1 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:
英雄セフィロス様の日々を華麗にえがくスレです
◆下ネタは不可です(そのような書き込みがあってもスルーで)
◆ギャグ・コメディはもちろんアリで
◆おそらくリレー小説の形になると思われますが、単品も歓迎。
(その場合、一言断りを入れるのが望ましい)
2 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/10/31(月) 02:58:35 ID:ZYB8n1xn
やらないか
あるところに、英雄がいた。
名前はセフィロス。
彼は今日も元気に愛刀 正宗を磨いていました
ここなら幸せになれると信じて2ゲットするセフィロス様
セフィロス様「1、よくやった」
正宗に「ふふはぁっ」と息を吹きかけ、磨くセフィロス様。
そんなセフィロス様の元に来客者が。
クラウド「子猫を拾ったんで、セフィロスさんの所で飼えませんか?」
正宗のあまりの長さに陽が暮れ、腹ぺこになてきたセフィロス様。
9 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/10/31(月) 07:21:33 ID:agE8LbgR
セフィロス「そろそろ夕飯時か…」
ザックスでも呼んでメシでも作らせるか。
呼んだはいいがザックスはお茶漬けしか作れなかった
セフィロス 「なんかこう…もうちょっとあるだろ。育ち盛りのくせに」
ザックス 「実家から米しか送られて来なくてさ〜」
セフィロス 「仕方がない…ではスーパーに行ってくる」
ザックス 「行ってらっしゃ〜い♪」
買い物しようと街まで出かけるセフィロス様。
うまい棒のお徳用パックを、持ち金が尽きるまで買い込むセフィロス様。
14 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/10/31(月) 08:56:50 ID:SouMVpmC
財布を忘れて陽気なセフィロス様
レジのお姉さんや後ろに並んでる客にしこたま笑われるセフィロス様。
顔を真っ赤にしながら走って帰ったセフィロス様。
玄関で、クラウドから引き取った猫が迎えてくれた。
「そういえば名前はどうしよう…」
17 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/10/31(月) 10:52:05 ID:jxpK4DDd
ケットシー3号機(小型) 「ところでおじちゃん、ゴハンまだですか?」
セフィロス 「うお!喋った?!というか誰がおじちゃんだ!私はまだ30前だぞ!」
>>1同じようなスレがあるだろ!
解除しろ。
2つもいらん。
「これでも食べるんだ」
といって、うまい棒(ピザ味)のお徳用パックを差し出すセフィロス様
20 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/10/31(月) 11:23:57 ID:cQN6ISHT
ケット・シー「このうまい棒、まさか万引きしてきたんとちゃいまっか?」
セフィロス「ゲッ!!うっかりここまで持ってきてしまった!!」
ついでに魚も万引き
ついでに店舗ごと万引き
乗っ取った(万引きした)スーパーの経営を始めてみた
セフィロス店長「従業員を一斉に入れ替えよう。バイトの募集広告を打たなければな…」
しかし、宣伝しても誰も来ないので
ふて寝するセフィロス様
寝返りをうつ際、必ず足の小指をぶつけるセフィロス様
気が付くと小指の皮がむけて血が出てた
道理で痛いわけだ
勢い余って傷口に消毒液を死ぬほどかけちゃったセフィロス様。
「うぎょおおおおあqwせdrftgyふじこlp;@」
でも英雄だから泣かないセフィロス様
ぐっと我慢する
31 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/01(火) 11:56:26 ID:X2vcbHg/
クラウド「カダージュ達が逃げ出した…」
セフィロス「…またか」
32 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/01(火) 15:39:51 ID:pQUq/eU4
正宗を研き忘れたので、今日は前髪で戦う決心をするセフィロス様
33 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/01(火) 16:10:22 ID:X2vcbHg/
英雄と呼ばれる彼の強さは時に冷酷
彼の赴いた戦地には魔物の死骸と敵兵の躯
絶対的な強さを持つ神羅の英雄
それがセフィロス
先日不思議な事が起こった
街中で子供が自分に泣きながらナイフを向けて来た
子供は神羅の兵士に捕まり今拘束されている
俺の左手についた傷は既に回復し、痕だけが残った。
「ザックス、あの子供は一体なんだ?」
「あぁ…こないだの遠征であんたに殺された敵兵の子供らしいぜ…」
ザックスは悲しそうな顔をした
しかし俺にはその理由がわからなかった…
前髪がアンテナになり、かだーじゅの位置を割り出す
その場所は…
乗っ取ったスーパーの中からだった
セフィロス「おのれ…私の店に勝手に入るとは…
思念体のくせに生意気だぞ!」
と、意気揚揚乗り込むセフィロス様。
そこにいたカダージュが一言
カダージュ「いらっしゃいませ、我がカダージュ商店へようこそ」
目を疑うセフィロス様
ヤズー「あ、お客様。駆け込まないで下さい。他のお客様のご迷惑になりますので」
注意されるセフィロス様
しかも商品が新鮮で品揃えも良かった
当初の目的を忘れ、今夜のおかずは何にしようか
考えるセフィロス様
お菓子売り場で、盛大に食い散らかしているロッズをどつくセフィロス様。
ロッズ大泣き
ほたるの墓を観てセフィロス様も大泣き。
ロッズ「ドロップや…」
セフィロス「どうせおはじきだろう!」
ロッズの口から無理矢理とりだすがそれはおはじきでもドロップでもなく、マテリアだった
絶句
なぜならそれはセフィロスお気に入りのマテリアだったから よだれでぐっしょりだ
やりきれないセフィロス様。
汚マテリアをロッズの顔面めがけて思い切りシュート
しかしマテリアに当たらず、蹴りが直接ロッズの顔面にヒット
吹っ飛ぶロッズ。そんなつもりはなかったセフィロス様
素直に謝るのが悔しいので、買い物を続けるフリをして
逃げ出すセフィロス様。
しかしこっそりロッズにあげる用の
飴をカゴにひそませるセフィロス様
さすがは英雄である
今夜の夕飯はシチューに決まりだ
セ「ロッズ達、育ち盛りだからな…」
肉を1・5倍増量させる事にしたセフィロス様
お財布はがま口
金の鈴の付いた紅いちりめん素材のものが
お気に入りのセフィロス様
ヤズー「その財布‥譲ってくれないか?」
セフィロス様 「だめだ。これは選ばれし者、一家の家計を支えるカアチャンだけが
持つことを許された財布だ」
たまたま居合わせたクラウドは混乱する
クラウド「俺はカダージュ達に『兄さん』と呼ばれたが、セフィロスは『母さん』になるのか?」
悩めるクラウドに手をさしのべた人物は…
52 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/02(水) 23:23:35 ID:ppyrOecQ
微笑をたたえたセフィロスだった。
セ「また!何度目かな 母さんって呼ばれたの」
レ「いいじゃないの。慕われててさ、と。」
クラウド 「そんなごっつい母さん 要 り ま せ ん 。
つーか 慕 っ て ね ぇ し 」
ちょこっとへこむセフィロス様(´・ω・`)
セ「それもそうだな。よし、今日からお前もうちの子だ!」
混乱するクラウドを無理矢理連れ帰るセフィロス様
リロードしてから書き込めばよかったorz
クラウド「…う……あ…
>>56……ど……んま……い」
ロズ「あ、兄さんだ。遊ぼうよ」
困惑するクラウドに剣玉を渡すロッズ
セフィロス様「クアークアックアックア!」
クラウド「あんた、父親似なんだな」
61 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/03(木) 05:30:02 ID:RjyCaLs6
クラウド「ロッズ・・・泣いてる?」
ロッズ「泣いてねえよ!」
セフィロス様「家事は分担!はたらかざるものくうべからず!」
家事の割り振りをするセフィロス様。
カダージュ「やだね。面倒くさいんだよクソババア」
反抗期のカダージュに頭を抱えるセフィロス様
便所掃除を誰にするかで喧嘩勃発
かつて、神羅ビルのとっても臭うトイレの空気ダクトに、ものともせず潜入した経験を持つクラウドが担当となった
クラウドがトイレ掃除をしている間に、夕飯のシチューの下準備をするセフィロス様。
包丁代わりに正宗を使ってジャガイモの皮をむく。
67 :
保健委員:2005/11/03(木) 23:42:59 ID:semDraEK
セフィロスのテーマを鼻歌で歌いながら皮むきをするセフィロス様
それを柱の影から覗いているクラウド
クラウド「(皮むき機があるのに、わざわざ正宗で剥いてみせるだなんて
自慢かよ・・・!)」
クラウドの嫉妬に今はまだ気づいていないセフィロス様
サクサクと手際の良いセフィロス様
調子に乗ってニンジンの皮も正宗で剥いてしまった
手頃な大きさに斬りながらフッと気づき
セフィロス「ロッズ、タマネギの皮剥いてくれ」
ヤズー 「また泣くんじゃないか?」
ロッズ 「泣いてねえよ!」
兄弟喧嘩が始まりそうな勢いに思わず乱入したのは…
マリンだった。
別スレからやってきたルーファウスも一緒だった
ル「フッ…なんて貧乏臭いスレだ。
マリン、こんな所にいると我々にも貧乏臭いのが伝染ってしまう。早く帰ろう」
嫌がるマリンを抱えて去って行くルーファウス
セ「失礼な奴だな。あっ!お鍋が噴いてる!」
慌てて台所に引き返すセフィロス様
火傷をして耳たぶを指で掴むセフィロス様
72 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/04(金) 01:21:00 ID:DH4omcnF
鍋の中から何かタダナラヌ気配を感じたセフィロスたま
なんと、鍋の中身はいつの間にか、イカの煮物に変わっていた!
驚きを隠しつつも、とりあえず菜箸を突き立てて
一緒に煮立ってるサトイモの煮え具合を確かめるセフィロス様
まだまだ火が通っていないいかと里芋。
しばらくそのままにしていたが、
段々イラついてきたのでセフィロスの首の辺りを思いっ切りチョップしたら
「モルスァ」と言って跳んで行った。
里芋の一つや二つ、気にしない
そこへカダージュが帰ってくる
カダ「おい、飯」
「食事をそんな風に呼ぶな」
言葉遣いには神経質なセフィロス様
セフィ「今日は里芋とイカの煮物だ」
カダ 「え〜〜!!肉ないのかよ、肉!!」
セフィロス様「里芋は畑の肉だ。贅沢を言うな」
カダージュ「そりゃ大豆だろ、うすら禿」
セフィロス「…カダージュ、ちょっとここに座りなさい」
つられて正座するロッズに困惑するセフィロス様
81 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/04(金) 15:34:38 ID:lMXlFyzn
それをよそに勝手に食事を始めるクラウドとヤズー
ヤズー「美味いなぁ、おい」
レノ「…全然だぞ!っと!」
いつのまにか一緒に食事をしていたレノが卓袱台返しをした
82 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/04(金) 17:03:44 ID:AUtKCH/z
「飛雄馬ぁぁ…」
星明子になりきってみるセフィロス様
セフィロス様「レノ、勝手に入ってきて、人の料理に文句つけるのはやめてくれないか
そんなに絶望が欲しいのか?」
三兄弟+クラウド、母さんの久々の晴れ姿が見れそうな予感にドキドキ。
残念 さすがに無理でした
代わりに父さんがきた
宝条「今まで男手一つで育てた甲斐があったわい。うん、この煮物美味いな」
セフィロス「私の世話をやいてたのは研究所の人間だ。
あんたに育てられた覚えはないぞ」
宝条「何を言う息子よ!
そのお前の研究チームのチーフが
私なのだよこのわ・た・し!!」
セフィロス「そうだったんだ・・・。・・・一緒にいたのだな。
私を見ててくれたんだ。うん、覚えてる。そっか・・・宝条だったんだ」
クラウド「(ピンチの時にくる約束とかしてませんように)」
>84
ロッズ「ウンコの煮物だってwww」
宝条「…というわけで、今、実験台が足りなくて正直ピンチなんだ。
パパのために、体はって被験者になってくれないか、セフィロス」
セフィロス様「……。宝条…………」
クラウド「(サスガこの親子の会話だ、ついていけない…)」
>>88 カダ「バカ、話逸れてってるんだから気付かせるなよw」
ヤズ「イカ旨いなぁ、おい」
宝条「被験者になってくれたら、セフィちゃんの来年度の年棒大増額と、
重役のポストをあげるんだけどな〜」
セフィロス様「お任せください、お父様!」
クラウド・カダージュ・ヤズー・ロッズ
「(超弩級の馬鹿だこいつ………)」
セフィロス様 「お引き受けしましょう。しかし安くはない。」
宝条 「じゃあなぁ…デート1回!」
セフィロス「えっ?可愛い子でも紹介してくれるの?」
宝条「うむ、この中から好きな子を選べ。みんな私の可愛い息子だ」
カダ、ヤズ、ロズ、クラを指差す
だ れ に し よ う か な?
か あ さ ん の 言 う と お り・・・
選ばれたのは
セフィロス様の姿へと変貌したカダージュだった
某電車のCMのように
同じ顔・同じ格好で並んで電車に乗ろうとするセフィロス様達
しかし本物のセフィロス様だけ自動改札で止められた
97 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/05(土) 15:50:33 ID:4dgiUVQ9
駅員「君、困るんだよね〜。ちゃんと子供の料金も払ってもらわないと」
セフィ「む、子供だと…?」
振り返るセフィロス様の後ろにしっかりとくっ付いていたのは…
98 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/05(土) 16:25:23 ID:p3ut7yAW
ナナキだった
セフィ「こら!ついてきちゃダメじゃないか!」
ナナキ「キュ〜〜ン」
セフィ「(か、かわゆい…)」
セフィロス「さてと。…ナナキは犬料金でいいはずだ」
さすが英雄、高圧的な駅員にも屈しない!
かわゆいよナナキ、くーチャンに勝てるよナナキ
しかし、一般の大形犬より更に大きいので料金も倍だった
「介助犬です。」
言い張るセフィロス。
103 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/06(日) 03:22:21 ID:TAXEg5NB
駅員「介助犬?…それじゃその後ろのは?」
ふっと後ろを振り向くと、リミットブレイク後のヴィンセントがバーサクダンスを踊っている!
どう言い訳するのかセフィロス様
104 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/06(日) 05:21:41 ID:4peHmS3U
「貴様、見えるのか、俺のスタンドがっ」
ジョジョな世界に入ってみるセフィロス様。
ドドドドドドドド
セフィ「貴様はっ、新手のスタンド使いっ!!」
セフィロス様の姿から戻ったカダージュが、すかさずフォローに入った
カダ「すみませんね〜、この人一級障害なんですよ〜」
セフィロスをつれてすかさずその場から退却。
カダ「ったく、世話がやける!」
セフィ「助かったよ、カダージュ」
反抗期でも、いざというときは頼りになるカダージュだった。
カダージュ「ま、これでデートは終わりだし……一応生きて帰ってこいよ」
セフィロス様「? なんの話……」
ふり返ると、宝条が立っていた
セフィロス様「年俸と重役!」
まだ自分の危機に気付かないセフィロス様
宝条「出社は明日からだぞ。リクルートスーツ買いにいこうか」
紳士服のコ中へ買いに
宝条「今セールだし ネクタイは黄色のスライム柄がいいかのう、スーツは何色がいいか?」
ロッズ「オレンジ色がいいんじゃねえか?」
いつの間にか来ていたロッズ達が口を挟む
クラウド「いや、やっぱり黄緑だ」
カダージュ「兄さん、趣味悪いな」
ヤズー「兄さん、信用ゼロだな。」
結局みんなついてきていた。
111 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/06(日) 19:41:56 ID:5n6nX+4C
セフィロス様「ちょっと待てよ!俺は既に神羅の社員で、しかもファーストソルジャーだ!
スーツだって既に持っているぞ!」
クラウド 「(゚Д゚)ハァ?あんたのスーツって、あの趣味の悪い、胸空いてるやつだろ?」
パパが兄弟喧嘩の間に入る
宝条「まあまあ…今回はセフィロスはソルジャーとしてではなく、サンプルとして
化学班に来てもらうわけだからな。
服なんか破れて使い物にならなくなるが、一応出社の時にはちゃんとした格好で…
…いや、なんでもない」
セフィロス「…………今なんつった?」
ようやく某日常スレと似た結末をたどるフラグを踏んでしまった事に気づくセフィロス様
セフィロス様「服がボロボロとは…貴様! 私をキューティー・セフィロスに改造するつもりだったのか!!」
セフィロス様があらぬ想像をまくしたてる中、
ロッズが宝条のデコをつついてきた
「なぁ、母さんは?」
宝条「……サンプルになれば、会わせてやらんでもないかなぁ……」
セフィロス様に加えロッズも仲間に引き入れた宝条
スーツと一緒に絶望をパパからもらったセフィロス様、ぬか喜びするロッズ、宝条に連れられいざ出社
で、
宝条「じゃあセフィロス、そのカプセルの中にはいってくれ 体力テストだ」
前にエアリスをとじこめたカプセルにセフィロスも閉じ込める
モンスターをカプセルに送る宝条
送られてきたのは…
モンスターだと思っていたら、よくみるとバレット!!
なぜかホ イ ミ ンだった
バレット「十年前なら確かにとんでもない事になっていたな。
ホイミンたんも、会社が合併した今では家族ぐるみの付き合い、
マリンの勉強も見て貰っているのだ」
バレットの逞しい腕には、だっこちゃんの如くくっついているホイミンが…
ホイミンと言えば、某すごろくゲームで共演した事があるセフィロス様。
おヒゲの似合う戦士の傍らにふわふわ浮いていたホイミンの存在を、
実はうらやましく思っていた。
セフィロス様「私もそのホイミンたんが欲しいのだが…」
バレットにお願いしてみる。
バレット「しょうがないなあ。じゃあホイミンあげるから代わりにナナキを寄越せ」
セフィロス様「なっ…!」
苦悩の末、セフィロス様が出した答えは…
おまえの物は俺の物、俺の物も俺の物
・・・って言ったら怒るかな。
バッレトの方がジャイヤソに似てるしな
セフィロス(しかしここでのび太クンのポジションを選ぶとまた某スレの二の舞になってしまうからな…どうする……?)
バレット「どうするんだ?」
セフィロス「(…よし、ここは無難にスネ夫だな!)いいよ、二つともあげるよ、またパパに買ってもらうからさ。」
宝条「……!?」
ナナキ「やだ!セフィロス様と別れたくない!」
ホイミン「僕もあっち行きたい!」
かわいらしい二人の言葉に目がうるむセフィロス様
どーする、アイ○ル〜♪はFFの世界にないので、
代わりにストライフ・デリバリー・サービス(通称SDS)に電話をかけるセフィロス様
クラウド「…あんた、いい歳してそんなことの判断も出来ないのか?
英雄なんて笑っちゃうな。幼稚園からやり直せよ。プッ…あははははハハハ」
バコッ!!
うしろからホイミンにどつかれるクラウド
130 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/07(月) 09:15:50 ID:K/3a/dkF
ホイミン「セフィロス様は幼稚園にも学校にも通ってないんだよ!そんなこと言ったらカワイソウだよ!」
膝を抱えて座り込み、涙ぐみながら、のの字を書いているセフィロス様
セフィロス様「フッ…、笑うがいい、クラウド!英雄とまで言われたこのセフィロスが、
たった一度でいいから修学旅行とやらに行ってみたかったと切望していた事を…!」
大声張り上げてみたが、言ってて虚しくなり、
また落ち込んでしまうセフィロス様。
宝条「じゃあみんなで京都、奈良にいこうか」
その時、後ろから優しく肩を叩かれた
ザックス「お前がそんな風に思ってたなんてな。
じゃあこれからみんなで修学旅行に行こうぜ!」
セフィロス「ザックス…お前はなんていい奴なんだ!」
宝条「いや、セフィロスはこれから研究室に行かねば…」
ザックス「やっぱ行き先は日光か?!」
既に話を聞いていないソルジャー二人
行く気は漫々だ
ティファ「その前に…幼稚園からだね」
マリン「賛成!」
いきなり現れたティファとマリンに、以前マリンが通っていた
幼稚園に連れていかれるセフィロス様。
セフィロス「な、なにをする、私はこれから、修学旅行に…お、おい…
ちょっと待て!!」
わざとらしく抵抗するが、内心嬉しくてしょうがないセフィロス様
園児用のイスが小さすぎて、やたら姿勢が良いセフィロス様
半ズボンに白ソックスでやたら若々しく見えるセフィロス様
先生「お弁当の時間ですよ〜。」
そわそわと宝条パパが作ってくれたお弁当を開けるセフィロス様。
中身はなんと!!
手紙と千円が入っていた
『忙しいから買って食べて下さい』
タコさんウィンナー!
いや、数えたら足の数が10本なので
イカさんだった。パパのニクイ演出。
影から見守ってたクラウド。
「昼メシに1000円って豪華すぎじゃね?!」
ケチャップまみれのタコさん(実はイカさん)ウインナーにまみれた
1000円札握りしめて、いそいそと幼稚園のパン売り場に行くセフィロス様。
セフィロス様「あんパンもいいし、焼きそばパンもいいな。
そうだ、ここは豪華にフルーツ牛乳も付けるか。いや、イチゴ牛乳も捨てがたい」
その時、セフィロス様はまだ、クラウドの憎しみこもる視線に気づいていなかった。
クラウド「昼飯に1000円…オレの1日分の食費以上じゃねーか…」
クラウド「くっ!幼稚園のクセして千円も持っているなんて…!!ティファ!俺にも金をくれ!!」
ティファ「ズルズルズルズル…いったいいくら借金を積み重ねるつもり?もう積もり積もって八百万よ!?」クラウド「うるさい!体でも売れば金はいくらで…」ティファ「…ニートが…!!」…バキ!メキョ!!ゴキ!!グシャ!!!!
窓の向こうで繰り広げられる惨劇をそっちのけでパンを選ぶセフィロス。
バリン!
すると目の前にクラウドが突っ込んで来た!そして並べてあったパンは全てぐちゃぐちゃに!
セフィロス「………!!(泣)」
ここは子供らしくないてみよう
セフィロス「うわぁああん!変なお兄ちゃんがパンつぶしたぁ!」
ちょっと母性本能をくすぐられたティファ
ティファ「ごめんね、パンじゃないけどおにぎりでよければ…」
マリン達と外で食べる用に持っていたらしきおにぎりを分けて貰うセフィロス様。
クラウドの嫉妬ゲージがリミットブレイクした !
クラウド「俺だって…!…俺だって一緒にセフィロスと昼飯食いたかったんだ…!」
セフィロスに憧れてソルジャーになりたかったクラウドの魂の叫びに、
激しく動揺するセフィロス様
見事なまでのorz姿をキメているクラウドにセフィロス様は声を掛けた
セフィロス「一緒にイカウインナー、食べるか?」
クラウド「セ、セフィロス……(泣)」
セフィロス「(コクンとうなづく)何も言うな…さぁ、食え。」
クラウド「ありがとう!(パクっ)……うま…!ぐ…ぐうぅう!!」
どうやら宝条はイカウィンナーに実験に使うクスリをケチャップと間違えたようだ。
セフィロス「やはりな、なれないことをするものではないな。(プッ)」
クラウド「あんたに憧れてたのに…信頼してたのに…!」
クラウドは涙と鼻水と変な薬のせいで出来た
湿疹にまみれた顔でセフィロス様に詰め寄った
そこへ、先生登場。
「さぁ、午後からお遊戯の時間ですよ〜
若白髪のぼうやもツンツン頭のぼうやも、ついでに
そこにかくれてる3人組の怪しいぼうや達もいらっしゃ〜い」
カダージュ達もこっそりきていたらしい。
「はーい、ママせんせぇ〜」
園児達のその言葉にやはりひっかかるセフィロス様。
第一反抗期として先生を困らせてやろうか
カダージュ「いい歳ぶっこいて半ズボンはキツイよな」
ヤズー「俺達はちゃんと園長の許可とっていつもの服だしな」
ロッズ「二人に着せられた・・・うっ・・・うっ・・・(泣)半ズボン)」
ヤズーとカダージュの言葉にセフィロス様リミッドブレイク!
ロッズは泣きながら教室へ戻っていった・・・
その教室ではACごっこが流行っていた。
「絶望を送ろうか〜♪とおっ!!」
園児からカンチョー攻撃を受けて涙目になるセフィロス様
ヤズー「無邪気だなぁ、おい」
でも園児には手を上げられない大人なセフィロス様。
セフィロス「よし、本家の演技を見せてやろう。
跪き、許しを請う姿を見せてくれないか?」
園児「意味がわからないからやってみせて〜!」
セフィロス「えっ…うーん…」
園児の前で土下座しだすセフィロス様。
セフィロス「と、まあこんな感じ…」
園児「すっげ〜!カダージュ君もう一回!」
もうカダージュと別の遊びをしてる園児。
セフィロス「私には友達はできないさ…」
体育座りで皆を眺めるセフィロス様
ひとりで積み木遊びを始めるセフィロス様
すると可愛らしい女の子の園児が寄ってきた。
「あのね、この子のおうち作って」
女の子の手には小さなモーグリのお人形が。
むっちゃ張り切るセフィロス様。
159 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/08(火) 13:29:11 ID:WplMUkfE
余りに神業であるため、快適ビフォーアフターの匠に選ばれたセフィロス様
さざゑ「ただの積み木であった無機質な空間は、
匠の手によってこのように生まれ変わりました」
そこへレノとルードを従えたルーファウスがやってきた
ルーファウス「セフィロス、折り入って頼みがある。おまえを神羅の都市開発部門の部長として招き入れたい」
「わぁ〜社長さんだ〜〜」
園児にモテモテのルーファウスにちょっとジェラシーを
感じたセフィロス様。
セフィロス「私は忙しい。このあと、修学旅行も控えているのだ。」
と、少しじらしてみる。でも、嬉しい誘いに目は笑ってしまう。
宝条「研究もあるしな(忘れてないだろうな?)
ル「ではそれらが終わった後でいい。
だが、もう幼稚園卒園を迎えてもいい頃だろう。
既に君は完璧に幼稚園をマスターしている様に見えるが…」
早く自分の要望に答えて貰いたいので
適当な事を言って急かすルーファウス
宝条「こっちの方もだ。お前が必要だ。来てくれ、セフィロス」
セフィロス「そ、そうか?
まぁ、…そこまで私の力が必要だと言うならその話、受けてやろうではないか」
マスターと言われ嬉しくなったセフィロス様、あっさり頷いた
ぎゅっと、服のすそをひっぱられる
振り向くとロッズ
ロッズ「修学旅行…いかないの?」
どーする、アイ○ル〜♪はFFの世界に(以下略)
またもSDSにテレフォンするセフィロス様
いい加減ウザくなったクラウド「とりあえず宝条に協力してやれよ。
困ってる人がいたらサッと助けてやるのが大人ってもんだろ」
セフィロス様「お、大人か…」
さっさと実験台にされてしまえというクラウドの本音には気付かないセフィロス様
セフィロス「しょうがない…行くとするか…」
研究所に着いたセフィロス様。
宝条「よし、でははじめる。まずは…」
宝条の最初の実験とは…
169 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/08(火) 22:37:54 ID:nKoI+uQR
宝条「賞味期限の切れた食べ物に対して
魔晄の力を浴びた人間が、一体どこまで耐えうるのか…」
セフィロス様の目の前には赤かび、黄かび、青かび、黒かびと色とりどりのまんじゅうが…
セフィロス「却下」
この一言で最初の実験は無事終了した。
どれにしたら一番ダメージが少ないか考え中のセフィロス様
レノ 「そんなの食ったら修学旅行に行けなくなっちゃうぞ、と」
ルード「………子供達が悲しむ」
ハッと我に返ったセフィロス様は…
セフィロス(まぁそれはそれで子供達に絶望を与えたるということだし…)
とりあえず全部食べてみた。
セ「??何ともないぞ」
ジェノバ仕様のセフィロス様の体には
カビくらいではびくともしなかった
へそから何か生えてきた
ドナルドだった。
セフィロス様 「食べられんのかなこれ」
聞き取れないわめき声をあげるアヒルを宝条に手渡すセフィロス様
「これが結果だ」
穏やかな微笑みを浮かべて静かに頷く宝条
「ぐぅっ」
だんだん腹が痛くなってきた
>>176のIDを見ると、自分のHPが44まで減っている事に気付き愕然とするセフィロス様
ルーファウス「(修学旅行から帰ったら早速あんな事やそんな事して
もらわなきゃならんからな、今倒れられても困るな)
セフィロス、これでも飲んでおけ」
と、ルーファウスに渡されたものは…
スポロンだった!
ルーファウスからの差し入れに不安を覚えたので、ひとまず
じぶんでケアルガをかけるセフィロス
宝条「よし。次、遺伝子操作で実験的に産み出したドラゴンの
戦闘力を調査したい。相手をしてくれ」
セフィロス様「私にうってつけの内容だな。よし、いいだろう」
宝条「あ、ハンデ戦だから2対1で、セフィロスには素手でやって貰うからな」
セフィロス様「いや、やっぱちょっと待って…」
宝条「途中キャンセルは不可だぞ」
宝条「さすがに素手では無理か?では盾を使うがよい」
差し出された宝条の手には…!!
鍋の蓋が輝いていた。
ぶ き:すで
ぼうぐ:おなべのふた
アクセサリ:ドナルド
セフィロス様「ふむ。仕方ない、英雄の底力、今こそ見せてくれよう!」
…ドラゴンの先制ファイアーブレスで、鍋の蓋は一瞬で燃え尽きてしまいました。
セフィ「…ちぃっ!ならばこれだ!」
セフィロス様は宝条を盾にした
宝条「…検討を祈る。別に負けてもいいからな、とりあえず全力で戦ってくれ」
セフィロス様「なに?」
宝条はテレポをとなえた!
セフィロス様「…しまった、逃げられた!!」
丸腰のセフィロス様にドラゴンが迫る!
セ「こうなったら破れかぶれだ!」
セフィロス様は側にあった消しゴム(宝条愛用)片手にドラゴンに向かっていった
遺伝子操作されたドラゴンは、消しゴムの角が気になって仕方がないようだ
セフィロス様から奪い取ると、ひたすら壁に擦りつけ、
角をまあるくするのに夢中になっている!
セフィロス様「い、今だ!」
ドラゴンの尻尾の細いとこを思いっ切り踏みつけてみるセフィロス様
「ぴぎやぁぁっぁぁーーーー!!!」
セフィロス様の思わぬ快心の一撃でドラゴン大ショック
雄叫びは怪音波となってカプセルを粉々に砕いてしまった。
さあどうするカプセル外の皆様?
真っ先に影響を受けたのはクラウドだった
クラウド「ククク…黒マテリア…」
怪音波のショックで再び自我が崩壊しかけているクラウド
それとは対照的にドラゴンを倒して御満悦なセフィロス様
たまたま棺桶で寝ていたため難を逃れたヴィンセント
坊ちゃま育ちのルーファウスは白目を剥いている
さて、いち早く行動したのは…
研究所の外にいた遊戯王カードを買ってきてルンルンのデンゼルだった!!
デンゼル「このやろー!」
ドラゴンに向かっていくデンゼル
宝条「いかん!一般人に被害を出したら減給だぞ、セフィロス!」
さぁ、どうするセフィロス様
セフィロス 「…というか、ドラゴンの尻尾しか踏んでないが?」
ヴィンセント 「むしろ減給は宝条…お前だ!」
苦しい立場になってしまったのは自分だと気づいた宝条
親子でジリジリとした戦いを繰り広げる光景に…
背を向けて、ザックスが持って来ていたトランプにはまっているその他諸々
ザ「やっぱ、暇潰しにはコレでしょ」
ロ「これは?」
ザ「UNO、後でやろうなw」
お菓子まで広げてとても楽しそうだ
仲間に混ぜて欲しくてウズウズするセフィロス様。
セフィロス「なぁ…、そこにいる『ロ』って誰だ?」
取りあえず切っ掛けを作ってみる。
ロッズ「グスッ…ひでぇ…」
カダージュ「つーかさ、研究所にいるの飽きたんだけど。
しゃちょぉ〜、気づいてるんだろ。
どっか連れってってくれ。」
宝条以外、全員うなずく。
遊びに行く支度をするセフィロス様一行
その頃、研究所の外ではデンゼルがドラゴンとデュエルしていた
・・・ルール知らないや
セフィロス「修学旅行いきたいな…」
ぼそっと呟いてみる
カダージュ「おやつは300円までだからね」
セフィロス様 「バナナはおやつに入るのか?」
宝条パパ「(ふむ、異なった環境でセフィたんを観察するのもいいかもしれない)
……よし、みんなで奈良・京都に行こう!
おやつは300円までだが、バナナとうまい棒は含まない!」
一同「やったあ!」
すっかり遊戯王カードが気に入ったドラゴンに別れを告げ、一同は駅へと向かった。
204 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/10(木) 21:46:10 ID:kEVRtlDU
・・が、寝坊してしまったセフィロス様
ザックス「(おいっミンナ!遊戯王カード持ってきたか??)」
セ・デ・他「(もちよ。)」電車の中で隠れて遊戯王カードを見せあうセフィロス様たち。どうやらみんなの間では今遊戯王カードがブームらしい。
窓の外を見ると、ドラゴンまでついてきていた。
遊戯王カードにつられたらしい。
クラ「やっべー…オレ、遊戯王わかんねえ」
ドキドキするクラウド。
ティファ「アップキープ!アンタップ!ドロー!」
エアリス「ネクロマンシーでスリヴァークイーンをリアニメイトするね」
どうやらギャザリング派なティファとエアリス。
ふと見るとルード・ルーファウス・バレット・宝条達はするめイカを
酒のさかなに花札で遊んでいた。
あちらに漂うなんか渋い雰囲気…
うまい棒を口いっぱいにほおばってデンゼル達と遊戯王カードでおおはしゃぎの
自分がとてもいたたまれなくなるセフィロス様。
よく見ると銘酒「鬼殺し」を飲んでいるではないか!!
一口飲んでみたい…でもきっかけが無い…
一人でもじもじしてみるセフィロス様
「・・・もじもじしてないでさっさと行きなよ」
電車の揺れにグロッキー(笑)なユフィ
照れ屋なセフィロス様を後押しする
忍者娘に感謝の意を込め、鎮静剤を贈るセフィロス様
セフィロス「わ、私にも、くれないか?鬼殺し」
バレット「ホイミンたんを返してくれたらな。」
セフィロス様が悩みまくっているうちに京都に到着。
まずは宿泊先の超豪華旅館(ルーファウス指定)へ向かう一向。
セフィロス様の目の前で、全員分の宿泊費を前金でポーンとキャッシュで払う
ルーファウス。
ル「どうだ?我が神羅の社員になれば、このくらい簡単だぞ。」
セ「ほぉ、悪くはないな。」
現役神羅社員のレノ・ルード・宝条「………………」
フロントに居たのは、出向中のツォンとイリーナだった
レノ「・・・神羅系列の旅館だぞ、と」
カダ「社長、タダで泊まれるんじゃない?」
ルーファウスの見せ金に危うく騙されるところだったセフィロス様
ヤズー「夕飯は京懐石がいいな‥」
ぼそっと社長に囁くヤズー
「おいでやす」
女将はシドだった。
一同「うわあぁ…(ブルブル)」
宝条「ほう、なかなかたくましい女将さんじゃないか。やはり女性はこうでなきゃな。」
どうやら女装シドは宝条にジャストミートらしい。
宝条「しかし、うちのワイフがやっぱり一番だな」
いきなり奥様の自慢をする宝条パパ。
母さん!?心ときめくセフィロス様
ヴィンセント「ルクレツィア…」
一人世界を作っているヴィンセント。その横で
シド女将「ほら、何やってんだい、さっさと客にお茶入れな!
まったくどんくさいんだから!」
と、中居のシエラにどなるシド女将。
クラウド「少し気の毒だな。」
女将「うっせぇーな、ジャンプしろジャンプ!」
セフィロス「ここは、社員教育がなってないな。」
女将「神羅だって社員教育なってねぇよ!」
社長 「聞き捨てならんな…ていうかお前も一応神羅社員(だった)だろーが!」
女将「くっ、見てろよ。あとで新型京懐石見せてやっかんなぁ〜」
と、ズラがズレながらオヤジ走りで立ち去るシド女将。
セフィ「この旅館、大丈夫なのか?」
先行き不安なセフィロス様。
セフィロス様の不安をよそに
新型京懐石にワクワクテカテカな一同
不安になってきたセフィロス様は厨房を覗きに…すると途中、物置で本当の女将(ツォン)が閉じ込められていた!!
セフィロス「…あの女将は偽物かッ!!みんなが危ない!!」
急いでみんなのもとへと向かうセフィロス様!!
あ、ついでに大浴場は何時までかも見ておかなくては
228 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/13(日) 16:37:58 ID:SS8oLhrj
「混浴用の大浴場は現在工事中です」
ちょっとがっかりした気もするセフィロス様だが
よく考えてみると野郎天国のこの状況に混浴は不要か…と前向き思考に。
改めて男湯を確認すると浴槽の広さも程良い大きさだし洗い場も大勢でも苦もない
…が、目を釘付けにするような物を発見したセフィロス様
色んな物が風呂場に装備されているではないか!
その@
スケベイス
セフィロス様「究極の破壊魔法ピカドン。それでワシは星と一つになりそして麦になるんじゃ」
クラウド「ギギギ…セフィロスは狂うとる…完全に狂うとるぞ…」
そのA
ライオン
とりあえず、露天風呂なのに何故か石造りのライオンの口からお湯が沸き出している!
ドキドキしながらライオンの口に指を突っ込んでみるセフィ□ス様。
セフィ「うぉ〜〜、ぬけない〜〜!!」
死ぬほど焦るセフィロス様。
そんなセフィロス様を嘲笑っているのか、お湯が鉄砲水のごとく噴出し始めたのだ!!!!
「た、たしゅけてゴボゴボオゴゴブボボベ…」
235 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/13(日) 21:33:19 ID:CVaTZiPo
クラウド「セフィロス!何か面白いギャグを言えばぬけるはずだ!」
面白いギャグ・・・
そう言われて、セフィロス様の脳裏に浮かんだのは・・・
「布団が、フッ飛んだ〜!!!」
吹っ飛んだ!!無論布団がではない。セフィロスの体が宙に舞ったのである。
そしてセフィロスは空中でふとラブコメの様な展開に期待した。そして…
どうなるのか知りたいね。
湯槽に頭から突っ込み、頭を打って気絶
ロッズ「うわー広いねーあ!な、なななな何か浮かんでるよ!」
ヤズー「ゴキブリだろ」
カダージュ「いや、イカだ」
産卵後の鮭の様にボロボロになって浮いてるセフィロス様。
露天風呂に入りに来たクマさんに、ホントの鮭と間違えられて引き上げられる
熊「こんなまずそうなもんイラネ」
セフィロス様を置いて立ち去る熊さん
しかし置き去りにされた場所は女湯だった
「あらあら、可哀想に。」
たまたま同じ旅館に宿泊していたスレ住人に発見され、
某日常スレと同じ道をたどらないようにと、親切に
介抱されるセフィロス様。
セフィロス様「うむ……、すまなかった」
介抱してくれたスレ住人にきちんとお礼を言う、礼儀正しいセフィロス様。
セ「そうだ、私はここで気絶している場合ではない!
女将が偽物だとみんなに知らせないと!」
慌てて再びみんなのもとへ、颯爽と走るセフィロス様であった。
急げ!英雄セフィロス!
しかし、時すでに遅し。部屋ではもうシド女将の新型京懐石を囲み
宴会が始まっていた。
シド女将「お〜遅いじゃねぇか…じゃなかった、遅いどすえぇ〜」
セフィロス「みんなっ騙されるな、こいつは本物ののの女将でぅわない!!」
びしっとカッコヨク言い切ってみたけど、すこし噛んでしまったセフィロス様
セフィロス「全てを憎むようになればいいのか?」
カダ「はぁ〜?何ぶつぶつ訳分かんない事言ってんだよ。
みんな、こんな奴ほっといて早く新型食べようぜ」
冷たくあしらうカダージュに
セフィロス様の憎しみが三倍増しに!
〜季節の新型京懐石(秋)〜
先付:サボテンダーのお浸し
お椀:ボムの白味噌仕立て
刺身:サハギンの薄造り・芥子酢味噌添え
揚げ物:モルボルグレートの精進揚げ
焼き物:ベヒーモスの肩ロース西京焼き
蒸し物:マンドラゴラの土瓶蒸し
鍋物・食事:アダマンタイマイの丸鍋(雑炊付き)
甘味:ムーバーのイエローゼリー寄せ
※料理は全ておかわり自由。(飲み物は別注文となります)
みんなでいただきますと叫んでから食事開始
女将「てめぇら箸使いはちゃんとしろよ!」
もたもたと慣れない箸を使いながら、新型京懐石を頂くセフィロス様。
見た目も美しい>248のメニューのあまりの豪華さ・美味しさに、
何か大切な事を忘れているような気がする。
セフィロス「んなこと知るか。で?クラゲ?」
「そうか!私とした事が……私は、プーさんのヌイグルミを抱かないと寝むれないのに‥家に忘れてきたっ!!」
偽女将の事よりこっちの方が心配なセフィロス様
ナナキ「僕でよければ...」
でも、ベヒーモスの肩ロース西京焼きをおすそわけして
くれたバレットにあっさり寝返るナナキ。
セフィロス「じゃあホイミンたん、一緒に寝てくれるもんな〜?
ヤズー「ホイミンは俺と一緒に寝るんだよなぁ…おい」
ホイミン「え?は…はい。そうです…」
皆に振られ窮地に立たされるセフィロス様
しかも部屋には不気味な掛け軸が…
そう!全てはルーファウス達が仕組んだものだった!
これから英雄セフィロス様は自分を怖がらせようとする
あらゆる仕掛けに耐えなければいけないのだ!
258 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/15(火) 15:30:44 ID:oO30YU5xO
セフィロス「ク、クラウド、私は掛け軸なんてこ、怖いわけでは
ないが、いやホント、全然へっちゃらだ
が、私と一緒に寝ろ。」
クラウド「(何言ってんだ?こいつ)無理だ。」
セフィロス「ではカダージュ、私と一緒に…」
カダージュ「ぜってぇ〜ヤダね!」
女将「ちっ、しょ〜がねぇ〜なぁ。俺様が一緒に
寝てやるってか。」
掛け軸より怖いと思いセフィロス様
そして、寝る前にこっそり掛け軸の裏を見ると御札が一枚貼ってあった!
今のは見なかったことにするセフィロス様。
女将「じゃあ電気消すぞ」
セフィロス様「まっ…待ってくれ! せめて豆電球だけでも…」
女将「電気代もったいねぇだろうが! さっさと寝やがれ!」
パチッ
セフィロス様「うわあ〜ん! 暗いよ狭いよ恐いよ〜!」
セフィ「この私としたことが、就寝前のトイレに行き忘れてしまった…」
焦るセフィロス様
セフィ「おい女将、トイレに行くから電気つけろ」
女将「悪ぃな、今部屋のトイレ故障中なんだ。明日には修理するから
この館の階段踊り場にある一般客用のを使ってくれ。」
セフィ「なななな何だって!?」
しかし、おもらしでもしようものなら英雄の名が廃る! 勇気を振り絞り部屋から出ようとするセフィロス様
…が! 部屋の出入口の隙間に一枚の紙が挟まっていて、その紙にはこう書かれていた。
『今夜12時、誰かが死ぬ』
かまいたちキタ――!!!
「(;゚д゚)・・・・・・」
不審なメッセージを手に、気絶しそうなセフィロス様
勇気の限りを振り絞ってドアを開けるセフィロス様。
キィィ・・・
軋んだ音を立てて開いたドアには、大きな赤文字で
こう書かれていた。
『 奈 美 』
奈美って誰だーー!
とりあえず車椅子と鎧は出てきませんように、とお祈りしながら、
涙をこらえてトイレに猛ダッシュ。速攻トイレをすませて手を洗って、廊下に出て気が付いた。
セフィロス様「慌てて走って来たから、自分の部屋の番号と位置が思い出せない!」
パシャパシャ。
セフィ「ん?水の音?うっ、ここで怪魚でも出てきたら私はどうすればいいのだっ!!」
恐怖で気が狂いそうなセフィロス様
その時、セフィロス様の携帯から、登録した覚えのないメロディーが・・・
セフィロス「え?こ、これなんだっけ?トリックだっけ?着信アリだっけ?どっちだぁ?!」
思い出せなくて悩むセフィロス様
しかしなんだかんだ言っても自分は英雄だということに気付くセフィロス様。
セフィロス「お化けなんて恐くねっつの!!(笑)」
セフィロス「出てきたら、絶望送るからなァーーー」
とりあえず大きな声で牽制しとく英雄
そう言って振り替えると目の前に突然、首つり君が現れた!!
セフィロス様「ぎゃあああああ!!」
セフィロス「ハァハァ…先にトイレを済ませておいて良かった」
ビビりまくりのセフィロス様
その姿を廊下の隅から見つめる人物が
トンベリ料理長だった。
大声でセフィロスのテーマソングを歌いはじめたものの、
なんで歌ってるのか自分でもよく分からないくらい
極限状態なセフィロス様。
宝条「ふむ、あの奇怪な行動はやはりジェノバ細胞のせいか?ブツブツ…」
ルーファウス「まぁ、あのくらいで気絶するようでは、我が社の部長は務まらんがな。
…むっ、ルード、もう少し離れてくれないか?」
ルード「無理です。社長。」
レノ「息苦しいぞ、と。」
トンベリ料理長型着ぐるみの中で、セフィロス様の様子を観察する4人
あれから30分以上も彷徨い続けているのに、一向に部屋へ帰れないセフィロス様w
非常階段への扉の前で蹲り、しくしく泣き始めそのまま寝入ってしまった・・・
ルーファウス「おいおい…浴衣のままだと風邪ひくぞ
ルーファウスはそっとトンベリ料理長の着ぐるみを着せてやる。
ルーファウス「やれやれ。さ、我々も寝ようか」
ピー…
女将「はい〜、こちらシド。」
ルーファウス「もう限界のようだ。セフィロスを迎えにきてやってくれ。」
女将「あんだよ。意外にもたなかったなぁ。ハイハイ、了解。」
無線で連絡するルーファウス。
女将がセフィロスを運ぼうと持ち上げようとするが、自分よりでかいから持ち上げるのに失敗
セフィロスさまは階段をころげおちていく どこまでも
ころげおちた先では、ティファがクラウドを呼び出し告白の最中だった。
ティファ「…言っちゃおうかな。」
クラウド「何を?」
ティファ「エアリスなら、きっとはっきり言うんだろうな。」
ドドドドッ!!ゴロゴロゴロゴロ!!
そこへ、トンベリ姿のまま転がり落ちてくるセフィロス様
クラウド「うわあ、でっかいトンベリだな。ここにトンベリがいるって言いたかったのか?」
ティファ「う、うん、そうなのよ…(また言いそびれた…)」
喜ぶクラウドと、がっくりするティファ。
二人の前をセフィロス様は加速しながら通過していった。
思いきり壁に激突し、ようやく目が覚めるセフィロス様。
着ぐるみのおかげで奇跡的に無傷。だが・・・
セフィロス様「ん? 何だこれは? いつの間にこんな物・・・ぬ・・・脱げないぞ?!」
半狂乱の末、たどり着いたのはエアリス達の部屋だった。「キャーッ!」
と枕が飛んできた。
セフィロス「待て!私だ!セフィロスだ!」
テーブルが飛んできた。
ユフィ「なんだよ、セフィロス!おどかすな〜」
エアリス「悪く思ったこと、一度もないよ。うふっ」
セフィロス「(こいつら…)」
エアリスに背中のファスナーをはずしてもらいようやくトンベリから
抜け出たセフィロス様。しかしデコには、おおきなたんこぶが…
セフィロス「何じゃこりゃぁぁぁぁ」
ふと、セフィロス様の脳裏にあの紙切れの言葉が浮かぶ
『今夜12時、誰かが死ぬ』
時計を見ると11時58分だ
セフィロス様「私は死ぬのかぁーー!?」
半狂乱になったセフィロスを押さえつけ
鎮静剤を飲ませることにする。
100人分の鎮静剤を漏斗でひたすら流し込む三人娘
セフィロス様「フッ…、ありがとう。おかげで目が覚めたよ」
鎮静剤の過剰投与の効果は抜群で、いつものクールさを取り戻したセフィロス様。
セ「『今夜12時、誰かが死ぬ』 、か…。私がこの惨劇の一部始終を推理して差し上げよう!」
惨劇も何も、まだ誰も死んでない。
クールになってもチョッピリ早とちり。
ユフィ「誰かが死ぬってマジー?!」
エアリス「大変、だね」
ティファ「大丈夫?疲れてるんじゃないの?」
予告どおり、12:00ジャストに蜘蛛のカサカサ君(0歳)が天寿をまっとうした…
アイスの棒に名前を書き、お墓を作ってあげるセフィロス様
ユフィ「な〜んか、眠れないし、みんなでトランプでもしない?」
エアリス「そうだね、こんな時じゃないとセフィロスとゆっくり遊ぶ事もないしね。」
ティファ「(クラウドに告るの失敗しちゃったし)じゃぁ、始めますか。」
ユフィ「あたし、この着ぐるみ気に入っちゃった。着ちゃお〜〜♪」
エアリス「きゃ、ユフィ、可愛い〜」
ティファ「ホントだぁ〜。」
ユ・エ・ティ「アハハハ〜。ウフフフ〜」
今までにない展開に警戒心を強めるセフィロス様。
セフィロス様 「(オニャノコ3人に囲まれてトランプなんて、こんな状況が続くわけがない…)」
ティファ 「どうしたの?顔色悪いよ?」
セフィロス様 「そ、そんなことはない」
ユフィ 「風邪?なーんか震えてるし」
エアリス 「さっきのコブのせい、かな?ケアル、かけてあげるね」
エアリスの手がセフィロス様のデコに。
いい匂いがしてちょっとどきどきするセフィロス様。
セフィロス様「(( ゚д゚)ハッ!いかん!気を抜くな私!!)」
今までの経験が災いして、素直に幸せに浸れない貧乏性なセフィロス様
その時、ドアをドンドンとノックする音がした。
宝条パパ「修学旅行名物、先生の見回りだ!みんなちゃんと寝てるか?
違う部屋の生徒が紛れ込んだりしていないか、宝条先生がチェックするぞ!」
いきなり、思い出したように修学旅行っぽい事をしてみる宝条パパ先生が
ガチャガチャ、とノブを回し出した。
ユ・エ・ティ「きゃ、どうしよう。セフィロスがいるのが見つかったら、叱られちゃう!」
ユフィ「もう一回この着ぐるみ着せよう!ディスプレイだよディスプレイ!」
再び着ぐるみを着せられ、立たされる
宝条「よし!みんな寝ているな。ん?いやにでかいトンベリ人形だな。近頃女の子の間ではこれが流行ってるのかww」
宝条「そういえば前にトンベリを使った実験で痛いメを見たことがあったなぁ……えい。」
おもくそトンベリの腹を蹴った宝条に、悶絶するセフィロス様。
セフィロス「オェエ!」
キグルミの中はゲロまみれに。
宝条「のろわれたりしてな…ハッハッハッハッ。」
その場を後にする宝条。
セフィロス(のろって…や…る…)ガクッ
口から幽体離脱して
宝条先生の枕元に一晩中座り続けるセフィロス様。
うなされる宝条先生。
「ぷ…プラズマだぁ、プラズマに違いない…うーんうーん」
こんな事もあろうかと、きちんとビニール袋を用意しておいたので
慌てず騒がずのセフィロス様。
宝条の様子をこっそり見ていた神羅組。
レノ「あれって、さっき俺達が着ていたヤツだぞ、と。」
ルーファウス「宝条、お前も中にいただろう。気づけよ、親不孝者。」
ルード「社長、いい加減もう寝ましょう。」
朝までパパを呪っていたような気がしたが、そこはやっぱりエアリス達の部屋だった。
ユフィ「ささっ!トランプの続き続き〜」
セフィロス「何だったのだ?今のは。」 記憶が交錯するセフィロス様
まさに白昼夢なセフィロス様
「300ゲト!!ウフ♪」
ちょっと満足げなセフィロス様
セフィロス「私は、そろそろ部屋に帰って寝るぞ。」
ユ・エ・ティ「あ、そう?じゃ、バイバイ」
ひき止められるのを期待していたセフィロス様
あっさり言われてちょっぴり虚しくなる。
部屋から出て扉を閉めた瞬間涙がポロリと零れてしまったセフィロス様
偶然それをみてしまったロッズがやってくる
ロッズ「なんだ、お前もハブか?俺もだよ」
ヤズカダにいじめられるので逃げてきたロッズだった
セフィ「ハブ?私…は蛇ではないぞ。」
ロッズ「あ?何言ってんだよ、おめぇ。ばっかじゃねえの?」
今にも泣き出しそうだったロッズを笑わせてやろうと、ギャグを言ってみた
つもりが、逆に泣かされるセフィロス様。
セフィ「エエェェ(´д`)ェェエエ」
306 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/17(木) 09:44:25 ID:rjbq+cZnO
セフィロス様「ロッズ‥‥このスレの最初の方では私を『母さん』と呼び慕ってくれていたのに(泣)」
セフィ「つられてしまった」
謝りにきたカダージュ達と一緒に、さっさと部屋に帰ってしまうロッズ。
一人取り残されたセフィロス様にビュ〜〜ッと冷たい秋風が…その背後から、女将が声をかけた。
女将「てめぇ、イッタイどこ行ってやがったんだ!俺様に捜させるなんざぁ、一万年早いんだよってんだ!!」
女将にひきずられながらやっと部屋に戻るセフィロス様。
ところが部屋に戻ったらもの凄い勢いで枕が飛び交っている
どうやらタークスVS親不孝3人組VSその他面々で枕投げの最中のようだ
クラウド 「セフィロス遅いぞ!どこに行ってたんだ!」
ヴィンセント「お前がいないと戦力が偏りすぎて困る…」
カダージュ「何言ってるんだよ兄さん…母さん(?)はこっちだよね?」
ヤズー 「こっちに入らないとロッズが泣くぞ?」
ロッズ 「泣いてねぇよ!」
レノ 「セフィロスがお前らのチーム入りとは限らないぞ、と」
ツォン「むしろ神羅寄りじゃないか?」
ルード「…同感」
さて、セフィロス様が選んだのは…
セフィ「3人娘も呼ばないか?私はそのチームに入りたいのだが…」
女将「てめぇ、何言ってんだ!女の子は早く寝ないとお肌が荒れちまうだろうが!」
バレット「お前は俺たちのチームだ。」
セフィロス「?なぜだ」
オヤジチーム結成。自覚していないセフィロス様
セフィロス「まってくれ!私はジェノバだ!だからカダージュ達のところに‥」
カダ「あ、もういいよ、宝条がはいったから」
ちゃっかり宝条がいた
宝条「わしだってジェノバだもん。細胞いれたから」
( ゚д゚)<「また、なにか企んでいるのか?」
セフィ「くっ、ヴィンセント!お前だって本当はオヤジだろう!」
ヴィン「うん。どうだろうな。」
クラ「あ、今こっち、ルーファウスに援護要請しといたし、人数的にも
ヴィンセントは渡せないな。」
ムサくるしいチームから、どうしてもぬけたいセフィロス様。
セフィ「ムサ班?おっさん?そんなのもあったのか・・・」
セフィロス様「そうだ!ナナキとホイミンたんがいるじゃないか!」
しかし、ふたりは部屋の片隅でスヤスヤと眠りについていた
バレット「てんめぇ〜!まさか二人を叩き起こすつもりじゃねえだろーな!?あぁ!?」
セフィロス「ん?寝ているのか。さすがに私もそこまでひどい事はしないさ。
そんな、超可哀想な事、う…出きるか!!!…安心しろ、バレット。」
バレット「お、おう、そうか。なら、いい。」
セフィ「07:00に起こして?」
319 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/18(金) 02:31:06 ID:p4zaguDC0
一同「寝るのかよ!!」
ルーファウス「フッ、待たせたな。」
クラウド「よし!これで全員揃ったな。」
セフィロス「だから、私はこのチームではなくて…」
女将「よ〜し、野郎ども!始めるぞ〜!」
一同「オ〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
セフィロス「オ、オウ…」
こうして、タークス、ジェノバ、若者、そしてオヤジチームによる
熾烈な枕投げ合戦が幕を開けた。
BGM:Britz Off
枕が飛ぶ!
ルードのグラサンが飛ぶ!
女将のズラが飛ぶ!
男達の熱いバトルが繰り広げられる中、ふと気づくセフィロス様。
セ「そう言えば、ザックスとデンゼルの存在をすっかり忘れていたな。
……ま、いいか。」
その頃、デンゼル&ザックスは、女子とトランプ中
セフィ「な…なんだっt(ry」
一寸油断した隙に、枕がセフィロス様の顔面にHIT!
しかも、前髪が枕に突き刺さって破け、全身ソバガラまみれに。
エアリス「ザックス。もしかして、ババ、持ってる?」
ザックス「え!?何で知ってるんだ?」
ユフィ「や〜い引っかかった引っかかったぁ!」
ティファ「ザックスはすぐ顔に出るのよねぇ」
ザックス「おいおい!共同戦線張るのは反則だぞ!なぁ、デンゼル!」
デンゼル「(ザックスの手札を一枚引いて)…よし、上がりっ!」
ザックス「!お前もグルかよ!?くっそ〜!」
一同「ウフフ…アハハ…」
むさ苦しい戦いとは真逆の世界で一人良い目を見るザックス。
女将「立て!立つんだ、セフィロス!」
セヒ「もう無理だ、シド」
女将「諦めるな!レギュラーの座を譲っても良いのか?」
セヒ「・・・コーチ」
何となくズレが生じていることに気付いていないセフィロス様
取りあえず散らかったソバガラを片付けるセフィロス様。
その時、クラウドの投げた枕がナナキに当たってしまった!!
ナナキ「う、う〜ん…」
バレット「てんめぇ〜!」
セフィロス「貴様〜!!」
オヤジチーム、ダントツ優勢。
セフィ「(゚Д゚)ウボァー」
スレ違いきわまりなくて、立ちつくすーなセフィ。
ナナキ「う〜ん、枕投げしてるの?楽しそうだね。
バレットとセフィ□スがいるんなら、そのチームに入ろうかなあ〜」
予想外のナナキの参戦、そして発言に、瞳をウルウルさせてやる気ゲージMAXの
セフィ□ス様とバレット。
取りあえずオヤジチームの圧倒的首位を阻止しようと、他グループは作戦を練るのだった。
カダージュ「セフィロスの嫌いなもの何?父さんなんだから知ってるだろ?」
宝条から弱点をききだそうとする思念体達
((((ヾ( ゚д゚)ノ゙))))
宝条「さあなぁ。ま、しいて言えば、この私だな。ハッハッハッ」
三兄弟に枕にされ、オヤジチームめがけて力いっぱい投げこまれる宝条。
しかし彼はオヤジ達の雰囲気に親しみを覚え、そのままメンバーへ。
ジェノバチーム一同「しまった!!!!」
一方、クラウドチームの作戦とは…
ルーファウス「ダークネーションの餌でナナキをこちら側につければ戦力も上がるし向こうのやる気も削げるだろう」
クラウド「さすがルーファウス」
ヴィンセント「(…猫科と犬科だけど大丈夫だろうか…)」
ほねっこをちらつかせるルーファウス
オイラ犬じゃないといって怒ってコスモメモリーをクラウド達に使うナナキ
うん(`・ω・´)それで?続まだ?
しかし、おなかをなでて欲しそうに、あおむけに寝っころがるナナキ。
ルーファウス「ほら、やっぱ、犬じゃない・・か・・・と・・・
おい、えらい枕・・・・うおっ・・飛んでく・・
ちょwww待てwwwwwなんで俺ばっか・・ブフォ」
流れを無視してとにかくルーファウスに枕を投げつけるタークス。
常日頃のうっぷんをここぞとばかりに晴らすタークス!
タークスチームによるルーファウス達への激しい攻撃
置いてけぼりにされるオヤジ&ジェノバチーム
セフィロス様「…眠くなってきたな」
女の子の部屋中継
エアリス「だ・る・ま・さ・ん・が・こ・ろ・ん・だ〜、はい。ザックス動いたよ〜」
ザックス「えっ、俺動いた?マジ」
ユフィ「ホントはエアリスと手〜繋ぎたかったんじゃないのぉ??ザックス〜」
ザックス「えっ!?そんな事ないぞ!」
ティファ「ありえるぅ。ね〜、デンゼル。」
デンゼル「ね〜」
ザックス「なんだよ、みんなして。ちぇっ、かなわね〜な〜。」
ザックスの幸せは続く…
兄さん・・・
続く言葉を言ってよ?むこうもロムるだけにするから。
セフィロス「今晩はやけに長く感じるな。もう三、四日くらいたったような気がする。フフ、おやすみ、愚か者達よ。」
セフィロス様が一足先に眠りにつくと、一同は待ってましたとばかりに、英雄の顔に落書きを始めた。
とりあえず瞼の上に目を描くクラウド
額に肉と書くカダージュ
宝条はサンプルとしてセフィロスの細胞を採取しているようだ
鼻の下にちょびヒゲを書くルード。
全身に目を書くロッズ(笑)
ルーファウス 「2歳児のくせに意外と濃いネタを知ってるのだな…」
( ゚д゚)<死んでいただけますか?がキラキラしてました。
許してくれる?
スレチスマソ
頬にルクレツィアと書くヴィンセント
三つ編みにしてみる。凄くたくさん。
朝、セフィロス様の目覚めをニヤニヤしながら待つ一同。
セフィ「ん?もう朝か。な、なんだ?お前達。みんなしてなぜ私を見ている?」
女将「いやぁ〜、悪いなぁ。女の子達起こしてきてくれ。朝食だ。
セフィ「なぜ私が?」
クラウド「そういうおいしいのは、英雄のお前の役目だろ。」
セフィ「う、うむ。そうか?では、行ってくる。」
セフィロスが部屋を出た途端、大爆笑する一同。
女の子に寝起きの顔を見せるのも何なので、
とりあえず顔を洗いに洗面所へ向うセフィロス
女子部屋に行く途中でどうやったら一番カッコよく起こせるか悩むセフィロス様。
セフィロス「う〜ん、よし……!!」
ガラガラ、スタスタ…ファサ。
フトンを優しくどけてセフィロス様は。
セフィロス「フフ、まだ寝てるのはどこの天し………!!!!」
女性陣に抱かれて寝てるデンゼルと覆いかぶさっているザックスを見て下唇を噛むセフィロス様。
セフィロス「ザックス、貴様!許さん!」
ザックス「ん〜?……どゎ〜〜〜〜っ!!!!」
ザックスの声で女子とデンゼルが目を覚ます。そして
女子達「キャーーーーーーー!!!!!」
デンゼル「わーーーーーーー!!!!」
…………………………
一同「ギャ〜〜ハッハッハッハッ」
何が何だかわからないセフィロス様
中途半端にマジックが落ち、三つ編みもそのままだったので
まるで、実験後のどこぞの博士のようだったセフィロス様
鏡を見て、確認すべきだったようだ・・・
お腹をかかえて爆笑中のザックスとユフィ。
涙を流しながら、セフィロスに鏡を渡すティファ。
自分の顔をみて気を失いそうになるセフィロス様。
しかし、気を取り直して…
セフィロス「そうだエアリス、またケアルでこれを直してくれないか?」
デンゼル「はい、石鹸とタオル。洗面所、そこだから、ちゃんと洗ってきなよ。」
子供にさとされるセフィロス様
セフィ「このままでもいいかな〜フゥ」
鏡の前で落としきれない落書きと髪型を見ているセフィロス様
だんだん腹が立ってきたセフィロス様
「つーか誰だよ書いたの!!」
顔を洗ってたら、次第に殺意がわいてきた。
かつてニブルヘイムを焼き尽くした頃の、残虐非道な気持ちを取り戻すセフィロス様
「仮にも伝説のソルジャーだったんだぞ!プンプン」
ティファ「落ちたー?」
ユフィ「おっキレイになったじゃん!」
エアリス「もう大丈夫、だね。」
みんなの優しい言葉に、殺意もコロッと忘れるセフィロス様。
三つ編みをほどいた髪がウェーブになっているのを見て
セフィロス「(フム…たまにはこういうのもいいな。フッ、イメージチェンジってヤツか。)」
満足げに鏡を見つめつづけるセフィロス様に、あきれるザックス。
ザックス「セフィロスも布団畳むの手伝ってくれよ〜」
セフィロス「あ…あぁ…。」
いそいそと布団を畳むセフィロス様。
セフィロス(………ん?なんで私がザックスの言うことを聞かねばならないのだ?というかコイツばかり人気者扱い……)
セフィロス「ムギャァアアア!!!!!!」
ザックス「な!?」
醜い嫉妬心が抑えきれずに、布団と一緒にザックスも畳むセフィロス様
セ「さあ準備はいいな?出発するぞ」
身支度を終え、二日目の行程に出発する一同
ク「あれ?ザックスはどうした?」
セ「あいつは…ホームシックで帰ったみたいだ」
目をそらしつつ答えるセフィロス様
宝条「今日はウータイで忍者村見学だぞ〜!」
一同「ワーイ!!」
ユフィ「地元かよ!!」
ザックス「待ってくれ〜」
クラウド「なんだ、帰ったんじゃないのか?」
ザックス「あいつが!」
セフィロス「あー、ウータイは別名映画村と言って、ここ京都では…」
ごまかすセフィロス様
( ゚д゚)<その村は楽しかった?
池から出てきた張りぼて恐竜をモンスターと勘違いして
あせって攻撃するセフィロス様
「あっ!!君!壊しちゃダメじゃないか!」
警備員に事務所に連れていかれるセフィロス様
正宗を没収されてしまったので修学旅行生に混じって
木刀を購入するセフィロス様。
短いので二本買って接ぎ木状態にする。
ついだ部分の手触りの悪さに激怒するセフィロス様
ナナキ「わー、それカッコいいねー」
ナナキに褒められ、手触りの悪さもコロッと忘れるセフィ□ス様。
そろそろお昼ご飯の時間だ。
忍者村と言うからには、忍者っぽいご飯が出るのかなあ、とか期待する一同。
食事場所は小汚い食堂だった
おばちゃん「ハイハイとっとと席に付いて!ホラそこの頭白い長髪の子!
さっさとしてくれないと後がつかえるじゃない!」
ぞんざいな扱いを受ける一同
そして並べられた料理は……!
「リアルに食欲ないから、嫌いなモノも多いし」
逃走するセフィロス様
勝手に進行係になってるルーファウス
ルーファウス「今日は清水寺いくぞ! 清水の舞台から飛び降りたいやつは今のうちに遺書かいとけ」
そんなセフィロス様を、天使のような微笑をたたえて捕まえ
無理矢理座らせるエアリス。
そして、並んだ料理は、忍者村らしく、フランス料理のフルコースだった!
ユフィ「忍たる者、主君の料理に毒が入っているか否かを見分けなくてはならない………とゆーわけで料理のいくつかにはトリカブトが入ってるんだよ♪」
いつの間にか忍者村のスタッフになっているユフィとナナキ。
セフィロス「なんで貴様が!?」
ナナキ「…忍犬だからってユフィが…(泣)」
食堂のがさつなおばちゃん「失礼な子だね〜。うちの料理にはそんなの入ってないよ!!
それより、あんた達、テーブルマナーはちゃんとわかってんのかい?!」
クラウド「(あんたには、言われたくない…)」
女将「あったりめ〜だろ!俺様を誰だと思ってんだ。」
突然現れたシド女将に、一同びっくり。
ユフィ「お残しはあきまへんで〜
おばちゃん「ほら、白身魚のポワレ、デュクレレ風ソースだよ!」
場にそぐわない料理を、料理にそぐわないおばちゃんが次々と運ぶ。
セフィロス「こういう予想外なところが、忍者っぽいな。」
変に納得するセフィロス様。
ヤズー「この魚、うまいなぁ、おい。」
ロッズ「カダージュ、ポテトもっとくれ。」
カダージュ「ひとつだけだよ。」
とりあえずお行儀よく食べている三兄弟に安心するセフィロス様。ちょっと母心を思い出してみた。
一方、向こうの片隅では…
ツォン「社長!なんで私達だけ、うどんなのですか?」
ルーファウス「我慢しろ。予算が足りないのだ。これもセフィロスを神羅に入らせる為だ。」
レノ「むなしいぞ、と。」
ルード「……。」
( ゚д゚)<なんか今日はここで眠る
ルーファウス「さて、午後から忍者ショーを見に行くぞ。」
しきるルーファウス。豪華昼食(タークス除く)に満足の一行は、
ショーの会場へ向かう。
「は〜〜い、あなたが今日100人目の入場者です〜〜。早速、次のショーに出演してもらいましょう〜〜」
係員に楽屋へ連れていかれるセフィロス様。
セフィロス「今回の劇は‥みみみみとこーもん?!じゃあ私は角さんがいいな」
爺さん役はやりたくないセフィロス様
係「そうですかぁ?爺さんがイヤだと、あとは流れ星のお銀役しかないんですが、どうします?」
セフィロス「お銀?なんだ?それは。」
係「コーモン様御一行の紅一点!やってもらうのは有名な入浴シーンです。フィギアまであるのに、ご存じないんですか?」
セフィロス「なっなんだと!?」
爺さんか入浴か悩むセフィロス様
387 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/21(月) 09:49:03 ID:UbNMNJwbO
セフィロス「私、脱ぎます!!!!」
〜出番の少ないイリーナ&マリンちょっとだけ中継〜
その頃、二人は教会のエアリスの花畑にいた。
マリン「フ〜フンフ〜〜〜ン♪」
イリーナ「フ〜フンフ〜〜〜ン(泣)(先輩、お土産お願いしますよぉ(泣))」
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
そろそろセフィロス様の支度が整ったようだ。
髪を結い上げ、バスタオルを巻いて舞台に出るセフィロス様。
客席からドッと歓声があがる。
女将「よ!ねえちゃん待ってました〜〜!」
レノ「セフィロス、かっこい〜〜〜♪」
セフィロス様「・・・・(あいつら、あとで覚えていろよ。)」
ナナキ「セフィロス様、きれい〜〜。頑張れ〜〜。」
ナナキの声援ですっかりやる気満々、なりきるセフィロス様。
セフィロス「コホン…あらぁ、い、いい湯だわぁ。」
湯加減を確かめた後、景気よく手ぬぐいを股間にスパーンとたたきつけてから
勢いよく湯船に飛び込むもいいガタイが災いして風呂のお湯が全部こぼれてしまう。
客席にもお湯がはねて、一同水浸し。しかし、用意されていたレインコートで
とりあえず、みな一安心。
ヤズー「なんか、イルカのショーみたいだなぁ、おい。」
カダージュ「イカのショー?」
ロッズはおおはしゃぎ。
残り湯で、ダチョウ倶楽部も真っ青な演技をする
セフィロス様。
そう、英雄は常に観衆の期待に応えなければならない・・・
セフィ□ス様の悩殺☆セクシーシーン、身体を張った演技は観客に大受け、
やんややんやの大喝采。
おかげでショーは大成功、しかし観客のアンコールは謹んで辞退する、
奥ゆかしいセフィ□ス様だった。
ショーの功労者と言う事で、没収した正宗を返してもらった上に
スペシャル大名手形(忍者村年間パスポート)も頂いたセフィ□ス様一行は、
ルンルン気分で次の目的地の清水寺を目指すのだった。
セフィロス「おい、助さん」
クラウド「誰が、助さんだ!」
セフィロス「むっ?角さん、あれは何だ?」
ザックス「俺は角さんじゃねぇぞ!」
清水寺に行く途中も、まだ余韻がぬけないセフィロス様。
セ「京都っていいよね」
自分の世界に入るセフィロス様
清水寺で菩薩の胎内めぐりをしてみる一行。
真っ暗な中、列になり、ドキドキしながら進んで無事外に出てきた。
ロッズ「母さんはどこだ?」
真っ暗な胎内でひとり迷子になるセフィロス様。
*移動中*(徒歩)
中で半狂乱になっていたセフィロス様は、ヴィンセントに助けられる。
クラ「ヴィンセント、あんなまっくらなのに、よく見つけられたな。」
ヴィン「…私はここによく来る。」
クラ「は?」
セフィ「私は、神をみた!!私は神だーーー!!ハッハッハッハーー!!」
まだこわれているセフィロス様。
そんなセフィロス様にはおかまいなしで、しきりまくるルーファウス
ルーファウス「次、清水の舞台行くぞ!誰か遺書書いたヤツいるか?…フン、なんてな。」
一同「行こーぜー。」
セフィロス「私は神だー!……おい、神なんだぞ……………神……」
ナナキ「…行こう、セフィロス様。」
無言でナナキに抱きつくセフィロス様。
セフィロス「私は神だ!神は飛べる!飛べる!」
手摺りに足をひっかけて叫ぶセフィロス様
爺さん婆さんの団体が何事か集まる
とりあえず音羽の滝の水を飲んで落ち着いてみることにしたセフィロス様。
真ん中の恋愛成就の水を飲みました。
セフィロス「私の恋が実りますように。お・ね・が・い」
暗闇でひとりぼっちがよほどショックだったらしく、なかなか
立ち直れないセフィロス様。
??? 「ねぇ、セフィロス」
背後から聞き覚えのある女性の声が!
早速キタ――(゚∀゚)――!!と喜んで振り返るセフィロス様。
そこにいたのは…
ティファ「ねえ、いい加減に早く来てくれない?!みんな待ってるんだけど!」
ユフィ「もう!!遅れるなあ〜〜〜!!」
エアリス「集団行動を乱しちゃだめなんだよ!」
朝までは優しかったはずの3人娘にキツク叱られ、連れていかれるセフィロス様。
セフィロス「みなさーん、あの水飲んじゃダメですよー。逆効果ですよー。」
クラ 「…というか…あの水は…」
ヴィン「さっきカダージュ達が浸ってた…」
レノ 「それって…正直言ってヤバイと思うぞ、と」
ルード「…のようだな」
クラ 「またしてもアイツ等か…」
クラウドが指さした方向に一同視線を移すと…
読者( ゚д゚)<だれ?
そこではカダージュが、じーさんばーさんを集めて熱弁をふるっていた。
カダージュ「実は、この力はみんなも持っている!みんなで力を合わせて
老いにしかえしするんだ!!!!」
歓声があがり、あちこちで入れ歯が飛ぶ。
カダージュ「若返らせてあげるよ。」
ロッズ「はい、若返りの水は一口、30円だよ〜。」
ヤズー「そこのばーさん、ちゃんと並べよなぁ、おい。」
それを見たセフィロス様。
「(ナイスだ、カダージュ。これでうまい棒がまた買えるぞ。)」
読者( ゚д゚)<いろんな本よんできた
宝条「余分な小遣いは没収だぞ。」
カダージュ達の稼ぎを奪い取る宝条。
グレたカダージュ達は影でこっそりタバコを吸い始める。
それを見つけたセフィロス様は思わず…
カダージュだけに注意した
セフィロス「おまえはまだ十代だから吸っちゃダメ!」
AC設定資料をとりだし、カダージュの年令を指差す
清水の舞台で正座させられるカダージュ
「いじめだぁぁぁあぁあー教育委員会に訴えてやる〜〜〜。゚(゚´Д`゚)゚。」
泣き出すカダージュ。
うろたえて、しまいにゃバンジージャンプさせるぞ!!!!と、半狂乱になってわめくセフィロス様。
事の行方を(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルしながら見守ってるロズとヤズ
「私は、お前たちの成長を楽しみにしているんだ」
ちょっと落ち着いたので、説得してみた
「・・・セフィロス、ごめん」
カダージュの肩を叩き、微笑みながらチュッパチャプス(イチゴみるく味)を手渡すセフィロス様
セフィロス「ごらん、カダージュ。あの綺麗な夕日を。」
カダージュ「ホントだ。母さん。キレイだね。」
セフィロス「ハハハハ」
カダージュ「アハハハ」
そんな二人を見てさらにガクガクブルブルなロッズとヤズー
ルーファウス「さあ、帰るぞ。明日は奈良だからな!」
セフィロス「(これが、修学旅行というものか。フッ…私とした事が
思わずはしゃいでしまったな。)」
感動の涙をそっと指でぬぐうセフィロス様。
こうしてセフィロス様ご一行は、明日への期待を胸に旅館へと帰っていくのであった。
ーつづくー
<DISC2に交換してください。>
帰り道、石につまずいてずっこけるセフィロス様
ロッズ「だせぇ。」
セフィ「絶望を送ろうかー!!」
あまりの恥ずかしさに、石にむかって叫ぶセフィロス様。
<DISC3に交換してください。>
セ「DISC交換早いよ!つーか石に絶望送るので1枚消費?」
とか言いながら、何となくツボに入ってしまって笑いを隠しきれないセフィ□ス様。
今日泊まる旅館に着いた一行は、名物・美人女将に出迎えを受ける。
「おいでやす」
またもや女将はシドだった!
セフィロス 「なんでまたもや貴様かーッ!」
女将 「うるっせぇなぁ、チェーン店だチェーン店!」
セフィロス 「だいたい、なんでお前が女将なんだ。シエラはどうした?」
女将 「あぁん?シエラならそこにいるぜ」
シドが指差した方向を見ると・・・
何もなかった。固まる一同。
女将「ひっかかってやんの!」
セフィロス「貴様、いい度胸だ。」
思わず正宗に手がかかるセフィロス様。
女将「シエラは一足先に部屋で茶ぁ入れてるぜ。アイツも成長したってもんだ!」
シカトされるセフィロス様
ふと、昨日の夜の事が頭をよぎるセフィロス様。
セフィ「そうだ、ザックス。お前は今晩はナナキとホイミンたんの警護だ。
1晩中添い寝して二人を守れ。」
ザックス「えっ!?なんで俺なんだよ〜。お前がやればいいだろ〜。
(今日も女の子達と遊ぶ予定なんだからさぁ。)」
セフィ「これは命令だ。私の命令にそむくと、どうなるかわかっているだろ?」
…といいながら玄関のクマのはく製に軽くファイラをとばすセフィロス様。
ホイミソ「だめだよセフィロス様、ぬいぐるみを燃やしちゃ!」
ナナキ「そんな意地悪するなんて、セフィロス様らしくないよ!」
セ「ああ、すまなかった」
可愛い目で責められ、燃えた剥製を縫い直すセフィ□ス様。
女将「オラオラ、あと1時間で飯の準備ができるから、さっさと風呂入ってこい、風呂!」
美人女将にせき立てられ、一行は露天風呂に向かう事にした。
セフィロス「さあ〜今日は何風呂かな?
ルーファウス「いや、それよりも飯だ。我が系列旅館なら
>>248 のように期待できるな
ツォン「社長、お背中流しましょうか?」
ルーファウス「うむ、頼もうか。」
豪華露天風呂で今日の出来事を楽しそうに語り合いながら、体を洗う一同。
恥ずかしがり屋のセフィロス様は、隅の方でひとり髪を洗っていた。その時、
「大変そうだな、手伝おうか?」
とセフィロス様に声をかけた人物は?!
(´・ω・`)?
バレットだった。
バレット「お前とはナナキとホイミンたんの事で、なんだかこう、通じるものがあるんだよなぁ。
今までお前を誤解してたみたいだ。悪かったな。」
セフィロス「フッ、いいさ、バレット。誤解していたのは私も同じだ。」
バレット「おう!そうか!なあ、セフィロス、今晩は二人で朝まで飲み明かそうぜ!」
セフィロス「えっ!?(今日こそ私は天使達とトランプを…しようと…)ん〜。」
友情かトランプか、悩むセフィロス様
セ「とりあえず頭痛薬をくれ」
わけの解らないことを言いだすセフィロス様。
バレット「この茸をやろう。頭痛に良く効く筈だ。」
セフィロス様「有難い!」
その時、警察官と機動隊が部屋に踏み込んできた!
女将「なんでぇ〜、またおめえらか。今、夕飯の準備で忙しいからまた今度な。」
警察官と機動隊「あ、すいません。シドさん、ヒマな時はつきあってくださいよ〜。」
この旅館では、女将と警察達で暇つぶしに事件ごっこをよくやっているのだった。
警察&機動隊が立ち去ったあと、一同はドヤドヤと風呂から帰ってきた。
警「この旅館に爆発物が仕掛けられたとの通報がありましたが、速やかに発見・解除しました!」
セフィ「えええっ?」
一歩間違えばドカンの危機だった。今更ビビるセフィロス様。
警「おっ、今日はキノコ鍋ですか、うらやましい」
バレったんがくれたキノコは、エリンギマイタケブナシメジだった。
引き上げぎわの警察官にからかわれるセフィロス様だった。
セフィロス様達が部屋に戻ると、そこにはイリーナとマリンがいた。
マリン「父ちゃん!」
イリーナ「先輩、私も来ちゃいました!」
セフィロス「(マリンが来たという事は…バレットは父親だから今晩は当然マリンと
寝なくてはならなくなるな。…という事は)クックックッ。」
無意識に笑みがこぼれるセフィロス様。
ツォン「イリーナ、仕事の方はどうなった?大丈夫なのか?」
イリーナ「はい、ツォンさん。新人達に任せてきました!」
レノ「ゲッ…先が思いやられるぞ、と。」
ルード「・・・・・・」
ルーファウス「まあ、いいじゃないか。マリンも来たことだし。」
マリンが来てなぜか嬉しそうなルーファウス。
ツォン「社長、ここはいつもの場所とは違うのですから程々に」
ルーファウス「…そうだったな。気をつけるとしよう」
ツォンに釘を刺され、渋々承知するルーファウス
セフィロス様「何でもいいから早く部屋割りをしようではないか!」
変な笑いを浮かべているセフィロス様とルーファウスを置き去りにしてキノコ鍋をつつき始める一同。
セフィロス様の取り皿に、密かに笑い茸を混入するクラウド。
それに続いてムカデを混入するザックス
ナナキの動物のカンが素早くムカデをキャッチ!
ナナキ「セフィロス様、それ食べちゃダメ!!」
危うく難を逃れるセフィロス様。ホイミンにピシピシされるザックス。
…しかし、クラウドの入れた笑い茸はうっかり食べてしまったセフィロス様!
セフィ「ア〜〜〜〜〜ハッハッハッハハハハハハハハハ〜〜〜〜ッハッハッ..ヒーヒー…」
案の定笑いが止まらなくなるセフィロス様。しかし、
ユフィ「な〜んか、笑ってるセフィロスって可愛い〜。」
ティファ「本当よね、いつも笑ってたらセフィロスってけっこうモテるんじゃない?」
エアリス「うん、笑ってくれた…それだけで十分。」
嬉しいやら苦しいやらで涙が止まらないセフィロス様
カダージュ「おいロッズ、おまえも笑えばもてるんじゃないか」
ヤズー「そうだよ、くえよ。そう泣くなよ、もてるためだ」
ロッズに無理矢理笑い茸をくわせる
セフィロス「(母として、注意したほうがいいのか?!)」
どうするセフィロス
セ「これこれ、そんなに意地悪をしたら…アーハッハッハ!
いやここは笑い声も英雄らしく、ニヒルを気取って、クックック…
クックッ…クエークエックエッ」
最後の方がチョコボみたいになってしまうセフィ□ス様。
カダ・ヤズ「喰えってさ」
ロ「!!」
ロッズの口に、笑い茸が放り込まれた。
マリン「ちょっとあなた達!ロッズが可哀想じゃない!!ほら、ロッズ吐き出して。」
ロッズ「うっうっ…マリン…グス」
ヤズー「じょ、冗談だよなぁ、カダージュ」
カダージュ「あ、ああ。冗談だよ、マリン。わかるだろ。」
マリン「わかりません!!!」
セフィロス「アーハッハックエークエックェッ…ヒーヒー」
結局、笑い茸の被害を受けたのはセフィロス様だけだった。
袋に詰め込まれて笑い袋として販売されるセフィロス様
バレット「ちっ誰だぁ?セフィロスをこんなめにあわせた野郎はよ!」
バレットに袋から助けだされるセフィロス様
だんだん友情が深まる二人
やっと笑い茸の発作もおさまったセフィロス様。
セフィ「さて、今夜の部屋割りはどうする?」
セフィロス「なんだ、誰も意見がないのか?では、仕方ない。私が決めようか?」
と、サラサラとメモを書き出すセフィロス様。
松の園…クラウド・ジェノバ兄弟・女将
桜の園…マリン・デンゼル・バレット・ナナキ・ホイミン・ザックス(警護役)
梅の園…ルーファウス&タークス・宝条
秘密の花園…上記以外の人達
( ゚д゚)<おい、セフィロスは?
セフィロス「私は…上記以外の人だ…」
( ゚д゚)<解決した
セ「少し夜風にあたってくる」
一人、でてくセフィロス様
ピンクな夢を見る為気合を入れているセフィロス様
ちなみにクラウドはエロ本枕にしてスタンバイ
この時期の夜風は思ったより寒かった
「へくちっ」
……顔に似合わず可愛らしいくしゃみをするセフィロス様
セ「・・・何だこの看板?
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 旅館の中庭にある伝説の樹の下で |
| 女の子からの告白によって生まれた |
| カップルは永遠に幸せな関係になれる |
|___________________|
| |
| |
| |
| |
Σ(゜Д゜)
セフィロス「わ、私には縁のない話さ…(はぁぁぁ誰か私に惚れてる女子はいないんけぇ)」
看板から目を逸らす
先生、その部屋割りだとイリーナがかわいそうです。
秘密の花園にいれるか、ツォンと二人部屋にしてあげてください。
セフィロス「イリーナ、お前も『私たち』の部屋に来るか?」
イリーナ「えっ?いいんですか、私がお邪魔しても。」
エアリス「大丈夫だよ。女の子同士だし!」
イリーナ「う、ありがとう。でも、私入ったらせまくなっちゃうね。」
ティファ「そうだ!セフィロスと部屋交換すればいいんじゃない?」
セフィロス「えっ?!」
ユフィ「おっ!それいい考え〜」
焦るセフィロス様
ルーファウス「悪いが、イリーナならともかく男6人となると私達の部屋は少々せまいな。」
クラウド「俺達の部屋も無理だな。」
ザックス「こっちだって、もういっぱいいっぱいだぜ。」
女将「あぁ、だったらこの廊下ずっと行った所の突き当たりに「どくだみの園」っていう
部屋があっからさぁ。ちっと小さくてボロいけど、一人で使っていいから我慢してくれ。」
セフィロス「えっ?!え〜〜〜〜っ」
心臓バクバクのセフィロス様
仕方なく「どくだみの園」へ向かうセフィロス様。
怖々ドアを開けると、そこにはひとりの美しい女性が座っていた。
セフィロス「誰だ?お前は?」
美女「はい…わたくしは…」
…と涙を流しながら語り出したその女性、よく見ると体が透けているではないか!!!
セフィロス「………!!!!!!」
美女「…かつて、小さな村におりました者です…
優しい両親、可愛い弟…そして、将来を誓いあった婚約者がおりました…
暮らしは決して豊かではありませんでしたが…幸せな日々でした…
ところが…わたくしの結婚式の前日…ソルジャーとかいう人達が村に訪れ…
両親も弟も…婚約者も…帰らぬ人となりました…そしてわたくしも…
炎に焼かれ…この世の者ではなくなってしまったのです…
それを無念に思い…今もこうして成仏できずにいるのです…」
さめざめと泣く美女(半透明)。
背中にイヤな汗が流れ落ちるセフィロス様。
そういえば昔、ここに遠征できたような気がするセフィロス様
セフィロス「そ、そ、そ、その村の…な、な、な、名前は?」
美女「はい…ニブルヘイムと申します。」
セフィロス「で、で、で、では、ど、ど、ど、どうすれば、お前は成仏できるのだ?」
美女「はい、それは、わたくしどもにこんな仕打ちをしたソルジャーとかいう人を
見つけ出して、わたくしの前で土下座したのち、3回まわってワン!と言って
いただければ…」
どうする?!セフィロス様
セフィロス「今、そいつを連れてきてやるぞ!」
怖すぎるので、この際ザックスに罪をなすりつけようとするセフィロス様。
セフィロス「ザックス、ちょっと来い」
ザックス 「え〜?今から神経衰弱しようと思ってたとこなんだけど?」
セフィロス「くだらんトランプより本当の神経衰弱を教えてやる」
ザックス 「なんだかよく分からないけど、それならクラウドも連れてくよ!友達だしな!」
松の園でジェノバ兄弟と激しくバトル中のクラウドの腕を難なく引っ張ってきたザックス、
まだ戦い足りないとオカンムリなクラウド、こっそりほくそ笑むセフィロス様、
3人は「どくだみの園」の前まで来たのだが…
意気揚揚と部屋に入っていくセフィロス様。
セフィ「さあ、そのソルジャーを連れてきたぞ。」
美女「おのれ〜〜〜。今こそこの恨み〜〜〜」
ザックス「えっ?なに?なんなんだ〜〜〜?」
クラウド「あれ?もしかしてユウナ?あっ!!ユウナだろ!」
ユウナ「えっ?クラウド?おさななじみの?」
この展開は非常にマズイと思うセフィロス様。
クラウド「元気だったか?ユウナ。」
ユウナ「あ、いえ、死んでたから。ティファは?元気?」
クラウド「ああ、今連れてきてやろうか?」
美女幽霊と盛り上がるクラウド。
クラウドがティファを呼びに行っている間になんとか成仏して頂こうと
必死に考えるセフィロス様。
セフィロス「おいザックス、私のお願い聞いてくれたらおまえの願いも聞いてやるぞ、どうだ?」
なんとかザックスになすりつけようとする
諸悪の根元は宝条だった事を思い出したセフィロス様
ちょっと怖いが、ユウナとザックスに事情を打ち明け
下手人(宝条)を引き渡す計画を立てる事にした
うまいこと言って、宝条を連れてきたセフィロス様。ちょうどクラウドもティファを連れて戻ってきた。
セフィロス「さぁ宝条、この哀れな娘を成仏させてやるために、さっさと土下座して…」
そこへティファが口をはさむ。
ティファ「でも、実際燃やしちゃったのはセフィロス、あなたよね?」
クラウド「そうだな。」
黙ってうなずくザックス。いやな空気を感じ始めるセフィロス様。
セ「解釈は個人個人の自由だよ」
とかいってみるセフィロス様
473 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/26(土) 12:07:17 ID:V9VNlCQT0
落ちそうなのであげてみた。
474 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/26(土) 12:40:19 ID:Wk6/qt400
過去ログは勘弁age
475 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/26(土) 13:06:00 ID:EKL/nZPB0
クラウド「ほら、スレが落ちない為にもさっさと土下座しろ」
セフィロス「いや、でも解釈が・・・」
目に涙を一杯溜めつつも往生際の悪いセフィロス様。
じゃあそろそろ終わりにしようか
お前が悪い、いやお前だと醜い罪のなすりあいをするセフィロス様と宝条。
それを見ていたユウナは
ユウナ「もう…いいんです。あのソルジャーとかいう人があなただと…最初から
わかっていました。ちょっと困らせたかっただけなんです。でもこれで
すっきりしました(ニコッ)。私はこれで消えますね。」
ティファ「えっ!行っちゃうの?ホントにそれでいいの?」
ユウナ「みなさん、お元気で…そしてお幸せに…さようなら。」
クラウド「ユウナ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」
虹のような光を残しながら、美しく消えていった美女ユウナ。
この日、セフィロス様は生まれて初めて心から泣いた。
そして、ひざまずき、許しを乞う姿をみんなの前でみせたのだった。。
〜END〜
479 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/26(土) 16:09:31 ID:pBgnRNxe0
VIPの田代アドベントチルドレンverくれ
480 :
モリゾー:2005/11/26(土) 16:11:08 ID:2usOSIKq0
愚かな・・・!
この烏賊太郎がっ!!!!!!!!!
481 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/26(土) 16:20:28 ID:ZAJzRN5IO
めでたしめでたし、と思いきや、またしてもこの『どくだみの園』には次の幽霊さん達が姿を現した
しかもなんとそれは、ビックス、ウェッジ、ジェシーたちだった!
クラウド「明けない夜なんてないって言うけどさ」
ザックス「あれ、嘘だな」
これから一体どれだけ幽霊と対面するのか
考えただけで涙が止まらないセフィロス様
「罪って、許されないのか?」
〜閑話休題〜
みなさま、わたくし、セフィロス様幼稚園編あたり〜修学旅行京都編まで
ちょくちょく書かせていただきましたものでございます。
>>478のEND…きりのいいここらあたりで一時引退させていただきます。
今までありがとうございました。これからは一ロム者として楽しませていただく
所存でございます。
また、気がむいた時にはよろしくお願いいたしますです。
がんばれよ!セフィロス様!
>>483の書き込みに、思わずパソコンの前で涙ぐむセフィロス様。
セフィロス様「…ありがとう483……
グズズズ、ズビっ」
涙より鼻水が止まらない
思わずティッシュを丸めた鼻栓をセフィロス様の鼻の穴に突っ込む
>>483。
もちろんダブルで
>>483が奥に突っ込みすぎたため、セフィロス様の鼻穴深くへと潜ってしまうティッシュ。
セフィロス「と‥取れなくなった…」
セフィロス「息が出来んではないか!」
反射的に
>>485まで殴ってしまうセフィロス様
しかしこれも483への寂しさの裏返しであった
ザックス「…で、
>>481のアイツ等はどうするんだ?」
よくよく考えると自分も無関係ではないと気づくクラウド
セフィロス様と一緒にどう対処するか考えてみると…
クラウド「でもあの時、柱を爆破させる起爆スイッチを押したのはレノだよな」
セフィロス「あと関係ないかもしれんが、ツォンなんかクククとか言いながら
エアリス殴ってたぞ。あのとき」
セ「ツォンがエアリスを殴ったりするものか。
私は信じない、信じないぞ!!ウァァン!!」
何故か泣き出すセフィロス様。
その間も冷静に責任の所在を議論するクラウドとザックス。
結局悪いのは決定を下したプレジデント神羅、親の尻拭いは子がすべきという結論に。
ク&ザ「よし、ルーファウスを呼びに行こう。」
ティファ「逃げないで」
ルーファウスは大の字で、俯せで寝てた
セフィロス「(苦しそうな寝相だ‥)」
セフィロスは思わずルーファウスの背中を踏んづけてみた
ル「むぎゅぅ」
期待通りのリアクションが見れて嬉しくなるセフィロス様
495 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/27(日) 20:15:45 ID:A4ggimVCO
ル「何をする!」
うつ伏せのままバタバタする若社長
セフィロス「社長ともあろう者が惰眠を貪るとはけしからんな…
…貴様が望もうが望まぬが悪夢を見せてやろう」
自分が恐い思いをしているのは若社長の所為だとこじつけつつ
毛布で簀巻きにした若社長を『どくだみの園』に放り込んでみたセフィロス様
そしてセフィロス様はちゃっかり梅の園に潜り込み、
ふかふかの布団で眠りにつくのだった。
…そして夜が明けた。
不調で起きては眠ってを繰り返していた。
セ「ミンナで行った思い出の場所に行ってみるよ」
一同「ちょwwおまっwwwww( ゚д゚)ポカーン」
セ「あと飛び降りるつもりは全く・・・ない」
美しい景色をみたくなっただけなセフィロス様。
( ゚д゚)<FF愛してる変人の一人です・・・ごめんだってさ・・・。うん。
ルーファウス「飛び降りるも何も、今日で修学旅行は終わりだ。みんな、帰るぞ!」
セフィロス様「何だと!」
ロッズ「まだ鹿に、鹿せんべいやってねえよ!(泣)」
旅行日程まで仕切ろうとするルーファウスに、非難囂々だった。
セフィロス様「せめてもう一日…思い出を作るには必要じゃないか?」
帰るか、延泊するか。みんなに問うてみるセフィ□ス様。
500 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/28(月) 06:53:09 ID:eeTk0sID0
セフィ「とりあえず500Getだ。」
そういうところはちゃっかりしているセフィロス様
>>498 いっつも気になってたんだけど、これ(→( ゚д゚)<)って何?何がしたいの?
>>501 カダージュ「ふふ…怒鳴るなよ…あんたとは話たくない。」
セフィロス「アイツは、このスレのファンだろう。そっとしておいてやれ。フー、483、戻ってきてはくれぬのか…」
呟くセフィロス様
>>501 ここのファンだよ。次からは、でないように叱っとく。
とりあえず、サイコロを振って行き先を決める事にした一行
1 京都でわくわくもう一泊
2 ドキドキ奈良へ徒歩でGO
3 うっかり博多へ深夜バス
4 ファーストクラスで札幌
5 有無を言わせずミッドガル
6 解散
ルーファウス「それでは私が振る」
セフィロス「NOォぉおおぉぉお━━━!!!!!!」
奇声をあげながらルーファウスからサイコロをとるセフィロス様。
ドキドキしながらサイコロを振る。
その結果
セ「6は、やめてくれ」
・・・と懇願するセフィロス様
2
奈良へ徒歩
ルーファウス「競歩大会開催だな、一等賞の賞品は鹿煎餅だ」
うっうっ、ありがとう
>>503…またよろしく(照)
---------------------------------------------
サイコロは不運にも6が出てしまった。焦るセフィロス様。
ロッズ「鹿〜〜!鹿〜〜〜!鹿せんべい〜〜〜グスッ」
セフィロス「ルーファウス、このままではロッズが泣き止まないぞ。どうする?」
ルーファウス「…あ、あぁ、突然帰るなんて言って悪かったな。昨日の夜、よく眠れなくて
気が立っていたのだ。朝までずっと、耳元で「う・か・つ」などとささやかれてな。
ふぅ…奈良…行くか?」
セフィロス「フッ、仕切るのは、お前の役目だろう。」
内心ガッツポーズしたいのを必死でおさえ、クールを装うセフィロス様。
いきなりかぶった…スマソ
セ「まあまあ、結局奈良へ行く事になったんだから、いいジャマイカ!」
かぶりにも動じないセフィ□ス様。実は自分が鹿せんべい喰いたい気マンマンであった。
しかし、この時まだセフィ□ス様は知らない。
鹿せんべいは鹿が喰う物、人間(及び思念体)が食べても美味くも何ともない事を…!
驚愕の事実を未来に抱え、一同は意気揚々と歩き出すのだった。
セ「(よかったフゥ。けど驚愕ってまだなんかあるのかよorz)」
・・・な、セフィロス様
ユフィ「どうせ、歩くんならさぁ、楽しく行こうよぉ。」
ティファ「そうねぇ、あっ!こういうのどう?私のナイスバディのひ・け・つ♪
特別に教えちゃう。」
エアリス「えっ?えっ?こう?」
イリーナ「難しいっすねぇ。」
ティファ「そうそう、そんな感じ。なかなか上手よ。」
デューク更家風ウォーキングをみんなに伝授するティファ。
女将「こんな感じか〜?」
いつのまにか一行に紛れ込み、ついてくる女将
セフィロス「…好きにしろ。」
といいながらも、実は更家ウォーキングが気になるセフィロス様
ティファ「ほらクラウド!腰のひねりが甘いわよ!」
クラウド「クッ…こんな事して、この腰はどうなる?」
セフィロス「さあ、お前次第だな。」
歩く事数時間…
やっとこさ奈良に着いたセフィロス様達
ウォーキングのおかげでウエストは締まり、尻はプリプリになっていた!
ナイスバディから漏れ溢れるあまりのフェロモンに、全ての鹿がセフィロス様に魅力を感じている模様。
(もてもてだ私…!
いやまて相手は鹿だ…!!
でもうれし…いやまて…)
なんか混乱するセフィロス様。
その様子を木の影からこっそり見ていたナナキとホイミン。
ナナキ「セフィロス様、なんだかすごく嬉しそう…」
ホイミン「うん、きっと僕達より鹿と遊ぶほうが楽しいんだ、セフィロス様は…」
そんなふたりの気持ちに気付かず、楽しそうに鹿と戯れるセフィロス様。そこへ、
バレット「大変だ!ナナキとホイミンたんがいなくなっちまった!」
セフィロス「何だと!」
気が動転してしまうセフィロス様。
気を落ち着けようとご当地にちなんで
吉永小百合のかの名曲「奈良の春日野」を口ずさんでみた。
腰を下ろせば鹿のふん〜♪ ふんふんふん〜 黒豆よ〜♪
ユフィ 「んなもん歌ってる場合かー!アンタのせいだよ!
さっさと探しに行けー!」
ユフィにブン殴られるセフィロス様。
セフィ「ハッ!そうだな。」
我に返るセフィロス様。しかし、こんな状況なのに楽しそうに鹿に煎餅を
やっているロッズを見て、無性に腹が立ってきたセフィロス様は、無言で
それを奪い取ると、急いで二匹の捜索に向かった。大泣きするロッズ。
セフィ「待っていろ、今、助けてやるからな。」
しかし、何か勘違いしているセフィロス様。
その頃…
ナナキ「抜けないよ〜」
ホイミン「だから無理だって言ったのに〜」
柱くぐりに挑戦したナナキは、身動きが取れなくなっていた。
あながち勘違いでもなかったセフィロス様。
大仏殿へ急げ!
523 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/29(火) 21:44:59 ID:Do+JXhuVO
セフィロス「何処だっ!ナナキ!ホイミンたん!返事をしろーっ!」
ホイミン「あっセフィロス様の声だ。よかったナナキ、助けてもらおう。」
しかしナナキは静かに首を振るのだった。
ナナキ「いいよ。呼ばなくて」
ホイミン「…ナナキ…」
すっかり傷心の二匹だった。
524 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/29(火) 22:06:13 ID:CAN7UsU1O
セ「ホイミンたんっ!ナナキたんっ!」
混乱して叫ぶセフィロス様
傷心のナナキ、たれたシッポの火が国宝大仏殿に燃え移ろうとしている。
まにあうかセフィロス様。
ニブルヘイムの悪夢が再現されてしまうのか
526 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/29(火) 22:08:46 ID:CAN7UsU1O
セ「何処なんだ!」
大仏殿へ辿りつくと二人(2匹)の無事を祈るため、
とりあえず大仏に手をあわせるセフィロス様。
セフィロス「頼む、どうかふたりを守ってやってくれ!」
そんなセフィロス様の必死な姿を見たナナキとホイミンは…
528 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/29(火) 22:14:52 ID:CAN7UsU1O
セ「返事してくれ」
529 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/29(火) 22:17:46 ID:CAN7UsU1O
セ「・・・」
530 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/29(火) 22:25:14 ID:CAN7UsU1O
上がれ
531 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/29(火) 22:33:17 ID:CAN7UsU1O
セ「だめなのか?」
532 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/29(火) 22:34:42 ID:CAN7UsU1O
・・・
533 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/29(火) 22:37:49 ID:CAN7UsU1O
セ「起きろ」
534 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/11/29(火) 22:39:54 ID:CAN7UsU1O
セ「邪魔するな」
セ「まってるよ・・・バカみたいだな・・・なんか」
セフィロス様の激しい独り言にびくびくするホイミン達
ホイミン「セフィロス様、あんなに混乱しちゃってる。きっと僕達の事、心配してくれてるんだ。ナナキ、どうする?」
ナナキ「う、うわぁぁぁん」
セフィロス「ハッ!今の声は!ナナキ〜ッ!」
ナナキ・ホイミン「セフィロス様ぁ〜」
やっと二人を見つけたセフィロス様
バレット「おせ〜んだよ!」
一足先にバレットがナナキを助けてしまった。
セフィ「あ…」
待望のご対面の瞬間をバレットに奪われ、ボーゼンと立ち尽くすセフィロス様
そっとかじった鹿せんべいはちょっぴり涙味だった。
お口直しに奈良漬をかじってみるセフィロス様
「はっ、この味は!!」
いきなり後からロッズに髪をひっぱられるセフィロス様。
ロッズ「俺の鹿せんべい返せよ。グス..」
レノ「煎餅煎餅って、ただの鹿のエサじゃねぇか。」
ヤズー「煎餅をそんな風に呼ぶな。」
ロッズ「許さねぇ!」
レノ「…そうだなぁ。」
ルード「悪かった。」
そういいながら、セフィロス様から煎餅を奪い返して、立ち去るロッズ達。
驚愕の事実を知ってしまったセフィロス様。
セフィロス「鹿煎餅って、鹿のエサだったのかっ?!」
セフィロス「食っちまったぞー!!」
と半狂乱のセフィロス様。そこへ他の修学旅行生の団体がやってきた。
女子高生「あのぉ、クラウドさん、私FF7のファンなんです。サインしてください。」
女子高生2「カダージュさん、握手いいですか?」
可愛い女の子達に囲まれデレデレのクラウド&カダージュ。それを見たセフィロス様は
セフィロス「フッ、FF7で一番人気といったらもちろん…クックックッ。」
わざとらしく団体に近づき正宗をぬくと、構えのポーズを決めてみるセフィロス様
女子高生3「あ!セフィロス様だ!」
女子高生∞「きゃー!セフィロス様〜!」
ニブルヘイムの黒マント住民よりもリユニオンしたがる女子高生達が現れた!
しかもその数一個師団並み、どうするセフィロス様
セフィロス「ちょ…まて…(今度こそ、もてもてだ私!しかも今度は人間だ!)」
慣れない状況に慌てふためくセフィロス様。そこへ
ルーファウス「セフィロスと握手したい子はここに並んでくれるかな?」
またもやしきり始めるルーファウス。
女子高生4「あっ!!ルーファウスよ!!」
女子高生∞「きゃー!!社長ぉ〜〜〜。」
ACでの甘いマスクで人気急上昇中の社長の方に、リユニオンしてしまう女子高生達。
女子高生「やっぱ〜、男は金でしょう。」
そんな女子高生の言葉に、打ち震えるセフィロス様。しかし、
男子高生「セフィロスさん、自分、セフィロスさんのファンっす。」
男子高生2「俺、あなたの強さに憧れてます。兄貴って呼ばせて下さい。」
男子高生∞「セフィロスさん、ついていくっす。どこまでも!!」
いつのまにか、大勢のたくましい男子学生に囲まれ、ビクつくセフィロス様。
セフィロス様、ウォールマーケットでカレーを食う
店員「お口に合いましたでしょうか?」
セフィ「ウターイカレーならギザールの野菜は合わん!
これは本来ミディールのスープカレーに入れるものだ
ウターイならばタンタルの方が相性はいいだろう」
店員「ありがとうございました。男の館の割引券です良ければどうぞ」
セフィ「うむ」
なんだか顔色の悪いクラウドとだんだんと機嫌が悪くなるティファ
ヴィンセント「…どうかしたのか?」
クラウド 「いや…なんかデジャヴが…」
ティファ 「そういえば…私…クラウドに負けたんだわ」
コルネオの一件で悪夢が甦る二人に声を掛けたのは…
ユフィだった
ユフィ「ここは奈良だろっ!」
とつっこまれ、平常心をとりもどすクラウドとティファ。その声でセフィロス様もウォールマーケットでの回想から現実に戻った。
自分を取り囲んでる男子学生達に
セフィロス「で、では並べ。一緒に写真を撮ってやる。」
結構サービス精神旺盛なセフィロス様。
セフィロス、ザックス、男子学生の3ショット。
クラウド「…見たことある風景だな」
ティファ「うん…。」
ニブルヘイムの悪夢が甦る二人。
そこに突然、銀色の特攻服を羽織った少年が蛇行しながら寄ってきた
髪は金髪リーゼント、額にはキズがあり、なによりデカイ
おびえて後ろに下がる女子高生、必然的に一番前に出されるセフィロス様
(あーまた怖そうなのが来たよ?)手元にはカードが3枚
それぞれのカードには…↓↓↓
「コチョコボ」と「コモーグリ」と「デブチョコボ」だった。
金髪リーゼント「俺もあんたのファンだぜ。好きなの1枚やるよ。」
セフィロス「うむ、…では、コチョコボ、貰おうか。それよりお前○eedの試験は今日では
ないのか?」
金髪リーゼント「やべっ、じゃあな!今度会ったら俺と対戦してくれよ〜」
セフィロス「フッ、考えておこう、それまでに腕をあげておけ。
(コチョコボくれたしな…)」
コチョコボカードを貰ってご満悦のセフィロス様
後、この金髪は(魔女の)氣志團のオーディションに応募したらしい
ナナキ「……」
ホイミン「ほら、一緒に声かけに行こうよ」
ナナキ「でも、セフィ□ス様は、鹿や女子高生や氣志團やコチョコボの方が好きなんだよ。
僕たちと写真なんか、撮ってくれないに決まってるよ」
セフィ□ス様と写真を撮りたいが、さっき助けに来てくれなくて拗ねてるのと、
今さらながら恥ずかしいので言い出せない二匹。
もじもじしている二匹に、やっと気づいたセフィ□ス様は…
セ「集合写真とかいうやつ?とろう」
楽しそうに言うセフィロス様
「1+1は〜?」
「にーっ!」
とみんなで楽しく記念撮影。この時、セフィロス様の背後にあの美女幽霊もにこやかに写っていた事に気付くのは、まだずっとあとの事だった。
こうして東大寺をあとにしたセフィロス様御一行。次に向かうのは…?
亀石を見に飛鳥へサイクリングゴーゴー!
ママチャリも輝かしいセフィロス様。
前かごにはジェノバプレートもついてまさに母さんチャリ。
セ「クックックッ…このスピード、なんという爽快感だ!
先程までの徒歩と大違いだ。なあみんな?!」
しかし誰の返事もない
調子に乗ってチャリを飛ばしたセフィロス様、どうやら迷子になったようだ
「怖いよー寂しいよー」
泣きじゃくりながら、チャリをギョリギョリこいでみんなを探すセフィロス様
そのうち自転車は音速の壁を遥かに超え、大気摩擦を起こす。
炎の弾丸となって地を駆けるセフィロス様
そうこうするうちにやっとみんなと合流できホッとするセフィロス様。
前かごにナナキ、肩の上にはホイミンを乗せて軽快にママチャリをとばす。
しかし、何の気なしに自分を追い越していったカダージュに対し
セ「私をぬかすとは…クックックッいい度胸だ。」
と、まるで子供のように闘争心むき出しの猛スピードでカダージュを追い越す
セフィロス様。
そして、カダの通り道にさっき食べたおやつのバナナの皮を置いてみる。
カダ「おわっ!何だ!これ!あっぶねぇ〜」
セ「愚か者め、私の前に立つからこうなる。」
…とどこかで聞いたセリフを呟きながらほくそ笑むセフィロス様。
セフィロス「なんだか…クッ…やけに…この自転車…重い…な。」
ナナキ「(ヒソヒソ)ねぇホイミン、後にのってる人の事はセフィロス様に言わない方が
いいよね。」
ホイミン「(コソコソ)うん、きっと僕達にしか見えないんだよ。言ったらセフィロス様
泣いちゃうかも。」
セフィロス様のママチャリの後ろには、美女幽霊が乗っていた。どうやらセフィロス様に惚れて
着いてきたようだ。そんな事には気づかず重いママチャリを必死でこぐセフィロス様。
カダージュ「俺…母さんのためにACで頑張ってたのにそんなことするのかよ!」
クラウド 「まったく無駄に頑張りすぎて俺はエライ目に遭ったけどな」
ヤズー 「そのおかげで影が薄くなったが……泣くなよロッズ」
ロッズ 「泣いてねーよ!」
ジェノバ兄弟の抗議にハッとするセフィロス様
このままでは全員グレてしまいそうだ
セフィロス「えへっ!ごめんね!私、負けません!」
イ〜エ〜ユ〜イ〜♪と歌いながら優雅に舞い始めるセフィロス様。
あっけにとられるジェノバ兄弟とクラウド。
セフィロス「(何をしているんだ私は!体が勝手に!)」
どうやらこの場を丸くおさめようとしたユウナに
体を乗っ取られたセフィロス様。
悪魔に取り憑かれたぁ!とヤギ・カルロスみたいな事を言い出すセフィロス様
カダージュ「すごいすごい!」
ヤズーとロッズを始め、自転車から降りた一同はセフィ□ス様の神々しい舞に夢中になっている。
セフィ□ス様「私……、宝条を倒します!」
宝条「何だと!パパ怒りますよ、セフィちゃん!」
殴りかかろうとする宝条の手を取り、ワルツを踊り出してしまうセフィ□ス様。
デコにうっすらと汗をにじませて踊りつづけるセフィロス様と宝条。
ヴィンセント「あの美しいワルツ…彼女が見たらなんというかな…」
ユフィ「もぉ〜、暗いよ!ヴィンセント。何ならあたしがあんたのワルツの相手
してあげようか〜?」
イリーナ「ツォンさん、私達も踊りましょう!」
本当は踊りたくないのに、まわりがどんどん盛り上がるのを見て
やめるにやめられなくなるセフィロス様
566 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/02(金) 03:12:30 ID:IwKLYChb0
ここまできたらもうノリノリで!!
バラなんか咥えてみるセフィロス様。
しかし、うっかりトゲまでを加えてしまう。
「アウチっ!!」なぜか英語で叫ぶセフィロス様。
バラをくわえて華麗に踊るセフィロス様の写真を
とりまくる通りすがりのスレ住人達。
慣れない動きで足をくじくセフィロス様
セフィロス「いった〜い」
ホイミン「大変!セフィロス樣が怪我しちゃった!」
ホイミをかけてくれるホイミン
でもFF世界の住人なので
DQ原理が通じずなにも回復しない。
すかさずケアルガをかけるナナキ。
セフィロス様全快。
ホ「ボクの魔法効かなかった」
ナ「そんなことないよ
ね?セフィロス様?」
二匹の優しさに胸が熱くなるセフィロス様
セ「ありがとう…」
セフィロス「ホイミンたんの魔法は心に効くのさ。」
号泣するホイミン。
なごみまくっている3人(1人と2匹)に声をかける女将
女将「おらおら〜早くしねぇと日がくれちまうぞ!」
重いママチャリを再び走らせるセフィロス様。しかし踊りつかれて足はパンパン。
セフィロス「(クッ、ここで疲れを見せては英雄として面目がたたん。)」
飛鳥まで頑張れセフィロス様!亀石はもうすぐだ!
とりあえずホイミンタソの触手でモミモーミしてもらうセフィロス様。
ついでに、ナナキたんの肉球でプニプーニもしてもらう。
触手と肉球の心地よさに心も身体も軽くなった気がして、
ママチャリこぐ脚にも元気がみなぎった。
ツォン「いいですか?社長。社長はただ足をのせているだけでいいですからね。」
ルーファウス「…わかっている。いちいちうるさいぞ、ツォン…う、うわぁ…
ゴホン、大丈夫だ。黙ってこげ。」
レノ「おぉっと、危ないぞ、と。」
ルード「・・・・」
ボンボン育ちで、自転車など乗った事のないルーファウスの為に、タークス(男)は
4人乗り自転車に乗っていた。
デンゼル「おっさき〜」
デンゼルやマリンにどんどんぬかされるタークス(男)チーム。
ナナキ「なんだか気の毒だね。」
セフィロス「放っておけ。足も軽くなったし、自分で自転車をこぐのは爽快だな。
クックックッ」
勝ち誇った目をしてルーファウスを追い越すセフィロス様。
さっき自分のファン(女子高生)を奪われた屈辱をまだ忘れていなかった。
クラウド「プッ」
エアリス「クスッ、あ、ごめんね。」
ヤズー「楽しいなぁ、おい。」
ロッズ「だせぇ。」
追い抜きざまにみんなに一声かけられるルーファウス。
ルーファウス「…絶望を送ろうか?」
セフィロス「真似をするな。」
ルーファウス「クッ…この親不孝者。」
ルード「社長、前を見て下さい、前!」
ルーファウス「うわぁ〜」
セフィロス「フン、愚か者め。」
エアリス「セフィロスとルーファウスって仲良しみたいね。」
クラウド「あ、ああ…」
カダージュ「ねぇ社長、一つだけ教えて」
ルーファウス「台詞ぱくるなよ」
カダージュ「社長って、本当は一人じゃ何もできないでしょ」
だんだん自分も四人乗りに乗ってみたくなったセフィロス様。
セフィロス「ルード、私とかわれ。」
無理矢理交替するセフィロス様。
前かごにナナキ、肩にホイミンを乗せてチャリをこぐルード
582 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/03(土) 18:46:52 ID:GHWbaIrc0
初めての4人乗りチャリが楽しくてしょうがないセフィロス様。
調子に乗って飛ばす飛ばす。
その後ろでは風になびくセフィロス様の長髪がうざくて
たまらない社長とその他2名。
ツォン「セフィロス!もう少しスピードを落とせ。社長が…」
セフィ「神羅の社長ともあろうものが、このくらいで怖がるとは…
フッお笑いだな。」
ルーファウス「私は…楽しくてしかたがない。」
セフィ「ほぉ?」
さらに、スピードを上げ再び炎の弾丸となるセフィロス様達。
レノの鼻にセフィロス様の毛先が入り、くしゃみがとまらなくなる。
レノのくしゃみなどお構い無しのセフィロス様。
ハンドルの付け根にドクロ型のボタンがあるのでつい押してみた。
「ポチッとな」
なんと脱出用ボタンだった!
サドルごと空高く飛んで行くセフィロス様。
全員「てめえええええええ!!!!」
(>584のフリをわかる人間が何人ここにいることか…w )
「お〜し〜お〜きだべぇぇぇ〜」
の声とともに飛ばされたセフィロス様たち。
なんと、落ちた先は目的地、亀石の前だった!
セフィロス「どうだ?私達が一番早くついたぞ。」
振り向くと、ルーファウス、ツォン、レノがスケキヨ状態で地面に刺さっていた。
セ「何だ?今流行りのヨガの一種か?」
ならば自分も、と得意げに「英雄のポーズ」をキメるセフィロス様。
ル・ツ・レ「いいがらばやぐだずげろ〜〜〜」
セフィロス「ははは、何だ今ハヤリの方言か・・・それは秋田弁か?
あとから、到着した面々にスケキヨ状態からやっと助け出されたルーファウス達。
レノ「ったくよぉ、セフィロス、お前そんなんじゃいつか誰かに
たたられるぞ、と。」
セフィロス「何の事だ?意味がさっぱりわからん。」
どこまでも、すっとぼけなセフィロス様。
亀石の上に立って「母さ〜〜ん!」と叫ぶセフィロス様
ついでに「えいどりあーーーーーん!」とも叫んでみるセフィロス様
セフィ「ジャンジャンジャンジャンジャンジャンジャンジャンチャラチャラチャラチャラチャラチャラチャラチャラ♪」
亀石の上で突然片翼を歌い出すセフィロス様。
セフィ「久しぶりだなぁ…クラウド。私の望みはなぁ、クラウド…この星を…
おいっ!クラウド!付き合わんか!!」
ザックス「なぁ、いいのか?あいつ放っておいて。」
クラウド「…あぁ…いいんだ。」
渾身の歌声を総スカンされてしまいコートを脱ぎ捨て絶叫するセフィ様。
その姿はまさしく「1回の伝説」を作った漢のようだ。
セフィ「なんでシカトするんだよぉぉぉぉ!こらぁぁぁぁぁ!
くぅらうどぉぉぉぉ!!
めんどくせぇぇぇぇぇぇんだよぉぉぉぉ!おめえぇはよぉぉぉぉぉ!
お願いだからだっれっかっいじれよぉぉぉぉ!
もぉーうこうなったらメテオ呼び出してやるぅああああぁぁ!!」
一同「・・・。」
(おいクラウド、空気読め!)
「ひそひそ…」
(収拾つかなくなっちまったじゃねーか!?なんとかしろ!)
クラウド「↓」
セフィロス「私は、思い出にはならないさ。」
…と、とりあえずひとりで最後までやってみたセフィロス様。
見物人のおばちゃん達におおうけ!そしておひねりを胸元にいれてもらう。
セフィロス「フフ。悔しいか?クラウド。」
クラウド「哀れだな、あんたは何もわかっちゃいない。」
ザックス「ちょ、バカ、お前!今頃つきあわなくていいんだよ。」
クラウド「…ヤベ、また暴れだすか?アイツ…」
しかしさらにお札の輪を首にかけてもらいご機嫌なセフィロス様は、メテオの事など
すっかり忘れてしまった。
おばちゃんA「あんたイイ男だねえ。私があと20歳若けりゃさー。ウフフフフ…」
おばちゃんB「何言ってんのさ。ところで、次の舞台はいつなんだい?」
おばちゃんC「あんたなら絶対人気者になれるよ。頑張んな」
本気で役者になろうかと考え出すセフィロス様
セフィロス「英雄もいいが、役者も捨て難い…そうだ、とりあえずこの金で
ナナキとホイミンたんに何か買ってやろうか。」
ブツブツ言っているセフィロス様の髪をまたもやひっぱるロッズ。
ロッズ「なあ、俺達にもなんか買ってくれよ。」
ヤズー「あんた、俺達の母さんだろ。なあ、カダージュ。」
カダージュ「ぁあ…」
それもそうだなと、セフィロス様が3兄弟に買ってあげたものとは…
598 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/04(日) 23:05:23 ID:Jal+ZzT60
流れを読まずに…復讐に燃えながら定食屋でさば味噌とか食っていたら親近感わくよね。
鹿の糞ドロップ(チョコ味)
円(税込)
ロ「母さん(仮)、ありがとう」
ヤ「こういうのって、ノリで買うよな」
カ「意外に美味しいよ、コレ」
嬉しそうに話す三人に、目尻が下がるセフィロス様
ナナキとホイミンには亀石カステラを買ってあげたセフィロス様。
ユフィ「いいなぁ〜あたし達にも何か買ってよぉ〜」
女の子達には、亀石ペンダントを買ってあげた。
レノ「同じタークスなのに、イリーナだけとはずるいぞ、と。」
タークスには亀石キーホルダー。
ルーファウス「タークスにはあって、私にはないのか?」
しまいには全員にたかられ、おひねりをあっという間に使い果たす
気前のいいセフィロス様。さすがは英雄であった。
ルーファウス「さて、今晩は奈良に泊まるとして明日は…そろそろ帰るか?」
一瞬、哀愁が漂う一行。
クラウド「帰るの…か?」
エアリス「楽しかった…よね…修学旅行。」
ヴィンセント「こういうのも、意外と楽しいものだな。」
ロッズ「うっうっ」
セフィロス「(これは…もしや「英雄セフィロス様の華麗なる全国の旅」に
変更という事もありか?!)」
しかし、恥かしくてなかなか言い出せないセフィロス様。
どうする、セフィロス様!旅を続けるか、それともミッドガルへ帰るのか?!
ナナキ 「僕、北海道に行ってみたいな…」
セフィロス 「(よく言ったナナキ!)」
心の中で全員ガッツポーズ。
ルーファウス「ではツォン、早速飛行機の手配だ!」
一同大喜び!
セフィロス「フッ、お前達がそこまで言うのならば仕方ない
私も付き合うとするか…」
素直じゃないセフィロス様。
シド「じゃあ、俺様もついていくとするかぁ〜」
セフィロス「誰だ?お前は。」
シド「あぁ?何言ってんだぁ?俺様よぉ〜」
着物姿から普段着に着替えたシド。
セフィロス「貴様!!!男だったのかっ?!」
シド「あんだぁ?気づいてなかったってか?ほらよ!」
用済みの女将ヅラをかぶせられるセフィロス様。
一同『いくらなんでもボケ過ぎだろ?!』
呆れるのを通り越し、何か気の毒になってきた一同。
そんな皆の思惑をつゆ知らず、ついでに着物まで着てみる
役者気分の抜けないセフィロス様。
セフィロス「助さん!角さん!」
クラウド・ザックス「また始まったぞ…」
ルーファウス「そうと決まれば、飛行場へ…GO!」
仕事の事などすっかり忘れ、はしゃいでいるのはルーファウスも同じだった。
セフィロス「あ、待て!私の前に立つのは、許さない…ぞ〜〜♪(ハッ!!いかん)」
思わず我を忘れ、ルンルンとルーファウスのあとを追うセフィロス様。
エアリス「あのふたり…ますます仲良しになっていくね。」
クラウド「…あ、あぁ…」
皆が浮かれ気分な中、浮かない顔をしているクラウド、そしてユフィ。
ユフィ「飛行場ってことは…飛行機乗るんだよね…?」
クラウド「ああ…そうだな…」
ルーファウス「心配するな。神羅の先進技術の粋を集めて設計した自家用機だ。
乗り心地は抜群だぞ」
そして、飛行場に到着した一行。
セフィロス「こっ…これは?!」
果たして、セフィロス様が見たものは…
とっても可愛い、ポケモソジェットだった!
セフィロス「素晴らしい!!」
大喜びするセフィロス様。
思わず機体にでっかいサインをしちゃうセフィロス様。
その後空港の職員さんに怒られて(´・ω・`)ショボボボーン
隣にはムシキングジェットも!
どちらに乗ろうか迷うセフィロス様、
とりあえず正宗が倒れたほうに乗ることにした。
正宗はムシキングに倒れた!
セフィロス「うむ、では、ムシキングにするか。」
ナナキ「僕…ポケモンがよかったな。」
ホイミン「僕も…」
セフィロス「よし!ではポケモンにしようか。」
一同「急に変わるなよ!!」
ポケモンジェットに乗りこんだ一行。
エアリス「仲良しさん同士で座ろうね〜」
エアリスにしきられて、ルーファウスと同じ席にされるセフィロス様。
セフィロス「なぜ、私がコイツの隣なのだ?!」
ルーファウス「それはこっちのセリフだ。」
バレット「まあ、いいじゃねえか。俺もここにいれてもらうぞ〜。」
セフィロス「…しかたがない。しかし、窓際はゆずらんぞ。」
ルーファウス「何?そこは私の席だ。誰のおかげでこの飛行機に乗れたと
思っているのだ。」
バレット「お前ら、いい加減にしろ。だったら俺が窓際に…」
たかが席ひとつでもめる、だいの男3人。そこへ
「お客様、離陸いたします。シートベルトをお締め下さい〜〜」
と、言ってるスチュワーデスはシドだった。
一同「うわぁぁぁぁ。今度はスッチーかよ〜〜っ!!」
クラウド「うっ…ただでさえ気分悪いのに…」
ユフィ「うっ…よけい気持ち悪くなってきたよ…」
しかし乗り物に弱いのはこのふたりだけではなかった。
ヤズー「なあ、カダージュ、俺達無事に北海道まで行けると思うか?」
カダージュ「無理無理。」
ヤズー「泣くなよ、ロッズ。」
ロッズ「うっうっ」
離陸と同時に、かたまるジェノバ兄弟。
カダ・ヤズ・ロッズ「(飛行機落ちませんように…)」
セフィロス「大丈夫か?アイツらは…」
心配するセフィロス様。その隣でルーファウスとバレットは、ガサゴソと…
バレット「おう!社長さんよぉ、これいいじゃねぇか。着心地も最高だぜぇ。」
ルーファウス「機内は冷えるからな、このフワフワな手触りもいいだろう。」
セフィロス「そ、それは!!」
ルーファウス「なんだ、お前も着てみるか?」
と、ルーファウスに手渡されたものは…
機内で買った、スッチー着用エプロンだった。
さながらおっさんのコスプレ大会みたいになっている機内。
照れながら自分も着ているセフィロス様。
セ(意外と似合うな私…!
何でも似合ってしまう、罪な英雄だな私は…///)
悦るセフィロス様。
しかもポケモソジェットだけあって、スッチーエプロンまで可愛らしいポケモソ柄。
ナナキ「わっ、可愛い。ここにピカチフが描いてあるよ」
ホイミンたん「本当だ、こっちには三ュウもいるね」
ナナキとホイミンたんに大喜びされ、セフィ□ス様、更にご満悦。
ナナキ「あっ、でもあっちの方が可愛い!」
ナナキが指(?)さす方向には、なんとピカチフ耳のヘアバンドと、ピカチフしっぽを付けた
スッチーシドが決めポーズを取っていた!
セフィロス「おい女将!じゃなかった、そこのスチュワーデス!私にも
そのピカ耳としっぽを貸してくれ。」
ナナキ&ホイミン「すごーい!似合う似合う」
誉められたので気分をよくしたセフィロス様。隣のルーファウスとバレットにも自慢してみる。
セフィロス「ルーファウス、バレットどうだ?…!!!!!」
なんと、ふたりはピカチュー着ぐるみまで着こんでいた。
白熱しはじめる、機内コスプレ大会。
よく見ると他の全員ポケモン着ぐるみをいつのまにか着ているではないか!!
ツォン「社長!確かに機内は寒いですが、何も私達にまでこんなものを着せなくても…」
ルーファウス「お前達に風邪でもひかれたら困るのだ。」
レノ・ルード・宝条「・・・・・・・」
着ぐるみを着てはしゃぐ女の子と子供達と動物達。そのまま固まっているジェノバ兄弟。
セフィロス様と目をあわせようとしないクラウド・ザックス・ヴィンセント。決めポーズをとっているシドスッチ-。
セフィロス「着ていないのは、私だけか?!」
ルーファウス「お前も着るか?」
英雄としてのプライドか、みんなとおそろいか迷うセフィロス様。
意を決して着てみる事にしたセフィロス様。
セフィロス「私にも一着くれないか?そのピカなんとか。」
ルーファウス「いや、あとはソーナンスしか残ってないぞ。」
セフィロス「どんなヤツだ?」
ルーファウス「これだ。」
気絶しそうなセフィロス様。それでも着てみるのか?!
A+B
セフィロス「はっ! くだらん、おいキャビアとシャンパン頼む
セフィロス 「こんな薄青い代物とは…これではまるでスライムではないか!」
ルーファウス「セーファ化すればホイミンになれるんじゃないか?」
セフィロス 「ホイミンになりたいわけではない、アイツは可愛いだけだ」
セフィロス様の発言についムッカリときたジェノバ兄弟達
カダージュ「ちょっと!母さん!俺等よりホイミンが可愛いって?!」
ヤズー 「聞き捨てならないな………って泣くなよ、ロッズ」
ロッズ 「泣いてねぇよ!……って泣かずにいられるかよ!(ノД`) 」
クラウド 「俺というものがありながらどういう意味だ!」
ザックス 「なんだよ!俺等友達じゃなかったのかよ!」
さすがの英雄も5人まとめて飛び掛かられてはいかなるものか
さぁ、どうするセフィロス様
その時、飛行機がエアポケットに突入!突然機内が大揺れ。
ジェノバ兄弟・クラウド「うわあああああああああ〜〜〜!!死ぬ〜〜〜!!!」
あまりの恐怖にパニくる4人。
ザックスはバランスを崩し、着ぐるみをきたまま通路を転がっていった。
そんな様子をシャンパン片手に見守る冷静沈着なセフィロス様。
セフィロス「フフ、大丈夫か?しっかりしてくれよ。みんな私の大切な家族…イヤ、
なんでもないさ。」
ジェノバ兄弟「母さ〜〜〜ん(大泣)」
クラウド「セフィロス…」
ルーファウス「で、どうするのだ?着るのか?着ないのか?」
ザックス「誰か止めてくれ〜〜〜〜」
着ぐるみのまま転がり続けるザックスの悲惨な姿を見て、着るのを
かなり躊躇するセフィロス様。
しかし、着てほしそ〜にしているナナキとホイミンの視線が
背中に突き刺さり、なんとか気をそらそうと必死のセフィロス様。
セフィロス「そ、そうだ、ここは全員でゲームでもしないか?」
クラウド「で?ゲームって何するんだ?」
ヤ「カラオケどう?」
ザックス「いいじゃない。」
と、言ってるそばから歌本めくってる歌う気マンマンなセフィロス様。
カ「セフィロスまだ決まらないの?」
633 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/09(金) 07:07:11 ID:uUlpTVkKO
ルーファウス「マイクをよこせ。」
先に歌い始めるルーファウス。歌うは『愛のメモリー』
タークス一同。
「よ!社長!」
「さすが!イェイ!」
エアリス「・・・サラリーマンって、辛いね。」
ツォン「('A`)」
ルーファウスの次に曲を入れたセフィロス様。
ルーファウスが歌い終わり、次は自分の番だとルンルン気分でマイク片手に立ち上がると
クラウド「次は俺だ」
セフィロス「なっ!?」
クラウドにマイクをとられるセフィロス様
セフィロス「何故クラウドなのだ!!私が先に歌をいれ…」
クラウド「お前の曲なんか消した」
セフィロス「!?!!」
慌てて次の曲名を見て見ると…
セフィロス「む……ムーンライト伝説!?!!」
ザックス「あ、それ俺だわ」
クラウド・セフィロス「はっ!?!!」
ザックス「クラウドの歌消したから」
ザックスに殴りかかるクラウド。
何やら相手の曲消し合戦がおこなわれていてびっくりなセフィロス様。
慌てて曲を入れなおすクラウドに負けじと、自分もまた曲を入れると
もうかなりの予約が入ってしまっていてしばらく待たなければいけない
状態。ジリジリするセフィロス様。
ティファ「あっ!次キューティーハニーだ!これ誰?」
ルード「…俺だ…」
小指を立てて歌うルード。
レノ「ルード!かっこいい〜」
さあルードが歌い終わったぞ!いよいよ私の番だなとマイク片手に立ち上がるセフィロス様。
モチロン歌うのは「片翼の天使(ver.AC)」長いイントロが終わり歌いだし−−
「(あ、あれ?歌詞の最初なんだっけ?!)」
いつもは黒ローブ隊に歌わせている&ややこしい歌詞なので歌いだしを忘れてしまった!!
どうするセフィロス様。
セ「安らかなぬくもりに抱かれ壊れたい私は・・・なのでしょうか♪」
誤魔化すセフィロス様
会場からはブーイングの嵐。
セフィ「クッ(ここはすぐに曲を変更せねば)」
歌本も見ずに、神業のような手つきで番号を入力するセフィロス様。
どうやら片翼の次に十八番らしいその曲とは…
セフィロス「お魚くわえた野良猫〜♪」
サザエさんだった。
一同の冷ややかな視線をもろともせずに、熱唱しまくるセフィロス様
モザイクwww
カダージュ「楽しいなぁ、社長。次は何にする?」
携帯の待受けさがしに夢中で誰もセフィロス様の歌など
聴いていないもよう。
そんな皆を見て、涙ぐみながら歌を歌い続けるセフィロス様。
今流行のVIP STARを平井ばりに歌うセフィロス様
セ「次ザックス歌う?」
しかし携帯で遊んでいるザックスはセフィロス様を完全シカト。
セフィロス「フッ、だったら私が歌い続けよう・・・」
半分やけくそで歌いつづけるセフィロス様。しかし
ティファ「セフィロスって歌、上手だね。」
ルード「(なにっ?!)」
エアリス「声がきれいだね。」
ツォン「(なんだとっ?!)」
マリン「セフィロスって、もしかしてそんな悪い人じゃないの?」
ルーファウス「(これは、聞き捨てならんぞ・・・)」
いきなりリモコン争奪戦を始めるルーファウスとタークスの面々。
ルーファウス「お前達、立場を忘れていないか?そんなに歌いたいなら、私の
バックコーラスだ。」
ツォン・ルード「は、はい(シュン)」
カダージュ「さっきから、神羅ばっかりでずるいよ。次は僕達だ。」
ヤズー「ほら、マイクもらったから泣くなよ、ロッズ。」
ロッズ「うっうっ」
セフィロス「ほう?お前達の歌か。楽しみだな。それで一体何を歌う?」
カダ・ヤズ・ロズ「おふくろさん!!!」
セフィロス「クックックッ…よい子だ…」
651 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/11(日) 13:53:25 ID:DMRxblyq0
なぜか急にアップテンポな前奏が始まる。
そう、3人組が選んだのは「慎吾ママのおはロック」
セフィロス「おっは〜!!」
3人組から強引にマイクを奪い、またも歌いだすセフィロス様。
カダージュ「結局僕たちは歌えないのか・・・」
ヤズー「あ〜あ、またロッズが泣き出すよ」
ロッズ「うっうっ・・・」
3人組をよそに一人で盛り上がるセフィロス様。
セ「(携帯厨ザックスの指紋がきえますように)」
(´・人・`)なセフィロス様
ヤ「まだ着かないのか?」
カ「楽しみだね。」
ロ「まずメシだな!」
セフィロスより遥かに大人な3バカ
セフィ「おっは〜♪」
シーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
セフィ「おっはーーーーーーっ!!!!」
ナナキ・ホイミン「お、おっは〜…」
セフィロス「六花亭のマルセイバターサンドが食べたいなあ」
クラウ「ロイズのオレンジリキュールもいい」
「贅沢言うな!!」
この中で一番贅沢な生活をしているルーファウスに殴られるクラウドとセフィロス様。
クラウド「ったく、いってーな!」
セフィロス「貴様!なんて事をするのだ!!!」
ルーファウス「フン、お前達にお似合いなものはこれだ。」
クラウド「これは、うまい棒じゃないか!!天と地の差だな。」
セフィロス「…まあ、そんなに私に食べて欲しいと言うのなら仕方ない、もらってやろう。
ありがたく思え。」
ルーファウス「お前達、やっぱりこれやるのやめてやろうか?」
そんな3人の様子を微笑ましく眺めるエアリス。
ザックス「あ!ケアルガ頼んだのにMPアップ送ってきやがった!」
BC厨なザックス。
ユフィ「ねえねえ、あたしたちでさ、モー娘歌わない?」
ティファ「うん!歌う歌う!」
エアリス「あ、イリーナも一緒にどう?」
イリーナ「いいっすね〜♪」
マリン「マリンも〜」
可愛い女の子達による、踊りつきの歌が始まりおおいに盛り上がる一同。
ヴィンセント「…ひとり、多くないか?」
ちゃっかり紛れこんで一緒に歌っているセフィロス様。
しかし、あまりに溶けこみすぎていて、ヴィンセント以外誰も気づかない。
そうこうしているうちに、やっと北海道に着いた。
極寒の地に降り立ち、身震いする一同。
ちなみにセフィ□ス様ご自身はもうお忘れになっているかもしれないが、
まだピカ耳を付けたままであった。
クラウド「さあ、みんな!体温が下がり過ぎないように平らな所では
足をこうして、ダンダンッてやるんだぞ!!!」
手本をみせるクラウド。
シド「俺様は別に寒くないぜ〜」
バレット「お前は脱いじまうからいけないんだろうよ。」
おっさん達はまわりの視線をもろともせず着ぐるみを着こんだままだった。
セフィロス「(私は…あいつらの仲間にはならないさ…)」
と、ピカ耳をつけたまま思うセフィロス様。
子供「ママ〜、あの人、大人なのにへんなのつけてる〜」
ママ「しっ、見ちゃいけません。」
まわりの人達がみんな自分を見ているのに気づいたセフィロス様。
セフィ「(フッ英雄はつらいな。)」
何を勘違いしたのか、またまたポーズを決めてみる。
するとそこへひとりの可愛い女の子が泣きながらやってきて
セフィロス様のコートの裾をしっかと掴みながら言うのであった。
美少女「あのね、ママとはぐれちゃったの…」
セフィロス「なんだと?!」
663 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/13(火) 02:45:44 ID:IVUcB3/G0
セフィロス「そうか私が探してあげよう(ウヘヘヘヘヘ カワイイ幼女だぜ)」
テ「大丈夫だよ、安心して」
マ「このお菓子、一緒に食べよ?」
エ「案内所、連れていこうか」
イ「持ち物に名前は書いてませんか?」
ユ「皆は先に行ってて良いよ」
とても頼りになる女子組だった
665 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/13(火) 07:56:57 ID:v0D9/onx0
セフィ「ところで母親の名前はなんと言う?」
何とか輪に入ろうとするセフィロス様。
少女「ママの名前は…」
乞うご期待!!
案内所の人「今、迷子のアナウンス流しましたのでお待ち下さい。」
女の子「パパ、だっこ〜」
セフィロス「なっ!!私はお前の父親ではない。」
女の子「エ〜〜〜〜〜〜〜〜ン。」
エアリス「ダメだよ、泣かしちゃ。」
ティファ「お母さんがくるまでだっこしてあげなよ。」
女の子「エ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!」
ユフィ「ほら〜、はやく〜」
セフィロス「・・・・・・・・・・・・」
仕方なくだっこしてやるセフィロス様。
そんなセフィロス様の写真を携帯でとって、ソルジャー仲間にメールしまくるザックス。
セフィロス「ところで、お前の母の名は?」
しつこく聞くセフィロス様。
女の子「ママの名前はねえ…ジェノ子」
セフィロス「ほう…」
なんとなく親近感を感じるセフィロス様だった。
ヤズー「可愛いなあ、おい。」
ロッズ「一緒に、遊ぼう。」
カダージュ「母さんはジェノ子かぁ。僕達は選ばれし親戚だったりしてね。」
セフィロス「そうだな、目元が少しお前に似ているな。」
すっかり身内気分のジェノバファミリー。
ユフィ「あ、タクシー乗り場あるよ!さっむいねー」
ヴィン「私はここに時々来る。だから寒いのは知っていた。」
ティファ「(結構ヒマなのね。働けよ)」
クラウド「…おい。みんな、ジェノバ一族がついて来てない」
ルーファウス「迷子に構ってて、自分達が迷子になったのか。哀れ思念体w」
670 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/13(火) 15:12:00 ID:FZJDWfxzO
セフィ「社長、誰が迷子になっただって?」
社長「あぁ帰ってきたのか」
セフィ「こいつらにピカ耳を買ってやっていただけだぞ」
クラウド「こいつら…?」
カダージュ「やあ、兄さん」
現れたのはカダージュ、ヤズー、ロッズだった。
三人ともちゃんとピカ耳をつけている。
セフィ「ふっ…お前も欲しそうな顔をしているな」
クラウド「きょ、興味ないね」
カダージュ「兄さん、我慢しなくていいんだよ」
ユフィ「でもさぁルーファウス、なんでタクシーなわけ?社長権限でハイアーとか呼べないの?」
ルーファウス「贅沢を言うな。」
ティファ「神羅って結構せこい?」
ルーファウス「何?フッ、そんなに言うなら何台でも呼んでやるぞ。」
その時、喜ぶ女子達の背中をツンツンと叩く人が…
ツォン「悪いがタクシーで我慢してくれ。」
ルード「社長に無理させると、俺達にそのしわよせがくる…」
レノ「勘弁してくれよ、と。」
エアリス「サラリーマンは辛いね。」
イリーナ「つらいっす。」
その頃、ロッズに大泣きされクラウドはピカ耳をつけていた。
ロッズ「お揃いだ〜。」
カダージュ「兄さん、本当は嬉しいんじゃない?」
セフィロス「見ろ、クラウド、みなが私達を見ているぞ。
我らが母、ジェノバオーラに圧倒されているのだ。」
クラウド「(いい加減にしてくれ)」
ザックスはピカ耳ジェノバ一族をまたもや写メール。
ルーファウス「とりあえず、今日はもうこのまま宿に向かうぞ。」
セフィロス「また神羅系列か?しかし…またコイツが女将ではないだろうな。」
と、シドを指差すセフィロス様。
ルーファウス「今度は温泉旅館ではなくて豪華ホテルだ。食事はバイキングでどうだ?」
セフィロス「ほぉ?おもしろいな。ククク」
ルーファウス「あと、そこの支配人は猫だ。」
セフィロス「猫?」
セフィロス様以外はみんな気づいていた。支配人がリーブだという事を。
しかし、猫だと聞いてひとりウキウキしているセフィロス様だった。
セフィロス「(猫か…ナナキみたいに可愛いのか?楽しみだ…)」
猫のことを思うと心なしかスキップをしてしまうセフィロス様。
しかし現実はそんなに甘くないぞ。
675 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/14(水) 08:13:03 ID:pcojda5GO
クラウド「セフィロス、あいつ絶対勘違いしてるよな。」
ザックス「いいじゃない、ホテルに着いてからが見ものだぜ。」
ヴィンセント「普通は、支配人が猫という次点で疑問を持つはずだが…」
セフィロス「お前達!急ぐぞ!」
クラウド「ご機嫌だな。」
一同「ここが今日の宿か・・」
ムービーシーン。BGM「ゴールドソーサーのテーマ」
にぎやかな配色の城風建物の周りを
ジェットコースターがぐるぐる回り、花火が上がっている。
バレット「社長さんよぉ、豪華ホテルなんていってまさかアレ出てこねぇだろうなぁ?」
ルーファウス「何の事だ?」
クラウド「アレか?あのフロントに行くと…」
ティファ「ああ、あの上からいきなりキャ〜〜〜〜ってヤツでしょ。」
エアリス「あの、びっくりするやつね。」
ルーファウス「フフフ。」
セフィロス「意外と楽しそうなところだな。神羅にしては上出来だ。(猫♪猫♪)」
可哀想なくらい何も知らないセフィロス様。
セ「うわ(`・ω・´)猫♪♪♪まだ?」
ク「セフィロスみてるとなんか欝」
ザ「楽しけりゃいんじゃね〜の」
この旅を楽しんでいる一同と旅慣れしていないセフィロス様。
〜ホテルフロントにて〜
セフィロス「う、うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」
一同「(…やっぱり……)」
案の定落ちてきた首吊り君に、ビビリまくるセフィロス様。
しかし、そこは英雄、すぐに気をとりなおす。
セフィロス「…と、ところで、支配人はどこだ?(やっと会えるぞ。)」
一同「………………」
支配人「いらっしゃいませ。ようこそ当ホテルへ」
待ってました!とばかりに振り向くセフィロス様。しかし…
猫耳をつけたリーブだった。
セフィロス「詐欺だ詐欺だー!ただのシケたヒゲオヤジじゃないか!やだやだー!猫じゃなきゃやだー!」
床に寝っ転がり、手足をバタつかせるセフィロス様。
リーブ「シケたヒゲオヤジとはなんや!せめて渋くてダンディなちょいワルオヤジと言わんかい!
…失礼致しました。今、ウェルカムドリンクをお持ちしますので」
おもむろにリモコンを操作するリーブ。
すると、奥からお盆を掲げたケット・シー達(量産型)が現れる。
セフィロス「わーい!猫さんいぱーいキターーーー!
…いや、こちらこそ失礼した。渋くてダンディなちょいワルヒゲオヤジくん」
途端に機嫌の治るセフィロス様。
ケットに囲まれてウハウハしてるセフィロスとロッズ。
リーブ「え〜っと、久しぶりだからな・・。このスイッチが・・」
クラウド「オヤジが操作してるってバレバレでも嬉しいもんなんだな。」
ザックス「萌え漫画描いてるのがヒゲズラのオッサンでも萌えは萌えってのと一緒。」
他男子「あ〜、すっごいわかる。」
マリン「ばっかじゃね?」
バレット「こらマリン!女の子が、何て口のききかただ!!」
マリン「ごめんなさい。」
セフィロス「バレット、ほら見てみろ!こんなに可愛いぞ。」
バレット「おう!今行くぜ〜」
マリン「(やっぱり・・・ばか?)」
ナナキ「ねぇ、ホイミン。セフィロス様、今度は猫だよ…」
ホイミン「うん…」
またまた寂しくなるナナキとホイミン。しかし前回の2匹の失踪事件で
学んだセフィロス様。
セフィロス「いやぁ、猫も可愛いが、ナナキとホイミンたんにはかなわないな。
そうだろ?バレット。(コソコソ、バレット、私にあわせろ。)」
バレット「(ヒソヒソ、お、おう。)…やっぱりナナキとホイミンたんは最高だろう!」
セフィ・バレ「ハハハハハハハハ」
ルーファウス「食事は7時からモーグリの間でバイキングだ。その前に各自部屋に荷物を置きに行こう。」
クラウド「部屋割りはどうするんだ?」
ルーファウス「今回はツインルームばかりだから、2人ずつに分かれなくてならないのだが…」
ツォン「ここは、男女分かれてくじ引きというのはいかがですか?社長。」
イリーナ「さすがツォンさん、いいアイデアっすね〜」
ルーファウス「では、そうするか。」
セフィロス「私ぬきで話をすすめるとは、いい度胸だ。」
…といいつつ、ドキドキワクワクしながらくじをひくセフィロス様。
セフィロス様と同室になったのは…
リーブだった!
「なんでやねん!」と怒濤のツッコミをするセフィ□ス様。
セフィ□ス様「何で支配人が客室に泊まるんだ、そもそも何でお前がくじ引きに参加している!」
リーブ「ええっと、荷物を運ぶんやな」
リーブがゴチャゴチャとスイッチをいじると、ケットさん達がにゃわにゃわと集まり、
セフィ□ス様のスーツケースを運んでいく。
セフィ□ス様「まあ、これはこれでいいか……」
ふらふらとケット達の後に付いて行ってしまうセフィ□ス様だった。
ティファ「ねえ、クラウド。私ややこしくて、今いったい何人パーティーなのか
わかんなくなっちゃった。」
クラ「そうだな。ここらで確認してみるか。」
男
神羅4人(タークス、社長)
クラウド、シド、バレット、ヴィンセント、ザックス
セフィロス、3兄弟、ナナキ、ホイミン
女
ティファ、エアリス、ユフィ、マリン、イリーナ
クラ「…こんなところか。」
リーブ「私を忘れるなんて、なんでやねん!」
クラウド「(あんた…支配人だろう…)だが、そうすると全部で21人か。ひとり余らないか?」
バレット「ホイミンたんは、俺のベッドで一緒に寝るから問題ねえ。」
セフィロス「何だと?!(いや、待てよ…ちょっと悔しいが、まあ、今日は
ケット君達がいるからいいか。)」
その時、遠くの方でひとりうなだれているデンゼルには誰も気づかなかった。
さらに遠くで涙ぐむ宝条
シド「か〜、もうめんどくせぇなぁ。もう1回くじのやりなおしだ!」
セフィロス「リーブ、めんどうにまきこまれるのはごめんだ。」
シドを無視。そしてリーブを連れ、さっさと部屋へ向かうセフィロス様。
何てことはない、ケット君達と違う部屋にはなりたくなかったのだった。
ヴィンセント「(今のセリフ、どこかで聞いたようだが……………)ルクレツィア…」
ユフィ「ヴィンセント、コワ!」
691 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/16(金) 05:24:00 ID:mMsyk7H00
688では笑いを堪えたけど、689を見てぐふっって笑ってしまった。
宝条はデンゼルの手をひいて、2人でひっそりと部屋に向かって行った。
ティファ「ん〜。女の子5人だね。どうしようか?」
イリーナ「私、ツォンさんと一緒でもいいですよ〜」
ツォン「イリーナ!!無理だぞ!!!(ァセァセ)エアリス、気にするな。」
エアリス「何を〜?」
ルーファウス「だったら、私とマリ…」
ツォン「社長っ!!!!!!!」
レノ「ツォンさん、お疲れだぞ、と。」
ルード「相棒、俺達は同じ部屋だ。」
レノ「おおっと。」
マリン「マリンはナナキと一緒に寝るから大丈夫。」
バレット「よ〜し、マリン。部屋行くぞ。」
クラウド「じゃあ、俺は…」
ザックス「俺とでいいんじゃない?」
シド「なんでえ、くじいらねぇじゃねえか。じゃ、俺様はヴィンセントでいいや。」
ヤズー「なあカダージュ、俺達3人残ったぞ。」
ロッズ「おい!どうすんだよ!」
ルーファウス「リユニオンでもしておけ。」
カダージュ「・・・もしかして、僕をだました?」
その頃、ケット達に囲まれてルンルン気分のセフィロス様は…
リーブと交渉中だった。
セフィロス「リーブ、ここを発つ時はケット・シーを一匹連れて行きたいのだが。」
リーブ「私の条件をのんでくれたらかまいませんよ。」
セフィロス「フフ、相変わらず抜け目のないヤツだな。よかろう、その条件とは何だ?」
リーブ「それはですね…」
リーブがセフィロス様に出した条件とは?!
「廃版になったデブモーグリ代わりに上に載せて下さい。」
デンゼル(また一匹つーか一人加わるのか・・)
宝条(何でもいいからアピールしないと影まで薄くなるのぉ・・)
カダージュ「星に仕返しするんだぁ!!!」
一同「うわ、びっくりしたぁ。なに、突然?」
デンゼル・宝条(考えることはみな、一緒か・・・)
宝条「ここは、バイキングの席でふたりでお笑いでもやるか?」
デンゼル「いいけど、俺はつっこみしかやりたくないよ。」
宝条「(まったく最近の子供は…)まあいいだろう。で、内容は…」
自分達の存在をかけて、お笑いネタを考える宝条とデンゼル。
そんなネタ振りに答えられないスレ住人。
このスレの存在をかけることになってしまった、哀れ>696w
セフィ「(フッこのくらいでこのスレは消えないさ…)」
そんな
>>697の様子を見てほくそ笑むセフィロス様。
さあ、食事の時間だ。各自モーグリの間に集まりだした。
デンゼルと宝条は相変わらずネタを思案中。しかし
マリン「あ、デンゼル〜。バイキング楽しみだね〜。一緒に食べよう。」
デンゼル「うん!」
デンゼルにあっさり裏切られる宝条。
宝条「おい!(…うむ、まあこれだけ出番があったのだから、とりあえず
存在をアピールできたということで、よしとするか。)」
豪華バイキング料理を前にワクテカな一同。皿を手に目を輝かせるセフィロス様。
部屋の片隅でケット達に囲まれながらルンルンと料理を楽しむセフィロス様。
クラウド「ティファ、とりすぎじゃないか?」
ティファ「まだまだ!」
そこへ3兄弟が「母さ〜ん」とやってきた。
最初は反抗期だったカダージュも、旅のおかげですっかり素直になり嬉しくて
しかたのないセフィロス様。
カダージュ「母さん、聞いてよ!社長がさ、僕達に部屋が狭いなら
リユニオンしろとか言うんだよ。」
セフィロス「何?!」
ヤズー「まあ、ロッズがソファーに寝る事になったんだけどな。」
ロッズ「うっうっ」
セフィロス「フン、可愛いお前達にそんな仕打ちをするとは…
私がルーファウスに思い知らせてやるか…ククク」
のん気に食事をしているルーファウスを見つめながら、何かたくらむセフィロス様。
セフィロス「よし、ルーファウスをひざまずかせ、お前達の前で許しを乞わせてやるぞ。」
カダージュ「本当に?」
セフィロス「誓って。…そうだな、まずはタークスの連中からまるめこもうか?」
そう言って、ティファやエアリスの隠し撮り写真を並べるセフィロス様。
カダージュ「フッ…さすがだね。でも、レノは?」
セフィロス「あいつは、あとからツォンかルードに説得させればよい。」
カダージュ「すごいや、母さん。…僕は母さんのためなら…何でもするよ。」
>>699 最初は反抗期だったカダテラカワイスwww
「クックック…まずはあのホクロからだな」
皿いっぱいに取ってきたカニを必死こいてむいてるツォンがターゲットのようだ。
ヤツの弱点はホクロだ!それを毟り取れれば…!
と、物騒な勘違いをしつつイクラ丼をかきこみながらチャンスを伺うセフィロスさま。
カニをほおばるツォンの前を、エアリスの生写真をチラつかせながらわざとらしく通りすぎるカダージュ。
それにまんまとつられてフラフラとついて来たツォンを部屋を出た瞬間、捕えるセフィロス様。
セフィロス「この写真が欲しければ、私達に協力しろ。」
ツォン「何?!何が望みだ?!」
カダージュ「あんただって、恨んでるんだろ?誰かさんを。」
ツォン「何だって?!」
ロッズ「サラリーマンはつらいね〜」
ツォン「もしや、社長の事か?お前ら何をするつもりだ!」
ヤズー「なあに、ただちょっと困らせるだけだ。別に命までとるつもりはない。」
ツォン「……………その写真、本当にくれるんだろうな?」
セフィロス「ククク、良い子だ。」
こうして「ルーファウスおしおき大作戦」にツォンをひきこむ事に成功したセフィロス様。
セフィロス「次は…ハゲだ。」
ツォン「(お前、そのセリフは自分の首をしめていないか?)」
そんなツォンの心のうちなどつゆしらず、カダージュに今度はティファの写真を
渡すセフィロス様。
ロッズ「ルードはどこだ?」
ヤズー「あそこでウニ食ってるぞ。」
レノ「ウニばっか食うなよ、と。」
ルード「…こんな時しか食えない。」
レノ「…哀しくなるな、相棒。」
今度はティファの写真を手にルードの前を歩くカダージュ。
しかしレノの目を気にしてそ知らぬふりをするルード。
カダージュ「母さん、アイツ手強いよ。」
セフィロス「う〜ん…」
次の手はどうする?セフィロス様。
やおらセフィ□ス様は立ち上がると、バイキングフードコーナーへ向かった。
大きめのドンブリに白飯を平らによそい、その上にウニ・カニ・イクラ・ホタテ・甘エビ等を
豪快に、かつ彩りよく盛りつけていく。
お盆の上に、英雄特製・北海丼を乗せ、これ見よがしにルードの前を横切る。
がたん、と大きな音を立てて椅子から立ち上がり、セフィ□ス様(正確には丼)の
後を追うルード!
急に顔色を変えたルードを心配したのか、そのすぐ後ろにレノも続いてくる。
セフィロス様「くっくっ……、これで2人GETだ」
英雄特製北海丼で、ルードとレノをおびきよせたセフィロス様。
セフィロス「ルーファウスを反省させれば、こんなものは毎日食えるぞ。」
レノ「そう言えば俺達、今までさんざん苦労してきたぞ、と。」
ルード「『忍者村を回想しながら』俺達だけうどんだったな、あの時。」
ツォン「恥をしのんで、4人乗り自転車にも乗った…」
カダージュ「社長がみんなの邪魔をしている。僕達の成長を止めようとしているんだ!!」
だんだん怒りがこみ上げてくるタークス達。
カダージュ「みんなで力を合わせて、社長に仕返しするんだ!!」
タークス「おーーーーーーーーーっ!!!」
カダージュ「僕に続いて………って、母さん、この先どうするの?」
セフィロス「ちょっと待て、まだ考えていない。」
こける一同。
ヤズー「なんだ、信用ゼロだな。」
このままでは三兄弟の信用を失ってしまう!焦って策を練るセフィロス様。
セフィ「と、とりあえず手始めにこんなのどうだ?」
『ジェノババンザイ。このメールを100人に送らないとあなたは不幸になります。』
という内容で、ルーファウスにメールしてみるセフィロス様。
その1分後……
「うわぁ!!!」
みんな同時に携帯がなって驚くセフィロス様達。
それぞれのメールには
『神羅バンザイ。このメールを100人に送らないとあなたは不幸になります。』
一同「・・・・・・・・」
711 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/19(月) 08:33:34 ID:c4YQB3VZO
レノ「さすがだぞ、と。」
セフィロス「よし、つかみはOKだ。」
一同「(どこがだ?)」
ツォン「社長相手にこのメンバーだけでは心もとないな。もう少し仲間をふやしたほうがいい。」
カダージュ「楽しいなぁ、母さん!次は誰を呼ぶ?」
セフィロス「そうだな…」
セフィロス様が次のターゲットにしたのは…
セフィロス「~う〜む、選びかねるな。」
カダ「ってかさ。社長って弱点とかあるの?」
ツォン「弱点なぁ…」
ルード「…社長が逆らえないもの…だろうか」
レノ「だったら、あれだ。FF7コンピシリーズそのものだぞ、と。
出張中だったはずが軟禁ってことにされたり、ウェポンと闘って勇敢に散ったと思ったら
実は生きてたってことにされ、その上、毛布頭からかぶせられて謎の人物にされたり。」
カダ「その上決め台詞が「親不幸者」だもんね。みんなにつっこまれてたよ。」
セフィロス「…あいつも大変だな…」
しんみり。
向こうで勢いよく海鮮丼をかっくらうルーファウスの姿を見て、おしおきを
ためらうセフィロス様達。
しかし、影でフッと小さな笑みを漏らすルーファウス。
実は、タークス達の身分証明書にこっそり小型盗聴機がしかけていたのだ!!
ルーファウス「気づけよ。」
↑スマソ
「小型盗聴機が」→「小型盗聴機を」
クラウド「結局タークス全員信用ゼロって事か」
ルード 「よかったな…相棒」
レノ 「…心中複雑だぞ、と」
計画が早くも頓挫しそうな状況に困るセフィロス様達だが…
ヴィンセント「飼い主は何処だ…」
光り輝く左手のガントレットで首根っこを完全に押さえつけられてるのは
ダークネイションだった
まだルーファウスはそのことに気づいていない。
セ「あ…あれだ…!!」
絶好の餌を発見したセフィ□ス様。
すぐさまどうやってヴィンセントを仲間に引き入れるか会議を始める一同。
どこから調達してきたか、ルクレツィアのブロマイドをちらつかせるセフィロス様。
ヴィ「ルクレツィア!」
セ「ククッ簡単に釣れ…」
ヴィンセントはダークネーションの首ねっこをつかんだままセフィロス様に飛びついてきた。
719 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/20(火) 08:53:40 ID:liZQ83yKO
しかし、このスレでは動物系萌え設定のセフィロス様はヴィンセントと一緒にダークまで仲間にする事を決意。
セフィロス「おいレノ!今すぐほねっこを持って来い!」
レノ「はいよっと。」
ほねっこをとりに走るレノ。
ヴィン「事情はわかった。ルクレツィアのお礼にひとつ情報をやろう。
アイツの弱点は…バレットの娘だ。」
ツォン「そうか!!マリンか!!」
クククとほくそ笑むセフィロス様。しかし、事の次第をこっそり盗聴していた
ルーファウスも向こうで同じように笑っていた。
ここにセフィロス様とルーファウスのプライドをかけた対決が始まった。
果たして最後にひざまづくのはどっちだ!!
カダージュ「だったらバレットも仲間にした方がいいんじゃない?」
セフィロス「あいつは私のと、と、友達だから簡単だ。」
照れながら言うセフィロス様。その頃ルーファウスも反撃を開始。
ナナキ「ルーファウス様って、意外と可哀想なんだね。」
ホイミン「うん、僕、泣けてきちゃったよ。」
ナナキとホイミンに自分の生い立ちを涙ながらに語り、極上骨付き肉で
2匹を惑わすルーファウス。
その頃バレットはシドとオヤジ談議中。
バレット「最近、腰が痛くてな。」
シド「俺なんて、この前足がもつれてこけちまったぜ。」
カダージュ「母さん、僕は母さんの為ならなんでもするって言ったけど、
あのふたりの話題にだけはついていけないよ。」
ロッズ 「ほねっこ食うか?」
ヤズー 「お手!!」
ロッズとヤズーはダークを調教中。
ルーファウス「フン、せいぜいオヤジ達でも相手にしていろ。」
食事を楽しむ女子組のところへツカツカと歩いていくルーファウス。
ルーファウス「私とセフィロスでゲームをしているのだが、お前達も参加しないか?
もし私に協力すると言うのなら、これをやるが…どうかな?」
と、女子達の前に有名ブランドのアクセサリーを並べてみるルーファウス。
エア・ティ・ュ・イリ「やる!!!」
ルーファウス「(フッ、簡単だな。)」
その頃、セフィロス様は
セフィロス「バレット、私に協力すればこの湿布をやるぞ。」
事の次第を冷静に見つめるクラウドとザックス。
ザックス「なぁ、どっちが勝つかな?」
クラウド「興味ないね。」
ただいまダークネーションは「伏せ」まで仕込み終了。
カダージュ「伏せ!」
ヤズー「バカ、ロッズ、お前が伏せてどうするんだよ。」
ツォン「まず合言葉を決めよう。山と言ったら…」
ヴィン「ルクレツィア?」
レノ・ルード「なんでだ〜っ!!!!」
チームワークの悪さに少々不安を感じ始めたセフィロス様。
セフィ「と、とにかくマリンを連れてこなくては。バレット、行くぞ!」
ここはかっこよく登場してマリンの好感度をあげようと思ったセフィロス様。
バックに『片翼の天使』を流しながらマリンの元へ走る。
時同じくしてルーファウスもマリンを手なずけようとやってきていた。
なんとあっちは『ルーファウス歓迎式典』の曲を流している!!
セフィロス「クッ…」
「こうなったら白馬の王子らしく何かに乗って華麗に参上してやるかっ…。」
一生懸命マリンの心を捉える乗り物を考えるセフィロス様。
思いついたモノとは…
ダークネイションだった!
セフィ「フフ、ルーファウスもさぞかしショックだろ……!!!!!!」
なんと、ルーファウスはホイミンを自分の頭に乗せ、ナナキに乗ってやってきた!
セフィ「ナナキ!ホイミンたん!」
ショックをうけたのはセフィロス様のほうだった。
731 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/21(水) 13:55:55 ID:AAv6u8UQO
セフィロス「ゆ、許さん、ルーファウス」
カダージュ「気をしっかり持つんだ、母さん!あの二匹を取り返す為にもまずはマリンだよ!」
セフィロス「ああ、お前の言う通りだ。マリンをなんとしても我が手に!」
さながらマリン争奪戦の様相を見せ始めたセフィロス様達。
今度はマリンへの贈り物を考えるセフィロス様。
ツォン「私たちはまずマリンの友達の方から」
レノ「手なずけてみるぞ、と。」
ルード「デンゼルだ。」
ルーファウス「宝条、マリンをこちらにひきよせるような薬を作れ。給料を倍にしてやるぞ。」
セフィロス「バレット、マリンは何が好きなのだ?」
そんな中、必死でマリンへの贈り物を考えつづけるセフィロス様。
セ「バレット、父親のお前が選ぶモノならなんでも喜ぶと思う」
バ「おう、絵本なんかいいかもな」
少し早いクリスマスプレゼントを。
セフィロス「そうか…。もうクリスマスか。」
「マリン。」
マリンが振り向くと、そこには笑顔の皆がいた。
セフィロスもルーファウスも、それに、いつもは笑顔なんてみせない
黒いスーツの男達も、みんなが笑顔を浮かべている。
「メリークリスマス!」
突然のことに驚くマリンに、ケットが大きな袋を持ち上げながら運んで来た。
「はよ、開けてみて下さい。みなさんで選んだんですよ。」
「これ、マリンに?」
「そうです。みなさんからのクリスマスプレゼントですわ。
ちょとはやいんですけど。」
「あ、ありがとう。あけてみるね。」
ぎこちない手付きで袋をあけるマリンを皆が暖かく見守る。
もうすぐクリスマス。
つまらない喧嘩はしばらくおあずけだ。
神羅もジェノバも今は忘れて、この特別な日を共に過ごせる喜びを噛みしめよう。
「うわぁ!」
袋の中からでてきたものは…
セフィロス「
>>734みたいな筋書きでルーファウスを油断させるのはどうだ?」
バレット「いいから、早くこの絵本ラッピングしようぜ。…とそうだ!!これを渡す時は
おまえサンタの衣装着ろよな!マリン喜ぶぞ〜。」
セフィロス「なっ!!!」
一方ルーファウスは
宝条「薬って言っても…社長を好きになる薬とセフィロスを嫌いになる薬どっちにする?」
ルーファウス「決まってるだろ、惚れ薬の方だ。だが、そのまま飲ますのはマリンが可哀想だな。
何か菓子にでも入れてやれ。」
宝条「子供が喜びそうな、棒付きグルグルキャンディーなんかどうだ?」
ルーファウス「上等だ・・・」
宝条「では早速作ってくるとしよう。…だが、間違っても他のヤツに食わすなよ。」
ルーファウスはルンルンしながらグルグルキャンディ待ち。その頃セフィロス様陣営では…
ロッズ「母さんがサンタなら、俺たちトナカイをやるよ。」
セフィロス「いや、わたしはまだサンタになるとは言っていな…」
ヴィンセント「私のマントの余りぎれがたくさんあるから、それで衣装を作るといい。」
ツォン「では我々タークスで『ジングルベル』を歌ってやろう。」
シド「じゃ、俺様はシエラ号を呼んで空から紙の雪降らしてやるからな〜。」
バレット「おう!みんなマリンの為にありがとうよ!たのんだぞ!セフィロス!」
さっきとはうってかわったチームワークのよさにたじろぐセフィロス様。
みんなのドタバタぶりを冷静に見つめつづけるザックスとクラウド。
ザックス「なあ、どっちが勝つか賭けでもする?」
クラウド「きょ、興味ないね…」
ザックス「ほんとかぁ?なんかおまえ、やけに楽しそうだけど?
もしかして仲間に入りたいとか思ってる?(ニヤニヤ)」
クラウド「…俺には、誰も助けられないと思うんだ。」
ザックス「はぁ?相変わらずめんどくさいんだな、お前は。
じゃ、まあ、今のうちにここのご馳走俺達で食っちまうとするか。」
ヴィンセントはいそいそとサンタの衣装製作中。
セフィロス「ほう?器用なものだな。」
ヴィンセント「昔、ルクレツィアに裁縫を教わったのだ。懐かしいな、彼女と一緒に
お前の産着を縫ったりもした。」
セフィロス「!!!!………(そ、そうだったのか)……と、とりあえず、
出来あがったら教えてくれ。」
ヴィンセント「携帯で連絡する。セフィロス、携帯は持っているのか?今時常識だぞ。」
得意げに自分の携帯をみせびらかすヴィンセント。
ロッズ「母さん、見てくれよ!」
ヤズー「なぁカダージュ、俺達トナカイに見えると思うか?」
カダージュ「ムゥリムリ。」
トナカイの角と鼻をつけてスタンバイオーケーの3兄弟。
ウキャウキャのロッズとそのとなりで少し照れてるのカダージュとヤズー。
宝条「出来たぞ。しつこいようだが扱いには気をつけて下さいよ。効いてる時間は短いが効果は強力だ。」
ルーファウス「わかっている。」
惚れ薬入りペロペロキャンディを受け取るルーファウス。
ルーファウス「(強力か…この際だから女子達にも試して…………フッ私とした事が……)」
よからぬ妄想をしてしまった自分に虚しさを感じるルーファウス。
タークスは歌の練習中。
クリスマスにそんな素敵な飴つくっといて
幼女に使うって、なんてもったいない・・
てか、やばいっすよ、社長。
準備万端整ったサンタのセフィロス様。役者魂に火がつく。
セフィロス「ホーホー、マリン、メリークリスマース!サンタさんからの
プレゼントだよ〜…あっ!!」
ちょうどその時、ルーファウスがマリンにアメを渡そうとしていた!!
セフィロス「クッ、また私の邪魔をする気かっ!!」
ルーファウスからアメを奪い取るセフィロス様。
その拍子に空高く舞いあがるペロペロキャンディ。
「パク」
アメを食べてしまったのは…
当然セフィロス様だった!
シドが降らす雪が降り積もり、タークス達が静かなクリスマスソングを歌うなか、
3匹のジェノバトナカイをはべらせ、うるんだ瞳でルーファウスを見つめるサンタ姿のセフィロス様。
マリン「わあい、みんな仲良しだね!」
ルーファウスとセフィ□ス様の仲良しっぷりに喜ぶマリン、
そのマリンを見てほのぼのする一同。
いい感じに>734みたいな感じになってきたところで、
リーブ「よい子のみんなに、ケーキのプレゼントや!」
サンタの格好をしたケット達が、特大のクリスマスケーキを運んでくる。
セフィロス「メリークリスマス」
ルーファウスにケーキを手渡すセフィロス様。
ルーファウス「メリークリスマス」
苦笑いして受け取るルーファウス。
エアリス「フフッ、あの2人ってホント、すっごく仲良しだね!」
クラウド「あ、あぁ・・・(ま、そうかもな。)」
ジェノバトナカイ兄弟やサンタケット君達に囲まれておおはしゃぎするマリンやデンゼル。
そんなマリンの姿に思わず涙するバレット。
ダークネーションは、ナナキとホイミンに「伏せ」を伝授中。
楽しそうなみんなの様子を写真にとりまくるザックス。
少しだけ早いクリスマスパーティーが始まった。
ティファ「あ、雪だよ。」
シド「あん?俺様はもう降らせてないぜ〜。」
ユフィ「じゃあ、本物の雪だ〜」
イリーナ「綺麗っすね〜」
ヴィンセント「………(ルクレツィア)」
タークス達の歌声が鳴り響く、真冬の北海道で聖なる夜はふけていくのであった…
セフィロス「あ!宝条とリーブ忘れた。」
セフィロス「ま、リーブは
>>746に出てきてたからいいか。」
遙か遠くで涙ぐむ宝条
そんな宝条に声をかけるセフィロス様。
セフィロス「メリークリスマス、父さん。これクリスマスプレゼント。
……私が…出ているんだ。」
宝条にクリスマスプレゼントを渡すとダッシュで立ち去るシャイなセフィロス様。
宝条「セフィロス、よく出来た息子だ。ん?なんだ?ゲームか?ええとタイトルは…」
『キングダムハーツU』
752 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/24(土) 10:39:30 ID:j4tSyCt40
宝条パパ「…どうリアクションすればいいんだ…?」
人とのコミュニケーションがうまくとれないセフィロス様
広がる白銀の世界を眺めながら
セ「この旅が終わる頃には・・・旅の楽しみ方解るといいな。」
セ「・・・うん」
宝条「・・は?まあメリークリスマスだ・・セフィロス」
週末の連休にあまり話が進まないという事は、みんなそれなりに
幸せなのかなあ、とか思うセフィ□ス様。
楽しかった食事も終わり、一同は振り分けられた部屋で就寝。
明日はどこへ行くんだろう、と思うセフィ□ス様は、ワクワクしてなかなか寝付かれない。
とりあえず、荷物の中から超巨大な靴下(シングルベッド大)を枕元に吊るして
サンタさんに多大なプレッシャーをかけるセフィロス様。
セフィロス様「フッフッフ…。明日になれば…。( ̄ー ̄)」
クラウド「セフィロスちょっと死んでくれwwww」
朝起きたら、靴下の中に入っていたクラウドにいきなり物騒な事を言われてビビる英雄。
セフィ□ス様「こ、これがクリスマスプレゼントなのか…?」
若干絶望した気分になりながらも、靴下からクラウドを取り出し、
それを抱えて朝の食事会場に向かう。
759 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/26(月) 03:00:49 ID:oN4D67lDO
セフィロス「笑えばいい」
ツォン「社長、そろそろミッドガルに戻らないと、
年越しカウントダウンイベントの準備が・・」
毎年、神羅ビルの前で盛大なカウントダウンイベントが行われるのだ。
とりあえず、お正月の超巨大(全長15m)しめ飾りをシコシコと作り始めるセフィロス様。
その顔は正に 職 人゚+.(・∀・).゚+゚
カウントダウンイベントはどこぞの浦安ランドのように
葉書で抽選という、選ばれたものしか招待されない一大イベントなのだ。
もちろんセフィロス様は縁起を担いで77枚書いて応募済みだ。
ちなみに年末ジャンボもバラ連番計で50枚購入済みだ。
763 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/28(水) 17:02:06 ID:ymbGee5/O
年の瀬も押し迫り、何かと物要りなセフィロス様。 おんぶ紐でホイミンたんを背負い、チャリの前カゴにナナキを乗せてアメ横に買い出しに来た。
764 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/12/28(水) 18:11:42 ID:19amqkYXO
その頃、皆が朝食をとっていたホテルの食堂では
バレット「大変だ!!ナナキとホイミンたんがいないぞ!!ついでにセフィロスも」
クラウド「セフィロスならこの食堂へ向かう途中に、担ぎ抱えていた俺を急に投げ飛ばしてどこかへ走り去って行ったぞ」
有馬記念を取れなかった事を悔しく思いつつも、
カウントダウンイベントに何を着ていこうか悩んだセフィ□ス様は、
アメ横に売っている、893かホストしか着ないような派手でキラキラな服を物色する。
ゼブラのスーツにヒョウ柄の毛皮、ヘビ皮の靴に銀ラメのストール。
試着室の姿見で、自分の姿にうっとりする。
ホイミンたんとナナキたんにもおそろいのストールを買って服屋を後にする。
チャリを漕ぐ足も軽快だ。
アメ横で買い物を済ますとすごい勢いでチャリをこぎ
みんなのいる北海道のホテルの朝食会場に向うセフィロス様。
セフィロス「さぁ、ナナキ、ホイミンたん、食べようか。」
バレット「どこ行ってたんだ?!」
クラウド「(ちょ…あのキラキラ…勘弁してくれ。)」
ティファ「そろそろチェックアウトの時間よね。
お金は・・あれ?ルーファウスは?」
ザックス「あいつらなら帰ったぜ。カウントなんとかが忙しいんだと。」
コミケのカウントダウンに逝って来たセフィロス様。
セフィロス「今年も残り僅かだな…」
ルーファウス「お前も来ていたか…」
ビックサイトで意気統合
セフィロス様、両手に山ほど抱えたマニアックなエロ同人誌を見せびらかす。
「頼む!!これで譲ってくれ!!!」
ギル札の札束を並べ続けるルーファウス・神羅。
おもちゃ取られそうな子供の様に「絶対にヤダヤダァーヽ(`Д´)ノ 」と
頬を膨らますセフィロス様
セフィ□ス様「それより、カウントダウンイベントの準備はいいのか?
それと、北海道で宿泊した料金はどうするんだ? て言うか、みんな今どこ?」
セフィ□ス様が本を譲ってあげないので一瞬拗ねてしまったルーファウスだったが、
うっかりだぶって買ってしまった同人誌を1冊あげると、態度が突然軟化。
ルーファウス「宿泊費は前払い済みだ。それと、みんなはイベント会場の方へ移動したぞ。
……同人誌の礼と言う訳ではないが、お前をイベントのステージに上がらせてやる」
いきなりの抜擢に、心ときめかせるセフィ□ス様。
ルーファウス「それよりも、よく北海道〜アメ横〜北海道〜コミケ会場(有明)を自転車で走破できるな」
セフィ□ス様「ふっ、それも英雄の血がなせる技さ。さあ、イベント会場へ急ごうではないか!」
気が付くと、コミケ会場はセフィ□ス様とルーファウスの二人だけになっていた。
セフィ□ス様「コミケ、昨日で終わってんじゃん!」
二人はいそいそとイベント会場へと向かう。
自転車のうしろにルーファウスを乗せてイベント会場までチャリを爆走させる
セフィロス様。
セフィロス「今年は、お前にもけっこう世話になったな。」
ルーファウス「ふん、感謝するのだったらイベントのステージ、おおいに
盛り上げる事だな。」
セフィロス「フフ、まかせておけ…もう衣装も準備済みだ…」
旅の間、女子達にほめられ目覚めたシンガー魂とおばちゃん達にほめられ
その気になった役者魂に再び火がつくセフィロス様。
〜その頃のイベント会場〜
ステージ裏で犬の着ぐるみを着せられて
スタンバってるザックスとクラウド。
クラウド 「なぁ、この『特別ゲストによるステージ』って何?俺ら何すればいいわけ?」
ザックス 「ま、テキトーにバックダンサーしてればいいんじゃないの?」
クラウド 「…」
犬のクラウドとザックスを従えてみごとカウントダウンステージを成功させたセフィロス様。
客席からの大歓声の中
セフィロス「みんなハッピーニューイヤー!じゃあ今年最初の曲、行くぜ〜!」
片翼ACバージョンのイントロが流れ会場大盛り上がり。
セフィロス「こんな時間までありがとう++」
無事ライブが終了、一同拍手でセフィロス様を迎える。
ルーファウス「それじゃあ打ち上げ行くか!」
セフィロス「打ち上げはどこでやるのだ?」
レノ「ハイジの山小屋だぞ、と。」
ルード「スイスだ。」
一同「わ〜い、今度は海外だ〜〜!」
ヨーゼフに会うのが楽しみなセフィロス様。
ルーファウス「さあ、みんな早速アルプスへ向かうぞ!ルード、あれを出せ。」
ルードはスーツのポケットからガサゴソと何かを取り出した。
それは、みるみるうちに大きくなり・・・
セフィロス「この扉は???」
ルード「神羅の技術を結集した。『どこでもドア』だ。」
レノ「あんたが作ったのか?」
ルード「効果はともかく…派手だ。」
セフィロス「(ちゃんとヨーゼフに会えるのか?)」
なんとなく不安を抱きながらも、その派手な扉を開くセフィロス様。
一行が辿りついたその場所は…
778 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/01(日) 19:18:42 ID:ClbQQDnG0
なんてことない普通の学校。
ルード「やはり・・・欠陥品か」
レノ「ま、予想通りだぞ、と」
セフィロス「フハハハハ!所詮はそんなものか!」
その瞬間・・・どこからともなく声がした。
声「セフィロス、アウト」
そしてどこからかやってきた他校の生徒に竹刀で叩かれるセフィロス様。
そう、ここは「笑ってはいけない学校」だったのだ!
おもしろいネタが思いつかず、保守するセフィロス様。
普段から軽い笑顔のホイミンたんを必死で隠すセフィロス様
クラウド「何を隠したんだ?」
セフィロス「い、いや。何も隠してないぞ。ハハハ」
笑って誤魔化すセフィロス様。
セフィロス「あ!」
気づいたときは、時既に遅し。
声「セフィロス、アウト」
バシッ!!ドカッ!!
セフィロス「いた!ちょっ、まっ・・・グハッ!」
倒れるセフィロス様
ク「頼むからじっとしていてくれ…」
呆れ顔のクラウドは一切笑わずパーフェクト。悔しがるセフィロス様。
セ「ふん、必ずやクラウドをアウトにしてやろう…クックック」
ホイミンたんを覆いながら策略を練るセフィロス様。
その策略とは
セフィロス「星痕をなくしたんなら、直接私とリユニオンしてやろう」
正月早々やる気満々でクラウドをひっぺがしにかかるセフィロス様
その時皆の反応は…
クラウド「ヴィンセント、何が起こっているんだ?」
ヴィ「…私はテレビを全く見ない。だから、どうスレを進めていいのかよくわからない。」
クラウド「・・・笑ってはいけない学校……なにものだ…。
ヴィンセント、スレを頼む。俺は(テレビに詳しいであろう)ルーファウスのところへ行く。」
マリン「クラウドはもういい!どうして自分で調べないの!」
クラウド「マリン、もうすぐパケ代が10万行く。わかるよな?」
マリン「わかりません!」
ヴィ「クラウド…・。これはスレ保守の話か?」
レノ「なぁ、相棒。社長がさっきからアウト連発だぞ、と」
ザックスやジェノバ兄弟が、社長の目の前で
必死に笑いを取っているのを横目で見ながらで呟くレノ。
ルード「………。」
すかっとするやら、哀れやらで複雑な思いを胸に感じつつ、
事の発端である例のドアを出す。
皆が再びドアをくぐると、そこは
『高級ダイニングバー・スイス』。
【チーズフォンデュ食べ放題実施中】の看板が眩しい。
クラウド「スイス違いだな。」
ルーファウス「レ〜ノ。」
レノ「俺のせいじゃないぞ、と。」
セフィロス「まぁ、失敗は誰にでもあるさ。」
そういいながらもうフランスパンを口いっぱいほおばっているセフィロス様。
チーズはお子さまにも大人気のようだ。
マ「わぁ、デンゼル、これ凄く美味しい!!とーちゃんも早く!」
デ「クラウド、ティファもこっちこっち!」
幸せな家庭を垣間見て、食べかすを口の周りに
付けながら、羨ましくなるセフィロス様。
ティファ「クラウド、食べないの?」
クラウド「食べ方がわからない。」
シド「熱々のチーズをつけて食うんだよ!あとで教えてやる!」
ユフィ「あいかわらずややこしいんだねぇクラウドは。」
ティファ「正直なの!」
クラウド「(だって…ねこ舌なんだぞ…)」
みんなの楽しそうな様子をなんとなく寂しげに見つめるセフィロス様の肩を
後からポンとたたくカダージュ。
カダ「母さん、パンばっかりじゃなくてこれもおいしいよ。」
ヤズ「うまいなぁ、おい。」
ロッズ「うっうっ(←あまりのうまさに泣いている)」
セフィ「お前達・・・(そうだった、私にも家族がいるじゃないか。)」
カダージュから渡されたイカウィンナーにチーズをたっぷりつけて
嬉しそうに食べるセフィロス様。
791 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/05(木) 19:48:57 ID:uxY2xO2G0
猫舌セフィロス 「うぉぁあああッちぃいいいいいいいい!!!!!」
カダージュ「母さん、気をつけてよ。僕達ジェノバ一族は猫舌なんだから。
ほら、兄さんも…」
クラウド「うぉぁあああッちぃいいいいいいいい!!!!!」
セフィロス「うむ、気をつけるとしよう。」
ヤズー「いや、兄さんだけじゃないぞ。」
ルーファウス「うぉぁあああッちぃいいいいいいいい!!!!!」
エアリス&マリン「みんな、仲良しだね。」
793 :
もす:2006/01/06(金) 01:36:10 ID:VAXT7SnXO
マジウケル(´∀`;) そういやこの間こたつで寝ながらニュース見てたら、片翼ACバージョンが流れてた。ニュースでそれはアリエナイと思った…
「天が贈りし忌まわしきもの…猫舌…」
ツォン「社長!かっこつけてないで、早く水飲んでください!」
セフィロス様「さあ、これを」
氷水を差し出すセフィロス様。
ルーファウス「ああ、すまないな」
セ(チーズフォンデュ食べている時に氷水を飲むと、腹の中でチーズが固まると言う噂は本当だろうかワクテカ)
ルーファウス「うっ!!」
セフィロス「どうした?腹でも痛いのか?(早速きたか?)」
ルーファウス「うまい。うますぎるぞ、このチーズフォンデュ」
チーズが固まるなんてガセだったのかとがっかりしたセフィロス様。
熱々チーズたっぷりイカウィンナーを食べながら、自分も猫舌のため氷水を
一気に飲み干す。
セフィロス「うっ!!!」
トイレに駆け込むセフィロス様。
お手洗いをすませ、きちんと手を洗うセフィ□ス様。
カダージュ「母さん、氷水じゃなくてワインならチーズが固まらないらしいよ」
なんと、ルーファウスは食べ放題だけではなく、飲み放題プランまで
付けてくれたのだった。
セフィ□ス様「ここまで気前がいいと、かえってあやしいな…」
そう言いつつも、白やら赤やらロゼやら、果てはカクテルまで試してみる。
ついつい飲みすぎていい気分になったセフィロス様。
ナナキの背を枕にウトウトと眠り始めてしまった。
バレット「おい、そんなところで寝たらナナキが重くて可哀想じゃないか!!」
ナナキ「僕は大丈夫だよ。セフィロス様気持ち良さそうだし、起こしちゃ可哀想。」
バレット「ナナキがそういうなら…しかたない。」
セフィロス「図に乗るなっ!!!!」
ナナキ・バレット「うわっ!!!」
セフィロス「私は…思い出にはならないさ…ムニャムニャ…」
バレット「な、なんだ、寝言か?びっくりするじゃねぇか。」
ナナキ「セフィロス様、一体どんな夢みてるんだろうね。」
クラウド 「(まだACのままなのか…)」
ホイミン「セフィ様は思い出になっちゃだめだよ!」
涙ぐむ一同。
カダージュ「社長。次はどこにいく?」
ルーファウス「カウントダウンイベントの盛り上がりで、セフィロス人気は絶好調だ。
この勢いでセフィロスプロモーションDVDを作り、ボロ儲けさせて頂く」
今日の食べ放題も、セフィロス様の心象を良くする為の布石だったのだ!
ル「さて、プロモビデオと言えば、南の海で水着が定番。…沖縄か?」
ザ「いーね南国!俺の出番ってか〜?」
南国生まれのザックスが大張り切り。
女の子たちも、どこからともなく水着を持ちよって大はしゃぎ。
ルーファウス「セフィロス、好きなほうを選べ。」
セフィロス「貴様!私にこのふたつから選べと言うのかっ?!」
ルーファウスに渡された2種類の水着とは・・・
TバックとOバック
セフィロス「なんだ普段着じゃん」
ルーファウス「ふむ、水着もいいと思ったが、気が変わった。
やはり、奴にはいつもの格好が似合うだろう」
社長の気まぐれにより水着撮影は中止。
セフィロス様のいつもの衣装で撮影に挑むことに。
滴り落ちる汗に耐えながら、撮影に挑むセフィロス様、
そんなセフィロス様をよそに、他のみんなは楽しそうに水遊びをしている。
浜辺でギャルにもててる宝条博士。
子供とボール遊びをするナナキ。
汗だくだくの制服タークス。
一番暑苦しい格好のくせに汗ひとつかいていないヴィンセント。
褌一丁でオヤジ丸出しのシド。
その横ではバレットがホイミンたんと間違えて
しびれくらげを抱っこしている。
しびれくらげにさされ溺れてしまい、意識不明となってしまったバレット。
クラウド 「大変だ!このままではバレットが死んでしまう!
セフィロス!!人工呼吸を!!」
セフィロス 「!?」
どうするセフィロス様!
セフィロス「やだねったら、やだね〜♪」
歌ってごまかすセフィロス様。
ホイミン「僕にまかせて!」
セフィロス「何だとっ?!」
本物のホイミンに人工?呼吸してもらうバレットを見てうらやましくなった
セフィロス様。自分も溺れたふりをしてホイミンの人工呼吸を待ってみる。
811 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/10(火) 11:01:34 ID:h0r1jvXZ0
エアリス「大変!!セフィロスが溺れてるわ!」
ツォン「ここでも人工呼吸か…」
レノ「で、誰がやるんだ?と」
「…私だ」ざわめく中なんと宝条博士がリップをぬりぬりしながら登場。
宝条「いざとなったら神羅特性の電気ショックもあるからな…クァークァクァクァ」
どうする、セフィロス様。
殺気を感じたセフィロス様。
セフィロス「わ、私は溺れているわけではない。」
海でひとりシンクロを始めるセフィロス様。
ヤズ「なあカダージュ。あれが海ってやつか」
カダ「ああ。」
ヤズ「…泳げると思うか?」
カダ「むり、むり…」
ロズ「泣くなよ、ヤズー…」
カダ「あ、ほら、母さんが溺れてる」
ヤズ「泣くなよ、ロッズ…」
セ「このままでは深海(dat)落ちしてしまう!」
慌てて海から出るセフィロス様。
815 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/13(金) 07:57:37 ID:MBspbybu0
セフィ「あげ!」
セフィロス様が海から上がって来ると、皆は浜辺で楽しそうにバーベキューをしていた。
セフィロス様「食ってばっかりだな、このスレ…」
817 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/13(金) 20:02:43 ID:KZ00y3FYO
バレットはしびれくらげを丸焼きにしようとしている
バレット「このヤロー!!よくも俺様をだましやがったな!!ホイミンたんに成り済ますなんてよぉ!!」
マリン「とーちゃん、それホイミンたんに似てるからなんだか可哀想だよ」
バレット「お、おう、そうだな。」
愛娘の一言であっさりとやめるバレット。
819 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/15(日) 14:12:46 ID:RRgPV8XLO
しかしそれは、しびれくらげではなく本物のホイミンたんだった
ホイミン「ひ…、ひどいよ〜う。うぇぇ〜ん!!」
セフィロス様「!!」
ホイミンたんの泣き声に反応したセフィロス様が、ものすごい勢いで駆け寄って来る!
セ「見抜けなかった私が悪い」
レノ「しびれクラゲだのホイミンだの、全部ドラクエじゃねーか
ここはFFのセフィロススレだぞ、と。」
セ「お前らがぷよぷよぷにぷにの生物を神羅で作り出せば良いものを
合併したのは私がぷよぷよぷにぷにの生物を触るためだ」
ル「ふむ…英雄セフィロスプロデュース、と銘打って
そういったものを売り出せば、利益がでるかもしれんな…」
レ「マジっすか社長!」
ルード「…俺も少しだけ…欲しい気がする」
レ「っ相棒…!」
KH2でセフィロスが倒せないセフィロス様。
825 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/16(月) 11:41:04 ID:9IyJvMvv0
ルーファウス「おい、そんなところでゲームやってないで、お前も少しは新商品開発の
案を出せ。」
セフィロス「ほう、すごいな、ホイミンたん。KH2の私はこうやって倒すのか。」
ホイミンたんとゲームに夢中で話を聞いていないセフィロス様。
ホイミンたんとゲームをするのが楽しくて、ついついPSとFFZまでひっぱりだしてやり始めてしまったセフィロス様
セ「すごいぞホイミンたん。
クラウドに倒された私が顔から血をだらだら流しているよ。」
ホ「自分をいじめるのはもうやめて、セフィロス様…。」
ル「・・・・・。」
さんざん無視されて2人の後ろでふてくされるルーファウス
827 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/17(火) 09:16:07 ID:mSFA+K1c0
セフィロス「何をふてくされているのだ?お前もやりたいのか?」
ルーファウス「フン、くだらん。」
セフィロス「クックックッ、どうせできないのであろう?」
ルーファウス「何?!…私には簡単過ぎて仕方がない。」
セフィロス「無理をするな。」
ルーファウス「フッ…貸してみろ。」
あれから3時間後…
ホイミン「セフィ様〜、社長、変わってくれないよぉ。」
ツォン「…社長…そろそろ…」
ルーファウス「待て!もう一度だ!!…クッ、このセフィロス…強すぎる…」
セフィロス「クックックッ」
828 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/17(火) 11:10:09 ID:MeF7BUV9O
セフィロス「ホイミンタソ…ハァハァ…ハァハァハァハゥハァハァハァハァハァハェハァハァハァハァハァハォハハハハハハハァァァァァァァァァンバァァァァァグゥゥゥゥ」
ホイミン「アベシッ」
コーヒー「コーヒー飲もうよらんらら〜ん」
ソフィレス「ハァハァ」
悟空「かめかめはー」
セフィロス「あぼーん」
ソラ「リクーカイレー」
ソフィレス「お腹吹田」
セフィロス「アンパンマーン」
アンパンマン「なんだい?ソフィレス」
ナルト「螺旋丸!」
アンパンマン「あぼーん」
あぼーん「あぼーん」
あぼーん「あぼーん」
あぼーん「あぼーん」あぼーん「あぼーん」あぼーん「あぼーん」あぼーん「あぼーん」あぼーん「あぼーん」あぼーん「あぼーん」あぼーん「あぼーん」あぼーん「あぼーん」あぼーん「あぼーん」あぼーん「あぼーん」あぼーん「あぼーん」あぼーん「あーん」
あぼーん「あぼーん」
セフィロス「糞」
831 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/17(火) 11:14:39 ID:MeF7BUV9O
飽きた
832 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/17(火) 13:00:50 ID:7+Cc4uYzO
あ
833 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/17(火) 21:51:46 ID:bMZjkQftO
げぇー
834 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/17(火) 22:22:01 ID:f0XgcZHyO
ホシュロス
クラウド「このスレはどうなる?」
セフィ「さあ…お前次第だな。」
836 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/19(木) 18:43:17 ID:nAXQ8fAaO
クラウド「じゃあそろそろあんたん家に帰って鍋の続きをするか」
セフィロス「うむ…そうだな」
ガダ「はい、撤収!撤収!」
ルーファウス「ちょ、おまえらどこへ行く!?」
ルーファウス「しかも落ちるぞ!」
セフィロス「む…上げておくか」
家に帰ってきたのはいいが、セフィロスの家は6畳一間の安アパート。
どう考えても全員入れるわけがない。
カダージュ「社長〜。あんたんトコの会議室貸してくれよ。」
ルーファウス「そうだな。こんな狭い部屋では落ち着かん。」
小さいながらも楽しい我が家を馬鹿にされたセフィロス様。
部屋の隅で指をしゃぶりながらいじけてしまった。
ナ「オイラは、こんくらいの広さが一番すきだよ」
セフィロス様にすり寄りながら励ますナナキ。
ホ「小さな僕にはこの小さな部屋も充分広く感じるよ!」
ナナキに負けじと励まそうとして失敗するホイミンたん。
ダークネーション「ガウ?ガウガウガウ」
ルーファウス「ダーク?!」
ダークネーションがセフィロス様をなぐさめているのをみて
ショックをうけるルーファウス。
セフィロス「クックッ今頃気づいたのか?フッ、ダークは私のものだ。」
ル「ダーク…セフィロスに懐いちゃヤダヤダ!!ウァァン!!」
家の規模を考えず暴れ出したワガママボンボンが、セフィロス様のあったかい我が家を破壊した。
…仕方がないので急遽12畳に引っ越したセフィロス様。
ルーファウス「ヤダヤダヤダモン!セフィロスに懐いちゃヤダモーン!!」
引っ越した先でまだ暴れる社長。
カダージュ「社長…そろそろ終わりにしようか」
社長の大人気ない行動にキレたカダージュがタイタン召喚。
一瞬にして12畳のセフィロスキャッスル大崩壊。
…仕方がないので3LDKトイレ・キッチン同じ場所の微妙な場所に引っ越したセフィロス様。
セフィロス「よし…今こそシムでの成果が生かされる時ッ!!!」
ノリノリなセフィロス様
レノ 「3つ子のジェノバ兄弟とザックスとクラウド、まとめて面倒みてやらないのか?、と」
シド 「英雄ともあろう者が己の分身よりペットを優先するたぁ呆れるぜ!」
ユフィ「そうだよ!家族じゃなかったの?」
一同 「そうだそうだ!」
目に涙を浮かべながらザックス、クラウド、カダージュ、ヤズー、ロッズ、
一斉に武器を手に取り構えた!
さぁどうするセフィロス様!
セフィロス「今年の冬は寒いなぁ。」
そんなみんなにはおかまいなしでナナキ、ホイミンたん、ダーク、おまけに
ルーファウスとこたつでみかんを食べながらなごんでいるセフィロス様。
セフィロス「ん?お前達、一緒にみかん食うか?」
ルーファウス「あ〜ぬくいぬくい。おい、団子もあるぞ。」
のん気に団子をほおばるセフィロス様をみて一気に戦う気がうせるやんちゃ坊主達。
ザ・ク・カ・ヤ・ロ「(また食ってるよ…)」
セフィロス「でも何故カダージュ達はともかくザックスとクラウドの世話まで私が見るのだ?」
ルーファウス「さぁな?」
セフィロス「家に一緒に住む以上、生活費はちゃんと入れるんだぞ!」
849 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/27(金) 14:42:32 ID:RRbtGC4W0
「何度落ちそうになっても這い登ってやる…」
セフィ「ん?何だこの青春くさいせりふは」
落ちそうで心配。あげます。
セフィ「久しぶりにスーパーにでもいくか」
ショッピングカートで店内を爆走するセフィロス様
(゚∀゚)<ブィィィィイイン!おーっと、ここで華麗なコーナーリングを披露!!!!シュヴァァアッ
852 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/28(土) 11:18:34 ID:NH4TEhYHO
セフィロス『フッ…決まった。』
しかし曲がった先に、大量のバナナの皮が落ちていた!!
セフィロス「ウオォォォォォォォォォォォォ!!!」
しかもその先にはサボテンダーが!
しかしそこで英雄の力を見せようと
かっこよくカートの前輪を上げて回避しようとするが
体重を支えきれずに転倒
ズサァァーーーーー!!!
陳列してあるトイレットペーパーの山に突っ込むセフィロス様。
バイト中のザックスも一緒に巻き込んでしまったのだった…。
セフィロス「これではどこぞの日常スレと同じではないか!」
ザックス「なんか楽しい事ないかぁ?」
ヴィンセント「私はルクレツィアに会いに行きたい…」
一同「はぁ?」
ルーファウス「幼稚園も修学旅行も終わったから、小学校でもいくか?」
その何気ない一言で新たな
セフィロス様の冒険が始まった
とりあえずランドセルを買いに行くセフィロス様。
店に並ぶ色とりどりのランドセルに驚きつつウキウキを隠せない。
セフィロス「おぉ、最近は赤と黒だけではないのか?さて、何色にするかな。」
色々種類があって迷うセフィロス様だが
しだいに何かに引きつけられるように店の奥に入っていった
セフィ「こ……、これは!!!」
セフィロス様が見つけたのは
今は亡き銀さんが使っていた
銀色のランドセルだった
860 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/01/31(火) 09:34:17 ID:0AfOi16O0
しかも内側はヒョウ柄。
セフィロス様しばしの沈黙、そして一言
「しぶい…」
気に入ったセフィロス様は早速ためしに背負ってみると、銀髪とランドセルが
マッチしすぎて区別がつかなくなってしまった。
ザックス「なかなかいいじゃない。」
ランドセルを開けてみようとするつもりがセフィロス様の髪をひっぱりまくってしまうザックス。
セ「私の美しい髪が痛むではないか!」
げんこつをハァーッとしてザックスを叱るセフィロス様。
カダ「おい、母さんが兄さん2を叱ってるぞ」
ロッズ「俺たちはそんなことされねぇよな」
ヤズ「…無理無理」
黙ってセフィロス様のツケで自分たちのランドセルを購入してしまった3兄弟。
それを陰でこっそりクラウドが見ていた
ク「ふん、ランドセルなんて興味ないね」
そういいつつ背中には金色のランドセルが輝いていた
クラの背負うゴールドランドセルを発見したセフィロス様。
「わ、私は銀が気に入っているのだ!!」
そう言いながらも金と銀という色の性質上、
どうしても負けた気がしてしまっているセフィロス様。
セフィロス「そ、それちょっとかしてくれないか?」
我慢できなくなってクラウドにお願いしてみるセフィロス様。
よく見るとクラウドのゴールドランドセルは
銀色に赤の絵の具が塗ってあるだけのニセモノだった
(参照:トリビアの泉)
セフィ「クックッ 私のほうが勝ったな」
レノ「金だの銀だのって、たかがランドセルの色じゃねぇか。」
セフィロス「フン、そんな事では立派な小学生にはなれんぞ。
いいか?ランドセルというものはだな…」
レノに延々とランドセルについて語るセフィロス様。
クラウド「あいかわらず哀れなヤツだな。」
そんなセフィロス様を見てため息をつくクラウド。
登校日
ユフィ「あ〜!こいつ金のランドセルだって!だっせ〜!」
レノ「金だの銀だの、おまえらエンゼルかよ!!w」
エアリス「質問!どうしてそんな色、選んだのかな?(プ」
リーブ「まあ、クラウドさんらしいですけどね」
869 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/02(木) 18:05:23 ID:o4horP3k0
せっちゃんはね くららが好きなの ホントはね
だけど恥ずかしいから ぜつぼうを送ったりしてしまうんだよ
素直じゃないね せっちゃん
870 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/02(木) 18:32:36 ID:WZasvj5ZO
ヤズー「おい!母さんをそんな風に呼ぶな!」
ロッズ「許せねぇ!」
セフィロス「お前達も同じクラスなのか…」
ガラッ。 そこへ担任の教師が入って来た。…その教師とはなんと…!!
タークスを引きつれたルーファウスだった。
ル「今からみんなで殺しあいをしてもらいます。」
ルーファウスの言葉に戸惑う生徒たち
皆がざわつくなかでセフィロス様が最初に声をあげた
セフィ「どういうこ…「廊下に立ってろセフィロス」…」
ルーファウス「最後の1人だけ、家に帰れる、そういうゲームだ」
クラウド「どういうつもりだ」
ヴィンセント「賛成しかねる」
レノ「うっさいぞ、と!
世界を恐怖で支配する、神羅カンパニーの再建だぞ、と!
うひゃひゃはは」
ルーファウス「あ、タ−クスも参加だから」
レノ「社長!?」
が、その場の全員がルーファウスを取り囲んだ
ルーファウス「な、何のつもりだ!お前達!」
クラウド「哀れだな…あんたは何もわかってない。」
ツォン「社長。お言葉ですがあなたは、我々タークスがいなければ何も出来ません…。」
レノ「このメンツじゃ俺達の誰かが生き残る保障はないですよ、と」
バレット「それに生き残りがオメーを生かしておくと思うか?」
カダ「ここはルールを変えて…社長が鬼なって逃げるってのはどう?…でもそ〜だね、戦力的差があまりにも可哀相だから一人だけボディーガードを付けていいよ」
ルーファウスが選んだ人物は…
ルーファウス「セフィロス!貴様だ!!」
全員「なに!!?」
ルーファウス「いくらやんちゃで手に負えない子供がいる母親であり、ナナキとホイミンたんが大好きな幼稚野郎であり、実はFFZ史上最高のイジラレ(イカレ)キャラでありチーズフォンデュのチーズが口の中で固まってしまうような奴であっても強いに越したことはないからな」
社長にボロクソ言われてうなだれるセフィロス様。
セフィロス「あれ、目からしょっぱい水が……」
しかし究極の選択がすぐ後ろまで迫っている!泣いている場合では無いぞセフィロス様!!
社長のボディーガードを引き受けるのか!!?
セフィロス「チーズが固まったのは、口ではなく胃の中だ。」
どいうでもいいつっこみをいれつつ、ルーファウスのボディガード役から
逃れようとするセフィロス様。
ルーファウス「…というわけで、朝の学級活動の時間はここまでだ。
有意義な話し合いができたというものだな。では、時間割を配るぞ。」
一同「(突然、話そらしてるよ・・・)」
1時間目…理科・化学実験(宝条先生)
2時間目…体育・垂直ビル登りの練習(ユフィ先生)
3時間目…道徳・我慢の極意(タークス先生達)
4時間目…家庭科・ついでに昼食つくっちゃおう(ティファ先生)
5時間目…生活科・動物の飼育の仕方(ナナキ先生)
セフィロス「ほう?5時間目が楽しみだな。」
ぎんぱつ
セフィロス「銀髪がどうかしたのか?」
宝条「誰と話しているんだ?みんなとっくに理科室に行ったぞ。」
宝「今日は助手を連れて来たぞ、クァクァ!」
助手「こんにちは、みなさん。ルクレツィア・クレシェントです。」
セフィロス「なんか懐かしい感じがするな。」
ルーファウス「気付けよ、親不孝もの。」
ヴィンセント「ルクレツィア!!!」
セフィロス「宝条、早く授業を始めろ。」
理科室の隅で興奮のあまりカオスと化したヴィンセントをあえてスルーして
セフィロス様達は授業を始めるのだった。
…なんだか顔色が優れないセフィロス様。
蛇や蛙のホルマリン漬けやら少年の人体解剖模型やなんかに囲まれて、なんだか具合が悪くなってきてしまったようだ。
そんな脂汗タラタラなセフィロス様の異変にいち早く気付いて声を掛けてきた人物は…
クラウドだった!
クラウド(手を上げながら)「セフィロス君が漏れそうです!」
884 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/06(月) 22:31:04 ID:/qgJkF6Z0
「なんだと!変な気遣いはよせ!」
いきよいよく立ち上がるセフィロス。しかしその瞬間・・・
ユフィ「う○こ?!○んこなのぉ?!」
ケット「お嬢さん、だまっときぃ!」
ヴィンセント「一人で泣かせてやれ…」
ルクレツィア「セフィロス君。トイレは授業が始まる前に済ませておこうね?
トイレ、一人で行ける?着いてってあげようか?」
ルクレツィアがセフィロス様に優しく声を掛ける。
ガタッ! その時、勢い良く席を立つ者がいた。
ヴィンセント「ルクレツィア…俺もトイレだ…」
本当はトイレに用などないセフィロス様。どうする!?
「ははは〜」
セフィロス様「わ、私はトイレではなく保健室に行きたいのだ…先程から目眩に吐き気が…それに寒くて仕方がない」
ルクレツィア「あら、そうだったの!?気が付かなくてごめんなさい! でもちょうど良かったわ。 実は私は保健室の先生でもあるの。」
宝条「仕方ない。君、保健室に連れて行って休ませてあげたまえ。」
ルクレツィア「はい! あ、ヴィンセントくんは一人でトイレに行ってきてね」
Σ(`Д´;)
なヴィンセントを尻目にルクレツィアに付き添われ、悠々と保健室に向かう知能犯セフィロス様
ヴィンセント「ルクレツィア……」orz
クラウド「残念だったな…元気だせ」ポンッ
ユフィ「あれー?ヴィンセント トイレ行かないの〜?」
セフィロス様がルクレツィアに連れられて保健室に入ると、そこには一足先に授業を
サボってたむろってる3兄弟の姿が!
セフィロス様は無事に身体を休める事ができるのか!?
セフィロス「うう、気持ち悪いよ、母さん。」
ルクレツィア「セフィロス、大丈夫よ、母さんが治してあげるから!」
セフィロス「……?母さん?」
ルクレツィア「あ、いえ、何でもないの。」
セフィロス「???」
ルーファウス「…いい加減気付けよ、親不孝者!」
カダージュ(何ぶつぶつ言ってんだ?)
たまたま片翼の天使聞きながらこのスレ見てたらバロスw
セフィ「さっきからなんなんだルーファウス!!お前そればっかじゃないか!一体何に気
付けというのだ?わたしだけなにか知らされずにいるのか?わかった!さてはわ
たしの背中に『わたしは万引き常習犯の親不孝者です』などという紙が貼ってあ
ってみんなで笑ってたんだろう!さてはクラウドかザックスの仕業だな!うぬぅぅぅ…
わたしが万引きしたのは徳用うまい棒だけだったはずだ!決して常習犯などでは
……ちっくしょぉぉぉ…おいオマエラ!知ってたのか!?オマエラらもわたしのことを陰
で親不孝者だと笑っていたんだろう!」
……どうした!?セフィロス様。
クラウド「哀れだな……うぇっぷ…あ、あんたは何も…おぅぇぇ!」
カダージュ「あれ〜?兄さんもサボリ?」
ロッズ「みんなでサボろう!」
ヤズー「楽しいなぁ、おい」
ルクレツィア「クラウドくん、どうしたのかな?」
クラウド「化学の実験で…お、オェ…こ、高…濃度の魔コウを……皆は…魔コウを浴びたくない、と…俺一人におしつけ…うぷ!」
セフィロス「クラウド倒すチャンスキタコレ(゚∀゚)」
今がチャンスとばかりにワクテカするセフィロス様をよそに、クラウドの方が重症と判断したのか優しく介抱するルクレツィア。
なんとなくムッとするセフィロス様。
ロッズ「楽しいなぁオイ」
その時学校中に響く銃声。
理科室からスナイプスコープで保健室を覗いていたヴィンセントが
クラウドを狙撃。
カダージュ一味「あ!!!」
ルーファウス「セフィロス!?」
ちょうどクラウドに斬りかかったセフィロス様の頭に銃弾がクリティカルヒット。
カダージュ、ヤズー、ロッズ「(声を揃えて)兄ぃぃさあぁあーん!!!」白目剥いてガクブルしてるセフィロス様。
ちょwwクラスメート狙撃てwwwwどんだけバイオレンスな学校なんだよ、ここ(化学室保健室限定)まぁ面子が面子だからな。
ヴィン「仕方ない…奴らを…救うとしよう」←元凶
宝条「お前…何のために撃ったんだ?(〇〇)ヽ」←もっと元凶
カダージュ「セフィロス…セフィロース、あっ…ああっ…あっ…うぐっ…うぐぅ……うわぁぁあぁぁあああぁ!」
ロッズ「うっ…ううっ…うっ……。」
ヤズー「……泣くなよ、二人とも…グスン。」
セフィロス「…わ…私は…思い出には…ならないさ。」
ルクレツィア「セフィロス!今母さんが助けてあげるからちょっと待ってて!」
カダージュ・ロッズ・ヤズー「……母さん?」
ルクレツィア「あっ…いえ、…なんでも…ないの…」
カダージュ・ヤズー・ロッズ「??????」
クラウド「…哀れだな…お前達は…何も…わかっていない…うげぇ…ぐげ。」
セフィロス「………ピクピク」
その時、宝条が保健室の様子を見にやって来た
宝条「君ぃ〜、いつまでも何をやっているのだ! ん〜!?何だコレは?…そ〜うか、実験だな!?」
ルクレツィア「違う!違うわ!」
セフィロス「うっうっ今まであんなにほのぼのしていたのに…
クラウドだって私の事を母さんと慕っていたし、ヴィンセントなんか私の産着を縫ったとか言ってたのに。
なぜいきなりこんな目にあうのだ。」
宝条「こらぁセフィロス!授業中に居眠りするなぁ!しかもなんの夢みたかしらんが泣くな!」
ルクレツィア「はい。セフィロス君、バケツ持って廊下に立っててね。(ニコッ)」
ヴィンセント「そのバケツ、ありがたく受け取るんだぞ。」
クラウド「母さん、よだれのあと、ついてるぞ。」
ナナキ「セフィロス様、ドンマイ」
重いバケツを持ち腕はプルプルだったがなぜかホッと幸せを感じるセフィロス様。
しかし、だんだん立っているのにも飽きてきてしまったセフィロス様。
セフィロス「はぁ…早く次の授業にならんものか…」
もうかれこれ40分も立ちっぱなしのセフィロス様
セフィロス「もう足がガグブルだぞ!まだなのか!」
頑張れセフィロス様。休み時間まで後5分
キーンコーンカーンコーン
セフィ「おお、やっと終わったぞ。次の時間はなんだったかな?
ん?ユフィ先生の壁のぼりだと?!…私は足がガクブルだが大丈夫だろうか・・・」
ティファ「なんかさ、ユフィったら出来ない人にはバツゲームとか言ってたわよ。」
エアリス「え〜〜、どうしよ〜〜。ユフィの事だからすっごくキツイバツゲームだよ
きっとぉ。」
イリーナ「マジッすか??」
セフィロス様の前を通り過ぎるクラスメート達のこんな会話を耳にして
ちょっとイヤな汗が流れるセフィロス様。
緊張でトイレに行きたくなったセフィロス様
【トイレ】
ジョボボボボボボボボボボボ(ry
セフィロス「はぁ・・・次の授業大丈夫だろうか・・・」
キーンコーンカーン・・・・
のんびり用を足してたら次の授業開始のチャイムが鳴り焦るセフィロス様
セフィロス「はっ!!ユフィ先生に怒られ・・・(ジジジジッ)ぅあ"ぁあ"ぁあ"ぁ!!!!!!」
焦ってωをファスナーに挟んで激痛に悶絶するセフィロス様
古閑を押さえながらもいそいそと授業の場に急ぐセフィロス様。
ユフィ「こらー!遅ーい!!」
いきなり先生から愛の跳び蹴りを喰らう。それに便乗して悪戯っ子カダージュにも跳び蹴りを喰らったのを、セフィロス様は気付いたのか気付かなかったのか…
なにはともあれ壁登り授業は始まった。
レノ「おぉっとぉ?これなら俺、得意だぞ、と」(AC参照)
ユフィ先生「お〜っと、レノ君、
>>877の時間割よ〜く見ようね♪
ただの壁のぼりじゃなくて、す・い・ちょ・くに登ってもらうんだよぉ。」
そういって、お手本にACのバハムート戦で自分がビルを垂直に駆け登るシーンを見せるユフィ先生。
レノ「こりゃぁ…」
ルード「無理だ…」
ユフィ先生「さ〜て順番にやってもらうよ〜。出来ない人にはとっておきのバツゲームあるからね。
えっと最初はだれにしようかな?」
自分にまわってきませんようにと心の中で必死に手をあわせて祈るセフィロス様。
ユフィ「それじゃあ最初はクラウドね、さーいってみよー!」
自分が指名されなかったことに胸を撫で下ろすセフィロス様。『神様仏様、感謝する(心の中の声)』
しかしクラウド、難無くクリア。
ユフィ「んーさすがセフィロスに黒マテリア渡す時、垂直どころか完璧ニュートンにケンカ売ってただけのことはあるねw」
『いや、あの場のアレはクラウドの実力じゃないような気がすr…』
とその場の誰もが心中ツッコミを入れる中、構わずユフィ先生次指名。
ユフィ「んじゃ次はセフィロスね!」
セフィロス「Σ(゚Д゚;)!?」
神様仏様に絶望を贈る事を決意するセフィロス様
セフィロス「わ、私の華麗なる壁登りは最後の楽しみにとっておくほうがいいぞ。」
そういいながらカダージュ達の後ろに隠れるセフィロス様。
ナナキ「オイラが先に登るよ!」
自慢のかぎ爪をガッキガッキと食い込ませながら、壁を登るナナキ。
ユフィ「ふーん、なかなかやるじゃん」
頂上まで行くと、セフィ□ス様を熱い目で見つめる。
ナナキ「(オイラのかぎ爪の跡を、手がかり足がかりにして登って!)」
セフィ□ス様「(ナナキ……!)」
言葉は無くとも、目と目で通じ合う英雄とケモケモ。
ユフィ「ん〜と、じゃあ次は……カダージュ!」
カダージュ「えぇえ〜、無理だ〜」
セフィロス「精神を集中させろ!」
ロッズ「必ず無事に帰ってくるんだぞ!」
二人の言葉がやる気を与えた!
ヤズー「懐かしい展開だなぁ、おい」
ユフィ「準備はOK?さあ、始めて!」
カダージュは無事に遣り遂げる事が出来るか?
カダージュ「以外と簡単だぜーー!」
あっという間に登りきったカダージュ
ユフィ「お!良い感じだね〜〜〜
みんな優秀で先生鼻が高いよ〜〜♪
あ、全員登らないと次の授業にならないから」
セフィロス「何!?何としても全員が成功しなければ」
早く5時限目を受けたいため、張り切り出すセフィロス様
ユフィ「え〜と…じゃあ次はロッズの番ね!」
ロッズ「う…うぅ…」
ヤズー「泣くなよロッズ」
ロッズ「泣いてねぇ!…よし!」
意を決して挑戦するロッズ。
ロッズ「うおぉぉぉー――っ!!!」
ガガガガガガ!
どうやらナナキが付けた爪痕に助けられ、無事に登りきる事ができたようだぞ。
ユフィ「デカい割に身軽なんだね〜!やるじゃん!え〜と、じゃあ次は…」
ビクビク気味のセフィロス様。壁を良く見ると、ナナキが付けてくれた爪痕が、ロッズによって見事に削られていた!
セフィロス(あれではもう役に立たん!)
ユフィ「誰にしようかな〜?」
セフィロス(ドッキン!ドッキン!)
ユフィが次に選んだのは…
ヤズーだった。
ヤズー「フン。」
ACでおなじみの軽い身のこなしで、ヤズー難なくクリア。
その後、セフィロス様の目の前でヴィンセントやティファ達が、続々とクリア。
気づくと残ったメンバーはバレット、シド、ルーファウス、ツォン、ルード、そして
セフィロス様という、いかにもな面々。
ユフィ「あ、言っとくけどぉ、出来なかった人はバツゲームとしてあたしの友達の
ゴリコ先生指導の元でチアガールのチーム作ってもらって、今度の大会でてもらうからね!」
915 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/12(日) 17:20:04 ID:86HAjqk/O
良スレage
ナナキ「セフィロス様のチアガール見たーい」
思いもよらないことを言い出したもののけ
セフィロス「そうか?ジャンプなら超得意だぞ」
まんざらでもないセフィロス様
そこで授業終了のチャイムが!
ユフィ「あ〜あ、もたもたしてるからだよ。
セフィロス以下残りの連中でチアガール決定ね」
セフィロス「貴様…今何と言った?」
ユフィ「な、なんだよ、急に恐い顔して」
激怒した様子のセフィロス様にたじろぐユフィ。
セフィロス「それを言うならチアボーイだ!!」
どうでもいい部分にこだわりを見せるセフィロス様。
(……いやもうむしろ、チアジジイだろう!)
更にどうでもいい部分に、心の中でツッコミを入れるクラウド。
セフィロス「さて、次の授業は……道徳か。タークス先生たち?
大丈夫なのか?あいつら」
だんだん授業に疑問を持ち始めたセフィロス様
ユフィ「んじゃ、次の授業の先生はタークスにバトンタッチね!
あ、あとチアガー…じゃなくてチ、チアボーイの練習は放課後だからね。
メンバーになってる人はちゃんと残ってよ。」
クラウド「(ジジイの踊りなんて誰も見ないだr…)」
ティファ・エアリス「わ〜おもしろそう!私達見学しちゃお〜」
クラウド「?!」
その時、次の授業が始まるチャイムがなり、タークス達が教室に入ってきた。
ツォン「えー、では、これから我々が我慢の極意を実際の体験談を交えながら、みなさんに教えます。」
レノ「だたし、登場人物の名前に関しては今後の事もあるので仮名にするぞ、と。」
ルーファウス「我慢についての授業だと?なんでアイツラが教師なんだ?」
一同「(気づけよ…)」
レノ「じゃ、なんか質問はあるか?答えてやるぞ、と。」
エアリス「質問!タ−クスはお給料いくらかな?」
レノ「おおっとぉ、いきなり核心だな。だが、秘密だ。
一般神羅兵よりは高いが、ソルジャーよりは安いぞ、と」
クラウド「…セフィロス!あんた、いくらもらってる?俺はさ…」
一同 ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )エ?ヤダマジデ?ヤスクナイ?
( ゚д゚ ) ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ ) ( ゚д゚ )
ツォン「うぉぉぉおおお!!!!!!」
レノ「ちょ!ツォンさん、落ち着いて!お前らこっちみんな!」
923 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/16(木) 17:27:28 ID:DxFMYwAa0
あげます
セフィ□ス様「ところで、次スレ立ては950でいいのだろうか……?」
授業中にもかかわらず、そんな事が気になってしまうセフィ□ス様。
925 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/17(金) 17:03:29 ID:V/V4HDLu0
レノ「コラ、ぼけっとしてんじゃねえぞっと」
お約束のチョークを飛ばすレノ。
しかしさすがタークスの飛ばすチョークは並大抵の速さではない。
避けられるかセフィロス様??
のけぞって避けようとしたらチョークが鼻にスポッとハマってしまったセフィロス様
927 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/17(金) 20:32:25 ID:VEnGnflW0
フンガーーーーー!!!
鼻息でそのチョークを吹っ飛ばすセフィロス様
928 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/17(金) 22:17:01 ID:Qoymh9cYO
グサッ!
ツォン「うっ!!」
チョークはツォンのホクロに刺さった
凶器さながらのチョークに教室騒然。
セフィロス「ツォン先生ゴメンナサイ」
とりあえず騒ぎを鎮めるべく、適当に謝ったことをしておくセフィロス様。
レノ「ちょwwwおまwwwだから今ぁ道徳の時間だっつってんだろ、とwみんなこんな態度を見習わないで、謝る時は真面目に謝るようにするんだぞ、と」
悪い例にあげられてしまった恥ずかしさで「自分だってチョーク投げたくせに…」と頬を膨らませて呟くセフィロス様。
エアリス「はい、これでお鼻ふいて」
つ【グレープフルーツの香り付き・やわらかティッシュ】
ユフィ「ちょっと、うちのチアリーダーをいじめないでよね!」
ユフィの父「セ…セフィロスを大切にな!」
なんかチヤホヤされて、速攻ご機嫌になるセフィロス様。
931 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/18(土) 23:32:44 ID:o3Cl8Gw/0
しかしその横からじめじめした空気が。
クラウドだった。
「…いいないいないいないいな」
クラウドああ見えて結構人気者にならたかったらしい。
「へへ〜んいいだろう♪」
早速自慢するセフィロス。
932 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/18(土) 23:37:08 ID:o3Cl8Gw/0
すみません「ならたかった」ではなく「なりたかった」でした。
このスレおもすれーw
934 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/18(土) 23:45:06 ID:m9bL/DNgO
学ランを脱ぎ構える二人…
周りは二人の周辺の机をどけ、あおり始めた。
>>934 学ランだったのか…
二人とも(むしろほぼ全員)風紀違反甚だしい頭してても制服はちゃんと着てるんだ…。
936 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/19(日) 00:45:12 ID:kCxB5xz6O
そしていきなりマッチョのポーズをとるセフィロス様。
ツォン(流血中)「道徳もへったくれもない道徳の授業だな…」
レノ「ツォンさん…それよかアンタ、保健室行ってきたほうがいいぞ、と」
938 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/19(日) 11:56:55 ID:Nn/xA3lE0
エアリス「じゃあ、私が連れて行ってあげる」
ツォン「いいのかエアリス、すまない」
イリーナ「私も行きましょうか?」
セフィ(何!?うらやましいぞツォン!!)
視界の隅で繰り広げられるうらやましい光景に落ち着かないセフィロス様、
そこでクラウドのデコピン攻撃。
デコッ(ため)ピーンッ!(炸裂)
セフィロス様「ふにゃっ」
クラウドの攻撃に、思わず子猫のような鳴き声を上げてしまい、赤面するセフィロス様。
940 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/19(日) 13:37:17 ID:Q5m3r5ZF0
セフィロス様「・・・・・・もっと」
Mに目覚めたセフィロス様。
けど何気にHP9999のクリティカルダメージ(いろんな意味で)
リミットゲージだけが異様に上昇したセフィロス様。
レノ「どうやら真面目に授業を聞いてねえ奴らが多いみてえだな。このままだと
ルードにHGの衣装を装着させて、男だけの特別授業させる事になるぞ、と」
ルード「な…何!?私はそんな話は聞いてないぞ!」
レノ「ああ。俺が今考えたからな(ニヤ)」
セフィロス「男だけの特別授業だと!?すでにエアリスとイリーナが抜けて、潤いが
不足してるというのに!皆!真面目に授業に打ち込むのだ!!」
クラウド「お前に言われてもな…しかし特別授業は簡便だな…」
このまま無事に、2時間目の授業を終わらせることができるのか!?
HG「呼んだ?」 (IDフォ〜〜ッ
945 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/19(日) 16:52:40 ID:iMT20bGXO
そしてこの男だらけの教室に遅刻したユフィが駆け込んで来た。
レノ「ゆっユフィちゅぁ〜〜〜〜ん!!まっ待ってたよぉ//」
ティファ(私もいるのに)
947 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/19(日) 20:08:39 ID:Yi23hNrW0
腰振りストレッチの授業だった。
HGは「フォ〜〜〜」といいながら腰を振るばかりで皆からあきれられた。
しかし!!その時だった!!
「フォーーーーーー!!」
ルードはあまりの恥ずかしさのためおかしくなったのか腰を振り始めた!!
948 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/19(日) 20:23:59 ID:Yi23hNrW0
「僕もやるよ!!」銀髪三人衆とセフィロスが腰振りをやり始める。
「…アタシ逃げるわ…」そう言いながら逃げるユフィとティファ。
「うん、俺もやろう!!」満面の笑みで腰振りサークルに入るザックス。
「じゃあ、俺もやるぜ!!」腰振りがかっこいいと感じたのか腰を振り始めるシド。
そして何分かしてクラウド以外の奴等は腰振りをしていて、銀髪軍団はイカ体形になっていた。
(連続スマソ)
949 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/19(日) 20:27:33 ID:Yi23hNrW0
あ、スマソ、ルードすでに衣装着てたっちゅうことで。
950 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/19(日) 22:37:36 ID:iMT20bGXO
教室が男達の熱気でムンムンしていた頃、
一方隣の部屋では女の園で盛り上がっていた。
こんな連中放っておいて、女の園に入りたいと鼻息を荒くするクラウド。
クラウド「仕方ないな…久しぶりにアレをやるか」
クラウドはランドセルの中から、コルネオ邸へ忍び込んだ時に着用した女装アイテム一式を取り出した。
そんな、クラウドの様子を横目で見ながら修学旅行中に、ザックスだけ
女の子達と楽しい思いをした事を急に思いだし、またまた腹がたってきたセフィロス様は、
女装アイテムをクラウドから奪い取ると、足早に教室から飛び出していった。
セフィロス「今度こそ私がいい思いをしてみせる!!」
あっけにとられるクラウド。
954 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/20(月) 20:12:44 ID:IJVHbeWVO
セフィロス「フッ、この時のために私は髪を伸ばしてきたのだ。思いしるがいい!クラウド!お前に絶望を送ってやろう!」
レノ「おいおい。学校一の美形と言えばこの俺だぞ、と」
ここに女装三大対決の幕がおりた!
↓只今の女の子取り合戦の模様
クラウド派
ティファ
セフィロス派
エアリス
レノ派
イリーナ
無党派層
ユフィ
その光景を眺めつつ、ヴィンセントは
「私にこそ女装グッズを渡すべきだ…!!」
と思っている。
「あらあら、みんなで仲良く楽しそうね、ふふっ」
嬉しそうにほほえむルクレツィア。
クラウド「いい加減に女装アイテムを俺に返せ。 そのドレスは身長170a前後のサイズだから、図体デカイ奴らが着ることは不可能だ。」
セフィロス「なっ!!何だと!?」
958 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/21(火) 01:03:08 ID:Db3VwiBKO
セフィロス「くっくそ!サイズが違う!私のモデル体型にあった服をかわねば!」
レノ「お前ら見苦しいぞ、と。女は清楚に行くんだぞ、と」
一方隣の部屋
ユフィ「やっぱ男は男らしくないとねぇ」
イリーナ「ヴェルド主任みたいな頼もしい人がいいなぁ」
セフィロス「クラウド、レノ。お前らきもいぞw
私みたいな男らしい人間を目指すんだな!」
クラウド「やっぱりビューラーは資生堂だな」
レノ「いや、彫りの深い顔立ちにはM・A・Cだぞ、と」
メイク魂に火がついた二人であった。
クラウド「あ。使うか?マスカラ」
セフィロス「もちのろん!!」
レノ「…あーあ、言っちまったな、と。」
クラウド「セフィロス…あんたは今“男らしい”事を認めた。だからこの女装バトルメンバーからは抜けることだ。」
セフィロス「……!!!わ、私としたことが……_| ̄|〇」
レノ「…って、なんで女装バトルになってんだ!?」
ルード「レノ…ところで私は、いつまでこんな事をしていれば良いんだ?」
レノ「ありゃ!」
振り返ると涙まじりのルードと、楽しそうに腰振りを続けているHGと3兄弟達。
ルード「それと…次スレもこのまま続くのか…?」
レノ「あーそうだよな〜。社長に聞いてみねぇとなー……そういや社長は?」
ル「い、いきなりこっちにふるな。まったく。」
そう言った社長の口にはひとつぶの米粒が…
ルーファウスは早弁中だった。
「ふむ…。取りあえず、>970が次スレを立てろ。いいな?」
またルーファウスに仕切られては大変と、セフィロス様は慌てて指示を出した。
964
>>963のIDが無理矢理読むと「図太いじぇフォー!」に見えて仕方がないセフィロス様。
そんなことを悶々と考えていたら終了のチャイムが鳴ってしまった。
ルード「我慢の極意どころか…」
レノ「道徳の授業ですらなかったと思うぞ、と」
ツォン「俺は教えられたぞ…我慢の極意…(頭に包帯有)」
イリーナ「…ツォンさん、すごいっすね〜…」
セフィロス「男だけの腰振りストレッチに女装バトル…ある意味我慢の極意だったがな」
クラウド「そうか…?」
ザックス「さーて次は、待ちに待ってたティファ先生の家庭科だー!」
ゾロゾロと家庭科室に移動する生徒達。
ティファ「今日は皆にビーフシチューを作ってもらいます!」
セフィロス「ビーフシチューだと!?(わ〜い♪)」
ティファ「班に分かれて役割分担決めてね。一班に女子を一人入れるといいわね」
ザックス「俺、カレーが食いたいんだけど」
セフィロス「何!?(カレーも良いな)」
カダージュ「お腹空いてるし、もう何でも良いよ」
クラウド「調理実習などに興味はないが、ホワイトシチューもいいな」
セフィロス様「!!」
セフィロス「ホワイトシチューなら
>>47で作ろうとしてたが、いつの間にかイカの煮物に変わってしまうというオカルトがあったな…」
971 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/22(水) 14:28:07 ID:pnA+JiFI0
何を作るかは定かでないとして、速く新スレに行くためにも玉ねぎを
きざみ始めるセフィロス様。
セフィ「くっ玉ねぎが目にしみる…」
もはや半泣きセフィロス様。
セフィロス「(´;ω;`)」
きざみすぎて、とうとう本泣きしてしまったセフィロス様。
973 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/22(水) 18:27:35 ID:pnA+JiFI0
しかもさっきのマスカラが微妙に落ちてしまい目元が何となくパンダ。
隣でテンポよく玉ねぎをきざむルードにライバル意識を燃やすセフィロス様。
そして、やっぱり、必ず、包丁で指を切ってしまったセフィロス様
セフィロス「うおおおぉぉぉぉぉおおおおっっ!!」
あっという間に50個もの玉ねぎを、全てきざみ終えたセフィロス様。
セフィロス「ふんっ!私が本気を出せば、ザッとこんなものだ…」
目元がパンダなまま、格好良く前髪をかき上げ、得意満面そうなセフィロス様。
クラウド「おい…玉ねぎばかり、こんなに切ってどうする…」
レノ「玉ねぎ料理のフルコースは勘弁だぞ、と」
セフィロス「お前達!全部きざんでやった私を侮辱するつもりか!!」
ルード「材料を全部使えば良いってものでは…」
ザックス「その玉ねぎ、使い切れなかった分は責任もって食えよー」
セフィロス「!!?」
>>975書き込み見る前に作成したら、内容ズレた。
セフィロス「私が涙を流し、己の身体を傷つけてまで切ってやったというのに!!」
包丁を握りしめ、身を震わせるセフィロス様。
978 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/22(水) 22:02:15 ID:oFCnj4kOO
傷が痛くてセフィロス気絶
セフィロス「(゚∀゚)アヒャ」
ルーファウス「いまから1000まで20レスつけれる。
せめてなにか食べ物を完成させろ。私は腹が減って仕方が無い。」
セフィロス「またお前が仕切る。自分のスレへ帰れ」
ルーファウス「私の日常スレなら落ちた。安心していい。」
セフィロス「嘘をつくな。今検索してやる。
キーワードはルーファウスか…いや神羅でもありそうだな」
ルーファウス「…」
セフィロス「…お前の親父、閉じ込められてるぞ…」
ルーファウス「…監禁は我が家の伝統だ…」
と、切ない会話をしている横でなにやら黙々と玉葱を弱火でじっくり焦げないように炒めているルード。
スーツの上にエプロン姿も意外と似合っている。
その隣では宝条が、巨大なナベの中にナナキたんとホイミンたんを入れてダシをとっている!
とりあえず、ガスの元栓をしめに行くセフィロス様。
983 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/23(木) 00:30:52 ID:2zQcFP7qO
ティファ「よし!出来上がったわ!
じゃあみんな食べ終わったら感想文書いてね」
セ・ク・レ・ル「はーい」
↑のセ・ク・レ・ルがセックルに見えてしまったセフィロス様。
セフィロス「ル!?ルはルードなのか?ルーファウスなのか?どっちだ!?」
どうでも良いツッコミを入れるセフィロス様。
レノ「タークス班はルードのお陰で、美味いビーフシチューができたぞ、と」
ルード「玉ねぎの炒め方にこだわったからな」
ルーファウス「ルードさすがだな」
カダージュ「うわっ!この料理何!?」
セフィロス「ビーフシチューもカレーも美味そうだから、両方のルーを入れてみたぞ」
カダージュ「しかも玉ねぎの量がハンパないよ!」
ロッズ「う…うぅ…肉が見えねぇ…」
ヤズー「泣くなよロッズ…って、俺も泣きそうだ…」
カダージュ「美味くも不味くも無くて、中途半端な味だよ」
セフィロス「黙ってお食べなさい!!!」
セフィロス様の神々しい手料理を、泣きながらモソモソと食べ始めた3兄弟を見届けた後
クラウド達の班が気になって覗きこむセフィロス様。
クラウド「…ふん」
興味無さそうな顔をしながらも、自分の作ったホワイトシチューの
出来の良さに満足し、携帯でシチューを激写しまくっている。
セフィロス様「しまった、ホワイトシチューのルーも入れれば良かったか…!」
息子達「やめてよ母さん!」
ザックス「お、クラウドうまそうだな。ちょっとくれ、トモダチ、だろ?」
バレット「俺はやったぞー!!おでんだ、お・で・ん!!おいしいおでんが出来たぞ!
あとでマリンにも食わしてやるからな!」
シド「うるっせーな!黙って食え!」
ヴィンセント「…ただ見てるだけだった…止めなかった…だから、これは…罰…オエッ」
ユフィ「見てたなら言ってよね!アタシ料理したことないし、カレールーって、
チョコレートにそっくりじゃん?間違えたって仕方ないよ!ヴィンセント、責任もって
全部食べてね!!!」
988 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/23(木) 17:27:33 ID:28mlrRGJ0
「はい、あと5分でたべてね!」
ティファのその言葉に絶句する一同。
「さっき道徳の時に時間ズレちゃったでしょ。だから時間の調整!」
そして5分後、セフィロス様の班とユフィ以外は食べきれたのだが…
『モソモソ…』
カダージュ「うわっまたイカ…えっぐ」
ロッズ「………………(こんなまずいものを食べなければならない悲しみは怒りに変わった!!)」
ヤズー「フフフフフフ(←おかしくなった)」
『モソモソ…』
「捨てちゃえ」
ヴィンセント、この味には耐えられなくなったらしい。
『ジャーーーーーーーーーー』
「あ、何してるの!?」
あわてるユフィ。
それを見ていたセフィロス様の班はヴィンセントに攻撃を始めた。
…まるで小学生のように…。
989 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/23(木) 17:47:11 ID:28mlrRGJ0
すんません、「ユフィ」ではなく「ユフィの班」でした。
いつも楽しくROMってました。
皆さんお疲れさまでした。
990
カダージュ「お前だけ逃れられると思うなよ!」
ドガッッ!
ヴィンセントの背中に飛び蹴り蹴りをくらわし、すかさず倒れたヴィンセントを押さえつけ
ヤズーとロッズが交互に鍋に残ったブツを、笑いながらヴィンセントの口に流し込む。
ユフィ「ヴィンセントーー!!よくもユフィちゃんの手料理を!あんたも居残りだよ!」
ヴィンセント(ナゼこんな目に…)だんだん意識が遠ざかっていく。
セフィロス「キレイに平らげたようだな…そんなに私の手料理が美味かったか?」
エアリス「ティファ、女の子に5分で食べろなんて無理…だよ」
ティファ「私達は食べきれなかったら、放課後にゆっくり食べれば良いじゃない」
エアリス「それも…そうだね。チアボーイの練習みながら食べよ♪」
>>992 >ヴィンセントの背中に飛び蹴り蹴りをくらわし
誤爆!蹴り一つ多すぎorz
ナナキ「オイラの5時間目があるの…忘れてない?」
悲しい目でエアリス達を見つめるナナキ。
そんなナナキに気付き、
セフィロス「どうしたっ?!ナナキ!」
はるか遠くからおたま片手にダッシュしてくるセフィロス様。
995 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/02/23(木) 19:01:16 ID:28mlrRGJ0
!! ヴィンセントも保健室行き…!?
1000はもらう
絶対にもらう
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,,ノィ クエックエッ
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