魔人ベリアス 白羊の座
神に創られた闇の異形者にして聖域の番人。
光の異形者である超越者アログリフとは対なる存在。
人とモンスターとが融合しているように見えるため魔人と呼ばれるようになった。
数ある異業者の中でも失敗作と位置付けられ、本来の役割を与えられることはなかった。
魔人は怒り神々に戦いを挑んだが敗れてしまう。
その後覇王と契約を結び、王墓の守護者となった。
輪廻王カオス 金牛の座
創造の時代、神により創られた神聖なるクリスタルを司る守護神。
光の異形者である懲悪の神官ミトロンとは対なる存在。
人の世になりし後、世の中にはびこる混沌の渦に引き込まれた彼は、
迷いの世界で幾度となく転生を繰り返し、
ついには輪廻王として神々に背く悪神となってしまう。
混沌を映し出す台座ウネに静座し無念夢想の境地に達することにより、
秩序ある全ての条理や精神を一瞬にして消し去る。
死の天使ザルエラ 双子の座
世界を暗黒の力で覆い尽くし、生けるもの全ての魂を奪い去る異端の異形者。
光の異形者、真理の天使エメトセルクとは対なる存在。
元は人の死後を審判する判事として神に創られたが、天を呪う者達に魂を侵されてしまい、
神に仕える巫女を人質にとり反旗を翻した。
神に敗れ封印された現在でも、その右腕には巫女の体が抱きかかえられており、
彼女の断末魔と共に暗黒の魂を呼び起こす。
断罪の暴君ゼロムス 巨蟹の座
誰よりも法を遵守し、罪人を断罪してきた聖なる法の番人たる異形者。
光の異形者である騎士聖斗パシュタロットとは対なる存在。
法を破るものに対する深い憎しみを暗黒物質へと変化させ、
罪人を闇の奥底へと堕とし断罪する。
その思いは、いつしか法の遵守よりも断罪そのものを重視するようになり、
憎しみに染まった彼は神々に反旗を翻した。
厳粛であるべき法の番人が憎しみの闇へと落ちたことが断罪の暴君と呼ばれる由来となった。
統制者ハシュマリム 獅子の座
現世の法則を自在に操り、聖なる力により人々を導くため統制者として神々に仕えた異形者。
光の異形者である守護者ファダニエルとは対なる存在。
万物を支配する絶対的な力を求めるがゆえ、聖天使アルテマと共に創造主である神々に反旗を翻した。
千年戦争では主と仰ぐ聖天使のため自らの肉体を捧げ、
力尽きると灼熱の獄炎の中へと堕されたという。
聖天使アルテマ 処女の座
神が創り上げた異形者の最高傑作にして、神への反逆を企てた首謀者。
反逆を翻すまで、天へ魂を運び転生の手助けをする役割を担っていた。
黄金に輝く神聖な翼を持つ姿は聖天使と称えられた。
しかし黒き翼を持つ堕天使アルテマと接触したことが後の反逆に繋がる。
堕ちてから以後、表情を失った彼女の心の内は伺い知れない。
審判の霊樹エクスデス 天秤の座
最古に創られた異形者。
光の異形者である仲裁者ハルマルトとは対なる存在。
世界を監視する役割を担い、万事を判定する権限も持っていた。
無の存在として世界を監視し続けた結果、執着心が皆無となった。
達観した彼は、全てを無に還そうとするも神々との戦いに破れ、封印されてしまった。
不浄王キュクレイン 天蠍の座
この世を浄化するために創られた異形者で、はびこる汚れを飲み込む不浄なる者。
光に異業者である尊厳王ナプリアレスとは対なる存在。
しかし世界は神々の創造を遥かに超える不浄物で満たされていた。
それらを飲み込んだ彼は醜悪極まりない不浄王となりさがり神々に背いた。
彼は足を下ろせば、いかなる地も不浄な地へと変わり果てる。
密告者シュミハザ 人馬の座
異界を漂うすべての霊魂を意のままに操り解き放つ人馬一体の異形者。
光の異形者である殉教者イゲオルムとは対なる存在。
神を護衛する役割を担っていたが、聖天使アルテマが反逆を企てた際には、
神のあらゆる弱点を告げる密告者としての役割に転じた。
その後、神の許しを得ることなく地に降りたシュミハザは、
人々に破壊と邪淫の教えを説いたため神により打ち倒され封印される。
憤怒の霊帝アドラメレク 磨羯の座
憤怒の一撃をもって、すべてを無に還す異形の帝王。
光の異形者である慈愛の教皇デュダルフォンとは対なる存在。
神々により異界で暴れる魔物を統治するために創られたが、
その強大な力と邪悪な風貌が仇となり魔物達の心を惹きつける存在となった。
その後、神に背き異界の頂点に君臨したアドラメレクは憤怒の霊帝と呼ばれ、
魔物たちと共に神々に戦いを挑み打ち滅ぼされた。
暗黒の雲ファムフリート 宝瓶の座
光の異形者、聖王妃エメロロアルスとは対なる存在であるファムフリートは、
そのおぞましい暗雲の姿から彼を創造した神々からも脅威の対象となった。
そのため後の神々との戦いに敗れると、強固な鎧に閉じ込められ封印された。
巨大な水瓶から流される、暗雲の雨水は、災害を呼び混沌を招くものとして人々に畏れ敬れている。
鎧の内側には一寸の光も届くことはなく、深い暗闇に包まれていることから暗黒の雲と呼ばれる。
背徳の皇帝マティウス 双魚の座
下界に暮らす人々を守り統治する闇の異形者。
光の異形者である深淵の司祭ラハプレアとは対なる存在。
統治の中、欲に溺れ闇に心を奪われた彼は悪神へと姿を変える。
そして氷の世界を司る女神を拘束し、
生きる盾とする背徳的な行為をもって神に戦いを挑んだ。
しかし神の絶大なる力の前に敗れた彼は、断末魔と共に地獄の海深くに封じられた。
戒律王ゾディアーク 蛇遣の座
神々が創造した異形者の中で最も強力な存在であるがゆえに、
成長を止められた赤子の天使王。
森羅万象の法則を創造することが可能で、
全ての事象や生物に対して神の代わりに罰を与えることができる。
そのため戒律王と呼ばれ、逆らう者はいない。