【女の子でも】ヤンガス×♀主人公【いいじゃない】

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1名前が無い@ただの名無しのようだ
ヤンガス×♀主人公スレです
前スレのタイトルに女体化とありますが、
性転換ネタではなく最初から女の子だったら?という
設定を前提としています。

前スレ→http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1105169757/l50
まとめサイト様→http://matomesite.bufsiz.jp/
2名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/18 23:34:29 ID:Uz2oBc1X
ダリルの墓
3リィナ ◆QWhyYHqbBI :05/03/18 23:35:16 ID:auSCSXUM
>>2
あっ、イイナー
4名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/18 23:35:22 ID:cZ6XzVMD
>>1
乙です。
5名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/18 23:36:06 ID:9sMvINTs
カップリングスレの規定 (前スレより)
1.いつもメール欄にsageを。この板はいくら下でもdat落ちしないので安心です。
2.あの手この手で煽ってくる荒らしは徹底的に放置してください。
3.他スレで萌えキャラが貶されていても相手にしないようにしてください。
4.SSを投稿なさるときはできるだけトリップをつけてください。
5.……エッチなSSや画像をうpする時は注意書きを添付してください。
21禁以上のエログロ汚物系はPink鯖での投下をお願いします。

 女体化ネタについていける人に限り1000まで補習です

6前スレ960:05/03/18 23:48:03 ID:NKZm/rzF
>>1 乙です
俺が立てるべきだったのにスマンかった
ありがとう
7名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/18 23:48:54 ID:X/PAp2Ti
乙!アリガトー
またまったり萌えていこう
8名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/19 00:42:10 ID:vqokT4o4
乙です。
またさりげなく投下させていただきますね。
9名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/19 01:28:24 ID:CEKGUV95

     >>1さん 乙彼様です!
.       _
      ,'.´ , __ヽ     |>-∧,、
.     i ,/ノ))ヾゝ  <Z△,(7ヾ>
.     (ソメリ^ヮ゚ノ!   ∩C_::゚*メ;ノ,
.     ノリ )`゚´)   ヾi:::i¥il::::::ハ
.      (ノ.ヽ/J    i!;;;!≡il;;;;;;じ'
       > )ノ     (iWi(iW.!)
.      (ソソ      〉ニ.〉ニl

「あ、兄貴! なんてカッコしてるでがずか!」
「このスレでは僕ははじめから女の子だってこと、アピールしとこうと思って。
 同性愛スレなんて誤解されたら、ヤだろ?」
「そ、それはそうでがすが……ほかになにか、なかったでがすか?」
「ほかに? 思い切ってビスチェを着てきたほうが良かった?」
「そういうことではないでがす! ほら、あっし以外の男も見てるんでがすよ!」
「? 当たり前じゃないか。
 ……あ! それひょっとしてヤンガス、男の独占欲ってやつ?」
「ち、ち、ちがうでがす! あああっしはその……」
「ふふ、嬉しいなっ。ありがとヤンガス」
「………。
 ……と、と、ところで兄貴、水着なのに、バンダナは取らないんでがすか?」
「これ? んー、僕がこれを脱ぐのは、好きな人と二人だけのときだけなんだぞ」
「そ、そうだったんでがすか!? どうりで兄貴は眠ってるときもバンダナ巻いたままでがす」
「そうそう。それにブーツ履いたまま槍を背負ったまま……って、それはゲームの中の話だろっ!」
10名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/19 13:30:29 ID:ZulgvaxH
>>1さん乙〜!

>>9さんGJ!
11名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/20 09:50:59 ID:LM3bfo57
9のAAのエイトがスクール水着を着ているように見(ry
12名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/20 16:28:09 ID:G0bHiiHg
1度だけage
13名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/20 16:53:43 ID:OOCq90es
普通にゲルダ×ヤンガスを推します
sage
14名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/20 17:46:33 ID:uq9KISLD
ヤンガス×ゲルダでなくて?
15名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/20 18:31:41 ID:tLvu59Xl
>>13
そんなあなたにこのスレを紹介↓

ヤンガス×ゲルダでカプばな〜
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1107942575/l50
16名前が無い@ただの名無しのようだ:05/03/20 19:33:52 ID:LM3bfo57
ほのぼの進行を願いつつ小ネタ投下。ネタにもなってない気がするけどorz


「あ」
「どうしたんでがす兄貴」
「ほら、あれ。ふきのとう」
「ありゃほんとだ。もう春なんでがすねぇ」
「早いね…僕たちが出会ったのも確か春先だった」
「そうでがしたねぇ。あの日の夕飯の山菜粥の味は忘れられないでげすよ」
「僕だってそうだよ。あんなにおいしそうに食べてくれたこと、忘れられない」
「…面と向かって言われると照れるでがすよ」
「僕だって」



「…毒きのこが入ってて死にかけたことは忘れとるのかあやつら」
「思い出なんてそんなものさ…」

おそまつ。
17名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/21(月) 10:30:22 ID:mGAhb93f
>>16
ほのぼの(・∀・)イイ!!
GJ!
18名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/21(月) 15:01:16 ID:QaYd5fJb
うわあ〜、こんなスレがあったんだw
なんか可愛いですね(^▽^
19名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/23(水) 12:27:23 ID:41ItWK2r
保守カキコ
20名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/23(水) 12:50:54 ID:OfKTzIDw
スレタイの女体化は変えた方がいい…とスレ立て前に念押ししそびれたけど、
ちゃんと配慮してくれた>1タソ本当に乙華麗です!
21名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 00:53:14 ID:mQgkBk4I
保守ついでに投下
ゼシカの普段着着用エイト
資料見てないから間違ってる可能性高いけど
ttp://akm.cx/2d2/img/6047.jpg
22名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/25(金) 08:14:38 ID:ABAyoFwL
不安そうな表情がイイ!!
「こ、こうやって着ればいいのかなっ…」って感じ。GJ!
23名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/27(日) 22:57:57 ID:aOD1gAGc
モイキー
24名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/28(月) 00:44:16 ID:gy4D9TH5
遅ればせながら乙です!
25名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/28(月) 20:17:43 ID:gy4D9TH5
前スレ1000ナイスw
26名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/29(火) 08:53:31 ID:503MgDhW
ここも盛り上がっていけばいいね。
27名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/29(火) 11:14:05 ID:i+MgSWH/
春休み期間に入ったし、人が増えるんじゃないかと期待。
…春市場にヤン主なかったのでかなり飢えてます
28名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/29(火) 13:53:27 ID:B7xwdN6z
あったことはあったが801だったな・・・orz
29名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/29(火) 14:46:22 ID:CTb0coyV
もし、誰か本だしたら買いに行くよ!
30名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/29(火) 14:47:46 ID:CTb0coyV
ageちゃった…orz スミマセン
31名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/03/29(火) 23:25:21 ID:eKjAyOJf
意外にほのぼのしてるなこのスレ
32くれじ:2005/03/31(木) 00:36:35 ID:y2JE9+Pk
素敵な書き手さんが現れることを願って、供物投下。
ゼシカ離脱後〜リブルアーチ到着付近の話です。ちと長いですが。
33くれじ(その1):2005/03/31(木) 00:39:48 ID:y2JE9+Pk
「…ククール」
冷や汗をたらしながらヤンガスが階段を下りてきた。
既に朝食を終え食後のコーヒーをすすっていたククールはその表情に嫌な予感を覚える。
「兄貴どこ行ったか知らねぇか」
案の定な質問に思わず固まる。リーダーを起こしに行ったはずなのに一人で下りてきたのだ、予想はついていたが。
知るわけねえだろ、荷物はあったのかよ、ほとんど全部残ってた、兄貴の姿だけがない。
「…なんなんだ一体…今週は乙女の家出週間なのか?ようやっとゼシカの行き先がつかめそうになったらこれかよ」
「ゼシカの姉ちゃんと違って荷物…武器も残ってたからそう遠くへは行ってないと」
「武器まで置き去りとなれば一足先に行ったとは考えにくいな。…しかしなんでまた」
さあ、あっしにもさっぱり、いても立ってもいられないといった風にヤンガスは食堂を見回す。
二人分しか食器の乗っていないテーブルが妙に閑散として見える。と、その上で動くものがあった。
トーポが残ったチーズを一心不乱にかじっている。二人の視線に気づくとひょいと顔を上げ、訳知り顔で見返してくる。
ちぃ、と小さく一鳴きするとテーブルから下り、促すように走り始める。
ついてこいってこったな。俺はここで待ってるから行ってこいよ、
ククールの面倒くさそうな台詞に見送られて、一人と一匹は扉の外へ飛び出していった。
34くれじ(その2):2005/03/31(木) 00:40:52 ID:y2JE9+Pk
朝の光が差し込む森を抜ける。普段は安全を考えて街道を歩くから、こんな景色の中を進むのは久しぶりだ。
トーポは迷わずに草をかきわけ先へ先へと走っていく。しかしヤンガスとの距離がある程度開くと
ちゃんとついてきているか確認するかのように立ち止まる。
一体このネズミは何者なのだろうか、動物にしては頭が良すぎないか、そんなことを考えつつも、先にいるであろう兄貴の状態が
気になって仕方がない。トーポの様子からして何か大層なことに巻き込まれているわけではなさそうだが、
常に周りに気を配っている兄貴が仲間に心配をかける行動を自ら取る理由が想像できないのだ。
ようやっと仇敵を倒したのに王や姫の呪いが解けなかったことを考えると、多少ヤケになっていてもおかしくはないのだが、
それにしても黙って出て行ってしまうとは。
何かあったなら相談してくれればよかったのに、少し苦い思いを噛み潰しながら小さな影を追いかける。
ふいに、視界が開けた。森を抜けたのだ。森の中との明るさの差に思わずまぶたを閉じる。
目をしばたたかせ、光に慣らす。見えてきたのは揺れ動く水平線と、柔らかな形をした緑のへり。
海が見渡せる、いわゆる絶景ポイントに、探していた人物はいた。鮮やかな色のバンダナが風に揺れている。
「兄貴」
呼びかけると、小さな背中がぴくりと動き、おずおずと振り返る。手にはなにやら大きな紙、世界地図か。
あちこちに赤い丸が記されている。
…こっち、おいでよ。ためらいの混ざった表情で、エイトは口を開いた。
35くれじ(その3):2005/03/31(木) 00:41:58 ID:y2JE9+Pk
「ここがね、トロデーン。で、まずはこっちの方面に歩いていったの。まずは直轄のトラペッタに向かおうって。
で、この丸印がヤンガスと出会ったつり橋。それから滝の洞窟、リーザス、ポルトリンクがここね。ちなみにチーズおじさんの家はこれ」
嬉々とした、けれどどこか悲しげな、なんともいえない表情をして、エイトが一息にまくし立てる。今まで通ってきた道には全て印が付され、
名前に訪れた日付、特産品まで小さな字で書かれている。
改めて確認すると結構いろんなところに行ってるんだよ、たまにこうやって振り返ってみるんだ。懐かしそうに語るエイト。
そういえばここのメシはうまかったでがすね、ここは今ひとつだった、またそうやって食べ物のことばっかり。
連れ戻しに来たはずなのだがいつの間にやらしっかり話に乗せられ、ヤンガスもまた思い出話を始めていた。
ここがパルミド、この後船を捜しに行ったでがすね、あれ、ゲルダさんと剣士像の洞窟は?…それは言わない約束でがすよ。
小さく笑って、エイトがひとつため息をつく。イシュマウリさんに会って、船を手に入れて、サザンビーク、そして。
そこで話を止めると、急に頭を下げてしまう。地図を握る手に力が入ったのか、しわが入り、字が読み取れなくなる。
「どうしたでがすか、兄貴?身体の具合でも?」
突然黙ってしまったエイトに、ヤンガスは慌てて声をかける。地図で頭を覆ってしまったせいで顔が見えない。
気まずい沈黙が続く。なんとなく、エイトの肩が震えている気がして、ヤンガスはますます心配になる。
彼女が語りやめたのはサザンビーク、次に行ったのは、闇の遺跡。
なんとなく合点がいって、ヤンガスは何とかエイトを励まそうとする。
「兄貴、おっさん達の呪いが解けなかったのは兄貴のせいじゃないでがす。兄貴が気に病むことなんて」
「…違う」
「へ?」
「違う、そうじゃない、そこじゃない、ここに一人で来たのは、そういうことじゃない」
頭を下げたままでエイトがつぶやく。感情を押し込めるような、震えた声。
そのまま再び黙り込む。何を言おうとしているのかわからずに、ヤンガスもまた押し黙る。
地図の端が風に揺れている。ちぃ、心配そうにトーポが鳴く。ちぃ、ちぃ。
36くれじ(その4):2005/03/31(木) 00:43:08 ID:y2JE9+Pk
「…駄目だ、やっぱり」
しばらくたって、エイトが顔を上げた。地図を地面に広げる。
「ほら、見て。こうして広げるとね、まだ行ってない所、たくさんあるの」
さっきとは全く違うトーンだ。張り詰めたような、無理をしているような、嘘をつくときの声。
心配しながらも、ヤンガスは地図を覗き込む。確かに、まだ世界の半分程度しか回っていない。
「すごいよね、長い間旅してきた気でいたけど、世界はまだ、こんなに広い」
例えばここ、昔本で読んだことがあるんだ、雪っていう氷の粒が降ってくるの、魔法じゃないんだよ、寒くて雨が固まるんだ。
こっちは有名な聖地、神様とかよくわからないけど、大きな女神像があって、それを見に来る人が絶えないんだとか。
楽しそうに話しているのに、心ここにあらずといった感じの、上だけをなぞる台詞。
ヤンガスはあいづちを打ちながら、なんとかその真意を読み取ろうとする。
「行ってみたい所、たくさんあるんだよ。砂漠だって見てみたいし、噂に聞いた地図にない島も探してみたい」
そこでまた、言葉が止まる。少しまぶたを伏せて、どこか自嘲的なため息を漏らす。
図面を隠すように手を地図の上に置く。丸めた背中が小さく見える。
風が流れる。前髪を払うように、首を振る。
そのしぐさが妙にはかなく見えて、ヤンガスは思わず手を伸ばしそうになるが、続いた声色の重さにとまどう。
「…馬鹿だなぁ、僕。そんなこと考えてる場合じゃないって、わかってるのに」
乾いた言葉。エイトは地図をたたみ、海に向かって座りなおす。独り言のように、聞いて欲しいように、また口を開く。
「馬鹿だよね、わかってるのにさ。早く王様たちの呪い解かなきゃいけないって、わかってるのにさ。
一刻も早く呪い解いて、お城に帰らなきゃいけないって、わかってる、のに」
地図を握る手に力が入り、水平線に向いていた視線がだんだんと下がってくる。唇をかんでいるのが見える。
「…それでも、僕は」
37くれじ(その5):2005/03/31(木) 00:44:39 ID:y2JE9+Pk
黙ったまま、ヤンガスはエイトの顔を見やる。海の音が遠い。
「…それでも僕は、旅を続けたい。みんなと一緒に、ヤンガスと一緒に、もっといろんなところに行きたい。
いろんなものを見て、いろんなことを聞いて、この地図を訪ねた印で一杯にしたい」
だけど。
そこまで吐き出して、エイトは再び口をつぐむ。
わかっているのだ、それが兵士として、王と姫に仕える立場として、最も望んではいけないことだと。
旅が続くということは、呪いが解けないということ。
自分達の旅の理由が呪いを解くことである以上、旅はできるだけ早く終わらせるべきで、寄り道をしている余裕も、
余計なことをする権利もない。地図の印が少なければ少ないほど、兵士としては正しい行動を取っていることになる。
けれどいつからか、エイトは旅そのものに意味を見出すようになっていた。
仕えるのが当然だった日々から、自分で探し物をする日々へ。慕う側から、慕われる側へ。
城の中では絶対に得られないものを、旅路の中で数え切れないほど見出してきた。
今、自分はそれに喜びを感じている。隣にいてくれる人と、気楽に語り合える仲間と、未知の場所に飛び込んで、笑いあい、助け合っている。
兵士じゃない自分、部下じゃない自分を教えてくれたこの道。
急いで終わらせるなんて嫌だ、そんなわがままが、エイトの中で渦巻いていた。
それは、王や姫を裏切ることと同じなのだと、頭ではわかっていても。
エイトは顔を上げた。空を見上げ、ひとつ深呼吸をする。見渡す限りの空、届かない雲。その果て無さを想いながら、ぽつりと落とす。
「…ここに来れば、気分が晴れると思った。海の広さとか、空の青さとか見つめていたら、自分の悩みなんてちっぽけに思える気がした。
いろんなわがまま振り切って、また王様と姫様のために、頑張れる気がした」
再び深呼吸。昇り続ける太陽の高さにあわせて、世界はどんどんと輝きを増してくる。
エイトの想いとは裏腹に、城からは見えなかった景色が、彼女を先へ先へと誘う。
でも、駄目だったよ。それだけ言うと、エイトは首を下げ、ため息をついた。
38くれじ(その6):2005/03/31(木) 00:45:48 ID:y2JE9+Pk
くしゃ。
突然頭の上にのしかかってきた力に、目を丸くする。バンダナごしでも伝わってくる、暖かくて柔らかい手のひらの感覚。
何も言わないままで、ヤンガスはただ静かに、エイトの頭をくしゃくしゃとなでる。顔はそっぽを向きながら、優しく、力強く、
前に後ろに手のひらを動かす。
泣きたい気持ちになって、エイトは口を結んだ。行きかう指先の確かさが、どうしようもなく、嬉しい。
ひとしきり無言で頭をなでた後、ヤンガスはぽつぽつと語り始める。
雪国の鍋は絶品だとか聞いたでがすよ、世界のどこかに果物だらけの島があるとも聞いたでげす。
そのくらい、おっさんだって許してくれるんじゃないでがすかね、意外に食い意地張ってんだし。
やっぱり食べ物なんだ、まあ、食うことがあっしの生きがいのひとつでげすから。
丸い無骨な手。そのまま掴みあげてしまうんじゃないかと思うほどに大きな手が、呼吸に合わせて動く。
「…答えなんか、出さなくていいと思うでがすよ。つまるところ、あっしらは自分にできることしかできない。
兄貴が進みたいように進んだら、いつかはおっさん達の呪いも解けるし、気づいたら世界一周になってるかもしれない。
呪いを解いたご褒美に好きなように旅してこいと言ってくれる可能性だってある。どうなるかなんて、誰にもわかりゃしないんでがす。
だから今は、できる限りのことをすればいいんでがすよ」
思わず視線をあげた。ヤンガスは水平線の方を向いている。心なしか、耳たぶが赤く染まって見える。
「…いいのかな」
「そりゃそうでがす。だって兄貴はどう思おうと、結局はおっさん達の呪いを解くために頑張るんだし。
あっしはそれについていくでがすよ」
「…うん」
くしゃくしゃ。
そろそろバンダナの中の髪の毛が悲惨なことになってきているのを感じながら、エイトは静かに目を閉じた。
春先の気温以上に、胸の奥が暖かかった。
39くれじ:2005/03/31(木) 00:47:04 ID:y2JE9+Pk
以上です。なんか細切れですみません
それでは名無しに戻ります
40名前が無い@ただの名無しのようだ:スクエニ暦03/04/01(金) 11:57:36 ID:8J3+ByTj
 
41名前が無い@ただの名無しのようだ:スクエニ暦03/04/01(金) 13:02:19 ID:kDXlKAKz
>>33-38
くれじさんGJ!
何気ないヤンタンの優しさが(・∀・)イイ!!
42名前が無い@ただの名無しのようだ:スクエニ暦03/04/01(金) 14:00:44 ID:fXVavuQP
スクエニ暦だw 凝ってるなぁ。

くれじさんGJ! 
エイトがいなくなってオロオロのヤンガスがイイ感じです。あぁ心配されたい。
43名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/02(土) 13:44:39 ID:yX8r/2pd
ゼシカ奪還後のリーザスにて
ヤンガス「このあたりはゼシカの姉ちゃんの故郷でがしたね。
あぁ、アッシの故郷には行く必要ないでがすよ。
兄貴のそばがアッシの心の故郷でがすから。」

心の故郷ハァハァ
こんな恥ずかしい台詞を惜しげもなく繰り出すヤンガス萌え
44名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/02(土) 14:27:53 ID:g0MDiAjK
>>43
自分もその台詞に激萌えた
45名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/03(日) 03:38:50 ID:vBrqFLYl
激遅ですが、くれじさんGJ
素敵な書き手さんはアナタです。
ほのぼの。でも切ない。

ククール、ここで待ってると言いつつ、後ろの方でヤンガス・エイトを見守ってそう。
やれやれ…って感じで。
46くれじ:2005/04/03(日) 11:47:47 ID:Z2rHEg7p
レスくださった方々ありがとうございます!
少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです。

てなわけで次の書き手さん絵師さん降臨を心待ちにしつつ名無しに戻ります
47名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/04(月) 20:29:19 ID:lRpWTfPA
花見の季節だな…
そういえばヤンガスは酒に強いんだろうか。
意外に弱そうなイメージがある…酔っぱらって主人公に絡んだはいいものの起きたら何にも覚えてなくてうろたえまくるような
48名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/05(火) 16:20:31 ID:Km9V+IS5
花見か…
大人になったエイトタン(下戸)が
ヤンガスに絡んで困らせるシチュエーションが
頭に思い浮かびますた(・∀・)ノ
49名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/05(火) 19:52:18 ID:REN04XOH
>花見
ヤンガス、余興でステテコダンス踊りだしそうだ。
エイトに楽しんでもらいたくて、がんばるヤンガス。
でも踊りまくった後、酔いが回ってバタンキュ〜
で、花見終わった頃に目を覚ますと、エイトが膝枕で介抱してる…という展開で。

エイトは意外と底なしかもしれn
50名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/06(水) 03:20:30 ID:2bFR3JdV
>49
萌え死ぬ!!!ヤンガスたんかわいい!!!
51ミニ劇場:2005/04/06(水) 04:28:15 ID:4l4TtDtw
夜桜をバックに切ないのもいいなぁ。

夜桜の桜吹雪を浴びて
8「…綺麗。夢を見てるみたいだ…。」
ヤ「でも…みんな散ってしまうでがすよ。花の命は短い、はかないでげすなぁ。」
8「あれ、ヤンガスって以外とロマンチストなんだ?」
ヤ「そういうことは言わないで置いて欲しいでげす。」
8「…クスクス、ごめんごめん。」
-桜を見上げたまま、ふいにギュッとエイトの手を握るヤンガス-
8「!!」
ヤ「…姉御。今年の桜はもう散ってしまうけど、来年もきっと一緒にこうして桜を見やしょうね。
…あっしはみんなと違って敵討ちだの何か目的があってラプソーンを追ってきた訳じゃなかったでげす。
世界平和なんて言われても、全然ピンとこねぇし…ただ姉御に付いてきただけで。
でも、今決めたでげす。来年もさ来年もこの景色を姉御と見続けるために、あっしはラプソ−ンを倒すでがすよ。」
8「……うん…僕も…この美しい景色を守りたい。来年も君とここに立つために。
その約束の為だけに…僕は命を賭してでもこの世界を守りたいと思う。」
ヤ「約束でがす、姉御。来年もきっとここに。」
-その刹那、二人の頭上に降り注ぐ大量の桜吹雪。花弁が二人の髪に顔にまとわり付く-
8「ヤンガス、おでこに花弁付いてる。取って上げるから目を閉じて。」
ヤ「こうでがすか?」
-夜風に舞い踊るピンクの花弁に包まれ、2つのシルエットが1つに重なる-
8「約束の証、だよ。」
-真っ赤になったヤンガスは言葉も発せずただ力強く何回も頷いた。
そんなヤンガスを見てエイトは桜色の唇を綻ばせて笑った。-

おしまい。


52名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/06(水) 10:40:21 ID:DzYSmS+p
>>51
ロマンチストなヤンガス(・∀・)イイ!!
エイトたんもかわいい〜GJ!!
53名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/06(水) 14:36:06 ID:C29Ls3zd
>>51
カワエ〜!
GJ!
54名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/06(水) 22:26:33 ID:Zs8qlCrg
桜を見る度に思い出しそうです。GJ!!
桜吹雪の舞いっぷりがイイ感じです。情景が脳裏に浮かびますよ〜。
55名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/07(木) 12:43:36 ID:FOGbwAE9
ageておく
56名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 00:51:18 ID:u8DEW7Kp
そういえばここって前スレにもエチないよね
ほのぼのな二人のエチが読んでみたい、と他力本願なことを言ってみる
57名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 02:17:10 ID:0W/T5YJB
いいなあ。ソレ。
手取り足取りヤンタソがエイトにって

萌えてしまった
58名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 19:55:21 ID:rh5VVyyc
ヤンガス×エイトに関しては、ほのぼのプラトニック推奨なので
自分は今のまったり感が一番なんだけど
たまにはエロもいいかもしれない

エロスの神はいるのか
59名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/08(金) 22:42:54 ID:gGOovZHR
ヤンタンでエロ描写はかなりの技量が必要とされる鴨w
60名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/09(土) 22:42:04 ID:710Nosar
ヤンたんとエイトのだったらエロ有りでもおkだぜ!
前みたいに変なのはごめんだけど……
61名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/10(日) 18:39:58 ID:538dauCY
エチもほのぼのも降臨を待ちつつ。
今日はオンリーがあったけどヤン主はあったんだろうか。
…そういう話題はここではNG?
62名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/10(日) 18:57:45 ID:sptLYhdk
>>61
「オンリー」の意味が分からずググってしまった('A`)

自分は、このスレの主旨から外れなければ別に構わないと思う
63名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/12(火) 11:57:44 ID:/3poAP1K
64名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/13(水) 17:50:38 ID:4coGpWL+
静かだなあ…
ちょっと切ない。
以前のような盛り上がりをもう一度ー!
65名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/13(水) 19:42:26 ID:FIJn4IBb
エロという事で、前スレにあった
あぶないビスチェネタを元に微エロな感じの漫画を
描いてみようと思ったんだけどなかなか時間がとれず…orz

↓かわりといっては何ですが次の文書きさん絵師さん
降臨までのおつまみにでもなれば幸い。
ttp://k.pic.to/cvwo
66名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/13(水) 20:01:24 ID:TcU6Yy0e
>>65
二人の表情がイイ!
そして、微妙な位置で監視してるトーポにw
変なことしたら火吹かれそう

漫画も期待してます。いつまでも待ってますので、時間が取れた暁には是非とも!
67名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/13(水) 20:47:50 ID:tprocVkS
>>65
二人ともかわいいよ〜
GJ!

漫画、気長に待ち続けます(´-`)ノシ
68名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/13(水) 21:41:44 ID:4coGpWL+
もも萌ええぇ!かわいすぎる…GJ!!
漫画待ってます!!
69名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/14(木) 00:18:44 ID:9dgBxFcf
なんか「ぎゅぅぅぅ〜〜」って音が聞こえて来そうな感じ。
ぼよよんとしてて抱き心地いいんだろうなぁ。GJです!
70 ◆ubIzMN85Oc :2005/04/15(金) 22:30:14 ID:GXdwGSO4
前スレで投下したときは1回きりのつもりだったのに、性懲りもなくまた書いてしまいましたよこの人。
お目汚しですが、駄文を捧げさせて頂きます。
少しでも活性化に貢献できれば幸い(無理か…)

皆様、エロじゃなくて申し訳ありませぬ。
71 ◆ubIzMN85Oc :2005/04/15(金) 22:32:11 ID:GXdwGSO4
ヤンガスが旅に同行して間もない頃。

旅慣れていない一行は遠出しすぎて夜になり、よりによってバブルスライムの群れに遭遇した。
一匹一匹は大して強くなかったが、エイトが毒に侵されてしまった。

エイトは物心ついてから、ほとんど城から出たことがなかったらしい。
トロデーン城に近いトラペッタ周辺の魔物すら知らなかった。
ヤンガスも故郷パルミドより弱い魔物が多いからと油断していた。
つまり、毒消しを持っていなかったのだ。

魔物の毒に侵されると、少しずつ体力が減っていく。放っておけば命に関わる。
魔物よけに、なけなしの聖水を振りかけ、一行はトラペッタへ急いだ。
途中、一度だけスライムと戦ったが、辛さをおくびにも出さず剣を振るエイトを見て、
ヤンガスはますますエイトに惚れ込んだ。
72 ◆ubIzMN85Oc :2005/04/15(金) 22:33:18 ID:GXdwGSO4
トラペッタへ辿りついた頃には、さすがのエイトもふらついていたが、まだ自力で立つことができた。
だが、顔色はひどいものだ。
「では王様、今日はここで」
「挨拶など良い。ヤンガス、後は頼んだぞ」
わしもついて行きたいが……と心配するトロデ王を制し、エイトとヤンガスはトラペッタの門をくぐった。

町は静かだった。道具屋が閉まっていることに気付き、ヤンガスがしまったと思った時だ。
後ろから伸びていたエイトの影が消えた。
はっとヤンガスが振り向くと、エイトのひざががくりと折れ、まさに倒れるところだった。
「兄貴!」
気を失ったエイトを、かろうじて支えた。
エイトの体重がヤンガスにのしかかったが、思いのほか軽い。
ヤンガスは
「兄貴、しっかり…」
と言いかけてやめた。
気丈なエイトのことだから、呼び掛ければ目覚めるに違いない。
だが、歩く限界を超えているのは明らかだ。
ヤンガスは慎重に身を翻し、腕に抱えていたエイトを背負った。
73 ◆ubIzMN85Oc :2005/04/15(金) 22:35:01 ID:GXdwGSO4
どれくらい時間が経っただろうか。
薄明かりの中でエイトは意識を取り戻した。いつの間にかベッドに横たわっている。
(ここは……トラペッタの宿屋?)
町の入り口でトロデ王と別れたところまでは覚えている。しかし、その後の記憶がない。
傷には手当てが施されている。
毒を受けた左の上腕部はガッチリと包帯が巻かれ、布の表面には薬草の水気が滲んでいる。
皮膚と包帯のすきまからケロイド状にただれた傷口がのぞいていたが、皮膚は再生してきている。
どうやら薬草だけでなく、毒消しも使われているようだ。
まだ体は辛いが、どうやら快方に向かっているらしい。
(誰が手当てしてくれたんだろう)
思い当たるのは一人しかいない。
74 ◆ubIzMN85Oc :2005/04/15(金) 22:36:56 ID:GXdwGSO4
微かな足音に気づいて目を向けると、ヤンガスが階段を上ってきたところだった。
「気がついたでがすか」
ほっとした表情を見せたヤンガスは、腕に手桶を抱えている。
まだ自由の効かない体だったが、エイトは無理やり起き上がった。
旅のリーダーを任されているのに、一人で休むわけに行かない。
「ああ、まだ起きちゃダメでがすよ」
「このくらい大したことないよ。王様と姫は?」
「無事でがすよ。二人ともいつも通り町の外に……それより今は自分の心配をしなくちゃ」
ヤンガスはエイトの額にあてがったタオルを取ると、手桶の水で濡らして固くしぼった。
「……倒れちゃったんだね。ごめん」
「兄貴はよく頑張ったでがす。本当なら旅慣れてるあっしが色々用意するべきだったでがすが、油断したばっかりに兄貴がこんな目にあっちまって」
濡れたタオルを額にのせてもらうと、ひんやりして気持ちがいい。
「ありがとう。この色違いの薬草は毒消し? 道具屋まだ開いてないよね。それとも丸一日寝てたのかな」
「宿の主人に事情を話したら分けてくれたんでがす。毒が回って担ぎ込まれる旅人が多いとかで、常備してるらしいでがすよ。盗みはやってないでがす」
「ごめん。そんなつもりじゃ……」
「冗談でがすよ」
ヤンガスは、へへへ…と笑った。もし宿屋に毒消しがなければ、道具屋に盗みに入ろうと決めていたことは黙っておいた。
75 ◆ubIzMN85Oc :2005/04/15(金) 22:39:16 ID:GXdwGSO4
カーテンで遮られた窓に、うっすらと白い光が差している。明け方が近いようだ。
「もしかして、ヤンガスはずっと起きてたの?」
「おっさんに兄貴を託されたでがすからね。いや、おっさんの頼みがなくても、これくらい屁でもないでがす。でも兄貴はしっかり休まなくちゃ」
「だめだよ。ヤンガスが横になるまでは僕も寝ない」
「しょうがない兄貴でがすねえ」
ヤンガスは苦笑した。
エイトは穏やかな性格だが、こうと決めたら曲げない頑固なところがある。
ヤンガスは、兄貴もだいぶ元気になってきたみたいだし……と言いながら伸びをすると、隣のきれいなままのベッドに潜り込んだ。
疲れていたのだろう。一分も経たない内に、ヤンガスはいつもより控えめないびきをかき始めた。
「おやすみ、ヤンガス。……ありがとう」
起こさないよう小さく声をかけると、エイトは目を閉じた。
76 ◆ubIzMN85Oc :2005/04/15(金) 22:42:16 ID:GXdwGSO4
しばらくして。
ヤンガスのいびきが止まり、薄く目が開いた。耳をすますと規則正しい寝息が聞こえる。
ちらりと隣へ目を向けると、エイトは眠りにおちた様子だった。
宿屋にたどりついた時は、今にも死んでしまうのではないかという有り様だったが、大分落ち着いたようだ。
よく眠っているのを確認して、ヤンガスは起き上がった。
(兄貴……)
悲しいような、苦しいような、複雑な面持ちでエイトを見つめた。
命を助けられ、ヤンガスが兄貴と慕う強く優しい少年が、実は……
(まさか兄貴が女だったとは……)
暴こうと思ったわけではない。治療中、偶然知ってしまったエイトの秘密。
初めはまさかと思った。だが、例え服の上からだとしても、体に触れて確かめる行為はためらわれた。
理性を総動員して、何も考えず治療に専念していると、ふいに涙ぐんだ。
目の前の細い双肩に、トロデ王と馬姫の、いや一国の運命が掛かっているのだ。
今まで勝手気ままに暮らしてきたヤンガスには、想像できない重圧に違いない。
そして今また、こんな体で周りの心配ばかりしている。
(ごめんだの、ありがとうだの、兄貴は優しすぎるでがす)
優しいだけじゃない。エイトは経験が浅い割に、体力も精神も強い。
秘密を知られても動じることはないだろうが、隠していたことを過剰に気にして心を痛めるに違いない。
さっきのように寂しげな表情を浮かべて「ごめん」と何度も……。
(いいでがす。兄貴が自分から明かしてくれるまでは、今日の事はあっしの胸にきっちりしまっておくでがすよ。……いけねえ。涙が出てきた)
こわもてだが、ヤンガスは涙もろい。
エイトが目を覚ましてはまずい。嗚咽がもれないよう頭から毛布を被ったヤンガスも、いつの間にか眠っていたのだった。

77名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/15(金) 22:45:08 ID:knibtd/e
お前たちは貴重な電力をこんな糞スレ見るためにつかっているのか
78名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/15(金) 22:53:56 ID:/+H+f0Kv
>>77
・・・空気読め・・・
79名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/15(金) 22:55:12 ID:h82Xsrvs
>>70
激しくGJ!!
なんか心が洗われる気分だ…
性懲りもなくと言わずどんどん投下してください!!
80名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/15(金) 23:29:19 ID:1AVtKuqQ
>>70
職人さんGJ!
次回作も待ってます!
81名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/15(金) 23:29:25 ID:GeWGjayJ
>>70
そうそう、ヤンガス涙もろいんだよ。そこがたまんないんだよ。
GJです!! ネタがあるなら是非是非どんどんお願いします!!
82名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/16(土) 08:49:41 ID:z68rF8SW
エイト燃えスレで衝撃を受けて自分でも辞書(電子辞書の広辞苑)ひいてみた。
「小間使い」
身のまわりの雑用に使われる 女 中

堀井神…!
83名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/16(土) 08:56:04 ID:JvPIzsfG
>>70
素敵な作品をありがとう!
84名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/17(日) 23:18:04 ID:Ucvw4eVY
今日見た夢に女の子エイトが出てきた。
(厳密に言うとちょっと違うが、女エイトが出たことには変わりない)
可愛かったなーとそのエイトを描いてみたので投下。
http://k.pic.to/g84n
ヤンガスとの絡みじゃなくてごめんよ。ヤンガスったら夢にでてこなかったんだ。(´Д`;)
8565:2005/04/18(月) 00:42:23 ID:DC+hZBa2
>>70
ヤンガスの優しさとエイトの健気可愛さに胸打たれ
心があったかくなりました。GJ!

>>84
カワ(・∀・)イイ!!
夢がドラクエでしかも♀主人公が出たというだけで羨ましいのに、
パパの衣装が何の違和感もなくスカートに変換されてるのが凄い。

漫画に期待して下さった皆さんもありがとう。がんがるよ。
ページ数結構多くなりそうだけど、このスレが200いくまでに投下できるといいなあ。
…しかし清く素敵な作品が投下される中、夜な夜な家族の目を盗み微エロな漫画のネームをきっていると
自分の腐れっぷりを思い知らされる…'`,、('∀`)'`,、
86名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/18(月) 10:46:04 ID:Sts5FyhE
>>84
めちゃめちゃカワイイ!
GJ!
87名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/18(月) 17:32:13 ID:HnHy8o0b
素人作品はいくつも見てきたが、保存しようと思ったのは
これがはじめて
88名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/19(火) 01:03:31 ID:nSO2j1c3
保存しますた!!GJ!!
89名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/19(火) 23:53:06 ID:AOSuHhAp
>>84
ウホッ!いい女!!
90 ◆ubIzMN85Oc :2005/04/20(水) 20:42:00 ID:cNMTyeN2
レスくれた方、ありがとうございます///
今さらですが、修正したい箇所がボロボロでてきて鬱。もっと推敲しろよ自分。

65さんのマンガ期待してます。ガンガレ!
最初、200ページと読み間違えてすげえ!と思ってしまった…

前に投下した自分のネタを元にしたSSを、個人サイトで見つけた。
名無しだったし著作権うんぬん言うつもりはないけど、何か一言呼び掛けがあれば、喜んでネタ進呈したのになあ。なんか複雑だ……書いてもらえたこと自体は嬉しいのだけど。
もう投下するのはやめようかとも思ったけど過疎化するのは避けたいし。それに感想とか貰えると、素直に嬉しいし。マイナーカプなだけに。
とりあえず71〜ではトリップつけた訳だが。

愚痴スマソ...



↓以下、何事もなかったかのように続けてください
91名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/20(水) 23:15:21 ID:2Elt1PRX
SSは好きだが、矢印厨は嫌い。
92名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/21(木) 01:42:58 ID:PelE0tWY
>>90
ウザイ
パクられたって…自意識過剰なんじゃないの?
誰も思いつかないような斬新なネタだったとでも?
93名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/21(木) 17:22:20 ID:qGYa5P4s
喧嘩腰になるのはやめれ
マターリいこうぜ
94名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/22(金) 15:19:23 ID:IucDAWHb
でも、ちょっと自意識過剰かもね。
DQ8自体ファンの多い作品なんで、似たような作品書く人が出てくる
可能性だってあるだろうし。
もしパクられたりするのが嫌なら、2chとかに発表しない方がいいかもよ。
95名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/22(金) 17:21:40 ID:cSS71jtg
もし、「2chで見つけたネタです」と書かれていたとしても、私だったら自分のネタを広げてくれたことに喜びこそすれ、嫌な気はしないなあ。書いてくれたということは自分のネタがその人に気に入ってもらえたってことでもあるんだし。
せっかくいいSS投下してくれたのに、そんなこと言われたら悲しくなってしまうよ…
96名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/22(金) 17:54:33 ID:bBLlMss0
まぁ、ネタなんてよっぽどじゃない限り皆同じようなもんなわけだし、
大切なのは同じネタでもどう表現してあるかだと思うよ。
書く(描く)人によって、まるきり別物にも成り得るわけだから。
もちろん逆もある。

こんなこと投稿しちまったけど、ちょっと投下しにくい雰囲気に(´・ω・`)
攻略本を買ったから、せっせと投下物描いてたんだけどな;
前の、夢で見た♀主絵にレスつけてくださった方、ありがとう。
それから65氏の漫画、期待しながら待ってます!
97名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/22(金) 18:57:43 ID:v8otzoek
パクリサイトに警告してやるから晒してよ
98名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/22(金) 19:01:09 ID:M1svIi/f
>>96
絵を投下して下さるのはとっても嬉しいんですが、
誘い受けウザーな感じなのが気になります。
99名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/22(金) 20:33:10 ID:IqET9rLT
ここで自己主張したい椰子はサイト作ればいい話。
以下スルー汁
10096:2005/04/22(金) 20:35:30 ID:Ea2btR43
>98
スマンかった。今は反省してる。
101くれじ:2005/04/23(土) 00:42:31 ID:7PSGwG3T
流れを変えるべく投下。ちょっと中途半端な感じですが。
102くれじ(その1):2005/04/23(土) 00:43:37 ID:7PSGwG3T
…また潰れたな」
「あんたが飲み勝負なんか仕掛けるからでしょ、大して強くないって知ってるくせに」
「ゼシカが付き合ってくれるならやめるんだけどな」
「お断りします」
「…それはいいからさ、ヤンガスどうにかしないと。ここで寝たら風邪引いちゃうよ」
「ま、いつものことだろ。エイト、頼んだ」
「やっぱり手伝ってくれないんだ」
「俺は飲み足りないからな。酒場にゼシカ一人残していくわけにもいかないだろ」
「私は問題ないですけど?」
「俺には問題なの。てなわけでエイトよろしく」
「…わかったよもう」

ヤンガスは酒に弱い。
食べる量は尋常ではないのでカモフラージュされていたのだが、実際、驚くほどに弱い。
それに気づいたククールはことあるごとにヤンガスに飲み勝負をしかけ、酔いつぶすことが多くなった。
勝負といってもものの十数分で決着がつき、ヤンガスはその場で寝こけてしまう。
重い身体を部屋までひきずっていくのはいつもエイトの役目だ。
ゼシカはともかく、ククールは手伝ってくれてもいい気がするのだが、なぜかいつも含み笑いをしながらエイトにその役割を押し付ける。
今日もまたその構図が動くことはなかった。
諦め半分にため息をつき、エイトはずりずりとヤンガスの身体をひきずる。
本当は肩を貸して歩いてもらいたいのだが、以前そうしたときにヤンガスの体重を支えきれずに怪我をする羽目になったのだ。
まったくもう。腕を掴んで歩きながら頬を膨らませる。
どうせ明日には、何も覚えちゃいないんだ。
103くれじ(その2):2005/04/23(土) 00:44:51 ID:7PSGwG3T
ヤンガスを部屋に運び込み、一瞬だけ起こしてベッドに寝転がらせる。頭の帽子を取り、布団をかける。
すぐに大きないびきが聞こえてくる。疲れもたまっていたのだろう、寝たのを確認するとエイトは部屋を出ようとした。
しかし。
「…兄貴ぃ〜」
いきなり呼び止められ、エイトは振り返る。寝言なのだろうか、身体を起こしてはいない。
「あーにきーぃぃ…」
完全に酔っ払いのノリだ。間延びした声で何度もエイトに呼びかけてくる。あにきーぃ、そこにいるでがすかーぁ。
いるよ、投げやりに答えるとヤンガスはひとたび呼びかけをやめ、数回深呼吸をした後でまた話し始める。
「あっしはーぁぁ…あにきのことがーぁ…」

ぼふっ。
言いかけた言葉をさえぎるように、エイトはヤンガスの顔に枕を押し当てた。
むがーむがーと手を振り苦しがるヤンガス。なーにするでがすかーぁ…あにきーぃ…
「聞きたくない」
枕をはずし、ヤンガスを見る。真っ赤にほてった顔、閉じたままの目。
うわごとのように、また繰り返してくる。
そんなことーいわずにーぃぃ…あっしはー…あにきがー…
「…聞きたくないってば」
乱暴に、もう一度枕を押し当てる。何が起きたのかわからないのか、手をばたばたさせる。
エイトはそのまま部屋を飛び出す。ほどなくして、扉の向こうからいびきが聞こえてきた。
その声を確かめ、扉の前にへたりこむ。
…覚えてないくせに。明日になったら、何も覚えてないくせに。
僕は忘れないのに、酔いつぶれて告白された回数も、その言葉も、一切忘れていないのに。
苛立ちと切なさで顔がゆがむ。もう少しでこぼれそうになる涙を必死でこらえる。
お酒なんか大嫌いだ、あんな夢を見せてくれるお酒なんか、大嫌いだ。
首を振り、待機している二人のところへ戻る。
相変わらずだな、話しかけてきたククールの持っていたワインをひったくると、一気に飲み干した。
104くれじ(その3):2005/04/23(土) 00:47:50 ID:7PSGwG3T
「まぁた酔いつぶれちまったでがすね…ちっとも記憶がねえや」
「運ぶの大変だったんだからね、少しは自重して欲しいよ」
「すまねぇです、兄貴…今度から気をつけるでがすよ」
「ククールに勝負挑まれても受けないでよ」
「そうでがすねぇ。…兄貴、機嫌悪いでがすか?」
「…別に」
ほら、やっぱり覚えてない。いらだつ気持ちを抑えるために、エイトはずかずかとヤンガスから離れ、先を急ぐ。
慌てて追いかけようとするヤンガスを、ククールが制した。
こっそりと耳打ちをする。
「…お前さ、実は覚えてるだろ」
「……ああ」
「なんで覚えてるって言わないんだ?喜ぶだろうに」
「…酒に酔わなきゃ言えないような根性なしに、兄貴の相手になる資格はねぇよ」
なさけねぇ、ほんと、なさけねぇ。苦々しくヤンガスがつぶやく。
ふぅん…まあ、その通りっちゃ、その通りだな。まあ、がんばれよ。とりあえず、ほら、追いかけろ。
ククールは呆れ半分の笑いを浮かべながら、ヤンガスの背中を押した。
105くれじ:2005/04/23(土) 00:49:25 ID:7PSGwG3T
以上です。それでは名無しに戻ります。
106名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/23(土) 00:58:11 ID:7PSGwG3T
しまった下げ忘れた…すみませんorz
107名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/23(土) 01:04:30 ID:jwLPB7KC
ぉもしろぃ(゚Д゚)
108名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/23(土) 16:33:28 ID:pxP2brJx
>>49 元ネタ?
90が言ってるのはこれじゃないかな多分。
疑惑サイトは...晒すのはまずいだろうから書かないけどヤン主で活動してるところ少ないしサーチで探せる。ブログで発表してる4/14のSSがそれっぽい。
花見ネタいろいろ見た後だったから本人ハッケンと思ってた。思いつき2chに投下して、まとめたSSを自分のサイトで書いてるようにみえる。
ネタとSSだしパクリと断言できないけど
109名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/24(日) 12:10:45 ID:BtNfDJDs
パクリとは別に見つけても突撃とかはやめたほうがいい気が素。ヤン主サイトはマジに少ないし。
投下してるサイトさん見つけたけど漏れは黙ってる。閉鎖されたら悲しい。
110名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/25(月) 12:45:48 ID:9S7SQnk8
突撃は止めてくれ
こっちにまで火の粉がかかりそうだ(((゚Д゚;)))
111名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/25(月) 18:09:52 ID:MpIRJnEO
突撃する気はないよ
貴重なヤン主サイトだし
叩かれてる90がちょっとかわいそうだったからフォローしただけ
ヤン主サイトも大事だけど2chに投下してくれる人も大事だからね
楽しませてもらってるこっちとしては、投下しやすい状況作りたいと思う
112名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/26(火) 01:27:06 ID:AK18ZVWI
でも>>90>>96みたく職人さん自ら雰囲気悪くなるカキコをしてちゃどうしようもないと思う。
ここは自サイトじゃないんだしさ。
113名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/26(火) 03:05:39 ID:4GVMeHLw
まあまあ
マターリいきましょう
114名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/27(水) 00:32:28 ID:xdgLBit3
少数派かもしれないけど自分は90も96も別に不快感は感じなかったよ。90が一言いいたい気持ちも分からなくもないし(パクリが事実なら90はむしろ被害者だし)>>84の絵も普通にカワイイと思った。
ま、考え方や捉え方は人それぞれ。個人攻撃は終わりにしようよ。

マターリ歓迎。
115名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/28(木) 11:43:52 ID:uFO9Z/w8
116名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/29(金) 14:59:48 ID:oru/3yFc
ヤンガス単体萌えスレが落ちてしまった・・・
さみしい
117名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/29(金) 18:51:50 ID:JV/BM2GH
その分、ここで盛り上がればよろし
118名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/04/29(金) 22:31:15 ID:Nf7CpRp3
神or女神の光臨を待ちましょう。
119名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 16:39:20 ID:zl0PDTiV
神待ちしつつ雑談でも。
女主人公の一人称ってやっぱり「僕」?
あるところで「俺」で勝ち気な女エイトを見付けてすごく新鮮だった。「私」も「ボク」もそれぞれ味があるし…。ここの人達のイメージを聞いてみたい。
120名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/01(日) 22:42:15 ID:/YZdlkxe
個人的に、女エイトは非男装で一人称「私」が理想的。
近衛兵ってエリートだから、男でも普通に「私」だと思うけど、大抵は「僕」か「俺」だよね。
拙文では「僕」で通してるけど、最近「私」エイトで何か書きたいと考え中。
121名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/02(月) 00:40:21 ID:R8sNQg7+
個人的に男装が大好きなので「僕」が理想かな。城にいたころは普通に女の子してたけど旅に出るときに王や姫のために女を捨ててたり。
ヤンガスに対しても自分は女を捨てた身だからと気持ちを抑えてたりするとさらに萌える…
122名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/04(水) 01:23:52 ID:VkjkkGMh
前に「小間使い=女中」という書き込みがあったけど……
近衛になる前のエイト(小間使い時代)はやっぱりメイド服着てたのかなー
トロデーンの女中さんと同じ緑色のアレ。いやオレンジ色だったっけ?
123名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/04(水) 20:17:28 ID:so5DD3XF
sge
124名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/06(金) 01:12:42 ID:SM+FkmGP
PCから投下しようとしたらアクセス規制食らってたorz

悔しいのでプチネタ投下。



「…そういやお前らさ、手繋いだりはしねえの?」
「へ?」
「いや、できてるんなら手ぐらい繋いでもいいんじゃねえかと思って」
「人前でそんなことできないよ」
「…そのとおりでがす」
「なんだよその微妙な間は」
「…何でもないでがすよ」
「?」


「…手を繋ぐと身長差がはっきりしちゃうからじゃない?」
「ああ、なるほどね」
おそまつ。
125名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/07(土) 01:05:07 ID:QohzSFza
手繋ぎイイ!!GJ!

…アクセス規制乙…
126名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/07(土) 19:51:47 ID:hqOI/LSy
>>124
相思相愛てのがお互い分かってて、仲間も公認てのはこのスレじゃ久々?
手つなぎ和む。
いやいやヤンガスはあの身長だから良いんですよ!
127名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/09(月) 00:57:00 ID:f1eLAFS7
保守
128名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/10(火) 21:33:12 ID:TzOF7eyr
あげる
129名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/10(火) 23:41:55 ID:eSXWc3+p
何か一気に人居なくなったような・・・ネタ切れなのか飽きられたのか
130名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/10(火) 23:48:39 ID:PM9mWTs9
環境が変わる4・5月は学生も社会人も忙しいから……と思いたい
131名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/11(水) 00:26:59 ID:YhtrF07z
ちょっと荒れたりしたし、投下しにくいのかな?
自分はまだまだ萌えまくりなんだけどここに投下しすぎてるので控えてる…
どなたか萌え希望ー!
132名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/11(水) 01:16:14 ID:l734sRi3
ネタをコソーリ投下

「動かないでくだせえってば兄貴!」
「ィい、痛いよ〜」
「駄目でがすよ動いちゃあ」
「いいよ、いいよ、もうさあ、ねえ?」
「駄目でがす!髪は女の命といいやすでげしょ?
兄貴の命をお守りするのがアッシの役目。んなら、兄貴の髪を手入れするのもアッシの役目!!」
「そんなあ〜。別にお洒落とかどうでもいいよう、本当、ほんと大丈夫」
「何が大丈夫なんでげすか?!
あ〜っ、ほら!動かないでくだせえってば!櫛に髪が絡まっちまう」


ごめんなさい。

133名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/11(水) 13:13:58 ID:F15Ox1tO
世話焼きヤンたん(・∀・)イイ!!
134名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/12(木) 22:34:13 ID:KyQhN4yn

しばらく忙しかったのでうpするタイミングが
遅すぎですが・・・・・

ttp://akm.cx/2d2/img/7118.jpg
時期外れの花見
135名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/13(金) 13:46:18 ID:5+m80DoW
キタ――(゚∀゚)――!!
雰囲気がすごくいい感じ。さりげなく手を繋いでそうなところがまた…
色々妄想が広がります。GJ!!
136名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 12:39:21 ID:sjGis+rB
>>134
GJ!!
137名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/15(日) 19:22:33 ID:XMBb9ibE
ドラキュエの世界ってセーリの日とかどうしてるんだろ
138名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/17(火) 02:46:57 ID:YLO1HC/D
どうにかしてるんだろいさきっと
139名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/18(水) 00:46:47 ID:HQiKkFzy
…137さんの発言を受けて思わず書いてしまった…
月一のあれのネタなので、嫌いな方はスルーお願いします。
1401:2005/05/18(水) 00:47:58 ID:HQiKkFzy
「…どうだ?」
「今痛み止め飲ませたから…しばらくしたら効いてくると思うんだけど」
「しばらくは安静にってとこだな」
そうね、言いながらゼシカは扉を見やる。少し古い宿の廊下が小さくきしむ。
「ヤンガスは?」
「付き添うみたいよ。何か用があるときに誰もいないと困るだろうからって」
「へぇ」
「…まぁ、あんまり話しかけないほうがいいって言っておいたし、ヤンガスって結構気が回るから大丈夫でしょ」
「律儀な奴だなほんとに」
「少しは見習えば?」
「ゼシカ相手ならいくらでも」
「全力でご遠慮いたします」
相変わらずつれないね、肩をすくめ、ククールはため息をつく。それじゃ食堂にでも戻るかというなりさっさと歩き出す。
ククールとは意味の違うため息をつき、ゼシカも後を追うように歩き出す。生暖かい風が揺れるようにとどまる。

部屋の中で、ヤンガスはじっとエイトを見ていた。
見ていた、と言っても姿ではなく、実際はくるまっている布団なのだが。
下腹部を押さえて小さく丸まったエイトが苦しそうに息をする。眠ってはいないのだろう、くぐもった呻きが時折聞こえる。
ヤンガスにはエイトの痛みがわからない。男性にはわかりようがない。
それだけに、どうしていいのかもわからず、ただじっとエイトを見守るしかなかった。
地方特有の、湿り気の強い生暖かい空気が部屋で膨らむ。少し汗をぬぐう。
1412:2005/05/18(水) 00:49:11 ID:HQiKkFzy
ゆらり、と布団が動いた。エイトが寝返りを打ったのだ。うっすらと開くまぶたから、澄んだ瞳が少しだけ覗く。
「…ヤンガス…?」
「…でがすよ」
「…どうしたの…?」
「兄貴ひとりにするのはまずいと思ったんでがすよ。…何か欲しいものとかあったら言ってくれれば用意するでがす」
返事の代わりにぐっと目を閉じるエイト。ますます小さくちぢこまり、必死で痛みをこらえている。
苦しいでがすか、言いかけてヤンガスは口を閉じた。聞かなくたってわかることだ。
普段気丈に振舞っているエイトがここまで小さくなってしまうのだから、その痛みは想像もつかない。
外傷ならば魔法でなんとでもなるのに、やるせなさを感じ、ヤンガスもまた押し黙る。
沈黙が続く。湿気交じりの温かさが足元から喉元まで埋めるように広がる。
ふと、エイトが再び目をあけた。まぶしそうに目を細め、ヤンガスの方を見やる。小さな唇が動く。
「…悔しい、なぁ」
悔しい、でがすか?ぽつりともれた言葉を理解できず、問い返す。
うん、悔しい、少し涙目になりながらエイトが繰り返す。
「…慣れてる、のに、怪我する、のも、血が出るの、も」
身体の痛みとは違う苦しさなのだろう、細切れのため息が単語に混じる。
「痛い、のも、慣れてる、はず、なのに」
どうして、我慢ができないんだろう。こんなことで、立ち止まっている場合じゃない、のに。
「…ごめん、ね」
唇を噛み締め、まぶたを閉じる。痛みのためなのか、別の何かのためなのか、肩が小刻みに震えている。
「…兄貴」
ヤンガスは思わず、エイトの頬に手を伸ばした。柔らかく、添えるように手を当てる。
普段なら目を丸くしたり、顔を赤らめたりもするのだが、今日のエイトはその余裕さえないらしい。
少しだけ顔を動かすと、またじっと押し黙る。苦しそうに、悔しそうに、眉をひそめる。
「大丈夫でがすよ、誰も兄貴のことを責めたりしないでがす。そんな風に気にしなくても」
ふるふる、小さく首を振る。責任感がそうさせるのか、エイトは少し身を起こそうとして、またちちごまる。
寝てないとだめでがすよ、でも、またため息をつき、身体を丸める。
1423(終):2005/05/18(水) 00:51:21 ID:HQiKkFzy
「…兄貴」
ヤンガスは慎重に言葉を選び、続けた。
「あっしは男だから詳しいことはわからないでがすが…そういう痛みってのは、怪我とは全然違うと思うでがす」
「…」
「…あっしには、兄貴の身体が悲鳴をあげてるように思えるでがす」
「…身体、が?」
「無茶をするなとは言わないでがす。兄貴はそういう気遣われ方が嫌いな人だ。
…でも、こんなときくらい、自分の身体の言うこと聞いてやってもいいと思うんでがすよ」
「…」
「あっしは、今の兄貴の痛みをわかることができないでがす。兄貴の痛みは兄貴にしかわからないでがす。
…兄貴が兄貴の身体を労わらなかったら、誰が兄貴の身体を労わってやれるんでがすか」
「…うん」
だから、今は寝ていていいんでがすよ。ヤンガスはそう言うと、再びエイトの頬に手を当てる。
ふわりとほのかに微笑むと、エイトは静かにヤンガスの手の上に自分のそれを重ねた。
なぞるように、ぎこちなく指を動かす。
「…ヤンガス」
「なんでがすか?」
「…おなかの部分に、手を当ててくれない…?」
へ、思わず間抜けな声を出す。布団の上からでいいから、促され、静かに片手を布団の上に乗せる。
布団越しに熱が伝わるわけもないのだが、エイトはそれでも満足そうに目を閉じる。
「…あったかい、なぁ…少し、眠れそう」
痛み止めが効いてきたでがすかね、照れ隠しに顔を背けてつぶやくヤンガス。
どうだろう、ね、深呼吸に言葉を混ぜて、答えを返す。
そのまま静かに、規則的な寝息が聞こえてきた。

「…二人して非常によく寝ているわけですが」
「ヤンガスがいびきをかかないなんてめずらしいわね」
「つーかなんつーかいろんな意味で目のやり場に困るんですが」
「いいじゃない、ほのぼのしてて」
「…なんかとっても敗北感を感じるのは俺だけですか」
「…一生感じてなさい」
143名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/19(木) 00:52:43 ID:LOQAdqkJ
乙です。
ほんとにうまく言葉を選ぶなぁ
144名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/20(金) 12:08:36 ID:rn4oR2Ro
全然不快じゃないどころかむしろGJ!
145137:2005/05/21(土) 01:46:28 ID:vv/inFA4
>>140
GJ!
自分の疑問がまさかSSになるとは思わなかった
動かなきゃいけない時には、清潔な布でも当ててるのかな?
146名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 03:58:55 ID:p3B2Ol6P
エイトの同期に思いを寄せていたミーティア。
それを知って、式直前に身代わりをかってでるエイト。実は、エイトもまた
同期に淡い恋心を抱いていた。しかし、ミーティアへの忠誠と友情がまさり
チャゴスの妻になることで、思いを断ち切ろうとする。
そうと知らず
チャゴスとミーティアの式をぶち壊しに来たヤンガス一行。
馬姫様!じゃなかった、ってエイトだった。
初めてみるドレス姿にドキドキするヤンガス。エイトの手をとる。
心なしか汗ばむ手を、エイトは強く握り返した。やっぱりチャゴスは無理です、
土壇場で目を覚ましてくれたヤンガスに感謝した。
ミーティアとトロデ王が無事に抜け出すのを見届け、
ほとぼりが冷めるまでのつもりで、ゲルダの所に身をよせる。
微妙な三角関係になり。ヤンガスやゲルダの気持ちの変化に気付いたエイトは
その夜のうちにそっと抜け出す。
147名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 04:03:02 ID:p3B2Ol6P
エイトは、夜の森を歩き、放浪中のマルチェロに出会う。
エイトだと気付かず、紳士的な態度を取ってしまうマルチェロ。
あまりのギャップに固まってるエイト。顔立ちにあどけなさが残る少女に
優しく話しかける。
どうしたんだい、そんな格好で。荷物はないの?
焚き火を炊いて暖をとる、携帯食を手渡し。過去話を始める。
懺悔の告白と、腹違いの弟へのひめたる思いを語り始めるマルチェロ。
突っ込みに困ってるうちに、いつの間にか、口がきけない娘だと思われるエイト。
わけありのようで、どこか初めて会った気がしない娘に、心引かれていくマルチェロ。肩を抱く。
思ったより鍛えている。それもまたよし。
そして・・・あれ?スレ違いにつき・・おしまいっ。
148名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/21(土) 15:54:14 ID:AyoC5lS+
>>146-147
最終的にヤンガスとエイトがくっつく…と脳内補完すれば無問題
149名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/22(日) 23:24:11 ID:a71DqpOi
>>146-147
勝手に続けてみる

肩を抱かれ、固まるエイト。心拍数が上がるが、何かが違う、という思いがめぐる。
そのとき、突然突風が吹き、焚き火が消える。真っ暗になり、大慌てで火をつけなおすマルチェロ。
しかし、再び辺りが明るくなったとき、そこにエイトはいなかった。
呆然とするマルチェロ。あれは夢だったのか、ため息をつく。
他方、ヤンガスはエイトを抱えて森を駆けていた。先ほどの突風はヤンガスの放った真空波だったのだ。
危なかったでがすね、言いながら走るヤンガス。マルチェロに肩を抱かれたときとは明らかに違う胸の昂ぶりに戸惑うエイト。
ゲルダのところへ戻るのか、不安げに問うエイトに「あいつのところには戻らない」とはっきり告げるヤンガス。
じゃあどこへ、そのとき目の前に小さな小屋が。とりあえず今日はここで休むといいでがす、
後のことは兄貴にまかせるでがすと言い残しベッドにもぐりこむ。
ここはどこなのだろう、見回すエイトの目に小さな暖炉が飛び込んでくる。
ふいに、かつてヤンガスが自分に言った台詞を思い出す。
「いつかは小さな小屋で余生を過ごしたい もちろん 暖炉のそばには兄貴がいる それが理想だ」
なぜかエイトの目を温かい涙が伝う。その意味もわからず、暖炉のそばに座り込む。


…勝手なことしてすみませんorz
150名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/23(月) 20:44:53 ID:To1t0rcT
>>146-147>>149
まとめてGJ!
いいタイミングで現れるヤンガス素敵過ぎ(*´д`*)
151146、147:2005/05/24(火) 18:09:08 ID:xDHjo3hA
>>149
不安げなエイトに戻らないと言ってやるヤンガスが男らしいなというのと
ラストがよいです。ありがとう。
152名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/24(火) 21:56:02 ID:Cf0nllBZ
作品別でカプスレは一本化案
自治スレッド@FF・ドラクエ板
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/ff/1110044927/
153名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/26(木) 20:15:46 ID:5+u8xDBD
154名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/27(金) 12:57:53 ID:QCVx7n2H
4コマ3巻を買った。
某作家のキラパンを戦わせたくないともじもじするエイトが女の子にしか見えなくて激しく萌えた
155名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/28(土) 13:59:47 ID:FysqNiQH
ttp://akm.cx/2d2/img/7482.jpg

某絵板でゼシカが↑な格好してる絵を発見
156名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 00:16:03 ID:DjITs6Gu
な、生足……!!
157名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 05:54:53 ID:zl4H+Nqj
パクリかよ
158名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 10:04:21 ID:G/aDGP6P
801同人女は死ね」
159名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 11:30:19 ID:HRmx8TDO
生足…!
凛とした感じでいい!
女の子主人公ならやっぱミニスカワンピだったんだろうなー
160名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/29(日) 23:05:59 ID:W0P6nxtI
まとめサイト管理人さまへ

ttp://akm.cx/2d2/img/7526.jpg
161名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/30(月) 23:40:21 ID:3s38C6ae
>>159
メタル斬りが大変だと気付いたw

ヤン「あにき、兄貴!やっぱりその格好はやばいでがす!そんなに跳んだら、その…み、見えてしまうでがすよ…」
エイト「……あっ。わ、忘れて!忘れてヤンガス!!」
クク「ピンク。今日も朝から良いもの見た。エイトマジGJいてっヤンガスうわなにするやめr」



……なんてね。
162名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/30(月) 23:55:54 ID:eF3oJzSI
むしろせいけんづきがやばい気が
胸でゼシカに勝てない分美脚でとか
163名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/31(火) 00:02:47 ID:rF+iNNri
>>160に萌えた。これってエイト?
164名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/31(火) 14:15:00 ID:8UWffUo6
>>161
むしろ「エイトマジグッジョ…」ドガッ!!…昏倒。な悪寒。
>>163
エイトちゃん。
165名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/05/31(火) 19:14:43 ID:QyLBNM58
>>164
サンクス!エイト可愛いよエイト
166名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/02(木) 13:45:37 ID:wzKWQGbu
某同盟のメタキン装備のヤンガスがめちゃめちゃかっこいい…(*´Д`)ハァハァ
167名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/03(金) 10:09:25 ID:ZdDL6iJI
エイトちゃんかわいいよエイトちゃん
168名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/03(金) 14:06:59 ID:6rDFbbu8
服とかひらひらしてて可愛いよな
169名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/03(金) 15:33:30 ID:kZdchKl/
>>166
見てきた
ヤンガスは何を着ても格好いいな(*´д`*)
170名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 16:13:41 ID:DKfJbsVr
保守
171名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/05(日) 23:30:47 ID:JPKkLOgM
ヘタレだけど、女エイトに萌えてコツコツ執筆中でつ
172名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/06(月) 20:28:45 ID:2SHc/O0k
>>171
がんがれ!

保守ついでにベタすぎるネタ投下


「んぁ…っ」
「…ここがいいでがすか?」
「うん…そこ…気持ちいい…ん…」



「あーいいわねーマッサージ」
「お望みとあらば俺がやりますけれど?」
「全力で拒否します」

ごめん吊ってくる
173名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/08(水) 00:41:07 ID:vZ4zCtnE
職人さん降臨を待ちつつ期待あげ
174名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/09(木) 17:49:49 ID:XN9IPD7/
神スレなのに誰も来ない
175名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/09(木) 23:15:15 ID:eWW/jIme
私は日参してるぞ
176名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/10(金) 10:15:56 ID:dqUGWT/y
同じく
177名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/11(土) 10:23:45 ID:+UACx/Cv
北米版予告ムービーのSHTエイトタンを見て女の子ちゃんだカワイ〜(*´д`*)と思った



DQの音楽を語るスレ 第23編よりコピペ ↓
http://www.dragonquestonline.com/media/DQVIII_US_TRAILER.wmv
北米版のトレーラー
178名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/11(土) 13:15:25 ID:VkO5eScw
ここにも張られたか〜US版トレーラー

まるでビックバンのように衝撃が広がっているな
でもあのエイトはむしろ超サイy・・・ごめスレ違いだ;
179名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/11(土) 15:25:16 ID:WnEEPw+z
SHTはともかくとして
二刀流エイトたんかっこええ…
180名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/12(日) 01:37:47 ID:OxPm7V+F
ここはヤンガス以外とのカプリングは禁止なの?
181名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/12(日) 15:26:57 ID:QsfSqwvk
スレタイ通り。他キャラでてきても最終的にヤン主になるならいいと思う。
182名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/13(月) 12:46:31 ID:SOnt6adn
>>177
見たけどチンコピアス映像だったんですが…。
183182:2005/06/13(月) 12:54:55 ID:SOnt6adn
ご、ごめんなさいもう1回やったらちゃんと見られました…。
最初に出てきたチンコピアス手術?映像は何だったんだろ。
184名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/13(月) 14:00:35 ID:qSNCRNPU
細かい事はキニシナーイ
185名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/14(火) 13:21:12 ID:c0aCIYfD
うっかり初(ryな話を書いてしまった
そういう描写はほとんどないけど、苦手な方はスルーしてください
1861:2005/06/14(火) 13:24:02 ID:c0aCIYfD
なんとはなしに、ヤンガスは部屋の中を見渡した。
小さな宿屋の一室、それほどの広さはないものの、一人しかいない空間はがらんとしていて、妙な寂寥感がある。
数日前までは同室だったエイトのことを思い返し、思わずため息をつく。
別にたいしたことではない、ただ夜寝る部屋が変わっただけだ。
ゼシカが仲間に加わってから、当然のように宿は二部屋取るようになった。そうなれば、女性二人と自分に分かれることは当たり前だし、それについてとやかく言う気もない。
むしろ今まで兄貴と一緒の部屋で泊まっていたこと自体不思議なのだ。そうは言っても、やはり一人の部屋は慣れない。
枕の感触を確かめてみる。少し硬めだ、このくらいなら寝やすいだろうか。掛け布団の材質はあまりよくない。シーツはきちんとアイロンがかけられ、ぴんと張っている。値段の割りに寝心地は悪くはなさそうだ。
…以前なら、こんな単純なことも兄貴と話すことができたのだ。朝起きるときから夜寝付くときまで、文字通り四六時中兄貴と一緒だった。それは今もほとんど変わらない、ただ夜寝るとき別になった、それだけのことだ。
聞こえるはずもないのに、隣の声が気になって仕方がない。今頃はゼシカとの親交を深めるべくたわいもない話をしているのだろう。聞き耳を立てるのも野暮だし、かといって何かすることがあるわけでもなく。ヤンガスは仕方なくベッドに寝転がった。
「…兄貴」
ぽそりとつぶやく。以前は転がるなり朝まで爆睡だったのに、今はそれもできない。今部屋にいない兄貴のことが気になり、それと共に頭の中が彼女で埋め尽くされてしまう。今まではそんなことはなかったのだ、気づくことさえなかったのだ。
(あっしは兄貴を尊敬してるんでげす。その気概に惚れこんで、地の果てまでお供するって決めたんでがす。それだけ、それだけなんでがすよ)
言い聞かせるように頭の中で反芻する。努力空しく、やっぱり頭の中から彼女は消えない。
一人きりで思い返せば、自然とそれは本能の方向に結びつく。
これもまた、一緒の部屋にいたころは気づかなかった性質のものだ。
赴くままに、手を下の方向へ伸ばす。
違うのだと思いながらも、一度始めてしまったことは、自覚してしまったことはどうしようもない。
187:2005/06/14(火) 13:26:23 ID:c0aCIYfD
「兄貴」に当初の意味を越えたものが混じり始めたのはいつだったか、はっきりとはわからない。
ただ、ゼシカが現れ、半強制的に別室になったことで、その感情を無視することはできなくなった。
今も兄貴を「兄貴」と慕う気持ちは変わっていないが、それとは違う、おそらくは感じてはいけない類の気持ちが少しづつ侵食してきている。
現に今こうして、彼女のあられもない姿を想像しては満たそうとしている。
(…なさけねぇ)
処理を終え、汚れた布を洗い、窓わきの手すりにかける。嫌な疲れを感じながら、またベッドにもぐりこむ。
やっぱり、眠れそうにない。
じっとりとした時間が過ぎていく。
今は何時ごろなのだろうか、隣の二人は寝付いただろうか。
なぜ自分だけこんなにそわそわしているのか、とにかく腹が立つ。
と、ドアをノックする音がした。次いで小声で呼ぶ声がする。
「…ヤンガス、起きてる…?」
大慌てで掛け布団をひっくり返し、ドアを開ける。寝巻き着のエイトがそこにいた。
廊下の明かりで出来た影で、妙に沈んで見える。
「どうしたんでがすか、こんな時間に。ゼシカの姉ちゃんは寝ちまったんで?」
「うん、ゼシカって意外と寝るの早いからさ。…入ってもいいかな?」
「…かまわねえでがすよ」
先程の自分の行動を恥じながら、部屋に招き入れる。
薄い衣服一枚の姿が妙に小さく見える、数日間見ていなかっただけなのに、その姿がやけに懐かしく思える。
ヤンガスがベッドに腰掛けると、エイトはその横にちょこんと座った。
以前もよくあった光景だ、なのに今は異様に嬉しいような、怖いような気分にさせられる。
188:2005/06/14(火) 13:28:36 ID:c0aCIYfD
「ねえ、ヤンガス」
何を話せば良いかと迷っているうちに、エイトが口を開いた。
隣を気にしているのか、ささやく様な声色だ。
「…何か悩んでいることない?」
「いや、別に無いでがすよ」
「じゃあ、僕、何か気に障ることした?」
「…いや、全然、兄貴がそんなことするわけないでがす」
「そうなの?」
「もちろんでがすよ」
「…じゃあどうして、最近僕を避けてるの?」
予想しなかった問いにやんがすは思わずエイトの顔を覗き込む。
不安げに下がった眉、すまなさそうに見つめてくる視線。いたたまれなくて思わず目をそらす。
「避けてなんかないでがすよ、兄貴の勘違いだと思うでがす」
「…じゃあどうして今目をそらしたの」
「そらしてないでがす」
「嘘、ほら顔ごとそらしてる」
ねえ、何があったの、答えることができずにヤンガスは身体を少しずらす。
吐息の暖かさも体温も伝わってきそうな距離では、まともな思考も働かない。
それが気に食わないのか、エイトは追いかけるように身体を近づけてくる。
「どうして離れようとするのさ」
「暑いんでがすよ、兄貴と違ってあっしは肉布団があるんで」
「…今までそんなこと言ったことなかったよ」
ぐっと言葉に詰まる。彼女とて伊達に数ヶ月ヤンガスと共にいたわけではない。
言い訳の空しさと嫌でも高まってしまう鼓動に焦る。
動きそうになる手をぐっとこらえる。
一瞬でも気を抜けばそのままエイトを押し倒してしまいそうになるのだ。
けれどそれは許されることではないし、第一エイトはヤンガスが自分にそんな感情を抱いていることなど気づいてもいないだろう。
(…兄貴は兄貴なんでがす、それ以上でもそれ以下でもないんでがすよ、それ以上を望んだりしちゃいけないんでがすよ)
189:2005/06/14(火) 13:31:46 ID:c0aCIYfD
「…どうしたの?」
不安なのだろうか、今にも泣きそうな表情でエイトが語りかけてくる。
伸ばされた手を思わず振り払ってしまい、ヤンガスはますます焦る。
「わかんないよ…一体何がどうしたの?そりゃ、誰だって言いたくない事ってあると思うけど…
でもそういう風に思いつめた顔してるのに何も言ってくれなきゃ、どうしたらいいかわかんないよ」
「…思いつめた顔してるでがすか」
「今にも死にそうな顔してる」
「…なんでもねえ、なんでもねえんでがすよ。なんでもねえんでげす、だから兄貴、部屋に帰って休んでくだせぇ」
「やだ」
「んなこと言わずに」
「絶対やだ。話してくれるまで帰らない」
「ゼシカの姉ちゃんが心配するでがすよ」
「ヤンガスが話してくれればすぐにでも戻るもん」
「…」
ヤンガスは大きく首を振る。我慢比べになるのはごめんだが、こればっかりは言うわけにはいかない。
言えばすべてが崩れ去る。おそらく、今まで兄貴と呼んできた日々さえ彼女には嘘に見えてしまうだろう。それだけは、せめて、それだけは。
「…お願いでがす、帰ってくだせぇ」
「いやだ」
「…お願いでがすよ、辛いんでがすよ、あっしだって辛いんでがすよ」
「だから何が辛いのさ。話したら少しは楽になるかもしれないよ」
「…言えないんでがす、こればっかりは兄貴に言えないんでがす」
「どうしてそうかたくななの。やっぱり僕が何かしたんじゃないの?」
「何もしてねぇ、兄貴は何もしてねぇ。…今戻ってくれたら何も起こらないで済むんでがす、だからお願いでがす、帰ってくだせぇ」
190:2005/06/14(火) 13:39:57 ID:c0aCIYfD
月がぼんやりと部屋を照らす。沈黙に風の音が混ざり、時計の音が続く。
沈黙に耐え切れず、エイトが無理やりにヤンガスの腕をつかむ。
ねえどうして、かすれそうな小さな声で、まるで哀願するように唇を動かす。
部屋の暗さと相まって深い色合いになった瞳がじっとヤンガスを見つめている。
本人には全く自覚はないだろう、けれどその表情ともすれば誘っているようにさえ見えてしまう。
指から伝わる体温に、ヤンガスの中で何かが切れる。
(…ああ、駄目だ、もう駄目だ、あっしみたいな大馬鹿者は、自分を押さえ込むことさえできねぇんだ)
(馬鹿だ馬鹿だ、それでも駄目だ、あっしはいつからこんなに)
「兄貴」
「え?」
次の瞬間、ヤンガスはつかまれていない方の手で思い切りエイトを引っ張った。
無防備な寝巻き姿が腕の中に転がり込む。抵抗する隙も与えず、その小さな身体を抱え込む。
いきなり抱きしめられ、エイトが目を丸くする。表情を見ないように肩に顔を乗せ、腕に力を込め、鼓動を確かめる。
「…逃げてくだせぇ」
声を絞り出す。ぎりぎりの理性で言葉を続ける。エイトの胸元の柔らかさに昂ぶる本能を必死で抑える。
「みぞおち殴ってもいい、魔法で黒焦げにしてくれてもいい、今すぐここから逃げてくだせぇ。
…あっしが我慢できなくなる前に、早く」
「…ヤンガス…?」
「…すまねぇでがす、兄貴。兄貴は兄貴なんでがすよ、それは変わらないんでがすよ、それでもやっぱり違うんでがすよ、あっしは…あっしは男なんでがす、兄貴は女なんでがす、だから逃げてくだせぇ、今ならまだ間に合うでがす」
「…」
エイトは動かない。身体をこわばらせたまま、じっとヤンガスの言葉を聞いている。
「…嘘、でしょ?」
「嘘じゃないでがす、本当なんでがす、あっしは兄貴が、兄貴が好きなんでがすよ、人間としても、男としても、好きなんでがすよ」
ぎり、と奥歯を噛み締める。
…もうこれで戻れない、兄貴と呼べた日々には戻れない。
今でもその人格にほれ込んでいても、ついていく理由は別だと言っても、もう彼女は以前と同じようには接してくれないだろう。
女を落とすためについてきた不届き者と思われても、今までがすべて芝居だったと思われてもしかたがない。
全て自分が蒔いた種なのだ。
(…ちくしょう)
1916(終):2005/06/14(火) 13:44:12 ID:c0aCIYfD
悔しさと空しさと、どうにもならない愛しさで頭が一杯になる。全神経を彼女の体温に傾けながら、心にもない、けれど正しい言い訳をする。
「あっしは馬鹿でがす、でも拒まれても無理やり襲うほど落ちぶれてもいないんでがす。だから逃げてくだせぇ、お願いでがす」
「…」
昂ぶり続ける本能を必死でこらえる。早く逃げてくれなければ、拒んでくれなければ、本当に取り返しのつかないことになる。
…しかし。
ふぅっ、と、エイトが身体の力を抜いた。
「…ごめんね」
震える声でつぶやかれ、ヤンガスは思わず顔を上げる。至近距離の吐息が熱い。
エイトはヤンガスの頭に手を沿え、抱えられた身体を少しずらす。そしてそのまま静かに、ゆっくりと唇を重ねる。
「最初から、こうすればよかったんだね」
「…え」
「ごめんね、苦しい思いさせて、ごめんね」
「…兄貴…?」
「大丈夫だよ」
目尻に涙が溜まっている。見たこともない、切なげな、優しげな微笑み。
「…大丈夫、だよ」
「…いいんでがすか」
「…うん」
ヤンガスの目から大粒の涙が零れ落ちる。エイトはそれを指でぬぐい、再び唇を重ねた。


いつになくけだるい、それでいて満たされた朝の光に、ヤンガスは目を開いた。
ぼんやりと重い頭を抱え、起き上がる。と、真横に体温を感じ取り、慌てて視線をベッドに戻す。
そこにはエイトがいた。はだけた寝巻き姿のまま、静かに寝息を立てている。
(…ああ、そうか、そうだったでがすね)
幸せそうな寝顔に思わずほほが緩む。くしゃりと髪をなでてやると、気持ちいいのか、ますます笑顔になる。
「…兄貴」
あえてその名を呼び、もう一度髪をなでる。
あれだけ広かった部屋が今朝は妙に狭く思えて、ヤンガスは信じてもいない神に、心から感謝した。
192名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/14(火) 13:44:56 ID:c0aCIYfD
真昼間からこんなんですみませんすみませんorz
193名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/14(火) 14:04:03 ID:BD4P6RLs
いや良かったですよ〜GJ!
194名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/14(火) 14:11:00 ID:2DnhpPQ1
萌えた!GJですっ
195名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/14(火) 19:22:01 ID:zLNS0oeA
素敵(*´д`*)
196名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/14(火) 21:42:53 ID:aJBnqMTK
ああんもうかわいいよう二人とも
197名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/15(水) 23:55:46 ID:ZnWrWkRc
このスレ的に、先天的に女のエイトじゃなく、敵の呪いとかで後天的に女になるエイトはあり?
198名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/16(木) 00:02:35 ID:SvlRFA/D
それだと精神的には男x男ネタになってしまうので不可!
199名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/16(木) 01:57:09 ID:mjNdXBwz
それは残念です・・・
200名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/16(木) 08:07:45 ID:VHwGUuM0
200get!
201名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/17(金) 10:00:36 ID:PEgcJNIu
浴衣とか甚平を着てるヤンガスと浴衣着てる主人公のイメージが脳内で沸いている…
絵にしたくても自分にはスキルがないからできないorz
誰か描いてくれないだろうか…他力本願でスマソ
202名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/17(金) 18:02:17 ID:iSGeI+fs
>>201
更に、縁側で二人、夕涼み
なシチュエーションがいいなあ、とリクエストしてみる
厚かましくてスマソ
203名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/19(日) 12:12:00 ID:4VQsWsTb
保守カキコ
204名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/21(火) 11:37:52 ID:NMQvVl4w
静かだな…
205名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/22(水) 09:10:43 ID:QsPNIoUY
ぐぅ
206名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/22(水) 11:21:10 ID:sPgIYwRP
ちょっと投稿。



花屋の前で強面の男が花を選んでいた。
自分が尊敬出来る『人物』にあげるための花。
だけど色んな種類があって、どれを選べばいいか分らない。
それどころか、今まで『女性』に花を送った事がない。
そんな彼が選んだ花は、赤いチューリップの花を一輪。
彼は急いで、一番尊敬が出来る人がいる所に走った。

そんな事をまったく知らない赤いバンダナの少年に変装している少女。
野の花を見つめ、蝶を追いかけている。
戦士じゃなければ可憐な少女。
「姉・・・じゃなくて兄貴〜!!」
遠くで走りながら彼女を呼ぶ。
その声に後ろを向く少女。
「ヤンガス?!どうしたの?」
少女が驚いた顔で、彼の名前を呼ぶ。
ヤンガスは息をきらせながら、少女の前にチューリップを差し出す。
「これ!兄貴に受け取って貰いたくて・・・ずっと探していたでげす!」
顔を真っ赤にして、照れくさく言う。
少女も少し顔を赤らめて、うつむく。
彼が握っていた真っ赤なチューリップを受け取った。
「あ・・・ありがとう・・・!!」
彼女はすぐに後ろを向き。しゃがみ始めた。
少ししてすぐに立ち上がり、ヤンガスの方に体を戻した。
「お礼・・・・あげる!」
林檎のように顔を真っ赤にしながら一輪の野の花をヤンガスに押し付けるように渡す。
それを受け取って、照れ笑うヤンガス。
少女は照れながら、トロデ王が待っている馬車の方に走っていった。
207名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/22(水) 11:21:55 ID:sPgIYwRP
さて、彼女から貰った花はナズナ(ペンペン草)である。
「なんでペンペン草なんでげしょうか?」
「お前はほっんと、何も分ってない!!」
銀髪の男が、後ろから現れる。
ヤンガスは彼を睨みつけるように見る。
「何が言いたいげす!!」
「お前、花言葉って知っているか?」
ククールの言葉にヤンガスは頭を抱える。
その様子を見て、鼻笑いをした。
「教えてやるよ、その花の花言葉」
そう言って、ヤンガスの耳元にささやく。
(ナズナは花言葉で『すべてをあなたに捧げます 』って言うんだよ)
意味を聞いた時、彼の顔が真っ赤なチューリップより赤くなった。
まさか、そんな意味があるとは知らなかったからだ。
「ちなみにあんたがあげた真っ赤なチューリップは花言葉で『愛の告白』って言うんだよ』
更に顔を赤くして、しまいには失神してしまった。
「貴方が花言葉に詳しいなんて、以外ね」
ゼシカが後ろで、少し呆れながら言う。
「君に似合うのはツバキ(花言葉で魅力)さ」
「じゃあそっちは口紅水仙(花言葉でうぬぼれ)がお似合いよ」
ゼシカの言葉に彼は少し落ち込んだとか・・・・・。

それからヤンガスは更に彼女の側から離れない事が多くなった。
例え地味は野花でも、花言葉にすると大胆な告白になる。
ヤンガスは愛しの彼女の為に花言葉の勉強をし始めたのはそれからだ。
208名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/22(水) 11:57:55 ID:lwnWo4wt
キモイスレだなぁ、変態は死ねよ
209名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/22(水) 16:58:53 ID:kLCVOZs3
>>206-207
素敵な話をありがd
GJです〜!
210名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/22(水) 21:05:35 ID:1h/7G2Eu
GJ!
ヤンガスもエイトも野の花似あうよなぁ…
211名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/23(木) 22:34:27 ID:wwB4sgJD
カワエエ。GJです!
この2人ネタは、本当にほのぼの系が多くて和むな〜。
212名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/26(日) 14:02:12 ID:Q3q6fUHN
野に咲く花のように。
213名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/27(月) 13:18:37 ID:T2UWAYBT
野に咲く花繋がりで…エイトたんはひまわりとか似合いそうだ。自分の背丈くらいのひまわり畑の中にいそうなイメージ。
214名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/29(水) 12:32:16 ID:hZna9c4F
保守
215名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/30(木) 20:11:11 ID:gS/m8Bla
人いないなぁ…
以前漫画描いてるって言ってた方とかまだ見てるのかな?
なにやら同士が減ってそうでさみしい(´・ω・`)
216名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/06/30(木) 22:04:17 ID:rbdc1GsX
神降臨待ちしてるだけで、ROMだけどいるよ〜 ノシ
217名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/01(金) 10:13:18 ID:HyTPlbCM
ROM専ですが(´-`)ノシ
218名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/01(金) 11:50:34 ID:xwIXa4kZ
ROMしながらコツコツ執筆中でつノシ
219名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/01(金) 21:42:48 ID:xwIXa4kZ
ちんちん磨きながらROM中でつ
220名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/01(金) 21:43:31 ID:xwIXa4kZ
じゃ、頑張って書きまつ
221名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/02(土) 03:03:25 ID:iW5KRg/k
相手をヤンガスに限定してるのが過疎の原因かも・・・
222名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/02(土) 08:33:33 ID:IJRT1gL1
とはいえここはもともとヤンガス萌えスレから独立したものだし、他カプは結構サーチとかで見つかるわけだし、どんなに過疎化してもヤン主オンリーで続いて欲しいな…

他カプOKになると他カプに占領されてしまいそうで切ない(´・ω・`)
取り合いくらいはあってもいいのかもとは思うけど。
223名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/03(日) 21:42:23 ID:kvPbFhg4
ヤンガスが浮気していると思いこんだエイトたんの行動とは?
224名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/04(月) 22:27:09 ID:ffxxuBa0
1.すねる
2.むくれる
3.襲う

エイトたんは浮気と思い込んでもヒステリックにはならない気がする。
…マジギレしてSHTギガブレとかやられたらひとたまりもないしな
個人的には3番きぼうわなにをすr
225名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/04(月) 22:41:09 ID:WCkR16kB
女の子っぽい格好でさり気に誘惑してみる
226名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/04(月) 22:41:43 ID:Oq+VtLPD
あ!!最下層だ!!
227名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/05(火) 13:40:14 ID:v/fR47sX
あ!ホントだ!

ゼシカタンに相談して慰められる…とかありそう
228名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/05(火) 19:50:30 ID:zQV/xZMh
>>223ヤンガス捨てる。切る。刺す。バックドロップ。ザキ。
229名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/06(水) 00:22:10 ID:41GNU0Zt
あげ
230名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/07(木) 00:31:45 ID:XLKu4GL2
七夕がきましたよ
231名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/09(土) 12:36:15 ID:XpmDdeMD
何もなかったねえ…
232名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/09(土) 23:36:54 ID:E/OlIDOZ
エイトたんの浴衣姿は容易に想像できて(*´Д`)モエるが、その隣のヤンガスには何を着せたらいいのか非常に難しい問題だ。
233名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/10(日) 00:27:08 ID:K1NfLzb3
最近流行りの甚平はいかがだろうか
234ウンコ大王 ◆TpifAK1n8E :2005/07/10(日) 20:03:42 ID:l4c3UspU
同人女のウンコは太い、臭い
235名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/12(火) 12:09:50 ID:xg//n0ax
保守
2365月に雪に埋もれた道女:2005/07/12(火) 17:57:24 ID:SINubtoy
所詮、絵心の欠片もない人間には萌えを画力にすることができないので(汗)
浴衣エイトと甚平ヤンガスの夕涼み風景を職人様たちにお待ちしつつ・・・。
その間の、暇つぶしになればと↓
(ちょっと無駄に長いかも・・・長くてすまんです)
2375月に雪に・・・/暖かな手:2005/07/12(火) 18:00:15 ID:SINubtoy

初めてね、キミのその瞳を見た時から、なんだかひどく懐かしい気がしたんだ。

初めて、貴方のその瞳を見た時、どうしてか、あぁ、やっと見つけたと思えたんです。


「ヤンガスはどうしてボクと一緒にいてくれるの?」
「兄貴が兄貴だからでがすよ」
あっさりと答えた男にエイトは戸惑いながら首を傾げる。
「ボクがボクだから?」
「そうでがす」
真剣な表情で頷くヤンガスにきょとんとエイトは瞳を見張る。
2385月に雪に・・・/暖かな手2:2005/07/12(火) 18:01:31 ID:SINubtoy
「兄貴はあっしに人を教えてくれたでがす」
「人?教えた?」
意外な言葉に瞳を瞬くと、ヤンガスが深々と頷いてみせる。
「人の中にもこんな人、それこそ宝石みてぇな綺麗な人がいるんだと、あっしは身をもって知ったでがすよ。人が、世界が綺麗なものだってもう一度信じてみたい・・・いや、信じられるって、兄貴は思わしてくれたんですよ」
「・・・ボクはそんな綺麗な人間じゃないよ。それに第一、綺麗とかっているのは姫様のような・・・」
「いんや、兄貴は綺麗な人だ!馬姫さんやゼシカのお嬢は確かに綺麗な姫さんたちなのはあっしにもわかりやすよ。あっしが言いたいのは人の姿かたちじゃなくてですね・・・」
上手い言葉がわからないと困ったように頭を振るヤンガスだが、ふいにヤンガスがエイトの手を取る。
「兄貴はね、とても綺麗な心の持ち主だ。もちろん、兄貴はその姿かたちだって綺麗なもんですがね」
何より、その瞳を見りゃぁすぐわかりやす。
歌うように一字一句を語るヤンガスはしっかりと掴んでいるのにまるで羽根で包まれているような感触を覚えるエイト。
さらに自分の両手で包んだエイトの両手をそっと揺する。
優しく、慈しむように。
2395月に雪に・・・/暖かな手3:2005/07/12(火) 18:03:49 ID:SINubtoy
「あっしはね、その心に惹かれたんです。」
「・・・・。」
「不思議なんでがす、兄貴と見る世界はとても綺麗だ。
兄貴が笑っている世界はもっと綺麗だ。だから、守ろうって思えるんでがす。
あっしは幸せだ、兄貴と笑ってこんな綺麗な世界を見れるんだから。
そしたらね、他のヤツにだってそういう風に思っている世界があるんだと思えてくる。
なら、その知らないヤツの世界だって守りてぇ、守ってやりてぇと思うんでがす。まぁ、こんなあっしにできることなんか高々知れてますがね、でも、何かできるなら・・・その為ならこの命張っても、惜しくはないそう思える」
だから戦うのだとヤンガスは笑った。
それはとても雄々しい男の・・・戦士の顔だと思った。
ヤンガスは綺麗な顔をしているわけでもないし、背だって低い。
格好がいい方とはお世辞にも言えないだろう。
でも、エイトには夕日に立派に照り映える顔はとても雄々しく、誇り高く神聖なものに思えた。
あぁ、この人と一緒ならば、何も怖くはない。
あてのない旅も戦いだって、この人が傍らにい続けてくれるのならば、辛くはない、怖いことなどないのだと思える。
まるで、ヤンガスは樹だ。
エイトは思う。
風が吹けばその幹で、陽が射せばその枝で、雨が降りつければその葉で、懐に入った者を守り続ける。
ヤンガスのイメージは大樹だ。
そうだ、大地にずっしりと根をおろし、幹太く腕を広げた大樹。
ヤンガスの心。
自分はこの暖かさと優しさに守られてきたのだと胸が苦しくなる。

そう、心根こそ好いてくれたと言うのならば。
それはきっと自分も同じなのだとエイトは思う。
2405月に雪に・・・/暖かな手4:2005/07/12(火) 18:07:32 ID:SINubtoy
「・・・ありがとう」
潤みそうになった瞳を叱咤して。
おかしくないように声を絞り出してエイトは笑って見せた。

この人ならば。
この人にならば。

いつか、打ち明けることができるのかもしれない。

本当の自分を見ても、その懐におさめて続けてくれるかもしれない。

暖かな手をもう少し。
もう少しだけ。

いつか打ち明ける勇気を。
この人に打ち明ける勇気を。

「じゃぁ、ヤンガス、もう少し、一緒にいてくれる?」
「えぇ、もちろんですよ。兄貴とならもう少しどころか、一生一緒にいてぇと思いやす」
「ありがとう・・・ありがとう・・・」
我慢したのに。
ついに不覚にも泣けてきた視界を必死に瞬きながら笑うと
ヤンガスはにっこりと笑ってくれた。
2415月に雪に・・・/暖かな手5:2005/07/12(火) 18:14:03 ID:SINubtoy
約束よりもなお惜しいのは握られた手。
あぁ、握ったこの手を離したくない。
今、握られたこの手を離したくない。
何故だか、ふとそう思った。

 ―――兄貴といる世界はとても綺麗ですよ。

あぁ、そうかもしれない。
ねぇ、ヤンガス、キミと見ると世界はこんなにも綺麗なんだ。
夕闇はもうすぐそこ。
今見える薄紫のすみれ色をした空がとても綺麗で、そこに光る星の河がとても綺麗で。
でも、ひどく眩しくて、不覚にも涙で滲んだ。
なのにそれでも優しく目元に触れてくれる手に
もっと涙が止まらなくなりそうでひどく困った。
そして、それを嫌に思うどころか、もっとなどと思う自分がいて。
やはりエイトは困り果てながらも、そっと目の前で笑う人に微笑んだ。

 貴方がいるから、世界はとても眩く、美しい。

                  −終幕−


お粗末でした!
お目汚しで、すいません。
浴衣と甚平のカップルお待ちしております!!
242名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/12(火) 22:03:22 ID:gg0XU6QX
とてもいいSSを読ませて頂きました
ありがとう!
243名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/14(木) 03:29:18 ID:KsEpNOTj
GJ!
感動しました。自分も、その、頑張ります。
244名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/16(土) 12:48:05 ID:9WR3OpfK
GJ!!
245名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/18(月) 16:07:23 ID:PUQfjZrp
246名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/19(火) 03:24:53 ID:cCLIIaSo
ほしゅ
2471/3 ◆4UXqI.SD0w :2005/07/20(水) 00:41:44 ID:I1ywDwPn
いつも読ませてもらっているばかりなので……。
正直、あまり自信はないのですが、少しでも盛り上がればなぁと……。


朝になって部屋に暖かい日差しが差し込んできた。
ふと目を覚ますと、ベッドにヤンガスがいない。不思議に思い、外へ出てみた。
辺りを見渡すと、ヤンガスがいる。それも隅っこで泣いているようだ。
心配そうにエイトがヤンガスに声をかける。

「どうしたんだよ、ヤンガス。」
「あ、兄貴! これは…その…何でもないんでがすよ。」
「泣いていたのに何でもない訳ないだろ。」
と、少し怒ったような表情でヤンガスに言った。
「いえ、それが情けねえ話で……。兄貴にはとても言えねえんでげす。」
「いいから話してごらんよ。」
「わ…分かりやした。昨日のメディばあさんの出来事なんでがすが
 あれを今になって思い出し泣きしてたんでげすよ。悔しくて、情けなくて……。」
これを聞いたエイトは、少し驚いた表情をしていた。
「やっぱり、アッシは情けねえ……。」
「そんなことないよ。僕だって悔しかったさ、情けなかったさ。
 自分の無力さを恨んださ……。決して、ヤンガス1人の責任なんかじゃないよ。」
一息ついて、またエイトが言う。
「泣くことを恥ずかしがらなくていいんだ。泣きたくなったら僕の前で堂々と泣いてよ。
 僕がヤンガスのこと慰めてあげるからさ。ね?」
2481/3 ◆4UXqI.SD0w :2005/07/20(水) 00:43:08 ID:I1ywDwPn
「そ、それはできねえでげす! 男が女の前で泣くなんて!
 本当はアッシが兄貴を慰める立場なんでげすから……。」
「そんな、かたくなにならないでよ! 仲間だろ!
 悲しいことも…辛いことも…仲間みんなで分け合っていこうよ。
 ヤンガス1人だけ寂しく泣いている必要はないんだからさ……。」
「あ…兄貴……。本当に優しいでげすね……。最初に優しく接してくれた人も兄貴でげした。
 ところで、今更な気もするんでげすが、あの時なぜアッシを助けたんでげすか?」
ヤンガスの隣にエイトが座り、その質問に答えた。
「今、目の前に命を落とそうとしている人がいる……。
 それを助けずに見殺しにできるはずがないだろ?」
「理由は……それだけでげすか?」
「うん、それだけだよ。」
あまりにもあっさりとした答えに、ヤンガスは唖然としていた。
その時、エイトが立ち上がった。
「僕はヤンガスと一緒に旅ができて本当に幸せだよ。
 あの時トロデーンがいばらの呪いに包まれて、僕は辛かった…悲しかった……。
 でも、それを癒してくれたのは…慰めてくれたのは、まぎれもなくヤンガスだよ。」
この後、ヤンガスが顔を真っ赤にしながら言った。
「ア、アッシも兄貴と旅ができて本当に幸せでげす!」
ヤンガスのこの言葉に、エイトは笑顔で返事をした。
2493/3 ◆4UXqI.SD0w :2005/07/20(水) 00:44:56 ID:I1ywDwPn
「ったく。朝っぱらからこそこそと2人きりで何してんだよ。」
「イイ雰囲気ねぇ。あの2人……。」
「そうだな〜。じゃあ俺達もそろそろ……。」
「何、馬鹿なこと言ってんのよ! あんたには酒場のバニーがお似合いよ!」

エイトはゼシカとククールが外に出ているのに気がついた。
「ほら、ヤンガス! もう、2人とも起きてるよ。いつまでもこうしちゃいられない。
 さあ、2人の所まで走って競争だ!」
「あ、ちょっと待ってくれでげす! 兄貴〜!」
少し遅れてヤンガスが後を追って行った。
いつまでもエイトとこうしていたい……ヤンガスは、そう思っていた。

終わり


お詫び
すみません。>>248は2/3でした。orz
250名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/20(水) 19:56:48 ID:7fNvDZUn
細かい事はキニシナーイ
GJですよ!!
251名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/20(水) 23:16:22 ID:YicllVht
無意味なベタにワロタ
252名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/21(木) 12:54:23 ID:NW5HAiEm
慰められるヤンガス萌え
イイヨイイヨー
2531/4 ◆4UXqI.SD0w :2005/07/22(金) 00:25:21 ID:Ja4LOqJ4
ありがとう。勢いでまた書いてしまった……。
>>247-249のシリアス路線とは一転します。少々長いです。


雪山地方に着いたエイト一行。
「うぅ〜……。寒いよ、ヤンガス。何とかして〜。」
「アッシも寒いでがすよ。しかし、こればっかりはどうしようも……。
 平気だろうと思って上着を持って来なかったアッシの責任……。
 今更戻るわけにもいけねえし、このまま突き進むしかないでげすね。」
「そ、そんなぁ〜」
寒さに耐えながら沈黙状態が続く……。
しばらくして、エイトは何を思ったのか急に叫びだした。
「そうだ!」
「どうしたんで? あれ? 兄貴は……?」
その時、いきなりエイトが後ろからヤンガスに抱きついた。
「な、何するんでげすか!? 兄貴!?」
「ヤンガス。こうすれば、寒くないだろ?」
「あ…あ…兄貴……。」(む…胸がぁ〜。)
なんと! ヤンガスが鼻血を出して倒れてしまった!
「ヤ、ヤンガス! ねえ、みんな! ヤンガスは一体どうしたの!?」
ククールがヤンガスの様態を調べている。
「はぁ〜……。これは完全に気絶しているな。
 エイト。先行き考えずに行動するなんてお前らしくないぞ。」
「こんなことになるなんて思ってもいなかったから……。」
と、エイトはしょんぼりした様子で言った。
「まったくエイトったら……。ヤンガスは女っ気のない生活が長かったんだから
 いきなり、そんなことしたらだめでしょ。」
「うん……。」
2542/4 ◆4UXqI.SD0w :2005/07/22(金) 00:28:03 ID:Ja4LOqJ4
「なあエイト、俺だって寒いんだ。ヤンガスだけじゃなく俺も暖めてくれよ。
 俺ならヤンガスと違ってぶっ倒れることなんてないから安心していいぜ?」
その言葉を聞いたエイトは、ククールを鋭い目つきでにらみつけた。
「そ…そう、怒るなって……。冗談だよ、冗談。」
「やれやれ、先行きが物凄く不安になってきたのう。
 ここから北に行けば、オークニスという町に着く。しかし、結構な距離があるしのう。
 こんな図体のデカイオッサンを誰が運んだらいいものか……。」
「僕が運ぶよ! こうなったのも全部僕のせいなんだから。」
そう言って、エイトは小さな体で大きなヤンガスを担ぎあげた。
「北に行けばオークニスって町があるんだよね?
 よーし! 先にその町へ行ってみんなを待ってるから。じゃあ、お先に!」
「おい、これ! 待つんじゃエイト! 1人じゃ危険じゃろ!」
トロデ王の言葉は届かなかったのかなんのなか、エイトはどんどん北へ進んでいった。
「やれやれ……。行ってしもうたか……。」
「おい、1人で運んでるぞ。手伝わなくていいのかよ?」
「馬鹿ねぇ。少しは考えなさいよ。」
「…………。しかし、エイトはあれだけ寒い寒い言っていたのにヤンガスがぶっ倒れてから
 一言も言わなくなったぜ。おまけに、ヤンガスを担いでいながら
 前よりも歩くのが速くなっている。一体、どうなってんだ?」
「これが、愛のチカラ…なのかしら……?」
「そ、そうか……。なら俺を気絶させてからの方が早く進めるかもしれないぜ? どうだい?」
「そうね。あんたをメラゾーマでぶっ倒してから、トロデ王と2人で行った方が早いわね。」
「ふう……。相変わらずキツイこと言うねぇ、お譲ちゃん。」
「ふん! お互い様でしょ!」
(こいつらの先行きも、物凄く不安じゃわい……。)
「ほれ、無駄話なんぞしとらんで、さっさとエイト達を追いかけんかい。
 いつまでも待たせてはおけんからな。」
こうして、トロデ達もエイト達の後を追ってオークニスを目指していった。
2553/4 ◆4UXqI.SD0w :2005/07/22(金) 00:29:31 ID:Ja4LOqJ4
一方、そのころヤンガスを担いだエイトは一足先にオークニスに到着した。
「ここが、オークニスか……。はやく、休める所を探さないと……。」
エイトは宿屋を見つけたので、そこで休むことにした。
「はぁ〜。疲れた……。」
少し経って、ヤンガスが目を覚ました。
「あれ、兄貴? ここは?」
「良かった〜! ヤンガス、気がついたんだね! ここは雪の町オークニス。
 僕が1人でヤンガスを担いで来たんだ。大変だったんだからね。」
「そうでがすか。てことはアッシは気絶してたんでげすね?
 兄貴に迷惑をかけてしまい、申し訳ないでげす……。
 ところで、オッサン達はどうしたんで?」
「ああ、後から追いかけてくるはずだから心配しなくても大丈夫だと思うよ。
 そういえば、ヤンガスは何でいきなり倒れたの?」
「そ…それは、言えないでがすよ。」
「どうして言えないの?」
「あ、いえ…その……。」
(兄貴の胸の感触にのぼせてぶっ倒れてしまったなんて、絶対に言えないでがす……)
「僕もある程度見当はついているんだけど〜
 やっぱりヤンガス本人の口から聞きたくて。ねえ、教えてよ。」
「こればっかりは…見逃して下せぇ……。」
「他ならぬ兄貴の頼みでしょ? お願いだよ〜。」
エイトはそう言ってヤンガスの体を揺さ振る。
「だ、駄目でがす。こればっかりは、たとえ兄貴の頼みでも……。」
こんな感じで2人のイタチごっこは続いていた。
2564/4 ◆4UXqI.SD0w :2005/07/22(金) 00:31:38 ID:Ja4LOqJ4
「ったく。こっちは寒い中やっとこさで着いたってのによ。
 来てみたらこれかよ? いい加減にして欲しいもんだね。」
「あら? あんた、あの2人がうらやましいの?」
「な、何言ってんだ! 俺は伝説のイケメン男ククール様だぞ?
 あれぐらい何にも感じないさ。」
「そんな伝説、聞いたこともないけど?」

その会話が聞こえたのか、ヤンガスが2人の存在に気づいた。
「あ〜ククールとゼシカの姉ちゃん…。お願いでげす…助けて下せぇ〜。」
「え? ククールとゼシカ? もう着いたんだ。
 しょうがないなぁ……。ヤンガスの頑固さには負けたよ。」
エイトはそう言った後、ヤンガスの手を取って2人の所に駆け寄った。
「着いたんだったら、声ぐらいかけてくれてもいいのに。」
「いや、2人に悪いと思ってね。」
「そうそう、私達の入る隙は全くなかったわ。」
「そ、そんなことないよ……。」
「本当に素直じゃないねぇ〜。」
「あら? ヤンガスは元気がないようけど……。」
「エイトとのやりとりで疲れちまったんじゃねえの?」
「な、なんだと! 男ヤンガス! まだまだ、バリバリ元気でやんす!」
「ふっ、無理しちゃって。」
「ぬあにを〜!!」
逃げ惑うククール。それを追うヤンガス。
「わ〜喧嘩はやめようよ! ヤンガスとククール!」
「まったく、ここの男共ときたら……。」
こうして、ヤンガスが倒れたというハプニングの一日が終わった。

終わり
257名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/22(金) 04:27:34 ID:lckAut0I
主人公は男じゃないと不許可
258名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/22(金) 20:10:07 ID:KITfnj4O
イイヨイイヨ-
259名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/23(土) 00:09:08 ID:ZH/FOmIH
ラブラブな二人に乾杯!
260名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/24(日) 12:06:14 ID:8t6Opj0U
ヤンガス「屁…こいていい?
エイト「程々にね…


バブリ!!!!


半径10メートル内の人間死亡
261名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/24(日) 15:13:54 ID:Nuoc+UUP
>>260
コピペ変換乙。
262名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/24(日) 21:31:27 ID:lGZFyW9B
なんかめちゃくちゃ廃れちゃったな。
まとめサイトも更新止まっちゃったみたいだし。
もう、このスレ長くないかも……。 (ノД`)
263名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/25(月) 00:14:24 ID:ZDSD0eA3
荒れたときに投下してた方々が去ってしまったのが大きいよなー。
8自体の一時のブームも去ってしまったし。
しかしキャラスレも片っ端から落ちていった中、
どんなに廃れても落ちないあたりがすごいと思う。
私はまだまだ萌えまくりなのでひっそり保守りながら投下を待ち続けるよー
264 ◆4UXqI.SD0w :2005/07/25(月) 23:37:20 ID:0+vgg4Ty
廃れたのは正直悲しいな。私がこうして投下しているのも
全て先人のSSや絵などに萌えたからに他ならない。
絵師さんがいないのは辛いし、私が投下してからSSも来ないよ。
疫病神なのかもしれないな……。orz
素晴らしいSSや絵の出現、そしてスレの盛り上がりを期待しつつ、また投下。
私はこの後、しばらく投下を控えようと思う。
願わくば、このスレに以前のような活気が戻ってきますように……。
2651/4 ◆4UXqI.SD0w :2005/07/25(月) 23:39:57 ID:0+vgg4Ty
「よし、今日は今まで頑張って来た、わしのかわいい家臣達に休日を与えようぞ。
 ここトラペッタ、またはその周辺で過ごすが良い。
 幸いこの辺りは魔物が弱い。魔物を気にせずに外も探索できるじゃろうて。」
「アッシはオッサンの家臣になった覚えはないでがすがね。」
「あ、私もよ。」
「オレもだな。」
「ま…まあ、そんなことよりも、せっかく王様が用意してくれた休日なんだ。
 もっと喜ぼうよ。ね?」
「うう、エイトや……。わしの味方はお前だけじゃ……。
 と…ともかく、夕方になったら宿屋に集合じゃぞ!
 騒がれるとイカンのでわしは姫と外で待っておるからな。」
「よし、僕はヤンガスと一緒に行くよ。いいよね、ヤンガス?」
「も、もちろん! 兄貴と一緒に行動できて嬉しいでげす!」
「良かった〜。じゃあ、お先に失礼。ほら、ヤンガス行くよ。」
そう言った後、エイトとヤンガスは手をつなぎながら
楽しそうに西の方へと向かっていった。
「相変わらずね、あの2人は。」
「相変わらず仲が良いって言いたいのかい?」
「そうよ。」
「オレら2人も相変わらずだよなぁ。せっかくの機会だし
 そろそろ親交を深めようぜ? という訳でオレと2人でどうだい?」
「私は1人で買い物に行くわ。あんたは町の女の子でもナンパしてれば?
 では、さようなら〜。」
そう言ってゼシカは去っていった。
「あ〜あ。オレは1人かよ……。ふぅ……みんな冷たいねぇ……。」
2662/4 ◆4UXqI.SD0w :2005/07/25(月) 23:42:08 ID:0+vgg4Ty
その頃、エイトとヤンガスはトラペッタの西の方を散策していた。
「ほら、ヤンガス。きれいな花が咲いてるよ。これは水仙だね。」
「へえ、兄貴は詳しいでがすね。アッシは花について
 全く言っていいほど知識がないでげす。だから、水仙といわれてもピンと来やせん。
 でも、兄貴がきれいだと思うその気持ちは理解できるでがすよ。」
「そっか、ヤンガスもこの花が好きなんだね。
 今日の記念にヤンガスと1つずつ持って行きたいけど
 引っこ抜くのは、ちょっとかわいそうだなぁ……。」
「そんなことないでがす。兄貴が取るなら、花だって喜ぶはずでげす。」
「ありがとうヤンガス。でも……やっぱり、花は取らなくていいや。
 ヤンガスとの思い出は、僕の心の中にずっと残るからね。」
「あ…兄貴……。」
「ねえヤンガス、もっと西の方にも行ってみようよ。」
そう言って、エイトはヤンガスの手を引っ張って走っていった。
「あれ? 向こうに宝箱が見える。何が入っているんだろ?」
「中身は分からんでがすが、確か外にある宝箱は天からの贈り物だとか……。
 そんなようなことが書いてあった本がトラペッタにあったでげす。」
「天からの贈り物か……。気になるなぁ……。」
「アッシの感でがすが、たいしたもんは入ってないでがしょう。」
「いや、きっと凄い物に違いないよ。」
そう言って、エイトは宝箱の所へ行った。少し遅れてヤンガスが続く。
「鍵はかかってないみたいだね。よし、開けてみよう。」
エイトは宝箱を開けた。
「あ……。これは……。何でこんな物が……。」
「兄貴、何が入っていたんでがすか?」
2673/4 ◆4UXqI.SD0w :2005/07/25(月) 23:44:04 ID:0+vgg4Ty
「これは、男性用の下着……。」
その言葉に驚いたヤンガスは、宝箱の中身を確認した。
「これはステテコパンツでがすね。通気性が抜群で、履き心地が良いでげす。
 ヘッヘ、アッシもこれに結構お世話になりやした。
 って……ア、アッシは何馬鹿なことを、淡々と語っているんだぁ〜!」
これを聞いたエイトは、まん丸とした目でヤンガスを見ていた。
その視線に耐えきれぬヤンガスは、慌てて口を開く。
「と、ともかく……兄貴は男の下着を見るのは初めてじゃないみたいでげすね?」
「え? あ…うん、そうだよ。昔、トロデーンで小間使いをやっていたんだけど
 その時に…まあ、洗濯とかでね。こんなのも洗ってたから……。」
今度は、ヤンガスがまん丸とした目でエイトを見ていた。
その視線に耐えきれぬエイトは、慌てて口を開く。
「な…なんだよヤンガス。そんな目で見ないでよ……。そんなに珍しいこと?
 そういえば、これはヤンガスにぴったりじゃない?」
「へ?」
エイトは手に持っている物とヤンガスの腰とを照らし合わせてみた。
「うん、やっぱりそうだ。ヤンガスにぴったりだよ。
 僕はこういうのは、はかないからさ……。これ、ヤンガスにあげるよ。」
そう言ってエイトは、手に持っている物をヤンガスに差し出した。
(そうか、兄貴はこういうのをはかない……。外は男装をしていても中は……。
 いっけね! アッシは何てことを想像しているんだ!)
「どうしたのヤンガス? いらないの?」
「あ、いや……。もちろん、喜んでもらうでげす!」
「そうか、良かった〜。あ…もう夕方だね。ヤンガスと一緒にいると
 楽しくて時間が経つのが早いなぁ。そろそろみんなの所に戻ろうよ。」
「そうでがすね。」
その後、トラペッタに戻っていった。
2684/4 ◆4UXqI.SD0w :2005/07/25(月) 23:46:56 ID:0+vgg4Ty
「あ、ゼシカ。今、戻ったよ。」
「そんなこと見れば分かるわよ……。ねえ、ヤンガスが何でそんな物持ってるの?」
「これでがすか? これは……その……。」
「これは、天からの贈り物だよ。」
「天からの贈り物? どういう意味よそれ?」
「それは2人の秘密だよ。ね? ヤンガス?」
「そ、その通りでがす!」
「ふ〜ん、微笑ましいわね……。」
「ところで、ククールはどうしたの?」
「ああ、あいつか。一緒じゃなかったから良く分からないわ。」
「……そっか。もう少しで戻るはずだよね。
 じゃあ、僕は先に宿に入っているから。ヤンガスも早く来てよ。」
そう言って、エイトは宿に入っていった。
「ねえヤンガス。エイトとはどうだったの?」
「え? そりゃあ、楽しかったでがすよ。」
「そんなことは聞いてないわよ。2人の仲は少しは進展したの?」
「それはゼシカの姉ちゃんには関係のないことでげす。
 じゃあ、アッシも宿に入るでがすから、これで……。」
「ちょ…ちょっとヤンガス! 逃げるんじゃないわよ! もう……。」
ちょうどその時、ククールが帰ってきた。
「やあ、ゼシカ。オレを待っててくれたのかい?」
「誰もあんたなんか待ってないわよ! 私も、もう宿に入るわ。
 あんたも、もたもたしてないでさっさと入りなさいよ!」
「ふう……。やれやれ……。」
ククールは渋々とした様子で宿に入っていった。
こうして、エイト一行の休日は幕を閉じたのであった。

終わり
269名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/26(火) 07:18:53 ID:cap+6+pK
 
270名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/26(火) 21:57:02 ID:ZJ5xGIVm
>>265-268
ほのかにラブラブ風味な二人が(・∀・)イイ!!

264さん、控えなくっていいですよ〜
またいいネタを思いついたら投下して下さいm(__)m
271名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/28(木) 15:42:18 ID:DkpnTerJ
保守
272名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/07/29(金) 21:50:23 ID:clrzVwN1
今まとめサイト見て泣いてきた。
やっぱこの二人いいね。
心から応援したくなるよ。
273名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/02(火) 15:35:25 ID:aI2OIOOD
保守
274名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/04(木) 10:56:25 ID:KQ40rpX8
保守
275名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/04(木) 10:59:36 ID:82n+Pax/
久々にプレイしなおしている。
当然最初は二人旅。
なかまコマンドにも戦闘画面にもヤンガスしかいないのが新鮮だ…
二人旅激萌ゆるハァハァ
276名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/07(日) 17:59:16 ID:yo/QjMIp
保守
277名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/09(火) 09:30:32 ID:D9leZD5m
保守
278名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/10(水) 09:14:09 ID:rrujoUdy
1さんってまだここ見てるかな?
女の子主人公同盟を作ろうと思ってるんだけどここのサブタイ「女の子でもいいじゃない」を使いたい…
1さん見てたら許可をもらいたいんだが。
279名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/10(水) 21:57:58 ID:/TQiEyc+
280名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/12(金) 17:50:03 ID:3BgBtMRs
コミケでこの二人のカプはあるんだろうかと考えてみたがあったとしても純粋な(?)801だろうな……。
281名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/14(日) 15:08:39 ID:YmXU5uzz
保守
282名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/16(火) 17:21:07 ID:6s/+pFMv
保守
283シャナ:2005/08/18(木) 16:54:13 ID:9yjMlax6
初めまして。初カキコです。
この二人のカプールはいつみてもいいフインキですねww
2841です:2005/08/19(金) 01:41:49 ID:CVHB92he
だいぶお久しぶりです
今回は一度やってみたかったネタで
竜親族っぽいエイトです
ttp://akm.cx/2d2/img/9820.jpg

>278さん
全然OKです!
使ってやって下さい(・∀・)
285名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/19(金) 20:28:03 ID:GQ/saUqo
>>284
きゃわいい〜っ!萌えた萌えた(;´Д`)
286278:2005/08/19(金) 20:32:38 ID:vndPZHXT
キタ――('∀')――!
カワイイめっちゃかわいい!萌えたハァハァ
フレーズ使用許可ありがとうございます!
287名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/20(土) 09:11:20 ID:coJ3gQ1j
かわいい〜!めちゃめちゃかわいい〜(*´д`*)
288名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/20(土) 22:36:22 ID:wuifz/Aj
5主「可愛い女の子がいるって聞いてやってきました。」
2主「そうか。8主は可愛いのか。」
289名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/21(日) 23:44:05 ID:F/IJh2nZ
>>284
絵師さんキター!
嬉しい。今まで絵に飢えていた分、余計に嬉しい。
竜神族エイトは可愛いな……。ほんとにGJです!

で、久々に投下します。
2901/3 ◆4UXqI.SD0w :2005/08/21(日) 23:46:20 ID:F/IJh2nZ
朝の日差しを浴びてヤンガスが目を覚ました。
トントントン……。
何の音だろう? 隣の部屋から聞こえてくる。
ヤンガスは不思議に思っていた。
ふと覗いてみると、エイトが朝食の準備をしている。
思い切って、ヤンガスは声をかけてみた。
「兄貴。それは朝食の準備でがすか?」
エイトは、少し驚いた表情でヤンガスのほうへ振り返った。
「あ! ヤンガス起きたんだ。そう、朝食の準備をしていたところ。
 ちょうど今、終わったんだよ。」
「へえ……。兄貴はこんなこともできるんでがすねぇ……。
 ますます尊敬してしまいやした。」
「うん、まあね……。そうだ、ヤンガス。
 ククールとゼシカを起こしてきてよ。朝食だよって言ってね。」
改めて見ると、エイトのエプロン姿は可愛らしい。
ヤンガスは、ほのかに顔を赤らめながらボーっとしていた。
「ヤンガス、どうしたの?」
「あっ、いや、何でもないでがす!
 と……とにかく、2人を起こしてきやすね。」
「うん、頼んだよ。」
その後、ヤンガスはその場を去って行った。
エイトはテーブルに料理を並べ、みんなが来るのを待っていた。
しばらくして、ヤンガスが2人を連れてやって来た。
「ヤンガス、起こしてきてくれたんだね。ありがとう。
 さあ、みんな朝食だよ。」
2912/3 ◆4UXqI.SD0w :2005/08/21(日) 23:48:03 ID:F/IJh2nZ
全員、イスに腰をかけた。
「これを全部エイトが作っちまったのか!? いや〜意外だ。
 トロデーンの兵士として育ったエイトが料理をできるとはね。」
「兵士は今の話。昔は料理とか色々とやってたからね。」
「なるほどねぇ……。ところで、何でいきなり料理なんか?」
「朝食代の節約だよ。たまには、こういうのもいいだろ?
 ともかく、みんな食べてよ。」
エイトがそう言った後、みんなは食べ始めた。
「こ……これは、とんでもなくうまい料理がす!
 さすが兄貴! 度肝を抜かれやした!」
「良かった〜。ヤンガスに気に入ってもらえるか不安だったんだ。」
「エイト……。オレらには気に入ってもらわなくても良かったのかい?」
「いや、そういう意味じゃ……。ごめん……。」
「まあ、そんなことはいいでしょ。それにしても、おいしいわ。
 うちのコックより料理上手なんじゃない?」
「僕なんか素人。だから、さすがにそれはないと思うよ。」
「ほんとにうまいな。それにしても、ゼシカは料理できなそうだねぇ。
 どうせ、いつもコックに任せてたんだろ?」
「ふん! 私を甘く見ないほうがいいわよ。じゃあ、明日は私が作るわ。」
「へぇ、そりゃあ、楽しみだねぇ。」
少し経って、ヤンガスが食事を平らげた。
「あ、兄貴! おかわりでがす!」
「ヤンガスは、相変わらず大食いで早食いだなぁ。
 おかわりは嬉しいけど、お腹壊さないように気をつけてね。」
そう言って、エイトはヤンガスの皿に料理を盛りつけた。
「はい、ヤンガス。」
「あ、ありがとうでげす。」
2923/3 ◆4UXqI.SD0w :2005/08/21(日) 23:49:20 ID:F/IJh2nZ
料理を食べ終え、みんなで片付けをした。
「いや〜、エイトが女の子だってことに改めて気づかされたな。」
「それじゃ、褒めているのか貶しているのか分かんないよ。」
「どっちもでしょ。ほんとに嫌味臭い男ねぇ。」
その後、ヤンガスが言った。
「何だか今日は、兄貴の料理を食べたおかげか
 いつもの倍以上の力が出せそうな気がするでがす!」
それを聞いたエイトは、ヤンガスの顔を覗き込むような姿勢で言った。
「そっか〜。じゃあ、今日のモンスター退治は
 全部、ヤンガスに任せちゃおうかな〜?」
間近に寄られ、ヤンガスは再び顔を赤らめる。
「そ、それはさすがに無理でがす……。」
「僕がそんな酷いことさせるわけないだろ? 冗談だよ、冗談。」
「うわ〜。今のヤンガスの顔、最高だったな。
 おどおどしているのは間違いないんだが
 怯えている感じじゃないんだよな。つまり……。」
「あ〜〜! もう、言わなくていいでがす!」
「な、何慌ててんだよ? オレは何か不都合なこと言ったか?」
「この嫌味男! からかうのはその辺りで終わりにしなさい!」
「はは……みんな朝から元気だね。とにかく、もう出発しようよ。」
そう言って、エイト一行は宿屋を後にした。

終わり
293 ◆4UXqI.SD0w :2005/08/21(日) 23:50:46 ID:F/IJh2nZ
ageてしまった orz
すみません……。
294名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/22(月) 22:59:16 ID:PMniKd5P
細かい事はキニシナーイ
エイトタンに顔を覗き込まれて真っ赤になるヤンガスがかわいい!GJ!
295284:2005/08/23(火) 16:43:38 ID:J+VvJ/ta
皆さんレスサンクスです!
>>290さん gj!(*´ワ`)b
もう1枚投下
また絵描きさん増えるといいなぁ
ttp://akm.cx/2d2/img/10008.jpg
296名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/24(水) 23:01:36 ID:oNVrI4LY
素敵絵キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・* !!!!!
2973/3 ◆4UXqI.SD0w :2005/08/25(木) 00:40:46 ID:7ao/j9Dx
>>295
さりげなくエイトの頭にかかっている花がイイ!
ヤンガスとエイトが接近中! 何気にククールもw
GJです!
298名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 00:42:51 ID:7ao/j9Dx
トリップ付けたままだった。
さらに3/3まで…… orz
連投、すみません……。
299名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/25(木) 16:20:07 ID:qdBDBOtJ
ももも萌え(*´Д`)
そうだよエイトたんはみんなのアイドルなんだよハァハァ
300名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/26(金) 22:41:46 ID:2KfiM/4n
こっそりひっそりSS投下します。
トラペッタ付近の二人(+王&姫)旅時代の話です。
いっぺん全滅した直後と捉えていただければ…
301名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/26(金) 22:43:35 ID:2KfiM/4n
優しく押し当てられている手の感触に、目を覚ました。
ぼんやりとした視界に、柔和な表情の神父さんの姿が見えてくる。徐々に力が戻ってくるのを感じ取り、今の状態を理解する。
「気づいたようじゃな、エイト」
声のするほうに視線をやると、目立たないようにかフードを深くかぶった王様の姿。
肩の荷が降りたのか大きくため息をつき、もう大丈夫のようじゃと神父さんに告げた。
「…それでは、私はこれで。…神のご加護があらんことを」
しずしずという表現が似合う足取りで去っていくのを見届け、ベッドから身を起こす。両手両足が動くことを確認しながら、深々と頭を下げる。
「…無様な姿をお見せして申し訳ありません」
ふむ、そうじゃのぅ、王様があごの下に手をやり、小さくため息をつく。
「まぁったく、兎ごときに負けるとはのぅ。先が思いやられるわい」
やれやれといった表情に胸の詰まる思いがする。村の人々に迫害されるのを覚悟でここまで運んできてくださったのだろう。
本来ならばお守りしなければならない立場なのに、逆に辛い目に合わせてしまうとは。
全く役に立たない兵士だな、我ながら悲しくなる。
「王様、お怪我は」
「お主わしをなんだと思っとるんじゃ。あんな敵、わしと姫にかかれば物の数ではないわい」
苦笑いがこぼれる。そう、王様と姫様と僕の間には海よりも深く山よりも高い実力の差がある。
おそらく今回僕らを倒した敵だって、ふたりにしてみればその辺の蟻レベルなんじゃないだろうか。
そう考えると今の自分が「頼りない」にさえひっかかっていない気がして、ますます落ち込んでくる。
「まぁ、この道を選んだのはお主自身じゃからの。その行く末を見届けるのがわしらの役目じゃて」
倒されたら教会まで連れて行ってやるからほどほどに頑張るが良い、ぽんぽんと肩を叩かれ、再び頭を垂れる。
それに、と王様が隣の部屋の方向へ視線を向けた。カーテンがほのかに風に揺れている。
「あの山賊男の覚悟も見極めておきたかったしのぅ」
「…あ」
「あの手の奴らは口先ばっかりいいことを言っていざとなったらすたこらさっさと逃げ出すもんじゃ。あの丸いのだって例外とは言い切れない。
そう思ってな、お主がやられた後あやつがどうするか見物させてもらった」
302名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/26(金) 22:44:38 ID:2KfiM/4n
慌てて部屋の中を見回す。…いない。数日前に出会ったばかりの、兄貴と自分を慕うあの小さくて大きなひとがいない。
思わず顔がくしゃりと歪む、いや、疑っているわけでは、ない、けれど。
僕の考えを読んだのか、王様が顔を覗き込んでくる。
「…どうしたと思うかの」
首をふる。どうも駄目だ、沈んでいく気持ちに合わせるかのように倒された時の傷までじんじんと痛み出す。
どんよりとしてしまった僕を前に、少しからかいすぎたかのと王様が軽く笑う。
「いや全く、わしも意外じゃったよ」
その口調に最悪の事態がないことを読み取り、思わず身を乗り出した。あの人は一体何を考えたのだろう。
兄貴と読んだ人物があっさり倒されたとき、どんな行動を取ったのだろう。
本来は「兄貴」の名前さえふさわしくない身だ。急ごしらえの男装をした小娘。
剣の振り方もさまにならない、実戦の経験もロクにないひよっこだ。
そんな僕を――
「あやつな、お主を倒した兎の角を折りよった。まるで鬼のような形相でな、素手で角をへし折ったんじゃよ」
「…」
「その後雄叫びをあげて突っ込んで行こうとしたんじゃが…他の兎がお主にとどめをさそうとしてのぅ。
それを止めようとして戻り、結局やっぱり兎に倒された」
「…倒され、た?」
「そうじゃよ、気絶したお主を庇うようにしてあっちこっち角の直撃食らっての。こう、ぼてーんっとな」
オーバーアクション気味に王様が両腕を広げる。それで今に至るというわけじゃ、わかったかの。
笑っていられる状況では全くもってないのだが、王様は心なしか嬉しそうだ。
「…それじゃあ、彼は」
「ああ、隣の部屋におる。少し寝かせたら根性で自分から起き上がってきたが…流石にお主の治療にたちあわせるわけにもいかんからの」
聞くなり、ベッドから下りた。少し足元がふらつくけれど気にしない。
よたつきながらも扉を開け、隣の部屋をノックする、開いてるでがすよー、元気な声が聞こえてきてまた胸が締まる。
――何故。
何故、逃げなかったんだろう。
数日前に会ったばかりの相手だ、逃げない理由はないし、逃げても誰も咎めないのに。
303名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/26(金) 22:45:54 ID:2KfiM/4n
疑念を胸に扉を開けると、なぜか裁縫道具と格闘しているヤンガスがいた。
寝巻き着を中途半端に羽織り、ベッドの上に胡坐をかいている。
入ってきたのが僕だと気づくなり、顔色がぱっと明るくなった。
「兄貴!目が覚めたんでがすか!!」
「…うん、心配かけてごめんね」
「良かった…兄貴がひょっとしたら目覚めないんじゃないかと思ってあっしはもう心配で心配で…
なのにおっさんは部屋から追い出しやがるし手には針が刺さるしであだだだだまた刺さった」
そのコミカルな様子に思わず笑みがこぼれる。ベッドまで歩み寄り、ひざに乗せられているもこもこを手に取る。
「あ、いや、何でもねえんでがす、ちょいと上着が破けちまったもんで」
ばさりと広げると、あちこちに見覚えのない穴があいていた。生地のほつれ具合から見て、どれもこれも新しい傷だ。
つまり、倒された僕を庇ったという、そのときの傷。
「…ヤンガス、これ…」
「あ、いや、気にしないでくだせぇ、あっしがちょっと不注意だっただけなんでがす、兄貴のせいじゃ」
慌てて両手を振るヤンガス。急いで直そうとしたんだろう、手のひらのあちこちに小さな傷あとがある。
その姿に、疑問を抱いたことさえくだらないことのように思えてくる。なんだかなぁ、馬鹿みたいだ。
ため息混じりに苦笑いし、ベッドに腰掛け、ヤンガスの手から針を取る。
「これ、直させて」
「…はい?」
「だから、僕にこの服、直させて」
「いやいやいやいや兄貴にそんな面倒なことさせるわけには」
「…兄貴の言うことは絶対でしょ?」
慌てふためくヤンガスに、わざと意地悪く口の端を上げてみせる。観念したのか、兄貴がそう言うならと裁縫道具を渡してくれた。
ベッドに腰掛けたまま、何ヶ月ぶりかの縫い物を開始する。窓から入る風が開けっ放しの扉から抜けていく。
お腹の傷はもう、痛まなくなっていた。






…なんで王様そんなに余裕バリバリなんだとかいう突っ込みはなしでお願いしますorz
304名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/27(土) 00:59:22 ID:lOXJXQcP
>>300
まだまだ弱々しく、そしてぎこちない2人……。
これから成長し、仲を深め合うのだろうと思うと萌えます!
ほんとにGJです!
305名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/27(土) 12:01:40 ID:n0EKUj4y
王様カコイイ・・・・!
二人とも初々しくて素敵ですGJ!!
306名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/27(土) 16:29:31 ID:1QpINkkK
…姫様の異常な強さについてつっこみたくなった俺は回線切って死んで来ます…orz
307名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/27(土) 17:40:20 ID:BGw5m/Wj
やはり後ろ脚での蹴りが…と言ってみる

倒れたエイトタンをかばうヤンガスタンが素敵です〜GJ!
308300:2005/08/28(日) 00:35:28 ID:ag8xlUtL
あわわ…コメントが沢山…!ありがとうございます!

>>306,307
ヒント:馬車の重さ推定30キロ荷物の重さ推定20キロ王様の重さ推定60キロ約二名の棺桶の重さ150キロetc
    それらを引っ張りながら顔色一つ変わらない体力と筋力
  
309名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/08/28(日) 15:15:35 ID:p48cA3/o
いや、馬車の重さは50キロはきっといくよ、
そして話が進むにつれ荷物も増え錬金釜も進化して・・・
ストーリー終盤には推定400kg〜1tの荷物を毎日引きずって
全滅時には+250キロほど追加だったり
キラパン追って走り回ったりしてたり・・

最強キャラは姫様だったのかw
310名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/01(木) 11:13:26 ID:yJmp0KoO
保守
311名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/02(金) 14:55:17 ID:8RSsvlOo
>>309
あれ馬に見えるけど魔物。
そうすれば説明がつく。
312名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/02(金) 17:44:49 ID:NBJBhzuU
馬に見えるけど魔物…ワロス

自分も女主でがんがろ。萌えをどうもありがとうございます!
313名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/03(土) 00:21:20 ID:EEogzHQi
>>311
そっか、王様も魔物にされてるんだしありえるね
どちらにしてもエンディングの頃の姫様は
人に戻ってもチャゴスあたりなら一蹴りでKOできる
強さをお持ちに・・・・w
314名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/03(土) 01:19:35 ID:r+Z7rq9H
きんもーっ☆
315名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/03(土) 02:04:24 ID:YxbX3gdO
エイトタソ いいよ
エイトタソ
316名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/04(日) 11:50:06 ID:GACnlR/A
300さんのシチュを拝借失礼。
ttp://akm.cx/2d2/img/10334.gif
317名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/04(日) 11:51:23 ID:Wo4aJULd
>>316
なんかえろい。
318名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/04(日) 16:03:45 ID:NGKZlUQf
二人の表情が(・∀・)イイ!!
特にエイトタンが!

しかしIEで見ようとしてもエラーで見られないのですが
現代の七不思議ですか?
319名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/05(月) 09:04:23 ID:jH0dAyiZ
最下層スレ上げ
320300:2005/09/06(火) 09:09:34 ID:BpzViTeW
GJ超GJ!
なにげない色気が素敵だ…!
321名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/08(木) 12:49:45 ID:+aKw9Xcq
>>316 見れない(ノД`)
322名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 21:12:05 ID:Y/vqOSzY
直リン禁止されてるみたいだ…
323名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/12(月) 19:46:16 ID:vLj1fKj6
保守
324名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/13(火) 01:08:37 ID:IleGnWDn
ma
325名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/13(火) 03:27:38 ID:E/EQGRJb
大人しそうな女の子と荒くれ者のカプってなんか萌える
326名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/15(木) 15:26:21 ID:1at8ataX


327名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/16(金) 05:04:45 ID:gajxWEyp
良スレあげ
328名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/16(金) 18:25:43 ID:+ziRnDxw
最初はヤンガスに萌えることはないだろうなと思ってたのに
彼の性格を知れば知るほど萌えてきてしまったよ
329名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/16(金) 22:23:40 ID:9BEMWYJb
多分みんな同じ。キャラ発表の時点で萌えると思ってた人は少ないんじゃw
330名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/18(日) 05:14:05 ID:S+ZH4jle
好きすぎる!このカップリングは!!
331名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/18(日) 06:27:02 ID:AnhH/59I
主「まずいなぁ…こんな迷路みたいなとこで迷っちゃった…」
ダンジョンに乗り込んだ私達は余裕綽々と先へ進むもののあまりのモンスターの多さに戸惑い、仕舞いにはバラバラにはぐれてしまった。

主「リレミト使うわけにもいかないしなぁ…」

手に入れた地図を広げて場所を確認していた時だった

「グゲッグゲッ!」主「誰っ!?」

迂闊だった。いつのまにか私は二匹のしにがみきぞくに不意打ちを食らった。

「コンナトコロデオサンポデモシテルノカ?グケケケ」

主「うるさいっ!ライデ…」
「マホトーン!」
パシュッ!

主「あ…ぅあ…っ!」
しまった!
「ナマイキナコトスンナヨォ…グケッ」
「ハヤイトコクッチマオウゼ…」

も う だ め だ
332名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/18(日) 13:47:44 ID:ttaBGTcA
そこにヤンガスがタイミング良く登場して、死神貴族どもをボッコボコに叩きのめすわけですね(*´д`*)
333名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/18(日) 14:37:33 ID:AnhH/59I
…続き書けなくなったじゃん
334名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/18(日) 15:26:55 ID:+KtpI8I1
え、これ続いてたの? てっきり放置かと。
唐突に初めて「続く」や何分の何という記述もなく、朝の6時から放置じゃ
私も書いてて途中で飽きたのかとオモタ。

>>332タソみたいに脳内補充で見るものなのかとてっきり。
335名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/19(月) 01:14:33 ID:h6LesZrc
もーどうでもいーや
次行こ
336名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/20(火) 09:32:24 ID:U+uEXcoA
http://www.dqshrine.com/features/dq8demo.htm
このページに北米版DQのボイスがウプされていますよ
337名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/20(火) 23:03:57 ID:j8FmC4X9
ハアハア(´∀`;
久しぶりにスレッドで萌えますた。
投稿イラストも最高ですね〜ハアハア
ドラクエんなかで最萌えCPかも・・・
338sage:2005/09/20(火) 23:31:24 ID:j8FmC4X9
337ですがsage忘れてました・・汗
♀エイト×ヤンガスアンソロとかないんですかね・・・??
339名前が無い@ただの名無しのようだ:2005/09/20(火) 23:32:16 ID:j8FmC4X9
名前に入れてたよ・・
本当すまん
340名前が無い@ただの名無しのようだ
>>336
今聞いた
ヤンガスだけ3種類あるところにページ製作者の愛を感じる
緊迫シーンのボイス相当かっこいいな(*´д`)

>>338
ヤン♀主本自体あるかどうか…ここの住人で作らない限りは多分ない