>>579 8主「2主さん、それは違いますよ」
2主「難しいな」
8主「頑張って下さい」
5主「なあ、8主。ちょっといいか?」
8主「今、2主さんの勉強中なんですけど、どうしたんですか?」
3主「正直に答えてくれ。昨日はどこにいた?」
8主「昨日は城にいましたけど、2人とも変ですよ」
5主「俺達、見たんだよ。8主が龍神族の女の子を連れているのを」
3主「そうそう。緑色の衣装をまとってた8主を王子様って呼んでいたのをこの耳で聞いたぞ」
8主「冗談よして下さいよ。昨日は仕事でしたから、そんなこと出来ませんって」
5主「主人公仲間で嘘をつくのはやめようや。ミーティアには黙ってやるから」
8主「嘘じゃないですって。信じられないのならトロデ王に聞いてみたらいいですよ」
5主「そこまで言われたら信じるしかないな。でも、あれは8主にしか見えなかった」
3主「もしかして、ドッペルゲンガーって奴じゃないか?」
5主「見たら死ぬって言われているあれか」
3主「可能性はなくもない。8主、ドッペルゲンガーに遭遇しないように気をつけろよ」
8主「そんなこと言われたら怖いじゃないですか。お願いだからやめて下さいよ」
5主「冗談じゃなくて、本当に見たんだ。俺だけじゃなくて3主も見たんだ」
3主「悪いことは言わないから、あまり外を出歩かない方がいいぞ」
8主「ちょっと怖いですから、城に帰ります。2主さん、また今度にしましょう」
2主「8主はドッペルゲンガーが怖いのか」
ウィニア「さっき、自称国王という人に口説かれそうになったの」
エルトリオ「大丈夫だよ、僕が守ってあげるから」