>>951 いえいえ、気を遣わせてしまってすみません。
きちんとスレとして一つの結末にするなら、ここの職人さんはLVが高いので
自分なぞのネタでしめるのはもったいないと思いまして。
>>950 難しいなぁ〜でも万が一重複しても一つ一つのネタがこのスレにとって宝物だから自信持って投下して欲しいな俺は
もうレス数少ないしこれで消えるけど今までで1番職人さん絵師さんと触れ合えて楽しかった、みんなありがとう
では、最後よろしく!
ーその夜、同じベッドに入りながらー
リルム「うー。まだおなか苦しー」
セフィ「あんなにイカを食べるからだ」
リルム「だってせっかくセフィと作ったんだもん」
セフィ「…まさかお前がイカの煮物を食べてくれるとはな」
リルム「えへへ、料理も頑張ったでしょ?リルムのイカサバキどうだった?」
セフィ「うむ、なかなかよかったぞ。私の正宗でも、適わないかもな」
リルム「ふふ、セフィも冗談言うんだね」
セフィ「・・・・・・・明日…、明日で終わりなんだな・・」
リルム「…うん・・・」
セフィ「・・・・・・」
リルム「ねぇ、セッフィ。…リルムのお願い、聞いてくれる?」
セフィ「なんだ?」
リルム「あ、あのね、セフィ。…前みたいに、大人のキス、して?」
セフィ「・・・・・・」
リルム「だめ?」
セフィ「・・・ダメだ」
リルム「そっか…。ごめんね…」
セフィ「10年後」
リルム「?」
セフィ「10年後、大人になったお前と再び会えたとき、その時、な」
リルム「!? ほ、ほんと…!?」
セフィ「あぁ、約束だ。…なんならキスの先も教えてやろうか?」
リルム「な!?なに言ってんだよ、バカ…!!」
セフィ「…ふふ、冗談だ。おやすみ、リルム・・・」
リルム「(うぅ…)…。オヤスミ、セッフィー・・・・」
↑「叶わない約束をする二人」ってことです。説明不足ごめん。
10年後か…
なかなか魅力的な年齢差の二人だな
>>953 『ひとつひとつのネタが宝物』
おまい………(TДT)
わたしには、このスレ全部・おまいら全員が宝物になりますた。
ネタはひとつふたつしか投下出来なかったし、時々感想を
書き込むくらいだったが、本当に楽しかった。
最初から最後まで見守るスレは、初めてだったりする。
職人さん達・絵師さん達、ほんとうにありがとう!
いつか誰かが言った『スレは終わってもみんな繋がってる』
その通りだと思う。そう信じている。
じゃあ、また!ノシ
今まで虐殺を中心に話を作ってきた
魔列車です
みなさんはほぼすべて
駄作と思われたでしょう
それもそう
ゲー禁による名前忘れ
話がうまく作れない
など
駄作だらけ
>>924 については
自分では中々だと思う
感想キボン
最後
ある程度話をつくりましたが、駄作で本当につまらないなら
もう話は作りません
いいなら最後に相応しい話を考えようと思います
みなさんの意見を下さい
〜魔列車
960 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/03/24(金) 21:39:59 ID:is2sSR0A0
流れを切って悪いが
このスレが消える前に、リルムとセフィロスの旅スレを立てようとしたが
どうしても立てられない
終わる事を望む人もいるが、続けたいと思っている人は
協力してもらえないだろうか?
961 :
960-1:2006/03/24(金) 21:46:07 ID:is2sSR0A0
>>959 話の内容は良いと思う
ぜひ最後の話を見てみたい
まだ終わって無いのに次の話を作ってすまない
存続を望む気持ちが伝われば幸いです
リ「見て、セフィ!ドアが開いてるよ!」
セ「とうとう、ここから出られるのか」
リ「うん…」
セ「これでもう、私とお前が一緒にいる理由も無くなったな」
リ「セフィ…」
セ「これからは自由だ、2人それぞれの道を歩いていこう」
リ「セフィは、これからどこに行くの?」
セ「そうだな…、かつて求めた、約束の地を探しに行く」
リ「そっか…」
セ「さらばだ、リルム」
962 :
960-2:2006/03/24(金) 21:46:49 ID:is2sSR0A0
歩き始めるセフィロス、しばらくその姿をじっと見つめていたが
何かを思いたつとセフィロスの隣を歩き始めた
セ「リルム?」
リ「私、決めたの」
うつむいていたリルム、さっと顔を上げると、セフィロスの前に回りこんで言った
リ「私も探す、リルムとセフィロスの、約束の地!」
セ「リルム…」
立ち止まり、リルムの顔を見つめるセフィロス
リルムも、じっとセフィロスを見つめ返した
セ「強情な所は、変わらないな」
リ「セフィが私から離れて、一人になろうとする所も、変わってないよ」
セ「行くか、共に?」
リ「うん!」
こうして、リルムとセフィロスは歩き始めた
どこにあるかも知れない、2人の約束の地を探す旅に
ありがとうございます!
では1000レスになる前に
考えます
とりあえず感動係で
965 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/03/24(金) 22:12:23 ID:r+pIxgnV0
クラウド「・・・・。
セフィロス「クラウドか。
クラウド「・・・・・意外と普通そうで何よりだ。
セフィロス「お迎え、か
クラウド「察しが良いな。 もう時間、無いぞ。
セフィロス「ああ・・・・・寂しくなるな・・・・・。
クラウド「・・・・・・・フッ・・・・・。
セフィロス「どうした・・・・?
クラウド「変わったな、あんた。
セフィロス「・・・・・・・・・。
クラウド「ティファが言ってた・・・・・あんたは太陽から遠すぎて冷たくなった奴なんだな・・・・・
セフィロス「・・・・・ハッ・・・・・太陽、か。
クラウド「・・・・・・・・・・・まあ、忘れてくれ。
セフィロス「私は・・・・・・お前がうらやましかった。 私には、無いものをたくさん、持っている・・。私もよく分からない。
・・・・答えが・・・・見つからない。
クラウド「もっとも大切なもの、か・・・。 皮肉なものだな、あんたも。
セフィロス「・・・・・・・。
クラウド「まあ、後残り少ないんだ。 せいぜい楽しんでくれ。 ・・・・あんたの為にもな。
966 :
名前が無い@ただの名無しのようだ :2006/03/24(金) 22:52:16 ID:85hdqr/20
>>960 それはそれでいいのでは。もう新スレ立てるとか?ここは残り少ないからな。
とりあえず自分はこのスレの続き書きます。
■次の日、とうとう2人は最後の日を迎えた■
リルム「・・・・・・ん・・・・・(なんだかいい匂い…)」
セフィ「リルム、朝だぞ」
リルム「!! セフィ…おはよ。この匂い…」
セフィ「なんだ寝ぼけてるのか?お前の大好物のパンケーキ(メープルシロップ大量かけ)だ」
リルム「セフィ…。ありがとう」
セフィ「ほら、顔洗ってきなさい」
***
2人「いただきまーす」
セフィ「どうだ?」
リルム「ん、おいしい!」
セフィ「そうか…よかった…」
リルム「なんかセッフィ、優しいね」
セフィ「まぁ、その、最後、だからな…」
リルム「・・・・・・・・・・・」
セフィ「今日は…、ずっと私の膝の上にいないか?それで…ゆっくり想い出話でもしよう…」
リルム「うん、そだね…」
セフィ「…リルム」
リルム「・・・?」
セフィ「口に、シロップついてるぞ」
リルム「ん・・・・!?はは…」
セフィ「ふ・・・」
こうして最後の時間がゆっくり流れ出す。
カイン「…出られたのか」
セフィロス「ああ。」
カイン「あの子供は?」
セフィロス「帰るべき所に帰っただろう…」
カイン「そうか…それでお前は?」
セフィロス「私には…帰る場所などない…」
カイン「フッ、なら都合が良い。俺と修業でもしないか?」
セフィロス「…貴様と?」
カイン「俺は今まで一人で修業をしててな、相手に欲しかったんだ。」
セフィロス「(修業か、私も自分自身を鍛え治すか…)
良かろう。だが、手加減などせんぞ!」
カイン「フッ、望むところだ!」
その後、セフィロスはカインと共に試練の山へ向かったという。
自分の心の弱さに打ち勝つために…
968 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/03/25(土) 00:05:35 ID:r77UlgToO
電車男(九州では再放送があっている)では無いけど、このスレの住人は本当に温かいよ!!
最初っからこのスレ見守ってきたけど、ネタも画も全部よかったし、ここに来たおかげで心も豊かになった気がする、つか確実になった!!皆ありがとう!!職人さん絵師さん乙!!そして、最後までよろしく!!
スレをざっと読み返す二人
リルム「いろいろあったね」
セフィ「そうだな」
リルム「セッフィ、最初はリルムの名前呼べなかったよねw」
セフィ「(ギク)んん、まぁあれは冗談だな」
リルム「嘘つくなよ」
セフィ「はい、すいません」
リルム「リルム、最初はセッフィのこと変態だと思ってた」
セフィ「…変態、か(遠い目)」
リルム「イカだし、刀の手入ればっかしてるし、知り合い(3兄弟)はマザコンだし」
セフィ「…すまない。が、私もアルテマやフレアやホーリーをかまされてるんだけどな」
リルム「(ドキ)あ、あれはスキンシップだよ」
セフィ「…私は素直な子が好きだが」
リルム「ごめんなさい」
リルム「そう言えばセッフィ、ワキガだったよねww」
セフィ「…もうその話はするな」
リルム「だって、ワ、ワキガってwwププ」
セフィ「そう言うわりには今こうして膝の上に乗っているではないか」
リルム「うっ」
セフィ「一緒のベッドでも寝てるくせにな。今夜は別々に寝るか?」
リルム「うう、冗談だよー!うそうそ、セッフィすごくいい匂い!」
セフィ「まったく、調子がいいな」
(つづき)
セフィ「乱入者もけっこう多かったな」
リルム「タコにマッシュにガウにティナに色男にー…」
セフィ「クラウドにカダージュ達、古代種の娘…、私達の知らない人物もいたな」
リルム「賑やかだったね」
セフィ「余計なことをしていった奴が多かったけどな」
リルム「なんだか、あの頃は1000レス迎えられるなんて思わなかった」
セフィ「長かったような…短かったような、複雑な気持ちだ…」
リルム「セッフィはすごく変わったよね」
セフィ「そうかも…な」
リルム「ふふ、よかった」
セフィ「今夜が最後の夕食だが…、食べたいものはあるか?」
リルム「うーん、京懐石か高級フレンチコースかな」
セフィ「なんだそのワガママは」
リルム「嘘だよーもー。セッフィが作ったのなら、なんでもいい、かな…」
セフィ「そうか」
リルム「でも…」
セフィ「でも?」
リルム「イカの煮物は勘弁な」
セフィ「はい」
>>7からネタ書いてたものです。最後まで付き合えて良かった。
リルム「なんか不思議…」
セフィロス「どうした」
リルム「もうすぐさよならなのに、なんか思ったより平気っていうか、落ち着いてるなあと思って」
セフィロス「…そうだな」
リルム「この分だと、リルム笑ってお別れできそうだよ」
セフィロス「…」
リルム「ずっと決めてたんだ。さいごは笑った顔おぼえててほしいなあって…」
セフィロス「…」
リルム「リルム泣かないよ…セフィとばいばいするまでは泣かない…」
セフィロス「フッ…そんな事を言っていいのか?どうせ…さいごは顔中ぐしゃぐしゃにして泣くのだろう…
精神鍛錬が出来ていないからそういう変なものが分泌されるのだ…まったく…情けない話だ」
リルム「ちょwwwセフィ目まっかっかになってるんだけど何これ」
ゼムナス「お〜めでと〜う。だが、じぃつの(ry」
セフィロス「お前も来たか。」
ゼムナス「光も闇も永遠ならば、我ら虚無もまたぁ、えぇいえん!」
リルム「で、何が言いたいの?」
ゼムナス「ハ ハ ハ ハ ハ ハ・・・・・
お前達のそのぉ煌めきもまたぁ・・・・・えぇいえん!」
セ・リ「(こいつ・・・・・)」
何か卒業式みたいな空気になってるな
俺も1個か2個
投下したけど最後に投下したいが書けそうにない…
貴重なレスをミスって2個も使ってしまって済まない
自画像が描き終わったリルム
リルム「(よしっ!これで完成っと!これを明日の朝、渡すんだ…!)」
セフィ「リルム、夕食ができたぞ」
リルム「はーい!ってお茶漬けかよオイ!!!」
セフィ「変に豪華にするよりいいだろ…?」
リルム「んー、そだね。それじゃ、いただきます!」
セフィ「まったく…お前は元気だな…」
リルム「(わざと明るくしてんだよ、もう)」
セフィ「・・・・・・・・・・・・・・・」
リルム「ん?セフィ、お箸が止まってるよ?」
セフィ「いや…なんでも…」
リルム「なんでもって…セフィ、お茶碗持つ手が震えてるって(苦笑)」
セフィ「・・・冷静を装うのは…、もっと簡単だと思ってたんだがな…」
リルム「もう、セフィ、泣いてもいいんだよ?」
セフィ「いや…それは、それはできない。英雄の私が、私が泣くわけには…」
リルム「もう、鼻水が口に入ってるよwここまできて変な意地張るなよー」
セフィ「すまないな…。お前の前では…、オレはただの弱い人間だな・・・・」
リルム「お茶漬け片手にかっこいいこと言うなw」
セフィ「すまない…、リルム…」
リルム「謝るなって。食べ終わったら、一緒にお風呂だからね!背中流してあげる!」
セフィ「・・・・・・リルム…」
リルム「もー!だからさっさと食べろ!」
セフィ「・・・・・・・・・・・・・・」(食べてる)
リルム「(まったくもう…大きい子供だよ、セフィは・・・)」
朝投下したら間に合わないと思って今閃いたモノを推敲せず投下
リルム「最初に会った時はさ…」
セフィロス「ん、何だ?」
リルム「『何よ?この変態は』って思ってたわけ」
セフィロス「私…いや、俺も俺を英雄と恐れずに接してきたのは御前が初めてさ」
リルム「最初は脱出方法考えてて出よう出ようと考えてたよね」
セフィロス「そうだったな」
リルム「何でだろう、今はこの部屋から出たくない…ううん、セフィと離れたくないよ」
セフィロス「リルム…俺達は出会う事の出来無い出会いをしてしまったんだ。それ丈で良かったじゃないか」
リルム「…………そうだね、セフィ」
セフィロス「ハハ、唯だの誤魔化しの屁理屈だけどな」
リルム「………ちゃんと飯は抜かず食えよ」
セフィロス「分かってる」
リルム「風呂にも入れよ」
セフィロス「勿論だ」
リルム「洗濯もする」
セフィロス「しつこいぞ」
リルム「………私、セフィの事忘れないからね。手の掛かる英雄らしくない英雄の事」
セフィロス「俺も俺に生意気な口を聞いた子供の事は忘れないさ」
リルム・セフィロス「有難う、そしてさよなら」
一部はTOPのパクリだけど何かマッチしてたんで使いますた
リルム「…いとしのあなたはとおいところへ。
いろあせぬとわのあいちかったばかりに…」
セフィ「リルム。何を読んでいるんだ?」
リルム「うん。昔の仲間からもらったオペラの歌詞を見てたんだ」
セフィ「ほう。オペラに興味があるのか?」
リルム「んー、正直ちょっと前まではあんまり関心なかったんだけどね。
でも、今はなんだかちょっと…考えちゃうんだ。
この物語の二人はどんな気持ちで離れていったのかなって」
セフィ「…」
リルム「セフィは、どう思う…?」
セフィ「…たとえ離れていても、繋がる想いはあると思う。
遠距離だとか世界が違うとかそんなことは問題ではない。
それが誰かを想うことだとわたしは思う。
…すまない、あまり上手く言えなくて…」
リルム「……ううん、そんなことないよ。
うん……そうだね!離れていても、繋がる想い…か。
なんだか、すっきりしたよ。ありがとね。セフィ」
セフィ「…あ、ああ」
セフィ(礼をいわなくてはいけないのはわたしの方なのに…
お前がいてくれたから、わたしは……ありがとう、リルム…)
セフィ「リルム・・・明日は早い。もう、寝ないか?」
リルム「ん、待って。今食器片付けるからさ」
食器を片付けに台所に向かうリルム
ジャー
リルム(そう言えばこの食器・・・・もう使わないんだなぁ)
(いつも何気なく使って、何気なく片してたけど・・・)
(こういうのって…平凡の中の幸せって…終わるときや、失うときに気付くの、かな…)
セフィ「寝巻きであまりウロウロするな」
リルム「セ、セフィ!」
セフィ「…なにもかもが、最後、だな・・・」
リルム「う、うん・・・」
セフィ「夕食には、満足したか?」
リルム「うん、最後がお茶漬けも、悪くないかな」
セフィ「そうか…」
リルム「・・・・今夜は、ずっとギュッてしててよね」
セフィ「・・・あぁ、もちろんだ。・・・・・・・・」
リルム「ふふ、ありがと…、セッフィー(ってまた涙目かよーw)」
980 :
長文スマソ…:2006/03/25(土) 03:00:09 ID:lyp/ky6hO
セ「…ついに扉が開いたな…」
リ「うん…」
開いた扉の前で佇む二人。
セ「…お前と過ごした日々、けして忘れはしない。ありがとう…リルム…」
リ「セフィ…」
セ「そこまで一緒に行くか?」
リ「…………、ううん!実は あたし、まだ出る準備が終わってないんだよなー。へへっ、ここでお別れ(笑ってセフィロスを見上げ)」
セ「そうか…。では、俺は行くとする…約束の地を探しにな…」
リ「うん…」
セ「リルム…、元気でな」
リ「セフィこそ元気でね!ちゃんとご飯食べろよ!」
セ「フ…。また、いつか会おう…」
リ「いつか…」
セ「約束だ…。…さらばだ、リルム…!」
リルムに背を向け歩き出すセフィロス。その大きな背中に精一杯 手を振るリルム。
リ「……セフィ…ばいばい…」
そう小さく呟き、リルムは一人 寂しげな部屋へと足を踏み入れる。薄暗い部屋の中でリルムは座り込んだ。
リ「………セフィ……」
思い出すのは長いようで短かったセフィロスと過ごした日々。互いに違う世界から飛ばされ、この部屋に閉じ込められ、最初は警戒心が拭えなかった。
けれど徐々に互いに心を開き、相手の事を知り、そして気付けば いつも隣に居た。
981 :
続き1:2006/03/25(土) 03:01:26 ID:lyp/ky6hO
リ「…ぅ…ひっく……セフィ…、寂し…よ……せふぃ…」
膝に顔を埋めると、目が熱くなってくるのが分かった。涙を流しながら、リルムは小さく口ずさむ。
大好きなセフィロスの事を思いながら。
リ『愛しの貴方は、遠いところへ?色あせぬ永久の愛、誓ったばかりに…。悲しい時にも、辛い時にも…空に降る あの星を貴方と思い…望まぬ契りを交すのですか?
どうすれば?ねぇ、貴方?言葉を待つ──…♪♪』
リ「…ぅ……うぁー…ん…セフィ…!セフぃ…っ……!」
セ「呼んだか、リルム?」
リ「!!……セ…フィ…?ど…して…」
セ「呼んだだろう?私を」
リ「セフィ……」
セ「お前の声が聞こえた…」
リ「…っ……ぁ…うぁー…ん!!セフィー!!」
顔を涙でグシャグシャにしながら、セフィロスの元へ走り寄る。そんなリルムを、セフィロスは膝をついて抱き締めた。
セ「リルム…」
リ「うぁぁん…セフィ…!」
セ「……私と一緒に行くか、リルム…?」
リ「セフィと一緒がいい…!あたしは、セフィと一緒に居たいんだぁ…セフィが…出て行くの見た時、胸は苦しいし…!涙は止まらないし…!」
セ「リルム…っ…」
982 :
続き2:2006/03/25(土) 03:06:21 ID:lyp/ky6hO
泣き止まないリルムを、セフィロスは強く強く抱き締めた。
セ「行こう…リルム…」
リ「うん…!」
セリ「「約束の地へ。」」
二人は手を繋いで部屋を後にした。
人の温もりを知らずに生きてきた男は、少女からソレを教わった。少女も また、男と出会い大切なものを見付けた。
男と手を繋いで歩く少女は、また小さく歌を口ずさんでいたそうな…。
リ『ありがとう、私の愛する人よ。一度でも、この想い揺れた私に、静かに優しく応えてくれて…。
いつまでも、いつまでも…貴方の側に…♪♪』
END.
長文になってしまい、申し訳ないです;
自分は新スレ支持という事で、二人を一緒に旅立たせてみました。
このスレに出会えて本当に良かった。職人さん達、みんな神でした!乙!
沢山の笑い、感動、涙をありがとう…。
リルム「セッフィー、何か手紙が着てるよ」
セフィ「此処まで来て手紙か・・・、誰からだろうな・・・。」
パサァ・・・
『お前は・・・優しさを知ってしまった・・・
憎しみや悲しみから飛び出した
最後の闇の存在、お前はそうではなくなってしまった
もうお前とは生きられない
大地と、空と、光と、海原、【自然】に生きていくがいい
身分に囚われず、共存するがいい
世界を曇らせるのではなく、晴らせばいい
憎しみを増やすのではなく、優しさを増やせばいい
無ではなく、有を造ればいい
壊すのではなく、治すがいい
過去に囚われず、穏やかな未来を切り開けばいい
永久を求めず、闇に染まるのはもうやめてしまえ
教わるのではなく、自分達で考えればいい
全ては不滅ではない 自然に滅するまで己と他を滅するな
お前は闇の呪縛から解かれたのだ 過去を忘れろ
大いなる光へ突き進むがいい
最後の一同』
セフィ「過去の私の居場所はなくなったのか・・・いや、いい・・。私にはこの世界と言う居場所がある・・・。」
リルム「セッフィー、何だったの?」
セフィ「いや、なんでもない」
じゃ、このスレでのラストを続けるかな。後には続かないエンドで。
■食器の片付けが終わり、ベットへと入る二人。これが、二人で過ごす最後の夜。
リルム「なんだか…明日もまたこうやって一緒に寝る気がしちゃう…」
セフィ「私もだ・・・」
リルム「なんだかいろいろあったけど…、楽しかったね」
セフィ「あぁ…。私はお前に…いろいろなことを教えてもらった。うまく言葉には…できないが…」
リルム「セフィ・・・」
セフィ「本当は、いろいろセリフを考えていたんだがな…。いざとなったら、出てこなくなってしまった」
リルム「・・・」
セフィ「…すまないな…。なんだか…これ以上話したら、泣いてしまいそうだ(苦笑)」
リルム「…セフィー…」
セフィ「もう寝よう。明日もあるし、な…」
リルム「・・・・・・・・・・・・・うん」
セフィ「・・・最後のオヤスミ、だな…」
リルム「そだね…」
セフィ「おやすみ、リルム…」
リルム「おやすみ、セフィ…」
こうして二人は、目を閉じた。あと数時間で、迎えが来るだろう…。
涙が、止まらないよ?
翌朝、少し早めに目が覚めてしまった2人。荷物をまとめ、別れの時を待つ。
セフィ「・・・・・」
リルム「・・・・・」
セフィ「わけないな…。どんなに願っても、時間は過ぎていってしまう…」
リルム「…セフィ、…あのね…」
セフィ「なんだ?」
リルム「セフィに、これ、プレゼント。もらってくれる…よね?」
セフィ「これは…お前が熱心に描いていた自画像じゃ…」
リルム「へへ、最初からセフィにあげるつもりで描いてたんだ」
セフィ「リルム…。・・・・・よく、描けてるな…。本当に、お前にそっくりだ…」
リルム「ふふ、ありがと。セフィさ、オヤジだからココ出たらリルムのこと忘れちゃうと思ってさ。それ、リルムだと思って大事にしてよね」
セフィ「…そんな…。忘れるわけないだろう」
リルム「えへへ、うん、セフィならそう言うって思ってた」
セフィ「・・・・リルム…!」ギュッ
リルム「わっ…!イタタ」
セフィ「ありがとう…。ありがとうリルム…。私はお前からもらってばかりだったな…」
リルム「そんなことないよ、セフィ。リルムだって…リルムだってセフィーから…。ぅう…」
セフィ「・・・・・・・・・・・・・・」
リルム「な、泣かないって、笑顔でお別れって、自分で、ヒック、い、言ったのにな…」
セフィ「・・・・・・っ・・・リルム…」
ピンポーン
リ&セ「!!」
ガチャリ
ザックス「よう、準備はできたかい?」シャドウ「・・・・リルム、帰る時間だ」
リ&セ「・・・・・・」
ザックス「なんだよ二人とも、そんな顔しちゃって」
セフィ「…本当に…終わりなのか?」
ザックス「まぁ、そうだね」 シャドウ「さあ、行くぞ」
リルム「・・・セフィー…」
セフィ「リルム…」
シャドウ「…さぁ、お前のあるべき所へ帰ろう」
無言のまま、シャドウの手をとるリルム。振り返り、セフィロスを見つめる。
セフィ「…リルム…」
リルム「…セフィ、セフィ、リルム、すごく楽しかった、すごく幸せだった!」
セフィ「・・・・・・・」
リルム「会えてよかった!一緒にいられてよかった!!」
セフィ「・・・・・オレも、オレも同じ気持ちだ、リルム…」
リルム「だから、お願い。最後は、笑って?リルムも笑うから。笑顔で…手をふるから…」
セフィ「・・・・・・・あぁ」
シャドウ&ザックス「さぁ、もう時間だ」
別々の方向に歩き出す二人。リルムは大きく手をふっている。
リルム「ばいばい!セフィ!ありがとう・・・!!」
セフィ「・・・ありがとう、リルム!また…またいつか会おう…」
最後まで手をふり続ける2人。そして、ゆっくりと光の中に消えた…
リルム「ぅ、んん…」
ストラゴス「おお、リルム!」
リルム「!? こ、ここは…?」
ストラ「サマサの村、おまえの家じゃゾイ」
インターセプター「ばう!」
リルム「私…帰ってきたんだ…」
ストラ「数日前に家の前で倒れとったんじゃ。まったく、心配させおって…」
ティナ「おかえりなさい」
リルム「!?みんな…」
ガウ「がうがう!」 マッシュ「よ、不良娘」 エドガー「まったく、隅におけないな」
リルム「みんな…。どうして…」
ストラ「リルムが心配できてくれたんじゃ。今夜は皆でお前の帰りをお祝いするゾイ」
リルム「…ありがとう、みんな…(・・・・セフィ…)」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ザックス「あともう少しでライフストリームだ」
セフィ「・・・・・・」
ザックス「まさかあの”セフィロスさん”が、あんな顔するなんてね」
セフィ「オレは…、英雄なんかじゃない」
「英雄でも、ジェノバの息子でもなく…、ただの寂しい1人の人間だった」
ザックス「・・・」
セフィ「本当に求めていたのは、優しさや安らぎだった…。そんな独りの人間だったんだ…。そのことに…気付かされた…」
ザックス「…それ、大収穫だったんじゃない?」
セフィ「ふ・・・そうだな…」
ザックス「よかったな」
セフィ「ああ、全てあの少女のおかげだ…」
「ありがとう、リルム…」
『リルムとセフィロスを同じ部屋に閉じ込めてみた』ーおわりー
最後連投になってしまって申し訳ない。迷ったけど、完結させました。
気にいらない部分があったらどうぞ書き直して下さい。
このスレ大好きでした。自分のネタに反応して下さった職人さん、読んで下さった方々、
どうもありがとうございました。
一度だけ駄絵を投下した者だけど…このスレに関われてよかった。本当に素晴らしい作品達をありがとう。
全ての職人、絵師、住人、そしてリルムとセフィロスに幸あれ。
何か頭の中でFFのメインテーマ(WのOP、EDのアレ)が流れっぱなしで勢いで作ってみた
X年後(或いは1X年後)のリルムの結婚式前夜に夢にて
リルム「セフィ!!」
セフィロス「数年ぶりだな、会いたかった」
リルム「何処行ってたんだよ、寂しかったんだぞ。御婆さんになったらどうしてくれ…………あれ?私、10歳の儘……」
セフィロス「相変わらず生意気な儘なんだな、レディにもなったのに…」
リルム「うるせーよ!!…………でも残念だったよ、私も大人の姿ならセフィが言ってた大人のキスとか…」
セフィロス「お………おいおい。レディがそんな事言うもんじゃない。それに俺にとっては何歳でもリルムはリルムだ」
リルム「本当?」
セフィロス「あぁ、何歳でも俺にとっては御前は生意気な小娘だ。それよりリルム、結婚おめでとう」
リルム「有難う、一言余計だけどね。でもセフィ、私が一番結婚したかったのは…………ううん、夢に迄出てきて祝福してくれて有難う」
セフィロス「礼を言いたいのは俺の方さ…あの時、御前に遇えて…」
リルム「どういう事?」
セフィロス「何でも無い、そろそろ夜が明けるな」
目覚めるリルム
リルム「………今、確かに聞こえた………セフィの声で………さよならって」
結婚相手なんかは特に考えてないから各自に任せるって事でw
どうでも良い事かも知れないけど1000はこの組み合わせを考えた
>>1に取って貰いたいな
もう名無しに溶けてしまってるかも知れんが
995 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/03/25(土) 08:30:10 ID:qOpiZhPmO
良スレ乙
リルム「もう・・・・・今日だね・・・」セフィ「・・・・・・」リルム「今までいろんなことがあったね・・・虐殺とかさ・・」
セフィ「ああ・・・・」リルム「セフィ−は・・・どうするの・・・?」セフィ「さあ・・・・な」リルム「ねえ・・・・・笑わないで聞いて・・・・・」セフィ「ああ」
リルム「私、セフィーと一緒に居てよかったと思うよ・・」セフィ「・・・」リルム「そりゃあ喧嘩もしたし虐殺もしたよ」セフィ「ああ・・」リルム「でも、楽しかった!今までありがとう・・・・」
セフィ「リルム・・・・私も、言いたいことがある・・こっちに来てくれないか?」リルム「うん・・・・・で、何・・・?」とっ
リルム「あ・・セフィー・・な・・ん・・・・・・で・・」パタ
セフィ「・・すまない、私は闇の者だ・・・・別れを惜しんではいられない・・さよなら」
リルム「ん・・・セ・・・・フィ−?」
そこには誰もいない
何も無い部屋
リルム「セフィー・・・うっ・ばか・・・・・セフィー・・の・・・ばか・・・最後まで一緒にいたかったのに・・うっ、うっ」
不意に私の耳元で
(ありがとう)
そう・・聞こえたような気がした
リルム「セフィー・・・・・・・」
セフィ「すまんな・・・お前に闇を見せたくないんだ・・」雪の降る中で、私は気付いたセフィ「あ・・」
私の目に、一筋の涙が流れてくる
セフィ「これが・・・・涙か・・」
そして私はもうひとつのことに気付いた
セフィ「これが・・・・愛という感情だったのかもな・・・」
私は闇に生きる者
感情など無かった
でも、リルムは感情を教えてくれた
例えこれが最後の別れでも私は後悔しないだろう、でも
セフィ「ありがとう、・・リルム」
彼は闇に消えていった・・・・・
>>997 もう終わったんだけどな、一応。とマジレス
ここ、
>>1は見てるにかな。おまえスゲーよホント。乙!
感動をありがとう!!!
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,,ノィ クエックエッ
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ソ ヽ, └─┬┬─┘ 人 *「ぷるぷる。
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