異端者として追われ、いつ果てるとも分からない戦闘の日々…
戦闘というものは、それに何らかの大儀があるうちは、比較的前向きに考えられるものである。
だが、いわれのない罪で追われる一行にとって「それ」は、
考えれば考える程心が錆びつき、
「何のために戦っているのか?」段々に分からなくなるのだった…
時としてそれはブレイブやフェイスといった、軍の士気に関わることとなる。
こうした心の慰安として、
ラムザ達一行は、ここ名も無き温泉地でしばしの休息をとることになった――
「わぁ…すごぃ…」
「ん?どうした?ラファ?」
「い、いえ…」
ラファはアグリアスの胸を見ながら小さな歓声を上げた。
普段銀色の鎧に包まれて分からなかったが、
その豊満な双球は、同性のラファが思わず感嘆してしまうほど綺麗な形だった…
だが、それと同時にラファは自分が悲しくなる…
何が悲しいって、セクシーだの綺麗だの思う以前に、
ついついその双球と自分の平坦なそれとを比べてしまうから…
「どうしたら、そんなに大きく…」
ラファは思いながら無意識に、そう口に出して言っていた。
「ん?なんだ、ラファ、そんなことで悩んでいたのか?」
「え、あ…いえ、こ、これは…」
慌てて取り繕うも、時既に遅し。
アグリアスはそんなラファを可愛らしく思い、
少しアドバイスを与えることにした。
「安心しなさい、ラファ、私も貴女くらいの頃は小さかったのだ…」
「え?そうなんですか?」
言って、アグリアスの脳裏に、子供の頃の情景が思い浮かぶ…――
MOVEが低いことがコンプレックスになっていたあの頃…――
確かに私の『背』は低かった、だが――
「運動をし足が長くなれば、MOVEは上がる」と街に来ていた騎士様に教えられ――
それを励みに剣の修行に励み、そのまま騎士団への入隊を志したんだっけ…――
「ラファ、(背を)大きくするにはミルクを沢山飲むことだ…」
「え?そうなんですか?それで(胸が)大きくなれるんですか?」
「うむ、それと運動をよくすること。」
「は、はい!参考になります!」
ぱっと、ラファの顔が輝き出す。
だが、そんなラファを見ながらアグリアスはついタメ息をつく…
「だが、いいかラファ?
例え(背が)大きくなったところでMOVEは…、MOVEは変らんのだよ…
足など飾りだ、偉い人にはそれが分からんのだよ…」
アグリアスは哀愁を帯びた顔でそう言った――
「人の夢は儚いな…」
「??」
しかし、ラファには、アグリアスの気持ちは微塵も伝わらなかった。
どういうこと?胸とMOVEと何か関係があるの?――
胸が大きくなると、走るのが遅くなるということかしら?――
そんなこんなな事を、ラファがその場で考え込んでいると、
「あら?何か楽しそうね!」
その場へ、メリアドールが颯爽と入ってきt――
『 ぶ っ !? 』
その場にいた全員が一斉に吹き出す。
「メリアドール、お前…」
「な、なんで…?」
「!?」
(レーゼを含む)その場にいる全員が驚いているのか分からないメリアドール…
「なに?なに?どうしたの?
私の顔に何かついてるの?」
彼女達は二つのことに驚いていた。
一つは…
「何ってお前…、そのほっかむりは取らんのか?」
「え?これ?ウィンプルのこと?
いいじゃない。別に変じゃないし。」
『いや、充分変ですから』
ラファとアグリアスは声をそろえ、手をパタパタさせて言った。
そう、メリアドールの頭には普段通りの、緑のほっかむりが乗っていたのだ。
「風呂場でそれはないだろう…」
「だって、髪は女の命だから無闇に人に見せちゃいけないって母さんが…」
『それは異性の場合!』
同時にツッコミが入る。
「うそ…、まじ?」
「はぁ…これだから…」
言いながらアグリアスは視線を下ろす…、その先には――
「それにしても、貴公の胸は、その…大きいな…
同性の私が見ても何か恥ずかしくなるくらい…
というか、むしろ頭を隠すよりそちらを隠すべきではないか?」
それと同時にアグリアスは自分が悲しくなる…
何が悲しいって、セクシーだの綺麗だの思う以前に、…ってこれさっき書いた(笑)
そう!アグリアス達が驚いた二つ目のことがこの巨乳だった!
むしろ驚きの第一声は、こちらに対してだったりする…
「そうかしら?私は別に隠さなくても恥かしくは…」
「あ、あの!」
メリアドールが首を傾げていると、やや緊張した面持ちでラファが尋ねてきた。
「何を食べたら、そんなに胸が大きくなれるんですか?
やっぱりミルクですか…?」
「え?うーん、そうねえ、桃かなぁ…?
ホラ、こうすると似てるし。」
そう言いながらメリアドールは胸を寄せてみた。
『 お お ー ! 』
歓声と共に拍手があがった――
「女湯は騒がしいようだねぇ、ムスタ…ババンバ、バンバンバン♪」
「ああ、そうだな…ハァ〜、ビバドドン♪
…どうする?後で様子を見にいってみるか?(*´Д`)」
「女湯に…?
好きだなぁ…(笑)
…でも、皆が楽しめてよかったよかった」
…まあ何だかんだと、
そう簡単には心の折れそうにない、平和な異端一行であった…
―END―
「神の贈り物」書いてから大分だってますが、第二段!
(って、覚えてる人どれくらいいるんだろう?w)
なんか「メリアドールは風呂でもほっかむりつけてるかもなぁ…」ということから
妄想膨らませました。
今も反省してませんw
てか、お目汚しスマンつーか、毎度毎度エロくてスマンw
いや、エロくないからどんどんやってくれ。
5歳未満禁止くらいだな。
そういやローファルもアレ被ってたな。
ヴォルマルフはつけていなかったが
フード被って裸はエロいな
っほ
メリーはやっぱりセミロングかなあ
796 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/03/26(日) 19:14:53 ID:g+P1wUUwO
アグスレ風味だな。
ここは時々本気でエロい人もいるから困るが。
798 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/03/27(月) 17:30:57 ID:bRX2bIqQ0
ティータ
ジョブ ディリータの妹
アビリティ まほう(兄に教えてもらった彼女だけの魔法)
このデータ見たとき吹いた
どういうジョブやねん
ラムザ
シスコン戦士
アグリアス
ツンデレ騎士
メリアドール
対人最強対怪無力ナイト
ラファ・マラ
技つかえねーw術士
シド
全てを白けさせる場違い剣聖
ラムザ←デニム(主人公・理想に燃える・色々甘い)
ディリータ←ヴァイス(主人公の親友・のちに主人公と決別・持たざるもの)
オヴェリア←カチュア(王女・腹黒・ナイフで刺殺)
シド←ハボリム(剣聖・バランス崩し)
メリアドール←アロセール(兄弟を失い、勘違いで主人公に復讐)
ハボリムはモディリアーニ戦があるから強いとは思えんな
カノプ、アロセール、シェリーはマジ強い
システィーナ、フォルカスはマジうんこ
ガフガリオン←カノープス(主人公に戦争の汚さを教える)
ザルバッグ←ギルダス(化物になって主人公と戦う)
バルマウフラ←デネブ(長生きおばさん)
ガフガリオン←レオナールだろ
にばす
がふがりおン
ろーぜンくらンつ
ほほ
エレクチオン
セイブザクイーンはメリアしか持ってないって設定ならよかったのに。
ローファルには別の剣を用意しとけばいい。
俺は神殿騎士団の幹部御用達の剣と解釈してたw
メリアにはシャンタージュがあるからいいじゃない
815 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/04/03(月) 16:22:30 ID:6+4a7Z6D0
ラムザ「香水つけてる女の人に会ったのはメリアドールが初めてだね。いい香りだ。」
メリ「ホント!嬉しい!」
アグ「生娘の小道具でラムザを釣ろうなどと、騎士に有るまじき行為!!恥すべき女だ!!」
アルマ「それには同意せざるを得ない」
やっぱメリアのヘルプメッセージが気になるな…
メリアのヘルプ、いろいろ憶測もできるが
4章のタイトルの補足のために入れられたような気もする…
でも、弟の仇と付け狙っていた相手に心奪われるというのもロマンスだよな…
自制心と恋心に揺れて悶々としそうだw
818 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2006/04/03(月) 19:10:32 ID:cPL6g78D0
どんなんだっけ?ヘルプ
>>818 .|;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;| フ
|;;;;;;/,~ムL/N |ィ,ム!リ,ヽ|;;;;| ァ
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|;;;;;(、i `ー' `ー' レ|;;;;| |
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神殿騎士メリアドール 「自分自身よりも大切なものができたとき、それが愛のなかもしれない」
葛藤する前に馴染んでるのがちょっと…
いきなりパートナーみたいにふるまってるし
メリアドール「自分自身よりも大切なものができたとき、それが愛のなかもしれない」(チラッ)
ラムザ「自分自身よりも大切なもの・・・アルマ!」
メリアドール「がびーん」
やっとメリアスレの流れに戻りつつあるな
164 :名前が無い@ただの名無しのようだ :04/12/07 04:45:47 ID:k0ABV2RS
夕暮れ、古びた農家の居間。テーブルに椅子が3脚、ストーブに薬缶が乗っている。
アルマとメリアドールがテーブルに着席し会話している。
「兄さんのどこが気にいったのかしら?」
「…優しいところかしら。ラムザは強くて、賢くて、優しいわ」
「そう、兄さんは優しい。でも、それで勘違いしちゃう人もいるみたいね」
「どういうこと?」
「単なる好意を深読みして、色目を使い出す人がいるってことよ」
「え…? アルマさん、今何をおっしゃったの?」
「冬が近いのに、兄さんがいる晩は薄物を着る人の話よ」「何を企んでるのかなって」
「あれは、寝間着を作る端切れが足りなくて…」「あ、今度アルマさんにも作ってあげますから」
「結構よ。妹が兄を誘惑してどうするの? 教会は倫理を教わるところではなかったのかしら」
「私だって誘惑なんてしてませんッ!」「ラムザは、もっと大切な人だわ」
「私にとっても大切な兄なのよ。この世に“たった二人だけ”の家族なんですもの」
「…私、ラムザが好きよ。これは、いいかげんな気持ちじゃないわ」
「養って貰いたいだけでしょ。食事だけで物足りず、今度は兄さんの身体まで欲しがるつもり?」
「何て事を! アルマさん、謝ってくださいッ!」
「ああ、でも残念ね。兄さんは細身は好みじゃないの。私くらいの胸がないと振り向いてくれないわ」
「…違いますッ。私…私は…」
「違うならいいわ。兄さんにあまり近づかないで」「豚から作った香水の匂いが移るから」
「ひどい…、そんなの…ないわ」
「まあまあ。優しい兄が貴女を捨てたりするわけないでしょ」「分をわきまえてればいいのよ」
「う、うぇ、ひっく」
「だから、寂しくなったら貴女の“女王陛下万歳”で自分自身を慰めるといいわ」
「あ、アルマさん…ッ!」
「涙を拭いて、兄さんに不振な目で見られるわ」「私たち兄さんの前では仲良しですものね」
同じコピペを何度も貼るなよう。
イズルードやヴォルマルフの因縁もあるし、
メリアにとってアルマは命懸けでも取り戻すべき対象だな。
今度、死都ミュロンド戦のSSでも書こう。
メリアドールがいつまでたっても子供を産んでくれません。
養殖するにはどうすれば。
出撃時に汎用でない男性ユニットと隣接させる。
ただし妊娠するとパーティから強制退去になるのでお勧めしない。
(メリアドールが下腹を優しくさすりながらラムザを見返している)
騎士メリアドール
「自分自身よりも大切なものが出来たとき、それが愛なのかもしれない…」
剣士ラムザ
「……ッ!」
僕は今まで当然のように生でしてきた。
その“当然”が崩れたとき
僕はすべてを棄てて逃げ出した…。
ほとんど改変されてないのにワロタ
二人ともルーズだし、実際にありそうな展開だ
うまいな
(
>>827に便乗)
「メ、メリアドール…!僕、もう…!」
「…ラ、ラムザ、私…」
「怖いのかい…?
大丈夫だよ…今日は近藤さんをつけてr……う…限界だ…
い、いくよ…!」
「私…あなたの…子供が……欲しいの!!
えい、強甲破点突き♥」
『 ラムザの近藤さんが破壊された 』
「……!!?」
(…ん、熱…♥)
やっていいことと悪いことがあると僕は思うんだ
831を除名
レーゼ(ドラゴン)が卵を産み、嫉妬に狂うベイオウーフ。