乙です。
このスレもついに二十歳か……
新スレ乙です。
そろそろ何か書こう。
オルランドゥ強いw
あぐたん(;´Д`)はぁはぁ・・・
パーティは七人にし
ランダムバトルになるとラムザはアグと二人残る。そして後の五人を戦場に出して
二人でパヤパヤ
暗黒面に堕ちたアグ
そしてクシャナ殿下に・・・
アグリアスカワイイよアグリアス
新スレ乙
アグリアスさんマジ最高
ラムザ「みんなアグリアスさんのどこが好きなんだろう?」
ムス「やっぱり、あの男口調に、除名する時の色っぽいセリフとか・・」
ラムザ「(別に色っぽくも無いような)」
ベイオ「やはり剣の腕だ。女でホーリナイトというのが・・・」
ラット「聖剣技使える人は結構居たけど、女で使えるのは彼女だけです」
ラムザ「(だから好きなのか?)」
シド「いやいや、私とメリアドールが仲間になったら弱いから使えないという意見もある」
メリ「だがそこがいいって言う馬鹿な男どもが多いのよ。あんなひ弱な女、どこが良いのかしら」
ラムザ「でもモンスター相手だとメリアドールもプチ強ナイトだけど」
メリ「どこぞの聖騎士様より使えるわ」
ラヴィアン「攻撃力なんて何かしら融通が利きます!」
アリシア「隊長こそが最強の騎士なのです!」
ラムザ「確かに僕じゃ勝てそうにないや・・」
とりあえずアグたんAA全種貼らんかァ!
\ ./
\ にぃ。 ./ _, ,_ じゃっ。
\ ( `ー´) ./ (`ー´ )o
\ / .と ノ
∧,,∧ ふひゅぅ。 \∧∧∧∧./ ( つ ノ
(;`・ω・) .< ア > (ノ
/ o o < 予 グ > ./ / /
しー-J < リ > / /
─────────< 感 ア >──────────
濃い蒼の革の服に < ス >お前もそうなのであろう?
渋い灰色の上下鎧 . < !!! の >私に聖剣技を打ち込みたくてたまらないんだろう?
という標準的な装備が./∨∨∨∨\神殿騎士の言葉には言外にそういう含みがあった。
不思議とこの女には/ \そうだ。お前の言う通りだ。 このエクスカリバーが
似合っていた。 ./ ほう・・・ \お前の体にめり込む感触を何度も想像していた。
と、ふいに ./ \何度も。何度も。何度も――
女が動いた。/ たまらぬアグであった。 .\ホーリーナイトは興奮していた。
1000 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/07/22(金) 20:51:47 ID:OIlsBSRm
1000ならアグリアスは永久萌え。
で か し た
1000 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2005/07/22(金) 20:51:47 ID:OIlsBSRm
1000ならアグリアスは永久萌え。
アグたんは永遠です
かぶった(´・ω・`)
〜アグリアスの日記〜
今日初めてオヴェリア様にお会いした
嬉しい 嬉しい
これはきっと特別な事だ
神様が私に遣わしてくれたんだ
うんと優しくしてあげよう
ずっと一緒にいてあげよう
今度こそ、私は父上みたいに
立派な近衛騎士になるんだ
>>14 ,. ´  ̄ ̄ ̄ `丶、
/ \
/ ./ /_! ヽ
!/ , / ァ‐'''フ/ | l ',
/ .///ー' 〃ー' ヽ、| , i 無理無理
, /| '´ - - | |_|
!/i l  ̄ ̄` ´ ̄ ̄ ||}
. 〈| ! | .!イ __ , -―- 、
l`| | ∪ | .l.l/.:.! __,r‐、
|| | r――┐ , ! !{.:.:.! /.:ノ.:.:〈
. ヽ| |\ ` ̄ ̄´ ,.イ | ||:.:.:.\ ,.-ノ:/.:.:.:/
. | .!>{::`:ーr:┬:r‐:´::: }<! .| >、:.:.:.Υノ :.:.:.:.:/
,| |:::::\::::|:: |:::|::::_:/::::::| !{__:.!.:.:.:.!;.-'.:.:.:./
/.| |::::::::::/::∧::\:::::::::::::! |ノl:.\:.:|:.:.:.:.;.イ、
. | i \::/::/ \::\::/ | ヽ:_:ヽ.:.:/丿i
. ヽ ト、 } ̄| | ̄{ ,イ 丿  ̄ ̄ |
jノ. ∨ ト、__,.イ ∨ l,ハ ノ
/! |:::i:::::i::::| i 〉、__ ,.イ
/ ,! | |:::l::::::!:::| |∨  ̄ ̄ /
_,,.-'''゙゙゙゙ ̄ ̄```''ヽ,,
, -'' ゙ヽ, ' ;
;.'゙./ ゙、 ゙;.
;'゙ .l /| .i, ヽ, ヽ, i i ;
O .l / ! .lヽ, ヽ, ヽ l i l
-┼‐ l i .l ゙i .l `、lヽ, 'l l l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./ | ヽ_ .l i l゙ー-''`、! ゙'-'゙゙ヽ~~.l .lr‐、 j l, | この身、貴公に預けると言ったはず。
| | l i.|cモヲ ` ゙モヺフ、! lR.l /リ | < 本当にそれが貴公の望みなのか・・・?
 ̄ l li !゚;;; ; ゚. ; ;;; ; | l^_ノ/ / \___________
l .l l 。 i,、. c | レ///リ )
.l .!.i\ d =、;;;;。 . .イ レ/ / ノ, ヒ
;' .l l ! ` 、, .'' //| l/ / / ) ッ
.;'' _l .l-‐-、__f`rご/ | .ル/〆//ノ, ク
'; /゙ l .| / l゙ ; o .| li L._〆〆_ヽ
/ l i |/ / ; ; | ,l.l `/ ``
/ .l.! | | :'/l ;. .| l l_,,、/|
.l !|.|ノ.| '/ ゙l ; ! / ! / ノ
〈〈 。il.| |'/ ゙i ; // / /
.'; } \ 。 / !i ゙l/ '゙ / ./
';, \ 。 Y , | 。/
;.." | `'Y ; ;' ; ; !|V。
`、_〈 ;' ; ; ; ;゙ ; !| \
⊆=ゝ ; ; ; !|. ヽ_・_ ,,,、-"
(`―--`、 ; ; ; !| \・
,..- '' "´ ̄ ̄ `` ヽ、
/ 、、 \
/ ,' __ ヽ ヽ、
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,!, ,..、 `ヽ:..-,-r、
/, ! ,' rヘ、 、 ゙、_!,,.! ゙!
,'/ | |!,..-ヾ、`ヽ、、__``ヽ、 i,ヘ,| |
.|l ! ,|!'"´ `_,.-'' ,,.ィ',.ニミ、ヽ !^,!' /
!i ゙、 |! ,..-‐'、、 ',.ヘ:::::ゾi |,ソ /゙!
゙、 ゙、 |!ヾ ,ィi::::ヾ "´ /l| .|,' ' |
ヽ ゙!|ヾ、 ゞ'' ;_ ,/ !| !,' /゙! あぐあぐ。
\、 ゙i、゙! ヘ、 _,. -' ヽ,イl :ト ,! |
ヾ!゙、 l| ` 、、..,´_,./ィ'゙| ,!゙、l、 ノ、
i ゙!| l| ゙!  ̄´゙、゙、゙、| l:::.ヽ、_ソ _,..-―- 、、
| |!| |!_ 丿 .:.:::::゙ ゙、i' !:::::.:.. .. ゙̄、 ヽ、
_,,...┴' ゙! ゙、`、.. ..:.:.:::::::::゙、,' !:::::::::::::::::.:...゙、 ヽ
/ ゙、 ゙、 ゙、.:.::::::::::::::y ,' 、::::::::. :.:..:...゙、 ゙!
/ ゙、 ゙、 ゙!:::::.:::::::/! :!`ヾ、ヽ、::::::::.:..゙、.. !
i .゙、 ゙Y:::::::::::/ ,! | `ヽ,ヽ、:.::::;ィ、..:... |
! ..,゙、 ゙!:::::::/ / ゙!.| ゙ヽ`/ヽ、:.. ,'
| .. :::::/ ! :|::::/ / ゙、!'´i`` 、/゙! ゙!:::::::.:...,!
゙! .. :.: .. :/ /| !`'゙ /!`''-r'´ ゙! ゙i ゙i :|二ニ-)
(*´д`*)ハァハァ…いいよアグたん
_
,、‐'"´ `゙ヽ.、
/ \
/ , ゙、
./ .ハ. i ゙i
.,゙! / , .ノ !.!. ゙,
j.| / _,、-'._,、イ/ !| !
l.l /イ'';K゙゙´ /.-‐''''' リ ;. |
l.| , ,| `゙" '゙L;ノ> ノ / |
j |.! ハ, ,ィ゙./ .!
/ .!| .l:::ト、 _゙_ ' .ノイ .|
! リ .|rj ヽ ー ` ,.ィ'´ |i .|
|j. | リ::`'ーrミ';=''-‐'| j.ノ.| |
/_j |:::::::::i 十;j::::::l、./ .| |
_,、‐'´ | |::::::::::|. ( (:::::::::`ヽ、!i. !
,<;:::::::::::! |:::::::::l l (::::::::::::::::!.| ,ト、
,r''"´ ゙ヽ;::::j .|::::::::ノ .人, ゙ヽ、::::::::j.リ !|:::ヽ,
/:::::::::::::::::::::::::゙;:! レ'´/ ヽ、.`ヽ/:l .j.!::::::::゙、
|::::::::::::::::::::::::::::j | / ,.、, ヽ、`'! /:l|::::::::::::l,
.l::::::::::::::::::::::::/ l 、 | ト、,/ .| ヽ,.イ`'| ./゙メ;::::::::::::/
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l::::::::::::::::::l 'ハ, l ! .| | .l l | !.| ゙、::::::l
!::::::::::::::::| ヽ.L,⊥⊥-┴┴、L,,| .| .l::::::l
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/:.:..l:..i、:.ヽ、:.:..、ヽ ヽ:.:....:.、:;:.:.:.'、
/イ/:./、:.:l、:.:ヽ、:.:ヽヽ:.:.ヽ.:.:.:.、:.:.... l
/,゛i:./.:/ '、:l \ヽ\:.::\\ヽ:.:.:',:..:...l
'゛ l:.l:..l_ ヽ \--'r、:.\'、'、:.:.li:.:..l
iリ、:l,ゝ、 '''゛ ,,、ェ-、 ゛'i-、:、ゝ:.l;l:.l
''、:.iイl;;.) ゛ l;.;;;;ゝ .l:.:.l‐'i,,、:.ll:.l
l:;l '゛ ー'゛ l:.:.l5 i、l:.:.lll、
. lリ 、 〃 .l:.:l ィ'゛ミ、lノ;ヽ <ええと、その……好きだ
. l:.ヽ ` ィ:.:.l l三ミ/ ノ
l;.;ll'、  ̄` ,,、r' l:.:.l l=テ'.:/:./ー、
l:.:.;ll ヽ、 ,ィ'゛,、、‐|:. l;.;.i、/.ノノ:.:./
l:..:;l;l ' ,;ii";.;.;.;.l:. l.;.;.;.:l、彡//:./、
. l ;l:l {Iiil.;.;.;.;.;l .:l.;.;.;.;;.ヽ、///:..ヽ
l ;l;l llli;.;.;;.;.;l:. l;.;;.;.;.;.;.;.;.ヽ,r' /、
l .:.;;l,,、-、r'人;.;.;.;..l:.:.l,、r''"゛゛ ゛"'-、
ノ;.;..;.l ノ.;./ii;.;;;.;.ノ:.:. l. ヽ
/:.;.:.从‐ノソ、,,ll、..;./:..:. .l ヽ
/r;:.://ノi// ヾ、;.l:.:. l彡 i
//l:.// '゛ l'、ノ:.::. l //. l
/l /:./ /、 ヽノ;:.:. l、 、'ミ ji '!.l、
/t、::ノ,、/:.ヽ、,i i;.:.:.::.i:.l ヽ、 ,,、r''゛i
'゛k//;.;./ Y l l.::.:./l:.l ゛"三 ̄ .l
.l.;l;l l:.:l:.:... l l /:.:.:/ ;リミー、 = ,,、r'゛
_______
,、-'´ ``'''- 、
/| i、 `ヽ、
r'/| i |ヽ \
|/ /∧ | | ヽ ヽ
l// / l | | \\...:::| | ゙!
|/ .!フi ヽ|. |:---\\:| |i :::::... |
|| |l l:゙! ヽ ゙、'´゙i゙ヽ\l| || |:|:::::... .::|::: |
|| / / \ヽ |:::し|| | || _|:|ヽ::::.. .:::|::: |
|!.|ヽ ```''" | | ||´r'`i:ヽ::::i::::|::: !
| |! | | |rj | |:::ヽ:|::|:|:: |
| l|゙! ` 一 / j::: |-‐'ノヽ:::::\|::〈
| |:::゙i / /:::: |'T´ヽ::::ヽ::::::\:ヽ
| |:::::゙i __/::/.::::: | ト、:\:::::ヽ:::::::|./:゙i
| |::::::::`Tlーt‐‐ '"|//.::/::::::: j__⊥゙!ヽ:\::\:jノ:::∧
| | ::::::::::|| ヽ==l/.::/::::::::/、-‐'''ト 、:::::` ー-、// }
| ::::::::::|| | | r:/.::/:::::::::/:::::::::::::ヽ:::`ヽ、::::::::::/:/
| ::::|::::::| | | |/.:::/::::::::/:::;、-‐'''" ̄ ``''-、:::\ト、
| ::::i|:::::| _r'゙r'´/..::/::::::_/'´ `ヽ;:|::|
| .:::::j|::/_,.rク /..::/:r'´/ ヽ|
| ::::/---、/ /..::/:::| | |\
| :/ / /|..::/:::::| | / ヽ
./| ,ィ / /:::|:::|::::::j j / }
/ レ'´/ /  ̄|::|::::/。 /。 ,、-'" /
>>19 >今度こそ、私は父上みたいに
>立派な近衛騎士になるんだ
アグたん今までに一体どんな失敗を
,,、,、、-‐-、.,
,、-'゛ '゛ ` ゛'‐、,
/ ,r .i 、 、ヽ, ヽ
. / ,' /'l; l、ヽ. \ ヽ ', ゛、
. ,' :l;. / l:.l、\、. \ '、; l
,' .:l:./ '、'、. ヽ、\ ヽ、; :l l,
,' .:.:l:l,,、-‐'゛ヽ、 `゛'‐、,ヽ ゛、l .l
l ..:リ、,--ゥ、 \ ,ィ''''‐ァ、゛、:. /
. l .l ヽー' .`‐-゛ l :.:lノ
l.: :.l.'、 /// l; /// ノ, .:lノ、
l l. ヽ、 っ ,イ:.:.l :.l/)
l .:l. ゛i 、., / .l.:.:.:l .:lィ゛
l .:l '、,、l゛'0''゛-‐-l:.:..:l l 〉
. l l l'"゛lll::::::::::::::゛);l. l/
l l ノ::::::lll:::::::::::::::(:.l l
. l l,、‐'゛':::::::lll:::::::::::::::;;;;`l:. l,,
,、-i lヽ:::::::::::::l l l:::::::::::::::::::ノl l:::゛"'‐-、,
,、-'゛:::::l l、ヽ::::::/人ヽ:::::::::::::::lノ l:::::::::::::::::::゛'l
いかん、
>>28の上の髪の毛がずれとる。
まるでアホ毛だorz
これはこれでいいかもなw
>>26 これいいな。
こっちもアホ毛になりかかってるけど。
アグリアスは大変だ。
アグリアスの苦労は早朝から始まる。
「起きんか貴様らぁぁぁーー!!」
ラムザ隊の面々はひとりの例外も無く朝に弱い。
ジジイのくせにオルランドゥ伯すら。
早朝にひとり目覚めた彼女が片っ端から起こして回るのは大変なことなのだ。
「アリシア、起きろ!」
「うーん、あと五分……」
「ムスタディオ、起きろ!」
「うーん、あと二日……」
「マラーク、起きろ!」
「ゲコ」
「伯、起きろ!」
「むぅ、オーラン……それはわしの肉だと何度言えば……」
「貴様ら、そのまま永眠したいかあぁーーーっ!」
とにもかくにも彼女の朝は大変なのだ。
もちろん日中も楽じゃあない。
「よーし、こっちだ!」
なにぶんお尋ね者の身分だから、おおっぴらに街道なんて歩けないラムザ達。
川を越え,森を越え、道無き道を進むことなんて日常茶飯事なわけだが、地図も
ろくにない時代のことだから、迷わずに目的地へ進むのは大変なことなのである。
そこを鋭い観察力と経験で補うのが先導者たる能力の見せ所である。
「ギャアーーーー……」
「わあ、マラークが落ちたー」
「ちょっ、アグリアスさんストップ、ストップ!」
「うるさいぞ!! ええっと、太陽があっちだから、よし今度はこっちだ!」
「あのー、アグリアスさん…」
「なんだラムザ! 私は忙しい!」
「ここさっき通りましたけど……」
「な、なにぃ!?」
まったくもって楽じゃない。
なんとか街についてもまだまだ気は抜けない。
行軍で野宿続きの生活を送っていると、どうしてもにぎやかな街についた途端
気が緩んでしまいがちだ。
そんな時に規律の重要さを叩き込むのも、彼女の大事な仕事だ。
「よし、みんな集まったな。これから手分けして物資の補給に向かうぞ」
「はい」
「いつどこで追っ手の目が光ってるとも分からん。くれぐれも軽率な振る舞いは
控えるようにしてくれ!」
「はい」
「では、小遣いはひとり500ギルだ。無駄遣いをしないように」
「はい」
「決して知らない人にはついていかないように」
「はい」
「馬車は左、歩行者は右だ」
「はい」
「夜寝る前にはおしっこを」
「はーい」
副隊長たる彼女はいつだって気など抜けるはずも無いのだ。
新人の育成にしたって苦労はつきものだ。
強大な戦力を持つ巨悪を矛先に戦う彼らにとって、仲間は貴重だ。例えそれが
敵であろうと、なんとか分かり合えないものかと説得をすることは珍しくない。
同じ人間同士である、隊の中の誰だって、無駄な殺生など望みはしないのだ。
もちろんもともとは敵であった彼らがすぐに隊に馴染めるはずも無い。そんな
彼らを導くのも彼女の役目だ。導くとはいえ、もちろんそれは対等な立場での話。
誰が相手だろうと、深い器量で接することの出来る、心優しいアグリアスにしか
できない芸当だ。
「よし、いいかよく聞け貴様ら。我が隊に入ったからにはいっさい反抗は許さん。
どのみちこうなったからには貴様らも同じ穴のムジナだ。今さら隊を抜けた所で
お前達もお尋ね者なのだから、その点は覚悟しておくがいい。ではさしあたって、
私のことはアグリアス副隊長と呼べ。わかったか!」
「ふ、ふざけんなこのアマ! 話がちが」
「聖光爆裂波ー」
「おわー」
「他に文句のあるやつはいるか?」
「よ、よろしくお願いします、アグリアス隊長!」
「副隊長だ。おい、そっちの黄色いの! わかったのかっ!!」
「ク、クエー……」
いやはや、ルカヴィも舌を巻くような働き者である。
そんなこんなで夜が訪れるが、ここでも彼女の仕事は絶えない。
小規模とはいえ、一個の隊ともなれば大人数である。少ない食糧をやりくりし、
しかも不公平のないように配分するのは、想像を絶する作業である。
「ようし揃ったようだな。では全員手を合わせろ、そしていただきますと言え!」
「いただきまーす」
「むがー」
「あー、アグリアス様それ私の」
「むがー」
「あぁっ、俺の葡萄酒!」
「むがー」
「アグリアスさん、そのチョコボ仲間! 仲間!」
……実に、なんというか、想像を絶する。
このように、まこと聖騎士アグリアスという女性は毎日毎日が苦労続き。
アグリアスは大変なのだ。
アグリアスさん、本当にお疲れ様。
・
・
「うむ、ありがとうラムザ。
ふぁ……そろそろ寝ようか?」
「そうですね」
「じゃあ、おやすみラムザ」
「…………お、おやすみなさい」
でも、なぜだかいっつもアグリアスに隣で一緒に寝られるもんだから
毎晩一睡も出来ないラムザは、もっと大変だ。
終
乙。
……アグリアスさんが引率の先生みたく見えてきた。
何たる素晴らしい作品ッ!
この深夜に投下ご苦労であるッ!
アグたんは吉野家とかに一人で行って牛丼特盛をガツガツ食うような人
>>32超乙。たまにはやっぱネタが無いとな
>>40 早い、安い、うまい!だよなアグは
食べれますよねぇ?アグリアスは。
アグリアスの聖剣技使う時のモーションがカッコイイ
>>43 食べられんだろうアグリアスは
食べられんよねー?
ならば私が護ってみせる!!
じじいが一人だけ死んでたのが昔のFFなんだよな
今のFFはアグリアスまでクリスタルになるから困る
>>48 思ったより若い声だった
いや、脳内ボイスは榊原良子だったんでw
玖我なつきの中の人でも良かった気がすr
>>19 「アグリアスには何も聞こえない。
彼女はここで除名される事を選んだ・・・」
>>50 あくまで自分中のイメージのアグリアスだけど、それと似た部分があったからな。
でもメノリの声も捨てがたい。
>>53 メノリって・・・あのメノリ?
サヴァイヴの・・・
もしそうだったらそんなコアな所突かなくてもwwww
>>54 そう、サヴァイヴのメノリ。
口調がまんまアグだったから自分の中でイメージ強いんだ。
くそっ! なんでアグたんはこんなに可愛いんだ!!!
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \ 性行爆裂波!!
(゚∀゚)
ノヽノヽ
くく
58 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/24(日) 05:34:11 ID:FW9dhNMI
ラヴィ「ねえアリシア、ラムザ隊長のとこに御厄介になってからの私達ってさ…」
「お前達はなんだ!」「ルザリア聖近衛騎士団!」
「ルザリア聖近衛騎士団はーッ!!」「イヴァリース最強〜!!」
ラヴィ「―って、やってないわよね」
アリ「アグリアス様にしてみれば、あんな御姿を私達以外には見せたくないでしょう。特にラムザ隊長には」
ラヴィ「え〜、私、アグリアス様の口角泡を飛ばして目を血走らせて鼻穴おっぴろげて気合入れてくれる御姿好きなんだけどな♪」
アリ「いつまでもそんなノリでは『鉄の処女』まっしぐらね…」
ラヴィ「『アイアンメイデン・アグリアス』!なんかカッコイイ響きだと思わない!?」
アリ「私達二人も入ってるんですけどね」
ラヴィ「じゃあ『アイアンメイデン・ラヴィアン&アリシア』!なんかユニットぽい響きね!」
アリ「人の話聞いてる?」
現実的に考えて、実写アグリアス→ロン毛の神取忍。
早く目を覚ませ、アグオタどもwww
空想と現実、紙一重とはよく言ったもんだな
/ 丶、
/ / ヽ
, ' / ヽ
/ / ハ ヽ
!/ / | | ', ',
| ハ l | ヽ i
| | ! | | ヽ | |
ヽト、' | ! ,. ''"\ | |
/:.l {リ |! ‐- \、ヽ | | <よくやった。
ヽ/ ´ ´ ̄ひネ、_ヾl: ! |
{ノ ` ゞ゙-'´ |: /! |
ヽ ヽ__/:.l |. /
ヽ、_ 〔:::::::::ノ:.:l |/
_ム _ | ̄´|:._:L /ヽ|
/ト|:.:` 7ニT:: ̄ | _/ \ /|
「´:.: / ハ / \ ヽ |
ト、:. / /、::ノ ,/´ `丶、 ヽ、 〉
| |:. / / r‐ // ̄ ヽ、 丶 /|
くっそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
アグたん萌えぇぇぇぇぇえええええぇぇえぇぇ
/ 丶、
/ / ヽ
, ' / ヽ
/ / ハ ヽ
!/ / | | ', ',
| ハ l | ヽ i
| | ! | | ヽ | |
ヽト、' | ! ,. ''"\ | |
/:.l {リ |! ‐- \、ヽ | |
>>63 ふざけるなよ貴公…。わたしに萌えていいのはオヴェリア様とラムザだけだ。
ヽ/ ´ ´ ̄ひネ、_ヾl: ! |
{ノ ` ゞ゙-'´ |: /! |
ヽ ヽ__/:.l |. /
ヽ、_ 〔:::::::::ノ:.:l |/
_ム _ | ̄´|:._:L /ヽ|
/ト|:.:` 7ニT:: ̄ | _/ \ /|
「´:.: / ハ / \ ヽ |
ト、:. / /、::ノ ,/´ `丶、 ヽ、 〉
| |:. / / r‐ // ̄ ヽ、 丶 /|
ヴォル「そういや聖典と聖石の引渡し話、真面目に考えてくれたかい? そろそろ答えが聞きたいんだが。
どちらも即必要だから、交換材料としてアルマたんを用意するぜ」
ラム「渡す渡す!」
アグ(こンの獅子舞ヤロー!!ラムザをたぶらかしおって!!)
メリ「ねぇモミアゲ、退屈だわ…何か面白いこといいなさいよ」
アグ「…今はそんな気分ではないのだ、察しろ馬鹿者…」
なにそのスクラン
メリ「ねーアグリアス〜」
アグ「プチン・・・・ぞわっ・・・・」
アグ「”さん”をつけろよハゲ野郎ーーーーーーーーッッ!!」
メリ「ハゲじゃないわよこの鈍足女!!!」
ムスタ「なら証拠見せてみな!」
マラ「毛だ!毛を見せろ!」
アグたんのおさげ(*´д`*)ハァハァ…
ゴスロリアグたん
アグリアスさん(23歳)は今日も悩める乙女さん。
「うーん。私はこのままで良いのだろうか。いや、良いはずが無い。変わらなければ」
最近の彼女は自分の仕事ぶりに不満を抱いている。
愛する男の為に剣を振るのが彼女の本意だというのに最近はちっとも……
その状況に心から満足してしまいそうなのも更なる悩みの種だ。
そんな悩める彼女の周りでは
「ct4信祈仰祷」
ベイオウーフがが叫び、
「同じくct3ホーリー」
その婚約者の竜人リーザが咆える。
しかし、それに全く気付かないようにアグリアスさんは唸りつづける。
辺り構わず天から降り注ぐ青白い浄化の炎。凄まじい衝撃音。そして魂まで焼き尽くす光の乱舞。
しかし彼女は気にも留めない。何故なら彼女の右手にはエクスカリバーがあるし、
他の仲間たちもカメレオンローブを着ている。もはやルーチンワーク。なんの心配もしていない。
遥か彼方から殺害者への怨嗟の雄叫びにも似た声が幾つも聞こえてくるような気がするが気のせいだろう。
そのとき、あれほどの騒ぎにも動じないアグリアス嬢が不意にそわそわしだす。
ああ、もうすぐアイツのターンだ……今日もまた……
頭の中では真っ赤になりながら無表情を装い年下の恋人を見る。実際は体中真っ赤になりながらだが。
「アグリアスさーん、愛してる−!!!!」
別マップにまで届きそうな勢いでラムザが「叫ん」でいる。その顔はあくまで凛々しい。
ああ!また今日も!!
年下の彼の凛々しい顔を横に眺めつつ。愛の言葉に酔いしれながら頭の中に花を咲かせ、意味も無くチャクラなんか練ってみる。
そんなことが二、三回繰り返されて、漸く敵のレッドドラゴンが息も絶え絶えこちらにやってきた。
漸く出番が来た、と喜ぶアグリアスさん(尽くすタイプ)の横を凄まじい風斬り音と共に通りすぎる何か。
「あっ…」
「叫びドーピング」なラムザ君の投石によってレッドドラゴンのラーズ君敢え無く昇天。
そして何処からか鳴り響く勝利を告げる音。
「き、今日もまた何も出来なかった……」
イヴァリースは今日も平和だ。
初めてここに投下してみました。
即興で書いたんで誤字とかあるかもしれませんが、あんまり苛めないで下さい。
因みにこの話は真実に基づくフィクションです。
算術最強。信祈仰祷最強。
なによりアグリアスさん最高
乙ッ!
アグリアスさん最高!フゥーーー!
確かにアグリアスさん23歳(仮)かつ乙女は、
キャリアウーマンづらしてホーリーナイトやらせても回転が遅いからな。
たまにはシーフで鎖骨と素足をアピールしつつ頑張って、世間の波に揉まれてみろよと。
アグたんはラムザ以外の男にすぐハートを盗まれるからな
単純だからな
レーゼ、な。子音は合っとるんだが
>>78 すいません。人名間違えるとは……
彼女あんまり使ってなかったんで。指摘ありがとうございます。
久々に街に立ち寄るラムザ一行
ラムザの周りには鎧を着た女ばかりがいたので薄着の女性には免疫が無かった
そこへムスタディオが肩を組んできて
ムス「ラムザ・・・・お前も男だ!!美女探しに行ってみるか!」
ラム「美女・・・・探し・・・」
ベイオ「ふ・・・ならばご一緒しよう・・・」
マラ「俺も俺も!」
レーゼ「・・・・・ニコ・・・(ベイオの耳を引っ張って連れて行く)
アグ「貴様達・・・何をやっている・・」
ムス「いやぁ〜、ラムザ達と一緒に美女さが・・・じゃなくてちょっと見聞を深めに・・」
ラムザはちょっとスタイルの良い美人を見るとすぐ目を泳がせていた・・・・その瞬間ッッ!
「聖光爆裂波!!!」
ラム「うわあああああああああ!!」(気絶)
アグリアスさえ隣に居れば、それでいい・・・
そう思っていた時期が、私にもありました。
>>81 _,,.-'''゙゙゙゙ ̄ ̄```''ヽ,,
, -'' ゙ヽ, ' ;
;.'゙./ ゙、 ゙;.
;'゙ .l /| .i, ヽ, ヽ, i i ;
O .l / ! .lヽ, ヽ, ヽ l i l
-┼‐ l i .l ゙i .l `、lヽ, 'l l l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./ | ヽ_ .l i l゙ー-''`、! ゙'-'゙゙ヽ~~.l .lr‐、 j l, | この身、貴公に預けると言ったはず。
| | l i.|cモヲ ` ゙モヺフ、! lR.l /リ | < 本当にそれが貴公の気持ちなのか・・・?
 ̄ l li !゚;;; ; ゚. ; ;;; ; | l^_ノ/ / \___________
l .l l 。 i,、. c | レ///リ )
.l .!.i\ d =、;;;;。 . .イ レ/ / ノ, ヒ
;' .l l ! ` 、, .'' //| l/ / / ) ッ
.;'' _l .l-‐-、__f`rご/ | .ル/〆//ノ, ク
'; /゙ l .| / l゙ ; o .| li L._〆〆_ヽ
/ l i |/ / ; ; | ,l.l `/ ``
/ .l.! | | :'/l ;. .| l l_,,、/|
.l !|.|ノ.| '/ ゙l ; ! / ! / ノ
〈〈 。il.| |'/ ゙i ; // / /
.'; } \ 。 / !i ゙l/ '゙ / ./
';, \ 。 Y , | 。/
;.." | `'Y ; ;' ; ; !|V。
`、_〈 ;' ; ; ; ;゙ ; !| \
⊆=ゝ ; ; ; !|. ヽ_・_ ,,,、-"
(`―--`、 ; ; ; !| \・
>82
きっと>81は隣に居るだけじゃ我慢できなくなったんだよ。
>>80 そこで薄着になったアグたん登場ですよ?
「お、おいアリシア・・・これはちょっと肌を出しすぎじゃないか?」
「何言ってるんですか。ただのノースリーブですよ?」
>>83 隣に「居る」だけでなく、
隣で無駄に暴れたり信じてくれたり啖呵きってくれたり脳みそ変色してくれたり
笑ってくれたり泣いてくれたりたまには焼きもち焼いちゃってくれたり
背中合わせに剣を振るい血風の中で温もりを感じあっちゃったりして
いっしょに成長していくぐらいでないと、俺は我慢できん。
まあなんだ、完璧かっこいいお姐さんでもたまには鼻水流してくれていいよ。
ツンデレならぬツングズアグにこんなに萌えるとは思ってもみなかった。
アグ「どうせ私はMoveは3しかないし、
攻撃力なんか伯には及びもつかないし、
Speedは全然だし、
レーゼのように基本能力が高いわけじゃないし、
ベイオウーフのようにアビリティが便利なわけじゃないし、
メリアドールのように対人戦で圧倒的に強いわけじゃないし……」
そうそう
完璧主義者に見えるのにどこか抜けてるアグたんに惚れるんだよ
アグリアスの剛勇はお前の想像を遥かに上回るぞ!
決して無理に討ち取ろうと思うな!
ランダムバトル
敵女弓使い「あら・・指名手配中の異端者ラムザって、ごつい大男想像してたけど・・・」
敵女モンク「・・・カ・・ワ・・イ・・イ(はぁと)」
敵女白魔道士「私達で可愛がってあげましょ♪」
そして体中の穴という穴に偽ちんこをつっこまれ白濁液まみれにされるラムザ。
そういえばpart20になったら職人名鑑の二回目をやると言っていたやつは
どこ行っっちゃったのかな。
>>90-91 それを見て怒りに燃えつつもラムザにハァハァしてしまうアグたん
…某デンパ少女漫画みたいな展開だw
ラム「僕はアグリアスさんに、は、は、白濁液をかけてもらいたいんです…」
アグ「ラムザ…私の、は、は、は…
はなみずを?」
ラム「アグリアスさん、風邪っぴきでしたか」
風邪引きの泥っぱなもまた白濁液。
乙女アグたん25歳(仮)には「母乳まみれにしてやる」とはまだ言えまい。
ココに住み着いてだいぶたつが、アグリアスさんのイメージがずいぶん変わってきたよ。
>>95 当初はクレイモアみたいなアグリアス様に萌えてたわけだが、
今は
オレにはアグリアスさんさえいれば…な!
騎士道一直線、軟派なことには目もくれないアグリアスさんも大好きだぞ
当初はラムザ大好き甘々ラブラブなアグたん一本だったが、最近
クレイモア風のクール&ストロングなアグたんがほんの時々ラムザに
心を許すようなシチュも見たくなった。というわけでそんなSSきぼん。
素のラムザは可愛い奴だ。鉄巨人のイベントとかでそれが分かる
俺のアグは百合世界の住人です。俺には目もくれてくれません。
>>92 「萌えるSSが読みたいか―――ッ!?」
「オオオオオオッッ!!!!」
「ワシもじゃ ワシもじゃみんな!!」
全 職 人 入 場 !!
トリップはまだ生きていた!! 更なる研鑚を積みラムアグネタ師が甦った!!!
赤神!! れっどふぉーどだァ――――!!!
良SSスレの伝統はすでに我々が完成している!!
Part2スレ 顔無し黒魔道師だァ――――!!!
誘惑されしだい聖石使いまくってやる!!
未完トリップのみ代表 ◆awRuXUefoYだァッ!!!
着せ替えアグなら俺の歴史がものを言う!!
風水士アグたん ラムザ服アグたん 白魔導師!!!
文系のアグリアスを知らしめたい!! オークス家の令嬢 Part14スレ744だァ!!!
ラムアグ派に叩かれまくったがザルアグなら全妄想オレのものだ!!
Part19スレで擱筆中 ◆xZ3z4MfPQEだ!!!
クリスマス対策は完璧だ!! Part16スレ 牛鬼!!!!
全FFDQスレのSSは私が読んでいる!!
千一夜の管理人が来たッ ラトーム!!!
ムチムチっぷりなら絶対に敗けん!!
男モンクコスのアグたん見せたる Part13スレ ヨネヤだ!!!
シドルファス・オルランドゥ(高齢)なら老人ボケが怖い!!
Part14スレの嘆息ライター 愚物だ!!!
軍事板から炎の職人が上陸だ!! 恋の囁き ばるばろ!!!
ルールの無いラブラブエチーが書きたいからエロパロ板(18禁)に行ったのだ!!
萌えとエロスを見せてやる!! 昼寝士!!!
オンリーイベントにスレ職人合同本とはよく言ったもの!!
アグ姉の「はい、失格」が今 2chでバクハツする!! スノーフレークス とびねずみ先生だ―――!!!
ふたば保管庫持ちこそが一流絵師の代名詞だ!!
まさかこの男が書き込んでくれるとはッッ 女装少年絵師・AOI!!!
眠れないからここまで書いたッ 健康状態一切不明!!!!
Part12スレのストロベリー(甘々)ライター ふみんしょだ!!!
オレは月厨ではないセイバー萌えの職人なのだ!!
御存知看病アグメリ さきまし!!!
ラムアグの本場は今やエロパロ板にある!! オレを勃たせる奴はいないのか!!
風呂屋だ!!!
エロォォォォォいッ説明不要!! 男モンク服アグ!!! 半裸で鎖のアグ!!!
超絶勇者ゴラグロスだ!!!
蘊蓄は実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦SS!!
Part16スレからモトベの登場だ!!!
アグリアスはオヴェのもの 邪魔するムスタは思いきり刺し思いきり締めるだけ!!
トンベリ・プリンセス統一王者 カエル
筆力を試しにアグスレへきたッ!!
第三者視点のチャンプ チョコボヘッド!!!
サブキャラに更なる磨きをかけ “ギルロゼ”珍道中が帰ってきたァ!!!
今の自分に続きは書けないッッ!! Part5スレ ギュスタヴ!!!
コロリヌ本赤・青の編集者が今ベールを脱ぐ!! ダ・パンダスキャナーズから 従者だ!!!
ラムザの前でならメリアはいつでも猫かぶりだ!!
萌える三角関係 マック HP用の名前で登場だ!!!
ビジュアルノベル作成はどーしたッ おっぱいもみもみの炎 未だ消えずッ!!
男言葉も女言葉も思いのまま!! もみもみ士だ!!!
特に理由はないッ 商業作家が上手いのは当たりまえ!!
コアマガジンにはないしょだ!!! 単行本発売中!
甘々士がきてくれた―――!!!
戦場で磨いた実戦聖剣技!!
殺人経験有りのデンジャラス・アグたん Part13スレ629だ!!!
一発ネタだったらこの人を外せない!! 超A級萌えネタ師 変チュだ!!!
超一流ソルジャーの超一流の特効薬だ!! スリプル喰らってオドロキやがれッ
クラアグの急先鋒!! コウモリ!!!
ストロング暴走アグたんはこの男が完成させた!!
Part13スレの切り札!! 行く人だ!!!
旧き異端が帰ってきたッ
どこでやることになったンだッ FFT+A2ッッ
俺達は君を熱いハートで犯したかったッッッ名無し異端者の登場だ――――――――ッ
加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました!
高校生職人 チャペルナイト!!
夜営SS ◆Elk5NtY7Pw!!
でこ萌えの巨人!B.たろう!
……ッッ どーやらもう一名はコテハンもトリップもないようですが、名乗り次第ッ皆様にご紹介致しますッッ
>>103 ×ムチムチっぷりなら絶対に敗けん!! 男モンクコスのアグたん見せたる
○凛々しいアグ姉なら絶対に敗けん!! 下だけはいてないラムたんも見せたる
ゴラグロスさん用の改変を修正し忘れた……
書き込んだ直後に気づくのって一番気まずいよね……
GJ ワロタw
B氏を出すならねりの名前も出してやれよと思ったけど、
B氏は絵板に投稿してくれたことあったんだよな。
考えてみりゃすげーことだ。
ねりとか色々定番アグ絵ってのがあるよな。
他所でアグの話題になったら絶対出てくる絵っつーか。
面白かったw
職人さんっていっぱいいるんだなぁ……。
んで俺の紹介文はアレか。そおかそおか、ムッフッフ、嬉しいねぇ。
乙、初代スレからいるけどやっぱり感慨深いよ
アグスレPart20達成おめでとうございます。
変わらぬ萌えと更なる繁栄を心より願っております。
そしてPSPからの初記念カキコ
決勝戦は異端たんとふみんしょさんか……
FFTのサイトっていまだ絶滅せず残ってるのがすごい。
かなり前のゲームなのにね。敬礼もんですよ。
FFキャラだと一番アグスレかのびてるのかな?
アグはゲーム本編で露出が少ないからこそ、想像を膨らませてしまう。
>>116 最近のうp板・絵掲・ロダのアグたんラッシュに俺の股間も膨らみました。
特にうp板のゆーわくアグたんにはキた。
ストロング暴走アグたんを完成させたなどという栄誉な称号をもらっちゃって感動中のSS書き登場。
という訳で投下開始、ストロング暴走アグたんなのかシリアスアグリアスなのかは読んでからのお楽しみ。
――僕の名はラット。ジョブは一応話術士やってます。
「粘り強く『勧誘』せよ!」が口癖、そうやって仲間を増やしてきましたから。
その日も獲物を見つけて襲撃しました。敵の大将に見覚えがある気がしますが思い出せません。
その一味はみんなすごい腕前で、勧誘魂にも熱がこもるというものです。
しかし相手は思ったより強く、仲間は次々と倒されていきました。
そんな中、一人の女性が熱心にペットの羅刹丸を勧誘しております。羅刹丸はポーキーです。
話術をもちいている女性は話術士の服を着ておらず、騎士の鎧に剣を持っています。
時々剣を振るってはビカビカーと稲妻が落ち、仲間が数人やられました。
これは相手の主戦力に違いないと見た僕は、さっそく彼女の勧誘に向かいます。
しかし彼女は頑として僕の言葉に耳を貸さず、熱心に羅刹丸の勧誘を続けます。
しかし羅刹丸はブヒブヒ鳴きながら彼女に攻撃を仕掛けていました。
「アグリアスさん! どうやらそのポーキーとは相性が悪いみたいです!」
「分かっている! しかしだからといってあきらめられるものではない!」
そりゃそうでしょう、ポーキー系のモンスターって何気にレアですから。
彼らの狙いは養豚して密漁して毛皮骨肉店でウッハウハに違いありません。
なぜなら僕達もやってますから、養豚。
羅刹丸は繁殖用に残してある一匹です。野生の羅刹丸を勧誘したのも僕です。
ちなみに僕と羅刹丸の相性はいい方です。その事を知ってか知らずか、敵大将が言いました。
「アグリアスさん! その話術士を勧誘してください、そうすれば勧誘要員がもう一人増えます!」
ああ、僕を勧誘するおつもりで? いい度胸です、勧誘のスペシャリストの実力見せて上げましょう。
アグリアスと呼ばれた女性と真正面から向かい合い、僕らは凄まじい勧誘合戦を始めます。
僕はアグリアスを誘い、アグリアスは僕を誘い、仲間になってくれと勧誘勧誘また勧誘。
小一時間ほど経ったでしょうか……粘り強く『勧誘』せよ! を自論とする僕も疲れてきました。
そしてアグリアスは半泣きになりながら勧誘を続けていました。
しだいに彼女の勧誘は愚痴へと変わります。
どうも自分は口調がきつく真面目すぎるせいで仲間と打ち解けず、
話術士になってそれを改善しようと頑張っているのに、勧誘が成功した事は一度も無いのだと。
ああ……何だか親近感が湧いてきました。僕も初めての勧誘は三時間くらいかかりました。
ちなみに相手は可愛らしい風水士のお嬢さんでした。
名はクラウディアといい、先日「好きな人がいるの、でも、どう告白していいか…?」 と相談を受けました。
今は向こうでクリスタルになってます。あ、銃を持ったデコの広いが拾った。アビリティ習得したみたい。
ちなみに彼女が好きな男性というのはやはり向こうでクリスタルに……以下略。
それはそれとして、勧誘合戦はなおも続きます。
僕達のかたわらで羅刹丸がグースカいびきをかいていました。
ラッドと呼ばれている陰陽士が夢邪睡符を何度もかけている。ラット、ラッド、名前そっくりですね。
それはそれとして、勧誘合戦はそろそろ終わりを迎えようとしていました。
だってアグリアスという女性がいい加減可哀想なんですもの。
例え僕の勧誘が成功したとしても、こっちはもう僕と羅刹丸しか残ってないし、勝ち目ありません。
僕はもうあきらめ、両手を上げて降参しました。ええ、なりますよあなたの仲間に。
ええ、あなたの粘り強い勧誘に心打たれたんです。
決してあなたのお仲間が痺れを切らして武器を構えクリスタルの相談をし始めたからではありませんとも!
投石で起こされた羅刹丸は僕が二度ほど勧誘すると、快く仲間になってくれました。めでたしめでたし。
仲間になって驚きました、見覚えのある顔だと思ったら、ここの大将は異端者ラムザ・ベオルブ!
あの名門ベオルブ家の末弟で異端者になってるという超・有名人。
ドラクロワ枢機卿を暗殺して聖石を盗んだ極悪人じゃありませんか。
と思っていたら、死んだはずの雷神シドやら、神殿騎士団団長ヴォルマルフの娘さんまでいる始末。
いったい何なんですかこのパーティー。え、ルカヴィと戦ってる? ハハハ、そんなご冗談を……。
僕に色々説明してくれたのは、僕を勧誘したアグリアスさんだった。
彼女の話してくれた事が真実だとしたら、こりゃもうイヴァリースが引っくり返る大事件!
どうやら本当っぽいが、こんな大きな話を国のお偉いさんに言っても信用されそうにないですね。
アグリアスさんから一通り説明を受けた僕は、今度はポーキーの世話の仕方を彼女に教えました。
羅刹丸の好きな餌、元気な子供を生むために必要な環境などなど。
それからの数日間はなかなか楽しい日々でした。
僕もアグリアスさんとだんだん打ち解け、羅刹丸もアグリアスさんに懐きつつあります。
このまま異端者ラムザと一緒に歴史の裏側で活躍するのも悪くないかんぁ、なんて思ったんです。
でもある日、突然僕の装備がはずされました。
ええ、知っています。僕も昔やった事があります。
いちいちシーフに相手の装備を盗ませるのが面倒な場合、まず勧誘して、裸にして、ポイッ。
ああ、僕は解雇されるのですね? いえ、いいんです。
みなさんに比べたら僕なんて貧弱ッ貧弱ゥッと、どこぞの吸血鬼が言いそうなもんですから。
さあ、僕のハートが深く傷つく事など気にせずクビを言い渡しちゃってくださ……え、出撃?
ええ、知っています。僕も昔やろうとしましたが良心の呵責により断念しました。
クリスタルにしてアビリティ習得する気ですねあなた方。ああ、さすが異端者一味です、鬼畜外道。
お父さん、お母さん、今日あなた達の所へ行けそうです。
故郷に置いてきた弟よ、お前は農民として真っ当に素朴に幸せに生きてくれ、兄はクリスタルとなって果てる。
故郷に置いてきた妹よ、お前は普通の恋をして普通の結婚をして普通に子供を産んで普通に老いて逝ってくれ。
兄はどうやら結婚どころか恋すらできずクリスタルとなって果ててしまうから。
羅刹丸よ、ワイルドポーが生まれたら多分子供を産む役が取られて密漁されるだろう。
一足先にあの世で待ってるよ、また一緒にお昼寝しようね。
ああ、出撃の時間が迫ってきました。
どうやら話術士のアグリアスさんがアビリティを継承する役の様子です。
そういえばそろそろ話術士をマスターできますね、おめでとうございます。あなたの勧誘に乗った僕が馬鹿でした。
と思っていたらアグリアスさん登場、最後の別れでも言いにきまし……え、逃げろ?
でもラムザさんもラッドさんムスタディオさんも殺る気満々で出撃準備してますよ?
「ラットよ、お前は私が初めて勧誘に成功した相手だ、死なせたくない。
それに豚の育て方を教えてもらった恩義もある、さあ早く逃げるのだ」
ああ、あなたの慈悲に涙が出そうです。というか出ました。ハンカチどこだっけ?
「ラット、餞別としてこれを持っていけ。これだけあればしばらくは食っていけるだろう」
ああ、優しすぎますアグリアスさん! この僕に生活費までくれるだなんて!! 女神? あなたは女神ですか?
「それからこいつも連れて行ってやれ、こいつが我々の仲間になったのもお前がいたからだ」
羅刹丸! 大切な養豚用の豚ですよ、密漁すれば永久リレイズのシャンタージュとか手に入りますよ!?
ステータス異常防御のリボンや、女性に大人気FSのバッグだって……。
「かまわぬ。昨日産んだ卵がある、そいつを育てて数を増やせばいいさ」
そうですか、羅刹丸の子で再び養豚しますか、つまり羅刹丸は無事ですか、羅刹丸、よかったよゥ。
「そうだラット、羅刹丸の子の名前を考えてくれぬか? どうも良い名が思い浮かばぬのだ」
覇王丸。
「……勇ましい名前だな。羅刹丸と名付けたのも貴公だろう」
え、何で分かったんですか?
という訳で僕は異端者ラムザの元から逃げ出し、アグリアスさんからもらったお金を元手に故郷で養豚場を始めました。
羅刹丸は元気に子供を産んでくれています。覇王丸もきっと元気に子供を産んでいる事でしょう。
養豚場も順調で、弟妹も元気にやっています。
どうやら弟妹は最近気になる相手がいる様子。長男なのに恋人のいない自分が情けないが、ここは兄として祝福すべきだ。
今日は弟妹一緒に恋人を連れてくるらしい。
何でも弟妹の恋人は両方とも一緒に旅をしているパーティーらしい。
懐かしいものです、僕も以前は盗賊やったりしてました。一時は異端者の一味に入ってました。
さて、どんな人なのでしょう弟妹の恋人というのは。
ああ、やって来ました。今日のためにワイルドポーの鉄鬼丸を丸焼きにしました。安らかに食されたまえ、フォーラム。
「兄貴、連れてきたぜ!」
「私達の恋人よ!」
はじめまして、二人の兄のラットといい……。
「どうも、妹さんとお付き合いさせていただいているムスタディオです」
「どうも、弟さんとお付き合いさせていただいているラヴィアンです」
……って、えぇっ!? 驚き後ずさる僕を見て、お二方も僕を思い出したようです。
「クリスタルにし損ねた話術士!」と、ムスタディオが叫びました。
「豚泥棒!」と、ラヴィアンさんが誤解を招く事を叫びました。
「騒がしいぞ、いったいどうしたというのだ」と、新たに誰か入ってきました。もうどうにでもしてください。
「お初にお目にかかります、此度は部下があなたの弟妹と……って、アレ?」
……って、アレ? アグリアスさんじゃないですか。
とまあそんな感じで僕の物語はおしまい。
え、オチ? お約束としては僕とアグリアスさんも恋に落ちるんだろうけど、現実はそう甘くない。
ルカヴィ退治が終了したアグリアスさんは、仲間と一緒にラムザさんを探しているそうです。
で、ラムザさんの事が好きだそうです。とりあえず『はげます』やっときました。きっと無事再会できますよ。
勧誘で行く! 完です!
乙乙。
以前のアグ行く話とリンクしてるのね。
それはさておき羅刹丸は敵に回すとイヤなキャラだ。
武器飛ばし技の発生が優秀すぎ、てゲーム違いますな。
乙、アグリアスさん人情話ですか。ラットくんもこれからガンバレw
FFTって無個性なキャラが多い分、汎用キャラに個別の人格を与えると映えるよね。
まあそれも職人の腕によるところが大きいんだけど。
乙です。
乙!
クリスタル・養殖云々はムネが痛みますが
とにかくやさすぃアグがイイ
ファーラム、な。
乙!
>>129 まぁ、誤字くらいは。ワイルドポーとかあるけどナー
ヘルス行ってきた。
「好きにしていいわよ」と言ってくれたので、
「アグリアスって呼んでもいい?」って言ったら、・・・通じた。
で「いいよv」って言ってくれたから、連呼しつつプレイした。
今は反省している。
ヘルス?ヘルパーか家政婦さんのこと?
勝手にアグリアスにしちゃダメだぁよ。
ファーラムにワイルドボー……勘違いしたままもう何年経っただろう? 8年くらいか、長いな。
ようやく正されたよ、ありがとう。
もしかしたらまだ何か勘違いしてるかも。次からはちょっとでも怪しい単語は確認しようorz
ラムザ、ムスタディオ、お前たちはもうセックスしたことがあるか?
どうやら私は処女のまま戦死することが確定したらしい。
くそ、セックスしたいなあ・・・ セックス! セックス!
あの強かったアグリアスさんがあんな弱音を・・・
・・・ってなんの病気だよ。
セックス! セックス!と連呼しながら
処女のまま戦死する病
アグリアス、魂の一句。
夏のアグ
下チチ汗疹(あせも)が
鬱になる
アグ(―なんてな)
ラム「は?何かおっしゃいましたアグリアスさん?」
アグ「いや、苦しいときこそ皆の力を合わせて頑張ろうと思ってな」
ラム「アグリアスさん、もし僕が弟だったらどうします?」
アグ「関係ない。犯す」
ラム「(夏だなぁ……)」
ラム「読みたい読みたいエナビア記読みたいエーナービーアーきー」
エナビア記がないので、替わりに自分が16だったころの日記を渡すアグリアス。
そして次の日謎の三人組が路上販売した「ホーリーナイトの青春」が
展開の斬新性・意外性により大好評。ベストセラーを飾ることとなる
2作目投下します。今回はかなり展開が強引。反省してますが、これ以上上手い事
出来なかったのです。精進あるのみですね。
「アグリアスさん」
耐えきれなくなった僕は彼女を押し倒す。ほろ酔いの彼女はとてつもなく魅力的で僕の理性
はあっという間に融けて無くなっていた。
「こら、ラムザ。いきなり何をする」
アグリアスさんはそう言いながらもくすくすと笑っている。
こんな時間に男の部屋に押しかけて晩酌につき合わせる彼女はあまりにも天真爛漫で無防備だ。
「もう我慢できないんですよ」
僕は彼女の瞳を見つめながら叫んだ。明かりの灯が一瞬揺らめいたような気がする。
「なんのことだ。何が我慢できないんだ」
アグリアスさんはおかしそうな笑みを崩さずに言った。
「決まっているでしょう。あなたを抱きたいんですよ」
僕はそう言いながら彼女に覆い被さりキスをした。ろうそくはまだ揺れている。
「んんっ、なんだラムザ、そんなことか、それなら我慢せず言えばよかろう」
アグリアスさんは母性を湛えた顔で僕にそう言った。
僕はその場慣れしたかのよな言い方に酷いショックを受けた。彼女は穢れない乙女であると信じていたのに。
「どうした、ラムザ、変な顔をして。そら、抱いてやろう」
そう言って彼女は僕の背に手を回し体をぎゅっとしてくる。いきなり感じた彼女の柔らかさに僕は驚くだけだった。
「どうだ、ラムザ。満足したか」
微笑みながら彼女は甘く囁く。
からかわれているのだろうか。僕は酷く暗澹たる気持ちに陥った。暫らくの間気まずい沈黙の時間を過ごす。
からかわれてもいい、彼女を抱きたいとちゃんと言おう。そう決意した。
「なぁラムザ。いっぱいキスしてるのに何でわたしたちの赤ちゃんが出来ないんだろうな」
いきなり彼女が寂しそうな声で聞いてきた。
「アグリアスさん。ちょっと赤ちゃんの作り方言ってみてくれませんか」
僕を抱く腕の力が強まった。
「だから、愛し合う男と女がキスすれば赤ん坊が出来るのであろう、お前は遠まわしに私を石女だと非難しているのか」
少し泣きそうな声で言う。
そういえば、彼女は物心ついたと同時に厳格な修道院に入れられていたんだったということを思い出した。
もしかしてそっち方面の知識がまるで無いのかもしれない。
そんなことを暫らくの間考えていた。しかし、すすり泣く声が聞こえて一気に醒める。
「よ、世継ぎを産めない私に、し、失望したのか。他の女の元に行ってしまうのか」
「あ、あのね、そうじゃなくてね。まず赤ちゃんの作り方が間違ってるんですよ」
なんだかかわいらしくなって彼女の頭を撫でてあげながらいう。
普段が普段だけに彼女の泣き顔はひどく愛らしい。
「なんだと。で、ではどうすれば子供を作る事が出来るのだ」
驚きで染め上げた顔でこちらを見る。あっ、ちょっと鼻水がたれている。
後でこの服洗濯しとかなきゃなと思いつつ、袖で拭ってあげる。
「うー、すまん。それで、どうすればいいのだ。早く教えてくれ」
そう直截的に言われて返答に困ってしまう。どうすればいいのだろうか……
「そういきなり言われても。ちょっと言葉にしにくいというか。」
「なんだ、それなら実際にやってみればよいではないか。どうせいつか私に子を産ませる気であったのであろう」
こんなことを愛しい人に言われて我慢できるはずがない。ろうそくが一瞬強く燃えて、消えた。
その日、僕は実習で彼女に教える事となった。
ちなみに結果は十月十日後にちゃんと出て僕達を喜ばせた事を追記しておく
その日以来、夜な夜なキャベツ畑を荒らして回る怪しい男女二人組みの姿が…
ラム「アグリアスさん大丈夫ですか」
アグ「うわぁー!ラムザ近寄るな!大丈夫だから近くに来るんじゃない!!」
ラム「え?どうしたんですかアグリアスさん」
アグ「なんでもない!近くに来るんじゃないといっているだろう!!」
ラム「そんなこといっても・・・あれ?アグリアスさん脇が湿ってますよ」
アグ「うわぁぁぁぁぁぁん、ラムザの馬鹿者ぉぉぉぉぉぉ」
ラム「アグリアスさんがあんなに遠くまで・・・いったいどうしたんだろう・・・」
もう夏ですね
>>145 鼻水垂らしながらうるうるしてるアグリアスに萌えた。乙!
>>146 台無しwwwラムザも作り方知らなかったのかよ!
だから妊娠話はやめろって。キモイから・・・
じゃあ堕胎話の方向で。
ごめん嘘。
女同士でも妊娠できるよ
男同士でも・・・ウェップ。
ごめん無理。
アグ「ララムザ!お前のそのボテ腹はどどどうした!?もももしや私とお前の!?」
ラム「実はですね〜、今日一日我々男性陣は、世の妊娠した女性の苦労を理解するために、
今日一日中は腹に5`の小麦袋を括り付け、妊婦服を着て行軍行動を取ることにいたしましたー!」
ベイオ「ハッハッハ、俺も昔はレーゼのために10`でやってたよ、擬似妊娠プレイ!」
シド「フッフッフ、若いなベイオウーフ君、私の若い頃なぞ20`だったよ」
ムスタ「こいつら異常だよ…」
マラク「安心しろ俺達も見た目は十分異常だ…」
その異様な風体の集団に悪漢魔獣誰もが恐れおののいて近寄らず、
ラムザ団にとっては至極平和な一日であったという。
なんとなしにブラックラグーンの巻末を思い出す
メリアドールがアグリアスをいじめてるぞ!!
, - ァ ´ ̄ ̄ ` ー 、`ヽ)i, - 、
/ ` ー<ヽ
/ \
_- 、 _ ,.. 、 / /|
/´ ! \- ―‐ -/⌒ヽ | / レ- { ヽ
{_ノ‐ ´ { ヽ i l / ハ ヽ !
/ , イ ー-、-ハ ; ヽ l ヽ、 \ ! V⌒V
/ l_ - '´ { `' l \ lヽ ヽ  ̄ヽ| | }
l !_ノ ::::: \_! l ヽ._ r_l r_ノT:j  ̄ | ! ノ
| |≡ 、ヽ _ | | l  ̄ l ノ / / / 剛剣で
}.! l) ) //// ≡`| | | r 、 _{\{`! ノ ー‐ ´ / {
l ト( A ) )! ! ! } ヽ \ヽ ヽヽ く ヽ { / ヽ 剥いじゃうぞ〜
ヽ. | ヽ、 __( ィl / / , {\ ` l ヽ ヽ _ ノ ヽ lゝ、
ヽ (`7ア-、{ { l / { / r'__ハ /`ヽ` ー -----‐ ^>‐ ´ヽハノヽ
__>′ 〉`! ′ ヽ ( `ー' / \ _ゝ /
ヽ _{___ ノ ヽ __ }  ̄ ( ̄ヽ_ \ } / , ‐, ニニ
_/ | _ ノト,_ヽ′ r- 、_) ヽ. ヽ. \ / //_ -‐
i { l ヽ 二二 - 'ノ(_`j _> | 〉´ ̄` く//´ ̄
/ヽ{`>、―く´ ゝ ーァ _j、 / /
/ \_) ノ_ノノ ー 、 _, ‐ ´ \ / /
まあメリアドールもフードとったらもっと人気出ただろうな
顔はかなりイイし
メリアドールの髪型って公式の設定みたいなのってないのかね?
イラストサイトとか見てると、色はブラウンで肩までの長さ・・・みたいなのが多いみたいだけど。
俺はメリアドールはアグリアスとセットで好きだな。
ここのSSに影響された部分がかなり大きいんだろうけどw
毎年パワプロ出たら必ず作るFFT選抜チームでも、2人はライバル関係のポジションにしたり・・・。
シド「壁を背にして後ろから襲おうとしても、襲えない相手は誰か?」
ラム「アグリアスです」
まあアグリアスのおさげには第三の目と第二の脳があるというぐらいだからな。
もっともアグたんがラムザの気配に敏感すぎるだけなのかもしれんが。
アホ毛センサー
アグ
「人の夢と書いて儚い…なんか物悲しいわね…」
ラムザ
「信者と書いて儲かる…なんか物悲しいですね…」
アグ
「…」
ラムザ
「…」
アグリアスは漢字検定準二級です
ラムザ「そろ〜りそろ〜り」
アグリアス「どこへ行くラムザ」
ラム「!?(気づかれた!)」
目が覚める夢を見た。今朝、それを見た。
死都ミュロンドに突入した討伐隊の最終的な人数は16人だった。
聖天使アルテマはさすがにラスボスらしく鬼のように強かった。
HPを5割削ったところからアルテマはハイパーモード聖“大”天使に変化、
状態異常の範囲スキルを乱発する聖大天使に討伐隊は総崩れとなった。
イヴァリース初めての挑戦なので事前の情報が不足していた事もあるが、
討伐隊の全員がリボンや百八の数珠を装備してわけではなかった。
カエルや石化で実質的に行動不能になる者、死の宣告を受けて倒れる者、
討伐隊は味方の状態回復に専念を余儀なくされ、
まともにアルテマに攻撃を加える事ができなくなっていった。
HPも残り1割となったがそこから一向に減らず、一進一退の膠着状況が続いた。
時間だけが刻々と過ぎていき、膠着した戦況に諦めの空気が漂う中、
撤退の期限である午前零時を迎えようとした頃、ラムザの叫びが響き渡った。
「みんな」
「申し訳ないけど“主人公”の権限を使わせてもらいます」
誰もがこれで撤退だと考えていただろう。
「アルテマを倒すまでみんなの力を貸してください」
( `_ゝ´)フォオオオオオオオオ
あの一言で撤退という選択肢はみんなの頭の中から消え去った。
白羊の第十二日、イヴァリースの歴史にアルテマ討伐成功という新たな歴史が刻まれた。
ここから先は人づてに聞いた話も含まれるが・・・。
まず、私たちのギルドは実質解散となった。
ラムザは、ギルドで集めていた装備やアイテムを全て換金してみんなに分配した。
その翌日の夜、「僕もアルマと一緒に旅に出ます」と言い残して、
二人でドーターの雑踏の中に消えていった。どこを目指して旅立っていったのか、
どこに自分たちの家を建てるつもりだったのか、私は何も聞いていない。
ムスタディオはゴーグに帰った。私たちの中で家持ちはムスタディオしか居ない。
ゴーグを中心に商売をするそうだ。気が向いたらいつでも遊びに来てくれと言っていた。
ラファとマラークも私物以外のアイテムは一緒に換金してみんなに分配し、
別れを告げて去っていった。もうみんなと会う事もないだろう、と。
そして、メリアドールも去っていった。メリアドールは属性がディバインだから、
グレバドス教会が半壊した今のイヴァリースではステータスが弱体化し、
今後はやりづらくなるだろうと心配していたが、意外にも驚くほどあっさりしていた。
「新しく教会関係のギルドでも設立するわ」とはりきっていた。
私も初期装備だったミスリルソード以外のアイテムは換金分配に提供した。
オーボンヌに突入する前にディープダンジョンに何回か潜っていた事もあり、
換金するものを換金した後の一人頭の分配金はそれなりのものになっていた。
もっともラスボスも倒した事だし、もう狩りに行く事は無いと思っていたから
お金を受け取っても仕方なかったのだが。
このホーリーナイトのキャラも消してしまおうかと何度も削除ボタンを押したが、
どうしても7日間の待機期間中にあれこれと色々な事を思い出してしまい、
結局削除を解除してしまっている。
移動が遅いとか、聖剣技の威力が低いとか散々不満を言われて苦労したが、
楽しい思い出もあったキャラだ。思い入れがあるから、おいそれとは消せない。
女々しい話ではある。
ラヴィアン、アリシア、オルランドゥ伯もそれぞれ思い思いにプレイしているらしい。
ラヴィアンは中堅のギルドに移籍した。そのギルドでは前衛不足らしく、
いつも先陣を切っているらしい。アリシアは全ジョブを極めて踊り子に転向したそうだ。
今日もイヴァリースのどこかで踊っているのだろう。オルランドゥ伯は釣りギルドに入った。
バグロスの海を中心にマイペースに釣りプレイを楽しんでいるとの事だ。
私は、無所属のホーリーナイトとして、世捨て人のように旅を続けていた。
街には最低限の物資を補給するために立ち寄るだけですぐに発つ。
人が通る事も無い森閑とした森や野原を、またなるべく人が少ない街道を、
ただなんとなくチョコボを駆って移動し、大陸のあちこちをさすらう。
あの時アラグアイの森で助けたチョコボが、私の最後の仲間になるとは・・・。
あれから3ヶ月が過ぎ、目的の無い旅を続けるのもそろそろ飽きてきた。
アルテマ討伐の成功と共に、ゼルテニアの街のガードには討伐隊のキャラは
排除対象に登録されてしまっている。ガードに殺されると「本当の死」として、
自動的にそのキャラクターはサーバーのデータベースの中から削除されてしまう。
最後にオヴェリアさまに会いに行くのも悪くないと思うようになった。
だが、ベルベニアを発ったところでなんとオヴェリアさまからウィスパーが来た。
誰かが私の姿を見かけて知らせたのか、それとも虫の知らせだったのだろうか。
オヴェリアさまはゼルテニアの郊外までわざわざ会いにきてくれたのだ。
私たちは火を熾して小川から水を汲んでお湯を沸かし、熱いココアを飲み交わした。
明日、私がいよいよ決心することが分かっていたのだろうか、
オヴェリアさまも近日中にキャラクターを消去して引退するのだという。
正式に料金が課される正式稼動前のClosedβからの思い出話に夜中まで花が咲いた。
───閉め切ったカーテンから朝日がこぼれている。
昨夜はいつのまにか寝落ちしてしまっていたようだ。
机からベリっと頬をはがす。マウスを動かすと画面に明るさが戻った。
→名前: アグリアス
ジョブ: ホーリーナイト
レベル: 53
新しくキャラクターを作る
→このキャラクターを消去する
本当にこのキャラクターを消去しますか?
→はい
いいえ
目が覚める夢を見た。今朝、それを見た。
角ニから気合の入った馬鹿野郎(褒め言葉)が頑張ってくれたので転載。
う〜んラヴィ!
220 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ 投稿日:2005/08/02(火) 11:33:15 ID:HldXBJyC
http://fftonly.s3.x-beat.com/up/data/491.png ナイスバディの魅力的な彼女。
彼女のまわりには、いつもすごくイケテルルガヴィたちが。
主人公であるラムザはいわゆる”ぱっとしない、ふつうの人間”。
彼は彼女に一目ぼれをしてしまいます。
そして彼は彼女に振り向いてもらいたくて、色々な試練に立ち
向かうのです。
衝撃と感動の奇跡のラブストーリー。
2段目の右から2番目は変装したマラークだろ。
俺の目はごまかせんよ。
>>169 わろた。ちーとしちゃ駄目だよ。一人だけラムザがいてもよかったかも
ドットで見ると結構アグたんてずんぐりむっくりだな……
>>157 メリアはイリーナみたいな髪形だったらしい。
174 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/03(水) 04:17:16 ID:CiEGdEut
age
_,,.-'''゙゙゙゙ ̄ ̄```''ヽ,,
, -'' ゙ヽ, ' ;
;.'゙./ ゙、 ゙;.
;'゙ .l /| .i, ヽ, ヽ, i i ;
O .l / ! .lヽ, ヽ, ヽ l i l
-┼‐ l i .l ゙i .l `、lヽ, 'l l l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./ | ヽ_ .l i l゙ー-''`、! ゙'-'゙゙ヽ~~.l .lr‐、 j l, | 松野。早く元気になるのだ。
| | l i.|cモヲ ` ゙モヺフ、! lR.l /リ | <
 ̄ l li !゚;;; ; ゚. ; ;;; ; | l^_ノ/ / \___________
l .l l 。 i,、. c | レ///リ )
.l .!.i\ d =、;;;;。 . .イ レ/ / ノ, ヒ
;' .l l ! ` 、, .'' //| l/ / / ) ッ
.;'' _l .l-‐-、__f`rご/ | .ル/〆//ノ, ク
'; /゙ l .| / l゙ ; o .| li L._〆〆_ヽ
/ l i |/ / ; ; | ,l.l `/ ``
/ .l.! | | :'/l ;. .| l l_,,、/|
.l !|.|ノ.| '/ ゙l ; ! / ! / ノ
〈〈 。il.| |'/ ゙i ; // / /
.'; } \ 。 / !i ゙l/ '゙ / ./
';, \ 。 Y , | 。/
;.." | `'Y ; ;' ; ; !|V。
`、_〈 ;' ; ; ; ;゙ ; !| \
⊆=ゝ ; ; ; !|. ヽ_・_ ,,,、-"
(`―--`、 ; ; ; !| \・
>>164-167 FFTonlineだと気づくのに時間がかかったけど、面白かった。GJ!
松野たんは一体どうしてしまったんだ?そして彼の作っていたFF12は?
ほんとうにFF12は松野たんが作っているのか・・・?
ラムザ「もうおしまいです」
FF12なら来年発売だってスクエアエニックスから発表されたっしょ。
3/18だったけかな。ぐぐってみれ。
「アグのためなら死ねる」の続編「アグたんはどこからくるの?」
ttp://fftonly.s3.x-beat.com/up/data/493.png(ロダより転載)
本作は主人公とカノジョ、そして主人公の妹の三角関係を描いている。
一目惚れした勢いで、カノジョにアタックを仕掛ける主人公。
しかし主人公に惚れてる妹が過激な妨害を加えてくることになるのだ。
主人公の恋の行方は予断を許さない!!
主人公(17歳、見習い戦士)
明朗快活、意味なく叫んでステータス核爆発。
動きが俊敏で運動能力、加えて指揮能力も高い。
でも、ときどきアホ毛に力が入りすぎてバランスを崩す。
カノジョ(21歳、ホーリーナイト)
背の高い美人。
けっこう勝気だが、感情を表に出したりヒステリックに暴れたりはしない(たまに冷静に暴れる)
女教師的な雰囲気がある。
妹(16歳、クレリック)
高い知能と実家の財力と魔法で主人公の愛を手に入れたいと思っている。
あどけないが、意外と策士かつ小悪魔である。
確かFF12の召還獣の名前がルカウ゛ィだった
そこらへんが松野クオリティ
ドーターの闇市にて
商人「お、ねぇちゃん、剣士か。装備見てかねぇか?」
アグ「……何か掘り出し物があるのか?」
商人「自慢じゃねぇがウチの品揃えは他とはちぃと違うぜ。まずこれだ。
神々の最終戦争の際に使われたといわれる魔剣、ラグナロク!」
アグ「なに……あのラグナロクか? ちょっと見せてくれ……ふぅむ……確かに見た目はラグナロクだが……
……ん? 追加効果、カエルだと……? おい店主、これは『ナグラロク』ではないか!!!」
商人「いやあ、ばれたか。ねぇちゃん、目が高いな。よし、とっておきだ。雷神シドも御用達の聖剣、エクスカリバーだぜ!」
アグ「なんだと、あのエクスカリバーがもう一振りあったのか? ……うーむ、この装飾、たしかにエクスカリバーのようだが
……ん? 武器パワー1……だと? 貴様ふざけているのか! これは『エクスカリパー』ではないか!!!」
商人「わ、悪かった、悪かった(くそ、何で見抜くんだこの女)……じゃぁこれだ。市価2万ギルの天子の指輪がたった5000ギル!」
アグ「どれどれ……いい加減にしろ! これは呪いの指輪ではないか!! まともな品はないのかこの店は!!!
大概にせんと切り捨てるぞ!!! ……ん? 何だこの怪しげな色の香水は?」
商人「そ、それは……」
アグ「正直に答えろ。出鱈目を抜かすと明日の朝日が拝めんぞ」
商人「……そ、それは……一種の媚薬で……」
アグ「…………媚薬、だと?」
商人「あ、あぁ。東方伝来の特殊なフェロモンを配合した香水で……
な、なんでも『年下の異性に限り100%虜にする』、とか……」
アグ「買った」
商人「へ?」
アグ「買おう、と言うのだ。幾らだ?」
商人「い、10000ギル……」
アグ「よし、ここに置くぞ……(ふふふふふ、これはいいものを手に入れた。
早速今夜にもラムザの前で……ふふふふふふ……)」
「100%虜にする」でなく「100%捕虜にする」の捕の字が
かすれて見えなくなってるだけ、というオチではあるまいな。
アグリアスのズボンを脱がせたらすごいチンコが出てきたんだけどどうすればいい?
退くべきか往くべきか・・・判断はいつも難しい。
なにそのアグ似の麗人
某映画を見たんで、ベルベニア活火山で戦うアグとラムザを妄想してみる。
ウズウズ
>>186 どうもこうも、何の問題もないと思うが?
アグたんのぱんつ嗅ぎたい
ラムザ「もし明日、アグリアスさんを見つけたら、僕は・・・・・あなたとする。」
ウズウズ
「二度と剛剣は使わない。元々私の流儀ではないしな」
「王家の飼い犬が流儀を述べるとはね」
「分かるか若き神殿騎士。戦いとは力の解放だ。
範 囲 攻 撃 無くして解放のカタルシスはありえない。
技だの、奥義だの・・・そんなものはお前たちで共有すればいい」
「お前たち、とは?」
「私を除く全て。工夫すればいい、物理攻撃力だの、魔法攻撃力だの、
SPEEDだの、MOVEだの、CTだの、武器だの、防具だの・・・
そんなものは戦いにとっては不純物。そしてこういう会話も」
生まれついての ホ ー リ ー ナ イ ト
ヤる理由も、ヤらない理由も、無限に用意できる。
だから・・・アグリアスに告白する時が来た!
敗北を知りたいと最凶のルカヴィが来るのですか?
アグたんの浴衣姿マダー?
アグたんのうなじ(;´Д`)ハァハァ
アグ「私で妄想するなら私に許可を求めよ!」
妄想させてください
200なら小さくなってアグたんのおっぱいに挟まれる夢を見る
アグが酒をたしなむSS結構あるけど、そういう予備知識を無視すると
…果たして呑むかなー?って思った
下戸で3杯くらいで「あう゛…」と肩に頭を預けてくるアグもいいなあ
アグ「酒とかダメなので。オレンジジュースください」
僕は20%のアグリアスさんを見ただけで失禁し、
どんな事をしてでも助かりたいと思った。
その時の僕が名乗っていた姓はルグリアだった。
そんな僕にアグリアスさんはこう言ったよ。
「人の夢と書いて儚い・・・
哀れを通り越すと殺す気すら失せるよ。
私にはお前が逃げ出したクズにしか見えない」
アグリアス・トグーロ
戸愚呂(聖)
ハンターハンターのビスケってアグリアスっぽいね。
ん?変身後?それは失礼だお
範馬アグ次郎
アグ「100年たっても分かりゃしねェよ、ルカヴィ如きにゃな」
強くなりたくば喰らえ!!!
朝も昼も夜もなく喰らえッッッッ
食前食後にその肉を喰らえッッ
飽くまで喰らえッッ
飽き果てるまで喰らえッッ
喰らって喰らって喰らい尽くせッッ
自己を高めろ、騎士として
飽き果てるまで喰らいつつも
「足りぬ」騎士であれ!!!
アグ「という訳で、ラムザ・・・いただきま〜〜〜す」
ラム「うわああん!!」
ムスタ「なぁ、アグリアス」
アグ「さんをつけろよデコ助野郎」
オヴェ「ねぇ、アグリアス」
アグ「さんをつけろよデコ助野郎」
ムスタ「にょき」
アグ「喝」
ラム「攻撃16 回避30 しかも永久プロテスか…」
アグ「使いたいか!ラムザ!!」
アグ「私用に改良したセイブオブザクイーンだ、ピーキー過ぎて、ラムザには無理だ。」
ラム「使えますよ。」
アグ「ほしけりゃな、ラムザもでかいのぶんどりな!」
あ、オブはいらねーな
ひ・・きゃう!痛ッ・・じょぶ・・・大丈夫・・・ラムザ・・・気持ちい?
私が泣いてるって?
これは痛いんじゃなくて、嬉し涙。
避妊?(妊娠しても)大丈夫。
ちゃんと薬飲んでるんだから(風邪薬だけど)。
ラムザは何の心配もしなくていい。
>>215 悪リアス(髪が黒い偽者とか。スレに前にいたよね?)
217 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/08(月) 00:11:38 ID:7slOPmpB
>>スター○ォーズかよ!!
218 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/08(月) 00:12:20 ID:7slOPmpB
オヴェリア
「ねぇ…アグリアス
私の話を少し聞いてくれる?
わたしは生まれたときから王族で、みんなから王女様王女様、てモテ囃されて来たわ…
でもね、本当はちっとも嬉しくなんてないの…
生まれながらに受け止めるのはツライのよ…
なんか見せかけだけのような気がしてるの。
この地位が無くなった途端、誰も相手にしてくれないんじゃないか、ってすごく不安なのよ。
一般の普通の農家の家に生まれたかったなんてよく思うようになったわ…
あなたは私について来てくれる?」
アグリアス
「マジウケるwww」
>>102-105 このスレほんと職人多いんだなー・・。にしても、未完の人たちはどこいっちゃったのか。
◆awRuXUefoY のルカヴィの贈り物とか、桜花の約束とか、けっこう続き楽しみにしてたんだが・・
_ ----- 、
、__人 __ -''´ \
) h \ \ \ ヽ
く ハ |、 | i ト、 \ ヽ ヽ ,
/ハ|ヽ|\ト、| \ \| ! i
〈{ |⌒ー''´ '^ー'⌒ー`下 ! |
lヽ! ̄ ̄  ̄ ̄` l| | l |
>>216 | | ̄ ̄ 、  ̄「「「l | | l | 美しくない!!
| |、U | | l |
| | \ こ二つ J | | l l|
| | |l ヽ、 ,. イ l| | .l l |
| | |l 广フ`ァ⌒Y´了| | l l|
| | |/{ { / / イ | | l |
yoyoみんな聞いてくれYO♪
俺の悩みを聞いてくれYO♪
どうすればアグたんのおっぱい揉めるのかな…?
やっぱセヴンセンシズの開放?
223 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/08(月) 22:38:43 ID:/AiVmyba
次の選挙で落選させなければならない議員のリスト
自民党 河野洋平 神奈川17区 - 売国奴。中国の飼い犬。日朝友好議連所属。
自民党 野田毅 比例九州 ----- 売国奴。中国の飼い犬。外国人参政権推進。日朝友好議連所属。
自民党 加藤紘一 山形3区 ---- 売国奴。中国の飼い犬。
自民党 古賀誠 福岡7区 ------ 野中の子分。人権擁護法案推進。
自民党 野田聖子 岐阜1区 ---- 古賀の子分。人権擁護法案推進。
自民党 二階俊博 和歌山3区 -- 売国奴。中国の飼い犬。人権擁護法案推進。江沢民の石碑建立。
公明党の議員全員 ----------- 反日売国奴。中韓の手先。全員、池田大作の弟子。人権擁護法案、外国人参政権推進。
伝統的な日本をぶち壊して日本人全員を層化信者にすことが最終目的。
民主党 石井一 兵庫1区 ------ 人権擁護法案、外国人参政権推進。有本恵子さんのご両親について「あれはバカだから」
「人の恩が分からない恩知らず」と発言。
民主党 石毛^子 ------------ 人権擁護法案、外国人参政権推進。朝鮮総連のスパイ。朝鮮総連主催の反日集会に参加。
民主党 稲見哲男 大阪5区 ---- 人権擁護法案、外国人参政権推進。
民主党 岩國哲人 神奈川8区 -- 外国人参政権推進。北朝鮮とつながりのある大阪経済法科大学で、客員教授として
報酬を受けていた8人の国会議員の1人。
民主党 岡田克也 三重3区 ---- 人権擁護法案、外国人参政権推進。
民主党 首藤信彦 神奈川7区 -- 人権擁護法案、外国人参政権推進。北朝鮮への経済制裁に反対。
民主党 仙谷由人 徳島1区 ---- 人権擁護法案、外国人参政権推進。
民主党 横路孝弘 北海道1区 -- 日朝友好議連所属。有本恵子さんからの手紙を無視。
民主党 岡崎トミ子 参議院 --- 韓国で反日でもに参加。
社民党の議員全員 ----------- 反日売国奴。北朝鮮のスパイ。
「どうも〜ハードアグで〜すフゥ〜!
私のガソリンはアホ毛三男坊のブロマイド、フゥ〜!
私の剣の動き見てくれてますか〜オッケ〜!」ビュンビュン←素振りしてる音
ラヴィ「―ぐらいのね、大胆なイメチェンをしてもいいと思うのよ、アグリアス様も」
アリ「…で、誰がアグリアス様にその提案をするの?」
ラヴィ「……」
アリ「……」
そりゃ二人とも命は惜しい罠。
何を素振りしてるんだw
あ、ナニか
そ ん な お 前 ら が 大 好 き で す
>>225 アリ「あ、ムスタディオ!この手紙をアグリアス様に届けてくれない?」
ムスタ「おぅ、いいぜ」
ラヴィ「(・∀・)ニヤニヤ」
さすがに奇声とポーズまではいらんが、
胸開きファスナーと太ももピチピチホットパンツの
レイザーラモンHGならぬレイザーラモンAOスタイルのアグたんは見たい。
>>229 ムスタ「いっけね、そういえば労八の手入れしなきゃいけないんだった・・・お、ラッド!済まないがこの手紙、アグ姐さんに届けてくれないか?」
ラッド「手紙?お前からか?」
ムスタ「違うって、ラヴィアリの二人からさ」
ラッド「ぐぬ・・・・もしや・・・・・・・あ!な、なぁラムザ!俺、用事思い出したから代わりにこの手紙、アグリアスさんに届けてくれないか?」
ラムザ「僕は構わないけど・・・」
ラッド「そ、そうか!よろしくな!・・・・・・・・('A`)許せ・・・友よ」
アホ毛三男坊って自分で書く訳ないから、いずれ足がつきそうなものだが
アグリアスへ提案する際の必要発言力
オルランドゥ:250
ラヴィアン・アリシア:2500
ラッド:17300
ムスタディオ:32000
ラムザ:50
ワルキューレの降誕に出てくるドゥンケル様(黒キューレ様)は
アグリアス様に似ておられる。外見ではなく、中身が。
初めて見たときアグリアスを男と思ったのは俺だけじゃないはず。
236 :
ラムザ:2005/08/10(水) 22:00:38 ID:EIXCYm9X
僕も男だと思ってました
肉体以外、男なのは言うまでもない
アグーのしゃぶしゃぶ
冒頭から、
女騎士
「さ、出発いたしますよ、
オヴェリア様。
て出るジャマイカ
アグリアス=玖我なつき
だからマックスハート。これ常識。
オスカルのアホ成分と堅物成分を膨らましたようなキャラだと脳内処理
俺は昼寝氏のエロSSがやけに印象に残ってSSのアグ姐がデフォですよ
別に昼寝士氏を持ちださんでも、あの手のタイプは
性の快楽に目覚めると歯止めが利かなくなると思う。
>>240 別にバキヲタのつもりでもないのに
アグリアス=久我重明というフレーズが浮かんでしまって脳みそヤバげな俺様。
人に会うとまず「私はこいつを守れるか」と考えるちょっとイッちゃったおねえさん、それがアグリアス。
でも現実の壁にぶつかる度に、だんだんと自分の力量に見合った立ち位置が人間分かってきちゃうのよね。
「私はこいつを守れるか」→「私はこいつを支えられるか」→「私はこいつを信じるが、こいつは私を信じてくれるか」→
「こいつは私の身を預かりきってくれるか」→「剣聖来ちゃったよオイ」→「緑頭巾はまぁ…信じてるからなラムザ」
考えてみたら久我さんはバキでなくて餓狼伝(板垣版)だった。
>>245 もっと言うと原典は「獅子の門(夢枕獏著)」な。
,ィ - - ― -- 、 *
もじ ,、,,イ_r-i__r-i ; ; ; ; ; ; ; ヽ ゚
∫`iノ__!__!__!__!__!`^l; ; ; ; ; ; ヽ もじ
o 〉`フイ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ト、 '`i ; ; ; ; ;! o
* ヒ/; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ヽ`i; ; ; ; ; ;! *
l; ; ; ; ; ; ; ; 人; ; ; ; ; ; ; ; ; ! ; ; ; ; ;! *
O |; ; ! ;-"゙` _ _ `i ; ; ; ! ; ; ! ; ; ; ; ;!_ ィ7^ヽ
|; ;,ハ_゙_`ヾヘ~_____`-; ! ; ; ! ; ; ; ; /, | fーi
rヘ ̄`ーV; ; ハ'ヒr ´゙゙Tニゝヽ |; ; ; ! ; ; ;//| | _レ´L
| ヽ >;ヘ 、 /// `f--i―´| r-ヽ`´; ; ;`ヽ、<
イ ̄ | |  ̄`>、` /^ヽ/ \ .| !; ; ; ; ; ; ;ヽi
\ レィ| _ ― .>~__~_ノ〈 /ミO/i/|/ l|\; ; ; ; ; ; |
i \v; ; ; ;\|> イ ̄ 〉' rー-`ー―^^――'ー´-i  ̄ ̄`〉; |
. ヘノ|; ; ; ; ; ; ; ; |_「人 iーy´_|: : : :| | : : : : : : : : : : :|/ /;」
L|; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;f_ ,一´~_|: : : :| | : : : : : : : : : : :|, イ; ∫
!、; ; ; ; ; ; ; <「 ノ;|: : : :| | : : : : : : : : : : | /
``゙゙i; ; ;/ >ー ~ ==ヽ: : | | : : : : : : : : : : |
`i ; 7 ! ̄ _`]: | | : : : : : : : : : : | ノノ
`ヘ >ー―< " !: : | | : : : : : : : : : : |
\ 」 `ー―-、__|______|
 ̄`i- _  ̄); ; ; ; ; ; ; ; ; ; |
アグ「なるほど、ただの坊やではないようだな。
ガフガリオン、貴様とはまだ短い付き合いだが・・・
察するにこのラムザとかいう子供、
ガフ・ガフガリオンの秘蔵っ子といったところだろう。
その心情を汲み、手心を加えないでもなかったが、
どうもそうも言っていられないようだ」
ガフ「ハナっからそのつもりだよ、アグリアス」
ラム「くっくっく・・・信頼されてるのは案外、
僕を壊そうったって壊せない、
あなたの聖剣技の弱さだったりして♪」
アグ「──ブチン──」
ありえない、こんな事! アグリアスが吹っ飛んだ!!
今日、コンビニで「あぐー」っていうスナック菓子があるのを見た。
パッケージが黒豚だった・・・orz
アグたんと合流するとき
ラムザに助けられ、その背中を見て・・・
アグ「(そうだ・・・私はいつもこの背中に守られて・・・)」
と自分の想いを自覚します。
だから死刑場であのセリフが出たんですよ。
ラムザ「僕はカエルになったアグリアスさんを、そっとふところにしまいこんだ。」
映画化決定
>>250 ゴルゴラルダの時点でアグリアスがそんな境地になっているということは、
バリアスでの合流以後、よっぽどランダムバトルをやりまくっていたと見た。
だって正式加入前のNPCアグたんは一人突撃しまくって、むしろ背中「を」守ってもらっていた立場だったからなw
アグリアスとその他のメンバーに格差をつけるために、
アグリアスには常に一段階上の装備をさせている。
カエルになったアグリアスを戻すため、
今ラムザの冒険が始まる。
僕はアグリアスさんを元の姿に戻すため旅立った
道具屋で万能薬を買った
そこで乙女のキッスですよ
あぐガエルの為に鐘は鳴るんですよ
そこで絶対可憐アグリアスですよ
カエルを元に戻すなら冒険なんかしなくてもオシッコかければ一発。
次々と倒れる仲間
丸呑みにしていくキュクたん
らむざ絶体絶命
かえるアグたんが体内から攻撃
ウィーグラフが変身した化け物を倒せない。
1人で頑張っているアグたんに萌え
カエルになったアグたんが、ラムザの性感帯を刺激しまくる!
たとえ一桁ダメージのカエル攻撃とはいえ、
尿道とアヌスを攻められたらヤバいな。
ラム「ロールミー!」
アグ「ロールユー!」
3ヶ月くらい前のコリ天のカキコ
「日本人がプレミアの強豪チームでプレーするなんて
10000年経っても有り得ない」
……3ヵ月後、ヒデ、ボルトン移籍
ごめん、誤爆orz
>265-266
しお韓か四強スレか…(w
乙女のキッス・・・ラムザの女装じゃダメですか?
バリバリでOK
キスの効果音がズキュ〜〜ン!!なのは言うまでもない
キッス?No! チ ッ ス !
せっかくだから平面アグにしとこうぜ
どんなアクシデントの結果、ド根性アグたんになってしまうかが非常に気になる。
274 :
251:2005/08/12(金) 21:19:36 ID:psl3ArIz
俺のたった一行で、これほど妄想の華を咲かせてくれたおまいらに感謝(σ゚д゚)σ!
☆ラムザ装備品☆
棒の切れっぱし
ド根性アグT
通学かばん
めがね
ソルマック←「爽快感」をゲット!
アグリアス
聖剣技マックスハート
新番組ど根性アグたん
Tシャツになったアグリアスが今、
ラムザとともに旅に・・出ません
>>275 ナージャコス祭 in ディープダンジョン?
実はトラキチなアグたん
「赤星走れ!! 阿部の肩なら盗めるッ!!!」
「ええい、なんでシーツは見え見えの変化球に手を出すのだッ!!」
「こういう時の桧山は期待できるぞ。松坂だの川上だの、大物食いだからな」
「ふふふ、藤川登場か。後は黄金パターンだな」
「♪ろ〜っこ〜お〜ろ〜しに〜……おいラムザ、お前も歌え!!」
「一つ、聞いてもいいか?」
「なんですか?」
「なぜ、私にもオーボンヌ修道院に行ってほしいいのだ?」
「オーボンヌでの戦いが僕らの最後の戦いになるでしょう。
そしてこの戦いこそがイヴァリースの未来を決めるからです。
それなのにアグリアスさんは迷っている。
あなたが僕らと一緒に行ってくれなければ、イヴァリースに平和は訪れません」
「私が行けば、皆の足を引っ張るかもしれない」
「そんなことは決して」
「なぜそう言い切れる?」
「僕はオーボンヌで初めてアグリアスさんと会ってから、ずっとあなたを見てきました。
アグリアスさんは誰よりも信頼できる立派な騎士です」
「・・・違う」
「違いません」
「どうして今さらそんなに卑屈になるんですか?」
「私一人の事ではないからだ。
私は私一人ならなんとか戦ってみせる。自分一人の身を守ればいいのだからな。
負けても死ぬのは私だけだ。でももうそうじゃない。私だけが死んで済む事じゃない」
「僕らにはあなたが必要なんです」
「そう。強くて、迅い剣士をね。私がその期待に応えられるとは思わない」
「あなたの聖剣技は神業です。オルランドゥ伯もそう認めてたじゃありませんか」
「本当にそうなら、どうしてライオネル城から逃げ出す羽目になった?
どうしてライオネル城の城門をもっと早く突破できなかった?
ホーリーナイトとして、私に膂力と速度が足りなかったからではないか」
「今度は大丈夫です」
「根拠の無い自信は驕りというのだ」
「・・・・・・」
「私は別に卑屈になっているのではないよ。
根拠の無い不信なら卑屈と誹られようが、私のには根拠が無いわけではない。
私はオヴェリア様を追ってオーボンヌを出て、あれから本当にたくさんの事を学んだ。
その最たるものが、私は無能だったという事だ」
「アグリアスさん・・・」
「自分を卑下して満足してるわけではない。私は本当に無能だった。
そうだった自分が分かって、今やっと本当に有能になりたいと思っている。
これからなんだ、ラムザ。
これから少しずつ努力して、力と知恵を併せ持つ騎士に少しでも近づければと思う。
その証明が、この生還できない戦いに赴く事なら、そうするのもいいかもしれない。
でも、それは今ではないと思う。
もっとずっと先の、せめてもうすこしマシな騎士になってからの事だ」
「・・・アグリアスさんは怖いんですね」
「ああ、怖いよ」
「二度と帰れないかもしれないと思って、それで竦んでいる」
「・・・そうだ」
「・・・・・・・」
「オーボンヌ修道院に行ったら、生きて帰ってこれないだろう。そういう予感があるのだ」
「生きて帰りたいですか?」
「分からない」
「分からないのですか?」
「正直に言うと、ルザリア聖近衛騎士団に所属していた──いや、正式には今も
所属はしているのだが──頃や、オーボンヌでオヴェリア様の護衛としていた頃が、
そんなに良かったとは思わない。そしてお前たちと共に戦い、共に畏国中を旅をした
この数ヶ月も、初めに思っていたほど、悪くはなかった。そう、悪くなかった」
「はい」
「でも、私はライオネル城の決戦からずっと、オヴェリア様の事だけを考えてきた」
「・・・それは、分かります」
「オヴェリア様のお顔も、お声も、片時も忘れた事は無い。
オヴェリア様と私が本当に良い主従関係だったか、良い信頼関係を築いていたかと
聞かれると困るが、それはもちろんオヴェリア様の責任では無い。
私は貧相な人間で、だからオヴェリア様と深い信頼関係を築く事が出来なかった。
でも、再びオヴェリア様に仕える事が出来たら、もっとちゃんとやれると思う。
一からやり直して、今度こそあの方のお気持ちを汲んで差し上げる事ができると思う。
愚かだった自分が本当に悔しいから、もう一度あの方とちゃんとやり直してみたい。
・・・たとえやり直せなくても、私が抱くこの気持ちもあの方には何の意味も無くて、
全て私の身勝手な幻想に過ぎないとしても、それでもやはりあの方が懐かしい。
私はオヴェリア様にちゃんとお別れを言ってこなかった。
あの時、ライオネル城から脱出した時も、必ず帰ってくるつもりだった。
二度と会えなくなるかもしれないなんて思っていなかった。
絶対に、戻って、助け出すつもりだったのだ。
前もって心の準備をする暇があったなら、こんなに苦しくなかったかもしれない。
でも、何の準備もなくて、何もかも中途半端なままで」
「・・・そうですね」
「それでなくても、今日この時までずっと、もう一度オヴェリア様に会うんだって、
今度こそ絶対にお護りするんだって、ただその想いだけでずっと頑張ってきた事を、
あきらめるのはとてもつらい・・・」
「はい・・・」
「ここでお前たちと別れたらきっと後悔すると思うが、
お前たちと一緒に行っても、やはりきっと後悔すると思う。
どちらを選んでも、絶対に片方が惜しい。どちらも選びたいが、片方しか選べない・・・」
「・・・・・・アグリアスさん。どっちを選んでいいか分からない時は、今自分が目の前で
やれる事を選んでおけばいいんです。そういう時はどっちを選んでも後で必ず後悔する。
同じ後悔をするなら少しでも軽いほうがいいでしょ」
「ああ・・・」
「全ての人を援ける事なんてできないんです。今ならガフガリオンの気持ちもよく分かる。
目の前で自分が出来る事を選んでおけば、目の前の人間を見捨てなかった分だけ、
後悔も軽くて済みます」
「そうだな・・・」
「それに、まだ帰れないと決まったわけじゃありませんよ。
この戦いを終わらせて、そして生きて帰ってきて、
そしたらオヴェリア様に会いに行けばいいじゃありませんか。
オヴェリア様もきっとアグリアスさんを待っていますよ」
「・・・ああ、そうだな。ラムザ、ありがとう・・・」
乙
十二国記だな
そんなアグたんこそ理想。
乙
ああ、既視感があると思ったら、十二国記のパロディか。乙
「う〜アルマアルマ」
今妹を求めて全力疾走している僕は、獅子戦争に首突っ込んでるごく一般的な男の子。
強いて違うところをあげるとすれば、教会に喧嘩売って「異端者」宣告されてるってとこかナ―
名前はラムザ・ベオルブ。
ふと見ると一人の若い女騎士が立っていた。
ウホッ!いいホーリーナイト…
そう思っていると突然その女騎士は(ていうか仲間のアグリアスさんは)
僕の目前に剣先を突きつけたのだ…!
「試合(ヤ)らないか」
僕の今のジョブが無手であるモンクであっても、気にせず実剣で打突ありの稽古を持ちかけるアグリアスさん。
そこにシビれるあこがれる。
アグリアスさんの本気っぷりに応えるためにも、ちまちま遠距離攻撃からなんて無粋なことやっちゃいけません。
ひたすら本気で剣と拳を交えるのみ!
もしバッサリ斬られちゃったら…そのときはヒザマクラでレイズやケアルかけてもらおっと…
ではいきますよアグリアスさん!
僕の眼差しに応えてアグリアスさんも頷いた。瞬間、僕ら二人はいっきに間合いを詰めるべく駆け出し、
そして二人そろって盛大に前につんのめった。
「く…」
あまりの衝撃に一瞬気を失ってしまっていたらしい。
おもいっきりスっこけたあげくに、同じくコケたアグリアスさんとおもいきりぶつかってしまったようだ。
が、肝心のアグリアスさんがいない。アグリアスさんはどこへ!?
すると僕の胸元から「あぐあぐ、あぐあぐ」とゼイレキレオサゲヒキガエル(天然記念物だ)の断末魔のような声がする。
なんとか立ち上がって足元を見ると、そこにはラヴリーな三つ編みを付けた青い可愛らしいカエルの姿が!
それはまごう事なきカエルとなったアグリアスさんであった!!(以前にも敵の黒魔法でよくカエルにされていた)
周りを見渡してみるとすぐにこうなった理由は判明した。
傍に落ちていたアグリアスさんの使った剣はナグラロク。
直接打撃有りでありながらも攻撃力の低い剣を使うことで、アグリアスさんなりに気を使ってくれていたのだ。
しかしそれが災いし、どうやら転んだ拍子に自分に傷を付けてしまい、運悪くカエル効果が我が身に発生してしまったのだ。
「あぐあぐ、あぐ〜」
正確に何を喋ってるかは分からないけど、なんとかしてくれみたいな事を言いたいんだろうな。
あまりの愛らしさに思わず頬擦りしたくなってしまうが、そこはさすがに我慢する。
しょうがない、ここは男であり、隊長でもある僕が責任を取るべきだよね。
醜い、もとい可愛らしいカエルと成り果てたこの人を元の姿に戻す旅に出るべく、
僕はカエルになったアグリアスさんを、そっとふところにしまいこんだ。
>>251へ。
そして
>>255-256へ。
物語、あっというまに完。
ちなみに道具屋に着いたころには、
ラムザのふところはアグガエルの鼻血で真っ赤っかであったという。
292 :
255:2005/08/13(土) 19:23:00 ID:upZwraBf
GJ!でも即終わったな、話orz
カエルの血って赤いっけ
踏んでみれば分かるが、カエルの血は緑色な。
・・踏むなよ
モンクだったら気孔術を使いなさい。
そういえば一度も使った事ないな、このアビリティ。
カエルとなったアグたんをラムザのふところに入れた場合と、
カエルとなったラムザをアグたんのふところに入れた場合では、
どちらのケースがより早くアグたんの鼻血が出るのであろうか。
後者
ふところというのが単に上着の内側であるか、肌着の内側であるかにもよる
肌着の中にまで入り込まれた日にゃ、
さすがのラムザも体力がいくらあっても持つまい。
ラムザがカエルになるSSはあったけど、アグがカエルになったSSってあったっけ?
そういえば一度聞きたかったのだが
なんだ
何故 彼女を異端者の一行に?
ラムザともあろう男が何故にそんな柄にも無い事を?
さあな 何故なのだろうな
気まぐれ? 否 違うね
彼女は自ら道程を自分の意思で取捨決定をした
>>302 アグリアスは正式加入の際にラムザに体液をブジュルブジュル吸われましたか。
は〜アグたんアグたん日が暮れる〜♪(アグ!)
前から気になってたけど、
「手助けなどいらぬ。これは我々、護衛隊の役目だ」
とアグリアス一行が王女を救いに行くところを
「僕もつれていって。足手まといになりません」
とラムザ一行がくっついていったんじゃ?
それにアグたんはホーリーナイト、ラムザは見習い戦士
(西洋では刀礼を受けるまで見習いで、正規騎士の下で働く)
ようするにアレはアグたんにラムザが弟子入りした、というふうに
解釈してたんですが・・・
(ゲーム前はラムザもホーリーナイトになれると思ってた人も
いましたよね?)
アグたんに弟子として仕えるラムザに萌えていたんですが。
するとなんですか、ラムザがアグたんに「師匠」とか言うわけですか。
……って、それじゃ東洋的だな……
西洋的だと思いますよ。
中世ヨーロッパではあらゆる職業がギルドによる徒弟制度でしたから。
刀礼をうけて騎士になるまで剣はつかえず、戦争では棍棒で戦ったようです。
まあ、ベッドの下で犬のように寝たりとか
騎士の小姓みたいなサポート役で付かず離れず、仕えたようです。
騎士になる教育はかなり荒っぽいもので暴力的なレスリングなどが主。
なにか咎めがあると、縛り付けて気を失うまで鉄拳で体罰を与える。
西洋は中世まで、キリスト教の絡みで東洋より野蛮で遅れていましたからね。
しかし自分はアグたんに厳しく教育的指導されてみたいです。
>>301 >>287-290 >>304 ラムザが(たとえ単身でも)アグたん達についていこうとしたところで、
ガフが「仕方ねえな」とばかりに乗り出してきて、結局は傭兵団と
護衛隊が一緒にオヴェリアを追うという流れになったので、ラムザ自身の
所属や立場は別に変わっていないかと。
精神的にはどうか知らないけどな。
>アグたんに弟子として仕えるラムザに萌えていた
つまりアグたんのベッドの下で犬のように寝たり、
アグたんの小姓みたいな(というか小姓同然に)サポート役で付かず離れず仕え、
普段は暴力的にレスリングなどで教育され、
なにか咎めがあると(メリアやラファたんに必要以上に優しくしたりとか、逆にレーゼさんに優しくされて赤面したりとか)
縛り付けられ気を失うまで鉄拳で体罰を与えられるラムザ、ということかな。
前半は俺も萌えるが後半はマニアックだな…w
女だらけの王女護衛隊に男だらけの傭兵隊がくっついていくわけか・・・
ガフ→アグ・ありゃ女か?
→ラヴィアリ・10年経ってからだな
ラッド→アグ・こえー・・・
→ラヴィアリ・(;゜∀゜)=3
ラムザ→アグ・綺麗な人だなー
→ラヴィアリ・アグの妹分みたいでアルマを思い出す・・・
第一印象ってそれぞれどんなもんだったんだろうね?
ラヴィアリはラムザより年上だと妄想していたんだが…
オヴェ→アグ・白馬の騎士*゜・*。゜(n‘∀‘)η・。゜・*.キタワァァァ
アグリアスのテーマ曲は梶浦で決まり!!
走った 転んだ すでに満身創痍だ
立ち上がる間もなく 襲い来る 罵声と暴力
負けるか私はホーリーナイト 千切れそうな手足を
引き摺り なお走った 見つけた! この城だ!
手紙を読んだ女王は もう動かない騎士の名に
アルファベット1つ 加えて庭に埋めてやった
聖なる騎士を埋めてやった
アグ「不細工な、品性と知性の欠片も無いわ」
騎士がレスリングを重視したのは、まあ最後は組み打ちになるからですが
貴族は子弟の教育のためにイギリスから教師を呼んだようです。
これはイギリス騎士が武芸、特にレスリングの名手とされていてたためです。
語学や教養などはフランス人教師に限るとされました。
ボウガンや投射武器の扱いはイタリア傭兵が名人、ナイフ名人はシチリア人
というふうに習う得意分野がきまってました。
今でもローマ法王はバチカンのスイスガード(スイス傭兵)を雇ってますが
これはスイス人が戦争のプロとされた伝統の名残りです。
いまは法王護衛のスイスガードは機関銃を隠しもってるそうですが・・・
FFTは英国のバラ戦争がモデル?ともいわれてますが
アグたんはやはり毎日、ラムザに本場レスリングの稽古をつけて・・・(鼻血
夜はいっしょに寝て、ぎゅっと子犬のように抱きしめたりして・・・(ひでぶっ
次の昼は、「きょうはボクシングの稽古だ」と照れ隠しにビシビシ鉄拳制裁!
ガン×ソード アグリアス
アグリアスクライシス
アグ萌え&燃えの身としては
アグ関係者であるアリシア、ラヴィアンがどうしても除名できない。
もう人数の空きがないのに…orz
代わりにガルテナーハ兄妹が逝きました。
320 :
251:2005/08/16(火) 09:32:42 ID:xT+fiX0m
ようやくアグ禁巻き添え解けたっち
>>291 ラムたんの…平らな胸が…アグ姉の…初々しい血でまっ赤っか…
万能薬で回復したアグリアスは、お約束どおり裸だった。
アグリアス「み…見られてしまった…かくなる上は、貴公に責任を(ry」
>>306 とりあえずアグリアスは、ラムザの体操服姿が見たいだけだった。
アグリアス「(オヤジ視線)…じゃあ、ちょっと組み合ってみるか(;´Д`)ハアハア」
00万回聖剣技を使ったアグネコ
100万回聖剣技で、100万人倒し続けたネコがいました。
100万人の人がアグネコに聖剣技をくらい、100万回泣きました。
アグネコは一回も泣きませんでした、なぜならアグネコは聖剣技が大好きだったからです。
あるとき、アグネコはりっぱなノラネコになりました。
そんなアグネコに何匹ものオスがお婿さんになりたがりました。
でもアグネコはなによりも聖剣技が好きだったので、だれのお嫁さんにもなりませんでした。
そんな中、聖剣技に見向きもしない一匹のオスネコ・・・ラムネコがいました。
「わたしは100万回も、聖剣技を使ったぞ!」
ラムネコは
「程々にしなよ。」
と言っただけでした。
アグネコは少し腹を立てました。なにしろ聖剣技が大好きでしたから。
次の日も、次の日も、アグネコはラムネコところへ行って言いました。
「キミはまだ一回も聖剣技を使ってないんだろう?」
ラムネコは「うん」と言ったきりでした。
そんなある日、アグネコは
「私は100万回も・・・」
と言いかけましたが
「そばにいてもいいか?」
とラムネコにたずねました。ラムネコは
「うん」
と言いました。
アグネコはラムネコのそばに、いつまでもいました。
その後、二匹の間にはかわいい子供がたくさん生まれました。アグネコはもう
「100万回聖剣技を使ったんだぞ」
とは決して言いませんでした。アグネコは、ラムネコと子供達を聖剣技よりも好きになっていました。
やがて子供達も、立派に成長してどこかへ行きました。
アグネコはラムネコといっしょに、いつまでも生きていたいと思いました。
ある日、ラムネコはアグネコのとなりで静かに動かなくなっていました。
アグネコは初めて哭きました。
夜になって、朝になって、また夜になって、朝になって、アグネコは100万回哭きました。
朝になって、夜になって、、ある日のお昼にアグネコは哭き止みました。
アグネコはラムネコのとなりでしずかに動かなくなっていました。
アグネコはもう決して聖剣技を使いませんでした。
おわり
0か百万かの極端ぶりがアグリアスクオリティ。
「ほどほど」などという言葉は知らんのです。
>>516 俺脳内でラバーコンシャス装備の戦闘終了後にリラックスしてるアグリアスに大決定。
傍にいる人間が誰かによって、前の開け具合が違う。
乳首見せない、陰毛見せてるあたりでラムザと見た(女性同士なら逆になるかと)
夏場にラバーコンシャスはムレムレだよな?な?
アグ「ラムザ、汗を拭いてくれ。舐めてもいいぞ」
アグガエル、アグネコ、ラムネコ・・あうう。
どれもかあいいよまずで
チキンを忘れてはいかんな。
ブレイブ激低のキョドった瞳がたまらん。
石化アグに悪戯したい
331 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/16(火) 23:52:16 ID:tNbOtdwm
ストップアグにうわなにをするやめ(ry
ストップよりもドンムブ
>>329 しかしいつまでも低ブレイブでは離脱してしまうからな。
むしろラムザにチキンになってもらい、
チョコボなみのフワフワ羽毛、アホ毛トサカ、低ブレイブのおびえた瞳の攻撃に
アグたんが触るか触るまいか悩む姿を遠くからニヤニヤヲチするのが通の嗜み。
冬場あたりにはすでに慣れてチキンラムザをふところに入れてそうだが。
本年度、ルザリア化粧品が選ぶ
「きれいなおねえさん」に
オヴェリア王女護衛隊隊長の
アグリアス・オークスさん(22)が選ばれました。
水着コンテスト!水着コンテストのSSはまだか!
シド:赤フン
ベイオ:超ビキニ
ムスタ:普通のトランクス型
ラッド:古風なシマシマ水着
マラ:葉っぱ
ラムザ:アルマのお下がりのスク水
この中で誰が優勝するかという話か?
アグ姐さんに似合う水着は、どういうタイプの物だろう?
海水浴SSなら二つあったけど、二作ともアグたん際どい水着だったのがワロスw
340 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/17(水) 20:29:15 ID:g/PxUJSR
アグ「へ・・・へそを見るな!!」
アグたんはポーラ・ラドクリフのようなデベソだったのだ。
>>341 そんなこと言ってるとラムザの肌の色がおかしくなったり、生命力吸われたりするぞ?
最後の最後で除名されて、ラムザは一人でオーボンヌへ行っちゃうんだな
[キーワード]
・アグ
・オーボンヌ
・置いてけぼり
これ最強。
俺の脳内では「ラムや」のごとく戻ってきて
ラヴエロライフ突入、ということになっている。
初めてSSなるものを書いてみました。
時間の都合で書ききれなかった分は夜にでもアップしますので。
ご笑読頂ければ幸いです。
−1−
「なあラムザ、私の事をどう思う?」
「ぶほっ!」
突然の言葉に僕は飲んでいたミルクを噴き出してしまった。
「えっと、それは…どういう意味でしょうか?」
「どういう意味も何も、そのままの意味だ。おかしな事を聞くな」
ああこの人は天然なんだな、そう思って少し残念なような、可笑しいような気分になった。
「そうですね、安心して背中を任せられる人…といったところでしょうか」
自分でもあまりに模範的な回答だったかと思ったが、彼女は視線を落として呟くだけだった。
「そうか…」
どうも僕の回答は彼女が求めていたものとは違ったようだ。
「あの…アグリアスさん、何か悩みでもあるんですか?」
「悩み…そう、少しな。思うところがあるのだが」
「僕でよければ相談に乗りますよ。他ならぬアグリアスさんの事ですし」
しばらく考え込むような素振りをした後、彼女は口を開いた。
「実はな、この隊の皆と私との間にどうも見えない壁のようなものがある気がするんだ」
「壁、ですか?」
「ああ」
僕はようやく最初の質問の意図が分かり、次にそこから推測される彼女の悩みをどう解決したものかと考えを巡らせた。
「考え過ぎなんじゃないですか?誰もアグリアスさんの事を避けたりしていませんよ」
「いや、避けられているとかそういう事ではなく、何と言うか…そう、どうも他の隊員と打ち解けていない感じなんだ」
「それはアグリアスさんが皆と十分話せる機会がないという事でしょうか?」
「機会、というのも少し違うな。何となく話し辛いというか、皆と何の話をすれば良いのか分からないんだ」
そう言ってジョッキから手を離し、テーブルの上に人差し指で弧を描く彼女の仕草は、まさに子供のそれだった。
「そんなに難しく考える必要はありませんよ。その日あった事や思った事を気軽に話しかければ良いじゃないですか」
「簡単に言ってくれる」
少し自嘲気味に彼女は言うと、ジョッキに残っていたビールを一気に飲み干した。
「そもそも私には気軽に話しかけるという事ができそうにない」
「しかし自分から動かない事には、何事も始まりませんよ」
「それは分かっている。けどな…いや、そうだな。貴公の言う通りだ。私は自分で分かっていたのだ、その答えを」
理性的に話しているつもりなのだろうが、言葉の抑揚や伏せ目がちな仕草から、どうしても拗ねた子供のような雰囲気が感じられ
僕はつい口元が緩んでしまった。
「分かっている、分かっているんだが…そうだな、やはりこれは私自身の問題だな。貴公に恃むのも詮なき事なのだろう」
だんだんと彼女から諦観の様子が見えてきたため、つい慌てて言ってしまった。
「そんな事を言わないで下さい。僕なりに何か方法がないか考えてみますから」
−2−
「アグリアスさん、昨晩の話についてですが良いですか?」
街での補充を終え、僕は昨日と同じテーブルで飲んでいる彼女に話しかけた。
「ああ、あの話か。すまないな」
特に関心がないように振舞っているが、その眼に淡い期待のようなものがあるように感じたのは僕の自信過剰だろうか。
「あれからずっと考えていたのですが、先程ある方法を思い出したんです」
「思い出した?」
「ええ、士官学校にいた頃、仲間内でやったゲームみたいなものなんですが」
「面白そうだな、聞かせてくれ」
一呼吸おいて、僕はその説明を始めた。
「つまりですね、アグリアスさんの悩みは要約すると皆と仲良くなりたい、という事だと思うんですよ。
ただ自分から話しかけるのはどうしても性格的に難しい、そもそも皆が自分をどう思っているのか分からないという事なんですよね」
「う…うむ、まあ、多少語弊があるような気がするが、そのようなところだ」
「だったらこの際はっきり聞いてしまいましょう。アグリアスさんが皆からどう思われているか」
「何!?」
予想外の話だったのか、彼女は一瞬身体を硬直させて驚いた。
「ですから聞いてみるんです。皆から」
「いや、しかし、それは…あまりにストレート過ぎないか?」
ベヒーモス相手にも怖気ずく事がない彼女でも、皆の評価を聞くのはかなりの勇気がいるらしい。
「まあ確かにそうですよね。だから直接聞くのではなくて、紙に書いてもらうんです。
最初ですから良い所と悪い所を一言程度で、それと匿名にした方が書いてもらいやすいと思うんです」
「うむ…」
「士官学校の頃これを仲間内でやったところ、やはり最初は抵抗がありました。
けれどやっているうちに、自分で気付かなかった部分が見えてきたり、皆の本音が聞けるので楽しくなってきたんですよ。
またそういう事を書けるぐらい気心が許せるっていうのは、つまりそれだけ仲が良いという事ですからね。」
「なるほどな」
少しずつ乗り気になっているのが見て取れたので、ここは一気に話を進めてしまうのが得策と考えた。
「もしアグリアスさんが良いのなら、今から皆に書いてもらいますが?」
「今からか?それは…ちょっと待ってくれ。やはり心の準備というものが」
「良いじゃないですか、遅かれ早かれやる事になるのなら、今書いてもらった方が悩まない分楽ですよ」
「ちょっと待て、誰もやるなんて言ってない!」
「やらないんですか?せっかくの機会なのに。これ以外の方法なんて今のところ思いつかないしなあ。
まあ嫌なら仕方ないですよね。誰だって自分の評価を聞くのは怖いですからね」
こう言ってしまえば、彼女の性格上答えはひとつである。
「私は怖くなどない!」
「じゃあやりましょう。おーいみんなー、ちょっと聞いてくれー」
−3−
「これで全部かな」
集め終わった紙を束ねて、僕は枚数を数えた。うん、間違いない、人数分ちょうどだ。
自然とアグリアスさんのいるテーブルを中心にして、皆が集まって注目している。
「皆さんどうもご協力ありがとうございました。
最初に説明した通り、今回はアグリアスさんの良い所と悪い所について、皆の率直な意見を書いてもらいました。
これをきっかけに少しでも皆と彼女との距離が近くなれればと考えています。
あと、くれぐれも言っておきますが、これはゲームですから。あまり熱くならないで下さいね、特にアグリアスさん」
「分かっている。さっさと読み上げてくれ」
乗せられた事を後悔しているものの、やはり多少期待感はあるようだ。僕は彼女の要望通り、早速回答書を読み上げていった。
「ではまずアグリアスさんの良い所から読んで行きましょう。
最初は…『強い』って、これはまたえらくシンプルですね」
「誰だ、その程度の事しか書いていない奴は!?」
「ちょ、落ち着いて下さいアグリアスさん、それじゃ匿名にした意味がないじゃないですか」
こんな事で興奮するなんて、普段のアグリアスさんからは想像できなかった。それだけ緊張しているという事なんだろう。
あとそんなにそわそわしていると誰が書いたかバレるって、マラーク。
「とにかく、これはゲームですから。あんまりムキにならないで下さいね。
それじゃあ気を取り直して、どんどん読んで行きましょう。」
そうして僕は書かれている事をそのまま、順に読み上げていった。
『髪がキレイでうらやましい』
『立ち振る舞いがまさに騎士、って感じです』
『たまに見せる女らしい仕草が可愛いわね』
『化粧していないのはスッピンに自信があるからなんでしょうね』
『あの忠誠心の強さは騎士の鏡です』
『信じるもののためなら命を投げ出す覚悟がある、騎士の心構えを実践できておる』
『結構スタイル良いんじゃないの?』
『戦略的にも精神的にも頼りになる存在です』
『なんか良い匂いがする時がある』
それぞれの回答に合わせて表情を変える彼女は、やっぱり普段と違うようだ。
そして最後に
『特にねえ』
次の瞬間、アグリアスさんのブーツがムスタディオの顔にまさに言葉どおりにメリ込む音がした。
−4−
「全く、あれほど熱くならないで下さいって言ったのに…」
気絶したムスタディオを介抱しながら、僕は彼女に聞こえるように呟いた。
「大体問答無用でムスタディオを蹴り飛ばすなんて、ちょっと酷いですよ」
「しかしな、あの回答はあんまりと言えばあんまりだろう。それにあんな事を書くような奴はコイツをおいて他にいない」
反省はしているものの、やはりあの回答には納得がいかないらしく、憮然とした表情をしてアグリアスさんは言った。
「まあ済んだ事ですから仕方ないとして、とにかく、今後蹴ったりするのはダメですからね」
「分かった、気をつけよう」
皆も次の回答がいわば本番である事を分かっているらしく、緊張した面持ちになってきた。
「では次にアグリアスさんの悪い所を読み上げていきます。
アグリアスさん、くどいようですがいくら興奮しても暴力行為は禁止ですからね」
「分かっている、早く始めてくれ」
このゲームを始めた事に若干の後悔をしながら、僕は極力淡々と読み上げようと思った。
「では最初は…」
「どうした、ラムザ?早く読んでくれ」
「ちょっと待って下さい。これ…本当に読んでも良いですか?」
「くどいな、私も覚悟は出来ている。どのような評価であれ受け入れるつもりだ」
この時僕はこれを書いた人物を心の底から恨んだ。
「…では読みますよ」
『足が臭そう。つーかあのブーツはヤバイ、絶対』
「なんだとーーーっ!」
勢い良く立ち上がった彼女の表情は、まさに鬼といっても言い過ぎではないものだった。
「アグリアスさん、これはゲームなんですってば!」
なんとか静止したものの、書いた犯人を見つけたらタダでは済まさないといった眼で、彼女は集まった全員を見回していた。
ちなみに必死に眼をそらしているものの、肩が小刻みに震えているラッドが書いたと見て間違いないだろう。
普段あれだけ冷静なアグリアスさんだけに、これだけ感情を露にしてその結果どうなるかは、考えたくもない。
まだ一人目だというのに、この先が思いやられる。
−5−
間違いなくアグリアスさんのテンションは上がってきている。
下手にフォローすればこちらにもとばっちりが来そうだったので、僕は速やかに読み上げていく事にした。
「それじゃ次行きますね」
次はもうちょっとソフトなモノであって欲しいと願ったものの、待っていたのは残酷な現実だけだった。
『とにかく性格がキツイ。あれじゃ絶対結婚できねえ』
「ムスタディオーッ!」
気絶しているムスタディオに止めを刺さんとばかりに飛びかかるアグリアスさんを抑えるには、本当に骨が折れた。
ゼエゼエと息を切らせながら僕は注意した。
「アグリアスさん、お気持ちも分かりますがさすがに今攻撃したら死んでしまいますって!
とにかく落ち着いて下さい、ね?」
「私は十分落ち着いている!店主、ビールを追加だ!」
気を紛らわせるためか飲むペースが早くなっている。最早死人が出ない事を祈るばかりだ。
「それじゃもう早く終わらせちゃいましょう。読みますよ」
このゲームを始めた事を心から後悔しながら、僕はその他の回答を読んでいった。
『あの年齢で化粧もしないというのは、ちょっとマズイんじゃないか』
『もう少し自分が女である事を自覚した方が良いかと思われる』
『本当に時々なんですが、頑固だなあと思う事があります』
『怖い』
『すっごく行儀とかに厳しい。おばあちゃんみたい』
『怒りっぽいと皺が増えやすいわよ』
『案外セコイところがありますよね。この前もケーキを分ける時、自分の分だけ少し大きめに切ってました』
『とにかく料理が下手。アグリアス様が炊事番の時は必ず胃腸薬飲んでます』
「貴様等言いたい放題だな、え!?さすがに私も我慢の限界だ。せめて全員一発ずつ殴らせてもらう」
「アグリアスさん、ダメですってば!殴るにしてもメリケンサックは必要ないでしょう!」
立ち上がりざまに何気なく指に嵌めようとしているモノを見て、僕は完全に血の気が引いた。
−6−
「まだよアグリアス、まだワタシの分が残っているわ!」
そのような一触即発の空気を読まずに声をあげたのは、メリアドールだった。
「ほう、自分から申告するとは見上げた根性だ。ラムザ、もったいつけずにさっさと読め。即座にコイツを楽にしてやる」
「とりあえず椅子に座って下さい。話はそれからです」
このままでは店内で流血沙汰が起きてしまう。そうなるとただでさえ人目を避けなければいけないのに、必要以上に目立ってしまう。
最悪の事態を回避するため、まずは彼女の腰を落ち着かせる事にした。
そのような僕の苦労が目に入らないのか、メリアドールは自信満々に話した。
「そんな事をする必要はないわ、アグリアス。
どうせこんな事になるだろうと思って、私はちゃんと貴方のフォローになるような事を書いておいたから。
この隊じゃ私が一番年が近いでしょう?だからこれからも仲良くやっていきたいの、ね?」
親指を立てて歯を光らせるメリアドールの笑顔は、ここ何日かで一番輝いている表情だった。
「メ、メリアドール…そこまで考えてくれたのか。すまない、私は危うく親友を殺めるところだった。
最初会った時に装備を壊されて、コイツはいつか必ずシメる、とか考えていた自分が恥ずかしい。
メリアドール…激…羅武」
メリアドールの笑顔が若干ヒクついたものの、二人は固く抱き合い、お互いの友情を確かめた。
「…えーっと、それじゃ良いですか?読みますよ」
「オッケーよラムザ!」
「ああ、ズバっと言ってくれ!」
「はい。それでは」
『なまくら』
僕が読むのとほぼ同時に、メリアドールはそれまで見た事もないような速さで酒場を脱出していた。
しかしアグリアスさんはそれを更に上回る、まさに神速と呼ぶにふさわしい速さで追いかけていた。なんでアレが戦場で出来ないんだろう。
ちなみに二人は酒場の前でガチの殴り合いをしていたため、それを止めるには全員でかからなければならなかった。
でもこれがきっかけで二人はかなり仲良くなったようだ。
結論としてアグリアスさんは言葉より拳で語り合うタイプなんだなあ、と考えながら次の街に向けて出発したのだった。
fin.
以上、駄文失礼いたしましたー。
元ネタはあの有名な某卓球漫画です。個人的にアグとメリの友情って
こんな感じで育んでいるのではないかと思ったりしていますが。
ただコレだとラムザを一人称にする意味があまりないような気もしますな。
感想とか頂けると嬉しいです。
うわっ、懐かしーネタw
メリアの『なまくら』の部分なんか、手に汗握ってゆっくりスクロールさせたよ。
面白かったGJ!
お疲れ様。
面白かったっすよ。
何気に伯がキツイこと書いてるのにワロス。
どうでもいいけどさ
このスレはどっぷり漬かっているときはそうでもないけど
しばらく離れてから戻ってくると限りなくキモイな
なかなか馴染めなくなってる自分がいる
職人乙
なつかしな〜
最後イカヅラか!?とヒヤヒヤしたぜ
面白かった。アリガd
>>360 笑かせてもらった、GJ。
ラムザには隊長の義務として、
アグリアスの悪いところ直すべきところショッぱいところを直接面と向かって懇々と説明するべき。
気丈な女騎士を涙目にしてチキンすれすれまでブレイブを下げてやるのは非常に燃える。
そんで次の日からは一日一回ずつ「ほめる」「はげます」してちょっぴりづつブレイブを回復させてやる。
最終的に70ぐらいでとどめておけば、さしものアグリアスも身も心も多少は丸く柔らかくなるであろう。ムニムニ
>>360 乙、ワロタよ。
しかしメンツを考えると古参メンバーとはもう少し打ち解けていてもよくないか?アグリアスさん?
アグリアスさんには余計な脂肪は付いとりませんよ。
必要最低限な分だけです。
その必要最低限分が人と比べてどれだけ多いかはまた別のお話。
体脂肪率が異様に低くて
泳げないアグリアスさん。
>>369 お前のお陰で、タカさんみたいなアグリアスさんを想像してしまった。
責任を取ってくれ。
>>367 アリとラヴィが色々と裏でフォローしてそうだ
ラムザ「・・・・・」
メリ「・・・・・」
アグ「ラムザの童貞、とっちゃダメぇーーーーー!!!」
>>372 男女が見つめ合っただけで童貞&処女喪失してしまうと勘違いしてるおネンネナイトを
誰かキャベツ畑へ投げ捨ててきてください。
1/6アクションフィギュアをつかってアグリアスさんを作りたいが
ボディはボークスかオビツでいいとして
巨乳タイプにするか貧乳タイプにするか迷う。
肌の色は白か、濃い肌色か
髪はブロンドでいいとして、どう編むか・・・どうしよう?
誰か作られた方いますか?
あと靴はともかく衣装が・・・ヨロイが大変そう。
ま、下着のアグというシュチュエーションもいいし
メイド服で潜伏スパイ任務中でもいいな。
さいしょは1/6はパーツが揃ってるから簡単だと思ってたが
考え始めるとめんどくさい。
セイバーの魔改造でいんじゃね
fateの女騎士とか……
ガフガリオンの強さはあなたの想像を超えます!
決して無理に討ち取ろうと思わないで!
アグリアスさん、自重してください!
アグリアスさん、どうかご無事で・・・
手持ちでドイツ軍の服はいっぱいあるんだけどね。
ナチスの黒い軍服で、ライフルをもったアグリアスさんは怖すぎだし
とりあえずスレの共通認識としてアグたんは「巨乳」「濃い肌色」でいいですか?
fateは死ね パクり。
>>378 しかし結局ライオネル城決戦でアグリアスさんには
見えない門の向こうのラムザとガフのタイマンにやきもきやきもきしながらも、
城門前の広場でザコを相手の大立ち回りで暴れていただきました。
稲妻突きと爆裂破があるとないでは難易度が全然違いましたな。
>>379 そーいう創作モノは製作者のリビドーのほとばしるままに作ってくれたほうが
面白いモノができると思う。
思いますがやっぱオッパイ大きいほうが、ね、どうよ。
メリ「私を許してくれるの?」
ラム「・・・いっしょに、真の敵を倒そう」
メリ「ラムザ・・・」
アグ「・・(誰にでも優しすぎるのだ!!ラムザの馬鹿!)」
やっぱアグたんのチチはでかいというのが常識ですか・・・
設定絵をみると貧乳にみえなくもないです。
ヨロイでおさえつけてるせいかな。
でもヨロイがあってのアグ萌えなのかもしれませんね。
fateは露骨にヨロイ萌えを狙ってますね。
ヨロイ萌えはナウシカのクシャナ殿下あたりが源流の元ネタ?
>>382 うりぼうやドラゴンにまでヤキモチ焼けるようになればアグリアスも大したものだ。
皆さんの脳内アグたんの身長はどの位だろう?
うちのアグたん(175p)はラム坊(168p)より背が高い
高身長なので、爆乳でも巨乳程度に見えます。
アグリアスさんに見下ろされたいよ(*´Д`*)ハァハァ
ラムザは背は高くないというのは同意だが、まあ170ちょいくらいあるかと・・・
アグたんはチビが萌えるという意見もありますねー。
やっぱ護衛隊は最低でも175ぐらいで、高いブーツはいて余計に怖いのでしょうが
アグたん174
ラムザ173
アグ(なんで私はラムザより背が高いのだ!
やっぱり自分より背が高い女性は範囲外だよな……
いや待て! まだラムザは17、これから伸びるということも
有り得るではないか! よし、奴が私を追い越したら
その時は……その時は……むふふふふふ)
アグたんはサイズ的に草凪純と昔友達と話した
そんな友人が周りにいるのか。いいなぁ。
草凪は加納瑞穂時代に比べると一回りしぼみぎみなのがな…w
東洋人女性を参考にするよりかは、
アスリートやってる白人女性をややマンガチックにデフォルメしたぐらいの体格はどないだ。
例えばバーチャや鉄拳の欧米人女性キャラ(サラ、ベネッサ、クリスティあたり)ぐらいの体格・身長かな。
というわけでアグリアス170〜173、ラムザ、170あるかないか。
一章時はラムザが背伸びすると同じぐらいの目線だったのが、
四章あたりになるとようやく並びだすぐらい、というのを推してみよう。
>>390 まぁ併用時代の話だし。
170超意見が多いなぁ。まぁそんな気もするけど。
アグ175、ラム171くらいかの?
男と女が同じ身長でも、だいたい女のほうが足長いし、背が高く見える。
ましてやブーツをはこうもんなら。なおさら。
アメリカの士官学校では、男女ともゴッツイ、ジャングルブーツをはかせられて
校則で非番でも休日でもぬいじゃいけないらしいね。
足を馴れされるためかも。
アグたんのブーツを奪って匂いを嗅いでみたいです。
さぞかし素晴らしい香りがすることだろう。
そう、例えるなら・・
春風漂う一面の花畑の中、美しい恋人と食べる酢コンブのような匂い。
394 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/20(土) 11:18:22 ID:LWYgG/r+
素直に酢コンブのような匂いだって言えよ
水虫で悩んでそう
姉貴がそうだった。
アグリアス「臓物をぶち撒けろッッ!!!」
>>396 お前の姉貴などどうでもいい、関係のない話を持ち出すな。
と言いたいところだが、アグリアスさんに免じて条件をやろう。
お前の姉貴が以下の項目の一つでも満たしていれば許してやる。
・足が遅い。
・近所でも有名な美人である。
・基本的に男嫌いである。
・金髪である。サラサラのロング。
・武田鉄矢のように漢字の部首を分けてそれっぽく使うのが好きである。
例:「人の夢と書いて儚い・・なにか物悲しいわね」
・聖騎士である。
・実は聖騎士じゃない。
・親戚にオヴェリアという薄幸そうな少女がいて、溺愛している。
・ラヴィアンもしくはアリシアという下っ端がいる。
・無理なお願いをすると「本当にそれが貴公の望みなのか・・?」と涙目で訴える。
・その場かぎりで安請け合いした約束をあとあと催促する段になって、
「今さら疑うものか、私はお前を信じるッ!」と執拗に迫ってくる。
なお、万が一全ての項目にヒットしていたら、羨ましいのでやはり許さない。
アグリアスにも性器があって月経がある。
そのことを納得し受け入れるために私は数年間を要しました。
400ならアグたんのぱんつGET
メ几
木又してでも奪い取る
むかし女性は生理用品がなかったので、あの日は不浄小屋というところにこもって
垂れ流しにしていたそうだけど。
やはり小屋のまわりに護衛隊がつくのですか?
負傷したアグ
アグ「私を置いて行け・・」
ラム「冗談はナシです!僕はクソマジメな男だ!!」
アグをお姫様抱っこするラムザ
アグ「コラァーーーーーー!!(////////////)」
アグリアスさんは生理なんて超越してるよ。
405 :
396:2005/08/20(土) 17:45:33 ID:hNOKfqeH
>>398 最初の2つくらいしか当てはまってません。
すいませんした(´・ω・`)
アグリアス「言葉が縺れる気持ちと書いて戀(恋)…私もいつかはするのだろうか」
アグリアス「いとし(糸)いとしと言う心と書いて戀(恋)…鯉こく食べたい」
アグリアス「クポーー! くるくるぴゅ〜… 北斗骨砕打!」
チャージ中のアルテマたんの股間に北斗骨砕打を叩き込むアグたん
アルテマたんの処女喪失キターーーーーーーーーーーーーー!!!
アルテマ「どうしてくれる……!!
そこの異端者!!
貴様を私のモノにしてやる!!!」
アグたん「させるかぁぁぁぁぁ!!!」
究極の争奪戦勃発
イヴァリースはもともと、幾つかの国にわかれていたから
人種や言葉などもちがうんじゃないかな?
イギリスにも北欧系やフランス系、アングロサクソン
ケルト原住民系がいたのと同様に。
ウェールズ人は背が低く言葉も通じなかったらしい。
(イギリスなんて狭い島なのに・・・)
シェイクスピアのヘンリー4世でも言葉の通じない夫婦がいたけど
それでも結婚してしまうあたり、西洋的な逞しさがある。
で、アグたんは貴族だからフランス語で、下々は英語みたいな。
ラムザの母親は庶民だから、そっちが基本。
日頃の短い命令などは貴族の言葉で問題ないが
やはり結婚すると妻は夫の言葉に合わせるらしいからね。
そういうの萌えるね。
好意で言葉を覚えようとしてくれる外国女は最大の萌えだから。
アグたんがカタコトの外国語でラムザにしゃべりかけたり・・・
懸命なアグたんにアリとラヴィが裏で恥ずかしい言葉を教え込んだり。
「ラムザ。ワタシトケッコンシテホシイノ・・・イヤ?」
「うむ。これでいいのか?」
「はい。隊長」
ラムザ「結婚したときのアグリアスさんの料理って・・・」
アグ「ラムザ!今日はうりぼうの踊り食いだぞ!!」
ラム「うわあああああああああああああ!!!」
ラムザ「こんな感じか・・・・でも僕が料理できるから良いか」
アルマ「(やはり兄さんに粗暴な女は似合わない!!)」
一人反旗する妹アルマだった。
アルマはインセストタブー狙ってっから始末が悪い。
アグリアスさんはとりあえず狩りで獲物獲ってきて
皮処理と血抜きまでやってくれりゃ御の字。
>>414 ラムザの最初の相手はアルマだよ。アルマが押し倒したかたちで。
んで、アルマの初めても同時。
オウガのセリアみたくならんくて良かったよね、アグ
ありゃ悲惨すぎる
そーいえば千夜一夜にラムザとアルマのキンシンソーカーンなSSがあったな。
なぜかFF3のエリアも出てくるやつ。
どうでもいいことだが、アグスレでのアグリアスのキャラを見てると
どうしてもハーメルンのサイザーを連想してしまうんだ。
>>419 そうなるとライエル:ラムザで火の鳥くん:ボコだが、
ハーメルがディリータになって外見にまったく共通点ないのにアグの変装してラムザを騙しますか。
アグ子(実はディリ)「アグ子、カオスブレードほ・し・いなーハァト」
ラムザ「なあんだ、そんなことか!お安い御用ですよ。はーゴシゴシ、はいッあなたのためにピカピカに磨いておきましたよ!」
アグ子「アグ子ねー、アホ毛男が鼻からプリン食べてるトコ…見たいなーエヘッ」
ラムザ「はははッお安い御用ですよ、それくらい!」ズーズー
アグ子「そのプリンを目から出してハァト」
ラムザ「ハハハ、僕の18番サ!だてにアカデミーのころイジメられてなかったぞ!ほらッ」
本物のアグ「本当にあの二人がこのイヴァリースを救うのか…」
アルガス「大衆はブタだ!家畜に神はいらないッ!」
アグリアス「ラムザ、何だこの不愉快なチビは?おまけにちょっとイッちゃってるぞ」
>>417 セリアって、ドラゴンバスターを思い出した。つーか他にあったっけ
皆さん正体毛むくじゃらの女アサシンをお忘れでは?
いったんラムザと離れる事になったアグ
アグ「ラムザと離れるのヤダヤダー!(ジタバタ)」
>>21ワロタ
そうなるとアグが聖剣技使うたびに全裸になって(ry
素手で鋼鉄製の武器防具をぶち砕く武闘家・死神メリアの出番はまだですか?
そんな体の節々が武器のように盛り上がってたりするようなターパサみたいなメリアは嫌だ。
「それでは本日の稽古を終了する。みな円陣を組め…
ルザリアーファイッ!守る守る守る信じる信じる信じる葬る葬る葬るーッ!!
お疲れ様、それでは解散」
ラムザ団に入った後でも律儀に近衛時代の稽古終了コールをかけるアグリアスさん。
もっとも今ではラヴィアリを含めた3人だけで円陣組んでます。
ラヴィ・アリ「恥ずかしいです…」
ラヴィ「ラムザ隊長、お願いがあります」
ラム「なに?」
アリ「アグリアス様を貰ってやって下さいませんか」
ラム「は、はぁ?」
アリ「毎日毎日気違いじみた稽古の上恥ずかしい掛け声はさせられますし……」
ラヴィ「このままじゃあたし達死んじゃいます!」
アリ「せめてオトコをあてがえばアグリアス様も私達を構わなくなると思いますし……」
ラヴィ「そんな訳でおねがいです、アグリアス様を誘惑してください!」
アリ「私達を助けると思って!」
ラム「そ、そんなこと言われてもなぁ……」
>>430 ラヴィ「ラムザ隊長、お願いがあります」
ラム「なに?」
アリ「アグリアス様と別れてやって下さいませんか」
ラム「以前と言ってることが逆じゃないか!どうしたの一体!?」
アリ「毎日毎日新婚じみた――いえ新婚ですけど――ノロケの上お子さんの写真何枚も見せられますし……」
ラヴィ「このままじゃあたし達胃に穴があいちゃいます!」
アリ「せめてオトコが離れればアグリアス様も私達にノロける余裕なくなると思いますし……」
ラヴィ「そんな訳でおねがいです、アグリアス様と別れてください!」
アリ「私達を助けると思って!」
ラム「どうしろって言うんだよ……」
そして>429へ。
以下、地獄の無限ループ。
メビウスの〜輪から〜♪抜け出〜せな〜くて〜♪
逆シャア思い出した
ファーストガンダムもそれなりの無理をすればFFTにあてはめられなくもない気がしてきた
アグ「ライリーライリー人は誰も旅人…♪」
やしきたかじん:アグリアス
ラムザがどの主人公にも当てはまらない希ガス。
一番近くてウッソ・エヴィンかキラ・ヤマトか?
フゥ、ヤレヤレダゼ…
ラムザ「な、殴ったね! 父上にも殴られた事無いのにッ!」
ガフ 「それが甘いって言うんだよ! 自分に甘えるな!!
お前はいいさ、そうやって泣き喚いていればいいんだからなッ!」
ラムザ「僕はそんなに安っぽい人間じゃないッ!」
ガフ 「残念だよ、今のままではお前はただ現実から逃げ回るだけの虫けらだ。
お前ならあのダイスダーグをも超えられる器だと見込んでいたんだがな」
・・・・・・
ラムザ「いいかい、どんな事があっても決して捨て鉢になっちゃいけないよ。
こんな所で死んだら何にもならないからね」
ラファ「・・・ありがとう! ラムザさん、私も絶対に最後まであきらめないわ!」
ラムザ「それでこそ天道士ラファだ。じゃ、また後でね」
ラファ「ええ、ラムザさんも、また後で」
ラッド「ちょっと先に行っててくれ。すぐ追いつくから」
ラムザ「ああ」
ラヴィ「あれ、ラッドさんはどうしたんですか?」
アリ 「ああ、ラファさんのところでひっかかってる」
ラヴィ「そう、ひっかかってるんだ」
アリ 「そうなのよ」
二人 「ウフ、ウフフフ」
アグ 「下品な笑い方は止せ」
ラムザ「こんな時ですし、いいじゃないですか。──・・・・」
ムスタ「なぁ、ラムザ。さっきみんなに言った事は本当なのか?
次元の狭間からも生きて戻れる方法があるって」
ラムザ「嘘だよ。そんな便利な魔法があるわけないじゃないか」
アグ 「ラムザがそうでも言わなければ、みんな逃げ出しているよ。怖くてね」
ムスタ「そうだよな・・・。オレたちは“人”である限り、
どう頑張っても“神”にも“ルカヴィ”にもなれないからなぁ・・・」
当然ラムザのお守りは金髪アグリアスさんの下の毛だよな。
もっともその展開の場合、赤い聖天使のグランドクロスで死亡しちゃうけどw
一つ質問があるんだが、
オウガをやったことがない漏れに
セリエなる人物がなにをやられたか教えてくれまいか?
ルート次第で輪姦される
>>441 (;゚д゚)マジカ・・・
その出来事に対する描写or説明ありなのか・・・?
オズ
「よぉし、この女はおまえたちにくれてやる。好きにしろッ!
暗黒騎士
「さっすが〜、オズ様は話がわかるッ!
セリエ
「さわらないで・・・・・・
・・・お願い、やめて・・・・・・
そして画面真っ暗→女の悲鳴
>>443 鬱だorz
アグ姐もライオネル城で逃げれなかったら・・・((((;゚Д゚)))
アグリアスの場合はわざと逃がしたんだと思うがな。
そう考えると追っ手に出された連中は、まあほとんど捨てゴマだな。
一部のSSはアグたんがライオネルで陵辱されるのが
デフォになってるがな。
セリエの鬱なところは、
>>443(なんとかの砦の戦いの戦闘終了後)の後、
人物紹介のセリエのところを見ると、
「なんとかの砦の戦いで死亡した」になってるところなんだよな。
つまり、「さわらないで・・・お願い、やめて・・・」で輪姦された後、
全裸で精液まみれのままで殺されて、死体は大股開きのまま放置されたわけだ。
それが鬱。輪姦された後も生き延びてさえいれば・・・まあそれはそれで鬱だが。
全年齢のゲームでよくやるよなーあとホロコーストとか
それが松野クオリティ!
つーかアグリアスは松野さんとしてはどうなのかな?
全部狙ってこの人気なのかな?
見せ場は全然ないし、ただのガフガリオンの引立て役でしかない。
アグ人気は全て吉田のおかげ。
真に吉田のおかげと言えるのはラムザだろう。
あのぷりケツにやられた人間は多い。
アグリアスさんもその一人かもしれん。
吉田絵の4章ラムザか…あのケツにはやられた
さすがは食い込み天使の兄君ですね
いつか吉田絵の食い込み天使も見られるのだろうか…
×キャリアウーマン
○オールドミス
>>453 それ初めて見た。
前もアレだが後ろはもっとすごいな…。
いつになったら吉田氏の画集が出ますか?
ロボットみてーだな
突如浮かんだピンク色の妄想
アグ「あ…ま、待て」
ラム「どうして脱がすの嫌がるの?」
アグ「わ、わたしは騎士だ…男が喜ぶような体はしていない…胸も小さいし…」
…ぐは、自分で書いた文章に萌えたのは初体験だ!!
>>459 いい感じに脳がとろけてきたな
その調子だ!
ところで第3次スーパーロボット大戦αやっててストライクガンダムの「アグニ」という武器を見た瞬間
アグニ→アグ兄い→アグ姉へと高速で変換された俺はもうアグー熱にやられてますか?
足をそこまで固めてるのに、股間や下っ腹のガードが緩い意味が今ひとつわからん。
と鼻血を垂らしながらそこばっかり凝視するアグさんが浮かびました。
>>459 ナイチチでツンデレ属性ということは…まさか!
あんなガッチリした貞操帯着けてても、
アグリアスさんから見たら「ガードが緩い」のか…
さすがアイアンメイデン・アグリアス。
アグ「ラムザ!最近のお前は露出が多すぎる!その格好では隊内の風紀によろしくない!!ハァハァ」
ラム(ええ!?この装備
>>453けっこう防御してるはずだけど…)
最終決戦前夜―――――
アグ「ラムザ、最終決戦前に……その、受け取って欲しいものがある」
ラム「え、なんです?」
アグ「お守りだ。中に私の……その……毛が……入っている(//////)」
ラム「アグリアスさんの髪の毛ですか。有難うございます。きっとこれで勝てますよ」
アグ「(ええい、このニブチン!!)」
>>459 この上なくイタイヤツだな・・( ;´Д`)
「今夜のような嵐の夜はアグが鳴きよるんじゃ…シンジルーシンジルーちゅうてな…
じゃが気をつけなされ、その鳴き声がホウムルーに変わると魂を持っていかれるでな…」
まあね、そのお婆さんの話を聞いたときは、よくある迷信話だと思ってたんですよ。
でもね、出ちゃったんですよ…アグが。
あのときはホントに死ぬかと思ったな〜。
ウォージリス在住の霊感お笑いタレント、ジュンジ・イナガーワさんは語る。
頼むからホウムルーに変わるきっかけを教えてくれ。怖くて寝れないじゃないか。
>>467 他人に唾を吐くくらいなら
自慰してるほうがマシだと思うよ。
アグさまっ、アグさまぁっ! てっ、敵ががががががががが
>>467 わかってるさ、しかしここはそういうイタイヤツが集うところだろう?
若いな・・・。アグリアスは別薔薇なんだ。
ここに来てる奴なんてみんな妻子(or夫)持ちだよ。
現実での義務をクリアしたその上で偉大なるアグリアス様に萌えてるんだ。
子供居れば痛い趣味持ってても妻も容易には逃げ出さんしな。お勧め。
474 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/26(金) 17:26:06 ID:/IXuez5x
>>473 この卑劣漢め!
アグリアスさんやっちゃってください
,...‐..:.:.: ̄ ̄:.:`丶.
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.::.\
/ :.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/:...../. , :.:.:,:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.ヽl:.:.l
ハ:.:V:.:/:./:.:.:.:.:. イ:.:.:.:.:.:.:.:.l!:.:.!
l:.l:.:.:|/:./:.:.:.:.:/ \:.:.:.:.:.:.|:.:.|
|::|:|:.:!/:.:.:.:./ ヽ、:_V:.:.l
レ1:!:.lー<_ /_ !:.:.:l
ト、 !l:.l  ̄{:ぅテー'小ィ夭::ン ノ,l:.:.:l|
|:::::l:l.:.! ゙ = '´ `=´" |.:.::l:| メリアドールより
|::::::l:l.:.l 、, l:.:.:.l::! 私のほうが“美少女”に決まってるだろ!!
|:::::ハ|.:.l、 rー-- ⌒j /l:.:.:ハ
|rヘ. ll:.:.!\ ー―― ´/ イ:.:l ハ
/ l:!:.ト- `_、ー イ / / l:.:ハ/ ノ
〉ー、- !l:.:l__` ー、l_.レ l:/: :! !
/ Y⌒l!`ヽ\ ̄ ̄ l:ハ!: :V
/ _,イ⌒Y⌒ヽ-、\_ !:! l!./:ハ
{ /´ j | | l lー、 ヽ |:| j|:V: :l
l l j ! l l l ! |:l〈{: : : :l
ヽ. ハ }|j !l ll: : ∧
美はわかるが、少女は違うだろ
美しい女は戦場では輪姦の対象でしかない
輪姦など貧乏臭い! 皆で襲わないと勝てないにせよだ、
一つの極上ステーキを家族でもない奴とナイフで切り分けて喰うか?
もったいないわボケ
いや、お、俺は強姦なんかしないぞ!むしろ他の皆を後から殴り倒す紳士的行為に走る!
その代り何もできんよう手も足も胸も腹も腰も口もぎちぎちにふん縛ってお持ち帰りして監禁して
淑女に対するに相応しいもてなしの数々で、気が変わるのをじっくりと待とうホトトギス
>>480 紳士的行為をしようという者に対しての、そのような台詞は理解できんのう
美少女×
美処女◯
そう 敵対する強い女は無力化 でないとこちらの身が危ない
しかし美しい女に傷を付けてなどもってのほか 故に俺のやろうとすることは
論理的に正しく、合理的である
そして力ずくなど趣味ではないので、世話しつつじっくりと鑑賞するだけ
うん俺はやっぱ紳士的
力よりは、策略で自分より強い女を陥れるのが一番
アグリアス様は好きですか
>>484 そうですっ、私が変な変態ですっ
てアグリアス様のベッドの敷布団の中から、持ち主が寝てるところに
出てきて驚かしてみたい
大好きです 今度は嘘じゃないっす
488 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/27(土) 01:37:26 ID:Jk0LVbjq
/ ,-''/ / ,,-''"_ / // ヽ l / レ'/~ /‐/
/ / | l| ,,-'"/゙/,」| / ..::;;;,,, } / |~ ,,-‐,,,-''' //~
/ /-'''''| | /l /‐'''/'' .人 i' .:: :;'" / / l ノ゙i// ,,-‐'"──==
//'" ゙i;: | /‐' ./,, ,,ノ ゙i;,. | _,,-ヾ.// ノ ,-''" l | ‐'" ,,,-‐二
レ' ヽl:i' ./ )'、‐,\゙i;: | ,,,-‐二-┬ナ" /‐'"‐ 〉 ,i'───'''" ̄~-''"
,-‐',ヽ|'" ./゙ヽ-ゝ='\゙i,'''ヽ -゙=‐' '" ,‐'ノ,, /‐''" ,,-‐'''"~
/ / ;;:. ──ヽ, ゙i;'''''' , ゙ "-‐'''''""" 〔_,/ ゙ヽ'-'"~
/ / / ,; ,,_}_ ゙、 ./__,, _,, / \ オメエラ、ここどうかしてるんじゃねえか?
,;' / ,;;;:;:/;: ,, ~ ヽ ヽ. ヽニ‐'、 / / ゙i,_
./ '' ,l,,,,,,/ 〉 ゙ヽ、 '''' ,,-''" / ゙i.\
/ / ヽ / ゙ヽ、--イ~;;:'" // ::;:;:;: | \
i /  ̄ ゙̄" |;:" // ヽ-‐'''"~l|
./ ゙''''ヽ、,,-‐''" .i /,;'" _,,,,,,,,,_,,,-‐'''-''"~ |
(" ̄"'''''‐--、,,_i' // '",,-─'''" ,,,-‐'",-‐'" ,,,,-‐ .___|
i' ゙'':::::::::::::::::::::::} _/''-'''"~ ,,,-‐'",,-'''" ,,,-‐二-‐''''" ゙ヽ
,_,..,ィヽ,、
/;;::r‐〜-ミ、 このぐらいフッきれた気持ちでこのスレに来ていることは確かだ!
4~/へi::::::;/,ヘミ7
'-l|<>|:::::|<フ1|i'
l! '" |::::l、~`リ
/`ー、 ハー;";::i:::ヾイl! ,r'~`ヽ、
,.ィ" ri l i ト、 1:|`丶:;;;:イ' ill!7、 、 y; ヽ、_
,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト- ~` ー- 、_
, ィ ´ ,ゝ、_ `r' l | 、レ // `テ三..ノく _ ` ヽ、
/ , -' ,、 `、_) l,i, i // (/ ...,,;;;;:` 、 ヽ
;' '" ノ ;;;;:::: i ! : // .....:::::;;イ、_、_\ _ _ノ
l ..,, __,ィ"-‐´ ̄`i::::: ゙゙゙= ...,,,,,. l | ,// - = ""::;; :/ ` '''' '"
ヾ :;;;,, ,i l,// ,,..," / _,,.....,_
,. -- .,_ \ :;,. ;' V ;! `; /;: ノ ,.ィ'"XXXXヽ
/XXX;iXXミ;:-,、 ヾ '" ''' /./! ヾ / ,. - '"XXXXXXXX;i!
,!XXXXi!XXXXX;`iー;,、 i 、. / ;:::゙i ;: , | ,. r'"XXXXXXi!XXXXXX:l!
|XXXXX;|XXXXX;|::::::::|`ヽ、 ,! ,': : :| ,.レ"::::|XXXXXXX|XXXXXXX;l!
!XXXXX;|XXXXX:|:::::::::i ` ;! : : i! / !:::::::::|XXXXXXX|!XXXXXXX|
XXXXXx|XXXXX;!:::::::::::! `. /:: | '" l:::::::::::|XXXXXXX|XXXXXXX |
XXXXXx!XXXXxリ:::::::::::! |:: | i:::::::::::ゞXXXXXツ1XXXXXXX|
XXXXX/ \XXソ::::::::::/ i!:: ノ i!::::::::::::ゞXX:/ lXXXXXXX|
XXXX:/ `ヾ::;;;;;:ツ ヾ;::: ; ノ ヾ:;;:::::::ゝ'" ヾXXXXX |
490 :
:2005/08/27(土) 02:43:03 ID:HRspTnDV
アホどもがッw
へんたいせいよくを おさえきれないとは
どこまでも たのしい ひとたちだ!
どうしても やるつもり ですね
これも アグスレの サガか
どんどんスレが変な方向に流れていって鬱だ
久しくSSが無いからかしら。
正統派で、ひっそりと萌えを含むようなSS切実にキボン。
流れをぶった切るために保守上げ
王女オヴェリアが誘拐された翌日、貿易都市ドーターにて。
太陽がもっとも高い位置にある時間、ラッドとアリシアは酒場で昼食を取っていた。
少し硬いパンに、簡素なサラダとヤギのミルク。
オヴェリア王女の護衛を勤めているアリシアにとって、お世辞にも豪勢とは言えない料理。
しかしラッドは美味そうに食べていた。
「ガフガリオンと組む前なんか、カビの生えたパン一切れと濁った水だけで一日過ごした事もあったぜ」
「冗談はよして、そんな物を食べたらお腹を壊すに決まってるじゃない」
「だから身体の弱い奴はすぐ死んで、身体の丈夫な奴はしだいに弱っていく。
まっ、オタクら貴族様には分からんだろうけどな。
教会に閉じ込められるのが不幸? 衣食住の苦労が無いって事は民からすりゃ最高の幸せなんだぜ!」
アリシアはハッと顔を上げた。
怒ったように言うラッドの後ろに、いつの間にかアグリアスとラヴィアンの姿があった。
ラッドは意地の悪い笑みを浮かべながら、ゆっくりと振り向く。
「遅かったな王家直属の騎士様、てっきりこんな汚い店には入らないかと思っていたよ」
アグリアスの眉が釣り上がるのを見て、アリシアは慌てた。
「た、隊長。言われた通り席を取っておきましたよ。昼時だから予想通り混んでるでしょう?
さあ、早くおかけになってください。ラヴィアンも。ここのパン美味しいですよ」
「わー、本当。ほら隊長、早くご飯にしましょうよぉ。街中歩き回ってもうお腹ペコペコですよ」
アリシアとラヴィアンにうながされ、アグリアスは渋々席に着く。アリシアは大声で二人分の食事を注文した。
アグリアスは眉に谷を作ったまま、呟くように言う。
「装備とアイテムの補給は済んだ。
アラグアイの森にはゴブリンが出るらしいから、各自しっかり準備するように」
「了解」
「ところでアリシア、そんな物を食べているのか?
大事な任務中だ、金ならあるのだからもう少し力のつくものを食べておけ」
部下を気遣っての言葉だったが、平民の貧しさを知らぬその態度にラッドは苛立った。
アリシアから「これがこのお店で一番いい食事なんです」と聞かされたアグリアスは驚き、
失言を控えようと口をきつく閉ざして昼食が運ばれてくるのを待つ。
だが彼女達のテーブルにやってきたのは給仕ではなく、酔った男だった。
「よぉ大将、そんなに女がいるんなら一人くらい分けてくれよ」
声をかけられたのはラッドだった。最初は顔をしかめたものの、すぐわざとらしい困り顔を作る。
「悪いが、こいつらは俺の女って訳じゃないんだ。
何たって身分ある騎士様貴族様だからな、しかも"残飯"を出されてご立腹ときてるからやめとけ」
「残飯? そんなもんどこにあるってんだ」
男は本当にどれが"残飯"なのか分からないというようにテーブルを見回した。
ラッドの嫌味ったらしい言葉にアグリアスは閉じていた口を開く。
「ラッド、私は残飯などとは言っていないぞ」
「おっと失礼、残飯ってのは食べ残しの飯の事だから、学のある貴族様がそんな勘違いをするはずがないな。
さしずめ"家畜の餌"と言ったところか。ハッハッハッ」
「貴様ッ、私を侮辱する気か!?」
アグリアスの手が腰の剣に伸びる。
ラッドは軽く腰を浮かせて不敵な笑みをたたえていた。
やる気なら今すぐこのテーブルを蹴り上げて虚を作り、綺麗な顔に強烈なのを一発ぶち込んでやる。
「やめねぇかラッド」
酒場の入口から止める声。暗い色の鎧に身を包んだガフガリオンの姿があった。
ガフガリオンは小柄な剣士ラムザを連れながらテーブルにやってくると、給仕に酒を注文してラッドの隣に座った。
酔っ払いはガフガリオンの顔を見て目を丸くすると、コソコソと自分の席に戻っていく。
傭兵ガフガリオンの顔を知っているのか、それとも先程街中で行った戦闘でガフガリオンの顔を見たのか。
そんな酔っ払いの存在など気にも留めず、ガフガリオンはラッドのパンをかじった。
「だから嫌だったンだよ、普通の酒場を待ち合わせの場所にするなンてな。
高級なレストランにでも行っときゃ飯について文句言われず、余計な労力を負わずに済ンだのによ」
「ガフガリオン! 貴様も私を馬鹿にするのか!」
「馬鹿になンかしてねぇよ。だがお前らがここの飯を"不味い"と思うのは真実だろうが」
呆れ顔のままガフガリオンはパンの表面を軽く叩いた。
すると茶色く焼けた表面にヒビが入った。
焼き立てならばフワフワとした弾力で少しへこむ程度だっただろう。
「不味い飯を食って民を嘲るのも憐れむのもお前の勝手だ、好きにしろよ。
何ならここにいる全員にお前が思う"美味い飯"でもご馳走してやるんだな。
いっそ街中、畏国中の人間に振舞ったらどうだ? もっとも、王家がそれをしないから民は飢えてるンだがな」
「ガフガリオン」
ふいに、ラムザが口を開いた。
「悪いけど僕は他所で食事をさせてもらうよ。
平民とか貴族とか関係無く、喧嘩しながら食べる食事は美味しくないからね」
「そうかよ、だったら出て行きな」
投げやりに言うガフガリオン、無表情で出て行くラムザ。
「待て、私も行く」
アグリアスの言葉に一瞬だけラムザは足を止め、再び歩き出した。
了承を取らぬままアグリアスも歩き出す。
「隊長〜」
部下に呼ばれアグリアスも足を止めて言った。
「ラヴィアンはここで食事を済ませておけ」
「そうじゃなくて、一人だけ美味しい物を食べに行くつもりじゃないでしょーね?」
アグリアスの目尻と唇の端がヒクヒクと釣り上がり、ラヴィアンは「冗談です」とその場に座った。
それからアリシアが半分ほどたいらげた食事を見て「うぇっ」と小さな悲鳴を上げる。
「さっきはすまない」
「何がですか?」
「助け舟を出してくれたのだろう?」
街中を歩きながら、ラムザの背中に語りかけるアグリアス。
いつしか2人は商店街に来ていた。
肉や果物が売っており、空腹な2人の食欲をそそる。
さきほどの酒場に行くような人々にとっては少々割高の値段ではあったが、アグリアスに買えない事は無い。
「礼に何かご馳走しよう。そこの屋台で売っているチョコボの手羽先などどうだ?」
「一人で美味しい物を食べに行くつもりじゃなかったはずでは? それとも二人なら別にいいと?」
「……そういうつもりでは……」
「お心遣いは感謝しますよ、アグリアスさん」
しばらくしてラムザはとある店の前で立ち止まる、そこには大量の豆が売っていた。
「アグリアスさんは……」
「ん? その豆を買うのか?」
硬くて苦そうな豆を見て、アグリアスは少しだけ顔をしかめる。
「……豆のスープだけで数ヶ月間過ごした事、ありますか?」
そしてラムザの問いに首をかしげた。
豆のスープだけで数ヶ月? それでは栄養失調になって死んでしまうのではないかと考える。
「いや、無いが……」
だがこんな問いをしてくるという事は、もしかしたら、このラムザという少年は、
「お前はあるのか?」
「いえ。そんな経験ありませんし、想像もつきません」
首を振って否定したラムザは、また歩き出した。
「ならばなぜあんな問いをした? 何か意味があっての事だろう」
アグリアスはアムザの隣に並んだ。
彼の頭は彼女の鼻の下あたりまでしかない。まだ若いから伸びる可能性はあるが、この少年剣士は小柄な部類に入る。
あと2〜3年もすれば自分より背が高くなっているだろうか? アグリアスはふとそう思った。
「……所詮、貴族は"持たざる者"の事なんか理解できないのかもしれませんね」
「そうだろうか? 平民と貴族の違いはあれど、同じ人間同士ではないか」
「平民を"家畜"と呼ぶ人間もいます」
「ラッドの事か? あれは被害妄想だ、守るべき民を家畜などと思っている貴族など見た事も聞いた事も無い。
だからラムザよ、そう悲観的になるな。お前が平民の出だからといって私達は差別などしない。
お前の目的はオヴェリア様をさらったあの男だろうが、オヴェリア様を救いたいという気持ちもあるのだろう?」
「……ええ。でもガフガリオンは完全に金目当てだと思いますけどね」
「同感だ」
アグリアスの答えに小さく吹き出したラムザは、お日様のような笑顔をアグリアスに向けた。
「さて、僕達も何か食べましょう。オヴェリア様に追いつくためには力を蓄えないと」
「ああ、そうだな。あんな事を言った手前、ラヴィアンより美味い食事を摂る訳にはいかんが」
「一人で美味しい物を食べには行かないだけで、二人なら別にいいんでしょう?」
「さっきと言ってる事が……いや、そうだな。おっ、そこでチョコボのフライドチキンを売ってるぞ」
「いいですね、その後はあそこでリンゴでも買いましょうか」
まだ相手を理解せず、心からの友情も抱かず、ただ同じ人間を追う者同士としての小さな好意。
それが長い旅の中、数々の戦いの中、確固たる絆として成長していくのはまだ先の話。
「隊長とラムザさん、お肉の匂いがします」
「屋台の近くにいたから匂いがついたんだろう」
「まさか本当に私達より美味しいものを食べたんじゃないですか!? 信じていたのに……」
「下らない事を言ってないで旅支度を整えろ、オヴェリア様を追うぞ」
「誤魔化さないでください!」
「お前、年上が好みだったのか。そりゃ顔はいいが、あんな糞真面目な女はやめといた方がいいぜ」
「違います、変な勘違いしてないで早くアラグアイの森へ向かいますよ」
「ガフガリオンには黙っといてやるから、俺にだけこっそり教えてくれよ。それとも他にもう恋人とかいるのか?」
「僕の事はいいからラッドも早く恋人を作ったらどうだい」
「余計なお世話だチクショー」
……まだまだだいぶ先の話。
>「僕の事はいいからラッドも早く恋人を作ったらどうだい」
「も」!?
月の明るい、風のない夜だった。これという理由もなく、眠りから覚めた。
あたりはまだ寝静まっている。こういう時は、体が眠り以外のものを欲しているのだ。アグリアスは
そうっと、起こさないようにラヴィアン達をまたぎ越え、足元に気をつけながら馬車を降りた。
マンダリア大平原の夜は静かだ。月光の地平に動くものもなく、ただ虫の音だけが、足首を洗う
渓流のように耳の底を流れる。半円形の陣を組んだ馬車の中央に小さなかまどがしつらえてあり、
おき火がちろちろと燃えている。かまどから少し離れたところに、夜番が立っている。ラムザだった。
声をかけようとして、アグリアスは躊躇った。ちょうどそのとき雲が晴れ、月の光にラムザの横顔が
青白く浮かび上がったからだ。
眉根を寄せ、口を一文字に引きむすんで、ラムザは何かを睨んでいた。草原の彼方に何がある
わけではない。ここでないどこか、ここにはない何かを、鋭く激しい、ほとんど憎悪さえこもった
まなざしで、ラムザはつよく睨みすえていた。
ラムザのこんな表情を見るのは初めてだった。いくさに臨む時に見せる雄々しい顔でなく、聖石を
めぐる争いを憂える鬱々とした顔でなく、ふだんの柔和で物静かな顔でもない。それはアグリアスの
知らぬラムザ・ベオルブの横顔だった。
草を踏む足音にラムザは気付き、ふりむいてかるく剣を上げ会釈をする。そばまで行って見た顔は
もう厳しくはなく、逆にいくらか照れくさそうだ。
「今日は疲れているだろうに。誰かに代わってもらわなかったのか」
昼間、オーボンヌ修道院でウィーグラフ・フォルズと戦った。楽な戦いではなかった。特に、ラムザに
とっては。剣とともにウィーグラフが叩きつけてくる、暗い毒のこもった真実に、懸命に抗弁していた
姿を覚えている。
「いいんです。一人で考えたいこともあったし」
すこしの沈黙が流れた。ラムザは月光にうかぶ地平線を見つめたまま、視線を動かさずに問いを発した。
「貴族と平民は同じ人間だと、本当に思いますか?」
おそろしいほど抑揚のない声だった。さっきよりも長い沈黙の後、アグリアスは答えた。
「彼らとて我々と同じく、喜びも悲しみもする。傷つけば赤い血を流す。我々と変わることはない。
そう言ったのはお前だろう」
「血が赤いだけなら、犬や豚だってそうだ。喜んだり悲しんだりもする」
「……一体どうしたのだ、ラムザ。お前がそんなことを言うとは」
ほとんど狼狽して、アグリアスは問い返した。生粋の騎士気質であるアグリアスには、身分制度は
天地万物と同じく神の与えたものであって、それを破壊するなどとは思いも寄らなかった。ラムザと
出会って、初めてそうした考え方を知ったのだ。そのラムザが、なぜ急にこんなことを言い出すのか。
ラムザはアグリアスの方を見ようとしない。
「ずっと考えていたことです。人間に貴賤があるなんて証拠はどこにもない。それはそうだけれど、
人間が平等だという証明だってできやしない。証明できないことは反証もできない。……今日、僕、
きれい事を言っていたでしょう?」
そこでラムザは、初めてアグリアスの方を向いた。瞳が暗い。ひどく暗かった。
修道院での戦いで、ウィーグラフに投げかけたラムザの言葉は、彼が心の中に追い求める正義の
姿なのだと思っていた。いくらか理想論的な物言いだとは思ったが、それもラムザの志の高さを示す
ものだと受け止めた。「きれい事」などという汚らしい言葉で片づくものと思ったことはない。素直に
そう告げると、ラムザは苦笑した。
「アグリアスさんは優しいですね」
風が吹きはじめている。空の上では、もっと強く吹いているのだろう。いつのまにか流れてきた
雲が、月にかかってあたりを翳らせた。
僕が正義を口にするのは、正義に自信がないからです。ラムザは黒い塊をのどから吐くように、
そう言った。
「誰も不幸にならない世界なんて、そんなものはあるわけがない。僕が目指す場所は、たぶん
決してたどり着けない所です。それでも、目指し続けることに意味があるんだと信じて歩いているけれど。
時々、自信がなくなる。意味なんか本当はないんじゃないか、僕はただ甘ったれたガキのたわ言に
皆を付き合わせているだけなんじゃないかってね。……だから僕はウィーグラフのような男に会うと、
何か言わずにはいられない。黙っていたら消えてしまいそうだから、自分の信念を大きな声で
怒鳴らずにいられない。『現実はもっと厳しいものなのだ』だって? そんなこと、嫌というほど
知っている。僕はミルウーダもティータも救えなかったんだ。くそっ」
いつしかまた、あの何者とも知れぬ彼方へ向ける憎悪のまなざしに、ラムザはなっていた。言葉もなく
その横顔を見つめながら、アグリアスは理解した。彼は甘やかな理想を追い求めたりしているのでは
ない。むしろ、彼の眼差しはウィーグラフやディリータのような者達よりもはるかに醒めている。英雄と
呼ばれ、梟雄と呼ばれる者達が、その信念の最初の一歩を踏み出すためにあえて目をつむり、
いくらかの苦い笑いをもってやり過ごした泥の沼へ、彼は頭から突っ込み、そしてその中で大真面目に
剣を振るい続けているのだ。
毎日何百もの人間がごみのように死んでいくこの戦争の中で。この若者は、その最初に出会った
たったひとつの死から、今も目を背けられずにいるのだ。
「お前は真面目で、不器用なのだな」
「……よりによってあなたに、そんなことを言われるとは思わなかった」
失礼なことを言うので、剣の柄でラムザの後頭部をかるく小突いてやった。いてっ、とラムザが笑う。
「お前の正義は、お前が自分で思っているほどやわなものではない」
「そうだといいんですが」
「なあ、ラムザ?」なおも不安げなラムザに、アグリアスは腰へ手を当ててみせる。聞き分けのない
弟をさとすようにやさしく、力強く微笑んで、
「我々はたった十六人の小部隊だ。たった十六人で南天騎士団、北天騎士団、教会まで敵に回して、
今まで一人の戦死者も出していない。物資も足りている、士気も高い。お前は間違いなく名将だよ」
雲が流れて、半円の月がしらじらと姿を現した。降りそそぐ青白い光を受けて、アグリアスの髪が
プラチナの淡い輝きをはなつ。
「もっと自信を持て。お前は天騎士バルバネスの子だ。それでも足りぬというなら、このアグリアス・
オークスが見込んだ男だ。私の目まで頼りないというつもりか?」
「……はは。確かにそうだ。失礼しました」
しばらく間をおいたあと、ラムザは小さく笑って、頭をかいた。
「弱音を吐いてしまいましたね」
「たまにはいい。夜に一人で考え事などすると、どんどん悪い方へ思い詰めていくこともあるから、
気をつけろ。お前はそういう類だぞ、きっと」
夜番を代わってやろうか、とアグリアスは言ったが、それは丁重に断った。ぼちぼち眠気が
戻ってきたのだろう、小さくあくびをしながら馬車に戻っていくアグリアスの背中を見送る。
月光に照らされたアグリアスの姿は、まるで燐光をまとった女神のようだった。すぐに言葉を
返さなかったのは、見とれてしまったからだ。
思えば、節目節目でいつも、あの人の存在と言葉に支えられてきたようだ。自分が捨てた……
否、逃げ出した貴族という生き方を、あの人は見事にやり遂げている。それゆえに、この上なく
頼もしいこともあり、また、ひどく危うく見えることもある。
「なあ、家畜に神はいないかい? ……だとしたら、いなくてもけっこう、生きていけるものだよな」
煌々と夜空にかかる月を見上げ、今はもういない僚友へ、ラムザはふと、つぶやいてみた。
End
>>502 な、なぜ読んでないと分かった!
読み直してくる
久々昼寝士さん乙。
頼れる年上お姉さんアグ、イイ!!
お二人とも乙です。
ありがたやありがたや
良質なSSがくると何か正座したくなる
お二人とも超激乙です。
奇しくもお二人して「貴族」「平民」がキーワードになってますね。
投稿順もドーター→ウィーグラフ戦後と本編の時系列順なのがおもろい。
ラムザよりもベタでガチガチな騎士&貴族の思考・思想のアグリアスが、
自分よりも先にそれまでの貴族として当然の生き方を変えてしまったラムザという男と同行するようになって、
ラムザ同様何かが変わっていったのか、また逆に変わらない部分はあったのか、
というドラマはゲーム本編ではゼロだったのでwこうしておもろいSSで補間されると気持ちいいですな。
香水初めてつけたアグさんの小エピソードが読んでみたい…
毛皮骨肉店に行くと、セッティエムソンが売っていた。
鈍足で悩み、エクスカリバーで永久ヘイストのオルランドゥに憧れていたアグリアスは即購入。
うきうき気分で宿屋の自室に戻った。
さっそつつけようとしてみた。つけ方が分からなかった。
ラヴィアンやアリシアに訊くのは何だか恥ずかしく、どうしたものかとアグリアスは頭を悩ます。
そこでクラウドが女装経験有りというのを思い出し、世間話を装って香水のつけかたを知っているか訊ねた。
するとクラウドは香水のつけ方を知っており、本当に知っているのかと訊ねるとペラペラ香水について語り出した。
香水について熱心に語るクラウドが何だか気色悪かったが、香水の使い方が分かったのでアグリアスは喜ぶ。
翌日、さっそくセッティエムソンをつけてアグリアスは出撃した。
速い速い。ムスタディオが銃を一発撃つ間に、聖剣技を二度も放てる。
香水がこんなに素晴らしいものだったとは!
数日後、ラヴィアンとアリシアは、ラムザと一緒に食事を摂っていた。
ラムザはいつも苦労をかけているアグリアスに女性らしい物をプレゼントしたいと相談を持ちかける。
ラヴィアンとアリシアは香水なんかどうだろうと提案。
セッティエムソンみたいな戦いの道具ではなく、もっとちゃんとしたオシャレ用の香水だ。
さらに数日後、ラムザはアグリアスに香水をプレゼントした。
アグリアスは大喜びしながらラムザに訊ねた、この香水にはどんな特殊効果があるのかと。
何の効果も無いと知ったアグリアスは、その香水をどうしたものかと頭を悩ませた。
さらに数日後、なぜか落ち込んでいるラムザのために何かプレゼントしてやりたいとアグリアスは思った。
そこでラヴィアンとアリシアに相談してみた。
そして翌日、ラムザはアグリアスからいい匂いがする事に気づいた。
アグリアスはラムザから送られた香水をつけていた。
何だかよく分からないがラムザが喜んでいたので、アグリアスも喜んだ。
以来、戦闘中以外はラムザからもらった香水をつけるようになったアグリアスだった。
>>514 超GJw
クラウド、女装経験は覚えてるのかw
俺の名前はソウテツ
忍だ。今はわけあって畏国を身を置いている。
因果なことに、日の本の国を出ても追われる身だ。
まぁ、それというのも色々複雑な由あってのことなのだが…
そこでちらりと隣の男を見やる。
男はまだ若い。青年である。
そして、おれが使える大将でもある。
危ういまでに真っ直ぐな瞳、線は細いがよく鍛えられた体、剣に馴染んだ痛々しいまでに硬い掌。
しかしその躰いっぱいに詰まった信念を知るものは少ない。
代わりに、「異端者」という二つ名だけは知れ渡っている。
つまるところ、我が御大将はこの畏国という地で今や大変な有名人なのだ。それもお尋ねされる身として。
「どうしました?ソウテツさん?」
しかし我が殿は意外に呑気なものだ。聞けば貴族の出身だとか。
おれの国では公家の連中は下々の民とは口も聞かないものなのに、この男は誰にでも平等に接する。
貴族、平民、その眼に映るものは別け隔てされない。あるいは神仏が相手ですらそうなのかも知れぬ。
「どうもしないさ。大した事ではないよ、殿。」
「やだなぁ、その呼び方はよしてくださいっていつも言ってるじゃないですか」
「そいつは御免。ではラムザ、一つお聞きしてもよろしいか?」
「もっとフランクに話してくれれば許してあげないこともないです」
「適わんなぁ、ラムザ。まぁいい、アグリアス殿はどこに?
今日はまだ見かけないようだが」
「アグリアスさんなら最後尾ですよ。
いつも先陣をきって最前列なのに、今日に限ってしんがりを務める、なんて言いだして。
それにアグリアスさん、今日は何だか様子がおかしいんですよ。
僕の事避けてるみたいだし…」
「そうみたいだな。いつもはラムザのすぐ近くにいるのに、なぁ?」
ちらりと横目で、意地の悪そうに見える視線を送ってやる。
そうすると面白いもので、ラムザの頬がすぐに桜色にそまっていく。
「からかわないでくださいよ…。僕は心配してるだけなんです!」
「おお、こわいこわい。
我が殿はご乱心じゃ」
俺はそういってからからと笑った。
「まったく、もう…。意地悪ですよソウテツさん。
アグリアスさんはオヴェリア様の事もあるし、良くも悪くも根っからの騎士なんです。
女性ということもあるし、ひょっとしたら僕らよりもずっと繊細なのかもしれません、だから…」
「分かっているよ、ラムザ。
おれかラッドにでも頼むつもりだったんだろ?忍者のおれか、あとはシーフのラッドぐらいだしな」
「話が早くて助かります。お願いしますね?」
「御意」
すっ、と潜伏状態に入る。
こういった場合は周りから、静かに事を運ぶのがよい。
まずはアグリアスに近しい人間に話を聞いてみるべきだな…
おれはとりあえず、潜伏したままラヴィアンとアリシアの歩く後ろを気付かれずについていくことにした。
ま、たまには主君のために一肌脱ぐのも、悪くあるまい。
と、筆汚しすいません。
パソコンぶっ壊れという災難が訪れたんで続きは少し遅れそうです。
中途半端で申し訳ございません…
一両日中には必ず。
途中までだが面白かったよ。ソウテツのキャラが魅力的だった、続き期待して待ってます。
ここんとこSS強化週間だな。
なんにせよ続き期待してまっせ。
>>514 おお、ありがd!なんと仕事が速い…GJっす!
純粋に戦闘用としての効力の方に目がいってるアグさん、さすがだ。
実は全く同じ理由でウチのアグさん、セッティエムソン使ってました〜。
>>519 乙っす。いい味出てるキャラで楽しみです。
今リアルタイムでFFTやってるのだが(もう何回目かわからんくらいにやってるなあ・・・
やっぱいいねえ。タマラン。
ところでボコを助けるイベントの時
ガフガリオンが金・金・金、
アグリアスがオヴェリア様・オヴェリア様・オヴェリア様、って感じで
なんか笑えたw
ココのSSで脳内強化されてるから、事あるごとにニヤける。
バリアスの谷〜処刑場は盛り上がりが最高潮に達した。
しかしココから会話がなくなるんだよなあ・・・
もっと固定キャラとの会話があればいいのに。
FFT2って、やっぱり出ないのかな・・・
(´・ω・`)アグたんだけ再利用であとは全部新キャラでも一向に構わん
アグたんが寝てる間にバッグあさってパンツとか物色したい
>しかしココから会話がなくなるんだよなあ・・・
除名しようとすればいつでもあの意味深なセリフが聞けるぞ
>しかしココから会話がなくなるんだよなあ・・・
だからこそこのスレで妄想とSSを爆発させるんだ!
俺はこっそりと隊列の半ばにいるラヴィアンとアリシアの後ろについた。
つい昨日ディープダンジョンで宝探しを終えたばかりだ。疲れも残っている様子で、俺の接近に気付いた様子はない。
この先のバリアスの谷から流れる渓風が頬を撫でながら通り過ぎていく
無論、俺がいるのは二人の後ろ、風下だ。
さらに俺から何か仕掛けない限り、とうめい状態の姿を見破られることはない。
俺は細心の注意を払い、木の影、葉の影となって付かず離れずの距離を保ちながら耳をそばだてた。
「ねぇラヴィアン」
「何?アリシア」
「ちょっと今日のアグリアス様の様子、変じゃないかしら?」
よし。その調子だ。
「あれ、知らないの?」
「何を?」
「う〜ん。言わない方がいいかも」
「ちょっとぉ、そこまで言ったんたら教えなさいよ、気になるじゃない!」
そうだ、もっといけ、アリシア
「でも知らない方がいいことってあるでしょ?」
「なによぅ、それ。言ってくれないと今夜気になって眠れないじゃん」
「…聞いたら余計眠れなくなるわよ」
「またまたぁ、そんな事言っちゃって」
「聞かない方が幸せだよ?」「どんと来い!」
「……“マンダリアの悲劇”よ」
ぼそりと呟くラヴィアン。マンダリアの悲劇?何かの暗語だろうか。
と、俺が思案していると、
「え、ちょっ、えぇ?まってよ、そんな…大変、逃げなきゃ!」
どうも様子がおかしい。さっきのラヴィアンの何事か言った途端にアリシアが取り乱しはじめた。俺はなおめ静かにことの成り行きを見守った。
「待って、アリシア、落ち着いて!」
「でも!」
「大丈夫。アグリアス様は最後尾よ。戦闘になっても前線には出ないわ」
「そう…ね、そうだよね…。ごめんね、取り乱しちゃって」
「ううん、いいの。仕方ないわよ」
「でも何だってあんなものを…」
あんなもの?何だか物騒な話らしいな…。
やはりラムザの心配も思い過しではなかったようだ。
「…うん、わかったよラヴィアン。この話はないしょね」
「お願いね、アリシア。特にラムザさんには何があっても話さないでね」
おっと、こんなところでラムザの“草”が忍んでるとは思いもすまい。壁に耳あり、障子に目あり。
壁も障子も無いけどな。
しかしこのままでは困る。肝心の内容はさっぱりだからな。あの分だと相当厄介な事には相違あるまい。
仕方ない…。これも部隊の平和のためだ、許せよ!
「乱心唱!」
俺は呪言を唱え陰陽術を放つ。人心を操る陰陽術は使い勝手が良いとは言えないが、殊こういう場面においてはなかなか重宝するのだ。
「うぅ〜、お、お星さまが…」
「だっ、だめです!そんなとこ…あっ…」
…どうやら素敵な夢、幻を見ているようだ。まずまずの成功といったところか?
尋問するなら一人もいれば十分だろう。
そうだな、ラヴィアンの方が事情に詳しいようだからこっちに聞いてみようか。
「さて、二、三、質問に答えてもらおうか?」
「はい〜、せんせー、なんなりと〜」
(騎士ともあろう者がこんな調子でいいのだろうか…)
「ではまず、“マンダリアの悲劇”とは?」
「そぉれわ〜…」
「それは?」
「甘〜いにおいのぉ〜」
「甘い匂いの?」
「あぐりあすさま!」
「アグリアス様?」
「もぅ〜、あぐりあすさまったら!」
「はぁ?」
「はっ!だ、だめよ!アグリアス様!それは 味 方 で す ! 」
ラヴィアンの様子がおかしい。ちょっと乱心唱が効きすぎたようだ。
「だ、だめっ!みんな逃げて!アグリアス様が…2倍の速さで…」
「しっかりしろ、ラヴィアン、そうだ、ほーら、人差し指の先を舐めるとバニラの味がするんだぞ、うそじゃないぞ、ほんとだぞ」
…もちろん嘘だ。
「わぁ〜、ほんとだ〜甘ーい」
許せラヴィアン…おまえの犠牲は忘れないからな!
と、心の中で詫びながらもちょっとだけ楽しんでいたことは秘密だ。
おっとニヤけた顔では任務が遂行できん。引き締めねば。
しかし不可解な事が多すぎる。
俺としては奥手なラムザのために少し手を貸してやろう、という心づもりだったんだが。
アグリアス殿の事になると急に心配性になるからな、うちの殿様は。
そのうえ奥手だから始末が悪い。部下がやきもきするのも無理はない話だ。
しかしこれ以上ことを探るには…あとはアグリアス殿に直接あたるしかないか。
相手がアグリアス殿程となると、生半な小細工は通用しないだろう。
俺は再び姿を隠し、バリアスの谷から流れる渓風に身を踊らせた。
面倒な事になってきたが、気力を尽くしてことにあたらなければ。
ひょっとすると、アグリアス殿は将来の奥方様になるやもしれんからな
続きはもう少し待ってください…
ケータイはおそろしく面倒ですね
1〜3のクオリティを維持できなくて申し訳。
なるほど、後半部分は1レスごとに雰囲気が変わってしまってるなとは感じてたが
(一行ごとの文字数とか改行の具合とか)
携帯だったのか。
でも話の展開は素直に気になるので期待しとりますよ。
>>526-527 俺んちのアグたんはすっかりラムザにその身を預けきって、身も心も異端者カラーですよ。
敵ユニットを勧誘しては身ぐるみ剥いで追放し、
モンスターを素手で調教し、
jp稼ぎのために味方同士でチマチマ殴りあっては、たまにクリティカル発生させて戦闘不能にしちゃったり、
踊り子以外のジョブであってもクルクル踊り狂ってもらってます。
まさに異端。
535 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/29(月) 03:39:09 ID:d5ZK8TnV
どんどんきてるよどんどんきてるよ〜
SSどんどんきてるよどんどんきてるよ〜
どんどんきてるよどんどんきてるよ〜
SSどんどんきてるよどんどんきてるよ〜
536 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/29(月) 03:41:36 ID:d5ZK8TnV
混乱したラヴィアンにうかつにも萌えてしまった俺はアグファン失格だろうか
ラムザ「い・・妹!?ハァハァ」
アグ「!?」
正直ラヴィアンとアリシアが区別つかない件。
多分松野でも区別つかない
だいたい松野はそんな名前覚えてない
そもそも松野は教会側が創りだした架空の人物だ。
早手回しに動かなければ、バリアスの谷に入ってしまう。
谷ではモンスターの襲来を警戒しなければいけないので、こんな遊びをやっている暇は無くなってしまうだろう。
俺はある程度の陣形を保って進む部隊に逆らう形でアグリアスのもとまで近づいていった。
そして、ついに視界に捉える。アグリアス。
蒼い保護服に白の鎧をまとった男装のホーリーナイト、アグリアス・オークス。
しかし、いつもは凛々しい女騎士も、今日はその勇ましさを感じさせない。
いったいこれはどうしたことか。俺は今日初めてみるアグリアスの様子に違和感を感じ、訝しんだ。
ま、これではラムザが心配するのも頷けるな…。
そんな事をつらつらと思いながら、そろそろとアグリアスの後ろに回りこむ。
そして、完全に回り込んだ、というときだ。
ふわりと香る甘い匂いが俺の鼻に届く。これは…渓風が風上から花の匂いでも運んできたか?
いや、違う。それなら今までに匂いが運ばれてきていないのがおかしい。何故今になって?
渓風が考える俺の頬をそっと掠める。
そこで俺はアグリアスの背中を見てふと唐突に理解した。
つまり、匂いは風上から運ばれてくるのではなく、アグリアスの後ろの風下にいるから匂いが流れてくるのではないか?、ということだ。
即ち、匂いの源はアグリアス。恋は女を変える、というのは本当らしい。
アグリアスも随分と色気付いたようだ。
しかしアリシアとラヴィアンの二人は何を恐れていたのだろう?あいつらだったらアグリアスのお洒落を応援する筈だろうに。
甘い、匂いの、アグリアス。ラヴィアンが言っていたのはこの事だろうか。むしろ微笑ましい光景のような気がするんだが…。
ええい、ままよ。時間もない、ここは正面からいってやろう。
潜伏をとき、とうめい状態を解除した俺はできるだけ自然にアグリアスに近づいた。
「後方警戒、ご苦労様。そろそろ先頭が谷に到着するそうだ」
俺は伝令を装いながらアグリアスの出方を伺った。
「分かった。こちらはもういいぞ。貴殿は元の配置に戻られよ」
「そうつれない事を言うな。ところで、良い匂いがするな。
今日は香水の類をお付けで?」
「…まぁ、もしものときに少しでも補助効果を得られれば、と思ってな」
嘘だな。まったく、ラムザといい、アグリアスといい、分かり易すぎる。
見ているこちらが苛々するくらいだ。
しょうがない、ここは一つ、俺が仲添えしてやろう。
「ほぅ、それは頼もしい限り。
ではどうだろう、最後尾にいては出番がありますまい、ここは某と配置を交換してはいかが?
勇壮なアグリアス殿には我らが将を守護していただきたい」
少し嫌味っぽいぐらいで丁度良いか。
これでアグリアスが挑発に乗ってくればよいのだから。
「そ、それは駄目だ!」
「どうして?」
「それは…」
「言わずとも分かるがな。要するに、香水をつけてはみたものの、恥ずかしくてラムザに会えんのだろう?」
「ち、違う…」
「いいや、そうだ。とにかく、配置交換はラムザからの命令だ。それとも、背命行為で騎士の誇りを捨てるか?」
「…分かった。それでは、仕方がない。行ってくる…」
「あぁ。ラムザ、アグリアス殿が元気ないって心配してたぞ。行って安心させてやるんだな」
「…そうか、ありがとう」
ふっ、と唇の片方を上げて笑い、ラムザのもとへ行くアグリアス。
しかし顔が赤いから様になってはいなかった事は、本人にはないしょにしておこうか。
勿論、ラムザの配置交換の命令は嘘だ。
こうでもしないとアグリアスは動かんだろうし、せっかくのおめかしをフイにしてしまうのはもったいない。
くだんのアグリアスの香気を含んだ薫りが風に乗って運ばれてくる。
この香りはどうしてなかなか、男心を惑わせる。
これなら今日は期待できそうだ。
いやはやまったく、いいことをしたあとは良い心地よ…。
と、そこで急に不穏な気配に気付く。
敵襲か!?
俺はすぐさま腰の忍刀を抜き、右手に一振り、逆手に構える。
左手はまだ空き手、しかしいつでも「ひょうすいのたま」を投げられるよう、後ろ腰に添えておく。
ひょうすいのたまを選んだ理由は、周囲に木々が多いために
かとんのたまは使いづらいだろうという判断からだ。斜め前方の茂みがざわざわと蠢く。
頭ひとつも出てきたならば、すぐさまひょうすいのたまを投げ当て
氷霧を煙幕代わりにこの場を離れなければならぬ。
敵襲を部隊全体に伝え、敵の種類と数をいち早く偵察するのが、忍者の仕事なのである。
さぁ、出てこい。俺が相手になってやる。
俺は静かに、口布で顔を隠した。
「あ、っと、よっ、ほっ、はっ、あいたっ!」
どすんと倒れながら茂みから出てきたのはアリシアだった。混乱状態から回復したのか。
俺は忍刀を腰に納め、身体の緊張を解いた。まったく、はた迷惑な奴め。
「どうした、アリシア。身体の調子でも悪いのか?」
「ち、ちがいますよぅ…」
「でも、何だか具合悪そうだな?大丈夫か?」
俺のせいなんだがね。ここは知らんぷりである。
「そう、そうなんですよ!
何だか今日は変なんですよ。ラヴィアンと二人で5分ほど気を失ってたみたいで。
さっきレーゼさんに助け起こされたんですよ。
それにね、おかしいんですよ、ラヴィアンったら。
人指し指を一舐めしては『おかしいなぁ』とか『妙だなぁ』とか。
お前の指はアイスクリームかっ!感じですよね」
ラヴィアン…。
「それに変っていったら…そ、そうだ!アグリアス様はっ!?」
「ん?ラムザの所に行ったそ、ついさっき」
「なっ…!ど、どうして!?」
どうして行かせたんですか!ソウテツさん!あなた、自分が何をしたか分かってるんですかー!!」
未だにアグリアスがあんま出てきてなくて申し訳。
もうちょい待って下さいね
>ラムザの所に行ったそ
タイプミスなんだろうけど、これがソウテツ氏の地の口調だと「いい味してる人」になるかもw
まずいこれ。アグよりラヴィに萌えてしまう…
俺もw
ソウテツとラヴィアンがくっつくのか?と思った
о(゚∀゚)оワクワク
生意気なアグリアスをシメてやる!
アリ「私だってね、そんなふうにアグリアス様のおさげの中に納豆を詰め込みたくなる衝動に駆られる時だってあるのよ…」
ラヴィ「あんた、ストレス溜め込むタイプでしょ」
ふーか!
ふーかがしつれんした!
アグ「死兆の星の七つの経路を絶つ…北斗骨砕打!あーーーたたたたたたた!!!」
アグ「経絡秘孔を突いた…お前の命はあと5秒!」
ムスタ「いやー、あと5秒なんて!!」
レディ「では今死ね!!」(息根止)
「いや、お前…俺はよかれと思ってだな、」
「そういう問題じゃないんです!
あわわ…早くしないと大変なことに…!」
「話が見えん。何が大変なんだ?」
「説明はあとです!今はアグリアス様を止めないと!」
「わ、わかった」
迫力に押されて頷いてしまう俺。いったい俺が何をしたっていうんだ。
「とにかく!アグリアス様のあとを追いましょう!
ついてきてくれますよね、ソウテツさん!?」
「そりゃ構わんが…」
「こっちです!」
やる気まんまんだな…。
とりあえず俺はアリシアのあとをついて行くことにした。
話が分からないなりに切迫した雰囲気を感じたからだ。
アリシアは俺に構わずどんどん進んでいく。
進むたびに匂いが僅かずつ強くなっていく。
神秘的な香りだ。
そして、ついにその神秘的な匂いの発生源に辿り着く。
そこには、アグリアスと向かい合うラムザの姿もあった。
「隠れて!ソウテツさん!」
わかった、と目線で合図する。
「で、どうするんだ?」
「少し待って下さい。
ラヴィアンがここで合流する手筈になってます。
何が起こるか分かりませんから、人手は少しでも欲しいんです」
何のことやら。
まぁ、とりあえず俺も様子を伺う事にしよう。何が起こるのか気にはなる。
そうやって息を潜めていると、ほどなくしてラヴィアンが表れた。
「おまたせ」
「遅いわよ!ラヴィアン!」
「ごめんごめん…あれ?何でソウテツさんがここに?」
「…成り行きでな」
「まぁ、一人でも多い方が心強いでしょ?
ところでここに来るまで気付かれてないでしょうね?ラヴィアン」
「それは大丈夫。念には念を入れたから」
…おまえら本当に騎士なのか?
俺なんかよりよっぽど忍者の様だぞ…ラヴィアン、アリシア。
ワクワク
まぁいい…。俺もあの二人がどんな話をしているか興味はある。
ここは一つ、ラヴィアンとアリシアの言う事を聞いておこうか。
俺たちは三人して、ラムザとアグリアスの会話に耳をそばだてた。
「ラ、ラムザ…。本当に変じゃないか…?」
「変なんかじゃありませんよ、アグリアスさん。
とてもよく似合ってます」
邪気の無い笑顔で言い放つラムザ。
あの女たらしめ…
おそらくは自覚すらしていないであろう女殺しの笑顔。
耐性の無いアグリアスには致命的な一撃だれう。
「せ、世辞ならいらん…」
“とかなんとか言って、顔まっかっかですよぉ”
“しっ!アリシア、しゃべっちゃだめ!”
くすくすと笑うアリシアを注意するラヴィアン。
しかしそのラヴィアンも顔がゆるみっぱなしだ。
無理はない。何故なら俺もさっきから微笑ましくってしょうがないからだ。
もう二十をいくつか越えた、しかも普段は強く凛々しく、美しい聖騎士が、
ラムザの前ではまるで生娘のような初々しさ。
「お世辞じゃないですよ。ほら、いい匂い…」
ラムザが鼻を近付けてアグリアスの香りを愉しむ。
…この女たらしが!
「なっ…!や、やめろ!ラムザ、おま…」
「どうしました?」
「え…?あ、いやどうも、しないが…」
「変なアグリアスさん」
くすくすと笑うラムザ。こいつ、将来は大物になるぞ…。
「ばか…」
ぽそりと呟くアグリアス。こちらもこちらで大したものだ。しかし…
“なぁ、ところで何を慌ててたんだ?覗き見したかったのか?”
“っと、そうでしたね…。二人を見てたらつい忘れてしまいそうで…。アリシア、まだ説明してなかったの?”
“時間が無かったのよ…。でも本当にいいんですか、ソウテツさん。
聞いたら後戻りできませんよ”
“構わん。乗り掛かった船だし、俺でよかったら力になるよ”
俺がそう了解の旨を伝えると、二人は幾分かほっとした様子だった。
“ありがとうござ…”
「誰だ!そこに隠れている不埒者!出てこい!」
感付かれたか!?
さすが聖騎士、といったところだろうか。
俺はおしゃべりのしすぎを後悔しながら、必死にこの場を凌ぐたもの考えを巡らせた。
手に汗が滲み、濡れた手に風が冷たく感じる。
逃げるか…?
いや、駄目だ。俺一人ならともかく、ラヴィアンとアリシアがいる。
この場はなんとか白を切り通すしかない。
どうやって誤魔化す…?。
猫の泣き真似。
…却下だ。バリアスの谷には山猫、豺しか居ない。不自然だ。
陰陽術。
これも難しい。発動するには時間がかかる。
ダーラボンのまね。
…声でばれる!
畜生、八方塞がりか…。
と、俺が諦めかけたそのとき。
「あっ、と、よっ、ほっ、はっ、あいた!」
アリシア!?
俺が気付いたときにはアリシアがどすんと、茂みから出ていくところだった。
「アリ…」
“しっ!”
ラヴィアンが俺の口を塞ぐ。
“せっかくアリシアが囮になってくれてるんです。
このまま様子をみましょう”
…成る程。確かに全滅するよりはマシだろう。
しかし…とっさの判断力と自分を犠牲にしても全体を生かすチームワーク。
アトカーシャ王家近衛騎士団おそるべし!
ケータイからなんで誤字・脱字が多くてへこみます…。
とりあえずみなさん、そこは脳内補完でお願いします。
あと私生活が忙しい時期なので一日に四、五話が限界になるかと…。
長々と続かせてしまい、実力不足をお許し下さい。
>>565 とりあえず投稿の区切りができたら、そうやって一言言ってくれれば問題ない。
>あの女たらしめ…
聖騎士どころか、アカデミーの同期連中とか
それまで敵だった者から剣聖とかモンスターとかロボとかたらしこみまくりだよな。
アトカーシャ王家近衛騎士団、おそるべし!
“それ、さっきも聞きましたよ”
“気にするな。様式美だ”
などと馬鹿な会話をしてる間に、アリシアが愛想笑いを浮かべながら二人のもとに近づいていく。
「ア、アリシア!まさか、今の話を聞いていたのか!?」
「なんのことです?アグリアス様。はは〜ん、さてはラムザさんといちゃいちゃしてたんですね?」
はは〜ん、っておまえ。いちゃいちゃ、っておまえ。
“だめよ、アリシア!少しわざとらしすぎるわ、もっとおさえて!”
「…聞いていたな」
「す、すいません…」
「まぁまぁ、いいじゃないですか。聞かれて困ることなんてないでしょう?」
「それはそうだが、ラムザ…」
「ね、アグリアスさんここは僕の顔に免じて」
「…おまえがそういうなら仕方ない」
「すいませ〜ん。ところで物資の補給についてなんですけど…」
“なんとかうまく誤魔化せたみたいだな”
“でもまだ油断はできませんよ”
“確かに。そうだ、ラヴィアン、これ着てろ”
“え?”
俺は上に着ていた「忍びの衣」をラヴィアンに掛けてやった。
“これを身につけてればちょっとやそっとじゃ見つからん”
“そんな、じゃあソウテツさんは?”
“俺は自力で潜伏できる。黒装束さえあればどうにでもなるよ”
“でも…
“いいから着とけ。それに、これで駄目なら俺が何とかしてやる。安心しろ”
“………”
“ん?どうした?顔が赤いぞ?”
“あ…いや、何でも…”
“…っと、誰か来たみたいだぞ”
あれは、ムスタディオか。
そういえばムスタディオは、ディープダンジョンで魔法銃を手に入れたようだったな。
ラムザに自慢でもしにきたか?
「よぅ、ラムザ!ちょっと相談したいことがあるんだが…」
「何だい?ムスタディオ?」
「ほら、決戦も近いだろ?その前に一度、労働八号をオーバーホールしておきたいんだけど…」
「わかった。谷を越えたらライオネル城だから、そこで少し時間をとろうか。
ちょうどいいからそこでみんなにも休んでもらおう。決戦前の最後の休暇になると思う。
それで、いいですよね?アグリアスさん、アリシアさん」
「ああ、お前の言うことだ、異論はない」
「私も〜」
「サンキュー、ラムザ!」
「そんな、こっちこそお礼を言わなきゃいけないくらいだよ。機械の部品は足りてる?」
「あぁ、ラムザ達が戦ってる間にディープダンジョンから使えそうなのを拾ってきたんだ。
見てくれよ、この魔法銃だってあそこで掘り出したんだぜ!」
「それは頼もしいな、ムスタディオ」
「まぁな。ところで…」
そこでムスタディオは、今度はアグリアスに向き合った。
「何か匂うなぁ…これは…」
“いけない!”
ラヴィアンが焦る。
アグリアスが香水をつけていることがバレては、まずいのだろうか?
“アリシア!”
「そ、そう!そうなのよ!ちょうどウォージリスで買ったシュークリームがあるの!
まだいくらか残ってるからムスタディオ食べる?」
「おっ、いいね!疲れたときは甘いものがいいんだよな」
そういってムスタディオとアリシアは、ラムザとアグリアスの歩みから離れていった。
離れぎわ、アリシアがぱちりとこちらにウインク。
“あとはまかせた、ってことか…”
“………”
“おいおいどうした、相方が離れて心細いのか?”
“しゅーくりーむ…”
“は?”
“あのシュークリーム、休憩に食べようと思って、大事に運んできたのに…。
潰れないように丁寧にボコに載せてきたのに…。
ひどいよっ!アリシア!信じてたのに!”
“シュークリームぐらい、いいじゃないか。いつでも食えるだろ?”
“そういう問題じゃないんです!”
“じゃあ俺がライオネルの城下町で奢ってやるよ。
だから、頼むから落ち着いてくれ。騒ぐとまた見つかる”
“ご、ごめんなさい”
まったく、何で女は甘いものがあんなに好きなんだろう?。
そうこうしてるうちに、バリアスの谷に入ってしまった。
俺たちは相変わらず、茂みから茂みに、移動しては隠れ、移動しては隠れを繰り返して二人のあとをついていった。
谷は声がよく響くので、離れていても意外と会話が聞き取れそうだ。
モンスターの気配も無い。
これは無事に通過できそうだ。
さて、あとはアグリアスとラムザの面倒を見ればいいだけか…。
そういえば、どうしてラヴィアンとアリシアは
今日のアグリアスの様子に取り乱してていたんだろう?
俺はラヴィアンに、今になってようやく理由を聞く事を思いついた。
アグ萌えが少なくて申し訳。
今のところスレ違いになりつつありますが頑張ってみます。
この展開は
>>551と
>>552のせいなのでアグのファンの方、文句は彼らに…。
す、すいません。
しかし、主役はアグリアスですから。
拙い話ですが見守ってやって下さい。
では、また続きは後ほど
>>574 乙!いや、アグのとりまきを通して見るアグもいいもので
このスレにいるとラヴィアリにも愛着あるしね
では見守ってます・・・
人の夢と書いて儚い・・・
なんや物悲しいなぁ・・・
アグリアスさん関西人
今のところラヴィアリはアグたんに萌えるための触媒でしかない。
……今のところは。
いいじゃん。名脇役じゃん。
ラヴィアンとアリシアの性格や経験したジョブの傾向とか自分で設定作っちゃってる人もいるんでない?
SS書く時に微妙な書き分けができて便利だが、微妙すぎて読んでる側は気づいてない予感w
ラヴィアン!
アリシア!
ア〜グリ〜♪
で、にこにこぷん!
つまりアグリアスのポロリがあるって事か!!
アグおねーさんが金髪アホ毛美少年と遊んであげるという極めて健全な内容の番組です。
ちょっと鼻息が荒くなったり、目が女豹のようになったりするかもしれませんが、見逃してあげてください。
アグ「汚物は、消毒だァー!!」
飢えたおねーさんが思春期の少年を……
……いやなんでもない。
この中に…マインドフレイアがいる!
女豹!発情期の女豹!足は遅いくせに、獲物には素早く跳びかかる!ワオーッ!
BUMP♪BUMP♪君じゃない♪と、合わせる意味が無い♪
BUMP♪BUMP♪嘘じゃない♪時が過ぎていく♪
ゲーム中で「美人」の描写があるのは、
セリア、レディ、アグリアスの3人だけなんだな……。
人間はアグたんだけかよw
まさに化け物なみの美しさ、てかw
だが正真正銘人外のアサシンズとは違い、アグたんはその「その奇麗な顔」で
外からではボディラインがまったく分からない重武装で剣をブン回し、
狩りをしてマキを割り、慣れない手つきで食事の用意をして洗い物をする、
たまにはめったに着けないアクセサリや香水なんかで精一杯のおしゃれなんかしちゃって、
それをどっかの異端者に褒められた日には「別にたいしたことではない」と強がりながらも赤面しちゃったりするんだよ。
逆立ちしたって「熱いベーゼで〜」なんてセクシーさとこっぱずかしさ紙一重のセリフなんて吐けませんよ。
鈍足☆ホーリーナイト
今日中に投降するっす。
では仕事に逝ってくるっす
×投降→○投稿
ホーリーナイトにジョブチェンジしたいから亜久里明日さんを観察しますね(コソコソ・・・)
いくつかのFFTセーブデータがある。
初期のモノや、デジェネレータで剣聖をはるかに上回る強さのアグや、
バリアスの谷前など・・・
ある日そんなセーブデータがごっちゃになって、一つになってしまった。
今、ラムザ隊には数人のラムザ、数人のアグリアスさんが居る・・・
と言った設定で何とかなるだろうか?
まとめるの大変そうだな・・・よし、無かった事にしよう。
>>595
それぞれのカップルが最初は取り間違えたりしながらも、最後には区別できるようになり
ハッピィエンドになるわけか。でも、書き分けがメチャクチャ難しそう
どうでもいいが
アグが化粧をしないという設定はやめてくれないか
アグの化粧は男を惹くためでなくあくまで失礼にならない程度というのが望ましい
というか貴族なんだから普通にしてるだろ
まぁアグは化粧なんかしなくてもキレイなんだけど。
SS書く人からするとアグが化粧するってのはそれだけで面白いシチュにできるし
物語の味付けとしていいアクセントになるじゃない。だからアグは化粧をもともと
しない人だという設定を作る人がいてもいいじゃないか。
綾人=ラムザ
遥=アグ
恵=メリ
アグたんはドレスを着ると平気で野糞をします
せめて中世欧風村娘服とかサマードレス系(farmer'sdressなんかも)とかを着てるときに物陰でこっそりしてくれ。
投稿再開しますね。
待ってくれてる人がいるかは疑問ですけど…
603 :
風、薫る:2005/09/02(金) 19:15:59 ID:j/qAzKW2
「ところで、そもそも俺たちいったい何でこんな事やってるんだ。そろそろ教えてくれてもいいんじゃないか?」
こんな真似をしているのに、未だに俺は何にも知らずに二人に協力しているのだ。
我ながら呆れたものである。
「あ、そうでしたね。
う〜ん、どこから話せばいいものやら…」
なかなか込み入った話のようだ。
俺は合いの手もいれずにラヴィアンの説明を待つ。
「そうですね…。事の発端はディープダンジョン攻略の時です。ほら、私って部隊の経理もやってるじゃないですか。」
そうだ。ラヴィアンは部隊の経理を兼任している。
我々は小部隊だからそういった事務・雑事などの部隊運営も自分達でやらなければならない。
ラムザも物資配分や経理などを自らの手で管理していたのだが、部隊の人数が増えてきたことと(それでも小部隊の域を出ないが)装備するものの質が上がり、
軍資金のやりとりも依然よりずっと高次元になってきた事もあって、補佐としてラヴィアンをつける事になっていた。
それ以来、ラヴィアンはかなり前から経理として部隊の会計、物資の管理を一手にまとめている。
604 :
風、薫る:2005/09/02(金) 19:35:58 ID:j/qAzKW2
俺もよくラムザとラヴィアンに口をすっぱくして言われたものだ。
“柳生の漆黒ひとつでポーションが20個買えますよ!”
…以来、俺は手裏剣を倹約せざるを得なくなった。
使いすぎると経費で落ちなくなってきたからだ。
要するに、自腹である。
手裏剣は忍者の要なのに、あいつらにはそれが分からんのだ!
…と、それはまぁいいとして…。
俺の思いを知ってか知らずか、ラヴィアンが言葉を続ける。
「で、そのときの戦利品に香水があったんですよ。レーゼさんにでも分配しようかな、って思ってたらアグリアス様が来て、“ぜひ譲ってほしい、頼む”って。」
「へぇ。」
「アグリアス様のそういうのって、久しぶりだったから。
私もつい許しちゃって…」
「久しぶり?昔は違ってたのか?」
「えぇ。まぁ、アグリアス様は貴族の出身ですから。
公の場に出ることもありましたし、身だしなみもしっかりする人だったんです。
といっても化粧はいつも最低限でしたけどね…。
それでも、今よりはずっと頓着してたと思います。 ティンカーリップを引いたアグリアス様は、それはもうお綺麗だったんですよ」
成る程ね…
でも、今は化粧をしないのだろうか。
まぁ行軍中だから仕方ないのかもしれない。
605 :
風、薫る:2005/09/02(金) 20:05:41 ID:j/qAzKW2
「ふむ。でもいいんじゃないか、たまには。
好いた男の前でくらい、化粧もしたいだろうさ」
「アグリアス様の気持ちも分かります…。
私だって同じ女性ですから、恋は応援してあげたい。
でも今回はちょっとわけがちがうんです」
「たかが香水をつけるのが、そんなに大げさなことか?
いつものお前らなら狂喜乱舞してアグリアスを煽るくせに」
「ものがものですから。
ソウテツさん、“セッティエムソン”って知ってますか?」
「いや知らん。こっちの化粧品の事はさっぱり分からん」
「でしょうね。」
「その“せってぃえむそん”とやらが問題なのか?」
「正確に言えば、その香水は別に問題じゃないんです。
ちょっと不思議な、珍しいアイテムってだけで。
問題はアグリアス様。“あの時”も、セッティエムソンをつけてらした…」
あの時…?
そこが妙な引っ掛かりであることは間違いないだろう。
そう言えば、俺がラヴィアンを尋問した時も何か言っていたな…
何と言ったかな、確か…そう…
「“マンダリアの悲劇”…」
「…!!何故それを!?」
尋常でない様子で驚くラヴィアン。
これは…どうやらただ事ではないらしい。
俺がさらに詳しい事を尋ねようと、二の句を継げようとした時。
「何を言っているッ!」
アグリアスの声!
まさか、もうばれたのか!?
俺とラヴィアンは、話を中断して、静かにあたりの様子を伺った。
新聞連載みたいになってきてすいません…
>>606 いや、楽しみにしとるよ
大作だし続きが気になるのう…
しかしさすがにそろそろ、終わりまで書いてから投下して欲しいとも思う
多少間があいてもいいからさあ
いつもいいところで切れるなw
続き楽しみ
611 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/03(土) 00:06:24 ID:6pFel66H
がんばればれ
612 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/03(土) 00:21:21 ID:actppFwn
いいとこで終わると次回が楽しみになる
一気読みもいいがちょっとづつ読むのもいいもんだ。がんばれ。
俺もヤキが回ったか…。
正直言って、屈辱だ。隠れ、忍び、潜むのが忍者の生業であるのに、この体たらく。
情けない!
己の、あまりの失態に怒りすら湧いてくる思いだ。
ふと隣を見ると、ラヴィアンが不安そうにこちらを見ている。
そうだ、何とかしなければ。感情に振り回されてはいけない。
かけてやった衣をぎゅっと握り締め、じっとこちらを見つめるラヴィアン。
“俺が何とかしてやる”と、俺は約束したんだ。
ここは一旦距離を離して…
「何を言っているんだッ!ラムザ!」
…は?
「ですが…!」
「私が足手まといだと、そう言いたいのか!?だったら好きにしろ、私も文句は言わない」
「ちがいます!僕は」
「何が違うと言うのだ…。私にはお前が、分からない…」
これは…。どうやら、俺達が見つかったわけではないらしい…のか?さっきのアグリアスの声はラムザに向けたもののようだ。
“どうしたんですかね?”
ひそひそと、ラヴィアンが話しかけてくる。
“分からん。もう、俺には何が何やらさっぱりだ…”
ラヴィアンの話も聞き損ねたしな。
しかしとりあえず、今はこっちの心配をしなければ。
痴話ゲンカは犬も食わん、それならせめて俺たちがケアしなければ。
しかし何事にも頃合いが肝要である。
今、俺達が出ていっても仲裁したところで、聞く耳をもってはくれまい。
今はしばらく様子を見るべきだ。
ラヴィアンにもそう目で合図を送る。俺の隣の、にわかくの一もどうやら分かってくれたらしい。
ラヴィアンはこくりと肯いてラムザとアグリアスに注意を向けた。
「危険なんです、アグリアスさん。もしみんなを巻き込むような形になれば、僕は…。
だから、いざとなれば僕一人で行くつもりです」
「ふざけるな!だったら私は…私たちは何のためにここまでついてきたと思っている!」
「アグリアスさん!」
ラムザが叫ぶ。大気が震え、腹に響く声だ。
俺は今までにも、こんな声を何度か聞いている。
幾度かの戦いの中で、敵に、味方に、ラムザは己の信念をぶつけてきた。
その中でも今の叫びは、今まで聞いたどんな叫びよりも鋭く、痛々しく耳に届いた。
「最後まで聞いてください。大事な事なんです」
「嫌だ、聞きたくない!私だって覚悟はできている。
お前を一人にするくらいなら、私も最後まで一緒に行く」
「気持ちは嬉しいです、アグリアスさん。でも…」
でも、という言葉にアグリアスはまた激昂しているようだった。
ラムザもまた、譲る気はないようだ。
しばらく、二人の言い争いを続いた。
二人の言い争いはなおも続いた。
そして次第にギスギスとした空気になっていき、しまいにはお互い口を聞かずに黙って歩みを進めるようになっていた。
どうする?とラヴィアンに目で訴える。
ラヴィアンは複雑そうな顔を伏せ気味にしていたが、俺の視線に気付くと、悲しそうに首をふるふると振った。
これ以上、下世話な覗きはやめた方がいいのかもしれない…。
アグリアスが怒る気持ちも分かる。何故なら、俺も腹わたが煮えくり返る思いだからだ。
どうやら殿は、いざとなれば、“お”一人で“お”行きにる“お”つもりらしい。馬鹿め…
一人であの軍勢に勝てるとはさすがに思っていないだろうが、決定的な場面で決断を迫られたとき、
奴は刺し違えてでもと、一人で行くことをよしとするに違いない。
ルカヴィ相手に、たった一人で勝負を挑もうというのだ。
きっと、あいつはそうするだろう。
そういう男なのだ。
この先の展開も読める。ラムザはきっと、ライオネル城で皆に除隊を勧める。
何人かは降りる奴も出てくるかもしれない。
それでもラムザは責めるどころか、喜んで退役させるだろう。
…ラムザの気持ちも分からないわけでもない。
ちらと隣を見やる。
俺も、ラヴィアンが隊を抜ければいいのにと、ふと思った。
わ々ー
誤字・脱字は脳内保管で…
ケータイ(´・ω・`)ウザス
620 :
マリー:2005/09/03(土) 06:12:48 ID:+NeYxhmx
ケータイウザスなら、PC買えばいいじゃない?
>>620 PC壊れたままなんすよマリー様
パンがないのにケーキを食えるわけが無い
豆のスープだけで数ヵ月過ごしたことがありますか?
ところで、洗濯は各自でやってるのだろうか?それとも当番制なのか?
旅路だから毎日は無理かもしれんが、
肌着くらいは着替えないとキツいだろうな…
ていうか、ラムザは洗濯するの得意で好きそうな気が。
はやく、マンダリアの悲劇について詳細を…
いつまでじらすつもりだw
ア グ リ ア ス は ツ ン デ レ
何その「ようかんは和菓子」みたいな宣言
おまいら妄想してみろ!
アグリアスが便器に乗って放尿する姿を!
しかも何かの間違いで鍵を閉めてなくて、
ガチャッ
アグリアス「あ……っ」
ラムザ「あ……っ」
チョロチョロチョロ……
アグリアス「……」
ラムザ「……」
バタン
イイなそれ!
逆に見られるのがラムザで見るのがアグリアスで、
アグリアスが扉を閉めもせず立ったままあたふたしてても萌える
>>622 各自がそれぞれ水場に行ってしまうのは危険だと思うので、行軍中は洗濯は当番制にしたほうがいいだろう。
しかし、たまたまそのとき当番の汎用♀たんが
アグリアスさんの勝負パンツを洗い物の山の中から発見した日にはバツが悪くなるに違いない。
(なんか悪いもの見ちゃったなあ…)て感じで。
アグさんの勝負パンツ、っていうと、なんか純粋に戦闘用な響きが。
闘いの時に動き妨げない機能的なの着用してそう。
630 :
マリー:2005/09/03(土) 18:05:22 ID:+NeYxhmx
>数ヶ月豆のスープ
イヤなら食べないでよろしい!ぷんすか!
アグリアスさんもバリバリの修道育ちだと思うのだが、どうか。
子供のちんこくらいは見たことあるだろうが
ジョブチェンジしたちんこは初見で、思わず見入ってしまうとかな。
行軍ではまあプライバシーとかあるから、下着・肌着類は共用じゃないか?
男女別くらいで。
>>626 リアルでそれになった時がある
便器に乗ってないし放尿してなかったけど。
穴があったら入りたいとはあのことだ。
穴ならいっぱいあるじゃないか。
ラムザとアグリアスが口を聞かなくなってから結構な時間が過ぎた。
俺とラヴィアンはといえば谷の死角に隠れつつ、二人の後を追っている。
何故だか俺たちの間にも、あの二人にあてられたような重苦しい空気が漂っていた。
会話もない。
進行情況は谷半ば、今までは少々散会気味だった部隊も、足場の悪さとモンスター警戒のこともあり少しずつ集団隊列になってきている。
登山の場合と同じだ。ただ、部隊先方に先行偵察を行なうラファとマラークだけが遠目に確認できる位置に居た。
「…休憩しましょうか」
ラムザが言う。
もう、そんな時間か。
「…時間だな。ラヴィアン、戻ろう」
「えぇ…」
二人とも、微かに声色が暗い。あの二人の諍いを見てしまった罪悪感が、淀んだ澱のように俺たち二人にまとわりついていた。
俺とラヴィアンは今後の調整を事務的に話し合うのみで、その場を離れた。
それから俺は潜伏したまま、ラファとマラークの傍に近づいていった。
休憩に入ったと伝えるためだ。
休憩中も哨戒は続けなればいけないので、休憩に入るこのタイミングで哨戒員は交代する。
逆方向、最後尾は今ごろ、ラヴィアンが交代している筈だ。
「お疲れ。ラファ、マラーク、休憩だ。交代しよう」
「もうそんな時間か?」
とマラーク。
「もうそんな時間なの?」
これはラファだ。
二人はほぼ同時にそう尋ねた。
「もうそんな時間なんだよ」
俺が答える。
その場で三人、くすりと笑いあって顔を見合わせた。
それから一番先に口を開いたのはマラークだ。
「俺はいい。ラファだけ先に休ませてやってくれよ」
「分かった。行こう、ラファ」
俺は特に断る理由もないので承った。
「いいの?兄さん、無理しないでね」
「うん」
にこりと笑うマラーク。
とても昔の様子からは想像できない、邪気の無い笑顔だ。
きっとこっちがマラーク本来の顔なのだろう。
お互いを労り合う兄と妹の姿に、俺も自然と笑みがもれた。
こいつらは、まだ若い。
しかし、その幼さの残る瞳に今まで何を映してきたのだろう?
きっと、世の中の一番汚い現実にこの兄妹は立ち向かってきたのだ。
それも、今よりずっと小さい頃から。
だから…だから、これからは幸せに生きるべきなのだと、俺は思う。
こいつらを死なせてはいけない。
おそらくオーボンヌでは決戦になるだろう。
だからそれまでに…
「なに、難しい顔してるの?そーてつさん?」
「ん?大したことじゃない、晩メシ何にしようかと思ってなぁ…」
これは口からでまかせである。
「えーっ!まだお昼なのに?」
「注文するときになって悩むよりいいだろ?」
「まぁ、それはそうだけど。
でもそーてつさん、考え事してるとき隙だらけですよっ」
それはわざとそうしているんだよ、ラファ。
まだまだ青いな、未熟者め。
「んー…5秒かな?」
顎に手をあてて、じーっと俺を見つめてそう呟くラファ。
お前、それはアレか、俺を殺るのに5秒ってことか。
さすがにカミュジャの秘蔵っ子は思考回路が頼もしいなぁ。
…恐ろしい子!
636 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/04(日) 12:39:08 ID:8M+2vhki
よくわからん展開になってきた
完全にアグから離れていってるな
だが騒動の軸はラムアグだ
途中の段階でそう騒ぎなさんな
「主観的立場から見たアグ」と「客観的立場から見たアグ」
どちらであれアグ萌えに変わりはないじゃないか
どっかの白魔導師を思い出したのは俺だけ?
物語の収集がつかなくなってきてる
「ね、しってる?隊長が小説かいてるらしいわよ」
「へー、そうなんだ」
「いまアグリアス様は町に行ってるから、コッソリ見ちゃいましょうよ」
「きゃー、きっとホモ物よ」
どたどたっ・・・アグリアスの部屋に乱入
「ぉ、これだ」
「声を出して読み上げるわよ」
・・・「じゃあ、まずは、おしっこしてみよう」
させてあげるよ。ほら、いいんだよ。いやいやをする幼女のように首を振って、アグリアスは男の命令を拒んでいた。
中略
「ねえ、子猫ちゃん、欲しいものは声に出して、いわなくちゃ」
「…………」
「でないと、拳骨のお仕置きだよ」
「お、おちんちんを下さい」
中略
「あなたの奴隷にして下さい」
と、アグリアスはいった。際限なく殴られ、どこまでも暴かれ、いたるところ男の白濁に汚されながら、
幸せだと金髪の幼女は繰り返した。こんな女の幸せってなk・・・この辺で読むのやめた。
バタン
「み、見なかったことに・・・」
「・・そ、そうね¥」
逃げてー!
二人とも逃げてー!!
>>643 続き期待してるけど、いつまでひっぱるのかなぁーと・・・。
頭の中でストーリー作って肉付けして省いて・・・
まとめていくのも大事じゃないか、と元小説家志望の俺が偉そうにゴメン
>>643 つーかそろそろ携帯の弊害が出てるだろ。
小説そのモノがまとまる、まとまらないという問題も含めて
携帯で時間の間隔を空けつつ長文投稿をされると、
ちょうどその時間帯に書き込もうかなという人間にとってみると
そのSSを楽しみにしてる者は(ああ、今書き込むと邪魔になりそうだから、も少し待ってよう)となるし、
たいして興味ない者、つまらないとさえ思ってる者には(お前が終わるまでこちとら書き込めねーじゃねーか)となる。
俺が以前「一区切り終わったら一言言ってくれ」と書いたのはそういうこと。
>>634-635のように数分間隔で投稿されればさほどに気にならないけど、
10〜20分空けて投稿してる場にでくわすとやっぱりチトきついかな。
もちろん終いまで頑張ってほしいけどね。
>>645 (´・ω・`)まったくそのとおりっす。
では人間がいない深夜に書き込んで、夜明けまでに終わらせて見せまっす
もともと最後までの道筋は考えてたんで…
今日は寝ないでやってみます
自分の無計画さで皆さんに迷惑かけて申し訳。
皆さんが朝起きて仕事や学校行くぐらいには結末まで読めるようにしときます
では( ゚д゚)ノシ
俺たちがきみに言える言葉はこれしかない、
最後までやり遂げるんだ!頑張れ!寒椿!
>646
いや、自分の生活犠牲にするようなコトでもないんだけど……。
(明日がお休みなら、余計なお世話と思って流してください)
もし変な義務感持っているならリセットしたほうがいいよ。
もちろん、読む人がいる人を踏まえての(そして楽しく読んで欲しいという
書き手の欲求を踏まえての)マナーがあることは事実だけど、
スレ自体が書くことを義務として強制することは無いんだから。
基本的には、書きたいときに書けばいいし、アップしようとした時に
アップすればええんでない?
そう、基本的には、アグリアスとはパヤパヤしたい時にパヤパヤすればいいし、
アグリアスとリリアンしたい時にはリリアンすればいいんだよ。
そう、パヤパヤ。
アグリアス様に足コキされたい
>>650 “パヤパヤ”って言いたいだけでしょーが
うん
アグリアスの聖剣技や高い回避率を支える源は、あの強靭かつしなやかでムチムチした下半身。
その鍛えられた下半身あってこそ、素早い体重移動と鋭いステップインが可能となる。
その二つを伸ばすべく最重要に
鍛えなければいけない箇所は、そう「つまさき」!
片足つまさき立ちスクワットや左右ランダムに投げられるボールを取る練習、
果ては足の親指人差し指の2本だけで酒瓶を上げ下げする特訓等々、
それら厳しいトレーニングで鍛えられたアグリアスの「つまさき」で足コキされた日には、耐えられる男などいないということだ。
アッグリアス!アッグリアス!
すまん、みんな、一日時間をくれ
時の部屋に入って修業してくる
朝起きてがっかりしたみんなごめんよ(つД`)
代わりに夜には絶対、完結まで書き込むから
義務になると辛くなるから、
この際一週間ぐらいどかーんと休めば?
無理させてスマヌ(´・ω・`)
>>655 別に商業じゃないんだからキニスンナ。
良いSSを完結させてくれるなら別に今日明日じゃなくても。
つよきすの乙女さんが金髪だったら・・・惜しいぜ
のんびり書いとくれ。
拙速より巧緻。
間違えた、巧緻じゃなく巧遅。
>659
なんだよ、君は
強気属性「規律」(生真面目)で、あだ名はアグさん(もしくは普通にアグリアスさん)
趣味は風呂(中で歌うタイプ)
好きな物は努力と家族、嫌いな物は軟弱なもの、好きな食べ物はおにぎり
特技は粛清斬りと説教
コンプレックスは機械(労働八号)が苦手
口癖は「根性無しが」
騎士のシンボルとして近衛騎士団団長より授与された騎士剣がチャームポイントで、胸にはサラシを巻いている。
実直さのため嘘をついたりするのが苦手で、人の言う事などは信じてしまう素直な性格。
弱点は機械系で労働八号のワックス掛けもできない。
世話焼きのため、優柔不断な主人公を気にかけ成長させようと何かと構ってくる、
そんなアグリアスさんが好きなのかね。
「根性無しが」→「す、すまん言い過ぎた」→「根性無しが」→「す、すまん言い過ぎた」→ループ
俺がもし隊にいたらアグリアスさんに見下されると思う
だがそれがいいんだ
不動司令が「夢に人と書いて儚い」と.
(・д・)
アグリアス「夢にイと書いて儚い…(・∀・)イイ!」
ラムザ「風邪がひどくならないうちに寝てください。これはリーダーとしての命令です」
アグリアス「夢にイと書いて儚い…(・∀・)イ夢イ!」
ラムザ「(…はあ)」
ラムザ「アグリアスさんッ」
後ろから抱きつくラムザッ!
アグリアス「きゃあッ」
シド&ムスタ「アグ様の悲鳴テラモエスwww」
672 :
659:2005/09/06(火) 02:18:18 ID:XwqSpIcF
>>662 おおよ
できれば、ラムザとメリアの合体シーンを見てしまい
| \
| ('A`) ギシギシ
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄ アンアン/
なアグリアスさんが見たいぜ。
>>669 ラムザがGS美神の横島に見えます。
| \
| ('A`) ガフガフ
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄ アグアグ/
ラムザ
これが正解。
| \
| ('A`) … 狙ッテ撃テバイイダケサ
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄ クェックェーーッ/
ラムザ
普段モンスターを軽く蹴散らすアグリアスさん。
しかしゴキブリを見て キャー
そんなあずまんが大王の榊さんよろしく。
いやいや、アグリアスさんの精神力はきっとこんな感じで鋼鉄製ですよ。
ラムザ 「アグリアスさん、次の戦闘は風水士で出撃お願いします」
アグリアス「うむ、わかった」
ぬぎぬぎぬぎ
ラムザ 「……へ?」
もそもそもそ
ラムザ 「あの、何を…」
ばっ
アグリアス「よし。準備完了だ」
ラムザ 「あのー、アグリアスさん…」
アグリアス「なんだ?」
ラムザ 「僕らは別に衣装着替えなくてもいいんですよ?」
アグリアス「む、そうなのか?」
ぬぎぬぎぬ
ラヴィアン「ちょ、ちょっと隊長ーーーーーーーー!?」
アリシア 「こんなところで堂々と着替えないでくださーいッ!!」
アグリアス「む?」
ラッド 「…は、鼻血が…」
シド 「眼福眼福…」
ラムザ 「え? え? ど、どうしてみんな前かがみになってるの!?」
ムスタディオ「…お、おこちゃまめ…」
>>662 _ ∩
( ゚∀゚)彡 添い寝! 添い寝!
( ⊂彡
>>677 久々の鋼鉄天然アグたん乙。
「ぬぎぬぎぬ」萌え。
>>677 おこちゃまっていうか…ラムザはアグの着替えを見ても何も感じないのか。
ラムザはゲイだな
いや、バイだろ
さよなら、ガフガリオン…。
フゥーーーーーーー!!!
キュクレイン
フゥーーーーーーーッ!!!!!!!!
ザルモゥ
フゥーーーーーーーッ!!!!!!!! 111!!1!
神よ・・・罪深き者達に天罰を与えたまえ・・・・・・
一連の流れワロタ
686 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/07(水) 19:36:43 ID:0j7svK67
変な流れだなw
とりあえず、ラムザを狙ってる奴は誰がいるんだ?
ウィーグラ
フゥーーーーーーーッ!!!!!!!!
ヴォルマル
フゥーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!
ザルモ…
フゥーーーーーーー!!!
エルムド…
フゥーーーーーーー!!!!!
>>687 異端者とかなんとか言ってラムたんのおしりを狙ってる奴らのことだなッ!たくさんいるぞッ
あんな顔であんな尻出されちゃ衆道に陥りやすい軍属の人はやんぬるかな。
最初の頃こそ、視野が狭かったり杓子定規な態度だったり
既存の身分制度から脱却しきれない貴族思考のアグリアスだが、
ラムザを一人前の男に鍛え上げようと己の未熟さも忘れて粉骨砕身してるうちに皆して成長していくんですよ。
目の前をプリプリしてるラムザのケツとピコピコ揺れてるアホ毛に目を奪われて
たまに成長の歩みが止まることぐらいは、まあしょうがない。
おい、おまいらちょっとテイルズオブレジェンディアやってみろよ。
クロエは容姿こそ似てないけどかなりアグたんとかぶるとこがあるぞ。
↑
こいつは何も分かってない
大江戸おっぱい横町読みたい・・
694は新品
ウホッ!
俺のイメージだとメノリ様がちょっと近い。
ツンツンして真面目でショタコンで微妙に役に立たないところとかも。
俺も脳内でアグの声はメノリ様にしてる。
700アグりん!
たとえmove3でもいい。
しっかりと大地を踏みしめて聖剣技を放ち、
颯爽とチョコボに跨って戦場を駆け抜け、
ラムザを逃げられないようにカニ挟みしていてくれれば。
たまにムスタやラッドあたりに粛清蹴りを。
「ひとりで大丈夫かな?マラークの奴」
「大丈夫。カエルを何匹が放ってるから、敵が近づいてきたらすぐ分かるよ」
「へぇ…」
ガルテナーハ一族は不思議な術を使う。存外に便利そうだ。
そうこうしてるうちにラムザ達が休憩している場所に辿り着いた。
ラファはレーゼを見かけるとそっちの方に駆けていき、何事かをおしゃべりし始めていた。
ラファはレーゼに母の面影を見ているらしい。
幼いころに両親と死別したラファは、やはり寂しかったのだろう。
レーゼもまたそんなラファを大層可愛がっている。
俺はそんなラファとレーゼの様子を横目にラムザの様子を探りに行った。
アグリアスがラムザの隣に、近くもなく遠くもない、微妙な距離で座っている。空気も重い。
双方とも口を開かずにずっと過ごしていたのだろうか?
「ラムザ」
俺はラムザに声をかけた。
「なんでしょう?」
「お前からの、頼まれ事だが…」
「あぁ…それだったらもういいんです。ありがとうございました」
「もういいことはないだろ。これからどうするつもりなんだ?」
俺の言葉にアグリアスが顔を向けた。
が、何も言わずにまた顔を背ける。
「その様子だと、分かってるんでしょう?」
「大体な。正直、お前の気持ちは分からんでもない。
俺だってもしお前の立場に立っていたら、そう考えるかもな」
「じゃあ…」
「“じゃあ”、何なんだ?じゃあ聞くが、ラムザ、お前は自分がアグリアスの立場だったら、と考えたことはないのか?
アグリアスだけじゃない、俺や皆がどう思うのか」
「巻き込みたくないんです」
「勝手だな」
「巻き込みたくないんです」
一言目より強い調子で言うラムザ。
強情張りが…。
俺が何と言ってやろうか思いあぐねていると、
今度はアグリアスが話を切るように口を開いた。
「もういい…。もう、やめてくれ…」
俺もラムザも、その一言で気が削がれてしまい、もう何かを喋る気にはなれなかった。
「ぉ〜ぃ…」
代わりに、誰かを呼ぶ声が近づいてくる。
「お〜い、ラムザ〜」
あれは、ムスタディオだ。
空気読め、阿呆。
「よ〜う。ラムザ、もう一つ、ちょっと聞きたい事があんだけど」
「…うん」
「どうした?元気ないみたいじゃんか」
「そんなこと、ないよ」
「ならいいんだけどさ。
オーボンヌ行くのって陸路?海路?」
「海路だよ?どうして?」
「いや、ちっとゴーグに寄れたらな、と思ってさ」
「そう…」
「どうしたんだよ、いつもは…いやいつもこんな感じか!ははっ」
そう言って笑うムスタディオ。
殺るか…?
このときばかり本気でそう思った。
ラムザも苦笑いをしている。
アグリアスは、顔を伏せている。
怖い。
「ん?ところで、何かいい匂いするな」
「あぁ、それならアグリアスさんの香水じゃないかな?」
「え!?マジで!?アグ姐、香水つけてんの?」
驚くムスタディオ。
ああ、お願いだから刺激しないでくれ…
「意外だなぁ、アグ姐、いきなりどうしちゃったんすか?
そんな柄じゃないっすよね、姐さん!」
笑い転げるムスタディオ。
やばい、これはやばいっすよ。
見ればアグリアスはすっと立ち上がり、無言のまま立ち去ろうとする。
…これは怖い。
俺もさすがにこれはひどかろうと、ムスタに注意しようと思った矢先、
「あはははは、ヒーッヒッヒヒ…ヒッヒヒッ…く、くるし、ハラがっ…あはははははっ!」
こ、こいつ…。
その時!
に手をかけるアグリアス。
それはさすがにやばいっす、姐さん!
「ちょっ、おまっ、待て!それはやばい!ラ、ラムザ、お前も止めろ!」
「そ、そうですよアグリアスさん!人殺しはいけないと思います!」
「ええい、離せ!ラムザ、ソウテツ!この馬鹿を斬ってやる!」
「駄目ですよ!アグリアスさん!正気に戻って!」
「私は正気だ!」
叫び、何とか俺たちを振り払おうとするアグリアス。
なりふりかまっていられない、俺はラムザと二人で必死にアグリアスを押し留めた。
今だ、ムスタディオ、早く逃げろ!
と後ろを振りかえると…
「あはははは…!」
まだ笑い転げてやがる…。
この馬鹿が…!
や、やばい。
このままじゃムスタディオは殺られる。
この部隊初の戦死者が味方によるものだなんて…
いやいやさすがにまずいだろ、それは。
アグリアスはますます力を増して俺とラムザの戒めから体を解き放とうとしている。
本当に、やばい…
俺の腕が限界を迎えたそのとき。
“ぴょん”と何かがアグリアスの頭に乗った。
一瞬、時が止まる。
それはカエルだった。
カエル?なんで?
皆が思ったとき、それは口を開いた。
「敵襲ーーー!!!」
マラークの声だ!
どうやらカエルに喋らせているらしい。
これはさすがにアグリアスも我に返ったようだった。
ラムザも素早く戦闘準備に入る。
ムスタディオは…ようやく立ち上がったところだ。
「見た限り、スクイドラーケン3、ブラックゴブリン5、
クアールが7!群れでやってきてる!
あとは…あれは…ベヒーモス!一匹だ!」
数が多い!心の中で毒づく。
カエルはそれだけ喋ると役目を終えたように谷下の沢を下って川に帰っていった。
「一匹の敵に、必ず二人以上であたって下さい!
足場が悪いので集団戦はできません!各個撃破で!」
ラムザの指示がとぶ。
皆一様に頷いて剣や杖をその身に構えだした。
「ソウテツさん、マラークのフォローに」
「了解」
俺は口布を引き上げ、口と鼻を覆い隠し、マラークの許に駈けていった。
脚には自身がある。険しい足場をものともせず、一分程で
谷底の川辺に獣を相手するマラークが視界に入る。
雷がいくつも降り注ぎ、敵目がけて光がほとばしるものの、
クアールの足は速くなかなかとらえられないようだ。
マラークの術は大味であるため、こういった細かい芸当には不向きなのである。
命中率も幾分低い。
そばに一体、焼け焦げた獣の死体があるので一匹は仕留めたようだが、
もう一匹に手間取っているようである。
俺は足を動かしつつ、後ろ腰と背中から伊賀忍刀と呪縛刀をそれぞれ引き抜いた。
そのまま谷底へ飛び降りるように大きく跳躍。
クアールはまだ気付いおらず、
マラークの喉笛に噛み付いてやろうと隙を伺っていれようだ。
相手を殺してやろうと意気込んでいる奴ほど殺し易い。
それは人も獣も同じだ。
着地の間際にすっ、すっ、と両手の忍刀で二振り。
首がきれいに落ちはしなかったが、ざっくりとした傷を首筋に二つ付けられ、クアールは絶命した。
恨むなよ、と言おうとしたがマラークがいたのでその台詞は飲み込んでおいた。
気障な奴だと思われたら少々恥ずかしい。
「大丈夫か?」
「ああ。助かった。」
「戻ろう。あちらの加勢に」
「ああ」
口数も少なく、来た道を引き返す。
マラークが先行、俺があとを追う形だ。
さすがに速い。
すぐに戦闘の主戦場に辿り着いた。
そこは谷の中心とも言える場所、小山のような台地だ。
淵は沢になっていたり、川の上流にあるような大石がごろごろと積み上がっている。
ふと目をやれば、何人かの即席小隊がもう交戦を始めているようだ。
しかし、ラムザとアグリアスの二人が見当たらない。
やられた訳ではなかろうが、少し心配だ。
他に見える範囲で、ベイオウーフ、レーゼ、ラファが固まってブラックゴブリンの相手をしていた。
オルランドゥ伯とメリアドールは少し離れたところでスクイドラーケンと相対している。
「マラーク、ラファのところに行ってやれ。
ゴブリン相手だから大丈夫だろうが数が多い」
「分かった。気を付けろよ」
「そっちもな」
言うが早いか、別方向に散開する。
ここからでは見えないところでも戦闘はあるはずだ。
そちらの様子も見なければならない。
沢を下り、川辺に下りると
「ゴブ!」
物陰に隠れたゴブリンが襲い掛かってきた。
後ろに転身、余裕をもってかわす。
が、なおも突進してくるゴブリンに刀を抜く暇もない。
俺はゴブリンの大振りな一撃をかいくぐり、全力で体当たりをぶちかます。
ゴブリンが後ろによろめく。
そいつに今度は石を拾って投石をお見舞いしてやる。
さすがに応えたか、石の当たった顔をおさえて仰向けに川辺に倒れこむゴブリン。
ばしゃり、と水が撥ねる。
俺は無造作に「らいじんのたま」を川に投げ入れ、ゴブリンが感電するさまを横目で確認しながらその場を走り抜けた。
奇襲するならかけ声をあげてはいけない。
ゴブリンの頭の悪さならそれも仕方ないだろうが。
そこを通り過ぎると、獣の唸り声が大きく聞こえてきた。
道を遮る大きな石を一つ飛び越えると、そこにはラッドとアリシア、
それからラムザのアカデミー時代からの連れが奮戦していた。
概に何体か敵を倒しているらしく、死骸がちらほらとしていた。
しかし…
「ラヴィアンは!?」
あいつの姿が見えない。
加勢しながら大声で尋ねる。
「向こうです!早く!」
「わかった!」
クアールの一匹を斬りつけてそのまま離れ、ラヴィアンのところに向かう。
……居た!
ラヴィアンはボコを守って必死に戦っていた。
しかし、石と石を身軽に跳ねるクアール二匹に囲まれ、苦戦を強いられている。
「ラヴィアン!」
咄嗟に声をかける。
「ソウテツさん!」
ラヴィアンも声を返し、顔がほころぶ。
俺も思わず安心したその時。ラヴィアンの後ろに今にも飛び掛かりそうなクアールが目についた。
ラヴィアンは目の前に敵に気をとられて、後ろの敵に気付いていない。
支援?
「伏せろ!」
そう声をあげて手裏剣を二つ三つ、放つ。
とっておきの“柳生の漆黒”だ。
さすがに威力は抜群で、急所を抉られたクアールはその場に崩れ落ちた。
もう一匹の方も、ラヴィアンの身を伏せながらの薙ぎ払いの前に
前足を二本とも切り飛ばされ、ショック死していた。
「ソ、ソウテツさん!」
ラヴィアンが俺の名を呼ぶ。
「それ一つでポーションがいくつ買えると…」
…はいはい、20個買えますね…。
「おまえの命に比べたら安いだろ」
「あ…どうも」
何故だか顔を赤らめるラヴィアン。
俺、なんか変な事言ったか…?
まぁ、今はそんなことどうでもいい。
「ラムザとアグリアス、見なかったか?」
「あ!そうです!お二人が向こうに…」
その時だ。
グォォォォ…、と遠くから、それだけ聞けば間抜けに思えるような独特の唸り声が聞こえてくる。
この声は。
「ベヒーモスか…!」
これはまずい。
ベヒーモスといえばドラゴンに並ぶ強敵だ。
大きく、堅い筋肉に覆われた躰、鋭い爪、そしてその巨体に似合わぬ俊敏さを持ち合わせている。
要するに、厄介な相手という事だ。
「急ぐぞ!」
「はい!」
返事もそぞろに俺達は声の方向向かって走りだす。
まったく、今日は忙しい!
焦りと腹立ちまぎれに大きく跳躍。
飛び石状にぽつぽつと並ぶ岩石群の間を乗り越えていく。
その下には川が流れ、意外に深そうな川底に落ちれば
容易に浮かび上がってこれないだろう。
俺は装備も身軽だからいいが、重い鎧をつけたナイトはかなり危ない。
そうだ、ラヴィアンはちゃんとついてきてるだろうか?
そこまで考えて後ろを振り向くと、
「はぁ、はぁ、ちょっ、ソウ、テツ、さ…、はや、すぎ…」
「頑張れ、大将がやられたら元も子もなくなる」
「は、はい」
今度はラヴィアンの返事も大きい。
俺たちは川の流れの溯る方向に進み続けた。
ちょっと風呂入ってくる。
今日は休みだし完結まで一気にいくんで
ちょっと休憩してきますわ
「Proxyにつながんない…」とか言われて書き込めなかったんで、
待たして申し訳ない
最近まで主人公がラッドかと思ってたのは内緒だ
朝からSS続き発見してニヤニヤしてた
PC前に座して待ってます(*´∀`)ノ
仕事行かなきゃ。続き読みてえよ…ぬわーっ!
そして。
「あそこです!」
ラヴィアンが叫び、ラムザとアグリアスをついに見つけた。
二人は川向かいの、ちょうど中洲が小山になったような、石と土のテーブルの上で戦っていた。
周囲は切り立っており、足を踏み外せば川にまっさかさまだろう。
まるで巨人があぐらをかくためにしつらえたような、自然の石舞台である。
そこでラムザとアグリアスの二人が巨大な牛のようなモンスターと対峙していた。
今もラムザとアグリアスの二人が剣を構え、ベヒーモス相手に斬っては離れ、斬っては離れを繰り返している。
しかし…どうも様子がおかしい。
これは、あまりにも…
あまりにもラムザとアグリアスが
“おしている”
ベヒーモスとたった二人で戦っても、不利どころかこのまま倒してしまいそうな勢いだ。
勿論、二人が優勢ならば好ましいが、これはさすがに違和感を感じざるをえない。
俺はその圧倒的な様にしばし呆然となる。
「どうしたんですか?こんなとこ…!」
ラヴィアンもことばを無くす程驚いているらしい。
…二人そろって目の錯覚というわけでもようだ。
問題なのはアグリアス。
何が問題なのかというと、
異常なくらいに「速すぎる」のだ。
当のアグリアスは疾風のような速さで駈け、華麗な剣技と風になびく金糸の髪を惜し気もなく晒している。
とにかく速い。速すぎて、目で追い掛けるのに苦労する程だ。
忍者の俺ですらそうなのだから、
ラヴィアンには青と金の残像が石舞台の上で舞っているようにしか見えないだろう。
美しい。
戦闘中に不謹慎だが、俺は何となくそう思った。
やがて、ベヒーモスも多量の出血で弱ってきたらしく、段々と動きが鈍ってきた。
まだまだギアのあがるアグリアスとは対照的だ。
それでも風を切って振り回される丸太のような腕と爪は脅威の一言に尽きる。
「ラムザ!とどめを!」
そこが好機と思ったらしく、アグリアスの大音声が響き渡った。
「はい!」
ラムザは勢いよく返事をして、剣を地面に突き立て、両手を自由に。
そして瞳を閉じて、精神を集中し始めた。
ここからでは遠くて聞こえないが、何か呪文を唱えているのだろう。
その間、アグリアスはベヒーモスの注意を引き付ける囮役だ。
アグリアスがベヒーモスの尾の一撃を跳んで躱し、
さらに空中からセイブザクイーンを振り下ろす。
その太刀筋はベヒーモスの眼球を捉え、大きな傷を与えた。
このまま一人で倒してしまいそうな感すらする。
「アグリアスさん!」
ラムザが叫ぶ。
それが合図になったのだろう、アグリアスが一足飛びに大きく距離をとった。
羽が生えているかのようなバックステップ。
そして次の瞬間、ラムザが手を天に突き上げ、力ある言葉を叫んだ。
「アルテマ!」
ラムザの声とともに、大きなエネルギーの奔流がベヒーモスの体を舐め回していく。
あっ、という間にその流れは消え、あとには所々の皮膚が焦げついたベヒーモスの骸が残ったのみだ。
「やった…のか?」
「やったんじゃ…ないですか?」
俺とラヴィアンは呆然と一言ずつ。
あの二人がこれ程強いとは…。
特にアグリアスだ。
一人であの巨獣を翻弄する圧倒的なスピード、たった一人で一部隊に匹敵する戦力かもしれない。
「こりゃ凄いな…。あんだけ速かったら俺、お払い箱になるかも」
「ええっ!?こ、困りますよぅ…」
「いや、お前は困らんだろ。
前衛はいくら居ても足りないぐらい…って、何をもじもじしとる」
「だ、だって…」
何やってんだこいつは。
トイレか…?
「あっ、ソウテツさん、あれ!」
「何だ?」
ラヴィアンが何かに気付いたように向こうを指差す。
目を向けると、死んだはずのベヒーモスが今まさに身を起こすところだった。
まだ生きてたのか!
「………!」
アグリアスが一早くその気配に気付いたようで、
すぐに振り返り、最後のとどめをもう一度刺そうとしていた。
が、ベヒーモスの振り下ろす爪の方が早い。
「無双…!」
アグリアスも聖剣技を繰り出そうとするが、しかしこれでは間に合わない!
アグリアスの異常なスピードをもってしても気付くのが遅すぎた。
「ラム…!」
俺はラムザにそれを知らせようと声をあげたが、結局それは誰の耳にも届かなかった。
代わりにそれを遮る大きな音が周囲にこだましたからである。
ドン!という重い響きは火薬の音――これは銃声だ。
弾丸には魔法の力が籠められていたらしく、全身から青白い火花をちらしながら、今度こそ絶命したベヒーモスがゆっくりと倒れていく。
ずん、という音がしてベヒーモスが横たわり、その陰から現われたのは、銃を構えた機工師ムスタディオだった。
「ムスタディオ!今のは君が!?」
「おぅ、ラムザ。おかけでさっそく魔法銃をテストできたぜ」
「もっと早く加勢してくれればよかったのに…人が悪いよ、ムスタ」
「わりィわりィ、でも近距離じゃないとベヒーモスには豆鉄砲だからさ」
「へぇ〜…あ、そうだ、みんなは無事?」
「あぁ。今こっちに大急ぎで向かってきてるよ。
まぁ、無駄になっちまったけど」
こつん、とベヒーモスの尻尾を蹴るムスタディオ。
「稲妻……」
「あれ?今何か聞こえなかった?」
「おい、おどかすなよラムザ。あれだけくらって生きてるわけないだろ?」
「いや、そうじゃなくて…」
「変な奴だなぁ。あ、そういえばアグリアスは?」
「あぁ、アグリアスさんならそこに…」
「お、いたいた。お〜ぃ、姐さ〜ん、俺の活躍見て…」
『突きぃィィィィィ!!!』
「「うおおおおぉ!?」」
「ななななにするんですかアグリアスさん!戦闘はもう終わってますよ!」
「…何を言ってる…ラムザ、ブラックゴブリンがまだ生きているぞ…?」
「ちょちょちょ、ちょっと待って姐さん!
俺はゴブリンなんかじゃうおおぉおぉ!?待って!分かったから待って!」
「よく喋るゴブリンだ…」
「ア、アグリアスさん!?正気にもどって! それは味方です!」
「 不 動 無 明 剣 !」
『うわあああああ!?』
…………。
一部始終を見て絶句する俺とラヴィアン。
間違いない、アグリアスはムスタディオを 消 す つもりだ。
けっこう根に持つタイプだとは知らなかった…。
「…どうする?」
「どうするって言われても…」
ちらちらとお互いを見合う。
正直言って、あの中に飛び込むのは…
『ぎゃああああ!?こっちこないで!ちょ、マジで!おねがい、いやおねがいしま、うおあっぶねぇぇぇ!!』
『アグリアスさん!?眼が光って、う、うわあああ!!』
「ちょ、俺、あれ止めるの無理」
あれに飛び込むのはさすがに怖い。ルカヴィより怖い。
「ええっ!?ラムザさん死んじゃいますよ!?
ムスタディオに巻き込まれて」
「でも、あれ、ムスタディオが自分で蒔いた種だからな…」
「つ、摘み取られちゃいますよ!?」
「いや、こういうのはお前の方が向いてるんじゃないか?
ほら、アグリアスと付き合い長いし」
「私だって命は惜しいです…」
じゃ、どうしようか。
ということで二人で会議したが5秒で“様子を見よう”になった。
いつもと同じ、今日はこればっかりだ。
そして丁度、俺達の5秒の会議が満場一致で終了した時だ。
「何をしている!?」
この声はオルランドゥ伯だ。
しめた、オルランドゥ伯は剣聖と呼ばれる程の使い手、この場を治めてくれるかもしれん。
頑張れ!オルランドゥ伯!
「これはいったいどうした事だラムザ!」
「わ、わかりません!とにかくムスタディオを早く!」
必死にムスタディオを逃がそうとするラムザ。
一方ムスタディオは腰が抜けて立てないらしい。
「オルランドゥ伯!アグリアスさんを引き付けて下さい!」
「わ、わかった!」
アグリアスに立ちふさがるオルランドゥ伯。
しかし…
「速い!?」
見た事もないスピードに翻弄される伯。
一方アグリアスは容赦がない。
「 聖 光 爆 烈 波 ! 」
「ぬわーー…」
オルランドゥ伯がいとも簡単に吹っ飛び、石舞台の下に落ちていく…
「伯!?」
やばい、オルランドゥ伯まで犠牲に…
しかし伯が命がけで時間を稼いでくれたその間に、次々と援軍がやってくる。
ベイオウーフ、レーゼ、ラファ、マラークがラムザの悲鳴を聞きつけやってきた。
「ベイオさん!マラーク!助けて下さい!
アグリアスさんが暴走してます!正気にもどして!」
「よし、分かった!俺の魔法剣で」
「 北 斗 骨 砕 打 ! 」
「ああ〜〜…」
落ちていく…
「ベイオの仇!裏天魔…」 「 乱 命 割 殺 打 ! 」
「うぁ〜〜…」
また一人…
レーゼはラファを抱きしめ、「子供は見ちゃだめ」のスタンスだ。
子供の目にはきつかろう…
その後、アカデミー出身の奴らが名乗り出るも、ことごとく敗退していく。
あまりにも凄惨なので割愛させてもらおうか…。
そしてまた一人、新たなチャレンジャーが石舞台に上がったようだ。
挑戦者はシーフのラッド。
ハートを盗めばあるいは勝機があるかもしれないとふんだのだろう。
なかなか考えたな、ラッド。
「アグリアス、あんたに恨みは無いがアリシアに頼まれたんでな!いくぜ!」
ラッドが叫ぶ。
その宣言がゴングのように、一気に駆け出し、間合いを詰めていく。
「遅い!」
アグリアスはまるで嘲笑うかなのようにラッドの攻撃を容易くかわす。
もはや人間のスピードではない。
残像を残しつつ、手刀をラッドの首筋に振り下ろす。
俺の目から見ても、急所を的確に狙ったきれいな手刀だ。
一撃を食らったラッドはがくりと膝をついて気を失う。そしてリングアウト。
これはまずい…。
ほぼ部隊が全滅じゃないか。
今度は俺の番か…?
そう思ってラヴィアンの方を振り向くと、
「これは…“あのとき”と同じ…」
何事か、うわごとのように呟いている。
「“あの時”?あの時ってまさか…」
まさか、ラヴィアンが言っていた…
「そう…思い出すのもおそろしい…“レナリアの悪夢”」
…………。
「…ええ!?“マンダリアの悲劇”じゃないのか!?」
「一緒ですよ。他にも“スウィージの惨劇”、“フォボハム事件”、“血のゼクラス砂漠”…」
「そんなにあるのか!?」
「知らなかったんですか?」
「おそろしいな、あいつ…」
「でも、普段はあんな化け物みたいな強さじゃないだろう?」
「だから、今日は違うんですよ。ほら、アグリアス様、香水つけてたでしょう?」
「ああ。あの“なんたらかんたら”」
「“セッティエムソン”ですよ…。それ、マジックアイテムなんですよ。
香水自体にヘイストの魔法が織り込まれてるんです」
「成る程…。それであの速さか」
それなら納得がいく。あれをつけると化け物のような強さになるのも不思議ではない。
「ってことは、今までのその悲劇やら惨劇やらも、その香水のせいなのか?」
「ええ。まぁ、正しくは使用者に問題があるかというか…」
「アグリアスに?」
「はい…。アグリアス様は、何というか、その…」
「うん」
「スピード狂なんです…」
ぼちゃり。
俺たちが会話してる間に、誰かが川に落ちた。
多分、メリアドールだと思う。
そんなこんなで事態が急展開していると、
「ラヴィアン!」
アリシアが後ろから現われた。どうやら無事のようだ。
「アリシア!大丈夫だったの?」
ラヴィアンも俺が思っていた事と同じ質問をする。
「ラッドが時間を稼いでくれたから、何とかね…。それより、様子は?」
尋ねられて、首を振るラヴィアン。
「ほぼ全滅だ」
俺が代わりに答えてやる。
「そう…。ラムザさんとムスタディオは?」
「皆がアグリアスの注意を引いてる間に、何処かに隠れたみたいだな」
「今のうちに何とかしなきゃ、ってことね。
…しょうがない。ラヴィアン、“あれ”をやりましょう」
「分かったわ、アリシア」
何か策があるらしい。一体何をするつもりなのか?
「あとのことはお願いします、ソウテツさん!」
ラヴィアンがそう言い残し、アリシアと共に駈け出していく。
二人がかりでアグリアスの相手をするようだ。
仕方なく俺も後をついて行く。
もちろん、潜伏しながら、である。
俺は石舞台の端の、巨石の陰に陣取り、ラヴィアンとアリシアは獲物を探すアグリアスの前で足を止めた。
1レスごとに15分も間が空くのはひょっとして連投制限のせい?
というわけで支援。
「アグリアス様!」
「目を覚まして下さい!」
交互に叫ぶラヴィアンとアリシア。
「どけ!お前たちでは私には勝てん!」
確かにそうだ。悔しいが認めざるをえないだろう。それはあの二人が一番よく分かってる筈だ。
しかし二人は動じない。
「…アリシア、準備はいい?」
「いつでも、いけるよ」
何をするつもりだ?
その感想はアグリアスも同様らしい。警戒の様子が見てとれる。
そして、ラヴィアンとアリシアが同じ剣の構えをとった。
それはまるで鏡合わせのようにきれいに揃った動作だ。
ラヴィアンが右、アリシアが左。
呼吸も、お互いの息がぴったりと揃っている。
そして、二人が同時に、すぅ、と息を吸うと、
『戦技!』
同時に叫び、走りだす二人!
ラヴィアンとアリシアが一度交差、まず初めはラヴィアンが一撃。
あの剣の振りはスピードブレイクだ。
歴戦の騎士が相手を傷つける事なく力のみ削ぐ技術。
続いてラヴィアンとアリシアの体が入れ替わるように二撃目。
アグリアスもその恐ろしい反射速度で受け流すが、ラヴィアンとアリシア二人の動きも負けてはいない。
そのまま二人は入れ代わり立ち代わり剣撃を浴びせ続け、まるでアグリアスがひっきりなしにダンスの相手を取り替えているようだ。
これはいけるかもしれない。
しかし、これ程の切り札を持っているとは…
アトカーシャ王家近衛騎士団、侮りがたし!
>>731 いや、ノートに書いたSSをぽちぽちとケータイで写してるので…
時間かかって申し訳。
(´・ω・`)
つか指、限界。
眠すぎで誤字脱字乱発してるんでちょっと寝ます。
また人のいない時間帯狙って書き込むんで、
それでは。
お疲れでゴンス
おもしろい、おもしろいよ!
メリアがセリフも無く落ちてるよ、ひどいよw
>>693 なんだとこの野郎!何もわかってないたぁどういうことだ!?
うむ
面白い。メリアワロスwww
だが…その淡い期待も長くは続かなかった。
そうして二人がいくら打ち込んでも、決定打がアグリアスに届かないのだ。
手数でこそ勝っているものの、二人には圧倒的に足りないものがある。
それはパワーだ。
アグリアスの膂力の前にラヴィアンとアリシアは未だ攻めあぐねている。
俺の目にも二人が焦り始めてきたのが分かった。
そしてアグリアスがその隙を逃すはずもない。
アグリアスは剣を両手持ちにして体重を乗せた一撃を放つ!
アリシアはその衝撃を受けとめきれずによろめき、二人の一糸乱れぬコンビネーションに一瞬、穴が開く。
「甘い!聖光爆烈波!」
その間隙を縫うようにすかさず聖剣技を打ち込むアグリアス。
「きゃあっ!」
悲鳴をあげ、紙のように吹き飛ぶラヴィアンとアリシア。
これはまずい!
俺はラヴィアンが吹き飛んでくる着地点を予想してそこに飛び込む。
そうして空中でラヴィアンキャッチ。得意分野だ。
俺はよく、敵の忍が投げたものを片っ端からキャッチしたものである。
それに比べたら女の一人、何という事はない。
俺はラヴィアンの背中と膝裏に手を回し、腕の中に抱え込んで、着地。
ぼちゃり。
あ、すまんアリシア…。
でも下は水だから痛くはないだろう。
許せよ…。
「う…ん…」
「大丈夫か?」
ラヴィアンが目を覚ました。
「…あ、すいません」
「立てるか?」
「はい」
ゆっくりとラヴィアンを地面に降ろして立たせてやる。
「アグリアス様?」
「向こうだ。ここは石の陰になってるから簡単には見つからん
ここでしばらく様子を見よう」
「そうですね…。あっ、ソウテツさん、あそこ…」
ラヴィアンが指差した方向を見る。
そこにはラムザがいた。
たった一人でアグリアスに挑むつもりなのだろうか?
と、俺はそこで、ラムザの装備している剣がいつもと違う事に気がついた。
あの騎士剣は、間違いない、混沌の名を冠する“カオスブレイド”だ。
あの魔剣をもってするならば、アグリアスを止める事も可能かもしれない…。
しかし、俺の思いをよそにラムザはいつまでたっても剣を抜かない。
それどころかまったく無防備にアグリアスに向かって歩いていくではないか。
「馬鹿、やられ…う。」
途中で言葉が遮られる。ラヴィアンが俺の口をその手で塞いだからだ。
「ソウテツさん!ここはラムザさんに任せましょう」
「しかし」
「大丈夫ですよ、きっと女の勘がそーいってるんです。
それに、私たち、今日ずっとお二人を見守ってきたじゃないですか」
「いや、“覗き”って言うと思うんだが…」
「そ、それはこの際おいといて。とにかく、痴情のもつれはご本人方に解決して頂かないと」
痴情ってお前なぁ…
しかしまぁ、一理あるような、ないような。
どうせ今からでは間に合わん、ここはラムザのお手並み拝見といこうか。
「アグリアスさん…」
「ラムザ、ムスタディオはどこだ」
「別の場所に隠れてますよ」
「どこだ」
「どこでもいいじゃないですか。もう、こんな事やめましょうよ」
「………」
「八つ当りじゃないですか、こんなの」
「…違う」
「アグリアスさん…」
「近づくな!」
「アグリアスさん」
「そうやって、いつも、自分が、全部分かっているような事を…」
「…そんな風に思ってません」
「なら何故!何故一人で全て背負いこもうとするんだ!」
「………」
「死ぬ…つもりなのか」
「その方がいいんですよ」
「何を、言っているんだ、お前は…」
「それに、もう誰も失いたくないんです。ティータや兄さんのように…」
「もう、やめろ、やめてくれ…」
「だから」
「やめろ!それ以上何も言うな……」
「アグリアスさん」
「どうしてそんな風に考えるんだ、おまえは」
「………」
「お前は一人じゃない。私がついてる」
「…いつも聞いてますよ、その言葉」
「茶化すな。…私じゃ、不満か?」
「そんな事、ありません。アグリアスさんは…僕の大切な人です」
「…ばか」
「だから、アグリアスさんには、危ない目に遭ってほしくないんです」
「そんな事知ったことか」
「真面目に聞いてください、アグ……ん…」
「………」
「………」
「………」
「ア、アアアアグリアスさん!いきなり何するんですか!?」
「私じゃ、不満か?」
「アグリアスさん、ずるいですよ…」
「お前ほどじゃ…ん……はぁ…ふ…ぅ…!ば、ばか!何をする!」
「お返しですよ」
「…責任とって、もらうからな」
「ア、アグリアスさんが先にしてきたんじゃないですか!」
「言い訳するな、男のくせに」
「………」
「男だったら“大切な人”ぐらい、守ってみせろ…」
「………」
「絶対ついていくからな。だめだって言っても、ついていくからな」
「アグリアスさん……。僕の事、信じてくれますか?」
「今更疑うものか。私は、お前を信じる」
「だっふんだ!」
―――――――。
「なぁ、ラヴィアン」
「なんです?」
「お前さ…」
「はぁ」
「…いや、何でもない」
俺とラヴィアンは隠れていた岩を背もたれに、二人並んで座り込んでいた。
背を向ける形になるので、ラムザとアグリアスの姿は当然見えない。
二人の声だけがこちらに届いてきていた。
「やりましたね、ラムザさん」
「どうかな…。結局、ラムザもアグリアスには適わなかったんじゃないか?」
「別にうまくないですよ」
「お前なぁ…」
そう言ってうらめしそうに顔を見合わせたが、すぐに笑いが込み上げてきて
二人同時に吹き出してしまう。
そうしてひとしきり笑ったあと、あたりを見回すと、こちらに四つんばいで近づいてくる人影が目に映った。
ムスタディオだ。
「だ、だんな…たすけて…」
…あれ?そういえば、何でこいつだけ無事なんだろう。
考えてみればこいつが発端なのに。
発端?
そうだ、発端だよ。
その時、俺の脳裏に突然、あるアイディアが閃いた。これは我ながらなかなか良い考えだ。
「ラヴィアン」
「はい?」
「ちょっと耳貸せ」
「はぁ……あ、はいはい。…なるほど」
「いい考えだろ?」
「ベストですね」
「え…二人とも、何やってんの…?」
ムスタディオが不思議そうに尋ねてくる。
「何でもないですよぉ」
にこにこしながら答えるラヴィアン。
こいつめ、なかなかの悪党だ。実に頼もしい。
「ちょっ…おまえら、俺に…」
何をするつもりって?まぁ見ていれば分かる。
「 乱 心 唱 !」
「…ぐぅ……」
一発でオチるムスタディオ。
さて、ここからは…
「ラヴィアン、頼むわ」
「はい。よいしょっと…」
ムスタディオの耳許まで移動するラヴィアン。
そうやって何をするかといえば、この混乱状態の時に暗示を吹き込むのである。
ラヴィアンに尋問した時と同じだ。
しかし今度はそのラヴィアンが混乱したムスタディオの相手をしているのだから、世の中分からないものである。
「ムスタ君、君は私のシュークリームを食べましたね?
あなたはそのお返しに、私にシュークリームを倍返し、シュークリームを倍返し…」
「違うだろ!も、もういい、俺がやる」
何やってんだか…。
「えー」とぶーたれるラヴィアンを尻目に、俺は話術を駆使して一つ一つ丁寧にムスタディオに濡れ衣をかぶせていく。
メシ食ってきやす
しばしご歓談を↓
別に話すことねえ
前から思ってたが、やはりssスレは別に立てるべきではなかろうか?
別の板でもいいから。
たまにネタとして投下されるだけなら微笑ましいが
ずっと占領するように書き続けるというのは・・・
書き手が目立ちたがり屋で、それ目的で占領しちゃうこともあるのだ。
せめてアグに関係ない雑談は止めてほしい。
(いま書き悩んでるとか、あした来るとか、私信的なカキコ)
ここで他の迷惑を考えず長編やりたいなら、
書き手はまとめて1本にして、おとして何も言わず消えたほうがいいよ。
前後不覚のムスタディオに新しい記憶を植え付けていく。
これで次に目が覚めた時には色々と役に立ってくれるだろう。
勿論、身代わり羊として。
その作業が終わると、俺は次の仕事にとりかかる。
ムスタディオを、白魔法を扱えるラヴィアンに任せ、谷間の川に落ちた仲間たちを救助しに行かねばならない。
お殿さまの後始末も忍びの仕事、最後まできっちり尻拭いをするべし。
それにしても、今日はよく働いた一日だ。
向こう側ではラムザとアグリアスがま共に風に吹かれている。
なかなか気持ちよさそうだ。
今は二人だけにしといてやろう、そう考えて俺は駆け出していく。
吹き下ろす渓風が俺の背を押す。
その風は、少し甘い匂いがした。
ライオネル城下町。
バリアスの谷を抜けて辿り着いたこの町は、聖アジョラが捕らえられていたと言い伝えがある。
俺達はその町でも、“城下町を一望できる”というのが売りの店に宿をとっていた。
小高い丘の上に建っているこの宿屋は一階がロビーと店主の住居、二階が食堂兼酒場、三階が宿泊部屋という構造だ。
そして今、俺達がいるのは二階。
他に客もおらず、俺達の部隊だけでほぼ満室に近い状態だ。
聞けば最近はモンスターが多く、ベヒーモス目撃の噂もあり客足が遠退いていたらしい。
まぁ、そんな事もあって、今はこの酒場もほぼ俺たちの貸し切りというわけだ。
「ムスタディオ!だからあれ程怪しげなアイテムに手を出すなと…」
「す、すいません…」
「まったく!大体最近の若者ときたら…」
隣ではムスタディオがオルランドゥ伯にこってりと絞られている。
あれはきつかろう。
何せ少々酔いの回った伯相手に、
叱責→謝罪→最近の若者ときたら…→叱責(以下繰り返し)
という無限ループ地獄に付き合わされているからだ。
あれから結局、アグリアスの暴走事件は、“ムスタディオがディープダンジョンで拾ったマジックアイテムのせい”という事になっていた。
もちろん、まるっきりでっち上げだが、ムスタディオ本人も気付いてないし、ま、いい薬になるだろう。
ちなみにアリシアとラヴィアンの“秘密のーと☆”には今回の事件の真相があます事なく載せられている。
こうして“地獄のバリアス谷”は一件落着したと言えよう。
おっと、向こうでは何やら騒がしい。
ラッドとアリシアがまた喧嘩しているようだ。
こりない奴らめ。
それをほほ笑みながら見ているレーゼ。
酒が飲めないのでオレンジの果汁を飲んでいるラファ。
ベイオウーフは何やらマラークの相談にのってやっているようだ。
メリアドールとアグリアスは静かに酒を愉しんでいる…空気を醸し出している。
二人とも実はあんまり飲めないのだ。
そしてラムザは…
「今日はありがとうございました、ソウテツさん」
「なんのなんの。俺はとくに何もしとらんよ」
グラスを持ちながら俺のところまでやってきたラムザ。
普段はあまり飲まないのに珍しい、今日のラムザは少し顔が赤い。
「ここ、いいですか?」
「勿論」
そう言って椅子を引いてやる。
どうも、と言ってラムザがそこに席についた。
「結局、誰も抜けなかったな」
「そう、ですね。喜んでいいのか、悪いのか…」
「え、せっかく残ったのに喜んでくれないのか?」
「あ、いや、そういうわけじゃ…」
「冗談冗談。地獄の底までお供しますぞ」
「もう、止してくださいってば…」
そう、ラムザが除隊云々の会議を開いたのはつい先刻なのである。
オーボンヌが最終決戦になるだろうという旨、今までで一番危険な戦いになると予想される事。
“強制はしない、もし除隊したい者がいるなら名乗り出てくれ”というラムザの一声に応える者はいなかった。
もし言いにくいのなら、あとで僕の部屋に来るように、そう言ってラムザは退出しようとした。
その時である。
誰かが立ち上がり、ラムザに声をかけようとしていた。
ああ、抜けるつもりなのか?
皆一様にそう思ったはずだ。
しかし、立ち上がったそいつは口を開けるとこんな事を言ったのである。
“んなもん、抜けたかったらとっくに抜けてるって。
それよりメシ食おーぜメシ!アグ姐の相手してたら腹減っちまってさ!”
「ま、今回はムスタディオの能天気に感謝しないとな」
「まったくです」
二人そろって苦笑する。
当のムスタディオは今、伯の砦落としの武勇伝をえんえんと聴かされている。
伯、その話はもう3回目ですよ…
「それより、いいのか?」
「何がです?」
「ほら、アグリアス殿の責任、とるんだろ?」
「聞いてたんですか!?」
「何のことやら」
「人が悪いですよ…」
そういって席を立つラムザ。
見れば、向こうでもメリアドールが気を利かせて席を外すところだった。
ラムザがアグリアスの席に向かう。
どっちも顔が赤いのは酒のせいばかりではないだろう。
うぶな奴らだ。だからついつい、からかってしまう。
「どうしたんですか?ニヤニヤして」
「…どこから出てきたんだ、ラヴィアン」
「これですよ、これ。返しときますね」
そう言ってラヴィアンは“忍びの衣”を俺に渡す。
成る程、これのせいで気配が薄かったわけか。
「便利ですよね、それ」
「そうでもないぞ。部隊の中で存在感が薄くなるのが、どれだけ辛いか…」
「そ、それは大変そうですね…」
そんな慰めの言葉なんていらん…。
「まぁ、それはいいとして」
いいのかよ!?
「明日、空いてます?」
「いや、開いてるけど?」
「じゃ、明日シュークリーム食べにいきません?」
「…俺のおごりで?」
「もちろん。約束したじゃないですか」
あぁ…そういえばそんな事も言ったような…
「いや、無理無理。大体、国全体が貧しいのにそんな贅沢できるわけ無いだろ」
「それがですね、この町のパン屋さんに頼めば、
買った分だけその場で作ってくれるらしいんですよ。
もちろん、値は張りますけど…」
「そんな金持ってないぞ、俺。ただでさえ手裏剣に自腹切ってるのに」
「だから、それですよ。それがあるじゃないですか」
それってまさか…
「無理!それだけは無理!」
「何言ってるんですか、それ一つでポーションいくつ買えると思ってるんです?」
「これ売ってシュークリームにするぐらいならポーション買うわ!」
「そ、そんな!ひどい!……私に乱心唱かけたくせに(ぼそり)」
「お前、気付いてたのか!?」
「まぁ、何となく、声が聞こえたような気がして。
でも本当にやってたなんて…ひどい!よよよ…」
嘘泣きなんかしやがって、こいつ…
「あー、そーてつさん、ラヴィさん泣かしてるー!!」
「ち、ちがう、これはだな…」
「そーなのよラファちゃん!ソウテツさんが…」
「わかった!わかったから!おごる!それでいいだろ?」
「分かってくれればそれでいいんです」
んふふ、と猫のように笑うラヴィアン。
あぁ、また俺の手裏剣が減っていく。大赤字だ。
まったく今日はろくなことがない。
窓枠に肘をかけて外を覗く。風が涼しい。
町の灯りがぽつぽつと灯っていて、それが空の星座のようにも見える。
かの聖アジョラがこの町で捕らえられた時も、こんな景色だったのだろうか。
奇しくも今この町にいる俺たちはその聖アジョラの、歴史の本当の姿を知っている“異端者”だ。
ラムザや俺たちが行なおうとしている一切もまた、聖アジョラと同じように真実は覆い隠されてしまうかもしれない。
だが、いつか、いつの日か、ラムザのやっていた事、その信念が白日の下に明らかになる日が来る事を信じる。
おそらくそこには俺の名前なんぞは記されてすらいないだろうが。
俺はそれでも構わない。
忍者とはそういうもの、闇から闇に消えていくのが似合っている。
俺はラムザの手助けができればそれでいいのだ。
主君の影になりて、風の如く吹き荒び、風の如く去る。
ちょうどここまで吹き抜けてくる渓風のように。
「あ、ソウテツさん、今日は飲みましょう!」
「ラヴィアン、お前どれだけ飲んでるんだよ…。凄まじく酒臭いぞ」
「まぁまぁ、いいじゃないですか。さ、こっちこっち…」
まぁ、今は一時のやすらぎを楽しもう。
風がどこまで吹いていくのか、それは誰にも分からない。
それでも俺たちは前に進んでいくのだ。
だから今日は少し休憩、皆思い思いの過ごし方をしている。
今日ぐらいは構わないだろう?
少しくらい酒臭い風が吹いたとしても、風下にいる人間は構いやしない。
いつか真実が後世の人間に辿り着いた時、そこに届くのはきっと、薫しい風だからだ。
757 :
風、薫る:2005/09/10(土) 02:43:04 ID:OHQ8zHVE
「風、薫る」:完
拙い文章を載せてすいませんでした
>>748 本当にそのとおりです
皆さんに迷惑をかけたことをお詫びします
では
アグリアス様よりもラヴィアンに萌えてしまった俺は
このスレにいる資格無しですか…?
SSは面白かったです。GJ。
しかし、やはり延々五時間近くに渡ってぽちぽち書き込み続けるというのは
書く人も大変だろうし、読む人も疲れるし、読まない人にはうざいだろう。
次回はネットカフェなり何なり利用して、スムーズに投下してくれると有難いです。
投稿方法うんぬんは置いといて、面白いSSでした。視点がオリキャラってのも
珍しい。ソウテツのキャラもいいしね。そしてラヴィアンに萌えたのは秘密だ。
コメディとシリアスはちょっと、ウナギと梅干しだったかも
でもその創作意欲には尊敬した
俺は楽しめたけどな。つかラヴィもいいな。
顔無しキャラって、やっぱ長い付き合いになってきて、
なかなか除隊させられないんだよな〜。
『こいつがいなかったら危なかった』って戦いを何度か重ねると、特に。
ストーリー内で直接物言うキャラ達ではないんだが、
そういう戦闘での働き振りから、なんか性格づけが自然に出てくる。
同意
戦士斡旋所で雇った汎用の名前を小一時間考えたり
ヘルプメッセージ気に入った奴出るまで何度もやり直したり、星座で悩んだり
俺だけじゃないはずだ。
戦士斡旋所で見習いに自分の名前を付けた奴は。
>>748 概ね同意だけど、「風、薫る」を数えてみたらだいたい73レスあった。
これ一気に落とすのはそれはそれでアレな気もする。
一番勘弁して欲しいのは投下途中で行方不明になる人・・・
せっかく投下しても皆が無視して関係ない会話をしてたら書き手は萎えるだろう。
かといって全員が読んでるわけがない。
だから誰かが感想つけるまで流れが止まる。(気の毒だから)
場が壊れ、アグの会話ができなくなる。
何回も分けて投下することは何回も流れを止めて感想を強要してるにひとしい。
つまりアグスレなんてどうなってもいい、自分の欲望のままに動く人。
>>769の意見が場を壊してる
SSスレとこのスレに分けると、SSスレに住民大移動しそうな予感がする
SSスレで雑談してはいけない、なんてルールできないだろうし、SS絡みでネタも振りやすい
そもそもこのスレがここまで伸びたのもSSによるところが大きいと思う
つーかこれが一番アグに関係ない雑談だわな
ガンガン投下していいけど
後で纏めてくれると助かるぜ!
でも千一夜死んでるんだよな……
ところで、デフォルトが「名無しさん@そうだ選挙に行こう」になっているわけだが。
やはり我らは「アグ党」だよな?皆の衆。
折れはアグを愛してるので書き手やコテハンの話題などどうでもいい。
流れを止めるのが気に入らないだけ。
まとめて投下するならいい。長期連載して毎回「どうですか?」などと
感想を強要するような奴が出たら隔離スレをたてるということで。ハイ終わり
勝手に暴れて勝手にハイ終わり、ですか。おめでたい人ですね。
アグたんのほのぼの童話が読みたい
アグリアスに膝枕で耳掃除されるラムザ
逆もいいよ逆も
昔々かどうかは不明ですがある所にラヴィアンという木こりが住んでいたという設定だそうな。
今日もラヴィアンはウッドブレイクで木をへし折っています。
ところが汗で斧がすっぽ抜けて湖に落ちてしまいました。
「ガーンッ! 買い換えたばかりなのに、アグリアス組長に怒られる!」
アグリアス組長とは、ヤクザの組長ではなく、木こり組合の組長さんです。
ラヴィアンがほとほと困っていると、湖の中からザバーッとマインドフレイアが出てきました。
「マイマイマイ〜。フレフレーイーア」
「ごめん何言ってるのか分かんない」
「マインドフレレ〜!」
するとマインドフレイアはクリスタルを取り出し、ラヴィアンの顔面に投げつけました。
「ぐはぁっ!」
ラヴィアンはクリスタルに記録されていた魔獣語のアビリティを継承しまいた。
『これで俺の言葉分かるやろ? 俺は湖の触手神、ゴンザレスっちゅーもんや』
「ツッコミ所は色々あるけど、何の用?」
『お前さん、今、落し物したやろ? 俺が取ってきてやろか?』
「マジ? お願い〜」
『よっしゃ任せい』
ゴンザレスはいったん湖の中に戻り、今度は両手に金と銀のやつを持って出てきました。
『何か2つ落ちとったわ。お前さんが落としたのはこの金髪のツンツン頭か、銀髪のロン毛、どっちや』
「俺は元ソルジャー1stのクラウドだ」
「俺は元ソルジャー1stのセフィロスだ」
「何か銀髪の人にものすっごい見覚えあるんですけど、源氏グッズ持ってる気配ないからやっぱ違う人だよね」
『さてさて、お前さんが落とした男はどっちや?』
ラヴィアンが落としたのは斧だ。
だが目の前には男前が2人。
ラヴィアンは答えた。
「両方!」
ゴンザレスは笑った。
「両方落とすやなんて豪快なねーちゃんやなー。ほれ、持って帰りぃ」
「という訳で今日からお世話になるクラウドさんとセフィロスさんです」
「俺の超究武神破斬で木を切りまくってやろう」
「俺はこのとてつもなく長い正宗で軽々と木々を切り倒してやろう」
男前2人を連れ帰ったラヴィアンから話を聞いたアリシアは、
ならば自分もと斧を持って湖に向かった。
「あぁーしまったついうっかり手がすべって斧が湖に落ちちゃったよどうしよぉ」
ザバァー! 湖の中から出てきたのは蛙でした。
「俺の名はマラーク、湖の精霊だ。お前落し物しただろう」
「待て待て待て待て、なんで蛙? 魔獣語習得するために徹夜してジョブポイント稼いだ努力無駄?」
「よく分からんが落し物を拾ってきてやるから蛙を崇め称えよ」
マラークは湖の中に潜り、再び出てきた時はやはり2人の男を同伴していた。
さすがに蛙が人を持つ事はできないので、2人とも立ち泳ぎをしてくれている。
「お前が落としたのは万年見習い戦士のラッドか、それとも白いお髭がダンディなガフガフおじさんか」
「斧です落としたのは」
こうしてアリシアは、マラークが再び湖に潜って拾ってきた斧を返してもらった。
ラヴィアンのハーレムに苛立ち、アリシアの愚痴に呆れたアグリアス組長だったが、
彼女も湖に興味を持って、斧を片手に湖へ向かう。
「ポイッ」
誤って落とすフリなどせず、アグリアスは湖に斧を放り込んだ。
するとザバァー! と湖から金髪の美少女が出てきた。
「こんにちは、湖の精霊のアルマといいます。
あなたが落としたのは可愛い美少年のラムザ兄さんですか?
それとも超レアなハイレグ天使アルテマ・ラムザVerですか?」
「……両方だ」
「いけしゃあしゃあと何嘘ついてんですか、あなたが落としたのは斧でしょーが」
「ちょっ、ラヴィアンの時は両方渡しただろうが!」
「知りませんよラヴィアンなんて人、私から兄を奪おうとするあなたは許しませんよ、食らえアルテマー!」
「グホッ! ならばこちらも実力行使、不動無明剣ー!」
「キャンッ! ならばこちらもハイレグ天使に変身!」
「おのれ卑怯だぞー!」
死闘があった。
血で血を洗う、凄惨な闘い。木々は薙ぎ倒され、天は暗雲に覆われる。
稲妻が大気を裂き、白き翼と赤い身体が宙を舞う。
謎の争いは三日三晩続き、朝日の光が大地を照らす頃、ようやく終焉を迎えた。
死闘を繰り広げた人物達が何者であったのか、どちらが勝ちどちらが負けたのか、それらは謎に包まれている。
その湖の側にあった木こり組合には、騎士と天使が愛する者を守るために戦い、
相討ちとなったという悲しい伝説が伝わっている……。
木こりになりたての少年、ディリータが森で木を切っていると、手が滑って斧がすっぽ抜けてしまった。
斧は近くにあった湖に落ち、ディリータは途方に暮れる。
すると湖からザバァー! と金色の髪をしたお姉さんが現れた。
「私の名はアグリアス、この湖の精霊だ。何か落し物をしたろう? 拾ってきてやる」
おしまい
アグたんはオヴェリアを連れてきてディリータに逆切れするわけだな?
785 :
776:2005/09/11(日) 00:51:21 ID:Yh+lPodA
なぜにあんたはこうも速攻でリクエストに……w
感動のあまり鼻血でそうッス。
ツンツンデレデレなアグたんきぼんぬ
乙
なんか知らんが、儲け話で炭鉱に派遣されたアグさんの夢を見た。
始め熟練炭鉱夫達に冷やかされてたが、
黙々と常人の2倍量運ぶアグさんを皆が認め、
落盤事故起きた時は危険な事故現場へ身体張って救助活動。
アグさんが仕事終了して帰る事になった日は、野郎ども総出で見送り。
皆自分が持ってた秘蔵のアダマンタイト次々とアグさんへ贈る。
そんな感じだった。
炭鉱バイトのアグさん、鉢巻してた(´・ω・`)
不覚にも堤城平を思い出した。
「うちのチームにゃホークリフトは要らねぇな。アグさんがいる」
「アグさん」
「アグさん」
ムス「お、ラムザ美味そうなもん飲んでるな、俺にも飲ませろよ」
ラム「いいよ」
アグ「ダメだ!!」
ラム「え?」
アグ「いくら男同士とはいえ、間接接吻は許さん!!」
ムス「・・・(間接接吻て・・)」
おくと連合読みてえ……
オッIDがiPodじゃねーか。
そんなおまいは3p
マジレスしちゃうなんて酷いよ☆
>>792はiPodだって信じてるんだよっ
かわいそうでしょっ
アグー
どん、と背を叩くものがあった。
地面に倒れたのだとラムザは思った。
その時―
ラムザは音を聴いた。
ピッ「3」
何だ!?何だこれは?
「2」
死の宣告のカウントではないか。
「1」
向こうにオロオロして立っているアグリアスが見える。
「0」
「ぬわわわわわッ!」
ラムザは立ち上がっていた。
「おきゃああああッ!」
アグリアスは錯乱していた。
たかが打ち合い稽古でも、本気で乱命割殺打をクリティカルヒットさせる。
常に全力を尽くす―
それがアグリアス・オークスという女騎士であった。
だがそれでラムザを戦闘不能寸前に追いやって錯乱していては世話はなかった。
アグリアス・オークス、たまらぬホーリーナイトであった。
800なら今日の晩、アグたんにフェラしてもらう夢見て夢精する
802なら二度と戦争は起こらず世界平和
ばかめ、世界平和はホリエモンの野望だっつの。
805 :
餓T伝:2005/09/12(月) 23:34:56 ID:eBEA425W
>>797の後、お互いボコボコになりながらもラムザを膝枕してあげるアグリアスさん。
アグ「ラムザ…そんなに悪い気分じゃない。稽古をして、楽しいと思ったのは初めてだった」
ラム「楽しかったですか」
アグ「ああ」
ラム「実は僕はあんまり…」
アグ「Σ(゚д゚|||)」
ラム「稽古の度に、死の宣告されたり即死したり混乱したりするのはちょっと…」
アグ「(´・ω・`)」
濃い夏の風が、アグリアスの頬をゆるくなぶっていた。
おまじない now
エール now
ニア さけぶ now
ラムザ「アグ様好きだ―!!!」
アグリアス「なっ……?!」
>>806 ラムザのステータスが上昇する代わりに、
アグたんがモジモジしちゃって回避率とMOVE値が下がったらどうすんだw
ラムザに告白されたアグリアスは数日間錯乱して暴れまわった。
このときのアグリアスの鬼神のごときさまは伝説になり、
のちに「バーサーカー」というジョブが生まれる由縁になったという…。
今日コンビニで8333円の買い物したんだけど、
千円札だしたら店員がソッコーでつり銭677円を渡してくれた。
俺は店員のの暗算の能力とそのスピードにすげえビックリして店を出た。
>809
良かったじゃん。10円得して
ライオネル城から抜け出してきたアグリアスはきっとノヴのように怯えていたよ。
「私は・・・だめだ」
「私はもう・・・戻れない」
「あそこへは、戻れない・・・」
「オヴェリア様・・・」
ノヴって誰?
815 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/13(火) 23:30:02 ID:473kQD4F
ハンタハンタだろ
――午前中、隊長ラムザを先頭に、一同は海岸線を歩いていた。
朝の爽涼な空気がじわじわと熱気にとって代わり、強い日差しの下を皆が進む。
長い金色の髪が潮風にそよぐ。時折運ばれる海の風が火照った身体に心地良い。
望む水平線からは大きな入道雲が立ち並び、白と青の景観が美しい。
「(きれいな眺めだなぁ…)」
脚を蝕む疲労も忘れ、アグリアスは歩きながら、しばしその景色に見入る。
砂浜に打ち寄せる波は永遠に止まらない。昼も夜も、ただ同じことを繰り返す。
遠目なのではっきりとは判らないが、見慣れないモノがたくさん渚に打ち上げられている。
この国のものでない、異国からの贈り物。この大海原をはるばる旅して、
この国の、この海岸線にやってきた旅人たち。
「(…今度機会があったら、浜辺を散歩するのもいいかもな)」
潮騒と、潮風と、旅人たちを後にして。アグリアスは遅れないように皆の背を追っていく。
海岸を通り過ぎ、野を越え、一行は見晴らしのいい開けた場所へやってきた。
時間は昼を少し過ぎている。太陽は天高くに上り、燦々とした陽光が皆に等しく叩きつけられる。
ラムザの提案と、隊の大多数の賛同により、ここでしばらく休憩することとなった。
食事の支度をするために、各自が持ち場へと散っていく。
アグリアスも気だるい身体を引き起こし、森の中へと歩いていく。
手ごろな枯れ枝はどこだろう、足元に注意を払いながら歩みを進めていくと、
どこからともなく水の流れる音が聞こえてきた。その音に誘われるがままに進むと、
アグリアスは眼前に広がる清流にしばし呆然とする。
深さはせいぜい膝ほどまでだろう。水は澄み、浅いせいか川底まではっきりと見て取れる。
時おり視界にふっと現れては消える小魚が、この川の美しさを示していた。
脇に抱えていた数本の枯れ枝を川原に置き、アグリアスはそばの大きな岩に腰を下ろした。
「(涼しくて気持ちのいい場所…)」
水の流れる音は心を落ち着かせる。遠くの岩にとまる羽が黒い蜻蛉を眺めながら、
アグリアスはただ漫然と時を過ごす。上流の方から流れては過ぎ去る浮葉を眺めていると、
ふとある言葉がアグリアスの心に思い浮かんだ。
「ゆく河の流れは…」
川の流れは絶えることなく、流れる水は同じ水ではない。
流れのよどみに浮かぶ水のあわは、消えては生まれ、生まれては消えていく。
決して水のあわが永遠に留まることはない。
ずっと昔に読んだ異国の訓辞。記憶が薄れ、原文は冒頭しか口ずさむことが
できなかったが、確かそんな意味の言葉だったように思う。
「ふふ…」
我知らず微笑むと、アグリアスはふたたび川の流れに目をやる。
穏やかに時を過ごす自分を思い、先ほどの教示の句に共感する。
自分は変わった。最近特にそう思う。
この川の流れのように。この私が身をおく世界のように。
私という人間も…少しずつ…変わっていくのだろう。
今の私の考えも…思いも…少し時間が流れれば…ほかのものに変わっていくのだろう。
移ろいゆく自分と今が急に惜しくなり、アグリアスは靴を脱いで浅瀬を歩いてみることにした。
昼食を済ませ、アグリアスは木陰で身を休める。
皆は戦闘訓練や作業などで暑い中を奔走しているが、彼女は何も仕事が
なかったので、こうして一人静かに涼をとっている。
時々運ばれる風に柔らかな髪を揺らしながら、アグリアスは日ごろの疲れのために
まどろんでいた。夢うつつとしていた時に、アグリアスの午睡はある大声に妨げられた。
「今日こそは目に物見せてくれるわ!覚悟なさいレーゼ!」
食器を運んでいたレーゼを仰々しい物言いで呼び止めた女…メリアドールだ。
露骨にうんざりとした顔で足元に食器を下ろし、レーゼが受け答える。
「…また?いい加減勝ち目なんて無いことが分からないのかしら…?」
深々とため息をつくレーゼに対し、メリアドールは一向にその態度を崩さない。
「ふっふっふ!わたしを今までのわたしと思ってるのなら大間違いよ!」
「…?」
「古来より秘伝の筋力増強剤…。長期間の研究の末に、遂にわたしは
その薬物の製造法を解読したのだわ!秘伝のクスリに薬草を独自に
数種類配合し…その結果効果を元の3.5倍(理論値)にまで高めることに成功した!
今のわたしに…死角はない!!」
びしっ、と勢いよくレーゼのそばの大木を指差す。
「あ、あの…それ木なんですけど…」
腫れ物に触るがごとく、そわそわとラヴィアンがメリアドールに指摘する。
「ッッ!? な、なんでレーゼが二人に…!?」
視線が定まらず、明らかに挙動不審なメリアドールにラヴィアンが問う。
「メリアドールさん、その薬に何か変なもの入れませんでした…?」
「け、景気付けに昨日見つけたきれいなキノコを少々…」
「ただラリってるだけじゃない…。ばかばかしいわ…」
ため息交じりに食器を持ち上げるレーゼに、慌ててメリアドールが
おぼつかない足取りで駆け寄る。
「に、逃げる気なのかしら…!? 腕相撲チャンピオンが聞いて呆れるわねぇ!
さあさあ、いさぎよく勝負、しょうぶぅ!」
「…止めて置いた方がいいと思うけどなぁ…。
顔が土気色だし、なんか小刻みにプルプル震えてるし…」
「うるさいわね!か、体がどうなろうと知ったこっちゃないわ!
薬物と滅びゆく肉体のせめぎあいの果てに、わたしは勝利をこの手にするのよ!」
ふたたび鋭く指をさすメリアドールだったが、その対象は木陰に座るアグリアスだった。
「私はレーゼじゃない。アグリアスだ」
苦笑交じりで答えるアグリアスに、メリアドールは慌ててレーゼの方へ向き直った。
「そ、そうだったわね!今のは…そう、アレよ!
相手の油断を誘うための作戦よ!さ、作戦失敗!」
「はいはい、もう分かったからさっさと始めましょう」
やれやれといった面持ちでレーゼが腕相撲の体勢を造る。
やけに鼻息を荒げて寝そべるメリアドールとその相手をするレーゼを見て、アグリアスはくすくすと笑う。
「ふふっ…ふふふ…。バカだなぁ…」
少し昔ならば、無意味な奮闘だと鼻で笑い、見向きもしなかっただろう。
しかし今は…こういう出来事の一つ一つがとても楽しく…とても大切に思う。
大切な仲間たちと思い出を分かち合えることが、とても嬉しい。
「ふふふ!ずいぶんと苦しそうね!あと一押しでわたしがチャンピオンよ!」
「まだ始まってないけどね」
みつくろった審判を脇に座らせ、掛け声と共に腕相撲勝負が始まった。
「うりゃああ゛っああ阿あぁAああ」
調子はずれな声を上げるメリアドールは全力を腕に掛けるが、
レーゼの細い腕は文字通りビクともしない。
「あれ?ほんとだ、いつもよりけっこう力が増してる(笑)」
別にお世辞でもなんでもなく、怪しげなクスリで確かにメリアドールの
腕力は飛躍的に増大していたが、それでもレーゼの怪力にはまだまだ遠く及ばない。
「うっ、ううう…うぐぐぐっ…」
額に汗を浮かべ、懸命に粘るが、傍から見てもメリアドールに勝ち目がないのは
明らかだった。瞬殺するのも可哀相だと腕相撲をしばし続けていたレーゼも
そろそろ勝負を終わらせようと思っていた時に…強風が二人を襲った。
勢いよくレーゼの長い髪がはためき、そのうちの数本がレーゼの鼻元をよぎる。
「!? …は…は…くしゅん!」
…ぽきん。
レーゼがくしゃみで身体を上下させたのと同時に…そんな音が二人の耳に届いた。
確信に近い予感を胸に、そろそろと視線をメリアドールの腕に下ろすと…
――案の定、彼女の腕はあらぬ方向に曲がっている。
「は、ううわ、わわわたしの腕が〜〜〜〜〜!!?」
腕を押さえてのた打ち回るメリアドールを見下ろして、レーゼはあくまで冷静だった。
「あ、あははは…。ご、ごめんメリー(あだ名)、またヤッちゃった…。勘弁…ね?」
頭をぺこぺこと下げるレーゼをよそに、相変わらずメリアドールは地べたでじたばたとしている。
骨折者が出たというのに、周囲の反応も至って平静としたものであり、
「またか」「懲りないねぇ」「やっぱレーゼさんは最強だな(笑)」と
苦笑交じりのコメントがちらほらと囁かれ合う。
木陰で様子を眺めていたアグリアスも、別段急ぐこともなくのそのそと
悶絶するメリアドールの傍へと歩み寄り、抱き起こして肩を貸した。
「ほら。向こうへ行くぞ。治してやるから」
「う、ううう…。す、すいません親方…」
「い、いや、別にいいんだが…」
少し離れた場所でメリアドールを落ち着かせ、回復呪文を施してやる。
上位の白魔法ともなれば、こうした重度の負傷も短時間で完治させることができるのだ。
「バカだなぁ…。これで腕を折られるのは5度目だろう…。
レーゼはあれで力の三分も出してないよ。挑むだけ無駄だろうに」
「ううう…。勝ちたかった…。勝ちたかった…ただそれだけだったんだよぉ…」
治療の最中に話しかけられた内容の半数以上は訳が分からないものだったが…
「か、かたきを…かたきを討って…わたしはもう長くないから…」
「なんで腕を折られただけで寿命が縮むんだ…」
メリアドールが仇討ちを望んでいるらしいことはアグリアスに伝わった。
腕の骨を完全に復元させ、これ以上何かしでかされても困るので魔法で彼女を眠らせた後、
アグリアスは眠り際(メリアドールにとっては死に際だと思ったらしい)に交わした
約束を果たすため、荷物の整理をしているレーゼの下へ歩いていった。
「仕事中にすまない。私もついでに試してくれないか?
最後にやったのが二ヶ月前だ。けっこう時間が経っているからな」
「ん?いいよ。私も仕事少しサボれるし」
言うが早いが二人はその場に寝そべって手を繋ぎあう。
元よりアグリアスに勝ち目など無い事は本人が十分に承知している。
これはただの力の測定に過ぎない。よって勝負などといった大層なものではなく、
二人が気張る理由などあり得なかった。
アグリアス自身の掛け声と共に腕相撲が始まる。
アグリアスはただ無言で全力を腕に込める。レーゼもただ無言でそれに応えた。
開始数秒…力の増加を感じ取れなくなったレーゼがアグリアスに問う。
「…どう?そろそろ限界でしょう?」
「あ、ああ」
的確に力の限界を見抜かれ、アグリアスは力を抜いて、腕を倒される。
「…ふぅ。二ヶ月前と比べてどうだった?」
「けっこう力は強くなってるわ。前の…そうね、三割増しってとこかしら?」
「そうか。ありがとう。参考になったよ」
立ち去るアグリアスに、レーゼが一言を贈る。
「あなた…努力家だね」
アグリアスは振り返ることなくぱたぱたを掌を振ってそれに応えた。
それから二時間後、辺りも涼しくなってきた頃を見計らって、
一同はその場を後にした。
足場が不安定な岩が連なる場所を、隊の皆が滞りなく歩いていく。
下の方から川のせせらぎが運ばれてくる。進む道は舗装などされた上等なものではなく、
岩は苔むしていかにも滑りやすい。慎重に歩を進めるアグリアスの
傍にはラムザが歩き、時おりとりとめもない内容の会話が交わされる。
細心の注意を払って足場を選んでいたはずだが…
「あっ…」
足を滑らせて倒れかかるアグリアスを、ラムザが慌てて抱きかかえた。
「だ、大丈夫ですか…!?アグリアスさん…」
「………」
分厚い胸板に顔を押し付け、危うきを逃れたアグリアスは一瞬ラムザの鼓動に聞き入っていた。
とても速く脈打つ心臓に、アグリアスは少しだけ…思うところがあった。
「ふふっ。すまないラムザ。迷惑をかけた」
「い、いえいえ!そんなこと…ッ!」
顔は紅潮し、動揺しているのは第三者の目にもはっきりと見て取れる。
「(わかりやすい男だ…)」
私はラムザに想われている。いかにニブい私だろうと…これはもう確信の域を出ない。
一昔前までただの世間知らずの甘ちゃんだと思っていた男が…
世界を滅ぼさんと画策する悪人たちを次々と打ち倒し…国中から仲間を引き連れ…
皆の信頼と期待を一身に受け…今、私はその胸に助けられた。
「(…この私が…男の胸にその顔を寄せる…か)」
世話のかかる不肖の弟子が…師であった私を超えて…どんどん先へと歩いていく…。
それは誇らしくもあり…どこか寂しげで…アグリアスはむずがゆい想いにかられた。
私も変わっていく。彼も変わっていく。みんな…みんな…変わっていく。
「(強くなったね。ラムザ。私は…弱くなった。
もう…お前に追いつけないよ)」
頼もしい広い背中をしばし見つめ…アグリアスは歩み始めた。
空に浮かぶ下弦の月のもたらす仄明り…月下で。
一人の女が剣を振るっていた。剣は月光を吸って蒼く光り…主に振るわれて光の軌跡を紡ぐ。
その光景は蒼白い光が宙に現れては消え…消えては現れる…夜光虫が灯る夜の海を思わせた。
女の剣裁き…素人のそれとは思えないが、それでも大したものではない。
あくまで凡夫の剣術と評するのが妥当である。
「剣士に戻る決心がついたのかしら?ホーリーナイト殿」
暗闇から音も無く現れたのは…メリアドールだった。
「わざわざ気配を消して近づくな。気色悪い」
「ふふ…。お邪魔してごめんなさい。伝えたいことがあってね」
アグリアスは剣を傍に置き、メリアドールの傍へと向かって座る。
「昼間…またお世話になったらしいわね。何だか記憶が飛んでて憶えてないの」
「ああ。お前は何だか知らないが幻覚に囚われていたようだったからな。
憶えていなくても無理はない」
「…あ〜あ。今度こそ勝てると思ったのになぁ…。
やっぱりトッピングで混ぜたキノコがまずかったのかしら」
「野山に生えているキノコを無闇に食したりするからだ。
でもレーゼは確かに力は強くなっていたと言っていたよ。
クスリに頼るのはどうかと思うが…改良を重ねればいつか勝てるかもな」
ころころと笑うアグリアスをしげしげと見つめると、メリアドールは黙り込む。
「でもどうしていつまでもレーゼとの対決にこだわるんだ?
私たちとアイツは種族が違う。生まれつきの力が全く違うんだ。
アイツは力。お前は剣術。それぞれの得意な分野で持ち味を生かせばいいじゃないか」
「………。
さっきの剣…。あれは…?」
「はは…。昔が懐かしくてね。ほんの気まぐれだよ」
「…やっぱり…もう剣士には…戻らないのね…」
「……ああ。今更私が剣士に戻ろうと…今の私は三流剣士だ。
今の隊には伯やベイオウーフ、ラムザ…それにお前がいる。
もう私の出る幕じゃないよ」
「………。
わたしは憶えていないけど…わたしのせいで貴女がレーゼと腕相撲したみたいね。
皆に聴いたわ。
その…ごめんなさい…」
「…ばか。そんなことで気にするな。私は私で腕の力を試す必要があったんだよ」
「今でも…左腕のトレーニングは続けてるの…?」
「当たり前だ。利き腕じゃないんだから力がないと色々困るんだよ」
「…その…右腕のことは…」
「いつまでも気に掛けるなよ。私はもう気にしてないんだから」
――私は半年前に…右腕を失った。
一瞬の油断で敵の高位攻撃魔法を避け損ね…肩から先を一瞬で吹き飛ばされた。
現代の白魔法は改良に改良が重ねられ…初期のものとは比較にならないほど
その性能と魔力の行使効率を向上させた。
しかし…現存する白魔法では怪我の"治癒"はできても肉体の"再生"はできない。
ある程度の原型が残っている負傷部分を修復はできても…失われた器官を再生はできない。
右腕が残っていれば接合は出来たかもしれないが、灰にされてしまってはどうしようもない。
せいぜいできる事といえば断面部分の止血と消毒、白魔法による治癒くらいのものだった。
己の全てを注ぎ…高め続けてきた剣の技が失われたという事は…
アグリアス・オークスという女の存在意義が消失したことだと思った。
世界が一度に暗転した。生きる意味を見失い、何度も何度も死のうと思った。
しかし…ラムザ…伯…レーゼ…メリアドール…隊の皆に数え切れないほどに励まされ続け…。
私は思い直した。死は逃避だ。辛い現実だろうと…死んでしまっては何も出来ない。
オヴェリア様との約束を果たすことも…腑抜け同然となってしまった私を支え続けてくれた
皆の思いにも応えることができない。
必死で…とにかく必死で勉強した。利き手でない左手で剣を振るっても高が知れていると
早々に見切りをつけ…隊に回復呪文の使い手が不足していることを知り…
何の予備知識もない状態から朝も昼も夜も…がむしゃらで白魔術の勉強を続けた。
まずは基礎から…自分でも呆れるほどの魔法の基礎からの勉強。
隊の魔法使いに何度も何度も頭を下げてコツと要領を教わり…半年をかけて磨き続けてきた。
その甲斐あって、今では隊の怪我人の担当の一番手は私になっている。
実戦に立つ事はもうないが…片腕を失っても…剣の道が絶たれても…私はこうして歩む道を見つけた。
「聖騎士転じて聖天使アグリアス…か…。ふふ…何だか出来すぎてるわね」
「バカ言え」
二人のささやかな笑い声が、冴える月夜にすいこまれて消える。
「わたしがレーゼに勝ちたいのはね…貴女が剣士でなくなったからよ」
「………」
「わたしの生涯で…わたしと並ぶ女剣士は…アグリアス・オークス。
貴女独りだけだったわ」
「………」
「同年代…いえ、年上の同性の剣士でも…私以上の剣士に出会ったことが無かった。
心底…聖騎士アグリアスを凄いと思ったわ。
手合わせは何度もしたけど…僅差でいつも貴女が上だったわね」
「……そうだったな」
夢見るような顔で、メリアドールは星々が瞬く夜空を眺める。
「貴女の振るう剣の迅さ…重さ…技術…願い…。
それに追いつこうと…毎日必死に特訓を続けた…」
「…ふふ。お前がいつまでもしつこく追いつこうとするから…
私もあのころは毎日ずいぶん苦労したよ」
「…そしてわたしは負けっぱなし。一度だって勝てなかった。
悔しい反面…剣士でいて良かったって…思ってたわ」
「………」
「そして剣士アグリアスは姿を消し…わたしは一生勝つことができなくなった。
…ずるいよ。勝ち逃げ…なんてさ」
「………」
「剣士アグリアスは死に…白魔道士アグリアスとして蘇った。
でもね…剣士としての貴女は…まだわたしの心と共にある。
誇るべき稀代の天才剣士アグリアス・オークスは…わたしの目標であり…
女剣士の鑑として…今でもわたしの心の中で…生き続けているわ」
「………」
「女剣士として隊の頂点に立つわたしは…もう同性には誰にも負けたくなかった。
たとえ相手があのレーゼでもね。剣術と格闘術で争っても…ダメなのよ。
あの娘の力に力で勝たなくちゃ…本当にレーゼに勝ったとは言えない」
「……バカ」
「何度敗北しようと…腕を折られようと…
その都度あの頃の貴女が思い浮かぶのよね。
人を見下した目で…"お前はこんなものか"って…
あのムカつく顔で挑発してくるのよね。ふふっ…ふふふ」
「………」
「今回は魔が差してクスリなんか使ったけど…
いつか自力でレーゼに勝って見せるわ」
「…私は…迷惑だ」
「………」
「私はお前にいつまでも指図できるような大した剣士ではなかった。
強さに固執し…偏屈で…まるで世界が見えていない小物だった。
右腕を失って…戦いから退いてから色々なものが見えるようになった」
「………」
「お前のやっていることは徒労だ。いつまでも私の幻影などに囚われるな。
私の幻など振り切って…お前はお前の道を好きに進んだらいい」
「………。
ふふふ…。やっぱり…かなわないなぁ。アグリアス・オークスには…。
腕を折られるのは痛いし嫌だし…レーゼへの挑戦はもう諦めるわ。
代わりに…女剣士世界一でも目指そうかしら」
「最初からそうしろよ。バカだなぁ…」
「人のことが言えるのかしら?
わかってると思うけど…ラムザは貴女を…」
「わかってるよ、そんな事は」
この手の話題にはからっきし弱いと踏んでいたメリアドールだったが、
意外なまでの即答に驚いてアグリアスに目を遣る。
「ああまで隠し事がヘタで…よく今まで世を渡ってこれたものだ。
あいつは剣の腕も立つし隊の皆の信頼も厚いが…心の修養はまだまだだな」
屈託無く笑うアグリアスに、メリアドールは堪らず本題を切り出した。
「貴女は…彼の事をどう思っているの…?」
「私はあいつの恋慕には応えられない」
「………。
わたしは似合ってると思うけどな。
あいつはドジで間抜けな面もあるけど真摯だし…」
「好みの問題じゃ…ないんだ。
私は私であいつを十分認めている。ラムザは凄い奴だ。
度重なる不幸にも屈せずに…隊の皆を統率して…日々自己を高め続けている」
「…じゃあ…なんで…?」
「今の私はな…とても彼につり合わないんだよ」
「……そんなこと…」
「私は隻腕となって剣士としての道を諦め…魔道士に甘んじている。
今こうして歩む道に後悔が全く無いといえば嘘になる。剣に対する未練も若干はある。
片や妥協して白魔法しか使えない片腕の女…。
片や隊の信頼をその身に受け、世界の明日を守ろうとする日進月歩の剣豪。
もうあいつは遠いところへいってしまった。
私のような女が連れ添って…それでどうなる? あいつの足かせになるだけだろう。
あいつはあいつに相応しい女性を見つければいい。
私は私に合った道を進むよ」
気のせいか…一瞬アグリアスの微笑みがひどく寂しげで悲しいものに見えた。
「…新しい世界が開けたとか…過去の自分は振り切ったとか…。
偉そうなこと言って…。肝心な短所はまるでそのままなんだね。
…頑固でバカなひと…」
「…そう思うのはお互い様だろう」
…どうしてだろう。久しぶりに剣を振ったためだろうか。
それとも…こんな話をしたためだろうか。
久しくこなかった幻影肢。失ったはずの…幻の右手がうずく。
存在しないおまえが…もしも…もう一度…。
「……馬鹿らしい」
誰に聞かせるわけも無く独り言つと、アグリアスはメリアドールを尻目に仰向けになる。
時の流れとともに…移ろいゆく人の想い…早く…私も…あいつも…こんな気もち…消えていけばいいのに。
fin
お久しぶりです。
GJ!!
うあああああ切ないよおおおお(つД`)泣きそうになった…
>>828
ggggggggggggggggood job!!!
素晴らしい!
このSS読んで、『飛べない豚はただの豚だ』を思い出した。
アグ…凄いよ。
なにこのいい話。
GJ!
なんか以前と比べて文体からいい意味でアクが抜けたつーか、普通に読みやすくなってますね、GJです。
>>832 頑なな元女騎士の魔法を解くには、
異端アホ毛三男坊が空の袖ごと抱きしめてチューして、
それだけじゃなんなのでひたすらコキ使って、一緒に頑張って大暴れしていくしかねーな。
このSS読んで再びラムアグ二人旅プレイやりたくなった。
アグは「踊る」付きの白魔で。
>薬物と滅びゆく肉体のせめぎあいの果てに
ジャック・範馬ですな
そういえば
ff(ファンフィクション)とSS(ショートストーリー)
の違いってなんなんだ?
他板ではffってよく言ってたみたいで気になって
英語圏じゃFunFicって言うのが普通とか、昔聞いた気がするが・・・。
FFとSSには、たぶん本質的な差異は無い。日本のオタク文化においては、
どちらも文章系二次創作を表す言葉として定着してしまっている。
SSは他にも、ショートショートの略とかサイドストーリィの略とかいう説もある。
ラムザ「ねんがんの アグリアスさんのはじめてを てにいれたぞ!」
ベイオウーフ・ヴォルマルフ
「そう かんけいないね」
ダイスダーグ・ザルバッグ・ギュスタヴ・クラウド
「ゆずってくれ たのむ!」
ムスタディオ・ラッド・エルムドア・アルガス・マラーク・オルランドゥ・クレティアン・メリアドール・ローファル・ディリータ
「メ几
木又してでもうばいとる」
ラムザ「な なにをするきさまらー!」
_,,.-'''゙゙゙゙ ̄ ̄```''ヽ,,
, -'' ゙ヽ, ' ;
;.'゙./ ゙、 ゙;.
;'゙ .l /| .i, ヽ, ヽ, i i ;
O .l / ! .lヽ, ヽ, ヽ l i l
-┼‐ l i .l ゙i .l `、lヽ, 'l l l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./ | ヽ_ .l i l゙ー-''`、! ゙'-'゙゙ヽ~~.l .lr‐、 j l, | この身、30000金で貴公に預けると言ったはず。
| | l i.|cモヲ ` ゙モヺフ、! lR.l /リ | < 本当にそれが貴公の望みなのか・・・?
 ̄ l li !゚;;; ; ゚. ; ;;; ; | l^_ノ/ / \___________
l .l l 。 i,、. c | レ///リ )
.l .!.i\ d =、;;;;。 . .イ レ/ / ノ, ヒ
;' .l l ! ` 、, .'' //| l/ / / ) ッ
.;'' _l .l-‐-、__f`rご/ | .ル/〆//ノ, ク
'; /゙ l .| / l゙ ; o .| li L._〆〆_ヽ
/ l i |/ / ; ; | ,l.l `/ ``
/ .l.! | | :'/l ;. .| l l_,,、/|
.l !|.|ノ.| '/ ゙l ; ! / ! / ノ
〈〈 。il.| |'/ ゙i ; // / /
.'; } \ 。 / !i ゙l/ '゙ / ./
';, \ 。 Y , | 。/
;.." | `'Y ; ;' ; ; !|V。
`、_〈 ;' ; ; ; ;゙ ; !| \
⊆=ゝ ; ; ; !|. ヽ_・_ ,,,、-"
(`―--`、 ; ; ; !| \・
この盗人め!正義の刃、覚悟しろ!
「私はアグリアス、ホーリーナイトだよ」
「この辺には信頼して腕を貸せる骨のある戦士がいないみたいだなぁ」
ニア「目の前にいますよ!」
「てめえが つよすぎるんだよ ケツデカ女め!」
「大した自信だな、それでは一緒に旅してその力が本物か確かめさせてもらおうか?」
「も、もちろん一緒とはいえ寝食何から何まで一緒という意味ではないぞ!
可愛いゲホゴホ、多少童顔とはいえ貴公は男子であろう!その辺の配慮というかケジメというか…」
「ととにかく頼もしいな、気にいったぞ。もももちろんこの場合も仲間として気にいったという意味でゴニョゴニョ」
そういえばロマサガのシフも好きだな俺。アルシフも好きだし。
強いおねえたまと世間知らずのぼっちゃん萌え
新人だなお前。
かつての伝説絵師、甘々士が描き残した「ときめきアグリアス」だ。
>>105にも書いてある。
ムスタディオ「俺達ぐらい名を馳せた騎士団になると、団長のラムザが港港に女を作るくらいじゃないとはじまらねぇ」
ラムザ「どんな理屈だよ」
ムスタディオ「おっ!あの子カワイクね?お前のタイプだろ」
ラムザ「ちょ・・ちょっと!」
アグリアス「・・・(ワナワナ)・・・・」
おれもどうやら新人らしい・・・
>>848は実際にあるゲームじゃなくてそういう風に作った絵なのかな?
そうだよ。
ちなみに左下のはぱるぱろ氏の「恋の囁き」の挿絵だ。千一夜で見れる。
あと
>>848にはないがあと二枚、ときめきアグリアスの絵がある。
>>847 >「夕涼み」
汗ばんだうなじに唇這わされて乳揉まれても、ポン刀なんか出さずに
「今は花火にいくから後にしろ」と優しくラムザをたしなめるだけのアグリアスさん。
あれは強烈だった。
そういや今年は夏テーマのSSは来ませんでしたな。
一見アグリアスとは何の関係も無いのだが・・・
今夜やってた草薙剛出演の「日本の歴史」という厨番組では、
関が原では家康も焦りまくってる様に描かれており、なかなか秀逸であった。
だが往々にして英雄が後に「あれは全て彼の者の思惑通り」と語られるのは、
「全てを分かっている天才」を見たいという願望が我々庶民にはあるからだ。
「全てを把握し全てを弄ぶ英雄」像は、えてして後世の産物なのである。
・・・これを裏返せば以下の事も言えよう。
つまり、アグリアスが「事態に振り回されるドジっこ」と描かれる事が
えてして多いのは、「そういう生真面目な女騎士を見たい」というのが、
我々の望みだからなのだ。
人は見たいものを見る。
トゥバン・サノオも、人が光の速度で移動する技を見たかったのだ。
>>857 夕涼みっていうのどこにあるの?千夜一夜探したけどなかった……
昼寝士氏のSSは是非とも読みたいのだ。教えてくれないかな
>>856 過去ログ置き場からアグスレ12を見なされ。ちなみに900番台あたりかな。
さらには700番台終わりあたりに「吾輩はボコである」がある。
こちらもいい話だ。
ごめん、千夜一夜の中を捜したんだけど、なかった、ってことだったんだが。
私が探し損ねたのかな?「夕涼み」で検索したんだが。
>>858 ゴメン、リロードし忘れてた。ありがとう。いまから過去ログ置き場いってみてくる
貴殿の親切に感謝する。
今、2つとも見てきた。
昼寝士氏ホント神。凄すぎ。特にボコは本当に凄かった。
チョコボを狩りまくった身としてはちょっと反省の念が沸いたほど。
見事なキャラ造形に本当にただただ感心するのみ。過去ログ暫らくあさってみるかな。
>>855 使用後のイラスト・・・
右二人がどっちがどっちなのか分からん。
左二人は一応分かるけど。
でも、ラファってあんなにも大きく無・・(ry
>855 もっと胸が小さければ俺も理想だそれ。
その胸だけは有り得んいろんな意味で。
>>862 おそらく右の三つ編みにしてないほうがレーゼで、
左の超絶ビキニを着てみたはいいものの、
いざどっかの三男坊の視線を浴びると凄まじいほどの羞恥心に煽られて
でも胸の奥底から新たに湧き上がってくる羞恥とは別の感覚に
(この気持ちはなんだ!?)と困惑してるような表情をしてるほうがアグリアスかと。
確かにもみあげ(?)を垂らしておいてくれれば、どっちがどっちか分かりやすいんだけどな。
ラファとアグ?のあいだの女がよくわからない・・・
>>864 なるほど。
言われてみれば、レーゼはもう既に色んな意味で大人の女だからな。
多少見られた程度では動じないんだろう。
でも、アグタンは・・・剣一筋に生きてきて、誰かに見つめられることも無かったから赤面で・・・(*´Д`)
ま、それはともかく、右から2番目を最初メリアタンだと勘違いしてしまった・・・。
俺の中での彼女は、さらさらな金髪のロングだからなぁ・・・orz
なんでアグの初期装備が
セイブ・ザ・クイーン
じゃねーンだよ!
おもくそ王女守ってるやんけ
ヒント:ゲームバランス
>>868 じゃぁ、メリアドールから譲り受けるSSとかを考えると良いと思うよ。
「ゆけ!ゆけ!アグリアス・オークス」
元詞・作曲:タツオ・カモーン
改詩:ラヴィアン&アリシア
アグリアス・オークスが〜ディープダンジョンに入る〜♪
ラムザ隊長と〜オルランドゥ伯の〜後に入る〜♪
ダンジョンの中には〜白骨が転がる〜♪
聖剣技でシバいた〜ようなスケルトンの〜白骨が転がる〜♪
すると突然頭の上から〜恐いドラゴンがおそってくる〜♪
何故か不思議な事に〜しっぽから落ちてくる〜♪
ドラゴンの攻撃さけると〜動かないモルボルがおそってくる〜♪
モルボルの次はベヒーモスだ〜♪
アグリアスは素手で払い落とす!!
ゆけゆけ〜アグリアス・オークス♪ゆけゆけ〜アグリアス・オークス♪
ゆけゆけ〜アグリアス・オークス♪どんとゆけ!!
ラヴィ「―てな歌をアグリアス様の応援歌にしようと思ったんですけど〜」
アリ「アグリアス様にゲンコツで殴られて却下されました…」
ラム「そりゃそうだよ…」
エクスカリバー
エスカッション
ローブオブロード
リボン
シャンタージュ
なアグリアス
バ・・バケモノだぁ〜〜〜!!バケモノが来たぞぉおおおお!!!
メリアドールの職業は、攻撃力の成長値が最高。
クラスチェインジしなくてもキャラ育てると剛剣でほとんどの人ユニットが
いちげきで即死する。
おまけに弓も装備できるし・・・
アグリアスのホーリーナイトは不遇。
なぜかうちのアグは魔法攻撃力が物理より高いのだが、
アグはもともと魔法攻撃力が上がりやすいのかな?
魔法攻撃力が上がるのは一部を除けばものまね士だけのはずだが、その場合物理も鬼のように上がるし、
単にジョブの補正率のせいじゃないのか?
そういやユニットごとの成長率ってないんだったな
シドは成長低めとかラムザは魔法成長が高めとかあればよかったのに
そういえばホーリーナイトのジョブ補正率、魔力は割と高いような気がするので
白魔など魔法をセットして使える?
攻撃の合間の補助程度ならホーリーナイト時での白魔法は十分実用レベル。
オートに設定すると聖剣技よりホーリーを優先して使うことも多いくらい。
なによりラムザをデフォルト誕生日でアグリアスと相性最高にしておくと、
ケアルやレイズ等の回復量がかなり違ってくる。
これはゲームの難易度はもちろんプレイ中の気分が違ってくるよw
何回もラムザへのレイズを失敗して、
プレイヤーもアグもムキになってレイズかけまくる図は微笑ましいっちゃ微笑ましいかもしれんが、
重要なアタッカーがターンを無駄使いする様は戦況を悪くするだけナリw
いきなりある意味懐かしい話になったねぇ
もうFFTなんてとっくに無いが、アグリアス様への愛は不滅です
>>879 カリバーの効果で相乗効果あるし少し傷んだ程度なら問題ない回復量
ふつうはラムザ以下数名は、二回戦闘クリアするとランダムバトルで白羽鳥を
覚えるから、序盤ラムザがダメージを受けることはまずないんだけどねw
アグとメリアに白羽鳥を覚えさせるかどうか悩むところ。
素でもそれなりに強いし、面倒くさいからな
アグリアスにはクリスタルの盾に見切るな俺。
折角ホーリーナイトなんだから盾持たせたいと思うんだよ・・・
しかしシャンタージュ+リボンで不死身だからあんまり意味無いんだがw
女性ユニット強いから男が育たなくなる。
ま、男はラムザ一人で十分ですよ。
俺はアグには常に無難にゲルミナスブーツ一択だったから、防御は白羽鳥だったな。
ラム「はいアグリアスさん、新しいゲルミナスブーツです!
これでより遠くへと、より高みへとアナタには進んでもらいたいんです!」
アグ「ありがとうラムザ、お前の心からの贈り物…大事にするぞ!(ブーツをギュッと抱きしめる)」
ムスタ「お〜い、いいのかアイツら?あんなんで」
ラヴィ「まあアグリアス様はもともと色気とは無ゲホゴホあんまりお気になさらない方ですから」
アリ「まあラムザ隊長も香水のお一つぐらい贈ってくださってもいいとは思うんですけど、今はアレでよしとすべきかと」
初期装備でダイアの腕輪があったが
あれはアグリアス本人の趣味だろう?
自分でダイアを買うような女は、結婚を諦めてるイメージ・・・・
あのダイアの腕輪のアイコンはエラくごついデザインしてたからな。
ケンカのときにはメリケンサック代わりに使えそうな…
アグ「ダイアモンドは硬度10だからな。女性ゆえの非力さを十分にカバーできる。お前達も一つぐらい携帯しておけ」
ラヴィ・アリ「はぁ…」
ダイヤは切開性高い(衝撃に弱い)ぞw
自己崩壊型ショックアブゾーバーで防具代わり(使い捨て)
高すぎる上に効果も薄そうだw
ナニこのキモイスレ
>>886 セッティエムソン与えたら大変な事になるんだろ?
たしかにラヴィではあるが
ラムとアグのみLv.99にしました。ラムとアグ以外使用しませんが何か?
さらにもう一ひねりしてみて、
ラムザ99、アグリアス98という組み合わせで
遂に自分を剣士としてだけでなく、心身ともに追い越したラムザの成長ぶりに目を細めるアグリアスさん。
これまでは弟のように目をかけ支えてきたのだが、
今胸の中に芽生え始めたこの感情は?と戸惑うアグリアスさん。とか、
逆にラムザ98、アグリアス99で
「追ってきなさいラムザ、私は永遠にあなたの前を走る!」
と常に目標たらんとどっかの某お蝶夫人ばりに頑張り続ける孤高の剣士アグリアス(でもすぐにLv並ばれる)
とか俺様リビドーほとばしりまくり。
>>886 つまりこういうことか
ラムザ「アグリアスさん、どうしました?」
アグ「いや、このブーツ新しいのだがいいな、と思ってな私が使ってるのも愛着あるのだが、さすがに古くなってきてな……」
ラムザ(香水とかよりはこういう方に興味があるのがアグリアスさんらしいよ)
しばらくしたあと、ラムザが一人で出かける日々が続いた。
アグ「ラムザ、どこ行ってたんだ?」
ラムザ「ええ、ちょっと……あ、僕、汗とかすごいから水浴びしてきます」
アグ「ラムザ? なんか慌しいというか……ありえん。考えすぎだ」
また別の日
アグ「おまえ、体が少し日に焼けてるな」
ラムザ「ええ、そうですね。それでは失礼します」
アグ「あ……おい。なんだ、そっけないな」
今日も儲け話に精を出すラムザ。しかし、たまたま出かけていたアグリアスに見つかる事に。
アグ「さぁ、説明してもらおうか。お前が何も言わずに出かけるから、私はここ2,3日微妙な気持ちで過ごしてきたんだ」
ラムザ「……心配させてすいませんでしたやっぱり物語とかみたいにスムーズにってわけにはいかないですね」
アグ「何を言ってるんだ?」
ラムザ「はいこれ、プレゼントです」
アグ「?」
ラムザ「開けてみてください」
アグ「なんだ……? 何が入ってる? ……これは、あのブーツじゃないか」
ラムザ「はい、アグリアスさんが前にみていたブーツです。サイズは……ラヴィアンとアリシアが教えてくれました」
アグ「別に私は誕生日でもなんでもないぞ」
ラムザ「日頃お世話になってるお礼です」
アグ「これを買うために儲け話に行っていたのか……だったら早くそう言えばいいのに」
ラムザ「びっくりさせたかったんです」
アグ「貴公は変なまねをするな。しかし、私を驚かす為に一生懸命儲け話に励んでいたのにバレてしまうというのもなんだか滑稽だな」
ラムザ「はは……」
アグ「そんなに落ち込むな。安心しろ、コレでも十分驚いてる……私もお返しをあげないとな……」
続きは省略ってことで
私の名はアグリアス・オークス
冬のオレンジのようにありふれた女
>>900 貴重な固有種である事に気づいてないアグさん…(*´Д`)
>>899 乙女姉さんからインスパイヤされたアグリアスさん(;´Д`)ハァハァ
Fateのセイバーと鉢合わせ。アグたんどうする!!!
剣士同士だから話が合うんじゃないか?
自分の「主人」がいかに朴念仁で苦労してるかとか。
昔のコントみたく、鏡があると思い込む
胸の大きさで気づく
セイバーの持ってる剣を見て、アグがムキーッてなる。
グラ様とエクレールが鉢合わせしたようなもんだ。インスパイヤだ
909 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/22(木) 00:39:51 ID:TROlLqHU
アグリアス ホーリーナイト
教会の洗礼を受けた信仰の騎士。神の加護の宿る剣より『聖剣技』をくりだす。
聖剣技
聖なる奥義で攻撃する超剣技。
Move3 Jump3
ディリータ ホーリーナイト
教会の洗礼を受けた信仰の騎士。神の加護の宿る剣より『聖剣技』をくりだす。
聖剣技
武器による聖なる奥義で、敵をなぎ倒す。
Move4 Jump3
どう思う?
私はアグリアス・オークスを妻に迎える
ことが不可能だと分かった。
実際はバガボンド並に斬り刻みまくって
反り血浴びて
ブハハヒハハハ!!!!
コワス
>>902 アグ「この根性無しが!」
ラム「…まったくそのとうりですね、頑張ります」
アグ「この根性無しが!」
ラヴィ・アリ「すみません…」(今度の特訓なにかしらハァ)
アグ「この根性無しが!」
ムスタ「俺もかよ!?」
アグ「この根性…ありますね」
ベイオ「ハハハ、まあそれほどでもないよ」
アグ「この根性…を養うにはどうしたらよいのでしょう…」
シド「うむ、一口に根性と言っても、それは一朝一夕には云々…(以下長いので省略)」
アグ「この根性無しが!」
メリ「アナタのほうが根性無いでしょう!」
「なにおう!」「なによ!」ドタバタジタバタ
小一時間後、
アグ「すまんラムザ、さきほどは言い過ぎた。お前には私がウォッホン!仲間の皆がついているのだ、共に頑張ろう」
最近、俺の中ではベイオウーフ=ヒビキさん、ラムザ=明日夢くん
そしてアグリアス=トドロキになってる。
915 :
854:2005/09/22(木) 02:20:20 ID:icwVHVM8
アグリアス:「貴様らはクソだ!そびえ立つクソだ!」
ラヴィ&アリ:「え……?」
アグリアス:「貴様らはたった今から人間ではない!人間以下だ!ウジ虫だ!」
ラヴィ&アリ:「ちょっ…」
アグリアス:「いいかよく聞け新兵ども!貴様らに人権はない!」
ラヴィ&アリ:「ア、アグリアス様…?」
アグリアス:「ふざけるな!口からクソたれる前と後ろに“サー”をつけろ!このメス豚ども!」
ラヴィ&アリ:「サ、サー!いえっさー!」
アグリアス:「それでいい!貴様らは何だ!貴様らの特技は何だ!」
ラヴィ&アリ:「サー!近衛騎士であります、サー!」
アグリアス:「ふざけるな!口からクソたれ…あ、まちがえた、ここはさっきやったところだ…」
ラヴィ&アリ:「…あのー、アグリアスさま?」
アグリアス:「“さー”をつけろ!ば、ばかもの!」
ラヴィ&アリ:「もうやめましょうよぉ…」
アグリアス:「だめだ!新兵を鍛えるにはこれが一番だとこの本にあるのだ」
ラヴィ&アリ:「でも、その言葉遣いはちょっと…」
アグリアス:「しかたがない、強くなるためなのだ」
ラヴィ&アリ:「もう…。儲け話で見つけた古書を真に受けて。
こうなったらラムザさんを呼ぶしかないわね」
ラヴィアン:「ラムザさん!」
アリシア:「ラムザさーん!」
ラムザ:「はーい!なんです?」
ラヴィ&アリ:「アグリアス様をお願いします…」
ラムザ:「またですか…今度は何を?」
ラヴィ&アリ:「それが…」
アグリアス:「何をしている、ラムザ!そこになおれ!」
ラムザ:「は、はい!?」
アグリアス:「“はい”ではない!“サー”だ!」
ラムザ:「サ、サー…」
アグリアス:「声が小さい!」
ラムザ:「サー!」
アグリアス:「よろしい!いいかよく聞け貴様は今から人間ではない!」
ラムザ:「えっ…?」
アグリアス:「人間以下だ!ウジ虫だ!」
ラムザ:(あれ…何だろうこの感覚…何だかすごく…)
アグリアス:「聞いているのか!そこの木偶野郎!」
ラムザ:「サー!(あ…また…でも、不思議といやじゃない)」
アグリアス:「貴様は人間ではない、兵器だ!」
ラムザ:(なぜだろう、不思議と心地いい…)
アグリアス:「貴様、何をにやけている!そのだらしない顔を引き締めろ!」
ラムザ:「サ、サー!一生ついていきます!」
アグリアス:「でかい口を叩くな、この便器野郎!」
ラムザ:「素敵です、サー!(はぁと)」
ラヴィ&アリ:「エエェ(´д`)ェエエ」
任務完了
>>914 響鬼見たことないんで、公式に行ってみたら…
トドロキってキャラ爽やかすぎだ。
親指グッと立てて白い歯キランなアグリアスなんて怖すぎるw
プロフィールはこんなか。
元近衛騎士で、数年前にとある事件を通じて教会の陰謀とルカヴィの存在を知り、
人助けのために自らラムザ隊に加わることを志願した女騎士。
正義感が強くまじめで素直な熱血漢だが、そのまじめさ故に「いじられやすい」タイプでもある。
お団子と子供が大好きなチョッピリお固くはあるが優しい女性。
禿ワロタ。
ハートマン軍曹とはまたいいセンスだ。気に入った!うちに来て妹をファックしていい!
>>922 ( ゚д゚)ゞ<サー!光栄であります!
アググ軍曹
ラムザ「あっはっはっはっは!」
アルマ「すみません!兄がお騒がせしてすみません!」
ラムザ「あっはっはっはっは!」
アルマ「兄さんも反省してます]
ラムザ「あっはっはっはっは!」
Fate死ね
儲け話依頼:
【鈍感な同僚がいて我慢できません。なまはげになって懲らしめてください】
〜〜
アグ「この部屋か…まあこれも仕事だ。仕方無い」(←愚痴ってる割にしっかりなまはげ衣装
『悪りい子はいねぇが〜?』(←ドア蹴破り。ノリノリ
ラムザ「うわあああああっ!?」(←オナ中だった
アグ『!?…』(←状況把握中
ラムザ「…」(←同じく
〜〜 気まずい一時が流れています。しばらくお待ち下さい 〜〜
ポトッ(←ラムザの手から、アグさんの無くした下着が落ちた音
〜〜 さらに気まずい一時が流れています。しばらくお待ち下さい 〜〜
アグ『…わ、悪りい子はいねぇが…』(←退場
ラムザ「…」(←硬直中
〜翌日〜
元気ないラムザ。何か袋持って近づくアグ。
アグ「あ〜、ゴホン。おはよう」
ラムザ「あ…アグリアスさん…おはようございます…」
アグ「どうしたラムザ?昨日、何かあったのか?」
ラムザ「い、いえ…なんでもないんです。ちょっと、変な夢見たもんですから…」
アグ「そうか。それは良くないな。きっと疲れているのだろう。
こ、これをやるから元気を出せ」
ラムザ「…?」
アグ「いいか、誰か居る時には絶対に開けるな。そして誰にも言うな。わかったな?」
ラムザ「?…はい、わかりました。ありがとうございます、アグリアスさん」
ラムザはアグさんのブラとショーツを手に入れた!
中に紙切れ一つ。
『お前のおかげで今、下に何もつけてないんだぞ。責任を取れ』
この日、アグさんに呼び出されたラムザは、
ランジェリーショップへ引っ張り込まれて上下セットを買わされたそうな。
それはそれは高価なものだったそうじゃ。
〜〜
ラヴィアン「作戦成功!うまくいったみたいね」
アリシア「そ、そうかなあ〜?」
自分はラムザにぶつぶつと不満を言う事があるが
他の奴がラムザに不満を言うとぶち切れるアグたん。
“フェ○チオ”って何だろう?
気になったアグたんはラヴィとアリシアたんに聞いてみました。
「“フェラ○オ”とは何だ?食べ物か?」
「「さぁ〜?いったい何なんでしょうね?」」
ラヴィたんとアリシアたんも騎士一筋ですから、そんなこと知るわけもありません。
気になった三人はメリアたんに聞いてみました。
「フェラチ○?食べ物?」
メリアたんも知りませんでした。
今度は四人でラファたんに聞いてみました。
異国語かと思ったからです。
「○ェラチオ?それっておいしいんですか?」
ラファたんも駄目でした。
そうだ!レーゼさんに聞いてみよう!
5人はいそいそとレーゼさんのもとに急ぎました。
「あ、あぁ、あれよね、と、とってもおいしい!…よね?」
もちろんレーゼさんも知りませんでした。
ベイオウーフとは清いお付き合いだったからです。
しかしレーゼさん、慌てて知ったかぶりをしてしまったのです。
おいしい?
5人はますます混乱しました。
そこでアグたんは考えた、ラムザなら何か知ってるかもしれない!
喜び勇んでアグリアス、きらきらした瞳でラムたんに尋ねました。
「ラムザ!フОラチオっておいしいのか!?」
「!!!!!!!」
ラムたんの顔は真っ赤です。
何やらもじもじと落ち着かない様子。
そのまま前のめりになりながら走っていってしまいました。
残念だったね、アグたん!
そんな日もあるさ!
ちなみにラムたんがあとで真っ赤になったアグたんに、ぼこぼこにされるのもご愛嬌。
災難だったね、ラムたん!
>920
マム・イエス・マム! ……が正解じゃねえ?
ク○ニ
>>931 アグ様にマムなんて言ったら
「私は貴様のママではないッ!このアカの手先のおフェラ豚めッ!」って言われて
ボコられるのがオチだぜ
>>926-930 いい年こいて、いつまでたっても15禁ラインを突破できぬ。
それがアグリアス・クオリティ。
つーか「女騎士」という存在は自分から18禁ラインを越えちゃいけないんだと思うんですよ、ボクちゃんは。
ときには荒々しく踏みにじられ、
ときには優しくねっちりと扉を開けられ、
そんな俺のペガサスファンタジー。
詳細キボターニュ
もしかして半角住人の作品なのか
937 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/23(金) 12:58:15 ID:qFWZAVC0
同じく詳細キボンヌ
ノ
キボン
音からして踊ってるのはポルカポルカなんだろうか?
>第二話
>第二話
>第二話
>第二話
あれだ、もうさ、アグは女神にジョブチェンジ。
ワルキューレとかでもいい。
ヤっただのヤらんだのはもう超越。
慈愛に満ちた目で容赦無く残酷に切り捨ててくれ。俺を!
そんな戦女神系の方ってゲーム界でも結構見かけますね。fateな人以外にも。
AAAな所のレ○ス様とか、今度番台と合併する(した?)所のカエル色したサンドラムザ連れた方とか。
そういえばレ○ス様の方は同じ三つ編みでしたな。(こちらは銀髪だが)
羽根付き兜に槍装備の戦女神アグリアス様・・・・・イイかもしれない
ワルキューレで戦女神で容赦なく残酷な方といえばサ○ザー様しか思い出せません
コロシアムを見て血湧き肉踊るアグリアス
これまたそのまんまなタイトル「戦乙女ヴァ○キリー」のヒロインもパツキン剣士でした。
もっとも陵辱調教系の大人専用ゲーですが。
>>944 ごめん、一瞬(え、サウザー様のどこらへんがワルキューレだっけ?飛ぶとこ?)と素で勘違いしました。
そろそろ次スレの季節か。
>>946 トクン、トクン…
アグリアスの左胸から感じられる鼓動にラムザは微妙な違和感を感じた。
ラム(…!?)
アグ「そう、心臓の位置も逆、そして秘孔の位置も表裏逆。それが私の謎だ。ほら、こちらも触ってみればわかる…」
あぐあぐのぱんつ。
952 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/24(土) 04:02:01 ID:lOYcSPut
ラムザはよなよなアグのショーツでオナってる、に1000アグアグーン
雨降ってるな…
ラムザのアホ毛も垂れ下がってるだろうな。
雨止んで乾いてくると、余計ハネてアホ毛になるんだろうな。
それを見てアグさんは、アホ毛触りたくてウズウズしてるだろうな…
アグはよなよなラムザのショーツでオナってる、に1000ラムザいじり
1000ラムラムーンだろ?
秋のアグアグーン
じゃあ、秋らしさを感じるSSをおながい。
秋…?
秋…焼きいも…?
…焼きいも?……屁…?
屁?!
屁!!!(゜∀゜)
「綺麗な満月ですね」
「そうだな…」
「今までアグリアスさんには黙っていたんですけど、実は僕、満月の晩にこのクセッ毛が逆立つと、
自分でも知らない間に暴れだしてしまうらしいんです…僕自身はまったくその時の意識や記憶はないんですけど、
アカデミーの同期生達が言うには、それこそ狂戦士(バーサーカー)のようだったと…」
「実は私もラムザに黙っていたことがある…お前と同じように満月の晩にこの三つ編みが波打ちだすと、
私でも知らない間に暴れだしてしまうらしいのだ…私自身もまったくその時の意識や記憶はないのだが、
近衛の同僚達が言うには、それこそ戦乙女(ワルキューレ)のようだったと…」
「はははは、奇遇ですね…」
「ふふふふ、そうだな…」
それまで肩と肩がほんのわずか触れ合うように座っていたラムザとアグリアスの距離がジワリジワリと離れだしていた。
ほのかな慕情漂う空気が、次第に緊張感を伴う戦場のそれへと変貌しつつある。
と、そのとき、二人の間に一陣の突風が吹いた!
その突風によって、ラムザのアホ毛が逆立った!アグリアスのオサゲが波打った!
それを引き金に、二人の周囲に満ち満ちていた禍々しいほどの気が、ガラスが割れるような音を立てて砕けちった。
「けひいいいいいいいいいい!!!」
「るぅぁぁあああぉぅぅううううう!!!」
それまで(そこでチュー!)(アグリアス様、押し倒すんですよ!)と陰で応援(野次馬)していたラヴィアンとアリシアは、
その場にへたりこみ、突如出現した修羅の巷にただ恐れおののくばかり。
ちょっぴりオシッコもちびっているかもしれぬ。
また、反対の方向で同じく応援(野次馬)していたレーゼは、
(ああ!私とベイオの若いころを思い出すわあ!そうよ、二人とも獣におなりなさい!)
と、若い二人を応援しつつ身悶えていた。
「おきゃああああ!!!」
「りぃぃいあああ!!!」
二匹の狂獣の咆哮がいつまでも秋の夜長に響きわたっていた。
投稿しよう……と思ったら次スレまで間もないのでちょっと待ちます。
962 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/25(日) 06:14:02 ID:zSoxA2UT
アグたん戦乙女は暴れないと思います