FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN PART141

二回見終わった。
FF7好きだから楽しめたことは楽しめたけど…普通の映像作品として考えると…うーむ……微妙。。

�@戦闘が多すぎ＆判りにくすぎ。多い割に召喚獣出なさすぎ。魔法も無いし。
　　生身じゃできない戦闘メインにしないとCG使った意味が薄くなっちゃうのかもしれないけど…。
　　アクションばっかりじゃなくてFFならではの召喚獣とか魔法とか出して欲しかった。
　　リミット技もわかりにくい。
　　ってかそれ以前に戦闘シーン自体がちょっとわかりにくい。

�A話が薄すぎ。説明しなすぎ。その割にキャラクタ無理に出しすぎ。
　　まあ話が薄いのは作る側もあきらめてるんだろう。
　　キャラあそこまで無理して出さなくても。出すんならもっと話のほうでフォローしてあげても。無理ありすぎ。
　　新キャラは、ロッズ（声：乃村健次。範馬勇次郎役など）は序盤のティファとの見せ場もあって印象に残った。

　　薄い割に物語中で説明しきれない設定に懲りすぎ。
　　冒頭のカダージュの電話。二回目見たときにやっと、相手が社長以外の神羅の誰かだとわかる。
　　社長がクラウドに嘘をついていたばかりか、こいつがカダージュ達をクラウドにけしかけたんじゃん！って事もわかる。
　　まあそういうスルメ要素も悪くは無いんだけど、正直一回目で意味がわからないシーンが多すぎ。
　　暗黙のシーンが多すぎて、見終わってもいまいちすっきりしない。悪い意味で。

　　中盤のみんなでクラウドを飛ばすシーン。「仲間」を記号化しすぎ。ゲームと変わらん見せ方してどうするんだ…。

　　ルーファウスのあの姿を見た前提で。最後のシーン、薄っぺらすぎ。
　　もしかしたらあれ考えた奴の頭の中には、美化したスターウォーズがかぶってないか？と色眼鏡で見てしまう。
　　全然効果的じゃない。

�B対象年齢が謎。
　　FF7は1997年の作品。仮に当時小学校6年だとしたら、今二十歳。
　　誰もが引っかかったと思うんだけど、奇妙なほど血が出ない。広場で魔獣がいっぱい出てくるシーンとか、
　　あそこで血が出ないのはすごく変。
　　絵が子供向けのキャラクタからリアル路線になっただけに、非常に気になる。気持ち悪い。
　　いっそのこと、このソフト自体を18禁にしたほうがいい作品になったんじゃないか？