ツォンとチョコボを閉じ込めてみた

ツーーーーーン

　ガサゴソ･･･

ツォン「何だろう。押入れに何かいるようだが…」

　ゴトン！

ツォン「開けてみよう。……それっ！　う、うわ！なんだ！？」

？？？「何を驚いている？」
ツォン「い、いや。まさか他に誰かいるとは思わなかったんだ」
？？？「騒々しいな。昨晩もうるさくて眠れなかった」
ツォン「それは済まなかった。私もここに閉じ込められたばかりで色々と動揺してしまって…」
？？？「人間というのは全くどうしようもないな。少しは落ち着いたらどうだ」
ツォン「もう大丈夫だ。ところでお前の名前は？」
？？？「私は……レッド�]�Vと呼ばれていた」
ツォン「レッドか。私はツォンだ。そんな狭い所にいないで出てきたらどうだ？」
レッド「あぁ、そうだな」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエーーーー！！」
レッド「うわぁぁぁぁああぁああ！！　な、なに？？なに！？」
ツォン「まだ紹介してなかったな。一緒に閉じ込められてるチョコボだ。
　　　　名前は…そういえばまだ付けてなかった」
レッド「……噛み付いたりしない？」
ツォン「大丈夫だ。襲ったりしない」
レッド「なんだ…。ビックリしたぁ」
ツォン「ははは、意外と臆病なんだな」
レッド「�買nッ……。フ、フン。全く騒々しい連中だ」

ツォン「よし、水浴びの準備が出来たぞ。子供用のビニールプールがあって助かった」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエッ」
ツォン「レッド、お前も一緒にどうだ？」
レッド「私はいい。遠慮しておく」
ツォン「そうか。おい、チョコボ…っと、そろそろお前の名前も決めないとな。
　　　　ここのプールの中に入るんだ」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエ！」
ツォン「えーっと、石鹸は……人間用で大丈夫だろうか」

ﾁｮｺﾎﾞ「クエックエッ」
ツォン「楽しそうだな。でも洗ってる間は大人しくしててくれよ」
レッド「………………」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエッ、クエー！」
ツォン「はは、そんなにはしゃいだら泡が飛び散るだろう」
レッド「………ｳｽﾞｳｽﾞ」

レッド「オイラも混ぜて！」
ツォン「え！？ちょ、ちょっと待ってくれ。水が溢れ…」
レッド「よーし、オイラ巨大シャボン玉作っちゃうぞ」
ツォン「いや、シャボン玉はよせ…」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエ！クエッ！」
レッド「今度は部屋中ちいさいシャボン玉で一杯にしちゃうぞー」
ツォン「ま、待て！そんな事したら後片付けが…」
レッド「うわぁ、綺麗だよ」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエクエ！（嬉」
ツォン「大変……って、もう遅いな＿|￣|○　」


ヽ（*´∋｀）ノ ヾ(´∀｀*)ﾉ ｷｬｯｷｬｯ

ツォン「まぁ……、いいか」

もう一人くらいキャラが増えたらネタが広がるかと思ったんだが…
俺には無理だったｏｒｚ
ナナキはなかった事にしてくれ、ｽﾏﾝ

ほのぼのしてていいな
ツォンって面倒見がいいんだね

ツォン「どうも押入れの天袋に何かいる気配があるんだが･･･」
レッド「誰かいるのかな？　気づかなかったけど」
ツォン「開けてみよう」

ガラッ

ヴィン「……私の眠りを邪魔するのは誰だ？」
ツォン「お前は･･･誰だ？何故そんな所に？」
ヴィン「ここは何処だ？」
ツォン「知らずに寝ていたのか？」
ヴィン「その制服は･･･」
ツォン「何だ？」
ヴィン「いや、何でもない。私は罪を償うために眠り続けなければならない」
ツォン「眠り続けるって･･･その天袋でか？」
ヴィン「何か問題でも？」
ツォン「問題というか･･･色々言いたい事はあるのだが」
ヴィン「問題ないんだな。では」

ツォン「あっ、待て！まだ話は終わってないぞ（ドン、ドン）」
ヴィン「……眠らせてくれ」

ツォン「困ったな」
レッド「眠らせてあげたら？色々と事情がありそうだし」
ツォン「しかし、こんな所に見知らぬ者が眠っているかと思うと落ち着かない」
レッド「それもそうだけど･･･」

ツォン「一体いつまで引きこもってるつもりなんだ…」
レッド「いくらなんでもお腹が空けば出てくると思うんだけどなぁ」
ツォン「しかし、あれからもう１週間経ってる」
ﾁｮｺﾎﾞ「クェーーーーーーー!!!」
ツォン「待て、強行突破は最終手段だ。その時はお前に活躍してもらうが」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエ（よっしゃ）」
レッド「でも、どうするの？」
ツォン「私に考えがある」

深夜

「……ｶﾞｻｺﾞｿ」

ツォン「やはりな」
ヴィン「！？」
ツォン「度々、食料が減っていたから怪しいと思ってたんだ。……待て、逃げるな」
ヴィン「離してくれ」
ツォン「不法侵入及び窃盗で禁固５年って所だな（適当）」
ヴィン「…私は……また新たな罪を……。何てことだ…眠らなくては……」
ツォン「（しまった、逆効果だったか）いや、過ぎた事は仕方ない。今はこれから先の事だ。
　　　　ここから出る方法を見つけ出さなければならない。お前も協力してくれるか？」
ヴィン「…分かった。協力しよう」
レッド「良かった…」

ﾙｰﾌｧｳｽ「一件落着、か」
イリーナ「それにしても何人潜んでるんでしょうか」
ﾙｰﾌｧｳｽ「さぁな。宝条君が仕込んだらしい。さすがにもう居ないと思うが」
イリーナ「まるで忍者屋敷ですね。それにしても不可解な人選…」
ﾙｰﾌｧｳｽ「実験サンプルの中から適当に選んだんだろう」
イリーナ「なるほど。でもツォンさん可哀そう…。
　　　　　一人で鳥と犬に引き篭もりまでまとめなきゃならないなんて」
ﾙｰﾌｧｳｽ「フフフ、君もまた閉じ込められるか？」
イリーナ「え！？そ、そんな、何言ってるんですか！もうコリゴリですよぉ。アハハ」
ﾙｰﾌｧｳｽ「満更でもなさそうだな」

だんだんにぎやかになるね

>>19
萌えた(*´∀`)

ツォン「ん？雨が降ってきたか」
ヴィン「かなり強いな」
レッド「ねぇ、さっきからオイラの頭に雨粒が落ちてるみたいなんだけど･･･」
ツォン「そういえば･･･あちこち雨漏りしてるようだ。
　　　　応急処置しないとマズイな。ヴィン、手伝ってくれ」
ヴィン「あぁ」
ツォン「ナナキ、雨粒を受ける物をいつくか探してきてくれ」
レッド「うん、分かった！」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエクエ」
ツォン「お前は･･･じっとしていてくれ」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエ〜（不服）」

ツォン「この亀裂から漏れてるみたいだな･･･。これは早急に何とかしないと。
　　　　ヴィン、向こう側を見てきてくれるか？」
ヴィン「分かった」

ヴィン「（この天井の部分か……なるほど、確かにここから漏れてるな。
　　　　　ン？ここだけ他と音が違うようだが･･･。空洞になってるのか？）コンコン･･･」

バキッ
ヴィン「あ……」

ヴィン「ツォン、私はお前に謝らなければならない事がある」
ツォン「何だ？後にしてくれないか」
ヴィン「私は･･･取り返しのつかない事をしてしまったようだ」
ツォン「また例の罪が云々って話か？今はそれどころじゃ･･･」

ツォン「な！？何で天井に穴が空いてるんだ？？？」
ヴィン「すまない」

レッド「ツォン！持ってきたよ！」
ツォン「これは･･･」
レッド「ダメ？他に見当たらなかったんだけど」
ツォン「いや、できればお猪口じゃなくてもっと受け口の広い物が良かったんだが」
ヴィン「ツォン、天井から水が流れてきてる」
ツォン「これはヒドイ。床が水浸しだな。ヴィン、まずはあそこが優先だ」

ﾁｮｺﾎﾞ「クエーーー！ε=ε=ε=⊂ ´⌒つ´∋｀)つ」
レッド「オイラもー！､., ⌒ ､., ⌒ ､., ⌒ ⊂ ´⌒つ´∀｀)つｼﾞｬﾝﾋﾟﾝｸﾞー」

ツォン「こら！そこの二人･･･いや二匹か？部屋の中でウォーター・スライディングするんじゃない！」
ヴィン「ツォン、水が･･･」


　　　　　　　　　　ｷｬｯｷｬｯ!
　　≡≡　ミﾐ 　　≡≡∧ ∧　　　　　
　≡≡ミ,´∋｀ﾐ　≡≡(,,・∀・)　　　　　　　　　　　　　　　('A`)
　≡≡ミ_u,,ｕﾉ　 ≡≡ミ_u,,ｕﾉ　　　　　　　　　　　　　　　(ｰﾍﾍ)　←ｳﾞｨﾝ
　　　　　　↑　　　　　　　↑
　　　　　ﾁｮｺﾎﾞ　　　　　ﾅﾅｷ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾂｫﾝ→＿|￣|○

ＡＡずれてたらｽﾏﾝ
俺のﾊﾟｿでは大丈夫みたいだが

面白い

つーかそろそろチョコボに名前つけた方が良いよなｗ

ツォンーーッ！に、妊娠しちゃうクエーーーーッ!!

ツォン「・・ふぅ、それにしても。一体いつになったら出られるものか・・」
チョコ「・・・」
ツォン「ん、どうした。はは、別にお前といるのが嫌なわけじゃないさ」
チョコ「クエー」
ツォン「ふふん。あまりチョコボなど見る機会も無かったが、案外可愛いものじゃないか」

プルルルル！

ツォン「お、お！？電話・・携帯か！誰だ、レノかルードか、イリーナでもいいぞ！
　　　　ええと・・・あれ？鳴ってるの私の携帯じゃ・・」

ピッ

チョコ「はい、もしもし」
ツォン「・・・」
チョコ「お、モグ？久しぶりー。あぁ、いや、元気だけどさ。今なんか変な奴と閉じ込められてて、
　　　　そうそう、人間なのね。すっげ臭いし、なんか頭にBB弾みたいなホクロついてる奴。
　　　　ハハハ、嘘じゃねって、マジマジ。あとで写メすっから。おう、うん、じゃまた」

ピッ


ツォン「・・・」
チョコ「クエッ」
ツォン「おい」

ﾜﾛﾀ

つかよく読まないで書いたからチョコボのキャラぶっ壊しちまったな。深くスマソ。

>>35
いや、面白かったよ
ブラックチョコボもｲｲｗ

雨漏りネタ落とした者なんだが

このままこの流れを続けるのと
いったんリセットしてスレタイ通りツォンとチョコボに戻すのと
どっちが良いんだろう
そこら辺はあまり気にしなくていいんかな

うは、人いねぇｗｗ

ヴィン初登場ネタ書いたのも俺だから
勝手な事してマズかったかなーと思って

とりあえず反対する人もいなさそうだし、このまま二人＋二匹？でネタ考えてみるわ
少し時間かかるかもしれんが
他のネタも気にせずドンドン投下ヨロ
まぁ、このスレ見てる人もあまりいなさそうだけど…

ヴィン「………ジー…」
ナナキ「（何だろう？さっきからジロジロと･･･。やっぱり変だよ、この人）」

ナナキ「オイラの顔に何かついてる？」
ヴィン「いや、別に」
ナナキ「………」

ヴィン「なぁ、犬」
ナナキ「オイラは犬じゃない！それにちゃんとナナキって名前もあるんだ」
ヴィン「悪かった。…ところでナナキ」
ナナキ「なに？」
ヴィン「お手」
ナナキ「彡ｻｯ( 。_ _)っ　……ハッ、しまった」

ツォン「さて、名前なんだが…。何か案はないか？」
ヴィン「ピー助とかコロとか…」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエッ（マジかい）」
レッド「何か古臭いよね。昭和の香りというか」
ツォン「ハヤブサとかドラゴンとか」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエクエッ（おいおい）」
レッド「オジサンのセンスだよな」

ヴィン「古臭い…」
ツォン「オジサン…」

ツォン「お前は何か良いんだ？」
レッド「うーん、チョコとかミルクとかモモとか…」
ヴィン「全部食べ物の名前だな」
ツォン「もう面倒だ。イエローで良いじゃないか。レッドとイエローで相性も良さそうだし」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエ〜、クエックエ（不満、おおいに不満）」
レッド「お笑いコンビじゃないんだから。それじゃツォンはブラックだね」
ツォン「ブラックか。フフ、悪くないな。なかなか強そうだ」
ヴィン「では私はレッドだな」
レッド「レッドはオイラだよ」
ヴィン「ならブラックだ」
ツォン「ブラックは私だ」
ヴィン「…………」


ツォン「なぁヴィン、いい加減出てこないか？」
レッド「そろそろ夕食だよ〜。出ておいでよ」

誰か…名前決めて下さいｏｒｚ

ヴィンが拗ねちゃって可愛いな

　ガラッ

ツォン「おっ、やっと出てくる気になったか」
レッド「ヴィン、夕飯の支度手伝ってよ」
ヴィン「土産だ」
ツォン「何だ？コレは」
レッド「･･･キノコ？」
ヴィン「天井に生えていた」
ツォン「お前がいつも引き篭もってる天袋のか？あまり食欲の沸くものではないな」
レッド「っていうか食べられるの？　それもこんなに沢山･･･」
ヴィン「見た目、松茸に似てないか？」
レッド「言われてみれば確かに」
ツォン「いや、キノコの毒性をナメたら酷い目にあうぞ。怪しいモノは食べない方が良い」
レッド「でもさぁ、ずっとカレーばっかりで飽きちゃったよ。
　　　　もしこれが松茸だったらお吸い物とか松茸ご飯とか網焼きとか･･･美味しそうだよねぇ」
ヴィン「毒見すれば良いんじゃないか？」
ツォン「誰がやるんだ？私は御免だぞ」
ヴィン「それはやっぱり･･････ﾁﾗｯ」
ツォン「ああ、なるほど･･････ﾁﾗｯ」

ﾁｮｺﾎﾞ「クエ！？クエクェーーーー！（俺！？冗談じゃねーぞ！）」
レッド「こういう時、何でもすぐ動物で試すのは差別だよ！」
ツォン「冗談だ。では公平にジャンケンで決めるか」
レッド「オイラがパーしか出せない事を分かってて言ってる？」
ツォン「（くっ、バレたか）すまん、そうだったな。クジ引きにしよう」

ヴィン「･････････」
レッド「ヴィンで決定だね」
ツォン「当然の結果でもあるな。見つけた張本人だし」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエ（よしよし）」
ヴィン「まぁ、良いだろう。でもこのままで食べるのは厳しいな。せめて焼いて欲しいんだが」
レッド「網焼きにしてみる？」

ツォン「うむ、香りは悪くない」
レッド「ちょっと美味しそうかも」
ツォン「焼けたな。さぁ、遠慮せず食え」
ヴィン「人事だと思って。よし、食べるぞ」
レッド「･･･どう？」
ツォン「味は？」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエ？（うまい？）」

ヴィン「･･････」
レッド「やっぱりダメ？」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエックエック（さっさと感想言え）」
ツォン「どうなんだ？焦らすな」
ヴィン「･･･美味い」
レッド「ほんと！？」
ツォン「大丈夫なのか？体が痺れるとか吐き気とか･･･体調に変化は？」
ヴィン「別に何ともない」
レッド「わーい、今日は松茸ご飯だよ」
ツォン「まて、やはり基本は炭火焼だ」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエ！クエエックェ（何でもいいから早く食わせろ）」
ヴィン「お前達･･･現金だな」

　翌日の朝

ヴィン「ん？珍しいな。まだ誰も起きていないのか。
　　　　よし、こっそり朝食を作って皆を驚かせてやろう。いつも迷惑かけてるからな」

ツォン「う･･･痺れが･･･」
レッド「ぐっ、うう･･･」
ﾁｮｺﾎﾞ「･･･ｸ、ｸｴ〜･･」

ヴィン「フーン、フフーンフーン♪」

なごんでていい感じだ

なにこのスレwwwwwwwwﾃﾗﾜﾛ

ヴィン「具合はどうだ？」
ツォン「まだ少し痺れが残ってるが大分落ち着いてきた」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエ！」
レッド「お前は回復早いね…」
ヴィン「オジヤを作ってみたんだが食べられそうか？」
ツォン「…この浮いてるキノコ、まさかあの天井から生えてたヤツじゃないだろうな」
ヴィン「失礼な。ちゃんと野菜箱の中から出したものだぞ」
レッド「しばらくキノコは見たくないよ〜」
ツォン「こういうデリカシーのなさがフラれた原因じゃないのか？」
ヴィン「ピクッ」
レッド「ああ、触れてはいけない事を…」
ヴィン「フッ、ロリコンよりはマシだ（ﾎﾞｿｯ）」
ツォン「だ、だ、誰がロリコンだ！」
ヴィン「別に誰とは言ってないが。それとも図星か？」
レッド「やめなよ、二人とも。今は喧嘩してる場合じゃないでしょ」
ツォン「む…少々言いすぎたな。済まなかった」
ヴィン「いや、私こそ本当のこと言って悪かった」
ツォン「（だから一言多いって）外との連絡手段を見つけないとな」
レッド「ツォン、携帯持ってないの？」
ヴィン「（ケータイ？　何の話だ？）」
ツォン「ここに来る前に没収されたらしい」
レッド「パソコンがあればネットで調べる事出来るのにね」
ヴィン「（ネット？？　網が一体何の役に立つというのだ）」
ツォン「私もそう思って探してみたんだが見当たらなかった」
ヴィン「手紙を出せば良いんじゃないか？」
レ&ツ「…………」

レッド「どこかに小型のノートパソくらいはあるかも」
ツォン「探してみるか」

ヴィン「＿|￣|〇　………」
ﾁｮｺﾎﾞ「( ﾟ∋ﾟ)ﾉｼ　ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ」

>>46
ﾜﾛﾀ

ヴィンセントってアナログだね

50過ぎのおじいちゃんだしね

イカンｗｗｗこのスレ物凄いツボにキタｗｗｗｗｗｗｗ

良スレだね

ブログで殺人行為を誇らしげに語る30代ﾓﾝｷｰ厨
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1134812769/

祭りの予感　ブログで殺人告白？
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1134812585/

ブログで殺人行為を誇らしげに語る30代ﾓﾝｷｰ厨
http://ex14.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1134812324/

現行スレ
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/bike/1134692806/l50

>>52 誤爆?

ひといないな…良スレなのに

レッド「これ、なんだろうね？」
ヴィン「無線機のようだ」
ツォン「初めて見るタイプだな」
レッド「使えるの？」
ツォン「かなり古いからどうだろう」

ガガガ…ピピ、ピー……

ツォン「壊れてはいないようだが…どこにも繋がらない」
レッド「なぁ〜んだ。役に立たないね」
ヴィン「…………」

ツォン「ヴィンセント、さっきからソワソワしているが何かあるのか？」
ヴィン「いや、別に。……あっ！」
レッド「どうしたの？」
ヴィン「天袋に大量の荷物が…。一体どういう事だ」
ツォン「さっきアイテムの支給があってな。そこに入れさせてもらった」
ヴィン「私の寝ぐらに何て事を」
レッド「寝ぐらって…」
ヴィン「（とにかく一人になれる場所に移動しなければ。仕方ない、トイレへ…）」
ツォン「おい、どこに行くんだ？」
ヴィン「どこだって良いだろう」（バタン）

ツォン「まったく、よく分からん男だ」

ヴィン「よし、これで…（ガガ、ピー…ピロロ）」

リーブ「ハイ、こちら『何でもお悩み相談室』です」
ヴィン「あ、その…」
リーブ「どうしました？さぁ、勇気を出して。まずはお名前からどうぞ」
ヴィン「名前…言わなければならないのか？」
リーブ「いえ、抵抗があるなら匿名でも結構ですよ」
ヴィン「ならば匿名で。実は…同居人の事で悩みが」
リーブ「ほう、どんな方と同居を？」
ヴィン「私と年の近い男が一人と犬一匹にチョコボが１羽だ」
リーブ「またバラエティに富んだ組み合わせですね。で、彼らと何かトラブルでも？」
ヴィン「トラブルというか…どう接して良いのか分からないのだ」
ユフィ「気が合わないとか？」
ヴィン「今のは誰だ？」
リーブ「あ、ただのパネラーです。気にしないで下さい」
ヴィン「パネラー？何の事だ？」
リーブ「ですから気にせずに。でも、無理に同居せず引っ越されたらどうです？」
ヴィン「それが出れないのだ。理由は分からないが」
ｸﾗｳﾄﾞ「俺も似た経験をした事がある。ベジータという男と閉じ込められ、ずっと俺のことを
　　　　『カカロット』とかいう男と勘違いしていた」
ﾃｨﾌｧ「どうやって脱出したの？」
ｸﾗｳﾄﾞ「それは…」
シ　ド「おいクラウド、今はお前の時間じゃねぇぞ」
ヴィン「何だか随分賑やかなようだが…。本当に話して大丈夫なのか？」
リーブ「安心してください、秘密は厳守いたします。ささ、続きをどうぞ」

数時間後

リーブ「…なるほど、お話はよく分かりました。これからも相手と上手くやっていきたいのなら
　　　　まずアナタから心を開かないと。求めるだけでは何も返って来ません」
シエラ「お気持ちは察します。私も苦労がありましたし…」
マリン「頑張って！」
ヴィン「ありがとう。少し勇気が出てきたようだ」
ﾊﾞﾚｯﾄ「おう、しっかりな！」

ツォン「長すぎるな…。いつまで入ってるんだ」
レッド「もしかして今度はトイレに引き篭もりだったりして」
ツォン「不吉な事を言うな。冗談じゃないぞ」

数日後

レッド「ヴィンセント、夕飯だよ」
ヴィン「今日は随分豪華だな」
ツォン「まぁ、その、色々あったがこれも何かの縁だ。これからも協力していこうじゃないか。
　　　　私も辛く当ったりして反省している」
レッド「頑張って用意したんだ」
ヴィン「（私は…なんて愚かな…。これからは逃げずに彼らと向き合わなければ）」
レッド「そうだ、テレビが来たんだよ。一局しか映らないみたいだけど。つけてみようよ（パチ）」

ツォン「悩み相談らしいな。同居人とのトラブル、か」
ヴィン「（！？　な、なぜテレビで流れているのだ。秘密厳守と言っていたのに…！）」
レッド「男に犬にチョコボって…。他にもココと同じような環境の人もいるんだね」
ツォン「それにしてもウジウジと煮え切らないな。同居してる者は苦労が多そうだ」
ヴィン「（いや、どうやら二人とも気づいていないようだ。名前は名乗ってないし大丈夫だろう）」

司会者『その男性はどんな方なんです？』
相談者『大仏のようなホクロがオデコにあって…。何事もキッチリしていないと気が済まないらしい』
ツォン「ホクロ…」
相談者『赤い犬はとにかく口ばかり達者で…』
レッド「赤い犬…」

ヴィン「フッ、偶然とは恐ろしいものだな」
ツォン「そんな訳ないだろ！」
レッド「後片付けはヨロシク」

ヴィン「＿|￣|〇　」
ﾁｮｺﾎﾞ「( ´∋`)ﾉｼ　ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ」

楽しく読ませてもらってます

そんなに気にして上げんでも大丈夫だよ
最初の頃はどのスレもこんな感じだ
地道に続けていれば自然と賑わうようになるさ

>>55-57ハゲワロスｗ

一応ほっしゅ

ツォン「ヴィンセント、これはどういう事だ？」
ヴィン「なんだ？」
ツォン「希望アイテムの項目だ。『チョコボよせマテリア』って･･･。こんな物頼んでどうするんだ」
ヴィン「これは私とチョコボの絆をより確固たるものにする為に必要なものだ」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエ！」
ツォン「駄目だ。食料や日用品が最優先だ」
ヴィン「前回、私は完全に無視だったじゃないか。今回は譲れない。チョコボもそう望んでるはずだ」
ﾁｮｺﾎﾞ「クエ、クエェ（いや、別に）」
レッド「希望通してあげたら？確かに前回は勝手に頼んじゃったもんね」
ツォン「こんなくだらない物の為に貴重な支給を無駄にできない」
ヴィン「くだらない物だと？」
レッド「二人とも大人げないな。ここは仲良く譲り合いなよ」
ツォン「仲良く？冗談じゃない」
ヴィン「同感だ」
レッド「いや、そこだけ気が合ってもねぇ･･･」
ヴィン「ならば勝負しよう。勝った方の希望を通す。負けた方は文句なし、だ」
ツォン「ほう、何で勝負を？」
ヴィン「腕相撲だ」
ツォン「（腕相撲か。珍しく自分から言う所をみると自信はあるのだろうが･･･。
　　　　　私も腕相撲には自信ある。こんな華奢な男に負けるはずはない）」

ツォン「いいだろう。ついでに私が勝ったらその鬱陶しい髪も切って貰おうか。勿論、丸刈りでな」
ヴィン「む･･･。しかし私が勝った場合はどうするのだ？」
ツォン「ナナキの肉球を思う存分触らせてやる」
レッド「ちょ、勝手に･･･」
ヴィン「よし、のった」
レッド「のるんかい！」
ツォン「勝負だ」
　　　　　　　　　　　――　リミットブレイク　――

カオス「さぁ、始めようか」
ツォン「おいコラ」

>>62 GJ!
ヴィンﾋﾄﾞｽｗ






|-`*).｡ｏO(ナナキの肉球触りたい放題…)

ナナキの肉球…かわいいな…

ツォンは一生懸命、チョコボの世話をしそうだ。想像すると何か微笑ましい…（*´з｀*）

さんま「もしもし、お名前は？」
電話　「あの、匿名で」
さんま「ご職業は？」
電話　「ター･･･いや、会社員です」
さんま「どういったお話ですか」
電話　「今、チョコボと犬と改造人間と一緒の部屋に閉じ込められてます」
さんま「ご〜か〜〜〜く（ガランガラン）」

♪おーめーでとクリスマス〜おーめーでとクリスマス〜♪

ツォン「｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡」