ここはエクスデス城…
俺はいつになく浮かれていた。
バッツ達4人組の戦士がもうすぐここへやってくるのだ。
あいつらは強い。
俺はこれまで何度も修羅場をくぐってきたが、あんなに強い奴らは見たことがない。
一国の軍隊を一人で壊滅させたこともあるこの俺でさえ、
あいつら相手にはひと時たりとも気が抜けねえ。
しかも、会うたびにどんどん強くなってきやがる。すごすぎるぜっ!
あいつらとは今まで3回戦ったが、俺はまだ一度も勝っていない。それは潔く認める。
だが、今回ばかりは負けるわけにはいかねえ。いや、負けるはずがねえ!
俺は手に入れたんだ。長年探し求めた究極の武器を。
太古の昔よりつたわる伝説のつるぎ…エクスカリバーを――!!
ダリルの墓
バッツ達がこのフロアにたどり着いたようだ。ふふ、宝箱を開けていやがるな。
だが残念、その中身はこの俺が先にいただいてしまったのだ!
その中身こそ、我が伝説の剣、エクスカリバー…ということは少し黙っておこう。
あいつらを驚かしてやりたいからな。
さて、そろそろ行くか!
「その宝箱の中身は俺さまが持ってるぜ!」
「ギ、ギルガメッシュ!」
こうしてお前らとやりあうのも4度目になるのか。なんか、うれしいぜ!
奴らの剣が、魔法が飛んでくる。そう、この感じだ。
バッツ…レナ…見たこともないガキ…ファリス…あの時と変わらない、懐かしい顔ぶれだ。
ん、待てよ。見たこともないガキがいる。
「お嬢ちゃん、名前は?どうしてこんなところにいるんだい?」
手裏剣がケツに刺さった。痛い。
「私はクルル…エクスデスに殺されたガラフおじいちゃんの孫。」
「…あ、あの元気なじいさんが……!」
頭を鈍器で殴られたような衝撃が走った。
クルルの手にはモーニングスターが握られている。これか。
なんだか燃えてきたぜ。熱い!ファイラ熱い!!
よし、今こそ本気を出すときだ。エクスカリバーのパワー、試させてもらうぜ!
「ギルガメッシュ・チェーンジ!!」
>>1 んなものより、天地乖離す開闢の星 使えよ。ギル様〜
「て、手が増えた!」
ハハハ、驚いてやがる。だがまだ早いぜ。驚くのはここからだ!
とりいだしたる一振りの剣、これこそ俺さまの切り札エクスカリバーだっ!
「くらえっ!!」
バッツたちの懐に飛び込む俺。
ズバッ!ズバッ!!ズバッ!!!
よし、バッツを斬った!レナも斬ったぞ!ファリスもだ!
こいつらはもう動けないだろう。
じいさんの孫は外しちまったが一人では何もできまい。俺の勝ちは決まった!
お前らともこれでお別れか…楽しかったぜ…。
その時俺のケツに手裏剣が刺さった。
「ぐあああっ!」
レナだ!まさか。確かにこのエクスカリバーで斬ったはず。
だが、見るとバッツもファリスもピンピンしている。どういうことだっ!?
「これ…痛くないよ!」
クルルが言った。お前さんは斬ってないぞ。
しかし馬鹿な、これは最強の剣じゃないのかー!
――ギルガメッシュ…!!
こ、この声は…エクスデス様…!
――役に立たぬやつめ!次元の狭間へ行くがよい!!
それを聴いた瞬間、俺は思わず漏らしそうになった。
次元の狭間は、無用の者が送り込まれる永遠の牢獄。
そこに入ったら最後、二度と元の場所には戻ってこられない。
「そ、それだけはご勘弁を!」
――だまれ!
次の瞬間、俺の体をまばゆい光が包んでいった。
バッツ達が呆気に取られてこちらを見ている。
俺のことを心配してくれているのか?
それとも、目的のエクスデス様が現れて、そのことを気にしているのか?
はたまた、お腹が空いているだけなのか?
待て、俺は食い物じゃない。俺を食ってもうまくなんかないぞ…。
ああ…俺は何を考えているんだろう…だんだん…わからなく…なって……。
気がつくと、水に囲まれた神殿のようなところにいた。
いや、水に囲まれているというよりは、水の中だろうか?
だが俺の周りには空気があるようだ。不思議なところに来てしまった。
ん?柱の影から、こちらを見ている女がいるぞ。しかも一人じゃない。たくさんだ。
9 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/22(火) 18:58:45 ID:DdvcAVBj
ソウルオブカオスな予感
なんか面白いからガンガレ
良スレの予感
内藤列伝みたいのにしてくれ
13 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/23(水) 10:29:51 ID:vhQpusKr
こ、ここが次元の狭間だっていうのか…?
柱の影から女の一人が出てきた。なんと綺麗な顔だ。
長い間女をロクに見なかったせいか、余計に美しく見えるぜ!
しかし、腰から下が…魚だ。人魚じゃないか。
どういうことだ、俺は魚になっちまったのか?
「あなたは誰? どうしてここにいるの?」
「俺の名はギルガメッシュ、次元の狭間に送り込まれてここに来た。」
「まあ、ここは次元の狭間なんかじゃないわ。
ここは人魚の町、海の底にある、私達の唯一のすみか。」
何だって? エクスデス様が俺に放った魔法、あれはまさしく時魔法デジョンだった。
どうやら、俺は次元の狭間を通って、海底に来ちまったようだ。
いや、もしかしたら、俺のいた世界とは別の世界なのかもしれない。
「どこかに出口はないか? 元の世界に帰りたいんだよな。」
「出口。あるにはあるんだけど…今はふさがれてしまっているの。」
「なっ、なぜだ?」
「何日前になるかしら。おかしなタコが、ちょうどあなたと同じように現れたの。
出口を探していたから、教えてあげたんだけど、そのタコ、出口につっかえちゃったのよ。」
「じゃあ俺がなんとかしてやろうじゃないか!」
よかった、これで帰れるぞ!
出口のある部屋に案内してもらうと、そこには紫色をした気味の悪いタコがいた。
「早く助けてちょ!」
「今引っ張り出してやるから、おとなしくしてな!」
「あっ、ありがたい。タコをやってた甲斐があったよー。」
さっそく引きずり出そうとしたが、これがなかなかうまくいかない。
穴のようなところにきつく はまり込んでしまっている。
しかも体がぬるぬるしていて手がすべっちまう。
「私達もやってみたんだけど、うまくいかなくて…。」
「また引っ張っておくれよ人魚ちゃん、うひょひょ。」
助ける者はすぐにいなくなったそうだ。
しばらくがんばって引っ張っていたのだが、だんだん面倒くさくなってきた。
それにこのタコ、いちいちいらないことを言いやがる。
「あんさん、よく見ると怖い顔してまんなー。」
「おっさんに引っ張られても気持ちよくないんだよね。」
この野郎、俺さまを誰だと思ってんだ。くそう、頭に来たぞ!
「お嬢ちゃんたち!」
「なんですか?」
「今日の晩飯はゆでダコだぜ!!」
とびっきりのファイラをタコに浴びせてやった。
「アッチッチー!」
タコは飛び上がって逃げていった。ざまあ見やがれ。
ん? なんだあ、目の前に出口があるじゃねえか!
ギルガメッシュ
「こっからはあっしの出番だ お嬢はお先に行ってくだせぇ」
お嬢
「いけません 兄様 あなた様も一緒にお越しください」
ギ「残念だがそんな時間ももうありそうにもねぇ 今しかねぇんだ
俺は必ず後から行く さぁ早く」
嬢「ギルガメッシュ・・私ずっと待ってる だから絶対生きて
生きてさえいればいずれ又どこかで」
ギ「お嬢・・さぁデカイのが来やした お別れになりそうだ
お嬢 生きてくだせぇぇぇぇぇぇっぇぇっぇぇぇぇぇ」
嬢「ギルゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」
これはついてるぜ。さっきのタコもいやがらねえ。
あばよ、人魚のお嬢ちゃんたち。
「あっ、一つ言っておくことが。」
人魚の町一番の美女が俺の背中に声をかけた。
タコを追い払ったお礼に、俺の嫁にでもなるんだろうか?
「なんだ、なんでも言ってみな…。」
背を向けたまま、あくまで冷静に返す俺。かっこいいぜ。
「その穴は、どこにつながっているのかわからないの。」
「な、なんだって!?(けっこんの話じゃなかったのか!?)」
「そこに入って帰ってきた子は、まだ一人もいないのよ。
噂では、別の世界に続いているんじゃないかって…。」
とりあえず穴のある部屋にこもり、少し考えることにした俺。
その穴に入れば、もしかしたら元の世界に帰れるかもしれない。
だが、ここに留まった方が幸せかもしれない。
そんなことを考えていた時、聞き覚えのある声が…。
「ひいい、勘弁してちょーーー!」
突然部屋の扉が開いたかと思うと、俺がファイラで丸焼きにしてやった
あのタコが駆けこんできた。
そして俺には目もくれず、あの穴に飛び込んだかと思うと姿を消した。
今度はうまく入ったようだが、それどころじゃない。
一体何が起こったんだ?
しばらくすると、4人組の戦士が部屋に入ってきた。バッツか!?
俺は恥ずかしくてとっさに隠れた。
4人組の戦士たちは俺には気づかず、会話を続けている。
「この部屋で間違いないみたいだな。」
「怪しい男が閉じこもってるって本当?」
「おれのパンチがあれば楽勝さ。」
「とにかくこの部屋に出口があるんでしょう。急ごうよ!」
これはきっとバッツ達だ、そうに違いない。俺を探しに来てくれたんだ!
俺は我慢できなくなって飛び出した。
「会いたかったぜ、お前らー!」
「うわああああああ!!」
驚いてこちらに顔を向けるバッツ…あ、バッツじゃない。
他の3人も全然知らない人だ。ちくしょう、なんだよ4人組って。まぎらわしいんだよ。
「お前だな!この部屋に立てこもっている怪しい男というのは!」
なんだって!?人魚ちゃん達、そんなことを言ったのか?
「人魚の前でタコとおたわむれになっていたそうじゃないか。
恥ずかしくないのか。」
違う、誤解だあああああ。
「行くぞ、みんな!人魚の町の平和を守ろう!」
ちょっと待ってくれえええ。
でも、この気持ちはなんだろう…。
こいつらがバッツ達とどう違うのか、ひとつ、戦ってみたくなってきたぜ!
「あんたのお仲間、オルトロスとか言ったな…お粗末な強さだったぞ。」
ほう、あのタコ、オルトロスっていうのか。仲間じゃないがな。
だがそんなことはどうでもいい。俺はやる気になっちまった。早く戦いたくて仕方がねえ。
「行くぜ!」
戦いが始まった。ふふっ、こいつら最高だぜ!
ナイトの男、すばらしい剣さばきじゃないか。モンクのパンチはケタ外れの威力だ。
黒魔道士のボウヤなんか、エクスデス様でも滅多に使わないフレアを習得してやがる。
白魔道士の女もホーリーを覚えているようだ。まったく恐れ入ったぜ。
バッツ達と戦わせたら面白いかも知れねえな。
…なんてことを考えてる場合じゃない!俺はまだまともに攻撃もしてないぞ。
「よし、俺の本気の一撃を見せてやろう、驚いて逃げ出すなよ!」
俺の繰り出した最高の斬撃がモンクの体をとらえた。
が、次の瞬間、モンクの攻撃が俺の腹部に叩き込まれた。
「ぐおお!」
な、なぜだ!? あっ、こ、これは…俺が手に持つこの剣は!?
俺はこの剣に名前を付けてやった。
「エクスカリパー…。」
俺はあっけなく敗れ去った。
戦士たちはもういない。あの穴に入って消えてしまった。
やつらの残した言葉を、俺は忘れない。
「もっとまともな武器を持っていたなら、あんたの勝ちだったかもな。
気がつくと俺は穴に足を踏み入れていた。俺にふさわしい、最高の武器を求めて…。
うう…ここはどこだ…。
もう長いことここに倒れていたような気がする。
猛烈に腹が減っている。このままでは死んでしまう、何か食べなければ。
その時、ぼんやりとした視界の中に転がってきた丸い物体。
これはきっと飴玉だ。俺は夢中でその飴玉を口に入れた。
しかし味がしない。ガリガリと噛もうとするが、硬くてだめだ。歯が痛い。
根気よく舐め続けるしかないのか…。
そう思った瞬間、俺の後頭部に衝撃が走った。
「ぼはぁっ!」
唾液にまみれた飴玉が口から飛び出すのが見える。ああ、もったいない…。
すると、背後から怒りに満ちた声が。
「あたしのマテリアになんてことするのさ!」
立ち上がって振り向くと、そこには生意気そうな小娘が立っていた。
小娘の名前はユフィといった。
なんでも、ウータイとかいう小さな町から旅に出たばかりだという。
そんな名前の町は聞いたことがない。俺はまたも知らない世界に来てしまったようだ。
俺が口にしたのは飴玉なんかじゃなく、マテリアというなにやらすごく大切な物らしい。
「そんなものを舐めまわしてしまって悪かった、怒るのも当然だ。
お詫びに何かできることはないだろうか。」
「じゃああんたにはあたしのボディーガードをやってもらうよ。
あたしの旅が終わるまで、ずーっとね!」
俺は調子に乗ったことを激しく後悔した…。
Zキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
「旅が終わるまでって…さすがにそれはないぜ。」
「あんた死ぬほど腹減ってるんだろ?アタシのおにぎりやるよ。」
俺はユフィの旅に付き合うことにした。
この世界を旅していればいつか強い武器も見つかるはずだ。
しばらくすると、俺達の前にモンスターが現れた。
「グリフォンだ!おっさん、初仕事だね!」
「フハハまかせろ!」
すばやくグリフォンに駆け寄り、剣を振り下ろす。決まったぜ!
ところが次の瞬間俺はグリフォンに弾き飛ばされていた。
「ぎゃああん!」
しまったこれはエクスカリパーじゃねえか。
「ちょっと何やってるんだよー!」
小娘が見かねて飛び出した。仕方なくエクスカリパーを振り回す俺。
「痛い!なんで邪魔するんだよ、下がってて!」
わかったよ、がんばってくれ小娘。俺は後ろからサンダラかけるからな。
ありゃ、サンダラが出ない。どういうことだ!?
「マテリアもないのに魔法 打とうとしたって無駄だよ、もうっ!」
よくわからんが、がんばってくれ小娘。俺は後ろからポーションかけるからな。
しかしポーションをかける間もなく小娘はグリフォンを倒してしまった。
なんてこった、えらく強いぞこのむすめ。
「あんたの武器、使い物にならないじゃないか。
ハァ…しょうがないなあ、アタシのマテリア貸してあげるよ。」
なに、マテリアって武器だったのか!? む、胸がときめくぜー!
緑色をしたマテリアを3つ渡された。
そのうちのひとつは歯型がついている。あの時のやつだ。
「これで魔法が使えるようになるよ。」
なんだ、どんなにすごい武器かと思ったら、魔法が使えるだけなのか。
「それと、これ。」
銀色の腕輪を渡された。周りに丸い穴が開いている。
「その穴にマテリアをはめ込んで使うのさ。」
ファイラ、サンダラ、ブリザラまでの魔法が使えるらしい。
なるほど、ちょっと試してみよう。サンダー!
「ぎゃっ!」
あっ小娘に当たっちまった。
ようやくマテリアの使い方にも慣れたころ、街が見えてきた。
「あれがコスモキャニオンだね。どんなマテリアがあるのかな〜。」
コスモキャニオンに着いて、ひと休みしたあと、少し歩き回ってみた。
おお、武器が売ってるじゃねえか。
俺に使えそうなバタフライエッジという剣を購入。
懐が一気にさみしくなっちまった。
実はあと1000ギルぐらい持っているが、これは亡き友エンキドウの残した貯金、
使うわけにはいかないからな。
そういえば、さっきから小娘が見当たらないぞ。どこに行ったんだろう。
さんざん探し回ってようやく小娘を見つけた。
しかしなんだか浮かない顔をしている。一体どうしたんだ?
「マテリア、高い…。」
マテリアはどれも高く、ひとつも買えなかった。
コスモキャニオンを後にした俺と小娘は崖の上にいた。
「マテリアがこんなに高いなんて知らなかった…。」
小娘は海を見つめている。故郷のことでも思い出しているんだろう。
「お嬢ちゃん…。」
「…なーんて悩んでてもしょうがないよね!
アタシはマテリアハンター・ユフィちゃんだもの!」
ズコー
「うおおっ」
しまった、ずっこけたら崖から足を踏み外しちまった!
「あーれー」
みるみる海が近づいてくる…もうだめだ!
さらば小娘…立派なマテリアハンターとやらになるんだぞ。
…………。
誰かの声が聴こえてくる。はっと目が覚めた。
小娘と、知らないオヤジが俺の顔を覗きこんでいる。家の中?
「…どういうことだ?」
「おっさんが突然海に落ちちゃったから追いかけたんだ。
そしたらちょうどこの小屋の人が助けてくれてたのさ。」
「なんと!命を助けていただいたお礼に何かできることはないだろうか。」
「う〜ん…私は武器職人をやってるんだが、ミスリルを探しているんだ。
もし持っていたら譲ってもらえないだろうか。」
「なるほど、ミスリルか!持っていなけりゃ探すまで。行くぞ小娘!」
ミスリルハンター・ギルガメッシュの旅が始まる!
「ちょっと待った、マテリアハンター・ユフィの旅はどうなるのさ!」
「マテリアを買うには金がいる。焦っても仕方がないぜ。」
「それはそうだけど。」
「俺にはこの世界のことはよくわからん。お前の案内が必要だ。
この先俺が手に入れた金はお前にくれてやる。だからついて来てくれ!」
「ウウ…。」
「なんだ、まだ何かあるのか?」
「前金。あんたのその懐にあるやつ。」
「これはダメだ!これは友達の…」
「じゃあここでお別れだね。」
すまんエンキドウ…借りるだけ…借りるだけだから…。
というわけでウェポンハンター・ギルガメッシュは一時休業。
武器職人の小屋を出た俺たちの目的地はひとつ、ミスリルマイン!
ジュノンで船を降りる。ミスリルマインまでもうすぐだ。
ところが小娘の具合が悪い。船酔いがひどかったようだ。
小娘を宿屋に預け、ひとりミスリルマインに向かうことにした。
途中、噂に聞いていたコンドルフォートという砦を発見した。
頂上の鷹の作り物、ものすごいでかさだぜ。俺は本物だと思うがな。
ふふ、帰ったら小娘を連れてきてやろう。
そしてミスリルマインに着いた。
待ってろよ、小娘。
25 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/23(水) 20:10:55 ID:vhQpusKr
困ったことになった…。
ミスリルマインに入って採掘作業を始めたが、一向にミスリルらしき物が出てこない。
マテリアが見つかったが、それだけじゃ帰るわけにはいかない。
もうミスリルは採りつくされちまったんじゃないだろうな。
しかしあきらめずに掘ってみるもんだ。
日も暮れかけたころ、俺はついにミスリルを掘り当てた。
やったぞ、これで帰れるぜ!
外に出て歩き出して、異変に気がついた。足元が妙にぬかるんでいやがる。
来たときはこんなじゃなかったと思うんだがなぁ…。
そのうち、足元が揺れていることに気がついた。なんだこの振動は…?
しかもどういうわけかその振動は俺に向かって近づいてくる。
次の瞬間、目の前に何かが飛び出してきた。
それは見たこともないような巨大な蛇のモンスターだった。
「なんだこいつはー!」
その瞬間俺はものすごいことに気がついた。
「なんてこった、バタフライソードを鉱山に忘れてきちまった。」
エクスカリパーで戦うしかない!ダメだ!効かない!
うおお、足に噛みつかれた。地面に引きずり込まれる!
小娘、いやユフィ…このマテリア…届けたかったぜ…ガボガボ…。
――ミンウ、助かりますか…?
――はい、じきに意識を取り戻します。力強い生命力を感じます。
人の声が聴こえる…どこなんだ…ここは…?
26 :
◆PK7Vcv./SY :2005/03/23(水) 20:52:39 ID:vhQpusKr
イイヨイイヨー!
ギルガメッシュとユフィいいコンビだなぁ。
ミンウキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
良スレじゃないか!
30 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/24(木) 12:01:40 ID:2iCvty2N
やばい。このスレのファンになりそうだ
31 :
◆PK7Vcv./SY :2005/03/24(木) 15:14:28 ID:4rBR4hp1
目が覚めると、俺は魔方陣の中心に寝かされていた。
さっきまで傍に人がいたような気がするが、今は誰もいない。
辺りを見回してみる。ずいぶん広い部屋だ。
部屋に誰か入ってきた。
白いローブを身にまとっている。頭には白のターバンを巻いている。魔法剣士?
マスクをしているので、顔がよくわからない。おたく、怪しすぎるぜ。
「気がついたか。」
話しかけてきた。どうやら男のようだ。
「私はミンウ。フィン王国の白魔道師だ。」
フィン? 聞いたことのない地名だ。俺はまた別世界に来てしまったのか?
「俺の名はギルガメッシュ。俺はどうしてここにいるんだ?」
「あなたが、ここフィン城のそばにある湿地帯で倒れているのが見つかったのだ。」
「湿地帯?」
湿地帯といえば、俺があのバカでかい蛇に引きずり込まれた場所じゃないか。
違う世界に飛ばされちまったのかと思ってたが、そう決め付けるのはまだ早そうだ。
「ありがとう。大変世話になったが、俺は先を急がなければ。」
そのあとフィン城を出た俺はさっそく湿地帯に向かった。
巨大な蛇のことを思い出し、武器を買おうと思ったが金がない。
しばらく途方に暮れていたが、ふと、あることを思い出した。
小娘に腕輪とマテリアを借りたままじゃないか。魔法なら使えるぜ!
さっそくマテリアを確認しようと腕輪を見てみたのだが…
「な、なんだこれは!?」
マテリアの様子がおかしい。
32 :
◆PK7Vcv./SY :2005/03/24(木) 15:15:08 ID:4rBR4hp1
ここに来る前は、ぼんやりとだが、確かに緑に光っていたはずのマテリア。
そのマテリアが輝きを失い、ただのガラス玉のようになってしまっている。
「一体どういうことだ?」
湿地帯に着いた。先に鉱山らしきものは見えない。
地平線がどこまでもさみしく広がっているだけだ。
これは…。
そこへ、ゴブリンが現れた。
ゴブリンの攻撃を腕輪で受けると、腕輪にはまっていたマテリアは粉々に砕け散った。
「いてて目に入った!」
なるほど…よくわかったぜ。俺はすぐさまファイアを唱えた。
炎が集まり、ゴブリンの体を破壊していく。
俺は、ガラス玉と化した残りのマテリアを投げ捨てた。
思ったとおり、俺は別の世界に飛ばされてしまったんだ。
マテリアの力が存在しない世界に。そうとわかった以上、小娘のことはあきらめるしかない。
さあ、ギルガメッシュの新たな旅立ちだぜ!
とは言ったものの、何をしていいかわからず立ち尽くす俺。
しばらくすると、遠くから兵士の軍団が近づいてくるのが見えた。
「ゆくぞ、皆のもの!必ずやフィンを征服するのだ!」
フィン? 聞き覚えがあるぞ。倒れていた俺を助けてくれたところじゃないか。
そのフィンを征服するだって?俺は急いでフィンに戻ることにした。
「フィン王国が危ない!」
しかし、俺が戻ったとき、既にフィンは炎に包まれていた…。
33 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/24(木) 15:15:46 ID:vVc6DMdo
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
夢の中で微かに聞こえた人の声をたよりに俺は暗闇の中から抜け出そうとしていた。
虫の音のような、すぐにでも消えてしまいそうな声だったが、それは俺を温かく包み込む天使の声のようでもあった。
俺の周りには一切の闇、並大抵の精神力では平静を保つことさえ難しいような環境かもしれない。
どれくらいの時間が経ったのだろうか、まだ頭がズキズキと重たいが、仕方なく辺りを探ってみることにした。
どちらとも分からず、ただ前に進む俺、俺は一体どこへ向かっているのだ?まさかここが次元の狭間?途方も無い考えが頭をよぎる、
そんな時、足元に何かが引っかかる感触がした。
俺は何か、それにすがるような思いでそれを拾い上げた。
色も分からなかったが、何かそれが俺にとって大切なもののような気がした。
しかし、周りに特に変わったような所はない。
俺はまた、来た道と同じ方向を目指し更に前へ進んでいった。
しばらくの後、俺の道具袋が少し光を放ちだした。
辺りに微かに光が宿り、薄暗い中、俺はどこか大きな空洞にいるようだった。
さっきの物はマテリア?俺はそんな期待に似た思いから、
それを腕輪の穴に入れようとした。だが、ちょっとサイズが違うようだ。
青々とした光を放ちながら、腕輪の穴からすり落ちる例のもの、
ここは一体どこだ?また別の次元へと来たのだろうか?
さっき聞こえたあの声。あの声の主は一体?
色々憶測を働かしながら、例のものを拾い上げる俺。
その折、さっきまで気が付かなかったが、その光に照らされ、
床にうっすらと紋様があるのに気がついた、それは床一面に張り巡らされていた。
見たことのないような文字、記号が並ぶ、魔法や呪文の一種なのか?
床の紋様に全くの検討もつけられずに、俺は更にこの空洞を歩く事した。
一向に人の気配はしない、それどころかここ何年も人の立ち寄った形跡さえ発見出来なかた。
何かの遺跡なのか、それとも廃墟なのか?
それから少しして、どれ位の間、彷徨っていたのだろうか、
遥か高いところに、今までとは違う暗闇を見つけることが出来た、
屋根?いや、違う、さっきまでとは違う、屋根じゃない、空?
もしあれが空なら、いつか夜があける、陽の光がいずれ差し込む、
体は極端に疲れていた、思考さえまともに働かない、
ただその淡い期待だけを胸に抱いては、そのまま眠りに落ちていた。
夜が明けたのだろう、上空から差し込む眩しい程の光に俺は目を覚ました。
やはり屋根じゃなかった、俺は自分の推論の正しさに、失いかけていた自信さえ取り戻せたかのようだった。
ざっと辺りを見回す、大きなドーム状の建物、
丁度俺が眠っていた所だけ屋根が抜けていた、昔はここで光を取っていたのだろう。
昨日あれだけ広く感じられた空洞だったが、壁までが見渡せる程の大きさだった。
暗闇の恐ろしさを改めて感ずる。
喉の渇きを覚えた俺は水を探した、幸い、雨でも降ったのだろうか、
天井の抜けたところに、水がたまっていた。俺は食い入るように水を飲んだ。
一息ついて、俺は本格的にこの建造物の調査を始めることにした。
案の定、なんらかの施設だったようだ、床一面に広がった謎の模様、
それは複雑だが、一定の方向性を持っていた、中心、そう俺が眠りについたあの場所へ通じるかのように。
数千年の歴史さえ感じられるようなこの建造物、何か秘密がある、
だが今の俺にはそれが何なのか、どうすればいいのか全く分からない、
俺は仕方なくここを出ることにした、何年も開いたことが無いかのような扉、
ずっしりと重く、大分ほこりが溜まっている。
俺の怪力が久々に・・
どうにか扉をこじ開けて、俺は外に出た。
一面に広がる街、途方も無い大きさ、一体ここで何があったんだ?
時間が全く動いたような気がしない。廃墟、ただそれだけだ・・・
(゚Д゚)んあ?
39 :
◆PK7Vcv./SY :2005/03/24(木) 17:02:56 ID:4rBR4hp1
大変なことが起こっちまったらしい。
まったく偉いところに飛ばされてきちまったもんだぜ。
だがこうしちゃいられない。俺は街の中に駆け込んでいった。
そこはまさに地獄絵図のような光景だった。
逃げ惑う人々、追いかけ、傷つける兵士たち。そしてたくさんのモンスター。
俺は武器屋に飛び込んだ。店主のオヤジが商品の剣を取って戦っている。
「オヤジ、剣よこせ!」
「おおっ無一文の男、これを使えっ!」
オヤジはなんと自分が持っていた剣を俺に投げてよこした。
ぎゃっ指切れた!涙をこらえて剣を構え、オヤジの周りを囲む兵士たちをなぎ倒す。
「しっかりしやがれ!」
「お前がフィンに手を貸してくれる気があるのなら、すぐにこの店を出ろ。
守らなきゃならねえやつは他にたくさんいるんだ。」
「オヤジ!」
「俺はもう戦えん…どうかその剣で……フィンのやつらを逃がしてやってくれ。」
「くっ、ようしわかったぜ!フィンのやつらは俺が守ってみせる!」
武器屋を飛び出した俺は、倒しても倒しても沸いてくる敵を相手に朝まで戦ったのだった。
炎のおさまったフィンの街は敵側の兵士が埋め尽くしていた。
やるだけのことはやった。街の人間はみな無事に逃げ出せたんだろうか…
そんなことを考えていたときだった。
「そこのお前!」
声のするほうを見た。兵士の色違いだ。俺のところに近づいてくる。やる気か?
「すばらしい剣の腕前だ。お前帝国に入らないか?」
古代文明?の史跡を辿っては、思索をめぐらすという時間を少し過ごした。
丁度、あのドーム状の建物がこの街の中心部にあたるらしい。
何段階にも重なっていたかと思えるような道、
何か大掛かりな競技でも行われていたのだろうかというような闘技場、
何らかの機械の跡なのだろうか、昔いた世界にあった飛空挺を凌ぐような技術を思わせるような物体、
確かこの前のジュノンだったか、あの高度文明でさえも太刀打ちの出来そうにも無いような。
丁度、陽が西へ傾こうとしていた、また夜が来る。
「ここにいても仕方が無い」
北に横たわるは一面の海、東に横たわるも一面の海、西に横たわるも一面の海、
南に聳え立つ高い峰峯。向かう方向は一つしか無かった。
体の傷はまだ治癒していない、荷物だってまともに揃ってはいない。
だが、伝説の聖剣エクスカリバー?、そして俺の技量、信ずるには十分だった。
街の至る所で不思議な球体もいくつか拾った。
丁度あのドームで拾ったものとよく似た形だった。
「いざ、エクスデス、そしてバッツらのもとへ」
俺の旅がまた始まった、次元を超え、時空を越え。
市街地を抜けて少し、さっきまでは何か神聖な者の加護でもあったのだろうか、
急にモンスターの気配をひしひしと感じ始めた。
そして、ついに峰の麓付近まで来た、いざ近くで見るととてつもない高さ。
山の真ん中より上は雪まで積もっていやがる。
だが迷いは無かった、俺は前へと歩みを進めた。
モンスターを倒しては前へ、倒しては前へ、
なぜだか知らないが、敵を切れない聖剣を諦め、素手での戦いが続く。
アーリマン?ベヒーモス?アシュラ?マンドラコラ?ダークプリン?
そんな名前でも付いていそうなモンスター、強かった、体力的にも精神的にもきつい。
だが、元の世界へ戻る、その思いだけが俺を支えていてくれた。
山頂付近へたどり着いた、陽は既に落ちていた、だが例の球状の物が明るく前を照らしていた。
俺も一回り、強くなった気がしていた。何か、球状の物が俺の体のどこかで使われているのだろうか?
力、魔力、素早さ、体力、運、色々なものが強くなっている。
しかし、疲れは残る、吹雪もひどくなってきた。
山頂を過ぎて少しした所に洞窟がある。俺は迷わずそこで体を休めることにした。
洞窟入ってすぐに、青白い光を放ちながら輝くものがあり、そこに触っただけで、体の傷が消えていく気もした。
軽く眠りについた。
眠りから覚め、俺は再び道を進めた。
外は一面の吹雪、さっきより惨くなっている。
どこへ通じるか分からないが、洞窟を抜けるしか無さそうだった。
雪解け水か何かなのだろうか、中は歩いていけるところもあったが、
水が海のように溜まっているところもある。
標高が高いというのに不可解な場所だ、妙な仕掛けさえもある。
よく分からないが、なんか俺は普通と逆の方向から進んでいたみたいだ。
仕掛けを動かしてもさっき来た道が閉じたり開いたり、気にしなくてよさそうだ。
そんなことを繰り返して先を急いでいると、前に光を感じた、
「出口だ」
俺は思わず叫んでしまった。
つい早足になった、彼是5時間以上は洞窟にいたせいだろう。
洞窟を出た瞬間、俺は眩しい光に包まれた。
目も開けられないような強烈な光を前に俺は不覚にも気を失った。
また別の世界にでも連れてこられたのだろうか?
ここは?人が大勢いる、声をかけたかった、だが、体が思うように動いてくれない。
かなり発達した文明を持った街、
人が乗った機械が俺よりも速く道を駆け抜け、
商店街なのだろうか、人々が俺の目の前を行き交う、
誰も俺に気付いていないのだろうか?
「おい」
しかし声が出ない。
俺の目の前に少年が現れた。まだ10歳にも満たないぐらいだろう。
彼には俺が見えているのだろうか?不思議な雰囲気を醸し出していた。
俺は敢えて目をそらしていた。
(ねぇ、おじさん)
どこからともなく声が聞こえる、
「誰だ?」
(僕だよ、僕)
耳から聞こえる声ではなかった、俺の心に直接話しかけてくるような声だ。
だが、あの少年が話しかけてきていることは疑うまでもなかった。
44 :
第19話 ◆PK7Vcv./SY :2005/03/24(木) 19:41:49 ID:4rBR4hp1
「ダークナイト様、ティータイムでございます。」
「おお、もうそんな時間か。」
俺が帝国のダークナイトとなって2日が経った。
ダークナイトとはすべての兵士を統率する役職で、皇帝が俺のために作ってくれたのだ。
ダークナイトとしての暮らしは快適だ。
朝の召集が終わったら、あとは適当に偉そうにしているだけでいい。
雑用は下っ端の兵士の仕事だし、どこぞで大戦艦の製造を行っているそうだが、
俺が行く必要はないらしい。そして日に3度のティータイムまである。
まさに至れり尽くせりというやつだぜ。
「お茶を済ませたら、皇帝陛下がお呼びですので行ってください。」
「うむ、ごくろう。」
お茶をすする。うまい。
だが俺はお茶を飲むために帝国に入ったわけじゃない。
俺の今いる場所はパラメキア帝国に占領されたフィンの城。
機会を見てここでひと暴れし、帝国軍を壊滅に追い込んでやるつもりなのだ。
お茶を飲み干し、王の間…もとい、皇帝の間へ向かう。
中に入ると、玉座に座った皇帝の脇に一人の男が。
皇帝が口を開いた。
「ギルガメッシュよ、2日間ご苦労だったな。」
ん、どういうことだ? 皇帝が隣の男に話しかけた。
「レオンハルトといったか…このギルガメッシュこそフィンのために戦った男だ。
帝国で生きていくつもりなら、私の目の前でこの男を殺して見せよ!」
な、なんだって? 俺の考えは初めから全部ばれてたのか。
どうりで話がうまくいきすぎると思ってたぜ!
45 :
第20話 ◆PK7Vcv./SY :2005/03/24(木) 23:11:29 ID:4rBR4hp1
帝国に作戦を見破られ、逆に罠にはめられてしまった俺。
見たところ、レオンハルトは剣を使うようだ。面白い、この一騎打ち喜んで受けて立つぜ!
「よし、正々堂々、剣で勝負するとしよう!!」
…ん?しまった、武器屋の剣を部屋に忘れてきてしまった!
あるのは背中にくくりつけてあるこのエクスカリパーだけ…。
くそう、俺はなんて軽はずみなことを言っちまったんだ。だがやるしかない!
そして戦いが始まってしまった。
このレオンハルトという男、かなりの使い手には違いないがまだまだ甘い。
だが俺の武器はエクスカリパー、攻撃を受けることしかできない。
こうなったら卑怯な手だが魔法を使うしかない!
ところが、突然レオンハルトが攻撃の手を止めた。どういうつもりだ?
「この男にまともな剣を渡してやってくれ。」
レオンハルトが言った。こいつ、なぜ俺を助けるような真似を?
「その必要はない。お前は私の命令どおりこの不届き者を殺せばよいのだ。」
皇帝が言う。まったくその通りだ。
「俺は卑怯な真似はしたくない。それだけだ。」
なんだと!?俺は衝撃を受けた。魔法を使おうとしたことが恥ずかしいぜ。
この男、思っていたよりずっと見どころがある。こいつとちゃんと戦ってみたい!
「ハッハッハ、それが帝国に寝返った者の言うセリフか?
いいだろう、ならばこの私が直々に手を下してやるまでだ!」
皇帝はそう言うとなんと俺に向かってデジョンを放った。
待て、まだそこの男と決着がついていないぞ。戦わせてくれ!
しかしデジョンが俺の体を包む!くそう、また別の世界に飛ばされちまうのかよおおお…
「あーれー」
46 :
第21話 ◆PK7Vcv./SY :2005/03/24(木) 23:13:17 ID:4rBR4hp1
気がつくとそこは不思議な建物の外。辺りは夜、うすら寒い。
それにしてもこの建物、壁も天井も綺麗に透き通っているが、ガラスとは違うようだ。
一体なんなんだろう、俺は気になって中に入ってみることにした。
誰もいない。明かりは灯っているというのに…。
しばらく経っても誰も来る気配がない。俺はだんだん心細くなってきた。
真っ暗な外に出る気にもなれず建物の中を歩き回っていると、
奥へと続く通路があるのを見つけた。よし、進んでみよう。
すると他の部屋に出た。そこあったものは…俺は目を疑った。
なんと、8つの台座にそれぞれクリスタルが置いてあるじゃないか。
そういえば、エクスデス様の目的は、クリスタルを砕き世界を支配することだった。
どういうわけか知らないが、これだけのクリスタルを見過ごすわけにはいかない。
もしかしたら、これをどこかで見ていたエクスデス様が
俺を元の世界に戻してくれたりしてなフフフ。
「よし、破壊しておこう。どりゃあ!」
エクスカリパーでひたすら斬りつける。これでもかというほど斬りつける。
しかし一向にクリスタルは砕けない。ヒビすら入れることができない。
「ぬん、ぬん、ちくしょうどういうことだ!」
クリスタルを投げ飛ばそうとしたその時、ケツに手裏剣が刺さった。
「いて!」
振り向くとそこには5人の男女が立っていた。
「そこで何をしている!」
う〜ん、武器がこれじゃ戦ってもまず勝ち目はない。まずいことになっちまったぜ…。
ケツによく刺さるwww
俺の予想じゃ4キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
今度はクリア後の世界とみた
50 :
第22話 ◆PK7Vcv./SY :2005/03/25(金) 02:01:12 ID:DBF+RPzR
「誤解だ、俺は何もしていない。」
「嘘付け、今思い切りクリスタルを放り投げようとしてたじゃねえか!」
怪しげな格好をした男に嘘を見破られ、俺はますますうろたえた。
あ、こいつ、手に手裏剣を持ってやがる。さっきの一撃はこいつがやったのか。
「あなた、何者なの?もしかしてここの新しい主?」
緑色の髪をした初老の女がたずねた。なんと答えれば…。
「その通り、この館は俺のもの。」
また嘘をついてしまった。
「さあ、よそ者は帰った帰った。」
この世界のことが気になるが、それは夜が明けてから調べることにしよう。
とにかく、今は面倒なことになる前にこいつらを追い返さなければ。
「月の民にもおかしなやつがいたもんだ。」
金髪の男がつぶやく。んん、今なんと言った?月の民だと??
「つかぬことをお伺いするが、ここはもしかして…月?」
「当たり前だろう。なんで月の民がそんなことを聞くんだ?」
ここは月…その場に倒れこみたくなったがそれどころではない。
俺はしてはいけない質問をしてしまったみたいだ。
「あなたが本当に月の民なのか、確かめなくてはならないようだ。」
白っぽい髪の男が言った。
「あなたが月の民なら私の父の名を知っているはず。教えてくれ。」
何、そんな馬鹿な質問で? 考えるんだ…カ…ク…よし出てきたぞ…クル…
「クルル!」
「残念答えはクルーヤ。」
俺は正直にこれまでのいきさつを打ち明けることにした。
51 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 02:18:33 ID:Gs29pNO8
エクスカリパーでんねん
52 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 10:08:26 ID:1dE/JEz+
駄スレの寒。一応↑
53 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 12:03:32 ID:MLR4QMAi
普通に面白かったぞ
54 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 12:13:50 ID:1dE/JEz+
どこらへんが?
この2つの物語はいつか交錯するわけ?
55 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 12:21:35 ID:MLR4QMAi
1が書いてるのは面白い。違う奴のは駄作
56 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 12:24:19 ID:1dE/JEz+
どっちも微妙、と言ったら否定するか?
57 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 12:27:01 ID:MLR4QMAi
たしかに微妙wでも続きは楽しみだよ
58 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 12:27:44 ID:1dE/JEz+
ん、まあまあなw?
59 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 12:30:38 ID:MLR4QMAi
↓次回地球に帰る
60 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 14:51:07 ID:1B9Gb+vR
遺跡だなんだとか書いてる奴のは激しく下らないな。
読む気になれん
IIのやつが面白かった。がんばれ
63 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 21:11:17 ID:4EMIwrAV
いいんじゃない?
64 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 21:14:52 ID:+JT9dvzi
面白かった。また7みたいに誰かと仲間になってほしい
続きキボン
>>1さんの話は普通におもしろいと思うが…
66 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 23:40:56 ID:zqKyvuq5
今日はやらないんだろか
続きマダーチンチン
68 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/26(土) 10:00:18 ID:GQWb4y4/
ネタスレ発見、
2つの糞話に浮かれる奴発見あげ
69 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/26(土) 10:06:40 ID:Kr/m+2/q
皿仕上げ
71 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/26(土) 21:57:49 ID:nOU86/Sl
俺が違う小説かいていいか?
面白ければいいよ
73 :
ぴー:2005/03/26(土) 22:10:54 ID:nOU86/Sl
FF6のスレに微妙に書いたんだけどああいうのは無理か?
よくわかんないけど1のより面白ければいいよ
75 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/26(土) 22:20:57 ID:nOU86/Sl
1には負けるなぁ多分(゚_゚)
せめて遺跡のやつよりは面白くしてよ
77 :
ぷー:2005/03/26(土) 22:30:05 ID:nOU86/Sl
登場作品
新機動戦記ガンダムW
機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー
ファイナルファンタジー7
ファイナルファンタジー7BC
[ギルガメッシュさん]
(ガンダムやモビルスーツなどはでない)こんな感じでいく(゚_゚)
よくわからんがガンガレ
79 :
ぷー:2005/03/26(土) 22:51:05 ID:nOU86/Sl
場所「タークス司令室」
ツォン「主任、新しいタークスが配属されたと聞いたのですが主任の隣にいる者ですか?」
ヴェルド「そうだ、名はヒイロ・ユイ、腕は確かだ。」
ヒイロ「ヒイロ・ユイです。よろしく……」
レノ「レノだ、よろしくな、と。(ルードみたいに無愛想だな。こりゃ絡みづらぃな、と。」
ルード「ルードだ…」 ヴェルド「さっそくだが任務を伝える。ジオンの残党デラーズフリート軍がミッドガル八番街に潜伏中だ。それを排除してもらぃたい。」
ツォン「規模はどれほどなんですか?」
ヴェルド「少数部隊だが侮るな。神羅兵数人がやられている。任務にあたってもらうのは、レノ、ルード、ヒイロだ。幸運を祈る」
レノ「任せてください、と。」
ルード「了解しました。」
ヒイロ「任務了解……」
ツォン「各自迅速に対処してくれ。」
3人は八番街に向かった…
80 :
ぷー:2005/03/26(土) 23:09:23 ID:nOU86/Sl
場所「神羅ビル:社長室」
ルーファウス「親父……?」
プレジデントは死んでいた。どうやら隣に立っているジオンの者に殺されたらしぃ
ルーファウス「何者だ?」
???「貴様、プレジデントの息子だな?貴様が望んでいた社長の座はもう今実現されたな。私の目的は達成した、行かせてもらう。」
ルーファウス「黙って見過ごすと思っているのか?」
???「武器を持たぬ貴様に何ができる?」
ルーファウス「!!!警備兵!!」
ダンダンッ!ガシャーン!ヒューン…‥???は窓から逃げた
ルーファウス「!クソ!あの銀髪のジオン兵、やってくれたな。」 場所「ミッドガル八番街」
ヒイロはレノ、ルードと別れ一人で任務にあたっていた
81 :
ぷー:2005/03/26(土) 23:18:13 ID:nOU86/Sl
ヒイロ「(一通り片付いたな)」
ピピ、ピピ
ヒイロ「ヴェルド主任からか…」
ヴェルド「[ヒイロ聞こえるか?たった今社長がジオン兵に暗殺された。そこの区域のジオン兵をたを倒したなら至急社長室にこい!いいな?]」
ヒイロ「[了解した。今迎う。]」
ピ。
ヒイロは本社に向かった
そのころレノ、ルードは…
82 :
ぷー:2005/03/26(土) 23:41:41 ID:nOU86/Sl
レノ「一通り片付いたな、と。」
ルード「いやまだだ。」
そこには社長を殺した銀髪のジオン兵がいた。
???「ミッドガルに侵入した同胞は全滅か」
レノ「どうやらあんたが侵入したジオン兵の指揮官みたいだな、と。」
???「タークスか……!!」
???はすごい早さで間をつめてきた!
ルード「くるぞ!」
83 :
ぷー:2005/03/26(土) 23:46:53 ID:nOU86/Sl
ブン!!
レノはビームサーベルをよけた
レノ「やばいぞ!これが噂に聞くビームサーベルか!?当たったらやばいぞ、と」
ルード「!」
ルードは???に殴りかかったが素早くかわされた
ルード「!早い!」
レノ「うおりゃ!」
ビン!ジジジ…‥
レノのロッドはビームサーベルでうけとめられた
84 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/26(土) 23:50:06 ID:irRSQDZk
FF5のギルガメッシュが主人公たちを助ける場面はどこ?
85 :
ぷー:2005/03/26(土) 23:53:07 ID:nOU86/Sl
???「やるな、だが甘い!」
???はレノとルードの間を素早くくぐりぬけた!
???「貴様達タークスの相手をしている暇はない!我が名はアナベル・ガトー!」
そう言い残しガトーは去った
レノ「なんだょあいつ?あんなやばい奴がジオンにいるのか!?と」
ルード「次戦う時は腹をくくらないとまずぃな…」
レノ「そうだな…ん?主任から着信があったみたいだぞ、と。」
86 :
ぷー:2005/03/26(土) 23:54:22 ID:nOU86/Sl
ギルガメッシュはまだでつ(゚_゚)
87 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/26(土) 23:58:29 ID:V1gtDWcO
ツマンネ
89 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 00:08:58 ID:EIj78ubb
ピピピピ
レノ「[レノです、と。任務了解しました。話したい事があります、と。]」
ヴェルド「[今はそれどころぢゃない!社長がジオン兵に暗殺された。至急帰還しろ!]」
レノ「[マヂですか!?分かりました。至急帰還します、と。]」
ピッ、
ルード「なんだって?」
レノ「社長がジオン兵に暗殺されたらしぃ。社長室に迎うぞ、と。」
ルード「何!?」
二人は本社に向かった
90 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/27(日) 00:15:06 ID:S28zYh7l
マクベまだ?
91 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 00:16:59 ID:EIj78ubb
そのころギルガメッシュさんは
場所「ニブルヘイム山」
ギルガメッシュ「ん?なんだここは?俺はエクスデス様のデジョンで……次元の狭間なのか?」
その時見知らぬ兵士が一人落ちてきた
ドサ!
神羅兵「うっ!」
ギルガメッシュ「大丈夫か!?」
神羅兵「いいところに、俺を近くのニブルヘイム村につれていってくれ…任務の途中で、つり橋から落ちてしまって…うっ!」
92 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 00:21:27 ID:EIj78ubb
ギルガメッシュ「おぃ!あんましゃべるな!」
ギルガメッシュさんは神羅兵をニブル村まで運んだ
場所「ニブルヘイム村:宿屋」
神羅兵「すまん助かった」
ギルガメッシュ「ど〜なる事かと思ったぜ。てかここはどこだ?次元の狭間か?」
神羅兵「次元の狭間?何を言っている、ここはニブルヘイム村だろう」
93 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 00:29:11 ID:EIj78ubb
ギルガメッシュ「ははは!そうだよなぁ★(ニブルヘイム村?そんな村知らんぞ!!だが次元の狭間ではないらしぃ。助かったのか?まぁ今は考えるのはよそう。頭がおかしくなっちまう!)ところでなんで落ちてきたんだ?」
神羅兵「俺はソルジャーセフィロスと他ソルジャーと神羅兵4人で魔光炉の調査にきてたんだが橋がぼろくてみんな落ちてしまったんだ」
ギルガメッシュ「なるほど…(魔光炉?ソルジャー?なんだそれは?エクスデス様の家来のバイオソルジャーの事か?だめだ頭がいかれちまう!)他の奴らは大丈夫なのか?」
94 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 00:41:20 ID:EIj78ubb
神羅兵「わからん、無事だといいが……」
そのころタークス達は
場所「神羅ビル:社長室」
ルーファウス「プレジデント神羅は死んだ。今から私が社長だ。さっそくだが明日、ジュノンでパレードを行なう。」
ヴェルド「パレードを?しかしミッドガルの警備はどうするんですか?」
ルーファウス「心配ない。ジオンの狙いは社長の命のはずだ。来るならジュノンに私を狙いに来るはずだろう?」
ヴェルド「そうだと思われますが、万が一のためにタークスを数名ミッドガルにの残します。」
95 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 00:52:20 ID:EIj78ubb
ルーファウス「分かった。検討しておいてくれたまえ。」
ヴェルド「はっ!了解しました。」
ヴェルドはタークス司令室に向かった
ルーファウス「ジオンか…早々に叩いておく必要があるな…」
場所「タークス司令室」
ヴェルド「全員揃ったな?では任務を伝える。明日、神羅、OZの特殊部隊スペシャルズと友に社長のパレードの護衛を行なう。ツォン、ヒイロが行け。ミッドガルに残る者はレノ、ルード、俺だ。分かったか?」
96 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 01:08:48 ID:EIj78ubb
ヒイロ「了解した。(ミッドガルの警備が手薄になるな。明日に備えて魔光炉に爆弾をしかけておくとしょう。爆破決行だ。)」
ルード「またレノと組むのか」
レノ「なんだ?ルード、嬉しいくせに、と。」
ルード「やる事はちゃんとやるさ」
ツォン「了解しました。ではみんな明日に備えて仮眠をとるぞ」
97 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 01:41:38 ID:EIj78ubb
翌日
場所「ミッドガル外」
ヒイロ「(俺がジュノンに着いたころには八番魔光炉は爆発する…)」
ツォン「他の兵士達はもう出発したぞ。私達もトラックで急ぐぞ。」
ヒイロ「了解した」
場所「タークス司令室」
ヴェルド「みんな揃ったな?また新しく配属されるタークスを紹介する」
ルード「またですか?…」
レノ「フフン♪」
ルード「レノ、なんで笑ってる?」
98 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 01:56:54 ID:EIj78ubb
レノ「いやぁ〜すぐ分かるぞ、と。」
ヴェルド「入ってこい。」
ロッド男(以下エリオル)「失礼します。今日からタークスに配属になったエリオルです。よろしく。」
レノ「よぅ、エリオル君。」
エリオル「レノさん、昨日はすまなかった。」
ルード「?レノ、知り合いか?」
レノ「あぁ、昨日ビルに忍びこんでバイクを盗もうとしたからとっ捕まえたんだぞ、と。中々骨のある奴だからタークス入り進めたんだぞ、と。」
99 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 02:08:36 ID:EIj78ubb
ルード「バイクを?…呆れたな」
ヴェルド「それと、今回だけ特別に独立部隊アルビオン隊を雇う事となった。友に警備にあたってもらう。ビル前で合流してくれ。」
レノ「アルビオン隊?そりゃ頼もしいな、と。」
ルード「(これから何か起こるとでもいうのか?戦力増強…ヴェルド主任は何か知っているのか?)」
ヴェルド「では行け。」
エリオル「了解しました。」
100 :
100マン:2005/03/27(日) 02:09:35 ID:za2tts9Q
100マンが100ゲットーーーーーーーーーーーーーーーーー!
101 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 02:26:08 ID:EIj78ubb
場所「神羅ビル:入り口」
シナプス「君たちかね?タークスというのは?」
レノ「レノです。はい、そうです、と。シナプス大佐。」
ルード「ルードだ。よろしく頼む。」
エリオル「エリオルです。」
バニング「バニング大尉だ。アルビオン隊の隊長を努めている。」
コウ「コウ・ウラキ少尉です。」
キース「キース少尉です。」
ベイト「ベイト中慰だ。まぁ副リーダーってとこだな。」
102 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 02:33:39 ID:EIj78ubb
モンシア「モンシア中慰だ。へぇ〜タークスってのは黒塗り集団かよ〜恐ぇ恐ぇ。」
エリオル「なんだと!?テメェー!軍人だかなんだか知らなねぇが調子のんぢゃねぇぞ!」
モンシア「なんだこのガキは?ピーピーうるせぇなぁ」
シナプス&バニング「モンシア!!!」レノ&ルード「エリオル!!!」
モンシア「冗談ですょ!」
エリオル「レノさんルードさんすいません!」
キース「なぁコウ、モンシア中慰冗談に聞こえなかったよな?」
コウ「まったく…」
103 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 02:40:51 ID:EIj78ubb
モンシア「おらぁそこ何か言ったかぁ!」
コウ&キース「いえ、なにも…」
レノ「エリオル、我慢も必要だぞ、と。」
ルード「エリオル、気を付けろ…」
エリオル「はぃ、本当にすいません。」
シナプス「大変申し訳ない。うちの部下がとんだ失礼を」
レノ「いぇいぇ、こちらにも非がありました。気にしないでください、と。」
コウ「(あのレノって人何で語尾にとをつけるんだ?)」
バニング「話しも落ちついたところでメンバーわけをしたいと思う。」
104 :
ぷー:2005/03/27(日) 10:23:00 ID:EIj78ubb
その時ヴェルドが走ってきた
シナプス「主任、どうしたんですか?そんなに慌てて。」
ヴェルド「ジオン兵が七番街に現れた!至急向かう!レノが言っていた銀髪の兵士アナベル・ガトーも確認されている。」
レノ「ガトーだと!?こりゃ本気でいかないとまずぃな、と。」
バニング「ガトーか。コウ、キース、無理だと思ったらガトーには手をだすなよ、死ぬぞ。」
キース「そんなに恐ろしい奴なのかよ〜やばすぎる〜」
コウ「誰であろうと止めてみせる!」
ルード「コウ少尉、ガトーは強い。束になってかからないと倒せないだろう…」
105 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 10:32:00 ID:EIj78ubb
ベイト「なんだ?お前さん達ガトーと一戦交えたのか?」
レノ「まぁな、やばかったけどな。」
モンシア「そんな事より早く向かいましょうぜ!」
シナプス「うむ、そうだな。では私はヴェルド主任と司令室で指示をだす。幸運を祈る。ヴェルド主任行きましょう。」
ヴェルド「はぃ大佐。エリオル、無茶はするな、いいな?」
エリオル「はぃ、了解しました。」
シナプス大佐とヴェルド主任は司令室に向かった
バニング「では我々アルビオン隊は先行隊として先に向う。タークス達は後から来てくれ。」
106 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 10:44:42 ID:EIj78ubb
レノ「分かったぞ、と。」
一行は七番街に向かった
場所「タークス:司令室」
シナプス「しかし、ジオンの目的がわからん。」
ヴェルド「おそらく、街の制圧でしょう。」
シナプス「うむ。だがガトーは何をするかわからんからな、注意した方がいいだろうな。しかし、話しは変わるがヴェルドがタークスの主任とは驚いたよ。シャア・アズナブルの部下だった君が…」
ヴェルド「その事は謹んでいただきたい。」
シナプス「おぉ、すまない。気に触ったなら謝ろう。申し訳ないな。」
107 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 10:59:08 ID:EIj78ubb
場所「六番街」
バン!バン!銃声が聞こえた
バニング「銃声だと!?七番街ぢゃなかったのか!?」
アルビオン隊は銃声がした方に向かった。そこには神羅兵の死体と茶色の服を着た武装集団がいた
ベイト「なんだありゃ?ジオン兵ぢゃないぞ!」
???兵「見てしまったからには生かしておくわけにはいかないな。」
5人の武装集団は一斉に銃を構えた
バニング「! 建物の陰にかくれろ!」
ダダダダダダ!!
モンシア「やってくれるぢゃねぇか!これでもくらいやがれ!」
ダダダダダダ!!
糞おもしれー。一生やってろ。
109 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/27(日) 12:10:18 ID:V2XW6NpA
ぷーさん、次回で打ち切りですからうまくまとめてくださいね
110 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 12:12:40 ID:EIj78ubb
うちきりはまだまだだ
111 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/27(日) 12:17:08 ID:V2XW6NpA
打ち切ります
112 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 12:23:03 ID:EIj78ubb
しょうがない、打ち切るかな
ヴェルド「空が赤い!?」
メテオがおちてきた
星は跡形もなくなくり、ギルガメッシュはその衝撃でエクスデス城にもどった
END
113 :
ぷー:2005/03/27(日) 12:54:49 ID:EIj78ubb
やっぱつづけるわ
・・・ってか
ギルガメッシュ前々関係ない希ガス
115 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 18:31:56 ID:EIj78ubb
だってギルガメッシュ前の奴が書いてたからなぁ(゚_゚)
116 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 18:43:56 ID:EIj78ubb
???兵「うわぁ!」
モンシアは???兵を倒した
ベイト「おぃおぃなんなんだ?敵はジオン兵だけぢゃなかったのかよ!?」
ピピ
バニング「[ヴェルド主任!ジオン兵以外の敵と交戦中!タークス達に伝えてくれ!]」
ヴェルド「[なんだって!?わかった!そのまま敵の討伐にあたってくれ!]」
バニング「[了解した]」
ピッ
ベイト「キース!後ろだ!」
キース「うわぁぁ!」
コウ「!!!」
ズバァ!
???兵「ぐわぁ!」
キース「コウ助かったよ」
バニング「あと3人か。」
ガンダムとかスレ違い
118 :
◆kR9lpurGm. :2005/03/27(日) 19:02:10 ID:EIj78ubb
FFもはいってるからいんだ★
119 :
◆kR9lpurGm. :2005/03/27(日) 19:05:38 ID:EIj78ubb
その時レノ達がかけつけた
レノ「バニング大尉大丈夫ですか、と」
じゃあ、スレ違いだろ
121 :
1 ◆PK7Vcv./SY :2005/03/27(日) 19:36:56 ID:VqFWr2Yu
ひとつ言わせてもらうならFF6スレのやつをまず片付けてほしい
マジか
俺漏れも
ホンマか
127 :
ぷー ◆TbjlUtTwCg :2005/03/27(日) 20:01:28 ID:EIj78ubb
私が勝手に買いてすいません。私も見たいです。
>>127 ええのよ
それじゃ急いで考えないとならんね…
フィンの武器屋のオヤジがカッコイイ。
130 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/28(月) 14:07:57 ID:YLocaPUx
7≧2>1
ファミレスで「ガッツ」とだけ
書いておいたら、普通に
「2名でお待ちのガッツ様ー」と呼ばれた。
ほんと普通に呼ばれたので思わず吹き出してしまった。
「奥の席でもよろしいですか?」と聞かれたので、
「OK牧場」と答えたら
店員が鼻水飛ばして
吹き出した。
ぷーさんのSSと1さんのSSを同じスレで書かれると読みづらいので
もう一つ別にスレを立てて書いていただけませんか。
別に読みづらくてもいいじゃん。真面目に読んでる奴なんているのか?
真面目には読んでないが、それなりに楽しみにしてる。
135 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/29(火) 14:58:11 ID:UzobPa59
136 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/05(火) 21:26:17 ID:Chk+TJt1
保守
まだかい?
138 :
名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/15(金) 11:21:45 ID:sjnsUu0T
age
ギルガメ最高
アゲ
141 :
今日です!:2005/04/16(土) 12:23:05 ID:rzNsZERp
ウイザードリーファンならプレイすべし!!
http://vv12.hp.infoseek.co.jp/ オンラインウイザードリーです。
狂王の試練場を忠実に再現しています。
チャットしながらプレイできます。
あの宝箱を開けるどきどき感を・・・是非。
モンスターのグラフィックも綺麗ですよ。
プレイヤーの人たちが有志でいろいろイベントもやってます。
今日は23時よりイベントもあります。詳しくはここのBBSで。
その前に早く来てキャラクターを作成、育成しているといいと思います。
是非お越しください!!!!
1キボンヌだが急ぎすぎて駄作になるぐらいならマターリ待つ