FF6をノベライズしようぜ!!

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1FF ◆HOZlQYR1MY
某スレで4がノベライズされてるから6やろうぜ!!
一人じゃつらいからリレー形式で!
自分なりにオリジナルな話を入れてもOK(脱線しない程度に)

んじゃあとよろ↓
2名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/19 02:35:06 ID:lQPyTZQ6
ダリルの墓
3リィナ ◆QWhyYHqbBI :05/03/19 02:37:00 ID:9UkLlV48
今だ!ダリルのお墓ゲットオォォォォ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´
     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
4名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/19 02:37:59 ID:V/tRthSY
v4
5リィナ ◆QWhyYHqbBI :05/03/19 02:38:09 ID:9UkLlV48
>>2
・・・いっ、イイナー  _| ̄|○lll
6FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/19 02:42:20 ID:OuXLJ0F8
「今日も一日退屈な日々だった..」
ブラックジャックのブリッジでタバコに火をつけるセッツァー
ギャンブル漬けの毎日、お得意のイカサマで金には困らない
「生きてく事なんざヘドが出るくらい簡単だ」
今俺が一番したいこと..それは最高の女を抱くこと
オペラ座の超売れっ子マリア
「初めて見たときから決めてたぜ、必ずモノにしてやる」

ダリル..またこれからおもしろくなりそうだぜ
7名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/19 02:46:47 ID:lQPyTZQ6
オー
8名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/19 02:55:15 ID:xEnKWd7e
ここで"決戦"が流れ始めたぞ
出てきたモンスターは
9FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/19 02:55:42 ID:OuXLJ0F8
セッツァー

歳は27、銀髪の長髪に彫りの深い整った顔
誰もが見とれてしまうほどの美青年
彼は世界にひとつしかない飛空挺であちこちを飛び回り旅する冒険者
しかし彼には昔恋人を失った事から人を愛する事ができなくなっていた
ギャンブルに溺れ女に溺れたった一人生きてきた
そんな彼の次なる獲物はオペラ座のスター、マリアだった
10FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/19 02:58:40 ID:OuXLJ0F8
「さて、次なる公演は3月19日か」
マリアを誘拐する予告状を書き終えたセッツァーは一人ビリヤードに浸っていた
「いきなり奪うなら誰でも出来るさ、予告通り華麗に奪うのが俺流なんでね」
11FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/19 03:04:48 ID:OuXLJ0F8
かくしてオペラ公演は始まった..

遥か上空から見つめるセッツァー
いつもとおり美しい容姿、美しい歌声
正真証明マリアだ
予告したのだから警備は厳重なはず
「さてどうやって奪おうか」
「ん、なにやら騒がしいな」
公演はクライマックスにさしかかった時なにかアクシデントがあったようだ
「チャンスだ」
セッツァーはブラックジャックからロープをひっぱりそのまま飛び降りた

12FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/19 03:10:28 ID:OuXLJ0F8
ロープにつかまったまま飛び降りたセッツァー
どうやら特殊なロープで飛空挺まで引き上げることも可能なようだ
会場の天井を突き破りステージ上に降りたつセッツァー
「ふ、マリアはいただくぜ」
「お前がセッツァーか!!」
青いバンダナの男が叫んだ
セッツァーは言葉に耳を傾けることなくマリアを抱きかかえロープにつかまり飛空挺に戻っていった
マリアは不気味なほど無抵抗だ?なぜ..


13FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/19 03:15:07 ID:OuXLJ0F8
「あとでたっぷり可愛がってやるからな!」
マリアを部屋押し込めたあとシャワーを浴びに行くセッツァー
なにか悪い予感がする
部屋から何か話し声がする!!
すぐさま裸のままシャワーから出て部屋に戻ると
そこにはさっきの青バンダナの男と
緑髪を後ろでしばりこれまた美人な女
上半身はだかの子供がいた
貴様マリアじゃねえな!!
14FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/19 03:19:55 ID:OuXLJ0F8
「だましてすまなかった」
青バンダナがしゃべる
「俺たちはどうしても飛空挺が必要なんだだから力を貸して欲しい」
なんだと?
「おねがい、私たちはどうしても帝国に行かなければならないの」
ほう
なにやら訳ありだな、
いいだろうただし条件がある
セッツァーは裸のままマリアに良く似ている女の顔をじっと見た
お前マリアより可愛いな
「え?」
条件はこの女とそこの緑髪の女を俺によこすことだ
俺の女になったら言うことを聞いてやろう
「なに!」
15FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/19 03:26:06 ID:OuXLJ0F8
嫌ならいいんだこの話はなかったことに
「いいわよ!」
「セリス!!」
「黙っててロック」
「ただしこっちも条件がある」
なんだ?
「コインで決めましょう」
ん?
「コインで表がでたら私たちが貴方の言いなりになる」
「裏がでたら一晩私が相手してあげる..でもそれで終わり、それ以上は何もなし」
「悪くない条件でしょ??」
いいだろう
「セリス本気か!!」
「セリス」
「ガウガウ!」
「ロック、ティナごめんね、でもみんなのためだもん」
よしならばコインは俺が振ろう

16FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/19 03:33:01 ID:OuXLJ0F8
コインを振ったセッツァー果たして.....

コインをはじき、受けとる同時に手で隠す
そしてゆっくり手をどけた..

!!

表だ俺の勝ちだな
「セリス!!!」
「ごっごめんなさい」
さあさっそくだがお前ら二人で俺のジュニアをご奉仕してもらおうか
セッツァーはそういって自分のモノをセリスの口元に押し付ける
「ごめんロック、もう一緒に旅できなくなっちゃったね...」
そう言って素直にセッツァーの性器を嘗め回すセリス
ゴルァ!!そっちの緑髪も一緒にしゃぶれよ!!
「あ...」
何も言わず従うティナ

ふふいいぞいいぞ

「くそ!俺は何をすることもできないのか!!」
17FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/19 03:40:51 ID:OuXLJ0F8
そうだもっと裏の方しゃぶるんだ

そう、そうだ

二人の美人に嘗め回されセッツァーのソレは限界に近づいていた
おいセリスとか言ったな俺のスペルマ飲むんだ
「そ、そんな事できないわよ!!」
飛空挺つかいたいんだろ??
「く!」
おいそこの緑髪!パイズリだ胸で挟め
「は、はい」
素直に従うティナ、顔の割りに大きな胸でセッツァーのアレを飲み込み動かす
ああ!いい!!いいぞ!そうだ!!!
18名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/20 04:25:34 ID:UQ+RgnD7
あまりのアホさに爆ワロタ
続きかけよww
19名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/20 07:38:17 ID:c4Ds4Ogz
お前自分で脱線すんなとか言って初っ端からエロ全開かよww
20fusianassan:05/03/20 15:38:58 ID:vY6tWSs/
セッツァーのコレは限界に達していた
セリスのフェラ、ティナのパイズリに責められ今にも吹き出す直前であった
おいだすぞ!
セリスとか言うやつ早く咥えろ、全部飲むんだぞ!
「はぐ」
セッツァーの限界まで達した一物を咥えたセリスはさらに激しくしゃぶり始めた
あーー!ああああ!!あああああああああーー!!
絶叫をあげたセッツァーは溢れんばかりのスペルマをセリスの口の中に流し込んだ
「ごくごく」
すべて飲み干すセリス
しかしセッツァーアレは衰える事を知らなかった..
ふう、なかなか良かったぞ
でもこんなもんじゃ終わらねえ
お前ら二人服を脱げ!!
「え!!」
え!!じゃねよ!!俺のペットになったんだからよ!!
さっさと言うこと聞けよメス豚共
「き、貴様ーー」
ロックが叫んだ
なんだやるのか??
「上等だーー!!」
21名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/20 15:48:44 ID:KwFoYdkl
なにこれ超おもしれー!
22FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/20 15:53:45 ID:vY6tWSs/
怒り狂うロックをよそにセッツァーはスロットをまわし始めた
さあどう料理してやろうか、ふふ
「うおーーー」
突進してくるロック
スロットが止まった
三つの絵柄が揃っていた
なにやらドラゴンの絵柄だった
光栄だな、バハムートだ
「!!!」
突如として飛空挺の外には巨大なドラゴンが現れた
ブラックジャックの大きさをかるく超えるでかさだ
さあ表にでろよおもしろいものをみせてやるよ
「か、勝てるわけがない」
ロックは戦意喪失していた
ブリッジにでた五人は間近でバハムートを確認した世にも恐ろしい姿だ
「これが、バハムート」
と、そのとき
バハムートは両手にロックとガウを掴んだ
「ガ、ガウ!!」「な、なに!!」
「ロックー!!」
セリスが叫んだ
命乞いするなら助けてやってもいいがな
「ふざけるな!」
その瞬間バハムートは二人を空中に放り投げた
「!!!」ブオーーーー!!
華麗に舞う二人にめがけバハムートの必殺メガフレアが炸裂した
跡形もなくなったのは言うまでもない
「ロ、ロックーーーー!!」「嘘でしょ!!」
俺に逆らうからこうなるんだ
さあ早く部屋に戻るぞ、続きだ、服を脱げ、貴様らも死にたくないだろ
23FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/20 16:07:45 ID:vY6tWSs/
全裸になったセリスとティナの体を壊れんばかりに嘗め回すセッツァー
二人とももはや理性はなく快楽に溺れるメス豚になっていた
まだまだ夜は終わりそうにない....


一方その頃....ナルシェの一室にて
「なんだって!!!」
金髪の短髪、鍛え上げられた肉体の男が叫ぶ
「ロックとガウが殺されたらしい..オペラのスタッフが上空でバハートの餌食になったのを確認したらしい」
これまた金髪で髪を後ろにしばった美形の男が言った
「おのれ!!許せん!!!!」
およそ50代前半の侍が叫んだ
「落ち着けカイエン!!」
「セリスとティナは無事なのか!」
「わからない、なにかされてるかもしれない...」
「ちっくしょーーーーーー!!!!!」
「マッシュも落ち着くんだ!!」
「落ち着いてられっかよ!!ぶっ殺してやる!!」
荒れ狂う一同
そのとき....
「困ってるようだな...手を貸してやろうか??」
「お前は!!!」
「前金で50000Gで手を打とう」
突如全身を黒の武道着で包んだ男が現れた

24名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/20 16:12:32 ID:O8vAtvI5
早々に欠員が出ちまったなw
25FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/20 23:52:08 ID:vY6tWSs/
「シャドウ!!」
「手を貸そうか??」
「助かるよ!!!」
「しかしさっき言ったとおり前金50000Gと...そうだな..女だ、女をよこせ」
「女だと?」
「そうだ」
「50000Gならここにある、しかし女は..」
「ならば女は後からでも良い、決まったらさっさと出発するぞ!」
「しかしどこに!?」
「相手飛空挺をもっている、ならばこっちも飛空挺が必要だ」
「しかし飛空挺をもってるのはセッツァーだけじゃないのか!!」
「それは単なるガセネタだ、世界を狭い範囲でしか見れない奴がほざいてるだけさ」
「何!!??」
26FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/20 23:57:50 ID:vY6tWSs/
「世界は広い、遥か彼方の大地にも飛空挺を持ってる奴がいるって噂だ」
「誠か!」
カイエンが叫ぶ
「ああ、かなり遠いがここから船でずっと西に行くとある大陸がある」
「ふむ」
「そこにミッドガルという大きな都市がある」
「ミッドガルだと!!」
「ああ、詳しい話は船の中にでも話す、そこに古い友人がいるんでね、良い情報を提供してくれるはずだ」
「わかった!ミッドガルへ行こう!!」
「そうと決まったらサウスフィガロに行くぞ!モタモタすんな!」
「おう!!」
一同は足早にナルシェを後にした..

27名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/20 23:58:31 ID:NALr/RLR
面白い
28FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/21 00:13:25 ID:N//eGSfs
そのころセッツァーの船室にて...

「ああん!!いい!すごくいいわ!!もっとぉ!!もっと突っついてぇ!!」
セッツァーの虜になったセリスとティナがそこにはいた
正常位で激しくセリスに迫るセッツァー射精の時間はまもなくだ
さあ!!!大好きなスペルマを出してやる!どこに欲しいんだ??
「ああ、あああ」
どこだよく聞こえんぞ!!??口か顔か胸か??それとも...
「な、なか...中に出して!..」
もっとでかい声でお願いしてみろ!!
「中にきて!!!貴方の精子私の中にいっぱい出してぇ!!!」
薄笑いを浮かべながら張り叫ぶセリス、
いくぞ!!
「あああんあああああああああ!!!!」
セッツァーの一物からかなりの量の精液がセリスの体内に注ぎこまれた
「ああん、いいわ!!もっと欲しいの!!」
お前はまたあとで可愛がってやる、そこの緑髪しゃぶれ!!!
ティナは何も言わずセッツァーのモノを奉仕し始めた
みるみるうちにソレは巨大化していく
次はお前の番だぞ覚悟はできてるか
「は、はい」
頬を赤めながら返事をした..
よし良い子だ!!
すぐさまティナを押し倒し服を脱がし挿入を始めた
「あああああんだめーー!!!!!!!」
今日もブラックジャックには二人のあえぎ声が鳴り響く..

29FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/21 00:25:14 ID:N//eGSfs
シャドウ達がナルシェをでてから数日後
いままさに一同はミッドガルの七番街に到着していた
「ここがミッドガルか、まさに異国の地だな」
「マッシュがつぶやく」
「ここに反身新羅組織のアバランチという団体のアジトがある」
シャドウが話し始めた
大体の話は船の中でしたようだ
「そこだ...」
一同はガラの悪そうな酒場に入っていった
「邪魔するぞ」
中のカウンターには巨乳で美人だが活発そうな女性、
客には金髪で目つきは鋭く大きな大剣をもった男が座っていた
「いらっしゃいませ!ん?シャドウ?シャドウじゃないの!!!」
女性は笑顔で迎えた
「しばらくだなティファ」
「ホント久しぶりね」
「ああ、突然ですまないが協力してもらいたいことがあってな」
「ええ、元アバランチのメンバーだもんなんでも協力するわよ、ささ皆さんも座って、今なにか作るから
「シャドウすごい美人じゃないか!!だれだよ!紹介しろよ!!」
エドガーが耳元でささやく
「昔の仕事仲間ってとこか...」
一同は旅の疲れを癒すとともにこれまでのいきさつを話した
30名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/21 00:26:17 ID:H8kwLoOL
続きが楽しみ
31FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/21 00:49:34 ID:N//eGSfs
「大体の話はわかったわ!飛空挺ならロケット村ってとこにあるって話聞いた事がある!さっそく行ってみましょ」
ティファが言う
「ふ、興味ないね」
目つきの悪い男が言う
「お主には聞いてないでござろう!」
カイエンが食ってかかる
「あんまり俺に突っかからないほうがいいぜ??命が消えるぞ??じいさん」
「なんじゃと!!!」
怒り狂ったカイエンは剣抜きクラウドに向けた
「カイエン!!」
「表に出ろ!!決闘じゃ!!」
「ふん」
そのまま二人は外に出て行った
「ティファちゃんって言ったよね!??止めなくていいの??あれでもカイエンは必殺剣の使い手なんだよ??」
「エドガーさんって言ったかしら?悪いけどこのままいくと間違いなくあのおじいさんは死ぬわよ」
「え」
一同は表に出た
決闘は始まっていた、カイエンの必殺剣が次々と繰り出される

男はどんな攻撃紙一重でかわし、剣で受ける
「彼の名はクラウド、元新羅のソルジャーよ」
「なに!」
シャドウが言う
「シャドウ悪いけど話を聞く限り今回の敵は半端じゃないらしいじゃない」
「ああ」
「なんでもドラゴンを操るとか、そんなやばい奴相手にするんならクラウドの力は必要なの」
「わかってる」
「だから足でまといは必要ないの、だからもしここであのおじいさん殺されて恨まないでね、じゃ」
そう言ってティファは店の中に入って行った


32FF ◆HOZlQYR1MY :05/03/21 01:00:34 ID:N//eGSfs
決闘は20分ほど続いていた、
「そろそろ俺のリミットが限界だ」
クラウドがつぶやく
そのとき初めてクラウドが攻撃を繰り出した
「悪いなじいさん、あの世で悔やみな」
「ブレイバー!!!!!!」
全力でカイエン切りかかり攻撃はクリーンヒットした
「ぐおおーーーーー」
カイエンは悲鳴をあげ倒れこんだ
「カイエン!!カイエン!!」
マッシュが駆け寄る
「おい!!何も殺すことなかったじゃねーかよ!!!このヤローー!」
「一つ忠告してやる、この大陸はお前らの大陸と違ってやばい奴らがわんさかいる」
クラウドが腕を組みながら話し始めた
「その程度の実力じゃどのみち足手まといになって死ぬのがオチだ、やばい橋を渡った以上このくらい覚悟しとけ、明日はわが身だぞ」
「だからって!!だからって!!」
「ならお前も死ぬか!?」
クラウドが睨み付ける
「う」
マッシュは何も言えなくなってしまった
「すまんなマッシュこれが現実だ受け止められなければあの二人を助けるのは無理だぞ」
シャドウが肩をなでながら言う
「くっそーーーーーーー!!!!!!!!!!」

33名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/21 01:09:26 ID:Sn+ab7GR
なんで7の貧弱野村キャラにのされてるんだよw
34名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/21(月) 08:54:14 ID:HBj3y8H9
尾も知れーーーーーーーーーーーーーーー!!
35FF ◆HOZlQYR1MY :2005/03/21(月) 13:18:14 ID:mQcOkqQJ
一同はミッドガルを後にし、ロケット村を目指して出発していた
「ティファちゃん、アバランチの仕事は良いのかい?」
エドガーが問う
「大丈夫、リーダーにまかせてきたから」
「あいつ元気か??」
シャドウも問う
「最近魔高炉に爆弾仕掛けたり、危ないことやってるけど元気!!元気!!」
笑顔で答える
「こっちは仲間が殺されたのにこの女なんでこんなテンションたかいんだ」
マッシュがつぶやく
一同は一つ村を超えミスリル高山手前の沼まで来ていた
「ホントは船でロケット村まで一気に行きたいんだけど、ミッドガルの外の事は詳しくないの、だから情報収集のために貿易頭都市ジュノンに向かうわ」
「了解」
「しかしこの沼なにやら悪い予感がする」
エドガーが言う
「ああ、とてつもなくやばい蛇が住んでる、まず勝てない、会ったら逃げるぞ」
クラウドが目を細めながら語る
「チョコボでもあれば一気に駆け抜けられそうだが...」
シャドウが提案した

「俺には必要ない、出くわしたら逃げればいいだけの話だろ」
軽くクラウドに払われた
36FF ◆HOZlQYR1MY :2005/03/21(月) 13:35:47 ID:mQcOkqQJ
一同が沼の中盤に差し掛かったときソレは現れた
「ブオーーー」
「こいつか!!!」
「ミドガルズオルム!!」
蛇は一瞬にしてシャドウの左腕を食いちぎった
「うおーーーーーーー!!!」
「シャドウ!!!!!!!!!!!!!!!!!くっそーーー!!!オーラキャノン!!」
マッシュの攻撃により蛇の動きが一瞬止まったが、すぐにマッシュに襲い掛かる
「バキ!!!!」
間髪でクラウドが攻撃を受け止める
「バカヤロー逃げろってんだろ!!!!死にてーのか!!」
一同は全速力に逃げる
「ハアハアここまでくれば安心だ...」
一同は高山の入り口まで来ていた
「しゃ、シャドウ大丈夫かよ...」
「出血がひどいわ!」
「すまない、あの大蛇があそこまで素早いなんて...俺の判断ミスだ」
クラウドが自分を責める
「こ、これがこの大陸のモンスターのレベルなのか....」
マッシュが震えながら言う
「やばい、やばすぎるよ、生きて帰れる自身ねーよ!」
「モンスターだけじゃねー、新羅の連中や、ソルジャー共はさっきの蛇より桁外れに強いぞ」
「次元がちがう...」
「うおおおお」
シャドウが叫ぶ
「シャドウしっかりして!!」
「エドガー、マッシュすまんな、高い金払わせてさっそくお荷物なんて、ぐお」
「しゃべるなシャドウ!!!」
「お話してるところすまないが先を急ぐぞ、ミスリル高山を越えればジュノンは近い」
クラウドは冷静に促した
37名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/21(月) 15:55:23 ID:DuJ/cJET
恩もしれーーーーーーーーーーーー!!
38FF ◆HOZlQYR1MY :2005/03/21(月) 23:19:58 ID:mQcOkqQJ
高山の中は肌寒く、一同は寒さに耐えながら奥へ進んでいった
先頭はクラウド
エドガー、マッシュと続き、左腕のないシャドウを心配しながらティファが歩く
高山は以外にも短く、出口に差し掛かろうとしていた
そのとき
「まてよ」
「!!!!?」
そこには黒いスーツを着た二人組みが立っていた
「ここから先には通さないぞっと」
ツンツン頭の男が言う
「お前らアバランチだろ??っといつもお世話様ですっと、お前らがミッドガルを出た」噂を聞いたもんで先回りさせてもらったぞっと」
ツンツン頭の男が続ける
「お前ら!タークス!!」
「タークスだと!??」
「ああ、とてつもなくやばい連中だ、新羅の犬さ」
エドガーの問いにクラウドが答える
「そこの巨乳女をよこせば命は助けてやるぞっと、あの娘だろ??ルード」
「........」
もう一人のスキンヘッドのサングラスは何も話さないままだった
「おい、そこの金髪兄弟!!こいつらは今までの敵とはわけが違うぞ!死にたくなかったらティファを連れて逃げろ」
クラウドが叫ぶ
「どのみち逃げ切れそうにねーだろ!!やるっきゃねーよ!!」
マッシュが返す
39名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/21(月) 23:26:10 ID:eSJ1RjcG
・・・あのー・・・セリスとティナはどうしたんでしょうか?・・・
40名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/21(月) 23:42:48 ID:z2vUlnkA
シャドウが活躍しますように
41名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/22(火) 02:54:27 ID:Lb6PUQY1
おいおい脱線するなって言っておいて、
いきなりエロ、
重要キャラの死亡、
別シリーズとミックス
などめっちゃくちゃじゃねーかww

はやく続きキボン、別の奴でもいいから書いて
42名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/22(火) 13:24:45 ID:HSxhR1aZ
このままだと6キャラどんどん減りそうw
43名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/22(火) 14:06:48 ID:gfe7+nQw
つーかミッドガルまで行ける船があるなら、それでベクタまで行けばいいだろうにw
44FF ◆HOZlQYR1MY :2005/03/23(水) 00:58:19 ID:9vFcPH7T
戦いが始まった瞬間スキンヘッドの男はすかさずマッシュに狙いを定めた
「うおーーー爆裂拳!!!」
マッシュの必殺技がスキンヘッドに炸裂する

全くダメージを与えられないようだ
「なに!!」
その瞬間スキンヘッドはの一撃がマッシュにクリーンヒットする
「ぐは!!!」
そのまま倒れこむマッシュ
「まずは一人だぞっと」
ツンツン頭はマッシュが倒れこんだと同時に、オートボウガンを構えたエドガーに攻撃をしかける
「うわーー!!」
そのままエドガーは数メートル先に吹き飛んだ
「さあ、あとはお前ひとりだぞっと、元ソルジャー君」
「降参だ」
「!!!」
「降参だって言ってんだろ!さっさとそこの女を連れて帰れ!」
クラウドは叫ぶ
「っちょ!クラウド何言ってるのよ!!!」
ティファが言う
「悪いなティファ、その気になれば勝てない相手でもないが、ここでやり合うのは得策でない、けが人もたくさんいるし」
「そうだけど....」
「あとで必ず助ける!それまで待っていてくれ」
「....わかったわ」
そう言ってティファはタークスの元に歩いていった
「素直な奴だなっと、しかしお前もひどい奴だな、こんな巨乳女、ソルジャー共に犯されるのがオチだぞっと」
ツンツン頭が言う
「ふん」
クラウドが吐き捨てる
45名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/23(水) 01:09:22 ID:soty55Vs
続きがキニなる
46FF ◆HOZlQYR1MY :2005/03/23(水) 01:09:57 ID:9vFcPH7T
高山を出た四人
クラウド以外は瀕死の重傷だ
「今日はここで野宿だな」
「くっそ!どんだけ力不足なんだ俺たちは!!」
マッシュが言う
「ここで二手に別れようと思う」
クラウドが言った
「二手だと」
エドガーが返す
「片方はティファを助けに行く、片方は飛空挺を探す旅を続ける」
「そうだな、二人づつで別れよう」
「どういう編成にするかは明日までに考えておけ、俺はどちらでもいい、ティファが心配だがな..」
クラウドが言う
「今日は寝るぞ、お前ら体力をしっかり回復しておけ」
「わかった」
一同は眠りにつく
「そういえばお前らの目的はベクタに行くことだろ?この大陸にこれたのになんで船でベクタに行かなかったんだ?」
クラウドが問う
「ベクタの大陸は帝国に占領されていてな、ガード固くて船じゃ無理なんだ」
「もっとも今の目的はセリスとティナを助けることだからな飛空挺がどうしても必要なんだ」
エドガーとマッシュが言う
「なるほどな」
一同は旅の疲れを癒し、朝がやってきた
47FF ◆HOZlQYR1MY :2005/03/23(水) 01:12:21 ID:9vFcPH7T
パーティ編成を選択してください

シャドウ
エドガー
マッシュ
クラウド
48名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/23(水) 01:18:13 ID:soty55Vs
選んでいいの!?
49名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/23(水) 21:31:26 ID:vhQpusKr
エドガー、マッシュ→ティファを助けに行く
シャドウ、クラウド→飛空艇を探す旅を続ける
50名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/24(木) 12:32:52 ID:cy540M6n
51名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/24(木) 19:20:19 ID:DrqA8i+X
俺はクラウドにティファの方に行ってもらいたいな。
パートナーは誰でもいいや
52名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 00:43:48 ID:5hxLan1i
それじゃありきたりでつまらん
53名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 02:59:47 ID:L0LvY96C
もちろんティファが犯されるとこも書くんだろうな
54名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 03:13:40 ID:LCfUV8Dv
エドガー一人でティファへ。
55名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 23:16:06 ID:+SvJ3aK9
「エドガー、マッシュ→ティファを助けに行く
シャドウ、クラウド→飛空艇を探す旅を続ける」 が一番面白いと思う。
あと、この時点で出てきてないのはバレットだけか。登場期待してるよ。
56名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/26(土) 00:07:47 ID:cDBPPU3q
それだと絶対兄弟が死ぬw
57名前が無い@ただの名無しのようだ:スクエニ暦03/04/01(金) 18:49:12 ID:VvSK+/CW
gannbare
58名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/05(火) 02:06:58 ID:13+pAglW
このスレテラワロシwwwww wwwwwwwwwwwww
59FF ◆HOZlQYR1MY :2005/04/06(水) 08:41:22 ID:cNlQ/8sx
「出発だ!!
フィガロ兄弟がミッドガルへ
俺とシャドウがロケット村へいくぞ!異議ないな!」
クラウドが言う
「わかった!」
「ならいそげ!!ティファがあの変態野郎どもなにかされたら..」
一同は一目散に散った
ミスリル高山を戻るフィガロ兄弟
「なあマッシュ」
「ん、なんだ兄貴」
「俺たちこれで死ぬと思う、そんな予感がするんだ」
「ああ、覚悟できてるさ」
「まずはミドガルズオルムからどうやって逃げるか考えないとな」
「ああ」
「!!!!」
殺気!!!!それもとてつもない!!
「お前は!!!!!」
「......我が名はセフィロス」
「セフィロス!!!!」
「クラウドという男を捜している、お前ら知らねえか」
「ックックックックラウドだとーーーー!!!!!!!!!!!」

60名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/07(木) 00:50:08 ID:N+a541YU
続ききた!!
セフィロス来ちゃったのかよ!!!!
61FF ◆HOZlQYR1MY :2005/04/07(木) 19:54:35 ID:idyXIiRn
「どうやら知ってるようだな??さっさと教えろ命が欲しくばな」
セフィロスが問う
「!!!」
「くそ、だめだ勝てる相手じゃない」
「ここまでかよ!!」
「まてよ!!!!」
「わかった!教えよう!!」
エドガーが言う
「素直な奴だ、ジュノンに向かったと聞いたが」
「いや今はミッドガルにいるんだ!」
「なんだと!!」
「ティファって娘がタークスにさらわれてな、クラウドはその子を助けに行ってるんだ」
「本当か!」
「本当だ!クラウドの場所まで案内してやってもいいぞ!」
「.....わかった頼む」
三人はミッドガルへ向かった
途中ミドガルズオルムに襲われたがセフィロスの人斬りで一瞬にして葬った
62名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/07(木) 19:58:51 ID:Emdsmk6E
あれ 仲間になってるしw
続きキボン
63名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 02:57:01 ID:TACKvd6h
セフィロス素直
64名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 19:12:38 ID:iy5AkVAl
エドガー、マッシュはセフィロスを引き連れてミッドガルへ着く
「クラウドは本当にココにいるんだろうな?」
「ああ、クラウドがすでにティファを救い出していなければな」
「で?どうやってクラウドを探すんだ?兄貴」
「この広いミッドガルで人間一人探すのは困難だ。故にクラウドが向こうから此方に来るように仕向ければ確実に会えるが・・・」
三人「「「う〜む・・・」」」
三人仲良く頭を抱えていると不意にマッシュが言った。
「クラウドより先にティファを連れ出してそれを餌にクラウドをおびき出すとか」
エドガーとセフィロスは口をそろえた。
エ&セ「「よし、それでいこう!」」
三人はそれぞれの得物を構え、神羅ビルに乗り込んだ。
65名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/12(火) 19:42:44 ID:5YR+q/lj
面白いな
66名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/16(土) 19:16:13 ID:mNlLgUtD
ageてみる
67名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/16(土) 22:48:39 ID:HeKYvI+F
セフィロスワロス
ていうかなんで6のキャラはこんなに貧弱なんだ。
そして皆腹黒い
68名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/16(土) 23:38:30 ID:/ZEui1Cs
このスレ糞ワロタwwwww
69名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 00:29:43 ID:mRQA2/Uv
誰か続き書けよ
70名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 01:35:13 ID:wsUObWFs
そのころブラックジャックにて..

「ああんもっとぉ〜、もっと突き上げてぇ〜」
四六時中快楽に溺れる二人の雌豚がいた
そろそろこいつらにも飽きてきたな
「せっつぁー様ぁ、どうしたのぉ?もっともっとおちんちんちょーらい」
ティナがセッツァーのモノを舐め廻しながら言う
「だめよ今度は私が貰うんだからね!ねぇ?私のおまんこに貴男のおっきいのが欲しいの、はやく、はやくちょーだい」
セリスが甘い声で言う
このどスケベ女どもが
セッツァーはセリスを倒し直ちに挿入をはじめた
「はぁぁ!いい!いいわぁ!ああん、あああああん、あん、あん、あん、いきそうなの!!」
また中で出すぞ
「出して!中で出していっぱい出して!一滴も零さないでねぇ!私のおまんこの中貴男のザーメンでいっぱいにしてぇ!」
ブラックジャックには今日も快楽の断末魔が鳴り響く..
71名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 03:14:47 ID:o+KUrMvm
突然ブラックジャック号に異変が起きた。
空撃を受けたブラックジャック号・・・。
外を見るとアルテマウエポンとジェノバとオメガと神竜がいた。
乱交パーティーどころではなく、セッツァーにはキャプテンとして選択を迫られていた。
セッツァー「ど、どうしよう」
72名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 04:28:19 ID:dzNr8K0H
つかセリス、バハムートにやられたロックだけでなくガウも心配してあげれよw

子供なのにかわいそwww
73名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 11:33:58 ID:DpJ8UxH5
この小説につっこんではいけない
74名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 12:30:05 ID:wsUObWFs
>>1
はやく書けや!
楽しみでしょうがねーんだからよ!
75名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 14:07:42 ID:9BXv/yvd
とにかく、にげないと
だが、もう四方を取り囲まれ、どうしようもなかった。
「ウフフ」
振り返ると、さっきまで二人がいた所に、見知らぬ美女が二人立っていた。
だれだ、お前ら!
「私はメジュリーヌ」
「チャダルヌークよ」
「そして、外にいるのは私達の僕よ」
どういうことだ!
「私達、美しいものに目がなくてねぇ。この船もほしかったのよ」
「そしたら、船を乗っとろうみたいな計画を耳にしたのよねぇ」
「後は女二人にすりかわって、この船に入ったってわけよ」
本物は!?
「オペラの倉庫で眠ってるんじゃな〜い?」
76名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 14:08:57 ID:9BXv/yvd
セッツァーは愕然としていた。
「手っ取り早くコインで決めようとおもったら、あんたイカサマするんだもんねぇ〜」
「まあ、あの男二人の処分には困ってたから大助かりだけど」
セッツァーは青ざめていた。
「それに、あんた中々良かったからねぇ。人間の男にしては」
セッツァーはちょっとうれしかった。
「でももう飽きちゃったから、僕呼んで終わりにしようと思ったわけよ」
「私達自身はそんなに強くないからねぇ〜」
セッツァーは拳を握りしめ、震えていた。
「もうあんた要らないから、消えて良いわよ」
くそっ
77名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 14:10:10 ID:9BXv/yvd
「あ、でも私達の奴隷になるならいてもいいかな〜」
なにぃ!
「ほら、死にたくなかったら私のお〇んこ舐めなさいよ」
チャダルヌークはあそこを突きだし、セッツァーに愛撫を促した。
ぐ…
セッツァーは黙って言うとおりにした。
「ウフフ、見た目の割にかわいいおしりねぇ」
メジュリーヌは何処からか取り出したぺニスベルトを取り付け、セッツァーのアナルを開拓していった。
うああ〜
今日、ブラックジャックに新しい夜が訪れた。
78名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 21:29:19 ID:wsUObWFs
とんでもない展開だwWW
79名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 21:41:07 ID:DpJ8UxH5
先が全く読めないw
80名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 21:50:35 ID:oo8LH9+H
書いた人は3人くらいいるかな。俺も書いてみようと構想を考えてんだけど、なかなか文にならねぇorz
続き楽しみにしてます。
81名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/18(月) 02:38:22 ID:ItB/Ujgt
やべーわらいとまんねー
82名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/19(火) 15:17:34 ID:v/r69z1/
だれかかけよwww
83名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/20(水) 05:29:00 ID:16lsX5mA
糞汚いミッドガルの下層でマッシュ一行は、女に声をかけられた。
「花、1ギルだけど買ってくれる?」
エアリスだった。
「もちろん」
エドガーは手の甲にキスをし、花を買った。
兄貴、手ぇ速・・・。
同じ血が流れているとは思えないほど、社交的かつキザなエドガーだった。
セフィロス「ふん…くだらん。さっさとティファを確保する考えはないのか、このノータリン兄弟は」
「ティファですって?ティファがどうかしたの!?」とエアリス。
マッシュとエドガーは、エアリスに事情を話した。
「そう……。さっき、家で、タークスのツォンといたの。その時、ルードから連絡が入ったみたいだった」
エド&マ&セ「……」
エアリス「巨乳を確保したので、プレジデントに…差し出す…とか何とか」
セフィロス「巨乳…つまり忌々しいあの娘か」
エアリス「…きっと、本社ビルね。私も行く」
クラウドと会う為にセフィロスは、この状況をガマンするしかなかった。マッシュ「そうと決まれば行くか!」
エアリスにはイマイチ、クラウドと会う為に、ティファを確保するという今回の事が理解出来なかったが、そこは目をつむる事にする。
一行4人は神羅本社へと向かった。
84名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/20(水) 21:00:24 ID:3XYBIkjz
期待age
85名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/20(水) 21:12:22 ID:VN6jMBwd
「ロック、おきろ」
誰かが起きろと言っている
ロックはこのまま眠り続けようとしたがあまりにうるさいので起きた。
「ガウか・・・」
ロックが目を開けるとそこにはガウが居た。
「どこだい?ここは?」
「わからない」
そこは薄暗い列車の中のようだ。
とりあえず外に出ると汽車は暗い森の中を走っている。
「確か俺達は巨大な竜に焼き殺されたはずだが、生きてるのか?」
とそこに
「おぬしらはロックにガウ!何故ここに!?」
カイエンがやってきた
「?、カイエン、確かおまえはナルシェにいたんじゃ」
ロックは驚きながらカイエンに訪ねた。
「せっしゃはロックとガウが殺されたと聞いて、ティナとセリスを助ける為飛空艇を探しに西の大陸に行ったんでござる」
「へぇ、それで?」
「たしかツンツン頭の奴に殺されたんでござる」
ロックとガウは驚愕しながら言った
「それじゃ俺達は死んでいるのか!!」
86名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/21(木) 00:30:36 ID:WIYSSgq6
「そう。ここの列車が終着を迎えると、その地で魂の清浄が行われ、お主らは消滅する」

ロック「誰だ!?じいさん」
「わしはこの列車の主。お主らは、確かに死んだ。しかし召喚獣としてなら魔石化をさせてかつての地に帰らせてやってもよい」
カイエン「つまり、どういうこと!?」
「お主は、頭が悪いのう。つまり召喚獣となるのなら生き返ることが出来るんじゃい!」
ロック「なるほど。しかし俺達がその選択をしなかったらどうなる?」
「このまま死んで、次に生まれ変わる時をひたすら待ち続けるだけじゃ。数百年はかかるかもしれん」
ガウ「がーん」
カイエン「何と!うーむ」ロック「まだセリスとセックスもしないまま死ぬ分けにはいかない。じいさん、召喚獣にしてくれ」
「よし。幻獣化をしたら、召喚獣達の里を目指すとよいじゃろう。もしかしたら人間に戻れるかもしれん」
ロック「やった!」
ガウ「わおーん」
カイエン「やったでござる。人間に戻れるかもしれないんじゃな!?」
じいさん「お主らは、このまま死なせるのは惜しい。今回は特別サービスじゃ。…しかし、条件がある」
ロック「…何だ」
「二人しか召喚獣化はさせん。あとの一人はこの列車でわしの話相手になってもらおう」
!!!
87FF ◆HOZlQYR1MY :2005/04/21(木) 01:36:06 ID:sV6XG09Z
ロック「ふざけんな!せっかく元に戻れるかも知れなにのに!みんなで戻るに決まってんだろ!」
じいさん「わしも少々さびしくての、話相手が欲しいのじゃよ」
カイエン「....」
ガウ「オイラ生き返りたいよ....]
ガウ「まだまだ知らない事たくさんあるんだ、もっともっと生きて、いろんな事したい...獣ヶ原にもかえりたい!」
じいさん「すまぬな、わしも歳でな..老い先長くないんだ、だから後継者をきめたいんだ」
ロック「後継者??」
じいさん「ふむ死にきれない魂を幻獣化させる、つまりこの魔列車の主をだ」
カイエン「......」
じいさん「無理を言っているのはわかっている」
じいさん「しかしこの魔列車がなくなれば幻獣がなくなるのと同じ事になる、そんな事はできん」
じいさん「さらに一般の奴にはできん、お主らみたいなつわものでなければ...」
88FF ◆HOZlQYR1MY :2005/04/21(木) 01:55:16 ID:sV6XG09Z
カイエン「わしがなる!」じいさん「誠か!」
カイエン「実はこの列」前に乗ったことがあっての友達もたくさんいるし、楽しくできそうじゃ」
ガウ「そんな!」カイエン「もしかしたら妻や娘に会えるかもしれんしのww」
ロック「カイエン...悪いがそれが一番の提案だ、どう考えてもお前しかいない..」
カイエン「.......」
じいさん「決まりだ」
「ピカーー!!!!」あたり一面が光包まれた
じいさんこれでお主ら二人は幻獣になったはずじゃ!里を目指せ!」
ロック「わかった!!!!ガウいそぐぞ!!こんな気味の悪いとこいつまでもういたくないぜ!さっさと抜け出してセリス達を助けないと!」
ロックは一足先に走り去っていった
ガウ「...カイエン」
カイエン「ガウ殿」
ガウ「時々遊びに言ってもいいですか??」
カイエン「もちろんだ」
カイエンの目にはかすかな涙が浮かんでいた
ガウ「ごじゃるごじゃる!!!」
遠く離れても手を振るガウ、カイエンは号泣した
ガウ「絶対またあおうな!!カイエン!」
じいさん「いい仲間をもったな」
カイエン「....うむ」
涙をこらえ答える

何かの犠牲なしに何かを得ることはできない
突き当たる壁、出会いと別れ...
人は何かを得るためそれぞれの思いを胸に生きている
人はどんなに困難な事でも強い思いがあれば不可能を可能する力をもっている
彼らの旅はまだまだ続く、これからの彼らの意思によって物語は大きく左右されるだろう

これはFF6のもう一つの物語である
89FF ◆HOZlQYR1MY :2005/04/21(木) 01:58:06 ID:sV6XG09Z
プロローグ 完

本編↓

シナリオを選択してクポww

クラウド編  エドガー編  ティファ編  セッツァー編  ロック編  カイエン編

90名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/21(木) 02:05:16 ID:WIYSSgq6
じゃあいいや。
セフィロス達の方書くよ!
10分待ってくれ
91名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/21(木) 02:14:00 ID:/vpQ2u3N
ティナセリス編が抜けてる
92名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/21(木) 02:27:07 ID:WIYSSgq6
神羅ビルに着いたエドガー達だったが、あたりの様子がおかしかった。
ジェノバが暴れ狂ってビルが崩壊していた。
セフィロス「か……母さん。ウソだろ。何でこんな事に」
途方にくれたプレジデントと、ルーファウスと、タークスの面々、社員達もいる。
セフィロス「おい、貴様!母さんに何をした!!」
ルーファウス「…セフィロスか…。今回の惨事はホウジョウがした事なんだ。あいつが、ジェノバを使って何かやったらしい」
エドガー「それより、ティファはどこなんだ?」マッシュ「まぁ、それよりティファだな…」
エアリス「呆れた…アンタ達」
セフィロス「それで母さんはどこに行った!」
レノ「ホウジョウを連れて、どっかに行っちまったぞ…と」
エドガー「いや!つうかティファは?」
プレジデント「わたしの ペットになるはずだった巨乳はあそこにいる」
マッシュ「あ…ティファ…」
とりあえず、エドガー一行はティファの確保に成功をした。
93名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/21(木) 03:50:03 ID:Ye2l1o8r
>>88
悟版とピッコロが混じってるw
94名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/21(木) 19:01:03 ID:+F0M7L1j
その頃帝国では

「レオ、おまえには聖剣エクスカリバーをやろう」
「ありがとうございます」
「ケフカにはソウルオブサマサをやる」
「ヒッヒッヒッどうも」
帝国の二大将軍に皇帝の宝が送られていたのだった
95名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/21(木) 19:08:46 ID:JQfYg7Uo
レオにはやっぱ皆伝の証だろ
96名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/21(木) 20:16:38 ID:WIYSSgq6
プレジデント「今回の本社壊滅に3000億ギルの損害は下らないな・・・。マコウエネルギーの値上げを25倍にする」
スカーレット「キャハハハ!!!さっすがプレジデント様〜」
ルーファウス「オヤジはアクド過ぎる!ついていけない・・・」と肩を落とす。「神羅を優良企業へ発展させるにはオヤジが死ぬまで無理そうだな」
セフィロス「俺は、母さんを探しに行く!貴様らとは別れさせてもらう。PHSを渡すから、クラウドと会ったら知らせろ!」
セフィロスは去った。
マッシュ「正直セフィロスがいなくなって助かった…。兄貴これからどうする?」
エドガー「この会社にはヘリコプターがあると聞いた。それを頂こう」
97名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/24(日) 02:26:01 ID:ZnouN9lJ
すげーこのスレここまで育ってるなんて
98名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/24(日) 08:58:14 ID:xEqL1zoU
>>88
マジレスすると開演の子供は漢
99名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/24(日) 09:49:09 ID:6SfuX5r6
セッツァーの方も書けよw
100名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/24(日) 12:09:41 ID:CZokj81s
期待age
101名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/24(日) 18:35:50 ID:Fhb24aG6
その頃
メテオ流星郡は地球を目指し飛んでいた

流星群到達まであと183日
102名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/24(日) 22:02:05 ID:xEqL1zoU
しかしそのメテオは、3つ並ぶと核融合を起こして宇宙の果てまで飛んでいくのだった
103名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/24(日) 22:32:49 ID:6SfuX5r6
メテオスageといきましょう!
ダレか書いて書いて!
104名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/26(火) 01:42:47 ID:rZhs/ehL
その宇宙の果てでメテオは放浪中のジークフリードと融合し、
そりゃあもう凄いことになってるのでした
105名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/26(火) 02:16:47 ID:I2EP+7EQ
少しくらいならふざけてもいいが、せっかくいい感じになってきたんだからぶち壊さず良い作品作ってこうぜ!
106名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/26(火) 02:57:24 ID:d8F8WZsG
いやはなっからぶち壊れてたし
107名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/26(火) 03:49:38 ID:3RfGOhej
その頃・・・。
シャドゥと、クラウドは、ジュノンを目指し旅を続けていた・・・。
クラウド「お前、お荷物かと思っていたが・・・。その左腕・・・。喰いちぎられたはずなのに、どうなってるんだ?」
クラウドは巨大蛇に喰いちぎられたはずの、シャドゥの左腕を見る。
シャドゥ「企業秘密だ」
アサシンの本領を見たような感じすらクラウドは覚えた。
シャドゥの左腕がある。もともとシャドゥの左腕は義手だった。
左足は義足。
スペアを調達しただけの事・・・。
これからの旅には、強力な仲間がきっと更に必要になるだろう。
あの帝国を討ち滅ぼす為には・・・。
クラウド「ん?何だ?」
シャドゥ「女か」
!!
「やい、おまえら、マテリアを置いていけ!」
森を歩いていたら、変な女が現れた。
ユフィという忍者。
その登場直後、クラウドによってボコボコにされ、しぶしぶ仲間になった。
この女も帝国を倒す力になるだろう。
ジュノンは近かった。
108名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/26(火) 14:54:55 ID:J3MGp2rQ
真剣にFF6をノベライズしたい

ここで書いてもいいか?
109名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/26(火) 18:31:14 ID:5a2G9Ry8
>>108
漏れは一向に構わんが
今のスレの流れからして反発する香具師もいるだろうからやめとけ
110名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/26(火) 18:58:08 ID:E1wPQ0sd
続きを書くならどの編でもいいぜ。
あと、誰編なのかわからんから名前に誰の編か書こうぜ。
111帝国編:2005/04/26(火) 19:54:05 ID:d8F8WZsG
「レオ、部隊を率いて東のサマサの村へ行くのだ
ケフカは私と一緒に封魔壁の洞窟に行くのだ」
ガストラの指揮の元、二つの部隊が動こうとしていた。
「お言葉ですが陛下、何故サマサの村ヘ?」
レオは訪ねた。
「うむ、サマサの村には魔法使いが住んでいるとの情報だ
今回の戦争は魔法の力が戦局を作用するのでな、味方につければ心強い」
「はっ、了承しました」
「うむ、では頼むぞレオ」
レオは旅立った。
「ひっひっひっ本当の事を言わなくて良いのですか?」
ケフカが言った。
「ふん、奴の事だ真実を知ったら今回の作戦の指揮は取らんだろうからな」
「ひっひっひっそりゃそうでしたね」

水面下で帝国は動き出そうとしていた。

続く
112名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/26(火) 21:58:35 ID:yn/F3KFd
>>108
このスレでやってみたらどうだろう?
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1091624036

113シャドウパーティー編:2005/04/27(水) 00:27:49 ID:yFXzpVK3
クラウド「ここがジュノンだ」
ユフィ「きったねー村だね・・・。こっからどうすんの?ロケット村なんかまだまだまだまだ、ずーっと先だよ」
クラウド「港に行って船に乗る。向こうの大陸へ行かない事には話は進まないからな」
シャドウ「エドガー達を待たずに行くか?」
クラウド「仲よく行くより、別れて行ったほうがいいな。ここらも平和ってワケじゃない」
シャドウ「まぁ、船に乗るのは明日でいいだろう。今日はこの村で休む事にするか」
* * * * * *夜もふけてきて・・・。
シャドウ「何だ。お前もか」
ユフィ「お?覆面じゃん」シャドウ「お互い、忍者ってのは辛いな。・・・俺はアサシンなんだが・・・」ユフィ「クラウドのヤロー、グースカ寝やがってさー。アイツ本当にソルジャーかよ」
村を出た海岸での会話。気を常に張り詰めた「忍び」に、安息の時などはない。眠りも常に浅く、寝ている時でさえ、周囲の状況を常に把握していなければならない。会話でさえ、寝ている時も「忍び」は聴いているのだ。
シャドウ「お前は、『マテリア』を探しているんだったな。何のために?」
ユフィ「・・・別にいいじゃん、欲しいだけさ」
シャドウ「ふっ、俺でよければ、いつでも聞いてやるよ」
ユフィ「アンタは帝国を倒す目的の奴らに、雇われてんでしょ?そんな危ない橋渡ってどうすんのー?見返りは?」
まさか女と金のためとも言えない。
シャドウ「・・・帝国の奴等のやり方が、気に入らないのさ・・・。今どき、力だけで世界を支配しようだなんてな」
ユフィ「あんたらには最後までついて行くよ。マテリアも手に入りそうだしさ」
シャドウ「好きにしろ。ただお前が危ない目にあおうが、俺は助けない」ユフィ「ホントに?」
シャドウは夜の海の方だけを見続けている。真剣にユフィは、シャドウの方を見た。
シャドウ「例外は、アサシンにはない。最愛の女を除けばな・・・」
ユフィ「あはは!あるんじゃん!よーしユフィちゃん、覆面の最愛の女に立候補していい?」
シャドウ「少なくとも」
ユフィ「へ」
シャドウ「十年早い」
ユフィ「えー!?なんだとぉー!?」
シャドウは微笑みながら海を見続けていた。
114名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/28(木) 11:45:28 ID:OMAomIk4
>113シャドウユフィ(;´Д`)ハァハァ

すごい良スレ。
小学生の頃、DQ5とFF6が好きで、二つの世界が繋がってて
交流があるマンガをノートに描いてたのを思い出した。
いたストSPでそれが実現すると思ってたのに叶わなかったから
ぜひこのスレの職人さんには頑張ってほしいよ。

115エドガーパーティー編:2005/04/29(金) 01:11:37 ID:JI9gdZ7v
エドガー「ティファ・・・。お前・・・何でチャイナ服を着てるんだ?」
プレジデント「私の趣味だ・・・」
ティファがエドガーに近づき小さな声で「自分の心配はそんなにしてなかったよ。でも、こんな機会がなかったら着れないだろうから。似合うかな」
エドガー「最高だよ」
エアリス「すっごいプロポーション!似合ってるよ」
マッシュ「似合ってるよ」ルーファウス「デカいな・・・」
パルマー「ぽひー。最高でつ!」
ティファはご満悦のようで、両手を後ろに組み、ニコニコしている。
エドガー「確かに、あの社長に襲われてもティファは大丈夫だろうけどな。・・・無事でよかった」
マッシュ「プレジデント」プレジデント「ん?」
マッシュ「ヘリコプターは無事だろうか?必要なんだ、使わせてほしい」プレジデント「地下に格納されているから使えるだろう・・・。しかし、我ら神羅カンパニーにも必要なのだよ?」
エドガー「力づくでもって手もある」
ルーファウス「まぁいい。持って行くがいい」
エドガー「気前がいいな」ルーファウス「というよりだな。私を仲間にしてくれないか?」
マッシュ「お前?」
エドガー「?どういう事だ」
ルーファウス「私だけでなく、タークス全メンバーもだ。お前たちにも悪い話ではないはずだ」
エドガー「話が飲み込めないな・・・なぜだ」
プレジデント「・・・ルーファウス・・・。馬鹿息子が・・・何故なのだ」
ルーファウス「神羅はオヤジだけで大丈夫だ。しかし、世界があの帝国によって統一されればこの会社はどうせ終わりだ。そうだろう?オヤジはこの神羅を。俺は世界を帝国から守り、神羅を守る」
エドガー「ようやく理解できたよ。そうだな。心強い仲間ができた。ありがとう・・・・・・」
プレジデント「・・・好きにするがいい」
ルーファウス「自己紹介しろ」
ツォン「ツォンだ」
ルード「ルードだ」
レノ「レノだ」
イリーナ「イリーナです」ルーファウス「よろしく」エドガー「そうだな。こちらこそ、よろしく!」
116名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/29(金) 10:45:51 ID:GciMSpJU
イイ!!age
117ティナ・セリス編:2005/04/29(金) 12:38:35 ID:qr1axIqe
オルトロス「はぁー、まったくひどい目にあったけんね」
 ロック達にボコボコにされたオルトロスは、まだオペラ座館にいた
オルトロス「どこかにポーションとかがあれば…」
 傷を癒すために回復アイテムを探し回っていたオルトロスは、一つの扉を開けた
 ガチャ…
ティナ・セリス「あっ!!」
 そこは倉庫だった。メリュジーヌとチャダルヌークによって捕われていたティナとセリスがロープで縛られていた
オルトロス「ウホッ!わいの好みの女の子や!また会ったけんね」
 ようやく助けが来たと思ったティナとセリスは大きく落胆した
 それどころか、自分達の身(特にティナ)が危ない
 しかし、こんな何年も誰にも使われなくなった倉庫にはダンチョーすら来ないだろう
 もう手段を選んではいられない
セリス「あ、あの…オルトロスさん…でしたっけ?助けてもらえないかしら」
オルトロス「うひょひょ。どーしよっかなー。イジワルイジワル?」
ティナ「あの、私からもお願いします…。助けてくれたら後で何でもしますから」
オルトロス「うひょ!本当に!?じゃあ助ける助ける」
セリス「……」
 オルトロスはあっさりと2人を解放した
 ティナはオルトロスのリクエストに答え、軽くキスをした
 もっといろいろやらされると思っていたティナは、この程度ですんで内心ホッとしていたが、オルトロスは十分満足しているようだ
セリス「そうだわ!早くロック達を追わないと!でも流石にもう帝国に行ってしまったかしら…」
ティナ「あれから随分経ったから…。でも一応行ってみましょうよ。…オルトロスさん、あなたも来ます?」
セリス・オルトロス「えっ!?」
セリス「(ちょっとティナ!あなた何言ってんの!?)」
ティナ「(このひと、私のことが好きみたいだし、何かと利用できるかもしれないでしょ。それに結構強いし)」
セリス「(…ティナ、あんた意外と腹黒いわね)」
 オルトロスは当然それに答え、2人と1匹はセッツァーのいるブラックジャックへと向かった
118エドガーパーティー編:2005/04/29(金) 13:31:56 ID:JI9gdZ7v
そろそろ辺りも日が落ちてきて・・・。
ルーファウス「ただ、これだけは、肝に命じていてくれ・・・タークスのメンバーは、私の命令以外では動かないし、私自身も、お前らと行動を共にしても、独自の判断で動かさせてもらうという事だ・・・」
エドガー「・・・?つまり?」
ルーファウス「私がお前たちの仲間になるのは複数の理由がある。そこの古代種である、エアリスの保護も理由の一つなんだ」
エアリス「頭痛がしてきた・・・。またその話なの」エドガー「古代種とは?エアリス何なんだ?」
* * * * *
長い話が終わった。エアリスの話を聞き、一同の表情は、おもい。
ルーファウス「帝国がエアリスを知ったら、危険になる。つまり約束の地が神羅にも重要な意味をもっている。しかし、事の重大さを知った、他の輩にも狙われないとは言いきれない・・・。私とタークスはそのためにもエアリスの側にいる必要がある」
マッシュ「しかし、お前ら神羅が古代種を得るために、仲間になったとしか思えないが・・・・・・」
エドガー「ああ・・・そうだな・・・」
ルーファウス「ふん・・・。まぁ信じる、信じないはこの際私はどうでもいい。・・・問題はセフィロスも・・・古代種を狙い、クラウドも、セフィロスと仲間という疑いがある・・・」
119名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/29(金) 13:40:03 ID:hno7YmRR
このスレいいね!バレットがいないのが寂しいが


気が早すぎかもしれんが>>1是非テンプレ作ってくれ
120名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/29(金) 14:52:17 ID:nIIc5Gw9
セッツァー:メリュジーヌ・チャダルヌークと乱交中

エドガー、マッシュ、ティファ、エアリス、ルーファウス、ツォン、レノ、ルード、イリーナ:神羅からヘリで帝国へ

クラウド、シャドウ、ユフィ:ジュノン到着。ロケット村へ

ティナ、セリス、オルトロス:ブラックジャックへ

ロック、ガウ:幻獣と化し、幻獣の里へ

帝国:ケフカ、ガストラは封魔壁の洞窟へ レオはサマサへ
121名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/29(金) 15:19:55 ID:Kqi9fxWY
セッツァー浮きすぎwww

セフィロス:ジェノバを追う

ジェノバ:メリュ、チャダの下僕


ティナ達を交えて三つ巴の予感
122ティナ・セリス編:2005/04/29(金) 15:24:43 ID:WXow2yP4
セリス「しかし…よく考えたら空を飛ぶ飛空艇を追い掛けるなんて無茶だわ」
ティナ「そうかもしれない…」
セリス「ロック達が戻ってくるまで下手に動かない方が良さそうね」
ティナ「…わかったわ。じゃあ…オルトロス。ごめんなさい。死んで(笑)」

オルトロスは異界に飛ばされました。
123ティナ、セリス編:2005/04/29(金) 16:52:21 ID:Kqi9fxWY
にょあ――〜〜〜!!
………はわっ!!?

「どっどうしたのオルトロス!?」
二人がオルトロスの顔をのぞいた。
「なっな〜んでもないよ〜う」
ふひゃ〜、夢でよかった。
オルトロスには寝ながら歩くという特技があった。
歩くのが嫌いな彼が現実から目を背けた結果である。
さっきの夢はその合間にみたものである。
そうだよね〜。ティナちゃんがあんなことするはずないもんね。
一行はブラックジャック号が飛んでいった方向へ歩いていた。
だが、セリスは気付いた。
セリス「しかし…よく考えたら空を飛ぶ飛空艇を追い掛けるなんて無茶だわ」
えっ?どこかできいたような…
ティナ「そうかもしれない…」
ももももしかして
セリス「ロック達が戻るまで下手に動かない方がよさそうね」
はわ〜〜〜〜〜!!
どどどうしよ…そっそうだ!
124ティナ、セリス編:2005/04/29(金) 16:53:09 ID:Kqi9fxWY
ティナ「わかったわ。じゃあ…
「お―――いらにいい考えがあるよう!」
二人「えっ?」
お願いや〜ここで来てくれんかったらほんま恨むで〜
オルトロスはあらんばかりの大声で叫んだ。
「テュポーンだ〜いせ〜んせ〜〜〜〜!!」
……………………フンガ――!!
どこからともなく異様な煙を纏ったような巨体が降り立った。
セリス「なっなによこの怪物!」
「コラー!先生を侮辱するなー!先生が本気になれば
お前なんかぺちゃんこだぞ!」
そう言ってる間にオルトロスの体がみるみるちっちゃくなっていった。
ティナ「お…オルトロスさん?」
オルトロスはティナの肩に跳び乗った。
ティナ「きゃっ!」
「そのまんまだと重たいもんね。先生、お願いします!」
フンガ―――!
テュポーンは二人を抱え、大空へ飛びたった。
二人「キャ〜〜〜!」

一行は南に向かったブラックジャック号を目指す…
125セフィロス編:2005/04/29(金) 21:01:50 ID:vp1Vd1nk
そのころセフィロスはジェノバの情報を探し、カームヘ寄ったらジェノバを探している一行がチョコボファームへ行ったとの情報をつかんだ。
そしてチョコボファームにて
セフィロス「おい、親父、ジェノバを探している一行が来なかったか?」
親父「ああ、彼等ならミスリルマインへ向かったよ。しかし、あそこの手前の沼には巨大蛇がいると注」
セフィロス「本当か!それなら急いで追わなければ。感謝する。」
親父「そうか、それであんたは蛇を避けるためにチョコボを借りるか?」
セフィロス「いや、心配はいらん。それでは失礼する。」
親父「ああ、行ってしまったよ。最近の若者は強いねぇ」
126セフィロス編:2005/04/29(金) 21:04:31 ID:vp1Vd1nk
そしてセフィロスはその沼地まで来た。しかしあたりの雰囲気は違っていてそこには何体ものミドガルズオルムの死体が転がっていた。
セフィロス「ほう、あの蛇を倒せるやつが他にもいたとはな。例の一行か、母さんだろう。
しかし、死体を見ると倒してからあまり時間が経ってないようだ。急ぐか」
セフィロスはミドガルズオルムを倒しながら沼地を走り抜けていると、ミドガルズオルムの倍くらいはあろうかという巨大な蛇と戦っている人影を見た。
黒髪で額に傷がある男と金髪で短パン・半袖の男そして長髪の金髪の女の3人だ。
セフィロスが加勢しに走り3人にこう言った。
セフィロス「一気に片をつけるぞ。それぞれ散って4方向から同時に攻撃するぞ」
3人「わかった。」
それから4人は四方に散り、いっせいに攻撃を仕掛けた。
「ズバン、ザン、ドカッ、バシッ」
その特大ミドガルズオルムは無残にもバラバラに引き裂かれ、それを見たミドガルズオルム達は一斉に逃げていった。
「ふう、終わったな」
セフィロス「お前たちは何者なんだ?見たところかなりの強者だが」
「俺たちはSeedだ。そして俺はリーダーのスコールだ。」
「キスティスです。」
「ゼルだ」
セフィロス「ふむ、それでSeedとはいったい何なんだ。」
キスティス「それは・・・」長い説明が終わった。
セフィロス「それでいったい何のためにジェノバ(母さん)を探しているんだ?」
ゼル「それは言えないんだが、ジェノバを探しているんならお互い協力しようぜ。少なくとも俺たちは足手まといではと思うぜ」
セフィロス「うむ、そうしようか。どこへ行く?」
スコール「ジェノバが西の大陸へ向かったらしい。だからジュノンから船でその大陸に行こう」

そしてセフィロスとSeed3名を加えた4人はジュノンを目指して出発した。
127名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/29(金) 22:54:18 ID:RCVuPP0g
ティナ「見えた!あれだわ!」
 テュポーンのスピードは凄まじく、あっという間にブラックジャックに追いついた
セリス「ってちょっと…何よあれ」
 アルテマウエポン・ジェノバ・オメガ・神龍である
 邪魔が入らないように、常にブラックジャックの周りを取り囲んでいたのである
オルトロス「大丈夫!テュポーン先生は無敵だもんね!先生お願いします!」
テュポーン「フンガーーーー!!」
 そういうとテュポーンは物凄い勢いで鼻息を噴出した
 さすがの4匹も突然の突風に驚いたが、そう簡単に飛ばされるような相手ではない
 4匹はすぐに察知し、身構え持ちこたえていた
オルトロス「あわわ、やばいよやばいよ。テュポーン先生の息が切れちゃうよおおお」
 テュポーンの鼻息が切れたが最後、まともに戦ってあの4匹に勝てるはずがない
ティナ「………そうだわ!」
 ティナは何かを思いついたのか、幻獣にトランスした
ティナ「はあああ!!」
セリス「ティ、ティナ!?」
 ティナは魔力を一気に解放し、テュポーンへ全て分け与えた
テュポーン「フンガーーーーーーーー!!!!!!!」
 とてつもない暴風に、4匹は一瞬で吹き飛ばされた
セリス「だ、大丈夫?ティナ」
ティナ「はあ、はあ、何とか…。でも魔力を全部使い切っちゃった」
セリス「そっか…何かあったら私が何とかしないとね」
オルトロス「大丈夫、うちもテュポーン先生もいるけんね!」
テュポーン「フンガー!」
 一行はブラックジャックへと乗り込んだ
 中で起こっている事も知らずに…
128最近のエドガー編シャドウ編作者:2005/04/29(金) 23:25:53 ID:JI9gdZ7v
げっ 展開に困ったな
セフィロスもジュノンに来るのね
129ティナ、セリス編:2005/04/29(金) 23:58:19 ID:hno7YmRR
「セッツァー覚悟しなさい!」

勢い良くブラックジャックの船室に入ったセリスとティナとオルトロス


そこには

「そう!そうよやればできるじゃないもっと激しく突くのよ!そう!!いいわ!」
快楽に溺れる男と二匹の美女モンスターがいた

「これは一体!」

「あら丁度良いわ可愛い女の子に可愛いタコちゃんじゃない、触手プレイが期待できそうね」

「何いってんのよ!」
セリスが言う
同時に何か魔法をかけられたようだ
それは雌豚になる魔法..
瞬く間に服を脱ぎだす二人そして
「セッツァー、あの二人はあんたが面倒みなさい!」「私達はタコちゃんと遊んでくるわ〜」
セッツァー「任せろ」
そう言うとセッツァーはセリスに挿入を始め同時にティナのアソコを舐め回した「あ!いい!いいわ!」
二人から出る快楽の叫び
そして
「さぁタコちゃん、私たちのアソコその吸盤がたくさんついた太い足で責めなさい」
オルトロス「は、はい!」「ああいい!気もちいいわ!!」

こうして再び乱交が始まった

気付けばブラックジャックの周りにはモンスターが戻っていた..
130オルトロスを復活させた作者:2005/04/30(土) 00:14:03 ID:tpXpgEK/
絶対セッツァーの方に行くと思ったのにな
ジェノバとか、もう完璧に別物だし
どう繋げりゃいいんだよ

それに、8キャラも出てきていい加減風呂敷が広がりすぎだ
本当失礼だとは思うが、125・126はなかった事にしてほしい
131名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 00:34:08 ID:0QibadDY
そこは何とか職人芸で話を180度変えよう
夢オチは2回目になるから少々きついがw
132名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 00:53:00 ID:i6NnUZSW
悪いがセフィロスの話繋げるためにいま書いてる最中なんだ!むり
あとFF4のセシル登場希望!
133オルトロスを復活させた作者:2005/04/30(土) 01:01:10 ID:tpXpgEK/
いやさ…おれはこの後三つ巴戦書こうと思ったんだよ…
そしたらセフィロスはこないしよ…
加えて130だろ…
なんだよ雌豚の魔法って…
反則だろそんなの…
何か一気にやる気失せた…
ああ悪い…空気悪くしちまったな…
しばらくは潜伏しとくよ…
もう1時か…落ちよう…
134名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 01:04:41 ID:2NMX35Tf
これ1000まで行って、次スレとか立ったらツクールで作ってみようかな
とか思ってるんだが、流石に無意味かつ無理矢理にエロい展開にされたら萎えるというかなんというか
というか、おまえらFF6をノベライズする気無いのか!w
135シャドウパーティー編・「クラウドの夢」:2005/04/30(土) 01:32:18 ID:i6NnUZSW
セフィロス・・・俺の憧れだ。
セフィロスの強さは尋常じゃない。あっという間にファーストクラスのトップになった。
全ての任務を忠実にこなす・・・。時に頭脳的かと思えば、時には大胆にも任務をこなす。俺がソルジャーになったのは、セフィロスがいたからだ。憧れていた。あの強さに。あの強さがあれば、きっと何者からも、ティファを守れる。
お母さん・・・。ティファ・・・。俺は強くなったか?・・・答えは出ている。
セフィロスには勝てない、どれだけ努力をしても。才能も実力も頭脳さえも身体能力からして全て俺はセフィロスに劣っている。
* * * * *
「くっくっく・・・。クラウド」
誰だ?俺を呼ぶのは。
「まだ目覚めないのか」
?何の事だ。
「まあいい。目覚めたら俺の所に来い。せいぜい使ってやるよ」
お前は・・・。
「とぼけるのはよせ。分かっているだろう?」
うるさい・・・。
「お前にやられた、古傷がいたむよクラウド?」うるさい!セフィロス!「感情があるのか?・・・くだらない芝居だ・・・。俺はそっちに向かっているぞ。SEEDという奴らと一緒にな・・・」
お前が、パーティーを組む?笑いにしかならない。この世界の誰よりも強いお前が!
「くっくっくっく。茶番だ・・・。帝国にも興味などない。あの力さえ封印できれば、俺に怖いものはない。・・・今は母さんを追っているが、それがすめば、あのエアリスを殺す」
エアリス?
「もう少しで、出逢うよクラウド・・・・・・。そしてその娘に心を惹かれ、・・・俺が殺す。それが『目覚め』なんだお前の」
目覚め?
「俺はお前を買っているんだ。失望させるなよ」黙れ、セフィロス!
* * * * *
目覚めとは何だ?・・・・・・セフィロスは、帝国すら気にもかけていない。
セフィロスが恐れるふたつの強さ。
ナ・・・イ・・・ツ・・・オ・・・ブ・・・ラ・・・ウ・・・ン・・・ド。ナイツオブラウンド。
そして意外にも俺自身。セフィロスが俺を必用に求めるのは理由があったんだ。俺の究極リミット技、超極武神破斬・・・。セフィロスを超える唯一の技。・・・・・・まだ得ぬ俺の力。
手に入れるんだ、最強の召喚獣ナイツオブラウンドを!
たとえ世界が帝国に統一されようと・・・。これは俺の戦いだ。
必ずセフィロスを、倒す。
136名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 01:33:25 ID:YCMBRiGv
ふざけるのは結構だが、話が繋がるようにしてくれないとな
他シリーズのキャラも、7のは>>1自身が出したからいいが、これ以上追加するとFF6のノベライズじゃなくなる
エロも>>1が書いたのは超神だが、>>129のは糞
137名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 02:41:00 ID:/b5+YXps
RPG化是非頼む!
1000になるまでにテンプレサイトとか作って話し繋げてかりやすくまとめようぜ!
一応みんなで作り上げる物語だからよっぽどなめた話以外はカットするのはやめよう!

138シャドウパーティー編:2005/04/30(土) 03:15:00 ID:i6NnUZSW
シャドウ「・・・?クラウド?」
宿屋に帰るとクラウドの姿がなかった。
ユフィ「どうしたシャドウ?」
シャドウ「ん?俺の名前で呼んだな。いや、それより・・・」
ひょいと、ユフィは部屋を見た。「チョコボ頭がいない・・・。どうなってんの?」
* * * * *
そして日が明けてジュノンの港に来た。どうやら大変な事になっている。船員「俺たちの船がない!!」
ユフィ・シャドウ「マジでか・・・・・・」
船員「夜のうちに、誰かが船に乗っていっちまったんだ!多分!」
シャドウ「どうすればいいんだ」
ユフィ「あたしも聞きたいよ、ソレ・・・」
ババババババ!!と!
空からヘリコプターが降りてきた。
神羅のマークだ・・・。
エドガー「よう!お待たせ」
シャドウ「エドガーか・・・ちょうどいい、実は・・・」* * * * *
エドガー、シャドウパーティーは合流をした。
セフィロスパーティーとは今回合流をしなかった・・・。
ヘリコプターでどこに行きますか?
クラウドは行方をくらまし、孤立をする。
行き先を選んで下さい。
139セフィロス編作者:2005/04/30(土) 09:45:27 ID:HzCgdbQg
俺のせいで話ややこしくしてごめん。
ジェノバがどこにいるかわからなかったんだよ。
それで今、飛空挺へ向かう話を書いてる。
忙しいから投稿するのは夜になると思うが、それまではセフィロス達には触れなくていいよ。
140帝国(レオ)編:2005/04/30(土) 10:07:34 ID:goUsE8tR
兵士「将軍、間もなくサマサ近海に着きます」
レオ「ご苦労、おまえは休んでいろ」
レオ「・・・・・・皇帝は一体何を考えられておるのだ」
レオはベクタを出発してから悩んでいた
レオ「今のままでも充分侵略できているのに・・・何故なのだ」
そして船をサマサの近くにつけ、上陸指揮をとった
レオ「A班は私と一緒に村ヘ、B班は近辺の調査、C班は船の警備だ」
一同「了解しました」
・・・・・・・・・・
レオ「あれがサマサの村か」
レオ達が村に着く頃には太陽は南の空の高い所にいた。
レオ「誰か宿をとっておいてくれ」
兵士「わかりました」
レオ「他の者は情報を集めるのだ!」
141ロック・ガウ編:2005/04/30(土) 10:18:15 ID:YCMBRiGv
ロック「ここが封魔壁の洞窟か…ここから幻獣の里へ行けるんだよな」
ガウ「ウ…気味悪い…」
ロックとガウは幻獣の里がここと繋がっていることは知らなかったが、幻獣となった瞬間から本能で分かっていた
ロック「よし、行くぜガウ!」
幻獣となった2人は人間の時の何倍もの力を持っており、この洞窟の強力なモンスター達も敵ではなかった
ロック「あの扉の先だな…問題はどうやって開けるかだが」
封魔壁の扉は重く頑丈で、2人がどうやっても開けることはできなかった
ロック「くそ!ここまで来たってのに… ん?誰か来る…ガウ隠れろ!」
コツコツコツコツ…
足音が近づいてくる
ガストラ「おお、ここが封魔壁の扉か」
ケフカ「ヒッヒッヒ、この先に幻獣界があるわけです。幻獣さえ手に入れてしまえば、帝国はもはや無敵ですよ」
ロック「(ケフカにガストラ!?しかも幻獣を手に入れるって…?)」
ガストラ「しかしどうやって開けるのだ?そう簡単に開けられるとは思えんが」
ケフカ「ヒッヒッヒ、そこは私にお任せを。ここに先日捕らえた二匹の幻獣の魔石があります。もちろん魔力は全て吸い取った後ですがね
     こいつらを見せ付けてやれば、仲間意識が強い幻獣達はすぐに助けに来るでしょう。扉を開けてね…ヒッヒ」
ロック「(あいつら何てことを…。しかしチャンスだ。奴らが扉を開ければ…)」
ガウ「(ガウウ…でもその後どうする…?このままじゃ幻獣が危ないよ)」
ロック「(な〜に、幻獣に加勢してあいつらを叩きのめしてやるのさ)」
ケフカは魔石から弱った幻獣を解放した
ケフカ「さあ、出てこ〜い!幻獣ども!早く出てこないとこいつらがどうなっても知らないよーーん」
しばらくして、封魔壁の扉が静かに開き始めた…
142帝国(レオ)編:2005/04/30(土) 10:30:48 ID:goUsE8tR
日は暮れて辺りは闇に包まれようとしていた頃
サマサの宿屋で反省会が行われていた
レオ「今日は収穫無しか、まさか普通の話ですら無視されるとはな」
兵士「やはり我々が帝国軍だからでしょうか?」
レオ「多分な、だがそればかりはどうしようもない、我々がどうにかせねばな」
・・・・・・・・・
レオ「さて今夜はもう休むとするか、お前達も充分休んどけよ」
帝国兵「はっ!」

そしてその晩

レオ「・・・・?やけに騒がしいな」
レオは宿屋を出て、外で警備をしている兵士に訪ねた。
兵士「はっ、どうやら火事のようです」
レオ「消火の具合いは?」
兵士「全然まだのようです」
レオ「・・・・・ふむ、手伝ってやれ」


そしてこの火事は事態を思わぬ方へと導くのであった

続く
143プレジデント神羅編:2005/04/30(土) 12:42:37 ID:i6NnUZSW
プレジデント「あっけないものだな、巨大な額を注ぎ込んだ本社がなくなるとは・・・」
スカーレット「かえってスッキリしたと思いますわ、プレジデント様」
プレジデント「ふむ・・・。神羅として、次にするべき事は決まった・・・。帝国と提携をすれば神羅は安泰だ。近いうちに、帝国のガストラ皇帝たちと会食の機会をもうけ、この話を進めたいと思う」パルマー「ぽひー!?マジですかプレジデント様?」
スカーレット「面白そう・・・。でも・・・」
プレジデント「言いたい事は、分かる。スカーレット。つまり、息子と敵対する事になるのだからな。それでも構わん・・・。神羅カンパニーとしては当然の道筋なのだよ」スカーレット「素敵ですわ社長」
パルマー「賛成〜!!」
プレジデント「息子が帝国を倒す事で、神羅を守ろうとする・・・・・・。私は、その帝国とともに生きる事が神羅を守る最善の手と考えた・・・。息子が刃向かってくるなら切り捨てる。これが私の正義なのだ・・・。いまさら考えを変える事は出来ん」
144帝国(レオ)編:2005/04/30(土) 15:09:28 ID:LyMjMVAJ
家事は村で一番大きい屋敷で起こっていた。
村人「もっと人手を集めろ!」
村人がせっせと村中を駆け回って、家事のことを伝えている。
そこにレオと魔導アーマーがやってきた
レオ「我々も手伝わせてもらえますか?」
村人「ふん、帝国の力なんぞ借りずとも私たちだけでなんとかなるわ」
村人はじょじょにあつまり始めた。
すると、老人が
老人「大変じゃ、リムルが家の中に!長老、あの力の使用許可を!」
長老「しかしなぁ、帝国がいる状態ではなぁ」
老人「あの子を見殺しにはできん!
それに力を使ってもそれを帝国に利用されなければいいじゃろ」
長老「仕方がない、やるぞ皆!」
村人達が陣形を組み、なにかの呪文を唱え始めた。
レオ「いったい何が始まるというのだ・・・・・」
村人達「アクアブレス!」
と、村人達が叫ぶと巨大な大量の泡が屋敷に向けて放たれた。
長老「いいぞ!もう一息じゃ!」
火はもう少しで消える所だったが爆発と共に燃える勢いを増した。
村人「くそっ、これだけやってもまだ消えないのか!」
村人B「たしかあの家には炎のロッドがたくさんあったはず」
そして、傍らで呆然と見ていたレオは
レオ「黙ってみておれん我々も消化作業をするぞ」
145名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 15:27:44 ID:khxwpR8G
>>137
まとめサイトみたいなの作るのは激しく同意。
だが、そのままコピーするとただの会話集?みたいに後半なってるから
そのあたりきれいに小説っぽくまとめられる人にやってほしいかな。
展開が激しくおもしろいがしゃべってばっかりなのが俺としては残念
146帝国(レオ)編:2005/04/30(土) 15:28:59 ID:LyMjMVAJ
レオ「手伝わせてもらうぞ」
村人「だれが帝国なぞに!」
レオ「人間の義務として手伝うまでですよ」
レオは笑いながら言った。
レオ「魔導アーマー部隊はブリザドビームを低出力で撃て!
出力を上げると屋敷全体が崩れる危険性もある!注意しろよ!」
魔導アーマー部隊の砲撃が始まり村人達も再び魔法を使い始めたが
火は一行に消えない。
レオ「おかしい、もう消えてもいいはずなのに・・・・まさか魔物の仕業か?」
レオが考えているとさっきの老人の声が聞こえた。
老人「リムル!いま助けにいくぞい」
村人「無茶だストラゴスさん」
村人の制止を振り切り老人は燃え盛る家の中に飛び込んで行った。
レオ「いかん、このままでは老人も死んでしまう」
レオも燃え盛る家に向かって走った。
村人「あんたも中に入るならこれをもってけ」
と一本の剣を投げ渡された。
レオ「これは・・アイスブランドか、すまぬ」
そしてレオも家の中に飛び込んでいった。
147名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 15:45:56 ID:YCMBRiGv
リムルじゃなくて「リルム」な
148帝国(レオ)編:2005/04/30(土) 15:57:54 ID:LyMjMVAJ
家の中は炎と煙で充満していた。
レオはひたすら突き進むとさっきの老人が魔物の群れと戦っていた。
老人「アクアブレス!」
老人の呪文はボムを消し去って行く。
しかし撃ちもらしたボムが老人に体当たりをしようと向かって行く
老人「いかん、呪文が間に合わん!」
ザジュ
老人「・・・・?」
レオ「怪我はないですかご老体」
ボムは真っ二つに斬られていた。
老人「帝国の軍人か、まぁいいだろう、お主には手伝ってもらうぞ」
レオ「ええいいですとも、ところでお名前は?」
老人「ストラゴスじゃ」
・・・・・・・・・・・・・・・・
二人が最奥の部屋につくと少女が倒れていた。
ストラゴス「リルム!」
ストラゴスがリルムの元へ近づこうとした時
レオ「危ない!」
天井を破り巨大なボムが現れた。
ストラゴス「ちぃ、じゃがアクアブレスで消し去ってやるわい」
ストラゴスはアクアブレスは巨大ボムに向けて放つがまるで効果ない
ストラゴス「くそ、アクアブレスが効かないじゃと」
レオ「ここは私が」
アイスブランドでボムに斬りかかるが、ボムは火炎の渦をレオに向けて吐いた。
レオ「これではまともに近付けん・・・ショックはこの家を崩壊させてしまう為
うかつには使えんし・・・・・・どうすればいいのだ!」
149帝国(レオ)編:2005/04/30(土) 15:59:20 ID:LyMjMVAJ
>>147
指摘ありがと

と、そこに長身の女性がやってきた。
ストラゴス「おおっイデアか」
イデア「私に任せてください」
と長身の女性のイデアは巨大な氷柱を作り出しボムに放った。
ボムは火炎の渦を氷柱に浴びせるが、氷は全く溶けない
ズシャァァ
氷柱はボムに突き刺さり、巨大ボムは分裂し無数のボムとなった。
レオ「これならまともに戦える」
レオ達はボムを各個撃破、リルムを救い出した。
ストラゴス「いかん炎が!」
一行の周りを炎が包む
イデア「まずい、いまの戦いで魔力が尽きてしまったわ」
もう打つ手が無くなったと信じきったとき
レオ「最低出力なら・・・・・ショック!!」
レオが剣を振りかざし衝撃波を起こした。
衝撃波は火を消して行く。
ストラゴス「凄いな・・・・」
イデア「いけない、今度は家が!早く脱出を」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
家は崩壊してしまったがレオ達は無事だった。
ストラゴス「今回は仮ができてしまったな、わしの家は村の北にある御礼がしたいので明日来るといいじゃろ」
レオ「いえいえ、当然の事をしたまでです」
ストラゴス「とりあえず明日ゆっくりとそなたと話がしたい、たずねてくれ」
ストラゴスは去って行った。
レオ「ストラゴス殿か・・・・これでやっと話ができるな・・・・」
そしてレオ達は宿屋に戻って行った。

続く
150名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 16:14:04 ID:2NMX35Tf
前から気になってたんだが、ショックってどういう原理の技なんだろうか
魔法・・・じゃないよね?
151名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 20:00:11 ID:i6NnUZSW
武器についている特殊効果とか?
もしかしたら放電体質とか
152セフィロスパーティ編:2005/04/30(土) 21:45:47 ID:HzCgdbQg
セフィロス達はミスリルマインを出た所にいた。
セフィロス「さて、ジュノンはどっちの方向だ」
スコール「ここから西の方だ」
セフィロス「そうか、ん、あのでかい鳥がいる塔は何だ」
キスティス「コンドルフォートよ。あ、そうだあの鳥を使えば何処へでも行けるんじゃないかしら?」
セフィロス「そうだな。とりあえず行ってみるか」
セフィロス達はコンドルフォートへ向かって出発した。途中、セフィロスが誰かと話しているようだったことには誰も気付かなかった。
コンドルフォートの親父(以下親父)「ここは、コンドルフォートじゃが何のようじゃ?」
スコール「あの鳥を使いたいんだが貸してくれないか?」
親父「む〜、無理じゃ。今、フェニックスつまり上にいる鳥が産んだ卵を狙って、神羅が攻めてきておるのじゃ。それを退ければ貸すいや、あげてもいいのじゃが。」
ゼル「じゃあ、そいつらをぶっ飛ばそうぜ。いいな、親父さん?」
親父「いいぞ、む、攻めて来おったな。早く外へ出て迎撃の準備を。」
4人「よ〜し、行くぞ!」
スコール「また、たくさんと向かってくるな。ボスはあのデカブツのようだ。さて、どう作戦を立てる?」
セフィロス「おまえら、3人は雑魚と戦って侵入を防げ。その隙に俺はデカブツを狙う。」
Seedの3人「よし、それで行くぞ」
153セフィロスパーティ編:2005/04/30(土) 21:47:52 ID:HzCgdbQg
4人は外へ出た。セフィロスはまっすぐボスの元へ走りこみ、残りの3人は雑魚をどんどん片付けていった。
そして、セフィロスがボスの手前へ来て、得物の長い刀正宗で切りかかった。
「ズバ、ザンッ」ボスのグランドホーンは一瞬のうちに切り裂かれ地へと沈んだ。
それを見た他のやつらはクモの子を散らしたように、一斉逃げていった。
セフィロス「ふっ、たわいもなかったな」
そして、4人はコンドルフォート内に戻った。
親父「ひゃ〜、あんたらものすごく強いな。これでもう卵を狙ってくるやつはいなくなったよ。さて、約束だ。上へ行ってフェニックスを貰っていっていいぞ。」
4人は屋上へ上がった。そこには羽が真っ赤で神々しいオーラを放つ鳥がいた。
セフィロス「これがフェニックスか。初めて見たぞ。さて、西の大陸の何処へ行く?」
スコール「待て、別行動のSeedから連絡が入った。どうやらジェノバはオぺラ近くの上空にいる飛空挺にいるようだ。」
セフィロス「何でそんなところにいるんだ?それにオペラなんて何処にあるんだ?」
スコール「まあ、落ち着け。何でそんなところにいるかはわからないがその飛空挺の場所はわかる。行くぞ。」
4人はフェニックスの上にのり、飛空挺を目指しフェニックスは飛び始めた。
154名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/04/30(土) 21:59:01 ID:HzCgdbQg
正直どこまで話広げる?
俺は6〜8でいいと思うんだよな。6からクリスタルが無くなって9から復活したし。
155名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 22:27:15 ID:2NMX35Tf
仮にも6をノベライズなんだから
ラストは三闘神とケフカで行ってほしい
と、いうわけで元々存在感が薄いのに
三闘神の存在を食いかねないクリスタルは無い方がいいと思う
156名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 22:43:08 ID:VmBDZLwA
というかそこまで話が進むのかどうか
157名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 22:48:35 ID:ekq3/Dvr
>137 読み返してみて よっぽどなめた話=129 セフィロスも来るし、129は無効でいいんじゃね?
158名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 22:53:46 ID:rm95Oz0J
しかしそれだとジェノバはテュポーン先生に吹っ飛ばされてそのままって事になるから、セフィロスは無駄足だな
まあ>>129無効には大賛成だが
159名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 22:57:47 ID:i6NnUZSW
>>155
ここにノベライズする人たちも、6をメインで進めると思うけど、まだ序盤だし脱線気味なのはしょうがないよw
オレは6の内容忘れちゃったから7のほうばかり書いてるけどw
今攻略本読みながら勉強してるから許してww
160名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/30(土) 23:07:53 ID:fCeT2X6v
セッツァー:メリュジーヌ・チャダルヌークと乱交中

エドガー、マッシュ、ティファ、エアリス、ルーファウス、ツォン、レノ、ルード、イリーナ:シャドウ、ユフィと合流
シャドウ、ユフィ:エドガー一行と合流

クラウド:行方不明

ティナ、セリス、オルトロス、テュポーン:護衛4匹を倒し、船室へ

ロック、ガウ:封魔壁の扉前でケフカ達が扉を開けるのを待つ

レオ:サマサ村で火事を沈下。村人と和解しストラゴスとの話へ

セフィロス、スコール、ゼル、キスティス:フェニックスに乗り、ブラックジャックへ

プレジデント:帝国を味方につけようと企む
161クラウド編:2005/05/01(日) 00:01:56 ID:i6NnUZSW
クラウドは故郷に帰った。懐かしい、ティファと夢を語ったあの給水塔・・・。何も変わっていない・・・。
そうオレ自身も、この村を出た頃と何も変わっていない現実。
しかし、懐かしいこの村にはなぜが違和感がある。
まるでレプリカだ・・・。実家に母の姿がない。
ティファの父も母も、まるで俺を知らないような口振りだ・・・どうなっている?
セフィロスと任務で同行したあの山に行こう・・・何か分かるかもしれない・・・。
* * * * *
セフィロスが狂いだした神羅屋敷で、セフィロスは自分の生い立ちの何を知ったのだろう。
北条・・・ジェノバプロジェクト・・・。
* * * *
相変わらず、凍てついた厳しい寒さの山だった。聞こえるのは風の音と、耳がいたくなる耳鳴り。* * * * *
ここがかつて着た魔光炉だ・・・。
ここで、俺はセフィロスに刃を向けた。
俺がセフィロスに、勝ったんだ!
・・・有り得ない事だ。実力が違い過ぎたのに、実際に勝った。
あの時、ティファは、セフィロスの凶刃にかかり、・・・・・・でもティファは生きている・・・。
どうなっている?
分からない事だらけだ・・・。
ひたすら戦闘を続けて、あの技を身に付ける・・・。今出来る事は、それだけだ・・・。
寒さが心地いい。
しばらくここで過ごし、また違う所へ行こう。
やるべき事は沢山あるんだ・・・・・・。
162名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 00:18:37 ID:o4fAwYbR
ラストは3闘神とケフカで決まりかな。でも、それが、ゲームと同じ3闘神とケフカとは限らないからな。それに、それじゃあ面白くない。
>>129はどうしようか?雌豚の魔法とかはなめてるけど、どっちにしても話は繋げられるんじゃないかなあ。
というか、設定決めた方がいいんじゃねえか?例えば大陸はどこのシリーズまで繋がってるかとかさあ。
俺としては6と7はすべていいとして、8はキャラと乗り物くらいでいいんじゃないかな?
163最近のクラウド編作者:2005/05/01(日) 00:34:02 ID:I9HV//cy
7のキャラは基本的に物語から退陣させるて、6のキャラがだんだん引き立つようにしたいね
セリスとティナが何だか物語にからんでないし勿体ない気がする
164名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 00:37:05 ID:noTwXIz+
ていうか8のキャラはこれ以上出てこなくていいよ
出てくるにしても、イデアみたいにちょい役でメインストーリーには絡まずで
165名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 00:44:48 ID:6cJwwHc+
<162
そんななめた展開をつくらなければならないかもしれない
<134の気持ちになってみろ
166セフィロス編作者:2005/05/01(日) 00:44:59 ID:o4fAwYbR
じゃあ、基本的に6以外のキャラは出てもちょい役か、引き立て役でいこうか。
それより、作者が少ないと思う。もっといろんな人が書こうぜ。
それで129はどうする?決めてくれないと先が書けないんだけど。
167名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 00:47:56 ID:hAR0AaCb
却下の意見の方が全然多いから却下でいいよ
笑いは>>1が書いたのでおなかいっぱい
真面目なストーリー展開になってきたんだからふざけるのもほどほどにしようぜ
168見てるだけの人:2005/05/01(日) 00:50:28 ID:jFh+Hlqv
見てる方としては、この雑多というか、
エロあり初期のハードボイルドもありな
まとまってない感が面白いので、
設定とか、決まってると作者の人の想像力を限定してしまいそうだし
イイ意味で裏切られることがなくなりそうで
さびしいかなとか言ってみたり。
もうここまできたら9も10も登場して欲しいな、ってさすがに
キャラ大杉か(笑)
そしてラストは広がりっぱなしのストーリを
あっと驚く大どんでん返しで終わって欲しい(笑)
あとセッツァー君には個人的には是非ありとあらゆるプレイをやり2チャンの限界に挑戦してほしい(笑)
チラシの裏ですまん。
169名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 00:52:00 ID:I9HV//cy
じゃあ>>129却下した設定でいこう
170名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/01(日) 00:52:11 ID:o4fAwYbR
それより、>>1は?最近カキコしないからわかんね。いるのか?
171名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 00:57:26 ID:nZVWPE9x
>>168の意見も良くわかる>>129みたいななめた話もまとめサイトのおまけのコーナーみたいなの作って残せばいいやろ、とりあえず却下したほうが良いと言う意見が多ければカットしていこうぜ
172名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 01:04:04 ID:I9HV//cy
>>168
このスレの醍醐味はシリーズのミックスかなとオレも思う
セリス達の活躍がないのはそういや何でだ?ロックが復活しないと、なのかな
173セッツァー編 ティナ・セリス編:2005/05/01(日) 01:10:38 ID:OBMXJIcD
セッツァー「うぐあああぁぁ…」
セッツァーは相変わらず2匹の美女モンスターに掘られていた
メリュ「ふふ、可愛い声で喘ぐじゃないの」
チャダ「ほら、口がお留守になってるわよ!」
セッツァー「(くそ…このままじゃ死んじまう。誰か…)」

バタン!

勢いよく船室の扉が開いた
ティナ「……!!?きゃああ!」
ティナはそのおぞましい光景に目をそむけた
セリス「あ、あなたがセッツァー…?一体何やってんのよ!それにロックとガウは!?」
セッツァー「お前らは…。そうか、本物の…」
メリュ「ちい!邪魔が入ったわね!ファイラ!」
メリュジーヌはセリス達に向けて魔法を放ったが
セリス「甘い!」
セリスの魔封剣によってあっさりと吸収された
セッツァー「チャンスだ…!」
セッツァーはスロットを回した
揃った目はチョコボ
するとどこから現われたのか、チョコボの大群が2匹に向かって猛スピードでぶつかった
メリュ・チャダ「ぎゃああああ!!」
2匹は自分でも言った通りあまり強くなく、チョコボにぶつかった衝撃であっけなくバラバラになった
セッツァー「助けられちまったみたいだな」
セリス「何が起こったのかは聞きたくもないけど、ロックとガウはどこ?ここに来たはずだけど」
セッツァー「え?あ、いや…その…俺が断ったらあっさりと諦めて出て行ったぜ。船で帝国へ向かうらしい」
まさか自分が殺したとは言えない
セリス「じゃあ帝国へ行けば合流できそうね。そこで頼みがあるんだけど」
セッツァー「わかってる。この船は好きに使ってくれ。助けられた恩もあるしな…」

こうして3人と1匹(テュポーン先生は大きすぎて船室に入れずに帰った)はブラックジャックで帝国へと向かうのであった
174168:2005/05/01(日) 01:21:24 ID:jFh+Hlqv
おー、スルーされるかなと思ったけどレスしてくれてありがとー。
>>171
残念(笑)だけど、いがいとエロは嫌だと思う人が多いのはビックリした。
自分がバカに思えた
>>172
同じ意見の人がいてよかった
このまま書かれる様子がないなら
セリスたちの活躍、自分でかいてもいいんじゃない?
ただ129があったのかなかったのかわかんないように書いてくれるとうれしい(笑)
って自分しつこいな…
>>170
仕切りたい人がしきればいいんじゃない?

それよりもFF ◆HOZlQYR1MY さんは、まだいらっしゃるのか、
あるいは無名で書いてられるのどうか
というほうが気になります。ファンなので。

>>作者の方々
面白いので、先の展開も楽しみにしております。
頑張って下さい!
175168:2005/05/01(日) 01:24:43 ID:jFh+Hlqv
あ、173で新たにストーリが始まりましたね。
174で言ったことは却下してください。
>>テュポーン先生は大きすぎて船室に入れずに帰った
にはウケるw
176FF ◆HOZlQYR1MY :2005/05/01(日) 01:35:29 ID:ulniByXw
シャドウ&エドガー編

ルーフェス「行き先は決まったか?」
シャドウ「ああ、ロケット村へ行ってくれ、やはり当初の目的は飛空挺だからな」
ユフィ「新しい出会いがあるかもしれないしね!」
ルーフェス「わかった、しかしヘリも燃料切れでな、メンテナンスもかねて一晩泊まっていけ、部屋は貸してやる」
エドガー「ありがたい」
ルーフェス「ああ、もう一つお前らに言っておくことがあった」
マッシュ「なんだ?」
ルーフェス「ロケット村へ行ったら力ずくでも飛空挺を奪い一刻も早く帝国へ乗り込む」
エドガー「ほう」
ルーフェス「お前らの目的はその後だ、いいな」
ルーフェスは目を細めて言う
シャドウ「いいだろう、しかしこっちも時間がない、早いとこ帝国のゴミ共を片付けたら、お前らにもセリスとティナの救出を手伝ってもらうぞ」
ルーフェス「わかってる、今夜はしっかり休めよ、ゆっくり眠れるのはラストになるかもしれんぞ」
それぞれは与えられた部屋で休息をとった
177168:2005/05/01(日) 01:43:39 ID:jFh+Hlqv
>>176
おおー、すっと書いてらしたんですね!
先の展開、楽しみにしてます!
178クラウド編・夢編:2005/05/01(日) 01:50:39 ID:I9HV//cy
「クラウド・・・。いつまで、そうしている?お前は俺に使われていればいい・・・。エアリスと会え・・・。目覚めるんだ・・・・・・」黙れ!!
俺は、お前のオモチャじゃない!!
「あはははは!お前は人形だ。俺の可愛い人形なんだよ・・・。直接対決といこうか?」
望む所だ。どこに行けばいい?
「勝てる気でいるのか・・・下らん・・・。死に急ぐなよ・・・」
お前は、何をする気だ!?
「俺より、強い奴はいないと、言ったな・・・。いるぞ。恐ろしいほど強いヤツらがな。もちろん、『ナイツオブラウンド』も充分驚異だが・・・。『ナイツオブラウンド』ではない」
お前よりも強い?
「そうだ・・・。その者たちと私は同化をする。その時こそ、私は世界の頂点に立つ・・・。結果的に帝国は滅びる。・・・いや・・・世界が虚無と化す」
・・・もう、いい。俺と戦え、セフィロス!!
「せっかちだな。では、 『ここ』に来い。勝てるかな・・・お前は?」
その場所のビジョンが脳裏に刻み込まれた。
* * * * *
行ってやるよ・・・。死など恐れない。
待っていろ。
179FF ◆HOZlQYR1MY :2005/05/01(日) 01:53:21 ID:ulniByXw
シャドウ&エドガー編

その夜

ユフィ「ねえシャドウ、、」
シャドウの寝室に忍び込んだユフィが甘える声で言う
シャドウ「!!!寝込みを襲われるとはな」
ユフィ「えへへへ」
シャドウ「何の用だ?今日はしっかり寝ろと言われたはずだろ」
「バ!!!」
ユフィはシャドウの頭巾をすばやく取った
シャドウ「バカ!!お前何すんだ!」
ユフィ「やっぱり男前だね、」
シャドウ「......」
シャドウの顔は幾つかの傷があるが整った美しい造りだった
ユフィはそのままそっとキスをする
シャドウ「何の真似だ...」
ユフィ「ご、ごめん!」
......
ユフィ「いや!もしかしたら一緒に居られる夜はこれが最後かもしれないし..なんか、寂しくなっちゃって..」
シャドウ「....ったく」
シャドウはユフィの頭を撫でながら言った
シャドウ「出会って間もない俺に惚れたか?」
ユフィは何も言わず頷く
シャドウ「言ったろ!あと10年したら相手してやるって!」
シャドウは笑いながら言う
シャドウ「ただ今はやらなきゃいけない事がある、帝国を潰し仲間を助ける事、それはお前の力も必要だ」
ユフィは泣きそうに頷く
シャドウ「無事帰ったらいくらでも相手してやる!だから今はやるべき事に集中しよう、な?」
ユフィ「うん」
ユフィは泣きながら答えた
その夜二人は同じベッドで深い眠りについた
180名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 02:02:04 ID:6cJwwHc+
>172
醍醐味は面白おかしく裏切ってくれるところだと思う
正統と見せかけエロ
重要キャラの即死亡
敵の強さのインフレ
DQNキャラクラウド
素直なセフィロス
パーティ選択 等々
でも最近はそれも減ってきたな…

>176
ホジキリミー(・∀・)キタ―――――
181名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 02:04:08 ID:x8lK56ao
ルーフェスって誰だ…?
182名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 02:06:47 ID:I9HV//cy
オレも読みながら突っ込んだw
ルーファウスじゃないかな?
183FF ◆HOZlQYR1MY :2005/05/01(日) 02:18:41 ID:ulniByXw
シャドウ&エドガー編

その夜
「ああん!!ああ!いい!!いいわ!!!」
あえぎ声が響き渡る一つの部屋があった
エドガー「ティファちゃんやっぱり君は最高だよ!締まりもすごくいい!どの女の子よりも最高さ!」
エドガーはティファを責めながら言う
ティファ「はあん、ああ!!あああああん!!エ、エドガーさん、ああん」

さかのぼる事一時間前
コンコン
ティファ「はーい!」
ティファの部屋に誰か客人のようだ、ティファはお風呂上りでバスタオル一枚と言う状態だった
エドガー「ティファちゃん、俺だけど」
エドガーは手にワインを持っている
ティファ「エドガーさん!」
エドガー「一杯やろうよ」
二人は意気投合した
お互い寂しいという事、これからの旅への不安、のろけ話、いろいろ話した
ティファ「エドガーさん、私...」
エドガー「ティファちゃん...」
ティファはバスタオルを外した、鍛え上げられた肉体、大きな胸、その裸体があらわになる
http://www.ne.jp/asahi/miho/onioncrafts/Resources/ADULT/tifa_2.jpg
そのままキスをして今に至る...
寂しさには誰も適わない...

エドガー「ティファちゃん俺!もう!!」
ティファ「ああんああ!!エドガーさん!中に!中にいっぱい出してぇ!!!」
あああああああああ!!!!!
その夜の事は誰も知らない

ルーファウス「しっかり寝ろと言っただろうが!!!」
184FF ◆HOZlQYR1MY :2005/05/01(日) 02:22:03 ID:ulniByXw
翌朝

ルーファウス「よし!みんな集まったな!ロケット村に行くメンバーだが
あまり人数が多すぎても動きにくい!ただ飛空挺を手に入れるだけだからな
少人数で行こう!、俺を含めあと三人決めろ!!」

185名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 02:34:47 ID:6cJwwHc+
>183
エロと見せかけ(てないけど)ギャグオチキタ(・∀・)―――――
画像まで貼っちゃう手の込み様www
186名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 02:35:28 ID:I9HV//cy
レノとイリーナとルーファウスではどう?
先輩、後輩、カシラで面白そうだから
187名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 02:57:55 ID:jFh+Hlqv
マッシュの影が薄いので何とかしてあげて下さいw
188名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 07:23:50 ID:OBMXJIcD
やべえ、糞ワロタw
エロが書けそうなところですかさずエロを書くなw
189名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 07:26:06 ID:OBMXJIcD
連投スマソ
>>186
FF6のノベライズなんだから6のキャラ優先させないか
まあ決めるのは次に書く人なんだが、一応な
190名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 08:50:35 ID:I9HV//cy
いやスマン やっぱり6優先のほうがいいな
フィガロ兄弟希望で…
191名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 09:06:50 ID:jFh+Hlqv
よくよく考えたら泥棒にいくわけで
普通だったら忍者のシャドウとユフィを連れて行くような…。
あと部下一人?っていうのが現実的かな?
192クラウド編:2005/05/01(日) 09:44:14 ID:I9HV//cy
クラウド「この小島がそうだな・・・」
ジュノンの船を泊め、小さな救助用の船を使い上陸した。岩がゴツゴツしていて、ジュノンのような巨大船では上陸不可能そうだった・・・。
その島は洞窟があるだけの殺風景な風景だった。さっそく、クラウドは洞窟に向かった。
真っ暗だ・・・。
ここに、セフィロスが・・・?
?「待っていたぞ」
クラウド「誰だ!」
あきらかに、セフィロスの声でない。
?「いいか、私たちは多勢に無勢でお前に襲いかかる!死にたくなければ、今すぐ立ち去れ!・・・戦いたくば、剣を抜くがいい!」
クラウド「ソルジャーをなめるな。もともと、複数戦にはなれている」
?「ナイツオブラウンド・・・今はそう呼ばれている。勝てば、お前の力になろう」
ナイツオブラウンド!・・・セフィロス、何を考えている。これが、お前のシナリオなのか?
笑いがこみ上げてきた。いつも、俺はセフィロスの手のひらの上で弄ばれている。
クラウド「俺は死など恐れない」
セフィロスを超える力を見せてみろ!
クラウドは剣を抜いた。
193パーティ編成:2005/05/01(日) 10:02:53 ID:6cJwwHc+
ルーファウス「決まったな。俺とルード、レノ、イリーナで行く!
村には何度か来たことがあるし、部下となら連携もやりやすい」
「だがやはり成功率は上げておいて損はない。
俺達は村の後ろから潜入する。
お前らの中から敵を陽動する役を4人選んでくれ。
なお、残ったものにはヘリで援護をしてもらう」
パーティを選んで下さい

エドガー
マッシュ
シャドウ
エアリス
ティファ
エアリス
ツォン
ヘリの運転手
194名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 10:04:10 ID:o4fAwYbR
あれ、ユフィは?
195名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 10:08:52 ID:I9HV//cy
ヘリの運転手を選んだら誰が運転するんだよww
196名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 10:13:55 ID:o4fAwYbR
まあ、そっちの方が面白いんじゃないか。それと、エアリスが2人もw
197パーティ編成(2):2005/05/01(日) 10:24:04 ID:o4fAwYbR
エドガー「じゃあ。俺とマッシュ、ティファそれとう〜んヘリの運転手君でいいや。俺たちは敵を陽動させてくる。行くぞ。」
ヘリの運転手「えっ私も行くでありますか?」
エドガー「つべこべ言わず行くぞ」
そして4人は行ってしまった。
エアリス「あーあ、行っちゃったよ。だれがヘリの運転するんだよ。ノータリンが」
シャドウ「この村にはとてつもなく上手いヘリの運転手がいると聞いた。そいつを探しに行けばいいんじゃないか?」
ツォン「そうするか。ん?あの忍者娘はどうした。」
シャドウ「ああ、ユフィか。まだ宿で寝てるかもしれん。起こしに行ってくる。先に行っといてくれ」
そして、皆は散り散りになって動き始めた。
198名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 10:26:04 ID:6cJwwHc+
ミスったなんて認める気はない!
エアリスは裏技仕様、ユフィはシャドウとのラブな別れを見たいだけだ!



…………………ory
199名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/01(日) 10:30:38 ID:o4fAwYbR
うはっ、そうだったのか。へんな続き書いてスマソ。
まあ、このままシャドウはユフィを追いかけるって手もあるけど。
200名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 10:37:15 ID:I9HV//cy
ツォンってこんな適当な性格じゃないよww
大丈夫か、この作戦
201名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 10:40:19 ID:6cJwwHc+
>198
いや、あの、すんません冗談です
でもシャドウとユフィの別れはちょっとみたい
そんで例の如くシャドウ行方不明とか
202名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 10:47:42 ID:o4fAwYbR
ツォンとエアリスのイベントを期待したんだ。2人は昔から知り合いじゃなかったっけ?
203クラウド編:2005/05/01(日) 11:31:55 ID:I9HV//cy
クラウドは足元より闇に引きずり込まれた・・・。虚無の空間が広がっている。
ナイトのような円卓の騎士を思わせる、者たちが次々と現れる!
・・・しかし、確実に人間ではない・・・。一人一人が十メートルはあろうかというほど多い、まぎれもない召喚獣たちだった。
その瞬間すでに、クラウドは少し怖じ気づいてしまう自分に気がつく。
一体何人いるんだ!?コイツらは・・・。
戦いに感情をだせば、必ず負に働く。クラウドは気を取り直して戦いに挑む事にした・・・。
!!
斧を持った召喚獣が、クラウドを襲う!
クラウド「!がっ!!!」剣を振り、切り込んだ瞬間、吹き飛ばされた。
この一撃で、体の内部に激痛が走る・・・骨は確実に折れた。
胸が熱くなる・・・。これが死闘なんだ。
しかし、この程度では引き下がれない。
?「弱いな・・・その実力で我らに挑むとはバカとしか言えない・・・」
クラウド「だからって、帰す気はないんだろ」
?「実力の全てを出し切らずこのまま終わるわけではあるまい・・・。少しずつ、こちらも、力を解放させて挑ませてもらう!」
この逆境で逆に、場違いながらワクワクしてきた。
クラウドは一人のナイトの動きを捕捉し・・・。
クラウド「俺をこの程度と思うな。行くぞ!!」今度はこちらから、攻撃を仕掛けた。
204クラウド編:2005/05/01(日) 12:14:32 ID:I9HV//cy
クラウドの攻撃が当たった。召喚獣は少しもひるむ事なく、そのまま杖を振りかざした!
小隕石がそのまま真下に、落下してきた!
クラウドは渾身の力を込めて飛び上がり、剣で小隕石を砕いた・・・。
着地し、攻撃のたびに激痛が走る体に、ケアルラを使った・・・。こちらには、まだマテリアもある。
状況は最悪だ・・・・・・。虚無の何もない闇の空間で、クラウドは十数体の召喚獣に取り囲まれている・・・。
二体の召喚獣がさらに、捕捉しきれないスピードでクラウドに近づく。
セフィロス・・・。お前が何を考えてコイツらと戦わせているか分からないが、お前のシナリオは、俺がナイツオブラウンドに勝つ事か?負ける事か?
数回の攻撃を受け、リミットがすでにたまっていた。
まだまだ、これからだ・・・。
ティファ・・・。俺は少なくとも、村を出たあの頃より強くなった。
セフィロスを目指した事も、無駄ではない・・・。頭の中がクリアになり、召喚獣のスピードにも慣れてきた。
205名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 14:32:41 ID:92r1/ZrS
翌朝レオはストラゴスの元を訪ねた。
ストラゴス「おおあんたか、さ入ってくれ」
レオ「失礼します」
ストラゴス「それで、帝国が一体こんな辺境の村に何の用じゃ?と言っても昨日のあれで我々が魔法を使える事がばれてしまったがな」
レオ「ええ、今帝国は力を必要としています。」
ストラゴス「強制でか?」
レオ「いえ、今回ばかりは強制ではありません」
ストラゴス「どういう事だ?」
レオ「今回の戦争、将軍である私にもわからない部分があります。」
ストラゴス「なんじゃと!?」
レオ「まず、皇帝とケフカの動きです
今の皇帝は以前と違い侵略ばかりをしている、まるで皇帝が別人になったような感じがするのです。
ケフカも、ドマに毒を流したにもかかわらず、すぐに釈放されました。毒の件につきましては我が軍の兵士からも批判されています。」
ストラゴス「ふむ、それで」
レオ「次に、帝国内部の勢力についてです、現在表では我が帝国はガストラ将軍がまとめ上げていますが
裏では私のわかる範囲なのですが、ケフカの好戦派と私の反戦派に別れています。」
ストラゴス「それで?どこがわからないんじゃ?」
レオ「ええ、皇帝がこの事に気付きながらも何も言わない事が気になります
ケフカの好戦派が全体の20%なら私の反戦派が70%、残りの10%は不明のようなのですが
近々、反戦派によるクーデターが起こります。これにより帝国の改革を一挙に行うつもりなのです。
このクーデターにも気付きながら手を討ってこないとなると70%を上回る戦力をまだ隠し持つか
70%の穴などすぐ埋る秘策がある可能性があります。」
206帝国(レオ)編:2005/05/01(日) 14:33:50 ID:92r1/ZrS
レオ「そこで、我々もどこかにいるという魔法使いを加える為、探していてやっと所在を掴んだのですが
なかなかサマサに行く機会が生まれなかったのですが今回の件をうまく利用することができました。どうですか?我々反戦派に協力できないでしょうか?
ストラゴス「わかった、村のものと相談することにしよう」
レオ「ありがとうございます」
ストラゴス「明日までには答えを出しておくよ」
レオ「それでは、また明日」
ストラゴス「レオか・・・・・不思議な軍人じゃ」

レオ「これでやっと皇帝の暴走が止められるな」

続く
207クラウド編:2005/05/01(日) 16:10:39 ID:I9HV//cy
どれだけの時間が流れただろう・・・。
死を何度も覚悟した。こっちはもう魔法さえ使う体力がほとんど残っていない。リミット技でさえ、気休めな感触があった・・・。
魔法は確実に、ナイツオブラウンドには、効かないようだった・・・。
効くのは物理攻撃のみ・・・?
素早さがなくなり、肩が落ち、息づかいが荒くなる。・・・くやしい事に、むこうの召喚獣たちに大したダメージはない。
クラウド「クソぉー!!」俺は闇雲に突っ込み、剣を召喚獣の一体に突き抜いた・・・・・・。
!貫いた!!
?「一番のダメージだったぞ。人間にしてはやるな・・・。しかし」
引き抜く時に鈍い音が・・・剣にひびが入った。
・・・これまでだ・・・。
もう召喚獣の数は数えている、十二人だ・・・。
一人も倒せずに・・・終わる・・・?
ちょうどリミットはたまっているんだ。最後に凶斬りでもくらわせてやる。
・・・?
違う、もう一体いる!!暗闇に隠れ、一際大きい召喚獣が・・・。
赤い目が消え隠れして確かに!
マントが姿を隠していても、隠しきれない巨体。・・・アイツにくらわせてやる・・・。
俺は足を広げて、全ての力を、俺を支え続けた剣に、込めた・・・。
剣が限りない力で満ち溢れ・・・。
俺は光に包まれた。
・・・そうか・・・・・・。これが究極のリミット技。
超究武神破斬!!!
クラウド「受けてみろ!」リミット技は避ける事は不可能・・・。
最終奥義を、その召喚獣に!!
俺は走った・・・。これが最後なんだ・・・。
?「よくぞ見つけ」
全ての力を込めた連続攻撃・・・!何回切りかかったか!?
大ダメージを確実にその召喚獣にくらわせた手応えがある・・・!二十回近く、くらわせ続けた。
最終奥義を使い終わったその瞬間・・・・・・虚無の空間に亀裂が入った・・・。 死の直前か・・・?まぁいい・・・さよなら・・・・・・ティファ・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・?
気がつくと、・・・・・・もといたあの洞窟の中に戻っていた・・・・・・。
208クラウド編:2005/05/01(日) 17:16:21 ID:I9HV//cy
クラウドはうつ伏せになって倒れていた。
・・・生きている・・・?
クラウドはゆっくりと立ち上がった。
クラウド「・・・・・・夢だったのか?」
?「いや・・・。お前は、私を倒した・・・。認めよう、お前は強い・・・。私たちを従えるにふさわしい人間だ」
剣をみると刀身が砕けている・・・・・・。・・・そうか勝ったのか。
クラウド「しかし、倒したのは、十三体のうちの一体だけだ」
?「確かに十三体で我らは一つの召喚獣だ・・・。しかし、それはいい・・・。人間に、破滅の歴史を食い止める可能性を秘めた者に出会ったのだ」
・・・・・・破滅?
?「私たちはこの星の生まれから、星の終焉までの歴史を予知している・・・」
クラウド「話が・・・大き過ぎる。・・・・・・どうなるんだ、それで・・・?」
?「一人の人間によって・・・・・・・・・・・・世界が終わる。もうすぐにも・・・」
クラウド「ジェノバ?・・・・・・セフィロスなのか・・・?」
?「・・・違う。もっと弱き者が、巨大な力を手に入れる・・・。おぞましい思考の持ち主が・・・過ぎた力を手に入れ・・・。この世界が終焉を迎える事になり、・・・星の歴史が、終わるのだ・・・・・・」
クラウド「誰なんだ?そいつは・・・?」
?「・・・帝国にいる・・・『ケフカ』という人間だ。野望を食い止めてくれ。及ばずながら私たちも、力を貸す」
一瞬の光とともにマテリアが現れた。
?「私たちを呼び出すには膨大な魔力がいる。お前では使えこなせないだろうが、私たちを使いこなせるほどの魔力の持ち主に私たちを、託してくれ・・・」
クラウド「分かったよ。俺も、・・・ここにくる前より強くなった。・・・ありがとう・・・。きっと、世界を救ってみせる、ナイツオブラウンド」
クラウドは、ナイツオブラウンドのマテリアを手に入れた・・・。
209エドガーパーティ編(シドサイド):2005/05/01(日) 18:07:23 ID:OBMXJIcD
シエラ「ねえ、シド。神羅の連中が村の後ろから来てるみたいよ」
白衣を着た女性が望遠鏡を覗きながら、シドに話しかける
シド「ああん?見せてみろ。 ………ちっ コリもせずにまた俺の可愛いハイウインドを奪いにきやがったか」
シエラ「どうするの?タークスもいるみたいだし、今度ばかりは力づくで来るかもしれないわよ」
シド「なあに、いつ来てもいいように準備は万端なんだよ
    お?村の正面からも何か来てるな。神羅のヘリと、見慣れない4人組。なるほど、陽動作戦だな」
シドはその容姿とは裏腹に、天才的な頭脳の持ち主であった
神羅の作戦はシドに筒抜けだったのである
シドが向かった倉庫には、無数のダイナマイトがあった
それに加えて、シドは槍の達人である
言葉通り、神羅を迎え撃つ準備は万端であった
シエラ「でもシド、ダイナマイトだけで大丈夫かしら」
シド「ふふ、実は先日俺のハイウインドにちょっとした細工をしておいたんだよ
    まあ、見てればわかるさ。んじゃ、ちょっくら神羅のクソガキどもと遊んでくるか」

シドは煙草を吹かしながら意気揚々と表に出て行った
210エドガーパーティ編(シドサイド):2005/05/01(日) 18:54:48 ID:OBMXJIcD
エドガー達はロケット村に入り、何食わぬ顔で飛空艇のある場所へ歩いていった
エドガー「さて、じゃあ作戦通り俺たちは真正面から飛空艇を奪いにいくぞ」
マッシュ「その隙にルーファウス達が裏から飛空艇を……だな」
ティファ「そういえばヘリの運転手さんが見えないけど?」
エドガー「トイレだってさ。まったくのんきな奴だ」
マッシュ「ん・・・?危ない!!」
マッシュは2人を抱え、高く飛び上がった
その直後、地面が爆発した
エドガー「な、なんだ!?」
ティファ「上よ!何か降ってくるわ!」
見ると、飛空艇のデッキに中年の男が煙草を吹かしながら大量のダイナマイトを抱えて立っていた
言うまでもなく、シドである
シド「なかなかいい反応じゃねえか。だがこれならどうだぁ!!」
シドは何十本ものダイナマイトに火をつけると、次々と投げ始めた
エドガー「うわわわわ!」
成す術もない3人
マッシュ「くそったれ!くらいやがれ!オーラキャノン!」
マッシュの両手から凄まじいエネルギーが飛び出し、シドに直撃した
マッシュ「やったか!?」
しかし次にマッシュの目に映ったのは、オーラキャノンを片手で防いだ後の無傷のシドの姿だった
シド「ガキのくせにすげえ事してくれるじゃねえか。手がちょいと痺れちまったぜ」
マッシュ「ば、化け物かあいつ」
211エドガーパーティ編(シドサイド):2005/05/01(日) 19:09:30 ID:OBMXJIcD
ルーファウス「飛空艇のデッキに奴がいるようだな。これではこっそりと頂くのは無理か。ならば奴を不意打ちで殺すまで!」
ルーファウス達4人は後ろから速攻を仕掛けた
しかし…
シド「あめえんだよ!てめえらの考えは全てお見通しよ!
シドはそう言うや否や、ポケットから取り出したスイッチを押した
その瞬間ハイウインドが高く飛び上がり、同時に旋回しながらミサイルを撒き散らした
ロケット村の住人のことなどお構いなしの無差別攻撃である(シエラは飛空艇の中
ルーファウス「な、なんだと!?うわああああ!!!」
爆撃をもろに食らったルーファウス達はあっけなくこの世を去った
シド「さあて、あと3人か。久々に運動してくるか」
シドはそういうと、槍を手に持ち飛空艇から飛び降り、エドガー達の目の前に着地した
蛇に睨まれたカエルのように、3人は身動きが取れない
シド「てめえらは強盗に来たんだ。殺されても文句は言えねえよな?」
エドガー「ま、待ってくれ!私たちは強盗に来たのではなく、飛空艇を借りる相談に来ただけだ!
      私はフィガロ国王エドガー。もし協力して頂けたら報酬はたんまりとはずむ」
シド「国王だぁ?信用ならねーな」
シドが槍を構える
エドガー達は死を覚悟した
212エドガーパーティ編(シドサイド):2005/05/01(日) 19:12:35 ID:OBMXJIcD
とそこへ、あの男が帰ってきた
ヘリの運転手「すいませーん、大きい方だったんで遅くなりましたー
        ってあれ?皆さん結局話し合いで解決することにしたんですか?
        よかったー。事情があるとはいえ、艇長から物を横取りするなんて気が重かったんですよ」
全く空気を読めていないヘリの運転手だが…
シド「あ!お前は確か俺の一番弟子の…」
ヘリの運転手「お久しぶりです艇長。艇長のおかげで今では一人前のヘリの運転手です」
シド「てめえ…どこに就職したのかと思ったら、神羅の犬になってやがったのか」
ヘリの運転手「すすす、すいません艇長!他の所全部不採用になっちゃって…」
シド「ちっ まあいい。それより今はこいつらの処分だ」
ヘリの運転手「待ってください艇長!この人は本当にフィガロの国王です!
        帝国と戦うために艇長を頼ってきたんです…協力してもらえないでしょうか?」
シド「…帝国か。確かにあいつらも邪魔な存在だな。
    ようし、なら条件がある。神羅から縁を切れ。そうすればお前らにだけなら貸してやってもいい
    もちろん報酬も後でたんまりともらう」
エドガー「わかった、恩に切る。…ところで、ツォンとエアリスは?」
マッシュ「そういや、ヘリで援護するはずだったんだが…」

一方その頃…
エアリス「あ、あの…ヘリでみんなを援護する作戦じゃなかったんですか?」
ツォン「何を言ってるんだ?私が決めたことじゃないとはいえ、このような編成になったんだ
     こんなチャンスを逃すとでも思ったのか?
エアリス「チャンスって、何の?」
ツォン「………(;´Д`)ハァハァ」
ツォンはヘリを人のいないところへ飛ばし始めた…
213名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 19:18:48 ID:I9HV//cy
オレの大好きなルーファウスが死んだ…
214名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 19:28:33 ID:651NrOhe
シド強すぎてワロタ
セッツァーがエロから脱退したと思ったらツォンにバトンタッチかい

>>213
キャラ溢れかえってたからいんじゃねーの
同じパーティにあまりたくさんいても書きにくいだろう
215名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 19:37:45 ID:l3YG68kq
原作でも割とあっさり死んだような
スカーレット達のシスター・レイが目立ちすぎて
ルーファウス死んだ時は、こいつ避難してなかったのか・・・って印象しかなかったな
っつーか、あいつ社長就任パレード以外に目立ったイベント無いんじゃないか?
216名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 19:40:01 ID:vcr5pj4f
また随分と展開が変わってきたんでまとめとくか


セッツァー、ティナ、セリス、オルトロス:ブラックジャックで帝国へ >>173

エドガー、マッシュ、ティファ、シド、ヘリの運転手:シドはエドガー達に協力し、ハイウインドに乗せることに >>212

ロック、ガウ:封魔壁の洞窟でケフカ達が扉を開けるのを待つ >>141

シャドウ、ユフィ:シャドウはユフィを起こしに宿屋へ >>197

レオ:サマサでストラゴスに反戦派への協力を頼む。協力するかは検討中 >>206

クラウド:ナイツオブラウンドに打ち勝ち、マテリアをゲット >>208

セフィロス、スコール、ゼル、キスティス:フェニックスに乗りブラックジャックへ(しかしジェノバはもういない >>153



補足あったらよろ
217名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 19:42:04 ID:o4fAwYbR
まとめ乙。ところでさあ、6のキャラ(仲間になる奴)で完全に忘れられているキャラがいる。
誰でしょう?
218名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 19:42:33 ID:vcr5pj4f
ツォン忘れてた

ツォン、エアリス:ツォンの企みによってエアリスは人気のない所へ… >>212


ところで、ロックとガウがかなり放置プレイくらってる件について
219名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 19:43:29 ID:o4fAwYbR
おいおいそいつじゃないだろ。カイエンだよw
220名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 19:43:51 ID:vcr5pj4f
モグ、ウーマロ、ゴゴ
221名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 19:45:13 ID:o4fAwYbR
ああ、そいつらもいた。忘れてたよw
222名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 19:46:19 ID:I9HV//cy
>>217
誰だろ 雪男だったら別に出なくてもいいと思うんだが
223名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 19:48:43 ID:o4fAwYbR
いや、一応6のノベライズだから6のキャラを目立たせないと。
だから、他の奴らには犠牲になってもらうかw
224シャドウ、ユフィを起こしに行くの巻:2005/05/01(日) 21:56:36 ID:I9HV//cy
昨夜は、ユフィが寝込みに来てびっくりした。あれだけ感情を乱されたのは後にも先にもあれだけになるかもしれない。
ユフィとは昨夜、一つのベッドで共にしながら何もなかった・・・。当たり前だ、何かがあるはずがない。しょせん15・6の生娘が相手なのだから。ドアをノックした。
シャドウ「作戦中に寝坊しやがって!入るからな!?」・・・・・・。返事がない。とにかく入るしかない。ドアを開けると、まるで小学生のごとく、大の字になりながら、布団もめちゃくちゃになっていた。・・・そういえば、昨夜も何度かユフィに蹴られて起こされたな。
顔をちょっと見てみた。肌は透き通るほど白く、頬がややうっすらとピンクがかっていた。髪もショートカットがまずまず似合っている。表情はガキのそれだったが、将来は美人になるかもしれない。
胸は・・・どこを見ているんだ俺は。単なる変態じゃないか。
・・・胸はこぶりでよくもわるくも小さかった。
好みではない。
足は大して肉付きもなくスレンダーだ。
好みではない。
・・・起こすか。
シャドウ「ユフ」
コイツ!パチリと目を開いて、こちらを見た。・・・くそ、狸寝入りだ。
ユフィ「おはよ」
シャドウ「ああ・・・ずいぶんよく寝ていたな」
ユフィ「焦らないでよ?まだ先だからねー。そういう事するのは」
シャドウ「何の事だかサッパリだ」
足や胸を見ただけで後ろめたくなる理由にならない、堂々と俺はそう答えた。
ユフィ「どこ見てたのさ、シャドウ?分かってんだから!」
シャドウ「胸と足を見た。悪いのか」
ユフィ「キスしたら、許す」
どんな展開だ。サッパリだ何もかも・・・。
俺がコイツの純潔を奪っていいワケはない。
ユフィ「言うからね。みんなにさ・・・このコト」
まあいい、頬にならして構わないだろう・・・。言いふらされると面倒だからな。
シャドウ「・・・・・・じゃあ 行くぞ」
頬にキスをした。
ユフィ「あーキスした!みんなに言っちゃお!」何なんだコイツは・・・・・・。
225名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 22:13:59 ID:6cJwwHc+
全米が萌えた
シャドユフィ(・∀・)イイ!
226セフィロスパーティ編:2005/05/01(日) 22:49:35 ID:o4fAwYbR
そのころセフィロス達はオペラのあたりに来ていた。しかし飛空挺もジェノバもいなかった。
セフィロス「おい、これはどういうことだ。誰もいないぞ」
スコール「おかしいな。ついさっきまで居たような気がするんだが。」スコールはそのとき不気味な気配がした。
スコール「何か嫌な気配がした。ガーデンとラグナロクを呼んでおく」
しばらくして、ラグナロクとガーデンがやってきた。ついでにアルテマ・オメガウェポン、神龍、ジェノバも戻ってきた。
セフィロス「母さん、やっと会えたね。ホウジョウに何をされたんだ?答えてくれ、母さん」
しかし、ジェノバは一向にしゃべらなかった。
セフィロス「どうしてなんだ、母さん」
突然そこに禍々しきオーラを放つ魔女が現れた。
「無駄よ。ジェノバは完全に脳細胞を破壊されている。だから、もう無駄よ」
セフィロス・スコール「アルティミシア!」
セフィロス「何だって、くそ、ホウジョウのやつ許さん。しかし、母さんをこのままにしておくのも気の毒だ。俺が取り込み一緒にホウジョウいや世界を滅ぼそう。」
スコール達「そんなこと許せるものか。」
アルティミシア「じゃまなSeed達め。消し去ってやるわ」
そういうとアルティミシアは手をかざし何やら念じ始めた。すると、スコール達の乗っているフェニックスと神流が合わさって一体になった。スコールたちは慌ててラグナロクの甲板へ非難した。
アルティミシア「行きなさいグリーヴァ。目障りなSeedを殺せ」
ラグナロク「そうはさせるか」ラグナロクは一斉掃射した。グリーヴァはミサイルをはじいたが、アルティミシアも少しくらった。
アルティミシア「くう、貴様ら。まとめてあの世に送ってやる。はあっ」
まぶしい光が包み気がつくと辺りが見慣れない景色になっていた。
227上の続き:2005/05/01(日) 22:52:17 ID:o4fAwYbR
スコール「ここはどこだ。」
アルティミシア「ここははるか昔3闘神の時代よ。ここで私たちは3闘神を殺し代わりに私たちが3闘神になる。そして現代まで眠ることにし復活者を待つわ」
スコール「そんなことはさせるものか。」
アルティミシア「ふふっ、残念ね。私たちには到底敵いっこないわ。まとめて死になさい」
そういうとアルティミシアは手をかざしラグナロクはまぶしい光に包まれた。スコールたちが気付くとラグナロクは剣になっていてどこかへ飛んでいった。
アルティミシア「これで残りはガーデンとSeed達だけね。行きなさい、オメガ」
オメガウェポンは羽ばたきガーデンに向かってテラブレイクを放った。
目を閉じずにはいられない光が放たれ気がつくとガーデンは消滅した。
スコール「くっ、こいつらは強すぎる。俺たちでは100%敵わないかもしれない。しかし、未来(現在)のため一人でも多く倒しておかねば」
そういって、スコールたちはオメガウェポンにつっこんだ。しかし、メギトフレイムを放たれあっという間にスコール一人だけになってしまった。
スコール「せめて、相討ちにでもしておかなければ」
スコールは全身全霊を剣にこめ力の限りにそして何回も切りかかった。一回一回振りぬくごとに小爆発が起こりさすがのオメガウェポンも耐え切れなかった。スコール最強の連続剣「エンド・オブ・ハート」だ。
スコール「やった、これで1体倒したぞ」スコールは油断していた。オメガウェポンは死ぬ間際に爆発したのだ。そしてスコールも巻き込まれ死んでしまった。
アルティミシアと既に合体したセーファ=セフィロスそしてグリーヴァはバリアをはって防いでいた。
セフィロス「少し犠牲が出てしまったな。まあ、いいか。3闘神共を倒しに行くぞ。」
こうして、二人と一匹は3闘神を倒しにいった。



しばらく経って彼らは3闘神の所へたどり着き戦いが始まった。3闘神も強かったが、彼らの前では無に等しく、あっけなく勝負がついた。
結果、セフィロスは魔神、アルティミシアは女神、グリーヴァは鬼神となり、己を石と化し眠り始め、復活者を待った。
そこが、後の魔大陸になる場所であった。
228クラウド編:2005/05/01(日) 23:18:51 ID:I9HV//cy
ジュノンの船に乗り、クラウドは帝国を目指していたが・・・。途中から、陸からは帝国に行けない事を思い出し、途方に暮れていた。
クラウド「やはりロケット村に行くしかないのか・・・」
ナイツオブラウンドを手に入れたのに、セフィロス張本人からは音沙汰が何もなし。
アイツは完璧に俺を弄んでいるんだ・・・・・・。
セフィロスの波動を感じなくなった。いや「何か」恐ろしく強大な存在と重なりあったようにも・・・。これからどうなるのか、セフィロスはなぜ、ナイツオブラウンドと戦わせたのか。
穏やかな海が、逆にこれからの波乱を感じさせる・・・。
少ない平穏の時をゆっくりとかみしめておこう。
229名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 23:25:03 ID:vcr5pj4f
アルティミシア登場で(゚Д゚)ハァ?また他シリーズからの乱入かよ
とか思ったけど、上手い具合にスコール達8キャラの整理したな
しかも他シリーズのラスボス2人が三闘神か
面白くていいんじゃないか
しかしグリーヴァだけ明らかに他の2人より格下なのが少し気になるが
230名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/01(日) 23:38:03 ID:o4fAwYbR
他に適任がいなかったんだよ。でも鬼神って鳥に人間乗ってなかったっけ?そいつを後から作ればいいんじゃないか?
231ユフィとシャドウ、口喧嘩するの巻:2005/05/02(月) 00:06:56 ID:tzxTGjtz
シャドウ「お前は何を考えている?今、キスしたらメンバーには言わないと、そう言ったな!」
ユフィ「え?頬にするのは反則だよ。挨拶でキスする国もあるんだから・・・」
シャドウ「どこだか言ってみろ」
ユフィ「少なくとも、アタシの故郷はそうだよ。パパがたまにしてくるから!」
もうダメだ。ガキに付き合っていたら時間のムダだ・・・。
シャドウ「いいか!俺たちが作戦に参加しなかった事によって、『仲間が死ぬ事になっていたら』どうするんだ!!・・・お前はそんな事も分からないか!?」
ユフィ「話すり替えてないシャドウ!今アタシ、何て言ったよ!アタシの故郷では挨拶にキスする話だったじゃん」
もう、・・・頭がクラクラしてきた。コイツはモンスターより手ごわい。
シャドウ「しかし、頬にキスをしても、キスをした事になるぞ」
ユフィ「キスは口だよ!アタシの故郷じゃそうだもん!」
シャドウ「しかし、挨拶のキスはユフィの国で頬だったろ!挨拶のキスでもキスじゃないか」
ユフィ「アタシたちは今付き合ってんじゃん!じゃあ口にキスじゃなきゃおかしいよ!!」
???付き合ってるのか?
どうなっている・・・。これは手ごわい・・・。
シャドウ「俺は、言う事聞かない女は嫌いだ・・・どうするんだ?」
ユフィ「え?何で言う事聞かないといけないかな?男尊女卑だよソレ」
どうなってるんだ・・・起こしに来るんじゃなかった!
232シャドウとユフィの和解の巻:2005/05/02(月) 01:25:17 ID:tzxTGjtz
もう疲れた・・・。
シャドウ「もういい。キスすれば作戦に戻ってくれるんだな」
キスでこの戦いが終わるのなら安いものだ。
ユフィ「気持ちのこもってないのは、やだからね・・・」
シャドウ「口で、いいんだな。知らないぞ」
ユフィ「何を知ら・・・・・・ウソウソ。いいよ、して」
この歳の俺をここまでかき回したユフィは、案外いい女かもしれない。
キスをしようと顔に近づくにつれ、体が硬直し頬が赤くなるユフィがいる・・・。
このまましていいのか?ユフィ「早くしてよ・・・」シャドウ「目を閉じたらどうだ」
ユフィ「目を閉じるの?」シャドウ「フツウは閉じるだろうが」
ユフィはうなずき、目を閉じる。
ますます顔が赤くなり、口のまわりに力が入っている・・・。震えているようだ・・・・・・。
シャドウ「お前はコドモだな・・・」
ユフィ「へぇ!?」
そのピュアなお前を俺が奪っていいのか?
1分ほど考えた・・・。
ユフィ「おい!いい加減にしろ!!マダ?」
シャドウ「お前は俺のどこがいい。お前に好かれる覚えはない・・・」
ユフィ「・・・・・・好きなのに理由なんか・・・いらないよっ!」
・・・俺は最低だ。
泣かせてしまった。
十年待つ必要がないくらい、愛おしい気持ちが込みあげる。
俺はユフィに口づけをした。
233名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 04:20:53 ID:A0o2EBhf
おもしろいなこれ

スコール達死んじゃったよ(・∀・)

234名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 16:16:50 ID:pvWF624W
イデアどうしよう・・・・・・・仕方ないからこのままサマサの村でのんびりと暮らしてもらおう
235ロック・ガウ編:2005/05/02(月) 16:29:26 ID:iXI1vku0
ギギギギギ…
封魔壁の扉が開き始めた
そして開ききった瞬間、大勢の幻獣達が一気にケフカたちに襲い掛かった
ケフカ「ヒッヒッヒ、飛んで火に入る夏の虫とはこのことですねぇ
     そんなに魔石になりたいのなら、お望みどおりにして差し上げましょうか!」
ケフカはそう言って手をかざすと、光を放ち始めた
幻獣1「な、なんだこれは…力が抜けてゆく…」
幻獣2「それだけではない!体が…魔石になっていく…!」
扉から飛び出した幻獣達は魔石と化しながら、ケフカの手に吸い込まれていった
ロック「ま、まずいぞ!幻獣達があんな簡単に…」
ガウ「ロック!ガウ達の体も…!」
気付いた時にはもう遅かった
ケフカの放った不気味な光を浴びた2人も魔石と化し、ケフカの手に吸い込まれていった
ケフカ「おや?もう終わりかな。つまらないですねぇ。幻獣もしょせんぼくちんの前では無力というわけですか」
     では皇帝、魔石をどうぞ」
ガストラ「うむ、よくやった。では私はこの魔石を持って帝国へ戻る
      レオのことはお前に任せるぞ」
ケフカ「ヒヒ…かしこまりました。では私はサマサへ…」

ロックとガウは魔石となり、ガストラと共に帝国へ
ケフカはレオの始末をするために、サマサへと向かった…
236名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 17:03:03 ID:eWOlFDDf
イデア、レオについて行ってもいいんじゃないの
面倒くさくなったら、サマサを守らなければとか適当な理由つけて帰らせれば
237名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 17:59:23 ID:miNNpM8C
それか誰かの犠牲にさせるかだな。
それより、カイエンの復活の話を考えてるんだが、復活させるとしたら崩壊前か後のどっちがいい?
238名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 18:11:49 ID:pvWF624W
次の日
再びレオはストラゴスの家を訪ねた。
レオ「失礼します」
ストラゴス「来たか・・・・・」
レオ「早速ですが返答はいかに?」
ストラゴス「うむ、万場一致で力を貸す事に決めた」
レオ「ありがとうございます」
ストラゴス「ただし、クーデターが成功したら力はもう貸さんぞ」
レオ「それだけで十分です!」
ストラゴス「これで、サマサの魔法使いは表面上帝国に協力している訳だな」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
レオ「では早速ベクタに向かいましょう、皇帝達が幻獣を手に入れ戻る前に帝国城を手に入れておけばこちらが有利です」
ストラゴス「ああ、村の腕の立つ魔法使い達を集めておいたぞ」
と、そこにリルムがやってきた
リルム「おいじじい、どこいくんだよー」
ストラゴス「おお、リルム、おじいちゃんはちょっと出かけてくるからおとなしくまっているのじゃぞ」
リルム「あたしも連れてけ、じじいよりは役に立つし」
ストラゴス「駄目じゃリルム、危ないから待っているんじゃ、大体・・・・」
レオ「これではなかなか出発できんな・・・・・」
その時! 
村人「何か来るぞー!」
帝国本土の方角から光がこちらに向かって近づいてくる。
レオ「・・・・・・・ケフカ!!!」
ケフカ「ヒッヒッヒ裏切り者はちゃんと始末しなくちゃな」
レオ「・・・・・飛んで火にいる夏の虫とはまさに貴様の事だな、ケフカ」
ケフカ「何だと!?」
レオ「いまこの島にいる帝国兵は全て反戦派、それにサマサの魔法使いも我々反戦派の味方だ
おまえに勝機は無い、諦めるんだなケフカ」
ケフカ「もう駄目だ〜ごめんなちゃい、降伏します〜・・・・・・・・なんとでも言うと思ったかヴァ〜カ」
レオ「どうしてもと言うなら、ここで死んでもらう!」
次回!死闘開幕!
続く
239レオ編:2005/05/02(月) 19:08:55 ID:VAhgmz7c
村長「みなの者!放て!」
 村長の掛け声と同時に村人達はケフカに一斉に魔法を放った
 しかし放たれた魔法はケフカに当たる直前に跳ね返ってきた
村人「うわあああ!!」
ドーーーーーーン!
ケフカ「無駄無駄無駄無駄!魔法使いと戦うことになることを予測してリフレクをかけておいたんですよ」
レオ「くっ!ならば武器で叩くまで!いくぞ!」
 今度はレオと帝国兵がケフカに突撃した
ケフカ「ぎええええええ!!」
 ケフカは帝国兵たちの攻撃を受けて、血まみれになって倒れた
 しかし…
ケフカ「なーんちゃって」
レオ「な…なんだと」
 そこに倒れていたはずのケフカの姿はなく、レオ達の後ろで無傷で立っていた
ケフカ「今お前たちが倒した僕は幻影ですよ。将軍ともあろうお方が、そんな区別もつかなかったのですか?ヒヒヒ」
レオ「ケ、ケフカ…貴様は一体…」
ケフカ「もう少し楽しめるかと思ったのですが、興ざめですね。さっさと死んでもらいましょうか」
 ケフカは両手に魔力を集中し始めた
ストラゴス「ま、まずいゾイ!とてつもない魔力じゃ!」
ケフカ「少し強くいくぞ…トルネド!!」
 その瞬間、巨大な竜巻がレオ、帝国兵、村人を襲った
「うわあああああ!!!」
 家は吹き飛び、木々は倒れ、人々は無残に切り裂かれ横たわった
レオ「あ・・・ぐ・・・」
ケフカ「無様ですねレオ将軍。あなたのような弱い人が今までよくも偉そうなことを言って僕の邪魔をしてくれましたね」
 そう言いながら、ケフカは懐からナイフを取り出した
ケフカ「まったくどいつもこいつも・・・いちいち癇に障るヤローどもだ!!!!」
レオ「ぬわーーっ!!」
240レオ編:2005/05/02(月) 19:16:46 ID:VAhgmz7c
 辺りが静かになった
 レオの命は尽き、村は全滅した
リルム「う…ん…」
 屍の中から、少女の声がした
リルム「え…これは…?」
 リルムは目を疑った
 崩壊した村、変わり果てた村人達
 そして、足元に転がる祖父の死体
リルム「お、おじいちゃん!!」
 ケフカがトルネドを放った瞬間、ストラゴスは自分の身を挺してリルムを守ったのである
リルム「そんな…。おいじじい!!起きろよ!!変な冗談やめろよ…!!」
 しかしそれに答えることはなかった
リルム「ケフカ…ケフカ…許さない……絶対に許さない………!!」
 リルムはケフカへの復讐と村人達の敵討ちを胸に誓い、当てもなく一人村を出て行った
241名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 19:55:14 ID:tzxTGjtz
オレは何でシャドウとユフィのラブストーリーを書いてますか……
242名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 20:20:24 ID:miNNpM8C
ああ、また6キャラが死んだ。それにロックとガウも魔石に。どうするんだよww
243名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 20:40:58 ID:x0ZFN2ZN
>>242
なんとかしろよww
まあロックとガウは死んだわけじゃないからまだ助けられるだろ
みんな帝国に向かってることだし
244名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 20:44:46 ID:A0o2EBhf
悪くない展開だ
245名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 21:20:15 ID:x0ZFN2ZN
とりあえず話がこんがらがらないようにちょくちょくまとめるか


セッツァー、ティナ、セリス、オルトロス:ブラックジャックで帝国へ >>173

エドガー、マッシュ、ティファ、シド、ヘリの運転手:シドはエドガー達に協力し、ハイウインドに乗せることに。帝国へ >>212

ロック、ガウ:魔石に変えられて、ガストラによって帝国へ >>235

リルム:ケフカに復讐するために一人で村を出る  >>240

クラウド:ジュノンの船で帝国を目指すも上陸できずマターリ中 >>228

シャドウ、ユフィ:作戦ほったらかしでイチャつき中  >>232

ツォン、エアリス:ツォンの企みによってエアリスは人気のない所へ…(エロまっしぐら) >>212


大体みんな帝国に向かってる模様
合流するのか、また一波乱あるのか
246名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 21:23:43 ID:x0ZFN2ZN
死亡キャラ
カイエン、ストラゴス、レオ、ルーファウス、レノ、ルード、イリーナ、スコール、ゼル、キスティス、イデア
247名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 21:38:16 ID:W/VpzKvt
やっぱりカイエンは崩壊前に復活させるほうがいいんじゃないか?
ロック・ガウに関してはセリス達がベクタ到着で復活させるとか・・・って具体的過ぎてスマン。
248名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 21:43:40 ID:pvWF624W
さて・・・・・一番書きたかった部分をいきなり書かれた訳だが・・・・・・どうしよう
249名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 21:49:18 ID:k9YXjT9f
>>248
リレー小説なんだからそんなのは日常茶飯事
250名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 21:51:27 ID:pvWF624W
リレーのくせにつまらない部分は人にやらせやがって・・・・・・・
251クラウド編 リルム編:2005/05/02(月) 22:17:35 ID:gFfRIui5
クラウドは相変わらず船の上で波に揺られていた
今までの疲れを癒すかのように、仰向けになって青空をボーっと眺めていた
クラウド「いつまでもこうしているわけにはいかないか…。そろそろ行こう」
ん?
クラウドはふと、近くにあった橋を見た
クラウド「子供…?あんなモンスターがいつ襲ってきても分からないような所を一人で…?
…放っておくわけにもいかないな」
クラウドは舵をとり、橋に向かって船を走らせた
リルム「…?」
こっちに気付いたようだ
クラウド「こんな所で何をしている?それに傷だらけじゃないか」
リルム「…帝国へ」
クラウド「帝国?…何か深い事情がありそうだが、まあいい。俺もこれから帝国へ行くところだ
よかったら乗っていくか?」
リルム「…はい」
リルムは頷くと、ゆっくりと船に乗った
クラウド「俺はクラウド。お前、名前は?」
リルム「リルムです…」
クラウド「そうか。下の部屋に救急箱がある。自由に使ってくれ」
そう言うとリルムは黙って降りていった
クラウド「それにしてもあの子供…強い魔力を感じたな」


?「私たちを呼び出すには膨大な魔力がいる。お前では使えこなせないだろうが、私たちを使いこなせるほどの魔力の持ち主に私たちを、託してくれ・・・」


クラウド「…まさか、な」
クラウドはロケット村に船を向かわせた
252名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 22:38:17 ID:nTqwL7NM
>248>250
ナカーマ。俺、前に三つ巴戦書こうとしてたやつだけど、
あのふざけた続きをみた時は発狂しそうになった
その後訂正されてたけど、とっくに続き書かれた後だった
楽しみにしてたおやつをとりあげられた気分だったorz
253名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 23:11:36 ID:pvWF624W
まぁあれだ
いつの間にかそれまで自分が手間隙かけて育てた
主要キャラがみんな死んでるのは相当辛いし
肝心のバトル部分がいきなり最後まで書かれたのも辛い
スロウ+死の宣告でじわじわと嬲り殺していくケフカとか
マイティガード&ホワイトウィンドを村中で使うのとかやりたかったんだがな

と、愚痴ってもしょうがないからまだ出てないキャラを使って書くことにする。
つーかここリレー小説だったのか
254名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 23:26:14 ID:FPyacvFX
>>1に思いっきり「リレー形式で」って書いてあるだろ…
それにそんなに続き書きたかったらさっさと書けばよかったのに
>>238>>239で1時間近く間があるんだから、割り込まれても文句は言えないぞ

まあ>>129のはあまりにもアレだから>>252にはちっとは同情できるが、
いずれにせよ自分の気に入らない展開になったり勝手に続き書かれたからって愚痴るなよ
マターリみんなで書けよ
255名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 23:26:41 ID:tzxTGjtz
ルーファウス達をせっかく登場させたのに、何の見せ場もなく殺された
シドを恨めばのか、作者を呪えばいいのか(;#゚Д゚)でも多分スレ主だー
256名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 23:39:05 ID:f00yURY+
カイエンとストラゴス以外はFF6のノベライズとしてはどうでもいいのばっかだな
レオは元々死ぬキャラだし

>>254
同意
ていうか誰かツォン編書けよwww
257名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 23:48:27 ID:pvWF624W
>>254
最後に言いたいこと全部吐くな、これで俺もすっきりしてこの件には触れないから

まず、いままで一人でレオ編を書いていたのに一番の山場でいきなり書き込んで甘い蜜を吸われる。
続きは構想練る為時間が掛かるし、今まで他者が書き込んでこないので後日にした。
クーデター等のオリ展開でいくら火事の件で打ち解けても協力しないであろう、サマサの村や
微妙に論点のずれた、レオとストラゴスの会話
好戦派20%で反戦派70%を上回る方法、クーデターの行方(これは失敗、反戦派は全滅となるが)
で、もっともなのがVSケフカ戦2レスで全滅はひどいと思った。
死闘って書いたからには、ケフカ(本物)戦で死力を尽くして戦おうとしたのにいきなりトルネドであぼーん。
イデアなんか一言も喋らず、ストラゴスまで死亡
なんかいままで積んできた物が崩された気分なんだ・・・・・

258名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 23:53:23 ID:nTqwL7NM
ここで初期のギャグ路線に戻るなら何も文句は無いけどな
ここまでやっといて三頭神を完全放置とか
なまじ真面目な展開になるとどうしても自分に都合のいい
展開ばっか期待してしまうから、期待外れな話もでてくる

まあ、もう仕方ないけどな
スレ汚してすまんかった


しかしこの三日でかなり話がすすんだな
そう考えると>129のお陰かもしれん
259エドガー編:2005/05/03(火) 00:02:26 ID:eNm8BNjs
あれからハイウインドは帝国を目指して飛んでいた
ヘリの運転手は神羅を辞めたため、ハイウインドの運転手としてシドのもとで働いているようだ
ティファ「風が気持ちいいわね」
ティファは風を感じながらデッキで景色を眺めていた
ティファ「あら?あれはもしかして………クラウド?」
下を見てみると、金髪のツンツン頭の男が船を運転していた
ティファ「やっぱりクラウドだわ!運転手さんちょっと止まって!」

クラウド「ん…あの飛空艇は…」
クラウドはハイウインドが着陸した陸地に上がった
ティファ「クラウド!無事だったのね!」
クラウド「ティファ…それにエドガー、マッシュ。お前たちも無事だったのか」
エドガー「久しぶりだな。見ての通り、何とかロケット村で飛空艇を借りることができた
お前も乗るといい。このハイウインドならここから帝国へはあっという間だ」
クラウド「ああ、すまない。リルム、乗り換えるぞ」
エドガー「ん?このお嬢さんは?」
リルム「私はリルム。帝国へ行こうと思ってたところをクラウドに拾われて」
マッシュ「おいおい、俺らは遊びに行くんじゃないんだぞ?」
リルム「大丈夫。わかってるし、こう見えても私は強いから」
エドガー「まあいいじゃないかマッシュ。こんな所に一人置いていくわけにもいくまい」

クラウドとリルムもハイウインドに乗り換え、各々帝国への到着は間もなくである
260カイエン編:2005/05/03(火) 00:20:22 ID:FPeEcRiT
最近は実に魔列車がにぎやかになっていた。
あれからというもの・・・じいさんのたわいもない話相手になり、24時間フルに聞き続けた。
元々死んでいるので食べる寝るなど何もしなくてもいい。
ここにいるうちに、じいさんの気持ちが少し分かった・・・一人でこの列車に乗り続けた孤独は相当なものだったろう・・・。しかし・・・、最近はゼル、スコールたちなど、相当な実力の持ち主が次々と列車に来る。
じいさん「カイエン・・・復活の時じゃい!!」
カイエン「と申と?じいさん殿・・・?」
じいさん「この列車の後継者選びが容易になった今、お主にここに止まらせるのは心苦しい・・・。ワシには、何となくわかる・・・。あの帝国の勢力は留まるどころか増すばかり・・・カイエンの力が必要なのじゃ・・・」
カイエン「帰れるのですか!」
じいさん「よし、特別サービスですぐ人間にして帰してやろう」
!!
カイエン「ロック殿とガウ殿もそうして帰してくだされば!!手間もかからなかったのでは!?」じいさん「疲れるんじゃ・・・相当な力を使うのでの。では、行くぞカイエン!!!」
カッ!!!
一瞬で光によって視界が・・・。
カイエン「じいさん殿は何者なのでござる!?」じいさん「・・・じゃ!いままでありがとうカイエン!!」
カイエン「・・・・・・」
こうして、カイエンは生まれ変わりを待つ事なく復活した。
そもそも、この様な事が起きたのも必然なのかもしれない。
カイエンは不確定な位置だが地上に人間として戻る事になったのだった。・・・あの時、じいさんは言った。自分は『神』と・・・。
神に言われたのだ、カイエンは帝国を倒すのに必要だと。
いままでで、一番嬉しい言葉だ。
愛する妻よ、娘よ。
拙者は最後の最後まで頑張るぞ。二人の分まであがいて生き抜くからの・・・。
カイエンは懐かしの地上に帰った。
261名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/03(火) 00:38:15 ID:l754B3AJ
スコール達は過去で死んだんじゃ?
まあ、べつにいいけど
262カイエン編そしてシャドウ編:2005/05/03(火) 00:41:02 ID:FPeEcRiT
俺はユフィに口づけをした。
こんな気持ちははじめてだ。
清々しく、大声で叫びたいほどに今は幸せだ。
俺にこんな感情があったのか・・・。
シャドウ「ユフィ・・・。俺は今幸せだ・・・。ありがとう・・・ユフィ」
ユフィ「照れるなぁー。改まんなって!シャドウらしくないよ」
シャドウ「そうだな」
お互いの目と目を見続ける。
これほど、幸せな時があろうか・・・。
ドサッ!
ユフィ・シャドウ「・・・?」ドアの向こうで音がした。
シャドウとユフィはドアの向こうを見に行った。!
カイエンだ!!!!
263ガストラ編:2005/05/03(火) 01:01:36 ID:PADF+U2l
一番早く帝国に到着したのはガストラだった
帝国兵「皇帝、お帰りなさいませ」
ガストラ「うむ。魔石安置所の準備はできているか?」
帝国兵「はい、あちらの部屋に。それとあの…何やら飛行物体がベクタに向かってきているようですが」
ガストラ「ケフカか?早かったな」
帝国兵「いえ、どうやら飛空艇のようです。それも2つ…」
ガストラ「飛空艇…?リターナーかもしれんな。インペリアル・フォースに迎撃させろ。私は魔石を置いてくる」
帝国兵「はっ!了解しました!」

ロック(飛空艇?もしかしてティナとセリスか?)
魔石となったロック達は身動きができないものの、意識はあるようだ
ロック(この状態じゃ何もできないな…助けに来てくれるのを待つしかないか
     俺が守るとか偉そうなこと言っておいて助けられる側になるなんて…かっこ悪いな俺)

帝国空軍インペリアル・フォースは、ブラックジャック、ハイウインドに向かって出撃した
264ハイウインド編:2005/05/03(火) 01:28:07 ID:y/p/PTBn
運転手「艇長、前方から飛行物体が接近中です」
シド「あん?なんだありゃ」
見ると、無数の戦闘機が前方にいた
エドガー「あれは…まずいな、帝国空軍だ。最新型のマシンガン、ミサイル、火炎放射が積んである戦闘機集団だ」
マッシュ「大丈夫だろ。ハイウインドのミサイルなら…」
シド「そりゃ無理だな。自慢じゃねえが、あれは発射するんじゃなくてただバラ撒いてるだけだからな」
本当に自慢になっていないが、自信満々な口調で言うシド
クラウド「マシンガンやミサイルが積んであるのでは、近づいてきたのを倒すのは無理か…」
ティファ「私とクラウドは役に立てそうにないわね…」
シド「俺もだな。ダイナマイトなんか投げたところで当たるわけがねえ」
エドガー「くそ、仕方がない。俺のオートボーガンとマッシュのオーラキャノンで何とか凌いでみよう」
エドガー達はデッキに出て、空軍を迎え撃つ準備をした

実際にデッキに出て見てみると、物凄い数の敵である
クラウド「まずいな…2人だけで対抗できる数じゃないぞ」
エドガー「やるだけやるさ」
マッシュ「おうよ!男なら最後まで諦めちゃいけねえ」
シド「やれやれ、元気だねえ最近の若造は」
265名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/03(火) 01:37:44 ID:FPeEcRiT
シドって35くらいだから一番働き盛りなんだけどw
266ハイウインド編:2005/05/03(火) 01:40:19 ID:y/p/PTBn
激しい空中戦が始まった
遠距離攻撃ができる者はエドガーとマッシュしかいなく、状況は圧倒的に不利である
次々と攻撃をくらうハイウインド
シド「おいてめえら!さっきから俺のハイウインドに傷がついていくじゃねえか!ちゃんとやれよ!」
マッシュ「む、無茶言ってくれるぜこのおっさん…」
ティファ「せめて後一人いれば…」
もうだめかと思ったその時
リルム「どいて、おっさん達」
エドガー「お、おっさん……」
マッシュ「おい何やってんだ!あぶねえぞ出てくんな!」
リルム「どいてって言ってんでしょこの筋肉だるま!」
さすがのマッシュもリルムの迫力に気圧された
リルム「ぶつぶつぶつぶつ…」
クラウド「魔法の詠唱…?」
リルム「サンダガ!!」
リルムが魔法を唱えた瞬間、敵軍に巨大ないかづちが落ち、敵の大半が砕け散った
マッシュ「うわぁ・・・」
リルム「ふふん、だから言ったでしょ?」
クラウド「あれほどの高等魔法をあっさりと…。まさか本当にリルムならナイツオブラウンドを…」
エドガー「ティナと同等…いや、それ以上の魔力かもしれん」
シド「おら、まだ敵は残ってんぞ!気抜いてんじゃねえ!」
リルム「ただ突っ立ってるだけのおっさんがよく言うよ…」

再び凄まじい空中戦が始まったが、リルムのサンダガによって状況は一変した
あとは押し切るのみである
267名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/03(火) 01:41:11 ID:y/p/PTBn
>>265
まあ細かいことは気にしないでくれw
公式設定だと確か32歳だったな。老けすぎだ
268名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/03(火) 01:46:03 ID:FPeEcRiT
シド若いな32か
シドこの世界に二人いることになるけどw
269名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/03(火) 02:20:06 ID:FPeEcRiT
何回読み返してもよく分からないんだけどシャドウのいる宿ってどこなの?
270名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/03(火) 12:14:57 ID:QZqmwYVi
 
271名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/03(火) 12:23:45 ID:ZIldHyoi
カイエンが転生された場所がシャドウのいる宿近くでいいんじゃないか?
それよりカイエン編書かれちゃったな。俺が考えた構想ではもう少し魔列車のイベントとかあってカイエンをパワーアップさせるつもりだったんだけど。
まあ、面白けりゃいいんだけどなww
272モグ編:2005/05/03(火) 12:27:02 ID:mbViG0EG
モグ「うわあ、ひどい有様だクポ」
ケフカによって滅ぼされたサマサの村
その廃墟に、モーグリと雪男が来た
モグ「ここに来たのも何かの縁だクポ。ウーマロ、みんなを弔ってやるクポ」
ウーマロ「ウー!」
2匹によって、村人達は土葬されていった
モグ「ふう、あと一人だクポ」
………ピクッ
モグ「……!!!このお爺さんまだ生きてるクポ!!ウーマロ早くアイテムを持ってくるクポ!!」
ウーマロ「ウ、ウー!」
モグ「さあ、食べるクポ!」
そう言うとモグは、老人の口にフェニックスの尾を大量に詰め込んだ
ストラゴス「う…」
モグ「やった!生き返ったクポ!」
ストラゴス「か、かは…」
モグ「あ、まずい。息を詰まらせてるクポ!」
今度はエリクサーやらポーションやらを次々と口に流し込んだ」
ストラゴス「う、ゲホゲホ!げっほ、ごほん!な、何するんじゃいきなり!」
モグ「ふう、よかったクポー。大丈夫かクポ?」
ストラゴス「う、うむ…。はっ これは…」
ストラゴスは辺りの様子を見回して愕然とした
ストラゴス「そうか…わしらはケフカに…」
モグ「村の人たちの遺体は僕たちが埋葬しておいたクポ」
ストラゴス「そうか、すまなんだ。おぬしら名前は?」
273モグ編:2005/05/03(火) 12:39:37 ID:mbViG0EG
モグ「僕はナルシェのモーグリのモグ、こいつは僕の子分のウーマロだクポ」
ウーマロ「ウー、ヨロシクだウー」
ストラゴス「ナルシェのモーグリが何故こんなところに?」
モグ「モーグリの掟では、10歳の誕生日に旅に出るんだクポ
    そして世界中を回っていろんな踊りを覚えて一人前のモーグリになるんだクポ
    一人前になってナルシェに戻ったら、モルルにプロポーズするんだクポ」
ストラゴス「そうか、モーグリにそんな掟があったとは知らんかったゾイ…
       …はっ!そう言えばリルムは!?わしの孫を知らないか!?」
モグ「孫?…もしかして、赤い頭巾を被った女の子クポ?」
ストラゴス「そうじゃ!知っているのか!?まさか死んだんじゃあ…」
モグ「その女の子ならここに来る途中にすれ違ったクポ。どこに行くのか聞いたら、『帝国へ』とだけ言って行っちゃったクポ」
ストラゴス「なっ、まさかわしらの敵討ちのために一人で…」
モグ「じゃあ、追いかけるクポ」
そう言うとモグは、アイテム袋から笛を取り出し、思いっきり吹いた
ピーーーーーーーーーー!!!
ストラゴス「な、なんじゃ?」
…ドドドドドドド
何かが近づいてくる
3匹のチョコボである
モグ「僕の子分のボコ、ココ、チョコだクポ。こいつらに乗って女の子を追いかけるクポ」
ストラゴス「おぬし、小さいなりで子分が多いのう…。しかしチョコボでは帝国には入れんゾイ」
モグ「こいつらは品種改良で生まれた、いわゆる『海チョコボ』クポ。山も川も海もこいつらならへっちゃらクポ」
ストラゴス「な、なんかよく分からんが、とりあえずこれならリルムを追えるんじゃな?恩に着るゾイ」
モグ「人助けも一人前になるための大事なことクポ、じゃあ行くクポ!」
3人はチョコボに乗り、海を突っ切りながら帝国を目指した
ストラゴス「でもよく考えたら、リルム一人で無事に帝国につけるとは思えんが…」
モグ「すれ違った後すぐに船で誰かに拾われてたクポ。金髪の剣士だったクポ
    探し回るより、帝国へ行った方が会える可能性は高いクポ」
ストラゴス「わかったゾイ。何から何まですまんのう」
274名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/03(火) 12:41:42 ID:ZIldHyoi
また展開が進んだんでまとめ。

セッツァー、ティナ、セリス、オルトロス:ブラックジャックで帝国へ >>173

ツォン、エアリス:ツォンの企みによってエアリスは人気のない所へ…(エロまっしぐら) >>212

エドガー、マッシュ、ティファ、シド、ヘリの運転手、クラウド、リルム:帝国空軍と戦闘中 >>266

カイエン、シャドウ、ユフィ:宿で合流 >>262

モグ、ウーマロ、ストラゴス:ストラゴスを生き返らす >>272

ロック、ガウ:魔石安置所へ >>263
死亡キャラ
レオ、ルーファウス、レノ、ルード、イリーナ、スコール、ゼル、キスティス、イデア?
275訂正:2005/05/03(火) 12:45:33 ID:ZIldHyoi
モグ、ウーマロ、ストラゴス:海チョコボに乗り帝国へ >>273
276ツォン・エアリス編:2005/05/03(火) 14:43:53 ID:83i3J7DC
ヘリは人気の無いところを目指してひたすら飛ぶ
ツォン「・・・・・・・・・・・・・」
エアリス「ちょっとーどこに向かってるのよ、早く戻りなさいよ」
ツォン「・・・・・・・・・・・・・」
エアリス「聞いてるの?早く戻りなさい!さもないと・・・・」
エアリスはロッドに緑色のマテリアをはめ込んだ
エアリス「あんたの頭・・・・・吹っ飛ぶわよ」
ツォン「いいのか?私を殺したらヘリはコントロールを失い墜落、貴様もただではすまんぞ」
エアリス「別にいいわよ、フルケアのマテリアもあるんですし」
ツォン「(まずいないくらタークスとはいえど至近距離から魔法打ち込まれたらただでは済まんな)」
エアリス「さ、どうするの?このまま頭消されるのと、私の言うとおりにするか」
ツォン「わかった、引き返そう」
エアリス「それでいいのよ」
277ツォン・エアリス編:2005/05/03(火) 14:52:29 ID:83i3J7DC
ツォンたちを乗せたヘリは再び戻ってくるもそこに飛空艇その他は無かった。
エアリス「え〜皆いないじゃない、ちょっと〜あなたのせいよ〜」
ツォン「・・・・・・・・気のせいかもしれんが口調がどんどん荒くなってないか?」
エアリス「そりゃあもう、誰も見てないんですし」
ツォン「・・・・・・・・・(私はどうでもいいのか)・・・・・」
エアリス「仕方がないわね、ここは仲間を探して後を追いかけましょう」
ツォン「で?どこへ行くのだ?」
エアリス「ここからだとニブルヘイム辺りね・・・・・ヴィンセントを起こしに行きましょう」
そしてヘリはニブルヘイムに飛んでいく。
278ツォン・エアリス編:2005/05/03(火) 18:16:41 ID:83i3J7DC
ヘリは数分でニブルヘイム上空にやってきた。
ツォン「着いたぞ」
エアリス「ありがとうね、ここで待っててねツォンさん、逃げちゃ駄目ですよ」
エアリスは不気味に微笑みながら言った。
ツォン「(・・・・・逃げたら・・・・・消される!・・・・・)」

神羅屋敷の魔物をロッドで軽く蹴散らしヴィンセントの部屋に向かうエアリス
そして鍵のかかったドアを吹き飛ばし、棺おけを開ける
ヴィンセント「・・・・・・・・・・・・」
エアリス「(え〜っとこういうときは)」
ヴィンセント「・・・・・・・・・・・・」
エアリス「おっ・・・・オハロ〜」
ヴィンセント「・・・貴様、エアリスじゃないな」
エアリス「じょ、冗談よ冗談、ヴィンセント、あなたの力を貸して欲しいの」
ヴィンセント「悪いが、もう戦いたくはない」
エアリス「そうそう、セフィロスがまた・・・・」
ヴィンセント「何っ!?セフィロスだと!?早く案内しろ!エアリス」
エアリス「ちょっと待って、まずは仲間を探さないと!」
ヴィンセント「仲間か・・・・・そういえば変な奴が隣の棺おけについ最近入ってきたな」
エアリス「隣の棺おけ?・・・・・・・・」
279ツォン・エアリス編:2005/05/03(火) 18:17:20 ID:83i3J7DC
エアリスは恐る恐る隣の棺おけを開ける。
強力な魔物の出る神羅屋敷の最深部まで来たんだ、きっとものすごい実力者なんだろうと思った
隣の間の棺おけには全身えおものすごい量の服で包んだ怪しい人が眠っていた。
エアリス「・・・・・・どちら様?」
謎の男「・・・・・・どちら様?」
エアリス「あっまずは自分から名乗るべきよね、私はエアリス、あなたの名前は?」
謎の男「ゴゴだ・・・・・」
エアリス「あなた、私達と一緒に戦ってくれませんか?」
ゴゴ「私は他人の真似をするだけだ、私一人が強いわけでは無い」
エアリス「(よくわからない人ね・・・・まぁとにかくここまで来れるんだし、連れて行きましょ)」
エアリス「私の真似をしてくれるかしら?」
ゴゴ「構わんよ」
エアリス「それじゃヴィンセント行きましょう」
ゴゴ「それじゃヴィンセント行きましょう」
ヴィンセント「・・・・・・・・ああ」
エアリス「(流石はプロといった所ね)」
そしてエアリス達は次の仲間を探しに飛び立った
280エアリスパーティ編:2005/05/03(火) 19:19:19 ID:ZIldHyoi
エアリス「さてどこへ行こうかしら?」
ヴィンセント「皆帝国へ向かったんじゃないか?」
エアリス「じゃあ、帝国へ向かいましょう。」
ツォン「ちょっとまて、燃料がもうすぐ切れるぞ。ロケット村で補給しよう」
エアリスたちはロケット村へ向かった。
そこでシャドウ達に会った。
エアリス「あら、シャドウ。ユフィを起こすのにずいぶん時間がかかったわね」
シャドウ「まあ、いろいろあってな。それより他の皆はどうした?」
エアリス「わからないの。私たちがロケット村へ離れている間に事は済んじゃったみたいなの。」
ユフィ「あれれ〜、何でそんなことになちゃったの?」
ツォン「うっ、それはなぁ運転に慣れるのに時間がかかったんだよ。」ツォンは苦し紛れに答えた。エアリスは微笑していた。
シャドウ「まあ、何でもいい。それより燃料の補給は出来たのか?」
ヴィンセント「バッチリOKだ。」
皆「よし、行こう!」
そして、彼らは帝国へと向かうのであった。
281上にちょっと追加:2005/05/03(火) 22:05:50 ID:ZIldHyoi
彼らが帝国へ向かう途中にもう一度燃料補給のためミッドガルに降りた。その時バレッドという男に帝国にティファとクラウドが向かっていることを教えたら、一緒についていくことになった。

全パーティ帝国に集結したから、前に愚痴言ってたやつも他のパーティ編書いてたやつも見てるやつも皆好きなように書いてくれ
282ブラックジャック編:2005/05/03(火) 23:15:39 ID:mbViG0EG
ハイウインドとは正反対の方向から、やや遅れてブラックジャックも帝国領土へと入った
当然ブラックジャックも帝国空軍の襲撃を受けることになる
セッツァー達はデッキで敵の集団を目の当たりにする
セリス「あれは…インペリアル・フォース…!」
セッツァー「どう見ても歓迎してくれてるようには見えねえな」
ティナ「この飛空艇には武器は積んでないの?」
セッツァー「生憎だが、戦闘機じゃないんでね。スピードなら自信があるんだが」
オルトロス「むっふっふ、こういう時こそテュポーン先生の出番や」
セリス「確かに、見た目はともかくとして強さは相当なものね。いくら帝国空軍といえど、あの暴風をくらえばひとたまりもないわ」
オルトロス「いくで〜、テュポーンせーーんせーーーーーーーーーい!!!!」
・・・・・・・・・・・シーン
セリス「……来ないわね」
オルトロス「ああ!しまったああ!!この時間はテュポーン先生のティータイムやったああ!!」
ティナ「か、肝心な時に…」
セッツァー「ったくしょうがねえな。バハムートに片付けてもらうか」
セッツァーはそう言いながらスロットを回した。しかし…
ポン!
ミシディアうさぎ「キュ〜」
セリス「ちょ、ちょっと何よこのうさぎは。バハムートを呼ぶんじゃなかったの!?」
セッツァー「わ、悪い。失敗しちまった…。しかも一回スロットを使うとしばらく使えねえんだ…」
ティナ「(うさぎ可愛い…)」

ハイウインド組以上の大ピンチである…
283名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/04(水) 00:39:21 ID:DnLjhOeU
期待age
284ブラック・ジャック編:2005/05/04(水) 00:59:47 ID:r7mMsB48
ブラックジャックは敵の攻撃をもろにくらい続けていた。
ティナの魔力もまだ完全には回復しておらず、セリスの魔法だけで応戦していた。
セリス「くっ…まずいわね。私の魔力もそろそろ尽きてきたわ」
セッツァー「万事休す、か。もう少し長生きしたかったがな」
ティナ「諦めないで!セッツァー、次にスロットを回せるのはいつ?」
セッツァー「そうだな…最低でも10分は休まないとな。見かけによらず体力を使うんだ」
ティナ「スピードには自信があるって言ってたわね?10分間逃げ回れないかしら」
セッツァー「な〜るほど。そんなの朝飯前だぜ」
セッツァーは舵を取り、猛スピードで空を飛び回った。
帝国空軍は撃ちまくるも、全く当たらない。
セリス「そろそろ10分だわ。今度こそ頼むわよ…」
セッツァー「任せとけ。目押しは俺の得意技だ。さっきは油断してたが、次こそバハムートを当てる」
セッツァーは再びスロットを回し始めた
セッツァー「…ここだ!」
1つ目の目が出た
「7」
セッツァー「や、やべ…」
ティナ「またバハムートじゃなさそうね…」
セッツァー「(それだけじゃねえ…下手すると…)」
285ブラック・ジャック編:2005/05/04(水) 01:09:36 ID:r7mMsB48
2つ目が止まった
「7」
セリス「7が2つ…3つ揃えると何が起きるの?」
セッツァー「ジョーカーデスが発動する。そうなれば、どんな敵だろうと一瞬で消え去る」
セリス「バハムート以上の大当たりじゃない!絶対に揃えなさいよ!」
セッツァー「だが、もし3つ目がBARだったら…ジョーカーデスが俺たちに発動する。死は免れない…」
セリス「な、なんですって…」
シャカシャカシャカシャカ…。
スロットが回り続ける。
セッツァーはタイミングをうかがっていたが、なかなか止められない。
だがそうしている間にも帝国軍の攻撃をくらっていく。
セッツァー「くそ!このままじゃ…」
ティナ「セッツァー、頑張って…」
オルトロス「あ〜もう!じれったいわ!こんなもんさっさと押せばええやんか!」
ポチッ
三人「あっ!!」
「7」
ジ ョ ー カ ー デ ス

帝国空軍は全滅し、ブラックジャックはベクタ付近に着陸した。
セッツァー「まさかタコに助けられるとはな…」
セリス「とにかく、ようやく到着ね。ロック達はもう来てるのかしら」
セッツァー「(いるわけねえよ…。俺が殺したんだからな。まあ、とりあえず着いていってやるか)」
3人と1匹はベクタに向けて歩き出した。


ーーー
えーっと、勝手に>>282の続き書いたわけだが、いいんだよな?
続き考えてたんだったらスマソ
286282:2005/05/04(水) 02:00:54 ID:IXZSbmXB
>>285
全然おk
みんなで盛り上げていかないとな
続きは別に考えてなかったっつーか、自分で書いておいて次の展開に困ってたw
287名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/04(水) 02:06:57 ID:Wntde081
omoroi
288名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/04(水) 02:16:20 ID:1zOdtu0N
GJ!!
ライターのみなさん頑張れ(゚∀゚)
289名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/04(水) 03:08:38 ID:w6sR1nDC
>>271
構想ではオレもパワーアップみたいなの考えてたんだけど、仕事疲れのままにアレ書いたからね
さっさとカイエン復活してほしかったんだw
290プレジデント神羅編:2005/05/04(水) 05:13:24 ID:w6sR1nDC
神羅社員「・・・プレジデント様・・・・・・。ご報告いたします。ルーファウス様が・・・お亡くなりになられました!」
プレジデント「な!!どういう事だ!?」
神羅社員「ロケット村のシドに殺されたと、報告を受けました。レノ、ルード、イリーナも死亡を確認しております!ツォンのみ、生存を未確認ですがしているようです」プレジデント「ルーファウス・・・・・・・・・・・・。よし、下がっていい」
私の息子が・・・死んだ。もはや帝国との提携などと・・・。
新建設した本社にもう、ルーファウスは帰ってはこない。
プレジデントはマイクをとり、放送した。
プレジデント「全、神羅カンパニー社員に告ぐ!これより、我が社は独立国家を設立する。息子は死んだ!殺された!よって息子の意志を継ぎ、帝国を敵とみなし、国家をあげ全力で戦う!そして、シドも敵だ!一味もろとも全力で倒す!」
291名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/04(水) 10:15:31 ID:KS+cgR6T
>>289 ぜんぜんいいよ。
それより勝手にバレットまで仲間にしてよかったのかな?キャラが多すぎると思ったんだけど、バレットだけ触れずに書くのはちょっと気の毒だと思った。
292帝国編:2005/05/04(水) 15:12:03 ID:h6rLeOIX
兵士「皇帝陛下、大変です、西の防衛網が突破されました。」
ガストラ「なんだと!?」
兵士「更に、他の防衛網も突破される寸前でございます」
ガストラ「ちぃ・・・せっかく幻獣の力を手に入れたというのに」
ケフカ「皇帝、ただいま戻りました」
ガストラ「おおっケフカ、レオ達は消したか?」
ケフカ「ええ、協力している魔法使いも皆殺しにしてやりました
といっても2、3人ぐらい残っているかもしれませんが」
ガストラ「ご苦労・・・・・そうじゃケフカ、おまえはベクタに残り
侵入者を排除してくれ、魔石をいくつか使ってもよいぞ」
ケフカ「・・・・・・わかりました、して皇帝はどちらに?」
ガストラ「わしは古の魔大陸を浮上させる、残っている戦力を全て東の島に移動させる
欲しいものがあったら今のうちに言っておけ」
ケフカ「ならば皇帝、ガーディアンを一機借ります」
ガストラ「よかろう・・・・・手の空いてる兵士は魔導アーマーやガーディアンを全て輸送させろと伝えろ」
帝国兵「了解しました」

ガストラ「ふっふっふ、魔大陸を浮上させれば帝国が全てを制することができるぞ」

ケフカ「(馬鹿な奴だ・・・・もうすぐ私が神になるというのに)」

野望渦巻くガストラ帝国・・・・・崩壊の時はすぐそこまで来ていた
293名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/04(水) 22:35:15 ID:KS+cgR6T
ageとくよ
294名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/04(水) 22:36:20 ID:KS+cgR6T
うはっ、失敗。いま一度age
295みんな編:2005/05/04(水) 23:50:38 ID:U0csgA+X
ティナ達に少し遅れて、エドガー達も帝国空軍を全滅させ、ベクタ付近に着陸していた
シド「んじゃ、あとは頑張れよ。俺が協力してやんのはここまでだ」
クラウド「お前は来ないのか?」
シド「そこまで面倒見きれっかよ。安心しろ、終わるまでここで待っててやるからよ」
エドガー「来てくれれば頼もしかったのだが…仕方ないか。行こう」
シドは外れ、エドガー、マッシュ、リルム、クラウド、ティファの5人でベクタを目指す
ベクタに着いた5人は、すぐに様子がおかしいことに気付く
帝国兵「いたぞ侵入者だ!」
帝国兵「殺せ殺せ!!」
クラウド「…騒がしいな。侵入者とは俺たちのことか?」
エドガー「いや、まだこちらには気付いてないようだが…。俺たち以外にも誰か来ているのか?」

一方その頃…
セリス「下っ端がしつっこいわね!失せなさい!」
ザシュ!
帝国兵「ぐは!」
セッツァー「しかし凄い数だな…。まあ、雑魚なのが救いだが」
セリス「いえ、これでも少ない方よ。帝国兵はもっと多いはず……どこかへ行っているのかしら」
ティナ「ん?あの部屋は何かしら?」
ティナは一際大きな扉を見つけた
セリス「あそこは魔石安置所ね。魔石を保管するための部屋よ」
ティナ「ちょうどいいわ、帝国の魔石を奪って味方してもらいましょう」
オルトロス「うひょ、ドロボウドロボウ。大胆なティナちゃんも好きや〜」
一行は魔石安置所の扉を開いた
296みんな編:2005/05/05(木) 00:08:36 ID:jEMUX7Tg
ティナ「…思ったより少ないわね」
そこには3つの魔石があった
残りは全てケフカが持っていったのである
ここにある3つの魔石は、ろくに魔力を持っていなかったため、ケフカに戦力外通告を受けたのである
セリス「まあ、3つでもいいわ。解放してあげましょう」
ティナとセリスは1つずつ手に取り、まずは2つの魔石を解放した
ボボン!
中から出てきたのは…
セリス「え……ロックとガウ…!?な、なんで!?」
ロック「ふう…ようやく自由になれた。助かったぜ2人とも」
ガウ「ガウガウ、ありがとう」
セッツァー「(げげ!生きてやがった…や、やべぇ…)」
ロック「……って、あああ!!!セッツァーてめえ!!あの時はよくも!!!」
ティナ「ちょ、ちょっとロック落ち着いて!どうしたのよ一体!」
ロック「どうしたも何も、俺達はこいつに殺されたんだぞ!?知ってるだろ!」
セリス「殺された…?どういうこと?」
セッツァー「バレちまったか…仕方ねえな」
セッツァーは事情を全て話した
ロック達も自分達に起きた出来事を3人に話した
セッツァー「ま、まあいいじゃねえか。幻獣になったっつっても見た目は変わってねえし、それにだいぶ強くなったんだろ?」
ロック「このやろ…そういう問題じゃないんだよ!幻獣のままじゃセリスとセックs…」
セリス「え?なに?」
ロック「あ、いや何でもない…(ん?待てよ…。ティナは幻獣と人間の間に生まれたんだよな。てことは別に幻獣のままでも…)」
どうやら考えがまとまったようである
ロック「まあいい、許してやるぜ。セリス達もお前に助けられたみたいだしな」
セッツァー「な、なんだ随分あっさりと…まあいっか」
こうしてロックとセッツァーは和解した
ティナ「ところで、この残り1個の魔石は?」
セリス「…解放してみようか」
297プレジデント神羅編:2005/05/05(木) 00:11:35 ID:yhBhGPSA
国家を創るのは容易ではない。プレジデントは思考を凝らし考えていた・・・。
まずあの帝国だ・・・。頭が痛くなるほど巨大な敵である。
国家を創るなどと・・・私は何様なのだ?今ならまだ引き返せる。そうまだ今なら。
帝国より遙かに脆弱なシド一味すら片付けるのは難しい・・・。どうしたらいいのだ?
問題は、まだある・・・我が社の機密を知るタークスのツォンだ。
必ず始末する必要がある。
プレジデント「スカーレット!いるか」
スカーレット「何でしょうプレジデント様」
プレジデント「新しいタークスのメンバーは集まったのか?諜報活動はもとより、あのエドガーやクラウドやシドの実力に打ち勝つ者たちだ」
スカーレット「ええ・・・。確かに御要望の者たちはいます。しかし、我が強く、彼らをまとめあげるほどの、リーダーが必要かと・・・。もちろん、めぼしはついています。もうすぐにも引き抜きますので、今しばらくお待ち下さい」
プレジデント「どれほどの実力だ?」
スカーレット「今回のタークスメンバーはクラウドなどの、ファーストクラスのソルジャーに勝るとも劣らず、です。プレジデント様・・・。危険なほどの強さをもつ実力者ですわ」
ここまで躊躇を見せたスカーレットは珍しい。
プレジデント「よし、帝国どもを倒すのにするべき事は山ほどある。共に頑張ろうスカーレット!」
少し・・・生き甲斐を感じる。
私は今はじめて、自分のために生きている。
ルーファウスのためと言うつもりはない・・・。
私自身のために帝国を滅ぼす。
298みんな編:2005/05/05(木) 00:35:12 ID:jEMUX7Tg
セッツァー「待て、この魔石ヒビが入ってるぞ」
セリス「あら、本当だわ。これじゃ幻獣を出せないわね…」
ティナ「一応持っていきましょうよ。何かの役に立つかもしれないし」
ロック「よし、じゃあ行くか。ガストラめ、今度こそコテンパンに叩きのめしてやるぜ」
ガウ「コテンパン!コテンパン!」
一行は更に奥へと進んだ
ティナ「(なんだろう、この魔石…。なんだか懐かしい感じがする…)」
ティナはそのヒビ割れた魔石に何かを感じていた
ヒビが入った魔石に何の利用価値もないことは分かっていた
しかし、ティナは何故かこの魔石を放置していくことはできなかった
この魔石の名は・・・・・・・・・マディン
299ヘリ(エアリス)編:2005/05/05(木) 10:57:12 ID:hxuQlFBF
ヘリは人数オーバーで低速ながらも帝国付近までやってきた。
カイエン「もうそろそろでござるな。」
シャドウ「ああ、それと帝国空軍のお迎えだ」
あたりにはたくさんの戦闘機が現れた。
バレッド「どうする?こんなちっぽけなへりじゃあすぐにやられちまうぞ。俺が打ち落とすにも相手が多すぎるぜ」
ツォン「仕方ない。適当に逃げて近くに着陸するしかないな」
ヘリは回れ右をして逃げ始めた。そうはさせまいと戦闘機が追いかけた。
エアリス「誰か迎撃をして!」バレッドとヴィンセントがヘリから少し身を乗り出し銃を構えた。
ヴィンセント「思ったよりは少ないな。ヘリ一機だとおもって油断してくれてるな。」
バレッド「へっ、残らず打ち落としてやるか。それにお前とは以前から勝負してみたかったんだよ。」
そういうと二人は一斉に射撃し、どんどん戦闘機を打ち落としていく。
ツォン「よし、いいぞ。」すると、突然前からも現れた。
エアリス「しまった、回り込まれたわ。」
シャドウ「雷迅!」シャドウが投げた巻物が相手に当たるとものすごい電撃が走り、戦闘機は墜落した。
ユフィ「きゃあ、シャドウかっこい〜」「そんなこと言っとらずにおまえも迎撃しろ」
ユフィも手持ちの武器を投げつつ、迎撃していった。
気がつくとあたりの敵は全滅していた。
300合流編:2005/05/05(木) 10:58:27 ID:hxuQlFBF
エアリス「なんだ意外とあっけなかったわね」
ツォン「そうだな、ん、あれは俺たちが盗もうとしていた船じゃないか?」手前にはハイウィンドがいた。

シド「何だ、あの船は?帝国空軍にしては武装もしてないし、どう見たって普通のヘリなんだが。」
運転手「あ〜、あれは前神羅にいたころに操縦していたヘリですよ。でも、何でこんなところにいるんだろ?」
シド「何だってこんなところにいるんだ?とりあえず近寄ってみるか。」そういうとハイウィンドはヘリに近づいた。

エアリス「近づいてくるわ。」向こうにタバコをくわえた男が見えた。
シド「お〜い、お前たちは何者で何でこんなところにいるんだ?」
ツォン「それはこっちのセリフだ。とりあえず上がらせてもらうぜ。この中は狭すぎる。」



シド達とエアリスたちはお互いの経緯と状況を話した。
シド「な〜るほど、俺たちと目的は一緒だったのか。」
シャドウ「そういうことになるな。それで他の奴らは?」
シド「帝国へ向かったぞ。今から追えるかもな。」
カイエン「よし、行くでござる。」
シド「ちょっと待て、全て事が片付いた後に、逃げるためにハイウィンドを保守してるんだが、俺様一人ではさすがに心細い。お前らは二手に分かれろ。」
ヘリの運転手「(私もいるんですけどね。ひどいや艦長(泣))」

パーティ編成をして下さい。
エアリス
ツォン
シャドウ
ユフィ
バレッド
ヴィンセント
カイエン
ゴゴ
301名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/05(木) 11:06:56 ID:HCCQbBfp
まとめあげ

セッツァー、ティナ、セリス、ロック、ガウ、オルトロス:魔石安置所にて合流。ヒビ割れた魔石マディンを取得し、奥へ進む >>298

エドガー、マッシュ、リルム、クラウド、ティファ:セッツァー一味に遅れてベクタに進入。まだ気付かれてはいない >>295

シャドウ、カイエン、ゴゴ、エアリス、バレット、ヴィンセント、ツォン、シド:ハイウインドにて合流。二手に別れ、片方は帝国へ行き片方はハイウインドで留守番 >>300

モグ、ウーマロ、ストラゴス::海チョコボで帝国へ >>273

プレジデント神羅:帝国とシド一味を倒すために新生タークス召集 >>297


大分パーティがまとまってきたしストーリーの方向も見えてきた様子
302名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/05(木) 11:11:17 ID:HCCQbBfp
やべ、ユフィ忘れてた
303名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/05(木) 11:17:05 ID:hxuQlFBF
いや、そんなことよりゴゴが一言もしゃべってないorzすんません。
304エドガー編:2005/05/05(木) 11:33:05 ID:blGIH4NW
セッツァー達に気を取られていた帝国兵達は、未だにエドガー達の進入には気付いていなかった。
マッシュ「誰だか知らんが、助かったな。このまま一気にガストラのいる所まで突き進もうぜ」
ティファ「ちょっと待って。あれは何?」
前を見ると、巨大な機械のようなものが道を塞いでいた。
エドガー「あれは…まずい!帝国の最終兵器のガーディアンだ!魔導アーマーとは比べ物にならんほど強いぞ!」
ガーディアン「侵入者発見…排除シマス…」
クラウド「くるぞ!」
エドガー達が身構えるより先に、ガーディアンはミサイルを連射してきた
ドドドドドドドドド!!
マッシュ「ぐあああああ!」
クラウド「くっ 攻撃が早い…!」
リルム「ちょっとあんたら、大の男が3人揃って情けないぞ!さっさと何とかしなさいよ!」
マッシュ「わかってるっつーの!爆裂拳!!」
マッシュは拳の乱打をガーディアンに叩き込んだ。しかし
マッシュ「か、硬ぇ…!」
クラウド「どけ!俺がやる!」
クラウドは高く飛び上がり、全力で斬りかかった
ガキイイイイン!!
しかし、少し傷が入った程度でビクともしない
クラウド「ば、ばかな」
ティファ「みんな下がって!次の攻撃が来るわよ!」
遅かった。ガーディアンは敵の反応よりも早く魔導レーザーを放った
5人はまともにくらい、大ダメージを受けてしまった
エドガー「がは…。つ、強い…」
クラウド「くそ…!どうすれば奴を倒せるんだ…」
305名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/05(木) 12:14:50 ID:xoYrddoR
やべー!戦闘シーンマジ燃える!皆様乙!

ところでキャラにゴゴとヴィンセントが別れてるけどゴゴ=ヴィンセントじゃないのか??
間違ってたらすまんが
三闘神みたいに「別シリーズのあいつが実はFF6のこいつだった」的な発想はおもしろいのでどんどん取り入れて欲しいっすね

あとはグリーヴァ(鬼神)の上にのる奴が誰になるか楽しみww
306名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/05(木) 12:42:41 ID:hxuQlFBF
おお、そんな発想もあったか。誰か取り入れるかもな。

確認したんだけど、鬼神は上に乗ってるんじゃなくて上半身と下半身が分かれてる?みたいなやつだった。
説明わかりづらいからどっかにないかな。
307名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/05(木) 12:45:45 ID:blGIH4NW
>>305
トンクス
そう言ってくれるとやる気出る
ゴゴ=ヴィンセントってのは初耳だ

>>306
ttp://urrryyy.hp.infoseek.co.jp/FINAL%20FANTASY6%20SFC/monster/index.htm
こんなサイトがあったりする
308名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/05(木) 12:48:32 ID:hxuQlFBF
おお、サンクス。そのサイトの一番右下のやつが鬼神。たぶんグリーヴァは上のやつ。
309ガストラ皇帝編:2005/05/05(木) 13:59:51 ID:O+N352BW
ここは帝国本土の東に浮かぶ
封魔壁の洞窟がある島。
ガストラ皇帝と帝国軍・魔導兵器部隊はその島の中心を目指していた。
ガストラ「古文書によると島の中心には石化した三闘神がいるそうだ」
帝国兵「報告します。先行部隊が石像を発見したとの事です。」
ガストラ「うむ、すぐにその場所に案内させい」
そして島の中心、三闘神が眠る地にガストラはたどり着いた。
石化した三闘神はバランスを取るように配置されている。
ガストラ「このバランスが崩れた時、世界は破滅するだろうな・・・・・」
帝国兵「報告します。ベクタに侵入者、現在ガーディアンが応戦中、未確認ですが、他にも侵入者がいるようです」
ガストラ「ケフカの奴・・・首尾よくやってくれよ
魔導兵器部隊はこの場所から1kmの範囲に円状に配置、砲台代わりに固定しろ!
これで空を飛んできても撃ち落せる・・・・・魔大陸は無敵の要塞となるのだ!ハッハッハッハッハ」

ガストラ「さてと、どうやって浮上させればいいのだ?」
310エドガーパーティ編:2005/05/05(木) 14:37:47 ID:uPjCiZ1i
ガーディアンとの戦闘開始から10分。
依然エドガー達は大苦戦をしていた。
機械でありながら、リルムのサンダガも効かないガーディアン。
パーティの体力も限界にきていた。
マッシュ「ちっくしょう…ここまでか」
クラウド「……打つ手がないわけではない」
エドガー「何か作戦があるのか?」
クラウド「できればやりたくはないがな……危険だし、何より俺自身が性に合わん。だが他に方法がない」
ティファ「どんな方法?」
クラウド「リルム、サンダガほどの魔法が使えるお前だ。バーサクも使えるな?」
リルム「え、うん。使えるけど…」
マッシュ「おい、まさか…」
クラウド「俺たち4人にバーサクをかけろ。もうこれしかない」
マッシュ「まじで…?」
クラウド「魔法は完全にノーダメージだったが、物理攻撃には完璧な耐性はない。俺が斬りつけた時、わずかだが傷がついた
      もっと強い打撃、斬撃を与えれば倒せる可能性はある」
エドガー「やれやれ…性に合わないってのはそういうことか。俺もあまり錯乱した姿は見せたくないんだが…」
ブウウウウウウウウン
ティファ「ちょ、ちょっと、ガーディアンが何かしようとしてるわよ」
クラウド「波動砲だ…まずいな、時間がない。リルム頼むぞ!」
リルム「もうどうなっても知らないよまったく…。ぶつぶつぶつ……バーサク!!」
311エドガーパーティ編:2005/05/05(木) 14:51:20 ID:uPjCiZ1i
リルムのバーサクによって狂戦士と化した3人。
クラウド「うおおおおおおお!!!!」
がむしゃらに斬りつけまくるクラウド
マッシュ「くたばりやがれええ!!!」
ティファ「はあああああああ!!!」
マッシュとティファはガーディアンを袋叩きにする。
エドガー「スーハースーハースーハー………!」
エドガーはどこから取り出したのか、不気味な仮面を付けて回転のこぎりでガーディアンに襲い掛かる
リルム「うわあ…みんな目がイッちゃってるよ…ちょっと強くかけすぎたかな」
ガーディアン「波動砲…発射…5秒前…」
リルム「やば…あたしどっかに隠れてよ…」
確実にダメージをくらっていくガーディアン。
ガーディアンが壊れるのが先か、クラウド達が波動砲で消されるのが先か。
ガーディアン「4秒前……3……2……」
マッシュ「うおりゃあああ!!」
マッシュはガーディアンを持ち、高く飛び上がり、物凄い勢いで地面にたたきつけた。
ガーディアン「1……ガガ……ガ…ピー」
ドオオオオオン!!!!
1秒前、間一髪でガーディアンが爆破した。
同時に4人にかかっていたバーサクも切れた。
クラウド「……ん、どうやら倒したようだな」
エドガー「上手くいったな。まあ、もうあんな作戦はごめんだが…」
リルム「あら、もう戻っちゃった。つまんないの。スケッチしとけばよかった」
ティファ「や、やめてよもう!恥ずかしいったらありゃしないわ!」

強敵ガーディアンを倒したエドガー達。
残る敵はケフカのみ…?
312名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/05(木) 22:55:24 ID:HvZVYUpI
きたいあげ
313名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/05(木) 23:36:44 ID:acgsxNqC
FF6ときいてとんできたら神羅?

クラウドなんでいんだよwwwwwww


プゲラオプスwwwwwwでもこれはこれでおkwwwwww
314ケフカ編:2005/05/06(金) 00:45:46 ID:YeLt5r7j
皇帝の間の玉座にケフカの姿があった
「どうやら兵士の大半もガーディアンもやられたようだな。ふん、情けない奴らめ
 仕方ない、魔石を使うか……。はあ!」
ケフカは魔石安置所から持ってきた大量の魔石を一気に解放した
召喚された幻獣達はベクタ中に散っていった
「ハア、ハア、さすがの俺さまもこれだけの魔石を一気に使うのは骨だったようだな…
 だがこれで奴らは終わりだ…ヒッヒッヒ」
315ロックパーティ編:2005/05/06(金) 00:55:27 ID:YeLt5r7j
ティナ「!」
ロック「ん?どうしたんだティナ」
ティナ「幻獣の気配が…。それも一つや二つじゃないわ。そこら中から感じる」
ガウ「! 危ない!」
ガウの掛け声に、とっさに5人はその場に伏せた
その直後、灼熱の炎が5人の頭上を通った
セッツァー「な、なんだ!?」
セリス「あれは…幻獣!」
ロック達の前に現われたのは、2匹の幻獣。イフリート、シヴァ
ロック「あの2匹の幻獣は…確か封魔壁の洞窟で人質にされていた奴らじゃ…」
ティナ「そんな…どうして私たちを?私たちはあなた達と戦いにきたんじゃないわ!」
イフリート「…我々幻獣は、召喚主には決して逆らえぬ。召喚主の意志は…お前たちを殺すこと」
シヴァ「躊躇するな、全力で戦え。お前達の手で、私たちを止めてくれ…」
ロック「くそっ!戦うしかないのか…!」
316プレジデント神羅編:2005/05/06(金) 01:57:03 ID:xs1qRDZB
コンコンとドアのノックの音。
スカーレット「入りますプレジデント様!ついに新タークス結成しましたわ」
プレジデント「ほう、こいつらが今度のタークスなのだな・・・例によって4人か・・・」
いかにも会社に場違いな者たちである・・・。刺されそうな威圧感をどのメンバーからも感じる。
二刀流のセフィリア「あなたが我々の雇い主というわけですか。デブですね」
余計なお世話だこのくそアマが・・・。長髪の白髪とは珍しい。相当な美人だが性格に難ありだ。
プレジデント「誰がリーダーだ?」
二刀流のセフィリア「私よ。目の前にいるじゃないか」
世も末だ・・・。こいつが新タークスのリーダーか・・・。
プレジデント「まあいい、・・・自己紹介をしたまえ」
二刀流のセフィリア「タークスリーダー、セフィリアです。1日の給料は、百万ギル希望です。失敗したら解雇して下さって結構です」
プレジデント「給料については申請しておきたまえ」
疾風のジュドー「貴様に名乗る名はない」
プレジデント「・・・・・・では次」
闇撃ちのバディン「殺しは任せてくれ社長さんよ」
プレジデント「ずいぶん銃器を持っているな」
魔導女王のミユリ「にひ〜よろしく☆」
プレジデント「・・・おまえは目立ちすぎる・・・。もう少し諜報員らしくしろ」
二刀流のセフィリア「わたしと、ジュドーはコンビで流れの剣士だったのですが、そこのおばさまに、剣士として名高いわたしたちを雇いたいというので、まぁ今回雇われました」
疾風のジュドー「右に同じだ」
闇撃ちのバディン「懸賞金稼ぎのガンナーだ。めぼしいヤツはみんな殺してしまったからね。ガストラでも殺すよ!あっはっは」
魔導女王のミユリ「呪いから、魔法、召喚と使えるんだよ。スゴい?」
スカーレット「どうでしょう、お気に入りましたかプレジデント様!」
プレジデント「とにかく任務に就き実力を見せてくれ、今は仮採用の段階だからな」
プレジデントは新タークスのメンバーを見てからというもの、血圧が上がるおもいだった・・・。
317名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/06(金) 02:35:00 ID:eTS3vzEH
は?なにこれ?
元ネタなんだよ?
318ハイウインド編:2005/05/06(金) 12:24:07 ID:VpI63jBD
ジャンケンの結果、カイエン・ゴゴ・バレット・ヴィンセントが帝国へ
シャドウ、ユフィ、エアリス、ツォンがシドと共にハイウインドに残ることになった
シド「何か強そうな奴はほとんどそっちに行っちまったが・・・まあいいか。さっさと片付けてこい」
319まとめ:2005/05/06(金) 12:33:30 ID:VpI63jBD
セッツァー、ティナ、セリス、ロック、ガウ、オルトロス:最も奥まで進んでいる。イフリート、シヴァと戦闘開始 >>315

エドガー、マッシュ、リルム、クラウド、ティファ:ガーディアン撃破。ロック達に若干遅れている >>311

カイエン、ゴゴ、バレット、ヴィンセント:ハイウインドから帝国へ。現在3番手 >>318

モグ、ウーマロ、ストラゴス:海チョコボで帝国へ。現在4番手? >>273

シャドウ、ユフィ、エアリス、ツォン、シド:ハイウインドで留守番 >>318

プレジデント神羅、スカーレット:新生タークス結成。これから帝国へ >>316

ケフカ:皇帝の間で魔石解放で弱ってる(? >>314

ガストラ:魔大陸到着。浮上のさせ方を考え中 >>309
320名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/06(金) 14:42:45 ID:xs1qRDZB
>>317
いや、もとネタはないよ今の所、プレジデント編は本編に絡まないように邪魔にならないようにする
美人剣士、オカルト召喚士、ガンナー、孤高の剣士、プレジデント、スカーレットでネタサイドストーリーを書くのでよろしく
321名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/06(金) 15:43:44 ID:Rf5XdeFK
よろしくと言われても
オリジナルキャラは流石にまずいだろ。
しかも寒いし
322プレジデント神羅編:2005/05/06(金) 15:54:16 ID:xs1qRDZB
パルマー「ぽひー、プレジデント様。タークスの諜報活動に必要だと思い、新しい飛空艇を開発しました」
寝耳に水だ・・・・・・。いくら開発を一任しているとはいえ・・・。なぜタークスごときにそこまで金をつぎ込まなければならないのだ。
まぁいいだろう。世界をまたにかけた諜報活動というのは素晴らしい。
プレジデント「よくやったパルマー・・・」
パルマー「この飛空艇をプレジデント神羅号と名付けました。よろしいでつか?」
プレジデント「最高にクールな名前だ!それでいこうか」
パルマー「ただ高技術を必要とする為運転出来る者がいません」
まさか・・・息子を殺したシドを再スカウトする訳にはいかない。
プレジデント「募集をかけろ。いくらかかってもいい」
パルマー「分かりました。ありがとうございますプレジデント様」
パルマーは私の部屋を出ていった。
それにしても、最近の私たちの激務は多忙を極める。
あのエドガーたちは、帝国でどうしているのか少し気になった・・・。
そのうち、報告が来るだろう・・・。
323名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/06(金) 15:57:21 ID:xs1qRDZB
>>321
土下座したいくらい書きたいんだw
閑話として読んでwww
324名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/06(金) 16:18:19 ID:xs1qRDZB
すまん もう少しこれから寒くない書き方にするからゴメン
325名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/06(金) 16:32:05 ID:+juKlM0x
>321いや、他シリーズキャラ乱入よりもオリジナルキャラの方がいいんじゃないのか?寒いかどうかは別として。
326カイエンパーティ編:2005/05/06(金) 16:45:34 ID:0s8BFc3Z
バレット「おいおい、なんだこりゃあ…」
 4人の目の前に広がっているのは、無数の帝国兵の死体と、建物などの残骸である
カイエン「ずいぶん派手にやっているようでござるな」
ヴィンセント「これでは私たちが手を貸す必要はないんじゃないのか?」
ゴゴ「……待て…何かくるぞ」
 こちらのパーティにも幻獣が襲ってきた
 狼のような幻獣と、角の生えた馬の幻獣。フェンリルとユニコーンである
カイエン「こやつらは幻獣!なぜ幻獣が拙者達に!?」
ヴィンセント「なんでもいいさ。邪魔をするのなら容赦はしない」
 戦闘が始まるやいなや、フェンリルがハウリングムーンを使った
カイエン「なっ!奴らが分身した!」
ゴゴ「……幻獣にはそれぞれ1つの得意技がある。基本は炎や氷や雷などによる攻撃だが、フェンリルのように補助を得意とする幻獣もいる…」
ヴィンセント「ユニコーンは回復か…厄介なコンビだな。攻撃がなかなか当たらない上に、当たっても回復される」
バレット「なんだ、震えてんぞ?ビビったのか?」
ヴィンセント「ふっ まさか…。久しぶりに強敵相手に大暴れできるのが嬉しいんだよ」
バレット「へっ!暗い奴かと思ったら、なかなか熱いじゃねえか。気に入ったぜ」
カイエン「お喋りはそこまででござる!くるぞ!」
327ガストラ皇帝編:2005/05/06(金) 16:48:13 ID:sxIW4E6L
ガストラ「・・・・そうかわかったぞ!三闘神の力を密集させれば浮上できるようだぞ」
そして三闘神像の移動作業が始まった。
ガストラ「そこ、行き過ぎだ!世界が崩壊するぞ!」
そしてかれこれ数時間。
ガストラ「これで浮上するはず・・・・」
その時、島は物凄い地響きと共に浮き始める・・・・が
ガストラ「どういうことだ!さっきから全然上がらんぞ」
魔大陸は地表数メートルの所で止まっていた。
ガストラ「すぐに原因を調べろ!」
更に数時間後
ガストラ「そうか!鬼神のエネルギーが足りんのか!」

鬼神のエネルギーを増幅させる為
ガストラ達の困難は続く
328ガストラ編:2005/05/06(金) 18:40:45 ID:+juKlM0x
ガストラ「ふ〜む、どうやったら鬼神をパワーアップできるのか?いや、待てよ!」
そういうとガストラは三闘神についての本を開いた。ページをぱらぱらめくっているうちにあることに気付いた。
ガストラ「やはりそうか。鬼神は他の三闘神よりもパワーは強いがどうもそれに見合った知識がないというわけか。さてどうしようか」
ガストラが考えてる最中に「ドスン」とでかい音を立てながらすさまじいオーラを放つ魔獣が現れた。
*「我はアルテマウェポン。古に作られた魔獣なり。神聖な三闘神の像を荒らす愚者よ消え去れ!」そういうとアルテマウェポンは火炎を吐いてきた。
帝国兵「うわぁー、なんだあいつは」逃げ惑う帝国兵達
ガストラ「アルテマウェポンだと!?この本に載っている伝説の魔獣ではないか。しかしこいつと鬼神を合体させれば魔大陸は浮上させれる。いけ魔導兵器部隊!」
329ガストラ編:2005/05/06(金) 18:41:43 ID:+juKlM0x
アルテマウェポンとガストラの魔導兵器部隊との戦闘が始まった。しかし、アルテマウェポンは強くほとんどダメージを与えらずに魔導兵器はやられていく。
ガストラ「くっ、強い!こうなれば奥の手だ。クレーンを起動させよ。」クレーンたちがアルテマウェポンに襲い掛かる。
アルテマウェポンはフレアスターを放った。クレーン達の半分は潰されてしまったが、残りの半分は無傷だった。
クレーン「熱源レベル3」クレーン達から大量のファイラが放たれた。
アルテマ「ぐっなかなかやるな、これはどうだ、トルネド!」ものすごい竜巻がガストラたちを襲う。
ガストラ「耐えろ、そしてクレーンの熱源レベルを最大にしろ!」竜巻が収まり、クレーンの熱源レベルが上がっていく
クレーン「熱源・・レベ・ル・・最大・・・ファイガ!」そういうとクレーン達から巨大な火球が放たれアルテマウェポンへと襲い掛かった。
その反動でクレーン達は全壊した。ガストラ「どうだ?やったか?」
煙が晴れた。そこにはかなりのダメージを負ったアルテマウェポンがいたが、まだ死には至っておらず、最後の攻撃をした。
アルテマ「パワー全開 メテオ!!!」ガストラ「いかん、伏せろ」ものすごい量の隕石が当たり一面降り注いだ。
しばらく経って隕石が降り止み、アルテマウェポンはドスンと大きな音を立てて倒れた。
辺りは焼け野原みたいに何もなかったがガーディアンの残骸1体だけがあった。そこにはかろうじてガーディアンの影に隠れ一命を取り留めたガストラがいた。。
ガストラ「よっこらせっと」残骸から這い上がった。
ガストラ「ふう、何とか終わったな。こちらの魔導兵器部隊は全滅か。しかし、もうよい。後は、アルテマウェポンと鬼神を融合させれば、魔大陸は浮上する。ふっふはははは」
辺り一面にガストラの笑い声が響いていた・・・・
330ロックパーティ編:2005/05/06(金) 23:00:44 ID:B07C7CBu
ロック達とイフリート、シヴァの戦いが始まっていた
炎の魔法が得意なティナはシヴァを、氷の魔法が得意なセリスはイフリートを攻撃していた
そして、幻獣となり全ての面においてパワーアップしたロックとガウ
状況はかなり優勢だった。しかし…
ティナ(やっぱり私には戦えない…。無理やり戦わされているのに、殺すことなんてできない)
それがティナの一瞬の油断を生んだ
セッツァー「ティナ!あぶねえ!!」
ティナ「えっ?キャアアアア!」
シヴァのダイアモンドダストがティナに直撃した
……かのように見えた
ティナ「……?あっ!」
ロック「オ、オルトロス…!」
ティナの目の前には氷付けになったオルトロスがいた
ティナ「わ、私のせいで」
ロック「ティナ、迷うな!やるしかないんだ!」
ティナ「……うぅ。ファイガ!!」
今度はティナのファイガがシヴァに直撃した
黒コゲになって横たわるシヴァ
セリス「ブリザラ!」
イフリートの動きが鈍った
セリス「ガウ!今よ!」
ガウ「ガウウウ!!」
ガウの猛攻撃に、イフリートも倒れた
イフリート「そうだ…それでいい…。他の仲間もケフカによって召喚された。彼らもできれば倒してやってくれ……ぐふっ」
ティナ「・・・・・・・」
セッツァー「ちっ。胸糞わりい」
ロック「ケフカ…許すわけにはいかない…!」
ロック達は更に奥へと進んでいった
ケフカの待つ皇帝の間はすぐそこである

オルトロス「………わいのこと忘れられてるけんね…ぐすん」
331名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/06(金) 23:22:57 ID:GGVaKwRT
初期のギャグもワロタけど、こういうシリアスなのも好きだ
みんな頑張って
332モグ・ウーマロ・ストラゴス:2005/05/06(金) 23:33:46 ID:sxIW4E6L
ここは帝国近海(南側辺り)
ひたすら海を走るチョコボ
ストラゴス「どうしたんじゃ?さっきから全然進んでないぞ」
モグ「仕方ないクポ、サマサから帝国までなんて体力が消耗したチョコボにはきついクポ」
ストラゴス「・・・おおっあれを見ろ!」
ストラゴスは微妙な所で浮いてる魔大陸を指差した。
モーグリ「・・・・ありゃ何クポ?」
ストラゴス「帝国も気になるがあの微妙に浮いた島も気になる、先にあそこに向かおう!」
モーグリ「わかったクポ!」

ウーマロ「zzZZZZzzzZZ」
333プレジデント神羅編:2005/05/07(土) 00:25:06 ID:OJoghATJ
ハイデッカー「プレジデント様、どうも魔光エネルギーの値上げが原因でミッドガル市民があちこちで暴動を起こしています」
スカーレット「じゃあタークスに対応してもらいましょう。彼らは・・・そう言えば他の任務遂行中でしたわ・・・・・・。残っているメンバーはミユリだけね」
プレジデント「あのオカルト服の少女だな。大丈夫か?一見頼りないが・・・」
スカーレット「・・・実力は申し分ない逸材です。ただこういう暴動鎮圧には向かないような・・・。魔法使いですから」
ハイデッカー「タークスに遠慮するな。スカーレット、行かせるべきだろう」
プレジデント「うむ」
スカーレット「そうですね・・・・・・」
* * * * *
神羅兵「遠慮はいりません。プレジデント様の許可はおりていますので、少々手荒でも市民を鎮圧して下さい!」
魔導女王のミユリ「いいのかな。あたしの召喚術だとミッドガルなんか壊滅しちゃうよ」
神羅兵「・・・あの・・・壊滅は困ります・・・」
魔導女王のミユリ「じゃあ雨が降れば少しは暴動もおさまるよね」
ミッドガルの荒廃的なイメージに合わない市民の暴動が起きている各地を回り、今ミユリと複数の神羅兵は、ミッドガル下層エリアにいる。
神羅兵を見るなり罵声が止まない。
確かに市民の暴動は神羅兵の予想以上だった。
神羅兵「すみません!魔光エネルギーは必ず、もとの使用料金になりますから!暴動は止めて下さい!!」
下層市民「××××××××!×××!!!」
・・・表現出来ない罵声だ・・・。
神羅兵の一人はボコボコに殴られているし、このままでは下層エリアの暴動はおさまりそうにない。
魔導女王のミユリ「雨よふれ!」
そう言うなり、ミユリは杖を天にむける。
光が天を貫き、雨がふり始めた。
次第に雨は強くなり、下層エリアの暴動は少しおさまっていく。
神羅兵「凄い!ミユリ様!」
しかし案の定、雨の勢いがおさまらず、どんどん降水量は増える一方だ。魔導女王のミユリ「力をセーブしたのにダメだった〜」
ミユリはしゃがみ込みアタマを抱えた・・・。
2日ほどミッドガルのみに、滝のような雨が降り注ぎ、市民は非難をしミッドガルを出ていくのだった。
暴動こそ止まったものの、四・五日ほどミッドガルが無人になる・・・。
プレジデントたちも、この雨には驚き、ミッドガルを出ていくハメになったのだった。
334プレジデント神羅編:2005/05/07(土) 06:09:59 ID:OJoghATJ
神羅本社の四階まで、ミユリの魔術によって水浸しになり・・・。
プレジデント「確かに鎮圧した・・・しかし今回の一件でいくら分の被害にあったか」
ハイデッカー「60億ギルは下らないでしょうな・・・・・・カンパニー関係の被害総額のみで。申し分ございません!」
スカーレット「だから私は反対しました。ハイデッカー?どう、責任とるの!?」
ハイデッカー「辞表で済めば、責任とらせて頂きます・・・」
プレジデント「気を落とすな。私を含めて反対する者はいなかったのだからな。タークスとして、ミユリは命令通り市民の暴動を鎮圧した、それだけだ」
パルマー「しかし今年の企業成長率は軒並み下がりまくっていまつ。エドガーたちが来てから急に」
プレジデント「そう言えば、あの一味についての報告はまだなのか、スカーレット?」
スカーレット「鋭利、調査中ですわ」
プレジデント「・・・・・・。何か熱が出たようだ」
そう言ったと同時に、プレジデントは倒れて、気を失った。
* * * * *
医務室のベットで横になり・・・。一日後。
専属医「過労からくるカゼですね。一週間は休んでもらわないと、回復もままならないでしょう」スカーレット「プレジデント様・・・・・・ごめんなさい。私たちがもっとしっかりしていれば・・・・・・」
335プレジデント神羅編・夢編:2005/05/07(土) 06:34:15 ID:OJoghATJ
ルーファウスが生まれても私は、仕事だけを優先した。
私の妻も、五年前に他界した。
もともと身体は弱くあの持病に効果的な薬などなかった。ルーファウスを生んでから、持病が悪化したにもかかわらず子育てに専念をしてくれた・・・。彼女は私にグチ一つこぼした事がない。
こんな私のどこがよかったのだろうか。
彼女が息をひきとる時も、仕事を優先したこの私を。
ルーファウスとの思い出も、何もない。
そばにいなかったからだ。
何かを失いようやく過ちに気がつく。
それすら私は放棄をしたのだ。
思えば、くだらない人生だったのかもしれない。金を得るためだけに私は生きた。
紙切れのために、家族すら裏切った。
しかし、ルーファウスたちの分までこれからは生きなければあちらで会わせる顔がない。
今一番大切になったのは・・・・・・スカーレット、お前だ・・・。
もとより、永遠にこの気持ちを伝える気はない。それが私の性分だ。
起きて私は仕事を続けなければならない。
大丈夫・・・仕事の意味が変わった。
仕事が私の生き甲斐なのだから。
336プレジデント神羅編・バカンス編:2005/05/07(土) 07:17:27 ID:OJoghATJ
あれから身体が回復した私に、スカーレットたちがゆっくり休暇を楽しんでほしいとバカンスを計画してくれていた。
そんなわけで今私たちは砂浜でバカンスを楽しんでいる。
スカーレットの水着姿はまあまあ良かったが、やはり歳の衰えは肌はもとよりボディーラインに残酷に出ている。
ミユリが小柄にもかかわらずダイナマイトだったのには驚いた。
ハイデッカーもジロジロとギョロ目で見ている。ああはなりたくないものだな・・・・・・。
プレジデント「ミユリ。お前の水着は何なんだ?ヒモで出来ているのか」スカーレット「エロオヤジ・・・」
魔導女王のミユリ「えっ?ホントにこの水着知らないの?遅れてるねぇー☆」
はっきり言って、目の保養より毒になりかねない過激さだ。
仕事が恋しい。
仕事を忘れるために、計画してくれたのだから、そうもいかない。
* * * * *
そして、ここは神羅本社。
セフィリア・ジュドー「ただいま任務より 帰還しました」
闇撃ちのバディン「俺もさっき帰ったんだんだけどな。社長さんら今バカンス中だとよ。どうよこれ?」
二刀流のセフィリア「あのデブ」
疾風のバディン「右に同じ」
闇撃ちのバディン「まあ待つか」
* * * * *
四日後私たちは久しぶりにバカンスを終え神羅本社に戻った。
プレジデント「さあ、任務の結果報告を聞かせてもらおうか」
二刀流のセフィリア「はい」
337名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/07(土) 07:30:34 ID:OJoghATJ
>>336間違え
×疾風のバディン
○疾風のジュドー
338ロックパーティー編:2005/05/07(土) 17:36:09 ID:6DOmEDUr
ロック一行「見つけたぞ!ケフカ」
ケフカ「何!?もうこんな所まで来ているのか・・・」
玉座に座るケフカを一行が取り囲む。
ロック「行くぞ!」
「ファイガ・ブリザガ!」
ティナとセリスがお互いの得意な呪文を放つ
ケフカ「くっ・・・・リフレク!」
しかしリフレクは跳ね返すことができず威力を吸収することしかできなかった。
ケフカ「ぜーはーぜーはー・・・・・・・おや、いいものを持ってるようで」
ケフカはティナの持ってる壊れた魔石を指差した。
ティナ「?・・・・・・まさか!」
ケフカ「そう・・・そのまさかですよ」
次の瞬間、ティナの持ってる魔石は光に包まれケフカの手元に渡った。
ケフカ「少し壊れていて能力は劣るだろうが、この程度なら全然戦えるな・・・」
ケフカは幻獣を召還した。
マディン「・・・・・・・・・・」
ケフカ「貴様にはこいつらの足止めをしてもらう・・・・いいな!」
マディン「はっ」
ケフカは命令すると天井を突き破り空の彼方に飛んでいった。
339名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/07(土) 18:30:58 ID:pjkkmk/K
ガンガンいこうぜage
340名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/07(土) 20:18:24 ID:wA6Tn/IU
「ティファ、返事をしてくれ!」
うずくまるティファの肩を抱きかかえ、必死に声をかけるエドガーの元に、
マッシュが駆け寄る。
クラウドが囮になり、敵の攻撃をかわし、
少し離れた所で、リルムが魔法で援護する形で応戦しているが、
それももう持ちそうにない。
クラウド「くそぉ、ティファ…!」


時間は今から少し前に遡る。
ティナ達とケフカが遭遇するよりも前。

リルムのケアルラとマッシュのチャクラで、ガーディアン戦の傷もあらかた消えたエドガー一行。
本拠地の通路駆け抜けながら、エドガーは言った。
「もうさっきみたいな奴はもう勘弁してほしいものだな」
異様な気配の接近に気づいたクラウドが、その気楽な意見を否定した。
「そうも言ってられない様だな。来るぞ!」途端、目の前に迫っていた扉が何らかの衝撃で崩れていった。
341エドガー編:2005/05/07(土) 20:41:01 ID:wA6Tn/IU
「カトブレパス!」
リルムが恐怖の表情を浮かべ、そう叫んだ。
「知ってるの?」
ティファが側で聞き返す。
「サマサの絵本に出てくるの。悪いことをするとカトブレパスが来て、命をとられた後に石にされちゃうぞってお話」
「ぞっとするな…」
武器を構えながら、エドガーが返事をした。「おいおい、後ろからもおでましだぜ」
パーティの最後尾を守っていたマッシュが、宙に浮かぶ、小柄な緑色の生き物を指差す。
「カーバンクル………魔法をはね返す道具のシンボルに使われてる…」
ゴオオオオオオオ!!!
ピイイイイイイイ!!!
その二体の召喚獣が、声をあげて突進してきた。
「避けろ!」
342エドガー編:2005/05/07(土) 21:52:53 ID:wA6Tn/IU
クラウドの掛け声で、皆一斉にその場から跳び散った。
リルムはマッシュに抱えられながらだが。
「サンダガ!!」
詠唱に集中していたリルムの指先から発せられた大量の雷光が、
後ろを向いたカトブレパスへ向かう。
その間に割って入ったカーバンクル。
カーバンクルの前に薄く見える光の盾が現れ、迫る雷を防いだ。
…だけでなく、防がれたエネルギーが一瞬球状に集まり、
辿られた残像を元の形で逆走する―――!!
「危ね!」
危険を察知したマッシュが、間一髪で元いた場所を離れた。
「おいリルム!あんなもんまともに食らったらあっという間におだぶつじゃねえか!」
「うるっさいなぁ耳元で!あたしのせいじゃないでしょ!
大のキンニク男がギャーギャー騒ぐな!」
口論する二人を尻目にティファが言った。
「二体が一緒にいるときは、カトブレパスにも迂濶に魔法は使えないってことね」
343エドガー編:2005/05/07(土) 22:34:43 ID:wA6Tn/IU
グオオオオオオ………!!!
カトブレパスが低く唸る。
深い毛に覆われていてよく分からなかった目の位置が、変化とともにあらわになった。
右眼は白く輝いていき、左眼は、いや、
その周りの景色が黒く歪み始めた。
視線の先のエドガーの顔色が悪い。目の前の不気味な光景に、
足を動かすことを忘れてしまっていたのか。
「エドガーさん、固まってちゃだめよ!」
ティファの声にはっと我に返ったエドガーだったが、遅かった。
カトブレパスの右眼から一筋の白い閃光が放たれる。
それがエドガーの足に当たった。パキパキという軽い音と共に、
足元が石灰色に変わっていく。
「クッ、動かな…!」
床の大理石とも同化してしまった様だ。
もがいている間に、もう片方の眼からも魔法が放たれた。
先のものとは違い、非常にゆっくりな速さで漂う、黒い球体。
それがエドガーへ迫る。ゆっくりと。ゆっくりと。
344カイエンパーティ編:2005/05/07(土) 22:39:56 ID:09VNX8Db
ヴィンセント「私とバレットで回復を使うユニコーンを倒す。カイエンとゴゴはフェンリルを足止めしてくれ」
カイエン「承知したでござる!」

カイエン「しかし足止めと言ってもただ通せんぼだけしてるわけにもいかん…やはり攻めなくては。必殺剣・舞!」
字のごとく、カイエンは舞うようにフェンリル達に斬りかかった
分身が次々と消えていき、本物にヒットする
しかし大したダメージは与えられない
そして再びハウリングムーンで分身を作り出すフェンリル
カイエン「ぬう、やはり一撃の威力が浅い『舞』では倒せぬでござるか。しかし『牙』などでは本物に当てるのは…」

ドドドドドドドド!!
バレットが片っ端からユニコーンに撃ちまくる
そして、本物に当たった瞬間を狙ってヴィンセントが強力な一撃を撃ち込む
しかしそれでもユニコーンの回復には追いつけない
ユニコーンの分身が消えても、フェンリルがユニコーンの分も新たな分身を作り出す
ヴィンセント「やはり厄介だな。中途半端な攻撃では永久に倒せんぞ」
バレット「なら俺のヘビーショットをぶちかましたいところだが、お前の銃じゃ一気に分身を消すのは無理そうだぜ」
ヴィンセント「私の戦い方は銃だけではない。まあ見ていろ」
そう言うと、ヴィンセントは大きく息を吸い込んだ
345カイエンパーティ編:2005/05/07(土) 22:47:38 ID:09VNX8Db
ヴィンセント「はああああああ!!」
ヴィンセントの体がみるみる変化していく
バレット「な…」
ヴィンセント「フシュウウウゥゥゥ…」
ヴィンセントの体は禍々しいモンスターに変貌した
ガリアンビーストと呼ばれる魔獣である
ヴィンセント「ボーットスルナ・・・ハヤクジュンビシロ・・・」
バレット「わ、わかった!」
バレットは銃の先端にエネルギーを溜め始めた
危険を察知したのか、ユニコーンがヴィンセントに襲い掛かった
ヴィンセント「ガアアアア!!!」
ヴィンセントはビーストフレアを放った
広範囲に渡る炎で、分身が一気に消え、火だるまとなった本物が姿を現した
バレット「よっしゃいくぜ!ヘビーショット!!」
溜めたエネルギーをそのままユニコーンにぶつける
ユニコーン「ヒヒーーーン!!!」
ユニコーンが悲鳴をあげて倒れた
ヴィンセント「ふう」
いつの間にかヴィンセントの姿は元に戻っていた
バレット「…お前、魔物だったのか?」
ヴィンセント「説明する必要はない」
346カイエンパーティ編:2005/05/07(土) 23:05:41 ID:09VNX8Db
ユニコーンが倒れ、一気に全回復する術はなくなった
しかし、舞の攻撃では何回当てようが致命傷は与えられないだろう
カイエン「かくなるうえは、『舞』の昇華技、『烈』を使うしかない…。ゴゴ殿、しばし時間稼ぎを頼む!」
ゴゴ「…」
ゴゴは黙って前線に立つが…
バキ!ドカ!ボコ!ドゴーン!
カイエン(よ、弱い…)
ボコボコにやられるゴゴ。しかしその間に、カイエンが烈を使えるほどの力は貯まった
カイエン「いくでござる!必殺剣・烈!!」
舞の数倍の威力の斬撃を複数のフェンリルに当てていく
そして、本物にクリーンヒットした
カイエン「やったか!」
しかしわずかに急所が外れ、油断したカイエンにフェンリルは鋭い爪で引っ掻いた
カイエン「ぐああ!!」
ガクッと膝をつくカイエン
その間にフェンリルはまた分身を作った
そしてあらかじめユニコーンにリジェネをかけられていたのか、傷が再生していく
カイエン「おのれ、油断したでござる…!早く次の攻撃を当てなければ…!」
ユラリ・・・
ゴゴがゆっくりと立ち上がった。その手には剣が握られている
睨みつけるフェンリル
カイエン「ゴゴ殿、無茶でござる!早く逃げ…」
ザザザザン!!!
カイエン「え…」
カイエンがたった今放った渾身の必殺剣・烈をゴゴがカイエンの目の前で放った
気付いた時にはフェンリルは血だらけで倒れていた
カイエン「あ、あの技を全く溜めもせずに…。いやそれよりも拙者はあの技を会得するのに30年かかったというのに…拙者の苦労は…」
ゴゴ「…私はただ真似をしただけだ。そう落ち込むな」
カイエン「は、励ましになってないでござる…」
カイエン達も無事、幻獣を返り討ちにすることができたようである
さて、エドガー達は…?
347名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/07(土) 23:16:28 ID:wA6Tn/IU
「エドガーさん!」
たまらずティファがエドガーに駆け寄る。
「床を壊せば……」
だがクラウドが、
「だめだティファ!下手をするとそいつの足まで砕けるぞ!」
と、床に拳を構えたティファを制する。
「でもこのままじゃ!」
その間にも、黒い球体はせまってきていた。否、それはもう「球体」とはいえない。
形を歪ませたそれはサーベルを構えた「死神」だった。
死神はサーベルをエドガーの心臓に向け、そのスピードを上げた。
「兄貴――――――――――――――!」
叫ぶマッシュの脇に抱えられながら、ただ一人リルムは冷静だった。
「エスナ!」
手を空に掲げ、そう唱えた。
瞬間、エドガーに光が降り注ぎ、下腹部辺りまで進行していた
石灰色の体が、元の色を取り戻した。
すかさずエドガーはその場から飛び退き、目標を失った死神の矛先は、
なおも直進をやめず、速度を上げたまま後ろの通路の暗闇に消えて行った……
348エドガー編:2005/05/08(日) 02:53:48 ID:bajLR3fG
「ふう、助かった。ありがとうリルムちゃん」
駆け寄ってきたリルムにエドガーが礼を言う。
「礼を言うくらいならしっかりしてほしいんだよね。
王様がびびって動けないなんて、情けないったらあ〜りゃしない」
小バカにするような口調で、リルムが毒を返す。
「うっ…面目ない」
たまらずうなだれるエドガーの頭をよしよしとなでるリルム。
「でもリルムちゃん」
そこでティファが、場の空気に合わない談笑を遮った。
「アイツ、お話とはちょっと違うみたいね」
「うん」とリルム。
「奴の攻撃は、石化魔法のブレイクと、即死魔法のデスの二段構えだ。
出が早いブレイクで獲物の足を止め、スピードの遅いデスを確実に当てる」
エドガーが、カトブレパスの攻撃パターンを推測した。
「もしお話通りだったら、と思うとぞっとするわね」
「とにかく、奴のデスは、止まっていなければまず当たらない。
ブレイクの方も、小さいけれど勇敢なお嬢さんがいれば安心だしね!」
言いながら、エドガーはリルムにウインクした。
「まっかしといてよ!頼りない大人達だけじゃ、危なっかしくてみてらんないもんね!」
と、胸を叩きながら元気よくリルム。
無邪気な笑顔から出てくる厳しいセリフに、大人二人はただただ苦笑い。
こうして三人は結局はしばらく談笑する結果になってしまった。

………………………しばらく?
「っておい!のんびり話してねぇで、早くお前らも加勢しろよ!」
349エドガー編:2005/05/08(日) 04:21:46 ID:bajLR3fG
またまた話を戻すが。

エドガーがデスを避けたのを確認したクラウドは、すかさずカトブレパスに斬りかかった。
油断していたのか、剣先はわき腹に突き刺さり、カトブレパスは痛みに叫んだ。
だが、そのせいで肉が引き締まったのか、深く突き刺さった剣は一向に抜けない。
その隙に、逆上したカトブレパスの後ろ足が、クラウドのみぞおちをえぐった。
「がはっ…!」
吹き飛ばされたクラウドは、後ろの壁に直撃した。
前を見ると、もう奴が次の魔法の準備に取り掛かっている。
「ちっ!」
体勢を立て直したクラウドは、ぎりぎりで右眼の閃光をかわした。
が、死角にいたカーバンクルの突進には気付く余裕がなかった。
「真空波!」
高く跳び上がったマッシュの半月を描く蹴りから生まれた真空の刃が、
四発ともカーバンクルを捉えた。
カーバンクルはクラウドの頭をかすめて、並ぶ柱の一本にめり込んだ。
「どうやら魔法以外なら効くみてぇだな!」
着地がてらに言い放つ。
(ていうか俺、物凄く久し振りに活躍したんじゃねえか?)
と思ったのも束の間、カトブレパスの左眼はマッシュを向いていた。
ドカア!
クラウドの跳び蹴りで顔の向きが変わり、デスはあらぬ方向へ飛んでいった。
「お返しだ」
着地がてらに言い放つ。
そしてマッシュを見て、「お前にもな」という表情で、フン、と鼻を鳴らす。
「へっ…!」
マッシュの口元に自然と笑みがこぼれる。
「さあ、こっからが反撃の始まりだぜ!」
拳と掌を重ねた音が、乾いた空気に響いた。
350エドガー編:2005/05/08(日) 06:14:27 ID:bajLR3fG
で、「しばらく」して。

三人が戦線に復活し、戦況は一気に傾いた。
マッシュとティファは前線で敵にダメージを与え、
剣を失ったクラウドは、カトブレパスの死眼を翻弄し、
リルムは石化しかけた仲間を助ける。
エドガーは暇だったので、滅多に使わないウィークメイカーを試していた。
だがたまに仲間にも効いてしまうため、皆から罵声を浴びていた。
体育座りのエドガー。
予想外だったのは幻獣の体力の多さだった。
だが着実に体力を削り、カーバンクルからはその影響が如実に見てとれる様になった。
「いける!」
皆がそう思っていた。
その油断がある一つの結果を生み出してしまったのか。
それは誰にも判らない。


やけになったのか、カーバンクルがティファに向かって突進してきた。
だが最初に比べ明らかに勢いが足りない。
「甘い!」
その勢いに合わせたティファの巴投げが、見事に決まった。
カーバンクルは床にめり込む。
「やった!」
一瞬、全員がカトブレパスから目を離した。
無論、魔法詠唱に取り掛かるカトブレパス。
違ったのは、その速さ。
今までの半分の時間で、両眼には十分な魔力が溜っていた。
気付いたマッシュが顎にアッパーを喰らわせた時
351上の続き:2005/05/08(日) 06:21:50 ID:bajLR3fG
には、両方の魔法が放たれていた。
今までより数倍早い閃光が、ティファを捉えた。
「リルム、早くエスナを!」
エドガーが叫ぶ。
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
焦ったリルムは集中を欠き、魔法が遅れた。ティファに向かう黒い球体。
ぶつぶつぶつぶつ…
ティファに向かう人型の闇。
ぶつぶつぶつ……
ティファに向かう死神の微笑。
ぶつぶつ………
ティファに向かうサーベルの剣先。
ぶつ…………エスナ!

自由を取り戻したティファの体は、その生を空へ求めた―――――――!!
352名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/08(日) 08:39:27 ID:bajLR3fG
この数分間の戦いの中に「間一髪」がどれだけあったかは数えきれない。
だが、今のそれが、最も死に近かったのは間違いなかった。

その狭間をすり抜け、ティファは目の前の敵に向かってその身を翻らせた。

―――――一回転の後、かかと落とし―――――

先に見えた、勝利のビジョン。
そのビジョンに重ねる様に、ティファは体を動かした。
そして。見た。




死神の行き着く先に、初めて無生物でない「何か」があった。

その「何か」は壁を纏い、壁は漆黒を纏った。

黒はまた人を型どり、定められた方向へ走った。

矛先は――――――――――――――――

―――ティファの心臓を――――――――

―――――――――――寸分違わず―――



――――――――――――――――貫いた。
353エドガー編作者:2005/05/08(日) 09:11:55 ID:bajLR3fG
ごめん。ノリで書いてたら1つの戦いに10レスも使っちゃった。
しかもティファ殺しちゃった。
読み返してみると、ミスばっかでDQNな文章だし。
あと3分の1くらい残ってるし。

とりあえず落ちます。
続きは別の人が書いても構わないし、
「一度書き始めたなら最後まで責任取れや」
と言うなら一応最後まで考えます。

でも俺が書くとなると、ティファ死亡のままで進めちゃうかも。

スレ汚しスマソ。では。
354名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/08(日) 11:53:26 ID:WBQkGZFM
まぁメインキャラが死ぬのは今に始まったことじゃないし、生き返らせる手段も
色々あるし、マジで死んでもクラウドが本気で帝国と戦う理由ができて
ちょうどいいんじゃない?
355名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/08(日) 13:36:14 ID:+g8mzraa
クラウドはセフィロスと戦うまで殺すのはまずいだろうけど、ティファはクラウドほどストーリーに深く関わってないからな
まあ、次にエドガー編を書く人に任せればいいんじゃないか
死んだ、生きてる、生き返るのいずれでもストーリーは成り立ちそう
356プレジデント神羅編:2005/05/08(日) 13:49:52 ID:eUpKRIwE
闇撃ちのバディン「俺の報告からいく。とりあえず、帝国サイドはえらい激戦地となってる。元タークスのツォンは俺が確かに殺してきてやった。・・・あと、ティファが死んだようだ。あんたのお気に入りだったようだが、残念だったな!何人
か適当に殺ってこようと思ったが、待たせているヘリがやられたら帰れなくなるし止めといた」
プレジデント「くっ、ティファがか、無念だ」
スカーレット「ソコだけ反応するはなんでよ」
プレジデント「我が社の機密を知るツォンを消したのはほっとした、よくやったバディン」
二刀流のセフィリア「私たちの独立国家に賛同し、傘下となり我が国家に加わりたいと言ってきた国のリストです」
プレジデント「こんなにか?あきらかに敵対していたウータイまでこのリストには載っている」
疾風のジュドー「加わらなきゃどうなるか、示してやった。ウータイには骨を折ったが俺とセフィリアで反対する者は殺した」
一回の交渉で世界中の我が国家設立に加わりたいと言ってきた者たちが40万人を超えている。
一体何を示した?
このすましたセフィリアも、冷たい眼差しのジュドーも、一件親しげなバディンも冷徹で、それに見合った実力を持っている。
危険だが・・・。しかし有能だ。
いいだろう。この者たちと帝国を超える独立国家を創ろう。
357名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/08(日) 15:14:23 ID:NW4Z1OqM
まだ普通に書いてる人が居るみたいだけど
書き込むときは
あらかじめメモかなんかに書いたのをコピーして落とした方がいいよ
358リンク編:2005/05/08(日) 16:11:32 ID:NW4Z1OqM
ここは少しづつ上昇する魔大陸の中心
側近部隊を全滅させられたガストラは暇だった。
ガストラ「・・・・・・そうだ!砲台部隊に連絡を入れてみるとしよう!」
ガストラは壊れてない通信機を探し始めたが
戦いは凄まじかった為、中々見つからなかった。
ガストラ「なかなか見つからないもんだな・・・・」
探して続けて数分後、ついに無線を見つけたガストラ
ガストラ「・・・・・砲台班!砲台班!聞こえるか?」
砲台班「・・・・はい、こちら砲台班」
ガストラ「この島に近づく奴はおらんな!?」
砲台班「・・・・・いえ、数分前にチョコボが一匹、一応追い返しました。」
ガストラ「・・・・そうか!ご苦労」

数分前

モグ「もう少しであの島に着くクポ」
ストラゴス「急に上昇し始めたが行けるのか?」
モグ「少しぐらいなら飛べるクポ!」
チョコボは翼を広げ、魔大陸に近づいていく。
ストラゴス「さ〜て一体何が・・!」
チョコボが魔大陸に乗り込もうとしたときどこからともなく
ビームやらミサイル等の重火器がチョコボ目掛けて降ってくる。
ストラゴス「まっまずいぞい、ここは一旦引くぞい!」
モグ「わかってるクポ!」
チョコボは急降下して帝国本土に着地した。」
ストラゴス「何故あんなところに帝国が・・・・」
モグ「チョコボ・・・かなり疲れてる見たいクポ」
ストラゴス「様子見も兼ねて少し休んでおくか・・・休憩が終わったらベクタに向かおう」

ウーマロ「zzzzzzzzzzzzzzzzzz」
モグ「まだ寝てるクポ」
359プレジデント神羅編:2005/05/08(日) 16:53:26 ID:eUpKRIwE
プレジデント「スカーレット・・・」
スカーレット「はい」
プレジデント「私が嘘が嫌いだという事はよく知っているはずだろう。あの新タークスの身元調査報告書は真っ赤な嘘だ。違うか?」
スカーレット「・・・分かりました・・・。まず、ジュドーについてです。彼は、トレジャーハンターのロックなどとは違い、表立たない略奪盗賊組織のリーダーでした」
プレジデント「ロックか・・・。死んだと報告にあったり、バディンの報告で生きていた事が分かったり、エドガーの一味のなかでも異質な人間だ。彼とは違う種類の盗賊という事か」
スカーレット「あのジュドーは殺し、略奪など、手段を選ばずのし上がった盗賊でした。しかし、セフィリアに命を助けられてからは、盗賊を廃業し剣士としてセフィリアと行動を共にした・・・」
プレジデント「・・・続けるんだ」
スカーレット「ミユリについてですが・・・彼女は帝国に縁のある人物です。魔導の人体実験に関わりがある。・・・分かったのはこれだけです」
スカーレット「バディンについてはそれこそ何も分かりませんでした。身元の足跡を全て消されています」
スカーレット「最後にセフィリアです。我が神羅カンパニーに関係が少なからずあります。あのセフィロスと・・・」
プレジデント「何?セフィロスとか!?」
スカーレット「あの圧倒的な剣技の冴え・・・。私はこの事を知りつつ彼女をタークスとして迎えたのです。報告出来るワケがありません、プレジデント様、本当に申し訳ございません」
あの白髪。あの容姿。
そうえば、あのセフィリアはセフィロスと酷似している。
プレジデント「それ以上の事は分からないと?」スカーレット「本当です。どうか信じて下さい・・・」
プレジデント「私はお前だけは何があっても、これからも信頼する。だからもう、嘘はつくな」
スカーレットは涙を浮かべ、頷いた・・・。
360プレジデント神羅編:2005/05/08(日) 19:03:22 ID:eUpKRIwE
巨大な軍事力と、人材がミッドガルに日に日に集まってくる。
恐ろしいほど急速に国家が建設されていく。
もう止められない。
帝国を滅ぼすまで戦い続け、その後こそ戦いのない世界を創るつもりだ。ただ何かがおかしかった。
何かに操られているような気がするのだ。
これほど大規模な計画があっさりと拍子抜けしてしまうほど簡単に実行される。
どうなっている・・・?
全てはあのタークスを迎えた時からだ。
背筋が凍るほどの、あの存在感とあの実力。
全ての者がひれ伏したのは「神羅」にではなかったのか?
セフィリアめ・・・。
迎え入れるべきではなかったのか?
失敗だったか?
もうこの独立国家建設計画は止められない。
すでに国家としての形が出来始めた。
軍事力も巨大になってくる。
このままでは我らの独立国家は、ただの帝国の代わりになるだけではないのか?
そして、ただ支配する立場へと変わる。
私自身が変わらなければ、大丈夫だろう。
そう納得するしか今はない・・・。
361ロックパーティ編:2005/05/09(月) 00:06:58 ID:Uoqgm7pi
ティナ「どういうこと…魔石は少しでもヒビが入ったり欠けたりした場合は召喚はできないはずなのに…」
セリス「ヒビの度合いにもよるけど、特殊な魔力を持った者ならば幻獣のパワーは落ちれど、召喚は可能だと聞いたことがあるわ
     ケフカ…奴は一体…」
ロック「考えるのは後だ。いくぞみんな!」
5人は一斉にマディンに向かって突撃した…はずであった
5人の目線の先に、マディンはいなかった
次にマディンの存在を確認した時、ガウの腹にその拳がめり込んでいた
ドゴオオオオン!!
ガウ「ガッ…!」
物凄い勢いで吹っ飛び、壁に叩きつけられるガウの体
ティナ「ガウ!!」
ロック「なっ…いつの間に!みんな離れろ!」
再びマディンの姿が見えなくなった
消えたのではない。速すぎて見えないのである
バキイ!!
音がした方を振り向いた
目に映ったのは、セッツァーの顔面にマディンの回し蹴りが当たっていた光景だった
セッツァー「う…ぁ…」
うつ伏せになって倒れたセッツァーからうめき声が漏れる
ティナ「セッツァー!!」
ロック「こ、これでパワーダウンしてるってのか…?反則だろ…!」
セリス「イフリート達とは格が違う…」
マディン「あと…3人…」
ロック「くそ…!やられてたまっかよ!今度こそ2人は俺が守る!!」
ロックは二本の短刀を構えた
362ロックパーティ編:2005/05/09(月) 00:08:42 ID:aIoQMwEB
ロック(奴が消えた時、わずかだが風の流れがあった。瞬間移動の類などではなく、超スピードでの移動だ…目をこらせば見えるはずだ)
マディン「・・・・・」
しばしの静寂がその場の空気を包んだ
ロック(来る!!)
ブン!
マディンがロック達の視界から消えた
ロック「セリス伏せろお!!」
セリス「!!」
とっさに伏せるセリス
マディンの拳が空を裂く
ロック「はあ!!」
ロックの短刀がマディンの背を切り裂いた
マディン「ぐぬ!」
マディンが思わぬ反撃にひるむ
すかさず追撃をするロック
マディン「図に乗るな…!」
マディンは宙に飛び上がりロックの攻撃を避け、更に魔法の詠唱を始めた
ロック「まずい!魔法がくるぞ!」
マディンの手から魔法が放たれた
セリス「!?」
3人は一瞬自分の目を疑った
マディンは、ファイラ・ブリザラ・サンダラの3つの魔法を同時に放ったのである
ロック「ぐああああ!!」
2人の前に立ち、盾となったロックは3つの魔法を同時に全て受けた
たまらず倒れるロック
セリス「ロック!!」
ティナ「そんな…!2つ以上の魔法を同時に放つなんてできるはずが…」
しかし現実に目の前でそれが起きた
そしてマディンの攻撃はそこで終わりはしなかった
間髪入れずに詠唱を始め、すぐにまた3つの魔法を放つ
ロックを心配していたセリスは、それが自分に当たるまで気付かなかった
363ロックパーティ編:2005/05/09(月) 00:10:08 ID:YzYk5/ON
ズドーーン!!
セリス「………ぐっ…」
ドサ…
マディン「あと…1人…」
ティナ「あ、ああぁ…」
ティナの表情は恐怖でひきつっていた
ロック「ティナ…逃げろ…」
マディン「…………ティ……ナ……?」
ティナ「え…?」
マディン「ぐっ…うおおおおお!!」
頭を抱え苦しむマディン
ロック「な、なんだ…?」
マディン「ぐあああああ!!!」
マディンの体から大量の魔力が放出されていく
ロック「ま、まずい…。理由はわからないが、我を忘れてるぞ…!」
必死に何かを思い出そうと錯乱するマディン
マディンは魔石にヒビが入ったことにより、記憶を失っていた
『ティナ』
その名前をマディンは過去に何度も聞いていた
かつて自分が最も愛した者の名前
しかし、18年の月日はそれすらも思い出せないぐらいには十分すぎる時間であった
ティナ「……私が…何とかしなきゃ…!」
ティナは使い慣れない剣を構えた
マディン(ティナ…ティナ…ティナ…ティナ…)
思い出せないまま、マディンはティナに……自分の娘に襲い掛かった…
364名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/09(月) 08:20:16 ID:/1HRjYBU
初めてロックがまともに活躍した希ガスw
365名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/09(月) 16:31:27 ID:iteNwO7G
>>365 ツォン殺しちゃったけど、そのときのハイウィンドの様子も書いてくれ
366名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/09(月) 16:41:59 ID:XddBg3nx
>>365
そのレスアンカーは何?
367名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/09(月) 16:43:22 ID:iteNwO7G
間違えたorz >>365じゃなくて>>356
368まとめ:2005/05/09(月) 17:01:30 ID:XddBg3nx
ロック、ティナ、セリス、セッツァー、ガウ:マディンと戦闘中。ティナ以外は戦闘不能 >>363

エドガー、マッシュ、リルム、クラウド、ティファ:カトブレパス&カーバンクルと戦闘中。ティファ死亡? >>352

カイエン、ゴゴ、バレット、ヴィンセント:フェンリル&ユニコーン撃破 >>346

モグ、ウーマロ、ストラゴス:帝国本土で休憩中 >>358

シャドウ、ユフィ、エアリス、シド ツォン:ハイウインドで留守番中。ツォン死亡? >>318

ケフカ:ベクタから撤退。魔大陸へ向かった? >>338

ガストラ:魔大陸浮上成功 >>358
369名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/09(月) 17:09:52 ID:iteNwO7G
まとめ乙。でも、まだ魔大陸は浮上させてないよ。最低でもケフカが来るまでは話がごちゃごちゃになるから。
370ガストラ様:2005/05/09(月) 17:51:18 ID:5I9ePQCf
魔大陸は全世界を射程に収め、成層圏で制止している。
ガストラ「はっはっはっは、われに従わない者は皆殺しだ!」
ティナ「もうやめてガストラ!こんなことしても無意味だわ!」
ガストラ「何を言うか!見るがいいこれが三闘神のイカヅチだ!」
魔大陸から発せられた雷は地上を焼き尽くす。
ガストラ「おや、まだ刃向かおうとする奴がおったとは」
ハイウインドとブラックジャック他、飛空艇だ。
ガストラ「さっさと逃げればよいものを」
ガストラが手を振りかざす。
ティナ「やめてー」
魔大陸のモンスターが飛空艇を破壊する。
ガストラ「見ろー!ゴミが人のようだ!あーっはっはっはっはっはっは」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ガストラ「・・・・・はっ、夢か・・・・・・」
エネルギーが供給されても魔大陸の浮上速度は遅く
まだ、全然低い高さだ。
ガストラ「暇だなぁ・・・・」
371モグ編:2005/05/09(月) 18:13:15 ID:YHyPMZZu
モグ「ふう、ようやく着いたクポ〜」
モグ達の目の前には帝国都市ベクタがあった
モグ「お前たち本当にご苦労だったクポ。家でゆっくり休んでるクポ。今度ギザールの野菜をたっぷりご馳走するクポ」
チョコボ「クエ〜!」
走り去っていくチョコボ達を眺めながらモグはウーマロを起こした
モグ「ウーマロいつまで寝てるクポ!さっさと起きろクポ!」
ウーマロ「ウー…?……ウガーーー!!!」
寝ぼけていたウーマロはいきなりモグを掴み、思い切りぶん投げた
ウーマロ「ウ……オヤブン…?」
モグ「クポーーーー!!」
ガツン!!
モグ「いたた…あいつ後で覚えてろクポ!ん…?これは何だクポ?」
モグは今自分が衝突した物を見上げた
一見ロボットのようだが、ロボットからは感じないはずの魔力をソレからは感じた
ストラゴス「むっ あれは幻獣のゴーレムじゃ!何故こんな所に…?」
ゴーレム「プシューーーッ…敵発見…」
モグ「へ?」
372モグ編:2005/05/09(月) 18:14:42 ID:YHyPMZZu
ボカン!
モグ「クポーーーー!!」
ゴーレムはいきなりモグを殴り飛ばした
飛んできたモグをすかさずキャッチするウーマロ
モグ「うう、さっきから飛ばされてばっかりクポ…」
ストラゴス「気をつけるんじゃ。あいつ、わしらを敵とみなしたようだゾイ」
モグ「もう怒ったクポ!ウーマロ、あいつをやっつけるクポ!そうすればさっきのは勘弁してやるクポ!」
ウーマロ「ウガー!!」
ウーマロはゴーレムに向かって突進した
ガシイイイイン!!
お互いの体がぶつかり合う
力はほぼ互角なようで、どちらも微動だにしない
ストラゴス「わしも加勢するゾイ!」
モグ「待つクポ!何か別の気配を感じるクポ!」
ストラゴス「む…?確かに…何か嫌な感じじゃゾイ」
モグ「……上だクポ!」
そこには、幽霊のような不気味な幻獣がいた
半分透き通っていて、ふわふわと宙を浮いている
ストラゴス「ファントムじゃ!奴からもわしらに対する殺気を感じるゾイ…」
モグ「ゴーレムはウーマロに任せて、僕達はあいつを倒すクポ!」
ストラゴス「わかった。しかしお主、あんな奴と戦えるのか…?モーグリはあまり戦いは得意な方ではないと聞くが」
モグ「伊達にウーマロの親分はやってないクポ。モルルの好みも『強くてたくましいモーグリ』だクポ」
モグは自分の身長以上の長さもある槍を構えた
373エドガー編:2005/05/09(月) 23:21:16 ID:/7Z5g5v3
力なく地面に崩れ落ちていくティファ。
近くにいたエドガーが素早くティファを受けとめた。
クラウドも駆け寄ろうとしたが、巨獣に道を阻まれた。
「この……!」
喋る間もなくブレイクを放つ右眼。だが閃光はあらぬ方向へ。
その先には、いつの間にか移動していたカーバンクルが―――!
「くっしまった!」
光はクラウドの背中を直撃、石化はみるみる拡がっていく。
(こいつら、ここに来て連携を覚えたっていうのか!?)
重くなる背中に耐え、デスの追撃をかわしたクラウドは、リルムの前に移動した。
「エスナ…」
(治りが遅い…リルムも疲労している…これ以上
戦いが延びるのはまずい!それにティファが…!)
クラウドは眼の端でティファを見る。
安全な所へティファを避難させたエドガーが、必死に声をかけていた。


マッシュは一瞬だけ躊躇していた。
(この技を使えば俺もやべえ。だから迂濶には使いたくない…!)
だがティファを見ると、今にもティファの魂がこの世を離れていく様だった。
(もう迷ってる暇はねえ…助かる可能性があるってのに見捨ててられるか!)
「クラウド!ティファは俺が何とかする!それまで時間を稼いでくれ!」
そう言うとマッシュはきびすを返し、ティファの元へ走った。
「マッシュ…脈がないんだ…」
エドガーが悲痛な面持ちでそう言った。
「どいてくれ兄貴!」
寝かされたティファの額に手を当て、マッシュは眼を閉じた。
しばらくの精神集中を経て…唱えた―――
「スパイラルソウル…」
374名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/10(火) 00:42:04 ID:jTJNQt/o
>>365
か 勘弁して(´д`)
375ガストラ編:2005/05/10(火) 01:03:13 ID:VIWah9yw
「暇だなぁ」
鬼神とアルテマウェポンを合体させたガストラはただ魔大陸が早く浮上することだけを待っていた。
そこへケフカが現れた。
ケフカ「ヒッヒッヒ、皇帝、ただいま到着いたしましたよ。」
ガストラ「おお、ケフカ。侵入者どもは殺ったか?」
ケフカ「幻獣と戦わせておきました。たぶん、やられていると思うでしょう。それとも、生身の人間が幻獣に勝てるとお思いですか、皇帝?」
ガストラ「いや、そうは思ってはおらん。ところで、なかなか魔大陸が浮上しないな。どう思う?」
ケフカ「ヒッヒッヒ、皇帝、それは気長に待ちましょう。まだ、三闘神のエネルギーが集結していないようですが徐々に浮上するスピードが上がってますよ。
    それに、新たに魔導兵器部隊をこの大陸全土に配置しておきましたよ。後、魔大陸が完全浮上したときに帝国空軍とエアフォースも準備しておきました。」
ガストラ「おお、すまんなケフカ。これで後は、魔大陸浮上を待つだけだな。」
ケフカ「そうですな、皇帝。ヒッヒッヒ」

そして、魔大陸は少しではあるがだんだんと浮上スピードを上げていくのであった。
376名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/10(火) 01:07:10 ID:VIWah9yw
>>374 じゃあ、次にハイウィンド編を書く人に任せるわ。まあ、その報告書が嘘ってことでもいいんだけど。
377モグ編:2005/05/10(火) 01:11:44 ID:ggH5uSsB
スー・・・・・
ファントムが自らの姿を消し始めた
ストラゴス「予想通りじゃ。あやつ、隠れながらわしらを攻撃するつもりじゃゾイ」
モグ「気配までは隠しきれてないクポ」
モグはそう言うと、槍を構えたまま気配を探り始めた
その小さく愛らしい姿とは裏腹に、戦士のオーラのようなものが漂っていた
ストラゴス(このモーグリ、ただ者ではないゾイ…)
突如、モグは後ろを振り返り槍を突いた
確かな手ごたえはなかったが、何かに触れた
モグ「かすったクポ。次は当てるクポ!」
ファントム「・・・・・・」
再び集中をするモグ
だが、ファントムはモグの思いも寄らない行動をした
ドーーン!
モグ「!?」
モグの背中に魔法が直撃した
後ろを振り返ると、ストラゴスがこちらに手を向け立っていた
ストラゴスがモグに魔法を放ったのは、誰が見ても明らかであった
モグ「お爺さんいきなり何するクポ! ……あっ!」
モグはすぐに分かった
ファントムがストラゴスにとり憑いていることが……
モグ「き、きたないクポ!お爺さんから出て行くクポ!」
そう言って出て行くはずもなく、ストラゴスの体を利用して魔法を撃ちまくるファントム
モグ「こうなったら仕方ないクポ。お爺さんごめんクポ!」
モグは槍を逆に持ち、刃のついてない方でストラゴスに殴りかかった
バキ! スー・・・・・
ストラゴスの体から抜けていくファントム
モグ「覚悟するクポ!」
抜け出たのを見計らって、モグはファントムに攻撃を仕掛けた
378プレジデント神羅編:2005/05/10(火) 03:34:51 ID:jTJNQt/o
突然、ある人物が、私を刺そうとナイフを突きつけようとした瞬間!セフィリアがその者を斬った。
その者は、独立国家に賛成をとなえ、我が国家に迎え入れる事になったその国の幹部だった。
プレジデント「くっ、なるほど、我が国家に来る者の中には、このような目的の者もいるという事か」
二刀流のセフィリア「お怪我はありませんか?」プレジデント「ああ、おかげでな」
二刀流のセフィリア「このような輩もこの国家には来ているのです。これからさらに危険になります。どうか出歩くのはお控え下さい」
難儀な事だ・・・。
帝国の他に、敵は内にもいるというのか。
プレジデント「この恩は忘れない。好きな褒美を言うがいい」
二刀流のセフィリア「さすが太っ腹ですね。・・・それではお側につかえさせて下さい」
プレジデント「?まぁいい。ボディーガードになるというならお前は適任だ」
二刀流のセフィリア「国が安定するまでその方がいいでしょう」
もう独立国家の第一次の完成は目前だ・・・。
379プレジデント神羅編:2005/05/10(火) 04:26:04 ID:jTJNQt/o
プレジデントのオフィスを退室した、スカーレットが何やら言いげに歩いて来た。
闇撃ちのバディン「どうしたんだい、ミス・スカーレット?機嫌悪そうだね?」
スカーレット「最近、プレジデント様の見回りの仕事までセフィリアがするのよ。コーヒーまでいれたり・・・。秘書の仕事を完全に取られたわ」
* * * * *
そのプレジデントのオフィスでは、プレジデントとセフィリアはマッタリとしている。
以前のプレジデントのセフィリアに対するモヤモヤとした気持ちも、だいぶすっきりした。
彼女がセフィロスとどのような関係の者でも、仕事にはなんら関係はない、そう思う事にした。
プレジデント「ボディーガード、国の軍事総指揮、私の見回りの事までさせているのだ、私はお前に頭が上がらんな」
二刀流のセフィリア「そうお思いならそれでいいですよ」
そう言って笑うセフィリアは美しかった。
細かい事まで気のきくセフィリアは、スカーレットとは正反対といえる性格なのかもしれない。
おかげで、私自身の仕事もはかどっている。
プレジデント「近いうちに出掛ける用がある。その時も来てくれ」
二刀流のセフィリア「はい、分かりました。それより・・・お出ししたコーヒーは最後までお飲みいただけると」
そう言って急かすセフィリアも美しい。
なぜか、スカーレットに申し訳ない気がしてきてしまう。
窓から見える、日々変わり続ける景色は情緒がある。
さて仕事にかからなければ・・・・・・。
380モグ編:2005/05/10(火) 10:30:18 ID:ggH5uSsB
ドシュ!
モグの槍は完全にファントムを捕らえた
しかしファントムは、全く痛くないと言わんばかりの微笑をし、煙のように再び消え始めた
モグ「な、なんでクポ!?」
ストラゴス「ん…いたたたた」
後頭部を抑えながら起き上がるストラゴス
モグ「あ、お爺さん大丈夫クポ?」
ストラゴス「毎日のようにリルムにどつかれてたからな…慣れておる。それよりモグよ、恐らくああいう類の敵には物理攻撃は効果が薄いゾイ」
モグ「うん、ど真ん中に突き刺したはずなのに手ごたえがあまり感じなかったし、全然効いてなかったクポ」
今思えば、一番最初に攻撃を仕掛けた時も、かすったのではなく当たっていたのかもしれない
ストラゴス「魔法でカタをつけるしかないゾイ。モグ、奴の場所を探ってくれ。そこにわしが魔法を当てる」
モグ「わかったクポ」
また気配を探り始めるモグ
モグ「…?何か体が重いクポ」
ストラゴス「まずい!グラビデじゃ!」
いつの間にか2人は黒い球体に包まれていた
それだけではない。2人の体を明らかに何かが蝕んでいた
モグ「これは…毒…?」
ストラゴス「奴め!グラビデとポイズンをかけおったな!動きを鈍らせて毒でじわじわと殺すつもりじゃ!」
ファントムは相手を直接攻撃する手段を持ってはいない
しかし、さっきのように仲間にとり憑いたり、グラビデとポイズンの二段攻撃をすることによって、相手に恐怖を味あわせながら殺すのである
ファントム「クカカカカカ」
上を見ると、姿を現したファントムがニヤニヤと笑っている
モグ「完全にナメられてるクポ!」
ストラゴス「後悔させてやるゾイ!」
詠唱を始めるストラゴスに、ファントムは更に追撃をした
ストラゴス「う…ゲホゲホ!お、おのれ…」
ポイズンをもう一度かけたのである
毒の進行が更に早まるストラゴス
モグ「これ以上毒をくらったらたまらないクポ。何とかあいつを止めるから頑張って詠唱するクポ!」
倒せないとわかりながらも、せめてストラゴスの詠唱を守るためにモグはファントムに向かっていった
381シャドウの夢:2005/05/10(火) 14:55:29 ID:OkrmRl9K
暗闇の山の中を五両編成の蒸気機関車が駆け抜けてゆく
まだ寒い2月中旬、乗客はみんな疲れた顔をして座っている。
皆コートを羽織い、白い息を吐きながら自分が降りる駅に着くのを待っている

ここまでは普通の列車の風景。ただ一つ
列車強盗が乗り込んでいる事以外は・・・

自分の視界から二人の男が見える
寒いのに動きやすい薄い格好をしていて、体格もいいのでなかなか目立つ
一人はクライド、自分である。
横に居るのが相棒のビリー、昔少し格闘技をやっていたらしく
身のこなしもなかなかの自慢の相棒である。
二人は機関室の屋根の上で息をひそめて突入する機会をうかがっていた。
「地方の鉄道と違って今回は帝国サマの鉄道だ、それなりの収益が見込めるぜ」
ビリーはヒソヒソと独り言のように呟いた
小窓から見える中には車掌が一人
車掌を脅し金のありかを聞き出すのがいつものパターン
クライドは自信に満ちた目で言った
「今がチャンスだ、乗り込むぞ…」
ビリーはニヤリとしながら屋根裏から飛び降り、鉄の扉の前に立った
そしてピッキングを始めた
カチャ…
もうここまでくると言葉はいらない、二人とも自分のやる事は決まっている。
ビリーがドアを開けクライドが車掌の背後に飛んだ。
しかし車掌はピクリともせずじっと前を向いている。
クライドはこれは自分達が無視されているんじゃない、マネキンであると気付いた。
クライドは入り口を見張っているビリーのもとにかけよった
「罠だ!ビリー!」
ビリーは焦った、しかしクライドが伝えなくても罠だと解ったかもしれない
なんと、後ろの車両から茶色い鎧で武装した帝国兵が3人やってきた。
382シャドウの夢2:2005/05/10(火) 14:56:06 ID:OkrmRl9K
真ん中の隊長らしき男が言う
「俺達を甘く見たようだな、薄汚い強盗め」
二人とも、逃げる機会をうかがっているが、木々が生い茂る山中。
飛び降りて無事なワケが無い。
ビリーが余裕をかまして言う
「俺は車掌と鉄道の歴史についてお話しようとしてただけだぜ」
隊長は無視して続ける
「俺達がおまえらを捕まえたら、褒美ももらえるし帝国の名も広まる
いい仕事だと思わないか?」
クライドが言い返す
「捕まえられたらの話だろう」
隊長はこの二人の強盗の腕を聞いてはいる
「お前ら、これを見てもそんな余裕をかませるかな?」
横に居た帝国兵二人が兵器を取り出した、ボーガンである。
「このボーガンは、手動式だが連続して矢を打ち出す事が出来る」
帝国兵は勝ち誇った顔で言った。
たしかにマズイ、この逃げる場所が無いところでボーガンを突きつけられるのは。
クライドがビリーに耳うちして言った
「仕方ない、逃げるぞ」
ビリーは金が手に入らなかったのが悔しいが、それどころでは無い。

緊張が張りつめるなか、隊長の合図が出る
「やれ!」
二人の帝国兵は、構えて狙いを定めた
それと同時に、クライドは煙玉を使って二人の姿をくらまし
「ここで飛ぶしかない!行くぞ!」
ビリーの合図によって、二人とも暗闇に包まれた森林の中に飛び込んだ
383シャドウの夢3:2005/05/10(火) 14:56:54 ID:OkrmRl9K
軽く気絶していた、ここがどこなのかわからない
ビリーとはぐれてしまった。俺は相棒の名を呼ぶ。
「ビリー!どこだ!」
少し明るくなりかけているとはいえ、朝方の森の中は暗い。
何度も呼んだ、すると
「クライ…ド…」
左手の方向から声が聞こえた
クライドはうれしくなり、そっちに駆け寄った。
しかし、ビリーの様子がおかしい
「オイ、どうした。死んでるように見えるぞ」
顔色が悪くなり、切り株の上に座っているビリーに向かって冗談っぽく言った
するとビリーが重い口を開いた
「ボーガンを一発もらってしまったみたいだ。左脇腹にくらったんだが
どうやら毒矢だったらしく、体がマヒしてきてるんだ…」
喋る事すら彼にとっては辛いんだろう、顔からあぶら汗が噴き出している
クライドは冷静に言った
「とりあえず俺が肩を持ってやる、森を抜けて川ごしに歩けば村の一つはあるだろう」
ビリーはその言葉に希望を感じなかった
自分の命がどこまで持つのか、自分が一番よく知っている
だがとりあえず希望を持ち、二人は森を抜けた。
384シャドウの夢4:2005/05/10(火) 15:05:22 ID:OkrmRl9K
川沿いをどれだけ歩いただろう、町や村というのは
住みやすさからして、川や海の近くに作るのが昔からの知恵
小さな集落の一つくらいあるだろうと思い、二人は歩き続けた。
ビリーの容態がおかしい、脇腹は変色し、血がドクドクと流れ出している。
ビリーは地面にあおむけになり、倒れた
「おい、ビリー!しっかりしろ!」
クライドは顔が真っ青になっているビリーを励ますが
ビリーは力を振り絞ってこう言った
「俺はもう駄目だ、追っ手がもうじき来るだろう…」
そのまま言葉を続ける
「俺が居ても足手まといだ…俺はもうこれ以上動けない」
クライドは黙って話を聞く
「頼む…奴らに捕まり、拷問をうける前に…その剣で俺を…殺してくれ…」
ビリーは覚悟をきめて言った、だが
「何を言う!もうすぐ村があるかもしれない、頑張るんだ!」
クライドも、追っ手が迫っていてもう二人じゃ逃げられない事は
うすうす気付いている、だが今まで一緒に仕事をしてきた相棒を見捨てる
ましてや殺す事なんて出来ない
「…血が止まらないんだ。帝国の毒の凄さくらいは知ってるだろう…?」
どうすればいい、選択の時は迫る
「殺せ…」
ビリーは泣きながら頼んだ
「すまん!ビリー!」
クライドは倒れているビリーを抱きかかえるのをやめ立ち上がった。
そして、ビリーに背をむけて走り出した

「クライド…キサマァァァ!!」

友の悲痛、いや、恨みの叫びが今日も俺の夢の中で響き渡る。
385シャドウの夢(あとがき):2005/05/10(火) 15:08:19 ID:OkrmRl9K
流れ完全無視でスマソ
とりあえず世界観や元ネタの雰囲気を壊さずに書いてみた。
こんな俺の小説でも読んでもらえれば嬉しいよ。

では張り切って本編続きヨロ↓
386ハイウインド留守番組:2005/05/10(火) 17:22:54 ID:9GfmZx8L
シド「しかしだなぁ、直接ベクタに乗り込むのもいいがそんなことしたらまず撃墜されるぞ」
ハイウインドの中では潜入組を助けに行くかの議論が行われていた。
エアリス「よく考えたらあの中にまともな回復役がいないじゃないやっぱり行くべきよ」
シャドウ「だが直接乗り込むのは良くないだろう、足になる飛空艇が使えなくなるのは困る」
ユフィ「そうだよ!なんか東の島だって浮き始めてるし、もし飛空艇が破壊されたらどうやって乗り込むのよ」
議論は長く続いた。
なかなか決まらない中シャドウはある事を思い出した。
シャドウ「そうだ!まだ、ブラックジャックが残ってるじゃないか」
シド「でも元々はその飛空艇に乗り込むために俺様のハイウインドを借りに来たんだろ?」
シャドウ「そうだったな・・・・・」
ツォン「取り込み中悪いが、その飛空艇はあれの事か?」
ツォンの指差した先にブラックジャックは止まっていた。
シャドウ「何故あんな所に・・・・・」
ユフィ「ちょうどいいじゃん!ハイウインドが壊れたらあの飛空艇盗んじゃおうよ」
エアリス「それよ!それ!さっはやく突っ込みましょう!」
シド「ちょっと待てよいくらなんで・・・」
シドが言い終わる前にハイウインドは発進した。
シド「なに勝手に発進させてんだぁ!」
パイロット「せ、船長〜」
シド「・・・って〜事は」
エアリス「あはは、これ面白いわね」
ユフィ「行け行け!エアリス〜」
男「・・・・・・恐ろしや」
387ハイウインド留守番組:2005/05/10(火) 17:26:06 ID:9GfmZx8L
ハイウインドはベクタ上空に着いたが対空砲火は全く無かった。
シド「一体どういうことだ?全く無いなんて・・・ここは帝国の本拠地なんだろ」
シャドウ「もしかして潜入組みが帝国軍を全滅させたのか?」
ツォン「流石にそれは無理だと思うがな・・・だとしても2,3人は犠牲になってるかもしれんな」
ユフィ「・・・・・・・・・・・」
エアリス「ツォンさん!」
ツォン「すまんな・・・」
シド「まぁ何にせよ一応潜り込むとしよう」
しかし!
飛空艇に向かって幻獣が飛んできた。
シド「パイロット!」
パイロット「はっ!飛空艇内のコンピューターのライブラリと照合中・・・・・」
エアリス「いつのまにあんなもの・・・・」
シド「へへっ便利だろ・・最新の兵器カタログから伝説のモンスターまで全て登録されてるんだぜ!」
パイロット「出ました!一匹は・・・・幻獣です!幻獣ケーツハリーです!」
一同「な、なんだってー!」
パイロット「・・・・更に背中にももう一体!」
一同「な、なんだってー!」
シド「一体!どうなってやがんでぇ」
エアリス「まずいわね・・・背中にいる幻獣・・・・あれはタイタンよ」
ユフィ「えぇー!あのタイタン!?」
シャドウ「一体どうゆう幻獣なんだ!?タイタンって」
エアリス「タイタンは大地の巨人・・・・怪力で土をえぐり、岩を砕くわ・・・要するに」
ユフィ「飛空艇に乗り込まれたら、まず飛空艇は使い物にならなくなるんだよー」
シド「くそっ!あんなのに俺様の飛空艇を潰されてたまるかよ!」
388ハイウインド留守番組:2005/05/10(火) 17:26:36 ID:9GfmZx8L
シド達はパーティーを二つに分けて戦う事にした。
空のケーツハリーと陸のタイタン・・・・・・・・
飛空艇に乗って戦うメンバーと陸でタイタンと戦うメンバーを分けよ
シャドウ、ユフィ、エアリス、シド、ツォン
389名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/10(火) 22:51:18 ID:tW/LB0CE
ツォンがぬっ殺される前か
390名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/10(火) 23:07:45 ID:VIWah9yw
387の男「・・・・・・恐ろしや」 ←が気になる。おそらくこいつが闇撃ちのバディンだと思う。
391名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/10(火) 23:10:09 ID:9GfmZx8L
そこは言うべき所では無いよ〜
392ハイウインド編:2005/05/10(火) 23:33:47 ID:JpKlGMD9
シャドウ「遠距離攻撃が可能、もしくは得意な者はケーツハリーと戦った方がいいだろう
      そうなると、シドと俺がタイタンと戦い、残りの者がケーツハリーと戦うのが得策だな」
ユフィ「えーっ、シャドウあたしと一緒に戦ってくれないの〜?」
シャドウ「地の利と戦力バランスを考えた結果だ、文句を言うな」
エアリス「とにかく、タイタンを下に落とさないと。ぶつぶつぶつ……コメット!」
魔法を唱えると、小さな隕石がタイタンの胴体に直撃し、そのまま地面に叩き落とした

シャドウ「よし、行くぞ!」
ハイウインドから飛び降りるシャドウとシド
タイタン「ぬおおおおお!!!」
タイタンは隕石を持ち上げ、着地した2人に投げつけた
シド「おいおいいきなりかよ!」
シャドウ「ちい!」
すぐにその場から跳び離れる2人
シャドウ「コメットをもろにくらってあの高さから落ちて、大したダメージはなしか…頑丈な奴だ」
シド「めんどくせえなクソ、久々に本気出してさっさとケリつけてやるぜ」

ツォン「いつも部下任せで自分で戦うのはかなり久しぶりなんだが・・・」
そう言って銃を懐から出すツォン
ユフィ「ちょっと〜、この中で男はあんただけなんだから、頼りないこと言わないでよ!」
エアリス「あまりアテにしない方がいいわよ、その人は。私の魔法とあなたの手裏剣で頑張りましょう」
ツォン(・・・・・『両手の花』ならぬ、『両手に棘だらけの薔薇』ってところか…)
苦笑いをしながら弾を詰めるツォン

そして、空と陸での激しい戦いが始まろうとしていた
<二刀流のセフィリア>
名前・セフィリア
性別・女
身長・セフィロスくらい(かなり高身長)
年齢・?出身国・?
B90W58H89
*新タークスのリーダー。セフィロスほどの実力を持つ。
普通の長さの剣と、セフィロスが持つ長刀ほどの長さの剣の二つを持ち戦う。
かなり美形で、白髪、髪は腰ほど。
性格は、おっとり、激情、冷徹、時々ノリもよい、慈愛もあり・・・気難しいのか?変わった性格である。
魔導アーマーだろうが、大型モンスターであろうが一刀両断に出来る。一度戦いのスイッチが入ると、タークスのメンバーすら止められない。他のタークスのメンバーも、セフィリアには一目おいており、畏怖すると同時に憧れの対象なのかもしれない。

<闇撃ちのバディン>
名前・バディン
性別・男
身長・184
体格・タークス1スレンダー(筋肉はあるが高身長でヒョロイ印象)
年齢・?出身国・?
*様々な銃器を扱う殺し屋(賞金稼ぎ)。
容姿はFF8の銃を使う(名前忘れた)彼のような優男風。ロングコートの裏には殺しに使う様々な銃などがある。
特別なスプリット(銃弾)を数種使用する。タダ働きは絶対しない主義である。諜報活動に最も向いた人物であり、かなり博識で、社交的。
意外に面倒見がよく、動物好き。仕事はつねに慎重さがある。薬品などの暗殺も得意としている。銃剣術、体術など会得しているが、接近戦は極端に嫌い、もっぱらライフルタイプかピストルタイプの銃を距離を置き使用して戦う。
特別な銃弾を使えば、モンスターや、幻獣などとも苦労なく戦えるが、魔導アーマータイプの機械タイプとの戦いが大の苦手。
魔導女王のミユリと仲が良く、よく遊びに付き合っている。
素性が全く知られておらず、常に、足跡を消す習慣がある・・・。タークスに入隊した、真の目的は不明。
394ハイウインド編 シャドウ&シド:2005/05/11(水) 01:40:05 ID:hbz40pSw
タイタン「ぬん!!」
タイタンがいきなり自分の両腕を地面に刺しこんだ
シド「あん?何をする気だ…?」
タイタン「があああああ!!」
地面にヒビが入っていく
それだけではない…地面が徐々に盛り上がっている
シャドウ「地面を持ち上げている…だと!?」
すくい上げられた地面は、10メートル近くもある壁となり、2人に倒れてきた
シャドウ「まずい!離れろ!」
咄嗟に後ろに跳ぶシャドウだが、シドは微動だにしない
ズウウウウン・・・・・!
逃げ遅れたシドは、何トンもの重さがありそうな壁の下敷きになった
シャドウ「シド!!!」
シド「…でけえ声だすんじゃねえよ」
ボゴォ!
突如、倒れたその壁に穴が空き、無傷のシドが飛び出してきた
シド「くらいな!」
タイタン「!?」
飛び出したと同時にダイナマイトに火を付けていたシドは、自分の着地も待たずにそれをタイタンに投げつけた
ドオオオオン!
不意の攻撃にタイタンは防御する暇もなかった
シャドウ(とんでもない奴だな…。強いというのは聞いていたが、ここまでとはな)
シドは逃げ遅れたのではなく、この程度の攻撃では自分は傷一つ負わないという絶対の自信があったのである
その常識外れな強さに驚きを隠せないシャドウ
タイタン「ぬうぅ…」
煙の中から姿を現すタイタン
多少のダメージは負ったようだが、まだまだ倒れそうにない
シド「なんだ、ま〜だ生きてやがるのか」
しかし、シドも余裕の表情である
シャドウ「…俺も黙って見ているのは性に合わんな」
忍刀を取り出し、シャドウも本格的に戦闘態勢に入った
<疾風のジュドー>
名前・ジュドー
性別・男
身長・178
体格・ややがっちりでしなやかな筋肉質
年齢・?出身国・なし
*元、盗賊団の頭。
基本は寡黙なタイプだが、キレるとまくし立てるような喋り方になってくる。殺しは生活の一部となっているほどの「影」が常の生活をしている。
かなり利己的であり、心を開いているのは、命を救われた二刀流のセフィリアのみ。
セフィリアに命を救われてからは、盗賊団から足を洗い、才能のあった剣を持ち、セフィリアと剣士として行動を共にした。
周りを観察する事を習慣にし、モンスター、人間、機械タイプの敵であろうと、弱点をつき瞬殺する。
意外に熱くなりやすい性格。
敵がジュドーを感知する事がないくらい、恐ろしく速く柔軟に戦う。接近戦を好む。小型の飛び道具を隠し持っている。
容姿は整ってはいるが、傷跡が大小様々にあり、身体にも多数ある。黒いバンダナを目元の方まで深くまいている。
自分の身を案じない自虐的とも思える戦いをする。
誰もジュドーとの戦いの最中、姿を捉えられない事から自然と、疾風のジュドーと呼ばれた。
目的は特になく、生き方を求めているのかもしれない・・・。

<魔導女王のミユリ>
名前・ミユリ
性別・女
身長157
B84W56H77
年齢・見た目は15、6
出身国・帝国の・・・。
*帝国の魔導実験において無からつくられた。
膨大な魔力を持ち、天候を操り、召喚術、魔法、呪いの(趣味)方面も使いこなす。
特殊な体質で専用の魔力を抑えるアクセサリーを体中につけていなければならない。魔力は使い過ぎると意識を失ってしまうのに、力をコントロールする事がほとんど出来ない。
恐ろしく個性的なオカルト方面の、おどろおどろしい服を好む。まだあどけない少女であり、金髪のセミロング。
今は記憶を失っているので精神は安定している・・・。秘密裏に帝国魔導実験で生まれたため、その存在はほとんど知られていない。
呪いの能力については、千里眼、タロット予知などは使える。
精神年齢がストップしてしまい、なかなか物事が覚えきれない。バディンとは仲良しだが、いつもふらっとどこかに行かれてしまうのが不満の種。
396名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/11(水) 02:06:11 ID:rV2OySbG
何でこの小説のシドはこんなに強いんだw
明らかにクラウドより強いぞw
397名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/11(水) 02:59:50 ID:NvZqMRWJ
話戻していいデスカ。
FF6の長編ノベルないっていってるけど、ありますよ。しかもかなりイイ。
398名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/11(水) 03:06:25 ID:NvZqMRWJ
スレ違いますた。


逝ってくる……orz
399名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/11(水) 11:51:42 ID:Yt+VNnwo
>>391 ごめん。ただ誰かの間違いかな〜って思っただけなんだ。それより新タークスメンバーが誰に似ているかわかったけど、今度は言わないでおくよ。
400プレジデント神羅編・ミユリ編:2005/05/11(水) 14:54:58 ID:X2hkHUAe
時々何かを思い出しそうになる。暗く、何人かの人たちがあたしを見ていた。動けなくて、喋れなくてとても怖かった。
「クイーン」とあたしはその時呼ばれていたのだと思う。
助け出してくれたのはバディンなんだ。
人なつっこい笑顔で、もう心配はないと・・・そう言ってくれた・・・。
ただ、私をクイーンと呼んでいた人たちは、・・・バディンがみな動けなくした。
今思えはその人たちはバディンによって殺されたのだろう。
今私はここ、プレジデントのおじさんがいる所にいる。
私が今好きな、大好きな人はバディン。
きっと将来結婚するだろう!
でも・・・身体が成長しないあたしをバディンはどう思っているんだろう。今はその事が一番つらい。
401ハイウインド・空の人たち編:2005/05/11(水) 16:50:59 ID:jCxMnIlN
ケーツハリー・・・・・鳥の形の幻獣でその速さを捉える事は難しい。
飛空艇のコンピューターが出した答えはそれだけだった。
エアリス「マテリアよ!二人とも使って!」
ユフィは炎、氷、回復、盗むのマテリアを入手した。
ツォンは雷、れんぞくぎり、毒のマテリアを入手した。
エアリスは炎、雷、氷、風、ふういん、青魔法のマテリアを入手した。
エアリス「行くわよ!」
ユフィ「まずは私からいくね!ファイガ!」
ユフィの放った巨大な火球はケーツハリーを追いかける。
しかし、ケーツハリーのあまりの速さに追いつく事はできず途中で爆発した。
ユフィ「速すぎるよ〜」
ツォンの連続射撃は一応当たるには当たるがダメージ量は少なくとても倒せそうに無い。
エアリス「私のフリーズなら凍らせて動きを止める事ができるだろうけど・・・」
ユフィ「じゃあ早く動きを止めてよ〜」
エアリス「フリーズは座標指定型の魔法だから・・・あの速さじゃ座標指定型もかなりきついわ」
ツォン「ならこうするまでだ!」
ツォンはサンダガを放った。
が、もちろん当たるはずが無い
ツォン「・・・どうだ今ので多少だが座標の位置が掴めただろ?」
エアリス「・・・・確かに少しは読めたけどあれだけじゃ当てるのは難しいわ」
ろくな打開策も浮かばないまま戦闘を続ける三人。
このまま持久戦に突入したら魔法を打ち続けてる分三人の疲労は増えていくばかり
ツォンの銃の弾にも限りがある
ツォン「・・・そうだ!」
ツォンは銃の繋がりマテリア穴に毒のマテリアをはめた。
ツォン「エアリス!追加効果のマテリアはあるか?」
エアリス「あるけど・・・どうするつもりなの!?」
エアリスはマテリアを投げ渡しながら尋ねた。
ツォン「こうするのだ!」
402ハイウインド・空の人たち編:2005/05/11(水) 17:09:37 ID:jCxMnIlN
ツォンは銃を連射する
キィン!
ケーツハリーに弾が当たった。
ツォン「あとはしばらく耐えるんだ!」
攻撃の嵐が止んだと同時にケーツハリーは空高く上昇する。
ユフィ「来るよ!」
ケーツハリーは物凄いスピードでハイウインドに突っ込んできた。
エアリス「マイティガード!」
魔法と打撃二つの攻撃を防ぐ防御呪文マイティガード・・・・・
その効果により飛空艇ハイウインドはバラバラになるのを免れた。
ユフィ「まだなの!?」
ツォン「そろそろだな・・・・」
エアリス「・・・・・?(ケーツハリーの動きがさっきより鈍いわ?一体・・・まさか!)」
エアリス「さっきの毒マテリアね!?」
ツォン「ああそうだ・・・・追加効果のマテリアにより銃弾に当たったら毒状態になるようにしておいた」
ユフィ「やるじゃん!おっさん!」
ツォン「(おっさん・・・・)」
エアリス「でも!あれだけじゃ当てるには難しいわ!」
ケーツハリーは毒状態でも目で追うのがやっとの速さだった。
ツォン「そこでだ・・・・連続魔と全体化のマテリアを使う」
エアリス「一体何を!?」
ツォンは毒と連続切りマテリアをはずし繋がり穴に雷・連続魔、全体化のマテリアを組み合わせる。
ツォン「エアリス!ユフィ!ありったけのダイナマイトを投げてくれ!」
エアリスとユフィはありったけのダイナマイトを投げつけた。
ユフィ「でもあれじゃぜんぜん当たってくれないよ!」
ツォン「まぁ見ていろ・・・・・」
403ハイウインド・空の人たち編:2005/05/11(水) 17:22:19 ID:jCxMnIlN
ツォンはサンダガを放った。
サンダガはケーツハリー以外にもダイナマイトを捕らえていた。
ダイナマイトは次々と爆発していきダイナマイト郡の中にいるケーツハリーも大ダメージを受けていた。
ツォン「まだだ!」
ツォンは連続魔のマテリアによりサンダガをもう一度放つ
サンダガは何も無いところに雨の様に落ちていく
サンダガの雨をいともたやすく避けるケーツハリー
ツォン「エアリス!フリーズだ!」
エアリス「(・・・・そうか!)わかったわ!」
エアリスはフリーズを放った。
カキーン!
ケーツハリーは凍りつき氷像となった。
ユフィ「すごーい!エアリスどうやって当てたの!?」
エアリス「それはね・・・・」
ツォンの放ったサンダガの雨により大体の軌道は読めており
更に毒状態で体力も減ったケーツハリーはダイナマイトのダメージで速度も遅くなっていた。
エアリス「まっそれでも当てられるかはわからなかったんだけどね」
ツォン「奴がまた動き出すぞ!」
ケーツハリーの氷像に亀裂が入り氷像は砕けそうになった。
エアリス「ユフィ!」
ユフィ「任せて!」
ユフィは究極リミット技森羅万象を放った。
ザシュザシュザシュザシュ・・・・・・・・・
ユフィのリミット技は決まり、ケーツハリーは魔石に戻って行った。
ユフィ「この中で一番打撃が強いのは私だもんね!さぁシャドウ達を助けに行こ!」
ハイウインドは下で戦ってるシド達を助けに降下していった。

男「・・・・タークスの元リーダーの実力もこんなものか・・・・」
404ハイウインド編(シャドウ・シド:2005/05/11(水) 18:08:20 ID:kfB0jMtH
シド「おらどうした、もう終わりか?」
タイタン「うぅ…」
あれから10分、タイタンは自分の持つありとあらゆる手段でシドに攻撃をしていた
しかし全くダメージを与えられないどころか、そのたびに手痛いカウンターをくらっていたのだった
シャドウ「お、俺の出番がない…」
圧倒的優勢にも関わらず、一人空しい気分に浸るシャドウ
シド「なんだ、見かけによらず目立ちたがり屋なんだな」
シャドウ「・・・・・」
その時、タイタンがゆっくりと動き出した
シド「お?くるか?上もカタがついたみたいだし、こっちもそろそろ決めさせてもらうぜ」
シドが余裕面で歩いていく
シャドウ「シド!不用意に近づくな!どんな奥の手を持ってるか分からんぞ!」
シド「あったらとっくに使ってんだろそんなもん」
聞く耳を持たないシド
しかし、この時のシドだけは、「余裕」ではなく、「油断」だった…
間合いに入った瞬間、タイタンは高く跳び上がった
そして着地すると同時に地面に魔力を叩き込んだ
大地震が起き、シドが立っている場所の中心から地面が割れた
シド「やべ!」
シドは咄嗟に持っていた槍を使い、地割れの間で鉄棒のようにぶら下がっていた
それをニヤけた顔で見下ろすタイタン
シャドウ「シド!!」
タイタンの拳がシドの槍に振り下ろされ、シドは折れた槍と共に底の見えない谷間に落ちていった
405エドガーパーティ編:2005/05/11(水) 23:18:00 ID:nLizEcH+
…ドサッ
エドガー「お、おいマッシュ!どうした!?」
スパイラルソウルと唱えた直後、マッシュが倒れた
ティファに続きマッシュまでも・・・・。混乱するエドガー
エドガーはその時ティファの身に起こった奇跡に気付いていなかった
ティファ「・・・・・・・・・ん・・」

あと一押しが足りない・・・
クラウドはずっとそう思っていた
こいつらにはもう十分ダメージを与えた
さっきのティファの攻撃が決まっていれば、カトブレパスは倒せていただろう
だが、自分の剣はカトブレパスに刺さったまま抜けず、ティファは倒れ、リルムの魔法はカーバンクルのせいで使えず
マッシュはティファの元へ行ったきりで、エドガーにはクラウド達ほどの攻撃面での爆発力はない
何より、クラウド自身がティファのことが気がかりで戦いに集中できていないのだ

もうだめか・・・

そう思ったクラウドが、ふとティファの方を見る
クラウド「!! ティファ!!」
自分の目を疑った
間違いなく、ティファが目を開けている
しかも立ち上がっている
ティファ「クラウド!カーバンクルは私が何とかするわ!カトブレパスをお願い!」
クラウド「あ、ああ!しかし俺の剣は・・・・・・はっ!」
何故今まで思い出せなかったのか
カトブレパスの身に深く刺さった剣
この状況から放てる絶好の技をクラウドは持っていたのだ
406エドガーパーティ編:2005/05/11(水) 23:20:39 ID:nLizEcH+
ティファ「ハアアアアア!!」
カーバンクルに反撃する間も与えずに猛攻撃をしかけるティファ
ティファ「これで・・・・終わりよ!!」
ティファの拳にこれまでにない激しいオーラが集まった
そして渾身の一撃をカーバンクルにぶつけた
これがティファの最終奥義、ファイナルヘブンである
吹っ飛んだカーバンクルの体はいくつもの壁を突き破り、止まった時にはすでにカーバンクルに息はなかった

カトブレパスと対峙するクラウド
クラウド「素手ではまともに戦えないと知ってナメてるな…だが、それでいい」
カトブレパスの右眼が光った
その瞬間を狙ってクラウドは一気に距離を詰め、自分の剣を掴んだ
ティファが復活して心が晴れた今、これまでとは別人のような動きである
クラウド「悪く思うな…」
カトブレパス「!?」
それだけ言って、クラウドは剣を掴んだまま上に向かってカトブレパスの体を真っ二つに切り裂いた
クライムハザードと名付けられた、クラウドの必殺技である
407エドガーパーティ編:2005/05/11(水) 23:22:47 ID:nLizEcH+
クラウド「・・・・終わった」
大苦戦しただけあって、らしくもなく勝利の余韻に浸っていた
後ろの方でリルムもヘトヘトになりながらも、こちらに向かって親指を立てていた
クラウド「そういえば、エドガーとマッシュは…?」
ティファ「そうだわ!クラウド、マッシュさんが大変なの!」
クラウド「なに…?」
マッシュの元に駆け寄る3人
事情を説明するティファとエドガー
クラウド「ティファの…身代わりに…?」
エドガー「何とか助けられないのか!?たった一人の弟なんだ……例え世界に何人女性がいても、マッシュがいなきゃ俺は…」
エドガーの目には、うっすらと涙がにじんでいた
ティファ「エドガーさん・・・」
クラウド「・・・・ティファの時ほど深刻なものではない。だが、時間が経てば経つほど危険だ。少々荒っぽいが、この方法しかないな」
そう言うと、クラウドは緑のマテリアを剣にはめ込んだ
エドガー「…何をする気だ?」
クラウド「微量のサンダーを浴びせる、要するに電気ショックだ。本当はリルムがやった方がいいんだろうが、リルムの魔力は空っぽだ
      回復を待ってる余裕もないし、俺がやるしかあるまい」
クラウドはマッシュの心臓に手を当てた
クラウド「・・・サンダー」
ドクン!
マッシュの体が跳ねる
クラウド「だめか。もう一度だ」
408エドガーパーティ編:2005/05/11(水) 23:27:28 ID:nLizEcH+
それから数時間が経過した
エドガー「クラウド・・・マッシュは、もう・・・」
クラウド「諦めるな!・・・マッシュはティファの身代わりにこうなったんだ。絶対に助けてみせる・・・!」
クラウドの額からは大量の汗が流れている
クラウド(マッシュ・・・礼も言わせずに死ぬのか・・・?そんなこと、絶対に俺は認めないぞ!)
その時!
マッシュ「う・・・」
エドガー「マ、マッシュ!!」
クラウド「ハア、ハア・・・よかった・・・・」
エドガー「クラウド、ありがとう!本当にありがとう!!」
ティファ「マッシュさん・・・ごめんなさい、私のせいで・・・。ありがとう」
リルム「えへへ。ほら、キンニク男がいつまでもぶっ倒れてんじゃないわよ。さっさと立つ!」
さっきまでの絶望から一転、皆に笑顔が溢れていた
リルム「全く大変だったんだよ。あんたがぶっ倒れてからエドガー大泣きしてさ〜」
エドガー「だ、誰が大泣きなどするか!そりゃまあ・・・ちょっとは・・・って何を言わせるんだ君は!」
マッシュ「あっはっは!てれるなよ兄貴!俺は嬉しいぜ?」
大笑いするマッシュにクラウドが話しかける
クラウド「マッシュ・・・・すまない。お前からしたら他人であるティファを、命をかけてまで・・・」
マッシュ「へへ・・・いいってことよ。それに、俺たちは他人じゃねえだろ?仲間だよ、仲間」
クラウド「・・・ふっ。興味ないね」
そう言いながらも、クラウドの口元にも滅多に見せない笑みが浮かんでいた
409名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/12(木) 00:03:25 ID:SHfn666T
>405-408
GJ!
だが数時間も経過しちゃうのは流れ的にまずいのでは?
410名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/12(木) 00:06:39 ID:jwNyAwhY
>>409
すまねえ、そこまで考えてなかった
他のパーティも移動と戦闘でなんだかんだで時間かかってるってことにしといて('A`)
411名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/12(木) 00:11:47 ID:PSsp2tby
この後の決戦に遅れてくるとか
乗り込んだらほとんどの敵は他のパーティーが全滅させた
とかいろいろ使えるから大丈夫だと思うよ

でも合流とか対面シーンとかどうするんだろ
魔大陸崩壊時とか時間軸を合わせるべきだろうし・・・・・
魔大陸で夜を越すとかかな?

まぁどっちにしろベクタはもうほとんど陥落したと考えていいだろうね
幻獣軍団の壊滅
兵力は全て魔大陸に移動となれば・・・・・・・・・いっそベクタを自爆させてみようかしら
412ついでにまとめとく:2005/05/12(木) 00:16:41 ID:jwNyAwhY
ロック、ティナ、セリス、セッツァー、ガウ:マディンと戦闘中。ティナ以外は戦闘不能 >>363

エドガー、マッシュ、リルム、クラウド、ティファ:カトブレパス&カーバンクル撃破 >>408

カイエン、ゴゴ、バレット、ヴィンセント:フェンリル&ユニコーン撃破 >>346

モグ、ウーマロ、ストラゴス:ファントム&ゴーレムと戦闘中 >>380

ユフィ、エアリス、ツォン:ハイウインドにて、ケーツハリー撃破 >>403

シャドウ、シド:ハイウインドから降りてタイタンと戦闘中。シドが地割れに落ちる >>404

ガストラ、ケフカ:魔大陸で合流し、浮上を待つ。帝国兵も新たに召集 >>375
413プレジデント神羅編:2005/05/12(木) 00:19:01 ID:sCEbloI1
プレジデント「墓参りに行きたい。ついて来てくれ」
二刀流のセフィリア「出掛ける用があるとは、この事ですか?」
プレジデント「どうしても気持ちを整理するために行っておきたいのだ」* * * * *
プレジデントとセフィリアは、ルーファウスたちの墓前に来た。
プレジデント「案外ひっそりとした所だろう」
そう言い、墓前にそなえものを置く。
プレジデント「妻もルーファウスもここで安らかにしている」
二刀流のセフィリア「私はどうすればいいでしょう・・・。お墓参りなどした事がありません」
プレジデント「別にどうという事はない。いつも通りでいい」
ルーファウス、妻よ。
お前たちはあまりにここにおさまるには早過ぎた。
せめて帝国を倒すのをここで見ていてくれ。
平和になり必ずルーファウスが目指した世界にしてみせる。
それくらいしか、私はお前たちには出来ない。
二刀流のセフィリア「プレジデント様」
プレジデント「ああ。時間をとらせてすまん」
二刀流のセフィリア「お二人は幸せだったと思います・・・」
プレジデント「何がだ?・・・妻とルーファウスがか?気安めなど止めろ。私は家族に何一つしてやれなかったのだ」
二刀流のセフィリア「私には面識はありませんでしたが、何となく・・・・・・そう思えました、ごめんなさい」
プレジデント「よし、行こうかセフィリア。これからが正念場だぞ」
二刀流のセフィリア「どこまでもお供します。プレジデント様」
414名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/12(木) 00:36:37 ID:SHfn666T
>411いっそ魔大陸に全員集合させなくてもいいかもな。
ティナ達とシャドウ以外はいなくてもストーリーに影響しないだろうし

ところで時間のズレについては新羅の話の方がやばいな
ルーファウス死んで1日もたってないはずなのに
新生タークス即召集、独立建国、果てはツォン死亡フラグまで立った
全然閑話じゃないじゃん。まあ細かくいうつもりはないけど
415名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/12(木) 00:44:06 ID:sCEbloI1
>>414
これからますますこっちだけ、時間軸やばくなるw
416名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/12(木) 00:56:10 ID:V1mTAWv/
まあ、一人で書いてるわけじゃないから、多少の矛盾や時間のズレがあるのは仕方ないさ
その後にフォローするか、あまりにも矛盾がひどい場合は最悪却下するか

幻獣であと残ってるのは、マディン、ファントム&ゴーレム、タイタンか
これはまあ、普通に終わらせられそうだが、魔大陸でシャドウをどうするかが個人的に一番気になる
殺すか、生かすか、そもそも連れていかないか

とりあえずエドガー・マッシュの兄弟愛とクラウド・マッシュの友情に萌えた(*´Д`)
417名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/12(木) 01:22:03 ID:inO7Qb0u
魔大陸へは浮上する前にたどり着くパーティもあれば浮上後に飛空挺で行くパーティの話も書けるんじゃないかな。
そのために帝国空軍とエアフォース呼んだんだし。
418プレジデント神羅編・焦燥編(一):2005/05/12(木) 01:41:03 ID:sCEbloI1
独立国落成式はいよいよ明日だ。
もうミッドガルは影もなくなり、この国の約700万人の者が明日という日を複雑な思いを胸に迎える。
対帝国、対魔導兵器のために世界の全てのテクノロジーを結集した、軍事国家が生まれた。
その総括である最高指揮官がプレジデント神羅である。つまり国王の地位だ。
* * * * *
スカーレット「セフィリア、これからこの国はどうなるのかしらね・・・」
二刀流のセフィリア「帝国を滅ぼすための国よ。簡単な事じゃない・・・。軍事の責任者は私だからどう戦うか、今はそれだけを繰り返し考えている」
スカーレット「そんな事は私はいいの。大勢の人がこれから死ぬわ。プレジデント様も、私も、あなたも、他のみんなも、生き残る確証なんかない!!!」
スカーレット「なぜ戦わなければいけないのよ!!?戦わなければ、みんなで生きられるのに!!」
二刀流のセフィリア「その甘え、・・・今のうちにすてなさい・・・・・・。戦わなければならない、もっと大勢の人間がしなないように」
スカーレット「・・・分からない。私は今までの生活が続けばそれで良かったのに!!」
419名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/12(木) 17:03:40 ID:+Ww5CjfL
なんかケフカが神になった瞬間に消滅しそうな予感
420モグ編:2005/05/12(木) 22:46:46 ID:zoRFR3Rk
やはり物理的な攻撃はファントムには一切効かない
だが、足止めするぐらいはできる
モグがファントムの足止めをし、ストラゴスが魔法で攻撃する
この戦法をとってから10分ほど経った
しかし、いまだにファントムに全くダメージを与えられていなかった…
ストラゴス「ぜい、ぜい、ちょこまかと動きおって」
ファントム「カッカッカッカッ」
宙を決して遅くはないスピードでかけまわる上に、姿を消すことまでできるファントムに魔法を当てるのは容易ではなかった
そうしている間にもどんどん毒が回っていく2人
これ以上長引かせるわけにはいかない
ストラゴス「あと一発撃てるぐらいの魔力しか残っとらんゾイ…」
モグ「むむむ…仕方ないクポ。アレをやるクポ」
そう言うと、モグは突然踊りだした
ストラゴス「な、何をやっとるんじゃ?踊ってる場合じゃないゾイ!」
モグ「目には目を、霊には霊をだクポ!」
ファントム「!?」
踊り終わると同時に、ファントムの周囲に不気味な炎が浮かび上がった
ボオオオオ!
ファントム「ギイイイ!!」
ファントムの体に鬼火が引火した
モグ「お爺さん、今だクポ!」
ストラゴス「うむ、準備はできとる!エアロガ!!」
ストラゴスの両手から巨大な風の塊が飛び出した
ありったけの魔力がこもったエアロガ。絶対に外せない
もしこれを外せば、もうファントムを倒す手段がない
エアロガは燃え盛るファントムに真っ直ぐ向かっている
ファントム「シャア!」
エアロガに気付いたファントムは、初めて完全に回避に徹した
421モグ編:2005/05/12(木) 22:47:41 ID:zoRFR3Rk
ストラゴス「!」
無情にも、エアロガはファントムの胴をわずかにかすめて後ろに飛んでいった
ストラゴス「外れた…もうダメじゃ………む!?」」
エアロガが飛んでいったその先には、モグの姿が…
ジャンプしてわざわざ自分から当たりに行ったとしか思えない
ストラゴス「な、なにをやっとるんじゃ!危な…」
ボシュウウウウウウ
ストラゴス「えっ」
モグの槍が、エアロガを吸収していく
そして、そのまま空中でエアロガの魔力をまとった槍をファントムに投げつけた
ドス!
ファントムの背に槍が突き刺さる
そして、槍に吸収されたエアロガが、ファントムの体の内部から発動した
ファントム「ギャアアアアアアム!」
ファントムの体はバラバラに切り裂かれた
モグ「ふう、上手くいったクポ〜」
落ちた槍を拾いながらつぶやくモグ
ファントムが死んだと同時に、2人にかかっていた毒も消えたようだ
ストラゴス「あんなことができるとはな、一瞬ヒヤっとしたゾイ。何か特別な槍なのか?」
モグ「ナルシェのモーグリの巣に代々伝わる槍クポ。その中で一番強いモーグリがこれを持つことを許されるクポ
    さっきみたいに魔法を吸収したり、持ってるだけで肌がスベスベになったり、枕の下に置くといい夢が見られたり、いろいろできるクポ」
ストラゴス「…な、なんか戦闘に関係ない効力もあるようだが…便利そうな槍じゃな」
モグ「そういえばウーマロの奴はどうなったクポ?そろそろ決着ついた頃クポ?」
2人は、離れた場所で戦っていたウーマロの様子を見に行った
422名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 00:30:46 ID:M35iYeiD
職人増加キボンage
423プレジデント神羅編・焦燥編(二):2005/05/13(金) 02:33:10 ID:he0Jm27/
二刀流のセフィリア「帝国は世界の人々を、支配する事によって苦しめる。そうして戦いが戦いを生むという悪循環を作っている」
二刀流のセフィリア「帝国を倒し、そして戦いが起こらないために世界統一をおこなうと・・・。つまり完全平和・・・。誰も出来なかった偉業をプレジデント様はしようとしてる」
スカーレット「私や、プレジデント様や、この国の人たちは、あなたたちと違って、自分で自分の身を守りきれないほど弱いの!あの帝国が相手なのに、この戦いで、みんな死ぬかもしれないのに!・・・怖くて、とても戦えない!!」
スカーレット「死んでほしくない、プレジデント様に・・・・・・。死んでほしくない・・・」
二刀流のセフィリア「愛しているのね、スカーレット・・・、プレジデント様を・・・」
二刀流のセフィリア「大丈夫、タークスが出来る限り大勢の人たちを守り、戦い抜いてみせる、・・・必ず」
424プレジデント神羅編・焦燥編(三):2005/05/13(金) 02:45:19 ID:he0Jm27/
スカーレット「必ずよ・・・・・・。セフィリア・・・」
二刀流のセフィリア「ええ!」
* * * * *
スカーレットは、プレジデント様を愛している。それこそ自分の身よりも強く、プレジデント様を案じている・・・。
私も、プレジデント様を愛しているなどと、言えるわけがない・・・。
出会いからこの短い期間で私は太陽よりも熱く恋をした。
あの寂しそうで、どこまでも優しい瞳が私は好きだ。
プレジデント様・・・。
425プレジデント神羅編・焦燥編の閑話編:2005/05/13(金) 03:19:48 ID:he0Jm27/
ここはタークス専用ビル三階の廊下。
魔導女王のミユリ「タロット占いに付き合ってよ☆バディン〜!」
闇撃ちのバディン「あとじゃ駄目かい?こう見えても結構忙しいんだよ」魔導女王のミユリ「10分でいいから!ね?」
この10分が10分以上の長さだとバディンは知っている。
闇撃ちのバディン「よし、分かった。付き合おう!どこで占うんだ。ああ、ミユリの部屋でいいよな」
* * * * *
魔導女王のミユリ「じゃあ、どれかカード取って☆」
闇撃ちのバディン「えーと、これ」
ミユリのカードの束から引いた計5枚のカードがある。
闇撃ちのバディン「で、何を占ってるの?」
魔導女王のミユリ「バディンのこれからを占ってるの。えっ?マジで?」この5枚のカードで何かが分かるらしいが、ミユリがしきりに首をかしげている・・・。
魔導女王のミユリ「計画は、成功するが、リスクが大きい。些細な事が、死を招く、注意。だって」
闇撃ちのバディン「どうも。これが俺の占いの結果なんだな」
魔導女王のミユリ「的中率60%くらいだからさー。気にしなくていいと思うけど、注意の忠告しとくよっ☆」
426名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 07:27:56 ID:hCNFVFPp
>>376
報告書って嘘だったんじゃないの?
427名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 13:29:44 ID:7DUrK3mj
それは作者が決めることですよ
428シャドウ&シド:2005/05/13(金) 14:29:36 ID:DiMpHcLA
「ちっ…やはり俺一人では…」
シドが地割れに落ちた後、シャドウは一人でタイタンと戦っていた
シドの攻撃で大分弱ったとはいえ、それでも一人で幻獣と戦うのは容易ではない
スピードはシャドウが明らかに上だが、それ以上にパワーに決定的な差があった
いくら斬りつけても、タイタンの分厚い皮膚にはほとんど傷がつけられない
「かなりのレア物なのだが…もったいないとか言ってる場合じゃないな」
シャドウは懐から手裏剣を取り出した
しかし、それはただの手裏剣ではない
『風魔手裏剣』と呼ばれる、手裏剣の数倍の威力を持つ物である
チャンスは一度…
「あの図体なら外すことはないと思うが…確実に致命傷を与えるには…やはり頭か」
シャドウはタイタンの攻撃を避けながら、タイタンの額に狙いを定めた
「ぬおおおおお!!」
タイタンが振りかぶった
「そこだ!」
タイタンの大振りの攻撃を避け、間髪入れずに至近距離からタイタンの額めがけて風魔手裏剣を投げつけた
ザク!!
429シャドウ&シド:2005/05/13(金) 14:30:38 ID:DiMpHcLA
タイタンの額に刺さった風魔手裏剣
大きな音を立てて倒れるタイタン
「ふう…」
勝った……そう思った時が、人間が最も油断する瞬間である
死んだと思われたタイタンが突然起き上がり、その巨大な両手でシャドウを鷲掴みにした
「し、しまった!ぐおおおお!!」
子供一人分の大きさ程もあるタイタンの手で、握りつぶされるシャドウの体
「うはははははは!」
勝ち誇ったように高笑いをするタイタン
「くっ…刺さりが浅かったか…!まずい…意識が…」
シャドウが気絶しかけたその時

ドス!!

「・・・?」
タイタンの手が緩み、そのままうつ伏せに倒れていく
背中を見ると、折れた槍の先が深く刺さっていた
「よう、大丈夫かよ」
「シド!無事だったのか」
「あたぼうよ。あの程度の地割れ、ガキでも登ってこれるぜ」
馬鹿にしたような口調で喋りながら、煙草に火をつけるシド
「まったく…パイロットにしておくには惜しすぎる男だな…」
シャドウは改めて、シドの底知れぬ強さを垣間見た
430エアリスパーティ:2005/05/13(金) 15:30:02 ID:GRXdrOPi
エアリス「下も終わったみたいね」
3人はハイウインドのデッキからシャドウ達の戦いを見ていた
その3人の後方に男が一人…
男(よ〜し…完全に気付いてないな。落ち着けよ俺…)
ライフルの照準がツォンのコメカミに合った…

ドン!!

倒れるツォン
エアリス「えっ!?」
ユフィ「そこにいるの誰!?」
男(やった!さっさとずらかるぜ!)
ハイウインドから飛び降り、猛スピードで逃げていく男
ユフィ「はや!今のは暗殺者?」
エアリス「なぜツォンさんを…」
しかし・・・
ツォン「…ふ〜、危ない危ない」
何事もなかったかのようにツォンが起き上がった
ユフィ「うわっ!生き返った!」
ツォン「勝手に殺すな…最初から死んでいない」
エアリス「でも、頭を撃たれたんじゃあ…?」
ツォン「さっきから怪しい奴がいたのは気付いてた。どうやら俺を狙ってるようだったから、
奴がトリガーを引くのに合わせて、撃たれたフリして倒れただけのことだ」
ユフィ「・・・・・あんた、結構すごいんだね」
普通に感心するユフィ
ツォン「伊達にタークスのリーダーはやっておらん。あいつが何者だったかまでは分からんがな」
エアリス「まあ、死んだと思ってるだろうからもう来ないでしょ。早くシャドウ達を拾ってベクタに行きましょう」
431名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 15:35:37 ID:he0Jm27/
>>430
いやいや、プレジデント神羅編の作者としては、ツォンに死んでもらわないと困るw
誰か修正してくれよ
432名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 15:48:43 ID:suHUfmvI
>プレジデント編は本編に絡まないように邪魔にならないようにする
>美人剣士、オカルト召喚士、ガンナー、孤高の剣士、プレジデント、スカーレットでネタサイドストーリーを書くのでよろしく
>閑話として読んでwww

本編には絡まないんだろ?
気が変わったんだとしても、オリキャラなんて生み出した奴以外は書きにくいだろ
それにそんな自分勝手が通用すると思ってるのか?
一人が書きにくくなるから修正しろなんて言ってたらこのスレ成り立たねえよ
よっぽどナメた展開、矛盾しまくりな展開、後に繋げようがない展開でもない限り修正なんてするべきではない
433名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 16:00:55 ID:he0Jm27/
早速キツいレスが来たが…
元々Zのタークスとルーファウス達を登場させたのは俺なんだ
人数が多い理由ですぐ殺されたり、あんまりだ
ツォンだけ何故かしぶとく活躍するし(;´_`)-3
434名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 16:02:10 ID:kHFGxl5D
>>432
同意。一応メンバー紹介されてたが、ゲームに出てない以上キャラ設定がピンと来ないし、顔が分からんから想像しにくいし

別に「書くな」とは言わんけど431の発言はさすがに調子に乗りすぎ
サイドストーリーのはずなのに書き込み多くて肝心のメインストーリー探し難いし
てか毎回まとめでプレジデント編だけスルーされてるし(ry
435名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 16:07:59 ID:hCNFVFPp
プレ編も面白くなってきたから
この状況でも続編を書く、っていうのが
作者さんの腕の見せ所になるんじゃない?
がんばれー。
436名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 16:14:31 ID:q2GyKEB1
FF6のノベライズで7キャラの脇役を乱発させたのは同じ作者だったのか…まあ死んだからいいけど
でもツォンは何かと面白いから生き残ってほしい
ルーファウスもタークスメンバーも皆一斉に死んだのに、何故かそのメンバーの中でも微妙なツォンだけ生き延びてるのが何か笑える
437名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 16:15:06 ID:he0Jm27/
サイドストーリーのサスペンス、プレジデント神羅編はそろそろ大詰めを迎えます
ほどほどにお楽しみに
438ガストラとケフカ編:2005/05/13(金) 16:31:46 ID:X8xnYl4j
暇つぶしに古文書を読み漁るケフカとガストラ
ガストラ「ふ〜ん・・・フンババにデスゲイズねぇ・・・・」
現在、古代の魔獣の項を読んでいた。
ケフカ「へぇ〜、あまりの強大な力に伝説の八竜に我が身を分散させた幻獣がいたんだ・・・」
魔大陸は順調(?)に浮上を続けているがとくにする事もなくひまだった。
ガストラ「所でなんか、息苦しくないか?」
ケフカ「魔大陸も大分高い所に来てますからねぇ・・・空気が薄いんでしょ」
ガストラ「・・・・・・・・・で、どこまで浮上するんだ?」
ケフカ「私に聞かれましてもねぇ・・・・・」
ガストラ・ケフカ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ガストラ「・・・・・・! ぜーはーぜーはー、一瞬息が止まったぞ!」
ケフカ「どっどうしましょうか皇帝!このままじゃ死にますよ」
ガストラ「わかっとるわ!お前も古文書を読んで下降の仕方を探せ!」
古文書を読みまくってどうにかして生き延びようとする二人・・・いやその他大勢も
ケフカ「わかりました!三闘神のバランスを崩せばなんとかなると書いてあります!」
ガストラ「よしやるぞ!」
439ガストラとケフカ編:2005/05/13(金) 16:32:49 ID:X8xnYl4j
三闘神像を必死に動かす二人、しばらくすると魔大陸は下降を始めた。
ケフカ「やっやりましたね!皇帝!」
ガストラ「あっああ!正直死ぬかと思ったぞ・・・・だがこのままではいずれ元に戻るのでは?」
ケフカ「それはまた三闘神のバランスを戻せばいいんですよ」
ガストラ「そうか・・・・・でもまた空気が薄くなるだけだぞ・・・・」
ケフカ「その点ならご心配なく・・・三闘神の内のどれかの力を弱めればいいのですよ」
ガストラ「・・・・そういえば、鬼神はアルテマウェポンを取り込み力を強めたんだったな・・・・」
ケフカ「それですよ!皇帝!アルテマウェポンを取り除けば、浮上は止まるはず」
ガストラ「しかし・・・・そんなことできるのか?」
ケフカ「ここの所に書いてありますよ皇帝!」
そして・・・取り除き作業が始まった。
ケフカ「これで・・・・・えい!」
ボシュゥゥゥゥゥゥ
鬼神像からアルテマウェポンが出てきた。
アルテマ「・・・・・我は一体・・・・」
ケフカ「いいか!これからお前にはこの広場に入ってくる者を撃退してもらう!いいな?」
アルテマ「・・・・・・あっああ・・・・」
アルテマウェポンは広場を立ち去った。
ガストラ「すごいな・・・・お前」
ケフカ「それ程でも・・・・」
440名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 16:35:18 ID:q2GyKEB1
>>438-439
なんだそのマターリはw
441名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 16:45:12 ID:rA+jJmr6
>438-439
こういう初期のノリを待っていたw
442名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 16:55:16 ID:X8xnYl4j
あっ聞くの忘れてた
倒した幻獣の魔石って手に入れたことになってるのか?
なんとなく欲しいけど
443名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 16:58:08 ID:55vEl8n+
>>442
殺してるだけだと思うよ
いちいち手に入れても後々ややこしくなると思うし
444名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 17:14:37 ID:7DUrK3mj
>>438-439 おいおい、せっかく鬼神だけ弱いのがネックだって言われたから強くさせたのにまた弱くしてどうすんだよ。
445モグ・ストラゴス・ウーマロ編:2005/05/13(金) 17:17:44 ID:55vEl8n+
ドゴ!バキ!ガキイイイン!!
モグ「何か凄い音がしてるクポ」
ストラゴス「どっちも力だけは強いからのう…。どうなっているのやら」
そして、ウーマロ達が戦ってる通路を覗き込む
ドゴン!
ウーマロ「ウガー!」
吹っ飛ばされたウーマロの体が宙を舞っていた
すかさずロケットパンチで追撃をするゴーレム
ストラゴス「やられてるゾイ!やはり、いくらなんでも一人では…」
モグ「ウーマロのパワーはあんなものじゃないクポ。寝起きで本調子が出せてないだけクポ」
ストラゴス「とにかくわしらも加勢しなければ」
モグ「その必要はないクポ。あの程度の敵ならウーマロ一人でも倒せるクポ」
と、ストラゴスを制止するモグ
しかし、どう見ても一方的にやられている…
モグ「…仕方ないクポ。目覚ましぐらいはしてやるかクポ」
モグが踊りだした
ストラゴス「…今度は何をする気じゃ?あまりいい予感はせんが」
ガツン!!
と、ストラゴスが言い終わる前にウーマロの頭に落石が落ちてきた
446モグ・ストラゴス・ウーマロ編:2005/05/13(金) 17:18:36 ID:55vEl8n+
ウーマロ「ウガーーー!!」
頭をおさえて転がりまわるウーマロ
モグ「目、覚めたクポ?」
ストラゴス(・・・こやつは敵に回さん方がいいな)
その隙を見計らってゴーレムが突進してきた
それに対して、フラフラ状態のウーマロ
ストラゴス「危ない!」
ガキイ!!
ゴーレム「!?」
物凄い勢いでぶつかったにも関わらず、ウーマロは微動だにしない
そしてゴーレムの頭を両手で挟みこむように掴んだ
ウーマロ「ウー・・・・・・ガーーーーーーー!!!!!」
ゴシカアン!!!
ウーマロの頭突きをモロにくらったゴーレムの頭は、その一撃でコナゴナに砕け散った
モグ「久々に見たクポ。ウーマロの頭はオリハルコンより固いクポ」
ストラゴス「・・・マジで?」
この奇妙な2人組(2匹組?)に驚かされるばかりのストラゴスであった
447名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 17:18:59 ID:X8xnYl4j
>>444
VSアルテマウェポン戦が見たいor書きたかったから
448名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 17:31:21 ID:7DUrK3mj
>>447 そっか、ならいいや。まあ、アルテマが自爆しない限りまた合体させることできるしw

あと、>>431なんだけど、その男から見れば殺したように見えるからいいんじゃないかな。
449名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 17:37:41 ID:7DUrK3mj
まとめ

ロック、ティナ、セリス、セッツァー、ガウ:マディンと戦闘中。ティナ以外は戦闘不能 >>363

エドガー、マッシュ、リルム、クラウド、ティファ:カトブレパス&カーバンクル撃破 >>408

カイエン、ゴゴ、バレット、ヴィンセント:フェンリル&ユニコーン撃破 >>346

モグ、ウーマロ、ストラゴス:ファントム&ゴーレム撃破 >>446

ユフィ、エアリス、ツォン、シャドウ、シド:ケーツハリー&タイタン撃破 >>430

ガストラ、ケフカ:魔大陸を下降させ、アルテマウェポンに広場の守備を任せる >>439
450名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 17:53:30 ID:X8xnYl4j
ってか本編だとこの後
ケフカに力吸われるから最終的な強さは皆同じのような気がする
451名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 19:18:05 ID:7DUrK3mj
それよりオルトロスとかテュポーンはもう出てこんのかな。タイタンだって7から登場しとんのに。
崩壊後で復活させてみようかw
452名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 19:48:25 ID:rA+jJmr6
コロシアムで受付はカンベンなw

>447
最期には武器になってほしい
453名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 20:15:44 ID:7DUrK3mj
受付じゃそのまんまで意味ねえー。

アルテマウェポンって6の世界じゃ武器とモンスター2つとも存在しとったからわざわざ武器にしなくてもいいんじゃねぇの?
454名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 20:59:37 ID:rA+jJmr6
だからさー
別にオリジナルに忠実じゃなくてもいいと思うんだよ
クラウドも設定がいきなり元に戻って正直おれはちょっと萎えた
このスレの最初とかオリジナル完全無視だったじゃん
あそこまでとはいかなくても既存の設定を面白く裏切ったり
アレンジされることをおれは求めている
このままいくと6のストーリーなぞるだけだし

アルテマウェポンが死に際に「我の力…好きに使え」とか言って、
剣になった後も持ち主と会話したりして、
脈絡ないボスのアルテマバスターとかとの絡みがあったらおれは燃えるぞ
それともおれだけか?


………なに熱くなってんだおれは
風呂入ってこよ
455名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 23:01:01 ID:vsmtZuZG
>>454
現時点でもまだ十分に原作無視してると思いますよ
むしろどんどん脱線していってる
ただ確かに「このままいくと」、魔大陸でケフカ・ガストラと対峙して世界崩壊って流れになりそうなだけで

いじりたかったら自分で書くのも一つの手だ
誰にでも参加する権利はあるんだから
456名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 23:06:38 ID:PEII19F1
6のストーリーをなぞるだけってのも確かに面白くないけど、世界崩壊だけは絶対に必要だと思う
FF6の最大のイベントだし
457名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 23:28:50 ID:rA+jJmr6
>455
たまに書いてる。セッツァーのアナルを開拓させたのはおれ
>456
まあ確かに
でもその世界滅亡が
「間違って自爆スイッチ押しちゃった」
みたいなノリだったらかなり印象変わるだろ?
458ティナVSマディン:2005/05/13(金) 23:52:53 ID:aRIvPu8O
ガウ、セッツァー、セリス、そしてロック。皆やられてしまった
ロックだけは意識があるものの、まともに戦える状態ではない
この4人をあっという間に倒した幻獣マディン
ティナ一人で立ち向かうのはあまりにも無謀だった
錯乱していたマディンの精神も、再び落ち着きを取り戻し、的確な攻撃をティナに叩き込んでいった
「う…」
マディンの猛攻をくらい続けていたティナは、すでにボロボロだった
ケアルラで凌ぐものの、明らかに回復が追いついていない
それどころか、回復するのが精一杯で、攻撃に回ったら一瞬でやられる。ティナはそう悟っていた
「なんて非力なんだろう…私…」
自分が情けなくなってくる
いつも誰かに守られてばかりで、自分が守る立場になっても何もできない

どうすれば奴を倒せる…?

ティナはひたすら考えた
ファイガでは連発できないし、当たっても大きなダメージは与えられない
仲間を回復しようにも、隙を見せたら自分が一瞬でやられる
ファイガ…ケアルラ…プロテス…レビテト…リジェネ…ポイゾナ…スリプル…ラスピル……
自分が使える魔法をただただ頭の中で挙げていった
まるでパズルを解くかのように
きっと何かあるはず…勝つ手段が…
マディンが再び攻撃体勢に入る。もう時間がない
459ティナVSマディン:2005/05/13(金) 23:53:54 ID:aRIvPu8O
「…!」
勝利のパズルが、いま完成した
これで確実に勝てる保証はない
しかし、これが最も勝算の高い手段である
それは、口で言うだけならごく単純な手段だった
「私に残された魔力…いまこそ全てを…」
ティナは魔法の詠唱を始めた
「がああああああ!!」
マディンが突進してきた
「ヘイスト!」
「ぬ!?」
スピードアップしたティナは、逃げるように駆け回る
「こしゃくな!!」
そして、走りながらまた魔法の詠唱をする
「…プロテス!」
今度は自分の守備力を上げる
その調子でティナはマディンから逃げ回りながら、リジェネ、シェルと、次々と補助魔法をかけていく
「愚かな!そんなものをいくらかけたところで俺は倒せぬわ!!」
「…ファイガ!」
「むっ!?」
460ティナVSマディン:2005/05/13(金) 23:56:09 ID:aRIvPu8O
突然の攻撃魔法に身構えるマディン
しかしファイガの対象はマディンではなく、ティナが持つ剣だった
「魔法剣…だと?」
魔力を宿し、真っ赤に燃え盛る剣
「はああああ!」
ティナの体が光り輝く。幻獣へのトランスである
「なっ…幻獣…?我々と同じ…」
幻獣化したティナの姿に驚くマディン
ヘイスト、プロテス、リジェネ、シェル、魔法剣ファイガ、そしてトランス
考えうる全てのパワーアップ手段を使った
それだけではない。ティナの、仲間を守りたいという気持ちがティナの力を更に飛躍的に上げていた
もうティナにはケアル一回使う魔力も残されていない
今のティナにできるのは、その剣でマディンを攻撃することだけである
(トランスしてられる時間はごくわずか……人間に戻ったら勝算は完全に消える。それまでに決める!)
マディンはかつてない力をティナから感じていた
「この俺が…身震い…?」
マディンの体が震えていた
マディンにとって、こんなことは初めてであった
「……いくわよ…」
「…来い……お前の全てをぶつけてみろ」
461プレジデント神羅編・焦燥編(四):2005/05/13(金) 23:58:59 ID:he0Jm27/
そして約束の10分が過ぎたと、バディンは行ってしまった。
あたしもタロット占いをしてみよう☆
・・・5枚カードの束から引く。
何だろう?久しぶりに良い結果が出るだろうか?それとも悪い結果が?
・・・?何だろう?
え?

『真実を、知る。大切なものの、全てが、無くなる。』
魔導女王のミユリ「何っ!?これ?」
* * * * *
セフィリアは、スカーレットと話終え、ようやくプレジデントのもとに帰るようだ。
どうしたんだ。らしくない。
例えば、プレジデント国王のオフィスに、プレジデント国王を狙う輩が忍びこんだらどうする。お前の重大な任務の一つが、国王の護衛のはずだ、セフィリア。
お前は、俺にとって完璧な存在。
少し・・・浮ついた感じが最近あるように思える。俺の取り越し苦労であってくれ。
セフィリアと、スカーレットの姿がそこから消え、疾風のジュドーもそこから去った。
462プレジデント神羅編・焦燥編(五):2005/05/14(土) 00:31:21 ID:cAMRbgEj
プレジデント「ん、セフィリアか。どうだろうかこの服は」
プレジデントのオフィスに戻ったセフィリアは、背広ではない、見慣れない服を着ているプレジデントを見る。
二刀流のセフィリア「その服は、さしずめ国王が着る服と、お見受けしました」
そうセフィリアは微笑む。
プレジデント「はっは、そうだ。明日はこの国の落成式がある。そのためだよ。いよいよ明日が、この国の歴史が始まる日になるのだな」
セフィリア「やはり嬉しいものでしょうか。国王となった今は・・・?」
プレジデント「ちょっと、いや、かなりな。浮かれているのが自分でも分かる。まぁ、今日明日くらいはいいだろう。帝国を倒すためには、浮かれてばかりもいられないから、な。この事は内緒だぞ」
二刀流のセフィリア「子供みたいで、可愛いです、ふふ」
どうか永遠に幸せなこの時が続きますように。そう願い心から笑った。
463名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/14(土) 01:54:46 ID:/EBbhZjt
460まできて、ようやく主人公っぽくなってきたティナについて
464名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/14(土) 14:11:01 ID:fg5CrJ8E
とりあえずティナ編が終わらないと話進まないな。
465名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/14(土) 16:15:05 ID:BFpxf1jG
あんまり神羅編進めすぎると
大分前にツォン仮死、ティファ仮死だったのに
世界崩壊の時間とかやばくなるぞ
もちろんどっかに崩壊が書かれるならそれでいいんだけど
466ティナVSマディン:2005/05/14(土) 20:01:55 ID:qUH1rfFf
ティナとマディンの激闘が始まっていた
イフリートやシヴァとは比べ物にならない強さを持つマディン
そのマディンを相手に、ティナは互角。いや、それ以上の戦いをしていた
自分にこれほどの力が眠っていたことにティナは驚いていた
力がどんどん溢れてきて、トランス状態での戦いも慣れてきた
ザン!
「ぐっ!」
ティナの剣がマディンの胸を切り裂く
傷そのものは浅いが、ファイガの魔力を宿した剣は、傷口を焼く
切傷と火傷を同時に負わせることができるのである
「だあ!!」
マディンも反撃にでる
ロックとセリスを一撃で戦闘不能にした、ファイラ・ブリザラ・サンダラの同時撃ちである
「!」
ドーーーン!
マディンの高速詠唱にティナは防御し損ねた
しかし、シェルのおかげでダメージはかなり軽減されている
(まずいわ…早く倒さないと時間が…)
自分の体が徐々に人間に戻っていくのがわかる
「はっ!」
早く勝負を決めるためにティナがマディンに突っ込む
しかしその焦りが更なるピンチを招いた
(直線的な攻撃だな…避けるなど、わけないわ!)
467ティナVSマディン:2005/05/14(土) 20:02:56 ID:qUH1rfFf
身をのけぞらせるマディン
空を斬る剣
(しまった!)
直線的かつ大振りなティナの攻撃は、自身に大きな隙を作ってしまった
バキャ!
セッツァーを一撃でKOさせたマディンの回し蹴りがもろにティナの腹部を直撃した
「うっ…がはっ!」
大量の血を吐くティナ
そしてこのチャンスを逃すマディンではなかった
「くらえ!ケイオスウェイブ!!」
「!」
マディンの必殺技、ケイオスウェイブが無防備のティナを襲った
膨大な魔力の嵐が巻き起こる
「あ…う…」
大ダメージを受けてしまったティナ
まともに立つことも不自由な状態だ
「…とどめだ」
絶対絶命のティナ
しかし、ティナの目は諦めた者の目ではなかった
468名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/14(土) 20:04:45 ID:qUH1rfFf
とりあえずここまで。
>>464の言う通り、他のパーティの戦闘はみんな終わってるから、
ティナ編を終わらせなきゃ先進められんから一人でどんどん進めてるけど。
書きたかったら遠慮なく割り込んでくれ
469合流編:2005/05/14(土) 21:01:06 ID:c/5VaKwC
とりあえず合流させておくね

帝国城を目指しベクタ郊外に飛空艇を置いてきて突き進む
シドパーティー
同じくベクタ市内を進むストラゴスパーティー
帝国城内のエドガーパーティーとカイエンパーティー
そしてケフカの残した最後の幻獣と戦うティナパーティー

皆同じ目的を持って集まった者達・・・・・そして協力を結ぶ時は近い

シド「くそっ!城は見えてるのになんで一向につかないんだ!」
エアリス「正面突破はまずいからどこか裏道から入ろうって言ったのはシドだよ!」
シド「わかってるけどよ!」
シド一行は帝国兵に見つかって騒ぎになるのを避け裏道をひたすら走っていた。
ツォン「大体、集中砲火は止んだから帝国兵もほとんどいないのではないのか?」
シド「畜生!元の道にも出れなくなった!」
一同「えぇ〜」
と、その時一行の頭上を飛び越える人影
シャドウ「ん?・・・・・まだこんな所に居たのかおまえら」
ユフィ「とっくに帝国城に着いたと思ってたけど」
シャドウとユフィは軽い身のこなしを生かし、先に帝国城に潜入していた。
ツォン「それで?どうだったんだ?」
シャドウ「ああっやはり誰もいないようだ・・・・とはいえ流石に中枢部まで見てないが」
エアリス「どうして?」
ユフィ「一応報告しに戻ってきたのよ・・・なんだかんだで戦闘になっちゃ嫌だからね」
そしてシドたちはシャドウ・ユフィの案内で帝国城に潜入した。

470合流編:2005/05/14(土) 21:02:40 ID:c/5VaKwC
シド「それにしてもほんとに人っ子一人いねえようだな・・・・」
ツォン「おかしい・・これだけの戦闘があったからには死体があってもおかしくないはずなのに全く見当たらん」
不審に思いながら薄暗い通路を進むシド一行
シャドウ「しっ!誰か来る・・・」
息を殺しこちらに来る者を待ち構える一行
シャドウ「(この気迫・・・・只者ではないな)」
エアリス「(念の為、禁断のマテリアをセットしておきますか)」
???「それにしても玉座の間はどこにあるんだ?」
???「兄貴がこっちにあるっていうからついて来たんだぜ!責任取れよな!」
シャドウ「(・・・この声・・・・)」
???「・・・二人とも・・・お喋りはそこまでだ・・・どうやらまだ生き残りが居るみたいだ」
???「ちっ!もうほとんど体力が残ってねえぞ・・・どうする」
???「やるしかないだろう・・・・いざとなったら守ってやるから安心しろ」
???「全く・・・だいの男がしょーがねぇーな」
向こう側の連中が飛び掛ってくる。
シャドウ「行くぞ!」
それとほぼ同時にシャドウ達も飛び出す。
全員「!」
こうしてエドガーパーティーとシドパーティーは合流した。

・・・・ごめん、うまく書けねえや
エドガーパーティーからの視点で書いてくれれば幸いです。
471ティナ編:2005/05/14(土) 22:10:36 ID:+I5biAKh
ティナ「(お願い…早く…せめて立てるぐらいに…)」
リジェネの影響で少しずつ傷が癒えていくティナ。ほとんど焼け石に水である
しかし完全回復はせずとも、立つ事ぐらいはできる
マディンはこの状態でも不用意に近づくのは危険と察したのか、魔法で止めを刺そうとする
しかし、ケイオスウェイブの反動でなかなか魔力が貯まらない
ティナ「(……立てる!)」
マディンが攻撃するよりも早く、ティナが動いた
マディン「!」
ティナは最後の力を振り絞り、これまでにない速さでマディンに向かっていった
マディンの反応が一瞬遅れた
ティナのその剣は、マディンの体のど真ん中を真っ直ぐに貫いた
マディン「ぐおおおお!!」
ファイガがかかった剣は、体の中からマディンの体を焼き尽くす
マディン「お、おのれ…!」
マディンが拳を振り上げた
ティナ(まずい!)
咄嗟に剣を抜き、後ろに跳ぶティナ
すかさず体勢を立て直し、マディンの体に斬りかかる
左肩から右の脇腹にかけて、深く斬り裂かれるマディンの体
マディン「が・・・」
ティナ(あと…一撃で…!)
しかし、勝利の女神はあまりにも気まぐれだった
シュウウウゥゥゥ・・・・・・
ティナ「!! そ、そんな・・・」
トランスが解けた。同時に、自分にかけていた補助魔法が全て切れた
限界以上の力を出したティナの体は麻痺し、力無くその場に崩れる・・・
疾風のジュドー「お前が、ツォンを殺れなかって情報が俺に入っている。何が任務遂行率100%の殺し屋だ」
闇撃ちのバディン「情報が早いな。もと盗賊の情報網もばかに出来ない。勘違いするな、あれは仕事じゃなかった」
疾風のジュドー「お前は何をしに帝国に行ったんだ。元タークスのツォンを殺す以外に?あの任務はツォンを殺す事しかお前には命令が下っていなかった」
闇撃ちのバディン「さっさとプレジデントでも、セフィリアでもこの事を報告しろよ。きっとほめてくれるぜ。あはは!」疾風のジュドー「やはりナメた奴だ・・・・・・。長生き出来ないタイプだ」
明らかにジュドーからは殺意が漂いはじめた。
闇撃ちのバディン「もう行くぜ、お前に付き合うのは疲れるから。じゃあな」
バディンが背を向けたその時!
疾風のジュドー「話は終わってない」
ジュドーは剣をバディンに向けた。
闇撃ちのバディン「・・・お前が、俺とやり合うか。死ぬぜ」
疾風のジュドー「お前がな!!!」剣一線!
一瞬でジュドーは地に背をつけていた。
!?
ばかな!バディンは背中を向けたままでいた!今も銃すら持っていない!闇撃ちのバディン「攻撃を仕掛けられたから、お前を地面に投げつけただけ・・・」
ジュドーの胸ぐらから手を離しスッと立ちなおした。
闇撃ちのバディン「俺に刃向かったんだ、腕一本はもらう」
バディンは銃を、ジュドーの左腕に撃つ!
疾風のジュドー「があ!!!!」
闇撃ちのバディン「命は大切にしな、もう行くから・・・」
そのままバディンは歩いていった。
473ティナパーティ編:2005/05/14(土) 23:12:18 ID:tZc+1qrW
ティナに近付いたマディン。
振り下ろされるマディンの拳。だがそれは地面を割るのみで、
ティナにとどめを刺したわけではなかった。
「おのれどこへ…」
細胞が生きるために反応した様な動き。
瞬発的に飛び上がったティナは、マディンの背中にしがみついた。
「貴様!何を…」
「ラスピル!」
マディンは自分の魔力が吸いとられていくのを感じた。
「おのれ…こざかしい!」
マディンは背中を勢いよく反転させ、ティナを振り落とした。
その勢いにティナは地面を2、3バウンドしたが、最後に受け身をとって立ち上がった。
「なるほどかなり魔力を吸いとられてしまったか…
だが幻獣の魔力はほぼ無尽蔵。そしてもう背中を取られる隙は与えん!」


ティナはその言葉を聞いていなかった。
ティナの魔力はほぼ回復していた。
だがむしろティナの注意はその魔力自体にあった。
(今身体中を駆け巡っている力…なんだろうとても懐かしい)
ティナは最初にマディンと対峙した時の恐怖を思い出していた。
あれは恐怖ではなかった。あの感情はなんだろう?
痛みの中に、どこか切なさを含んでいた。
(マディン…あなたは一体だれなの?)
474ティナパーティ編:2005/05/14(土) 23:14:57 ID:tZc+1qrW
ティナに回復という考えは無かった。再びティナはトランス化した。
大量の魔力が、ティナの体からほとばしった。
マディンから吸収したそれのみではない。
ティナの中に眠っていた『究極を思わせる何か』の片鱗も入り混じっている様だった。
マディンが鍵となってそのパンドラの箱が開いたのだろうか。


追い打ちをかけようとしたマディンの足が止まる。
(何者なのだこの娘………人とも幻獣ともいえないあの感覚……
そして尋常とは思えないあの力
私は恐怖しているのか?いや、そうではない様だ……)
マディンは曖昧な感覚の中、そこにだけ確信を見い出した。


「ここで勝負を終らせる気か……よかろう!」
そう言うと、ティナに呼応する様に、
マディンもその膨大な魔力を放出させた。
何にも加工されていない。純粋な魔力。
その二つの源が、急速に、磁石の様に、その距離を縮めていった。
475モグ&カイエン パーティ合流:2005/05/14(土) 23:17:24 ID:UgnSZbh8
カイエン「かたじけないでござる」
モグ「礼はいらないクポ」
カイエンのダメージが思ったより大きかった上に、回復手段を持たない4人は先に進めずにいた
そこへ、後から来たモグ達と会い、ポーション等を分けてもらっていたのである
バレット「それにしても、モーグリに雪男に爺さんって…何の統一性もない組み合わせだな。何でこんな所にいるんだ?」
ストラゴス「わしの孫娘が帝国に来たかもしれんのじゃ。おぬしら見なかったかの?」
ヴィンセント「見てないな…。大体、少女が一人で来れるような所ではないぞ」
モグ「一人じゃないクポ。大きな剣を背中に担いだツンツン頭の金髪剣士と一緒だったクポ」
バレット「なに!?そいつはクラウドじゃねえか!?他に特徴は!?」
モグ「つ、唾を飛ばさないでクポ。遠くてよく分からなかったけど、眼が青くて、黒い服を着てて、かなりイケメンだったクポ」
バレット「間違いねえ、クラウドだ。てことはティファも一緒だな。あの2人なら帝国に殴りこみできてもおかしくねえ」
カイエン「途中で何度か見た帝国兵の死体…あの傷を見る限り、よほど大きな剣で斬られたようにみえるでござる。恐らく、あの剣士の仕業でござろう」
ストラゴス「ということはリルムも来てるんじゃな!?こうしてはおれん、早く行くゾイ!」
バレット「…元気な爺さんだな。まあ、カイエンも動けるようになったし、さっさと行くか」
476上のティナ編作者:2005/05/14(土) 23:30:07 ID:tZc+1qrW
書き込もうとしたら、>471氏に先を越されていたので焦ったが、
何とか繋げられそうだったので、手直しして投稿してみた。

とりあえず心理的描写?を増やしてみた。
最後が某インフレ漫画みたいなノリになったけど。
『究極を〜』のやつは分かるよね?そのまんまだし。アレです。
ティナがレベル99位になったら覚えるやつ。

とにかく、次の作者で終らして欲しい。自分が言うのもなんだけど。
477名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 00:22:31 ID:nkznAfNa
>>476 割り込みを避けるために同じパーティ編書いてて別の人が書く場合は30分くらい開けて書くことにする?

ちなみに473で魔力を吸収するやつはアスピルだったと思う。とりあえず乙です。
478ティナ編 決着:2005/05/15(日) 00:26:28 ID:Ubyz5Xob
ここまで来たら、もうお互い小細工はいらない
力と力のぶつかり合いである
そして、この対峙で勝負が決まる
ティナもマディンも、後のことなど考えずに、自分の持つ力を全て敵にぶつけるつもりだ
「はあああああ!!!」
「うおおおおお!!!」

『やはり、人間と幻獣は相容れない者達なのね…』

(…!?)

『それが誠の事かどうか、俺達が示してみればいいではないか?』

(なんだ、これは…)
「…?」
マディンの様子がおかしいとティナは感じていた
しかしためらうわけにはいかない

『キャッキャッ』
『ほら、抱いてみて、マディン。私たちの子よ』

ティナとマディンが右手に全魔力を集中させた

『この子の名前を決めなくちゃ』
『いや、名前は決めてあるんだ』
479ティナ編 決着:2005/05/15(日) 00:27:43 ID:Ubyz5Xob
カッ!!!
2つの膨大な魔力が交差した
輝きと共に大爆発を起こす

『へえ?なんて名前?』

爆煙の向こうに2つのシルエットが映し出されている
立っているのは1人だけ
ティナか……マディンか……

『ティナだ。幻獣界で「希望」という意味を持つ』
『ティナ…いい名前ね。ふふ』

「ティ・・・・・ナ・・・・そう・・か・・・」
そこには上半身の右半分が吹き飛んだマディンが倒れていた
「勝った・・・のね・・・」
ティナが右肩をおさえ、足を引きずりながらマディンの元に歩み寄る
「あなたは…一体誰なの?とても他人とは思えない…」
「ティナ・・・大きく・・・・・なったな・・・」
「えっ・・・なにを言ってるの?」
「すまない・・・あの時・・・・俺にもっと力があれば・・・」
マディンの体が砂のように崩れていく
「ティナ・・・手を・・・」
「・・・」
480ティナ編 決着:2005/05/15(日) 00:28:51 ID:Ubyz5Xob
黙ってマディンの手を握るティナ
先ほどまであれほどの戦いをしていたのにも関わらず、何の警戒もしなかった
何故か、信用していい気がした
ポウ・・・
「え?」
マディンの体がぼんやりと光りだした
その光は手を伝ってティナに流れ込んでいく
「いま俺にできる償いはこれぐらいだ・・・魔石となって・・・お前たちの力になることもできないが・・・
 俺の命を魔力に変えて・・・お前に渡すことはできる」
ティナに力が溢れてくる
それと同時に、ティナの精神にあるものが流れてきた
それは、マディンの記憶・・・
「あ・・・ああぁ・・・」
「ティナ・・・本当にすまない・・・そして・・・ありが・・とう・・・・・・・・」

・・・マディンの命は尽きた

「う・・・」
「いてて・・・」
気絶していた仲間達が身を起こした
「ティナ…?」
ふとティナを見ると、その頬には涙が伝っていた
「・・・・・おとうさん・・」
481名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 01:09:27 ID:a0ZEXLx9
>477
まじ?やっべ〜記憶が消えかかってる………
待つかどうかは、その場その場で判断すればいいんじゃない?

>478-480
。・゚・(ノД`)・゚・。
巧いな〜
初プレイ時を思い出すよ
そんな会話あったなぁ……激しく乙


これで全バトル終結したな
魔大陸編の話を考えてる作者達よ、やっと書けるぞ
でもメンバーは結局どうするんだろ
まあいいや、どんどんカキコめ!
482名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 01:51:54 ID:PZseWHvP
ここって勝手に話続けちゃ駄目なのか?
483名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 02:20:34 ID:nkznAfNa
何の?
484名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 02:21:40 ID:PZseWHvP
今続いてる話
485名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 09:27:20 ID:Amdmrast
>478-480
やべえ感動した
笑いあり涙ありのスレだな
超GJ
>482
リレー小説だから自由に書いてくれ
自由って言っても限度があるけど、その境界線はスレを一通り見ればわかるかと
486更に合流:2005/05/15(日) 11:56:43 ID:gfdlFUoC
玉座の間に急ぐエドガー・シャドウパーティー
「ここか?皇帝!」
しかしそこに皇帝は居なかった、代わりに居たのは
ティナ達と一匹の幻獣だった。
「まずい!ティナが!」
ティナの元へ駆け寄ろうとしたその時
「ま・・・・て・・・」
部屋の端の方から声が聞こえる。
「その声・・・・ロックか!?」
先の戦闘で負傷したロック達は声を出すのもままならぬ状態だった
途中、セッツァーのスロットでミシディアうさぎを出し
多少動ける状態になったがそれでもまずい状態だった。
一行はロックパーティーに回復薬を使った。
「一体・・・どういう事なんだ?幻獣に手を出すななんて・・・・」
ロック「どうやらあの幻獣はティナの父親みたいなんだ・・・」
「本当なのか!?」
ロック「ああ、確かティナは幻獣と人間のハーフと言っていたから本当だろうな」
それからしばらくして・・・・・
「皇帝!覚悟!」
同じようにして飛び込んできたのはカイエン・モグパーティー
「・・・・あれ皇帝は?」
辺りを見回すパーティー
「・・・お・おおっ、リルム!リルムじゃないか!」
「じじい!・・・生きてたのかよぉ・・・」
「ロック殿!ガウ殿!」
「カイエン!戻ってこれたのか!」
「まさかお前たちまで来てたとはな・・・・クラウド・・・ティファ」
「それはこっちの台詞だ・・・今回の戦いはあんたに関係ないはずなのにな」
辺りは和やかなムードに包まれた。

これでやっと全パーティー集結したな
487とある三人組の話:2005/05/15(日) 12:38:16 ID:PZseWHvP
とりあえず俺も書いてみようと思う。本編から脱線してたらスマソ

サウスフィガロの酒場にて―――

「なぁ知ってるか!新生タークスの話!」
唐突に、酒場のカウンターの中心から声が上がった。

もっともそれは酒場を埋めつくす喧騒にかき消されかけて、それに気付いたのは彼の周りにいた数人だけである。

「おぅ?タークスがなんだって?」
グラスを拭く手を止めて、この酒場のマスターが男のほうへ視線だけ向けた。

「それがよ、前のタークス三人、死んじまったろ?それで新しいタークスが出来て…なんとその中には超美人の女剣士もいるらしい!」

鼻息を荒くしながら語る男に、マスターはくだらない、と言わんばかりに視線をそらした。

「……ふん。帝国だって神羅とやらだって、やってる事になんら変わりはないさ。おれたちを虐げるだけなんだ」

「…………」
これには酒の勢いでのっていた男も押し黙る。
と、男の隣から「すいません」と控えめの声が。

隣に座っていたのは、薄茶色のフードとマンと姿の男。

ちらりと覗いた顔は笑みを浮かべている。

「そのお話し…詳しくお聞かせ願えませんか。一杯おごりますよ」
彼は鮮やかな赤い髪をしていた。

488とある三人組の話(2):2005/05/15(日) 12:58:09 ID:PZseWHvP

「………どうだった」酒場の外に、大柄な一人の男。

「ん。いい情報手に入ったぜ。やっぱ情報収集といえば酒場だな、と」

赤髪の男は先ほどまでの低い物腰から一転した態度で大柄な男に報告する。

そこへ、二人と全く同じフードにマントの小柄な姿がこちらへ駆け寄って来た。

「よーう。買い物終了か?」
どうやら女らしいその小柄な人間はひとつ頷き、手に持っていた紙袋を赤髪の男に手渡す。

中身を確認しながら、彼は彼女にさっき手に入れたばかりの情報を話しはじめる。

「……で、そのセフィリアって女がまた強いらしくて……っておい、お前どこ行くんだよ?」
さっと踵を返す女の背中に声をかけると、

「もう一回武器屋行って来ます」
そんな答えがかえってきた。

「なにしに?」
当然の疑問を口にする男に、彼女は前方をねめつけながら言う。

「…刀を二本買いに」「はぁ?お前正気?」
「…そいつらがツォンさんを狙ってるんですよね?だからです」
「それと刀がどう繋がるんだ?」

「……プライドの問題ですよ」
きっぱりと言い放つ彼女に、赤髪は言うねぇ、とくつくつ笑う。

「んじゃ構わないけど。新しい武器っつーのは無茶だと思うぜ?」
489とある三人組の話(3):2005/05/15(日) 13:14:30 ID:PZseWHvP

「…それにいくら俺たちが簡単に死ねない身体とはいえ……奴等は俺たちを殺せるぞ」

今まで無言だった大柄な男も口を開く。
それでも彼女は歩みを止めようとしなかった。

「プライド……ねぇ」
赤髪の男の呟きは、彼女には届かず。

紅い彼女の瞳は、まるで今いない敵を睨むかのように――――



こんな感じか……なんつーかもう三人組の正体バレバレだな…
死なせるにはまだ惜しい奴等だと思ったんだよ…
プレジデント「もうすぐ落成式だ・・・。全世界にテレビ中継されるので何かがあってはまずい・・・。セフィリアよろしく頼む」
二刀流のセフィリア「警備は厳戒体制をとっています・・・。即座に対応するのでスピーチに集中してください」
プレジデント「聞きたい事があった。お前は・・・セフィロスとはどういった関係だった?答えられるのなら・・・・・・」
二刀流のセフィリア「プレジデント様に隠し事はしません。答えましょう」
そこにスカーレットが間悪く来る。
コンコンとドアをノックする音。
スカーレット「落成式の準備が整いました」
プレジデント「ああ、分かった・・・。セフィリア。今の話は落成式がすんだら聞かせてくれ」
セフィリアは「はい」と答えた・・・。
* * * * *
ここはタークスビル。
兵士「まだお休みですか!ミユリ様!起きて下さいよ!」
何度も、何度も兵士はドアを叩く。


最近はさらに魔力が高まり、魔力抑制のアイテムが効かなくなっている。あたしは・・・、これからどうなるの・・・。
バディン・・・助けて。助けて・・・。
夢の残像が濃くなり過去の記憶が残像的にイヤでも掘り起こされてしまう。
心が壊れそうになる・・・。
あれ・・・。過去にバディンもいる?
違うよ・・・バディンはあたしを助けてくれたんだよ・・・。
この過去はウソだ。


ミユリが夢にうなされている時、暴走し出した魔力が行き場をなくしていく。
ブレスレットに、少しひびが入った・・・。
491パーティ選択:2005/05/15(日) 13:27:26 ID:nkznAfNa
エドガー「さて、これからどうするんだ?皇帝やケフカはどこにいるんだ?」
シド「さあな?とりあえずハイウィンドを呼ぶか。」
しばらくしてハイウィンドがやってきて、皆はそれに乗り込んだ。
シド「どうやら、あの浮いている大陸に皇帝とケフカ、が居て全戦力が集結しているらしい。」
ツォン「そうか、それで敵兵が少なかったわけだ」
セリス「それでどうやって乗り込むの?」
ティナ「作戦会議でも開きましょう」



セッツァー「よし、決まったな。俺のブラックジャックとシドのハイウィンドでそれぞれ反対側から両方で攻めるぞ」
シド「それだけじゃねぇ。飛空挺の守りもある。だから、4つのパーティに分けるぞ」

パーティを4つに分けてください。
ロック、ティナ、セリス、セッツァー、ガウ、エドガー、マッシュ、リルム、クラウド、ティファ
カイエン、ゴゴ、バレット、ヴィンセント、モグ、ウーマロ、ストラゴス、ユフィ、エアリス、ツォン、シャドウ、シド

改めてメンバー見たけど多いなw 抜けてたら訂正お願い
492名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/15(日) 13:31:31 ID:nkznAfNa
>>489 勝手に復活させるのはいいけど、どうやって復活したかとかも書いた方がいいと思う。
493名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 13:55:06 ID:PZseWHvP
>>492
死亡した後に宝条に拾われて。ついでに簡単には死ねないように改造される。(ただし当人たちは知らない)
ルーファウス社長はみんなに任せるという方向で…
494名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 13:55:11 ID:Amdmrast
復活はいいとして、また仲間になるのは勘弁な
ただでさえ人数多いのに、これ以上増えたら、
書きにくいし見にくいし6キャラが霞むし会話ばっかになりそうだし一人一人の描写が薄くなるし
495プレジデント神羅編作者:2005/05/15(日) 13:58:35 ID:EWRUyeHq
ルーファウスは墓に入っている設定なので、そこはお願いします
496名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 14:01:09 ID:PZseWHvP
そこらへんはない。仲間たちとの接触はあるけどとりあえず独自に動くとオモ。
497名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 14:02:50 ID:Gkuqfmhs
5,5,6,6が一番バランスいいな
つーか戦力的に誰が強くて誰が弱いなんて作者次第になってるからなぁ
とりあえず最初の方じゃ7キャラ>6キャラみたいだけど
498名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 14:03:03 ID:nkznAfNa
>>493 そういうことか。また魔列車から復活したと思ったよ。
そういや宝条を忘れとったな。こいつも敵キャラにしとくかw
499名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 14:07:02 ID:Amdmrast
強いキャラ
ティナ、シド、クラウド、ロック、ガウ、モグ
読んでる限りではこんな感じ
500名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 14:16:50 ID:nkznAfNa
ところでもう500なんだけど、まとめサイトとかは作るのかな?
501作戦会議編:2005/05/15(日) 18:04:21 ID:2BkYTyNp
世界の命運を決めるかもしれないこの戦いの作戦、安易に決めるわけにはいかない
数時間に渡って会議は続いていた
ティナ「私はどうしても行きたい…。私の大事なものをたくさん奪ったケフカをこの手で倒したい」
ロック「ティナが行くなら俺も行くぜ」
セリス「私も行くわ。元帝国将軍として、ケリをつけたい」
クラウド「俺も行かせてもらうぞ。何かが…俺を呼んでいる気がするんだ」
セッツァー「俺が行ったらブラックジャックを操縦できるのがいなくなるから俺は残るぞ。シドもハイウインドに残った方がいいだろう」
シド「バレットとヴィンセント、お前らも残れ。空中戦ではお前らは頼りになる」
ツォン「私は断じて行かんからな」
エアリス「言われなくてもわかってます」
ウーマロ「ウー!ウー!」
モグ「お前は黙ってろクポ」
シャドウ「よかったら俺も行かせてくれ」
ユフィ「シャドウが行くならあたしも行く〜」

・・・・・・・・

シド「よし、決まったな。魔大陸潜入組が、ティナ・ロック・セリス・クラウド・シャドウ・ユフィ・マッシュ・カイエンの8人
    残りが飛空艇組だ」
セッツァー「次は、ブラックジャックとハイウインドどちらに乗るかを決めないとな
       俺はブラックジャックで、シドがハイウインドに乗るのだけは決定しているが」
502名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 18:11:27 ID:2BkYTyNp
5,5,6,6がバランス良いと意見が出ていたが、やっぱり話の中心は魔大陸潜入組になるだろうから、書きやすいように4,4にしてみた
あまりひねりがないけど、下手にウーマロとかゴゴとかツォンとか入れても後から書く人が困るだろうから、そういうおふざけはやめといた
原作通りにするにせよしないにせよ、とりあえずシャドウは入れといた
あのイベントでユフィと絡ませたい人のためにユフィも入れといた

俺一人でこれ以上決めたらずるいだろうから、分けるのは任せる
503名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 18:13:49 ID:nkznAfNa
ちょっと少なくねぇか。22人もいるんだしもうちょっと行ってもいいんだけど。まあ、あとから行けばいいか。
504名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 18:17:02 ID:Gkuqfmhs
じゃあ居残り組み一覧
セッツァー、ガウ、エドガー、リルム、ティファ
ゴゴ、バレット、ヴィンセント、モグ、ウーマロ、ストラゴス、エアリス、ツォン、シド
505作戦会議編:2005/05/15(日) 18:54:19 ID:Gkuqfmhs
モグ「ちょっといいクポ?」
シド「ん?なんでぇ?」
モグ「前に魔大陸に乗り込んだとき、集中砲火をうけたクポ」
セッツァー「それがどうかしたのか?」
モグ「あの時は小さいチョコボだったから避けられたけど、大きい飛空艇じゃどうなるかわからないクポ」
シド「・・・するってぇ〜と最悪の場合破壊されちまうわけだな?」
セッツァー「・・・片道切符ねぇ・・・・」
ロック「帝国空軍まで戻ってきてるとなると厄介だな・・・・」
ツォン「・・・そうだ、これ使えないか?」
ツォンはひとつの魔石を差し出した。
セッツァー「これは?」
ツォン「幻獣ケーツハリーの魔石だ・・・前に戦ったときに回収した
奴なら空も飛べるし奴のスピードなら帝国の砲撃等問題ないだろう」
シド「成る程・・・・そいつを使わせてもらおうか」
ロック「だけど8人も乗れるのか?」
エアリス「それなら問題ないわ、あの巨人タイタンだって乗れたんですから」
セッツァー「よし決まりだな、左右から攻める二機の飛空艇を
囮にしつつ真上からケーツハリーで中心部に乗り込み、一気に叩く」
シド「多少座標はずれても中心部には乗り込めるだろう
脱出するときはケーツハリーを使うか、敵の背後から攻めつつどちらかの飛空艇を目指してくれ」

506名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 19:49:04 ID:nkznAfNa
ヴィンセント「そういや、帝国空軍には巨大な戦闘艦がいるそうじゃないか。」
エドガー「ああ、エアフォースのことかあいつはかなりの強敵だ。どうにかできないか?」
ティファ「リルムちゃんの魔法で攻めては?」
シド「それだけじゃ落とすのは難しい。第一こちらは近づくことさえ無理かもしれねぇ」
セッツァー「ハイウィンドじゃきついかもな。だから、俺の艇で当たろう。ブラックジャックのスピードなら何とかなるかもしれない」
エドガー「あと、少し火力も必要だ。遠距離攻撃が出来るバレッドやヴィンセント、リルムの魔法で何とかしてくれ。」

大体メンバーを決めといた。後は、好きなように割り振って次の人。
507名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 19:58:48 ID:2BkYTyNp
ケーツハリー組(魔大陸潜入):ティナ・ロック・セリス・クラウド・シャドウ・ユフィ・マッシュ・カイエン

ブラックジャック組:セッツァー、バレット、ヴィンセント、リルム

ハイウインド組:シド


未決定:ガウ、エドガー、ティファ 、ゴゴ、モグ、ウーマロ、ストラゴス、エアリス、ツォン
508作戦会議:2005/05/15(日) 21:06:07 ID:dM+Z/DdL
セッツァー「俺たちはエアフォースと戦うんだろ?できるだけこっちに強い奴をくれないか」
ストラゴス「リルムが乗るんじゃったらわしも乗るゾイ。魔法も使えるしの」
ユフィ「ツォンも行ったら〜?」
ツォン「そんなのと戦うのはごめんだ。俺はハイウインドに乗る」
シド「こっちにも3人ぐらいは遠距離攻撃できる奴くれよ。雑兵も馬鹿にできねえ」
エアリス「じゃあ、私とツォンさんとエドガーさんがブラックジャックに」
セッツァー「ん〜…バレットとヴィンセントとリルムだけじゃ不安だな。もう一人まともに遠距離攻撃できる奴いねえのか?」
ゴゴ「・・・・」
セッツァー「ん?お前がか?・・・・・大丈夫かよ」
カイエン「大丈夫でござるよ。そう見えてゴゴ殿は頼りになる」
セッツァー「んじゃ…これでいくか」

ブラックジャック:セッツァー、バレット、ヴィンセント、リルム、ストラゴス、ゴゴ、ティファ
ハイウインド:シド、エアリス、ツォン、エドガー、ガウ、モグ、ウーマロ

シド「全く飛び道具をもたねえ奴はこのダイナマイトを使え。どうせ当たらねえだろうが、ボーっとしてるよりはマシだろ」
エアリス「マテリアも分けておくわ。魔道士じゃないと大したダメージは与えられないけど、シドの言うとおり一応ね」
ロック「よし、出発だ!」
魔大陸に3つの飛行物体が接近していた
3時と9時の方向から挟むように近づくブラックジャックとハイウインド
その2つにやや遅れて、遥か上空から6時の方向から飛んでくる幻獣ケーツハリー
セッツァー「いたぞ、あのでかいのがエアフォースだな」
ブラックジャックの前方に巨大な戦闘艦が見える
陸の最終兵器がガーディアンなら、空の最終兵器はエアフォースである
リルム「雑魚はあたしのサンダガで一掃できるけど、あのでかいのはちょっと厳しいね」
ヴィンセント「ふむ……面白くなりそうだ」

シド「おうおう、見えてきたぜ。どうやら敵さんも俺らに気付いたようだ」
エドガー「…ベクタの時以上の数だな。やはり3人だけではきつかったのではないか?ブラックジャックに戦力を寄せすぎたのでは…」
モグ「僕とウーマロも空中戦ができないことはないクポ」
エアリス「そうなの?どうやって?」
モグ「僕は踊りで多少のサポートはできるクポ。ウーマロは……まあ、見てればわかるクポ」
そう言ってモグはウーマロに『吹雪のオーブ』を手渡した
銃声や爆発音が鳴り響く
ロック「始まったみたいだな」
魔大陸よりも更に上空を飛ぶケーツハリー
2つの飛空艇が同時に攻めてきたとあって、こちらには気づいていないようだ
クラウド「よし…このまま一気に中心部に進むぞ」
しかし、ケーツハリーの飛行速度が徐々に落ちていく
マッシュ「なんだ?やっぱり8人は重かったか?」
ケーツハリー「・・・・・・」
ケーツハリーの体はわずかに震えていた
ティナ「この子・・・怯えてるわ」
セリス「怯えてる?何に?」
ティナ「わからない・・・でも、確かに何か嫌な感じがする」

ケーツハリーが怯えていたものの正体
それは三闘神の魔力の波動だった
侵入者を威嚇するかのように巻き起こる波動
ケーツハリーはそれをいち早く感じ取っていた
自分とは次元が違う強さを持つ三闘神の力を・・・
ロック「お、おい…高度も段々下がってるぞ。このままじゃ気付かれ…」
クラウド「……気付かれたようだ…」
帝国兵や魔導アーマーの一斉攻撃をくらうケーツハリー
ケーツハリー「キイイイイ!!」
その体は、魔大陸にまっ逆さまに墜落していく
同時に、ティナ達が宙に投げ出されてしまった
「うわあああああ!!」
空中で散り散りになる8人
ティナ「セリス、テレポを!!私も唱える!!」
セリス「! わ、わかったわ。・・・・・テレポ!」
近くにいた他の仲間を巻き込み、2人はテレポによって魔大陸に上陸した
しかし集中力を欠いていたため、それぞれ全く別の場所に飛んでしまった
511魔大陸潜入編:2005/05/16(月) 00:14:35 ID:gO5cIdDO
ティナ「……みんな、無事?」
ロック「なんとかな…ってあれ?4人しかいないぞ?」
ティナと一緒にいたのは、ロック、ユフィ、マッシュの3人だけだった
ティナ「みんなが散り散りにならないように、テレポを唱えて巻き込もうとしたの
     でもクラウド達は私から離れていたから、セリスにもテレポを唱えてもらって…」
マッシュ「そういうことか…。まずいな、周りは敵だらけだぜ」
ユフィ「どっちに進めばいいのかもわかんないよ」
ティナ「大丈夫、三闘神の魔力を感じるから…そっちに向かっていけばいいと思う」

クラウド「咄嗟の判断にしては上出来だ。とりあえずこのまま進むぞ」
一方、セリスのテレポによって上陸した、クラウド、セリス、シャドウ、カイエンの4人
セリス「ロック達…無事だといいけど」
カイエン「あやつらならきっと大丈夫でござる。拙者達は拙者達にできることをするのみ」
シャドウ「で…どっちに進めばいいんだ?」
クラウド「…あっちだ」
そう言って指をさすクラウド
カイエン「…何故わかるのだ?」
クラウド「何者かが俺を呼んでいる気がする」
シャドウ「さっきもそんなことを言っていたな。誰なんだ?そいつは」
クラウド「わからない・・・だが、とりあえずあっちに進めばいいだろう」
クラウド達も、ティナ達と同じ所に向かって歩き出した
クラウド(・・・・なんだ、この胸騒ぎは・・・・。セフィロス・・・・奴が近くにいるのか・・・?)
512名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/16(月) 00:32:54 ID:DEW9K6Ck
コジャ!!コジャ!!ドラゴン!!ドラゴン!!
あとは!!忘れた!!
513名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/16(月) 01:08:57 ID:jVMJoz+4
真夜中の期待上げ
兵士「あ・・・バディン様!すみません、ミユリ様を起こして頂けませんか!?」
闇撃ちのバディン「はは。あいつなかなか起きないだろ。ご苦労さん、俺が起こすよ」
兵士「助かりました、では警備に戻ります!」
ドアをカギで開ける。
ミユリ・・・。つらそうだな。
汗ばんでいるミユリを見た。苦しそうに寝ている。
もう俺の薬じゃ、記憶の扉は閉じきれない。大切なミユリが苦しむのを見るのはつらいが・・・。仕方がないんだ・・・。偽りの記憶がいつまでもつのか・・・・・・。
!!!??
ブレスレットと魔導の力を抑える体中の装飾アイテムにヒビが入っている!!!!
く、・・・計算外だよ・・・・・・。
よりによってこの日にか!!
* * * * *
700万という国民の落成式祭典を待ち望む者たちの歓声が、止まない。もうすぐ、この独立国の祭典が開催される。
帝国を倒すという、この国のプレジデントの意志に賛同した者たちの国が、まさに今始まろうとしているのだ。
プレジデントへの歓声は、止まない・・・・・・。
* * * * *
バディンに倒された、ジュドーはセフィリアのもとに向かっていた。
あいつは危険だ、どこかがおかしい。
バディンを、タークスから除名する。
この命を持って、あいつを殺す。今、初めて殺しに意味を持った。
片腕で済ませたバディンの考えは、甘い。殺し屋なら、俺を殺しておくべきだったな・・・。
515名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/16(月) 03:25:11 ID:NCeozYyF
魔大陸のガストラとケフカがいい感じですな。
真面目路線もいいがどっかに笑いがほしい。
516名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/16(月) 09:31:12 ID:6jLUBpDZ
上手い具合にまたパーティが分かれたな
おkおk、また面白くなってきた
517名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/16(月) 10:37:12 ID:p9FlEoMx
FFシリーズの中で1番好きなのは?
http://www.37vote.net/ffdq/1115218725/
518名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/16(月) 20:50:35 ID:CDvZApn/
ageとく
519クラウドパーティ編:2005/05/16(月) 23:16:07 ID:jVMJoz+4
4人ずつに分かれてしまったものの、幻獣達との激しい戦いを勝ち抜いた一行にとって帝国兵は敵ではなかった
ティナ達もクラウド達も、順調に帝国兵や魔導アーマーを蹴散らして進んでいく

シャドウ「数は多いが、今の俺たちにとっては大したことないな」
カイエン「しかし油断は禁物でござる。隠れた強敵が潜んでいるかもしれぬ」
走りながら、敵を倒しながら余裕で会話をする
しかし中心部に近づくにつれ、4人はただならぬ気配を感じていた
三闘神とは別の何かの気配を・・・
セリス「・・・・何かしら。物凄い力を感じるわ」
クラウド「奴の方からもこっちに近づいているようだ」
ドドドドドドド・・・・
何かが走ってきている
足音がどんどん近づいてくる
クラウド「・・・・・!みんな伏せろ!!」
ドガアアアアン!!!
突如、正面の壁が激しい音を立てて壊れた
明らかに何かがぶつかった
そして、その何かがクラウド達の目の前に立ちはだかっていた
シャドウ「な、なんだこいつは!」
犬・・・?牛・・・?ライオン・・・?
いや、それは他の何かに例えるようなことはできなかった
巨大で異形で、そして何より禍々しかった
アルテマウエポン「お前達も三闘神の像を荒らす者達か・・・。死にたくなかったら立ち去れ」
幻獣を更に上回る魔力と威圧をクラウド達は感じていた
強い・・・・・戦わずとも嫌でもわかる
そして一時的に鬼神と融合していたことにより、以前よりも更にパワーアップしているのだ
クラウド「ちっ・・・こんな奴がいたとはな。完全に計算外だ」
カイエン「だが今更引き返すわけにはいかんでござろう。やるしかない!」
アルテマウエポン「・・・・立ち去る気はないようだな。ならば死ねい!!」
520ティナパーティ編:2005/05/17(火) 00:49:54 ID:Ky1sSpud
ティナ達の前にも突然何かが現れた。
でっかい顔。
大体2M位のえびす顔が道を塞いだ。
「でっか!」「でけぇ〜」「なんじゃこりゃ」「顔だけ…?」
それぞれが同時に感想をもらし、しばらく警戒も忘れほうけていた。
するとあの顔の口が開いた。
「わしゃコジャじゃ」
………なにいってんだコイツ。
「わしゃコジャじゃ」
またいった。
「わしゃコジャっつっとんじゃろが!こっちゃ名乗っとんじゃ!
おまえらもはよ名乗らんか!」
いきなり怒りだした。すごいブサイク。赤くなってる。
とりあえず流れで自己紹介した四人。
「えっと…ワシャコジャさん?何か用ですか?」
質問してみるティナ。
(ティナ…それ名前違うよ…)
頭の中でツッコむ三人。
「なんかくれ。食いもんくれ」
(スルーなんだ…しかも食いもんて…)
「あ、あたしほしにくもってるよ」
(お前もボケんのかよ!)
「少ない。熊食いたい」
といってマッシュを見た。
「…ふ、俺は熊じゃねぇ、きんにくだ!」
(マッシュ、お前まで!)
521ティナパーティ編:2005/05/17(火) 00:50:34 ID:Ky1sSpud
楽しく談笑する三人と、顔。
それを遠目でみるロック。
(あいつら、どうかしちまったのか?さっきからズレた話ばっかしてら…
おれだけはしっかりしないと…待てよ?もしかしてアイツのしわざか?
みんな混乱させられてるのかも。正気なのはおれだけ…



よし、ここはおれが、徹底的にツッコミに回ってやるぜ!)


かくして、三人+顔VS一人という、多勢に不勢な状況で、
ロックの孤独な戦いが幕を開けようとしていた…
ある意味ツッコミ無しの戦いが………





最近笑いが減ってるし、過疎ってるから、
なんか書かなきゃって思ったんだ…………
嘘、ちょっと書きたかったんだ…………orz
スルーしてもいいよ………
522名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/17(火) 00:56:53 ID:SeRRydmQ
ストーリーぶち壊してまで無理に笑い取ろうとしなくていいよ
523名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/17(火) 01:17:57 ID:NhvZ49LW
んだ
シリアスでも面白いもんは面白い
あからさまにウケ狙って書いてもなぁ
524名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/17(火) 01:34:29 ID:wf7yLe8P
>501のモグにはちとワラタ
魔導女王のミユリ「バディン・・・・・・助けて」
眠りについているミユリの目から涙がこぼれる。闇撃ちのバディン「・・・ミユリ」
お前は、仕事で助けたんだ。お前に頼られる覚えはない。
俺は、・・・そんな人間じゃないんだよ。お前に頼られる人間では。
北条に帝国の研究成果であるミユリを渡してようやく仕事が終わるというのに、北条がミッドガルにいないのは、どうしてだったんだ・・・。
ついにミユリの覚醒が始まってしまう。魔導力を全解放したミユリは、どうなってしまうのか。
どんな存在であろうが、帝国の最終魔導兵器・・・ミユリを、止められない。
薬で偽りの記憶を植え付け、精神安定をさせてきたが、もうそれも限界のようだ・・・・・・。
ミユリを渡す相手が不在であるなら、この仕事は終わりだ。
しかし、ミユリを覚醒させるのは危険過ぎる。
闇撃ちのバディン「・・・少しの間、お前の兄のようだったよミユリ」
ドンッ!!
ミユリの額を、バディンは撃ち抜いた。
まだ北条以外にも依頼がある。
今日、俺はプレジデントを殺さなければならない。
ドアのカギをかけ、バディンは次の仕事をするために、落成式会場でプレジデントを狙えるポジションに向かった。
526ガストラ・ケフカ編:2005/05/17(火) 16:36:20 ID:MBrBcdaW
「こ〜うて〜い」
隅のほうからケフカが皇帝に駆け寄る。
ガストラ「・・・・どうしたケフカ・・・・」
ケフカ「大変です!反抗勢力が攻めてきました!」
ガストラ「ほう・・・・・・ん?お前が幻獣軍団+ガーディアンで始末したんじゃないのか?」
ケフカ「そうなのですが・・・・・奴ら強いみたいですね」
ガストラ「しかし困った・・・・・幻獣軍団を失った今どう戦うべきか・・・」
ガストラは読みなれた古文書のページをめくる。
ケフカ「・・・・・・そういえば・・・この魔大陸には浮上したと同時にモンスターもいくつか確認されています」
ガストラ「・・・・例えばどんな?」
ケフカ「え〜っと、ドラゴン種やらギガース種それに・・・・・?」
ガストラ「どうした?」
ケフカ「・・・でかい顔?」
ガストラ「・・・・・・・まぁおかしくは無いだろう・・こんな世の中なんだし」

527ガストラ・ケフカ編:2005/05/17(火) 16:37:55 ID:MBrBcdaW
しばらくして・・・・・・・・・
ケフカ「・・・あっ!あれは!?」
ガストラ「今度は何だ?」
ケフカは南の空を指差していた。
ガストラが南の空を見ると巨大な鳥がこちらに向かってきた。
ガストラ「・・・・・アーマー部隊その他は?」
ケフカ「射程距離外です・・・・・」
ガストラ「困ったものだな・・・・・」
だが、何故か高度がどんどん下がり撃ち落せる距離まで接近してきた。
ケフカ「射程距離に入りました!」
ガストラ「よし!魔導レーザー一斉射の後撃ち落せないなら20秒後に魔導ミサイル発射」
ガストラの名の元、砲台部隊に命令が伝わった。
砲火の元に巨鳥は堕ちた。
ガストラ「ふん・・・・・一安心だな」
ケフカ「いや・・・・あの・・・・全く状況は変わってませんがね」
それからまたしばらくして・・・・・・・
ケフカ「状況は悪化!中心部に数名進入したことにより砲台部隊、兵士共にかなりの被害が出ています」
ガストラ「・・・・・アルテマウェポンは?」
ケフカ「すぐそこで交戦中!」
ガストラ「どうしようか・・・・・」
528ガストラ・ケフカ編:2005/05/17(火) 19:04:58 ID:BBHlmV+i
ケフカ「アルテマウェポンと交戦中の奴らはほっといても大丈夫でしょう。
    問題は残りのやつらなんですが、現在例のでかい顔で時間稼ぎをされてるようです。しかし突破されるのは時間の問題かと。」
ガストラ「そうか、あいつらが突破してきたらアルテマが挟み撃ちになってしまう。さすがにそれはまずいな。」
ケフカ「それじゃあ、不意打ちを仕掛けましょう。ドラゴン類やギガントスを向かわせます。」
ガストラ「それで行くか」
そして、ケフカはドラゴン、ギガントス、プラチナドラゴン×2をティナ達のもとへ向かわせた。
529クラウドパーティ:2005/05/17(火) 23:02:13 ID:vf17aSvz
ドゴオ!
シャドウ「ぐあ!」
アルテマウェポンの猛スピードの突進をまともにくらうシャドウ
クラウド「くたばれ!」
クラウドがアルテマウェポンの攻撃の際に生じた一瞬の隙をつき、ブレイバーを放った
横から深く斬り裂かれるアルテマウエポンの体
しかし・・・
シュウウウウ・・・
クラウド「なっ…再生しているだと!?」
傷口が物凄い早さで治っていく
驚いたクラウドの隙を今度はアルテマウェポンがついた
巨大な尻尾がクラウドを襲う
クラウド「しまっ…!」
ガキイイイン!
クラウド「…? じいさん!」
見ると、カイエンがアルテマウェポンの尻尾攻撃を防いでいた
セリス「ブリザガ!」
アルテマ「むっ!」
間一髪でセリスのブリザガをかわすアルテマウェポン
その間にクラウドとカイエンは間合いを取る
シャドウも起き上がり、仲間の元へ戻る
クラウド「まさかあんたに助けられるとはな…。俺に殺されたことを忘れたのか?」
カイエン「あの程度のことで激怒した拙者にも非があった。それに真正面からの決闘で殺されて恨むようでは武士は務まらんでござる」
クラウド「そうか…。まあいい、まずは奴を片付けるぞ」
530ティナパーティー編:2005/05/17(火) 23:27:41 ID:J9DKeFMe
ロック「こんなとこでもたもたしてらんねえ。悪く思うなよ顔」
ドブシュ!!
二本のナイフでコジャの脳天を刺した
ティナ「あれ?私今まで何言ってたのかしら」
ロック「なんでもねえよ。さっさと先に行こうぜ」

そして4人は再び進み始めた
しかし、その足はすぐに止められることになる
マッシュ「おいおいおい、なんだありゃ・・・」
ドラゴン、巨人、そして2匹の翼竜がゆっくりと近づいてきた
ユフィ「うへ・・・・随分とまあ圧巻なお出迎えで」
軽い口調だが、明らかに顔が引きつっているユフィ
その辺にいる雑魚モンスターとはわけが違う
ロック「まあ、このまますんなりと中心部に行かせてくれるとは思ってなかったぜ」
コジャの時とは一変して、気を引き締めるロック
ティナ「(トランスはあの時無理に使ってしまったから・・・今はまだ使えない。何とか人間のままで戦わないと)」
トランスが使えない上に、まだ魔力が完全に回復しきっていないティナは、再び剣主体の戦いに挑む
ロック「マッシュ、お前はあのでかい奴を頼む。俺はドラゴンを倒す。ティナとユフィはあの飛んでる竜を頼むぜ」

こちらのパーティも、激しい戦いが今始まろうとしていた・・・・
二刀流のセフィリア「スピーチ、期待しています、プレジデント様」
プレジデント「ああ」
いよいよ、独立国家の落成式が始まった。
・・・・・・。
* * * * *
闇撃ちのバディン「今日がお前の死ぬ日だ・・・」
落成式の会場のプレジデントを、ライフルで狙いをつける。
・・・・・・。
* * * * *
疾風のジュドー「!セフィリア、プレジデントが狙われている!!!」
1キロ離れたバディンを見つけ出した。
二刀流のセフィリア「え!?」
全世界に向けたスピーチをしているプレジデントまで距離にして2百50メートル!
* * * * *
バディンはライフルの引き金をひいた。
闇撃ちのバディン「この国ももう・・・?」
プレジデントが、いない!!!!?たった今撃ち殺したはずだ!!!!
スコープでプレジデントの姿を探す・・・。ジュ、ジュドー!!
プレジデントを抱え狙いをつけた場所から25メートル離れた所に!!プレジデントから目を離していなかった!!この一瞬でか!!?バカな!!!
* * * * *
疾風のジュドー「プレジデントを頼むぞ」
ほんの一瞬でもジュドーには可能性のある時間・・・。ジュドーがいなければプレジデントは死んでいた。
二刀流のセフィリア「あ、ありがとうジュドー。プレジデント様を助けてくれて・・・」
プレジデント「誰が私を狙った?」
疾風のジュドー「まだ安心するな!バディンがまだ会場を狙っているんだ!!逃げろ!!!」
会場が、どよめきだした!
* * * * *
闇撃ちのバディン「かくなる上は!・・・いいか!俺に失敗はあってはならないんだよ!!死ねぇ!」
ライフルのタイプを変え、特殊な弾をこめた。
半径20メートルは吹き飛ぶ火炎弾を使う!
・・・・・・。
――続く――
532ブラックジャック編:2005/05/18(水) 01:24:22 ID:SAu3sC5+
当初の予定通り、雑魚はリルムとストラゴスの魔法で一掃した
残るエアフォースも、バレットとヴィンセントの攻撃によってダメージを与えていく
セッツァー「よーしいいぞ。このまま一気に…」
ドゴオオオオオオオン!!!
セッツァー「え…?」
エアフォースの高速ミサイルが直撃した
ブラックジャックにではなく、バレットとヴィンセントに…
完全に気絶している二人
リルム「おいいいい!!お前ら2人揃って何やってんだよおおお!!
     特にそこのイケメン!!面白くなりそうだ…とかカッコつけといてあっさりノビてんじゃねえよ!!!」
ストラゴス「お、おちつけリルム……言い過ぎじゃ…」
ティファ「あいつ、恐らくこの2人がいなかったら戦力ガタ落ちなのを読んだみたいね…」
セッツァー「あああ!どうすんだよ!魔法は大して効かねーのにそいつら無しでどうやって倒すんだよ!!」
混乱するブラックジャック内
しかしエアフォースは容赦なく攻撃を続ける
距離を置く、というよりはほとんど逃げているブラックジャック
ゴゴ「・・・・・・・・・・」
騒ぐメンバーをよそに、ゴゴは黙ってヴィンセントの銃を拾った
セッツァー「な、なんだ?お前銃使ったことあるのか?」
ゴゴ「・・・・ない」
リルム「だめだこりゃ。さっさと逃げた方がいいんじゃない?」
ゴゴ「・・・・・見よう見まねで何とかなる」
ストラゴス「…なるのか?」
ゴゴ「・・・・私に真似できないものはない・・・・・いいから早く射程距離内に入れ。ここからじゃ届かん・・・」
セッツァー「くそっ どうなっても知らねーからな!」
533名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/18(水) 01:38:46 ID:3w1zvYxA
>>520
>>521
おもしろーい
オリジナルイタイイタイ
534マッシュvsギガントス:2005/05/18(水) 11:15:24 ID:YS5iEd41
ズウウウウン…
(改めて見るとすげえでかさだな…)
マッシュの3倍はあるギガントスの身長
どす黒い肌が、より不気味さを引き立てていた
「考えたって始まらねえ、先手必勝だぜ!」
そう言って飛び蹴りをくらわせるマッシュ
「オラオラオラオラ!!」
立て続けに爆裂拳、オーラキャノンを放つ
しかし

べチン!

「ぶっ!」
ギガントスの裏拳がマッシュの顔面にヒットする
「いてて…ちっくしょう、効いてねえじゃねえか」
鼻血を抑えながら起き上がるマッシュ
「力もタフさも尋常じゃねえな…まともに戦ったって勝ち目はねえ…。何か弱点でもあれば…」
バディンは火炎弾をプレジデントに向けて撃った!
二刀流のセフィリア「プレジデント様!!」
火炎弾を斬り直撃はまぬがれたものの、プレジデントをかばいながらであったため完全に攻撃を防げなかった。セフィリアの肩をかすめ、血が流れる。
プレジデント「すまぬ・・・。セフィリア」
二刀流のセフィリア「いいえ・・・私の使命なのですから」
火炎弾があたりをかこみ、煙のため視界が悪くなっている。
二刀流のセフィリア『バディンはどこに?』
* * * * *
闇撃ちのバディン「セフィリア!この上なく厄介だ。しかし視界不良のため実力など発揮出来ないだろ!!次はグラビティ弾をくらわせてやるよ。逃げさせない!!!」
!?殺気!?
疾風のジュドー「・・・動くな」
背後から剣をバディンの首もとにつけた。
闇撃ちのバディン「お前びっくり人間だな・・・・・・。あの会場からここまで1キロジャスト。この建物は15階の屋上なんだぜ・・・。10秒かからない程度の時間で、どうして来れる」
疾風のジュドー「お前はヌルい殺し方で今まで殺し屋をしていたんだ。・・・立て、あの時、俺の命を奪わなかったお礼に、ちゃんと戦わせてやる」闇撃ちのバディン「てめえ・・・左腕が何で使えるんだよ?」
疾風のジュドー「腕を撃ったから、この腕が使えるのはおかしい、か。つくづくマヌケな奴だ。」闇撃ちのバディン「・・・・・・俺に一度負けている奴が偉そうに吠えるな!」二人の二度目の戦いが始まる。
確かに・・・バディンが、あたしを撃った。その瞬間を覚えている・・・。
おでこを撃たれたのに、もう何ともなくなっている。
魔導力が抑えがきかない、抑制アクセサリーが全部壊れちゃった。
バディン!
あたしを何のためらいなく殺そうとしたんだ!
あああああっ!!!
あたしは、世界のみんなを滅ぼす兵器として生まれたんだ!
あたしは、ジュドーにとって何だったの!!
心が・・・もう・・・こわれる・・・。
魔導女王のミユリは覚醒した。
* * * * *
結果はあっけないものだった。バディンはあっけなく膝を地につけた。
闇撃ちのバディン「・・・殺せ・・・」
疾風のジュドー「ああ」
闇撃ちのバディン「あの時は手を抜いてたのか、こんなに実力に差があるものなんて想像していなかった」
その時、タークスビルが突然崩れ落ちて崩壊した!
闇撃ちのバディン「ミユリ!?・・・生きていたんだな・・・。2つの仕事をミスった・・・あははは」
疾風のバディン「おい、どうなってるんだ答えろ!」
闇撃ちのバディン「この国はもう終わりだ」
* * * * *
炎に取り囲まれ、逃げる事が出来なくなったプレジデントとセフィリア。プレジデント「お前だけなら、逃げれるな?かまわず行くんだ」
二刀流のセフィリア「プレジデント様そんな事は出来ません!その命令は聞けません・・・。愛して・・・、います」
プレジデント「私はスカーレットを・・・・・・」
二刀流のセフィリア「それでも、あなたを愛しています・・・」
――続く――
537名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/18(水) 16:46:24 ID:mB3g8wbL
脱線もここまでくると逆に感心する
魔導力を全て解放したミユリは、この国を崩壊させた。
あの悪夢の惨劇は俺の目に焼きつき、忘れる事はないだろう。
ミユリは全ての力を使い終わった途端に、気を失い眠りについた。
プレジデントと、セフィリアの生存は不明。ジュドーはセフィリアの安否を確認する時に崩れ落ちた建物に巻き込まれ死亡した。
セフィリアは何となく生きている気もするな。
俺は、再び記憶を失ったミユリを連れて賞金首に成り下がり、各地を放浪する事になっちまった。まぁ、気がかえって楽になったよ・・・。
ミユリ、ごめんな。もう、決して裏切らない。ずっとそばにいる。
魔導女王のミユリ「バディン、どこ行こっか〜☆ねっね!」
闇撃ちのバディン「ん、そうだな・・・」
国なんかあっけなく無くなる。命もあっけないもんだ。
これからは大切に生きてみせる。
―プレジデント神羅編・終―
539名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/18(水) 18:45:46 ID:Ddh4bLLJ
おお、とりあえず一段落したって感じだな。乙です。
540名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/18(水) 20:33:22 ID:x4asAVPY
てか神羅編イラネ
541名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/18(水) 21:28:20 ID:2xuEwnX4
神羅編て何の為に合ったの?作者のオナニー?
542名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/18(水) 21:45:59 ID:Ddh4bLLJ
なんか後でつなげる話を書けばいいと思うけど、時間軸はどうすんだよ。
1日足らずで会社設立崩壊なんて1日天下じゃないんだからさあ
543名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/18(水) 23:02:15 ID:o2Ja3pZ7
乙ですと言っておいて後から批判するID:Ddh4bLLJにワラタ
今まで黙ってたのに終わった途端に煽る>>540-541にもワラタ

時間軸とか細かいことはこの際どうでもいいんじゃない?
では張り切って本編の続きどうぞ↓
544名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/18(水) 23:05:58 ID:xd1Yql0B
>>540-541
FF6のノベライズとは全く無関係だったしな…
ルーファウスとかタークスとかを登場させて仲間にさせたのも神羅編作者のようだし
まさかFF6やったことないんじゃ(ry
545ハイウィンド編:2005/05/18(水) 23:10:54 ID:Ddh4bLLJ
その頃、ハイウィンドではウーマロが吹雪を吹きつけて、それ以外はエアリスやエドガーらが撃退していた。
エドガー「よ〜しだんだん数が減ってきたな」オートボウガンで撃ちながら言う。
エアリス「そうみたいね。」サンダガを放ち終わったエアリスが言った。
ガウ「みんな、大変だ。反対側からも現れた」
ツォン「なんだと、戦力を分散しなければ。ガウ、モグ、ウーマロは反対側へ行って撃退してくれ。」
そして、反対側
モグ「うわぁ、またたくさん現れたクポね。体力が持たないかもしれないクポ」そう言いつつ水のハーモニーを踊り始めた。
踊りながらエルニーニョやプラズマの効果とウーマロの吹雪でどんどん敵を打ち落としていく。
まもなく敵が全滅したかの様に見えた。
モグ「やっと、終わったクポもう踊れないクポよ〜」と言いつつ座り込む。
そこへミサイルポッドを積んだスカイアーマーが捨て身で突っ込んできてミサイルを放った。
モグ「いかん、やられるクポ!」ドカッミサイルはモグをかばったウーマロに命中。
ドサッとその場にウーマロ倒れた。
モグ「ウーマロ、大丈夫かクポ?」
ウーマロ「ウ〜」なんとか返事をした。
モグ「ちょっと休んでおくクポ。さて問題はどうやってあいつを倒すかクポ。」
ガウ「おれがやる。あばれるぞ」
そういうと、モンスターのように暴れだした。ガウ「うう・・・100万ボルト!」
突然ガウから、サンダガ並の雷が放たれそれを喰らったスカイアーマーは一瞬にして黒焦げになり落ちていった。
モグ「やったクポ!すごいクポね」そう言われつつもまだガウは暴れていた。
モグ「どうやらバーサク状態になっているクポ。ウーマロ黙らせておけクポ」
ウーマロ「ウガー」ドカッとガウを殴りつけた。無事?ガウの暴走は収まった。
モグ「ふー、なんとかこっち側は終わったクポね」
546ハイウィンド編:2005/05/18(水) 23:14:51 ID:Ddh4bLLJ
ちなみにシドはハイウィンドで操縦中ってことで。

>>543 煽りがでたからつい言ってしまった。
547名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/18(水) 23:18:29 ID:Ddh4bLLJ
545の12行目の「ドカッミサイル」ってところ「ドカッ。ミサイルは」って直しといて。
548名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/18(水) 23:20:31 ID:xd1Yql0B
簡単にまとめとくか
レスアンカーはめんどいんで省略

ティナ、ロック、ユフィ、マッシュ:ロックVSドラゴン マッシュVSギガントス ティナ&ユフィVSプラチナドラゴン2匹

クラウド、シャドウ、セリス、カイエン:VSアルテマウェポン

ブラックジャック
セッツァー、バレット、ヴィンセント、リルム、ストラゴス、ゴゴ、ティファ:バレット&ヴィンセント気絶 ゴゴが戦う

ハイウインド
シド、エアリス、ツォン、エドガー、ガウ、モグ、ウーマロ:戦闘終了

ガストラ、ケフカ:中心部にいる
549ロックVSドラゴン:2005/05/19(木) 00:05:20 ID:FMdEpGq2
こちらではロックとドラゴンの戦いが繰り広げられていた
流れるような動きでドラゴンを斬りつけるロック
しかし、なかなか動きが鈍らないドラゴン
ドラゴンの方も激しい攻撃をしてきて、ロックの体力も徐々に削られていく
「ちっ…どうするか…」
ロックには自分でも分かっている弱点があった
それは、これといって技がないこと…
ティナのファイガ、クラウドのブレイバー、カイエンの必殺剣、マッシュの必殺技、シャドウ・ユフィの忍術
他の誰もが一つは持っている決め技
これをロックは持っていなかったのだ
素早い動きで敵を翻弄し、確実にダメージを与えていく
これがロックの戦法だったのだが、これが通じるのは所詮格下の相手だけである
ここに来て、自分に決め技がないことに悩まされるロック
考え事をしている間にもドラゴンの激しい攻撃は続く
ゴオオオオ!
「うわああ!!」
ドラゴンの吐く炎をまともにくらってしまったロック
「くそっ…」
550ロックVSドラゴン:2005/05/19(木) 00:06:29 ID:FMdEpGq2
火傷の痛みで動けないロックに、ドラゴンはとどめを刺そうとにじり寄ってくる
しかし、この絶望的な状況が、ロックの眠っていた力を起こした
ドラゴン「グオオオオ!!」
鋭い爪がロックを襲う
ザシュ!!
ロックの胴体が真っ二つに引き裂かれた

・・・かのように見えた

胴体が真っ二つに引き裂かれていたのは、ドラゴンの方であった
即死だった
ドラゴンが引き裂いたもの、それはロックの残像だったのである
ロックの超スピードだからこそ成し得る技である
ロック「…そうだな。『ミラージュダイブ』とでも名付けるか」
ズウウウウン!
大きな音を立てて崩れるドラゴンを背に、ロックが満足気に短刀を収める
551名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 00:24:04 ID:VXDXTXdt
続きが楽しみ
552名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 00:25:46 ID:lQlvhjmz
そーいやルード達復活したけどどーなったん?
553名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 00:32:27 ID:pfDshPB2
俺も続き楽しみだ
過疎ってきたけど俺は最後まで応援する
職人さんがんがれ
554ブラックジャック:2005/05/19(木) 02:09:39 ID:yAunUDTV
バレットとヴィンセントが倒れ、ゴゴは一人エアフォースと奮闘していた
ティファ「・・・なかなか落ちないわね」
ゴゴ「私は真似をしているだけだ。ヴィンセントに倒せなかったのなら、ヴィンセントの真似をしている私にも倒せん」
セッツァー「おいおい!何とかなるんじゃなかったのかよ!」
ゴゴ「 私 は 真 似 を し て い る だ け だ 」
セッツァー「・・・・・」
ブラックジャックのスピードにエアフォースの攻撃もなかなか当たらないが、時間の問題である
リルム「あーもう!せめて魔法が効けばあたしとジジイでカタがつくのに!」
ティファ「ゴゴさん、真似できない物は無いって言ってたけど…エアフォースの真似はできない…?」
セッツァー「いやいやいや、いくらなんでもそれは」
ゴゴ「可能だ」
セッツァー「って、できんのかよ!?」
ストラゴス「真似といっても、奴はミサイルや魔導レーザーや波動砲などを撃ってくるんじゃぞい。一体どうやって真似なんか」
ドーーーーーン!!!
ゴゴ「何か言ったか?」
一体どこからだしたのか、ゴゴの手からミサイルが飛び、エアフォースに直撃した
ストラゴス「…おぬし、一体何者じゃ」
555ブラックジャック:2005/05/19(木) 02:10:35 ID:yAunUDTV
今度はゴゴを危険と判断したのか、エアフォースの照準がゴゴに合い、波動砲の準備にかかる
ティファ「まずい!波動砲がくるわ!」
その様子を凝視するゴゴ
そして、ゴゴの両手に光が集まる
セッツァー「まさか…」
エアフォースの先端から波動砲が放たれた
ほぼ同時にゴゴも波動砲を撃つ
ズオオオオオオオ!!!
波動砲が正面からぶつかり合い、押し合う形になる
ティファ「ゴゴさん、頑張って!」
ストラゴス「ぬう、真似しただけあって全くの互角じゃ。しかしこのままではゴゴの体力が持たんゾイ!」
ストラゴスの言うとおり、徐々に押されていくゴゴ
ティファ「どうすれば…」
リルム「…そうだ!!」
何かを閃いたリルムは、いきなりスケッチブックを取り出して、エアフォースを描き始める
セッツァー「ちょ、お絵かきしてる場合じゃねえぞ!」
リルム「うるせーよ!集中できねえだろ!」
ストラゴス「(なんかどんどん口が悪くなっていくのう…)」
いよいよゴゴの体力が尽きてきた
もう時間がない
556ブラックジャック:2005/05/19(木) 02:11:23 ID:yAunUDTV
リルム「・・・・・・・できたあ!!」
エアフォースを描ききったリルムは、スケッチブックをエアフォースの方に向ける
そのスケッチブックに描かれたエアフォースが、ゆっくりと実体化していく
リルム「いっけえ!」
実体化したエアフォースが、本物のエアフォースに波動砲を撃った
ゴゴの波動砲を後押しする形でぐんぐんと押し返していく

ドゴオオオオオン!!!!

2発分の波動砲をくらったエアフォースは、バラバラに大破した
ゴゴ「・・・ふう。言っただろう、私に真似できないものはない、と」
リルム「偉そうに言ってんじゃないよ。あたしがいなきゃやられてたくせに」
ストラゴス「とにかく、これで全部倒したみたいじゃな」
セッツァー「よし、とりあえずここで待機だ。潜入組の帰還を待つぞ」
ティファ「クラウド達、無事だといいけど」
557名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 11:38:53 ID:XbVGO91T
ちと質問
このスレで5回以上書いた人挙手お願い
大体のどんだけの人がいるんかな
ノシ
558名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 12:25:23 ID:Q7k3orGn
10回以上書いたノシ
559名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 12:45:43 ID:LOQAdqkJ
上に同じノシ
560名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 13:06:13 ID:XbVGO91T
結構10回以上っているんだな、ちなみに俺もだけど
とりあえず書いた回数とかキボン
561名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 16:56:21 ID:hoNOoFH9
俺も十回くらいは書いたと思う。ただ、ほとんど悪役側のシナリオだけど。
562名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 17:38:45 ID:phm6MY7o
描きたいけど話し忘れちった
みんな全部憶えてるの?
563名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 18:34:06 ID:yAunUDTV
全部覚えてなくても書けないことはない
いろいろあって仲間がはぐれて、帝国に集結して、これからみんなでガストラとケフカがいる魔大陸を攻め落とす
それだけのこと
まあ一応一通り読んだ方がいいと思うけど
564名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 19:05:34 ID:XbVGO91T
先の話だけど
崩壊後は誰から始めてもおkだよね?
セリスから始めようにもシドの代わりがみつからんし・・・・
いや、まぁ出せないことは無いけど
565名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 19:25:55 ID:hoNOoFH9
おkだと思うよ。別にそのまんまじゃないんだし。
一人ずつ書いてって、どんどん集結していけばいい。
566ティナパーティ:2005/05/20(金) 16:22:57 ID:WsYLbVgt
ユフィ「はあ!!」
ドシュ!
「ギャアアアア!」
ティナ「すご…ユフィ一人で二匹とも倒しちゃった」
ユフィ「たまたま相手が弱かっただけだよ。ロックも終わったみたいだし、後はマッシュだけ…」
と、マッシュの方を見てみると…

「くぁwせdrftgyふじこlp;@!!!」

そこには、股間を押さえながら言葉にならない叫び声をあげて転げまわっているギガントスの姿があった
マッシュ「へへ、さすがにここだけは鍛えようがねえもんな」
ロック「・・・・お前、格闘家として最低だな」
ユフィ「同じく」
ティナ「・・・・」
マッシュ「うるせーな、手段選んでる場合じゃねえだろ。これでとどめだ!」
マッシュの爆裂拳がギガントスの顔面を乱打する
マッシュ「うっし。これで全部片付いたな」
ロック「まあいい、先に進もうぜ」
ロック達は再び足を進め始めた
567ここで出てない人たち:2005/05/20(金) 17:25:07 ID:TWN5DJ7J
ケット・シー「もうすぐ取引先ですけど・・・・レッドはんもやっぱりついてくるんですか?」
レッド13「うん、帝国軍の反抗勢力っていうし、最近帝国は虐殺を繰り返してるっていうしね」
ケット・シー代理とレッド13を乗せたゲルニカ級飛空艇はサウスフィガロの北、リターナー本部上空を飛んでいた。
今回は孤立状態の神羅ジュノン支部の帝国反抗勢力リターナーへの物資の支援についてだ。
レッド「しかし、ケット・シーに人工知能が積まれることになったとはねえ」
ケット・シー「ええ、僕のAIのモデルとなったリーブ支部長はいつか来る神羅復活の為
そしてミッドガルの人々の為、なんとか残ってるジュノンで商売に性を出しているんです。」
レッド「ふ〜んリーブさんも大変なんだねぇ」
そうこうしているうちに今回の支援先リターナー本部に到着した。

バナン「とりあえず今日はわざわざ遠いところまでお越しいただきありがとうございます」
リターナーのリーダーバナンは二人?を出迎えた。
バナン「早速ですが、支援物資の件なのですが」
ケット・シー「ええ、わかっております、ですが本格的な物資の搬入は次回からとなりますが」
バナン「ありがとうございます、これで帝国の止められるでしょう」
ケット・シー「それでお願いがあるんですが」
バナン「なんでしょう?」
レッド「おいらを、リターナーに加えてください!」
バナン「・・・・・・犬・・・・ですか?」
レッド「犬じゃないやい!」
ケット「レッド13っていって結構強いんですよ、足手まといにはなりませんよ」
バナン「わかりました、とはいえ我々は主に後方支援をするだけですよ?」
レッド「それでも、いいです!」

こうして神羅ジュノンとリターナーの協定は組まれた。
だが、この協定もあと少しで無駄になることを誰も知らない
568名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 14:09:34 ID:qTGm8Wj4
復活したタークス、新羅編キャラ、リターナー同盟etcの話書いていいですか?
569名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 14:15:52 ID:HD0vT9nb
プレジデント神羅編とやらは
タイトル見た瞬間に飛ばしてたけどな。
他にスレ立てたら?
570名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 14:18:18 ID:qTGm8Wj4
いや、上の3つを繋げるための話を書いてもいいか?ってことなんだけど
復活したタークスの話なんてこのまま書いても脱線するだけだし
571名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 14:38:18 ID:aOAUCkAC
そか、勘違いしてすまんかった。
572名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 14:47:28 ID:QhnQFJDX
上の3つ繋げたところで、結局本編と関係なくないか?
プレジデントの二の舞
573名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 17:39:50 ID:qTGm8Wj4
ああ、そっか、俺が考えてる話では少ししか掠らんね。
だけど、せっかく考えてくれたんだし。
ちなみに俺が考えた話は
上の3パーティがどっかに集結→戦闘が始まる→戦ってる最中に世界崩壊→皆あぼ〜ん(多少は生き残るかも)
これだと皆消えちゃうから止めとくわ。
574名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 18:47:48 ID:LYJXv0wA
>>573
他の話を考えてうまくまとめられりゃこっちのもんさ。ただプレジデント編の二の舞にはならんでくれ。頼むから。
がんがれよ。
575名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 19:39:27 ID:DMnlJiBX
というか、あとはアルテマウェポン倒すだけだから、その話が始まる前に世界崩壊すると思うぞ
時間軸ずらせば出来ないことはないけど、複雑になる
576名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 19:48:23 ID:cUM5y1ei
おはよう
577名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 22:23:26 ID:qTGm8Wj4
じゃあ、崩壊後に崩壊前を振り返る形で書いてみるわ。
アルテマ戦がんがれ。
あと、崩壊前ラストや崩壊後最初はやっぱ>>1に締めてもらいたいな。見てるかわからんけど。
578vsアルテマウェポン:2005/05/21(土) 22:33:33 ID:UP/tcDLX
クラウド達は依然アルテマウェポンに大苦戦を強いられていた
セリスのケアルラで何とか命は繋ぐものの、それももう限界が近くなってきた
セリスの魔力が切れた時が最後、回復手段を持たなくなったパーティは即座に全滅してしまうだろう
シャドウ「(どうすればいい・・・)」
セリス「(どうするのよ)」
カイエン「(こうなったら拙者が!)」
クラウド「(・・・あんたには無理だ)」
出せる作戦は全て出し尽くしたクラウド達
アルテマ「いつまでコソコソと相談している? 打つ手がないのならさっさと諦めることだな」
カイエンが一歩前に出た
カイエン「どうせ一度失った命、惜しくは無い。刺し違えてでも奴を倒す!」
シャドウ「何を馬鹿なことを言っている!それに、はっきり言うがお前が命を懸けてもあいつは倒せん。無駄死にだ」
クラウド「(せめてあいつの再生能力を何とかしないと・・・。ん?待てよ・・・?もしかすると・・・)」
そう言っている間に、アルテマウェポンが攻撃体勢に入る
アルテマ「・・・・・・フレア!!」
シャドウ「まずい!」
セリス「いえ、チャンスよ!魔封剣!!」
アルテマ「むっ!?」
アルテマウェポンの放ったフレアがセリスの剣に吸収されていく
アルテマ「ルーンナイトがいたか・・・だが、今更魔力を吸収したところで同じこと」
クラウド「それはどうかな?」
579vsアルテマウェポン:2005/05/21(土) 22:34:29 ID:UP/tcDLX
ザン!!
クラウドの大剣がアルテマウェポンの体を切り裂く
アルテマ「ぐっ 貴様いつの間に!? だが我の肉体はすぐに何度でも再生するぞ!」
クラウド「セリス!デスペルだ!!」
セリス「!そ、そうか!・・・・・デスペル!」
ビシイイ!
アルテマ「なに!?」
デスペルの効果によってアルテマウェポンの再生が止まった
クラウド「うおおおお!!」
戸惑うアルテマウェポンの隙を見逃さずに、ここぞとばかりに畳み掛けるクラウド
アルテマ「図に乗るな!」
反撃に出るアルテマウェポン
その鋭い牙がクラウドを襲う
クラウド「ぐっああああ!!」
今にも噛み砕かれそうなクラウドの肉体
カカカカカカッ!
アルテマウェポンの背に無数の手裏剣が突き刺さる
アルテマ「くっ 貴様!」
シャドウに気を取られたアルテマウェポンは、今度は死角からのカイエンの攻撃に反応できなかった
580vsアルテマウェポン:2005/05/21(土) 22:35:14 ID:UP/tcDLX
カイエン「はあ!」
ザシュ!
アルテマ「(こ、こやつら・・・。もしかしたら、こやつらなら我の力を・・・)」
クラウド「とどめだ!ブレイバー!!」
クラウドが高く飛び上がり、アルテマウェポンに斬りかかる
しかし、落ちてくる途中でアルテマウェポンと目が合う
クラウド「(しまった・・・!反撃され・・・)
アルテマ「・・・・」

ズバッ!!

クラウド「・・・?」
ブレイバーをまともにくらったアルテマウェポンはその場に倒れた
カイエン「ふう、やったでござるな」
シャドウ「手間取らせやがって」
倒れたアルテマウェポンに歩み寄るクラウド
クラウド「・・・お前、さっきの攻撃わざとくらっただろ。何故だ?反撃できたはずだ」
セリス「えっ?」
アルテマ「・・・・・」
クラウド「答えろ。それとも俺をナメてるのか?」
アルテマ「・・・・・お前たちの可能性にかけてみたくなった」
ゆっくりと語り始めるアルテマウェポン
アルテマ「我は力であり、生命にあらず・・・。我の力を使いこなせる者をずっとここで待っていた」
581vsアルテマウェポン:2005/05/21(土) 22:37:28 ID:UP/tcDLX
シャドウ「何故ここで?」
アルテマ「三闘神の近くにいれば、強き者も自然と寄ってくると考えたからだ
      実際には私利私欲にかられた愚者ばかりだったが・・・・お前たちは違った」
シャドウ「なるほどな・・・」
アルテマ「・・・一つ聞く。お前たちは何故ここに来た?」
セリス「・・・帝国の野望を阻止し、世界に平和をもたらすため・・」
アルテマ「ふっ。単純だが、いい答えだ。よかろう」
シュウウウウ・・・
「!?」
アルテマウェポンの体がみるみる形を変えて縮んでいく
クラウド「・・・・剣?」
アルテマ「そこの剣士、お前なら我の力を使いこなせるだろう
      常人なら我を手にした途端に精神が破壊されるが、お前ならば・・・」
黙って剣を拾うクラウド
その剣は、淡い青色に光っていた
まるで自分の手と一体化しているかのように自然な感触だった
クラウド「俺はクラウド。・・・お前、名前は?」
アルテマ「アルテマウェポン・・・太古の時代に作られた時、そう名付けられた」
クラウド「アルテマウェポン・・・・か・・・」
アルテマ「我の力は、お前の心身に大きく影響する。お前が強くなればなるほど我も強くなり、その逆も然り・・・・・・」
クラウド「・・・・・行こう。恐らくすぐそこに、ガストラ達がいる」
セリス「ええ」
4人は治療もそこそこに、前に歩き出した
運命の時は、刻一刻と迫っていた・・・
582名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 22:38:09 ID:UP/tcDLX
長文スマソ
583名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 22:50:48 ID:qTGm8Wj4
584ケフカとガストラ:2005/05/21(土) 22:58:01 ID:gIqq9OM4
ケフカ「皇帝!アルテマウェポンが倒されました!」
三闘神の間にケフカの声が響き渡る。
ガストラ「ふん、アルテマウェポンめ・・・意外にもあっけなかったな」
ガストラは余裕の微笑みで呟いた。
ケフカ「更に別の侵入者に放ったモンスターも全滅、まともに戦える戦力等残っておりません!」
ハイウインド、ブラックジャックにより
魔大陸の帝国軍は一掃
更に内部に上陸した戦闘メンバー達の活躍により大方の魔物も片付いていた。
ガストラ「と、なると我々だけか・・・・」
ケフカ「何をのんきにいっているのです!三闘神の力はまだ使えないのですか?」
ガストラ「(らしくないな・・・・・何を慌てている・・・ケフカ)」
ケフカ「(まずいな・・・このままでは計画外の事になってしまう)」
ガストラ「ふん・・・・まぁわしに任せろ」
ケフカ「・・・・・・・・・・」

二人の耳に数人の足音が入ってくる。
ガストラ「・・・・・もしかしたらこれが最後かもしれんな」

最終決戦の時は着々と近づいている。
585名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/22(日) 01:01:46 ID:q91WrOHJ
>>578-581
面白い、GJ
倒した後に剣になってほしいって意見取り入れたのね
586ガストラとケフカ:2005/05/22(日) 14:08:43 ID:8xDmw60j
ガストラ「三闘神の力・・・使えないわけではない。だが、完全には使えない。
     古文書によると一つの神ごとに魔剣が必要でそれで力を増幅できる。
     今、魔神の手には正宗が、ここにエクスカリバーがあり、これを女神に装備させる。
     しかし、鬼神のラグナロクが見つからなかったのだ。」
ケフカ「あれっ?エクスカリバーはレオにあげた物じゃないんですか?」
ガストラ「あれはエクスカリパーと呼ばれる偽物よ。第一反逆者とわかっていたレオにそんなものをあげるわけなかろう」
ケフカ「そうだったのですか?あなたも私に劣らず賢いですよ皇帝。さて、もう復活させます?」
ガストラ「やむをえん。このままやられる訳にはいかんしな。」そう言うとガストラは女神にエクスカリバーを装着した。
そして、ガストラは何やら呪文を唱え、三闘神が輝き始めた。
ガストラ「うおおお、これが三闘神の力か、血が騒ぐぞ。」
そこにティナ・セリス両パーティがほぼ同時に辿り着いた。
587名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/22(日) 14:11:26 ID:8xDmw60j
この後の流れ分かんないから誰か頼む。
588本編:2005/05/23(月) 00:43:18 ID:wmbqP+8J
ロック「ガストラ!」
ガストラ「ふふふ・・・よくここまで来たな」
マッシュ「何笑ってやがんだよ。自分の立場わかってんのか?」
クラウド「こっちは8人。お前たちは2人。勝ち目はないぞ」
ガストラ「たった8匹のアリが恐竜に勝てると思ってるのか?笑わせるわ!」
ガストラに三闘神の力が流れ込んでいく
ティナ「な、なんて魔力なの・・・」
クラウド「(ん・・・?あの左の像・・・・・・セフィロス・・・・?いや、まさか・・)」
ガストラ「ふははは!素晴らしいぞこの力!・・・・むっ?なんだ?」
ガストラの体がみるみる変化していく
筋肉が膨れ上がり、体色もどす黒くなっていく
ケフカ「こ、これは・・・」
ガストラ「ぐおおおおおお!!!」
フシュウウウウ・・・・
それにはもうガストラの面影はなかった
醜い化け物の姿である
ケフカ「(皇帝が三闘神の力を受け入れるだけの器ではなかったということか・・・)」
ガストラ「ど、どうなっているのだ・・・・何故私がこんな姿に・・・」
カイエン「・・・欲にかられた者の哀れな末路でござるな」
ガストラ「ぐっ・・・・おのれええええ!!」
589本編:2005/05/23(月) 00:44:01 ID:wmbqP+8J
ガストラはなりふり構わずティナ達に襲い掛かった
しかし、不完全な進化を遂げたガストラは、ティナ達の敵ではなかった
次々と攻撃をまともにくらうガストラ
ケフカ「まじゅいな・・・このままではぼくちんもやられてしまう。ん?あそこに刺さっているのは・・・?」
ふと、近くの岩壁に刺さっていた一本の剣を見つけた
ケフカ「・・・・あれは、まさか!?」
慌てて古文書を確かめるケフカ
ケフカ「間違いない!あれは・・・・ラグナロク!うひょ、あんなところにあったのか!」
ガストラ「ぐああ・・・・私が・・・こんな所で・・・」
ロック「とどめだ!くたばれガストラ!」

カッ!!

ロック「な、なんだ!?」
突如ガストラの後ろの方でまばゆい光が放たれた
ガストラ「・・・ケ、ケフカ・・?」
ケフカ「・・・ヒーッヒッヒッヒ!三闘神の完全復活だーー!!」
全ての三闘神に魔剣が装備された
さっきまでとは比べ物にならない魔力の波動が巻き起こる
ガストラ「おおお、よくやったぞケフカ!これでこんな奴らには負けはしない!」
ケフカ「・・・・確かにそうですね。ですが、あなたの知ったことではないでしょう」
ガストラ「・・?どういうことだ?」
ケフカ「鈍い人ですねえ、あなたはもう用済みだということですよ!」
590本編:2005/05/23(月) 00:45:17 ID:wmbqP+8J
ドゴオオオオオン!!
ガストラ「ぐあああああ!!ケフカ、貴様あああ!!」
怒り狂ったガストラがケフカに攻撃を仕掛ける
しかし・・・・
バチイ!
ガストラの攻撃がケフカに当たる前にはじかれる
ケフカ「無駄ですよ。ぼくちんの立ち位置をよく見てごらんなさい」
ガストラ「・・・三闘神の・・・中央・・・」
ケフカ「無能なあなたと違って、三闘神はぼくちんを受け入れてくれたようですね。試してみましょうか」
ガストラ「や、やめ・・・!!」
ケフカの手から放たれる魔力
ガストラはチリ一つ残さずに消え去った
クラウド「な・・・なんだと・・・」
ティナ「そんな・・・・一瞬で・・・・」
驚きを隠せないティナ達
ケフカ「おやおや、軽くやったつもりなのに死んでしまいましたか。ま、所詮あの程度でしょうね。さて・・・」
ケフカが三闘神の像を動かし始める
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・
ロック「こ、今度はなんだ?」
ティナ「世界が・・・揺れている・・・?」
それだけではない
魔大陸がどんどん崩れていく
ケフカ「こんなつまらない世界、さっさと滅ぼしてしまおうか。そして、私が神となり、新たな世界を作る」
591本編:2005/05/23(月) 00:46:33 ID:wmbqP+8J
セリス「そういえば、聞いたことがある・・・三闘神の像のバランスが崩れると、世界が崩壊すると・・・」
マッシュ「な、なんだって!?早く戻さねえと!!」
ケフカ「無駄だ、もう三闘神の暴走は止められない。世界は間もなく崩壊する。その前に、散々邪魔してくれたお前たちを私の手で・・・」
ドス!
ケフカ「!? 体が・・・」
ケフカの影に、シャドウがクナイを刺し込んでいた
影縫いの術と呼ばれる、影を刺すことによって相手の動きを封じる忍術である
シャドウ「こいつは俺が抑えておく!お前たちは早く飛空艇に戻れ!!」
マッシュ「シャドウ!?何言ってんだ!仲間を置いて逃げられるかよ!」
シャドウ「この魔大陸ももうすぐ崩れ落ちる!お前たちが今死んだら、誰もこいつを止められん!」
ユフィ「嫌だよ!!たとえ世界を救ったとしても、シャドウがいない世界なんて!!」
トン!
ユフィ「うっ・・・」
首を手刀で打たれたユフィは力なく倒れこむ
気絶したユフィは背負うロック
ロック「・・・・これで、いいんだろ」
シャドウ「・・・ああ、すまない。無事に逃げてくれ」
マッシュ「お、おい・・・」
ロック「だが、お前を見捨てるつもりはないぞ。必ず戻って来いよ!」
シャドウ「・・・・」
7人は急いでその場から逃げ、ブラックジャックへと走り出した
ケフカ「・・・・貴様、死ぬ気か」
シャドウ「・・・・さあ?どうするかな」
世界崩壊へのカウントダウンが、今スタートした・・・・
592世界崩壊:2005/05/23(月) 09:03:06 ID:3Hv+uYMa
シド「どうなってやがるんでい・・・」
エアリス「地震・・・だったら飛空艇まで揺れるわけがないものね」
エドガー「世界全体が揺れている。天候もおかしい・・・一体何が起きているんだ?」

ゴゴゴゴゴゴ・・・・
次々と崩れ落ちていく魔大陸の地盤
ティナ達は大急ぎでブラックジャックに向かって走っていた
マッシュ「ちっくしょう!このままじゃやべえぞ!」
クラウド「とにかく急ぐんだ!シャドウの言う通り、ここで俺たちが死んだらどうにもならんぞ!」
そして走り続けること約10分

リルム「あっ!みんな戻ってきたよ!」
ティナ達の姿を待機していたセッツァー達が確認する
セッツァー「よし、早く乗れ!なんかやばそうだ!」
ロック「待ってくれ!まだシャドウが・・・」
ティファ「シャドウ?シャドウは今何やってるの?」
クラウド「俺たちを逃がすためにケフカを食い止めている・・・」
セッツァー「な、なんだと・・・だがこのままじゃ魔大陸は崩れるぞ!」
ティナ「シャドウ・・・急いで・・・」
ユフィ「う・・・・ん・・・・シャ・・ドウ・・・」
593世界崩壊:2005/05/23(月) 09:04:03 ID:3Hv+uYMa
中心部には未だにシャドウがケフカの動きを封じていた
ケフカ「言っておくが、私はこのままここに残っても死なんぞ。三闘神の加護を受けているからな。死ぬのはお前だけだ」
シャドウ「俺はいつでも死神に追われている・・・・命など、いつ失っても惜しくない」
ケフカ「なら勝手にするがいい。どうせ世界は崩壊し、みんな死ぬ。女も、子供も、老人も、動物も、みーんなだ!」
魔大陸は今にも完全に崩れ落ちそうだった
そして世界崩壊の時も迫ってきていた
シャドウ「(今まではそう思っていた・・・だが、ユフィのあの悲しそうな顔を見た時・・・何故だか、生きたいと思った
       それだけじゃない・・・名前も忘れてしまった小さな村に置いてきた、妻と娘に・・・・もう一度会ってみたいと思った
       ・・・・いつからだろうな・・・・俺にこんな感情が沸くようになったのは・・)」
シャドウ「すまんな、ビリー・・・そっちに行くのは、まだもう少し先になりそうだ」
そう言うと、シャドウはその場から離れ、ティナ達の後を追った
自由になったケフカがすかさずシャドウを攻撃する
ケフカ「逃がしゃん!」
ドーーーン!!
しかしケフカの魔法は外れ、岩壁にぶつかった
ケフカ「ちっ すばしっこい奴だ。まあいい・・・後はゆっくりと世界が滅びていく様を見物するとしようか」

セッツァー「おい!もう限界だ!お前らだけでも乗れ!」
マッシュ「いや待て・・・あれは・・・・・・シャドウ!!」
マッシュが指差す方向を見ると、シャドウがこっちに向かって走ってきていた
シャドウ「・・・・すまん、待たせたな」
ロック「よっしゃ!みんな早く乗れ!逃げるぞ!」
セッツァー「ハイウィンドに全員帰還したと連絡しておいた。急いでここから離れるぞ!」
594世界崩壊:2005/05/23(月) 09:04:37 ID:3Hv+uYMa
飛び去るブラックジャック
ハイウィンドと合流し、アテもなくただひたすらその場から逃げた
世界中に飛び散る三闘神の魔力の波動
次々と大地が引き裂かれていき、いかづちが町や村を襲う
ティナ「これが・・・三闘神の力・・・」
シド「くそ!コントロールがきかねえ!」
エアリス「な、なんですって!?」
モグ「まずいクポ!早く外に出るクポ!この中にいたまま海に落ちたら水が入ってきて溺れるクポ!」
コントロールを失ったハイウィンドがまっ逆さまに海に墜落した
ロック「みんなああああ!!!」
セッツァー「おい・・・他人の心配してる場合じゃねえぞ。こっちもだ」
セッツァーがそう言った直後、ブラックジャックの機体が真っ二つに裂けた
セリス「キャアアア!」
ロック「セリス!!」
前方と後方に乗っていた仲間が分かれる
どちらもハイウィンドのように海に墜落していく
その際、仲間達が空中に放り出され、散り散りになって海に落ちていく

ケフカ「ヒーッヒッヒッヒ!何と素晴らしい光景でしょう!シンジラレナーイ!」
魔大陸で高らかに笑うケフカ
もう誰にも止めることはできないのだろうか



      この日  世界は引き裂かれた・・・・・・
595シナリオを選んでください:2005/05/23(月) 09:18:14 ID:KRQ6qVeK
ティナ  ロック  セリス  エドガー  マッシュ  カイエン  シャドウ  ガウ

セッツァー  ストラゴス  リルム  モグ  ウーマロ  ゴゴ

クラウド  バレット  ティファ  エアリス  シド  ユフィ  ヴィンセント  ツォン
596名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/23(月) 11:54:55 ID:zcIQE0fY
>そういえば、聞いたことがある・・・
テリーマン!テリーマンじゃないか!

乙なぁ
シャドウ生き残らせたか・・・・

そいじゃエドガーとかケフカ辺り書こうかな
597名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/23(月) 12:23:56 ID:dAJKam9w
>>588-595
うおお、激しく乙!
かなり燃えた。シャドウも生き残ってよかったわ
フリーザの台詞が混じってるのもワラタ

全員バラバラになったから、かなり執筆の自由度が広まったな
598エドガー編:2005/05/23(月) 15:04:28 ID:zcIQE0fY
「・・・・・・・・・・」
世界崩壊の日から三ヶ月がたった。
「・・・・・・・・・ん」
エドガーが目を覚ますとそこはどこかの宿屋だった。
「ここは?」
薄着のまま部屋を出るエドガー
見慣れた風景の町並みが目の前に広がる。
「ここは・・・・サウスフィガロか」
空や海は赤く緑は減っているその風景
行きかう人々の数は多く、やたらに屋台や露店が目立つ。
「すこし寒いな・・・戻るか」
部屋に戻ると隣のベッドには見慣れた顔が・・・・
「ユフィ?・・・何故ここに」
エドガーは数ヶ月前の事を思い出す。
「確かあの時・・・海に放り出されて・・・・」
エドガーは必死に思い出そうとするがその後の記憶が無い。
「まいったなぁ・・・・・とりあえずユフィを起こしてみようか」
599エドガー編:2005/05/23(月) 15:18:45 ID:zcIQE0fY
エドガー「ユフィ!起きろ」
エドガーはユフィの体を揺さぶるがいっこうに起きる気配は無い
エドガー「一体どうなっているんだ・・・とりあえずここの住人に尋ねてみるか」
部屋から出ようとしたエドガーは住人の男と鉢合わせする。
男「おおっエドガー様!お目覚めになられたのですね」
男はエドガーにこれまで起こった事を話す。
エドガー「成る程なケフカめ・・・・で、ユフィは一体?」
男「海岸でエドガー様の横に倒れてました。」
エドガー「(もしかして・・・ユフィに助けられたのか?)」
男「あっそれと、フィガロ城が!」
エドガー「どうしたのだ?」
男はフィガロ城が潜行中のまま上がってこないことも教えた。
エドガー「なんだと!?すぐに案内してくれ!」
そして、チョコボを二匹借りて男にフィガロ城まで案内させた。
エドガー「これは・・・なんとひどい」
そこで見たのは地中から突き出たポーンとフィガロ国の国旗だった。
600セッツァー編:2005/05/23(月) 16:54:24 ID:/uXSPZaS
昼でも夕方のような薄明るい空に黒い雲
血のように赤く染まった海
荒れ果てた大地
もう、あの頃の美しい大地の面影は微塵もなかった

荒野の真ん中で、一人の男が歩いていた
行くアテなんかどこにもなかっただろう
飢えを凌ぐために、魔物の肉を食べながら、ただひたすら歩いていた
その足取りは、見るからに重い
「くそっ・・・・」
自分の住処であり、相棒でもあった飛空艇を世界崩壊の日に失った男
彼は文字通り、全てを失ってしまったのかもしれない
「金も、女も、飛空艇もねえ・・・・・何のために生きてんだ俺は」
絶望していた男は、自分の恋人のことを思い出す
「いや・・・飛空艇はある・・・!ダリル・・・あいつの墓に・・・」
男は立ち止まった
かすかな希望を見出したのかもしれない
「行ってみる価値はあるか…。町でも村でも何でもいいから目印になるような所を探さねえと…ここがどこだかわからねえ」
再び男は歩き出す
飛空艇を求めて、恋人・・・ダリルの墓を探すために・・・
601名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/23(月) 16:58:23 ID:DUtOEMg/
おもしろすぎ。君達神
602名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/23(月) 18:19:06 ID:eACnY4KZ
ちなみに何だが魔大陸にあったラグナロクは8の飛空挺ラグナロクが剣にされたって設定でお願い。
参考→>>227
俺はその他中心に書いていくよ。
603名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/23(月) 18:23:31 ID:eACnY4KZ
↑の>剣にされたを「剣にされた物」に訂正
連投スマン
604その他編:2005/05/23(月) 20:50:59 ID:eACnY4KZ
「うん?ここはどこだ?」シドははっと目が覚めた。辺りを見回すとどこか暗い部屋の中らしい。
窓があったので開けて外を覗いてみた。暗い森が見えた。よく耳を澄ますとガタンガタンと聞こえる。どうやら列車の中にいるらしい。
シド「何だコリャ?俺はどうしてこんなところにいるんだ?確かハイウィンドの中にいて・・・」シドはよく前を振り返ってみた。
シド「そうだ、確か世界が崩壊するとかどうのこうので、魔大陸から逃げようとしてたんだ。
それで、ハイウィンドのコントロールが効かなくなって、墜落してって俺様も逃げようとしたんだがハイウィンドが捨てきれなくって・・・それじゃ俺様は死んでんのか。」
シド「なんてこった。俺様は死んでんのか。よく見りゃ俺様の体は透けてるし、ここは噂に聞く魔列車ってことか」
シドは全てを把握した。すると、
「う〜ん、いてててここはどこだ」どうやら他にもいるらしい。
シド「おい、誰か他のもいやがるのか?」
「その声はシドか。俺だ、バレッドだ」「ヴィンセントだ。」
シド「おお、バレッドにヴィンセントか。」
バレッド「それでここは何処なんだ?」
シド「ああ、あの魔列車らしい。どうやら俺らは死んでるみたいだ」
ヴィンセント「何、魔列車だと!?」
バレッド「それじゃあ、俺たちは墜落に巻き込まれて死んじゃったってことか。」
シド「そうみたいだ、ん?」よく見ると少し先に光が漏れている。
シド「おい、あそこに光が見えてる。行ってみるぞ」
3人はその光が漏れている部屋を目指し、そのドアを開けた・・・
605その他編:2005/05/23(月) 20:54:15 ID:eACnY4KZ
その頃魔列車内部では・・・
じいさんが車掌室にあるパネルを見ていた。そのパネルは現実の世界が写されていた。
じいさん「大変じゃ、世界が崩壊してしまった。また、大量に死者が出るな。わしの命もあと少しだというのに、ぐふっ」
じいさんは血を吐きよろけた。
ゼル「大丈夫か?じいさん。」
じいさん「もうわしの命もあと少しじゃ。ここの役目を渡してくださった三闘神が倒されてしまって以来、わしの命も永遠じゃなくなってしまったからの。早く後継者を選ばねば」
レオ「だれにするのですか?」
じいさん「そうじゃな。とりあえず、魔列車を操縦できるほどの技術者と幻獣化できるほどの強者はいるかの?」
キスティス「強者はいると思いますが、列車を操縦できる者はいるでしょうか?」
「私がやりましょう。」
スコール「学園長!?できるのですか?」
シド「はい、ガーデンを経営する前は少しアルバイトで車掌をやっていたもんですから。それに私の兄も飛空挺の操縦者ですし」
ガラッ・・・そこへ車掌室のドアを開けてシド達がやって来た。
シド(FF7)「その話待った。俺が幻獣化する役目をやってやろう。」
シド(FF8)「兄さん!?どうしてここに?」
シド(FF7)「それはこっちのセリフだろ。まあ、後で話すぜ」
ゼル(兄弟いたのか。全然似てねぇな)
シド(FF8)「御老人、お願いがあります。その最後の御力で今のメンバーの中で一番力のあるスコール君を現実世界へ戻してやってほしいのですが。」
じいさん「うむ、よいぞ。わしもあと少しの命。生き返らすのは1人で限界じゃ。」
レオ「ちょっと待ってください。シドに生き返らせる力も与えればいいと思うのですが。」
じいさん「それは無理じゃ。蘇生法はわしが編み出した秘儀じゃ。今から、修行しても間に合わん。」
ゼル「じいさん、あんたはいったい?」
じいさん「わしか、ダンカンと並ぶ2大仙人よ。それより時間がない、いくぞ。準備は良いか?」
スコール「はい、お願いします。」
ピカーーーー!!!!辺りが光に包まれる。
じいさん「わしの役目はここまでじゃ、シド兄弟魔列車を頼んだぞ。スコール、仲間達と協力してケフカを・・・ぐふっ」
こうして、スコールは再び現実世界へと戻った。
606名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/23(月) 21:18:48 ID:dAJKam9w
また人数多かったからちょうどいいな
3人とも好きだが、やっぱ6キャラに締めてもらわんといかんしな
特にシドは反則的な強さだったし、バランスとれたかも
607名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/23(月) 22:50:05 ID:eACnY4KZ
崩壊したからキャラ交代みたいな感じでw
冗談は置いといて7キャラがたくさんいるのに8キャラがいないのは気の毒すぎると思っただけ。

ところで>>312の名前クリックしてメール欄開くと知人のメルアド出るんだけど何で?
別のパソや他人に確認してもらったけどageしか出ないんだが。
608モグ・ウーマロ・エアリス:2005/05/23(月) 23:56:22 ID:/uXSPZaS
モグ「よ、ようやく着いたクポ・・・」
ウーマロ「ウー!」
エアリス「ここが、ナルシェ・・・・・何だか静かね」
モグ「でも家とかは全然崩れてないクポ」

ハイウィンドが墜落して海に沈んだ時、ウーマロはモグを守るために真っ先に抱きかかえた
そのウーマロにちゃっかりしがみついていたのがエアリスである
3人は漂流し、コーリンゲン近くの岸に流れ着き、ナルシェまで歩いてきたのだ

モグ「・・・・それにしても静かすぎるクポ。人の気配が全くないクポ」
エアリス「家にはどこも鍵がかかってて開かないわね・・・それに、魔物の気配がそこら中からするわ」
モグ「嫌な予感がするクポ・・・」
モグ達は足を早め、モーグリの巣へと急いだ

モグ「・・・・・・」
モーグリの巣はもぬけのからだった
モグ「モルル・・・モグシン・・・ムグムグ・・・ズモモグ・・・みんなどこに行ったクポ・・・?」
巣をすみずみまで探すが、恋人や仲間の姿はどこにも見当たらない
エアリス「モグ・・・」
ウーマロ「オヤブン・・・」
モグ「!」
何かが落ちている
それを拾い、確認するモグ
609モグ・ウーマロ・エアリス:2005/05/23(月) 23:57:57 ID:/uXSPZaS
モグ「これは・・・モルルのお守りクポ」
エアリス「恋人の?」
お守りを握り締めるモグ
その目から涙がこぼれる
モグ「一人前になって戻ってきて結婚するはずだったのに・・・なんで僕を置いて逝っちゃうクポ・・・?」
重い空気がその場を流れる
エアリス「まだ、死んだと決まったわけじゃないわ。どこかに隠れてるだけかもしれない・・・探してみましょうよ」
モグ「・・・もういいクポ・・・・きっとみんな魔物にやられちゃったんだクポ・・・・いっそのこと、僕も世界崩壊の日に死んでしまえば・・・・」
ウーマロ「ウー!!」
ボカ!!
エアリス「ウ、ウーマロ!?」
ウーマロがモグを手加減なしで殴った
今まででは到底信じられない光景である
モグ「ウーマロ!!何するクポ!!」
バキ!!
やり返すモグ
そして、それにウーマロもまたやり返す
エアリス「二人とも!喧嘩はやめて!!」
エアリスの叫びも二人の耳には届かない
数分間本気で殴りあうモグとウーマロ
610モグ・ウーマロ・エアリス:2005/05/23(月) 23:58:46 ID:/uXSPZaS
モグ「はあ、はあ・・・。ウーマロ・・・?」
モグが今までどんなにコキ使ったりどついたりしても、決して見せなかったウーマロの涙
その涙がウーマロの目からこぼれた
ウーマロ「ウ・・・あきらめるなんてオヤブンらしくない・・・それに、オヤブンしんだらおれ、いきていけないウー・・・」
モグ「ウーマロ・・・・・悪かったクポ」
エアリス「モグ、それじゃあ・・・」
モグ「みんなを探すクポ!ナルシェの炭鉱は広いクポ!きっとみんなどこかに隠れてるクポ!」
ウーマロ「ウー!それでこそオヤブンだウー!」
思いっきり抱きつくウーマロ
モグ「ば、ばか!気持ち悪いクポ!離れろクポ!」
エアリス「ふふ、仲がいいのね」
そして、3人はいなくなったモーグリを探しに、ナルシェ炭鉱奥へと進んだ
611スコール編:2005/05/24(火) 00:49:34 ID:jNgYA0C1
「すっかり、空が変わっているな。それにしてもここは何処だ?」現実世界へ戻ったスコールは空を見上げ、辺りを見回した。
スコール「あそこに何か建物があるな。行ってみるか」
近づいてみるとどうやら格闘場らしい。結構人がいた。
スコール「どうやら、ここはコロシアムらしいな。とりあえず、情報を探してみるか。」
スコールはいろいろと人に聞き、世界の様子などを把握した。
スコール「世界の様子はだいだいわかったな。しかし、いまいち仲間の情報がわからないな。とりあえず、暇つぶしにコロシアムで対戦するか」
受付のところまで行った。なんと、そこの受付にはどう見てもタコのような奴がいた。
スコール「おい、お前は受付か?」
「うひょひょ。そうやワイになんか用か?あ、その前に自己紹介や。ワイはタコのオルトロスってもんや。訳あって受付をしとる」
スコール「俺はスコールだ。なぜこんなところで受付をしてるんだ?」
オルトロス「そうやな。こう見えてもワイは崩壊前に幻獣と戦ってったんや。それである女の子の身代わりになって氷付けになってしまって、動けなくなってもうた。
      そんで、ずいぶん時間がたって崩壊間近にジークフリードの兄貴に助けてもらったんや。実際、あそこで助けてもらわんかったら、バラバラになってしもうたしな。
      それで、世界崩壊後、少しでも活気が出るようにコロシアムを作ろうとしてた人がおってな、その人に協力して今受付をやってるっちゅう訳や。」
スコール「そうなのか、それで幻獣と戦ってた奴らはどうしたかわかるか?」
オルトロス「いや、わからん。ワイも探しに行こうと思ってるんやけど、世界はこんなんやし、やっぱり頼りになる奴がいなきゃ無理やしな。」
スコール「そうか、じゃあ俺とそいつらを探しに行かないか。俺もそいつらに用があるんだ。」
オルトロス「ホンマかいな。だけど、後、3ヶ月ほど待ってくれや。もう少しでコロシアムも軌道に乗るやろうし、あんたもコロシアムで鍛えっててーな」
こうしてスコールは約3ヶ月間、コロシアムで修行した。その結果、連続剣がパワーアップした。
612スコール編:2005/05/24(火) 00:50:16 ID:jNgYA0C1
そして・・・
オルトロス「よし、コロシアムもだんだんいい感じになってきたな。そろそろ行きまひょか、スコールの兄貴」
スコール「まずは何処へ行くんだ?テュポーンがいれば何処へでもいけそうだがデスゲイズがいるぞ。」
オルトロス「まずは兄貴のガンブレードを強化するためにマランダへ行きまひょ。あそこにしかないクリスタルでガンブレードを最強にしてもらいましょうや。
      あと、空は危険やが低空飛行なら何とかなりまひょ。そんじゃ、行きますで〜」
すぅ〜・・・「テュポーンだ〜いせ〜んせ〜〜〜〜!!」オルトロスはあらんばかりの声で叫び、テュポーンがやってきた。
フンガーー
テュポーンは二人を乗せて海上スレスレでマランダの方角へ向かった・・・・・・・
613名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/24(火) 01:02:56 ID:rnBaePBz
>>608-610
・゜・(つД`)・゜・
モグとウーマロのコンビいいな・・・
このおとぼけコンビでよくそんないい話が書けるもんだ
語尾の「クポ」のせいで緊張感が薄れてるところもまたいいw
セッツァー編の方も同じ作者みたいだから期待

>>611-612
なんかオルちゃん懐かしいな〜
俺的にギルガメッシュに次ぐFFの名悪役だったから、あのまま終わらすには惜しかったし
614名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/24(火) 04:13:43 ID:fNl6hHZw
>>613
禿同・。・(゜´д`゜)・。

>>566
マッシュ激ワロスw
615エドガー編:2005/05/24(火) 15:29:14 ID:3SOhKyhG
地中に埋ったフィガロ城からサウスフィガロに戻ったエドガーは
ユフィのほかに仲間が来ていないか、町中を探しまわった。
だが、他に仲間はおらず途方にくれて休ませてもらっていた民家に戻った。
エドガー「収穫無しか・・・・・せめて他の町に行けたらなぁ」
エドガー達のいるフィガロは孤立しており辺りは砂漠と荒野しかなかった
今後の対策法を探すため考えているエドガーの元にユフィがやってきた。
エドガー「大丈夫なのか?」
ユフィ「うん、かなり休ませてもらったしね」
エドガーはユフィに温かい飲み物を渡し、自分が知っている情報をユフィに教えた。
それからしばらくたって
ユフィ「まずはフィガロ城を浮上させないとまずいんじゃない?」
エドガー「そうだな・・・だがどうやって浮上させようか・・・」
ユフィ「とりあえず酒場で情報を集めよう」
エドガー達は酒場で情報収集を始めた。
616名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/24(火) 21:03:03 ID:rtPNhfLZ
あげ
617スコール編:2005/05/24(火) 21:12:00 ID:jNgYA0C1
あれから、スコール達はマランダへ到着した。(テュポーンは到底街中までは入って来れなさそうだったので、外で待ってもらうことにした。)
スコール「ここがマランダらしいな。それでどうやって俺の武器を強化するんだ?」
オルトロス「たぶん、武器屋へ行けば何とかなりまひょ。」
スコール達は武器屋へ行った。
スコール「親父、この武器をクリスタル仕様にできないか?」ガンブレードを武器屋の親父に手渡した。
武器屋の親父(以下、親父)「これは・・ガンブレードか。随分ぼろぼろだが、刀身・銃身ともダメにはなっていないな。」
オルトロス「なんとか、なるんか?」
親父「できる・・・しかし、わしにはできん。相当熟練した技を習得しなきゃ無理だ。」
スコール「じゃあ、誰ができるんだ?」
親父「確か、ナルシェに凄腕の武器屋がいたな。あの人ならできるかもしれん。だがな」
オルトロス「まだ問題があるんかい。」
親父「ああ、聞くところによるとナルシェの住民たちはモンスターから身を守ろうと皆強固なドアに鍵を掛けて家に閉じこもっていると聞く。
   だから、トレージャーハンターでもいない限りその鍵を開けるのは不可能かもな。ああ、トレージャーハンターで思い出したんだがついさっきそれっぽい奴がここにも来たよ。
   頭に青いバンダナを巻いてた奴がね。」
オルトロス「たぶんロックや。急いで追いまひょう、兄貴。」
親父「ちょっと、待ってくれ。その鍛冶屋へ会いに行くんなら、このクリスタルを持って行け。ナルシェにはないだろうし。」
スコール「ありがとうございます。」
親父「いやいや、金はきっちり払ってもらうよ。5000ギルやまけとくわ。」
オルトロス(以外にちゃっかりしとるな、この親父ハン)
スコール達は5000ギルを払い、ロックの後を追った。
618スコール編:2005/05/24(火) 21:13:26 ID:jNgYA0C1
しばらくして、街中を歩く青いバンダナを頭に巻いた男を見つけた。
スコール「いたぞ、あいつか?」
オルトロス「わかりまへん、とりあえず話しかけてみますわ。」そういうとオルトロスの長い手(足?)がその男の肩を叩いた。
「んっ誰だ?」その男は振り返った。
「うおっ誰かと思ったらオルトロスじゃねえか。いままですっかり忘れてたぞ。」
オルトロス「あいかわらずひどい奴でんな〜ロックは。ところで今、何やってるんや?」



お互いのこれまでの経緯を話した。
ロック「そうだったのか、俺は今ある魔石を探してるんだ。それでやっとその場所を見つけてそこへ向かう途中だったんだよ」
オルトロス「そうやったのか、お願いがあるんやがナルシェまで付いて来てくれんか?ある人に用があるんや」
ロック「ああ、そういやナルシェは閉じこもり状態らしいからな・・・いいぜ付いて行く。その代わりこっちもその魔石の場所まで付いて来てもらうぞ。」
オルトロス「恩にきるで〜ところでまだ紹介してなかったな、こちらがスコールの兄貴や」
スコール「スコールだ。よろしく」
ロック「ああ、こちらこそ。それじゃ、ナルシェ目指して出発だ。」
こうして3人は外で待っていたテュポーンに再び乗り、ナルシェを目指した。
619モグ編:2005/05/25(水) 00:38:33 ID:IXGMoh4b
3人は炭鉱内部を隅々まで探した
しかし未だにモーグリ達は見つからない
エアリス「いないわね・・・他に探してない所はないの?」
モグ「あるクポ。ウーマロの住処だった所クポ」

ナルシェ炭鉱の頂上に着いたモグ一行
吹雪が吹き荒れていて、寒いだけでなく視界も悪い
エアリス「さ、寒いわね・・・」
モグ「人間にはちょっとこの寒さはきついかもしれないクポ。でも我慢してもらうしかないクポ」
ウーマロ「おれのうしろ、かくれるといいウー」
エアリス「あ、ありがと」
モグ「それにしても、こんなに吹雪いてるのは初めてクポ。世界崩壊の影響か・・・それとも別の何かクポ?」
エアリスはウーマロの後ろを歩き、吹雪を防ぐ

雪山を歩き続けて数十分
やがて3人は崖に辿りついた
エアリス「ねえ・・・・まさかとは思うけど・・・・ここから飛び降りろなんて言わないわよね・・?」
モグ「その通りクポ」
エアリス「・・・・・ゴールドソーサーにもこんなスリル満点な絶叫マシーンないわよ」
顔が引きつるエアリス
モグ「心配ないクポ。飛び降りる時はウーマロが抱き・・・・・・危ないクポ!!」
エアリス「えっ!?」
ウーマロ「!!」
一斉に伏せる3人
620モグ編:2005/05/25(水) 00:40:02 ID:IXGMoh4b
ブアーーーーー!!

明らかに人為的と思われる吹雪が3人の頭上を通った
エアリス「な、なに!?何が起きたの!?」
モグ「ドラゴン・・・?」
3人の目線の先には、小さな青いドラゴンがいた
エアリス「小さい・・・わね」
モグ「見た目に騙されちゃダメクポ!あいつ強いクポ!」

世界崩壊のショックで、大昔に封印されていた魔物が復活した
フンババ、デスゲイズ、そして伝説の八竜
今モグ達の目の前にいるドラゴンは、その八竜のうちの1匹、フリーズドラゴンである
その小さな体に似合わず、強大な力を持っている
「フウウウゥゥゥ・・・・」
唸るフリーズドラゴン
明らかにモグ達を敵視している
モグ「この猛吹雪の原因は恐らくあいつだクポ」
エアリス「ど、どうするの・・・?」
モグ「逃げ切れる気がしないクポ・・・やるしかないクポ!」
ウーマロ「ウガー!」
猛吹雪の中で今、激戦が始まろうとしていた
621エドガー編:2005/05/25(水) 17:47:19 ID:KvhNy6X/
酒場は崩壊後といえどそれなりに賑っていた。
エドガー「とりあえずカウンターにつこうか」
エドガーとユフィはカウンターの席に座った。
ユフィ「(ぼそぼそ・・ねぇあたしお酒は飲めないよ)」
エドガー「(ぼそぼそ・・・なら水しか飲めないな)」
マスター「ご注文は?」
エドガー「カクテルと水をくれ」
マスター「わかりました」
それから十数分たって
エドガー「そろそろ情報を集めるか」
行商人達が話している。
行商人A「しかし大変ですなぁ、世界が崩壊したせいで各町に行きにくいでしょう」
行商人B「ええ、私なんかはるか南の旧帝国本土からここまで歩いてきたんですよ」
行商人C「しかし・・・ここから先は船が無いとは・・・せっかく他の町もあるとわかったのに」
行商人A「フィガロ城なら地中を移動する事ができるそうですが、その城も今は土の中だそうですしね」
行商人B「そういえばここから南東の方角の方で子供ばかりの町を見ましたよ」
行商人C「ああ、それなら私も見ましたよ、確か・・・・大人の姿は見えませんでしたね」

622エドガー編:2005/05/25(水) 17:50:14 ID:KvhNy6X/
行商人達からはその後ろくな情報が聞けず他のものも聞いてみた

盗賊A「おい知ってるか?フィガロ城のこと」
盗賊B「ああ、砂に埋った城だろ」
盗賊C「それがどーかしたのか?」
盗賊A「なんでも城の人間はみんな酸欠で倒れてるらしい」
盗賊B「だからなんなんだよ!」
盗賊C「・・・あっわかったぜ!」
盗賊A「つまりだ・・・城の人間がいないって事は城の宝も取り放題ってわけだ」
盗賊B「そうかー・・・・でもどうやっていくんだ?」
盗賊C「そうだぜ・・・・・」
盗賊A「まぁそれに関してはいいコネがあるんだ」
盗賊B「なんだ?なんだ?」
盗賊C「早く教えろよ!」
盗賊A「そいつはニケアで教えよう、そこである人物と接触する。」
盗賊B「誰だ?」
盗賊A「確か・・・ジェフっていう大盗賊だ」

エドガー「・・・・・ニケアに向かうぞ」
ユフィ「うん・・・・助かるといいねお城の人たち」
623名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/25(水) 18:08:22 ID:5zxw7z/X
がんがれage
624シャドウ、リルム:2005/05/25(水) 18:34:30 ID:kuPrQo1N
「パパ・・・パパはどこ・・・?もう帰ってこないの・・・?」

「まだ小さいのに・・・可哀相に・・」
「リルムちゃん・・・元気だして・・・ね?」
「どうした?なにかあったのか?」
「村長、リルムちゃんの父親を見かけませんでしたか?」
「いや・・・見てないが。・・・なるほど、そういうことか」
「なんて奴だ!こんな綺麗な奥さんと可愛い子供を置いて消えるなんて!」
「みなさん・・・大丈夫です。リルムは、私一人でも育てていけます」

「ママ・・・・ママ・・・・・」
「村長!リルムちゃんのお母さんは!?」
「・・・・・だめじゃ、もう助からん。怪我とかならともかく、病気まではケアルでは治せん・・・」
「ママ・・・リルムを一人にしないで・・・・」

「・・・リルムちゃんは、どうします?」
「可哀相だけど、私の所も生活が厳しいから・・・」
「・・・・わしが引き取ろう!」
「ストラゴスさん、よろしいんですか?」
「かまわん。わしも独り身で寂しくてな・・・リルムちゃんのような孫娘なら大歓迎じゃゾイ」
「うむ。では、リルムちゃんのことはお主に任せたぞ、ストラゴスよ」
625シャドウ、リルム:2005/05/25(水) 18:34:55 ID:kuPrQo1N
「う・・・・ん・・・」
「よう、起きたか。ずいぶんうなされていたな」
目覚めるリルムのベッドにシャドウが腰掛けていた
「・・・?ここは?」
「ジドールの宿屋だ。近くの浜辺で俺たちは打ち上げられていたらしい」
「えっと・・・・あんた誰だっけ?」
「・・・・シャドウだ。まあちょっと顔合わせただけだから、覚えてないのも無理はないか」
「ああ、思い出した。で、他のみんなは?」
シャドウはこれまでの状況を説明した

「・・・ふーん、そういうことか。ま、みんなどっかで生きてるっしょ」
リルムらしいポジティブな考えである
「・・・・・」
じっとリルムの顔を見るシャドウ
「ん?なに?あたしの顔に何かついてる?」
「・・・以前どこかで会わなかったか?」
「会ったよ。ベクタとブラックジャックでね」
「そう、だな。変なことを聞いてしまったな」
「ナンパするならもう少しマシなこといいなよ〜」
ケラケラと馬鹿にするように笑うリルム
「そういやさ、ジドールといえば大きなオークションがあるんだよね?行ってみようよ」
「おいおい、そんな金持ってないぞ。世界中の金持ちどもが集まるんだからな」
「別に買うわけじゃないよ。一度見てみたかっただけ。ほら、いこいこ」
そう言ってシャドウの手を引っ張るリルム
「やれやれ・・・・」
626名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/25(水) 20:41:15 ID:d1HtG9CT
この二人のお話に期待してた。
素敵。
627スコール編:2005/05/25(水) 20:53:38 ID:bgaCf1Oe
スコール達はナルシェにやってきた。ナルシェは、マランダと違い人の姿はおろか気配すらなかった。
スコール「相当廃れてるな、世界崩壊の影響か?」
オルトロス「かもしれませんな。とっとと武器屋の所へいきまひょ」
武器屋の前まで来た。開けようとしてみるが予想通り開かなかった。
ロック「ここは俺の出番だな」ガチャガチャ・・ガチャン 
ロック「よし、開いたぜ。」中に入ってみたが、誰もいなかった。
ロック「さすがに営業はしてないな」
オルトロス「あたりまえやろ、むしろしてたら怖いやんけ」
スコール「おい、あそこに階段がある。行ってみるぞ」その階段を下に降りていった。
そこにはじいさんがイスに座っていた。
じいさん「あんたらは誰じゃ?どうやってここに入ってきた。」
ロック「俺が鍵を開けたんだ。それで、じいさんが凄腕の武器屋か?用があるんだが。」
じいさん「凄腕と語るまでもないが、武器の改造はできるぞ。用は何じゃ?」
スコール「これをクリスタルを使って改造をしてもらいたいんだが」ガンブレードとクリスタルを手渡した。
じいさん「これはガンブレードか。確かに、この改造は普通の店では扱っておらんじゃろう。・・・わかった、やってみるぞい。
     少し時間がかかるからくつろいでおれ。」
オルトロス「ありがとうや、じいさん」
628スコール編:2005/05/25(水) 20:54:18 ID:bgaCf1Oe
スコール達は武器が完成するまでに情報の交換とこれからの予定について話した。

じいさん「ふう〜、何とか出来上がったぞ。ほれ」スコールは全体がまばゆく光るガンブレードを手渡された。
スコール「ありがとうございます。さて、そろそろ行こうか。」
じいさん「待ってくれんかの。お主たちはこれから星型の洞窟すなわちフェニックスの洞窟へ行くのじゃろう」
ロック「じいさん、何故それを?」
じいさん「わしはこう見えても、若いときはトレージャーハンターをやっておっての。
     そこへ行ったときにトラップに引っかかって傷を負い、それが元で引退したんじゃからの。」
ロック「そうだったのか、それで魔石は見つかったのか」
じいさん「いや、見つからなんだ。しかし、最深部に眠っていると言われておる。そうじゃ、わしが見つけた宝をやろう。
     だが、トレージャーハンターを引退したらわしに代わって武器屋を継いでくれんかの?」
ロック「その宝によってはいいぜ。」
じいさん「そうか、ちょっと待っとれ」じいさんは部屋の奥からナイフとブーメランを取り出した。
じいさん「バリアントナイフとウィングナイフか。」
ロック「おお、これがあの有名なバリアントエッジか。装備者の生命力が減るに連れて強くなるという。」
じいさん「そうじゃ、そしてブーメランの中では並ぶものがないと言われ時には一撃で相手を葬るというウィングエッジじゃ」
スコール「両方ともかなりすごい武器だな。」
ロック「じいさん、喜んでもらっていくぜ。何十年後になるかわからんが必ず武器屋を継いでみせる。」
じいさん「そうか、ありがとう。気をつけてな。」
3人はじいさんに別れを言って、フェニックスの洞窟を目指し始めた。
629名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/25(水) 20:59:07 ID:bgaCf1Oe
ロックが弱い印象だったから強くしてみたんだけど強くしすぎたかな?

それと628の下から7行目の「ウィングナイフか」じゃなくて「ウィングエッジじゃ」って訂正しといて。
てか、俺ばっかりなんだよな、間違ってるのは。
630名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/25(水) 21:01:55 ID:kuPrQo1N
>>626
ありがと。続き頑張る

>>629
仮にも準主人公だからそんぐらいでちょうどいいよ
あと、印象は弱いけど実際は結構な強さになってたと思うよ
幻獣化してパワーアップして、さらにミラージュダイブ覚えたし
631シャドウ、リルム:2005/05/25(水) 22:04:21 ID:kuPrQo1N
世界が崩壊したにも関わらず、オークション会場付近には大勢の人で賑わっていた
ジドールは他の町と比べて、世界崩壊の影響をあまり受けていないためでもあった
雑談をしながらオークション会場へと向かうシャドウとリルム
「そういやあんたさ、ユフィのこと好きなの?」
「・・・・いきなり何を言い出すんだ」
「シャドウが行くならあたしも行く〜、とか作戦会議の時に言ってたからさ。両思いなのかな〜と」
リルムのその目は、明らかにからかいの目であった
しかしそれに大真面目にシャドウは答える
「好きだな。恋愛感情も少なからずある」
「じゃあさ、じゃあさ、付き合ったりしないの?」
ませているリルムはシャドウの返答に興味津々のようだ
「いや、そんな気はまったくない」
きっぱりと答えるシャドウ
「ありゃ。なんでよー、お互い好きなんでしょ?」
「・・・俺に女性を愛する資格はない。俺に深く関われば、必ず不幸になる」
「どゆこと?」
しばしの沈黙の後、シャドウが重い口を開く
「俺は6年前、妻と、まだ幼かった娘を置いて姿をくらました。
 置いてきた村の名前も、妻と娘の名前ももう覚えていない・・・・いや、二度と関わることがないように自ら記憶を封印した、と言った方がいいか」
「なんでそこまでするの?」
「俺は・・・生まれた時から死神に憑かれているんだ。俺がこれまで歩いてきた道は、戦いと悪行の道だけだ
 そして、たった一人の親友も裏切った。そんな男が家族を持ったところで、幸せにしてやれると思うか? 俺は消えるしかなかった」
再び沈黙が流れる
「・・・なんかそれ、無責任だね」
「・・・・そうだな」
気まずい雰囲気の中、オークション会場へと入るシャドウとリルム
「さあて、どんなのが出てくるのかな〜?」
席についた途端、さっきとは一変してはしゃぐリルム
632シャドウ、リルム:2005/05/25(水) 22:04:51 ID:kuPrQo1N
「さあ皆様お立会い!ジドールオークションへようこそ!さっそく1つ目の品いってみましょー!」
オークションがスタートした
次々と出されるレア物に歓喜の客達
全く買わずとも、見てるだけで楽しんでいるリルム
シャドウも盗賊経験があるだけに、レア物の数々に熱中して見ているようだ
「いよいよ最後の品となります!こちら、『幻獣ラクシュミの絵』です!では、30000ギルからスタート!」
その美しい絵に、絵描きのリルムは一気に引き込まれる
「うわ、すっごいあの絵!ねえシャドウ、あれ欲しい〜あれ買って〜!!」
「・・・見るだけじゃなかったのか。第一あんな高そうなもの買えるわけがないだろ」
「ぶー!けちんぼ!」
「なんとでも言え」
そんな2人をよそに、次々と入札していく客達
「さあ、200000ギル!200000ギルでました!他にいませんか!?」
「・・・・500000ギルだ!!」
「ご、500000ギル〜〜〜!!?」
どよどよと騒ぐ客達
「はい、500000ギルで落札です!おめでとうございま〜す!」
「ちぇっ やっぱりアウザーさんか」
「あの人は無類の絵好きだからな・・・」

そしてオークションが終わり、シャドウ達も外に出る
「ねえシャドウ、あの絵近くで見せてもらえないかな?」
「500000ギルで買ったものだぞ。俺たちみたいな怪しい奴らに見せてもらえるわけがないだろう」
「怪しいのはあんただけだよ。あたしみたいな可愛い女の子の頼みなら聞いてくれるんじゃないかな?」
「・・・・勝手にしろ。落札したのはアウザーとかいう奴だったな。世界的に有名な大富豪だ」
「あっ ひょっとしてあの大きな屋敷?」
リルムが指差した先には、とてつもなく大きい屋敷があった
「そうだ。とにかく今日はもう日が暮れる。宿で休んで、明日行くぞ」
「あいよ」
2人は宿へと引き返していった
そして、この時にはまだ誰一人として気付いていなかった
幻獣ラクシュミの絵に潜んでいる、凶悪な魔物の存在に・・・・
633名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/25(水) 22:23:41 ID:id+Nx9xw
巧すぎ。おれもがんばる。
634ケフカ編:2005/05/25(水) 22:54:45 ID:Mj5kH3E8
時はさかのぼり世界崩壊直後
ケフカ「ふん・・・・世界はこんな感じでいいだろう、後は神にふさわしい城だ」
わずかに残った魔大陸をベクタ上空に移動させたケフカ。
ケフカ「三闘神の無限の力を使えば城など容易い事だここは故郷の城を基本に使ってみるか」
ケフカは魔力を集中させ魔大陸を爆散させ世界中からありとあらゆる瓦礫を集め始めた。
ケフカ「ふっふっふっふもうすぐ神にふさわしい城が誕生するぞ・・・・」
だがおもったよりもバランスは悪く瓦礫は積み重なっていく。
ケフカ「多少形が悪いがまぁいいだろう・・・神の塔の誕生だーーーー」
それから数ヵ月後
ケフカ「各地で古代からよみがえった伝説の魔物が暴れているようだな・・・面白い私も軍を作ろう」
ケフカは三闘神から得た古代の知識を元に新たに魔物を精製しはじめた。
アルテマバスターやインフェルノ、ガーディアンの強化型ガーディアンMk-2等
自らの城の強化をする一方で遊撃軍を編成し始めた。
ケフカ「多次元世界にはエクスデスとかゼロムスだとか無能な奴もいたようだが・・・・」
ケフカは謎の呪文を唱え始めた。
ケフカ「奴らは最後は自分の部下を信用できず、そこから崩れ去った・・・だが私は違う・・・そんな失敗はしない」
呪文により空間にひずみが生じる。
ケフカ「さぁ蘇るがいい!地獄の猛者達よ!」
歪から数体の魔物が出現する。
635ケフカ編:2005/05/25(水) 22:56:47 ID:Mj5kH3E8
ギルガメッシュ「やっと、次元の狭間から出られたぜ〜」
ルビガンテ「ここは一体・・?」
バルバルシア「確か私達は巨人の内部でセシル達に敗れたのでは?」
現れたのは、多次元の魔物
エクスデス軍の幹部ギルガメッシュと
ゴルベーザの配下、ゴルベーザ四天王・・・・・
ケフカ「喜べ・・・お前達は自由だ」
ギルガメッシュ「感謝するけどよう・・・ここはどこなんだ?」
ケフカ「ここは私が納める世界・・・・とはいえまだ反乱分子がはびこるがなぁ」
ギルガメッシュ「そいつはちょうどいいぜ!一暴れしたかったんだ、鎮圧には俺も協力させてくれよ!」
ケフカ「お前がそう望むなら好きにするがいい」
ルビガンテ「我々は一度死んだはずだ・・・それが何故・・・一体どんな術をつかった?」
ケフカ「私は神だ・・・故に癒しの力も使える・・・それがおかしいのか?」
ルビガンテ「くそっ元の世界に戻せ!」
ケフカ「・・・今の貴様らが戻った所でまた敗れるだけだぞ・・・」
四天王「!」
ケフカ「・・ここはこの世界で経験を積み、元々の君主を驚かせてみてはどうかな?」
四天王「・・・・・少し考えさせてくれ」
数時間後
四天王「よろしく頼む」
ケフカ「よろしい・・・それではお前達にはこれから各地でケフカ神に
反感を抱く者どもの中でも戦力を集結させている連中を始末してくれ」
ギルガメッシュ「心当たりはあるのか?」
ケフカ「ああ・・・だがまだ一つ一つの灯火が小さい・・・発見するのは困難だろう」
四天王「ではどうしろうと?」
ケフカ「時が来るのを待って今は日々精進するのだ・・・私がお前達の潜在能力を引き出してやる」
こうして魔物の部隊が編成された。

まぁ敵側のみの予定だから
キャラのパワーアップイベントの生贄とかにしてくれ
636名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/25(水) 23:09:24 ID:bgaCf1Oe
皆巧いなぁ〜
俺もケフカ編考えてたんだけど先越されちゃったな。しかも、やってないFFからの登場(汗)。
欲を言うとアルテマバスターくらいはちゃんとした経路で書いて欲しかった。
637名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/25(水) 23:12:06 ID:Mj5kH3E8
>>636
もっと詳しく書きたい部分があるなら書き足しどうぞ
638名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/25(水) 23:19:08 ID:bgaCf1Oe
いや、倒された後くらいでパワーアップさせるか、もうちょっと後に別の役者が出てきたら書くくらいでいい。
でも、なんか6・7の世界観でやってたから新鮮というかなんというか、他の作者や見てる人の意見も参考にするわ。
639名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/25(水) 23:41:25 ID:3BhrA5rB
エドガー、ユフィ:フィガロ城の人たちを助けるために、ニケアへ向かう

モグ、ウーマロ、エアリス:ナルシェ炭鉱頂上にて、フリーズドラゴンと戦闘開始

セッツァー:飛空艇を求めてダリルの墓へ

スコール、ロック、オルトロス:フェニックスの洞窟へ

シャドウ、リルム:絵を見せてもらうために、翌日にアウザーの屋敷へ

ケフカ:瓦礫の塔建築。ゴルベーザ四天王、ギルガメッシュを召喚


行方不明の方々
ティナ セリス、マッシュ カイエン ガウ ストラゴス ゴゴ クラウド ティファ ツォン

お亡くなりになられた方々
バレット ヴィンセント シド
640モグ編:2005/05/26(木) 08:30:33 ID:OwSbd6x5
モグ「クポクポクポクポクポクポクポ!!」
ドドドドドドドドド!!
モグの槍の乱れ突きが炸裂する
ウーマロ「ウガーー!!」
ウーマロがフリーズドラゴンを空中にぶん投げる
モグ「お姉ちゃんいまだクポ!」
エアリス「ファイラ!」
火球がフリーズドラゴンを襲う
「スウウウゥゥ・・・・・・・カッ!!」
ガキイイイイン!!
大きく息を吸い込んだフリーズドラゴンは、絶対零度の吹雪を火球に吐き掛ける
エアリス「なっ・・・ファイラが凍った!?」
モグ「・・・さっきの攻撃も大して効いてないクポ。とんでもない奴クポ」
エアリス「ど、どうしよ」
モグ「・・・こうなったら、僕の究極の踊りをご披露するしかないクポ。ウーマロとお姉ちゃんで時間稼いでクポ!」
モグが踊りだす
ブアーーーー!!!
再び吹雪を吐き掛けるフリーズドラゴン
モグを守るためにウーマロが盾になるが、さすがのウーマロもこの吹雪には長く耐えられそうにない
エアリス「マバリア!」
ウーマロの負担を少しでも軽くしようとマバリアをかけるエアリス
そうこうしているうちに、モグが踊り終わった
641モグ編:2005/05/26(木) 08:31:07 ID:OwSbd6x5
・・・・・シ〜〜ン
エアリス「ちょ、ちょっと、何も起こらないんだけど・・・まさか失敗したんじゃ・・・」
・・・・・・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴ
大きな音が近づいてくる
モグとエアリスを脇に抱えるウーマロ
エアリス「えっ?なに・・・この音は?」
「・・・・・・!!!!」
フリーズドラゴンがその音の姿に気付き驚く
モグ「ウーマロ!飛ぶクポ!」
モグの合図とともにウーマロが大ジャンプする
その直後、大雪崩がその場を流れた
「ギャアアアア!!」
成すすべなく雪崩に巻き込まれたフリーズドラゴン
雪崩が収まり、着地するウーマロ
モグ「ふう、何とかなったクポ。さすがにあの雪崩にまともに巻き込まれたら生きてはいないクポ」
エアリス「・・・・あなた凄いわね。魔法でもないのにあんな現象を起こすなんて」
モグ「照れるクポ。じゃあ、崖から飛び降りるクポ」
そう言って飛び降りるモグ
ウーマロ「ウー!」
エアリス「ちょ、ちょっと待って!私まだ心の準備が!キャアアアアアアァァァ・・・・・!!!」
エアリスもウーマロに抱えられ飛び降りた
642名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 14:45:48 ID:w6VRkuBn
6をノベライズって7のキャラいれてんじゃねーよ。
しかも7のキャラの方が強いって納得いかねえ。
643名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 15:29:06 ID:A+C1Wb19
それはそれでいい
644名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 16:25:28 ID:znkARXfn
6と他のシリーズの主人公以外は引き立て役です。
645名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 16:54:03 ID:r8L0F/i8
てか、何を今更
646ケフカ編:2005/05/26(木) 17:47:56 ID:znkARXfn
ゴルベーザ四天王、ギルガメッシュを召喚し、魔物部隊まで編成したケフカは満足に満ち足りていた。
ケフカ「これでもはや敵はいないだろう。さて、どう指揮をとろうか?」
そこへ、ふらりと白衣を着た怪しげな男が現れた。
ケフカ「きさま、何者だ?」
「クックック、私は宝条。元神羅カンパニーの科学部門の責任者だ。」
ケフカ「そいつが何をしに来た?」
宝条「いや特に何も。世界が崩壊して、私の研究所がなくなってな。良ければ私にこの城の研究施設を貸してくれないか?
   もちろんお前の役に立つようなことをするし、手土産も持ってきた。お前が神になるのを見てみたいからな。」
ケフカ「そこまで言うなら、どの程度か教えてもらおうか。来い、ガーディアンMk-2」帝国の最終兵器ガーディアンよりもはるかにでかい機械が現れた。
ケフカ「こいつを倒すほどのものを作れるなら認めよう」
宝条「ふふ、そうか。来いザックス」どこからともなく黒髪でクラウドが持っているような大剣を手にした男が現れた。
宝条「こいつはザックス。元ソルジャーでありクラウドと共に私の研究材料だったが、二人で逃げ出して、途中新羅に殺された奴だ。
   そこで、私はこいつの死体を引き取り、再び改造してみた。私は他にもいろいろな奴を改造してみたが、
   こいつほどできのいいやつはいないと思っている。もし、負けたら素直に身を引こう。」
ザックス「そんなこと言うな、博士。俺がすぐに倒してやるからよ。それに、理由はどうであれクラウドといっぺんは戦ってみたかったしな。」
ケフカ「それでは始めるぞ、行け」
647ケフカ編:2005/05/26(木) 17:48:57 ID:znkARXfn
戦いが始まるや否やガーディアンMk-2はザックスに向けてミサイルを一斉掃射した。だが、ザックスは寸前のところへ避けながら前へと進んでいく。
ザックスはもうガーディアンMk-2の手前まで来た。それに驚いたガーディアンMk-2は慌てて波動砲を放つ。
ズオオオオオオ すさまじいエネルギーが放たれた。しかしそこにはザックスの姿はなかった。
ザックス「甘いな、はあ」横一線に大剣を振るう。
ズバッ、ガーディアンMk-2の機体に大きな傷が入る。
ガーディアンMk-2「ガガガ・・・アトミックレイ」ガーディアンMk-2がアトミックレイを放った。しかし、まだザックスの姿を捉えきれない。
ザックス「だから甘いって。トドメで」今度は縦一閃に振り下ろした。
ザンッガーディアンMk-2の機体は真っ二つに切り裂かれそのまま爆発した。
ザックス「なかなかだったな。どうだ、ケフカさんよぉ?」
ケフカ「すばらしい、あのガーディアンMk-2をいとも簡単に倒すとはな。良かろう、条件は飲んでやる。それに褒美だ」そういうとザックスは赤く光る剣を渡された。
ケフカ「魔剣アポカリプスだ。今度からそれを使え」
ザックス「へっへ、凄そうな剣だな。ありがとよ。」
宝条「私は、三闘神を見てきたいんだがいいか?」
ケフカ「好きにしろ。」
そういうと宝条とザックスは奥へと歩いていった。
648ケフカ編:2005/05/26(木) 17:50:16 ID:znkARXfn
そして、三闘神の間にて
宝条「おお、わが息子セフィロスではないか。」
魔神(セフィロス)「宝・・条・・か、貴様母さんに何をしたのかわかっているのか?」
宝条「あれは研究のため仕方がなかったのだ。」
セフィロス「ふざけるな、そんなもので許されると思うか」セフィロスは宝条に攻撃しようとした。しかし、それをケフカが制止させた。
ケフカ「まあ、良いではないか。宝条は私に協力をしてくれるといったし、お前と俺の目的は同じなのだからな」
セフィロス「そうか、だが宝条お前を完全に信じたわけではないからな。」
宝条「ああ、肝に免じておく」
その後、女神(アルティミシア)といろいろ会話をし、何かを得て研究室へ戻っていった。
ケフカ「さて、この城に余計なものが入ってこぬようバリアを張るか。そしてバリアをこの宝珠ソウルオブサマサに制御させる。
    しかし、この城においていては効果がない。だからこれを狂信集団の塔の最上階に置いておく。
    そこでゴルベーザ四天王、お前らは城の入り口を守っておけ。最上階で宝珠を守らせるものは後で行かせる。」
ギルガメッシュ「俺はどうするんだ?」
ケフカ「そうだな、デスゲイズに乗り世界の反乱分子を鎮めてみろ。」

やっぱりクラウドを語るならザックスがいると思って書いてみた。
スコール達の方は明日辺りに書くと思うわ。
649名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 20:57:09 ID:w6VRkuBn
FF7ノベライススレでも立ててやれ。>>1は削除依頼出しとけよ。
650名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 21:07:39 ID:r8L0F/i8
アルテマバスター、インフェルノ、ザックス、四天王、ギルガメッシュ、フンババ、デスゲイズ、ドラゴン7匹
ちと多すぎないか
651名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 21:42:23 ID:Gg29NN58
なるようになるだろ。
652名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 21:45:34 ID:SSGK7ZQ/
なんかザックスが哀れな・・・っていうか完全な敵役だな、悪役じゃなくて。
クラウドとの一騎討ちってところかな。
とりあえずこのスレ終わっちまったらFFノベライズにしとかなきゃな。
4、6、7、8とでてきとるし、
653名前が無い@ただの名無しのようだ :2005/05/26(木) 22:08:12 ID:znkARXfn
せっかくここまできたんだから、削除はやめてほしい。
てかID:w6VRkuBnうぜぇ。そう思うんなら来るな。

>>650 確かに多いかもな。4、5キャラは出てこなくてもよかったかも

>>652 6に沿ってノベライズされてるから次スレもこのままでいいんじゃないか
654名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 22:14:17 ID:znkARXfn
>>652 仲間として出てくるのは都合が良すぎると思った。それに、宝条の悪どさを書いてみたかった。
655名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 22:19:04 ID:znkARXfn
何でIDが同じなんだ?
656モグ編:2005/05/26(木) 23:21:44 ID:YM/mFxw2
崖の下には洞窟が広がっていた
モグ「ここで僕とウーマロは出会ったんだクポ」
ウーマロ「ウー」
エアリス「へえ?詳しく聞かせてよ」
モグ「僕がこの洞窟でモルルとデートをしていた時、いきなりこいつが襲い掛かってきたクポ
    でもコテンパンに叩きのめして返り討ちにしてやったクポ」
ウーマロ「ウ・・・」
エアリス「それで、そのまま子分にしたってわけね」
モグ「というか勝手に子分になっただけクポ。旅に出る時も勝手についてきたクポ」
ウーマロ「ウー・・・一生オヤブンについていくって決めたんだウー」
モグ「一生ついてこられても困るクポ・・・・ん?あれは何クポ?」

前方に何かが青く光っている
3人が見た物、それは氷付けの幻獣だった
エアリス「あれは・・・・幻獣ヴァルガリマンダだわ。本で見た事がある。幻獣の中でもかなり上位に入る強者よ」
ヴァルガリマンダ「・・・・ん?まだ他にモーグリがいたのか・・・」
モグ「!! 今何て言ったクポ!?まさかお前がみんなを・・・・!」
ヴァルガリマンダの言葉に怒り、槍をかまえるモグ

「違うクポ!ヴァルガリマンダは俺たちを助けてくれたんだクポ!」

モグ「えっ・・・?その声は・・・」
ヴァルガリマンダの後方の穴の中から、モーグリ達が出てきた
モグ「みんな!生きていたクポ!?」
モグシン「当たり前だクポ。世界が崩壊したぐらいで死ぬほどヤワじゃねークポ」
モグッチ「モグさんの方こそ生きててよかったクポ。てっきり死んでしまったと思ったクポ」
モグプウ「馬鹿かてめーはクポ。モグの旦那が死ぬわけねーだろクポ」
ズモモグ「クポwwwwwww」
感動の再開を果たすモーグリ達
657モグ編:2005/05/26(木) 23:23:02 ID:YM/mFxw2
モグ「そういえば、モルルは・・・?モルルはどこクポ?」
モグリン「ちょっとモルルちゃん!モグが帰ってきたクポ!早く起きるクポ!」
モルル「ん・・・」
寝ぼけ顔で穴から出てくるモルル
モグ「モルル!」
久しぶりに見る恋人に大喜びのモグ
モルル「あら、モグ久しぶりね。ウーマロ君も、元気だった?」
モグ「モルル会いたかったクポーー!!」
周りの目も気にせずモルルに抱きつくモグ
モルル「ちょっとモグ、みんな見てるんだから。はぐはぐは2人きりの時だけって言ったでしょ?」
エアリス「(・・・・モルルだけは普通に喋るのね)」

とりあえず落ち着いたところで、本題に入る
モグ「でもみんな何でこんな所にいるクポ?ヴァルガリマンダに助けられたって言ってたけどクポ」
モルル「世界崩壊した次の日から、強力なモンスターがナルシェに入り込んできたの
     ナルシェの人達はみんな家に閉じこもっちゃって・・・・・モーグリの巣にもすぐに魔物が進入してきたわ」
モグシン「で、やられそうになった時に急に俺たちは光に包まれたんだ。気がついた時にはここにいた」
ヴァルガリマンダ「私の魔力でここに転送させた。ここにも魔物は来るが・・・所詮雑魚、幻獣の敵ではないからな」
モグ「そうだったのかクポ・・・さっきは早とちりしてごめんクポ」
ヴァルガリマンダ「かまわんよ。それだけ仲間のことが大切だったのだろう」
モルル「ところでモグ、旅は終わったの?」
モグ「・・・・まだ終わってないクポ。僕にはまだやる事があるクポ」
モルル「そっか・・・わかった。また大人しく待ってるね」
平気そうに聞こえるが、やはり少し寂しそうである
そんなモルルにモグは一瞬揺れるが、このままここに残るわけにはいかない
ケフカを倒さない限り、モーグリ達にも平和は訪れないのだから・・・
658モグ編:2005/05/26(木) 23:23:57 ID:YM/mFxw2
モグ「きっと、立派なモーグリになって戻ってくるクポ。約束するクポ」
モルル「うん、頑張ってね!ウーマロ君、人間のお姉さん、モグをよろしくお願いしますね」
ウーマロ「ウー!」
エアリス「はい、みんなも元気でね」
ヴァルガリマンダ「モーグリ達は引き続き私がここで守ろう。お前たちは、お前たちのすべきことをするがいい」
モグ「ありがとうクポ!・・・・・あ、そうだクポ。これ返しておくクポ」
モルルのお守りを取り出すモグ
モルル「ううん、それはあなたが持ってて。きっと旅の役に立つから」
モグ「わかったクポ。大切に預かっておくクポ」
出発する3人に、見えなくなるまでモーグリ達は手を振り続けた
モルルは一人、恋人の無事を祈っていた

エアリス「モーグリの無事が確認できたけど、これからどうしよう?」
モグ「みんなを探すクポ。僕達が生きてたんだから、きっと他のみんなも生きてるクポ」
エアリス「そうね。何の手がかりもないけど・・・何とかなるわよね」
ウーマロ「ウー!」
こうして、3人は仲間を探すためにナルシェを後にするのであった
659名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 23:25:45 ID:YM/mFxw2
とりあえず俺が書きたかったモグのストーリーはここまで
当分モグ編の続き書くことはないと思うから、勝手に続き書くなり他の仲間と合流させるなりご自由に
660シャドウ、リルム:2005/05/27(金) 01:03:28 ID:a3CrhZbp
オークション翌日、アウザーの屋敷へと向かうシャドウとリルム
「楽しみだな〜、あんな凄い絵が近くで見れるなんて」
「見せてもらえると決まったわけじゃないだろ。門前払いされるのは目に見えてる」
「だから、それはあんただけ。あたしにはきっと見せてくれるよ」
話してるうちに、アウザーの屋敷に到着する
ピンポーン

・・・・・・・・・・・・

反応がない
「・・・・留守かな?」
「そのようだな。さあ、諦めて帰るぞ」
ガチャ
「あれ?鍵開いてるよ」
「お、おい。勝手に人の家に入ろうとするな!」
「でも何かおかしいよ。中真っ暗だし、出かけてるなら鍵ぐらい閉めるだろうし」
そう言って屋敷の中に入るリルム
「まったく、世話の焼ける・・・」
リルムを連れ戻そうとシャドウも屋敷に入る
その直後・・・・・

ガチャン!

「!?」
661シャドウ、リルム:2005/05/27(金) 01:04:20 ID:a3CrhZbp
扉が勝手に閉まった・・・・
「くそっ!開かないぞ!」
「閉じ込められた・・・・?」
「一体どうなってる・・・・明らかにおかしいぞ。まるで別の世界に入ったような感覚だ」
混乱する2人
「とりあえず明かりを付けないと・・・・ファイア!」
ポウ・・・・
小さな火の玉が浮かび上がり、少しは見えるようになった
「おーい!誰かいないのか!?」
しかしその呼びかけに答える者はいない・・・
仕方なく奥へと進む2人
「うわぁ・・・・絵がいっぱいあるよ」
「アウザーは世界中の有名な絵を集めていることで有名だからな」
「あっ この花の絵綺麗・・・」
バラの絵に思わず見とれるリルム
「何かまるで生きてるみたいだね〜」
「・・・・・!? リルム!!その絵から離れろ!!」
ビュオ!!
突然絵から触手が飛び出した
「うわ!」
「ちぃ!!」
すかさず忍刀で触手を切り裂くシャドウ
「絵から・・・・魔物が!?」
「気をつけろリルム!やはりこの屋敷、何かおかしいぞ!」
662ガウ編:2005/05/27(金) 12:50:52 ID:xlaljG1m
ここは獣が原、世界中の魔物がうようよしている危険な所である
しかしそんな危険な所に、人間の子供が一人・・・・
「ガウーーー!!」
ドコ!ボカ!バキ!
「ギャアアアア!」
次々と倒れていく魔物
その子供を襲った魔物の群れが全滅するまで、10分とかからなかった
「ふう、今日もいい汗かいたぞー」
その少年の名は、言うまでもないが、ガウである
世界崩壊前にはティナ達と共に帝国と戦った
崩壊後には動物的な帰省本能で、山を越え谷を越え、自分が育った獣が原に戻ってきたのだ
ガウは、そのうち仲間が迎えに来てくれるだろうと勝手に思い込み、ただひたすら自分を磨いていたのだ

その獣が原にもう一人、人間が迷い込んできたようだ
「こ、ここどこよ・・・・喉渇いた・・・水飲みたい・・・」
どうやら女性のようだ
美しいストレートの黒髪と、豊満な胸が特徴的
普段は強気な彼女だが、今は相当弱っている
そんな彼女を魔物が目をつけないはずがない
気配を殺し、じりじりと魔物が近づく
そして後ろから一気に飛びかかった
「え?キャアア!」
ドゴオ!!
「・・・・?えっ?」
殴った音がしたのに自分は何ともない
そっと目を開けてみると・・・・子供がその魔物を殴り飛ばしていた
魔物はその一撃で気絶していた
663ガウ編:2005/05/27(金) 12:52:53 ID:xlaljG1m
「あなたは確か・・・ガウ?」
「あれ?誰かと思ったらおっぱいか!元気してたか?」
「だ、誰がおっぱいよ!ティファよティファ!」
「おこるな、おっぱい。小じわが増えるぞ」
「・・・・・人の話聞いてないわね」
早くもガウのペースについていけないティファ
「ねえガウ、水ないかしら?喉渇いて死にそうなんだけど・・・」
「おお、水飲み場いっぱいあるぞ。ここはガウの庭みたいなものだぞ。こっち来いおっぱい」
そう言って走っていくガウ
「ちょ、ちょっと待ってよ!速いって!」
ティファは慌ててその後を追いかける
途中何度か魔物の襲撃を受けるが、平然となぎ倒していくガウ
「あの小さな体の一体どこにあんな力があるのかしら・・・」
664ガウ編:2005/05/27(金) 12:54:20 ID:xlaljG1m
ゴクゴクゴク・・・・・
「ふう・・・・助かったわ。ありがとうガウ」
「ところでおっぱい、他のみんなはどこだ?」
「私が聞きたいぐらいよ・・・・飛空艇が墜落して、みんな海に落ちちゃったんだもん」
「そうなのか。大変だったなー」
「他人事じゃないわよ!あなたもその場にいたでしょ!?」
とぼけた顔で思い出そうとするガウだが・・・
「ん〜、覚えてないや。ガウ忘れっぽいからなー。食い物の名前ならたくさん覚えてるぞ」
「・・・・あなたと話してると疲れるわ」
呆れるティファをよそに、ガウは何かに気づいたようだ
「なあおっぱい、今気づいたけど、あっちに家がいっぱい建ってるぞ。あそこにみんないないのか?」
ガウが指差したもの、それはモブリズと呼ばれていた村だった
世界崩壊の被害が大きかったのか、かなり寂れていた
「どう・・・かしらね。そもそも人がいるのかどうか・・・・でも一応行ってみる?」
と、ガウに聞いたが、ガウはすでにその場にいなかった
「おーい!早くしないと置いてくぞー」
遠くの方で手を振るガウ
「だから・・・・少しは人の話聞きなさいよ・・・・」
これから行く先不安だらけのティファであった
モブリズ・・・果たしてそこに仲間はいるのだろうか?
665シャドウ・リルム:2005/05/27(金) 20:20:56 ID:BM/0fVSQ

闇の中。

唯一の灯はリルムの指先に生じている炎のみ。

不気味ささえ通り越し、もはや完全に恐怖しかない空間を、シャドウとリルムは進む。

無意識のうちにシャドウの服の裾を握り締めるリルムの心中を表すように炎が揺れ、重厚なつくりの鎧を照らした。

あれから何度か絵画の中に巣くう魔物の襲撃を受けたものの、落ち着いて戦いさえすれば苦戦する相手ではなかったので、リルムの魔法やシャドウの忍具を駆使してそれを撃退し、ここまでやってきている。

明るければそれは素晴らしい屋敷の中も、暗闇に支配されてしまったとなればまるで異界の入口のような場所に変貌してしまう。

気味が悪いほどの静寂もあいまって、リルムの恐怖心は更に煽られるばかりだった。

「…怖いのか?」

不意に、シャドウが話しかけて来る。

「こっ、怖くなんか…」

ない、と続けようとしたが、どうにもその先が紡げずに、結局リルムからその言葉が発せられることはなかった。

代わりにぎゅっとシャドウの服をいっそう力を込めて握り締めて、なるべく気づかれないようそっと身を寄せた。

暖かな身体。何故か懐かしいような気持ちがせりあがってきたが、彼女は別段それを気にもせず、不思議な安心感に身を委ねていた。
666名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/27(金) 21:56:12 ID:W/TK60Bg
>モグ編
乙〜
つうかズモモグはVIPPERだったのか?w

>ガウ編
おっぱい連呼ワラタ
続き楽しみ

>シャドウ編
ゲームでは全くなかったこの2人の絡みが見れてイイ!
引き続きがんがってください
667名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/28(土) 05:35:08 ID:nAFFB24V
シャドウ&リルム良いなぁ。
原作とは違った展開に期待してしまう。
668名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/28(土) 16:06:32 ID:O2vWag3p
こういう展開は書けないから尊敬する。

ところでガウ編の作者ってvipから来た?
669エドガー:2005/05/28(土) 22:57:49 ID:FTZcKIY/
船は南下しニケアに向かっていた。
その船の中でエドガーとユフィは今後のことについて話し合っていた。
エドガー「確認だ、ニケアに着いたら盗賊達より先にジェフという奴を見つける、そして俺がそのジェフという男に成りきる」
ユフィ「何度も聞くけど本当に大丈夫なの〜?」
エドガー「多分大丈夫だろう、その為にはユフィにも協力してもらうがな」
ユフィ「知り合いに会ってもエドガーってきづかれなきゃいいだよね」
エドガー「そうだ、まぁもし会ったらこの手紙を盗賊たちの気付かない所でその知り合いに渡しておくんだ」
そうこうしてる間に船ニケアに到着した。
エドガー「さぁ早くジェフを探すぞ!」
十数分後
ユフィ「え・・・と、この人がジェフ?」
ジェフ「そうだが何か?」
エドガー「俺そっくりだな・・・だがこの方がやりやすい」
エドガーは剣を持ってジェフに迫る。
ジェフ「うわっなっ何をするー貴様ら」
エドガーは剣の柄でジェフの頭を殴り気絶させた。
ユフィ「・・・で、この人どうするの?・・・・・」
エドガー「適当にその辺のタルにぶち込んでおけばいいんじゃないか?」
それから更に十数分後
盗賊達がやってきて
盗賊達「と言う訳で俺達に協力してくれないですかね?」
エドガー(ジェフ)「いいだろう、ただし条件がある城の人間には一切手を出すな無駄な殺しはしたくない」
盗賊達「へい、わかってますよ!」
エドガー「ふむ、それではまずは前祝に酒でも飲もうぞ」

そうしてエドガーとユフィはセリス達と再会する

この後本筋と合流して終わり
もっと書けたかも知れないけどセリス(かどうかもわからないが)がどんなメンバー連れてくる(もしくは一人)か
わからないからとりあえずここで終わり
670名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/28(土) 23:03:35 ID:FTZcKIY/
なんか矛盾してるな
この後エドガーたちは本筋と合流する
俺が書くのはここまで
書きたかったら書いて
そんな感じ
671名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/28(土) 23:41:18 ID:O2vWag3p
誰かロックパーティ編も書いていいよ。
レイチェルのイベントみたいなシーンは苦手だから。
672名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 09:35:09 ID:8iq5rS0L
誰かセリス編もちゃんと書いてくれんかな
エドガー達との再会があまりにもあっさりしすぎてるから
673名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 10:43:38 ID:9KKD+KAl
>>672
まだ一年経っていないと見える
674名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 11:31:55 ID:zpGv5hdR
セリスが目覚めるのって一年後だっけか
675名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 11:59:54 ID:yvv/rPyD
今セリス編途中まで書いたんだけど、うpする?
676名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 12:20:06 ID:zpGv5hdR
大体どこら辺まで書き上げてるの?
677名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 12:37:47 ID:yvv/rPyD
大体過去話がメインになってる。少し掘り下げてみようと思って。

目覚めるのは一ヶ月後にしといた。

実質ストーリー的にはイカダで旅立つ所まで書くつもりだが、
それでもまだ七割ぐらい
678名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 15:47:23 ID:hH2QA5AF
このノベライズではロック編、エドガー編は3ヶ月経っている事になってるよ。
ケフカ達は知らんけど
679名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 15:56:53 ID:6TGzkvrZ
ケフカ編
瓦礫の塔完成:崩壊直後
ケフカ軍団結成:数ヵ月後
680セリス編:2005/05/29(日) 16:03:02 ID:yvv/rPyD
「ん……!ここは?」
見知らぬ部屋でセリスは目を覚ました。
「気がついたみたいじゃな」
ずっと隣にいたらしい男が声をかけた。
「シド…おじさま?」
「久しぶり…かな?」

話を聞いてみると、ボロボロの状態でこの孤島に打ち上げられていたセリスを、
シドが見つけて介抱してくれたのだそうだ。どうやら三ヶ月も眠っていたらしい。
他に誰かいなかったかと尋ねたが、セリス以外には誰もいなかった様だ。

「そう……おじさまは何故この島に?」
「兵器を作らされる毎日に嫌気がさしたんだよ…」
「そう………」
「と言いたい所なんだがなぁ」
「?」
「わしは…逃げたんじゃよ。運命から………いや、それすらも運命の内か…………
なぜならセリス。お前に会ってしまったのじゃからな」
「どういう事なの?」
「……すべて話そう。だがその前に、しておくべきことがある」
そう言うと、シドはセリスの耳の後ろ辺りに手を添えた。そして、『何か』を引き抜いた。

「つっ…………いやああっ!!!」

セリスの頭に激痛がはしる。と同時に、
今まで存在も知らなかった『足りなかったもの』が、
急速に埋まっていくのを感じた。
681セリス編:2005/05/29(日) 16:05:05 ID:yvv/rPyD
ケフカ・パラッツォ
初期魔導師製造計画の被体。
彼の素性は明らかにされておらず、ガストラの不義の息子説もある。
なぜなら宮廷内で手厚く保護されていたからである。
幼いときのセリスてはまるで兄弟のような仲のよさだったという。
シドを父親のように思っていたらしく、今の彼からは考えられないくらい、
心の優しい青少年だった。

初期魔導師製造計画は志願者、囚人など複数の被体で行われていた。
特殊被体として幼児を使用しようとセリスの候補は決定していたが、
ケフカが哀れに思い身代わりになった。
魔導を注入された実験体は数週間、発狂しのたうち回ったあげく
死に至ったが、ケフカだけは命を取り留めた。
その後ケフカは見違えるように変わった。
道化の格好をし、化粧を施して注入された魔力を降りかざし、皇帝の側近まで登りつめた。

他スレからのコピペ。公式設定らしい
今セリスはこの時の記憶を思い出している。
適当に脳内保管してくれ。
………手抜きじゃないよ。
682セリス編:2005/05/29(日) 16:08:00 ID:yvv/rPyD
『おはようセリス!』
嘘よ、だって……
『怪我してるよ。大丈夫?』
アイツと初めて会ったのは4年前のハズ………
『ハイこれ!お誕生日プレゼント!』
それに、今は憎むべき敵………
『止めてよ、セリスをいじめないで!』
そんなハズはない、そんなハズは……………
『実験体ならボクがなるから!だからお願いだよ………!』

「ケフカ……ああ…!」
セリスは泣いた。全てを思い出したのだ。
今まで何も思い出せなかった事を嘆き、
病室の窓越しに映った狂気の道化の姿を思い出しては震え、
その事実に堪えるにはあまりに弱すぎた当時の自分を恨んだ。
彼にかばわれた身でありながら、私は今まで彼を軽蔑していたのか。
何も知らずにのうのうと。

あの時の私は、変わり果てた彼と、その原因が自分にあるという
重圧に、ただおし潰されそうになるばかりだった……

『今のお前には残酷すぎる……時が来るまで忘れていなさい』

このままではセリスも危ないと悟ったシドが、
セリスからケフカの記憶を封じたのだった。

「わしを、恨んでいるかい?お前にとってかけがいのない記憶を奪っていたわしを」
やがて落ち着いてきたセリスに、うつむきなが
683セリス編:2005/05/29(日) 16:10:03 ID:yvv/rPyD
ガストラは世界をその手中に納めようと躍起になっていた。
失われた魔法の力を手に入れる事が出来ればと考えた。
かつて魔大戦が繰り広げられた場所に手掛りがあるやもと思い、
兵に調査にあたらせた。技術局長であるシドも、それに同行した。
その土地は今や閑散とした平地となっていたが、
千年前の修羅場とあって、異様な雰囲気を漂わせていた。
それに惹き付けられるのか、魔物の数も多い。
それらを薙ぎ倒し、兵士達は奥地へ進んだ。
さらに不気味さは増していく。やがて一行はあるものを見つけた。
かなり深いクレーター。その中心に何か黒光りするものが見えた。
十数分の苦闘の末、兵の一人がシドの前へその物体を運んできた。
禍々しいオーラを放つ黒石。得体の知れない違和感が、触れもせずに伝わってくる。
「これが…魔石」

魔石の存在は、古文書によって既に知っていた。
膨大な魔力を持つ魔物を封じ込めた石。早速シドは、これの研究を重ねた。
順調に事は進み、魔力を別媒体に注入する装置を開発。
魔導アーマーの完成に伴い、その実験対象は人間へと移された。


シドがあの黒石がなくなっていることに気づいたのは、
被体の一人である少年の生存を確認した二週間後のことだった。
684セリス編:2005/05/29(日) 16:13:07 ID:yvv/rPyD
「あの時のわしは、力を作り出す快感に、知らずの内に酔いしれておった。
正気に戻ったのは、ケフカが変わり果ててしまった姿を見た後だった。
ケフカはわしやお前のことなど、まるで忘れておったな。
こんなはずではと思ったわしは、いろんな文献を調べあさった。
そしてある予言書を目にした。古代の予言者、ルカーンによって記された本だった。
その中の一節に目が止まった。その内容とは………」


血の戦から千年

魔機が世を支配し、魔法が滅び廃れんとする時代

それは仮初のつがいをかばいて

驕れる者の示しに従い、戦の怨念を体に宿さん

やがては神々の導きにより天地創造を行うだろう

「それって……もしかして……」
「間違いない。“それ“はケフカ、“つがい“はセリス、お前じゃ。
“驕れる者“はわしかガストラといったところじゃろう。
そして、“戦の怨念“。………あの黒石のことじゃ。
あれは、ただの魔石ではなかったのじゃ。魔大戦の死者の塊だったのじゃろう。
わしは、愕然としたよ。なんて事をしてしまったのかと。
自分の欲望のためにあの子を差し出すことに抵抗が無かったばかりか、
あまつさえ重たすぎる、哀れな運命を背負わせしまった。
そして初めて気づいた。自分の愚かさと、あの子を愛していたことに」
685セリス編:2005/05/29(日) 16:14:59 ID:yvv/rPyD
「ケフカを助けましょう!まだ間に合うわ!それからやり直せばいいじゃない!」
悲観するシドにセリスが叫んだ。
「……予言にはまだ続きがあるんじゃ」


仮初のつがい、翼をもがれる

だが驕れる者との数奇な再会を果たすとき

つがいは進む風を取り戻し、散りゆく羽根を拾い集め

やがて翼は元の形を取り戻し

その扇ぎはそれをかき消す力となりて

橙の大空へ羽ばたかん

「それって…つまり…」
シドは頷いた。
たまらずセリスはベッドに崩れ落ちた。
「そんな…やっと思いだせたのに…」
「わしは逃げた…おまえから。予言に逆らおうと思ったのじゃ。
だが、運命には逆らえなかった。そしておまえはここにいる」
「ごめんなさい………わたし……!」
「おまえの謝ることじゃないよ。悪いのは全てわしなのだから。
運命とはいえ、わしの犯した罪は消えない。
だが………セリスよ。無理なことは目に見えている。
それを承知で、この罪深き老いぼれの願いを聞いてくれんか?

ケフカを……………………………救ってくれ」
686セリス編:2005/05/29(日) 16:16:57 ID:yvv/rPyD
セリスはただ黙って頷いた。色々出かけていた言葉はあったが、
何故か口に出せなかった。

「ありがとう……………………
思えば、この予言を見た後から、おまえを避けていたのかもしれん。
すまなかった」
「そんなこと気にしなくていいよ、おじさま」
「ケフカを気にかけるあまり、おまえに構ってやれなかった。
だが信じて欲しい。おまえのことも……………愛しておったよ」
「……おじいちゃん…」
「せめて、この言葉だけは自分の口で伝えたかった」
「…え?」
「最後の最後まで子不孝な仮親だったことを、許しておくれ……」
「何を、言っているの?」
「………私が真似出来るのは、ここまでだ」
シドの体まばゆい光が覆った。思わず目を伏せたセリス。
目を開けると、そこには赤を基調とする極彩色の服に身を包んだ、
見覚えのある人物が立っていた。

「…どういう…ことよ…!」
687セリス編:2005/05/29(日) 16:20:15 ID:yvv/rPyD
切り立った崖に、十字架があった。流木でできた、質素な十字架。
掘り返された土は、もう周りになじみ始めていた。

「…私がここを訪れた時、既に彼はかなり弱っていた。
私の存在を確認すると、危機迫る勢いで私に懇願してきた。
『伝えてほしいことがある』と。
私は彼を真似したいと思った。
私の真似はうまかっただろうか?彼の想いは伝わっただろうか?」
「…ええ…とても」
十字架の前で跪いていたセリスが、静かに答えた。
「そうか…それは良かった」
セリスの後ろでゴゴは安堵の声を洩らした。

「この崖の上に墓を造ったのは、彼の要望だ。
『世界が変わる瞬間と、義息の姿を、見晴らしのいいこの場所で見届けたい』らしい」

セリスはまた泣きそうになった。それをこらえ、立ち上がる。
小屋の中にあった古びた剣を取りだし、空に掲げた。
そして、叫ぶ。

「我が人生の父、シドよ!貴方の願い、この剣に誓って叶えてみせる!絶対に!」

688セリス編:2005/05/29(日) 16:21:26 ID:yvv/rPyD
「女」でなく、魔導将軍時代に培った「誇り」を、セリスは空に示した。
決意を固めたその表情は、オレンジの夕陽を受けて凛々しい。

「ならば私もその真似をするとしよう」

ゴゴはセリスの横に並び、その手を空に掲げた。
手に何も持たないその姿は格好にも増して滑稽で、
セリスは思わず笑みをこぼした。

「さあ、行きましょう!」
二人は用意されていたいかだに乗り、孤島を後にした。
十字架は、静かにそれを見送った。
689名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 16:25:33 ID:hH2QA5AF
>>680-688 大変乙。しかもすげぇ巧いよ
690セリス編作者:2005/05/29(日) 16:37:36 ID:yvv/rPyD
やっと終わったよ……………

追記

ケフカの中にはケフカと黒石の中の意思の集合体と、二つの人格がいるってことにしてくれ

ケフカの人格→黒石の影響でケフカの人格が悪変化
→三闘神の影響で黒石に完全に意識をのっとられる

って感じで

突っ込みどころはたたあるかもだが許して
長くなってスマソ

>689
ありがと。ホントに嬉しい
691名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 17:17:01 ID:6TGzkvrZ
スゴス
692セリス編作者:2005/05/29(日) 18:02:46 ID:yvv/rPyD
すまん。早速ミス発見だ。

>682の続き


うつむきながらシドはそう問いかけた。
「………ううん、あのままだと、わたし、壊れてた」
セリスは荒れた息を整え、そう答えた。
「そうか…………では、本題に入るが、いいかの?」
「ええ」



あほなミスでスマソ
693名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/30(月) 00:02:50 ID:SEutyKgL
期待age
694名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/30(月) 00:46:33 ID:Bp8Rj5JJ
ゴゴって崩壊後に会うんじゃないっけ?
でも、素晴らしいノベライズに感激
695名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/30(月) 07:03:19 ID:2DKJ3FYq
>694
ほとんど何でもアリなのが、このノベライズの魅力ですから
696ガウ編:2005/05/30(月) 10:59:54 ID:tIaJq0FW
獣が原の東に位置しているモブリズの村
緑に溢れていたその美しい村は、もはやその面影を感じることはできなかった
「何か静かなところだなー。前来た時はもっと賑やかだったぞ」
ガウが鼻をほじりながらとぼけた口調で言う
「やっぱりこんな所に人がいるとは思えないわ」
と、その時
ゴトン!
「!? そこにいるのは誰!?」
ティファが物音がした方に向かって叫ぶ
「うわ、やべ!」
何か小さいものが走り去っていった
「子供・・・?」
「よし、おいかけるぞ」
2人は子供の後を追っていった

「ここに入っていったわよね?」
2人は村で一番大きな家の前に着き、ドアを開けた
ガチャ
「でやああああああ!!」
「キャ!」
「ん?」
バキイ!!
突然さっきの子供がガウの脳天を木刀で思いっきり殴りつけた
「いってええええええ!!!」
頭を抑えながら悲鳴をあげるガウ
「げっ!まだ生きてる!」
「お兄ちゃん!早くやっつけて!」
後ろの方にも子供が数人いる
そして再び子供が木刀を振り下ろす
しかし、それをティファが片手で軽々と止めた
697ガウ編:2005/05/30(月) 11:00:32 ID:tIaJq0FW
「ちょっと待ってよ!私たちが何をしたって言うの!?」
「う、うるさい!人の姿をしてたって騙されないぞ!魔物が化けてるのは分かってるんだ!」

「待って!」

奥のドアの向こうから聞き覚えのある声がした
「その声は・・・」
涙ぐみながら、その声の主を思い出そうとするガウ
ドアがゆっくりと開く・・・
「ガウ・・・・それにティファさん」
「おお、やっぱりティナだったのかー」
ガウは、懐かしい顔に思わず喜びの声をあげる
「え?ママの友達?」
ガウを殴った子供が慌てた表情でティナに聞く
「うん、とても大事な」
「ご、ごめんよ!俺てっきり魔物かと・・・」
土下座して謝る子供に、別にいいと言うようにガウが手を振る
「ティナさん、なんでこんな所に?それにママって・・・ティナさん子持ちでしたっけ?」
「ち、違いますよ。私はあの日、この近くの浜辺に流れ着いて、この子たちに助けられたんです。
  この村の大人達は、世界崩壊の日に子供達をかばって皆死んでしまって・・・・だから皆、私のことをママと・・・」
うつむきながら事情を説明するティナ
「なあティナ、また一緒に戦わないのか?ガウ寂しいぞ」
「それは・・・」

ズーン!ズーン!ズーン!ズーン!

「な、何の音!?」
突然の大きな音に慌てるティファ
698ガウ編:2005/05/30(月) 11:01:05 ID:tIaJq0FW
「・・・・・・・フンババだわ・・!」
「フンババ?なんだそれ、美味いのか?」
ガウのマジボケに突っ込むこともなく、ティナが剣を取りながら説明する
「世界崩壊の影響で、古代からこの地上に眠っていた魔物が起きてしまったみたいなの・・・・・フンババはその魔物のうちの1匹よ
 今までも何度かこの村の貴重な食料を狙って来たわ・・・私一人じゃどうにもならなくて、いつもみんなと隠れていたの・・」
「よし!それならガウ達がそいつぶっ倒してやるぞ!」
と、胸をドンと叩きながら応えるガウ
「おっぱいも戦うよな?」
「ええ、放ってはおけないわ。ティナさん、3人でそのフンババとかいう魔物をやっつけましょう」
指の骨をパキパキと鳴らし、気合十分のティファ
「ええ、ありがとう2人とも。でもあいつは強いわ・・・油断しないようにね」
「ママ・・・・」
子供たちが不安そうにティナを見つめている
しかしそんな子供達をティナは優しく撫で、微笑みながら言った
「大丈夫、2人ともとても頼りになるから。今度こそ、フンババを倒してみせるわ」

しかしティナには一つの不安要素があった
それは、トランスが使えないこと・・・
マディンとの戦い以来、全く幻獣化することができなくなっていたのだ
それだけではない。人間の状態の時も、以前と比べて著しく力が落ちている
トランスできない原因は、マディン戦で酷使しすぎたせいとも考えられるが、通常時にも力が落ちている原因は全くわからなかった
このような状態で戦えるのか・・・2人の足手まといにならないのか・・・
しかし、2人だけに戦わせて自分だけ休むわけにもいかない
ティナはいつもより重く感じる剣を携え、外へと出て行った
699ガウ編:2005/05/30(月) 11:02:28 ID:vcLJoppD
ズーン!ズーン!!ズーン!!!ズーン!!!!
足音がどんどん近づいてくる
ティナとティファの表情に緊張が走るが、ガウは眠そうにあくびをしている
余裕なのか、もしくは事の重大さをわかっていないのか・・・・・それは言うまでもないだろう
「来た・・・!」
古代の魔獣フンババ・・・・
緑色の肌に、牛のような角、丸く巨大な体型
そして、全身から放たれる魔力・・・・
「あれがフンババ・・・・何て禍々しいの・・・」
その恐ろしい姿に、ティファは思わずたじろぐ
「あいつは見かけによらず、物理攻撃も魔法攻撃も器用にこなすわ・・・・十分に気をつけて、慎重にね」
「わかったわ。ガウ、あんたも気をつけ・・・」
と、ガウの方を向いたが、いない・・・・
「まさか・・・!」
慌ててフンババの方を振り向くと・・・
「ガウウウウウ!!!」
真正面から猛スピードで突撃していた
「だから人の話聞けって言ってんでしょーがーーー!!!」
「まったくもう・・・・!!」
結局何の作戦もなしに2人もガウの後に続いた

「フン!」
フンババが手を振りかざすと、雷が次々と降ってきた
足止めをくらうティナとティファに対し、ガウはそれを紙一重の所で避けながら、どんどんフンババに接近していく
「ガウウ!!」
フンババの腹にガウの拳がめり込む
しかし、そのふくよかな腹に跳ね返されてしまう
「ブウウウウウウ!!!」
「おわあああ!!?」
口からフンババブレスが吐き出され、ガウの小さい体は紙のように吹き飛び、壁に激突した
700ガウ編:2005/05/30(月) 11:03:00 ID:vcLJoppD
「あいつの腹に攻撃しても無駄だわ!頭を狙って!」
「オッケー!」
ティファはすかさずフンババの足元に入り込み、顎にドルフィンブロウを叩き込んだ
「・・・・・グフフ!」
フンババは不気味に笑うと、ティファの顔を鷲づかみにした
「!!」
「フーーン!!」
ドゴオオ!!
顔を掴まれたまま地面に叩きつけられるティファの体
「・・・・!!ぅぐ・・・・!」
激痛にうめき声をあげるティファに、フンババは更に追い討ちをかけようと拳を振り上げる
「はあ!!」
ティナの剣先がフンババの右目を切り裂いた
「フブァーーー!!!」
その隙にティファが抜け出し、体勢を整える
「はあ、はあ、助かったわティナさん」
「・・・・・でも、まずいわね。相当怒りを買っちゃったみたい・・」
ティナの言うとおり、明らかにさっきまでの余裕の表情とは違い、怒りに満ちていた
「いてて・・・もう怒ったぞあんにゃろー!」
どうやら怒っていたのはフンババだけではなかったようだ
吹き飛ばされたガウも前線に戻り、お互いの睨みあいが続いていた
「・・・どうするの?このままじゃ分が悪いわ・・」
と、今にも飛び出しそうなガウの服の襟を掴みながらティナに聞くティファ
「右目は何とか負傷させたわ。だから、その死角から致命傷を負わせるのが得策ね」
「じゃあ、その役目はティナさんに任せるわ。あの類の魔物には打撃より斬撃の方が通じる。私とガウで気を引かせるわ」
「それでいきましょう」
701ガウ編:2005/05/30(月) 11:04:10 ID:vcLJoppD
そしてまるで猛犬を仕掛けるかのように、ティファがガウの服から手を離す
同時にティファとガウがフンババに突っ込んでいき、ティナは右の死角からチャンスをうかがう
そして、そのチャンスが訪れた
怒り狂ったフンババは、ガウとティファの相手をしていてティナには全く気付いていない
「(今だ!)」
ティナがフンババのコメカミ目がけて剣を真っ直ぐに突いた

ズギャ!!

「・・・・え」
その音は、明らかに剣が物を刺した音ではなかった
ティナは痛みがじわじわと広がっていく自分の胸元をそっと見下ろした

フンババの鋭く長い爪が・・・・ティナの体を貫いていた・・・・

「ゴボ・・!」
ティナの口から多量の血が流れる
「ティナ!!」
予想外の出来事に動きを止めたガウとティファを見逃すほどフンババは甘くなかった
バリバリバリバリ!!!
「うわあああ!!」
「キャアアア!!!」
フンババの手から放たれた電撃がガウとティファを襲う
ズル・・・・
爪から滑り抜け、力なく倒れるティナ
血がどくどくと流れ、意識も遠くなっていく
これまで何度も危険な目に合い、死に直面してきたが、今回が一番死に近い状態であろう
ガウもティファも体が痺れて動けない
フンババはまずティナに止めを刺そうと、ティナの体を押さえつけ、爪を立てて腕を振り上げた
702ガウ編:2005/05/30(月) 11:04:55 ID:2vqzJSZC
「ママ!!」
窓から戦いの様子を見ていた子供達が家から出てきた
「だ・・・め・・・・早く・・・・逃げて・・・・」
今にもかき消えそうな声で子供達に訴えかけるティナだが、子供達に届くことはない
それどころか、フンババのターゲットがティナから子供達へと移った
ニヤニヤしながら子供達の方に歩き出すフンババ
その足が何かに掴まれる
「・・・・?」
「やめて・・・・子供達に・・・手を・・・出さないで・・」
バキ!!
「うぐ!」
ティナの顔を蹴り上げるフンババ
「ママ!」
「ママをいじめないで!!」
フンババはそんな子供達にお構いなしでズンズンと近づいていく
「力が出ない・・・・どうして・・・このままじゃあの子達が・・・!」
自分の無力さに悔しさがこみ上げてくる
そしてフンババが子供達に向かって手を突き出す
その手には、バチバチと電気が纏われている
「やめてーーーー!!!」

カッ!!!

ティナの体が強く光る
トランス・・・いや、ただのトランスではない
明らかに以前よりも遥かにパワーアップしている
傷も消え、ゆっくりと立ち上がるティナ
「フウウウウウ・・・」
フンババから余裕の表情が消えた
「フンババ・・・・あなたを許すわけにはいかない・・・」
剣を突き出し、フンババを睨みつけるティナ
その目は、トランスした・しないに関わらず、人間よりも幻獣に近かった
703ガウ編:2005/05/30(月) 17:53:05 ID:MfPzrMM1
「フガアアアア!!」
フンババがティナに殴りかかる
見かけによらず素早い拳のラッシュ
しかしティナはこれらを全てその場から一歩も動かずに避けている
「す、すごい・・・」
格闘家であるティファは、ティナのその身のこなしの凄さがよく分かる
ザン!!
「ガ・・・!」
ダメージを与えられないと思われたフンババの腹が深く斬り裂かれる
ティナは更に立て続けに追い討ちをかける
「グギャアアア!!」
痛みに苦しむフンババ
慌てて後ろに下がって距離を取り、背中の鱗をティナの方に向けるように前かがみになる
その直後、無数の針がティナに向かって飛び出した
「ティナ危ない!」
しかし、仲間の心配も必要なかった
詠唱も溜めもなしに、ティナは手から大火球を撃った
「!!!」
針は全て火球に巻き込まれ、そのままフンババにぶつかった
業火に焼かれるフンババの肉体
熱さにもだえ苦しんでいたが、次第に鈍くなっていき、倒れた
「すっげー・・・あんな炎初めて見たぞ」
「私も・・・・・・魔法の域を超えてるわね・・・」
ただただ驚くばかりの仲間
しかし、これで終わりではなかった・・・・
704ガウ編:2005/05/30(月) 17:54:08 ID:MfPzrMM1
「あーあ、フンババの奴やられちゃったよ。使えねー」
「まあ、知能の無い怪物なんてあんなもんでしょ」
「せっかく苦労して手なずけたのにねぇ」

「!?」
明らかにガウでもティファでもない声
慌てて後ろを振り返るティナ
「あなたたち・・・・誰・・・?」
そこにいたのは、ティナが今まで一緒に暮らしていた子供達だった
しかし、さっきまでとは明らかに違う・・・・いや、人間ですらない
「私の名前はレーヴ」
「俺の名前はソーニョ」
「僕の名前はスエーニョ」
「我ら夢の三兄弟」
みるみると魔物の姿に変わっていく3人
「・・・・子供達は?」
「そんなの最初からいないよー」
「この村の奴らは世界崩壊の日に全滅したんだよ。子供だって残っちゃいねえさ」
「へっへーん、騙されてやんの。まあ、僕達の変装は完璧だったからしょうがないけどね〜」
馬鹿にしたように笑う3人組
ティナは少しずつ頭の整理をしていく
「なぜこんなことを・・・」
ティナが聞くと、ニヤつきながら3人組は答える
「私達の食料はちょっと特殊でね〜。人間の『無力感から発せられる負のエネルギー』を食べて生きていくのさ」
「人間の夢に入り込んで悪夢を見せて、無理やりそのエネルギーを出させることもあるけどなー」
「君を助けたのも、食事のためさ。さぞかし無力感を感じさせられたんじゃない?フンババにここの食料が食い荒らされても何もできない自分にさ」
拳を握り締めるティナからは明らかに怒りの感情が見えていた
705ガウ編:2005/05/30(月) 17:55:05 ID:MfPzrMM1
「でも、今の自信に満ち溢れた君にはもう用は無いよ。私達は新たな食料を求めて引っ越さなきゃね」
「レーヴ姉ちゃん、もう引越し先のめぼしはついたぜ。ドマ城の方から負のエネルギーを感じる。誰だか知らねーけど、無力感で溢れてるぜ」
「引越し!引越し!さっさと引越し!」
ブオ!!
ティナの体から魔力が発せられた
全身にオーラが纏われているのが目に見えてわかる
「・・・・で、言いたいことはそれだけ?」
収めた剣を再び抜き、3人組を怒りの目で睨むティナ
「おっと!怖い怖い、さすがに今あんたとまともにやりあったら私達もただじゃ済まないからね」
「現実世界は俺たちの土俵じゃねーしな。かといって放っておいても邪魔だ・・・夢の世界でケリつけてやろうぜ」
「んじゃね、ママ。なかなか美味しかったよ」
3人組は言うだけ言ってフッと消えた

「ティナさん、大丈夫?」
「ええ、何とか・・・」
「ムカつく奴らだなー。今度会ったらぶっ飛ばしてやる!」
「でも、何で急に力が戻ったのかしら・・・」
その時、考え込むティナに、またガウでもティファでもない声が聞こえてきた
しかも今度は心の中から聞き覚えがある声が・・・

『ティナ・・・・』

「(え?その声は・・・お父さん?)」
間違いない
会話したのは少しだけだが、確かに覚えている
父親のマディンの声だ
706ガウ編:2005/05/30(月) 17:56:13 ID:Df4vFDVp
『そうだ。あの時、魔力を受け渡すと同時に意識もお前の中に流れた。たまにだが、こうして心で会話することもできる』
「(お父さん・・・・)」
『ティナ、お前が力を一度失いかけ、再び前以上の力を取り戻すのは、一部の幻獣の特異体質だ』
「(どういうこと?)」
『それは覚醒期と呼ばれている。本当はあと何十年後かに来るはずだったのだが、私の影響か、かなり時期が早まってしまったようだな
  さっき言ったように、突然力が落ち、あるきっかけによって前以上の力が戻る。きっかけは幻獣によって様々だ
  覚醒期が訪れる幻獣は滅多にいない。いるとすれば、それはバハムートやアレクサンダーのような最上級クラスの幻獣だけだ』
「(それが、何故私に・・・)」
『自分でも薄々気付いているだろう。お前は強い。私などでは到底計り知れない力を持っている
  覚醒期が過ぎても、まだお前には成長の余地がある。だが、それだけではあのケフカを倒すにはまだ足りん』
「(じゃあ、どうすればいいの?)」
『使い手が強いのなら、それ相応の強い武器が必要だ。もう今のお前では並の武器を使っていてはすぐに壊れてしまうかもしれん
  人間界、幻獣界含めて、地上最強と呼ばれた聖剣ライトブリンガーを手に入れるのだ。必ずやケフカを倒す大きな力となってくれる
  そのあまりの力に、人間にも幻獣にもそれを使いこなせる者はいなかった・・・・しかし、そのどちらでもないお前になら、あるいは・・・』
「(ライトブリンガー・・・・名前だけなら聞いたことがあるわ。でもどこに?)」
『結局使える者はいなかったが、万が一の可能性を恐れ、伝説の八竜が封印した。八竜全てを倒せば、その場で封印が解ける
  今は、誰かに倒されたのかどうか知らんが、7匹しかいないようだがな』
「(わかるの?)」
『ああ。奴らの力なら世界中のどこにいようが私なら感じ取れる。一匹はさっきの3人組が向かったドマ城にいるようだ』
「(・・・・決まりね。、次の目的地は。ありがとうお父さん)」
『最後に一つ。トランスの乱用はやめた方がいい・・・。お前が思っている以上に体に負担がかかる。どうしても使わなければ倒せない相手にだけ使え』
「(うん、わかった・・・)」
707ガウ編:2005/05/30(月) 17:56:47 ID:Df4vFDVp
「ティナ?何ボーっとしてんだ?」
ガウの声にハッと現実に戻るティナ
「あ、ごめん。えっと・・・ドマ城へ向かいます」
「さっきの奴らを追いかけるのね?」
「それもあるけど・・・・歩きながら事情を説明するわ」
こうして3人はドマ城へと向かった
そこに待っているものとは・・・・?
708名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/30(月) 17:57:45 ID:6wJ+TZsD
>「引越し!引越し!さっさと引越し!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ごめん噴いた
709名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/30(月) 17:58:29 ID:Df4vFDVp
ID変わってるのは連投規制避けるためだから気にしないで
ていうか長いな・・・文章まとめる力がホスィ・・・orz
710名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/30(月) 19:00:24 ID:b5YaFatg
うまく次のフラグ立てたな。長編乙
711名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/30(月) 19:44:52 ID:kzhCKXp1
>「引越し!引越し!さっさと引越し!」
シリアスなのにクソワロタ。
712名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/30(月) 22:24:56 ID:SEutyKgL
ライトブリンガーキター
713名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/30(月) 23:25:29 ID:7lHZQZ2e
エドガー、ユフィ:盗賊達と合流し、フィガロ城へ向かう。 セリス、ゴゴと合流(未執筆

モグ、ウーマロ、エアリス:仲間を探すために、ナルシェを出る

セッツァー:飛空艇を求めてダリルの墓へ

ロック、スコール、オルトロス:フェニックスの洞窟へ

シャドウ、リルム:アウザーの屋敷進行中

ティナ、ガウ、ティファ:夢の三兄弟を追うと共に八竜を倒すためにドマ城へ

セリス、ゴゴ:孤島で出会い、イカダで島を出る。 この後エドガー達と合流(未執筆

ケフカ:ザックスと宝条を味方に加える。城のバリアの宝珠を狂信者の塔へ。四天王は城門警備。ギルガメッシュはデスゲイズに騎乗


行方不明の方々
マッシュ カイエン ストラゴス クラウド ツォン
714名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/30(月) 23:44:35 ID:vSbJ37qq
ケフカ「むううぅ・・・・」
瓦礫の塔では、ケフカが考え事をしながらうろうろしていた
ザックス「落ち着きねーな、どうしたんだよ神様」
ケフカ「狂信者の塔にソウルオブサマサを置いたのはいいが、これを守らせる適任者が見つからん」
宝条「なんだ、決めてなかったのか。計画性のない神だな」
ケフカ「口の聞き方に気をつけろ!お前一人消すぐらい、わけないぞ!」
ザックス「(八つ当たりかよ・・・・)」
ルビカンテ「ならば、それの警護、私とバルバリシアでやろう」
バルバリシア「なるほど、いい考えね」
ケフカ「お前らがか?・・・・・ふん、まあいいだろう。ザックス達も来たことだし、城の方は大丈夫そうだしな」
こうしてルビカンテとバルバリシアが、狂信者の塔の最上階を護ることになった
715ケフカ編:2005/05/31(火) 17:38:28 ID:Sa1OqI30
ルビカンテとバルバリシアを警備に置いたケフカはまだ悩んでいた。
宝条「まだ何か悩み事でも?」
ケフカ「ああ、以前アルテマバスターを創ったのだが、奴にはアルテマウェポンみたいな再生能力は備わっておらん。あの再生能力は古代から生きていてこそ備わるのだからな。このままでは不安だ」
宝条「そうですな、あなたから聞いた話によるとアルテマウェポンは鬼神と合体させたとか。もしかしたら、鬼神からアルテマウェポンのDNAが取り出せるかもしれない。」
ケフカ「本当か?今すぐやってみてくれ」
そして宝条は鬼神からDNAを取り出す作業を開始した。
それから数日後、
宝条「ケフカ、見事にDNAを取り出せたぞ」
ケフカ「でかしたぞ。それでそれをどうするのだ?」
宝条「これを打ち込むだけなのだが、これだけはまだ不完全だ。少し改良しなければいけない。まだ待っていてくれ」
そう言って宝条は研究室へ入っていった。そして、また数日後
宝条「よし、これでOKだ。今からこいつをアルテマバスターへ打ち込めば完成する。付いて来てくれ」
ケフカと宝条はアルテマバスターの所へ行った。
716ケフカ編:2005/05/31(火) 17:38:49 ID:Sa1OqI30
アルテマバスター「これはこれはケフカ様。今日は何用で?」
ケフカ「ああ、今からお前にある力を授ける。いくらお前が強くても持久戦になればわからんからな。」
アルテマバスター「ありがたき幸せ。やってもらいましょう」
宝条はアルテマバスターにアルテマウェポンのDNAを打ち込んだ。
途端にアルテマバスターの体の色が灰色から黒い色へと変色した。
アルテマバスター「ケフカ様、この力は?」
ケフカ「再生の力らしい。今から試すぞ。」そういうとケフカは手をかざし、衝撃波を打った。
すると、アルテマバスターの体に大きな穴が開いた。シュウウウウウ、たちまち開いた穴がふさがっていく。
宝条「おお、これで実験は成功だな」
ケフカ「まだだ、デスペル!」バチン、アルテマバスターはデスペルの魔法を弾いた。そして、完全に再生した。
ケフカ「おお、すばらしい。アルテマウェポンが以前にやられた方法も効かなくなったな。」
宝条「そうですな。これで再生が追いつかないほどやられない限りは倒せないでしょうな」笑いながら言った。
ケフカ「よし、アルテマバスター、おまえは鬼神の手前を守備しろ。そして、ザックスには魔神の手前を守備させるとするか。」
アルテマバスター「仰せの通りに。」
717名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/31(火) 17:48:45 ID:Sa1OqI30
716の8行目の「すると」を「ドンッ」って訂正。なんか、訂正しないとかってに穴が開いたみたいだから。
718名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/31(火) 22:38:59 ID:y6WNAa2a
良スレあげ
719名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/01(水) 14:51:39 ID:5buQqjsX
ツォンどうすっぺ
720名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/01(水) 15:51:33 ID:BlbyhB4U
世界崩壊の時にあっさり死んでたとか
721名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/01(水) 17:10:43 ID:fVX6XOo1
俺に任せろ
722カイエン編:2005/06/01(水) 18:05:59 ID:PHsz9rw8
「おお・・・・懐かしいでござるな」
ここはドマ城
カイエンが生まれ育った城である
世界崩壊の日からカイエンはドマ城を探し続けていた
民は皆ケフカに毒殺され、生き残ったのはカイエンと一人の兵士だけだった
その兵士も故郷に帰り、今ここは無人の城と化していた
妻や息子、国王、民達は皆ここの墓に埋葬された
カイエンは世界崩壊の影響で墓が荒れていないかと心配になり、戻ってきたのである

「ミナ・・・シュン・・・ただいまでござる」
城は所々崩れていたが、奇跡的にも墓は無事だった
家族の墓に線香をあげ、手を合わせるカイエン
それからカイエンは一人一人の墓に同じ事を繰り返す
「あの時、拙者にもっと力があればこんなことには・・・・」
家族を失ってからずっとカイエンに付きまとっていた無力感
久しぶりに墓参りをして、それが一層強くなる
「世界崩壊も、力さえあれば食い止められたのではないのか・・・」
家族にも見せたことのない涙が流れる
723カイエン編:2005/06/01(水) 18:08:34 ID:PHsz9rw8
墓参りを終えたカイエンは、自分の部屋に行ってみる
あの時となんら変わりのない光景
妻がよく使っていた鏡、息子がよく遊んでいたオモチャ、3人一緒に寝たベッド
まるでここだけあの時から時間が止まっているようだった
「・・・・疲れた。少し横になろうか」
いつも3人で使っていたそのベッドは、1人で寝るには広すぎた
「これからどうするか。仲間を探そうにも何一つ手がかりが・・・・」
先のことを考えていたカイエンだが、よほど疲れていたのか、すぐに寝てしまった

「姉ちゃん、いたぜ。こいつだ」
「なるほど、確かに凄い無力感ね。何があったのか知らないけど、食べ応えがありそうだわ」
「でもさ〜、こんな渋いおっさんのエネルギー美味いのかな〜? なんか苦そうなんだけど」
「贅沢言ってんじゃねーよスエーニョ。ただでさえ世界崩壊で人口が激減してんだからよ」
「そうよ。それに、運良くグースカ寝てるわ。夢に入り込んで、更にエネルギーを絞り取れそうね」
「しょーがないなぁ。じゃ、いっただっきまーす」
三兄弟がカイエンの胸に手を置くと、吸い込まれるようにカイエンの体の中に入っていった
724名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/01(水) 18:24:00 ID:ImpQaQUI
>>720 それはヤメレ。死んでたなら魔列車のイベント追加しないといかん。
725名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/02(木) 22:13:09 ID:hKWRcr+h
ageとく。
726ロック編:2005/06/02(木) 22:51:07 ID:HMjXztEs
ロック「この辺にフェニックスの洞窟があるはずなんだが・・・」
星型の山脈の上空にやってきたロック達
スコール「ん?あれじゃないか?中央に穴が空いてるぞ」
ロック「おお!間違いねえな、頼むぜテュポーン!」
テュポーン「・・・・・・」
ロック「・・・・・テュポーン先生お願いします」
テュポーン「フンガーーー!!」

ロック達はフェニックスの洞窟の内部に入った
テュポーンは例によって体がでかすぎるため、入り口が狭い洞窟には入れなかった
洞窟内部はモンスターで溢れていたが、ロックとスコールの強力タッグの前には無力だった
オルトロス「2人とも強いでんな〜。わいの出番あらへんがな」
ロック「そういやスコール、お前歳いくつなんだ?」
スコール「・・・・17だが?」
ロック「じ、17!?俺より8つも年下だったのか!?てっきり同い年か年上だと思ってたぜ・・・老けてんな〜お前」
スコール「(・・・・・余計なお世話だ・・・)」
ロック「しかしその歳でよくそこまで剣技を極めたな」
スコール「子供の頃からガーデンという傭兵の学校で育ったからな。毎日がバトルだった」
ロック「なるほどな〜。俺がトレジャーハンター始めたのは14歳からだし、戦闘経験が違・・・・・・ん?なんだあれは?」

前方に何かがいる
魔物であることは間違いなかったが、明らかにその辺の雑魚とはわけが違う
ロック達よりも遥かに大きく、離れていても熱が伝わってくる
スコール「赤いドラゴン・・・・。ルブルムドラゴンと似ているが、格が全く違うぞ。ただ者ではなさそうだ」
それもそのはずである
今ロック達の目の前にいるのは、伝説の八竜のレッドドラゴンだからだ
ロック「ちっ、そう易々とお宝はもらえねえか。いくぜスコール!」
727名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/03(金) 15:50:44 ID:90b42t3X
このペースで果たしてエンディングまでいくかどうか不安だな
読んでる人がどんだけいるのか知らんけど、ライターが少ないのは明らかだ
ここまで話が進むと最初から読むのが大変だから新規参入は期待できなさそうだし
とりあえず最後まで頑張ってほしいな
728コロシアムにて:2005/06/03(金) 16:48:38 ID:6TYFrAji
ワアアアアアア!!
ここは以前スコールが立ち寄ったコロシアム
大観衆の中、一人の男が奮闘していた
「きたきたきたーー!ついに267人抜き達成ーー!!No2のスコール・レオンハートの記録、266人を超えたーー!!」
「はあ、はあ、はあ・・・・」
男はガクっと膝をついた
「・・・・ギブアップだ」
「あああ!ここで遂にギブアップだ!しかし素晴らしい戦いぶりを見せてくれました!
 皆様!盛大な拍手をお願いいたしまーーーす!!!」

ドサッ
医務室で男は燃えつきたかのようにベッドに倒れこんだ
「(267人か・・・・もう少しいけると思ったんだがな・・・)」
今はただひたすらその疲れを癒していた
その時、医務室のドアを誰かがノックした
「・・・・?どうぞ」
ガチャ
「やあ、素晴らしい戦いだったな」
「・・・あんた誰だ?」
「失礼、自己紹介が遅れたな。このコロシアムのチャンピオン、ジークフリードだ」
「ジークフリード?あの悪名高いコソドロのジークフリードか?」
「・・・それは偽者だ。近頃私の名前を語り悪さをする輩がいてこっちも困っている」
「そうか・・・。ところで、あんたの記録は?」
「339人抜きだ」
「・・・!」
729コロシアムにて:2005/06/03(金) 16:49:00 ID:6TYFrAji
男は驚きを隠せなかった
自分が死力を尽くして戦っても267人が限界だったというのに、ジークフリードはそれを更に遥かに上回っていたのだ
「・・・・それで、そのチャンピオンが俺に何か用か?」
「うむ、君の戦いぶりを見て久々に血が騒いでな。回復したら相手してもらおうかと思ってね。お互いの修行のためにも。悪くない話だろう?」
「いいだろう、相手にとって不足はない。だが、339人抜きのあんたが267人抜きの俺を相手にしたところで、大した修行にはならないんじゃないか?」
「そんなことはないさ。現在No3のスコール君とも刃を交えたが、かなり手こずらされたからな。
  君と同じ剣士だったが、ガンブレードという少し変わった剣を使っていた」
「スコールか・・・聞いた事のない名前だな。世界にはまだまだ俺の知らない強者がいるということか」
「うむ。お、ランキングの更新が終わったようだな」
医務室のモニターには、新たなランキングが映し出されていた
「No1があんたで、No2が俺、No3がスコールで・・・・・ん?No4・・・・マッシュ・フィガロ!?」
「ほう?マッシュ君の知り合いかね?彼もなかなか筋がいい。素手で215人抜きとは大したもんだよ」
「このコロシアムが出来たのは世界崩壊後のはず・・・・・あいつ、生きてたのか。マッシュは今どこに?」
「さあな。数週間前まではここにいたんだが、もうどこかへ行ってしまったよ」
「そうか・・・まあいい。とりあえず、3日後でいいか?その頃には傷も疲れも完全に回復しているはずだ」
「わかった。では、3日後を楽しみにしているよ・・・・クラウド君」

ジークフリードが医務室から出て行った後、クラウドはボーっとしながら天井を眺めていた
「・・・・ジークフリードか。上には上がいるものだな」
そしてクラウドはゆっくりと眠りについた
730名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/03(金) 18:12:22 ID:2LMWui9b
>>727 そこでまとめサイトの出番ですよ。俺はHP作るほどスキル持ってないから誰か作ってくれる人カモン
731名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/03(金) 21:47:39 ID:UigcZMzm
・・・・正直
スキルが劣ってきているから微妙なんだよな・・・・・




まぁそれでも書くけど
732名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/03(金) 21:59:33 ID:2LMWui9b
最近書く暇がないから投稿してないけど、お互いガンガロウ
733名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/03(金) 22:18:59 ID:Gj2aCwT8
>>1000いったらまとめサイト作るかな
734ティナ編:2005/06/03(金) 23:10:14 ID:iJGVF0WH
ガウが獣が原で手なずけたキマイラに乗り、荒野を駆ける3人
「見えてきたわ、あれがドマ城ね」
ティナがドマ城を確認する
「でも、随分崩れちゃってるわね。あんな所に人がいるのかしら?」
「とにかく入ってみましょう」
キマイラから降り、3人はドマ城へ入っていく
すでに日が暮れていて薄暗い
それに静けさも相まって、不気味さが増している
ガウがくんくんと匂いをかいでいる
「どうしたの?」
「・・・・なんか嫌な匂いがするぞ。魔物でも人間でもないような」
「・・・・・・ドラゴン・・?」
3人は立ち止まった
そして怯えるように辺りを見回す
「・・・・向こうはもう私達に気付いているのかしら」
「元々戦いにきたとはいえ、不意打ちは避けたいところね・・・」
「ん?もう一つ匂いがするぞ。嗅いだ事のある匂いだ」
「もしかして、三兄弟の言ってた『無力感を持った人間』かしら?」
「こっちだ、ついてこい」
ティナとティファはガウについていく
音を立てないように、息も殺しながら上に上がっていく
「このドアの向こうだ」
恐る恐るドアを開ける
部屋には明かりがついており、中年の男がベッドで寝ていた
「・・・・カイエンさん!?」
「しーーーっ!声がでかい・・・・!」
慌ててティナの口を押さえるティファ
735ティナ編:2005/06/03(金) 23:10:36 ID:iJGVF0WH
「おい、こんなとこで何やってんだ?カイエン」
寝ているカイエンを起こそうとガウが手を伸ばしたその時
「!!! うわああああ!!」
ガウの体がカイエンに吸い込まれていく
「ガウ!」
ガウの足を2人で掴み引き戻そうとするが無駄だった
3人はカイエンの体に吸い込まれていった

「ん・・・・ここは?」
ティナが目を覚ました
そこは見知らぬ場所だった

すぐ近くにはガウとティファが倒れている
「ガウ、ティファさん、起きて」
「う・・・」
「何?ここどこ?」
ティナが首を横に振る
「わからないわ。確か私達はカイエンさんの体の中に・・・」
「それにしても何か変な所だな〜。夢みたいだ」
「!!まさか・・・・ここはカイエンさんの夢の中?」
「え?どういうこと?」
「ほら、あいつらも言ってたでしょ?人の夢に入り込んで悪夢を見せるって・・・・あいつらが既にここに来てて、私達も巻き込まれたのかも」
しばし沈黙が流れる
「なあ、だったらあいつら倒せばいいんだろ?そうすればガウ達も出られる、カイエンも助かる」
「それしかなさそうね」
「じゃあ行きましょうか」
736ティナ編:2005/06/03(金) 23:11:18 ID:iJGVF0WH
その時、突然周りの景色が変わった
「きゃ!なに!?」
「ここは・・・・ミッドガル?」
ティファにとっては見慣れた景色だった

「そろそろ俺のリミットが限界だ」

突然の声に驚いて振り向く3人
そこにはカイエンと、3人もよく知っている人物が立っていた
「えっ クラウド・・・?これはまさか・・・あの時の・・・」
「悪いなじいさん、あの世で悔やみな」
クラウドがカイエンに斬りかかった
「ぐおおーーーーー!!」
カイエンが血を吹き出して倒れた
「カイエン!」
ガウが倒れたカイエンに駆け寄る
「待ってガウ!これは夢よ!」
「あ・・・」
ティファの言葉に立ち止まるガウ
「ティファさん、これは一体・・・・」
「・・・実際にあったことよ。クラウドの言葉にカイエンさんがキレちゃって、それで・・・」
737ティナ編:2005/06/03(金) 23:12:08 ID:IbbJu5GO
再び周りの景色が変わる
今度はベクタである
そこではカイエンとゴゴが幻獣と戦っていた
「ぐああ!!」
カイエンが幻獣の爪に引き裂かれて倒れる
「おのれ、油断したでござる…!早く次の攻撃を当てなければ…!」
そこでゴゴが立ち上がり、カイエンの技を真似して幻獣に止めを刺した
「・・・・・・・」
カイエンが俯いている
自分の力の無さを悔やんでいるようだった


「今度は何?どこに飛んだの?」
ティファが辺りを見回す
「ここは・・・・ドマ城だわ!今のドマ城は崩れていてよくわからないけど・・・・ほら、国章があるわ」

「うわあああ!」
「ぎ・・・・息が・・・・ああぁ・・・!!」
「く、苦しい・・・・」

そこら中から悲鳴が聞こえてきた
「な、何!?どうなってるの!?」
「・・・・多分、ドマ城の人達がケフカの毒を飲んでる時のだわ・・・」
「ガウウ・・・そういえばカイエン言ってた・・・・なかまみんなケフカに殺されたって・・・」
738ティナ編:2005/06/03(金) 23:12:48 ID:IbbJu5GO
ダダダダダダダ!
何かがこっちに向かって走ってくる
「みんな!」
カイエンだ
「しっかりするでござる!一体何が・・・!!」
しかし、兵達にもう息は無い
「・・・・はっ!ミナとシュンは!?」
カイエンは階段を駆け上がっていった

「あの・・・・」
「え?」
そこには見知らぬ女性と子供が立っていた
「あなた達は?」
「私は・・・・カイエンの妻のミナ。この子は息子のシュンです」
「!」
ミナが語り始めた
「あの人は・・・・ずっと自分の無力感に苛まされてきたのです。私達を亡くして以来ずっと・・・
  ドマの兵や民、国王、家族を守れなかったこと、他の仲間に遅れをとっていたこと、世界を守れなかったことに
  そこを、あの妙な3人組につけこまれたんです・・・・」
「お願いだよ、パパを助けてあげて!パパは本当はあんなに弱くないんだ!自信を取り戻せばきっと・・・!」
「・・・・この夢も、あの三兄弟が無理やりほじくり返して見せているものなんですね・・?」
と、ティナが聞くと、ミナはうなずいた
「はい、あの人の無力感を更に出させるために、辛い過去を無理やり・・・」
「僕達のせいでパパが辛い思いをするのなんて嫌だよ・・・元気なパパが好きなんだ・・・」
739ティナ編:2005/06/03(金) 23:13:28 ID:IbbJu5GO
ブン!

「えっ!?」
突如2人が目の前から消えた
「はいはいは〜い。そこまで〜」
「あなたは・・・!」
間違いない
あの時ティナを騙した夢の三兄弟の1人、レーヴである
「やっぱ来たな。食事の邪魔なんだよ、さっさと消えな」
ソーニョも現われた
「味は思った通り悪いけど、ボリュームは満天だね〜。とても全部は食べきれないよ」
そして、末のスエーニョも・・・
「あなた達も見たんでしょ?実に愉快よね〜、この男の絶望は。見てて飽きないわ」
「まあ、実際弱いしな。50年生きてて大切な物を何一つ守ってやれなかったんだからよ」
「こいつ、君達の仲間なんでしょ?こんな足手まといを連れてよく今まで生きてたね〜」
馬鹿にするように笑い続ける三兄弟
ティファとガウに怒りの表情が見えるが、それ以上にティナが怒っていた
「・・・・・黙りなさい」
ティナが剣を抜き、三兄弟を睨みつける
「人の辛い過去を踏みにじり、あざ笑う・・・・・絶対に許すわけにはいかない」
トランス状態でないにも関わらず、凄まじい魔力のオーラがティナの体を纏っていた
「ふっ あなたもまたすぐに絶望のどん底に突き落としてあげるわ。今までで一番美味しかったからねぇ」
「へへっ 今度はこっちも逃げも隠れもしねえよ。夢の中は俺たちのテリトリーなんだからよ」
「んじゃあ、さっさと殺して食事の続きしよっか」
この夢の中のドマ城で今、カイエンをかけた戦いが始まろうとしていた
敵の得意な夢の中、そして極力トランスの使用ができないティナ
勝算はあるのだろうか・・・・
740カミッパ:2005/06/03(金) 23:33:56 ID:NGUfvVLC
>>733まとめサイトのスペースを貸しましょうか?
741名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 00:45:58 ID:3TThgdqi
>>740
スペースは何とかなりそうだからいいよ
まだまだ先の話だし
742エドガー編:2005/06/04(土) 01:08:04 ID:3TThgdqi
セリス「とりあえずこの町の酒場で情報を集めましょうか」
ゴゴ「うむ」
ニケアの酒場に、セリスとゴゴがやってきた
ここでは今まさにエドガーが盗賊達と酒を飲み交わしている最中である
エドガー「(ん・・・・?あれは、セリスとゴゴ!?まずい・・・今気付かれたら・・・)」
エドガーは焦りながら、ユフィにアイコンタクトをとる
ユフィ「(え?何?・・・・って、ああ!!)」
ユフィもセリス達に気付いた
ユフィ「(まさか本当に仲間に見つかるなんて・・・それもこんな早く。予定変更ね)」
席を立ったユフィはセリス達に近づく
セリス「あっ!ユフィじゃない!あなたも生きていたのね!」
ユフィ「ちょっ 声が大きいってば・・・!とりあえずこの手紙を読んで・・・」
セリス「えっと・・・なになに?」
その手紙には、エドガーの作戦とメッセージが書いてあった
セリス「なるほど・・・王様だとバレないように盗賊に成りすまして、城の皆を助けるってわけね」
ユフィ「そういうこと。本当はあたしもエドガー達と一緒に行く予定だったんだけど、予定変更だわ。あんた達を案内する」
セリス「まあ・・・素人の私達がこそこそと後ろから付けてもバレそうで怖いしね」

盗賊「ん?そういや、あの娘っ子はどこへ?」
エドガー「ん?ああ・・・あいつは別の仕事があるから別行動だ。なあに、俺たちだけでも十分さ」
と、適当に誤魔化すエドガー
エドガー「(上手くやってくれよ、ユフィ)」
そしてエドガーは席を立ち、盗賊達を収集する
エドガー「よし、そろそろ行くぞ。準備はいいな?」
盗賊「おお!」
酒場を出たエドガー達は、サウスフィガロ行きの船に乗り、ユフィ達も気付かれないように乗った
743名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 10:58:04 ID:dBgSLNPD
アレクソウルを放っておくのはもったいないと思います!!
744名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 11:44:11 ID:vuzjDAL0
>743
ぶっちゃけめんどかった
というのもあるけど、無駄にだらだら長引かせるのもアレだと思った
この後ドラゴンとの戦いもあるし、とりあえず夢編のボスは三兄弟だけにしたかった
745名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 15:23:08 ID:KstaFdBE
ドマ城周辺や夢の中にドラゴンていたっけ?
746名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 15:32:27 ID:vuzjDAL0
いないよ
三兄弟追うためだけにドマ城に行かせるとティナの私怨くさくなるから配置しただけ
747名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 17:23:06 ID:gAoxo/V9
三兄弟融合とか三兄弟の親とかじゃ駄目かな
748名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 22:41:13 ID:3TThgdqi
>>747
「書きたかったけど上手い登場のさせ方がわからなかった」んじゃなくて
「長引くからあえて出さなかった」んだから駄目だろ
別にどうしても登場させなきゃいけないほどのボスじゃないし、出なくてもいいよ
ただでさえ倒さなきゃいけない敵が多いんだから・・・・
749名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 23:01:41 ID:dBgSLNPD
エドガー編は触手だっけ?どうするんだよ?また敵が・・・
750名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 23:06:53 ID:IvEVNvYm
触手は仕方ない
アレクソウルと違ってストーリーに大きく影響を及ぼしてしまってるからな
マジックマスター→ルビカンテ&バルバリシア みたいに代用できるものでもないし
まあ、ちゃっちゃと書いて終わらせればいいんじゃないか?
サンビームで一撃で干からびるとか(まあこれは極端な話だけど
751名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 23:07:12 ID:KstaFdBE
敵をどうするかは作者が決めるようぜ。それで、どうしても批判が多かったら却下の方向で。
752名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 23:07:26 ID:cNa+qGWm
そこもドラゴンで
つーか困ったときはドラゴンで埋めよう
753名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 23:07:46 ID:IvEVNvYm
>>752
そんなんでいいんかいw
754名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 23:12:37 ID:KstaFdBE
そのうちドラゴンいなくなるぞw
755マッシュ:2005/06/04(土) 23:17:27 ID:WxbPPmh7
崩壊から無事生き残ったマッシュは
仲間を探しつつ、己を鍛えるたびをしていた。
途中、コロシアムで経験を積んだが、それでもまだ満足していなかった。
そして、彼はゾゾに到着した。
「前と変わらず寂れたままか・・・・・」
マッシュはある程度の警戒をしながらゾゾの街を進む
そして歩いてるうちにとある一つの扉にあたった。
「ここは・・・たしか・・・・」
錆びてあかない扉、しかしマッシュは強力で扉を破壊した。
「誰だ!?」
そこに居たのは数人の人・・・しかしわりと普通の格好をしている。
「あんたら・・・一体?」
マッシュが近づこうとしたとき
「マッシュ?・・・・そうか」
奥の暗闇から一人の男が出てきた。
どこかで見たような顔・・・・・
「ツォン・・・だっけか?」
一時期一緒に戦った事もあったがあまり話した事がなかったので
ツォンの事はあまり知らなかった。
「ああ・・・・で、なんの用だ?」
「仲間は無事なのか?」
マッシュは恐る恐る尋ねる。
「ああ・・・・・・かなりの人数の生存が確認されている。」
「そいつは良かった・・・・所でこんなところでなにやってんだ?お前」
「ん・・・ああ、あの時、俺は深い傷をおってな・・・その後リターナーのメンバーに助けられたんだ」
ツォンは順をおって説明した。
助けられたが、戦闘はできないこと、仕方がないのでリターナーに所属し支援をする事等
話は長々と続いた。
756マッシュ編:2005/06/04(土) 23:43:08 ID:03toIYeP

「それとこれは…人づてに聞いた話なのだがどうやら俺の部下が生きているらしい」
「!そりゃ良かったじゃねぇか!」

心底嬉しそうにマッシュはツォンの肩をたたいてやるが、

「いや…あり得ない。あれだけの爆発で、生きているはずが…」
「なぁに言ってんだ!大丈夫!必ず生きてる!」

明るく彼は呼び掛けるが、ツォンはうなだれたまま、ぽつりと呟いた。

「…………生きていたとして…もう、普通の人間ではない」

え?とマッシュは首を傾げる。

「あのあと、3人分の人間を抱えて去る宝条の姿が目撃されたらしい」

聞き慣れない単語に、マッシュは更に首を傾げるばかりだ。

しばし、沈黙。

「………とにかく、仲間の所に案内する。ついてきてくれ」
「あ、あぁ…」

ばつの悪そうな雰囲気の中、足を引きずるようにして歩き出すツォンの後につくマッシュは、これ以上深くは聞かない事にした。

ツォンは知っていた。宝条は科学の悪魔に憑かれた狂人であることを。

ツォンは知っていた。宝条は己の探求欲を満たすためならどんな人道から外れた事も平気でやってのける事を。
ツォンは知っていた。そしてその実験対象がたとえ人間であれ、彼がなんのためらいもしない事を―――。
757名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 23:45:37 ID:03toIYeP
勝手に続けてすまそ
ここに書くのははじめてだ…
なんかツォンの昔の部下たちが中途半端なので一応つながりだけでも書いといた。
三人の目的はやはり宝条討伐か?
758名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/04(土) 23:55:45 ID:KstaFdBE
いや最後に投稿されたのを見てみると新タークスに復讐するとかどうのこうのって書いてあった。
参考→>>487-489
ところで最初っから見てる人ってどんだけいる?
759名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 00:01:14 ID:cNa+qGWm
>>757
いやGJだろ。続きは書くつもり?
>>758
ノシ
760756:2005/06/05(日) 00:02:31 ID:JGBnp6r3
そうだった…orz
>>758教えてくれてありがとう。
じゃあ新タークス復讐→神羅なくなってて意味なし→いろいろ調べた挙句に宝条に復讐
こんな感じでいいかな?
761名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 00:06:21 ID:aTqKp+NQ
いいんじゃないの?
それか、俺は>>573が言ってたことを書いてみようと考えてたんだけどどうかな?
762名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 00:13:32 ID:JGBnp6r3
>>759
サンクス。そう言ってもらえると嬉しい。続きはとりあえず書こうと思ってる。

>>761
それもいいよな。上手く絡められる方法ないかな?
763名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 00:34:16 ID:aTqKp+NQ
考えが少し浮かんできたから、762が書き終わったらうまく繋げてみる。そんじゃ、落ちるわ。
764名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 01:15:11 ID:gsS8TRrV
5 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2005/05/09(月) 06:07:02 ID:u8esp6ZR
帝国の中で聞いた兵士とかの話を総合すると、ケフカは最初からああいう狂ったキャラじゃなくて、

昔、人工魔法能力の移植実験を行うことになった時、セリスが実験台として第一候補に挙がっていたけど
まだ子供だったセリスを不憫に思ったケフカ青年が身代わりに志願したんだけど、
その実験はまだ不完全で、そのせいで精神に異常をきたした、っていうちょっと悲しい設定がいい。

その話を聞いても何のリアクションもないセリスにムカついた。
元は優しい青年であったろうにね
765名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 01:24:21 ID:7OMVjtlt
容量の都合で泣く泣くカットされたと勝手に解釈している
そしてそういう部分をこのスレでちょっとでも書いていこうぜ
と、マジレス
766ティナ編:2005/06/05(日) 01:31:11 ID:pnSA24GZ
夢の中での3対3の戦い
夢の三兄弟は個々の力はそれほどではないが、コンビネーションが抜群であった
それに対し、ティナ達はつい最近できたばかりの即興のパーティ
苦戦は免れなかった
戦いが始まってから5分ほど経ったにも関わらず、ティナ達は未だに三兄弟にほとんどダメージを与えられていなかった
「ファイガ!」
ティナの手からスエーニョに放たれる炎の魔法
「おっと!そうはさせるかよ!」
すぐさまソーニョがブリザガを放ち、ティナのファイガを相殺させる
「・・・・・サンダガ!!」
「なっ!」
ティナがファイガを放った頃には、スエーニョはすでに詠唱をしていた
ソーニョが援護すると確信していなければできない芸当である
「くっ・・・!」
サンダガをまともにくらったティナはよろけながら立ち上がる
「ティナさん!次の攻撃がくるわよ!」
見ると、三兄弟は宙に浮かび、三角形の陣形をとっていた
「ソーニョ!スエーニョ!いくよ!!」
レーヴの呼びかけと同時に、それぞれに集まる魔力
その魔力は線で繋がれており、陣形そのままの三角形の形を作っていた
「デルタアターーック!!」

ズドオオオオオン!!!

大爆発が起こり、吹き飛ばされる3人
「うぐ・・・・」
ガードしたにも関わらず、3人は大ダメージを負ってしまった
767ティナ編:2005/06/05(日) 01:31:35 ID:pnSA24GZ
「どう?私達の連係は。何百年も共に戦ってきた私達に、人間風情が勝てるわけがないのよ」
「おら、もう終わりか?死ぬ前に絶望してみろよ。食ってやっからよ」
「抵抗するだけ無意味さ。夢の中では僕達の力は何倍にも膨れ上がるんだからね」
三兄弟が罵声を浴びせる中、ガウが立ち上がった
「ん?まだやる気かい?」
レーヴの言葉を無視し、突然ガウはティナとティファを抱えて走り去っていく
「ちょ、ちょっとガウ!?」
当然驚くティナ達だが、ガウはひたすら走り続ける
「おやおや、どこへ行こうというのかね」
「一度夢の中に入った以上、どこへ逃げようと一緒だぜ。俺たちを殺さない限り出られはしない」
「あーあ、かくれんぼってあんまり好きじゃないんだけどな〜」
三兄弟は余裕の態度でゆっくりと、逃げたガウ達を探す

ガウは城の中の武器倉庫へと逃げ込んだ
「ガウ、恐らくどこへ逃げてもすぐ見つかるわよ。それとも体力の回復を待つつもり?」
ティファのその言葉に、ガウはぶんぶんと首を横に振る
「違う違う!あいつらやっつける方法思いついた!」
「・・・どうするの?属性はバラバラだし、絶妙のコンビネーションよ。一人を集中攻撃しようにも、他の2人が黙っちゃいないわ」
「ガウが黙らせる」
「えっ・・・・」
口で言うだけなら簡単なことを、本当にあっさりと言うガウ
「ガウが他の2人くいとめるから、ティナとおっぱいで誰か一人倒してくれ」
768ティナ編:2005/06/05(日) 01:33:16 ID:pnSA24GZ
「くいとめるって・・・そんな無茶な」
「ガウ、獣が原で鍛えた。熱いのは慣れたし、電気も魔物にくらいまくってる内にあんまり痛くなくなった。でも寒いのだけは苦手」
「つまり・・・・ソーニョを私とティファさんで倒して、その間に他の2人をガウだけでくいとめるってこと?」
うん、と答えるガウにすぐさまティファが反論する
「でも、1人で2人をくいとめるなんてやっぱり無謀よ。それにあんたがただじゃ済まないわ」
「大丈夫・・・・ガウ頑張る。あいつらのスピードはもう分かった。ガウのスピードの方が上だ。死んでもあいつら止めてやるぞ」
いつものとぼけているガウからは想像できないような決意を秘めた目に、ティファは驚いた
「カイエンはガウの大事な友達だ。絶対に助けてやる」
「わかった・・・・でも絶対に無理はしないでね。カイエンさんを助けても、あなたが死んでしまったら元も子もないから・・・」
ティナがポンっとガウの頭を叩く
そして、三兄弟の気配がすぐ近くに迫っていた
「誰か一人でも倒せばあいつらのコンビネーションはガタガタになるはず・・・・ガウ、頼んだわよ」
「おう!」

勢いよく武器倉庫から飛び出し、再び三兄弟と対峙する
「なんだ、てっきり不意打ちでも仕掛けてくるのかと思ったら、随分堂々と出てきたな」
「まあ、不意打ちなんてしても無駄なんだけどね〜」
そしてガウが戦闘体勢に入る
カイエンを救うために、ガウの体に眠る野性の力の全てを、いま解放しようとしていた
ティナとティファも、そんなガウの思いに応えるように、今まで以上の闘志をみなぎらせていた
769タークス三人組編:2005/06/05(日) 01:39:54 ID:JGBnp6r3

「宝条?…いや…聞いた事ないね」
「…そうか。すまないな、邪魔をした」

薄茶色のマントを羽織った禿頭の男は、抑揚に乏しい声でそう告げると、武器屋の店主に背を向け店を出た。


「どーだった?」
待ち合わせ場所である宿屋の前。開口一番レノが尋ねてきたが、ルードはただ首を横に振るだけであった。

結果は分かりきった事ではあったが、それでもため息は出てしまう。

「当たり前か、と。こっちもぜーんぜん収穫なしだ」

宝条の事を復興作業に勤しむ人間たちが知っているとは到底思えなかったのだが、一応聞いてみるだけ聞いてみようと二時間を費やして聞き込みをしたが、結局宝条を知っている人間はゼロだった。

世界崩壊後、ひたすらに宝条の姿を求めて世界を彷徨っていた三人だが、その彼の行方は杳として知れない。

まるで空気を掴もうとしているかのようで。
「先輩!」

と、両手に重たそうな紙袋を抱えた後輩がこちらへやって来る。

買い出し係のイリーナだ。

「ちょっと先輩!前から思ってたんですけどなんであたしが買い出し係なんですか?重いんですけど!?」

荷を下ろすなり、抗議の嵐。レノは適当に右から左へ聞き流す。

770タークス三人組編:2005/06/05(日) 01:48:38 ID:JGBnp6r3

ふいに、イリーナの腰にある二本の刀に目が向く。

この刀は彼女が新タークスに復讐せんが為に求めた物だった。

しかし―――斬るべき相手を失って、今はこれも魔物を倒すための武器に甘んじてしまった。

あれから毎日のように刀の修練をしてきた彼女を思うと報われない気持ちになるが、少なくともそのの刃の先は現在は別の者にある。

すべての張本人にして、その後突然行方をくらませた宝条。

世界崩壊の時に死んだのでは、という事も当然考えたが、あの男がそう簡単に死ぬような男ではないとレノは知っている。

なにより、自分たちをこんな身体にしておいて勝手に死ぬなど、許さない。


「ちょっと先輩!聞いてます!?」

我に帰る。眉を顰めたイリーナがこちらを伺っていた。

「全然。聞いてなかった」
「なっ…あのですねぇ!」

「…止せ」

ぬっと、二人の間に入るようにルードが静かな声を割り込ませる。
「とにかくこの街に宝条を知っている奴がいないのはわかった。次の街に行くぞ」

ひょいと片手でイリーナの荷物を持ち上げ、彼は歩き出す。

にらみあいながらレノとイリーナも後を追って、三人は街を出た。
771タークス三人組編:2005/06/05(日) 02:17:12 ID:JGBnp6r3

坦々とのびる、かわりばえのない道を歩く。目指すは一番近い街。
数時間は歩いただろうか、そろそろ休憩でもしようとしたところへそれは聞こえてきた。
「きゃあああああーーっ!」
絹を裂くような女の悲鳴。瞬時に切羽詰まったものを感じとった三人は、声のした方へと走って行く。
そこには―――

獰猛な獣の姿をした魔物と、一人の女性。

「先輩!助けないと!」
「分かってるってぇの!」
すぐさまレノがマントの内側からクナイを取り出し、魔物に向かって投げ付ける。

クナイは魔物の頬を掠め、女性からは完璧に気を逸らした魔物はレノに襲いかかる。

合図のように後ろにいたルードとイリーナが左右に飛びすさって、その場にはレノのみ。
そして。

魔物の鋭い爪が、レノのマントを裂き、腹を切り裂いた。

女性から、またもや悲鳴。

たちまち傷口から血が溢れ出て、彼はそこに崩れおちる――――という事にはならなかった。

完全にヒットした筈の、狼型の魔物の爪。
しかしレノの身体からは血はおろか、傷一つなく。

「あー痛かった…でもまぁこの程度じゃ、二秒で回復だぞ、と」
不敵に笑むレノ。

何が起こったか分からず呆然とする女の前に、巌のようなルードの巨体が立ちふさがる。
772名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 02:20:39 ID:JGBnp6r3
今日はここまでにしときます。
続きはまた明日。
773名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 10:20:19 ID:7r1tqUfF
あと残ってんのはストラゴスだけか
774名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 10:26:20 ID:aTqKp+NQ
ストラゴス1人ってのは書きづらそうだな。
775ロック編:2005/06/05(日) 15:25:28 ID:7y1vFMNb
「グオオオオオ!!」
レッドドラゴンの尻尾がスコールを吹き飛ばす
体勢を立て直す間もなく、今度は炎が襲う
スコール「ちぃ!」
ロック「くっそ!つええ!」
レッドドラゴンの強さはロック達の想像以上だった
ロック「おいオルトロス!お前もボーっと見てねえで戦えよ!」
オルトロス「んなこと言ったってなぁ・・・・わいが手を貸したところで瞬殺されそうやで」
ロック「しぶとさがお前の売りだろ!何でもいいから手伝え!」
スコール「はああ!」
ロックとオルトロスが揉めている間に、スコールは再びレッドドラゴンに立ち向かっていく
レッドドラゴンは巨体ゆえに、懐に入られると思うように対処できない
強化されたガンブレードによる連続攻撃を受けるレッドドラゴン
スコール「(よし、これでとどめだ!)」
ロック「スコールあぶねえ!!」
スコール「!?」
突然レッドドラゴンの目から高熱の光線が飛び出し、スコールの肩を貫いた
スコール「ぐあ!!」
そのまま後ろに吹っ飛び、仰向けに倒れるスコール
ロック「スコール!!」
追撃を仕掛けるレッドドラゴンから、ロックが間一髪でスコールを救い出す
しかし、更なる追撃を仕掛けようとするレッドドラゴン
炎を吐き出すつもりなのか、大きく息を吸い込む
776ロック編:2005/06/05(日) 15:25:49 ID:7y1vFMNb
ロック「やべえ!」

ブシューーー!!

「!!? ギャオオオオオ!!」
いきなり目に激痛が走り苦しむレッドドラゴン
その目には、黒い液体のようなものがかかっていた
ロック「オ、オルトロス・・・」
オルトロス「手ぇ貸したったで。後は自分らで何とかせいや」
それはオルトロスの吹き出した墨だった
ここぞとばかりに畳み掛けるロック
そのロックのスピードに、目が潰されたレッドドラゴンは対処しきれない
ロック「わりいけど、こっちは大事なものがかかってんだ。負けるわけにはいかねえんだよ!」
ザン!!
「オオオオオオォォ・・・・!」
ついにレッドドラゴンは力尽き、大きな音を立てて倒れた

ロック「大丈夫か?スコール」
スコール「ああ、なんとかな・・・。それにしても、凄いスピードだったな」
ロック「まあ、スピードだけなら誰にも負けねえ自信があるからな」
と、少し自慢げに話すロック
ロック「よし、とにかく先に進もうぜ。俺の勘では、もう最深層は近いぜ」
そして3人は奥へと進んでいった
777名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 16:36:16 ID:Kv6BQzFT
ねぇ・・・・今の設定崩してボス減らしていいよね?
ゴルベーザ四天王を一匹使いたいわけだけど
778名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 17:12:43 ID:wvLsim0d
良いと思う。少しずつでも減らさないとラスト大変だべ?
779セッツァー編:2005/06/05(日) 18:11:29 ID:Kv6BQzFT
「やっとたどり着いたぜ・・・・・」
巨大な岩の前に一人の男が立っている。
「ダリル・・・墓参りにこれなくてすまなかったな」
セッツァーはもう一つの翼を求め、親友ダリルの墓を訪れていた。
「・・と・・・確かこの辺に・・・・あった」
出っ張った岩を倒すと巨大な岩に大きな穴が開いた。
「じゃ・・・行くとするか」
セッツァーはその暗闇の中を一歩一歩進んでいった。
それから、しばらく歩いていると・・・・・
「ちっ・・・・魔物かよ・・・面倒だな」
素早く道具袋から聖水を取り出し振り掛ける。
「やっぱりアンデッドには聖水だな・・・・フェニックスの尾も用意しておくべきかな?」
更に奥に進む。
「セッツァー・・・・・セッツァー・・・」
と、どこからともなくセッツァーを呼ぶ声が
「幻聴か・・・・・どうにかなんねえのかな・・」
その後も襲い来る魔物を倒しながら、ついに最深部までたどり着いた。
「ダリル・・・生きていたら今も飛んでいただろうな・・・」
巨大な墓石の前で一人呟くセッツァー
と、また何か聞こえてくる。
「ん・・・・・こいつは・・・馬の足音か?」
音はどんどん大きくなってくる。
「幻聴にしちゃ・・やけにリアルだな・・・・・」

だが、それは幻聴では無かった。
「な、なんだ、お前は!?・・・・」
巨大な騎士は答えた。
「我が名はデュラハン・・この墓を守る者」
と名乗ると同時にセッツァーに切りかかる。
「くっ!だがなぁおまえの弱点はわかってんだ!」
セッツァーは聖水を振り掛ける
780セッツァー編:2005/06/05(日) 18:17:45 ID:Kv6BQzFT
がデュラハンにはまるで効果が無い!
「無駄だ・・・・こいつの魂はそんな物では溶かす事はできない」
どこからとも無く聞こえて来る声
「誰だ!」
セッツァーは見えない相手に大声を上げる。
「ふっふっふ・・・我が名はケフカ四天王の一人、土のスカルミリョーネ!」
スカルミリョーネと名乗る魔物が物陰から出てくる。
「・・・・誰だ!?」
「・・・・・・まぁ無理も無いか・・・・私は死者を生き返らせ、アンデット兵として利用する事ができるのだ」
スカル(ryは得意げに喋った。
「・・・するってぇーとお前を倒せばここの魔物は消えるということか?」
セッツァーは冷静な表情で尋ねた。
「半分あってて半分違うな・・・私を倒しても既に蘇った死者は死なない・・・私は死者をよみがえらせているだけだ」
「アンデット製造マシンという事か・・・・・って事は!?もしかしてデュラハンは!?」
「よく気付いたな、デュラハンの魂はこの墓の主だ!」
「ちっやっぱりそんな事か・・・・」
スカル(ryの作り出したアンデット軍団を一匹ずつ始末していくセッツァー
「無駄だ・・・ここは墓・・・・未練がある魂が集まりやすい場所・・そこから生まれるアンデットの数は無限に等しい」
「くっ・・・分が悪いな・・・・ここは一旦引くとするか・・・」
セッツァーは何かの魔石をかざし、最近覚えた呪文を使った。
「・・・テレポ!」
次の瞬間セッツァーは墓の入り口に戻っていた。

「仲間が必要だな・・・・奴に打ち勝つにはもっと力がいるみたいだ・・・少なくともあのスカルなんとかをどうにかしねえと」

セッツァーはコーリンゲンの村に引き返していった。
781タークス三人組編:2005/06/05(日) 23:45:50 ID:JGBnp6r3

レノが投擲した二本目のクナイが身体に深々と刺さり苦しむ魔物に、刀を抜いたイリーナが迫る。

一閃。

身体を十字に切り裂かれた魔物はひときわ大きな咆哮をあげ、その場に倒れ動かなくなった。

「はい終了、と」
「大丈夫ですか?」

刀を鞘にしまいながら、女のもとへと二人は歩みよる。
女はそこでようやく我に帰ったようだった。
「あ、貴方、さっきのお怪我が…!」
「え?あ、俺?別に大丈夫だぞ?」
「だめですわっ!私の家がこの近くのマランダにありますからそこで手当てします!」

思わぬ展開に、三人は顔を見合わせてしまう。
しかし彼女は考える余裕も与えてはくれなかった。有無を言わさぬ瞳でレノを見やり、強く腕を引く。

………気がついた時には彼女―――ローラの家に押し込まれていた訳で。

白系の色の家具が目立つ清潔な部屋。ローラが傷口の治療をするといって聞かず、「傷は浅いから」などとという理由を必死で述べるのには苦労した。

なんとか今日一日ここに泊まるという条件でローラはしぶしぶながらも引き下がってくれたのであった。

夕食後に出された紅茶を飲んでいると、そういえば、とイリーナが机を指差してローラに問う。
782タークス三人組編:2005/06/06(月) 00:09:06 ID:6x0HGCtY

「あれ、手紙ですよね?誰かと文通してるんですか?」

とたんローラは少し頬を赤く染めながら、恥じらうような表情を見せる。
「えぇ…。戦地に行った恋人と。世界崩壊の時はどうなったかと思いましたけれど…手紙も来ますから、どこかで生きています」

「へぇ…後で手紙読ませていただいていいですか?」

ローラはにっこりと笑い、頷いた。

重ねれば結構な量になるであろう封筒をイリーナは隣に置き、丁寧に中を開くとレノとルードに向けて読み始めた。

内容は、自分は今は辛い状況にあるがきっと生きて帰るという誓いや、帰ったらお腹いっぱいローラの手料理が食べたいだとか、自分の隊長が実はカツラだったとか、そんな他愛もない事が記されていた。

対するローラの手紙にも、今日は庭に植えた花の種が芽を出したとか帰ってきたらもう嫌になるほどご飯をつくってあげるとか、身体には気をつけてね、という優しい言葉が添えられていて、読むものを和ませる。

が、恋人からの手紙にある時を境に異変が起きた。

世界崩壊後である。

よれよれの便箋からは、筆跡こそ同じだがなにやらおかしなものを感じさせる言葉づかいがそこかしこに書かれていたのだ。
783タークス三人組編:2005/06/06(月) 00:24:27 ID:6x0HGCtY

「えーと、“我が愛しのローラへ。拙者は相変わらず元気でござる。心配などせずに、拙者の帰りを待っていてほしい…”」

「ちょっと待てって…明らかに言葉づかいおかしくなってねぇか?」
「ですよね…」

詳しく読んでみれば文の端々に齟齬が生じている部分も多い。
イリーナから手紙を取り上げ、レノはひととおりざっと文面に目を通す。そして、

「おい、やっぱこれ――――」
「みなさん、お部屋の準備ができましたよ」
言いかけたところで、三人の為に部屋の用意をしていたローラがやってきた。

「あ!はい!あ、ありがとうございます!」慌てて手紙をしまい、イリーナ。

「いえ、助けてもらったんですもの」
「そんな…あー、あと手紙もありがとうございました」

さりげなく言って、レノとルード、そしてイリーナは手紙の片付けを始めた。


「―――どう思う?」用意された部屋のドアの前で、めずらしくルードが自分から口を開いた。

なにが、というのは言わずもがな、わかっている。

「どう思うって…ありゃどっからどう見ても別人の書いた文章だろ、と」
「…だな」
「筆跡はなんとか似せようとしてたみたいだけどな…根本的に文章の書き方が違う」

「なにより決定打はあの言葉づかいですからね」
784タークス三人組編:2005/06/06(月) 00:46:46 ID:6x0HGCtY

では本当のローラの恋人はどこなのか。

もはや答えは見えていた。

無言の時間が流れる。しばらくして誰ともなく部屋のドアを開け―――三人は眠りについた。

翌日。朝食を運んで来たローラに、レノはまさかと思いつつも聞いてみた。

「宝条って奴…知ってるか?」
「宝条…?いいえ、知らないわ。ごめんなさい」
やはり予想どおりの返答。ところが、今回はここで終わりではなかった。
「あっ、でもダンチョーさんなら知っていらっしゃるかも」
「ダンチョーさん?」
ローラの話によると、世界崩壊後には少しでも元気を出そうとオペラハウスで芝居を見るひとが増えたらしい。そしてそのオペラハウスのお偉いさんがダンチョーさんなのだというのだ。

「オペラハウスか…」言ってみる価値はあるだろう。


それから二時間後。ローラに見送られながら三人はマランダを後にした。
結局、あの手紙の真相は話さぬまま。

マランダの空を伝書鳩が飛ぶ。
果たして彼らが運んでいるのは真実なのだろうか…?

「先輩」
「あ?」
「落ち着いたら…ローラさんに手紙書きましょうね」

空を見上げ、レノは息をつく。隣の相棒がこちらをまじまじと見つめているのがわかった。

「―――そうだな」
785名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/06(月) 00:55:49 ID:vUsqy9rl
おもすれーwww
カイエンの手紙とか見ててニヤニヤする
おれもなんか書こっかな〜
786タークス三人組編:2005/06/06(月) 01:04:46 ID:6x0HGCtY
さて、何故こんなことになってしまったのか。

話は三十分前にさかのぼる。

オペラハウスにやってきた三人は、ダンチョーを呼び出し話を聞いた。
「宝条…あぁ、あのちょっと気味悪いお客さんか」
「!知ってんのか!?」
「もちろん」

三人は頷く。やっと、宝条の情報を掴むことが出来た。彼は生きている。

「詳しく話してくれるか」
ルードが言うと、ダンチョーは困惑したような色を顔に浮かべ、
「えー…それには条件をつけさせて頂きたいのですよ」
「なんだ、金か?」

ダンチョーは横に首を振る。
ついてきてくださいと何故かステージの裏側まで案内された。そこにいたのは…

茶色の皮を持ったドラゴンが我が物顔で居座っていたのだった。

「いやですねぇ…つい最近ここに住み着いてしまって…」
まるで犬でも軒下に住み着いたかのような言葉だが、ダンチョーの顔にはうっすら脂汗が浮いている。

「あれを倒してくれって?」
「お願い致します!このとおり!」
額を床に擦り付け土下座をするダンチョー、後ろには俳優や女優たち。

「……八竜……アースドラゴンか」
ルードがつぶやき、レノがいまいましげに舌打ちをする。

「ったく…せっかく新タークスが消えて俺たちを殺せる相手が減ったと思ったら八竜かよ…ツイてねぇ」
787タークス三人組編:2005/06/06(月) 01:24:52 ID:6x0HGCtY
「でも宝条の情報がかかってますし」

「んなもん分かってるぞ、と。おい、ステージに行くにはどうすんだ?」

ダンチョー達が顔を上げる。その顔は希望に輝いていた。
「やってくださるのですか!」
「宝条の情報プラス報酬くれるんならな」

ダンチョーが頷くのを確認し、レノはルードとイリーナに目配せして言った。

「んじゃ、見せてあげますか…タークスのお仕事」
「はい?」

不思議そうな表情のダンチョーには構わず、レノは舞台の上のアースドラゴンを一瞥してからにっと笑ったのだった。

手慣れた様子でレバーを操作し、ダンチョーはステージへの扉の鍵を開ける。

くれぐれもお気をつけてという言葉を背中に、レノ、ルード、イリーナは舞台へと歩を進めた。

伝説の八竜のうちの一匹、アースドラゴン。幻獣のほかに自分たちを殺せる存在のひとつ。それが今、三人の眼前にいた。

一種の緊張がその場を満たす。

が―――それを粉々にぶち壊す存在が、客席から飛び込んで来た。
「みなさーん!あなた達の勇気、私達は忘れませーん!!」
「さようなら、勇気ある方々よ…!くぅっ…」

白いハンカチなど振りながら涙を浮かべるダンチョー及びオペラハウスの面々。
788タークス三人組編:2005/06/06(月) 01:33:06 ID:6x0HGCtY
「おいコラ!なに早くも人を勝手に殺しちゃってんだよっ!」
「先輩あいつら斬っていいですか!」

「…落ち着け」
ストッパーたるルードが二人を諫め、アースドラゴンの方へ向かせる。

アースドラゴンはこちらをじっと睨んだまま、時折研きあげた刃のような牙をのぞかせた。

「気合い十分みたいだな、と」
「………負ける気は、しないがな」
「じゃあ、行きますか」

各々が獲物を構え、今ここに、闘いという舞台の幕が開く―――


こんなもんで…長編&連投スマソ。書き出すと止まらない。
あとは職人さんがうまく違うエピソードと絡めてくれるのを待ちます。これからも未熟ながら書いてこうと思うのでよろしく。
789名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/06(月) 01:34:52 ID:6x0HGCtY
×→獲物
○→得物
790ストラゴス編
ある平地にて、ストラゴスはあてもなく歩いていた。
ストラゴス「ああ、リルム、どこにいるんじゃ…」

ここ数週間、ストラゴスはリルムを
探していたが、何一つ情報は得られなかった。そして歩き始めてから数時間後、
ストラゴスは、前方に山に囲まれた怪しい塔がそびえ立っているのに気付いた。
ストラゴス「…何じゃあれは。見るからに怪しい塔じゃ」

すると山の麓から赤いマントを羽織った一人の男が歩いてきた。
そしてその男はストラゴスに話しかけてきた。
男「おや?アンタはここで何をしているんだい?(ククク…)」
ストラゴス「ワシは世界崩壊後、孫とはぐれてしまってのぅ。こうして孫を探しているの
じゃが、一向に見つかりはしない。さすがに疲れてきたのぅ。もうワシも孫もダメかもし
れない……。ところでおヌシは誰ゾイ?」
男「俺は……ま、旅人ってヤツだ。世界を知りたくて旅をしている。(ククク…)」
ストラゴス「ほぅ。この崩壊後に物好きもいるもんじゃな。……はぁ」
男「なぁアンタ、随分と疲れているんじゃないか?顔色が悪いぞ。どれ、俺が元気をだし
てやるよ。ちょっと俺の手を見てくれ。(ククク…)」
男は両手を突き出し、手のひらをストラゴスに見せた。
ストラゴス「…?どうするんじゃ?」
男「まぁ見てなって」