「今更疑うものか!私はお前を信じる!」
とか、セリフが素敵な人だった。
>1 乙
>4 今も十分素敵ですやん。
1の夢と書いて儚(はなか)い・・・ 何か物悲しいわね・・・。
>>1乙・・・
ヘルプメッセージの不意のおんな言葉とか
キャラ設定練り込んだのかのかなあと思ったけど
計算づくなんだろうな。
三十路近かったっけ?
いや、あくまでその画像の最初のページでは(儲け話で移動しすぎなので)気にしてるというだけす。
俺は29歳アグ姐さんも超萌えだが
ラムザが25〜6歳で上のような子悪魔系キャラだと、それはそれで恐ろしいものがある。
>>8 それの詳細分からないかな。
そんな感じでFFTてんこもりな本なら探したい。
thx
しかし同人誌ってこんなにいっぱいあるんだね・・
何か感心しちまった。
新スレ乙です
早く女囚アグリアスの続き書かないとー
アグリアスさんはスーパーアグリアスさんはになるよ
会社が休みなんで、二度寝したら夢を見た。
酒場でわいわいと宴するラムザ一行。アグが会計を済ませることになり、最後まで残る。
ふとテーブルを見ると、ラムザがミルクを飲むのに使ったコップが、よからぬ妄想に錯乱して、部屋に持って帰ってしまう。
部屋に戻って自分の行為に激しく自己嫌悪。二分ほど項垂れるが、コップを見てまた妄想に飲み込まれる。
意を決してコップに口付けしようとした瞬間、アリシアが部屋に訪れ、アグは振り向きざまに聖光爆裂波。吹き飛ぶアリシアを見て安堵したら
コップも砕け散っていた。orz←こんなポーズでがっくりする。
今日も絶好調だな俺
で、俺の脳内でのアグは表面上は凛とした騎士だが、内面は妄想+暴走系。
ラムザはまったくアグの視線に気づいていない天然鈍感小僧、性欲があるかどうかすら疑わしいほどに純粋。
男女分け隔てなく接する紳士でもある。
俺のような同志はいるのだろうか
どうやら最近の流行がそれらしいから安心しろ。
俺はそっけないアグリアスの方が好きだけどな。
初見だGJ 出来れば詳細をお願いしたい
しかし似合うなぁ、ウエディングドレスに段平が。表情もステキ
...-‐――--.. 、
/::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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l/l/ \l\l\:::::::ノ))
|::l エエ エエ |:::|6))) 聖騎士アグリアスとその家族の肖像
|::l`ー- ー -‐|:::| ))
|::! l:::l
l/. ;/
>>19 なぜウェディングドレスに丹下段平のとっつぁんが…?と一瞬勘違い読みしてビビッた。
段平「アグよぉ〜、わしゃ、わしゃあ、お前に立派なホーリーナイトになってほしいだけなんじゃよ〜」
>>18 俺はむしろ最終決戦後にラムザと生き別れ、
じゃあラムザを探す旅に出ようということになって
いつでもその場で結婚式を挙げられるよう花嫁姿で畏国中を旅してる図かと。
剣を片手に目を血走らせて畏国を疾駆する純白の花嫁。
大抵の人間は目が合ったら、大急ぎで視線をそらすね。
悪い虫など寄りようもなし。
「ママ〜、あの花嫁さん怖〜い」
「しっ、見ちゃいけません!」
>>23 かわいいけど、やはり実際見たら引くなあ。
>>23 通った村々で語り継がれるデュラハンみたいなモンスターにされそうだな
>>17 そっけないアグたんに尽くして尽くして空回りして、自分でも気づかないくらい微かに
信頼度が上がっていって、ある時ふっと気を許した笑顔を見せてくれたりしたらそれで充分
>>18 慕う会のアグ本のラストみたい
眠れない夜だから
俺だってアグアグーンしたい時もある
アグアグーンは魔法の合言葉
それ読んでないなー
/.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l:ヽ
/:...........l..:.:.:.:.:.:!:._:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:l:.:.',
l:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.l´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ヽ:.:.:.:l.:.:i
l.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.!-‐.:'.:.:_:.: - ' \:l.:.:l
l:.:.:.:./:.:::|.:.:.:.:.:├‐ ´ ノノ{、_, -‐ l.:.:.l
|:.:./:.:.:::l.:.:.:.:.:.:l ´ ̄三、 ̄ /rテiヽハ:.:.l 私が二軍落ちなんてあんまりだ!!!
l:.:.:/.:.::〈 !:.:.:.:.l:.| 〈' {ー^} 、ー' , {::|.:.:!
l:/:,'.:.::::::::|:.:.:.:.:|:| ー¨´'′ ヽ  ̄ l:::!:.:.l
!l:.:l:.:.:::::::::|:|:.:.:.:!l ,_-_‐ォ ハ::!.:.:!
|:.l.:.:::::::_l:|:.:.|:l:! / }/ /ハ:!.:.|
|l:.j--/ ヽ!l:.:.l:.!|`ヽ、 { / ∠/ !!:.:|
,. ┴ヽ、 `ヽ、 l:.:.:l.:l! ` ァ- ニイ ヽ、 ll:.:.| 私に言われましてもねぇ>
j_ \ \!:.:::.:! / } / / ヽ l:.:.|
/ ` ー- 、 `丶、 l.:.::.l_,. -―/ / / ヽ !:.:.!
/ / /` ‐- _`l:.:::.lヽ / / , ィ´ ヽ 〉 !:.:.|
(・∀・)カエレ!
あぐあぐ。
なつきアグリアス!
アグリアス様になら婦女暴行されても文句は言いません。
アグたんに連続拳で暴行されたいです。
ラムザの寝顔見て鼻血を垂らしてしまうアグが好きです
それを垣間見てしまったムス太がアグにアッパカットを喰らってしまうところが一番好きです
アグたんはラムザの寝顔が見たくなると、
聖剣技を発動して気絶させて観察します。
……って、寝顔ちゃうやん。
ラムザの枕の匂いをかいで、におうんだけど
何故かもう少しかいでいたいア
…何でそんな微妙に生々しいシチュを…
ラム「ねえ、ムスタ、僕の枕知らない? なくなっちゃったんだけど」
ムス「枕ぁ? ちゃんとしとけよそれくらい。今行軍中なんだから
代わりなんかねぇぞ。古着でも当てて寝とけよ」
ラム「あの枕昔から使ってるやつで、すごく馴染んでたんだけどなぁ。
誰か持ってっちゃったのかな……」
ムス「持ってっちゃったって、誰が男の枕なんか持ってくかよ。
もしいたら、そんなやつぁ変態だぜ、変態!」
――――――バキィ!!!――――――
ムス「痛ぇ!! い、いきなりなにすんだアグ姐!!!」
アグ「………なんでもない」
ムス「????」
ラヴィ「……ねぇ、もしかしてラムザ隊長の枕盗んだのって……」
アリ 「間違いないわね……」
43 :
41:2005/05/26(木) 01:26:13 ID:z8AxMW43
あんたが大将w!
首には臭線があってその人の臭いが忠実に出るので
加齢臭出したくねぇ人はよく洗おう。
ラムザの枕を抱きしめながら、アグリアスは密かに決意した。
そう、アカデミー時代には「枕投げの女王」と恐れられていた過去だけは知られてはならないと…!
とりあえずラヴィアンとアリシアには脅…もとい口止めをお願いしなくてはならぬ。
ムスタかラファあたりが「枕投げしよう!」と言ってくるやもしれぬが、
それ自体に強行に反対してしまってはあらぬ勘繰りを受ける元になる。
しごく冷静に「私はそんなこと興味はない」と受け流せば、
日頃の自分のイメージも相まって簡単に切り抜けられるだろう。
だが枕投げ、枕投げ、ああ枕投げ!
投げたい、投げたい、枕を投げたい!
だが枕を投げるということは、今抱きしめているこの温もりを投げ捨てるということにほかならない!
ああ、私はどうすれば…ッ!!
宿の枕を投げあう、という発想には至らないアグリアスさんであった。
腹減ったなあ。
アグアグーンでもしよう
46 :
、:2005/05/26(木) 13:05:56 ID:YrF534+k
アグたんを最初、長髪の「野郎」だと思った奴、
怒らないから挙手しなさい!
ハイ!(挙手)
>>32 アグリアスを1軍に入れるには!!
オルランドゥだ!奴を除名しろっっ!!
ラムザの歯ブラシを拾って、おろおろと挙動不審になるアグ
49 :
、:2005/05/26(木) 13:22:24 ID:YrF534+k
ラムザ隊長だったら、個人的な感情よりも、隊の利益を優先するために、
オルランドゥを除名するくらいなら、アグたんを除名するのではなかろうか?
にしてもオルランドゥとアグたんって、戦力的には、
ローマ時代の中田とトッティの関係みたいだ・・・
アグリアス×ザルバッグってない?
不思議データ使って、アグリアスにだけエクスカリバーを持たせてみた。
どんな戦況でも常に最前線に突っ込んでいって聖剣技を振るうアグリアス。
かっこよかった。まさにホーリーナイト。
わざと体力低い防具をつけて、その代わり最強エスカッション+フェザーマント。
敵のタゲを一身に引き受けて、なおかつ回避しまくり。輝いてた。
しかしヤードーで忍者隊に単身切り込んでいって三人の二刀をガキンガキンと盾防御
するまでは良かったが召喚獣2体の同時攻撃で撃沈したのには泣いた。
53 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 22:45:22 ID:hMix6F6M
最高にかっこいい女
>>46 (ハイ…)綺麗なおっとこの子と思いました。。。
>>51 平和だったらと仮定したら、むしろラムザより似合いだよな。年齢的にも性格的にも。
ザル兄は任務優先の生真面目な軍人気質で敬虔なグレバドス教信者だからな。
ラム「アグリアスさんを花に例えるとしたら、そうですね僕なら百合がいいな」
アグ「ラムザ、照れるな…」
メリ「百合って雌しべがどぎつく飛び出て下品にアピールしすぎよね。誰か早く私に花粉を付けて!って感じ♪」
ラム「(あわわ)メリアドールなら薔薇がお似合いなんじゃないかなー、アハハ」
メリ「あら、ラムザったら分かってるのね」
アグ「まー、トゲというトゲを全部処理せんことには危なっかしくて人前には飾れんな、アレは」
アグ&メリ「………」
ラム「(ひぃぃ)ラ、ラファならタンポポのイメージだね…」
ラファ「私も風に乗って自由になれるのかしら…でももしハゲデブ中年親父の頭に乗っかりでもしたら!?いやああ!!」
ラム「(もう勝手にして…)あ、レーゼさん、ご自分を花に例えるなら何の花がいいですか…?」
レーゼ「そうね、モウセンゴケかウツボカズラといったところかしら。狙った獲物は逃さない!うふふ」
ラム「花じゃないです」
>>55 多分アグリアスはラムザ達と同行している間にだいぶ
ラムザの人道主義の影響を受けているだろうけど、
その前はきっと任務優先のためには平民数人の犠牲なんかいとわないような
貴族なんだろうな、きっと。
>>57 うまいな。
アグリアスが光の妖精からティンカーリップを授かるイベントはいつ発生しますか?
おしえてくださいおながいします
アグリアス神学校卒業直後(18歳)
>>59 昔そういうSSがあったな。千夜一夜にあるんでね?
発生するとしたら、各々の心の中で発生するだろうな。
なんかのパソゲーの女主人公みたいなのがいるけど見た感じ絶対アグリアスをパクってる
ラムザとアグリアスの出会いはオーボンヌ修道院なの?
アグが11くらいの頃にそれと知らず一度会ってるとかも好みではある。
>>65 それ! アグリアス様をパクりやがってマジ腹立つ
まぁ、アグタンも仕官アカデミー卒だろうと思うな。
剣士ラムザ
「アグリアス・オークス! あの人の名を知らない奴は
僕たち五十年戦争末期世代の士官アカデミー生ではモグリだよ。
僕が士官アカデミーに入った時にはもう卒業しちゃってたけど、
先輩たちからアグリアスさんの伝説は何度も聞かされたよ。
ガリランド郊外百人斬り!!スウィージの森虐殺作戦!!etc,etc・・
あの人の伝説を数え上げればそれこそキリがない。
今でこそ丸くなったようだけど、士官アカデミー時代では、
女だてらに特攻隊長として生きながら伝説になった、“超”士官候補生・・・
世代が違うからアカデミー時代での対決は無かったけど、直接やりあってれば
あの伝説の“暴君”ガフ・ガフガリオンも眼中無かったんじゃないかってね」
>>71 それなら「漫画館」で拾えるぜ(どこ?とかいう質問には答えん)
あくまで現物が欲しいというならお好きなように。
その白魔タンがラムザなら猿のように使いまくるとこなんだが、オニャノコだからな。
結構前のゲームだけあって、アグリアスさんの同人誌は全く見かけないな。
男性向けになるとさらに少ないし。
>70
シェイクスピアだよ。
というわけで今回でオチ。
前回までは前スレを参照のこと。
そんな寂しそうなオルランドゥはさておいてアグリアスとメリアドールの戦いは更に激化していた。残る林檎は一個。他は微塵に砕けている。
で、残り一個の林檎は何処にあるかというと実は皿の上にあった。
ラムザの寝床のすぐ横の、お皿。
両者はそれを狙いフォークを走らせるが残り一個しかないという強迫観念みたいのがあって微妙に全力を出せずにいた。
このままではジリ貧だ。アグリアスは考える。
本気で狙えば砕けるかも。メリアドールは不安になる。
この思考の違いが一瞬の差を生み出した。その差は終末への始まりであり、同時に悲劇の幕開けだった。
林檎は一つ。手加減しないと――というより争いながらではラムザに林檎を食べさせるのは不可能だ。
先ほどまで二人は基本的に林檎を狙って動いていた。だがその林檎はもう一つしか――
ではやることは一つだ。アグリアスは決意する。
このままではジリ貧。メリアドールは遅いながらもそう考えた。
一手の差。
「貰った――!」
林檎を狙うメリアドールの一閃。だが、それよりも早くアグリアスは動いていた。
彼女のフォークの狙いが林檎でない事に気づいたメリアドールはアグリアスを嘲笑し、そして戦慄した。
ならば、出来る事は一つ――!?
一手。そう、ほんの一手遅れてメリアドールは答えへと辿り着いた。だがそれは戦う者にとって致命傷ともいえる差なのだ。
――敵を屠り林檎を食べさせる、という答え。
アグリアスの一撃がメリアドールの首元に襲い掛かる!
「くっ」
だがそれで簡単にやられるメリアドールではない。劣勢に回るが凌ぎきれば条件は同じになる。この初撃、そしてその後に続くであろう連続攻撃を止めきれば――
即座にフォークを走らせるメリアドール。それは見事アグリアスの一撃を防いで見せた。
ここで攻勢に回れればいいのだがしかし体制が整ってはいない。
林檎を狙う途中から身体を捻ったメリアドール。それに対してアグリアスはただメリアドールを倒すためにフォークを突き出す。
この差は大きかった。
――五発だ。
五発凌ぎきれば条件は同じだとメリアドールはあたりをつけた。
アグリアスも剣の腕は素晴らしい騎士だ。何発分有効に攻撃できるかわかってるはずだ。
即ち、ここから五発こそが勝負。
一撃。額を貫かんとする突き出し。顔を限界までそらして回避。
二撃。そのままフォークを逆手に持ちかえ振り下ろし。ステップワークを駆使してなんとか横に回りこむ。
三撃。身体を回転しながらの横一閃。身を屈めて避ける――体勢を少しだけ持ち直す。
四撃。限界まで屈んでからの下からの疾風の如き突き。大きくバックステップをして距離を保つ――メリアドールは完全に体勢を持ち直した。
そして、ラストの五撃――これが最後だからこそ強烈な一撃が来るのは当たり前。だからこそメリアドールはフォークを構えた。
突き出した姿勢のままフォークを振り上げ、身体を切り裂かんと振り下ろしの一撃!
「――今!」
予測どおり。メリアドールは叫んでフォークを振るった。
振るわれたフォークは定められた軌跡を辿り、そして当然の如くアグリアスのフォークへとぶち当たった。
――剛剣・冥界恐叫打。
そう、それは地獄の鬼のそっ首すら叩き折る刃の演武。それをフォークで放って魅せたメリアドールの力量は凄まじいものと言えよう。
アグリアスのフォークはぽっきりと真っ二つに折れた。
ラムザ「アグリアスさんて男前ですね」
なんと答えますか
アグ「 」
勝った、とメリアドールは静かに確信した。勝った。これで相手には何も手がな――
その刹那、衝撃。腹部から這いよる酸っぱい感覚と、痛み。
馬鹿な、と思う前に真下から拳が突き上げられた。顎下からガクンと衝撃が走り目の焦点がぐらぐらと揺れる。
脳が揺れてまるで宙を浮いているような感覚――否、事実メリアドールは浮いていた。
意識の落ちる寸前。彼女が見たのは自分が殴られた衝撃で手放したフォークをキャッチし、不敵に微笑むアグリアスだった。
――不覚。砕かせたのは計算の内か。剛剣すら思考に入れていたというのか……!
それを最後にメリアドールは撃沈した。南無三。超ドンマイ。次があるって。ガンバ。でも俺アグリアス好きだからそっち優先するけどね。
――…………え、嘘。ちょっと待ちなさいよ。
頑張れ。超頑張れ。まぁ日の目は見ないかも知れないけどね。うん、ごめんね。
――そこで謝るんだ!?
うん、超ゴメ。
――全然心が篭ってないよーー(よーー……よー……よー………)←エコー
「いい戦いだった、だがなメリアドール――この世には主人公補正というものが存在するのだ」
貴女どっちかってとヒロインの部類だけどね。あとそういう微妙な発言しない。
それはさておきアグリアスは満面の笑みを浮かべる。もう恥ずかしくはない、今やってたことの方が寧ろ恥ずかしい部類だろう。
「ラムザ、待たせたな。今林檎を――」
そういってアグリアスは振り向き……………硬直した。
視線の先には頭からフォークを生やしたラムザがいた。ご丁寧に血がぴゅーと出ている。ぴゅー。
明らかに折れたフォークの先端部分だった。クルクルと宙を舞ったそれはラムザの頭に直撃したわけだ。
ラムザは笑顔だ。そう、笑顔を浮かべている。やばいくらいに爽やかといえる笑顔だ。
顔が血で濡れてなければ。頭からフォークが生えてなければ。そしてこんな状況でなければアグリアスは頬を赤らめていただろう。
だが彼女は戦慄していた。
「アグリアスさん」
声もいつもどおりだった。逆にそれが恐怖といえた。
その時、誰かの言葉が頭に浮かぶ――笑顔というのは最高のポーカーフェイスだ、と。
本当に「ニコリ」という擬音が似合いそうな笑顔のまま、ラムザは立ち上がる。風邪じゃないのかラムザ。でもまぁそれどこじゃないのはわかるぞラムザ。
アグリアスは怯えた。いや、ギャグなのはわかるんだ。でも恋愛したいじゃない。ラブラブしたいじゃない。ダメ? え? 無理?
今となっては昏倒してるメリアドールが羨ましかった。たとえ口からちょっと大きな声じゃ言えないものを流しつつ横たわっていたとしても、だ。
そんな時ふと目線がテントの入り口にいった。そこには顔を青ざめている仲間たちが、いた。
「助け」
彼らは一斉に顔を背けた。
「て」
同時に駆け出しテントの前から消え去った。
「………………」
酷いじゃないか。薄情じゃないか。悪気があったわけじゃないんだ。ごめん、マジで。ていうかこういう役割はムスタディオの役目じゃないのか。
そんな事を考える暇もなく。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………………………」
テントからか細い悲鳴があがった。それはだんだんと小さくなり、そして、消えた。
触らぬ何たらに祟りなし。仲間達は暫くラムザのいるテントを放置しておくことにした。
さて後日談的なものを一つ。
流石に何時間も放置しておくわけにはいかないのでアリシアはおかゆと治療道具を持ってラムザのテントへと入った。
まず目に入ったのは廃人のように横たわるアグリアスとメリアドールだった。何故かメイド服とかネコミミとかを装着している。無論尻尾も完備。
そしてなんでか伊達眼鏡まで落ちていた。体操着とかそういうのも落ちてた。ちなみに体操着の下はブルマだ。赤かったり青かったり。
廃人な二人は口から何か言葉をもらしていた。「にゃん」とか「にゅう」とか「○○○○様ぁ」とかだった。かなり恥ずかしそうだった。
ラムザのほうを見ると何故か満足そうな顔だった。首輪とか持ってた。何に使うのはかアリシアは考えないようにした。
とりあえず眠ってるのならそのままの方がいいだろう。おかゆは持ち帰ることにした。
アグリアスとメリアドールに怪我がないようだし、と一安心して立ち上がる。治療道具も特に使わなくてよさそうである。
立ち去ろうと立ち上がったアリシアの目に皿の上にぽつんとのった林檎が目に映った。
悪くなる前に食べてしまおう。ひょいと口に運んでもぐもぐと租借する。
多少乾いてはいたがそれでも水気は残っていた。うん、美味しい。アリシアは満足げにテントを出て行った。
ちなみにラムザの頭にはフォークが刺さったままだったのだがあえてアリシアはそれをスルーした。理由? 特になし。
――アグリアスさんの看病黙示録・完――
というわけで「アグリアスさんの看病黙示録」書き終えました。
途中かなり方向性を見失いオチもよくわからないものとなってしまいましたが。
さて次回はこれの続きとなります。
タイトルは思案中。
「アグリアスさんの病人スパイラル」とか「アグリアスさんの床臥万華鏡」とか。
よくわからないタイトルになってきました。
次は未定ですけども絶対に書きたいと思います。長々と失礼しました。それでは。
ごめん、わざとじゃないんだが
割り込んじまった。スマソ。
>ラムザの頭にはフォークが刺さったまま
ワロタ。
>>59 顔無し黒魔さんが書いていたけど御本人の希望で保管はされてない。
ちなみに他にふみんしょさんが口紅を題材にした話を一個書いているけど
やはりそれもまだ保管されていない。
千夜一夜・・先行き不安だなー。
>>60 なんかアニメくせえ。
十二支宮物語で有名な聖ルザリア近衛騎士団とアグリアス・オークスだが、
当時のイヴァリースでは極端な王家右派は軍では大変危険視された。
彼女らは五十年戦争や獅子戦争では次々と生還の見込みの無い死地に送られ、
獅子戦争が終結した時ではそのほぼ全員が既に死亡してこの世に居ない。
軍では統帥権の問題は常に神経質な問題として慎重に扱われていたが、
王家崇拝思想は上官の命令は絶対という軍の根幹を揺るがしていたからである。
例えば直属の上官がそのさらに上部系統の上官の殺害を部下に命じた場合、
部下はその命令を遂行しなければならない。それが軍組織というものである。
しかしアグリアス・オークスのような王家崇拝者は王家の人間を始末せよとの
命令を拒否しあるいは正式な命令に基づくそのような作戦を阻害する可能性が
あった。それゆえ元老院はアグリアス・オークスを危険思想の持ち主と見做し
あえてオーボンヌ修道院に派遣したのである。現代に残る公式の記録では
アグリアスはゴルゴラルダ処刑場 において傭兵隊長ガフ・ガフガリオンとの
交戦において戦死している。(畏国経済新聞コラム『獅子戦争特集』より抜粋)
十二支宮物語で有名な聖ルザリア近衛騎士団とアグリアス・オークス。
当時のイヴァリースでは極端な王家右派は騎士団内で高い忠誠心の体現者として大変賞賛された。
しかし、彼女らは五十年戦争や獅子戦争では英雄として次々と生還の見込みの無い死地に送られ、
獅子戦争が終結した時ではそのほぼ全員が既に死亡してこの世に居ない。
騎士団では統帥権の問題は常に神経質な問題として慎重に扱われていたが、
王家崇拝思想は仕える者の命令は絶対という騎士団の根幹を強固な物にしていた。
例えば直属の上官がそのさらに上部系統の上官の殺害を部下に命じた場合、
忠誠の対象、つまり王の名における命令がない限り、部下はその命令を拒否しなければならない。
それが誇りある騎士、騎士団というものである。 アグリアス・オークスのような王家崇拝者は、
王家の人間を始末せよとの命令を拒否しあるいは命令に基づくそのような作戦を
阻止できる可能性があった。それゆえ元老院はアグリアス・オークスを王女オヴェリア・アトカーシャの
護衛役に適任であると判断し、オーボンヌ修道院に派遣したのである。現代に残る公式の記録では
アグリアス・オークスはゴルゴラルダ処刑場において傭兵ガフ・ガフガリオンとの交戦の後、
行方不明となっている。(朝獅子日報コラム『獅子戦争考察』より抜粋)
アグリアス×ザルバッグでSS作ってみる
メリ「へぇ、詠唱も無く一瞬で離れた敵に範囲攻撃か。まるで黒魔法ね」
アグ「余裕だな。今度はお前がこれを喰らうのだぞ」
メリ「やれるものならやってみなさいよ」
アグ「言われなくても・・・。 ──!」
アグ(こいつ、結構体がイイぞ・・・)
体がイイとは骨格が大きくがっしりとした上背のある体格の事である。
質実剛健を旨とする神殿騎士団にはこのように体格に恵まれた者が多い。
対してアグリアスは元々は細身の体に筋肉を厚く鍛え上げたタイプである。
思いきりの良さを信条とするアグリアスが慎重になる。
わずかな迷いが勝敗に影響する。それが、路上だ。
メリ「どうしたの? 心配事?」
アグ「くっ・・!」
メリ「いくわよ!」
メリアドールは斬撃のラッシュをかけるがアグリアスは冷静にそれらを受け流していく。
アグ(ふっ・・・やはり所詮は神殿騎士だな。余裕で見えるぞ。──何!?)
ガッ! メリアドールの強甲破点突きがアグリアスのクリスタルメイルを破壊する。
重装備のナイトがよく喰らってしまうのがディバインナイトの剛剣である。
一瞬パニックに陥ったアグリアスはつい身に染み付いた動きをしてしまう。
すなわちステップバックで相手との距離を保とうとするのである。
しかしそれは路上では最悪の選択だった!
三歩の間合い、すなわちベストポジションでメリアドールの冥界恐叫打が炸裂する。
アグリアスのセイブザクイーンは粉々に砕け散った。
手元で四散する金属破片に気を取られて思わず一瞬目をつぶってしまうアグリアス。
メリアドールはその隙を見逃さず、星天爆撃打、咬撃氷狼破を連続で放つ。
一般に、対人限定の技しか持たないディバインナイトは機を捉えるのが非常に上手い。
メリアドールは心得ていた!
全ての装備を破壊されたアグリアスは半裸の無手状態になってしまった。
ズンとメリアドールが前に出る。後ろに下がるアグリアス。その目は恐怖で濁っていた。
メリ「あなた、分かりやすいわね・・・。嫌いじゃないわよ、そういうの」
アグ「う、うわあぁぁぁ───!!」
/\___/ヽ ヽ
/ ::::::::::::::::\ つ
. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| わ
| 、_(o)_,: _(o)_, :::|ぁぁ
. | ::< .::|あぁ
\ /( [三] )ヽ ::/ああ
/`ー‐--‐‐―´\ぁあ
次のPart20ではPart10でやったような歴史を振り返るテンプレ作っとく必要があるんじゃね?
Part10のがいい感じでおもしろかったんだが。
二人の出会いはアカデミーでの訓練だった。
アグリアスがまだ士官候補生の頃、ザルバッグは実戦訓練の非常勤教官としてアカデミーにやってきたのだった。
すでに北天騎士団の一部隊長を任されていたザルバッグは、将来自分の部下になるであろう若き士官候補生の中から、見所の有る者を側近にしようと考えていた。
しかし、実際に士官候補生達と剣を交えてみたが、これという人材はいなかった。
(やれやれ、やはりまだ早かったかな。)
「ザルバッグ様、手合わせ願います。」
そこに立っていたのはアグリアスだった。
(女?剣士コースにも女がいたのか。)
「よかろう、来い。女だからとて手加減はせぬぞ。」
「……、行きます。」
口ではああ言ったものの、ザルバッグは軽く手加減するつもりでいた。
女を馬鹿にするような気持ちはないが、やはり力の差というものは存在すると考えてたからだ。
しかし次の瞬間、その思いは打ち砕かれた。
アグリアスが一瞬のうちに間合いを詰め、ザルバッグの左手に回り込み切りかかる。
油断していたザルバッグはかわすことが出来ず、剣で受けるのが精一杯だった。
アグリアスから放たれた太刀は想像以上の衝撃があり、ザルバッグはよろけそうになるのを必死にこらえた。
剣を弾き返されたアグリアスはひるむことなく次の太刀を放つ。
態勢を立て直したザルバッグは、次々に放たれるアグリアスの太刀を受け流し続ける。
(こいつ…、できるっ。)
そのすさまじい剣技を目の当りにしたザルバッグは、もはや目の前にいる剣士が女だと言うことは忘れていた。
武人としての本能が目覚め、表情が変わった。
アグリアスはその冷徹な気配を感じ取り、小さな恐怖を覚えると後退し間合いを取り直した。
二人は剣を構えたまま微動だにしない。張り詰める空気は周りで見守る者達にも伝わり、静寂が辺りを包んだ。
「もう終わりか?ではこちらからいくぞ!」
ザルバッグの足下の小石が後ろに跳ね飛んだと同時に、甲高い金属音が辺りに響いた。
立場は逆転し、アグリアスは防戦を強いられる。
初めはその重たい太刀筋に戸惑ったものの、冷静さを取り戻すと反撃のチャンスを伺う。
こうして実戦さながらの攻防が繰り広げられた、やはり経験の差からややアグリアスが押される形である。
そして強い者と対峙したときの武人の習性とでも言うのだろうか、ザルバッグは徐々に殺気を身に纏い始める。
その殺気は剣に伝わり、衝撃はさらに強く重くなる。
一瞬アグリアスが態勢を崩す、ザルバッグはそれを見逃さず足払いを放つ。
アグリアスは後ろに倒れ込むと、そのまま間合いをとり態勢を立て直すためさらに後方へと転がろうとする。
しかしザルバッグはその動きを読んでいたのか、すでに回り込んでアグリアスの首に剣を当てる。
「…参りました。」
(しまった、やりすぎたか。)
ザルバッグはそのか細い声を耳にするとやっと我にかえり軽い後悔を覚えながら剣を収めた。
「ほ、本日の訓練はこれで終わりだ、解散しろ。」
ザルバッグの声に息を飲んで見守っていた他の士官候補生達も我にかえり、散会し寮へと足を向けた。
「立てるか?」
ザルバッグはスッと手をアグリアスに差し出した。
「大丈夫、手を借りなくとも立てます。」
アグリアスは差し出された手にそっぽを向き立ち上がった。
(やれやれ、嫌われてしまったかな。)
「では、失礼いたします。」
そっけなく挨拶をし、アグリアスは歩き出した。
ザルバッグはその姿を見送るとため息をついた。
その夜ザルバッグは夕食をとるため、アカデミーの食堂へと足を向けた。
食堂にはたくさんの士官候補生達がすでに食事をとっていた。
ふと目をやると、隅のほうでアグリアスが一人で食事をしているのに気づいた。
ザルバッグは膳を受け取るとアグリアスの元へと向かう。
「皆と一緒に食べないのか?」
アグリアスはザルバッグの声に顔を上げるが、すぐに元に直り食事を続けた。
「一人が好きなんです。」
「そうか?大勢で食べたほうが旨いものだぞ?」
本当は好きで一人でいるわけではなかった。
アグリアスはアカデミー同期の中ではトップクラスの成績であった。
女が首席というをよく思わないものも多く、妬みや僻みからアグリアスを避ける者も多かった。
アグリアスを尊敬し近寄ってくるものもいたのだが、その強気な性格からか心を開くことができずに結果的に孤立してしまったのである。
「私はそうは思いません、大勢での食事がお好みでしたら皆の元へ行かれてはいかがです?」
「ふふっ、そう尖るな、今夜はおまえと席を共にさせてもらおうかな。」
「……ご自由に。」
アグリアスは表情を崩さなかったが内心戸惑っていた。
「そなたは女だてらになかなかの腕を持っているな、余程良い師に恵まれたのではないか?」
「その女と言うのはやめていただけますか、私は剣に生きる戦士です。」
「これは失礼、そう言えば名前をまだ聞いていなかったが。」
「アグリアス・オークスです。剣は父に教わりました。」
「ほぅ、名のある方か?」
「いえ、ザルバッグ様がご存知ないのであればその程度という事です。」
そう言うとアグリアスは目を伏せた。
(触れてはいけない話か…。)
「ただ、戦い方に気になる点がある。」
「なんでしょうか?」
「そなたの戦い方は剣に頼りすぎる。」
「剣に頼りすぎる?」
「そうだ、攻撃も防御も剣のみで行なっていたぞ。」
「…しかし私は誇り高き…。」
「勘違いするな、別に卑劣な手段を使えと言っているわけではない。
様々な手段を用いて柔軟な対処をし、戦いを有利に運べと言っているのだ。」
「…。」
「私が足払いをした時、卑怯だと思ったか?」
「いえ、絶妙なコンビネーションだと思いました。」
「こういう事は実戦で学んで行くものだが、そなたのように腕が立ち剣を過信していると初陣で命を落とす事もあるのだぞ。」
「ありがとうございます、肝に命じておきます。」
アグリアスは感嘆していた、流石ベオルブの名を継ぎし者、戦いに関しては超がつく程一流である。
そのような方に教えを説かれる事が本当にありがたく、感動すら覚えていた。
「時にアグリアス、…。」
「ハイ。」
「その若チョコボの手羽先食べないのか?」
「ハ?」
「食べないなら俺によこせ、好物なのだ。」
「……プッ。」
「何がおかしい!手羽先は旨いだろうが!」
「いえすみません、真面目な顔をして急にそんな事言うもんですから…クスクス。」
「失礼な奴だな。で…それ。」
「駄目です、私も好物ですから。」
「なんだ、そうか…。」
「そんなにがっかりしないでください。」
「まぁよい、おまえの笑顔が見られたしな。」
「え…。」
「それでは先に失礼する。」
「あ、はい…おやすみなさいませ。」
「ん、おやすみ。」
アグリアスは去っていくザルバッグの後ろ姿を見つめながら困惑していた。
なぜ私なんかと食事の席を共にしたのだろう、手羽先が目当てだったのだろうか、でも笑顔が見られたと…、そんなこと考えながら胸の辺りに感じる違和感にも気づく。
今までに味わったことのない不思議な感覚、少し苦しいような気もするが決して不快というわけではない。
(なんなんだ…。)
最後の楽しみにととっておいた若チョコボの手羽先に目を移す。
(手羽先、あげればよかったのか…?)
そんなことを考えつつ、手羽先に手を伸ばすとかぶりついた。
一方ザルバッグは、自室に戻るやいなや葡萄酒をグラスに注ぎ口を付けた。
まるで祝杯でもあげているかのようにご機嫌である。
「あいつなら俺の片腕にふさわしい。
剣の腕は十分、精神面もさして問題はなさそうだ、おまけに笑顔が可愛いときてる。
ん…笑顔は関係ないか?」
ザルバッグは自嘲気味に笑うとグラスの葡萄酒を飲み干した。
「それに、どこか俺に似ている気がする。」
そう呟くとベッドに横たわった。
・・終わりかな?
なんかいいなぁコレ、続きを期待しつつGJ!
>>101 すんごく長くなりそうなんで小出しにしたほうがいいと思いまして。
その手羽先…食べないのならくれないか?
ガッつくようだが、俺の好物なんだ
ときに、チョコボサイズとなると手羽先でもパーティーサイズじゃないか?
それとも若鶏ならぬ若チョコボか。
>>103 チョコボは生まれたとたんに乗用できる大きさですよ。
しかし、ザルアグとなるとあれだな。
ラヴィアリ、オヴェリア、アルマに加えて、ラムザにもいじられるんだろうなアグたん。
そんなことより「ラムザいじり」が完結してるわけだが。
メリアドール
↓
オヴァリアと同様
↓
オヴァリア→愛しい嗜虐心→ラムザ→愛→アグアリス→愛→ザル
↑
オヴァリアと同様
↑
レーゼ
こう妄想中
ザルいらね
>>93-100 個人的に期待したい。
このまま最後まで続ければ秀作になりそう。
カプが少数派だが、いい物語なら納得のいくものになる。
素晴らしいアグリアスを描き出してくれ。
うん、長いSSは久しぶりだから歓迎だ。
ただ連載するなら題名決めるなり、その日の分が投稿し終わったのが分かるようにするなり
やってくれると助かる。がんがれ。
……でも既にお互い意識しているからそんな長くもならなそうな気がしないでも……と言ってみる。
>>106 見てきたw
アグたんの目から流す心の鼻血に萌えた。
つーかラムザの持ち帰ったコスをアグたんにも着ていただきたい。
セリスとかセルフィの制服とかエーコと…か…
まー絵師さんご本人の保管サイトのダブルウェデイングドレスエンディングも超萌えだw
112 :
106:2005/05/30(月) 02:35:10 ID:IDmLpRtx
>>111 そういえば、チョコボにウエディングドレスってのが前に話題になってたなあ。
ひょっとしたら絵師さんこのスレ見てるのかもなw
アグリアス様に手籠めにされました・・・
アナルに秘孔拳でも喰らいましたか?
連続拳ぢゃないの?
アグリアス様は私を酒場に連れていきたくさんお酒を飲ませました。
酔ってしまった私をアグリアス様は繁華街へ連れ出し、
気づけばいつのまにかソレ系の宿屋の並ぶ通りを歩いていたのです。
アグリアス様は私の肩をがっちりと抱きかかえたまま、
慣れた感じでスッととある宿屋へ入ろうとしました。
さすがに酔いも吹っ飛び、その場で抵抗する私にアグリアス様は言ったのです。
「何も初めてというわけではないのだろ?」
生まれて初めて女性の顔をグーで殴りました。
たとえ116がエリザベス女王だろうと、顔が二倍に腫れ上がるまで殴る。
むしろハメ撮りされました
116が入隊直後のラヴィアンかアリシアと考えるとちょっと和む。
121 :
93:2005/05/30(月) 19:35:33 ID:uOkSc2Db
昨日のザルアグの続きを書き込みます。
あまり気に入らないという方は、「ザルバッグ」をNGワードに登録して頂ければあぼーんされますので登録しちゃってください。
ザルバッグはアカデミー時代を思い出していた。
成績は常にトップクラス、性格は無骨で人付き合いもいいほうではない。
確かにアグリアスと似ているが一つ違う点があった。
ザルバッグの周りには常に人が取り巻いていたのだ。
しかしザルバッグは常に孤独感を感じていた。
周りの人間がなぜ自分に近寄ってくるかが良くわかっていたからである。
名門ベオルブ家、その名が人をひきつけていた。
純粋に自分を慕って近寄ってきてくれた者もいたのかもしれない、しかし当時は全て打算で近寄ってくる人間だと思い込んでいた。
事実、そういう人間がほとんどであったのは確かなのだが。
親友と呼べる人間が自分にはいない、そう考えると少し寂しく思っていた。
「アグリアスは私の申し出を受けてくれるだろうか?」
自らに問いかけるように小さく呟くと、ザルバッグはそのまま眠りについた。
次の日からもザルバッグはアグリアスに注目していた。
剣の腕に関してはなんら問題はない、むしろその凄すぎる剣の腕が違う心配事を作り出す。
あれほど腕が立つとなると裏切られたときに厄介なのである、それ故精神面、人間性の部分をもっとしっかり見極めねばならないのだ。
ザルバッグは自分の担当する訓練形式の授業以外も、時間が許す限りアグリアスを見る。
そして他の教官達からの評判も聞いて回る。
「勤勉、真面目、堅物、…そんな言葉がぴったりだな。」
殆どの教官達が口を揃えて同じ様な印象を語った、そしてザルバッグの見る限りでもまさにその通りだと思ったのである。
(内面をもう少し知っておきたいが、はたして見えざる鎧を脱いでくれるだろうか…。)
ザルバッグはその晩から夕食をアグリアスと共にしようと決めた。
あまり期待はしていなかったが、直接話してみないことには心の鎧を脱いだ所を見る機会がなさそうだからだ。
そんなザルバッグの思惑も知らず、毎晩食卓を共にしてくる事にアグリアスは戸惑うばかりであった。
(どうしてこのお方は私の所にくるのだ…独りでいる私に同情しているのか?
それともまた目当ての料理でもあるのか?)
しかし日が立つにつれてアグリアスの心に変化が生まれる。
気づくとザルバッグの姿を探し、共に過ごす時間を楽しみにしていた。
ザルバッグの話はとてもためになり、そして面白かった。
思えばアグリアスを笑顔にしてくれる人間など今までにいなかった。
厳しい家庭に育ち、学校でも常に孤立していたアグリアスにとって、ザルバッグは初めての心を許せる存在になりつつあった。
ある晩、ザルバッグは報告書作成のため夕食の時間もまだ働いていた。
(今日はアグリアスと一緒にというわけにはいかんな。)
しかしアグリアスは待っていた。
アグリアスは食堂につくと膳を受け取り、いつもの場所でザルバッグを待っていた。
しかしザルバッグは現れない。
いつまでたっても現れないザルバッグに最初は苛立っていたが、段々悲しくなってくる。
(別に、約束しているわけじゃないしな…。)
そう思っても、アグリアスは食事に手をつけられずにいた。
他の士官候補生達は食事を終え、各々の自室へと戻っていった。
調理人がアグリアスの元へやってきて声をかける。
「なんだ、全然食ってねぇじゃねぇか。」
「あ、すみません…。」
「いやいいけどよ、ザルバッグ様を待ってたのかい?」
「え?なぜそれを?」
「わかるさ、ここんとこ毎晩一緒だったろ〜。」
「……。」
「あんなに楽しそうに飯食ってるおまえさんは初めてだったからよぉ、おっちゃんも嬉しかったんだよ。」
「楽しそう…でしたか?」
「ああ、むちゃくちゃな。」
「そうですか…。」
「とりあえず料理あっためなおしてやっからさ、今日は食ったら寝ろ。」
「…はい、すみません。」
その時、調理場に向かい男が声をかけた。
「すまんが何か残ってないか?食べられる物ならなんでもいい。」
ザルバッグだった。
「お、王子様がやっと到着したぜ。」
調理人は冷やかすように言ったが、アグリアスの耳には入っていない。
ザルバッグをじっと見つめ、目を潤ませている。
「ザルバッグ様、今何か用意しますから待っててくだせぇ。」
ザルバッグは調理人の声に振り返ると驚いた。
「アグリアス?」
その姿を見つけザルバッグは駆け寄ってきた。
「まさか俺を、待っててくれたのか…?」
アグリアスは目を伏せる。
「ザルバッグ様〜、レディを待たせるなんて失礼ですぜ。
おっと嬢ちゃんの料理も温め直してくっからちょっと待っててな。」
調理人はそういうと調理場へと戻っていった。
しばらく続いた沈黙を破り、ザルバッグは声をかける。
「アグリアス…、すまなかったな、随分待たせてしまって。」
「いえ、私が勝手にしたことです。」
「しかし」
「ザルバッグ様に非はありません、お気になさらずに。」
「おまえ…、泣いているのか…?」
「な、何を言われますか!なぜ私が泣かねばならぬのですっ!?」
しかしアグリアスの頬を伝い今も雫が落ちている。
「すまん…。」
「……。」
再び沈黙が訪れ、二人を気まずい空気が包む。
「ザルバッグ様〜、遅刻した上にいじめるなんてあんまりですぜ。」
調理人が沈黙をやぶり二人の膳を運んできた。
「なっ、俺は別に。」
「冗談ですよ〜、でも嬢ちゃんも困ってますぜ。
いつも通り楽しい食事をしてくださいや。」
「あ…、そうか。」
「それじゃわたしは先に失礼しますんで、食事が済んだら食器はカウンターの所にでも置いておいてくだせぇ。」
「あぁ、わかった。」
「それじゃ失礼しやす。」
調理人はヤレヤレといったジェスチャーをしながら食堂を後にした。
三度沈黙が訪れる。
ザルバッグはこのままではいけないと意を決し、大きく息を吸い込んだ。
「これは俺のお詫びの気持ちだ、食え!」
そう言うとザルバッグは若チョコボの唐揚げを一つ、アグリアスの皿へと置いた。
唐揚げを見つめるアグリアス。
不思議なことになぜかおかしさがこみあげてくる。
笑いそうになるのをなんとか押し殺すと、うつむいたまま口を開く。
「…一つ…」
「んっ?」
「一つだけですか?」
「なんだと?」
「一つだけですかと聞いているのです。」
「なっ、だって二つしかないんだぞ!」
「そうですか、ザルバッグ様のお詫びの気持ちは唐揚げ一つ分ということですね、わかりました。」
「な、お、ちょ、ま、…わかったよ、もう一つやればいいんだろやれば。」
「……プッ、クックック…。」
アグリアスは肩を震わせ笑いをこらえようと必死だったが、全然こらえ切れてなかった。
ザルバッグはそんなアグリアスを見るとホッとすると同時に悔しくなっていた。
「おまえなぁ…、この俺をからかったな。」
「はい、からかいました、すみません。」
「…唐揚げ返せ。」
「いやです、これも好物ですから。」
二人に笑顔が戻った、そして和やかな空気が二人を包む。
いつも通りの楽しい食事が始まり、そして終わる。
二人は膳をカウンターに置き、部屋へと歩き出す。
「それでは失礼します、おやすみなさいませ。」
「おぅ、おやすみ。」
歩き出すアグリアスをしばらく見送るザルバッグ。
「なぁアグリアス。」
「はい?」
「どうしてその…待っててくれたんだ。」
聞かなくてもなんとなくその答えに予想はついていたが、ザルバッグは聞かずにはいられなかった。
すこし間をあけてアグリアスは答える。
「…ザルバッグ様との食事が、とても楽しいからです。」
「そうか。」
「おやすみなさい」
「おやすみ」
アグリアスからの答えは少し予想と違っていた、しかしザルバッグは嬉しかった。
俺を必要としてくれている、ベオルブの人間だからではなく、この俺の存在を必要としてくれている。
それがなにより嬉しかったのである。
ザルバッグは少し照れつつも、満足感でいっぱいのまま眠りについた。
「…眠れん…。」
すっかり夜も更けた頃、ベッドの中で寝返りを繰り返すアグリアス。
今夜の出来事がどうしても頭から離れずにいた。
眠ろうと目を閉じると、浮かんでくるザルバッグの顔。
その度に胸の鼓動は速くなり、顔が熱くなるのを感じ目を開く、その繰り返し。
(どうしてその…待っててくれたんだ。)
「食事が楽しいから」その答えに嘘はなかった、しかしそれだけではないという気持ちもあったのは確かだ。
だがそれがなんなのか、アグリアスは自分に説明できずにいる。
会えないのが嫌だった、話せないのが嫌だった、顔を見ることができないのが耐えられなかった、声を聞くことすらできないのが我慢できなかった。
(なぜ?)
(わからない)
(今までは一人でも平気だっただろ?)
(わからない!こんな気持ち初めてなんだ!)
(なぜ泣いた?)
(わからない…)
(嬉しかったのか?)
(そうかもしれない…でもちがうかもしれない)
そんな自問自答を続けているうちに、一つの答えが思い浮かぶ。
「もしかすると…、これが恋というものなのだろうか…?」
アグリアスはルザリア近衛騎士の父の元に生まれ、育てられた。
母は物心つく前に病死していた。
オークス家は代々王家に仕えるルザリア近衛騎士団に所属しており、父はアグリアスにもオークス家の伝統を継がせるべく、幼い頃から剣を持たせ厳しい躾をし騎士道精神を叩き込んだのであった。
そんな少女時代を過ごしてきたアグリアスにとって、男子というものは「絶対に負けてはいけない存在」でしかなかった。
無論恋などというものには無縁であり、同世代の女子が恋愛について騒ぐようになると見下していた。
ザルバッグに対する想いは紛れもなく恋心なのである、しかし恋愛についてたいした知識も経験もなく、相談できる相手もいないアグリアスには確信が持てないでいた。
(恋…、これは恋なのだろうか?
たとえそうだとしても、この気持ちをどうすれば…。
いかん!私は騎士を目指し精進する身にある士官候補生なのだぞ!
恋などにうつつをぬかしている場合ではない!
明日も訓練が控えている、もう寝よう。)
東の空がわずかに白み始めた頃、ようやく睡魔が勝利し眠りにつくことができた。
「ザルバッグ様…」
夢の中では嘘はつけないようである。
とりあえずここまで。
すみませんがまだ続く予定です。
そういえばイグーロス城のダイスダーグ兄貴との決戦では、
ザルバッグはゲスト扱いなので、ザルバッグのステータスの内部を見れる。
全てのジョブに転職できていて、ものまね士にいたってはマスター。
さすがはエリート騎士ですよ。
ものまね士は転職した時にマスターじゃなかったっけ?
マスターと言えばメルへん
>>119 とりあえず騎乗位で乗っかるアグたんにハメ撮りしてほしいです。
もうアグたん自身顔から火が出るほど恥ずかしいんだけど、
そこは組み伏せてる相手に被虐心を与えることに不思議なサムシングを感じるようになってしまったという素敵設定で。
ザルxアグもなかなか・・・・
ここでベオルブ家から届け物をしにきた幼いラムザきゅんが登場して、
なんて展開も面白そうだな〜
アグ「お前は女子のようだな。兄上様を見習え」
ラムー「お姉ちゃんはザルバック兄さんが好きなの?」
ボカッ
びえー
泣くなッ!
イヴァリース中にバラ撒いた私のガキどもと、いいダチになりそうだな。
>>137 ザルバッグな。
むしろ俺は
ザル「アグリアス、弟のラムザだ。ラムザ、挨拶しなさい。」
ラム「こんにちわ、あぐりあすさん。」
アグ「ラムザキュン(*´Д`)ハァハァ。」
>>133 俺のデータだと、侍・忍者・算術師には転職できないようになっとる。
アクションアビリティと同じでランダムなのかな?
幾多の苦難の末に、彼らはついに未踏の地へと辿り着いた。
アグリアスは失禁した。
ラムザは脱糞した。
ムスタディオは屁をこいた。
誰もが眼前の光景に感動していた。
ふじこ
俺の脳内設定では、アグリアス様は少々ショタの気があるみたいなんで、
猿兄はちょっと違和感があったりする。
まあ、ここんところほとんどラムアグ一色できたからそういう住人が多いのはもっともだが、
広い目で見て欲しいのココロ。俺は面白いんで頑張って下さい>◆xZ3z4MfPQE
>>142 それを言うなら漏れのアグリアス様は年下を喰いまくる百合子ちゃんなので、
異性にウツツを抜かすここのアグリアス様にはちょっと違和感があったりする。
そんなものです。
まぁだが、アグリアス様は一人しかいないわけで、一時間いないにレスがなければ
アグリアス様は頂いてゆく
うはwwwレス来たwwwwww
ところでROM専の人ってどのくらいいるもんなんかね
150 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/31(火) 17:32:51 ID:it0uLZOI
>>144 同意。脳内カップルは×ラファ、もしくは×オヴェリア
ごめんあげちった、って遅いか……すまない、本当にすまない。
許さない。責任取って腹を斬れ。それが騎士というものッ!
腹を切るのは侍だ。
155 :
151:2005/05/31(火) 18:59:14 ID:it0uLZOI
>>155 ケータイだから見られないよ〜・.゚。(ノロ`)。・゚.
ていうか君、IDが伊藤だから伊藤さんね★
>>155 グジョバーグジョバー
ひとコマ目のアグさんがすげぇ強そうだ
>>155 さらにラムザに♂風水士服で下チチ&半チクビの艶姿をさらすアグ姐さんを努力してみれば
超絶な勇者の罪は許されるかもしれませんよ。
>>155 この絵柄は以前ブルマアグたんを描いた人だな。あなたが百合士だとは知らんかった。
GJ。
>>159 はい。プリキュアのかっこしたアグリアスさんを書いてみんなに引かれた輩です。
>>160 白い方のコスプレしたラファたんはどうなったの?
>>155 GJ。また煩悩が湧いたら描いてほしい。
男モンク服でも前を紐で結ぶ仕様にすれば
(中世風ファンタジー物で平民女性が来てるベストとかチョッキみたいに)
ほぼ全身タイツな女モンク服よりかはアグたんには着やすかろう。
問題はモンクアグたんがストライカー(打撃系)かグラップラー(組み技系)か、ということだが、
とりあえずモンクラムザと寝技の稽古しててください。
くんずほぐれつ汗みどろで。
166 :
AOI:2005/06/01(水) 08:13:09 ID:M8rqBNxR
こちらの昼寝士様の作品『ラムや』に影響を受け、
某所での自作の幕引きにオマージュさせて頂きました。
遅れ馳せながら、御礼の気持ちを伝えたくこの場をお借りいたします。
素敵な物語を有難うございました。
>166
いいもん見させてもらって、こちらこそ有難うございました。
>>166 こちらこそ、素敵なイラストをありがとうございました。
毎回楽しみに拝見しておりました。ネタにしていただけて光栄です。
>>92 そういえばもうすぐpart20か───長いなー。
面白そうだからやってもらいたいけど、実際いま何人ぐらい職人さんいるんだろうね。
職人さんいますか〜?
とか点呼を取ってみるテスト。
書いてないけどずっといます。
172 :
154:2005/06/01(水) 21:34:12 ID:2tu+7teQ
皆様好意的な反応有り難うございます。懐深ぇな。
こちらのスレッドはSSメインのような印象を持っていたので、
貼り付けるのにやや躊躇しましたが、結果的には良かったみたいですね。
この先、「これは!?」と思えるようなアグリアスさんが描けたら、
またはっ付けさせていただきます〜。
>>172 あれ、超絶勇者氏は>154でなく>155のほうで合ってるんだよね?
一瞬「携帯厨房は消えろ」と書こうとしてしまったではないか。
SSメインというか、絵描きさんが何故か来ない不思議なスレ。
居ないはずは無い……と思うんだけどなぁ
絵描きさんは角煮の方に集まってた
しかも何故か隔離スレの方w
うp板と絵掲をチェックしてれば十分というのはあるかな。
絵師本人が張らなくても、住人の誰かがURL貼っちゃったり、
「うp板にアグたんきてるぜ」とかなんとか話題に出すことも多々あったわけだし。
177 :
モトベ:2005/06/02(木) 01:21:47 ID:+jstgc9F
毎日覗かせて貰ってます。
長編綴ってる最中なのですが、長さと忙しさのせいで
なかなか仕上がらないです。
「アグリアスの聖剣技はまさに芸術です」
「我々に必要なのは芸術などではない・・・パワーだッ!!(クワッ」
職人ではない(と思う)がパート1から居るよ。何もかも懐かし(ry
合言葉は「しこしことろっ」です。ここがアグと私とホーリーランド。
同じく書いてないけどずっといます。
ネタが自然に思い浮かんだ時しか書かないしね。
>>179 きゃー、アグリアスさん素っ敵ぃー!
>>179 アグ姐誘いすぎ!!
上着部分がいつもの胸鎧なあたりが芸細かいですな。
>呼吸するだけで公害みたいだね
んなこたーない。
あんまり自己嫌悪なレスは公害になりうる。
あんたの絵は好きだから、気にせずガンガン描こう。ね。
今だから告白します。
アカデミー時代アグリアス様をみんなで虐めていました。
人間椅子とか、やってました。すみません。
185 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/02(木) 05:19:31 ID:AJRNuz9J
>184
アグリアス様はそんな事は気にしていない。
むしろ訓練の一環としか思っていなかっただろう。
ただ、君の後ろでアンテナの付いた見習い戦士が
「…虚栄の…を払い…」とか唱えているのが多少気掛かりだ。
メリアドール「聖剣技・・・プッ」
アグリアス「ッッ!!」
ラムザ「プリンが食べたいナ」
>>188 ワラタ
狙いさだめる〜♪私がターゲット〜♪
アグ!アグ!アグ!
アグ!アグ!アグ!
/: : : : ; : : ; : : : : : : : : : : : : : ::.. :ヽ
/: : : ; :/ /: : : : : : : : : : .. ::.. : ::::::.. :i
!: : : :l/: :/:/: : : : : : ; : : ..::::...::::...::::::::::!
!: : : :| :/:/: ; : : : : :/:_;::、::::::::::::::::::::::::::!
!: : : :|/: :/: : : / // {ヽ::::::::::::::::::::::! 聖剣技の時代は終わったのか・・・
|i: : : |/: : : :_: - ' / \ヽ:::_:::::i:::::|
|l: : : |: : :_∠ -‐ ' _:><:7:::/
|l: :!: :! ̄`二=-_、_,ィ ;イi辷:ァ: : |:::/
!: |: :| 弋辷ヱ i: .  ̄: : : :/::/
|: :!: ;:! l: : : . : : : :/::::!
ト: !: : ト、 r': : : : : : :イ::::::!
| il : : |:::ヽ、 ‐三': : : :./i ::::::ト、
/イ|: : : !:::::::.` ‐ _ : : _ イ::::/:::::::ノ:;イ
/ハ`!: : ::|::/: : : : : :`:´: : : ヽi:l::::::/´: :!
_イィハ l: : :::ト、 : : : : : : ; : : : : l:l:::::!: : :人_
_ - ´// ヾ |: :::::|}_ ` ー: : ‐': :‐: : ´|:l:::::!/: : : :`: r.r-. ._
/ // |: ::i::! ` ー┬: :‐: :‐: ´!:!::::!: : : : : : : : ; ; : : : ` 、
/ .イ/ |i:::i|:! , : : : :|:|::::!: : : : : : : : : ; ; : : : : : : ヽ
/ イ/ {{:;イ:l i |ハiノ: : : : : : : : : : ; ; : : : : : : : ',
聖銃技を編み出すので無問題
そこで性剣技ですよ。
>188のゲルアグには笑ったが、その下の踊り子アグたんと吟遊詩人ラムザもいい感じだ。
実際のゲーム中でのバトルにもこの組み合わせで出撃させても、なかなか面白かった。
もっとも戦闘終盤には彼我の戦力差がつきすぎてやることがなくなってしまうので
結局アグたんは反物で敵を撲殺。
ラムザは「はははは、デ○ドエンドシンフォニー!!」と見もフタもない大暴れになってしまうのだが。
では私はこれからアグリアスさんと房中術の訓練をして参ります
一応職人かもしれないので挙手。
俺はPart18から見始めました。千一夜とか全然知らんで…
前作感想つけていただき有難う御座いました。
そろそろかけそうです次回作。タイトルは「アグリアスさんの病人スパイラル」で。
また微妙に面白みのない感じになりそうですが頑張ります。
イイヨーイイヨー
最近アグアグーンが無くてちょっぴり寂しい
あんなもん心底どうでもいい。むしろうざったい。アグリアスさんを愛する気持ちは認めるが。
アグ「ラムザ、お前が好きだ。だから布団敷こう、な」
せっかくの中世風ファンタジー世界で傭兵やら冒険者とかやってるなら
「二人用テントとシュラフ」だろ!
何をするにしてもいちいち体と体が触れ合うぞ!!
203 :
慟哭 1:2005/06/04(土) 06:10:30 ID:CXh/32YH
人を甦らせるのが友情なら、傷つけるのもまた友情。
諸刃の剣は時に共に戦う仲間をも引き裂いて・・・
「アグリアスさん、こんな感じでどうですか?」
「うむ、なかなか筋がいいぞ。その調子だ」
ラムザは己自身の戦闘力不足を悟り、恥を捨ててアグリアスに教えを乞う。
面倒見の良いアグリアスは熱心に剣の指導を行なう。
ルザリア一の近衛騎士の付き切りの指導のもとラムザは元々の才能を開花させ、
その剣術は恐るべき速度でメキメキと上達していった。
そんな二人の様子をメリアドールは冷ややかに見つめる。
「どうだ、メリアドール。教えるのに難儀したぞ。
だがその甲斐はあった。今のラムザを見てみよ。よい剣筋だろう」
「いいの? そんな事していて」
「どういう意味だ??」
「・・・ラムザは、いずれあなたを抜くわ」
「何ッ!? どういう事だ、おい、メリアドール!?」
そんなある日、ラムザは剣から稲妻を出す事に成功する。
とうとう聖剣技の領域に踏み込んだのだった。
昨日聖剣技についての本に書かれていた事を試してしてみただけだと言うラムザに
アグリアスは内心穏やかならず、つい真剣勝負をしてみようと申し込んでしまう。
無心で快諾するラムザ。しかしアグリアスの心中は乱れていた。
つらい戦いね、アグリアス。メリアドールは一人呟く。
一同が固唾を呑んで見守る中、アグリアスとラムザは剣を構えて対峙する。
204 :
慟哭 2:2005/06/04(土) 06:11:05 ID:CXh/32YH
既にスピードとパワーでアグリアスに優るラムザだったが、
試合巧者のアグリアスは技術戦の攻防に持ち込み優勢を維持する。
火花を散らして剣を幾たびも合する二人。アグリアスは胸の内で叫んでいた。
(ラムザ、私を勝たせてくれ。
お前と一緒に居たいから私を勝たせてくれ。
そうしたら戻れる、いつもの二人にッ!!)
しかしラムザの爆発力は確実にアグリアスを追い込んでいった。
次第に防戦一方になっていくアグリアス。猛撃の前に受けが間に合わなくなっていく。
そしてついに来るべき時が来てしまう。ラムザの剣がアグリアスの腹を薙ぐ。
胴鎧を思い切り叩かれたアグリアスは茫然自失で立ち尽くすのだった。
「やった、勝った! 僕はアグリアスさんに勝ったんだ!」
全身でガッツポーズをして思い切り喜ぶラムザ。
しかしそんなラムザをメリアドールが押さえつける。
「何するんですか? 僕は勝ったんです。僕、初めてアグリアスさんに勝ったんです!」
「待って、緊急事態よ」
「え・・・?」
「ア、アグリアス様ァァ───ッ!!」
「ラヴィアンさん、何を叫んでるんですか。アグリアスさんがどうかしたんですか?」
今さらだが“運命”を信じるよ。
そして、逆らうのもやめにしよう・・・
アグリアス・オークス。戦いの途中、戦意を失い戦線より離脱。
アグとメリいれてもそんなに弱くはならないような・・・
なんか潰しあうとか聞いたけど
「眠い…。」
完全に睡眠不足だったアグリアスは授業中ずっと睡魔と戦っていた。
どんなに剣の腕が立とうとも、相手が睡魔となると苦戦せざるをえなかった。
次の時間はザルバッグによる実戦訓練である。
腑抜けた姿を見せるわけにはいかないと奮起し、手洗いに行き頭から水をかぶった。
(しっかりしろ、アグリアス。)
鏡に映る自分の姿に向かい心の中で呟いた。
濡れた髪をタオルで拭きながら廊下を歩きつつ小さく一つ溜息をつく。
(憂鬱だな、次の授業……)
「なんだ、池にでも落ちたのか?」
後ろから声をかけたのはザルバッグであった。
「!!……いっいえ、その、ちょっと…。」
「すぐに訓練を始めるぞ、急げよ。」
「…ハイ。」
ザルバッグは事務的に言い放つと足早に訓練場へと歩き出した。
アグリアスは顔を真っ赤にし、しばしボーっとしていたが、我にかえるとあわてて訓練場へと走り出した。
「本日の訓練はウェポンブレイクをくらい素手になったときのことを想定する。
それぞれ二人一組になり、一方は素手、もう一方は木刀で組手をする。」
アグリアスも同期訓練生と組み、開始の合図を待つ。
「始めぇっ!」
合図と同時に相手が木刀を振り下ろす。
アグリアスはひらりと体をひねってかわし、そのまま回転し手刀を相手の腕に当てようとする。
しかし狙いが甘かったのかかわされてしまう。
その時視界にザルバッグの姿が入った。
一瞬そちらに気をとられてしまうアグリアスの頭上に木刀が降ってくる。
ゴンッ!!
鈍い音と共にアグリアスが倒れた。
「わゎっ!アグリアスさん大丈夫かい!?」
まさかあのアグリアス相手に、当たるとは思っていなかった組手の相手がびっくりして近づく。
「あぁ、だ、大丈夫だ。」
しかしレザーヘルムをしていたとはいえ、脳天直撃の一発にまだ少しクラクラしていた。
ふと気づくとザルバッグがこちらを見ており、その視線は驚きと落胆の色が交じったように見えた。
「!!?」
(くそっ…、ザルバッグ様にこんな姿を見られるなんて…。)
アグリアスは自分の愚かさを恥じ、組手に集中した。
その日の夕食の時間、アグリアスはまだ自室にいた。
訓練中に見たザルバッグの目が頭から離れず、食堂へ向かう足を封じていたのだ。
(どんな顔をすれば良いというのだ…。)
そうして悩んでいる間に、時間は刻一刻と過ぎていく。
(今夜は食事抜きでもいいか…。
でも……待っていてくれてるかも。)
そうして理由を付けたアグリアスはすぐに部屋を出た。
待たせてはいけないと言う気持ちももちろんあったが、本当はザルバッグと会話のできる数少ないチャンスを逃したくなかったのだ。
食堂ではすでにザルバッグがいつもの場所に座っていた。
アグリアスは膳を手にオドオドしながら近づく。
ザルバッグはアグリアスに気づくと不敵な笑みを浮かべる。
「昨夜の仕返しのつもりかな?」
「ちっ、違います!その、体調が優れなくて…。」
「なんだ、それで訓練の時もあのザマだったんだな。」
「…ハイ…。」
アグリアスがついた他愛もない小さな嘘は、想像以上に胸を締め付けた。
「さ、食うか。」
「良かったらこれ、食べてください。」
「なんだ食欲もないのか?あまり調子が悪いようなら明日は休めよ。」
「いえ、大丈夫です。」
「そうか、ではこれは頂いておこう。」
アグリアスは食事を終え自室へと戻るとそのままベッドに倒れ込んだ。
(私は卑怯者だ…。
嘘をつき、それをごまかすために料理を差し出してザルバッグ様を騙したのだ…。
……最低だ…。)
自己嫌悪に陥るアグリアス、今まで清く正しく生きてきた彼女にとって今日の出来事はかなりこたえていた。
(なぜこんな事になってしまうのだろう…。
恋とはそういうものなのか?人は恋するとこんなにもおかしくなってしまうものなのか…?
このままじゃいけない…。)
アグリアスは立ち上がり壁に立てかけてある剣をを手にすると、もう片方の手で後手に結わえていた髪の束を掴んだ。
ザクッザクッザクッ…ボドッ
美しく輝く髪の束が床に落ち、その後を追うようにパラパラと金色の髪の毛が降り注ぐ。
(私は剣に生きると決めたのだ、女である必要など無い。)
アグリアスは大きく深呼吸をすると肩に残る髪の毛を払いベッドに潜り込む。
目を閉じるとやはりザルバッグの顔が思い浮かぶのだが、絶対に寝ると気合いを入れると頭の中で羊を数え始めた。
羊の数が三千を超えた辺りでアグリアスは眠りについた。
次の日の朝、廊下を歩くアグリアスの姿に士官候補生達は目を見張った。
昨日まで腰に届きそうなぐらい長かったアグリアスの髪が、肩に届かぬ程に短くなっていたからである。
(ふん、笑いたくば笑うがいい。)
アグリアスは皆から注がれる視線を気にせずに朝食をすませると、魔法授業の行なわれる教室へと足を向けた。
その途中、廊下の奥からザルバッグが歩いてくるのに気づく。
アグリアスは一瞬ためらい歩く速度を遅くしたが、気合いを入れ直すと胸を張り再び力強く歩き出した。
ザルバッグはアグリアスに気づくと一瞬驚いた表情を見せたがすぐにニコニコと顔を緩めた。
「どうしたんだ?その頭。」
「ちょっとした気分転換です。」
「そうか。」
「そんなにおかしいですか。」
いつまでもニヤニヤしているザルバッグに苛立ったアグリアスは、鋭い目でにらみながら強い口調で言った。
「いや、ショートカットも似合ってるなぁと感心しているのだ。」
「えっ…。」
「おっと、授業の準備をせねば。
じゃあな。」
「……。」
アグリアスは顔を真っ赤に染めながらその場に立ち尽くしていた。
髪を切り落としてまでした決意は、愛する男の一言で脆くも崩れ去ったのである。
自らの心の弱さに打ちのめされたアグリアスであったが、その日はなんとか問題なく授業をこなす事ができた。
しかしその表情は暗く、元気もなかった。
(とりあえず寝不足にさえならなければ平気か…。)
そんな事を考えながら食堂へと向かう。
今夜もバルザッグはアグリアスの目の前に座っていた。
(ザルバッグ様…なぜあなたは私をこんなにも苦しめるのですか…。)
「どうした、食わないのか?」
「…はい。」
「まだ調子が悪いのか?体調管理もできないようでは騎士失格だぞ。」
騎士失格と言う言葉に敏感に反応したアグリアスは首を強く振りながら弁解しようとする。
「ちっ、違います!体調は、…悪くないです。」
「ならどうした?何か悩み事か?」
「…なんでもありません。」
「しかしなにか、」
「すみません、先に失礼します。」
話が深くなるのを恐れたアグリアスはザルバッグの言葉を遮ると、すぐに立ち上がり早足で歩き出す。
「お、おい。」
ザルバッグの声は届かず、アグリアスは自室へと戻っていった。
アグリアスは部屋の扉を閉めるとその場にへたりこむ。
「どうすればいいんだ…。」
目に涙が溜まりだす。
「助けて…。」
>212
乙です。
いつも楽しみにしています。
老婆心ながら、止めカッコの前の句点は付けないのが現在の
出版会の不文律ですので(お手近の文庫本などご覧ください)、
合わせて頂けるとより読みやすくなるのではないかと思います。
(千夜一夜FAQの『記述の一般的な決まり』などは、SS書き
に必見の内容になっています)
こらからもどんどんSSを書き込んでいただけることを期待
しています。がんばってください。
>>212 笊が相手なだけにオチの予想がつきにくいのが楽しいな
FFT系のサイトってやっぱ減ってきてるんだろうか…
結婚したり子ども出来たりするとサイトとかやってらんねえよ。
発売当時学生だった奴でも相当いい歳になってるしな。
是非ともリメイクしてホスィ
PSPなら余裕だろうし
アグ「最近、残尿感が残るのだ、何故だろう…」
ラム「漢方が効くそうですよ」
ムス「最近、残便感が残るんだ、なぜだろう…」
ラム「最後まで諦めずに頑張るんだ」
マラ「最近、残魂感が残るんだ、なぜだろう…」
ラム「それが聖石パワー。まさに聖石パワー」
アグたんとレズりたい…アグたんがタチね
>219
男はアグたんとレズれませんよ。
私は女です!!アグリアス様に見惚れてもう4年なんですから!
女じゃなくて男に生まれれば…ってアルマみたい
ラムザ「ベルオブ家なのに・・貴族なのに・・異端者扱いで日々追われる始末・・」
「帰る家も無いので、誰も知らない村でヒッソリと暮らしまつ」
「ま、いっか」
>>217 PSP移植か・・・可能性は低いが・・・
アドベンチャープレイヤーとかいうソフト使えばFFTのアドベンチャーは作れるな
そこでPSPが出てくる理由がわからない。別に据え置きハードでいいじゃん。PSのソフト動くんだし。
自分も小説か、絵に挑戦してみようかな…積極的なアグたん…
漏れは漢だが、アグリアスさんになら熱く激しく抱かれたい。
私は女だが、アグリアス様になら何されてもイイ。熱く、激しく、厳しく…
>>228 アグリアス様のファイジャ習得の特訓に付き合うのか。死なない程度にユニット指定されてこい。
>>229 それでもいい!特訓にでも付き合いたい!それでは行ってくる
>>230 今気づいたがIDがアグデラックス( Д ) ゚ ゚
>>226 仲間達に積極的にお願いしてみるアグたん…
「メリア!稽古しよう!」「ムスタ!あれ買ってきてくれ!」
「ラファ、この間の料理は美味しかったな。また作ってくれないか?」
「レーゼ殿!ベイオウーフ殿とそのようにおおっぴらにするのはなるべく…羨ましいわけではありません!」
「あの〜伯、よろしかったら、よろしかったらでいいんですよ!今度の戦闘でわたくしめにエクスカリバーを
お貸し願えませんでしょうか…?いえ!一回きりでよろしいんです!名にしおう聖剣で私もこうズバーッと!!
…つい興奮して取り乱してしまいました…申し訳ございません…orz」
「ラムザ優しくしてくれ。そうだな、『疲れた私を優しく包み込んで労わるコース』で」
雷神シドになる必要はない。お前は最高のアグリアスを目指せばいい。
散々既出なネタだが、固定キャラはジョブを変えてもグラフィックは変わらない
だが、俺の脳内にはッ、風水士のッ、踊り子のッ、弓手のッ、アグたんが見えるンだよッ!
取り乱しました。
アグたんにレビテトかけて、天国を覗いた後にムスタと一緒に地獄見てきます
弓使いアグならミニスカなのか・・・
アグたんとルームシェアしたい。
私 「もう今夜は寝ます、アグリアスさん」
アグ「そうか、私はもうしばらく戦術教本を読む。気にせず先に休め…騎士は体が資本だからな」
私 「では、アグリアス様も無理なさらず。明日は剣術の指導、お願いします、おやすみなさい」
アグ「ああ。あやすみ」
カチリ。私は電気を消す。
アグリアス様は机のランプに火を灯し、戦術教本を熱心に読んでいる。
その横顔は、きりりと凛々しかった。その柔らかな灯に照らされて。
「もう、終わりにしよう」
服を着終わって髪を整えると、アグリアス様はそう言って
金貨の詰まった小袋をベッドの上に投げて寄こしました。
「私は来月から王女護衛の任に配属される。
待ちに待った栄進だ。私にはチャンスなのだ。
そのためには身の回りも綺麗にしておかなければならない。
このお金で今までの事は全て忘れてほしい」
私は“綺麗”ではないのですか・・・
茫然とする私にアグリアス様は言葉を重ねました。
「君には一生かかってもこれだけのお金を一度に拝める事は無いだろう。
そのお金で新しい服でも買いなさい。
前から思っていたが私は貧乏くさいのが嫌いでね。
そして君も君に相応しい身分の相手を見つけたまえ。それじゃお別れだ」
自分の中にこれだけの怒りの衝動があるとは思いませんでした。
アグリアス様が気になって眠れなかった私は、そっと布団からその姿を覗き見た。
相変わらず熱心に戦術教本を読んでいる。時おり、本の中に書き込みをしている。
……私はこんなに早く休みについて…なんて情けない。
私「あの、アグリアス様」
アグ「なんだ、まだ起きていたのか。眠れないのか」
私「はい、実は…私、剣のセンスはないし、このまま訓練しても先が見えない気がして」
アグ「…」
私「このままこうしても…私、前からチョコボに興味があったんです。それで…」
アグ「どうするのだ?これは君自身の問題だ、私は何も言うまい」
私「だから、チョコボ飼育係になろうと思います」
アグ「そうか…君が決めたことだ、好きにするんだ」
私「…でもッ!いつか、いつかアグリアス様の隊で一緒に行軍につかわしていただきたいんですッ!」
アグ「分かった。約束しよう。」
……それから数ヵ月。アグリアスの率いる軍の中には1人の女チョコボ飼育兼調教師が加わっていた。
彼女の育てたチョコボは「駿馬」ならぬ「駿鳥」と言われ、数々の貢献を果たしたという。
めでたしめでたし。さー早く寝ようっと
正直
俺(私)×アグ
は勘弁
突っ込むところはそこじゃないと思うぞw
おいおまいら
アグのフェイスは85ぐらいで
いつも戦後に何か言ってもらってたりするのか?
242 :
夜風:2005/06/07(火) 01:16:14 ID:6BNALZ9v
行軍中、モンスターの手に阻まれ、ラムザ達は目的の町に辿り着けずにいた。
とうに日は暮れ、これ以上進むことは困難となり、夜営をすることになる一行。
簡単な食事を済ませ、各々くつろぐ。
ふいに、アグリアスは立ち上がり、こう言った。
「今夜は私が見張りにつこう。皆は早めに休んでくれ。また明日から長い旅になるだろうからな」
アグリアスは見張り役を買って出た。
この辺りのモンスターは数が少ないながら、強敵が多い。聖騎士の彼女が見張りとなれば、皆安心して疲れた体を休めることができる。
この数日、度重なるモンスターの襲撃に、一行たちが疲れ切っていたことを察してのことだった。
「じゃあ、俺は一足先に休ませてもらうぜ。本当にいいのか、見張り役頼んで」
銃の手入れを済ませたムスタディオは、そう言うと眠そうに欠伸をする。
「ああ、構わない。ゆっくり休め」
そうアグリアスは言うと、暖をとる焚き木の前に腰を下ろした。
「そうか、ありがたく休ませてもらうよ」
そう言うと、ムスタディオは簡易テントへと姿を消した。
ちらほらと他のメンバーもテントに入り込む。
気づくと、残るのはアグリアスとラムザだけだった。
243 :
242:2005/06/07(火) 01:19:29 ID:6BNALZ9v
思いつきで思い切りベタな展開ですが、書いてみました。
ラムザとアグリアスのお話です。今夜はもう眠いので…
乙、期待しとるよ
いきなりいい所でおあずけ喰らってしまった気分だ。
超絶に続きを待ちまする。
>>241 アグリアスのFa85以上時の警告台詞
アグリアス(警告)
「最近、剣を持つ手が重いのだ…。なぜだろう…?」とのこと。
ただいかにアグたんとはいえ、この警告メッセージの演出はイヤ〜な効果音も相まってとにかくウザいので、
俺は3章終盤あたりにせいぜい80ぐらいに上げるにとどめてる。
(序盤に上げると敵の黒魔法が怖い)
フェイスが80超えると相性次第では黒魔法で即死するからな。
パーティメンバー同士の補助魔法や回復魔法の掛かり具合を良くしようと
お互いに星座の相性の良いユニットを斡旋所で仲間にすると
(大抵女性オンリーのハーレムパーティーにしてしまうんだが)、
ある星座の異性の敵にパーティーの全員が相性が激裂に良くなってしまい、
そいつが範囲攻撃を持ってる敵だったりすると目も当てられなくなる。
ただアグリアスのフェイスを高くしてもあんまり得られるものは無さそうだが。
黒魔法撃つわけでもないし、白魔法もそんなに使わんしな。
アグたんにはブレイブを上げてテンションを高めてもらうのです
信仰心はほどほどがいい
弱気で神様にすがりがちなのも萌えるが
アグアグーン
アグたんは神話とかが本当にあったとは思ってないけどそれはそれとして信仰心が強いタイプだと思う。
しかも心の支えとかじゃなくて規律や道徳の根元として信仰してるみたいな。
フェイスはあんまりいじくらないなぁ。
ブレイブはデフォで97だが。
魔法使いのフェイスはギリギリまで上げるけど、そうじゃないキャラはいじらないな。
上げすぎても下げすぎても不都合が生じるからね。
それに比べてブレイブは上げれば上げるほど良いからな。
逆にチキンでブレイブ下がるとなんかいったりするの?
>>253 ブレイブが下がりすぎると警告メッセージが出ます。
無視してさらに下げると離脱してしまいます。
ちなみにラムザはどんなにブレイブ下げても不平ひとつ言いません。
いい子だ。
文句言う勇気もないわけですね。
ラムザが色々色々と「はげます」してアグたんのブレイブが上がったら
それに呼応してアグたんのバスト数値も上がるようになってます。97です。
少なくとも俺ン家のPSでは。
ココロの眼で見るのです。
ブレイブ15のアグたんを想像して鬱。
ラムザは木の根元に腰を下ろし、武具の点検をしている。
「少し冷え込んできたようだな」
そう言うとアグリアスは空を見上げた。幾万の星が、その空に散りばめられている。
この平原は、夜になると急激に気温が下がる。星がよく見えるのは、凛と冷えた空気が、澄んでいるからか。
「星が綺麗ですね。よく、父さんたちやアルマと流れ星を探しったっけ」
点検を終えたラムザが、アグリアスの向かいに腰を下ろす。
「……よい、思い出だな。
私は幼い頃から父に厳しく育てられてな。父と空を見上げたことなど無かった気がする」
ふと、アグリアスの表情が寂しく蔭ったようにラムザは思えた。
「お茶でも入れますよ。」
ラムザはそういうと、手際よく紅茶の用意を始める。
行軍中のささやかな楽しみは、紅茶ぐらいしかない。それは楽しみでもあり、ひと時の安らぎの時でもある。
こぽこぽこぽ…
少々無骨なカップにラムザは紅茶を注いだ。
「どうぞ。あっ、ちょっとまっててください!」
カップをアグリアスに手渡すと、何か思い出したかのようにラムザは荷物に手を伸ばした。
「あれ…おかしいな、たしかここに入れたはずなんだけど…」
ゴソゴソと荷物を探るラムザの後姿を見て、アグリアスは「ふ…」と微笑んだ。
…不思議な青年だ。何故か、何故だか、心が和むのだ…
アグリアスは、自分の表情が柔らかくなっていることには気づいてもいなかった。
_,,.-'''゙゙゙゙ ̄ ̄```''ヽ,,
, -'' ゙ヽ, ' ;
;.'゙./ ゙、 ゙;.
;'゙ .l /| .i, ヽ, ヽ, i i ;
O .l / ! .lヽ, ヽ, ヽ l i l
-┼‐ l i .l ゙i .l `、lヽ, 'l l l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./ | ヽ_ .l i l゙ー-''`、! ゙'-'゙゙ヽ~~.l .lr‐、 j l, | この身、貴公に預けると言ったはず。
| | l i.|cモヲ ` ゙モヺフ、! lR.l /リ | < 本当にそれが貴公の望みなのか・・・?
 ̄ l li !゚;;; ; ゚. ; ;;; ; | l^_ノ/ / \___________
l .l l 。 i,、. c | レ///リ )
.l .!.i\ d =、;;;;。 . .イ レ/ / ノ, ヒ
;' .l l ! ` 、, .'' //| l/ / / ) ッ
.;'' _l .l-‐-、__f`rご/ | .ル/〆//ノ, ク
'; /゙ l .| / l゙ ; o .| li L._〆〆_ヽ
/ l i |/ / ; ; | ,l.l `/ ``
/ .l.! | | :'/l ;. .| l l_,,、/|
.l !|.|ノ.| '/ ゙l ; ! / ! / ノ
〈〈 。il.| |'/ ゙i ; // / /
.'; } \ 。 / !i ゙l/ '゙ / ./
';, \ 。 Y , | 。/
;.." | `'Y ; ;' ; ; !|V。
`、_〈 ;' ; ; ; ;゙ ; !| \
⊆=ゝ ; ; ; !|. ヽ_・_ ,,,、-"
(`―--`、 ; ; ; !| \・
ウヒョー
イヤッヒョーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーウ!!!age
>>262 そうだったんだ…ごめんなさい!でも嬉しい!
ちょっと早すぎるかもよ(アグリアス!)
穴におっこちるかもよ (アグリアス!)
除名されるかもよ (アグリアス!)
二軍落ちかもよ(アグリアス!)
剛剣に負けてるかもよ(アグリアス!)
ラムザに振られるかもよ(アグリアス!)
わが軍のアグリアスさんは最初から最後まで1軍でしたが何か?
あぐあぐ。
私、ラムザ・ベオルブ
実はオヴェリア姫とアグリアスさんだけが入っている
お風呂の換気扇の出口のところでじっと息を潜めて
シャワーの音や、水のはねる音2人のはしゃぐ声を聞いたり、
シャンプーやセッケンの香りをかいでいたいのです。
Move3だから早くない(てゆか遅い)
ドジっ子属性もない(むしろラムザが落っこちて助けられる)
除名はありえない(
>>259見たさにたまーにラムザがいぢわるする事はあり)
いい装備を最優先で回して一軍キープ(例:エクスカリバー)
攻撃力アップでやられる前にヤる(むしろ素手でドツき倒す)
逆にラムザが振られないかドキドキ(まさに下克上)
…うん、我が軍のアグリアスさんも問題無い。無いったら。
出撃ユニットなど、愛に全てをかけて決めるのだよ。ラムアグメリラファ労八。
メンテナンスで防げる剛剣なんか聖剣技の足下にも及ばない。
などと安心している読者も居るかもしれない。
しかし路上でメンテナンスは最悪の選択だった!
272 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/08(水) 14:05:43 ID:YnrARtZq
路上でメンテナンスはやべぇだろう?
>>269 >ラムアグメリラファ労八
こりゃまた渾身のド迫力5Pですな。
アグ「生意気なラムザをシメてやる!」
メリ「ハメてやるの間違いなんじゃないの〜?」
だが1章のラムザきゅん時代ならばラムザ総受けであろうが、
4章終盤の戦士系で育ちまくったあげくにヒマにまかせて算術まで習得したラムザ隊長は皆を総攻めです。
そう、八号でさえも。
アグリアス使い過ぎかもよ(アグリアス!)
メリアドールすねてるかもよ(アグリアス!)
>路上でメンテナンス
何それ?どういう意味?
アグたんが好きなおでんの具は太い大根
オデンに大根まるごと直で入れるアグリアスツヨス
278 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/08(水) 21:27:55 ID:5CdOvwad
W杯出場記念age
「あった!アグリアスさん、これ、どうぞ」
そう言ってラムザは嬉しそうにアグリアスの方に振り向いた。
「?」
ラムザの手には、ドライフルーツの小袋があった。
「こ、これは…?」
きょとんとしているアグリアスに、ラムザは微笑みながらこう言った。
「紅茶のお供に、どうぞ。ドライフルーツです。あ、嫌いでしたか…?」
「いや…ありがたくいただくよ。」
ラムザの手から、おずおずとドライフルーツを受け取る。
この頃、ドライフルーツは貴重なものであった。
長い旅の中ではこのような保存の効くものは奏そう無い。特に甘味の類は。
それを、少なく纏めなければならない行軍の荷物の中にわざわざ携帯しているなんて。
…私が甘いものを好むことを知っていたのか…?今まで一言も言ってないのに…
私は騎士として育てられた。騎士である以上、女であることは不都合なことも多々あった…
…女が剣を握ったところでどうなると、非力だとあざけ笑う者。
いくら剣を振るっても、男の力には勝れないと…
だから、私は女であることを意識しないよう、「女である自分」を隠そうとしてきた…
「ラムザ、なぜこれを私が好むと?」
その問いにラムザは不思議そうな顔をする。
「いえ、旅の疲れを癒すのには、甘味もいいかなと思って」
屈託の無い笑顔で答えるラムザ。
アグリアスは何故か赤面した。
女を隠そうとすればするほど、意識しないようにすればするほど、自分の中で
「女であること」が強く浮き彫りになってくるのか…私は愚かだな…
そう心の中でつぶやくアグリアスの隣に、ラムザはふいに腰を下ろした。
「ご一緒してもいいですか?アグリアスさん」
その声にはっと我に返ったアグリアスは、「あ、ああ…」とぶっきらぼうに答える。
不思議と胸がドキリとして、その凛々しい女聖騎士はたじろいでいた…
誤字がああ…!
あまり展開がなくてごめんなさい。短編なので「ムハァ」はないですが、
ぼちぼち書いていこうとおもいます
特に絆らしい絆も作ったわけでもないのに、除名時のあのセリフは何なんだ?
「この身、貴公に預けると言ったはず」
ってそこまでラムザに身をゆだねる必要も無かろうに・・・謎だ。
>>283 全年齢対象のゲームゆえ語られないことも多いのですよ
メリアドールにもビビッた、誤解が解けてよっしゃ俺達仲間だ!と思ったら
愛がどうたらこうたら言ってる。なんか知らんが誰かに恋したらしい。
コイツもワケワカンネェ
>>284 その語られない物語をここでうpするのも……(*´д`*)
脳内保管のしがいのあるゲームだねぇ。
>>285 女心と宇宙の心理。理解するに易いのは後者という事だな。
…とゆぅかアレだ、メリアどころかオヴェリア様にバルマウフラ、アリラヴィラファから汎用キャラ、
セリアにレディに挙句の果てにゃあ食い込み天使様までもラムザに灼熱らぶらぶばーにんぐでガチンコ
争奪戦(絵師:赤松健)ってのは俺の脳内だけで展開されているのだろうか。
しかし何故かレーゼさんだけは妄想しにくい。決まった相手がいるからか…。ちぇー。
俺もぬるいラブコメ展開を演出してみようと
ラムザ、アグたん、メリアたんの3人組でオートバトルやってみた。
お前ら絶対前日何かあったろ!?なあどうなんだよ!
と言わんばかりの挙動不審ぶりを見逃すまいと観察していたのだが、
結局は好き勝手かつ傍若無人に暴れまくる乙女二人と
二人の尻ぬぐいをするがごとく甲斐甲斐しく補佐してまわる苦労人三男坊の姿が展開されるのみであった。
>>288 俺変色脳みそ的にレーゼさんはラヴコメ展開に陰から入らぬちょっかいかける黒幕役。
>>288 ギャルゲーのやりすぎだろ・・・
前にも言ったはずだ。すべてのキャラからモテモテなのは、
ア グ リ ア ス であるべきだと!!
アグリアスがモテモテでなくて何のアグ萌えか。恥を痴れ!
メリアドールもオヴェリア様もバルマウフラもアリシアもラヴィアンもラファも
汎用キャラもセリアもレディも挙句の果てには食い込み天使アルテマ様までも、
アグリアスに一目惚れで胸ドキドキキュゥーンアハァーン! それでこそアグ萌えだ。
なにやら台風が近づいてきております。
台風が近づくと何故かわくわくするアグたん・・・(´д`*)
皆は傘や笠だが、アグたんだけは雨合羽に長靴・・・(´д`*)
でっかいサトイモの葉っぱの下でラムきゅんと二人、雨宿り。
アグ「そう遠くないうちに、必ず台風と遭遇するはずだ! その時のために
ラヴィアン、アリシア! いつでもコロッケを作れるようにしておけ!」
はいっ!隊長!!
ラムザ「隊長ってアグリアスさん?」
ムスタディオ「さぁ・・・」
肝心なところで甘いラムザが隊長で、冷酷非情のアグリアスが副隊長、
という形で隊が上手く回っていると考えてる。
アグは「では駄目だ、お前を連れて行く事は出来ない」の人だからな。
ムスタ「ラムザ! おいラムザ!」
ラムザ「どうしたんだムスタディオ? そんなに顔色を変えて」
ムスタ「ラファとマラークが帰ってこない。捜したがやっぱり居ない。
あの二人、さっきの撤退の時に逃げ遅れて捕虜に取られたんだ」
一同 「な、なんだって!?」
ムスタ「どうするんだ。あいつら肌の色は違うし言葉に訛りもあるし。
ほっといたら身代金の価値無いのかと判断されて殺されちまうぜ」
アグ 「ラムザ、どうする。見捨てるか?」
一同 「!!」
捕虜を取り戻すには身代金が必要だった。
できるなら助けてやりたい。大抵の人間はそう思う。
しかし身代金は隊の財政に重くのしかかってくる。
隊全体の維持と利益が先決だった。役に立たない者ならば、
時には非情に切り捨てる決断もまた隊長に課される事なのだ。
しかし、ラムザの結論は初めから決まっていた。
───敵の捕虜となったラファとマラークの解放交渉を試みに、
隊長ラムザと補佐のラッド、副隊長アグリアスはペット砂漠の廃墟に向かっていた。
身代金を支払うのには会計役として補佐と副隊長も立ち会うのが慣わしだった。
ラムザ「ラファたち、まだ生きてるかな・・・」
アグ 「大丈夫だろう。しかし彼らは上等な装備を着て捕まっているから・・・」
ラッド「・・・相当の身代金をふっかけられるだろうな」
アグリアスにはラムザの考えは分かっていた。なんとしても二人を解放するつもりでいる。
しかし二人に相応の額を超えたなら、アグリアスは身代金の支払いに反対するつもりでいた。
あの二人は本来奮発して取り戻す駒ではない。それでもラムザは見捨てないだろう・・・。
頭は抜群にいい。考えるだろう。悩むだろう。しかし最後に下す決断は目に見えている。
ラッドは今も思うことがある。ラムザは仲間が増えるたび甘くなる。どんどん甘くなっていく。
自分と一緒にガフガリオンの傭兵団に居た頃のラムザはもっと凶悪だった気がする。
ガフガリオンの指揮のもと、略奪・強盗・誘拐・恐喝・強姦・人身売買、何でもやった。
しかも涼しい顔をしていた。
非情のアグリアスもあれなりにラムザを随分信頼しているが、ラムザのあの頃を知れば
思い直すだろうと考える事があった。そのラムザも仲間だけは大切にするようになった・・・。
アグリアスは思う。私はラムザのようには考えない。素性が確かで役に立てば仲間にする。
しかし役に立たない者は切り捨てる。集団というものはとことん理詰めで考えるべきなのだ。
私はラムザのようには甘くない。ラムザを信頼してはいる。だが、私は私だ・・・。
ラムザの背中を見ながら、ラファとマラークのために50000ギルまではぎりぎり出してやろう
とアグリアスは思った。(了)
ガフガリオンの指揮のもと、略奪・強盗・誘拐・恐喝・強姦・人身売買
ってラムザはそんな事してねぇだろ。
別にガフに対して敬語でもねぇし、ゼイレキレの滝でもすぐに敵対した。
>>289 ソレダ!(レーゼさんちょっかいかけ係)
きっと今ひとつ積極的になれないアグたんにサラリと爆弾発言をキメてクスクス笑うんだ!
>>290 がーん!百合は世界を救うのか!?
みんなにモテモテ・アグリアスさん…周りからの秋波をヨソに、一途にラムたんを想い
続ける方向でひとつ!(だからギャルゲーやり過ぎだと)
>>296−297
ぐじょーぶ。つか続き見たいんだけど終わるのか…。
アグ:ラムザ…前々から進言せねばならないと思っていたのだが、貴公のやり方は万事において甘い。
部隊の長たらんとするなら、対極的な視点で物事を見る事も必要だ。囚われた彼らにも責はある。
ラム:…それで? 自分の身も守れないような駒は切り捨てろ、と。
アグ:…そうだ。…いや…別に彼らに限った事ではない。もしも囚われたのがアリシアやラヴィアン
あるいはこの私だったとしても、不相応な条件を飲んでまで取り戻す必要はない。貴公には、今後
そういった「覚悟」が必要だ。それが出来なければ…そう遠くない未来、この部隊は破滅するだろう。
ラム:ボクが「甘い」と思うなら…それはきっと、貴女がボクを変えたんでしょうね…。
アグ:…?何を言っている?
ラム:いつか、話します。ボクの事を。…昔の、事を。
アグ:…。
ラム:でも今は、あの2人を救う事だけ考えさせてください。貴女が協力してくれても、くれなくても…
ボクは、そうしたい。救えるかも知れない命を、見捨てたくない。
アグ:そうか…私も、そんな貴公に救われた者の一人だったな。…だが、この先…私は貴公と道を違える
日が来るかも知れない。
ラム:…その日が一日でも遠い事を願ってます。ボクが変われたように、アグリアスさんも…。
…んー、ダーク&ダーティーな過去を持つラムたんと清廉潔白なアグリアスさんの決闘ってのも
アリか?駄文でゴメ。
…あ、
>>288でミルウーダの名前書くの忘れた。
よく分かったな。
302 :
牛鬼:2005/06/09(木) 23:35:11 ID:Q0ryWU7b
楽しそうに談笑をしているラムザとアルマを遠めに見つけて、
会話に交わろうと近付いてくるアグリアスさん。
アル「だめよぉ、チャ−ジタイムばっかり長くって」
ラム「そうかなあ、威力も馬鹿にできないと思うけど」
アグ「や、やあ二人とも。なんの話をしているんだ」
ラム「あっ、アグリアスさんはどう思いますか。『アルテマ』について」
アグ(あ、あるてま……? な…何かいわなければ……アルテマ、アルテマ……)
アグ「ど……どんでん返しだなアルテマは、うん!」
ラム「ええっ? どんでん返しませんよ、アルテマは。ねえ?」
アル「どんでん返さないわよぉ」
アグ「…………」
が、がんばれアグリアス!
ウチのラムザもレベル上げ下げをモンクメインでやったせいか、すっかりムキムキになりました。
服を着てれば細身なのに、
そんな脱いだらすごいんですな上半身を半裸で見せ付けられてはアグたんも大変です。
常に半裸ではげまされたり応援されたりおまじないされたり密着チャクラされては辛抱たまりません。
鼻血も大流出する勢いです。
そんなのお父さんは許さんぞ。
アグ「ラムザ やらないか?」
ラム「え?」
アグたんの股間に顔うずめてクンカクンカしたい
あたしはアグ!聖騎士だよ!
ぎゃー、ホーリーナイトだ、さよならー
どっかの頭の固い聖騎士さんとは違うンだよ
アグリアス様に「ばか」って言われたい
頬を赤らめて顔を背けて「ばか」
「馬鹿」とか「バカ」じゃなくて「ばか」
もうね、それだけでご飯三杯はいける
アグリアスは寝るときふと思った、ラムザの寝顔ってどんなだろう・・・
次の日、
ムスタディオ「ったくラムザよぉ、お前が女だったら襲ってたぜ。」
ラムザ「やめろよ気持ち悪いな。」
ムスタディオ「いいや、これは誰でも襲・・・痛ッ!何すんだアグ姐!!」
アグリアス「・・・・・・・ちょっとこっち来い」
ムスタディオ「・・・え?何だよ・・・(アグ姐恐っ)」
ラムザ「?」
アグリアス「・・・ムスタディオ、ラムザに妙な事をしてみろ・・フィナス河に放り込むぞ」
ムスタディオ「いや・・男同士だぜ!んな事するわけねぇって!」
アグリアス「それで・・ん・・その・・なんだ・・」
ムスタディオ「?なんだよ?」
アグリアス「いや・・その何でもない!くれぐれも分かったな!!」
ムスタディオ「へいへい」
アグリアス「・・くっ!(何故聞けなかった私!ラムザの寝顔どんなだった?って何故聞けない!?)」
アグリアスは悶々と過ごすのでした。
アグリアスの膝枕でラムザを寝させたらえらいことになりそうだ。
アグリアスが。
ラファ「何してるんですか?そんなとこでじっと」
アグリアス「・・・動けなくなってしまった」
メリアドール「夢にカエルが出てきた」
レーゼ「ねてるじゃん」
メリアドール「なんか呂国語しゃべってた」
アグリアス「それはラファのお兄さんだ」
メリアドール「あーなるほど 納得だ」
ラファ「なんで?」
動物のお医者さんか?
>>314 コメディ路線ならば、
普段はだんだんと男らしくなってきたものの、寝顔はまだショタな可愛らしさのギャップに固まるアグたん。
シリアスならば、ジークデンの記憶にうなされるラムザに
せめて自分とこうしている間だけでも安らいでもらえないものかと悩むアグリアス、てなところだろうか。
ラムザの腋毛に驚くアグさん。
ラムザの胸毛に驚くアグさん。
ラムザのギャランドゥに驚くアグさん。
俺も驚いた。
この天幕の中でアグリアスさんがタライに汲んだお湯で体を洗っている。
夢にまで見たアグリアスさんの裸体。
一度は全てを捨てて逃げ出した僕にも、逃げてはいけない戦いがある。
ここで覗かなければ男じゃない。僕だって、男だ。さて、ちらり、と・・・
・・・なんだあれは!? 僕は一体何を見たんだ?
なんという鍛えぬかれた体。
一点の無駄も無い、言うなれば「肉の結晶」!
気が付くとアグリアスさんがタオルを体に巻いてこっちに歩み寄っていた。
アグリアスさんは涼しい顔をして言った。
「運が良かったな。オヴェリア様も入浴されている時だったらお前を殺していた」
くるりと向きを変え、アグリアスさんは何事も無かったかのように再び体を洗い始めた。
僕は再びその背中を見た。・・・鬼が笑っていた。いや、嘘なんかじゃないんだ。
>>314 ラムザの愛くるしい寝顔に鼻血ボタボタ。
仕方ないので上を向くアグアグ。
下を向くとラムキュンの寝顔で鼻血、上を向くと見られない。
葛藤。
>314
さて、どうやってそのシチュエーションまで持っていくか、だが。
混乱したアグリアス、聖剣技をラムザに。
→正気に戻ったアグリアス介抱。
ここはラムザに萌えるアグのスレですね
否、
ラムザに萌えるアグに萌えるスレ
だ。
というわけでザル×アグのSSはもう書き込まないで下さい。
激しく同意。あれ要らない。ラムザを好きじゃないアグなんてキモい。
いや、それはさすがに最後までやってもらっていいじゃん。
ケツまくって逃げるほうが印象悪いよ。
ザルにあこがれていたアグが
いつのまにかその弟の美少年に心を奪われる、
てなオチだったり。
じゃああのSSがラムアグ以外のSSの最後のでいいよ。
ってかザルとアグに本編に絡みあったか?
無い。ドリームだろう。ありえないキャラ同士を絡ませるの最近多いよな。
そんなこと言ったらラムアグもドリームじゃん
このスレ的にはザルアグだろうがメリアグだろうがガフアグだろうが
アグリアスに萌えな気持ちがあれば何でもいいんだよ
ラムアグがドリームってなんだそりゃ、ザルとアグなんて会話すらした事ねぇじゃねぇか
公式に設定されたカップリングでなけりゃ全部ドリー夢だ。
「自分たちこそが正しい、お前ら出てけ」的な発想はよせや。
337 :
324:2005/06/11(土) 18:55:15 ID:zbofRBg0
>333
メリアグはイイな…、うん。(*´д`)
>324は勢いで書いちゃったけど、個人的にはザルアグとか書いてくれてる職人さん達には
今後もガンガッテホスィ。(ただし『俺(私)×アグ』だけはマジ勘弁)
『嫌なら読まない』
それがアグスレクオリティ
>>337 >(ただし『俺(私)×アグ』だけはマジ勘弁)
>『嫌なら読まない』
馬鹿かお前は。
そういう場合、自分の好悪か周囲へのフォローか、発言をどちらかに選択しないと説得力出んぞ。
私の○○様を汚さないで〜
って金切り声あげる腐女子と一緒だな
>338
スマンカッタ…(´;ω;`)ウッ
公式に設定されたカップリングでなけりゃ全部ドリー夢だ。
ベイオウーフとレーゼだけだな
用はこじつけ度臭さだろ?
ベイオ×レーゼ こじつけ度0%
ラムアグ こじつけ度20〜30%
ザルアグ こじつけ度100%
こじつけが高いと嫌われる、これは無いと思われる。
いーじゃんか、アグスレなんだから。
>341
それはあまり関係ないと思う。
ラムアグが皆に好まれるのはラムザが「主人公」だから。
ラムザが自分の分身だと思ってるやつが寝取られたと思って
他のカップリングに過剰反応してるだけ。
325あたりから随分荒れてきたな…
>>344 ラムザが好きだからといってラムザ×レーゼは人気ないだろ?
こじつけ臭すぎだからだよ
ここはラムアグに萌えるスレではなくアグリアス様に萌えるスレなのに、
他のカップリングが出ると荒れるのは何故だ?
アグ様がSSでだれとくっつこうと
俺達のアグ様への愛は 変 わ ら な い じ ゃ な い か ?
>346
それは単にキャラの人気の問題。
いやこじつけの問題だ。
とりあえずXdWd05U+はちょっと必死臭さがにじみでてるから落ち着け。
少なくともレーゼは公式にベイオとカップリングしてるから意識が向かないだけだ。
それ以外ならラムメリもラムラファも普通に存在してるだろ?
まあラムアグ人気の一端を担っているのは、間違いなく昼寝士大先生だがな!
そりゃ他に決まった相手がいるキャラとカプらせるやつはあまりいないわな
レーゼアグか…意外とイケる気がする
レーゼ(竜)をかわいがるアグリアスとか
レーゼ(竜)に知らずに話しかけるアグリアスとか
レーゼに片思いするアグリアスとか
レーゼ姉さんがドラゴン形態だった頃に、誰にも言えないラムザへの淡い恋心を吐露してしまっていて
人間形態に戻った時に大慌て。
あぐ:(まさかレーゼが人間だったとは迂闊だった私が話したアレやコレを忘れていてくれれば良いが
いやしかしドラゴンの時だってかなり賢かったからきっと精神は人間だったんだあぁ私はなんてバカな
事をしたんだどうせならボコの毛並みにでも顔をうずめながら言うべきだったアグリアスオークス一生
の不覚だもしあの話を蒸し返されたらどうしたらいいんだ足長い腰細い胸大きい髪綺麗羨ましいラムザ
もあんな女性が好きなんだろうか好きだろう好きに違いない好きだ好きだラムザ大好きだ)
れぜ:…♪(青くなったり赤くなったりするアグの百面相が楽しいらしい)
ほら、あるじゃん。ペットとかぬいぐるみに話しかけちゃうようなアレさ。
>>350が皮肉なのか本気のマンセーなのか判断できない俺……多分前者だよな?
>>353 安心してください。
俺の変色脳みそ内ではアグリアスさんは十二分に
足は長いしおっぱい大きいし三つ編み金髪が綺麗ですよ。
腰は太いけど。
巨乳より美乳がいいなぁ。
それと、下手に腰が細い貧弱な体つきより、
ある程度肉付きがいいボリュームのある体のが萌える。
さながらタカさんのような
>358
ヤメれw
気に入らないカップリングはあぼーんするなりしてスルーな
ラムアグ以外認めないなんて
>>1のどこにも書いてないぞ
|:::::::::::::::::::/ ̄ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
|/ヽ:::::/ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
| V |:::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノ l ___ <, ---、::::::::::::::::::::| しょうがねぇな。
ヾ=。'l`| cロ ュ T : 日|:::::::::::::::::::| このスレの童貞の人数をスカウターで計測してやるよ
∠,「 ラ ヽ__√ ̄| : 日|:::::::::::::::< 15人はいるはずだポチッ
/::::|く、 _,、 `ー、‐'::::::::::::::::::::| ・・10・・20・・30・・40・・50・・バ・・バカな!まだあがっていく!?
∠-::::::::l、  ̄ // \:::::::::::::::::::|
/__ ,\ // `ー--二\________
/ / / / ヽ-‐ / __ // | | |
| | | l、  ̄ー' ̄ ̄ ̄____// | | |
ラムザはアグリアスのことが好き
アグリアスはラムザのことが好き
よって2人は結ばれる
やめろよもう。最近狭量だなぁ。
こんな所でカプの押し付けなんぞはしないで欲しい。
某スレの二の舞は死んでも嫌だぜ。
>>128 (ノ∀`)アチャー
まあ作品の評価と作者の素行は関係無いけどサ…
通りでとんがったゲームばっか作る訳だと納得した。
誤爆ですスマソ
俺が(ノ∀`)アチャー
いや、お前のおかげで場が和んだ
よな?
アグたんのフカフカキンタマクラ
俺の中ではアグ様は巨乳より美乳派。
あんまデカ過ぎると戦う時に邪魔になりそうだから。
戦うお姉さまには美乳が似合う。
巨乳真剣白羽取り
そろそろ尻について語ってもよいと思う。
髪について語ろうぜ
うなじについて語ろうか。
尻はキュッとしまってるほうが好きだな。
アグたんの腹筋からへそ、恥丘の辺りにかけて語ろうか
アグたんは全体的になだらかで滑らかだ。
あまり出っ張っても引っ込んでもいないが、それだけに曲線が映える、そういう体。
爪先を広げ、かかとをつけるような姿勢をとっていると、
でん部の筋肉がねじれて締まります。
(逆に内股の人はけつデカになります)
つまり
>>374、
設定画を見るだけでけつプリは証明されるから安心汁!
乳首の色が知りたい
なんて見事な・・・・・逆三角形だ。ダイヤモンドもへし曲がりますな。
クリームみたいに まっしろで
カステラみたいに しかくくて
プリンみたいな あじもする
ケーキみたいな あじもする
なんてあのこが いっていた
ガッツ、とだけ言っておこう。エロゲーだ。
アグたんのティンコ(;´Д`)
アグたんのティンコってなんであんなにデカいの?
姫さまへのLoveが詰まっているからさ
今のこのスレをアグ姐が見てたら、真っ赤な顔をして目の前のPCに聖光爆烈波を繰り出すんだろうな。
しかし結局破壊したのは「自分の」PCであったことに気づいてヘコむアグたんに萌え。
一つしか手に入らないロードオブロード・・・誰に装備させる!?
それはもちろん・・ッッ!
ローブオブロードじゃなかったっけ
マジレスで俺はクラウド。
アグ一択
クラウドに着せるくらいなら俺が着るよアグアグーン
俺はアグたんに体用防具は装備させないが。
実用重視でベイオ
男前なアグリアスさんはバスローブがわりに柔術胴着。
ラヴィ「ア、アグリアス様、おやすみなさいませ…(我が敬愛する上司ながら相変わらず色気ゼロだわね…)」
アリ「アグリアス様、その黒い帯は?『羅武座』と刺繍されてますけど…?」
アグ「う、うむ、胴着を買った後でラムザにもらってな…母君のお手製なのだそうだ。
私はそのような大事な品は受け取れないと言ったのだが、あいつがどうしてもと言うから…」
ラヴィ(うわ〜、ラムザ隊長のほうもまた色気無しだわね)
アリ(う〜ん、でもこの場合、『お母様の形見』ということが大事なポイントなのではないかしら)
アグ「お前達何をゴチャゴチャしている。ふむせっかくの格好だから一つ武術のレクチャーでもしてやるか!
『地蔵担ぎ』と言ってな。敵の背後から忍び寄り、こう帯を首に巻きつけ、
そのままいっきに背中に担ぎ上げて絞め殺す!単身敵地に進入する際、見張りを排除するときなど役立つぞ」
ラヴィ(せっかくのプレゼントをそんなことに…)
アリ「で、でもアグリアス様、帯を使ってしまっては前が完全にはだけてしまいますが…」
アグ「もちろん下に厚手の肌着ぐらい着ている!お前達は私がそこまでガサツな女だとでも思っているのか!?」
ラヴィ(何か論点が違ってるような気がしま〜す)
クラウドか
クラウドとアグリアス・・は微妙か。
アリでしょう。SSもあったし。
アグ様萌えなら誰でもいいさ!
でもクラウド相手だと2人とも会話が弾まなさそうなイメージが。
その分心情と背景とかがキレイにでるのか!ハァハァ
FFをファイファンて読む人は、FFTのことファイファンティーって言うのかなあ?
教えてアグリアス。
アグリアス「私は名前を略して読んだりはしない!」
ラムザ(寝言)「…ぅーん、アグリアスさん…、…好…き…です…」
アグリアス「…ラムザ…」
ラムザ(寝言)「…アグリアスさん…て、…モルボルの生け作りが…好き…なんですね…。…ぐぅ」
アグリアス「………………」
アグリアス「……ぐぅ……?」
アグ「…ラムたんハァハァ(*´д`)」
ファイタクって読んでるダチならいる。
高速アグリアス変換です。
ファイタクとパイ拓って似てますね。
>>400 アグリアスも最後まで聞けば
ラムザが「ハレのち『ぐぅ』のDVD買ってればよかった…」と漏らしていたのが分かったであろうに。
ファイファンタクティクスです
ラムザってあんまり叩かれないよな、嫌いなヤツ少ないのかな
劇中では甘いだの偽善者だの異端者だの散々言われてきた(嫌われてる)が
プレイヤーの俺等はあんまり叩かないよな、ラムザ・・・
ラムザを叩いたら、今この画面から聖光爆烈波が飛び出してきそうでコワス
来ーるー♪きっと来る〜♪
>>406 ああいう台詞を松野に喋らされているだけって感じがするから、かな・・・?
神殿騎士に乗り換えたウィーグラフやバルグへの発言には少々引いたけどね。
生まれに恵まれたお前だけはそういうこと言っちゃいかんだろみたいな。
4章のラムザはふっきれてるんだろうけどなんだか好きになれなかったな。
偽善者というか、独善過ぎると感じた。「正しいのは僕だけ」みたいな。
まあ仮にも主人公だし、自分なりの絶対正義を持つというのはアリだが・・・。
1章2章のウダウダ迷いながら戦ってる頃のラムザのほうが見てて面白かった。
まあ単にラムザなんかよりアレな連中が多すぎるからな
バリンテンとかバリンテンとかバリンテンとかな。ょぅj(ry
幼女強姦魔!
ラムザは言ってみりゃ真面目熱血理想化肌主人公ということで
ぶっちゃけありがちと言うか、プレイヤー側もそういうタイプを見慣れてしまってるし
言動も予想の範囲内なんでそんなに気にならない。
FFT自体もイベントは確かに多いんだけど、
部隊内での仲間内のやりとりなんかは皆無なので、逆に脳内妄想沸きやすいし。
あんなこととかこんなこととかそんなこととか。もうね、俺様悶々。
FFTってDQNが多いよな……。
よう、おまえら!
ちゃんとアグリアス様に萌えてるか!?
ガフにお前はお前の知らない所で起こっている事を止められるのか!みたいな事言われて
ムザ「しかし・・しかし、こんな事が許されるっていうのか・・」
ガフ「”しかし”って言うンじゃねぇ!!」
でビクッ!となった俺。
こんな状況でもラムザに対して師として教えを与えるガフガフモエス
そりゃガフはフォースと共にあるからな。
「もうあなたは僕の師匠でもなんでもない!」
>>406 ゲームだからそれ程叩かれないんだろ
もしFFTが漫画かアニメだったらすげー叩かれてそう。
生まれには恵まれてるけど現況がこれ以上無いほど恵まれないからな。
あんまり気にして無かったよ。
,....:::'´:::::::`ヽ::::::::::::::::`ヽ、
/::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::丶
, ':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::丶
/:::::::::::::i ',::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::::、
i':::::::::::::::::!..',::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ 誰か何か拭くものを持ってないか?
|:::,:::::::::::::: ,:::',:::::::::::::::::::::::::::::::丶:::::::::::::::::::',
|::::::,'ヘ::::::::::,:::ヾ:::::::::::::::::::::::::::::: \::::::::::::::::!_
./|:::::| /`' 、::i::::::',ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::| `!-,-、 ラヴィアン!アリシア!居ないのか!
i:::|:::::|' 、/i'ヽ i::::丶:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ,/ i' !. |-、
i:::|::::::ヽ, ノノ,,,,, !.::i,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! / / ! |
.!:::!,:::::::` !';;;; !.!ヽ, , -ヽ::::ヽi:::::::::::::::::::::`'| / .,/ ,/ 、
'ヽ:::!ヽ::::,i !/'´ `i:::::::! `ヽ:::::::ノ` `! /!´:::::::::ヽ
ヽ:::ヾ,!` ̄`-'/ i::::::::! `ヾ´ ` !:::::::::::::::,ヽ__
丶::!ヽ、 i' J i::!::::::! !:::::::::::::::::', !:',
|::::i'`ヽ、 | i:|::::,' !:::::::::::::::::! |::!
|:::::! !、 i:|:/ / !::::::::::::::::! .,'/
. !:::::i !! !:|, イ , . !:::::::::::::::!,'/
!:::::i !:i /::! | | !::::::::::::::!
. i:::::', !',! /::::::! | '´ ,':::::::::::::::|
>>421 ラヴィ「ラムザ隊長〜、アグリアス様が至急打ち合わせをしたいとかで我々のテントまで来てくれとのことです♪」
アリ「私達、皆に新しいタオルを配り回ってるんですけど、アグリアス様の分は隊長が持っていってくださいますか?」
陰謀進行中。
アグアグーン
アグたんだって欲求不満になる時ぐらいある
アグリアスは肌を露出する事に異常に嫌がる性質がある。だからズボン
実は人に見られたくない傷跡がある
ラムザによる鞭の後が・・・
やっぱベテランの騎士だから敵から受けた斬り傷古傷があるのか
隊でその事を知ってるのはラヴィアンとアリシアとラムザのみで、
特にラムザはラヴィアリですら知らないような傷も知ってる。
莫大な富と社会的ステータスを兼ね備えた名家の子のみが入学を
許される、人々の羨望の的、某超有名学校の一室から。
「…アグリアス君。君の専攻は…確か剣術、だったかな?」
香り高い紅茶をゆったりと口に運ぶのは、魔法学の教授・レックスである。
「はい」
直立不動で無表情のアグリアスに対して、レックスはあくまでにこやかな顔をして、本題へと移る。
「わたしの経験によれば、剣術の専攻者は魔術的素質が乏しい者が
ほとんどなのだが…君は珍しく魔術の才能があるようだ。それも、かなりの、ね」
「………」
「君ほどの素質のある者は、魔術専攻生の中でもそうはいないよ」
温和な口当たりと気品を漂わせる仕草で生徒の人気をその一身に集めるレックスは、
普段通り、教授と生徒という壁を取り崩すかのような口調と笑顔で優しく語りかける。
「君の剣は腕は聞き及んでいるよ。この前は指導の先生をあと一歩まで追い詰めたんだって?」
「…まぁ」
「素晴らしい。まさしく君は才女だね、学業成績も優秀だ。
…ところで…僕は君の魔術師としての才能を、このまま埋もれさせるには惜しいと思うんだ。
剣も確かに素晴らしいが、魔法も同様に素晴らしい。
どちらが上かと一概に結論付けられないが、世界の構造を解き明かすのは魔法の力に依るんだ。
生命の神秘、世界の起源、神の実存の可否、次元と空間と時間、死後の世界と魂の行方、
過去、現在、未来、更には人間をより高次元へと導く研究。
口頭では伝えきれないほどの、多くの研究分野を持つ、魅力的な学問なのさ」
「………」
「…どうだい?一念発起して、魔術を学んでみては。君なら歴史に名を残す魔術師になれる」
「………」
「僕は外見はせいぜい20台後半だけど、実は80年以上生きてるんだよ。
魔術を使えば、寿命を引き伸ばす事さえ容易なのさ。若さをより永く保つこともね」
「………」
「肉体と精神の永久的保存。これは人類史における至上の命題だ。
人間長生きはするもんだよ」
「………」
「剣を極めて精神と肉体を鍛えぬく事も素晴らしい。
…しかし…永い時の旅の中で、人間や世界というものを
思索して生きてみるのも、楽しいと思うんだ」
「………」
「どうかな…?アグリアス君」
ティーカップを机の上に乗せ、レックスは真剣な面持ちでアグリアスを見つめる。
「自分、剣好きッスから」
「…え?」
「自分、剣一筋ッスから」
「ア、アグリアス君?僕の話、ちゃんと聞いててくれたかな…?」
「自分、剣だけの為に生きてるッスから」
「き、君の剣に対する情熱や研鑽を否定したいわけじゃないんだ。
ただ、魔術も同様にという…」
「自分、剣以外に興味ないッスから」
「…即断できることも長所の一つだ!ただ、ここはもう少し熟考を…」
「自分、剣大好きッスから」
「……………」
ワロスw
ラムザ「僕異端者!」
ディリータ「俺英雄!!」
なぜ違う道を選んだ・・・
(´・ω・) 最近SS無くてショボンス
>434
君が書くんだ。
聖剣技は踊りじゃないッスから・・・実戦剣術ッスから・・・
>>436 オークス家当主が死んだときに兄弟の不仲が取りざたされるわけですね?
そーいやアグの兄弟姉妹ネタって無いな。両親のは幾つかあったと思うんだが。
>>430-431 確かにアグリアスのホーリーナイト時に白魔法付けてもいい感じのバランス。
ただ俺が悩むのは
優しいムチムチナースアグたんにおでこコッツンで熱を測ってもらうか
クールな白衣の女医アグリアス先生に無造作にケツ穴に体温計をブチこまれるか
どちらがクるかということだ。
俺、北海道でアグリアス見たぞ!!
腕立て伏せしてた!!!!
>>438 劇中で一切描写がないからねぇ。
アグたんならもしラムザが弟だったら…あんなことこんなことを妄想
しそうだな。
たぶんアグのお姉さんは豪快な性格で、
妹とラムザが幼稚園以下の関係なのにじれて
裏でいろいろ画策しちゃうんですよ。
>>439 ムチムチナースはラファたんでおながいします。
>>439 白衣の女医にはゼヒ眼鏡でおねがいします。
アグたんは白以外のパンティは儚いらしい
あの時代の下着ってなんだろ、布?
あの時代は下着はないと何度か聞いたが。
SS投下します。
貿易都市ドーターから汽車でファルメリア高地を北に越えること約4時間、ルザリア。
旧くから畏国の王都であり、王都の名に相応しい華麗な大宮殿が中央にそびえ立つ。
『十二支宮物語』では異端者ラムザが審問官ザルモゥと戦いを繰り広げた地でもある。
五十年戦争末期、この地の郊外の街よりやがてイヴァリース中にその名を轟かせ、
今もなお語り継がれる女騎士が生まれた。その女騎士の名はアグリアス・オークス。
ある日、アグリアスは所用でルザリアの都心に出かけた。
その帰り、信心深いアグリアスがとある教会に立ち寄ると、傍の中庭で剣を合する音や
掛け声が聞こえてくるではないか。修道女たちが剣術の訓練でもしているのだろうか。
自身も聖ルザリア近衛騎士団に入団して日々剣の腕を磨いていたアグリアスが興味を
そそられて覗いてみると、地味な動きで繰り返し相手の防具を叩いてばかりいる。
(まるで初心者の基礎訓練だな・・・)
アグリアスがそう思って眺めていると、修道女たちがアグリアスに気づいて寄ってきた。
「あの、何が御用でしょうか?」
「聖ルザリア近衛騎士団のアグリアス・オークスと申します。
私も剣術が好きで声につられて思わず入ってきてしまいました」
「なんだ、近衛騎士か・・・」
ルザリアでは王家直属の近衛騎士団と教皇の威光を受ける教会は裏では仲が悪い。
どちらも治外法権的権限を持っている二つの勢力はお互い犬猿の仲だった。
しかし入団したばかりの若いアグリアスにはそんな事情は分かろうはずもなかった。
「あなた、今、剣術が好きと言いましたね。あなたも何かやっているのですか?」
「近衛騎士団長に付いて聖剣技を少し・・・」
「聖剣技ですって? あの派手なやつですか」
「どうです、私たちの剣術は見てて退屈だったんじゃありませんか?」
「あれは剣術だったのですか?」
「・・・何? 一体何だと思ったのですか?」
「私はてっきり薪割りの練習かと・・・」
ざわざわ。修道女たちの顔色がさっと変わった。
「この女! 今の言葉は教会に対する侮辱よ!」
「あんたの聖剣技と私たちの剛剣と、どっちが強いか試してみようじゃないの!?」
一人がアグリアスに剣を投げて寄こす。刃を潰した訓練用の剣である。
思わず受け取ってしまったアグリアスだったが、彼女たちの剣幕に気圧され後ずさった。
「あ、いえ・・・私はまだ習い始めたばかりですから・・・」
「うるさい! 今さら何を言うか! これでも喰らえ!」
激昂した修道女の一人がアグリアスに斬りかかってきた。
不意をつかれたアグリアスは頭部にまともに受け、勢いよく後方に打ち倒された。
「どうだ、まいったか近衛騎士め。まいったらさっさと帰りなさい!」
アグリアスはよろよろと立ち上がった。額に手を当てると血が出ている。
ブチンと激情に駆られたアグリアスは周りを囲む修道女たちをねめつけた。
「な、なによ、その目は・・・」
「よし、徹底的に痛めつけてやるわ!」
正面の修道女が斬りかかる。アグリアスは横にかわしざま脇の下の防具の隙間に
剣を叩き込んだ。修道女は悶絶して地面に転がりのたうちまわる。
「よくもやったな! みんな、やってしまえ!」
修道女たちは一斉に突っ込んできた。三人まではなんとか斬り伏せたものの、
四方八方から攻撃されては三十秒も保たず、アグリアスは袋叩きにされてしまった。
修道女たちはうずくまるアグリアスに罵声を浴びせつつ滅多撃ちにする。
数刻後、ボロボロになったアグリアスは教会の裏口から外に放り出された。
・・・それはアグリアスの運命を決定づける日であった。
アグリアスはよろめきつつもなんとか夜には郊外の自分の家に帰り着いた。
両親を早くに亡くしたアグリアスは残された狭い邸宅でわずかな使用人と共に
暮らしていた。アグリアスの様子に驚く使用人を無視し、自室に戻った彼女は
ベッドに仰向けに倒れこむ。打ち身で全身が痛む。彼女は黙って天井を見上げた。
それからというもの、アグリアスは家に篭り、壁や床などの堅いものに剣を打ち込む
練習ばかりを繰り返した。そのガシン、ガシンという衝撃音は昼といわず夜といわず、
近所に響いた。音は日増しに強大になり、時には深夜に遠方まで聞こえた。
「どうやらアグリアスは気が狂ったらしい・・・」
「アグリアスの奴、まだやってる。どうしちまったのかねぇ・・・」
近所の人間は口々に噂をした。彼女は近衛騎士団にも出勤しなくなっていたので、
心配した団長がついにある日のことアグリアスの家を訪れた。
「アグリアス、私だ。門を開けなさい!」
迎えに出向いたアグリアスに団長は驚いた。髪はボサボサで眼は陰に篭っている。
応接間に案内される途中、団長は家中のあちこちの壁や床が剣撃とおぼしき跡で
ボロボロに破壊されているのを見た。紅茶を用意してもてなしをするも黙ったままの
アグリアスに団長は尋ねた。
「あれは剣の練習でああなったのかな?」
「・・・はい」
「一体どうしたというのだ。何があったのだ?」
「教会の奴らにやられました。仕返しをしなければなりません」
「仕返しだって? 愚かなことを」
「王家に仕える近衛騎士団としては恥であります」
「君はまだ一人前のホーリーナイトではない。心配するな」
「で、では、一人前のホーリーナイトとは何をもって言うのですか!?」
「聖剣技の使い手ホーリーナイトとは、斬撃ならば奥義の『不動無明剣』に至り、
突き技は同じく奥義の『聖光爆裂破』を極めてこそ、一人前と言えるのだ」
「ならば、私にその不動無明剣と聖光爆裂破をお授けください!」
「・・・ならん」
「なぜです!?」
「君の心は今、暗黒面に傾いている。
暗黒面に堕ちた者は決して聖剣技を習得出来ない。
万が一出来たとしてもその技は暗黒剣に変容してしまう。
君がつまらない復讐心に捉われなくなったら、また騎士団に戻ってくるがいい」
団長は優しく微笑み、席を立った。団長を門まで送ったアグリアスは拳を固め、
俯いて立ちつくした。団長はチョコボに乗って帰路に着きながらも改めて思った。
傍目から見ても分かるあれほどの剣の力をこの短期間に身につけるとは。
アグリアス・オークス、恐ろしい子・・・。
(不動無明剣がなんだ! 聖光爆裂破がなんだ!)
立ちつくすアグリアスの心は無念で一杯だった。
奥義とは各流派に伝えられる実戦の切り札、奥の手の事であり、
聖剣技には十二の奥義があり、その中の代表的な五つをそれぞれ
不動無明剣、乱命割殺打、北斗骨砕打、無双稲妻突き、聖光爆裂破と言う。
「おのれ・・・。聖剣技の奥義さえ知っていれば、あの教会の連中に仕返しできる
というのに・・・。 ・・・・・・そ、そうか! その手があった!」
アグリアスは棚からヘソクリの金貨を握り締め、往来に飛び出して駆けていった。
当時のルザリアでは近衛騎士団と教会の他に北天騎士団が力を持っていた。
王妃ルーヴェリアの台頭と共にルザリアに常駐するようになった北天騎士団は
前者の二つの勢力からは「ガリオンヌの田舎者」と嘲笑されつつも、
新興勢力の常でプライドは高かったから事あるごどに彼らと対立と衝突を繰り返した。
また、北天騎士団は名門ベオルブ家を筆頭にホーリーナイトを数多く配している。
女騎士ルーシー・デューラーもまた、若年ながら北天騎士団のホーリーナイトに
名を連ねる一人であった。
ある日の夜、ルーシーは北天騎士団の詰所から帰宅しようと往来を歩いていた。
とある小道に差し掛かると、暗がりからスッと一つの影が出てきて道を塞いできた
ではないか。ギョっとして目を凝らすとどうも女らしいが、帯剣している。騎士か?
「だ、誰!? 私に何か用?」
思わず声が裏返る。今の恋人の元カノとかそういうアレなのだろうか。
「・・・すまないが私と戦ってくれないか?」
「は、はぁ? 私を北天騎士団のホーリーナイトと知った上での事!?」
「だから頼むのだ。いくぞッ!!」
内心の怯えを封じ込め、ルーシーは素早く腰の剣を抜いた。
女ながらホーリーナイト、本気で戦うとなればそこらの騎士などものともしない。
ルーシーは瞬時で心を戦闘モードに切り替え、相手の剣撃を軽くいなした。
刹那、ルーシーの剣が蒼白く輝きを帯びる。暗闇の中、光が三日月の弧を描いた。
轟音と共に衝撃波が辺り一面に四散する。相手の女は後ろに吹っ飛んでいった。
こうなればもう恐れるには値しない。ルーシーはほっと安堵した。
「どう? 北天騎士団の聖剣技の威力を思い知った? まだやりますか!?」
「・・・ま、待ってくれ! 聞きたい事がある」
「なによ」
「今のは聖剣技の奥義か?」
「そうよ! これこそ北天聖剣技の奥義、不動無明剣よ!」
「ありがたい! 礼を言う!」
「む、おかしな事を言うわね・・・。そもそもあなたは一体何者なのよ?」
「私は近衛騎士団に所属する騎士、アグリアス・オークス。
訳あって聖剣技の奥義を一手知りたかったのだ!」
「し、しまった!」
「撃たれる事は承知で、だからこの通り用意してきたんだ。死なないようにな・・・」
女は上着の襟元をはだけてみせる。緑色の生地をした布が覗けて見えた。
聖属性攻撃を吸収するカメレオンローブだ・・・。
驚いて言葉を失うルーシーに女は一礼し、向きを変えて足早に立ち去っていった。
ルーシーは首を振りながら溜め息をついた。大胆な女。いずれ名をあげるわね・・・。
一ヵ月後、ルザリアのとある教会。
ドン! 裏口から中庭に通ずる扉が破壊され、アグリアスが入り込んできた。
剣の訓練をしていた修道女たちが驚いて駆けつける。
「あ、あなたはこの前の! 何をしにきたの!?」
「・・・礼をしにきたのだ」
「バカな女! また痛い目にあいたいの!?」
修道女たちは前と同じように四方から襲い掛かっていったが、
アグリアスは攻撃を右に左に避けつつ不動無明剣を矢継ぎ早に放っていった。
不動無明剣は凄まじい威力を備えた必中の範囲攻撃である。
かわす事も出来ず、修道女たちは次々とストップにかかるか倒れていった。
アグリアスを囲む円陣は次第に遠巻きになっていった。
「待ちなさい!」
とその時、大きな声が上がった。修道女たちは一旦戦いを止め、道を開ける。
一人の妙齢の修道女がアグリアスの前まで歩いてきた。
修道服の下に鎧を身に纏っているのが見える。この教会の神殿騎士か。
「そこのお若い近衛騎士殿。ここは私が管轄する教会です。狼藉は許しませんよ」
「元々はそちらが仕掛けた事だ。私に非は無い」
「あなたに非があろうとなかろうと、神殿騎士としては、聖剣技を教会内で使用した
近衛騎士をそのまま五体満足で帰すわけにはいきません」
「・・・そうか。それなら仕方ない」
神殿騎士はすらりと剣を抜き放った。アグリアスも剣を再び構える。
数秒の沈黙の後、二人は同時に剣を光らせお互いの奥義を放った。
不動無明剣と強甲破点突きが交差し、大爆発が発生する。
巻き上がった猛烈な土煙に周りの修道女たちは悲鳴を上げつつ混乱したが、
しばらくしてようやく煙も収まったので中央を見てみると、アグリアスと神殿騎士は
剣を振り下ろした格好で静止している。アグリアスの胴鎧にピシッと亀裂が入り、
みるみるうちに胴鎧全体に広がったかと思うと、胴鎧は粉々に砕け散った。
修道女たちの歓声がどよめく。しかしその歓声に押されたかのように、
神殿騎士のほうはズズっと力無く地面に崩れ落ちていった。歓声は途絶えた。
アグリアスは胴にくっついて残る鎧の破片と共にごわごわの上着を脱ぎ捨て、
胸の谷間が露なシャツ姿になって周りを見渡した。
「他に誰かやるか?」
倒れ伏してピクリともしない神殿騎士を見て、修道女たちは戦意を無くし後退した。
アグリアスは出口に向かいつつ一旦立ち止まり、振り向いて声を張り上げて言った。
「私は聖ルザリア近衛騎士団のアグリアス・オークスだ。
仕返ししたかったらいつでも来るがいいッ!」
そのアグリアス・オークスの後姿を、剣を握り締めるもただ恐怖と怒りに震えて
見つめる修道女がいた。まだ顔に幼さの残るこの少女は、先日この教会に配属された
ばかりの神殿騎士見習いだった。彼女の父親は、グレバドス教会を守護する
イヴァリース全土に散らばる神殿騎士を束ねる神殿騎士団の団長。
その娘である彼女は、突然の近衛騎士の殴りこみに、自分も戦おうとしたが、
他の修道女に捕まえられていたのだ。彼女の体に傷一つ負わせてはならない。
団長の娘を不意の危機から守る事は教会関係者にとっては当然の事であった。
教会と近衛騎士団はそれぞれ調査を行ない、「上」の方では示談の席を設けたが、
当時の政局の不安定さもあり、この一件で争う事で第三勢力の北天騎士団をさらに
増長させるのは得策ではないと判断してお互い不問に処すと決まった。
しかしこの事件により、アグリアスはルザリア中にその名を知られる事となった。
「傲慢な神殿騎士に近衛騎士が鉄槌を下す!」「近衛騎士、教会で大暴れ!」
一時的にではあるが、ルザリアの酒場ではアグリアスの話でもちきりとなった。
のちの王女オヴェリアの護衛の任に若輩のアグリアスが異例の抜擢を受けたのも、
この件が影響していたのではないかと言われている。
そして不動無明剣は、アグリアスの生涯における得意技となった・・・。
─── FIN ───
GJ! 面白かったです。
>>449 乙っす。アグリアスの裏設定としてなかなか面白い内容でした。
しかし一見カッコいいようで、冷静に見るとこのアグたんの行動は問題というか非ありすぎw
・自分から無自覚に暴言はいた上でボコられる。しかも近衛所属ということと名前まで明かしてる(こりゃかなり不名誉だw)
・仕事サボる(団長が優しい人でよかったw)
・北天騎士に闇討ちを仕掛ける。よせばいいのに、ここでもまた所属と名前を明かしてる。
(逆にルーシーさん的には求道的な行為として好印象に写ったらしいwまた彼女も聖剣技をパクられたなんて口外できんだろう)
・再び教会に殴りこんで私闘。結構な人数ボコり返す(これは神殿騎士団側もどこまで公にするか悩むとこだろう)
・「仕返ししたかったらいつでも来い」なんて今後も対立を引きずる捨て台詞(ヤベーよアグたんw)
やっぱりこれだけ問題起こしては「王女護衛に異例の抜擢」されたとはいえ、
オヴェ様がオリナスが生まれてからは中央からは厄介者扱いであっただろうという事情も含めて
事実上の左遷だよね。
左遷されても本人は左遷と気づかなさそうだな……
実際はカメレオンローブじゃ聖剣技は吸収できませんぜ。
さんごの剣とラバーシューズあたりが無難。
ラムザ「ワイルドボー可愛いですね〜」
アグ「ラムザハァハァ」
ラムザ「ふわふわしてますよ〜」
アグ「ラムザハァハァ」
拳児外伝「絶招・猛虎硬爬山」ですにゃ>元ネタ
うまくFFTのスタイルにアレンジしててGJ。
このアグたんなら神槍・李書文ならぬ剣聖・オルランドゥにも挑みそうで怖いw
元ネタあったら、それも付記しておいてほしいと思うのは俺だけ?
俺漏れも
オリジナル書いて「元ネタ何?」とか聞かれると
ハァ?( ゚д゚)ってなるし
>>458 拳児かよ!
オーボンヌ修道院でラムザと別れたアグリアス。
寂しさから逃れるために他流試合に打ち込み多くの剣士を殺し恨みを買った。
アグ「む…うぐぅ…」
ラビィ「アグリアス様?どうしました!?すごい汗だ!」
アグ「さっきの茶に毒を盛られたようだ…私に恨みをもつ連中の仕業…か…」 アリシア「す、すぐに医者を!!」
ラビィ「もう…亡くなられている…」
アグリアス・オークス享年24歳。その墓はオーボンヌ修道院を見下ろす丘にある。
― 完―
>>463 八号の映像モードによって「ムツ○ロウの動物王国」の記録を見せてもらったアグリアスさん。
その日を境にラムザを見る目が微妙に変わったとしても、誰も彼女を責めることはできない。
あのアホ毛を…!
あのホッペを…!
あのオシリby吉田画伯を…!
アグ(だが今の私にはそんな勇気が無いのだ…ムツ○ロウ殿、私はどうすればよいのですか…?)
八号の映像モードによって「エマ○エル夫人」の
記録を見せてもらったアグリアスさん。
その日を境にラムザを見る目が異常に(以下略
八号の映像モードによって今度は「巨人の星」「エースをねらえ!」「はじめの一歩」の
記録をまとめて見せてもらったアグリアスさん。
その日を境にラヴィアン&アリシアを見る目が非情に(以下略
八号の映像モードによってさらに「愛のコリーダ」の
記録を見せてもらったアグリアスさん。
その日を境に(以下略
八号の映像モードでひそかにラムザの着替えや入浴シーンを録画しておく
アグリアスさん。夜な夜なこっそり見ているのは秘密だ!
突然、放課後に校舎裏に呼び出されたアグリアス。
指定時刻に10分ほど遅れて歩いてきた彼女の前には…
「こ、こんにちは…」
顔を赤らめながらそわそわとする男子生徒が佇んでいる。
「…私を呼び出したのはあなたですか?」
「は、はい!ご、ごめんなさい…迷惑かけちゃって…」
「………」
無言・無表情のアグリアスに対し、初対面の男子生徒はおずおずと話し出す。
「ぼ、僕…ず、ずっと前…から、あ、あなたのことが…す、好き、でし、た…」
「………」
ピクリとも動じないアグリアスに対して、顔を紅く染め上げながら、
男子生徒は懸命に思いのたけ告白する。
「べ、勉強もすごくできるし、剣術の授業じゃ先生にも負けないくらいだし、
すごく綺麗だし…、ず、ずっと憧れてました…!」
「………」
「ぼ、僕は全然君に敵わないけど…、君のことはきっと学校一想ってます…!」
「………」
「ア、アグリアスさん…!」
「……?」
「ぼ、僕と付き合ってください……!」
「………」
彼女は何も返さない。ただ流れる沈黙の時間。重く圧し掛かる空気と
静寂が、一秒刻みで男子生徒の不安と後悔と緊張を幾何級数的を増大させていく。
「…お、お願いです…!付き合ってください!」
頭を深々と下げて拝み倒す。何という無様。彼女の沈黙と無表情から
結果など判りきっている。しかし、生徒には他になす術がなかった。
「ア、アグリアスさん…!僕は…僕は…!」
無限大に膨れ上がる不安と悲哀に生徒は我慢がならなかった。
何分の一でも何百分の一でもいい。思い人にこの胸の内を理解して貰いたかった。
「僕は君のことがずっと…ずっと…!」
「……!」
アグリアスの肩を掴む。なんて柔らかで華奢なんだろう。
しかしその幸福を味わうには、あまりに生徒は昂りすぎていた。
残る肩も掴む。もはや止まらない。止まろうはずがない。
目を閉じて口を寄せる。倫理や体裁など塵ほども感じなかった。
腕の中にいるアグリアス。この世界で一番愛おしい女性。
それだけが、この男子生徒の世界の全てだった。
捕縛状態で勝負を覆す起死回生の当て技。彼女が識る14手の内、
現在の状況に最適なモノを選考し、発動。体重を効率よく乗せた重い掌打は
一寸の狂いもなく生徒の水月へ叩き込まれる。
「…ぐ…ふっ…」
男子生徒、あえなく撃沈。薄れゆく意識の中で見た愛おしい女の子は
相変わらず無表情だった。
倒れ伏す生徒を見下ろすアグリアス。
「(…き、緊張したなぁ…)」
一応生徒の脈を確認したアグリアスは、生徒を放置したまま家路についた。
八号の映像モードによって「戦場のメリークリスマス」の
記録を見せてもらったムスタディオさん。
その日を境にラムザを見る目が異常に(以下略
雷爺「ラムザ、先ほどアグリアスが泣きながら『私を殴ってください!』と言ってきたのだが、何かあったのかね?」
ラム「あ〜、昨夜僕と一緒に『ス○ールウォーズ(シ○ジ・ヤマシタ版)』をぶっ通しで見てしまったものでして…」
ラファ「最近アグリアスが異様に気を使ってくれるのよね…嬉しいんだけど、人の顔見ていきなり涙ぐまれると、ちょっと、ねぇ」
ラム「あ〜、昨夜僕と一緒に『お○ん』ぶっ通しで見ちゃったから…」
ボコ「くええ…(最近アグリアス様が僕を戦場に置き去りにすることが多くて…後で迎えに来てはくれるんですけど)」
ラム「ごめん、昨夜僕と一緒に『南極○語』見ちゃったんだよね」
>>476 ラムザと一緒じゃないと見ようとしないアグリアス
洗濯屋ケンちゃんを見るとどうなっちゃうんだ。
本当はラムザといっしょに
「ローマの休日」だの「マイ・フェア・レディ」といった
甘ったるい映画を見たいのだが、そこは見栄を張って
「ヨーロッパの開放」だの「戦争と平和」だのを見てしまうアグリアスさん。
シェークスピアとか見たら号泣しそうだな。
とりあえずアグリアスさんの出撃前日に
「ジャンヌ・ダルク」「ブレイブ・ハート」「キング・アーサー」「用心棒」「あしたのジョー2」あたりを
いっきに見せておけば、次の日は鬼神の働きを見せてくれますよ。
>>481 ジャンヌ・ダルク → 牢屋でイギリス兵どもに(ry
ブレイブ・ハート → 初夜権!初夜権!
キング・アーサー → 蛮族に捕えられて慰み者になるローマの女(ry
アグリアスには少々激しすぎる保健教育だな。
なんかすっかり映画を語るスレになったなw
ディープダンジョンはNOGIASだけ音楽違うな・・・・タイプは同じだが。
ディープダンジョンは真っ暗だからアグたんのおしり揉んでもバレナイ
487 :
アグリアス様:2005/06/19(日) 19:02:37 ID:4Rhz+asT
やってくれましたね、シドさん…
よくわたしの最後までレギュラーへの夢を見事に打ち砕いてくれました…
アドラメレクやザルエラの反応がありませんね…あなたが殺したんですか?
どうやったのかは知りませんが、これはちょっと意外でしたよ…
それにしても、あと一息のところで私がメンバーから外されるとは…
ラヴィアンさんには残念でしたが、わたしはもっとでしょうか…
はじめてですよ…
このわたしをここまでコケにしたおバカさんは……
まさかこんな結果になろうとは思いませんでした…
ゆ…
ゆるさん…
ぜったいにゆるさんぞ雷神シド!!!!!
じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!!!
エクスカリバーも逃がさんぞ覚悟しろ!!!
殺害数、戦死者数0を目指すおいらは、
ディープダンジョンで照明を照らすことができませんorz
DQ8だっけ? アグアグーソ
なにが、だ
>>488 テレポ付けてるユニットがいれば、行動選択時のみではあるがマップ全域の地形が把握できますよ。
暗がりで誰かが乳繰り合ってても、時魔たんには丸分かり。
もっともシルエットによほど特徴がなければ、それが誰と誰かまでは分からんだろうけど。
>490
いや、>487が何のネタか思い出せなくてさ・・・。
もしかしてドラゴンボールか?
>>493 フリーザさまだろ。
アグリアスはピッコロさん、ラッドはクリリンて感じがする。
フリーザはむしろドラクロワ枢機卿。
「私、この前リューク君に宿題教えて貰ったのよ!」
「あら、私だってこの前リューク君に本を運ぶのを手伝って貰ったんだから!」
「素敵よね、リューク君って…」
クラスで人気の異性について、和気藹々とさえずる女生徒達。
そんな中、アグリアスは辛うじて輪に加わっているものの、自らは話題に
参加しようとせずに、静かに窓の外を眺めていた。
窓から射す陽光に、彼女の艶やかな金色の髪が光る。
白光はクセの無い流麗な金の髪と輪舞を紡ぎ、主の美を称える。
その碧眼は遥か彼方まで広がる果てしなき青空を望み、心はここには無かった。
風の音色、若草の香り、暖かな日差し。自然という名の至上の芸術に彩られ、
静かに。静か過ぎるが故に逆に人を惹き付けてならない深窓の姫君。
体はこなたに。心はかなたへ。物欝げな顔で想い事に耽るアグリアスは
どこか幻想じみていて、浮世離れしていた。
まるで彼女が時間と世界の流れから隔絶されているかのように。
「ねぇねぇ!アグリアスさん!ぼーっとしてないで話に参加しようよぉ!
アグリアスさんは誰か好きな人とかいないの?」
彼女の静寂を掻き乱すのは、このグループの女生徒だった。
「そうだそうだ!忘れてた!アグさんはどうなのよ!?」
「アグっちってばー!黙ってないでさぁ!」
「………」
皆、憧れの人に話しかけて貰っただの、勉強を教えて貰ったといった、
ごくごく微笑ましい話ばかりだ。恋愛というものを知らずに、
恋に淡く甘い幻想を抱く小さなつぼみ達。
そんな彼女達の中で、一際異性と係わり合いが少ないアグリアス。
確かに美しいし、気品もある。しかし寡黙で唐変木なアグリアスには、
とてもじゃないが異性との恋愛劇を興じるといったイメージは持てない。
答えの判っている質問。彼女達のささやかないじわるい質問。
窓の外を向いていた視線が、ゆっくりと女生徒達に向けられていく。
氷の眼差し。冷たく、透きとおっていて、相手の熱を奪う略奪の視線。
この冷たい目の前には、どんなに熱く滾る怒りも罵倒も反論も、
一切が熱を吸い取られて無意味となるかのようだ。
別段アグリアスが怒っているようにも見えなかった。いつも通りの変わらない目だ。
見慣れた視線。しかし、相手の心根を見透かすかのようなその目に、
若干の悪意を持って臨んだ彼女達の胸に、冷気がじわじわと侵食していく。
「…私は…そういうのには縁がないな」
冷たい瞳に気圧されていた女生徒達だが、予想通りの展開に、冷えた胸へ熱を取り戻す。
「えー!?アグさんそうなのー?」
「つーまーんーなーいー!」
「何でもいいからさぁ!何かないのぉ!?」
「………」
やいのやいのと騒ぎ立てる女生徒達にアグリアスは黙り込み、考える。
遠く、ありし日の姿と事象を追憶する。
あの日、あの時、あの場所、あの思い出。彼女自身の人生史に問いただし、答えを模索する。
静かに、ある一つの目的の為に思考するその姿は、先ほどのとりとめもない
物思いに耽っている様子とは、また違った一面を覗かせた。
髪が春風にそよぐ。陽だまりの中で、静寂の内に身を沈める透明な氷の少女。
「…そうだ。思い出した」
ふと顔をあげ、爛々と表情を輝かせる少女達に言い放つ。
「…この前ね、女子トイレと間違えてうっかり男子トイレに入ってしまったんだ」
「………え?」
「退屈だったし、誰もいなかったから色々と調べてみたけど、けっこう面白かったよ」
「…………!!!」
表情一つ変えない、静かで凛々しい彼女に、女生徒達はただ戦慄した。
>>495での>寡黙で唐変木なアグリアス、という表現に
(朴念仁のほうが言い回しとして合ってるんじゃないかな〜)と思ったが、最後まで読み進めてみると
なるほど確かに唐変木だよアグさんw
アグたんとミルウーダたんとではどちらが剣術に長けているか
そりゃメリアドールだろ
なんでやねん
最近アグたんがライアンと化してる件について
いや、むしろ唐変木もやりすぎたらただの電波だと言いたいがな
このスレを久し振りに覗いてFFTをやりたくなった
しこしこがんばってやっとアグリアスを仲間にしたらあまりのドライさに驚いた
こ、こんなに普通のキャラだったっけ・・・
自分の中のアグリアス像はほとんどをこのスレの人たちの想像力によって作られていたんだ・・・
ラムザ「アグリアスさんとメリアドールがまた喧嘩してるんだ!!どうにかしないと!!」
ムス「・・・・・・・・・・(お前なぁ・・)」
ラヴィ「・・・・・・・・(ダメだわこの隊長)」
ラムザ「なんで黙ってるんだよ!!いくら星座の相性が悪くたって話せば分かり合えるはずだ!」
アリ「・・・・・・・・・(これだもん)」
ラムザ「僕達の隊の指揮にも関わるんだよ!?みんなどうしたんだ?黙ってちゃ分からないよ・・」
ラムザ「ハァ・・・僕ってダメな隊長・・」
>>503 アグリアスがイベントに参加するのはオーボンヌからゴルゴラルダまでですからね……3章4章ではどこにも出て来ない。
ラムザとの会話も内容ないしな。
ガフガリオンと漫才やるのがメインだから。
何を言う。
除名しようとすればいつでも
あの意味深なセリフが聞けるではないか!
なんだっけ?
「最近、胸が苦しいんだ。」 だっけ?
「なるほど、もう用済みという訳かい?
使えない人間は切り捨てるんだね?
「クッ…気付かれたかッ!」
512 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/20(月) 23:24:26 ID:HpnRyRcy
age
>>508 その隠しメッセージが出た場合、
母乳を搾ってオッパイを軽くしてあげたほうがよいですね。
ラムザ「妊婦イラネ」
散々仕込みやり尽くした挙げ句孕ませといてそれかー!
とか叫んでみるテスト
ラムザがそんなことするわけないじゃん
どっかの野良犬の子だろ
もう貴女一人の体じゃないんです、
必ず生きて戻ってきますから、ここ(ドーターあたり)で待っていてください。
を意訳すると「妊婦イラネ」になるかと。
∧__∧ ll
|(・)。(・)| ( )
|ヾ三ヲ└'ノ <ものは言いようってことだね
.| l´
つ ま り
オヴェリアを助け出せずアグリアスは人生の意義を見失った。
主に仕える忠犬は非常に清廉で気品も高いが、不幸にもその主を失ってしまうと、
そのモラルはそこらで鶏のケージを荒らして回る野良犬程度にまで落ちてしまう。
そして彼らに二度目の恋は不可能なのだ。
アグリアスは隊が街に寄った時には酒場や路上でひっかけた行きずりの男と寝た。
そしてついにいつのまにか身篭ってしまう。誰の子かも分からない。
ラムザはその子は自分の子だと思った。いや、そう思いたかった。
でも、妊娠してはこれ以上戦いを続ける事はできない。
教会の野望を阻止するこの戦いが終わるまで、一旦隊から離脱するべきだ。
そう考えたラムザはアグリアスにここドーターで待っててくださいと話を持ちかける。
しかしアグリアスはそんな事はまるで問題にならないかのように平然としていた。
「そう悲観する事は無いさ」 彼女はこともなげに言った。「堕ろしてしまえばいい」
ラムザは頭が真っ白になった。目の前の景色がゆがんで見えた。
ラムザはアグリアスにつかみかかっていった。アグリアスはすっと横にかわす。
目標を捕らえそこなったラムザの体はよろめき、無様に前のめりに地面に倒れこんだ。
手を付いて四つん這いになったラムザの背中を、アグリアスは冷淡に見下ろしていた・・・
だから何なんだ・・・
アグリアスはツンデレなの?
俺の中ではデレデレ
FFキャラのツンデレ属性
ツン
↑ルールー
│ 風神 リディア
│ファリス
│ ユフィ ベアトリクス
│ ティナ
│ キスティス リルム
│
│ エーコ
│
│ リュック ガーネット
│ セルフィ レナ ティファ
│ クルル ユーナ
│ ローザ リノア エアリス
┼――――――――――─――――――――→デレ
なんで入ってないんだよヽ(`Д´)ノ ウワァァァン
>>519 それはそれで格好いい話だと思った俺ガイル
>>523 ぶっちゃけ公私の私の部分の描写がほとんど無いからだろうな。
あと何年か人生経験を積んでいればベアトリクスあたりの立ち位置に近くなるんじゃねーの。
異性にはやや免疫足りないものの、大人=公人としてはバランス取れてる人柄っつーか。
FFTキャラがFFのキャラとして認められてないのかも・・・・
アグたんは風神の上ぐらいかなぁ?
萌えスレ補正抜きならティナくらい
補正ありならリディアの下くらいじゃないかな
ところでなんでリディアがそんな位置にいんの
アグたん妊娠ED純愛アンハッピー版
オーボンヌ突入前にラムザの子を身ごもっていたことが発覚したアグリアスさん。
ラムザは必死の説得でアグリアスをドーターに置いていく。
数ヵ月後、めでたくアホ毛をピョコンと生やした双子の男女を出産したアグリアスさん。
しかし待てど暮らせどラムザは帰ってこなかった…
アグ「お前達のお父さんは、かくかくしかじかでこんな人だったのよ…へっぽこ(男の子)、闇風(女の子)」
未亡人アグリアス・オークス、ネーミングセンスはゼロだった。
べんじょとか害虫とか録画ボタンとかよりはマシだと思われ。
…うん、ごめん、しばらく浮気してた。
>>530 俺も好きだけど、アレにはアグリアスがいないから・・・
いい加減子供産むとかキモい。そんなのもうアグリアスじゃないよ。
やおい穴かっつの。
それじゃキモくない話題をお前が投下してくれ。
そういう問題か? さすがに妊娠ネタはやりすぎに思える。
って前にもこういう話は出たね。いつ頃だったっけ・・・
面白いものは面白いって言えば良い
くだらんものはくだらんと言えばいい
意味がわからんと思うなら意味がわからんと言えば良い
だから何なんだ?と思うならだから何?と言えば良いんだよ。
537 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/22(水) 19:12:49 ID:HyZmIwax
ワロスといえばいいんだよ
ワロス
某ゲームで銃使いキャラなのにアグリアスと名付けて家あげた上で、衣装送りして反応を楽しんでいる俺ガイル
貴様ハンターだなッ!
…主にひらひら系の服送ったときの反応がイイよね(*´д`)
「…笑うな! どうせこういうのは似合わないんだ!
どういう趣味だよ、もう…」
まぁ金髪ってくらいなンだけどな、外見上の共通点はッ!
あとは闘う女という点か。
…カールきゅんがリネームできれば
ラムザて名前にしてメイド服とか巫女服とか送りつけるんだけどね(*´ω`)
「あ、あの…いただいた服を着てみたんですが…これ、女物なんじゃ?
は、はずかしいです…」
擦れ違い失敬、これにて御免ッ!
この身貴公に預けると言ったはず・・・
ハァハァハァハァ・・・・・ウッ
書くといってかけてないSS師(仮)がここに一人。
大学が、大学が忙しいぃんです…orz
も、もっちっと…六月中には、なんとか書きます。
待ってる人いるかわからないけどもう暫しお待ちを
>>541 アグたん、お腹でもこわしましたか。
それとも飲み会でタガを外してしまったので、罰走処分?
Hな推測はいけないと思うので、僕のお腹の中深くに留めておきますね。
>>539 俺も某ダンジョン探索型RPGの学園モノバージョンで、アグリアスさん作った。
君主は女じゃなれないから神女にしたけどな。
>>542 答えてしまう優しい俺。
ツンデレ=普段はツンツンしているが、意中の男の前ではデレデレしてしまう女。
主にギャルゲーでこの手の性格が形成された。
ギャルゲーでは、「必ずおとせる」「必ずヤれる」事が前提だからな。
それなら最初はツンツンしてたほうがいっそ興奮する。というわけでツンデレ。
ツンツンのままでおとせずにヤれなかったらストレス溜まるだけ。
ツンデレ属性は、「ツンツンしててもいずれアンアン喘がせる事が出来る」という
法則の元においてのみ、魅力的な属性なのだ。
ディードリットとかもツンデレの枠に入りそうだな。
結構根は深いんじゃ有るまいか。
ムスタディオの前でしか踊り子の格好をしないアグリアス
「は、恥ずかしいのだぞ……こんな格好……」
アグリアスはいつラムザのことを好きになったのか
ムスタ「アグリアス、俺のこと嫌いか?」
アグ 「ああ」
ラム「アグリアスさん、僕のこと嫌いなんですか?」
アグ「そ、そそ、そんなこと、いや、なんだ、その、
好きとか、嫌いとかでは―――ああいや、勿論、隊の長として、
その、信頼はしているがな、そのなんだ、そういう、ええ、
今は、それどころではなかろう!! いやいやいや、だからといって、
決して嫌っているとか、そういうわけでは……」
ラム(アグリアスさんてからかうと面白いなぁ)
アグリアス「食事の前に、みんなに言っておきたいことがある。……大切なことだ」
アグリアス「私はピーマンが嫌いだ。大嫌いだ! だってピーマンは苦いから」
アグリアス「……以上だ。食べて良し」
フジにアグー豚
アグリアスさんに踊り子になってもらう場合、
いきなり色っぽい踊りをやらせるのも酷なので、まずは軽く「ラジオ体操第一」から。
やたら色っぽい格好のネーチャンが妙に健康的な動きをするという珍妙な光景に、
敵も一瞬あっけにとられ動きを止めてしまうという寸法。
アグ「大きく腕を振って〜手足の運動〜♪お前達もっと気合入れんか!」
ラヴィ「三人で踊り子やろうなんて言うから、どんな踊りをするのかと思えば…」
アリ「アグリアス様、恥ずかしいです〜」
アグ「健全な肉体に健全な精神が宿る!アカデミー時代を思い出すなー、ハッハッハ!」
だが残るツートップ、ラムザ+もう一人の苦労は並大抵ではないが。
あ〜た〜らし〜い あ〜さがきた
き〜ぼ〜おの〜 あ〜さ〜が
あーたーらしーい敵が来た
おーたーからー持ってー
よろこーびに、剣を抜けー
カオスブレード
トードのー声にー
すこやーかな夢をー
そのタゲの指定で終わーりよー
算術、一、二、三
アグたんと関係ないな
アグリアスはムスタディオと結婚するんだろうな。
実家に帰ってそこらへんの騎士か郷士と見合いでもするんだろ
寧ろラムザ(とだれか)の結婚式の最中にラムザを強奪
ここで一発、かつて異端者さんが提唱した「実は既婚」説を持ち出してみる。
「随分かわいいペンダントですね」
「娘からの贈り物だ。今年で五つになる」
……子持ちアグたんもそれはそれで
やだやだ、そんなのやだぁdlさkdn
おいこんちみるたよ
「ここで一番強い剣士と試合したいんだが」
「道場破りか?」
「まあそのようなものだ」
「名前は?」
「アグリアス・オークス」
「何をやってるんだ?
」「聖剣技」
「いいですよ。私がやりましょう」
「メリアドールか・・・」
ええ、正直自信はありましたよ。自分で言うのもなんですが、
神殿騎士の若手の中では私の実力は飛び抜けてましたらね。
「始めてもいいのか?」
「いいなメリアドール! チャンスがあれば即そいつの装備を破壊してしまえッ!」
さて、何が来る・・・? と思ったら様子見も何もない。
そのホーリーナイトは真正面からノシノシと突っ込んできました。
突き・・・・ だったと思う。
重装備を含めて自重70キロを超える私の体が完全に吹き飛ばされましたからね。
後にも先にも、本当に空を飛んだのはあれが初めてだったんじゃないかなあ。
壁に叩きつけられながら思ったのは、この騎士、本当に剣が好きなんだなあって。
私は間合いを空かせないように前に出て鍔迫り合いにもっていきました。
と、その騎士は強引に私を突き放したんです。
ナイトの中では圧倒的な膂力を誇るはずのディバインナイトの鍔迫りが、
ホーリーナイトの、技でもなんでもない、ただの腕力に押し戻されたんです。
左切上・・・・ だったと思う。
押し戻されてバランスを崩したところに下からすさまじい衝撃がきました。
かろうじて防御したものの、私の足は完全に宙に浮きあがりました。
慌ててガードしようと剣を掲げたところで、防御などお構いなしのオーラが飛んできた。
聖剣技の 不 動 無 明 剣 ・・・・ってやつですね。
はは、勉強したでしょう、私も。
宙に浮いていた私の体は思い切り地面に叩きつけられました。
北 斗 骨 砕 打 ・・・・ だったと思う。
これはよく覚えているんです。喰らった時、死を予感したからかな。
周りの景色が歪んでね、もう何がなんだか分からなくなっていました。
私は這いずりながら逃げようとしました。と、止められてしまうんですね、これが。
チャンスがあったら即装備を破壊しろというのを実践したのが向こうなんだから世話はない。
アーマーブレイク・・・・・ だったと思う。
私の重装備は次々と破壊されていきました。私は断末魔のような悲鳴を上げました。
「キャァァァァ──────────────ッ!!」
それから後は聞いた話です。
「いい汗をかいた・・・」
七色のステンドグラスを突き破って、そのホーリーナイト、逃げてしまったんですよ・・・・
「・・・聖剣技自体が優れているとか、正面からの回避率が高いとか、
そういう瑣末な問題ではないんですよ」
深緑の神殿騎士はワインを傾けながら感慨深そうに首を振った。
「何もかも違うんです、アグリアス・オークスという騎士は。
技も、力も、速度も、知識も、知能も、戦略も、筋も、骨も、何もかもね。
はは、私がまさっていたのは、若さと顔だけ。
例えるなら、アグリアスは一振りの剣。
ある時、鍛冶屋によって百本の剣が打たれる。
剣たちは幾多の戦場で幾多の人を斬り、そして曲がり、あるいは折れていく。
そしてついに、一度も折れず、刃もかけない剣が一本だけ残る。
例えるなら、アグリアスはそんな感じかな」
「メリアドールさん、あなたは意外と詩人なんですね・・・」
「アグリアス・オークスに勝てる剣士を一人だけ挙げるとするなら・・・」
「ッ!」
「・・・傭兵隊長ガフ・ガフガリオンくらいなものか」
「オレのやり方に不服なンだって? ラムザ」
「はいッ! 不服ですッ!!」
ガキはガキらしく正義漢ごっこで遊んでりゃいいものを、畏国の平和などと戯けたことを・・・
>はは、私がまさっていたのは、若さと顔だけ
メリアたんも他人を褒めてるようで、なかなかアピールしてくれますなw
ほんとは自分のほうがATも上なのに。
アグたんはワン・オブ・サウザンドだったのだ
正直、アグメリが・・・・・ 好きだ。
アグリアス「出発の前に、みんなに言っておきたいことがある。……大切なことだ」
アグリアス「私は金魚すくいが嫌いだ。型抜きも大嫌いだ! でも射的はちょっと好き」
アグリアス「……以上だ。出発しよう」
まさかアグリアスがイヴァリースにバランスをもたらす者だったとはね・・・
戦争後、ダーティーペアのように畏国中で暴れまくるアグメリを想像してみる
アグメリは、主義主張や背負った立場身分は違うけど、
お互いを尊重し合った、落ち着いた友愛、大人の関係というイメージ。
「組織の強力な駒」というシンパシーもあるかもね。
同じ目線で分かり合える数少ない相手かもしれない。
問題は夜は両方受け属性な事だな。
いや、それすら何の問題も無いと言えば無いのだが・・・
お互いオズオズと、ね・・・
アグメリの王道は、酔った勢いでの朝チュンだな。
さらに可能ならアグだけ二日酔いのせいで記憶が飛んでてほしい。
その上で事の顛末を知ってるラヴィアリに冷やかされてほしい。
エンディングの後のラムザとアルマは禁断の近親カップル。
きんしんそうかんを ねたにするとは と゛こまて゛も
たのしい
>>579た゛!
「アルマ…
「にいさん…はぁん!
_,,.-'''゙゙゙゙ ̄ ̄```''ヽ,,
, -'' ゙ヽ, ' ;
;.'゙./ ゙、 ゙;.
;'゙ .l /| .i, ヽ, ヽ, i i ;
O .l / ! .lヽ, ヽ, ヽ l i l
-┼‐ l i .l ゙i .l `、lヽ, 'l l l / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
./ | ヽ_ .l i l゙ー-''`、! ゙'-'゙゙ヽ~~.l .lr‐、 j l, |
>>581 | | l i.|cモヲ ` ゙モヺフ、! lR.l /リ | <
 ̄ l li !゚;;; ; ゚. ; ;;; ; | l^_ノ/ / \___________
l .l l 。 i,、. c | レ///リ )
.l .!.i\ d =、;;;;。 . .イ レ/ / ノ, ヒ
;' .l l ! ` 、, .'' //| l/ / / ) ッ
.;'' _l .l-‐-、__f`rご/ | .ル/〆//ノ, ク
'; /゙ l .| / l゙ ; o .| li L._〆〆_ヽ
/ l i |/ / ; ; | ,l.l `/ ``
/ .l.! | | :'/l ;. .| l l_,,、/|
.l !|.|ノ.| '/ ゙l ; ! / ! / ノ
〈〈 。il.| |'/ ゙i ; // / /
.'; } \ 。 / !i ゙l/ '゙ / ./
';, \ 。 Y , | 。/
;.." | `'Y ; ;' ; ; !|V。
`、_〈 ;' ; ; ; ;゙ ; !| \
⊆=ゝ ; ; ; !|. ヽ_・_ ,,,、-"
(`―--`、 ; ; ; !| \・
今日は珍しくアグリアスさんに忍者になってもらいました。
ラム「それじゃアグリアスさん、『潜伏』しながら先行してください」
アグ「うむ、心得たり!」
アグ「やあやあ!遠からん者は音に聞け、近くば寄って目にもみよ!
我こそは正義のホーリーニンジャ・アグリアス・オークスなり!!
怒りの手裏剣受けてみよーッ!!」―『潜伏』解除―
ラム(台無しです…)
あいたた
ラムザとアルマのインセストタブーをかぎつけたら、
アグたんはどういう反応するんだろうな。
アルマの暗殺でも企てかねないか。
メリアドールは、ラムザ×アルマのカウンターだな。
ラムザの暴走してる感じが和らぐ。
>>585 ラムザを正しい道へと戻すため、
レーゼお姉さんに「正しい男女交際の薦め」のHowTo指南を乞いますよ。
もうあることあることあることばっかり吹き込まれて
アグ「わわわたしにそんなことできるのかー!?」
レーゼ「できないとアルマちゃんに持ってかれちゃうわよ〜♪」
アグ「やっぱり鉄拳一発ショック療法でどうにかなりませんか?」
ラムザを犯し隊スレに迷い込んだのかと思った
アグリアス「就寝の前に、みんなに言っておきたいことがある。……大切なことだ」
アグリアス「私は枕が変わると眠れない。枕が変わると眠れんのだ!
悔しいからお前たちが寝たら鼻をつまんだりするかもしれないが、耐えろ」
アグリアス「……以上だ。休んでくれ」
∧∧
( ・ω・)
_| ⊃/(___
/ └-(____/
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
ドキドキ
<⌒/ヽ-、___
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l .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l
イ.. /.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l.:.、.:.:. l ..|
l:|.:.:.:.:...l/.................../:.:.:.:.:.:./.:.:.\:ヽ!.:.:.:.:.:l うぬぬ〜〜〜〜!
l:|.:.:.:.:.:.!.:.:.:.:.:.:.:,:.‐.´:.:.:.:.:.:.:/ ヽ:.:.:.:.ヽ|:.:.:.:.:.:|
!:!:.:.:.:.:.l_:.;:.-.:´.:.:.:.:.:.:,: - ' _j└ ヽ.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:|! メリアドールの奴め・・
l::!.:.:.:.:.:.!.:.:.:._、-‐ ´ ¬ '/ \:|.:.:.:.:.:.|l
!:|:.:.:.:.:.:| フ=ニヽ、 ,∠=ヽ |.:.:.:.:.:.:|j
j_:|.:.:.:.:.:.| ヽ (:.)ヽー' ' ー く (:.)_ ,. / |.:.:.:.:.:.:リ ヽ-、
ノヽ|:.:.:.:.:.ハ ノ(`  ̄ ´ ` ー ̄´ノ( |.:.:.:.:.:.:! / / ヽ
く !.:.:.:.:.| ハ ` 、 , ⌒/|:.:.:.:.:.:.|/ | , \
/ l丶、!:.|.:.:.:ト、 \, ^ ,、 / !:.:.:.:.|:.| ! ! ヽ
/ ! |:.|:.:.:.:! 丶ヽくヽ` ー_-_ , , ィ / /|.:.:.:.:|.:l l /
/ ! |.:|.:.:.:.|丶、 丶 ̄ヽ ̄- ´// /|:.:.:.:l.:l ! l
/ l !.:!.:.:.:.! ` ー、 _ ヽ /´ , イ l.:.:.:.!:l | l
', |:.!:.:.:.:| l ` ー'‐ ´ / !.:.:.l:.l | /
l |;l!.:.:.:.! _ . -┴――――┴ -- j.:.:.l!:l !′
あぐあぐ。
アグリアスになら私の全てを見せられる。
なんでまともなAAが少ないのか
>553の画像の漫画のタイトルってなんだ?
,..- '' "´ ̄ ̄ `` ヽ、
/ 、、 \
/ ,' __ ヽ ヽ、
.,' '' `゙, ;:..''" ´ ̄ ``ヾ''''''ニ=゙、
,!, ,..、 `ヽ:..-,-r、
/, ! ,' rヘ、 、 ゙、_!,,.! ゙!
,'/ | |!,..-ヾ、`ヽ、、__``ヽ、 i,ヘ,| |
.|l ! ,|!'"´ `_,.-'' ,,.ィ',.ニミ、ヽ !^,!' /
!i ゙、 |! ,..-‐'、、 ',.ヘ:::::ゾi |,ソ /゙!
゙、 ゙、 |!ヾ ,ィi::::ヾ "´ /l| .|,' ' |
ヽ ゙!|ヾ、 ゞ'' ;_ ,/ !| !,' /゙! あぐあぐ。
\、 ゙i、゙! ヘ、 _,. -' ヽ,イl :ト ,! |
ヾ!゙、 l| ` 、、..,´_,./ィ'゙| ,!゙、l、 ノ、
i ゙!| l| ゙!  ̄´゙、゙、゙、| l:::.ヽ、_ソ _,..-―- 、、
| |!| |!_ 丿 .:.:::::゙ ゙、i' !:::::.:.. .. ゙̄、 ヽ、
_,,...┴' ゙! ゙、`、.. ..:.:.:::::::::゙、,' !:::::::::::::::::.:...゙、 ヽ
/ ゙、 ゙、 ゙、.:.::::::::::::::y ,' 、::::::::. :.:..:...゙、 ゙!
/ ゙、 ゙、 ゙!:::::.:::::::/! :!`ヾ、ヽ、::::::::.:..゙、.. !
i .゙、 ゙Y:::::::::::/ ,! | `ヽ,ヽ、:.::::;ィ、..:... |
! ..,゙、 ゙!:::::::/ / ゙!.| ゙ヽ`/ヽ、:.. ,'
| .. :::::/ ! :|::::/ / ゙、!'´i`` 、/゙! ゙!:::::::.:...,!
゙! .. :.: .. :/ /| !`'゙ /!`''-r'´ ゙! ゙i ゙i :|二ニ-)
なんかたくらんでますね
>>594 まともと言うか、591にいたっては舞-HiMEのなつきのAAっぽ。
アグたんはAAにそれほど恵まれていないからな。
AAのもとになる(本編中の)イラストが皆無だからねぇ…。
しかたないとはいえチト寂しいわな。
....::::::::::::::::::、
..::..::::::::::::::...... .::::::.、
.;i::.:::::;:;;;:::::::::::::. ...:::;i:;;、
.:i;;:..:::::::::::::;;::::::....:::i;;:i;:::;i:
.i;:i!'li;;:!i::::::..::!!ii;;::;;;:::!i;::i;:i;i;
i;;i:' '!i;;:i`!i;;;:..::::!ii;;:::::::!l::i;l;i;
:i:;i!: `!i `!!ii;;:::::!l;i::::il;i;;iii;
::;!:i!=;:_ ..:=:::;;_;!i;:!li;:;;i:iii!;::i;
;::;i;i!':!:i;i, '.!;i!~::li;iliii!!!!;::;;i;
;::i;;ii;: lii;ilii;;ii;::;;i::i;
:i:.:i;;;ii; l;ii;:lll;:;;ii;;::::i;
;i:.::i;;i;i;: ._ _ .:;l;i;i:lli;;ii!!;;;:i;
:::..::i;i;;i`:. ~ ..:::i!l;;il.:lii!i;:;;iii;
;i:::.::il;i _,;;:.._...;;;::::;;;;;ill::;i::ll!i;;ii!;::i;
;i;:.i;:li {{lll'::l{l::'llliiillli}}l::::..illi!!;il;;:i::i;
;;:::i::l_ _,,,}}lll::l}l::lllllllliillli:::.::il!;;:il;;;ii::i.,,,_
__..::--l:::::i:;;liillliillll;::ll::!llliiiiilllli:i:.::i;:i;i;. : :: ~~`::,,_
_;;i'~ ..:::;i::::;iilllllliill!'::,l}l!;:!lllllliilll;;i;;:;i:i: !i, : ::: `:;,
.,i'' .::: : ::::i;;:i;i;i!!llll!';i!' ; `!i;:`!l!'li;;i;:;ii: :`i: : : :::::.... ~:.
,;i' .::::: : :: ::l;;i!:!!: `'v ,i: : : : !v lii;i:i;il : i : : : : :::::::::::...::::`i
,i' .:: : : : : ;:::l:!l : li. ,ili、 .il iiilil::: i : : : : : : ::::::::::: .:::i!
,i;,_ .: : ; ; ; :::::::{l;;i : : i::V:i:::V:::i : : i :lllli::.. .:. ;,,_ ,, ;_; ; ; ; ;,-'::li
l:. ,,, .: : ::.::::ii{{!;: : : . i:::!:::i:::!:::::i . : : :.:.i::illlllii :: : . : : : : : : ::;::l!
アグたん600ゲトオメ
アグ「ラムザ……抱いてくれ…」
ラム「え、今ですか?」
アグ「身体が火照るんだ……お願い……」
ラム「アグリアスさんは甘えんぼさんだなぁ……
はい、たかいたか〜い」
アグ「違っ!!」
アグたんも負けずにラムザを「たかいたかい」すべきだな。
そのまま人気の無いところへお持ち帰りできるかどうかは、
ほんのちょっとの勇気しだい。
アグリアスさんにもインテリアとか衣装とか贈れたらいいのになぁ…
と、戦車のゲームをやりながら思った。
ロッカーとバニーだな
FF12で期待している事はただ一つ!
ン何年後くらいの未来編にとんでアグ様を拝みたい
DQ8にはゲストキャラでDQ3の女戦士が居るとか。(傭兵にきたとか?
FF12でもゲストキャラでいいからアグアグ出してくれ・・・・
ラムザ一行に遭遇するイベントとか隠しで入れてくれ・・・・
>>607 DQ3の女戦士の絵がDQ8では町の人グラに使われてるだけだよ
当然各地に女戦士が出てくる
ラム「実はアグリアスさんにプレゼントがあるんですけど…」
アグ「わ私にプププレゼント!?(ドキドキ」
ラム「アグリアスさん専用の防具なんですけど。色気の無い贈り物ですいません」
アグ「ふふ、何を言う。お前のそういう飾り気のない心遣いは、私にはむしろ嬉しい」
ラム「それじゃあ、はい!『魔法のビキニ』です!!」
アグ「!!??防具か、これが!?」
ラム「何言ってるんです。『鋼鉄の鎧』より守備力が高いんですよ。せっかく僕がキングマーマンからブンどってきたのに〜」
アグ「こんな物着て戦えんわ!(恥ずかしくて)」
アグたんにもDQ女戦士風ビキニ鎧をぜひとも。
FFTのシステムではHPあんまり増えてくれそうにねーけど。
HP増加は望めないが、相手に凝視されないようヘイスト状態になり、でも動きが激しいせいでぼいんぼいんばいんばいんなため、男性ユニットが自動チャーム
アグリアスは処女。それも すごい 処女だ。
FF12なんて出るんだか出ないんだか判らないし、今のスクエニじゃぁ松野味なんて
跡形くらいしか残っていそうもない。実際ミンサガもぬるぽなサガになったし。
だから俺は心の中のアグたんメリたんにハァハァする。
アグといいメリといい、どうしてラムザはこんな強気娘ばかり仲間にするんだ?
ひとりは一時期聞く耳持たずに殺そうとするし・・・
もうひとりは儚いだとか物悲しいだとか不満タラタラだし、かといって除名しようとすると・・・・・だし。
もっとレーゼみたいな女らしい格好とかしろ!!
ラムザに一方的にクン二され続け昇天させられるアグたん
ムスタディオ・ラッドとその他の男が賭けをしていた。賭け題目は
「アグリアスには下の毛が生えているか」というものだった。
賭け・・と言っても確かめる度胸は無い。
本人に聞かれてはそれはもう惨殺モノだが
馬鹿な男達は欲望に勝つことはできなかった。
談議を繰り広げているムスタディオ等、そこにラムザが通りかかる。
ムスタディオはラムザを話し合いに加えようと賭け題目を持ちかけた。するとラムザは
ラムザ「え?生えてるよ普通に・・・。」
一同「・・・・・・・・・・・・・・・え?」
ラムザ「あっ・・・いや、アグリアスさんは二十歳過ぎだよ?生えてるに決まってるじゃないか。」
やだなぁ〜と笑うラムザをよそに一同の目は冷めていた・・・
ラ ム ザ ・ ・ ・ ・ テ メ ェ !!!
おれのパーティにはラッドじゃなくてラットがいるから困る
>>615 おそらく女性陣のほうでも
「ラムザは下の毛もアホ毛があるか」という賭けをしていて
アグリアスさんが墓穴掘ってますよ。
五十年戦争末期、ルザリア。聖近衛騎士団の執務室にて。
「──アグリアスに聖剣技を教える事は出来ない。
なるほど、この子には素質はある。だが、忍耐力が無い」
今年で齢六十を数える老団長は椅子の背にもたれかかり、深い溜め息をついた。
副団長に付き添われたアグリアス・オークスは直立不動の姿勢で固まっていたが、
自分が床の下にすうっと沈んでいくように感じた。
本日付けで騎士見習いから正式な騎士に昇格したアグリアスは、次のステップ、
ホーリーナイトになるための修業を受けさせるか否かの審査を受けていたのだった。
「それもやがては学ぶでしょう」
副団長は静かに応えた。しかし団長は重ねて言った。
「この子は怒りっぽい。この子の父親によく似ている」
「私も教えを受ける前はそうでした」
「ホーリーナイトになるための心構えが出来ておらん」
「こ、心構えは出来ています。ホーリーナイトになる資格はあります!
そう言ってやってください、副団長!」
アグリアスは慌てて発言した。老団長の眉がピクリと上がった。
「資格があるだと!? 十八の小娘に何が分かる。
私は、誉れある聖ルザリア近衛騎士団の団長として、
三十年に渡りホーリーナイトを育成してきた。
誰を教えるべきかは、私の判断で決める」
アグリアスは落胆した。
団長がノーと言えば、彼女はホーリーナイトの訓練は受けられないのだ。
それは彼女の幼い頃からの夢の途絶を意味する。
全ては団長の思惑一つ。それは彼女にも分かっていた。
そんな彼女の縮こまる様子を見遣りながら、老団長は言葉を続けた。
「・・・ホーリーナイトには、忍耐と実行力が欠かせない。そして、純粋な信仰心。
この子を入団する前からずっと見守ってきたが、
教会が伝えるゾディアックブレイブの伝説をおとぎ話と笑い飛ばすようではな・・・」
アグリアスは目を丸くした。なぜそんな子供の頃の事まで知っているのだ。
「まあそれはともかく、この子の目は遥か彼方を見ている。
このイヴァリースの遠い未来。地平線の彼方だ。
今目の前にある現実を正しく見つめようとはしていない。
これまで何をしてきた? 冒険か? はっ! スリルと興奮か? はっ!
ホーリーナイトはそんなものは求めておらん。お前には思慮が足りない」
「かつて私もそうでした」
副団長は穏やかに、しかし力強く言った。
「・・・歳を取りすぎている。そうだ、その気質を矯正するにはもう遅い」
「でも、ここで、この近衛騎士団で、私は多くを学びました」
アグリアスはつと前に進み出た。その眼差しは真摯だった。老団長はついに折れた。
「・・・修業に耐えられるか?」
「決して失望はさせません。決して恐れません!」
「さて、どうか・・・。今の言葉、決して忘れるなよ──!
620 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/28(火) 22:29:37 ID:TOwCVdTN
スターウォーズかよw
スマン、ageてしまった。
一万年と二千年前から愛してる
八千年過ぎた頃からもっと恋しくなった
一億と二千年あとも愛してる
君を知ったその日から僕の地獄に音楽は絶えない
>>619 アグリアスがイヴァリースに混乱と安定をもたらすかyo
>>580 たけちょう し゛ゃねぇか は゛かやろう!
つまり、ラムザとディリータは前世で許嫁だったと
MOVE3の女アグリアス・オークス。
「MOVE+2」とゲルミナスブーツを付けて晴れてMOVE5となった日、
彼女は心底嬉しそうであったという。
しかし「MOVE+3」とブーツ装備でMOVE8となった忍者ラムザがヒョイヒョイ最前線へ行ってしまったとき、
彼女は心底寂しそうであったという。
そして「ジャンプ水平・垂直共に8」のメリアドールが天空へ飛び上がり、はるか彼方の敵を華麗に屠る様を見たとき、
彼女は心底(着地地点に剣山置いたろか)と言いたげな顔だったという。
さらにテレポをセットしたラファが戦場を自在に行き来する様を見たとき、
彼女は心底(羨ましいけど顔には出すのは大人げなさすぎる、でもやっぱり)と言いたげな複雑な表情だったという。
ああMOVE3の女アグリアス・オークス…
>MOVE3の女アグリアス・オークス。
>「MOVE+2」とゲルミナスブーツを付けて晴れてMOVE5となった日、
3+2+1=5?
629 :
627:2005/06/29(水) 01:37:12 ID:K3QMidqW
>>628 失礼失礼w
算数からやり直しだなこりゃ。
貴様は算法を用いる事ができない!!つまり!!
算術を使うことは許されんのだ!!!
627「悪い悪い、CT4ホーリーを打ったつもりがCT99の奴にも当たっちまった」
誰 が 627 を 責 め ら れ よ う か
632 :
627:2005/06/29(水) 02:28:17 ID:K3QMidqW
失礼な連中だなお前ら。
俺はせいぜい(あ〜、何か割り切れないっぽい数字だから、これたぶん素数ね♪)ぐらいだぞ。
味方への誤爆も2人ぐらいまでなら御の字だw
改造でダテレポ使えるようにして、
アグたんにセットしたらすごかった。
どこへでも神出鬼没。まさに無敵。
アグリアスに全剣技+破壊魔剣をPARでセットできたらいいナ。
ゴルゴラルダ処刑場。
駆けつけたアグリアスたちを圧倒的な人数で待ち伏せしていたガフガリオン。
アグリアスにとってかつて無い程の厳しい条件下での戦闘は既に一刻以上も続いていた。
ジリジリとではあるがアグリアスたちは押されていった。
白魔道士の魔力も底を尽き、隊のメンバーの体力は直に減り始めていた。
アグリアスの体力も半減し、息切れしたアグリアスはついに膝を付く。
しかし彼女は気丈に顔を上げ、対峙するガフガリオンをキッとねめつげた。
「オヴェリア様をどうするつもりだ!」
ガフガリオンもまた長時間の戦いで疲弊し、肩で息をつきながら剣を休めた。
「オレは王女を契約どおりにガリオンヌへ連れて帰るだけだ。
その後、ラーグ公が王女をどうするのかは、オレは知らンよ」
「貴様たちはオヴェリア様を戦争の道具にしようとしている!
貴様とて一緒だ! ラーグ公やダイスダーグにいいように使われている!
恥ずかしくないのか!? 犬になりさがっている自分が!
人間としての誇りはないのかッ!?」
激昂し罵倒するアグリアスに、ガフガリオンはにべもなく冷然と答えた。
「そんな役に立たないもンはとっくの昔に捨てたよ!」
アグリアスは再び立ち上がり、斬りかかっていった。
しかしその剣に勢いは既に無く、鍔迫り合いに負けた彼女は突き飛ばされ尻餅をつく。
ガフガリオンは素早くアグリアスの喉元に剣を突きつけた。
「お前の負けだ。無駄な抵抗は止めろ。傷つくだけ損だ。降伏しろ!」
しかしアグリアスは最後の力を振り絞り、腰をついた状態ながらも剣を振り上げた。
その動きに即座に呼応したガフガリオンは戦技でアグリアスの剣を粉砕する。
手の中の柄までが粉々に砕け散り、アグリアスは己の負けを悟った。
辺りを見渡せば、ラムザたちも一箇所に集められて膝を付いている。
敵のナイトたちはその周りを取り囲み、ラムザたちに剣を突きつけている。
ムスタディオに至っては両手を挙げて降伏の意を表している。
戦いは、終わったのだ。
「もはや逃げられンぞ。お前たちを殺したくはない」
味方に指示を出したガフガリオンはアグリアスに向き直った。
「アグリアス、お前は自分の本当の力に気づいておらン。
お前はまだホーリーナイトになったばかりだろ。
オレの元に来い。仲間になれ! オレがお前を鍛えてやる」
「はぁ?」
「オレたちの力が一つになれば、腐敗した政争に終止符を打ち、
混乱したイヴァリースに秩序をもたらす事が出来るンだ!」
「・・・はっはっは、何をふざけた事を。死んでも断るッ!」
こんな奴の仲間になるなど何をされてもありえない。アグリアスは思った。
こいつは何をとち狂った事を言い出すのか。私はラムザではないのだぞ。
「お前に暗黒剣の素晴らしさを教えてやる!
近衛騎士団長から父親の事は聞いてないだろう、アグリアス」
「・・・話は聞いているさ。父はオルダリーアの首都ブラで戦死したと」
唐突に父の事を持ち出され、アグリアスは戸惑いながらも答えた。
「違う!!」
ガフガリオンは語気を荒げて叫んだ。
そして闇剣士の次の言葉は、アグリアスの今までの世界を一撃で永久に破壊した。
「お前の父は、このオレだッ!!」
石のように重く冷たい沈黙が流れた。
「・・・・・・・・・嘘だ。嘘だ。そんなの嘘だ。そんな事があるものかッ!」
「お前になら直感で分かるはずだ。オレが嘘をついていないと」
「嘘だァァ────────────ッ!!!」
二十一歳の若きホーリーナイトの絶叫はゴルゴラルダ処刑場の隅々までも満たした。
既に後ろ手に縛られていたラヴィアンも、アリシアも、ラムザも、ムスタディオも、
固唾を呑んで二人の様子を凝視していた。
慟哭し首を振って泣き喚くアグリアスにガフガリオンは熱く語りかけた。
「聞けアグリアス! お前ならあの北天騎士団と南天騎士団をも倒せる。
あのダイスダーグ卿も、“雷神”シドでさえも、倒せるンだ。このオレと二人でな。
それがお前の運命なンだよッ!
ダークナイトのオレとホーリーナイトのお前、親子で力をあわせ、
このイヴァリースを支配しようではないか!!」
頬を濡らす涙を拭きもせず、アグリアスは差し出されたガフガリオンの手を見上げた。
「さあ、オレの手を取るンだ。それしか道は無い!」
数秒の沈黙ののち、アグリアスは静かにかぶりを振った。
「・・・やはり貴様は嘘をついている、ガフ・ガフガリオン。
私の父が、そんな田舎くさい訛り言葉を話すはずが無いンだァァ───ッ!!
639 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/29(水) 14:52:30 ID:8cOElxpU
気丈な女とヤルのは最高に興奮するんだよな
普段がまったくそういう所見せない分、エッチのとき甘えられると最高だよ
いつもはあんなに気が強いのに、今目の前でアンアン言ってるところを見るとすぐ逝っちまうよマジで
アグたんの得意料理は目玉焼き
>>「お前の父は、このオレだッ!!」
ダースベイダー吹いた
アグたんの得意技は目玉焼き(サニーサイドアップ)
まずスターウォーズ知らないのでくだらない
うちのアグたんはエルムドアから源氏の小手を盗んでしまいましたが何か
(戦闘後メニュー開いたらアイコンバグってる上に誰も装備できなかったが)
アグリアスさんの小手は牛乳を拭いた雑巾の薫り。
でもアグリアスさんのパンテーはちょっと鉄分臭が混じったフローラルな香り。
それとアグリアスさんのリボンは遠くで焼肉を焼いてるようなお日様の香り。
「大丈夫よアグリアス、私が見守っていてあげるから」
少女は微笑を浮かべて言った。
「アグリアス・オークス殿。閣下がお目通りになります。どうぞお入りください」
「はっ」
案内をした侍女に丁重に頭を下げ、金髪を短く纏めた男装の麗人は館の主の待つ執務室の扉に向かった。
士官学校を優秀な成績を収めて卒業後、アグリアスはミュラー伯爵家に仕えることになった。
ミュラー伯爵は先の大戦で「鉄壁ミュラー」と讃えられた戦の巧者で、そんな武人に仕えることが出来る
ことがアグリアスには光栄だった。
アグリアスはドアノブを掴むと一つ深呼吸をし、
「失礼いたします」
と声を掛けて扉を開いた。
まず驚いたのは部屋の壁に敷き詰められた本の数々。そして貴族の住まう部屋にしては驚くほど飾り気が
無く、質素とも言えた。
しかしながら全体的な雰囲気にどこかどこか温かみがあり、それは大きな机越しに温かくこちらを見守る
人物の心を映しているようだった。
アグリアスは手足が同時に出ようとするのを押さえつけながら、ゆっくりと歩み寄る。
近づいてみると思った以上に若々しいことが分かった。
まだ三十代半ばの伯爵は精悍で気品のある顔立ちで、ロマンスグレーの豊かな髪を軽く流しており、
それが実に似合っている。
アグリアスはこの人が本当に「鉄壁ミュラー」などと厳しい二つ名を持つ武人なのだろうかと少し疑問に
思ったほどだった。
とにかく挨拶をと、アグリアスが口を開きかけると、
「君がアグリアス君かい?」
と先手を打たれ、アグリアスはあわてて跪く。
「ハッ! 本日より配属されました、アグリアス・オークスでございます。この度は高名な子爵様の元に
仕えさせていただくという光栄な任に与り、」
そこまで聞いてミュラーは、
「ああ、そういう堅苦しい挨拶は抜きでいいよ。どうも苦手でね」
と遮った。その目が少し困ったように笑っていたので本心であることが分かり、アグリアスはやむなく、
「はっ」
と応えた。
「今更紹介する必要もないが、私がミュラーだ。今後ともよろしく」
そこまで聞いてアグリアスは納得した。相手の出鼻をくじく感覚、主導権の取り方、そして間髪入れぬ止め。
この短い会話のうちに既にアグリアスはミュラーに完敗していたのだった。
(これが名将というものか)
アグリアスはミュラーに対して一層の畏怖と尊敬の念を持った。
「成績は見させてもらったよ。優秀、それも極めてと冠が付くほどに、ね」
ミュラーの本心からであろう率直な褒め言葉にアグリアスは
「いえ、私などまだまだ未熟者です」
と返答した。
実際自分ではまだまだだと思う。現に今ミュラーの前で自分は圧倒されているではないか。
「謙遜は必ずしも人にいい印象を与えない。自信があるなら胸を張ることだ。それとも自信が無いのかな?」
ミュラーの意地悪な質問にアグリアスは慌てて、
「いえ! そのようなことは!」
と応える。ミュラーはクスリと笑って、
「すまない、冗談だよ。君はとても素直な人のようだね、アグリアス君。うん、君なら大丈夫かな」
(全く気が抜けないな、この人は)
アグリアスはあぶら汗を感じながらゆっくりと椅子から立ち上がったミュラーを見守った。
「付いて来なさい、アグリアス君」
扉の傍まで来るとミュラーはそう促した。
館の廊下や階段をミュラーはアグリアスを伴ってしばらく歩いた。
その間もミュラーは何度か話しかけてきたが、元来口の重いアグリアスには何とか返事を返すだけで精一杯
だった。
それをミュラーが楽しんでいるのはアグリアスの目にも明らかだったが。
やがて一つの部屋の前でミュラーは足を止め、アグリアスに向き直った。
「さて、君はミュラー家に仕える身だが、実質的にはこの部屋の主に仕えてもらう」
アグリアスはやや身を硬くしてその言葉を聞き、目だけで「どなたです?」と尋ねた。
「私の娘だ」
その瞬間ミュラーに父親の優しさが宿った。アグリアスは改めてこの人は好人物だと思った。
ミュラーが扉をコンコンとノックする。
「どうぞお入りください」
少女の透き通った綺麗な声がドア越しに聞こえてきた。ミュラーはドアを開ける。
ざっと見渡して部屋の中は非常に真新しいという印象があった。日に焼けた後も見当たらず調度品もどれも
新品。
そうしてアグリアスは大きなベッドの方に目をやった。
「コーデリア」
ミュラーはそう声を掛ける。
「はい、お父様」
部屋の主はベッドの上で半身だけ起こして読んでいた本から目を上げて応えた。
十五歳位かなとアグリアスは思った。
父親譲りだろう、ロマンスグレーの美しい髪を長く伸ばし、後ろで編み、白いリボンで結んでいる。
それが人形のように白くそして整った顔立ちと相まって非常に儚い美しさをアグリアスに印象付けた。
少女は父親に向けていた目線を後ろに立つアグリアスに向け、興味深そうに眺めていた。
ミュラーはその目線に気付き微笑んだ。それは本当に優しい、父親の目だった。
「コーデリア、彼女は今日からお前に仕えてもらうアグリアス君だ」
「まあ」
父親の言葉にコーデリアと呼ばれた少女は破顔してもう一度アグリアスを見た。
「さあ、アグリアス君」
「はっ、はい」
ミュラーに促されアグリアスは一歩前に出た。
するとコーデリアは膝の上においていた本を脇にどけ、ベッドから降りた。
コーデリアが毛布を持ち上げた時に、その下に数冊の本が置いてあるのが一瞬だけ見えた。
「さっ、ご挨拶しなさい」
コーデリアはアグリアスの前に進み出る。アグリアスは慌てて跪いてコーデリアを迎えた。
「コーデリア・ミュラーです。よろしくお願いしますね、アグリアスさん」
両手でスカートを摘み、軽く広げて会釈をする。それがとても絵になっていたのでアグリアスは見惚れて
しまった。
「アグリアスさん?」
コーデリアが小首を傾げて声を掛けてきたのでようやくハッと我に返り、
「はっ、はい。誠心誠意尽くす所存でございますゆえ何卒よろしくお願い致します」
と慌てて返事を返した。
アグリアスの慌て振りが面白かったか、親子はクスクスと笑った。
アグリアスは耳まで赤くしてジッと俯いた。
なんかタイトルおかしいけど気にせず続行
コーデリアへの顔通しが済むと、ミュラーはアグリアスを再び執務室に連れて行った。
跪こうとするアグリアスに「そのまま」と言い、自身の机に座った。
「私から言っておくことはこの位だが、何か質問はあるかね?」
ミュラーは机の上で肘を突き、両手を組んでその上に顎を乗せてが穏やかな調子で尋ねると、アグリアスは
それでは、と質問した。
「コーデリア様はお体があまり思わしく無いようですね」
ミュラーは僅かに身を強張らせたがそれも一瞬、直ぐに穏やかな空気を身に纏った。しかしその顔は少し
悲しげだった。
「そう、娘は生まれつき病弱なんだよ」
ミュラーは目を伏せ、アグリアスに向き直る。アグリアスもミュラーに向けた目をそらさない。
「後で妻から説明があると思うが、コーデリアは一日の殆どをベッドの上で過ごす。動き回ったり長時間
外に出たりすることは体に良く無いらしくてね。だから外に出るのはお昼過ぎの一時間だけにして欲しい」
「分かりました」
アグリアスの返事に満足し、ミュラーは少し安心したようだった。
「うん。よろしくお願いするよ。じゃあ後の細かいことはさっきも言ったけど妻に聞いてくれるかい?
侍女に案内させるから」
「はっ」
アグリアスは深々と会釈をして執務室を出ようとし、立ち止まった。
「もう一つだけ」
アグリアスはミュラーに向き直って尋ねる。ミュラーは書類を取ろうとした手を戻して不思議そうな目で
アグリアスを見返した。
「このお館に住まうことを希望されたのはどなたなのですか?」
アグリアスはあえて核心のみを突いた。頭のいいミュラーにはそれだけで通じる。実際ミュラーは固まった
ようだった。
綺麗過ぎる部屋、新しい物ばかりの調度品、そして配属された自分。
コーデリアが最近、どこかの療養施設からこの館に移ったのは明らかだった。
理由は恐らく、先が短いのだろう。
問題はそれがミュラー夫妻の希望なのか、それともコーデリアの希望なのか。
前者なら夫妻だけがそれを知っており、後者ならコーデリア自身それを悟っている。
だがアグリアスはもう確信していた。ミュラーは先ほどから沈痛な顔を浮かべている。それだけで答えは
分かった。
「分かりました。それでは失礼します」
アグリアスはもう一度会釈をしてドアノブに手を掛けた。
「アグリアス君」
その背に声が掛かる。アグリアスは敢えて振り返らず背を向けたまま次の言葉を待った。それがミュラーには
快かった。
アグリアスの直視に耐えられそうも無かったからだ。
「娘を、頼む」
それは歴戦の名将ではなく、一人の父親の願いだった。
「剣に誓って」
そう応えてアグリアスは執務室を後にした。
(名将といえどやはり人の子、か)
口中でそう呟いたアグリアスは、しかしミュラーの心中を察するに余りあった。
翌日からアグリアスはコーデリアの近辺警護、というよりはコーデリアの話し相手になった。
病の上療養施設から戻ったばかりで友人の居ないコーデリアにとってはアグリアスの存在は何よりも得がたい
ものだった。
コーデリアは直ぐにアグリアスに懐き、アグリアスも素直で頭のいいコーデアリアがとても好きになった。
母親のリーゼロッテにも会った。
美しく聡明そうな女性で非常に優しい人だったが、コーデリアの前以外ではその目がいつも悲しげで、
そして本人もその事を知っているらしくあまり姿を見せることはなかった。
コーデリアは多弁だった。それに自身が病弱で外に出ることがままならぬゆえ好奇心も旺盛でアグリアスは
圧倒されがちだった。
「アグリアスは騎士なのよね?」
コーデリアの不意の質問にアグリアスは即座に、
「はい、そうです」
と答える。
「騎士ってどういうものなの?」
アグリアスはしばらく考え、
「弱きを護り悪を挫く、約束は必ず守る義の人、と私は思います」
「そうなんだ」
アグリアスの答えにコーデリアは満足したようだった。
それからしばらく日が過ぎ、本を読んでいたコーデリアが不意に尋ねた。
「ねえアグリアス。うりぼうの丸焼きってどんなものなの?」
コーデリアの質問にアグリアスはぽかんとしてしまった。
「はっ?う、うりぼうの丸焼きですか?」
「ええ。この本に書いてあるのだけれどイメージできないの。アグリアスは見たことある?」
コーデリアの期待に輝く無垢な目に、まさかただ「知りません」とは答えられず、切羽詰ったアグリアスは、
「しょ、少々お待ちください。三十分でお答えしますゆえ」
「あっ、ちょっとアグリアス!」
そう言ってアグリアスはチョコボ小屋に繋いだ自らの愛鳥に跨り、疾風怒濤の勢いで走り去った。
コーデリアは二階の部屋の窓からそれを目を丸くして見守っていた。
そしてきっかり十四分四十三秒後。
コーデリアがアグリアスの帰りを待ち望んでいると、彼方から凄まじい土埃を纏ってこちらに向かってくる
アグリアスの姿が見えた。
「アグリアス!」
ただ行く前には持っていなかった丸太のようなものを担ぎ、またそれは大きな動物のようなものに刺さって
いた。
アグリアスは玄関前で動物が突き刺さった丸太を投げて華麗に下鳥すると、埃まみれの鎧と剣を玄関脇に
置いて屋敷の中に駆け込んだ。
一分後アグリアスは謎の器具と料理長と黒魔導師を引き連れて再び玄関に姿を現した。
料理長は手馴れた手つきで丸太から取り外した動物の皮を剥がしていき、その間アグリアスは謎の器具を組み
立てていた。
動物の皮を剥ぐのは近場で見るとなかなかにグロテスクだが、二階から遠巻きにみるコーデリアにはそれほど
ではなく(何をやってるんだろう)という好奇心のほうが強かった。
料理長は二分ほどで全ての皮を剥ぎ、アグリアスはよくよく見ればかなり重そうな皮を剥いだ動物を容易く
持ち上げて、謎の器具にそれを取り付けた。
そしてアグリアスはその器具の脇にある取っ手に取り付き、何か言うと黒魔導師が頷いてファイアの魔法を
唱えた。
炎は微妙に調節され、動物をじっくりと焼き、アグリアスはその取っ手を回して満遍なく焼こうとしている
ようだった。
その間料理長は二人にいろいろと指示を出しているらしく、その度に二人は少し変化を見せた。
料理長は何事かと表に出てきた二人の侍女に何事か言うと侍女達は慌てて中に入っていった。
十分後。
料理長がまた何か言うと黒魔導師が炎を止めた。アグリアスと料理長はお互い器具の端を持ち、先ほどの侍女が
二人掛かりで持ってきた大きな皿の上に置いた。
アグリアスはそれをひょい、と持ち上げ、皆を伴って屋敷の中に入っていった。
しばらくしてコンコンとドアがノックされた。ドア越しに香ばしい香がする。
コーデリアは立ち上がってドアに向かい、自ら開けた。
「お待たせしましたコーデリア様。これがうりぼうの丸焼きです」
アグリアスは息を切らせながら満面の笑みでそう言った。コーデリアは本当に幸せそうな笑顔でアグリアスと
後ろに並ぶ人たちを出迎えた。
時計の針はアグリアスが部屋から駆け出してきっかり三十分が来ようとしていた。
「アグリアス、どうして髪をそんなに短くしているの?」
「えっ?」
アグリアスがミュラー家に仕え始めて半年ほど経ったある日、コーデリアと一緒に食事を摂っているとそんな
ことを唐突に言われてアグリアスはちょっと驚いた。
「髪、ですか」
「うん。女性にしては短いでしょう、アグリアスって」
実際アグリアスは金髪をショートカットで纏め、飾り気無く流している。長身と相まって後ろから見れば男性
と間違えられてしまうかもしれない。
もっとも前から見ればそのようなことはありえないが。アグリアスの美しく整った顔立ちと切れ長の目は一種
神秘的な美しさがある。
アグリアスは半年の間ずっとこの髪型で通した。
「長い髪は剣を振るうのに邪魔になることはあっても利は一つもありません。ですからこのように短くして・・・・」
「駄目!」
コーデリアがその小さな体のどこから発しているのだろうと思うほどに大きな声を出した。アグリアスはびっ
くりして身をすくめた。
それからコーデリアはふう、と息を吐いて穏やかに言った。
「ねえ、アグリアスは結婚しているの?」
アグリアスは思わず噴出し、
「いえ、とんでもない!」
と慌てて答えた。
「あら、そうなの? じゃあ恋人は?」
「わ、私は剣を振るうことに励んでおりますゆえそういった色恋沙汰に関わっている暇はございません!」
「でも好きな男性くらいは」
「そのような者は私には今まで一人としておりません!」
必死に言った弁解だったが、コーデリアは突然顔を暗くして、
「そう、なの」
と言った。
「コーデリア様?」
アグリアスは突然様子が変わったコーデリアを不思議に思い尋ねと、
「ごめんなさいアグリアス、今日はもう引き取ってもらえる?」
ベッドに横になりながらコーデリアが思いもよらぬ返事をした。
「えっ? お、お加減が悪いのですか? それでしたら直ぐに侍医を」
「そうじゃないの。少し、そう眠くなったの。本当にごめんなさい」
コーデリアの答えは納得させうるものでは無かったが、
「はっ、分かりました」
アグリアスはそう言って二人分の昼食をトレーに乗せて退室した。
扉が閉まるとコーデリアは一つため息をついて呟いた。
「ごめんなさいアグリアス。あなたが悪い訳じゃないのだけれど」
その翌日、コーデリアの容態は急変した。
その夜もアグリアスはコーデリアの傍で彼女の容態を見守っていた。
コーデリアの病が悪化して以降、ミュラー伯爵は時間を見ては彼女を見舞ったが、リーゼリッテ夫人は一人自室に篭る
時間のほうが増えた。しかし彼女の弱さを誰が責める事が出来るだろうか。
「星が綺麗ねアグリアス」
コーデリアは窓から夜空を見上げて囁く様に言った。
「そうですねコーデリア様」
コーデリアは日に日に目に見えて衰弱していった。肌は今や透き通るかの如くまで色を失い、髪も心なしか色あせて見える。
それでも彼女の美しさは変わらず、しかしそれだけにアグリアスには辛かった。
コーデリアは窓の外に向けていた目をアグリアスに向け、少し微笑んで口を開いた。
「アグリアス、私あなたに言っておきたいことがあるの」
コーデリアが少し上体を起こしたのでアグリアスは慌てて手を貸そうとしたが、コーデリアは軽く首を振った。
ベッドの背もたれに寄りかかったコーデリアはそれだけでも疲れてしまい、少し息をついてからアグリアスの方を向く。
「私ね、アグリアス。あなたが羨ましかったの。美人で、正直者で、真面目で、そして健康なあなたが」
「コーデリア様・・・・」
「私、好きな人がいるの」
「・・・・・・・・」
アグリアスはどう答えていいか分からず若干下を向く。コーデリアは特に気にすることなく続けた。
「見たことがあるかしら?ベオルブ家の三男なのだけれど」
「いえ、ザルバック殿は先日お見かけしましたが・・・・」
ザルバック・ベオルブ。ミュラー同様先の大戦で武勲を立てた聖騎士の名を冠する猛将。威風堂々としたその風貌は流石に名将を
輩出する武門の棟梁、ベオルブの家の人間とアグリアスは納得したものだった。
「ふふ、じゃあ見たらきっと驚くわ」
「?」
「だってちっとも似てないんですもの。」
「あっ、確かお母様が違うということで」
「うーん、それもあるかもしれないけれど。でも何て言うのかしら?もっとこう、そう、ベオルブの人間らしくないのね」
そう言われてもアグリアスはいまいち想像できず、アグリアスは首を捻る。コーデリアは可笑しげに笑った。
「外見が女の子みたいなの」
「は!?」
あまりに予想外の答えにアグリアスは大口を開けて驚いた。女の子?
「しかもとっても可愛いのよ」
アグリアスは今や混乱し、頭の中ではいろんな想像が渦を巻き、時に女装したザルバックの姿がちらついたりもした。
「ふふっ、驚くでしょう?」
「そ、それは」
驚く。いくらなんでも女の子とは。そんな人間が武門の棟梁、ベオルブの人間というのはアグリアスの中では結びつか
なかった。
そんな考えが顔に出たのかコーデリアはクスクスと笑ったが、少し笑顔を残したまま遠い目で言葉を紡ぐ。
「でもね、あの人はやっぱりベオルブの人間なの。女の子みたいでも芯がとても強くて、正義感に溢れていて」
「・・・・・・・・」
「だからこそ苦悩する時はきっと来る。自分の正義が守れなくなった時、あの人はきっと苦しむわ。私はねアグリアス、
その時にあの人のそばにいたい、あの人を支えてあげたいの。」
それがコーデリアの心からの願いだということはアグリアスには痛いほどに伝わった。
「でもね、無理なの。それは絶対に叶わない」
コーデリアの目は今や悲しげに濡れている。
「どうして・・・・ですか・・・・?」
アグリアスは分かっていても聞かずには居られない。沈黙が耐え難かった。コーデリアは少し笑って言う。
「あなたは分かっているはずよ、アグリアス」
「・・・・・・・・」
アグリアスは何も答えることは出来なかった。
660 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/30(木) 02:29:23 ID:3HYADGQE
コレはまたずいぶんと妄想全開なスレですねw
てかアグリアスなんてラムザにホの字でも何でもねーじゃんw
「だからあなたが羨ましい。あなたは好きな人とずっと一緒にいることが出来る、支えることが出来るから。」
そこでコーデリアは目を細めてアグリアスに笑いかける。アグリアスはもう彼女の顔を見ていられず床に目を落とした。
「この前のこと覚えてる? あなたは剣に生きると言ったでしょう。あの時、私とても怒っていたの。健康な体を持って
いるのに好きな人を作ろうともしていないあなたに。私が望んでも叶わないことを出来るのに、あなたは自らそれを放棄
しているから」
「・・・・・・・・」
それはアグリアスにとって生涯で最も辛い時間だった。気付かぬ内に彼女を傷つけた軽率。救うことも出来ない無力。
ほのかな恋も叶えてやれぬ愚鈍。アグリアスはいまや悔しさから涙を目に浮かべていた。
「こんなこと考えるなんて、私悪い子ね。だからなのかしら? 神様が私を幸せに導いてくれないのは」
コーデリアの声もまた今や震えていた。シーツを掴む手に力が入る。
「そんなこと!」
アグリアスは涙声で叫ぶ。彼女の自嘲をとても黙って聞いてられなかった。
「アグリアス、私、悪い子? だから死んじゃうの? だからあの人と一緒にいられないの?」
涙が一滴、コーデリアの頬を伝った。
「コーデリア様!」
アグリアスはコーデリアを抱きしめた。アグリアスは今や涙で顔をグシャグシャにしていた。コーデリアもアグリアスに抱き
しめられたことで感情が溢れ、アグリアスの胸で泣いた。
「アグリアス! 死にたくない、死にたくないよ! 私やりたいこと一杯あるよ? 好きな物を一杯食べたい! いろんな所に
行ってみたい! ラムザとずっと、ずっと一緒にいたい! 私、何一つやってないよ!」
「コーデリア様・・・・・・!」
「もっと、生きていたい・・・・」
静かな夜、二人はお互いを涙で濡らした。
そしてその日が訪れる。
「今晩一杯でしょう・・・・」
「そう、ですか」
侍女長が医師の言葉に沈痛な顔で答えるとアグリアスが悲痛な声を上げて医師に詰め寄る。
「どうしても!どうしても駄目なのですか!?」
「アグリアスさん・・・・」
侍女長が悲しげに顔を歪ませアグリアスの肩に手を置く。医師もまた同じように顔で首を振る。
「申し訳ありません、ですが薬も魔法も効かないのです。後は奇跡を信じるしか・・・・」
「そんな・・・・」
アグリアスは下を俯き、悔しげに唇をかんで涙を零す。後ろに控える侍女たちも顔に手を当てて泣いている。
そんな中コーデリアの部屋の扉が開き、ミュラーが姿を現した。部屋に入る前よりは少し元気そうに見えたが、それも娘を思って
の事だと誰の目にも明らかだった。
「アグリアス君」
ミュラーは努めていつも通りに声を出した。
「はっ・・・・」
「コーデリアが君と話したいそうだ」
「はい」
アグリアスは涙を拭う。コーデリアを不安にさせたくなかったから。
「コーデリア様、お加減のほうは?」
アグリアスは微笑みを浮かべてコーデリアを気遣う。コーデリアもまた微笑んでそれに応えた。
「ええ、少し楽になったわ」
実際コーデリアは暗い影が落ちたような少し晴れやかな顔をしている。しかしそれは死を迎える人間の最期の輝きだ。
今、コーデリアは生涯で最も美しい。アグリアスはそう思った。
「そうですか。でもまだ気は抜けませんからね、しっかり食べて力をつけないと。病は気で吹き飛ぶものです」
「ふふっ。アグリアスが居てくれると力強いわ。病気のほうがアグリアスを怖がって逃げていきそう」
「うん、アグリアス君はいつも壮健だからね。彼女が居る限りはコーデリアは安心だ」
ミュラーもコーデリアに続いて笑いながら言った。アグリアスはニコッと笑い胸を叩く。
「お任せください。このアグリアス、全身全霊でお守りいたします」
コーデリアはクスクス笑った。透明な手が嫌に目に付く。
「じゃあ、折角だから何かいただくわ。アグリアス、エミリーに何かお願いして来てくれる?」
「何が食べたい?コーデリア、今日は久しぶりに私が作るわ」
コーデリアのお願いにリーゼリッテ夫人が応えた。コーデリアは目を輝かして、
「まあ、お母様の手料理ですか?それは楽しみですわ。お母様の手料理なら何でも結構です」
そう応えた。
「分かったわ。じゃあ腕によりをかけて作るから少しだけ待っててね。アグリアスさん」
「はい」
リーゼロッテはアグリアスに微笑みかけ、しかし目だけはいつもよりも悲しげに、
「よろしくお願いいたしますね」
そう言った。
「お任せください」
リーゼロッテが出て行った後、三人はしばし談笑した。他愛の無い話だったが貴重な時間だった。
「アグリアス」
しばらしてコーデリアがアグリアスを呼んだ。
「なんでしょう、コーデリア様?」
「私、少し喉が渇いたわ。お水を頂戴」
「分かりました」
アグリアスは枕元に置いてある水差しを手に取る。
「あっ、切れてしまってますね。少しお待ちください。汲んで来ますから」
「いいよ、アグリアス君。私が汲んで来る」
アグリアスが出ようとするとミュラーが立ち上がってそう言った。
「はっ、しかし・・・・」
アグリアスは少し躊躇したが、ミュラーは
「なに、直ぐ戻るよ。その間コーデリアを頼むよ」
そういうとアグリアスの手から水差しを受け取る。その目がアグリアスの中でリーゼロッテと重なった。
「分かりました。お任せください」
アグリアスはそう応えざるを得なかった。
部屋にはアグリアスとコーデリアの二人きり。娘の最期を見取るのが辛いのだろうか、とアグリアスは知らず歯噛みをした。
「アグリアスが思っているのとは少し違うわ、きっと」
コーデリアは天井を見つめたまま口を開いた。
「コーデリア様?」
「お父様もお母様も最期に自分の手で私に何かしたいだけ。自分は精一杯やったと自分を弁護したいのよ」
「最期などと言わないでくださいコーデリア様・・・・」
コーデリアはアグリアスにはかまわず続ける。
「もちろん二人とも本当に私の面倒を良く見てくれたわ。でも結局私を救うことが出来なかった。だから最期まで力を尽くした
という証拠が欲しいのね」
そこで少し間を置き、コーデリアはアグリアスに微笑みかけて続ける。
「でも実を言うとホッとしているの。お母様は気弱だしお父様もああ見えて脆い人だから、きっと最期は取り乱してしまう。
私、二人のそんな姿は見たくないの。お父様とお母様はいつも気高くあってもらいたいもの」
コーデリアの答えにアグリアスは聞かざるを得ない。
「私なら・・・・大丈夫ですか?」
コーデリアは少しだけ睨むようにキッとアグリアスを見、
「アグリアス。あなたが剣の道を歩むならきっとこの先親しい人の死に目に一杯遭うわ。そんなあなたが私一人に取り乱すよう
では駄目」
そう諭し、そして目をジッと見つめるながら、
「剣の道を歩むならこのまま居て。普通の生涯を歩むなら二人を呼んできて」
静かに、しかしはっきりと言った。
アグリアスはしばし躊躇ったが、くっと歯を噛んで弱音を振り払った。
コーデリアはそれを見て嬉しそうに微笑んだ。
「ありがとうアグリアス。もしあなたが二人を呼びに行っていたら私、あなたを軽蔑していたわ。そう、あなたは強くあって欲
しい。私の分までね」
そう言ってコーデリアは再び天井を向き枕に頭を預けた。
「ねえアグリアス。今でも恋をする気は無い?」
コーデリアの質問にアグリアスはゆっくりと考えて答える。
「・・・・正直なところ分かりません。今の私は剣一筋ですが、実はそういった相手に巡り会わなかっただけかも知れません。もしも
剣より好きな人が出来たら私も・・・・」
コーデリアは目を瞑って微笑む。
「それだけ聞けたら十分ね。きっとアグリアスには素敵な人が見付かるわ」
「そうでしょうか・・・・」
「そうよ。あっ、アグリアスだったらいいかな? あの人を任せても。うん、きっと大丈夫」
コーデリアはクスクス笑って一人で納得した。
「?」
アグリアスはさっぱり分からないと不審な顔をした。
「一人心当たりがあるわ。でも教えない。こう見えて私は嫉妬深いんだから。ふふっ、恋がしたくなったら自分で探してね」
アグリアスは苦笑いをせざるを得なかった。そして軽く首を振り呟く。
「しかし、やはり自信がありません私に恋などは・・・・」
「もう、アグリアスったら変なところで気弱なんだから!」
コーデリアはガバッと起き上がり、慌てるアグリアスに自分の髪を結んでいた白いリボンを解いて渡した。
「これをあげるわね。私の一番のお気に入り。好きな人が出来たらそれを付けてね。あと、髪は伸ばしなさい。その方が似合うわ、
リボンもアグリアスも」
アグリアスはリボンを手に取りって頷き、キュッと胸に抱いた。アグリアスの態度にコーデリアは満足して、ゆっくりとベッドに
身を沈めた。
そして、
「大丈夫よアグリアス、私が見守っていてあげるから」
コーデリアは微笑んでそう言い、そして静かに目を閉じた。
そうして、少女は時を刻むのを止めた。
それは静かで美しい、さながら一枚の名画の如く。
アグリアスはうな垂れ、口を真一文字に引き結んだ。口を開くと感情が爆発する事を知っているから。
泣き顔は見せられない。少女に誓ったから。強くある、と。
コツコツと、ミュラー伯爵が廊下を歩く音がやけに高く響いた。
コーデリアの死後間も無く、アグリアスはアトカーシャ王家に仕えることになった。
ミュラーの推薦が無ければ如何に優秀なアグリアスといえどそう簡単には王家に仕えることなど出来なかっただろう。
ミュラーはコーデリアの死後無口になった。アグリアスに話しかけてくることも無くなり、アグリアスが見ていた限りでは仕事の
話以外では相槌しか打たなくなった。そしてどうやらワインを嗜む時間が増えたようだった。
もしかしたらそれがミュラー本来の姿なのかも知れない。病弱の娘の為に明るく振舞っていただけかも知れない。だが所詮は想像
の域を出ない。
奥方は完全に姿を見せなくなった。部屋に引きこもってしまったようだった。退任の挨拶にも姿を見せなかった。
心残りではあったが結局転属の形で立ち入ることを拒絶されたアグリアスにはもはや何も出来ない。
ずっと一緒だったアグリアスの顔を見ると、どうしてもコーデリアを思い出してしまうのだろう。
二人はそれに耐えられなかった。コーデリアの言った通り、脆い人たちだったのだ。
アグリアスはコーデリアの死後、髪を伸ばすようになったまだ肩ほどしか無いがいずれはコーデリアのように長くしようと思って
いた。
白いリボンは子袋に入れて肌身離さず持ち歩いている。そうすればずっと一緒に居られる気がしたから。
「隊長、修道院が見えてきました」
先を行く部下のラヴィアンが言う。
「はあ〜、やっと着きましたね〜隊長」
彼女の十年来の相棒アリシアが間延びした声で言う。
「そうだな、少々長かった。しかし到着してもだらけてはいかんぞ」
アグリアスがそう言うと、アリシアは「ああ〜」と納得したように手を叩き、
「家に着くまでが修学旅行みたいなもんですね〜」
「アリシア・・・・・・」
ラヴィアンが頭痛を堪えるように頭に手をやった。
「よくおいでなさいましたアグリアス殿、アリシア殿、ラヴィアン殿。早速オヴェリア様にお引き会わせいたしましょう」
シモンはそう言うと奥に導く。三人は汚れた防具を外して一箇所に纏め、剣だけは携えて奥に進んだ。
「オヴェリア様、失礼します」
「はい」
美しく透き通った声のあと、豪華な衣装に身を包んだ少女が現れた。
背格好年齢もさることながら、気品のある顔がどこかコーデリアに似ているとアグリアスは思った。
オヴェリアは跪くアグリアスの前に立つとスカートを軽く広げて膝を曲げ、
「オヴェリア・アトカーシャです。よろしくお願いいたしますわね、アグリアス」
と挨拶をした。
「アグリアス・オークスでございます。この剣に懸けてあなたをお守りいたします」
剣を押し抱いてアグリアスは誓う。今度こそ守り抜いてみせると。
自分が守ることのできなかったコーデリアの代わりなのかも知れない。オヴェリアにコーデリアの影を重ねているだけかもしれ
ない。
それでも。
剣に生きると誓った身なれば主は護り抜いてみせる。
彼女が恋をし、その思いを遂げることが出来る日までは。
コーデリアが出来なかったことを成し遂げるまでは。
(私の出番が在るなら、恐らくその後、かな?)
アグリアスは静かに微笑む。彼女が笑った気がしたから。
その意味を知るものは誰も居ない。
アグリアスは服の上から胸に仕舞った白いリボンを軽く握った。
剣とリボンに懸けた誓い。
剣の誓いは終に守られることは無かったが、リボンの誓いは・・・・・・。
終
覚えている3人くらいの方お久しぶりー。知らない、覚えてない大部分の人始めましてー。ギルロゼ珍道中でごぜーます。
なんだかトリップも安定しないので偽者と思われるかも知れませんが別に被害無いんでOKでしょうね。
約一年ぶりでしょうかね。そりゃー覚えている人は少ないでしょう。覚えてる人でも「あんたまだいたんかい」というレベル。
いろいろあってネットから離れてましたよ。落雷でパソコンが壊れたり落雷でパソコンが壊れたり落雷でパソコンが壊れたり。
んで復帰第一作いかがでしょう。今までギャグがほとんどで復帰作がやや鬱というのはどうかと思いましたが。
アグリアスがあそこまで必死にオヴェリアを護ろうとするのはどうにも同情だけでは無い気がしたため考えたところこんなん
出ました。「お前はベオルブの人間だったのか」が二重の驚きに。二人の恋の行方は脳内保管の方向で。
なんだか大作になりましたがよく読むと荒がある罠。皆さんはどう思われたでしょうか。
さて、元来寡作家な私。次回作は何時になるやら、というかあるのか。・・・・まあ期待しないでください。
どうでもいいですがミュラー伯爵のフルネームはナイトハルト・ミュラーです。もちろん別物ですが。一番好きなのは金銀妖瞳。
スレ違いもいいとこ。
言わなくてもいいと思いますが決して
>>647に触発されたわけではありません。
リアルタイムで読むと続きが気になって気になって…。
。・゚・(ノд`)・゚・。ですが、 大変おもしろかったです。アグリアスがオヴェリアを「守る」
ことに固執する理由…とてもいいエピソードだと思います。
劇中でもこれくらい掘り下げてほしいもんだ。
671 :
647:2005/06/30(木) 03:36:13 ID:3PyICP9R
乙乙。
アグたんのリボンは焼肉の臭いだなんて書いてしまっただけに
うりぼう焼きのくだりでは臭いが染み付く展開になったらどうしようとドキドキしたよ。
鬱込みの感動話で面白かったんだけど、
ただそれだけにゲーム本編の展開とはパラレルな流れとして見ちゃうな、とは思った。
と言うのも、これだけの経験を積んで人間として一皮剥けたであろうアグリアスが
ゲーム上ではあの杓子定規なキャラとして振舞ってしまってるわけで。
それだとシナリオの流れとして「それどうよ?」となりますんでね、
このギルロゼ氏の書いたアグはこの先もちっと人間味のある人物として存在していくんじゃないかなと脳内補完してみますな。
お久しぶりです。
復帰作ですが、大変いいアグリアスさんですね。
うりぼうを必死で捕まえてくるところなど楽しかったです。
できればこれからもよろしくお願いします。
ちょっとラムコデを考えてしまったことは秘密だ…
野営地で、ラムザはふと夜中に目が覚めた。
周りを見回すと、一人アグリアスが離れた所で佇みながら夜空を見上げている。
そっと近づいていくラムザ。アグリアスは気配に気づいたようだが、ただ夜空を見詰めている。
しばし二人とも、黙って星空を見上げていた。こうして並ぶと、姉と弟といった感じだ。
やがて、アグリアスがためらいがちに口を開いた。
「何故私は、ここに居るんだろう?」
「どうしたんですか?らしくないですよ」
「私らしさ、とは何だ?剣で闘う物騒な女、という事か?」
「それもあるけど…」「あるのか、やはり」
「そのう、うまく言えないけど。アグリアスさんは、アグリアスさんです。
僕が、そのアグリアスさんに居て欲しいと思ってる。
だから、アグリアスさんはここに居る。それじゃいけませんか?」
「…きつい性格だと言われたことがある」
「相手の事を考えて、言うべきことは言う。自分にけじめをつける人は、そうでない人間からよく言われるそうですよ」
「面白味がない、と」「自分に対しても、相手に対しても真面目なんですよね」
「かわいくないそうだ」「かわいいと思いますよ。とても。アグリアスさん、綺麗だし」
「おまえは…」「はい?」
「いや、何でもない!」「はあ」
「またおまえに借りができたな」「何がです?」
「私はお前に借りがある。故に私はその借りを返すためにここにいる。それだけの事だな。よし!」
「あのう、アグリアスさん。借りとか、何のことだか…」
「もういい。忘れろ。私が今言った事は全部忘れろ。いいな。私は寝る」
不思議そうな顔をして離れてゆくラムザの背中に彼女の声が飛んだ。
「待て、ラムザ」小首を傾げるラムザに彼女は何か言いたそうにしている。が、
「いやいい。行け」やがてそう言うと、毛布にくるまってしまった。
仕方なしに、またラムザは怪訝そうな顔をして戻っていく。
「(ありがとう。うれしかった)」それは言葉にならなかったアグリアスだった。
>>669 面白かったです。GJ。
そういやザルアグ書いてた人、もう続き書いてくれないのかなあ……
??「妹を返して欲しければ生贄を出せ。」
ラムザ「僕がなります。それでアルマが戻ってくるなら・・・。」
アグ「待て、ラムザ。ラムザがいなくなったら何のために今まで探してきたのだ?ここは私が・・・。」
ラムザ「アグリアスさん。もうあなたに迷惑をかける事なんてできません。」
ムス「じゃ、じゃあ俺が・・・。」
ラム&アグ「どうぞどうぞ。」
レベルたけぇーGJ
「オヴェリア様ッ! 今、お助けいたしますッ!!」
「ならば、私が護ってみせる!! 」
&戦闘終了後オヴェリアに寄ってくるディリータにさっと割って入って遮る。
惚 れ ま す た
あの動きに座布団100枚。
まさにお姫様を守る白馬の騎士。アグリアスもノリノリです。
久々に「ひみつにっき」見直してみたんだが、今さらだがあれは偉大だな・・・
自分のアグリアスのイメージの半分はあれの影響受けてるのに気づいた。
久々に気合いの入ったSSお疲れさんです。
コーデリアが死んだ後の淡々とした文体がかなりいい味を出してます。
ほんとここのスレはレベル高いな・・。
そういやスレも半分過ぎたことだし
昼寝士氏にも続きマダーと催促かけとくか。
ミュラーと言うとロックマン、コーデリアと言うと風呂2なオレ
コデが倒れたときにアグが三男坊を連れてくると予想した。外れた。
俺もコーデリアがルカヴィになると予想したけど、外れた。
ソフィーティアみたいな痴女とアグたんを一緒にするなー!
と、言った所でソフィーティアの痴女アクションをするアグたんを想像した上で、あの投げを食らえるなら悔いはないとかおもった
性別とか違うが、アグたんはどちらかといやジークフリートっぽいかも
ザルアグはどーなったん?
>>685 カサンドラには泣いたよ。あんなの俺のソフィーたんの妹じゃないやい!
ソフィーティアのやたら激しい技が好きだった。ヨォー!神よ!ヨォォー!!
設定では、常人だったソフィーは神が下された剣と鎧を身につける事によって
ああいう超人的な戦いが出来るようになった。だからエンディングでは装備を
神に返してただの女に戻り平凡に結婚して家庭を持っている。
アグリアスもミスリルソードとミスリルアーマーを脱げばあるいは!
・ラムザ
・ショタキャラ
・ガッツ
つまり、アグリアス=タカさん
まあ完全に否定はしない
アグ→オヴェ 新しい希望
↓
アグ←オヴェ 王家の逆襲
↓
アグ⇔オヴェ 聖騎士の帰還
こういう流れが好きです。きっかけはアグが作る感じ。
>687
アグたんは市販の剣でエクスカリバーと変わらない威力の聖剣技を使います。
つまりアグたんは装備を神から授かったのでは無く、その心身を神から授かったと言えるのです。
…否!むしろアグたん自身が神なのであります!
という位の勢いです。
アグたんのパンティの香り(*´Д`)ハァハァ
クンクン・・・
最近、アグたんはスパッツなのではとか思う俺ガイル
ボクサーパンツ
ボクサーパンツを「勝負パンツ」と勘違いしている
アグリアスさん
ラム『アグリアスさん・・・』
アグ『・・・・・・ヤるぞ』
ムスタディオ「で、でたーー! くろすかうんたあっ!」
マラーク「さすがはアグリアス! 勝負パンツの時にはひと味もふた味も違うぜ!」
黒スパッツかそれか水色のパンツとか
700ならアグたんのぱんつは青と白の縞パンに決定〜♪
701ならアグリアスがムスタディオのデコにキス
ムスタは年増は趣味じゃないよ
ムスタはアルマを狙ってるっぽい
いや、ムスタは八号と結婚するつもり
ピンクと白のしましまパンツ
アグ「ムスタディオ、お前と結婚することにしたからそのつもりで」
ムス「オレの予定は聞かないのかよ!?」
「義妹(予定)は思春期」
金魚すくい
レーゼ「あー、破れちゃった」
アグ「ハッ!ヤアッ!」
レーゼ「あっ、すごい! アグリアス大漁じゃない。コツ教えてよ」
アグ「私まだ処女ですから。破れることはないんです」
レーゼ「そっか・・・・。あの頃が懐かしいな・・・・」
メリ「おいっ! ありえないこと信じるな!」
折れのアグリアスは今22才、めっちゃ美味しそうです。
特に風水アグなんてふとももが・・・・ハァ-(*´д`*)-ン
パンティ オブ アグ(*´Д`)ハァハァ
うりぼうの丸焼きを作る場面で肉焼きセットでぐるぐる回すモンスターハンターなアグたんが浮かんだ。
コーデリアはやっぱ幸薄いのか・・・まあ俺は一回もコーディを死地に向かわせたことは無いがな。
アグ「戦争の原因の7割は後世の人間が呆れるようなものだ」
ラム「では、後の3割は?」
アグ「当事者でさえ呆れるようなものだ」
私は幼少の頃、祖父からもらうヴェルタース・オリジナル・キャンディが数少ない喜びだった。
あれはまさに何物にも代え難い味だった。
私にとって宝石のような思い出…
アグ「というわけでラムザ、ヴェルタースくれ」
ラム「ふぉんな高級品、常備ふぃてるわけないでひょうモゴモゴ」
アグ「貴様が口にしてる物はなんだ!?口移ししてでも奪い取る!!」
ラム「ふぉれが最後の一個なんでふから〜ムグムグ」
ヴェルタースってサクマ式ドロップスよりも美味いのか?
>>713 ヤンだっけ?それを言わすならスレ主旨と違うが伯の方が向いてるな。あるいはガフか。
アイテム士がくれたはじめての回復薬
それはエリクサーで、私は瀕死でした。
その薬はやさしく傷を癒してくれ、こんな素晴らしい回復薬をもらえる私は、
きっと特別な存在なのだと感じました。
今では、私がアイテム士。汎用ユニットにはもちろん何もあげません。
なぜなら、
彼はもう、クリスタルだからです。
>>714 ド貧乏な逃亡異端者時代には、
一個のヴェルタースを口移ししながら大事に舐め合っていたラムザとアグたん。
だがストーリーも4章に入る頃には、一回の戦闘でウン万ギルを楽に稼ぐブルジョワ集団になってしまい、
ヴェルタースオリジナルのような高級嗜好品も余裕で一人何袋も配給されるようになっていた。
豊かさと引き換えに何かが失われたような気がする。
アグたん「しょっぱい…」
寂しく一人でバリボリ噛み砕くヴェルタースの味はチョッピリ涙の味がした。
ラムザはすでに黒飴党に鞍替えしていたという。
そのうちラムザを食いそうだな、アグたんは
騎士アグリアス・オークス (畏暦782〜?)
イヴァリース、アトカーシャ王朝末期のホーリーナイト。生まれはルザリアの人。
畏国(イヴァリース)・鴎国(オルダリーア)間の五十年戦争末期から畏国の内乱で
ある獅子戦争にかけて活躍する。家は代々アトカーシャ王家に仕える名家で、
成人するとすぐにアトカーシャ王家直属の聖ルザリア近衛騎士団に入団した。
五十年戦争の時は前線に送られる事も無くルザリアで警護の任に就いていたが、
獅子戦争の半年前に元老院に命ぜられ、前王デナムンダ4世の実子にして
オムドリア3世の養子であった王女オヴェリア・アトカーシャ(注1)の親衛として
オーボンヌ修道院に派遣される。獅子戦争の直前、ベストラルダ・ラーグ公の陰謀で
オーボンヌ修道院が襲撃され王女が拉致されると、これを猛追して無事王女を奪回
している。しかしラーグ公とダクスマルダ・ゴルターナ公の王女を巡る争奪の手は
熾烈を極め、ラーグ公の密命を受けた傭兵隊長ガフ・ガフガリオン(注2)との戦い、
またグレバドス教会のアルフォンス・ドラクロワ枢機卿の突然の裏切りによって
ライオネル城でオヴェリアと引き離された。王女はその後ゼリテニアに護送され、
ゴルターナ公によって第19代国王として即位させられる。その後アグリアスは
異端者ラムザ(注3)と合流し、権力者たちの陰謀を阻止するべくゲリラ活動に
身を投じる事となった。ライオネル城においてオヴェリアを奪ったドラクロワ枢機卿を
殺害、リオファネス城ではグレバドス教会の実行部隊である神殿騎士団と交戦し、
五十年戦争時代では骸旅団の頭領としてガリオンヌにその名を轟かせ、その後
神殿騎士団に帰順し中隊長となっていたホワイトナイト、ウィーグラフ・フォルズ(注4)
を倒している。またゼルテニアでは追ってきた異端審問官ザルモゥ・ルスナーダを
返り討ちにし、ベスラ要塞では水門を開け放って北天騎士団と南天騎士団の
全面衝突を回避させた。しかし、同時にゴルターナ公の将軍で南天騎士団の団長
だったシドルファス・オルランドゥ伯が、謀反の嫌疑で捕縛され処刑される所を直前で
ラムザ達によって救出されて仲間になると、アグリアスは隊内で重用されなくなる。
この頃アグリアスがラムザに言った言葉が有名な「夢と書いて儚い、狡兎死して良狗
煮られる、物悲しいものだ」である。畏歴805年に新しく南天騎士団団長となっていた
ディリータ・ハイラル(注5)が北天騎士団を滅ぼして畏国を統一する二ヶ月前、
聖ミュロンド寺院を襲撃して教皇マリッジ・フェーネラル5世を殺害し、その直後に
オーボンヌ修道院に向かうところを確認されて以来、彼女らの姿は忽然として消え、
以来彼女らの姿を目撃した者は居ないと伝えられている。神殿騎士団との決戦で
死亡したとも、近衛騎士団に復帰したとも、終戦後も生き延びてロマンダか南大陸に
亡命したとも言われているが、真実は未だに定かではない。
力作乙。
三国無双の武将レビューみたいだな
教皇ってけっこうふざけた名前だったんだな。
結婚・葬式5世かw
マハラジャ・カーンよりましじゃん。
いくら巨蟹生まれのアグリアスさんとはいえ、
「狡兎死して走狗煮られるとはこのことだあ────ッ」なんて
デスマスクさまみたいな非難がましいセリフをラムザに吐きませんよ。
ただアルマを浚われて落ち込んだラムザに奮起を促すために
あえて「マンモス哀れなやつ!P!P!」とキツイ叱咤激励を投げかけるぐらいはするかもしれん。
>>722 >夢と書いて儚い
わざとなのか知らんが「人の」が抜けてる。
ラムザのアホ毛くらい気になったので一応。
もうすぐアグたんの誕生日
「高鳥尽きて良弓蔵わる」の方が良かったかな。さすがに煮られるわけでなし。
それにしても、アグリアスの股潜り〜、とか言うてほしかった。股婦!股婦!
ジャーン ジャーン ジャーン 「げぇっ、アグリアスッ!」
アルマ「兄さん・・・兄妹の垣根を越えて禁断の愛を・・・」
ラムザ「・・・(ダメだこいつ、早くなんとかしないと)・・・」
734 :
ですのうと:2005/07/05(火) 16:21:28 ID:XzDQyK2V
アグリアス・オークス
俺様の肉奴隷となり、日夜俺様に奉仕をして、
10年後、賞味期限が過ぎたところで人知れず自殺した。
>>733 ちょwwwwwおまwwwwww
IDスゴスwwwwww
なんじゃあああああああこりゃああああああああああwwwwwwwwwwww
レベル496973か。廃人だな・・・・w
まるでウィザードリィみたいなレベル表記のIDだな
キー押しっぱなし(パッド固定)マーフィーさん大虐殺した後みたいなw
マルチしてんなチンカス
俺がアグたんをLV496973まで上げるとしたら
サポートアビを「公私全てにおいて頼れるオネーサン」と「仕事以外は実はドジッ娘」を交互に付け替えるので、
結局プラスマイナス0であまり大した成長度は期待できなさそうだ。
544 :名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/07/05(火) 17:53:53 ID:496973LV
アグリアス・オークスだ!!!文句のある奴はかかってこい!!!
期待を裏切らない730に感動した。
730?
アグリアスさん強ええな。
IDで争うスレ
さっきまでうたた寝をしていた。
夢を見た。
つまづいたアクシデントを装い、アグたんの乳をわし掴んだ、という夢だ。
なんか硬かった。
そして殴られた。
目の前を星が流れたピュー。
ラッキースケベ乙
アルテマ「太陽の翼の生まれ変わりよ、なぜそのような羽無しどもに・・・」
アグリアス「堕天使覚悟ーーーーーー!!」
ラムザ「行くぞ友よ!!」
アルテマ「ああ、太陽の翼・・・お前はそれほどまでにその女を!!!」
>>750 まーラムザがついてないと、
力仕事系(薪割りとか石臼挽きとか)以外の家事をこなせそうにないからなアグたんは。
…てな話ではないわなw
とりあえずアグリアスさんには中世ヨーロッパのド田舎風のウェイトレス姿になって
特大大皿に山盛りのミートボールパスタを乗せて運んできて頂きたい。
カリオストロしか思い浮かばん
「それまで!勝者ラムザ!」
鮮やかな一本勝ちに仲間達の間で歓声が沸き上がる。
「さすがリーダーだけのことはあるよな〜」
「力も速度も半端ねぇ…伊達に最強は名乗ってないな…」
「隊長かっこいい!」
声高らかに寄せられる賛辞や黄色い応援に、当のラムザもまんざらではない。
照れ笑いを浮かべつつも内心では己の力への自信を一層強め、己の強さに酔いつつあった。
「私も参加させてもらってもいいかな?」
突然の場違いな高い声に周囲の視線が音源へと集中する。
「い…いや、アグリアスさん、相手はあのラムザですよ…?」
「これは男同士の試合ですし…女性の方が出ても…」
「そうですよ、ラムザの腕力は半端じゃないですよ?
いくらアグリアスさんでも女の方ですし…」
「いやいやいや!いいからいいから…」
周囲の不安げな説得の声にも、アグリアスはいささかも動じず、
相変わらず能天気な愛想笑いを浮かべていた。
「…アグリアスさん…止めて置いた方がいいと思いますよ?」
ラムザ自身からの制止の声にも耳を貸さず、アグリアスは舞台の中央へと歩いていく。
『アグリアスさん…ラムザを舐めすぎだよなぁ…』
『昔っから自信過剰だったしな…』
『女が男に力で勝てると思ってるのかなぁ…』
『…いい機会だ。ラムザにボコられて少しはしおらしくしてろってんだ』
密やかに、冷ややかな嘲笑や罵倒が仲間内で交わされ合う。
「…アグリアスさん…、怪我でもされたら僕も困りますし…」
「あはははは。いいんだいいんだ。強い相手と当たってこその修行だからね」
当の本人にも聞こえるような笑いが舞台の外から降り注がれる。
「…ラムザさん…本当にいいんすかぁ…?」
審判の呆れた声にもラムザはあくまで紳士的に対応する。
「アグリアスさんがそう言ってるんだ。僕は構わないよ」
「あははは。全力できてもいいぞ」
まるで事態の危険性を理解していない彼女にラムザは半ば呆れつつ、適当に生返事をしておいた。
「…ラムザ対アグリアス…試合、開始!」
開始と同時にラムザが勢い良く走りかかる。
「(…怪我でもさせたら後味悪いし…適当に腹部殴って終わらせるか…)」
ある一人の仲間が異変に気付く。
「…なぁ…どうしてアグリアスさんあんなにヘラヘラしてたんだ…?」
「…いつもはもっと…」
「ピシッとしてるって」
「いうか」
ラムザの突きを寸前でかわしたアグリアスの右拳…限界まで
接触面積を縮めた一本拳がラムザの喉笛に突き刺さる。
「……!!!…げ…げほっ…!!」
予想だにしなかった攻撃部位とその威力にラムザは目を白黒させて悶絶する。
動きが停止したラムザの股間が鋭い蹴り上げによって打ち付けられる。
「〜〜〜〜〜〜〜〜」
顎先が素早く掌底で打ち上げられる。ラムザは総身を襲う苦痛と脳への衝撃で
膝を笑わせて、視線も相手に定まらない。
「…一応"警告"はしておいたつもりだがな…。
私の言動と性別に油断したか」
「バカが」
歪む視界と世界の中で、辛うじてその声だけがラムザに届いた。
「先ほどの拳速…今までの試合で見せていたモノの六分ほどか。
舐められたものだな」
「お前の身体能力は認めよう。…だが…技が非効率すぎる。
膂力、瞬発力だけで武道は完成し得ない」
体重を乗せた掌打が下腹部から胸へ向かって捻り込まれる。
「……ぐ…ふっ…!!」
「肋骨に保護されていないこの部位は筋肉も薄く、衝撃がよく内臓に響く」
まだ回復しきらないうちに、再び喉元に一本拳が打ち込まれる。
「…………!!!」
「喉は単純な圧迫だけでも苦痛が激しい。弱い力でも相手を黙らせられる」
「捕捉箇所は顎の先端。右下から斜め上に素早く打ち上げると…」
宣告通りの箇所、方法で顎が打ち上げられる。
「脳がよく揺れる」
脳を揺さぶられ、膝をがくがくと揺らすラムザをアグリアスは冷ややかに眺める。
「お前のように、ただ闇雲に拳や足を打ちつけるようではこうも巧くはいくまい」
「弱点として有名な水月は、実のところ効果が薄い。相手を迅速に仕留めたいのであれば…
攻撃は頭部へ集中させるのが得策」
「…………ッッ」
ぐらつく視界で、アグリアスが何かを話しているが、ラムザにはまるで届かない。
「なお、硬い頭部は打撃の際に指や足指を痛める場合が多い。
攻撃の際は…硬い掌底、足の側部、踵を用いること」
膝関節への一蹴。可動方向への衝撃は、簡単に膝を折らせる。
揺らぐ上体。バランスを失った足元はいともたやすくすくわれ、ラムザはうつ伏せに倒れこむ。
「骨格は頑丈でも、関節部分は案外脆く、弱い力でも簡単に破壊することができる。
破壊によって攻撃や移動を阻止するという点でも有効だが…
相手を倒して次手への"繋ぎ"という意味が大きい」
まだ意識が混濁するラムザの頭がアグリアスの靴の下敷きとなる。
「…何てザマなんだろうなぁ、ラムザ。"たかだか女の力"でいいように
翻弄され…こうして地に頬を擦り付け…あまつさえ頭を踏みにじられる」
「……………!!!!!」
「みんなが見ているぞ。優勝者のラムザ様の醜態をな」
あまりに屈辱的な侮蔑にラムザの瞳に怒気の炎が燈る。
苦痛を全て強引に無視し、頭を踏みつけるアグリアスの足を跳ね除けて
アグリアスの顔面に全力で殴りかかる。
そんなラムザの剛打を涼しげにかわしたアグリアスは、伸びきった右腕の手首を捕獲した。
「頭に血がのぼれば予備動作が大きくなり、戦略性を欠く。必然打撃の軌道が読み易い」
「………ッッ」
肘関節への素早い掌底打。計算された力とその方向は、ラムザの肘関節を一撃の下に外す。
「…ぐ…ぐああああっ!!!」
「攻撃は最大のチャンスであると同時に最も危険な瞬間でもある。
攻撃を避けられ…弛緩しきった体はあらゆる場所が隙だらけとなる」
突然視界が暗闇に覆われる。それがアグリアスの掌だと理解するのに、ラムザは
若干の時間を要した。
「…これがもしも実戦ならば…お前は両目を潰されているところだな」
「……ひっ…」
僅かに悲鳴を漏らし、アグリアスの手を払いのける。
恐慌に陥りつつあるラムザの首が、背後から左手で掴まれる。
「…………!!」
細く、しなやかな指であっても、ラムザにとっては大蜘蛛が
喉を這っているかのごとき恐怖と嫌悪感を憶えた。
「首は弱点の密集地帯だ。喉笛を潰されれば…息さえまともに出来なくなる。
太い血管を切断されれば失血死、または己の出血で溺死する。
私の手の指がナイフじゃなくて良かったな。なぁ、ラムザ?」
「うっ、うわあああっ」
ラムザはなりふり構わずアグリアスを振りほどき、無様に逃げ出す。
「す、凄ぇ……。あのラムザがまるで子ども扱い…」
「…アグリアスさん、何であんなに強いんだ!?」
「アグリアスさんって…そんなに力があったのか…?」
意外な展開に仲間達はざわめき立つ。
「…いや!アグリアスさんが非力な女性であることに変りはない!
あの人は…力の使いどころと人体の弱点を知り尽くしてるんだ…。
力は弱くても…最高の効率でその力と技を駆使すれば…ああなるんだ!」
「たとえ空手で戦いに臨もうが…常に利用できる"武器"というものはある」
アグリアスの足払いで体を宙に浮かせたラムザは頭から落下していく。
「地面だ」
激突の直前に再び頭を蹴り下ろされ、更なる落下速度と威力を付加
されたラムザの頭部は、己の体重以上の重さで地面に叩きつけられた。
物体を叩くと、その力と同じ反動を受ける。ラムザの頭の中に
今しがた地面に与えた衝撃と同等の反動の衝撃が駆け巡る。
つまり、重量が数十kgの石斧で頭を強打された威力に等しい。
「無論、女の私の力はお前に遥かに劣る。しかし、こうして
あらゆる知識や要素、技を活用すれば、男のお前にも遅れは取らない。
迅さ、重さばかりで武が成ったと思い込む、その思い上がり…。
少しは悔い改めろ」
そう言い残してアグリアスは立ち去っていく。
すでに意識を失っているラムザは反論のしようがなかった。
…なんかスパロボ系二次創作なんかにありがちな俺キャラ最強SSみてーだな。
自分のひいきキャラを原作設定以上に強くして、本編主人公に対して見下したり説教させたりというアレ。
今のままではアグリアスからラムザへの、
もしくはラムザからアグリアスへのフォロー描写が無いままなので、
これじゃ二人ともただの「イヤな人間」で終わっちゃってるよ。
あいたたたた
それが目的なんじゃないの
アグリアスもラムザもイヤな人間だろう。敵側から見れば。
アグ「恥ずかしくないのか!?
犬になりさがっている自分が!
人間としての誇りはないのかッ!?」
ガフ「仕事なんですけど(;´Д`)」
ラムザ「おまえのように“誇り”を失い
貴族の顔色を窺った瞬間からすでに、
“自由”を放棄していたんだ!
おまえは“裸の王様”なのさ!!」
バルク「ボンボンのあんたに言われても(;´Д`)」
つか、これ改変ネタじゃないっけ?
似たような内容をどっかで読んだ覚えがあるような……。
アグリアスとラムザの関係といったら最近ラブラブ一辺倒だったので、
新鮮という意味では良かったと思う。
何にせよ、書いた人はコメント希望。
なんで書いた人のコメントをわざわざ希望するの?
「旅の恥とネタは書き捨て」と昔からよく言うだろう。
創聖のゾディアーク キボン
>>757 >俺キャラ最強SS
それを言うならここはラムザハーレムスレ。
自分の脳内設定に合わないからといって、
自分がやってるのと同じ手法を責めてはいかんよ。
>自分のひいきキャラを原作設定以上に強くして、
>本編主人公に対して見下したり説教させたりというアレ。
「自分のひいきキャラを原作設定以上にモテさせて、
本編女キャラがみんなそのキャラに惚れてるようにさせるというアレ」
>>764 ここはラムザハーレムスレじゃなくてアグリアススレ
自分の脳内設定に合わないからじゃなくてスレ違いだから叩かれてるんだが
そのssには愛が感じられないから叩くのさ!!
自分の脳内妄想や主観だけで
よく考えもせずにギャーギャー騒ぐのが許されるのは
小学生まで
初期の頃とは雰囲気変わったよな・・
根底は変わらないさ。
アグリアス様に萌えるというな。
才能を努力でカバーするアグには萌えるが、
それだけで他を圧倒するアグには萌えない。
,. ´  ̄ ̄ ̄ `丶、
/ \
/ ./ /_! ヽ
!/ , / ァ‐'''フ/ | l ',
/ .///ー' 〃ー' ヽ、| , i
, /| '´ - - | |_|
!/i l  ̄ ̄` ´ ̄ ̄ ||}
. 〈| ! | .!イ __ , -―- 、
l`| | ∪ | .l.l/.:.! __,r‐、
|| | r――┐ , ! !{.:.:.! /.:ノ.:.:〈
. ヽ| |\ ` ̄ ̄´ ,.イ | ||:.:.:.\ ,.-ノ:/.:.:.:/
. | .!>{::`:ーr:┬:r‐:´::: }<! .| >、:.:.:.Υノ :.:.:.:.:/
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/.| |::::::::::/::∧::\:::::::::::::! |ノl:.\:.:|:.:.:.:.;.イ、
. | i \::/::/ \::\::/ | ヽ:_:ヽ.:.:/丿i
. ヽ ト、 } ̄| | ̄{ ,イ 丿  ̄ ̄ |
jノ. ∨ ト、__,.イ ∨ l,ハ ノ
/! |:::i:::::i::::| i 〉、__ ,.イ
/ ,! | |:::l::::::!:::| |∨  ̄ ̄ /
>>770 何に萌えるかは人それぞれじゃないの?
なんか気軽に萌えを言えない空気になってきたよね。
なあ、SSはどっかのうpろだにテキストファイルうpするにした方がよくね?
ろだ教えろっていわれても知らんけどさ。
アグリアス様も見てるぞ、みんな少しもちつけ!
まじか!?
俺ちょっと着替えてくる!
>>775 それはなんかあんまりな気が・・
>>775 俺は「よくねー」かな。
スレに投下されたものを即読んで、幾人かが感想レスを付けることによって
あれやこれや話題が展開されることだって今まで十分面白かったしな。
今回みたいに荒れることだってあったが、それもまた2ch。
仲良し馴れ合いクラブにいるわけでもねーし(そりゃ個人HPのBBSとは話は別になりますわな)
どしても2ch上で叩かれたくない人は、そうするアイデアもありという程度では?
でもスターウォーズネタはお笑いの方向に向いてたと思うぜ。
同一人物かどうかまでは、さあ?としか。
どうでもいいことだと思うし。
CQC身に着けたいよねw
女の子の身体は柔らかい・・・・
でもアグリアスの身体は硬そう。でもそれがイイ!!
のか?
ラムザ「じゃぁ、次。アグリアスさん、どうぞ」
アグ 「わ、私はいい。遠慮する」
ラムザ「は? でもみんなやったんですし……」
アグ 「一年ぐらいやらなくても平気だ。常に実践で鍛えてるんだし」
ラムザ「駄目ですよ。いくら僕達が異端者でも年に一度の体力測定は
やっておかなきゃ。それこそ、体が資本なんですから」
アグ 「それは分かる。しかし柔軟性など何の意味もないだろう。必要なのは
筋力と俊敏性であって、前屈なんて何の役にも……」
ラムザ「柔軟性は戦闘での動きのキレや筋持久力などに関ってきますし、
そもそもこの測定は総合的な運動能力を測り、それによって各自の戦闘能力
足りない部分を補完し合うといった……ちょ、ちょっとアグリアスさん、
どうしたんです、急に泣き出して」
アグ 「(グス)どうしても……測らなきゃ(ヒック)……駄目、か……?」
ラムザ「ええと、その……出来ればやって頂きたい……ですけど……」
アグ 「……なら……お前一人が……立ち会ってくれないか……?」
ラムザ「は?……(この際やってくれればなんでもいいか)……分かりました」
アグ 「……ラムザ、誰も見てないな?」
ラムザ「大丈夫ですよ」
アグ 「そうか……では、いくぞ……むん!!」
ラムザ「……? あの、アグリアスさん? ……目盛りはここなんですけど……」
アグ 「……ここまでしか……曲がらんのだ……」
ラムザ「え?」
アグ 「……何度も言わせるな! これが、ここまでが限界なんだ!! 私は体が硬いんだ!!!」
ラムザ「分かりました、分かりました……(それで嫌がってたのか)……えーと、記録、マイナス25センチ……と」
アグ 「だ、誰にも言うな! もし漏らしたら北斗骨砕打だからな!!(涙目)」
ラムザ「言いませんよ。秘録にします。(まったく、アグリアスさんもいい年して子供っぽいな……はぁ)」
……アグリアス・オークス24歳、その心はともかく体は性格同様ガチガチでしたとさ。
体の硬さをなんとかするべく、毎晩秘密の柔軟運動をラムザ協力でもにょもにょそっちのけで実施するも、分かって貰えない
お盛んね、とか、独占しないでたまには貸してくださいとか、誤解を受ける
夜な夜なお酢を飲むアグリアスさん。
メリアドール「にやり・・・」
>>783 そんなに俊敏性をアピールしたけりゃ、
反復横飛びでも垂直飛びでも好きなだけすればよろしい。
むろん体操着姿で。
ボヨンゆさんタプンぷりん。
俺は、下はジャージでもOKよ派なので。
最近長身スレンダー、ナイチチあぐたんも萌えるようになりました
れべるあっぷだね
いや、ジョブチェンジ。
アグリアスにはやはり重金属製のフルプレートアーマーがよく似合う。
歩くと地面に足跡がズシッとのめりこむくらいが理想だね。
>>789 竜騎士のジャンプのように
「バスト90cm(まで萌えられる)」「85cm」「80cm」……とアビリティを習得していくのですね
アグ「ラムザ、この近辺の敵は凶悪だ。用心のために全身鎧を装備しておけ」
ラム「全身鎧、ですか?」
アグ「うむ。隊の長に怪我でもされたらことだからな。
幸い、私の古いフルプレートアーマーがある。お前と私なら
体格はそれほど違わんから大丈夫だろう……さあ、これだ」
ラム「重そうですね」
アグ「なに、大したことはない。さあ、敵はいつ襲ってくるか分からんぞ。すぐに着るんだ。さあさあ」
ラム「分かりましたよ」
アグ「(ニヤリ)」
――――――その夜、宿のラムザの部屋―――――――
ラム(あうううう、何が『大したことはない』だよ……すごい重さじゃないか……。
アグリアスさんよくあんな物着て戦えるなぁ……いつつつつ……
……全身筋肉痛だな……明日動けるかなあ……?)
――――――ガタッ!
ラム(……!? 誰かいる!! ……やばい! 教会の暗殺者か? くそ、満足に動けないところに!)
――――――ガバッ!
ラム「(畜生!! 組み伏せられた!!)……って、あ、アグリアスさん!!?」
アグ「……ふふふ……どうだ、全身筋肉痛で満足に動けまい……」
ラム「な、何のつもりです!? まさか、僕を殺そうと……」
アグ「阿呆……お前を私のモノにしてやろうというのさ」
ラム「な、なんですって!!?」
アグ「お前は用心深いからな。こうして動きを殺さないと夜這いもかけられなかった。
それで一計を案じたのさ。……さあ、観念しろ。据え膳食わぬは男の恥、だろう?」
ラム「そ、それ、立場逆です!!」
アグ「いいから大人しくしろ! 忘れられない夜にしてやる!!!」
ラム「きゃあぁぁぁあぁぁ!?」
ゲスト時のアグリアスはゴールドアーマーなどという
質素や質実剛健といったイメージとはかけ離れた物を着ていたが、
なるほど、あれは一種の花嫁養成アーマーだったのだな。
オークス家の女子たるもの、婿となる殿方を組み伏せて、
さらにお姫様だっこぐらい出来る膂力を付けなくてはならぬという。
>>791 ラム「アグリアスさんんって結構重いんですね〜(悪意無し」
アグ「ち、違っ・・・鎧だ!鎧が重いのだ!」
引き締まったバデーのアグたんもいいが、ばいんきゅっむちっとしてて、こう…どうよ!?
アレだ、一見ゴツくて強そうなんだけど、抱いて見ると、あぁこんなに細くて女性的だったんだ、ってやつだ
着痩せとかそういうレベルではない、神秘的な何かがアグたんにはあるはず
衣替えの季節。アグリアスの重装備も夏仕様に変わる。
ごわごわの皮製の布の部分が絹製に変わる。
見た目は全然変わらない。でもちょっとだけ涼しい。
それがホーリーナイト・クオリティ。
クールビズ…70年代みたいなビキニアーマーをアグたんに?
いきなりドラクエ3女戦士やゴ○ルデンアックスばりのビキニ鎧は酷なので、
まずはナ○コのワルキューレぐらいの露出度なら塩梅よろしいのでは。
ラムザにサンドラとコアクマンのどっちを着せれば似合うかがチョト悩む。
思えばこのスレももう19スレか。
1スレ目から居る人ってどのくらい居るんだろうね。
ドージンシまで出るなんて、初めの頃は思いもよらなかったよ。
最初の頃は「アグたん」なんて全然定着してなかったんだよな。
ブーツネタとかワラタよ。覚えてる人居るかなあ。
思えば遠くへ来たもんだ。
仕事はえー。GJ!
sugeeeeeeeee!!!!GJ!!!
806 :
800:2005/07/09(土) 20:42:19 ID:EXFHJIfy
>>803 ワハハ、超乙っす。
この調子でアグたんも露出多めのコスに慣れていってもらいたい。
アグ「最近、腹が冷えるのだ、なぜだろう…」
ラム「腹巻してみたらどうでしょう」
ブーツネタって何だっけ?
アグたんのブーツはものすごくくさいとかなんとか
だったような気が
そんなに前でもなかった気がする。
810 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/09(土) 23:48:04 ID:892xzCvc
>>793 >忘れられない夜にしてやる!!!
・・・(;´Д`)ハァハァ
>忘れられない夜
ロマンチックでラヴラヴなノリだと普通すぎるので、
いろいろ覗かれたり乱入されたり宿屋崩壊炎上したりドタバタしたあげく
疲れて瓦礫の中で二人背中合わせで座ってたら、朝になっちゃいました、
ぐらいのノリのほうが記憶に残りやすかろう。
シメのBGMは「う○星やつら」で。
ガフガリオンとアグリアスの絡みが(*´ー`*)
アグ「ラファ、頼みがある」
ラファ「なーに?」
アグ「一つ、床技を伝授してもらえないだろうか」
ラファ「は、はぁ?」
アグ「大丈夫だ。ものまね士にジョブチェンジした。
どんな高度な技術でも吸収できる」
ラファ(なんか論点がずれてる気がする……)
アグたんにものまね士させてオナヌ。差し向かいでしこしこりん♪
アグたんにちんこがあると抜かすか貴様ァアアア!!
初代にあったブーツネタ思い出して吹いたじゃねーかwwwwwww
78 名前: 名無しさん@LV2001 [sage] 投稿日: 01/10/16 10:23 ID:???
アグリアス様のブーツになりたい。
79 名前: シドのブーツ [sage] 投稿日: 01/10/16 10:38 ID:???
誰かに代わって欲しい
80 名前: ガフガリオンのブーツ [sage] 投稿日: 01/10/16 12:18 ID:???
>>79 激しく同意
81 名前: ダイスダーグのブーツ [sage] 投稿日: 01/10/16 12:47 ID:???
>>79 全くもって同意
82 名前: シドのパンツ [sage] 投稿日: 01/10/16 13:03 ID:???
>79
代わるか?
>>815 >814は、アグたんに股間上の何もない空間で
しごき倒す動作をさせるという羞恥プレイをさせたいのでは。
アグたん装備一例:PLAYBOY誌仕様
なし
なし
リボン
なし
フェザーブーツ
そんな絵がどっかにあったな!
そんな状態でラムザを誘惑するSSがあったような……
リボンとシャンタージュだけのやつ?ルザリアの小さな夜だっけ?
「ど、どうしたというんだ。私たちは仲間じゃないか」
「もう騙されないぞ! あなたは聖騎士でもなんでもなかったんだ!」
「そ、それについては悪かったと思っている。でもそれには訳があるのだ・・・」
「言い訳は無用! 聖騎士だと信じていたからこそここまで付いてきたんだ!」
「聞いてくれ、ラヴィアン、アリシア・・・」
「アグリアス様は人前で跪いたりしない!」ガンッ!!
「ラヴィアン・・・」
「アグリアス様は他人に懇願したりしない!」ドカッ!!
「アリシア・・・」
「アグリアス様は・・・私たちのアグリアス様は、泣いたりしない!
ましてや、ましてや・・・私たちを抱いてうずくまるなんて・・・・・」
ウダ暇?
824 :
818:2005/07/11(月) 22:43:11 ID:k8yyzxLB
>>819-821 確かに裸リボンだと被っちゃいますね。
洋物好きの俺としてはここまで徹底すべきだった。
なし
なし
なし
なし
バトルブーツ
実際のゲームだとモンクか踊り子でもないと出撃させにくいけど。
アグリアスさんだったらどんな装備でもかわいいよ。
うむ
バンカラアグたん
(お好みで)
(お好みで)
ねじり鉢巻き
力だすき
パワーリスト
4章に入ってしまうとHPがやや物足りないけど、3章までなら結構いける。
そしてこんな漢らしさ全開の格好のアグたんが
ふと女の子らしい仕草や恥じらいを見せてくれるとたまらんね。
むろん、(イタイよアグリアスさん)と思ったとしても口に出してはいかん。
それが男の思いやり。
ラム「それではミーティングを……」
アグ「馬鹿もん、『集会』と言わんか!」
ラム「二人乗り用のチョコボについて……」
アグ「あれは『2ケツ型』と言うんだ!」
ラム「体用防具についてですが……」
アグ「ボケ!あれは『特攻服』だ!!」
こうしてラムザはダークサイドを知った。
「モット、チカラヲ・・・」
こうして私の、いや、私たちの戦いは終わった。
それから3ヵ月ほど経った11月12日、
唐突に北天騎士団と南天騎士団の間に和平条約が締結された。
戦争が、終わりを告げた。
11月15日、パーティー解散。
ラムザは、アルマと一緒に旅に出るという。
ムスタディオはゴーグに戻って、父の仕事を継ぐそうだ。
オルランドゥ伯は、いつのまにか消えていた。
きっと、どこかを悠々と旅でもしているのだろう。
そして・・・
「メリアドール」
「私は教会に戻ります。元団長の娘としては、ガタガタになった
教会を立て直さないわけにはいかないわ。あなたもお元気で」
「メリアドール、私には護るべきものはない。私は失敗した。
今さら近衛騎士団には戻れない。私は、どうしたら・・・」
「バッカ。あなたには初めからいるでしょう・・・」
私は、あの人に何もしてあげられない。何も・・・
でも、せめて・・・ せめて・・・
オルランドゥ「本当の息子のように思ってたのに!!」
ラムザ「僕を裏切るのか!?」
アグリアス「ラムザ!」
ラムザ「アグリアスさん・・・あんたも僕を裏切るのか!!」
アグリアス「胸が張り裂けそう!!」
今日のグーグル検索結果
ア:約5780000件
アグ:約24700件
アグリ:約347000件
アグリア:約307件
アグリアス:約5810件
アグリアスス:1件
私評
・アグリアススにはもっと頑張ってもらいたい。
・「アグリアス」検索1ページ目の上から6〜7段目あたりのサイトで発見したドレスアグたんに超萌え。
アグリアヌス: 1 件
アグたん:約149件
ggrでアグリアスを検索すると、TOPにでてくるのは
中学校の生物部とかが検索してたら、げんなりするだろうな。
イメージ検索しても余裕で蝶々を凌駕しております
久しぶりにアグリアスでイメ検したら、見たこと無いアグ画像があってホクホクでした。
俺もイメージ検索してみたが、上段の
「背徳者には見えないミスリルの鎧」アグたんヤベーぞ、おい。
俺にツルペタロリ属性なくて助かったw
これが大人アグだったら非常に危ないとこだった。
アグ「今、私が着ている鎧は…異端者や背徳者には見えないミスリルでできているのだ…」
ちょっと考えてみたら
別に鎧が見えなくても、下には普通に服着てるじゃねーか。
俺のバカバカ!
除名時のセリフの絵にも萌えた
でも除名するなんて考えられないから一生目にする事は無いな。
除名時のセリフ読んでみたけど、あれ結構エッチじゃない?
本当にあずけてしまったんだろうか
あのセリフ聞きたさに1日1回はアグたんを除名しようとする俺ガイル
ラムザ「そそそそそんなわけないじゃないか」
上段ゴチ。
上段は、このサイトでリクしてやったと言ったらどうする?
これからもおながいします。と言う。
そろそろ正式なアグリアスさんのスリーサイズを決めないか?
上から73・56・82
ッッだッッ!!!
ラヴィアン「よーし、ラムザ隊長が来たぞ」
アグリアス「お、おう!」
ラヴィアン(やあ)
アグリアス「や、やあ」
ラムザ「元気そうだね! よかったよ。」
ラムザ「あのね、紅茶持って来たんだけどいれていい?」
ラヴィアン(ありがとう)
アグリアス「ありがとう」
ラムザ「どういたしまして」
ラヴィアン(紅茶好きなんだよ)
アグリアス「こ、紅茶好きなんだよ」
ラムザ「そうなの? よかったー」
コポポポ・・・
アグリアス「・・・・・・・・・・・・」
ラヴィアン(安産型だよね)
アグリアス「安産型だよね」
ラムザ「へ?」
アグリアス「何言わすんだ!!」
ラムザ「あはは、そんなコト言われたの初めてだよー」
石畳を割らんばかりの荒々しさで、衛兵たちの鉄靴が耳障りな音を立てて駆け回っている。
中央棟司令室は、収容所設立以来の非常事態に騒然となっていた。
ひっきりなしに伝令が走り、補充用の矢やポーションが運び出される。女たちの脚が
せわしなく行き過ぎる、その股の間をくぐるようにして、グローリアはひっそりと一人通廊の
影を選んで忍び歩いていた。
アグリアスという女騎士は、予想どおりよくやっているようだ。もとより並の女ではないと
見たから乗ってみせたわけだが、それでも本当にこの刑務所を破れるなどとは期待して
いない。混乱に乗じて自分だけでもうまいこと逃げ出せればいい、そう考えるのが
グローリアという女だ。
収容所内がこれ以上混乱すれば、かならずライオネルかザランダあたりへ増援を要請する
早馬が出る。瘴気の満ちた湿原のただ中に立つこの収容所から外界へ人が出て行くには、
それなりの装備と黒チョコボが必要だ。その腹へでもなんとかしてとりつくか、あわよくば
乗っ取ってしまえばいい。扉の開け放たれたままの司令室らしき部屋へ、グローリアは
するすると入り込んで荷箱の陰に身をひそめた。
「は、早馬を! ザランダへ使いを飛ばせっ」
グローリアの読み通り、指揮官らしき女の慌てた声が叫ぶ。その声に答えて腰を浮かせた
上級看守の一人が、いきなりもんどりうって宙を舞った。
「馬鹿者が。こんな時に門を開ける奴がいるか」
ドスのきいた声が、重油のように司令室の床を走って浮き足だった看守達をたちまちに
静めた。ガツリ、とブーツの鋲が石畳を噛む音と、きつい獣臭が司令室を満たす。足元に
銀色の毛並みも艶やかな一頭のクアールを寄り添わせ、白い肌にぴったりと張りついた
ような黒革の軍装に身を包み、現れたのはほとんど異常なほどに巨大な、一人の女であった。
司令室の天井は高い。贅沢のためではなく、彼女の身長に合わせて作ったからだ。
この女の名を、ヨランダという。この収容所の所長であり、その権力以上に暴力によって、
看守達の上に君臨し続けている女である。
「すべての門を閉ざし、外濠の水に毒を流せ。騒ぎにまぎれて抜け出ようとする奴がいる
はずだ。一人も見逃すな。可能な限りむごたらしく殺せ」
手にした太い革鞭が、石畳を打つ。たった今その鞭の一撃に吹っ飛ばされた看守を含め、
司令室のすべての人間がその音によって一斉に、弾かれたように動き出した。ヨランダは
鼻を鳴らして満足げにそれを見渡し、それから無造作に、革手袋をはめた手をすっと上げた。
グローリアは、全身の血が逆さまに流れたような気がした。
「手始めに、そこの荷箱の陰にいる奴だ」
その指はまっすぐ、グローリアの隠れ潜む場所を指していた。たちまち無数の足音が四囲を
取り巻き、首筋を撫でる剣風とともに、グローリアは死を予感した。
「そういえば、グローリアはどこに行った? さっきから姿が見えんな」
「さあ、知らないね。こすい奴だから、どこかで上手くやってるんだろ」
アグリアスの隣を歩くマルゲはさほど気にした風もなく、剣を腰だめに構え直した。すでに
西館一帯はほぼ陥落し、鬨の声をあげる女囚達の軍団はひとかたまりになって、いよいよ
正門に攻め入ろうとする勢いだ。
勢いに乗っているとはいえ、しょせんは囚人の群れである。規律も連携もそうは望めない。
アグリアスが解放しようと思っている思想犯、政治犯達の中には、剣を触ったこともない
民間人や貴族なども多い。そういう連中を守りながら、しかも素早く進軍しなければならない。
囚人達の中に、骸旅団の残党がいたのは僥倖だった。彼女らはまがりなりにも騎士団に
所属した経験があり、軍隊式の動き方を知っている。アグリアスが貴族だと知ると敵意を
むき出す者もいたが、結局は状況が優先された。腕に覚えのある連中を数人選び出し、
矩形の隊列を組んで、アグリアスとマルゲは先陣を切っている。しんがりはラファだ。
「雑魚はあらかた片づいたろう。次あたりは本命が出てくるぞ、気を抜くな」
抜き身の剣を手に、四囲に油断なく目を配りつつ歩く女たちはみな程度の差こそあれ、
囚人服のあちこちを切り裂かれ、あるいは自ら破りすて、ほとんど半裸に等しい格好だ。
汗ばんだ肌に砂埃がこびりつき、沼地特有の油光りするようなねばついた陽光にてらてらと光る。
西館の突端を回り込むと、中央館とのあいだを隔てる内塀に、毒沼の侵食を止めるのに
使う土嚢が大量に積み上げられて、バリケードが築かれていた。女囚の一人がフンと鼻を
鳴らして足をかけると、その山の上へ音もなく、ぬうっと姿を現した影がある。
女達が瞬時に戦闘態勢をとる。三人、五人と現れた男達を見上げたアグリアスの眼が、
すっと細まった。
「ほう、色っぽい連中だぜ」
「殺しても構わないんだろ?」
「勿体ねえよ」
下卑た物言いと耳障りな笑い声は、ここまで何度か斬り倒してきた男の看守共と同じだ。
だが、目つきが違う。手さばき、足さばきが違う。
「なるほど、本命というわけか」
リーダーらしき男は、両手に二振りの剣を持っている。その男目がけて、最初にバリケードに
足をかけた骸旅団の女モンクが一跳びにアグリアスの脇を駆け抜けた。
「待て、侮るな」
「うるさい! 貴族なんかに!」
仕方なくアグリアスと、ほかの女囚達も後を追う。たちまちに、土嚢の上は乱戦になった。
「ぎゃあっ」
最初に上がった悲鳴は、女の声だった。足元を切り払われた先ほどの女モンクが、逆さまに
なって土嚢の坂を転げ落ちる。
「バカ野郎! 後で楽しむんだ、手荒なことすんな」
ニヤニヤ笑いながら怒鳴る敵の隊長に、アグリアスが斬りかかる。裂帛の気合いを込めた
斬撃は、二本の刃でやすやすと受け止められた。舌打ちをして跳びすさった足の下の土嚢が
くずれ、転びそうになるのを慌ててこらえる。
土嚢は、わざと崩れやすく積んであるらしい。そこここで崩れ落ち、あるいは袋が破れ、足を
とられる女囚達は満足に戦えない。男達のほうは訓練してあるのか、身軽に飛び回って
こちらを翻弄する。地面に下りようとしても、巧みに回り込まれ、バリケードの上に追い上げ
られる。相手の陣地にうかつに踏み込んだのがやはりまずかった、と後悔しても今は遅い。
久々に乙です。
まさか骸旅団が出てくるとは嬉しい展開。
アグリアスに敵意を持ちながらも協力するのが骸旅団らしくていい!
「くぅっ」
きれいなブルネットの、骸旅団でナイトをやっていたという女が、するりと懐へ入り込んできた
手に胸をつかまれて声を上げた。剣を握る手がひるみ、隙のできたところを押さえ込まれ、
ぼろぼろの囚人服を剥ぎ取られる。
「この、助平野郎!」マルゲが棍棒を投げつけると、押さえていた男の頭に命中した。いそいで
立ち上がり、剣をひろって体をかくす陰陽士。そのまま後退した彼女は危地を脱したが、
かわりに素手になったマルゲが敵に囲まれた。
取り囲む男達の顔に、一様に好色な笑みが浮かんでいる。斬り込み隊を構成する骸旅団の
女達には、容貌の美しい者が多い。そういう女だけが、捉えられても殺されなかったからだ。
反吐の出るようなその笑みを、すこしでも消してやろうと女達はがむしゃらに剣をふるうが、
彼らは本当に手練れだった。アグリアスの指揮と剣技をもってしても、なお互角の戦いしか
できない。
もっとも、向こうももどかしいのは同じだった。追い込んでいるはずなのに、アグリアスの
嵐のような剣先に、取り囲んだ輪がいつまでも縮められない。後方にはまだ、取り押さえるべき
女囚どもが大勢控えているのだ。
何人目かに斬り結んだ男の剣先が、アグリアスのシャツの胸先をわずかに裂いた。それを
好機と見た隊長が目配せを送るや、
「それっ」
合図とともに、数人の男達がいっせいにアグリアスへ斬りかかる。致命傷を与えるのが
目的ではない。巧みな防御をくぐり抜けた剣先は、アグリアスの着ている、もうだいぶ原形を
とどめなくなった囚人服の布地だけを狙って切り裂いた。
「!」
灰色の布きれが幾条も風に舞い、砂塵によごれた、しかし本来の美しさを隠しようもない
白い肢体が、余さずあらわになる。
「ひゅうっ」
男達の誰かが口笛を吹いた。それは賞賛であると同時に、アグリアスの羞恥心をいっそう
煽る戦略でもあった。美しい女ほど、見た目を気にするものだ。裸にしてしまえば戦うことなど
できまい。そう考えた男達は、必ずしも浅はかとはいえない。先ほどの女ナイトには、狙い
どおりの効果を上げたのだ。しかし、下心を露骨にのぞかせて一歩踏み出した男の目の前で、
裸身が跳ねた。
絶叫が上がり、男達が凍り付いた。二本の剣……一本はアグリアスが元々持っていた
もの、もう一本は不用意に前に出た男が提げていたもの……が、彼らの隊長であった男の
両腕を、根元から断ち落としていた。アグリアスの両手は、しっかりとその剣を握っていた。
剣を奪われた男の首が次に飛び、もう一人が喉を貫かれた。引き締まった尻の筋肉が
動いて、白い脚が別の一人の顎を強烈に蹴り上げる。豊かな乳房が揺れて、こまかな血の
しぶきを浴びる。アグリアスは二本しかない手を、胸や腰を隠すのに使ったりはしなかった。
男達が凍り付いていたのはほんの一瞬だったが、その一瞬で充分だった。何よりも、
頭領が斃されたのが決定的であった。
「逃がすなッ」
檄を飛ばすまでもなく、女達は勇み立っていた。総崩れになった男達は次々にバリケードの
上に追いつめられて命を奪われ、時に服を剥いで股間を潰された。やがて、土嚢の上に
動いている男は一人としていなくなった。血と泥をぬぐって見上げたマルゲに、アグリアスは
にやりと微笑んでみせる。
「やれやれ、すげえもんだ。本当に貴族様かい、あんた」
「無論だ。淑女たる者、夫となる男以外に肌は見せん。生きている男にはな」
ひゅん、と風を切ってアグリアスの剣が飛び、死体の陰に潜んでボウガンを構えようと
していた男の眉間を断ち割った。
「そういえば貴公、骸旅団にいたのなら、ミルウーダ・フォルズという女を知っているか」
先ほど裸にされた骸旅団のナイトは、名をシベールというらしい。彼女と一緒に死体の
中から体を隠せそうな布きれを物色する途中、ふとアグリアスは尋ねてみた。
「ミルウーダを知ってるの?」
形のくっきりしたシベールの眉が、意外そうにひょいと上がる。「火の玉みたいな人だった。
彼女もいずれここへ来るかしらね」
「いや、来るまい。死んだそうだ」
誰かのマントをむしり取り、南方の下着のような要領で腰へ巻きつける。別の布をさらし
代わりに胸に巻いて、一応の身じまいは完成した。
「よし、進軍! あと一息だ、頑張ろう!」
号令をかけてさっさと歩き出したアグリアスを、シベールもいそいで追う。
「あんた、異端者でしょ? 貴族が、なんで異端なんかやってるの」
「教会の都合と、私の都合が合わなかっただけだ。貴族であろうとあるまいと、同じことだ」
「貴族じゃなかったら、教会と合わない都合なんて作ることもできないわ」
「なるほど」
吐き捨てるシベールを、飄然と横目で見やりながら歩くアグリアス。女囚達の一団は
じきに、正門をのぞむ前庭に出た。
門の向こうは娑婆である。囚人達から歓声が上がる。先頭を切って前庭に駆け込んだ
シベールの目の前に、突如として奇妙な物体が投げ出された。
濡れた音を立てて石畳にぶつかったそれは、よく見るとまだかすかに動いているようにも
見えた。大きさはちょうど大型の背負い袋くらいで、どぶ泥のようなその色は、汚れた
囚人服と、吐瀉物と、赤黒い血の色とがまざったものだった。
それは、変わり果てたグローリアの死体であった。
「……ッ!」
シベールが悲鳴を上げた。マルゲが駆け寄ってグローリアを抱き起こし、脈をとろうとして
諦めた。アグリアスは動かず、前庭の鐘楼をじっと睨んでいた。
大して広くもない前庭の中央に、収容所内でもっとも高い建物である鐘楼がそびえている。
入所してくる女囚達を威圧的に見下ろし、人生の終末を告げるその鐘の下、たった今
グローリアを投げ落とした人物が、悠然と下りてきた。
巨大である。あまりに大きいので、周囲の物体のスケールが狂ったように見える。思わず
アグリアスは目をこすった。男にしても巨躯の部類に入るマルゲと比べて、なお頭一つ以上
大きい。足元に従えた銀色のクアールが、まるで子犬のようだ。
脂汗をぬぐったマルゲが、しぼり出すように言った。
「収容所長の、ヨランダだ。化け物だよ、ありゃあ」
ヨランダが、ゆっくりと手を上げた。とたん、前庭を囲む建物と内塀の上に、ばね仕掛けの
ように一斉に弓兵・魔法兵の列が出現する。アグリアス達は、完全に囲まれていた。
「まだ、これだけの兵がいたか…」
牢を破って以来初めて、アグリアスの声が苦々しげな響きをおびた。最後の関門である
正門前広場が、包囲するに格好の場所であることは早くからわかっていた。そこまでに
どれだけ敵の人数を削げるかが勝負であり、そのためにわざと派手に立ち回って、できるだけ
戦力を吐き出させるようにしていたのだが。どうやら、相手の方がいくらか上手だったようだ。
「女囚ども!!」
とどろくような大音声が、前庭を圧した。女達の何人かが、反射的に身をすくませる。
収容所長の恐るべき残酷さ、容赦のなさを知らぬ者はない。ゴールを目の前にして
殺気立っていた女囚達の集団が、一瞬で静まり返ってしまった。
「首謀者は誰だ。前に出るがいい」
皆の視線がアグリアスに集まる。マルゲの目が「出るな」と言っていたが、アグリアスは
迷わず一歩を踏み出した。
鞭をいやらしく鳴らしながら、収容所長がゆっくりと近づいてくる。舐めるような、ほとんど
物理的な感触さえともなう強い視線がアグリアスの肌の上を這う。長身のアグリアスだが、
ヨランダと並ぶと大人と子供のようだ。アグリアスの頭は、ヨランダの胸にも届かない。
「グローリアを嬲り殺したな」
「何が悪いか」
凛然と言葉を叩きつけたアグリアスに、傲然とヨランダは言い返す。
「貴様はよくやった。ここまで大規模な脱走は過去に例がない。しかし、ここまでだ。脱走者
どもはここで死ぬ」
「まだ終わってはいない。死ぬか死なぬか、やってみなくてはわからん」
さも愉快そうに、嘲るようにヨランダは笑った。ひとしきり笑った後、腰の鞭をアグリアスの
顎のあたりに突きつける。
「その度胸に免じて、チャンスをやろう。私と貴様と、一対一で決闘をする。貴様が勝てば、
そこの女囚どもを全員解放してやってもいい」
ざわり、と女囚達が動いた。アグリアスは動かない。当惑と、猜疑と、期待とが入り交じった
視線が、アグリアスとヨランダに注がれる。
「お前が勝ったら、我々をどうする?」
「さて、どうするかな。外の濠に腐毒を流してある。貴様達全員をそこへ放り込んで、息が
絶えるまで見物してやるのもいいか」
アグリアスは無言で一歩下がり、ヨランダから距離を置いた。気圧されたわけではない。
会話をする間合いから、斬り結ぶ間合いへ移動したのであり、それはヨランダの申し出を
了承したという意味だと、マルゲは察した。
「アグリアス! 受けることないわ、罠よ!」
シベールが叫ぶ。その口を、ラファとマルゲが同時にさえぎった。アグリアスが、目だけで
ちらりと振り向く。
「そうかもしれんな。だが、ほかに手もあるまい」
それだけ言って向き直り、剣を両手で構えなおす。ヨランダが満足げに微笑み、鞭を振って
クアールを下がらせた。それからおもむろに重たげなマントを脱いで、背後へ放り投げる。
風をはらんでふわりと舞ったそれが、地面に落ちるのを合図に、決闘が始まった。
〈ばぎん〉
女囚達が最初に耳にしたのは、破裂音とも金属音ともつかない、異様な音だった。
凄まじい速度で襲いくる鞭の先端を、剣で切り払った音だと見て取れたのは独りラファのみ
である。ヨランダは恐るべき手練れであった。目にも止まらぬ速度で鞭を振るい、アグリアスを
剣の間合いに寄せ付けない。ただの革鞭に見えるが芯に鋼線でも仕込まれているのか、
鉄の白刃と真っ向から打ち合って千切れる様子もない。時折狙いを外して地面を打つ、その
土のえぐれ方を見れば、恐るべき威力は感じ取れた。まともに受ければ一撃で皮は裂け、
肉が削げ、骨まで剥き出しになるだろう。
アグリアスも負けてはいない。雨のように打ちかかる鞭を片端から弾きかえし、わずかな
隙をついては聖剣技を叩き込む。遠間を不得手としないのがホーリーナイトである。
お互い、防具らしい防具は身につけていない。一撃でも決まれば、それが決定打になる。
鞭のうなりが肩をかすめ、巻いていた布が弾け飛べば、あらわになった白い胸元に赤い
血の筋が走る。黒革のレオタードが青い剣気に吹き飛ばされ、大人の頭ほどもある巨大な
乳房がぶるんとこぼれ出る。
遠巻きに囲む女囚達は声援を送ることさえ忘れ、息をのんでこの激しい戦いを見守っていた。
「…くッ!」
ついに、ヨランダの鞭の先端がアグリアスの剣先をとらえた。黒革がしなやかに刀身を
絡めとり、動きを止める。
次の瞬間アグリアスは躊躇せず、猛然とヨランダめがけて突っ込んだ。途中、剣を思いきり
投げつける。ひるんだ隙を見逃さず、ヨランダの顔面に強烈な跳び蹴りが決まった。
「おのれ!!」
ヨランダは鞭を投げ捨て、己の鼻柱に食い込んだアグリアスの足をつかむと、へし折らん
ばかりの勢いで地面に叩きつける。したたか背中を打ち付けて一瞬、息の止まったアグリアスを
目がけ、体全体で押しつぶすようにしてヨランダがのしかかった。
シベールが、ひきつった音をたてて息を吸い込んだ。つかみ合いでは体格の差、膂力の差が
ありすぎる。ヨランダの腕は、アグリアスの脚より太いのだ。ラファまでもが顔色を失い、
汗ばんだ拳を握りしめた。
しかし、ベヒーモスのそれのような収容所長の腕を、アグリアスは両手で懸命にくいとめ、
力をそらして頭上へ投げ飛ばした。しなやかに着地したヨランダが再度つかみかかる時には、
アグリアスも起き上がって体勢を立て直している。突進してくるヨランダの膝頭を蹴りつけて、
体勢を崩す。利き腕をへし折ろうと組み付いたアグリアスの長い髪を、ヨランダがつかんで
力任せに引っ張った。
掴み合い、殴り合い、地面を転がり回るうちに、お互いの衣服は千切れてどこかへ行っていた。
ほとんど全裸の女二人が、土埃の舞う前庭で取っ組みあっている、それは奇妙な光景だった。
女囚達も、兵の上の衛兵達も声一つ立てず、固唾をのんでその光景を見守っていた。
ついにヨランダの両手が、アグリアスの右肩をとらえた。腱が伸び、関節が無理矢理外される
嫌な音がして、アグリアスが苦鳴を上げる。勝利を確信したヨランダが高笑いとともに、
アグリアスの喉笛へ巨大な手を伸ばす。間一髪、残った左腕でその手をかわしたアグリアスは、
飛び上がって両脚でヨランダの頸にとりついた。
首四の字の形にして、左手で右足首を掴み、腿とすねとで力の限り頸動脈を締め上げる。
ヨランダの両腕がアグリアスの脚をつかみ、めちゃめちゃに殴りつけてくるが、頸に巻き付けた
脚は決して離さない。
「げ……びゅっ……」
ヨランダの声が奇妙な、人間離れのした音色を帯びはじめた。声帯が潰れかけているのだ。
顔面が鬱血し、どす黒い色に変わる。アグリアスの脚をつかむ腕の力が、徐々に弱まっていく。
ふいに、片手が離れた。力つきたのかと思ったが、違う。空中に伸ばされた指が弱々しく、
パチンと乾いた音を鳴らす。と、それまで鐘楼のそばで眠ったように動かなかったクアールが
起き上がり、猛然とアグリアスめがけて飛びかかった。
「あっ!!」
不意をつかれて、さすがのアグリアスも体勢を崩す。ヨランダは最後の力を振りしぼって
それを振り落とすと、潰れた喉で力一杯に叫んだ。
「ごろッ…殺せ……橋を落と…射殺せ…!」
銀色のクアールの犬歯は並外れて長く、人を簡単に噛み殺せるようにヤスリで鋭く
研がれていた。組み伏せられたアグリアスは、今にも喉笛に喰いつかんとする真っ赤な
口の中に腕を突っ込み、長い犬歯を力まかせに折り取った。悲鳴を上げて飛びのくクアールには
構わず、ヨランダに躍りかかり、手の中の犬歯を喉に突き立てた。
「ぎぇッ!!」
奇妙な、声ともつかぬ声が、ふとい喉からこぼれた。
その声を最後に、特別女子収容所長ヨランダは絶命し、巨大な体が、喉元にくらいついた
アグリアスごと、ゆっくりと仰向けに倒れた。
「アグリアス!!」
同時に、ラファとマルゲが弾かれたように飛びだした。次の瞬間に降ってくるであろう
矢の雨から、アグリアスを守るためだ。数瞬おくれてシベール達が檄を飛ばし、女囚がどっと
前庭にあふれ出てくる。ヨランダの遺言が執行されて橋が落ちる前に何としても正門を破り、
何人かでも脱出しなければならない。
だが、いつまでたっても矢は飛んでこず、門の向こうで橋の落ちる音も聞こえなかった。
マルゲが塀の上を見上げると、衛兵達はこちらに背を向け、収容所の外を見て何やら騒然と
している。突然一画で爆炎が上がり、何人かの衛兵が火だるまになって前庭へ落ちてきた。
「やれやれ、やっと来たか」
小山のようなヨランダの死体の上で、ふらふらとアグリアスが身を起こした。ラファがぱっと
笑顔になる。マルゲがひとり怪訝な顔をしているうちに、轟音とともに正門が破られた。
正門の向こうには濠をわたる橋がしっかりと残っており、その向こう、瘴気のたちのぼる
湿原の彼方に、ねばつく陽光を受けてにぶく光るものがある。それが鎧であり、鎧を着た
一群の戦団であることを見て取れるまでに、さほど時間はかからなかった。
「……お仲間かい?」
「そうだ。塀の上に弓兵が並んだら攻めてくるよう言っておいた。正直、間に合わぬかと思ったがな」
「それじゃ、もしかして時間稼ぎのためにタイマンを受けたんか」
「無論だ。時間稼ぎで死ぬところだった」
真っ赤に腫れた脚で地面を踏んで、アグリアスは痛そうに顔をしかめる。マルゲがいそいで
駆け寄って肩を貸す。ラファは脱臼した右肩に手をかざし、治癒の呪文を呟いた。マルゲも、
覚えたての白魔法をたどたどしく唱え始めてみる。それを可笑しげに見やりながら、
「貴公、これからどうする? 今更盗賊団でもあるまい、我らと一緒に来ないか」
「そうだねェ……いや、やめとこう。あそこにゃ、あんたみたいな化けモンが大勢いるんだろう?
自分が大将になれないのは嫌いな性分でね」
言ってマルゲはにやりと笑う。二人がかりの白魔法が効き、ほどなくアグリアスはふらつき
ながらも自力で立てるようになった。
「だがまあ、あんたは恩人だ。何かあったらいつでも力(リキ)を貸すよ、言っとくれ」
アグリアスはしばし考え、それからふと自分の体を見下ろす。そして、思い出したように手で
胸元をかくし、
「そうだな。ではさしあたり、着替えを調達してくれ。淑女として、この格好はあんまりだ」
元・雷霆団の頭領はゲラゲラ笑いながら、ヨランダが脱ぎ捨てたマントを取りにいった。
ツィゴリス特別女子収容所は、このようにして消滅した。この時解放された女囚達の中には、
ふたたび毒婦として巷間を跋扈した者も多かった。しかし一方で、のちの英雄王の治世において、
賢臣として名を成した女性も、また少なからずいたという。
End
丸一スレ近く間が空いてしまいましたが、ようやく書き上がりました。
待っててくれた方(いれば)、大変申し訳ありませんでした。
こんなに時間がかかるとは思わなかった。
当分ROMに戻ります。ザルアグの続きが読みたいなあ……
途中でレスしてしまい申し訳ありませんでした。
完結乙です。最後まで男前な活躍をしてくれるアグリアスに燃え燃え。
ようやくの完結、超乙です。
actiongirls.comばりのエロカッコいいアグリアスさんはもちろんのこと、
昼寝士さんの書くゲストキャラ達のストーリー内での配置の仕方、立たせ方が
読んでて気持ちよかったすね(以前もこんなような感想書いた覚えが)
で、今回のズタボロ艶姿のアグたん絵を描いてくれる強者を俺は待つ。
デジキューブのFFTガイドブックにアグたんが講師としてページを持ってるのだが
てんでダメですよw
そこがまたいいのだけど。
映画化求む!
といいたくなる作品乙です。ずっと楽しみにしてたので完結篇を読めるとは
嬉しいかぎり。アグリアスさんてば剣術だけじゃなくてケンカもお強いのですねw
ゲストもいいキャラが揃ってて楽しく読めました。燃えなSSってのも
いいもんだ。
寒風が吹く真冬の中、私は街道脇の川原で水を飲んでいた。
のどが凍るような冷たさに身体を震わせながらも、次の街まで水が補給出来ないのだから我慢するしかない。
水筒の変わりになるような物は持っていないが、半日ほどで街に着くし何とかなるだろうと考えていた。
水を飲み終えた私は冷たい剣を抜き放ち、振り向き様に横薙ぎに振る。
刹那、背後から迫っていたレッドパンサーの避けた口がさらに裂け、
頭は皮一枚で首につながるのみとなった。
「やはり追ってきたか!」
果たしてこの場を切り抜けられるかどうか――。
私は岩や林の陰からゾロゾロと出てくるレッドパンサーやジュラエイビスの群れに向かい合った。
時はさかのぼる――。
異端者として指名手配されているラムザ一行は街道を堂々と歩く訳にもいかず、
危険な山道やもう使われていない旧道をよく利用していた。
そういった所は人の住む世界ではなく、魔物の住む世界。
のこのことやって来た獲物を狙い、魔物の群れが一行を襲いかかったのだ。
場所はドグーラ峠の中腹。自由都市ベルベニアを目指している最中の出来事。
獲物の少ない冬場のため、魔物達はいつも以上に獰猛に執拗に襲い掛かり、
死んだ仲間の血肉さえむさぼり醜悪な顔を赤く染めて追撃を続けてきた。
冬の寒さとリオファネス城の激戦の疲れのせいで、ラファとラヴィアンが風邪気味になってしまい、
そんな二人を守るため先に街へ行かせる事になる。
ボコが毛布に包まったラヴィアンを乗せ、マラークが妹ラファを背負い、近距離戦をアリシアとラッドが受け持ち、
後方からのサポートをムスタディオが受け持つという最低限の戦力。
魔物の足止めは状況判断に優れるリーダーのラムザと、
主力として活躍するホーリーナイトの私、アグリアスが受け持つ事となったのだ。
「疾風! 地裂斬!!」
地属性を弱点とするレッドパンサーの群れ目掛けて地裂が走り、数匹の獣を宙に弾き飛ばした。
続いて空から襲ってきたジュラエイビスに向かって忍者ロングを突き立てる。
通常の忍者刀より刀身が長く格闘に向いているその刃の切っ先が、ジュラエイビスの心臓を串刺しにした。
そして忍者ロングを引き抜く時間を与えまいと、背後からレッドパンサーが爪を振るう。
「後ろだ!」
私の叫びに気づいたラムザは忍者ロングを手放すと、
全身を回転させて遠心力を加えた裏拳でレッドパンサーの顎骨を砕いた。
そして懐から手裏剣を取り出すと、ツルハシで私の剣と打ち合っている牛鬼の顔面に向けて投擲した。
牛鬼が手裏剣に気を取られた隙に、私はバックステップで距離を取り剣を振るう。
「乱命割殺打ッ!!」
巨大な剣をかたどった剣気が牛鬼の強靭な肉体を貫く。
敵の死も確認せず私は腰から下げた袋からポーションを取り出し、ラムザに向かって投げた。
それを受け取ったラムザは礼も言わずすぐ自身の手の甲にかける。
先ほどレッドパンサーの顎を砕いた時、鋭い牙で手の甲を裂いてしまっていたのだ。
「もうアイテムもほとんど無いぞ! これ以上は無理だ!!」
「分かっています! でも逃げ場が……」
忍者ロングを回収しながらラムザは再び手裏剣を敵に向かって投げる。
私達は敵と戦ううちに私達は崖の近くまで来ていた。
崖に追い詰められないよう立ち位置に気を遣い突破口を探していたが、それも限界に近い。
二人で相手をするには敵が多すぎるのだ。
「不動無明剣!!」
唯一複数に攻撃出来る聖剣技を放ち、牛鬼二匹に攻撃する。
一方は固まって動けなくなったが、もう一方はドシドシと足音を立てて接近してきた。
「アグリアスさん! タイミングを合わせて!」
「分かった!」
ツルハシを振り上げた牛鬼の咆哮が腹に響くなか、剣に聖なる気を集中させる。
ラムザもまた拳に気の塊を練っていた。
「渦巻く怒りが熱くする! これが咆哮の臨界! 波動撃!」
「鬼神の居りて乱るる心、されば人かくも小さな者なり! 乱命割殺打!」
強烈な気の同時攻撃は牛鬼の身体を引き裂き、血と臓物をその場に飛び散らせる。
だがその隙にジュラエイビスとレッドパンサーが両脇から襲い掛かってきた。
冷静に剣を構え直し、ジュラエイビスを十分に引きつけてからカギ爪を生やす両足を切断する。
背後では地面の裂ける音が鳴り響いていた。再び地裂斬を放ったのだろう。
「くっ……このままではジリ貧だ」
「いっそ崖から飛び降りましょうか? この傾斜なら何とか滑り降りれそうですし」
「この程度の高さなら大丈夫だとは私も思うが、獣も滑り降りてきたらどうする?」
「向こうの方が身軽そうですしね……」
「フッ、身軽そうじゃない奴がおいでになったようだぞ」
何匹も仲間をやられて用心になった魔物の群れを掻き分け、牛鬼を上回る巨体が現れた。
「セクレト……!」
牛鬼系の最上級モンスター。その一撃は並の人間を一瞬で肉片に変える。
さすがに一撃で倒すのは無理と悟った私は、一歩後ろに下がって剣に力を溜め始めた。
何をするつもりなのか、今さら説明されずともラムザは分かっていた。手裏剣を握り前に出る。
不動無明剣、乱命割殺打、北斗骨砕打はそれぞれ長所の異なる聖剣技だ。
不動無明剣は広範囲に攻撃し相手の動きを止める特性を持つが、威力が低く射程が短い。
乱命割殺打は射程が一番長く威力も高いため敵を一撃で仕留める事も可能だが敵一体にしか当てられない。
北斗骨砕打は乱命割殺打よりわずかに射程が劣り、威力も下回るものの、急所を突き一撃で敵の命を絶つ事も可能だ。
セクレト……乱命割殺打を持ってしても一撃で仕留めるのは無理だろう、
ならば不動無明剣で動きを止めるか、北斗骨砕打で一撃必殺を狙うかの二者択一。
可能性はわずかに下回るものの、成功した時の効果が大きい北斗骨砕打に賭ける事にしたのだ。
不動無明剣で動きを止めただけでは、他の敵と戦ってる間に復活されかねないし、
敵の中で一番強いと思われるセクレトを倒せばモンスターも恐れをなして逃げていくかもしれない。
それだけの状況判断を二人は一瞬でしていたのだ。
ラムザの投げる手裏剣が身体に刺さりながらも、セクレトはダメージが無いかのように肉薄する。
じっくりセクレトを引き寄せてからツルハシを掻い潜り忍者ロングで太ももを裂くも、
強靭な筋肉に刃が食い込んで止まってしまい、ラムザは忍者ロングをまた手放す事となってしまった。
だがラムザが稼いでくれた時間は、私が準備を整えるには十分な時間だった。
「死兆の星の七つの影の経絡を立つ! 北斗骨砕打!」
血のように赤い剣気がセクレトの急所を狙って突き立つ。
重低音の絶叫を上げたセクレトは苦痛に振るえてよろめき、後ずさる。
「やったか!?」
否定するように、私とラムザの希望を否定するようにセクレトは大地を力いっぱい踏みつけた。
タイタンのごとく大地を踏み鳴らされ、地面が所々陥没し、隆起し、衝撃がほとばしる。
「うわぁっ!」
凄まじい勢いで吹き飛ばされたラムザは、崖から転げ落ちてしまった。
身体を丸くして頭部を押さえながら激しい傾斜を転がるラムザの姿は、数秒と経たないうちに見えなくなってしまった。
「ラムザぁーっ!」
返事は無い。そして返事を待つ暇も無く、セクレトは私に突進してきた。
聖剣技を使う余裕は無い。横っ飛びに攻撃を避け、そのまま走り出す。
レッドパンサーとジュラエイビス数匹が待ち構える中、私はドラキュラマントで身を包みながら駆け抜けた。
しかし獣の足にかなうはずがなく、破れかぶれで私も傾斜が緩めな所を選んで崖に身を投じる。
ドラキュラマントは使い物にならないくらいボロボロになったが、それでも私の身を守ってくれた。
(ラムザは無事だろうか?)
とにかく今は街へ行くしかないと考え、私は歩き出した。
そして時は冒頭へ戻る。
「しつこい奴らだ!」
すでに回復アイテムを使い果たしてしまったため、残されたのはこのプラチナソードのみ。
しかしこの剣も魔人ベリアスとの激闘や、ここまでの連戦ですっかり痛んでいる。
リオファネスでは城一つを巻き込んだ大事件のせいで、最低限の食料と薬を補給するだけで精一杯だったのだ。
「異端者の汚名を着ようとも、騎士の誇りにかけて魔物ごときに我が命やる訳にはいかん!」
とにかく不動無明剣で片っ端から敵を固めていく作戦をアグリアスは取った。
もう敵や状況に応じて他の聖剣技と使い分ける余裕など無い、頭ももうろうとしつつある。
十数回ほど不動無明剣を放った頃には数匹の魔物が生き絶え、数匹の魔物が凍りつき、十数匹の魔物が私に迫っていた。
距離を取って不動無明剣を放つも、敵の群れを止める事は出来ない。
「ならば!」
鋭い殺気、射殺すような眼光を持って魔物を待ち構える。
真っ先に飛び掛ってきたレッドパンサーの攻撃を半身をそらして避け、首に剣を叩き込む。
すぐさま引き抜いた切っ先を別のレッドパンサーの眉間に突き立て、もう引き抜く暇は無いと悟って手放し、
川原を転がって頭上からカギ爪を振るってきたジュラエイビスの攻撃を回避する。
拳術はあまり得意じゃ無いが、今さら悔やんでも仕方ない。
ラムザのように波動拳や地裂斬は使えないが、相手の攻撃を見極め、その攻撃より早く攻撃する技は習得している。
続いてカギ爪で引っ掻こうとするジュラエイビスの足を掴んで引きずり下ろし、翼を力いっぱいへし折る。
眼前に迫るレッドパンサーが鋭い爪を生やす前足で襲いかかってくるも、
前足より長い私の抜き手が電光石火の速度でレッドパンサーの左目をえぐった。
踏み込む際、地に伏したままのジュラエイビスの首を力一杯踏みつけておく事も忘れない。
左目を失ったレッドパンサーが逃げ出すのを端目で捉えながら、
すぐ背後に迫っていた別のジュラエイビスの爪を避けようとし、後ろ髪を引っ掴まれる。
「ぐあっ!」
鋭い痛みが頭部を襲い、何とか振り払おうと首を振るが、それが致命的な隙を作ってしまった。
真正面から飛び掛ってきたレッドパンサーを避けられず、私は川原に押し倒されてしまう。
レッドパンサーの剥き出された牙が私の首に喰らいつこうとした瞬間、私は死を覚悟した。
が、重低音の咆哮がレッドパンサーを押し留める。
首を横に向ければ、左太ももに忍者ロングが刺さったままのセクレトが歩いてきていた。
俺の獲物だと言わんばかりにツルハシを振り回し、セクレトは残忍な笑みを浮かべる。
何とか逃げられないかと周囲を見回すも、他の魔物達が一足飛びで私を襲える位置を保って包囲しているだけ。
(……もはやこれまでか。ラムザ、お前だけでも無事ベルベニアへ……)
セクレトの大きな足音が私の耳元までやってくる。
瞼を閉じ、最期の瞬間が訪れるのを私は待った。
地響きが起こる。
仲間のレッドパンサーが私を押さえているのにタイタンのまねを使う気なのかと、私は不審に思って目を開ける。
セクレトは何事かとキョロキョロ首を回していた。他のモンスターも同様だ。
地響きはさらに強まる。この振動、このパワー、どこかで感じた事が……。
思い出した。
リオファネス城で私はこれを経験している。魔人ベリアスが召喚した巨体の魔人――。
こんな高度な召喚術を使えるのはベリアスのような人外の怪物を除けば、
極一部の優れた召喚士かや上位ジョブの者くらいだろう。
召喚獣最強の威力は一瞬で何十人、下手したら何百人の命を奪いかねないものだ。
大地が割れ、一つ目の巨人クリュプスが川原に現れる。
揺れる地表の上、モンスター達はろくに動く事すら出来ず、恐怖の視線でクリュプスを見上げていた。
魔人が吼えるとモンスターの足元が隆起し、ある者は串刺しになり、ある者は天高く放り飛ばされ地面に叩きつけられる。
巨体を誇るセクレトも、魔人クリュプスの前では赤子に等しい存在だった。
クリュプスの巨大な拳がセクレトを叩き潰す。一瞬でセクレトは肉塊と化した。
私の上に乗っていたレッドパンサーも強烈な地震のせいで転げ落ち、隆起した大地に埋もれてしまっていた。
人為的な大災害は十数秒続き、クリュプスが異世界へ帰った時には、無数の魔物の死骸が転がるのみとなっていた。
なぜ私は無事なのだろう? 召喚獣は召喚者の味方には攻撃しないが、クリュプスを召喚出来るような知り合いなど……。
疑問に思う私を、何者かがゆっくりと抱き起こした。
「アグリアスさん、大丈夫ですか?」
「ラムザ? 無事だったか……」
埃のついた顔でニコッと笑うラムザは、すごく幼く見え、けれど誰よりも頼もしく見えた。
少し上流へ移動してから冷水で顔を洗った私達は、血肉で濁った下流を見て身体を震わせた。
「クリュプス……凄まじい威力だ。ラムザ、いつの間にあんな高度な召喚魔法を習得したのだ?」
「ウィーグラフとの戦いでですよ。彼が魔人ベリアスになった時、使ってきたでしょう?
あの時ラーニングしたんです。もっともあの時はMPも尽きかけてたし、召喚する暇もありませんでしたが」
「そうか、あの時ラムザは召喚士だったな。フェアリーが回復してくれなければ、
ベリアスの召喚したクリュプスの攻撃から立ち上がる事など出来なかっただろう……」
「アグリアスさんが聖剣技で周りのアルケオデーモンを片づけてくれなかったら、
回復する暇も無く追撃を受けて全滅していましたよ」
語らいながら私達はその場を後にした。
恐らくムスタディオ達はもうベルベニアに到着しているだろう。
早く合流して宿屋に行って温かいベッドに潜り込んで眠ってしまいたい。
「くしゅんっ」
道中、ラムザがくしゃみをした。
「寒いか?」
平気ですと言わんばかりに首を振って笑顔を浮かべるラムザだが、微妙に身体が震えていた。
冬の寒風に加え、連戦による体力の消耗に、冷水での洗顔。これで凍えない方がどうかしている。
「イフリートでも召喚したいところですが、さっきクリュプスを召喚したせいでMP切れです」
「ドラキュラマントを捨ててこなければよかったな。
穴が開いてほとんど破れてしまっていたとはいえ、丸めればマフラー程度にはなったかもしれん」
愚痴を言いながらしばらく道を歩いていると、地面に大きな毛布が落ちていた。
見覚えがある。あれは私達が野宿する時に使っている毛布だ。
確かボコに乗ったラヴィアンがあれに包まっていたはずだが、何らかの事故により落としてしまったのだろうか。
私達が歩いている道のすぐ隣には崖があり、地図によるとその上が街道となっているはず。
恐らくムスタディオ達はこの上を通っている時に毛布を落としてしまい、回収出来なくなったのだろう。
なぜ毛布を落としてしまったのか、その理由はすぐに分かった。
崖下に牛鬼の死体が転がっており、ひしゃげた肉体の様子から崖から突き落とされたようだと推測出来たからだ。
「ムスタディオ達は大丈夫でしょうか……」
「あの上にみんなの死体が無い事を祈るしかないな、今は」
言いながら、私は毛布を拾って埃を払い、ラムザの肩にかけた。
「僕は結構です、この毛布はアグリアスさんが……」
「さっきくしゃみをしていただろう? お前は私達のリーダーなんだ、風邪を引かれたら困る」
「アグリアスさんだって大切な主力なんですから、風邪を引かれたら戦力がガタ落ちです」
「私なら大丈夫だ、鍛えているか……っくしょん」
不覚にも私はくしゃみをしてしまった。ラムザと顔を見合わせると、二人そろって苦笑を漏らす。
「ほら、アグリアスさんが毛布を使うべきですよ」
「私はいいと言っているだろう」
「僕もいいと言っています」
ラムザは自分の肩にかかったままの毛布の端を持って、私に渡そうとする。
私が受け取ろうとしないので、仕方なく私の肩にかけようとし、私は身体を引き、ラムザはズイッと差し出す。
毛布を握ったままのラムザの手が私の肩に触れた時、ラムザはふと毛布の全体を見回した。
「これ……結構大きいですね」
「ん? ああ、そうだな」
「……二人で入っても余裕がありそうですね」
「うむ、そうだな……」
「…………どちらか一方が風邪を引くより、どちらも風邪を引かない方がいいですよね」
「…………同感だ」
「えっと、どうぞ入ってください」
「あっ、ああ。邪魔をする」
薄汚れた毛布に身を包み、冷たい風に吹かれながら、私はラムザと共に街を目指して歩いて行く。
戦いに疲れた身体は時折ふらつき、その度に同じ毛布に包まっているラムザに支えられる。
ラムザもまた戦いの疲れでふらついて、その度に同じ毛布に包まっている私に支えられる。
毛布は二人で包まっても十分な大きさで身体を外気から守ってくれるものの、
冬の寒さはその程度で遮り切る事が出来るものでもなく、自然と近くにある温もりを求めてしまう。
毛布の中、私とラムザの半身がピッタリとくっついていた。
初めて出会った時は頼りにならなさそうなお坊ちゃんに見えたというのに、
今はこうして側にいるだけで不思議な安堵を覚える。
この身、この剣をラムザに預けはしたが、心は騎士の誇りと正義に捧げたままのはずだった。
しかし――。
「あっ、見てください」
毛布の中で私の肩を抱きしめながら、ラムザは首を崖に向ける。
私達の頭よりちょっと高い程度の位置に、白い野花が咲いていた。
「ほう、綺麗だな」
「ええ、いいですよねああいうの」
野花に向けられていた視線は、その横を通り過ぎると行き場を失い、何となく互いの顔を見て、
「…………」
「…………」
何となく気恥ずかしくなって、互いに顔をそむける。
寒気にさらされているはずなのに、なぜか頬が少しあたたかかった。
日が暮れる頃、私達は自由都市ベルベニアに到着し、街の入口で待っていたアリシアと無事合流する事が出来た。
宿屋に着くと私もラムザもすぐ夕食を食べ、ラヴィアンとラファが風邪薬を飲んで眠っている事を聞き、
それからラムザと分かれて風呂に入り汗と埃を流し、アリシアと同室の部屋に行きベッドに潜り込む。
明日になったらあの毛布を綺麗に洗濯し、お日様の下に干して、またお世話になるとしよう。
10レス目の番号がおかしいorz
……まあそれはそれとして、久し振りにSS書いてみた。
>>847の上の画像が何かビビッときたので、画像のシーンを出したかっただけだったり。
追記。
召喚士のラムザがウィーグラフに勝てた理由は、カメレオンローブを装備してたからです。
アルケオデーモンの群れを倒す際、アグリアスがやむをえずラムザを巻き添えに不動無明剣を放ち、
しっかり聖剣技でダメージを受けるラムザを見たベリアスが「えぇー!?」とショックを受けた裏話有り。
昼寝士さんも行く人さんも乙です。
両方とも戦うアグリアスさんが堪能できて嬉しかったです。
ありがとうございました。
行く人氏乙です。今夜は闘うアグたん祭りだなぁ。
アグもかっこいいんだけど、モンスターどもが意外に強く怖いものとして
描かれてて印象に残りました。実際にあんなのがいたらそりゃ手こずるわなぁ。
あぁ、早朝から来た甲斐があった。
もう職人さん達いなくなっちまったかと思ってたから二人とも最高ですよ。
お二人の作品共に、バトル時における「ゲームの中であるがゆえの記号的表現」を
うまいこと小説の中で「実際だったらどう視覚されるか」とカッコよく表現してくれたと思います。
何はともあれお二人ともGJでした。
あと昼寝士さんもそろそろ久しぶりにFFTジャンルでラヴラヴエチィのをどどないでしょか。
お二人ともGJ!!
GJ!
ごちそうさまです
もう今日は満腹って感じ(;゚∀゚)=3
デザートは別薔薇派です
>>889 では即興で申し訳ありませんが別薔薇をご用意いたしましょうマドモァゼル。
私はアグリアス、薔薇のように美しい女騎士だ。などと思っていたら野営地で野薔薇発見。
この上品な香りがたまらん。ムスタディオやマラークのような下賎にはこの美しさは分かるまい。
だが貴族のラムザなら私同様分かるだろう。よし、持って行こう。ブチッ。
いーたーいーぞー!
痛い痛いッ、棘が手袋貫通した! さすが野生、棘の威力も温室育ちとは全然違う。
「あっ、アグリアスさん大丈夫ですか!?」
ラムザぁー、助けてー。
「僕のおまじないで治して上げます、えいっ」
ピロリロリン。
アグたんふっかーつ! ありがとうラムザ!!
「いえいえ。おや? それは薔薇ですか」
おお、うむ、そうだ! どうだ? 美し……。
「美味しそうですね」
へ?
「昔よく薔薇のジャムを食べていました。この野薔薇を使って薔薇ジャムでも作りましょうか」
あー………………うん、そうしよう! ラムザの作った薔薇ジャムならいくらでも食えるぞ!
もう胃袋が一杯になっても別腹に入れる! 別腹が一杯になってもまた他の別腹に入れ尽くす!
その日、とある森から野薔薇が一本残らず消えたそうな。
その事と関係あるのか不明だが、しばらくして近くの街で大量の薔薇ジャムを売る一団があったそうな。
その内の一人は薔薇ジャムの食べすぎで入院していたそうな。
さすがのアグリアスさんでも
牛じゃねーんだから、胃袋は3つ4つ分もなかろう。
…常人2人前ぐらいならあるかもしれんな。
オヴェ「アグリアス、あなた薔薇が好きなの?」
アグ「はい。薔薇は可憐で、それでいて繊細で、とても心を奪われます」
オヴェ「ふうん。……そういえば親友のアルマが、一つ上のお兄様が
『薔薇のような美少年』だなんて言ってたわ……確かラムザ、とか言ったかしら」
数年後――――――ゴルゴラルダ処刑場
アグ「ラムザ! お前はベオルブ家の人間だったのか!」
ラム「たしかに僕はベオルブ家の人間だ! でも兄さんたちとは違う!
僕はオヴェリア様の誘拐なんて全然知らなかった! 本当だ!」
アグ「今更疑うものか!(ふふふふ、そうか、 可愛い奴だと思ってはいたが、
あのアルマ殿の『薔薇のような』兄だったか)……私はお前を信じる!!
(ふふふふ、では今夜あたり、薔薇を手折るとするかな……)」
残念! アグリアスの場合、薔薇といってもそれは・・・
マシュマー・セロの薔薇ですから!
レベル上げ下げで強化しすぎると後は・・・分かるな?
巨蟹の月 25日
最近、アグリアスさんが珍しく「弓使い」なんかを修行しているなと思っていたが、
今日やっとその理由が分かった。
「あれ・・弓使いはやめちゃったんですか、アグリアスさん?」
出撃前、普段の薄着な軽装服ではなく、馴染み深いフルプレートアーマー姿の
アグリアスさんがそこにいたので、僕はちょっぴり落胆しながら声をかけた。
「うむ、私にはもとより剣しかないからな。実は今日は秘策を用意したのだ、ふ、ふふ……」
なにやら的を得ない。首を傾げていると、ラヴィアンがコソコソと耳打ちをしてきた。
(ヒソヒソ……アグリアス隊長、どうも「チャージ」をつけてるらしいんです)
ははあ、と僕は納得した。このところ、伯を筆頭として次々と強力な仲間達が加わって、
どうにもアグリアスさんの破壊力不足が目立ってしまっていたのだ。といっても、彼女は十分、
というか恐ろしく強い。ただ、そこはやはり伯や労働八号などに比べるとどうしても見劣り
してしまい、隊中で1位という地位にあった彼女にしてみれば、それは大きな違いなのだろう。
僕も気にはなっていたので、先日見つけたカオスブレイドをアグリアスさんに進呈しようと
したのだが、
「武器に頼っては剣士として一生の不覚。もう少し,私に時間を与えてほしい」
ということで、剣は横にいたメリアドールさんにあげてしまい、あげたらあげたで
アグリアスさんに不満そうな顔をされたり。
そういえば今朝、天幕の前にあったはずの大岩が粉々になっていたっけ。
なるほど、こういうことだったのか……。
と、くれば
「あれ、ラムザさんもジョブ変えるんですか?」
「うん、ちょっと……」
しばらくして戦闘が始まった。
そこら中で魔物の断末魔が飛び交う。アグリアスさんに配慮して、出撃メンバーは破壊力
よりどころを揃えたのだから当たり前だ。
さて、アグリアスさんはというと……
「まてっ、待たんか貴様ら、おい! 逃げるなっ、魔物らしく襲ってこないか!
こ……の…、聖光爆裂波ァーーーーーーーーーッ!! ………あぁーー!」
見ちゃいられない。チャージなんて普通誰も待ってくれやしないんだから、うまくいくわけが
ないのに。しかもあの人のことだから、間違いなく+20だろう、無理だって。
そうやって捕捉、追跡、聖剣技のサイクルを繰り返しては……、なんか、もう泣きそうな顔に
なっている。
放っておくと敵が全滅してしまうので、そろそろ僕の出番だ。アグリアスさんから逃げている
ボムの一匹に目をつけると、心の中でそっと十字を切りながら、僕は呪文を詠唱した。
「命ささえる大地よ、我を庇護したまえ。止めおけ! ドンムブ!!」
突如として身動き出来なくなった身体に驚愕し、ボムが僕を愕然としたまなざしで見つめた。
(なんてことしやがる)
その瞳がありありと語りかけてくる言葉に、僕は自分が種族間を超えた意思の疎通を果たした
感動に打ち震え、生命への畏敬を隠せずにいた。ボムも僕と同じ気持ちらしく、震えていた。
「ラムザ! ありがとう!!」
アグリアスさんがぱあっと100万ギルの無邪気な笑顔を花開かせ、ボムの目の前に陣取る。
そのまま剣を構えて力を溜めに入った。あ、やっぱり+20だ。
周りを見渡してみると、どうやら大勢は決したらしく、逃げ出した魔物達に剣をおさめた
伯達がこちらの仕上げの様子を見守っている。
「アグリアスさん、皆が見ていますよ!」
「あぁ!」
興奮した様子のアグリアスさんにつられて、僕も胸を躍らせながら声を掛け合う。ダメ押しに
彼女にヘイストを付加して、僕らはその栄光の瞬間を待った、待った。
そして、まさに彼女のチャージタイムが終わろうとしたそのときだった。
ばーん。
ボムが、弾けた。
僕らはオイルまみれになったお互いの顔を呆然として見つめ合った。アグリアスさんが口を
半開きで放心半ばといった表情になっている。僕も多分同じような顔だろう。
なんてことだ、まさか自ら死を選ぶとは……いや、気持ちは分からないでもないが。やはり
万全を期してストップを唱えておくべきだったのだろうか。
と、そんなことを言っている場合ではない。彼女の身体に限界を超えて蓄積され続けた力が
今にも溢れ出そうとしていた。慌てて周りを探すが、代わりになるようなものは見当たらない。
遠くで笑っている伯達も、今から連れてきては間に合わないだろう。慌てふためく僕の耳に、
ため息ともつかぬようなつぶやき声が聞こえた。
「は、はは…………まるで、道化…だな」
淋しそうに視線を落とす彼女、その顔が、僕の身体を無意識に押し出していた。
「ラ、ラムザ!?」
僕はボムのいた位置に入れ替わるようにひざまずいた。顔を上げて微笑むと、アグリアス
さんが目を丸くしていた。仲間の前だろうと、この人をさらし者などにしてたまるか。
誰であろうと,絶対に。そう誓ったのだ。
あの日、ライオネルを離れた夜。
アグリアスさんはとても思い詰めた表情で、僕と行動を共にさせてくれと頼み込んだ。
私にはオヴェリア様のもとにいる資格がない。それでも、剣をたてた主は彼女だけ。たとえ
離れていても彼女のために戦いたいのだ。情けない私だがどうか役に立ててもらえないか、と。
己が心底ふがいなく、堪え難いほど恥じ入った様子で彼女は頭を下げた。いつも高潔としていて
心強いアグリアスさんが、そのときだけはひどく小さく見えたものだ。
そのとき僕は決めた。この一途な人をずっと支えていこうと。
そしていつかかならず、この人のすべてを受け止められるような男になろうと。
それが今なのだ。
「アグリアスさん……貴女がナンバーワンです!」
アグリアスさんはほんの一瞬、惚けたような表情になった。でもそれはほんの一瞬のこと、
彼女はすぐに毅然とした色をその瞳に取り戻し、力強くうなずいた。
彼女の両の腕から、ついに渾身の力が解き放たれようとしていた。
「ラムザ……、私は、わたしはお前を……」
言葉の続きを聞き取ることはできず、ギュィーンと筋肉が収縮する音と、風が舞い起こった。
僕はそっと目を閉じると、やがてもたらされる安らぎに身を委ねようとした。
パシ。
「あ」
「あ」
白 刃 取 り。
……口もきいてくれなくなった。
終
>894
GJ。
よかったシールをくれてやる。
ワラタ。
チャージ+20の斬撃を受け止めようとする男と
それに感激して叩き込もうとする女。
誰ぞこの愛すべきバカ二人に突っ込みくれてやる賢者は部隊におらんのかw
それはそうとチャージのウンコ踏ん張りポーズでオイルまみれになるアグたんはよいな。
ゲーム中で再現したくなる。
なんちゅうオチやw
いいね、ワラタw
無様な姿を晒さなければ、身につかぬ事もある!!
百/合/姫の晴れ/に/舞う雪にオヴェアグを見た。今日は幸せだ。
神妙な面持ちで焚き火を囲む5人の男女。近くのテントのひとつからは、げほげほと誰かが咳きこんでいる。
「まさかラッドが風邪をひくだけで、あんなに苦戦するとは思いませんでした」
そう言ったラムザの顔には無数の引っかき傷ができている。
彼だけではない。そこにいた5人全員がそれぞれにぼろぼろだった。
「考えてみりゃ、魔法はラッドにまかせっきりだったもんな」
ムスタディオが、銃をいじりながら呟いた。ふう、と溜息をついてから今度はアグリアスが口を開く。
「ラヴィアン、お前も魔法は使えなかったか?」
「いえ、ラッドほどじゃないです〜」
「アリシアは?」
「すみません、私は全く覚えておりません」
「なんだ、全然駄目だな」
「何よぉ、そう言うムスタディオだって、銃ばかりいじってて他のことなんか全然興味ないじゃなーい」
ついもらしたムスタディオの一言に、ラヴィアンが頬を膨らませて反論する。
「そ、そんなこと言ったらアグリアスだって剣以外使おうとしてねえじゃねーか!」
「ぐ…!」
アグリアスの眉間に皺がよる。どうやら痛いところをつかれたようだ。アリシアとラヴィアンが、この直後
落ちるであろうアグリアスの八つ当たりの怒りの雷を想像して顔色を蒼くする。場に流れる重い空気。
「と、とにかく!」
気まずくなったムードに慌ててラムザがすっくと立ち上がる。
「ここは僕らでなんとかしないと!」
「そうですね。戦闘においては役割分担も大事ですが、誰かが欠けたときにフォローも出来ないようでは…」
アリシアが頷きながら言葉を繋いだ。
「じゃあ、明日はそれぞれ自分の苦手な分野を克服するってのはどうだ?」
ムスタディオの言葉に全員が賛成する。
ただ一人、テントの中で彼らの話を聞いていたラッドだけが、ぼんやりとした意識の中で一抹の不安を
抱いていた。ほんとに大丈夫かなあ、と呟きながら。
* * *
そして翌日。ラッドの不安は命中していた。
「ラヴィアン! アリシア! むやみに突っ込むな!!」
アグリアスが叫ぶが、二人に声は届いていない。そして遠くから聞こえる彼女たちの悲鳴。
普段から前線に出て戦っている二人だけに、つい前に出てしまう癖がでてしまっていたのだ。
「くっ…剣がないだけで、こんなに動きづらくなるとは!」
アグリアスが前日の夜のことを忌々しく思いながら、魔法を唱え始める。
「ええい、邪魔だッ! サンダラ!」
雷光が迸り、ゴブリンを黒焦げにするアグリアス。いつもなら聖剣技であっさりと片付けるところが、
黒魔法はそうはいかない。魔法には詠唱時間がかかるためだ。そう、今のアグリアスは黒魔道士だった。
そうこうしているうちにアリシアがどこかへ行ってしまった。ラヴィアンがかろうじて戦っているが、
彼女もまた魔道士の姿である。長くはもつまい…アグリアスが急ぎ彼女のもとへ駆けつける。
「きゃああっ!」
そしてラヴィアンがモンスターに吹き飛ばされた…と同時に、アグリアスのサンダラが炸裂する。
黒焦げにしたイカのような化け物は、そのまま滝の中に沈んでいった。
「ラヴィアン!?」
吹き飛ばされたラヴィアンが、アグリアスの声のほうに顔を向ける。見ると彼女の双眸からは、
激痛のせいなのか、ぼろぼろと大粒のこぼれていた。
「ラヴィアン! しっかりしろ! ラヴィアン!!」
「う…うう…」
アグリアスがラヴィアンを抱きよせると、彼女の身体が小刻みに震えているのがわかる。
普段明るく振舞う彼女からは想像できないほど弱弱しいその姿に、さすがのアグリアスもかける言葉が
見つからず、思わず目を伏せた。その瞬間、
「うえ゛え゛え゛ぇ゛ぇぇ゛ぇぇえ゛え゛え゛んん゛!」
腹のそこから力一杯響き渡る大音量のラヴィアンの泣き声が、アグリアスの鼓膜を爆撃した。
「いぃぃぃぃったぁぁぁぁいぃぃぃぃよぉぉぉぉぉぉおおお!!」
すぐそばの滝のようにどうどうと涙を流しながら、おもちゃを買ってもらえない子供のように泣き喚く。
一方のアグリアスは、あの絶叫を耳元で聞いてしまい、傍らで耳を押さえて倒れてぴくぴくと小さく
痙攣している。無理もない。
「…ら、ラヴィ、アン?」
「ひっく、えぐ、へぐ…ずずずっ」
2分ほどしてようやく起き上がるアグリアスの目はぐるぐると渦を巻いている。一方のラヴィアンも、
やっと泣き止んで落ち着きを取り戻したような。とにかく、まだ敵は残っているであろう、油断は出来ない。
「ラヴィアン? け、怪我は、大丈夫、なんだな? まだ戦えるな?」
が、それを聞いたラヴィアンの動きがぴたりと止まる。
「…まだ…たたかうの?」
怯えの眼差しが涙で潤む。…やばい。あれは泣き出す寸前の子供の表情だ。
「え、ちょっ、待っ…!」
「やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああ!!!」
さっきよりも一回り大きい音量でラヴィアンのガン泣きが始まった。
びりびりと周囲に衝撃が走る。アグリアスも慌てて耳を塞いでうずくまるが、まるで地震でも起きたかのように
大地が震えている。そして、彼女は気がついた。
ドドドドドドドドド…
ありえない振動に振り向いたアグリアスが見たもの。それは、迫り来る涙の大津波と、真っ青な龍。
そう、ラヴィアンは召喚士。そして彼女が呼んだのは大海の主…リヴァイアサン!
ドッパァァァン!
「うわぁああぁああああぶあがぼべーーー!?」
あわれアグリアスはタイダルウェイブに飲み込まれ、
「うあ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛ん゛!!」
全てを押し流したあとに残ったのは、ラヴィアンの泣き声だけだった。
ドボーーン…!
「…ぷはっ!?」
大津波に飲み込まれたアグリアスが水面から顔をだす。どうやら、崖の上から滝壷の中に落ちたようだ。
「こ、ここは…」
「隊長、ご無事でしたか」
聞き覚えのある声。見ると、そこにはアリシアがいた。いつものように冷静なアリシアに、アグリアスが
安心する。
「大声が聞こえたのですが…一体何があったんです?」
「わからん…一体何が何やら…」
まだ耳鳴りの残るアグリアスが、泳いでアリシアのもとへ向かう。泳ぎながらアグリアスは考える。
──何故ラヴィアンがあんなことに?
確かにラヴィアンは感情がストレートではある、が、あそこまで子供ではない。素養はあるにせよ、突然
あんなふうになるのもおかしな話である。何かきっかけはあるはずだ。
とはいえ、今そんなことを考えたところで答えは出ない。そしてその答えを出す前に、既に異変は起きていた。
「隊長」
いつの間にか近づいていたアリシアが、浅瀬に泳ぎ着いたアグリアスの腕をぐいと引く。
「ッ…!?」
不意をつかれてよろめいたアグリアスをアリシアが抱きとめると、彼女がくすくすと笑い始めたのだ。
「な、何が可笑しい!」
「…いいえ?」
くすくす笑うアリシアの腕はアグリアスの身体を掴んで放さない。もどかしくなったアグリアスが腕を
振り解こうともがいてみせるが、一向に解いてくれる気配は無い。
「アリシア、何をしている。早く放してくれ」
「…いいえ」
背筋が凍るような低い声。そしてアリシアはなおもくすくすと笑い続けている。
「放しません。誰が放すもんですか」
「…アリ…シア?」
「ご安心ください、ここには誰もいません。私たちだけです」
「アリシア? 何の冗談だ…?」
「冗談? 私は本気です」
おかしい。いつも真面目なアリシアもまた、様子が変だ。
「どうしたんだアリシア! 目を覚ませ!」
「ええ、目がさめましたアグリアス様…」
呼び方が変わった。瞬間、アグリアスの背筋を嫌な寒気が突っ走る。
「今まで数多の男に出会ってはきたけれど、どいつもこいつも敵ではなかった。そう、アグリアス様の前では」
うっとりした顔つきのアリシアに、血の気が引いていく。
「お慕いしておりますアグリアス様…愛してますわ」
ご──────ん。
アグリアス、石化。
えー業務連絡業務連絡、アグリアス・オークス様、戻ってきてください。話が進みません。
「…はっ!?」
たっぷり180秒かけてようやく意識を取り戻すアグリアス。体勢はそのまま、しかし頭が働かない。
「えーっと、ア、アリシア?」
「…はい?」
アリシアの瞳がらんらんと輝いている。これがいわゆる恋する乙女の眼差しというやつか。
「わ、私はそういう趣味はないんだが…」
「問題ありません、大切なのは過去ではなく、これからですから」
「いや、そうじゃなくてだな…」
「そもそもアグリアス様が男性を異性として興味を持ったこと、今までございました?」
「う…っ!」
「ずっと剣一筋でいらっしゃったのは、私も存じておりますのよ?」
「うぐぐ…」
さすがは長年一緒に過ごしてきた部下である、上司の性格と行動を理解した上で言い訳の溝を埋めていく。
逆に追い詰められ混乱した頭で必死に考えて、アグリアスはついに一つの結論を導き出した。
──逃げよう。
力技である。
が、悠長に事を構えている場合ではない。危機はすぐそばに居るのだ。アグリアスが覚悟を決める。
「きゃ!?」
アリシアを思いっきり突き飛ばし、アグリアスは力の限り走り出す! 敵に背を向けるのは本位ではないが、
アリシアは部下であって敵じゃないからOK!! 三十六計逃げるにしかず! いろいろ自分に言いくるめて、
アグリアスが必死に駆け抜ける!
「許せアリシア、私は…私は剣に生きると決めたのだ…!」
「そんなことを言って逃げるだなんて…」
「な…!」
突き飛ばしたはずのアリシアが、突然アグリアスの前に立ち塞がる。
「酷いとおもいませんか? アグリアス様…!」
アリシアの影が足元に沈んだかと思うと、一瞬身体が浮き上がり…
ずばっ!!
身に纏っていた黒のローブを、いとも簡単に引き剥がしてしまっていた。
「…き、きゃああああああ!?」
「初めて見ました…存外に、女らしい悲鳴もあげられるのですね…?」
その場に座り込んだアグリアスを見て、アリシアがうっとりとした顔で、にぃ、と微笑む。
『盗む』能力を身に付けた、『忍者』アリシア。絶対的な素早さと攻撃力の差の前に、今のアグリアスが
彼女から逃れる術などもはや残ってはいまい。
「さ、観念なさってくださいまし、アグリアス様…」
「待っ、待ってくれアリシ…」
そう言ってアグリアスに覆い被さるアリシアに…
「あ〜〜〜〜〜〜っ!」
素っ頓狂な悲鳴をあげたのは、アグリアスでもアリシアでもなかった。
「あっぐりあっすさぁ〜〜〜〜ん!」
目をぱちくりさせる二人。声のする方を見てみると、見知らぬ話術士らしき女性が、ぶんぶんと手を振っている。
「こんなところにいたんですね〜〜〜〜!」
聞き覚えのある声。でも話術士に知り合いは居ないはず…思慮を張り巡らしていると、アリシアが
ある答えを口にした。
「もしかして…ラムザ隊長?」
ぴきっ。
アグリアス、本日二度目の石化。
にこにこしながら駆け寄ってくる話術士、見れば見るほどラムザ・ベオルブその人である。もとが優男だけに
化粧をすれば美人に見えるだろうとラヴィアンが馬鹿なことを言っていたが、いざ立ち会ってみれば、なるほど
これは良く似合う。馬子にも衣装とはよく言ったものだ。
「…ちっがーーーう!」
確かに。
開口一番、硬直から解けたアグリアスが叫ぶ。
「ララララムザ! お前は一体なんて恰好をしているんだ! 似合いすぎだ! 脱げ! 今すぐ脱げ!」
混乱のあまり自分でも何を言っているのか解らないアグリアス。
「あの…脱がしたら余計にまずいことになると思うのですが」
「何故だ!」
って、訊かなきゃ解らないんですかアグリアスさん。当然そっちの意味も含んではいるのだが、
しかしそれよりアリシアが表情を険しくする。
「敵です」
同時に滝の中から、ざばあ、とイカの化け物が現れた。
「んな…っ!?」
崖の上でも同じモンスターを相手取ったが、今度のやつはひとまわりもふたまわりも巨大なやつだ。
おそらくはこの滝の主、といったところか。
「驚きましたね」
アリシアが言うが、全然そうは見えない。
「仕方ない、まずは奴に専念しましょう」
「よ、よし! ラムザ! 私たちも続くぞ!」
しかし。
「…ラムザ?」
「…あぁ…っ」
ぽてり。
「は?」
ラムザは深窓の令嬢よろしく気を失って倒れこむ。
「何故ぇぇぇぇええええ!?」
アグリアスが取り乱す。ちょっぴり涙も出てしまった。
しかも次の瞬間、化け物が振り下ろした鞭のような腕が、ばちーーんとラムザに直撃する。あんまりだ。
「うっ、くっ…」
それでも今の一撃で目がさめたのか、ラムザがよろよろと立ち上がる。
「ラムザ! 下がっていろ! 無理はする…」
「…こ、の、ふざけンな…ッ!」
「な…?」
怒号とともにラムザが顔をあげ、
「痛えじゃねえか、このクソガキがッ! 俺とやるンならどうなるか、解ってるンだろうなッ!!」
下品にモンスターをおどしてけなして罵りながら、ブチキレたかのように銃を乱射する。
「アグリアス隊長、敵が怯えています! 今のうちに魔法を!」
豹変した話術士ラムザに怯えているのはアグリアスも同じだったが、この隙を見逃すようなへまは出来ない。
こうしている間にも、アリシアやラムザはモンスターの攻撃に晒されているのだ。
「…わ、わかった! 援護を頼…!?」
しかしそれより先にモンスターが両手を振り上げる。ゆらりゆらりと不可解な軌道を描く触手が、
アグリアスの視界を不愉快な虹となって遮り始めた。
「な、なんだこれは…!?」
ぐるり、ぐるりと触手が円を描くたび、渦を巻く虹が目の中ではじけ飛ぶ。この嘔吐感を伴う気持ちよさ、
過去の記憶をずるずると無理矢理引きずり出されているような、頭の中を直接いじられるような感覚。
そう、モンスターの正体はマインドフレイア、そしてこれは奴の得意技、マインドブラストだ。
「ぐ…こ、こんなもので…ぇ」
自分の中の騎士としての理性を食い破る音が聞こえる。怠惰と諦めの誘惑を促す、甘い囁きが。
アグリアスは今ようやく理解した。皆の様子がおかしいのは、これのせいだと。傍らでは同じようにラムザも
苦しんでいる。ここで負けるわけにはいかない! 意を決したアグリアスが魔法を唱える。そして…
「うああっ! あ、アルマ! アルマーー! アルマアルマッアァァルマァァーーー!!」
ばちーーーん!
妹の名を連呼するラムザにマインドフレイアの触手が炸裂する。ぶっとぶ馬鹿兄貴。
なんというか、ほんのちょっとだけでも、よくやった! と思ってしまった自分が恥ずかしいやら
情けないやら…ちょっと頭が痛い。
「だが、その憂いもこれまでだ…下がれアリシアッ! ケリをつけるッ!」
アグリアスが両手を掲げると、空に暗雲が立ち込める。
「天と地の精霊達の、怒りの全てを今そこに刻め!」
それはまさしく、無双の稲妻。
「サンダジャ!」
ズドォォォォォォォンンンンン……!!
轟音が鳴り響く。魔物の断末魔すら聞こえない。
天地を切り裂いた強烈な閃光は、巨大なマインドフレイアを真っ黒に焦がしていた。
「ふ、ううう…」
大仕事を終えた黒魔道士が、ぺたりとその場に座り込む。おそらく魔力を使い果たしてしまった
アグリアスに、こちらもあちこちぼろぼろで満身創痍のアリシアがにっこりと微笑んだ。
「やりましたね隊長」
「あ、ああ…」
「やっと邪魔者がいなくなった…」
絶句。
さすがのアグリアスも返す言葉すら思い付かない。精神的疲労のあまり、いつの間にか上に被さって
きたアリシアにも抵抗を忘れてしまったアグリアスの視界に、召喚士が現れた。
「…ひっく」
その召喚士が、崖の上からこちらを睨んでいる。
「なんで隊長とアリシアが一緒にいるんですか…?」
彼女がなんと言っているのか、彼女の呟きは聞こえないが、顔に何が言いたいかは書いてある。
「アグリアス様? どうしたんです?」
危険を察知し耳を押さえてうずくまるアグリアスに、アリシアが怪訝そうな顔をする。
「…ぐすっ…あたしだけのけ者にして…」
アリシアが振り返る。
「ずぅぅぅるぅぅぅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
ズドパシャ────────!
「ひぃぃぃぃ!」
「え、ええ…うわぷ………っ!?」
崖の上ではラヴィアンがうずくまって泣いている。
崖の下ではアリシアが気を失って倒れ、ラムザは砂に埋もれている。
唯一無事だったアグリアスが、一言だけ、「最悪だ」と呟いた。
何故って? それはリヴァイアサンの水の力によって、マインドフレイアが復活していたから。
ただいまアグリアスにマインドブラストを実行中。それはそれは嬉しそーに、腕をくりくり回しながら
まるで踊っているかのよう。
「私の力は、こんなものなのか…? いや、神よ、それ以前にこの仕打ちは…」
普段は神仏の類より己の剣を信じているアグリアスも、このときばかりは運命の神様を
呪いたくなったようである。
「…否! 諦めるわけには行かん! 最後まで、私は戦う…アグリアス・オークス! 参るッ!」
そう。黒魔道士アグリアスの本質は騎士だ。
アグリアスはサンダーロッドを手に握りしめ、マインドフレイアに突っ込む…!
「「ううおおおおおおお!」」
気迫のこもったかけ声が重なる。
重なる…?
「…誰!?」
それは上から聞こえてきて、ドズンッという音とともに化け物の上に落ちてきた。
「…っふううううう!」
鎧に身を包んだ金髪の騎士が、血塗れの槍を引き抜いて荒く息を吐く。
「お前は…ムスタディオ!?」
「うぅぅるああああ!!」
返事をする代わりに、叫びながらとどめと言わんばかりにマインドフレイアを突きまくるムスタディオ。
どうやら彼もご多分に漏れずマインドブラストを程よく貰っちゃっているようである。
「がるるるる…」
彼の場合はなんだかやけに獣っぽい。いくら竜騎士だからって、性格までドラゴンみたく獰猛にならなくとも…。
「お、おい! ムスタディオ!?」
「…!?」
呼ばれたムスタディオが、くりっ、とアグリアスの方を振り向いて、じっと彼女を見ている。なんだか鼻息が荒い。
「ふーっ、ふーーーっ」
それもそのはず。だってアグリアスの上着は、アリシアが盗んでそのままだったんですから。
「な、なんだムスタディオ? お、お前までおかしくなったの…か?」
じりじりと後ずさるアグリアスに、じりじりと近づくムスタディオ。健全な男子の理性が吹き飛んでいる
状態で、待てと言う方がどだい無理。
「待て……待って…お願い……!」
飛びかかってきたムスタディオに、思わず右手が反応する。
仲間達の暴走に、アグリアスの中でなにかが壊れた。
「もう、いやあああーーーーーーーっっっ!!!」
* * *
「あー、なんか酷い目にあった気がする…」
「そうですか? 私はいい夢をみたような…でも戦闘中だったし…うーん」
「なあラムザ、なんでお前あんな服着てたんだ?」
「わ、わかんないよ! ムスタディオこそ、その頬の手形…」
「触んなよ! まだ痛えんだから!!」
「ねえねえ、そんなことよりなんであたしあんなとこで寝てたの?」
「それはこっちが聞きたいわ…そもそもそんなに目元腫らして、どうしたのよ」
「みんな、全然何も覚えてないの? …僕もだけど…」
皆が皆釈然としない顔つきで、ラムザたち4人がキャンプ地へ戻ってきた。
「それにしても、隊長はどこ行っちゃったんでしょーねー?」
気がつけばラヴィアン以外は全員気絶しており、全員にレイズやケアルをかけて
やっと戻ってきたわけだが、アグリアスだけが見つからない。やむを得ずキャンプへもどり、改めて
アグリアス捜索を行おうとしていたときのことだった。
「あ、アグリアスさん…?」
そのアグリアスは、ラッドのいるテントの中にいた。
「ひっく、ぐすん、ぐすん」
しかも泣きべそをかいている。ラッドに抱きつきながら。
「…ねえラムザ、いったい何があったの? …なんとなくわかる気もするけど」
眉をひそめるラッドが、よしよしとアグリアスの頭をなでながらラムザを見る。まさかここで、自分にも
何があったかわからない、なんて言うこともできないだろう。おまけにまだ女話術士の服を着替えていない。
何を弁明しても藪蛇になりそうな雰囲気だ。
「いや、あの…」
「ラッドー、具合は…って、隊長!?」
「ひっ!?」
そこへラヴィアンがラッドの様子を見にテントの中に入ってきた。びくりと身を震わせるアグリアスに、
ラヴィアンは驚いて身を乗り出す。
「な、なんで隊長がここに!?」
「なんだなんだ、アグリアスはこっちにいたのか?」
「アグリアス隊長ってばいったいどうしたんです? 何かあったんですか!?」
「た、隊長? …あの、その、もしかして…この黒のローブって…」
「なあ! いったいあそこで何があったんだ!?」
騒ぎを聞きつけ集まった3人の怒濤の質問攻めに、恐怖のあまりアグリアスの腕に力がこもる。
「ちょ、ちょっと落ち着いてよみんな!」
「い、いや、こ、来ないで…来ないで…ッ!」
ごきべきばき。
「うげ…」
「「「「「え?」」」」」
アグリアスの力の限り抱きつかれたラッドが、ぐったりしている。
「い、いやーーー!? ラッド、ラッドー!?」
「アグリアスさん、落ち着いて!? 元に戻ってくださーーい!」
「いやあーーーーーーーーーーーーー!!!!??」
──やっぱり、慣れないことはするもんじゃないなあ…。
ラッドはそう思いながら、気を失うことにした。
ちなみに翌日、アグリアスの「臆病」は寝たら直ったらしい。が、ほんの少しだけ、
みんなを見る目が変わったような、気がするかも…?
スレも終わりなので妄想全開なやつを書いてみた。
サンダジャが書ければ良かった。
今は反省している。
つうわけでお目汚しすいません。
ギャグは小出しの方が書きやすかったです。はい。
乙。このスレも終盤になってSSの連投ですな。まだまだSS王国健在といったところか。
なんにせよありがとう職人さんたち。
れっどふぉーどさんお久しぶりです。
ラッド、参戦期間が長いだけに地味だけど頼れる奴だよねw
トゥー・ブラザーズを見て、アグリアスはやはり野生の虎だと思った。
>>919 乙っす。
アグリアスに脳みそ変色されると、SSではラブリーだが、実際のゲームではまさに恐怖の対象…
そして、たとえどんなにSSで活躍しようとも、必ずラッドは即除名する俺ガイ使い。
ラッド・アリシア・ラヴィアン
そういえばみんな剣士や騎士ばっかりで普通の魔道士はいないんだなと思った。
ベイオウーフぐらいか?
>「うああっ! あ、アルマ! アルマーー! アルマアルマッアァァルマァァーーー!!」
>ばちーーーん!
>妹の名を連呼するラムザにマインドフレイアの触手が炸裂する。ぶっとぶ馬鹿兄貴。
ちょっとワラタ
GJ!!
最近アグ分が豊富でイイネ(・∀・)!!
兄から教えてもらった秘密の魔法
アグたんの家族構成の設定ってあったっけ?
もしアグたんが末妹で兄にべったりっかだったら萌え。
アグたんにはそっくりな妹がいるよ
バルマウフラ、クレティアン、ザルモゥ、そんなもんか。
アグたんは俺だけのもの
そう思ってた時期が俺にもありました・・・
934 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/17(日) 19:50:26 ID:sEf0dJPW
,. ´  ̄ ̄ ̄ `丶、
/ \
/ ./ /_! ヽ
!/ , / ァ‐'''フ/ | l ',
/ .///ー' 〃ー' ヽ、| , i ねーよ
, /| '´ - - | |_|
!/i l  ̄ ̄` ´ ̄ ̄ ||}
. 〈| ! | .!イ __ , -―- 、
l`| | ∪ | .l.l/.:.! __,r‐、
|| | r――┐ , ! !{.:.:.! /.:ノ.:.:〈
. ヽ| |\ ` ̄ ̄´ ,.イ | ||:.:.:.\ ,.-ノ:/.:.:.:/
. | .!>{::`:ーr:┬:r‐:´::: }<! .| >、:.:.:.Υノ :.:.:.:.:/
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/.| |::::::::::/::∧::\:::::::::::::! |ノl:.\:.:|:.:.:.:.;.イ、
. | i \::/::/ \::\::/ | ヽ:_:ヽ.:.:/丿i
. ヽ ト、 } ̄| | ̄{ ,イ 丿  ̄ ̄ |
jノ. ∨ ト、__,.イ ∨ l,ハ ノ
/! |:::i:::::i::::| i 〉、__ ,.イ
/ ,! | |:::l::::::!:::| |∨  ̄ ̄ /
ageちまったな
スマン
>>897 >貴女がナンバーワン
サイヤ人かよw
てかこのトリップ誰だっけ
アグタンカワイイよアグタン
ふみんしょさんだっけ?
>>934このアグたん可愛いよ(;´Д`)ハァハァ
アグタン(・∀・)タワワチチ!
マダムレムジエンって響き的にエロ本じゃね?
ムス「おーーいラムザァいいもん見っけたぞーー!」
ラム「何々?(わくわく)」
ムス「ほら]
ラム「わっ・・女の人の裸・・ん!もごもご」
ムス「大きい声を出すな!他の奴等に聞かれたらどうすんだ!」
ラム「でもこれどうするの?」
ムス「ラムザ・・・お前も一人前の男になるなら知らなければならない事がある!!」
ラム「女の裸で一人前の男になれるの?」
ムス「ええい!!ごちゃごちゃと!良いからこれを見ろ〜〜〜〜!!」
ラム「もういいよ!やめてよ〜!」
まあ俺もマダレムジエンで乳とか性交とか調べたもんだが・・・。
グローリアの嬲り殺しには正直引いた。ああいうネタは嫌いだ・・・
あぐたん(;´Д`)ハァハァ・・・
947 :
869:2005/07/18(月) 22:08:20 ID:DCq5PRa/
昼寝士さんのこったから、ご自身で描いてくれるんじゃねーかと実は期待しておりましたw
さすがツワモノ。
ただちょっとしたエピローグとして、
その艶姿のアグリアスさんがラムザ始め仲間達と再会したときの
アグリアスさんと皆の反応を見たかった、てのはありますね。
>>947 最近の流れからすると、お前が要求しているのは
ラムザと再会した途端、自分の痴態に気づき顔を赤らめて動揺するアグリアスと
その変貌っぷりに唖然とする女囚一同とかそういうのか?そういうのなのか?
俺達このぐらい当たり前、恥ずかしがるほうがおかしいとばかりに
颯爽とラムザと事後処理の会話を交わす男前なアグリアスさんもよいではないか。
そのくせ男連中が艶姿を観察しようと近寄ると
あくまで涼しい顔で、ラムザを中心にしてススッと対角線移動するアグリアスさんもよいではないか。
ラムザ達の方だけが恥ずかしがるのもまたいいもんかとw
ROMりますと言ったそばからこう何度も書き込むのも何ですが。
女囚アグの話はラムアグ一切抜きのつもりで書いたので、
「平然としているが隠すところは隠す」でひとつお願いしたく。
ラムアグを主張しすぎて空気を悪くする流れが、このスレの前半
とかでなんか増えてたようなので、そこらへんは個人的にちょっと。
?
まぁ、あくまで「アグリアス」様に萌えるスレって事かな
あぐあぐ
諸君 私はアグたんが好きだ
諸君 私はアグたんが好きだ
諸君 私はアグたんが大好きだ
ホーリーナイト アイテム士 ナイト 弓使い モンク
白魔導士 黒魔導士 時魔導士 召喚士 シーフ 話術士
陰陽士 風水士 竜騎士 侍 忍者 算術士 踊り子 ものまね士
荒地で 草地で 岩場で 沼地で 道で 毒沼で 橋で
この世に存在するありとあらゆるアグたんが好きだ
そっけない風を装うアグたんが好きだ
誰も居ないのを確認してこっそりチョコボに抱きつく姿には胸が躍るようだ
ムスタディオを殴り飛ばすアグたんが好きだ
セクハラ続きの彼を怒りの鉄拳でKOした姿には胸がすくような気持ちだった
オヴェリア様を思うアグたんが好きだ
バルコニーでため息をつく姿には感動すら覚える
メイド姿で働くアグたんなどはもうたまらない
指にバンソウコウをいっぱい貼った手で料理を差し出す姿は最高だ
聖光爆裂破で敵をなぎ倒すアグたんが好きだ
味方まで巻き込んでしまって慌てふためく姿には絶頂すら覚える
鈍感すぎるアグたんが好きだ
諦めずに何度もアピールしてくる本命の気持ちに気づかぬ姿はとてもとても悲しいものだ
捕虜になってもプライドを捨てないアグたんが好きだ
敵兵に執拗に尋問され辱められるのは屈辱の極みだ
諸君 私はアグたんを、萌えさせてくれるアグたんを望んでいる
諸君 私と同じくアグたんに萌える同士諸君 君達は一体何を望む?
『ア〜グたん!!ア〜グたん!!ア〜グたん!!』
よろしい ならばアグたんだ
久しぶりに読み返してカッとなってやった。今は後悔している
アグ「うぉらあぁあああ! 北斗骨砕打!! 乱命割殺打!!!
無双稲妻突きぃぃッッ!!!!」
ムス「……おいおい、アグ姐どうしたんだ。
すごい形相で敵を屠ってるぞ?
ラム「いやその……敵のリーダーがアグリアスさんを馬鹿にして
『アグたん』とか言ったんだよ。そしたらキレちゃって……」
ラムザ「やった、FFTのサントラ手に入れたよアグリアスさん」
アグ「よし・・・じゃ・・じゃあ二人で聞くか」
ラムザ「うん!・・・ん?・・なんだこの曲名・・」
アグ「(ラムザと聞ける♪ルン♪)」←(聞いてない)
ラムザ「・・・アルテマ・ザ・ナイスバディ・・・」
アグ「・・・!?ムカッ!」
ラムザに無双稲妻突き
ラムザ「うわあああああああああ!!(気絶)」
END
1日で1レスしかない…アグリアスさんどうしたらいいですか!?
超笑ったらいいと思うよ。全裸で。
そんな時こそ
(・∀・) アグアグーン
You were my big sister, Agrias... I loved you!!
そんなことより、アグリアスさんが三つ編みを解いたらどうなるんですか
大変なことに(*´д`*)
髪の毛をむしゃむしゃしたい
ブラシですきすきしたい
なでなでさらさらしたい
あるエロゲをやる、主人公の名前を「ラムザ」にするとアグリアスにそっくりなキャラが出てくる
好意度も最初から馬鹿高い。
これはおかしいぞ、と言う事でリセットし、次はラムザ以外の名前を適当に入れてみた。
すると、アグ似の女の子は出てこない。
少し進むと稀に現れるが、好意度は0で話しかけても無視かそっけない返事ばかり、
攻略本、攻略サイトを見るとどうやら攻略不可能キャラらしい。
そろそろ次スレの季節だ。そうだな? そうだな・・・?
ハイィィ、勇次郎様ァァァア!!!
>>968 ・・まぁ、とやかく言うのもなんだから、あえて言わせてもらおう。
それなんてエロゲ?
>>971
それなんてエロゲ?
もう次スレの季節か。
なんだったら立てるが、まだこの板でいいのだろうか。
アグ、ちゃんとしようよ
>>975 それはゲームキャラ板に移行するかということか?
もしそうなら、俺としてはどちらでも良い。
979 :
975:2005/07/22(金) 00:34:45 ID:FdRmftbq
>977
そろそろそういう時期かなと思ったんだけど、
あまり議論もされてないしとりあえずこっちに立てるよ。
できれば次スレでそのあたりの議論ができればなと思う。
では立ててくる。
あぐらぶ
981 :
975:2005/07/22(金) 00:40:35 ID:FdRmftbq
埋め立てておくか
アグアグーン(・∀・)
たまらぬアグアグーンであった。