】●導師/○たまねぎ剣士/○デッシュ/○賢者/●学者
【FF4】○カイン/●ポロム/○パロム/●セシル/○ヤン
【FF5】○バッツ/○ギルガメッシュ/○クルル/●ファリス
【FF6】○セッツァー/○セリス/○ロック/○カイエン
【FF7】○クラウド/○レノ/○ヴィンセント/●セフィロス
【FF8】●スコール/○キスティス/○サイファー/○セルフィ
【FF9】○ジタン/○ガーネット/○スタイナー/●クジャ
【FF10/10-2】○ティーダ/●アーロン/○ユウナ/●シーモア
【FF12】●バッシュ/●ヴァン/○バルフレア/●パンネロ
【FFT/TA】●ラムザ/○ディリータ/○オルランドゥ/○ガフガリオン
●が予約済みな
投下します
380 :
うるさい男:2006/05/17(水) 18:13:10 ID:tLCKDfYT0
「はぁ〜〜…」
白髪の男は大きなため息をついた。
周りに聞こえてしまいそうなほど大きかったが、後ろは海、大丈夫だと思ったらしい。
「いきなし殺し合いとか何なんだよ…てかあのピエロは誰何だよ全く…」
「そもそも俺なんて殺し合いなんて柄じゃないしそもそも殺す立場じゃない、殺される立場だろ…」
「っつーか俺何か悪いことしたか…?あの雲倒した後はただ色々研究してただけだってのに…」
「あれか?禁忌に触れたって奴か?でも俺オーエンさんの技術について研究しようとしてただけだろ…?」
「大体禁忌とかだったら俺たち4人まとめてここにくるはずないだろ…オーエンさんの研究してたの俺だけだし…」
男の独り言は止まらない。
「てか、あの広間、人何人いた?30人以上いたよな…」
「魔物みたいな奴はいなかったけど、アルスより年下みたいな子供がいたぞ?」
「んでもってなんか見たこともない服装の奴も居たし…いや、見たことない服の奴の方が多かったな…」
「てことはどういうことだ?別世界か?闇の世界以外にまだ世界があるのか??」
そう言うと、男は頭を抱えて小さな声でぶつぶつ言い出した。
傍から見れば一人で何か言っているかと思えば突然頭を抱えだす。ちょっとおかしい人にしか見えない。
数分後、男は顔を上げた。先ほどとは違いずいぶんとさっぱりとした表情をして。
「…よし、まずは荷物の確認だな」
周りに誰がいるわけでもないのに男はつぶやく。独り言の癖があるらしい。
「確かにあのピエロの言ったとおりの荷物は入ってんな」
一通り中身を確認して行く。
地図、コンパス、食料に水。ここで生きる道具はちゃんと入っている。
「さてさて待望の――」
『この島で』生きていくための道具を取り出す。
381 :
うるさい男:2006/05/17(水) 18:14:27 ID:tLCKDfYT0
「ん、なんだこれ?本か?でかい本だな」
彼の手に握られていたのは怪獣図鑑。智の探求者である彼は思わず本を開く。
「…また見た事のない魔物ばっか乗ってるな…やっぱり違う世界があるのか…」
最初の数ページを見たところで本を閉じ、裏表紙を見ると何か注意書きが書かれていた。
―この本は4つ目の幻想を元にして作られています。他の幻想には対応していない場合がございますがご了承ください―
「…幻想?なんのこっちゃ。空想の魔物が乗った本だったのか?」
彼ははぁ、と肩を落とす。ここまでくるとただの重い本でしかない。が―
「辞典系統なんかより相当攻撃力高そうだな、大当たりだぜ」
世界広しと言えども、本を武器に使うものは数少ない。彼はその数少ない一人だった。
「もう一個くらい入ってないかなーっと」
そういってもうひとつの武器を取り出す。
「重っ、なんだこりゃ!?」
取ってのついた胴体部分の先に、チェーンの刃がついた謎の武器。
そしてまた胴体部分に注意書きが。
「神を殺した斧…?使用回数3回?コレ斧なのか?」
コレしか書かれていなく、取り扱い方法などは一切書かれていない。
「コレばっかりはどうにもならないな…むやみに触れん」
そういってザックに戻す。流石に研究中にこんな物は見た事がないらしい。
「よし、体裁整ったな。後は行くだけだ」
まずは共に旅した仲間を探そう。賢者に導師、それに学者。もしかしたらあのピエロをどうにかする事ができるかも知れない。
三人寄れば文殊の知恵って奴だ。そしてたまねぎ剣士もいるならもし襲われても大丈夫だろう。
もし見知らぬ奴が来たらまずは警戒しないと。同郷ならともかく他の奴なんて何考えてるかわかりゃしないし、注意に越したことはない。
西は森、南に海岸沿いなら城、北に海岸沿いで平原…
北でいいか。なんとかなるさ、指針なんてないんだから。
彼は『そう言って』北に歩き出した。
【F-8/海岸】
【スリーク@FF3学者】
[状態]:健康
[装備]:怪獣図鑑(FF4)
[道具]:チェーンソー(使用回数3回)
[思考]:仲間探し、見知らぬ者はまず疑って掛かる
[備考]:独り言の癖あり
パロム、クラウド、予約します
投下終了。
なお、FF3のキャラはDSで名前は公表されてますがその他の詳しい情報…てか発売されてないから
と言う理由で使いませんでした。
チェーンソーに関してはFF6以降は機械文明が発達しているため使えると考えています。
チェーンソーで首輪を切ったらどうなるかはそのときの書き手さんに任せます。
最後に、始めての執筆なので何か不備がありましたら教えてください。
カイン予約いい?
投下乙〜。いいと思うよ。
ただ、チェーンソーってサガだよね?
FF外のアイテムもありの方向?
確かチェーンソーはFF7でバレットが使ってた記憶が……でもあれ義手のアタッチメントだよな
ゴメン。レノもいい?
神を殺したっていうんだから出典はSAGAだろうな>チェーンソー
はい、確かにSAGAのチェーンソーです。
学者には使いづらいけど強力なアイテムというものを出したかったので
特別深い意味はありません。
「FF内もしくは日用品&火気系統!」と言うのであれば訂正します。
初投下乙。
学者で独り言多いって、かなり印象に残るキャラだね。
名前も覚えやすい感じでいいな、今後に期待。
アイテムについては今後サガ連発されるとアレな気もする。
原典はあくまでFF内のほうがいい…と読み手的には思う。
チェーンソーってだけなら、FF6のエドガーの回転のこぎりとかドリルでもいいと思うし。
ではチェーンソーのところを訂正します。
修正した作品は明日投下します。申し訳ない。
とりあえずルールを貼ろうと思うが放送間隔は6時間にしたいと思うけど、そこんとこどうだろう?
MOTHER2思い出した
ティーダ、デッシュを予約します
初投下乙。今回の支給品はFFのみか…まあ今後のことを考えれば当然か。
何度も申し訳ないが
>>375の予約を取り消しさせて下さい。
DQ支給品ネタが根にある話だったから無理になった。また他の話を考えるよ。
クジャ、シーモア、ラムザ、セシル、ポロムの予約を解除で。
投下しまーす…ちょっと引っ掛かるかもしれないけど何かあったら言ってください。
「どこだろう…?ここは…?」
辺りを見回すが、全く記憶の無い場所であった。浮遊大陸でも、なんでもない。自分の知らない未知の土地。
「あ…そういえば、荷物が支給されてるんだっけ…」
ザックの中から荷物を取り出す、ランタンや食料に…一筋のナイフ…いや刀?微妙な長さの刃物が入っていた。
もう一つは、何か闇の力に包まれた盾。自分では到底扱えそうに無い。
後一つは…箱?中にたまねぎがたくさん入っていた、何に使うのだろう。食料とは別のところを見ると、これも支給品の一つ…?
箱と盾を仕舞った後、刃物を手に握り。ふと、先ほどの光景をもう一度思い出した。
道化師のような男に殺し合い、つまり人を殺せということを宣告された。
そして、女の人が出てきて、男の人が駆け寄って、なにかが弾けるような音がして…。
殺し合い?人を殺す?そんなことができるわけが…無い、無い?
もういちどその「殺し合い」と告げられたあの場面が頭の中で再生される。
終わっては戻り、再生され、戻り、再生され。
繰り返しの回数が多くなるうちに、アタマの中で、あの男の人のの「殺し合い」と言う声が「殺せ」と変えられて、
さらにそれがアタマのなかでずっとずっと繰り返されて。
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
ワタシは?私はクリスタルに力を貰った戦士…戦士?戦士だから人を殺してはいけないの?
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
そうだ、私はクリスタルに力を貰った…貰ったから何?何だというの?
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ
私はクリスタル…くりすたるって何?くりすたる?
殺せ殺せ殺せ殺せコロセコロセコロセコロセコロセコロセコロセコロセコロセころせころせころせころせKOROSE
私は…?私は?私は…誰?
コ・ロ・セというみっつのおとがわたしのアタマをむしばんでいきました。
どんどんなにがなんだかわからなくなってきました。
…けっきょくわたしはだれなんだろう?なにがしたかったんだろう?
ああそうだ、そうだった。
「…ひとをころせばいいんだった」
わたしは、そうつぶやいてあるきはじめました、ひとを、ころすために。
「おい、待てよあんた」
声を掛けられ振り向くと紫髪の男…女?とにかくひとが立っていた。
その姿を確認するや否や、そのひとは次々に問いただしてきた。
「あんたはこの殺し合いに乗ってるのか?」
質問に対する答えは……NO、導師はいいえと言いながら首を横に振った。
すると、ひとは軽く警戒を解き、投げる体制を解除した、手裏剣を持ってない方の手で頭を掻きながら申し訳なさそうな顔で導師に詫びた。
「そうか、悪かったな疑って…俺はファリス、あんたは?」
私?私は――――――――
一瞬だった。驚くべき速度で腕には刃物が握られており。その刃物の切っ先はファリスの腹部に深々と突き刺さっていた。
「……な、アンタッ!殺し合いに乗ってないんじゃないのかよッ!」
ファリスは導師を突き飛ばし、手裏剣を投げる構えに入った……だが。
「――――ッ!!」
重い、体が重い。というより微動だにしない。投げるギリギリの体制で完全に固まっている。
この感覚はストップ…しかし刺されてから魔法をとなえる時間は無かった、導師の口も動いていなかった…なら何故?
答えは、刺された刃物にあった。影縫い、影をも刺し貫くその刃がファリスの影を捉えたのだ。
突き飛ばされた導師がゆっくりと起き上がって、ファリスに向かって歩いてくる。
「まず…一つ目の疑問に応えましょうか、殺し合いには乗ってません。
でもね…私がしてるのは殺し合いじゃなくて、人殺しなんです
殺しはするけど、殺されはしない…それは殺し合って無いでしょう?」
「んだとコうあがぁっ!!」
ファリスの怒号が悲鳴にかき消される。影縫いの刃がファリスの右腕に深々と入り込み、神経の切れる音が断続的に続く。
「そして、二つ目、私が誰かと問いましたね?答えはわからないんです、確かに私には名前があって
何かやるべきことがあったかもしれない。ただ、分からないんですよ。自分が、私自身が。
だから、私は決めたんです、私が誰かはどうでもいい、とにかく人を殺せ、コロセと」
「狂ってやぎゃあぁっ!」
今度は影縫いの刃がファリスの左腕に食い込む、神経が切れる音だけでなく、骨が削れるような音と痛々しい悲鳴も交えて。
「どうですか?痛いですか?痛いでしょうね。でも、止められないんです…だって…」
導師はナイフを大きく振りかぶり、ファリスの顔面を目掛け…速度をつけて降り下ろす。
浅い、掠ったような感触だけが彼女に伝わる。ストップが解けたファリスが瞬時に走り出していたからだ。
導師は舌打ちをしながらファリスの方を向く、ファリスの右目からは血が滴っている。掠った感覚はファリスの右目を奪ったことを伝えていたようだ。
まだ動くファリスを見据えながら、止めの一撃を刺しに向かう。狙うは――。
「…んのっバケモノがぁぁっ!!」
導師が直進を終える前に、渾身の力を込めて手裏剣を投げる――――が、手裏剣が向かった先は海、導師とは全く違う方向。
忍者にジョブチェンジしていた彼女でも、片目が見えない上腕がまともに機能しない状況では。狙った軌道通りに手裏剣を投げることは出来なかった。
外したことを確認したと同時に導師の刃が突き刺さる、深々と胸に突き刺さった影縫いは、ファリスの背中から顔を出した。
「…あなたに最初にこの刀を突き刺したときに分かったんです。
人を殺すことが…こんなに気持ちいいってねぇ!!」
力を込めて、影縫いを上に押し上げる。何かが割れるような音がして、ファリスの胸に鮮やかな血の花が咲いた。
勢い良く影縫い引き抜き、乱暴にファリスを蹴り飛ばした後に導師は別方向へ歩き始めた。
「……だめだ、もっとだもっと…いや皆だ。皆殺してやるんだ!私の!私の手で!」
笑いながら、笑いながら。彼女の中の何かが壊れていく。一歩一歩を重ねるごとに、大切な何かが壊れていく。
ボロボロと…ボロボロと…砕けていくようで………。
(……ああ、俺はここで死ぬんだな…悪いなバッツ、後は任せたぜ…)
意識が遠のいて行く途中に、何かを思い出したようにファリスは手をザックに伸ばした。
そこで何かを掴んで――――――――――。
…目が醒めた、確かに心臓を貫かれて死んだはずなのに、気を失う前と同じ光景が目の前に広がっている。
ファリスの左手には青緑の綺麗な砂粒ほどの粒子が溢れていた。
気を失った後に夢のような場所で誰かが話し掛けてきた、話の内容はあまり覚えていない…が。
ゆっくりと考えると何を言っていたのかが断片的に思い出されて来た、話されたことは三つ。
一つ、あの人の意志で動けていること。
二つ、あの人からの伝言をロックと言う人に伝えること。
三つ、時間はそんなに無いこと。
ロックというのは最初の場所であのケフカに突っかかっていった人物だろう。
そういえば夢の中で出会った人物もどこかで…?
そうだ、あの人がレイチェルさんだ…最初に首を飛ばされた、あの人だ。
…きっと何か伝えるべきことがあったんだろう、でも何で自分に?
それは、彼女の支給品に秘密があった、魔石:フェニックス。
ヒビが入っていたフェニックスに魂を吹き込んだのはレイチェル自身。
そしてレイチェル自身もフェニックスの一部となっていたから、それがファリスの生きたい思いと呼応したのだ。
そんなことに気がつくわけも無く、足と寝返りで上手に起き上がるファリス。
「…そうだ、貰った命だ。長くは無ぇが、頼まれたことと俺のやりたい事をその間にやらねぇとな」
両腕の痛みに耐え、歯を食いしばりながらファリスは歩き始めた。
残された時間の間に、仲間にも会いたい。頼まれたこともこなしたい。
例え、先がもう長くないと分かっていても…ファリス歩きつづけた、ひたすらに、ひたすらに。
不死鳥とある一人の女性の魂は、海賊の胸の中に。
【A-7/陸地】
【導師@FF3】
[状態]:精神崩壊
[装備]:影縫い
[道具]:デモンズシールド、ダンボール(たまねぎ*12)
[思考]:ひとをころしたい
[備考]:重度の記憶障害(戻るかも?)、殺害に対する快楽
【ファリス@FF5】
[状態]:両腕使用不能、右目失明、胸部負傷
[装備]:風魔手裏剣(残り11枚)
[道具]:なし
[思考]:基本:バッツ、クルルと時間内に合流、ロックにレイチェルからの伝言を伝える。
[備考]:ジョブ:忍者 アビリティ:ダッシュ
フェニックスの力により仮に蘇生。残り時間内のみ行動可能、時間切れ(時刻不明、短め)か更なる大ダメージにより死亡。
魔石:フェニックスは粉々に砕け散りました。
ファリスの目覚めは蹴り飛ばされて意識を失ってから10〜30分ほど後です。
投下終了です、久々すぎるから困る。
フェニックスで仮蘇生というのは無理があるかもしれませんのでその場合コレを破棄して別の構成を考えようと思います。
FF6のフェニックスの入手って確かレイチェルが関わってましたよね…?
乙
だが、仮とはいえ蘇生はありか?
というか支給品はFFのアイテムと現実の武器とかなんだから、チェーンソーは
普通にアリでしょ
蘇生という形より、フェニックスの力で微弱ながらも回復したとかそんな感じにすると思います。
制限時間の道理もそれなら通るかと思いますし、っていうか最初っからそうすれば良かったような気がしてきた。
そういえば別板のロワ見て思ったけど、行動方針はできるだけ細かく、
今後取るつもりの行動は全種類書いた方がいいね。
基本行動方針
第一行動方針
第二・第三……という感じで。
今はいいけど、今後多くのキャラと関わってくるとどういう関連づけが
行われているか把握するのが難しいから。
投下乙〜。導師怖いな…。
仮蘇生は個人的には許容範囲。
でも「死者の蘇生はいかなる場合にも認めません」ってあるからね。回復にしたほうが無難かも。
>>385>>388 ん?結局予約するの?
予約は曖昧だと困るからはっきりしてくれ〜
>>395 トリップつけたほうがいいんじゃ
予想以上にはやく事が片付いたので修正版投下します。
以下チェーンソーを取り出すシーンを以下のように修正します。
そういってもうひとつの武器を取り出す。
「重っ、てかでかっ!?」
ザックから取り出した物は人間一人分ほどある巨大な斧。
「…でかい、重い、無理」
もしバイキングだったら怪獣図鑑と比べたらどれだけいい事か。
彼はまた肩をすくめ、斧をザックに戻す。
「よし、体裁整ったな。後は行くだけだ」
以上です。
それに伴いステータスを
【F-8/海岸】
【スリーク@FF3学者】
[状態]:健康
[装備]:怪獣図鑑(FF4)
[道具]:巨人の斧
[思考]:仲間探し、見知らぬ者はまず疑って掛かる
[備考]:独り言の癖あり
に修正します。
バルフレア、ガーランド予約します
ディリータ、カイエン予約します
キスティス予約します。
そのトリップすげえw
いわゆるファリスはジョジョ五部のブチャラティ状態(死んでいるが、生命(フェニックス)を与えられて動けている)なんですが。
回復魔法という事にすると今現在の自分のネタでは数時間後に強制的に死亡する状況が作りづらいので、
仮死というか、数時間後に死亡という設定が認められたらあの作品のまま落としたいのですが、
少しあの話のいい修正案が浮かぶまであの作品は保留にさせてください。
後々問題を呼びそうなので頑張って修正案を練ろうと思います。
あ、もし導師やファリスを書きたいって時は書いてください、こちら側の作品を破棄します。
投下します
ゲーム、開幕。
ヴァンは唐突な始まりに悪態をついてケフカを呪った。
自分に戦の心得があることはありがたいが、殺し合いに乗る気なんてまったくない。
ヴァンは心のなかで再び罵った。
誰が望むんだ、こんなバカげた事を。
あのドームに戻って主催者の顔をぶん殴ってやりたいが、信じられないことに
既にゲームに乗り気の者から目をつけられていた。
見えない位置から矢が飛んできた。間違いなく自分にあてるつもりだ。
だから今はケフカのことをどうこう言ってるわけにもいかない。
「くそっ、冗談きついぞ」
こちらは人同士、戦いたくなんてないから逃げるしかない。
負っ手が近づいていることを承知で森の奥に進む。
運命は近かった。
ヴァンは森の中でパンネロと出会った。
焼け爛れた橡の木の裏から、白い肌のしなやかな身体を見たとき
直感的にパンネロだとわかった。
「無事か!」
「ヴァン、そっちこそ」
パンネロの手をとって喜び合う。
「それで今、向こうに人が」
「ああ、実は俺もつけられて……」
がさごそと藪の中から人が姿を現した。
ターバンを巻いた赤銅色の肌をした男。
手には刀を持ち、二人をけん制するような目つきで見ていた。
足元に弓が落ちていることから、ヴァンは自分を狙っていた相手はこの男だと知れた。
「俺はフリオニール、ゲームに乗った」
男は刀を振り上げ威嚇する。
「悪いが戦場で会った以上、倒すしかない!」
フリオニールは斬りかかって来た。
ヴァンとパンネロは同時に左右へ離れた。
二人の間をフリオニールが引き裂くように突撃する。
「なんでさ!」
ヴァンが叫ぶ。
「私たち殺し合いなんて!」
パンネロは盾を構えた。不可思議な紋様の書き込まれた魔法の品、イージスの盾だ。
フリオニールは足をとめて振り向きざまヴァンに視線を走らせる。
防具のない方に狙いを定めたのだ。
「首輪の威力は見ただろう。こいつがある限り俺たちに自由は無い。
外せるものなら当の昔に外してあのケフカを倒しにいく。
……それができないとわかったのだからっ」
フリオニールは刀を操りヴァンに迫った。
一瞬の判断ミスが命とりになる、とてつもなく早い突きだった。
生粋の戦士、間違いなく死線を勝ち抜いてきた実力の持ち主だった。
一連の剣戟が終わり、両者は間を開けて相対する。
ヴァンは自分の肩を見た。レザーが一皮剥きにされている。
ごくりと唾を飲み込んだ。
フリオニールは力んだ呼吸を和らげて語りだす。
「俺にはまだ……これからやるべきことがたくさんある。
ヒルダ王女もマリアもガイも俺を必要としているんだ。
死ぬわけには……」
「だからって、それはみんな同じだろ。死にたくないのはあんただけじゃない」
フリオニールは口元をかみ締めた。
ヴァンの言うことは正しいが、それは状況が飲み込めないだけの愚かな感傷に
過ぎないとしか思えなかった。
「許せ」
彼は目を見開き、雄叫びを上げた。
ヴァンは走って距離をとりながらパンネロと意思疎通を図るつもりだった。
「くそっ」
だが足場が悪い。
以前雨が降ったのか、足元に水溜りがあって鬱陶しい。
ぬかるみに嵌ったらそこを突かれてしまう。
「ダメだ、逃げられそうにない」
フリオニールは足場の悪さを苦にしていないのだ。
障害物の多い中の戦闘もかなり経験しているようだ。
そのとき、パンネロが声をあげた。
「あれをやろうよ、多分上手くいく」
ヴァンはそれを聞いてひらめいた。
「わかった」
あれと言われればアレだ。印を結び魔法の詠唱を始める。
「裏魔法、デコイ!」
周囲に重なりあった影が映し出される。さらに背後に居たパンネロが何かの光をヴァンに差し向けた
しえん
フリオニールは目の前の不思議な光景を凝視する。
視界からパンネロが消え、代わりに残像のようなヴァンの姿がいくつも出現した。
幻影を纏ってヴァンの動作はさらに加速する。
そのままトリッキーな動きでフリオニールに接近する。
「幻覚など!」
フリオニールは水溜りに映った自分の影を断ち切るように刀を水面にたたき下ろした。
水しぶきが上がり、一瞬、目の前にくらましのヴェールがかかる。
その刀が跳ね上がり今度は上に振り上げた。天地逆斬り、二段構えの剣技。
「月影ッ」
月明かりがフリオニールの背を照らす。
吸い込まれるように刀はヴァンの腹部へ深々と突き刺さった。
その刹那、フリオニールは自分の刀を疑った。
勝ったと思ったその直後、妙な違和感があった。
刀はヴァンを刺し通した、しかしその感触は人を斬ったものと明らかに違う。
(なんだこれは)
スポンジを切り裂いたような手ごたえの無さが手を伝ってくる。
――こんな腹筋があるか
その一瞬を突かれ、猛烈な蹴りがフリオニールに放たれる。
「ぐわっ」
たまらず剣を落とし後退する。
「逃げるぞっ」
ヴァンとパンネロは猛スピードで駆けていった。
私怨
紫煙
体勢を立て直し刀を拾ったところで、既に二人が去ってしまったと気付いた。
「くっ、妙な魔法を使うとは。……俺の知らない魔法、か」
追うことをあきらめたフリオニールは一人ごとを呟いて、そっと姿を消した。
十数分後、ヴァンとパンネロは森を抜け出し海の見える場所にまで来ていた。
「上手くいったね」
「ああ、リバースはこういうとき使えるよな」
戦いから開放され、落ち着いた気分が戻ってくる。
一瞬、これからいつもの他愛もない会話がはじまるのかとパンネロは思った。
ラバナスタでいつも空を見上げてた、あの空気、あの太陽の輝き。
ここにはない、生活臭に満ちたあの雑踏。
ヴェイン亡き後のラバナスタは本来の姿を取り戻していた。
大戦は避けられ、活気づいた人々は復興に奔走していた。
平和な世の中は間違いなく現実にあるものだった。
それが何故今になって、悪夢のなかに取り込まれてしまったのだろう。
「ヴァン、どうしてこうなっちゃったんだろうね」
歩きながらパンネロは口を開いた。
海辺に近づくと風は冷たく変わっていた。
「俺もわからない。ただ殺し合いはごめんだ、それだけは言える」
「うん。……そういえばバッシュさんたちはどうしてるんだろう」
「あの二人か。居たよな、確か。……バッシュとバルフレアなら上手くやってくれるんじゃ
ないか」
二人はとぼとぼと歩き続け、砂浜にたどり着いた。
支援
ようやくここでザックの中身を確認する。
出てきたのは紛れもなく究極の武器。
古代、世界に名を馳せた猛将の首を取ったいう逸話のある伝説の最強矛だった。
ヴァンは以前文献で見た矛の性能と形状に身震いした。
これが欲しくてたまらなくなり、ヘネ魔石鉱を何度も何度も往復したが、
結局見つかることはなかった。
それがこうもあっさりと出てくるとは参ってしまう。
「こういうときに限って出てくるんだよな……」
非常に嬉しいはずが、殺し合いの道具に使わせるために用意されたとなると思い悩むのだった。
一方パンネロの支給品はゴールドアックスにイージスの盾。
それに加えて手榴弾が3つ。
いかにも戦闘用だった。
ヴァンとパンネロは座り込んで遠い空を眺めた。
「しばらくここにいよう。海からは誰も襲ってこないだろうし、周りは見通しがいいし。
で、また襲われたらうまく撒いて場所を変えるさ」
「でも首輪のことが気がかりだよね。これがいつか爆発するんでしょ」
パンネロは精一杯苦しそうな顔をして首輪を指差した。
「何とかならない?」
その芝居がかったしぐさにヴァンは黙って首を振った。
「そうだよね」
パンネロも表情をもとに戻して肩を落とした。
【B-1 海岸線】
【ヴァン@FF12】
[状態]:健康
[装備]:最強の矛
[道具]:不明品二つ
[思考]:ゲームに乗らず、襲われた場合は基本的に逃げる
[備考]:パンネロと一緒のまま、できるだけ動きたくない
【パンネロ@FF12】
[状態]:健康
[装備]:ゴールドアックス イージスの盾
[道具]:手榴弾×3
[思考]:ゲームに乗らずヴァンと共にいる。
[備考]:一応戦う覚悟はある
【B-2 森の中】
【フリオニール@FF2】
[状態]:軽い腹部の痛み
[装備]:菊一文字
[道具]:与一の弓
[思考]:ゲームに乗る。南へ向かう
[備考]:皇帝を見つけたら真っ先に倒す
乙。3rdに続いてこっちでもフリオはゲームに乗っちまったか。
乙ー
最強の矛か・・
でもバトロワでは特殊効果のある武器のほうが強かったりするし
結局のところただの矛と同じかな
投下乙。
12やってないから魔法の効果が全然わからん
10以前とはかなり違うんだな。やっぱ攻略本なり買わないと駄目か
それにしてもフリオは毎回マーダーだな。まあマーダー候補って少ないからな…。
投下乙。
デコイは敵から狙われやすくなる魔法で
リバースはダメージ受けると回復して、回復するとダメージを受けるようになる魔法だったかな?
いつもと同じ面子がマーダー化していく寒感!
か…かんかん?悪寒じゃなくて?
バッツ、セーラ予約します
乙。フリオさんまたですかww
>>431 このコンボは非常にお世話になったなw
ヴァンが空気じゃない件についてw
森のなか…
とりあえずディリータは木々の間に身を隠した。
とにかく冷静になるんだ、なぜこんな状況にいるのかはわからない。
もうわからない事を考えても仕方ない。
それよりも今後どうすべきかだ…
俺は死ぬわけにはいかない、俺にはまだイヴァリースでやらなければならないことがあるんだ!
その為には一人になるまで生き残るしかない。
考えろ…生き残るにはどうすればいいか…
一人になるためには他の奴らをすべて殺す。
だか他人と戦えば俺が死ぬかもしれないし、殺した相手の仲間に狙われてしまう。却下だな。
ずっと人目のつかない所で隠れるってのはどうだ?
しかし、一人では寝て休むことができないな…
やはり、早いとこ平和的な奴と共に行動するのが一番生存率があがるか…
ディリータは周囲を気にしながらザックの中身を確認した。
「よし!」
心の中でそう叫んだ。
彼の武器はエクスカリバーだった。
これなら、自身でかなり戦える。
だが、俺自身が剣を振るうのは身の危険が迫ったときだけだ。
俺の目的は生き残り、イヴァリースに帰ることだけだ。
その時、かすかにだが足音が聞こえだした。
身を隠しながら音の聞こえた方を見つめる。
徐々に姿が見えてくる。
騎士っぽい格好…こちらには気付いてないようだが…
どうする…生き残る為には仲間が必要だか、あいつが強いか弱いか、ゲームに乗ってるか乗っていないかが判断つかない。
騎士は、ディリータに気付かずディリータの数メートル前を横切っていった。
…よし、とりあえずあいつを尾行してあいつの行動を監視しよう。もし平和的な奴だって判断できれば名乗り出るか。
そして、もしゲームに乗ってるような奴だったら……逃げよう。やべーやつは戦う必要はない。
フリオニールは激情することのないままゲームに乗る側の人間、かな
と思ったんでこうなりました。
3rdは自分参加してなかったけど、フリオはやはりマーダーのようだ。
今思えば1stも・・・
嫌というほど慎重に、利用できるものはすべて利用し…
そして俺は生き残る。
俺はただの農家の息子から歴史を変える男にまでなった男だ。
俺にならできる!生き残ってイヴァリースに帰るんだ! そう決心してディリータは騎士を尾行しだした。
【B-6 森のなか】
【ディリータ@FFT】
[状態]:健康
[装備]:エクスカリバー(FFT)
[道具]:なし
[思考]:なんとしてでも、生き残る
[備考]:生存率の下がる行動はしない。とりあえずカイエン尾行
【カイエン@FF6】
[状態]:健康
[装備]:不明
[道具]:不明
[思考]:不明
[備考]:不明、東に向かって歩いてる。尾行には気付いていない
440 :
438:2006/05/18(木) 22:12:39 ID:k9r7kXp50
ティーダは、木々の間から覗く、昼間の白い月をただ見上げていた。
彼のいるところは木々が生い茂り、視覚は悪い。
周りには藪や茂みも乱立し、道といえば辛うじて獣道があるだけだ。
とりわけ大きい木の根元にティーダは座っている。
「なんで・・・こんなことになったんだ?」
普段は陽気なティーダが、独り言をつぶやく。
「もしかして・・・みんなでオレを騙しているとか・・・ドッキリとか」
ドームで見た首を吹き飛ばされたレイチェルという女性の姿が浮かんだ。
「・・・違うか・・・」
支給品のミスリルナイフを木に軽く突き刺してみる。
カツッという音がして、小さい樹皮の破片がティーダの足元に転がっていった。
「オレは殺されたくない・・・でも殺したくない・・・」
「とりあえず、誰かに会いたいな。ユウナやアーロンだけじゃなくて
仲間になってくれる人でも、やる気の人でも」
本当に『やる気』の人に会いたいとは思っているわけではない。
だが、ただでさえ心に負荷を与えるこの状況の中で彼の心は孤独で押し潰されそうになっていた。
初めてスピラに迷い込んでしまった時のように。
「・・・寂しいのかな、オレ・・・ん?」
ティーダが視線を頭上から前方に戻すと、何かが動く気配があった。
「なんだ・・・?」
木の根元から降りて、茂みの中を音を立てずに移動していく。
ブリッツボール選手ならではの、軽快かつ俊敏な動きがそこにはあった。
気配のすぐ近く、その進路の少し先で息を伏せる。
ティーダが眼を細めていると、やっとはっきりとした人影が見えてきた。
人影は一つ。武器は持っていないように見える。近づいてくる。
「人だ!」
大声を出し、不用意に飛び出した。もっとも今のティーダにそんな警戒心はなかったが。
そして、そこには完全に固まったデッシュの姿があった。
「ぎゃあああ!」
次の瞬間にデッシュは悲鳴を上げると、一目散に逃げ出した。
その大声に面食らっていたティーダは、しばらくしてハッと我に返った。
「オレはゲームに乗るつもりはないっス!待ってくれ!」
――ぁぁぁぁ・・・・
あっという間に声は遠ざかっていく。
「せっかく話し相手ができると思ったのに・・・」
「いや、逃がさないぞ!」
ティーダは遠ざかる声を捕まえようと、駆け出した。
――「ぎゃああああ!殺されるぅぅぅ!!」
デッシュは完全にパニック状態に陥っていた。
彼はこの殺し合いが怖くて、ひたすら逃げていた口である。
普段のふてぶてしい態度とは引き換え、デッシュはこんな状況では自分が臆病になることを自覚した。
その方がいいのかも知れないとは思いながら、とにかく安全そうな場所へ逃げることにした。
安全そうな場所。そうだ、山や森の奥なら。
と思い、危険ではあるがこうして歩いてきたのだ。
しかし、目の前に突然見知らぬこのゲームの参加者が現われた。
ここは逃げるにしかず。息せき切らして全力疾走!
「ハッハッ・・・はて?そういえば、殺すとか言われたっけ?」
――逃がさないぞぉぉ・・・
「やっぱり殺されるっ!うわあああ!!」
誰もいない森林の静寂を切り裂き、2人の男は駆けて行った。
【F-7 森林】
【ティーダ@FF10】
[状態]:健康
[装備]:ミスリルナイフ
[道具]:不明品二つ
[第一行動方針]:逃げる人物(デッシュ)を追う
[基本行動方針]:とりあえず人を見つける
【デッシュ@FF3】
[状態]:健康 パニック
[装備]:なし
[道具]:不明品三つ
[第一行動方針]:追跡者(ティーダ)から逃げる
[基本行動方針]:安全そうな場所に避難する
投下乙です
完成させたのにPCがネットつながらんorz
聞きたいんだけど携帯から投下はさすがにまずいかな?
投下乙〜
追いかけっこに妙に和んだw
>>444 短編ならそんなに時間もかからないだろうし、いいんじゃない?
携帯からだけどPC使用不可なので投下しちゃいます。
深く茂る森の木々の間を歩んでいる男が居た。名をバルフレアという
「いきなり殺し合えって言われてもね…意味のない殺しなんざしたくねぇ。かと言って大人しく殺される気もねぇが」
彼は元の世界では空賊としてその名を馳せていた。そこで命を落としかねるような修羅場に幾度となく遭遇したが、それを乗り越えて来た。
故に彼には自信があった。この異様な状況でも生き抜いて見せる、という―
「そういえば支給品があるんだよな?どれ、見てみるか。良いモン頼むぜ〜」
袋を開け、中を探ると三つの支給品らしきものがあった。
一つめは杖らしきもの…説明書にはワンダーメイスと記されている
二つめには見覚えがあった。ゴクウの棒。ヴァンの奴がモンスター討伐で一時期愛用していた武具だ。
―ヴァン。かつて行動を共にした仲間。
「あいつらも参加してるんだよな…このゲームに。そう簡単にやられはしねぇよな…」
一抹の不安が過ぎるが、それを拭い捨て三つめの支給品を確認しようとしたその刹那、
ガサッ…
と草が音を立てる。風の仕業では無い、人の足で踏まれた時の音だ
それを瞬時に察知したバルはゴクウの棒を持ち、音のした方向へ構える
「バレバレだぜ?出て来な」
低いトーンで威圧する風に言い放つと、木の影から鎧にマント…それに角の生えた兜といった騎士風の男が姿を現した
「待て!私には殺し合う気など無い!」
「…勿論俺もだ。俺はバルフレア。アンタは?」
「ガーランドだ」
互いに名を名乗った所で二人は軽く情報交換をする事にした。
お互いの今までの状況、このゲームに参加している他の参加者の事、主催者であるケフカの事…
「そういえばガーランドさん、アンタの支給品は?」
「それがな…今まで見たことの無い、変な物でな…」
そう言うとガーランドは袋から何かを取り出した。
「あぁ、知ってるぜ!それは銃っていうんだ。でもその銃は威力が低く、初心者には使いにくい」
「だから実戦では使えないだろうな…もしよかったら俺の武器と交換するか?」
「良いが…おまえはそれで大丈夫なのか?」
「気にすんなよ。職業柄、銃の扱いには慣れてる。工夫すればなんとかやっていける」
そう言うとバルフレアは手に持っていたゴクウの棒をガーランドの眼前に晒す
「コイツは結構頑丈だから使えると思うぜ!どうだい?」
「…良いだろう」
交渉が成立し意気揚々と棒を差し出そうとすると、ガーランドはまた袋を漁り出す。
「どうした?」
「二つ目の支給品…どうやらその銃とやらに使うらしい」
銃の弾だった。それを銃にセットし、構えた。バルフレアに向かって―
「…どういうことだ?」
「貴様でコレの威力を試そうと思ってな」
その瞬間、森の中に銃声が轟いた。
「…チッ!慣れない武器では仕方ないか…」
弾は至近距離でありながら、狙いのバルフレアの頭部を大きく逸れた
といっても危険を瞬時に察したバルフレアは横に大きくローリングしていたので、射撃が正確だったとしても耳を掠る程度であっただろう
「貴様はこの銃…フォーマルアウトの威力を知っているな?あの欲しがり方といい…」
「私を欺き、自分は強力な銃を手に入れ…隙あらば私を殺す…それが貴様の計画だな!?」
木の影に見を潜めているバルフレアに言い放つ。
「アンタも食わせモンだねぇ…正解だよ。隙あらば殺すってのは少し間違いだけどな」
「フン…貴様みたいな奴が私の部下にいればさぞ頼もしかったであろうな」
そう言い終えるとバルフレアを射程距離に捉らえようと走り出す。
「アンタこそ良いジャッジになれそうだ」
ガーランドの接近に気付いたバルフレアは予め唱えていたヘイストを発動する。
「逃げるのか!?」
「いや?悪いがアンタを叩き潰す」
急に背後から声が聞こえたので動揺しつつも後ろを振り向き引き金を引く…がそこには誰も居ない。
「なんだとッ!!」
轟音と共に勢い良く発射された弾が空しく空を切る。
「遅いぜ」
また背後から声が、後頭部への打撃と共に。軽くガーランドの意識が飛ぶ
「貴様ァッッ!!」
怒号と共に後ろに振り返ろうとする、その時に生じた隙を見逃さず棒でガーランドの手を打ち銃を叩き落とした
それでも勢いを失わず素手で殴りかかってくるガーランドだが、それに怯むこと無く相手を翻弄し打撃を繰り出すバルフレア。
防具を纏っているとはいえ、ヘイストで強化されたスピードに加え、正確に繰り出されるゴクウの棒の突きは確実にガーランドを追い詰める。
「グッ…調子に乗るな若造ッ…!」
とどめの回し蹴りがガーランドの側頭部に直撃し、吹っ飛び木に体を打ち付ける。
「呆気ねぇな。こりゃヘイストを使うまでも無か…」
そう言おうとした瞬間、バルフレアの体中を何かが突き刺す。研磨された刃の雨のように降り注ぐ…殺気
不意に起き上がる鎧。生物の本能がバルフレアをソレから遠ざけようとするが、手にしていたゴクウの棒をソレの左手に掴まれる
「離しやがれッ…!」
全力でソレから棒を奪い返そうとするも、棒は微動だにしない。
ソレの顔を見ると鮮血のような赤い目が兜の隙間から覗く。ソレはさっきまでは人であった、ガーランドという人物であったであろう―
「私の名はガーランド…またの名を、カオス」
その言葉を聞き終わる寸前、バルフレアは棒を手放し地面に転がっていたフォーマルハウトとその弾丸を素早く手にしその場から逃走した。
「冗談じゃねえ!アレはッ…」
破魔石を自らの体内に取り組み、人外の力を得たギースやヴェイン…彼等とは全く異なる異形の者。
ソレと遭遇してしまった事により、バルフレアの精神は混乱状態に陥っていた
…魔力が足りない。この力を完全に解放すれば人間を血祭に上げることなど容易いが…
ガーランド…いや、カオスは以前に一度光の戦士達により倒されている。それによりカオスの力を存分に行使出来るだけの魔力が失われていたのだ
何故自分がまたこの世に生を受けたのかは解らないが、目的はただ一つ。
失った魔力を取り戻し、再び力を解放する。一度覚醒さえすればこのゲームで優勝出来るだろう
…その後はどうしようか。あの主催者を血祭に上げ、更なる魔力を頂戴しようか…
野望は尽きない。だが、そのためには大きな魔力が必要だ。魔力のありそうな輩を片っ端から捕らえ、魔力を吸収してゆく…
それまでなるべく戦闘は避けたい。先程のは不測の事態だった
あの男が銃を奪い自分を殺そうとしたのかと勘繰ったが、どうやら間違いであったらしい
…慎重に行動せねば。魔力のなさそうな輩との面倒事は避けなければならない。自分の身を守るためにも。
【G-6 森林】
【バルフレア@FF12】
[状態]:精神の錯乱
[装備]:フォーマルハウト、オニオンバレッド
[道具]:無し(荷物は全てガーランドの所に置きっぱなしです)
[第一行動方針]:ガーランドから逃げる
[基本行動方針]:仲間を見つける
【G-6 森林】
【ガーランド@FF1】
[状態]:全身打撲&軽い疲労
[装備]:無し
[道具]:ゴクウの棒、その他不明
[第一行動方針]:体力の回復
[基本行動方針]:魔力のある人物を探す
投下乙です
>>445 レストンです
諸事情あるんで明日にでも投下します
投下します。
「全く、こんな事に巻き込まれるなんてな…。」
深い森の中、バロン王国の竜騎士カインは溜息をついた。
「突然呼び出して殺し合いをしろ、とは…。あの道化師、何を考えているんだ?」
カインは、広間での出来事を思い出していた。
あの場にいたのは、確か40人前後か?自分の知った顔も何人か見つけた。
親友のセシルに、モンクのヤン。それに、ミシディアの魔導士の子供も見覚えがあった。
カインは木の幹に寄りかかり、これからの自分の行動方針を考える。
元々兵士であるカインにとって、殺し自体に躊躇は無い。
だが、自分の知り合い、まして非力な女子供に手をかけることなど言語道断。
よって、このゲームに乗るわけにはいかない。
そうなれば、結論は一つだ。何とかしてこのゲームを止める。
その為には自分は何をすればいい?
まず、仲間が必要だ。さすがにカイン一人でどうにかなる問題ではない。
自分以外にもこのふざけたゲームを止めようとする人物はいるだろう、まずはそういう人間を探す。
ゲームを止める方法を考えるのはそれからでも遅くはない。
「大体こんな所か。」
考えがまとまったカインは、自分の荷物を確認することにした。
まず出てきたのは、細い鉄棒が先端についた怪しげな機械。
(何だこれは?武器か?)
警戒しながらもスイッチらしきボタンを押す。その途端、細い棒が高速で回転し始め、機械が激しく振動した。
「うおおぉっ!?」
慌ててスイッチを切った。武器として使うにはやや危険か…。気を取り直して他の支給品を調べる。
次に出てきたのは、黄金色に輝くチョーカー。男が付けるアクセサリとしては少し派手な気がするが…。
最後に取り出したのは、竜騎士御用達の武器である槍の一つ、ジャベリンだった。
これはカインにはありがたかった。ジャベリンは槍の中では多少攻撃力が低いものの、使い慣れた武器が手に入ったのは大きい。
「よし、行くか。」
とりあえず信頼できる仲間を探す為に動こう。知り合いと合流できれば一番いいが…。
セシルもヤンも、正義感の強い連中だ。この殺し合いに参加しているということはないだろう。
できるだけ早く再会したいものだ。
特にセシル。彼はバロン王として、これから国を支えて行かなければいかない存在だ。
それに、セシルが死んだらローザが悲しむ。
(ローザか…。)
ふと、ローザの顔が浮かぶ。かつてのカインの想い人。そして、親友セシルの妻。
(まだ、ローザの事を…?フッ、俺も女々しいな…。)
決意は固まった。セシルを死なせるわけにはいかない。
以前自分が洗脳されたときは、彼に救われた。今度は自分が助ける番だ。
(無事でいてくれ、セシル…!)
森を少し進んだ所で、前方から男が歩いてくるのが見えた。
一定の距離をおいて、二人は無言で向かい合う。
先に口を開いたのはカインだった。
「一つ聞こう。お前は、このゲームに乗るつもりか?」
男は薄ら笑いを浮かべるだけで答えない。カインはジャベリンを構えた。するとようやく男は口を開く。
「…俺はプロフェッショナルなんでね。プロというのは、仕事内容と依頼主は選ぶもんなんだぜ、と。」
やっと喋ったかと思えば、何を言ってるんだこの男は?とりあえず信用できそうな男ではない。
そう結論づけたカインはその場を去ろうとしたのだが。
「あんたは、どうするつもりなんだ?」
今度は男の方が問いかける。
「俺は殺し合いをする気は無い。何としても、このふざけたゲームを止める。」
「ふうん…。なら、とりあえずあんたに着いていくぞ、と。」
は?どういう事だ?何でそうなる?
訳が分からないといった様子のカインに、男は続けた。
「今言ったろ?プロというのは、仕事内容と依頼主は選ぶもんなんだぜ、と。とりあえず俺はあのピエロ野郎に従う気は無い。
なら、あんたと行動した方が安全ということだ。」
信頼できる仲間を探そうと思った矢先、こんな奴と行動することになるとは。
「…好きにしろ。」
「好きにさせてもらうぞ、と。」
こんな奴でも、いないよりは幾分マシかもしれん。カインは頭を抱えながらもそう思う事にした。
【F-5/森】
【カイン@FF4】
[状態]:健康
[装備]:ジャベリン
[道具]:金のチョーカー、ドリル
[基本行動方針]:レノと行動 戦いはなるべく避けるが、ゲームに乗った者は倒す
[第一行動方針]:信頼できる者を探す(できれば仲間と合流したい)
[第二行動方針]:セシルと合流した場合、彼を優先的に守る
[最終行動方針]:ゲームを止める
【レノ@FF7】
[状態]:健康
[装備]:?
[道具]:?
[基本行動方針]:とりあえずゲームに乗る気はない
[第一行動方針]:カインについていく
乙です。この異色コンビにwktk。
このカインは3rdのようなヘタレではなさそうだw
続々投下乙。カインとレノのコンビは新しい感じだ。
ところで、基本的にルールはDQロワのものを使ってるんだよな?時間表記や願い事云々はないみたいだが。
DQでは禁止エリアは3時間ごとに1エリアづつ増えていく、ってなってるがこの辺どうするんだ?
3時間って結構早いよな。ここは最低限決めておかないとマズイと思う。
…と、書いた後にちょうどいい修正案が浮かんだので投下します。
>〜 人を殺すことが…こんなに気持ちいいってねぇ!!」 以下を下記の様に修正
力を込めて、影縫いを上に押し上げる。ファリスの胸が豪快に裂け、鮮やかな血の花が咲いた。
勢い良く影縫い引き抜き、乱暴にファリスを蹴り飛ばした後に導師は別方向へ走り始めた。
「……だめだ、もっとだもっと…いや皆だ。皆殺してやるんだ!私の!私の手で!」
笑いながら、笑いながら。彼女の中の何かが壊れていく。一歩一歩を重ねるごとに、大切な何かが壊れていく。
ボロボロと…ボロボロと…ゆっくり砕けていくように………。
(……悪ぃなみんな、後は任せたぜ…)
意識が遠のいて行く……だが、途切れるその寸前に、何かを思い出したようにファリスは手をザックに伸ばした。
>>461 とりあえず最初は四隅を指定して、次の放送までにルールを確定させるということでいいんじゃないか
四隅ならとりあえず影響はないだろう
…目が醒めた、確かに心臓を貫かれて死んだはずなのに、気を失う前と同じ光景が目の前に広がっている。
何故生きていられたか?理由はファリスの幸運である
一つ、ファリスの胸のペンダントが影縫いの上昇を僅かながら食い止め、心臓が守られたこと。
二つ、導師がそれに気づかず、止めを刺したと思い込んだこと。
三つ、ファリスの支給品にフェニックスの魔石が入っていたこと。
四つ、ファリスに少しの召喚の心得があったこと。
無意識のうちに掲げられたフェニックスの魔石は、ファリスの魔力に呼応しその姿を僅かながら現したのだ。
しかし、その姿も力もほぼ最小限のものであり、尚且つこの場所の回復魔力に対する制限の所為で、
立ち上がれる最低限の気力が与えられただけ、ファリスの傷は先ほどのまま。
腹から胸に深い傷、両腕は使えない、右目は見えない、最低最悪のコンディション。
しかし、迷っている時間は無かった。元の世界に戻るためには、迷っている時間など微塵も無かった。
寝返りと足を上手に使い、手にかかる負荷を最低限に済ませゆっくりと起き上がるファリス。
絶え間なく襲い掛かる両腕の激痛、右目と胸から未だに溢れる血液。そんなことはファリスにとっては問題ではない。
歯を食いしばり、歩く。歩いたらみんな…いやせめて仲間の誰かには会えるかもしれない。
そして元の世界に戻れたら――――――。
今は、生き残ることを考える、そして仲間に会う。行く行くはこのゲームを抜け出す…いやゲームの破壊である。
確固たる意思が、一歩一歩に滲み出す。ファリスの歩き出した方向が導師と走り去った方向と別であったのが五つ目の幸運だろう。
「待っててくれよ、みんな…!」
壊れたオルゴールは、元の音色を奏でられるのだろうか?
中央が砕けた紅い砂時計は、元のように時を刻むことができるだろうか?
【A-7/陸地】
【導師@FF3】
[状態]:精神崩壊
[装備]:影縫い
[道具]:デモンズシールド、ダンボール(たまねぎ*12)
[思考]:もっとひとをころしたい
[備考]:重度の記憶障害(戻るかも?)、殺害に対する快楽
【ファリス@FF5】
[状態]:両腕使用不能、右目失明、腹部から胸部にかけての深い傷+出血
[装備]:風魔手裏剣(残り11枚)
[道具]:魔石フェニックス(翌日まで仕様不可)、ペンダント
[思考]:基本:ゲームから脱出or破壊
第一:仲間に会いたい
[備考]:ジョブ:忍者 アビリティ:ダッシュ
瀕死、歩いているのがやっとなので傷を塞ぐ高度な治療が無い限り長くは無い――――――?
ペンダントは武器ではないので没収の対照から逃れています。
以上で修正の方は終了です、蘇生というより回復という形にさせていただきました。
召喚の仕組みは一緒(?)だと思うのでファリスが召喚できてもいいかなと思い。
FF5プレイ中に思い出したペンダントと絡めてこのような感じになりました。
こちらの方で御願いします。
スレ汚し失礼致しました。
作者の考えがあるとはいえ、流石にやっぱりこっちが良いとか言って
簡単に話を変えてくるのは如何なものか?
自分独りが話を作るのならともかくリレー小説なんだしさ
蘇生はやはり仮とは言え駄目なものかと思いまして。
多分ここで仮蘇生の形で進めてしまったら後々に皆仮蘇生でちょっとだけ動く、
みたいなことが続発するといけないなと思って今回の修正に踏み切りました。
独断で話しを変えてしまったことに対してはお詫びを申し上げます、申し訳ありません。
470 :
尋ね人:2006/05/19(金) 01:10:59 ID:cIlspoSL0
「おのれぇぇぇぇ!!!」
立派な鎧に身を包んだ男が街中で叫んだ。アレクサンドリアの騎士、スタイナーである。
彼は激しい怒りを覚えていた。
こんな殺し合いが行われる事。その殺し合いをゲームと呼ぶあの道化。目の前で女性が見せしめに殺された事。
そして、命よりも大事なアレクサンドリア女王ガーネットがこの殺し合いに参加させられている事。
正義感が人一倍強い彼を怒らせるには、それはもう十分すぎた。
万が一姫様に何かあったら、自分は騎士失格だ。少しでも早く合流して守らねば。
だが、それでどうする?
この殺し合いは最後の一人になるまで終わらないとあの道化は言っていた。
だったら他の参加者を殺し、二人になった所で自分が自害するか?
馬鹿な。それでは殺し合いに乗るという事ではないか。それこそ道化の思うつぼだ。
ならばどうする?他に姫様を守り、元の世界に戻す事ができる方法は…。
スタイナーは少し考え込んだが、やっぱり何も思い浮かばなかった。
「ええ〜い、色々考えてる場合では無い!とにかく一刻も早く姫様を探さねばっ!!」
まずは姫様を探すことだけを考えよう。それと、ジタンだ。
あの男もこの島のどこかにいるはずだ。あいつと協力するのは少々癪だが、戦力としては申し分ない。
姫様を守ることには協力してくれるはずだ。
「姫様〜!無事でいてくだされ〜!!!」
鎧をカシャカシャ鳴らしながら走り、スタイナーは自分が忠誠を誓う人物を探し始めた。
>>461>>464 ってか、時間表記は無しなのに禁止エリアは有なの?
もめそうな要素だなぁ…
禁止エリア採用するなら時間表記いると思うよ
472 :
尋ね人:2006/05/19(金) 01:12:42 ID:cIlspoSL0
スタイナーが街を去ってすぐ、一人の少女が入れ替わるように街に入ってきた。
その少女−ユウナは、先程から一人の少年の事が頭から離れなかった。
「ティーダ…。」
彼がシンと共に消えてから2年。片時もティーダの事を忘れたことは無い。
苦しかった。彼を想えば想うほど、ユウナの心は締め付けられるように痛んだ。
それでも人前では気丈に振る舞っていた。みんなに心配かけるわけにはいかないと思い、必死でその思いを隠してきた。
だが先程のドームでティーダの姿を見つけたとき、彼女の心は壊れてしまった。
「キミに、会いたい…。早く、会いたいよ…。」
もうその想いを止めることはできない。ユウナは今、心の底からティーダを渇望している。
「どこにいるの…?」
ユウナは島を彷徨っていた。ティーダに会いたい、その一心で。
473 :
尋ね人:2006/05/19(金) 01:13:46 ID:cIlspoSL0
【C-3 街→移動】
【スタイナー@FF9】
[状態]:健康
[装備]:ダイヤソード エスカッション
[道具]:モルボルの触手
[第一行動方針]:ガーネットを探して守る 可能ならジタンとも会う
[基本行動方針]:ゲームから抜ける方法を考える
【C-3 街】
【ユウナ@FF10-2】
[状態]:ティーダに対する依存症?
[装備]:?
[道具]:?
[第一行動方針]:ティーダに会いたい
[基本行動方針]:?
ごめん、割り込んじゃったよ
乙
マーダーユウナっていうのも面白そうだなっていってみるテスツ
当のティーダはデッシュと追いかけっこ中だがなw
賢者、フリオニール、クルル予約します。
>>471時間表記が必要ならこれからの作品にいれていけばいいんじゃないだろうか?
まだ始まったばかりだし、それなりに長い話は投下されてないから時間表記を取り入れるのは間に合うと思う。
投下します。
鬱蒼とした森の中を歩く男が一人。
「…ここでいいだろう」
鍛え上げられた肉体、額の傷。まさに歴戦の戦士といった風貌。
その男ーバッシュは背を木に預け、肩に背負っていたザックを降ろす。
(ここなら視界が開けている。誰かが来てもすぐに気付く事ができるだろう)
この状況の中で迂闊な事はできない。そう判断して、森の中でも比較的安全な場所まで移動した。
そう、この状況ー。
甲高い声で殺し合いの開幕を宣言する道化。
道化に詰め寄る青年と少女。
青年の手の中で爆ぜるレイチェルという名の娘の首。フロアに広がる鮮血。
自分の力を見せつけ、笑みで顔が歪んだ道化。
(ふざけた事を…)
先刻目の当たりにした場面を回想し、憤りを感じる。
人は自身が生きる為に他者の命を奪う事は確かにある。だが、この状況はどうだ?
奪う必要のない命を奪い合わせる見せ物。こんな状況が許されて言い訳がない。
バッシュの心は既に決まっていた。このゲームという名の殺し合いを止める。
道化を倒し、必ずイヴァリースへ帰ろう。仲間とともに。
その為には、まずヴァンたちと合流しなければ。
ザックから地図を取り出し、現在地を確認する。
「今いるのはF5、一番近い拠点は…G5の街か」
街なら人が集まりやすい。ゲームにのった連中が非好戦者を狩りに行く危険もあるが。
(しかし、問題はヴァンだ。彼がそこまで考えるだろうか)
バルフレアならともかく、と心の中で付け加える。
しかし、そう考えると余計に心配になる。ヴァンなら好奇心だけで行動する可能性もある。
それだけでゲームにのった奴と遭遇する確率は上がる。迷っている暇はないようだ。
「まずは街へいこう。有益な情報が得られるかもしれん」
バッシュは身を寄せていた木から立ち上がり、移動の準備をする。
ザックに手をかけようとした、その時。
目の前の茂みが、ガサガサと音をたてた。
バッシュはすばやくザックから三つ又の矛ートライデントを取り出し構える。
だんだんと音が近づいてくる。
茂みをかきわけてバッシュの目の前に現れたのは、見た事のない赤い服をまとった男。
右手には青く透き通った刃の剣が握られている。
自分と同じくらいの年齢だろうか。目元はサングラスで隠れていて、表情が読み取れない。
男の体からは、いくつもの修羅場をくぐり抜けてきたものだけが纏う威圧感がある。
こちらは武器を構え臨戦態勢を取っているのに少しも怯まない。
どう行動するか決めかねていたところ、男が口を開いた。
「一つだけ聞く。おまえはこのゲームにのっているのか?」
不意に出された質問。バッシュは、構えを解かずにはっきりと答えた。
「いや、のっていない。私は主催者打倒を目指している。
殺し合いをゲームと称するものなどの思いどうりにはならない」
「そうか…それならいい。」
そう言うと男は踵を返し、無防備に背を向け去っていく。
男をただただ見送るバッシュ。
ふとそこで考える。この男は強い。
そうでなければ、あのような大胆な行動は出来ない。
ここで別れてしまうのは惜しい、共に行動できれば…。
バッシュは男を慌てて呼び止める。
「待ってくれ!私の名はバッシュ・フォー・ローゼンバーグ!
貴方もこの殺し合いにのる気がないのならば、G5の街まで共に行動していただきたい!
貴方にも仲間はいるはずだ。街に行けば会えるかもしれない!」
男は足を止め、首だけをバッシュのほうに向ける。
「街に行けばゲームにのった奴と鉢合わせするかもしれん。
おまえもそれくらいは解るだろう?
仲間と合流したいのは確かだが、些かリスクが大きい。賛同できんな」
「わかっているからこそ。私の知らない所で、消える必要のない命が
消えるのは…我慢がならない!」
バッシュの声を荒げながらの主張に、男は依然首だけをバッシュに向け、黙って耳を傾ける。
「貴方もこんなところで仲間を犠牲にしたくはない筈だ。
だから、お互いの仲間に会えるまででいい。それに、複数で行動すれば
徒党を組まないであろう、ゲームにのる連中は迂闊に手を出せなくなる。
私たちが死ぬ確率も下がる!」
己の主張を吐き出し、男の様子をうかがいながら乱れた呼吸を整え、返事を待つ。
しばし男は俯いたあと、顔をあげて
「俺の名はアーロン。おまえの考えはよく解った。しばしの間、
共に行動するとしよう。それから、これだけは言っておく。
俺はゲームにのっている奴には、決して容赦せんからな」
振り向かずに「行くぞ」とだけ言い残し、街の方角へと歩み始める。
唐突に告げられた了承の返事。
少々戸惑いながらも、バッシュはトライデントをザックにしまいアーロンの背を追いかける。
二人が目指すのは、森を抜けた先の街。
そこに待つのは希望か、それともーー。
【バッシュ@FF12 状態:健康 所持品:トライデント@FF7(残り2つは不明)】
【アーロン@FF10 状態:健康 所持品:フラタニティ@FF10、興奮剤×5、鎮静剤×5】
【基本行動方針:お互いの仲間と会えるまで、一緒に行動する
第一行動方針:G5の街へ移動する 第二行動方針:仲間との合流(バッシュは
ヴァン、パンネロを優先)】
【現在地:F5の森地帯→G5の街へ】
[備考]アーロンはマーダーには容赦しません。
投下完了です。時間に関しては、過去のレスを見てもどの時間からゲームが開始したのかが解らないので
表記していません。
はじめてSSなるものを書いたので、アドバイスをいただけると嬉しいです。
うーん、キャラの状態の書き方を統一してくれるとありがたいかな。
とりあえず、このロワでは大体こんな感じなので↓
【現在地】
【名前@作品名】
[状態]:
[装備]:
[道具]:
[思考]:基本:
第一:
[備考]:
【現在地:F5の森→G5の街へ】
【バッシュ@FF12】
[状態]:健康
[装備]:トライデント@FF7
[道具]:残り二つ不明
[思考]:基本行動方針:お互いの仲間と会えるまでアーロンと行動する
第一行動方針:G5の街へ移動する 第二行動方針:仲間との合流(ヴァン、パンネロを優先)
最終行動方針:ゲームの破壊/脱出
【アーロン@FF10】
[状態]:健康
[装備]:フラタニティ@FF10
[道具]:興奮剤×5、鎮静剤×5
[思考]:基本行動方針:お互いの仲間と会えるまでバッシュと行動する
第一行動方針:G5の街へ移動する 第二行動方針:仲間との合流
最終行動方針:ゲームの脱出
[備考]:マーダーには容赦しない
バッツ・ジタン予約します
間違えた
>>489は解除で
ジタンとナイト予約します
「尋ね人」のスタイナーとユウナみたいに予約入ってないキャラは
自由に動かしていいの?
あと「Calli'n Callin'」は予約も投下もトリップついてないけどいいの?
多分同一人物だろうけど
たまねぎ剣士、ガイ予約します
>>491 予約無しで投下はいいんじゃない?
一部だけ予約というのはまずいけど。
>>478 そうだね。これからはDQのテンプレ使って時間表記も入れてもらえるといいかなあ
あとスタート時の時間は3rdと同じで朝6時だよな?
というか違っても紛らわしいからそうしてくれ。
>>491 予約しないでの投下は別にいいと思うよ
書いてる時に他の人に予約されるリスクがあるからお勧めはしないけど…
トリップも予約しないなら別になくてもいいと思うけど、通し番号はふってほしいな
これがFFクオリティ!
497 :
◆eyjgXR5N2Y :2006/05/19(金) 17:34:14 ID:JlDBONgqO
セッツアーとナイト予約
ごめん、やっぱセッツアーとファリスで
新作乙。
バッシュとアーロンか。渋い…
携帯からでちょっと時間かかりますが今から投下します
501 :
目覚め:2006/05/19(金) 18:52:55 ID:50HJ97O+O
(………………?ここは………)
そこは、いつか『約束』を交わした花畑であった。
色鮮やかな数々の花、空へと羽ばたき行く白い鳥、あの時と何ら変わらぬ光景がそこにはある。
そして――
(リノア………)
彼の愛するその人もまた、あの時と変わらぬ微笑みを彼へと向けていた。
彼は――スコールは、何も言わず、ただひたすらに彼女を抱きしめ、その肌のぬくもりを感じていた。
彼女は、スコールの耳元でそっと囁く。
『スコール、自分のこと、忘れちゃいやだよ』
(リノア?)
ふと気付けば花畑は消えてなくなり、暗く、重い闇があたりを包んでいた。
そして彼の体が、闇へと溶けてゆく。
『いやだよ………、また、また逢いたい。あなたを………失いたくない』
(俺だって………同じだ)
しかし、無情にも彼の視界から、彼女の姿はなくなった。
(リノ……ア………?リノア……、リノア、リノア、リノっ)
「リノアーーーーッ!!」
502 :
目覚め:2006/05/19(金) 19:13:24 ID:50HJ97O+O
スコールは自分の声で目が覚めた。
どうやら夢を見ていたらしい。汗ばむ額を手の甲でぬぐい、あたりの気配を探った。
(誰もいない、か)
どうしたことだろうか。スコールは自嘲する。
気絶していたことはやむを得まい。
問題は、このような危険な土地で大声で叫んでしまったこと。彼にしてみればあまりにひどい失態。
それにしても――
(それにしても、嫌な夢だった)
まるでこれからのことを暗示しているかのような、夢。
リノアが闇に消えてゆくかのようでもあり、自身が闇に堕ちてゆくかのようでもあった。
下らない事だとは自覚しながらも、妙にその事が気にかかるのである。
風にあおられた枯れ葉が頬をかすめ、彼は、はっと我に返った。
(何考えてるんだ、俺。そんなことよりも、今すべきことを考えるべきじゃないのか)
まずは、一刻も早く仲間を探し出さなければならない。
かつての彼ならわからない。だが、今の彼には仲間に手をかけることなど耐えられなかった。
ならば、仲間と共に脱出する方法を見つけ出す。
スコールにはそれ以外の道など無いように思われた。
503 :
目覚め:2006/05/19(金) 19:30:42 ID:50HJ97O+O
ふと彼は、支給されたザックに気付く。
優秀な道具、できればガンブレードが欲しいが、期待は出来ない。
半ばあきらめつつ、彼はザックの中を探った。
(こいつは………ナイフか)
切れ味はあまり良さそうではないが、何も無いよりはましであろう。
そして、もう一つ。ザックには妖しく光る石が入っていた。
不思議な魅力を感じるが、役に立つとは到底思えない。
(………行くか)
スコールは立上がり、ナイフを手にすると、森の出口に向かって歩き始めた。
(リノア、必ず帰る。だから待っていてくれ)
この時彼は気付いていなかった。
ザックの中に転がる何の変哲も無い石。
この石の持つ強大な力に。
【B-6/森/朝】
【スコール@FF8】
[状態]:健康
[装備]:ナイフ
[道具]:聖石(レオ)
[基本行動方針]:仲間を探し出して、ゲームを脱出する。
投下完了しました
長々と時間をかけてさまいすいませんでした
支給品についてなんだけど、数は2つなのか3つなのかは決まってないの?
1〜3つのどれか。
つまり1個だけでも3個あってもいい。
----基本ルール----
全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。
勝者のみ元の世界に帰ることができ、加えて願いを一つ何でも叶えてもらえる。
ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。
プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。
----放送について----
スタートは朝の6時から。放送は朝6時と夜18時の1日2回、12時間ごとに行われる。
放送は各エリアに設置された拡声器により島中に伝達される。
放送内容は「禁止エリアの場所と指定される時間」「過去12時間に死んだキャラ名」
「残りの人数」「主催者の気まぐれなお話」等となっています。
----「首輪」と禁止エリアについて----
ゲーム開始前からプレイヤーは全員、「首輪」を填められている。
首輪が爆発すると、そのプレイヤーは死ぬ。(例外はない)
主催者側はいつでも自由に首輪を爆発させることができる。
この首輪はプレイヤーの生死を常に判断し、開催者側へプレイヤーの生死と現在位置のデータを送っている。
24時間死者が出ない場合は全員の首輪が発動し、全員が死ぬ。
「首輪」を外すことは専門的な知識がないと難しい。
下手に無理やり取り去ろうとすると首輪が自動的に爆発し死ぬことになる。
プレイヤーには説明はされないが、実は盗聴機能があり音声は開催者側に筒抜けである。
開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
なお、どんな魔法や爆発に巻き込まれようと、誘爆は絶対にしない。
たとえ首輪を外しても会場からは脱出できないし、禁止能力が使えるようにもならない。
開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
禁止エリアは3時間ごとに1エリアづつ増えていく。
----スタート時の持ち物----
プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
ただし、義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。
また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。
ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を配給され、「ザック」にまとめられている。
「地図」「コンパス」「着火器具、携帯ランタン」「筆記用具」「水と食料」「名簿」「時計」「支給品」
「ザック」→他の荷物を運ぶための小さいザック。四次元構造になっており、
参加者以外ならどんな大きさ、量でも入れることができる。
「地図」 → 舞台となるフィールドの地図。禁止エリアは自分で書き込む必要がある。
「コンパス」 → 普通のコンパス。東西南北がわかる。
「着火器具、携帯ランタン」 →灯り。油は切れない。
「筆記用具」 → 普通の鉛筆と紙。
「食料・飲料水」 → 複数個のパン(丸二日分程度)と1リットルのペットボトル×2(真水)
「写真付き名簿」→全ての参加キャラの写真と名前がのっている。
「時計」 → 普通の時計。時刻がわかる。開催者側が指定する時刻はこの時計で確認する。
「支給品」 → 何かのアイテム※ が1〜3つ入っている。内容はランダム。
※「支給品」は作者が「作品中のアイテム」と
「現実の日常品もしくは武器、火器」の中から自由に選んでください。
銃弾や矢玉の残弾は明記するようにしてください。
必ずしもザックに入るサイズである必要はありません。
また、イベントのバランスを著しく崩してしまうようなトンデモアイテムはやめましょう。
ハズレアイテムも多く出しすぎると顰蹙を買います。空気を読んで出しましょう。
まりがとー。本スレ見てないから知らなかった。スッキリ
【作中での時間表記】
深夜:0〜2
黎明:2〜4
早朝:4〜6
朝:6〜8
午前:8〜10
昼:10〜12
真昼:12〜14
午後:14〜16
夕方:16〜18
夜:18〜20
夜中:20〜22
真夜中:22〜24
━━━━━お願い━━━━━
※一旦死亡確認表示のなされた死者の復活はどんな形でも認めません。
※新参加キャラクターの追加は一切認めません。
※書き込みされる方はスレ内を検索し話の前後で混乱がないように配慮してください。
※参加者の死亡があればレス末に必ず【○○死亡】【残り○○人】の表示を行ってください。
※又、武器等の所持アイテム、編成変更、現在位置の表示も極力行ってください。
※具体的な時間表記は書く必要はありません。
※人物死亡等の場合アイテムは、基本的にその場に放置となります。
※本スレはレス数500KBを超えると書き込みできなります故。注意してください。
※その他詳細はスレでの判定で決定されていきます。
※放送を行う際はスレで宣言してから行うよう、お願いします。
※最低限のマナーは守るようお願いします。マナーはスレでの内容により決定されていきます。
※主催者側がゲームに直接手を出すような話は極力避けるようにしましょう。
※キャラの予約制あり。
予約をする際は捨てトリで構わないのでトリップを付け、使用するキャラを全て明記して予約してください。
予約期間3日で、予約の書き込みから72時間が経過すると予約解除として扱います。
「予約キャンセル」等、予約に関することは他の書き手さんが検索しやすいように必ず「予約」の文字を入れてください。
忘れてた orz
----制限について----
身体能力、攻撃能力については基本的にありません。
治癒魔法については通常の1/10以下の効果になっています。蘇生魔法は発動すらしません。
キャラが再生能力を持っている場合でもその能力は1/10程度に制限されます。
しかしステータス異常回復は普通に行えます。
その他、時空間移動能力なども使用不可となっています。
MPを消費するということは精神的に消耗するということです。
全体魔法の攻撃範囲は、術者の視野内ということでお願いします。
【本文を書く時は】
名前欄:タイトル(?/?)
本文:内容
本文の最後に・・・
【名前 死亡】※死亡したキャラが出た場合のみいれる。
【残り○○人】※死亡したキャラが出た場合のみいれる。
【本文の後に】
【座標/場所/時間】
【キャラクター名】
[状態]:キャラクターの肉体的、精神的状態を記入。
[装備]:キャラクターが装備している武器など、すぐに使える(使っている)ものを記入。
[道具]:キャラクターがザックなどにしまっている武器・アイテムなどを記入。
[思考]:キャラクターの目的と、現在具体的に行っていることを記入。
以下、人数分。
> 勝者のみ元の世界に帰ることができ、加えて願いを一つ何でも叶えてもらえる。
これ、FFでも採用?
いや、まんまコピペしただけだし
その辺りは改変の余地ありかな
そうか、よく見たら今まで一切ルールとか投下されてなかったんだなw
DQロワに負けるなよ
「を?」
ヴヴゥ──……。
深く唸るかのような、謎めいた音がパロムの耳を掠めた。
はたして何の音だろうか、と気になって周囲をキョロキョロと見渡してみる。
草原のド真ん中なので見晴らしは良かった。
殺し合いという特殊すぎる環境でその状況が良いのかは判らない。
が、最初に降り立ったのがそこだったのだから仕方ない。
その場で支給品を確認したのち、人を求めて集落を目指している所だったのだが……。
「ををを?」
進行方向の後ろ、方位にして南より、不信な影を発見。
したと思ったら近付いて来る来る来る来る来る。
よし逃げよう。
そう考えないうちに影はパロムに追いつき、スレスレを横切っていた。
キキィィ──!!
そして砂と草を撒き散らしながら、甲高く鳴いてドリフト停止。
「…………!」
初めて目にする事態に、パロムは腰を抜かして尻餅をついた。
ドッドッドッ、と荒い息を立てながら停止している謎の物体・クロガネX(仮)。
その上には、金髪の男が跨っていた。
「俺はクラウド。クラウド・ストライフだ」
「おいらはパロムだぜ」
クロガネX(仮)改めハーディ・デイトナのエンジンを止め、その近くの地べたに座って二人は話していた。
いまだに草原のド真ん中だが、あまり気にしていない。
絵面だけならば妙に和やかである。
「ミシディアの黒魔導師だ。よろしくな」
「黒魔導師?」
というのは、よく童話や昔話などで聞くような存在だった。
とりあえずクラウドは色々な意味で驚く。
「あんちゃんは?」
「ああ、俺は……自称元ソルジャー1st、かな」
「なんだそれ。今はなんなんだよ」
「……。そうだパロム、剣持ってないか?なんでもいい」
言われて特に出てくる言葉が無いのでクラウドはスルーした。
「俺の支給品はこのバイクと、消費アイテムが数個だけだったんだ」
「ふーん。みせてくれよ」
クラウドはザックの中から瓶を二本取り出した。
「エクスポーションとエーテルターボ、これが五個ずつだ」
「たーぼ?エーテルとどう違うんだ?」
「精神力を完全回復できる」
「へー。じゃあそれでいいや」
パロムは右手の掌を見せるように突き出した。
顔にはてなを浮かべながらクラウドは聞く。
「なんだ、この手は」
「おいら剣持ってるから、それと交換してやるよ」
しっかりしてると言うか抜け目が無い。
もしや大人が化けているんじゃ、とクラウドは疑ってみたり。
そんな目を向けながら、パロムが自身のザックにから細長い物体を取り出すのを見ていた。
パロムの身長よりはるかに長い長い長い長い長い。
なんだその物干し竿……ではなく。
「ぶっ!……そ、そ、それは正宗!」
「ふーん、そういう名前なんだ。これあげるからよ。──あ」
長すぎでバランスが取れず、正宗はクラウドに向かって真っ直ぐに倒れた。
ごづん。と、座ったままだったので、見事に脳天に命中。
鞘に治まってなかったら早速死んでいた。
「あー、ごめんよ、あんちゃん」
「……いい。平気だ。大人だから」
頭を押さえながら涙目になって、地面へと伏せた正宗を見つめた。
クラウドはこの片刃の細剣・刀をよく知っている。
かつて、セフィロスが愛用していた武器だ。
確かに倒した筈だが、今現在、この殺し合いに参加している。
ザックからバイクが出てきた時も思ったが、こんないわく付きの物を支給品に紛れ込ませる主催者のセンスはどうなのか。
「……悪夢だな」
「ん?いらないなら別にいっけど」
「いるいるいるいる」
回収しようとするパロムを慌てて止めて、刀を拾い上げる。
扱いは出来ないかもしれないが、パロムに持たせておくのは心配だった。
「お」
幸運な事に「じかん」のマテリア付きだった。
武器としては無意味でも、魔法が使えるようになるのは有り難い。
でも一応、鞘を抜いて右手で構えてみた。
「……ぐぬ」
つらい。いきなり挫折。両手持ちに変更。
これを振り回すにはかなりの技量がいる。
やはりセフィロスは凄いんだな、と嫌々ながら感心した。
そのセフィロスが悪夢を再び繰り返すと言うのなら、止めるつもりなのだが。
いや確実に繰り返すだろ絶対に間違いない。
そんな事をぶつくさ呟きながら、入れるのも一苦労な鞘へと戻した。
パロムの話を聞きながら、自分の居た世界とは別の世界が存在することをクラウドは知った。
パロムの世界ではマテリア無しで当然のように魔法が使えるというのも驚きである。
「ポロムっていう双子のアネキと、セシルっていうパラディンと、
ヤンっていうモンク僧と、カインっていう竜騎士を探してんだ」
「お、多いな……」
「でも優先すんのはポロムだけでいいや。他の奴らは自力でなんとかできるだろうしよ」
クラウドは言われた四人の名前をなんとか記憶に叩き込んだ。
「あんちゃんは?仲間いないのか?」
「俺か?俺は……」
ヴィンセント、仲間は仲間だが別に会いたいって訳ではないし、そもそもあいつ死ねない身体じゃなかったか?
レノ、って、どちらさまだぞ、と。
セフィロス、はむしろ要注意人物だ。
ティファやバレットが居ない事が良いのか悪いのか。
どうせ蘇らせるならエアリスやザックスを蘇らせてくれればいいものを。
「まぁ、特には居ないな」
「あんちゃんコドクだなぁ」
「ここに居ないだけだ。別に友達が居ないわけじゃないぞ」
「必死になんなって」
たしなめられた。
「……とにかく。北にある城に行くなら乗せてってやろうか?」
「まじで?乗る乗る」
「その代わり、仲間を見つけたら俺とはサヨナラだ」
「はぁー?」
クラウドに身体を持ち上げられ、後部シートへと座りながら、パロムは眉を寄せて尋ねた。
「なんでだよ?」
「俺にも、探さなくちゃいけない奴がいるからな」
「さっき居ないっつったじゃんか」
「仲間とは違うんだ」
「ふーん。よくわかんねーや」
再びバイクのエンジンを動かすクラウドの腰を掴みながらパロムは呟いた。
「だったらおいらの仲間見つからないほうがいいのかな」
「……。別に嬉しくなんかないからな」
クラウドの声は、バイクの発進する音によって掻き消された。
【C-3 草原】
【クラウド@FF7】
[状態]:健康
[装備]:ハーディ・デイトナ
[道具]:正宗@FF7+マテリア(じかん) エクスポーション×5
[第一行動方針]:E2の城に移動
[基本行動方針]:打倒セフィロス
【パロム@FF4】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:エーテルターボ×5
[第一行動方針]:E2の城に移動
[基本行動方針]:仲間を探す
トリップ付け忘れてた。スマソ
乙。クラウドが3枚目だw
…何でかファリスが入っているので修正しときます。
セッツァーとミンウ予約です。
…ごめん、やっぱり予約破棄します。
思いついていたネタを忘れた。
なんか……マーダーの数少なくね?
どんどんセフィが貴重になってく……
既にどうしようもない程、負けています。
導師、フリオ、ガーランドぐらいか…
ミンウとセルフィ予約しますよ
ゴメン、マーダー不足っぽいからセフィロス忍者破棄するわ。
俺にはセフィロスマンセーはむりぽ。
鳥間違えたので携帯から
セフィロスをソルジャーでダソウトシテタノはヒミツ
未登場者
【FF1】●ナイト/○忍者/●セーラ
【FF2】○こうてい/●ミンウ/●ガイ
【FF3】●たまねぎ剣士/●賢者/
【FF4】○ポロム/○セシル/○ヤン
【FF5】●バッツ/○ギルガメッシュ/●クルル
【FF6】○セッツァー/○セリス/○ロック/
【FF7】○ヴィンセント/○セフィロス
【FF8】●キスティス/○サイファー/●セルフィ
【FF9】●ジタン/○ガーネット/○クジャ
【FF10/10-2】/○シーモア
【FF12】
【FFT/TA】○ラムザ/○オルランドゥ/○ガフガリオン
●は予約済み
オルランドゥがマーダー化したら半数くらい殺せるんじゃないか?
全剣技があるからFF史上最強の戦士キャラとみて間違いないだろうな。
技の効果範囲が広く、その上状態異常が追加される聖剣技+闇の剣での吸収+武器&防具破壊技…
セフィロスとクラウドがタッグを組んでも倒せるかどうか…
>>303 何でそんな事書くかな…。
職人さんに任せろよ。ダメージが1000もいかないから雑魚とも取れるわけだしさ。
比べられるかっつーの。
>>534 そんなマジレスされてもなw現にFFTでは反則的な強さを持つキャラだったわけだし。てか
>ダメージが1000もいかないから雑魚とも取れるわけだしさ。
こんなこと言っちゃFF1のキャラなんて立場無くなるだろw
もっと融通を利かせろよ。阿保。
↓以下、何事も無かったかのように再開してください
>>529-530 今更言っても遅いだろうけど、破棄しなくてもよかったのに…
セフィロスなら非マーダーにしても誰も責めないと思うよ
マンネリなのもあるし、3rd見ればわかるけどインフレマーダーって扱いが難しいんだよね。
もちろんいつも通りボスマーダーなのも全然ありだけど、ちょっともったいなかったかも。
まぁマーダーなんてこれからどうとでも増やせるよ。柔軟に考えようぜ
ステルスは最低一人欲しいけどな…ディリータあたり素質あるんじゃないか?
そういえばジョーカーも二人までOKなんだっけ?
個人的には非マーダーのセフィロスも見たいな。
他のキャラだってどう状況が転んでマーダーになるかわからない訳だし
セフィロスは非マーダーになったとたんに弱くなりそうw
DQロワに負けるなよ
DQロワと違ってこっちは外野がとやかく言いすぎだと思う
クジャ、ヤン、サイファー、忍者、ラムザ、セッツァー
予約します
トリップ忘れた。
クジャ、ヤン、サイファー、忍者、ラムザ、セッツァー
予約
外出前に投下
何もない平原……
そこに現れるは五人の名のある参加者たち。
「いてっ、ここどこだよ」
「どこの草原なのだ、ここは」
忍者コリンとヤンが同時に言う。
サイファーが起き上がる。すぐ近くに銀髪の男がいた。
お互い武器を握り殺気を出す。
「はっ、お前やる気か」
「そっちこそその気なら相手になるぜ……ん?」
ここにいるのが自分たちだけでなく、他にも三人ほど存在しているのに気付く。
剣士ラムザは呆然と立っていた。
「夢じゃないのか……」
まだ信じられなくて心の中で嘘だ嘘だと何度もくり返した。
五人がいきなり鉢合わせたため、全員が少し動揺していた。
確かにあのケフカという奴が言ったとおりの舞台らしい。
しかしまさか最初から戦闘の気配がするとは。
好戦的なのはセッツァーとサイファーだったが、ラムザはそれを諌めようと
両手をあげて二人を牽制した。
「待ってくれ、まず落ち着くんだ。戦ってはいけない」
セッツァーが拳銃を持ちながらそれを見た。
「この状況を見て落ち着けって?それは無理だな。こいつが随分やりたがってるみたいでな」
「ふん、俺は騎士だぜ。悪人ヅラかましてる奴は遠慮なく斬らしてもらう」
見た目で悪人だとかラムザは何としても二人を止めようとしたが、その時突然雷が目の前に轟き
目を奪われてしまった。
ラムザだけでなく他の全員が雷の落ちた場所を見た。
そこには黒焦げた草むらが広がるだけであったが、その向こうで何とも得体の知れない
男が立っていた。
口元に妖しい笑みを浮かべ自分の身体を誇示するような半裸の衣装。
どう見ても危ない趣味全開の奴だった。
「くっくっ……五人か、偶然とはいえよく集まったものだね」
「なんだお前は」
サイファーが男に向かって短剣を構える。
「僕はクジャ。君たちはここで死ぬことになるよ」
それを聞いたヤン、コリン、セッツァーも顔色を変えた。
男から異様すぎるほど恐ろしい殺気を感じたのだ。
外見はともかく、この男はとてつもなく強い。
ラムザでさえも思わず武器をとらずにはいられなかった。
ヤンは冷や汗を流しながらヌンチャクを握りしめた。
「五対一だぞ。お主は相当な実力の持ち主のようだが、だからこそ皆は脅威と感じて
何も言わずとも手を取り合うことになった。この状況がわからんではあるまい」
確かにヤンの言うとおりだった。
いがみ合っていたサイファーとセッツァーもそのことを忘れ、もはやクジャのことしか
頭にない。コリンもラムザも戦いは避けられないと思った。
「フッ、あのピエロはこれはゲームだと言ったはずだよね。
僕もそう思う、でもゲームは相手がいなくちゃ成り立たない。
最初から僕と勝負にならないような君たち弱者が居残っていても何の意味もないだろ?」
クジャは自信満々だった。
「ちっ、俺を雑魚扱いか、いい気なもんだぜ」
サイファーがはき捨てた。
「我慢ならねえ、たたっ斬るぞ!」
コリンとヤンがそれに続いた。セッツァーとラムザはまだその場から動かない
「言っておくけど一人も逃がさないからね」
クジャは余裕の笑みを見せた。
その手には黒光りする銃が握られていた。
【ラムザ@FFT】
[状態]:健康
[装備]:アイスピック
[道具]:不明
[第一行動方針]:クジャと戦闘?
[基本行動方針]:ゲームを抜ける
【ヤン@FF4】
[状態]:健康
[装備]: ヌンチャク
[道具]:不明
[第一行動方針]:クジャと戦う
[基本行動方針]:不明
【サイファー@FF8】
[状態]:健康
[装備]:ダガー
[道具]:インクリボン、消火器
[第一行動方針]:クジャと戦う
[基本行動方針]:不明
【セッツァー@FF6】
[状態]:健康
[装備]: ニューナンブ
[道具]:拳銃の弾丸×99、サイン色紙
[第一行動方針]:クジャと戦闘?
[基本行動方針]:不明
【忍者コリン@FF1】
[状態]:健康
[装備]:バーニンナックル
[道具]:ポーションパック(サントリー製)
[第一行動方針]:クジャと戦う
[基本行動方針]:不明
【クジャ@Ff9】
[状態]:健康
[装備]: SPAS12
[道具]:マガジン×90、猛毒ガス
[第一行動方針]:五人全員を倒す
[基本行動方針]:ゲームに勝ち残る
【場所:D-5の草原/朝】
ちょ、サントリー製ポーションてww
それはともかく、今後に展開にwktk
ヴィンセント、ギルガメッシュ、シーモア予約します
人口密度高いなw
セシルとロックを予約
ふと気が付けば、屋外に居た。
視界の少し先には建物が見える。
青々とした草原の中に、ぽつんと佇む、屋根の天辺に十字架の付いた建物。
「……教会?」
白い衣服と頭巾に身を包んだ男──ミンウは迷わずそこを目指した。
歩きながらザックを確認すれば、大振りのヌンチャクが入っている。
あまり扱いは得意ではないが、無いよりはマシと、取り出してしっかりと持った。
教会へと辿り着き、ギィと音を鳴らしながら重い扉を押し開ける。
中は、屋外とは打って変わって薄暗かった。
だが、それが逆にステンドグラスの輝きを引き立たせていた。
赤、青、黄、緑、紫、色とりどりの光。
その最前へと、ミンウは歩み寄った。
見渡してみても、人影は無い。気配も全く感じなかった。
「無人、か……」
ここで待っていれば誰かに来るだろうか。
そんな事を考えていると、物音がした。
すとん、と。極めて静かに、背後から。
気配は感じなかった。
驚き、ミンウは目を見開く。すぐさま振り返った。
目に入ったのは、笑みを浮かべた小柄な少女。
次に目にしたのは、一メートルは越えるであろう、振り下ろされる巨大な剣。
手にしたヌンチャクを動かす暇もなく。
ミンウの真っ白な服は赤く染められた。
「あちゃ〜、血が付いちゃった」
ぺろり、と失敗した時のように少女は舌を出した。
向日葵のような色のワンピースには、裾に少しだけ赤い点が散っていた。
「も〜、洗濯タイヘンやん」
不満を溢しながら、足元に転がる男の身体を、ごてごてしたブーツの爪先で突つく。
「……な、ぜ」
まだ余力があるのか、ミンウは僅かに呻いた。
少女はにこやかに見下ろす。
「そんなヤボなコト聞いたらあかんよ〜。SeeDはなぜと問うなかれ、やで?」
言いながら、ミンウの手から零れ落ちたヌンチャクを掴み上げた。
「も〜らい」
そのヌンチャクを、迷わず男の頭蓋骨へと振り下ろす。
悲鳴すら挙げる事無く、ミンウは二度目の生涯を終えた。
「うん、やっぱ慣れた武器のがええな。重いの持ってジャンプするのタイヘンだったんやで?
ディアボロスのエンカウントなし付けてなかったら、梁に隠れてるのバレてたかな〜」
問い掛けるが、もちろん返事はない。
つまらなさそうに口を尖らせると、少女──セルフィ・ティルミットは、主の居なくなったザックをチョイと拾い上げた。
【ミンウ@FF2 死亡】
【残り49人】
【G7 教会 朝】
【セルフィ@FF8】
[状態]:陽気
[装備]:ゆめかまぼろしか 竜騎士の靴 G.F.ディアボロス
[道具]:グレートソード ミンウの支給品(未確認アイテム0〜2)
[基本行動方針]:勝利する
敢えて3rdのアービンと支給品同じにしてみたり(´・ω・`)
ミンウは登場とともに死ぬのが通例かwwww
またミンウを殺したのか!
おまいらほんと飽きないな!!!
えーっと、キスティス予約してた者ですが、あまりにセルフィさんと被っちまってたので無効宣言出します・・・
軸になる行動方針が全く一緒・・・違う作品だったらまだしも・・・orz
ゆめかまぼろしか取られちまったか。それで話を考えてたんだけどな。
…だが乙
ミンウ……。・゚・(ノД`)・゚・。
ガーネットも危ないな、こりゃ
ミンウ…やっぱり宿命は宿命なんかなぁ…?
ミンウまた即死かよwwwwww
これで3回目だぞwwwwwwwwww
これはひどい
>>558 もったいないな。
それでキスティスとセルフィが共闘して殺しまわったりしたらwktkなんだが。
投下してみたらどう?
キャラ被りくらいは充分許容範囲だろうね。
臆せずにどんどん投下して欲しい。
それによるドラマもあるさ。
投下始めます
「俺一人、さみしい…」
高台にポツリと立っている巨漢、ガイ。
いつも共にしていた仲間が、今はいない。
黒騎士にフィンを追われたときも、皇帝と立ち向かうときもいつも隣にいたフリオニールとマリア。
一度は力に魅せられ我を失っていたが、最後には共に戦ったマリアの兄、レオンハルト。
他にも苦難を乗り越えた数々の仲間たち。
―今は誰もいない。
戦乱の世でも聞こえた鳥の声が、ここでは全く聞こえない。
この島には自分一人しかいないのではないだろうか。それともただの偶然だろうか。
とにかくこの場に彼以外の者がいないことが一層彼の孤独感を煽る。
―何故 平和だったのに 殺しあわなくてはいけない?
―何故 仲間たちと 戦わなくてはならない?
―何故 地獄から舞い戻ってきて、二度も倒した皇帝がいた?
わからないことだらけの現状にあまり考える事が得意では無い彼も考え込んでしまう。
「おはようございます」
聞きなれた朝の挨拶。しかし、殺し合いをしろと言われた後では普通聞けぬだろう普段どおりの挨拶が聞こえた。
振り返れば、笑顔を浮かべた子供とも大人ともつかぬ小柄な少年が立っていた。
「あなたはゲームに乗っていますか?もしくは乗るつもりですか?」
笑顔のまま少年は尋ねる。
驚くべき質問にガイは思わず首を振り、
「人殺す、よくない!」
と強い否定の言葉をあげる。
「そうですか」
まるで質問の答えなんかどうでもいいように少年は答えた。
「じゃあ、僕の話を聞いて貰えませんか?」
笑顔を絶やさぬまま彼は尋ね、返答を待たずに話し始めた。
「僕は旅を終えた後、更なる力を求めて一人で彷徨っていました。
いままで仲間がいれば出来た事が自分ひとりではなかなか出来ない、この至極当然なことが僕には悔しかった。
だから何でも自分ひとりで出来るようになりたかったんです」
「次第に力を得た僕は自分ひとりで出来る事が増えていきました。
僕の修行相手になってくれた海王様、竜王様も僕には敵わなくなってきました。
僕こそが最も強いんだ、そう思えてきたんです」
―少年は笑顔を絶やさない
「しかし、自分が最も強くても、他の世界にはまだ強い奴がいるんじゃないか。僕一人じゃ敵わない相手がたくさんいるんじゃないか。
僕はそう思い始めました。当然ですよね、僕の世界に混乱を招いたものは、別の世界から来たんですから。
そんな事を考えていた矢先、僕は気づいたらあのー、ケフカさんでしたっけ?あの人の前にいたんです」
―少年は笑顔を絶やさない
「コレは最高の機会だと思いました。だって、まさしく僕が望んでいたモノなんですから。
他の世界の強者と戦う。殺し合う。まさに自分の力を試す最高の機会です」
「待て!」
ここまで来て、ガイは大声で話を区切った。
「お前、人たくさん殺す気か!?
人殺す、よくない!とても悲しい!!!」
ガイの怒声が辺りに響き渡る。しかし少年は全く表情を変えることなく。
「ええ、殺します。
もっとも、明らかに弱い人は殺しません。必要ないですからね。
僕が興味あるのは強者だけです。あなたみたいな、ね」
「何?どういうこと?」
「僕はただ人を殺したいだけじゃない、自分を強くするために強者と戦うんです。
それに、奇襲をかけたりはしません。弱っているところを狙ってもたいした経験にはならないですからね。
弱い人も同じです。戦う意思があるなら受け取りますが」
ガイは思わず押し黙った。確かにあるゲームに乗ると言う決意。だが同じようにある騎士道。
始めて出会う、この不思議な少年の雰囲気に飲まれかけていた。
「僕の話は終わりです。
―武器を出してください」
言葉を発し、左右の手に武器を構えると共に笑顔の少年はいなくなった。
右手に長剣、左手に短剣の二刀流。今、ガイの目の前にいるのは数多の死線を潜り抜けた屈強な戦士。
ガイは始めてザックの中を見る。入っていたものは篭手のみ。
篭手を嵌めて戦士に向かい、構える。
「素手…?武器が入っていなかったんですか?
よろしければどちらか片方貸しますが?」
「俺、剣より素手の方が強い」
戦士の挑発とも取れる言葉を流し、ガイはまっすぐに見つめる。
「いい目ですね…僕の名はニセコ。あなたは?」
「俺の名前、ガイ!今ここでお前を止める!」
「そうですか。じゃあ僕のために」
――死ね
開幕と同時に戦士が肉薄し、攻撃を開始する。
―速い!
両の手から上下左右に繰り出される高速の斬撃をガイはガードしていく。
戦乱時、パーティの盾役を任されていたガイにはこの様な攻撃を食らうのは珍しくないが、それでもここまで速い攻撃を体験した事は無い。
反撃を試みようとも、高速斬撃に阻まれ、攻撃行動に移れない。
受けきれない攻撃が少しずつ、だが確実にガイの身体を切り裂いていく。
「どうしたんですか?このまま切り刻まれていきたいんですか?」
戦士が再度挑発を始める。
「あなたはこの程度なんですか?僕の見込み違いでしょうか。
もしあなたにお仲間がいたとしたら、そのお仲間もさぞかし弱いんでしょうね」
「――っ!!」
仲間を馬鹿にされた事にガイは反応し、両の手で迫りくる長剣を受け止める。自由になった短剣がガイの左肩を切り裂いた。
「仲間、馬鹿にするな!」
怒りに身を震わせ、戦士の顔を殴りつける。小柄な戦士は吹き飛ばされる。
「いい奴でも、悪い奴でも、仲間を馬鹿にする奴、人を殺すくらい悪い奴だ!」
再びガイの怒声が響き渡る。いつも一緒にいた仲間を貶されることを、彼は許したりしない。
戦士は起き上がると血を吐き出し、その怒声に答えた。
「やっと攻撃してくれましたね」
予想外の反応に、再びガイは困惑する。
「お仲間を貶した事は謝ります。苦楽を共にした仲間を貶されることは、僕だって許しません。
しかし、あなたにはまだ僕を殺すという気配が感じられなかった。心の底でどうにか僕を殺さずに止められないか考えていたんでしょう?
自分の意思が固い者ほど、その意思を変える事は難しい。それはあなたもわかっているでしょう?」
この言葉が、ガイに一人の男を連想させた。
この世を支配すると言い、そのためには実の妹にも手を出そうとした男、レオンハルト。
もしもあの時皇帝が蘇らなかったら、今頃は―
「もう一度言います。僕はあなたを殺します。あなたは僕を殺しなさい。
仲間を殺されたくないのなら。仲間を守りたいのなら」
戦士は構え、再び殺気が向けられる
「オオオォォォッ!!」
ガイが雄叫びをあげると共に、身体から赤い光が溢れ出す。
彼の使える数少ない魔法、バーサク。
「俺、お前倒す!仲間、守る!」
自分の意思を表明すると同時に後退する。ガイのいた場所には既に戦士が立っていた。
「ようやく戦う気になってくれましたね…ここからが本番です!」
戦士はさらにスピードを上げて攻撃する。攻撃こそが最大の防御ということか。
しかし、今のガイにとっても同じ事だった。わずかな攻撃を物ともせず攻め立てる。
どちらにも決定打を与える事は出来ず、応酬は続いた。
しかし、決着は一瞬―――
戦士が左手の短剣で腹部を切り裂いた。ガイがこの戦闘で受けた最も大きな傷。
「ウオォッ!」
だがその傷を諸共せず渾身の力を込めて攻撃する。
戦士もその攻撃が来るのが分かってたかのごとく右腕の長剣で受け止めようとする。
誤算。ガイの拳は剣をも砕き、戦士の胸へ届く。
「っ、がはっ」
戦士が吹き飛び、倒れるとガイは大きく飛び上がり
「ガアァッ!!」
倒れた戦士に追撃を試みる。しかし、戦士はすばやく横転し、何とかその追撃を避けきった。
着地地点の地面を砕くその拳を食らおうものなら、確実に戦士を仕留められただろう。
仕損じた戦士は距離を離して折れた剣をそのままに構えを直す。
ガイもそれに答えて構えを取り直す。が―
(くっ)
今の攻撃で傷が開いたか、腹部の痛みにわずかに顔をゆがめる。
そのわずかな一瞬、相手への気が逸れた
「な!?」
一瞬の間に折れた剣の柄がガイの顔を目掛けて投げつけられた。
ガイはそれを何とか受け止め、相手のいた方向を見る。
―いない!?
ガイは戦士が消えた事を認識すると同時に後頭部に走る痛みを感じ――
「いやぁ、危なかったですね。危うく負けるところでした。やはりあなたは強かったです。」
既に事切れたガイに向かって、笑顔の少年が話かける。
「装備が無い、と言う点では僕と殆ど同じでしたから、あなたは僕より強かった。
でも僕、持ってたのは武器だけじゃないんです」
そういって彼は自分の履いている靴を見せた。質素に見えるが、非常によい材質で作られた魔法の靴、エルメスの靴。
「この靴、素早さを大きく上げてくれるんですよ。僕は運で勝てたといえますね。運も実力のうちです」
そう言った後、ガイのザックから必要な物を取り出し、再度ガイに話かける。
「今回は手合わせありがとうございました。もっと僕は強くなれそうです」
―――貴方は、僕の中にある。僕はあなたを忘れません。
彼はそう告げ、高台を降りた。
【E-6 高台 朝】
【ニセコ@FF3たまねぎ剣士】
[状態]:少々ダメージ有り、行動に支障無し
[装備]:ダガー エルメスの靴
[道具]:無し
[基本行動方針]:強い者と戦う、弱いものとは戦わない(ただし、攻撃を仕掛けてくるものは例外)
【ガイ@FF2 死亡】
【残り48人】
投下完了。
平気でコマ割を忘れたり変えたりするあたり未熟でした。
以下チラシの裏
一番に殺す作品にしようと思ったら取一番手とられた( ゚Д゚ )
乙
アクセサリの力は偉大だな
ファリスの話は【A-7/陸地 朝】です。
ファリスは導師が発った後五分後程度に起き上がって行動と考えてください。
「おれは ニセコくん」がw
ガイ死んだのに何故か笑っちまった
投下します
海岸から海を見つめる一人の男がいた。
孤高のガンマン、ヴィンセント・バレンタイン。
彼はこれまで、多くの戦いを経験してきた。戦う理由はいつも一つ。
最愛の女性を止めることができなかったという罪。それを償う為だった。
どんな戦いも、彼はそれが自分に与えられた罰だと甘んじて受け入れ戦い続けてきた。
ならば、この殺し合いも罰だというのだろうか。この異様な状況で、私はすべきことは何だ?
殺し合いに参加し、最後まで生き残って元の世界へ戻り、その後も永遠に生き続けていくか?
それとも、多くの参加者を救う為にこの命を懸けて、ゲームの消滅を目指すか?
はたまた何もせず、誰かに殺されるのを待つか?
ヴィンセントは自分の行動方針を決めかねていた。
ヴィンセントはそこで初めて支給品の入ったザックの存在を思い出す。
彼に支給されたのはデスペナルティ。ヴィンセントが想い人から受け取った銃だった。
(ルクレツィア…)
ふと、彼女の顔が浮かぶ。
ルクレツィア、君は私に何を望んでいる?今更何かした所で、自分が許されるとは思わないが。
それでも、私は…。
「くそっ。見事にハズレだぜこりゃ。」
自分の支給品を確認したギルガメッシュは肩を落とした。
彼に支給された中で、武器といえるのは暗闇の弓矢くらい。その弓も、本来接近戦を得意とする彼には扱いづらい武器だ。
他にザックに入っていたのは、癒しの杖と波動弾。
癒しの杖も一応武器ではあるが、これは攻撃対象のHPを回復させるというもの。
こんな物で戦ったら、相手にダメージを与えるどころか、敵を元気にさせて自分はボカスカやられること必至だ。
波動弾という物は今まで見たこともないが、ジュウという武器と組み合わせて使うらしい。
だが、そのジュウも無いんじゃ使い物にならない。当面の目標は、武器の調達だ。
とりあえず、自分にヘイストをかける。これでマーダーに襲われても、何とか逃げることが出来るだろう。
ヘイストの効果が続いてる間に武器を入手するか、もしくは仲間と合流できるか。
「仲間か…。あいつら、俺を仲間と認めてくれるかなあ…。」
ギルガメッシュの知り合いでこのゲームに参加しているのはバッツ、ファリス、クルルの三人。
ただ元々ギルガメッシュは三人の敵だった存在だ。最後には自分では彼らの仲間になれたつもりだが、向こうがどう思ってるかは分からない。
「全く、前途多難だぜ…。」
しばらく海岸沿いを歩いていたギルガメッシュは、ふと視線を感じた。
振り向くと、そこには妙な格好に妙な髪型といかにも怪しげな男がいた。最も、ギルガメッシュも客観的に見れば十分怪しい格好をしているのだが、
「おう、何の用だい?」
ギルガメッシュはフレンドリーに接したが、その男は剣を持ち、突然攻撃を仕掛けてきた。
間一髪、ギルガメッシュはその斬撃をかわす。
「この野郎!!いきなり卑怯だぞ!!!」
「卑怯だと?ふっ、殺し合いに卑怯も何もあるまい!」
なおも男は攻撃を仕掛ける。武器を持たないギルガメッシュは攻撃をかわす事しかできない。
くそ!武器も無い状態でいきなりマーダーとやりあう事になるとはよ!
しかもこの男、かなりの強さだ。今は剣で攻撃しているが、滲み出る魔力が尋常じゃねえ。
こんな奴と武器無しで戦えるわけねえっての!
(ここは逃げるしかねえ!)
早めにヘイストをかけておいて良かった。ギルガメッシュはダッシュでその男から逃走を計った。
逃げるギルガメッシュは、視線の先に男を見つけた。
助かった、あいつに助けを求めよう。いや待て、あいつもゲームに乗ってたらどうする?
ええい、今のままじゃどのみち殺される!あいつが理解ある奴だという事を祈るしかない!
ギルガメッシュは、その男に向かって叫んだ。
「お〜い!追われてるんだ、助けてくれ〜!」
その声に気付いたヴィンセントは、ギルガメッシュの方を振り向いた。
ギルガメッシュの後方からは、殺気を撒き散らしてこちらに向かってくる男。
この殺し合いという名のゲームで、自分はどうするべきか。
ヴィンセントは決断の時を迫られていた。
【H-5 海岸 朝】
【ヴィンセント@FF7】
[状態]:健康
[装備]:デスペナルティ
[道具]:不明
[第一行動方針]:自分が何をすべきか決める
[基本行動方針]:?
【ギルガメッシュ@FF5】
[状態]:ヘイスト状態
[装備]:暗闇の弓矢
[道具]:癒しの杖、波動弾
[第一行動方針]:ヴィンセントに助けを求める
[基本行動方針]:武器と仲間を探す
【シーモア@FF10】
[状態]:健康
[装備]:ファルシオン
[道具]:不明
[第一行動方針]:ギルガメッシュを殺す
[基本行動方針]:ゲームに勝利する
投下乙。シーモアはやっぱマーダーか
584 :
傭兵の信条:2006/05/21(日) 00:54:21 ID:A6pYmeyC0
朝焼けに輝く草原に、相対する様な漆黒の騎士が一人。
佇む頬を突風に吹かれ、自慢の白髭が揺れる。
彼の騎士の名はダークナイト―――ガフ・ガフガリオン。
彼は草原に佇み、己の身に起きた問題について思考を巡らせていた。
確か自分ははライオネル城城門前の戦いでラムザに敗れ、朽ち果てたはず。
その記憶に間違いがないとするのならば。
死者を蘇らせたとでも言うのだろうか。
そんな力を、あの道化師は持っているとでも言うのか。
―――まぁ。そんな話にぁ興味はないが。
所詮己は、はした金で命を賭ける傭兵家業。
殺し合いも、たいした問題じゃあない。
思想がない分、性質が悪いが。
やってる事は大差ないさ。
そんな事よりも、重大な問題は。
「―――けッ。傭兵が金ももらわず働けるかってンだ」
その一点に尽きる。
金次第でなンでもやるのが自分の傭兵としての信条だが。
その金がもらえなけりゃ、動いてやる義理などない。
あンな道化師の掌で踊らされるなンてまっぴらだ。
こンなくだらねぇお遊びに付き合ってられるか。
こんな場所からは、とっととおさらばだ。
しえn
586 :
傭兵の信条:2006/05/21(日) 00:55:55 ID:A6pYmeyC0
とは言え、脱出方法はおろか、この場が何処なのかすらわからない。
その上、回りは敵だらけ、一人では厳しい。
数名の信頼の置ける、せめて背中の心配の要らない、協力者が必要だ。
ここら辺の見極めは臆病なくらいに慎重で丁度いい。
そう言えば、思い返せば、見知った顔がいたな。
確かアイツは―――シドルファス・オルランドゥ。
雷神シド。五十年戦争で幾度か目にした事がある。
戦力としては申し分ない上に、後ろから切りかかられる心配もないンだろう、が。
どうもああいう『騎士の鏡様』って野郎は、東天騎士団の頃から馬が合わねぇ。
つう理由で、アイツは却下だ。
となるとラムザか。
アイツの甘さには反吐が出るが、右腕としては悪くない。
確かにアイツに殺されはしたが、その事に対する、ラムザへの恨みなどは持っていない。
大体、戦場での殺した殺されたで恨み言など言う方がどうかしてる。
騎士も傭兵も、平民も貴族も、男も女も、大人もガキもみな平等に殺し殺される。
望む望まないに関係なく戦場に出た以上、それは覚悟して当然の事。
その程度の見極めが出来ないほど、オレは甘くもないし若くもない。
なんにせよ、まずは、ラムザに当たりを付けるか。
―――まぁ。報酬を払ってくれる野郎がいれば、そいつに従うがね。
【C-2 草原】
【ガフガリオン@FFT】
[状態]:健康
[装備]:不明
[道具]:不明
[第一行動方針]:協力者(雇い主)を探す(ラムザを優先)
シーモアに雇わせる予定だったのは君と僕等だけの秘密だ。
乙!てっきりマーダー化と思ってたから意表をつかれた。
予約とかしてないんですが、投下してもいいですか?
一応今の所予約無しのキャラの話ですが。
591 :
589:2006/05/21(日) 01:20:26 ID:XirGkG9K0
では投下させてもらいます。
「さて、どうする?言っておくが、俺は女子供でも容赦はせんぞ?」
セフィロスは、目の前の少女―ポロムを見下ろすように言った。
しかし、ポロムはセフィロスにも臆することは無かった。それは子供故の恐いもの知らずというものなのか。
「貴方は、こんな野蛮なゲームに乗るというのですか?何故です?」
「俺に説教する気か?」
「質問に答えて下さい!!」
ポロムはなおも食い下がる。
(面白い。)
セフィロスは、心の中でそう呟いた。
こんな子供が恐怖も感じず噛みついてくる。これまで多くの人物と戦ってきたが、自分に物怖じしなかった者はほとんどいない。
(少し付き合ってやるか。)
いい気になったセフィロスは、ポロムの質問に答えてやる事にした。
「俺は普通の人間とは違う。選ばれた者なのだ。」
「選ばれた?」
「そうだ。俺は神になる存在。その為のリユニオン…まあ、こんな事を子供に言っても分かるまいな。
ともかく俺は、こんな所で死ぬわけにはいかない。まだまだやるべき事があるのでな。」
「だから、人を殺すと言うのですか…?」
セフィロスは少し笑うだけで答えない。
「貴方が元の世界に戻りたいのなら、殺し合わなくても他に方法があるはずです!」
「確かにそうかもしれぬ。だが、他の連中を皆殺しにするのが一番手っ取り早い。」
「そんな…!」
「強者が生き、弱者は死ぬ。常に世界は弱肉強食だ。このゲームも、そういう事だ。」
少々喋りすぎたか。この辺にしておこう。セフィロスはポロムを睨む。
「俺にここまで喋らせてサービスだ。今すぐ俺の前から消えるなら見逃してやろう。
だが無謀にも戦うというのなら、先程も言ったとおり、容赦はしない。」
それでもポロムは、怯まない。ロッドを構え、セフィロスの目をじっと見つめる。
「私は、人を殺したくありません。でも、貴方が殺し合いをするというのなら、このまま見過ごせませんわ…!」
「…いい度胸だ。」
セフィロスは手ぶらのまま、ポロムに向かっていった。
支給品に武器が無かったわけではないが、こんな幼い子供、武器を使うまでもないと思ったのだ。
誰が見ても、結果は火を見るより明らか。
案の定、セフィロスの拳による一撃で、呆気なくポロムの軽い体は十数メートルも吹っ飛んでいった。
(まあ、こんなものか。せめて苦しませずにとどめを刺してやろう。)
倒れたまま立てないポロムに向かって、セフィロスは悠々と歩いていく。
―彼は、一つ重大なミスを犯していた。
伝説のソルジャーと言われた彼でも、幼い子供とは戦った経験は無い。
その為か、セフィロスは油断しきっていたのだ。こんな子供に自分が負けるわけがないと。
だから足下に転がる石など、まったく気にしていなかった。
突然だった。
セフィロスは足下に猛烈なエネルギーを感じた。
見ると小さな石から、青い光が放たれている。
アルテマストーン。
使用することで、禁断魔法アルテマを発動させる事ができる石。
ポロムはセフィロスの攻撃を受けた際、アルテマストーンを彼の足下に落としたのだった。
逃げようとするがもう間に合わない。
完全に警戒を解いてしまっていた事で、彼は気付くことができなかったのだ。
「この俺が…!こんなガキにっ…!!!」
アルテマはセフィロスの体を一瞬で飲み込み、大爆発を起こした。
気が付くと、セフィロスは地面に仰向けになっていた。
(生きている…!?)
両腕を動かす。続いて両足。
長い銀髪は所々焼けこげ、体中には無数の火傷や傷痕があるものの、命に別状は無さそうだ。
アルテマを至近距離で喰らったのに?即死でもおかしくない、運が良くても動ける状態ではないはずだ。
(何故だ…?)
ふとセフィロスは横を見る。そこでは、ポロムがすやすやと寝息をたてていた。
そういう事か。
自分は、この子供に救われたのだ。恐らく瀕死状態だった自分に、回復魔法を唱え続けたのだろう。
「クックック…」
笑いがこみ上げてくる。
「ハーハッハッハッハッハ!!!フフ、ハハハハハハハ…!!」
セフィロスは笑った。仰向けのまま、大声を上げて。
惨めだった。非力な子供に足下をすくわれたのが。
屈辱だった。自分が情けを懸けられたことが。
窮鼠猫を噛む。そんな言葉は、自分には無縁だと思っていた。
どんな相手にでも自分の力を持ってすれば負けることはないと思っていた。
戦いに於いては一瞬の油断が命取りになる。そんな事は分かり切ってる事だった。それがどうだ。
子供だからと、油断してしまった。その結果がこのザマだ。
「ハハハハ…ハハハ…!!」
セフィロスの笑い声は、E-3の砂漠中に響いていった。
笑い声に目を覚ましたポロムが、セフィロスの顔をのぞき込む。
「気が付いたんですか?」
「何故、俺を助けた」
倒れたままセフィロスは訪ねる。
「先程言いましたでしょう?私は、人を殺したくはないのです。」
殺したくはない、か…。この年齢では、そう思うのが当然ではあるかもしれんが…。
「聞きたいことがある。」
「なんですの?」
「人を殺したくないと言ったな。なら、どうするというんだ?この状況で、殺しをせずに生き延びるというのは非常に困難だ。」
ポロムは少し考えた後、口を開いた。
「…分かりません。でも何か方法はあると思うんです。皆様で力を合わせれば、きっと。」
純粋だな。ポロムの目を見て思った。汚れを知らない。
だからこんな異様な状況でも、そんな理想論を持つことができるのか。
「フッ…」
セフィロスは立ち上がり空を見た。ふと、最初に集められたドームの事を思い出す。
主催者である道化師は我々に殺し合いをしろと言った。
その時自分は、何も感じる事なくゲームに乗ることを決めた。だがよく考えてみれば、それは主催者の掌の上で踊らされているということ。
知らぬ間に、自分はあの道化師の命令に忠実になっていたのだ。
「…おい、お前の目的はなんだ?人を殺すことなく、このゲームを終わらせることか?」
ポロムに向き直り、問いかける。
「え?あ、はい、そうですね、それが一番です。」
―あの道化に、俺を駒として扱おうとしたことを後悔させてやるのも、悪くは無いな。
「いいだろう。お前に協力してやる。ただし、俺の目的はゲームを終わらせることではない。」
セフィロスは再び空を見る。
「あの主催者を殺すことだ。」
【E-3 砂漠】
【セフィロス@FF7】
[状態]:HP1/2程度、全身に火傷、傷の跡
[装備]:備前長船
[道具]:?
[基本行動方針]:主催者を倒すための方法を考える
[最終行動方針]:ケフカを殺す
【ポロム@FF4】
[状態]:MP1/3程度
[装備]:星くずのロッド
[道具]:?(アルテマストーンはもう残っていません)
[基本行動方針]:戦いは避けて仲間を探す(パロムを優先)
[最終行動方針]:ゲームの脱出
597 :
589:2006/05/21(日) 01:31:41 ID:XirGkG9K0
以上です。SS書くのは初めてなので、見苦しいところもあると思いますが…。
今回、マーダー候補のセフィロスを対主催にしてみました。すいません。
たまにはこういうのもいいかな〜、と思いまして…。
ポロムと組ませたのは、クラウドがパロムと一緒にいるからだったりして。
新作乙。GJ!
ついにセフィロス反主催展開キター!!!
GJ!
クラウドパロムと対を成すセフィロスポロムってのもニクイ組み合わせだな、お見事。
おお、セフィロスがマーダーじゃない
新鮮だな
セフィロスって元々は優秀なソルジャーだったわけだし、こういう展開も充分ありうる
とにかく、先が楽しみになってきた
2組を会わせてみたいなw
セフィロス対主催側になったか!
これはFFDQロワ3rdでマティウス(こうてい)が対主催側になった並に驚いた。
とにかくこの続きが楽しみになったよ。
604 :
589:2006/05/21(日) 02:28:40 ID:XirGkG9K0
すいません、時間帯書き忘れてました。
>>596は【E-3 砂漠 昼】でお願いします。
少し早いですが、ごちゃごちゃしてきたのでまとめサイト作りました。
http://ffbr.web.fc2.com/ ツッコミ・修正希望・要望などはひとまずこちらでお願いします。
仮題のセンスの無さは見逃して下さい。作者さんが名乗り出て下されば修正します。
テラオツス
ロック、ガーネットを予約
すまん、ロック予約済みか。取り消し。
おお、少し見ないうちに新作&まとめサイトが!
乙です
>>604 自分が何者かを知っているセフィロスの一人称は
「私」ですよ。
彼女は、迷っていた。
彼女の望みは、愛する人を最後まで生き残らせる事。
それはすなわち、血塗られた道。
それはすなわち、彼に憎まれる道。
―それでも構わない。
彼女の手には、二種類の武器。
一つは聖剣、魔を祓う剣。
一つは妖刀、忌むべき刀。
―今の私にふさわしいのは、これかしらね。
彼女は聖剣を地面に突き刺し、静かに歩き出した。
それは彼女なりのけじめ。
今までの自分との決別の印。
【A-1 海岸】
【セリス@FF6】
[状態]:健康
[装備]:E村雨 E勲章
[第一行動方針]:ゲームに乗る
[最終行動方針]:ロックを勝者にする
※A-1 海岸にエクスカリバーが刺さっています。
乙
セリスが乗ったのってもしかして初めてだったりする?
ところでエクスカリバー2本目なんだが(
>>437)、重複しちゃってOKなの?
クラウドの基本行動方針は一応セフィロス打倒ということになってるが
作中にちゃんと「セフィロスが悪夢を繰り返すなら」となっているな
と釘をさしてみる(・∀・)
ガーネットもキスティスも大丈夫だったよね……
投下してもいい
エクスカリバー重複はマズイ(DQで言うロトの剣だし)
ライトブリンガーあたりと差し替えるべきかと
デッシュ、ティーダ、学者を予約したいんですが、まだ全キャラ出てないから
二回目の奴を出すのは速いですかね?
617 :
614 :2006/05/21(日) 11:25:21 ID:obgVHtDi0
とりあえず投下します。
不味かったら無効にしてください。
うお、トリップ消し忘れた
東の方に海を望める草原を、一人の少女が歩いている。
鮮やかな緑の草原の上に、オレンジの服を着た少女はとんでもなく目立っていた。
もし、近くにゲームに乗った参加者がいたら、『うほっ、いい獲物!』といわんばかりに、
開始早々少女の命は刈り取られ無残な屍を晒す事になっていただろう。
だが、彼女が普通に散策を続けられているところを所を見ると、近くにマーダーはいないのだろう。
目立つ格好で歩く少女ことガーネットは、今回?はチョッピリ運が良かったようだ……。
ガーネットは、広間からこの草原に飛ばされていた。
周りの安全をさっと確認した後、ガーネットは、まず『自分が殺し合いに参加させられている』という
事実を受け入れた。
本当は怖かった、泣きたかった、夢だと思いたかった、ジタンやスタイナーが助けに来るのを
待っていたかった。けれど、こんなにも目立つ場所で、ただ泣いて待っているだけで、都合良く
仲間が迎えに来る事が、あるのだろうか……。
可能性はかなり低い。きっと、あのピエロの言うように、殺し合いに乗った人間に見つかるほうが
ずっと高い。それなら、自分のすべき事は――――
――――『生き残ること、生きてジタンとスタイナーに会う事』
ガーネットは、身を守る為の強力な防具を期待して支給品を確認する。
中から出てきたのは……
「アクセサリーが二つに……宝石かしら?」
残念ながら、説明書らしき物は付いていなかった。早速アクセサリー二つを装備する。
それから、三角錐を二つくっ付けた形をした宝石らしき物を手に取った。
「えっ!な、何が……」
手に取り胸の前まで持って来た瞬間に、今までそれが発していた淡い光が、ガーネットの
体を包み込む。
ふいに、近くに聞こえる波の音が止む、風に靡いていた草花の色が褪せる、肌に感じる風の感覚が無くなる。
まるで意識はそのままに、自分の体が時間から切り離されたような、不思議な感覚に包まれる。
そして、それと同時に今まで知らなかった知識や魔法が、自分の能力や経験として頭と体に刻み込まれて行く。
永遠のような一瞬が終わり、音が、色が、感覚が、少しづつ戻って来る。それと同時に、全てを継承し終えた
クリスタルは、ガーネットの胸の中に溶けるように消えていった。
「そう……アビリティーを確認しないと!」
不思議な感覚に放心しそうになる気を引き締め、ガーネットは習得済みのサポートアビリティーの確認を行った。
何故かクリスタルから継承された、幾つかのアビリティーが勝手にセットされているみたいだ。しかも、これらは
自分達が扱っていた物とは形態が異なるらしく付け替えが不可能だった。
仕方なく【精神統一】は諦め【消費MP半減】と【沈黙回避の術】をセットした。
クリスタルから得られたのは【MPすり替え】【見切る】【メンテナンス】【まじゅう語】【MP回復移動】【テレポ】。
勝手にセットされたのは、【見切る】【メンテナンス】【MP回復移動】の三つ。現状を考えれば、消費CPの以上に高い
【MPすり替え】や全て消費の【テレポ】がセットされ無かったのは幸いだった。
一通りの確認を終えてガーネットは東に向かった歩き出す。ジタン達と再び会う為に。
靴のお陰だろうか、体が軽く動きやすい。
「早くジタン達を探しましょう……」
生きる決意を込めた呟きが風に消えた。
一人の女性が途方にくれていた。
自分の支給品があまりにもおかしい……
「これでどうしろと言うのかしら……」
そこには…自分を乗せて走る気なんて更々無さそうな白いチョコボ。
地図が書かれた粘土板のようなもの五枚。
唯一武器らしい物は変わった金属の嘴。
どう見てもこのチョコボ専用です。ありがとうございました!といった感じだ。
説明書には「大あたり!」これで参加者を殺しまくれーーなどと書いてあった。
「馬鹿にされてるのかしら……はぁ」
キスティスは本気で途方にくれていた。
【B-7 海岸 朝】
【ガーネット@FF9】
[状態]:健康
[装備]:ミラクルシューズ@FF6、リボン(女性専用)@FFT
[道具]:なし(クリスタルはガーネットの中です)
[第一行動方針]:ジタン達と合流
[基本行動方針]:仲間を探してゲームを脱出
[備考1]:白魔法 ケアルジャ、アレイズ、リレイズ、リジェネ、プロテジャ、シェルジャ、ウォール、エスナ、ホーリー継承。
[備考2]:FFTキャラに聞けばアビリティーの付け替え可。死ねばクリスタル出ます。
【B-7 西の草原 朝】
【キスティス@FF6】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:ココグラフ×5、白チョコボ(ココ♀)@FF4、アダマンタイトの嘴(ココの穴掘り専用)
[第一行動方針]:武器の調達
[基本行動方針]:?
ただの誤字だと思うけどキスティスはFF8のキャラ。
あとFFTのリボンって女性専用だっけ?
たしかクラウドが装備できた気がする。違ったらゴメン
すいません修正します
× 一通りの確認を終えてガーネットは東に向かった歩き出す
○ 一通りの確認を終えてガーネットは西に向かった歩き出す
>>622 指摘サンクス
リボン女性用はFFT大全に載ってたので書いたんですが……
言われて見れば、確かにクラウド装備できたような気がする。
再び修正お手数掛けます……
× 【キスティス@FF6】
○ 【キスティス@FF8】
待て、クラウドが装備できるのは、奴が女装経験があるからだ、証拠にラムザは装備できん。
速さが足りなかった、吊ってくる。
何か昔電プレの記事に載ってた漫画を思い出すな。
リボン余ってるならくれ、というクラウドに対してラムザドン引き。
女装癖があるのではという疑惑に対して「癖はない!」と否定するも
「じゃあ歴は?」と突っ込まれて凹むってヤツ。
FFTのリボンが女性専用なのは、アクセサリー扱いじゃなくて
頭用防具だからなんだよな
まぁバッシュとかも普通に装備してるけど
FFTのリボンとメインシリーズのリボンって何か違いあるの?
女性専用だから男は装備不可能とか言わないよな?
それ言い出したら装備不能な品を支給された連中は
装備可能な装備品が手に入るまで丸腰か?って話だし
投下します
騎士であるモリガンをジタンが助けたのはつい先程のこと。
D-3高台の上をジタンが西へと移動していたとき、崖のほうで声が聞こえたのだ。
そこには、切り立った崖の淵に手をかけたモリガンが今にも落ちそうな顔で助けを呼んでいた。
「お、落ちそうだ。頼む、助けてくれ。この剣と一緒に」
「しっかりつかまれ」
ジタンは力をふりしぼってモリガンを崖から引き上げた。
「ふう、助かった。ありがとう」
「重たい装備してるから結構しんどかったよ、にしてもいきなり人助けから始まるなんて
あいつの言うことと真っ向から逆だな」
ジタンはケフカのことを言ったのだ。
殺し合えというからどんなに陰惨な舞台が用意されているかと思えば、世界はこんなにも
晴れ渡っていた。
ここは草木が生い茂り陽気な風に吹かれ、ピクニックに来るなら絶好の場所だ。
そして今出あった人を助ける場面。
ケフカの言うことなんてまったくに冗談に聞こえてくる。
「ナイトの私が逆に助けられるとは恥ずかしい。ただいきなりあんなところに出現
したら、ああなるのも無理ないことだと弁解させてくれ」
ジタンは首を振った。
「いいって、人助けに理由はいらないからな」
モリガンは身なりを整えると改めて手を刺しのばす。
「私はモリガン。コーネリアに身を寄せている騎士だ。よろしく」
「コーネリアって聞かない名前だな。俺はジタン、盗賊さ」
ジタンも握手を交わすつもりで手を伸ばした。
するとモリガン、ジタンの手のひらを見るやいなや、急に顔を曇らせた。
「むっ、この手相は……」
まじまじと手のひらを見つめる。
「なんだよ?」
ジタンも怪訝な顔をする。
「私は手相を見て未来を占う技能があるんだが、これは……」
実はモリガン、今では占い師が本職に近かった。
副業がナイトでそれも専ら傭兵じみたことをやっているといわれている。
もともとおっちょこちょいの彼は騎士としての素質はそれほどなかったらしい。
モリガンは真剣な表情で言った。
「君には大切な人を守る使命がないか?この大陸にその人がいるのではないかと見た」
「えっ、それってガーネットのことか!」
ジタンは考え込んだ。
あの始まりの広間にガーネットがいたかどうかは確かめていない。
人数が多くて全員の顔を把握してはいなかった。
が、可能性はある。
自分がこうしてわけもわからず参加させられたゲーム、ガーネットがいたとて全く
不思議ではない。
「もしそうなら教えてくれ、俺の大切な人はどこにいるんだ!」
ジタンはモリガンに食いついてその場所を聞き出すと一目散に崖を下っていった。
「私の手相見は100パーセント当たる。天気が良い日だけではあるが……」
モリガンはいつの間にか空に所々雲が出てきているのを見て、これは当たるも八卦、当たらぬも
八卦と言ったところかな、と思い直していた。
【D-3高台/朝】
【モリガン@FF1ナイト】
[状態]:健康
[装備]:ダイヤソード
[道具]:不明
[第一行動方針]:ここにしばらく留まる
[基本行動方針]:不明
【D-3 高台のすぐ下/朝】
【ジタン@FF9】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:皮ジャン、頑丈なロープ、ダンジューロ
[第一行動方針]:占いを信じてガーネットを見つけに東へ
[基本行動方針]:ゲームを抜ける?
>>605 まとめサイトさん激しく乙です
>>630 いわないっす
一番性能の良さそうな物をチョイスした。
戦闘不能・アンデッド・石化・勧誘・暗闇・混乱・沈黙・吸血
バーサク・カエル・毒・スロウ・ストップ・チャーム・睡眠
ドンムブ・ドンアク・死の宣告が無効
カッパー・ポーキー・ミニマム・オールド位しか効かないと思う。
>>616 まあできれば全員登場してからのほうがいいとは思うけど、
特に問題もないと思うよ。
モリガンと言ったらダークネスイリュージョンしか思い浮かばない
まとめサイト見てきました。
まとめサイト氏乙です
気が付くと、そこは街であった。
周りを見渡すが、人の気配は今のところない。
オルランドゥは今後の方針を考えるため、ひとまず近くの民家の中に入っていった。
民家の中でオルランドゥは考える。
まずは、わかっていることをまとめてみる。
事実1.我々は殺し合いを強要されている。
事実2.誰も殺し合いをしなければ首輪が爆発して全員死亡。
事実3.首輪の爆発が強制的に発動する移動禁止区域が増えていく。
事実4.勝者は願いを叶えてもらえる。
殺し合いを円滑に行うためには十分な条件だ。
心の弱い者や野心を持つ者は殺し合いに乗ってしまうだろう。
しかし、私は殺し合いに乗るつもりはない。
人の命は大切なもの、このような形で奪われてはならない。
それに、この先短い老いぼれが勝者となってどうしようというのか。
では、どうすればよいか。
願わくは、首謀者を倒し、このゲームを破壊することを。
そのためには、
目標1:首輪を外すこと
目標2:首謀者のもとへ行くこと
が少なくとも必要になると考えた。
この首輪、機械的なものなのか魔法的なものなのかはわからない。
だが、少なくとも私の持っている知識では外せはしまい。
機械もしくは魔法に詳しい者の知識を借りなければならないだろう。
首謀者のもとへ行く。それも難しい。
私のいた世界と、今いる世界はどうも違うようだ。
それだけではない、始めに我々が集められた場所も違う場所のようだ。
首謀者は人を転移させる魔法を持つのだろう。
そうでなければ、私のいた場所から、集められた場所、今いる場所へと、
移動させることはかなわないだろう。
私は剣術には自信があるが、魔法はそれほどではない。
転移の魔法を使える者を探さねばならないか。
奇跡でも起これば……
くだらないことを考えたそのとき、
「ゾディアックストーン」
自分達の世界での奇跡を思い出した。
オルランドゥ自身が見たのは、
聖石によってルガウィに変生する者達だったが、
ラムザから聖石の奇跡で使者を復活させたことがあると聞いていた。
もしかしたら、誰かの支給品の中に聖石があるかもしれない。
もしかしたら、首輪外しや転移の奇跡を起こせるかもしれない。
可能性は高くないが探してみる価値はありそうだ。
行動方針は決まった。
機械か魔法に詳しい者、転移の魔法を使える者、聖石を持つ者。
これらの者達を探し、ゲームを破壊する。
行動方針が決まったオルランドゥは自分の支給品を確認することにした。
一つ目は剣。剣技を使うオルランドゥにとって願ってもない武器。
説明書によると先制して攻撃が行え、MPの消費を極限まで減らし、
敵の攻撃を回避したり、魔法に対してカウンターが発動するらしい。
二つ目は盾。どうやら腕につけるらしい。
説明書によると、自動でプロテス、シェル、リフレク、リジェネがかかるらしい。
三つ目は輪。大きさからして頭につけるのだろうか。
説明書によると、ステータス異常を防ぐらしい。
どうやら支給品は大当たりらしい。
オルランドゥは剣を携え、盾を装備し、輪を頭に付けた。
しかし、輪を頭に付けたそのとき、
「こ、これは!?頭が……」
この輪の名はあやつりの輪、説明書の記述はケフカの罠。
装備者の意志を奪い、意のままのあやつる、それがこの道具の効果。
そして、あやつりの輪に込められた意志は殺戮。
オルランドゥの幸運は強力な武器と強力な防具を得たこと。
オルランドゥの不運は最悪の罠にかかったこと。
幸運×2+不運×1=不運×3
不運1.剣聖オルランドゥは殺戮者となった。
不運2.殺戮者は強力な武器を持った。
不運3.殺戮者は強力な防具を持った。
オルランドゥは獲物を探すべく、民家を後にした。
【G-5 街 朝】
【オルランドゥ@FFT】
[状態]:健康
[装備]:アストラルソード@FF10[MP消費1,回避カウンター,魔法カウンター,さきがけ]
トライアンフ@FF10[オートプロテス,オートシェル,オートリフレク,オートリジェネ]
あやつりの輪
[道具]:なし
[強制行動]:殺戮
[第一行動方針]:機械か魔法に詳しい者、転移の魔法を使える者、聖石を持つ者を探す
[基本行動方針]:ゲームの破壊
最強もとい最凶のマーダーが誕生した。しかも武器のアビリティが強烈なことで。
こんな最凶オルランドゥに勝てる奴がいるのかって気分だな。
オルランドゥ…優勝エンド決定のような…
転んで頭の輪が割れるとかの展開じゃないと到底無理だな
>事実3.首輪の爆発が強制的に発動する移動禁止区域が増えていく。
>事実4.勝者は願いを叶えてもらえる。
これって確定だっけ?
>>645 以下がソースです。
>>357 ケフカは説明を始めた。
これから始まる戦慄のゲームの詳細を。
誰もがそれに衝撃を受けた
(つまり参加者はルールを知っている)
>>507 (このロワのルール)
勝者のみ元の世界に帰ることができ、加えて願いを一つ何でも叶えてもらえる。
開催者側が一定時間毎に指定する禁止エリア内にいると首輪が自動的に爆発する。
禁止エリアは3時間ごとに1エリアづつ増えていく。
シド、サーポートアビリティが多すぎな気がする
些細な事だが、「支給品に聖石があるかも」なんて思考はありうるのか?
最初に支給品を見て、他にすごいアイテムが入ってたら思うかもしれないけど
オルランドゥすごいな…
聖石はスコールが持ってるんだっけ
あやつりの輪がパッと見でわかりそうなのはセリスやロックぐらいだな。
良心にもどって外そうとしてくれればあるいは……
と、呟いてみる
今の所結構東に固まってるな。
Fー5はカイン&レノ組、アーロン&バッシュ組の対主催が割と近くだな。
しかし、アーロン&バッシュ組が行こうとしてる街には恐怖のオルランドゥが…。
序盤のヤマになりそう。
怒りの指輪でほぼ同じ話を書こうとしていた……
戦闘中だけ狂気で通常は正気のオルランドゥ
良作がたくさん来たおかげでまだ出てない人も一桁になったことですし
ティーダ、デッシュ、学者の3人予約します。
未登場キャラ
セーラ、皇帝、賢者@FF3、セシル、バッツ、クルル、ロック
>>655 賢者は出てなかったか?
しかしオルランドゥをマーダーにしたのはいいけど、アビリティをあれやこれやとつけるだけなのはなんか寒いんだが
別に悪いとは言わないし、変える必要性も皆無だけど次でいいからもう少し現実的におねがいしたい
オルランドゥは確か一人称わしだよ
ゲーム中ほとんど一人称使ってないけど
>>433の予約が期間過ぎちゃってるんだけど
◆foXe5Q1jnwは居るのかな
あと、賢者は
>>477で予約中の未登場。他は
>>552待ち
皇帝だけフリーダムです
すいません、チェックが足りませんでした。
>>611、
>>615、ご両人の言うとおり、ライトブリンガーに差し替えます。
正 ※A-1 海岸にライトブリンガーが刺さっています。
誤 ※A-1 海岸にエクスカリバーが刺さっています。
また、時間の表記も抜けていました。
【A-1 海岸 朝】
でお願いします。
>>648 あったらいいなと思っているだけです。
「可能性は高くないが探してみる価値はありそうだ。」
の通り、あれば儲けものという程度ですね。
>>656 気分を害したようですまなかった。
以後、気をつける。
>>657 調べてみた。
オーランと二人で会話しているときに1度わしを使っているけど、
ゴルターナとの会話、ラムザ・オーランとの会話、
Braveが高すぎ、Faithが低すぎのときの警告、離反時の台詞では私になってた。
気を抜いているときにはわしで、普段は私みたい。
あれ?ヴァンは?
それ誰だっけ
なんだ、いるじゃないか。
しかし、フリーはこうてい一人?
誰とも絡ませられないのか。
仕方ない。
これもケフカの陰謀だろう。
こうてい予約します。
酉忘れてた。
>664乙。
なんか東側に集まってるなぁ
669 :
凸凹コンビ:2006/05/22(月) 01:16:18 ID:Ryum0Woe0
カインとレノは、森の中でも比較的視界が開けた所に腰を下ろした。当面の目的を確認するためだ。
「そういえば、まだお前の名前を聞いてなかったな。」
「人に名前を聞くときはまず自分から、だぜ。」
「…。俺はカイン、カイン・ハイウインド。バロン王国の竜騎士だ。」
「俺はレノ。タークスの一員だぞ、と。」
とりあえず二人は自己紹介を交わす。
「ところで、タークスとはなんだ?」
カインの質問に、レノは神羅、魔晄エネルギー、そしてクラウド達との戦い等を混じえながらタークスという組織、そして自分の世界の事を説明する。
一通りレノの説明が終わった後、カインも自分の世界について話した。
どうやらレノの世界は、カインのいた世界よりもかなり科学技術が発達しているらしい。だが、魔法を使うには特殊なアイテムが必要なようだ。
「俺のいた世界では、その『まてりあ』という物が無くても魔法を使えるんだがな。」
「じゃあ、あんたも魔法が使えるのかい?」
「いや、俺は使えないのだが。」
「ふうん、ダメだな。」
レノの馬鹿にしたような反応に、カインはムッとする。
「俺は魔法などに頼らなくても、充分戦える自信がある。」
「はいはい、負け惜しみはいいぞ、と。」
カインは釈然としない様子だったが、こんな事で言い争っても時間の無駄だと考え次の確認事項を挙げる。
『ゲームを止めるためにまず何をするべきか』である。
先に口を開いたのはレノ。
「あんたは、このゲームを止めると言っていたな。何か作戦があるのか?」
「いや、具体的にはまだ考えていないが。」
「何だ、何も考えずにゲームを止めるなんて言っていたのか?」
レノの言葉に、カインの顔に青筋が一つ浮き上がった。
くそ。何でこいつは、自分の神経を逆撫でするような発言ばっかりするんだ。やはり仲間になんてしなきゃよかったかもしれん。
いやいや、こんな状況だ。どんな奴であろうと仲間がいる事に越したことはない。こいつはイマイチまだ信用できんが…。
カインはそれらの思いを心の中に沈め気を取り直す。
670 :
凸凹コンビ:2006/05/22(月) 01:20:21 ID:Ryum0Woe0
「とにかくだ!どのみち俺達二人ではゲームを止めるのはとてもじゃないが無理だ。協力者を捜す必要がある。
そこで、お互いの知り合いで協力してくれそうな人物を確認していこうと思う。」
カインは名簿を開き、自分の知り合いである四人を紹介していく。
親友であるパラディンセシル。ファブールのモンク僧ヤン。双子の天才魔導師ポロムとパロム。
説明していくうちに、なぜ彼らがこんな殺し合いに参加させられたのかと再び怒りが沸いてくきた。
セシルはバロンの新国王、ヤンもファブールの王になった。ポロムとパロムは幼い子供で、まだまだ未来がある。
嫌な考えだが、このメンバーの命に優先順位という物があれば自分が一番低いだろう。ならば尚更早く合流して、彼らを守らねば。
「こいつらは俺の知り合いで、全員信頼の置ける連中だ。殺し合いに乗るような奴はいない筈。」
カインが仲間を紹介し終え、今度はレノが名簿を開く。
671 :
凸凹コンビ:2006/05/22(月) 01:21:22 ID:Ryum0Woe0
「俺の仲間…というよりは知り合いは3人だな。」
「その中に、俺に協力してくれそうな奴はいるか?」
「おいおい、『俺達』だろ?」
言いながら、レノはページをめくり知り合いを捜す。最初にレノが指したのは、金髪で髪がツンツンに尖った青年だった。
「クラウド・ストライフ。こいつは元神羅だが、世界を救ったメンバーのリーダー的存在だった奴だ。
実力も申し分ないし、このゲームに乗るというのも考えにくい。」
チョコボみたいな頭してるな、とカインは思った。
次に指したのは、どこか影のある長髪の男。
「ヴィンセント・バレンタイン。元タークスで、クラウドの仲間だった男だ。尤も、俺はどんな奴かはあまり詳しく知らないがな。」
「お前もタークスという組織にいたんだろう?何故知らないんだ?」
「ヴィンセントがタークスだったのは50年近く前の話だ。だから俺が知ってる訳無いんだぞ、と。」
五十年前だと?この男、どう見たって二十代後半くらいだ。こいつ適当なことを言ってるのか?
色々疑問はあるが、話の腰を折るのもなんなのでつっこまなかった。
最後に指されたのは、銀髪の男。名前欄にはセフィロスと書かれていた。
突然、レノの顔が真剣になる。
「セフィロス。神羅の元ソルジャー。…こいつにだけは、絶対に関わらない方がいい。」
「何故だ?」
「とんでもない力の持ち主だ。そして残虐、好戦的。村を丸ごと一つ焼き払ったりしても何とも思わないような奴だ。
この殺し合いにも乗ってる可能性が高い。」
レノのいつになく緊張味を帯びた言葉に、カインもセフィロスという男の恐ろしさが分かったような気がした。
672 :
凸凹コンビ:2006/05/22(月) 01:23:43 ID:Ryum0Woe0
「お前、支給品の確認はしたのか?」
カインは思いだしたようにレノに訪ねる。
「そういえば忘れていたな。」
「この状況では支給品が明暗を分ける。確認した方がいい。」
言われてレノはザックの中から支給品を2つ取りだした。
出てきたのはボールと鞭。鞭はともかく、ボールは武器になりそうにない。
「武器は鞭だけか…。お前、使えるか?」
「神羅では一通り武器の扱いを学んだが…鞭はなあ…。」
レノはその鞭を左手に持ち、軽く振り回す。
(こいつも左利きなのか。)
そんな事を考えていると、突然鞭がカインの顔面を襲った。見事にクリーンヒットし、バチーン!と乾いた音が響く。
「ぐわっ!!な、何をするんだっ!!」
思わぬ一撃を受け、カインは痛む鼻を押さえながら怒鳴った。
「悪い悪い、まさか当たるとは思わなくてな。」
ちっとも悪いと思って無さそうな顔でレノは謝った。
(…やっぱりこいつを仲間にしたのは失敗だ!大失敗だ!!)
カインは心の中で怒鳴った。
「い、行くぞ!」
カインは立ち上がって歩き始めた。
遅れてレノも立ち上がり、カインの後を追う。
「おい、ちょっと待てよ。」
「五月蠅い!用が無いなら話しかけるな!」
「鼻血出てるぞっ、と。」
673 :
凸凹コンビ:2006/05/22(月) 01:24:44 ID:Ryum0Woe0
【F-5/森→※移動 朝】
【カイン@FF4】
[状態]:少量の鼻血
[装備]:ジャベリン
[道具]:金のチョーカー、ドリル
【レノ@FF7】
[状態]:健康
[装備]:セイブ・ザ・クイーン@FF8
[道具]:ブリッツボール公式球
[基本行動方針]:戦いはなるべく避けるが、マーダーは倒す
[第一行動方針]:ゲームを止めるための協力者を探す
[備考]:カインは仲間と合流した場合、そちらを優先的に守る
※どこに向かって移動するかは、次の書き手さんに任せます。
うわああぁぁぁぁ!
>>520の現在位置を間違えてるのに今気付いたよ!
【C-3 草原】じゃなくて【G-2 草原】のつもりだったのに!
「北にあるE2の城」を目指す事になってるんだけど
C3のまま目的地を変えるのと、G2に修正するのは、どっちが良いですかね?
現在位置図を作っていただいたからには、C3のままのが良いのかな
今後の展開にも響きそうだし・・・
乙〜。カインが新鮮だww
レノとの絡みもいい感じ。
あ。あと
鼻血ワロスww
>>477で賢者、フリオ、クルルに予約入れていたのですが、どうも時間切れに間に合いそうにありません…。
一旦予約を解除しますので、もしほかに書きたい方がいらっしゃれば遠慮なく投下して下さい。
遅筆で長く占領してしまいすみません。他の方の投下がなければ今日中に投下します。
678 :
664:2006/05/22(月) 02:40:34 ID:Js4OzKD/O
>>674 位置図は不定期に作ってくつもりなんで、その事は気にしなくていいですよ。
そういえばカインもレノもサウスポーだったんだ…。
意外な共通点が。
「ふぅ…追ってくる様子はない…か?」
そう呟いて大木にもたれかかる伊達男が一人。
森の出口まで来たところで、彼は足を止めた。
辺りに注意を払い、呼吸を落ち着かせ、思い出したように周りを見渡す。
「ちっ。食料も水もアイツのところに置いて来ちまったか。」
まぁ、しょうがない。アイツと遭遇して無傷で武器を掠め取れただけでも儲けものだろう。
大体あんな奴を参加させるなんてあのピエロは何を考えてやがるのか…。
あんな化け物が他にもいるのか?…冗談じゃないね。
「とはいえ、あんな化け物が参加しているとなるとヴァン達が心配だな。
しょうがない…迎えに行ってやるとするか。」
服についた木片を掃い、銃に弾丸をこめるその手つきに迷いはなく。
―しかし
「おいフラン、現在地を確認してくれ。」
何気なく発したいつもの言葉に、答えるものはそこにはなく。
今までどんな窮地も共にくぐり抜けてきた頼れる相棒。
冷静で機知に富んだ美しいヴィエラはそこにはなく。
「…ちっ。」
むしろあいつが参加していない事に感謝すべきなのだろう、この状況を考えれば。
しかし自分の与り知らぬ所で俺が死んだら、あのヴィエラはどんな顔をするだろう?
―安心しろ、主人公ってのは死なないもんなんだよ。
ガサッ
横合いから突然聞こえた物音に、戦い慣れた空賊はとっさに前方に回転する事で反応する。
自分のいた場所を紅いヌンチャクがなぎ払い、大木に穴を穿つ。
「あちゃ〜、しっぱいしっぱい。」
場違いな声をあげ、まっ黄色な服に身を包んだ少女が姿を現す。
そのあっけらかんとした様子に驚きを隠せない空賊に、第二撃が襲い掛かる。
バックステップでかわし、手に持った銃を構えなおす。
「…やれやれ、ダンスのお誘いは丁重にお断りさせていただきたいんだがな。」
―伊達男の受難は終わらない。
【G7 森の出口 昼】
【バルフレア@FF12】
[状態]:軽い疲労
[道具]:なし
[装備]:フォーマルハウト、オニオンバレット
[第一行動方針]:目の前の少女に対処する
[第二行動方針]:仲間を見つける
[最終行動方針]:ゲームには乗らず生き残り、元の世界に帰る
【セルフィ@FF8】
[状態]:足に軽傷
[装備]:ゆめかまぼろしか 竜騎士の靴 G.F.ディアボロス
[道具]:グレートソード ミンウの支給品(未確認アイテム0〜2)
[第一行動方針]:目の前の男を殺す
[最終行動方針]:ゲームに乗って勝ち残る
新作乙です!偶然リアルタイムでキター!
訂正
【セルフィ@FF8】
[状態]:陽気
[装備]:ゆめかまぼろしか 竜騎士の靴 G.F.ディアボロス
[道具]:グレートソード ミンウの支給品(未確認アイテム0〜2)
[第一行動方針]:目の前の男を殺す
[最終行動方針]:ゲームに乗って勝ち残る
でお願いします
>>488、時間は【F5森/朝】でお願いします
ついでにヴィンセント、ギルガメッシュ、シーモアを予約
>>520 ×【C-3 草原】
↓
○【G-2 草原】 に訂正です
3日たってるしいいんだよな?賢者予約
投下、何かあったら投下後に御願いします。
赤、赤、赤、赤、赤、赤。
ロックの視界には、まだ真っ赤な世界が広がっている。彼女は死んだ、死んだはずだった。
でもあの場所にいた、死んだはずの彼女が蘇った。蘇って意図的に殺されて。
彼女の首から音がして。
彼女の首が弾け落ちて
彼女の目が、もう一度世界を見失って…
俺は…俺は何をしていた?
「レイチェル……俺は…」
空を見上げ、涙を流す。また何も出来なかった、自分を悔いながら。
そのまま後ろに大の字に倒れてみる、憎たらしいぐらい青い空がやはり広がっていた。
「俺は…どうしたらいい?」
彼の支給品には彼のみが扱える不思議なナイフ、それと中に黒い液体が入った瓶が12本入っていた。
「…なぁ、セッツァー」
ふと、それらを並べて彼は一言呟く。ナイフを片手に、瓶を眺めて。何かを考えながら。
「……お前みたいに、気楽に賭けに乗ってくれる奴はいるかな?」
セシルは考えられなかった。このゲーム自体も、あの主催者の思考も。
自分に与えられたのは聖剣、それも、あのラグナロクを遥かに超える力を感じる聖剣。
「狂ってる…殺し合いなんて…できるわけが無いじゃないか」
この剣はよっぽどのないことが無い限り振るわない…例え殺されそうでも、説得の余地があるなら絶対に振るわない。
もう一つは本であった、表紙には「満を持して登場!ビッケ君でもできるトラップ製作大全集!!」と大きく書かれており、
中では海賊風の男がピースサインを出している、中をパラパラと捲ってみたが…やはり人体を殺傷することを目的とした罠ばかりであった。
もう一つはなにか奇怪な入れ物に入った…碧の液体?、付属の紙には「注意!絶対に振らない!中身の取り扱いは暗所で!多少の振動や日光で爆発します!」と書かれていた。
ゆーっくりゆーっくり奇怪な入れ物をザックに仕舞った後、雑誌と剣を続けて仕舞った。
「とにかく…このゲームを止めるなら少なからず協力してくれる人が居ないと……ん?」
周りをもう一度見渡してみると、蒼髪の男がいた。ためらうことなく、彼に近づき話し掛ける。
「すみません、貴方はゲームに乗っていますか?」
バンダナの男はゆっくりとセシルの方を振り向く、セシルは見てしまった。
男の目が、別の何か、黒々しい何かに包まれているのを。
自分がよく知っている暗黒の力のよう…?
「……乗ってるなら既にコイツでアンタの胸を突き刺してるぜ?」
男は自分の手でナイフをくるくると回して見せた。
「そ、そうですね……じゃあ、私と一緒にこのゲームから脱出する方法を探してみませんか?」
男は少し考えていた、何か考えがあるようだ。
気がつくと、セシルと境界線を引くように、11本の瓶を目の前に並べ始めた。
「何を…してるんですか?」
並べ終えた後、男はセシルにはっきりと、ひとつの単語を発した。
「賭けだよ」
予想外の返答に、疑問の言葉を口から漏らしたセシルだったが、そんなことは気にもせずロックは勝手に説明を始める。
「此処に11本の瓶がある、中身はシュワシュワする変な液体だが人体に害はねぇ。
俺が既に一本飲んだからな…だが、一本だけ中にあるものを仕込ませてもらった。
賭けの条件はそのハズレの一本を引いた方が負けだ、負けが確定するまで手にした瓶の中身は飲み干してもらう。
蓋はこの道具で開ける、飲み干したら証拠にもう一度同じ場所に戻してくれ。
賭けに勝ったほうの要求を聞く、もしあんたが勝てば俺は手を貸そう。
だが俺が勝ったら…俺の要求を聞いてくれ」
…セシルが静かに唾を飲み込む。
「わかった…乗ろう、その賭けに」
「Good!…おっと名乗り忘れたな、俺はロック、世界を旅するトレジャーハンターだ」
親指を天に突き立て声高々にロックは名乗りをあげる。
「僕は…パラディン、パラディンセシルだ」
「じゃあ、どっちが先に飲むかを決めるぜ。
このナイフを今から空に放り投げる、俺の左腕に刺さらなったらアンタが先、刺さったら俺が先だ」
やめろ、という言葉を発する間も無くロックはナイフを天空へ放り投げた。
ゆっくりとした回転を加えながら………とすり、ナイフは地面へと突き刺さった。
「あんたの先だな、おっとその前に…このままじゃ俺が有利すぎる、俺が後ろを向いている間に瓶の位置を入れ替えてくれ」
セシルが瓶を取るのに制止をかけ、瓶の配列を入れ替えさせた。
コトリ、コトリ、コトリ。ゆっくりとビンは入れ替えられていく。
「終わったよ…僕の選んだ瓶は、コレだ」
セシルから見て右から三番目の瓶が手に握られている。
真中に置かれた栓抜きを使い、セシルは器用に蓋を開ける。確かに中には怪しい黒い液体が満たされていた。
少しの疑いはあったが、彼を信じることにして一本目を飲んでみる。
…シュワシュワとした変な感覚が襲い掛かってきて、思わずむせてしまったが、確かにそれ以外はなんとも無い。
ただの美味しい液体であった、慣れるとグイグイいけて…。
「ふぅ…一本目はあたり…ということかな?」
瓶と共に栓抜きをその場に置く。次にロックが臆することなく、七番目の瓶に手を取り蓋を開ける。
驚くべき速さで飲んでいくロックに、少し驚愕の色を隠せなかったセシル。
「さぁ、セシル。あんたの番だぜ」
気がつくと既にロックは飲み終わっていて、空瓶と栓抜きが置かれている。
ロックの早さについて少し考えた後、セシルは五番目の瓶を手に取る。
さっきと同じように蓋を開け液体を口に流し込む……先ほどと同じシュワシュワとした感覚が口に残る。
セーフだったことを確認し、セシルは瓶を戻す。
驚いたのはその次だった、ロックは考える間も無く中央の六番目の瓶を取り。素早く開けて中身を飲み干してしまう。
自分が入れ替えた場所を完全に読んでいるのか?何らかの印があるのか?
ロックが瓶を戻す、セシルは自分の瓶を取りに行く途中に、まだ中身の残っている瓶をザラっと見てみた。
違いは特に無い……イカサマの可能性はなさそうだ。
心に言い聞かせながらゆっくりと、四番目の瓶を取る。
少し飲むスピードが落ちる、どんどんと「ハズレ」を引く確率は高くなっているのだ。
……三度目の口に広がる感覚、もう疑うことも無くセシルは瓶を置く。
だがロックは以前変わらぬスピードで八番目の瓶を手にした。
変わらないスピードと、変わらない行動で。機械のように中身を空にしていた。
当たる確立はここで1/5…セシルは少し考えてしまう。自分と相手の幸運が同時に重なっているのだろうか?
手にとりに行く速度も落ちる、ゆっくりゆっくりと九番目の瓶を手に取り、蓋を開ける。
今まで手にした瓶と同じにおい、音、息を少し吐いた後に一気に流し込んだ。
…………セーフ、今まで通りの同じ味だ。
だが、ロックは全く臆する気配が無い、十番目の瓶を取り、本当の機械のような手際のよさでビンを空にして行く。
当たる確率はここで1/3……セシルは一つだけロックに問いただした。
「…ハズレには、何が入ってるんだい?」
ロックの答えは簡単、かつ当然のものだった。
「種を知ってるマジックはつまらないぜ?そんなことは聞くなよ」
…今は自分を信じるしかない、一歩ずつゆっくりと瓶に近づく。
一番目の瓶を手に取り、蓋を取る前にまじまじと瓶を眺める。今までの瓶と全く違いは無い。
栓抜きが蓋に引っ掛かる、キュポンッといつも通りの音が鳴る。
中身は同じ…の筈なのに、何か黒く禍々しいものを感じた。
さっきよりも大きく息を吸い込む、そして一気に…………流し込んだ。
身体に異変は無い、どうやら自分は相当幸運だったのか?
しかしそんなことも次のロックの行動で、一気に吹き飛んだ。
そうロックは、最初から「変わらない」スピードで「変わらない」行動手順で「変わらない」態度で、十一番目の瓶を空にした。
残されたのは二番目の瓶…セシルはただ、ただ驚愕するしかなかった。
「さぁ、セシル。最後の一本だ、賭けは確定するまで最後の瓶を飲んでもらう約束だからな」
重い、重い、重い。あの瓶には一体何が?
口にした瞬間、塗られている猛毒で倒れるのだろうか?
蓋を開けた瞬間、中に吸い込まれるのだろうか?
中には凶暴な何かがいて………。
セシルの頭に幾千もの弱い考えが浮かぶ。
ロックは変わらない表情でセシルを睨みつけている。
一歩、瓶に向かって踏み出す。死刑囚が13階段を上るような、果てなく重い足取りで。
瓶と向き合う、セシルはそこで再び固まる。
ただの瓶だ、されど瓶。何がつまっているか全くわからない瓶。未知の存在。
…セシルの頭で軽い何かが弾けた、それが弾けたと同時に瓶を急速に掴む。
今までに無い速さで蓋を開ける、蓋を開けたら吸い込まれる、ということは無いようだ。
「すまない…みんな」
その一言を皮切りに中身を飲み干し――――――――――――。
「俺の勝ちだな…セシル」
ロックの声が聞こえる、自分は最後の瓶を飲んで…自分は?自分はまだ生きている?何故?
目を開くと、ロックが目の前に立っている。
「俺の願いは……俺を看取ってくれ」
…一瞬何がなんだか理解できなかった。でも気がつくとロックが倒れている。
ロックは…笑っていた、よく見ると右手からバンダナが解け大量の血が流れている。
「良かった…アンタが本当に正直者でよかったよ…」
死にそうな顔をしながら笑うロック、本当に幸せそうで…
「な…んで?」
「…簡単なことだよ、全部俺のイカサマだったんだ」
ロックは全てをセシルに話した、最初からナイフで右手首を切っていたこと。
それをバンダナで隠したこと、順番を決めるときに左手を差し出し。
瓶を飲む速度も迅速に済ませていたのは、右手に注目が行かないようにすることだったこと。
そしてこの賭けが終わる頃に死ねるように微妙に時間調節をしていたこと。
セシルが瓶を取るときに動揺することを頭において全て行動していたということ。
「ジャスト…タイミングだったな」
「じゃああの瓶には何も…?」
ああ、と笑顔を崩さずに応えるロック。
「じゃあ何で…こんなことを…」
「俺の勝手な願いさ…一人で死ぬのが寂しかった。
…今まで居た世界なら、死ぬときは誰かそばに居るかなとか思ってたんだ。
でも此処には誰も居ない、そして…俺はまた大切な人を守れなかった。
…駄目なんだよ、俺は。一度はともかく、二度も大切な人を守れなかったなんてな。
だから、死にたかった、弱かった。しかも最後の最後まで弱かった、誰かに看取られたかったなんてな…」
ケアルラを練るセシル、その手を押さえつけるロック。回復をかたくなに拒む。
ゆっくりと目を閉じていく…その身体を慌てて揺するセシル。
「おいおい痛いな……そうだ、後もう一つ俺の勝手な願いを聞いてくれるか?」
セシルは泣きながら、顔を縦に振った。
「もし…この場所でセリスって奴に会ったらこう伝えてくれ。
俺は勝手に死ぬ、俺の勝手な望みで死んでいく。
でも、お前には生きて欲しい。
お前は俺と違うから、守りたい人を守れるから…がんばれ」
ロックがその言葉を言い終えた後に一息をつく。
知る訳が無かった、ロックのためにセリスがこの殺し合いに乗っていること。
そして、セリスの守りたい人が自分であること。
「……そうだ、あのナイフ…すこし特別な力があるんだ。
あんたなら使いこなせると思うぜ、……あ、一つ嘘をついちまったな。仕掛けたには仕掛けたんだ、あの瓶に…あの瓶には…」
ロックは目を閉じる、子供のような笑顔を浮かべながらセシルに語る。
「俺のトレジャーハンターとしての魂を入れといた。
それが、あの瓶に施した仕掛けだ。アンタは今日からパラディン兼トレジャーハンターなんだ。
頑張って…くれよ………ありが…とう、セ…シル」
最後まで、最後まで笑顔だった。勝手な男の勝手な願いは叶えられたのだった。
「誰かに看取られたい」、それは二度も大切な人を守れなかった、最後の甘えだったのかもしれない。
聖騎士は、泣いていた。大声で、当たりに響こうがなんだろうがかまわず。
泣いた、喚き散らした。
【D-1/海岸/早朝→朝】
【セシル(パラディン)@FF4】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:エクスカリバー2、雑誌(ビッケ君でもできるトラップ製作大全集)、ニトログリセリン(ポリタンク詰め*1)
FF9マークのコカ・コーラの空き瓶*11、コカコーラの王冠蓋*11、バリアントナイフ、栓抜き
[第一行動方針]:ロックの埋葬
[基本行動方針]:ロックの思いをセリスという人に伝える、協力者を集めてゲームの破壊、基本的に剣は振るわない。
【ロック@FF6 死亡】
【残り47人】
以上で投下終了です。
…ただ単にコカコーラが出したかっただけじゃないですよ?
本来はセシルじゃなくて賢者のつもりだったんですが、賢者が予約されていたこともあり。セシルにシフトチェンジしました。
乙
殺されたり事故に遭うだけが死亡の原因ではないか
面白かったw
投下乙。所持品の空き瓶と王冠ワロスw
セシルは1stじゃマーダーだったし3rdでもすぐ死んじゃったけど
今回は活躍出来そうな出だしでいいな。GJ!しかしセリスは報われないな…
投下乙。
ビッケってw
乙!
あとエクスカリバーはどうしても二本だすの?
…あれ?エクスカリバー出てるから2も駄目ですか?
それだったら何とかしますが…
>>698 エクスカリバー×2じゃなく
エクスカリバー2という名前の剣なんだと思う FF9の
名前が一緒でもシリーズによって性能が結構違ってたりするけど
支給品は重複したらまずいの?
まとめサイトによると、ディリータの持ってるエクスカリバーはFFTの世界のヤツらしい。
調べたら、こいつにはオートヘイスト、聖属性攻撃吸収、聖属性攻撃強化の能力があるみたい。
聖属性の強力な剣でしかない、殆どのシリーズのエクスカリバーとは全くの別物だと思う。
ただ、書き手の混乱する原因になりかねないから、極力やめた方が良いのは分かるけど。
エクスカリバーじゃなくて、エクスカリバー2でしょ。
そうでないと、ラグナロク以上ってことと矛盾する。
ゴメン、エクスカリバーで論議されてるみたいなので例に取っただけです。
紛らわしい例え出してスマンかった。
投下します。
不備があったらお願いします。
辺りにはいくらかの瓦礫と塵があるのみ、
広く見渡せば、周りは石壁に囲まれた閑散とした空間の中に彼はいた。
所々に窓があり、うっすらと光が差している。
―滅んで久しい古城といった所か。
辺りを確認する。
既に“自分が何故なのか生きているらしい”ということ、
それは、あのけたたましい会場内で確認をしていた。
あれ、しまった。
トリップの後に通し番号入れちゃった。
>>704の名前はこれでおねがい。
酉違うし_| ̄|○
おかしいな。携帯で予約した時は確かに#鼻毛にしたはずだったんだけど。
酉違うけど
>>666です。
次から取り付け直します。
かつて、ある小さな世界に絶大な魔力をもって破壊と恐慌を巻き起こした男がいた。
この世ならざる魔界から邪悪な者を現世に呼び出し、
炎を、闇を操り、気象すらも操った。
ただただ思いのままに力を振るう。
それだけで世界は意のままであった。
パラメキア帝国皇帝―マティウスである。
マティウスは、闇色をしたマントの下からそっと腕を持ち上げた。
指先を伸ばす。
ぞわり。
その指に呼応するかのように闇が渦を巻く。
闇の中で小さな光が明滅し、チキチキと低級な魍魎が喚いた。
―どうやら力は失っていないらしい。
クク、と喉の奥で笑う。彼は地獄の主である。
馬鹿め。首輪程度の制限で。この力があれば何でも出来るぞ…!
首が飛ぶということなど幾分も恐れていなかった。
マティウスは既に二度死んでいる。
一度目は自ら作り出した竜巻の迷宮の中。
もう一度目は地獄の奥、悪魔たちの棲まう万魔殿―パンデモニウム―で。
一度目に死んだ時、地獄へ堕ちた彼は、
逆にその怨念と魔力で地獄すら掌握し、その闇の力をもって地獄ごと現世に復活をしたのだ。
その闇の力が依然としてある。
たとえ肉体が滅びようと、地獄を掌握した自分の怨念と魔力はそれすら越えるだろう。
また、元の世界に帰る、願いを叶える、そのどちらも興味がなかった。
それは、いかにもちっぽけな、日々生きることに必死な人間を騙すための甘言に聞こえた。
私はどの世界であれ、その力のまま王者に君臨し、破壊し殺し尽くす。
叶えてもらう願いなどない。
―おのれ。
それは、自らをそんなちっぽけな存在と同列に扱った主催者―ケフカに対してである。
もはや、かつて自らを二度も屠ったフリオニールのことなど眼中に無かった。
私は王の中の王、比類なき力を持つ地獄の魔王である。
後悔させなければなるまい。殺して、その座を取って代わってくれようぞ。
マティウスは静かに瞑想し、何かを探り始めた。
奴はゲームと言っていた。
おそらくはどこからか全員の様子を眺めて愉しんでいるに違いない。
いや、間違いなく見ているだろう。
そういったゲームは、自分も何度か開いて愉しんだことがあるのだ。
ゲームの中で、死すべき運命を背負ったちっぽけな存在が必死にあがく様を眺めていると、
時として皇帝である自分すら感動を覚えたのだ。
これは見て愉しむためのゲームなのである。
奴が―ケフカが見ているというなら、その視線ともいうべき魔力がどこかにあるはずだ。
逆に辿って殺してくれよう。
古城の一角でそこだけが不自然に暗く、闇が蠢いていた。
暗黒の魔力を触手のように伸ばして、マティウスはケフカの視線を探した。
と、同時に伸ばした触手の一本は地獄の蓋をこじ開けようとしていた。
―待っているがいい、真の破壊と絶望を思い知らせてくれる……。
【E2 城内の一角 朝】
【こうてい@FF2】
[状態]:瞑想中
[道具]:(未確認、不明)
[装備]:
[第一行動方針]:ケフカを見つける。
[第二行動方針]:地獄を召喚する。
[最終行動方針]:ゲームを破壊し全員殺す。
開始時間がわからなかったけど、一応開始後まもなくの設定。
最初に時間表記があったのは
>>503?
それ準拠。
ああああ。初めて投稿したけど緊張する!
駄目だったら破棄でもなんでもご自由にどうぞ!
#鼻毛でちゃんとなるよ
ファリスもセリスも報われないな
だがそこがいい
放送時の反応が楽しみだ
投下乙です。
皇帝はマーダーであり対主催か。
E-2の城にはクラウドとパロムが向かってるんだっけ。大丈夫だろうか…。
2作とも投下乙です。
>トレジャー・ハンター
ロック…(;つД`)
作者さんの愛を感じた。GJ!!
>地獄の魔王
初めてとは思えないほど読みやすかったよ。
3rdでは善人?になってしまったのでマーダー化にwktk
薄っぺらいマント
黄色いビー玉
カラフルな積み木?
いいものは入ってなかったみたい。
おもちゃ2つに弱そうなマント、
こんなので私、大丈夫なのかな。
バッツとファリスに会いたいけど、
これじゃあ戦えないし、守れないし……
「困ったなあ」
2人に会うために動いた方がいいのか、
しばらくどこかに隠れていた方がいいのか、どっちなんだろ。
あのエクスデスを倒した私でも、1人で装備なしだとつらいしなあ。
他にどんな人がいるのか分からないけど、
最初の会場で見渡してみた感じ、結構強そうな人もいたし……
「う〜ん……」
役に立たなそうな支給品を見ながらクルルは悩む。
「頼りないマントだけど、無いよりマシかな」
これからの行動を考えるのをちょっとだけ後回しにして、
おもちゃ2つをザックの中に戻し、マントを羽織った。
「えっ……!?嘘……!?」
クルルは驚く。
マントを羽織った途端、自分の姿が見えなくなったのだ。
消えた自分の姿、もしかしたらと思ってマントを外す。
「……やっぱり!!」
頼りなさそうなマントだと思ったけど、結構使える装備みたい。
これがあれば、他の人に見つからずにバッツ達を探せるし。
うん、決定。
自分から動いてバッツ達を探そう。
でも、戦いにはできるだけ巻き込まれないようにしないとね。
【G-3洞窟前 朝】
【クルル@FF5】
[状態]:普通
[装備]:消えるマント
[道具]:コマンドマテリア(種類不明)、ワープキューブ@FF1
[第一行動方針]:戦闘を避け、隠れながらバッツとファリスを探す
[最終行動方針]:ゲームには乗らない
[備考]:ジョブ:モンク アビリティ:!とんずら
ところで、おまいらちょいと尋ねたいんだが、
素手で殴って吹っ飛ばしたって場合、普通どれ位ありえると思う?
よく大目に見積もっても十数mがいいとこ、数十mなんて有り得ないよな?
よしんばあったとして、即死だよな?
トラックに撥ねられてもなかなかそんなに吹っ飛ぶのは難しいぞ。
一応、俺も撥ねられたことあるけどよ。
>>717 普通に数十メートルジャンプできる世界ですよ?
いや、竜騎士しか出来ないよ。
つうかゲーム中では画面外に飛ぶだけで、数10mなんて言われていないんだが。
それにしたってそんなに吹っ飛ぶのは異常だろう。
ドラゴンボールじゃないんだしよ。
FF7のシドなんかは10mも跳んでないよね。
>>719 フライヤは計算すると100mくらい跳んでるらしい。
まあこれはどうでもいいとして、
キャラクターたちが人間の形してるからって地球人と同じとは限らないだろう?
重力とか大気の抵抗も地球と同じとは限らないだろう?
722 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/23(火) 04:43:56 ID:3y853QxcO
そんな屁理屈みたいな言い訳いりません。
自分でもわかってるでしょう?
>>719 ドラゴンボールとたいして変わらない世界じゃないかw
724 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/23(火) 05:21:18 ID:3y853QxcO
チキショー。
ふざけやがって!
ボクチンをバカにするな!!
チキチキチキショーーーー!!!!
おまいらはカスだ!
カス以下の以下だ〜〜〜〜〜!!!
カインなら何M飛んでも驚かない。
ま、書き手さんに任せるよ。
自分は現実どおりと考えてる。
例外は竜騎士の皆さんくらい。魔法もある世界だし。
カイン魔法使えないじゃん!っていうのは特別な訓練積んでるから!ってことで。
まあ、その辺はガチガチに固めない方がいいよな
その場その場で適当に
この島ってどれぐらいの広さになる?
だいたい1マスの端から端まで歩いてどれくらいの時間になるかだけでも知りたいんだけど。
これから、キャラクターが移動をし始めると、そのへんわからないと困ると思うんだが。
どのぐらいの距離だったら、話を進めやすいんだ?
すでに書かれた話から考えると…・・・
セルフィがミンウを殺害したのが朝6時過ぎだとして、教会の中に
他の参加者がいないか調べて朝8時位に教会を出る。
そんで、4時間ぐらいで一マスの3分の2位の距離がある森の
出口まで移動してるから……
4km/h位で歩いてたとして16kmなんで、一マスは一応24q位かな。
ただ、途中で休憩入れたり、まっすぐ向かったわけでもないだろうし、
20〜24qの間が無難だと思う。
全長160kmか。
四国よりもちょっと大きいって規模だな。
うへぇ、広い。
こんな中で数十人の人間に会えとか途方も無す。
あくまで、かなり大雑把な推測を加えた上での計算だからね。
160qって距離が、実際ロワ上手く進めるのに適した距離かは分かんない
んだ自分には。
ロワ系のスレは最近見つけて読むようになったばかりだし。
ベテランの人に検証してもらった方が良いと思う。
FFDQ1stは距離のことなんか全く気にせずに完結させたけどな。
最初から最後までそんな議論は一切なかったと思う
ロンダルキアの時は結構揉めたぞ
それに時間表記が入ると1stなんかとは事情が大きく変わってくる
まあある程度は大雑把でいいと思うが…
セルフィがバルフレア襲った話を書いた者です。
参考になるかわかりませんが
セルフィの場合エンカウントなしが付いてる事もあり、
辺りを警戒しながら動くという事が殆どなく
またバルフレアを見つけて森に入ったわけではなくて
森の中を散策していて偶然バルフレアを見つけて襲った
というイメージで書いていました。
なので俺の中ではもう少し狭いイメージですね。
俺もある程度は大雑把でいいんじゃないかと思います。
ああそうだったかも。
とにかくリレー小説であんまり設定を厳密にしすぎると書きにくくて過疎化の原因に
なりかねないので、ある程度適当でいいだろう。
このFFロワは気軽に書けるロワ、のはずだしな
チョット質問
キャラクターの状態表記だけど、怪我の状態、状態異常ステータス、掛かっている魔法
心理状態を書くのは必須として、GFやキャラ自身が持ってるアビリティー、装備品による
変化とかも書いといた方が良いのかな。
それとも、備考の欄に書いた方が良いのかな。個人的には、次の書き手さんの為に書いとく
べきだと思うけど。
ガーネットとか殆ど書いてないし。
備考にするならこんな感じで
【ガーネット@FF9】
[状態]:健康
[装備]:ミラクルシューズ@FF6、リボン(女性専用)@FFT
[道具]:なし(クリスタルはガーネットの中です)
[第一行動方針]:ジタン達と合流
[基本行動方針]:仲間を探してゲームを脱出
[備考1]:白魔法 ケアルジャ、アレイズ、リレイズ、リジェネ、プロテジャ、シェルジャ、ウォール、エスナ、ホーリー継承。
[備考2]:FFTキャラに聞けばアビリティーの付け替え可。死ねばクリスタル出ます。
[備考3]:装備品より オート[リジェネ、ヘイスト、プロテス、シェル]、無効[戦闘不能、アンデッド、石化、勧誘、暗闇、混乱、沈黙、吸血
バーサク、カエル、毒、スロウ、ストップ、チャーム、睡眠、ドンムブ、ドンアク、死の宣告]
アビリティーより [消費MP半分、沈黙無効、回避能力上昇、装備品の破壊と盗難防止、移動中にMP微量回復]
かなり分かりやすくなると思うよ。
って、調べてて思ったけど、これってかなり凄い事になってるね……
移動が速すぎたら文句が出るけど、遅かったらチンタラしてたんだなぁという事で納得できる
要は余裕を持たせて動かしましょうって事で
セルフィの場合は、状態に陽気と書いてあるので
風景を堪能したり花を摘んだり合間にゴロ寝したりしながら移動してたんだろうよ
クラポロの移動はカナーリ早いだろうな・・・遅くても時速20キロくらいか
そういえば、バッツとセーラ、予約からもう3日過ぎてるな。
音沙汰ないし、大丈夫か?
今回は頭脳派タイプが少ないね。スリークと賢者くらいかな?
ところで、今の所注目してるキャラっている?
俺はアーロン&バッシュの渋いコンビに期待してます。あとカインも。
3rdの影響でヘタレのイメージが強いカインだけど、1stでは普通に格好良かったんだよね。
自分を犠牲にしてエアリス逃がそうとしたり、マーダー化したセシルを止めようとしたり。
>>738 いいかと。未登場その二人だけだし。
あ、あとまとめ更新乙です。
参加者の所、クジャとシーモアはマーダーだと思いますよ。
いつまでたっても3rdのへたれっぷりが抜けないのはやばいな…。
あいつ本当にさりげなくヘタレていったから、今回もそうなっていまいそうで怖い。
FF1って、光の戦士=実はあなた(プレイヤー)って設定だよね。
EDのメッセージからだと、ガーランドとセーラも同じ(現実の世界の人間)みたいだけど、
その設定で書いちゃマズいよね?
FF1ってそんな面白そうな設定だったのか
>>739 レス消費するから、そうゆうネタフリはやめようぜ。雑談スレ必要かな?
DQBRにもないし、いらない気もするけど。
744 :
470:2006/05/24(水) 02:27:57 ID:Q6Nw9Voq0
トリップ無いけど
>>470「尋ね人」の作者です。
今更なんですけどちょっと修正させてもらいたい箇所があるのですがいいでしょうか?
>>470の
>あの男もこの島のどこかにいるはずだ。あいつと協力するのは少々癪だが、戦力としては申し分ない。
姫様を守ることには協力してくれるはずだ。
の後に以下の文章を加筆・修正させて下さい。
スタイナーは支給品の剣を見た。
セイブザクイーン。
「女王を守る」の名を冠したその騎士剣は、彼と親しいある女性の物だ。
(ベアトリクス…。)
ここにはいない女性剣士を思う。
ベアトリクス。お主の分まで、自分が姫様を守ろう。そして必ず、アレクサンドリアに無事連れ帰ってみせる。
「姫様〜!無事でいてくだされ〜!!!」
鎧をカシャカシャ鳴らしながら走り、スタイナーは自分が忠誠を誓う人物を探し始めた。
それに伴い、スタイナーの情報を以下のように修正します。
【スタイナー@FF9】
[状態]:健康
[装備]:セイブザクイーン@FF9 エスカッション
[道具]:モルボルの触手
[第一行動方針]:ガーネットを探して守る 可能ならジタンとも会う
[基本行動方針]:ゲームから抜ける方法を考える
[備考]:「モルボルの触手」はキスティスが使えば「臭い息」を修得できます。
その他の部分はそのままで良いです。
まとめサイト様、他の書き手様にはご迷惑かけますがよろしくお願いします。
745 :
470:2006/05/24(水) 02:29:54 ID:Q6Nw9Voq0
>>743 作者としては少し感想も聞きたい気はしますけどね。
雑談スレはどうでしょうね。元々小規模に進める物みたいだし。
746 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/24(水) 11:04:29 ID:wOk/HiJqO
その辺はまとめサイトに掲示板作ればいいんでねーの
投下します
「この男、逃げ足だけは早いな」
シーモアは自分の目の前を必死で逃げる男を追いかけながら、愚痴をこぼす。
無駄な体力は使いたくない。さっさと始末しなければ…
「お〜い!追われているんだ、助けてくれ〜!」
シーモアは男が大声で助ける声を聞き、盛大に舌打ちした。余計な事をしてくれる。
逃げる男の前に深紅のマントを着た、漆黒の長髪を持つ長身の男が立ちふさがる。
あの男は私と同様のっているのか?それとも主催打倒を目指しているのか。
のっているのならば利用して、我が野望の手助けをしてもらおうか。
のっていないのなら二人まとめて殺せばいい。しかし、万が一返り討ちにあうかもしれない。
(保険をかけておくか…)
男を追いかけながら、ザックから一つ小瓶を取り出し、透明の液体を口へと流し込む。
何とも言えない不思議な味が口内へ広がる。
瓶をそのまま放り投げて、二人の獲物のもとへ向かう。
「早く逃げろ!」
ヴィンセントはギルガメッシュに向かって叫んだ。ギルガメッシュもそれに従い、
死にたくないという一心で、全速力でヴィンセントの脇を走り去る。「すまねぇ」と一言のこして。
それと同時に、ヴィンセントの右手に握られたデスペナルティが吼えた。
二発、三発と銃口から弾丸が吐き出され、男を襲う。
しかし、男は器用に左右へステップして銃弾を回避する。この男、強いー!
「マキナか。厄介なものを持っているな」
シーモアは速度を落とさずに、ヴィンセントへと迫る。
「一度しかいわん。そこをどけ」
穏やかな声の内側には、確かに脅迫の意味が込められている。「どかなければ、殺す」と。
「断る」
即答。まあ、自分に攻撃を仕掛けたときから答えは解っていたが。
そのテンプレートどうりの返答に、シーモアは思わずこぼれる笑みを必死で堪える。
かつて、ガガゼトでロンゾ族が自分に挑みに掛かってきたときも同じ返答だった。
己の実力と相談もせずに、無駄死に。あの時、ロンゾの生き残りには一族を「勇敢」と形容したが、
腹の内では「身の程知らず、愚者」と嘲笑った。
今、この男もまた無謀にも私に挑もうとする。愚か、愚かすぎる。
ならばせめて、楽に殺してやろう。死は究極の安息。身の程知らずにはお似合いの結末だ。
シーモアは再びわき上がる嘲笑を飲み込み、ヴィンセントへと肉薄する。
「そこまで銃身が長いと、近づかれては何もできまい?」
予想以上の男の動きに、ヴィンセントは驚きを隠せない。その場しのぎに斬撃を銃身で受ける。
衝撃が腕へと伝わり、思わず顔を顰める。
「くうっ!!」
衝撃を和らげる為に、バックステップをとる。しかし、シーモアは距離を置く事を許さない。
更に横方向への一撃。姿勢を低くして刃をかわし、空いている左腕で反撃にでる。
「甘いな。はっ!」
しかしシーモアはお見通しとばかりに、横へと振るった剣をそのまま直角に振り下ろし、
柄でこの一撃を受け流す。
行き場を失った力はヴィンセントの体勢を大きく崩し、強制的に前かがみに。
何だ、この威力は。
先ほどから感じるこの男が内に秘める魔力。おそらく魔法による遠距離の戦闘を得意とする筈。
それなのに依然剣のみの攻撃、それも魔術師とは思えぬ威力だ。
何処からこんな力がー?
「隙ありだ。もらった!」
シーモアのファルシオンが唸る。
体重を乗せ威力の増した斬り上げは風を裂き、『死罪』の名の銃を宙へと誘う。
「さらばだ!」
(ルクレツィアーー!)
武器を失い無防備になったその体に兇刃が迫る。ヴィンセントは死を覚悟した。
「グウッ!」
「…何!?」
我が命を奪おうとしていた男が右肩を押さえていた。その顔には、脂汗が滲んでいるのがわかる。
何が起きたのかわからなかったが、男のほうに視線をやると右肩には矢羽が顔を覗かせていた。矢?
いったい誰が?誰が撃った?
「兄ちゃん、早く来い! アンタも一緒に逃げるんだ!」
声のする方向を見ると、そこには先ほど助けを求めて来た男。逃げたのではなかったのか?
「モタモタしてねえで、早く!」
男の声にせかされて、ヴィンセントは脇に落ちたデスペナルティを拾い上げ素早く戦場を離脱する。
「…おのれっ! 逃がさんぞ、ファイア!!」
肩の痛みをこらえながら、足止めを目的とする低級魔法を放つ。
しかし、炎の塊は目標から大きく逸れ、使命を果たせぬまま消滅した。
あれからどれだけ走っただろうか。たいした時間ではなかったかもしれないが、ものすごく長い距離を走った様に感じる。
ギルガメッシュとヴィンセントは、鉄拵えの橋の上でようやく走るのを止めた。
「あ〜っ! マジでビビったぜ…。でも、間に合ってよかったぁ…」
ギルガメッシュは座り込んで、一言本音を漏らす。
「おい、アンタ」
「おう、なんだ?」
息を整えながら返答するギルガメッシュに、ヴィンセントは疑問を投げかける。
「なぜアンタはあのまま逃げなかった?そうすれば死ぬような思いもしなくて済んだ。
わざわざ戻ってくるとは…」
「理解できない、って顔してるな。確かに、あのまま逃げちまってもよかった。
俺もはじめはそうしようと思ってたんだ。あんなのに殺されたくないしな」
ならばますます理解できない、とヴィンセントは思った。
「話、続けるぜ。でもな、こんな殺し合いをしている中で人を助けてくれる奴なんて
そうそういない筈だぜ。それも、こんな怪しい格好した奴を、さ」
自分で言うのも変な話なんだけどよ、と男は照れくさそうに頭をかく。
「だから、俺はそんないい奴をこんな所で死なせたくないって、そう思ったんだ。
そしたら、ああなったわけだ」
熱い男だ、という印象をヴィンセントは抱いた。この男の熱さは、仲間の飛空艇パイロットを思わせる。
長き眠りの間に熱さを忘れてしまった私にはない感情。
この男といると、不思議と心の隙間が埋まっていくような気がする。
「兄ちゃん、あんたはどうなんだ?どうして俺を助けようと思ったんだ?」
「私はただ、そうしたほうがいいと思っただけだ。ここでゲームにのってしまったら、
仲間たちに会わせる顔がない。ルクレツィアにも、クラウド達にも」
羨ましい、とギルガメッシュは思う。仲間と呼べるものがいる奴はこうも強いのか。
仲間がいれば、道を踏み外さなくて済む。だからバッツ達も強かったのか、と今更ながらに理解した。
俺も、仲間がいたらエクスデスの部下なんてやってないかったのかなぁ。
「なあ、兄ちゃん。俺と一緒に行動しねえか?いや、図々しい頼みだってのはわかってる。
一度はアンタを見捨てようとしたんだからな。
それでもいいって言うなら、来て欲しいんだ。どうだ?」
男は立ち上がり、
「断るのは構わねえけど、襲ってくるのは勘弁してくれよ!」
と手を差し出す。ヴィンセントもそれに応じて、
「私はヴィンセント・ヴァレンタインだ」
と手を差し出し、互いの手を握りしめる。
「俺はギルガメッシュだ、よろしくな!」
「く…あの男、本当に余計な事をしてくれる」
シーモアは忌々しそうにギルガメッシュへ悪態をつく。
肩の傷口はそれほどひどいものではなかった。矢を抜いてから、支給品の水で軽く傷口を洗って
応急処置を済ませる。だが、他に問題があった。
「視界が利かんな…。これではしばらく戦闘はできまい」
あの弓矢によって目の能力を奪われたようだ。全く見えない訳ではないが、こんな状態で戦っても
返り討ちに会うのが関の山だ。
それにしても腹が立つ。あの男も苛立ちの原因だが、何よりも己の迂闊さに。
貴重な支給品を使ってまでしたのに、残ったのは右肩の傷と暗闇。
「待っていろ。傷が癒えたら我が手で必ず殺してやる」
憎悪の心を燃えたぎらせ、男は再び歩き出す。
【F-4 橋/朝→午前】
【ギルガメッシュ@FF5】
[状態]:軽度の疲労
[装備]:暗闇の弓矢
[道具]:癒しの杖、波動弾
[第一行動方針]:ヴィンセントと行動
[基本行動方針]:武器と仲間を探す
【ヴィンセント@FF7】
[状態]:軽度の疲労
[装備]:デスペナルティ
[道具]:不明
[第一行動方針]:ギルガメッシュと行動
[基本行動方針]:ゲームには乗らない
【H-5 海岸→移動/朝→午前】
【シーモア@FF10】
[状態]:右肩に矢創、暗闇
[装備]:ファルシオン
[道具]:英雄の薬×2@FF7
[第一行動方針]:暗闇を治す方法を探す
[第二行動方針]:暗闇がなおるまで戦闘は避ける
[第三行動方針]:ギルガメッシュ、ヴィンセントを殺す(ギルガメッシュ優先)
[基本行動方針]:ゲームに勝利する
[備考]:移動の方角は次の書き手さんにお任せします
おっつー!瓶とギルガメ頑張れ!
それとまとめサイト見易くならん??一覧はい(ち)らん!携帯だと文字化けするし!
新作乙っす。ヴィンセントとギルか・・・二人並ぶと色合いがww
ところで、シーモアはマキナって言葉は知らんのじゃないのか?あれって10−2で
出来た言葉らしいし、FFDQのほうでも、ティーダ知らなかったし。
そんな事言ったら突っ込みどころは他にもたくさんある
>>756 そうなんですか?もし本当なら調べて明日修正します。今日は時間がないので。
>>757 >そんな事言ったら突っ込みどころは他にもたくさんある
そう思うのなら、どこがおかしいのか具体的にいって欲しいんですが
自分では当然のことながら変にならない様に気にはかけていますが、所詮作者の視点なんで
見えない部分もあると思います。
>>758 いや、あなたに対してじゃないです。
他の作品にも細かい突っ込みどころがあるということです。
携帯から失礼
>>759 そういうことですか。勘違いをして申し訳ない
>755
シーモア乙
魔法も接近戦もいけるマーダーは強いな
ちなみにマキナはXインタからの呼称だ
あと、セシロックの話、スタートが六時(朝)だから早朝は無いと思う
しかしながら朝からコーラ五本はキツイw
そーいや、コーラの容量はどのくらいだったんだろ
1g
>>761 みんな痛い携帯厨をスルーしてるんだからそんな晒したりしなくても大丈夫だよ
やっと出来たんで投下します。
「北に向かおうと思ったけど西に向かっています。大局的に見れば北に向かっているつもりなのですが
今はどうみても西に向かっています。本当にありがとうございました。
それにしても綺麗なところだな。ここをわざわざ殺し合いの舞台にするなんてあのピエロも極めて嫌な奴だよなぁ〜
出来る事ならウルの皆でピクニックに来たい位だぜちくしょう」
他に誰がいるわけでも無いのに一人で悪態を突くスリーク。
今のところ彼は自分の出した音と自然が奏でる音以外は何も聞いていない。
「そろそろ誰かに会えてもいいんじゃないかな…乗ってる奴は勘弁だけどなぁ…」
あたりを見回しながらまた誰もいないのに一人愚痴るスリーク。独り言は重症らしい。
左に見える森に顔が向いたとき、彼の願望は叶った。
「…人影?人か!?」
森から出てきた一つの人影。しかもこちらに向かってきている。警戒すべきか?と彼は少し考えたが、その考えはすぐに払拭された。
「あああああああああああああ!!!!!!」
聞き覚えのある声と物凄い勢いでこちらに向かう姿、そして顔に浮かべるただならぬ表情。
「デッシュ!?」
(殺される殺される殺される殺される殺される!!!!!)
執拗に追いかけてくる追跡者。そして聞こえてくる「待て」「逃がすか」と言う声。デッシュは完全に冷静さを失っていた。
どう走ったか分からないが、いつの間にやら森を出てしまった。と、おぼろげに見える人影。
(人だ!!助けてくれ!!!!)
もしかしたらその人影もゲームに乗っているかもしれない。しかし、今の彼にそんな事を考えている余裕は無かった。
いつしか、前も涙で見えなくなっていた。
「あああああああああああああ!!!!!!」
自分では『助けてくれ』と言ったつもりだが全く言葉を紡げない。しかし、
「デッシュ!?」
判断は正解だった。自分を知っている人らしい。その人物の足元に倒れこむ。
「どうしたデッシュ!?大丈夫か!?」
「…あ……あぁ…」
言葉が紡げない。息も絶え絶えに自分の後ろを指差す。
「わかった、俺が何とかする。お前は水飲んで休んでろ!」
「いい加減止まってくれーっ!!」
話し相手が欲しい一心で追跡を続けるティーダ。ちなみに呼び止める声が逃亡者の恐怖を煽っていることには気づいていない。
ブリッツボールの選手であり、ザナルカンドエイブスのエースであるティーダの足を持ってしてもなかなか追いつけない状況に彼は少し楽しんでいた。
自分と同じくらいの速さで走れる人物に会えたのがスポーツマン魂を沸き立たせてくる…
「ってんなこと考えてる場合じゃないッス!待ってくれーっ!!」
気がついたら自分たちは森の外に出ていた。コレならより走りやすくなるかも知れない。
「あああああああああああああ!!!!!!」
前を走る人物が奇声を上げた。その先にはまた新しい人がいる。
(お、人が増えた!)
新しい人物の前に倒れ込み何か会話らしきものをしている。コレを好機と取り、
「おーい、話を聞いてほしいッス!」
片手を上げて挨拶をする。しかし、
「動くんじゃねぇ!!」
「…はぁ?」
目の前には分厚い本を片手にもう片方の手を広げて立ちふさがる男。状況が飲み込めない。
「俺はこの世界に来る前は最強の魔導師として名を馳せた者だ!支給品であるこの本には古代より封印されていた魔法が記されていた!
フレア・メテオ・ホーリー・アルテマ・アポカリプス・コラプス!それどころかこの島も破壊できそうな魔法も記されていた!
今のお前を一瞬で炭屑に変える事なんて造作も無い!」
突然自分を最強の魔導師と名乗ってぺらぺらと喋りだす男。ますます状況が飲めない。
「…何言ってん「喋るな!」
自分の言葉を強い口調で遮る自称最強の魔導師。
「俺はこんなゲームに乗るつもりは無い!しかし俺は敵対するものには容赦しない!
コレからお前にいくつか質問する。その質問の間におかしな言動や挙動があったら即効殺す!
分かったなら両手を上げろ!」
なおも強い口調で続ける自称最強の魔導師。逆に芝居のようにも感じてしまう。
しかし。
もしも本当に魔導師だったら?ルールーは優秀な魔導師だった。もしそれ以上の使い手だったら?
彼女が見せたフレア。物凄い威力だったがそれ以上の魔法、アルテマがあると言っていた。もしそんな魔法をここで使われたら…?
つぅ、と頬を垂れる汗。彼は両手を上げた。
「…戦う意思は無いようだな」
「死にたくないッスからね。質問でも何でもしてくれ」
少しふて腐れた様子でティーダが答える。突然訳の分からない拘束をされたのだ。当然ともいえる。
「…改めて問おう。お前はゲームに乗る気か?」
「見てのとおり、乗る気はないッス」
「…何故この男を追いかけた?」
「とりあえず、誰かに会いたかった。そのときその人を見つけて声をかけたんだけどそっちが逃げ出して…」
「…大切な仲間はこのゲームに参加しているか?一人だけ挙げろ」
この質問にティーダの顔がこわばる。確かに参加していた自分の最も愛する女性。
「…ユウナっていう女の子」
「……把握した。次だ」
次は何を聞かれるか。この尋問のような事をいつまで続けられるのか。
「そのユウナって子は可愛いか?」
「…は?」
「イエスかノーで答えろ!」
予想の斜め上を行く質問にティーダは唖然とする。ゲームに関する質問だけかと思ったら全く関係ない質問を本気で聞いてくる男。張り詰めた雰囲気が一気に緩まる。
「そうか、死にた「可愛いッス!物凄い可愛い娘ッス!」
戸惑ってるうちに危うく死刑宣言が下されるところだった。ユウナの事を言葉にした事で、さらに彼女に会いたいと言う考えが固くなる。
「俺の質問はコレで最後だ。俺と手を組む気はないか?イエスならザックをこちらに投げろ」
最後は普通の質問だった。安堵感に包まれながら最初から友好的に話そうとしていたティーダはザックを相手の足元に投げる。
「よし、じゃあこっちに来てくれ。匍匐全身で」
前言撤回。後半は全く普通じゃなかった。はぁ、とため息をつきながらティーダは伏せ、匍匐前進を開始する。
…歩いたり走ったりならほんの数秒くらいだが、この体勢だと以外と時間が掛かる。それにこの格好だと相手に攻撃しにくく攻撃の対処もしにくい。相手からすれば相当安全な格好をしていることに気づいた。
(…どうでもいいこと気づけたッス…)
目的の相手の足元付近に辿り着く。そこで顔をあげた。
「くくくくっ…」
「お前さん、そこまでやるかぁ…?ぷっ、くくっ…」
見上げると笑いを堪えている自称最強魔導師。そして今のセリフ。その二つが示すものは一つ。
「あーーっ!!やっぱり騙してたんッスね!!!」
ティーダの素っ頓狂な声に反応してさらに笑い出す男。もうティーダはどんな顔をすればいいかわからなかった。
「いやー、疑って悪かった。でもあそこまでしてくれるとは思わなかったし、お前さんがゲームに絶対乗ってないのは分かった!
俺の名はスリーク。魔法なんて使えない、ただの世界最強の学者だ。魔法も適当に挙げただけだ!あっちはデッシュ。よろしくな」
先ほどまでの態度はどこへやら。ずいぶん友好的になったスリークが握手を求めてくる。
「オレはティーダ。ブリッツボールの世界最強のエースッス!」
世界最強のフレーズを使い、握手を交わす。そしてまた二人は笑いあった。
「って笑いあってる場合じゃない、デッシュの様子も見ておかないと」
ティーダのザックを拾い上げ、投げてよこすとスリークはデッシュの方を向く。ティーダもそれに追随した。
「驚かせて、悪かったッス、このとおり!」
「いや、こっちこそいきなし逃げたりして悪かった」
一通りの自己紹介を交わした後、ティーダは謝罪した。倒れてしまうまで走り続けたという事実がティーダの心に傷をつける。
一流アスリートであるティーダと運動に関しては一般人のデッシュが同じ速度で走れたことはスリーク曰く『火事場の馬鹿力』状態だったらしく、回復魔法でもない限りしばらくは走る事は難しいとのこと。
「まあ一時的な減少だし、それほど気に病む事はない。デッシュを殺させやしないさ」
とスリークは言った。おそらく、こんな事をさらりと言えるくらい強いのだろう。そうティーダは思った。
「ところで、お前らの支給品って何だ?俺はこの本とでっかい斧だったけど」
「そーいやまだ確認してなかったな。どれどれ…」
「オレはこのナイフと、えーっと…」
デッシュのザックから出てきたものは美しい盾、銃と薬莢、そしてゴムボール。
銃については二人は始めて見たがティーダの説明で事なきを得た。
ティーダが出したのは二つの剣。一方はごく普通の剣だがもう一方には柄に当たる部分に銃の引き金がついていた。
この内、ごく普通の剣にスリークは一番興味を示す。
「こんなのが入ってるとはな…嬉しくも恐ろしくもあるな」
「その剣、そんなに強いんっすか?」
「ああ、俺の身内だけが使える最強の剣だ。他の奴が使うなら木の棒の方がいい位だけどな。ちょっと分かりづらいけど、とにかくお前さんには使えんよ」
納得がいかない説明だったが、ティーダはそれ以上聞かない事にした。もし剣を使うならこの引き金付きの剣の方が扱いやすそうだったからだ。
そして『世界最強の学者スリークによる最高のアイテム分配』の結果、引き金付きの剣をティーダに、盾とナイフをデッシュ、残りをスリークが持つ事になった。
「質問いいッスか?なんでデッシュに銃渡さないんッスか?戦う力がないなら手軽に強い武器持たせたほうがいいような気がするけど…」
「ああ、それな…」
スリークは口篭り、少し間を開けて発言した。
「…このゲーム、予想以上に恐ろしかったから」
「…どういうことッスか?」
よく分からない回答にティーダはもう一度尋ねる。
「デッシュと始めて会った場所ってドラゴンの巣でさ。今にも餌にされるんじゃないかってところだったんだ。
そのときは人に会えたのが嬉しかったって言ってた。
けどここじゃどうだ?人に会えたのに逃げたって言うじゃないか。そりゃそうだ。デッシュっていう餌を食べるのはドラゴンじゃない、人間だ。
もしデッシュがお前さんにあったときに銃を使える状況だったらどうなる?てかどうする?」
真剣な顔でスリークはデッシュに向かって尋ねた。デッシュは一瞬戸惑い、青い顔をしながらその口を開く。
「…俺、もしもそれを使える状態だったら…多分…」
「っつーわけだ。デッシュは人を殺した事も無ければ人が死ぬのも見た事がない。なのにそんな奴が最初にあんな惨いもの見せられたら誰だって恐怖に駆られる。
その恐怖に襲われたまま人を傷つけたらどうなると思う?人に傷つけられたらどうなると思う?恐怖、自責、悲哀。そんな感情に包まれたらどうなる?
…あのピエロの掌の上だ」
ここまで言って、ふぅ、と一息つく。
「もしも戦闘になったらデッシュは戦わせない。盾で自分を守っててくれ。ナイフは最終手段だ。それが俺の考え。
…ティーダ、お前さんの仲間も用心しておけ。もしかしたらお前さんだって気づかずに攻撃するかも知れないからな」
こくりとうなずく。それを見るとスリークは顔の緊張を解き、先ほどの明るい声で話始めた。
「よし、暗い話はここまでだ。ここでいつまでぐだぐだしてても何も起こらない。デッシュ、身体は?」
「あー、大丈夫だ。歩きなら何とかなるぜ」
「よぉし、そろそろ移動しようぜ。俺はとりあえず北に移動しようと思う!理由は特にない!異論は?」
「特になしッス!」
「んじゃ行こうぜ、鬼でも蛇でもなんとかなるさ!」
【F-7 森の外 朝】
【スリーク@FF3学者】
[状態]:健康
[装備]:怪獣図鑑
[道具]:巨人の斧 スーパーボール オニオンソード クイックシルバー マガジン×5
[基本行動方針]:仲間探し、旧友も最初は疑う
[備考]:独り言の癖あり
【デッシュ@FF3】
[状態]:全身に疲労、歩けるまでは回復
[装備]:クリスタルの盾、ミスリルダガー
[道具]:なし
[基本行動方針]:スリーク達について行く
【ティーダ@FF10】
[状態]:健康
[装備]:ガンブレード
[道具]:なし
[基本行動方針]:とりあえず仲間を探す
[一行の行動方針]とりあえず北へ
投下完了。こんな文でも時間掛かるのはどうみても俺の技量の低さです。
他の人が凄いぜ
乙
ガンブレードの名前は書いたほうがいいんじゃないかな
ものによってスコールやサイファーが手にしたときに結構差が出るし
だから技量が低いと(つД`)シメが甘い
【F-7 森の外 朝】
【スリーク@FF3学者】
[状態]:健康
[装備]:怪獣図鑑(FF4)
[道具]:巨人の斧 スーパーボール(FF6) オニオンソード クイックシルバー(FF7) マガジン×5
[基本行動方針]:仲間探し、旧友も最初は疑う
[備考]:独り言の癖あり
【デッシュ@FF3】
[状態]:全身に疲労、歩けるまでは回復
[装備]:クリスタルの盾、ミスリルナイフ
[道具]:なし
[基本行動方針]:スリーク達について行く
【ティーダ@FF10】
[状態]:健康
[装備]:キアストレート
[道具]:なし
[基本行動方針]:とりあえず仲間を探す
[一行の行動方針]とりあえず北へ
に訂正します。
もう2回出てるキャラも結構いるのに
バッツはまだ出てないんだな…一応主人公なのに。
つーわけで、バッツ予約します。
おや、バッツ予約されたか。
実はバッツとセーラで書いてたんだけど、どうにも中々うまくいかなくて。
この際セーラ一人で書こうかな。
セーラ予約します。
>>777 あ、いや書かれているのでしたら別に自分はいいですよ。
もうさ、投下したもの勝ちにしようや
>>765 >>755はアレだけど確かにまとめサイトは携帯からだと厳しい…
俺の機種なんざ背景黒、文字黒で作品もなにも見えなかったり。
ファイルシークとか使えば携帯からでも充分見れるよ
782 :
まとめ:2006/05/25(木) 09:00:10 ID:tHbhL6QF0
>782乙です。
乙です。
これからもよろしくお願いします。
投下しますぜ
「私はかつて無実の罪で城塞の地下に投獄されていた。あの飢餓感と暗闇での鬱屈感は
たまらないものだった。しかし、今回はそれよりも過酷な運命かもしれん。
下手をすれば仲間同士が殺しあう、このような修羅場に出会ったことはない」
バッシュは深くかみ締めるように言った。
道はどこまでも平坦だったが、この先にどんな敵が待ち受けているかはわからなかった。
一方のアーロンは落ち着いた様子で特に感情的にもならず、先へ先へと歩を進めていた。
「俺もそうだ。わずかな可能性をかけて生き残る術を探る、そういうサバイバルなら
経験はあるがこんなゲームはまるで聞いたこともない。あのケフカという男の手に
よって我々が踊らされていると思うと息苦しい」
二人は並んで歩いた。
目的地は街、ここで情報収集をするために。
街へとつながる街道はくねった蛇のようにジグザグな路を示していた。
誰が落としたかは知らないが、時折道ばたには携帯食の残りのようなゴミが散見される。
まだゲーム開始から、食事を取らなければならないほど時間は経っていない。
最近まで人が通っていたのだろうか。
「ここには、ケフカに集められた我々以外の者は本当に一切いないのか?」
「そのはずだろう。奴が嘘を言っていなければな」
嘘をつかない限りか、とバッシュはため息をつく。
ケフカの狡猾さ、残忍さを目の当たりにすれば、奴が嘘を教えて自分たちを欺いている
可能性はかなり高そうなものだ。
しかし、アーロンはそれを気にした風はない。
堂々と貫禄のある歩きぶりでバッシュの横を進み続けている。
アーロンが将軍である自分よりも勇敢で気高い存在のように感じられた。
「貴方は強いな。迷いがない」
「ふ……そうでもないさ」
アーロンは軽く笑い顔を作ってバッシュに応えた。
街の近く、地図で言うと既にG5に入っているところまで来た。
街道を歩いていけばそのまま街へと侵入できる。
ここから街中の様子はよくうかがえないが、少なくとも火の手が上がるとか大喧騒の気配はない。
アーロンは地図をザックに入れた。
「本当に街へ行くんだな?」
アーロンは振りかえった。バッシュは頷く。
「ならばここからは慎重に行動しよう。街中でマーダーが待ち伏せしていることを想定するべきだ」
「ああ、武器も手元に置いた方がいいな」
ザックからトライデント、フラタニティをそれぞれ取り出す。
この手にかけるような敵に出会わないでくれと望みながら。
そのときザックから街の方角に視線を移したバッシュは、遠くに人の姿を見つけた。
「アーロン、人が」
「来るのか?」
バッシュは目を凝らした。
「はっきりわからんが、多分こちらに歩いてきている。まだ遠い……」
バッシュの視力はかなり良い方だが、ここではまだ人物が近づいているのか
遠ざかっているのかも完全に把握できない距離だ。アーロンはサングラスをずらし同じほうを見た。
遠く蜃気楼のように霞がかった街を背にした謎の人物。
その姿は青年か老人か、あるいは少女か中年の女か。
どうやらこちらに近づいていることは間違いない。
「癖のない穏やかな歩き方のようだが……」
さほど危機意識のないバッシュの声を聞いたアーロンだったが、その人物が手にした物が
おそらく剣であることにまず気付き、そしてその剣がある記憶と結びついて禍々しい
妖気を醸し出している気配を悟ると、顔色を変えて言った。
「あれは、アストラルソード……か?」
アーロンは段々と接近してくる人物をもっとしっかり見定めようとした。
その姿は老人に近い年齢と思われる白髪の髭をつけた男。
奇妙なことに被っているフードから輪のようなものがはみ出ている。頭を守っている防具
にしては形状がおかしい。
「どうした?」
「俺が知っている武器の中で極めて強力な部類のものだ、それをあいつが持っている……」
ザッ、と足を踏み鳴らすような音が聞こえた。
「こちらから行くぞ」
その声は突然背後から聞こえた。
アーロンは気付いてフラタニティを振り向きざまに構えた。
そのまま腕は跳ね飛ばされ、血飛沫とともに絶叫が上がる。
「ぐあああああっ」
バッシュは一瞬何が起こったかわからなかった。
腕を押えて絶叫するアーロンがいる。その後ろにフードを被った老人。剣を握り締めている。
――フードを被った老人!?
「なんだと!!」
バッシュは遠くに見えていたはずの老人の姿を探した。
どこにもいない。影も形も消えている。
では、ここにいるのがその本人なのか――
「死ぬがいい」
老人はさらなる斬激をうずくまるアーロンに振るう。
その構えと振り下ろす動作は紛れもなく作法に乗っ取った儀礼の剣さばきそのものだった。
背中を見せたアーロンは容赦なく切り刻まれた。
バッシュは叫んでトライデントで老人に突きかかった。
しかしその突きは難なくかわされ老人の魂魄の気合とともに身体ごと吹き飛ばされた。
咳き込みながら起き上がったバッシュは武器が粉々に破壊されていた。
トライデントの穂先は崩れ無残な棒切れと化していた。
「地獄の鬼の首折る刃の空に舞う 無限地獄の百万由旬・・・ これぞ冥界恐叫打」
オルランドゥは静かに言った。
バッシュは身体が震えて動けなかった。
何故だ、私が、百戦錬磨の将軍バッシュが何故だ、と心の中で叫び続けていた。
共に行こうと誓ったアーロンが目の前で斬られたまま黙っていて良いはずがない。
しかし金縛りにでもあったかのように動けないのだ。
バッシュはこの男に立ち向かう勇気を出してくれと自分に向かって言い続けた。
絶対に戦わなければならない、そう思っていた。
しかし心が動かないと身体も動かない。
本当はバッシュは、この老人、剣聖シドを心の底から恐れてしまったのだ。
戦わないといけない、アーロンの仇のために自分は動かなければならない、
その言葉はただの飾りつけだった。
上辺だけを取り繕っている言葉が「戦う」だったのだ。
本当は怖くて、恐ろしくて逃げ出したくなっていたのだ。
その恐怖がどうして生まれたのかは、バッシュ自身わからない。
強靭なはずであったアーロンが一瞬で崩れ落ちたのを見たからか、老人が使った
技に特別な作用があったのか、あるいは剣そのものの鋭さに怯えたのか――。
そんなバッシュにオルランドゥと戦う気力が湧き出すはずがなかった。
「逃げろ……」
アーロンは口から血を流しながら言った。
その手はオルランドゥの足を掴んでいた。
「お前は逃げて……この敵がいることを知らせろ……誰も……かなわない」
その言葉には決してバッシュを責める感情はこめられていなかった。
ただ仲間を助けたい一心で、最後の力を振り絞って出てきた言葉だった。
なぜかオルランドゥは激することもなく、それを黙って聞いているようだった。
「はやく……」
「うおおおおおおおおおおおおっ!!」
バッシュは後ろを振り返ることなく、全力で走り去った。
その時だけはアーロンの言葉を聞いて反射的に身体が動いた。
剣聖シドの威圧にアーロンの言葉が唯一勝てたというのだった。
オルランドゥは追っては来ていない。
アーロンが身代わりとなってまで足止めしたのだから、追ってこれるはずはない。
ただどうあれ、バッシュは全力で森の付近にまで走ってきたあと、その場で泣き崩れた。
バッシュは自分自身を許さなかった。
恐怖に負けて敵前逃亡したこと、何より出あったばかりの大切な仲間を見捨ててきたのだから。
【F5の森付近】
【バッシュ@FF12】
[状態]:恐怖状態+身体にダメージ
[装備]:なし
[道具]:残り二つ不明
[思考]:基本行動方針:シドのことを参加者に知らせる
第一行動方針:仲間との合流(ヴァン、パンネロを優先)
最終行動方針:ゲームの破壊/脱出
【アーロン@FF10】
【死亡】
【G-5 午前】
【オルランドゥ@FFT】
[状態]:健康
[装備]:アストラルソード@FF10[MP消費1,回避カウンター,魔法カウンター,さきがけ]
トライアンフ@FF10[オートプロテス,オートシェル,オートリフレク,オートリジェネ]
あやつりの輪
[道具]:なし
[強制行動]:殺戮
[第一行動方針]:機械か魔法に詳しい者、転移の魔法を使える者、聖石を持つ者を探す
[基本行動方針]:ゲームの破壊
シドがどこに向かうかはお任せします
アーロン…。3rdに続いて相手が悪かったな…。
793 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/25(木) 18:47:39 ID:0I96wznH0
乙……
シド怖っ!
新作乙!シド強いな…
バッシュは超ガンガレ!
乙。
アーロン不遇だ・・・3rdではセフィロスやらクジャやらで、今度はシド・・・
これはアレか、やっぱ1stで生き残ったからか?
3rdやらなんやらと比較するような言動は控えた方がいいと思うんだ
切っても切れないのはよくわかるけど
797 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/25(木) 21:09:49 ID:Z9zp1Kw40
そのころ・・・
「ククク・・早速始まったな?Nよ」
ケフカがNと呼ばれた男と共に
モニターを眺めている
「ケフカ、満足したかな?Dには・・」
ケフカが不敵な笑みを浮かべる
「ああ、最高だ。この青ダヌキ、ただのキカイじゃないな?」
Nは一気にワインを飲み干す。
「ククッ、何せ未来から密輸した品だ・・
役にたたなきゃ困る」
ケフカは相変わらずニヤニヤしている
(ケケケ・・こいつを"共犯者"にして正解だったな)
シドを倒せそうな奴
セフィロス、クジャ
なにこれ?
遠距離からリフレク返し連発であっさり勝てると思うけど
そういや○○カウンターってものすごい距離とか絶壁とか、
カウンター攻撃ができない場合は無効になるのか?
それともバビューンって飛んでいくの?
新作乙。オルランドゥが怖すぎる。
実はケフカより強いんじゃないのか、これw
>>802 カウンター攻撃が出来ない場合は無効じゃない?
バビューンって飛んでいくのワロス
〇〇カウンターは、例えば回避カウンタなら
「攻撃を回避したあと自然と反撃行為に移れる技能を一時的に手に入れる」
みたいな感じと自分は思う。だから遠距離でも余りに遠いと無理、ってことになる
全部俺の思い込み。
バビューンワロスwww
ていうかロワにおいてカウンター系アビリティは無意味だよな・・・
むしろ近づきたくないのに近づいてしまうという恐ろしい呪い
で、
カウンターが届く場合、発動してからヒットするまで他の行動ができないってのはどうよ
そいつを斬るまで他のキャラの攻撃は避けられないし中断もできないし魔法も使えないと
>>805 ギル<弓矢で攻撃だ
───┐
│
│
│
│ オル<ふん、回避してくれる
└────
ギル
───┐
│
│ オル<カウンターだ
│ 川 ぼいーん
│ ( ( ) )
└────
ギル<やっつけろー
───┐
│
│
│
│ オル<届かないんです>< ヴァン<オイヨイヨ
└──────────────────────
こうなったら大変だもんなw
と書く前に書き込んでしまった
もう寝る
オルランドゥが崖切ったら一気に崩れ落ちそうです
>>802 >>805の考え方でいくと反撃できる距離まで追い掛けるって感じ?
遠距離なら走って、絶壁ならよじ登る。おじいちゃん大変だな…
亀レスですが
>>762 あ…そうだった。
【D-1/海岸/早朝→朝】から【D-1/海岸/朝】へ御願いします
鬼ランドゥ
相手から『吸収』する形の、体力回復手段は制限受けるのかな?
例えば、ブラッディーソ−ド、魔法のドレインとアスピル、魔法剣のドレインと
アスピルとかさ。
通常通り与えたダメージだけ回復する、制限で回復量は多少落ちる、
回復魔法と同じ程度の制限が掛かり回復量は激減する。
三つくらい想像出来るけど、実際はどうなるんだろう?
3rdだとあまり制限なかったような。
まあ、ワリーナだったけど。
キスティス、導師予約します
吸収はある程度は制限あった方がいいかもしんないけど
適当っていうか書き手が書きたいようにすればいい気もする
手段に限りがあるからそこまで重要な要素じゃ無いしね
>>812 あくまで参考程度にでいいのだけど、
書き手のやりやすいように、ランダムにしたりとか魔力次第で変化させたりとかがいいと思う
あとは消費MP量を増やすとか、連続で放てないとか、威力自体を弱体化すれば100%回復でもバランスよくなるはず
アスピルはドレインより若干制限を増したほうがいいかもしれないけど、ほぼドレインと同じで大丈夫であると思う
ただブラッドソードだけは剣ということもあるし
連続攻撃とかできてMPも消費しない分、ある程度減らすか、ランダム発動に制限しないとダメなような気もする
ところでドレインとかは傷を与えたり治すというより疲労を与えたり回復させるのほうがいいかな
疲労回復のほうが見た感じは不自然さないけど
サンクス
書き手じゃないけど、いろいろ参考になりますた。
バッツってそういや一度も登場してないな
夜も遅いですが投下します
820 :
彼女を探して:2006/05/27(土) 02:51:04 ID:Mer2DXhQ0
ジタンは東へ走った。ガーネットを探すために。
「こんなゲームにガーネットを参加させるなんて…ふざけんなよ…。」
こんな所に突然呼び出され殺し合いを強要されるなんて。きっとガーネットは恐怖で怯えているに違いない。
早く探し出してやらないと。
「でもよく考えてみりゃあ…」
ジタンは足を止め、呼吸を整える。
「ここから東っていっても、随分アバウトだよなあ。」
地図を見たところ、この島は結構広い。やみくもに東に行ったからって、ガーネットと再会できる可能性は低かった。
「しまったなあ、もうちょい詳しく聞いとくんだったな。」
モリガンの占いを聞いた後、ジタンは真っ先に飛び出していってしまった。
今冷静に考えれば、もっと具体的な場所も占ってもらえたかもしれない。
「ガーネットがいるかも」ということで頭が一杯になってしまったのだ。
「でも、とりあえず行ってみるに越したことは無いか。。」
どのみち情報なんて皆無であるこの状態じゃ、どこへ行こうと同じだ。
だったら例え占いの結果というあまりアテにならないものでも、目的地はあった方がいい。
そう考えて再び出発しようとしたときだ。
「…〜め〜さ〜…」
どこかマヌケな声が聞こえる。
「…こ〜に〜お〜…」
バカだなあ。あんなに大声出して、ゲームに乗った奴にでも見つかったらどうするんだ。
ジタンはとりあえず近くの草むらに身を隠した。声が近づいてくる。
「…〜め〜さ〜ま〜…」
声と共に、カシャカシャと金属音が混じった足音も聞こえてきた。
(ん!?待てよ…。このマヌケそうな声、それにカシャカシャうるさい足音…。)
この声と足音の持ち主に、ジタンは心当たりがあった。もしかしたら…。
ジタンは、声のする方へと向かった。
821 :
彼女を探して:2006/05/27(土) 02:52:12 ID:Mer2DXhQ0
「姫様〜!どこにおられるのですか〜!」
やっぱり!ジタンが思っていた通りの人物だった。
ジタンは大きく手を振りながら声と足音の主、スタイナーを呼んだ。
「おーい、おっさん!」
「む!その声、ジタンか!?」
スタイナーも声に気付き、ジタンの方を向く。
「ジタン、姫様は!?姫様はどこだ、さあ吐けぇ!吐かなければ斬るっ!」
「ちょ、落ち着けって!俺だってそれが知りてえんだよ!」
とりあえず適当な場所に腰掛けて、二人はお互いの情報を交換した。
と言っても、情報なんてモリガンの占い位しかなかったのだが。
「それにしても、まさかおっさんまでここにいるなんてな。」
ジタンはスタイナーに会って少し安心した。こんな状況で早い内に知り合いに会えたのだから無理もない。
「ふん、どうせなら貴様ではなく、姫様と会いたかったものだ。」
口ではこんな事を言っているが、スタイナーも自然と心に余裕が出来ているのが分かった。
「というか貴様、名簿は見ていないのか?」
「ん?そんなのがあったのか?気付かなかったな。」
言われてザックを調べてみると、奥の方に名簿が隠れているのが見えた。
パラパラとページをめくる。
「何てこった…クジャの野郎までいるのかよ…。」
クジャは死んだ筈なのに…。あのピエロ野郎、死人を生き返らせる事までできるのか?
クジャが殺し合いに乗っているとしたら驚異だ。その強さは、彼と死闘を演じてきた二人だからこそ理解できる。
だが、あいつは最後に言った。「生きるということの意味が少し分かった」と。そして、自分達を永遠の闇から救い出してくれたのもクジャだ。
今はこいつがゲームに乗ってないことを祈るしかなかった。
822 :
彼女を探して:2006/05/27(土) 02:53:13 ID:Mer2DXhQ0
「俺達の知り合いは、俺、ガーネット、おっさん、そしてクジャの四人か…。
あ〜あ、おっさんじゃなくてビビとかフライヤがいれば頼りになったのになあ。」
「何だとっ!自分では力不足だというのかっ!」
「ハハハ、冗談だって。頼りにしてるぜ。」
ジタンはバンバンとスタイナーの肩を叩く。
「ところでおっさん、支給品はどうだ?俺は自分で使えそうな武器があったけどさ。」
「大丈夫だ。自分にはこの剣がある。」
スタイナーは誇らしげにセイブザクイーンを掲げる。
「お、その剣ベアトリクスの剣じゃねえか?」
「うむ、そうだ。」
「こんなトコであいつの剣が出てくるなんて、これは愛の力か?ヒュー、妬けるね。」
「き、貴様!からかっているのか!?」
顔を真っ赤にさせながらスタイナーが怒鳴る。
「でもベアトリクスは剣も魔法も出来るし、美人だし、胸もでかいし、ホントおっさんにはもったいないよな〜。」
「ええい、まだ言うか!!そこに直れっ、叩き斬ってやる!!」
「ハイハイ。それじゃ、そろそろ出発しますか。」
怒るスタイナーを無視して、ジタンは出発しようと立ち上がる。
「早いとこガーネットを見つけて守ってやらねえとな。」
「そうだ。こんなゲームごときで姫様を死なせるわけにはいかん。」
「その通りだぜおっさん、あんなピエロに負けてらんねえよ。必ず、みんなで生きて帰ろうぜ!」
「貴様に言われんでも分かっているわ!」
二人は東に向かった。その先に、守るべき女性がいることを信じて。
823 :
彼女を探して:2006/05/27(土) 02:54:12 ID:Mer2DXhQ0
【D-3 平原→東へ移動/午前中】
【ジタン@FF9】
[状態]:健康
[装備]:ダンジューロ
[道具]:皮ジャン、頑丈なロープ
【スタイナー@FF9】
[状態]:健康
[装備]:セイブザクイーン@FF9、エスカッション
[道具]:モルボルの触手
[第一行動方針]:占いを信じて、東へガーネットを探しに向かう
[最終行動方針]:ゲームから生きて脱出する
[備考]:「モルボルの触手」はキスティスが使えば「臭い息」を修得できます。
一人も殺しあいしなくなると首輪が爆発するってわかってるのかねぇ…。
と、いうかOPじゃ(本編でも)そんな風な記述ないから、その設定なし?
俺はまとめに載ってるルールを見て知ったんだけど。
OPがルールを説明したってだけの記述で手抜きだから、キャラクターに伝わってないぞ。
むしろ、リレーらしく設定は本編中の描写から分かる範囲だけで、後は矛盾がなければおk?
(今の所、ケフカの自由意思で爆破できる、その程度か。)
>>357の
>ケフカは説明を始めた。
>これから始まる戦慄のゲームの詳細を。
ここで説明してると考えられ。
本家バトロワ読んでれば分かるし、まとめにも載ってる。問題ないと思うが。
ロックの自殺はカウントされるのか?
あ、いや、俺が言いたいのはこれまでの話の中でキャラクターに(作者に)ルールが伝わってないんじゃないかっていうこと。
どうもそんなルールの元、動いているようには見えない。
>>827 まぁ、なぁ・・・。
でも3rdでも、説明は受けてたけど『死人が出なくて首輪ドカーン』を危惧するやつは
あまりいなかった気がする。
どっちかというと参加者の思考は、直接的な要因である、マーダーが周りにいるかどうかの方に
行くんじゃないか?
基本主人公とその仲間達だからね。
そうそう殺し合うという思考にはならないんじゃない?
時間が残り少なくなってきたら一斉にマーダー化とかもおもしろそうだけどね
1stだとヘンリーが気にしてる記述があったな。
>>801 無双稲妻突きで沈黙させられたうえ、タコ殴りにされる予感。
大丈夫でしょまだ序盤だし。
それこそこのジタンスタイナーペアだって、ガーネットが死んだらどう転ぶか分からんし。
しょっぱなの方針からマーダーじゃなきゃいけないって訳でもなか。
つうか、キャラクターの思考として、
『ケフカに殺せと言われたけど、俺はお前の言いなりになんかならないよ』、
てのがほとんどで、首輪を軽視しすぎてると。
首輪で殺し合わなきゃいけない状況を強制されてるのに、その首輪をほとんど無視。
これは書き手さんの技量がまずいとかじゃなくて、根本的にそういう物として首輪のことが伝わってないんじゃないかと。
そうとしか思えない。
記述に問題があるというより、食い違ってるっていうか。
まとめやルールが貼られたのもSSが投下されてから大分後だし。
3rdをよく引き合いに出すけど、ドラクエスレが立ってからの新規さん、初心者さんが多いのも忘れないでくれよな?
で、書いてる内に気付いたんだけど、第一回の放送で
『ヒョッホッホッホ…。
皆さんあまりゲームに乗り気じゃないですね…。
私は残念です。私は皆さんに純粋にゲームを楽しんで欲しいだけなのに…。
ヒョワ〜ホッホッホ!ヒョワ〜ホッホッホ!
そこで!皆さんにやる気が出るようなお知らせがアリマ〜ス!!
会場内でルールをちゃんと理解できなかったおバカさん達にルールの再説明だ〜〜〜!
(おい、ボクチンは長い文章を読むのは苦手だ。ほら、おまえ、おまえやれ)
>>507-508 まとめ
>>605 ほほほほ…、わかりましたか?皆さんに逃げ道はないのですよ……。』
とでもしておけば、ルールが伝わってないだろうキャラクターにも伝わって、辻褄が合うかなぁと思ったり。
なるほど確かに。
首輪の危機感についてどうもピンと来てない連中が多い…か。
でも案外首輪ってどこのロワでも軽視されてるんだよな。
死体から回収して分析しようとするキャラはいるけど、いつ爆破されてもおかしくないみたいな認識には乏しいとか。
首輪爆破の危険か…。
確かに軽視されがちかもね。
他ロワでも首輪が主催者の手で爆発ってのはめったに無いし、あまり気にされて無いかも。
ま、まだ序盤だしどのキャラもとりあえず現状の把握、首輪とかはその後考えようとか思ってるんじゃない?
ティーダとかウ゛ァンは何も考えてない可能性が高いけどw
てか俺も一回書いたけど、そうゆう事完璧に失念してた。ゴメンorz
首輪解析してて、解除直前なのが主催者にばれたら、やっぱりズガンされるのかな?
ロワではタブー視されてるけど、今までにそんな事があったのか、誰か詳しい人いる?
だからってフリオニールみたいに首輪のことだけでマーダー化されても正直微妙なんだがな
精神力が低い奴は死の危険が体に引っ付いてたらパニックに陥るのが普通だがパロロワだしな。
ぶっちゃけバトロワがメインじゃなくて、『FFのキャラがバトロワをする』のがメインなんだから、序盤でキャラ壊されても困る
やっと出来た……。ちょっと揉めてますが、投下しますよ。
不備があったらよろしくお願いします。
てか・・・、Janeからうまく書き込み出来ないのは何故…○| ̄|_
良かった。I.Eからは出来るみたいだな(゚∀゚)
サァァァァァーという音を立てて草がなびく。風が走る。
朝のひんやりとした風が心地いい。
夜明けの薄明かりの中、くるり、と風に乗ってその場でステップを踏む。
古めかしい中世の様式の大きなスカートがぶわりとふくれあがった。
「アッハハハ」
思わず可笑しくて笑みがこぼれる。
ぼすん、と尻餅をつく。
痛くない。だってとても大きなスカートだから。
私、またお姫様になっちゃった。
夢の国のお姫様。
(もう、あの夢―ファイナルファンタジー―は覚めたはずなのに、また。)
そこには、まさにお伽の国から抜け出したような愛らしい美姫がいた。
彼女の名はセーラ。“夢”の都コーネリア第一王女。
一方、同じ風をまた、さすらいの旅人バッツ・クラウザーも感じていた。
(何もなければいつものいい朝なんだけど。)
呑気に思いながらも表情は険しかった。
(戦うしかないのか…。俺は勝てるか?
いや、それじゃあ俺はあの道化の言いなりになるのか……?)
「……クソッ…!」
考えに詰まり声を上げる。
戦うことに抵抗は無かった。
しかし、あの邪悪な道化師の誘いに乗ってはいけない。それだけは確信していた。
会場内で道化に斬りかかった者が数人いたが、バッツもその一人だった。
(どうする…?首には枷がはめられている…、ゲームに乗る以外の選択肢はないのか……?)
未だその心定まらず。
ただ、凪ぐ風を感じていると自分を思い出した。
俺はそもそも“当て”などない風来坊なのだ。
ただ、その日その日、風を感じ気ままに旅してきた。
―希望は大地に恵みを与え
勇気は炎をともらせ
いたわりは水を命の源とし
探求は風に英知を乗せる―
どうするかなんて決める必要ない。なるようになるさ!
所持品はロングソードにバックラー、あと一個は正体不明の機械とおぼしき物。
とりあえずなんとかなりそうな装備だった。
そして俺は走り出す。今日は……、風の吹く方向へ!
(う〜ん、それにしてもボコがいないとかったりぃなぁ……)
それでも走るのは陰鬱な気分を吹き飛ばしたかったからなんだけど。
キスティス、導師予約した者です
キスティスにくさい息(と、ホーミングレーザー)使わせようと思ってたんですが
スタイナーがモルボルの触手持ってるんで
やめといた方がいいでしょうか?
もし問題ありそうなら溶解液で代用しますが
そうして二人は出会ったのです。
私は初めゲームに乗るつもりでした。
どうせ、(私にとって)夢の世界の出来事ですもの、人が死んでもなんともありません。
支給品はおあつらえ向きにバズーカ砲と手榴弾。
映画の中でしか見たことありませんでしたが、現代人の私には打ってつけ!
滅多に出来ない過激なサバイバルゲームを楽しむつもりだったのです。
しかし…、しかし、私は出会ってしまいました。
これが運命というものなのでしょう。
私が最初に出会ったのはバッツ!
ガーランドと戦った光の四戦士達、
……いいえ、懐かしい幼馴染そのものと言ってもいいそっくりな彼。
何かが心の中で弾けました。
小学生の頃の自分、それからあった色々な出来事、いっぺんに甦って……
気付いたらとめどめもなく涙が溢れて……
「お、おい、よせ!待て!落ち着け!
あー、いや、違う!違うんだ、俺はお前…じゃない、君を殺しに来たんじゃないだ!」
彼は、てんで見当違いのことを言いながら大慌てになり、
「ごめんなさい、大丈夫。私の知ってる人に似てて…、
あまりに懐かしいので、つい、泣いちゃったの。」
そう言うのが精一杯でした。
(後で考えれば、今の私はあの頃の姿ままなので、こんなに懐かしむのってすごく変なんだけど。)
いや、驚いたよ。
あんな野っ原に女の子一人でいるんだもんな。
…魔法で飛ばされたんだから仕方ないんだけど。
けど、それより驚いたのは会った途端、いきなり泣かれたこと!
ん〜〜、俺ってそんな強面(こわもて)か〜〜?
そんで、懐かしくて泣けたそうなんだけど、そんな、どう見ても俺より年下だぜ?
まぁ、いいや。
それで、やることも無いので小一時間ほど話をしたんだ。
以下、俺…バ。会った女の子…姫(見た目がそれっぽいから)
バ:「もう落ち着いたか?」
姫:「……えぇ。ごめんなさい。急に泣いちゃったして。」
バ:「気にするなよ。こんなゲームなんて放り込まれたら誰でも不安になる。仕方ないよ。」
姫:「……あ。」
バ:「どうした?」
姫:「え!?う、ううん。なんでもないの。」
(※実は、バッツがゲームと言ったので、彼を殺すつもりだったのを今頃思い出した。)
と、姫が立ち上がり俺と少し距離をとる。
姫:「あなたは私を殺そうとしないのですか?」
バ:「へ!?」
姫:「会場で聞かされたでしょう!これは最後の一人になるまで戦うバトルロワイヤルなのですよ!」
びしと指を突き立てる。―間
バ:「あぁ…、そうだったな。(うっかり忘れてた。)
目の前で女の子に急に泣かれちゃ、そんなこと忘れちまうぜ。」
―と、ちょっぴりキザな俺。
姫:「で、思い出したんなら、どうするんです?」
バ:―正直、こう間髪入れずに質問されるのって苦手だ。
「えーと、うん。」
しばらく間を置いて、
バ:「あんたを殺す気にはなれないな。」
とても、そんな気にはなれなかった。だって、そうだろ?
向こうだって、その気があればこんな呑気に話したりしないって!
そうです!こういう答えを待っていたのです!
いいえ、本当はもっとこうズバーーーっと言って欲しかったんだけど。
こう“正義の味方!”らしく!
私は知ってるのですよ?あなたがクリスタルに選ばれ大いなる悪と戦った光の戦士であることを…。
そして、私は、決めたのです、彼に会った時に…。
「それじゃあ、ゲームに乗らないのね?」
それは…
「……あぁ、そうなるな。」
そう…
「ケフカに立ち向かうのね?」
「!?」
ケフカを倒すと!
「どんな周到な罠でも抜け道はあるはずです。
かつて邪悪な力に詰まり、行く先などの無いように思えた戦士達がいました。
しかし、それでも光の力を与えられた戦士達は邪悪を打ち破り、新たなる道を発見したのです。」
私はすっかり忘れていました。これがゲームだということを。
ゲームには、行く先が見えなくなっても、無いように見えても、
ちゃんとクリアーする抜け道が、解き方があるはずなのです。
だから、私のするべきことは殺し合いでは無かったのです。
私がここにいるのはきっと私にしか出来ない何かが、あるはずだから。
「今も、邪悪な力に道を見失いかけているだけです。
きっとどこかに邪悪を、ケフカを倒す方法が眠っているはずです!」
私は知っている、こんな時道を開いたのはいつも少女の祈りや、歌声や、ハープ、リュート…。
私にしか出来ないこと、きっとそれはケフカへ通じる道を拓くことだ……。
まったく、このお嬢さんは夢でも見ているのかと思ったよ!
『私を殺さないのですか?』と俺に迫った後は、
今度は『ケフカを倒しましょう!』と来るんだから。
わかってるのか?俺には、ほら。あんたにもごっつい黒い首輪がかせられてるんだぜ?
それに、俺は会場内であいつに斬りかかった。
…そういや、一緒に斬りかかった爺さんもいたが、ありゃ相当腕が立つな。
おっと!だが、その爺さんの攻撃も、もちろん俺の攻撃も不思議な力で阻まれ全く功を奏さなかった。
……なんてな。嘘、嘘。冗談。
俺の心はもう決まっていた。
少女の言う倒す方法はそう都合よくあるとは思えなかったが、それでも放っておけなかった。
純粋に悪は倒れる物だと信じている少女を、
まるでこの出来事も夢か物語の中の出来事のように思ってるんじゃないか?―と、
そんな風にすら思えてくる無垢で純粋な少女を裏切りたくは無かった。
じいさんに、女の子だもんな。放っとけないぜ。
「よしっ! 行こうぜっ!! 」
風の心は探究心。もしかしたら、どこかに奴を倒す方法が眠っているのかもしれない。
彼の心の中で、風の心が再び目を覚ました。
こうして二人は共に行くことにした。
バッツの持っていた正体不明の機械はスクーターという物らしかった。
それに乗って。
「良かった、クラウドの乗ってるようなバイクならお手上げだけど、
これなら私にも扱いが分かるわ。」
「クラウド?」
―それには答えず簡単な説明。
「へぇ、これは乗り物なのか。すごいな。」
―ついでに、ちょっとうんちく。
バッツは彼女がそれを知っていることに疑問を感じるが、これも軽く流される。
スクーターに乗るセーラ。
「ほら、後ろ乗って。初めだから私が運転するから。」
―後ろにちょこんと座るバッツ。
「ちょっと!そんな乗り方じゃ落ちるわよ?ほら、掴まって!」
「え!?ちょ……」
(青春よね……。若いっていいわ……。)
ブロロン!スカンスカン!
唸りをあげて走り出すスクーター。このやかましさ、相当のオンボロ?
「わぉ!」
「ね?掴まってないと落ちるでしょ?」
「あぁ…、こんな物だとは知らなかったよ。」
「ねぇー!そういえば、あなた、チョコボに乗って旅したりしてたんでしょー?
私、チョコボって見たこと無いのー!
チョコボとどっちが速いー?」
風を切りながら、後ろに向かって話すので少し大声だ。
スクーターは走る。草原を北を目指して。
北に何があるかは分からない。だけど、風がそう言ってる気がした。
さっきの会話で、そういえば自己紹介もまだだったのを思い出し、走りながら交わす。
希望は二人の心に恵みを与えた。
だけど、心の底ではチリチリした不安が燃えている。
だけど、今は希望だけを信じることにした。
【E2北東→D2 北へ移動中 午前】(話し込んでる内に時間が立ちました)
【セーラ姫@FF1】
[状態]:健康
[装備]:ドレスを着てる。ポッケにおやつと小物類が残ってた。
[道具]:バズーカ砲 手榴弾数発
[第一行動方針]:とりあえず北へ。ケフカを倒す方法が見つかったらいいなぁ。
(マーダーなどは全く思慮の範囲外)
[最終行動方針]:ケフカを倒し、この世界の憎しみの連鎖を断ち切るわ!
[備考]:FF1のメインキャラ=プレイヤーとその周辺の人物という設定。
FF1(1987年)発売当時、小学生ということは、現在実年齢……!?
【バッツ@FF5】
[状態]:健康
[装備]:ロングソード バックラー
[道具]:
[第一行動方針]:当てはないけど、セーラに付き合う。この子を守らなければならない。
[最終行動方針]:考えてない。ケフカを倒すことは出来るのだろうか。
[備考]:あのじいさん(シド)に会いたいな。
また微妙な……EDで暗示されてるとはいえこの設定はありか?
流れきって失礼しました
以上です。
出来上がるかどうか自信が無かったので二人分の予約はしなかったですが、
>>776さん、譲ってくれてありがとうございます。
他、自分は777ですが、遅くなって申し訳ありません。
駄作も重ねて恥ずかしす…。
リレーなのに長すぎなんじゃないか、とか。
まぁ、やってることは出会って一緒に行動するってだけなのでセーフなのだと思いたいのですが。
ていうか、設定やばすぎですか。
本人はこれはゲーム云々は言う気ありません。思い込んでるだけです。
周りから見れば、多分お花畑な人です。
それに、ゲームオーバーというものだって…ry
長文、失礼しました。
>FF1のメインキャラ=プレイヤーとその周辺の人物という設定。
これって公式なの?
確かにFF1の主人公たちは「どこか」から召喚された(迷い込んだ?)って設定だけど
主人公達ー=現実世界の人間っていうのは、暗示されてるだけで仮説というか一つの解釈にすぎないんじゃ
というかセーラ浮いてるよ
>>852 OPの時点でも“夢の都コーネリア”ってさり気に暗示されてますよ。
とはいえ、あまりに微妙だとは自分でも思う……。
>>853 いいえ、お気になさらずに。
暗示されてるのは主人公だけでセーラは関係ないんじゃ?
マーダー不足なんだし、没にして1stみたくコツコツマーダーにするか、セーラ
やっぱダメか。当時のファミコンの中に入って戦う漫画とか、
ファミコンで必殺技を出すような漫画を思い出しながら書いたんだけど。
浮いちゃうよな。
>>855 公式は知らないけど、ほのめかしているだけで断言はしてないんじゃないかなぁ。
当時はそういう解釈をさせたかったんだと思うけど、
ネットのセリフ集を見ると、PS版(かな?)では、ガーランドやジェーン(王妃)、セーラが
元の世界で待っているっていう記述はカットされてるね。
やっぱファミコンブーム全盛の頃とは時代が違うもんなぁ…。
>>857 昔はセーラとryも待ってるって設定だったんだ。
>>858 いや、そんな俺を置いて勝手に没とか決めるなよ。
まぁ、いいや。風当たり厳しいみたいだし、誰か書いてる人いるんだろ?
差し替えてくれ。
うん、プレイヤー云々は浮いてると感じたし
クラウドとかバッツとか全キャラ知ってると
このゲームの主人公みたいでアレだな
完全に世界観食っちゃってるよな。
セーラがプレイヤー=光の4戦士もプレイヤー?
そしたら歴代キャラ複数に囲まれてるコリンやジタンに会えたモルガンも
大喜びするなり何らかのアクションがないとおかしいね。
既に登場してる他のFF1キャラと大きく矛盾するんだからさすがにダメじゃね?
…で、FF1キャラの登場してる作品を見直してたんだけどさ、
コリン、ヤン、サイファー、セッツァー、ラムザvsクジャのあの話ホントに大丈夫なの?w
支給品も正直めちゃくちゃだし、失礼だけどやっつけぶりが過ぎる気がするのは自分だけですか
スマン、モリガンだ。
ナイトモリガンと、忍者コリンね。
モリガンもコリンも女みたいな名前だよな・・・
いや、FF1に厳密な性別は無かったな
ていうかシーフってスカートはいてるから女だよな?な?
モリガンはともかくコリンはまだ女でも納得できる
>>862 うーむ、だとするとこの予約はまずいのかな?
ラムザ、ヤン、サイファー、セッツァー、コリン、クジャ、ポロム、セフィロス
予約します
予約ってさ、誰と誰が出会うのかネタバレしてるから面白くないよな
>>866 あらごめん、続きかける人いないんじゃないかと思ってたので。
お気になさらず、頑張ってください。
>>867 「予約」をNGワードにすればいいんじゃない?
書き手だと困るがな。
今読んだ…セーラアウトだろ。いくら何でも…
リレーである以上、他の人が書くことも考慮してほしい。
>>864じゃあネコ耳な3の導師タンはおにゃのこなんですね><
っていう事か
そういや導師の名前はどうしよう、次の書き手さんが決めるのでいいのかな
いま名前を名乗れる状態じゃないけどそのうち仲間に呼ばれた時、とか
名無しのままの方が面白いかなと思いまして、仲間に呼ばれるなりなんなり展開上名前が必要な時は勝手につけて頂いて結構です。
…余談ですが、ファリスがキッチリ殺されるボツVerの名前はレナスでした。
ところで、気になってることがあるんだけど、クジャってアルテマでテラ(という世界)を滅ぼしたんだよね。
本気でアルテマ打ったらこの島消し飛んでゲーム終了じゃね?
消し飛ばないにしても、こういう大規模な能力持つ奴が力を発揮したら他にも影響が出るわけで。
俺が気にしてんのは、もしも既に投下されてるSSで時間が進んでて、
それよりも前の時間の設定でそんなことが起こったら辻褄合わなくなっちゃうなぁ…、と。
もしくは、辻褄合わせるために強い奴の能力を無理に制限しないといけなくなる、とか。
そんな状況を危惧してるんだけど。
同じく地獄を召喚なんてしようとしている皇帝も結構気掛かり。
したらばってトリップ使えるんだっけ?
だったら予約はそっちですればいいんじゃないか?
あと、議論なんかも。
>>874 あまり先に進めないようにすればいいでしょ。
3rdのアリアハン戦や浮遊大陸中央部の森でも他作品に影響でるような技使ってたし。
そういえばまだジョーカー出てきてないね。
行動方針が決まってない奴はジョーカー交渉してもいいかもしれない。
このままだとオルランドゥに半数殺してもらわないといけなくなるかもだし。
>>840は無効なんですか?
それなら改めてバッツ予約させてもらいますね。
>>877 ジョーカーか…。今の所行動方針が不明なのは
コリン、モリガン、セーラ、賢者、ヤン、バッツ、セッツァー、サイファー、ユウナ。
でもモリガンとかヤンは何となく平和主義者っぽいからなりそうにないかな。
>>974 1stではそれを踏まえてか、地形を変化させるような大規模魔法は最初から
禁止されていたんだけどね。メテオやクエイクとか。
FFロワもそれと同じならいいんだけど。
あとトランスしていないクジャは大して強くない。
使える魔法はサンダガとグラビデだけ。
>>877 ジョーカーは最初の方で今回はいらないとか言ってたのでそれで進むと思ってたが
ちょいと質問なんだけど、
5のキャラがジョブチェンジした場合、本人の服装なんかも変わるって設定でもおk?
884 :
説教 1/8:2006/05/28(日) 21:24:04 ID:N6ZMsiz20
地図を見て、自分がいる所から東に小さな街があることがわかった。
拠点とするには建物があるほうが都合がよい。
休息に向いており、あらかじめ建物の位置、構造を理解しておくことで、
地の利を利用して守ることにも向いている。
さらに、この戦い、1日や2日では終わらン。
野宿をすることに比べれば、建物の中の方が過ごしやすい。
しかし、それゆえに人が集まりすぎる。
殺しに乗った連中がいる可能性も、狙ってくる可能性も高い。
守るにしてもオレ1人ではどうにもならン。
何も考えずに向かってもオレ自身を危険にさらすだけだ。
とはいえ、人が集まりやすいのは確か。
頭の悪い連中なら、喜んで向かうだろう。
あの甘ちゃん、ラムザが行くかどうかはわからン。
あいつもバカじゃねぇだろうから、不用意には行かンだろうが、女子供を拾って行くことは考えられる。
まぁいい、様子見だ。街の中に入らずに、外から見るだけでも少しは情報は入るだろう。
中にいる奴が危険な奴だったンなら、そのまま離れればいい。
中にいる奴が安全な奴だったンなら、接触してみるのも悪くはない。
885 :
説教 2/8:2006/05/28(日) 21:25:00 ID:N6ZMsiz20
支給品のキセルを右手に握る。
危険な奴がいなきゃいいンだがな。
ザックの中に入っていた道具で武器に使えそうなものはこれだけだった。
他2つは魔道士のための装飾品。
両方とも強力ではあるみてぇだが、オレは剣士だ。魔法をメインにするのは性に合わン。
それにこのキセル、剣には及ばンが結構いい材料を使っている。
武器として使うにも申し分ない。
しばらくはこいつを使わせてもらうぜ。
もっとも、剣じゃねぇと暗黒剣は使えンから、早く剣が欲しいところではあるがな。
東へ向かい、歩いてゆく。
見晴らしのいい草原の真ん中を警戒しながら歩いていく。
山沿いに行こうとも考えたが、山の上から狙われたらどうにもならン。
草原の真ん中を歩くなんて、見つかりやすいことこの上ねぇが、
それは相手も同じ、奇襲されない分、こっちの方がマシだ。
案の定、村の方からきた人間を1人確認できた。
女のようだが、どうも様子がおかしい。
周りを警戒することも無くぼんやりと歩いていやがる。
殺されてぇのか、アイツは……
886 :
説教 3/8:2006/05/28(日) 21:25:51 ID:N6ZMsiz20
「おい、お前。自分が置かれている状況がわかってンのか?
戦場で気を抜くなンぞ、死にてぇ奴がすることだぜ」
凄みを利かせてガフガリオンは問い詰める。
こんな甘い人間は放っておいても良かったのだが、
あまりにも腹が立ったので、接触をすることにした。
「え、えっと……ごめんなさい……」
とっさにユウナは謝る。
見ればダークナイト?の格好をした怖い顔の男が立っていた。
「あなたは……?」
「オレの名はガフガリオン。いや、そんなことはどうでもいい。
お前は自分が置かれている状況がわかってンのかと聞いている」
「……」
自分の置かれている状況。
彼に会いたい。2年前、私の前から消えてしまった彼に会いたい。
この世界に彼はいる。だから、彼に会いたい。
他はどうなってもいいから彼に……。
「私、会いたい人がいて、
それで、探しているんです。
ずっと前に私の前から消えちゃった人がいて、その人に……」
887 :
説教 4/8:2006/05/28(日) 21:26:52 ID:N6ZMsiz20
呆れるぜ。
ここが戦場だってことが何もわかっちゃいねぇ。
「人に会いたい?それがお前の状況か?
おめでたい頭の中だな。
ここは殺し合いの戦場だ。そんなこともわかっちゃいねぇのか。
今のお前じゃ、探し人には会えンだろうな。
周りも見ずにふらふらとしてたンじゃ、殺しに乗った連中の格好の的だ。
探し人に会う前に、お前が殺されて終わりだ。
それでいいのか、お前は!!」
それでもいいのかって、そんなの良くないに決まってる。
殺されたくなんて無いし、彼にも会いたい。
忘れてた。私は今、殺し合いに参加させられてたんだよね。
でも、あのドームの中で彼を見つけてから、ずっと彼に会いたくて、会いたくて・……。
そうだよね、私。もうちょっとしっかりしないと。
彼に会うためには、今のままじゃ駄目だよね。
「・……ありがとうございます。
私、今まで自分を見失ってました。
このままだと、あなたの言う通りに殺されていました」
ザックの中へ手を入れ、中のものを取り出す。
「これ、この世界では価値が無いかもしれません。
でも私の支給品だと、他にあげる物もありませんから、
気持ちだけですけど受け取ってください」
ユウナはそう言って、1万ギルが入った袋を手渡す。
888 :
説教 5/8:2006/05/28(日) 21:27:30 ID:N6ZMsiz20
袋の中を見てみると中身は金だった。
「こいつは金か。ずいぶン入っているンだな。
確かに、この世界じゃこいつは役には立たンだろうが、
傭兵のオレにとっては、オレ自身の価値のようなもンだ。
ありがたく受け取っておくぜ」
そう言って、ザックの中に袋を入れたところで少女が口を開いた。
「あの、あなたはこれからどうするんですか?」
オレの行動に興味があるのか?
まぁ、秘密裏に事を進めているわけでもない。答えてもいいだろう。
「オレは知り合いを探そうと思っている。ラムザって奴だ。
甘い考えの奴だからな、殺しには乗っておらンだろう。
だが……そうだな、お前がもっと金を持っているなら、お前の人探しに付き合ってもいいだろう」
戦場であることも忘れて、ふらふらしているような甘ちゃんだ。
後ろから刺されることも無いだろう。ならば、金次第で手を貸しても良い。
「えっ……!」
突然の提案にユウナは驚く。
さっきの言葉と風格。きっと幾多の戦場を駆け抜けてきたんだと思う。
力を貸してくれるのだとしたら、貸して欲しい。
「はい。では、これを」
ザックの中から袋を取り出してガフガリオンに渡す。
889 :
説教 6/8:2006/05/28(日) 21:28:05 ID:N6ZMsiz20
「よし、これで契約成立だ。
お前の人探しを手伝ってやろう」
袋の中の金を確認してザックの中に入れる。
うむ。共に行動するならば道具は効率的に分配するべきだな。
「お前、剣は持っていないか?」
暗黒剣を使うための剣があればよいのだが。
「いえ、持っていません。
私のザックに入っていたのはお金と使い道のわからないアイテムだけでしたから」
そう言って少女が見せたのは、本当に良くわからないアイテムだった。
仕方ない、このキセルで我慢するか。
「お前、魔法は使えるか?」
少女の戦力にはあまり期待していないが、魔法が使えるのなら援護くらいはできるだろう。
「ええ、使えます」
それは良かった。
「じゃあ、こいつをやる。戦いになったら後ろから援護してくれ」
そう言って、ザックの中にある2つの装飾品を少女へ渡した。
どのドレスがいいかな。
使ってなかったリザルトプレートとドレスフィアは没収、スペシャルドレスも無い。
残っているのはちょうど使っていたリザルトプレートとその中に取り付けたドレスフィアだけ。
リザルトプレートは黒き紋章だから、黒魔法は使える。
いまあるドレスで、魔力とできれば体力が高いドレスはアレだけど、アレは・……
やっぱりダークナイトの方がいいかな。
そして、ユウナはもともと着ていた歌姫のドレスから、ダークナイトのドレスへ着替えた。
890 :
説教 7/8:2006/05/28(日) 21:28:40 ID:N6ZMsiz20
ジョブチェンジなんだろうが、不思議な方法で変わるものだ。
しかし、見た目はどう見ても騎士なンだが。
「おい、その騎士みたいな格好で魔法は使えるのか?」
「ええ、これでも魔力はそれなりにあるドレスですから」
ドレス?まぁ良くわからンが、魔法が使えるならそれでいい。
深く追求する必要もないだろう。それよりも、
「お前、戦闘の経験はどれくらいあるンだ?」
こんな騎士みたいな格好をする奴が一般人なわけがない。
「えっと……、世界中を旅して、そこで出会った敵と戦うくらいなら」
さすがに、世界を救う旅を完遂させたとは言わなかったらしい。
「そうか、危なっかしい一般人だと思ったが、意外と戦力になりそうだな」
あとはこれから先、どこへ向かうかだが。
「ところでお前の探し人ってのは、考えてから行動するタイプか?考える前に行動するタイプか?」
「考える前に行動するタイプですけど……?」
即答、か。ならば、森や山で身を隠しつつ移動するわけではないか。
「それならば、森や山を隠れながら移動するわけじゃねぇな。
あの街から出てきたってことは、いなかったンだよな。
平地を移動しつつ塔にでも行ってみるか。
見晴らしのいいところを進む分、他の人間に見つかりやすい。
情報は集まりやすいが、殺しに乗った人間に見つかるかもしれン。
戦えるだけは戦うが、敵わンと思ったらさっさと逃げるぞ」
891 :
説教 8/8:2006/05/28(日) 21:30:08 ID:N6ZMsiz20
【C-3 草原】
【ガフガリオン@FFT】
[状態]:健康
[装備]:キセル@FFT財宝
[道具]:2万ギル
[第一行動方針]:塔へ向かう
[基本行動方針]:ティーダとラムザを探す
【ユウナ@FF10-2】
[状態]:健康
[装備]:ソウルオブサマサ、賢者の指輪@FF12、G.F.トンベリ
[道具]:3万ギル、ドーガの魔導器
[第一行動方針]:塔へ向かう
[基本行動方針]:ティーダとの再会を目指す
[リザルトプレート]黒き紋章
[ドレスフィア]<ダークナイト>、歌姫、きぐるみ士、?×3
[備考]ユウナはG.F.トンベリに気づいていません
投下します
「はぁ」
キスティスは大袈裟に溜め息をはき、後ろを振り返った。
出発してから結構な距離を歩いている。
軽率だった。
森を通ると、不意打ちでやられる可能性がある。
そう考え、見渡しのいい草原を歩いてきたのだが、ふと彼女は嫌な気配を感じた。
どうやらマーダーに見つかってしまったようだ。
考えてみれば、役に立つ武器が無いのだ。
不意打ちであろうが無かろうが強敵に襲われたらひとたまりも無い。
いっそ森を通った方が安全だったかな、彼女はそんな後悔にかられた。
「はぁ」
キスティスはもう一度大きな溜め息をはき、殺意を剥き出しにした男を睨みつけた。
「私と、やり合うつもりですか?」
男はニヤリと笑ってキスティスに尋ねる。
「冗談のつもり?それはあなたの方でしょう」
応えながら、彼女は少々距離をとる。
「フフッ、なかなか気が強いですね。
殺し甲斐がありそうだ」
男は武器をとりだし距離をつめる。
キスティスは更に数歩下がり相手の出方をうかがった。
「いきますよ」
男はその右手に持った武器――影縫いを構え、一気に彼女へと接近する。
(速い!)
そのまま速度を落とさず男は首を狙って斬りかかった。
(くッ)
キスティスはかろうじて体をひねらせ攻撃をかわしたが、
男は休む間もあたえず突きをくりだしてくる。
彼女は地面を蹴って斜め前へと動き、その突きをやり過ごすと、
目の前のこの男のことについて分析した。
確かに動きは速く、太刀筋も鋭いが、武器を使い慣れていないのか動きが大きい。
(その隙をつけば!)
勝機はあるはず、彼女はそう考え、次の攻撃にそなえ構えた。
男はキスティスの方に向き直すと武器を掲げ彼女に向かって振り下ろす。
だが、彼女は冷静に左へと身を交わし、影縫いはむなしく空をきった。
と、同時に彼女の蹴りが男の頭部に襲いかかる。
ゴッ。
鈍い音があたりに響き渡り、彼はよろめいた。
好機とばかりにキスティスは男につめよる。
しかし、次の瞬間。
「……エアロガ」
吹き飛ばされたのはキスティスの方だった。
「魔法が使えたなんてね。
油断してたわ」
地面にうちつけられた彼女はゆっくりと立上がり顔を強張らせながら呟いた。
視線の先にはニタリと笑っている男が立っている。
「フフフフッ、どうします?
このままあの世に行きますか?」
まさか、とキスティスは口の中で応えホーミングレーザーを放った。
六筋の光が男へと襲いかかる。
しかし、男は体勢を落とすとそのまま光の下をくぐり抜け彼女に接近した。
「ホーリー!」
男の放った聖なる魔法が彼女に直撃する。
凄まじいほどの苦痛と衝撃。
それは、彼女に死を予感させるには十分すぎる威力であった。
目の前の男は彼女の絶望と恐怖に満ちた表情を見て満足気である。
(………もう……だめ…かな…………)
「さて、そろそろ処刑を実行しましょうか」
そう言うと男は影縫いを構えた。
もうどうにもならない。
覚悟して彼女は目をつぶる。
早く、殺して。
私に、恐怖を忘れさせて。
彼女は全てを諦め、ただただ死を――永劫の安息だけを願っていた。
【C-7 草原 午前】
【キスティス@FF6】
[状態]:HP 1/8程度
[装備]:なし
[道具]:ココグラフ×5、白チョコボ(ココ♀)@FF4、アダマンタイトの嘴(ココの穴掘り専用)
[第一行動方針]:死を待つ
[第二行動方針]:武器の調達
[基本行動方針]:?
【導師@FF3】
[状態]:精神崩壊
[装備]:影縫い
[道具]:デモンズシールド、ダンボール(たまねぎ*12)
[第一行動方針]:目の前の女を殺す
[基本行動方針]:ひとをころしたい
[備考]:重度の記憶障害(戻るかも?)、殺害に対する快楽
乙
だが一個前の話で確か導師は女って描写があった気が…
彼女のって表記があるから女性キャラみたいだね。
俺もこれ見るまでは丁寧口調な男キャラかと思ってたよw
やっちまったよorz
取りあえず
>>893-897無効でお願いします
修正版書くのでしばらくお待ちを
今から修正版投下します
といっても男→女になったくらいですが
「はぁ」
キスティスは大袈裟に溜め息をはき、後ろを振り返った。
出発してから結構な距離を歩いている。
軽率だった。
森を通ると、不意打ちでやられる可能性がある。
そう考え、見渡しのいい草原を歩いてきたのだが、ふと彼女は嫌な気配を感じた。
どうやらマーダーに見つかってしまったようだ。
考えてみれば、役に立つ武器が無いのだ。
不意打ちであろうが無かろうが強敵に襲われたらひとたまりも無い。
いっそ森を通った方が安全だったかな、彼女はそんな後悔にかられた。
「はぁ」
キスティスはもう一度大きな溜め息をはき、殺意を剥き出しにした女を睨みつけた。
「私と、やり合うつもりですか?」
女はニヤリと笑ってキスティスに尋ねる。
「冗談のつもり?それはあなたの方でしょう」
応えながら、彼女は少々距離をとった。
「フフッ、なかなか気がお強いですね。
殺し甲斐がありそうです」
女は武器をとりだし距離をつめる。
キスティスは更に数歩下がり相手の出方をうかがった。
「いきますよ」
女はその右手に持った武器――影縫いを構え、一気にキスティスのもとへと接近する。
(速い!)
そのまま速度を落とさず女は首を狙って斬りかかった。
(くッ)
キスティスはかろうじて体をひねらせ攻撃をかわしたが、
女は休む間もあたえず突きをくりだしてくる。
キスティスは地面を蹴って斜め前へと動き、その突きをやり過ごすと、
目の前のこの女のことについて分析した。
確かに動きは速く、太刀筋も鋭いが、武器を使い慣れていないのか動きが大きい。
(その隙をつけば!)
勝機はあるはず、彼女はそう考え、次の攻撃にそなえ構えた。
女はキスティスの方に向き直すと武器を掲げ彼女に向かって振り下ろす。
だが、キスティスは冷静に左へと身を交わし、影縫いはむなしく空をきった。
と、同時に彼女の蹴りが女の頭部に襲いかかる。
ゴッ。
鈍い音があたりに響き渡り、相手はよろめいた。
好機とばかりにキスティスは女につめよる。
しかし、次の瞬間。
「……エアロガ」
吹き飛ばされたのはキスティスの方だった。
「魔法が使えたなんてね。
油断してたわ」
地面にうちつけられた彼女はゆっくりと立上がり顔を強張らせながら呟いた。
視線の先にはニタリと笑っている女が立っている。
「フフフフッ、どうします?
このままあの世に行きますか?」
まさか、とキスティスは口の中で応えホーミングレーザーを放った。
六筋の光が女へと襲いかかる。
しかし、女は体勢を落とすとそのまま光の下をくぐり抜けキスティスに接近した。
「ホーリー!」
女の放った聖なる魔法がキスティスに直撃する。
凄まじいほどの苦痛と衝撃。
それは、彼女に死を予感させるには十分すぎる威力であった。
目の前の女は彼女の絶望と恐怖に満ちた表情を見て満足気である。
(………もう……だめ…かな…………)
「さて、そろそろ処刑を実行しましょうか」
そう言うと女は影縫いを構えた。
もうどうにもならない。
覚悟して彼女は目をつぶる。
早く、殺して。
私に、恐怖を忘れさせて。
彼女は全てを諦め、ただただ死を――永劫の安息だけを願っていた。
【C-7 草原 午前】
【キスティス@FF8】
[状態]:HP 1/8程度
[装備]:なし
[道具]:ココグラフ×5、白チョコボ(ココ♀)@FF4、アダマンタイトの嘴(ココの穴掘り専用)
[第一行動方針]:死を待つ
[第二行動方針]:武器の調達
[基本行動方針]:?
【導師@FF3】
[状態]:精神崩壊
[装備]:影縫い
[道具]:デモンズシールド、ダンボール(たまねぎ*12)
[第一行動方針]:目の前の女を殺す
[基本行動方針]:ひとをころしたい
[備考]:重度の記憶障害(戻るかも?)、殺害に対する快楽
しまった、時間表記を忘れてた。
>>891 【C-3 草原】を
【C-3 草原 午前】に修正します。
FFTやったことないけど、ガフガリオンってこんなイタいキャラだったんだ(つД`)
二人とも乙。
>説教
面白いコンビかもね。
暗黒剣なし、武器がキセルのガフガリオンがどこまで戦えるか?
>狂気
キスティスは導師と出会っちまったか。
支給品の使い方がいまいちわからないのは俺だけ?
ガフの行動方針の中にティーダを探すって追加されてるけど。
ティーダと面識あったっけ?
あったとしても誘拐邪魔した野郎程度のモンだったと思うけど。
>>910 FF9にあった、チョコボと一緒に宝探しするミニゲームの
パクリなんじゃないか。
【チョコグラフ】が【ココグラフ】と支給チョコボの名前になってるし。
FF4の白チョコボみたいだし、MPの回復もしてくれるかも。
ユウナがティーダ探してるからガフも探そうとしてるんじゃない?面識は無いだろうけど。
3行目の誘拐云々は分からないけど、もしかしてティータと間違えてるとか。
>>913 あ。なるほど。
失礼。とんでもねえ勘違いしてた。
ガフガリオンは剣を入手するまでが勝負。
セリスがA−1に放置したライトブリンガーを入手できるか。
それとも、マーダーのフリオニールかセリスに殺されるか。
もっとも、A−1海岸なんて辺境まで行く理由が見当たらないのだけど。
茶色い髪に、後ろ向きに逆立ったボサボサヘアー。
いかにも一昔前の主人公といった風貌の青年バッツは、周りに誰もいないことを確認すると、「ふう」と溜息をついた。
「何でこんな事に巻き込まれなきゃならねえんだよ…。どうかしてるぜ、こんなゲーム。」
ブツブツ独り言を言いながら、ザックを漁った。
出てきたのは3つの剣。
一本目を見たバッツは、目を輝かせる。
おお!これはまさしく、数ある剣の中でも最強と謳われる伝説の聖剣エクスカリバー…じゃねえーっ!!
エクスカリバーの偽物、エクスカリ「パ」ーだ。期待が大きかった分、バッツは盛大に落ち込んだ。
「…そういえば、この剣はギルガメッシュが使ってたな。」
エクスデス城で彼と3度目の戦いの時だ。あいつは最強の剣とか言ってこの剣を使ってきたが、ほとんどダメージを与えることも出来ず、
最後まで偽物だと気付かないまま次元の狭間に消えていった。
そのギルガメッシュもこの島にいるはずだ。アイツ大丈夫かな?あれで結構気が小さい奴だからな。
次元の狭間で再会したときは、一人でブルブル震えてたっけ…。
続いてバッツが取りだしたのは、自分の背丈ほどはあろうかという巨大な剣。
これは少々使うのに無理がありそうだ。ナイトの両手持ちでも、使いこなすことができるかどうか…。
最後に出てきたのは魔力が込められた剣、エンハンスソード。
「おっ、これはなかなかの武器が手に入ったな。」
この剣ならそこそこ戦えそうだ。早速装備することにした。
続いてバッツはジョブチェンジに入る。選んだジョブは赤魔導師。
このジョブならエンハンスソードを装備できるし、回復・攻撃の魔法がバランスよく使える。
ただ直接攻撃が少し頼りなかったので、アビリティには両手持ちをつけた。
「ふっ…。やっぱいいな、この服。」
以前レナやファリスらと旅をしていた頃は戦士系のジョブにつくことが多かったバッツだが、実は赤魔導師が好きだった。
赤魔導師のこの衣装がお気に入りなのだ。理由は、格好良いから。
「さて、とりあえずクルルとファリスを探すとしますか。…ついでにギルガメッシュの奴もな。」
「もし、そこの方。」
出発しようとしたバッツの後ろから声がする。
振り向くと、そこには女性らしき魔導師が立っていた。その容姿からは知性がにじみ出ており、「才色兼備」という言葉がピッタリという印象だ。
だがバッツは警戒してエンハンスソードを構えた。こいつがゲームに乗っている可能性もある。
「ご安心を。こちらに敵意はありません。」
そう言って、その魔導師はザックをバッツの足下に放り投げた。
(敵意無し、か。)
バッツもザックとエンハンスソードを放り投げた。
それを見届けると、魔導師はニコリとバッツに笑いかけた。
「貴方もこのゲームに乗る気は無いようですね。もしよろしければ、共に行動しませんか?こちらとしては、なるべく多くの協力者が欲しいので。」
「協力?何のための?」
「勿論、ゲームから脱出する為の協力者です。」
ゲームの脱出…。
それはバッツが考えていた目標でもある。
「具体的に、何か策はあるのか?」
「そうですね…。まずは『これ』ですよ。」
魔導師は、指で首輪を指した。
「このゲームから抜けるためには、まずこれに対処する必要があると思うんです。ただ、やはり一人では考えも限られますからね。
三人寄れば文殊の知恵と言いますし、仲間は多いに越したことはないでしょう?」
バッツは思わず、自分の首に手を当てる。
確かに、これがある限り自分達の命はあのケフカとかいう奴の掌の上だ。
「分かった。あんたに協力しよう。ただ、俺はあんまりこういう物とかには詳しくないんだけど…。」
「構いませんよ。貴方がかなりの実力を持った戦士だという事は分かりますから。仲間になって頂ければこれほど頼もしい事はありません。」
魔導師は微笑みながらバッツに手を差し出した。その笑顔にバッツはドキッとする。
―女の子に褒められると、悪い気はしないな。
バッツは少し鼻の下を伸ばした。だが、次に発せられた『彼』の言葉がバッツの脳天を打ち砕いてしまう。
「僕の名前はイリアといいます。よろしくお願いします。」
一瞬の沈黙。
―僕?
「あ、あんた…男?」
「はい、僕は男ですよ。この顔と名前のおかげで、女性に間違えられることが多いんですけどね。」
(…マジかよ…。)
先程鼻の下を伸ばしたことをバッツは激しく恥じた。何か前もこれに似た出来事があった気がする。
あの時は、男だと思ってた奴が女だったのだが。
気を取り直して、イリアの手を握りかえす。
「お、俺はバッツだ。よろしくな。」
こうして、世界の違うクリスタルの戦士二人のコンビが誕生した。
【D-2 草原/朝】
【バッツ@FF5】
[状態]:健康
[装備]:エンハンスソード
[道具]:エクスカリパー、バスターソード
[備考]:ジョブ:赤魔導師 アビリティ:両手持ち
【イリア@FF3賢者】
[状態]:健康
[装備]:無し
[道具]:鉄パイプ、トランシーバー一組、ランスオブカイン
[基本行動方針]:首輪解除の為の協力者及び知り合いを探す
[最終行動方針]:ゲームの脱出
投下完了。
ただでさえマーダー不足なのですが、最初からバッツがマーダー化するとは思えないし
FF3の連中はもう二人マ−ダーしてるのでやめときました。
ホントはセーラも絡ませたかったんだけど、FF1ほとんど覚えてないから断念…。
乙ー
マーダー不足分は、きっと例の剣聖様が補ってくれるさ。
乙
エクスカリパー様は投げられるんだろうか
乙。マーダーはフリオやセルフィ。クジャもいるし不足って程でもないキガス。
それより剣聖マンセーな空気が少し心配。
俺は赤魔より青魔のが好きだぞ
変態っぽいから
乙。なんか笑いありで良いね
支給品がなかなか豪華だ
>>922 同意
二次創作じゃゲーム中での実際の能力より
設定上の強さの方が大事だと思う
オルランドゥがバランスブレイカーなのはわかってるが過大評価されすぎ
セフィロスやクジャと同等の強さ持ってたらちょっと萎える
Tやってなくてオルランドゥがどれくらい強いのかいまいちわからん
雰囲気普通のキャラより強いことはわかるんだが誰か詳しい解説キボン
聖属性を持ち、範囲攻撃ができる「聖剣技」
暗黒属性を持ち、HP・MP吸収攻撃ができる「暗黒剣」
敵の装備品を壊すと同時にダメージを与える「剛剣」
オルランドゥはこれら全てを使用できるアビリティ「全剣技」を持つ。
FFTプレイ時にはかなりお世話になりました。
つーかセフィロスってそんなに強いの?
ラスボスとして進化した姿でになって登場するとき意外で、
とてつもなく強いキャラという描写はなかったと思うが。
パラメータ的にも、普通にレベル上げしたクラウドたちと大差なかったし。
暗黒剣で敵のHPMP全て吸い尽くし、
剛剣で敵もろとも武具をぶち壊し、
聖剣技で敵を瞬く間に一掃する。
それがオルランドゥクオリティ。
タイマンの条件下だったら普通に互角以上の勝負すると思うよ>オルらんvsセフィ・クジャ
まぁトランスクジャは少し厳しいかも知れないけどロワでは補助アビリティが充実してるから
圧倒的な実力差を見せても違和感はないし、受け入れられる。
つーか剛剣があるだけで普通の戦士はまず歯が立たない。
老練な戦術、戦略なども考慮すればロワ中最強といっても過言じゃない。
>>927,929
なるほどなるほどd
オルランドゥクオリティタカスww
技の数が多いってのはバトロワではかなり有利な希ガス
オルランドゥよりは1st3rdのセフィロスの強さの方が違和感あるんだよな。
盗むで操りの輪をとったらどうなるかと考える漏れ
FFT大全より オルランドゥ関する記述の抜粋
雷神と呼ばれる五十年戦争の英雄のひとり。全剣技とエクスカリバーの威力は
敵もゲームバランスも粉砕する。最強キャラクターの呼び声高し。
――――――――――――文句無しの最強ジョブ――――――――――――
ホーリーナイトの聖剣技とダークナイトの闇剣技、さらにディバインナイトの剛剣を
全て使用できるジョブ。そして特筆すべきは、基本能力の高さ。なかでも物理攻撃力
の高さはハンパじゃない。アビリティが充実すれば、このオルランドゥだけで敵全体を
倒せるほどだ。
ということらしい。
エクスカリバーの時よりもサポートアビリティが充実している分、今の鬼ランドゥは
激ヤバって事になるな……
あとオルランドゥはラムザたちと同様、自由にジョブチェンジもできる。
ラスボスも瞬殺できるわ、言うことなし
936 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/05/29(月) 22:26:32 ID:GCGdY2j30
これはガフとか遠距離攻撃できるやつか
ジタンとかの盗むとかしないとほぼ優勝決定じゃね?
ここでたまねぎの出番だッ
10人ぐらいで寄って集れば…?
多分弱点はスタミナくらいしかないんじゃ
Faithが高くなるかBraveが低くなりすぎて戦意を喪失する鬼ランドゥ
操りの輪装備している間は半分ぐらい思考停止してるんじゃないか?
FF6OPのティナとか、機械みたいに言いなりになってるし
基本戦術は使えても、状況やアイテムを取り入れた複雑な頭脳戦は組み立てられないとか
待ち伏せしている相手を殺気で感知することはできても、設置された罠は見破りきれずに引っかかるとか
その程度のハンデはあってもよさそうな気がする
セルフィのジ・エンドがあるじゃん?
時間軸が不明なキャラ
ガーランド
フリオニール
パロム&クラウド
ディリータ、カイエン
ヴァン&パンネロ
これって続き書く人が時間決めちゃまずいよね?
>>937 導師のたまねぎこれのためなのかwwwwwww
>>942 いいんじゃないですか?事実そういうのも多いし、大体は朝だろうし。
てか今もろにその中の人物書いてるorz
お前ら雑談しすぎ
そしてパッタリレスが消えた
ここで唐突にネタが浮かばない俺が現在地まとめ投下
ttp://up.alt.st/upbbs/01000k/src/altst1m0456.jpg A-1海岸 セリス(M)
A-7陸地 ファリス
B-1海岸 ヴァン・パンネロ
B-2森 フリオニール(M)
B-6森 スコール
B-6森 ディリータ・カイエン 東へ移動中
B-7海岸 ダガー
C-3→移動 クラウド・パロム
C-3草原 ガフガリオン・ユウナ
C-7草原 キスティス・導師(M)
D-1海岸 セシル
D-2草原 バッツ・イリア
D-3平原 ジタン・スタイナー 東へ移動中
D-3高台 モリガン
D-5草原 ラムザ・ヤン・サイファー・セッツァー・コリン・クジャ(M)
E-2城内 皇帝(M)
E-3砂漠 セフィロス・ポロム
E-6高台 ニセコ(M)
F-4橋 ギルガメッシュ・ヴィンセント
F-5→移動 カイン・レノ
F-5森付近 バッシュ
F-7森の外 スリーク・デッシュ・ティーダ 北へ移動中
G-3洞窟前 クルル
G-5→移動 オルランドゥ(M)
G-6森 ガーランド(M)
G-7森の出口 バルフレア・セルフィ(M)
H-5→移動 シーモア(M)
(M)→マーダー、K-9→移動みたいなのは次の移動先が決まってない者
うpした画像がの赤い字が予想以上に潰れてガックリ
MAPつきまとめ超乙
こう見るとバルフレア四面楚歌もいいところだな
右見ても左見てもマーダーしかいねぇ
つか意外と偏ってるなあ。Dの一列とか大分平和やね
セフィロスの強さはKH譲りじゃね?
クラウドパロムはG2だお
ドラクエロワに負けるな〜頑張れ〜力の限り生きてやれ〜
>>952 ちょwwww
えーっと・・・・テリーとドリーだっけ?
ちなみに「頑張れ〜力の限り生きてやれ〜 」は
小須田部長
どうでもいいよ。スレ違いだ。